【P3・P3F】ペルソナ3でエロパロ1 【P3P】
1 :
名無しさん@ピンキー:
じゃ気兼ねなくハム話しようぜ
誰か順ハムの明るいやつ書いて下さらんかな
健全臭漂うエロだな!
ちなみに無印とフェスは旧作スレでって話でまとまったそうだ
一応書いとく
P3とその関連作品用エロパロスレではなく
シリーズ最新作エロパロスレの方が正しいですね
別に3を隔離する為のスレじゃない、そうだろう?
だな
スレタイやテンプレは次近づいたら考えなおせばいいし
ひとまず分割はしたからまったり行こうぜ
しかし順平が純情すぎるイメージあるせいでなかなか手を出してくれない俺の脳内
結局わけちゃったんですか??
しょうがないなぁ…もう
職人さん♪荒ハム書いてくださいな♪
>>1さん乙
順平は純情だよね
あの告白イベントで本気にした?選んだ時のテンパリ具合とか良かった
1おつ
理緒と友近もこっちでいいのかな?
スレ立ったばっかだけど早速キタロー×アイギス投下してもいいか?
>>1乙
ゆっくり語れるようになったのは嬉しいな
>>13 スレタイがペルソナ3になってるけど、ここ実質ペルソナ新作スレだからPS2版P3は旧作スレでって話しになってる
キタアイだと向こうになるんじゃないかな
>>11 理緒はいいけど友近は駄目
>>13 キタローは旧作主人公なんだから新作スレにはこないでね
P3Pが少しでも絡むならこっちだな
>>15 は?ペルソナ3なんだから別にいいだろ。
ここはペルソナ3専用なの。ポータブル専用じゃないの。
書いといてごめん。
俺が悪かった
>>18 スレタイがちょっと紛らわしいけど、P3とP3Pも分けてって意見があったからね
向こうで待ってます
>>18 半年ROMれって言いたい所だけどまぁいいや
今度からは気をつけてね
荒ハム待ってます
>>22 なんかそのスレも投下していいのか微妙な雰囲気なんだが…
>>1乙
順ハムはなんか微笑ましくていいよな
たまり場に行くときも、ハム子に頼られて張り切ったりとか
よく言われてるけど特別な子と夏祭りに行きたいって言ってハム子を誘うとか
順←ハムの時のハムは結構早い段階からテレッテが好きって設定にしてるな
だから、ラブホも屋久島も夏祭りもハム子ひとりで舞い上がってがっかり、
めげずに(さりげなく)お誘いするもさりげなさすぎてテレッテスルーでハム子涙目とかになるw
明るい順ハムならやっぱり8月前半までだよな…
あと、テレッテはチドリに一目惚れって認識なんだがあってるよな?
過去スレの系譜を見て判断すればいいさ
>>25 まだ分かれたばっかりだからちょっとゴタゴタしてるみたいだけど、
分かれたばっかりだからこそ少し厳格にPS2版P3要素だったら向こうのスレの方がいいと思うよ
追い出すわけじゃないけど、前スレでP3とP3Pは別物、ハム子と一緒にするなって言ってた人がいたからね
なあなあにするとまた荒れそうだし…
>>26 さあ、その順ハムをSSにする作業に入ろうかw
>>25 とにかく投下しちゃえば流れ変わるきっかけになると思うよ
頼む
>>25 個人的にはこっちでも構わないけど そうなると別れた意味が無くなってしまうんで、
すまないけどあちらでお願いします。待ってるから
>>26 厳密には真夏にゴスロリSugeee的な興味から徐々に好きになっていく的なイメージ
スレタイがこんなんだし、もっと分かりやすいテンプレ作った方がいいのかな?
ここはペルソナシリーズ新作スレ(現在はP3P)です
P3P要素なしの男主人公、他カップリング話は旧作スレへ〜とか
>>28 頑張るw
>>30 ありがとう
初対面ではまだ興味だけか
なんか初対面イベント直後あたりから芸術がどうのいってたからチドリに惹かれてるって思ってたわ
これからの保管庫の扱いはどうすんの?
P3P隔離すら自分はめんどくさいと思ったのに、
保管庫まで分けるとかありえねー
嫌いなカプをスルーしときゃ済むことだったのに、
何でこんなことになったんかね?
この板って、オトナしかいないんじゃ無かったっけ?
「話し合い」で決まったらしいからもうどうしようもないと思うよ
>>1に
> ・作品のカップリングに文句言うの禁止。気に入らなければスルー汁。
と書いてるのに躍起になって荒らしの自演にアホな子が食いついてスレ民の総意だとか分離汁ってやってたんじゃどうなるかなんて言わずもがな
数スレ前の荒らしとその他のレスばっかりでスレが埋まるってのを忘れちゃったのかそれを知らない子なのか分からないけど
保管庫は今まで通りでいいんじゃないかなぁ?
後で管理人さんにメールして聞いてみるよ
不満があるのもわかるし同意するけど、こっちも大人なろうぜ
ていうかいつもの奴でしょ、ほっとけ
分割はスレの話であって保管庫で揉めたことなんて一度もないから今まで通りで問題ない
テンプレだって両方のスレに同じ保管庫貼ってある
37 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 04:41:03 ID:sMTULNW3
ん
だから萌える荒ハムかけっていってんでしょ!!
黙ってろ乞食
>>15 そこまで禁止にしたら何も書けねえだろうよ。
女主人公でてりゃいいんだろ?
>>35さんかな?メールでのご連絡ありがとうございます。
保管庫は
>>36さんの仰るとおり、今まで通りで使用してくれればと思います。
ヲチスレの皆さんもここみてnrnrしてないで何か投下してください!!
>>41 管理人さんありがとう!
保管庫の問題もこれでOKだね
じゃ、まったりP3Pのエロ話でも語ろうか
思いがけずテオドアにリードされてうろたえる攻めハム萌
>>41 乙です
テオみたいなのは奥手だと思って焦らしたりおちょくったりしてると突然吹っ切れて襲ってきそうな
>>41 管理人さん、絵板のことはどうなるんだ?
絵を投下したいけど画像スレもないし
>>41 乙です
いつもありがとうございます
テオは小説でSの片鱗を見せたな
ポチに半分操られた状態でハム子に襲いかかって、最中に我に返って自己嫌悪とかありだよな
そして、順ハムのテレッテが純情すぎてハム子に手を出してくれないんだがw
>>41 そうですー。管理人さん、ご返答ありがとうございました。
>>46 またっすかw もうソレはハム子から手を出すしか無いな
テレッテは狼男にテレッテッテー!
ハム子からさりげなくハイレグアーマーでお誘いしても
「ほらほらハム子っち、俺だって一応男なんだからあんま気を抜くなよー」
とか自分の上着を着せそうなんだがw
ホテルとか水着見たときとかちょくちょくセクハラ紛いの事を言う割に、告白で盛大に驚いてみたり
なんか順平は自分に矢印向けられてるとか思いもしないでフラグへし折ってる感じだ
薬の後遺症で若死にした荒垣さんが、10/03/05に先立ってたハム子と魂状態で再開、とか考えたがこれは悲恋なんだろうか。
いろんな物をガン無視してバカップル→ノンストップで新婚さん、て展開も好きだが。
もう二人で世界守ってたらいいよ
イチャイチャしながらたまにアイアンクロー食らいつつ
>>49 どう想像してもテレッテがフラグ折りやがるんだよなw
>>41 管理人さん乙です
>>49 フラグクラッシャーは肉かと思ってたがテレッテもだったかw
>>50 魂の状態でバカップルノンストップ新婚さんをやれば悲恋ではないなw
>>49 実は本人が嘆くほどモテず侍じゃなくて、モテモテ侍にも関わらず自分で可能性を全てぶち壊してるのかもなw
>>51>>52 新居はベルベットルームに間借りですかね。
そこで3姉弟とウマーですね
わたおにの新作来ないかなぁ…あのハムすごい好きだわ
順←ハム明るめ積極的ハム子投下
短い上に寸止めです
NG『寸止め』
>7月5日寮ラウンジ
「あ〜……なんでシャドウ退治の次の週が期末なんだよ……」
「まだ巨大シャドウが満月に出るって決まった訳じゃないけどね。でもそうだとしたら疲れて勉強もはかどらないだろうし……絶対今のうちにやっておいた方がいいよ」
教科書を広げて力説する公子に順平は机に突っ伏したまま。
「だけどさ〜」
「頑張ろうよ。成績良かったら先輩がご褒美くれるんだよ!」
「あの人基準の「いい成績」なんて俺が取れるわけないだろ……」
「……う〜ん」
否定してくれないのね、とツッコミようもないくらいまさに完全無欠の劣等生。
順平はやれやれと保体の教科書をめくる。
「――あ。だったら、私がご褒美をあげるよ」
「は?」
「中間テストの成績より良かったら、ご褒美。こう言うのがあったら頑張れるでしょ?」
「……あのなーそんな簡単に……」
>7月24日 夜
「順平、すごいね!」
返却された答案用紙を広げて公子は満面の笑みを浮かべる。
「いや……別に」
確かに中間に比べて点数は上がったが、その原因が勝手な劣等感から公子を避ける為の理由付けで勉強に逃げたからとあっては素直に誇ることも出来ない。
ふいっと顔をそらした順平の耳に
「――あの……約束のご褒美……貰ってくれる?」
「いやだから別にんなもんいら……」
「……」
「な……―――っ!?」
不安げに見上げてくる赤い瞳。
少しゆるめた制服のブラウスから覗く首もとに、青いリボンが巻いてあるのが見えた。
それに付けられたカードには『順平へ』と書いてある。
「い、色々ご褒美考えてたらテニス部の人達が『伊織にはこれが一番』って……だから……あの……」
「や、ややややだなぁ公子っち!ちょっと冗談きつい……」
「やっぱり……迷惑、だよね……」
「〜〜っ!」
迷惑ではない。
迷惑なわけないではないか。
カワイコチャンがリボン付けて「私をもらって」などまさに男の夢、男のロマン!
だが!いいのか?欲望に負けていいのか伊織順平!?
迷う間に公子はスカートとブラウスを脱いだ下着姿になり、カードが順平によく見えるよう位置を指先で調整しながら。
「……受け取ってくれますか?」
理性対本能。0対170で本能の勝ち。
「公子っ!」
ドサリと公子を床に押し倒し、ぎゅっと強く抱き締める。
赤く染まった公子の顔に近づけ、唇を重ねた。
持てる知識を総動員し、公子の唇を割って舌を滑り込ませる。
柔らかくすべすべした気持ちのいい粘膜を堪能しながら、公子の舌と自分の舌を絡ませていく。
「じゅん……ぺ……んんぅ……」
その声に誘われるように順平は体を浮かせると、呼吸にあわせてゆるやかに上下する胸に手を伸ばした。
下着越しでも分かるほど公子の乳房は柔らかく、指に力を入れると指が埋もれてしまうようだった。
「あ……ふぁ……」
パン生地をこねるように公子の乳房を揉み続けると、やがて下着がずれて桜色の頂が露わになった。
すでにピンと張り詰めたそこに、二人分の唾液にまみれた舌を這わせる。
濡れた舌の刺激を敏感な肌に受けて、公子は体を震わせた。
「んぁ……順……ぺ……」
赤く歪む公子の顔を堪能しつつも順平はコリコリした乳首を舌で弄び、空いた右手で薄い腹部を撫でさする。
真っ白なショーツの上から恥丘を手のひらで包むと「やっ」と声を上げて公子の両脚が順平の手を挟み込んだ。
そうされたところで、指は自由に動かせるわけなのだが。
「ひゃうぅっ!や、ぁぁ!」
中指でぐりぐりと敏感な部分を布越しに刺激する。
わずかに感じる凸が公子の弱点か、ちょんとつついただけで悲鳴に似た声を上げ順平にすがりついてきた。
「つか……あのさ……ご褒美に自分、とか……その、他にもやってんのか?」
小さな突起は刺激に膨らみ、ますますなぶりやすくなる。
やがて布越しでもはっきり分かるほどにそこが湿り気を帯びてきた所で、順平はふと気になって公子に問いかけた。
「……」
「――公子っち?」
カァァと音が聞こえてきそうな見事な赤面。
その真っ赤な顔を手で覆い隠しながら、公子は蚊の鳴くような声で。
「じゅんぺいだけだもん……」
「……そ、そっか」
羞恥と言うのは伝染するらしい。
今度は自分の頬が……いやむしろ首から上がカッカと熱くなってきた。
「じゅんぺいだから……もらってほしいんだもん」
「っ!」
トドメの一言に脳が沸騰する。
ピーッとやかんの音のようなものが聞こえて……。
「え?あ……わわっ!順平!?」
柔らかな乳房に顔をうずめた。
そこまでは辛うじて記憶していた。
END
明るい順ハムって考えると、なんでかこんな寸止めしか思いつかなかった……。
ごめんよハム子orz
GJ!
いいモン読ませていただきました、ごちそうさま
gj!!
なんという寸止め
それがテレッテクオリティかw
GJGJ!
プレゼントハム子に萌えた
寸止めもテレッテらしくて良いなw
テレッテ飽きた
荒ハムまってまーす
綾ハムで1月以降に風邪かなんかで寝込んだハム子が、様子を見に来たキタローを綾時だと思い込んで押し倒す
キタローはハム子の必死な様子に同情してそのまま最後までやってしまう
もしくは、綾時がいなくなってからだんだん病んできたハム子への荒治療のためハム子に目隠しをしてキタローがあれやこれや
後は思いっきりエロな保管庫の姉ハムみたいなのも書きたい
…テレッテがフラグクラッシャーじゃなけりゃ順ハムラブエロだな、うん
64 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 01:03:25 ID:R0ympqQZ
順ハムGJ!
>>62 そう言う事書くとまた荒れるからやめてくれませんか?
飽きたとか別に言わなくていいから。見なきゃいいだけだろ。
長くなりそうなので一人ずつ投下です
モテ男体験通学編
キタロー×千尋に見せかけた公子×千尋です
NG『公子のモテ男体験学習(通学編)』
爽やかな朝。
ラウンジに降りてきた順平は、しかしその爽やかさとは正反対なじめっと落ち込んだ人物を見つけた。
「…何やってんの、お前」
口から魂が出た放心状態というか、某アニメの真っ白に燃え尽きた状態と言うか。
前髪的に後者だなと思いつつダイニングテーブルに突っ伏したリーダーに声をかける。
しばらくの沈黙の後、妙にかすれた声で。
「…普通はね…しゃがんだ後は流れに身を任せればそれですむものなんだよね…」
「はあ?」
「でも違うの!狙いを定めなきゃあらぬ方向に噴出しちゃうの握らなきゃいけないの握ったら生あたたかくて変に動くのよぉぉぉっ!!」
「……は?」
半分泣き叫びに近い訴えかけの内容は1mmも意味が分からない。
「もう、今日は絶対水分取らない…」
謎の言葉を残してフラフラと出て行くリーダーの背中を見送り。
「ってかあいつ、言葉遣いおかしくないか?」
順平は首を傾げた。
◇◆◇
「……はー」
この世の不幸を一身に背負ったようなでっかいため息をついて、公子はモノレールのガラスにうつる姿を恨めしげに見つめた。
やたら前髪の長い整った顔立ちの、男、があちらも公子を恨めしげに見てくる。
こっち見んなと毒づくが、あれが自分の変わり果てた姿だともはや認めないわけにはいかない。
しかも…公子は着ている洋服の胸元にそっと手を置いた。
当たり前のように存在していた男物の制服、私服、装備。
おまけに風花も順平もこの姿になんの疑問も抱いていなかった。
つまり、この世界?では公子は公子として存在せず、この姿の少年が正しい存在なのだ。
(この半年でだいぶ突飛な出来事にも慣れたものね)
ありがたい、と言うべきかなんなのか。
乾いた笑みを漏らして、公子がふっと力を抜いた時だった。
(――あれ?)
見覚えのある姿に気付いて、そしてその様子がおかしいのに気付いて公子は眉を寄せた。
(確か…伏見、さんだったかな…生徒会の…)
混雑した朝のモノレール。
人に呑まれるように立っている少女は、手すりをきつく握りしめうつむいている。
後ろには、にやけた顔のサラリーマン風の男。
(まさか…)
公子はぎゅっと唇を噛みしめ、人波をかき分けた。
そして。
「痴漢行為は犯罪ですっ!」
――何を言っていいかとっさに思いつかなかったので見慣れた駅構内の啓発ポスターのあおり文を叫びつつ男の手を掴む。
「なっ!なんだお前はっ!」
「次の駅で一緒に降りましょうね」
にこり、公子は狼狽える男に向かい今までの苛立ちすべてを込めた迫力ある笑みを浮かべた。
「痴漢は女の敵!」
駅員に男を引き渡し、事情を聞かれた千尋に付き合って。
その後公子は落ち込む千尋を元気づけようとこうやって殊更明るく声を上げた、のだが。
「墓場さんっ!」
「うわっぷ!…え?…ええ?」
抱きつかれたと思ったら手を握られ、ずるずるとどこかへと強制連行されてしまう。
そして、連れて行かれたのは…。
「な、なんなんでしょうかこれは…」
洋式便座に座らされた公子は、後ろ手に扉を閉めながら目の前で仁王立ちをする千尋に恐る恐る問い掛けた。
「ヤキモチやいてくれたんですね。嬉しいっ!」
「ふむ゛っ!?ふ、うぅぅ…!」
しかし返答の代わりに公子に与えられたのは濃厚な口付け。
(ま、またなのぉっ!?)
唾液たっぷりの舌が唇を割り口内に侵入してくる。
怯え逃げる公子の舌を探り当て絡み取り、チュパチュパと音を立てて吸引される。
「んふ…本当は凄く怖かったんですよ…」
「ふえ?」
ようやく唇を離した千尋がはにかんだように笑いながら、公子の耳元に囁く。
「墓場さんの命令はなんでも聞きますけど…でも…知らない人に痴漢されろ、なんて…」
「ええっ!?」
(だ、誰かの命令で痴漢にって…しかもなんか私が命令したみたいになってるしっ!)
公子がうろたえている隙に千尋はその前にしゃがみ込み、細い指でズボンのファスナーを下げる。
「ああ…やっぱり墓場さんがいいですぅ…」
「はっ!?」
熱に浮かされたような千尋の声に我に返り、公子は視線を下におろした。
切なげに眉を垂らし、千尋が寄り目気味になるほどペニスを凝視しているのが見える。
メガネ越しの瞳は潤み、頬はほんのり赤く染まっている。
「ふ、伏見さんっ!?」
「この反り具合も、浮き出た青筋も、出てくるおつゆも…におい、もぉ…」
「ひゃうぅっ!」
半立ちペニスの亀頭に千尋の熱い吐息が降りかかった。
ジンと痺れるような快楽が腰に溜まり、千尋の目の前でそれはムクムクと肥大化する。
「やだ…やだ…こんなのやだぁ…」
女の子なのにこんなグロテスクなモノを勃起させ快楽を得ているなんて冗談じゃない。
だが、拒絶する公子などお構いなしに千尋はペニスに舌をのばした。
「っ、あんんっ!んぁぁぁ!!」
千尋の舌先が亀頭部分の尿道口を抉るように這い回り、延びてきた手が竿や睾丸を愛撫する。
「いぁ…あ、あぁ…あぁあぁっ!」
(やだ…伏見さん…すごいよぉ…)
公子は口元を手で覆いフェラの快楽に耐えた。
ぐちゅぐちゅと淫猥な水音が聞こえるたびに、公子は痙攣を起こしたように全身を震わせた。
「やら…これ…も…でひゃうよぉ…」
くぐもった情けない声で公子は千尋に訴える。
つい先ほど初めて体験した男としての絶頂。
射精欲がジンジンと高まっていく。
「墓場さん…私も…気持ちよくしてください…」
「ふえっ!?」
立ち上がった千尋が公子の前でスカートをまくり上げた。
(っ!伏見さん…は…穿いてない…?)
穿いてないだけじゃない、その女の部分の割れ目からは白いコードのようなものが伸び、太ももにベルトで固定された四角いものにつながっている。
「あ…あのっ…ふむむっ!」
「墓場さん…」
また千尋に唇を塞がれ、向かい合わせで抱き合う。
先ほどと違うのはお互いに性器が剥き出しなこと。
散々刺激され固く反り返ったペニスは、千尋の熱く熟れた淫肉にゆっくりと飲み込まれていく。
「ひっ、やぁあぁぁぁ!」
「あぁ…すごいです…墓場さんの…おちんちん…」
柔らかくねっとりとした粘膜に亀頭を包まれ、公子は息すらできなくなるような快楽に目を見開いた。
「くあぁっ!アソコが…包まれて…あひっ…ひうぅぅぅっ!」
「……?…なんか、今日の墓場さん…可愛いです…ふふ…いじめたく…なっちゃうな…」
言いながら千尋は手をさまよわせ、カチリと小さな音を立てさせた。
その瞬間。
「ひっ…いぃいぁぁぁっ!!」
(や、やだ!何これ、アソコが痺れるぅぅっ!)
ヴィィィンと低く羽音のような機械音。
千尋の中に入っていたローターによるものだが公子に分かるはずもなく、ただ突然訪れた強烈な快楽に目の裏を真っ赤に染めながら腰を動かしていた。
「ふぁ…あんん…すごい…墓場さんのカリが…私のおまんこ抉ってるぅ…!」
「ひっ、はぐ、ひゃあ!ふ、伏見さん…た、助けて…これ…止まんないよぉっ!」
いつの間にか力に任せ千尋を抱き上げ扉に押し付け突き上げる駅弁の形で公子はその体を犯していた。
ぐちゅ、ぬちゅ、と愛液が粘ついた音を立て2人の間を滴り落ちる。
「も…出したい…出させて…!伏見さんのおまんこに精液出させてぇっ!」
「ひぁぁっ!は、墓場さんの…奥にきてますぅぅっっ!も、もぅ…イキますぅっ!」
「「っひぅあぁあぁぁぁっ!!」」
狂いそうな快楽の終焉を告げる2人のアクメ声が狭い個室に響いた。
どくどくと千尋の奥の奥に子種を注ぎながら、公子はずるずると便座に座り込んでしまう。
その拍子にペニスが抜け、大量に注いだ精液が白濁した流れとなり落ちてくる。
ぬかるみに流れ出たローターをまた差し入れながら、千尋はにこりと公子に笑いかけ。
「ありがとうございます、墓場さん。今日は本当に嬉しかったです」
「はあ……」
個室からはれやかに出て行く背中を見送り、公子はがっくりと肩を落としていた。
(墓場、キタロー…?…何者よあなた…)
END
これはエロい
しかも伏見相手って所が嬉しい
続きのゆかり美鶴楽しみにしてます
モテ男続編キタ―――!
待ってました超GJ!
エロくてよかったです
>>67 GJ!
もう続き来ないかと思ったじゃないかw
待ってた甲斐がありました、ゴチです
ハム子の陵辱エロが見たいな
ぐちゃぐちゃのどろどろにされて最後放置、みたいなの
保管庫になかったかそういうの
77 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 20:05:03 ID:zyGlcJ1B
同じくハム陵辱もかなり好きだ
保管庫にあるけど陵辱系は少ないかな
盗撮モブ陵辱よかったなー
どっかのアホが変な言いがかりつけて('A`)だったけど
結子はやはりアナルセックスだろうか
名前的にそうだなw
ケツだけにw
え?結子の読み方ってゆうこじゃなかったっけ?
公子をハム子と言うようなもの…とはちょっと違うけどまあそんな感じかと
正しいのは『ゆうこ』だよ
リアルに結子がケツ子読みだったら公式が狂ってるとしかw
やっぱ結子はアナルセックスだよなwdd
個人的に夏紀もアナル似合うと思う
超個人的意見だが、エミリもアナルおkだと思う
知ったかぶりのテオドアがハム子のアナルにぶすっと
Y子は何が似合うかなー
無印関係はスレチ
話したいなら総合スレへ
>>89 すまん
理由も書かないとまずかったな
モテ男のネタをもらおうと思って結子の話をふったんだ
確かに、もう荒れて欲しくないもんな…(´・ω・`)
>>90 おお!モテ男楽しみにしてますw
なんだかんだで流されちゃうハム子がエロ可愛いです
>>88 ベタだけど、キタローの服か何かをこっそり拝借したY子が
それを使って体育倉庫とかでオナニーしてて
そこにハム子(外見はキタロー)が居合わせて
…ってのが浮かんだ
担任までとか、ハム子軽く人間不信になりそうだなw
だがそれがいいw
人間不信になったハムが荒or肉or天に癒されるエロもよし
勢い余ってヤリマンに進化するもよし
>>94 「しゅごいぃ…っ!ほんと、セックスって…頭、馬鹿になるよぉ…!」
と男食いまくりなわけか、ヤリマンハム子w
みんなの体調管理もリーダーのつとめだよねっ☆
とメンバー男女問わず食いまくりなハム子を受信しました
「疲労回復にはこれですよ」とか言って騎乗位でガンガン腰振ればいいと思います
むしろ疲労するw
ヤリマンハム子と聞いて、思いつめた表情でハム子の中から精液をかき出す肉とそれをぼんやりと眺める壊れハム子が浮かんだw
肉は妹の事とかあるから、ハム子がどんなに壊れても面倒見てくれそうだよな
>>99 ヌル、ヌルと指を抜き差しするたびにそれは後から後から流れ出てきた。
誰のものとも分からない大量に注がれた精液。
前にも、後ろにも。
「…ぁ…あっ…」
震える公子の手が縋るようにシャツを掴む。
ボディーソープ混じりの温水が真田のシャツも濡らしたが、それはどうでもいい。
「…公子…」
背中に左手を回し支えてやりながら指を中で回転させる。
「っあ…せんぱ…い…」
「ん?」
吐息のような呼びかけが耳に心地よかった。
「…ごめ…なさ…ぃ…」
「――大丈夫だ、公子。お前を見捨てたりしないから…」
こうなる前に救ってやれなかった分、お前を守ってやるから…。
>>99を見てたぎるままにキーを叩いたw
キタローで受けたショックがデカすぎてセックス依存症になったハム子を肉が世話したりするんだ(*´д`)
>>100 も え たw
確かに肉はそのまま受け入れそうだよな
ガキさんだったらハム子縛り付けて止めそうだ
でも、苦しそうなハム子に結局…とか
ハム子がやりまくってるところを目撃しちゃった天田が
「そんなこと正しくないですよ」とかなんとか言うんだけど
壊れてるハム子は「天田くんにもやってあげる」と襲いかかる
天田はショックだろうけどここはちょっと背伸びしてもらって
「僕があなたを支えるからもうこんなことはやめてください」と優しく抱きしめて説得
そんでハム子は徐々に心を取り戻していけばいいよ
…いや、小学生にはちょっと荷が重いかw
いや、天田ならやってくれる
逆にセックス恐怖症(男恐怖症?)になったハム子を調教するのもありかと
アナル開発して「いや…こんな所で気持ち良くなるの…いやぁ…っ」とか言わせたいぜ
なんだろうなー
ハム子好きなんだが、絶望的な陵辱物とか書きたくなるのは
レイプされてその写真を学校でばら撒かれるとか、いっそ衆人観衆の前で犯されるとか
>>104 自分が書いたかとw
ハム子ってなんか色々いじり倒したり試したくなるんだよな
触手とかバックとかお漏らしが似合う
107 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 01:11:30 ID:RGPjcOOu
原作未プレイなのにハム子に惚れて参上してみた
ホテルと聞いて勝手にラブホと結びつけてしまったんだけど、ホテルってなんぞ?
ホテルでセクロス未遂でもやるのか?
確かめようにもPSPないからできない
誰か教えてください
>>107 ゲーム中のイベントのことだよな?
ラブホで戦闘してたらいつのまにかセクロス未遂してたんだよ。
あのイベントはベッドに男キャラでハム子がシャワーの方が良かったな、プレイヤー的に
1月あたりの順ハム書いてるんだけど、順平をドーテーにするか非ドーテーにするか悩む
でも、チドリとやる機会なんて本編ではなかったよな…
1月あたりならまだドーテーだろう
蘇生してすぐのチドリとセクロスするような男ではないとオモ
112 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 22:46:10 ID:ue5HS5cx
4主ハムよろしく☆ヽ(▽⌒*)
>>110 蘇生なしでも、撃たれるイベントでチドリ告白だからドーテーだろうね
p3pドラマCD期待
順ハムはチドリに失礼だろjk
ありえねーよ
なんでもありだからパロ
何度でも言ってやるよw
邪道だろうが、テレッテのボツ恋人ルートになるまでを考えて楽しんでるw
やっぱり落ち込んだテレッテを体で慰めるのかなーとか
綾時の事で責め立てられたハム子にテレッテが謝りに行ったら間違いが起こったのかなとか
あと、イチャイチャしてる順ハムも好きだけど、保管庫にあった劣等感てんこ盛りのテレッテがハム子を犯すのも好きだ
キタローの使用済み
パンツ食べたい
>>116 夢オチで何故かハム子としてしまって
目覚めてから罪悪感にかられる・・・程度なら許されるんじゃないだろうか
それが約束の日以降なら切ないな
※キタロー編と一緒だと仮定して
フェス後だともっと切ないな、夢オチ
夢に出てきたハム子に「助けてあげられなくてごめんな」とか謝ればいい
そんな順平を不思議そうに見つめながら、ハム子はじゃれつくともっといい
SSを投稿するためにわざわざ分割したんだと思ったら
ただエロ妄想してるだけじゃんきめーなw
わざわざにちゃんのスレでやらないで違うとこで掲示板使ってやれよ。
まぁ読み手は神様的なこのスレの連中がそんな積極的な行動しないだろうけどなw
今度のアンソロの表紙が、ハム子がまわされる直前としか見えない件について
>>126 あっさり釣られてるてめーも一緒に消えろよ
大人になるまで来るな
131 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 23:57:14 ID:pfpUDEct
>>129 わざわざID変えてもバレバレだからw
さっさと消えてね
>>127 密林で見てきた
背後の順平wwww
鳥海先生…11/4のイベント中に理事長によるハム子陵辱ショウをしたいです
>>127 おいィ…もうそうとしか見れなくなったじゃないか
どうしてくれるww
順平ハムか……
そうするとやはりチドリの存在がネックなんだよな
チドリ関連だと順平も大真面目だし
チドリを落す為、キタローに病院に来させないようにしたが
好奇心MAXのキタローが放課後病院に通いチドリとコミュを築く
切れた順平
「なんでテメェばっかり!許さねえ!」
その怒りの矛先は妹のハム子に…
「止めて!順平君!!」
「うるせぇ!怨むならキタローを怨みやがれ!」
ハム子を押さえ込み、衣服を乱暴に剥いでいく順平
そして露になったその白い双房に手を伸ばす
「貴様何をやっている!」
「順平、アンタ!」
「そんな…順平君…」
寮生で仲間の女子たちに見つかり
「ギャラクティガファントム!」
「覇極流、千峰塵!」
「ワン、ワンワン!!(絶・天狼抜刀牙!!)」
「ゴルディオンハンマー!光になりやがれぇぇっ!!」
男子たちに半死…というより九割九分九厘死で放り出された順平
そこに半裸とヅラに出くわす
「ヅラやない、ジンや!」
「チドリに執着したせいでそうなったのです…そんな執着など愚かな事です、捨ててしまいなさい」
二人に連れて行かれ(ヅラの)手当てを受ける順平
「友達も仲間も全て失っちまったorz」
打ちしがれる順平
「あなたを否定した世界が滅ぶ様を見たいとは思いませんか?」
半裸の悪魔の甘言
「ワイはヅラやない、立ち絵が角度的に悪かっただけや……なのに皆…」
そして敵だと思っていた相手の世界への失望と絶望
次第に順平は彼らに共感していく…
「俺がモテナイ世界なんて滅んでしまえばいい…」
そして数ヶ月後
そこにはストレガとして元気に動き回る伊織順平の姿があった
「もう恋なんてしないよ、絶対!」
「一寸待てェェェェェッッ!!」
振り返ると、そこにはストレガとして元気に動き回る順平の姿が…
「それはもういいッ!!何だよその展開ッ!何で俺がストレガになってるんだよっ!
話としておかしいだろっ!そもそも何でチドリンとお前がくっつくんだよ!」
キタローを押さえ込み、衣服を乱暴に剥いでいく順平
そして露になったその白い双房に手を伸ばす
「剥いでねェッッ!!てかお前に白い双房ねーだろッッ!!いい加減地の文から離れて普通に喋りやがれ!」
打ちしがれるキタロー
「……いい加減にしとかねえとお前が5股しているのをバラスゾ」
「やあ順平、今日もいい天気だね お布団干すといい匂いがするよねっ♪」
「たった今猛烈に不快指数が上昇したわ!」
そして順平はキタローの座っているソファの対面に座る
キ「順平…お前は二つ間違えている、僕は5股ではなく10股!そしてその関係を彼女達は既に『知っている』!ゴゴゴゴゴ」
順「5人じゃなく10人かよ!二倍かよ!効果音を自分で言うなよっ!そして何でばれているのに平気なんだよ!!」
キ「ペルソナ界の北郷●刀と呼んでくれ」
順「呼ぶかっ!」
風「まあ、私とチドリちゃんの能力の前に隠し事は不可能に近いですよ♪」
順「それもそうか…って、いたの!」
風「はい、ずっと」
キタローの隣に座っていた風花が答える
順「全然気がつかなかった」
キ「『神の不在証明(パーフェクトプラン)』と呼んでくれ」
順「いや、お前の能力じゃないだろ…たぶんきっと」
キ「ところで日に当てた布団の匂いってダニの死骸の匂いなんだって♪」
順「会話になってねーだろ!」
風「まあ、そこがキタローさんの魅力ですから」
順「何でっ!」
キ「今日からお前『新○』に改名な」
風「キタローさん…そんな、○八さんは主人公さんに嫉妬して暴言はいたりしませんし、時には主人公さんを庇って敵の腕を切り落としたり
一人で戦いに行こうとする主人公さんに一緒に戦いましょうと言って本当に一緒に戦う位良い人なんですから、ダメガネさんに失礼ですよ」
順「いや、ナニこの展開…俺とハム子との甘酸っぱい桃色SSじゃなかったの?」
キ「僕には姉も妹もいないよフカ○レ」
順「せめて好○でお願い」
そんなこんなで今日も巌戸台は日本晴れ
キ「因みに10人とは『ゆかり』『風花』『美鶴』『結子』『千尋』『アイギス』『エリザベス』『チドリ』『Y子(仮名)』『舞子』だ」
順「何気にチドリンが入っているーーー!!」
キ「よかったな、僕に妹がいなくて」
順(憎しみで人が殺せたらっ!orz)
終わりなら終わりって書けよ
すまん、終わりを入れ忘れてしまった
そして何故か136以降書き込みが出来なかった
スレ汚し失礼
普通に規制だろ
つか面白いと思ってんのかよコレ
140 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 23:32:35 ID:W09/nwuC
まぁまぁ
作品投下もなく過疎ってる中で、書いてくれたしとりあえずGJ!
ただエロパロとは違うと思う
キタローへの恨みをハム子ではらすってシチュエーションはそそるよな、GJ!
そして、テレッテの訴えを叶えるために順ハムの甘いのを…!
142 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 23:44:02 ID:9ZXXPB8Q
>>139 >>1に書いてある事も読めないのか?
文字も読めない低脳なのになにしにきたの?
触るなよ
よそで構ってもらえなくてこっち来たいつもの子だから
天田が「教えてあげたいことがあるから部屋に来て」
とか言っておきながら部屋に突入しても何も起こらないバグは酷いと思うんだ
139は放っとくとして
>>135 SS投下は嬉しいんだがとりあえず
>>1を読んでくれ
あとここエロパロだから
前のスレから何人かいるけど終わりなら終わりって書けよ
書き込みを止める新手の作戦か?
>>145 ○学生に色々と教えこまれる高校生っていいよね
舞子×キタロー
え、ここ無印もじゃないの?
1をみると3総合に見えるが
分割(笑)した時点でもうあれだから好きにやっていいんじゃね
向こうは向こうで画像貼ってもおkとか言いだしたり、ここでは
>>1見ろよと荒らしに構ってるのが言ったりしたりしてるし
ふー
やっとできたぜ投下
・キタロー⇔ハム子のハム結
NG『公子のモテ男体験学習』
「……」
「……」
「……なあ」
「ん?」
「あれ、どうしたんだ?」
「あれ?」
順平は友近が促すままに視線を動かし、そして「ああ」と呟いた。
目に入ったのは、背もたれに体を預け口から魂を出したリーダー。
順平より早くに寮を出たはずの彼は、遅刻寸前に駆け込んできて、以降4時間目終了の現在までずっとあんな感じだった。
「なんか朝から変なんだよな、あいつ」
「ふーん。…まあ、モテ男はモテ男なりの悩みがあるんだろうな」
「だろうな」
冷ややかな視線をモテ男に送り、仲良しモテナイツは互いにため息をついた。
◇◆◇
昼休み屋上。
風は冷たかったが頭がすっきりするようでいいと公子は手すりにもたれかかり、胸ポケットに入っていた生徒手帳を取り出し眺めた。
(とんでもない人と入れ替わっちゃったなぁ…)
『墓場キタロー』この体の持ち主の名前。
風花と千尋、大人しそうなあの2人をあそこまで豹変させた男。
なんとなくいいな、と思う人がいるだけだった公子にとって、大人すぎるこの体の主の恋愛は酷くカルチャーショックだった。
(エッチなのはともかく二股とか最低だよ!…好きな人は…1人いれば充分!)
と、公子が女性を代表して憤っていると
「キタロー君、こんなところにいたんだ」
「ん?あ、結子ちゃん」
屋上のドアが開く音がして、よく見知った人物が姿を現した。
公子はいつも通りにふにゃっと人懐っこい笑みを浮かべ結子に向き直り、結子はそんな公子の元に小走りに駆け寄ってくる。
そして……。
「んうぅぅっ!?!?」
「もう、キタロー君ったら。ずっと部室で待ってたんだからね」
「は、はひっ!?」
(ま、ま、まさか…結子ちゃん…も…?)
いきなり重ねられた唇を押さえ、衝撃に座り込んだ公子は目を白黒させる。
そんな馬鹿な、まさか結子まで。お願い何かの間違いであってくれ。
祈る公子の願いも虚しく、結子は恥ずかしそうに一瞬躊躇いを見せた後、えい、と小さく声を上げてスカートと下着を下ろしてしまう。
「ゆ、結子…ちゃん…」
「ちょっと恥ずかしいし寒いけど、でもここ人もあまりこないし大丈夫だよね」
いやいやそんな問題じゃ無いですと全力で首を振るが、結子は聞き入れてくれず、結局風花や千尋の時のように半ば強引にズボンを引きずりおろされてしまう。
「やっ!やだぁぁっ!」
「どうしちゃったの?キタロー君」
「あ、あの!私…」
「私?あはは、変なキタロー君!」
変なの、で済む限界を超えているような気もするがなんて寛容な人だとうろたえている隙に、結子のむき出しの尻が公子の胸に乗り上半身の動きを封じ込める。
「や、やめて!ほんとにも…っ…結子ちゃ、ひゃぁ!」
最後の声が上擦ったのは結子の手が公子のペニスに触れたから。
朝から二度も膣内射精をしたというのに、結子の指が優しく撫で回すとそれはムクムクと力を蓄え固く立ち上がる。
「ひゃ…んんっ…」
「キタロー君。ほら…見て…」
「ふえ?」
結子の言葉に閉じていた目を開くと、目の前に形のよい双丘があった。
日に焼けていない白く張りのある、それでいて柔らかそうな臀部。
結子の指がその左右の尻たぶをつかみ開くと、中心の紅の蕾が…。
「っ!な、なに…これ…」
「ふふ。アナルプラグ、ちゃんとしてるでしょ?」
「アナル…プラグ…?」
かすれた声で聞き慣れない単語を復唱しながら、公子の目はそこに釘付けになる。
菊花を広げ埋まる紫色の異物。
それは結子の呼吸に合わせてヒクンヒクンと蠢いていた。
「キタロー君が『名前、ケツ子って読めるね。お尻開発していい?』って言ったときはびっくりしたけど…」
「なっ!なにそれっ!」
(なんて失礼なヤツなの墓場キタロー!女の子の名前をそんな風に…)
「でも、ユーモアがあるなあって惚れ直したんだよね」
(って受け入れるんかいっ!)
「ふっ…ぁ…もう…キタロー君のおちんちん…お尻に挿入ても大丈夫だよ…ほら…こんなに柔らかくなってるもん…」
結子の指がアナルプラグにかかり、ぐいっとそれを引き抜いていく。
「うぁ…ぁ…や…」
ぐぷぬちゅと濡れた音を立てて異物が結子の体内から抜け出ていく生々しい光景を間近で見せつけられ、公子はいやいやと力無く首を振った。
やがて全てを抜き終わると、具合を確認するように結子の指が閉じきらない菊座を更に開いて見せた。
「私のお尻に興奮しちゃった?キタロー君のコレ、凄い元気になっちゃってる」
「うそっ…」
(結子ちゃんは友達で、私は女で女同士で…)
有り得ないと否定しても、結子が体をずらして見せてくれたそれは確かにビクンビクンと先端から滴を垂らしながらいきり立っていた。
「ふぇ…」
(も、やだぁっ!なんなのこれっ!)
「じゃあキタロー君…私のお尻のハジメテ…貰ってね…」
「ひぅぅっ!」
公子の体を跨いだ結子が腰を落とすと、菊花の中心に亀頭があっさりと飲み込まれていく。
肛門括約筋は逆流してきた侵略者をぎゅうぎゅうと締め上げ、とろけるような快楽を公子に与える。
「んっ…やっぱり…プラグみたいに…スムーズには…んんっ…」
「そ…そんなに締め付けちゃだめぇ…あ…あぁ!」
拡張されていてもなお掘削感は凄まじく、結子の直腸にペニスが激しくこすりあげられる。
(あ、熱いの…結子ちゃんのお尻…熱くてぇ…)
「くうぅっ!すごい…キタローくんの…ナカで、ビクビクッて…」
「ひぃいぃっ!らめっ、やぁっ!」
具合を確かめるように上下に動いた結子に、公子はたまらず叫んでいた。
ペニス全体を圧搾されたまま動かれて、痛みと紛れもない快楽に頭が白くなる。
(やだよぉ…私…また…おちんちんでイッちゃうよぉ…)
嫌なのに、たまらなく嫌なのに。
「ひぐっ!あひっ、ああっ!」
「ああ、キタロー君…」
赤黒いペニスがアナルを出入りするたびに、クチュクチュと腸液の粘つく音が鳴る。
腰を引いて逃げようとすれば逆に快楽に力が抜け限界が近くなった。
結子が体の上で踊る。
快楽に頭が狂う。
(また、私じゃなくなる…)
「出る、出ちゃうよぉっ!結子ちゃんのおひりにれちゃうぅぅっ!」
「あふっ、あぁっ!らして…ひたろーくんっ…らしてぇぇっ!」
結子の唇から許可の言葉が吐き出され、同時に腸内の圧が増す。
公子は全てを忘れ、ただ結子の中に出すことだけに集中した。
「ひんっっ!あ、うぁぁぁぁっ!」
「くあぁぁっ!」
びゅくっ!びゅぷぷぷぷっ!!
意識がトビそうな放出感に公子は背中をビクビクと震わせる。
「はぁ…は…はうぅ…」
「ふふ。…キタロー君。大好きだよ」
「…ありあと…ゆいこちゃん…」
放心する公子の身繕いをすると結子は立ち上がり、小さく手を振り来たときと同じようにあっという間に去っていく。
屋上に一人取り残された公子は…。
「――宮本君、どうしてるかなぁ」
(お似合いだって思ってたんだけど…)
夏合宿楽しかったな、と全力で別のことを考えていた。
END
ハム子可愛いよハム子w
むしろハム子が痴漢されてお漏らしなネタとかありだよ!
「お兄ちゃん…中のブルブル止めてぇ…」
とか言わせたいよ!
ケツ子おおおおおおお
ありがとうありがとう
これはすばらしい!
公子のつっこみ笑ったw
>>150 P3まで向こう池とかどうなってんのここ
グッジョブ!
しかしキタローは好き放題してたんだなwwwww
161 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 11:31:43 ID:G19fQu6Q
キタローみたいな旧キャラは出さないで欲しいな
そもそも同じ時間軸に存在してないんだし
なんかハム子と自分を同一視してキタローと恋愛したつもりになってる
キモい乙女ゲーユーザーにしか感じられない
ハム子を汚されている気分だ
>>153 モテ男乙!
それぞれに調教を施してるキタローww
ハム受痴漢ネタもありありなので楽しみにしてますw
163 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 16:16:54 ID:SNZ9IBmo
GJ!GJ!
ハム子は何でもありな万能タイプだな
164 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 16:29:36 ID:OnoYp4Ya
アンソロ並みに甘いテオハムよろ
アンソロのガキさんにかまって欲しいハム子が可愛すぎて、
薬の副作用で動けないガキさんの目の前で犯されるハム子とか浮かんだわけだが
>>165 スルーも出来ないのか?
半年ROMってろ
168 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 00:56:57 ID:5BtkecRR
キタローのモテ女体験も見たいよぉ><
>>166 鬼畜現るw
でも好きだな、そういうシチュエーション
>>168 その場合、モテ男キタローが純情ハム子の体に入り、女の子の体で感じてみたいから
寮の男やコミュメンバーを毒牙にかけるか、
男相手はさすがに嫌なのでオナニーで我慢するか百合(実際は男女)に走るか、
純情キタローがビッチハム子の体に入り寮の男やコミュメンバーとあれやこれやするのか、
どれなんだ。
ビッチハム子に入ってもあの寮の男連中は
自分から行動しなさそうである。
>>166 浮かんだのならそれを書く作業に速やかに入るんだw
ガキさんに恨みのある不良が動けないガキさんを殴る蹴る、そこにハム子「私が代わりに!」でもいいし、
ガキさんを人質?にして、ハム子にあれやこれや命令するのもいいな
ハム子がストレガの仲間になって乱交するの誰か書いて!
せめてストレガに寝返るプロット位は出してくれって事だろ
先の事で順平なら簡単だと証明された
ショタも復讐絡めればいいな
荒垣もショタに殺される事を理由にすれば可能ではある
牛丼は無理だな
女性陣は難しいな
キタローの股かけを絡めれば可能か?
キタローハム子自身となると……
デスの入れ物にされたり、両親を殺されたり、生死の絡む事やらされているのに報酬が最初の5000円のみとか
仲間(友達)と思っていた相手から諸悪の根源扱いされたり、親戚たらいまわしにされたり…………
あれ?以外にいける?
スペルマ3ポータブル
>>172 ハム子が襲われかけてるところにガキさん登場
助けに入ったが制御剤の発作、動けなくなるガキさん
殴られ蹴られでボロボロになった上、目の前でまわされるハム子
狂ったように泣き叫ぶハム子だったがいつしか壊れてゆき…
もいいと思わないか?
てか書いてて思ったけどベルセルクだコレ
書いてるから少し待っててくれ
反映されないと思ったらこっちに誤爆してた、すまんorz
>>178 ベルセルクは知らんが萌たw
ボロボロにされたハム子に「大丈夫ですか、先輩」とか微笑まれて自己嫌悪に落ち込んだりしてほしい
仲間じゃないんだろ、とか言われてストレガに輪姦されるハム子をなすすべもなく…
見たりはしないか、ガキさんだし
むしろガン見してオナニーした後に「俺はまたどうたらこうたら」って
カッコつけるんじゃないか?ガキさんだし
荒「俺って最低だ……」
シンジーッ!
天田「」
やる気満々で肉にまたがったまではいいけど、
「それで…この後どうすればいいんでしょう?」
「お、お前も知らないのか?」
と、二人して固まる肉ハムはいかがっすかー
3つください
あと、テオドアに間違ったこと教えられるハム子もセットで
>>186 そこで順平のエロ本やAVを巻き上げ
大人の保健体育や女医監修のハウツー本を読んで切磋琢磨ですね、分かります
>>188 いやいや路地裏の手慣れていそうな男を逆ナンして実技演習だよ
いやいやそこは順平の持っていたエロ本&AVがマニアック過ぎていて
結局…という展開で
>>189 ガキ先輩のことか
実技演習用に一番早くおとせるわけだ
なるほど。男性陣の中でガキさんを一番早く落とせるのはそういう理由からか
俺もハム子初プレイ時は「真田w後からきたヤツに寝取られてやがるw」って思ったわ
むしろ競ってハム子を調教すれば良いよ
で、キタローがかっさらう
>>194 「ハム子、いい具合に解れてるね」
とかですね
選ばなかった方の主人公がストレガ(もしくはデス)側につくとかあったらよかったな、エロパロ的にw
敵幹部ハム子を捕らえて性的な尋問したいよww
スパロボAみたいだな
>>195 電撃弱点のハム子にビリビリ尋問or拷問する肉ハムを書くわw
タルンダかけて「それで抵抗しているつもりか?」な鬼畜真田とか好きです
>>197 正座して待ってる
肉の鬼畜攻めに落ちなかったら美鶴のマリンカリンで
メロメロにしてやってくれ
真田はケツにツララでも突っ込まれてるのがお似合いだよw
攻めるなら弱点なしの荒垣に決まってるだろ
物理弱点のハム子が突かれたり叩かれたりして調教されるんだよ
誰かコレを題材に荒ハムお願いねw
それでひらめいた
強制的にペルソナ付け替えさせられて弱点ガンガンつかれながらのリンカーンとかどうだろうか
美鶴のマリンカリンで内心は嫌なのに体が奉仕しちゃう〜とか
強制付け替えできそうなキャラがベルベット住民ぐらいしか居ないぞ
極端なキャラ崩壊だけは勘弁な
注意書きさえしっかりしてもらってれば、後は各人スルーでいいだろ
上のネタとか前提からしてゲーム本編ではありないからなぁ
>>203 設定厨さんいつもご苦労様です^^
ところで嫌なら見るなって言葉知ってますか?
嫌なら見なきゃいいんですよ^^
空気読みましょうよ?ね?
>>200 その熱いマララギダインをぶつけるんだ!
俺は全裸で待ってる
ペルソナ強制変更弱点攻撃もマリンカリンかけ肉奴隷化も
テオドア一人でこなせるメニューだな
淡々と虐めてくるマーガレット×ハム子でもいい
組み合わせにはこだわらない
>>206 滾る気持ちはわかるが、風邪ひくぞー
つ【タオルケット】
おお!自分も前提が本編から逸脱してるから妄想だけにとどめようと思ったんだが…
ちょっとまじで書いてみるわw
>>195氏の設定借りて、投下するときにも注意書きしっかり、だな
>>205 うざい、消えろ
>>209 原作を尊重しろ、名前が同じだけの別キャラとかやるならブログでやれ
原作を尊重する、二次創作の最低限のルールだ
注意書きすればいいとかいう話じゃない、わかったか
まあ確かにあまりにも設定やキャラがかけ離れすぎてたらそれはもうP3じゃない別の何かになっちゃうもんな
ここ最近は特にそういうの多いから少し気になった
キャラはともかく設定はパロディってことでいいんじゃないか?ここはエロパロだし。
そうだな、投稿者側は注意書きしてタイトル書いてダメならNGしてくれって感じでさ
まぁ余りにもアレだとマリア様がみているとか涼宮ハヒルの憂鬱と同じレベルになのに
それをファンが集まる場所でギャグとかじゃなくマジで二次創作ですと言うのと同義でその結果自分の首を絞める羽目になることを忘れずに
どうでもいいから荒ハムかけよ
ID変えた自演わかりやすいな
エロパロ板で設定だの二次創作だの言ってるのは自分だけだって気付かないのかね
>>217 志村!スルー検定!スルー検定!
嵐は構われないとふじこっこしちゃうお^^
何かスルーの種類書いたコピペってあったよね?
保管庫のポチハムがツボすぎてやばい
小説のテオドアみたいに、洗脳されてゆっくりポチに捕食されるとか萌すぎる
アヘ顔でベスに「おいれよぉ…これ、きもちいいんらよぅ…」とかベスを誘えば良いよ
で、マーラ様装着のベスにお清めHな
>>220 「っ、ひゃうぅっ!ベ、ベス…怒って、る?」
「……。…貴女の子宮に巣くうシャドウの残滓を私の魔力で消し去る…。
ずいぶん深くまで根付いているようですから、その分深く潜らないと…怒っているわけではありません」
「で、でも…痛…っ!…もっと…優しく…」
「貴女は先程までこれより太いものをこれより深く乱暴に挿入されて快楽を得ていたではありませんか。これしき、ですわ」
「やっぱり怒ってる!ご、ごめんなさ…っあぁっ!」
ですね、わかります
普通にお清め(浄化?)Hとして読んだんだが違うのか…?
そしてテオハムの新たな可能性も発見しました
ハム子目当てでここに来て保管庫を読んだ。ハム子大好きな風花って好いな。
普通の可愛い風花も黒い風花も好い。百合好きじゃないんだが
キタローを好きな風花よりハム子大好きな風花がツボった。
ガキさんをダシにハム子をいたぶる黒風花たまらんね。
その話は職人さんが続きを考えてるって言ってくれていたのでまったり待ってるw
その話に限らずだけど、虐げられるハム子萌だ
好きなんだけどいじめたい心理
嵐ハム
和姦派と陵辱派どっちが好み?
どっちも好み
Mハム子に「いじめてくれなきゃイケないんです…」って告白されてうろたえる男性陣派です
美しき悪魔ハム子にお願いされて、どんどんアブノーマルな道に踏み込めばいいと思います
230 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 00:25:44 ID:U54ZCD/W
ハム子とベスがデートの最中に不良に拉致されて性奴隷にされるシチュで誰か書いて
和姦だけどついヒートアップした男に、泣き出すほどいじめられるハム子が好み
ハム子とゆかりが仲良く帰ってたら
モノレール内で集団痴漢に会うネタきぼんぬ
この流れだといい陵辱モノが読めそうだな。楽しみにしよう。
234 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 18:59:42 ID:NVlTlP0Z
ラブラブ粗ハムを!
天然跳ねっ返り元気ハム子がガキさんか肉かテオを必死に
主導権握ってアンアンいわせようとして失敗、返り討ちされるの希望
天ハム。暗めのハム自慰。
2〜3レス予定です。
NGは「気にしすぎ」。
237 :
気にしすぎ:2010/07/23(金) 22:04:20 ID:iMX1ypQ9
真夏日。エアコンの効きが悪い中、私たちは、ベッドの上で抱き合っている。
決して色っぽい意味ではなく、言葉通り抱き合っているだけだ。
こっそり目を開いてみると、天田くんの寝顔が目に入る。薄く口が開いていて、いつもとは違う緩んだ表情に彼の年齢を感じた。かわいい。
年齢。そう年齢だ。彼の年齢が、私の欲望に歯止めをかける。
本当は抱かれたいのに。
指を自分のパジャマの裾へ下ろしていく。パンツのゴムを通り過ぎ、下着に差し掛かったところで、もう一度彼の寝顔を見てみた。
深い寝息に胸を上下させている。大丈夫。
安堵しながら、下着の中へと指を入れた。
すでに、少しだけ濡れている。これには私も驚いた。
確かに彼と会話している最中、私は彼とセックスする夢を見ていた。
平然を装いながら、彼に犯される妄想をして、興奮していた。
やっぱり私の我慢は限界にきているのかもしれない。愛液をすくって、クリトリスに塗りつける。
指先がどんどん濡れてくる。強弱をつけてこすったり、爪を立ててみたり、クリトリスに刺激を与え続ける。
(気持ちいい。気持ちいいよお、天田くん…)
快感に息が震える。声が出そうになって、慌てて、彼を抱きしめていた腕を外した。その指先を噛む。
クリトリスだけでは決定的な刺激にならない。でも膣に指を入れるのはまだこわくて、入口をこすってみるだけ。
だから私は、まだいったことがない。いつもこうやって高ぶる体を持て余している。
(天田くんのが欲しい。痛くてもいいから欲しいのに)
彼の性器を見てみる。当然ながら、勃起なんかしていない。
(舐めたい。こすって、大きくしてあげたい。気持ちよさそうな顔が見たい)
代わりに、自分の指を丁寧にねぶる。指先を丁寧に舐めて、爪と肉のあいだに舌を押し込む。
指先を咥えて舌を遊ばせていると、次第に唾液が垂れてきて、指と指のあいだにこぼれてしまう。
掃除をするように舐めて、指の根元を唇で食んだ。そのまま指先へ戻ってみると、ふやけていることに気付く。
物足りない。自分のじゃ足りない。弄り続けているクリトリスではいけないし、妄想だけではリアルに欠ける。
ふと、彼の指先が目に入った。眠気と興奮が入り混じって、頭が働かない。
私は飢えて、おかしくなっている。
飢餓感に耐えかねて、舌先が伸びる。塩っぽい味がした。
(天田くん、天田くん、天田くん…)
先程より念入りに舐めていく。大切に、味わうように。槍のせいか、タコやマメができている。その凹凸も丁寧に舐めた。
クリトリスが肥大している。いままでにない精神の高揚が私を支配する。指ですら愛しい彼は、まだ夢の中。
(起きないで。見ないで。いいお姉ちゃんで、いい恋人でいたいの)
気持ちいい。もしかしたらいけるかもしれない。私より小さいこの手がクリトリスをいじる様を想像して、ぞくっとした。
彼の手を口から出した。やっぱりふやけている。その手を私のパジャマの中に招いて、私の胸に置く。
私の手は彼の手を抑え込み、強弱をつけて揉んだ。
(抱きしめ合うとき、わざと胸に顔を埋めてるの、知ってるよ)
でもきっと、彼のその行為は性欲からくるものじゃない。甘えているのだ。
そんなことにいちいち動揺して、興奮している、自分が悲しい。
そろそろやめよう。
相変わらず愛液は漏れているが、終わりが見えない以上、どこかで見切りをつけなきゃいけない。
だけど彼のあたたかい手が惜しい。その手ごと、自分の乳首をつまんで、胸を揉む。
快感の声を押し殺すように、息を吸い込んで、またクリトリスに爪を立てた。少しだけ痛いのがクセになっている。
そんなとき、彼の唇が動いた。好き勝手しすぎて起こしてしまったのかもしれない。思わず固まってしまう。
「…さん、…公子さん…」
目の前が真っ白になって、弾けた。
愛液が量を増したのがわかる。たぶん、いってしまったのだろう。
胸で息をして、快感の名残に浸る。なにかを待ちかねているように、膣がひくついているのがわかった。
それを振り切って、彼の顔を見る。…先程のものは寝言だったようで、安堵に大きく息をした。
寝よう。彼と自分の手をウエットティッシュで拭き、トイレで性器も拭き、下着も穿き替えてベッドに戻る。
彼はまだ寝入っている。少しだけ寝顔を眺めてから、額にキスをした。
「ごめんね。好きだよ。…おやすみ」
238 :
気にしすぎ:2010/07/23(金) 22:05:10 ID:iMX1ypQ9
寝息が聞こえるのを確認して、起き上がった。
起こさないようにベッドを抜け出して、トイレへと足早に向かう。
トイレの明かりを点けて、後ろ手に鍵を閉めてから下着ごとズボンを下ろした。
先程、彼女が咥えていた自分の手を眺めて、ひとさしゆびを口の中へと入れる。
味がする、気がする。飴玉より丹念に舐めて、彼女の名残を追う。ペニスはすでに勃起の兆しを見せていた。
(舐めてた、僕の指を。気持ちよさそうに)
狭い視界で見た彼女の顔は、いままでにない淫靡な空気を醸し出していて、どうしたらいいかわからなかった。
(ごめんねって、どういう意味だろう。僕の手を使ったこと?)
彼女のオナニーを目撃したのは初めてだった。もしかしたら、僕の知らないあいだに、何回も行われていたのだろうか。
指からこぼれる唾液を舌ですくいあげる。彼女がしていたように。
そしてその手を、自らのペニスに伸ばした。たぶん何分ともたないだろう、もう完全に勃起している。
(公子さん。なんであんなことしたんですか。僕が年下だから?我慢してるんですか?)
ごめんね、の響きが頭から離れない。キスだって、いつもなら唇にしてくれるのに。
我慢。そう、我慢しているのだろうか。「子供」という事実でありコンプレックスが、さらに自分を苛む。
(早く大人になるから、もう少しだけ我慢しててください。僕も我慢するから)
本当はそんなことなんか気にならなくなるほど、めちゃくちゃにしてやりたいけど。
(ごめんなさい。好きです)
懊悩も嫉妬も巻き込んで、頭の中が真っ白になった。
おわり
>>236 描写がエロくてよかった、GJ!
恋人状態なのに微妙にすれ違ってるってのは良いな
あらあらハムハムあらハムハム
久しぶりにキタローで一周した
1月の屋上で会話する順平、風花が気になり始めてるな
チドリの死を乗り越えて風花様を好きになり始める順平に片想いのハム子も有りだ
よく書き込みの内容読めよ…
>>245 だからそこまで禁止したら何も書けねえだろうが。
女主人公でてりゃだれ出してもいいんだよ。
夏って言いたいだけだろ
え、スレタイにP3・P3Fって書いてあるのにハム子出さなきゃダメなの?
そっちには出てないのにただのねつ造じゃん
>>249 ここは新作専用スレ、だから今は実質ハム子専用スレ
キタローとか旧キャラを出したいなら旧作スレに
もう一つスレがあるけどあれは基地外荒らしが立てたスレだからスルーで
理緒とか沙織は無視ですか
そうですか
>>250 テオも良いだろ。
あいつ出たの新作だぞ。
荒らしでなけりゃ偏ったマイルール押しつけ厨か
それともハム子が嫌いでキタローや旧作をハム子に絡ませるのが許せない、か?
ペルソナ3スレだろ?
P3 P3Fとかスレタイにあるのにキタローがスレチとかイミフ
テンプレにすら書いてないし
厨というか基地外というかまぁそんな精神的18歳未満が無理矢理分裂させたスレだしな
大人の対応で良かったのに勝手に息巻いて分裂させ子供の我儘で出来たのがここ
前スレの終わりの方見てもらったらこのスレ作成の正統性(笑)が分かるよ
なんか気持ち悪いな
結局、分けた意味あったの? 分裂して過疎ってるが
普通にここペルソナ3専用で良いんじゃねえの?
そもそも女主人公を異様に嫌ってる奴が我慢すればいいだけの話だし。
>>257 逆だよ
ここは基地外ハム厨が分けさせたスレだから、
ハム厨がマトモになれば円満解決
ハム小田ハム小田
>>257 もうアイツ来てなぽいから勝手に統合してよくね?
統合したら多分再度沸くぞ
既に
>>245 >>250 >>258みたいな奴が沸いてるだろ
統合したらまた、ハム見たくねーだのハム厨消えろだの暴れる
ハムを隔離したら今度は旧作からのキャラを使うなと荒らすっつーループな
まったく成長しないおまえらが嫌い
正直、争う理由がわからない
嫌ならスルーじゃね?それすらできないのか
265 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 02:16:29 ID:nUwAYv+2
いいからテオハムかけよ
266 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 02:34:16 ID:D4s7sMCh
キモイ論争してる隙があったら荒ハム書けよ屑共
267 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 03:08:54 ID:nUwAYv+2
は!?テオハムが先だし!!!
じゃあ荒ハムテオの3Pでいいよ
269 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 08:00:04 ID:SSMMDngq
じゃあ自分で書けば?そんな事言われたら誰も書きたくないだろ。
>>269 偉そうな事言うのは作品投下してからにしろよ
荒らすしか能のないお前には無理だろ?
乞食すげぇw
正直P3Pの影響も一時的だったしな
メインの展開はほぼ同じなんだから既にハム子は飽きられている
273 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 13:58:34 ID:nUwAYv+2
とっととかけやぁ!!!!!
女主に自己投影してる女キモイなあ・・・
注文撒き散らしてないで自分で書けよ
>>274 生産性の無いレスをしておいて偉そうでキモイなあ・・・
人に注文つけてる暇があるなら自分で書けよ
人に注文wwww なかなか文章イミフw
277 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 22:49:58 ID:nUwAYv+2
いいからハム子
荒ハム荒ハム書いてる奴も前からいる荒らしだ。相手にすんな。
正直このスレもう荒らし同士で会話してるだけじゃねw
本スレといい此処といいPシリーズスレの荒らされっぷりは異常だよな
本スレ荒らしてたヤツは馬鹿にされたから荒らしになったみたいだが
ここを荒らしてるヤツは何でなんだろうな
ハム子嫌いな女が荒らしてんじゃね?
そんな理由だったらアホすぎるw
スルー出来ないような馬鹿が批判される→荒らしになる
荒らされる→スルーで出来ない馬鹿ばかりだから大荒れ
荒らしが立てたスレに平気で書き込む馬鹿ばかり→廃れる
こんな感じじゃね?
どのスレも完全に終わってるからここに書き込むけどさ
このスレに書き込んだ奴は職人込みでみんな荒らしと同罪だろ
>>283 なんでそういう考えになるのか理解不能。
俺達は普通のペルソナ3のエロパロだって思って書き込んでんだよ。
別に荒らし目的で書き込んでるわけじゃねえよ!!!
なんという香ばしいレス
あからさまに
>>284は荒らしだけど反応しちゃう!
どうせ荒れようがないからいいよね!
過去ログから辿ってきたら、アンチハム子に痛いのがいるのはわかった
ここまで
後日談と共に存在を消されたメティスの話題無し
>>287 別に消されてないから。
ポータブルではなくなってるだけだから。
フィギュアが出るからいいじゃない
figmaでるなんてすごいぜ
新作スレだからスレチだしね>メティス
>>287 ポータブル版やってないから分からんけど、もしかしてキタロー死亡ED無くなっちゃったの?
>>294 無くなってねえよ
キタローの方は基本的にPS2のままだよ
じゃあハム子は生きてるの?
さぁ?P3スタッフの考える事はよく分からんからな
ストレガの刹那的享楽的な考え方は否定してるのに
キタロー自体は人生の最高潮で死ぬのってサイコー!って理由で死んだらしいし
ハム子もイケメンやショタと多股してみんなからちやほやされながら
死ぬのサイコー!って死んだんじゃない?
ハム子も展開が変わってるわけじゃないから死んでるだろ
だからキタローの話するなって言ってるだろ
キタローは雑魚だから死んだけどハム子は死んでないよ
300 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 01:58:47 ID:Bm1jZM8Z
テオハムまだかよ
>>297 お前が無知だということはよく分かったよ
302 :
miku:2010/08/30(月) 04:04:53 ID:Rl4kvWmq
>>299 キャラの悪口言うんじゃねえ。
それになんか旧作キャラ出すなとか言ってるけどポータブルでも出てるんだから別に出して良いだろ
なんて煽り耐性の低いスレだ…
本スレかと思ったw
まあ、アトラス消えたけどな
>>306 アトラスの新作の情報でてるけど?
何言ってんの?
>>307 親会社に吸収合併されたお
アトラスブランドは当面使うと表明
将来的には不明
てすと
311 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 01:02:19 ID:TDAMufMC
だから青田君には貸したくないと言ったんだよ
マイナージャンルな割に荒れ方だけは巨大ジャンルみたいだったね
313 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 16:02:42 ID:KubGG7cS
>>312 お前みたいな基地外に粘着されたせいでな
315 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:21:48 ID:c3PK4qFP
>>314 ∧/V)_ ノヽ、
/⌒)< (⌒´ o`⌒Y)/〉
\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,.7´ o ノ个(__人 八)^⌒)ー(_ |
=、..,,,ニ;ヲ_ ヾ彡r'. 人_)(人__厂乙(_ °´)r'て ィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
``ミミ, i'⌒! ミミ=フ. >∨:::::::::::::::::::::::::::::::::⌒勹(⌒)゛ミ_ッ _ヲ;ニ,,,.
= -三t f゙'ー'l ,三 〕〜┘:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::Vーく .ミミ !⌒'i ,ミミ
,シ彡、 lト l! ,:ミ..... フ::::::/:: /::::::::: }::|:::::::::::i::::::|::::::::::ヽ::::::`'三, l'ー'゙f t三-
/ ^'''7 ├''ヾ.. )/:::::::::i:::/:::::/:::::::::|:::::::::::|::::::|:i::::|:::::|::::::::'''ミ:, !l イl 、ミ_シ
/ l ト、 \ ::::::::::::|/i::::/:::::,'i::::|:::::::::::|::::::|:i::::|:::::|::::::::::::ッ''┤ 7'''^ \
〃ミ ,r''f! l! ヽ.イ|:::::::: i::| :|:/\/ |:/|::::::::::i| ::::j:ノ |:i: j:::::::::|/ 、ト l
ノ , ,イ,: ll , ,jl , ト、.|:::::::: |::x≠示≧k_,|_::::::::ル≦=ミxリイ::::: /.,r' !l !f'ヽ
/ ィ,/ :' ':. l:ノ:|i::::::: 爪 ,う//i ヾ  ̄ う//j Y/:::::,.イ ,. !j, , !l :,ト,
/ :: ,ll ゙'i八:::::::N 弋:::ソ 弋::ソ :::::::/ l .:' ': ゙i,ィ ゙i
/ /ll '゙ ! ヘ:八 ` 、 ` 厶イ ,i゙ :'゙ ll,
/' ヽ. リトー:、 / ! ゙' ll゙i
/ ヽ /ノ:::イ::\ /^ ー:ァ リ .,r' '゙
/ r'゙i! .,_, /⌒ j/} 丶、 ゝ ノ イ ゙i ,r'
/. l! イ // 八 > __.. <}∨ ゙i ,_,. !i゙'
/ ,:ィ! ト/: :/ : : ∧ / }: : j八 ト !l
ほ
荒ハム
保守
別のスレでペルソナ3物を書いた後、思う事あったのでこういうの書いてみた。
荒垣好き、真田好き、ハム子好きの琴線に触れられるかどうか心配ではあります。
ハム子編は誰も恋人ルートを選んでいない為、特に真田に至ってはMAXにしていません。
それでも読んでみたいという方だけどうぞ。
(批判もどうぞ。多少はへこみますが今後のSS作りの良い糧となります)
カプ:女性主人公、真田、荒垣。8レス。
注意事項:エロ無し
「――」は女性主人公、もといハム子の呼び名です。
「……なぁ、シンジ」
「なんだアキ」
1人の男が一緒にいるもう1人に声をかける。
2人とも月光館学園の三年生で、親友同士でもある。
彼らは寮の1階のソファーで並んで座り、海牛で買ってきた牛丼を食べていた。
荒垣真次郎は、もはやこの寮に住んでいる皆からは、ニット帽にコートがトレードマークの人として認識されている。
そして一見、無愛想な態度からは想像もできない優しさを持っているのだ。
彼が見る先には、神妙な顔つきをしてうつむきがちになっている友人の真田がいる。
これはアキが何か大事な事を言うに違いない、荒垣はそう思って牛丼を食べる手を止めた。
「アキ」というのは荒垣が真田に対して使う愛称の事だ。
「――の事についてなんだが」
「ああ、あいつがどうかしたのか?」
「セックス……というものをする事になった。それでセックスというものを教えて欲しい」
場の時が止まった。
荒垣の表情が凍りつき、目をぱちぱちさせる。
今の発言が周りに聞かれていなかったか、改めてロビーの中を見回す。
岳羽ゆかり、山岸風花、桐条美鶴、アイギスは晩飯を一緒に作ると言ってキッチンにいる。
伊織順平はこの寮で飼われている柴犬のコロマルの散歩に出かけている。
天田乾は自分の部屋にいる。何をしているかはわからない。
学園の理事長である幾月修司は今日はお見えになる事はない。
だからこの場にいるのは真田と荒垣の2人だけだという事が確認できた。
それでもこいつは何を言っているんだ? という疑問が拭えない。
男の俺が男に聞かれる? 高3にもなってセックス自体知らないのか? セックスの対象が――だと?
様々な疑問が荒垣の脳裏に浮かんでは消えた。
そんな雑念で肝心な事を忘れる所だった。それは……。
「――は、その、俺の女なんだが……」
再び、沈黙。
声は出さなかったが今度は真田の方が驚いていた。
目を見開き、口は半開きだ。
目をぱちくりさせ、荒垣の発言を理解できないでいた。
「待て、お前は何を言っている。『俺の女』だと?」
荒垣にとって彼女はかけがえのない女性だった。
絆から離れた荒垣が、再び絆の暖かさによって人というものの暖かさをも再確認したきっかけとなった存在。
彼は過去に女性経験がないわけでもないが、彼女の自由奔放な生き方によって荒垣は救われたのだ。
そこで荒垣は彼女が他の男に現を抜かすような人物ではない。
彼女の名誉の為にもはっきりとこう宣言する。
「ああ、そうだ。俺の女だ」
今度は真田の方が眉間にしわを寄せながら怪訝な表情をする。
親友の荒垣への不満をここまで顔に表すのはこれまでになかった。
「ふざけるな。――は俺の女だ」
一見、クールな印象の彼だが、その心の内には強さに対して異常な執着と、興味のある対象への情熱が潜んでいる。
暖かさをもたらしてくれるこの寮の明かりとは対照的に、真田の心は暗雲が垂れ込める。
ピリピリした雰囲気が辺りを包む。
2人ともこの雰囲気が嫌で、ヤケになって牛丼の残りをかっ食らう。
ほとんど同時に食べ終わり、用意した飲み物もほぼ同時に飲み干す。
恐らく恋に関しては一途ともいえる真田が睨む中で、荒垣は自分にこういい聞かす。
大丈夫だ、俺は大人だ、俺だけが唯一あいつを、――をリードさせてやれるんだ、等など。
この状況で大人だと自分に言い聞かせ、尚且つ、このプロテイン野郎を説得、又は和解させる術はないか考えた。
「OKOK、――が誰の女か、というのはとりあえず置いておこう。その前に、だ」
ゴホンと咳払いをすると、友の顔を見据える。
「俺達はガキの頃からの腐れ縁だ。お前の妹の美紀の事もあったが……それでもテメェとの絆が消える事は無い。そうだろう?」
彼の友人は睨んだまま、何も喋らなかったが、僅かに頷いた。
不必要な言葉でアキを怒らせるな、そう荒垣は慎重に言葉を選ぶ。
「テメェは俺が悲しむ事を望んでいないはずだし、俺もアキが悲しむ事を望むわけが無い。いいな?」
「わけが無い」とアクセントをつけて言ったのが功を奏したのか、真田はさっきよりも大きく頷く。
「で、だ。さっきの話に戻すぞ。俺は嘘をついていない、テメェも嘘をついていないみたいだ。という事は、あいつが俺達に何か隠してる。これはだな……」
呼吸を一拍置いて真田の表情を真っ直ぐに見る。
「多分、二股、だな……」
まるで雷に打たれたような衝撃が走ったのだろうか。
「嘘だっ! あいつが、――がそんな事するような女じゃない!」
真田が荒垣の胸ぐらを掴み、がくがくと揺さぶる。
「なぁ、嘘だと言ってくれよ……? 頼むよ……」
「落ち着け落ち着け。まだそうだと決まったわけじゃない。『仮に』の話だ、『仮に』だぞ」
危うく眼前の親友の顔から精気が全て失われるところだった。
それでも絶望に打ちひしがれた様子で体が傾き、両手をクロスさせて背中が丸くなる。
どうしてこうなった、と繰り返すように呟く光景は哀れにさえ思った。
そんな友の様子を見ていて、荒垣も残念に思っていた。
(ただでさえ、こいつの髪は白いのに髪まで抜け落ちたらただ事じゃないからな。こいつの呼び名が『真田ハゲ彦』になっちまう)
とはいったものの、我ながらなかなか真実味を帯びてるので彼自身にもダメージが無いわけじゃない。
「元気出せ」「落ち込むな」というのは、所詮ただの傍観者の一言に過ぎない。
ならばせめて一緒に落ち込み、一緒に真実を見よう、そんな事を思っていた。
「アキ」
よほどショックなのか、名前を呼んでも返事は無い。
荒垣は続けてよく聞こえるように話をする。
「これだけは言わせてくれ、俺達は死ぬ時は一緒だ。あいつから話聞いてから落ち込んでもバチが当たるわけねえ」
それから恐らく時間にして数分だろうか。
真田が顔を上げた時、その顔色はいつもの冷静さを保っていた。
「……シンジ、改めてお前を親友と見込んで頼みがある」
こころなしかこの白髪の友人は、自分の友に『親友』と呼ぶのが恥ずかしそうだ。
「あいつには俺から言っておく。お前も一緒に来てくれないか?」
「……」
「あいつが何を隠しているのか、まずそれを確かめよう」
「だろうな、わかったよ。それで何時会うんだ?」
「今からあと30分くらいしたら、あいつの部屋で会う事になっている。だから……」
「荒垣先輩、ちょっと助けて!」
声のした方を見ると岳羽ゆかりが駆けつけてきた。
「荒垣先輩がこの間、みんなの為に作ってくれた料理を再現しようとしたら失敗しちゃって、なんか得体の知れない物体になってるの!」
「はぁ!? なんだそりゃ」
「お願い、すぐ来て! やっぱり荒垣先輩がいないとダメみたい!」
「わかったわかった、アキ……」
本当は荒垣も料理に誘われていたが、経験を積めと、適当に突き放した事が仇になったみたいだ。
面倒な事になったとぼやきながら真田の顔色を伺う。
「俺は大丈夫だ、時間になったら部屋で落ち合おう」
そう言い残して彼は立ち去った。
ニヤリとしていた事や、彼の声の調子からしてもう大丈夫そうだ。
ほっと一息ついた荒垣も、後始末をしようと席を立ち、キッチンへと急いだ。
結局、謎の物体が出来上がった原因は女性陣全員にあった。
山岸風花が大さじの事をおたまだとまだ勘違いしていて、アイギスが量を多く作ってしまう。
桐条美鶴がオリーブオイルと酢を間違え、岳羽ゆかりが料理を焦がした。
荒垣の指導によって、残り物で賄い料理を作れた。
女性陣から感謝された荒垣は、その足で――の部屋へと向かっていた。
昔は特別課外活動部は桐条美鶴、真田明彦、荒垣真次郎の3人だけだった。
それが後輩達に犬にロボに小学生と増えて大所帯となった。
途中で脱退して結局戻ってきた彼だったが、こんなに賑やかなのは嬉しくないわけが無い。
特にあれほど凛としていた美鶴が、さっきの事でおろおろしていたのは一見の価値があった。
この戦いに生き残れたら、あれをネタに美鶴をいじめてやろうと思い出し笑いをした。
それより予定の時刻よりオーバーしているのだから、友は怒っているか先に「している」かのどっちかだろう。
階段を駆け上り、3階に着いて廊下を見てみると、その友がちょうど一番奥の部屋の前で立ち尽くしていた。
一番奥の部屋……間違いない、あいつの部屋だと即座に上ってきた彼はわかった。
「おい、どうした? あいつはこの部屋にいるのか?」
「……」
目の前の人物はうつむいたまま、動こうとしなかった。
「いざこうして立つと、真実を聞くのが怖くてな……『遊びのつもりでやっていた』と開き直られたら、な……。これじゃあいつらに面目が立たないな」
――は、遠くへ行ってしまった真田の妹の面影に似ている。
ただそれだけだと言うのに、これ以上の一歩が踏み出せなくて怖かったようだ。
妹に似ている面影なだけに、平気な顔してひどい事を言われるのを想像して足が竦んでしまったのかもしれない。
「わかった……じゃあ先手は俺に任せろ」
面倒くさそうに帽子をかぶり直し、コートの襟を正すと、ドアをノックした。
「……誰?」
「俺だ、荒垣だ。開けていいか?」
「荒垣先輩? どうぞ」
荒垣がドアを開けると部屋の中から何かが彼を包むような感じがした。
清潔だとか、優しさ、人の暖かさといった、とても気持ちの良い感じの空気だ。
部屋の主の――の姿はベージュの色をした、いかにも男くさいコートを着て、ベッドに座っていた。
「なんで荒垣先輩が?」
「その事なんだがな、お前に聞きたい事がある」
彼女は小首を傾げる様子で何かわからなかったが、すぐに荒垣が来た意味を理解した。
その表情はいつもの天真爛漫で人を巻き込むそれではなく、何かを思っている憂い顔だった。
「浮気、してました。真田先輩と荒垣先輩の二股です」
「やっぱりな……」
無言の空気が漂う。荒垣にとっても、多分彼女にとっても嫌な空気だ。
荒垣はため息をつきながらやれやれと首を横に振る。
それにしてもやけにあっさり白状したなと呟きつつも、真相を確かめようと質問を続ける。
「どうしてこんな事をした?」
返答を迫られている――はベッドに座ったまま動こうとせず、ただ黙っていた。
交際相手の彼と視線を合わせようとせず、泣きそうな顔でいた。
それでも荒垣は続ける。
「お前は何を考えている。どうしたんだ、俺とアイツのどっちが好きなんだ?」
そして自分の心の内の悲しみを振り絞るような声で核心へと入る。
「俺達との付き合いは、遊び……だったのか?」
彼女の心の中でも葛藤が起きているのだろうか。
うつむいたまま唇を噛み締め、普段のかわいい顔は曇っている。
彼の質問には直接答えようとせず、不意にこう切り出す。
「荒垣先輩は、私の事を『いつも明るく振舞える女』だと思ってます?」
「……何が言いたい?」
交際相手の男の不満を受け止めていながら、さらに話を続ける。
「でも本当は私、バカなんです。恋に関しては後悔するような事ばかり先に言っちゃって墓穴を掘っちゃう大バカなんです……」
「……」
「真田先輩の事も荒垣先輩の事も好きです。1人になって、どっちかに決められないバカな自分だけがもやもやと残る」
それから彼女の懺悔の言葉が延々と続いた。
泣く事は無かったが、必死に引き絞ったようなか細い声がしばらく続く。
本来、真田を呼び出したかった理由は、その思いをセックスという手段で紛らわす為だった事も、彼女の口から明らかになった。
「本当に好きなんです。2人とも好きなんです…!」
(しかしこいつが浮気だなんて、大人がやらかす事をやるだなんてな……)
荒垣は――の顔をまじまじと見る。
(嘘は、ついていないようだ。とすると、向こう見ずな自分自身の発言で苦しんでるってわけか)
特別課外活動部の仲間達から聞いた話と、自分の考えとを照合してみる。
頭がきれる、度胸もある、彼でさえも気を抜けば跪いてしまうような可愛さ。
(下手にこいつを泣かしたりでもしたら、桐条や他の女連中が黙ってないからなぁ……)
本当は彼女の態度によっては、怒りに任せて頭ごなしに怒鳴りつけるつもりだった。
騙されたという感覚がまだ余韻として残っており、荒垣は無理矢理自分の怒りを抑える手立てを探す。
先ほどあっさり白状したという彼女の一瞬の判断は、正解だと褒めてあげたかった。
マイナスの思考が沸いているが、例えばこういうプラスの思考はどうだろうと自分自身の心に提案する。
それは彼女が自分達をそれぞれ好きになった理由によっては、『許してやってもいい』と。
それなら荒垣も安心するし、親友の真田も納得するだろう。
女だろうが一発殴りたいくらいむかつく思いもあったが、彼女の可愛さとスタイルの良さに免じて今の所は、保留になった。
(さあ――。『こういう女を俺は求めていたんだ』と俺に思わせろ……。)
「……だから私は、結果的に先輩達を傷つける事をしたんだと……」
「もういい。おいアキ、聞いたか? 入って来い」
荒垣が合図すると真田が部屋に入ってきた。
二股していた彼女にとっては驚いた様子で、しかしすぐにまた申し訳なさそうな顔に戻った。
立ち上がって2人にごめんなさいと言って頭を下げた。
「真田先輩、荒垣先輩、ごめんなさい。もうセックスとか、そういう雰囲気じゃないですね……」
「……」
彼女が着ているコートの下から、雪のように真っ白い足が隠しきれていない。
恐らくコートの下はハイレグアーマーだろう。
さっきまで部屋の前で聞いていた真田は押し黙ったまま、まだ納得がいかない様子だった。
荒垣はこう思っていた。この腐れ縁の親友は今どんな事を感じているのだろうか。
彼女への怒り? 不満? 自分達の将来の関係の憂い? いずれにしても友の事がわからなかった。
わざわざ直接この友に聞いてみるのも野暮なので、これはいつか後日とっておこうと彼も黙っていた。
「それじゃあ聞いていいか? ――は俺達のどんな所を好きになったんだ? まず俺から言え」
「牛丼食べているところ!」
(へっ、俺を好きになった理由は牛丼か、悪くねぇな……って!)
深刻な事態が彼女の元気なかけ声で一転、あまりのくだらなさに荒垣はずっこけてしまった。
真田は腕を組み、冷静な様子でうんうんと頷く。こころなしか嬉しそうだ。
今度は荒垣に代わって、真田が質問をする。
「ほう、シンジは牛丼か。じゃあ俺にはどんな所を好きになったんだ?」
「牛丼食べているところ!」
「お、おい待て、なんだその理由!? そんな理由でアキや俺を好きになったってのか!」
はいと元気な声で彼女はにこにこしている。
「いや、しかし……もう少し好きになる所がある筈があってだな……」
「グッジョブ! それだけで俺は十分だ。義理に過ぎないが、お前は俺の妹だ。何があってもな」
「おいおい、待てよ2人共。浮気について今後どうするか話し合ってんだろうがよ!」
「じゃあなんですか? やっぱりセックスで解決したいんですか?」
荒垣のツッコミでも、さすがに惚れた女の無邪気さには敵わない。
不意打ちとはいえ、首を傾げてにっこりしている様に彼はドキッとする。
彼女の笑顔に動揺した自分と真田を見て、何かを察知したのか手を唇に当てる。
「そっかぁ、やっぱりそうなんだぁ……ふふ、2人とも私とエッチしたいんだぁ」
荒垣はせめて味方である真田に無言の視線を送る。だが……。
「いざ、尋常に……」
「「勝負っ!!」」
彼女のかけ声と同時に、「勝負」という言葉に反応した真田も叫んだ。
恋人は着ていたコートの襟を掴むと、勢いよく脱いだ。
テレビのスローモーションの映像のように、脱いだコートやキラキラと光る彼女のオーラが美しい。
予想通り、ハイレグアーマーをコートの下に着ていたようだ。
手袋もタイツもハイヒールも全て純白の装備は威圧感さえ漂う。
「じゃあ2人まとめていってみよう!」
どこに隠し持っていたのかコンドームを両手いっぱいに抱えている。
それに彼女の背後にはサキュバスとかいうハイレグレオタードの淫魔のペルソナが控えていた。
これから起こる惨劇(ハム子劇場)がもう既に目の前に迫っていた。
(なんなんだこの理解不能な展開は……ああ、そうか。やっとわかった)
荒垣の苦悩にも関わらず、真田はわくわくしている。
友の心がどういう状態にあるのかも最後までわからなかった。
というより、友の方はもうむしろわからなくていいと荒垣は悟った。
(俺がこいつに、――に惚れた理由……こういう純粋さに惹かれたんだっけな)
ある意味、命の答えに辿り着いた荒垣だったが、あまりの間の抜けたな道程に自分自身に呆れる。
こんな自分を知ってか知らずか、目の前の彼女は再び首を傾げながら、気持ちが良いほどの笑顔で応える。
「シンジ、俺は嬉しいんだ。また一緒に戦えるな。性的な意味で」
「ああ…」
「さっき自分で言った言葉覚えているか? 死ぬ時は一緒だぞ」
「ああ…」
「さあ2人共いきますよ! 大丈夫、今晩の事はリーダー権限使って女子全員に口止めしてありますから!」
バカな女一名と、そのバカな女に惚れたバカな男二名。
今日も巌戸台分寮の夜は更けていく。
おわり
エロ無くてごめん(´・ω・)ネー
P3ストーリー中にあった「美しき悪魔」「肝っ玉母さん」とかの表現を作中に入れた方が良かったかも。
投下乙ですー
3人とも丸く収まって良かったね!
GJでした
久々の投稿乙
でも荒垣に女経験あるっつーのがどうしても違和感あるw
ss収録している人に感謝です。
自分の書いた物が保管されるだけに、こちらとしても書くモチベーションがアップしました。
ただ、このスレの天田×ハム子書いた
>>237氏とは別人です。
「ペルソナシリーズが好き」と、改めて思える事がきっかけでつい最近戻ってきただけです。
ついでに旧作総合スレの
>>46-53で書いた、ゆかり×男性主人公も収録お願いします。
所で、ハム子の髪型はなんと言うのだろう?ポニテ?
>>330 乙。てにをはがちと気になったがグッジョブ。
ノリが明るい作品で好きだ。
ss読む方はずらっと並べてある字を読んでちゃ肩こるだろうが、書く方も何気にこっていたりする。
だからたまにはAAでペルソナ3・4のカットインを表現。
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| ━ .;: ● ● ; ━━━./ // / シャキーン
>>000 ━', ( ノヽ ノ , '━━━/ // /━━━━━━━
レ Λ_Λ━━━━━━━━━━━/ // /━━━━━━━━━━━━
Σ(・ω・´ ) この感じ、荒らしか! 凵 凵
(つ旦⊂ ) | ̄| ̄|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄
|稲羽みかん|
>>331 なんだっていいじゃない。
「髪を結い上げている少女」
って説明でみんな納得できる。
ほ
し
ゅ
一応、保守
ちょっと実験的にパソコンのみで8レス以上の書き込み(投下)をしてみます。
ゆかり×ハム子。8レス。
ジャンル:SMプレイ。
注意書き:特に無いと思います。
はーじまーるよー
『今夜0時頃、作戦室でまたいつものやろうよ。着替えて待ってるから。遅れないでね』
私はどきりとした。
ゆかりからのメールだった。
このメールが届いた意味は、私にはこれから何が起こるのかわかっている。
ただのケータイの文字に過ぎないのに、私の胸は高鳴る。
放課後で部活動が終わった時刻とはいえ、誰がいるかもわからない。
それでも私は、何度もそのメールの一言一言を小声で呟きながら確認する。
岳羽ゆかり、私と同い年の女の子。そして私の……飼い主。
「飼い主」と思わず口にした時、私ははっとして自分の股間をまさぐる。
ああ、やっぱり……と思った時にはじっとりと濡れ始めていた。
甘い蜜がとろけるように、下着が湿っている……。
とてもじゃないけど、今の気分じゃ「無事に」寮に帰れそうに無い。
ふらふらとした足取りで、でもしっかりと目的を定めて、昂ぶってきた性欲を学校のトイレで処理する事にした。
寮に帰ってシャワー浴びた後、自室で何もせずに1人で待機していた。
何もせずに、というよりは、何をやっても書かれてたメールの内容が頭から離れなくて手がつかないからだ。
もう慣れたとはいえ、これからされるプレイに実はどきどきしている。
「また、アレが……ゆかりから調教されるんだ……」
今着用してる物を確かめる。
首輪も手も足も、胸もアソコも非常に黒光りする高級感を漂わせる。
「これを着けて私の前に来てね」と言って渡されたのは、どこで買ったのか「怪しさ」ならぬ、「妖しさ」がぷんぷん香りがする下着。
Tバックを穿くなんてお尻がすーすーする上に、きゅっと引き締まるので違和感を感じる。
なぜだろう? ハイレグアーマーとはまた違った味のエロさを醸し出す――いや、ハイレグアーマーよりずっと興奮する。
確かな事は、そう、今は高校生じゃない……ご褒美の為に喜ぶ、ただのマゾ豚だ。
そしてゆかりは……そんな私を哀れみ、たっぷりと私を可愛がってくれる女王様――ご主人様だ。これからSM――。
「SM」って言葉を不意に思った時、また放課後の時のように自分の股間が熱く、そしてうずくような身悶えが起こる。
えすえむ、と、ひらがなに直して1字ずつ発音するだけでも恥ずかしい。
少しくらいなら、あの人も許してくれるだろう。
そう思ってベッドに横になると、片方の手で自分の乳を揉み、もう片方の手でオナニーを始める。
それでふと、時計を見ると、約束の時刻まで後少しだと言う事に気がつく。
どうしよう、このまま遅れたんじゃゆかりに怒られるし、かといって、消化不良のまま行くのも……。
やっぱり今行くしかない、そう思って部屋から出た。
「はーい、早く入って」
ノックした後、作戦室に入って視界に飛び込んできたのは、足を組んで満面の笑みをしたゆかりだった。
「来たわね、ほぼ時間通りって所かしら」
妖艶な色を出す表情は笑い、色っぽい目は化粧されているのか、暗がりの中でも大きく見える。
長いまつげはこれぞ女の理想というように、良い感じにカールするようにはねている。
肘まである手袋、ボンデージや、穿いているTバックに、太腿まで伸びたつま先が角ばったセクシーなブーツ。全部が煌く黒を演出して艶かしい感じがする。
細い首にはいつもの可愛らしい白のハートチョーカーではなく、鋲付きの黒革の首輪をしていた。
私を叱ってくれる黒くて何本もの細い紐状の革が束ねられた鞭――バラ鞭を手の中で弄び、傍には真っ赤なローソクその他がある。
美しい月の光の中、魔女のような笑みを浮かべる様子は、サディスティックとも不気味ともとれるものを感じさせた。
「そうねぇ、まずは挨拶からやってよ」
「はい」
そう言って私はゆかりの前に跪き、ブーツに包まれたそのおみ足をいただいた。
そしてブーツに舌が触れた途端に、ふとナイフで刺されたような鋭い恐怖感で体中が震える。
見るとゆかりがにっこりと笑って、こちらに笑顔を見せている。
「違うでしょハム子? 挨拶って言ったら、まず土下座して何か言うんでしょ? それともまさか、忘れちゃった?」
言うが早いが、立ち上がってブーツで私の頭を強引に踏みつけ、ぐりぐりと地面にひれ伏させた。
「何いっちょ前に人間らしく手使って人の足触ってんのよ! 豚は豚らしく! みじめに! それとも何、今から骨身に染みるほど魔法食らいたい!?」
私は慌てて、されるがままに、挨拶を述べる。
「申し訳ございません! 今日もよろしく、この哀れな豚を調教してください! 可愛がってください!」
そう言った時にぴたりと私の頭を押さえつけていた力が止んだ。
「そうそう、良い子ねぇ。そう言ってこそ、私もマゾ豚のあんたに対して、可愛がってあげるかいがあるってものよ。でもね……」
代わりにバシッという音と共に、背中に焼けつくような痛みが走る。
「挨拶の1つも言えないなんて情けない。これから軽く20回は打ってあげるから、しっかり数えるのよ」
すぐ上の方から聞こえてくる声は、笑ってたような気がした。
その途端にバシッ、バシッと鞭が上から降ってきた。
また怒られるのが嫌で、痛みに耐えながら数を数えていく。
「1……2……」
ビシッ、バシッ、バシーッとまた新たに刻まれる。
1つ、また1つと加えられていく。
「3……4ッ! ……5、……6…ッ…7……8……」
17まで数えた時、ふとこんな事を思ってしまった。
これから先もこうなのだろうか、ゆかりは私に仕えろというのだろうか。
その時、私の心は……。
その一瞬の迷いで数を数える事を放棄してしまっていた。
「ハム子、あんた考え事でもして数を忘れたの?」
怒気を含んだ殺気が、私の体の様々な所に入り込んでく。
「も、申し訳ございません!」
「もう! 1から数え直し!」
結局、1から数え直すのを何度もやる羽目になった。
来るはずも無い誰かが助け舟を出してくれるとか、ゆかりの気が変わってくれないかなとか、私はじっと耐えた。
そんな余計な事を考える度に数を忘れ、ゆかりに怒られる。
ゆかりに一言罵倒される毎に卑屈感や、言いようの無い感情の昂ぶりが私の心を支配する。
それに20回打たれたとしても、難癖つけて大量に水増しするのがいつものお決まりのパターンだ。
次こそは、次こそは、と鞭が降り注ぐ中で、歯を食いしばりながらゆかりの期待に応えられるよう数を数えた。
私が今度こそ20まで数え終えた時、ようやく鞭の雨が止んだ。
多分、100回以上、鞭打たれたのだろうか。
背中やお尻の辺りは痛みが空気と調和して暖かく感じる。
私がおどおどしながら顔を上げると、ゆかりが笑っていた。
興奮して頬を染めていた様子で、多分鞭で打つたびに、その音、私の反応が、ゆかりのサディスティックな心を刺激したのだろう。
うっとりとした、一応は満足した表情で私を見下ろしていた。
「ウフフ、フフフ、今のあんた、怯えているのかわいい……」
ゆかりが鞭を手にしたまま、私の背中やお尻をつねったり、撫で回したりする。
「ここも、ここも……みんな赤くて痛そうだねー」
「あ…っ」
ゆかりが私の黒いパンツを手でくちゅくちゅと弄り、濡れている様子を見てにたりと笑った。
「私も大概だけど、あんたも鞭で叩かれて喜ぶ変態ね。こんなんじゃお嫁に行けないわよ?」
正直、ゆかりのボンデージ姿に私はときめくものを感じていた。
腕も、胴体も、股間も、ブーツも、危険な匂いを漂わせながら、月の光によって不思議な光沢が闇の中で光を放つ。
ゆかりの真っ白な肌に、高級感溢れる真っ黒な物が覆われて、女王様に変身――私のご主人様になる。
それを見て私の喉は渇き、今か今かとご褒美を――あの不思議な光沢を舌で舐める行為を許されないかと待っていた。
水を欲しがる動物がやっとの思いで飲んで喉を潤すように、ゆかりを押し倒してでもむしゃぶりつくようにペロペロ舐めたい。
そういう下卑た私の要求は、プレイの終わり頃になって初めて通される。
いずれ叶えられるであろう渇いた欲望を抱きながら、密かにぎゅっと拳を作って握り締める。
そんな私の様子を知ってか知らずか、まだ土下座の姿勢だった私に覆いかぶさるようにして、ゆかりが耳の辺りを舌で愛撫してくる。
「時々なんだけど、『あんたを独り占めしたい』って思う時あるんだよね」
私の耳がくすぐったくなるくらい舌で舐められ、ぞくぞくとした体の震えが襲ってくる。
ゆかりの手が私の顔を横に向けさせると、唇のあたりに感触が走った。
「ん……っ…はぁ……ん……」
「ん……はぁ…っ。ハム子、あんたは女の私でも認めるくらい、とっても良い女よ」
はじめのうちは何が起こったのかわからなかったけど、やがて今の状況がわかってきた。
熱烈なまでに舌を入れられたり、首筋のあたりを手袋をはめた手でいやらしく触られたりしている。
私は特に抵抗する事も無く、ゆかりの行動を受け入れる。
さっきまで私を嬲っていたバラ鞭の、その柄の部分を見せ、いたずらっぽい笑みを浮かべる。
「ねぇ、これ舐めてよ。舐めたらお尻の穴に突っ込んであげる。久々にお馬さんごっこやってみたかったんだよね」
鞭の柄の部分は、勃起した男性器のようにたくましい形をしている。
私は深呼吸してごくりと喉を鳴らし、それを受け取って、そしてゆかりが見ている前で舐め始めた。
ゆかりは手前の椅子に座り、大股を広げて股間に手をやっている。
私と同じ黒のパンツを引き絞るように上に引っ張り、私の目の前でオナニーを始めた。
「だめよ、もっといやらしく舐めて。あんたがいやらしく舐めれば舐めるほど私も興奮するんだから」
暗がりの中でもわかった事は、ゆかりは普段もこういう感じのエッチな物を穿いていそうだ。
仄かに日焼けしている肌の部分と、パンツが当たる白い肌の部分とで、はっきりと分かれていたからだ。
ゆかりに言われた通りに、私はもっといやらしく鞭の柄の部分を舐める。
持ち方が逆とか、もっと官能的にとか指導を受けつつ、それっぽくなってきた。
ゆかりは股間にやっている指を次第に激しくしていく。
「そうよ、そのまま……はぁ、ん…っ……もっと、そうやって、舐めて……」
ゆかりの穴から分泌される汁は椅子を汚したものの、やがて本人が途中でやめてしまった。
「んー……なんか、悪くは無いんだけどいまいちなのよね……」
オナニーしていた指をちゅぱちゅぱ舐めながら、不満そうな様子で眉間にしわを少しだけ寄せる。
ゆかりが気を取り直してよいしょと声をあげて立ち上がる。
「まぁハム子が私の命令に従順なのはわかってるし? お馬さんごっこしよっか」
ゆかりが私から鞭をひったくるように取り、自分の指で手際良くさっさと私のお尻の穴をほぐす。
「あっ…」
「それじゃ、入れるよ。ほらほら、もっと楽にして。ほーら、ずぶずぶ入っていくねー」
私があれこれ考える間を与えずに、さっきまで私をそれで嬲っていたバラ鞭の柄の部分がずっぽりと根元まで入れたようだ。
「それにしてもあんたがこんな辱められる事して喜ぶ変態、それもボンデージしかお気に召さないわがままな変態だとは思わなかったわ」
フライパンのように平べったく、卓球のラケットのように勢い良く振りたくなるお尻叩きの鞭――スパンキング用の鞭を手に取ってにやにやする。
「はぁ……ま、正直そうやってうるうるした目で見られると、こっちもいじめたくなるくらい興奮するのよ。その事をわかって?」
スパァンと音高く部屋中に響いたかと思うと、続けて同じ音がする。
平べったい鞭にお尻の肉がぷるるんと揺れたかと思うと、背中の方から柔らかい感触がどっこいしょと言って乗ってきた。
「さぁ、いいわ。豚からお馬さんにレベルアップよ。私の行きたい方向に行ってちょうだい。まずは前進〜!」
ああ、今もこうしてゆかりに支配されてるんだ……。なんか感慨深いなぁ……。
私の身に付けている革の首輪を手綱代わりに掴み、まさに馬車馬のようにこき使うみたいだ。
ええっと、なんて言ったっけ? あの光沢さを煌かせる黒いTバック、それが私の背中に……確か、エネ……じゃない。エナ――。
「ほら、何してんのよ! さっさと前へ歩く! 歩けっつってんのよ!」
スパン、スパン、スパァン、スパァン、スパァァンと、何度聞いても清々しい平べったい鞭の音が聞こえ、私のお尻の肉が揺れる。
私は慌てて考えるのをやめて前に一歩踏み出した。
ゆかりとお馬さんごっこをしている内に覚えた命令。
ゆかりが2度続けて打つのは「前進しろ」。
ゆかりが自分の腰で前に進むよう促しながらパンパン強く打つのが「スピードを上げろ」。
首が仰け反るくらい、首輪を強く引っ張りながら打つのは「止まれ」。
首輪を右にひっぱりながら打っては「右に旋回」。
首輪を左にひっぱりながら打っては「左に旋回」。
命令通りにきびきび動いたら、ゆかりは私の頭を撫でながら過剰なまでに褒めてくれたりハグしたりする。
逆に怠けたりしたら動くまで何度も打つといった具合に、私を操っていた。
ただ単に「重たい」というよりは、女の私が「同じ女のゆかりのお尻が当たっている」という意識だった。
スパァン、スパァンという音が聞こえてくる度に、私の心は奮い立つ。
時には口汚い罵り方で、私の心にも傷を加える事を事を心から楽しんでいるようだ。
文字通り、ゆかりによるアメと鞭の使い分けで私の心は喜んだり、怯えたりする。
こんなに楽しそうにしている飼い主の姿を見ると、自分もついつい嬉しくなってくる。
読者のみんながどう思おうが、私の卑しい欲望は信じられないくらいの熱湯のようにぐつぐつ煮えたぎっていた。
心臓が早く動き、命令通りに体を動かす事によって血は体中を巡る。
鼻歌を歌いながらSMプレイというものをエンジョイするゆかりの顔は、今どのくらい気持ちのいい笑顔をしているのだろう。
私の方ははあはあ息が切れてきていた。ちょっと休憩でもなんでもしたい。
そんな私の心をまたしても察したのか、ゆかりが掴んでいた首輪を強く引っ張って制止させた。
「はい、止まれー!」
私は待ってましたと言わんばかりに、またしても土下座のような形で地面に伏せた。
頑張り過ぎたせいか、ちょっとどころじゃないくらい息は荒くなり、体はぽかぽか、汗でべたべたしている。
「ひゃっ!?」
ふと、唐突に何者かが、というか、ゆかりが抱きついてきて私の体を弄くる。
「ん……ハム子の汗って、なんかおいしいね」
ゆかりが汗だくの私の背中や首筋の辺りを舐めているのだ。
両手は私の胸に向かって蛇のように這い、ボンデージの上から揉みしだく。
「こんなに汗かいてフェロモン出してんのに、世の男共はみんな朴念仁なのね。むしろ私がほっとけないわ」
ゆかり、それは間違ってる。
コミュ活動というウヒヒなやり方で数人ほど誘惑してます。クラブでも貢ぎ物もらってます。
それはそれで同じ女としてのゆかりのプライドが傷つくのでこの際そっとしておこう。
ゆかりが私を見て、と言ってきたのでゆかりの顔を見る。
「ハム子はさ、私の事好き? ああ、勿論友人として、ね……」
私の選択肢
・大好きだよ
・ごめんなさい
・恋人として好きだよ
1番目は割とベターでベタな選択肢だけど、なかなか良い返し方だ。
2番目は友人としての意味でも断ってしまうのでゆかりが傷つく。下手したら疎遠になる。
3番目はゆかりをいじるには絶好のタイムリーなネタ選択肢だ。
コミュの進み具合から見ても、冗談か本物かわからないから戸惑うのが想像できて面白い。
やはり選ぶべきは3番目でゆかりの反応を見てみる事にしよう。
そしてこれらの思考をするのに1秒もいらなかった。
「恋人として好きだよ」
「え…ちょ……っ、な、何言ってるの!?」
ゆかりは私の予想以上にびっくりした様子でもじもじし始めた。
「そ、そんな……私を『いただきます』する気で今まで見てたの!? 急に言われても……」
やばい、ゆかりが、なんか反応がかわいい。
本人は気づいてないだろうけど、黄色い音符が3つくらいぽんっといっぺんに出てきた。
「だ、だって、私、あまり女王様っぽくないし……って、何にやにやしてんの? あ……あー、そっか、そういう事か」
今まで動揺してた自分を無かった事にするみたいに私を睨みつける。
「からかったのね? へぇ〜、良い根性してるじゃん」
真夜中とはいえ、最初に見た時のような凄みはほとんど感じられないのがかえって笑える。
「それはそれで置いといて、そんな風に冗談の1つでもかますというのがハム子らしいというか、なんというか……」
呆れた口調で隠してても、ゆかりが私を信頼してくれてるのがわかる。
ゆかりとの仲が深まった気がした……。
突如、無数のカードの内から恋愛コミュのカードがランクアップした幻を見た。
幻はすぐに消え、私の心に潜む声を聞いた。
それによると、ゆかりは女王様として――私の飼い主として、新たに気を引き締めたようだ。
これからは「聖水」と「黄金」を許容できるようになったらしい。
これはすごい! しかし、私がいくら勇気があってマゾ馬でも、そういう趣味は持ち合わせてない。ヒく。そっとしておこう……。
ゆかりはいつになく身をくねらせている。
「それでね、あのね、本当ならここでもう満足したから自分の部屋に戻りたいんだけどさ……イシス!」
召喚器を使って翼を広げた女王のペルソナが現れ、鞭の痕である小さな傷の数々を癒した。
「ハム子はいつものやりたいわけでしょ? ハム子の為ならさ、わ、私、もうちょっとだけ頑張っちゃおうかな?」
さっきオナニーしていた椅子に座り、こっちへ来いと指でくいくいっと合図する。
もう片方の手は股間を撫でている。
ゆかりとの会話で気づかなかったが、窓から見える景色は、とっくに影時間に突入していた事を知らせてくれていた。
この時間がどのくらい続くのか正確には知らないが、多少の寝坊は防げるかもしれない。
私はゆかりの真ん前に両膝を着くと、ゆかりが万が一逃げ腰にならないように、太腿辺りをがっしりと掴んだ。
そして妖しくて黒い闇の光を放つ逆三角形の部分の上から、私自身の舌を使って愛撫し始めた。
待ちに待った展開だ。
一度手をこすり合わせ、ドキドキする胸を弾ませる。
内側はビショビショに濡れて、触ってみると手袋の光沢ではない物が、外の光によってぬらぬらと光る。
私が舐めるのを見て何を思ったのか、ゆかりがこんな事を口にする。l
「ちょっと聞いてよ。ああ、そのまま舐めながらでいいから」
私達が穿いているパンツの外側へ弧を描くように舌でなぞりながら、このテのパンツの味を堪能する。
はぁはぁと口で息をしつつ、愛する恋人と一緒の時のように何度も口づけをする。
ゆかりはしばらく黙っていたが、やがて決意したように話し出した。
「あのね、あんたは分からないだろうけど、私の着用してる物が『汚される事によってかえって興奮する』って感覚、わかるかな?」
私に舐められてる間、ゆかりの声が軽く喘ぎ声を出しながら聞こえてくる。
「こうやってお互いに手袋はめて……セクシーなブーツ履いて、ボンデージ……着るのもいいんだけど、なんか違うと思うの」
私は割れ目の辺りを指で縦になぞったり、Tバックに隠されたお尻の穴を手探りで探す。
「ぶっちゃけた話ね、女のあんたにおちんちん付いてたらいいのに、って思った事何度もある……ん…っ」
正直、ゆかりの話はわかる気がする。
ゆかりも私と同じように子供の頃、砂場で泥んこ遊びなんかした経験からそう言ってるのだろうか。
「そしたらさ、あの白くて青臭い味がするらしい精子を飲めるし、一度でいいから手袋でそれをしごいたりして体中、せ……精液まみれになってみたいな」
「順平や真田先輩じゃダメなの?」
「あー、ダメダメ。色気もムードも演出も期待できないじゃん。どうせならハム子じゃなきゃ……って、あん…ちょ……っ! 指入れるのはやめて!」
そう言っている間に私の指は、前と後ろの両方から侵入して指を出し入れしていた。
ゆかりも感じているのか、私を引き離そうとして、かえって自分の腰が浮く。
「この……っ、人が割と真面目な話してるのに、なんてわがままなマゾ豚なの! やっぱりあんた豚よ! 豚に格下げ!」
ゆかりは机の上にあった道具の1つで、乗馬鞭を手にとって振りかぶった。
私の方は落ちてあったバラ鞭を素早く手にとり、勃起した男性器を模した柄の部分をゆかりの股間に押し当ててぐりぐり回した。
そう、私の事をそれで嬲り、お尻の穴にあったそのバラ鞭でだ。
「あん……やめ、それ、やめて! ばっちいから!」
「汚い物で汚されて興奮するんでしょ?」
「それとこれとは違……はぁ…はぁ……んっ…!」
さらに先手を打って、立ち上がって乗馬鞭を持っている方の手首を掴み、半開きのゆかりの唇を唇で塞ぐ。
「んん…!? んんんん〜〜…」
乗馬鞭をぽろっと落としたのを確認すると、再び座ってゆかりの穿いている光沢のある黒のTバックを引っ張る。
ばい菌だらけのバラ鞭の柄で責めている方は、ゆかりの股間になすりつけるように強く押し続ける。
「や、やめっ、いく、いっちゃうのぉ!」
お尻の穴に指を突っ込み、指を1本も2本も出したり入れたりする。
それが決め手となったようで、ゆかりはとうとう我慢できずに叫んだ。
「ああ、いく、いく! いくっ! いくぅぅぅっ! ……〜〜〜っ!」
絶頂を迎えた後、しばらくの間ぼーっと私の顔を見つめていた。
ゆかりでさえこうしてるって事は、私が1人でオナニーしてる時もこういう顔なのか。
燃え尽きたかに見えたゆかりが呟く。
「火が付いたわ……」
一度深呼吸して、ゆっくりとした動作で、私達の着用している物に合わせた黒光りする物体。
ペニスバンドを手馴れた動作で腰に装着、ローションを床に滴らせるほど、たっぷりと擬似ペニスに塗りたくりながら言う。
「今のあんたの暴走さ、飼い主の私としては、ちょーーっと見過ごせないかも。きついお仕置きが必要ねぇ?」
ああ、やっぱりあれを着けたか。
「これ」にずこずこ犯されるのも私の望んでいる1つだ。
私が絶頂を迎えたからって、少なくとも今のゆかりは犯し続けるのを止めないだろう。
むしろけっと笑った後、さらに勢いをつけてアソコが擦り切れるんじゃないかというくらい犯すはずだ。
「ねぇ、飼い主の私に逆らったんだから、格下げしよっか? もう犬よ」
ゆかりが定める基準がよくわからなかったが、言いたい事はなんとなくわかる。わかりますとも。
「これは命令」とか、「四つん這いになれ」とかっていうゆかりの指示通りに、四つん這いになってお尻を突き出す。
「さぁ選んで。私に朝まで犯されてお尻が痛くなるか、この極太イボイボ振動付きのペニバンでアヘ顔になるかの2つをね」
やばい、最初見た時のようなとても怖いにっこり笑顔だ。
グチュグチュとかヌチャヌチャとかってペニバンをしごくいやらしい音が、ゆかりの笑顔や静けさと調和してとにかく怖い。
っていうかゆかりさん、どっちを選択しても私を犯す気マンマンじゃないですか。
ああ、こんな時にどうしよう、あのペニバンで犯される事を望んでるのに恐怖が先に立ってる……。
恐怖なのに、快感が昂ぶっていると体が勘違いして、背筋がぞくぞく震えた。
恐る恐るお顔を改めて拝見してみれば、不気味な月の光によって獰猛な本性が照らし出され、舌なめずりする私の飼い主が笑ってた……。
「フフフ、喜んでいいのよ? この影時間が終われば休日だし、今夜は寝かせてあげないから……」
ゆかりと長い時間を過ごした……。
おわり
あれですね、ハム子もゆかりもかわいいですね。
お疲れ様
素晴らしい作品をありがとう
感動した
>>339 GOOD JOB!
一方的な支配じゃなく力関係が絶妙でいい
マゾのくせに漢らしいハム子と
可愛いご主人様ゆかりw
乙
保守
年明けの保守
そして保守
別スレの方で多股キタローの話が出てたので
美しき悪魔の魅力で多股しまくりハム子
飽きた男は、面倒だから寮内の女子に処理させる
肉便器化する美鶴、ゆかり、風花(ハム子に心酔orテンタラフーで混乱)
な展開がたまらんと最近思うんだがどうだろう
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守する
Pすれどこも落ち着いてきてるしこのスレもう保守しないで
統合すればいいんでねぇの?
>>367 2つの理由で君の意見に同意する。
1つは本来、維持されるべき他のスレが、このスレによってdat落ちされてしまっている事があるだろうという事。
もう1つは、俺や他の人がペルソナスレのdat落ちを心配して、保守の書き込みをし続ける努力をしなくて済む事だ。
まぁこのスレはアホの荒らしが勝手に意気込んで立てたスレだし落としていいと思う
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| ̄「 ̄| ||||||貞|||||||i ̄川リ ̄| ̄|
|_| ノ |||||||||||||||||| |_|
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/ ヘJ l|l|l|l|l|l|l
ノ川 ||l||l||ll
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2ヶ月以上もテレビからぶら下がりっぱなしだったのか貞子
よく見たらマヨナカテレビの中にいたシャドウ完二でした。
374 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 10:56:01.09 ID:YvWe5gZX
あ
総合スレ16 277KB、旧作スレ214KB、そしてこのスレが136KB。
全部合わせて500KB以上か。
なんだかんだでスレ分割しようとのたまってた奴らの面目は保たれたようだな。
te
te
ペルソナ3
キャラ:ハム子×ゆかり×美鶴
傾向:百合
投下レス数:2レス
美鶴スレの流れではもう過ぎた話題みたいで恐縮ですが、妄想を文章にしてみたよー。
はっじまーるよー!
「こ、こら、やめないか……」
ニュクスとの戦いに終止符を打った桐条美鶴は困っていた。
氷のようにきりっと引き締まった自分の目や頬は快楽で緩む。
長年鍛えてきた体は保温の機能を果たす為、じっとりと熱くなる。
2人の後輩が自分の体を舌で舐めあげてくる。
「次回作に参戦おめでとうございまーす。この衣装、先輩に似て恥ずかしそうですねー?」
その内の1人が舌を引っ込めてお祝いの言葉を述べた。
ウサギのように真っ赤な瞳、髪をヘアピンでとめた後輩で女の子だ。
赤目の少女は、ほんのちょっとSっ気を出してどうだと得意な顔になる。
二言目には貶してきたので美鶴にとって喜んでいいのか、それとも不機嫌になっていいのか迷う。
この少女は人懐っこい笑みをしながら美鶴の心の隙間に踏み込んでくる。
触れて欲しくない部分に注意しながら進んできて、その場に応じてベストな行動をやってのけてきた少女だ。
思えば美鶴の家のせいで惨めな過去を歩んできたと察する。
「スキンシップ」と称したこのいたずらは彼女の復讐なのではないか、と頭を過ぎる。
「自分でも近頃、『大人っぽい体になったな』とか思ってるんでしょ?」
「それはそうだが、やめろ……いや、無理にと言わないがとりあえず――」
美鶴の言葉を遮ってもう1人の、やはり後輩である少女が背後に回る。
「美鶴先輩、こんなエッチなコスチューム着てると違う意味で危険人物ですよ?」
そんな軽口を叩きながら後ろから両胸をわしづかみにしてくる。
首を後ろに向けると、少女はニヒルな笑みをしていた。
制服の上にピンクのニットカーディガンを着用している。
先の少女同様、この彼女の素性も桐条グループの不幸な事故によって、不幸な過去を歩んできた。
普段は誰かの暴走を「冷めた目で」とか、「冷静な判断で」といった風につっこむ。
この親友2人に無碍な真似――罵倒して手を振り払うなんてことは美鶴にはできない。
今、誘惑してきているが、この後輩たちに「本当に大切なものと向き合わなければならない」と教えられた。
そうした加害者と被害者の関係、ご令嬢と一般人、年齢などの垣根を越えた関係を築いてきた。
美鶴はこの程度の「スキンシップ」では怒らないことは2人に見抜かれている。
だから安心して小悪魔気分でいたずらしてくるようだ。
どちらも快活な少女たちで、このくらいの押しの強さは美鶴もあやかりたいところだった。
2人とも数々の名言と「迷」言を口にしてきた実績がある。美鶴のキャラでは到底できない。
「よかった、相変わらずおっぱいはたぷたぷなのね」
「ゆかり、『たぷたぷ』って液体になってる物に使う言葉らしいよ。ぷるぷるじゃない?」
「あ、言われてみればそうだよね。ハム子君、このけしからんおっぱいを鑑定してください」
美鶴が拒否できないのをいいことに、いたずらしている2人の会話がやりとりされる。
「どれどれ……これは、かの有名な鑑定団のご老人の方も舌を巻くほどの一級品だよ。良い仕事してますねー」
目の前にいる赤目の少女は両手を美鶴の胸の上に置いてきたり、乳首の部分を舐めてくる。
不規則な刺激が逆に心地良いので、美鶴は軽く悔しい思いをした。
2人は美鶴の胸を調べ終えた後、その手はさらに下へと向かう。
「ゆかり君、私は前の部分が防水の機能があるか調べるからあなたは後ろをお願い」
「了解、漏らしても大丈夫なのかチェックしてみるね」
「お、おい、いい加減にしろ。頼む、こういうことは――あ……あっ……うぅ……」
全身を覆うスーツの股間部分はいやらしい手つきで触ってくる。
お尻、それも肛門あたりの部分を探り当てられ、そこを執拗に責めてくる。
2人の手つきは、気軽に女子高生やってたら身に付いてくるテクニックだろうか。
自分自身の経験の範囲外なので、「これは絶対にスキンシップじゃない」とは言い切れない。
財閥のご令嬢の身分という環境で育った自分を軽く疎ましく思った。
かといって、この場で怒ったら彼女たちはへこむだろう。
いや、それとも2つに分かれた赤い舌を引っ込めるだけなのだろうか。
美鶴は心の中で「これも戦いだ」と繰り返し念じ続けるように自分に言い聞かせる。
やがてその言い聞かせる行為もさせてくれなくなった。
不意打ち同然にいきなり目の前の赤目の少女が顔を近づけてきた。
一瞬何が起こったのかわからなかったが、口内の蠢きで状況を把握した。
彼女の唾液が口の中に注ぎ込まれ、花のような良い香りが鼻をくすぐる。
悪くない気分――むしろ良い気分で良い気持ちだ。
「ハム子ずるい、スーツの機能を調べるんじゃなかったの? 私も混ぜてよ」
背後にいた少女が今度は横に回ってきて、やはり美鶴の唇を味見しに来た。
キスというものは2人いっぺんに来ることがあるのだろうか。
またしても美鶴の経験の範囲外だったので、この場の流れに困惑する。
一方が舌を引っ込めると、もう一方の舌が口に進入してくる。
そうして3人の口から零れ落ちた唾液は、美鶴の体をなぞるように下へと滑り落ちていく。
せっかく試着したばかりのスーツは唾液で汚れた。
戦術性とファッション性を兼ねたコートは無事であることを祈る。
しかし……美鶴には心の変化が起きていた。
そろそろ理性を外してもいいんじゃないか、誘惑に負けようか、そう思っていた。
今、自分を含めて3人で仲良く悦楽に浸ろう。
現在の心境の変化を象徴するように、美鶴の口から言葉がするりと零れ落ちた。
「しょうがないな……ちょっとだけだぞ」
美鶴の言葉に、2人の後輩たちはぱっと顔を輝かせた。
おわり
とりあえず美鶴スレの住人(一部の人)が思ってそうな事を、暫定的な形で文章にしてみました。
全年齢板でエロを語るのって線引きが難しいしね。
あと地の文で、はっきりと「ハム子」って記すと拒否感出る人がいそうなので、「赤目の少女」にしました。
すいません、書き上げた達成感でいっぱいいっぱいでタイトル忘れてました。
次回作に参戦した美鶴の姿の通り、
「ぴっちりスーツでもふもふ姿の美鶴にいたずら」
というタイトルです。
384 :
378:2011/12/03(土) 15:36:03.10 ID:ycw8N5nD
>>383 わかりました、すみません。
この投下の前の方でそういう話が出ていたみたいですね。
以後、そのスレに投下する事にします。
ほ