乙ー。
なんか色々な所に誤爆しまくってすみませんでしたorz
これでテンプレ一覧は終わりです。長々と失礼しました。
話はかわって、ろまんがが最終巻出た記念に
だれかその後のコンチ×菊花かいてくれる神はいないものか・・・
間違いすぎ
落ちてるスレもたくさんあるし
コピペするだけじゃなくて
ちょっとは確認しようよ
数が多くて管理しきれないなら
テンプレなくていいんじゃない?
っていうか、前スレを立てる時に作ったリストそのままだし。
前スレが2年半かけて完走してる間に、エロパロ板では十回ほど圧縮があって殆どのスレが消滅してる。
乙です!
ありがとうございました!
>>1乙
まぁ次から気をつけようや(次スレ立つのは相当先になりそうだがw)
本誌で急展開のヴァンパイア騎士で何か読みたいな
零優姫でも枢優姫でもおK
>>12 枢×優姫みたい!
あと龍の花わずらいのクワン×シャクヤかハクライ×イトキが読んでみたい。
特に後者はどうやって結婚したんだろうと興味津々
>>14 クワン×シャクヤはともかくハクライ×イトキは想像つかんw
そしてクワン×シャクヤ自分も希望!
去年のララ10月号でルシンが二人のところに来なかったらどうなってたか、
ベロチューでは止まらなかったんじゃないのかと妄想してしまうww
>>15 婿入り前の男女がそんな・・・とハクライあたりが切れそうなw
でもそれで読んでみたい。
ハクライ×イトキは女王様と下僕なプレイしか想像できん・・・困った。
ダナーク魔法村のイズー×ビー読みたいな・・・
龍の花わずらい、最近かげ薄いルシン×シャクヤキボン
クワンとシャクヤのキスに割り込んだ姿はコワエロかったと思うんだぜ
>>16 女王と下僕じゃイトキ×ハクライになりそうなw
エロエロなクワン×シャクヤを書きたいけど今の本誌の流れだと書きにくい…
裏切る気満々なのにシャクヤに手を出すってどうなんだ
>>18 ルシン×シャクヤもいいなー
私的にシャクヤの裸に照れるルシンに萌えたのでそういうノリのが読んでみたい
>>19 裏切るからこそ最後にってのはアリじゃね?
あの時ルシン来なけりゃ危うかったと思う。エロパロだし。
ので、クワン×シャクヤキボンヌ!
21 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 06:34:45 ID:YwpY9cK+
こどものおもちゃ読みたい・・・ないかな?
>>21 過去には専スレがあった。
エロパロ保管庫に何本か収蔵されてるよ。
即死防止には30までだっけ?
保守あげ
今試しにちょろっと書いてるけど難しい…
エロくならないよ
25 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:20:00 ID:E0F61F9P
おお、楽しみにしてる!
吸血姫美夕か夕維が読みたい
あー美夕とラヴァで読みたい。
やっぱりそっちも女王様と下僕なんだろうか?
吸血姫美夕でラヴァと美夕読みたいに一票
美夕とラヴァならまんま女王様と下僕もいいし
そっちの間だけラヴァが美夕を焦らしたり言葉攻めしたりしていじめるのもいい
夕維とナギもいいなあ
いっそ禁断の美夕×夕維とか・・・
SとMにしか見えん二人。
古い上にマイナーだが、「MとNの肖像」の夏彦×みつる読みたい。
久々に読み返して萌えた。
留学前の一夜とかで痛みに快感を覚えるMなみつるがどんな反応を示したのかと・・・
夏彦もこのときばかりはNな自分を忘れてるといいな
33 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 23:31:08 ID:jnFnJwYG
ほしゅ
悪ラブのめぐとマリア見てみたい
うっかり堕ちちゃうめぐが萌えるw
花ゆめの俺様ティーチャーのタカオミと真冬で
俺様に強引に半レイプとか言葉責めとか萌ゆる
俺Tなら早坂くんと真冬がいいな
お互い初めて同士の可愛いのが読みたい
いっそ両方でw
鷹冬←早でも
早冬←鷹でもイイ
鷹臣と真冬いいね。
真冬は鷹臣に対してはどこまでもMだし、苛め甲斐もありそうでwktkする。
再会シーンと暴露シーンとお泊まりシーンの一連の流れは個人的にエロツボで鼻血吹いた。
真冬アホだけどw
巻末四コマの鷹臣学生バージョンも良かったなぁ。
早坂先生×真冬も可愛くて好き。
十二秘色のパレットのグエル先生×セロ
前スレに投下されたのもよかったけど、新刊読んで二人のカップルぶりに
萌えたので今度は思いっきりイチャイチャしてるの読みたいなぁ
保守あげ
神様が下りて気ますように
光炎のウィザードでヤムセ×リティーヤかゼストガ×リティーヤか、
いっそのことユローナ×ヤムセが読みたい気がする。
最後のだったらそうとうすごいことになるんだろーな・・・
憎みあいいたぶり合う元師弟、現仇敵。んで最後にはユローナがヤムセの記憶を消すとか。
保守
少女漫画や少女小説ってやっぱりエロ書きにくいのかな?
書き手さん達どう?
ここから派生したスレで一本書きました。
自分も読みたいし需要はたくさんあると思うんだけどいかんせん職人がいないよな。
男女比の問題もあるのかもね。
保守
このスレひといないな・・
>>45 前スレも使い切るのにかなりかかったみたいだからね
個別スレ立てる程でもない少女小説・漫画は悲しいことに
エロパロという場において総じてマイナージャンル
何か投下でもあればここもちょっとは盛り上がるんだけど
ほす
ヴァンパイア騎士アニメ始まったね。
読みたいなぁ。
ヴァンパイア、優姫とヒーローどっちかでもいいんだけど
架院×瑠佳が読みたかったりするw
確かに少女漫画や小説はエロにしづらそう。
一昔前のコバルトのパロが読みたいな。
姫君と婚約者とか、龍と魔法使いとか。
姫君と婚約者は倉庫に格納されてるよ
龍と魔法使い私も読みたい!
新井素子のシリーズが読みたい。
あゆみちゃんと太一郎さんとか。
>>51 姫君が格納庫にあることは知ってたけど、もう一度読んできた。
職人さんうまいなぁ。
一昔前なら「銀の海 金の大地」の佐保彦×真秀とか
「影の王国」シリーズの月哉×瞳とかいいなあ。
リダーロイスの主役カプも萌える。
ところで龍と魔法使いは誰と誰になるの・・・?
>>54 影の王国いいなー懐かしい
月哉と瞳は本編でちゃんと出来上がってたから(私的に)逆に妄想しづらいw
あのラストは微妙にトラウマなのでタギリデルはちとしんどい
夢でもいいのでタギ×成長シェイラとか読めないだろうか
あとやっぱアルダで結局出てこなかったゆかりとリダーが読みたい
春告小町読みたいな。
58 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 19:04:54 ID:wGkgPK4I
自分もヴァンパイア騎士読みたいな。枢×優姫。
イタキスよみたい
イタキスも保管庫にあったな。
しかし連載終了から9年でアニメ化とは…
自分はS・A読みたい。彗×光とか宙×明とか。
S・Aの彗×光はすっごい昔にあったような……。
保管庫にあるんじゃネ?
保管庫にあるのを読み返すのも勿論楽しいが、新作読みたいな
自分で書ければいいんだけどね…
>>56 タギリデルの話がトラウマになって最後ドロップアウトしたよ私もorz
シェイラとアシギルとかリダーとゆかりの初めてに吟遊詩人とかハイレオンとか周りが茶々入れる話読みたいw
64 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:07:50 ID:EaqzBN8s
乃呂井×多々里のエロ小説みてとっても萌えた。
続きがあったら見たいな〜。
内容はいつも多々里を虐めてる男子グループがうさ晴らしで
多々里を体育館で呼び出し裸にさせ犯そうとしたら乃呂井が現れ
男子達を呪いで追い払い助けた多々里とそのままヤッちゃう…という感じで
多々里が愛される喜びとか乃呂井が守ってやりたいという想いも見てみたいし。
草川為作品全般のスレ立てたいんだけど、需要あるかな?
66 :
65:2008/04/25(金) 00:03:17 ID:3vq4WK4p
ゴメン補足
突然立てずに少女漫画・小説作品全般のスレで相談した方がいいかと思いまして
そういう相談がスレチだったらスルーして下さい
ヴァンパイア騎士の支葵と莉磨が読みたい
けど、この二人って付き合ってる訳じゃないっぽ
68 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:01:51 ID:d+5A+Jt9
草川スレほしいが人が集まるか
69 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:36:58 ID:beIIxI+1
>>64 いいねえ!私もこういうたたりちゃんの小説
読んでみたい!
70 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:54:36 ID:beIIxI+1
>>64 この話のたたりちゃん誰か書いてくれないかな?
乃呂井×多々里のエロ小説見てドキドキしたし、暖かい気持ちにも
なれたし。
72 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:17:46 ID:beIIxI+1
>>70 以前エロパロでたたりが乃呂井にほっぺにキスしたのは
可愛くて萌えたよね!続きを書いて欲しい。乃呂井って多々里を想像して
オナニーしてそうだ。
大胆な自演に吹いたwww
>>65です
>>68さん
>>71さん賛同ありがとうございます
自分含め住人になってくれそうなのはとりあえず三人…で立てるのはまだ早いよね?
もう少し様子見してみます
とりあえず書き手はいるの?
立てる人が書きたいならここで一作書いてみてその反応見てでも遅くないような
そうだね、スレ立てる人が書くならなんとか即死しないで続くかも。
それ見て他に書いてくれる人が現れるかもしれないし。
草川スレのスレ立て発案した者です
一応自分が書きたいネタはあるので、話として纏まったら投下してみますね
ハイスコアの嵐士×めぐみとか京介×えみか読みたい。
専スレ落ちて残念だ…。
ヴァンパイア騎士で枢×優姫のエチー中に互いに吸血する夢を見てウハウハだったw
暇ができたらSS投下したいが、暇ってナニソレ GWって食べ物?な現実が憎い…
81 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 20:39:27 ID:caJ2CPkU
たたりちゃんも。
>>80 応援thx
GW明けに投下できるように、空き時間を見つけてはちまちま書いとりやす
83 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 15:43:53 ID:j4cSJ6Ds
乃呂井とたたりの関係の続きを書いてほしいです。
巴衛×奈々生が読みたい。
どっちが上なんだか想像しにくいところが萌える。
俺T読みたい。
鷹冬妄想してるのに文章にできない自分がもどかしいよ!
>>83 いい加減しつこいぞww
そんなに読みたいなら自分で書きなよ
>>77 投下wktk
自分も草川スレキボンです
クワン×シャクヤが読みたい…
自分でも書いてるので書き終わったら投下しようと思います。
いつになるかわからんが。
ヴァンパイア騎士の枢×優姫エチーを書いてる者だけど
長くなりそうで(指すら入れてないのに既に8小節)、投下しても大丈夫かな?
過疎ってるし、スレの容量も余裕あるから大丈夫か
正直妄想だけでお腹いっぱいで書くのマンドクセなんだが、
読みたいと言ってくれた80のためにもSS書く作業に戻ります
過疎っているんだから投下はバンバンしてほしい。
なるべく完結とか、ある程度まとめて投下をお勧めする。
90 :
88:2008/05/05(月) 09:28:13 ID:HnxsX22P
>>89 了解。
でもスレ活性化のためにも投下はしたいんだが
完結させてから微妙な齟齬を修正して
自分なりに納得のいく出来にして読んでもらいたいから
投下はまだにする
SSという長さじゃなくなったから小節をある程度纏めるよ
助言トンクス
後は吸血シーンとフィニッシュ(笑)だけだ!
付き合いって厄介だよね(´・ω・)
時間欲しい…
枢×優姫の吸血エチーの夢をみた者です。
エロ神様が降臨してGW明けを待たずに無事完成したのでこれから投下します
最初に言っておく!
投下は初めてでどんな反応が住人から返ってくるか緊張している!
批評は受け付けるが批判は勘弁してくださいorz
願わくは投下によってスレが活性せんことを…
「枢さま…?」
首筋の髪を払う枢の手に、優姫はふと目覚めた。
「ああ、ごめん。優姫。起こしてしまったね」
枢はナイトチェストに置かれていた水差しから作ったタブレット入りの赤い液体を片手に、
“目覚め”とともに長くなった優姫の髪を梳く。
遮光カーテンの隙間から差し込む一条の太陽光は、強く鮮烈に薄闇に沈む部屋を切り裂いていて、
今がヴァンパイア達にとって深夜であることを示していた。
「…喉が渇いたのだったら、起こしてくれればよかったのに」
唇を少し尖らせて上目遣いに拗ねる優姫に、枢は困ったかのような笑みを小さく浮かべる。
「ありがとう優姫。でも、寝ている優姫に牙を突き立てて起こすのは忍びなくて…」
「ううん。起こしてくれるほうが良かった。
私の血じゃなくて、そんな味気ないものを枢さまに飲ませるなんて、私が嫌なんです」
きゅっと枢の服の袖口を握る優姫に、枢はますます困った顔をする。
「優姫、前に教えたよね。僕たちヴァンパイアは恋情を覚えた相手の血を吸いたくなる。でも僕は今、優姫の血も、優姫自身も、欲しくてたまらないんだ」
「あ…」
枢の指すことがわかり、優姫は赤くなって視線を伏せた。
枢にあの雪の降る中目覚めさせられたとき以来、枢は優姫に愛を囁き、
互いに血を与え合ったが、口付けすら交わしていなかった。
「李土や錐生くんのことで優姫が思い悩んでいることは知っているし、
何より僕自身が目覚めたばかりの優姫に“許婚”だからって無理をして欲しくないんだ。
タブレットを飲んでソファででも寝ようかと思っていたのに、
寝ている優姫を見つめていたら離れがたくて、結局起こしてしまった」
枢は優姫の額に唇を落とす。
「さ、わかったらこの手を離して、もう1度おやすみ。僕たちの“朝”にはまだ大分ある」
力をなくした優姫の手から自分の手を取り戻した枢は、
理解していてもやはり一抹の寂しさを覚えながら、
優姫のためだと自分を言い聞かせて寝台から立ち上がろうとした。
「行かせません」
枢が背を向けた瞬間、優姫は体を起こして、枢の広い背中に縋りついた。
「優姫…」
枢の胸に回した手のひらから枢の力強く少し早い心拍が、伝わってくる。
「困った子だね。言っただろう。さあ離して」
体を捻って向き合った枢を、優姫はしっかりと見つめる。
「私が記憶を忘れていた間、枢さまはずっと私を想っていてくれました。
まだ力のコントロールもうまくできなくて、枢さまに迷惑をかけてばかりだけど…」
優姫は枢の右手を両手で包み、持ち上げる。
不安になったとき、いつも頬を撫でてくれた優しい手。
「私、ずっと枢さまに憧れていました。
お母様によって記憶を失っても、世界の始まりは枢さまでした。
私、ちゃんと…兄だからとか許婚だからとかじゃなくて、異性として枢さまのこと、好きです。
だから枢さまに無理して欲しくない。私も…心のどこかで待っていた」
優姫は枢の掌へ、そして手首へ口づけた。
掌へのキスは“お願い”
手首へのキスは“欲望”
枢は優姫からのキスが、単なるスキンシップではなく、意思表示のサインだと気付く。
「優姫」
枢は優姫の肩をそっと掴んだ。
肩から感じる枢の手の熱さをやけに意識し、優姫はごくりと唾を飲み込む。
「いいんだね?」
じっと優姫を見つめるダークレッドの瞳。
極力優姫へヴァンパイアとしての姿を見せまいとしていた枢が、
今、血への渇望を、何より優姫自身への欲望をその瞳に露にしていた。
「はい」
枢はじっと優姫を見つめると、頤を引き上げてゆっくりと唇を重ねた。
「んッ」
欲望に煙らせた瞳を細めて、2人は吐息を交し合う。
「ぁ…」
侵入してきた枢の舌が、優姫の牙をなぞってから舌に絡みついた。
優姫は枢の舌技に翻弄されながら、溢れる唾液を飲み下し、拙くも舌を絡める。
飲みきれなかった唾液が口の端から零れて、
普段はストイックな枢と淫らなキスをしているという意識が興奮する精神に拍車をかける。
背筋がぞくぞくとし、体の中心から熱が上がっていくようにも、たまり続けていくようにも感じる。
「ふぁ…んぅ………ぁ」
枢の舌に誘われて、優姫の舌が枢の口内に招かれる。
「んっ…はぁっ…」
遠慮がちに入ってきた優姫の舌を、枢は優しく牙で噛み、微かに滲んだ優姫の血を味わう。
キスを交わしながら、枢は優姫の寝間着の前身ごろをくつろげて押し倒した。
「優姫…」
「あっ」
露わになった乳房に、綺麗な筋が浮き出た大きな枢の手が触れる。
唇が辿った肌は唾液に塗れて差し込む陽光に淫靡に光った。
まだ少女の域にある優姫の乳房は、成熟した女性にはない初々しい硬さと美しさがある。
手に吸い付くような白い肌へ紅い花を散らす行為は、
まるで処女雪に足跡をつけるような征服感を枢にもたらした。
「あん、やっ…枢、さま……」
掌にすっぽりと収まり、己の意に合わせて形を変える乳房を、枢は優しく揉みしだいた。
淡く色を変えた頂を口に含まれると、優姫はたまらずに枢の頭を掻き抱いた。
「ああっ」
のけぞった優姫の背の下に右手を差し入れると、いっそう胸が枢にむかって突き出されたようになる。
ぷっくりと腫れた頂の感触を味わい、また優姫にそこがどんなになっているか知覚させるために、
枢は執拗に舌先で嬲り、軽く歯を立てる。
ちゅっと乳首を吸ってから枢は顔を上げた。
「優姫、腕を抜いて」
与えられる愛撫にぼんやりと熱に浮かされたようになっていた優姫は、途端に理性が戻って赤面する。
枢は優姫に袖を抜かせると腰に腕を回して上げさせて、ワンピースタイプの寝巻着を下からするりと取り去った。
素肌の背中に感じる髪とシーツの感触が常とは違う状況を意識させる。
「枢さま…あの…」
ショーツ1枚になった優姫と比べて、枢は未だきっちりと服を着ている。
優姫は羞恥に胸を両手で覆って、視線を横に泳がす。
「わかってるよ優姫」
枢は優姫から体を離すと、1度寝台から下りて着ていた服をすべて脱ぎ去った。
戻った枢は優姫の両手にキスを落として胸から手をどかせる。
羞恥心から視線を伏せたままの優姫の頬へキスをすると、おずおずと視線が合わされた。
素肌に直に伝わる互いの体温が、気恥ずかしくも安心感を覚える。
引き寄せられるように抱き締めあうと、優姫の太腿に枢の屹立したものが触れる。
「枢さま、あの…」
「うん。優姫が欲しいからね」
熱く、柔らかくも芯の硬さを感じさせる肉の感触に、
優姫は緊張と羞恥に体を強張らせ、未知の体験へ目元を赤らめる。
「優姫」
瞳を閉じて枢とのキスに溺れると、わき腹を撫でる枢の手に体が鋭敏に反応してしまう。
枢は愛撫の手に肢体をはねさせる優姫の反応を楽しみながら、
ゆっくりとわき腹から太腿、太腿から内股へと手を滑らせる。
優姫は枢の手の動きに合わせて、閉じていた膝を少しだけ開いた。
「はぁ…んん」
汗ばんだ内腿を愛撫するたびに、優姫は身悶えてゆっくりとさらに脚を広げていく。
ショーツの上から秘芯を触ると、びくりとそこが収縮するのがわかった。
「優姫。いい?」
優姫は快感と行為への緊張で返事など返す余裕がなく、小さく頷くだけで精一杯だった。
枢は伸び上がって優姫の瞼に安心させるようにキスを落とし、ショーツをゆっくりと脱がせた。
下着と塗れた秘芯から溢れた愛液が糸のように繋がり、切れる。
枢は優姫の膝に手をかけると脚の間に体を入りこませた。
「ほら、わかるかい優姫。下着が汚れてしまったよ」
「それはッ」
「それは?どうしてこんなになってしまったのかな?」
答えられるはずもなく、優姫はただ全身を羞恥に染めて上目遣いに枢を見つめる。
「優姫?」
枢はそんな優姫を許さず、くすりと微笑むと優姫の頬を両手で挟み、額を触れ合わせて覗き込む。
「意地悪をするなんてひどい…」
「そうだね。僕はひどい男だよ。優姫に恥ずかしいことを言わせて、優姫を抱きたくて、
優姫の血を飲みたくてたまらない、愚かな男だ」
ダークローズの瞳で至近距離から見つめられると、
くらくらと眩暈がして優姫は全てを委ねてしまいたくなる。
「枢さまが…」
「僕が?」
「枢さまの手が気持ちよくて…」
優姫はこれ以上は察してといわんばかりに枢の唇に齧りつくようにキスをする。
「ん、あぅ、んん」
枢はご褒美とばかりにリップノイズをさせてキスをし返す。
「もっと優姫を気持ちよくさせてあげる」
「あ!」
体をずり下げた枢はさらに脚を広げさせてゆっくりと優姫の秘所を曝した。
ふっと1度息を吹きつけて敏感に震える秘芯を見て、おもむろに舌で舐め上げた。
「ひゃあッあ、だめ枢さま!おかしくなる!!」
感じたことのない感触に、背筋がそそけ立つ。
感覚の全てが行為に対して働いているようで、頭が沸騰して何も考えられなくなる。
「いいんだよ優姫。もっと僕にきみの全てを見せて」
まだ誰も受け入れた事のない場所に、枢の舌がねじ込むように入ってくる。
「いやあ!だめっ…はあ」
熱い舌の感触から逃れようと身悶えるが、しっかりと腰を掴まれて枢の顔を太腿で挟むだけに終わる。
形良い枢の唇が自分の花芯を嬲っているのだと思うと、優姫は羞恥にシーツを掴んで身をくねらせた。
枢が舌を使って頭を動かすたびに、優姫の汗ばむ肌を髪が滑る。
「ん…溢れてきたね」
秘芯をちゅるっと吸われると、たまらなくなって爪先でシーツを蹴るようにもがく。
つぷりと長くしなやかな枢の指先が割れ目に侵入した。
「あっ!」
「痛い?」
顔を上げて問う枢に、優姫は首を振る。
枢の舌によって熱く蕩けた秘所は飲み込んだ指先の質量に違和感こそあるが、痛みはなかった。
枢は優姫を安心させるように微笑むと、添えた親指で割れ目の上部を擦って快楽を与えながら、
優姫の反応を伺いながら内部を傷つけないようにゆっくりと人差し指を収めていく。
「あ…っ」
「どう?」
「平気…です」
微かに鈍い痛みを感じていたが、初めて指を受け入れるときの表情を注視されていたことで、
ダークローズの視線に惑わされるように優姫の体の奥が熱く蕩けていった。
愛液を掻き出されるように音を立てて指を抜き差しされると、
体の奥から枢への愛しさと甘い疼きが湧き上がってくる。
割れ目の上部を擦られながら指を動かされると体の奥底から快楽が全身に広がって、
四肢が弛緩して快感だけが蓄積していく。
それなのに枢が溢れた愛液を舐め取ると、太腿が敏感に慄いてさらに愛液を溢れさせてしまう。
「んん、ふっ…ああ!」
「優姫のここ、熱くて柔らかい」
枢は優姫の耳元で囁くと、耳たぶを軽く噛み、耳朶を舐める。
普段は優姫への穏やかさや優しさだけで構成された枢の声が、今はただ優姫への欲望に上ずり、
下肢で立てられる淫らな粘着質な水音と一緒に、優姫から理性をそぎ落としていく。
「んっ…あぁ…はあんっ」
枢は熱に浮かされたように喘ぐ優姫にキスをすると、
円を描くように胸を揉みながら、挿入する指の本数を増やしていく。
締め付ける内部の襞を味わうように緩く擦り付けるように指を前後に動かすと、
甘えるように優姫が枢の首に縋りついてきて愛しいが募る。
「あんっ」
指を引き抜くと、追い縋るように優姫の内部が閉じていく。
枢は愛液に塗れた指を一舐めすると、
与えられる快楽がなくなってぼんやりと見上げてくる優姫にキスをして、腕を己の背に回させる。
膝を抱えて屹立を入り口にあてがうと、取らされた体位に優姫の瞳に理性が戻る。
「枢さま…」
「優姫。僕の優しいお姫様。愛してるよ」
初めての行為を前に緊張した優姫をリラックスさせるように、
枢は額、瞼、頬、そして唇へとキスを落としていく。
「私も枢さまのこと、大好き。愛してます」
劣情を掻き立てるキスではなく愛情を込めた軽いキスを、
2人は互いの唇の感触を味わうように何度も交わす。
優姫がキスの合間に息をついたときを見計らい、枢の屹立が進入した。
「あああ!!」
枢は処女膜の軽い抵抗を感じると、そこでいったん腰を進めるのを止めて、優姫の様子を伺う。
腰を揺らさないように、優姫の汗ばんでこめかみに張り付く髪を梳き上げた。
「優姫」
「か…かなっ…枢さま、枢さま!」
まるで痛みから逃れる術は枢の名前を呼ぶ事だというように、優姫は痛みに喘ぎながら枢を呼ぶ。
優姫は自分の内部が、枢の屹立の先端に沿って開いていることを枢の熱でもって感じた。
「優姫、落ち着いて息をして」
枢は慄く優姫の唇の線を指で撫でる。
「枢さま!ふうっ…んん」
優姫は枢の背中に縋りながら、キスをねだる。
枢も優姫の呼吸を妨げないように、キスをして唇で頬を慰撫する。
「優姫、僕を見て」
優姫と枢の視線が交わる。
初めて枢を受け入れる苦痛に喘ぎながらも、優姫は1度も止めてと言わなかった。
今も枢の屹立に文字通り処女地を開かれながらも、健気に枢に縋りついてくる。
熱く締め付けてくる内部は心地よくて、
枢は更に膨らもうとする欲望を体から逃すように熱い息をつく。
このまま優姫の体も省みずに思う様穿って血を啜りたい衝動に流されそうになる。
だがこのままでは優姫も己も中途半端で、
己はともかく優姫には辛い状態を長引かせるだけでしかない。
「痛いだろうけど、最後まで入れるよ」
ダークローズの瞳に写った自分を見つめる優姫に枢は微笑むと、
腰を小刻みに前後に揺らして一気に貫いた。
「はあああああ!!」
肉が裂かれるような感触と痛みで、優姫の目に白い光が飛ぶ。
衝撃に枢の背へ反射的に爪を立てたようで、指先にぬるりと血の感触がある。
焼け付くような痛みが受け入れている場所から全身に広がり、
優姫は体を強張らせて浅く早い呼吸を繰り返した。
「優姫、大丈夫。大丈夫だよ」
枢は優姫の全てを己のものにした安堵と征服感、そして優姫への愛しさに満たされた。
このままずっと優姫を抱いていたい。
この世の全ての憂いから開放して、ずっとこの腕の中で憩わせてやりたい。
満たされた一方で、破瓜によって流れた優姫の血の匂いに牙が疼く。
動かさないようにそっと指で結合部に触れると、指先に血と愛液が付いた。
ぺろりと指に付いた体液を舐めると、幾度か味わった事のある優姫の甘い血の味がした。
優姫の細い肢体を思う様に掻き抱き、首に鼻先をうずめて牙を立て、
優姫の甘い血を口いっぱいに味わいたい。
枢は優姫の白く細い首に絡む髪を後ろに流して白い肩を露わにさせると、
丸い肩にそっと手を這わせる。
枢は優姫の華奢な鎖骨を唇で辿り、さらにキスマークを付けて優姫の白い肌に紅く華を咲かせた。
「枢さま…」
優姫が荒い息をつくせいで上下する乳房の先端が、その度に枢の胸板に擦られる。
焼けるような痛みは治まり、じくじくとした痛みと、熱い枢の質量を感じる。
ぴったりと1つになった枢と自分の体に満たされた想いが湧き上がる。
優姫の目の前には陶器のように白く滑らかな枢の首筋が曝されていた。
汗に塗れて色を深めた艶やかな髪が絡む襟足に枢の血の甘さが思い起こされて、
優姫は自分の牙を舌先でなぞる。
吸血衝動に紅く染まった優姫の瞳に、枢は優姫が血を吸いやすいように首を軽く傾けた。
「僕を求めて。優姫」
優姫は憑かれたように枢の首に牙を突きたてた。
鋭い2本の牙が肌を破り、熱く甘く優姫を酔わせる枢の血の味が濃厚に広がる。
口内に溜めた血を舌先で転がし、ゆっくりと飲み干していく。
枢の優姫への想いが甘く血に溶けているようで、優姫は枢への切ないまでの愛しさに胸を突かれた。
吸血行為も一息つき、優姫が牙を引き抜くと噛み痕は見る見るうちに癒えてしまった。
それが名残惜しくて、優姫は噛み痕をちろちろと舐めて、零れた血も綺麗に舐めとった。
優姫は吸血衝動にダークローズの瞳を鮮やかな真紅へと染めた枢の眼を見つめながら、
ぺろりと唇の端についていた血を舐め取る。
肉体的に1つになり、互いの血を求め合う行為に、優姫は言い表しようのない幸福感に満たされた。
優姫の体に劣情を覚えて肉の牙を突き刺し、今また優姫に吸血衝動を覚えている枢に、
優姫は愛しさから自分の血を捧げたいと望む。
「枢さまも、私の血を飲んで…」
枢の吐息が柔肌をなぞり、白く鋭い牙が熱い血潮を求めて肌を噛む。
「あっ」
皮膚を噛み破られる痛みと、自分の血が流れ出る熱い感触、
溢れた血を啜る枢の熱い口内の粘膜、そしてそれを飲み干す音が聞こえる。
皮膚を枢の舌が這うたびに、優姫の内部が切なく疼く。
愛する男と血を求め、与えあう関係に優姫の体の奥底が甘く痺れ、
受け入れている枢を切なく締め付けた。
「ふっ、優姫、そんなに締め付けないで。我武者羅に優姫を求めたくなってしまう」
「だって…枢さまのことを考えたら胸がいっぱいになって」
優姫に内部は破瓜の衝撃を乗り越えて、今や枢が動き出すのを待つように、
やんわりと枢を締め付けて蠢いている。
枢は悩ましげに息を吐くと、優姫に口付ける。
「いけない子だね優姫。僕は初めてだから大事にしたいのに、簡単に僕の理性を揺るがしてしまう」
あくまでも優姫の体を気遣う枢に、優姫は安心させるようにじゃれつくようなキスをする。
「私も枢さまの血も、枢さま自身も欲しいんですよ」
「こんなにも僕を翻弄しても、許してしまうのは優姫だけだよ」
枢は優姫の唇を奪うと、腰を動かし始めた。
枢が腰を動かすたびに寝台が軋み、蕩けた粘膜を熱が擦り上げる。
湧き上がる快感に意識を流されまいと、優姫は枢に爪を立てる。
「あん、はあっ、んく」
最奥を抉られるたびに快感が弾けて、急速に意識の全てが枢だけになっていく。
「枢さま!」
何もかもがわからなくなるような感覚が怖くなり、優姫は枢の広い背に縋る。
抉られるたびに優姫の内部は甘く蜜を溢れさせ、抽送によって掻き出されては卑猥な音を立てる。
枢は潤んだ優姫の瞳に唇を降らせて、流れた涙を拭う。
「優姫、愛してる、愛してるよ」
瞳を劣情に染めて汗を滴らせながらも、枢は真摯に優姫に愛を囁く。
「好き!わっわた、しも、枢さまのこと、ああああああ!」
枢の質量を受け入れて喘ぎながらも、必死に応える優姫に枢は微笑む。
「枢さま!あっ!怖い!はあッ…私、もうっ」
「大丈夫、一緒に」
枢は優姫の右手をしっかりと握ると、動きの激しさを増した。
奥を抉られると内部が枢に絡みつき、形をより意識してしまう。
揺さぶられると快感を強く感じてしまって、
優姫は強すぎる快感から逃げたいのかもっと感じたいのか、自分でもわからなくなってしまう。
枢の質量が一際深く優姫を穿った。
呼応して優姫の内部が枢の質量を締めつける。
「っあ、やっ、あああああああ!!!」
「くっ」
限界を突破した快感に思考が焼ききれて、視界が真白にスパークする。
枢の熱が内部で弾けてびくびくと吐精するたびに、
極めたばかりの内部を擦られて優姫は甘く吐息を漏らした。
高みを極めた2人は抱き合ったまま、互いの暴れる心臓が落ち着いていくのを聞いていた。
優姫は枢と隙間がないほどぴったりと抱き合い、
内部に枢の熱を感じることに例えようもない幸福感と安堵を覚えて、
未だ余熱で潤んだ瞳から涙が零れそうになる。
「なんだか私、幸せすぎて泣きそうです」
「僕もだよ、優姫。ありがとう」
枢は涙で張り付いた優姫のこめかみの髪を払うと、睫を唇で優しく食んで顔中にキスを降らせた。
枢は優姫の呼吸が落ち着くのを待って、熱を引き抜く。
「あ…」
遮るものがなくなって秘所からとろりと溢れる互いの体液に、優姫は羞恥に視線を伏せる。
「ん…」
枢は啄ばむように軽いキスを何度も優姫に贈る。
優姫は満たされた想いと疲労から、徐々に眠気を覚える。
「いいよ優姫。疲れただろう。おやすみ」
枢は体を優姫の横にずらし、腰に腕を回して抱き締める。
優姫は自分に向かってふんわりと微笑む枢の笑顔を最後に、意識を安らかな闇に委ねた。
健やかな寝息を立て始めた優姫の髪を、枢は指先でそっと梳る。
己の腕の中には生まれたときから見守ってきた優姫がいる。
優姫の愛撫の手に切なく喘ぐ甘い声も、熱く絡みつく優姫の内部も、
背中に縋りつく爪の硬さを知るのも己だけ。
枢は優姫の額にそっとキスを落とした。
おわり
>>91 乙です
優姫はかわいいし枢は優しく格好良いしで激しくGJです
103 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:17:39 ID:z5/YXo0Q
不気田のエロ読みたい
枢×優、まってました〜!
GJです。
GJ!待ってたよ!!
求めあう感じがたまらんかった!!
枢×優姫キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
優姫かわいいよ優姫
>>102,
>>104-106 喜んでもらえたようでよかったっす
今度はヴァンパイア騎士の暁×瑠佳で吸血行為を書こうかと思ってるんだがエロ無しなんだよねー
それってこの板(スレ)の趣旨に合うのか、投下してもおkなのか気になる…
最近このスレの住人になったばかりで、過去スレを参照しようとしても専ブラ未導入で見れないしorz
どうなのかな?
>>107 過疎ってるし、注意書きしておけばいいんじゃまいか
何はともあれGJ!!
原作知らなかったが読みたくなってきた
>>107 …。そうだよ107のように原作知らない人も当然いるんだよね……
すみません、盛大にネタバレしてしまっているので原作読むときは注意してくださいorz
次回から投下の際には注意書きにネタバレについても触れておくようにします
破妖の剣で誰か書いてくれないもんかな。倉庫にもあるが
>>111 なつい!そして未完の黒歴史だ…
当時は闇主×ラスではなく、なぜか千禍×朱烙を妄想して萌えてた
テンプレ1の倉庫がみれないのって自分だけ?
開くとアダルトサイトの広告バナーばっかりでわからないよ(´・ω・`)ママン
>>87 亀でごめんなさい、スレ立て発案者です
新たに賛同してくれる人がいてウレシス
自分が今書いてるのはグエセロだけど、クワシャクも好きなので是非読みたいですww
クワシャクでも書きかけのネタがあるから草川スレが無事立てばそっちに投下したいな
グエセロの方がまだキスもしてない状況だけどorz
>>91 お待ちしてました、激しくGJ!!お互いを大事にする二人萌え
暁×瑠佳も好きカプなので期待してます
草川作品ならどなたか気が向いたらガの字×佐原嬢を!
>>113 今日5巻買ってきてムハーε=(゚∀゚*)ってなったところだからグエセロ超期待
116 :
112:2008/05/11(日) 09:31:44 ID:E/3vGzSu
無事保管庫見れた
ええのぅええのぅw
また神様が降りてきますようにナムー
117 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:44:33 ID:lro8PmOO
>>118 自分そのカプは未消化の100年間の恋って感じでカーティス好きだー
影の王国読み返した
やっぱり月哉×瞳イイ!!
だれか書いてくれんものか…それとも今書いているものが終わったら自給するべきか…
ぜひ!
書いて投下されることで盛り上がって他の職人さんも現れるかも知れないし!
ところで月哉×瞳、じじばばに育てられた月哉はかなり奥手で切れた瞳に押し倒されるとかしか想像できん・・・
そうかな?何だかんだいって結局ラストでは月哉から告ってたからそれはないような…
それよりエチーをする場所が思いつかない。
2人とも家族と同居だし…
SSの設定、大学生なパラレル設定とか住民さん的におk?
連投スマソ
じいちゃんばあちゃん旅行にでも出かければ無理に大学生にしなくても大丈夫か
122はスルーしてください
>>121 最後まで書ければ投下するけど、期待しないで待っていてくださいorz
マイナーかも知れないけど投下。
コバルト文庫の「楽園の魔女たち」シリーズからナハトール×サラ
苦手な人はスルーお願いします。
普段は三つ編みにしている長い黒髪をほどいて、サラは小さくため息をついた。
いつも冷静で、どこか人を食ったような雰囲気を漂わせる彼女にしては珍しく、その顔には焦りが見える。
すべらかな白磁の頬に手を当てて、物憂げに佇む彼女はどこか弱々しく、彼女を知るものならば一様に「ほんとにサラ?」と問いかけずにはいられない違和感を放っていた。
静まり返った塔の中には、彼女の立てる小さな足音以外には何も聞こえない。
秋の涼しい風が、薄いネグリジェを纏ったサラの身体をなぞるように滑っていく。
さらさらと揺れる髪を物憂げにかき上げながら、彼女は無言で目的地を目指して進んだ。
燭台を手にした白い手は微かに震え、ため息は幾度となく零れ落ちる。
らしくない自分の姿に苦笑して、サラは頭を左右に大きく振った。
「……サラちゃん?」
「ナハトール」
暗い廊下をてくてくと歩んでいると、ふいに後ろから声が掛かった。
その声に振り返ったサラは、そこに佇んでいる大きな身体に飄々とした笑顔を乗せた男に、微かに唇を吊り上げて答えた。
「こんな夜更けに、どしたの? 眠れないならココアでも作ってあげよーか?」
「いえ、結構。ちょっと探し物を」
「なになに? 手伝うよ」
にこにこと邪気のない微笑みを浮かべるナハトールは、鍛錬の後なのだろうか、微かに息を乱して汗で前髪がはり付いている。
逞しく鍛え上げられた腕に、愛用の剣を手にしいる姿は、学友の赤毛の騎士には及ばないものの、十分鑑賞に耐え得る、とサラは思った。
「それも、結構。……もう、見つかりました」
「そっか。最近冷えるから、風邪ひかないようにしなさいね」
短く答えたサラに、ナハトールはほっとしたように笑った。
気遣うようにこちらを見つめる瞳に、サラは動揺している自分に気付き、繊細な作りの夜着の胸元を掴んだ。
死ぬほど甘い兄たちが送ってくる衣服は、サラへの過剰な愛と妹への幻想ゆえか、華美な装飾が施された高価なものが殆どだ。
あまりそういったものを好まないサラだが、基本的に衣服に執着がない性質なので、別段不満もなくそれを纏っている。
「そんな薄着でうろついてると、寝込んじゃうよ」
「気をつけます」
燭台を手にしたまま、軽く頷いたサラを尚も心配そうに見つめたナハトールは、そう続けて頭を掻く。
「どうも、サラちゃんが素直だと調子が狂うね」
「私はいつも、ほどほどに素直なつもりですが」
「ああ、そーね」
人を喰った返答に、ナハトールは苦笑して首の後ろに手を回した。
見慣れないサラの姿に、密かに動揺していた彼は、ようやくいつもの彼女らしい言葉が出てきて、少しほっとしたように笑った。
が、緩んだ雰囲気をぶち壊すかのように、真剣な様子でサラが口を開いたのを見て、ナハトールは真顔になる。
「探し物は、なんだったと思いますか?」
「……なんだったの?」
低いアルトの声が、石造りの塔の廊下によく響く。
揺れる紺色の瞳に魅入られたように声を落として、ナハトールは彼女の答えを促した。
「あなたです」
「そりゃ、光栄」
挑戦的に笑ったサラに、目を瞬かせながらも、ナハトールは軽口を返す。
へらへらと崩した口元は、近づいてくるサラの真面目な雰囲気によって、再び真っ直ぐに引き戻された。
「あなたです、ナハトール」
「サラちゃん、お酒入ってる?」
「いいえ」
小さく首を振った彼女に、ナハトールはあちゃー、と片手で顔を覆った。
こりゃマジだ、と彼らしくもなく慌てた様子で、わたわたと忙しなく身体を揺らした。
これでも傭兵として暮らしてきた彼は、女性関係においても戦場と同じく海千山千の強者ではあったが、何しろ相手があのサラである。
「女性からの申し出に、そういった対応をするのは、如何かと」
「あー、えっとねえ……うーん」
少なからず好意を抱いている相手からの、思わぬ告白に、ナハトールは自分が柄にもなく赤面していることに気付く。
大きな手で覆った口元は、隠しきれない喜びににやけている。
「……ナハトール?」
「怒らないでよ、サラちゃん。びっくりしてただけだって」
一段と低くなった声に、ナハトールは彼女が機嫌を損ねはじめている事を知って慌てて宥めはじめる。
「とりあえず、ここは冷えるから……俺の部屋、来る?」
「ええ」
エイザードにばれたら殺されるな、と思いながらナハトールはサラの手を引いて、自分の部屋へと導く。
微かに震える小さな手の、柔らかな感触に何故か胸が締め付けられる。
俯いた顔を覆うように広がる、美しい黒髪が、燭台の明かりにきらめいて揺れた。
彼女の師匠の部屋とは違い、清潔に片付けられた部屋は、微かに良い香りがした。
ナハトールの匂いだ、と思いながら、サラはその香りを分析し始めた自分に苦笑する。
夜更けに男の部屋に訪れた女がすべき行動ではない。
「ナハトール」
「あのねえ、サラちゃん」
積極的に衣服に手をかけたサラを嗜めるようにナハトールはそう言って彼女の手を取った。
白い指先に優しく口付けながら、苦笑して呟く。
「もうちょい、自分のこと大事にしなさいな」
「ご自分を卑下しすぎでは?」
「サラちゃんは、俺のこと買いかぶりすぎだよ」
ベッドに腰掛けた二人は、向かい合うようにして語り合う。
甘さの欠片もない会話に、彼女らしいと内心で呟きながら、さらさらと零れ落ちる黒髪をなでた。
「前にも言ったはずです。私の好みは都合のいい男だと」
「サラちゃんらしいけど、ひっどいなあ、それ」
さらりと言ってのけるサラに、ナハトールは顔を顰めて呟く。
不思議そうに自分を見つめる神秘的な藍色の瞳は、白い月をうつくしく映し出して光った。
どこかの海軍の少佐が、分厚いラブレターを純情な赤毛の騎士に送っていたが、それに書かれていた文句に限りなく近い状況にいる気がする。
(恋人を口説くのは、月の夜がいい……ね。確かに)
常に無く魅惑的なサラの白い顔立ちに、ナハトールは息を飲んだ。
内心でそんな自分に舌打ちをしながらもう一度、サラの髪を撫でる。
「あのね、ほんとにいいの?」
「ええ」
事も無げに頷く彼女を、優しく抱きしめたい衝動と、手酷く泣かせて嬲りたい情動に駆られる。
そのどちらにも、理性でまったをかけながらナハトールは頭を掻き毟る。
「あー……うー……ほんとにもー……」
「ナハトール」
どこか不満げに、顔を近づけるサラの、赤く輝く唇が自分の名前を呼ぶ。
せめぎ合う欲望と戦いながら、ナハトールは優しく彼女をベッドに押し倒した。
「サラちゃん、俺、途中で止めるとかできないよ?」
「望むところです」
最後通告だと思って言った言葉に、何故か胸を反らせてサラは頷いた。
畜生、やったろうじゃねえか、と自棄になりながら、ナハトールは彼女の夜着に手をかける。
その手を、白い指がおし止め、その手をナハトールの大きな手に重ねながら、サラはうめくように囁いた。
「……キスを」
微かに潤んだ瞳で見上げられたナハトールは、動悸が一気に加速する。
(分かっててやってんのかな、この娘さんは。ふつー、めんどくさくない男ってのはキスなんかしないもんだと思うんだけど。つか、俺はサラちゃんにとってめんどくさくない男ではないんだけどね、実は)
ぶつぶつと内心で愚痴りながらも、ナハトールはゆっくりとサラの唇に自らの唇を重ねた。
近づいてくる彼の顔を、一瞬不安げに見つめたサラは、しかし目を閉じて口付けを受け入れる。
「……んっ……ふぅっ……」
くちくちという水音と、微かな息遣いが暗い部屋に響いた。
燭台はとっくに溶け、光源になるものは、窓から漏れる月明かりしかない。
「よいしょっ、と」
サラのリクエスト通り長い口付けを終えたナハトールは、彼女の身体を抱え上げ、そっとベッドに横たえる。
壊れ物を扱うような優しい仕草に、サラは戸惑いを覚えたような表情でナハトールを見つめた。
その視線に、笑顔を向けて触れるだけの口付けを落とし、ナハトールは汗に濡れた衣服を脱いでいく。
鋼のような筋肉に覆われた、鍛え上げられた体が露わになった。
「ナハトール、あなたの上腕二頭筋は美しい」
「ちょい黙ろうか、サラちゃん」
彼女なりの賞賛らしい言葉に、ナハトールは眉を下げると、ゆっくりと横たわる彼女の上に覆いかぶさった。
もう一度、長い口付けを交わす。
微かに震える舌を追いかけ、サラの口内を蹂躙し、唾液を啜り上げる。
「……はっ……んんっ……」
小さくうめく彼女の、鼻にかかった声が愛しい、と感じる自分を、ナハトールは心底恨んだ。
(ああ……ほんとに殺されるわ、こりゃ)
弟子馬鹿な、顔ばかり美しい怠け者な乱暴者が烈火のごとく怒り狂うさまが目に浮かぶようだ。
しかし、まあ、殺されてもいいかもしれない。
などと考える自分に、ナハトールは苦笑しつつも、サラの小さな顎を掴んで執拗に口付けを繰り返す。
「……脱がすよ?」
「どうぞ」
色気の欠片もないやり取りに、しかし全く興奮は収まらない。
ゆっくりと華奢な肢体を確かめるように、美麗なネグリジェを剥いでいく。
月明かりに映し出された白い裸身が、まるで女神のように見えてしまう。
自分の馬鹿な考えに、どんだけだよ、と突っ込みを入れながら壊れそうな身体を優しく愛撫していった。
「んっ……あっ……ふっ……」
「気持ちいい? 辛かったら言うんだよ?」
声を殺して喘ぐ姿に、かつてなく煽られている。
興奮の滲んだ声で尋ねながら、ナハトールは彼女の中に収められている二本の指をゆっくりと動かした。
ゆるゆると首を振るサラに励まされるように、胸元をきつく吸い上げながら指を動かす。
くちゅくちゅという水音だけが、分かりにくい彼女の快感を伝えていた。
「指、増やすよ?」
「ええ、……んんっ……」
ナハトールの問い掛けに頷きながら、サラは微かに首をふってうめく。
苦しげな様子に指を抜こうとすると、それを咎めるようにサラの手がナハトールの手首を優しく掴んだ。
「大丈夫です、ナハトール」
「……分かった」
額に口付け、ナハトールは指をゆっくりと出し入れし、彼女の快感を引き出そうと淡い色をした胸元を優しく指でなぞった。
さらりと乾いた無骨な手が、滑らかな肌の上をゆっくりと行き来する。
身をよじり、微かに涙を浮かべるサラの姿に、ナハトールは欲情を隠せず、荒い息を吐いた。
「そろそろ、いれるよ?」
「はい」
十分な潤いを見せる秘所から指を引き抜くと、絡みついた粘液が月の光にきらきらと輝いた。
指を舐め上げながら、見知らぬ男の顔をして笑うナハートルに、サラは鼓動を早くしながら頷く。
ズボンを手早く緩め、下着を落としたナハトールは、すっかり勃ち上がった性器を自分の手で扱き上げ、サラのひくひくと震える秘所に押し当てた。
「息、吐いて。力抜いててね」
「リラックス、というやつですね」
「そうそう」
軽口を叩くサラに、いつもの顔を見せて頷いたナハトールは、一転して欲情にかられた雄の顔に戻る。
何度も口付けを降らせながら、ゆっくりと腰を推し進め、ついにサラの最奥に全てを収めきると、彼は大きくため息をついた。
きつくきつく締め上げられる感覚に、気を抜くともっていかれそうだ。
微かに震えるサラを見下ろしながら、ナハトールはそんな自分に苦笑する。
「……動くよ?」
「いつでもどうぞ」
ここまできても、どこまでも色気のないサラの返答に、ナハトールはくすりと笑って、もう一度深く口付けを交わした。
ゆっくりと、細心の注意を払って腰を動かす。
赤い唇からかすかに漏れるため息のような喘ぎ声に、再び情欲を突き動かされて、ナハトールはいつ果てるとも知れない快楽の波へと沈んだ。
「ごめんね、サラちゃん」
「いえ。……お上手ですね、ナハトール」
「ありがと」
褒められているのか、けなされているのか、はたまた素直な感想なのか。
どう受け取ればいいのか迷っているうちに、サラは静かな寝息を立て始めた。
わりに無茶をしてしまったのだから、仕方ない。
諦めたように彼女の薄い肩に毛布を巻きつけながら、ナハトールは彼女を抱え込むようにして横になる。
汗で張り付いた額の髪を払って、口付けを落とす。
「……好きだよ、サラちゃん」
ついに言えなかった言葉を口にしたナハトールは、眠る彼女の長い睫毛を見つめながら顔を顰めた。
(都合のいい男も、物分りのいいお兄さんも、楽じゃないよねえ)
彼の苦悩を露知らず、安らかに眠るサラの、白い頬に、鼻に、口付けの雨を降らせながら、ナハトールは朝食の献立に頭を悩ませた。
お粗末さまでした。
やっぱりこのカップリングは燃え滾る。同士少ないけど。
GJGJ!!
久々に楽魔女読み返したくなった!
色気のないそっけない返答のサラが原作のサラそのものみたいだったよ!
原作読んだことないけど、萌えました。 GJ!!
こういうマイナーなのが読めるのがこのスレのいいところだw
さすがにもとなおこ作品のエロパロは読んだ事がない。
読んでみたい。
ベルとノエルの初夜とか。
ぐはあ! 原作大好きなんだ! サラ大好きなんだ! ナハトも大好きなんだ!
このカップリングも大好きで、甘いのにどこか殺伐とした感じも理想にぴったりだ。
ありがとう、ありがとう! GJでした!
このスレってホントに貴重だw
ナハサラ、GJでした!
>>129 ナハトールとサラで読めるとは!!!
良いもの読ませてもらいました!ほんと嬉しい、ありがとう。
あの2人の静かに熱いふいんきがすごい好き
すげマイナーかもだが、「当世白浪気質」知らない?
ミステリーボニータの漫画なんだが主役二人にかなり萌える。
エロ探したんだがマイナーすぎなのか何処にもない……。
昭和初期、美術品泥棒と狼の婚約者の年齢差(その他諸々)の話なんだが……。
>>137 知ってる。あの2人はいいよね。
2巻で距離が近づいてかなり萌えた。
>>133,138
ここでもとなおこの名前見るとは思わなかった。まじで。
ベルとノエルの初夜はすげー気になるな。
>>140 すごく気になるよね?あの二人の初夜って。二ヶ月後ではかなり態度が慣れてたし。
クリスマスに求婚した時、今にも襲いそうだった。言動すべてww
保守
十二秘色のパレット
今月の寺本誌ネタバレのグエセロでも投下桶?
萌えて萌えて
>>146 いいよいいよー
正座してお待ちしております
>>146 全裸正座するぐらいの勢いで待っております
>>146 全裸待機しておりますのではやくご投下ください
>>146 頼む
あと草川スレ立てたら支援に行くよ
投下まだかなー
今月号のバレ読んだらDKDKしてきた
早くゲエセロ読みたいよー
草川スレ立てるなら事前にこっちで告知してくれると支援に行きやすいからお願いします
↑グエセロだよ何やってんの自分!!
興奮のあまりタイプミスった
笑ってスルーしてください……
>>146 グエセロ投下wktkしながらお待ちしております!
>>150 >>146さんとは別人のスレ立て発案者です
紛らわしくてすみません、暫くの間トリつけときます
ちなみに宣言通り自分もグエセロ書いてたんですが、私生活が忙しいことと
三分の二程書いたところで話やエロ具合が気に入らなくなり
書き直していたらあっという間に時間が…
そんな訳でまだ出来ていないという不甲斐ない状況です
提案なのですが、
>>146さんさえよろしければすぐにでも草川スレを建ててきますので、
そちらに投下して頂くというのはどうでしょう?
前回告知した時も含め支援して下さる方が結構いらっしゃるようですし、
自分のもあと少しで完成しそうなのでタイミング的にもいいかなと…
154 :
146:2008/06/15(日) 00:10:26 ID:QEGx1T7G
ちょwww 伸びにびっくりしますた
鋭意製作中 明日仕事ですので月曜日くらいまでお待ち下さい
スレはどちらでも大丈夫です お任せします
そいじゃちょっくらスレ立てしてきます
トリ間違えてました…orz
158 :
146:2008/06/17(火) 08:24:55 ID:KcNTkDSe
スレ立て乙です、少女スレ
>>146です
がんばってるので気長にお待ち下さい
159 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 10:52:19 ID:w2+LMDz4
保守age
ホタルノヒカリのスレ落ちたんだな
どなたか書いてくれませんか?
出来たらドラマ版のアホ宮×ぶちょおで
マイナーだが誰かステファニー・メイヤー著「トワイライト」シリーズで書いてくれないかな
てか読んでる人いるんだろうか…orz
まずは161が書いて布教活動だ!
>162
それができればとっくに布教していますよorz
ディアマインの文庫が出ててつい買ってしまったら後日談が載ってて、ここの良パロを思い出した。
なんか確かサーバエラーでスレストのまま落ちたんだよな…ディアマスレ…惜しかった。
まとめサイトが確かあったんだけどまだあるかなあ。
てるしょーはおいしいよな
野梨原花南がコバルトのちょーシリーズのキャラで
新シリーズを書いていると遅まきながら知って
読んでみたらちょーシリーズが気になって
読み返したらジオラルド×エメラルドとかぬげー懐かしいww
影の王国、月の系譜、破妖、ちょーシリーズは厨房時代のバイブルでした。
書き手さん、どう?懐かしくない?読み返そうよ!萌えて小説書きたくなるかもよw
月哉×瞳、榊×泉、闇主×ラス、ジオ×ダイヤ、どれも好きだ・・・!
ついでに銀金も好きだったなあ・・・一番の萌えはやっぱり王道の佐保彦×真秀だった
まあ陵辱風味で真若王×真秀とかも面白そうだけど。
あと放課後シリーズ、星座シリーズの幼馴染カプと教師と生徒カプも好きだった
懐かしい。
あとちょっと最近だと魔女の結婚とか流血女神伝とかね
コバルトはなにげに萌えの宝庫なんだがマイナーすぎて供給がないんだよな・・・
月の系譜以外は>169のがストライクなんだぜ
でも自給自足できないorz
何スレも前に図子慧の「追いかけてはいけない」を書くかもって言ってた神も、
未だに待ち続けてるんだぜ…
>>170 生きろ…
ちょーは巻の途中から読み始めたからスマートが男と知ったときはΣ (゚Д゚;)になった
でも知らなかった当時は泣き虫弟子パリス×俺様女王様師匠様♀スマートに萌えてたw
>>170 それは月の系譜を知らないという意味なのか、別カプに萌えていたのか
萌えてたならどのカプだ、とか気になってしまった・・・w
コバルトじゃないけど、今は無きティーンズハートのシリーズ名覚えてないが
志保って女の子が教師と結婚しちゃって隠さなきゃいけないと必死になってる話も好きだった
結婚しているくせに、エロがまったく思い浮かばない書かれ方で今でも想像もできんが。
>172
すまん170だが、月の系譜は読んでないんだ
銀葉亭は読んでたんだが
ティーンズハートなら運タロ読んでみたいようなそうでもないような…
コバルトなら破妖のお子様カップルが見たいんだぜ…
初々しいのも鬼畜なのもどっちもいけそうだw
>174
お子様カップルって邪羅×リーヴィ?
誰かWHのプラパ・ゼータシリーズでディーノ×サフィア・レーナおらんかああああ!
町でうわさの天狗の子のエロパロが読みたい
ああいう素朴で純情なお話だからこそ!
秋姫かわいいよ秋姫
>>175 そうそう。携帯からでヴの字が出なかったからw
元は庶民でやんちゃなお子様だったけど実はサラブレッドの貴公子(笑)と、
ツンデレはねっかえりだけど生粋のお姫様の二人はたまらんよ。
エロパロでなくても二人でいるのを見るだけでもいい。
…新刊でないかな…。
>177
>…新刊でないかな…。
(´;ω;`)ブワッ…
自分もあの2人のやりとり好きだw
リーヴィがすぱーんと邪羅の頭叩いたりとかw
でも鎖縛×サティンも好物ですw
そろそろageとく
>>177-178 同人サイトがあるじゃないか
大昔の作品でサイトが1つもなく、打ち切り食らって不人気な作品よりましさ・・・・
>>173 自分も運タロ大好きだ
書いてみたいけど人間関係複雑すぎて、どの時代の誰と誰にすりゃいいものかさっぱりです
そして読み返すと必ず目から汗をかくw
もういっそ紺屋と《節制》のバカップル話でもやっちまおうか
流れぶったぎって俺Tでホモ宣言や同衾事件から妄想が止まらない。
夏男の時に学校で鷹臣としてるところを偶然見てしまう早坂
やっぱりこいつらガチホモだー!とgkblする天然早坂
夏男からも鷹臣からも半径1km以上近づかない勢いで逃げまくる早坂
実は見られたのは偶然でもなんでもなく夏男も真冬も早坂にべったりなのが
正体云々以前にムカついてる鷹臣の嫌がらせだった
…と、ここまで妄想して流石にホモホモ連呼する少女漫画エロパロはねーよ…
というのと妄想が先走りすぎて筆がのらないのとで妄想だけを置いていく。
>181
気持ちはわからんでもないが…一緒に801板新板議論スレへ逝こうか
目隠しの国で三角関係エロパロ読ーみーたーいー!
筑波さくらの描くキャラって良い体してんだよねww
>>182 ちょまwwwwごめwwww解説入れ忘れたwww
夏男=真冬。つまり男装少女なんだ。
801は苦手だからその拷問はカンベンしてくれ…。
801吹いたw
たしかに名前だけだとホモの三角関係で書くのためらうねw
読んでみたいからぜひ書いてほしいってか読みたい!
俺Tは元番長×真冬も見てみたいな
お花畑で追いかけっこが似合いそうw
>>183 マジかよ!早とちりサーセンwwww
理解したら床ローリングな勢いで吹いたり青くなったりした
でも解説忘れて誤解招くような書き方した183に( ´∀`)σ)∀`)メッ
今度俺T読んでみるか
なんか少女漫画だとLaLa系が話題に上るよね
受け皿(スレ)がないからかな?
篠原千絵(闇のパープルアイ)とか、原作でエロがあってももっと読みたいんだけどね
>>185 こっちこそサーセンwww
俺Tと同じ作者の親ロマはどのカプもエロ可愛くてお勧めだからぜひ読んでほしい。
昔は椿先生の専用スレあったみたいなんだけどなー。
白泉社スレなんて立てたら需要はあるだろうか。
短いSSなら定期投下できそうなんだが…。
白泉社スレいいね!
私はほしいけど、落とさない頻度でネタ投下できるかなぁ。
落ちた白泉社関連スレの住人集めたらいけそう?
白泉スレ欲しいノ
立てるなら、半端なく古いネタ(笑う大天使とかガラスの仮面とか)でよければ保守投下するよー
笑う大天使いいねー
白線スレ立てても、投下少なくて過疎りそう
スレ立てる前にここにいくつか投下して様子見たら?
まあ1番言いたいことは白線スレの前にここを活性させようぜってことなんです…
>>190 一理あるけど、白泉関連の作者スレって立っては過疎って消えって感じだから、
いっそ雑誌か、白泉ってカテゴリで立てたら乱立も減るんじゃないかな。
白泉社以外にも少女漫画・小説は沢山あるから、両立できるかなとも思う。
過疎って落ちるようならまたこのスレに戻ってくればいいし。
あと個人的にこのスレで花ゆめ系の話続くと申し訳ない気もするんだ…。
もちろん反対の人が多いならやめとくよ…。
>>191 乙。立てるかどうかまだわからんが、良いテンプレだと思うよ
個人的に
>※小説、SS以外の萌え語りも大歓迎
>※エロ無しSSも歓迎
を表記したのが良い!
>>192 両立できるかどうかには懐疑的だが、
落ちたら原点(ここ)回帰でいーじゃんという意見には同意
消極的だがスレ立てに賛成1票です。
まあ、私も話題が花夢系ばっかだと、
他の人は別の話題に豚切りたいけど遠慮してんのかなーとは思う…
↓他の人の意見も聞きたい
こちらに「なんて素敵にジャパネスク」高彬×瑠璃を投下していいですか?
駄作ですがスレ活性化ってことで晒したい。
それとも新スレを待った方が良いでしょうか。
ジャパネスクって、花ゆめ系だっけ?
原作は小説だった気がするんだけど…。
漫画版なら白泉社スレ立てて、特に漫画版とかじゃないならここで良くないかな?
ここ少女漫画・少女小説スレなんだからジャパネスクなんてちょうどいいじゃないかw
待ってる
>>196 原作は最近お亡くなりになった氷室冴子、コバルト文庫(集英社)で、
漫画化は山内直美で花とゆめ(白泉社)本誌で連載されてた。
ちなみに富田靖子でドラマ化もしとりま。
最終投下から2か月も経ってるほどの過疎ップリなんだから、細分化させてのスレ乱立には反対です。
森生スレだって草川スレだってそんなに投下なくて過疎ってるし。
知っているものは活性化のために書いたけど、焼け石に水だし。
特定の話題が続いて荒れたことってあった?
嫌なら自分で話題振ればいいと思う。
間口が広すぎて、話題が振りにくいってこっとなのかな……?
>>199 >間口が広すぎて、話題が振りにくいってこっとなのかな……?
それもあるかな。
花ゆめ系はどちらかというと同人っぽいというか、
あまり話題が続くと好まれないような雰囲気がするから、
ついつい遠慮してしまって思い切り語れないような気がする。
専用にスレが立つならSS書きたいし語りたいけど、
このスレでということならちょっと考えるなー…。
>198
漫画版は今また連載中のはず(新刊出てた)
202 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 17:32:28 ID:dxtI9Txo
たたりちゃんと不気田のエロSS読みたい。
>>202 また来たのか。いい加減sageを覚えろ。
>>196>>197 ここで投下させてもらいます。
「なんて素敵にジャパネスク」高彬×瑠璃です。
嫌いな方はスルーでお願いします。
205 :
高彬×瑠璃:2008/07/26(土) 00:29:08 ID:kNyDbZuj
ふっと気がつくと、高彬に抱き上げられるところだった。
宿直が続き、やっと今日来れると文を貰って高彬を待っていたのだけれど、
訪れがあんまり遅いものだから、脇息に寄りかかってうとうととしているうちに、
あたしはうっかりうたた寝をしてしまっていたようだった。
いつの間にか高彬が来てたのね。
まだ半分夢の中で、高彬の香りに包まれて抱かれているのがここちよく、
あたしはそのまま目を閉じていた。
高彬はあたしを寝所に運び、寝かせるとそのまま軽く接吻した。
そしてあたしが幸せな感触にうっとりしているうちに、胸元をまさぐり始めた。
そういえば、あたしは今、素肌に緋袴と薄衣という透ける夏の衣を一枚着ただけの姿なのだった。
暑さのあまりの軽装だったのだけど、高彬が来る前にちゃんと着替えておこうと思っていたのに・・・。
久しぶりの逢瀬には、ちょっと刺激が強すぎたかしら、なんて思っていると、
耳元に高彬の熱い吐息がかかり、高彬の指が胸の頂を巧みにつまんで撫でさすった。
「あっ」
と思わず、あたしは声をもらしてしまった。
すると高彬は起きているあたしに気付いて、
「瑠璃さん、会いたかった・・」
とささやいた。
目を開けると、灯台の薄暗い明かりの中、ぼんやり高彬の姿が見えた。
顔を上気させ、あたしを見る目は鷹のように鋭い。
「たかあ・・・」
あとは言葉にならない。
接吻で口を塞がれたのだった。
次第に感覚が夢から現実に戻ってくるなか、
激しく深い接吻が繰り返された。吐息を交換し、舌で口腔をさぐり合う。
そうしながら、高彬は左手で胸をもみしだき、右手で腰紐をほどいていく。
この手順はもう慣れたもの。
あたしの衣をすっかり剥いでしまうと、
しばらくの間があり、高彬は自分の衣を脱いでいる。
それにしても、この待ち時間って、いつもどうしたものかわからない。
高彬を見ているのも恥ずかしいし、そっぽ向いたり、目をつぶってるのもわざとらしいし。
ま、いいんだけどね。
そうこうしているうち、高彬は自分の衣を脱いでしまって、あたしに覆いかぶさって手指と舌で優しく全身を愛撫し始めた。
徐々に力が抜けて、吐息が漏れてくる。
206 :
高彬×瑠璃:2008/07/26(土) 00:30:18 ID:kNyDbZuj
結婚して一年ちょっと、最近の高彬はあたしの体をあたし自身よりもよく知っている。
例えば耳たぶ、うなじの生え際、背中の真ん中、どんな風に愛撫するといいのかを。
微妙な部分を攻められ、体がだんだん熱くほてってくる。
高彬のぬめった舌があたしの胸の頂を包み込んで、小刻みに震わせた。
「ああっ・・」
頂はすっかり固く立ち上がっている。
高彬は頂を右、左と順に吸いたてながら、
同時に指で下の溝を柔らかくゆっくりとなぞっていく。
指の動きにしたがって、そこが潤っていくのがわかる。
舌がだんだん胸からお腹、太腿へと移動するにつれて、
あたしのその部分はより強い刺激を求め、潤いを増していく。
と、高彬はあたしの両足首をつかんで膝を折り曲げると、自分の肩にかつぎ上げ、
秘所にくちづけた。初めは優しく、段々激しく。
舌先でそこをくすぐったかと思うと、
中をさぐったり、深く舌を差し入れて、震わせる。
そして、指で敏感な突起を剥いて撫でながら、
間断なく甘い刺激を与え続けている。
あたしの秘所は、高彬の唾液とあたし自身の愛液と両方が交じり合って、しとどに濡れて音をたてている。
「いや・・」
脚を突っ張り、閉じようとすると、
「瑠璃さん、力抜いて」
高彬が優しく呼びかける。
だって、そんな風にされたら・・・。
「瑠璃さんのここ、可愛いよ。もっと見せて」
「いやあっ・・」
そういって頭をふりながらも、あたしはもう脚を閉じることができない。
どうしようもなく恥ずかしいのだけど、
そこをもっと高彬に見て、愛して欲しくてたまらない。
頭の芯がぼうっとなって、ただただ身をまかせることしかできない。
高彬はあたしの突起を舐め上げながら、
指で割れ目に出し入れを繰り返す。
「あああっ・・」
あたしは思わず知らず、腰を浮かせて高彬の顔に秘所を押しあててしまっていた。
「あああん、もう・・」
下半身がとけてしまいそうにヒクヒクとしている。
高彬が唇と舌で突起を強くすすると、
甘い快感の頂点に達して、あたしの全身は脱力した。
207 :
高彬×瑠璃:2008/07/26(土) 00:31:23 ID:kNyDbZuj
目をつぶって、人形のように動けなくなってしまったあたしに、
高彬がささやく。
「瑠璃さん、挿れるよ」
「ああっ・・」
我慢できなくなったというように高彬があたしの中に入ってくる。
充分に潤っているその部分は難なく高彬を受け入れた。
ゆっくりと高彬が動き出す。
すぐにまた、つながっている部分を中心にして、体中に快感が広がっていく。
脚は高彬の腰あたりに絡みつき、手は高彬の首と背にぎゅっとしがみついている。
強く抱き合いながら、腰を深く打ちつけられ、捏ねまわされる。
「んっ、あんっ」
抑えようとしても声が漏れてしまう。
そうしているうち、
高彬が身を起こして、あたしの反応を見ながら意地悪く言う。
「瑠璃さんはどういう風にするのがいいの、こう?」
高彬はあたしの腰をややあげて膝の後ろを持ち上げると、膝をついた姿勢でいっそう、深く激しく突いていく。
我ながらなんという格好なの、と思うのだけど、
前の姿勢とは違う、強い快感に抗うことができない。
高彬は動きをゆるめることなく、打ちつけ続ける。
「高彬、たか・・ああんっ、あんっ」
あたしはもう、全身が総毛立ち、ただただ、高彬の動きに合わせてあえぐことしかできなくなっていた。
動きはどんどん早く激しく、あたしを追い詰めていく。
頭の中に火花が散っていく。
もう、もう・・。
「瑠璃さん、っ・・・」
高彬のかすれたような声をききながら、あたしの意識はゆっくり遠のいていった。
208 :
高彬×瑠璃:2008/07/26(土) 00:32:14 ID:kNyDbZuj
気がつくと、あたしは高彬の腕枕で寝ていた。
隣の高彬もすうすう寝息をたてている。
頭の納まりのいい位置に身じろぎすると、高彬は寝ぼけて腕枕したまま、寝返りをうって、こちらを向いた。
高彬の顔がすぐ近くにあって寝顔を眺めていると、愛しいなあ、と思ってしまう。
結婚した当初こそ、初めて同士でぎこちなかったあたしたちだけど、
高彬はこうして何よりも、あたしを喜ばせようと大事に愛してくれる。
あたしもそんな高彬に応えたいと素直に思う。
でもまさか、自分が物語のように、こんな風に我を忘れて夫と愛し合うようになるなんて、
独身主義の頃は思ってもみなかったわよ。
高彬だって、いつのまに、こんなに食えない殿方になってしまって。
男も女も季節のようにくるくる変わっていくものなのね。
でも、こうして喜びを共有しながら、
これからもずっと、仲良くしていきたいと思うわ。
あたしはなんとなく満足して、眠っている高彬の頬をそっとなぜて、
「大好きよ」
と、ひとりごとのようにつぶやくと、
寝ぼけた声で高彬は
「ぼくもだよ・・・」
といって、あたしを両腕でぎゅっと抱きしめて、
そしてそのまま、再び深い眠りに落ちていったようだった。
お粗末さまでした。
GJ!
高彬すごく好きだー
最近このスレが他のスレ立てるための相談所みたいになってたのが悲しかったけど、
久々の投下うれしい
文章が原作準拠なカンジで世界観を壊していないのが上手いね
GJです
ジャパネスクに瑠璃めちゃくちゃ萌えます!
213 :
204:2008/07/28(月) 21:43:55 ID:MUn2D1f5
>>204-209 亀だがGJ!!
そうそう瑠璃さんってこういう女性だったよねwと懐かしくなって原作を読み返してしまいました
個人的に薄衣使ってくれたが萌えたwwあの衣装はエロいよw
マツモトトモの美女が野獣で、わにちん×エイミとか読みたい
最終回がわにちんが自覚&本気になったところで終わっちゃったからぜひとも読みたい
保守
217 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 02:18:31 ID:GXFQvsPy
age
>>188 柄亀スレができてるのにさっき気付いた〜
天使なんかじゃないのタキガワマン×マミリンがものすごく読みたい
うわぁなついwww
タキガワマンはかっこつけだから、雰囲気作りとか計画頑張るだろうなww
マギの魔法使い、ウォレス×エメリィが最新刊ですごく萌えたんだけど誰か書いてくれないかな?
田中メカ専用スレ立たないかな…
過疎ってすぐ落ちそうだけどorz
ほんとにいっそのこと花ゆめ総合立てたら?
アニメ化もしてないマイナー作者専用なんて立てても多分すぐ落ちるよ…。
花ゆめ総合か、良いな
保管庫にもちらほら花ゆめ作品あるしね
需要はありそう。でも最近職人がいないからすぐ落ちそうな気もする…。
自分も常駐スレで手一杯だし。
新スレ、需要はあっても職人不足で瞬殺な希ガス…
>>191のテンプレ見ると雑談おkみたいだし、作品来るまで
本スレでできないエロ萌え話でもしてればいいんじゃないかな。
夜になったら建ててみるよ。
落ちたら落ちたで戻ってくればいいしね。
おつかれさんした。
挨拶はどうだろ、あんまり必要ない気がするけど
誰も知らないまま落ちるのも嫌だな
アンゲルゼのもーちゃん×ヒナ希望!
新刊、思春期だよ青春だよ甘酸っぱいよw
新刊ラストのキスのように衝動でもかまわんけど、ゴムすりゃ普通にできるよね
>230
自分も甘酸っぱさに悶えたけど、中学生なんで、
原作がもうちょっと進んでから読みたい
…が、投下されるなら、それはそれで嬉しい
不思議のたたりちゃんの乃呂井×多々里小説のその後の続きが希望です!
あと不気田×多々里小説も読みたいです!
イタキスは需要ないのかな?
それにしても多田さん作品でエロはなんかやってはいけないような気がしてしまう…
イタキスね・・・あれからしばらく待ち続けたけど帰ってこなかったな>職人
仲直りの夜をリクエストしてたんだけど
>>161 超亀レスだが私も「トワイライト」シリーズをこのスレで期待してる。
新刊ではアレでアレらしいし…専スレの方が目立ちそうだけどすぐ落ちそうだなー
>>237 同志がいたあああああああああああ!!111!
もしかして本スレでエロパロ発言した人?
早く新刊読みたいが所詮ティーンズ向けなのでぼかされるだろう
専スレはすぐ落ちるからぜひともここで職人に舞い降りて欲しいものだ
イタキス書いてみようと思ったけど入江くん視点がどうしても書けない。
原作に入江くん視点の話が無いんだもんなあ
それにしても職人全然来ないなw
トワイライト私も期待
まさかのトワイライト人気。
また今秋に翻訳新刊出るだろうから、盛り上がって神降臨もありうる?
241 :
237:2008/10/03(金) 02:34:32 ID:gOVA7Y6/
やっと規制解除されて覗いてみたらトワイライト人気ktkr?
>>238 そう、本スレで誘導したの自分。サーセンw
本スレでのたくさんのネタバレ読んでるから(このスレへの)wktkが止まらないよ!
S.A、ハチクロスレ落ちたな…
キャンディ・キャンディのアルバートさん×キャンディ読んでみたい
ちょwwwwwおまwwwww フルッ!!
246 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 04:37:02 ID:DD+TfgX2
古い漫画なんて他にもあるじゃないか
ではBASARAが読みたいです
"大人になったのび太くん"でキャンディ×2も分析されてたからと見た
自分も本編未確認だがアルバートさんに(複数の意味でwwww)興味持ったクチだ
試しに見たい。超期待
あれBASARAスレっていつの間にか落ちてたのか!
いったん落ちたけど新スレあるよ。BASARAじゃなくて田村由美で検索するといいよ。
はじめちゃんが一番!の
亮×はじめが読みたいな。
久々に読み返したら、はまったw
252 :
244:2008/10/16(木) 10:32:20 ID:Dgmy8iOp
>>245 古いけど面白いよ
リアルタイム世代じゃない自分も一時期はまった
>>248 いや、久々に読んでアルバートさんいいなぁと思って
前はテリィ派だったけど
253 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 12:09:19 ID:q0YVN8hT
あげ
ちょーシリーズできぼんw
>>251 私も読みたい!というか普通に付き合えるのか、あの二人w
>>255 漫画文庫の書き下ろしで一応遊園地デートしてたよ
その後キスしたけど全部瑞希のアドバイス通りw
初Hも瑞希から据え膳食わぬは〜って教えられて進みそうだなこの二人
>>256 おー、文庫ではそこまで進展してたんだ。教えてくれてありがとう
でもなにやってもすべて瑞希につつぬけっぽいね
どういうプレイなんだか
川原泉作品とか見たいな
睦言は大層なへんてこ会話になると思うがw
川原泉は専用スレが無かったっけ?
昔あったけど今はないんじゃないかな
エロパロ保管庫にも保管されてるよね
261 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 01:17:31 ID:+d/ihUlf
>>259 すいません、スレの始めをみたらありました…
なぜかあれを竹本泉スレだと思い込んでた
>>260 保管庫になさげ…?
少女マンガの部屋から少女小説、少女漫画の部屋になったときに抜けた?
>259-261
自分も詳しい流れは忘れたんだけど、川原スレは専用保管庫を別に作る作らないで
もめたあげくにその当事者の一人が切れて悪質荒らしになって沈んだ
あれからどれくらい経ったんだろう?1年か2年?
一つ書き忘れ。その時のごたごたでエロパロ保管庫からも消されました
>>262 そんな恐ろしい過去が…
教えてくれてトンです
しかしうっかりageてしまった
しかたないのでおわびにそのうち川原泉でなんか書くかな…
どれがみんな楽しめる(知名度的な意味で)かね
保管庫は無くなったけどスレの過去ログはミラー変換機使えば読める
川原泉スレは保管庫の当事者というより、保管庫の件をきっかけにして
この板に張り付いてる悪質荒らしに目をつけられてスレが荒らされて落ちた。
この荒らしは特徴があって数々のスレを荒らして落としてきた奴で
少女漫画系のスレもいくつか被害に遭ってるから気をつけた方が良い。
アク禁にはならなかったの?
そういう所のスレスレでやってるのかな
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 04:12:09 ID:gcOWn1PX
>>64 俺もたたりちゃんの続き見てみたい!
誰か書いてくれないかな……
『俺も』とか書いても自演ってわかりますからWWWWWW
そんな特殊な趣味してるのこのスレではひとりだけでしょ。
渡瀬って意外とスレなかったんだね。
妖セレとか思春期で公式カプ以外のエロいのが読みたかったんだけど。
>>271 >渡瀬って意外とスレなかった
おお言われてみれば!妖セレ読み返したくなってきた
公式カプ以外でって具体的には?
伯爵と妖精誰か書いてくんないかなー
伯爵と妖精は谷瑞恵スレがあった。
>>1にあるSS保管庫にログがあるよん。
275 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 17:13:44 ID:Y/a2e1Zg
保守
276 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 23:38:08 ID:BtMPKdyn
ほす
閑古鳥が鳴いてるな…
ほっしゅ
ほーしゅ
保守しか書き込むことが無くて寂しいな
めだかの学校のSSってアリかな?
イルカ先生×浅瀬先生で
書いてみたんだけども
ハイパーアリだ!
wktk
では投下します。
「…おやすみ、イルカ先生」
「おやすみなさい涼子さん」
頬に軽くキスをするのは寝る前の習慣になった。
私から素早く離れて、あなたは隣のベッドに足を運ぶ。
切り揃えられた髪からはにかんだ表情がちらつき、
その可愛さに自然と笑みがこぼれた。
すごく幸せだ。目の前にいるこの人が愛おしくて仕方がない。
結婚は間近に控えていた。
でも、気になる事が一つ。
一緒に暮らして随分経つのに
あなたは未だに私を「イルカ先生」と呼ぶ。
学校では当然だけど
私たち婚約してるんですよ
2人きりの時くらいは
名前で呼んでくれたっていいじゃないですか。
「涼子さん…」
明かりを消した後に
涼子さんのベッドに近寄り、置いた手に体重をかける。
驚いた涼子さんが体を起こした。
「ど、どうしたの…」
「私のファーストネーム、知ってますよね」
「え?」
抱きしめて、耳元で囁く。
「そろそろ呼んで欲しくなってきたんですけど」
顔を近付けて見つめるだけで、
月明かりに照らされた白い頬に赤みがさしていく。
肩に手をかけ、そっと押し倒した。
「呼んでくれませんか、涼子さん。セヴァンって」
「呼び方なんて…そんな事どうでも…」
「よくないです。私たちもう夫婦になるんですよ?」
「…………」
困ったような表情で目を逸らし、涼子さんは黙ってしまった。
しばらく沈黙が続いた後、目を逸らしたままようやく口を開く。
「……セ…セヴァ……」
いつもの凜とした声が震えている。
「…っやっぱり嫌よ…こういうの」
心の奥に一瞬だけちくりと刺すような痛みが走った。
「…どうして嫌なんですか?」
「よくわからないけど…なんか…今更おかしくて…」
涼子さんの顔が真っ赤に染まっているのがわかった。
そんなに恥ずかしいものなのだろうか、
名前で呼ぶのって。
「わかりました…。そういう事なら仕方ないですね」
私はそれだけ言って、涼子さんの顎に手を添え、深くキスをした。
舌を無理矢理絡ませる。
口内を舐め上げると、びくっと肩が動いた。
まだ感触に慣れていないようだ。
「絶対あなたに呼ばせてみせますから、覚悟して下さい」
「え…っちょっと…何でそんな方向になるの…あっ!?」
唇を首筋へと移す。跡をつけながらシャツのボタンを外していき、
晒した白い肌を撫でる。
普段は隠されたふっくらと張りのある胸に顔を埋め、
キスを落とすと同時に指先で赤い先端を優しく捏ねる。
「…っん…やぁだ…じれったい…っ!」
弄られて、だんだんと熱を持つ体。
それは夜にしか見せない、私だけの涼子さん。
わざと微笑んで、聞いてみる。
「下…触って欲しいんですか?」
「…わかってるくせに」
潤んだ目で軽く睨まれた。それさえも扇情的だ。
手をさし入れ、下半身に指を這わせる。
下着からでもわかるほど濡れていたそこに、体の奥が静かに疼く。
下の寝間着と湿った下着を片手で脱がした。
はだけたシャツ1枚の涼子さんは、艶っぽく私を誘う。
とうとう指が秘部に触れた。
胸元にキスをしながら
温かくぬるぬるしたそこに指を滑り込ませ、
大きくゆっくりと出し入れを繰り返す。
「は…っあ…ひぁっ!あ…擦っちゃ…いやぁっ…」
これだけでかなり感じているらしい。
そんな体にしたのが私だと思うと、一層興奮する。
私のシャツを掴んで甘い声を出す涼子さんが可愛くて、
もっと泣かせたくなった。
自分の中にこんな一面があったなんて、
あなたに会うまで知りませんでしたよ。
「ねぇ…イルカ先生…っ早く…」
ぐちゃぐちゃにした秘部から蜜が溢れ出す。
多分達してしまいそうなのだろう。
涼子さんの腕が背中に回された。
何を欲しがっているのかなんてわかりきっているのに、
私は意地っ張りな涼子さんに、少しだけ意地悪をした。
「名前で呼んでくれるまでこのままですよ…?」
「……っ!」
涼子さんの目が涙でいっぱいになる。
どくん、と脈打って、体の芯が熱くなった。
私の下の方もいつの間にか窮屈になっていた。
動かす指の速度を上げる。
恥ずかしいのか、涼子さんは私の耳元に顔を近付けて
小さい声で言う。
「ぁっ…はあ…セヴァン…おねが…ぃ…っ」
この人はどうして
こんなに可愛いのだろう。
目の端に溜まっていた涙を唇で吸い取る。
「嬉しいです。涼子さん…」
張りつめた自身を取り出し、一気に挿入した。
背中に縋る指に力が入る。
柔らかい内壁を広げるように腰を動かすと、
喘ぎ声とベッドの軋む音が部屋に響く。
熱く締め付ける涼子さんの中を夢中で穿つ私にはもう、
理性なんて存在していなかった。
私も思っていたより我慢していたようだ。
「…涼子さんっ…出したい…」
「ん…っ…セ、セヴァン…あ、…あぁっ…ひあぁあんっ!!」
涼子さんの体を強く抱きしめ、溜めていた精液を注ぎ込んだ。
体を繋げたまま、密着させる。
この愛しい体に1センチだって離れていたくなかった。
至近距離で見つめ合い、
汗で額に張り付いた髪を撫でる。
「呼んでくれましたね。名前」
「あなたが強引過ぎるからよ…全く」
「ふふ…涼子さん、好き」
もう寝ましょうか。
そう言ったら、涼子さんは
「ちゃんと起こしてよ。明日も早いんだから…セヴァン」
と、顔を赤らめて呟いた。
おわり
作者ブログで涼子さんがイルカ先生を名前呼びしてたのが衝撃的だったので…。
まさかのめだかの学校!gj!!名前萌えgj
GJ!!久々の職人ktkr!!
自分も名前呼びにびっくりしたから、それネタの読めて嬉しいw
ちょっと質問なんだが、彩雲国スレってなくなった?
はい。>彩雲国
立て直してたけど、また落ちました。
じゃあ投下あるならこのスレでってことになるのかな?
新刊出たばっかだしな
彩雲国、新刊ラストの展開が実現した劉輝×秀麗てのが読んで見たい
原作じゃけしtならないだろうけど、後宮に閉じ込められる秀麗ネタ、面白そう
もしくは体で払えな清雅×秀麗をずばっと。
本物にしてやるぜ、でもイイ!
誰かアンゲルゼで書いてくれませんか?
もーちゃん×陽菜なら何でもいいです!
>>295 たしかにもーちゃんは本編がアレだからパロではせめて脱DTさせてやりたいw
もーちゃんはラストの陽菜の裸を毎回夢に見てそうだよな・・・
んでうっかり最後にアンゲルゼ陽菜になっちゃって却って萎えるとか悪夢だと目を覚ますとか
保守
こどものおもちゃ、保管庫かどっかになかったけ?
トワイライトがぼちぼち浮かぶんだけど、普通のSSらしきものは書いたことあるんだが
エロSSというものを書いたことがないので不安だお(´・ω・`)
あと誰か、ジェイコブがベラの裸想像して(;´Д`)だったってのを思い出し中に
妄想が強すぎてエドワードにバレてブチ切れ、ヒルとワンコの大ケンカみたいの
ギャグだけど書いてくれないかすら
自家発電もがんがってみるけども
>>300 トワイライト、自分も妄想頑張っているんだが
いかんせん、新刊2冊をまだ読めてないんでgdgdだ
お互い自家発電に成功したら投下しようぜ
302 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 17:54:23 ID:J+bww8sL
305 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 02:35:32 ID:DrruLUEZ
あげ
今の少女漫画って何が人気あるんだ?
雲上楼閣綺談を読んだ。
ちょ、最初読んだ時は、どんだけロリだと思ったが、三日月さま×かすみ、萌える!
けなげで一途なかすみは可愛いし、三日月は仙人の癖に女性関係の過去がけっこうあってびっくらこいたw
ラストの再会後は三日月様その夜のうちに手を出しそうだw
・・・600年ぶりくらいだろうけど、やり方忘れてたりして・・・。
>>306 NANAは相変わらず人気
あと君に届けとか
少女小説でもっと活気ができたらいいのに(*´・д・)(・д・`*)ネー
まったくだ
新刊出たばかりの「伯爵と妖精」の結婚式翌日の初昼wを希望。
夜まで待てないって、昼の薄暗い中で安心して任せるってスゲーw
あと「プリンセスハーツ」のルシード×ジルが読みたい。
仮面夫婦が仮面じゃなくなる瞬間とか。
いっそ1巻の押し倒しを邪魔が入らなくて・・・にしてみるとかw
>>310 現代では夜だと電気つけてするから昼の薄暗い中のほうが安心できそう
312 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:32:43 ID:7JgsqVwe
職人さん来ないね
うん
少女小説は似たような異世界ネタ、逆ハーレムネタばっかりで窒息気味な印象
BLじゃない学園モノとか読みたい
>>306 アニメ化作品だと夏目友人帳が面白かったがエロには結びつかないなー
岩本ナオの『町でうわさの天狗の子』の瞬×兎で投下します。
BLではないと思いますが、女体化があるので苦手な方はスルーでお願いします。
NGワードは 赤い目の姫様 で。
日が暮れた帰り道、草むらでうごめく二つの影を見付けた。
声にならない喘ぎが重なって、辺りには艶臭が漂っている。
少し浅黒い体に覆いかぶさった白い体が、無我夢中で腰を振り続けている。
下の者が身をよじると、上の者が低く唸りながら首元に噛み付きさらに力を込めて下腹を押し込める。
悪趣味だな。と、思った。
ここは禁足地から僅かに出ているとはいえ、すぐ横にお山への参道が見える。
わざわざ人に見られるのが良いというプレイなのかはわからないが、どちらにせよ見せられた方は気分が悪い。
「……きゅ…ぅ」
割って入って蹴ってやろうと思ったが、小さく啼いた薄茶色の雌を見て足が止まった。
抱え込まれたまま、くたりとその身を地面に落とし小刻みに震えている。
しかしその顔は柔和で恍惚としていて、そして、とても幸せそうだった。
「おや次郎坊、今お帰りで?」
うっかり雌の表情に惹き込まれていると、先に声を掛けられてしまった。
「………ああ。相変わらずだな、五郎坊。」
最中の雄白ウサギに目を合わせずに返事をすると、その声に驚いたのか薄茶の雌がピヤッと逃げてしまった。
「あっっ!!!ああああ〜………わしはまだじゃのに〜………」
五郎坊は雌ウサギが走り去った方向に手を伸ばし、恨めしそうな声をあげる。
「覗きとはいいご趣味ですなぁ。」
「これは、覗きとは言わん。場所を選ばないお前が悪い。」
変態に変態呼ばわりされるとは心外だ。憮然として抗議する。
「ははは。秋姫様の体もずいぶんと成長なさいましたからなぁー。」
「まて。おい五郎坊。なぜそこであいつの名前が出てくるのだ?」
各上者の讒言にヘラリと笑っているのはいつもの事だが、その内容は聞き捨てならなかった。
「いやだって、さっきまでわしは姫様に抱きしめられとったんですよ。ほれこう、ぎゅーと。」
……それは知っている。
今日は週一の修行の日で、現に今、秋姫を家まで送った帰りだったのだ。
このウサギは昔からの秋姫のお気に入りで、お山に来ると必ず抱きしめられ撫で回されていた。
「まあまだ貧乳のようですが、あれだけ瑞々しい香りと柔らかさに包まれてしもうたら嫌でも勃起してしま…」
最後まで聞かずに、この性倒錯者をうっかり蹴り上げてしまった。
「イテテテ、もう酷いですなぁ。」
「そのような邪まな考えを持つから、お前は徳が薄いと言われるのだ。」
ピシリと言ってやるが、五郎坊はやれやれと首をすくめただけだった。
「お言葉ですが、発情するのは些かも悪いことではありませんよ。」
ボヨウンと白煙が舞い、白ウサギは眼鏡男に変化した。
「我らがウサギは人間同様発情期なんぞありません。子を成したいと思った時がこれ即ち発情期です。」
「……しかしそれは我欲ではないのか?俺らは天狗にならねば…」
「いえいえ。天狗でも発情しなくては子は残せない。現に秋姫様は誰のお子ですかな?」
「!」
脳裏に自分の父親代わりの御方が浮かび、五郎坊の台詞の意味に戸惑いが隠せなかった。
「お、お前はなんてことを!」
「自然の理ですよ。次郎坊も一度やっちゃえばわかると思うんですけどねぇー」
悪びれる事もなく、五郎坊は竹の水筒を取り出しゴクゴクゴクと飲み始めた。
「次郎坊もどうです?」
目が泳いでいるであろう俺に向かって竹筒を差し出すと、ニコッと微笑んだ。
妙に余裕のあるその顔に、俺は半ばヤケクソ気味に中身をあおった。
空に低く浮かぶ満月が真っ赤に輝いて、やけに不気味に見えた。
ゴクリと大量の液体が喉から落とされる。
すると直後に腹の中から、燃えるような熱気がせり上がって来た。
「………っなっ!!!」
慌てて竹筒を放ったが、体中の血がドクドクと脈打って目が眩む。
「あぁこりゃぁ地区長さんとこの新酒ですわ。蔵から頂戴したんで度数はテキーラ並みなんですが。」
「………お前、先に言え…。」
胸をかきむしりながら唸る。くそぅ、俺とした事が。
「邪魔されたんじゃから、責任とってもらわんと、な。」
は?
眼鏡の奥からにっこり微笑むウサギ野郎が、今凄い事言いました?
「待て。俺はお前の兄弟子だ。」
「ですよねー。」
「ですよねーじゃない。兄弟だ。しかも兄だ。」
ふらつく身体を持ち直しながら、息絶え絶えに諭す。
「わかっとりますよ。けどわしこういう事なら出来てしまうようになってしもうたんです。」
「??!」
戸惑う俺の前で、ポウンと再び白煙が舞った。
そしてその煙の中でひょろりとした眼鏡男が、ちんまりとした眼鏡女に変化していた。
「はい。おなごになりましたー!とゆーことでやっちゃいましょう、次郎坊。」
次々と起こる異常事態に、思考がついていけない。
その隙を突かれて、五郎坊は俺を組み敷くと迷わず口付けてきた。
「!!」
驚いて何をか言おうと口を開くと、舌がすべり込んできた。うあ、気持ちが悪い。
自分の喉からも、繋がった五郎坊の舌からもアルコールの熱さが湧き上がる。
苦しさに目を瞑ると、口内にうごめく柔らかいモノが殊更に生々しく感じる。
睨み付けようとするが、眉間の感覚が麻痺したように力が入らない。
首を振って拒もうとしても、両頬を挟まれて顔が動かない。
その間にも口の中の異物は歯列をなぞり、ねっとりとゆっくりと思う存分楽しんでいるようだった。
お互いの息が上がった頃、ようやく名残惜しそうに舌が引き抜かれた。
「ええのう…。思っていた以上に好いカンジですわ。」
「この…ド変態め………うわっ!!!」
なんとか開けられた目をしばたかせながら、驚く。
「眼鏡…!!やめろお前その眼鏡!!」
「え?眼鏡っ子はお嫌いですか?」
そうではないが、その眼鏡具合が松中さんにそっくりだったのだ。
「ふむ。せっかくじゃから、次郎坊の好みに合わせますかの。髪は長い方が?」
「………」
急に大きな声を出したら、酔いが余計に回ってしまったらしい。目の焦点が合わなくなる。
「前にお会いしたちひろ殿のようなストレートの黒髪も、ええもんですなぁ。」
「……いや、俺は少しクセ毛の方がいい……」
更にボウとしてしまった頭で、つい応えてしまう。
五郎坊は俺の顔をじっと見て、ニコッと微笑んだ。
ポウンと白煙が舞い、髪が背中の中ほどまでうねりながら伸びた。
「そうですね…目はどんぐり眼で、眉は少し下がり気味の方が良いのでしょう。」
ポウンポウンと顔のパーツがひとつずつ変わっていく。
身体全体がグラグラする。腹の上にまたがる五郎坊も結構重い。
「唇は……小さく薄く、桜色……ですかの?」
ポウン。
白煙でぼやける視界から、人の顔が近付いてくる。
どうにか目を凝らすと、それは見知った顔になっていた。
「瞬ちゃん。」
「………その、呼び…方、や…め……」
小さく呟き拒否するが、その顔が目に入ると力が抜ける。
それどころか腕を伸ばし、細い肩ごと抱き寄せてしまっていた。
小さい唇が頬にあたる。
柔らかいな、と思っていたら、それは少し尖ってきてチュッと音を立てた。
耳に、頬に、瞼に、口の端に、控えめな印を落としていく。
吸い寄せられるように顔を傾けて、その唇を探し……覆った。
その顔は変化したものだと頭ではわかっているのに、抗えない。
……いや、違うな。なんか今は抗いたくない。
俺は、頭がおかしくなってしまったんだろうか。
このまま天狗道に堕ちてしまうんだろうか。
先程のとは違う、一方的な、俺からの口付け。
ただ、押し付けるように舌を突き入れ唇を頬張るように喰らいつく。
うっすらと目を開けると、濡れた睫毛が揺れていた。
頬が上気した女の顔にクラクラする。
身体をかき抱き、身体を回転させて組み敷いた。
目の前の丸い瞳がとろりと溶け、目尻に紅がさしている。
なんだこの顔は…。
顔の角度を変えて、さらに深く侵入し舌を絡めとった。
こんな顔は見た事が無い。
………当たり前だ。そりゃそうだ。
今日の帰り道だって、しきりと『タケルくん』のメールばかりを気にしていた。
何かあったら、すぐに俺に泣き付くくせに。
何かあったら俺には泣きながら抱きついてくるくせに。
粘着質に変わった唾液が糸を引く。口を離して首をかしげ、その顔をじっと眺める。
何だ?これは……。訳がわからない。
恥ずかしそうに、嬉しそうに、頬を染めて、その顔の女は俺を見あげている。
『タケルくん』には糸くず一本とってもらっただけで、カレンダーに花丸をつけるくせに。
俺との寝泊りの時は、『わざわざ別棟にしなくてもー』なんて事を平気で言いやがるくせに。
訳がわからない愚痴が延々と頭を駆け巡る。
その間にも目前の女はするりと衣服を脱ぎ捨てて、月明かりの下に惜しげもなく素肌を晒していた。
俺の手をとって自身の胸にいざなうと、重ねた手をやわやわと動かした。
直に触れている小さな胸のふくらみが、しっとりと俺の手のひらに馴染んでくる。
指の間から覗く突起が、暗闇の中でも色づいてくるのが見てとれた。
無意識に唇の先で摘むと、肩がピクンと跳ねて
「ひゃうんっ!」
と小さく息を吐いた。
頬と耳とを真っ赤に染めて、そろそろと顔を上げる。
「…しゅ……ちゃん……もっと……」
俺の腕の中の女がほわんと呟く。
俺にすがるように。
俺の熱にあてられているように。
俺は、…なぜか泣きそうになって、その細い首筋に噛み付いた。
何だろう?胸が痛い。ギュウと心臓が締め付けられる。
………ああ、そうか。これが切ないってヤツなんだろうな。
首の横筋へと唇を落としながら、つらつらとそんな事を考えた。
「………アイツはこんな事言わん。」
「!」
両腕に裸の女をすっぽりと収めたまま、その肩に首を預け、低く呟く。
「五郎坊、……俺が怒らないうちに、やめとけ。」
俺の声が暗く響く。腕の中のやわな背中がゾワと逆立ったのを感じた。
「………」
地面に仰向けに伏せていた体が一拍おいて、勢いよく起き上がる。
代わりに再び俺が仰向けにひっくり返ってしまった。無様この上ない。
「…そう……ですよねぇ。こんな事、言わんでしょうね………」
思わせぶりに顎に手をかけ、瞳を伏せてニッと哂う。
「あなたには。」
その言葉に、ドンと大きく心臓が跳ねた。
そんな俺の様子を観察しながら、面白そうにシャツのボタンをはずしてくる。
「けれど、いつまでもあのままではいられますまい。」
プチップチッと臍のあたりまで開くと、下着代わりのTシャツをめくりあげた。
「なにしろ、つきあっとるんじゃからな……『タケルくん』と。」
月が隠れる。目の前が急に暗くなった気がした。
一気に視界が霞んでいく俺に構わず、跨った女は胸をさわさわと撫で回してくる。
「いずれ肌も重ねるんじゃろうし。」
ペタリと裸の体をくっつけてくる。耳元に口を寄せてささやき続ける。
「好きな相手には、体も預けようし……受け入れるために、股も開じゃろう……」
喉がヒリヒリする。息をするたびに乾いて血の味がするようだった。
「まぐわって、喜ぶようになるのかもしれんな。……このように。」
「!!」
下腹部の中心がズンと圧迫される。
起き上がれないので見えないが、ソコが生暖かい肉に包まれているようだった。
女の腰が円を描くように動く。それに合わせて根元に血が充満していくのがわかる。
上半身を離した女は、腕を突っ張って騎乗位になり、ゆるゆると上下運動をはじめた。
俺…いつの間に脱がされていたんだろう……
「……ん…!!んんっ……」
自らの裂け目を片手で割って怒張したモノに差し入れ、根元までねじ込んだら、腰を上げる。
グズグズ…とまた刺しては繋がった体をブルッと震えさせる。
ありえない光景をボンヤリと眺めていた。ボンヤリと…でも確実に息が上がっていく。
再び表れた赤い月がなだらかに輪郭を縁取っていき、女の表情を照らし出す。
下唇を噛みながら、何かを堪えるように眉をしかめるその顔は、怖いくらい扇情的だった。
「…お前…こんな…顔、するのか………」
喉の熱さと目の霞みと頭の揺れと胸の痛みで、意識が遠のいていきそうだ。
女はハアハアと熱い息を漏らしながら前髪を掻き分け、こちらを見て薄く笑った。
「うん。……するよ……」
赤い瞳で答えるのは、アイツの顔とアイツの声。
体中がザワザワと総毛立つ。
「お前………殺すぞ。」
「物騒ですな。」
会話とは裏腹に、お互いの振動は一段と激しくなっていく。
じゅぷじゅぷとした淫猥な水音が耳をかすめ、更に興奮を掻き立てる。
「ひゃあっ!……はうっ…ん…もっ、きて…んっ…タケ…」
っぁああああああああああああああっっ!!!!!!
心の中で思いっきり叫んだ気がした。
起き上がってその名を呼ぶ口に噛み付いて、腰を突き上げた。
自身をねじり込むように押し込んで、中を蹂躙した。
俺でいっぱいになればいい。
他のヤツが入り込む隙間もないくらい、俺でいっぱいいっぱいになればいい。
逃げ出さないようにガシリと腰を掴み、柔い腹に汗を落としながら欲望に従った。
何度も、何度も………気を失うまで。
障子越しの朝日が眩しい。
俺は自室のふとんの上に座っていた。
チュンチュンとすずめの声も響いてくる。
喉が、ひどく渇いていた。
あれは………夢、な訳がない。
ゆっくりと辺りを見渡して、のそりと起き上がる。
手早く着替えて縁側に出ると、眷属達が庭を清めていた。
「おはようございます。今日も早いですな。」
「………ああ。俺も手伝おう。」
「よろしいですよ。それより朝餉を…。」
有無を言わせず、四郎坊の竹箒を取り庭を掃く。
「ははん、さては罪滅ぼしのつもりですかな?」
ぎくりとした。五郎坊がニヤつきながら、こちらを向かってくる。
「昨夜は大変じゃったからなー。なぁ八郎坊。」
……………八郎坊?なんのことだ?
「次郎坊が新酒でひっくり返って、運ぶのが大変だったんですぞ。」
俺の頭の中の話と辻褄が合わない。
「ご、五郎坊、お前昨日……俺…」
五郎坊はウサギらしく口ももにゅもにゅさせながら、
「せっかくの酒を全部飲まれてしもうて、つまらんかったですよ。」
「いや、そうではなくて……五郎坊、お前はおなごに変化……」
「おなごに??わしがですか?」
赤い目を丸くして、こちらを見る。
「おなごに……そんなんできたら、ええじゃろうなぁ………」
五郎坊は、無駄に頬を染めながら中空をうっとりと眺めた。
「で、わしがなんです?」
「………いや。なんでもない。すまん。」
俺は顔の筋肉が動かせなかった。
しかし、頭の中はハテナマークが凄い勢いで動き回っていた。
いつも通りの月曜がはじまる。
駅で秋姫に会うと、気が抜けるくらい普通に間抜け面だった。
「修行が足りませんなぁ…次郎坊もわしも。」
緑峰山の皆が乗った電車を見送る一匹のウサギが呟いたとか、呟かなかったとか。
----------------- 終わり
長々とすみませんでしたー。
コミックス派なんで、今本誌でどんな展開なのかわかりません。
そこのとこは皆様各自脳内補完でお願いします。
4巻楽しみです。瞬ちゃんとうっかりやっちゃってたらいいな。
GJ!ちょっとググってコミクス買ってくるノ
庵野監督は、永井豪の「デビルマン」やウルトラマン、ガンダムシリーズなどから影響を受けたと認めているが実は永井豪作品の「マジン・サーガ」と多く共通する点がある。
内気な少年主人公がロボットに乗るため都市に引っ越してくるところが初盤で、 「ロボットとパイロットの神経系統の接続による操縦」 「ロボットのダメージがそのままパイロットに」
「液体でコックピットを満たすシステム」 「研究所にある垂直発進装置からロボットが迎撃出撃」 「突如目覚めた先住民族が人間を攻撃」 「分析したら敵のDNAが人間と同じ」
「クローン人間には魂が無いので、そこに先住民族の魂を入れて新人類を作り出すマッドサイエンティスト」
「正体不明の美少年天使と主人公のやおい的関係」 「先住民族の超古代科学遺跡・地獄の門に先住民族の魂が封印されている」 「主人公がロボットの力を使って、地球を滅ぼしてしまう」等である。
また研究所/要塞もはどちらも富士山近郊。ロボットの手足がちぎれると血が吹き出る
エヴァの顔の造詣は漫画のZ似。前傾屈で走っているところはZそのまんま。さらに劇場版のラストはデビルマン
エヴァが鎧つけてるのは、強すぎる筋肉で内臓を潰さないためだがこれは「バイオレンスジャック」のキングのパクリまた、「戦闘妖精・雪風」には両作品の共通点、
「国連直属の地球防衛特務機関」が「謎の敵」に対して「地下都市構造の基地」から時折制御不能になる謎めいた 人型戦闘兵器に特別に選ばれたまたは人間性というものが全くない人間を乗せて発進させるというものがある。
深井零=綾波レイ
森ゆ○えスレがなかったのでこっちに。
崎と寿々子でセリフのみの小ネタです。
「くま郎ォオー!」
「キャァァアア! 何すんの崎くん! ゴラァーー!!」
「腕を封じればこっちのもんだ! さぁ、もっと言え!」
「いやぁああ! 離して! 離せゴラァ!」
「うわあああん!くま郎ーー!」
「ちょ、ホントに離し……んんっ」
「ああ……くま郎の声だ……」「やっ! 変なトコ……触んないでよ……ひぁうっ!」
「くま郎やわらかくなったなー。それになんか生きてるみたいにあったけーぜ……」
「ん、だめ、なんか変……っ! や……………」
「ん? どうしたんだくま郎、急に静かに………」
「…………の」
「崎くんのバカァアアア!! ゴラァァアアアアア!!」
「グファ!! く……くま郎……」
わーい、酷いオチだw
>>326 うわああGJすぐる!!!崎も寿々子も可愛いなー!
萌えましたありがとう
結構前に落ちたけど森スレ欲しいな…
作者ブログの漫画とか見てる人どれくらいいるんだろう
篠原千絵作品のエロパロってあります?
年長組×ミケル
「一体いつまでマーメイドプリンセス如きに手間取っているのだ!」
ミケルはいらだっていた。
世界を統べるために蘇り、インド洋の力を手に入れたはいいが
御使いたちによる失策、光の玉の無駄遣い
そして、自らの思うままにならないこの体に。
あのお方は、この体が弱い理由を教えてくれない。
フクはどこか心の内が分からない節を持っている。
結局自分が信頼出来るのは自分だけでしかないのだ。
「フク!人間の街に行ってくる!」
「えっミ、ミケルさま〜!」
背後で何か聞こえた気がするが構わない。
どうせ数打てば当たる方式の御使いたちの策略と同レベルの
行動とは分かっていたが、人間の姿のままのマーメイドプリンセスを
追い詰める事が出来れば、わざわざ御使いたちを頼らずとも
この身に海洋の力を入れられる。
そう、その時こそ自分が世界の一部を支配する時だ。
志を確かにすると、他の御使いたち同様翼を消した程度の
変装をして、人間の街に向かった。
「ねえねえ、君時間あるかな?」
不意に背後から呼び止められた声に振り返った。
背後にいたのは紫の髪をした女性だった。
左側の目元に泣き黒子があり、紫の髪は巻き毛。
普通の男性ならば思わずウットリしてしまうほどの
美女だったがミケルにそんな魅力は通用しなかった。
「生憎と私は忙しい、他を当たっ──」
「そんな連れないこと言わないの!ほらほら、
ちゃっちゃと来なさーい」
明るい口調でミケルは女性に腕を掴まれた。
とっさに振り払おうとするも、力強い手にひ弱なミケルは
逆らえずあっさりと連行されていった。
連行されていった先はカラオケボックス。
「かれん遅いわよ〜」
むうっと頬を膨らませて告げるのは金髪の女性。
活発そうな明るい眼差しをして、リモコンをいじっている。
そして、その隣にいるのは藍色の髪をした女性だ。
他の2人に比べれば幾分穏やかな面差しだが、この2人の
連れだと思えば油断はできない。
「人を有無も言わさず密室に連れ込み、何の用だ」
あからさまに不機嫌を顔に出すミケルを見て
少し意地悪そうに金髪の女性が笑った。
「若い男女が、密室に〜なんてもう分かってる癖にぃ」
笑いながらミケルの体を半ば強引にソファーに押し付けた。
「大体るちあ達は良いわよね〜」
「地上に優しい恋人がいるんだもの」
「私たちはそんなの作れないのにー」
女性3人が喋っている内容はミケルには分からなかった。
しかし、るちあと言う単語に思わず目が細まった。
それはピンクのプリンセスの名前では無かったか?
いや、同じ名前というだけで確証は無いが……
しかし、もしこれが人魚姫たちの知人ならば
これからの作戦に大いに役立つ可能性がある。
ここは1つ、人間如き相手ではあるが恩を売っておくべき
かもしれない。
「……貴方たちの望みはなんですか?」
穏やかに相手を懐柔すべく、先ほどより感情を殺した
猫なで声で問い掛けてやると、女性陣はニヤリと笑った。
「ん〜やっぱり美少年のは美味しいわね」
金髪の女性はミケルの股座に頭をうずめて笑った。
「ほら……もっと舌を使って舐めて」
ミケルは快感に声を上げることも許されぬまま、
藍色の女性の乳房を舐めていた。
数百万年前、古代人類の王として栄華を極めた。
しかし、それはあくまで滅びる直前で……
ましてや年若く、滅亡という危機を目前に情欲に走る
暇など一切無かったミケルにとって、こんな行為は初めてだった。
美しい女性に自身を舐められ、乳房を吸わされている。
そういえばもう1人の女性は何をしているのだ?
気になって目の前に広がる白い乳房から目を離すと
自分から少し離れた所でマイクの握りをなめる姿が見えた。
一体何故そんなことをと不思議に思って唇を離した瞬間
「あぁっ!」
自身の先端を抉るように、尖らした舌が当たった。
「んふふ、慣れてるかと思ったらもしかしてチェリー?」
ゆっくりと自身を舐めている女性がミケルに問いかけた。
真っ赤なまま女性を見下ろしていると、不意に藍色の女性が
頭を撫でてきた。
「こんなに綺麗だから、なかなか相手がいなかったのよ」
きっと、と笑いを浮かべて囁くと、弾力のある柔らかい胸が
ミケルの顔に当てられた。
今ミケルは、谷間に顔を埋められてる状態だった。
「んっいいわ……もっとおっぱい舐めて」
豊満な胸を押し当てて藍色の女性はささやいた。
ゾクリと背筋が震え、ミケルは無我夢中でその胸を掴み
揉みし抱きながら舐めた。
(古代人類の王たる私がこんなはしたない事を……)
頬を赤く染め、赤子のように乳房に吸い付いていると不意に
尻に冷たい物が当たった。
「のえる〜それ本気でやるの?」
「あったりまえよ、ずっと興味あったんだから」
下の方では2人の女性の声がする。
のえると呼ばれた方と目があうと、勝ち気な眼差しが笑った。
「うあ゛あぁああ゛っ!」
絶叫。
尻から伝わる激痛にミケルが叫んだ。
のえると呼ばれた女性は、悲鳴をあげるミケルを見ながら
ぐいぐいとマイクを動かし、さらに奥へと
突き進めていった。
「あー、せっかく舐めてたのに萎えちゃったじゃないー」
「頑張りなさいよ、男の子でしょ」
理不尽な声が聞こえていたが、無理やり押し広げられた穴が
痛み、ミケルの耳には最早届いていなかった。
「こんな事もあろうかと……ブルーダイヤを飲ませてあるわ」
「さっすが!ノエル、準備万端ね」
先ほどミケルに乳房を舐めさせていたノエルは
上着のポケットから青い錠剤(バイアグラ)を取り出した。
実は事前に、こっそりミケルに飲ませていたのだ。
自分の作戦に酔っていたのか、ミケルは予想以上にあっさりと
ノエルから差し出された薬を飲み込んでいた。
そしてその効果が現れだした。
「あっあっ……すっごーい!」
先ほどまでの勃起の比ではない。
ガッチガチに勃起した自身と、中性的なその顔はミスマッチで
いっそ背徳的ですらあった。
「これで私は前立腺探しに熱中出来るわね」
ノエルのファインプレーに親指を立てて笑うと
ミケルの中に押し込んだマイクを動かしだした。
「あっあぐっうぁあっ」
痛みに生理的な涙を浮かべていると、そっとその涙を
キスで拭われた。
「大丈夫よ……このココ様が慰めてあ・げ・る」
ニンマリと笑顔を浮かべて、ココは言うとそのまま
ミケルの下半身に跨った。
「ああっ!」
「あぁんっ!」
二つの声が重なった。
ミケルの自身がココの中に押し込まれたのだ。
初めて味わう快感にうっとりと目を細めていると、胸板に
ココの手がつかれた。
「動くわよ〜」
ズチュッ!ズチュッ!とリズムよくココが腰を揺らす。
「うぁあっ……う……」
ゆっくりと腰を揺らすとココの熱い肉壁が自身に
纏わりついてきた。
「んっぁあやっぱりっ良いわねっ!」
いやらしい水音を部屋に響かせ腰を揺さぶられる。
そして、ココの動きに合わせるように尻にいれられた
マイクをかれんが動かす。
すると、不意にある箇所を擦られ、ミケルの体が跳ねた。
「あったー!前立腺!」
キャーッと明るい声が上がり、かれんは楽しそうに
マイクを動かした。
ミケルが体を動かすとココも快感に打ち震えた。
そして、ノエルも自分の胸をミケルに押し付けた。
目が回りそうな快感と、柔らかい感覚にミケルの口が閉じなくなった。
弱々しく震え、自分たちの下でもがく青年に愉悦を感じ
ゆっくりとミケル自身を締め上げる。
「うっぁあっ……ん……」
マイク、乳房、そして膣……二重三重の快感に打ち震え、
ついにミケルはココの膣内部で射精した。
「ん〜あっ中で……出てる」
クスクスと笑いながらココがゆっくりとミケルから降りた。
「じゃあ次は私としましょ」
クスクスと笑みを浮かべ、ノエルがミケルにかぶさってきた。
「あ……んあっ!」
新たな快楽と心地良い重みにうっとりし、ミケルは気絶した。
数時間後。
「ミケル様ぁぁ……!おいたわしいお姿です……」
「うるさい……」
足も腰も立たなくなり、自身も擦り切れかねんばかりの痛みを
訴えてくる中、ようやく解放され女性たちが出て行った直後
なんとか聖域世界に逃げ込んだ。
ぐちゃぐちゃで帰ってきたミケルをミて、労うようにいうと
ミケルの体をかいがいしく世話することとなった。
「女など……人間など大嫌いだっ!」
終わり
これはエロいな…ゴクリ
GJ!
ご馳走様
ぴちぴちピッチ懐かしいなw
面白かったよGJ!
341 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 18:42:02 ID:2zMdfnaw
(*^ー゚)b グッジョブ!!
342 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 11:05:18 ID:wTXuN35+
期待
少女漫画だとエロくしにくいのかもなぁ
ひかわきょうこさんの「彼方から」のエロパロが見たいです
>>344 ナカーマ
ノリコとイザークって普通に同じ布団で寝てたりするけど、初めてっていつだったんだろうかと気になる
彼方からか
ギャップがいいかもね
上田倫子作品のエロパロを読んでみたい
「りょう」「月のしっぽ」とか
350
>>349 自分はバラ踏めが見たい
純かわいいよ純
望×純とか兄×純とか好き
純可愛いよね
うえりんの描く女の子は皆可愛い
保守
ほす
えっちぃけどエロはなかった頃の少コミマンガでエロパロ読みたい
闇のパープルアイとかさ
ほしゅ
357 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:41:05 ID:ZM3DuKAL
保守
保守
こないだ文庫がでたばかりの紫堂恭子「癒しの葉」の
セレス×フィリニオンがすごく萌えた・・・!
敵同士なのに一目見たときから忘れられないとか、
結婚話出たときの反応も萌えたw
最終巻読んで来月出産に転がったんで、結婚式の初夜話、読みたい!
紫堂恭子は(・∀・)イイ!
けれど、綺麗すぎてエロ妄想が発展しないw
花咲ける青少年でひとつ頼む
アニメ化の波に乗って読んだらはまってしまった
>>361 それはここじゃなく白泉スレで話題にすべき。
あと以前樹なつみスレで投下あったから保管庫探してみるよろし
樹なつみといえば「朱鷺色三角」の零の無双モードになりそうだな
このスレの住人層がわからん
女性好みでない作品もおk?
スレのない少女漫画・少女小説なら注意書きさえあれば大丈夫だろう
>>360 そうなんだよな、綺麗すぎるんだよな・・・
だからそこどんな顔で・・・とかちらっと思ってしまったりもするんだがw
BLのエロパロ投下したらダメだろうか
一応少女小説といえなくもないし、
専スレのないスレとか男性住人が多くてアレかなーと思ったんで
あえてこっちで聞いてみる
801板池
>>368 元ネタがBLでも男男ものじゃないと801板にも居場所がないから聞いてみたんだ
まあここもダメならまた新天地を探すけど、
該当スレを立てるか探すとすればこの板の管轄じゃないのかな?
ああ「BL作品に出てくる男女キャラでエロパロ」ってこと?
BLに出てくる男が女性キャラクターと絡むのって想像もつかんが…。
BLとはちょっと違うが、つだみきよとか読んでみたいね
ファミリー・コンプレックスとか革命の日とか。
プリンセス・プリンセスは実しゃ(PAM!!PAM!!
悪魔とラブソングのエロ読みたいです
以前、BL作品の男女モノを落したいか実際落とした人がいなかったっけ?
男女カプで注意書きさえあればOKだと思うよ
マイナーだけどシノビライフのエロが読んでみたい
あれ面白いよな
ほっしゅ
人いないな
377 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 04:35:08 ID:I6+Rbu5M
ほしゅ
私は身代わり伯爵が読みたい
保守
悪ラブも良いが
ハツカレのエロも、。。
荻原規子の「RDG」の深行×泉水子が萌える。
けど尾の二人だとほのぼのしか想像できんので、
姫神の宿った「この手をお取り」な泉水子×迫られるまま逆らえなくて筆下ろしされる深行が見たいw
>381
さっき読み終わったところなんで、禿同
もうちょっと話が進むとほのぼのエロでも想像できるようになるだろうか
どうしたんだ突然
キャンディキャンディも立ってるね
387 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 04:30:02 ID:2pAJuu60
保守
388 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 02:41:34 ID:tWo1Nrvx
hosyu
>>373-374 亀だけど
ここにシノビライフわかる人見つけてうれしい。
景虎×紅もいいけど、理人×紅も妄想してる。
ママレに今更再ハマリしたらスレ落ちてるんだね…orz
というわけで遊×光希の神降臨望む
391 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:58:52 ID:cCZZLj03
>>389 このスレ見てからシノビライフを読んだ
かなりいいね〜
あれは妄想膨らむわ
誰か溺れるナイフ書いてくれないかな〜
英國戀物語エマは少女漫画に該当する?
このスレに投下してもいいのかな
うーん、厳密には少女漫画じゃないけど、まあ注意書きすればOKじゃないかな
おk
歓迎
黒薔薇アリスが読みたい
ウィングス最新号の魔法使いの娘で、扉絵の兵吾の背中にぞくぞくしたw
兵吾はヘタレだから今まで萌えたことはなかったんだけど、
あの背中には色気を感じたわw作者の画力のなせる業なのかな
ただ兵吾なだけに、エロパロ方面では誰かとの恋愛エチーより
SM女王様の下僕が似合いそうとか思っちゃうんだけどねw
「そして花嫁は恋をする」の緑シリーズのイシュトファル×エリスセレナが読みたい
純情で敬虔な元修道士が初恋だろう姫様相手にどんな初夜を迎えるのか・・・
なんか硬直して手を出せなくて切れた姫に押し倒されるとか、そんな妄想しか浮かばないってどうよw
あと「プリンセスハーツ」の仮面夫婦がいつか迎えるだろう本当の初夜とか読んでみたい
この二人に関してはどうやってそういう関係になるかいまのところ想像もできんがな・・・w
ルシードはちゃんと女も知っていて、一緒の寝台で眠ることすらあるのに・・・
ほ
402 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 07:32:41 ID:HZpxE2b8
たまにはage
れてなかったage
今夜あたりヤバいな
保守
406 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 09:56:25 ID:dWSDADm0
ママレあったら
蛍×みきでお願い
薬師アルジャンが公式でついに!!
408 :
望:2009/09/17(木) 14:58:12 ID:cOCkH2oo
裸足でバラを踏めのパロディ読みたいです。
蒼一郎×純でお願いします。
愛玩少女の人のってありました?
ちはやふる面白すぎる!!!
競技かるたとそれを取り巻く微妙な三角関係。そしてイケメンかメガネ。
太一×千早、新×千早どっちも好きだー。
保守
やべえ、回転銀河が読みたくなった
ほしゅ
415 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 00:42:38 ID:spE4mHd1
保守
星の瞳のシルエット
司×さき
が見たいです。
最近読み直したら萌え死んだ。
身代わり伯爵シリーズのリヒャルト×ミレーユ読みたい
もうはやくこいつら結婚して、ケンカしまくって誤解でモメまくったりするのにラブラブ大公夫妻で団長とか周囲にあきれられるがいいさw
>>416 なつかしい、私もあの二人好きだったわ
主人公カップルより気になった
りぼん系脇役カップルならならハンサムな彼女の収×理花の話も読みたいな
419 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 01:41:33 ID:8i9cHt/e
ほしゅ
天使禁漁区のカタン×ティアラで書いてみたいような。
大分前の作品で手元にないし思い出で美化されてるような気がするが。
>>416 うわーっ!!
激懐かしい!!
「200万乙女の書」か。
後に
「250万乙女の書」になったんだっけか。
漫画本はほとんど処分してしまったが(友人の娘さんにと上げてしまった)柊あおいは、手元に残したんだよな。
あの頃は、りぼん黄金期だったな。
学校にりぼんを持っていって、教室や部活で回し読みしていた。
ちなみに、当時高校生で当方男ですw
>>418 「ハンサムな彼女」も懐かしいなぁ。
あの頃の作品は、自分の中でも聖域だなぁ。
いま、りぼん、なかよしは廃刊してもおかしくないような状況にまで追い込まれていて、ちゃおの一人勝ちなんですよね。
422 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 08:02:02 ID:pICKOIwd
最近は何が流行ってるんだ
純愛センセーション
424 :
416:2009/10/28(水) 10:19:15 ID:b7KS3tHB
失礼します。このスレの
>>416です。
萌え過ぎて苦しかったので自給自足しました。
柊あおい「星の瞳のシルエット」と言う昔のりぼんの漫画の
司×沙樹と言うカップリングです。
投下させて下さい。
>>418>>421 レス有難うございます。星の瞳懐かしいですよね。
司×沙樹萌えましたよね!多分人生で最初に感じた萌えです。
大人になってから読み返すと、良くも悪くもw
登場人物に対して結構感想変わるので、それはそれで面白かったですよ。
>>418 ハンサム私も読んでました。でも全然覚えてないので私も読み直してみます(・∀・)
>>421 聖域でエロ書いてごめんw
【あきらめましょう】
「おい、沙樹」
良い天気の日曜の真昼間。(午前中)
俺はデートの真っ最中にキレて帰った隣人兼恋人の家のベランダから、
部屋の中の床に座ってスネる女に声を掛けた。
ガラス越しでも聞こえてる筈なのに、壁を見つめてベッドに肘をつき、微動だにしない。
無視か。
声を掛けてるのは幼少の頃からの幼馴染で俺のマンションの俺の部屋の壁を隔てた
隣に住んでいる、性格キツい眼鏡女、沙樹だ。
日中の薄暗い室内で、俺とのデートの為に着たチェックの紺系ワンピースと
アクセサリーもそのままに、しばらくしてから、硝子越しに俺をぎ、と睨んできた。
聞こえてはいたらしい。こわい。
俺と沙樹はずーっと何事も無く十数年も幼馴染だったが、
中学の友人同士の色恋沙汰に巻き込まれ、何か色々あって、つきあってしまった。
が、つきあったがはいいが、軽い細かい事は気にしない女の子大好きで遊び人、な俺と
性格クソ真面目で固い、牛乳瓶眼鏡でモテない地味女、沙樹とは、
根本的に考え方も気も相性も合わないらしく、全然平穏につきあえない。
分かり易く言うと喧嘩ばっかりだ。
それでも元々幼馴染の強みか、俺は沙樹を昔からよく怒らせてるからか、
全然めげず何だかつきあいは続いている。
今回もベランダの沙樹の部屋のガラス戸をばんばん叩く。
はいはい、生まれつき端正な顔で自分でもモテ過ぎて困ってる程格好いい俺が、折れてあげてますよー。
俺はデート着のTシャツとジャケット、パンツと言う休日用の格好で、隣人にゆるーく声を掛ける。
…と言うか同じマンションで家も隣、部屋も薄い壁一枚の隣なのに、
怒って帰った後家へ帰る意味はあるんだろうか。帰る家隣なのに。
今だって自分の部屋のベランダから沙樹の部屋のベランダに、
腰程度の高さのコンクリ塀を乗り越えて来た。
俺も沙樹も子供の頃から親に見つかっては「危ない」と
ベランダでの行き来を怒られてきたが、とうとう18になってもお互い治らなかった。
「ちょっ…司!止めてよね!ガラス叩くの…!」
ばんばん叩き過ぎて、ガラス越しで沙樹の注意の声が聞こえる。
沙樹はすくっと床から立ち上がって、まずクローゼットを開け、
はんてんを出してワンピースの上に着てから、俺の目の前の戸をからから開けた。
何故はんてん。
「・・・せっかく久しぶりのデートなのに、何突然キレて逃げ帰ってるんだよ。
もう映画始まっちまったし。お前が見たいって言ってたやつなのに。」
ようやく開いた天の岩戸に何の感慨も無く、目の前の女に話掛ける。
沙樹は先ほど公園で、突然キレて俺の頭を殴って逃げ帰ったそのままに、
柔らかそうな色素の薄い、短めの髪、茶色い目と長い睫毛を眼鏡で隠して
よそいきの紺系チェックのワンピースとアクセサリをシンプルに着て、
上からはんてんを着ている。はんてんがミスマッチだ。
ガラス戸は開けてくれたが、物凄く怒っている表情自体を全く隠そうともせず、
怒り過ぎて冷ややかになっている鋭い目で俺の顔の少し下から物凄く睨んでいる。
ちょっと頬が赤い。でも、俺に戸を開けた時点でこいつの負けだな。
俺のそんな悪意を俺はおくびにも出さず、カラカラとガラス戸を後ろ手に閉めて、
部屋の中に入りながらあえて沙樹に水を向けてみる。
…原因はアレだろな、と大概予想は付いているが。
勝手知ったる沙樹の部屋なので、異性の部屋と言う遠慮は全然無く、ずかずか上がり込む。
「…何言ってんのよ司…!あたり前でしょ…!」
俺に背を向けたはんてんが丸い。その両肩がプルプル震えている。
所でそれは彼氏の前であえて着る物なのか。
「きっ…キス…だけで恥ずかしいのに…その上っ…!恥ずかしくてデートなんて続けられるかっ!」
「お前なぁ!こーこー3年にもなってキスに舌入れられた位で照れてキレて帰んなっ!!」
沙樹は振り向きながらキレて、お互い喧嘩越しで睨み合う。経緯はこうだ。
受験勉強で忙しい俺達は、お互い結構疲れていた。
なので一日位受験勉強は休んで、久々に一緒に映画でも見るか、と言って
昨日ベランダ越しに約束をした。ここ迄はいい。
朝玄関前で落ち合って、散歩がてら映画館に向かう途中、公園を通った。
俺は沙樹とまったりのんびりデートするのが久々で、11月の秋晴れで天気もいいし気候もいいし。
で、何と言うか機嫌が良かった。
別に会話の内容も、何の色気も無い、いつも通りの憎まれ口の応酬だったんだが。
そんな中、沙樹が茂みの方へガサガサ行くので、ついてったら人気が無かった。
沙樹は公園に生息するカルガモか何かを見たかったらしいんだが、俺は、おお。いただきます。
と思って沙樹の隙をついてキスをした。
正直、久しぶりに沙樹に触れて、飢えていたので舌を入れた。
そしたら真っ赤になられて顔を外されたかと思うと、言葉にならない何かを言って
半泣きで俺を殴り、全力で逃走された。
多分時間にして待ち合わせから1時間位だ。尚、現在もまだ昼前だ。
「アホかっ!俺らつきあって一年だぞ!いちねん!何でキスに舌入れて殴られる!
一般常識的に間違ってるのはお前だ!」
「ちょっ…まだ私達こーこーせいなのに…っ!早いわよっ…!」
ああああああ。もーめんどくせーなああああ。
因みに今は90年代初頭だ。まだこのレベルに純情な女も普通に居る。
そう言う考えは、沙樹の様に地味で固い女の子の中では常識なのかもしれないが、
普通の同年代の男子より多少女の子をよく知れる環境にあって(俺はモテる)、
別に既に童貞でも無い俺には、理解不能だ。
つきあってるのに触っちゃいけないって何だ。辛すぎる。主に下半身が。
…もしかすると久住や日野あたりは、こいつの言っている意味が分かるのかもしれないが。
あいつら物凄い草食動物だから。
しかし俺は、もーいー加減限界なので、今日は目の前のお子様女に合わせて引く気は無い。
一年つきあってて軽いキスしかさせて貰えてないのに、18の男の薄壁一枚向こうで
相手が着替えたり風呂入ったり寝たりを毎日してるのだ。
何だこの俺の生活は。拷問か。
俺の悩みの元凶の、顔を真っ赤にして怒っている、俺より随分と華奢なメガネ女の顔を見る。
華奢な手首を引いて、少し抱き寄せる。それから、頭を撫でる。
…いい匂いがする。乳臭い様な、柔らかい匂い。
指がすっと入る、さらさらな髪。
「…びっくりさせて、悪かったよ。」
俺が殊勝に謝ると、沙樹は少し俺を睨んでから、ふ、と息をつき、少し力が抜けた。
それから、少し表情も柔らかくなる。
こいつは理論派なので、筋道立てて説明したり何がどう悪いのか
明確にして謝ったりすると、割と納得する。
勘と勢いと運で生きている俺は、沙樹のその思考がよく読めず、理解する迄よく怒らせた。
「…。…その、私も悪かったわ。ちょっと…びっくりしちゃって…、」
沙樹が腕の中で朴訥に語りだす。
俺とつきあう様になってから、天邪鬼で嘘ばかりついていると何も望みは叶わない事を学んだらしく、
以前より多少素直になろうと努力している。
照れながら、一生懸命俺に説明する沙樹を観察する。
沙樹は俺に懸命に言葉を選んで自分を説明しようと努力していて、俺のその視線に気付いていない。
「あの、外だと誰かに見られたかもしれないし…本当恥ずかしくって…その、…私もごめん…。」
眼鏡の奥の伏せた目、睫毛、染まる頬、逸らす目線、華奢な肩、
抱き寄せた体のラインと感触、全部を観察して、頭の中でなぞる。
俺は自分でも秀麗だと思っている顔を伏せ、眉を寄せ反省の表情を作る。
沙樹の髪を何度もすく。沙樹は俺の両腕の中でおとなしくしている。
「俺もごめんな…。」
目の前の女は頑固で真面目な反面、疑り深い割に心を開いた奴には騙され易いので、
俺のこんな単純な演技でもう怒りは収まった様だ。馬鹿め。
因みに俺の美形な容貌でこの表情を作ると大概の女は俺の狙った反応をする。
女は美形に弱いよなぁ、とつくづく思う。
いついかなる時も俺の顔は役に立つので、俺の生まれついての幸運だと思い、
有り難く人生に役立てている。
ついでにキスした事を悪いとは特に思ってない。当たり前だ。
沙樹の部屋は8畳程度の一室で、持ち主の性格をよく現したシンプルかつ素っ気無い部屋だ。
机、クローゼット、ベッド、参考書類の収まる本棚、小型ラジオ、よく探せば女の子らしい多少の小物類。
で、もう部屋はほぼ埋まっている。シンプルで清潔で余計な装飾が無くて、実に沙樹らしい。
俺達は受験生で、沙樹とは志望する大学も別々だ。(俺が沙樹の偏差値に足りない。)
隣に住んでるのにデートすら久々だったのは、受験で忙しかったからだ。
高校の違う俺らは、別々の時間軸で生活していて色々雑多に忙しい。
…今日は家に帰ってくれて好都合だ。
朝、俺は玄関の壁越しに今日は沙樹の両親は出掛けると沙樹に言っているのを壁越しで聞いている。
俺は沙樹について正直必死で、そんな自分にちょっと引く。
俺の胸に居る沙樹は、それでも下を向いて恥ずかしそうに収まっている。
頬を右手で撫でる。
左手は沙樹の腰を持ってそれとなく自分に引き寄せて、右手で赤い頬と唇を撫でて、
おでこの髪をかき上げる。それから軽くキスをする。それから、頬にも。
左手でワンピースの上から脇腹のあたりを撫でる。
おでことおでこをくっつけて、少し沙樹の表情を覗き込む。
照れているが、拒絶は無い。
…沙樹は昔から俺に対してだけひどい態度だ。
態度と言葉だけ見ていると本当に嫌われてるのかと思う様な
ひどく冷たい態度と言葉を投げつけるが、よくよく観察すると、
本当によく観察すると、俺を好きなのだ。
分かり辛い。
しかし、何で俺がそれを分かったかと言うと、目線と表情では全然隠せて無いからだ。
いつ何処に居ても俺を目線で追って、俺を気にしてる。でも目が合うと逸らす。
勘がいい俺は、それを1年前にすっかり気付いてしまったのに、本人が隠せてない事を分かって無い。
その間抜けさが何ともたまらなく気になって、この下手くそ!恋愛下手過ぎる!とずかずか言いたくなって、
色々ちょっかい掛けてたら、うっかりこっちがハマってしまった。ミイラ取りだ。
「…誰も見てないから、いい…?」
と囁く様に伺うと、沙樹は少しだけ躊躇して、ゆっくり下を向きながら目を閉じた。
ああ、受け入れられるっていいな。と素直に感じる。
沙樹の柔らかい唇にそっと唇を重ねて、何度かする。
沙樹が当たり前の様に体を硬くするので、少し唇の表面を舐めて、緊張が解れるのを待つ。
こいつはクールで気難しい性格の割に純情で、その難しさを陥落させるのが、何とも楽しい。
それから無遠慮に沙樹の幼い口腔に舌を入れて、沙樹の舌をぺろ、と舐める。
…ふ、と小さく緊張の声が漏れた。
そんな沙樹の緊張を気遣わず、口腔を好きな様に我が物顔で蹂躙し、歯列をなぞる。
余す所無く、誰も触れた事の無い口腔を深く味わう。
キスをしながら薄目で沙樹の表情を見ると、目を硬くつぶって、表情を真っ赤にして
慣れない俺のキスを懸命に受け止めている。
俺の左手で腰をなぞる手に敏感になって来た様で、口腔の慣れない刺激と相まって、
先程よりも余程力が抜けてきた様だ。
いつの間にか沙樹は腕を俺のシャツの腰に回して、緩くしがみついていて、
俺のまだ続くキスを受けている。
「…、ん、 !」
…舌を柔らかく噛んだ。又少し声が跳ねる。硬くつむると睫毛が細かに震える。
沙樹の細い体が電気が流れた様にびく、と反応した。
立っている程の力も入らなくなって来たのか、少し沙樹がすり落ちる。
それでも、自分の体から離れるのを許したくなかった俺は、沙樹の後頭部と腰を掴み、
支え直して、まだ口腔を貪る。
それでも、腰に力の入らなくなった沙樹の足ががくがく震えだし、沙樹は立っていられなくなった様だ。
なのにそれでも俺は沙樹の柔らかい唇と口腔を離す気になれず、自分もゆっくり膝を下ろす。床へ。
床へ腰を落としてしまった俺は、沙樹をすっかり腕の中と膝の上で抱かえてしまって、
それから更にキスを続ける。正直言って、したかった。ずっと。物凄く。
沙樹の眼鏡が顔に当たって冷たいが、それを外すには唇を離さなくてはいけない。
離すのが嫌だからまだ角度を変えて続ける。
砕けた腰のままゆるゆると膝立ちになった状態の沙樹の腰をなぞる。
手の動きに合わせて、沙樹の体がびく、と揺れる。
口腔で唾液の絡まるやらしい音がして、ん、んん、と長すぎるキスに困惑した様な声が漏れてるが、
それも無視して続ける。
気持ちいい沙樹の感触の全てに俺の方が夢中になりかけて、腰の手で身体をなぞる様に動かして、
沙樹のシャツワンピースの胸の上から柔らかい胸を揉む。沙樹の身体が又跳ねる。
シャツの下のブラジャーの感触、その下の柔らかい胸の感触に堪らない物を覚えて、
もう少し内側の肉の感触を感じたいと少し力を込める。
服の下のブラの下の胸の中心の感触を感じて、親指で擦ると、少しそれが硬くなるのを感じる。
沙樹の手元にあった雑誌で、後頭部を全力で殴られた。
「ばっ…司っ…!ほんと、っ…バカっ…!」
両目に涙を溜め、真っ赤になりながら、はんてんで胸元を隠して俺から一瞬で離れられた。
「…った〜…」
俺は殴られたらしい、凄い音がした割にそう痛くも無い後頭部をさすりながら、
あぐらをかいたまま沙樹を見る。
普段は語彙が豊富なこいつも、テンパり過ぎて語彙がバカしか出なかったらしい。
沙樹の唇が俺の唾液に濡れて、それが妙にエロかった。
「…沙樹、お前俺に慣れた方がいいって。一年つきあってたら、キス位普通普通。」
「…!いま、今キスだけじゃ無かった…!あんた誤魔化そうとしてるけど、違った…!」
軽く言い含め様としたが、何か沙樹は、男な俺にすっかりおびえてしまったらしく、
しっかり泣き怒りしながら逃げ腰だ。
部屋のドアに背を置いて俺との安全距離を縮めようとしない。
部屋が狭いので1M位のささやかな安全距離だが、それを永遠に縮ませる気が無いのが見て取れる程、
刺す様な警戒心が目で見える。
そして「胸を揉まれた」の一言を恥ずかしくて言えない姿が、又そそるのに気付いていない。
牛乳瓶眼鏡してはんてん着てる女に、何故こんなにそそられてるのか自分でもよく分からない。
…普通ににじり寄ったら、ドアの向こうの廊下を抜けてダイニングへ逃げられるな。
そしてその向こうの玄関迄逃げられるのは必至だ。
我が家と住宅構造が同じな上、幼馴染故の知り尽くした他人の家で、
この先の沙樹の使うだろう逃走ルートを脳裏に描く。
俺のエロい下心が、普通に逃がすのを拒否している。
…まず沙樹の警戒心を解くのが先だな。
「…分かった。もう何もしないから、逃げるなって。」
もっっっっっの凄く嘘だが、一応そ知らぬ表情で言ってみる。当たり前だっ!我慢できるか!
「しっ…信じられる訳無いでしょ…!あんた結構嘘つきなのは知ってるわよっ…!?」
物凄く俺を警戒している幼馴染は、結構動揺しているが、思考回路は的確だ。
駄目だ。俺は沙樹に信用が無いので、警戒が解けない。何で信用の無い俺とつきあってるんだ沙樹。
「…なぁ、何ではんてん着てんの?」
話題逸らしに、気になってたので聞いてみた。今は秋口だが、今日はそんなに寒くない。
「あんたがはんてん着てる私は色気無いって言ったんでしょ!
あんたを部屋に入れる時、又襲われない様に着たのっ!
こんな格好してる女は萎えるでしょ!?」
あー、そう言えば言ったな。まだつきあう前位の時に。
はんてんは俺にディープなキスされてびびった沙樹の防衛手段なのか。
余りにも沙樹らしい子供な思考に、つい笑ってしまう。
今の俺はもうはんてん着てても牛乳瓶眼鏡でもジャージ着てても、余裕で勃つのに。
中身が沙樹なら。
「…沙樹。」
「何よ」
「好きだよ。」
初めて言った俺の甘い言葉に、予想通り沙樹は驚いたらしく一瞬の隙が出来る。
その隙を狙って俺は獲物にを捕まえようと距離を詰めて服を掴むが、沙樹の反応が一瞬早く
手元にははんてんだけが残る。
ドタドタと沙樹が廊下を走る音が聞こえる。
チッ!逃げられた!このマンシヨンの間取りは沙樹の部屋が最奥のここで、廊下の両隣に部屋が3つある。
その廊下を抜けるとリビングがあって、そこを抜けると玄関だ。
外に逃げられると連れ戻すのが困難になるので、俺も走って追いかける。
廊下は靴下ですべる。ので走り辛い。
俺は何で日曜の他人の家で全力疾走してるんだか疑問に思いながら、可笑しくなって笑いながら追いかける。
俺も沙樹も足は速い方だが、俺には勝算があった。
廊下を抜けたリビングの向こうので、沙樹は予想通り玄関の鍵を外すのにモタついている。
バン!
「…ふん、甘いな沙樹。お前の家の鍵が掛かってるのは、
ベランダから入ろうとする前に確認済みなんだよ。
後今日は夜迄お前の親が帰って来ない事もな…。」
息を切らし、笑いながら玄関の扉に両手をついた。
後はロックを外すだけの所で俺に追いつかれた沙樹の怯えた表情を覗き込む。
沙樹も本気で走ったのか、息が荒い。
俺は笑っているが、多分物凄いいやらしい笑い方をしている。
俺と沙樹はつきあう前から幼馴染で、友達なので、俺がこう言う風に笑った後は
どうなるか大概分かるのだろう。沙樹は引いている。
「…へんしつしゃ並みに…怖いわよ…司…。」
ストーカーと言う言葉はまだ無くて良かった。
俺はにこにこしながら沙樹が外そうとした鍵を又掛け直す。
ロックと、家の鍵。それから沙樹の手を取って、笑いながら手の甲に口付ける。
--------俺は伊達にモテてる訳じゃない。才能があるのだ。
女が好きなのも端正な顔も才能の内だが、それとは別に、俺は分かる。
大概の女の子は俺が見て、観察していれば、何を求めているか、どうして欲しいか俺は概ね分かるのだ。
多分、そういう勘がいい。
女の好きなこの顔で釣って、後は女のタイプ別に、求める物を小出しに与えればいい。
俺の女好きするらしい顔も、優しいだけの性格も役に立ってる様で、
狙った子は大概落とせる人生だった。
唯一駄目だったのは香澄ちゃんだが、仕方ない。
俺がどうしても苦手なタイプが居る様に、俺も万人に特別に好かれる訳は無い。
好きな人に好かれなかった経験は辛い物だったが、俺はそれを糧にして消化して、少し変わった。
その上で今は沙樹とつきあってるんだから、それでいい。
今度はきちんと、好きな女に好かれている。
俺の才能は他でも無い沙樹にも久住にも「タチ悪い」と散々叩かれたが、役立つから、かまわない。
俺の事を好きな沙樹に通用すればそれで。
「…なぁ、沙樹」
俺に鍵を掛けられた玄関の戸を背に、沙樹は真正面の俺から表情を覗き込まれる。
玄関の戸に掌を置いて、広げた両腕の中に閉じ込める。腕を曲げて顔を近づける。
ふわりと又沙樹のいい匂いがする。耳元で確信犯的に囁く。沙樹は分かってる。
俺がこれから何を言うか。俺はずっと視線を隠さなかった。
かする様なキスしかした事無いのに、ずっと。だから沙樹は逃げた。
でも俺の事を好きな沙樹が、俺を部屋に入れた時点で沙樹の負けだ。
「俺触りたいんだ、お前を」
俺の事を好きな沙樹は、俺に「お願い」をされたら断れない。
「触らせて ?」
日曜日の誰も居ないマンションの部屋の一室で、沙樹の小さな、だがやらしい声が響く。
沙樹の部屋の鍵を掛けて、カーテンも閉めた薄暗い部屋の中で、ベッドの上で壁を背にして、
2人で座っている。外はまだ明るいので、カーテンを閉めてもまだ部屋は薄暗い。
沙樹の邪魔なアクセサリーは取って、俺もジャケットは脱いで床に捨ててある。
そんな中で俺は沙樹を横に座らせて、肩を抱き寄せている。
沙樹の唇は、先程迄又散々俺に舌で蹂躙されて濡れている。
もうだめ、くるしい、と絡める舌の合間に沙樹が言っても止めなかった。
沙樹は俺に真っ向からお願いされて、俺のお願いを了承した。
断る明確な理由を言え無かったからだ。沙樹は俺を好きだから。
だから、抵抗も逃げも出来ず、されるがままになっている。
シャツワンピの開襟のボタンを腰迄外して胸を包む下着を上にずらして、
その意外にふうよかな胸を俺に直に好きな様に揉まれている。
時折、胸の中心を引っかいて、その敏感な反応を楽しむ。
「や…、だ、司っ…、は、恥ずかしい…」
恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない様な表情を隠しながら、困惑したか細い声で抵抗する。
頬も可哀想な程紅い。俺の両肩を抑えて俺の腕の中から逃れようとゆるい抵抗をする。
が抵抗がか弱すぎて、逃れるには至らない。
「ちょ、司…、あんたやっぱ今日、へん、…---っ、駄、目…、見、ないで…よ…っ!…ッ」
無理な事を言う。初めて見た沙樹の意外な程に大きい両胸は、シミ一つ無い綺麗な肌で、目が離せない。
弾力も感触も大きさも、想像したより随分良くて気持ちがいい。
キスしかしてないのに、いつもやらしい目で沙樹を見て、裸を想像してた。
俺はそれを隠さなかったが、沙樹はそれを知ってか知らずか、ずっと無視し続けた。
その仕返しに、嫌がる沙樹を無視して目で存分に犯す。
沙樹はその俺の逃れようも無いエロい視線に困った様に眉を寄せて、それでも漏れる声を止め様と懸命だ。
羞恥と快感とそれを与えている俺への怒りと困惑で、眼鏡の奥の両目に涙を溜めている。
その沙樹の出したくない声を俺は出させたいので、その豊かな乳房に舌を出して舐めて吸い付いた。
「・・・っ、ン・・・や…!」
その刺激に、沙樹はびくん、と反応する。ベッドに横向きに倒れ込むが、俺はそれを全部離さない。
わざと舌のざらついた方で乳房の先端を舐めて、又沙樹が反応する。
声を出すのも恥ずかしいのか、右手で口を塞いだ。
俺は沙樹の薄青のブラの背中に手を回して、窮屈そうにズレたまま覆う胸の下着を外す。
たぷん、と音がしそうな程弾力のある白い胸が揺れた。
「…だよな。お前実はD位あるだろうと踏んでたんだよな。
何かいつも色気の無い格好するから、確信持てなかったんだけど。」
シャツを拡げブラジャーを胸の上に上げて、柔らかい胸を余す所無く観察する。
「あんたいつからどんな目であたしを見てんのよ!」
半泣きで突っ込まれる。昔からだ。悪いか。幼少の頃からチェックして観察してるが、俺の期待通りによく育った。
俺の下で俺に組み伏されながら、沙樹は動揺しつつも俺を睨んでいる。
両手で胸を隠そうとするが、その隙間から俺が手を入れて揉んでしまう。
〜〜〜〜〜!と俺の下でじたばたもがくが、逃がさない様に好きな様に揉む。
「…普通だって。」
ただ俺の普通と沙樹の普通が違うだけだ。
そう言いながら、沙樹の背中の方から横になって、体の後ろからも揉み続ける。
あー…気持ちイイ…。気持ち良過ぎて俺はしっとり感動している。
優しく胸の控えめな飾りを擦り上げると、沙樹の身体がびくんと跳ねる。
背中越しでよく表情が見えないのがつまらなくて、起き上がって、沙樹の肩をつかんで仰向けに寝かせる。
沙樹は両手で自分の口を塞いで、眼鏡の向こうの顔は真っ赤だ。
目は涙で潤んでいる。
「・・・キスしたいなぁ。」
とほころんだ笑顔で言うと、沙樹はしばらく間があって。おずおずと両手を自分から顔から外した。
究極の所、俺にお願いをされたら沙樹は断れないのだから、
俺に好きな風に触られまくるに決まっている。
俺は、沙樹の恥ずかしがる表情をちゃんと見たくて、今まであえて取らなかった牛乳瓶眼鏡を外した。
・・・・・・・。
ああ、本当嫌んなるな。久しぶりに沙樹の素顔を見て、本当にうんざりする。
うんざりする程みとれる。
柔らかそうな、色素の薄い髪、きめの細かい透き通る様な白い肌、少し冷たい印象の二重。
深い深い紅褐色の瞳、アーモンドの様なきつい目の形、すっきりとした鼻筋、長い睫毛、瑞々しい唇。
綺麗だ。
泣きたくなる程綺麗な女が、そこにいる。
沙樹は本当は。誰が見ても見惚れる位、美しく整った顔立ちをしていて、それは多分、俺しか知らない。
本人に自覚が無くて、それを磨き上げる手段も知らないし、今のところ興味も無い。
俺も沙樹が綺麗な事を、本人にも、誰にも、教えなかった。
だからその恵まれた稀有な素材を厚い牛乳瓶眼鏡で隠して、今まで誰もそれに気付かなかった。
何だか、久しぶりに沙樹の素顔を見て、やっぱり息をのむ程綺麗だと感じてしまった俺は、
何だか切ない様な変な気持ちになってしまって、目の前の女のおでこに自分のおでこを当てる。
それから優しくキスをした。
いつ好きになったとか、何処が好きかとか、全然覚えてないし分からない。
気も合わないし、趣味も違うし、喧嘩ばっかりだ。
沙樹の真面目さも固さも俺には無駄だと思う事が多くて、
いつまで経っても理解が出来ず、怒らせて傷つける。
-------ただ、つきあう様になる少し前、こいつを泣かしてしまった事があって。
その時、久しぶりにこいつの素顔を見た。
子供の頃はこいつの素顔が可愛くて好きになった、と言う随分単純な好きになり方をした物だが、別に今は違う。
俺は他の可愛い女の子も随分と見たし、又、そう言う子とつきあったりもした。
沙樹の素顔が可愛いのはもう知っていたし。
だからその時俺はこいつの素顔を随分と客観的に見た。
こいつ、すぐ男なんて出来るんだろうな、と。
今は多分俺を好きでも、俺がこいつを振ったら、多分すぐ別の男が寄って来る。
こんなにも綺麗で、それを他の男がずっと気付かない訳は無い。
磨かれて無いだけで、もう身体も気持ちも女だ。
しばらくは俺を吹っ切れないだろうが、それでも振った俺をずっと好きな訳は無い。
俺がこいつとつきあわなかったら、いつか他の男の物になる。
俺はただ、それが嫌だった。物凄く、許せなかった。
俺以外の男に笑いかけるのも照れるのも恥ずかしがるのも心配するのも怒るのも喧嘩するのも。
顔だけで寄ってくる様な、本当のこいつの事を何も知らないしょーもない男と
キスをするのも抱かれるのも全部。
考えるだけでイラついて、仮定の話でもう許せなかった。
ベランダ越しに話す物理的距離が、そのままこいつとの縮まない距離になるのが嫌だった。
だから俺が、つきあった。
「・・・、司。あんたやっぱ今日、へん。」
キスの後、沙樹が俺の頬を両手で包んで俺を見る。あたたかい。
目の前の、綺麗だが、昔からとてもよく知ってる目が、俺の目を見る。
「あんたフェミニストだから、いくら相手が私でも、こんな強引にしないでしょ。」
うん、そう。
いくら遠慮の無い沙樹相手でも、こんなキスもまだちゃんと出来ない様な女を抱こうなんて、
いかれてる。…普段の俺なら、しない。絶対。
「・・・どうしたの」
沙樹の、心配する様な優しい声が降って来る。沙樹は、キツい。
本当吃驚する位俺にキツい事も言うが、それは俺が元気な時だ。
俺が参ってたり落ち込んでたりする時も沙樹は気付く。
絶対に気付いて、そう言う時は優しくする。狡い。
そういうのの積み重ねで俺の方が離せなくなった。
沙樹は俺の両頬を撫でて、俺の目を見て言うのを待っている。
言えるか。
お前多分、大学行ったら見違える様に綺麗になるタイプだ。
今は制服だから埋もれてるけど、大学行ったら眼鏡も止めるだろうし私服だしスタイルもいい。
欲目の杞憂に終わればどんだけいいか。
いくら地味でも、そう言うのが好きな男は絶対数居るし、
沙樹は本当は地味な男と気も相性も合うんだろう。
俺は沙樹と同じ大学には行けない。
…そう言う半年後が、具体的になるにつれてじりじりと不安になって、
何だか辛くなってきて、キスしかしてない関係を何とかしたくなった。
多分俺は無意識に漠然と、焦ってた。
-------そんな事、恥ずかしくて言えるか。先走り過ぎてるし、照れくさい。
「・・・その、」
全部は言えないが、何か説明しなくては、沙樹を心配させている。
でも、照れたので目が泳いでしまった。
「大学別れるし…、そのヤっとかないと浮気されないかな、と…」
あれ。照れたので、いつもならつける嘘が上手くつけなかった。
何だ、今のヘタレ感満載な本音は。
「・・・。」
沙樹は俺の下で固まっている。笑われるか、怒られるかと思い、身構える。
もし逆の立場で俺が同じ事言われたら、笑うか怒る。…こんなヘタレな。
「…今の無し。忘れろ。えーと…」
別の言い訳を考え始めたが、うっかり動揺してしまって、上手い嘘が出てこない。
沙樹は怪訝な顔をしている。
「…?何今の。全然意味が分かんなかった。」
…沙樹の反応は笑うでも怒るでも無かった。(それ以前の問題だ)
やはり沙樹は俺には予測し辛い。
「…んー、ま、でも分かるわよ。司、多分変化が不安なんでしょ。」
しばらく沙樹は、今の俺の言葉を振り返って反芻して(しなくて良いのに)、再び口を開いた。
沙樹なりに答えをくれる様だ。
…そう言われて見れば、その一言で纏まる気もする。やっぱこいつ頭いいな。
「私もそうだし。」
そうなのか。
雑念も葛藤も多い受験生は俺だけでは無い様らしい。
こいつは割といつも淡々としているので、正直意外だ。
沙樹は俺の纏まっていなかった漠然とした不安を、分かり易く単純な言葉で纏め上げる。
それが別に不快で無いのは沙樹だからだと思う。
「…まぁ、でも別に、大丈夫よ。多分だけど。
10年一緒に居てお互い変わったのに、ずっと仲良かったし。」
仲、良かったかなぁ。喧嘩ばっかしてた気もするが。
でも、確かに小、中、高と特に変わらずベランダ越しに呼びかけたり呼びかけられたり
要らない菓子やったりゲームの貸し借りしたり、無駄に行き来は多かった。
「高校別なのにつきあって無い頃から、別にほぼ毎日喋ってたし」
んー、言われてみるとやっぱ概ね仲いいのかな、俺ら。何か3日喋んないと気持ち悪いんだよな。
沙樹もたまに俺の得意科目教えろって合図で壁殴ってくるし。
「ま、だから多分、大丈夫よ。経験から来る憶測だけど。」
沙樹は、沙樹らしく理屈っぽくそんな様な事を、何でも無い風に言った。
俺の頬を撫でながら、照れるでも無く素で。
でも、先の事なんて分からないし、今までが大丈夫だったからと言って、
これからも変わっても大丈夫なんて保障は何処にも無い。
…まぁ、だったら乗っかったモン勝ちなのか。
と試しに沙樹の言う事を素直に受け入れてみたら、随分と気持ちが楽になった。
目の前の乗せたおでこに、ぐりぐりと自分のおでこを擦り合わせる。
あ、うん。…凄いな、沙樹。
ついでに目の前の女に全身でぎゅーと抱きついた。沙樹の腕が背中に回されぽんぽんとされた。
「…じゃ、今日はこれ迄って事で。」
俺の俺らしくなさを解決して終わったと思ったのか、俺にベッドでぎゅうと抱きしめられながら、
俺の腕からもぞもぞ抜けようとする。
「いやいや沙樹ちゃん、根本的にお前が俺に慣れた方がいいってのは変わってない。」
更にぎゅーと抱きしめる。気が抜けた安心感からか、さっきよりも体温も柔らかさも余計感じる。
「だ か らっ!早いって言ってるでしょ!私には、まだ、早、いっ…!!」
俺の体重を押しのけようと、両手で俺を押す。その手を引っ込めようとこっちも掴む。
「お前っ…!コレで止めろって俺がかわいそうだろ…!?」
俺を自身の上から押しのけたい沙樹と、押し倒していたい俺で両手で押し合う。
「そんなん知るかっ!もう十分触ったでしょっ…!」
「せめてもーちょっとおっぱい揉ませろと…!」
「断る。」
きっぱりざっくり斬って捨てられているが、それでも俺はめげない。
お互いの両手で押し合ってるので、さっきから隠せない胸がワンピースと下着の間から
ちらちら見えてるのが、たまらん。
俺は押し合ってる両手をぐいと掴んで、そのまま引き上げる。
その動作が予想外だったらしい沙樹は、そのまま俺の真正面を向く形で座らされ、
その後回した両手を胸から回して、後ろから抱きかかえる。
一瞬で、俺に後ろから書き抱えられて半裸でベッドに座らされる形となった沙樹は、
驚いたらしくしばし固まる。その後
「…ちょ…!あんたね!今日私の話聞かな過ぎよ!!」
沙樹の抗議を無視して、両手でその豊かな胸を後ろから揉む。
片手に余るその質感は瑞々しくて、吸い付く様に気持ちがいい。
その感触が気持ちよすぎてやらしくて、物凄く離し難い。
「いー加減にしなさ・・・!」
沙樹は最後迄台詞を言えずに、飲み込んだ。
俺が指でその先端を触ったからだ。優しく、かする様に、でも丹念に擦る。
沙樹の無駄な肉の無い綺麗な首筋のラインを舐め上げる。少し、沙樹の身体が固くなる。
「---------ちょ、駄目だって、ば…」
腕の中の女の抵抗が少し弱まって、感じているのを隠したい様な表情をする。
今は素顔だから、さっきの眼鏡越しよりも表情がよく見える。
もっと触りたくて、好きな様に胸を揉んで、耳の中迄舐める。
「・・・・!、」
身体が、ぴく、と震える。
身体は成熟しかけているのに、精神は幼い、アンバランスな存在に
俺が女の悦びを教えていると思うと、どうしようも無く興奮する。
もう隠す役目を果たしていないシャツワンピを背中から剥いで、ブラを取ってしまう。
沙樹は抵抗したい様だが、緊張もあってか、抵抗の動作が遅い。
表情は真っ赤で怒っているが、俺に好きな様に沙樹の耳も顔も唇も丹念に背中から舐められて、
両胸の膨らみを揉まれるとどうにも上手く抵抗できないらしい。
声を出さない様にもして意識もそちらにも遣っているからだ。
・・出せばいいのに。
右手で沙樹の首の後ろを持って、左手で腰を持ってこちらを向かせて、顎のラインを舌を尖らせて舐める。
「〜〜〜・・・」
震える睫毛、寄せられた両眉、恥ずかしいのか、唇を噛み締めて、声がくぐもっている。
その表情が好きでもっとさせたくて、唇を両胸に落とす。
唇の中で胸の突起を軽く挟んで、舌柔らかい場所で舐める。
その後猫の様に唾液を絡ませながら何度も同じ場所を舐めて、緩く吸う。
「・・・・!、---…っ」
目の前の女の目に涙が滲んで、真っ赤になりながら、首を横に振る。
多分止めろ、と言う意思表示だが、普段滅茶苦茶クールで冷ややかな沙樹の仕草だと思うと、
何とも言えずかわいいので止めない。
左手でもう片側の胸を触って、薬指と中指の間で突起を挟む様にして揉む。
舌を尖らせて、少し強めに先端を刺激する。
「 ・・・・っ、ン、もう、や…、つ かさ、」
左手で、声の出そうになる唇を覆って、右手でやや向かい合った俺の方を押そうとする。
だが、力が入らないのか、緩い抵抗過ぎて余計俺を煽っている。
沙樹の身体を支える右手はそのままに、左手をそのまま下へ下ろして身体をなぞって
残ったシャツワンピのボタンを外してしまう。
くびれて締まった薄い腰、薄い青の下着、無駄な肉の無い白い腿が見える。
こいつ、綺麗な身体してるよな。と素で思うと、俺にボタンを外された事に気付いた沙樹が、
脚を寄せてはだけられたワンピースで視界を隠してしまう。
隠されてしまったので、両手で柔らかい胸を揉む。時折指の間で少し固い中心を刺激しながら。
そうしながら、真正面の気持ちよさと恥ずかしさでぐちゃぐちゃの半泣きの沙樹を見て、笑ってキスをする。
俺は、昔から沙樹の泣き顔が好きなのだ。理由は無いし、理屈はない。…ごめんな。
笑いながら心で謝る。泣かせてかわいそうとは、実は思った事が一度も無い。
「・・・ん、…っ、は、ぁ…」
キスで唾液と舌を貪って、その合間に漏れる声がエロい。
キスに夢中になって来たのか沙樹の涙がぽろぽろ頬を濡らして、俺はそれを合間に確認して喜んでいる。
髪と両頬を撫でてから脱がした上半身を滑る様に両手の全部で触る。
そのしっとりとした肌の感触を掌で存分に楽しんで、ゆっくりと又ベッドへ押し倒す。
胸をなぞって、脇腹、腰で止まったシャツワンピだった物を外して、沙樹の身体の下から抜く。
理性が緩んで、キスと行為に夢中になって来た様で、先ほど迄の抵抗が無く、俺のシャツを緩く掴む。
腰をなぞっていた手を下着にすべらせて、その両脚の中心を軽くなぞる。
びく、と沙樹の身体が震えて、俺と密着した体と唇に動揺を伝える。
「・・・自分にはまだ早いって言う割に、凄い濡れてんじゃん。」
キスの合間にからかうと、脚を閉じて両手で俺の手をそこから外そうとする。
だが、それよりも前に俺は脚の間に自分の脚を入れてしまっていて、閉じさせない。
「…ん、もっ…もう駄目!・・・-ぁ、や、だ、め…っなの、っ・・・終わり…っ--!」
沙樹が何か言おうとする度に俺が胸と脚の間を撫でて、耳に舌を入れて、邪魔をする。
…所でこいつ敏感だよな。天然にエロ過ぎて、もっと触りたいのにこっちも困る。
声聞いてると、いきそう。
「お、お願いされたの…っ、触らせる迄で、しょっ…!だからここ迄っ…!終わりっ…!」
しまった。犯らせてって言えば良かった。そしたら多分断られたが。
言った時は確かに触るだけで終わるつもりだったんだが。
…さっきのお願いの仕方をひっそり悔やみつつ言う。
「駄目、まだ奥、触って無いし。」
と耳元で囁いて、まだそのスジを縦になぞる。
〜〜〜〜〜・・・!いつもなら俺に言い含められる沙樹では無いが、どうもこの状況に上手く頭が働かないらしい。
俺に両手でしがみついて、震えながら腰から来る甘い快感に耐えている。
下着の横の隙間から指を入れて直に、濡れた肉の感触を撫で上げる。
指に絡みつくベトベトした堅く閉じられたスジの感触が、興奮する。
俺は身体を離して、沙樹の身体の全身を見る。
沙樹の快感に緩んで恥ずかしがる泣き顔、くっきりとしたラインの首すじ、
豊かで形のいい白い胸、引き締まった腰、普段隠して滅多に見せない脚線の美しさ。
それがの全てが俺に触られて、暴かれて、余す所無く見られて、初めての性感にはしたなく乱れている。
--------エロい女だなぁ。
俺は何の感慨も無く普通に思った。顔が綺麗な事は知っていた。
だが、こんなイイ身体で、こんな敏感に反応して、こんなやらしい声を上げる女だと今日知った。
それを、俺だけが知っていて俺だけが独占できると言う事象に、どうしようも無くエロい気分になる。
両手で下着に手を掛けて脱がそうとすると、女の両手が止めてきた。
「駄目だって、言ってるでしょっ…!も、やだっ…!」
俺が無言で下着を引っ張ると、腰に留めようとする手が抵抗してきて、下着が引っ張られる。
その下着隙間から、女のぷっくらした肉の、やらしい部分がチラチラ見える。…止めろ。余計エロい。
目の前の処女故に何がどうエロいのか全然分かって無い天然を、
マトモに相手しても無駄だと悟った俺は、沙樹に手で目隠しをしてとっとと下着を取り外してしまう。
それから、落ち着かせる様に唇を舐める。
キスをしながら下腹部につ、と手を伸ばして茂みの奥の肉付いたそこに指を這わせて、線をじかになぞる。
誰も受け入れた事の無いそこは、ただの線の様に境目が閉じられていて、ベトベトに濡れている。
何度か線の上を前後していると、そのぬめりに助けられつるんと中に指が入る。
「・・・!」
沙樹は、そんな所に俺の指が入っている事自体にひどく動揺している。
俺は指ですらいやらしく絡みつく狭いそこに物凄く興奮している。
が、流石に、嫌がる沙樹を無理にここ迄押しておいて、最後するなんて。
したい。物凄くしたい。が、…できない。
ここで沙樹の気持ちを無視して処女を奪ってしまったら、何がどうとかより、嫌われる。
ほぼ間違い無く、流石に嫌われる。
こんな断腸の思いで止めなければならない前にとっとと沙樹の希望通り止めれば良かったんだが、
こー沙樹がいちいち可愛いので手が止まらなかった。
意思の弱い自分を今更俺は後悔している。遅い。
嫌われるのは物凄く困るので、止めなければならない。
…ここで止めるのはもう、そーとー辛いが、俺のぎんぎんに興奮した下腹部が泣いてるが、
この位で止めとこう。と理性が言う。
…が、やっぱり指が止まらない。
指が一本泡立つ様に狭い中を前後して、入り口迄引く
「…や、も、抜いて…、」
か細い声で、羞恥に耐える声がする。中が圧迫されて俺の指を押し出そうとする。
その肉の蠢きもその台詞も、俺の興奮をかえって煽っている。その声にくらっとする。
熱に浮かされた様に2本目を緩く添えて、優しく入り口で前後に動かすと、
ぐちょぐちょに濡れた狭いそこは、本人の意思とは逆にやらしく迎え入れる。
・・・た、と声がする。流石に、痛いらしい。ああ、止めなきゃ。
…葛藤が葛藤にならず、…後、少しだけ、と熱に浮かされた様に頭の隅で思い、
2本の指を上下に添えて少し拡げる。そこを、軽く押し開く。
「・・・ふ、ああ…っ…ン …!」
沙樹の堪らなく淫らな声が部屋に響く。ああ、コレ感じるのか、と思うと、
もうずっと熱い自分の下腹部の熱で理性がやばくなってくる。
しばらく2本の指で内部の壁を擦って、それから又中を拡げる。
「…あ、ン…も,…ぉやだ …ぁ」
びくびく震えながら、涙を流して俺にやらしい表情を見せながら俺に哀願する。
左手で身体中まさぐって、あんまりやらしいので胸をいじる手も止まらない。
・・・指を3本に増やして、蜜口を撫でた。
がちゃ、
と遠く、玄関の方で開く音と人の複数人の気配がする。
「沙樹―?居るのー?」
と沙樹の母親の声が聞こえる。
沙樹の両親が帰ってきた様だ。
…そんなに長い時間こんな事してたのか、と思い部屋の時計を見ると、もう夕方と言っていい時間だった。
帰ってくるのは夜の予定だった筈だが、少し早まった様だ。
とんとんとん…と玄関の方から沙樹の部屋へ向かってくる足音がする。
因みに沙樹は全裸で、俺はシャツとパンツと言う服装を脱いではいないが、
ベッドの上で全裸の幼馴染の女を組み敷いている。
どっからどう見ても不純な異性交遊だ。実際そうだし。
「沙樹?居るの?」
沙樹の母親が、この部屋のドアを開けようとする。
ガチッ
沙樹の母親はドアを開けようとした。
が、鍵が掛かっていて開かない。
さっき俺が閉めた。
沙樹は頭が真っ白になっていた様で、すっかり固まっていたが、急に我に返った様だ。
「…うん、居る…よ」
辛うじて返事をする。緊張からか、声が固い。
「今日、司君とデートじゃなかったの?」
「うん、…今日具合悪くて、早めに帰らせて貰ったの。」
物凄い堅い声と表情だが、付け焼刃にしてはちゃんとした言い訳を言っている。
今必死でぐるぐる言い訳のつじつまを考えているのだろう。
俺はともかく、沙樹の性格上こんな場面を親に見られたら、死ぬ。
こんな、やらしい、男に抱かれる寸前の。
「…風邪っぽくて…薬もう飲んじゃったから、夕飯もいいよ。…ちょっと…寝たい…」
沙樹の母親は、ドアの向こう側からこちらの事を、パジャマ姿でベッドに伏せる娘の姿を思い描いているのだろう。
が、本当は。沙樹は全裸で、隣に住む彼氏に組み敷かれている。
ドアの外の日常と目の前の非日常がひどく魅惑的で、興奮した。
ベッドの上で何も隠す物が無く、その肢体の全部を、俺に見られてる沙樹。
「朝は何とも無かったのに?冷えたのかしら」
沙樹の母親の声を聞きながら、沙樹のキレーな脚を抱かえた。ごめんねおばさん。俺仲いーのに。
ぬらついたやらしい花びらを指で触って、ひくつくそこを目前で見る。
音がしない様にそっと舌を出して、舐める。
「!…う…ん、風邪みたい…。」
沙樹の身体が反応して、びく、と揺れる。舌をもう少し奥迄入れると、又密が溢れた。
むせかえる女の匂いと淫らな粘液の味に、頭が煮える様に熱くなった。
止まらなくて、舌を尖らせて奥を。内壁を回す様に舐める。
「・・・!」
沙樹が、声にならない様に口を塞ぐ。
「そう?具合良くなったら起きてらっしゃい?おかゆ作っとくから」
「…、う、…ン、うん、ありがと…」
それだけをようやく、ようやく口にして返事をすると、ドアの外の気配は
3部屋向こうのリビングへ向けてパタパタと消えていった。
これで少し位の音は気付かれないと悟った俺は、舌でそこを好きな様に愛撫する。
ぐちょぐちょと恥ずかしい蜜で溢れたそこを音を立てて舌で掻き混ぜる。
好きな様に舐めて狭いそこを拡げて、泡立つ程かき混ぜる。
入り口の上にある、小さな突起も舌で可愛がる。周りを撫でる様に舐めて、ゆるく唇で噛む。
犬の様にぺろぺろ舐める。
俺に真正面から高く両脚を抱えられて、その間を男に存分に舐められる。
そんな信じられない様なあられも無い格好をさせられて、俺の舌をそこに受け入れさせられている沙樹は、
身体をびくびく揺らして顔を真っ赤にして、快感に泣きながら声が漏れない様に必死だ。
声が出せなくて余計感じるのか、細い身体が弓なりにしなる。
ドアを挟んだ3部屋向こうには何も知らない親が居る。
「---------ん、んん、ん、------!-----ッ !、」
小声で、泣きながら(怒りながら)必死に俺を引き剥がそうとする。
その間にも快感で身体がびくびくと揺れる。
でも駄目、ごめん沙樹。さっきの俺にあんな事されながら、声だけで嘘をついた沙樹がやらし過ぎた。
興奮し過ぎて我慢できない。俺は、再びそこをぐちょぐちょと音をさせながら、指で掻き混ぜる。
もうすっかり怒張して苦しかった自身を、ズボンから解放した。
*************
途中迄(一応)理性があった筈の俺だが、沙樹のエロさは目の毒過ぎた。
ギャップが俺のツボを突き過ぎて、たまらなさ過ぎた。
色々ネジが飛んで、物凄い本能のみになった俺は、同じ家に家族が居るのについ。
つい最後迄してしまった。(そんなにトんでたが、避妊はした。)
どうやったのか、何で気付かれなかったのか最早分からないが、最後迄した後、
沙樹は無言で俺の腹を蹴って、シーツを身体に巻きつけたまま何度も蹴ってベランダから無言で俺を叩き出した。
その後窓の鍵を閉められ、カーテンを閉められた。
…まぁ本気でキレられて当然だわな。
そしてその翌日から全く口をきいてくれなかった。
翌朝、登校途中で顔を合わせれば無言で物凄い圧力で睨まれた。
その後全無視だった。
変な歩き方だったので、そっと腰をさすったら全力で殴られた。
分かってたが、やばい程怒っている。
…自分が悪いのは分かっていたので、とにかく謝ろうと、
ベランダ越しに声を掛けたり登校途中で声を掛けるが、丸無視だ。
電話しても居留守を使われる。(隣だからそれも丸聞こえだ。)
…今更誰にも信じて貰えないだろうが、俺もまさかそんな同意の無いまま
生真面目女の処女を奪うつもりは、本当に無かった。
説得力は皆無だろうが、そこ迄する気は本気で無かった。
下心はあったが、同意が出ればラッキーと思った程度で、基本は触りたかっただけだ。
ただ沙樹が俺の予想以上にエロ過ぎた。言い訳にならないが。
ついうっかり性欲に負けた自分を、今更本気で反省してみても、物凄く遅い。
…まぁ…いつか…怒りも…収まるかな…、と内心焦りながら取り付く島が無いので、
相手に切っ掛けが出来るのを待っていたら、2週間、3週間…
とまるで口をきいてくれないまま月日が長れていく。
…やばい。本気で嫌われた?
だんだん本気で焦って来た。喧嘩は今までにも何度もしたが、こんなに長いのは初めてかもしれない。
今迄の喧嘩のパターンなら大概どちらとも無くベランダ越しに話し掛けて仲直りだ。
と言うか今回は今までの喧嘩とは比べ物にならん位、結構ヒドい事をした。
つきあってるとは言え処女の貞操奪った訳だし。
レイプでは無いと信じたいが、そんなの俺の男の希望的観測だ。
沙樹的にはレイプだったらどうしよう…。本当に嫌われてたら。
どんどん思考が悪い方へ行く。
何で俺はいつもやってから後悔するパターンなんだ…!
どうしよう。本気で嫌われたら俺は多分泣く…!ってかあんまり生きていける気がしない…!
とうとう4週間目の日曜日になった。
俺は受験生らしく今日は丸一日自宅で勉強する予定だが、沙樹が気になって全然勉強に身が入らない。
正直、今は受験よりも沙樹だ。胃が…痛くなってきた…。俺、何でこんな馬鹿なんだろう…。
もう1ヶ月も口利いて貰えない。俺、沙樹と3日口聞かないと気持ち悪いんだって。
…と言うか、沙樹の中でお付き合い自体が終了してたらどうしよう。
何せあれからコミュニケーション不足なので、悪い思考が、ぐるぐる同じ所を回る。
しかも螺旋階段を下りる様に、マイナス方向に行く。
悶々とした思考が止まらない。
よし。
覚悟を決めて机から立ち上がった。
…もう一回全力で謝ろう。
物凄い弱気な決意を固めて、からからと窓を開けてベランダに出ると、沙樹が居た。
顔をちゃんと見るのすら1ヶ月ぶりだ。
今日は秋晴れの気持ちのいい晴天で、空の青さが、受験生には久々で、
俺はそれを感じる精神状態では全然無いが、空気自体は気持ちが良かった。
…あー、久しぶりの沙樹だ。俺は謝る事を忘れて、少し見とれた。
顔を見れたのが素直に嬉しかった。
柔らかく風になびく短い茶色の髪と、牛乳瓶眼鏡、水色のはんてんを着て、
スエットの上下、スリッパ、どっから見ても家着だ。
少し髪が伸びた気がする。表情は無表情な様に見えるが、険しくも見える。
それでも俺は、沙樹の顔を久しぶりに見て、とても落ちつく様な。
まだ全然許して貰ってないのに、顔を見ただけで自分の中のモヤモヤが
柔らかな空気に変わるのを感じる。無条件に眠くなる様な。…何だろな、これ。
「・・・反省した?」
「・・・。」
久しぶりに沙樹の声を聞いた。久しぶりに聞くと、綺麗な声なんだな、と気付く。
そんな声を聞いて俺はまだ尚、こんな地味で色気の無い女を、裸に剥いて、
全身舐めて、あんなやらしい事を一杯した事を思い出して、興奮しかけた。
処女を奪った時の、あの困惑した泣き顔と、痛がる小さい声。
ベドベトに絡みつくやらしい中の感触、舐めた汗の味をまざまざと思い出す。
あんなに沙樹を全力で怒らせて、傷をつけておいて、まだこんな事を考える自分に、うんざりする。
男の本音はどろどろで救いが無いので、沙樹は知らなくていいと思う。
「あんまり、してない。」
苦笑しながら嘘を答えた。
ぴしゃん。
ベランダの扉を閉められ鍵も閉められた。
「わああああ!ごめん!ごめんなさい沙樹ちゃんっ!今の嘘っ!
今後沙樹さんの同意を得なければ指一本一切触りません!
本当は超反省したっての!ごめんなさい!!ってかもーいい加減口きいてくれ!!」
物凄い情けない事を言いながら全力で謝る。反省は本当にしている。
いくら俺がしたかったと言っても、それで沙樹を失ったら意味が無い。
その恐怖をこの1月存分に味わった。
怖くて本当に沙樹の同意が無ければ、多分俺はもう触れない。
そしてもうそろそろ口きいて欲しい。話せないのが地味に一番辛い。
どーも(沙樹もだが)俺もツンデレ気味な様で、沙樹の前でいまいち素直になれない。
カラカラとベランダの窓が又開いた。
「・・・はんせーした?」
「した。しました。心から。」
天の岩戸が又閉まっては堪らないので、今度は素直に謝る。
俺が悪いのは分かってる。本当に。
「…身体、大丈夫かよ。」
お互いの家のベランダの一番近い所に迄寄って話し掛ける。
前に見た歩き方が変だったので、気になっていた。
「…痛かったに決まってるじゃない。体育最悪だったわよ。出席したけど。」
「腰さすってやるよ。」
「遅い。それにもう痛く無いわよ。痛かったのは最初の5日位よ。」
腰をさするにはもう遅いらしいので、ベランダ越しに手を伸ばして頭を撫でた。
子供扱いされていると思うのか、沙樹は俺に頭を撫でられるのは嫌がるが、
今日は久々だからなのか、不満げな表情ながら黙って撫でられている。
「…相手、俺じゃ嫌だった?」
ちょっとびくびくしながら聞いてみる。沙樹は俺の手を頭に乗っけながら
「…相手と言うより…場所が…。」
と素で返して来た。
「ですよね。」
とりあえず、相手は俺で良かったらしい。良かった。
「…許してくれる?」
許してくれて無かったら、もう一回謝ろう。沙樹に対してどーも俺は情けない。惚れた弱みだ。
「…あんた許すと調子乗りそうだし」
「良かった…。結構どきどきしたぜ。」
「聞けよ。」
沙樹は不満気だが、声音で分かる。あー良かった、と思いまだ頭を撫でる。
「…今までも色々喧嘩したり怒らせたりしたけど、つきあいが続いてるのは
俺の顔が格好いいだからだよな。つくづく顔が良くて良かったぜ…。」
「…はぁ?」
人生顔で乗り切っている俺が何気なく素で言った一言に、怪訝な表情と言葉で返される。
「何言ってんのよ。私、顔が男の評価に影響しないわよ。
顔で男好きになった事なんて無いし。メンクイじゃ無いもの。
美形は面倒臭いから嫌いよ。」
沙樹の俺の人生と相対する予想外の意見に、ちょっと固まった。
因みに俺は俺の顔の格好よさは、俺のアイデンティティにおいて結構な割合を占めている。
他人に何と思われようがかまわない。俺の価値の大部分は顔の良さだ。
「あんたみたいにチヤホヤされて育ってるのばっかだから、性格軟弱な奴多そうだし
ライバルは多いし浮気の心配は普通以上にしなくちゃいけないし誘惑も多いし、
その心配をつきあってる間延々にしなきゃいけないのよ。
総合的に見て、顔がいい男なんて女の損の方が多いわよ。別に美形が好みじゃないし。
無駄にストレスの多い恋愛しなきゃいけないじゃない。美形相手になんて。」
多分に偏見は多い物の、沙樹は何処までも合理的だった。俺の予想以上に。
正直、俺はちょっとびっくりしている。そうなんだ。
「…沙樹的に俺って美形?」
勿論俺的には俺は美形だと思っている。
沙樹は己の失言に今気付いた様で、「しまった」、と言う顔をしている。
「・・・ふん」
少し、間があって、目の前の女は答えなかった。
「俺は?」
「…。」
「ねぇ、俺って沙樹から見て美形?」
「…だから『本来は』って、言ってるでしょ。」
ち、と舌打ちをして、目の前のはんてん着たメガネ女はぼそぼそと答えた。
顔を紅くして、そっぽを向く。
分かってて聞いたが、言わせて嬉しいので、ちょっと笑う。
顔じゃ無い所でも好かれてるとは、正直意外だ。
俺、基本顔中心で女に好かれて来たから。
今日はとてもからっとした秋晴れで、うちのベランダからはその気持ちのいい空が、少しだけ近い。
気が合わなくて相性悪くて性格キツくて意地っ張りであまのじゃくでも
怒らすとすげー怖くても、彼氏の前で平気ではんてん着る眼鏡女でも。
苦笑する。あきらめた。
俺も、お前がいちばんかわいいよ。
気持ち悪い程ラブでw失礼しました。
続編の「エンゲージ」(探しても無くて)読んでないので、何か覆る様な設定出てたらすいません。
投下させて貰って有難うございました。
444 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 03:03:36 ID:L/7E/qRa
GJ!
懐かしいなぁー
サキかわいいね。
445 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 17:27:12 ID:fEVQwvC7
裸足でバラを踏め
蒼×純…誰かお願いします〜!どぅしても読んでみたい!!今、本誌では休載中なので余計に!!!
森薫の乙嫁語りはスレ違い?
あと西炯子の娚の一生とか。
447 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 17:56:57 ID:fEVQwvC7
裸バラ〜!
448 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 19:08:02 ID:Iu8mMO8K
自分で書け
449 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 20:26:52 ID:fEVQwvC7
>>424 作者様GJです!!
すごく良いものを読まさせていただきましたー!
心理描写がお上手で感激しました。司が可愛いすぎる!!
沙樹目線でも読んでみたいと思ってしまいました‥
ありがとうございました。
453 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:36:23 ID:ROH2IVg8
星の瞳良かった!GJ
読み直したくなったよ。
懐かし漫画いいね。
ぼく地球とかも見たいな
星の瞳GJ!
しかし自業自得でもあるが
2回目のコトを致すのに四苦八苦しそうだな司w
連載終了した漫画だが読みたいやつがある
しゃにむにGOのルゥイ×魔子
須賀しのぶ作品のエロパロが読みたい
須賀しのぶはキルゾーンシリーズしか読んだことないけど
あれは主人公が過去輪姦されてたり
女性仕官が敵に輪姦されたりと
舞台が戦場だからエロ要素は満載だったな。
ただ、女性が強いのでそれを分かりやすく引きずるような感じではなかったけど。
>>450 一巻最後の寸止めワロタw
椎名チカの少女の時間もアリだと思うよ
須賀しのぶ
ミュカ×カリエどなたか・・・
サルベーンはエロかった
須賀しのぶのキャラ萌えるよね
ミュカ×カリエいいよね
正直一番好き
>>456 キルゾーン一巻だけ読んだ記憶があるんだけどそんな描写あったっけ!?
ちょっくら全巻買ってくる!ありがとう!!
須賀しのぶは少女小説としての最後の一線を2歩ほど踏み超えている気がする
そこが面白いんだけど
最近「町でうわさの天狗の子」に嵌まったところなんで、もしやとここに来たら、あった〜
亀だけど激しくGJ!
465 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:30:03 ID:ne38yIcy
ここで紹介されてたから読んでみたけど
娚の一生面白いね
妄想膨らむわ
>>465 なんと次回で最終回らしい
もっともっと萌えていたかった
>>463 作品読んでてあぁこの作家さんは軍マニアなんだなとはっきり分かる少女小説家なんてこの人くらいだw
しかし、踏み超え続けてついに少女小説卒業みたいだけどねー
最新作の芙蓉千里も面白いよね
アンゲルゼも面白いと思う
成長したもーちゃん×ヒナの再会後とかで妄想したいが、
その場合のヒナの容姿が分からん
もう人型とれないのか、とれても年はとってなくてロリになるのか、
アンゲ型で・・・となるのか
須賀しのぶの男性キャラにはえも言われぬ色気がある。
471 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 08:07:19 ID:RN0PjZJE
保守
杉本亜未作品のエロパロ読んでみたいな
でも男性向けか
ストロボエッジ
蓮×仁菜子
希望はココでいいですか?
どうぞ!
身代わり伯爵シリーズのリヒャルト×ミレーユ希望
>>474 どうも!
じゃあもっと書いてしまおう
>>473の他にも
安堂×仁菜子
大樹×さゆ
蓮×まゆか
裕×さゆ
大樹×仁菜子
蓮、安堂、仁菜子の3人で
等、なんでも嬉しいです
あとこのスレで以前星の瞳のシルエットもの読めたのも嬉しかった!
希望するのはいいんだが、リクエストをかなえてもらうスレではないぞw
478 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 20:41:58 ID:jpqEv5aA
欲張りな娘ですなぁ
新刊読んで萌えたのが、「聖鐘の乙女」シリーズのサリアン×アティ
ふたりきりになるつもりなんですかー!?といろいろ悶えたのでこの二人でぜひ読んでみたい!
何でもいいから読みたい
ちょっと古いけど椎名軽穂のCRAZY FOR YOUのエロパロが読みたい
ものすごい亀だけど星の瞳。
なつかしい!gj!
最初、司がものすげえ上から目線だな!
とか思ってたけど、
最後まで読んだら、結局ベタ惚れだったね。
沙樹ちゃんもえらいかわいかった。
読み返したくなったよー!
ふしぎ遊戯玄武開伝で女宿×多喜子にめっちゃときめいた!
9巻いいところで終わっているが、エロパロ的にはぜひやってほしいw
魔法使いの娘
新シリーズに入って、前シリーズの引きから考えると、初音と兵吾は
恋人同士になってるんじゃないかと思うんだけど、2人の初エチーは
どんな風になるんだろうと妄想してしまう
初音も兵吾も普段の力関係のままで「痛い痛い下手くそ!」と悪態をつく初音に
ごめんと謝っちゃう兵吾でもいいし、逆に初音が超初心で、恥ずかしがって
声を押し殺しちゃうのに対してイケイケで言葉責めしちゃうくらいの
兵吾なんてもいいよなぁとかw
兵吾って結構遊んでそうだからテクニシャンだったりするのかな
>484
どんな間柄になろうがドレイと女主人の上下関係であってほしいw
パパの呪文がなくなっても初音ちゃんに逆らえない兵吾、萌える
あと、隙あらば兵吾をのっとって娘の恋路(?)をじゃましようとする
ヤンキー父ちゃんと戦っているうちに初音ちゃんの能力がめちゃくちゃ
あがっていくのもアリかも……ww
>>483 確かに気になるってか萌えるんでやってほしいところだよな・・・
そして再開してほしい・・・
保守
森ゆきえ作品スレ落ちちゃったのか
黒っち×めだか(十年後設定)と四ッ谷兄×寿々子が読みたい
ごくり・・・
少女小説かどうか判断つかんが
「ミミズクと夜の王」のフクロウ×ミミズク
エロ的な意味も含むが単純にこの2人のほのぼの話読みたい
そういえば、
悪魔の花嫁のエロパロって読んだことないなあ…
デイモス×美奈子を読んでみたい
保守
先生!はココでおk?
伊藤先生と島田響の。
過去スレで作品がもしあったら読みたい!
保守上げ
…しつつも最近少女漫画読んで無いから
リクのしようが無いわ。
495 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 18:49:49 ID:ICwmlGVI
上がって無かった。
496 :
名無しさん:2010/06/20(日) 09:13:08 ID:x4Ef0rAj
「やじきた学園道中記」(市東亮子 秋田書店)、さいきん再開したんだよね。
過去スレの小鉄×キタさん小説は神だった・・・・
ということで、「やじきた」話が読みたい。
>496
小鉄×キタさんよかったなあ
時々、倉庫で読み返すよ
少女漫画読んでないこともないが、エロを読みたいのは思いつかないな
となりの怪物くんのヤマケン×雫が読みたい…!
文才皆無な自分を恨むわ。
高橋美由紀
天を見つめて地の底で
って需要ある?
誰も知らなそうだけど。
この漫画この板なのかも分からないんだけど。
(無性の人外が出てくる漫画)
>>496-497 さっき本屋に行ったら番外編が平積みになっていた。
復活してからは買ってなかったんだけど
昭和仕立てに負けた
やじきた
超絶つまんなかった
なんでこんな話描いたんだろう
502 :
名無しさん:2010/06/25(金) 14:22:53 ID:xnP9wP9k
>>501 ・・・・・同意。
子どものころから大好きで
何度も引越ししたけど唯一いちども捨てなかった漫画(1〜22巻)なだけに
今回の出来は悲しい・・・・
503 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 08:08:40 ID:HKw+VhYK
test
漫画の感想なら本スレに書け
ネガキャンイラネ
保守
ネガキャンイラネ
>>496>>497 過去スレの小鉄×キタに惚れてるのは私だけじゃなかったと知ってなんか嬉しいw
イタズラなkissの入江×琴子が読みたいと思って倉庫探したんだけど、予想外に作品少なくてがっくり+驚いた。
補完できるほど詳しくないのが悔しい…誰か書いてはくれないでしょうかorz
>>496>>497>>507 やじきたのエロパロだと、制服設定の場合
どんな制服だったのか妙に気になってしまう
セーラーよりはブレザー+ブラウスのほうが脱がせやすいかなぁとかw
いま連載中の制服はお嬢さまっぽくて好きなので
過去の小鉄×キタも、そんな感じで想像してみた
>>498 超亀レスだけど、わたしも見たい。なかなかこの作品の二次ないんだよなあ
今日、姫ちゃんのリボンの二人のその後、ちょっとエロい感じの夢を見た。何故いまさら……
>>510 私もファンじゃなかったのに姫ちゃんのリボンの長編を夢に見たことあるわ…
姫ちゃんが大地を差し置いて、当て馬にSMっぽくかっさらわれると言う大人向けの内容だったw
ちょw
まあ、普通に大地×姫ちゃんが見たいな
あと最近大人編が出たこどものおもちゃの秋人×紗南とか
こいつらいつごろから関係してたんだろ?
>>512 最終回のときの一時帰国のときに、早速手をだそうとしてたし、電話かかってこなかったらそのまま・・・・だったかもw
>>424 はしょったな! 僕の気持ちを裏切ったな!w
しかし司語り超上手ぇ〜
一緒に沙樹に対して鼻息が荒くなる感覚を味わえましたよ
今更ですが大変GJでした!
いまさらごくせんにはまってしまった。
あんなにしっかりカップルができあがってるんだから当時はさぞ盛り上がったのだろう
と保管庫を探しにきたら一つも作品が無かった…。
専スレも無かったみたいだしあんまり二次流行らなかったのか…
慎ちゃんと久美子のエロな話が読んでみたい…
久々に何か作品が書きたいけど、書き方を忘れてしまったorz
あ〜あの時どうやって案を出したんだ自分・・・
やっぱこう言うのは神が降りてこないとな・・たいした物を書いてもないけど
>>518 わかる。ノってる時はほんの数時間で1本書けたのに、今は何時間考えても書けない
そもそもどうやって書いてたっけ状態だw
同じく大したものは書けないんだけどね。萌えはあるんだけどなぁ
520 :
518:2010/09/29(水) 00:16:39 ID:8ItEHsBl
>519
同志がいて嬉しいよ
ほんとノッてる時って数時間PCと戦っても苦にならないくらい文章がどんどん打てたのに、
今はほんの数行で展開につまる・・
せっかく萌えに火がついても、何も浮かばないのがもどかしいなorz
漫画版完結とリライト発売決定の歓喜にGHのナル麻衣書きたい!と思ったものの、
ナルが難物過ぎて難しい…
冷静に考えると、○能なナルだとまず無理なので、リハビリからはじめるという淡々としたものか、
いっそ霊に取り付かれて無理やりとか、マトモなのが思い浮かばないんだよな…
ゴーストハント好きなんだよな
GH、前にアニメ化したときにスレあったよね
ナル麻衣はひとつかふたつくらいしか投下されなかった気がしたが…
やっぱ難しいんだろうかね?
脇もぼーさん×綾子とかのが書きやすそうではある
いっそ夢の中でネタバレと麻衣とかw
不能の人って性欲自体薄いの?
マイナーで申し訳ない
誰かトッペンカムデンへようこその作品知りませんか?
前にどっかで見たんですがみあたらない…
あと、未だに一度も見たことが無いマイナー少女小説・舞姫恋風伝。
どっかにないもんでしょうか?
上のアドレスで行けなかった、、、
鳥籠の王女と教育係のゼルイークとエルレインが読みたいです。
「俺様」だけが唯一王女に触れられるという頃でも、
(実際は起こらないままのような気がする)生まれ変わったら
見つけて攫って誰もいないところで育て上げる編でも。
528です。
アドレスコピーで行けました。どうもすみませんでした。
海月姫の蔵×月海を誰か・・・・!
531 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 01:13:12 ID:qxXEvV/z
ホシュ
>>530 萌えるのは蔵×月海なんだけど、
ネタ的に面白そうなのは中年童貞×月海なんだよな…
いや妄想タイムが面白くてw
蔵ノ介だって月海の前じゃヘタレ全開だ。
ほしゅ
誰もいない、踊るなら今のうち
アネットと秘密の指輪、リチャード×アネット投下します
最終巻ネタバレを含むので、ネタバレ不可な方は「お嬢様と元執事」をNGにしてください
最後まで投下するつもりですが、途中で急に消えた場合は連投規制かタイミング悪く
規制に巻き込まれたかどっちかのはず。
ゆったりと、規則的な振動が足元から伝わってくる。
波打ち際で見られるものとは違う、もっと大きな水の塊が動く。その力は、歩いている人間さえも
その支配のうちに取り込み、一緒くたにして揺らす。
廊下を抜け、目指す部屋の扉を叩く。返事がないことに軽く眉をひそめ、リチャードは取っ手を
回した。力を入れるまでもなく開く扉の中へ滑り込み、音もなく閂をかけてから、彼はほっと
ちいさく息をついた。
その部屋は、居間と寝室が続き間になっている。本来人を運ぶものではない貿易船は、けれど
金払いのいい客には相応の待遇を用意してくれた。船倉からもっと上のほうにある船室は
想像していたよりもじめじめしていないし、快適に過ごせるだけの家具も揃えてある。
文机に椅子、絨毯の上にはテーブルと長椅子、チェストにクローゼットにひとつだけの寝台――
どれも伯爵邸で使用していたものとは比べ物にならない、質素な造りのものばかり。
それでも彼の妻は、船の中にこんな立派な部屋を作れるなんてと、感嘆に目を丸くしていたものだ。
居間は、灯りを絞ってあった廊下よりも、さらに薄暗かった。テーブルの上に角灯が固定されていて、
光を放つのはそれだけ。窓からは蒼い月光が差し込んでいるが、視界を助けるほどのものではない。
闇に目が慣れるのを待ってから二、三歩進み、そこでようやくリチャードは、妻――アネットの
姿を認識した。
先に寝室に入っていてくれればいいと言ったのに、律儀に待っていたらしい。長椅子の背もたれの
向こう側に見える頭は、こちらを振り向かない。気づいていないのか、寝ているのか、いやそもそも、
部屋に鍵もかけずに一人ぼんやりしていては危険ではないのか。ここはロンドンの屋敷とは
違うのだ。決して治安のいい場所で育ったわけではないのに、彼女は妙に無防備な時がある。
説教すべきか否か考えた末、とりあえず今回は見なかったふりをすることに決めた。夜も更けてから
リチャードがこの部屋の外に出ることは滅多にない。今夜はたまたま所用があったから出ただけだ。
それに、万全を期すなら彼女が寝台に潜り込むところまで確認して部屋を出れば良かったのだ。
次回同じような状況になったときにそうして、ついでに釘も刺しておけばいい。
「アニー」
名前を呼ぶと、アネットは頭だけ動かしてリチャードを見た。ふわっと笑う――が、どうにも
反応が薄いというか鈍い。半分寝ているのかもしれない。
急ぎ足で長椅子の前に回りこむと、果たして彼女は、寝間着の上に毛織の肩掛け一枚を羽織った
恰好で膝を抱えて座っていた。室内履きは脱いで床に置いてある。裾からのぞく裸足の指先が、
やけに白くちいさく見えた。
「おかえりなさい」
「アニー、待っていなくても良かったのに。しかもこんな恰好で……それでは風邪をひいてしまう
でしょう」
「大丈夫よ、寒くなんかないもの。待ってる間、海を見てたの。窓から見える水面がね、
ゆらゆら揺れて綺麗なのよ。特に今夜は満月だから。ほら、リチャードも座って」
以前であれば、アネットは叱責の響きには敏感に反応して身構えていたものだった。それが
気にした様子もなく、それどころか嬉しそうに窓の外を指差す。
だが目の前の光景より何より彼に気がかりなのは妻だった。隣に座り、肩を抱き寄せる。細い身体は
若干冷えているように思えた。体調を崩すほどではない、けれどリチャードに触れて本来の体温を
思い出したか、仔猫のように擦り寄ってくる。
背後から包み込むように抱きしめ、髪に鼻先をうずめ、彼はようやく他の場所へ目を向ける余裕を
取り戻した。
アネットが見入るのも無理はない。水平線から伸びた光の帯は、確かに美しい。ゆらゆらと
自然物ならではの不規則な曲線を描き、蒼と白に角灯の温かい光が重なって生み出される色は、
格別に幻想的だ。
「ね、綺麗でしょう?」
「ええ」
しかし、いつまでもこうしている訳にもいかない。リチャードは再び立ち上がり、仕種でアネットを
促した。もうそろそろ夜半を回る。休まなければ明日に差し支えるだろう。たとえ仕事が
あるわけでもなく、日がな一日海を眺めて過ごしていても問題ない立場ではあっても、だ。
アネットは差し出した手を取らない。相変わらずふわふわと頼りない表情をして――抱きしめても
照れもせず会話を続けられたのは、半分寝ているからに違いない――リチャードの手と顔を、
見比べている。
やがて彼女は、にっこりして腕を差し伸べた。
「あのね、寝室まで連れて行って」
「はい。だから手を……」
「お姫様みたいにね、抱いて運んでいってほしいの。……駄目?」
新手の甘え方をされた。呆然と見下ろす夫の心境に気づいているのかいないのか、上げた両手を
降ろしはしない。
以前であれば、彼女はこんな要求をしなかっただろう。手間をかけること、世話をかけること
すべてが迷惑をかけることに通じているのだと、頑ななまでに思い込んでいたアネットは、
何もかもを一人で片付けたがったものだった。手助けすらさせてくれない、心配など要らない。
その姿勢は賞賛されてしかるべきものだったのかもしれないが、リチャード自身は拒絶されている
ようで辛かった。とうとう自分を抑えられず、彼女を酷く怯えさせてしまったことだってある。
彼女を迷惑に思ったことなどない、むしろ頼られることは嬉しい。愛しているのだから。
想いが通じ合って後も何かと遠慮するアネットに、根気良く同じ言葉を言い聞かせ続けた成果が
これだということだろうか。彼は胸の奥から湧き上がる何かを無理やり飲み込み、笑みを浮かべた。
「仰せのままに、レディ」
妻の身体を、肩掛けごと横抱きに掬い上げる。アネットはちいさく笑い声を上げて
リチャードの首にしがみついた。耳元に唇を寄せ、じゃれ合うように、けれど目線だけは
しっかりと足元を見据えて歩く。肘を使ってなんとか寝室の扉を開き、寝台の上にそっと降ろす。
首に回った腕は解けなかった。彼は靴を脱いでそのままシーツの中に潜り込み、彼女に
覆いかぶさった。独特の光沢を持つ髪を梳き、指先で耳をなぞり、両手のひらで頬を包み込む。
口付けは優しく甘く、それでいて酷く酩酊を誘う。熟れた苺のように赤く染まった唇の間、
規則正しく並ぶ真珠色が見えた。惹かれるままに奥へ奥へと進み、深く吐息を交わしあう。
どれだけ触れても飽き足らない、永遠に触れ続けていることだってきっとできる。
少しずつ熱くなってきている頬を撫でると、肩がびくりと跳ねる。
なんとなく異常を感じて、リチャードは一度唇を離した。
「……目、覚めちゃった」
夢から覚めたような顔でアネットがつぶやく
「…………。やっぱり寝てたのか……」
わかっていたつもりだったがわかりたくなかった。未だ頭の芯に痺れを残したまま、彼はがっくり
肩を落とした。
わかっていた。わかっていた、はずだ。寝ぼけていたから普段よりも甘えん坊だったし、普段よりも
素直に身をゆだねてきた。いや、もちろん妻は彼が抱きしめようとすれば逆らいはしない。
恥ずかしいだけで嫌がっているわけではないからだ。羞恥心を必死に抑えて応えようとする姿は
いじらしくて愛らしくてたまらないが、一方でそろそろ慣れてくれはしまいかと思う自分もいる。
純情も過ぎれば男にとって凶悪だ。無理強いはしたくない、でもこれではいつまで経っても
この先に進めない。ただ抱き合って眠るだけでこの上なく幸せを感じるのは間違いないけれど、
幼い子供ではないのだから。
船旅はもう、予定していた日数の半分を終えた。今のところ航海は順調だそうだから、あと半月も
すれば新大陸に上陸できるだろう。最低限の手配は事前にしてあるとはいえ、暮らしが
落ち着くまでにはきっと時間がかかる。そうなれば、なんというかその、またしばらくお預けに
なることは必至だった。
「アニー」
「え、何……んんっ?」
再び唇を重ねる。もう休まなければと囁いてくる理性を無理やり押しのけて、ただ衝動に従い
口付けを続ける。
混乱はすぐに過ぎ去ったのか、細い腕がリチャードの背中に回された。合わさった唇の
角度が変わるたび、鼻にかかった呻き声が漏れる。頬や額を撫でるごとに、ちいさな手の中の
服地は伸びたりぐしゃぐしゃになったり、忙しなく形を変えた。
やがて彼は、静かに顔を引いた。少し距離をとって見下ろした瞳は、熱に潤んで蕩けきっている。
声は聞こえなかったが、名を呼ばれたのはわかった。目尻に口付けた唇を滑らせ、甘く耳を食む。
同時に肩に添えていた手のひらを、鼓動を確かめられる位置までずらしてそっと押した。
「……!」
途端、アネットは全身を硬直させた。予想していた反応とはいえ、少々切ない。
だが気づかないふりをして、やわらかな部分をまさぐる。リチャードの舌が首筋をなぞり、
鎖骨までたどり着いたところで、彼女は焦ったように彼の肩を押し返そうとした。
「リ、リチャード? あの、何……」
「この状況で、それを訊きますか。まさか、何も知らないわけではないでしょうね」
「しっ……知ってるわよ、馬鹿にしないでったら! そうじゃなくて、あたしが言いたいのは
ちょっと待ってってこと……っ!」
「待たない」
それ以上の反論を許さず、彼は妻の肩口に顔を埋めた。皮膚の薄いところ、太い血管の通っている
場所に唇を押し当てれば、そこを尋常でない速度で血流が通り抜けていっているのがわかる。
指の間では心臓が激しく脈打っているのが伝わってくる、興奮のためかわずかに汗ばんできた
身体からは耐え難く魅惑的な香りが漂ってくる――これで待てと言われて素直に従う男など、
存在するはずがない。
「待たない」
リチャードはもう一度、アネットを見下ろしてきっぱりと告げた。
「あなたはおれの妻だ。夫が妻を求めて悪いことなど何もない。おれはあなたが好きで、あなたは
おれが好きで、これ以上必要なことが他にあるとでも?」
「それは――ない、けど」
わずかな光の中、かすかに見える彼女は、顔を赤くして目を逸らした。
「おれはあなたと、一緒にいると決めたんです。約束はした。誓いも交わした。ただ、このままでは」
いつまで経っても、お嬢様と元執事のままだ。口をついて出かけた言葉を、すんでのところで飲み込む。
身勝手なのはわかっていた。たとえ自分が相手でなくとも、彼女が幸せになれさえすれば
それでいいと思っていた。でも、それは嘘だった。次には、自分のものにできないのなら、
他の誰にも渡したくないと思った。それなら我慢できると思ったのに、やはり無理だった。
ずっと一緒にいると誓って、自分の一番の望みと愛する人の一番の望みが同じものであると
いうことを知って、これ以上幸せなことなどこの世にあるものかとまで思ったのに。
気づけばもっともっとと、子供のように欲してしまう自分がいる。この望みにはきっと、
際限などないのだろう。ひとつ得られたら、また次の一つを望む。ずっとずっと望み続けて――
命の終わりまで満たされ続けることを望んで、いつのまにか年老いているに違いない。
こんな想像ができるようになったということ自体、幸福である証明のようなものだが、
切羽詰まったリチャードにはそこまで考えは回らなかった。
「……リチャード」
名を呼ぶ声に、リチャードははっと現実に立ち返った。見れば、アネットが苦笑めいた笑みを
浮かべて彼を見上げている。頬は未だ赤い。けれど先ほどまでの戸惑った様子とは違い、どこか
清々しく開き直ったかのような気配が感じられた。やわらかな両手がリチャードの頬を包み込む。
「あたし、リチャードが好きよ」
「アニー」
「本当に好きなの。愛してるの。あのね、その、だからね……嫌だとか、やめてとか、
口では言っちゃうかもしれないんだけど。でも好きだから! 色々言っちゃうのは
単に恥ずかしいだけだから、やめないでいいの、リチャードの好きにしてくれていいのよ」
言っている途中でやはり恥ずかしくなってきたらしい。最後のほうは半ば自棄になって早口で
言い終え、ぐいと彼の頭を引き寄せる。
目の奥が熱を持って疼いたような気がしたが、リチャードは無理やりに笑った。
「愛してる」
唇が重なる寸前、二人は同時に同じ言葉を口にした。
好きにしてくれてかまわない、とは言ったものの、実のところアネットはがちがちに緊張していた。
だって、手を繋ぐだけでどきどきするのだ。抱きしめられることにも随分慣れたとは思うけれど、
その瞬間はつい身を硬くしてしまう。キスなんてされたら、それこそ頭の中が真っ白になる。
うまい応対の仕方も知らず、しがみつくのが精一杯だ。それでもリチャードは彼女に失望する
ことなく、それどころかいつも殊更に優しく扱ってくれる。
ずっと、その気遣いに甘えてきた。でも、アネットだって彼の望むことはできる限り叶えたい。
羞恥心と未知への恐怖に覚束ない心地にはなるけれど、きっとこれは幸せへ続く道でもあるのだから。
好きな人にここまで言わせておいて尻込みしていては、女が廃るというものだ。
一大決心に内心で力強く頷いた彼女は、しかし次の瞬間ちいさく悲鳴を上げた。長い指が胸元の
リボンを一気に解いたのだ。それだけに留まらず、リチャードは器用な手つきで寝間着の袖から
アネットの腕を抜いてしまう。まるでオレンジの皮を剥くように無造作に、彼女を包む絹地を
取り去ろうとする。今はもちろんコルセットなんかつけていない、布の下にはただ素肌が
あるだけだ。このままぼうっとしていたら、裸にされてしまう。
「……アニー?」
くつろげ広げられた寝間着を一生懸命掴んで放さないアネットを不審に思ったか、リチャードが
手を止めて見下ろしてきた。灰色の瞳は闇に沈み、光を吸い込む。きょとんとした表情は
一見無邪気だが、隠そうともしていない情欲の色だけは確かに読み取れて、何かがぞくりと
背中を駆け抜けた。
「あ……あの」
「何か?」
「何かって……き、貴婦人って、男の人の前で裸になってもいいものなの?」
「さあ」
「さあって……」
絶句して目の前の男を見上げる。さも当然とばかりに寝間着を脱がしにかかったリチャードは、
けれど本当に彼女の疑問に対する解答は持っていないように見えた。
アネットとて、世の夫婦がどういった行為をして子供を授かるのかは知っている。別に知ろうと
思って得た知識ではないが、彼女が育ったイーストエンドでは、娼婦は珍しい存在ではなかった。
初めて知ったときは衝撃を受けたが、それをいつまでも引きずっていてはあの街では生き抜けない。
宿に客を引き込む娼婦はまだ良識のあるほうで、場合によっては人目も気にせず路地裏で仕事をする
者もいた。知らないふりをして通り過ぎても、目に入ってしまうものは多少ある。いずれにせよ、
裸でそういった行為をしている人間は見たことがない。往来なのだから当たり前といえばそうだが、
ともかくアネットにとっては、例え同性であっても裸を見られることはたまらなく羞恥心を
誘うものだという認識があった。
「さすがにおれも、そこまでは知りません」
彼は生真面目に首を振った。
「もちろん読本の類いにもそういった項目はないでしょう。おおっぴらに話題にするようなことでも
ないですから。……庭園の暗がりであればともかく、寝室で誰に見られる心配もないのなら、
それぞれが好きなようにしているだろうと解釈するしかないのでは?」
「そ、そういうものなの? ええと、じゃあ、別にどっちでもいいってこと?」
「おそらくは」
「そうなんだ。じゃあ恥ずかしいから、着たままでも……」
「でも、おれはあなたのすべてを見たい」
言うが早いか、リチャードは彼女の一瞬の隙を突いて寝間着を奪い取った。そのまま両手首を
掴まれ、シーツに押し付けられる。決して痛くはなかったが、抗えない力で固定され
縫い止められる――咄嗟に顔を逸らしても、動くのはアネットの視界であって彼のそれではない。
視線を感じて、頬と言わず全身が熱くなる。室内の空気は冷たく澄んでいるはずなのに、
寒いとすら思えなかった。
一糸纏わぬ姿をさらして、羞恥に身を震わせることしかできない彼女をどう思っているのか、
彼は何も言わない。ただ、見られているのはわかる。ぎゅっと目を瞑る。
密やかなため息が聞こえた。
瞬間、アネットは全身を強ばらせた。期待外れ、だったのだろう。自分の身体のことは、
自分が一番良く知っている。肌はそれなりに白いほうだと思っているが、もともとが痩せっぽちで
骨ばっていて、貧相な体つきだったのだ。ちゃんと三食食べられるようになっても、肉がつくのは
お腹周りだとか腕だとか、足だとか。胸や腰に栄養が回ってくれはしないかと期待した時期も
あったが、体質的に向き不向きもあるようで、諦めた。
喉の奥からせりあがってくる何かがある。アネットはそれごと、無理やり唾を飲み込んだ。
泣いたら駄目だ。たとえ期待外れの身体であっても、リチャードはそれだけで彼女に愛想を
つかしたりはしないだろう。彼が何より愛していると言ってくれたのは、他ならぬ彼女の心だ。
だから大丈夫。――大丈夫。できれば何もかも全部、丸ごと好きだと思ってもらえたら
よかったのだけれど。贅沢は言っていられない、泣いたら駄目だ。
「……やっぱり、綺麗だ」
「ええっ!?」
吐息のように呟かれた言葉に、アネットは耳を疑った。勢い良く頭を起こしかけて、しかし
重力に逆らえず羽根枕に再度受け止められる。急に動いた彼女に驚いてか、リチャードは
何度も瞬きした。問いかける目つきになって髪を梳く。アネットは口をぱくぱくさせた後、
なんとか声を絞り出した。
「え……っと、今、何て言ったの?」
「? 綺麗だ、と言いましたが」
「なっ……、えっ、なんで? なんで!? だってあたし、胸はないし色気はないし、リチャード、
綺麗な人なんて見慣れてるでしょ? なんであたしが綺麗!?」
「……」
何を言っているんだこの人は、と言わんばかりの表情で、リチャードが眉をひそめる。最早
羞恥心は完全にどこかへ吹っ飛んでいた。食い入るように見つめるアネットの視線の先で、
彼は肩を落としたように見えた。
「あなたは、おれを何だと思ってるんですか」
「え? 何って……リチャード」
「そうではなくて! ……ああもう、この際だからはっきり言いましょう。あなたの目に
あなた自身がどう見えているのか知りませんが、少なくともおれの目に映るあなたは、
おれが今まで会ったことのある女性の中で一番綺麗です」
「え……」
「綺麗で美しい。清らかで凛々しい。この髪も瞳も、身体だって、どこもかしこも細工物みたいに
繊細だ。あなたの声を聞くだけで安らぐ。あなたが笑っているのを見るだけで、幸せで幸せで、
どうしようもなくなる」
「ちょっと、待っ……待って、リチャード! リチャード、褒めすぎよ!」
さらに何か言い募ろうとするリチャードを遮ってアネットは大声を上げた。彼が心臓に悪い台詞を
さらりと言う人だということはわかっていたつもりだが、これほどとは思わなかった。
実は彼の前にいるのはアネットではない別人だとか、何か別のものを見ていてそれを彼女だと
勘違いしているのではないかとか、そんなことまで考えてしまう。けれど灰色の瞳が
覗き込んできているのは間違いなく自分の目だし、髪を梳く優しい指の感触も現実だ。
嬉しいけれど、困る。困るけれど、嬉しい。どうしていいのかわからなくなって、彼女は
苦し紛れに目を閉じた。
待ちかねていたように唇が降りてくる。恥ずかしいことに変わりはなかったが、アネットは
即座に口付けに応じた。同時に大きな手のひらが肌の上で動き始める。肉付きの薄いはずの胸は、
彼の手の中でやわらかく形を変えた。身体のあちこちが、じんじんと痺れる。息が上がってきて
苦しい。唇はいつのまにか離れて、手と同じようにあちこちを好き放題彷徨っている。
鼻にかかったような、甘ったるい声。そんな声が自分の喉から出るなんて信じられない。
手のひらで口を覆ったら、即座にリチャードの手が伸びてきて退けさせられた。心の奥底までも
射抜く視線は、しかしあからさまに欲望に濡れていて、アネットのすべてをどろどろに溶かしていく。
肌にかかる吐息が熱い。手が熱い、唇が熱い、触れ合う彼のすべてが熱い。
心臓に近い場所に強烈な刺激を感じて、腰を浮かせる。霞んだ目を必死に凝らせば、彼はまるで
赤子のようにその場所に吸い付いていた。たまらず黒髪を抱きしめる。ざらざらした感触が
そこを何度も通り過ぎ、かと思えば歯を立てられる。声をあげるたびに彼の動きからは
遠慮がなくなっていき、同時にアネットの中に何かが蓄積されていく。
「……」
リチャードは無言のまま、唐突に身を起こした。何事かと見上げる彼女に頓着せず、性急な
手つきで自身のシャツのボタンを外す。汗でまとわりつく服を鬱陶しそうに放り投げる仕種は、
彼らしくなく酷く荒っぽかった。均整の取れた体つきは容貌と同様やはり格好良くて、ずっと
眺めていたかったが、そのまま下衣に手をかけ始めたので慌てて目を逸らす。どくどくと
全身を巡る血潮が耳元でうるさくて、衣擦れの音は聞こえない。けれど何をしているのかは
わかっている。アネットは脈打つ心臓を片手で押さえながら、つかの間与えられた小休止を享受した。
ぽつ、と汗の玉が落ちてきた。視線を戻せば、至近距離にリチャードの顔があった。
彼はアネットに触れるだけの口付けを落とすと、額にかかった前髪をそっと払った。
「少し、慣らします。力を抜いて」
「あ、うん……」
何を慣らすのかは知らないが、指示の意味はわかる。身体はすっかり融けてしまっているような感覚が
あるけれど、意識してみればまだ自分の思うとおりに力が入るし、抜くこともできた。
しかし次の瞬間、彼女は自分の意思でなく再び全身を緊張させることになった。
「ひっ……!?」
するりと手のひらが内腿を撫でる。アネットの狼狽も素知らぬふりで、指先はそのまま彼女自身も
触れたことのない場所にまでやってきた。汗で微妙に滑りの悪くなっている足とは違う、
そこは抵抗なく摩擦を受け入れる。リチャードは視線を下げて思案げな顔をしているが、
アネットにしてみれば考え事をするような余裕はない。指は入り口付近を数度往復した後、
予想通りに侵入してきた。息を詰める。
「力を抜いて」
「いっ……ぁ……」
「……痛いですか?」
痛くはない。首を振る。ただ異物感と圧迫感がある。足を閉じようにもいつの間にか隙間に
入り込んでいたリチャードの身体に邪魔され、思うようにいかなかった。
今まで誰にも許したことのない場所だ。人目どころか、外気にさらされたことだってないはずの
身体の中心、内側。それが、なんだってこんなにぬるぬると、当たり前のように彼を受け入れているのか。
恥ずかしくてたまらないのに、それに少しは怖いのに、もっと奥も触って欲しいなんて考える
自分はどこかおかしい。壊れてしまっているのかもしれない。
「リ、チャー……ド」
「やはり指だけだと……」
苦し紛れに口にした名前は聞こえなかったのだろうか。彼は独りごちると、不意に手を引っ込めた。
圧迫感から解放されて、一瞬ほっと息をつく。しかし次に襲ってきたのは、先ほどまでとは
比べ物にならないほどの衝撃だった。
「……!」
声にならない悲鳴を上げて身をよじる。ありえない場所にありえない感触が触れて、頭の中が
真っ白になった。見なくともわかる、今彼が何をしでかしてくれているのかわかる。嫌だ、
やめて、そんなところ汚い――浮かんだ言葉はすべてちゃんと口に出して叫んだはずだったのに、
ことごとく無視された。そもそも何を言ってもやめないでと、最初に念を押したのはアネットだった。
もう恥も外聞もない。勝手に声が出てくるのだから仕方がない。激しさを増す愛撫に、彼女は
為す術もなく翻弄された。涙が散る、腰が跳ねる、足をばたつかせる。引き剥がそうと思って
伸ばした手も、かろうじて黒髪に届くだけで、ものの役には立たなかった。
身体の奥から何かが押し寄せてくる。波にさらわれて、そのままどこかへ行ってしまいそうになる。
リチャード――夫の名を呼んだと同時に、ぎりぎりのところで保たれていた神経が焼き切れるのを、
見たような気がした。
暴れていた身体が、不意に力を失って弛緩した。
妻の上を通り過ぎた何かを確信し、ようやく動きを止める。リチャードは伏せていた顔を上げ、
そろそろと起き上がった。
恐らくもう、何を考える余裕もないのだろう。あれほど恥ずかしがっていたのにも関わらず、
アネットは一糸纏わぬ姿を、無防備に彼の前にさらけ出している。腕も足も投げ出して、激しく胸を
上下させている。白い肌は淡く染まり、あちこちに散らした所有の印は、更に赤く花びらのように見える。
「……も……」
アネットが何かを言いかけた。聞こえなかったので口許に耳を寄せるが、声も掠れていて聞き取りづらい。
恨みがましい響きを伴っているところを考えるに、抗議のようではあるのだが――リチャードは
ちいさく笑って謝った。
「すみません、あなたがあまり可愛らしいので、つい。止まらなくなってしまったんです」
ぼふっと後頭部にやわらかいものがぶつかった。笑顔のまま、ぶつけられた羽根枕を壁際に放る。
精一杯怖い顔をしているつもりらしいのだが、頬を真っ赤にして睨みつけられても愛らしいだけだ。
わざと音を立てて眉間に口付けると、そこにあった皺はあっという間になくなった。彼女の顔にキスを
降らせながら、自身を押し付ける。ぴくん、とアネットが反応した。
「あ……」
「怖いですか?」
尋ねて、頷くわけはないとわかっている。けれど訊かずにはいられなかった。
愛している。愛されているのも知っている。だが時に、未知への恐怖はそれらを凌駕することだってある。
リチャードが、欲しい欲しいと思いながら今まで尻込みしていた理由もそうだ。嫌とかそうでないとかは
別にして、泣かせてしまうことは確実だった。そして彼女の泣き顔を見たら、無条件で降参してすべて
言うとおりにしてしまうことは間違いない。どんな無体なこと――たとえば今すぐ部屋を出て行けと
言われても、きっと自分は従うのだろう。
アネットは肯定も否定もしなかった。じっと見つめる瞳は、こんな闇の中でも生き生きと輝いている。
その輝きに触れて、亡霊は人間になった。光は時に凶器だ。けれど彼女は、触れるものを焼き尽くすで
なく、癒して生かす。それは彼が出会った至上の幸運。
「好きよ、リチャード。大好きよ」
「アニー」
「好きにしていいって言ったのに、律儀なのよね。もう一度言うわよ、リチャードの好きにして。
……愛してるわ」
「おれも……愛してる」
囁いて、リチャードは腰を進めた。蕩けた身体は想像していたよりはずっと簡単に彼を受け入れる。
それでも圧迫感は相当のものなのだろう。浅く忙しない呼吸を宥めるように、あちこちを撫でながら
ゆっくり、ゆっくり侵入していく。
初めての苦痛に歪む妻の顔とは裏腹に、リチャードの脳髄はまさに焼けそうだった。神経も感覚も、
すべてがそこに向かう。熱い肉はやわらかく彼を受け止め、包み込む。身体の芯を優しく慰撫されて
いるような、そういえばそこは、人の原初でもあるのだったか。
細く熱く息を吐く。
指を絡めて押さえつけて、今すぐ暴れだしたい。滅茶苦茶に突き上げて啼かせて、この美しくしなやかな
肢体にすべてを刻み付けてしまいたい。その衝動を抑えて、彼は注意深く妻の様子を伺った。今にも
泣き出しそうに潤んだ瞳は、けれど懸命に夫を見上げている。息が苦しいのだろうに無理やりに笑もうと
するせいで、唇がひん曲がっている。
それでも、笑顔には違いなかった。応えて喉の奥から出てきた自分の声は、まるで獣の唸り声のように
聞こえて、いや実際そうだったのだろう。
それから先は、夢中で、夢中で。はっきりとは、思い出せない。
次にリチャードが気づいた時、二人はいつものように抱き合って眠っていた。
さほど時間は経っていないはずだ。窓から差し込む月光は多少高度を減らしているように思えたが、
夜と呼んで差し支えのない時刻。彼の腕の中で、アネットは安らかな寝息をたてている。白い頬には
涙の痕が幾筋も残っていた。いくら夢中だったとはいえ、初心な娘に相当の無体を強いた――罪悪感が
頭をもたげそうになった瞬間、ぱちりと目を開ける。
言葉もなく見つめるリチャードの視線を受けて、彼女はぼんやりと瞬いた。寝ぼけ眼のまま、首をかしげる。
「…………リチャード? ……もう朝……?」
「あ、いや……まだ。もう少し時間があります」
答えて、彼はシーツの上に流れる髪を梳いた。
「まだ大丈夫。休みましょう……ずっと、側にいますから」
「ずっとよ」
「うん。ずっと」
頷くと、アネットはうふふと嬉しそうに笑った。リチャードの胸に額を押し付けてくる。くぐもった
笑い声が空気だけでなく胸の奥まで震わせて、彼は喉を詰まらせた。
間をおかず、また寝息が聞こえ始める。苦しくないように、そっと――そっと妻を抱き寄せて、
リチャードも瞼を閉じた。
アネットは、恐ろしいくらいに明け透けでお人好しだ。誰にでもすぐ心を開くし、出会って間もない
人間のことだって我がことのように心配する。たとえ嫌なめにあわされてもすぐそれを忘れ、
懲りずに他人を信じる。
ずっとそれが不満だった。得がたい美点であることはわかっていたし、変わって欲しいとも思わない。
それでも不満だったのは、彼女にとって、彼女を一番に想う彼のこともまた、他の人間と同列なのでは
ないかと感じていたからだ。
彼女を好きになって、自分の嫉妬深さに自分で驚いた。たぶんこれからも、頓着せず辺りに笑顔を
撒き散らす彼女に、振り回され続けるのだろう。
けれど少なくとも、彼女のこの姿は自分だけのものだ。必死に名を呼んで、泣きながら手を伸ばして、
縋りつく。誰にも見せない、もちろん仲の良い友人であるローズウォール兄妹にすら見せることのない、
それは正真正銘リチャードだけのアネットだ。
生まれて初めて、純粋に彼の幸せを願ってくれた娘は、彼の幸せそのものになった。
泣きたくなったけれど、涙は出なかった。指先で、艶やかな髪を弄ぶ。リチャードが切り揃えて形を
整えた髪は、一年経って随分伸びた。上流階級の娘としては短いほうだが、今では付け毛をしなくても
結い上げることができる。時間が経てば、髪はもっと長くなって、彼女はもっともっと美しくなるだろう。
その様をこれからもずっと、側で見つめていられるのだ。それこそ、年老いて命が終わるその時まで、
ずっと。未来を想像して心躍る日が来るなどと、彼女に出会う前は想像したこともなかった。
毎夜、幸せを抱きしめて眠りにつく。
ここは海の上、たゆたう水に揺られる船の中。それなのに、耳について離れなかったはずの波の音は、
とっくに気にならなくなっていた。
以上です
リチャードの口調は迷った挙句に据え置きでw
しかし船出時点でやってなさそうだった(やってたのかもしれんけどw)ということは、
結婚の正式な届けは新大陸についてからやるってことなんでしょか…
後継者のこととかを考えると、記録はロンドンの教会にあったほうが便利かなあと思わない
こともないけど、どうなんだろう。とかなんとかつらつらと考えつつ名無しに戻ります
おー、アネット好きだからうpうれしいです!
最終巻が出て、もう読めないのかと思って寂しい思いをしているところでまるで
続編の如きデキで萌え転がりました。
GJでした。とても読み応えがありました!!!
エドベラ初投下で、唐突もなくいきなりです。
生ぬるく見守って下さい。
宜しくお願いします。
↓
ひとつひとつボタンが外される度にエドワードの冷たい指とは反対にあたしは体が熱くなっていくのを感じた。
ボタンが外され、ブラジャーが丸見えになる。
エドワードはブラジャーの上からそっと胸をなぞるように捉えて、そして愛撫する。
ひやりとした感触に全身が痺れそうになる。
ぐっと奥歯をかみ締め痺れを我慢してみたけど
その間もキスは止むことがない。舌を絡ませあい、
深く熱く繰り返されるキス・・・・
そして優しく、そして強く、強弱をつけながら胸を揉み、
そしてブラジャーをそっと外すとピンクの小さな突起を刺激した。
こねたりつまんだり大理石のような冷たい指でそのピンクの突起を転がすようにもてあそんだ。
あたしを睨むエドワードの表情は、珍しく吸血鬼そのものだった。
―――思わず息をのむ。
あたしは思わず硬く結んだ口を離し、声を出してしまう。
「んっ・・んっ」
その声を聞くとエドワードは今度はそのピンクの突起を口に含みベルベットの様な舌で
レロレロと舐めはじめた。そして今度はチュパチュパと突起を吸い上げては舌を絡ませ、
片方の手はもう片方の胸を 優しく揉んでいる。
チュッチュパッチュパ
「やぁ・・んっ あっ・・はぁん・・」
あたしは背中をぞくぞくとさせた。
舐められる度に下着に湿ったものが流れていくような感触を味わう。
部屋中には二人の甘い吐息が響き渡っていた。
どちらともなく「ごくり」と息を飲む音が聞こえた
「・・・ベラ、気持ちいい・・・?」
エドワードはいったん胸から唇を離すと甘美なささやき声で
突然そんなことを聞いてきた。
「・・・ベラ、気持ちいい・・・?」
エドワードはいったん胸から唇を離すと甘美なささやき声で
突然そんなことを聞いてきた。
あたしは顔が真っ赤になる。
「・・・や・・だ そんなこと・・・聞かないで」
あたしが恥ずかしそうにそっぽを向くと、さらにこんなことを言った。
「ベラの思うままに・・・もっと気持ち良くなって欲しい」
そう言うと、エドワードはまたあたしの胸に唇を這わせ舌を遣って
またさっきと同じところを刺激する。そして片方の手を腰の
あたりをさまよわせながら、下着の上から今度は下の突起を冷たくなめらかな指で刺激し始めた。
・・・っ!
体中に電気が走る・・・
「あっああぁんっ」
あたしの声が高らかに鳴り響くとさらに刺激を強くし、
そして
下着の上からこすりつけるように指を上下に動かした。
「・・・ここからベラの香が漂ってくる・・」
とろけるほどの甘い声で耳をくすぐった
音もなく“するり”と下着の中に手を入れると、
今度は直接そのぷっくりとした部分を優しく指で愛撫する。
冷たい感触で一瞬ぞくりとしたけども
直接触れられた部分は熱く、さっきの刺激よりもずっと快感を与えた。
「んんんっ やぁ・・ああっはぁっ ああんっ・・・」
「んんんっ あっあっ ああっ だめっ・・・・ もう」
だんだん限界が近づき、あたしがエドワードの顔をそこから遠ざけようとする。
それでも離してはくれず、どんどん溢れる蜜を丁寧に吸い上げる。
チュウっチュパっチュ ピチャっ・・・チュチュっ
「やっんっ だめっ・・・や・・ほん・・と・・・にもう・・・」
あたしはついに限界を迎えそうになる。
「・・・僕にだけ」
そう言うと、さらに舌をたくみに操り、激しく速さを増して 花芯の周りを舌で舐めまわした。
そしてきつくまた吸い上げ舌を尖らして刺激を強く加えた瞬間・・・
・・・・・っ!!!!!!!!
「あっ!! ああああああっ やぁっ うっんんんっ!!!」
・・・・・・・
・・・・・・・
あたしはその瞬間頭が真っ白になって落ちていった。
そして、エドワードはそんなあたしの足をまたさっきよりも力を大きく開くと自分自身のものをゆっくりと中へ進入させた。
「あっ!あああっ はぁっ はぁんんん」
イッたばかりだというのに、そこへまた冷たく大きく硬い、それでも愛しいものが進入してくると
すぐにまたイキそうになった。
「ふぅっ・・・ ああん はぁっ ああっ」
エドワードは、あたしの両胸を揉みながら、腰も左右に動かす。
「あっはっ・・・んんんんっ・・・!・・・」
きついその中にゆっくりゆっくりと奥へ奥へ入っていく。
そして奥まで入ると、今度はそれを抜き差ししながら腰を上下に動かす。
あたしは中を突き上げられるような感覚に体中がまた痺れを感じた。
擦れるような厭らしい音が鳴り響きながら腰を動かす。
だんだんとあたしはたまらなくなって自分から腰を動かしはじめた。
それを感じ取るとエドワードはあたしの腰をがっちりと
掴んでM字に開いていた両足を閉じさせそのまま屈伸させると
また強く腰を動かし突き上げる。
あたしの中がギュウギュウと締め付けると、エドワードは快感で顔を歪めた。
「っ・・・」
エドワードが感じている顔はどこか貴く色っぽく厭らしい
・・・・そしてその姿を見ると愛しさがこみあげてくる。
頬に手を伸ばそうとした瞬間
急に動きを止めると今度はあたしを四つんばいにさせ後ろから挿入した。
・・・・!!・・・
あたしは初めて取らされるそのポーズがすごく恥ずかしくて抵抗する。
「・・・っエドワードっ・・・だ・・・めっ 恥ずかしい・・・ こんなっ」
あたしがそう言いかけると、有無を言わさずあたしの腰を
たかくひきあげ、また動かしはじめた。
「っ・・・ごめん・・
っこ、これ以上・・・ ベラの顔を見ていると・・・」
そう言うと、あたしの腰をつかみ、いっそう激しく腰を動かし、突き上げた。
パンパンっと打ち付ける音そして・・・クチュッグチュっ
という音がまた部屋中に鳴り響いている。
「あっ・・・あっあっ ああんんっはぁっ・・・」
あたしはまた快感の波が徐々に近づいてきたのを感じた。
またギュウギュウと中が締め付けるような感覚を覚えた。
そしてそれに比例して、中で熱く硬いものがますます硬度を増し、
大きく膨らんでいく。
後ろ向きにしていた体を、つながったまま今度は仰向けにされると
あたしはなんだか恥ずかしくなり、目をぎゅっと閉じる。
そこへエドワードは優しくキスをした。
また口内へ舌を侵入させ、あたしのべとべとに濡れた
蜜が舌に絡みついたままなのか、ねっとりとしている。
ふっと目を開けるとそこには優しい顔をしたエドワードの顔。
そしてこう囁く
「愛してる・・・」
あたしはどうしようもなく愛しくなり、エドワードの体を自分の方へ引き寄せる。
「あたしも・・・・・」
そう愛を囁きあったあと、さっきよりももっと深く腰を
引き寄せ、奥へ奥へと突き上げるように腰を動かす。
動かされる度にまたグチュグチュっと蜜がどんどん溢れていく。 x
そしてよりいっそう激しく動かされた瞬間・・・お互いに限界が訪れた
・・・・・!!!!
「あっあっ・・・・いいっ ・・・」
「ベラ、イキそう? 言ってごらん・・・イクって。」
「や・・・やああっ はぁぁんんんんっ ふぅっ や・・だ・・ぁ」
・・・・恥ずかしくてそんな・・・言葉っ・・・言え・・ない
でもあたしはもうとっくに限界を迎えていた。誘導されるように
あたしはその言葉を発っした。
「んんんんんっ やっあああっはぁっ
イ・・・イクっイクっ・・・・!!!」
・・・・・!!!!!・・・・・・
あたしのその声を聞くと、さらに腰の動きを激しくすると、
お互いに限界を向かえぐったりとそのまま果てた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>552 >>唐突もなくいきなりです。
まずは日本語を正しく使えるようになろうか。
上にも出てた姫ちゃんのリボン、最終回でキスしてるけど大地最初と角度逆だね。
色々想像してしまうwしたまま逆にしたのか、とか
初キスで高度なヤツ?とか
あの二人、間違いなく廃屋でやってると思う
上にも出てるけれどやじきたの北さんと小鉄の話の職人さんは
もういらっしゃらないんでしょうか?
薬使わない2回目とか読みたかった。北さんは胴着で、とか
>>535 GJでした。アネットすきだからすごく(゜∀゜)=3ウマー!です
少女小説のレッド・アドミラルでもやもやするがその妄想を上手く小説にできないー!
というかこれでエロ妄想している同志はいらっしゃるのか?w
マリみてってもうここでいいんかな?
>>562 ロディアに非常に萌える
男装の麗人はロマンだよなあ…
作中で一番の漢だぜ!
しかしランセも萌えるんだけど、アルデアとかのが正直萌えるw
男装の麗人×女装の毒薬魔っていいジャマイカ
あとネタ的な意味でカロル相手にしたら面白そうだ…
>>498 自分もヤマケンと雫みたい
いいよねこの二人
あとちはやふるの
須藤×ちはやを見たい
ドSいいよドS
>>564 さすが2ちゃん同志がいたあああああああ!!!!
ネットの海は広大(ry
うん、自分もアルデアが押しだw
公式はランセとわかっているから、妄想ならアルデアと口説き落とし勝負でえろろがいいw
>>566 まあ少数でもいるもんさ〜このスレ自体マイナー系多いしね
面白そうだけど難しそうだな…
ロディアは女性にはなれているけど、男女のコトには戸惑いそうだし…アルデアががんばるしかないか?
売り言葉買い言葉で「やってやろうじゃないか」「まあ、後悔しませんの?」なところまでは思い浮かぶんだがw
しかし、会話だけにしたらたぶんどっちが男女か分からんw
ついでに豆と男装繋がりで、「シスター・ブラックシープ」の司祭×男装ヒロインにも萌える
純情で清純な司祭(たぶん童て…ゲフンゲフン)と、自分が女として扱われることになれていないヒロイン…
ヒロインは冷めていて出入りしていた場所が場所だけに、耳年真ではありそうなんだけどな、
それが自分になったときには、どうしたらいいか分からなくて動揺しそうで面白そう
司祭はいざという時の行動力はあるしw
正体バレしたときの衝撃が手伝って無理やり風味、とか…?
568 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 01:47:57 ID:pa2/+6VX
だぁだぁだぁ
のエロパロはないのかね
>>567 こんなところでブラックシープの名前を見るなんて思ってなかったw
司祭は普段抑圧?されてる分ヒロインが女だと知ったときの反動がすごそうだw
無理やり風味いいなあ…
最初からスレを読み返していて、
>>175を見て昔プラパ・ゼータを好きだったのを思い出した。
レイムが好きだったから金色の魔導公子編は幸せだったなぁ。4巻の、キースの夢の続き(凌辱初夜)が見てみたい。
漫画だと古くてマイナーだけど素敵にロマンス革命のカップルで読んでみたい。同好の神はいずこにおられますか……。
>>569 ただコンスタンティンが抵抗でもしようもんなら、すぐ我に帰りそうなんだよな・・・
しかもちゃんとやり方知ってるの?といいたくなる純情さだしw
こういうキャラをエロにするのはむずかしい
>>571 さすがにやり方自体は知ってるでしょ…多分w
そーなんだよなぁ…
司祭は無理矢理風味から一番遠そうなんだよなぁ
悪魔とかエリカの方がまだ無理矢理風味いけると思うww
無理矢理風味じゃなかったら司祭でもいけると思うけど
>>572 しかしその面子の中で無理やりキスできたのは司祭だけという罠
そうか、キスのときと同じで、悪魔との結婚を無効化するには
司祭との結婚を霊的なものだけじゃなくて
肉体的にも繋がった強固にしなくちゃいけないとかで、行為に持ち込むとか…!
…そもそも今はみんな白い結婚状態でキリスト教的には離婚できるもんねw(悪魔はそれ以前の問題だが)
悪魔は魔力なりなんなり使って無理やりできそうだけど、エリカはちょっと待てw
まあ一番コンスタンティンの子を好きで押し倒しも似合う子だが…
>>573 要するに寝とって婚約を無効にさせちゃうんわけだねw
キスだけで霊的な繋がりができるわけだからそれで十分そう
てかいっそのこと司祭の子供でも身篭っちゃえばもっと大丈夫だと思うんだけどw
エリカに押し倒されるの想像したんだけど
あなたを殺して私も死ぬわ!あなたの純潔を誰かに横取りされるぐらいなら!
状態しか無理だったorz
自分にSS書けるスキルがあればなぁ
めだかの学校の黒っち×めだか
備後×めだか好きだ
作者ブログをしって今更はまってる
576 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 17:22:19.31 ID:bUagIeWC
青空エールの つばさ×大介 って妄想してて
さっき1巻から最新刊まで通して読んだら感動していまさらまた泣いた。
自分どんだけ汚れてんだって自覚・・・orz
578 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 21:57:01.77 ID:aLgpehza
保守
579 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 21:41:58.64 ID:ONgmn8Hy
保守
金星特急の砂鉄×ユースタスが萌える
砂鉄は押し倒したこともあるし、触らないといいつつ、どこまでなら大丈夫かと
考えるヤツだから機会さえあればまたやりそうだけど、
ユースタスは過去が未遂か既遂かが分からないし、下手したら自害しそうで扱いが難しい…
でもなんだかんだで砂鉄には懐いてるし、倒れたときはあんなに警戒してたのに
我を忘れるくらい動揺するし、砂鉄のために衆人環視のなかで服脱いじゃうし、萌えどころ多すぎる…!
殿下や襲った男が先に上半身見てたって知っただけで砂鉄はキレそうだがw
金星特急読んでないけど、それ801じゃないの?
自分もBLだと思ってた。 ユースタスが男装なわけ? なら買ってくる。
あれごめん、金星はBLではないです
ちゃんと男女萌え。
女は男装の騎士なだけです
というかBLだと思ってた人って多いの…?
金星特急買ったけど、挿絵でBLと勘違いして読むのやめてたorz
パートタイムナニーはノーマルだったけど、そっちに流れてもおかしくない作者さんだって思ったし…
そ、そうなのか…
最初は色恋あんまないけと、3、4巻あたりから怒濤
いろんな形の恋があるけど男女的な意味においてはノーマルしかないw
特に上記の砂鉄ユースタスはすごいんで一読をオススメする
補足ありがとう。貴重な萌えを捨てるとこだった。
あと、スレチな流れにしてしまってごめんよ…
いやしかし、考えてみたら無理もないと思った
以下ネタバレ含むんで注意
1巻→騎士として颯爽登場。
砂鉄(男にしちゃ首細いな…)
2巻→主人公「実は女の子?」
砂鉄「どっちでもいいがツラは好みだ」
(骨格は女なんだが…)
3巻→砂鉄の筆下ろしした女「あんた女の子だよね?」
ユースタス「…はい。弱い魔力のようなもので周囲には男性と認識させています」
というわけで1巻からそれが謎の一つとなってて3巻でやっとはっきりするし、BLと思っても無理ないわw
これだけじゃなんなので漫画だけど男装繋がりwで「宝皇学園Misora組」という完結した漫画が好きだ
女の子好きで男を見ると吐く男装少女と女の子のようにみえるSでヒネた男の子のラブコメ。
しかしこいつらも想像するだけでヒロイン吐いておしまいしか想像できないんだぜ!
男装繋がりで
誰か身代わり伯爵書いて…
身代わり伯爵は今、やっと結婚のところまで来たのにずーーーっとお預け食らってるリヒャルト
が気の毒でしょうがない。
リヒャルト好き→我慢、我慢→リヒャルト大好き→我慢、我慢→リヒャルトどうして逃げるの?
→ガマン、ガマ……何それ美味しいの?
誰か、リヒャルトの理性崩壊後をひとつよろしく。
古い作品ですが、コバルトの「時の竜と水の指輪」のク・オルティス×アイリ投下します。
ク・オルティスのキャラ崩壊ひどいです。ギャグです。
苦手な方はスルーお願いします。
森の中に佇む一件の家。わずかに開いた窓の隙間から日の光が差し込むが、部屋の中は薄暗い。微か
に布の擦れる音と、人の喘ぎ声が聞こえる。
「あっ……ク・オルティス……!」
「アイリ……挿れるぞ」
どうやら閨事の真っ最中らしい。と、そこに。
「やあ、アイリ! 猪の干肉をおくれ!」
威勢よく窓から顔を覗かせた小さな妖精に、アイリは危うく悲鳴を上げそうになった。
(ファージルロッド!?)
ここはノーマ・カーの森。ゼリクの最後の末裔と妖精たちが静かに共存する、国王の領地である。
ク・オルティスがこの地に代官として新しく就任したのは数年前のこと。夜明けの空のような赤毛と
凛々しい容姿、武道大会では連戦連勝と名高い騎士だが、アイリの家の前でぐるぐる歩き回り、扉を叩
こうとしては迷う姿はとてもそうとは思えない。
「もう一回練習しておこう……久しぶりだなアイリ、いや、五日前に来たばかりだが……えー、今日は
大事な話がある。わたしと……け、けっ、けっこ」
「ク・オルティスさま」
「うわっ!」
いきなり後ろから声をかけられて挙動不審になりながら振り返る。そこには、ローグの称号を持つ薬
師であり、この森にたった一人で住んでいるアイリがいた。かつて亡き兄の代わりに男装し、ゼリクの
血に縛り付けられていた彼女であったが、今はその運命から解放され、すっかり女性らしい装いをして
いる。
繊細な顔立ちと腰まで届くたっぷりとした栗色の髪。それは以前魔導士サイが魔法で変えた彼女の姿
そのままだったが、その瞳だけは違う。何かに怯えるようだった伏し目がちから、まっすぐ前を向く明
るい榛色になっていた。
「すみません留守にしていて。薬草を取りに行ってたんです。お待たせしてしまいましたか?」
そう言う彼女の腕の中には、薬草でいっぱいのカゴが。
まさか一時間近くプロポーズの練習をしていたなどとは言えない。
「いや、さっき来たばかりだ」
「よかった。どうぞお入りになってください。あ、」
すっ、と彼女の白い手が伸ばされ、騎士の肩に触れる。
微かに、甘い香りがした。
「葉っぱ。ついてました」
アイリが木の葉をかざして微笑む。
その瞬間。ク・オルティスは何かに突き動かされるように、アイリをかき抱いていた。
「えっ!? あ、あの……」
赤くなって慌てるアイリ。それに構わず、抱きしめる彼女の髪に顔を埋め、甘い匂いを胸いっぱいに
吸いこむ。
ク・オルティスは会ったばかりの頃のアイリを思い出していた。「アイン」と名乗り、借り物の人生を
生きていたアイリ。一度はその手を離してしまったアイリ。自分のこともク・オルティスのことも忘れ
てしまったアイリ。
あの頃の彼女はこんな風に屈託なく笑い、彼に触れることなどなかった。そう思うと、アイリへの愛
しさが溢れだしてしまったのだ。
もう二度と離したくない。
ク・オルティスは腕をほどくと、頬を染めて目を見開いている彼女の両手をとった。そのまま静かに
跪く。目をそらさず、神聖な気持ちで告げた。
「アイリ、愛している。わたしと結婚して下さい」
アイリは目が熱くなり、涙が流れるのを止めることができなかった。
「っ!? ア、アイリ、今すぐにというわけではないんだ。お前が望むなら何年でも待つし、森から離
れたくなければ、ここでわたしも一緒に住む。館へはたまに帰ればいいし、誰にも反対させない」
アイリの涙をどう受け取ったのか、立ち上がったク・オルティスは必死に言葉を尽くす。
「だから……どうか、拒まないでくれ」
その顔はまるで迷子になった子どものようだ。そう思ったアイリはくすりと笑って、はらはらとこぼ
れる涙を拭う。
「ク・オルティスさま、わたしは悲しくて泣いているのではありません。嬉しくて、幸せすぎて泣いて
いるのです」
惹かれてはいけないと思いながらも、恋焦がれずにはいられなかった。泡が消えるほどの時間でも一
人の少女として彼と向き合いたかった。騙している苦しみに、胸が張り裂けそうだった。
「お受けします、ク・オルティスさま……ああ、これが夢なら覚めないで……」
ク・オルティスはこの世で一番美しいものを見るような顔になり、そして喜びを表すため、もう一度
彼女を抱きしめた。
二人は抱きしめ合い、唇を重ね、もつれ合いながら家に入った。
ク・オルティスはアイリの顔を手で挟み、角度を変えて何度もキスをする。最初はついばむように。
「っ……ん……!」
キスは徐々に激しくなり、濃厚なものに変わっていく。舌の表面が擦れ合う刺激に、アイリは思わず腰を震わせた。
ク・オルティスは怯えて逃げようとする舌を自分のそれに絡ませ、最高にいい夢でも見ているかのように目を閉じている。
少しばかり直情径行なのが欠点のこの騎士は、己の欲望にも素直なようだ。貪るようなキスに苦しくなったアイリが顔を逸らそうとするのを許さない。
「……はぁっ!」
ようやく唇が離れた時はアイリは顔を真っ赤にして肩で息をしていた。
「もう……止めてください、ク・オルティスさま」
「”ク・オルティス“だよアイリ。”さま“はいらない」
唇を尖らせるアイリの頬を撫で、もうお前は私の将来の妻なのだからと囁く。
「アイリ、お前はこれが夢なら覚めるなと言ったね。
これは夢じゃない。わたしはその証を、お前と確かめ合いたい。お互いの温もりを」
その意味するところを悟り、アイリはこれ以上ないくらいに顔に血を上らせる。耳も首も真っ赤だ。
けれど、はい、と蚊の鳴くような声で返答した。
ベッドがゆっくりと二人の重みを受け止める。アイリはそれだけで目眩を起こしたような気がした。
ク・オルティスは逃げ腰のアイリを安心させようとキスを繰り返す。唇、頬、首、と場所を変えてくち
づけながら服を脱がす。
アイリも恐る恐るク・オルティスの服に手をかける。
シュッとベルトの擦れる音がやけに大きく響いた。
互いの唇から甘い吐息と濡れた音が響く。裸の体を絡み合わせ、ク・オルティスはアイリの肌を余すところなく愛撫した。
小ぶりだが形のいい胸を掌でそっと包み込む。こねるように揉みしだくと、アイリは小さく喘いだ。
「ぁ……んんっ…っ」
あまり変な声は出したくないと、唇を噛むアイリの腰がぴくんと跳ねた。
緊張と羞恥で熱くなった肌は、しっとり汗ばんでク・オルティスの掌を吸い寄せる。
この色付きと湿り気を緊張ではなく快感からくるものにしたいと、ク・オルティスの手は遠慮を捨てる。
すっかり硬くなった乳首を指の腹で捏ね、反対の手は脇腹を辿って下肢に届く。
「あ! だめっ……ンッ!」
「声を抑えるなアイリ。お前の可愛い声を聞かせてくれ」
こう言って、口を覆うアイリの手をつかんで除けた。
潤んできている瞳が心細気にク・オルティスを見つめる。自分の手によって官能的な声が引き出される。
愛撫する側にとって嬉しいことこの上ない。
「これの置き場はこっちだろう?」
アイリの腕が誘導されてク・オルティスの首の後ろに回される。アイリは救助された遭難者のようにしがみついた。
「これを使えばいいんだな?」
「は、はい……沢山……使ってください」
ベッドサイドに置いた小瓶を手に取るク・オルティスに、消え入りそうな声でアイリが答える。
それはアイリが作った肌荒れを予防する軟膏で、まさかこんなことに使うなんてと目が泳いでしまう。
すでにそこは潤っていたが、初めてのアイリになるべく負担をかけさせまいと、ク・オルティスは丹念に秘所に軟膏を塗りこむ。
指が襞をかき分けゆっくり抜き差しされる。中は温かく柔らかいが、それ以上にきつく狭かった。
慎重に、慎重に。
ク・オルティスは逸る心を抑えて自分に言い聞かせる。
アイリを傷つけることは絶対に避けなければならないからだ。
「ふっ……あ……ク・オルティス……さ、ま」
「”さま”はなしと言っただろう?」
鼻先にちょこんとキスされ、アイリはくすりと笑って言い直した。
「……もう、大丈夫ですっ、から……っ」
指の挿入は最初こそきつかったものの、ク・オルティスの献身的な愛撫によって二人が結ばれる所はすっかり解されていた。
違和感のかわりに痒いような、もどかしい気持ちになって、アイリはク・オルティスを求める言葉を口走る。
我慢の限界に来ていたク・オルティスもそれに応えた。
「あっ……ク・オルティス……!」
「アイリ……挿れるぞ」
その時。
「やあ、アイリ! 猪の干肉をおくれ!」
ファージルロッドの無遠慮な登場にアイリは目を見張る。が、かろうじて悲鳴は飲み込んだ。
森の妖精たちはク・オルティスのような普通の人間には見えないのだ。
このいたずら好きの妖精が騒ぎをおこしてク・オルティスに気付かれる前に出ていってもらおうと、アイリは今までの甘い気分も忘れて言った。
「い、今はダメ。少し待ってちょうだい」
「えっ? さっきわたしが欲しいと言ってくれただろう?」
それを自分に言われたものと捉えたク・オルティス。怪訝な顔でアイリを見つめる。
「いえ、そうじゃないんです!」
「では、いいな」
慌てて否定するアイリに、ク・オルティスは腰を進めようとする。
「ダメっ」
ファージルロッドにク・オルティスとの睦み合いを見られたアイリはどうしていいかわからなくなってしまった。
混乱して涙が溢れてくる。
「その子を苛めるんじゃない、モースの騎士。おいらがちゃんと見えてるだろう」
と、ファージルロッドの言葉に、アイリは固まる。
「……!?」
「はは。悪かった」
実は、ク・オルティスは魔導士がアイリと彼を引き合わせた時から、妖精が見えるようになっていたのだった。
それをアイリが知らないのをいいことに、下手な芝居をうったのだ。いささか度が過ぎる冗談だった。
呆然とするアイリと苦笑いするク・オルティス。二人を後に、ファージルロッドは邪魔したな、と消えてしまった。
その後。
生まれて初めて女性に引っぱたかれるという経験をしたク・オルティスは、くっきり手形のついた顔
を散々従者のキサルにからかわれた。
それはアイリが「モースの奥方」と呼ばれるようになってからも続いたという。
お粗末さまでした。温いし改行変ですみません
原作はおとぼけ国王×意地っ張り王妃も萌えるカップリングだと思います
597 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/24(金) 10:38:32.78 ID:yoDg2c4B
GJ!!
懐かしい〜
中学校ぐらいに読んだ!好きな話しだわ
GJ!
笑ったわ
この二人いいよね
もちろん国王×王妃も大好きだ
保守
最終巻を迎えた彩雲国のが読みたい
三十路の初々しい新婚カップルでもいいし、黎深と百合姫の子作りでもいい
>>588 身代わり伯爵は鬼畜なのしか浮かばないw
術の効果が残っててオズワルドに逆らえなくなるミレーユとか
媚薬効果のある別の香り嗅がされちゃうとか
本当は幸せな話の方が好きなのに
602 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 02:22:27.00 ID:wSFyI1Hx
フレッド×セシリアのカプがなかなか萌えるのだが…
ツンデレっぷりがええね
誰か砂漠の花のレンソール×カリュンを
破妖の剣の闇主×ラス、
邪羅×リーヴィ、鎖縛×サティンが読みたい…
狼陛下の花嫁か暁のヨナが見たい
ヨナいいよね
こないだの無自覚ストリップえがったw
実はスウォン×ヨナ、ジェハ×ヨナあたりもえる
狼陛下好きだー
早くくっついてほしいような、今のままが可愛いようなジレンマ
聖鐘の乙女のサリアン様×アティが読みたい
なんだかんだと在学中にいいくるめてwモノにしてしまう一見さわやか実は腹黒王子とかのシチュとか、
ダーク全開で鳥籠に囚われる系も面白そう
鳥籠の王女と教育係 新刊短編の最後の
ゼルイークがエルレインに「あんなことやこんなことをしてもらいますからね」
と言った後が知りたい。是非読みたい。
610 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/13(火) 09:35:20.36 ID:WC7PYa7r
ホシュ
>>604 保管庫にあるよ
新作読みたいというなら同意する
新作切望
ここより同人サイト逝った方が早い
ぴちぴちピッチ ミケルネタ
ふたなり注意
「これは……どうしたことだ!」
厳かな聖域世界にミケルの声が響いた。
しかし、その姿は普段と違い、トーガから露出した胸板には乳房の膨らみが現れ、ミケルはこぼれ落ちそうなその巨乳を両腕でおさえた。
「ミケル様、どうなさいましたか〜」
パタパタとせわしなく羽を動かしながら、フクが近付くのをみて、ミケルは慌てて顔をあげた。
幸いフクは御使いの中でも常にそばにいて、自分の世話をする立場だ。
他の御使いを呼ぶよりも幾分か話しやすいだろう、そう考えミケルはゆっくり腕を下ろした。
「みかるを取り込んでしばらくした途端……有る物があって無い物もある状態になった」
下も何かおかしい、と付け足しながら言うとミケルはふらつくように壁に手をついた。
柔らかな丸みを帯びた豊かな乳房に驚いたようにフクは大きな目を更に見開いた。
「な、な、な、なんでですか〜!」
「私が知りたいくらいだ!」
吐き捨てるように言いながら思い起こすが、ブラックビューティーシスターズを取り込んだ時には、このような体の変化は無かったはずだ。
それに、インド洋のマーメイドプリンセスもほぼ同時に取り込んだが、まだ性的に未熟な少女を取り込んで、こんな巨乳になるとも思えない。
ならば、やはりみかるを取り込んだこと……実体を手に入れたことによる反動と考えるのが納得のいく答えだろう。
「あのお方ならば解決策を知っているかもしれない……」
棟の中心にいだかれた声を持つ炎。
彼が何者かミケルは分からなかったが、その炎は暖かく、確かに信じられると感じ、ミケルは相談を持ちかけた。
しかし、予想に反し、流石に驚いたらしく一瞬炎がガス火のような色に変わった。
あんな色に変わるなんて初めて知った、そう感じながらも、ミケルは答えをまった。
「……みかるはパンタラッサの少年への愛欲を抱えたまま取り込まれた。ならば……その愛欲を解消する他解決策は思い浮かばない」
自分の実体のベースはあくまでみかるの体。
ならば、みかるの未練を断ち切り、完全に自分の支配下に置くしかないかとミケルは改めて決意を固めた。
「しかし……」
いくらなんでも、みかるの未練の根元である海斗に抱かれる、という行為は抵抗がある。
仮にも古代人類の王である自分がパンタラッサの王子とはいえ、仇敵に組み敷かれるなど不愉快だ。
ならば、何か別のことで未練を薄めていくしかない。
「フク、本当にそれが一番なんだな」
「はい、ミケル様!御使いたちに調べさせた確かな結果です」
フクがプップップッと笑いながら飛び回るのを眺め、ミケルは内心でその御使いが当てになった試しがないと悪態をつきながらも、その方法以外心当たりがないならば、仕方ないと人間の姿に身をやつした。
普段の古代ギリシャやローマを彷彿とさせるトーガではなく、シンプルな白のセーターと、濃い黒のジーンズ。
とはいえ、普段より張り出た胸と尻が目立ち、どうにも違和感を感じたがミケルは御使いの中でも比較的御しやすいレディバットと共に人間の街に降り立った。
「ミケル様……本当になさるのですか?」
「人間の少女はそれが一番失恋に効くのだろう」
「そ、そう聞いてはいますが……」
「くどい!」
きつく一喝されてしまえば、レディバットはそれ以上口を開けず、ミケルがずかずかと歩くのを見ながら、溜め息を1つついた。
人間の少女が失恋に一番効くというものそれは
やけっぱち恋愛ごっこ……
頭が真っ白になるだの、新しい恋が一番だの雑誌でも少女の噂話でも言われていたが、つい昨日まで男だった上に、今もきっちり有る物はある状態のミケルにそれをさせるのは、レディバットには気が引けた。
大体、今から出会って恋愛なんかしていてマーメイドプリンセスたちとの決戦はどうなるんだ、と不安のつきないままだったが、ミケルの背を追うレディバットは口を噤み続けた。
しばらく歩くと繁華街へとたどり着いた。
繁華街は明るく、大勢の男女もいるため、ここなら目的にもちょうどいいかとレディバットはほくそ笑んだ。
幸い自分もミケルも見た目はかなり良いのだ。
このままぶらついていれば、馬鹿な男が近づいてくるはず、隣で初めてのクレープに苦戦しているミケルをなるべく視界にいれないまま、レディバットは小さくガッツポーズを決めた。
「ねぇ、君たち2人?」
しばらくすると、レディバットの予想通り男が声をかけてきた。
2人組で片方は茶髪にピアス、もう1人はじゃらつくだけ邪魔なアクセサリーとニット帽を被っている。
お世辞にもレディバットやミケルに釣り合う外見とは言えないが、この際えり好みはできまいと、レディバットはミケルに目配せをした。
ミケルの方も分かっているというように頷き、普段より幾分か穏やかな表情に愛想笑いを浮かべている。
「そうだけど、君たちも?」
「そう、一緒にどこか行かない?ゲーセンでもボーリングでもいいよ」
「うん、そうだね……じゃあ任せようか」
ナンパに成功した、と笑う男たちを眺めながら、ミケルは見下したように笑みを浮かべた。
馬鹿な男たちめ、せいぜい利用されるがいい、そう内心で呟き、先ほど食べたクレープのチョコソースをハンカチで拭った。
男たちのエスコートは品こそないが、良いものだった。
明るいボーリング場、人の多く女性の姿もあるゲーセン、少し洒落っけのあるファミレス。
どれも女性に警戒心をわき起こさせにくいコースであった。
夕暮れも過ぎ、空がすっかり濃紺に染まってから、ミケルは僅かに眉をひそめた。
胸も下半身の違和感も一向に引く気配がない。
やはり、人間ごときでは私の相手には役不足か、と溜め息をついていると、ニット帽の男が声をかけてきた。
「最後にさ、おすすめのクラブがあるから行こうよ」
グイッと肩を引き寄せられ、ミケルは多少の不快感を感じたが、前を歩くレディバットが普通に接しているのを見て、こうしたものなのかと抵抗をしなかった。
男たちの案内で繁華街から少し離れた路地を進んだ。
繁華街からほんの2つほど角を曲がっただけだが、道幅は半分ほどの薄暗い道になりだしている。
クラブがあるというのに、一向に人気がしない。
寧ろ、人気など感じなくなっている。
違和感に先に気付いたのはレディバットだった。
「……クラブ、まだなのかな」
「ああ、隠れ家系のスポットだからさ、穴場なんだよ」
「……僕たち、そろそろ時間が」
レディバットがそこまで言った瞬間、レディバットのそばにいた茶髪の方の男が、レディバットを壁に押さえつけた。
「レディバット!」
ミケルが声を張り上げると、即座にニット帽の男が口を塞ぎ、被さるようになりなが胸をセーターの上から揉んだ。
「み、ミケル様に、なんて真似を!」
「うっせぇな……ノコノコついてきたお前らが悪いんだろ?」
ニヤニヤと笑いを浮かべたまま、茶髪の男はレディバットの太ももをなでた。
びくりと背を仰け反らせると、男の指は無遠慮に這い上がり、レディバットの秘唇をショーツ越しに撫でた。
「ひっ!や、やめっろ」
必死に逃げようと身をよじるも、男にがっちり肩を押さえつけられては、レディバットでも腰をくねらすしか出来ず、煽るような真似になるしかなかった。
「うーっ、んぅっ」
一方ミケルの方も男に口を押さえつけられたままセーター越しに乳首を責められていた。
「ははは!なんだ、ノーブラなんて誘ってるみたいなもんだな」
ニット帽の男の言葉にレディバットは青ざめた。
自分のように胸元の開いた衣装ではないから、ブラジャーをしている物だと思っていたが、そもそも男のミケルにブラジャーをつける概念があるとは思えない。
何故、最初に気付かなかったのかとレディバットは悔やんだ。
「ぅっ、ぁあっく」
次第にミケルの声には艶が混じりだし、擦り付けるように内股を合わせ、ミケル身をよじった。
「そら、デカパイ見せてみな!」
下品な声で煽りながらニット帽の男がセーターを捲り上げると、ぶるんと勢いよく乳房が飛び出した。
張りのある乳房は寒さに震えながらも、先ほどまで弄られていた乳首だけはぴんとそそり立ち、牡丹のように色づいている。
「ミケル様!……っひ、や、やめ!」
ミケルに働かれる無体にレディバットが声をあげると、茶髪男の指がショーツを食い込ませ、クロッチの端からレディバットの秘唇を露出させた。
そして、茶髪は更に無遠慮にクロッチ越しにレディバットのクリトリスをなぞりだす。
「やっやだ、だめっ!そ、そんなところ」
今まで一度として触れられなかった場所への刺激に、レディバットはびくりと背をそらした。
「なんだ?もう濡れてきた?」
粘つく声で囁きながら茶髪の指が無遠慮にレディバットのクロッチを押さえつける。
屈辱と無理やり与えられる快感に、レディバットの膝が震えた。
今まで幾度となく、マーメイドプリンセスを誘惑しようとしたとはいえ、レディバットは未だ処女であり、いずれ新たな世界が創られた後に、神にも等しく感じているミケルに情けを頂けたら、などと考えていたのだ。
それが、こんな薄暗い路地裏で名前も知らない男に散らされるかと思うと、涙がこみ上げてきた。
「ミ……ケル様」
小さな声で嗚咽まじりに漏らした声を茶髪は聞き逃さなかった。
「なんだよ、お前らレズか?気持ちわりぃなあ」
そう言いながらも無遠慮な指は止まらず、ついにはクロッチから中に侵入し、クリトリスをつまみあげる。
悲鳴にも似た声をあげるレディバットを見つめて、ミケルは唇を噛み締めた。
「人間風情っが、私たちに手を、出すなど……」
普段のミケルならば今すぐにでも力を出して、この罪深い2人の男を消し去っていても可笑しくなかったが、ニット帽に乳首を摘まれるたび、甘いような感じが脳に走り集中を邪魔した。
ニット帽の手が下に向かい、ジーンズのフロントを外していく。
しかし、下には有る物があるのだが、ぴょんと勢いよくミケルの桃色の自身が飛び出した。
「な、なんだこれ!」
突然目の前の女だと思っていた相手の股間から、自分たちと同じ物が飛び出せば驚いても当たり前というものだ。
しかし、驚いた手が止まったのもつかの間、ニット帽は即座にミケルのズボンを下着ごと下ろした。
他人の前に、ましてや虫けら同然に感じていた人間の前に体を晒すことに恥はなかったが、何の力も持たない人間の好きにされることが悔しく、ミケルは唇を噛み締めた。
「うわ、両方ついてるじゃん!」
ニット帽の男はミケルの屈辱など知らず、無遠慮に今朝できたばかりの秘唇へ指を伸ばし、グイと広げた。
「やっ、ぶ、無礼者っ」
必死に声を上げ、ニット帽を押しやろうとするが、元より実体のベースが病弱なみかるでは、力で太刀打ちすることは難しく、男の指が内側へと入り込むのを甘んじるしかなかった。
「いやっ、や……ぁ」
内股からは嫌らしい水音が溢れ、ミケルの意思には無関係に蜜は増えて男の指を手助けする。
女の部分がこうも理不尽だとは思っていなかった。
「み、ミケル様……止めろ!ミケル様に手出しをするな!」
目の前で秘唇に指を突き刺され、今にも純潔を奪われそうな自分の主に、レディバットは思わず声を上げた。
とはいえ、自分自身も既にショーツはふくらはぎまで下ろされ、前が大きく開いたシャツから小振りな乳房を露出させられている。
寒い外気に触れているにも関わらず、レディバットの体は緊張に汗ばんでいた。
「ぼ、僕が……満足させるか……ら」
最後は最早呟くようなか細い声になっていた。
だが、主を守るのは御使いとしての使命でもある。
自分の判断は決して誤っていないと思いながら、レディバットは目を伏せた。
「へぇ、なに?ミケルちゃんだっけ……レズ友かなんか?」
「ばか、これほら、ふたなりだからレズじゃねーよ」
下卑た会話をしながら、ニット帽がグイッと乱暴にまだ剥けてもいないミケル自身を掴んだ。
「ひっ!」
ビクッとしたようにミケルが背を仰け反らせると、男たちが笑い声をあげた。
最早2人は完全に男たちの玩具と見なされているのだろう。
「えーっと、レディバットちゃん?じゃあ俺のも舐めてよ」
ニヤニヤと笑いながらニット帽がファスナーを下ろし、既に勃起しかけている肉棒を突き出した。
脈が浮かび上がり、黒ずんだそれはあまりにグロテスクで、レディバットは息を飲んだ。
汗の籠もった臭いといい、すえたような生臭さも躊躇させたが、自分がやらねば、ミケルの純潔を守れないのだと、レディバットは覚悟を決め、ニット帽の肉棒におそるおそる唇をつけた。
柔らかな唇がグロテスクな塊に触れると、男たちから小さなこえがあがった。
ゆっくりとニット帽の肉棒に舌を這わせながら、チラリと見上げると、ミケルは目を見開き信じられないという表情をしている。
男たちに好きにされている事実よりも、ミケルのその表情に何よりもレディバットの心は傷付いた。
しかし、ミケルを守るための行為は止められない。
仕方なく肉棒に唾液を絡めているとスカートを捲り上げられた。
「や、な、何をするんだ!」
薄暗い路地裏に月の光だけでも白いと分かるレディバットの尻が晒された。
肉こそ少なく、ボリュームは控え目だが、引き締まりつんとした尻に茶髪は自身の肉棒をこすりつけた。
尻の谷間にこすりつけられる肉棒には、何か埋められているのか、ボコボコした感触が伝わる。
「やっやだ!止めろ!止めっ」
悲鳴を上げようとした瞬間、レディバットの頭を押さえつけ、ニット帽が肉棒を深くくわえさせた。
突然にのど奥をつかれ、レディバットはむせながらも涙を浮かべた。
下腹部では茶髪がレディバットの肉芽をつまんだり、擦ったりと快楽を与えるせいで、乳首はつんととがり、筋状の秘唇からはジワリと愛液が垂れだしていた。
「はーい、筋マンご開帳〜」
ニヤニヤ笑いながら茶髪が指を使い、レディバットの秘唇を開いた。
内側は既にじっとりと濡れ、小さな桃色の花びらがヒクヒクと蠢いている。
「ああ……や、やだ……見ないで」
力ない声を出すレディバットに男たちの嗜虐心は掻き立てられた。
茶髪の肉棒はいたずらにレディバットの膣口をこする。
そのたびにびくりとレディバットの体は震え、緊張に表情が強張る。
このようにか弱く震えるレディバットを見るのはミケルも初めてだった。
まだニット帽の手はミケルの肉棒を掴んでいたが、それ以上にミケルはレディバットの痴態に興奮を覚えていた。
普段、気障な振る舞いを心がけているレディバットが、このように弱々しく震える姿など、想像したこともなかった。
寒い外気のせいで乱れた息は傍目にも分かるほど熱がこもり、白い霧となって散る。
「ああっ!」
突然ニット帽がミケルの乳首をつまみあげた。
レディバットの痴態に見入っていたせいか、先ほど以上に感度がよくなり、ミケルの背はエビのように反った。
「や、ぁあっん」
ニット帽の指が再び秘唇にふれ、そのまま膣口の辺りをなぞりだす。
「ん?レディバットちゃん見てて興奮した?」
ニット帽がリング状のピアスを嵌めたミケルの耳を舐った。
レディバットの痴態と直接的な刺激のせいで、ミケルの内股はすっかり愛液に濡れそぼり、嫌らしく光っていた。
「み、ミケル様……」
自分の目の前で自分が慕っていた主が興奮し、淫らな汁を垂らしていると思うとレディバットの膣口はキュッとしまった。
「さぁって、そろそろ入れようか」
茶髪の男の発言に、ミケルに見とれていたレディバットはハッとしたように振り返るが、ほぼ同時にレディバットの未通の花園を、茶髪の楔が無残に散らした。
「うぁっあ!ぁっああ……!」
散華の血を内股に伝わせながら、レディバットは嗚咽を漏らした。
男が動くと血と愛液の混じったものが内股に伝っていく。
「処女だったんだ〜」
粘つく声をレディバットに浴びせながら、茶髪の男は腰を動かし、路地裏に水音を響かせる。
痛みと屈辱に必死にこらえようと地面をかくレディバットの耳に信じられない声が入った。
「じゃあ、次はミケルちゃんだな」
バッと顔を上げると、ミケルの足がニット帽に持ち上げられ、ニット帽の汚らしい肉棒が小さく窄まった蕾に押し当てられている。
「離せっ!貴様、このような真似を」
「話が違う!ミケル様に触れるな!」
必死にニット帽の肩を押すミケルにレディバットは声をあげた。
しかし、振り返ったニット帽は嫌らしい笑みを浮かべる。
「だから、アナルで我慢してあげるよ」
先ほどレディバットに無理やり舐めさせた肉棒がミケルの小さな窄まりをこじ開けていく。
本来の目的を逸脱した行為に、ミケルは目を見開き、喉をそらせ声にすらならない悲鳴をあげた。
無理やりこじ開けられた蕾は肉棒を加えながら、小刻みに震え、ミケルは力無く涙を流していた。
「うぁ……あ……」
弱々しい声を漏らしながら、ミケルが首を横にふると、動きに合わせるように乳房が震えた。
「み、ミケル様……」
男に貫かれ弱々しく震える主を見ながら、レディバットは小さな声をあげた。
しかし、それも束の間再び茶髪が腰を動かしだした。
「っや、やだ、いやぁあっ」
締まる、だのという声が聞こえたが、レディバットにあるのはまだ苦痛でしかなく、涙をこぼしながら、肉棒を押し出そうと力を込めていた。
それが余計に男を悦ばすなど知らず、レディバットは引き抜くため腰をくねらせる。
「うぁっ、あ……いたっ……うぅっ」
ミケルの方も無理やりに突き刺された肉棒を動かされ、悲鳴を上げるも、秘唇からたれ流れた愛液がニット帽の肉棒に絡みつき、徐々にただ出入りしているだけのような速度になっていく。
「いや、いやっ……おかしいっ」
古代人類の王たる自分がこの様に人間風情に犯されるなんて、と必死に首を振るが、耐え難いことに蕾を出入りする肉棒が動くたび、下腹部にジワジワとした快楽が込み上げてくる。
「や、いや……いやだっ」
幼い子供のようにいやいや、と首を横に振るが、ニット帽は意に介した様子すらなくそのままミケルをレディバットに近付けた。
「ひっぁ、ミケル様ぁっあんっ」
貫かれ腰を打たれるうちに、痛みより快楽が増しだしたのか、レディバットの声は先ほどより幾分が上擦り、そのまま必死にミケルの名前を呼んでいた。
不意にミケルの中に入れられていたニット帽の肉棒が引き抜かれた。
「ふぁ……っあ」
ふらつくように前のめりになるミケルを捕まえると、ニット帽がミケルの腰をレディバットの顔の真上においた。
レディバットの吐息の触れる距離に、しとどに濡れ、嫌らしく蠢く自分の秘唇が向けられ、ミケルは息を飲んだ。
するとレディバットに突き刺されていた、茶髪の肉棒も引き抜かれ、今度はミケルの頭が押し付けられた。
「ほら、そのデカパイでマッサージしてもらうかな」
愛液とレディバットの破瓜の血がついた肉棒は醜悪にすら見え、ミケルは小さな悲鳴をあげたが、肉棒は無理やりミケルの頬にこすりつけられた。
「ひぁっあぁっ!」
突然秘唇に滑るような感触を覚えてミケルが腰を跳ね上げた。
しかし、その逃げようとした動きを制したのは、レディバットだった。
レディバットの舌が自分の秘唇をなぞるのを感じ、ミケルは目を見開いた。
「や、レディバットっ……止しなさいっ」
逃げようとするように尻を揺らすも、レディバットの舌からは逃げられず、ゆっくりと膣口周辺まで舐められ、ミケルは腰を引いた。
先ほどの無遠慮な男の指と違い、レディバットの舌は、優しく丁寧にひだの一つ一つを舐めていく。
「あ……あぁっ、や……」
力無く震えていると再び頭を押され、ミケルの薄めの唇の茶髪の醜悪な肉棒が押し込まれた。
息苦しいほどの青臭さに眉をひそめながらも、下半身からせり上がってくる快楽のやり場がなく、ミケルは舌を這わせた。
「ほら、乳も使えって」
蔑むような男の声に、地面についていた手をゆっくり上げると、柔らかで豊かな乳房を持ち上げ、男の肉棒に押し付けた。
「こ、こうか……?」
恐る恐ると言うように少し当てると、男の手が乳房をつかむ手に重なり、強く押し付ける。
そして、その間をこすりつけるようにしながら、ミケルの唇に肉棒をくわえさせ、動かしだす。
「んぅっう、っふ」
口を塞がれ息苦しさに眉をひそめるも、不意に再び蕾へ触れる物を感じた。
「うわ、レディバットちゃんの顔ぐちょぐちょ〜」
ニット帽の男が笑いながら、ミケルの蕾へ自身を突き刺す。
先ほどからミケルの秘唇を舐めていたせいで、したたる愛液を顔にかぶりながら、レディバットは自分の肉芽を摘まんでいた。
ミケルの秘唇も肉棒も2人の男とは違い臭みはなく、むしろ甘く濃厚な香りがする気がした。
ミケルの愛液を舐めとるたびに、レディバットの内側から悦楽が込み上げてしまい、耐えきれずに自分を慰めていた。
「ミケル様っあ……ぁ、ミケル様の、甘いです」
うっとりしたような口調で呟きながら、レディバットは先ほど処女を失った自分の中へ指を突き刺した。
だが、先ほどの熱をしった花園は指では足らず、込み上げてくる熱を鎮めるには足りない。
「うぁっあ……ふぐっ、んぅ」
蕾、秘唇、唇、乳と性感帯を好きに扱われ、ミケルのプライドが快楽で徐々に崩れていく。
蕾からは力が抜け、そのままピクピクと震え、絶頂が込み上げだす。
「ふぅっうぁあっ」
悲鳴を上げながら、茶髪の肉棒から唇をはなすと、ちょうど肉棒から精液が溢れミケルの顔にねっとりとかけられ、ミケルの放った精液は放物線を描きながら、レディバットの腹を濡らしていく。
そして一拍遅れながらミケルの内部へとニット帽の精液が流し込まれる。
小さな蕾から溢れた精液は、真下にあるレディバットの顔にたれながれた。
「ふ……う……」
快楽のあまり、崩れ落ち掛けたミケルの体を男たちが持ち上げ、ゆっくりと足を開かせた。
「ほら、レディバットちゃん……これ欲しかったんだろ?」
ニヤニヤとした笑みを浮かべながら、先ほど放った精液の滴がまだ付着しているミケルの肉棒をニット帽がキュッと掴んだ。
まだ敏感な肉棒への刺激にミケルの体はびくりと跳ねたが、それを気遣うことはなく、レディバットへと見せつけた。
「ミケル様の……おちんちん」
すでに熱で浮かされたような表情をしながら、ゆっくりレディバットは近寄った。
そして、自分で秘唇を広げるとゆっくりとミケルの肉棒を暖かな肉で包み込んでいく。
「あぁっミケル様が、僕の中にっ」
恍惚とした笑みを浮かべながらレディバットは声を漏らし、そのままミケルの肉棒を締め付けた。
じっとりと濡れたレディバットの中は熱く、そこから溶けてしまいそうに感じながら、ミケルはレディバットにしがみついた。
細くしなやかで、バネのあるレディバットの体にむしゃぶりつくミケルの姿を見ながら、ニット帽がゆっくりミケルの秘唇に触った。
「さて、ミケルちゃんも開通しようねぇ」
嫌らしく笑いながらミケルの秘唇に肉棒を押し当てると、そのまま無理やりに押し込んだ。
「うぁっあぁっ!」
びくんと顔を上げのけぞるも、恍惚に身を委ねたレディバットの足が背中に絡みつき、逃げることができず、ニット帽の肉棒が花を散らすのを感じる他なかった。
内股を伝う愛液以外の粘液にミケルはピクピクと中を振るわせるしかなかった。
「ほら、レディバットちゃんは二輪刺しだ」
ニヤニヤと笑いながら茶髪がレディバットの蕾に自身をあてがう。
しかし、もはやミケルを味わうことに夢中になっているレディバットには、抵抗する意識すらわかず、こじ開けてくる楔に声をあげる程度だった。
「あ……ぁん」
「ん……ふ、ミケル様ぁ」
路地裏で重なるようにしながら精液塗れにされ、2人は転がされていた。
男たちは自分たちの性欲を満たすと2人の写真を取り、バラすなとだけ告げてどこかへ行った。
しかし、もはや2人にはそんなことはどうでもよかった。
「あっん、んっレディバットっだめっ」
レディバットの細い指が蕾を弄る快感に愛液を垂らしながら、ミケルは必死にレディバットの中に精を放った。
「あ、ミケル様ぁっ気持ちいぃです」
すっかり口調も表情もとろけながらレディバットは中に放たれた熱を感じて達した。
精液塗れにされながら、2人の中には互いに肉の悦びを刻み込まれてしまっていた。
そしてミケルは、それが既に自分に取り込まれている星羅の心にまで影響を及ぼすことに気付いていなかった。
「こ、これが……エッチな気持ちなのね」
終わり
625 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 06:34:27.61 ID:XrRWpuZN
保守age
hosyu
久々に書く意欲が湧いたので、作品を投下します。
需要があるかは分かりませんが、
豆文庫の「シュガーアップル・フェアリーテイル」のシャル×アンです。
数時間で書いた代物なので、キャラが若干(?)おかしかったり、
エッチシーンが二の次のような展開なので、
エロを期待してる人には物足りないと思いますorz
それでも良ければ読んでください。
窓から月の明かりが射し込んでる…――今日は満月のようだ。
シャルの背中の羽が月光に反射して輝いた。
その美しさに、思わず見惚れてしまう…
この部屋にはわたしとシャルの2人きり、
ミスリル・リッド・ポッドは、気を利かせて部屋を出ていった。
そして今、2人とも生まれたままの姿だ。
お互い、この日が来ることを望んでいた…
わたしは、シャルの胸元に顔を寄せる。
「アン、本当にいいのか?止めるなら今のうちだぞ…?」
「シャル、私は後悔なんてしないから…あなたのものにして下さい」
シャルが無言で抱きしめてくれる…わたしも彼の背中に手を回した。
と、その時シャルの羽に手が当たってしまった。
「…!」
シャルの顔に少し動揺が走る。
わたしは慌てて手を離した。
「ご、ごめん、シャル…」
「…アン、全てが終わったら触らせてやるから、今は我慢してくれ。
行為の最中に誤って傷つけられたら困るからな」
そう言って、シャルの長く綺麗な指が、私の指を絡め取る…
そしてその言葉にわたしの体温は急上昇してしまった。
きっと今のわたしの顔は真っ赤になってしまってる…
シャルの顔が近づき、優しく口づけられる。
初めは啄ばむようなキスが段々深くなっていった…
お互い、相手以外何もいらない…そう伝えあってるようなキスだ。
わたしの口腔に侵入してきたシャルの舌は、何故か甘い気がした。
そして口内を蹂躙されて、息が苦しくなってしまう…
「ふっ…う…シャ、シャル…!く、苦し…!」
「あ…すまない」
「ううん…いいの、わたしもごめん…」
2人して謝ってることに、お互いが思わず笑ってしまう。
そして再び口づけを交わしあった…
ふいにシャルの右手がわたしの左手から離れ、わたしの下部に触れる。
分かってても思わず緊張してしまい、足に力が入ってしまう。
「アン、大丈夫だから…少し力を抜いてくれ」
「う、うん…」
どうにか心を落ち着かせて、力を抜くことを心掛けた。
するとシャルの指が、力が抜けるのを待っていたかのように秘部に触れる。
今まで誰にも触れさせなかった場所をシャルの指が滑る…
と、その時、何かを摘ままれる。
その瞬間、何とも言えない感覚が背中を突き抜けた。
「あぁ…!!」
「ここか?」
シャルがさらにそこを攻める。
最初は何とも言えない感覚だったのが、段々快感に変わっていく。
「あっ…な、何か…変な感じ…!」
「大丈夫だから、俺に全て委ねろ…」
「う…ん……!」
しばらくその場所を攻められる…もう頭が沸騰しそうだった。
羞恥に耐えていると、今度は別の場所を探られる。
そして指がある一点で止まると、次は体の中に侵入してきた。
あまりの痛さにびっくりしてしまう。
「痛っ!!シャル…む、無理…!」
「まだあんまり濡れてないな…少し痛いかもしれないけど我慢してくれ。
ゆっくり慣らすから…」
そしてシャルの指が私の中で蠢く。
最初は痛かっただけなのに、徐々に痛い中にも違う感覚が生まれ始めた…
それにつれて、声が思わず漏れてしまう。
「ふっ…ん…!あ…あぁ…!!」
恥ずかしいと分かっていても、止めることが出来ない…
段々そこが解れてきたのか、シャルの指がさらに増やされる。
少しひきつる感触があるが、それでも簡単に指の侵入を許してしまう。
「少し解れてきたな…もうちょっと我慢してくれ」
そう言って、わたしの中の指の動きを早める。
その瞬間、今まで感じたことのない快感が体を駆け抜けた。
「あぁ!あっ…!!」
「…達ったのか?大丈夫か?アン」
「はぁ…はぁ…よ、よく分からない…」
「そうか…でもまだ本番はこれからだから、もう少し頑張ってくれ」
そしてシャルの指がわたしから抜ける…と、次の瞬間、固いものが侵入してきた。
指とは比べものにならない圧迫感に思わず声が出てしまう。
「あっ…うぅ…く、苦し…!」
「すまない、アン…少し我慢してくれ」
「うん…!!」
そう言ってみたものの、やっぱ苦しいものは苦しい。
自分の意思とは関係なく、涙が零れてしまう…
それに気づいたシャルが、唇で涙を拭ってくれる。
わたしが落ち着くまで、シャルは動かずにいてくれた。
それでも我慢の限界が来たのか、申し訳なさそうに声をかけてきた。
「そろそろ動いてもいいか…?俺にも限界があるんだ」
「ご、ごめん…!ゆっくりお願いします…」
「あぁ…努力する」
そう言って、ゆっくり動き出す。
最初はまだまだ苦しかったけど、段々落ち着いてくる。
そして今度は違う感覚に支配され始めた…
シャルから与えられる律動に耐えていると、
シャルの右手がわたしの胸に触れた…と思ったらいきなり揉まれる。
突然の刺激に、思わず握られたままのわたしの右手で、
シャルの左手を強く握ってしまう。
それでもシャルは構わず、今度は胸の頂点を口に含んで甘噛みをした。
いきなりの刺激に声が抑えられない…
「あ!シャル…だめ!!」
「何がだめなんだ?」
「だ、だって…変になっちゃう…!」
「俺はお前に気持ちよくなって欲しいし、お前の乱れた姿が見たい」
「…!」
その言葉に、無意識にシャル自身を締め付けてしまう。
「つぅ…!あんま締め付けないでくれ。
アン、俺もそろそろ限界が近いから動くぞ」
「え…?あっ…んん…!!」
突然律動が早められる。
苦しさはもうなくなっていたけど、
その代わりさっきとは比べものにならない快感が襲ってきた。
「あっ!あっ!あっ…!!シャ、シャル…!!」
「アン…!!」
「あっあぁー……」
自分の中に冷たい感覚が広がる。
そこでわたしは意識を手放してしまった……
ふと目覚めると目の前にシャルの寝顔があり、思わずびっくりしてしまう。
それでもあまりの美しさに、つい見入ってしまった。
触れたくなり、手を伸ばそうとしたら、シャルが目を覚ました。
「……体は大丈夫か?」
「う、うん…」
今更ながら、シャルと結ばれた事実に恥ずかしくなってしまう。
でも後悔は全然なかった。
「シャル…ありがとう、わたしを受け入れてくれて」
「本当に後悔してないのか?」
「後悔なんてしないよ…。
シャル、わたしはいつか人間の男の人と結ばれて、家庭を持つかもしれない。
でもね、わたしが初めて愛した人はあなただから。
例え妖精でも構わない…あなたに全てを捧げたかったの」
「アン…」
「それにシャルには、わたしの全てを覚えてて欲しいの。
でもわたしに囚われたまま生きて欲しいわけじゃない。
わたしはいつか、あなたより先に寿命を迎えるわ…
でもあなたの記憶の片隅にわたしとの記憶があれば、
シャルの中で、わたしは生き続ける事が出来るのよ」
「…そうだな」
シャルは少し悲しそうな顔をした…
でもシャルは黒曜石。
きっと私が亡くなっても、その後何百年も生きることになるだろう。
愛する者が先に逝く悲しみは、わたしもママで経験した……
そこでわたしは一つシャルに提案した。
「シャル…わたしがいつかもう砂糖菓子が作れなくなりそうになったら、
最後に作る砂糖菓子は、その時の自分の像にするわ。
最後の力を振り絞って、最高の砂糖菓子を作って…
それをシャルにプレゼントするね」
「あぁ…じゃあ皺くちゃなおばあちゃんになったお前の像を期待してるよ」
そう言ってシャルは少し笑った。
その顔を見て何故か泣きたい気持ちになってしまった…
それでもどうにか泣くのは堪えて、1つお願いをした。
「シャル…羽を触ってもいい?」
「ああ…」
「ありがとう…」
シャルの羽に手を伸ばす。
シャルはやっぱりくすぐったそうな顔をしていた。
久しぶりに触った感触に、やっぱり感動してしまう。
これを砂糖菓子で再現するのは不可能だけど、
もっと将来技術を積んで、この羽に近づきたい…!
わたしの中の職人魂に火が点く。
そしてもう一つ、望みが生まれた。
「シャル、さっき最後に作るのは私の像にするって言ったけど、
もう1つ、その時の持てる技術を全て使ってあなたの像も作るわ。
それをわたしのお墓に入れて欲しいの」
「………お前が望んだことをするよ」
そう言って、シャルがわたしを抱きしめる。
人間の体と違って体温を感じないけど、
それでもわたしは幸福感に包まれた。
「アン、明日も朝早いんだから、もう寝た方がいい」
「うん…おやすみ、シャル」
「おやすみ」
そしてわたしはシャルの腕の中で、幸せな夢を見るのだった…―――
以上です。なんか変な展開ですみません…
本スレで2人の種族の違いで、
結ばれてもどうするんだろ?って議論をみて思い浮かんだネタですが、
やっぱ寿命の違いはどうしようもないような…
前にコバルトの「花咲かす君」に萌えて、書こうとして挫折したけど、
あっちも結ばれた後どうするんだ?と思ったな…
短い間でも幸せならいいじゃないかと言ってみる
GJ!
>>565 亀だけど、須藤×千早大好きだ。
アニメで「綺麗な子をいじめたい」「ごめんなさいは?」
「なんだろう、惚れられたかな?」が聴けると思うと興奮する。
全国大会で倒れた千早の部屋の前で待つ須藤は「ふざけんな」と思いつつ
実はすごい心配してたんだろうなと言うのは、彼の本来の実は良い人っぷりから観て
容易に想像できるw
さらに11巻からの一連の流れは須藤×千早好きにはたまらん物がある。
千早を弄りまくる動く須藤が見られるなんて、アニメ化ありがとう!
もちろん、新×千早、太一×千早も好きだ。
机×かなちゃん、机×菫も
豆の銀の竜騎士団のスメラギ×ルーシェが萌える
いつ王女の正体がばれるかによるけど、
ばれるまえにやっちゃうのもばれたあとでってのもどちらでも面白そうだ
ここで上がってるキャラの虐待SSが書きたいがそんなこと言えないorz
恋する王子のアレク×モニカ(男版)は801版かな?
堀さんと宮村くんはここでいいのか?
Web漫画だけど一応書籍化されてるよな
少女漫画なのか分からんが
公式カプもたくさんあるし、エロもいろいろ出来そうだが
ランドリオールのスレってないのかな?
ライナス×イオンが読みたくてたまらない。
てめーで書け
それもそうか。ありがとう。
>>643 ここで投下でOKじゃないかな
自分は読みたい
てか実はDX×イオンに萌えたりしてる・・・
>>637 ちはやふるアニメ丁寧でいいよね
自分は新千、太千が好きだ
ところで今さらだけどdeep clear(こどちゃ×ハニビタ)読んで大人になった羽山とサナがすごく良かった。
大人羽山×サナ読みたいわ〜
個人的に直澄くんの大人ver.もちょっとびっくりしたけど納得したな…
あれだけ不幸な子供時代演出しといて
避妊してなかった時点で萎えた
流し読みしかしてないけど避妊してない、って描写あったんだっけ?
ゴムだけだったら100%避妊できないし避妊失敗したからなのかなって思ったけど
確か避妊してなかった気がする
快楽だけ(生だから)楽しんで、子供出来たらおろせなんて
無責任とかなんとかサナが言ってたような
一回読んだだけだから、ちょっと記憶違いあるかも
でも結婚したんだから避妊しなくてもいいんじゃね?
読んでないけど、いくら結婚しても子供作る気ないなら避妊するもんじゃないの?
生でやりたいならパイプカットでもしろ
マンガの話にそこまで粘着するってキンモー
>>653 こどちゃがびっち満載のスイーツ()漫画なら気にならなかったんだが
小学生時代、出生の秘密やらなんやらシリアス展開があって
結局大人になったらそれを忘れたかのように避妊しなかったのかよってがっかりしたんだよ
子供時代のあれはなんだったんだ、後日談とかいらなかった
持ってるから見てきた。
「バカじゃないの!?アンタが快楽に負けて避妊 手〜抜くからでしょー!!
自分で楽しんどいてそんなの許されないよ!?」
だった。セリフ。
要するに普段は避妊してたけどついつい生でやっちゃった時があって
それが大当たりしちゃったってことなんじゃないの。
とらえ方はいろいろだろうけど、忘れたかのように避妊しないで・・って
ほどでもないような。
その後の速魔の反応も問題だろ
速魔は子供の頃のトラウマがあるのに
自分が妊娠しないもんだから平気でああいうことを言うのがショックだった
そんなのはどうでもいいから読んでみたい
大人になった2人。快楽に負けたっていいじゃないか。夫婦なんだ。
夫婦ならなぜおろせと言った?夫婦なら産んでも問題ないよな
自分のミスで避妊しなかったのを平気でおろせって
今までの子供時代は。。
>>658 まあね…まだ検査して問題が発覚してからおろせといってたのなら分かるけども…
まーやっぱトラウマはなかなか解消されないってことだね
未熟さってのは一生持って生きてくものだろう
まーフツーにお初の話とか読みたいな
ちはやのアニメ一気見してハマった
太一せつないよ太一
太一×ちはや希望
太一×千早いいね
でも報われない太一が千早とくっついてるのも想像できないので
悶々としながら別の女に手を出す太一もいいかも
でもそうすると只の最低男になるのか
>>661 そうなんだよ萌えるのに想像できないんだよ・・・!
報われる太一ってのが!
千早とくっつく姿が!
妄想泣かせだぜ…orz
かるたでもう報われちゃったしな太一
作者も報われたって言っちゃったし
太一は医大現役合格目指すなら少なくとも2年の名人戦予選以降は
かるた以外の事(受験とか)を優先させるだろうし
距離ができて初めて千早が太一の大切さに気付くって展開は有な気がする
666 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/18(水) 16:36:43.94 ID:zLb6cMu0
うそつきリリィの直太と先輩にめちゃくちゃ萌えてる
少女漫画板にスレすら無くてびっくり
世間的には人気そうなんだけど、需要ある?
萌え話したいぃ
豆文庫の「首の姫と首なし騎士」が個人的にきてる
安西先生、エロい話が読みたいです…
首絞めプレイありそうだなw
>>535-549 超超亀ですがGJです
リチャードの口調がそのままで、原作の続きを読めたみたいで、楽しかったです
保守
672 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 00:59:40.03 ID:SHIqXiNO
復帰
673 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/07(火) 18:08:59.14 ID:v/1Bqt2Q
保守
乙女
アニメ化記念に神様はじめまして見たい
好きっていいなよ。
神様はじめましたは白泉社スレあるから。
保守
怪物くんスレ落ちたぬか…
ほす
保守
ほしゅ
683 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/05(火) 12:29:48.84 ID:jzN362Sb
保守
誰かいるかな?保守
685 :
名無しさん@ピンキー:2013/03/12(火) 10:00:45.10 ID:V1mMjRTm
過去スレ検索したけど身代わり伯爵は無いみたいだね
今こそ閨房学を実践するとき!って
初夜で張り切り出すミレーユ、困るリヒャルトを妄想すると萌える
ときめきスレもとっくに落ちてるよね・・・。
また復活してほしい
落ちてしまったのでときめきトゥナイトのエロ読みたい
王道の俊蘭の他にその二人の息子とアロンの娘とか好みなんだけど
誰か書いてくれないかな
年上にドキドキして一人で抜く話とかでも良いので・・・。
保守
691 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/02(水) 00:07:30.43 ID:/YE5f1D6
hosyu
692 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/20(木) 01:31:24.71 ID:58e1F7g+
保守age
ああっ川原泉スレが落ちた