>>乙。
このスレでは前スレの変なサイト本人宣伝がないこといのってるw
3 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 12:02:50 ID:M5D4bKqn
このスレはFF総合エロパロスレ6...
殆どのシリーズ、殆どのシチュ、殆どのカプを愛で、そしてみんなで楽しもう
永遠に!
保守
いきなり保守かよww
保守
俺得になろうとも臆せず、様々な作品が投下され、スレが賑わうようになる
そんな呼び水に私はなりたい。
FFCCEoTベリアウルデ×ユーク♀主人公
前スレのメイド話の続き。
寝台に座った男の前に少女が跪いている。
「そう……そのまま舌を使いなさい」
男は脚の間に顔を埋めている少女の頭を撫でた。
「ん……ふ、ぅ……」
咥えた性器の大きさに苦しそうな声を漏らしつつ、少女は亀頭を舌で転がすように舐め回す。
溢れた唾液が顎を伝うのも気にせず、くびれを舌先でなぞりながら上目遣いに男の顔を見た。
訝った男は頭を撫でていた手で離れるよう指示する。
「ベリアウルデ、気持ちいい?」
「……なんと呼ぶか、教えたばかりだろう?」
顔色を窺うように尋ねた少女を、あくまで優しく訂正させる。
「あ……ご、ご主人様、気持ちいい、ですか?」
女中の装いをした少女は恥ずかしそうに言い直すと、男はうむと頷き、その返事に顔を綻ばせた。
両手で包んだ陰茎を横から吸い付いたり、根元に舌を這わせたりと忙しなく動く。
それらは口淫の仕方を覚えさせようとする男の命令であり、彼女が自発的にしている事ではない。
それでも忠実な娘は全てを聞き入れて懸命に男を悦ばせようとする。
咽喉の奥まで咥えようとすると、苦しさから反射的に口を離して咽てしまった。
「無理しなくていい」
咳き込む少女は男の労いに首を横に振り、呼吸を落ち着かせて再び口に含んだ。
「んむ……う……んんっ……ぅ」
限界まで呑み込んだ性器を活塞していると、男の手が頭を掴んで強引に引き抜かされる。
「……は、ぁ……あの、気持ちよくなかった……ですか?」
男は不安げな表情をじっと見つめ、紅潮した頬を掌で包んだ。
「無理はするな。少しずつ覚えていけばよい」
少女は申し訳なさそうにこくりと頷き、新たな指示を仰ぐ。
「さて、では次は……主の好きにするといい」
思いがけない命令に少女は困惑の色を隠せない。
しかし、覚悟を決めると教わった全ての知識と技術で愛撫を始めた。
行為に慣れてきた少女は次第に独自の判断で刺激を与えていく。
手で陰茎を扱きながら亀頭を吸い上げると男が呻いた。
「…………離れなさい」
切羽詰った声に限界が近い事を知り、少女は命令を無視して更に責めたてる。
「まったく……言う事を聞かない悪い娘だ」
男は少女を咎めはするものの行為自体を拒む様子はなく、やがて刺激を加え続ける口内に吐精した。
「んん――っ!……はぁ」
注がれた精液を飲み下すと、ようやく少女は口を離した。
「飲んだのか……教えていないのに、よくできたな」
指で口元を拭ってやると、それを先程までの行為と同じように咥えられる。
直ぐに抜いた指は粘り気のある液に塗れ、男はそれを舐め取った。
「……本当に、悪い娘だ」
物欲しそうに見上げてくる少女に満足そうな笑みを見せた。
「あ――あの、ご主人様。私……私も、してほしい、です……」
少女は熱に浮かされたような表情で情交を強請る。
立ち上がってスカートを捲くり上げて股の割れたドロワーズを露にすると、その隙間に男の手が滑り込む。
「……やはり、欲求不満だったのだな」
指に付着した体液を糸を引かせて弄びながら男が言った。
未だ彼女には刺激を与えていないというのに、その量が色情を物語っている。
「…………はい……」
顔を真っ赤にして答える少女を屈ませて愛しそうに口付けた。
先程まで彼の性器を咥えていた唇は躊躇うが、男は構わず舌を絡ませる。
情火に焦がれた少女が一度果てた勢いを取り戻させようと手を伸ばすが、男はそれを制止した。
「そんなにしたいのなら、自分でしなさい」
少女は促されるまま寝台に座り、向かい合うよう座り直した男に見えるよう脚を大きく開いた。
秘部を隠さない造りの下着の間から、垂涎するそこに自らの手を添える。
「ん……くぅ……」
自慰に慣れていない少女は、快楽を教えてくれた手を思い出して己に刺激を与えていく。
まずは分泌液を絡める為に外性器全体を軽く指を滑らせる。
充分に湿ると、疼く陰核を指先で撫で回し、快さに嘆息を漏らした。
敏感な突起を指の腹で捏ね返しながら男の様子を窺う。
彼の視線が自分の痴態を捉えているというだけで体の奥が熱くなる。
「は……ぁ……んぁあっ」
少女は熱の源を追って蜜を溢れさせる入り口に指を挿し込んだ。
不完全な部分を補われる快感と同時に、彼がいつも味わっている膣壁の蠢く感触を知る。
――異物を離すまいとする内部は女の本能か己の性質か――
そんな事を考えながら少女はゆっくりと指を出し入れし始めた。
異性を知ってしまった今では、種族の特徴である太い指すら一本では物足りない。
しかし、彼に比べて細いとはいえ二本目を受け入れる余裕はない。
そのもどかしさを誤魔化すように夢中で指を動かす。
目で犯されながら自涜に耽っていると名前を呼ばれ、行為を中断して男を見つめた。
手を差し出され、その意図を瞬時に読み取って視線を下方に向ける。
そこには待ち焦がれたものがあり、少女の心が耐え難い疼きに囚われる。
「おいで」
男はそれ以上言わなかったが、少女は灯火に誘われる虫のように彼の手を取って膝の上に跨る。
そそり立つ肉棒に手を添え、その先端を飢えに喘ぐ膣口に押し当てて腰を落とす。
そして、ついに本懐を遂げた女の悦びに、甲高い嬌声が上がった。
「んく……はぁ……あっ、ああぁ!」
少女は男にしがみついて腰を上下に激しく揺らす。
――もっと深く、もっと強く、繋がりを感じたい。
愛しい彼を求める心と体が理性を奪っていく。
「ひあぁ……ごしゅ……んっ!ごしゅじ、さま、ぁ……ごしゅじんさまぁ!」
艶やかな声で何度も男を呼んで唇を奪う姿は、普段の無邪気な彼女からは想像もつかない。
そのように躾けた本人は、さもそれが当然だと言わんばかりに色に乱れる少女に身を任せている。
深く交わされた接吻に応え、男は二人の間に挟まれた服の裾を摘み上げてひらひらと振った。
「もっと触れてやりたいが、これが邪魔だな」
少女は衣服の端を口で受け取り、結合部を露出させた。
着けたままの下着が愛液に塗れて肌に張り付いている。
男が隙間から手を差し入れて陰核を刺激すると、上に跨る体が弓形に反った。
「くぅっ!……んん……んぅー……」
布を咥えてくぐもる呻き声はどこか甘い。
敏感な性感帯を責められたまま、少女は腰を動かし続ける。
内と外、両方から与えられる快感が少女を瞬く間に頂上へと導いていく。
「ふぅ……んく……うううぅぅぅーっ!!」
最果てに到達した少女は背を大きく反らして痙攣する。
絶頂を内部から確認した男は細い腰を掴み、余韻に浸る少女を下から突き上げた。
「……んっ、あ……は……きゃうっ!」
休む間もなく責められて噛んでいた布を離してしまう。
「ひぐっ!……うあ……ああぁっ!」
少女は苛んでくる相手に体を密着させて悍ましいまでに強烈な快楽に耐える。
「はぁ……んっ!……ぅ……ああっ!やあぁぁん!」
汗の流れ落ちる襟元に男の唇が触れ、痕が残る程強く噛みついた。
既に快感として体に刻みつけられているその痛みに喉を反らして応える。
少女は襟を飾るリボンとボタンを外し、慎み深く隠されていた肌を曝け出した。
涙の浮かんだ目が、そこにも痕を残して欲しいと訴える。
「主ばかり良くなって……我には何もしてくれないのか?」
その言葉に詫びるように、少女は蕩けた膣に力を込めて内部を圧迫した。
締め上げてはっきりと形が解るようになった男根を上下に扱き始める。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて腰を振ると、肌蹴たシャツの間に男が顔を寄せた。
「ふ……ぁ、んっ!……ひゃ!あぁぁ!……ぅああっ!!」
肩にうっすら残る歯形を舌でなぞり、少しずらして新しい痕をつけていく。
しなやかに反る背中を滑って手が翼に触れ、その付け根を指先で引っ掻くように刺激する。
「あ、ああぁぁっ!!も……だめ、だめぇぇぇ!……っちゃ、ううううぅぅぅっ!!」
首元に埋まる頭を抱いて絶頂に震える少女を追うように、男はひくつく内部に精を放った。
「こんなに服汚しちゃって……帰れないじゃない」
拗ねる少女を抱き寄せて男は耳元に口付けた。
「では、帰らなければよい」
「そういうわけにはいかないでしょ!大体、誰のせいだと思ってるの!」
憤慨する少女を抱いたまま、男は考え込む振りをする。
「……確か、誘ってきたのは主だったはずだが」
突きつけられた事実に少女はぐうの音も出ない。
「心配するな、服なら貸してやる。だから……何度でも相手してやろう」
皺くちゃになった服の下に男の手が潜り込んできた。
そうやっていつも彼に流されてしまう少女は焦る。
「やっ……もう!いい加減にして!」
握り締めた拳が顎に命中する。
男が痛みに呻いている隙に、拘束する力の弱まった腕から抜け出した。
「ベリアウルデのバカバカ!スケベ!!」
少女は乱れた着衣を整えながら部屋を出て行った。
一人取り残された男が溜息を吐く。
「……女性の扱いというものは、難しいな」
帰宅した彼女は家人に、情交の跡の残る服をどう説明するのだろうか。
それよりも、隠し切れない位置につけた歯型は……
――次に訪れたら、彼女自身に説明してもらおう。
男は悪戯を思いついた童子のように、楽しそうな笑みを浮かべた。
以上です。
お粗末様でした。
貴重なユークものktkr
メイドたまらん
新スレおつれさまです
スレッドを跨いでしまいましたが、一応これで完結ということで投下に参りました
何となくのあらすじ>
のばらとの○○デートを邪魔されたくもさまは、必殺の「広角ラブラブ式波動砲」
によって皇帝をウボァーするものの、自身も結構なダメージを負ってしまったのでした
/////
次に視界の色が戻った時、暗闇の雲は、男の腕に抱かれていた。
大気に漂う精油と汗、新鮮な血の匂い。冷ややかな風の温度。
そして、息を荒げ、何度も名前を呼ぶフリオニールの体温。
朦朧とした意識に流れ込む数々の刺激が、暗闇の雲を包み込んでいた。
浅い眠りの中にいるような感覚から、少しずつ降りてくる途中だった。
「おい、しっかりしろ! おい!」
「……声が大きいぞ。若造」
脈でも診るつもりだったのか、フリオニールの手は、右の手首を掴んでいた。
「フフッ……お前の手は温かいな」
「温かいって、あんた、こんなに熱を出してるのに!」
「なに、少し休めば治る……それに、ここは風が冷たい。丁度良いじゃろう?」
どうやら、肉体を維持するのに必要な魔力までも、攻撃に消費してしまったらしい。泥の
中に首まで浸かってるようで、全身の関節が重くて動かないのだ。
左右の触手も、膝に掛けられたマントに包まってぐったりとしていた。
彼らも力を使い果たしているのだ。
「済まんな。折角返しに来たのに、汚してしまって」
「大丈夫だ……こんなの、後で洗えばいいから」
マントの端を握り締め、フリオニールは少し低く絞った声色で言った。
「どうした? 声が泣いておるぞ」
喉の凹凸が、呼吸とは別のリズムで動いていた。
「もう、わしを守ろうとするな。わしは、お前が思うほど弱くはない」
ただでさえ脆い生き物だというのに、フリオニールが暗闇の雲を想うほど、その身体は
傷付いていく。それも、自ら危険に身を晒すように。
このいとおしく、不可解極まりない存在を、両腕を伸ばして抱き締めてやりたかった。
褐色の肌に刻まれるのは、求め合う行為の痕跡だけで十分だ。
「……そうだな」
険しく強張っていたフリオニールの表情から、ゆっくりと力が抜けていった。
「じゃあ、今の間だけは、あんたを守っていてもいいだろ?」
「仕方ないのう……」
男の腕が、より強く暗闇の雲を抱き寄せる。退けようにも身体が動かない。
「フリオニール」
「何だ?」
「さっきの続きを。お前の唇が欲しい」
「……ああ」
一呼吸おいて、唇と、未だ裸身の肌が重なった。
フリオニールは何度も髪を撫でながら、抱擁と口付けを繰り返した。
身体が繋がっていなくとも、寄り添い抱き合っているだけで、心が満たされた。
幸い、常夜の月面は濃密な魔力に包まれている。失った力を回復するのに、そう長くは
かからないだろう。
全身を支配していた高熱が鎮まり、徐々に手足の自由が戻ってきた。
暗闇の雲は、まだ少し弱っている触手の頭を、左右の順に撫でてやると、フリオニール
の腕から抜け出した。
「行くのか?」
後を追うように、フリオニールが立ち上がった。
「ここは、わしの居場所ではないからな。お前の居るべき場所も、ここではないだろう?」
左の触手が、力なく宙を泳ぎ、岩陰に沈んでいた精油の小瓶を拾い上げてきた。
暗闇の雲がそれを受け取ると、ぽてん、と力尽きて、そのまま垂れ下ってしまった。
「……大丈夫なのか?」
「気にするな、そのうち元に戻る」
中身の真偽については、後日、ゴルベーザを問い詰めることにしよう。
「しばらくは、飢えずに済みそうだ……」
つま先が地を離れ、身体が月面の風になびいた。
まだ行くな、とでも言うように、フリオニールが腕を掴んだ。
再び、二人の胸が重なり合った。
「もし、向こうで何かあったら……また、俺のところに来い。力になる」
「そんなことをして、今度はお前が疎まれてしまうではないか」
二神が隔てた光と闇。その両端の、ほんの僅かに重なった場所に、二人は立っている
のだ。
「心配ないさ。こっちは皆仲がいいんだ、あんたのところと違ってね」
そう言って、フリオニールは微笑んだ。
「……そうだな。気が向いたら、また会いに来てやってもいいぞ」
別れの口付けを終え、暗闇の雲は、静かに身を翻した。
いずれまた、身を焼くような飢えに駆られて、フリオニールの元を訪れることになるだろう。
今のところ、感情は満たされ、幸福な状態にあった。
それが、愛という感情が生み出す特有のものなのか、単に欲求が満たされただけなのか
は、まだわからない。
だが、フリオニールに向けられる執着にも似た感情を、愛の一種と考えるのならば、
暗闇の雲は、間違いなくフリオニールを愛している。それだけは、断言することが出来た。
/////
以上でくもさまSSとしては終了です
予想以上の長丁場となってしまい、ずるずるとスレにお邪魔してしまい
ましたが、ようやくの完結となりました
長い間お付き合いありがとうございました
次の職人さんに期待しつつ、ROMの狭間に戻らせていただきます
乙!
各々の立ち位置を自覚してる二人がイイ
ぐっじょび!
そしてゴル兄さんの真意が気になる
ティナとたまねぎSSはない?
13のトレーラー追加されてるな
ライトほーぷ
ところで保管庫見たんだが、ディシディアのが一個もなかったんだが…
YOU書けばいいじゃない
ところでCCCBの時代設定で
ユークの鎧を脱がさずにエッチする方法はないものか…
脱がしたら死んじゃうから夢の中で試行錯誤(´・ω・`)
>>22 お前は俺か
少し触っただけでくすぐったいwってなるくらいだから
背中とか羽とかが性感帯なんだろうとまでは考えたけど
あの衝撃の生着替えで思考停止した
着衣エロもいいものですよ。
13期待
26 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 21:38:35 ID:Qt+XEX5Q
かなり期待
27 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 06:25:57 ID:w5yR1K9c
FF総合スレはこれから13やらCBやらが流行るのか
もうこんな糞スレは落ちちまえ
俺はFFL2のエロパロを見に行く
今気付いたがFF3スレ落ちてたんだな
保管庫も無かったみたいだし困ったな・・・
独り言を2chに書くなよ
30 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 21:20:36 ID:JvO5vora
あげてみる
>>28 ログがあったら保管して貰えるらしいけどね
冬コミ初日にディシディア対戦オフをします
興味のあるかたは定期オフ板で「ディシディア」で検索してください
33 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 02:59:08 ID:dehi79iX
「日本全国」で検索しても可
13始めてヴァニラ×ホープはあると思った
スノウってエロ同人じゃセラを寝取られるキャラにされるよな
多分な
姉に寝取られるんですね
わかります
やっぱ13も色々あるな
サズライ陵辱物書くよ!の人は聖府にパージされてしまったん?( ´・ω・`)
ライト姉さん×ホープは鉄板
スノウはセラ一筋。
サッズは妻子持ちで下界組は一応仇。
ホープのハーレムじゃないか!
ファングはヴァニラ一筋だがwww
アホか、アフロの奥さんはとっくに死んでるよ
だから誰とイタそうが全く問題ないだろが
劣化シンジはうじうじシコシコやっとれ
まだ10章だけども
今のとこありなカップリングは
ライト ホープ
ライト スノウ
ライト セラ
ヴァニラ ホープ
ヴァニラ サッズ
ヴァニラ ファング
セラ スノウ
ライト サッズ
ヴァニラ スノウ
は物語的にちょっと無理がある。
個人的に見たいのは
ライト ホープ
ヴァニラ ファング
誰か書いてw
5のレナはもっとあってもいいと思うんだが、やっぱりティファとかの影に隠れちまうのかな?
正統派な所でバッツとにゃんにゃんしたり、百合展開でおかしらとやったり、ゴブリンに陵辱されたり、
スレ違いかもしれんがリョナ展開でもマインドフレアに脳みそ吸われて常時アヘ顔バカ女にされた挙句、エクスデスにしのせんこく受けて潮吹きながら昇天したりとか色々美味しいシチュエーションあるのに……。
メリュジーヌ忘れるとか有り得ない
まだプレイ途中だが我慢しきれなくて書いてしまった。
ホープ×ライトニング
全4レス
ってことで、投下しまう
ルシになってしまった僕の前にはふたつの道があった。
ひとつはサッズさんたちと共に軍から逃げる道。
もうひとつはライトさんと共に軍と戦う道。
ふたつにひとつ。
どちらの道も楽ではない。どちらを選んでも待っているのは戦いだけだろう。それならよ
り安全な、軍から逃げることを選ぶべきだったのかもしれない。
だけれど僕はライトさんと戦う道を選んだ。
僕はライトさんのように剣術が使えるわけでもないし、サッズさんのように銃器の扱いに
長けているわけでもなければ、あいつのように強靭な肉体を持っているわけでもない。
しかし、僕には目的があった。
そう――母さんを奪った連中に復讐する――僕には目的がある。
その目的のためにはライトさんと共に行くほうが正解のように考えられた。
だから、僕はライトさんと共に戦う道を選んだのだ。
――だけど、
ライトさんと一緒に戦っていて理解できた。
僕は、ライトさんにとってはただの足手まといでしかないということ。
それでもライトさんは僕がついていくことを認めてくれた。
だから期待に応えたい――そう思いながらも。一日中戦い続けた/走り続けた僕の体は
悲鳴をあげてしまっていた。
それでも、なんとか、ライトさんについていこうと一歩でも前に進もうと思ったが。
「ここで休もう」
ライトさんの一言で、僕の足は完全に止まってしまった。
「……すいません」
「気にするな。周りの様子を見てくる、休んでいろ」
ライトさんはそういうと歩いていってしまった。
僕はその言葉に甘え、崩れるようにその場に座り込み眠ってしまった。
***
目を覚ますと甘い香りがした。
甘い――砂糖とか花の蜜のような甘い香りではなく、女の人がつけているような香水の匂
いでもなく。なんていうんだろう、言うならば、――母さんの香り。
「えっ、母さん!?」
驚いてまぶたを開くと、そこには母さん――ではなく、ライトさんがいた。
「誰が母さんだ」
呆れたというように苦笑するライトさん。
思わず赤面してしまった。ライトさんの苦笑が、まるで『まだ母恋しい年頃か』と言って
いるようで、恥ずかしかった。
「あ、いえ、ちがうんです……ごめんなさい」
「気にするな」
ライトさんは端的に応えると、話題を変えた。
「ホープ」
「はい?」
「お前のルシの刻印は確か……」
「腕にあります」
そういってライトさんに見えるように腕を突き出した。
するとライトさんは僕の腕を掴み、僕の腕に刻まれたルシの刻印をその細い手でなで始め
ていた。
「ら、ライトさん?」
どうしたんだろう?
なんかライトさんの様子がおかしい気がする、でもどこがおかしいとはっきり言えない。
「いや、な。お前の刻印はさ、分かりにくいやすい場所にあるな、と思っただけだ」
「そうですか?」
一緒にルシにされてしまった人たちの刻印の場所を思い返し、確かにそうかもしれないと
思った。
みんな薄着だと見えてしまう場所にある気がする
そうと思い返してみて
「あれ?」
ふと疑問に思った。
「ライトさんの刻印はどこにあるんですか?」
その質問に、ライトさんは口元に薄い微笑を浮かべて答えた。
「見せてやろう」
「あ、はい」
別にみたいわけじゃないんだけれど。
そう思っていると――
「え」
ライトさんは上着を脱ぎ、ブラジャーを外した。
あまりのことに思考が追いつかなかった。
気づいた時には、ライトさんの上半身が露わになっていた。
僕はとっさにまぶたを閉じ、首をそむけていた。目を離さないとと思った。だって、女の
人の裸をみたらいけないと母さんから言われていたから。
でも、
「ここだ」
ライトさんは『見ろ』というように僕へ言った。
僕の弱い意志は、ライトさんに抵抗することすらできず、まぶたを開いていた。
「……わぁ」
ライトさんの刻印は胸元に確かに存在していた。
だけど、僕の目は刻印なんかよりも、別のものに奪われていた。
「どうだ?」
「…………」
ライトさんのおっぱい。
雪のように白く、豊かな乳房は、言うならば冬山のようだった。それも降り積もったばか
りの新雪のように、さらさらしてそうで、やわらかそうだった。
「触っても、いいんだぞ?」
「え?」
驚いてライトさんを見ると、ライトさんは優しげな微笑を浮かべながら繰り返した。
「触ってもいいぞ」
ごくり――思わず唾を飲み込んだ。
「いいんですか?」
「ああ、お前が触りたいのならな」
恥ずかしげな様子もなく、そうするのは当然だと今にもいいそうな感じで言った。
今、自分の身になにが起きているのか、理解できていなかったが。
僕は、ライトさんの薦めに従うことにした。
「じゃ、じゃあ……」
おずおずと僕は手を伸ばし、僕はライトさんの胸を触った。
「――あっ」
ライトさんが甘い吐息を漏らした。
ライトさんの乳房は、想像以上に肌触りがよく、押してみるとやわらかかった。
僕の手は、ライトさんが抵抗しないのを理解すると、さらにライトさんの胸を求め。その
やわらかな乳房を掴んでいた。
片手で掴んでいるだけでは物足りず、両手で掴もうとしたら。
「こらっ」
手刀が僕の頭頂部を叩いた。
「え?」
ライトさんはまじめな顔で――ただその口端は笑っているかのようだったが――言った。
「誰が胸に触っていいと言った」
「……へ?」
「私は、刻印に触っていいと言ったんだ。胸に触れなんて言ってない」
そういって僕の手を引き剥がすと、恥ずかしそうに腕で胸を隠してしまった。
「でも……」
ライトさんはよほど隠したいのか、腕をぎゅっと胸に押し付けるようにしているが。そう
していると、腕が胸に食い込んじゃって、逆になんかやらしくみえた。
僕の目はライトさんの豊麗な乳房から離れず。意識もライトさんのおっぱいに集中してし
まっていて、ライトさんが何か言っていたが、よく分からなかった。
「――分かったな!?」
「え、あ、はい」
僕は反射的に返事をしてしまった。
てっきり、『もう胸に触るな』とか言われたのだと思って。
けれど、違った。
「そうか」
ライトさんはそういうと、胸を隠すのをやめた。豊かな乳房がこぼれるように溢れ、僕の
手は再び触れたいと痛切に欲求していたが、なんとかそれをこらえようと思った矢先。
「よし、じゃあ早くズボンを脱いで始めろ」
ライトさんが意味不明なことを言った。
「え?」
「『え?』じゃない、早くズボンを脱いで、オナニーしろ」
「え、ちょ、オナニーって」
頭が追いつかない/思考が停止してしまっている――それほどの衝撃/驚愕/意図も理由
もまったく不明。
「なんでですか?」
ライトさんは肉食獣が草食獣を見るときそういう目をするだろうなあっていうような目で、
僕を見ながら言った。
「お前が私の胸を揉もうとしたのは、一重にお前の性欲が溜まっていたからだ。そんな状態
でそばにいられたら、いつ襲われるか分からず、たまったものではない。だから、今私が見
ている前でオナニーして性欲を抑え込め」
意味が解らなかった。
大体、こんなことをライトさんが言うだろうか?
でも――僕はそれに従っていた。
「はい」
僕はライトさんの前で服を脱いでいった。
オナニーするだけなんだから、ズボンだけでいいというのに、僕は上も下も全て脱いだ。
裸身が夜の外気にさらされて寒いかと思ったが、身体の内が火照るように熱く、気になら
なかった。
ライトさんは僕の身体を上から下まで、視線で舐めるように見て、不意に視線を止めた。
見られてる。――ライトさんは「ふっ」と小さく笑った。
「貧相だな」
そう小声でつぶやいた。
顔が熱く、ボムみたいに自爆してしまいそうだった。
「さあ、早くしろ」
「……はい」
僕は自らのちんちんを掴むと、前後に手を動かし始めた。
触れただけでちんちんはびくんと震え、既に先っちょからは涎が溢れ始めている。
「ホープ」
ライトさんに呼ばれ、僕は短く「なんですか?」と応えた。
「お前、セックスをしたことはあるか?」
「え」
いきなり何を聞くんだろうと思いながらも、僕は首を横に振っていた。
「まだしたことないです」
「そうか」
その答えに満足したのか、ライトさんの口元に微笑みが浮かんだ。
「じゃあ、女の胸を見たのもこれが初めて」
「そうです」
「なら、興奮して揉んでしまうのも分かる」
「ごめんなさい」
「気にするな。それよりも、どうだった?」
「はい?」
「私の胸は」
僕は直ぐに答えた。
「また触りたいですっ」
率直な感想。
言ってから自分でも馬鹿みたいだって後悔した。
でもライトさんは嬉しかったのか笑みを深めてくれた。
「また触ってもいいですか?」
「どうしようかな」
ライトさんは迷うような素振りを見せながらも、直ぐに言った。
「手で触るのは駄目だ」
「え、じゃあどうやって」
「口でなら触ってもいい」
「……え、それって」
ライトさんはにやっと笑い、言った。
「吸ってもいいし、舐めてもいい」
「本当ですか!!」
「ああ、本当だ」
僕はその答えを聞くや、その場にひざをつき、ライトさんの乳房にキスをしていた。
甘い匂い、柔らかな感触。
「ただし、ちゃんとオナニーし続けろよ」
「ふぁいっ」一旦胸から口を離す。「分かってます」
答えると、直ぐにライトさんの乳房を味わう作業に戻った。
ライトさんの乳房を吸い、顔を埋めたりしながら愉しむ。すると、ある一点を吸われた時
にライトさんが甘い声をもらしてしまう一点を見つけた。
「あッ……ホープ、まっ、やめっ」
僕はライトさんの淡い色の乳首に吸い付くと、赤ん坊がそうするように、激しく吸った。
「ホープ、やめろっ」
ライトさんの声がだんだんと弱くなっていく。
その声を聞きながら、僕は激しく自らの股間をこすり上げた。
こすりすぎて痛い。射精するのを我慢していた。少しでもこの時間が長続きするように――と。
だが、もう限界が近くに来ていた。
そもそもここ数日、自慰できていなくて正直溜まっていた。
限界が近いと理解した僕は、立ち上がると、座り込んでいるライトさんの顔面めがけ――
射精した。
***
ライトニングが寝ていると、突然ホープがうめき始めた。
何事かと思い見てみると、ホープは自らの股間をズボンの上から押さえ、身体を痙攣させ
て、苦しむように――どこか気持ちよさげに――うめき声をあげていた。
「……」
起こさないようにホープの手をつまみ、股間から離すと、そこにはテントができあがって
いた。
ライトニングはそっと手を戻すと、呆れたようにため息を吐いた。
「こんななりでも、男は男、か」
襲われないように気をつけよう――冗談めかした気分でそんなことを思った。
すると、ホープが短く「うっ」と一段高い声で呻くと、痙攣が収まり、身体から力が抜け
ていった。
「まさか……」
ライトニングは夢が終わっただけだろうと思いながらも、そのことへの興味が消せなかっ
た。ホープが寝たまま射精してしまったのか、確かめることにした。
ホープを起こさないようにそっと手を伸ばし――その瞬間。
ホープはがばっと身体を起こすと、寝ぼけた顔、寝ぼけた声で
「あ、ライトさんだぁー」
というと、唐突に。
「いただきまーす」
服の上からライトニングの乳房に吸い付いた。
直後、暗闇を切り裂く稲妻が光り、少年の叫びが木霊した。
完
ホプライ二人旅のあたりは、
個人的にこれまでのFFでトップクラスに萌えれた。
他の職人さんたちがいっぱい書いてくれるの期待して
全裸待機してます!
55 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 21:38:30 ID:8kwxAWqr
13信者が総合スレにも来たか
第5スレまでの伝統もここまでか
そもそもこの過疎具合でまだ単独スレが必要なのかっていう
57 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 00:29:27 ID:jqyFHfMY
ナバートマダー
58 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 10:21:53 ID:M5sK3p3G
どうだろうが本スレに入る資格も単独スレになる余裕もないんだよ、
13には
お前誰だよww
お前が見に来なくなれば済む話なんじゃないの?
FFDQ板に13スレ大乱立で自分の常駐スレ消された恨み、と俺のプロファイリングw
13の男は普通にゲイに見えるから困る
腐女子がノーマルの皮を被って大量乱入してこなきゃ新規なんか立てなくてもいいよ
まさかホプライにはまるとは…萌えってのはどこに転がってるか
わからんもんだな
ってなわけで
>>53GJ
ライトニングさんはガチのショタコンだから困る
ショタコンまでは行かないだろ
ちゃんとゲームやってりゃ分かる
ライトニングにはシスコン一直線でいてほしいです
ジム・キャリーの映画見て考えた
ED後、めでたく結婚したスノウとセラ
共に戦った仲間達に祝福され幸福そうな二人
スノウは復興の手伝いや野良モンスター退治で大忙し
自分が留守のあいだもセラは家を守ってくれてると信じてひたすら頑張る
数ヵ月後、めでたくセラが懐妊してまさに天にも昇る気分
いよいよ出産の時となり、付き添いでセラを励まし己の子の誕生を今か今かと待ち望む
「う、生まれた!生まれたぞセラ!なんてカワイイ…カワ…イ…イ?」
そしてついに赤ちゃんが生まれ両手に抱き、感動に酔いしれるスノウであったが…
生まれた子供の肌の色は 褐 色 だった
あれ?おかしいな、と医者や看護婦を見るも、彼らは必死に視線を反らすか居心地悪そうに咳払いをするのみ
脳内が???で茫然自失なスノウから何処からかひょっこり現れたヴァニラが赤子を取り上げると、
セラに「はい☆ママだよぉ〜」と渡してあげる
感動に涙しながら初めての授乳をするセラはまさに慈愛に溢れた女神の如く
まだ訳ワカメ状態のスノウの肩を慰めるように軽く叩くと「じゃね☆」と立ち去るヴァニラ
何故か生後二ヶ月ほどの 褐 色 肌 の 赤 ん 坊を抱きながら
続く
こんな電波を受信した
いやあ、スノウほど寝取られキャラにふさわしいのはそうはいないね
好評なら本格的に書きます
えーと…マジレスで申し訳ないが
エンディング見た上でこの設定?
エロ「パロ」でこまけえこと気にしたら負けだと思う
71 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 20:25:37 ID:u40bnIRK
1日で値崩れしたクソゲ信者は総合スレから出てけ
>>63 リアルゲイだったら腐スルー決定だろ……
ともかく
>>53は頑張った、エリクサーを奢ってやろう
っ「」
姉さん3人に襲われるホプたんよろしく
>>72 あのネットゴキブリどもに理屈や常識は通用しないから
過去にも色んなスレで居座り続けようと強引に大暴れしてきた醜態を見てきている
ファング×ヴァニラで誰か書いてくれ
サッズのもこもこウールをむしりとるヴァニラ
ここってSS投下あり?
そういうスレでしょ
サッズのモコモコアフロをむしり取るヴァニラ
ライホプSS投下してみます。
未クリアの方はネタバレ注意
―――やっと12往復。
汗が張り付く額を皮手袋で拭うと、なんとも粘っこい手触りがした。
泥でも付いたかな・・・と少し後悔し、ホープは背負っていた麻袋を地面に置く。
人間が大きな代償を払って神より勝ち得た自由、その象徴グラン=パルス。
何世紀も滋養を蓄え続けた肥沃な大地は、農業に練達などしていない人間の
蒔いた種子もわずか半年で見事な穀物に生育させた。
刈り取り脱穀した作物を袋に詰めて、家の中に運ぶ。数が少ないながら運搬用
の車両もあるにはあるのだが、ほとんどは大人数で構成したコミュニティに貸し
出されているために自分たちは使えない。だからこうして結構な重量の袋を担い
で耕作地から自宅まで運ぶ、運ぶ。
パルムポルムで暮らした14年間はおろか、その後の激動の日々ですらこんなに
重い荷物を運んだ経験が無かった。一応世界を救う大偉業を成し遂げた1人とし
て、なんとも恥ずかしいような情けないような複雑な気分になった。
実際、あの冒険の日々よりもここでの暮らしの方が何倍でも長く感じるよ、と
誰ともなしに心でつぶやく。9ヶ月程前にこのパルスで生きていくことになった
生き残ったコクーン市民と聖府軍、そして「元」パルスのルシ達。
不思議とパルスの怪物は人間には手を出さない。あの巨大なファルシ=タイタン
の中で人間は今のところパルスの生活環に組み込んでも問題無しとの判断なのだろ
うか。あるいは文明の利器をほとんど持たない人間なんて、この広大な大地から見
れば一々斟酌するにも及ばないノミの様なものなのかもしれない。
ただそれでも1月喰わなければ死ぬし、季節を持つグラン=パルスを野宿で生
き延びるほど人間の皮膚は厚くない。今までファルシに頼り切っていた日々の糧
を自力で作り出す必要が有った。パルスには野生の果物や魚が豊富にあるが、お
そらく1千万人近くはいるであろうコクーンからの移民者全員を養うにはやはり
恒久的に農業を行うのは必然だった。
コクーンでも趣味で食べ物を栽培していた人間はいた。パルスに群生している
植物の中で、常日頃主食にしていたものに似通った種類を幾つか選び出し、その
人達の信用できるか不安な指導の下に皆が割り当てられた土地に蒔いて育てる。
無事に育つことを願いつつ過ごす事半年、ついに収穫の喜びを迎えることになっ
たわけだった。
水辺のそばにホープの住居はある。ほとんどの住民はパルスのあちこちに点在
している集落の廃屋を利用するか、有り合わせの木材で簡易な家を建てた。一連
の事件で身内を失った子供や生活力のあるとは言えない独身者などは一定の人数
ごとコミュニティを作りまとめて住む。集落は主にその様な団体が利用する流れ
が出来たので、自然ホープや仲間達は後者の選択肢をとった。そもそもコクーン
市民は自分の目から見ても余りにも自立心が無いし、加えてこの状況なので固ま
って行動することは生きる上で重要だ。
父親はパルムポルム出身者で構成されるコミュニティの1つで暮らしている。
元来顔が広かった事もあり、コミュニティのリーダー役を任されているそうだ。
では自分と仲間達はと言うと――――
「帰っていたのか?」
間口から声が聞こえてきた。さっきまでの自分と同じように麻袋を抱えて入って
来た女性は、ホープがきっちり整列させている麻袋の横に無造作に担いでいた袋
を置いた。
「ちゃんと並べてくださいよ、ライトさん。」
これ見よがしに丁寧に袋を並べ直してやりながら、ホープは同居人の女性に文句
も並べた。スノウはセラと事実上新婚生活の真っ只中、サッズはドッジとともに
暮らしたいが、ドッジが2人は寂しいだろうしセラに懐いているのでその4人で
母屋と離れのある家を建てて使っている。そこから100mと離れていないここ
がホープとライトニングの現在の住居。
父親と暮らすことも考えたが前述の事情もあるし、何より新居決定会議の席で
微妙にあぶれ気味のライトニングとホープは一緒に暮らす方向でトントンと話が
進んでしまった。正直なところ嬉しさと気恥ずかしさで一杯だったが、スノウに
悟られるのが嫌で会議では終始ムッツリ黙りこんでいた。
ただいざ一緒に暮らしてみるとライトニングは意外とがさつと言うか、雑だ。
物事に頓着しない性格のせいもあってか、さっきの様なやり取りが日に3度は
絶対に交わされる。その度にライトニングは今の様にわかっているよと曖昧に
受け流して去って行くか、例の綺麗な瞳で「器が小さいな」という視線を送っ
てホープを怒らせる。
でもそれで良かった。旅の途中特にライトニングと過ごす事が多かった多感な
少年は、今ははっきりとした好意を同居人に持っていたから。こうしたフランク
な会話の風通しが頻繁に無かったとしたら、とっくに自分の気持ちに押しつぶさ
れていたに違いない。
14歳、まだ子供だと思う。世界中の14歳よりも修羅場をくぐったつもりで
はいる。けれど重たい麻袋1つ運んだこともなかった。グラン=パルスから遥か
なコクーンを眺めて小さいと感じたが、そのコクーンの殻に包まれていただけの
14年間。守れない、これじゃ絶対守れない。あの夕日の中ライトニングに抱き
しめられて、無我夢中で話した言葉。まだまだそんな資格は自分にない。
だからパルスでの生活では率先してライトニングをリードしているつもりだ。
並べた麻袋は20、ライトニングが8袋、自分が12。21歳のライトニングが
1.5倍年上だから、自分が1.5倍運んでやろう。そんな良くわからない理由でも、
一人前の男に成る努力をしてる気分になれて心地よかった。集落での会合や折衝
も、2人世帯の代表として出席している。
けどな・・・と声に出してホープはうつむいた。結局はライトニングの手の上で
保護されている気もする。会合の後にライトニングは重要事項をホープではなく
サッズに聞いているし、運んだ麻袋の数が男の証明になると胸は張れない。
もっと、心の底から感心させて見たい。見直して欲しい。愛して・・・あ、愛?
「な、何を考えてるんだ、僕・・・!」
腰掛けていた麻袋から立ち上がって、顔を手で覆う。そう言えば顔が汚れている
かも知れないんだっけ、と考えながら、頭の中でさっきの言葉を反芻する。
ライトニングが好きだ、その事は絶対に間違いない。けれど見返りの愛情なんか
期待したこともなかった筈なのに、いつの間にか彼女にも自分を同じように愛し
て欲しいなんて大それた事を求めていたんだろうか。
駄目だ、生意気にも子供の自分が年上の女性に好意なんて持つから、こんな分
不相応な欲まで出て来るんだ。こんな事じゃ今の均衡さえ崩れてしまう、ライト
ニングと離れたくはない。ただでさえ水浴びの後や寝床に入るために薄着になっ
たライトニングを見て、思わず心の中で彼女を裸にしてしまい、後で罪悪感に駆
られる事もある。この上妙な色心を持っていると、何時爆発するかわからない。
向こうの部屋からライトニングの呼ぶ声がした。うやむやにするのは気が済ま
なかったが、ひとまずこの思考の渦から抜け出せる事を感謝しつつ、ホープは声
のした部屋へ赴いた。
「飯だぞ。」
まるでチョコボに乗った時みたいなイントネーションだなと思いながら、食事の
配膳を手伝った。魚と葉野菜の煮物がメインだ。明日からは倉庫に眠る雑穀類を
使って食事を作る予定だから、こういう栄養バランスの食事は今日が最後かも知
れないと少し感傷的になった。
食事中の話題も自然今日の事になる。各家庭植えた種類が少し違うので、明日
はまた会合を開いて作物の生育状況を報告しあい、これからの主流銘柄を決定し
ていくらしい。もちろん普段のホープなら
「じゃあ、明日も僕が出席してきます。」
と意気込むところだが、今日はそんな気分になれなかった。
「そうですか、じゃあライトニングさんお願いします。」
珍しいな、とライトニングの目が見開いた。
「どうしたんだ、いつもなら率先して参加したがるじゃないか。」
「いえ、いいんです。」
どうせ僕が聞いてきた内容もサッズさんに確認を取るじゃないですか、とは言え
なかった。それでも十分棘のある言い方をしてしまったのだろう。ライトニング
は食い付いてきた。
「なんだ、嫌なことでもあったか?癇癪を起こして。」
子供だな、と暗に言われた気がした。悪いのは自分だがどうにも腹が立ってしま
い、ホープは食事を一気にかき込むと乱暴に席を立った。
奥の部屋に向かう背にライトニングは声をかけてこない。それすら軽く見られ
ている証拠に思えて、うっすら涙が滲んで来た。寝るには早いが寝床に潜り込み、
毛布を被っているとどっと昼間の疲れが出てきたので、ホープはうつらうつらと
眠りに就いた。
「ホープ、起きろ。」
体を揺すられて目を覚ますと、覗き込んできているライトニングと目が合った。
顔が上気しているようだ。
「あれ、お風呂用意したんですか?」
インフラの整っていないパルスでは毎日入浴など面倒で出来ない。せいぜい少し
湯を沸かして体を拭くくらいだ。
「今日は私もお前も随分汗をかいたからな、まだ湯は熱いからお前も入れ。」
先ほどの気まずさもあったので、言われるままにさっさと浴室に向かった。
体の汚れを落とすと、随分気持ちもさっぱりしてきた。今日は疲れたから余計
な事も考えてしまっているんだろう。また明日から頑張ろう。いい気分で自分の
部屋の戸を開けると、寝床の端にライトニングが腰掛けていた。
「ライトさん?どうしたんですか?」
いくら自分が14歳だからといって、こんな夜中にライトニングが自分の部屋に
いることは珍しい。寝床の反対側に腰掛けると、ライトニングが話を切り出した。
「今日のお前は何かおかしいと思ってな。心配事でもあるのなら聞かせて欲しい
から待っていた。」
何かと言われてもさっきまでと違い落ち着いた気分なので今更考えていたこと
を伝えるのは照れが入る。だから曖昧に返事を濁したが、ライトニングは中々し
ぶとく食い下がる。
「別に何でもないんですよ。」
「そう言うがやはりどこか普段と違う。遠慮せずに話すんだ。」
「本当にもう大丈夫なんですってば。」
「もう、か。やっぱり何かあるじゃないか。さあ話せ。」
前から思っていたがこの人は超頑固だ。満足するまで決して引き下がらないの
だろう。仕方ないのでポツリポツリと話し出す。意外にもライトニングは真剣な
表情で頷きながら聞いてくれた。頷くたびにパステルピンクの湿った髪が揺れて
ホープの目と思考を奪う。あの頃は首までしかなかったライトニングの髪は、今
では肩を少し過ぎるくらいまで伸びている。元々美しい顔立ちに女性らしい柔和
なイメージも加えられ、否が応にもドギマギさせられる。
一通り話が終わると静かな沈黙が部屋に落ちてきた。ライトニングはゆっくり
話の中身を咀嚼し終わると、淡く微笑んでホープに語る。
「済まなかったな。」
ホープにはいまいち意味がわからない謝罪だった。どちらかと言えば変に意地を
張った自分が馬鹿だったという話のはずなのに、何故ライトニングが謝る必要が
あるのだろう。
「パルムポルムでの約束を覚えているか?」
「はい、ライトニングさんが、僕を守ってくれるってことでしたよね。」
「その後だ。」
「・・・・。」
「お前が私を守る、守れるようになると言ってくれた。」
「私はお前の言葉が嬉しかった。けれどセラのこともあったし、私自身背伸びし
て生きていたから、お前に守られるわけにはいかないと決め込んでいたんだ。」
でもな、と続ける。
「惰性で半分保護者を気取っていたんだが、最近になって目覚しくお前が成長し
ているのは気づいていたぞ。」
ライトニングは立ち上がると、ホープの腕を引っ張り自分と並ばせた。以前は頭
一つ分以上違った身長が、今ではホープの目がライトニングの肩くらいには来て
いる。
「わからないかも知れないが、声も随分変わってる。艶っぽいくらいに男の声に
なって来た。お前が思うよりもずっと、お前は大人になっているんだ。」
「なんでそんなに焦っていたんだ?」
「僕は・・・」
言葉には出来そうもなかったので、ライトニングの目をじっと見つめた。精一杯
の気持ちを視線に込めて。
どれだけそうしていたかわからない。やがてこちらの言いたいことが伝わった
のか、ライトニングはそっと視線を外して横を向いた。拒絶ではない、ホープの
気持ちをしっかり理解した上で、どう対応するか考えているのだろうか。だがそ
の横顔がとても綺麗で、思わずホープは距離を詰めてライトニングの二の腕を掴
んで引き寄せた。
ライトニングはこちらを向いたが黙っていて何も言わない。ホープも勢いでこ
んな体勢をとったもののどうすればいいかわからない。わずかに窓から差し込む
月の光がライトニングの顔を神々しいまでに飾っている。ホープが青みを帯びた
瞳に見とれていると、ライトニングがそっとその瞳を閉じた。
もう何も考えられない、夢中で唇を合わせる。二の腕を掴んでいた手を背中に
廻すと、ライトニングの手もおずおずとホープを抱きしめて来た。ゆっくり寝床
に座ると、流れのままにライトニングを組み敷いた。
どんどん熱情が自分の中から溢れて止められない。自然ライトニングの唇に触
れるだけでは満たされず、乱暴に貪る形になった。ライトニングも嫌がるそぶり
を見せないので、ホープは安心して欲求のままに行動していった。組み敷いたた
めに不自然にライトニングの肩に置いているままにした右手を、ゆっくりと薄着
の胸にあてがって揉む。ライトニングがピクっと反応した。目を見開いたような
気配があったが、止める素振りは無い。
服の中に手を差し込んで直に肌を触ると、ライトニングの息が荒くなったよう
に感じる。いくらか逡巡したが、手を下腹部からそっと下に動かし
「こら、それはまだ早い。」
ぴしゃっと手をはたかれた。体を離されると、ライトニングはさっさと服を整え
た。急に現実に引き戻されたのに頭が追い付かずホープが呆けていると、
「もう少し頼りになったらな。」
と額に優しく口付けされた。
「どうやらこのA-1が一番実りが良いらしいな。来年からはこの種と、これに早く
実を結ぶB-3を交配した種を主に植えていく事にしましょう。」
部屋の壇上で決議を発表したサッズは、降りてくるやいなやホープに笑って声を
かけた。
「どうしたんだ、今日はやけに引き締まった良い顔してるじゃねえか。」
「わかりますか?」
余裕を持った微笑をたたえて、ホープはおどけて答えてみせる。
「守るものができたんですよ。」
END
エロくなくて御免
この先ホープになら食われてもいいと、
それを承知で一緒に暮らしてるライトさん萌えるw
>>87 よかったよ。
今クリアしたから、繋がってる感じで読めた。
エンディングとか
セラスノウ ホープライト ファングヴァニラ
って上手くまとまってる感じがしたんだがw
FF10以来にFFで二次創作書いてみました。
続けてライホプで恐縮ですが、投下いたします。
この二人にハマっちまいました。
ホントはもうちょいエロも入れたかったんですが、予想以上に行喰ったので、エロはほぼないです。
5章の森林での設定です。
夜の森の静寂の中、背中の方からチリチリと焚き火の音だけが聞こえる。
思えば、パージ政策からずっと動きっぱなしだ。
体はヘトヘトのハズ、なんだけど……
「……眠れないな」
「ん……」
焚き火ごしの方向から、ライトさんの声がした。
「ごめんなさい、起こしちゃいました?」
「気にするな、この状況では無理もないさ。
色々、考えてしまうこともあるだろう」
「そうですね……なんというかもう、いっそ全て忘れてしまいたいというか……」
ルシ――ファルシの呪いによって、そうなった僕達には
時間も夢も希望も残されていない、
「希望―ーか」
僕の名は、ホープ(希望)……なんだけど、こんな状況ではそれも皮肉にしか聞こえない。
「……もう、希望は持てないか?」
「ルシ、ですからね……」
「そうだな……」
少しの静寂の後――
「すまなかったな」
不意に、ライトさんから謝られた。
「え?」
「元を辿れば、私がスノウやセラの話をちゃんと聞いていれば、
キミの母親が死ぬこともなかったし、キミもスノウを追ってあそこに行き――」
「やめてください」
思わず声を荒げてしまった。
「ライトさんのせいじゃないし、どの道あのままならパージ政策で死んでましたから
……だから、ちょっと寿命が延びたんだと思えば……」
「ホープ……」
「……っ」
ライトさんの手が僕を起こし、僕はライトさんに背中から寄りかかられた。
「強がるな、泣きたいなら泣けばいいんだ、私達はルシでも、まだ人間なんだ」
「ライトさん……」
僕の肩にかかる腕や僕の胸に伝う手が、微かに震えていた。
「ライトさんこそ、泣きたいなら泣いてください。
僕の背中じゃ、頼りないでしょうけど」
「……ありがとう。優しいな、ホープは」
ライトさんの震える右腕に、僕は左手をそっと被せる。
体温が、温もりが、伝わってくる。そうだ、僕達はまだ人間なんだ。
そう感じて、そう考えなければ、心なんて簡単に壊れてしまいそうで――
「――怖いんだ」
震えた声で、ライトさんが口を開いた。
その声の中には、僕がライトさんに懐いていた「強い女性」はどこにもなくて。
「怖くて怖くてたまらない。それに、頭の中はぐちゃぐちゃなんだ。
セラを助けたい、でもそれはもう無理なんだ、わかってるんだ」
涙声になりながら、ライトさんは続ける。
「死にたくない、クリスタルにもなりたくない、シ骸なんてまっぴらごめんだ
怖くて辛くて逃げ出したくて、でも、時間もなくてっ……!」
あれだけの強さと美しさを備えていた人が……
「なぁホープ、なんでこんなことになってしまったんだ!
嫌だよ、嫌だのこんなの……私は……嫌だ、嫌だっ!」
そんな人が感情を投げ捨てるように叫んでいる。
でも僕には、ライトさんを励ます言葉など持ち合わせてはいない。
ただ、黙って聞くことしか出来なかった。
しばらくして、ライトさんのすすり泣く声は止んだ。
僕はずっと、次の言葉を探していた。
「すまない、みっともない所を見せてしまったな」
「みっともんなくなんてないです。
それに、嬉しかったですから」
「嬉しい?」
「はい、ライトさんの違う一面を見れましたから。
ライトさんのこと、もっと好きになれた気がします」
「っ……バカ。大人をからかうな」
そう言いつつも、ライトさんの僕を抱く手はより強くなっていった。
「ホープ……」
ライトさんはそっと僕を反転させる。僕達は、ただじっと見つめあう。
改めて思う、なんて美しい人なんだろうと。
「……かわいいな、ホープは」
「ライトさんは……凄く綺麗です」
微かに涙の後が見えるその顔が、わずかに朱に染まっていくように見えた。
「なんでだろうな……知り合って間もないというのに。
キミのことが、愛しくてたまらない」
「っ……ライトさん……」
そっと僕の顎に触れる、ライトさんの指先。
「なぁホープ、今晩だけでいいんだ。
私をただの、人間の女にしてくれないか?」
さすがに僕でも、その言葉の意味はわかった。
「いいんですか……僕なんかで」
「バカ……キミだから欲しいんだ。
嫌なことは何もかも忘れて、キミとただ、獣のように求めあいたい。
今だけでいい、私をただの……メスにしてくれ」
「あ、あの……ライトさん?」
14歳の僕には刺激が強すぎる言葉が続く。
「さあ脱ごう。とりあえず脱いでしまおう」
ヤバイ、なんかスイッチ入っちゃってるー!
「ホープ……ホープっ……!」
あっという間に僕は全裸にされ、ライトさんに馬乗りされて。
そして僕は、貪られていた。
口内をせわしなくライトさんの舌が這いずり回っている。
唾液の一滴まで吸い取られるように、情熱的に……。
獣のように――といわれても、僕はまだ14歳なのだ。
性欲は人並に有るとは思うんだけど、どこかでこれを冷静に見ている自分がいる。
大人になれば、うまく出来るんだろうか。もっともそんな時間もないのだけれど。
容赦ない現実が、頭を支配していく。
ライトさんも解っているから、今の一時だけと言っていたんだ。
「ライトさんっ……!」
不公平と思い、ライトさんの上着のファスナーに手をかけた。
一気にファスナーを下ろす。
飛び込んできたのは、形の整った乳房だけでは無い。
「あ……」
僕の目が、ライトさんの胸の中間で止まる。
禍々しい印は、僕達に現実を忘れさせることすら、許してはくれない。
「ホープ……?」
ライトさんも、僕の視線の先の物に気づいたようだ。
そして、そっと微笑んだ。
「そうだな、忘れるなんて無理だよな」
「ごめんなさい……」
「謝るな。こうすればいい」
ライトさんが僕の右手を取り、自分の胸の間の印へ誘導する。丁度、手のひらで隠れるように。
そしてライトさんの右手が、僕の右腕の印にそっと被さる。
「どうだ? 私の胸は綺麗か?」
「はい……綺麗です」
率直な感想だった。実物は母さんのモノしか見たこと無い僕でも思う。
果たしてこれ以上に形の整った乳房など、あるのだろうかと。
クリスタルになっても、綺麗だろうな、なんて不謹慎なことすら考えてしまう。
「ありがとう……。それと……この手の先に何があるかは、解るな?」
「ルシの、刻印……」
「そうだ。だが、これだけは言っておく」
ライトさんが真剣な目つきになる。
丸出しの乳房を揺らしながらなので笑いそうになるが、ぐっと堪えた。
「ルシにならなければ、私達は出会わなかったんだ」
「……」
「だから、こうすることにしよう。
この印は、絆の印だ」
「絆……」
「そうだ、いつかこの印が消える時が来ても、私とキミは絆で繋がっている。
ヴァニラとも、サッズとも、嫌かもしれないが、スノウともだ」
「みんなとの、繋がり……」
「そうだ、たとえこの先どうなろうとも、絶対消えない繋がりだ」
「……わかりました」
ライトさんがそっと、僕の手を下ろす。
「もう、大丈夫だな?」
「はい……」
「よし、じゃあ下もキミが脱がせてくれ」
「は、はい!」
言われるがまま、慣れない手つきでライトさんの衣服を剥いでいく。
ライトさんのパンツと股を繋ぐ糸が、月明かりで少し煌いていた。
「ほれみろ。私の方は興奮しっぱなしだったんだ。
あまり女性に恥をかかせるな」
「え……え?」
言葉の意味がよくわからなかった。14歳なのだからしょうがない、うん。
「キミの方も……準備は出来ているようだな」
ライトさんと同時に僕は目線を下半身へ向ける。
ソレは、年齢相応とも言うべき大きさで、堅く起っていた。
「初めてなのだろう? 後は、任せておけ」
「はい……」
ライトさんが、自分の股へ僕のソレを誘導し、あてがう。
「ん……あっ……ああっ……!」
そして迷うことなく、自分の中へ、押し入れていった。
――どれくらいの時間が経過したのだろうか。
僕はすっかり疲れ果て、仰向けに月を仰ぎながら、肩で激しく呼吸をしていた。
「ライトさん……激しすぎますっ……!」
「情けないぞ、そんなことでは。次はキミがリードするんだ」
「次……?」
次なんて、あるのだろうか。繰り返すのが嫌になるほどわかっている、僕達残っている時間すらわからないのだ。
「こらっ、また後ろ向きなことを考えただろう」
横で寝そべるライトさんに、額を小突かれた。
「次は……この印が消えた時の楽しみにします」
「そうだな……それがいい。
大丈夫だ、きっとなんとかなる」
「意外に楽観的ですねぇ、ライトさん」
「そりゃ楽観的にもなるさ。
……いいか? 笑うなよ?」
「……はい?」
「希望は、ここにあるんだから」
ライトさんはそう言って、僕の胸に手を被せた。
fin
>>93-98 二人の初エロきてたー
不安になるライトさんも14歳の初々しいホープも可愛い
「次は」ってやる気満々なところから見るときっとED後も・・・
ファングとヴァニラパンチラしすぎ
102 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 20:07:21 ID:bFkMWYZx
OCHIRO
どなたかサッズ×ナバートをお願いします・・・
てめぇで考えろ!
ホープ軒がライトニングの股にスパッツの上からチンコ挟んでシコるのお願いします
107 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:46:42 ID:NJV+YQEa
ホプライ上げ
誰かユージュ×レブロ姐さん書いてくれ〜
>>105のレスから着想してちびちび書いてみた
7レスくらい消費する予定です
誤字や脱字、日本語が拙い点は勘弁してください
日本に生まれてまだ二十数年ほどしか過ごしていませんので
「ホープ、どうかしたか?」
ライトさんに突然聞かれて返答に困った。何でもないと答えるのが精一杯だった。
正直に言えるわけがない。
スカートの中が気になって集中できないとか、不意にスカートの中が見えて悶々としてるなんか言えるはずがない。
「遠慮なんかするな、迷いがあるなら話してみろ。」
ライトさんの問い掛けに何でもないとしか返答できない。
心配させているのか、それとも足手まといになっているのか。
強くなりたいから、強くなってアイツに…
その一心でこの人について来たはずなのに。
いつ頃からか、ライトさんの強さよりもカラダに目がいってしまうようになった。
さっきだってそうだ。並んで歩いている時もチラチラと太ももを見ていた。
そんな挙動不審な様子が疲労しているように見えたのだろうか、ライトさんに言われて休憩を取る事になった。
「本当に大丈夫か?」
下を向いていた僕にライトさんが近付いて来る。
座っていた僕に合わせて、しゃがんだライトさんの左手が顎に触れ、顔を上げられた。
ライトさんと目が合う。思ったより近くてゆっくりと目を逸らす。
「顔色は悪くないみたいだが、まだ怖いか?」
「いえ、大丈夫です…。」
出てきた声は思ったより小さい。やましい考えを悟られないように努めた。
お互いに言葉を発する事なく、しばらく向かい合ったままでいる。
ライトさんは僕の方を見ながら片膝を立てしゃがんでいる。
申し訳ないと思いながら、こんな時でもライトさんの綺麗な膝を見てしまう。太ももが視界の端に入り、つい視線が下がっていく。
露出されている引き締まった太ももの中ほどで一旦止まる。
普段から抱く取り留めのない感情が、だんだんまとまってくるのが分かってきた。
視線をさらに下、脚の付け根にゆっくりと持っていった。
動きやすさを重視して身に付けているであろうミニスカート、その隙間からは黒いスパッツが覗いている。
スパッツを脱げばおそらく下着が、その下着を脱ぐとそこには…。意もせず次々に妄想がよぎる。
あまりに側で見える扇情的な姿にゴクリと喉を鳴らせてしまった。
「どこを見ているんだ。」
ライトさんが沈黙を破った。
驚いて体がビクリとしたが、視線は動かせない。
脚の付け根に密着した黒いスパッツに釘付けになったままだ。
答えようとしない僕に痺れを切らしたのか左手で顎を持ち上げられる。
「お前はそういう目で私を見ていたのか?」
動揺する僕を見据える鋭い瞳、咎める言葉がしっかりと突き刺さる。
罪悪感が心の中で大きくなるが、欲情はしぼむどころか膨らんでいき、張り詰めた所で僕はライトさんの両肩を掴んで押し倒した。
「ッ!!」
ライトさんの背中が地面を打つ。
僕はライトさんの豊かな胸、もちろん何度も見とれた胸に顔を押し付けてのしかかった体勢になっている。
「ホープ、おい!どうした!」
ライトさんが呼ぶが、僕は答えない。顔を左右に揺すって胸の感触を確かめた。
服の上からでも柔らかいことは分かる。
「ホープ!」
もう一度名前を呼ばれて体が固まった。
ライトさんの声には怒気がこもっている気がした。また左手で顎を持ち上げられ、握った右手が僕の顔に近付く。
きっと痛いだろうが殴られることを覚悟した。
「私はお前の母親じゃない。変わりにもなれない。」
握った手は開かれて、僕の頭を撫でられる。
「母離れしろと無神経な事は言えないし、こういう状況だから誰かに甘えたくなるのは仕方ない。あかの他人にこういう事を頼むのが…」
もう我慢出来なかった。
「違うんです!」
怒鳴ると同時にズボンを下ろし、固くなった肉棒をあらわにする。
「ライトさんに母さんを重ねたわけじゃありません!ただ…僕は!」
太ももを掴んで押し上げる。ライトさんの体は折り畳まれた状態になり、ミニスカートが捲れる。
スパッツを脱がせる余裕はなかった。付け根の中心にガチガチになったモノを押し当てる。
「ホープ…」
スパッツ越しにライトさんの体温を感じる。
温かい、そして柔らかい。
ゆっくりと腰を押し出すと肉棒はスパッツの上を滑る。
「ううっ。」
予想以上の気持ち良さに声が漏れる。
腰を引くと逆向きに肉棒が滑り、快感が全身を駆ける。
腰の押し引きを何度か繰り返したところで、ライトさんの方を見た。
何も言わずに、目を閉じてそっぽを向いている。
僕の行為を肯定しているのか、否定しているのか分からなかった。
どちらにしても気持ち良さを求めて腰を止める事が出来ない。
太ももを掴む手に力を込めて、腰の動きを速める。
スパッツに肉棒の擦れる音の間隔が短くなり、快感が大きくなる。
快感の高まりにだんだん呼吸も荒くなる。
「ああっ…うっ…」
情けない声が出て来たことで、それほど余裕がないことを認識する。
「んん、ホープ…んっ」
ライトさんが何か言ったような気がしたがもう聞こえない。
「ライトさんっ!うああっ!」
僕は溜まりに溜まった欲情を吐き出した。
とめどもなく溢れる白い欲情はライトさんを汚していった。
「はぁ…はあぁ…」
ライトさんを押さえ付けた姿勢のまま、呼吸を整えようとしてみるがままならない。
速く打つ心臓の音が聞こえる。たぶん真っ赤になっているからか顔が熱い。
ライトさんはスパッツから胸、首そして顔にまで濁った欲情が降り掛かっている。
確かにかつてないほどの量が出たが、これほどとは思わなかった。
そんな状態でもライトさんはそっぽを向いたまま黙っていた。
ただ、ライトさんの顔は僕ほどではないが、赤くなっていたような気がした。
その日は謝罪も弁解も出来なかった。何も言えないまま寝てしまった。
ライトさんも何も言わなかった。
翌朝、目が覚めるとライトさんは先に起きていた。
「良く眠れたか?」
ライトさんは穏やかに微笑んでいる。
「はい、何とか…」
言いかけて、昨日の事がよみがえる。ライトさんにしてしまった事の数々。
すぐに謝ろうとしたが、それなら良いという一言に遮られた。
今になってもまだ謝罪すら出来ていない。
謝罪の弁を口に出した途端に殴られるかもしれないし、罵倒されるかもしれない。
それでもいつか必ずライトさんに話してわだかまりを消さなければ。
そうは思うものの、やはりライトさんの太ももやスカートからは目が離せないでいる。
〜おしまい〜
以上で全てです
ホープ視点で5章と7章前の辺りをイメージしてみました
キャラ崩壊、舞台設定、矛盾等々には目をつぶって頂けると有難いです
一応処女作と言い訳してみます
それでは駄文ばかりで失礼しました
オーディン×ライトニング読みてえぇぇ!
擬人化ですね、分かります
いい事思いついたお前、俺のケツの中で小便をパージしろ!
良いホプライがありすぎてニヤニヤが止まらんww
ああもうFF13欲しいよぉ誰かちょうだい
FF13もってねえのにホプライとか言ってる奴はにかわ
ライトニングエディションでも買いなさい
オーディンのデカいチン子でライトのキッつい穴を犯す!
だれかかいてくれー!
チン子無いとか関係ねぇからな。
pixvは充実してるけれどなかなかSSサイトは無いですよね。
誰か良いサイトの探し方知りませんか?
ライトニングがもっとムチムチだったらホープどうなってしまうの!?
ホープはママンで見慣れてるから巨乳ムチムチには耐性あるだろ
ライトニングやヴァニラはファングは乳はでかいがムチムチには程遠いからなぁ
ライトさんは足がエロい
ここはホープ足コキものを一つ
ホプライっていうと数年後が自分は最高に萌える
でも妄想を書き出すと背景事情や成長やらも書きたくなる
結果投下できないような長さになりかけている・・
そんなんHPでも作って勝手にやれよ
投下してください!!!!とでも言ってほしいのか
ところでバルバリシアものが読みたいです
>>129 死ねば読めるよ
家族で一緒に読んでこい
131 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 18:49:05 ID:5rPjYG2/
ホープキュンのウンコ食べたい
>>127 明日中には投下したい
本番無くても大丈夫かな
133 :
127:2010/01/07(木) 00:35:06 ID:k+MVpLCw
俺は何が起きても爆発するから大丈夫
スノウとセラの本番を目撃してしまったライトニングさんとか萌える。
しかし書く力量がない。
>>135 この人思考が偏ってて面白くないから微妙
ライトさんによるホープ足コキ投下します
強引な展開に持ち込んだ事は重々承知しております。叱られて伸びる子だからダメ出しもよろしくね
長かったとも、短かったともいえる世界の命運をかけた戦いは終わり、世界は徐々に落ち着きを取り戻している。
―商業都市パルムポルム
それぞれがそれぞれの日々を送るようになってから数日。
ライトニング、同じ時間を共有した仲間、今やそれ以上の存在になった彼女と久々に話がしたい。
ふとそんな気分になったホープは家に招待してもてなすことを思い付いた。
本当はすぐにでも色んな話をしようと考えていた。だが、ひょっとしたら迷惑かもしれないと思うと二の足を踏んでいた。
意を決して連絡を取ったところ、すぐに了承され喜色満面になった事は想像に難くない。
「ここに来るのも久し振りだな」
短い間しか滞在しなかった場所。ライトニングは当時の事を思い返す。
「親父さんはいないのか?」
賑わう街、人々の行き交いを窓から眺めていたライトニングが尋ねる。
「急な仕事が入ったらしくて、数日は家を空けるそうです」
ホープの父、バルトロメイはコクーンの危機が去ってからはますます仕事熱心だ。
ホープとは以前よりギクシャクすることは無くなり、確実に会話が増えている。
ホープはそんな父との穏やかでのんびりとした生活に安心を覚えるようになった。
「一言お詫びをと思っていたが、また日を改めるしかないな」
ライトニングは表情を曇らせる。ホープにはその理由が分からない。
「お前をさんざん連れ回して、ひどい目に遭わせてしまったからな」
ライトニングの本心からの言葉だった。共に死地に乗り越えて、こうして無事に帰って来たとはいえ、ホープの父の心労は計り知れないものだったろう。
それを思うとライトニングの胸にやりきれないものが込み上げる。
「あ、あの、ライトさん」
ライトニングの心情を察してしばらく黙っていたが、思い切って声を掛ける。
ホープとしてはライトニングの悲しげな顔は見たくない。
「食事でもどうですか?一応用意はあるんですけど」
ライトニングはこわ張った表情を見せたが、すぐに柔らかい笑みを見せて答える
「暗い話をしてすまなかった、お言葉に甘えるとするよ」
「平穏な事が一番だな」
片付けを終えたライトニングは再び窓に立つ。
人々の行き交いは無くなり、昼間とは正反対の景色が広がる。
「はい、色んな事があったから…ますますそう思います」
諸々を終えたホープが、部屋に戻って来る。
「ホープにも言わなければならない事がある」
ライトニングが後ろに振り返る。改まった様子にホープも自然に緊張する。
「えっ?なんでしょう」
「忘れていた、と言うと怒るかもしれないな」
じっと見つめられたホープはますます緊張する。
「色々すまなかった、でもそれ以上に感謝している。ありがとう」
率直な謝罪と感謝。ライトニングも数日の間に思う所があったのだろう。
「ぼっ僕もライトさんに言わないといけない事が」
距離を詰めてライトニングを抱き締める。まだライトニングの方が背が高い。
「ホープ!?」
ライトニングがその身を固くする。
「これからも、その…ライトさんと一緒に色んなものを見ていきたいです。コクーンも、下界も」
とりとめのない話でもして動揺を隠そうとしたが、心の大部分を占める思いを告白した。
率直な言葉には率直な言葉で返そう。
ここで変に飾ることは意味を何の意味も成さない。
「奇遇だな」
ホープの告白を受けて、黙ったままのライトニングの手が背中に回る。
「私もそんな事を考えていた」
しばし抱き合ったまま時間が流れる。
「なぁホープ」
自分を抱き締める相手の名を呼ぶ。
「脚が好きなのか?」
名前を呼ばれた相手は面食らう。
「えっ!?ああ!いや、これはあの…」
間近に感じる異性、そのほのかな香りにあてられたのか、気持ちの通じ合ったことがこの上なく嬉しかったのか。
ホープは分身を固くして、あまつさえそれをライトニングに擦り付けていた。
「下衆な言い方だが、溜まってるのか?」
一瞬ためらったが、ホープはうなづいた。思慕の対象でもあるライトニングは、同時に性欲の対象でもあった。
しなやかでいて、刺激的な肢体を思い浮かべては熱くならない事は無かった。
それでも神聖なものを汚す事を恐れるように、自らを慰めることはしなかった。
「貰うばかりというのは性に合わないし、チャラにしろとは言わない」
ライトニングの手がホープの頬に触れる。
「食事のお礼といってはなんだが、私でも良いか?」
ライトニングは問い掛ける。
「ライトさんがいいです、ライトさんじゃなきゃ…」
精悍さが現われ始めた、けれどもあどけなさを残した顔で見返した。
口付けを交わして、ベッドに向かう。下半身を顕にしたホープが仰向けに横たわる。
普通にしないのかと聞いたが、是非足でと嘆願されたため、それに沿うことにした。
薄い腹に密着するほどに固く反り返った分身に、ゆっくりと優しく踏むようにライトニングの右足が触れる。
「あっ、はぁ…」
足の感触とそこから伝わる体温にホープは体を震わせる。
「ホープ、どうだ?気持ち良いか?」
足が前後に動かされる度に与えられる甘い刺激にすっかり虜になっている。
「はい…とても、良いです」
指先が先端に触れればホープは大きく体をのけ反らせる。
親指が裏筋をなぞり、四本の指が脇から捉える。
ライトニングは立ち上がった姿勢であるため、ホープからはスカートの中が覗いている。
視覚的興奮もあいまってホープの快感は高められていく。
「あの、指で…挟んでくれませんか?」
息が上がり、先端から露が静かに漏れ始めてホープは願い出る。
「ああ、こうか?」
天井に向けられた分身を親指と四本指で挟む。指の股が敏感な裏筋に当たる。
「ううっ…気持ち良いです」上下に擦られ分身もますます震える。ホープはもたらされる快感に身を任せる。
「あぅ、ライトさん…その…そろそろ」
背筋がぞくぞくとする。分身は露をまとって卑猥な音を奏でる。
「遠慮するな。自分のタイミングでいい」
下腹部に力を入れ耐えていたが、絶妙の力加減で擦り上げられ、いよいよ我慢の限界が訪れる。
堪えられなくなったのか、ホープはせわしなく腰を浮かせる。
不規則に動く腰に合わせてライトニングも擦る動きをさらに早める。
「うあっ、ライ…トさ…、もう、あああっ!」
全身が一際大きく震える。声を上げると同時にホープの分身は白濁した欲望を噴出させた。
「ああ…はあ…はぁ…」
放たれた性のほとばしりはライトニングの顔を汚していった。
その瞬間こそ勢いと量に驚いたが、満足そうなホープの様子に、ライトニングは自然と口元がほころびる。
荒かった呼吸の落ち着いたホープとしばし談笑しながら、思い出したようにライトニングは切り出した。
「しかし随分と出したな」
まだほのかに熱を持った液を人差し指ですくいながら言う。
「あっ、すいません、こんなに汚してしまって」
独特の疲労感に深く浸っていたが、飛び起きてそれを拭う。
欲望に任せて満足感を得た自分を恥じるようにばつが悪い表情を見せる。
「気にするな。それより…」
可愛いものだと思いながら優しく微笑み、萎えることなく存在を主張する分身を見つめる。
「まだ元気なんだな」
ライトニングとしては褒めたつもりだったが、ホープの顔が羞恥に染まる。
そんな様子を見かねてかライトニングはゆっくりと口を開く。
「立派なものじゃないか、自信を持て。折角だ、もう一回しようか?」
fin.
以上です
お疲れさまでした
>137-142
GJ
そこから攻守逆転するんですね分かります
ホープ「是 非 足 で」に萌えた
GJしていただき感謝です
あの分量で1日かかる遅筆ですが、頃合をみてまた何か投下したいと思います
ライトニング視点でも書いてみたいなぁと思って
勢いだけで書いてみたら変なものが出来上がった。
恋愛がわからないライトさんとか、暴走するライトさんが書きたかっただけなんだろうきっと。
とりあえず投下してみます。ホプライばっかで恐縮です。
147 :
暴走お姉さん ◆Ynu/Ogvtd. :2010/01/10(日) 07:20:13 ID:37ijPBvb
「綺麗だな……」
夜空を見上げると、ふと独り言を呟いてしまう。
それほどまでに、パルスから見る夜空には満天の星が広がっている。
この地に降り立ってから、早一週間が過ぎた。
問題が何一つ解決しないまま、何時とも知れないタイムリミットが迫っている。
「やりきれないな……」
いっそのこともう、色んな想いとかブチ撒けてしまうべきだろうか。
それとも希望を信じて、最後まであがくべきだろうか。
「希望か……」
どんどん暗い気分になってきた。このままじゃまずい――なんて思っていると。
「よう、眠れないのか?」
後ろから声をかけられた。ファングだった。
「……まぁ、そんなところだ」
「隣いいか?」
「ああ」
胡坐をかいて横に座られた。
前から思っていたが、こいつ実は男じゃないのか。
というか男なら、私が惚れかね……いや、やっぱないか。
「ホープのこと考えてたんだろ?」
そうそう、だって私はホープのことが……って、バレてたしっ!
「……ま、まぁ。確かに考え事の一つではあるな」
「ほーお?」
ニヤニヤしやがらこっちを見てくる。勘弁してくれ……。
「みんなでそうじゃないかって話してたんだが、やっぱりそうだったか」
「……まさか、バレバレ?」
「ああ。当の本人以外にはな」
「っ……」
……恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
「明らかにホープだけ、扱いが違うもんな。
ショタコンなだけかとも思ったが、それにしては女の目で見てやがるし……」
「ショ、ショタコンで悪いか!? 女の目で見ちゃ犯罪なのか!?
しょーがないだろ! かわいいんだから!!」
何言ってんだ私は。アホか。
「わ、わかったよ。少し落ち着け」
「……すまん」
変な沈黙が訪れる。気まずい……。
「なぁ、いっそ告白しちまった方がいいんじゃねぇのか?」
「駄目だ。この状況で余計なことを考えさせるわけにはいかない」
「この状況だからこそじゃねーか。
手遅れになって後悔しても、どうにもならないんだぜ?」
「……だとしても、わからないんだ」
「なにが?」
「そんな……告白とか、どうしたらいいかわかんないんだ。
親が死んで仕官学校に入ってから、軍人になっても……その……恋愛とかしたとこなくて」
「ふっ……はーはっはっ!」
「笑うな!」
「そりゃそうだよな! そんなとこに年下の男の子はいねーもんなぁ!」
「ハッキリいうな!」
「……まぁそんなん気にしなくていーだろ。
ホープだって、ライトにベタ惚れだぜ?」
「うそっ……ホントに?」
「こっちから見たらな」
「……どうせ私は恋愛なんてわかんないさ」
「拗ねるな拗ねるな」
「拗ねてない」
「じゃあいまから呼んできてやっから、ちゃんと告白しろよ」
「気が早すぎだろ!」
「いーじゃねーか、さっさとくっついて問題一つ解決しちまえよ。
頼むぜリーダーさん」
「誰がリーダーだ!」
「違うのか? ……ああ、特攻隊長か」
「うっさい!」
「怒んな怒んな。ホープ連れてきてやっから」
「やめろって……!」
あの女、意気揚々と行きやがった。
知るか。不貞寝してやる。
「ライトさん! ライトさんっ!」
「ん……」
私を呼ぶ声で目が覚めた。
「ごめんなさい待たせちゃって。ファングさんに呼ばれてきたんですけど、
ライトさんが僕に話があるとかで」
「話……」
そうだ、なんかいつのまにやら告白する事に……告白!?
「ライトさん?」
どうしようどうしよう。
一気に顔が紅潮していくのが自分でも解る。
「きょ、今日はいい天気だな、ホープ!」
「え? ……え、ええまぁ、夜なんでよくわかんないですけど」
「そ、そうだな!」
ヤバイヤバイ。どうすんの私。落ち着け私。
「ちょっと待って……!」
一旦ホープに背を向け、深呼吸した。
こうなったら覚悟を決めるしかない。
大丈夫だ。戦闘ならこのくらいの修羅場、何度も潜ってる。
「いいかホープ、よく聞いてくれ」
「はい」
恥ずかしいので背は向けたまま……今の私はどんな顔をしているんだろうな。
「私は、キミのことが好きなんだ。だから……だから……
すんなり言えた……言ってしまったら……なんか溢れるものが止まらない。
思わず振り向いてしまい、ホープの目を真っ直ぐ見ながら溢れる想いをぶつける。
「だから、この戦いが終わったら、結婚しよう!」
…………あれ? 何言ってんの私。バカだろ。スノウよりバカだろ。
ホープはじっと、私を見ている。というより固まっている。
そりゃそうだ、引くだろ普通。
「ライトさん、なんで死亡フラグ立ててるんですか!?」
…………あれ? WHAT? 死亡フラグ?
「ごめん無し! 今の無し! ていうか忘れて!」
よくわからないまま私も私でまくしたてる。
「無しにしないでくださいよ! いいじゃないですか、結婚は勢いで!」
「……あれ? いいの?」
「いいに決まってるじゃないですか!
ライトさんにそんなこと言われたら、嬉しすぎますから!」
「そ、そうか……」
「はい、そんな死亡フラグなんて僕が打ち砕いてみせます!」
「よくわからんが、よろしく頼む」
「はい!」
なんだろうこの展開……そうか、これが恋愛か!
スノウとセラにも、きっとこんなことがあったに違いない、うん。
「……さて、結婚も誓いあったことだし。一気にしてしまうか?」
「してしまうって……その、なにをです?」
「私にキミを味わせるんだ。体の隅々までな」
「ライトさん……やらしいですね」
「やらしいお姉さんは嫌いか?」
「いえ……大好きです」
「いい子だ」
かわいいホープの頭をなでつつ、顔を近づける。
童顔の中の小振りな唇を、私の唇で塞ぐ。
「んうっ……」
舌を一気に進入させ、歯の裏側まで舐めとりつつ、唾液も吸い取る。
ホープの体液を、私の口内へ少しづつ送りこむように……。
たまらない。どんな食事よりも脳が刺激されていく。
体を弄る手は、下腹部へと辿り着く。
ホープの男根は、年相応の大きさではあるものの、しっかりとした堅さで勃っている。
「うぅ……」
少し小突くだけでも、塞いだ口から声が漏れる。
「かわいい反応をしてくれる……だが見せろ」
一気に下着ごとズボンを降ろす。
どこかまだ子供を感じさせるものではあるが、私を欲情させるには十分な物だった。
「恥ずかしいですよぉ、ライトさん」
「しょうがないなぁ、隠してやろう」
初めてだというのに、なんの躊躇いもなく、私はその物を頬張る。
「ん……んんっ……」
一心不乱に、舌を這わせる。
味として美味しいわけでは決してないはずだが、好きな男の物と考えるだけで舌の動きは止まらなくなる。
ホープが気持ちよくなるようにではなく、ただ私が求めるままに私はホープを味わう。
構うもんか、残りの命が少ないのなら思うがままに生きてやる。
「ライトさん……気持ちよすぎますっ……!
もう、出ちゃいますよっ」
「構わん。出せ」
顔も激しく上下運動させ、搾り取るように吸引を加える。
「ああっ! 出ますっ……!」
「んぐっ……!」
私の口内へ、勢いよく発射されていく、ホープの精液。
零さぬように飲み込み、全て私の体へ注ぎ込む。
そうすることが、愛の証明だと思った。
「……さぁ、最後までやるぞ」
「ま、待ってくださいライトさん。
今日はこの辺にしときましょう。ね?」
「何故だ。キミもまだまだ元気だろう?」
「そうですけど……ほら、あれ」
ホープが指差した方向を見る。
木陰からアフロらしき物が見える、というか黄色い小鳥がいるではないか。
「サッズ!?」
「……ていうか、みんないます。覗かれてたのに、さっき気づきました……」
「そうか……次からは気をつけような」
「はい……」
本日の教訓。暴走は戦闘中だけの方がよさそうだ。
〜おわり〜
ちんちnおっきした
投下された皆さんお疲れ様でした。
一応前作の設定を踏襲した続編を投下します。
挨拶もそこそこに、ホープはサッズ邸のドアを閉めると駆け出す。芋と引き換えに
貰った葱を山ほど抱えているので走りにくいが、急いで家に戻る。
なにしろ忙しいのだ。皆で取り決めたグラン=パルスの暦の上では今日はもう年末
も年末、数日のうちに新年を祝う準備を調えねばならない。
特別にあつらえる料理もそうだし、越年祭の催事の支度もある。パルスの生活が始
まって3度目になる今年の越年祭は、去年よりさらに趣向を凝らした出し物を皆が
用意する。若者達は着飾って集団で演舞を披露する予定で、ホープは振り付け師兼
リーダー兼連絡係だった。
若者と言ったって年齢層はドッジのような10歳前後から自分と同じ17歳まで幅
広い。自然統率の取れた練習は難しく、未だにパート間の腕の振りが揃う気配も無
いのが頭痛の種になっている。今日は何としても通しで格好のつくところまで練習
しないといけない。
自宅に入り荷物を置くと、慌ててテーブルのパンに獣肉と野菜を挟んでがっつく。
喉の許容量を超えて飲み込もうとしたせいで、涙目になってつっかえた喉を叩いて
いると、あきれたような顔をしてライトニングが水を差し出してきた。
「すみません・・・・。」
「新年と同時に葬式を出す破目になるのは勘弁してくれよ。」
掃除をしていたのだろう、髪をあげて頭に頭巾を捲いている。ゆっくりパンを水で
流し込むと、コップを返しながら伝えた。
「今日はまた踊りの練習ですから遅くなります。夕食は先にとっておいて下さい。」
「取りまとめも大変だな。夕べも遅くまで頑張っていたろうに。」
「大変なのはライトさん達も同じですから。」
大人の女性陣は祭り中の料理を担当している。燻製等の日持ちのする献立が中心だが、
仕込みで忙しいことに変わりはない。ここ数日はお互い顔を合わせても口を訊く暇が
無いほどだ。
早い昼食を終えると玄関を出て町の広場へ向かう。練習開始時刻はちょうど午後1時
に決めてあるから、このまま走ってギリギリ遅刻だ。しかし遠めに見えてきた広場に
は皆の姿が見当たらない。町のあちこちに点在している日時計を見てみたが、時間は
1時で間違いないようだ。ホープが訝しんでいると、広場の椅子に腰掛けていた少女
がこちらに駆けてきた。
「ホープさん、こんにちは!」
屈託無い笑顔で話しかけてくる。練習仲間の中で自分の次に年長組の女の子なので、
色々と手伝いをお願いしている娘だ。
「ああ・・こんにちは。あの、他の皆は?確か今日は早めにこの時間から開始にする
から連絡をお願いしていたと思うんだけど・・・」
ホープが尋ねると、悪びれた様子も無く片目を瞑って両手を顔の前で合わせる。
「ごめんなさい!ついお母さんの手伝いで忙しくって連絡忘れちゃってたんです。」
・・・なんてこったと、ホープはがっくりうなだれる。今日中に予定の練習をこなせ
るだろうか、もうまとめて時間を取れる日は本番まで無いのに。しかし今更愚痴をこ
ぼしてもしょうがない。
「じゃあ、待とうか。ちょっと休憩もしたかったし。」
「そうですよ、ちょっと一緒に話でもしていれば、皆すぐに来ちゃいますよ。」
椅子のある木陰まで2人で歩き、腰掛ける。4人掛けくらいの十分大きな椅子なのに、
何故か女の子はホープの隣にぴたりと接して座ってくる。またか、とホープは思った。
この子は何時も自分にくっついてくる。馬鹿ではないからどういうつもりでそんなこ
とをするのかは薄々感づいているけれど、無下に突き放すのも性格上出来そうも無い。
それとこれは非常に認めたくないのだが、ホープ自身もそんなに悪い気がしないのだ。
自分の思いの丈をぶつけたあの日から、一応ライトニングと自分は恋人同士になった
と思っている。日頃のライトニングの物腰や自分との会話にしても、随所に甘さを含
んだものに変わって来ている。
だが直接的なスキンシップという点において、ライトニングは非常にガードが固いと
言うか頭が固いと言うか、滅多矢鱈にホープに許そうとはしない。精々が酒を飲んで
高揚していたりムードが良かったりした時に、軽い抱擁とキスをしてくれるくらいだ。
告白した晩にいきなり大胆なことをやりかけたために、一旦許せばホープが止まらな
くなると警戒心をもたれてしまったかも知れない。
だからホープとしてはやるかたない気持ちを持て余して日々を送っている。以前から
ライトニングと同居する上で劣情を催すことはあったが、なまじっか恋人関係として
お墨付きをもらったが故に返ってお預けを食らっているようで苦しい。
そんな気分でいるところに、ライトニングと対照的にどんどんスキンシップをとって
くる娘が現れた。心に決めた相手がいる身としてはきっぱり拒絶の意を示さなければ
ならないところ、そんな事情もあって中々言い出せない。
これは不味いなあ・・・とホープは思う。このままどんどんエスカレートしてくると、
シチュエーションが助けると一線を越えることも有り得ないとは言い切れない。
目を上げると遠くからドッジが仲の良い友達数人と駆けてくるのが見えた。考え事を
している間に結構時間が経っていたようだ。立ち上がって集まるように指示を出して
いると、娘も当然といった顔をして自分の隣に立って微笑んでいる。
少し年下の少年少女グループが冷やかしてくると、腕まで絡ませてきた。
これは本格的に不味いかも・・・とホープが溜息をつく。遠くから自分に注がれる、
冷たい視線に気付きもしないで。
家に戻ったのは暗くなってからだった。思いのほか練習がはかどったお陰でホープ
の機嫌は良い。これなら当日も無難にこなせるだろう。
「ただいま!ライトさん。」
思わず弾んだ声で同居人を呼ぶと、奥の部屋からライトニングが顔を出す。
「お帰り、遅かったな。」
「ええ、今日は充実してました。」
「そうか、良かったな。さぞ楽しかっただろう。」
ライトニングの態度に少し違和感を感じた。これは少し、いやかなり不機嫌な時の
口調だ。おそるおそる尋ねる。
「ライトさん、何か怒ってますか?」
「怒っていないさ。同 居 人 が幸せなのはいいことだからな。」
「可愛い娘じゃないか。お似合いだったぞ。」
背筋にブリザガが走った。思わず後ずさって壁にぶつかると、ライトニングは氷の
微笑を顔に貼り付けにじり寄って来る。夜の闇も合わさって非常に不気味だ。
「そりゃあ私は年増だから、若い娘の方がお前も良いだろうさ。踊りの練習だって
やけに積極的に出かけてると思ったら、鼻の下伸ばして中睦まじい事だ。」
「年増だなんて・・ライトさんは24歳じゃないですか・・・。」
「今月一杯は23だ!!」
余計な地雷を踏んだようだ。精一杯弁明したいところだがこれでは聞く耳を持って
くれるかどうか。第一、鼻の下を伸ばして喜んでいたという点は自信を持って否定
出来ない。
「まあ以前お前が私に言った言葉は嘘だったということだな。これからはあの娘と
仲良くやっていくといい。」
「嘘じゃないですよ。嘘じゃない!僕はライトさんを一生守ります。」
「だったらなんで腕を組まれて満更でもない顔をしてたんだ?」
「ライトさんが何もさせてくれないからですよ!」
ライトニングはポカンとした顔をしている。ホープもとんでもない事を言った後悔
に襲われている。いくらなんでも他に言い方があったじゃないか、これじゃあまる
で抱かせてくれるなら誰でも良いって言ったも同じじゃないか。
次に来るのは怒号か、それとも軽蔑の眼差しか。恐る恐るライトニングの顔色を伺
うと、意外にも下を向いて考え込んでいる。やがてゆっくり顔が上げられ、ホープ
と目が合った。
「ホープ、お前は17歳になったな。」
「は、はい。」
「もう我が家の定期会合は全てお前が代表で差配しているな。」
「はあ・・そうです。」
「力仕事も食料交換もお前がやってくれているな。」
「そうなりますね。」
「じゃあ、もう良いかも知れないな。」
「はい?」
ライトニングがこちらに歩み寄ってそっと抱きしめてくる。ホープも合わせて細身
の体を抱くと、唇をついばんだ。つい手が勝手に動いてしまい、腰の曲線から形の
良い尻を撫でたり揉んだりしてみた。
普段ならここで体を引き離されるところだが、ライトニングはむしろより一層強く
ホープを抱き締め、体を密着させてくる。
「・・・いいんですか?」
「今のお前は十分私を守ってくれているからな。私もあの夜の約束を守ろう。」
妖艶にも映る笑みで囁く。
「好きにするといい。」
越年祭の催事は滞り無く終わった。ホープたちの演舞も大成功の内に幕を降ろし、
後は皆で好きに飲み食いをするという段になって、件の娘に人気の無い場所に呼
び出される。案の定交際の申し込み(向こうはお互い好意の上で、事実確認くら
いの気持ちだったようだが)を受けたが、ホープは毅然と断る。
拒否を予想していなかったのだろう娘は、手段を尽くしてホープを振り向かせよ
うとあの手この手でホープに迫る。しかしホープは一切動じない。
ホープが娘と2人で消えたのに気付き、野次馬気分でこっそり後をつけて遠くか
ら観察していたスノウはセラに聞く。
「どうしたんだアイツ、あんなに自信満々でよ。」
「きっと・・・ああいうことに動じなくなる経験をしたんじゃないかな。」
「なんだぁそれ?どんな経験だよ。」
「言わせないでよ。」
真剣に不思議そうな顔をするスノウを眺め、何故に自分の伴侶はここまで鈍感
なのだろうとセラは小さく落ち込んだ。
終わりです。
やっぱりエロく無くて御免ね。
ニヤニヤしたwwGJww
どいつもこいつも乙やでえ
ED後の話を書いてみました。
前編はサッズxライトニング
後編でホープxライトニング予定です。
前編はすいませんがエロなしです。
166 :
前編@:2010/01/12(火) 07:18:13 ID:RviWdlpg
臨海都市ボーダムも復興が進み、海沿いは以前の美しさを取り戻していた。
本来なら学校へ進学しボーダムを離れる予定だったセラも、ここでスノウと暮らしている。
明日のライトニングの誕生日パーティのために、懐かしのメンバーのうちの一人と
ここで落ち合う手筈になっている。
この場所は以前セラとスノウが結婚することをライトニングに伝える数日前に、
誕生日プレゼントを買いに行く時に待ち合わせしていた場所でもあったのだ。
「セラー!悪い遅くなっちまった。」
待ち合わせ場所にいつもと同じように現れるスノウにセラは思わず苦笑した。
「3年前を思い出すね。」
「だな。あの時もここで待ち合わせして、義姉さんのプレゼントを・・。」
今度はスノウが苦笑した。
3年前にセラがライトニングへプレゼントしたナイフを思い出したのだ。
「また・・!」
「あの義姉さんですらセンスを疑ったって言ってたもんなぁ。」
にやけながらそう付け加える。
「もうっ!」
いくら軍人の姉だとはいえ、あのプレゼントは失敗だったことは認めていたが、
ライトニングの誕生日のたびにこの話を思い出すスノウに若干辟易していた。
「お姉ちゃーんっ!」
遠くからセラを呼ぶ声が聞こえた。
声のした方向へ二人が目をやると、夕暮れの中、海沿いの強い風を受けて揺れるオレンジ色の
アフロヘアーが飛び込んできた。
「ドッジ!」
10歳になったドッジが元気よくセラに飛びつく。
その後ろから懐かしくてどこか安心感のある声が耳に入ってきた。
「ようっ!元気にしてたかいお二人さん。」
とびきりの笑顔を誂えたサッズがそこに立っていた。
短かったとはいえ濃い時間を共有したサッズとの再開は、スノウの目頭を十分に熱くしたが、
「久しぶり。もちろん元気にしてた。」
最後に『ニッ』とお決まりの笑い顔を作って見せた。
今日はセラとスノウが暮らしている家にサッズとドッジを招き、明日の誕生日パーティは
少し離れた場所にあるライトニングの家で行うことになっている。
「なんでえ。姉ちゃん今日は仕事かよ。」
ライトニングが今日は仕事で会えないことを聞かされ、やれやれ相変わらずだなといった
愚痴をついつい漏らすサッズ。
「ほんと、変わってないよなおっさん。」
リビングでくつろいでいるセラとサッズのためにコーヒーを用意しながらスノウが言った。
「おっさんはもうおあいこだっつーの。」
「えぇ。俺はまだおっさんじゃないだろ。だよな?セラ?」
意外に本気で助け舟を求めるスノウに、セラは笑ってしまった。
「明日は絶対にいい誕生日パーティにしような。」
「うん。」
列車での長旅が疲れたのか、サッズはいつの間にか寝てしまっていた。
167 :
前編A:2010/01/12(火) 07:19:03 ID:RviWdlpg
5分ほど歩けば海が見える場所にスノウとセラの家は建っている。
元ノラのメンバーの知り合いから安く譲ってもらった物件を自分たちで改装したものだが、
なにより立地条件の良さに二人はここに決めたようだ。
散歩がてらに外に出ればすぐに海が見える。
少しばかり早く起きすぎてしまったために、朝食の前にサッズは外に散歩に出ることにした。
ちょうど日の出の時間も重なり、海岸沿いは目を見張るほどの絶景だ。
心地よい風が肌を通り抜け、気持ちよさそうにアフロヘアーも揺れている。
海岸沿いに沿って少し歩いていると、シャワーを浴びてすぐ外に出てきたのだろう
見覚えのある女性が立っていた。大きめの白いシャツにピンクの髪がよく映えている。
日の出の光を浴び、まだ少し濡れた髪をかきあげるその姿は、一枚の絵のように映った。
サッズに気づき、鋭い眼光を向け、女性は口を開いた。
「久しぶりだな。こんな朝早くから・・。ストーカーなら間に合っているぞ。」
言い終えると『クスッ』と得意の笑みを浮かべた。
「・・久しぶりだな、ねえちゃん。」
以前のライトニングとのあまりの雰囲気の違いに、饒舌なはずのサッズも一瞬言葉を失った。
しかし、ここでしようもない皮肉の一発も吐くのがやはりサッズである。
「なんでぇねえちゃん。そんな露出狂みたいな格好で・・。」
「家の前で涼んでいただけだ。」
サッズの言葉に被せるようにライトニングが言い放つ。
ライトニングと共に過ごしていた頃、散々発言に被せられた記憶がよみがえる。
「懐かしいやりとりだな。」
以前のライトニングにはなかった柔らかな表情が、どうしようもなくサッズの胸に響いた。
ルシとして生きなければならなかった絶望からの開放を、この笑顔を通して再確認出来たからだ。
「ああ。おじさん泡くっちまったよ。」
人として生きている喜びを実感出来る瞬間というのは、こういう些細なことなのかもしれない。
「コーヒーでも飲んで行くか?」
顎先でクイッと家のほうを示してライトニングが言った。
「じゃあご馳走になりますかね。」
「味にはあまり期待するな。」
サッズは、冗談交じりでそう言い残し家に入っていくライトニングを目で追いながら、
まだ夢でも見ているような感覚に襲われていた。
「コーヒー淹れたぞ。」
ライトニングの声でサッズは我に返った。
「こんなに変わるもんかねぇ。こりゃもう反則だろ。」
「何の話だ?」
「いえいえ。こっちの話で・・、うわっこりゃまたほんとに普通のコーヒーで・・。」
「いい度胸だ。他に言い残すことはあるか?」
二人は大きく笑った。
「ああ。おまえさん今日誕生日だったな。おめでとさん。」
「ありがとう。」
ライトニングは最高の笑顔で応えた。
wktk
こうして見るとSS書きの人の文章力ってピンキリだな。
170 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 19:48:44 ID:azqDmDPP
神降臨
期待age
171 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 21:21:06 ID:U3eiIFQf
オーファンに拷問された挙句シ骸化したホープに襲われるライトさんとか需要ある?
あるある
正座で待機してるぞ
サッズ×ライト読みたいな〜!
13ばっかりだな
そろそろ13専用スレ立てるかい?
新作出たんだったら、シリーズスレが一時的にそれ一色になるのは当然でしょ
わざわざ他スレ立てることもないし、そもそも板のルールに抵触しちまうて
165です。
書き込み方がおかしいのかなすいません・・。
一応続編なんですが、
書いてたら長くなってしまったので中編として投下します。
ホープxライトニングです。
すいませんが中編もエロなしです。
179 :
中編@:2010/01/13(水) 02:20:16 ID:UPkHn69W
臨海都市ボーダムの朝は早い。
今日みたいな休日ともなると、観光で訪れる人で海沿いや浜辺は朝から賑やかだ。
もちろん飲食店で働いているスノウもいつもなら朝から大忙しなのだが、
今日は義姉さんの誕生日パーティという理由で休暇をもらっていた。
「いーい天気だな。」
大きな体がまた一回り大きく見える程伸びをしながらスノウが言った。
「こんなに気持ちのいい朝を満喫出来るなんて、贅沢だねまったく。」
右手に持ったコーヒーカップを回しながらスノウの横にいるサッズが言った。
海沿いの道には椰子の樹が綺麗に並べて植えられている。
風に揺れる椰子は、あたかも観光客を出迎えるダンスでも踊っているかのようだ。
その椰子を見つめながらサッズが言う。
「今朝、散歩してたらねえちゃんに会ったぜ。」
「さすがおっさんは早起きだな。」
笑いながら皮肉めいた冗談で返すスノウ。
「いい女になってやがった。びっくらこいたぜ。」
「そりゃあ、おれの義姉さんだからな。へへ。」
スノウは嬉しそうに言った後、こう付け加えた。
「でも、見た目に騙されて痛い目に遭った奴けっこういるんだこれが。」
「期待を裏切らないねえちゃんだねぇまったく。」
「スノウそろそろ行くよー。」
家の方からセラの声が聞こえた。
今日はこれから誕生日パーティのための買出しに行くことになっていた。
昼にはボーダムの駅でホープと合流する予定になっている。
ホープとは年に数回会っていたが、懐かしのメンバーが揃うのは3年ぶりである。
「わかった。すぐ行く!」
まだ一日は始まったばかりだったが、早くもスノウの胸は高鳴っていた。
180 :
中編A:2010/01/13(水) 02:21:05 ID:UPkHn69W
午前中いっぱいを使ってボーダム市内を駆け回り、買出しを終えた3人は
ボーダムの駅に到着した。買出し中ずっと走り回っていたドッジは、
車の中でお昼寝タイムである。
列車から降り、ボーダムの駅改札を抜けたロビーには大きな円形の噴水がある。
吹き抜けになっていて見渡しやすいこの場所は、専ら人々の待ち合わせ場所となっている。
普段はパルムポルムで生活しているホープが、スノウやセラ、ライトニング達と
会うときも、決まってここが待ち合わせ場所となっていた。
もちろんパルムポルムで集まることもあるが、皆の都合もありボーダムで集まる
ことのほうが断然多かった。
そんな経緯もあって、合流はいつもスムーズだ。
「お久しぶりです。みなさん。」
先にみんなを見つけて声をかけたのはホープだった。
17歳という成長途上ということも手伝い、会うたびに別人のように成長しているため、
パッと見では本人かどうかの判断がつかないのだろう。
たびたび会っているスノウとセラですらそうなのだ、サッズにしてみれば誰だか一瞬
わからなかったのかもしれない。
「随分でかくなったな。男前になりやがって。」
「元気そうですねサッズさん。」
男前になったなんて言われたことで少し照れながらホープが返した。
一目見ただけで、ホープが以前の純粋さを失わないそのままに成長したことを感じ取った
サッズは、なんとも嬉しい気持ちになり穏やかな表情でこう言った。
「まったくおまえさんたちにはびっくりさせられっぱなしだ。」
もちろんスノウやセラも含まれているが、特にライトニングとホープに向けた言葉だった。
「またちょっとおっきくなったんじゃない?」
ロビーから車のある駐車場へ全員で移動しながらセラが言った。
「自分ではあんまりわからなくて。」
「んー。まだおれより小さいかな。」
見ればすぐわかることをスノウが笑いながら冗談で言う。
「スノウはでかすぎます。」
「なんだよそれ。人をでくの坊みたいに。」
久しぶりに会ったときのホープとスノウのお決まりの会話を、みんなは笑いながら聞いている。
「おねえちゃんよりまだちょっと小さいかな?」
「なあに、もし身長がそれ以上伸びなくても、義姉さんは絶対にホープを見捨てない。」
唐突にスノウが付け加える。
「真面目な顔して不吉なこと言わないでよ。しかもライトさんの話まで出して。」
ホープがライトニングと良い関係を築いていることをサッズに隠すつもりはなかったが、
こんな場所と変なタイミングで意味深なことを平気で言うスノウに、少しムッとした。
「ホープがまさかねえちゃんとそんな関係だなんてよ。おったまげたな。」
「もう!スノウが変なこと言うから。」
「久しぶりに会ったってのにそうカリカリするなって。よっ!」
車に豪快に荷物を放り込みながら、いつもの調子でスノウが言った。
「さあ。パーティーに出発だ!」
車を発進させながら、場を盛り上げようとスノウが叫んだ。
「なあ、ホープ。もうねえちゃんとは、その、なんだ・・。」
「ちょっとサッズさん。そんなんじゃないですから。」
「いやっほーぅ!」
妙なテンションで馬鹿騒ぎする3人に中てられてか、特別な日になるであろう誕生日パーティを想像して
セラも期待に胸を膨らませていた。
181 :
中編B:2010/01/13(水) 02:21:52 ID:UPkHn69W
セラとスノウの家から歩いてすぐの場所にライトニングは一人で暮らしている。
とは言うものの、普段仕事で忙しくほとんど家を空けている上に、仕事が休みの日には
どちらかの家に集まっていることが多いため、家に一人きりでいることは意外に少ない。
今日のように休暇で一人家にいることは稀なのだ。
家で一人の時間を過ごすのももちろん楽しいのだが、仕事に追われて忙しい毎日を送ることに
慣れているライトニングにすれば、後者のほうが性に合っているのかもしれない。
夕刻を迎え、日中ごった返していた観光客も数が減り、ほとんどは帰り支度を始めている。
予定ではそろそろ皆が家に来る頃だ。
ライトニングにとっても、3年ぶりに皆と会えることが楽しみだった。
ホープと会うのも半年ぶりである。
特に付き合っているというわけではないし、将来を約束しているわけでもない。
ただ、特別な存在であることはお互いに感じ取っている。
ライトニングにしてみれば、当然付き合って将来のことも二人で話したいと密かに想ってはいたが、
ホープがまだ学生だということもあり口には出せないでいた。
とりあえず学校を卒業すれば、ホープからなにかアプローチがあると信じていた。
ホープが中途半端な状態で告白するような性格ではないことを知っているからだ。
それでも、一人で暇な時間を過ごしていると無性に不安な気持ちになることはあった。
面倒くさいようでも、お互いの性格上こうなることは仕様がなかったのかもしれない。
家の前に車の止まる音がした。車に詳しいわけではないが、聞き慣れた音でスノウだとわかった。
呼び鈴の鳴る前に出るのも気恥ずかしい気がしたが、ライトニングは玄関の扉を開けた。
「誕生日おめでとう!義姉さん!」
開けた途端みんなから花束を向けられた。
「たかが誕生日で大袈裟だな。ありがとう。」
つい笑顔がこぼれた。
「みんなよく来たな。さあ入ってくれ。」
夕暮れの日差しで辺りが綺麗に染まる頃、過酷な時を共有した顔ぶれが3年ぶりに集まった。
「これ、みんなのこと忘れないようにって。安物ですけど。」
パルムポルム特産の石で出来たクリスタルをホープが差し出した。
「今日ここにみんなが集まった印に。」
真剣だが、どこか穏やかな雰囲気を放つ、ホープ独特の口調だった。
「8人分か。」
そこにいたメンバーの脳裏に、ここに来ることの叶わなかった二人のことが過ぎった。
「それを僕だと思って、義姉さんの寝室に飾ってください。」
一瞬間が空いた後、スノウがホープの声を真似て言った冗談で沈黙は破られた。
「ちょっと何言ってるのスノウ!」
慌ててホープが誤魔化そうとした。
あからさまに二人の関係を冷やかされた冗談に、ライトニングも一瞬きょとんとしてしまったが、
いつもの清ました笑顔でこう返した。
「ああ。飾っておくよ。」
ライトニングとしては、全員のクリスタルを飾っておくと言ったつもりであったが、
ホープの顔はみるみる紅潮した。
「さぁ、美味しい物を作ってくれ。」
ライトニングが笑顔でそう言った。
自分が料理下手なことを承知の上でのライトニングなりの冗談だった。
「普通客を家に招いたら自分で料理振舞うだろ〜。」
スノウがすかさず突っ込みを入れる。
「だれが客だ。私はお前を客として招いたつもりはない。」
「えぇ。」
皆お腹を抱えて笑った。
中編終わりです。
わかりにくい投下の仕方ですいません・・。
後編は大丈夫だと思います・・きっと・・。
後編もホープxライトニングです。
>>169 なんで?
プロならともなく、みんな文章力普通にいいと思う。
tes
合間で恐縮ですがサクっと投下してみます。
ライトニングが敵にやられて……という展開にするつもりで書き始めたんですが、
設定をちょっと変更した上にエロ無しになってしまいました、サーセン。
ライトニングは迷っていた。
クリスタルになったセラ、ルシになった事、そして使命。
軍人として、またセラの姉として強く生きてきたライトニングでも、立て続けに起こった
この過酷な命運をそう簡単に呑み込むことはできなかった。
しかし立ち止まって考えていたら絶望に囚われてしまう。突き進まなければいけない。
他人にかまっている余裕など無く、自分のことで精一杯だ。そう思いってつい先刻、
ライトニングは少年を一人この地に置きざりにした。
ヴァイルピークス。下界の残骸があふれる荒んだ土地を、ライトニングは一人歩いている。
注意深く周囲に目を配りながら、廃棄物の間を縫うように進む。後方の空を仰ぐと、低いエンジン音を
打ち鳴らして飛びかう飛空挺が見える。PSICOMが血眼になってルシを探しているのだ。
この地にいつまでも留まっていれば追いつかれる。先を急がねばならない。
しかしそんなライトニングの思いとは裏腹に、その足どりは重かった。
一人になって冷静さを取り戻したのと同時に、罪悪感が沸いてきたのだ。
「……少し休憩するか」
そう呟いて周囲に視線を動かす。座れそうな高さの残骸を見つけると、その上に腰を下ろした。
ふぅ、と一息ついて、ライトニングはおもむろに思考をめぐらせた。
別に自分は迷っているわけでも、ホープを待っているわけでもなく、疲れたから休息をとっているだけなのだ。
そんな風に自分に言い聞かせる。そして再び考える。セラの事、ルシの使命の事――――。
すぐに行き詰まり思考を停止する。希望など一欠けらも見えてこないのだ。止まって考えれば迷ってしまう。
やはり先を急ごう、ライトニングは心を切り替えて立ち上がると、
ふと自分が来た方向に人の気配を感じ取った。
「ホープか?」
呼びかけてすぐ、安易な予測の間違いに気づく。
肌を突き刺すような明確な殺意。気配は複数。
「PSICOM!!」
考えるより早く体が動いた。咄嗟に後ろへ跳び退き、ホルダーから銃剣を引き抜く。
敵との距離を確認しつつ――――瞬間、背筋に悪寒が走る。
反射的に上体を捻り真後ろの空間を薙ぎ払った。
刃物がぶつかり合う耳を裂くような高音。剣を弾かれてたたらを踏む兵士の姿が見えた。
背中を狙って振り下ろされた剣を防いだのは奇跡に近い。
すぐさま手首を返し、その兵士に刺突を一撃見舞う。そして銃剣を大きく振り、牽制しつつ距離をとった。
「……囲まれてる……か」
クッと唇をかみ締める。兵士の数は視認できるだけで軽く二十を越えている。
なぜ自分は戦地で気を抜いたのか。分かっていたはずだ、迷っていたら絶望に捕まると。
迷わなかったから生きてこれた。迷ったからこうなったのだ。
だが今この状況で悔やんでる暇など無い。瞬時に思考を戦闘モードに切り替える。
ふっと強く息を吐くと、弾けるように地面を蹴った。
疾走するライトニングの左腕が風を巻く。魔力の収束。
「はあああああああ!!」
迷いを振り払うように吼えた。砂埃を撒き散らしながら稲妻のごとく兵士の群れに突進する。
距離が詰まる。目測――最寄の兵の切っ先が届く距離まであと1間弱。
ライトニングは半円を描くよう左手を振った。圧縮された魔力が閃光とともに解放される。
矢のごとく放たれた光は正面の兵士を吹き飛ばした。
勢いそのままに兵の群れに飛び込むと、一息のうちに左右の兵士を斬り伏せた。
もはやライトニングは完全に兵士達の間合いの中だ。すぐに四方八方から刃が迫る。
前から来る打突を身体を捻ってかわすと、その突き出された腕を左脇に抱え込んだ。
同時に右から振り下ろされた剣を、銃剣で受けて絡め、下に払い落とす。
そして綱引きのごとく、座り込むように後ろに体重をかけると、
腕を抱え込まれて前のめりになる兵士を思い切り後方へ引っ張った。
前と後ろ。同時に兵士の悲鳴を聞く。
前の兵士はライトニングの背後にいた兵士の一撃で肩を割られ、背後の兵士は前からの剣に足を突き刺された。
即座に沈んだ体勢から反動をつけて、起き上がりざまに右の兵士に銃剣を振り上げる。兵士の腕が剣とともに吹き飛んだ。
電光石火の立ち回り。わずか数秒たらずでPSICOMの兵士6人が戦闘不能に追い込まれた。
状況に圧倒された兵士達が思わず数歩後退する。
倒すべき敵を目の前に、兵士がひるむことなど本来あってはならない。
だがPSICOMは対下界を名目に活動する組織だ。何百年と下界との戦争の無い今、下っ端の兵士は実戦経験に乏しい。
警備部隊として常に戦いの中に身を置いてきたライトニングからすれば素人同然だ。
そんな敵の一瞬の隙は見逃さない。ライトニングは体を翻し深く腰を落とす。
弾けるように体ごと高速回転。銃剣を持つ右腕がしなるように円を描く――エリアブラスト。
遠心力を乗せた一撃は、水面に重石を投げ入れたかのごとく周囲の兵士達を跳ね上げた。
たった一人にPSICOMの兵が次々となぎ倒されていく。
目を疑うような光景に兵士達は慌てふためいて散り散りに後退し始めた。
こうなればライトニングの独壇場だ。統率もなくただ恐れおののく兵士達を一人残らず切り伏せてしまった。
――――なんとか切り抜けたな、そう思いながら銃剣をたたんでホルダーにしまい込む。
大きく息を吸って呼吸を整えていると、少し離れた崖の方から話し声が聞こえた。
際まで行って下を覗き込むと、ヴァニラ、サッズ、そしてホープの姿を発見する。
「……無事だったか」
そう呟いて、崖の縁から飛び降りると3人の前に綺麗に着地した。
一瞬3人の表情はこわばったが、こちらの姿を確認すると、安堵した様子で声をかけてきた。
「おっ、待ってたぜ」
「一緒に行こ!」
ふんっと鼻を鳴らして返事にする。待っていたのはこっちのほうなのだ。
「素直じゃねえな」
やれやれ、なんて風に大きく手を広げてアフロがほざく。
会ったときから思っていたが、この男は身振り手振りがいちいちうっとうしいな。
そんなアフロの影に隠れるように佇むホープの顔を見やる。
罰が悪そうに黙ってただうつむいている。
むむ、なんなのだ。私に、ついて行きます、と言っていたくせに。
誰でもいいのか。それともあれか、やっぱり若い子と一緒のほうがいいのか。
こっちはお前が追いつくのを待っていて、死ぬかという思いまでしたというのに。
ちくしょう、やっぱり追いていってやろうか。
なんて考えながらしばらく睨んでいたからだろうか、ホープはおろおろしたような
表情でこちらをじっと見上げていた。
ええい、そんな子犬のような潤んだ瞳で私を見るんじゃない。
プィっとホープから顔を背けると、「行くぞ」とだけ声をかけ、すたすたと歩き出した。
背中に『はい!』と嬉しそうに返事をする声が聞こえた。
完
エロ無しわかっててなぜ投下するん?
>>183 (この人上手いけど、こいつショボ)とか感じてしまった奴に対して「なんで?」言ったところでなあ
お前は「皆上手い」と感じてるようなんだから、それでいいじゃん
でもネット上の小説なんてほんとピンキリなのは確かだし、別にそれでおかしくも悪くもない世界だろ
ケータイ小説みたいなもんか
バハムートになってファングを毟ってぐっちょんぐっちょんに犯してやりてぇ
このスレに百合成分のある人材はいないのか
百合書きたくても、
>>1に百合は該当板へって書いてるしな。
パイン×ファングとかだな
>185
男前ライトさんGJ 今後のエロ展開に期待age
百合板はファンバニのみで涙目
>192
わかるぞ!それ
俺ならヘカトンになりてぇ
誰か召喚獣×キャラもの投下してくんねーかな
同人あたりも読みたい
◆X/fHFNl4Mとか2作やってどっちもエロ皆無だな。
エロくないから面白くない。
皆無ではないだろ
ちょっと匂わせている
>>198 ◆X/fHFNl4M氏のがかなり好みな俺はどうすれば…
職人の皆さんいつも書いてくれて感謝です、ガンガレ!
立ちバックをご所望のホープのために蟹股気味に腰を落とし尻を突き出すライトさん
冷静に見るととんでもなく無様なその格好を見たホープに新たな性癖を植え付けることになる
ホプライとかマイナー過ぎ
ホプライ好きの腐女子ならピクシブにでもいけ
>>203 そりゃFF7のクラエアやホモカプに比べれば少ないがFF全体としてはまだ多い方じゃないか?
>>203 ライトニングは女なんだから腐女子とはかぎらんだろ。
13の公式カプって一応スノセラなんだよな
発売前はセラが人気だったから流行るかと思ってたが
存在空気すぎて結局あまり流行らなかったな…
エロ無し容認はやめてくれよ…
エロ無しで確信犯で「ごめんなさい」投下とか
アホとしか思えない
シド×ライトニングで4レス投下予定です。
「なんだか、一生懸命なキスだな」
「あなたが口を開けというから」
「もしかして男性とこういう事はあまり……?」
図星だ。
「准将だってご存知のはずだ」
ライトニングは頬を染めてそっぽをむいた。
「ボーダムの警備軍の任務はハードでプライベートに割く時間なんて……」
「シドでいい」
剥き出しの二の腕に、覆い被さる彼のマントがふれる。
高級そうな生地のしなやかな肌触りが心地よかった。
「こんな時は名前を読んでくれ」
レインズはそういって、またくちびるを押しあててきた。
軽く開いたくちびるの隙間からぬるりと舌が入り込んでくる。
背中にデスクの板材の固い感触。
身体の上に覆い被さるシド・レインズの身体。
スノウが話がわかるやつだというから。
ファングが世話になったといったから。
軍属にいたころ、何度かその姿を遠くから見かけたことがあったから。
深夜の呼び出しについ応じてしまいこのザマだ。
急所を蹴り飛ばして逃げてやろうかとも思ったが、一軍をあずかる准将にそんなことをしては、
いくら自分が軍を離れたといってもまずい気がしたし、何より開かされた足の間に彼の腰があって、
動きを封じられていては不可能だった。
瞼をうっすら開くと、ライトニングの咥内を味わう准将の閉じた瞼と、さらりと耳元にながれる
彼の黒髪、そして彼の肩越しに、夜空が見えた。大きなガラス窓一面のコクーンの夜空。
不吉ささえ漂うその暗い蒼色に、ライトニングは怯えを感じてすぐ側にある温かな身体にしがみついた。
やがて、満足したらしいレインズがようやくくちびるを離す。
はあはあ荒く呼吸を繰り返しながら、ライトニングは掠れ声で問う。
余裕のない自分をごまかそうと早口になる。
「職場でいつもこんなことを?」
「まさか」
即座に否定される。
ライトニングとは正反対に、静かに息を吐きながら彼は答えた。
ライトニングはさっきから鼓動がどんどん早くなっているのを自覚していた。
そんな自分をからかうように見ているレインズの余裕に苛立つ。
「そんな軽い男に見えるかな」
「見えないからきたんだ」
ふてくされた表情で答えたのに、レインズはライトニングを抱き寄せ、嬉しそうに頬を寄せて腕の力をつよめた。
「本当はルシの烙印のことをたずねたかっただけなんだが」
だが、なんだ?
つい、からかってしまったとでも?
男慣れしていない、軍人あがりのわたしを?
ライトニングの複雑な胸中をきれいに無視してレインズは身体を離す。
「これも仕事なのでね」
ハイネックの襟元のファスナーに手がかかる。
ライトニングはとっさに広い胸に手をあてて押し返そうとしたがレインズはなんなくそれを抑えこんで、
一気にファスナーを引き下げた。
開かれた胸元に夜の空気がふれてぞくり、とライトニングの身体が震える。
レースもフリルもない、色気のない、彼女らしいといえば彼女らしい黒い下着に半分かくれるようにある
ルシの烙印が、外光に照らされて白い肌に不気味に浮かび上がった。
「烙印の進み具合を見るだけだ。何もしない」
いうがはやいか、手袋をはめたままの手がやや乱暴に下着をずりさげた。突然そんなことをされて、
ライトニングの顔に血が上る。
「じゅ、准将!」
レインズはうろたえるライトニングを自重でおさえこみ、無遠慮な視線を裸の胸におとす。
「ふむ……」
ライトニングは羞恥に目をつむった。
からかわれているのだろうか。
キスは本当に冗談で、これは仕事なのか?
耳の奥で血液が脈打っていた。
わずかに身体を震わせていたライトニングだったが、暖かなものが乳房にふれた感触で瞳をひらいた。
ひじで支えるように上体を少し起こす。見ると、胸の烙印にレインズがくちびるを押しあてていた。
「穢れるとか、思わないのか……?」
黒髪がさらりと流れて、胸の上のレインズがライトニングを見た。
どきん、と鼓動が打つ。
前髪のすきまから、ライトニングをみつめる瞳は、悪戯っぽい光をたたえていた。
「訂正しよう」
レインズは胸の烙印からくちびるを離すと、ライトニングの手を握った。
「ここからは、仕事じゃない」
見つめられてほっぺたが熱くなるのをライトニングは感じていた。
「……だから、いいだろう?」
低い声で問われ、ライトニングは反射で頷いてしまった。
では遠慮なく、といわんばかりにレインズはライトニングの身体にふれた。
柔らかな胸のふくらみをすくい上げるように持ち上げ、立ち上がり始めた先端を指先でつぶす。かたく
しこりはじめると、こんどは口にふくむ。男性にそんなふうに胸にくちづけされたこと自体ほとんど
経験がなくて、それだけでいたたまれないくらい恥ずかしいのに、笑いたいのか泣きたいのかわからない
感情が胸に込み上げてきて身体の芯が熱くなった。心臓が爆発しそうなくらいとびはねている。心臓の
すぐ側に敏感な舌をあてているレインズにはライトニングの動揺がまるわかりだろう。
手袋をはめたままの指先の愛撫は、動きは優しかったけれど冷たい皮の感触だったから、この人の
てのひらの感触はどんな感じなんだろうと想像して、ライトニングはまた顔を赤くする。
こうやって胸にふれるくちびるが暖かいからだ。
だからそんな変なことを考えてしまったんだ。
わたしが低俗な女だからじゃない。断じてちがう。
「昼間の顔とまるでちがうんだな」
ライトニングの表情をちらりと見てレインズは笑った。
こどもみたいな笑顔だった。
「准将だってまるで……ひゃん!」
ちがう、といおうとしたとき、口にふくんだ先端に軽く歯をたてられ、あられもない声がこぼれてしまう。
自分から出た声に驚いているライトニングにレインズはまた笑う。
「シドでいいといっただろう」
言葉に真剣なものを感じとって、ライトニングはシドの目を見た。シドも、ライトニングの目をみていた。
「君のもっといろんな顔をみてみたくなった」
どちらかが促したわけではないが、自然と、くちびるとくちびるが重なった。
くちゃ、ぴちゃ、と水音が暗闇のおちた部屋に響く。
おおきな手で後頭部を支えられ、よりくちづけが深くなる。
こういうときは、もっと、慣れたキスのできる女のほうがいいのだろうか。
ライトニングには、そんな風にできなかった。ただ、受けいれて、つなぎとめるだけで精一杯だった。
余裕のないライトニングに、シドは優しくふれる。
ゆったりしたリズムで続けられている胸への愛撫も、ずっとくっついているのに息苦しくないキスも、
経験の差を思いしらされるのにそれが不思議とここちよくて、ライトニングは目を細めた。
このまま、一線を越えても後悔はしない気がして、ライトニングはシドの胸元のベルトに手をのばす。
が、しかし。
「准将!いっしょに飲もうぜ!」
声と同時に部屋のドアが開くと、ワインのボトルを片手にドアをおしあけたリグディを筆頭に、
どやどやとホープ以外のルシ一同がなだれ込んできた。すでに一杯始めていたらしいほろ酔い気分の乱入者たちと、
普段軍務に使用されている高級な准将のデスクのうえで折り重なっているシドとライトニングの間に、
なんとも微妙な沈黙が流れた。
「もしかして、お取り込み中だったか……?」
何秒か経ってようやくサッズが問うと、
「ちがう!」
胸元を書き合わせ、真っ赤になってライトニングが否定する。
このねえちゃんでもそんな顔するのかとサッズが驚愕する。
「ありゃ、まー」
「あー、ワルイ」
「ね、義姉さん……」
明らかにショックをうけた表情のリグディが、なにも見なかったことにして、
無言で扉をしめようとしたので、ライトニングは叫んだ。
「待て、行くな!」
そして、まだなお自分を抱きしめているレインズの腕の中でばたばたと暴れた。
「いつまでそうしているんだ!」
「わかった。みんなで飲みなおそう」
あきらめたように、レインズは一同にむかっていった。
だが、ライトニングを解放するとき、耳元こうささやくのも忘れなかった。
「お楽しみはまた今度」
以上です。
どんなマイナーカプでもおいしくいただきます。ハァハァ。
214 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 22:06:13 ID:0iXJoQar
GJ
次はホプライがガッツリチンポをマンコに出し入れしてんの頼むよ
ホプライはいらない
まぁサイコム下っ端とゲバルト犬でがっつりファング凌辱(ライトでも可)をだな
ラスボス前のファングエロいよな
バハムーチョに「一人で遊ぶなよ」「いい眺めじゃねえか」って言う台詞がなんだか…エロいです
ff13自体が微妙なんだよ流行ってるのがホプライだけで
シドとか敵はほとんど全員死ぬし残ったキャラが他に居ない
女主人公はこれだから嫌なんだよ男主人公だったら敵加えてハーレム状態だろ
・荒らし・煽り・板違い・基地外は完全スルーで。
ファングは太ももと脇が最高
百合は他スレか〜・・・
シドライも結構いいな!
ライトニングは意外とリグディともお似合いな気がする
224 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 07:22:07 ID:1hcFnLDR
ホプライ厨まじでうぜぇw
シドライの人GJ!
「また今度」のやつも是非頼む
ホプライもシドライも腐女子臭いごみかいてんじゃねぇよ屑共
サッズかけや
サッズ×女体化スノウでよろしいか?
女体化してもガチホモっぽい
後は百合しか思いつかねー
長旅で溜まりまくりのスノウホープサッズがライトニングに
中田氏しまくるやつは需要あるのか?あれば書く
今更だが>>1読んだ
女体と百合とホモは駄目なんだな
ノーマルだと後はスノウとセラくらいか
ファングとヴァニラが少ないな
じゃあ発売前にこの二人出来てると思っていたシド×ファングを各課
スノウはなんにしてもセラ居るから萎える
シドライGJ!
ゲーム中終止凛々しかったライトが
余裕たっぷりのシドに上手く流されてるギャップに萌えた
シドスルーしてたけどカコイイじゃないかw
自分の本命ホプヴァニ(逆でもいい)もどなたか同士いたらお願いします
>230
あるある
いつまでも正座して待ってるぞ
シドライなにこれ!萌えコロス気か!
GJすぎる!続き!続き!
眼鏡おっぱいナバート中佐をみんなでいたぶろうぜ
むしろナバートがいたぶってくれ
スノセラはキスどまりの方がもえるんだよなあ・・・。
むしろスノウの目の前でファルシの触手みたいなんでいたぶられるセラとかの方がエロパロむきじゃね?
義姉さんにはいいツンデレ属性があるねー。滾った。
職人さんたちガンガレ!全裸でまってる!
>>197一度はライト以外の召喚も見ておこうとヴァニラリーダーにしてみたら……
なんじゃあれはw召喚獣プレイかよw
シバイクに林間されるスノウ希望
ファルシの触手で皆で痴態見せあいプレイ
シバイクの燃料ってスノウのアレなの?
シドスレでもあまり注目されてないレインズにこんなところで脚光があたっているとは。
シド×ファングいいね!
欲情したファングがシドの服を脱がせられず泣くとか、それにも余裕ぶっこいてる大人の准将とかたまらん。
シヴァ姉妹に喰われるスノウもイイヨー
あれが泣くようなタマか
グラン・パルスの流儀で脱がせられないなら引き裂くに決まってんだろうが
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
中編で止まってる人はどうしちゃったんだ
ホプライもういいよ
エロ無しサーセンとかNG追加してとか無責任な奴なら投下しなくて結構。
あんたがいらなくても、ホプライ待ってる人が多いんだよ。
嫌なら読み飛ばせばいいだろ、それもできないならあんたが見に来ない方が精神衛生上いいと思うぞ。
ってのはことで、またまだホプライお待ちしてます。
252 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 15:45:26 ID:UauBKgCB
と、ホプライでマンコスリスリしてるデブスが言っております
253 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 16:04:51 ID:HbCJokf7
ホプライでマンズリ気持ちいい〜あ〜ん
ショタコンさんはこのスレから退去してください。
ホープまじきもい
苛つくし、スノウをにらんでたパルムら辺の、あの目、醜くて仕方なかった
大体あんなのババーが悪い。止めない息子はもっと悪い。
自分が悪いのわかってたから人に八つ当たり、最低だな。
スノウ悪くねーし。謝んなくてもいいし。
希望があんな醜い醜態を晒したお陰で、初めて子どもで嫌いなキャラができた
可愛くないし、弱いしキモい
>>255 ここはアンチスレでもないんだよ。
キャラの悪口書きこみたいなら他でやれ。
>>255 ここは21禁ですよ^^
なんで小学生がいるんですかw
ここんとこ貼り付いてるアンチがいるな
投下しづらい流れにしたいのか知らんが、職人さん方スルーで遠慮なしに投下してください。
嫌ならスルーしろよ、て日本語としてすでにおかしいよな。
嫌ならまず叩く。
気長に待ってるよ〜
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
無断転載わろた
ぴくしぶのホプライ厨きもい
>>261 お前FF板にも貼ってただろ
お前みたいな奴のせいで削除しちゃったじゃねーか
いや、俺は半角二次で見つけたからここに貼ったんだが?
携帯からの投下は駄目ですか?
このサイト前にもアド貼ってたけど、本人宣伝乙なのか?
どうでもいいわ
FC2て実はエロだめなんじゃないの?
じゃあ通報するか
ヴァニラかわいい!!
しかしファンスノ投下する<な、なんだってー
流行? 需要? こまけぇこたぁいいんだよ!!
以下絶対スノセラ主義者他はサンレスもとい3レスほどスルーよろです
「な、何やってんだよ!」
「いいだろ? ちょいと一発付き合ってくれりゃあいいんだ」
「よくねぇよ!」
スノウは、なおも擦り寄ってくるファングを押し返そうとしたが、向こうも下手をすれば並みの
男よりも腕力が強いだけに、掴み合ったままの膠着状態に陥っていた。
コクーンの武器の扱い方を教えてくれと声を掛けられ、どうせなら広い静かな場所でと、
スノウは野営地のすぐ裏にある廃材の谷に向った。
不意に、ファングの押し殺したような雰囲気を感じ取ったかと思うと、急に詰め寄られてこの
有様だ。
「ファング! お前、急にどうしたんだよ……」
「……もう、抑えきれねーんだよ!」
強く胸を押され、スノウは背後の錆びきった構造物にぶつかった。
朽ちた鉄材が派手に軋み、赤錆の砂がざらざらと落ちる音がした。
ここで暴れれば、間違いなく他の仲間にも気付かれる。その後のことは、鈍感さには定評の
あるスノウにも、容易に想像がついた。
「頼む、スノウ。お前が欲しくてたまらねえんだ」
ファングはわざと胸を押しつけ、スノウの方へ体重を預けた。
長い指先が服の中に潜り込み、腹筋の溝をなぞるように這い回っている。襟元にかかる吐息も、
体温以上に熱っぽい。
「ファング……」
スノウとて、ファングに魅力を感じていないわけではない。発動した刻印よりも熱く、アラートの
ように鳴り続ける心拍がその証拠だ。
だが、スノウの胸には、既に思いを決めた女性がいる。今も姿を変えて、彼女はスノウと共に
居るのだ。
裏切ることは、絶対に出来ない。
「駄目だ駄目だ! 俺達は仲間だろ? こんなこと、絶対に駄目だ!」
スノウは思い切ってファングを突き放し、怒りを含ませた口調で言い放った。
「俺のこと気に入ってくれたのは嬉しいけどさ。好きとか嫌いとかって、こういうことだけじゃない
だろ?」
「……ったく、いい子ちゃんぶりやがって」
ファングの右手が、スノウの更に下の部分へ飛び掛った。
「でかいのは外見ばっかで、こっちは恥ずかしくて見せられねえってか!?」
鷹に握り締められた鼠の気分だった。
スノウは情けなく声を上げ、背を丸めるしか出来なかった。
「なんだよ、これ……」
気付かれてはならなかった。
その部分が、ファングの魅了に囚われていることを。
「馬鹿っ……放せよ……っ」
急所を庇うつもりが、ファングの手を上から押さえつける格好になっていた。
「スノウ……」
「勘違いするなよ! ……あんなことされたら、勝手にこうなっちまうんだからな」
ファングの右手が緩み、今度は手の中のものを揉むように、ゆっくりと指を動かし始めた。
「だから、よせって!」
「こっちは、そうは言ってないみたいだぜ?」
ファングの指先は、明らかに隆起したその形を念入りに確かめていた。
そして最も敏感な部分を探り当てると、括れた頭部の裏側に爪を立て、刺激していく。
二重の布地越しにだったが、そのくすぐられるような微妙な刺激が、かえってスノウの興奮を
燃え上がらせた。
「溜まってんだろ? ……楽になっちまおうぜ」
「くっ……」
血流の水門は完全に開け放たれ、最早気を散らせば収まるというものではなくなっていた。
「俺にはな、もう心を決めた人が……!」
「わかってるよ。だから、一生私のものになれなんて言わねえさ」
まだ天高い下界の陽光に照らされ、ファングの双眸は、翡翠色の炎の如く揺らめいていた。
女の瞳の潤みは、秘所の状態と比例する。そんな噂だったか、又聞きの話を思い出した。
そうでなくても、物欲しそうに薄く開いた唇が、たまらなく色っぽくて眩暈がするほどだった。
「ここは、あの子のためにとっといてやる」
ファングはそう言って、指先でスノウの唇を撫でた。
「……馬鹿野郎」
「お互い様だろ?」
次の瞬間、スノウの視界からファングが消えた。
青いサリーに彩られた褐色の肢体は、完全に腕の中に包まれていた。
「……悪ぃな、スノウ」
ファングはコートの内側に腕を回し、自ら火照った中心を押し当てるように、スノウの腰を引き
寄せた。
あの時とは高さが違う、鼓動と吐息の位置に、胸の裏側が硬く収縮した。
「で、どうすんだよ。ここじゃ丸見えだぜ?」
「構いやしねーよ。見せつけてやりゃあいいさ」
「義姉さんに見つかったら殺されるぞ……」
スノウが言い終えるか否や、ファングは腰を落として、あからさまに突っ張ったジッパーに
手を伸ばした。
「お、おい!」
「ちょいと顔見させてもらうよ」
本体を横に退けつつ金具を下ろしていくと、その中に無遠慮に手を入れて弄り出した。
先走りの滲んだボクサーブリーフを引き降ろすと、ぶるん、とでも擬音がつきそうな勢いで、
はちきれんばかりの欲望の塊が飛び出した。
珍しい生き物を見つけた子供のような、嬉々としたファングの眼差しは、天を向く銃口の、
その一点に注がれていた。
「へぇ、結構可愛い色してんじゃねえか」
右手で胴体を擦りながら、ファングは透明なものが伝う裏側の溝に唇を当てた。
その舌が、指が、敏感なポイントを的確に攻める度に、スノウの吐息が震えた。
「ジロジロ見んなって……」
「こんなにご立派なくせして、恥ずかしがってんじゃねーよ」
そう囁く唇と肉柱の間には、蜘蛛の子が糸を渡したように、細く光るものが繋がっていた。
スノウは左右の肩に手を置き、根元まで飲み込もうとするファングを押し留めていた。
それでもファングは、スノウの腰に腕を絡ませ、首を伸ばして肉柱にしゃぶりつく。唾液と体液
を口腔に溜め、わざと派手な音を立てて啜り上げた。
「う、ううっ……!」
「たっぷり絞ってやっからな……。我慢すんじゃねえぞ」
恍惚と、しかし気丈な態度で愛技に徹するファング。
巨大な波が、すぐ側まで押し寄せていた。
以上で一次投下終了です
筆が遅いので続きは気長に待っていただければと思います
後なんか希望のシチュとかあったらよろしくです
>>277 乙です
ファング好きなので最高でした
ヴァニラも絡めた3Pをぜひお願いします
ファング逆レかよwwwぱねぇwwwww
リクはしねぇ、リビドーのむくまま書きたいものを書け
それが一番だ
いいねー。続き待ってますよ。
GJすぎて死骸になりそうだた
興奮した!
続き楽しみに待ってまつ。
ヴァニラが目撃→参戦もいいねぇ
ファングとヴァニラの召喚エロ杉だろ
283 :
ボーダムにて:2010/01/21(木) 06:56:41 ID:QZXU8IoQ
・ファング×街の衆
・花火大会でのヒトコマ
彼等は飢えた犬のような目つきで浜辺を歩いていた。
空を彩る華やかな花火に目もくれない。
お目当ては花火ではないのだ。
彼等が見据えるのは恋のアバンチュールを求める女の子だ。
彼等は所謂ゴロツキの分際でありながら、自分らだって譲れない一線がある、
と不相応な選り好みをしていた。
顔の造形。
背格好。
乳、尻のサイズ。
ファッションセンス。
一挙手一投足の細かな仕草。
そんな贅沢を言っているから、相応な女共にも見向きもされない。
フラストレーションだけが貯まっていく。
そんな時だった。
発情した雌特有の甘い匂いが鼻先を掠めた。
彼等は匂いを辿った。
いっそ絡み合っている恋人達の御相伴にあずかってしまえ。
そんな野蛮な思惑を抱いて足を踏み入れた路地裏で見付けたのは、
膝を付き、うずくまる女だった。
熱く濡れた瞳で苦しげに喘ぐ女の両手は自らを慰めていた。
……女は強烈な男日照りに悩まされていた。
自分には使命がある。探し人もいる。
それすらどうでもよくなってしまいそうな獣欲を少しでも和らげたかった。
彼等は顔を見合わせ、目配せした。
纏っているのは布切れを巻いただけの過度な露出の珍妙な衣装だし、
言葉遣いは乱暴だが、かなりの、いや滅多にお目に掛かれない上玉だ。
しかも相手が求めているのだ。
無理強いにはならない。
利害は一致して、彼等は女を貪った。
布地をはだけ、腿から尻まで舐めあげると、そこが感じるらしく、身悶え、いい声で哭いた。
卑猥な言葉で求めても、蜜の滴るそこには触れず、女が折れて泣いてから貫いた。
女のそこはよく引き締まっていて、彼等を悦ばせた。
秘処も、口も、尻も穢した。乳房も使った。顔面に吐精してやると、
女は恍惚とした笑みを浮かべて白濁を舐めとった。
多対一の交合であるにも関わらず、先に足腰が絶たなくなったのは彼等の方だった。
彼等は泣いて許しを請い、逃げ惑った。
阿鼻叫喚の中、白濁まみれの女は彼等を徹底的に絞り上げた。
汗と涙と唾液と精液と愛液で湿った路上に最後の一人が崩れ落ちる中、
女が呆れた声で捨て台詞を吐いた。
「なぁんだ、もうおしまいかよ」
それでも焼けつくような獣欲から解放され、人心地ついた女は
身繕いを済ませると、一杯ひっかけようと雑踏に向かって歩き出した。
終
>>283 激しく乙!!
ここまで眼鏡おっぱい中佐がないのが意外だ。
発売前はエロい人達の間で一番騒がれてたのにw
>エロい人達
www
>>284 サッズ×ナバート中佐、前スレで神が投下してたよ。
このスレのファングさんは強すぎる
ヤバい、ファングがエロ担当になってきた・・・
シド×ファングも期待してますぜ
ロッシュいないのかよ
ホプライ希望
ヴァニラはあの格好でホープに抱きついて、胸押しつけるとは悪魔だ…
思春期にはきついだろw
もうヤっちゃえばイイのに・・・
ホプライーーー!
ドッジを人質に取られたサッズが無理矢理ヴァニラとセクロスするはめになる話書いていい?
>>295憚る事はねぇよ、やっちまいな
オーファン第一形態終了イベントはどうみても凌辱だし
ヲルバの二人はいいエロ担当です
>>295 か、書いてくれ!!!!!!!!!!!
読みたすぎる
「父ちゃん、ガキ相手だからってコッチの方は加減できねえぞ?」
「うん」
「なんせ、父ちゃん、すっげえ弾持ってんだからな」
「おじさん、大丈夫?」
「いくぜ、ヴァニラ!」
こうですか、わかりません!
>>298 いや、もっとエグいのを考えてる
ライトなのを期待されると困るw
だからここに投下するべきかサイトでやるか迷ってるんだ(´・ω・`)
>>299エグい=濃いエロなら問題ない
うんこ食わせるだの小便飲ませるだのしなきゃいいよ
エロ有りなら、男性にもライホプ需要有り?
もうライホプおなかいっぱいか
別の組み合わせの方がいいんかな
>>299 エグいのか!ぐおぉ楽しみすぎる。
みなぎってきた!
待ってるお
>>301 エロありなら何でもおkだぞい。最近弾減ってきたしなぁ
つかライ子が攻めなのかw
13の保管庫つくってもいい?
OK
>>301 ホプは男に好かれないタイプだからだろ
かといって結婚結婚騒いでるヒーローもちょっとだし
13は野郎に恵まれなかったのが弾数減少の原因か
ライトさんバルトに取っ捕まってひん剥かれて食べられプレイや
オーファンに尻尾ぶち込まれてヒィヒィ言わされるファングくらいしか思い付かん
>>301 男だがライホプ好きだぜ。
FF13の場合、他で妄想出来そうなカップリングやキャラが少ないしな
ファングが一番漢だったからな
ビビって周りの顔色伺うような奴に2chは向いてない
かといってあからさまなルール&マナー違反すれば当然叩かれるし、
その辺の判断も自力で付けられないような奴もまた2chには向いてない
ファングとヴァニラの絡みは、男女のセックスみたいになりそうだね。
ああいう男勝りこそ陥落させてなんぼ
何気に色っぽい仕草を見せる時があるから仕込めば化けるぞあいつは
しかしファングが女っぽくなる所がまったく想像できない
あれに常時なよなよしてほしいわけじゃない
要はヤる時だけ女を見せてくれればいいのだよ
ファリスが受けてたからファングも結構需要あると思ったんだけどな
さてヴァニラの逆レイプ書いてくる
ホープはライトにもヴァニラにも抱きしめられてるが、2人ぶんの胸の感触知ってるわけか…けしからん!
まったくだ
ファリスはあのドレス姿にやられたわ
ライトニングとスノウがヤッてしまう話が読みたい!
偶然スノウ×ライトニング今書いてる俺
シド×ファングの職人さんとリグディ×ライトニングの職人さんも待ってるよ!
スノウ×ライトニング
陵辱ものです。へたくそなので期待せずで。
ライトニングたちがグラン=パルスに降り立ってから1ヶ月が過ぎた頃。
うっすらと空が青くなり始めた夜明け前、霧がかった山奥の泉のほとりに、2つの影が佇んでいた。
「勘違いしてんじゃねえよ!」
「どこが勘違いだ」
怒号が辺りに響く。にらみ合って対峙するルシが2人。スノウとライトニングだ。
罵りあいの発端は、スノウがライトニングの着替えを覗いた、覗いていない、なんて瑣末な事だった。
「だから謝っただろうが!姉妹のくせに、ほんっと、セラとは大違いだな」
あー、もうウンザリだ、とスノウは仰々しく頭をかきむしって怒りを露わにする。
「黙れ。セラを守れなかった無能が」
ライトニングはじっと腕を組み、スノウを睨みつける。その声はかすかにに震えて怒気を帯びている。
2人は酷く苛立っていた。コクーンとはまったく異なるグラン=パルスの過酷な環境からのストレスに。
そしてルシとしての刻限を前に、状況を打破する手がかりさえつかめない有様に。
その場に仲裁に入る仲間はおらず、他の4人はまだ離れた野営地で熟睡中だった。
ここぞとばかりに、2人の腹にもっていたものが、抑えられず溢れ始める。
「もう許さねえ……。あんたいい加減にしろよ」
「それはこっちのセリフだ」
「あんたのな、そういう人を見下したような態度がムカツいてたんだよ!」
「ギャーギャーと大声で喚くな。お前のそういう品の無い振る舞いが、いちいち癇に障るんだ」
「セラの姉だからって、いつまでも俺が手を出さないと思ってるんじゃないだろうな?」
「今すぐだしてみろ、その瞬間に切り伏せてやる」
2人の間の空気が徐々に殺気を帯びて凍りついていく。
喧嘩ではなく、殺し合いの様相だ。
「あんた……本当にいいんだな。マジで死ぬぞ」
「自分の心配をしろ、でくの坊」
ライトニングが吐き捨てた瞬間、スノウが飛び掛った。ライトニングはひらめくように体を翻し、
スノウの両腕をかいくぐると、下から突き上げるように、顎に拳をたたきつけた。
スノウは衝撃に体を仰け反らせたが、その場に縫い付けられたかのように一歩も動かない。
「はっ、効かねえなあ。女のパンチなんざ」
首を左右にコキコキと鳴らし、スノウは不敵な笑みを浮かべた。
その挑発に乗せられ、ライトニングはホルスターに右手をかける。
「抜かせねえ!」
スノウは右足を軽く踏み出すと、ライトニングの左脇腹に左膝を叩き込んだ。
衝撃にライトニングの体が宙に浮き上がる。
スノウはライトニングの左腕を掴むと、離れていく体を、グンッと引っぱり戻した。
ライトニングは左腕を中心に宙で半回転し、スノウに背を向ける形でなんとか着地、させられた。
すかさずスノウは後ろからライトニングの首に右腕をまわすと、その頚動脈を一気に締め上げた。
女の細い首を隆々とした筋肉がぎちぎちと圧迫する。
「うぐっ……はっ……!!」
ライトニングの意識が飛びかける。締められたまま持ち上げられ、地から足が離れた。
手は握力を失い、つかみかけていた銃剣を地に落とす。
スノウがさらに腕に力を込めると、ライトニングはあっさりと意識を刈り取られた。
スノウが右腕を緩めると、ライトニングは崩れ落ちるように膝を落とした。
「へっ、たいしたことねえな」
スノウはその場に足を投げ出すように座り込むと、気を失ってぐったりとするライトニングを左胸板に抱き寄せた。
ライトニングの顎をくいっとつかみ寄せ、その唇を奪う。
スノウは完全に切れていた。ここまで溜めてきた鬱憤は、ライトニングを締め落とした程度では到底収まりきらない。
ライトニングを犯す。女だという事を思い知らせ、プライドを地に落とし、踏みにじり、完膚なきまでに叩きのめす。
その感情だけでスノウの心は埋め尽くされていた。
ライトニングの上着に手をかけると、肩から剥いで、左右の腕を引き抜いて脱がした。
糸の切れた操り人形のように動かないライトニングから、一枚、また一枚と布を剥ぎ取っていく。
ニットのインナーを両腕を上げて脱がしながら、あらわになった腋に下を這わせる。
「ふ……ん……」
ライトニングは少し体を震わせ吐息を漏らした。
「……そろそろ起きちまいそうだな」
そう呟いて、スノウは右手に魔力をこめた。
掌をライトニングの体に向けると、雨あられのように光を浴びせた。
「……うっ……あうっ……うぐ……」
ライトニングは降り注ぐ魔力の衝撃に、眠りから引っ張り起こされた。
「よう。寝覚めの気分はどうだ」
「お、お前……」
ライトニングはすぐさまスノウの顔を殴りつけようとしたところで、体の異常に気がついた。
腕が上がらない。全身が鉛のように重く感じられた上に、まったく力が入らなかった。
さらに、自分の身なりに気づいてカーッと顔を赤くする。
ライトニングの素肌はほとんどさらけ出され、身に着けているのは手袋とスパッツだけの状態だった。
「体、動かねえだろ。ダルやスロウをかけまくったからな」
――ああ、あと服はおねんねしてる間に脱がさせてもらったぜ」
スノウは喋りながらコートを脱ぎはじめた。
「私を……どうするつもりだ……」
ライトニングの瞳には、怯えの色が混じり始めていた。
スノウは思わず笑みを浮かべた。
「どうするって……分かってんだろ?」
スノウは後ろから両手をライトニングの前に回すと、胸を鷲掴みにした。
柔らかくも掌に重みを感じさせる豊満な乳房を、円を描くようにこねくり回す。
指で薄桃色の突起を摘み上げ、執拗に擦りあげると、ピンっと硬く尖らせた。
「やめ……くぅ……」
ライトニングは必死で抗おうとするが、体に力がまったく入らず、スノウにされるがまま、無防備に体を弄られ続けた。
へそ、下腹と指を這わせていき、スパッツの上から股のあたりをさすりまわす。
割れ目に指をあててなぞり上げると、スパッツとショーツごしでも分かるほどに、しっとりと湿っていた。
「濡れてるな、感じてんのか?」
スノウは耳元で囁いた。
ライトニングは何も言わず、怒りと恥ずかしさからか、頬を少し赤く染めながら、
ただじっと目を伏せている。
ライトニングは、スノウを悦ばせる様な声は出してなるものかと、と押し黙る。
そんな抵抗が逆にスノウの嗜虐心をそそり、昂ぶらせていく。
今度はスパッツとショーツの下に指を滑りこませると、直に割れ目をなぞり上げた。
ライトニングの体がかすかにビクつく。
続けて指をうずめると、愛液で濡れた花弁や肉芽をねっとりと撫でまわした。
「っ……ふ……」
ライトニングの息が少しずつ乱れはじめる。白い肢体は上気して、ほんのりと朱色を含み始めた。
スノウは一際色づいていた耳を、軽く歯を立てて挟み込んだ。
「ひあっ」
ライトニングは思わぬ刺激に高い声を漏らした。
「ははっ、可愛い声も出せるじゃねえか」
「殺す……絶対……殺してやる」
ライトニングは怨嗟の声を吐いてスノウをにらみつけた。
「どうやって殺すんだ?今すぐやってみろよ、ほら」
ライトニングの顔を見据えながら、乳首を舌先で転がし玩び、同時に肉芽を擦り回す。
「こんなに乳首勃起させて、クリトリス好き勝手いじられてるあんたが、どうやって俺を殺すわけ?」
目を見て責め立てるスノウに、ライトニングはたまらず顔をそらした。
「おい、こっち見ろよ」
スノウはライトニングの顎を掴み、強引に顔を引き戻すと、その唇に吸い付いた。
「んっ、……や……め……」
ライトニングが身を震わせる。必死で逃れようとするが、体はまだ思うようには動かない。
スノウはライトニングの頭を両手でつかんで固定すると、舌を口の中にねじ込んだ。
「ふ……んん……」
重なる唇の隙間から甘い吐息が漏れる。
逃げる舌を絡めとり、歯の裏まで舐めまわす。
唇をゆっくりと離すと、2人の舌の間に艶かしく光る唾液の糸が渡った。
スノウが手を離すと、ライトニングは力なく背中から倒れこんだ。
スパッツとショーツに手をかけて、ゆっくりとずり下ろし始めると、
薄く生えそろった恥毛があらわになった。
「やめ……やめろ……」
ライトニングは腰をくねらせ嫌がる言葉を吐くが、抵抗はひどく弱弱しい。
難なく剥ぎ取ると、太股を押し広げ、ライトニングの秘部をさらけ出した。
両手で割れ目を押しひろげると、丸見えなった花弁や肉芽は、蜜で濡れ淫靡な光を放っていた。
「嫌がってる割には、すげえ濡れてんじゃねえか」
スノウは自分のベルトを緩め、ファスナーを下ろした。
ライトニングの視界に、禍々しくそそり立った肉棒が映りこむ。
「ま、待て……セラ……セラは……」
ライトニングは目に見えてうろたえはじめ、その声は上ずっていた。
「ああ、俺とやるのはセラに悪いってか。
気にすんな。セラの涙のクリスタルも寝床に置いてきたままだ。
まあ……まだセラはお休み中ってことで、バレやしねえよ」
スノウは硬い肉棒をライトニングの秘裂にあてがうと、腰をずらして押し入れはじめた。
「いっ……ぐっ……」
ライトニングの顔が苦痛にゆがむ。先端が少しずつめりこんでいく。
だがスノウが思うより、亀裂は侵入を固く拒んでいた。
「おいおい、まさかとは思ってたが、あんた処女か?」
スノウの声を聞く余裕もないのか、ライトニングはただ唇をかみ締めてじっと痛みに耐えていた。
スノウはライトニングの両膝の裏を手で持つと、太股をV字形に押し伏せた。
そして上から覆いかぶさるように体重をかけると、ライトニングの微かな抵抗を嘲笑うかのように、
一息に肉棒を突き入れた。
「あぐっ!……ぐ……」
苦痛の声とともに、膣壁は押し広がり、膜は破れ、奥深くまでを肉棒が貫き通した。
秘裂から血が一筋流れた。
「はっ、良かったな。これで仲良く姉妹でおそろいってわけだ」
ライトニングは目に涙を浮かべ、体を小刻みに震わせている。
スノウは腰をゆっくりと動かし始めた。
「どうだ、大切な妹を奪った憎い男に、いいようにされてる気分は?」
スノウがニヤニヤと笑いながら言う。
ライトニングはキッとスノウをにらみつけた。
「私は……ずっと、セラを守るためだけに……必死で、生きてきたんだ。
お前みたいな、チャラチャラ生きてきたような奴に……セラを……」
「あんたに俺の何が分かるってんだ」
「分かりたくも……ない」
「エクレールだったか」
スノウの不意のひと言に、ライトニングは目を見張った。
なぜその名前がこいつの口から出るのか、そんな表情でスノウを凝視する。
「セラから聞いたんだよ。ライトニングなんて名前よりは
よっぽど可愛い響きじゃねえか、エクレール」
「うぅ……その名で……呼ぶな……」
「あ?何か言ったかエクレールちゃん?」
スノウはライトニングの顔を両手でつかみ、鼻の穴や口の中に指を突っ込んだ。
「ひ、ひゃあめ、ようにゃ……」
言葉にならない声を漏らす。
舌や唇を引っ張られ、ライトニングはまともに発声できない。
「んん?何言ってるかわからねえよ、エクレールちゃん」
端正なライトニングの顔を好き勝手に玩ぶ。
柔らかい頬を左右に引っ張ったり、艶やかな唇を指でぷにぷにとつまんだり、
口に中に指をいれ、逃げる舌をつまみあげる。
「ゔっ……はひっ……ひあ……」
「ははっ、ブッサイクな顔してるぜ、今のあんた」
「あうぐっ……んん…うゆ……ゔ〜」
スノウはしばらくライトニングの顔をおもちゃにしていじくり回していたが、
遊び飽きると、腰を激しく動かし始めた。
肉棒を突き入れるたびに、ライトニングの胸が上下にぷるん、ぷるんと揺れる。
スノウはそれに指を食い込ませ、荒々しくもみしだいた。
「んん……あっ……ぐ……」
ライトニングの声は少しづつ痛みとは別の色を帯び始めていた。
「おいおい、あんた初めてで感じてんのかよ」
スノウが意地悪い口調でいった。
「…ち、違っ……あっ……ん……」
ライトニングは否定する。しかし、ひっきりなしに漏れ始めたその声は、
徐々に艶を帯びて高くなっていき、火照ったその体の中には少しづつ快感が芽生え始めていた。
ライトニングは、手袋の革を噛みしめて、快感を抑えつけようと必死であがいている。
そんないじらしい素振りがますますスノウの加嗜心を煽っていく。
スノウはライトニングの腰をつかんで、奥深くまでとどくよう、角度を調整すると、
より強く、激しく腰をたたきつけはじめた。
「っは……あぐ…んん!」
ライトニングの腹の下で、スノウの欲望が暴れまわる。
肉棒をぶち込むたびに膣襞は押し広げられ、だらだらと淫らな液を垂れ流した。
未開だった秘部の奥底までを、怒張した肉塊が穿ち、蹂躙していく。
「あっ…あぁ!……ぁはあぁん!」
一際大きな鳴き声が上がった。
蠢く膣壁が肉棒に張り付くと、射精を促すかのように搾り上げた。
「中に、出すぞ」
スノウが息を荒げて言った。
「あっあ……だっめ……そ、それだけは…ああ…」
ライトニングは、中には出さないで、と懇願する。
だが限界まで昂揚したスノウは、そんな注文は聞き入れない。
こみあげる欲望の塊を、ライトニングの奥底に吐き出し、子宮を穢す。
そうせねば収まらないと、奥深くまで肉棒を突きいれて、そのままドクドクと大量の精液を
ライトニングの子宮に流し込んだ。
ライトニングの体が軽く痙攣する。
スノウは肉棒を引き抜かないままに、息を整える。
「うぅ……もっ、もう…いいだろ……離せ……」
肩を大きく上下させながら、ライトニングがいった。
額には汗が滲みでて小さな玉を作り、濡れた前髪が束を作って張り付いていた。
「いいや、これからが本番だ」
スノウは自分にだけケアルをかけると、挿入したままライトニングの体を抱き上げ、
対面座位にして、顔を向かいあわせた。
「懺悔の時間だ。エクレール」
これ以上なにをされるのか、と怯えた表情のライトニングに、スノウは語気鋭く語りかけた。
「あんたは、セラがノラとつるみ始めたのも気づかずに、仕事に没頭していた」
ライトニングを突き上げる。白い肢体が跳ねるように上下した。
「あぐっ……そ、それは……セラを守るために……」
「忙しくて、セラとろくに会話もなかったらしいじゃねえか、寂しそうに言ってたぜ」
また突き上げる。
「んんっ!……わ、私は……」
「そしてあんたは、ルシになって苦しんでたセラを、信じようともせずに突き放した」
また突き上げる。
「あふっ!……う……ぐ……」
「俺はセラを信じて、必死で守ろうとしていたのに、あんたは何もせず責任おしつけて八つ当たりだ」
何度も、何度も、スノウは突き上げ、膣を肉棒で抉り、
同時に突き刺すような言葉をライトニングに浴びせ続けた。
「あんたはセラを守るどころか、一人にして寂しい思いをさせ続け、
その上、ルシになって絶望の中で苦しむセラに追い討ちをかけたんだ」
「も、もうっ……やめっ……やめてくれ……」
身を引き裂かれたかのような悲痛な声とともに、ライトニングの目からせきを切ったように涙があふれた。
ぽろぽろと大粒の涙が頬をつたってこぼれ落ちていく。
「……私が……あんっ……悪かっ……」
「俺に泣いて謝たってセラは帰ってこないぜ。つーか、あんた反省してんのか?
妹の彼氏にチンコいれられて、何気持ちよくなってんだよ」
「あっ…ああんっ……ゆるして……ひぐっ……やぁん!」
ライトニングは嗚咽を漏らしながら、下から突き上げるたびに、あられもない声をあげた。
「セラがお前みたいな淫乱な姉との再会を、望んでいると思ってるのかよ?」
「……あうぐっ……ごめ……ひくっ……あんっ……ごめっ……なさいセラ……ああん!」
スノウの腰の上で跳ねながら、泣きじゃくり悶え喘ぐライトニング。
スノウはとどめとばかりに吐き捨てた。
「あんたは最低の姉だ。セラにはふさわしくない」
その言葉は、鋭い刃となってライトニングの心を貫いた。
ライトニングは胸の奥底で、支えにしてきたすべてのものが音を立てて崩れていくのを感じた。
胸に刻まれた烙印が急速に熱を帯びていく。
「あふっ……あっ、あっ……い…いくっ…いっちゃう……ああっ……」
「セラは俺のものだ。俺が守る。
オラ、いけ、いっちまえ。そして――――シ骸になっちまえ!」
「ああぁぁぁ―――――――!!」
叫び声とともに、ライトニングの意識はぷつりと閉ざされた。
堕ちていく。深く、深く、深く。
何も見えない。何も聞こえない。
黒い霧に包まれて、五感が蝕まれていく。
体は闇に呑み込まれ、意識は霧と化して散っていった。
「―――、―――」
声がした。
闇の中で微かな意識が灯った。
何を言っているのかは分からない。だが、どこか懐かしさを感じるような声。
その声にすがりつくように、もがきながら、その方へとにじりよる。
少しづつ、その声が聞き取れるものになっていく。
「……ほんとに……これが……」
少女の声。
真っ黒だった視界にぼんやりと、悲痛な声を漏らす少女の顔が映った。
誰だったか、知っているような気がした。霧散したた意識を必死でかき集める。
だが、思い出せなかった。
「……、やっぱりやめるか?」
少女の横から、男の声が聞こえた。
しばらくの沈黙の後、少女は答えた。
「ううん、大好きな○さんを、ずっとこのまま、絶望の中をさまよわせておくことなんて……」
ぽろぽろと涙をこぼす少女に、何か言葉をかけてやりたかったが、声が出ない。
歩み寄って頭をなでてやりたかったが、手足がどこにあるのか分からない。
「……いいんだな」
「……うん」
隣の大柄な男が銃を向けた。
次の瞬間――灯火は完全に掻き消えた。
以上 お粗末さまでした
立場逆転禿萌えますた。
外道なスノウに弱いライトもいいねw
すげぇ!GJですた。
こういうの、エロ同人とかで漫画で読みたいもんだ。
ライトさんは凌辱もの似合うね。
生意気な義姉さんへのスノウの欝憤晴しが凄かったw
gj!
レイプはレイプスレでやれよ胸糞悪い
スレ違いなのわかってやってんだから性質が悪い
スレ違い…だと?
m9(^Д^)
悲惨すぎて気分悪いわ
続いてスノウ×ライトニング
ちょいエロです
ライトニングたちがグラン=パルスに降り立ってから1ヶ月が過ぎた頃。
霧がうっすらとかかった野営地の一角で、スノウは目を差す強い光に、眠りから起こされた。
「う……朝か…」
最初に視界に映りこんだのは、右手に握られたセラの涙のクリスタルだった。
指の隙間から青白い光がこぼれている。眺めていたら、そのまま眠ってしまったらしい。
辺りは夜明け前でまだ薄暗く、起床するには早い頃合いだった。
が、寝苦しい草地の上で二度寝をする気にもならなかったスノウは、
横で寝ているサッズとホープを起こさないように忍び足でその場を離れると、顔を洗いに近くの泉へと向かった。
スノウが山道を歩いていると、ふと泉のほうから物音がするのに気づく。
体勢をかがめながら岩陰に入ると、音のする方向を凝視する。
薄暗い上にたち込めた霧が邪魔をして、はっきりとは視認できなかったが、水辺で何かが動いているのが分かった。
(魔物か。野営地の方までこられるとやっかいだな)
スノウは考えた。まだ向こうはこちらに気づいていないだろう。奇襲をかけて一息に叩く。
そう決めるやいなや、スノウは敵に向かって一直線に飛び出すと、全速力で距離を詰めた。
次第に鮮明になる敵の影。じっと目を凝らして確認する。
すると、面食らった表情でスノウを見る女の姿がそこにあった。
「ね、義姉さん!?」
「スノウ!?」
慌てて足にブレーキをかけるが勢いは止められず、スノウの体はライトニングに
正面から覆いかぶさるように流れ、そのまま2人、もつれるように草むらに倒れこんだ。
スノウは反射的に目を瞑った。ライトニングの鉄拳が飛んでくるのを覚悟しつつ、言い訳をする。
「すまねえ義姉さん!わざとじゃないんだ!ほんとだ!」
歯を食いしばる。が、一向に拳は飛んでこなかった。
「あれ……殴らないのか?」
スノウは恐る恐る目を開きつつ、訊いてみる。
ライトニングは、視線を合わせないまま、
「これじゃ殴れないだろ」と恨めしげに声を出した。
スノウは言われて確かめて、はっとした。倒れたとき、咄嗟にライトニングの右腕を掴み伏せていたことに気づく。
そしてライトニングのもう一方の左腕は、袖を通そうとしていた服が手かせのように右腕と絡まって、動かせない状態だった。
状況を把握したスノウはのどを鳴らして唾を飲みこんだ。ぶつかった時、ライトニングは着替え中だったのだ。
そしてスノウは防衛本能から、思いがけずライトニングの両腕を押さえ込んだ形になっていた。
ふっと目の端にライトニングの烙印が映りこんだ。真っ白な肌に黒い矢印の模様が際立っている。
しっとりと濡れた肌が胸元から形よく隆起していて、その双丘の頂には薄桃色の蕾があった。
ライトニングは肌をすべてさらけ出した状態だった。
両腕をスノウに頭の上で抑えられたまま、ライトニングは殴ることはおろか
体を隠すこともできずに、怒りと羞恥からか、ただ頬を赤く染めて体を震わせている。
「わ、悪い、義姉さん」
スノウは慌てて飛び起きると、すぐにライトニングに背を向けた。
後ろから斬られるんじゃないかと心配にもなったが、目をそらさないわけにもいかなかった。
「わざとじゃない、それに……全然見てない!」
必死で言い訳をするが、ライトニングの返事は無い。
背中に布の擦れる音だけが聞こえる。無言の圧力がスノウを押しつぶす。
しばしの沈黙が続いた後、スノウは切り出した。
「も、もう振り返ってもいいか?」
「ああ」
返事をもらって振り返ると、ライトニングの着替えはほぼ完了していて、革手袋に指を通しているところだった。
「そ、そうだ、どこか怪我は無いか、義姉さん?」
「怪我などない。だがスノウ、お前はセラというものがありながら。よもや私を襲ってくるとは……」
ライトニングは腰に手をあてて、スノウを見据えた。
「だから違うって、義姉さん!みんなまだ寝てると思って……敵と勘違いして殴りかかっちまったんだ」
スノウにとってはそれが事実だった。だが裸のライトニングを押し倒したのもまた事実だ。
今度こそ拳が飛んでくるか、とスノウが身構えていると、
ライトニングは、『そうか』とだけ呟いて、泉の方に視線を流した。
その目はどこかうつろで、普段の覇気が感じられなかった。
何かおかしい、スノウはそう感じて、ふと思い返す。
いくら着替え中だったとはいっても、あんな風にライトニングが容易に組み伏せられるだろうか。
いつものライトニングなら、近づかれる前にスノウの存在に気づいていたはずだ。
訝しく思ったスノウが
「何かあったのか、義姉さん?」
と訊くと、ライトニングはうつむいて黙っていたが、ややあって口をひらいた。
「少し……うなされたんだ。起きたら体中、汗びっしょりでな。
ここで水浴びをしていた。……そうしたら着替え中に突然お前が襲ってきた」
「いや、ほんとわざとじゃなかったんだ、それに一瞬だったし全然見てない!
わ、悪い夢でも見たのか、義姉さん?」
スノウは話を逸らすように続けて訊いた。
「……セラがいなかったんだ」
「え?」
「いつもは……セラの夢を見るんだ。セラと一緒にボーダムの街を歩いていたり、食事をしていたり。
幸せそうに笑うセラがいて、それを横で見ている私がいて……不本意だがお前も一緒にいることもある」
「そりゃあ……どうも」
何ともいえぬ顔をするスノウを無視して、ライトニングは言葉を続けた。
「だが……昨日の夢にはセラがいなかった。
それどころか、私は夢の中でもこのグラン=パルスにいて……
暗く、深い霧の中を、セラを探して一人さまよっていた。
ここにセラがいない事は分かっているはずなのに。ただ探して、ひたすら歩いて……
そのうちなにを探していたのかも分からなくなってしまって……そんな夢だ」
スノウは言葉を返せなかった。
こんなにも弱々しいライトニングを見るのは初めてで、戸惑っていた。
ついで、ライトニングは
「もし私がシ骸になったら……その時は……セラを頼む」
消え入りそうな声でそう言った。
スノウは思わず目を見開いた。
今ここで手をつかまなければ、ライトニングはシ骸に堕ちていく。そう直感が告げていた。
ライトニングから、まるで断崖絶壁の端に佇んでいるかのような、そんな危うさを感じとっていた。
「そんなこと言うな!らしくねえよ義姉さん」
スノウは強い口調でいった。
「そうだな……分かっている。すまない」
なんとか聞きとれるほどの、か細い声でライトニングが言った。
スノウは左腕をライトニングの前にずいと突き出した。
「見ろ!俺の烙印だ。これに比べりゃ、義姉さんはまだまだ、たいしたことないんじゃないか?」
矢印模様の中心では、既に赤い目が開き始めている状態だった。
ライトニングはそれを見て、一瞬はっとした表情をした後、烙印から目をそらした。
「……同時にルシになったんだ、それほどは変わらない」
スノウはライトニングの正面に立つと、その両肩に手を置いた。
そして目をじっと見つめて語気鋭く語りかけた。
「大丈夫だ、義姉さんは強い意志を持ってる」
「お前は、いつもそうやって適当なことを……」
「セラにも会える!」
「なにを根拠に……」
「根拠は俺だ。俺を信じろ」
スノウはうなるように言葉を続けた。
「俺達はセラに会うんだ、それまで絶対生き続けるんだ」
スノウはライトニングの手を両手で握り締めた。
ライトニングは表情を少しこわばらせたが、手の中に何か渡されたことに気づいて視線を落とした。
ゆっくりと指を開くと、掌の上でセラの涙のクリスタルが青白い光を放っていた。
「これに誓え。生きて必ずセラを迎えにいくと」
ライトニングは黙ってクリスタルをみつめていたが、ほどなくその長い睫毛をゆっくりと伏せた。
「強いな……お前は」
そう呟くと、すっと前に足を踏み出し、そのままスノウの胸に体を預けた。
「少しだけでいい……こうしていてくれないか」
今にも泣き出しそうな声がこぼれた。
ライトニングは胸板に顔をうずめて少女のように小さく肩を震わせた。
スノウは何も言わず、頭にそっと手をのせた後、腕をまわして軽く抱きしめた。
時間がゆるやかに2人の間を流れた。
湿った岩の間に流れこむせせらぎの音だけが水辺に響いた。
遠く山々の稜線に沿ってうっすらと空が白みはじめた頃、
ふいにライトニングが口をひらいた。
「私みたいな女ですまないな」
「え?」
「あまり私はその……セラのような、女らしい体をしていない。
抱きしめるならもっと華奢な、細い女がいいだろう」
「そ、そんなことはない。いい感じに……引き締まってて健康的っていうか、
でも出るとこはちゃんと出てたし……」
「お前、やっぱり見たんじゃないか」
ライトニングは顔を上げ、冷ややかな視線をスノウに送った。
「え!?ああ、いや見たような見てないような……」
スノウがしどろもどろになっているのを横目に、ライトニングはふっと笑って体を離すと、
「セラに怒られてしまうな」と、穏やかな口調で言った。
「このくらいなら、きっと笑って許してくれるさ。……ダメなら2人で謝ろうぜ」
スノウは笑って言った。
ライトニングはうなずくと、クリスタルをスノウの前に差し出した。
「今なら、セラがなぜお前を選んだのか分かるような気がする」
スノウが受け取ったセラの涙は、いつもより優しい光を放っているように見えた。
ふいにスノウの目に強い光が差し込む。東の空がにわかに明るくなった。
「ありがとうスノウ。私はもう大丈夫だ」
夜明けの訪れを告げる光に照らされて、ローズピンクの長い髪が煌いた。
スノウは目を細めた。逆光ではっきりとはしなかったが、
今まで見たこともなかった柔らかな笑顔が、ライトニングからこぼれたような気がした。
「さあ戻れスノウ、みんなが起きる頃だ」
ライトニングはスノウの後ろに回りこむと、握り拳でグッと背中を押した。
「ああ、義姉さん」
2人は歩き出す。たちこめていた霧が少しづつ晴れていく。
東雲色の空に大きな月が輝いていた。
以上で終了です。どうもでした!
二種あるんだね。
二番目も、もうちょいエロい方が良かった。
GJです!
二作もGJ
自分は先のが好きかな
ライトさんがエロかったので
しかしジャマー、悪用するには最高のスキル過ぎるw
ジャマーロールのスノウなんて、カーズガ覚えさせてオードリーごっこさせるしか
思い浮かばなかった自分が恥ずかしいぜ
>>345 またまたGJ!!
萌えをありがとう!
自分もこっちの方が好きだな。平和だし。
この後、義姉さんの方から誘って欲しかったがw
ライトさんクリムゾン出演おめでとうございます
今だに萌えとか単語を使ってる奴は気色悪いな
360 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 14:24:06 ID:krhq/JpB
スノウヴァニラ、ホプヴァニラがみたいな ヴァニラがSな感じで
どこぞのアイスクリームの名前みたいだな
「スノウヴァニラ、SとMで二つ」みたいな
スノウはソルティドッグ風の塩味のついたグレープフルーツかレモンライムのシャーベット
ヴァニラはナッツの入ったキャラメルがマーブルになってる感じ
こってり甘いのとさっぱりしたのとでいい組み合わせだな
誰がうまいこと言えとw
>>362 某有名チェーン店でいうと
ダイキリ×キャラメルリボンor ナッツトゥユーって感じか。
ちなみにダイキリは夏季限定
最初の頃SS書いてくれた 通りすがり ◆X/fHFNl4M6 さんとかは何故続編作ってくれないのかな?
楽しみに待ってるんだが。
366 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 00:50:44 ID:0uDKumUS
>>365 職人がせっかく書いてるのに
みんなが色々言って書き込みづらい雰囲気にしてるから
俺も楽しみにしてるが荒らしにきたのがいたしな…
どうせいつも同じヤツなんだし、無視して投下してくれたら嬉しいです。
368 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 02:45:44 ID:eovLvtk1
な
ホプヴァニとても見たいです
そうそう、荒らしは文才に嫉妬してるだけだからね。
何でもおいしくいただきます
シドライの続編が読みたいです><
このスレレイプ禁止なのかよ
グロと鬼畜しか思いつかないのにどうすれば
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ <
>>373 んなーこたーない
´∀`/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У.. |
単に自分の気に食わないカプorシチュエーションが出たんで
潔癖症なお子様が一匹暴れてるだけだろ。
そもそも、過去スレにはレイープもの一杯あるし・・・
(6のセッ×セリとか、4のゴル×ロザとかその他諸々)
個人的には、
>>337氏程度の鬼畜度だったら別に構わないと思う。
まぁ・・・鬼畜度合いが、性的というよりグロっつーか、破壊方向に行って
四肢切断とか、首チョンパとか、そういう方向になったら
さすがに「猟奇スレで書け」と言うけど。
375 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 12:37:07 ID:euoZLOxD
禁止じゃない。数字・百合・性転換以外は可。
13に関しては百合も可にしてほしいところだ。
荒らしイコール文才に嫉妬という発想がワロスですが。
でもどうせだから変なの気にせず何でもいいから投下すればいいのに。
2chなんだからスレのルール以外は何でもありだろう。
377 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 16:26:12 ID:0uDKumUS
>>375 同感
FF13から百合とったら
弾数半減だもんなー。
ま
ここは自分のSS書いて楽しむ
それを見て楽しむってスレなんだから盛り上げるためには極力否定的なことは書かないのが妥当だよな
801いらんなら百合もらめぇになったんじゃ?
801はいらんけど百合の為なら解禁してもいいおとか叫びたい
禁止多すぎ
>801はいらんけど百合の為なら解禁してもいいおとか叫びたい
なんとか誤魔化したつもりになってる脳みそ足りん糞腐女子は黙って死ね。
「同じ同性愛なのになんで百合だけ可で、801は迫害されるのブヒー!」
と喚き散らす糞蝿どもが大暴れしたおかげで、臨時処置せざるをえなくなったスレが多くなってるだけのこと。
なんでも腐女子扱いする379の脳みそってクソミソ?w
こういうやつに限って実は正体が腐女子だったりする
スレが賑わってきたら
>>379みたいな
曲解妄想が自治し始めて楽しいわ。
いいぞー
もっとやれやれ
>>380 そうなるとお前は「男の癖に腐女子レベルの糞発言した奴」ってことになって、それまた酷い話になるが大丈夫?
俺が
>>379で述べた腐れどもの大暴れした事実はFF11やFFT系のスレでも過去おきたことなので、
お前自身は軽い冗談のつもりでも、あの連中にとってみればいい足がかりwとばかりに利用されて、簡単にスレ一つ破壊されるよ。
正直どうでもいい
今までのルール通りにやってくれればそれでいい
お昼からスレが動いてると思ってワクテカして今開いてみたら
喧嘩スレになってるぞ
皆様の投下をお待ちしております。
スノウ最低っていうよりDY3W7c9dxuが最低だな。人間やりなおしてこいよ
強姦書きたいならHP作ってそこで書け
>>385 そこまで言うことなくね?
投下前に陵辱ものって言ってたんだし嫌なら読まなければいいだけの話では
つかこれ以上スレの雰囲気悪くすんなよ頼むから
陵辱とか百合とか、最初に断りを入れて書けば、何ら問題ないと思うよ
個人的には、あんまり暴力的なのは苦手だけど
スレが投下で活性化するのはよいことだ
なにが書き手を触発するかは分からないからな
そんなわけで、全裸でじっと待っていると寒いので、誰か頼みます
こんな奴らしかいないスレなんかに職人は降臨しねーよ
自業自得だ
13メンバーって人柱の前で平気でキャッキャウフフするくらい人より我欲を満たすのが
先の奴らなんだし、凌辱のが似合ってると思うんだが
>>388 そうだな
やけに暴力的なのを嫌がる潔癖性のお子様のせいで
スレの雰囲気悪くて職人もこねーよ…
単純に糞ゲーだからだろ
しまった、もしかして保管庫機能してない?
ってことでお久しぶりです。保管庫の管理人です。
要望あったら受け付けますー
FF系スレが荒れるのはID:HZTC+r0aのせいな気がしてきた
おのれID:HZTC+r0a!!!
KYは作者の得意技だ!
というわけで>274のファンスノの続きが出来たので5レスほど失礼します
「ん……っ、ほら……イっちまえよ……」
絶頂が近いことを感じ取ったのか、ファングは銃口の周辺を集中して責め始めた。
快感に落ちまいと、スノウは奥歯を食いしばって耐えていたが、脊髄を逆流するぞくぞくと
したものに支配され、徐々に身体の力が入らなくなっていった。
「うぅっ! くそ……っ!」
止めとばかりに頭部を深く吸い上げられ、スノウは呻き声と共に陥落した。
二度、三度と繰り返しファングの唇に注がれたそれは、欲望の陰に圧縮された背徳感が、
膿となって溢れ出たように、どろりとしていて、わずかに黄ばんでいた。
「すげぇ濃い……随分溜め込んでたんだな」
その劣情の証を、ファングは飛び散った飛沫の一つまで、全て指と唇で拭って飲み込んで
しまった。
「ふぅ、まだ口ん中ギトギトするぜ……」
「だったら吐き出しちまえばよかったのに……」
「んなことしたら、勿体ねえだろ?」
頬に飛んだ滴を指ですくうと、それも迷わず唇に運んだ。
「そんじゃ、そろそろ本番といくか」
ファングは立ち上がると、腰に巻いたサリーの内側に手を入れた。
ゆっくりと太股の下に降りてきたのは、肌を包む黒い布の一つだった。
「こっちも脱ぐかい?」
そう言って、左の足首にビキニパンツを引っ掛けたまま、ファングはサリーの裾を持ち上げて
見せた。
広げたその奥には、秘部を隠す別の黒いものが見えた。
「あ、いや……」
想像よりも控えめな茂みにスノウが目を奪われていると、ファングは近くにあった廃材に手を着き、
腰に垂れたサリーを捲って尻を高く突き出した。
丸く引き締まった双山の谷間には、今にも口を開こうとしている、艶やかな肉の亀裂があった。
「遠慮なくこいよ……ぜーんぶ飲み込んでやらあ……」
まだ硬く膨張したままの銃身が、一際強く脈を打った。
スノウは大きく息を呑んだ。
脳裏にちらつく白い影を、理性と共に飲み下すように。
「……後悔、しないな」
「するわけねーだろ」
ファングの腰を掴むと、深く息を吐き、目蓋を閉じた。
「入れる穴間違えんなよ?」
「うっ、うるせえ!」
手袋を外し、直に指で触れたその部分は、既に愛撫が不要なほど熱を持ち、潤んでいた。
口淫の間、自らの指で慰めていたのだろうか。立ち昇る蜜の香りが、スノウの欲求を掻き乱す。
「さあ、早くブチ込んでくれよ……」
内腿の下からファングの手が這い出し、スノウのものに絡みついた。
痛々しいほどに充血したものを扱きながら、自ら銃口を亀裂の内側へ誘導していく。先端の
粘膜が触れあった瞬間、溢れ出る蜜の熱さに、肉柱が大きく跳ね上がった。
「ファング……っ 」
二人の間に愛はなく、ただ欲求を重ねあうのみ。
スノウはそう己に言い聞かせ、腕の中の雌に襲い掛かった。
「くぅっ!」
「おぅ……ん!」
一息に突き入れた。
流石の質量に、ファングも声を上げた。
肉襞は熟した果実のように柔らかく、侵入者を包み込んだ。
「気遣いなんざいらねぇ……、ガンガンいってくれ!」
「ああ……。泣いても、絶対にやめねえからな……!」
粘膜と体液の絡み合う、獣が湿地を駆けるような音が、天高い日差しの下に響いた。
真昼の情交。
ファングの苦しげに喘ぐ唇も、涙ぐんだように濡れた緑の瞳も、体位を変えれば、愛液に乱れ
た結合部さえも、鮮やかな色を伴って、視界に飛び込んでくるだろう。
そのシチュエーションに、少なからず興奮を覚え、本能が満ちる心地良さを感じていた。
スノウは律動を早め、ファングの背中を抱き締めた。
しなやかに曲線を描く背筋には、飾り彫りの如く背筋が浮き上がり、褐色の肌は極微小な
金粉をはたいたように、日の光の下で輝いて見えた。
汗で首元に張りついた髪が、無闇矢鱈といやらしい。
呼吸をする度に、土や鉄錆の匂いよりも強い、甘い汗の匂いが鼻腔に満ちた。
発情した動物の匂いだ。
込み上げる飢えを抑えられず、ファングの肌に唇を重ねた。
肩甲骨に挟まれた窪みに舌を這わせ、溜まった露を舐め取った。
「あぁ……っ!」
振り払われるかと思ったが、ファングは抵抗しなかった。
スノウは舌先を皮膚につけたまま首筋を巡り、耳の裏まで愛撫した。
激しく腰を回しながら、タンクトップの中の膨らみを揉みしだく。突起は小さな木の実のように
尖り、指に捏ね回されて硬直していた。
「どうだ……。こいつがっ、欲しかったんだろっ!?」
スノウが熱塊を叩きつける度に、ファングは背を反らせて鳴き叫んだ。
肉体の内側と外側から、絶え間なく刺激を与えられ、ファングは何度も切なげな悲鳴を上げ
たが、スノウは宣言通り、決して攻めの手を緩めはしなかった。
その一方で、ファングの内側は反撃とばかりに蠢いて、スノウの分身を締めつけてくる。
気を抜けば、そのまま奥に吸い込まれそうだった。
「ぁん……、もう……イっちまうのか……? ……ぅん?」
挑発的な眼差しが、肩越しにスノウを見据えていた。
「こいよ……! 今なら……んっ! 私も……っ、一緒に、イけそうだ……ぁ……」
ファングは自分の胸元に手を入れ、スノウの手と指を絡めながら言った。
黒い睫毛の先が、かすかに震えているのを、スノウは見逃さなかった。
「しっかり……っ、ついてこいよぉおっ!」
搾り出すように言い、スノウは固く手を握り返した。
絡みつく肉襞を押し退けるようにして、最深部に向って突き動かす。
「く……うっ! うぉおおおーーー!!」
絶頂の瞬間。
坩堝の底に、スノウは沸騰した濁液を吐き出した。
射抜かれた鹿のように甲高く鳴いて、ファングも追うようにして果てた。
腕の中で、かすかに痙攣する身体は、今にも膝から崩れ落ちてしまいそうだった。
余韻に朦朧としながらも、スノウはファングを抱えて移動し、側の草陰に腰を下ろした。
スノウの膝の上にはファングが、ファングの中にはスノウが居た。
緑に反射した日差しが眩しかった。
時折、飛竜の翼が空を横切り、地上に影を走らせていく。日は少し傾き始めていた。
「よう、お目覚めかい?」
ファングはまだ、スノウの腕の中に納まっていた。
視線は虚ろで、力なく身体を預けている。
「スノウ……」
「まだ休むか?」
「ん……」
獣のたてがみのように波打った黒髪を撫でながら、スノウはファングの肩を抱いていた。
愛情からではなく、あくまでも事後のマナーとしてだった。
「ったく、べろべろ犬みたいに舐めやがって……。唾臭ぇし、髭が刺さって痛てえっつーの」
からかうようにそう言って、スノウの頬を摘まんで引っ張った。
しおらしく見えたのもつかの間、いつものファングに戻っていた。
「でっかくって、ブっとくってよぉ……、なかなかよかったぜ、お前の身体……」
「ファング……その、悪かったな」
「ん?」
「だから、その……中に……」
「ああ、それか」
ファングの瞳に、一瞬、影が落ちたように見えた。
「『ルシの女は蕾腹』って言ってな、何やったって孕みやしねえんだ」
既に子を宿した者が選ばれれば、腹の子は育ちも流れもせず、ただの肉腫となって体内に
留まり続ける。その悲しみに、身重のままシ骸になった者さえいるという。
「あの子とは、もう済ませたのか?」
「……ああ」
ふと視線を下げた先に、丈の低い野草が小さな花を咲かせていた。
セラの髪と同じ、真珠色の混ざったピンク色。
「本当は、結婚するまで待とうって決めてたんだ……。けど、セラがルシになって、明日どうなる
かもわからないからって……」
「……そっか」
スノウの胸に、冷たい痛みが振り返してきた。
「俺、酷いことしちまったよな」
情熱の後に残ったのは、セラを裏切ってしまったという重い事実。
後悔に押し黙ったスノウに気付いて、ファングが肘で小突いた。
「あの子がクリスタルから戻ったら、今日の百万倍愛してやんな」
それが一番の償いになる。ファングはそう言葉を続けた。
「あんた、いい旦那になるぜ。種も濃いし、きっと丈夫な子がぽんぽん生まれっからな。しっかり
食わせてやらねーと駄目だぞ?」
「おいおい……」
口ではそう言いながらも、ファングはまだ絞り足りないとばかりに、スノウを咥え込んだまま
腰を揺さぶっている。この調子では、スノウの反応がある限り、ファングは行為を続けるに
違いない。
いい加減に放してくれと切り出そうとした、その時だった。
「フぅァあぁぁあングうぅうぅうぅーーーー!!」
真っ赤な顔で駆け寄ってきたのは、食料探しに出ていたはずのヴァニラだった。
怒りと驚きと呆れたのとで、すっかり声の出力がおかしくなっていた。
「おう、もう帰ってきたのか。早かったな」
「ヴァニラっ!? あっ、こ、これは……あの……」
「スノウは黙ってて!」
「……はい」
「ファングったら! またそうやって人様のものをっ!」
どうやら、スノウが咎められないのには、それなりの理由があってのことのようだ。
「スノウにはセラがいるの! ファングも知ってるでしょ!」
「いいじゃねーか、減るもんじゃねえし。そうだ! 折角だし三人で楽しもうぜ?」
「えええっ!?」
ヴァニラの反応を見て、ふふん、と意地悪く鼻で笑うファング。
「そ、そんなの……!」
「駄目に決まってんだろ!」
二人の台詞が同調し、ヴァニラの言葉をスノウが続ける格好になった。
「……いい加減にしないと、このことみんなにも話すよ!」
「じゃあ、お前が隠れてホープに胸揉ませてるの、私もバラしちまおうっかな?」
「ふえっ!?」
スノウは思わずヴァニラの顔を見た。
「どうすんだ? ん?」
「……スノウ……」
「な、なんだよ……」
「……ごめん」
「ちょ! お前っ!」
「へへっ、決まりだな」
結局、スノウが開放されたのは、それから小一時間ほど経ってからのことだった。
この時ばかりは、自身の強靭さを恨まずにはいられなかった。
ヴァニラが言うには、ファングは一度火が点くと、相手が倒れるまで止められないのだという。
「本当に、ごめんなさい……」
「わかったから、もう気にすんなよ」
ヴァニラは殆ど参戦せず、ただ隣で行為を見せつけられるだけだったが、後処理の手伝いを
しながら、何度もスノウに謝罪した。
二人の横では、たっぷりと雄を味わったファングが、満足げな顔で草地に寝転んでいる。
「このことはホープにも黙っててやるからな」
「あっ、あれは、ファングが勝手に……! う、うぅっ……」
「わかった、わかった! ……とにかく、今日のことは絶対に秘密にするから、な?」
「うん……」
髪についた汚れを落としてやりながら、スノウは今にも泣き出しそうな顔をしたヴァニラを慰めた。
下界では、コクーンに住む者を「悪魔」と呼ぶのだという。だか、スノウは下界の女の方が、特に
ファングの方がよほど「悪魔」だと思った。
折角リクエストに答えるつもりが全然答えてないという……どうしてこうなった
ともかく以上で俺のターン終了です
ありがとうございました
3野獣大決戦は、エデン組に軍配が上がったようで
いい夢見させてもらったぜ
>>396 乙でした
404 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 08:11:16 ID:nNs8wrQc
>>396 乙!GJすぎた!
ヴァニラ合流後の、三人との絡みに萌えた。
ホープに胸触らせていたのかw
406 :
アッキー:2010/02/04(木) 13:45:38 ID:y2umGM5P
すみません。
FF7の小説投稿を前に見たとき
ティファがセフィロスに犯されていて
それをレッド(ナナキ)が目撃してしまう
場所は確かアイシクルロッジの小屋だったきがします
その投稿小説があるスレを知ってる方教えてください。
>>406 7スレは別にあるんじゃねーの?
個人的にはエアリスみたいな聖女タイプが滅茶苦茶に犯されるのに興奮する
13ではセラみたいなタイプが寝取られるの見たいな
408 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 21:44:07 ID:nNs8wrQc
>>407 まだ間に合う
良く考えるんだ!
寝とるとしたら我々には
アフロと思春期しか残されてないんだ!
いやそこはファルシの触手だろjk
こい!
百合こい!
410 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 23:16:49 ID:nNs8wrQc
セラは寝とられというかこんなバッドエンドしか想像出来ない
コクーン崩壊から間もなくライトニング一行は市民による裁判にかけられた。
なかでも、コクーン突入時はっきり顔を見られているスノウに対する大衆の嫌悪と
非難は凄まじく、公開処刑と称してセラを観衆の前で犯し尽くそうという処罰が下された。
公開セックスは酸鼻を極めた。
コクーン崩壊時に大量に出た廃材でこしらえた簡易ステージにまずセラ一人が放り込まれた。
次に椅子にがんじがらめに縛り付けられ、口にさるぐつわを噛まされた
スノウが運び込まれ、ステージの一番近くに据えられた。
最後に裸の屈強な男達がステージに上がり、そそり立つ一物をセラに向けて突き出すパフォーマンスを見せた。
沸き上がる歓声の中、先ずはストリップでござい、と中の一人が宣言した。
逃げ惑うセラの衣服をゆっくり剥いていこうというのだ。
まず、スカートがちぎり落とされ、すらりとした腿と下着に包まれた小さな尻が剥き出しになった。
それからノースリーブのブラウスが引き裂かれ、肌を覆うより露出している部分が広がっていく。
下卑た野次が飛び交う中、公開セックスの判決を下した陪審員の一人がスノウに歩み寄ってきた。
「よかったなぁ、命だけは助けてもらえてよぉ」
睨み付ける涙混じりの目尻に唾を吐きかけ、前髪をわしづかむ。
「ルシのヒーロー様よぉ、オレの嫁ぁ、おまえらが呼び出したでっけぇ亀に踏み殺されたんだよ、
オレの目の前でな……腹ん中に三ヶ月の子供抱えてなぁ」
男の目には狂気にも似た怒りが渦巻いていた。
普段から自らをヒーローとうそぶく楽天家のスノウであるが、ここで漸く自分達が
しでかした事の重大さを、ルシは忌むべき存在なのだと実感させられた。
知らぬ事とはいえ、自分達はこの男のささやかな幸福を奪ってしまったのだ。
「オレぁ、テメェが死んで詫びたってゆるさねぇ、一生、死ぬよりヒデェ目にあわせてやらぁ」
纏うのは性格そのままの色のパンティと黒いソックスだけとなった
セラを羽交い締めにしていともたやすく担ぎあげる。
男が二人、それぞれセラの右足、左足を抱え込んだ。
「いやあ」
男達が何をしようとしているのか悟ったセラは悲鳴をあげた。
セラの女の部分を晒し物にしようというのだ。
セラは必死で抵抗した。渾身の力で割られまいと脚を閉じる。
しかし所詮女、小娘の力だ。屈強な男の腕力に敵うはずもなく、
閉じた脚が開かれ、下着がゆっくり丁寧に下ろされていく。
とうとうまだ男を知らないセラの花園が観衆に曝し物にされた。
「さあとくとご覧あれ!これがルシの女のオマンコだぁ!」
「いやあぁぁ……」
見られた……。
まだスノウも知らない場所を見られてしまった……。
屈辱と羞恥にセラの頬を大粒の涙が零れ落ちた。
やりたい盛りの若い男だというのに、スノウは姉エクレールを慮って
セラには指一本触れなかったのだ。
後にも先にもスノウを感じたのはあのキスだけ。
スノウ。スノウ。
あの夜感じた喜び、心の熱さを思いだし、泣きじゃくるセラを誰かが嗤った。
「もう泣いて悦んでやがる、流石ルシの女だ」
「嬉しいのかぁ?あぁ?嬉しいのかぁ?」
セラの右足を抱えた男がセラの秘所を弄り始めた。
手荒く花弁を擦り、クリトリスを捩りあげる。
「ああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
突如与えられた痛みに身をよじり絶叫するセラ。
「けっ、愉しんでんじゃねぇぞ糞アマ」
男達がセラをステージの床に投げ出した。
全身をしたたかに打ち付けられ、一瞬息が止まった。
息を吹き返したセラの目の前に赤黒い逸物があった。
それが口を割って侵入してくる。
「あぼっ」
相手を気遣う、労る気持ちもなく、ただ穢し傷付ける悪意だけが伝わってくる。
苦しい、スノウ助けてスノウ。
「おらぁ出すぞ!しっかり飲めよ」
手足をばたつかせ、抵抗するセラの口の中に青臭い液体が勢いよく放たれた。
「んぷぁ」
処女に好きでもない男の物など耐えられる筈もなく、セラの慎ましい桜色の唇が白濁を噴き零した。
すかさず厚い掌がセラの紅潮した頬を打つ。
「いつも飲んでんだろぉ?ルシのこいつをよぉ」
ジンジンと痛む頬を涙が伝い流れ落ちた。
どうしてこんな扱いを受けなきゃならないの?
逢いたい思いを抱えたまま私達はずっと離れ離れだったのに。
「こいつはこっちがいいんだろ」
一際歓声が大きくなった。
セラの細い身体が四つん這いに押さえ付けられる。
尻たぶに熱いものが押し当てられた。
「ひいっ、いやぁっ」
はいずって逃げようとするセラを男達が押さえ付ける。
固く閉ざした脚の間で、にゅるん、とした感触を伴って、肉棒がセラの秘所を擦り始めた。
「いやああぁっ」
嘘、いや、いや、見ないで、見ないでスノウ!スノオオォウゥ!
「やめてえええ」
「うおお、いいぞぉ、すべすべしてやがる」
噂に聞くような痛みはなかった。
ただひたすら、そこが熱く痺れていく。気持ち良くて、切ない喘ぎを漏らしてしまう。
セラは自らを恥じた。口惜しさに泣いた。
「うおっ出るぞぉ!」
脚の間で何かがビクビクと痙攣し、大量の液体が腿を、下腹部を穢した。
「あ……あ…あ……」
セラの身体から力が抜けた。
ぺたりと白濁まみれの腰を落とし、横たわった。
男がしたのはいわゆる素股だったが、経験のないセラはそれが本番行為だと思ったのだ。
私は穢された。もう、スノウに助けてもらう資格等ないんだ。
「おら、満足してんじゃねぇよ」
男達がセラを立ち上がらせ、絶妙な大きさの美乳を揉みしだき始めた。
淡い朱鷺色の乳首を舌で転がし、つまぐる。
気持ち良い。お腹がジンジンする。
「んっ、んっ……んんっ」
この沸き上がる何かをなんと言えばよいのか分からず、セラは腰を振る。
「へ、流石ルシの女だ、テメェから尻振ってやがる」
再び股間が開かれ、肉棒が押し当てられる。
執拗な性行為で、急速に目覚め始めた花園は、僅かだが露を含んで綻び、開き始めていた。
「欲しかったら言ってみろ、あたしのやらしい濡れ濡れおまんこにオチンポちょうだいってな」
「ああ……あたしの……おま……」
言えない。そんな事、言えない。
侵されても、穢されても、そこまで自分は貶められたくない。
セラは首を横に振った。
「何人間気取ってやがんだぁ?」
二度三度平手打ちを喰らい、セラの唇が切れた。
「勘違いしてんじゃねぇよテメェは人間じゃねぇルシの女なんだよ」
ステージ脇で椅子に縛り付けられ、涙を流すスノウの前に連れていかれる。
「見えるかぁ?ヒーロー様ぁ、テメェが弄られる様見てテント張ってやがる」
「スノウ……」
嬉しかった。
スノウが私を見て興奮している。まだ嫌われてない。
私、穢れちゃったけど、諦めない、がんばる。
私達、最後まで一緒だよ。
「見ろよヒーロー、テメェの女がオレ達の餓鬼を孕む様をよぉ」
羽交い締めにした男がセラの両足を抱え上、大きく広げた。
会場に向けてセラの濡れた女が晒され、群集がわなないた。
「テメェの腐れマンコにぶち込んでやらぁ」
ほんの少しだけ口を開いた膣穴に、セラを抱え上げる男の肉棒の先端が突き刺さった。
「ひっ……!?」
一瞬、花弁全体を圧迫され、直後、何かがぷつんと切れた感覚があった。
や……!
危険を感じたセラは腰を引いた。いや、引こうとした。
宙釣りに近い形で抱えられているから、踏ん張りがきかない。
「急かしてんじゃねぇよ」
挿入を開始した男がセラの腰を揺すった。亀頭がぴっちり
張り付いた肉を剥がすように膣穴を引き裂き、セラを穿つ。
セラは余りの痛みに声なき悲鳴をあげた。
何これ!さっきのと全然違う!
「そぅらほしかったんだろう、ぶっといコイツを、このルシ野郎に散々ぶち込まれた腐れマンコによぉ」
「いやぁっやめてやめて離してぇっ」
セラは暴れ狂った。
私達こんな事してない、したことない!
そこはスノウのための場所なの!
男はセラの懇願に耳を貸さず、リズミカルに腰を使い続ける。
寧ろ、抵抗された事により更に乱暴に扱われ、処女膜が無惨に裂かれた。
「けっ、ぎちぎち締め付けやがって、よっぽど使い込んでやがる」
男の肉棒がセラの奥に到達する頃、赤い破瓜の証が一筋、白い滑らかな内股を伝い流れ落ちた。
「コイツ処女だ」
会場はどよめき、興奮の坩堝と化した。
「ルシの目の前でコイツを孕ませよう」
セラはステージから地べたに投げ出され、罵声と白濁を絶え間無く浴び続けた。
何度も何度も膣に精液を注ぎ込まれた。
先の男が放った精液が滴る間もなく次の男が肉棒を突き入れる。
数え切れない突き上げに、セラはすぐに絶頂を覚えた。
セラはせめてとスノウを求めたが、髪一筋触れる事は叶わなかった。
黒いハイソックスだけを履いただけの恰好で、青臭い白濁と肉棒にむせ返りながらセラは思った。
彼等にとってルシは人間ではない。
ルシにされた時点で私は人間ではなくなっていたのだ。
私はこの先、生きた生殖道具として死ぬまで犯され孕み続ける。
それが興味本位で遺跡に入り込んだ私の贖罪なんだ。
白濁を注ぎ込んだ誰かが離れ、また誰かが突き上げてくる。
ごめんなさい、ごめんなさい。
セラは泣きながら絶頂に上り詰め、意識を手放した。
終
415 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 15:03:25 ID:KZzMwF4E
えろとゆうよりかわいそすぎるって思ってしまいました。ゴメンナサイ
>>407 エアリスって「すりつぶす」とか言ってたような
>>411-414 GJ!!!最高だった!
>>407 エアリスは本編ではビッチだぞ
CCならまだ分かるが・・・ザックスの前で犯してやりたいなw
>>416 それはティファだぞ
エアリスは「ねじり切る」だったはず
ねじり切ると言ったらやっぱりアレだと想像して激しく興奮した中二の冬
GJと全俺が叫ぶぜ!!
勢いでてきたな!
>>417 7本編ならまだしも、いたスポのエアリスなんかなぁ・・・
ただのカワイコぶりっ子の嫌な女だぞ。
22歳の二股女は忘れて21歳で最新のライトさんを愛でようぜ
性的な意味で
>>421 ポじゃない方のフローラとティファに比べたらマシな方だぞ
あれはどうみても私情入ってるとしか思えなかったw
あと、DDFFのパンネロの改悪もひどかったな・・。
ヴァニラの「お疲れお疲れ♪」は絶対サッズがイッた後の台詞だよな。
425 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 03:56:12 ID:Ag1+eKJX
え?
サッズまだ現役なの?
エアリスだって大人だし
処女なわけないし
>>421が今日中に10のss投下したら、アンタ、神になれるぜ
お邪魔します。
13で盛り上がってる中、話題があまりなかったFFCCCBを……
序盤のチョコボ逃走後のイベントのパロディ
レイルxベル ノーマル。
スルーの方はNGワード【谷底の盗賊】で……
8レスほど消費いたします。
暗闇の中……風の音が耳をかすめる。
男は体が動かせなかった。なぜだか分からない……
失っていた意識の糸を手繰り寄せながら自分の身に起きたことを思い出そうとする。
(体を触られている?)
徐々に取り戻し始める五感のうちの一つ、触覚が彼に伝えた。
聴覚、触覚に次に彼は視覚を取り戻した。
暗闇の世界からの開放。
彼が目にしたのは揺れ動く物体だった。
最初はぼやけた輪郭を認知した程度だったがすぐにそれは女性の顔だと判断できた。
ガバッ!
男は勢い良く上半身を起こす。
それと同時に彼の頭に軽い痛みが走った。
先ほどまで男の体を擦っていた人物がそれに合わせ驚いたように声を上げて仰け反り、二三歩後退った。
「はゃふぁぁぁ」「何をしてんだ!」
他でもないその女性は先ほどレイルと逃走を繰り広げたセルキー族の女。
半身を翻し、顔だけをレイルに向けたまま声をかける。
「あぁ……生きてたんだ!?」
彼女は慌てながらも手に持っていた何かをさりげなく胸元に隠していた。
「流石はクリスタルベアラーねぇ」
さりげない仕草で男に向き直るとおざなりの笑顔で微笑みかける。
しかしレイルはその一部始終を見逃してはいなかった。
彼女が持っていたのは自分の財布であり、気を失っている時にそれを拝借されたこと。
元来セルキー族と言うだけでその女性に対しての信用度は低かったものの今回の一件で改めて彼女の実態を思い知った。
「ふっ……」
レイルは少しでも彼女を信用しようとしていた自分自身を鼻で笑うと、右手にエネルギーを注いだ。
引力を自在に操ることができる彼にとって財布を奪い返すことは赤子の手をひねるより簡単なことだった。
「何を隠した!」
そう恫喝し、レイルは定めた標的を手元に戻すべく能力を使った。
次の瞬間、女は背中で何かがはじけるのが分かった。
「あ、あぁぁっ!」
彼女の胸元から狙いを定められた物体がふわふわと浮き上がり、レイルの手に吸い寄せられていく。
シックな黒色のストラップレスブラ……それはまるで蝶々のようにひらひらと宙を舞いレイルの手に握られた。
「なぬ!?」
「な、ななななっ!」
まだはっきりと意識が覚醒していなかったのか、それとも手元が間違ってしまったのか
レイルは自分の定めた獲物ではないモノを手にし素っ頓狂な声を上げた。
セルキーの女性は衣服の上から下着を抜き取られ咄嗟に胸を両手で覆った。
別にブラを取られたからといって胸が露になったわけではないがそれは反射的に彼女がとった行動だった。
「なにするのよ!」
「あ、わりぃ……手元が狂った。俺の財布を取り戻そうとしただけなんだが」
言い訳になるだろうがレイルははじめから彼女の下着を狙ったことではないと主張した。
「う、嘘でしょ! 言い訳っ! あんた最初から私の体が目的だったんじゃないの? 欲呆けクリスタルベアラー!」
「なっ!? 俺は女には興味はない」
しばしの沈黙。
「なにそれ? 突然の男色発言? 気色悪〜い!」
徐々に女の中で歪な形に形成されていく男の人格。
「違う、お前みたいなあばずれ女にはって意味だ。とにかく財布は返してもらう」
言い争いに分が悪いと感じ、レイルは一旦話を切り替えるために実力行使に訴えた。
レイルは右手に掴んだ女性のブラを左手に持ち替え、慎重に彼女の胸元に露見している自身の財布に狙いを定めた。
力を込められた右手が青く光る……
「きゃぁぁあああぁぁ───!」
深い谷底にとどろく女の悲鳴。
彼女の豊満な左胸が何者かに握られたように形をひしゃげ、前方へとひっぱられていく。
「痛い! 痛い! 痛いっての!」
散々わめき散らしながら彼女は胸からレイルの元へと飛び込んでいった。
すっぽりと男の手にフィットする女性の大きな胸。
もみもみ……もみもみ……
男の生理的反応というべきか、意図しない形でレイルの手が動いた。
確かな弾力、張りがありながらも指が埋まるような柔らかい、たとえるならマシュマロのような胸。
「い……こ、これは……」
「言いたいことは……それだけ?」
一度ならず二度も彼は標的を間違ってしまった。
二度目に至っては精神を集中させたにもかかわらず大きくそれを外れ、こともあろうか彼女の乳房を引き寄せてしまう始末。
落下のショックで未だに頭が呆けてしまっている……簡単ないい訳だ。
だがセルキーの女が情報屋だということを忘れてはいけない。
傍から見れば標的を間違った程度だが、この手の女は話に相当大きな尾ひれが付きかねないものだ。
今回のミスにしても話がとてつもなく湾曲し、評判を落とす結果になるのは間違いないだろう。
もみもみ……
考えに耽っているうちにも無意識にレイルの右手が動いてしまう。
彼が悩んだ挙句たどり着いた答えが言葉になる。
「実は……お前を抱きたくなった」
あわやセルキーの女からレイルの頬に平手打ちが打ちつけられる直前だった。
「あんた……頭大丈夫?」
「あぁ、頭も体もどこも悪くは無い。むしろ正常な男の反応だと思うが……」
「はぁ? 今のこの状況を理解してるわけ?」
女の反応は怒りを通り越し明らかに呆れているといったものだ。
「身の危険なときこそ種を残したくなるという生物的観念から見ても窮地の時にこそ性交したくなるのは理にかなっていると思うが」
それはもっともらしい意見に聞こえるが急場しのぎで口から出たでまかせに過ぎない。
一つの嘘……それを誤魔化すために多くの嘘が積み重なることは少なくない。
もみもみ……
ふくよかな胸の感触のよさについついレイルの手は動く。
「ぁん、もう! ちょ……そりゃ、まぁあんただって悪い男じゃなさそうだけどさ……」
レイルの話に同意を感じたのか、それとも最初から気があったのかは分からないが女はまんざらでもない様子を見せる。
「なにもただとは言わない。その財布の中身全部でどうだ? 悪い条件じゃないだろう?」
さらに彼は追い討ちとばかりに金の話を持ちかけた。
元はといえば財布を取り返そうとしたことで招いた事故なのだが変な形でそれは本末転倒になってしまう。
信用を落としたくない一心でのやり取りだったがレイルとて右手にダイレクトで伝わる感触に情欲を抱かずに居られなかった。
「じゃあ……いいわよ。後で取りやめなんて言わせないからね?」
「あぁ……俺も信用の上で成り立っている職業だからな」
言い終えると同時にレイルは女の肩に手を回し、自身に抱き寄せ唇を重ねた。
油断もあったが思いもよらない不意打ちで簡単に女の唇は奪われてしまった。
「んもぉ!」
咄嗟に女はレイルから唇を離す。
「もっとムードってものを考えないの? デリカシーの欠片もないんだから!」
「生憎俺はこういう男だ。ムードやロマンスを求めるなら恋人に御願いしな」
あくまでマイペースをたもとうとするレイル。
彼は交渉は得意なほうではない、相手のペースに巻き込まれてしまえば脆いということも自覚していた。
「あんた本当にクラヴィット?」
「あぁ、やることに種族なんか関係ないだろう」
頭の中にはそのことしかないのかと女はレイルに呆れてみせた。
彼女はレイルの腕からすり抜けると嫌悪感を露に背を向ける。
その際に先ほどから露出させられていた胸を服の中にしまうことを忘れてはいない。
「せめて名前ぐらい教えなさいよ。名前も知らない相手と……するのはごめんだわ」
散々言い合いながらも二人はまだ互いの名前すら知らない仲だった。
偶然が重なり、あまつさえ逃亡劇をも共にした二人なのにどちらとも自分の名を名乗る機会はなかった。
「俺はレイル。お前は」
「ベルよ。あんたもてないでしょ? ガサツな男って嫌われるわよ」
「好きに言ってろ。とりあえず報酬分は働いてもらうぜ」
少し離れた彼女の体を引き寄せるためにレイルは再び右手に力を送りった。
ベルの体は宙を舞い彼の腕に抱かれることとなる。
腕の中で逃げ場をなくした彼女に再びレイルの唇が重なった。
「んぁ……ぁ……んん……ぅぁ……」
二度目は彼女も拒むことはなかった。
むしゃぶりつくレイルの接吻に相応に応えるベル。
ベルもまんざらでもない様子だった。なによりこの男に雰囲気を求めるのが間違いなのだと自覚していたからだ。
口付けを交わしたまま男は少し歩き、渓谷の山肌を背にもたれかかる。
「んちゅ……んはぁ…………んふっ..あぁ」
唇の合間から零れる熱気を帯びたベルの吐息。
頃合を見て、レイルは彼女を降ろすとおもむろに自らズボンを脱ぎ始める。
「してくれよ」
次なる男の要求。
予想に容易いことだったがベルはしかめっ面でそれを拒んだ。
「いやよ。洗っても無いそれを咥えるのはごめんだわ」
「別に咥えろとは言ってないだろ。セルキー族特有のそれでさ」
レイルは服の中に隠れている彼女の大きな胸を、能力を使って外へと開放する。
「きゃっ! もう、なんてことするのよ! ……恋人だったら張り倒してるところよ!」
口では文句を言いながらもベルはレイルの指示に従うことにした。
自慢の大きな胸でレイルのモノを挟み、胸に両手をあてがって、ゆっくりと上下運動を繰り返す。
自ら唾液を潤滑油にし、滑りやすくした上で挟み込んだソレを手馴れた動きで摩擦していく。
「あん……..あっ、あぁ……あぅん……」
柔らかいだけでなく張りが有り形を変える感覚は、ある種女性器にも似た快感が得ることが出来た。
「き、気持ちい良い?」
下がらみ上げる視線は雌豹のような狡猾な色気を帯びている。
目をあわしていると彼女に呑まれてしまいそうな雰囲気。
「悪くは無いな」
レイルなりの強がりだった。
確かに言うとおり悪くは無い、むしろ具合で言えば良すぎる感じ。
「それよりお前も我慢できなくなってきたんじゃないか?」
問いかけながらレイルは上着を脱ぎ、次いで肌着を脱いで何一つ纏わぬ姿になった。
「バカ言わないでよね……ぇぇ?ぇえええ!?」
レイルの前で跪いていたはずのベルのお尻が宙に浮く。
ふわふわとお尻を頂点に持ち上がる姿は滑稽なほかならない。
彼女の着地点は決まったようにレイルの腕の中だった。
「あんた……はっきりいって能力を無駄に使ってな……」
無駄口を叩くベルの口を塞いだのはレイルの唇だった。
荒々しい男の接吻は不思議とベルの思考を麻痺させる効果を持ち合わせていた。
事実彼女も男を欲し、それに応じた変化を体にもたらしていた。
火照った体は一部に潤いを帯び女性特有の匂いをかもし出す。
腰を掛けるのに丁度よさそうな高さの岩肌がレイルの目に映った。
「おい、あそこに手をついてお尻をこっちに向けな」
男は顎を岩肌のほうへクイッと向けベルに指図する。
彼女を抱きかかえているので両手が塞がってしまっているから仕方ないことなのだが
その仕草がどうもベルの癪に障って仕方が無い。
「分かったわよ……」
投げやりな返事をし、彼女はレイルの腕から逃れるといわれたとおり岩に手をつき、背を向けた。
岩の高さは膝ぐらいの高さしかなく、手を付いた格好は必然的にお尻を高く上げるスタイルになってしまった。
その姿勢にベルのショートパンツがめくれあがり、秘部を覆うブラと同じ色の黒いレースの下着がレイルの眼前に晒される。
彼女のスリットの部分が一目で分かるほど湿り気を帯び変色していた。
「散々言ったわりに、案外乗り気じゃないか」
「バ……バカッ!」
またしてもデリカシーの無い発言にベルは悪態をついた。
ベルのショーツが何者にも触られることなくゆっくりとずり落ち始める。
他でもないレイルの仕業に違いないのだが、改めてベルは彼が能力を無駄に使っているとあきれ果ててしまった。
しかし男の考えは違っていた。
こんな状況でありながらも先ほど犯した二度の過ちを繰り返さないよう自身の能力を乱用していたのだ。
「入れるぞ」
「ちょっ……はあぁん!」
前戯を施すことなくレイルはベルの中へ己自身を挿し入れた。
ベルのそこは前戯の必要が無いほど濡れそぼり男を求めていたからだ。
実際レイルの律動にもさしたる抵抗はなく絡みつく肉壁を掻き分けるように彼は奥へ奥へと突き進む。
「あっ、あぁ……ん、はぁあん!」
前屈の姿勢に対し突き上げるような男の腰使いに甘美の声を上げるベル。
「お、おい。声を我慢できないのか? 敵に見つかったらどうするつもりだ?」
「そ、そんんぁあ……あぅ、あっ! あああぁぁん!」
と問いかけながらもレイルの動きはより一層激しさを増し、ベルを責め立てる。
周囲に敵が居るなど想定もしていないことだ。
このような険しい渓谷には追手はもちろんのこと、熟達した探検家でさえも進入することさえ難しいだろう。
それは落下したレイルが一番分かっていた。
分かっていながら彼はベルを困らせるために謀って問いかけていた。
「いや、そ、そんな……あっ、む、無理……我慢なんて……あぁぁぁん!」
黙るどころかより一層大きくなる喘ぎを抑えきれないベル。
彼女はレイルの動きに耐え切れず、手をついていたはずの岩肌に身を投げ出し、もたれかかっていた。
「ほら、もっと俺を愉しませてくれよ!」
レイルは彼女の大きなお尻に平手打ちを落とす。
パシーン!
音と共にレイルの真っ赤な手形がベルの臀部に刻まれていく。
「いや、やめ……あぁん! ……痛いって……あっ、あっ、はっ……ふん!」
口では拒絶していながらもスパンキングの度に彼女の膣は収縮し、レイルに違った快感をもたらす。
幾重にも刻まれた手形、存分に味わった快楽。
レイルは喉を鳴らし次に彼女の自慢である胸に手を伸ばした。
両手で鷲掴みにし、疲れ果てた彼女の体を背後から抱き起こす。
取り分け能力を使ったわけではない、必然的にそういう姿勢になったにすぎない。
ベルが肩越しにせがむ口付けにレイルは応え、ゆっくりと腰を動かし始める。
上半身を起こしたことによって、ベルの中をまた違った角度でレイルのモノが突き上げる。
何度も彼女は最奥を突き上げられ快楽に噎んだ。
体躯の違う二人、ベルは岩壁にもたれ爪先立ちになって男を迎え入れる。
「はぁ、レ、レイル……もっと、もっとぉ……あっ、あぁん!」
切り立った岩肌に押し付けられた乳房が行き場を失いひしゃげ形を変えていた。
ベルは男の腰が突き入れるたびにあられもない喘ぎを上げ身悶えする。
「っく……も、もう、出ちまう!」
男は己の限界が近いことを口にする。
「だ、だめ! な、中はっ! だめぇ!」
必死にベルはレイルに訴えた。
セルキー族とクラヴィット族には子供ができないという話はない。十分その可能性はあるのだ。
ベルの体を背後から強引に岩壁へ押し付け、なおもレイルはピストン運動を早めた。
「っく、い、いくぞっ!」
最後の一突きとばかりにレイルはベルの中に深く突き入れ、次の瞬間彼女の中から自身のモノを抜いた。
ほぼ同時に彼のモノから白濁液が迸りベルの背中を汚した。
「あ、あぁぁ……」
その場に崩れ落ちたベルは感嘆のため息と最後の喘ぎを口から漏らした。
そんな彼女にしてやったりとレイルは不適な笑みを浮かべて見下ろした。
「ど、どうだ?」
息を切らしたまま男は女に問いかける。
「……」
「良すぎて言葉もでない……か?」
無言のままベルは立ち上がり、彼のほっぺに鮮烈なる平手打ちを見舞った。
パチィィィン!
静かな渓谷に木霊する乾いた音。
「信じらんない! サイテー!」
レイルの頬に真っ赤に後を残したベルの平手打ち。
彼女は余韻に浸ることもなく衣服を整え、おもむろにレイルの財布を紐を解いた。
「さっきまでいい具合に喘いでいたじゃないか」
「ただのサービス精神よ。マグロ相手じゃ満足しないでしょ? ……ってなにこれ?」
レイルの財布から出てきたのはベルの予想を遥かに下回る数百ギル程度のものだった。
彼ほどの能力を持っていればそれなりの仕事、すなわち報酬を持っていると彼女は予想していたのだ。
「まだ、前回の報酬が入ってないんだよ」
ばつの悪そうにレイルは服を着ながら彼女に答える。
「それを知っててアタシに話を持ちかけてきたわけ? ……つくづくサイテーな男」
散々な言われように反論の言葉もでないレイル。
彼女はため息一つレイルに財布を投げ返し、ぶらりと辺りの散策を始めた。
歩き回ったところで渓谷から脱出できそうなところなどはない。
あるとすれば数メートルの高さにぽっかりと口を開けている洞窟ぐらいだろうか。
しかし彼女はそこに向かったわけではなかった。
丁度レイルからみて陰になるところにベルは姿を隠し、彼に忠告を投げかける。
「そこを動かないでよ」
「なにをするつもりだ?」
時折ベルの行動は予測不能なところがあった。
今回もその類ではないかとレイルは心配になり問いかけてみる。
「……トイレよ。雰囲気で察しなさいよ! ほんとにデリカシーがないんだから……覗かないでよ!」
レイルは浮かんだ疑問を聞いただけだというのにベルからは回答に加えて文句まで飛んでくる扱いになっていた。
「だれが覗くかよ……あばずれ女の放尿なんか」
レイルは吐き捨て、視線を高さのある洞窟のほうへと移した。
生憎ここからではモンスターの気配も感じることはできない、安全こそ保障されていないもののここに居ても時間を浪費するだけだろう。
彼は意を決し、能力を使って自身の体を洞窟に引き寄せることにした。
よじ登るには難しい場所でも彼は自身の能力ではいとも簡単にそこに辿り着くことが出来た。
そこから先ほどまでいた所を見下ろすとベルが岩陰でしゃがみこんでいるのが目に映った。
さっきは気が付かなかったが彼女の腰のポケットにはエメラルドに輝くクリスタルが少しだけ姿を現している。
他でもないレイルがヤカン頭と戦った末に手に入れたものだ。
ベルの自分に対する扱いに不服を持っていた彼は彼女をそこに残して一人この場を去ろうと思っていたが、考えを改めることにした。
右手を突き出し、そこに神経を集中し力を込める。
手は蒼い光を纏い、その光はベルのお尻に一直線に向かって放たれた。
「え? ええぇぇぇ!!」
お尻から浮かび上がるベルの体。
「ちょっ! ちょっと! な、なにするのよ!!」
空中を泳ぐようにベルは手をバタつかせながらゆっくりとレイルの居る場所へと引き寄せられていく。
宙を舞う彼女の股間からは色の付いた液体がまるで雨のように地面に降り注がれていた。
レイルは彼女の体を数メートル手前で降ろし、もう一つの狙いを手元に手繰り寄せた。
クリスタルアイドル……レイルが標的にたどり着く唯一の物体。
「ははは、ちょっと強引すぎたか?でもゆっくりしてる時間もないだろ?」
まったく悪びれる素振りの無いレイルにベルの電光石火の平手打ちが飛んだ。
「……ント、あんたってサイテー」
□END□
以上で終了ですお粗末さまでした。
普通のエロが読みたい
ライトニングさんがホープ襲うSSマダー?
グッジョ!
13の話題が続いてるけど総合スレだし、気にしないで投下してください!!
ホープがライトさんにオナニー見つかって手伝ってもらうの希望
442 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 21:09:05 ID:s2RdHiiV
>>440 ホープと希望をかけてるんですね。わかります(o^∀^o)
ホプライwktk
GJ
飄々としてて良い!
光の4戦士もここでおk?
『ファングハード 』
※PSICOMに捕まる所なんてありませんが、気にしない方向で。
ヴァニラを探す為に聖府軍に潜入するファング。
だが、それはPSICOMのジル・ナバート中佐の巧妙な罠だった。
「ファングさんの決意は 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば……こんなコクーンの奴等なんかに……!」
「よかったじゃないですか 記憶喪失のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「ふふふ さあ、ロッシュ中佐も呼んで来なさい。みんなでケフィアを身体にパージしてあげるわ」
(耐えねぇと……!! 今は耐えるしかない……!!)
「ルシの生乳ゲ〜ット」
(いけない……! 下半身のランスオブカインがハイウィンドしてるのを悟られたら……!)
「ルシ様の秘密の花園を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに……くやしい……! でも……感じちゃう!」(ビクッビクッ
「あら、乳首に当たってしまったわ。甘い痺れがいつまでもとれないでしょう?」
むしろロッシュに圧し掛かって「PSICOMの生チンポゲ〜ット」
とか言いそうだから恐ろしい>ファング
>>440の発した電波を、残念ながら受け取ってしまったようだ
拙文ですが、ここ、少しお借りします。なにもネタがないよりはマシ、程度だけど
左右を森に挟まれた細い山道の九十九折を行くと、開けた場所に出た。
ライトニングの提案で、ここでひと息つくことになった。
ホープは手持ちの水を少し飲んでから、少し辺りを探索してきます、とライトニングに告げて、森のなかに入って行く。
少し前までは、「気をつけるんだぞ」程度に声をかけていたライトニングが、「ああ」とだけ返して見送るのは、
ホープに戦いのスキルがひと通り身に付き、さして心配していない証拠だろう。
濃厚な土の匂いが鼻孔をくすぐる。
ざっ、ざっ、と膝丈ほどの茂みを分け入りながら、ホープは思い返してみる。
このところ、自然とライトニングの姿を目で追うようになっていた。
彼女は大抵、ホープの背後を歩く。
”前だけ見てろ。背中は守る”
樹林でそう言われてから、ずっとだ。
だが、ホープはついつい振り向いたり、辺りを見回すふりをして、ライトニングを視界に収めたくなる。
すると、時にライトニングは口元に薄い笑みを浮かべ、「大丈夫だ、ちゃんと後ろにいる」と、ホープを安心させるように言う。
確かに、それまで感じていた、背中がスースーするような不安感はなくなったが、そういうことではなかった。
胸元に時々覗く胸の谷間。程よく肉付いたすらりと伸びる太もも。しなやかにくびれたウェスト。
さらさらと揺れる髪。美しい瞳。すらりと通った鼻筋。綺麗に生え揃った睫毛。
ライトニングの、そういった全てが、強制的にホープの意識を吸い寄せるのだ。
邪な考えだと思った。
彼女は、旅の重要なパートナーだ。それぞれ個人的な目的があるとはいえ、時には命を預け合う相手だ。
そんな彼女を、汚らわしい欲望の対象にするのは、抵抗があった。
それでも、ライトニングの健康的なプロポーションと、モデルのような美しい顔立ちは、
いまだに思春期が抜け切らない男子にはこらえきれないものがあり、具体的な解消手段に向かわせるのだった。
森に少し入ったところに、横たわる朽木を見つけた。
そこに腰掛けると、ホープは下着まで一気にずり下ろし、手淫を始めてしまう。
―――そう、これは健康的な証拠なんだ。
欺瞞と思いつつも、一方で、そう思い込んで正当化したかった。
たとえ頭の中だけであっても、貶めたくはない。
しかし。
―――仕方ないじゃないか。あんなに綺麗なひとと、ふたりで旅を続けてるんだから…。
遥か遠くでモンスターの甲高い鳴き声が尾を引いた。それ以外にはしんと静まり返った森のなかで、徐々にホープの息遣いが早まり、荒くなってくる。
ライトニングの透明感のある声が、頭の中で響いていた。柔らかく滲んだその声は、あり得ないであろう都合のいい言葉を、次々にホープに投げかけてくる。
「んっ………ホープ……あぁ……ホープ、いい……」
「そこ、い……いや、あ、駄目……だ……」
形のいい唇を貪り、首筋に舌を這わせたのち、タートルネックのファスナーを引き下げると、目に飛び込んでくるのは、雪原のように真っ白な乳房のなだらかな隆起。
その頂には、興奮のせいですっかり硬く尖ったつぼみが鮮やかに息づく。
実際にライトニングの裸体がそんな風なのか、もちろんホープは知らない。
自室のベッドの下にある、いかがわしい雑誌のグラビアの記憶とを合成して成り立っている想像だ。
曖昧で、自分勝手な妄想が展開していく。
自分よりも背丈のあるライトニングは、すっかり眼下に組み敷かれていた。頬はうっすらと上気し、上半身にはなにも身に纏っていない。
「ホープ…」
ライトニングが、これまで見せたことのない切なげな視線で、ホープを促した。
前戯らしきものはおろか、キスすらおざなりにしてしまうのは、ホープが未経験ゆえだろう。
ライトニングの言葉に応えてスパッツをずり下げ、広げた脚のあいだに腰を入れると、「いきます―――」と告げて、一気に貫いた。
「ん……!」
ライトニングの細い顎が上擦った。
そうした行為が、具体的にどんな感じなのか―――そこがどんな色で、
どんな匂いで、どれぐらいの熱なのか―――今のホープに知る由はない。
それでも、猛った欲望を満たすには、充分な妄想だった。
呆気なく限界に近づく。頭の片隅で、あんまり遅くなってはいけない、と思っている。
腰のあたりに甘い痺れが生まれる。手の動きが速まり、いよいよ達するかという時だった。
「あの…ホープ……」
不意に、躊躇いがちな声が聞こえた。
夢中になる余り、目の前にいるライトニングにまるで気づかなかった。
顔を上げたホープは、咄嗟のことで声を出すことさえままならず、
下ろしていたズボンを引き上げようとして、大きく変化していた自分自身に引っ掛かる。
「ぃぎっ!」
ホープは奇声を上げ、局所を隠すように背中を丸めたまま固まってしまう。
「すまない。驚かせるつもりはなかった」
仁王立ちで堂々と両手を腰に当てつつも、
気まずそうに視線をあさっての方向に逸らしているさまが、いかにもライトニングらしい。
気を遣っているんだか、気にも留めていないんだか、分からない。
「ごっ、ごめんなさい、ライトさん」
必死に取り繕うように言う。
まるで涙声だ。
自意識だけは人一倍強いホープにとって、この無様なシチュエーションは拷問のようだった。
馬鹿なことをしてしまった。なかったことにしてしまいたい。
いや、後悔しても始まらない。できることなら、いま、恥ずかしさだけで死ねればいいのに。
いっぱいに膨らんでいた欲望の証が、惨めにみるみる萎んでいく。
背中を震わせ、狼狽がおさまらないホープに、
「ある程度の年齢に達した少年が、そういった行為をすることは知っている。
見なかったことにして戻ってもよかったが、わたしの名前を口に出されては、そうもいかなかった」
諭すような落ち着いた口ぶりで、ライトニングが言った。
どうやら、行為に没頭するうちに、知らず名前を発していたようだ。
ライトニングはゆっくりと歩み寄ると、ホープの前で膝立ちになった。
呆気にとられたままのホープの足を広げ、その間に顔を埋める。そして、ホープのものをやんわりと手に取り、
「痛かったんじゃないのか?」
ファスナーが引っ掛かりかけて、中腹の赤みがかった部分に、痛みを癒すように口元を寄せた。
そして少し離れると、今度は薄い唇が開き、そのなかにおもむろに先端を咥え込んだ。
「んん……っ!」
温かで柔らかいぬかるみに包まれ、状況を把握しきれないホープは目を瞬かせて、声を漏らすしかなかった。
ゆっくりと、顔が前後に動かされる。艶のあるパールピンクの前髪がその度にさらさらと揺れる。
ホープには、未知の快感がもたらされていた。
温かな粘膜に包まれたまま、みるみる膨張していくのが分かる。
包皮越しに、もどかしかった感触が、にわかに鋭いものに変わった。
自ずと包皮が剥け、剥き出しになったようだ。
ど、どうしてこんなことを…?
そう尋ねてしまえば、この夢のような瞬間が、本当に夢で終わってしまう気がして、
ホープはただただ、自分のものがあこがれの女性に愛撫されている様子を見つめるしかなかった。
ちゅ、くちゅ……っちゅ…。
淫靡な音を響かせながら、ホープのものが姿を半ば現しては、また口のなかへと?み込まれる。
中では、舌先が被ったままの皮を滑らせる。
「ん、っ……んっ…………ん…っ……」
ライトニングが時折鼻を鳴らす。呑み込まれるたびに、息遣いが根元にかかってくすぐったい。
動きが止まり、ちらとライトニングの視線が上目遣いにホープを捉えた。
気持ちいいか?
無言の瞳はそう訊いているようだ。
「気持ちいい、です…ライトさん」
上擦った声で、ホープが応えた。
ライトニングが口を離し、小さな吐息をひとつ漏らすと、ホープの言葉を確かめるように、それを見た。
先ほど、驚きでしぼみかけたそれは、被っていた皮を脱ぎ下ろし、すっかり大きさを取り戻していた。
唾液で覆われた先は張り詰め、てらてらと鈍い輝きを放っている。
さらに先端の小さな亀裂からは、ライトニングの唾液とは違う滴りが滲み出し、小さな盛り上がりを作っていた。
まじまじと目の当たりにされると、ホープには不安がよぎってしまう。
―――ライトさんの目には、”僕の”は、どう映っているんだろう。
尋ねるでもなく、それはすぐにライトニングの言葉で推し量られた。
「可愛いな」
実に率直な感想だった。それは暗に、これまでライトニングが見てきたものと比較し、値踏みしているようだった。
こんな美しいひとが、誰とも経験がないなんてあり得ないとは思っていた。
それでも、実際にそんな言葉を聞いてしまうと、どこか失望感を覚える。
そして、自分がまだ大人ではないことに対する悔しさも泡立ってくる。
「いや、すまない」
ライトニングが言った。
「どうして、謝るんですか?」
「わたしからしておいてなんだが、こういうことは、その……さして得意という訳じゃない」
そう言って、ライトニングは自嘲気味な笑みを浮かべた。頬のあたりが心なしか色づいて見える。柔らかな表情だった。
「そんな、充分、っていうか……その、気持ちいい、です。それより、僕のほうこそ、すみません」
ぎこちなく言うと、ライトニングは小首を傾げ、「お前こそ、どうして謝る?」
「いえ……なんとなく…」
ライトニングは、ホープの気持ちを測りかねているようだったが、やがて、
「なにも考えず、今はただ、気持ちよくなればいい…」
そう言って、口淫を再開した。
ゆっくりと出し入れされる、ホープ自身。
ただ見ているだけで胸の高鳴りを覚えるライトニングの唇が、ついばみ、あるいは咥え込み、時に先端をすする。
その扇情的な光景は、間を置かず押し寄せる心地よさの波と相まって、気が遠くなりそうだった。
行為自体は激しいものではなかったが、さして時間もかからず、ホープは再び限界が迫っていることを悟った。
ライトニングという触媒を得て、埋み火が火柱になるのは、実に簡単なことだったのだ。
胸の早鐘が息遣いを乱れさせる。
「ライト、さん…ッ、も……駄目、です……出ちゃう……っ」
途切れ途切れに伝えるのがやっとだった。
しかし、ライトニングはやめようともせず、むしろ促すように舌先で先端を激しくくすぐった。
「ぅあっ……!」
びくっ、とホープの腰が震えた。股間に甘い痺れが走り、熱を帯びたほとばしりが律動的に打ち出されるのが分かる。
それを受けて、ライトニングの眉根が寄せられた。口を離そうとはせず、
じっと、放たれる欲望を受け止める。伏せられた睫毛が細かく震えている。
―――僕…出してる……口のなかに……ライトさんの、口のなかを汚してる。
勢いはじきに弱まったものの、射精はまだ続く。
ライトニングはやんわりと頬をすぼめ、一滴も残さないように飲み下していく。
白濁する意識のなかで、ホープは未曾有の恍惚の深さに満ちていた。
弾む息のまま、天を振り仰ぐ。
鬱蒼と生い茂る緑のあいだに差し込む日の光がやけに眩しく、ホープの網膜をじんと焼いた。
しばらくのち、
「なにも、ぜんぶ飲まなくても…」
ズボンを上げ、ベルトを締め直しながら、ホープは言った。
気恥ずかしさが先に立ってか、ライトニングに背を向けている。
「服や髪にかかると面倒だし、
それに、目の前で自分のものを吐き出されるのも、あまり気分のいいものじゃないだろう?」
ホープの背中越しにライトニングが言った。なるほど、彼女なりの察しや理屈があって、そうしたようだった。
それでも、自分の前で屈んだまま、とても不味そうに喉を鳴らすライトニングの表情が思い出された。
―――ときどき、ヘンなところが真面目なんだよなぁ、ライトさん…。
しかし、そんな一面がホープに憧憬以上のものを掻き立てさせるのだ。
「さ、行くぞ」
ライトニングはそう言って、先に引き返して行く。
余韻もなにもあったものではない。
その後姿はいつも通りの彼女だった―――たった独りで、世界のすべてと戦っているような後姿。
慌ててホープは後を追う。
すぐに追いついて、茂みのなかを並んで歩いていると、
「したくなったら、また言ってくれても、いい」
ライトニングの端正な横顔が言った。努めて無表情を装っているようにも見えた。
「え…?」
「お前が男であるように、わたしだって、女だ……」
そこで少し間をおいてから、「時には劣情だって、ある」と、ぽつりと呟くように続けた。
―――もしかしたらライトさんは、僕が思っているようなひととは、少し違うのかもしれない。
ホープは思った。そして、それは好ましい予感だった。
「あの―――」と、ホープが口を開いた。野暮なことかもしれないと思いつつも、尋ねずにはいられなかった。
「さっきの、その……その、先は、あるんでしょうか」
一瞬言い淀んだが、思い切って言った。
「そうだな…」と、ライトニングが不意に歩みを止めた。そして明るいブルーの瞳でホープを捉えると、「お前次第だな」
自分の頬がじわりと上気するのが分かった。
立ち尽くし、半ば呆けたようなホープに、「さあ、お前が先行だろ」と、ライトニングは小さく顎で促した。
ふと、かつて自分が発した言葉が思い出された。
―――”できる、できないの問題じゃない”…か。
ライトニングの傍を通り過ぎると、自分のこの小さな背中が少しでも男らしく見えるように、ホープは胸を張ってみる。
おわり
お目汚し失礼しましたー
ではロングイを狩りに戻ります。じゃっ
458 :
441:2010/02/10(水) 22:35:19 ID:FwJZW/1e
すばらしい!!!!
読んでたらチンコ勃ってきた!w
ライトさんの色気がすごく出てて最高でした!
ホープくんの反応もホント自然な感じで感情移入し易かったです!
>>440の妄想を具現化してくれてありがとう!!!!
459 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 00:10:04 ID:XJc73KEo
あれ?
俺の股間にもロングイが!?
>>440ですがあんなしょーもない妄想を受信してくれてありがとう!!
久しぶりのホプライに萌えた!
>>440 素晴らしかったです、GJ!
ホプライがあったから、13最後までやれたなあ
>>449 これ続編見たい!w
今度は繋がっちゃう方向でw
463 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 22:56:17 ID:/su6y4Ul
俺も続編希望w
今度はライトさんも気持ちよくしてあげてくれ。
やっぱ百合はだめかね?
投稿したいけど…ルール…
百合はうちらの得意技だ!ってな事で、ファング×ヴァニラ。
百合苦手な方スルーでお願いします。この二人は公式カプだと叫びたくて!!
途中までupしますので、やっぱスレ違いだべ、みたくなったら続きは諦めます。
ファング×ヴァニラ
円く大きな月がグランパルスの大地を見下ろしている。
風のない穏やかな夜だった。
皆がそれぞれ眠る中、ファングは布を敷いた地べたに横たわると静かに目を閉じた。
すると、先に横で寝ていた筈のヴァニラが背後から腰に手を回して抱き付き
ファングの背中にぴったりと身体を寄せた。
「どうした?」
チラリと後ろに目をやると、腰に回された腕にギュッと力が込められた。
「ファング…」
ヴァニラはそれ以上言葉を続けず、ファングの引き締まった太腿にするすると足を絡めた。
ファングの背中には、押し付けられた柔らかな胸の感触、体温。絡まる足は素肌が触れ合う。
ヴァニラの華奢な身体の内に秘めた、淫らな欲望。
ーーー大好きで、大好きで、もっとファングを感じていたい…。
ファングはくるりと身体を反転し彼女の顔を窺う。
ヴァニラは切なく求めるような表情でファングの手を握り胸に導いた。
「随分積極的じゃねーか」
ファングは彼女の耳元で囁き、繋がれている手を一度握り返してから、胸に顔を
埋めて甘えるヴァニラの頭を優しく撫でる。
可愛いくも大胆なヴァニラの誘いを断る理由は何も無い。
ファングは甘い期待に、胸の奥が徐々に沸き立つのを静かに意識した。
ファングが身を起こすと続いて起き上がろうとするヴァニラを征し、しぃと顔の
前で人差し指を立てた。辺りを見回し皆が眠りについているのを確認すると
ヴァニラの手を取り、その場を抜け出した。
「我慢出来なくなっちまったか?」
向かい合い、寄り添うヴァニラの夕焼けのようなオレンジの髪を指に絡めながら腰を抱いた。
「だって、ずっと…できなかったから……」
「ヴァニラはイヤラシイな」
からかうような響きに、ヴァニラは顔を赤らめ長い睫毛を伏せ下を向いてしまった。
顎を捕らえ少し上を向かせると、エメラルドの瞳が自分を見つめる。
明らかに熱を帯びた視線、艶やかな唇。ぽってりとしたその唇を親指でなぞり、
輪郭を辿って掌で頬を包んだ。
「ねぇ…キスして」
ヴァニラは素直に目の前にある唇を求める。
「してほしいか?」
ファングはその要望には答えず、ヴァニラの手を取ると、彼女の顔を見ながら
手の甲にキスを落とし、細い指にゆっくりと舌を這わせた。
「んっ……」
生暖かい舌の感触に、堪らずヴァニラの口から微かに声が漏れる。
ファングの舌は二、三度行き来を繰り返すと、更にしゃぶりつくように指を口に含むと、
キャンディーを舐めるかのように舐め回した。
「あぅっ……!」
指先から伝わる温く濡れた舌の感触。それだけで身体の芯がじわじわと溶けてしまいそうな程
気持ちがいい。
「ぁ……んっ…」
ヴァニラの素直な反応にファングは満足気に小さく微笑むと、今度は彼女の望みどうり、
唇にチュッと音を立てて啄むように口付けた。
>1も読めない奴はパージされてしまえ
>>1に該当スレ池って書いてあるだろうが
自分の中では公式カプで盛り上がってるのかもしれんが、最低限のルールくらい守れ
続きは書きたい奴も読みたい奴も百合スレ池
>>469 まあね。別にそれでかまわないよ。
さっきの人。続きをどっかに移って書いてたら教えてね。
そうですよね。ルールはルールですよね。探したけど当てはまるスレもなさげなんで、パージされることにします。すみませんでした。
百合板にスレ立ってたろうが
>>474 あ、ほんとだ。教えてくれてありがとう。
おーい、465の人〜。そっちであらためてお願いしまっす!
476 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 20:39:41 ID:TY4lIoPV
そんなに言うことないだろ-よ
そういう風に書き込みするから
SS書いてくれる人が投下しづらくなるんだよ
ファングは99%男だから問題ないだろ
あれを女として見れる奴がすげーよw
とりあえずルールは守るべきだろ
ホプライウザイと違ってちゃんと受け入れ先もあるわけだし
つか>477はファンスノの人に今すぐ謝ってこい
479 :
448:2010/02/13(土) 23:13:00 ID:nq/keRdo
>>459 誰が上手いこと言えとw
感想くれたひとたち、ありがとでした。続きは、また気が向けば考えます
時に、いま書いてるのは、ヴァニラ・ファング×ライトニングなんだが、
シチュは”無理矢理”なので、百合板にはそぐわなさそうだし、
かと言ってココに落とすのはいま難しそうだし、
>>473のスレはFFネタは浮きそうだし、
どうしたらいいものか思案中です
テキストをロダにアップするなどして、需要のある人だけ誘導するとかがいいのかもー?
>>479 百合板にヴァニ×ファンスレあったよ。そこでいいんじゃない?
百合板はエロパロスレって訳ではないので、SS書いていいのかな?と迷ってたのです。最近投稿してる方がいたので、ファンヴァニの続は百合板のファング×ヴァニラスレに投稿します。誘導ありがとでした。リクエストがあったといえ、自爆テロしてすんませんでした。
そのスレのタイトルは?
百合板行ったことないからよくわからん
エロパロスレと空気が違うのなら投下しにくいかもね
かといってここも投下するのもスレ違いだと思うし
>>482 > そのスレのタイトルは?
FF13 ヴァニラ×ファング
>479
全裸待機して待ってます。wktk
テキストでも構わないです、読みたい!
ありゃ?同じ百合板で
FINAL FANTASYのキャラで百合妄想
ってスレもあった。
百合板はss投稿に関して比較的寛容だと思う
年齢制限あるし、どこも割と過疎だから喜ばれるよ
FF13なら
>>484のスレがいいかな
つーわけで2作とも向こうでwktkして待ってる
488 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 04:13:04 ID:q692vDus
ファング姐さん求ム
ライトさんて隠れ巨乳だよね
ホープは脱がせてびっくりだろうな
あれって隠れてるのかww?
服が割りと乳を押さえてるんだよね。
よーく見ると、けっこうでかいのが分かる。
>>489 ホープのやろう・・・ うらやましいぜ!!w
ヴァニラも大好きだけど、ライトさんみたいに控え目な感じが大好きなんだ!
だからホープ!一日だけライト貸してくれ。
494 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 15:57:14 ID:UgeJY6fv
>>493 それ俺もおもた
容量の関係でムービーもマップも半分くらい削ったらしいからな〜
俺もそのシーン好きで楽しみにしてたのに本編になくてガッカリした。
496 :
448:2010/02/16(火) 20:47:36 ID:04Bm6nSW
ファング・ヴァニラ→ライトニングです。無駄に少し長め。正直後悔はしている。
書いたはいいが、やはり百合板のどちらのFFスレでも浮くっぽいので、ろだに上げることに。
陵辱というほどじゃないけど、”無理矢理””愛のないエッチ”といった属性が駄目なひとは注意。
あと、女同士はどう転んでも無理!なひとは、読まないほうが吉。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/83781 DL pass:ff
解凍pass:lightning
では、また亀狩ってくる
>>495 そもそもライト操作の時、このサンレス水郷?通れなかったしな。
音楽も使われてないやつっぽいし
この空を見上げる時の表情が好きだ〜
ムービーシーンの話題で思い出したんだけど、パルムポルムでのライトとホープの会話
(「奥までいったことは……」「じゃあ、冒険だな」)と、リンドブルムが出てきた時の
スノウとファングの会話(「中はどうなってるんだ?」「大人しくしてりゃすぐ入れる」)
って……
なんかエロくね?
スルーされたので再度聞きますがここは光の4戦士はおkですか?
最初辺り(セラがクリスタルの姿で見つかった後)
のムービーに銃を突きつけられて
両手を上げている時のライトニングの胸は大きいぞ
素脳「義姉さん、ちょっと乳の大きさ確かめさせてくんないかな」
>>500 FFシリーズ総合なので問題ないと思います。
>>501 これからホープに揉まれて更に成長するぞ
>>498 リンドブルムは女性器、パラメキアは男性器だよね。
このスレの住民ならみんな気づいてると思った。
リンドブルムに飛空挺が収納されるところなんかまんまM字開脚じゃん。
>>496 やっと読めた。お疲れさまです。
普通に投下しても良かったと思いますよ。
しかし元々そうだけど、ファングのセリフが『男』過ぎる(笑)
ライトさんは胸もいいけどくびれが綺麗。
ライトにはない色気をファングに出させたとスタッフが言ってたけど、ライトの方が色気あると思う。
508 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 22:04:56 ID:EYSU5mK0
>>507 いやファングはあの露出度とパンツまる見えなのが明らかに痴女。ついでに人の服ん中やたら見るし
服装はファングのほうが際どいけど、ライトさんは胸と腰のラインがいい
あのベルトは素晴らしい
>>508 確かに服の中見るの好きだなw
女性陣の烙印はきわどいとこにあるよな…
確認したいのに視線が気になって戸惑うライトさんかわゆす
ったく、それくらいのことで戸惑って、
ホープきゅんとセックスするときはどうするんだ
このスレもホプライ前提なのか…
こんだけ一カップルにかたよっちゃったFFも珍しいよね
まあ、男って、あと婚活雪男とアフロでチョコボだし
515 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 23:34:07 ID:Eh40aNLr
>>513 別に前提じゃないよ。
てかホプライに関しては
ホプライ押しの人口が単に多いだけでしょ
516 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 23:39:52 ID:dY+hV0uJ
百合オッケーにしちゃえば他カプも、もっともりあがったのに、とは思う。
なんでもありにして合わないのはスルーにしたほうが、はっきり言ってスレに勢いがつくし、
スレにイキオイがついたら、神書き手が降臨してくれる。
プレイしてなくても公式サイトと動画でキャラは把握できるんだから。
FFシリーズ総合スレなんだし、13に限らず他ナンバーも含めたら、
プレイ人口自体はすごく多いし、何がいいたいかって言うと、
このスレをもりあげるなら、読み手好みの書き手をもとめるなら、
百合も性転換も、鬼畜陵辱もショタも、
ガチホモ以外は注意書きすれば
投下していいってルール変更すればいいと思うんだ。
ライトニングって相手が女性でも自分の裸を
見られるのを恥ずかしがりそう
ライトさんは胸元の烙印気にする仕草だけで色っぽいから困る
ヴァニラはもう自らさらけ出してるからなw
まあ13の色気担当キャラはヴァニラだと思うが
たしかにあの露出はヤヴァイ。
ホープにはつらいと思うよw
520 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 10:34:58 ID:Ovu5fU2I
個人的にはだな
あんなおっぱい眼鏡の中佐を出したんだったら
もうちょっとサービスしてくれても
よかったと思うんだ。
人間だもの
EDでライトさんが胸チラして烙印が消えたのをたしかめたら神ゲーになれたのに
>>514 4とか8とか9とか10とかディスってんのか盲
説明書の剣振りかざしたライトさん、横乳はみ出てるなw
ホープ「ライトさんのおっぱい、はみ出そう・・・ハァハァ」
ホプヴァニのSSもいつか…待ってます
>>524 ライトさんの横乳にヴァニラの太ももの烙印か
思春期ホープには拷問だな…
ファングも色気あるとおもうけどなぁ。
ま、ホープには無理だろうが。
ファングは自分の性欲処理にホープを使いそうw
むしろ男性陣の性処理を一手に引き受けてたりして。
「ヴァニラには触らせたくねーし、ライトじゃ無理だろ。まとめて面倒見てやるぜ。」とか言って。
で、下の口でアフロに跨がってアナルで雪男を受け入れて上の口で坊やのをチュパチュパと…。
親の敵を目の前にその気になるかどうか
でも>400-401のホープバージョンとかは面白そうだ
>>526 ホープ「違うんです!これはモコモコミルクソーダを溢して……!」
ライトヴァニラ「どう見ても精子です本当に(ry」
ヴァニラ「もー、しょうがないなー、ホープくんは・・・」
ヴァニラ「今度からは手伝ってあげるよ♪」
533 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 13:42:13 ID:57pkVuTg
>>532 サッズ「んなっ、 お前ホープまで食う気かぁ!?父ちゃん、お前さんにゃあトラウマだぜ」
>>531 モコモコ…、それ凄く見てみたいんですげど。
538 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 08:38:07 ID:cwhGbopZ
Sヴァニラにやられる男性陣いいねいいね
小説じゃライトさん、ヴァニラとファングの服を露出が多すぎると言ってたけど
ライトさんも結構露出多いよなw
ファングとそんなに変わらなく見える。
スノウはシヴァイクで1度くらいフェライク試してるよね
召喚獣だから言いなりなんだし
541 :
♭さん:2010/02/24(水) 19:21:03 ID:+jr71wtz
>>540 残念でした、あの二人はレズビアンでシバイク中は貝合わせしてるんですってよ
なんてね
542 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 19:51:07 ID:2g9tMhlA
その二人を見ながら一人でしごくスノウ。
ホープに奉仕作業してもらうライトニング。
>>544 > ホープに奉仕作業してもらうライトニング。
させるだけでホープはおあずけ?
スノウはえらくホープと仲良くなったよな。
思春期ホープに性のあれこれ教えこんで、ライトさんにグーパンくらってそう
547 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 19:07:19 ID:MRTXdCbB
俺のイメージだと
サッズにカンチョーする
スノウを止めるホープwww
>>546 事後
ライト「こんな事…どこで覚えた?///」
ホープ「スノウに教わりました!」
翌日、わけもわからず殴り飛ばされる素脳
アクセス規制に巻き込まれた!これ携帯…。あーあ。
スノウ×レブロなんて超需要なさそうなの投稿しようと思った矢先…。やっぱやめておけと言われてる感じ。プロバイダから
>549
政(聖)府が許さずとも俺が許す
構わん、やれ(解除後に)
いや、どっちかっつーと性府だろ
性府ワロタw
どんだけ淫乱な国なんだw
553 :
ホプライ:2010/02/27(土) 13:25:16 ID:3mgOE41T
ホープ×ライトニングの短編です。
初投下ですので、お見苦しい点があるかもしれません。
苦手な方はスルーでよろしくお願いします。
その名はハンバーグ (ホプ×ライ)
「んんっ、ふ」
舌を這わせた唇の間からライトニングの吐息が漏れる。
「気持ちいいですか?」
答えなど求めてはいないが、羞恥を煽るためわざと聞いてみる。
「んっ…、むぅ」
返事などさせない。
責めるようにホープを見つめる瞳は、しかし、快感にうるんでいる。
今まで優しく触れていた手の動きを早めると、
「ああっ、あ!」
ライトニングの細い顎がのけぞる。
「だめ、だっ…やめろ」
ホープの体を押し退けようとする手を握り返し、耳元に囁く。
「いきそうですね。いいですよ、いかせてあげます。」
「うっ、あああん!!」
嬌声をあげながらも、ライトニングは快感に耐えている。
「これでもいけませんか?」
「なぜっ、こんな…、んあっ」
手の動きを止める。
「ほっ、ほーぷ…」
あれだけ抵抗していたのに、やめないでくれ、と言わんばかりの表情に思わず頬が緩む。
「ライトさん、可愛い」
「あまり…いじめ、るなっ」
「ごほうびですよ」
再び手で愛液をかき混ぜる。
「今日のゴハン、美味しかったから。それよりほら、もう限界でしょう?」
ライトニングの顔は紅く上気し、切なげに寄せられた眉がホープの嗜虐を煽る。
「んん!っくう…、ふあ」
もっと追い詰めたくて、小さな突起を擦った。
「あっ、そこっはっ、だめっ、ああぁっ!いやあぁ!」
腰をガクガクと震わせ、髪を乱して息も切れ切れに喘ぐライトニング。
あふれた愛液は手を濡らし、シーツにまで垂れはじめる。
「やめませんよ」
「あんっ、はあぁ、あああぁぁあ!!!」
達したライトニングに息つく暇を与えず、すでに大きくなっていた物を花弁にあてがう。
「ちょ、っと待って、くれっ」
ライトニングの懇願を無視して腰を進めた。
熱く蕩けた花は、すんなりとホープを受け入れる。
「あっ、やああ!いったばかり、だぞっ、ああぁっ」
「知ってますよ」
達した余韻が残っているのか、挿入しただけでビクビクとうごめく体内は、熱く張りつめた欲望に優しくきつく絡みつく。
最初こそそっと動いていたが、堪らなくなり、すぐに腰の動きを早めた。
1回いかせた後のライトニングは、普段からは想像できない痴態を見せてくれる。
「あああぁああ!ああ、だめっ!こんな…、すごっ、い!ああぁん!」
だめなのかいいのか、ライトニングも自分で何を言っているのかわかっていないだろう。
乱れた髪、しどけなく開いた唇。形のよい乳房が腰の動きにつられて激しく揺れる。
「ああっん、はああ!んく、も、ああん!だめ!」
あのぶっきらぼうなライトニングが羞恥を忘れて限界を訴えている。とてもいやらしい。
「ボクもっ、限界、ですっ」
乱れるライトニングを見ていたら、あっという間に高まってしまう。
「ああっんああ!いく!いっちゃう!やああぁあん!!!」
「ライトさんっ、くぅっ!」
・
・
・
次の日も、台所で料理に励むライトニングの姿がありましたとさ。
557 :
ホプライ:2010/02/27(土) 13:35:56 ID:3mgOE41T
以上です。
お目汚し失礼いたしました。
ライト「別にご褒美が欲しいわけじゃないんだぞ!健康のために色々と栄養をだなぁ…!」
ホープ「今日はお風呂でしましょうね」
GJ!上手なホープいいなw
>>557 ホプライかわゆす!
あれだけ露出度高いお姉様方いたら、ホープはおかずに困らないな。
抜いた後でシンジみたいにorz…とかなってそうだが。
実に刺激的な冒険だろうねw
「指を、・・・こうだ。」
「・・・・こう、ですか?」
「違う違う違うホープ。ここらへんを、・・・こういう感じにだ。」
「・・・こういう感じ。」
「そうだ。そう!それ!その手つきだぜホープ。場所は人によって違うから、こりっと少し硬い手ごたえのある部分を探すんだ。
そうやって弱い部分を見つけたら集中攻撃だ。こんな風によ。」
「・・・え、ええ、そんな乱暴にして良いんですか?」
「あーあ、大丈夫だ。ガンガン責めてやれ。」
「ちょっとまて、おいおいおいおいおいおい・・・なーにを教えてんだか。これだからガキはよ。
ホープ、こんな奴の言う事を聞いちゃ駄目だ。女は乱暴にしちゃ駄目だ。もっとゆっくり溶かすようにだな。こう、乳からゆっくりと」
「まだるっこしいんだよ!なあホープ。勿論最初からさっきみたいにしちゃ駄目だぜ。しっかり濡らしてからだ。
最初はゆっくりこう、柔らかく波打たせるみたいに指を動かすんだ。そうしたら段々中が熱くなってくるからよ。
こっちの指先がふやける位に蕩けたなってそのタイミングで・・・さっきのこうだ!」
「・・・(こくこく)」
「だめ、だめよサッズ、そう言ってくる訳だ。そうしたらそこで耳元で囁く訳よ。・・・アイ、ラヴ、ユーってな。っておい聞けよお前ら!」
@@・・・夜、キャンプ地にて。
「ちょっと待て、バカ・・・・どこでこんなの覚え・・・あ、あんっ!」
「こ、声が出てしまうだろ・・・・んっ!あんっ!あっだめだってこら、・・・ああんっ!」
「あっあっ!ああっ!だ、だめだ、何かで口を、口を塞がせ・・・あっ!んっ!ああんっ!」
「・・・ヴァニラ、耳を塞げ。」
「・・・ホープってば、上手くなってるの?」
「だから耳を塞げって。・・・ったくどーなってんだよ、何であんなに盛り上がってんだ?ライトニングは。」
「はーーーあ。おじさんの耳には毒って奴だなこりゃ・・・」
「セラ・・・」
「だから横でするんじゃねえよ!!」
「あっ!そんな、指で、指だけで・・・ん・・・そんな・・・こら、ホープ、あ、ああああああっ!」
「・・・」
「ヴァニラ、モソモソするな。もう寝ろ。明日も早いんだから。いいから寝ろ。」
「セラ・・・」
「だから横でするんじゃねえよ!!」
ちょwwwwwwwww
「いや、ちが、違うんだホープ。勘違いするな。話を聞いてくれ。」
「スノウには、セラさんがいて、スノウはそれを助けたくて、だから頑張っていて、・・・それなのに、どうして!」
「いや、その、なんていうか、ファングとは・・・違うんだ。そういう、なんていうのかホープ、お前の考えているそういうのとは違って・・・
なんて言えば良いんだ?その・・・・・・そうだ!・・・お、男ってのはな、
大人になるとこう、その、女とも違った付き合い方っていうか向き合い方っていうのが、出来るようになるんだ。
ホープにもそのうちわかるようになる。
・・・それに、ファングもそういうつもりじゃないんだ。何ていえばいいか、俺とセラと、そういうのと同じになりたいって言う訳じゃなくて
大人同士の割り切ったというか、ああ、違う。そうじゃないな。
厳しい旅の中、少しだけ御互い肩を寄せ合いたいそんな日もあ・・・」
「あ〜あ〜あ〜あ〜だ〜から俺は言ったんだよ。手出すなって。」
「サッズ!今は俺はホープと話してるんだ黙っていてくれ!違うんだホープ。誤解しないでくれ。
手を出すとか出さないとかそういうんじゃないんだ。俺とファングは何ていうか・・・そう、友情、友情で結びついているんだ。
ただ大人の男と女になると子供みたいなその、友情の示し方とは違って大人としてのなんていうか、そういう・・・」
「ちゃんと離れた場所でやれっつうのにファングに押し切られてテントのすぐ横でなんてすっからだよ。言ったんだぜ。俺はそういう関係は教育に悪いってよ。」
「黙ってくれ!サッズ、お前だってヴァニラと関係があ」
「バカ!!言うなって!」
「・・・」
「違う、違う違う違う。ホープ、誤解するなよ。今スノウが言ったのは違うんだ。それは」
「・・・サッズさんにはドッヂ君がいて、サッズさんはドッヂ君の為に・・・ドッヂ君にチョコボを見せてあげたくて・・・」
「違うんだ。そうじゃない。違う。あ〜〜もう!そうじゃないんだ!あれは違うんだ。その、ヴァニラが、たまたま、たまたまだ、
ホープがライトニングと一緒に訓練をしていて、スノウがファングと一緒にいる時にその、たまたま俺とヴァニラが2人っきりになって、
そうしたらヴァニラが『私達、あぶれちゃったね。』なんて言ってきて。
おっさんで悪かったな。なんて俺が言ったら、
そうしたら後ろ手に手を組みながら『私なら、構わないんだけどな。』なんて言って。
俺も、なんつうかその、その日はアタッカーで戦闘してたもんだから血が滾ってて、つい、」
「・・・最低だ・・・最低だよ。」
「いやいやいやいや、まてまてまて、違う、違うぞ。俺はその、違うぞ。誤解するな。
俺とヴァニラはそういう関係になったわけじゃない。その、その時、ヴァニラが
『溜まっちゃってるなら、口に出していいよっ。』ってヴァニラが言ったんだ。
そう、ヴァニラが言ってきたんだ。俺だって男だろ?あんな、若くて可愛い子が、そうしたら断れないだろう?断ったら、その方が悪いってもんだろう?
でも、だから、最後まではしてない。それは、神に、誓っても言える。
ただ、・・・その、俺も、男やもめだ。ヴァニラが良いって言うからたまに口でその・・・」
「あー。ヴァニラが時々『今日はー、おなか一杯だから、蛋白質は、いいやっ』って言うのはそれか。」
「・・・あ、ああ、そうだ。しかも悪戯っぽく俺にウインクしながらだ。しかも、ああ見えてちくしょう、口でする時にヴァニラは凄く丁寧なんだ。
吸い付くみたいにあったかい口の中でゆっくり扱かれながら
『汚いの、ぜーんぶ、口の中に出していいんだからね。』って、そう言われて俺が、男が我慢できるか?
あ?スノウ、お前だったら出来るってのか?出来ねえだろ?男ならあの可愛い口の中に全部吐き出しちまうもんだろ?」
「・・・話は判ったが、・・・しかし、まーだヴァニラは負い目を感じてるのかね。」
「・・・いや、そうじゃねえ、そうじゃねえよ。最初は俺もそうも思った。俺なんかをヴァニラがまさか、な。が、そうじゃねえんだ。
そうじゃなくて、ヴァニラはその、そういうのが、好きみたいなんだ。」
「・・・そういうの?どういうのだ?」
「・・・ん、そういう、なんていうか、献身的な奴だ。俺みてえなしょぼくれたおっさんの世話を焼いたりするようなのがヴァニラは好きなんだ。」
「はーーー。なるほど。言われて見れば・・・ヴァニラはおっさんに限らずしょぼくれた奴に優しいな。」
「いや、ちょっと待て。しょぼくれたしょぼくれたって言うが別に俺だっていっつも口で抜いてもらってるだけって訳じゃねえぜ。
俺だって男だ。この前なんかはこう、オアシスに立ち寄った時の夜なんかは
寝そべった俺にヴァニラを逆向きになって顔の上に跨がせてだな、熱心に首を振るヴァニラに俺からもたっぷりと舌を使ってで喜ばせてやって、そうしたら」
「そうしたら?」
「ヴァニラが『と、トイレいきたくなっちゃうよ。』って言うもんだからじゃあそのまま」
「・・・不潔だ!・・・大人なんて嫌いだっ!!!!死んじゃえば良いんだ!!」
「はっ!・・・・待て!ホープ!話を聞け!」
「ハッ!違うんだ、ホープ、待ってくれ!!」
日本語でおk
567 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 16:14:51 ID:V8IXbPja
スノーホプのヴァニラとの絡みが読みたいなあ サッズは良心的存在だからタブーにしてほしいわ
>564
スノウ「ウホッ! いいディフェンダー…」
ファング「やらないか(挑戦状)」
こうですねよくわかります
>>568 なぜ801ノリ。
まあ、ファングは男で違和感ないけど。
>569
節子! ヤマジュンは801(ヤヲイ)やない、810(ハッテン)や!
まあ確かにファングが「ひゃうぅん! らめえぇ!」とか言いながらズポズポ突かれて
アヘアヘ感じてるのは不似合いを通り越してキャラ崩壊もいいところだから困る
オーファンならやってくれるさ
>572
童貞の気持ちをいつも忘れないと心に誓う既婚です。
そういうお前は処女だな。(後ろの穴が)
>>573 > 童貞の気持ちをいつも忘れないと心に誓う既婚です。
ごめん。よくわからない。
私の個人的意見を言うと、中で指を激しく動かされるのは嫌い。濡れてても。
私も個人的には、指の激しいのは苦手だわ。
アニマ戦の後触手に絡まれてあえぐライトさんがエロい
手前の穴事情とかそんなことよりオーディン×ライトの需要について
>>576 ホープ「ライトさん、こんな声で喘ぐんだ・・・ハァハァ」
>>577 俺得
いや、他にも需要はあるはずだ!!
どちがドライビングモードでも俺得すぎる
オーディンのってでかそうだよな。
召喚獣だからライトニングの言いなりか…
『馬並みなのね〜ん♪』というマキバオーの歌を思い出した。
>>496 今さらだが読んだ。発想が俺と似ててワロタwww
俺は怪我の治療で痛みに悶えるライト妄想したけど。
モルボルがそういえばFF13にはいないからな。ネオチューとはおそれいった。
ただ、突っ込ませてもらうがネオチューのちっちゃいのはピコチューだよな。
tp://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail_image/item_detail_image.aspx?item=190325&image=1
↑これチャック下ろしたら本当にヤマジュンだよな
寝取られはここでやらないほうが良いかな
それとも事前にシチュと注意書きすればOK?
スノウ視点のサッズ×セラ(×ヴァニラ)になる予定だけど
ライトさん、胸元の金具が両乳首の上にこないようにずらしてるな
>>589 ナイス観察w
ライトさんおっぱい大きいから、ズラしてるんだろうね。
ライト「っ……胸が、こすれて…」
ホープ「ライトさん、鎮めてあげます」
おでん×ライト書いてみたんだけど、まだ序盤なんだが乙女系(NotBL)の
侍従物みたいな、微妙な甘口SSになってしまいそうな予感……
やっぱりここに投下するなら、ライトさんの強制顔面ドライビングモードとか、
ベヒーモスの腕ほどもあるおでんさんのグングニルがバックから馬ッコン馬ッコン
とかの方がいいんだろうか?
>>593 まずは書いたのを下さいな
ドライビングモードやらグングニルやらはその次に投下してくれ
>>593 やってください!
という言葉をかけてほしいというだけなら、
まあ好きにやってみればいいんじゃないかなあ、としか
誘い受け乙としか
597 :
593:2010/03/07(日) 16:56:28 ID:vfFL8B4P
>594-596
過去レス読んだらイチャ甘イラネ陵辱カモーンみたいな意見が多かったんで、
投下前にちょっと一言聞いてみたかったんだ
今はそれなりに反省してる
以下書き出し部分2レス投下につきよろしくです
グラン=パルスの夜。
ライトニングは、珍しく真夜中に目が覚めてしまい、そのまま寝付けずにいた。
昼間は汗が滴るほどの気温だったが、日が落ちると流石に肌寒い。毛布を被っていても、
足先から体温を奪われていくようだった。
何か温かい飲み物でも作ろうと思い、テントの外に出た。
一面の星空。その彼方に、月よりも大きく、明るく輝く球体のものが浮かんでいた。
「……コクーンか」
青白い光に吸い寄せられるように、ライトニングは、キャンプを背に歩き出していた。
生まれ育った故郷が、砂より小さな光の点となって見える距離。そんな遠くまで離れて
しまったことを、改めて突きつけられる光景だった。
存在すら忘れたように思い込んでいた、孤独。
自分には仲間もいる、セラもいる。決して一人ではないはずなのに。
だが、一方では気付いていた。
ルシの使命を果たせようが果たせまいが、いずれ皆ばらばらになる。皆には帰る場所が
あるのだ。
では、自分はどうだろうか。遅かれ早かれ、セラがスノウのものになれば、自分は一人
になる。スノウとの結婚に反対したのも、セラを手放したくなかったからではないのか。
深みに隠れていたネガティブな思考が、連鎖反応を起こして拡大し、ライトニングを
支配した。
突然の痛み。
苦しい。胸の烙印が熱い。
突如としてライトニングの胸に巻き起こった不安の嵐は、ただのホームシックや妄想の
類ではないようだ。
このまま孤独と絶望に叩き込み、一息にシ骸にさせるつもりか。
「や……やめろっ!」
思わず胸に爪を立てた。
発熱。開放。辺りに光の円陣が展開していく。
現れたのは、白金の騎士。その姿は、ライトニングの目の前で瞬く間に戦馬へと変化
した。
「お前……」
ルシの危機にしか出現しないはずの召喚獣。
オーディンの五対のアイセンサーが、ライトニングを見下ろしていた。
月光を受けて、五色にきらめくレンズが綺麗だった。
「無能なルシを始末しにきたのか? それとも──」
オーディンはライトニングに歩み寄り、そっと頭を近づけてきた。
「──私を、慰めにきたのか?」
鼻面に触れると、オーディンは小さく鼻を鳴らした。
まるで、本物の動物が甘えてくる時のような仕草だった。
血の通っているはずのない、金属質の身体が、とても温かく感じた。
「そうだな。私には、お前がいる……忘れていて済まなかった」
ライトニングは、オーディンの頭を抱き寄せ、下顎や首を何度も撫でてやった。
不意に、オーディンが身を引いたかと思うと、気がついた時には、その背の上に跨って
いた。
いななきと共に、オーディンは疾走した。
夜風を切り裂き、蹄の音高く、オーディンは草原を駆け抜けていく。辺りには、真紅の
花びらが雪のように舞い散っていた。
数々の谷と丘を越え、ライトニングが導かれたのは、小高い岩山の頂上だった。
「ここは……」
ライトニングが背から降りると、戦馬は前脚を高く掲げ、再び騎士の姿へと戻った。
オーディンは跪き、甲冑と一体化した大きな手を、ライトニングの背後に回した。
急なことにやや戸惑ったが、ライトニングは、そのまま身を任せることにした。
腕全体で抱くようにして、オーディンはゆっくりと、自身の肩の高さまでライトニング
を運び上げた。
その状態で立ち上がると、ライトニングの視界は更に高くなった。
見上げた天上には、手の届きそうなほど大きく輝く、真珠色の球体が浮かんでいた。
「お前は、これを見せたかったのか?」
問いかけると、オーディンは静かに首を動かした。
草原で一番、空に近い場所。
鋼の騎士の胸元は、コクーンとパルスを一望する特等席だった。
「……ありがとう」
そう言って、ライトニングは、オーディンの肩に頬を寄せた。
大きな腕に抱かれていると、子供の頃に戻ったような気分になった。
たまには、こうして他人に身体を預けるのも、悪くはない。
「もう少しだけ、私の側にいてくれないか」
オーディンは何も言わず、佇むばかりだった。もっとも、召喚獣に人語を話す能力が
あるのかどうか、定かではなかったのだが。
今出せるのは以上です
お邪魔いたしました
超GJ
紳士なオーディンに惚れたw続き楽しみにしてます
おでんカコイイな
オーディンハンパないねw
素直なライトングも可愛い。
オーディンとライトって身長差二倍くらいあるよな
どうやって入れるんだ? というか入るのか?
スノウ×レブロで、スノセラがまだ正式につき合ってない状況で、レブロがスノウに片思いっていう
妄想SSなんて投稿して大丈夫ですか。正直一番可愛いと思うレブロで一筆書きたい!
ってなったけど、存在が空気な彼女には、これくらいしかシュチュ思い浮かばなくって
これしか書けなかった…。
>>605 /) ___
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/ i f ,.r='"-‐'つ::::::::::::::::::::::::::ヽ
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/ ,i ,二ニ⊃ (●) ソ(●) 彡
/ ノ il゙フミゝ (__人__) 彡 こまけぇこたぁいいんだよ!
,イ「ト、 ,!,!从ミゝ |r┬-| 彡
/ iトヾヽ_/ィ" 从> `ー'´ イ从
ともかくさっさと投下しろよお願いします
>>605 そのシチュはニヤニヤするから投下して下さい
スノセラがちゃんとつき合う前の話。レブロがスノウに片思い。
原作にない妄想設定のため、受け付けない方は2スレ読まないでください。
解ってる。
アイツが思っているのは、あたしじゃない…。
昔からずっと一緒にいたのに、背中を追ってきたのに。
ねぇ、こっち見てよーーー
カフェで最後の客を見送った後、飲みにいこうとスノウを誘ったのはレブロだった。
別に特別ではない。今までに何度もある事。
「おいレブロ、飲み過ぎだぜ?明日も店に出る日だろ」
「大丈夫。あたしの胃はそんなにしょぼくないよ」
そう言いながらも、口にワインを運ぶレブロの手元はふらついている。
「顔真っ赤にして何言ってんだよ。お前、運ぶの重いんだからな」
「大丈夫だってばぁ。ほら、スノウももっと飲んでよ」
レブロは不確かな手つきで、グラスに並々とワインを注ぐ。
「おいおい…、ったく…これ飲んだら帰るぞ。俺も明日、行くとこあるし」
スノウは大げさにため息をつき、グラスの液体を半分ほど一気に飲み干した。
「セラのとこ?」
「朝迎えに行く約束してんだ」
嫌だ。セラの話をするスノウは嫌だ。そんな嬉しそうに話さないでよ。胸の奥がチクリと痛む。
「そういえばさ、まだ告白してないんでしょ?」
「まぁ…そのうちな…って、お前には関係ねぇだろ」
関係ないか…。
「両思いなんだからさ、さっさと告っちゃえばいいのに。あ!押し倒しちゃうとか」
「バカなこと言ってんじゃねぇよ。セラはそんなんじゃねーの」
兄弟のように育った幼なじみ。
一緒にいすぎて解らなかった。気付かなかった。
スノウがセラを初めて店につれてきたとき、友達って言ってたけど、一目見て感じたんだ。
あぁ、この二人そうなるな…って。あたしの勘は、見事的中。既に二人の間には入り込めない。
嫌だ。嫌だ。何だか苦しいよ。
あたしはスノウが好きだったんだ。気付いた途端に失恋だ。バカみたい。鈍すぎだよ。
セラを見るのが辛い。一緒の二人を見たくない。
スノウの元カノもしってるけど、セラは今までの子とは違う。言い切れる。
何で彼女は現れたの?何処でスノウと知り合ったの?あたしはずっと一緒にいたの。
あぁ、セラは可愛くていい子なのに…。嫌な考えが次々と浮かぶ。あたしって嫌な女だ。
それでも、あたしはスノウの側にいたい。二人を応援するしかないじゃないか。
「おーい、寝てんのか」
妄想の旅に出て黙ってしまったレブロの顔前で、スノウはがひらひらと手を振る。
「寝てないよっ」
ハッとしてつい大声になってしまった。彼はやれやれという表情でレブロを見据えた。
「もう帰るぞ。お前ヤバそうだし」
スノウが会計伝票を持って立ち上がる。
もっと一緒にいたいのに、とは言えず、その言葉をワインと共に飲み込んだ。
スノウに続いて急いで立ち上がろうとすると、ゆらゆらと地面が揺れた。
足に力が入らなくて上手く立てない。脳が下した命令を身体が拒否し、くにゃりとした身体が床に倒れそうになった。
が、がっちりとした腕に腰を抱きとめられて転ばずにすんだ。
「ほら、言わんこっちゃねぇ」
まるで子供をあやすような口調だ。
あ、あたし今スノウの腕の中にいる…。やっぱり腕太いなぁ…このままギュッてされたいな…。
この状況で、違う方向へ考えてしまう。ヤバい、すごいドキドキしてる。
「レブロちゃんが酔っぱらうなんて珍しいね」
その様子に、馴染みの店のマスターがスノウに話しかける。
「こいつ、今日はペース早かったみたいで」
言いながら、スノウはジャケットのポケットを片手であさり、札を数枚取り出しカウンターに置いた。
「毎度。ちゃんと送ってやるんだよ」
「わかってるって。また来るよ」
頭の上の方で二人のやり取りが聞こえた。レブロはまだスノウの中に収まっている。そのまま腰を支えられ店を後にした。
「歩けるか?」
「うん…大丈夫」
本当はちゃんと歩けそうだったが、無理を装ってレブロはスノウにしなだれかかって歩いた。
海の方から吹いてくる夜風は冷たいけど、スノウの腕は暖かい。こうして歩いていると、カップルみたいに見えないかな、などと思ってしまった。
「ほら、座れ」
エアバイクの後部に座らされ、スノウもバイクに股がった。彼の腰に手をかけ背中に顔をぴったりつける。
コートに染み込んだタバコの匂い。彼の匂いを沢山吸い込む。乗り慣れたスノウのバイク。もうすぐでここはセラの指定席になるんだ。
嫌だ。嫌だ…。
鼻の奥がつんと熱くなり、涙が溢れてきた。視界が潤みスノウのコートの刺繍が水の中にぼやけていく。
「うぅっ…っ」
その様子に気付き、正面を向いていたスノウが振り向く。
「あ…やだ…ごめん」
レブロは無理矢理笑顔を作って涙を止めようとするが、次から次へと頬をつたう。
「おい、どうした?」
心配そうな彼の顔。
「ごめん…ほんと、大丈夫だから」
スノウの言葉に、レブロはぐすぐすとすすり上げながら、涙の溢れる目を手の甲でこすった。
しかし、涙と子供のような嗚咽は治まりそうになかった。
「どうしたんだよ」
スノウはレブロの頭をぽんぽんと撫でる。
「…どうして…どうしてあたしじゃないの?…」
考えていなかった言葉が思わず口に出た。
「どうして…あたしは…あたしはずっと…」
堰を切ったように出てきた言葉は、勢いづいてとんでもない事を口走りそうになる。
「今更…何言ってんだよ…遅いんだよ」
最後の台詞は、スノウの言葉に遮られた。
やっぱりね、気付いてたんだ。あたしの気持ち。でも、スノウもあたしの事、意識してたよね。ちょっと前までは。
大人になるにつれて、何となく二人とも微妙に距離を置くようになって…。幼なじみって難しい。
幼い頃は、結婚するってじゃれ合って遊んだ。お互い素直に好きだって、言い合ったのにね。
「ねぇ…キスして…」
口に出して後悔した。彼がキスしたいのはあたしじゃなくてセラだけだ。しかし、引き下がる気はちっともおきなかった。
「何言ってんだよ」
スノウは少し怒った口調でレブロを制する。
「今だけ…今だけだから…お願い…キスして」
彼は何か言いたげな、難しい表情で考え込んでるみたいだ。
「あのさ…っ!…」
おずおずと話しだしたスノウの言葉をレブロは口で塞いだ。
彼の首に手を回し、片手でスノウの頭の後ろを押さえ込む。ずっと近くにあったのに、初めて触れたスノウの唇。
鍛えられた身体は固いのに、唇はとっても柔らかい。もっと彼を感じたい。
唇を押し当てている間、スノウの目は開かれたままだった。スノウに身を引き離され、唇が離れた。
「レブロ…お前…」
「あたし…本気だよ。やめてあげないから」
躊躇する彼を無視して、再び自分から唇を重ねた。もっと…もっと沢山。
触れ合わせるだけではもの足りず、舌を滑り込ませる。上下の唇を舐め、開かせた歯列を割って暖かな口腔内を舌で探る。
好きなの。大好きなの。
とどめていた想いが一気に溢れ出る。その想いは次から次へと生まれてきて押さえる事など出来なかった。
「ん…んっ!」
拒むように動かなかったスノウの舌が、レブロを受け入れるように動いた。確かめるように、レブロの口内にゆっくりと舌が差し込まれた。
最初は躊躇いがちに動いていた舌が、徐々に奥へと入り込み濡れた舌が絡み合う。
生暖かく、ざらりとした感触がこの上なく気持ちいい。口付け合う水音が甘く響く。
跳ね上がる心臓の音が耳の遠くに聞こえる。頭がぼぅっとして、全身の血が子宮に集まるような感覚に陥り、下半身が重く、熱くなった。
腰に手が回される。女の腰は細く、男が力を入れれば簡単に折れてしまいそうだった。
「んんっ…ふぅ…」
レブロは愛しいスノウの唇を夢中で求めた。
「っ…はぁ…」
ようやく唇を離される頃には、身体の芯を溶かされそうな程スノウに酔いしれていた。
レブロの目が潤んでいるのは先ほどの涙のせいだけではない。少しの間、互いに見つめ合った。あたしは荒くなった息を隠そうともしなかった。
先に沈黙を破ったのはレブロだった。
「家に…帰りたくない」
意味わかるよね。
「バカ…それはお前…」
「今日だけ…帰りたくないよ…」
ひどく甘えた声色に自分でもびっくりした。レブロは少し前屈みになり、掌を重ね合わせ両手をシートについた。
両腕に押され真ん中に寄せられ強調された、深い谷間がスノウの目に入る。
「お願い…一度だけ」
心底困った表情の彼に、なおも懇願するが語尾が震えてしまった。震える手で彼のコートをギュッと掴んだ。
少しの沈黙のあと、スノウは無言で正面に向き直り、エアバイクのエンジンをかけ走らせた。
「ねぇ…」
話かけるがスノウは答えてくれなかった。しがみつくように抱きつき、彼の背中にわざとギュッと胸を押しあてる。
せめて想いが伝わるように。しかし、無言のまま時間が過ぎていく。気まずいドライブ。
このまま、終わっちゃうんだな。しゅんとして彼の背中に顔を突っ伏した。
「帰るなら今だぞ」
しばらくして聞こえたスノウの声に顔を上げた。
その先に見えたのは、妖しいネオンが光り並ぶ街だった。
抱きついた腰に力をこめながら、エンジン音にかき消されぬよう、大きな声で言った。
「やだ、帰んない」
「知らねーからな」
すまん。長い上に3スレになってもうた。次からは改行もちょっと考えます…。
これから仕事なんで、続きは後ほど。
>受け付けない方は2スレ読まないでください。
なにその大長編w おでんの人のスペースも取っといてあげてw
ともかくGJです期待サゲ
いやよく見るんだ、3スレに伸びてる
ミシア様何とかして
こんなに長くなってしまって、マジで反省してるんだ…。すいません。
読み手さんも読みにくいし、他の書き手さんの事もよく考えてペース配分します。しばらく消えます
「ごめん、実は…その、初めてなんだ。
それを悟られたくなくて、軍ではピアスを付けてイキがって見せてた。
だから…今は少し怖い。でも、優しくしてくれれば…」
そう言うと、彼女は体の力を少しずつ緩めていった。
「初めて?」
オレは聞き返した。
「キミは、あのホープとか言う少年と関係があったとばかり思ってたが」
「関係というか、確かに仲は良かったかな。」
彼女はどこか遠くを見るような目で言葉を続けた。
「それで、ある夜…その…誘われたんだ、あのコから。
私もあの時は少し酔ってて、それで抵抗しなかった。
でも、ベッドでいざという時になって…その…彼、私の体に触れた瞬間…」
「出ちゃったんだな?」
「表現が直接過ぎだ」
彼女はオレの言葉にちょっと眉をしかめて、頬を赤らめた。
「で、どうしたの?」
オレの問いに、彼女は目を伏せ過去の記憶を口にする。
「それ以来、私の前から消えた。プライドがくじけたのかもしれない。
私は少しも気にしてなかったのに…。
それから一ヶ月後、パルムポルムで偶然あのコを見掛けた。
同年代らしい女の子と仲良く歩いてたよ」
「………」
「昔からこうなんだ。妹のセラは直ぐにボーイフレンドが出来るのに、私は男運がないっていうか。
そのうち私自身、男を拒絶するクセがついてしまって…」
「でも、今は拒絶してないじゃないか」
「え…?」
「だって、ほら」
オレは右手の指先で、彼女のピンク色の小さな花びらを、そっとなでた。
「あ…」
そこは既に、しっとりと濡れていた。
>>615 いやいや、皆2「スレ」にツッコんでるだけだと思うから構わず続けてw
ライトさんの胸元のファスナー開けたい…
谷間が綺麗そうだ。
618 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 17:55:21 ID:eGQH5fbn
トリプル神光臨の予感期待あげ
あれ、「スレ」になってましたね…。なげーなげー。普通に打ち間違いだからスルーしてくださいな。しかしまぁ、読みにくいのは確かなんで気をつけます。
>>616 ライトスレの人だよねー。待ってましたvv
ホープは早漏なのかw
ライトが予想外に巨乳で興奮したのかな。
>>616の続き
オレは親指と中指で彼女の片方の花びらを軽くつまんでみる。
「あん…」
彼女の背中が一瞬のけぞる。
もう片方の花びらも同様につまんだ。
そして、その内側を指の腹で滑るように擦る。
「ああ…」
たちまち花びらの奥から潤いが溢れてきた。
今度は人差し指と中指をその奥へ滑り込ませる。
暖かい。
いつもは冷静でクールに見える彼女も、体の中は情熱的なのだ。
オレはさらにその指を、軽くかき混ぜるように動かした。
クチュクチュ…。
溢れる液体が奏でる淫靡な音は、彼女の耳にも届くほどだ。
「やだ、音してる…」
彼女は嫌々をするように首を軽く左右に振った。
「これはキミの正直な気持ちを表してる音さ」
オレはそう言うと、今度は小さく膨らんだ花芯を擦る。
「ま、待って…」
押し寄せてくる快感がまるで悪いことであるかのように、彼女はその感情を抑え込もうとした。
だが、オレは無視して続ける。
「いつもは自分で同じ事をしてるんだろ?エクレール」
オレはわざと意地悪く彼女に本名で語りかけた。
「…バカ……」
彼女は頬を赤く染めながらも、困ったような表情でオレを見つめた。
だが口元には微かな笑みが見て取れる。
可愛い…。
彼女は時々不意に、こういうあどけない表情を見せるのだ。
そしてそれが、彼女の魅力の一つでもある。
やっぱ女性陣は思春期ホープの朝テントとか一度くらい目撃しちまってるわけなのか
ライト「すまない、わたしのせいだな・・・」
SSが増えてきて嬉しいなぁ。いろんなカプを楽しみたい
朝食もそこそこに前かがみで岩影に消えるホープ
ここまででロッシュ、リグディ、未出。
611>続き
ネオンに彩られた、いかにもな建物にたどり着き、スノウの後ろについて歩く。
音もなく自動ドアが開く。
レブロは首を上下左右に向けて辺りを見回した。
「部屋…選ばないと」
キョロキョロと観察中に声をかけられる。
「えっ?あぁ、どこでもいい」
落ち着けあたし。
酔った勢いでこんな事出来ちゃう女だって、思われたい。
そうでなくては、彼の負担が大きすぎる…きっと…。
適当にパネルを押して歩くスノウに続いて部屋に向かった。
その部屋は、湿気とはちがう、何か湿ったような空気が漂っていた。
ベッドの頭にあるパネルや、布団がないかわりに二重に敷かれたナイロンの安っぽいシーツが
そういう場所なんだと再確認させた。
「先、入れ」
「うん」
スノウから部屋着を渡され、バスルームへ入った。
熱いシャワーは汗は流してくれたけど、色んな想いは流してくれなかった。
今、スノウは何を考えているんだろう。
脳裏にセラの笑顔が浮かんだ。
ごめんね、セラ。
初めての相手はスノウじゃなきゃ嫌なんだ。
あたしが処女だと知ってれば、スノウはここまで来なかっただろう。
男にとって、処女は重いらしいから。
前にふざけて皆でエロ話してたとき、言ってた。
神様、ファルシ様、お願いだから初めてだとバレませんように。
交代でシャワーに入った。
お湯が流れる音が聞こえる。
レブロはショーツに薄いガウンのような部屋着という格好で部屋をひとしきり見回した後
ベッドの真ん中に座った。
その間もパンツは履いてていいのかな、などという細かい事がいちいち気になった。
こんな場所ももちろん初めてで落ち着かず、頭の方にあるパネルのボタンを押してみたりしていた。
シャワーの音が止み、扉が開く。
レブロはパネルをいじるのをやめて座り込んだ。緊張で身体がみるみる固くる。
スノウがこちらに近づいてくる気配に、心臓が痛い程悲鳴をあげる。
スノウはふぅと息を吐いてレブロの横に腰掛けた。
どうしよう、まともにスノウの顔が見れない。
強張った肩に腕が回された。思わず肩がびくっと震えた。
「そんなに緊張するなよ…俺もすげー緊張してる」
スノウは武骨な指でレブロの頬を撫でながら囁いた。
その声はいつもより低く、擦れて聞こえた。
頬をなぞる指が、ゆっくりと下へ滑り降りる。
行き着いたのは、高く突き出た豊満な胸元。その輪郭を確かめるように指が這う。
「んっ…ぅ…」
しびれるような旋律がぞくりと身体に走った。
触れるか触れないかの微妙な力加減に快感を覚える。
「ん…あっ…あぁっ…」
往復を繰り返していた指が先端に触れた。
つんと弾かれ、くにくにと弄られる。
「ふ…ぁあっ…」
柔らかな肉にスノウの指が沈む。大きな手に全体を包まれ、柔らかく揉まれる。
指の間に乳首が挟まれ、更に刺激を与えられる。彼によってそこはしっかりと起き上がり固くなった。
「んんっ…ああっ…」
部屋着の前を開けられ、肩から滑り下ろされた。
スノウの前に乳房をさらけ出す。視線が突き刺さって恥ずかしい。
どうしようもない恥ずかしさに目をつぶって耐えた。
頭を支えられ、そのまま後ろに倒される。
wktk
>598-599から2レス続きです
間近で見るオーディンの横顔。
鼻筋の高い、精悍な男性の顔だ。
思えば以前から、ライトニングは、その面立ちに何処か懐かしいものを感じていた。
多分、父に似ているのだ。
小さい頃に見た父の顔は、もう殆ど記憶に残っていないが、母からはよく鼻が高くて、俳優
みたいな顔だったと聞かされていた。
あるいは、ライトニング自身も忘れてしまった、意識の最も深い場所に残っている父の記憶
が、オーディンの姿を形作るのに影響したのかもしれない。
だとすれば、その腕の中が、これほど心地良いのも頷けた。
夜風の冷たさもなく、安らかな時間が流れていくのを感じていた。
不意に、ライトニングは、オーディンの正面に引き寄せられた。
宝石の玉をはめ込んだような、虹彩も瞳孔もない、吸い込まれそうな深緑の目が、ライト
ニングを捉えている。戸惑いを露わにする間もなく、オーディンは兜のフェイスガードを上げ、
白と黒に彩られた素顔を晒した。
初めて見る表情に見入っていると、オーディンの手が、ライトニングの喉元に滑り込み、顎を
上に向けさせた。
自分の三倍以上もある、大きな手だった。
急所の近くを触れられた緊張から、一瞬、身体を強張らせた。
何をするつもりだ。そう口にしようとした瞬間、オーディンの顔が接近して、二人の唇が接触
した。
予想外に柔らかい感触に、ライトニングの胸はざわめいた。
唇を離し、再びオーディンと見つめあう。
不思議と、拒否感はなかった。
湧き上がってくるのは、もう一度口付けが欲しいという、単純な欲求だけだった。
ルシと召喚獣の間に、こうした感情が生まれることが、よくある事態なのかどうかはわから
ない。そもそも、人間と同じ感情や欲求が、召喚獣にも存在するのかさえわからなかった。
しかしながら、ライトニングは今、自らの分身である召喚獣に、心の底から疼くような、愛欲
めいたものを感じていた。
二回、三回と唇を重ねていくうちに、ライトニングの胸に生まれたざわめきは、より強い熱に
変化していった。
こぼれる吐息も、次第に濡れ、火照っていく。
「オーディン……」
名前を呼んでも、答えはない。だが、それでよかった。
オーディンは行為をもって、ライトニングに答えようとしていた。
大きな指が、熱の源を探り出そうと動いている。その矛先が膝の間に及ぶと、ライトニングの
背筋が心地良く震えた。
ライトニングは、自らジャケットのベルトと留め金を外した。
人間の服を脱がすのに、オーディンの手は大きすぎると思ったからだ。
「あ……っ」
黒金の指先がノースリーブのジッパーを摘み、引き千切ってしまわぬよう、ゆっくりと金具を
引き下ろしていく。ニット地の下から現れたのは、サポートインナーに包まれた膨らみと、胸元
に刻まれた漆黒の烙印。
「よせっ!」
反射的に、ライトニングは、それを手で覆った。
ライトニングにとって、ルシの烙印は、永久に癒えることのない傷跡と同じだった。
じりじりと日ごとに口を広げ、痛みを増すばかりの、醜い傷跡だ。
「……済まない。これは、お前にも見せたくないんだ」
俯いていると、オーディンの手がライトニングの身体を離れ、素早く虚空に一閃を描いた。
指先の軌跡に、紅薔薇の花びらが噴出すように舞い上がった。
オーディンは花びらの一つを捕らえると、胸を押さえるライトニングの手を退けさせ、紅色の
一片を烙印の上に重ねた。
花びらは丁度、インナーに端を挟む格好で留まっていた。
「これは……」
ルシの烙印は、オーディンとの絆の証明でもある。そのことを、伝えたかったのだろうか。
「ん……ぅっ!」
寡黙な騎士が、ライトニングの唇を再び塞いだ。
唇を交わらせながら、インナー越しにもわかるほど突き出たものを、膨らみの中へ押し戻す
ように、オーディンの指が沈み込む。
ゆっくりと触れられている場所から、乱発的なパルスが発せられているかのように、快感が
全身へと広がっていくのを感じた。
そういった手の器具に、振動を発して刺激するものがあるのは知っていたが、オーディンの
指自体が震えているのではない。快感や触感に関わる神経だけを、電極で意図的に刺激
しているような感じだ。
緊張やストレスを抑える目的で、自分を慰めることはあったが、その時の感覚とは全く別物
だった。
ライトニングは、オーディンの愛撫を受けながら、快感だけではなく、一種の安らぎも感じていた。
心の締めつけや重しが取り除かれ、意識が軽く、裸身にされていく。全身の力が心地良く抜け、
全てを委ねても構わないという気持ちになっていった。
オーディンさんの詳細資料欲しい…
作者のお二人頑張れ〜。タイプの違う2作品楽しみにしてますよ
つづきが気になりすぎる!!
続編まってるよ
ホープ×ライトニングのつづきはまだですか
すのれぶろすきだせつないな
ごめん、文字化けしたのでけしました。
シドライキタ━(゚∀゚)━!!!
乙!
せつねぇぇぇぇぇ!!
乙!
>>642 長編マジでGJ!
途中まで興奮しながら読んでたのに…せつねぇぇ!
こんなにイチャイチャエロエロラブラブしてるふたりが次に会う時は殺し合いか・・・
kwって thunderstorm. でいいんだよね?
違いますって出ちゃう・・
>>642 DLできたんだけど、本文文字化けしてしまう・・・
650 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 20:48:13 ID:Sh6bL062
楽しみだなぁ。楽しみだなぁ。楽しみだなぁ。このスレはライトニングジャンキーの俺でも知らない事がまだま
だまだまだ溢れ、生まれ、消えていく。これだからFFヲタの集まるスレは離れられない!ライトニング、ラブ!
俺はライトニングが好きだ!だからこそ、エロいライトニングの方も、俺を愛するべきだよねえ。
651 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 21:34:21 ID:spcxmOPb
シドライが読んで見てぇ
…スルー!?
>>650のネタにはスルー!?
ていうかシドライって何!?
FF13ってホプライかスノライじゃないの!?
630からの続き
ベッドに沈められ、覆い被さるスノウの体温と肌の感触を全身で受け止めた。温
かくて心地よいと同時に、組み伏せられてしまった事で、これから起るであろう
事が頭を過ぎり胸がドキドキする。
「お前、ほんと小さいな」
スノウの影にすっぽりと納まったレブロを見て、彼は彼女の額に張付いた髪を優
しく払いながら言った。
「スノウが大きすぎるんだよ」
施設に預けられた頃は同じ位の身長だったのに。鍛えられた男の身体をレブロは
ぼぉっと眺めながらそんな事を思った。視線がぶつかり互いに見つめあった。ま
るで恋人同士のように。どうしようもない恥ずかしさが込み上げ、思わず顔を横
に向けて視線を逸したが、大きな手に顎を捕らえられ正面を向かされた。
再び目が合うとスノウは小さく笑い、頬に軽いキスを落とした。その唇は首筋を
辿りレブロの身体を下っていく。時折彼の髭が肌を刺激したが、それも愛しく
感じた。
「ぅん…」
鎖骨に舌を埋められ、そのザラリと滑る熱い感触に小さな身体が震える。舌は徐
々に下りていき、胸の先端を這う。
「はぁ…あんっ」
吸い付き、舐められる度に、自分でも信じられない程甘ったるい声が出てしまう
。意識とは別に肉体が勝手に快感を貪っている。
乳房を揉まれる事、肌に唇が吸い付く事、乳首を舐められる事、太腿を撫でられる事、
スノウにされる事全てが何もかも気持ちがいい。
恥ずかしさが快感に変えられていく。好きな男に身体を預ける事がこんなに
気持ちがいいものなのだと思い知らせれた。
濡れた音を立てて吸い付かれると、子宮がきゅんと飛び跳ねた。
太腿を撫でていた手が内側へ侵入し、秘部に触れた。その指は確かめるように割れ目を往復する。
「ああっ…」
DRRRだよね。中の人つながりでスノウでシズちゃんのセリフパロってよ。
レブロかわいい!続きまってます!
シドライ長編良かったです!切ないな…。
スノウレブロも切ねえなぁ。続けて下さい!
ところで…
召喚獣×人間
これも獣姦ていうのかな?
すごくケモケモしてたら
今2周目だが、ライトさんが急に母性さらけだし始めてフイタ
ホープの寝言シーンとかあのまま授乳しかねない勢い
薄布の上を滑る指が隙間から忍び込み、熱を帯びたそこへ直に触れた。
「すげえ…濡れてる。感じやすいな」
「やだぁ…っ…あぁ」
そんな事、耳元で囁かないでほしい。
「あんっ…ぁう…ん…」
ショーツの紐が解かれる。サイドを紐で結んであるショーツは簡単に役目を終えて、目の前の男に全てをさらけ出した。
彼は、彼女の垂れ流す蜜を指に絡めて秘裂をなぞり、上部の突起を弄ぶ。
スノウに触られてる部分がひどく熱く、そこに血が集まっていくような疼きに耐えられず
もっとして、とせがむように、勝手に腰が浮いてしまう。
「はぁ…んっ…あぁ…」
レブロは左右に身体をくねらせ快感に耐えるが、スノウの指に簡単に操られてしまう。
「っつ…!」
甘美な快感に浸っていたが、指を突き立てられ重い痛みが走った。わずかにしか侵入しなかったが
初めての来訪者をきつく拒んでいる。
「ごめん、痛かったな」
「ん…大丈夫…」
嘘。本当はすごく痛かった。これから先が一気に不安になる。怖い…。
スノウの身体が離れ遠ざかる。そして左右の膝を折った状態で太腿大きく開かされ
彼の頭が腰の向こうへ消えた瞬間、痛みや不安が吹き飛ばされた。
「えっ…あっ…んっっ…」
指とは違う熱く柔らかなしっとりとした感触…。
びりびりと全身に電流が走った。それが舌だと気が付いて、発狂しそうになる。
「あうぅ…っ…いや、いやぁ!…そんな…ああっ…」
ぴちゃぴちゃと濡れた音に耳を塞ぎたくなった。鋭い快感が身体の中心めがけひた走る。
スノウは舌先で蜜をすくい上げ、固くなった亀裂やその上の固くなった突起を柔らかく、強く
舌を這わせていく。
「ふぅ…あぁっ…あん…っん」
恥ずかしいやら気持ちいいやら、快感の嵐に頭がおかしくなりそうだ。
舌で秘裂をときほぐされ、一番敏感な部分に吸い付かれる。
「はぁ…んんっ…!」
腰がぐっと浮き上がり、身体が強張って震える。襲いかかる快感に身体をよじり、シーツを掻いて抵抗
するも、簡単に追いやられる。迫り来る感覚にすがる物を求め、スノウの頭を両膝で抱えた。
「あぁっ…もう…もうだめ…だめぇ…っああっ…!」
身体がおかしくなって、もう耐えられないと思った瞬間、子宮がどくんと強く跳ね、頭が真っ白になった。
少したつと突っ張っていた身体の力が抜けた。息が荒く、頭がぼぅっとする。
スノウの頭を膝に挟み込んだまま、子宮がじんじんと軽く波打つような余韻に浸った。
なんともいえない心地よい疲労感に身体を包まれる。
その頃になってようやく、スノウに口でイカされたんだと気が付いた。
彼は愛液と唾液に塗れたそこにキスをする。
>>660 ライトさんはホープになら吸わせるよ。
スノウに頼まれたら殴り飛ばすけど
スノウレブロの続き期待。普通の兄ちゃんとねえちゃんって感じでいいな。
>>662 「頼むよ、義姉さん!」
「誰が義姉さんだ!」
(o^ω^)○))`з゜)・;'.
イベントおわったのに、このスレの過疎はなんだ。
続編カモーン!
>>660 ライトさんがホープに授乳とか最高だ・・・
そのたぎりのままかくんだ!
>>640 iPhoneだと見れないんだけど、携帯の人はどう?
なんとかして見る方法ないのかな。
転載不可?
おでん×ライト、スノウ×レブロの物書きお二人さん、マジで続き待ってるよ!
ライトがホープに乳をなんて…いい!しかしこのシュチュ、ヴァニラがホープに…とかなら書けそうなんだけど、ライトさんからというのが中々考えつかないんだよなぁ。
吸われてる最中に感じてきたライトさんを、辛抱たまらなくなったホープが押し倒すわけですねわかります。
……なんかギャグにしか行き着かないな。
ライトさん、ヴァニラ、どっちの授乳も絵になるなぁ。
>>670 是非ヴァニラとホープでお願いします!!
授乳とかキモいw
相手が誰だろうと無いだろ
腐のなれ合い場になっちまったな…盛り上がり方がもう…
スノセラがほとんどないのに驚いた。
結構ストーリーの上では重要なカプなのに人気ないのかな。
すのれぶろまだー?マイナーカプ需要なさげだけど好き
メニュー画面のレブロかわいいよね!ゲームでももっと活躍してほしかったなあ。
>>676 だってあいつら自分達のことしか考えてなくてウザいじゃん
セラもスノウも巻き込まれて死んで行ったヒト達のことなんか一切おくびにも出さずにひたすら
「俺が助ける!」「ヒーロー参上!」「できなかった…かっこわりぃよな」「やった!クリスタルから戻ったぞ!結婚だ!」
ってもう頭にお花畑どころじゃねえ脳みそ真っピンクなんじゃねえのかと
唯一の公式カプなのになんたるいわれよう
セラ ― !!
ちょっとでもゲーム中にセラを動かせればセラに愛着もてたかも。ライトもスノウもセラー!って感じだったけど、そんなに大事な役割に思えなくて、むしろ空気…みたいな。
642さんのDL期間終っちゃったんだな・・・遅かったか
>>676なんで本筋ぶつ切りにしてまで回想シーンネチネチ流すかね?としか思ってませんでしたはい
>>679 巻き込まれて死んで行ったヒト達のことなんか一切おくびにも出さず
確かにエンディングの時点で速攻パルス組ディスってるしな、自称ヒーロー様
正直こいつらのキャッキャウフフなんぞより幼い頃からヒーロー様に「【俺】がセラのために
コクーンを守ったんだ」と聞かされて育った息子が、コクーンの中でクリスタル化したヴァニラファングを見つけて懸想、
コクーン墜落時の真相を知って親と決別するある意味因果応報話しか思い付かんがね
FF13のシナリオが残念なのはこの板の職人さんほぼみんな同意だと思うけどさ。
書き手スレでもチラチラたとえにだされるし。
だからこそこのスレでくらいは愛してやろうよ。
お前良い奴だな
世界中が敵になって…みたいな部分は結構好きなんだけどな。細かい事言っちゃうとアレなんだけど。
スノウを擁護するわけじゃないけど、主役級なのに
彼がネットであんだけ叩かれるのはそんだけ説明不足なんだよね。
6人みんな主役ッつってもライトニングとスノウだけじゃん、気象ネーミング。
とか書き込んだらIDにKとYがはいった・・・orz
>679
ちょっと昔のRPGの主人公なんて大抵あんなんじゃなかったか?
魔王討伐のためなら強盗窃盗人柱当たり前、やっと倒したけれど一国滅びて
住民オワタなのに自分だけヒロインの姫とウフフアハハとか普通だった気がする
>>642 もう一度アップしてください・・・お願いします(;´Д`)
>>690 > >679
> ちょっと昔のRPGの主人公なんて大抵あんなんじゃなかったか?
>
それって某ドラク…。
流れブチ切りだが、サラマンダー×エーコとか読んでみたい。体格差萌え
ロリはいりましたー!
>>688 例え山ほど説明描写を挟んだところで仲間が犠牲になった災害現場で
結婚だヒャッハーするような奴が好感持たれるとは思えんが
>>695 そうそう、いわゆる「その思考回路がわからん」ってやつだ
どーーーーやってもお山の大将気取りのDQNにしか見えないので一切PTに入れない、成長させなかったわ
ソロ使用の時とか超苦痛で「死ねよこの」って言いながらプレイしてた
エロ妄想なしの13語りは該当スレで
スレチだ
13職人さんたちの力作は乙だけど、そろそろ他のナンバリングのも投下されて欲しい
サラエー、俺も読みたいぞ
おでんとライトさん
レブロとスノウのお話
楽しみに待ってます
ねえ、このスレだけじゃなくて、全体的に人へってる?
しらん
スノウ人気ないなー。彼はさ、熱くなる性格&若さゆえ…?セラ帰ってきたー!わーい!の後にしばらくして冷静になって、犠牲になったファングとヴァニラの事を心の中で思ったり…していて欲しいという個人的願い。
そんな事より、小説続き希望!スノウ×レブロにドキドキやねん
だよね。
ホプライの職人さんとシドファンの職人さんも待ってるよ!
ヴェルサスの新情報とかDFF2の企画とか発表されたらまた活気がもどるかな。
まったりしつつ続編まってます。
他ナンバーの新作もまってます。日曜だしなんか投下あるといいな。
705 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 13:02:13 ID:dShM5qtH
いきなりすみません!ファンヴァニと爺の過去話です。細かい設定&誤字脱字等ありますがご了承下さい。
百合スレではスレ違でしたのでこちらで大丈夫かな?
706 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 13:03:54 ID:dShM5qtH
―ヲルバの夜―
「ファング、それ終わったらいつもの部屋に来るようにって神官様が言ってたわよ」
―(チッ、またか)―
ファングは子供達の食事の片付けをしながら呟いた。
自分がいつから此処にいるのか、親は誰で何故此処に預けたのか?死んだ?売られた?生け贄…
どうせルシになる運命なんだと…深く考えるのも、追求するのもやめた。
人身売買は当たり前だ。一部の権力者だけがぬくぬくと生活して女、子供はそれに従う。女共は優しいが結局の所、自分の子供が大切だから都合の悪い事は皆ウチらに任せた。
707 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 13:06:42 ID:dShM5qtH
此処は一夫多妻制だが、愛人、義娘、孤児…まぁ、何でもアリだ。アタシも例外では無く13(歳)位からこうしてたまに呼ばれては躰を弄ばれてる。何故殺らないのか?ヤツらを必要とする者が多すぎて殺った所でウチらの仲間や家族が途方に迷う事は目に見えてる。
708 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 13:08:02 ID:dShM5qtH
グラン・パルスで迷う事は死に直結するし、何よりヴァニラに同じ事をさせたくなかった。まだまだ幼いけどあいつももう14(歳)になる。
いつ、呼ばれてもおかしくは無い。
「あれっ?ファングどこ行くの?」
ヴァニラは子供達の着替えを手伝いながら聞いてきた。
とりあえずsageと、メモ帳などに書いてからコピペする事を覚えたほうがいい。
710 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 13:57:34 ID:dShM5qtH
携帯メモ→そのままじゃ厳しいですね…
パソからやり直します。
しばらくパソ使えそうにないので…
「ん、あぁ、ちょっとな…ちゃんと戸締まりしとけよ」
「…うん」
―(あいつ、気付き始めたかな…)―
外に出ると海からの心地良い風が吹き、空には宝石箱をひっくり返した様な満天の星空が無限に広がっていた。その中で一際怪しく美しく光るコクーン…
「あそこに本当に悪魔がいんのかなぁ」
ルシになっていった仲間達の事を想った。
―そこは家から少し離れた所にあり、普段女、子供だけでは立ち入り禁止の場所になっている。
「良く来たね。近くに来なさい」
神官はそう言ってファングを目の前に立たせた。彼も又自分がどんな事をしてもファングが抵抗しない事を知っていた。
全身を舐める様に見つめた後、手にしていた杖の様な物でいきなり脇腹を殴られた。
「ヴッッ!」
痛みで歪んだファングを見て一瞬だが子供の様に目が輝く。無理やり唇を奪われ舌がねっとりと入ってくる。
「ん゛ッッ」―(生きた屍ってこーゆーことだな)―
何も考えられない。考えたくない。
慣れた手つきで着ていた物を脱がされ一糸纏わぬ姿にされた。その身体には無数の傷痕が生々しく刻まれ無駄な肉が無い野生動物を思わせる
しなやかで危険な香りが漂っていた。
「綺麗だ…」
そう耳元で囁いたと思ったらその舌はまるで蛇の様にぬらぬらと首筋を這い、普段気にも留めないが適度な大きさと張りのあるバストを弄ぶ様に舐めまわす。
「ンッッ!…ぁ」
ファングは唇をギュッとかんで我慢するが、自分の意志とは思えない声が嫌でも漏れてしまう。
「我慢は良くない…」そう言うと自分のいきり立ったモノを無理やりファングの唇に押し当ててきた。チラッと上目使いで見たが何も考えずそれをくわえる。
「ハァ…ンッッ…ムッンッッ…」
ジュルッチ゛ュッ―わざと音をたてて一心不乱にしゃぶりつく。
その時だ。背後から何時もの、だがこの場所には不釣り合いな気配がして振り返る。
一瞬にして頭の中が真っ白になり身体中の血液がスッと冷えていく感覚…
「ヴァ…ニラ…どう…して」
一番見せたく無い奴に一番見られたく無い所を見られた。身体が…動かない。
ファングはその場にペタリと力無く座り込んだ。そこへヴァニラが後ろから静かに近づきそっと抱きしめる。
やはり何も纏わず、いつものツインテールも下ろしていた。
「もう…い…いよ…」そう言うと動けないでいるファングの唇をその細い指でそっとなぞった。
「ヴァ…ンッッ」
次の瞬間ヴァニラの桜色の唇がファングの唇に重なりその舌はゆっくりと中に入ってくる。ファングも自然とそれを受け入れ、ヴァニラの舌に自分の舌を絡ませていた。まるで何か魔術でもかかっているかの様にお互いが身体を…心を求めていた。
「たまには、違った趣向もいいだろう」
神官は静かにそう言うと夢中で唇を求め貪り合う2人の前に
男のそれを差し出してきた。
「やめっ…」(やめろ!ヴァニラはまだ…)
ファングが言いかけた瞬間、「ジュル…ンッ…ジュル」
初めてでは無い動作で夢中になって男のそれにしゃぶりつくヴァニラ。衝撃が頭の中を駆け抜ける。
「どう…し…て…ンッッ!」
髪を鷲掴みにされ一緒にやれと言わんばかりに男のそれを突きつけてきた。
夢中になってしゃぶるヴァニラを横目に
チロチロと舌を使い舐めていく。すると闇にぼんやりと浮かぶ白く細い腕がスッと伸びてきてファングのあそこに触れた。「アッ…ンッッ」
自分でも嫌になる位あそこは濡れていて熱い。もっと触れて、早く入れてと言わんばかりに淫らな口を開いていた。
―クチュ… ッ… クチュ―
ヴァニラの細く冷たい指がファングの中で絶え間なく動き女の泉を刺激する。
「アッ…ン…ハァ ンッッ」
ヴァニラは男のそれをしゃぶりながら片手でファングのあそこを刺激していた。
(ヴァ…ニラ…いつから…こんな…)
―ジュルッ…ジュル…―「…ン…ハァ…ハァ…ファン…グ?私にも…して?」そう言うとファングを倒し69の体勢をとった。何の躊躇いも無い様子でファングのあそこにまだ幼さの残る顔を埋めるヴァニラ。こんな羞恥、快感、高揚は味わった事がなかった。
もう、何もかもどうでもよくなった…だったら…ヴァニラにもっと感じて欲しい…淫らになって欲しい…。
ファングはまだ生い茂ってないヴァニラのあそこを指で優しくかき分け小さく熟れた蕾を見つけると
まるでキャンディーでも舐めるかの様にツツーと舌を這わせた。「ハウッッ…ンア」ヴァニラが身体をビクッとさせる。あそこからはどんどん蜜が溢れてきてファングの口元に淫らな艶を纏わせていた。
舌先で小さな蕾を刺激しながらゆっくりヴァニラのあそこに指を入れる。
「アッ…ンフッ…」
熱を帯びた吐息ともつかぬ淫らな声が漏れる。
(やっぱり…)
ヴァニラの膜はすでに無く大人の女になっていた。…クチュ…クチュ「アッ…ゥ」まるで招き入れるかの様にファングの長い指がすっぽり入ってしまった。二本…「ンアァ…ン…」ヴァニラのあそこが一瞬ビクッとして二本の指を締めつける。
えっと、百合は百合スレへって話になったと思うんだけど…?
大丈夫?と聞いてるくせに、たいした時間をおかず、レスも待たずに投下
ageてる
どう考えても嵐
それか、
>>1も読めない池沼
好意的に見て、初心者
百合はここでもスレチだ
どうしてもここに投下したいなら、ロダを利用するとか、なんとでもやりようがあるだろ
ルール守って投下してくれてる職人さんに五万回くらい謝ってこい
>>717 > えっと、百合は百合スレへって話になったと思うんだけど…?
いや、この人百合板のFFキャラで百合妄想スレで、男出すな、出すならエロパロ板行けって言われてこっちに来たんだよ。
最初に男少し絡むって断り入れて落とせば百合板で問題無かったと思うけどね。百合板にはヴァニ×ファンスレもあるし、もう一回そっちでやり直してみたらどうかな?
あっちこっちに振り回されて、職人さんも大変だな。
>>304です。FFシリーズ総合エロパロスレのFF13関連まとめサイト、
他のスレやロダにあげて下さった分も、このスレに誘導があれば保管でいいかな?
投下場所に悩んだらこちらをおかりするという方法も。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1242308022/ 1 :名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 22:33:42 ID:SSi5KYz6
専用スレがあっても投下し辛いSSを投下するスレです。
・微妙にスレの空気からずれたSS。
・投下したら叩かれそうだなあと思うSS。
・どこに投下すればいいのか迷ってしまうSS。
そんな投下を迷うSSをとりあえず投下するための専用スレ。
タイトルに注意書き必要項目(801、スカ、凌辱、ロリ、etc.)
フリーダムにうpロダ代わりにご利用ください。
hぬきわすれたごめん
色々とご迷惑おかけして申し訳ありません!右も左もわからない初心者でして…
3P→レズ→グロ?→ミステリーじゃ、何処も行く所無いですね…(泣)
本当にごめんなさい
721の優しさは723には届かなかった!
>632-633から2レス続きです
遅くなりましてすみません
少し窮屈な腕の中で、ライトニングは、自ら着衣を緩めていった。
格好だけ残したスカートの奥では、硬く膨らんだ肉蕾が、外気の冷たさに震えている。口を
開き始めた亀裂からは、てろりと蜜が湧き出してくるのを感じていた。
「お前に任せる。好きにしていい……」
そう言って、オーディンの頬に手を伸ばした。
弾力のある金属のような、奇妙な感触の肌だった。
仮面の如き不動の顔に、一切の表情の変化は見られなかったが、緑玉石の瞳を見つめる
だけで、互いに意思が通じあうような気がした。
加速する鼓動のリズム。
追熟していく本能を抑えられない。
「ふぁあ……っ!」
蕩け始めた秘部の状態を感じ取ったのか、尻や腿の辺りに触れていた騎士の指先が、遂に
内腿の奥に忍び入った。
僅かに密集した毛並みに沿って、ゆっくりと下腹部を撫ぜた後、オーディンはライトニングの
蜜源に、無骨な指を滑らせた。
「んんぅ!」
心地良い圧力に押し潰される蕾。
亀裂の隙間を前後する指が、咲き始めた未通の花を揺さぶった。
絶えず波紋の走る水面のように、快感が全身を支配した。
「あぅっ、ひゃうぅぅ……ん!」
オーディンが寡黙な分、自分が饒舌になっているのだろうか。驚くほどの嬌声の雨が、開放
された唇から溢れ出した。
「う、うぅ……、ふぁう……ぅ!」
時折、奥に沈み入りそうになる硬い指先に驚き、秘穴がきつくつぼまった。
強張った蜜口の緊張をなだめるように、騎士の指は蕾への愛撫を続けながら、門前で進退
を繰り返していた。
決して広くはない隙間を押し開けようとする指の太さに、ライトニングは、次に始まる行為を
連想せざるを得なかった。
その行為が、ライトニングが想像するものと同じという確証はない。仮に、人間と同じ器官が
備わっていたとして、それを受け入れることが出来るのだろうか。オーディンとは、身体のサイズ
からして全く違うのだ。
だが、熱い蜜に濡れそぼり、ほころんでいくその部分は、オーディンの指が触れる度にひくつき、
物欲しそうに震えていた。
もっと触れて欲しい。触れられたいし、自分も触れていたい。
高まるばかりの衝動に駆られ、ライトニングがオーディンの胸に抱きついた、その時だった。
無意識に掴んだ甲冑の装飾が、重々しい金属音を立てて動いたのだ。
「どういうことだ……」
巨大なジッパーを思わせる装飾は、どうやら見た目通りの機能を持っているらしい。開いた
胸元からは、白灰色の厚い胸板が覗いていた。
オーディンが自ら金具を下ろしていくと、そこに現れたのは、直接肌に彫り込んだ飾り罫風
の文様がある以外は、殆ど人間と変わりない、隆々とした筋肉を纏った男の裸身だった。
縄目の如くうねる肉体の線は、まさに彫像のようなと表現するのに相応しかった。
降りていくジッパーを目で追っていると、ライトニングは、下腹部から飛び出すように現れた
ものに目を見張った。
天を向く黒々とした物体は、まごうことなき男性生殖器だった。
目測でも、確実に人間の最大値を越えている。先端部のかえしは外側に向って反り返り、
鰓病に侵された魚の頭部を思わせた。
人の身体で応えられる大きさではない。下腹部を火照らせていた血流が、一瞬にして凍り
ついた。
ライトニングは、自身の腕ほどもある物体に、純粋な恐怖を感じていた。
「これが……お前の……」
唖然とするライトニングの膝の間に、怒張した切っ先が割り込んできた。
先端を濡らす液体と、硬く張り詰めた表面の感触。
発熱し脈打つ様は、オーディンが内に抱く思いを、痛々しいほどに物語っていた。
焦がれるほどの性的欲求に身を侵されているのは、ライトニングも同じだ。
だが、二人の間にはだかる壁は、心理と倫理の葛藤だけではない。絶対の物理的な障壁
が存在していた。
「ま、待ってくれ!」
ライトニングは、接近する胸に手を当てて押し止めた。
「お前を拒絶するつもりはない。しかし、これは……無理だ……」
抵抗はしたものの、オーディンの力にはかなわなかった。
胸元に引き寄せられ、固く抱擁された。
温かくも冷たい、鋼の肌。
内腿に挟まれ、跳ね上がる情熱の槍。
突き入れられた切っ先と、剥き出しの核が擦れあう。
熱を持った部分が重なり、濡れた音を立てて揉みあった。
「うあっ! ふぁああっ!」
甘美な刺激と、微痛を伴う圧迫感が同時に襲い掛かってきた。
余談も余談ですが、改めて史実?のオーディンさんを調べてみたら、やたら
使いの動物が多くて「立ってるだけで小鳥が肩に止まる古典的ハンサムか!」
と思ってみたり(しかし寄ってくるのは主にでかいカラスという罠)
続き楽しみにしてる
うんうん!
エロパロのパロってパロディーって事ですか?
エロパロのエロってエロスって事ですか?
そーでーすよー
ファング×リグディのマイナーカップルだと需要は無いですか?
需要のあるなしじゃなくて、お前さんの気持ちの問題じゃないのかい?
マイナーカプでもいい作品にはGJがつくし、メジャーカプでも駄作ならスルーされる時はされる
まずは作品を投下してみなよ
13職人さんは力作が多いけど、誘い受けレスも多くて正直イラッと来る時もある
黙って投下がここではカコイイんだぜ
誘い受けちゅーか13自体アレだし黙って投下したら
リンチされたりしないか心配なんだろうとエスパーするのは
ファングのエロは読みたいがリグディって誰だっけ状態のわたしです
>>734 リグディはエンディングに全く登場しなかったもんなぁ。生死もわからない。
ファン×リグ有りだと思います!
パソコンから書けないんですが、携帯からでもいーですか?
細切れになっちゃいますよね?
メール機能使えばまとめて書ける
1レスに書き込める容量は約4KB(体感3.7KBくらい?)、
60行以内までな
ありがとうございます!
やっぱり、携帯からだと細切れになっちゃいます…メール機能と聞いたので色々やってみたりしたのですが…
期待薄
相変わらずの誘い受け
どうでもいいから消えろ
13職人の誘い受けマジでウザい
百合禁止なのに投下するバカもいたし、こいつらマジで調子乗りすぎ
馴れ合いと勘違いもいい加減にしろよ
作品がアレとか言い訳してる奴がいたけど、作品がアレだと職人もアレになるんかね
黙って投下するか、半年ROMってから投下しろ
不文律とスレルールすら守れないなら、自分でブログ作ってそこに作品うpれ
住人も甘やかしすぎなんだよ
何様なんだ・・・
コエエー…(・ω・`)
スレの秩序を管理してる俺カッコイイ(キリッ
13がアレとかどうでもよくてさ、最近書き手にきびしくない?怒られそうだから書く前に躊躇してしまうんでないのー?
初期FF好きと最近のFF好きのジェネレーションギャップかね。年寄りVS若人。若すぎも怖いがへんに年くってるのもコエエ
このスレ俺のもの!的な奴はどこにでもいる
そういう奴が増えてきて、書く奴が減っていって、どこもかしこも廃れ出した
誘い受けする書き手もウザいが、スレが進まなくなったら意味がないってのにね
初期好きは4TAの時から離れてやり過ごしてるべさ
むしろ過疎がチャンスw位の腹積もりな気がする
問題はエロパロ板といえど、マナー面の失態が多過ぎて浮いちゃった点
放置しちゃってるSS続投降したいのに、ずーっとアクセス規制が終わらん。
え?こっちも規制あるんだ?
規制あるよ。でぃおん、おーしーえぬなんてやたら規制かける
規制巻き込まれごくろうさん。誘い受けだの、このカプはアレだとか非難多しだが、まったりSS投降お待ちしてます。ピリピリしたスレなんで嫌だよ。
同感。
ここはウキウキワクワクなスレですよ〜。
ドキドキ
そゎそゎ
総合スレだし他ナンバーも待ってます!
保管庫もいっこあればそれでいいんじゃないかな。
今後は9が増えるのかしらね
この過疎は規制のせい。
新作ブームが終わると大体こんな状況だ
しかし色んなとこで過疎過疎叫んでる奴がいるのはどういうことなの・・・
規制ぽつぽつ解除されはじめたってさ!
保管庫ってどういう基準で保管されてるんだ?
規制もあるかも知れないけど、大人は年度末・年度始めは忙しいからなぁ…。
ブームが去ったところでプレイしだした流行遅れですが...
3章開始のイベントを題材にしたエロパロです。
題名:01.してはいけないこと
内容:ヴァニラxホープ ノーマル 前に来るほうが責めって感じで、ホープが受け気味
興味の無し、スルーの方は題名【してはいけないこと】をNGワード推奨です。
35行区切りで、9レスほど消費いたします。
そこに居る誰もが現状を飲み込めないで居た。
いや、分かってはいても認めることを拒みたかったのだ。
それが無駄な事だとしても……
やり場の無い思いにみながいらだち始めていた。
それを如実に表現したのは最年少の少年だった。
失望の果てにその場で膝から崩れ落ちたホープ。
「僕を巻き込むなよ!」
恨み節が彼の口から吐き出される。
彼は自ら望んでこの場所に居るわけではない。
ヴァニラに無理矢理に近い形で誘われただけなのだ。
しかしホープはヴァニラを責めるわけではなかった。
根本の原因は彼女ではなくノラのリーダースノウなのだから……
「あんたのせいで僕の─────」
言い澱むホープ。
彼の頭の中で母への想いと自身の置かれた現状が交錯する。
「僕のっ……」
彼の中で堪えていた感情が爆発してしまった。
ホープはその怒りをスノウにぶつける様に叫び声をあげていた。
「あんたもセラも迷惑なんだよ!」
「おい!」
次の瞬間スノウは考えるより先に、手を出していた。
スノウに突き飛ばされ、ホープはしりもちをついてしまう。
スノウの怒りの色を帯びた視線が彼を怯えさせる。
しりもちをついたままスノウから逃れるように後退っていくホープ。
しかしホープの後ろにはライトニングが仁王立ちのまま彼に睨みを利かせていた。
ホープは自身の言葉が主意にいる人間の逆鱗に触れたことを思い知る。
居てもたってもいられぬ恐怖……ホープはそこに頭を抱え蹲ってしまった。
聴覚を遮断し震える少年。
そんな彼に歩み寄ったのはこの中で一番彼を知る人間ヴァニラだった。
「大丈夫だから……ね」
彼の肩に手を置き優しく諭す様に伝える。
しかしホープは彼女の優しさに応じることを拒んだ。
「触るなっ! 僕に関わるなよ!」
ヴァニラの手を振り払いホープは先程と同じように自分の殻に閉じこもってしまう。
「放っておけ、どの道足手まといにしかならない」
そんな彼にライトニングは一瞥くれた後、これから向かう道へと視線を走らせた。
「だな、オレ達に関わりあいたくないんだろ? ……こっちこそ迷惑だ」
スノウもライトニングに倣い突き放す物言いをする。
みんなを助ける……彼が誓った言葉だったが自分の置かれた状況からライトニングとは違った判断をしていた。
これから向かうのは危険を伴う逃走劇だ。
決して安全な旅になるはずがない。
今回のように彼をまた違った悲劇に巻き込んでしまう可能性も少なくは無いだろう。
それならば自分たちと入るより彼なりに納得できる選択肢を選ばせるほうが無難だと思ったのだ。
「……」
サッズは二つのグループに別れてしまった四人を代わる代わる見つめていた。
判断にあぐねていたのだ。
自分の一言で人の命を左右することなどできないのだ。
「一時間だけ時間をもらえない?彼を説得するから」
ヴァニラがライトニングとスノウに問う。
「だな、まってやろうぜ。こんなところに置いて行くなんていくらなんでも酷すぎるぜ。」
ようやく出た助け舟にサッズも便乗することにした。
サッズの本心はみんなが一緒に行動するのが一番安全だと思っていたからだ。
「……っち」
「一時間だ、それ以上は待てない。いつ奴等が来るか分からないしな」
やり場の無いスノウの舌打ち。
ライトニングはそれを気に留めずヴァニラに答えた。
表情こそ変わらないもののホープを見捨てていくつもりは無いのだろう。
そんなライトニングをヴァニラは不器用な人間だと分析していた。
「ありがとう……ほら、立って。いこ」
なおもうずくまるホープにヴァニラは肩を貸し立ち上がらせる。
二度目の好意に彼は抵抗をしなかった。
ヴァニラに手を引かれるまま無気力な表情で彼女に付き従う。
今の彼は絶望に打ちひしがれ生きる気力をなくしてしまっていたのだった。
ライトニングたちから少し離れた高台の上に上がった二人。
幸いなことに切り立ったクリスタルの崖がそびえ、袋小路になっている。
もし敵が現れるとしてもライトニングたちの方向を避けてこちらに来ることは叶わないだろう。
「ここなら大丈夫かな?」
少し身を乗り出せば先程まで自分たちがいた場所を覗く事が出来た。
待機している場所まで離れていたが、万が一には大声を出せば届く距離だろう。
「もういいよ、どっちにしてたって助かる方法なんてない」
ヴァニラの後ろで呟くホープ。
二人にきりになったのは彼を説得するためのアプローチ。
「まだ分からないよ。でもただここで待っていても何も変わらないと思う」
出来るだけ明るく繕うヴァニラ。
「僕にはもう何も残ってない……待ってる人も、帰る場所も……」
しかしネガティブな思考からホープは回復しない。
彼の中で巻き起こる負のスパイラル。
何も無い、何も無いからこそその中から抜け出させないのだ。
「だいじょう……」
「放っておいてよ! もういいんだ……もう……」
彼の手を握ったヴァニラの手を邪険に振り払った。
俯き呟く姿は他人との会話も拒んでいるようだった。
「はぁぁ……まだ何も知らないのに全て終わったみたいに言って」
らしくなくヴァニラがため息を吐いた。
棘のある言葉、彼女が毒気づくことなど滅多に無いことだ。
「なんだよ」
ギリリと奥歯をかみ締めるホープ。
今まで優しかったはずのヴァニラが豹変したことに、彼は苛立ちを感じていた。
「ホープ、そこに寝転んで目を瞑ってて」
「なにをするつもり?」
「確かめるの!」
威圧的な彼女の雰囲気に呑まれてしまうホープ。
押し倒さんかばかりの勢い、睨みつけてくる蒼い瞳に負け彼は素直に従うことにした。
その場に腰を下ろし、仰向けに寝転ぶホープ。
彼女の意図も分からず彼はただ戸惑うだけだった。
「目を閉じて」
「なにを……」
「いいから、早く!」
彼に反論は許されなかった。
それ以上に怒気がこもった彼女と視線を合わせ続けることができなくなり瞼を閉ざすことを選んだ。
視界を失ったホープはヴァニラの動向をさぐることはできない。
ただ自分の体に乗りかかりまさぐっている感覚が肌を通して伝わってくる。
「……」
腰の辺りで蠢く様子……ベルトをはずしている?
思わずホープは目を開け背を向けている彼女に怒鳴ってしまった。
「ちょっと、何してるんだよ!」
ヴァニラはホープの体に馬乗りになって彼のズボンをずらそうとしているところだった。
「あんまりウジウジ言うから本当に男の子かどうか確かめるの!」
抵抗しようにも今の体勢では容易なことではない。
たとえ相手が女性であっても非力な彼では抗うことができなかった。
「や、やめてよ!」
些細ながらも言葉での抵抗。
「じっとして!」
それさえもヴァニラの業腹した声が制してしまう。
馬乗りに足の方を向いていたため彼女の表情は分からないものの、先程の視線を思い出しホープは黙り込んでしまった。
彼女の目的は程なくして達成されてしまった。
ズボンをずらされ、ホープは下着を脱がされる。
そこには可愛くも立派な男の象徴が付いていた。
「っ!」
「ほら、こんなに小さくなっちゃって……でもやっぱり男の子だ」
ヴァニラは縮こまっているホープの男の象徴を指先で弾く。
「当然だよ……今更何を言って……」
バカにされ、今の扱いに対してふてくされるホープ。
いかにも彼は早くどいてくれと言いたげである。
しかしヴァニラはそんな彼の意表を付く行動に出た。
「なっ!? 何をするんだよ!」
彼女は露になった男の象徴を掴んでペロリと舐めあげた。
次いでまだ硬度を持たないソレを口の中に含んでしまう。
「や、やめっ! ……っう!」
まるで飴玉を舐めているようにヴァニラはホープのモノを口腔で玩んだ。
「どう? 気持ち良いでしょ? 初めてだよね?」
「うぁ……やめてよ、汚いから……」
こそばゆい感覚に苛まれながら羞恥となにかしらの罪悪感を感じるホープ。
そんな彼にもかまわずヴァニラは今の行為を続けていた。
「だから綺麗にしてるの、おとなしくして」
「あぁ……ちょ……あぅ」
彼の中で今の感覚が徐々に心地良いものに変わり始める。
それと同時に男の象徴は本来の姿に変わるべく力を蓄え、血の滾りを見せていた。
もはや最初にみた可愛らしい姿はそこにはない。
「ほぉら♪ ……ね♪」
一回りも二周りも大きくなったソレは彼の体躯には不釣合いな肉の凶器だった。
ソレを存分に味わったヴァニラは口の周りに付いた唾液を手で拭った。
「これからもっといい事してあげる」
笑顔で答えるとヴァニラはすくっと立ち上がった。
そして彼のほうに向き直り、自身の下着をずらし何のためらいも無くそれを脱ぎ捨ててしまった。
「イイコト?」
ホープは魅惑の言葉を反芻する。
「そう、イイコト♪」
彼の頬を人差し指で軽く撫でると再び腰を下ろすヴァニラ。
ホープには彼女が何をするのか分からなかったが先程の甘美な感覚を思い出すと期待をせずに入られなかった。
そそり立つ股間のモノを掴み、ヴァニラは自身の腰をソレに押し当てた。
ぬちゃり……
二人の秘部が合わさった時、粘着質の水音が静かに漏れる。
「な、何するの?」
性に対しての知識がまったくない無いホープ。
思春期の彼にとってヴァニラの行動は興味を惹くものだった。
「じっとして……もら……はい、ってくる……」
彼女はゆっくりと腰を沈め、ホープのものを咥え込んでいく。
「う……ぅあ……」
先程とはまた違った、温かく包み込まれるような悦楽がホープを襲う。
深く、くわえ込まれるほどにより一層その快感は増していく。
「あっ……あぁん……」
ヴァニラにとっても久しぶりの男性の体に甘美な喘ぎが漏れる。
完全に腰が沈むと同時に子宮の入り口が強く押し上げられる。
ヴァニラの体には彼のモノが入るには狭すぎたのだろう。
彼女は一旦落ち着くと、肺に溜まった空気をゆっくりと吐き出した。
「ちょっ! あ、出、出るぅ!」
突然ホープが呻き声と共に切羽詰った声を上げた。
同時にヴァニラの中が熱いもので満たされていく。
「え?」
彼女の中で彼のモノが脈動しているのが分かった。
「もしかして……入れただけで逝っちゃった?」
「はぁ、はぁ……はぁ……」
ホープに答える余裕は無かった。
初めての性交、そして同時に彼は精通を経験することになった。
彼の年齢でそれを経験するのは遅いほうだろう。
今まで自淫もしたことがなければ興奮状態になった時のなだめ方も知らなかったのだから……
「どう?すっごく気持ちよかったでしょ?」
ヴァニラが顔を見下ろし天邪鬼に問いかける。
「わ、分からない……けど……」
一瞬の出来事に何が起きたか分からず彼は率直な感想を述べる。
兎にも角にも彼は一度果ててしまった。男女が合わさることでの快楽。
ヴァニラが教えたかった目的は果たしたといえよう。
だが、彼女はそれだけで終わるつもりはなかった。
「んふふ……もっと気持ちよくしてあげるね」
彼の呼吸が落ち着くのを待って自ら腰を前後に動かし始める。
「えっ? あっく!」
再びこみ上げてくる蕩けるような心地良い悦楽。
主導権はヴァニラにあった。いつの間にか彼女は彼に構わず自ら快楽を貪り始める。
一度精を放った彼のモノも一行に萎える様子も無く、血を滾らせていた。
「気持ち……いぃ?」
「うっ……あぁ……すごい……すごく……癖になりそう」
途切れ途切れうわ言のように少年は答えた。
「あはっ♪もっと……あぁん、もっともっと何もかも忘れるぐらい……あっ、あぁぁ!大きっ……」
自分の上で乱れるヴァニラが艶っぽく彼の瞳に映る。
無意識のうちに彼は自らも快楽を求め彼女を突き上げていた。
「あっ! だめ……そんなに、うごい……ちゃぁ! あっ……はぁん!」
「と、止まらないよ! 気持ち、気持ちよすぎて!」
ぐじゅぐじゅとヴァニラの秘裂からは先程ホープが放った精が逆流し始める。
すでにヴァニラは余裕を保てなくなっていた。
主導権はホープに渡し、彼女は彼の律動から来る快楽にあられもない喘ぎをあげていた。
「あぁあん! もっと、もっと激しくぅ! ホープ、気持ち良い? あっく……気持ち良いの?」
「うあ! とっても、あぁ……気持ち良すぎて……何も考えれない!!」
一心不乱に突き上げ続けるホープに先程と同じような感覚が蘇ってくる。
堪えることの出来ない大きな快楽、その変化をヴァニラに伝える。
「ヴァニラさ……また、僕……また!」
「いいの……無理せずにイってもっ!」
切羽詰ったホープの告白。
ヴァニラとてすでに絶頂を迎える準備は出来ていた。それを気力だけで持ち堪えているのが現状だった。
そんな彼女にホープは臨界点に達したことを伝える。
「で、出ます! 行きます!」
ホープは子宮の入り口をこじ開けようと力強く腰を突き入れた。
彼が意図した行動ではない、それは本能がなせる業だった。
一度道を作った彼のモノから勢い良く白濁とした精が吐き出され、彼女の中を溢れんばかりに満たしていった。
「あぁ……あっああぁぁああ─────!!」
同時にヴァニラも快楽の頂に到達してしまう。
おなかの中に感じる彼の生命の脈動……
「あぁ……ん、どう……だった?」
山巓に居ながらもヴァニラは先程まで童貞だった少年に看破されたことを気付かれないように努めて問いかけた。
しかしそんな状態で平静など装えるはずも無く彼女は艶を帯び蕩けた笑顔になってしまっていた。
「さ、最高でした……癖に……なりそうです」
だがホープとて余裕は無かった。
快楽の余韻に触れながら彼女の問いに素直に答える。
ヴァニラの目論見は女性経験の無い彼だから通じたのだろう。
「そう……」
彼女はほっと胸を撫で下ろすと、自身の中に埋まっている未だ萎えることの無い彼のモノを吐き出した。
そのまま彼女はホープの横へ同じように仰向けに寝転がる。
「知らなかったでしょ?こんなに気持ちよいことがあるって」
「うん……」
二人は同じ空を見上げていた。
視界一杯に暗雲が広がり、悲しくも日の光は届かない。
「伝えたかったのはこんな感じ。まだまだ世界には君の知らないことがたくさんあるの。
だから簡単に何も無いとか、残ってないとか言わない! 今から見つけたって遅くないんだから」
「ご、ごめんなさい……」
ホープは先程までの自身の考えに対し詫びの言葉を紡ぐ。
その言葉に返ってきたのはヴァニラのにこやかな笑顔。
「謝らなくてもいいよ、こんな時には素直な返事がいいかな」
「……はい」
「でもね、今の行為にはいろんな意味があるの」
そういった彼女の顔から一瞬にして笑顔が消えていた。
深刻な表情、ヴァニラは自分の感情を表に出してしまうタイプで、想いを偽ることを得意としていない。
「意味? ですか?」
「そう、たとえば恋人同士が愛を確かめ合う時とか……夫婦が子孫を残すために励む時とか……でもね、しちゃいけないこともあるの」
ゆっくりと目を閉じ言葉に詰まる。
「……なんですか?」
今度はホープが彼女に答えを急かす。
ヴァニラは一度深呼吸で息を正し、彼の目を真剣な眼差しで語り始めた。
「さっきみたいに快楽を求めるためにすること。勘違いしてほしくないの、もっと崇高なものって覚えててほしいな」
「だめなんですか……」
彼女の自らを責めているような物言いに、罪悪感にホープは襲われた。
ヴァニラの表情が憂いを帯びていた。とても悲しそうに……
彼の考えをただすために犯したタブー。
「うん、今回は君を立ち直らすためだから仕方なくだけど、次はちゃんとした恋人とすること!」
一瞬でその雰囲気を取り払うと年下の弟を叱る様な口調で彼の鼻を指で小突いた。
「わ、分かりました……」
「じゃあみんなが待ってるし、ソレ直したらもどりましょう」
彼女は先程まで自分の中に入っていた彼のモノを指差し立ち上がった。
未だに落ち着く様子の無い彼の欲望の塊。
彼女の忠告を聞いた後ではもう一度交わりを願うことなどできるはずもない。
「え……はい」
「行こ♪」
急いでパンツを履き立ち上がろうとする彼の手を引くヴァニラ。
「ま、待ってください」
ぐにゃりと足首をくじきながらも走り始めるホープ。
彼は忙しなくベルトを締めながらふらつく足取りで彼女の後に従った。
「約束の時間から3分の遅れている」
二人の帰りを待っていたライトニングが苛立たしげに吐き捨てた。
今も尚彼女は一人周囲の警戒を怠っていない。
「ごめんなさい、僕のせいで」
素直に頭を下げるホープ。
そんな彼を意外な人物が擁護する。
「まぁ、なんだ。大人の仲間入りしたって事で大目にみてやろうぜ」
「え?」「ええ?」
スノウの言葉に手を繋いでいた二人が顔を見合わせる。
「そりゃ派手に叫んでりゃお前らがナニしてたかぐらい分かるってなもんだ。ったく当て付けやがって……」
付け加えられた言葉にヴァニラとホープの顔が朱に染まった。
まともに目を合わせられない恥ずかしさがこみ上げ、二人は俯いてしまう。
「おい、行くぞ!」
ライトニングが先導し留まる一行を催促した。
やはり彼女は苛立っているようだが、それが彼女の平常だということをホープとヴァニラはまだ知らなかった。
ライトニングがおとなしいうちにとスノウは彼女に向かって駆け出した。
少し離れ、後方で待機していたサッズもホープに歩み寄ってくる。
「まぁ俺もとやかくはいわないがガキがガキを作るようなことだけはごめんだぜ?」
ライトニングやスノウとは違う意味で二人を心配するサッズ。
「う、うん……」
ヴァニラは濁すような返事をするのが精一杯だった。
避妊行為などしていない先程のまぐわい……万が一を考えてない愚かな行動だと我ながら思う。
予想通りのレスポンスにサッズは頭を抱えずには居られなかった。
「父ちゃん頭痛いぜ……」
一言呟き落としサッズも先行するライトニングの後を追うことにした。
取り残された未成年の二人。
俯き佇むホープの顔を下からヴァニラが覗き込む。
「えへへ、バレちゃってたみたいね」
「あ、あの……僕のせいで、すいません……」
消え入る声で謝るホープ。
無邪気に微笑むヴァニラの笑顔が返って彼の心を締め付ける。
「ん? お互い楽しんだし、どっちが悪いはいいっこなし! ほら、遅れるよ」
彼独特の暗い雰囲気を払拭するよう、努めて明るい声でヴァニラは告げた。
彼女の誠意に応えようとなれない笑顔を作ってみせるホープ。
その笑みを見て彼女は自分がしたことが間違いでないと得心した。
「おーい! はぐれるなよー!」
そんな彼らを姿が見えないサッズの声が急かした……
□とべこちぬえd□
以上、お粗末さまでした。
一応続き物で書いているので反響があれば近々投下しにきます。次回はサッズxヴァニラ
gj!
ヴァニラ優しいお姉さんって感じがライトニングとはまた違っていいな!
GJ!
ホープとヴァニラのコンビも可愛いね
サッズ×ヴァニラも楽しみに待ってます
サッズ×ヴァニラ期待してます。
遅れてすみません、規制に巻き込まれていました……
>725-726の続きです
純粋すぎる欲望の塊が、医療器具以外受け入れたことのない器官を、骨盤ごと内部から
押し広げていく。このまま突き進められたら、破瓜どころか内臓まで貫かれかねない。
ライトニングは、迫りくる異物感から逃れようと身悶えたが、白金の腕がそれを許さなかった。
オーディンは背中と腰を支えながら、徐々に位置を下げ、切っ先を更に奥へと突き立てよう
としていた。
「だっ、駄目だ! よせっ!」
恍惚状態から覚醒した脳は、状況を危機と判断し、瞬時に本能のスイッチを切り替えた。
疾走する鼓動は、最早、甘い興奮の高鳴りではなくなっていた。
「くうっ!」
ライトニングは、自身の足の間に手を伸ばし、進入してくるものを掴んだ。
指に力を込めた瞬間、熱帯びた巨茎が強く脈打った。
強引にそれを引き抜くと、跳ね上がった先端部が、スカートの裾から飛び出した。
やや扁平な形をした頭の部分は、両者の混ざり合った体液に濡れて、星月夜の薄明かり
にぬらりと艶めいている。中心にある小さな窪みは涎を垂らし、苦しげに喘いでいた。
単純に直径で比べるならば、その部分は、固く握った自分の拳よりも小さい。だが、それでも
初めての挿入で耐えられる大きさではないことに、変わりはなかった。
ライトニングの振る舞いを、拒絶と受け取ったオーディンは、行為を中断して腕の力を緩めた。
己の行いを詫びるかのように、ライトニングの髪を指先で撫でている。見下ろす眼差しも、
何処か寂しげに感じた。
「……済まない。お前を嫌ってやったわけじゃないんだ」
ライトニングは、下腹に触れる突き出したものに手を添えた。
「ただ、その……お前のこれは、私には大きすぎる……」
隆起した幹には、膨張した血管ではなく、胸板の彫刻と同じ蔓草文様が浮き出ている。
流れるような陰影は、手の込んだ装飾銃のように美しくさえ思えた。
そっと刀身の文様を撫でながら、ライトニングは、次の手立てを考えていた。
曲がりなりにも、自分を愛そうとした男性の感情を否定し、傷付けるような仕打ちをしたくは
なかった。
そして何より、ライトニング自身の身体が、オーディンの情熱を受け止めたいと疼き、激しく
求めているのだ。
互いに、最良の方法を考えなくてはならなかった。
「ここは、私が指揮をする」
つい口から出る軍人じみた言葉使い。
「いったん体勢を立て直そう」
オーディンの肩に手を当て、下に座るよう促した。
騎士は素直に膝を折り、脚を伸ばして腰を着けた。
地面に降り立ったライトニングは、膝立ちの格好でオーディンと向かい合った。
決して数多くはない、おぼろげな知識を手繰りながら、目の前にそそり立つものを胸に
引き寄せ、インナー越しに押し当てた。
力強く脈打つものを擦り上げ、指と口を使って先端部を刺激した。
樹液か蜜を求める虫のように、先端から湧き出る液体を啜り、奇妙に括れた先端部に
舌を絡ませた。
馬蹄型に広がった切っ先の縁の部分は、人間の身体、特に、柔らかい唇に近い感触と
弾力を持っていた。
その部分だけなら、多少、狭い場所にも入れられるかもしれない。
「ゆっくり慣らせば、少しは……」
甘いも苦いもない、温度と感触だけの液体を舐めつつ、もう一方の手をスカートの中に
忍ばせ、自身の核と亀裂を刺激した。
「うぅ……!」
ライトニングは、襞の中に逃げ込む核を追い回し、自身を激しく攻め立てた。
つぼまった粘膜を指で解し、強張った入口を広げていく。一度達すれば、陰裂を狭めて
いる筋肉が弛緩し、少しは中が広くなるはずだ。
既に、挿入を助けるために分泌される体液は、指の動きと共にいやらしい音を立てるほど
溢れていた。
だが、それでもオーディンのものを滑り込ませるには、まだ足りないと感じていた。
「気持良いか?」
愛撫の合間に尋ねると、オーディンは黙って、ライトニングの肩に触れた。
引き寄せるように力をかけているのは、もっと強く、という意思表示だろうか。
先端の穴が吐き出す液体も、先刻に比べて、明らかに量が増えていた。
幹を伝って滴ったものが胸のインナーを濡らし、水分を吸った生地が隙間なく肌に密着
して、硬く突き出た頭頂部を浮き彫りにした。
「もっと……もっとだ!」
欲求に突き上げられるがままに、蜜に膨れた粘膜を揺さぶり、指を躍らせた。
膨張し、過敏になった蕾が刺激を欲して、独りでに腰が動き出していた。
「う……っ、くぅううっ!」
下腹部の熱が弾ける瞬間、ライトニングの意識は白く吹き飛び、全身の筋肉が収縮した。
神経を焼く快感に震え、前のめりに倒れ込む身体を、両脇から騎士の手が受け止めた。
甘美な痙攣に身悶えながら、オーディンの巨茎を抱き締め、切っ先に口付けを繰り返した。
硬さも、弾力も、例えようもなくいとおしかった。
またちょっと沈んできます
GJ
オーディンが羨ましい
少しライトが心配…。
GJです!
ライトさん大丈夫かな…
メリメリひぎぃでライトさん壊れてしまうのか?
保管庫いきてんの?
「なぁ〜!ヒマでヒマでどうしようもねぇんだけど〜!」
政府の騎兵隊に拘束され、飛空艇リンドブルム内で生活する様になってどの位経ったのだろう……
「あのなぁ〜一応准将の客って事になってんだから、ちっとは大人しくしてくれよ」
「大人しくしてるさ!だから身体がなまっちまって眠れねぇんじゃねぇか!」
最近無線機の使い方をマスターしたファングは暇さえあればリグディに無駄な通信ばかりしていた。
この日も一日中若い兵士達とトレーニングルームにいたのだが、誰一人としてファングにかなう奴がいなかったらしい……
時計を見ると夜中の12時を少し過ぎた頃だった。リグディは駄々をこねる子供に話しかける様に、小さく溜め息を混じりの声で優しく話しかける。
「…一緒に酒でも飲むか?」
「ヘヘッ!」
ファングも、断られない事を分かっているのか少年の様に笑うと無線を切った。
初めは迷路の様に複雑で絶対ムリだと思った船内も大分慣れてきた。夜中、常夜灯のみでもリグディの部屋までなら迷わず行けた。
部屋の扉に手を翳し中へ入る。
「よぅ!悪ぃな〜こんな時間に」
「そんな事これっぽっちも思ってねぇだろ?」
リグディは酒の準備をしながらそう答える。いつもと同じパターンにファングは小さく微笑む。
もう2〜3回はこうしてリグディの部屋に来て酒を飲んだり下らない話しをしたりしてるのだが、手を出された事はなかった。
安心と言えば安心なのだが、それはそれで少し寂しい気がした。
―カチンとグラスを合わせ、たっぷりとしたソファーに身体を沈める。ふと、さっきの事が気になって聞いてみた。
「なぁ、お前って女に興味ねぇのか?」
ブッっとグラスに口を付けていたリグディが吹いた。
「なっ!!?」
「だってよぉ、普通こんな状況だったら手出すだろ?手だして来ないって事は女に興味が無いとしか考えらんねぇからさぁ?」
突然、そんな事を言われてリグディは鳩が豆鉄砲をくらった様な顔でファングを見る。が、しばらくして言葉を選ぶ様に話しだした。
「ファング…お前、今までロクに男と付き合った事ねぇだろ?まぁ、すぐ手出す奴もいるだろうけど、そう言う奴らしか知らないって事は、お前は男を知らないって事だ。違うか!?」
「う゛っ…」
図星だった。確かにそっちの方の経験値は0では無いが低かった。普段のファングからは想像がつかないが実際そうなのだから仕方がない。
その癖、堂々と夜中に男の部屋で酒を飲む豪放っぷり……初めはリグディもファングの行動に何度も面食らったが、最近ではそこが魅力にさえ思えてくる。
もし、早い段階でファングに手を出していたら……今の無邪気に笑うファングはいなかっただろう……
本当はファングが欲しくて欲しくてたまらないのにいつも理性が勝ってしまう。ファングに手を出さない事がリグディなりの愛情表現だった。
「なぁ、あたしと寝たいって思わないのか?」
!!!!!!!!!!!!!
又してもファングが爆弾を落としていった!どう答えろと!? 当の本人は澄み切ったエメラルドグリーンの瞳を少し潤ませてクイッっとグラスの酒を飲み干した。
(おいおい…反則だろ……)
少しの沈黙の後リグディが答える。
「あぁ、抱きたいよ。前からずっと想ってた…」
その真剣な表情に冗談と返す事もいつもの様に笑い飛ばす事も出来なかった。心臓が物凄い速さで鼓動を刻む。
(……いつも想ってた……?)
―その瞬間フッっと目の前が暗くなったと同時にリグディの唇が優しく触れた。そのキスはファングの思考を一瞬にして奪った。
それもそうだ。ファング自身気付かないうちにリグディとこうなる事を心のどこかで望んでいたのだから……。
産まれて初めて芽生えた女としての感覚と欲望それに喜び……
リグディはファングを軽々と抱き上げると寝室まで運んだ。
緊張しているのか?それとも怯えているのか?ファングは無抵抗だった。
ただ、穢れを知らない澄んだ瞳がリグディの心を捉えて離さなかった。もう一度…今度はさっきよりも長く唇を重ねた。
「いい……のか?」
リグディは聞いた。ファングは黙ったまま目を伏せ艶やかな口角を少し上げた。
ファングを優しくベッドに押し倒し、腰のベルトを外す。ロイヤルブルーのサリーがまるで波の様に優雅なドレープを作りベッドいっぱいに広がった。
大人三人はゆうに寝れるであろう大きなベッドにパリッと糊のきいた真っ白なシーツ。そこに日に灼けて黄金色に輝くファングの肌、流れる黒髪……
リグディはあまりの美しさに息を呑んだ。頬に手をあて額に軽くキスをする。唇を首筋に這わせるとビクッと反応し甘美な吐息を漏らす。興奮の波を我慢しているのか時よりぎゅっと唇を噛む。
普段の男勝りなファングとはまるで別人だ。それもそのはず、600年近くクリスタルになっていたのだから処女同然と言っても良かった。
そんなファングが可愛いくて愛おしくてすぐにでも自分のものにしたい衝動にかられた。
常に心のどこかでは冷静でいられる自信があったのにその自信は熱を帯びたファングの姿によって脆くも崩れていった…
タンクトップをたくし上げると予想以上にボリュームのある胸が顔を出した。リグディは片手で優しく愛撫しながら、その先端の蕾を口に含む。
「んッッ……」
背筋から熱い物が込み上げてきて、全身の血が物凄い速さで巡っていく。
毛穴という毛穴から愛液がジワッと滲む様で、そこは溶けるほど熱く熱を帯びていた。ファングはいたたまれなくなり、脚を擦り合わせ腰をくねらせる。
リグディは内腿に手を滑らせ湿ってショーツの上からでも形が分かってしまいそうなそこを焦らす様に指でなぞる。
「あっ……っっ…んッッ…ぁぁ」
少しでも気を抜くと意識を失ってしまいそうな快感を苦痛にも似た切ない声でなくファング。
「も…う…」
そう言うと無駄なく鍛え上げられたリグディの身体にしがみついた。ファングのショーツを脱がせ自分も脱ぐ。
あっと声にならない声をあげ、大きくそそり立つリグディのものに目を奪われるファング。
「…お前のせいだ」
一瞬自分のものに目をやり肩をすぼめて微笑むリグディ。
「痛かったら言えよ」
そう言うと熱くそそり立ったものを淫らな蜜をしたためたそこに押し当てた。
粘膜と粘膜が一分の隙も無くピタリと吸い付きながら、まるで意志を持った生き物の様にそれを呑み込んでいく。
「あうっ……ッッぁぁ」
「くっ…」
ファングが痛く無い様にゆっくり動かしていくが、中で襞が蠢きリグディのものをどんどん締め付けてくる。そう簡単にいかない自信はあったのにそんな事言ってられないほどファングの身体は魅力的だった。
「んッッぁ!ぁぁ…や…っ」
うっすら汗ばみうなじに髪がはりつく。瞳は快楽を求め潤み、口元はぬらぬらと光り、いやらしく半開きになっていた。
リグディはファングを見つめながら快感の波を打ちつけていく。それに応える様にファングの中の襞はどんどん締め上げ悶える様に女としての喜びを全身で感じとっていた。
快楽の波が限界を迎える頃、突然雷に撃たれた様な衝撃と共に身体を小刻みに痙攣させファングは果てた……
翌朝目覚めた所はリグディの腕の中だった。昨日の事がまだ夢だか現実だかわからず頭が朦朧とする。
とりあえず、自分の部屋に戻ろうと起き上がろとした時だった。
「!!!」
腕をグッと掴まれ再びリグディの胸に引き戻された。
「……何処行くんだ?」
余裕たっぷりにリグディが聞いてくる。緊張しているのか恥ずかしいのか、まともに顔を見る事もできない。やっとの思いで声を絞り出す。
「か…帰るんだよ!お前も仕事だろ!?」
リグディはファングの髪に顔をうずめながら言う。
「…今日は遅番だ…」
そう言うと再びファングを抱きしめ優しいキスをする……
(……もう少し…もう少しだけ…このままで………)
窓からは朝日が差し込み時間を知らせるアラームがけたたましく鳴り続けていた……完
あまり上手く書けなくてすみませんでした(ToT)
788 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 14:34:24 ID:ie4DcINg
乙です
ヴァニラホープも楽しかった
オーディンを召喚する度に、つい股間を注視してしまう…。
ヘカトン×ヴァニラとかタダでさえエロいのに獣姦っぽく書くとどうなっちゃうの!? ポニョ様にケツの穴掘られちゃうサッズとか……
ゴセイレッド「あっ、ヴァニラくださ〜い」
召喚獣姦か
ブリュンヒルデ。
ヒルデたんはパーツがトゲトゲしくて抱かれたくない
アレクに至っては性別不明……
ヘカトンはチンコ7本くらい生えてそう
ブリュンヒルデって、名前からして女じゃね?
798 :
763:2010/04/19(月) 23:15:06 ID:Q+Ippc4B
規制にまきこまれ遅くなりましたが前回の続編という形でサッズxヴァニラをお届けします。
続編と言っても前回を読まなければ分からないものではありません。
題名:02.疼痛
内容:サッズxヴァニラ ノーマル
ヴァニラが誘惑してサッズを〜みたいな展開。
優しいお姉さんを叱るおっさん的な図式。
前回同様興味なし、スルーの方は題名【疼痛】をNGワード推奨です。
35行区切りで今回は10レスほど消費します。
799 :
【疼痛:1】:2010/04/19(月) 23:16:07 ID:Q+Ippc4B
過ち……
タブーを犯した私への裁き
それを理解するのはもっともっと先のことだった。
ルシになった五人の旅は長く続かなかった。
元々馴れ合った仲ではない。
その場に居合わせ、目的が同じだからこそ彼らは共に行動したに過ぎない。
結束は無く各々が自分のために行動することを選んだ。
スノウはクリスタル化したセラを救う為に残り、ライトは一人で先を進むことを選んだ。
ホープはそんな彼女を追い、サッズとヴァニラの二人が残されてしまった。
ヴァニラはサッズにもライトの後を追うように勧めたが彼は中々重い腰をあげようとしなかった。
その選択が仇となり決断をした時にはライトとホープが向かった道は崩れ落ちてしまい進むことが出来なくなってしまった。
とは言え道は一つではない、別の道を進み二人は逃亡の足を進めた。
当てなき道を進んでいた二人だったが、突然先を進むヴァニラの足が止まってしまった。
疲れたわけではない、突如彼女の体を襲った違和感。
「どうしたんだ? 疲れたか?」
歩みを止めたヴァニラに追いついたサッズが彼女を心配し問いかけた。
「ううん、なんでもない」
彼の問いかけに振り向いて答えるヴァニラ。
無理して笑顔を作ろうとするが彼女は自分が思うほど演技は上手くない。
明らかにおかしい作り笑いにサッズは合点がいかなかった。
「今は俺たち二人しかいないんだ。隠し事なんざ水臭いぜ」
やれやれと彼女と向き合いその場に腰を下ろす。
歩きつかれたのなら休めと言うことを態度で示す。
なにより自分が休んでしまったら相手も休まざるを得ないだろう。
「言ったら答えてくれる?」
座り込んだサッズに姿勢を低くして見つめてくるヴァニラ。
何故かそのヴァニラの顔に熱っぽい症状が見て取れた。
「ものにもよるが……」
真っ直ぐ見つめてくる視線をサッズは素直に受け止めれなかった。
今まで接してきた彼女の行動が純粋すぎたのだ。
そんな彼女が隠し事をする……相手に知られたくないこと。
800 :
【疼痛:2】:2010/04/19(月) 23:16:44 ID:Q+Ippc4B
すなわち一筋縄でいかないことだとサッズは簡単に予測できてしまう。
「あのね……体が疼くの……性欲が溢れてて……そういう時ってある? かな?」
サッズがそうしなくてもヴァニラは恥ずかしげに自ら視線を逸らした。
もじもじと体をくねらせ、いかにも自分の現状が今の言葉に当てはまると体言する。
「なっ!? なんだそれ?」
信じられないとばかりに目を丸くしてサッズが聞き返した。
そんな彼に顔を朱に染めたヴァニラが詰め寄ってくる。
「答えてよ」
恥を忍んで質問したのにと解答どころか返事を澱むサッズに苛立ちを覚えているようだ、
「ま、まぁ無いこともないだろうが……俺を見てか?」
まともに彼女と目を合わせれないのは先程とはまた違った理由からだった。
男として好意が無い相手でもそういう気分にならないことも無い。
生理的反応は健全な男子たるものあって当たり前なのだから……
「違う」
サッズの期待を裏切るように即答するヴァニラ。
考える間も無かった返事に彼の肩が力なくうな垂れる。
「おいおい……」
「えへ、今ちょっと期待したでしょ?」
ヴァニラがいつものように無邪気に聞いてくる。
昨日今日あったばかりの少女に言いように玩ばれサッズは腰を上げることにした。
ここで腰を据えてまで話す必要がないと悟ったからだ。
「ガキ相手に期待なんかするかよ」
「ウソ! 鼻の下のびてたよ!」
自分より頭二つほど高いサッズを見上げ、彼を指差し警告する。
僅かながらも色艶めいた想像をしてしまったサッズはそれを取り払うように頭を振った。
「大人をからかうのも大概にしとけ、行くぞ」
「やだ」
突然腰を落とすヴァニラ。
まるで駄々っ子のようにその場に座り込んでしまう。
「はぁん?」
「今さっき言ったよ……体が乾くの……なんとか、して……」
これもヴァニラの演技ではない。
彼女の顔には普段とは違う色っぽさを感じさせるものがあった。
男を引き寄せるフェロモンが彼女から湧き出ているようだ。
「おいおい、父ちゃん犯罪者はごめんだぜ……」
801 :
【疼痛:3】:2010/04/19(月) 23:17:13 ID:Q+Ippc4B
頭痛に悩まされるサッズは額に手をあて、ため息を吐く。
いくら欲望に心を動かされようと彼の理性と倫理が歯止めを利かせる。
「同意の上なら問題ないでしょ? それとも彼女に悪い?」
「彼女なんて居ないさ……あいつはもう死んじまった」
遠い目で空を見上げるサッズ。
そんな彼の仕草を見てヴァニラの心がズキンと痛んだ。
「ごめん」
「構わんさ。……ほら、立てるな? 先を急ごう」
へたり込んでいる少女に優しくサッズが手を差し伸べた。
ヴァニラはその手を一瞥したものの再び頭を垂れ呟き返す。
「ごめん、それも無理」
「おいおい……聞き分けの無いガキだな」
色よい返事をしない彼女にサッズは腰を落として目線を合わせた。
僅かだが彼の目に怒りの色が携えられている。
だが顔を上げたヴァニラはまるで彼を威圧するように言い放った。
「ガキじゃないよ! 大人だよ! 胸もあるし、子供だって産める!」
「簡単に言うんじゃねぇよ! 子供は産みゃおしまいってわけじゃねぇ! そんな考えだから不幸な子供が増えるんだ!」
そんな彼女を一喝するサッズの叫び。
気丈に振舞ったヴァニラだが彼の勢いにたじろいでしまった。
人生経験においてサッズはヴァニラの二倍は生きている。
彼女の年は彼の子供と言っても無理の無い年齢なのだ。
「子供が出来れば誰でも親になれんだよ……だが子供をしっかり育て守ってこそ、本当に親って呼ばれて良いんだよ……」
サッズが彼女に初めて見せる怒った顔。
なのにその表情にはとても哀しく、寂しさが混じっていた。
「ごめん……」
サッズに気圧されてヴァニラは小さくわびの言葉を紡いだ。
「それにお前の相手はホープってガキだろ? 大人をからかうのもいい加減にするんだ」
「違うよ……彼とはそんな仲じゃない」
ビルジ湖でホープと肉体関係を持ってしまったヴァニラ。
それは秘密にしていたが、不幸にもあの場に居合わせたみんなが知っている事だった。
「けど、誰でもいいって訳じゃないだろ?」
念を押すように問いかけるサッズ。
あくまで彼はヴァニラをそういう目では見ていないと言いたげであった。
「うん……でも今は……慰めて欲しい、それと我慢できないの……」
熱を帯びた瞳でサッズに寄り掛かるヴァニラ。
802 :
【疼痛:4】:2010/04/19(月) 23:17:39 ID:Q+Ippc4B
彼女の小さな体では耐え切れないと今にも涙を流しそうな雰囲気だった。
「バカ野郎……こ、今回だけだからな……」
ヴァニラの身を案じてか、ついにサッズは彼女に根負けしてしまった。
本位ではない、しかしこれ以上制欲をできない彼女を見ているのも辛かった。
(一回だけ……だからごめんよ、母ちゃん、ドッジ……)
サッズは心の中でこれから行うことへ謝罪の念を唱えていた。
「サッズ……あぁ……そこ……いい、いいよぉ」
口論をしてから五分が経った今、サッズはヴァニラの秘部を舐めていた。
生憎と周囲にはクッションになるような場所が無く、放置されていた瓦礫の山に仕方なく彼女を座らせていた。
足を開き、サッズの愛撫に酔いしれるヴァニラ。
この行為に至る前から彼女の秘裂からはおびただしいほどの愛液が溢れ、下着を濡らしていた。
彼女が言った「我慢が出来ない」という言葉は嘘ではなかった。
まるで腫れ物を触るような手つきで男は彼女の大事な部分を愛でる。
ずいぶんとご無沙汰、いやこのような若い女性を相手するのは彼も初めてのことだった。
長らく失っていた記憶を掘り起こし、頭の中で考えて次の手を下す。
「あはぁ……とっても、じょう……ず。あはん!」
サッズが求めた口付けは彼女に拒まれた、それはなぜだか分からない。
男は愛を深めるためにこの行為を行うわけではない。
彼女を快楽に、絶頂に誘うために愛でていく。
ぢゅぱ、ぢゅるるる……
蜜をすすり、舌の代わりに指を挿し入れ膣の中を撫ぜる。
その指の動きにヴァニラは火照った顔で歓喜の喘ぎを漏らす。
「ね、ねぇ……サッズも、……してほしいんでしょ?」
ヴァニラの熱を帯びた声が彼に問いかける。
「いや、俺はいい」
あくまで冷静に男は答えた。
願わくば一線を越えることなく彼女が満足してくれることを願っていた。
そうすれば彼女を穢すことなく、自身の罪も最小限に食い止めれるという算段。
「だめ、ずるいよ……されるだけなんて……」
彼女はサッズの愛撫を続ける手を制した。
803 :
【疼痛:5】:2010/04/19(月) 23:18:07 ID:Q+Ippc4B
そして自身の手の指を男根に見立てて舌で舐めあげて見せる。
彼女の艶っぽいその仕草はまるで淫魔を彷彿させるようだった。
「ね?」
そしてとどめとばかりに無邪気に子悪魔の笑みをサッズへ投げかけた。
「お見通しか……しょうがねえな」
観念したとばかりにお手上げのポーズで答えるサッズ。
彼はズボンのベルトをはずし、手早くズボンを脱ぎ捨てる。
ブリーフの下から盛り上がりを見せる股間にヴァニラは目を輝かせていた。
「父ちゃん、どうなっても知らねえぞ?」
「早く早く! お・と・う・さ・ん♪」
手を叩いてサッズのイチモツが姿を現すのを催促するヴァニラ。
まるでお菓子をもらえる子供のように……
「ほらよ」
一思いにブリーフを脱ぐと、僅かな光源の中で黒光りする男根が姿を現した。
肌の色と同様のソレは、まだ十分に力を蓄えてはいないようだった。
それでいても長く大きなソレにヴァニラは一瞬たじろいでしまう。
「やめとくか?」
予想以上の大きさに彼女が目を見開いているのが分かった。
自慢ではなかったがサッズのソレは普通の人より一回りも二回りも大きなものだ。
まだ成長段階のホープを見た後ではその差は歴然たるものだった。
「言ったでしょ? 大丈夫って」
「ガキが無理すんなよ?」
まだ活力を得ていない男根を手に取り、ヴァニラはそれに舌を這わせた。
それを頬張り、口腔内で舌を巧に使い奉仕を続ける。
最初のうちこそ硬度はなかったものの、愛撫を続けるうちに彼女の口の中で徐々に堅く太く変化していった。
「あぁん! もうだめぇ!」
サッズの男根を咥えているのには限界があった。
ヴァニラの唾液が塗布され、先程以上に滑り光るサッズの男根。
「まだ今なら……」
「やだ! ちょっと怖いけど、ここで辞めたらお互い毒だよ?」
「そ、そりゃ……なぁ」
再三の警告をも跳ね除けるヴァニラについにサッズも覚悟を決めることにした。
懐にしまっていた財布から袋に入った避妊具を取り出した。
「なにそれ?」
「あん? 知ってるだろ? ガキを作らないためのお守りだ」
804 :
【疼痛:6】:2010/04/19(月) 23:18:42 ID:Q+Ippc4B
ヴァニラの問いかけに答えながら、袋から取り出した避妊具をつけ始める。
もちろん問われた意味は違うと分かっていたものの興ざめする彼女を横目に手早くそれを装着し終える。
彼の男根は肌の色と同じ褐色に近い黒色ゴムに覆われた。
「舐めるか?」
「やだよ、ゴム臭い」
そんな返事に苦笑いをしながら、サッズは再び彼女の股間に手を伸ばした。
繊細な動きで指は彼女の膣の中狭しと蠢く。
「後悔ってのは少ないに越したことはねぇよ」
小さく呟くサッズ。
しかし彼の声はヴァニラの喘ぎにかき消されてしまう。
機械いじりが得意なせいか、それは器用に女性への愛撫にも活かされていた。
サッズのもう片方の手がヴァニラの胸にあてがわれる。
「ん?」
柔らかくも堅い感触……ブラをずらすとその原因が姿を現した。
不織布で作られたパッド、女性の膨らみをサポートするいわばダミーの詰め物。
とはいえそれほどヴァニラの胸は小さいわけでもない……取りこし苦労だとサッズは思った。
とはいえ、本人にそのことを伝えることなく露にした乳房に吸い付いた。
すでに先端の突起は堅くしこり興奮の度合いを露呈していた。
「やぁん……あっ、あぅ……サッズのスケベ!」
おいおい今更それはないだろ、と心の中での反論をするサッズ。
軽い文句を言ったものの、直後に彼の愛撫にヴァニラは喘ぎを漏らしてしまう。
感度の高まりを示すように彼女の花弁は濡れそぼっていた。
「そろそろ……いいよな?」
「うん……きて。きて、サッズ」
彼を招くように両手を広げて希求するヴァニラ。
念のためにとサッズは自分の唾を手に吐き、それを男根を覆うゴムに擦り付ける。
少しでも潤滑に、挿入の負担を減らそうと努めるのだった。
「そうだ、そこに手を突いてお尻を向けな」
「え?」
サッズは先程まで彼女が座っていた瓦礫の山を指差した。
「ほら、こんなところだと背中が痛いだろう?」
些細なことだが、ヴァニラに気を使った彼の優しさ。
「う、うん」
彼女は気にしなくても良いのにといいかけた言葉を飲み込んだ。
彼の言うとおり立ち上がり、瓦礫に向かおうとするがついつい彼女の目はそそり立つサッズの男根に注がれてしまう。
805 :
【疼痛:7】:2010/04/19(月) 23:19:03 ID:Q+Ippc4B
恐ろしいほどに大きな大人のモノ……それが本当に自分の中に入るのかと思うと急に怖くなってしまった。
ヴァニラは瓦礫に手を付きお尻を高く上げる。
そんな彼女の秘裂に己のものを押し当て、サッズはゆっくりと腰を進めていった。
ずぶりと白い雪のようなヴァニラ臀部にサッズの黒い男根が埋まっていく。
「あぁん!」
秘裂はサッズの三分の二を咥えたところで行き止まりに達してしまう。
ごりごりと子宮の入り口を肉棒の先端が摩触する。
「んあぁん……お、奥に……あはぅ……」
程なくしてサッズは前後に腰を動かし始めた。
徐々にピッチを上げ、速度が増すにつれてヴァニラの声も大きくなる。
しかしヴァニラの喘ぎの色合いが濃くなった時を見計らってサッズは動きを止めた。
「どうしたの?」
サッズは返事の代わりに彼女の丸い臀部に平手打ちを落とした。
乾いた音が周囲に響く。
「やんっ!」
「これは言うことの聞かなかった子供にお仕置きだ」
二度、三度繰り返すうちに彼女のお尻に真っ赤な手形の跡が刻まれていく。
「いたい、やめてよぉ」
「じゃあ分かったな? もう我慢できないからってこんなことしちゃダメだぞ」
酷い仕打ちをしながらもサッズの声には優しさが伺えた。
彼女を、ヴァニラを思うからこその制裁を加えていたのだ。
しぶしぶ返事をするヴァニラ……そんな彼女に体罰をやめ、サッズは再び腰を動かし始める。
「あぁん!はっ、げし……サッズ、すごぉい!ああぁん!」
大きなストロークで入り口から奥までを一気に擦りあげる動き。
力強く子宮穴にぶつかる男根にまるで押し上げられるようだった。
ゆっくりだが、彼の動きは一歩一歩確実にヴァニラを絶頂の頂きに導いていく。
「ああぁ、あっ、ああぁん! サッズぅ……あっ! ……っくに、きて……きてるぅ───!」
「無理せず……逝っちまって……良いんだぜ?」
規則正しい動きで腰を振るサッズ。
彼の顔にはまだ余裕の色がうかがえる。
「あっ! はぁあん! もっと、もっと激しくしっ……てぇ、サッズ! あっ、あぁぁぁぁ─────!」
彼女の要望に応えるようサッズは腰の動きを早めた。
律動というより振動に近い動きで、最奥に押し当てたまま腰を振る。
「くひぃ……いいのぉ! サッズ、いく、いくいくいっちゃう! ああぁぁ────ん! はあぁ──────ん!」
辺りに頂に踏み入れたヴァニラの嬌声が轟く。
806 :
【疼痛:8】:2010/04/19(月) 23:19:30 ID:Q+Ippc4B
可変したサッズの動きに一瞬で引導を渡されたヴァニラ。
崩れそうになる体を後ろから抱きかかえると、彼女が浸る快楽の波が引くのをじっと待った。
「大丈夫か? なんならもう終わりにしても構わないぜ」
「優しいね。でもサッズは良くてもここがまだ嫌って言ってるよ?」
二人が繋がっているモノに手を添え、悪戯っぽく笑うヴァニラ。
「ませガキ」
「ガキじゃないもん」
休憩がてらに会話を楽しむ二人。
一度彼女の中から男根を抜き取り、彼は今までヴァニラが手をついていた瓦礫に今度は自分が腰を下ろした。
「じゃあ俺の上に座ってくれ。後ろ向きでだ」
サッズの言葉におとなしく従おうとするヴァニラ。
彼の膝の上に座ると少し腰を上げてそそり立つ男根を股の間に挟んだ。
自分の秘裂を彼のモノに照準をあわせ、ゆっくりと腰を下ろし始める。
「ああっ……はいって、くる……」
先程と違い自分の体が彼のモノを迎え入れる体位。
より深く、より奥へとヴァニラの体を男根が割り入っていく。
それでもサッズの全てを彼女の中に埋没することはなかった。
「いくぞ?」
ヴァニラの返事を待たずにサッズは腰を振動させる。
突き上げるような細かな動き、微振動。だが奥まで蹂躙するそれは未知の感覚を生み出していた。
「あぁぁぁ。だめ、もっとゆ、ゆっくり! あぁぁん! あっあっ! ふぁあぁぁ」
揺れ動く上ではまともな言葉を発することなどできなかった。
喘ぎ声ですら断続的に、震えるようなものが搾り出される。
「自分で動けるか?」
動きを止め問いかけるサッズ。
こんな姿勢では手を置くところが無ければ、自分の体を支えることさえ出来ない。
半裸でなければ親の膝の上に座る仲の良い父娘に見えないことも無い。
「む、無理だよ……あぁぁぁっ! あっあぁぁぁあん!」
無理という言葉に反応してサッズが再び動き始める。
今の状態から動けないということは逃れることもできない。
ただヴァニラはサッズから供給される快楽に悶えることしかできあなかった。
「はぁぁぁ、はぁ……あああぁぁぁ!」
「ど、どうだ? こ、このまま……最後まで、逝っちまうぞ!」
耳元で囁きかけるサッズ。
彼はヴァニラの声質が代わったことに気が付いていた。もうじき絶頂が訪れることを……
807 :
【疼痛:9】:2010/04/19(月) 23:22:15 ID:Q+Ippc4B
「あぁぁ……はぅん! あっ、っくぅん! また、またぁ! くる、くるのぉぉ!」
程なく彼の予想通りヴァニラが限界を口にする。
「な、何度でも、かまわねぇ!」
しかしそれはサッズにとっても他人事ではなかった。ようやく見え始めた絶頂へ兆し。
それを目指しひた走るサッズ。
「あぁぁ、もうだめぇ……サッズぅ────! いくぅ─────んんん!!」
そんな彼より先にヴァニラは頂に達していた。
叫びに近い喘ぎ声を発し、口の端から溜まった唾液がだらしなく垂れ落ちる。
しかし今度はサッズも動きを止めることは無かった。
間近に迫ったエクスタシーに手を伸ばし、それを訴える。
「お、俺も! いくぞ! ヴァニラぁ!」
自分の種子をぶちまけようと最後のあがきを見せる。
「あああぁぁああ─────!!」
ぶりゅりゅりゅりゅっ!
怒号と同時にサッズの男根から種子が放たれた。
それらは男根を覆うゴムの中を、大量に満たしていく。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
彼の太ももの上で、ヴァニラは快感の中に溺れながらも息を整えようしていた。
未だに彼女の中に埋もれているものはその力を失っていない。
「す、すまねぇ。途中からその……歯止めが利かなくなっちまった」
「いいよ、とっても気持ちよかったし……ぁん」
ヴァニラは彼の上から立ち退くと、乱れた髪を整え始めた。
彼女の中から抜け出た男根は徐々にその力を失い頭を垂れる。
「でも、すっごい量ね」
彼女の言葉は避妊具の中に溜まった白濁液を示していた。
そして指でサッズのモノをつつく。
「やめろぃ……ご無沙汰してたんだからよっ」
男は男根から使用済みのそれの取ると口を結び、無造作に後方へと捨てた。
「なんならまた相手してあげよっか?」
腰に手をあて前かがみにヴァニラがサッズに問いかける。
すでに彼女の顔には熱気を帯びた様子は残っていない。
いつにもまして悪戯っぽい笑顔でサッズに近寄る。
「大人をからかうなっての。ガキが……」
彼女の視線から逃れるようにサッズは立ち上がり、ズボンを履こうとしていた。
「あー! またガキって言った!」
「ガキにガキって言って何が悪い」
ぼそりと呟く言葉。独り言のようで独り言でないヴァニラに向けた皮肉。
それを聞いた彼女は身を翻し、軽い足取りで瓦礫の山を登り始める。
「おっさんのそういうところ……ダイッキライ!いーだ!」
彼女は振り向きざまに口を指で広げて歯をむき出しに威嚇する。
「おい! まて! 一人で先に進むな!」
慌ててベルトのバックルを締めようとするがヴァニラを目で追いかけていたため、慣れた事でさえもてこずってしまう。
「ちくしょう……」
サッズは悔しさにまかせ地面に向かって唾を吐き捨てた。
そんな彼の目が捉えたもの……ヴァニラが着用していたショーツ。
「おぉーい、大事なもん忘れてるぞー!」
その言葉でヴァニラはしぶしぶ彼の元に戻ってくるのだった。
□とべこちぬえd□
以上、お粗末さまでした。
次回はホープxライトニングをお送りします。
規制にかからなければ近々お邪魔します。
最高です!
やっぱ皆、あのゲームやってて考えることは大体おなじなんだなぁ…と。
どう見たって、そう見えるよなぁ。
810 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 13:45:48 ID:mBsNPaS1
てす
規制解除ありがたい
サッズは良心的存在だったからどんなかんじかと思ったけど、ちゃんとキャラ保ったままでエロスで楽しかったです。
ヴァニラすきだから個人的にツボでした、GJGJ。
スノウとの絡みもいいかも
GJです
サッズとヴァニラのペア好きだから嬉しい
シコった
661からの続き 規制放置ですごい期間おいてもうた…
3レス程失礼します
「んんっ…!」
余韻を残し、一際敏感になった部分への刺激に身体がびくんと跳ねる。
「気持ち良かった?」
口を開くのが重たく億劫で、見下ろす瞳に小さく頷いて答えた。
すごく気持ち良かった。おかしくなって何も考えられなかった。
いつもと違うスノウに翻弄され、溺れる。
そうしている間は頭の端に寄せているあの子の笑顔も、忘れられる。
ぼんやり意識を飛ばしていると彼の影に覆われる気配がした。俯いていた顔を上げると
スノウは頭の上の方で何かを探っていた。
あぁそうか…これからスノウがあたしの中に入ってくるんだ…。
そして取り出した小さな袋を空けようとする彼の手をレブロは押さえた。
「あの…大丈夫、つけないで」
スノウは少し驚いた表情でレブロを見据える。こういう時、男は何を考えるんだろう。
難しい顔をしているスノウの腕を掴み、もう一度囁いた。
「ほんとに、大丈夫だから…」
初めて抱かれる感触がゴム越しなんて悲しい。スノウの肌を沢山感じたいんだ。
これが最初で最後だから。
珍しく考えたこんでいた彼は、小さな溜め息を吐きようやく動き出した。
濡れてとろとろになった場所に熱く固い物をあてがわれ、滑るそこに馴染ませ
るように擦りつけられる。
押しつけられた先端が閉じた場所にめりこんでいき、入り口をぎりぎりと引き裂きさく。
「力抜いて」
「…うん」
駄目、わかってるけど出来ない、怖い。どうしても腰が引けてしまい、奥へ逃げてしまう。
スノウにされるなら嬉しい筈で、あたしが望んだ事なのに、怖い。
「…っつ…」
ひきつる痛みに涙が滲む。
震える身体を悟られてはいけないのに…痛い。ちゃんと見ておけば良かった。
そんな余裕がある筈もなく、何度か同じ事が繰り返された後、彼の動きが止まった。
「お前…まさか…」
彼の先の台詞は多分ご名答。バレずに終えるなんて甘かった。
レブロはスノウの台詞の続きを力無く答えるしかなかった。
「うん…初めて」
「マジかよ…」
心底驚いた顔してる。いや、呆れているのかもしれない。
「やだ、やめないで。最後までして」
彼の首に腕を絡めて必死に願った。
「お願い」
「何で…何で俺なんだよ…付き合ったヤツいただろ」
スノウの言うとうり、何人かの男と付き合った事はある。しかし身体ばかり求め
てくる彼等は、自分が身体を開かないと分かると簡単に去っていった。その後、
彼等が広めた話に尾ひれがついて一人歩きし、何故かヤリマンだとかそういった類の言葉を影で言われるようになっていた。
面倒くさいので放っていたが、恐らく噂はスノウの耳にも入ってしまっているらしい。けど本当は違う。
「スノウがいいの。スノウじゃなきゃ嫌なの」
もうワガママ言わないから。小さい頃からワガママばっかりだったけど、もう言わないから。
「お前バカだな…すげえバカ」
ほんと、バカだよね。大きな手にぐしゃぐしゃと頭を撫でられた。
彼はレブロの腰の下に枕を挟んで腰の位置を高くすると、再びレブロに重なった。
「肩の力抜いて。ちょっと我慢な」
スノウはレブロの頭を優しく撫でながらそう言うと、レブロの肩を掴み自身を沈めていく。
入り口はひりつき、ぎりぎりと押しあてられる圧力に身体が悲鳴をあげる。
「っつ…うぅ…ぁ…」
「痛い…よな…」
心配そうな表情の彼と目が合った瞬間、唇が降ってきた。
スノウからされる初めてのキス。たまらなく嬉しくて、口内に差し出された舌を夢中で貪った。
求められて幸せで、涙がでそうになる。
「んっ…ふぅっ…!」
スノウの動きが止まり、強く掴まれていた肩の手の力が抜けて唇が離される。
「全部入った」
「すごい…熱いね」
身体の中で彼の一部が静かに波打つ。ほんとに一つになったんだ。
スノウはしばらく肩を抱いていてくれた。
「動いても平気か」
「ん…大丈夫」
彼がゆっくりと腰を使い始めると、麻痺していたひきつった痛みが蘇ったが
それよりも、とてつもない異物感が勝った。
「あぁっ…んっ」
動かされる度に、喉の奥から声が溢れた。
律動に合わせて濡れた物同士が擦れる音が聞こえる。
角度を変えて突き上げられ、感じた事のない感覚が子宮の奥にこみ上げる。
「ああっ…はぁっ…」
裂かれた入り口はやめてと悲鳴をあげているのに、終わってほしくない。
今スノウの目に映っているのは、間違いなくあたしだけなのだから。
「あん…あぁ…!」
長いのか短いのか解らない時間、擦れる程声をあげた。
足をスノウの肩へ上げられ、更に奥を責められる。
彼の腰の動きが一層早くなり、身体が離れた。
お腹に暖かな感触…終わってしまったんだと悟った。
二人の時間は終わった。
その後、また交代でシャワーを浴びた。繋がっていた部分は未だぼんやりと違和感を残している。
部屋着を羽織って彼の横に寝転ぶ。
「あたし眠くなっちゃった。少し寝てく」
「じゃあ、眠るまでな」
「え?」
向かって伸ばされた腕に目を丸くする。
「何だよ、嫌か」
「嫌じゃない、嫌じゃないです」
差し出された腕の肩口に遠慮なく頭を乗せた。
あたしが眠るまで、スノウは肩を抱いててくれた。
目が覚めると彼の姿は無かった。
寂しかったけど、しょうがない。今頃セラを迎えに行っている時間だ。
起きたてで浮腫んだ顔を見られなくて良かったと思う。
トイレで用を足すと、膣がピリピリと痛んだ。拭ったティッシュには少し血が滲んでいた。
スノウと繋がったしるし。
後悔は少しも無かった。
薄暗いホテルを出ると、外は目が眩む晴天だった。
眩しさに目を細めると涙が出た。
『ありがとう』
心の中でつぶやきながら、頬を伝う涙を手の甲で一気にぬぐい去り、私は海に向かって歩き出した。
超GJ!!!!!泣いた
>>808 GJです。続き楽しみに待ってます。
ところで 前作から気になってたんだけど □とべこちぬえd□ って何ですか?
HN? それとも文字化け?
>>816 こちらもGJ! 切ないねぇ・・・
819 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 02:19:40 ID:UgrWjkm2
切なくて悲しいけどうまいですね、GJ
>>1 百合は該当板へってあるけど百合混じり3Pは
どこに投下すればいいんかな
っ>721
投下したらこっちに断りつきでリンク張ればいいと思う
822 :
ナバート娼館:2010/04/22(木) 12:49:13 ID:uLuDNYGZ
エロパロで良いのかわかりませんが、その様な用語を使用しているので……って事で。
「この間の面接の時にも話したと思うけど、ここは完全会員制クラブです。厳しい審査をパスしたVIPのお客様しかいないから安心してくれて結構よ。…こちらへどうぞ……」
上品な佇まい。柔らかい物腰の中に一瞬冷淡な微笑を浮かべる。綺麗な金髪と眼鏡が印象的な女は重厚な扉の先へと誘った。
長い螺旋階段を下りると体育館ほどもある空間が広がり間接照明で照らされた年代物のアンティーク家具やバーカウンター。素人が見ても一目で高いと分かる絵画。洗練された小物の数々。美しく飾られた瑞々しい花々……
それらがセンス良く配置され居心地の良い空間を作り上げていた。
そこにいたのは自分と同じ位の女が数人と幼い幼女が一人……皆、思い思い寛いでいる様子だった。
眼鏡の女は一度周りを見回すと、
「まだ説明が残っているの。何か飲みながらお話ししましょうか。バーカウンターで良いかしら?」
そう言うと軽やかにスツールに腰掛け、隣に座る様手招いた。
「何がお好みかしら?えっ……っと……」
「…ライトニング…」
「そうそう!ライトニングだったわね…紅茶、コーヒー、フレッシュジュース…もちろんアルコールもあるわよ?」
「……じゃあ、紅茶で……」
「ホット?アイス?」
「…ホットで……」
そう答えると美しく計算された微笑みを浮かべた。
「じゃあ、シド…私も同じので…素敵なお嬢さんでしょう?今日から新しく入ってくれたのよ」
シドと呼ばれた人の良さそうな初老の男は微笑みながら軽く頭を下げた。反射的に此方も頭を下げる。
どこに目をやれば良いのか分からずカウンターを見つめていると美しいティーセットが用意され、爽やかで深みのある香りが立ちこめた。
可愛らしい小さな陶器から砂糖を紅茶に溶かし入れ一口飲む。少し緊張がほぐれ た様な気がした。
「さ……て、これからのあなたの事と、ここにいる子達の事をお話しするわね。
まず、あなたは処女って事なので一番最初にオークションに出て貰います。年齢が年齢だけど…まぁ、あなた位の容姿ならいい値がつくと思うわ。開催は明日。それまでにエステとスパで綺麗にしてもらってね。
両方とも館内にあるから後で案内させるわ……」
女は何か質問はないかと微笑みながら目配せをする。
823 :
ナバート娼館:2010/04/22(木) 12:54:00 ID:uLuDNYGZ
「………」
「次に、ここにいる子達の事を簡単に紹介しておくわ。在籍している子はまだまだいるんだけど、とりあえず今いる子だけお話しするわね。
まず、そこのソファーに座ってモーグリのぬいぐるみを抱いてる緑の髪の子がうちのNO1…ティナ。
彼女は人間と幻獣のハーフでね、オーガズムを感じるとトランスするの。始めこそ心配だったけど世の中分からないわね……
それがいいってお客様が大半を占めてる。あなたより若いけれど一番の古株だから何か分からない事があれば彼女に聞くといいわ。
その隣りで熱心に絵を書いてる子がリルム。一番最年少の10歳。彼女も始めあなたと同じ処女でここに来てオークションに出て貰ったわ。
当オークション至上最高値でとある国の王様が落札……その後大体週1ペースで通って下さってるわ。
奥で寄り添ってる二人……黒髪の方がファング。オレンジの髪の方がヴァニラ。
見ての通りとっても仲がいーの。だから二輪車を希望するお客様には彼女達をお勧めしているわ。
ファングは獣姦OK。ヴァニラはスカトロOKだから根っからの仕事人ね。
で、花を眺めてる綺麗な子がセリス。あなたと同じ元軍人さんよ。血縁関係は無いけれどシドとは祖父と孫みたいな関係ね。
元々ここに居るべき子じゃないんだけれど、彼女に対するストーカーが凄くてね…時には下着やアクセサリーがなくなる事もあったそうよ。
それで一人にさせるのは心配だからってシドが連れてきたの。だけど見た通り飛び抜けて綺麗な子でしょう?周りも放っておかなくて先月デビューしたばかり。
どう?皆素敵でしょう?他にもまだまだ素敵な子達が在籍しているわ。あなたも早く慣れるといーわね。…後で、ホープと言う少年が迎えに来ます。それまではゆっくりしてってね。」
眼鏡の女はそう言うと紅茶を半分程飲んで席を立った。
一人残された所で、何もやる事は無い。冷めた紅茶を飲み干した所で後ろに気配を感じ振り返る。緑の髪の女……たしかティナとか言う名だったか。
…こんな感じで色々な女の子がナバート管理の元セックスすると言うお話しなんですが……
>>821 NLしながら百合もだからあっちでもスレチなんだよね
>882林真理子の小説「青山娼館」のパロディですね。このスレでいいんじゃない?
あ、882じゃなくて822でした
>826
気づいていただけるとはWW
>>823 ここで全然大丈夫っしよ。
楽しみに待ってます。
>823 まてます!
ただ「青山娼館」の文体そのまま使っちゃうとただのパクリになっちゃうから、上手い事アレンジしてほしいっす。自分原作知ってるんで;
>>820へのレスを忘れてた。
個人的にはここで読みたいけど百合は駄目らしいから……ロダに上げて投下が無難なのかね。
>823、楽しみにま「っ」てます!だった……。
>721ですが、保管庫はひとつあればいいという意見もあったので、やっぱりやめておきますね。では失礼します。
>>831 レスありがとうございます!まんまパクレる程文才無いんで大丈夫?です。「青山娼館」の内容は完全無視して書きますW
でもナバートで良かったのか今だに……アルティミシアでも良かったかな…と。
>>834 ああ、アルティミシアの方がはまりそうだね。
ナバートはM女っぽいし。
836 :
763:2010/04/23(金) 11:20:30 ID:buiqbDRc
度々お邪魔します。
前回からの続きでホープxライトニングをお届けします。
話的には間にホープxヴァニラが入るのですが以前投稿させていただいたカップルなので、はしょらせてもらいました。
題名:04.リプレイス
内容:ホープxライトニング
ちなみにライトニングがアレです。
作品のネタバレになるので伏せますがその手が苦手な人は発覚時に読み飛ばすかスルーしてくださいませ。
また興味なし、スルーの方は題名をNGワードにしてください。
35行区切りで今回は12レス消費させてもらいます。
PS:賞賛の言葉ありがとうございます!とても次作を取り掛かるのに励みになります。
>>811氏
自分もヴァニラは好きなんで、今のところスノウとの絡みは考えてなかったんですが
ネタがわいたらお邪魔させてもらうかもしれません。
>>818氏
すいません□とべこちぬえd□は□To Be Continued□をひらがな打ちのまま変換していない状態です。
今回からはまともに〆させてもらいます(汗
ノラ作戦の中止、ライトニングの発言にホープは言葉を失ってしまった。
聞き返したところで彼女の口から返って来る言葉は曖昧なものだった。
そんな彼女に対し苛立ちがこみ上げるホープ。
気が付いたときには彼は感情に任せライトニングを怒鳴りつけていた。
それでも彼女は反論することなくそれを受け止める。
愁いを帯びた瞳。悲しみを堪えるライトニング。
そんな彼女に一瞬でホープの苛立ちは霧散した。
だが、そんな彼に次の感情が満ちていく……とてつもない虚空感。
復讐に全てを捧げると誓った彼、目的を失ってしまった今、何も残っていなかった。
「……なんなんですか。戦え、迷うなってけしかけたのに……見捨てるんですか……」
彼は言葉を選ばなかった。思いついたままの言葉を彼女に叩きつける。
それはライトニングの心を酷く打ちのめした。
自分を頼ってきた妹と重なる光景……セラの告白。
それを信じなかったゆえに起きた悲劇。あのときの光景が思い起こされる。
ライトニングは我に返るとホープの肩を抱き、急迫したように訴えかけた。
「見捨てはしない!私が守る」
決意を込めた瞳がホープの良く知る人物と重なる。
ノラ、エストハイム……彼の母親。
「あ、ありがとうございます……けど」
思わず礼の言葉を述べ、彼は俯いてしまった。
「けど、なんだ?」
言葉を濁した彼に問い詰めるライトニング。
あやふやな結果を好まない彼女はこのような対応を毛嫌いしていた。
「これから何をどうすればいいんですか?」
「私も分からない、迷っている……だが希望がない戦いは違うと分かった」
今回に限っては彼女の問いは藪蛇になってしまった。
自分自身が何をどうすればいいか分かっていないおぼろげな行き先。
しかしただ死に場所を見つけるための戦いは無意味だと悟る。
「希望って……なにもないですよ」
「ホープ、だろ?」
あえて希望という言葉をつかったライトニング。
それは彼の名であったから……
「名前負けですよ、そんな崇高なものじゃないです……僕なんて」
「男なら……簡単に弱音を吐くものじゃない」
彼の言葉に苛立ちを覚えるライトニング。
二人に立ち止まる暇は無い。追っ手が迫り、それでなくてもシ骸になってしまうまで幾許の猶予があるか分からない。
渇を入れるライトニングに珍しくもホープは反抗的な態度を見せた。
「ええ、男ですよ!だからあなたを……」
彼の睨みつける視線をライトニングは怯むことなく受け止める。
「なんだ?」
しばらくの沈黙。
視線を合わせたまま彼が答えるのをずっと待っていた。
「いやらしい目で見たこともあります。僕なんてただの男ですよ……」
ぽつりぽつりと溢す少年。
「ホープ……」
今度はライトニングが彼に返す言葉に詰まる。
思春期、その言葉だけで片付けるには余りにも陳腐すぎる。
多感な少年の、思い切った発言。
だからこそ適切な言葉を探し、それを選ぶのだった。
「それがお前の希望か?」
「え?」
突き放されると覚悟していた彼はライトニングの言葉に意表を突かれた。
ホープは彼女に罵られ、嫌われ、そして二人の間に歪が出来てしまうと覚悟していたのだ。
「私を抱いてみたいんだろう? それとも違ったか?」
「……そ、そういうわけじゃ」
露骨過ぎる言葉にホープは躊躇いを覚える。
やはり彼女には嫌われたくない……少なからず彼女に好意を抱いていた少年は心の中で自分の吐いてしまった言葉を呪った。
「ならどういうことだ?」
「……」
なおも問い詰めるライトニングに返す言葉すら思いつかなかった。
「図星だろう? 下手なウソを吐くな」
「ご、ごめんなさい……ライトさんに嫌われたくなくて」
「何を言っている。お前も正常な男だと言うことだ。恥ずべきことではない」
彼女は大人の対応で彼を説き伏せようとする。
その顔は嫌悪感を抱いている様子は無い。
彼を傷つけまいと努めて優しい表情を作っていた。
「はい」
ホープはそんな彼女にやましい気持ちを持ってしまったことを悔いる。
少なからず自分が下品な考えをしていると自ら白状してしまったことを……
「だが、私はお前の期待に応えられない」
追い討ちとばかりにライトニングがホープに告げる。
「……やっぱり……ですよね。また、からかったんですね」
期待していなかったわけではないが面等向かって断られると落ち込まざるを得ない。
しょぼくれるホープに咄嗟に言い訳を被せるライトニング。
「……誤解するな。私は……その経験がないと言ったんだ」
「え? 今なんて」
照れが生じ早口になるライトニングの言葉を聞き逃したホープが問う。
眉を寄せ、改めてライトニングは先程の言葉を復唱した。
「な、何度も言わせるな! 男性経験が無いと言った!」
普段能面の彼女だったが羞恥にまみれ、その顔が赤く火照る。
「ご、ごめんなさい」
怒るような勢いで言った彼女に反射的にホープは詫びの弁を述べていた。
「謝るな、よけいに恥ずかしい」
間髪居れずライトニングは言葉を被せ、まだまだ赤くなる顔を冷まそうと手を扇子代わりにして顔を扇いだ。
その程度でのぼせが収まるはずも無い。
「もしお前が私を抱くことで生きる希望をもてるならやすいものだと思う」
まともにホープの顔を見ることができなかったのはライトニングのほうだった。
彼女は何も無い空間に視線を向け、言い慣れない言葉を続ける。
「え? ライトさん」
疑問符を浮かべるホープ。
少なくとも話題が変わったわけではない。
聞き様によっては彼の期待に添えようと言っているようだった。
「その、したいのだろう? ヴァニラとしたように」
今度ははっきりとそれを言葉にする。
「したいです! そのライトさんさえ良ければ!」
すぐさまホープは答えた。
先程まで沈んでいた彼とはまったく別人の顔で、声で……
「やはり男だな……さすがに私もこのことに関しては何も知らない。お前に教えてもらうことになるが?」
真っ赤な顔でライトニングはホープを見つめた。
心なしかその瞳が泳いでいる。
「ま、任せてください。その……付け焼刃ですけど」
大口を叩いたものの自分の発言に自信がないホープは慌てて付け加えた。
「問題ない」
鬼気迫る表情でライトニングが答える。
「こ、こわいです。ライトさん」
「……っ!」
怯えるホープに正気を取り戻した彼女は一旦深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。
「キ、キスしますね、目を閉じてください」
遠慮気味にホープが言った言葉に素直に従うライトニング。
彼女の手が、足が緊張で小刻みに震えている。
そんな彼女を可愛らしいなどと思いながらホープは背伸びをし、彼女に顔を近づける。
「いきますよ」
その声で二人が同時に少し顔を前に出した。
「……っ!」「いっ!」
加減の知らず二人は勢い良く口をぶつけることになってしまった。
互いが痛さのあまり口を押さえうずくまってしまった。
「ご、ごめんなさい! その、キスしたことが無くて……」
慌てて謝罪の言葉を並べるホープ。
「言っただろう、私もしたことはない」
どちらが悪いわけでもない、互いが知識も経験も乏しかったのだ。
痛みが治まったところでライトニングは膝を曲げ、その場に腰を落とした。
身長差がある彼に少しでも負担を減らそうと考えた行動だ。
「もっとゆっくりですよね……今度は慎重にキスします」
「改めて言うな……照れる」
ライトニングは一度目を伏せ、彼が近づいてくるのを確認するとしっかりと目を閉じた。
今度こそは失敗をしまいと、口を尖らせ恐る恐るライトニングの唇に重ねようとする。
ガチ……
どうしてか、触れる瞬間に先程と同じように勢いをつけてしまうホープ。
前歯があたったものの今度は先程の衝撃より優しく、二人の柔らかい唇がくっつきあった。
ただの唇を合わせるだけの接吻。
しばらくして彼から逃れるようにライトニングは頭を後ろに下げた。
「くはっ!」
顔を上げ溜まった空気を吐き出すライトニング。
その様子に驚いたホープが訊ねる。
「ど、どうしたんですか?」
「い、息を止めていた……思ったより苦しい」
恥じらい、伏せ目がちに答えるライトニング。
そこに普段の凛とした感じは無く、まるで乙女のような仕草を醸し出していた。
「あはは……本当に何も知らないんですね」
「わ、笑うな! 私は真剣なんだぞ」
ホープは思う。いつものライトニングより今の彼女のほうがとっても人間的でいとおしい存在だと。
そしてなによりそれを自分が、自分だけが知っているという一つの優越感。
「とっても可愛いです。ライトさんの違った一面を見れて」
「ば、バカにするな!」
ライトニングは凄んで見せるが、ホープにはまったく効果が無かった。
逆にそんな彼女へ彼は大人びた対応を見せる。
「違いますよ。僕しか知らないライトさんを見ることができて嬉しいんです」
「調子に乗るな……」
口を噤み、へそを曲げるライトニング。
それすらもホープは優しく受け止める。
一度の口付けが遥かにホープを大人へと成長させた。
そんな彼がずっと着目している部分……
「胸、触ってもいいですか」
ホープは自分の欲望を口にする。
「い、いちいち聞くな……恥ずかしいと何度言ったら……」
「ヴァニラさんにはダメって言われたから……」
ライトニングが言い終わる前に呟くホープ。
二人の時間が止まる、一瞬の間……
「あ、あいつと私を比べるなよ……」
照れるライトニングが小声で独り言のように呟いた。
「そんなことしませんよ!ただ……」
慌てたホープが彼女のそれに否定の言葉を被せたが、勢いは失速し語尾が窄んでしまう。
「ただ? なんだ?」
そんな少年に的確な答えを求めるライトニング。
「僕も不安なんです、その……喜んでもらえるかどうか」
「そんなこと……私も不安だ。お前がしたいようにすればいい。お前が喜んでくれれば私はそれだけで嬉しい」
彼の仕草がライトニングの持ち合わせている母性をくすぐる。
聞いてしまえば小さな悩みだが彼にとっては大きな悩みに違いないのだ。
それを踏まえたうえで出来るだけ寛容に彼女は受け入れてみせた。
頬に落とす軽い接吻。
妹セラにするのと同じ、そうそれでよかったのだ。
彼女はホープを男と認識した時点から、気負い、身構えてしまっていた。
その考えを切り替えるだけで途端に気が楽になり自然な行動を取ることが出来た。
「今までがそうであったようにお前は一人で背負い込みすぎる。私に頼れ、甘えろ。私はお前を見捨てるようなことは決してしない」
「ライトさん……」
ライトニングが両手で彼を抱きしめ、自ら唇を重ねる。
今度は呼吸を止めるようなへまはしていない。
一度唇を離すと、ライトニングはその場で立ち上がり彼に背を向けた。
胸部の下を止めているベルトをはずし、ベルト状のフォックを一つ、また一つとはずしている。
「じ、じろじろ見ないでくれ。私も恥ずかしいという感情は持っている」
背中越しに感じる視線、その少年に対して言葉を投げかけた。
「す、すいません!」
慌ててホープも彼女に背を向ける。
本心では脱衣の様をも目に焼き付けたいと願いながら……
唐突に繰り広げられる現状にホープの胸はヘイストがかかったように早鐘を打ち続けていた。
「素直だな……そんなお前が私は好きだ」
背を向けていたホープに背後から寄り掛かるライトニング。
彼の背中に女性の柔らかい質感を持った胸が押し当てられる。
「ラ、ライトさん」
我慢し切れずホープは後ろを振り返った。
そこには何一つ身に着けていないライトニングが居た。
「ばっ、バカ者!」
咄嗟に恥部を手で覆い隠すものの、それに仕草によりホープの目に強調される彼女の胸。
ルシである証を刻まれた左胸は普段知ることの出来ない彼女の秘密を、また一つ知ってしまった優越感を感じていた。
「き、綺麗です……ものすごく、神秘的です」
うわごとのように極自然にホープは呟く。
女性の裸を見たことが無いわけではないが、彼の知っている誰よりも美しかった。
情交にいたってヴァニラとて彼の前で全てを脱いだことは今まで一度も無い。
「そ、それ以上言うな! は、恥ずかしいんだぞ」
素直な反応がよけいに羞恥を煽られてしまうライトニング。
彼女の取り乱す仕草が普段とのギャップを感じさせより愛らしく、可愛く見えた。
「悪いのはライトさんですよ。そんな綺麗な体を隠しているなんて……」
彼は誘われるようにライトニングの胸に手を伸ばしていた。
大人になってから初めて触る異性の胸……柔らかく、これ以上ない心地良い感触がその手を通して伝わってくる。
同時にホープの体にも変化は訪れていた。
股間の辺りに漲る力。だが、そんなことは気にせずホープはただ目の前の欲望を満たすことに意識を注いだ。
手や指だけでなく、ついには口付け、子供のようにそれを吸った。
いや、彼はまだ大人と言うほど年端は過ぎてない。
だけど赤ん坊のそれとはまったく違う意味での行為。
今だかつて味わったことのないこそばゆい感覚にライトニングは苛まれていた。
「あぁ……ホープ……あぅ、せ、切ない……」
それでいて胸を締め付けるような苦しさがこみ上げてくる。
全裸のライトニング……肌を撫ぜる風が冷たかったが不思議と寒さは感じなかった。
むしろ火照る体にのぼせそうになってしまう。
べったりとホープの唾液がライトニングの胸を濡らしつくし、彼はようやくその口を離した。
彼は腰を下ろし、膝立ちの姿勢になると彼女がずっと隠している手をどけようとする。
「こ、ここは! だめだっ!」
「何を言ってるんですか、これからここに僕のが入るんですよ。その前にちゃんと準備を……」
彼のたった一言で説き伏せられるライトニング。
抵抗力をなくした手をどけ、ホープはブロンドの恥毛が揺れる股間に顔をつけ、そこを触った。
「ここに、ホープのが……あん!」
うわ言のように彼の言葉を反芻するライトニングにまたしても未知なる感覚が襲った。
胸のときとはあきらかに違う、脳髄に届く衝撃。
一度ではない、彼が触れ、舌で舐められるたびに形容し難い感覚が彼女を刺激する。
「だ、だめ……それ以上されたら……立っていられなくなる」
ホープの愛撫に耐性が無いライトニングの体はわななき震えていた。
彼女の言葉が嘘ではないことはすぐにホープも分かった。
今にも崩れ落ちそうに彼女の膝が震えている。
「座りますか?」
彼の申し出にコクリと頷くライトニング。
足場にマントを敷き、その上に腰を下ろすが鉄筋の足場はそれを通して彼女の臀部に冷たい感触を伝える。
しかし逆にその冷たさが熱を持った体には心地良かった。
「足を広げてください」
ホープからの指示が飛ぶ。
「か、簡単に言うが……は、恥ずかしいんだぞ!」
照れるライトニング。
ホープに言われたものの彼女の足はピッタリと閉じたまま彼の言葉に応える気配が無かった。
「なら僕も脱ぎましょうか?」
打開策とばかりにホープが言った。
いや、言うより先に彼はすでにジャンバーを脱ぎ始めていたのだった。
「必要ない! そんなことをされたら熱で倒れてしまいそうだ……」
ライトニングが言葉で制するもののまったく効き目が無かった。
彼女の前で恥ずかしがる様子も無く次々と服を脱いでいくホープ。
「そうなったら僕が介抱してあげます。いいですよ」
ついには彼はズボンを脱ぎ、たった一枚秘部を覆う布切れだけを纏った姿になった。
それさえも躊躇うことなく脱ぎ捨てるホープ。
今までずっとライトニングに従うだけだった彼が始めてリードしてみせた場面だった。
「や、やめ……私をいたぶって楽しいか?」
顔を手で覆いながらも、指の間からさりげなく彼の姿を覗きみる。そんな彼女は怪訝な表情を浮かべていた。
ホープの体躯には不釣合いな股間に聳えるモノに視線が注がれるのは致し方ないだろう。
「別にそういうわけじゃありません。ただ……あなたが好きなんです」
瞬く間に全裸になったホープがライトニングに体を被せてくる。
そして三角座りで閉じた足を両手で抉じ開けようとした。
「……」
ライトニングから言葉は無かった。
彼の手で抵抗をやめた彼女の足が開かれ、露になった秘部にホープが口付けをする。
立っていても座っていてもその感覚は代わることが無かった。
彼の愛撫に思わず漏れそうになる声を抑えるライトニング。
まるで自分の体ではなくなってしまったような錯覚にさえ陥ってしまう。
胸の時と同じように、ホープは時間を費やし飽くなき遊戯のようにライトニングの体を貪った。
彼の好奇心に付き合わされた彼女は文字通り骨抜き状態にまでなってしまっていた。
一時間近く快感に酔いしれ、厳格な理性は欠片となり、思慮能力を失っていた。
いつの間にか彼女は横たわり、上からホープが顔を覗き込んでいる。
「いきますよ?」
ホープのモノが彼女の秘部に押し当てられる。
十分な愛撫で潤い、満遍なく唾液が浸潤してしまった花弁は彼を容易に受け入れそうだった。
サッズから貰っていた避妊具の装着にこそ手こずりはしたが、ホープは一つになりたいとはやる気持ちを抑え切れなかった。
「……あぁ」
体を割るように入ってくる異物。
「っ! きついです」
入り口こそ彼を招き入れたもののその先は未開の地として侵入者を拒んでいた。
「うぁぁ……くぅ」
少し腰を進ますたびに呻き声を上げるライトニング。
彼女は肉が裂かれるような痛みと腹部を圧迫する異物感に苛まれる。
「だ、大丈夫ですか? ライトさん」
心配そうに顔を覗き込んでくるホープに気負わせまいと力無い笑みを浮かべるライトニング。
しかし残念なことに上手くは笑えていない。
「わ、私のことは気にするな!耐えれる辛さだ!」
腰が進み入るたびに激痛が彼女を襲う。
笑顔など作っている場合ではなくなっていた。歯を食いしばりただひたすらに耐えるライトニング。
「あぁあぁ……うぁあ!」
声を上げているのはライトニングだけではなかった。
押し返されそうになる肉圧に必死で立ち向かうホープ。
退けばまた進むときに彼女が痛みを堪えることを分かっていた、だからこそ退くことはできなかった。
奥へ、彼女の中へと目指してゆっくりだが確実に進み続けるホープ。
まるでその様は二人で痛みを分かち合うようだった。
「は、はいりました。大丈夫でしたか?」
密着した結合部、ライトニングは耐え凌ぎ、彼の、ホープの全てを受け入れていた。
「……」
彼女からの返事は無かった。
止めていた息を吐き出し、改めて乱れた息を正すように静かな呼吸を繰り返す。
目の前には心配そうに自分の顔を見つめるホープの顔があった。
その瞳の端には今にも零れ落ちそうな涙が溢れている。
そのとき初めてライトニングは自分が涙を流していることに気が付いた。
「……んん……ぁぅ……」
彼女の口からは言葉が上手く出なかった。
しばらく呼吸を整えた後、そのままの体勢で二人は他愛の無い会話を交わした。
「こうしてるだけでもすごく気持ちよくて……出ちゃいそうです」
ホープは彼女と一つになってからまったく動いていなかった。
ただそこに留まるだけでもライトニングの意思とは無関係に肉壁が蠢き、優しく、時にはきつい刺激をホープに与えていた。
温かく包まれる感触……嘘ではなくじっとしていてもホープは彼女の中で精の滾りをぶちまける感覚を味わっていた。
「私は、お前が入っているのを感じる。違和感というのか……だが幸せな感じだ」
性的な表現は上手く出来ず、淡々と分析するように自分の感覚を伝えるライトニング。
しかし思いを伝える段階ではほのかにその頬が赤く染まる。
「辛くなければ動いても良いですか?」
思いが届いたものの次を欲し、彼はライトニングに訊ねてみた。
「先程から意見を聞くなと言っている。辛いのは今も変わりないがお前が満ち足りてくれれば……それで私も幸せだ」
怒った様な物言いだが、彼女の顔は幸せの笑みで満ちていた。
心地良いやり取り、自然と笑みがこぼれる今の二人はそんな関係だった。
「じゃあ動きます。でもすぐにでも果ててしまいそうです」
断りを入れてホープは動き始めた。
ゆっくりとあくまで彼女の体を気遣うような動きで律動を始める。
「うぁっ! あっく! ……いい、ぞ。私はき、気にするな」
彼が動き出すと同時に苦痛に顔を歪めるライトニング。
強がってみても体内からくる激痛を凌ぐことは困難を極めた。
やがてホープのピッチが上がり、彼は早くも限界の兆しを感じていた。
「はぁはぁ、ライトさん! すごく……もう、僕っ!」
気持ちが篭もった交性に今までとは違う快楽の波動が彼の体を駆け巡った。
少しでも、一秒でも長く甘美な時を維持しようと絶頂を堪えるホープ。
まるで苦痛を堪えるようなホープの表情に、ライトニングは努めて優しく囁きかけた。
「っく、無理はするな……っう! いつでも!」
彼女が経験者ならその思いも遂げただろう。
だが激痛を堪えるライトニングは自身が思うように言葉を紡ぐことは出来なかった。
「で、出そうです! ライトさん、行きます!」
彼はそのピッチを早め、ひたすらにライトニングに腰を打ちつけた。
背を仰け反らせ、一番深いところで彼はせき止めていたものをぶちまける。
それは彼のモノを覆っていたものなかに射出され、本来進むべき道は断たれてしまった。
硬直した体の力が抜けると、ホープはライトニングの上に力無く伏せることになった。
「んあ! ああぁ……ぁぁぁぁ……」
終焉を向かえ、彼との約束を果たせた達成感と満ち足りた充実感にライトニングは感嘆の声を上げた。
母の胸に抱かれ、眠っている感覚。
ホープは疲れた体をライトニングに預けていた。
そんな彼の髪を、背中を優しく彼女の指が撫ぜる。
「その、気持ち良かったです」
「そうか、安心した」
お互い顔を見合わせることなく言葉を交わす。
まるで母のように優しく彼を思いやるライトニング。
「痛く……なかったですか?」
ホープは恐る恐る感想を聞いた。
事の最中、散々彼女がつらそうな顔をしていたのは知っている。
「そんなはずはない、正直死ぬほど痛かった。だが気持ちがあったからこそ堪えることが出来た」
「すいません」
そんな彼女に改めてホープは詫びの言葉を述べる。
そこにはいつもの二人の関係が戻っていた。
「謝ることは無い。それより……」
珍しく言い澱むライトニング。
彼女が言葉を詰まらせることは今まで無かったことだ。
しばらくの間、続きを話し始めない彼女に不審に思ったホープが逆に問いかける。
「それより、なんですか?」
もしホープが彼女の顔を見ていたのならその変化に気が付いただろう。
生憎、彼はその居心地のよさから彼女の胸に顔を鎮めたままだった。
「その、この、これはどうにかなるのか?」
「何のことですか?」
早口で答えるライトニングだが、まったく彼女の真意が読み取れないホープ。
再度問いかける彼にライトニングは苛立ちながら彼女は怒鳴りつける。
「私の中に入っているものだ! 言わせるな!」
「あっ、すいません。まだまだもっとライトさんと繋がっていたくて」
事が終わってからもずっとライトニングに挿入したままのホープ自身のモノ。
それは彼がまだ活動していた時と変わらぬ大きさ、太さで彼女の中を圧迫し続けていた。
「私もそれは同じ気持ちだ。すっとこのままで居たいのもやまやまだが今は裂傷が疼き痛む」
切な訴え……まだまだ免疫がついていないのか彼女はそれを告げるだけで瞬く間にその顔が朱に染まり始める。
「もう一回っていうのはダメですか?」
上目使いに彼女の顔を見てホープは願望を口にする。
一瞬、ライトニングは顔の筋肉が緩むのを感じたが眉間に皺を寄せると彼を一喝した。
「調子に乗るな!」
その言葉に狼狽し、やむなく彼女の中から退去することにしたホープ。
「す、すいません」
抜き出され破瓜の血にまみれたそれは、活力の衰えを見せる様子は無かった。
重ねた体が離れ自由を取り戻したライトニングは脱ぎ散らかした服の中から下着を取り出すと、急ぎそれを身に着け始める。
「気持ちは嬉しい、ずっと繋がっていたい気持ちも同じだ。それに回数をこなせば痛みはなくなると聞いている」
ホープが退去した後でも秘部に残る違和感は取り除けなかった。
それを感じながらショーツを履き、その上からホットパンツを身につける。
「そのときは何度でも気持ちよくさせてやる」
「楽しみにしています!」
間髪居れずに彼女の言葉に答えるホープ。
着衣の間、背を向けたままで言葉を投げかけていたライトニングだが彼の様子も気になり振り向いた。
しかしそのタイミングが悪かった……ちょうど彼が避妊具を取り後始末をしているところだった。
ようやくほてりが収まった彼女の顔はまた火が灯ったように赤く色づいた。
「そ、そうだな、だから私と一緒に生きる希望を探そう。悪くは無いだろう?」
「ええ、ライトさん。僕も頑張ります」
快活の良い返事を返すホープ。
そんな彼に心から惹かれるライトニングだった。
余談だがその日のライトニングはガニ股で戦闘を行ったそうな……
□To Be Continued□
以上です、お粗末さまでした。
次回はファングxホープをお届けさせてもらいます。
一応次回で連載物として最後になります。
規制に引っかからなければ来週にでもまたお邪魔させてもらいます。
交性なんて言葉あるの?それをいうなら性交だろ
日本語勉強してこいよ
交合、交接、交尾…
スノウ×レブロ切ないな。泣けた;;GJ
ノラ作戦中止⇒いきなりセックス
??????????
>>848 なんか急いで書いたんですか?
誤字が目立ちます。
ところで保管庫機能してないよね?
管理人さんがみてる
ピヨピヨエプロンの…。
どちらかというとライトさんの裸エプロン希望
ファングメモリってあの盾みたいな奴に挿さるのかな?
挿さったら強そうじゃね?
ファングさんとファングメモリ、登場時期かぶってたからなあ
>>823 「こんにちは」
雪の様な白い肌に赤い唇、折れてしまいそうな細い体、透明感のある声……
確かに人間では無い雰囲気を醸し出しているがそれは恐ろしいものではなく、神秘的で切ないものだった。
「ジルから聞いたと思うけど…私、ティナ。……名前……聞いてもいいかな?」
「…ライトニング……ライトでいい」
そう答えると首を傾げて微笑んだ。
こんな子が夜な夜な男達と交わっているとは正直信じられなかった。
「……私ね、こういう仕事してるけど何も感じないの……」
ライトニングは自分の心の中を見透かされたのかと思いティナから目を逸らした。 静かにティナは続ける……
「だけどね…私はこの仕事が好き。人と触れ合ってると温かいから……」
二人の間にしばし沈黙が流れる……
「…そう…か……。あのっ……その……良かったら…でいいんだが…き…聞かせてくれないか!?その…せ…セ………」
「…セックス?」
恥ずかし気もなく、ケロッと答えるティナに動揺を隠せず赤面するライトニング。小さくコクンと頷くとティナは微笑み
「いつの?」
(こ…こいつは私の事をからかっているのか!?それとも本当に…)
澄み切った瞳でライトニングを見つめる目はとてもからかっている様には見えなかった。
(ほ…本当だ……orz)
「じゃ…じゃあ、最新ので……」
「うん。昨日の事ね…隣り…座ってもいい?」
「ど…どうぞ…」
「ありがとう…」
ティナは微笑み静かに話しだした……
……昨日はね、神羅カンパニーの1stソルジャーさんがお客様だったの……えっと…3度目だったかな……
実はね、彼の隠れファンがここのサロンにもいる位人気があってね、自ら彼に付きたいって言う子もいる程男前なの……
いいのか悪いのか……私はそう言うの良く分からないから…………
「……こんばんは……」
「……あぁ……」
(……相変わらず……もう3度目なんだから少し位笑ってくれてもいーのにな……)
「…今日も急ぎ?」
「…すまない。最近こうしてお前を呼んでる事が下の者達に気付かれている気がしてな……」
(だったらゆっくり出来る時に呼んでくれればいーのに……この人のこう言う所…みんな知らないんだよね……)
「う…ん…わかった」
私は彼のコートを脱がせてから口と手を使って上半身を愛撫……乳首をチロチロするとピクッとする所がちょっと可愛い……
おチンチンは大きい方だと思うな……毛は薄め。残念。フェラチオは……私好きだからついついやりすぎちゃうんだけど、彼は我慢強い人だから……
ジュル…ジュルル…ジュポ…ジュポ……
意外とフェラチオの時って音とか重要かも……
「…気持ち…いい…?」
「…あぁ…」
……大体、この辺りで所要時間は20分位かな。急ぎだって言うから立ったままバックで…だけど本当は彼、騎乗位が好きって前に言ってたっけ……。
身長差があると立ちバックは少し辛い……つま先立ちしないといけないし……この日、彼は私への愛撫は無し……だけどいいの…私、普通の人より感じやすいから……
フェラチオしてる時点でもうアソコはビショビショ……
私ね……凄く感じるとトランスしちゃうの……この時も……
「ンぁ…アッ…アッ……ひゃぅ!!!…」
「どう…だ?ここ…感じるんだろう?」
「…う…ん…す…ごい…感じ…る…アッ…アッ…イ…クゥ……」
「トランス……っ、してもいいんだ…ぞ」
「ッ…あぁ!!…ダメっ…トラ…ンス…しちゃ…うよぉ……」
おチンチンだけだとトランスしなかったのに……彼、いきなりクリトリス弄りだしたから……
もう、ずっとピンクに点滅しっぱなしで……
気持ち良かった……
いっぱいイッちゃった……
彼も多分出したと思うんだけど……トランス状態だと記憶が無いから分からないんだ……あっ!私は幻獣とのハーフだし彼も純粋な人間じゃないから避妊の必要がないの……
で、シャワーも浴びずに『さようなら』……酷いよね…時間にすると全部で50分位かな……人によっては短時間でオイシイって言う人もいるけど、私はもう少し肌と肌で触れ合っていたいんだけどな……
「……昨日はこんな感じだったかな……報酬は20万ギル…」
「!!そ…そんなに貰えるのか!?」
「えぇ…」
顔色一つも変えずにあまりにもアッサリ 自分達の行為の事を話すので、最後に聞いた報酬の額の多さの方がライトニングに衝撃を与えた。
その時背後から新たな声が聞こえた。声のする方に目をやるとナバートに良く似た……まるで双子の様な女が大きな鞄と鞭を手に歩いて来た。
863 :
ナバート娼館:2010/04/26(月) 16:43:39 ID:wP+RmhzU
「お疲れー。あらっ新入り?」
ナバートに似た女は倒れ込む様にソファーに座ると、大理石のテーブルにドサッと見るからに重たそうな鞄を置いた。
上質な革で使い込まれた鞄は何処かのブランド物だろう。その中から何やら箱に入った物を取り出すとリルムに話しかけた。
「これ、コルツ山名物のバゥムクーヘン♪みんなで食べよ!悪いけど、シドの所に持ってって切って貰ってきてくれる?」
「え〜!!自分で行きなよ〜!」
「朝までコースで疲れてるのっ!ねっ!お願い!」
そう言うと、リルムは口をとがらせながら渋々立ち上がった。
「お疲れ〜♪お疲れ〜♪」
「土産なんて珍しいじゃん!何かいー事でもあったかぁ?」
ヴァニラとファングが話しかける。
「別に何も無いわ。たまたま昨日のお客がそっち方面のモンクだったってだけよ」
「その人、修行明けは絶対にキスティスを指名するよね?」
セリスが微笑みながら話しかける。女の名はキスティスと言うらしい。見た目はナバートに似ているが、ナバートより快活でさっぱりとした印象だ。
人を集め、まとめる力があるのか、彼女の周りにはいつの間にかみんなが集まり談笑している。
「いこっ♪」
「あ…あぁ…」
自分達も話の中に入ろうとティナが言う。
大きく重厚感のあるソファーセットを囲む様に皆集まる。
「お帰り!彼女、今日から入ったライトニング」
ティナがキスティスに紹介する。
「よ…よろしく」
「よろしく♪キスティス・トゥリープよ」
そう言うと手を出し握手を求めてきた。緊張しながら綺麗に手入れのされた手を握る。皆それぞれ自己紹介を終えた頃には不思議な一体感が生まれていた。
お土産のバゥムクーヘンや色とりどりのマカロン、チョコレートにチーズ、香ばしいナッツにフルーツの盛り合わせ……
皆、これから仕事だと言うのにアルコールも入って差し詰め女子会の様になっていた。話題は美容やお洒落の事、人の噂話、仕事の愚痴や恋の事……
一睡もせず、疲れた体にアルコールが入ったせいかいきなりキスティスが昨日のモンクとの事を話し出した………
>おチンチンだけだとトランスしなかったのに……彼、いきなりクリトリス弄りだしたから……
ティナがフタナリかつ陰核が二つあるのかと思った
865 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 22:00:46 ID:yAh8ih/f
グッジョ!!
期待あげ
822さんのナバート娼館、前半は林真理子の小説のパロディ、ってか真理子氏の文章そのまま書いちゃってるやんw(サロンの様子やナバートの台詞が小説のまんま)
これからはパクる気がないみたいだから大丈夫かね
>ナバート娼館
見ず知らずの名無しキャラじゃなくて、客もFFキャラなのか
それだと「僕の○○たんが売春なんて!」っていう奴よりも
「○○様は風俗なんか行かないもん!」っていう乙女読者が
暴れないか心配だな
>>345 今さらだけどプレイ中なんでGJ伝えさせてください。ほんとにグランパルスであったかもって思った
ほかの職人さんもGJです!
楽しくよませていただいています!
>>867 腐れでなくても、そんなヲタ女なんかエロ系のスレからは消えてくれたほうがベスト
暴れたら遠慮なくブっ叩けばいいしw
「ナバート娼館」ですが何だか、良からぬ方向に進み始め、キャラ対キャラってのが揉める原因になりそうなので(キャラ崩れも含め)一言注意書きしてから投下して行こうと思います。
次はキスティスとマッシュのSM話しです。(マッシュが厳しかったらマッシュの物真似したゴゴでも可)キャラ崩れてますW 隠語、オブラートに包んでいません。
とりあえず途中まで投下してみます。
>>863 行きました〜!行ってきましたよ!!コルツ山!飛空挺乗り継いで……ってかこの時点で相当疲れてて、リモでも迎え来るかなぁ〜♪
なんてお迎え待ってたら……チョコボだよ!チョコボ!?ってか彼、王様の双子の弟でしょ!?いくら何でもケチりすぎじゃね!?で、チョコボに乗るの渋ってたら無理やり乗せられたのよ!?信じられる!?
私ノーパン派だから、チョコボの直乗りなんて拷問意外の何物でも無い訳!背骨がちょうどワレメにくい込むわ毛がチクチクするわで、揺れる度に
「アッ…ン…アッ…ン」
って嫌でも声が出ちゃって………そしたらフィガロ兵の奴イヤらしい目でこっち見て来るの!何だか私も興奮してきちゃって……あっ!私は無料奉仕は絶対しないから!
でコルツ山に付いた頃にはチョコボの背中は私の愛液でベットベトになってたんだけど、知らん顔して山の中入って行っちゃった♪
多分…いや、絶対フィガロ兵の奴チョコボに付いた私の愛液チンコになすりつけてオナニーしたな!うん!
奥に進むとフィガロの別荘があって何時も修行明けは此処って決まってるの。そうそう、昨日はオプションでボンテージコスだったわ!
でね、普通に着替えられると雰囲気出ないから最初から女王様で登場してくれって言うのよ!?どーでもいーじゃん!って思うけど彼の中でストーリーがあるらしくって前回ちょっと言ってやったらオーラキャノンぶっ放してきたし……
コレだからボンボンは……。仕方ないから木の影に隠れてコソコソ着替えたわよ!
鞭良し!蝋燭良し!ロープ良し!花火良し!麻紐良し!チョコボの羽良し!バッチリね♪
――バタン!!!――
「さぁ!!女王…様の……って…アレッ!?」
いない!?いない!!この状況もう始まってるの!?何考えてるんだ!?あいつは!?
…………あぁ〜……ハイハイ〜…なぁ〜るほどね………
私だって、伊達にリピされて無いわよ!彼の追い込まれて興奮するドM精神を考えたら、見つけて貰いたい……けど見つかりたくない。つまり『かくれんぼ』だって、ビビッっときたわ!
いっちょ遊びに付き合ってやる♪
「あらぁ〜私の子豚ちゃんは何処かしらぁ〜」
……………………
「子豚ちゃ〜ん!」
……………………
「豚ちゃ〜ん!ブヒーって鳴いてごらぁ〜ん」
……………………
「あらあら〜ぁ?このままでい〜のかなぁ〜!?」
………………………
ってか、やけにモッコリしてるベット……バレバレなんですけど……
「私の子豚ちゃんは何処かしらぁ〜!いないなぁ〜!よぉ〜し!探すぞぉ〜」
探すフリをしながらウロウロ……面倒くせ!
「あ〜ぁ!探し疲れちゃったなぁ〜ちょっと休もうかしら!」
モッコリベットにピンヒールのままヅカヅカ乗ってみた!凄いゴリゴリするWWWそのままジャンプもしてみたWW 中で悶える人影……
「…い゛…いてっ!…」
声が聞こえ布団を剥ぐ。
「み〜つけた♪」
ピンヒールの痕をうっすら付けたマッチョな男が全裸で丸まっている。顔を上げ私に人懐っこい笑顔を向けた。
(こんな性癖がなかったら、いい男なのに……私のタイプじゃないけど)
「よく、隠れてたの分かったな?」
(分からない方がおかしいよ!)
「え…えぇ!まぁね!」
「今日も何時ものやつガッツリ頼むわ!」
「ウフッ♪わかったわ」
さっき布団の上から踏んだのが良かったのか彼のチンコはすでに勃起状態!体もデカけりゃ、チンコもデカい!!とりあえず、拘束用の梁に両手両足を固定♪
この時点で目は虚ろで何故か大量の汗……妄想力でこうなったのか、何かヤバいクスリでもやってるのか……まぁ、いーわ!プレイに突入!
とりあえずプレイ前まで。大丈夫かな?
はっはっは。
あなたのは面白いけどエロくはねーわ。
私はOKです。続きをどーぞ。
いわれてみればキスティスとナバート似てるね!ノムリッシュの趣味?
続きが楽しみすぎます!! ディシディア2もこんな感じでお願いしたい。
連載中って他の職人さんのSSは投下されなくなっちゃうのですか? 待ってるのいっぱいあるんだけど・・・
ファング×ホープ早く見たい!やっぱりファング攻めなのだろうか?
あえてFF界のゴット姐ぇちゃんに勇敢に立ち向かって貰いたい!
たしかに楽しみだw
激しいセックスになりそうだ。
期待期待!
あまり進んでないんですが、また規制の予感がするので投下しに来ました
>776-777の続きです
白金の騎士は、自ら背を丸めてライトニングを抱き起こし、唇を寄せた。
行き急ぐ主を落ち着かせようとしたいのか、優しく身体を撫でる手が心地良かった。
人間同士であれば、互いに唇を交わらせ、舌を入れて絡ませたりもするのだろうが、
オーディンの唇は吐息を漏らすこともなく、直線につぐんだままだった。
それでもライトニングは、形を変えることのないオーディンの口元に唇を当て、閉ざされた
隙間を舌の先でくすぐった。
一切の言葉を交わすことなく、行動のみで紡がれる官能の糸。羽根のように柔らかな
産毛を立てながら、ちりちりと細く引き伸ばされていく。
「……ありがとう」
唇を離し、ライトニングは、僅かに身体を離した。
「んっ……」
痺れの抜け切っていない秘部に手を伸ばし、ゆっくりと蜜源に指を挿し入れた。
思惑通り、充血した肉襞は絡みつくように柔らかくなり、指への絞めつけも少なく、蜜も滴る
ほどに溢れていた。
「これで……きっと……」
今なら、受け入れられる。そんな気がした。
ライトニングは、我が身を守護騎士に捧ぐ決意をした。
「……オーディン!」
息を止めて、喉を鳴らす。二呼吸分、見つめあった。
まだ、吐息が弾んでいる。
「お前と、一つになろう……」
頬を撫でる大きな手を握り、籠手の上に唇を重ねた。
愛してる、とは言わなかった。
ルシと召喚獣の絆には、それ以上の結びつきがあると信じていたからだ。
オーディンに抱き支えられながら、ライトニングは、刀身に手を添えて、切っ先をスカートの
奥へと導いた。
この行為が仲間に知れたら、皆どう思うだろうか。飼い犬に股間を舐めさせる、異常性愛者
のように思うだろうか。
何と見られようが構いはしない。例え、一夜限りの迷いであっても、ライトニングの身体を
駆け巡る灼熱した感情には、迷いの欠片さえなかったのだ。
「くぅんっ……!」
二人の蜜が交わった瞬間、放電にも似た甘い刺激が、ライトニングを貫いた。
ミリ単位の動きで、時間をかけて腰の位置を下げていく。何度も息を吐き、緊張した筋肉を
緩めようとしたが、それでもオーディンの巨大さの方が勝っていた。
育ち過ぎたマッシュルームのような先端部が、じりじりと秘裂の奥へと進んでいく。
明確な痛みと、ぬぷん、という湿った音と共に、切っ先が体内に入り込んだ。
「く……っ! んぅ……んんっ!」
高圧の熱水を送り込まれているかのような、肉襞を隅々まで押し広げていく圧迫感に眩暈が
した。
蟻が這うのに等しい速さで、オーディンの矛先が、文字通りの処女地を切り進んでいく。
力強い騎士の進軍は、先端が最奥の壁に達するまで続いた。
だが、それ以上は無理だった。
許容範囲外の異物の進入に、限界まで開き切った器官が、遂に悲鳴を上げ始めた。
肉が裂ける寸前の激痛に、ライトニングの呼吸が乱れ出した。
「済まない……、これ以上は、もう……」
幾らか奥に進んだものの、全体の三分の一も入らなかった。
視線を落とすと、脚の間から伸びる巨茎の姿が見えた。
外に取り残された胴体を見ていると、それを受け入れることの出来ない自分に、切なさすら
感じてしまう。
暗がりに沈む黒々としたそれは、水底に横たわる大魚のようだった。
「……どうだ?」
ライトニングは、両膝を閉じ、内腿の柔らかい肉でオーディンのものを包んだ。
「これなら、ここも温かいだろ?」
皮膚と粘膜の敏感な部分が、全て密着している。例え僅かでも、互いの肌を触れあわせて
いたかった。
「……少しなら、動いても大丈夫だ。……始めてくれ」
やや間を置いて、騎士の身体が動き出した。
ゆっくりと身体を揺らす程度の、静かな律動だったが、ライトニングには十分過ぎるものだった。
埋没したオーディンのものが動き始めると同時に、体内の痛みを押し退けるほどの快感が、
ライトニングの身体を駆け抜けた。
「あぁっ、ふぁあ……っ! ……ぁん!」
口から漏れ出す嬌声も、発している自分が恥ずかしく思うくらいに、艶っぽく上擦っていた。
内部から刺激され、一層きつく絡みつく粘膜。
熱くとろけた蜜が、結合部から幹と腿を伝って滴り落ち、二人の間でぬちぬちと音を立てていた。
「うぅ……オー……ディ……!」
突かれる毎に、快感と衝撃に浮かされる身体。
「な、中ぁ……あ、熱……ぃ!」
声を引きつらせながら、ライトニングは、振り落とされまいと甲冑の装飾を握り締めていた。
時々書いてて体格比がわからなくなるのが難しい……
878さんthanksです。自分セツナ系属性なんです…。リグディ×ファングとかスノセラとか
スノウ×ライト義理姉さん思案中。この際、人気ないスノウにファロン姉妹を食っていただこうかと。
ただ、スノライ思いうかばねー。無理矢理系はかわいそうになっちゃって書けないんすよね
ヒント:スノウはフォーグが使える
スノライ期待!
>>879 規制の前にぜひ結末まで投下してくだしあ
>>872 ※キャラ崩れしています。SMが苦手な方はご遠慮下さい。
「今日は射精禁止!わかった!?我慢するのよ!いい!?」
「…ハイ」
「声が小さい!美人のキスティス様も足りない!!」
「ハイ!美人のキスティス様!」
ヤバい……楽しくなってきた♪とりあえず鞭を一振り!二振り!!三振り!!!
「ヴッ!…ヴゥッ!!…ヴワッ!!!」
(う〜ん♪相変わらずイイ声で鳴くわ〜)
修行でついた傷の上から新たな傷を追加!全身傷だらけで真っ赤っか。
(何だかヒリヒリしてそうだな……よし!気分を変えよう♪)
「…目を閉じてて」
「???」
「早く!!」
彼をビックリさせようと仕事道具の入ったバックをあさる。
(あった!これこれ♪蝋燭ぅ〜!と花火ぃ〜!)
まず蝋燭に火を付けま〜す♪こっそり彼に近づきま〜す!二人の愛の協同作業…実質一人だけど…キャンドルサービスで〜す♪
うなだれて、肩で息をしてるのにチンコはビンビンの彼。
とりあえずうなじに垂らしてみた。
―…ポタッ…ポタッ…ポタッ…―
「う゛ワァァァー!!」
「誰が目、開けていいって言ったの!!」
たたみかける様に鞭を一発!なかなかいいコンボ♪
次は正面傷口にタラーッ……
痛みに悶え泣き叫ぶ彼。だけどチンコの先端には我慢汁が♪
トドメにそのチンコにもタラーッ……
「ぐわぁぁぁーーー!!!!!!!!!」
(あっ!一瞬白目剥いた♪)
「どう?気分は?」
「……さ…最高…で…す……」
「もっと欲しい?」
「…は…い…下さ…い」
「んっもう!欲張りね〜」
エナメルボンテージの尻ポケに差しておいた花火を手に取る。彼の瞳は期待で爛々としていて私のテンションもアガる!アガる!!此処までくると可愛いとさえ思えてくるから不思議だ。
我慢汁滴るチンコを握ってしごいてやる。
「ゥッ!…アッ!…アッ!」
「女みたいな声で鳴くんじゃないわよ! いい!?絶対イっちゃ駄目よ!」
そう言いつつ手は休めない。そろそろかなぁ〜ってタイミングで尿道に花火をIN♪ブツッ!!
「ヴッ!!!」
蝋燭の火が生きてるうちに点火♪
―パチッ…パチパチッ…パチパチパチパチッ…シュワァーー!!!!―
凄い!!凄い♪チンコの先端から花火ぃ〜♪た〜まや〜♪
さすがにこの光景は恥ずかしいと思ったのか顔を赤らめる彼。
「何、顔赤くしてるのよ!変態!!」
すかさずビンタを食らわす。
(確かに笑える光景だわWWカメラ持ってくれば良かった……私は見ないけど)
……花火の後ってどうしてこんなに寂しく虚しくなるのでしょう………
チンコの先端に突き刺さったまま焦げた花火を見てしんみり…………………………………………………
するわけないじゃん!!
チラッと時計を見ると11時30分。フィガロからの飛空挺最終便が1時5分……
「ねぇ、そろそろ私時間なんだけど…」
(ここで中断なんて普通出来ないでしょ!?中途半端な状態にしといて延長♪延長……コラッ!延長泥棒とか言わないの!)
「…延長…して…くれ」
「何時まで?」
「あ…朝…まで…」
「毎度〜♪」
チンコIN花火でハァ、ハァ言ってる彼を横目に延長の旨をメールで報告。何だか一段落ついた気分になったらお腹が空いてきた。
「ねぇ、お腹空かない?何かデリバリーしていいかしら?」
「あぁ…城の…厨房に言えば大…体の物は持って…来れるぞ…」
「そ!ありがとう。」
そう言うとそそくさと城に繋がってる無線機を手に取る。
―プルプル…プルプル…ガチャ!―
「ハイ!フィガロデリバリーです!」
「あっ!もしもし。注文お願いします。えっ…っと、キャビアのカナッペとフカヒレラーメン、マンゴープリン…あっ、後よく冷えたシャンパンもお願いしまーす!以上でーす。」
―ガチャ!!―
「…お…俺の…は?」
(あっ!忘れた。)
「ア…ハハッ!ほらっ!せっかく体作りしてきたのに変な物でも食べて体調崩したら困ると思って…それに、今のあなたにはプロテインのポーション割りの方がいーわよ!」
「………それもそうだな!」
ニッっと笑った笑顔が良心に突き刺さる。ちょっと可哀想だから食べ物が来るまで遊んであげよう♪
チンコに突き刺さった花火を断腸の思いで引き抜く。
「ッヒャ!!」
(どんな声出してるんだよ!)
さっきまで幾らか収まっていたチンコは今ので復活!そこに麻紐の登場で〜す♪チャーシューを作る要領でチンコを縛りま〜す!
チャラララッチャラ〜♪肉棒チャーシュ〜♪
こう言ったら何だけど、赤黒く腫れ上がったチンコはリアルに逸れらしく見える。
―ピンポーン♪―
その時インターフォンが鳴った。
「……出る?」
チャーシューチンコの彼に聞いてみた。必死に首を横に振り拒否の素振りを見せた。
(…一応王家の跡取りだし、さすがにこの格好を家来に見られたらマズい…か…)
「いいわ!私が出る」
ってか私もエナメルボンテージなんだけど……ま、いっか!
「ご苦労様〜♪」
昼間のエロ兵士が来るかと思ったら、可愛らしいメイドが大きなバスケットを持って立っていた。私の姿を見て言葉を失ったのか硬直している。
(あらっ♪可愛い!へぇ〜…チャーシュー王子とセックスでもさせたいなぁ…)
「こ…これ、ご注文のお品です!あ…ありがとうございました!」
何か不穏な空気を感じたのか可愛いメイドは要件を済ませると逃げる様に去って行った。チッ!つまらん!
部屋に戻りとりあえずシャンパンを開ける。綺麗な琥珀色…うん!いい感じ♪グラスに注ぎカンパーイ♪喉が渇いていたのでゴクゴク飲む! 「プハァー!ん〜美味し♪」
……ふと、刺さる様な視線を感じ目をやるとチャーシュー王子が恨めしそうな目でこちらを見ている。
(そんな目でこっち見んな!食べ物与えたくなっちゃうじゃない!…ってか全部あいつ持ちなんだけどね…)
「……一緒に飲む?」
一瞬で顔がパアァっと晴れ、見えない尻尾をブンブン振るチャーシュー王子。
(まるで犬だな…)
拘束を解いてやり、彼の分もグラスに注いでやる。
「乾杯♪」
「おうっ♪」
グラスを合わせしばしの休息。
結局、何だかんだ言っても優しい私は三分の一位恵んであげた。キャビアの無いカナッペとか、フカヒレラーメンの汁だけとか……
腹拵えが済むとなんだかアソコが疼いてきた。
「ねぇ、何だかイキたくなったからマンコ舐めて」
新たな指令に興奮を隠せない彼は早速私の足元に跪いた。チンコはチャーシューのままで……
クロッチ部分のジッパーを開け、舌が近づいてくる……
「臭い!!」
―バコッ!!!―
反射的に出た膝蹴りが彼の顔面にクリーンヒット!
「口ッ!口臭い!ラーメン臭い!!歯磨きしてきて!」
「…あ…ご…ゴメン…」
そう言うと大人しく歯磨きをしに行く彼。凄い素直だ……私の教え子もこの位素直だと可愛いんだけど……無理だな。
歯磨きを終えた彼が戻ってきた。今度こそ舐めさせてあげる♪もうアソコはヌルヌルだ!
彼はゆっくり舌を近づけて味わう様に舐め始めた。
(…………はぁ……いい加減学習しろよ!)
―ガシッ!!―
彼の髪を鷲掴みにして頭ごと思いっきりグリグリなすりつける様に揺する。
「こうッ!……そう!もっとクリ吸って!…んっあ…アッ…」
オナニーと変わらないけど、コレはコレでなかなか興奮する。彼のチンコも鬱血しだしていい感じW
「…アッ…アッ…んっ…い…イキ…そ……」
髪が抜けそうな位、力いっぱい頭をブンブン揺すりイった……
足元でぐったりしながらニヤケる彼を見るとチンコの先からは白濁した液体が糸を引いている。
「ちょっと!あなたは今日射精禁……んっ?」
糸の先を辿るとエナメルボンテージ(ジャンプスーツタイプ)の足部分にべっとりソレは付着していた!
「キ゛ャャー!!!」
速攻、彼を振り払い ティッシュで拭う!
「ちょっとぉ!!これオーダーメイドで幾らすると思ってるのよ!弁償してよね!」
自分のお気に入りを汚されるほど嫌な事は無い私……カチンときちゃって……
彼を叩き起こして、もう一度梁に拘束!尻に特大バイブを突っ込んでガムテでガッチガチに固定して寝てやった♪
だけど、途中バイブの電池切れだ何だで全然寝れなかったんだけど……
888 :
ナバート娼館:2010/04/30(金) 09:57:50 ID:WKEo6zCu
「で、帰って来たのは今さっきでしょ〜」
「へぇ…大変だったのね…キスティスは本業もあるのに偉いわ」
心底尊敬している様子でセリスが言う。
(!!!えっ…偉いのか!?)
ライトニングが振り向く。
「ほーんと、ウチらアブノーマル組はロクな奴つかねぇよ…なぁ、ヴァニラ?」
「うん!うん!あっ!アイスクリーム追加〜♪リルムも食べるぅ?」
「え〜!太るからいらない!」
最近初潮を迎えたばかりのお年頃リルムがぶっちょ面で言う。
「…じゃ、私…食べよっかな…」
!!!!!!!!!
皆が一斉にティナを見る。
(ど…どうしたんだ?ティナがアイスクリームを食べる事が何かおかしいのか!?)
「珍しいわね!男の精液だけしか口にしないティナがアイスクリームだなんて…」
キスティスがニヤニヤしながら言う。
「…う…ん。何だか今日はそんな気分なの…」
天使の様な微笑みを見せるティナ。
(な…なんなんだ!?私はここでやっていけるのか……)
と、とりあえず此処までです。下らなくてすみませんm(_ _)m
はい
ほい
ホープがライトさんに抱きつかれるシーン、何度見ても羨ましすぎるw
乳押し付けられてるよな…
思春期の少年としてはあれ以来、ことあるごとにおっぱい意識してしまうに違いない
ホープ「ライトさんのおっぱい・・・気持ちよかったなぁ・・・」
その前にヴァニラにも背中にオッパイ押し付けられてるしな
オッパイ三昧だ
思春期にはつらい旅だったろうなw
14歳くらいの年頃は性欲の塊だもんな
寝るときと起きるときは勃起してるんだろうなぁw
何それ、超萌える。
>>897 それって、すぐ傍にいるってこと?
そしたらもう…。むしろ、やらないという展開がわからない。
ライト「わたしのせいだな・・・すまない・・・」
Claire Farron
>>900 ホープ「ライトさん責任とってください」
ライト「こ、こうか・・・?」 スコ・・・スコ・・・
「あっ…ライトさん…手より口で……。」
きもw
そ?
えーっと…、わっふるわっふる?
ライトさんは巨乳をあまり自覚してなさそう。
周りが男だらけだし。
「お姉ちゃんおっぱい大きくていいなあ」とセラに言われて初めて意識してそうだ。
揉みたい・・・
ホプライスレみたい
ヴァニラとホープもよろしく
912 :
763:2010/05/06(木) 19:34:54 ID:S5gAU5+2
とりあえず続編物でラストです。
前作での御鞭撻ありがとうございます。
ミスや誤字はチェックしているのですが、今後より一層精進したいと思います。では...
題名:06.抑えきれない衝動
内容:ファングxホープ 逆レイプ
前作、ホープxライトニングの関係ありきでその続きです。
多少自己妄想、リンドブルム内にて各個部屋が与えられていたり等があります。
前回同様興味なし、スルーの方は題名【抑えきれない衝動】をNGワード推奨です。
35行区切りで今回は9レスほど消費します。
囚われの身になったサッズとヴァニラを救出に向かうためライトニングたちは進路をパラメキアへと向けていた。
リンドブルム内、各個に部屋を与えられしばしの休息に身を落ち着かせるところだった。
部屋へと向かう通路を並んで歩くライトニングとホープ。
ファングやスノウも二人の仲を知らないわけではない。
むしろ普段からの二人を見ればその関係は明白なものだろうが、
あえて二人は人目を気にし公然の前では、親密になりすぎないよう気を配っていた。
ホープは何度か彼女と手をつなぎたいという衝動に駆られるものの、それを堪えついには自身の部屋の前まで着いてしまった。
別れの時……
「いよいよだな、期待してるぞ」
ライトニングはいつもの表情を少し和らげホープに告げる。
彼の両肩に手を置き、ぐっと力を込め気合を入れた。
「は、はい。えぇ……」
自信なさげな返事してホープは顔を俯ける。
「どうした? 今まで私が教えたことを活かせば大丈夫だ」
ライトニング自身も強大な敵に引け目を感じないわけではないが今回の作戦を無謀とは思っていなかった。
やれるやれないの問題じゃなくやらなきゃいけない、彼女が前に言った台詞だ。
だが二人の救出劇はその限りではないと信じていた。
今も一人ではなく仲間、そして心強い目の前の彼の存在がライトニングをそう思わせる。
「分かってます。ただ……」
言葉を濁らすホープ。
その反応はライトニングを苛立たせるには十分な要素となる。
「ただ。なんだ?」
案の定、少し腹立たしげな彼女の対応。
恋人同士と呼べる存在なのは違いないが二人はまだ互いを知ら過ぎた。
「その、したいです。ライトさんと一つになりたいんです」
直球を投げつけてくるホープに今度はライトニングがたじろぐ番だった。
「バッ! 馬鹿者! あ、明日は大事な日だと分かってるだろ!」
瞬く間に白い肌が朱に染まる。
彼女は殊更その方面に抵抗がなかった。
露骨過ぎる告白に大人の対応で返すことができないライトニング。
「だから、だから安心させて欲しいんです。ライトさん」
初めて彼女と体を合わせた時に感じた安心感。
自宅では不意に現れた邪魔者に有意義なる時を過ごすことができなかったホープ。
今一度彼女の胸で、その安らぎを求めたかった。
「お、お前の気持ちも分かる……が、時と場合を考えるべきだ」
一呼吸置いてライトニングは赤面したまま彼をあやそうとした。
「だめ……ですか?」
彼女を懇願の眼差しで見つめる少年。
そんな仕草にライトニングの心が揺れた。
彼女とて彼との愛の交わりが嫌いなわけではない。
僅かだが彼女の体が彼を求めたいと燻り始める。
沸き立つ情欲を感じながらもライトニングはホープの思慮を踏まえたうえで言葉を紡ぎ出した。
「そ、そうだな。無事作戦が終了すればいくらでも好きにさせてやる。だから今は耐えろ」
それは自分にも言い聞かせるような台詞。
「ざ、残念です」
再び俯きホープは消え入る声でそう呟いた。
彼の異常な落胆ぶりに戸惑いながらライトニングは苦し紛れの言い訳を述べる。
「そうしょげるな。私だって本音を言えばお前を拒みたくない。だが後悔をすることは決してしないと決めている」
「後悔ですか?」
気に障るフレーズに思わずホープは顔を上げた。
その視線を受け止めきれずライトニングは慌てて彼から顔を逸らす。
その顔が今まで以上に紅潮し耳の先端まで真っ赤に染まっていく。
「ああ、その……あれだ……。あの行為は必要以上に体力を消耗してしまう。明日に響かんとは限らない」
「僕は大丈夫です」
間髪入れずに答えるホープ。
むしろ彼にとっては行為を我慢するほうが体に良くないとも思えてならない。
「さすが男だな。頼もしい言葉だ。だけど今日は私のためにも我慢してくれ」
妙にホープを意識し始めてしまったライトニングはもう彼と面等向かって話すことがままならなかった。
彼女の頭の中では先日の彼とのやり取りが鮮明に蘇ってくる。
14歳の少年の甘いマスクで語りかける愛の言葉、耳をかすめる荒々しい息遣い、なにより最後に解き放たれた熱い熱い生命の滾り。
思い起こすだけで下腹部から熱いものがこみ上げてくる。
「分かりました……我慢します。けど、約束は守ってくださいね」
ライトニングの態度が普段と違うことを感じ取ったもののホープはそれ以上求めることはしなかった。
自分の欲望を満たすために彼女を苦しめることをよしと思わなかったのだ。
「あぁ、そのときは手加減してくれるな?」
ライトニングの脳裏に過ぎる、ヴァニラの惨状。
まだまだ青い少年の性欲が留まりを知らないと目の当たりにされたあの日の情景は今もくっきりと彼女の頭に残っている。
「ぜ、善処します」
ホープも彼女と同じくあの時の自分を思い出してしまっていた。
がむしゃらに女性を求めて性欲に溺れてしまった苦い記憶を……
扉の前で別れ、一人ホープは部屋の三割を占める大きなベッドに身を投げ出した。
別れ際に思い起こしたヴァニラのこと……そしてライトニングの姿が重なる。
目を閉じれば思い出せる大人の女性の裸体。
胸に刻まれた烙印、間違いなくライトニングの体。
妄想は情欲を駆り立て、沸き立つ思いを抑え切れなかった。
股間ではすでに男の象徴がその力を発揮し、痛いほどにズボンを内側から押し上げていた。
ベルトをはずし、ズボンを脱ぐとその苦しみから即座に開放された。
だが頭が狂いそうなほどに快楽を渇望するホープ。
彼は我慢を出来ずに自身の手で己のモノを握り、その手を動かし始めた。
「はぁ、はぁ……はぁ」
頭の中ではライトニングが奉仕する姿を思い浮かべていく。
たどたどしいながらも懸命に頑張る彼女の姿。
時折歯が当たり痛い時もあったが気持ちよく包まれる粘膜に覆われた口腔内。
「ライトさん……ライトさん」
程よい刺激を求め、時には強く、時には優しく自身のものを自ら手でしごき続ける。
同様の快楽とは逝かないものの、情欲という毒を吐き出すには十分な刺激を得ることが出来た。
終着点に辿りつかんとピッチを上げはじめたホープ。
「はぁぁ……すごい、僕……もぅ」
思わず腰が浮いてしまった。程なくして爆発するような感覚が彼に迫ろうとした時……
プシュー
控えめな音を立て扉が開いた。
もちろんその向こうには人が居て、ホープのあられもない姿を眺めている。
二人がいる空間の時間が止まった。
先に動いたのは来訪者のほうだった。
嘲笑を顔に浮かべ、自淫に耽る少年を鼻で笑った。
「どうした、続けて構わんぞ」
来訪者はホープと同じルシであり、作戦の遂行を共にする女性、ファングだった。
「な、なんなんですか!」
慌てて自分の姿をシーツで覆うホープ。
ファングは部屋に足を踏み入れるとそのまま彼の元へと歩み寄ってくる。
「ライトニングにふられる所をモニターで見ていたのでな、相手をしてやろうと思って来たんだが」
驚き、目を丸くしているホープに挑発的な態度で迫り寄るファング。
「か、勝手に入って来るなんて……信じられません」
「信じれなくてもこれが現実だ」
ベッドの脇まで来たファングはそのまま彼が居る場所まで無断で入り込もうとする。
そんな彼女にホープは明らな拒絶の態度を示した。
「あなたって最低ですね」
蔑み軽蔑の眼差しをぶつけた。
さすがのファングもそれには呆れたようで、諸手を上げ下卑た笑いを一つ溢した。
「おいおい、そりゃないだろ? お前の相手をしてやるって言うのに」
「こ、来ないで下さい! 女性なら誰でも良いってわけじゃないんです!」
シーツを体に巻きつけたままベッドの上を後退りするホープ。
とは言えそれほど逃げる範囲が広いわけではない。すぐにベッドの隅、つまるところ逃げ場を失ってしまう。
「股に付てるモン勃起させながら何を言ってんだか」
「こ、これは」
逃げる際に露見してしまったホープの男性自身。
こんな状況下だというのにそれは少しも萎えてはいなかった。
天井へ向け隆々しく己を主張している。
「私だってお前のモンみて興奮してきちまったんだ。ちゃんと責任を取ってもらおうか」
ホープの返事を待たずにファングは自分が身に着けているものを一つ、また一つとはずしていく。
あっという間に彼女は胸を覆う布、それと下半身のショーツを覗いて残りはベッドの外へと投げ捨てる。
逆にその隙にとホープは露出していたモノを仕舞い、ズボンを上げ、慌しくベルトを締めた。
「責任って……無茶苦茶ですよ」
「あぁ、私はいつだってこうさ。なんならお前を無茶苦茶にしてやってもいいんだぜ?」
ファングは腰の左右で結んでいるショーツの紐を解き、一枚の布と化した最後の衣服を脱ぎ捨てた。
逃げ場をなくしたホープに接近してくる全裸の侵入者。
彼女の言うことは冗談であっても本気に聞こえかねない。
「やめてください」
「そんなに拒むなよ。じっとしてればすぐに済ませてやるさ」
ファングの手がホープの顎を掴み、彼の唇を奪おうとファングの顔が詰め寄ってくる。
「ちょ、ちょっとやめてください!」
ホープは自分の顎を持つ彼女の腕を掴み、払いのけようとした。
しかし微動だにしない彼女の強い力。
「力で私に勝とうなんて百年早いよ! 観念しな!」
退路を断たれたホープに逃げ道はなかった。
初めての大人の口付け……ファングの舌がホープの口腔内を所狭しと暴れ回った。
ライトニングとキスを交わしたことは何度もある。
しかしそれとはまったく異なるもの。
同じ唇を合わし愛を確かめる行為のはずなのに、まるで脳髄を溶かすような程の衝撃がホープの体を駆け抜けていった。
接吻を続けたままファングが彼を抱きしめ、その背中に指を這わせる。
「うわぁぁ……」
唇が離れると同時に悲鳴のようなうわずった声を上げるホープ。
「どうだい、私のキスの味は?乙なもんだろ?」
自身ありげに訪ねるファング。
彼女は唇についた二人分の唾液を伸ばした舌で舐めとった。
「あ、はぃぃ……」
少年にとってその口付けは刺激すぎたのだろう。
朦朧とした眼差しで返事をするホープ。
「ほらよ、字のごとく夢中になってただろ?腕を縛られたのも分からないぐらいにさ」
にやりと陰湿な笑みを浮かべファングはフンと鼻を鳴らした。
彼女の告白で初めてホープは自身の両腕が背中で括られていることに気が付いた。
「何をするんですか!」
必死になって両腕を動かしたところでその可動範囲は知れていた。
口付けをしながらもがっちりと縛られた紐は容易に緩む気配を感じさせない。
「だから言ってるだろ、ナニをするんだって。観念しな」
言いながらもファングはホープに体を密着させ、彼のベルトを外し、ズボンのジッパーをずり下げた。
その途端開放された元気一杯のホープの剛直が布製の下着を押し上げ自己主張を始める。
更にファングは下着をもずらすと先程と変わらぬ姿で、ホープの剛直が彼女の眼前に晒された。
「や、やめてください」
「おとなしくしてな。逃げ場なんてないんだからよ。それにお前を先に気持ちよくしてやるよ」
口元にかかる前髪を耳に引掛け、彼の剛直を咥えようと股間に顔を近づけた。
くちゃくちゃと口腔内に唾液を蓄え、彼を導きいれる支度を整える。
口を開くとその唾液がねっとりとした糸を引き、ヘビが卵を飲み込むようにホープの剛直を喉の奥まで一気に咥え込む。
生暖かい粘膜に包まれ得も言えぬ快感がホープの体を満たした。
「あっ……だめ、……です」
めくるめく快楽、それと先程まで自分で慰めていたこともあってか一瞬で高みに昇らされてしまうホープ。
べっとりと絡みつく唾液、彼の剛直に軟体な生物が這いずりまわる。
ファングは一旦彼のものを吐き出すと利き腕の指をそれに絡め激しく上下に擦った。
「無理すんな。溜まってるもんを吐き出しちまいな!」
言い終えるとまた剛直の先端を咥え、その形に沿って舌を這わせた。
「うぁっ!」
休むことなく右手で彼のモノをしごき続け、左の手のひらで二つある袋を転がし玩ぶ。
それにヴァニラがしていた時のような優しさは無く、ただ快楽だけをもたらすためのファングの奉仕。
「だ、だめ……ふぁ……すごい、あぅ!」
それでいながらも彼女の舌使いは格別なものだった。
彼女の口腔内は女性器に近い、いやそれ以上の心地良さをホープに与えていた。
いつまでもそれに耐えれるほどホープもタフではない。
やがて見え始めた絶頂の光は瞬く間に彼の中に広がり、射精感を湧き上がらせた。
「あぁ……ぼ、ぼく!もぉお!」
今のホープに我慢などできるはずが無かった。
たとえ堪えたところでファングから与えられる悦楽が途絶えることは無いのだから……
全身が蕩けてしまうような錯覚の中、ついにホープはファングの喉へと向けて熱い滾りを迸らせた。
ドグン!ドクン、ドク……
勢い良く放たれた白濁液は無防備な上舌を直撃し、彼女の口腔内を満たし始める。
自身の唾液より強い粘着質のホープの精液。
それを嚥下しようにも一筋縄ではいかなかった。
やむを得ずファングは唾液と共にそれを吐き出すことにした。
唾と同時に吐き出しされたものはシーツに付着し、雄独特の臭気を放っていた。
それでも幾分かは嚥下することも吐き出すことも叶わず、彼女の口腔に居座り続けた。
「すごいな、喉の奥に絡み付いて飲み込めやしねぇ」
そんな彼女の苦労など知らずに少年は絶頂の余韻と浸るまもなく、込上げる虚しさに苛まれた。
「はぁ、はぁ……」
「まだまだいけるだろ? 自分だけ満足して終わりとは言わせねえぞ」
ファングの手はホープの剛直を掴んだまま離そうとしなかった。
性格がどうであっても、目の前に裸の女性が居てホープの本能が反応しないわけもない。
射精を終えたにもかかわらず、彼の剛直は萎えることがなかった。
「休ませて、ください」
射精直後の敏感な己自身を刺激され、たまらずホープは休息を切に願った。
「それぐらい若さで乗り切れ」
そんな申し出を一蹴してしまうファング。
彼女はホープの体を跨ぎ、自ら秘裂を剛直の先端へと押し当てた。
「う、うぁ……こん、なの!」
彼が初めて女性を知った時と状況は似ていた。
しかしそれ以上に屈辱的で、彼の意思を尊重しないぞんざいな扱われよう。
まるでファングにとってホープは悦楽を得るための道具に過ぎないようだった。
「あぉっ、悪くないな……この感触」
彼女が腰を落とすと徐々にその中に咥え込まれるホープの剛直。
その全てを受け入れたところでファングは自ら荒れ狂うように腰を振り、臀部を揺すって刺激を求めた。
至極の快感に再びホープに先程の感覚が襲い来る。
「これじゃ、またすぐに! 出しちゃいそうです!」
まだ分単位の時間が経過していないというのに迫り来る絶頂。
ファングはその切迫した訴えから彼が本当に達してしまうことを感じ取った。
「泣き言を言うな。そんなに我慢できないなら……」
悦に浸っているファングは水を差されたとばかりに躍動していた動きを止めた。
秘裂で咥えていたホープのモノを解放し、床に脱ぎ散らした自分の衣服の群れをまさぐり始める。
まさに悪夢のようなこの状況から一時的とは言え、抜け出せたことにホープは安堵の溜息を吐き出した。
それも束の間、彼女が衣服を身に纏うわけではなく探し物を見つけると再びホープがいるベッドへと戻ってくる。
手に持っていたのは紛れも無い彼女が着けていたショーツ。
抵抗することができないホープの下腹部でなにやら作業を始めるファング。
「ほらよっ」
仕上がったとばかりに手をはたいて、ホープに向かって薄ら笑い浮かべる。
「な、なにをしたんですか?」
自身の下腹部を見れば彼女が何を施したのかが分かりそうなものだが
一見したところホープのモノに先程までファングが身に着けていた下着が巻きつけられただけのように見える。
「出るもんを出せなくしてやったまでだ。分かるか? こうすればお前は果てることが無い」
そう、彼女はただ単に彼の剛直に自分の下着を装飾したわけではなかった。
下着の性質を活かし、紐の部分を使って彼のモノを強く縛ることで射精そのものを出来なくさせてしまった。
「そ、そんなぁ……」
落胆するホープに構わずファングは彼のモノを膣内に誘う。
彼の上でより激しく踊り狂い始めるファング。
「私が満足するまで遊ばせて貰うからな」
もはや彼女の目にホープは映っていない。目の前の男をただ欲望のはけ口として利用するのだ。
「うぁっ! ああぁぁ! 無、無理です! こ、こんなのぉ!」
少年は悲鳴に近い呻き声をあげる。
彼女の動きに感じるものは先程と同じものだった。
頂きの寸前まで感じたものの不発に終わり、今またその時と同じ所にまで手が届いていた。
「無理でも何でも構いやしないよ。私の気が済めば解放してやるさ」
「はぁ! はぁ! もう我慢できません! で、出ます!」
しかし最高潮のボルテージを保ちながらも最終点には辿り着かない……
彼女の言葉が暗示になったわけではない。精神的ではなく物理的に彼はそこに達することが出来ないのだ。
「出せや、しないさ! あっ、はぁ、はあぁぁん!」
「うぅっ! だ、出したいのにぃ……うあぁぁ」
紅潮する顔でファングは少年を見下し告げる。
苦しむホープに構わずファングはひたすらに己の快楽のために無造作に腰を振った。
その姿はまるでファングが男になりホープを犯しているようにさえも映る。
だが彼女が幾ら激しくホープを責め立てた所で彼はいっこうにその頂に到達することは無かった。
今までなすがままだった少年が、突然自分の意思で腰の律動を始めた。
拙い動きだったが、それでも彼は無我夢中で行為に没頭する。
「そうだ、その調子で私を逝かせて見ろ! なら紐を解いてやる。うぁっ!」
嘲笑うファングを睨みつけ、腹を括ったとばかりにホープは下から彼女の子宮をめがけ腰を打ちつける。
「はぁ! はぁぁ! や、やってみせます! そして、あ……あなたを!」
経験、力量の差、それは火を見るより明らかなものだ。
だが彼の男としてのプライドが無謀な挑戦に拍車をかける。
「やってみろ! ほら、ほらぁ! もっと突き上げて、わ……たしを逝かせてみろ!」
さも面白い玩具を手に入れたとファングは悦に浸りながらも彼の上で妖艶な痴態を晒していた。
だが歴戦の戦士にも性行為で一つの終着点、エクスタシーの光が差し込み始めてくる。
「あぁぁ……いいぞ! もっと、ほら! ……あっ、くぅ! 逝、くぞ……ほら! もっと激しく!」
暴れ馬に乗っているように、体が跳ね踊り狂うファング。
ホープの辛さも尋常なものではなかった。
玉の様な汗を大量にかき、体力に自信のない彼には拷問のような交わり。
それには愛や情など一片もなく、ホープにいたっては快楽の終着すらない虐待だった。
しかしようやくその拷問にも終わりが来る時がきた。
「あぁ……! い、逝く! 逝くぞ! ああああぁぁあ─────!」
筋肉質の肉体を弓なりに反らし、ファングはエクスタシーへと達していた。
「うあああぁぁ!」
同時にホープの剛直を痛いほどに締め付けてくる彼女の膣壁。
受精のために雄からその精を搾り取ろうとする牝の本能的行動。
それでも彼の栓をされた男性器からは一滴の精も射出されることはなかった。
硬直し、わななくファングの体が収まりを見せ始めた頃、彼女は改めて玩具に愛情を含んだ接吻をする。
「んん……はぁ……」
口の端からホープの甘い吐息が零れ落ちる。
最初の頃のものとは違い、毒はなく愉しませてくれた相手へファングから敬意を込めたものだった。
だがそれを終えた彼女から驚愕の言葉が発しられた。
「まだまだいけるよな? ホープ。私を愉しませてくれるよな?」
「……え?」
彼はまだ悪夢から抜け出せない。
この日の夜は永久と思えるほど長い長いものになるのだった。
その結末はファングも予想だにしていなかった展開へと進むとも知らずに……
□END□
お粗末さまでした。先週投下しに来たかったんですがGWにて時間が取れませんでした(汗
ではROMに戻ります。読んでくださった方今までありがとうございます。
新作きてる!やった!
>
>>921GJ!!
ファング姉さんエロエロですな!!
言うか迷ったけど
ホプライ好きさん自重してw
数多いから仕方ないんだろうけどあんたらスレ私物化しすぎだ
いま479kbなんだけど、次スレどうする?
自分よくわかんないので、頃合い見て次スレたててくれると嬉しい。
SSも投稿したいので
だぁ〜れか、どなたかぁ〜埋めてくれ〜♪
SS投稿したい職人さんがいるなら、立てられる方 次スレたててくださいm(__)m
次から合同になるナンバリングは3?
保管庫死んでんぞ
SS投稿は次まで待った方が良い?
スレ埋め程度と思ってるんだけど…
んじゃ書き手さんも足踏みしてるみたいだし新スレいってくる
関連スレは>1のまんまでいいみたいだけど、何かテンプレに追加することはない?
932 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 17:21:51 ID:iP8CE+cY
>>888 最後にホープXライトニングで終わりにしたいと思います。初のホプライでしかも初対面設定、嬢と従業員……と自分でハードルを上げてしまって自爆もいーとこですが……
どうしても、金で買われる設定ではなく、初対面のホープとの接点が欲しくて勝手に想像した部分が多々あります。ご了承下さい。
この薄暗い部屋の中では、時間の感覚など無いに等しい。女同士のお喋りに華がさきナバートが言っていた事など半ば忘れてかけていた時だった。
バタンと重厚な扉の音と共に黒服を着た美しい銀髪の少年が誰かを探す様に目を細めこちらを見ていた。そしてライトニングの姿を確認すると真っ直ぐに歩いて来て皆に礼儀正しく一礼をした。
ライトニングの目の前に立った少年は穏やかな笑みをたたえ、男のものとは思えない白く美しい手を差し出し言う。
「ライトニング…さんですよね?初めまして。ホープ…ホープ・エストハイムです。オーナーからスパとエステに案内する様云われてきました。」
そう言ったホープという少年は今までライトニングが見てきたどの男達よりも魅力的に見えた。
穏やかで柔らかい物腰…上品な佇まい…優しく…それでいて強い意志を感じさせる瞳……
どこかで会った事がある様な懐かしい感覚……
「あ…あの…」
ホープの声にはっとして慌てて手をとるライトニング。
「す…すまない!ラ…ライトニング…でつ」
自分よりはるかに年下のホープに何故か緊張を隠せず、言葉の語尾がおかしくなるライトニング。手に、じわっと汗が滲み出る感覚がわかり慌てて手を離した。
私はどうかしているのか……確かにさっきまでアルコールは飲んでいたがジュースの様な甘いカクテル一杯だけだし、その程度では素面と変わらない。…… 疲れ?……寝不足?……どれも違う。
もっと…こう…身体の芯から火照ってくる様な…長い微熱が続いている様な感覚……それに、心臓を直接手で握られている様な息苦しさ……
その全てがライトニングにとって生まれて初めての感覚だった……。
「早速ですが、行きましょう。僕に付いて来て下さい。」
そう言うと螺旋階段の奥…ここからでは暗くてよく分からないが、どうやらその先に目的の場所があるらしい。
今更ながらナバートの言葉が頭の中を過ぎる……やはり、私は誰かに買われるのだ……
分かっていたつもりだった……全て分かって、受け入れてこの場所にいる……覚悟を決めていたはずなのに、足が竦んでピクリとも動かない。
……身体は正直だ。筋肉、血管、脳、神経、全てを使って拒否の反応をみせる。
後ろから付いてくる気配がない事に気づいたホープが振り返る。
「どうかしましたか?」
「い…いやっ! な…何でもない!!」
何でもないはずがなかった。これから起こるであろう恐怖と、不安……それと相反する目の前の少年に対する不思議な感情……頭の中はパニックだった。
そんなライトニングを見かねたのか、再び差し出された白く美しい手……
「大丈夫です!さぁ、一緒に行きましょう。」
今一度握られたその手はさっきとは別の人の手のように力強く、男の包容力を感じさせた。えもいわれぬ安心感が握られた手を通してライトニングを優しく包み込む。
やはり、どこかで会った事があるような……
どこかで……
ど…こか………
「大丈夫です!」
再びそう言ったホープの目を見た瞬間全てを思い出したかのように、昔の記憶が蘇ってきた。
お…父さん……
そう…父だ……。私の中で曖昧で少ししか記憶が無いのに、その温かさやぬくもり、感覚だけはやけに鮮明に思いだせた。優しい瞳に、私を抱きしめてくれた手……。私の大好きな父……。
そう思うと、さっきまでのホープに対する不思議な感覚も理解できた。全てではないが彼は父にどことなく似ているのだ。だから私の身体は熱をもったように熱くなり、胸がこんなに苦しいのだと……
本当はそんな事で片付けられる気持ちではないのに………
しっかり握られた手……ホープの存在全てに引かれるように暗い扉の奥に消えて行った。
ライトニングがいなくなったサロン内……
「ありゃぁ〜マズいな!ライトのやつ喰われちまうぜ♪」
アルコールが入ってテンションが上がってきたファングがニヤニヤしながら言う。
「えー!あのお兄ちゃんが!?逆じゃないのぉ?」
リルムが言う。
「あ〜…まだ、お前はホープの事知らないんだよな……王様一筋ってかぁ?」
「べ…別に…そんなんじゃないもん!」
「ホープはあぁ見えてテクニシャンなのよね……ウフッ♪」
キスティスがホープとの記憶を思い返した素振りで言う。
「……若いから新鮮だし……♪」
何を新鮮と言っているのか…赤い唇で舌なめずりをするティナ。
「ホープ!最高〜!!」
ソファーの上で立ち上がりガッツポーズでヴァニラが叫ぶ。
「なぁ、なぁ!? ヤるかヤらないか賭けないか!?あたしはズコッとヤっちまう方に10万ギル!!」
突然ファングがライトニングとホープで賭けないかと提案してきた。もちろん、面白い事には皆賛同する。
「アタシも♪ヤる方に5万ギル♪」
「じゃ、私は10万ギル!ヤる方に」
「同じで♪」
「私もヤる方で!20万!!」
皆、口々に言う。
「反対の人ぉ〜?」
ファングが手を上げて問う。
『…………………』
―……シーン……―
『だぁぁぁー!!!!!っだよ!?これじゃ賭けになんねぇっつうの!!!!!!』
温かみのあるシャンデリアが優しく照らす長い廊下を終始無言で…しかし手だけはしっかりつないで歩く二人。 突き当たりを曲がった所に目的の場所はあった。
「ここです」
そう言って開かれた先には、中世ヨーロッパの宮廷の様な景色が広がっていた。
熱を帯びた空気とともに立ち込める良い香り…床一面に敷きつめられた薔薇の香りだ。
女神像の彫刻が施された大きなバスタブ……高級化粧品ばかりが規則正しく、幾つも並べられたドレッサー……豪華な刺繍が施された猫脚のソファー……
奥にはガラスで仕切られた本格的なエステルームも見えた。
「……す…凄い……」
あまりに現実離れした光景に言葉が出ない。
「じゃあ、僕は介添えの人を呼んでくるので、ここで少し待ってて下さい」
そう言ってホープが部屋から出て行こうとした時だった。
「ちょっ!……ちょっと待ってくれ!」
「はい?」
咄嗟にホープの腕を掴み引き止めている自分がいた。
何故だろう……握られた手が離れてから、不安で不安でたまらない。彼が……ホープがどこかへ行ってしまうのが嫌だった。
「す…すまない!そ…その、もう少し…だけ、一緒にいられないか?」
「えっ?…ええ、僕は構いませんけど…」
そう言うと、どちらともなくソファーに腰掛ける。しばらく続いた沈黙の後、先に口をひらいたのはホープだった。
「……明日…ですね…」
「……あぁ……」
「……きっと、いい人がつくと思います。ライトニングさん…綺麗だから……」
「……本…当か?…私が?綺…麗だと?」
「ええ…本当です。…本当に綺麗……!!…んっ…」
その瞬間私はホープの唇を奪っていた。思考より先に身体が動いてしまった…。俯いて、少し恥ずかしそうに私の事を綺麗だと言ってくれたホープ……
嬉しかった……
本当に、嬉しかった……
ホープという存在全てが愛おしいと思った……
そう思うと同時に、これから他の男のものになる事への嫌悪感が襲ってきた。
嫌だ!絶対に嫌だ!!
他の男に抱かれるくらいなら……
今一番、愛おしいと思えるホープに捧げたい……一つになりたい……
しかしライトニングの想いとは逆にホープの方から離された唇。
「…す…すみません…。や…やっぱり、こういうの良くないですよ……」
「……何故だ?……私の事が嫌いか?私とは嫌か!?」
「……そうじゃありません……」
「では、何故……」
俯いて固く唇を閉じたままのホープ。彼の言わんとする事は何となくわかっていた。
「私が…商品だから……か?」
「…………」
黙ったままのホープ。ふぅ…と軽く息をはきながらゆっくりとライトニングが話しだす。
「……もう…いいんだ……もう……私はここに居られる人間じゃない…そんなに強い人間じゃないって気づいたんだ。………だから…辞めようと思う。」
辞めると言う言葉を聞きビクッと身体を震わせた後ゆっくり顔を上げてライトニングを見つめるホープ。
「……本…当…ですか?」
「……あぁ、本当だ」
「…じゃあ……もう……」
「…商品にはならない……ただの女として私を見て欲しい……」
何かが吹っ切れた私は歯の浮くようなセリフを平気で喋っていた。それは、少なからずホープも経験が無いと見越して、強がって言った節もあった。
それが、こんな形で裏切られるとは………
「……ライトニングさん……」
「……ライトでいい……」
優しくホープに肩を掴まれ、ゆっくり…今度は彼の方から近づいてくる唇。此処までなら何度か経験があったし直ぐに唇は離れるものだと思っていた…ところがなかなか離れない唇!それどころか当たり前のようにホープの舌がライトニングの唇を割って入ってきたのだ!
軽く唇を閉じ拒否の反応をしようとするものの強引に入ってきては舌を絡ませ貪るようにキスをするホープ。そのままライトニングをソファーに倒し覆い被さる状態になった時にようやくホープの唇が離れた。呼吸が乱れ肩で息をするライトニング。
「っ…ハァ…ハァ…ホ…ホープ……」
「大丈夫……優しくします…」
そう耳元で囁くとそのまま唇を落としていく。ホープの表情にさっきまでの初々しさは無かった。ゾクッとするような舌使いで耳や首筋に舌を這わせる。
その慣れた様子や舌の動きで、初めてではないと確信した。それどころか、相当な数を経験してきたのだろう……一連の動作に全く無駄がない。私の思考を止めて痺れるようなキスでじわりじわりと身体の自由を奪っていく……
気がつくとシャツがはだけてブラジャーのホックが外されていた。ホープがそれらをたくし上げると、白くて柔らかい二つの山が顔をだし、薄くベージュがかったピンク色の頂点がツンと天井を仰いでいた。
「…ライトさん…綺麗です…」
そう言うとホープはその頂点にチロッっと悪戯に舌を跳ねさせた。
「はうっッッ!…ぅん…」
身体の中に甘酸っぱい快楽の電流が走りビクンッと背中を仰け反らせるライトニング。それを制するように左手で肩を押さえ右手で優しく愛撫をはじめる。
「ン…ッあっ…やっ……めろ…」
そう言ったものの、その言葉に真実味は無く、それどころか余計にホープの雄としての征服欲を掻き立てた。
「止めませんよ…」
そう小悪魔のように微笑むと再び小指ほどの頂点に舌を這わせ、飴玉を舐めるようにコロコロと舌先で刺激していく。
「アッ…っ…はぁ…んッ……」
撫でるように身体を愛撫していた右手はいつの間にか片方の胸を揉みしだき、時より弾いてみたり、摘んでみたり……
その度にライトニングの身体は高揚と快楽の波が打ち寄せては引き、打ち寄せては引きを繰り返し、尾てい骨からせり上がってくるようなその喜びは下腹部に痺れるような熱をもたせる。
「…あうッ…ッん…あッ…お…前……っ」
次々に襲いかかってくる快楽を必死の形相で耐える。少し涙を溜めているのだろうか…?潤んだ瞳でホープを睨みつけた。
刺さるようなその視線に気づき胸から顔を上げる。
「ホ…ホープ…た…のむ…もう…止め……ッ……」
「……今さら何言ってるんです?…それに先に誘ってきたのはライトさんの方ですよ?」
その言葉を聞いて何も言えなくなった……。私の上で見下すように冷たい笑みを浮かべるホープ……温かく優しい手で私を包んでくれたホープ……ホープ……一体どっちが本当のお前なんだ……
ごめん、冒頭の「ライトニングでつ」で超噴いた。
それはともかく、こんなところでやめないでっ!!
乙埋め
人が減ってる気がする
保管庫の管理人さん、見ているかしら
埋めています
このスレは13が多かったね
気になる投稿は各自保存!
斜陽ジャンルゆえ……
保管庫に収納されないのはもったいない気もするけど
うめ
950
念のため。
職人さんたち、ありがとう。
週末だし、もうすぐおちるし、感想とか雑談してみてはどうだろう。
保管庫なんとかならないのか?
誰か新しいの作るとか
個人的に自前スペースに転載してる書き手さんも居るだろうけど
「宣伝ウゼェ」と叩かれそうでここじゃ告知できないとエスパー
一番いいのは保管庫の人が編集パスを公開してくれることなんだが…
しかしなんだ、ホプライに始まりホプライに終わるって感じのスレだったな
今さらいらねえだろ、んなもん
各自専ブラでログ保存でもしてろよ
埋め
別に保管庫いらんけど、スレまたいだ連載になるのだけは、職人さんにに前の分も貼って欲しい
13職人さん乙だけど、次スレは13以外の投下もあるといいなぁ
よくかんがえたら480KBこえてるし埋めなくてもおちるんだな
自サイト収納してる職人さんいるんだ…、スレ前半で連載とまってるホプライの
職人さんサイトあるなら見に行きたい、でもここにURLはってっていうと晒しだし
ヒキサイトとか携帯サイトも多いし見つけきれヌ…
今スレで未完なのはおでん×ライトとナバート娼館シリーズか
とべこ氏の13連作は何か続きを臭わせてるっぽいけど、
ファンホプで完結ってことでいいのかな
一筋の涙が頬を伝う……何故?……どうして涙なんて出るのだろう……
ホープに裏切られた…?……いや、違う。彼が言っていた事は正しい。…私が勝手に彼の虚像を作り上げていたに過ぎない……自分の妄想の中での彼に恋をしていた………全ては私自身が蒔いた種だ……
そしてライトニングは何かを決心するかのように静かに目を閉じた……
その様子を黙って上から見ていたホープ……彼自身も又ライトニングに他の女とは違う何かを感じていた。涙で濡れた頬をなぞるように優しく拭って言う。
「……止めます…か……?」
「!?!!!!」
「……そんな顔をされたら…もう出来ませんよ……それに…今ならまだ間に合う……」
……間に…合う…?……一体何が間に合うと言うのだ?こんな状態にしておいて……元に…戻る!? 少なくとも私の中では元に戻る事はないし、戻るつもりもない……これは、全てを甘く見ていた私自身に対しての戒めなのだから……
しばしの沈黙の後、ライトニングは首を横に振る。
お互いこれ以上言葉はいらなかった……
ホープは再びライトニングの白くて柔らかい胸に顔をうずめた。中性的な唇が身体中を蛇のように這い回る。首筋から胸、脇の下、腹、臍……蛇は下へ下へと、その先にある水場を目指す……。
片手は太股の内側を撫でるように愛撫をしながらゆっくり脚を開いていく……
「ン…ぁ…っっ……あっ…ン…」
精一杯我慢をしても、熱い吐息とともに嫌でも声が漏れてしまう。胸を露わにして、脚を大きく広げている自分の姿を想像するだけで羞恥心で目を逸らしたくなると同時に、もっと見られたい……恥ずかしい姿を晒されたい……とも思っている自分がいた……。
すでにスカートは捲れ上がり、スパッツとショーツだけの下半身。柔らかいホープの手が滑るように腰の奥に回ったと同時にその二枚が何の躊躇いもなく一気に足元まで下げられた。
「…ぃやッ…!!!!」
生まれて初めて異性に見せた女の秘部……恥ずかしさと、興奮で顔を真っ赤にするライトニング。
「…ライトさん……可愛いです……」
そう言うとホープは、赤く熟れた果物のように蜜を滴らせた秘部に指を這わせる。
「はうッ…!!…っぁ…」
今までに感じた事のない衝撃がライトニングの身体を突き抜ける。そして、それは熱いマグマの塊になり下腹部に鈍い痛みのような痺れを与える。
ホープは細く糸を引き纏わりつく液体を確認するとわざとそれをライトニングに見せつけた。
「…凄い……こんなになって……ライトさんってやらしいんですね……」
「…くっ……」
ホープの指をぬらぬらと光らせるとろみのある液体を一瞬だけ見るが、すぐに下唇を噛み羞恥心で顔を背けるライトニング。
「ちゃんと見て下さい…」
ホープはそう言うとグイッとライトニングの顎を掴み自分の方に向けた。そのままぬらっと糸を引く粘り気のある指をゆっくり自らの口の中に入れていく……
「!!!!!!」
あまりの衝撃で言葉を失うライトニング。チュパ…チュパ…と悪戯に自らの指を舐めながら、目を見開き驚く様を満足そうに見つめるホープ。
そしてそのまま覆い被さるようにライトニングの首筋に顔をうずめ再び指を滑らせる。胸や太股……脇……尻……そして………
―クチュッ…ッ…―
「あうッッ!…ん……」
ライトニングのあそこはすでに自分の意識ではどうにもならない状態だった。柔らかい肉の壁から甘い雌の香りを漂わせ、指に纏わりつくとろみのある液体を淫らに滴らせていた。
ホープはだらしなく口を開く肉の襞を指で押し広げると、その奥にひっそりと隠れていたピンク色の小さな突起に優しく触れた。
「あンッッ!!…ぁ…うっ……」
その衝撃でビクッと身体を震わせるライトニング。少しでも快楽の波を逃がそうと腰をくねらせるがホープの指は執拗にそのピンク色の突起を刺激し続ける。舌を絡ませた濃厚なキスをしながら……
薔薇の香りでむせかえるような熱気の中滴る汗など気にもとめず、ただ快楽を求め貪り合う二人……
ホープはソファーから降りるとそのまま大理石の床に跪いた。そして力無く身体をあずけているライトニングを正面に座らせると両足首を掴み大きく脚をM字に開脚させた。
すでに、抵抗心や羞恥心など感じない様子のライトニング…。ただ頭の中を狂わすような快楽に耐える事で精一杯だった。少し虚ろになって熱く潤んだ瞳でホープを見つめる。
「……ホー…プ……」
消え入りそうな声だったがホープには、はっきりとその声は聞こえた。しかし聞こえないふりをした。何故だろう……彼女の目を見たらこれ以上出来ない気がした……
頭の中を過ぎる、言葉にならない思いを振り払うように軽く首を振る。そしてゆっくりとライトニングの秘部に顔を近づけ、滴り落ちる液体を啜るように舐めはじめた。
「あンッ…ァ…ゥ…ンッ…んぁ…」
ライトニングの淫らな声を聞きながらじゅるッ…じゅるッ…チュパ…チュパ…と音をたてて一心不乱に舌を這わせるホープ。
いつの間にかホープの頭を抱え、自ら腰を浮かせるライトニング。それは次々に襲いかかる快楽を受け入れ、喜びを見いだしているようだった。
ピンク色の突起を弾くようにチロチロと刺激するたびにライトニングの声も激しさを増し蛇のようになまめかしく腰をくねらせる。
そして一際大きく声をあげたと同時にビクンと身体を震わせイった……
と言っても本人は初めての事でワケのわからない状態なのだろう。頬を桜色に染め唾液で濡れた唇がだらしなく半開きになっている。
短い痙攣状態の後、寒くもないのに鳥肌が立ちその場にうずくまるライトニング。
そしてホープはそのまま立ち上がりネクタイを外して、汗で濡れたシャツを脱ぐ。傷一つ無い陶器のような滑らかな白い肌が露わになった。華奢な腰に巻かれたベルトに手をかけた時だった……
―バタン!!!!!!―
と勢い良く扉の開く音とともに聞き覚えのあるハイヒールの音が響き渡る。
「そこまでよ!」
そう言うと鋭く光るフレイルの切っ先をホープに向けた。入ってきた女はナバートだった。
ふぅ…と息を吐き、両手を上げるホープ。そのままライトニングを見つめると年相応の少年らしい笑顔で肩をすぼめて見せた。
一瞬、何事かと理解出来ず、頭の中が真っ白になったライトニングだったが、乱れた自分の姿に目をやり、慌ててシャツを合わせ、捲れ上がったスカートを下げた。そして床に落ちて丸まっているショーツを拾うタイミングを見計らっていた。
「……やってくれたわね……あともう少しタイミングが遅かったら使い物にならなくなっていたわ!」
……使い…物……辞めると決めたはずなのにその言葉はライトニングの表情に暗い影を落とした。そしてその様子を見ていたホープが言う。
「……見ていたんじゃないんですか?ずっと…僕達の事……」
そう言うと天井にある無数の監視カメラを指差した。
「ちょっ!!…なっ…何言ってるのかしら!?」
図星なのか、眼鏡のフレームに手をやり動揺するナバート。
「じゃなきゃ、こんないいタイミングで来れませんよ♪」
そう言うとホープは全てわかっているというような笑顔を浮かべた。
「とっ…とにかく、あなたはもう、これ以上女の子に手出さないで頂戴!!わかったわね!?」
「……わかりました。なるべく気をつけるようにします♪」
このような状況に慣れているのか、全く反省の色を見せないホープは床に散らばった自分の服を拾い上げるのと一緒にライトニングのショーツも拾う。そして部屋を出ようとすれ違う時にさり気なくポトリと落として行った。 それを慌てて拾うライトニング。
ナバートと二人きりになり気まずい雰囲気が漂う。しばらく沈黙が続いた後にナバートが言う。
「まぁ、今回はギリギリセーフだったけれど、あなたにも非があるのだから、今後は気をつけてね!それから、明日のオークションの事だけれど……」
「それはッ…!!」
「…何?」
ナバートの話しに割って入る。ゴクリと唾を飲み込み、呼吸を整えライトニングは決心した事を話しだす。