幻想水滸伝エロ妄想スレPart17

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
2名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 03:40:31 ID:jMZtaQt5
幻想ぬるぽスレ
3名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 17:02:44 ID:D4QY+o9o
>>1
スレ立て乙
4名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 21:55:02 ID:psvbwIqr
即死回避はどうすればいいんだっけ?
5名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 08:59:25 ID:sOW0yqU2
条件は知らんけど、即死回避の為になんの捻りもないネタを

リオン「王子、何を読んでらっしゃるんですか?」
王子「女性の胸を大きくする方法について」
リオン「……はぁ、胸ですか?」
王子「そう、この本によると女性の胸は…こうして!」
リオン「ひゃあ!」
王子「優しく揉んでやると…」
リオン「ちょ、おうじ、やめ…」
王子「効果があるらしいんだよ」
リオン「あっ…ん…」
王子「時には緩急をつけながら…」
リオン「はぁっ、んっ…んん」

〜5分後〜
リオン「はぁ、はぁ、はぁ」
王子「あれ、どうしたの?」
リオン「ど、どうしたもなにも…その、あの…」
王子「あ、これ毎日やると効果的らしいから、明日もやるからね」
リオン「ま、毎日…!?」
6名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 09:33:28 ID:S3o4p/Ow
「胸が大きくなると動きが鈍くなるから護衛の任務に差し支えが云々」と
コンプレックス丸出しで小さいままでいい宣言してほしい
7名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 01:31:25 ID:9nqE8nvo
実はリムも毎日王子にしてもらっています
8名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 14:52:09 ID:g/OKhYpE
ミアキスはそれを覗き見て喜んでます
9名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 01:48:50 ID:TBunlgdF
女王様とその旦那さんはその光景を微笑みながら見守ってます
10名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 20:00:36 ID:FHzzf4IZ
ダメだこの家族(とその護衛)…w
11名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 07:49:28 ID:EDuPKXtC
久々に5をやりたくなってきた
12名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 03:09:04 ID:Fe22kCpU
ちっぱい……
13名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 08:15:03 ID:3Zbt/bCl
巨乳リオンは想像もできない
14名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 02:01:33 ID:cbbxYIgS
ではここで自分の巨乳を恥ずかしいと思っているランを投入しましょう
15名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 19:42:10 ID:Uf3feNc7
むしろ揉もうとしても揉めないほど小さいスバルを投入
16名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 22:18:41 ID:MOcrDVUA
叔母上は姉夫婦と仲良く見守っているか
二日酔いでダウンか
王子の棒を大きくするために揉んでいます
17名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 16:56:35 ID:FaxCWTqI
めったにエロネタが書かれない女キャラ(年寄りとか除く)でエロネタやりたい
しかしさすがにネタが書かれないだけあって、上手いネタが思いつかない
18名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 17:40:21 ID:r/ACdMoJ
>17
キャラクターガイドや、ネットに落ちてるセリフ集とかを漁ってると、
ピンと閃くときがある。がんばるんだ。

とはいえ。
洗濯屋セイラさん(I)とか、アレを鍛えてくれるアドリアンヌさん(IV)とか、
いろいろ考えてみたものの、なかなか書けないのも事実だったりする…。
19名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 18:08:13 ID:LXVy8ByZ
>>17
3のアラニスでお願いします
20名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 00:11:04 ID:ayNlQUzi
メグが以外とない気がする
からくり丸を性的な意味で改造しておなぬーとか
無鉄砲な一人旅でゴロツキに捕まって姦されるとか
シチュエーションは豊富だと思うけど
21名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 17:23:14 ID:7oKu1U0c
カレン辺りも見かけないな。2種類も服装があるのにさ・・・
22名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 18:06:24 ID:FCnLCnAs
というかこのシリーズは主要キャラ除いてほとんどレアと言わざるを得ないだろ
23名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 20:55:36 ID:vUxNRvlD
裏の裏は表でリンファを虐めてたらなんか楽しくなってきた
でもレートが低いから終わらせた時の儲けが少なくて…
「相変わらずしみったれたボウヤだこと!」って、しみったれてんのはお前だろうがw
悔しいからリンファで小ネタ

借金のかたに売り飛ばされたリンファ。
さっそくエロい商売をさせられます。
「うへへへ、可愛いねーちゃんじゃねーか」
「うわ、頭悪そうなセリフ…あ、なんでもないのよ。じゃあさっそく始める?」
「あたりめーだろが。こっちは金払ってんだぞ。早く服脱ぎやがれ」
頭悪そうなゴロツキがリンファの服に手をかけるが、リンファはそれをやんわりと抑える。
「あら、そんな乱暴にしなくてもちゃんと脱ぐわよ。それよりも…ほら、この服装って結構ステキだと思わない?
 裸もいいけど、服を着たままするってのもまた違った味わいがあるものよ?」
スリットから伸びる脚を見せつける様にポーズを摂るリンファに、ゴロツキは口をポカンと開けて見とれている。
「フッ、ちょろいわね!」
「……ん?」
「あ、あら、なんでもないったら。それよりも…あなたも脱いでくれないと始められないんだけど…
 それとも、あたしが脱がせてあげましょうか?」
「ん…そうだな。そうしてもらおうか」
リンファは男の前にひざまづいて下半身をあらわにさせと、既に大きくなっているイチモツをゆっくりと撫で始めた。
「うぉ…結構ウマイじゃねーか!」
伊達にイカサマをしているわけではなく、リンファの手先は器用である。
その器用な手先をフルに活用すれば…
「ちょ、ちょっとまちやが…うぅっ!」
ゴロツキはあっけなく果ててしまい、白濁した液体がリンファの手や服に飛び散った。
「あらあら、ごめんね。気持ち良すぎたかしら?…ったく、出しすぎだっての。
 …え?なんか聞こえた?」
リンファは手を拭きながら立ち上がると、ゴロツキに向かって微笑みながら言った。
「はい、ありがとうございましたー」
「…は?」
ゴロツキがキョトンとしていると、リンファは笑みを浮かべたまま言葉を続ける。
「あなたが最初に払った料金は一発分なの。で、今ので一発だから、これでオシマイ。…わかる?」
計画通り手コキだけで終わらせられて良かった!
と、ほくそ笑むリンファであったが、世の中そう甘くはなかった。
「あぁ、そういうことか。じゃあ追加でとりあえずあと3回分な」
「…は?」
今度はリンファがキョトンとする番であった。
「俺ここに来るために一週間溜めてきたから、まだまだやれるぞ。金もまだあるし」
「げっ、サイテー。…じゃなくて、その…あ、じゃあ今度は胸で…それがいいわ、そうしましょう!」
胸をはだけてゴロツキの前にひざまづくリンファ。
しかしゴロツキは、リンファを抱えてベッドの上に投げ出した。
「きゃあっ!」
「金は前払いしといてやるよ。だから安心して3回やられるんだな」
ゴロツキはリンファの服を剥ぎ取り、金と一緒に部屋の隅に投げ捨てた。
そして、リンファの上に覆いかぶさるように身体を横たえるのであった。

ギシギシ アンアン

「ふぅ、良かったぜねーちゃん。また買いに来てやんよ」
「…次は溜めないで来なさいよね」


あーすっきりした
24名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 19:12:11 ID:If1J9UN5
リンファ弱いw
顔に出すぎww
25名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 20:24:44 ID:hjogRSGX
ああいう娘ほど実はウブい…というのがいい
26名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 02:06:02 ID:bX7Sjedq
ルクレティアとか案外ないよね
受けとなる余計に
27名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 00:50:58 ID:3PmQdfNs
毎回108人+αのキャラを作り上げているんだから、すごいもんだよ。
主要キャラはゲーム本編や関連本などで情報が吐き出されるけど、
マイナーキャラは、キャラガイド見てもショボーンな結果に終わることが大半だからなぁ…。

…ところで、ゼラセさんやゼノアさんに挑戦してみる勇者はいないか?
28名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 19:40:18 ID:C7vtxqMZ
ゼラセさんとジーンさんの絡みとか見た あ、誰か来
29名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 19:44:00 ID:nfpmMI37
3をやってると、ビッキーのおっぱい揉んでも「…???」とか反応するだけで
特に騒がれたりしなさそうに思えてくるなあ

5だと風呂でツヴァイクに乱入されてテレポートで逃げてたけど…
30名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 06:44:45 ID:MqWoSymO
腕が…腕が痛くて書けないよ…
31名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 10:55:40 ID:9OFyTmTN
保守
32名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 08:44:16 ID:6eZq9IF6
むしろモブに近い方が次々手を出しまくるのには向いてるんだけどなあ
ミレイ、グレッチェンら近場から手当たり次第にハーレムを築いていく鬼畜王4様とか
いやまあ俺がその辺りが好きなだけなんだが

でもこれだけ人数いるのに基本カップリングで話が進むんだよなこのスレ
33名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 10:44:02 ID:6laZzrL3
ルクレティアは意外と誰かに攻められるの待ってそう
まあ、あてもなく待ち続けたせいで今まで独sうわなにをするやめ(ry
34(ノ∀`):2010/07/05(月) 00:20:41 ID:rCW85BAP
ダイアルフを書きたいけど、サーヴィラ相手じゃどうしていいかわかんないなあ。
かといって種族を超えて、クロデキルドじゃ、なんてゆうか、愛撫とか無理っぽいし。
ティアクライスで書くとしたら、他には、んー、メルヴィス使って誰かと絡ませたいかなー。
だれにしよ?
35名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 11:01:36 ID:21E9kD06
メルヴィスならクロデキルドじゃないか?
それかフレデグンド

でもダイアルフ×サーヴィラ読みたいぞw
36(ノ∀`):2010/07/06(火) 01:15:53 ID:TBAKjDav
やっぱりメルヴィス×クロデで行きます。
半分くらいまで書いたので、とりあえず投下。
残りは、サッカーがない日に書きます!(`・ω・´)
37メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 01:17:16 ID:TBAKjDav
上弦の月が、青白く細い光を放ちながら昇る、5月の夜。
本拠地の離れに造られたフューリーロアの居住区では、賑やかな夕食の風景があった。
「ハッハッハッ!クロデキルド殿もこの旨さがお分かりか!」
ダイアルフが、豪快にアバラ肉の炙り焼きをかじりながら笑う。
パチパチと薪が音を立て、肉の焼ける良い匂いが立ち込める。
「もちろんです。これだけ脂の乗ったベッカルスは、なかなかお目にかかれない。」
クロデキルドは、ジャナム風サラダと肉を交互に食べている。
「味付けはナイネニス産の岩塩だけだというのに、こんなにも旨いとは。。。。」
アスアドは、真面目な顔で肉を見つめる。
「余計な味付けは不要、だ。」
今宵初めてのジェイルの発言である。
「感動しました!」
ポーパスの戦士も絶賛だ。
「うまいっ。サイコーだニャー!!」
リキュアは文字どうり、骨までしゃぶっている。
38メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 01:18:28 ID:TBAKjDav
一なる王の降臨を阻止するため、ベルフレイドとの戦いは、今もまさに続いている。
兵の訓練や戦の資金作りなど、戦いの準備にはいくら時間があっても足りない。
今宵ダイアルフの宴に招かれた面々も、夜が明ければまた多忙な日々に戻るのだ。
時には羽目をはずして鋭気を養うべし、というリーダーの方針も後押しして、
有志によるこのような宴が、ときどき催されている。
集まって、旨い料理に舌鼓を打ち、酒に酔い、会話を弾ませる。
そうして宴が終わったならば、みながそれぞれの住居へ戻り、明日のために休息をとる。
立ち向かっているのは、この世界が存続してゆくための戦い。
それは、それぞれが大事なものを守るための戦いでもある。
39メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 01:19:08 ID:TBAKjDav
「ダイアルフ殿、今日はご馳走になった。貴殿のもてなし、心から礼を言う。」
クロデキルドの凛々しい声。
美酒に酔いしれ、上機嫌なやりとりが飛び交う場からは、惜しむような声が上がる。
困ったような微笑を返し、仲間たちに別れの挨拶をして、クロデキルドは席を立った。
付き合いで飲んだ一杯が、今宵はことのほか効いてしまっている。
外に出て、まだまだ盛り上がっている場の笑い声を背中で聞く。
いつの間にか月はその位置を空高くし、左側半分が綺麗に欠けた半円の輪郭を際立たせている。
目頭と頬が少し熱を持っているのを感じて、クロデキルドは両手で額を軽く押す。
「クロデキルド様ー!待ってください!あのっ、お送りしますよ!」
慌てた様子のアスアドが、入り口から声を上げる。
「いや、それには及ばない。」
クロデキルドはあっさり答える。
「で、でも!」
何か言いかけたアスアドに、振り返らずに片手を上げて別れを告げ、クロデキルドは歩き始める。
40メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 01:20:01 ID:TBAKjDav
昼間の雨のせいだろうか。空気は、初夏の緑の匂いを凝縮した湿り気を帯びている。
時折吹く南風が、木々の若葉を揺らしながら、なまぬるい湿気を拡散させる。
月明かりの小道。
自らの根城へと歩を進めながら、クロデキルドは、仲間たちの熱気が胸の中に残っていることに気付く。
立ち止まり、ゆっくり、深く、呼吸をする。
森の土の匂いが流れ込んでくると、クロデキルドは自分の中の静かな場所に戻るように、そっと目を閉じた。
「メルヴィス。」
木立の間を突き抜けていくような澄んだ響きで、クロデキルドはその名を呼ぶ。
「おそばに。」
低いが、よく通る声が即座に返る。
「護衛などいらぬと言ったはずだが・・・・・まあ、仕方ないな。」
クロデキルドの微妙な行間を感じ取り、メルヴィスは折り重なる木々の間から姿を現す。
「姫様をお守りするのが、私の使命です。」
ポーカーフェイスで、決まりごとのセリフを言う。
41メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 01:20:57 ID:TBAKjDav
27歳のこの男は、クロデキルドより3つ歳上ということになる。
冷静沈着で、頭も切れる。
アストラシア王国騎士団を束ねているのは、実質この男と言っていい。
うっすらと雲がかかった黄金色の月の下を、2人は歩いている。
先に行くクロデキルドから絶妙な距離を置いて、メルヴィスが続く。
沈黙の中、時折、クロデキルドの足音に不調和な旋律が混じる。
不自然とまでは行かなくとも、何かの違和感を覚えるような足取りだ。
長い時間を共に過ごしてきた間だからこそ、見せられる隙もある。
「クロデキルド様」
メルヴィスの呼びかけに、クロデキルドはビクッと身を硬くする。
柔らかい南風が、クロデキルドの髪を揺らす。
しばらくの間、木々の葉がさわさわと揺れる音だけが空間を支配する。
クロデキルドは振り向かずに、感情を押し殺した声で返事をする。
「今夜、来てくれ。」
うつむいてそう言った彼女の視線は、地面ではなく、自分のふくよかな胸元を泳いでいた。
42メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 02:12:38 ID:TBAKjDav
クロデキルドから誘って、始まった関係だった。
冥夜の剣士団が、ジャナム帝国に身を寄せていた時だ。
アストラシア王国の王女として生まれ、クロデキルドは重責を背負って生きてきた。
しかし、困難に立ち向かう強さと不屈の気概の裏には、彼女の抑圧された女の部分が絶えず息づいていた。
22歳。健康な女性の体を持つクロデキルドは、ついに、性欲を押さえ切れない時を迎えた。
ある夜、木刀の鞘を自らの体に突き立てて、淫靡に乱れるクロデキルドを、警護に当たっていたメルヴィスが見てしまう。
いや、実は、それはクロデキルドの故意によるものだった。
女の魔の部分が仕掛けた罠だった。
その状況でもなお、何も見ていないような態度で警護を続ける部下に痺れを切らし、
主君であるクロデキルドはこんなふうに命じたのだ。
「わたしを姫としてではなく、おまえの求めるひとりの女として扱え。
何をしてもいいから、おまえの好きなように、女として、わたしのからだを抱きなさい。」
メルヴィスは、忠誠を誓った主君の求めに応じ、彼女を抱いた。
それから、2人のこの関係は続いている。
主君の求めが会った時には、メルヴィスはひとりの男になる。
クロデキルドとの情事を、彼が任務のひとつと捕らえているかはわからない。
しかし、ベッドの中のメルヴィスは、とても、いじわるなのだった。
43メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 02:21:35 ID:TBAKjDav

× 主君の求めが会った時
○ 主君の求めがあった時
(ノ∀`)アチャー
44名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 14:57:06 ID:e8XbN2r4
>>43
GJ!
意地悪なメルヴィスに期待w
45メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 21:33:28 ID:TBAKjDav
本拠地を訪れる客人や観光客のために用意された、宿泊施設。
5階建てのレンガ造りの1階が、温泉を引いた大浴場、それ以外は客室という構造だ。
ここの最上階には、要人の滞在のために作られたいわゆるVIPルームがある。
大浴場は広く一般に開放されており、誰でも利用できる。
表向きは入浴に出かける風を装い、クロデキルドは施設に入る。
入り口には、ここの管理を任されているドガと、熱すぎる温泉を薄めるためのスフィールがいる。
浴場が最も賑わうのは日没時で、この時間帯の人影はまばらだ。
「最上階は空いているか?」
ドガの横を通りすがる時、クロデキルドは視線を合わせずに尋ねる。
「フン、好きに使いな。」
ギロッと目だけを動かしてドガが返す。
「いつもすまない。」
「フン。」
46メルヴィス×クロデキルド:2010/07/06(火) 21:42:08 ID:TBAKjDav
もわんと立ちのぼる湯気の中、ひとり体を流すクロデキルド。
男達と対等に剣を交えてきた彼女の体に、無駄な肉は一切ない。
きめ細かな薄い肌を通して、美しく鍛えられた筋肉の流れが、なめらかな質感を醸す。
サイの角のように、つん、と上を向いた形の良い胸は、申し分なく大きい。
フレデグンドに貰った甘い花の香りの石鹸が、彼女をふわりと包む。
しかしクロデキルドの頭の中は、真っ白い泡とは別次元の、ねっとりした欲望で満たされていた。
目を閉じるクロデキルドの脳裏に浮かび上がるもの・・・・
大きな骨ばった手、薄く密度の高いくちびる、自在に形を変えて自分を溶かしてしまう舌・・・。
いつも自分を支えてくれる忠実な部下のメルヴィスではなく、
ひとりの男として自分を征服するメルヴィス。
まとうものをなくし、己の愛欲に切なく震える女に、冷たく鋭い光を放つ、男の目。
クロデキルドは内ももをつぅーっと愛液が伝うのを感知して、うつむく。
はやく、逢いたい。硬くて広い胸と、太くしなやかな腕の下に、組敷かれたい。
ズキン、ズキンと規則的に響く下腹部の甘美な拍動は、クロデキルドが背負う女王としての重荷を徐々に忘れさせていく。
47名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 02:00:36 ID:LJk/+jXz
ハァハァ
48メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 19:07:49 ID:nPclh1ra
部屋を柔らかく照らす炎が、クロデキルドの潤んだ瞳を橙色に染める。
少し温度の下がってきた外気が、南向きの小さな窓から入り、灯りを揺らす。
ひとりきりで、来訪者を待つクロデキルド。
ローブの下は、薄絹のネグリジェだけで、下着はつけていない。
最上階への石段を昇ってくるカツ、カツ、という音が次第に大きくなり、
一瞬の間をおいてドアが開く。
「メルヴィス。」
クロデキルドは、思わずベッドから立ち上がってドアの方へ駆け寄る。
が、忠実な部下であるはずのメルヴィスの足は、主君の横を通り、広い部屋の中央に置かれた真紅のソファーに向かう。
普段束ねている髪を下ろし、綿のノースリーブを身に着けているポーカーフェイスの男は、
上等なクッションに乱暴に腰を沈めると、グラスにワインを注ぎ一気にあおった。
「ふう」
長い足を大きく開いた格好で座り、一息つく。
クロデキルドは泣きそうな顔でその様子を見ている。
メルヴィスがゆっくり顔を上げる。
頬にかかった髪が、サラリと耳の方へ流れる。
「姫。」
めったに表情を変えない冷静な男の口角が、一瞬、悪戯っぽく上がる。
「こちらへお掛けください」
言われるがままおずおずと歩を進め、隣に腰掛けようとするクロデキルドを、メルヴィスの右手が制する。
「ローブは不要、では?」
クロデキルドを見ることなく発せられた言葉に、女王は息をのむ。
49メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 19:08:37 ID:nPclh1ra
まるで立場が逆転したかのような従順さで、クロデキルドはローブを取り、無表情な部下の横に座った。
なだらかな体のラインに沿って、薄絹のネグリジェが波形を描く。
「メルヴィス、貴殿は何を考えているのかちっともわから・・・」
女王の威厳をすっかり失った語気で、そう言いかけたクロデキルドの細い手首をメルヴィスが掴んだ。
同時に、もう片方の彼の手は、クロデキルドの背中に回る。
見慣れたはずの部下の顔が目前に迫り、クロデキルドは思わず目を閉じる。
しかしメルヴィスは、女王の唇を奪うことはしなかった。
彼は、額と額をくっつけた格好で、クロデキルドの震える唇を眺めているだけ。
そして、その切れ長の目は、いまだ表情を持っていない。
「っっぁ・・・ん」
腰に回された手が、すべりの良い絹の上をつつーっと滑り、まあるく形を強調している胸に至る。
その先端に向かうにつれ、使う指の本数は減り、2本の長い指が硬く突き出た突起に触れる。
「ああっ・・・・」
至近距離で甘い声をあげるクロデキルドを見て、メルヴィスは目を細める。
額と額を着けたままで、男は女に囁く。
「姫、目をお開けなさい。」
長いまつげが、にじみ出た涙でしっとり濡れている。
おそるおそる開けられたクロデキルドの目を、メルヴィスの鋭い視線が射る。
普段は爪を隠している鷹が、本性を、現す。
メルヴィスの指は、硬さを増す突起の上を往復し、それを挟み、力を加える。
「っんんんっ・・・ぁ・・ああっ」
呼吸を荒げていくクロデキルドの目はますます潤み、しかし、メルヴィスの目に捕らえられ、まばたきもできない。
ぶつかり合う視線と視線の下で、半開きになったクロデキルドの口から切ない声が漏れ続ける。
「あああんんっっ んぁ はあ・・・・」
透明な唾液がひとすじ、口の端から落ちる。
メルヴィスはそれをすくい取るように、クロデキルドにくちづけした。
50メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 23:49:28 ID:nPclh1ra
くちゅぅっ、ぴちゅぅ
メルヴィスはとてもゆっくりと、クロデキルドのくちびるを味わう。
はぁっ、はぁっと、苦しそうに喘ぐクロデキルドは、待ちきれずに自分から舌を使う。
メルヴィスはそれを受け、しばし2人は絡み合うようにしてくちづけを続ける。
ふと顔を離したメルヴィスが、低く、なでるような声でクロデキルドに尋ねる。
「姫は、これからどのように、されたいのですか?」
クロデキルドの女の部分が感じていた疼きはますます増幅され、刺激を求めてさらなる粘液を分泌する。
「メ、ルヴィス・・ぃゃ・・ぃじわるしないで・・・貴殿の・・思うとおりに・・」
クロデキルドは今にも泣きそうな声を出す。
「ふ・・可愛い人だ」
メルヴィスはクロデキルドを軽々と抱きかかえると、広いベッドまで運んだ。
「本当に、貴女は可愛いらしい・・・・」
しかし、いつくしむような言葉とは裏腹に、メルヴィスはクロデキルドの体をよつんばいにしてしまう。
「こうすると、貴女のすべてを見ることができる」
ベッドに手を着き、猫のように、尻を高くあげるクロデキルド。
絹のネグリジェは、すべてを覆い隠すには短すぎた。
「メル、ヴィ、ス、ぃやっ ぁぁぁ、はずかしい・・・・」
突き出された尻が女らしいフォルムを描き、薄く陰部を縁取る柔らかい陰毛がじっとりと濡れて光っている。
クロデキルドが羞恥心から身をよじるたびに、くねくねと悩ましくヒップが動く。
愛液はすでに腿を伝い、ポタ、ポタとシーツに水玉模様を作っている。
「もう、メル ヴィス、もう、お ねがい・・・きて・・・」
首だけを後ろに向けて、途切れ途切れに懇願するクロデキルド。
しかし、メルヴィスの答えは、いじわるなものだった。
「2回、貴女が登りつめたら」
51メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 23:50:21 ID:nPclh1ra
メルヴィスはクロデキルドの陰部を、後ろから指で広げる。
にちゃぁっという卑猥な音と共に、ぱっくりと口を開ける女陰。
「あっぁっぁぁぁ、ぅっ」
クロデキルドは狂いそうになりながら、直接の刺激を待ち続ける。
と、次の瞬間。
ずずぶぶぶぶっっ
「ああああああああああっっっっ」
突如メルヴィスが指を2本、クロデキルドに突き挿した。
びゅるびゅるっと勢い良く愛液が飛び散り、後ろ高く突き上げられたクロデキルドの腰が震える。
「きれいだ・・・」
メルヴィスはつぶやき、指を動かすことなく抜いた。
一度達したものの、クロデキルドの欲求はますます高まるしかなかった。
はぁっはぁっと、切ない喘ぎが続く。
もう、欲しくて欲しくてたまらなくて、男に身を任せるしかない一人の女。
メルヴィスはクロデキルドを抱き起こして座らせ、その足をMの字に大きく開く。
ぅっ、と、のどを詰まらせたような声を出し、クロデキルドは恥ずかしくて顔を背ける。
ざくろの実のように真っ赤に割れた女陰がむき出しになり、その中央で丸く顔を出したクリトリスが震える。
そこは、これ以上ないくらいに大きく膨らみ、快楽のはけぐちを探しているようにビクついていた。
メルヴィスは身をかがめ、熱い舌でクリトリスを嬲る。
先端に舌先を当て、舌自体を動かさずに顔を振るわせる。
「ぃぃぃゃあああああああああああああああっ、ぁっだ、だめぇぇぇっxxxxxxxxx」
さんざんじらされた後の待ちわびた刺激に、クロデキルドはすぐに絶頂を迎えた。
52メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 23:51:00 ID:nPclh1ra
完全に火がついたクロデキルドの体。
「ぉっお  ねがぃ、もうっもぅっ、メ ルヴィスが 欲 しぃ がまん、、できなぃ・・」
もうどうにもならなく男を欲し、腰がカクンカクンと痙攣する。
そんなクロデキルドに、メルヴィスももはや雄の衝動を抑えられない。
着衣を脱ぎ捨て、熱くなった自身を正面からクロデキルドに突き立てる。
じゅぶじゅぶずぶぅぅぅ
粘膜が擦れ合う音。
しかしそれはすぐに、クロデキルドの歓喜の声で掻き消される。
もう止まらない絶頂の波がクロデキルドを飲み込む。
メルヴィスの激しい雄の衝動が、クロデキルドを突き続ける。
「あっっああああっ、メル ヴ ィス、っっうあああっ、ぃぃいいいんん」
達しては戻り、戻っては登りつめる淫靡な声に連動して、メルヴィス自身を締め付け、緩め、絞るクロデキルド。
快感に、メルヴィスの顔が歪む。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、
肉と肉がこすれる音がスピードを増してゆく。
「メルヴィス、メルヴィス、ああああっんああんんっ!!!メ ル ヴィ ス!!!!!」 
メルヴィスはガクガクと大きく揺れるクロデキルドの肩を掴む。
押さえていた想いが、メルヴィスから溢れ出る。
「姫、ああ、姫、俺はっ、俺はっ!!!」
溶け合う2つの影が、橙色に染まる部屋の壁に揺れる。
傾きかけた半月の青白い光が、南向きの窓から弱々しく差し込む。
5月の、新緑の空気。
2人の熱気で密度を増した部屋に深い森の風が入りこみ、夜は次第にその濃度を増してゆく。
53メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 23:52:20 ID:nPclh1ra
翌日。
空には雲ひとつない、まぶしいほどの快晴だ。
本拠地の屋上の噴水のベンチで、アストラシア王室騎士団の面々が戦術会議を開いている。
「だから、お姉さまは前線にまで出張ってはいけません!万が一ということもありますのよ?」
フレデグンドは、なぜか今日は不機嫌だ。
「そうです、姫さま、前線は俺たちに任せてください!」
諸刃の光槍を習得したばかりのロベルトは、威勢がいい。
「しかし、わたしとフレデグンドのディバインエッジなしでは・・」
クロデキルドは困惑気味だ。
不穏な彼らのすぐそばで、噴水が涼しげな水音を立てている。
「とにかくっっ!!!陣形にに関してはわたくしとロベルトで決めますから!」
「え?俺と?フレデグンドさま?」
「そうよ?何か問題でもあって?」
「いえ、そういうわけでは」
「フレデグンド、何をそんなに怒っているのだ?」
クロデキルドに心当たりはない。
「怒ってなどおりませんっ!!!!行くわよ、ロベルト!」
「あ、フレデグンド様」
ベンチの脇に立って一部始終を見ていたメルヴィスに肩をぶつけるようにして、
フレデグンドはズカズカと階段を下りて行く。
それを追いかけるロベルト。
54メルヴィス×クロデキルド:2010/07/07(水) 23:53:13 ID:nPclh1ra
「どうしたのだろう?フレデグンドは・・・」
ベンチに腰掛けたクロデキルドは、メルヴィスを見上げ、はっとして赤くなり、目線を泳がせる。
「気の済むようにさせてさしあげるのがよろしいかと思います。」
サラリと答えるメルヴィスは、冷静沈着だ。
「メルヴィス、何を言おうとしていたのか教えてもらえないか?・・・・あのとき・・・」
うつむいて口をモゴモゴさせるクロデキルド。
メルヴィスが首を横に振る。
「そうか」
しゅんとするクロデキルドにメルヴィスは照れもせず言う。
「姫様。俺は、命を懸けて、姫様をお守りいたします。」
主君に忠誠を誓う臣下の言葉だ。
「そして、俺の命は姫様と共にある、と、そう思っています。」
季節は5月。天気は快晴。
大空にはヒバリが飛び、風に吹かれた噴水は、少し軌道を変えて、キラキラと光を反射していた。
55(ノ∀`):2010/07/08(木) 00:00:42 ID:nPclh1ra
おしまいです。
サッカー見るからもう寝ます。
髪を下ろしたメルヴィス、きっとかっこいいとおもいます。
腹筋とか割れまくりだと思います。
そのうちゲオルグまたはフリックまたはビクトールで何かしたいと思っています。

案外長くなっちゃったけど、最後までお付き合いいただいた方ありがとーね( ´∀`)
56名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 11:02:53 ID:oJn6lVbM
>>55
乙!
メルヴィスよかったです
57名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 23:21:47 ID:Fe7Tsbzl
ふむ
良きかな良きかな
58名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 19:40:49 ID:qAj2eSW7
   ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
    / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l:::
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l:::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l::
      ̄ ̄    /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l            `‐--‐'´.....:::::::::!l
   __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
    | ー      /::::l';!::::::::::::::::::::  u               ', i ノ l
    | ヽー     /イ';::l          ’         し u.  i l  l
     |       /';:';:!,.イ   し    入               l l U
     |      /,、-'´/ し      /  ヽ、   u    し ,' ,'  l
     |        /l し     _,.ノ     `フ"       ,' ,'  ,ィ::/:
     |       /::::::ヽ       ヽ    /     し ,' ,' / l::
     |      /::::::::::::`‐、 し      ',  /    u   ,、-'´  l,、-
     |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
59名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 22:03:03 ID:Z2ijZAaY
>>55
GJ!!!
メルヴィスいじわるだなw
ありそうでなかった組み合わせだが、クロデキルドのMっぷりが( ・∀・)イイ!!
60名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 01:36:31 ID:O0/kpZ4J
GJ
面白かった
61名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 09:11:49 ID:f7DGi8Zo
主従モノはええのぅ
ティアクラ未プレイだけど楽しませてもらったよ
62名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 20:50:44 ID:AGR8RO+X

暑いので団長×スフィールでお願いします
63名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 20:28:37 ID:Hg1v++Kn
近い内、2主×テレーズかアンネリーを書く予定。

・・・マイナーが好きな人以外、喜ばん組み合わせだがな。
64名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 20:55:03 ID:SrmDACmD
なんという俺得な組み合わせ
65名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 10:37:29 ID:NRzdUmvw
おや、俺はいつの間に書き込みを……
テレーズはターバンの人に片思いって感じだったからな
FEのターバンの人とは間逆だ
66名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 11:04:15 ID:jprgd83i
テレーズとシンは両思いだと思うが…

そこを2主が寝取る展開はまさに俺得
67名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 23:55:53 ID:NRzdUmvw
両思いだったけどシンが身を引いたって感じか
最後に旅に出て行方知れずになっていたし
68名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 08:10:21 ID:Q8v1uOd+
本拠地の一室、そこに1組の男女がいた。
1人はハイランド王国打倒に多大な貢献を残し、都市同盟を統べる若き盟主リオウ。
1人はハイランド・都市同盟戦争中期から参戦したグリンヒルの市長テレーズである。
「・・・グリンヒルの様子はどうですか?テレーズ市長。」
「はい、やっと人々にも笑顔が戻り始めています。ただ・・・やはり「あの」被害は大きかったようで。」
「あの」被害とはグリンヒル奪還戦において王国将軍ユーバーが呼び出した、異形の竜ボーンドラゴンとの戦いである。
凄まじい一撃と高い魔力を兼ね備えた存在との戦いは、勝利したとは言えグリンヒルの市街地に甚大なダメージを与えていた。
家が崩れるなどまだ良い方で、下手をすれば周囲の木々ごと消滅した所も珍しくない。
そして学園都市とは言え、今現在のグリンヒルにそれだけの規模を修復する予算はないのである。
「では、今度の都市同盟会議でグリンヒル援助を呼びかけて見ましょう。」
「よろしいのですか?」
「構いませんよ。強制ではなく、あくまで協力を呼びかけるだけですから。」
リオウはそう区切ると、紅茶を口に運ぶ。
これは本心だ。実際、ミューズ市やトゥーリバー市等は数年経った今ではすっかり都市機能を取り戻している。
そんな中でグリンヒルだけが復興が遅れていると言う事実は、都市同盟が足並みを揃える上で不都合が生じる可能性があった。
盟主として、リオウには都市同盟を統べる責任とそこに住む人々の暮らしを守る義務があった。
「ありがとうございます、リオウ殿・・・。」
「紅茶が冷めてしまいますよ。暖かいうちにどうぞ。」
その言葉に「はい」と釣られ、笑顔で紅茶を口に運ぶテレーズ。

そう・・・それこそが自分を縛る鎖の先端だと言う事も分からずに。
69名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 19:30:53 ID:e72M47GZ
静かになった部屋で、リオウは次の準備を進める。額にこっそり宿していた紋章を使う為だ。
その紋章の名は「催眠の紋章」・・・風の紋章にある「眠りの風」に催眠術の効果を併せ持つ、対象を意のままに操るもの。
この効果は以下の条件が満たされているのが絶対条件となる。

1、人が滅多に近寄る事がなく、静かな部屋・・・つまりは密室状態である事。
2、相手がリラックス・・・緊張等をしていない時と言う事。

本拠地なら盟主であるリオウが言えば緊急時以外で人が近寄る事はないし、リラックスさせる術については奔放な性格のナナミの面倒で慣れていた。
そして最大の難関であった護衛のシンは、テレーズが「久しぶりなのだからゆっくり散歩でもして来て」と出していた。

もっとも、彼が戻って来るまでには「かなりの時間」がかかるのだが・・・。

「さて・・・始めようか。」

薄緑色の光が部屋中を照らし・・・一瞬でテレーズに溶け込む。薄っすらと開かれた彼女の眼には、何時もの輝きはない。

「テレーズさん。貴女は今日、グリンヒルの予算の事で僕と話し合いに来ました。」
「はい・・・。」
「そして・・・貴女がここに来た目的はもう1つあります。僕と1つになる為です。」
「1つに、なる為・・・。」
ゆっくりと、確実にリオウの言葉は彼女を侵食していく・・・紋章魔法に対して耐性の高い者ならこの段階で抗う事も可能だが、戦いとは無縁のテレーズではそんなモノがある筈ない。

「そう・・・僕と愛し合う為に。」
「愛し・・・合う。」
リオウの言葉を反芻するだけの彼女に、リオウは満足げに頷く。

この「催眠の紋章」の最大の長所と短所はまさに表裏一体である。

デメリットは、魔力の量に関わらず1回しか使えない事・・・つまり使い捨ての紋章であると言う事。
メリットは、持続時間・・・1度しか使えない為か、継続時間がおよそ60年と非常に長い。

そして今・・・リオウは最後の仕上げに取り掛かろうとしていた。

「合言葉」を決めるのだ。その言葉を聞けば、彼女が自動的に自分だけの「人形」になるように・・・。

そして、リオウが決めた言葉は・・・「緑の才女」であった。

こうしてこの日から、テレーズはもう1つの人生を歩む事となる。グリンヒル市長として、そして1人の肉奴隷として・・・。
70名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 06:37:33 ID:MddtEEWC
肉奴隷ハアハア
71名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 21:58:57 ID:11eE8jTP
テレースいいな。アンネリーは貧乳パイズリを・・・
72名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 09:07:48 ID:KXqVm17P
「テレーズさん、服を脱いで下さい。」
「はい・・・。」
自我をなくしたテレーズは、リオウの言う通りに全ての服を脱ぎ去っていく。徐々に露わになったその裸身は、リオウが今まで見たどんな女性より綺麗だった。
「そうです、そのまま僕とキスをしましょう。」
「はい・・・んっ・・・。」
テレーズは自分からリオウに唇を押し付け、リオウは唇を割ってそのまま舌を絡め合う。
彼女から漂う大人の香りと、普段からは想像すら出来ない姿勢・・・その2つでリオウの気持ちはかつてない程に昂ぶっていた。
「テレーズさん・・・。」
テレーズの腰に手を回し、そのまま彼女をベッドの上に優しく押し倒す。
「僕のを・・・咥えて下さい。」
「はい・・・。」
通常なら恥ずかしがってしないであろう事も、今の彼女には何の抵抗もなかった。リオウのモノを愛おしそうに撫で、亀頭を軽く咥え込む。
「・・・っ!?」
想像以上・・・と言うべきだろうか。彼女が自分のモノを丹念に、丁寧になめていく姿はリオウの劣情をそそるには充分過ぎる効果があった。
(もっと・・・もっとだ。もっと彼女を完全に落とすんだ・・・身も心も僕以外に向かないように。)
リオウはテレーズの頭を掴み、彼女の喉元まで自分のモノを押し込んだ。
「んぐ・・・ぐふっ!」
まさに至高の快楽を得たリオウはそのまま腰を振り続け・・・限界を感じ取っていた。
「テレーズさん・・・僕のおしっこを飲んで下さい!」
ビュッと言う音を皮切りに、リオウの肉棒から堰を切ったかのように黄金色の小水が溢れ出す。
テレーズはリオウの言うままにそれを逃すまいと亀頭を唇で包み込み、自分の喉に放たれる小水をゴクゴクと飲み下していく。
73名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:09:15 ID:PfF+xfDf
ふむふむ
74名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 17:05:57 ID:DBYZhhka
テレーズがリオウと情事に至っている頃、シンは城から離れた小高い丘の上にいた。
見知らぬ女性から「テレーズ様からの伝言です、南西の丘で話したい事がある」と・・・。

その言葉を信じ、彼女に言われた場所に来たのだが・・・テレーズが来る様子は一向にない。
(騙されたか・・・私もまだ甘いな。戻るか・・・。)
どうせ彼女は逃げているだろう。そう思った瞬間・・・それは起こった。
地面から突き出たそれは、人の白骨。地面からアンデットの一種「スケルトン」が姿を現したのである。
シンは剣を抜き、構える。今の自分ならスケルトン如き一刀で切り捨てられる。
だが・・・スケルトンは確かに弱いが数が多い。元がルカ・ブライトとの戦場であった為か白骨は散在しており、その数は百を優に超えている。如何にシンと言えど、これを相手にするのは骨が折れる。
「(一刻も早く、テレーズ様にこの事を伝えねば・・・!!)」
最短の道は、様々な獲物を持ったスケルトン達が塞いでいる。これを突破するしかない。
意を決して、シンはスケルトンの群れへと飛び込んだ。
75名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 17:33:03 ID:DBYZhhka
その頃、小水を呑み込んだテレーズはうっとりとした顔で、リオウの肉棒の後処理をしていた。
「クスクス・・・本当に、才能がありますね。」
「ふぁい・・・わらひはりほう殿の・・・。」
従順な彼女を尻目に、リオウは丘の方へと眼を向ける。
確実にテレーズを落とす為には、彼女の心を折らなければならない。その為にハイランド軍の元術師を呼び寄せたのだ。
「(彼は上手くやっているようだね・・・。)さぁ、そろそろ本番に行こうかな?」
全裸のテレーズをベッドに寝かせ、彼女の蜜壺にゆっくりと自身をあてがう。
「あ、ああ・・・。」
「いきますよ、テレーズさん・・・。」
少しずつ、ゆっくりと・・・膣内の具合を確かめるようにしてリオウは自身を埋めていく。そのゆっくりとした動作にテレーズもまばらに嬌声を上げる。
「凄いな・・・ここまで芸術品だ。動きますよ、っと。」
リオウが腰を振り、その度に埋没したリオウのモノは彼女の肉体を蹂躙し桃色に染め上げていく。
「あ、うぁ、ああっ!?」
「テレーズさん、最高ですよ!貴女は最高の女性です!!」
ゆっくりと楽しむ予定だったが、膣内の余りの心地良さに予定を変更した。
ここで彼女を落とそう・・・心身共に徹底的に落として、僕のモノにしよう。
欲望は加速し、それに応じたように息子の中に溜まっていたモノが彼女の膣内を目指し、徐々に溢れる。
「う、ああああっ!?な、何・・・この感覚!?怖い、怖い・・・!!」
「すぐに良くなりますよ・・・貴女はもう僕の女なんですから。」
ドクンッ!!白い濁流が、テレーズの子宮目掛けて放射され・・・ひときわ大きな声をあげてテレーズはリオウにしがみついた。
「はぁ、はぁ・・・り、リオウ殿・・・。」
「可愛いですよ、テレーズさん・・・これからもっともっと、調教してあげます。僕のものになるまで、ね。」
グタッとしたテレーズをベッドに寝かせ、リオウは後始末をして歩き出す。
術師に目的の「足止め」から「抹殺」への変更を伝える為に・・・。
76名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 18:17:02 ID:ONHhTEkn
シンカワイソスw
77名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 20:23:27 ID:DBYZhhka
数ヵ月後・・・結果から言えば、リオウはテレーズの全てを手に入れた。
結局は魔力不足でシンを破れはしなかったものの、術師の機転によってシンを崖下へと落とす事には成功。
それを伝えた時、彼女の心の芯はポキリと折れたのである。
あとはリオウの思うがまま、全てを掌中に収めるのに苦労はなかった。
リオウ以外に事の真相を知る術師は報酬を受け取った後、いずこかへと姿を消した。事が済んだ以上、このまま居れば自分も消されると判断して逃走したのである。

そして今・・・リオウは真っ白な礼服に身を包んでいる。隣には膨れたお腹を幸せそうに擦るテレーズの姿。
真実を知らない同盟の面々はこの婚姻に驚きはしたものの、祝福と共にこの事態を受け入れていた。

「あっ、今・・・蹴った。」
「元気が良いね、男の子かな?」
「うふふ・・・。」
幸せそうに微笑むテレーズの頬にキスして、リオウは手を差し出す。
「行こうか、皆が待ってるよ。」
「ええ・・・あなた。」
リオウの手を取り、テレーズは歩き出す。

少年の歪んだ欲望が生み出した、1つの結果・・・真実を知る者はいない。
幸せのうちに潜んでいる闇には、誰も気づかない・・・。



初作で何つーモン書いてんだ、と自分でも思った。でもシンは嫌いでテレーズが好きだから書いた。後悔はしていない。
78名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 23:21:29 ID:SPeUkbw8
>シンは嫌いでテレーズが好きだから書いた。後悔はしていない。

正直で大変よろしいw
79名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 00:49:34 ID:3YrA7z5r
固有名詞を別に置き換えてもなんら問題のない
キャラも設定も薄っぺらな作品
ヘイト厨の書く物なんてこんなもんか
80名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 05:32:00 ID:R0WkWcyA
GJ!
こういう趣向もすき
81名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 05:35:59 ID:R0WkWcyA
フリック×リィナで落とします。
ながいです。
とりあえず、挿入一歩前くらいまで落とします。
のこりは今週中にまとめて投下します。
健全なえろです。(*´Д`*)
82フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:36:51 ID:R0WkWcyA
草原を吹き抜ける風が、10月の色づき始めた秋の匂いを乗せて抜ける。
グリンヒルから北へ向かう森を抜けて、平原と林が交互に続く一本道を一行は歩いていた。
ビクトール、フリック、リィナ、シロ、ムクムク。
「かーっ!もうドレミの精は腹一杯だ!ドーミーソー♪ってよ。
耳がおかしくなっちまうぜ。もう帰るか?」
ビクトールがボサボサの髪をぐしゃっとかきながら愚痴る。
「おいおい、おまえがサウスウィンドウの酒場で仕入れた噂を元に、こうしてはるばる出かけてきてるんだぜ?」
肩をすくめるフリックの青いバンダナが風になびく。
10月にしては気温が高く、青いマントは荷物袋に入れている。
「でも、本当にあるんですか?奇跡の水が湧く泉、なんて。」
リィナはサラサラの黒髪を揺らしながら、男たちの歩幅に難なく着いて行く。
「ああ。確かな筋から聞いた話だ。傷や怪我の部分をその水で洗うと、すぐに良くなるらしい。」
まるで、もうお宝を手にしたように意気揚々と話すビクトール。
「どーせ酔っ払って気が大きくなった誰かが、話を大きくしてるってだけじゃないのか?
行ってみたら、ただの温泉、なんていうオチかもな。」
実際、フリックは真に受けていない。
「まっ、それならそれでいいじゃねえか。ひとっ風呂浴びて、グラスランドの酒で一杯やろうぜ。」
ビクトールは重そうなリュックをぺしぺしと叩く。
「あら、ビクトールさん、お酒をお持ちになったんですね。フフフ。楽しみだわ。」
リィナの黒髪が秋の太陽に艶めく。
「おいおいビクトール、おまえそれが目的なんじゃないだろうな。
あと、リィナ、おまえまだ18だろう?」
フリックも酒は嫌いではない。
「ふふふ。」
リィナが口を開けずに笑う。
「おまえはそうやって固いことばっかり言ってるから女にモテないんだ。」
ビクトールには言われたくないだろう。
「・・・・・・・・まあ、無事たどり着ければいいがな。」
フリックは聞こえないふりをした。
83フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:38:17 ID:R0WkWcyA
「ワンワン!!」
と、その時シロが鳴き、勢い良く走り出した。
ムクムクが、猛スピードで飛んでくのを追いかけたのだ。
2匹は、木々が折り重なるようになっている林の一角に、獲物を追うかのごとく飛び込んでいった。
「??おいおい、なんだ!?」
「わからんが、とにかく行こう!!」
人間たちも、わけがわからないままに後を追う。
色づき始めた広葉樹と、カラス瓜のようなオレンジの実がたくさん房を垂れる果樹の間を縫って、3人は走った。
途中、緑のツルが絡まってできた大きな大きなトンネルをくぐり、麦の穂に似た黄金色の草が続く茂みをかきわけて進んだ。
熟れた果実のような匂いや、澄んだ小川の水しぶきの匂いや、雨で湿った土のような匂いを抜けていく。
先頭のムクムクは赤いマントを翻して飛び、そのあとに耳をピンと立てたシロが続き、
見かけによらず駆け足が早い熊のようにビクトールが追って・・・・・・・
「あっっ!」
どしん、という音でこの奇妙な追いかけっこは中断することになる。
「いったぁあい〜。」
最後尾のリィナが石につまづいて前のめりに転んだ。
右足首を押さえている。
「リィナ!大丈夫か?」
息を切らせて戻ってきたのはフリックだった。
額の青いバンダナに汗がにじんでいる。
「大丈夫、じゃないみたい。。イタタタ・・・・。」
起き上がろうとしてバランスを崩したリィナの体を、フリックが支える。
「くじいたみたいだな。無理するなよ。ほら、ゆっくり立って、せーのっ」
フリックはリィナを片手で押さえながら、スッと彼女の前に背中を入れる。
「いいか、この際遠慮は無用だぞ。しっかり捉まってろな。」
リィナの体を軽々と背負い、フリックは照れ隠しなのか早口で言いながら、
スカートから出る膝のあたりに腕を入れて固定した。
おんぶの完成だ。
84フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:40:01 ID:R0WkWcyA
「フリックさん、やさしいのね。フフ。ひろいせなか。」
リィナの低い囁き声が、フリックの右耳を間近で揺らした。
背中に女性特有のやわらかい肉感が張り付き、花の蜜のように甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
白くて細い手が首に回され、色とりどりの宝石を埋め込んだ腕輪が揺れる。
「おいおい、大人をからかうもんじゃないぞ。」
反射的に言葉を返す。
彼女の赤いくちびるがハートのかたちに変わる様子を気配で感じ取り、フリックは苦笑する。
・・・・・まいったな。どうしてこう、女ってやつは・・・・・・
女・・・・もやがかかった昔の記憶が、フリックの脳裏に浮かぶ。
しかしそれが鮮明な形を持つことはない。
甘い密度を持った記憶は、彼の頭の中で封印されるかのごとく、奥深くにしまわれている。
記憶が色彩を取り戻そうとする時、フリックの頭の中には白い霧がかかる。
彼の欲望は、その本体を現すことがないまま、煙に巻かれるように霞んでいくのだった。
単純に、理性と欲望という話ではない。
軸の部分でフリックの生き方を決めているのは、自責の念だった。
それは理性と複雑に絡み合って、フリックのあらゆる欲望にブレーキをかける。
生涯をかけて、という決意を持って自らの剣に付けた名。
それは剣自身の重みよりも重く、フリックの心に存在していた。
オデッサ・・・・・・・。
一人の男として、守りたい女を守るということ。
それは、生きる証であり、生きてゆく目的であり、それを果たすことで初めてゆるしが与えられる・・・・・。
その熱い気持ちは、オデッサを失ったフリックの中で行き場をなくし、激しい戦いの中へと向けられた。
この数年間をこうして過ごして来たフリックの体は、鍛えられ、研ぎ澄まされた。
いまこうしてリィナを背負い森を行くことなど、まるで苦ではない。
85フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:40:43 ID:R0WkWcyA
ふぅ・・・・。
やっと頭の中の白いもやが去り、彼はため息をついた。
「あいつら、どこまで走っていったんだか。このまま闇雲に進んでも、合流できるかは微妙だな。」
ため息の理由とは、全く関係のないことを口にする。
2人は、折り重なる木々の林を抜け、ぶどうがたくさん垂れる甘酸っぱい匂いの場所を過ぎ、
地面に白い岩が多くなってきた森のはずれへと来た。
「そうですね、もうすぐ日も暮れるでしょうし、夜を明かす場所を探した方がいいかもしれないですね。」
おとなしくおぶわれていたリィナが同意する。
「それにしても、あいつら、俺たちを探しに来ても良さそうなんだがな。目当ての場所にたどりついたのかな。」
木々の影が少しづつ濃さを増して伸び、虫の声が薄いガラスのように透明な響きを奏でる。
秋の日暮れは、刻一刻と近づいていた。
その時。
「はっ」と、かすかな声をあげ、リィナが感覚を研ぎ澄ますように目をつぶった。
その指はフリックの肩ごしに、南東の方角を示す。
「フリックさん、あっちの方だと思うわ。」
カード占いを生業としてきた彼女の勘は、信頼できる。
フリックはリィナに言われるがまま、進路を変えて進んだ。
しばらく行くと、かすかに水の音がする。
「あそこ、なんだか不思議なかんじ・・・・・。
この森の神聖な空気には始めから気付いていたけど、あのあたりはなんだかそれが濃い・・・。」
「あのあたりって、おまえ、あれは岩にしかみえないぞ?」
リィナが指差した先にあるのは、白くごつごつとした1枚の大きな岩の壁だ。
そこには入り口らしきものも見当たらない。
「まあ、ともかく近くまで行ってみるか。」
地面からところどころ半輝石の岩肌がむき出しになっていて、フリックは足元に注意して進む。
「・・・・・・えっ???、これは??」
86フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:41:32 ID:R0WkWcyA
岩の目の前まで来た2人は、想像していた光景とまるで違うものを目前に、立ち尽くした。
そこには岩などなく、それがあるはずの場所には、洞窟があるのだ。
中央奥に、白くキラキラ光る輝石や乳白色の光を放つヒスイの原石で囲まれた、大きな泉。
その周辺には紫の小さな実をつけた植物が、垣根状に群生しているのが見える。
洞窟自体が光を放つ性質の岩でできているのか、中はほのかな明るさで満ちていた。
「ここは・・・・・、もしかして・・・。」
背中を押されるように中に足を踏み入れたフリックは、そっとリィナを降ろす。
空気は水辺特有の湿り気が全くなく、外気より数段暖かい。
「泉があるわ、確かに。」
リィナは地面に手を着いてゆっくりと起き上がる。
「あらっ?足が、全然痛くない・・・・・??」
そのままスタスタと歩き出す。
「リィナ・・・・。ここは、例の場所か・・・?まさかホントに・・・・。」
フリックは、頭がぼうっとしてくるのを感じていた。
呼吸がゆっくり深くなっていく気がする。
「フリックさん、この泉の水、飲んでみて。とても、おいしいわ。」
リィナが手招きしている。
吸い寄せられるように、女の方へフラフラ歩く。
身をかがめ、水を一口、すくって飲んでみる。
フリックは、その液体が喉を通過してゆくのと同時に、奇妙な感覚に襲われた。
水がいっぱいに入ったコップが、頭の中でたおれてしまったような感じ。
そして、サラサラとした透明な液体がこぼれ、それが脳にしみこんで、全身に拡散してゆくような不思議な感じだ。
無意識に、おいしい、という言葉がこぼれた。
87フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:42:22 ID:R0WkWcyA
吸い込まれるように、もう一度泉に手をいれ、たっぷりとすくって飲む。
今度は、しかし、先程と全く違う感触がフリックの体に流れ込む。
液体から固体への変化途中のような流体が、ぬるぅっと粘膜に跡を残しながら食道を通過して、消える。
消えたかと思えば今度は、まるでゼリーのように、ぷるり、ぷにゅり、とした質感を伴って、ずっしりと頭の中に現れる。
フリックは生まれて初めて感じる感覚に、自ら飲み込まれるように、目を閉じていた。
彼が女性に魅力を感じた時、それを避けようとするかのごとく、頭の中に立ち込めていた白いもや。
今、どこからかその大きな波がやってきて、彼をまた、大きく包み込もうとしていた。
しかし、彼の中に流れ込んだゼリーのような何かは、その白いもやを静かに吸収していく。
冷えた氷が発する白いけむりが、空気に吸い込まれてゆくように、密やかに。
空を目指して水しぶきをあげる噴水の、こまやかな水滴が風に乗って落下していくように、ゆっくりと。
フリックの中で、ひととおりのことが、始まって、終わった。
ゼりーのような塊は、白いもやを吸い取って、溶け、なくなった。
まるでいつも置いてある家具がなくなったように、
フリックの頭の中にある種の自由が戻った。
88フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:43:14 ID:R0WkWcyA
フリックは、静かに目を開ける。
リィナは、足を横に投げ出して無防備に座り、夢から覚めたような目のフリックに向かって視線を投げる。
「フフフ。おかえりなさい、フリックさん。」
歌うような調子で、語尾に余韻を持たせた甘い声が、フリックの耳に入る。
リィナは垣根状の木のそばで、紫色の実を親指とひとさし指でまあるく挟んで摘み取ると、
指ごと口に入れるようにしてそれを食べる。
白く細い指先が、木の実の汁で赤く色づいた唇に吸い込まれ、ちゅぷっと鳴る。
「この木の実、あまくて・・・おいしいわ。フリックさんも、ひとついかが?」
リィナは、紫の小さな実を差し出す。
まあるく形作った親指とひとさし指で、果実を掴む指のスローモーションがフリックを誘う。
深い緑色を帯びた妖艶なリィナの瞳や紫の実から染み出た赤い汁や泉に映る乳白色の岩やチラチラ視界に入るバンダナの青・・・
フリックは、目に入ってくる色彩が今までにないくらいくっきりと、その魅力を増したのを感じた。
彼はそして、リィナの方へ歩み寄り、目の前の女をまぶしそうに見た。
ちゅぷっ
リィナのひとさし指が果実ごと男の口に入れられる。
その指は意思を持って、男の薄い唇に留まり、それをなぞる。
フリックの眼差しが、熱っぽさを帯びる。
「ふふふふ。・・・・・フリックさんのそういう顔、見たかったの。ずっと。」
リィナがしっとりと潤みをもった眼でフリックを見上げる。
「おまえ、大人の男をからかうと痛い目にあうぞ。」
リィナの細い手首をきゅっと握りあげるフリック。
「もう遅いが、な。」
語尾にいくぶん微笑を含んだ言葉がリィナの耳に感知されるより早く、
フリックはもう片方の手でリィナのあごを持ち上げ、その赤いくちびるを奪った。
89フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:44:16 ID:R0WkWcyA
・・・なんだか変だわ・・・。
くちびるから伝わる優しい刺激に、リィナは違和感を持つ。
リィナの抱いていたフリックのイメージとは、何か違うのだ。
違うのだけれど・・・・・
フリックの腕がリィナの腰に回り、手のひらがくびれをなぞるようにゆっくりと這う。
「んっ・・・・」
とてもあまい声が、リィナの口からこぼれる。
リィナはフリックに好意を抱いていた。
大切な女性を失った過去があると誰かに聞いて、彼の抱えるものを思うと同時に、強く惹かれた。
惹かれたら、抱かれたいと思った。
過去を背負う男には、色気を感じる。
その男の身に起こったこと、くぐってきたつらさ、こらえている奔放さ、抱いている野望を知りたいと思う。
その男の腕や胸や腹、しぐさや手順や感触、汗や声や匂いを余すことなく味わいたいと思う。
誘惑することには自信があったし、フリックはそういうことに不慣れに見えたから、難易度は高くないと思った。
それに関しての読みは当たった。実際、こうして今、男の腕の中にいるのだし。
でも、なにか、違う。わたしが思っていたのとは、なにか・・・
「リィナ。綺麗だ・・・」
声色を持たない囁きが、熱い息に乗って耳の間近で放たれる。
やっとのことで立っているつま先に、力が入ってしまう。
「どうした?まだ足が痛いか?」
そうではないという答えを知っているくせに、微笑交じりにフリックが言う。
90フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:44:59 ID:R0WkWcyA
彼の右手は、おしりの肉感を楽しむようにリィナの体を這い続け、左手で黒く美しい髪をなでる。
「フフフ。」
挑むように男の目を見て微笑んでから、リィナは思う。
前のような余裕が失われたことが、フリックに伝わってしまうだろうか・・・?
リィナは、自分の理性がだんだんと溶け行くのがわかった。
でも、それは今まで彼女が経験してきた溶けかたとは、なにか違う。
理性が溶けて、自分が液体のようになってしまう過程がリィナは好きだ。
そしてその中に男を飲み込んで、自分という女を思い知らせてやりたいと思う。
数人の男の体を、リィナはそのやり方で征服してきたつもりだった。
・・・・くちびるをたくさん濡らしてペニスをくわえ、根元に指を這わせ、舌を太いすじに沿って移動し、
下から上までぬるぬるにして、その唾液が根元にとろとろ溜まってきたら、
先端を口に入れて根元から上まで一気に指をぬるっとすべらせる。
そしてその逆・・・・・・・
男の喉ぼとけが宙を仰ぎ、せつないため息と懇願の声が漏れると、リィナは満足だった。
ペニスに焦がれたことは、いままで一度もない。
男に抱かれていても、快感の絶頂に達したことが、リィナにはない。
18歳。大人びてはいるが、女として生きた年数はそう長いわけではなかった。
91フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:45:34 ID:R0WkWcyA
フリックの手は、おしりからやわらかい内ももに伸びる。
シルクの薄いスカートが、めくりあげられて不規則なヒダを作る。
「ぁ・・・・」
透けるように色素の薄い太ももがあらわになり、リィナのくちびるは唾液の糸を引きながらうっすら開く。
「・・・・・・・・・リィナ 」
そっとフリックが呼ぶ。
自分の名前が、こんなにもやさしく耳を満たすなんて、リィナは知らない。
「おまえが、欲しい。」
あ、もうだめだ・・・とリィナは思う。
フリックの瞳は、熱っぽく、強く、まっすぐにリィナの心に入ってきた。
ストレートな感情がストレートに乗った言葉とまなざし。
リィナの体は正直に反応する。
下腹部がズキズキとうずきを訴え、リィナの足に愛液が伝う。
2人は見つめあう。
こんなふうに、男の目に捕われるのは初めてだ。
自分は、瞳にギラギラした欲望を灯した男しか知らなかったのだと解る。
「そんなに綺麗な目をして求められたら、どうしていいかわからないわ。」
思ったことを口に出してみる。
フリックがリィナを抱きしめた。
そっと、やさしく、包むように・・・・・。
92フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:46:08 ID:R0WkWcyA
地面に寝具と青いマントが重ねて敷かれる。
そして、フリックはリィナのからだを組み敷く。
リィナは、もう何もつけていない。
「バンダナで縛っても、いいのよ。」
なにかを誤魔化すように、リィナが茶化す。
ふっ、とフリックが笑って、額のバンダナを取り、地面へ無造作に投げる。
くっきりと浮き出たリィナの鎖骨から、南国の花の香りが立ちのぼる。
フリックの舌が鎖骨に沿ってできたくぼみをなぞり、右手が胸に円を描く。
乳首が、桃色を濃くして尖る。
「っっっぁあ・・・・・」
リィナの背中が少し反ると、フリックは素早くその隙間に手を入れ、指を這わせる。
「・・・ぁ」
全身の触感が、次の刺激に備えて緊張する。
ツーっという線形の刺激がリィナの背から腰まで降りる。
「んっっぁ」
ますます弓なりになるリィナの体は、反るほどに桃色の先端を男の顔へと近づける。
フリックの尖らせた舌先が、誘うように目の前で揺れる乳首に触れる。
リィナの顔が宙を仰ぎ、腰まである黒髪が、流れるような旋律を奏でて青く敷き詰められた寝具に落ちる。
「リィナ・・・」
名前を呼ばれるたびに、腰の周辺がとろけそうになる。
前かがみになったフリックのシャツの胸元から、たくましい筋肉がのぞく。
リィナは眼を奪われ、それに触れたくて男の背中に手を回す。
シャツ越しに、硬い筋肉の流れがリィナの手に伝わる。
「・・・・・・・フリックさんのからだ、見せて・・」
消えそうな、リィナの声。
フリックはいったん体を起こし、自ら着ていたものを、すべて、脱ぎ捨てた。
93フリック×リィナ:2010/08/11(水) 05:58:23 ID:R0WkWcyA
無駄な肉のない、引き締まった戦士の体が現れる。
無言のまま、しかし照れることなくリィナを見つめるフリック。
「ああ、素敵・・・・わたし、とても、・・・・・」
リィナは立ち上がると、男の体に吸い寄せられるように、首に手を回した。
ハート形に形成された赤い唇が、フリックの首筋をなぞって肩まで降りる。
フリックはリィナの背中に手を回す。
なだれ込むように2人は青い寝具の上に重なり合う。
激しいキスに、唾液が混ざり合ってこぼれ、鼻がぶつかりあって形を変える。
リィナの太ももに、硬くなった男性器の熱感と、ぬるっとした体液の感触が伝わる。
フリックのペニスにリィナの手が伸びる。
「ぅっ」
小さくフリックが呻いた。
男の切れ長の目が心地よく閉じられる瞬間を、リィナは視界に捉える。
その様子が彼女を駆り立て、リィナのくちびるは必死に男性器を求める。
ひざまずき、咥え、貪る。
「んぐぅ」
味覚が男性器の味を感知する。そしてそれは、とても甘美だ。
リィナの舌の奥からは、絶えることなくぬるぬるした唾液が分泌され続け、粘膜と粘膜を媒体する。
ぐちゅぅっ、くちゅ、くちゅ、くちゅ
リィナは無心にフリックのペニスを口に出し入れし、しごく。
ああ・・・わたし、これがすごく欲しい・・・・・・・・
ずちゅっ、くちゅぅ
・・・・これにわたしを全部奪われて・・・・
はじめての実感だった。
男性器が自らの身に沈むことを、リィナが欲したことはなかった。
だって、それに至るまでの過程が、一番楽しかったから。
今、リィナの花弁は哀れなほどにヒクついて、くねるような動きを繰り返す。
・・・・・ああ。。。。触れられただけで、しんじゃうかも・・・・
頭の中でイメージする快感の感触は、海辺のプルメリアの花のように純白だ。
でもそれとは対極の色彩を伴って、リィナの女性器は真っ赤に膨らんだクリトリスを覗かせていた。

94名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 11:38:48 ID:Ib8u8F29
wktk
95フリック×リィナ:2010/08/13(金) 19:56:51 ID:yoVOuNgM
フリックは、黒く艶やかな髪が上下に揺れる様子を見下ろしていた。
四つん這いで顔をうずめる女の体は、くねくねと左右に白いカーブ状の軌道を描く。
・・・・・きれいな女だ・・・・
そう感じるほどに、そのすべてを奪ってしまいたいという欲望が膨らんでいく。
顔中を唾液でべとべとにしたリィナの頭に、そっと触れる。
「おいで・・・リィナ・・」
フリックは立ち上がり、リィナを後ろから包み込むように抱くと、潤いが溢れる場所に手を伸ばした。
ぬちゃぁぁ
蜂蜜の瓶を傾けたような、ふくらみと艶を持った愛液に触れる。
リィナの女性器が、自分を求めている。
雄の衝動がフリックの全身を駆け巡った。
それをこらえるように、リィナのあごを引き寄せ、柔らかいくちびるに吸い付く。
「んっ、ぁぁ、フリックさん・・・あ、はやくぅ・・・」
フリックの顔にそっと手をやり、リィナがねだる。

「・・・・・・・まだだ」
短く男は答え、リィナの膨らみきったクリトリスの少しだけ右の部分にひとさし指をあてた。
!!
リィナが息をのむのが体越しに伝わる。
フリックの指の腹がクリトリスを横から、ゆっくり、圧迫する。
ぐ ちゅ
指は移動させず、右側から中心に向かって数ミリだけ角度をつけて押す動きを繰り返す。
「んんんんんぅぅ・・・・ぁぁああ」
リィナのクリトリスが、根元からぐぐぅっと硬さをまして立つ。
フリックは手を休めない。
クリトリスの付け根の右側に中心を置き、時計回りに、まあるく這う動きにシフトしている。
フリックの描く円が卑猥な音を紡ぐ。
ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり
「んくっっうううん、ああああっあっあっ」
女の膝がガクガクと震え、真直ぐに立っていた体はだんだんと内側に崩れる。
フリックはリィナの体を支えながら、片手のひとさし指と中指を女の口に入れる。
96フリック×リィナ:2010/08/13(金) 19:58:38 ID:yoVOuNgM
「んぐっ、ううっ、うっっ」
舌を使おうとするリィナ。
が、淡々と続いているクリトリスへの間接的な刺激は彼女に余裕を与えない。
ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅ
緩急のない刺激が女の体を弄び、女はすがるような眼で首をイヤイヤと振る。
「リィナ。綺麗で・・・・いやらしいな、おまえ・・・」
掠れそうなくらい低い声でフリックが言い、リィナの耳の中に舌を入れる。
同時に男は、クリトリスの根元に置いていた指の腹を、その先端に向かってゆっくりとなであげた。
ぬるぅぅぅぅぅぅ
リィナが呼吸を止める。
フリックは、クリトリスの先端に柔らかい指の腹だけを残し、左右にほんの1ミリの触れ幅で、小刻みな刺激を与える。
「あっ、だ、だめぇ・・・っっあああああああああいっ、イクぅ・・・ああああああああああっっっ」
声が大きくなり、リィナの口もとから男の指がこぼれた。
97フリック×リィナ:2010/08/13(金) 20:00:23 ID:yoVOuNgM
女の眼が歓喜と空白の色を浮かべて、絶頂に達したことを告げる。
このタイミングだ。
経験が、フリックをすばやく次のモーションへ導く。
いまだ快感を体に残してガクガクと体を震わすリィナを、青い敷布の上へと押し倒す。
フリックは正面から折り重なり、力の入らない足を割って、一気に女を貫いた。
ずっちゅっっっっ
重みのある音とともに、女が嬌声をあげる。
フリックは最奥を確認し、その部分のさらに1点をイメージして腰をゆっくりと使い始める。
「ぃああっ!!ひっああああ!!!」
リィナの口が大きく開き、空をつかむように高く上がった手が行き場を求める。
フリックは女の体にかぶさり、くちびるを押し付けるような短いキスを繰り返す。
そうしながらも右手は女の黒髪をなで、視線はいやらしく女をなめまわす。
ずっ  ずっ  ずっ  ずっ  ずっ  ずっ
弱い秋雨の粒が岩を打つように、ゆっくりと、単調なリズムで出し入れされるペニス。
それは、男が狙った一番奥の1点を、やさしく、しかし確実に捉えて繰り返される。
「あんっ あっ ぅん あっ あっ んっ」
リィナは、自分の腰から下に、空間が広がっていくのを感じている。
ちょうどこの洞窟のように、やわらかいクリーム色の光に満ちた空間。
とろけるような腰から下の感覚と、はぁはぁと荒くなる自分の必死な息遣いが相反するように存在する。
「ああっ、はっ、はっ、あっ、きっ、きもちいいぃ・・・・っ」
フリックの眼と、リィナの眼が、いきもの同士の会話を交わすようにつながり合う。
見えるのか感じるのかわからないけれど、瞳の深い深いところまで、たしかに。
「リィナ、とても、いい気持ちだ・・・・・・」
フリックが、リィナの顔に触れるか触れないかの距離で囁く。
98フリック×リィナ:2010/08/13(金) 20:01:00 ID:yoVOuNgM
言葉と瞳とからだで、お互いを伝え合う2人。
リィナの膣に、しびれる様な快感がじゅわぁぁっと流れ、ぎゅぅぅぅんと締まる。
それを感じ取ったフリックが眉間をゆがめて甘い声を漏らす。
ソフトに繰り返されていたフリックの腰の動きが強く早くなる。
「あああん、ああああああはぁっ、っあぁ、ああ!!」
リィナの声がボリュームを増してゆく。
つやつやしたくちびるは唾液にまみれ、涙がにじんだ眼は、すがるように男の顔を仰ぐ。
リィナの下腹部の中心のあたり、女性器の最奥よりももっと中の奥の方で、なにかが揺さぶられる。
それは、膨らみながらリィナの五感に迫ってきて、まるでリィナの体を奪おうとしているかのようだ。
体の中で風船が突然ふくらみはじめて、どんどん大きくなって、破裂してしまうような恐怖がリィナを襲う。
すごく感じているのだけど、でも、なんかこんなの、すごく怖ぃ・・・・・・・・・・・
腰を打ち続けるフリックを見上げ、眉間をゆがめながら首を横にぶんぶん振るリィナ。
「リィナ。はあ、はあ、だいじょうぶだから・・・・そのまま・・・・」
フリックの呼吸も、荒さを増してきた。
「ああああっ!!!!なんか なんか ぁだ だめっ ぇぇえええええっっっ!!!!!」
泣きそうな声をあげながら、リィナの体は大きな快楽の波にさらわれた。
なにかがはじけるようにリィナの膣から飛び出し、そのぶんの圧力を取り戻すかのように膣がぎゅううううっと締まる。
搾り取るような、内側に向かって全体が縮む女の動きは、フリックを限界に押しやった。
「リ ィ ナっ、リィナっ  ぅぅっ リィナ!!!!」
何度も女の名前を呼びながら、フリックは熱い熱いねつを解き放った。
99フリック×リィナ:2010/08/13(金) 20:01:44 ID:yoVOuNgM
ぐおーっ、ぐおーっ、ぐおーっ
地響きを通り越して地割れするのではないかというレベルのいびきを聞きながら、シロはうるさそうに片目を開ける。
小高い丘。クスの大木の根元に深緑の大きな酒びんと一緒に転がっているビクトールは、完全につぶれている。
ビクトールが寝そべるちょうど真上の枝に凛々しく立ち、煌々と照る満月を眺めているムクムク。
追いかけっこの発端となった彼は、多くは語らない。
風にはためく赤いマントと、卵の黄身のように輝く月が、たいへん鮮やかである。
やっぱり・・・。シロは思う。
やっぱり旅はキニスンと一緒がいい。
あのとき、自分は光り輝く洞窟がくっきり見えていたのに。
あっちへ行こうと何度も何度も吼えたのに。
「わーった、わーった、ハラ減ってるんだろ?ははーん、トイレか。ま、そのへんでやれや。」
ビクトールではまさに話にならなかった。
ムクムクはなぜか途中から眼を見て話してくれないし。
やっぱり旅はキニスンと一緒がいい。
シロが再び眼を閉じようとしたときに、びゅぅぅぅとやさしく東風が吹いた。
ざわざわざわっと木の枝がちいさく揺れて、雲の少ない秋の夜空がより一層くっきりと澄み渡る。
ムクムクがキーッっとひと鳴きして、ぼよん、という奇妙な音を残し飛び立つ。
彼は月に向かっているようだ。
ぐおーっ、ぐおーっ、ぐおーっ、ぐがぐぉっ、ごー
ビクトールが寝返りを打つ。
シロは両耳をパタンと閉じると、今度こそ、と目を閉じた。
100フリック×リィナ:2010/08/13(金) 20:19:31 ID:yoVOuNgM
「ん、ふ りっくさん・・・・・?」
リィナが意識を取り戻すと、隣にフリックがいた。
やさしいやさしい瞳が、リィナのすべてを包む。
いとおしそうに、フリックはリィナの前髪をかきあげる。
青いマントから、ふんわりと南国の花の匂いがする。
「可愛かった・・・・」
フリックが、ちらっっと眼を逸らしてつぶやく。
リィナは、真っ赤になった。
・・・・・くすぐったいって、こういうことかしら。
「リィナ、俺は、半端な気持ちで・・んぐっ」
言いかけたフリックの口を、リィナは手で押さえる。
「だめよ。言わないで。だいじな気持ちを伝えるやり方、フリックさんが教えてくれたわ。」
リィナは、くちびるをハート型に作る。
「いいの。言葉じゃないやり方で、これからも、たくさん伝えて欲しいわ・・・。」
フリックが、リィナの体を引き寄せ、抱きしめた。
リィナはフリックの匂いを吸い込む。
フリックにリィナの、リィナにフリックの体温が伝わる。
見つめあう瞳。
お互いの存在の奥の奥まで潜っていくように、2人は長い間そうしていた。
101名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:21:51 ID:yoVOuNgM
おしまいです。
さいごまでお付き合いいただいた方、どーもありがとーね。

ダイアルフが書きたいけどどうしてもエッチになりません。
102名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:03:53 ID:TZYwarWq
>>101
GJ!
濃厚なエロ描写に興奮した。フリックやり手だなw
何気にシロ萌えw
103名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 11:35:37 ID:sdg8qczw
ハァハァこれはエロかった。
昼間から読むにはエロ過ぎた。
深い。
104名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 20:19:08 ID:dCcth7xj
>>101
GJ。翻弄する側・される側が予想と逆で面白かった。
リィナ可愛いよリィナ。

ティアクライスを再度プレイしてるんだが、団長とマナリルが好きすぎてやばい。
ゲーム中年齢+5歳位すればエロもいける…か?
新婚初夜とか楽しそうだ。
105名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 06:05:37 ID:sHPF5ME/
>>105
いいですね。
ゲーム年齢+5ならなんとかやりようがありそう。
初夜までにさんざんいじくりたおして、開発して、ゆび3本くらいまででとめて、
初夜に、はじめて男いきするとかならいいかな。
んー、でも団長ってえろい欲望をストレートに放出しそうだしなー。
初夜スタートのほうが自然かな。
かんがえてみます。
106名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 06:06:48 ID:sHPF5ME/
107名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 10:28:43 ID:hsq4hO3I
団長が指だけで我慢できるはずがない
108名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 03:24:22 ID:k/2sw3BN
初夜まで待てないよね団長。
敏感すぎるマナリルはきっと全身性感帯だし。

「待てるか待てねぇか、やってみなきゃわかんねぇ!!」

団長、マナリルのちくびをパジャマ越しに つんってする

「っんん」
眉を寄せ、目をきつく閉じるマナリル。
ちくびが、白いパジャマの布をぷっくり押し上げて、ピンク色が透けちゃう
いたいけなウルウル目のマナリルは恥じらいで団長から眼を逸らす(ボーイズビー風)

「すまねぇな、俺やっぱ待てそうにねーや。」
団長、理性崩壊。

ヽ(*´∀`)ノ  あれーっ
109名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:31:02 ID:cbJhMaCF
本拠地で盛大かつはちゃめちゃな披露宴後に、しっとりしっぽり初夜ですよきっと。
110名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 00:13:37 ID:8+Z4XQvd
>>109
激痛に耐えるマナリルより、少し乱れ気味のマナリルが見たい。
ゲーム年齢プラス5歳なら、団長もそれなりのテクを身につけている?
ねちっこいエロエロな展開でお願いします。って、誰か書いてる?
111名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 02:06:21 ID:UbbrkHnT
>>110
誰を相手に…と思ったが、ちょっと行き過ぎたいちゃいちゃを繰り返してた、とかならありか。


依頼:謎の泣き声?
依頼者:アーニャ
依頼内容:最近、夜中に4階を見回ってると、女性のすすり泣きが聞こえるんだって!誰か一緒に調べない?

「……モアナ、これ失敗したことにしてぇんだけど」
「え?なんで?だって団長さんの部屋もあるんだし気になるでしょ??」
「いや、んなもん聞こえてこねえって!いいか、絶対聞こえてこねえからな、調べなくていいぞ!!」

「ソフィアさん、私最近なんだか団長さんに避けられてるみたいで」
「……二人きりで交易行脚とかしてくれば?」
112名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 00:06:15 ID:N48tKOHP
バハラグ思い出したorz
113名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 19:44:38 ID:oyXzIT17
Xのルセリナとセクロスしたいな
114名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 19:51:14 ID:ZJ/wPm+f
健気でいいよな
王子との絡みもいいけど、無理やりやられちゃうのも似合う
115名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 22:18:54 ID:uV3WU6Mi
まあ、あのまま町に残っていたらやばかっただろうな

……誰か書いてくれない?
116名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:57:24 ID:cATD0E7P
レインウォールつながりでフェイレンがやられる話もぜひ
117名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 00:54:28 ID:ed/cR5MK
団長×マリカ希望
118名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:36:55 ID:SZkVhEMw
マリカ「ちょ、ちょ何にすんのよ!?やめ、やめなさいよ!!」

団長「うるせーーーー!ヤッてみなきゃわかんねーだろ!」


マリカ「ちょ・・・やめ・・・んん!んぁ!!

・・・・・もう・・・バカ・・・」
119名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 12:04:00 ID:K0nR8Bmu
>>118
ナイスガッツ
120名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 09:31:22 ID:cksb1XFz
>>116
顔が似ている王子に、拒否しながらも強引に迫られて…

みたいな
121名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 20:27:56 ID:ulUCYwqY
すんごい遅くなっちゃったんですけど、マナリルと団長の初夜の話ができそうなので投下します。
設定が、原作プラス5歳くらいで書いています。
団長→ティアで。
マナリル、すこしいじめられちゃいます。
(´∀`*)ポッ
痛くはしないけど、主従ものが駄目なひとは飛ばしてください。

122団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:29:08 ID:ulUCYwqY
本拠地の森が、赤や黄の秋色に染まり始めた11月。
落ち葉の香りを乗せた冷たい夜風が、ティアの部屋の窓ガラスをちいさく揺らす。
本拠地の最上階に、新しい居住区が用意された。
十分な広さと快適さを備えた贅沢な造りの部屋には、今、一組の新婚夫婦がいる。
テハの村から運び込んだ木材の芳しい匂いが住居を満たし、昼白色のランプがやさしい光を送る。
立ったまま向き合う2人は、ティアとマナリルである。
2人の間の距離は30センチほどあり、先ほどから動いていない。
深夜まで続いた盛大な結婚式から一夜が明け、初めて2人で過ごす夜だった。
先ほどから、ティアは黙ったままマナリルを見つめていた。
長いまつげに覆われたマナリルの大きな目が、やがて、おずおずとティアを見上げる。
「あの、お兄さまが、ティアさんなら、その、安心してわたしを任せていいって・・・。」
ティアは祝辞に来たシャムスの凛々しい姿を思い出す。
若き王は、自分に向かい腰を折って礼を示した。
「・・・妹を、マナリルをどうか頼みます。」
そう言って顔を上げたシャムスの視線には、有無を言わせぬ気迫がこもっていた。
「ああ、必ず幸せにする。」
言葉の重みに似合わない程にすんなりとこう返したのは、この気持ちが本当だからだ。
俺が、この子を幸せにする。絶対に。
シャムスの後姿を見送りながらティアは決意を新たにした。
123団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:30:36 ID:ulUCYwqY
一なる王からこの世界を守り、各国の復興に尽力して数年が過ぎた。
現在、本拠地は国連のような代表中立機関の機能を持った共同体として、世界に貢献している。
その取りまとめをしているティアを、皆は親しみを込めて「団長」と呼ぶ。
マナリルは最後の戦いの後も、新ジャナム帝国へは帰らずに本拠地に留まった。
事務作業を担い、他のメンバーと協力して世界の復興を手助けすることを、彼女が強く希望したためだった。
今、皇女の地位を捨ててティアの妻になったことも、実は彼女がひっそりと心に抱いていた願いである。
姫という立場にありながら、幼少から身を削るつらい日々を送らねばならなかった少女は、今年で18だ。
マナリルは母親の美貌を受け継ぎ、人目を引く美しい女性に成長した。
薄いマロンクリーム色の艶やかな髪は、数年前と同じく肩の上でくるんと丸く揃えられている。
濃いまつげに縁取られた大きな瞳は、魔力を発しているかのように深い青を湛える。
はにかんで笑う時の口元は、幼さを残しながらもほんのりと色香を滲ませる。

「・・・・・それで、おまえ自身はどうなんだ?マナリル。俺に自分を任せていいと思うか?」
一言一言を選びながら発せられたティアの言葉だが、新婚初夜の会話にしてはいくぶんもどかしい。
が、それもそのはずである。
なにせこの2人、キスはおろか、手もつないだことがないのだ。
マナリルが文字通り「箱入りの王女」で、おいそれと手を出せる身分ではなかったこともあり、ティアは必死で今まで耐えてきた。
この数年の間にいくつかの恋愛をし、切ない話、甘い話、痛い話、といろいろあったティアだったが、
マナリル相手に性欲を抑え続けなければいけないのが一番つらかった。
マナリルが答える。
「・・・・・はぃ。ティアさんにおまかせします。。ティアさんのところにお嫁にいけるなんて夢のようで・・・嬉しいです。」
うつむきながら答える白い頬が、薄いピンクいろに染まった。
その色彩の変化を、なんて清らかなんだとティアは思い、視線をやや下に落とす。
まるで色素などないのではないかと思わせるほど、彼女の首は白くて滑らかで、細い。
首から鎖骨までのラインは折れそうなのに、絹のネグリジェに覆われた上半身はちゃんと、女らしい曲線を描いている。
このネグリジェの下のカラダは・・・と想像してしまう自分を何とか抑えながら、ティアは一歩前に出て言う。
「そっか。んじゃ、俺に身を任せる覚悟ができてるってことで、いいんだな?」
間近に迫った新妻からは桃のような甘い香りがして、ティアの血はさらに煮えたぎった。
「はぃ・・・・。」
消え入りそうな声でマナリルが答える。
青い瞳が、潤みを増したのがわかる。
何かを言おうとしているのか、マナリルの白い喉が、緊張で飲み込んだ唾でコクンと小さく動いた。
「あの、ふつつかものですが、よろしく、おねがいします・・。」
・・・・ああーっ、やべぇー、可愛すぎるっ!押し倒しちまいそうだ、いや、しまいたい!!
ティアは頭の中で叫んだ。
彼は今まで、非常につらい忍耐を強いられた。
ついにそれが報われる時が来たのだった。
124団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:32:18 ID:ulUCYwqY
「・・・・・」
マナリルの薄桃色のくちびるがほんの少し開いて、潤んだ瞳がおそるおそるティアを見上げる。
優しくやさしくなるべくヤサシクできれば優しく・・・・と頭の中で繰り返しながら手を伸ばしかけたティアの動きが、驚きで止まった。
マナリルは、身にまとったネグリジェの一番上のボタンに両手をやり、それをゆっくりとはずし始めたのだ。
「!!!」
予想外の新妻の行動。言葉を失ったティアの瞳を上目遣いに見上げながら、マナリルは3つあるボタンをすべてはずしていく。
柔らかそうな頬はピンクに色付き、口元はうっすらとはにかんだままだ。
着実に、その手はネグリジェの肩の部分に手を掛ける。
まるで教えられた方法を守るかのように、震える瞳はしっかりと男の目を見上げ続けている。
恥じらいを隠そうとしてほんのすこし身をよじるマナリルの様子に、ティアはハッと我に返った。
「お、おい、ちょっと待った!」
下半身はもう待てないほどに準備万端なティアだが、ここは待ったをかけるしかない。
「えっ・・?」
マナリルの動きが止まる。
「そ、それは俺がするから、いや、別に変な意味じゃなく、ほら、そーゆーのはやっぱ、な?」
喜びと驚きでしどろもどろなティア。
ボタンが外れたネグリジェから、マナリルのくっきり浮いた鎖骨と折れそうな肩が覗いている。
そのなめらかな白さに吸い寄せられるように、ティアはマナリルを抱きしめた。
「んっ・・」
暖かい日なたのようなにおいがするティアの胸に、マナリルはすっぽりとおさまる。
「マナリル、あのな、オレ、おまえのことすげー・・・・・すげー好きだから。」
言い終わって、ティアはマナリルにくちづけようと抱きしめた腕を緩めたが・・・・・・
なんと、マナリルは目を閉じてあごを上げ、くちづけを待つ体制だった。
きつめに閉じられた瞳で、まつ毛が震えている。
・・・・・・・・・・・し、しんじらんねーけど、もしや、誰かに、何かを教え込まれてる!?
ティアの心臓がいろいろな意味で高鳴った。
しかし、それ以上の思考は艶かしい欲望にかき消されて続かない。
やや強引な勢いで、ティアはマナリルの柔らかいくちびるを奪った。
熱い舌を入れると、おずおずと控えめな動きでマナリルが応じる。
キスは初めて、のはずだが・・・?
「ぅっ、んんっ」
ぴちゅ ぴちゅ
舌と舌が絡まる長いキスを続けながら、ティアの手はマナリルの艶めく髪をなで、すべすべとした肩に下り、すでに落ちかけたネグリジェを取り払う。
ぱさっ、っと着衣が床に落ちる音がして、一瞬マナリルが身を硬くした。
互いの唾液が交じり合ってできたとうめいな糸が、くちびるを離したあともマナリルの口元を濡らす。
ティアは、とても驚いていた。
マナリルが身に纏っていたのは、白いスケスケの薄い生地や豪奢なレースでできた、いわゆるエッチな下着だったのだ。
ブラジャーはパッドなしの三角ブラ。
胸の部分は、真ん中が透ける素材でできていて、ピンク色の突起がすでに布を押し上げている。
パンティーは、可愛らしいリボンで両脇が結ばれた、どうみてもヒモパンだ。
これまた大事なところが薄いスケ生地で出来ていて、その下に控えめなヘアの存在がうかがえる。
唖然としつつもその完全無欠のいやらしさに、固まったまま凝視しているティアにマナリルが言った。
「・・・・・・ぃゃ・・そ、そんなにたくさん・・・みなぃでくださぃ・・・」
125団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:33:18 ID:ulUCYwqY
恥じらいに顔を背け、ほんのすこし身をよじるマナリルの様子に、ティアは再び、ハッと我に返った。
「お、おいおい、いいけど!俺はすげーうれしーけど!!そーゆーのっ!!
 で、でも、おまえ、一体誰に何を教えられたんだっ?!」
喜びながらも、当然の疑問を投げかけるティア。
「あの、・・・・・・フレデグンドさんが。花嫁の心得を伝授するっておっしゃって・・・
 泊りがけで親切に教えてくださって・・。
 わたし、ほんとうになにも知らなくって・・・いろいろ、あの、びっくりしました・・・・。」
「!!!なにっ?フレデグンドっ?!・・・・・・・・・そうか。奴か・・・。あの女・・・。」
うふふふふっと押し殺した声で笑うフレデグンドの姿が目に浮かび、ティアは苦笑する。
「はい。ティアさんが必ず喜ぶから結婚前に覚えなきゃって・・・。あの、いろんなコトを練習して・・」
マナリルは何を思い出したのか伏し目がちになる。
「いろんなコトって・・・。おまえ、それで、無事だったんだよな?」
ここだけは聞かねばなるまい。
「あ、はい・・・。ここから先は、ティアさんにまかせるわって、フレデグンドさんが・・。あの、もう、はずかしぃです・・。」
マナリルは、フレデグンドに持たされたいやらしい下着をまとった体を、もじもじとくねらせて訴えた。
耳と目から入る刺激に理性が持っていかれそうになったティアは、新妻が無事ならばよしとすることにして、
羞恥心で少し前かがみになっているマナリルに、ふたたび、口づけた。

最初より幾分固さの取れたマナリルは、キスのあいだティアの背中に手を回す。
ティアのくちびるは少しずつ移動し、マナリルの耳の後ろで熱い吐息を発する。
「ぁ、ぅんんん」
鼻にかかった声と苦しげな吐息がマナリルからこぼれると、ティアの中で、普段は隠している支配欲が大きく膨らんでくる。
序盤はサプライズに面食らって調子を乱された彼であったが、だんだんと男としての自分のペースを取り戻していた。
「マナリル・・・すげえ綺麗・・・」
囁きながらマナリルの耳にかかった髪をよけ、その中に厚みを持った舌をにゅるりと刺し入れる。
そうするあいだにも、左手は腰に回し、右手は肩から背中にかけてのラインをなぞる。
マナリルの吐息交じりの声が続く。
「おまえのそういう声、ずっと聞きてーと思ってたんだぜ。想像してた・・・こうするとどんな声をだすのかとか、な。」
ティアは立ったままマナリルを後ろから抱きかかえると、薄い布一枚を隔てて固さを主張しているピンクの突起の周りをそっとなぞった。
「ひゃんっっ」
マナリルの細いからだが弓なりに反り、ティアがそれを受け止める格好になる。
「おっ、やっぱ敏感だな。俺の読みは正しかったってわけだ。」
満足そうに口の端を上げながら、ティアは両方の指でそれぞれの突起をくりくりといじめはじめた。
「きゃうんっっんあああんっ、はぁん」
マナリルは実際にとても敏感に反応し、その体はティアに体重を預けながらも立っていられずにずるずると崩れてゆく。
「いいぜ、そのカオ。今夜は・・・・寝かさねーから。」
126団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:34:45 ID:ulUCYwqY
ティアは、マナリルをミスラト川の水鳥の羽をふんだんに使ったふかふかの羽毛布団が敷かれたベッドに座らせる。
太ももをきっちりくっつけて、ヘアが透ける局部を片手で庇い、もう片方の手は胸に当てるマナリル。
程よくふくらんだサイの角のような綺麗なかたちの2つの胸は、彼女の小さな手から今にもこぼれそうだ。
隠し切れないと分かってはいても、大きくなってゆく恥ずかしさの代償に、なにかしなくてはいられないのだろう。
マナリルの潤んだ瞳は恥じらいの色を濃くしていた。
しかしその中に、快楽への期待がほんの少しだけ入り混じっているのを、ティアは感知した。
「フレデグンドに教わったコトで、一番気持ちよかったのは何だった?」
マナリルの正面に立って、刺すような視線を投げながらティアが問いかけた。
それは、ふざけている口調ではなかった。
「・・・・あ・・・ぁ、そんな・・・」
どこにも触れていないのに、マナリルの尻がくねくねと動く。
と、その拍子に、かろうじて隠れていた片胸が、細い指のあいだからぽろんとこぼれた。
ブラジャーの薄い布が、ぷるんという振動にあわせて、ピンクの乳首越しに小さく波形を描く。
「っっっ・・・ぃ、ゃ・・・・」
頬を赤くして首を左右に振るマナリルの尻は、無意識に先ほどからのくねくねを続けている。
「こういうときにどうするか、フレデグンドは教えてくれなかったのか?」
ティアは意識的に意地悪をする。
自分のものであるマナリルに、フレデグンドが唾をつけたことへのちょっとした腹いせかもしれない。
マナリルは長いまつげが振るわせ、苦しそうに眉をよせて顔をゆがめる。
・・・・このへんにしとくか。
泣きそうなマナリルを見てティアはそう思い、新妻の隣に腰掛けた。
「声、我慢しなくていいからな。」
やさしくそう言うと、震えるマナリルの体からブラをはずし、胸に舌を這わせた。
127団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:35:37 ID:ulUCYwqY
×長いまつげが
○長いまつげを
(ノ∀`)アチャー
128団長×マナリル:2010/11/03(水) 20:41:17 ID:ulUCYwqY
ゆっくりと、片方を揉みながらもう片方の乳首を円形に舐めてゆく。
れろん、れろん、とゆっくりした動きで円が幾重も描かれる。
甘い吐息を通り越して、せつないあえぎごえが、マナリルの白い喉を通ってこぼれ続ける。
「んんはぁっ、ぁあああっ、ああっ・・・」
ティアは左右を逆にして、同じ動きを繰り返す。
座っていたマナリルの体はいつのまにか白い羽毛の上に崩れ、薄い腹部が早くなる呼吸に合わせて動く。
細く白い足がもじもじと快楽を探してすり動きはじめるのを見て、ティアは体の向きを変えた。
マナリルの両足をぐいっと開いて、足首を自分の肩の上に乗せ、びっちょり濡れそぼって薄布を貼り付けている陰部を見下ろす。
くっきりと線が入ったそこは、女性器そのものの形を投影している。
「ぃぃぃゃあぁぁっっ、ねっ、だ、だめですぅ・・・」
マナリルのちいさなくちがガクガクと恥ずかしさを訴えるが、その口角は透明な唾液でつやめいている。
「えっちだなあ・・・やべー・・予想以上にえろいぜ。」
ティアはそのまま大きく足を割って、果汁の溢れ続ける場所へと顔を埋める。
「もうこれもとっちまおう。」
パンティーの端の大きく結ばれた蝶結びが、片方だけほどかれた。
うぶげのような柔らかい陰毛が薄く陰部を縁取った、かわいらしい女性器があらわになった。
「ティアさん、お願い、あああっ、だっ、だめですぅっっっ。」
半泣きのマナリルだったが、ピチャピチャという卑猥な音が響き始めると、その声の質を異にして喘ぎ始める。
この白い娘の体の中で、どこよりも赤いであろうその部分を、ティアは2本の指ですっかり広げる。
クレバスの上部にぴょこんと突き出た突起物めがけて、ティアは舌を伸ばした。
ピチュッピチュウっと水っぽい音を立ててソコを往復すると、半ば叫び声に近い声がマナリルの口から出てくる。
ぬるぬるした愛液もボリュームを増し、局部を広げていたティアの2本の指がすべって、女性器がにゅるりと閉じてしまった。
「あーあ、片手じゃすべっちまうな・・・、マナリル、こうやって押さえていてくれねーか?」
ティアはギラギラした目でマナリルの手を導くと、ちょうど足の下から局部を広げさせるように固定した。
快感に乱れ、女の気配を覗かせるマナリルは、わりとすんなりと言う事を聞く。
「あっ、ティアさん、み、なぃで・・」
「おー、いいぜ。いい眺めだ。」
上から見ると、マナリルは、真っ白い細い足を自ら開き、びんびんのピンクの乳首を晒し、
真っ赤にぱっくり割れた性器を露出しているのである。
片方だけ結ばれたレースの紐パンが、だらしなく垂れ下がっていていやらしい。
「あ、あの・・・・」
無意識に顔を背けながらも、視線だけは一生懸命ティアにむけて、マナリルが口を開く。
「・・ぁぁ・・わたしの・・・いやらしいぉ・・まんこに、ティアさんの・・ぉちんちんを挿して・・・・くださぃ・・・・・ぃゃ・・はずかし・・」
ぷちっ。
ティアの理性が切れる音がした。
129団長×マナリル:2010/11/03(水) 21:07:04 ID:ulUCYwqY
フレデグンドが何を伝授したのかなどもうどーでもよかった。
ティアの理性は完全に吹き飛んで、目の前の女にただ突き刺すことだけを考えた。
素早く衣服を脱ぎ捨て、完全に勃起した自分自身をつかむと、目の前で足を広げる女に乱暴に押し入った。
「っっっっっっっんんん!!!」
マナリルがきつく目を閉じて体に力が入るのが分かった。
ぶちゅっと、何かを突き破るような感触があって、ティアは一瞬マナリルが処女だったことを思い出す。
が、もうここまで来て遠慮はできなかった。
マナリルの中はぬるぬるして暖かく、少しきつめの肉感に逆らえないティアは、腰をずんずん打ち付ける。
ぐちゅっ ぐちゅっ ぐちゅっ
「ああんっ!あぅっ、あああん!!!」
マナリルの目からひとすじ、涙がこぼれたが、すぐにその表情に喜びの色が戻ってきた。
「マナリル、マナリル、おまえの中、すげー、いいよ。」
はあはあと荒い息づかいのティア。
「あっ、あっ、わたし、う、ぅれしぃです・・・」
マナリルの声も快楽を含んできたのがわかる。
2人はきつく抱き合い、ひとつにつながったままキスを求め合う。
ティアが唾液を流し込んで、マナリルがそれを飲み込み、動き続ける下半身からの刺激に甘い声が重なって響く。
「マナリル、出すぜ・・」
ティアの声が低くかすれる。
「あっ、来て・・・・・」
フレデグンドの指導は完璧だ。
新婚初夜の2人。夜はまだまだ長いのであった。
130団長×マナリル:2010/11/03(水) 21:17:38 ID:ulUCYwqY
「フレデグンド、何かいい事でもあったのか?」
ファラモンの女子浴場で、仲良く入浴中の姉妹。
怪しい笑みを浮かべているフレデグンドを見て、クロデキルドが訝しげに言う。
「ふふふふふ。きっと今頃・・・おほほほほ!!」
突然高笑いを始めた妹に、クロデキルドは面食らった。
「・・・・悪いものでも食べたか」
もわもわと立ち上る湯気の中、姉妹の後姿は少しずつ霞んでいく。
131団長×マナリル:2010/11/03(水) 21:19:00 ID:ulUCYwqY
おしまいです。最後まで読んでくれたひと、ありがとーね。
つぎはゲオルグがしぶい話をかきたいです。
132名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 01:56:19 ID:8LtSHPm0
GJ!
団長×マナリル、考えたことも無いカップリングだがめちゃ興奮した
いやイイなこれは…!
133名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 10:53:07 ID:9TjwdUl6
バレリアの太ももさわさわしながら、ロニー・ベルの迫力おっぱいをもて遊びたい
134名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 08:27:26 ID:fgNw9xvH
ニケア「お兄ちゃん、こんなのやだぁー!」
俺「なんだよ、お前から誘っておいて」
ニケア「そうじゃなくて、明かり・・・消してよ///」
135名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 21:47:25 ID:qXwGVpI8
欲求不満で痴女るルセリナさん
136名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 09:49:06 ID:C7h5Lh4I
俺「リムの処女膜、お兄ちゃんがもらうな?」
リム「はい・・・///」

みたいなのがしたい
137名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 12:38:15 ID:SaY3jp0Y
リィナはエロかわいいなあ(;´д`)ハァハァ

アイリはリアル妹みたいで萌えないんだよなあ

ボルガン「おらを忘れんなよー」
俺「アッーー!!」
138名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 01:10:29 ID:rQsRYxAr
ほしゅ
139名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 16:19:47 ID:YOX9SpPK
(´Д`)ハァ…ひといないな
140名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 16:30:03 ID:aD7ECq8K
ジーンさんのエロパロ誰か書いてくれ
141名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 19:55:07 ID:YOX9SpPK
ジーンをだれとからませるのか悩む
あのキャラだと、うぶなキャラにえろいことおしえるか、
しぶいキャラと大人のえろをするか、どっちかが書きやすいけど。
伝説の紋章みたいの使って、相手の願いをかなえる系のひねりを加えるとジーンがジーンでなくなるしなー
関係ないけど、ジーンってパイパンっぽいイメージがある
142名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:59:45 ID:eAXR8Gjl
ヒックスとテンガが好きだ
143名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 15:04:18 ID:qVaCKaM2
テンガアールのパイズリが見たい
144名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 11:46:17 ID:iJMfiRiF
ウェンデル可愛すぎる
まさかがさつな俺っ娘に萌える日がくるとは…
145 ◆.bqmN7rKr6 :2010/12/31(金) 01:27:23 ID:LFVgIgxl
気がついたらこんなものができあがっていたので、とりあえず投下。

内容はVのフェリドさんとリオンさん。
全部で10レス、16kBほど使わせていただきます。

リオンさんの年齢と性格が激しくヤバいことになっているので、
幼い子供が苦手な方はスルー願います。

NGワードは「或る夜の出来事 (」で。
146或る夜の出来事 (1):2010/12/31(金) 01:28:12 ID:LFVgIgxl
 肌を刺すような冷たい雨に濡れながら、フェリドは周囲の光景に心を痛めていた。

 森の奥深くにある、集落とすら呼べないほどの小さな小さな居住区は、
今、破壊と殺戮が吹き荒れている。
 地面が所々で小さく隆起しているのは、人が倒れているからだ。
 敵と味方、どちらにも損害が出ているが、その大きさがばらけているのは、
大人に混ざって子供や老人が含まれているためだった。
 相手は交渉を完全に拒否し、降伏勧告も受け入れられなかったため、
このような結果となってしまったが、この国の未来を守るためには、避けて通れぬ道だった。

 幽世の門。
 フェリドの妻にして現女王であるアルシュタートの命令により解散を強いられた、
女王直属の暗殺者集団である。
 ここは、解散命令に従うどころか、公然と反旗を翻した幽世の門の幹部に従う、
暗殺者育成部門の拠点のひとつだった。
 相手が相手だけに、普通の兵隊では役に立たない可能性を考えて、
選りすぐりの精鋭ばかりを引き連れてきたものの、それでも犠牲が多く出てしまっている。
 味方はもちろん、敵の犠牲も予想外に酷い。
 何しろ、暗殺者としての教育を受けている子供たちや、かつては暗殺者として活躍したが、
今では後進の育成に携わる老人たちといった、普通なら非戦闘者となるような年齢層の者たちも、
武器を手にして降服をまったく考えずに抵抗するものだから、やっかいなことこの上ない。
 戦慣れした兵士たちも、そんな敵を相手に戦わねばならないことに対する不気味さを感じ取り、
恐れや不安を抱くからか、妙に隙が多くなる者が続出していた。
それゆえに、こちらの損害も多くなってしまう。
 それでも、今は、心を鬼にして戦わなければならない。
 もし、彼らを野放しにしてしまえば、王室に反感を持つ暗殺者集団という厄介な禍根を将来に残すことになるだろう。
 それだけは、避けたい。
147或る夜の出来事 (2):2010/12/31(金) 01:28:50 ID:LFVgIgxl
 雨が降っているのは、忌々しくもあり、また、幸いでもあった。
 雨のせいで、よほど気をはっていなければ、殺気や気配を感じ取ることが難しくなってしまっている。
おかげで、敵がかなり接近してからようやくその存在に気づくなどという失態を、
フェリドも幾度か犯してしまっている。
 一方、この雨のおかげで、幾度か振るった剣についた血は、すべて地面へと流れてしまう。
 まるで、命を奪うという罪そのものを洗い流すかのように。
 フェリドは、敵の気配を探りながら、集落の外れのほうに足を伸ばしていた。
 集落の中に包囲した敵の大半は討ち取った。
 あとは、討ちもらした敵を掃討するだけだ。
 気の重い仕事だが、やらねばならない。
 そんなフェリドの視界に、ぼんやりとした姿が見えたのは、それから間もなくのことだった。

 そこに、ひとりの少女が立っていた。
 いつから雨にうたれていたのだろう。服はたっぷりと雨を吸ってずぶ濡れになっている。
まとめあげた黒髪も、服に負けず劣らずで濡れていて、少女の姿をより哀れなものに変えていた。
 きっと、この少女も、幽世の門が誘拐してきた将来の暗殺者候補なのだろう。
 だが、見た限りでは、こちらに敵意を持って襲い掛かろうとしているようには思えない。
どちらかといえば、放心して立ち尽くしているだけに見える。
 敵意がなさそうな相手ならば、なるべくなら保護したい。
 フェリドは、こんな幼い少女であっても、暗殺術を叩き込まれている可能性を十分に考慮したうえで、
少女に声をかけた。
「おい、大丈夫か?」
 フェリドが声をかけたことで、うつむいていた少女はすっと顔をあげ、じっとフェリドの目を見た。
 その深い青の瞳を見て、一瞬だけ息を呑んだフェリドは、
その一瞬でも仕事をするには十分な時間を相手に与えてしまうことをよく知っていた。
知っていたからこそ、今の事態をどう考えていいのかがわからなかった。
 ほんの一瞬の隙をついて、少女はフェリドの足元に飛びついていた。
 いや、飛びついただけじゃない。気がつくと、フェリドは甲冑はおろか、
ズボンや下着まで下ろされて、無様に下半身を露出している。
 抱きつかれた瞬間、刺されると思っていたフェリドからすれば、あまりにも拍子抜けというか、
予想外の出来事だった。
 などと考えている場合ではない。
 少女は、目の前に現れたフェリドの立派なモノを、なんのためらいもなく口に咥えた。
148或る夜の出来事 (3):2010/12/31(金) 01:29:21 ID:LFVgIgxl
 衝撃的だった。
 いつの間にか、自分が脱がされていることも。
 自分の息子と同じくらいの、まだ十歳にもなっていなさそうな幼い少女が、
自分の陰茎を口に含んでいることも。
 そして。
 その口淫が、熟練の域を超えた領域にあることも。
 幼く小さな口いっぱいにフェリドを含むと、まだ発達途中の可愛らしい舌で、
鈴口や裏筋をちろちろと嘗めまわす。
 まるで強引に精液を吸いだそうと言わんばかりの強力さで、吸い上げるかと思えば。
 顔がフェリドの下腹部に密着するほどの勢いで竿を飲み込み、
文字通り食道に達する深さまで受け入れる。
 右手はフェリドの陰嚢を優しく揉みしだき、左手は後ろの穴につんつんとちょっかいを出してくるのだ。
「ぐ、はあッ!」
 思わず声が出てしまうのも仕方なかった。
 生まれて初めて経験するような、強烈な刺激がフェリドを続けて襲っているのだ。
 舌と唇で竿を丹念に愛したかと思うと、再び先端を含んで吸い付き始める。
そして、敏感な先端を舌で弄ぶと、そのまま喉の奥できゅっと締め付ける。
 正直、妻のアルだってここまではしてくれない。女王陛下が自分の肉棒を口に含み、
唇や舌で丹念にご奉仕してくれる姿は、それだけでもゾクゾクさせてくれるし、
それに伴う快楽だって十分にある。
 だが、これは、そんなアルシュタートの精一杯の愛撫が、まるで児戯のようにしか思えないほどの強力さだ。
 快楽で頭が白く焼けそうになるが、フェリドは理性の命じたとおりに少女の頭に手を差し伸べ、
彼女を自分のモノから引き離そうとした。
 だが、少女の髪に触れた手は、彼女の頭を離すどころか、そこにぴたりとくっついたまま離れない。
 この光景を第三者が見れば、フェリドが幼い少女の口を無理矢理犯しているようにしか見えないだろう。
「や、め……」
 せめて言葉で意思を伝えようと、吹き飛びそうな意識を必死につなぎとめながら、
少女に話しかけようとする。
 そこに、やたらと印象に残る少女の瞳があった。

 自分の陰茎を咥えこみながら、じっと上目遣いでこちらを見つめる少女。
 背筋を、言いようの無い感覚が駆け上っていく。
149或る夜の出来事 (4):2010/12/31(金) 01:30:01 ID:LFVgIgxl
 少女はそんなフェリドに対して、容赦なかった。
 徐々に堅く隆起しつつあるフェリドの肉棒を咥えたまま離さず、自分の喉の奥の奥に迎え入れる。
 これはすごい。
 もともと体格の小さな幼子だ。食道が広がるサイズにも限度というものがある。
結果、フェリドが喉の奥へと侵入するたびに、恐ろしい締め付けが彼を襲う。
 限界だった。
「う、あ、ああッ!!」
 少女が竿を一番深く咥え込んだ瞬間に、フェリドは達してしまった。
 食道から胃に直接精液を流し込まんばかりに、激しく噴出する。
 すると、少女は喉の奥からフェリドを解放して、口の中いっぱいにフェリドの白濁液を受け止め始めた。
 フェリドが発射し終わっても、少女は陰茎の中に残った精液すべてを吸い出す勢いで吸引し続ける。
 そして、ようやく少女がフェリドの肉棒から口を離すと、
少女は口の中に溜まった精液をフェリドに見せつけてから、それを自分の手のひらに吐き出した。
 吐き出した白濁液は、この討伐行に出発する前に妻として以降、
まったく無沙汰だったこともあり、黄色に近い色でかなり濃いものだった。
少女の唾液が多少は混ざっているはずなのだが、それでも、手のひらに零した精液は、
どろりと広がったりしないまま、ひとまとまりになって溜まっている。
 それを、少女は音をたててすすりはじめた。
 半分ほど口に含んだ時点で、再び口を開けて中身をフェリドに見せつけてから。
 ごくりと喉の鳴らしながら、飲み込んでしまった。
 残りの半分は、いつ脱いだかわからぬ彼女の素肌に塗りこめていく。特に、まだ幼く、
一本の筋にしか見えない陰裂を強引に開くと、入念と言っていいほどの丹念さで指を動かし、
満遍なく塗り広げていく。
 フェリドは、その光景から目を離せなくなっていた。
 まだ子供から少女に変わりつつあるような幼い娘が。
その年齢には不釣合いなほどの甘い吐息とともに、男が吐き出した欲望の証を、
胸や腹、そして男など受け入れられるはずがないような、女性特有の場所に塗りたくる。
 そういう趣味の無い男でも、その気になってしまいそうな姿だった。
 幼い身体で熟練の娼婦のような動きを見せている少女は、フェリドの身体にそっと手を当てると、
特に力を加えてもいないのに、簡単にフェリドを押し倒してしまった。
 下は雨に濡れた草が敷かれているので、泥で汚れたりはしない。
だが、フェリドはそんなことを気にしてはいなかった。
フェリドを草の上に寝かせた少女は、発射した後にもかかわらず、
まだ元気な姿を保っているフェリドの陰茎の上に腰掛ける。
「ま、待て!」
 少女が何をしようとしているのか察したフェリドは、あわてて少女を止めようとした。
150或る夜の出来事 (5):2010/12/31(金) 01:30:37 ID:LFVgIgxl
 だが。
 少女は、腰を巧みに操ると、フェリドの先端を下の口で咥えこんだ。
 そのままゆっくりと腰を落とし、胎内にフェリドを飲み込んでいく。

 これまた強烈な衝撃だった。
 まだ幼く、どう考えても性交するに十分なほどに発達していない女性器で、
フェリドの成人男性平均を多少上回る男性器を受け入れてしまったのだ。
体格差からくる締め付けは腕で掴まれているのかと思うくらいの強さだ。
 比べるのは悪いと思うが、アルシュタートも二人の子供を生んだとはとても思えぬほど、
アソコの締まりは抜群だった。
 だが、この少女と比べると、アルのそれは慈愛に包まれた抱擁とでも言おうか。
フェリドをふんわりとやわらかく優しく包んでくれるのだ。
 その点、この少女は、明らかな好意を力いっぱいに表現しようと、
しっかりと抱きついてくるとでも言えばいいのだろうか。
ただでさえ狭い膣内を強引に割り広げるフェリドの陰茎を、全体でぎゅっと握り締めるかのようだ。
 ただ挿入しただけなのに、もうそれだけで達してしまいそうになる。
先ほどの口淫で敏感になっていることもあるが、この少女が与える刺激そのものが、
耐え難いほどの快楽を与えてくる。
 フェリドのモノを半分ほど咥え込んだところで、少女の動きがぴたりと止まった。
 その理由はフェリドにもわかる。
 内部に侵入したフェリドの先端が、少女の一番奥にたどり着いたのだ。
 そこからの少女の動きは、フェリドの想像を超えていた。
 少女は、フェリドの肩に手をかけると。
 両足をわずかに浮かせて、自分の重心を結合部の上方に合わせたのだ。
 少女の体重のほとんどがその一点にかかることにより、フェリドは少女の中にさらに進んでいく。
 だが、それが限界だった。
 自分の体重でフェリドを最後まで受け入れようとしたものの、
そもそものサイズがあまりにも違うのだから、入りきらないのは当然だ。
脇差用の鞘に太刀を納刀するようなものだ。
 それでも、少女の中に三分の二くらいは埋まっただろうか。
151或る夜の出来事 (6):2010/12/31(金) 01:31:20 ID:LFVgIgxl
 しかし、少女はそれに不満なようだった。
 いや、不満というよりも、残念がっているというか、恐れているようにも見える。
 そんなフェリドの印象を、さらに強めるような小さな声が少女の喉から漏れる。
「ごめんなさい……。全部は、入りません……」
 フェリドからすれば、問題はそこにあるのではなく、
少女がまだ幼い身体で性交を試みていること自体を指摘したいのだが、
喉から漏れるのは、女との交わりとは思えぬほどの喜びを表すうなり声だけだった。
「う、あ、あッ!!」
 少女が自分の限界まで受け入れたフェリドの男根を、再び引き抜き始めたことにより、
その声はさらに大きさを増していく。
 信じられない。
 もともと、受け入れるべき女の部分が小さいということもあるだろうが、
それを考慮に入れても、尋常じゃない膣圧がフェリドを襲う。
 敏感な先端を包むようにして加えられる圧力もそうだが、もっとすごいのは胎内の膣壁だろう。
きめ細かな襞が幾重にも重なっているのか、鈴口にまでからみついてくるような感触は、
これまでの女性経験の中でも感じた事のないモノだった。
 彼女の内部は、全力でフェリドを屈服させるべく、
あらゆる方法を使ってフェリドのモノを包んでいると言っても過言ではないだろう。
 そんな少女は、フェリドの胸元に頬を寄せると、うるんだ瞳でフェリドを見上げながら、
ゆっくりと腰を動かす。
 大きく分けると、前後、上下、回転という動きなのだが、
それを組み合わせる事で様々な刺激を与えられるようにしていた。
中はキツイとはいうものの、押し当てる角度が違えば、受ける刺激も変わってくるため、
同じ腰の動きをなるべくしないように調整されると、
同じような刺激を受け続けることで麻痺してくるということがない。
 つまり。
 大の大人が、年端もゆかぬ少女未満の娘に、搾り取られそうになっている。
ということだ。
152或る夜の出来事 (7):2010/12/31(金) 01:31:44 ID:LFVgIgxl
 無理しているのではないかと思えるくらい、苦しそうで切なそうな吐息を、
フェリドが出入りするたびに喉から漏らす少女は、
いつの間にかフェリドの厚い胸板に小さな舌を這わせながら、乳首に吸い付いたりしている。
 たしかに上手い。
 だが、それ以上に。
 子を孕む事ができるのか疑わしいほどの年端もゆかぬ娘が、
このような痴態を演じているということと。
 男に対して一心不乱に奉仕しようとする健気な姿に、心が奪われてしまうのだ。
 だから。
 拒もうと思えば、体格差からも確実に拒めるであろうはずなのに、
まるで魅了されてしまったかのように、少女との行為を続けてしまう。

 少女は、性行為を楽しむというよりは、
ただ単に男に絶頂を向かえさせようといわんばかりのハイペースで腰を振っているし、
フェリドも少女の秘所の具合のよさのために、ほぼ喜ぶ一方となってしまっている。
 限界がくるのも、それほど遠くないことだった。
 最後の最後で理性の欠片が顔を出したフェリドは、少女の腰に手を添えて、
自分から引き離そうとした。
 背筋を駆け上って脳を白く焼くような、下腹部から全身を襲うこの感覚は、
間違いなく、男の限界点突破が近づいている証拠だ。
 いくらなんでも。
 この少女を、そこまで汚すわけにはいかない。

 そんなフェリドの気持ちを察したのか、小さな胎内いっぱいにフェリドを受け入れている少女は、
うるんだ瞳でフェリドを見上げながら、叫ぶ。
「せーし……。精子を、くださいッ!」
 幼い口からそんな言葉が出てくることも驚きだが。
 その後に続く言葉も、驚くには十分すぎるほどのものだった。
「おじさまの、濃い、精液で……。わたしを、妊、娠……。させてッ!」
153或る夜の出来事 (8):2010/12/31(金) 01:32:16 ID:LFVgIgxl
 それはまずい。
 頭では理解しているし、こんな年齢の娘を妊娠させたとなれば、
いろいろなものが失われることもわかっている。
 快楽に溺れてろくに動かぬ身体を叱咤しながら、最後の力を振り絞って、
少女の腰を引き離そうとする。
「い、いか……。んぐッ!!」
 その瞬間、フェリドの敏感になっている先端に、こつんとあたるものがあった。
 おそらく、子宮口。
 誰に言われたわけでもないが、なぜかそう悟った。
 それが、限界に達する合図となった。
「う、おおッ!!!」
 引き離そうとしたはずの手は、少女の腰にぴったりと添えられて、
自分の下腹部に押し付けんばかりの勢いで引き寄せている。
おかげで、ただでさえ狭い少女の中はフェリドのモノで限界まで拡張され、
逃げる余裕の無いほど狭くなった空間内に、フェリドの濃い白濁液が、
男根がびくん、びくんと脈打つたびに吐き出されていく。
「わたしの、中に……ッ! い、いっぱい……。で、てるッ!」
 少女の内側を汚しつくした精液は、高まった圧力から逃れようと逃げ道を探し、
その一部は少女とフェリドの結合部から勢いよく噴出した。
 フェリドのモノが少女の胎内に子種を撒き散らし終えたとき。
そこには、息を荒くした男と、同じく息を荒らげた少女の姿をした妖艶な女が身体を重ねあっていた。
154或る夜の出来事 (9):2010/12/31(金) 01:32:42 ID:LFVgIgxl
 フェリドは激しく後悔していた。
 いくらなんでも、酷すぎる。

 目の前には、筋にしか見えない女性器から、大量の精液がこぼれた少女が横たわっている。
 他の誰でもない、フェリド自身が犯した少女だ。
 たしかに、襲われたに等しいような状況で始まりはしたものの、
ここまで到達してしまったのは、自分が未熟だったからだと痛感する。
 こんな状況を誰かに見られでもしたら、大変なことになる。
 フェリドは、激しい享楽の後で、けだるさの残る身体を奮い立たせると、
乱れた自分の姿を整えだした。
 それまで、虚ろな目で雨の降る空を見上げていた少女が、急に飛び起きた。
 寝ている間にも零れ落ちてはいたが、フェリドが彼女の胎内に放った精液は相当な量だったようで、
その瞬間、少女の太腿の内側を、黄色に近い白濁駅がゆっくりと這うようにして零れ落ちてくる。
 そんな少女は、フェリドに抱きついた。
 小さな手は、フェリドの服をぎゅっと掴んで放さない。
「何でも、しますから……。後ろでも、前でも、お好きな時に使っていただいて、かまいませんから……」
 そして。
 なんとも哀れな声で、つぶやく。
「だから、殺さないで……」

 その言葉を聞いた直後。フェリドは、自分にしがみつくようにして哀願する少女を力強く抱きしめた。
「大丈夫だ。何も心配しなくていい。もう、大丈夫なんだ……」
 これ以上、そんな行為をしなくてもいいのだという意味を含ませるかのように、
少女を抱く腕に少しだけ力をこめたフェリドは、そのまま少女の頭を撫で続けた。
 そして。
 まだ幼い少女にこのような行為を教え込んでいた幽世の門という組織は、
解体してよかったのだという思いを一層強くした。
 こんな悲劇を再び繰り返さぬよう、強い態度で臨まねばならない。
 そう、確信していた。

 一方。
 泣き止まぬ子供をあやすかのようにして、抱きしめながら頭を撫で続けるフェリドに、
自分の身体をあずけている少女は。
 その唇の端に、満足そうな笑みをわずかに浮かべていた。
155或る夜の出来事 (10):2010/12/31(金) 01:33:03 ID:LFVgIgxl
 こうして、女王騎士長であるフェリドに救われた少女、リオンは。
 幽世の門で鍛え抜かれた夜の技術を駆使することで、身近にいる人々を次々に篭絡していき、
ソルファレナの影の女王として確固たる地位を築いてゆくことになるのだが。

 それはまた、別の話。
156 ◆.bqmN7rKr6 :2010/12/31(金) 01:38:46 ID:LFVgIgxl
以上。


Vのリオンさんは、
「幽世の門で身につけた超絶的な夜のテクニックで、男女を問わず
 片っ端から篭絡しちゃって味方につけてる」
から、ゲーム内であれだけモテモテなのに違いない。

という妄想だったとさ。
157名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 02:16:33 ID:VavunYVU
リオンテクニシャンwww
年明け早々いいものみた!GJ!
158名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 19:57:19 ID:M5sq6ytz
GJ!!
すごくエロくてよかった!
何度も読み返してしまった。
描写表現がよすぐる!!
159名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 02:07:48 ID:mV7daH8U
ロリもいいが、大人のおねーさんも頼む

クレオ姉さんなんか、どうだろう?


…などと言いつつ、保守
160名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 23:06:58 ID:cS2BoRhn
ジーンさんと結婚したいよ
161名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 08:08:20 ID:lszGzqVW
幻水2のヒルダかエミリアで書く予定・・・。

需要あるのかって?こまけぇこたぁ良いんだよ!!
162名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 00:47:30 ID:q2mTO4dR
夜な夜な痴女って男を部屋に誘い込むルセリナ
163名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 23:20:12 ID:oXw9QC8x
スカートに潜りたい
164名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 22:06:01 ID:M684tZRQ
シエラ様のエロが見たい。
165名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 00:51:49 ID:ISxJAhts
レン・リインがルオ・タウにねっとり寝取られる話が読みたい
166名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 00:04:35 ID:ENKt1KjB
カレンの小さい胸でパイズリするssを
167名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 20:58:32 ID:EpUGs0dP
そのうちジーンさんとリンファ書きたい
168名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 03:46:30.26 ID:W04+1eqM
フェリドとアルが若い時のお話マダー?
169名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 23:55:47.88 ID:aEN6JAX3
ここって百合あり?
170名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 00:05:20.93 ID:44WusXXg
例えばオニール×エスメラルダみたいな反応に困るようなのじゃなきゃかまわん
171名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 14:33:16.22 ID:3Lf/RTWL
フレデ×クロデ希望
172名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 21:34:46.24 ID:kHEul/TN
保守
173名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 16:27:28.07 ID:fcZs6eDw
(^ω●)
174名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 08:18:21.94 ID:9xjH18Ng
がっちり体型のマリー、ロニー・ベルが女の子や女戦士達を食いまくるストーリー

被害者1 カスミ
被害者2 ミリア
被害者3 バレリア
被害者4 クレオ
被害者5 ソニア
175名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 15:12:10.06 ID:j4KeAgxL
レズはいらね
176名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 06:55:53.68 ID:IIAzKgwu
保守!
177名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 19:38:17.01 ID:sI9Upe29
ゴドウィン兵×マリノで。

ストームフィスト・・・誰もが寝静まった街をマリノは歩いていた。
闘神祭・・・ベルクートが参加するその大会の会場は深夜にもかかわらず、篝火が焚かれていた。
(いよいよ明後日、かぁ・・・。)
マリノは1つ、溜息を吐く。
優勝者には女王騎士長の地位、そして王女リムスレーアとの結婚。
明後日より行われるそれで、ベルクートが勝てば・・・そう思うと不安が募る。
その時、物陰から1人の兵士が姿を現した。だが、思案にふけっていたマリノにそれは見えず・・・。
「うおっ!?」「きゃっ!?」
マリノの足が兵士の足に引っ掛かる格好となり、必然マリノは兵士を押し倒すような形になっていた。
「ご、ごめんなさい・・・。」
だが、兵士がそれに応える様子はない。それどころか、倒れたままピクリとも動かないのだ。
流石におかしい、とマリノも慌てて兵士を担ぐ。ここから医者の居る場所までは路地裏を通るのが1番速い。
恐らく夜勤の兵士だったからだろう、軽装だったのでマリノでも何とか担ぐ事は可能であった。

だが、それはマリノにとって余りにも残酷な悪夢の始まり。終わる事なき悪夢の鐘であった。
178名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 19:46:44.01 ID:sI9Upe29
時間がないので続きはまた後日書かせていただく。
179名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 20:49:17.87 ID:3YwS51ZY
もう書かなくていいよ
180名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 08:34:18.32 ID:ilH07v/V
クレオ(もう何年もセックスしてないわね・・・今夜アイツ誘おうかしら)
181名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 20:50:44.29 ID:xJllZp5u
クレオさんは処女に決まってるだろks
182名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 13:33:33.26 ID:zKbNqhNT
クレオさんじゅういっさい(処女) 
183名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 09:17:34.65 ID:a2wTX04I
セラたんとヤりたい
184名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 10:47:18.50 ID:wKC1PUsq
保守
185名無しさん@ピンキー:2011/09/08(木) 03:37:13.46 ID:PBE0DKit
団長×マリカが読みたい
186名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 01:27:38.18 ID:y0C93erm
新作発表も来たし、ここも賑わうと良いな
187名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 03:14:26.71 ID:ZBlFaSCh
シトロ村夜の名物

シスカおかあさんの
真夜中のいきなり筆おろしタ〜イム!

ジェイル「・・・!?シ、シスカさん!一体なにを!?・・・・・・・・うぁっ・・・」

リウ「!!?わぁあぁーーー!駄目だよシスカさん!?オレまだ心の準備が・・・・・・・・あっ・・・」

団長「お、おいっ!いきなり何す・・・・・・・ふぁっ・・・」

ディルク「シ、シスカさ・・・・・!?・・・・うっ・・・・」

マリカ「・・・?ちょ、ちょ、ちょっおねいちゃん!?
やめなさ・・・んん・・・はぁあああっ、ああっ、あっ、ダ・・メっ・・・っク・・・・っっんんん!!!」


188名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 15:46:45.22 ID:AN51uTic
団長は毎晩シス姉に抜いてもらってるよ
189 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/09/21(水) 23:27:25.43 ID:M2E0Qha6
PSPかよwVitaかと思ったらw
前作DSからこの時期にPSPとはまたなんとも
190名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 20:37:08.66 ID:I0JA9h32
テレーズの*にイチジク浣腸100本ぶちこんで、公衆の目の前で
脱糞させて屈辱を味あわせたい。
191名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 21:12:24.34 ID:PxzS97Yf
3しかもってないから、3を再プレイしてるけど、セシルいいな、セシル
192名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 03:24:45.20 ID:2VaKNmG1
というわけで、ありがとうございました
感想を宜しくお願いします
193名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 18:17:47.27 ID:LcrCuynt
>>190
テレーズは嫌がるの最初だけで
そのうち喜び始めそう。なんか隠れ変態ってイメージがある
194スーパー便ジータ:2011/11/23(水) 23:47:34.13 ID:o1akoX2r
地球ごと消えてなくなれ〜 下痢ック砲〜ww

ルカブライト「う、うわああああああああああああ!!!」
195名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 15:03:45.62 ID:3uijq7ny
3は何故かネイが好きだった。年や性格の割に貧乳だったりしたし
196名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 22:22:39.06 ID:K7ye88t7
ネイ可愛いな
ロランと新聞でゴシップでてなかったっけw
197名無しさん@ピンキー:2012/02/16(木) 07:17:08.19 ID:WW2PNJ1D
ho
198名無しさん@ピンキー:2012/02/16(木) 11:29:37.62 ID:jhOWeJa8
新作が出たというのに静かなものだな
199名無しさん@ピンキー:2012/02/16(木) 11:41:35.93 ID:PvvK+ON3
まぁ多くの幻水ファンが望んでたのと違う世界観の話だし仕方ない
出たのが6だったら少しは賑わったと思うが
200名無しさん@ピンキー:2012/02/16(木) 22:02:40.47 ID:Jh9b9h+2
公式のキャラ紹介見たかぎりだとイリア、エフィル、マキア辺りは
エロと相性良さそうな気がしなくもない
201名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 15:36:13.26 ID:iqrLREf0
今5をやってる途中だが、リオンの意識が戻ったときのミアキスの
「よかった〜、よかったよおお〜」が
主人公との激しいセックス三昧の後ベッドに横たわり恍惚とした顔で言った台詞に
脳内変換されてフル勃起した
202名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 13:35:34.06 ID:JGQUpErj
セックルの時も鎧を脱がないセシル
しかも積極的なセシルはトーマスの上に乗ってくるので重い重い
203名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 14:23:54.20 ID:P75/RVbZ
そりゃ無茶だ
204名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 18:32:52.32 ID:TszRzEVc
深く刺さりそうですね
205主×ミュラ:2012/02/19(日) 12:37:23.64 ID:IGzwZiCD

紡がれし百年の時より主人公×ミュラを
まだ未クリアだけど書いたので投下させてもらいます!


 主要メンバーで行われた軍議を終え、食堂で軽く酒を酌み交わした後で自室の扉を開け
たのは、既に日付も変わろうかという時刻だった。室内へと足を踏み込んだ途端、どこか甘
く蠱惑的な匂いを感じる。背筋を奇妙な感覚が駆け巡った。
 視線を移せば、窓から差し込む月明かりを浴びて、一人の少女が寝台に腰掛けていた。
普段は結われている髪は解かれ、白地の寝間着に栗色が重なっている。サラリと髪が揺れ
、彼女は僕へと振り向いた。
「ミュラ……」
「遅かったな」
 普段の気丈な彼女から想像もできないほど、弱々しい声音が響く。瞳の中に宿るのは、
不安や後悔。恐れといった負の感情。
「悪い。眠れないんだ」
 ミュラが僕の部屋を、夜更けに訪れた理由は一つしか無かった。ゆっくりと彼女へと近づく
。一歩を進めるごとに、自分の頭の中でむず痒いような感覚が増大していくのが分かった。
 彼女の隣へと腰掛ける。無意識の内に触れ合った指先を介して、かすかな震えが伝わっ
てくる。
「怖いんだよ」
 彼女の言葉に対して、何をとは問いかけなかった。そんなもの、分かっていたから。
 いくら過去を変え、無かった事にしても、自分が経験した事実は変わらない。目を閉じれば
いつだって、あの日のテルベの村は瞼の裏に蘇る。
 崩れた家屋。視界を覆うほどに舞い上がる埃。親友の、ジーノの最後。
 仲良く皆で夕食を食べている時でも、ふと恐怖は沸き上がってくる。“これは夢なんじゃな
いか”って。実は時計の針はあそこから、少しも進んでいなくて、ただ夢を見ているんじゃな
いかって。
 勿論、そんな筈は無い。時代樹の力は確かだ。理屈では分かっているけど、心の底に根
ざす罪悪感や恐怖は、どうやっても拭うことはできない。
 心の底に負った汚れは、きっと過去を変えた僕やミュラが、必然的に背負わなければいけ
ない物なんだろう。
「大丈夫だよ、ミュラ」
 逃れられない恐怖から逃れる為に……いや、忘れるために、僕とミュラの関係がこのよう
な形に変化したことは、一種の必然だった気がする。
 二人でしか共有できない恐怖。今が瞬きの夢ではないと確かめるために、僕とミュラは互
いの体温を重ねあった。
 唇が触れる。鼻孔をくすぐる彼女の香りが、夜の闇と混ざって理性を溶かしていく。
「ぁ、んッ」
 瞼に焼き付く恐怖から逃れるように、ミュラの舌は積極的に動きまわり、僕の舌とは言わず
に口内をところ構わずに撫で回していく。彼女の舌が口内の粘膜を擦る度に、背中に焼け
付くような感覚を覚える。身体が徐々に熱を持っていくのが分かった。
「んん、っ」
 後ろ頭に手を回され、抱き込まれるような形になっている僕の身体とミュラは密着していた
。二人は互いに薄い寝間着しか纏っていなくて、否応なく彼女の身体を意識する。月明かり
に茫洋と浮かび上がる柔肌。彼女の背中に手を回し、触れた身体は間違いなく女の物で、
否応なく僕の雄としての本能を刺激していく。
 脆弱な理性は思考を放棄し、燃え盛るような本能が思考を支配する。
「ミュラ」
 彼女の肩を掴み、僕は熱に任せてミュラを寝台へと押し倒した。急なことに状況がうまく飲
み込めていないような彼女を、見下ろしながら吐き出した息は、怖いほどの熱を宿していた
。ミュラは寝間着が解け、胸元が顕になっている。彼女の淫靡と理性の間で揺れている瞳
を、僕はとても綺麗だと思った。
206主×ミュラ:2012/02/19(日) 12:41:02.01 ID:IGzwZiCD
 瞳から視線を逸らさず、指先でミュラの身体をなぞる。細く引き締まった体躯を押し割って
溢れでてくる、若々しい少女の匂いを掌に感じながら、徐々に下腹部へと向けて腕を動かし
ていく。
 寝間着の隙間に入り込んだ指先が、彼女の萌毛へと触れた。
 ビクリと彼女が身体を揺らすが、拒絶の意志は見えなかった。熱を宿した瞳を見つめなが
ら、指先で彼女の割れ目を軽くなぞる。
「――――ッ」
 触れるか触れないか程度の摩擦を何度か繰り返す内に、目に見えて彼女の吐き出す息
が熱を帯びてくる。淫蕩とした潤みを帯びた瞳は、言外に僕へと何かを訴えているようだっ
た。
 しっとりとした湿り気が、指先を軽く濡らす。
「んぁッ!」
 小振りな肉芽へと軽く触れた途端、ミュラの口の端から声が漏れた。ダメだと訴えるように
彼女は首を控えめに振るけれど、僕は指を止めるつもりは無かった。力加減を意識しなが
ら、彼女の敏感な部分を擦り上げる。
 強すぎないように、かと言って弱すぎないように。指が上下するたびに、彼女の押し殺した
声が室内にこだまする。
「ぁ、ぁッ。うぁッ」
 ミュラの声のトーンが徐々に高くなるのと同時に、僕の中で湧き上がる炎も大きさを増して
いく。
「んん、ぁぁッ!!」
 苦しげに喘いだミュラが腰を浮かせ、大きく息を吐く。僕は湿った指を拭くこともなく、自分
の寝間着へと手をかけた。
 床に寝巻きを放る。首筋が焦げるような錯覚に襲われていた。身体の内側でくすぶる熱に
、目眩がしそうだ。
 僕は今、寝台の上で脱力している彼女に、どうしようもなく欲情していた。
「ミュラ」
 彼女の答えを待つこと無く、僕は何かに急かされるように、自分自身をミュラの中へと押し
入れる。抵抗という抵抗もなく、肉沼の中へと沈んでいく感覚に、体全体が打ち震える。まだ
まだと、もっともっとと、体の深い部分が囁いているようだった。
 どうやっても拭いきれなかった、飢餓感とでも言うべきものが徐々に薄れていく。僕自身を
締め付ける膣肉の感覚が、彼女と深い場所で繋がっているという事実が、飢餓感を癒し、
満ち足りたものへと変えていく。
 時代樹に一度頼った時から、心の中で発芽した恐怖。この世界はああも簡単に覆ってしま
うのだという事実は、全ての行為の意味を希薄化させる。将来のために――――などと言
ったところで、その将来は訪れるかさえ分からないのだ。
 僕らは盤石な土台の上を歩いているのではなく、か細い枝先の上に辛うじてぶら下がって
いるだけなのだと知ってしまった。強風が吹いて、いつ枝が折れても不思議じゃない。
 ひどく脆い物へと変わった世界の中で、この瞬間だけは確かなものだと実感できる。
「はぁ、ぁぁッ! ミュラ、ミュラ!」
「ひぅ、激しッ。いや、ぅぁッ!」」
 貪るように、ミュラの中へと僕自身を打ち付ける。室内には肉のぶつかり合う音と、獣声に
も似た喘ぎが響いている。耳に届く音は、既にどちらが発したものかも区別はつかなかった。
 首筋に滞留する熱は、ミュラへと腰を打ち付けるごとに、温度を加速度的に上昇させてい
った。どころか、首筋から熱は身体中へと伝播していく。燃え尽きてしまいそうな程の熱に浮
かされながら、僕は一段と深く、彼女へと僕自身を打ち付けた。
「ぁ、くぅぅッ!」
「ひぁッ! ぁ、ぁぁ――――」
 身体が硬直する。全身の熱が一点から喪失していく感覚に、目の前が白光に染まる。身
体を震わせながら、僕はミュラの膣内へと吐精した。
207主×ミュラ:2012/02/19(日) 12:45:31.36 ID:IGzwZiCD
 口を半開きにし、浅い呼吸を繰り返すミュラから陰茎を引き、息を整えていると、額に衝撃
が走った。
「痛ッ」
 顔を上げる。枕を投げつけたミュラが、寝台の上から僕を睨みつけていた。
「バカ」
「え?」
「もっと、優しくしろよ」
「……ごめん」
「まぁ、いいけどさ」
 呆れたようにため息を吐くミュラを見ていると、僕の中で虚脱感は影を潜めていく。
 行為の最中に味わっていた、暴力的な感覚はどこかへと去り、不思議と温かなものが心
を満たしていた。
「ねぇ、汗もかいたし、これから湯でも浴びに行こうよ」
「お、いいなそれ」
 よっと声をかけて、ミュラが寝台から降りる。寝間着を着込んだ彼女が、くるりと僕を振り向
いた。
 彼女の隣に並ぶ。どちらともなく、指先が絡まった。
「ミュラは、暖かいね」
「な、なんだよ急に」
「あ、いや。ご、ごめん」
「別に、謝らなくてもいいよ。それに――――」
「それに?」
「ん。な、何でもない。ほら、行くぞ!」
「はいはい」
 ミュラに引きずられるように、部屋を後にする。
 繋がる掌の暖かさは、確かに手の先に彼女がいると実感させてくれる。この世界が枝先
にぶら下がっている程度の、脆いものだとしても、彼女と僕の指先が繋がっている。
 なら、それで充分じゃないかと思った。
「お前は、消えたり、しないよな」
 廊下を歩きながら、ミュラの背中越しの言葉に頷いた。
「うん。僕やミュラは、確かにこの瞬間を生きてる。勿論、ジーノだって」
「ああ。そうだな。そうだよな」
 枝がどんなに折れそうでも、前に進まないわけにはいかない。
 けれどミュラと一緒だったら、恐れずに前へと進んでいける。僕達は深夜の城内を、手を
繋ぎながら歩き続けた。
 


以上です
やっぱり過去を変えるのって、あんまり良くないと思うんだよね
208名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 20:26:09.40 ID:TID/vX0b
GJ!
209名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 21:51:15.62 ID:6xo1dobA
おつう
210名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 00:15:16.24 ID:7HEZid1s
おおおおGJ!!
211名無しさん@ピンキー:2012/04/10(火) 19:59:03.42 ID:+Ixb27jh
団長×マリカまだー
212名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 12:58:51.23 ID:ELbyhwSC
3の漫画の最後クリスとパーシィとセシルが話してセシルが赤面してるコマ
順当に考えると、クリスが「たまには稽古してあげるね」
セシル「嬉しいです(憧れのクリス様)///」 パーシィただの護衛何だろうけど
汚れた萌え目線でみると「子供出来て結婚することになっちゃいました」
セシル「えぇ!///」、に見えてしょうがないw
213名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 21:57:12.48 ID:wkZc1YQd
イェーイ!ミューラーさん見てる〜?
214名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 10:09:02.10 ID:Kqa9S4tL
坊ちゃんに力づくで犯されるクレオhshs 
215名無しさん@ピンキー:2012/06/07(木) 18:03:24.41 ID:WyUUF5T9
シエラの電撃で麻痺させられたナッシュがミリー、メグ、ビッキーにいいようにされる
→双蛇剣で暴走して一転攻勢とか
216名無しさん@ピンキー:2012/06/08(金) 00:17:58.09 ID:9jLcyYUN
>>215
ミリーはパイズリで「おっぱいむにゅむにゅで気持ちよくなっちゃうなんてヘンタイさんだぁ」と無邪気攻め
メグは一応良識はあるが、自作のカラクリで前立腺等を責めるとなるとノリノリに
ビッキーは精液の味が気に入りごっくんしまくる・・・そのうえ恐れを知らなくかなり大胆なプレイも
217名無しさん@ピンキー:2012/06/29(金) 03:45:04.75 ID:fueAQTBL
エミリアxテンプルトンorコーネルで構想中、コンセプトは
「よく似合ってるわぁ〜ふふふ」
「ねぇ…ボク男の子なのにどうして女の子の服を着せるの?」
「そんなの可愛いからに決まってるじゃないの?さぁ…スカートをまくって咥えて…」

こんなんどうでしょう?
218名無しさん@ピンキー:2012/06/29(金) 19:54:08.75 ID:7Fm7uXor
チラシの裏に書いてろ
219名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 02:55:36.52 ID:2p9Lv5L5
ほしゅ
220名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 21:26:48.85 ID:d9dSOGNl
保守っておくか。
ところで、PSPで出た新しい幻想水滸伝はどんな感じなんだ?
221名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 21:59:41.99 ID:5T7uXCBh
やらかした
222名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 22:59:15.91 ID:1U/TuYfM
お願い、詳しく
223名無しさん@ピンキー:2012/08/20(月) 03:52:55.88 ID:Enu7hGzr
色々な界隈でスルーされてる時点で察せよ・・・
224名無しさん@ピンキー:2012/08/20(月) 23:49:32.17 ID:fzkCO/OV
そうは言うがな大佐
何がどうしてそうなったのかわからなければ手を出せん
未だ3000〜4000前後の値段だから地雷ならダメージが大きい
来月クロニクル2ndがあるし
225名無しさん@ピンキー:2012/08/21(火) 00:30:26.41 ID:CI+icu0E
108人が本拠地に集わない
本拠地を歩き回れない
108人の中にアイテムだけの顔なし・既死者が含まれる
226名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 10:06:12.17 ID:jKqe0QG8
遅くなったがありがとう
容量が少ない携帯機とはいえ一番の目玉がそれとは酷いな
…てか、PSPならPS並の容量はあるか
3DSもカードなのにそれくらいはある
手抜き作品だな…


1000円以下になったら買うよ
227名無しさん@ピンキー
そういえばティアクライスも値下がりしたらやろうと思っていまだにやってないんだよな
ヤンデレ百合娘がいると聞いたときからずっとやりたいと思っているんだが