『ハヤテのごとく!』のエロパロ 13

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1名無しさん@ピンキー
ここは少年サンデー連載の『ハヤテのごとく!』のエロパロスレッドです。
本誌の進行とともに、女装・倒錯・純愛・百合・羞恥・痴女・肉球・逆襲・ガン○ムその他
萌えのシチュエーションがバラエティに富み始めても、住人は職人とともに
ノートの記憶を思い出したかのようにネタを振ったりしながらマターリしましょう。
好みの分かれそうなシチュにはNGワードを入れるとモアベター。
大丈夫、僕らならできる。

ここは18歳以上の人しか参加できない板です。
ジ○ンの軍人として恥ずかしくない節度を持った話をしましょう。

前スレ
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 12
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173538776

過去スレ
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 10
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160760973/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 9
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156862176/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 8
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154083362/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 7
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150126379/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 6
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145120808/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 5
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138401467/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 4
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134142421/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 3
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127475341/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115225572/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101242894/

本家スレ
ハヤテのごとく!ハムが待っていた時間168分
http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1179300648/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/
ttp://sslibrary.s9.x-beat.com/
ttp://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/10.html
2名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 15:24:43 ID:WFizNEIE
3名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 16:15:13 ID:fkpH4GcC
4名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 16:16:30 ID:5YhMo+0J
>>1
5名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 18:20:40 ID:gm0CXAHM
>>1

ここってエロが無くても大丈夫なのかな?
6名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 18:49:11 ID:mcfA8qsF


>>5
面白いは正義だ
7名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 19:14:31 ID:gm0CXAHM
>>6
じゃあ書いてみるか。面白いかどうかは分からんけど
8名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 01:49:34 ID:D0wG262v
>>5
なんか前スレでエロなしだけどすごいのが投下されてたような…
読んでみれば?
9名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 07:15:10 ID:hDjNZjH8
1乙
10名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 20:43:35 ID:yLsu79zi
>>1乙!
11名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 07:49:23 ID:YDeXbZJs
1乙
12名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 06:32:54 ID:jxt0xJcQ
hosyu
13名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 06:42:21 ID:bUmNw3CP
保守
14名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 04:17:39 ID:ksyfo0Fg
                ,  -── - 、
             , - ´::::::::::::::::::::::::::::::::::` ‐、
          -‐ '´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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         l::l::::::::l:::l:::::l:l:::::l:l::l l::::::l::::::::::l:::::::l:::::::;:ゝ;;ノ
          l::l:::::::l:::l:::::l:l::::ll ';l ';::::::l';:::::::l::::::l:;::イ、;;;;)`ヽ       >>1乙だよ♪
         /:';:l:::::::l::';〃ヽ   ,ィ==、、:l:::::ト、:/:l ヽ::::::',
         l::::iヽ::::::';:i,Z          l:;:イ /::l::::l  ';i:::::i
            l:::l::l  ̄l:i:l         イZz!:::l'´l:::l:::::l  i:l:::/
             ';:l';l  ll::l`‐、「 ̄ ヽ  ,.イl::::;':i::l::li::::l ノ!ノ
           ヽ   l l';:::';:::>ーr '´ /!:/`ヽl:l l:::li
               !,イ「  く::: ̄:::::ノ/   `‐ 、!
                  /:l l   /::::::::::::/    //:ヽ
              l::::l l   「二ニプ     / /:::::::::::',
              l::::ト、',  l   /    / /::::::::::::::::i
              l_l ',ヽ l  /    / ,イ:::::::::::::::::l
15名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 15:00:03 ID:LGstWJvS
>>前スレ987

前スレ905としてはwktkがTO☆MA☆RA☆NA☆I
16名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 23:36:35 ID:hBK5DtxC
>>15
気持ち悪い
17名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 23:37:38 ID:JuhyEoHz
前スレ>>1000
何がお前をそこまで駆り立てたんだ…
18名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 22:08:02 ID:uQ5tqHka
hosy
19名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:26:58 ID:hp7MPc4z
新スレ記念パピコ
20名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:36:19 ID:bptOCocQ
前スレ>>987です。
すいませんでした!
何が明朝だよ自分……orz
いまからナギ&マリア×ハヤテ投下。
……ぶっちゃけエロくないけどね!(エロシーンはあり)
21名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:38:57 ID:bptOCocQ
『みちあふれるままに』

「うぅ……くぅ……っ」
目隠しをされ、手足をイスに縛り付けられているハヤテ。その股間からはピチャピチャと卑猥な水音が鳴っている。「お嬢さ、ま……マリアさん……っ」
顔に似合わない巨大なハヤテのモノを貪る者の正体は、たがいに一糸纏わぬ姿のマリアとナギであった。
「もうこんなに腫らして……出したいですか?」
「出したい……です。早く……」
モノの付け根にはマリアのリボンがまかれていた。これのせいで、ハヤテはイッても射精が出来ずに苦しんでいたのだ。
「まだですよ。まだ、まだ、です。……ナギ」
「う、うむ」
緊張した面持ちで、ナギはハヤテのモノの前に立った。
「さあ」
「行くぞ、ハヤテ……」
自分で秘部を広げ、その入口をモノの先端に当てる。
「お嬢さま……っ」

ジュブブッ!

勢いよく、秘部にモノを招き入れた。
「あ……っ! うっ……くあ……! 入って……くぅ……っ!」
奥の奥まで突き抜けると、ナギは目を見開いてイッてしまった。
だが、ナギは呼吸を整え、余韻に浸りつつゆっくり腰を動かし始める。
「あっ、く……ぅあっ、ぁく……」
「お、嬢さ……ま……ぁ」
22名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:41:23 ID:bptOCocQ
ナギの中はやはり小さく、巨大なハヤテのモノはちぎれんばかりにしめつけられていた。
「お嬢さま……! もう、出て……」
「い、いいぞ。出せ、私の中に、ハヤテのせーし、全部、出せ!」
ナギはハヤテのモノを縛っていたリボンを摘むと、しゅるりとその束縛を解いた。
「あ……っ、ダメです、出る! 出ます!」

ドクッドクッドクッ

せき止められ、溜まりに溜められた精液は、先ほどまで出せなかった分も含めてかなり大量にナギの中に流れて行った。
「熱……熱いのが、お腹に来てる……」
満足した顔で呟くナギ。
「ハッ……はぁ、はぁ、はぁ……」
ハヤテがすべて出し切ると、ナギはモノを秘部から抜いて、へたりこんだ。
「まあまあ。大丈夫ですか?」
マリアが言葉だけは心配そうに、だが妖しい微笑みを見せながらナギに近付いた。
「ハァ……ハァ……」
だがナギは荒い呼吸を繰り返すだけだ。
「仕方ないですねぇ、もぉ。……ハヤテ君。次は私とですよ?」
「え……?」
マリアはハヤテに近付くと、すっかりしおれたモノを口に含んだ。
「あっ……く……!」
23名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:43:15 ID:bptOCocQ
マリアが舌を這わせる旅にモノは膨張していき、ついには先ほどと変わらない大きさになった。
「さあ。楽しみましょう」
マリアは、そそり立つハヤテのモノに自分の秘部を近付けた。

ズッ……ズブッ

ゆっくりとモノが膣へ迎えられていく。
「……っ、ぁ……」
心地よい感覚に浸り、マリアは喘ぎそうになる。
「マリアさん……っ!」
「ほら、いきますよ……っ!」
マリアは腰を動かし始めた。ハヤテが動けない分なお早く。

ジュブッジュブッジュブッ!
卑猥な音が何度も鳴り、二人に快感を与え続ける。
「マリアさん……、僕、もう……!」
「いいですよ……出してください……! 私の中に、いっぱい出して、構いませんよ……っ!!」
マリアの動きが最高潮に速くなる。
水音もさらに大きくなり、ハヤテは我慢の限界を超えた。「あ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ドク……ッ!

マリアの中に熱い白濁液が注がれていく。
「あぁ……すごい……ハヤテ君のが……中に……」
ハヤテは精液を搾り出されて、すでに疲労困憊となっていた。だが、
「まだ……終わりではありませんよ……?」
マリアの声が紡がれる。
「ナギも回復しましたし……ふふ、楽しみですね……」
ハヤテの苦難は続く……



【糸冬】
24名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:44:01 ID:bptOCocQ
苦難は続く……



【糸冬】
25名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:45:12 ID:bptOCocQ
……文字数ミス……orz
まとめサイトならより完成に近い状態でお楽しみいただけます。
26名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 08:32:32 ID:KB2mGXVQ
一発目カモーンщ(゚Д゚щ)

age
27名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 10:34:35 ID:KB2mGXVQ
ごめんなさい。
誤爆しました。
28名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 12:20:09 ID:MmXZAsrl
>>24
29名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 13:20:24 ID:cILqTtug
乙!

でもコレ、名前を他人に置換しても違和感ない悪寒
30名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 16:19:23 ID:bptOCocQ
だから前スレで駄文だと……orz
31名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 16:44:09 ID:AG8QFXQx
いやいや、エロパロはそのキャラであると言うことが重要だからな
原作にはありえないエロを書くってことでどうしても差異は出るもんだし
なかなか良かったよ、GJ!
32名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 18:37:33 ID:bptOCocQ
>>31
ありがとう。dクスではなくありがとう!

でも……なぁ。

俺以上の神求ム!
33名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 19:25:39 ID:lH1m7wiR
朝風理沙のちらむね微妙だったな。
胸板っぽく見えたのは俺だけか?
34名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:21:22 ID:X0b5FzFT
週刊少年板の本スレや、前スレ1000もそうだけと
いっそのこと801板にハヤテスレ立てたら、
俺さー801やレズは嫌いなのに、ハヤテスレは大丈夫なんだっけ、つーかハーマイオニは一応男だし、
801ならハヤテ書き放題だから俺アソコ苦手だから、ダレカタテテ
35名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:25:18 ID:Ze4xXtSo
それくらい自分で立てろよ
36名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:34:53 ID:u+PQE4h0
>>34
女装ハヤテはダメだが、ハーマイオニーはハヤテとは別キャラだから性別不明なんで、ここでいいよ
37名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:51:51 ID:pqlGtJKQ
>34
>1をよく見ろ。
特に百合レズには、確かな需要が存在する。思っていても口に出さない方がいい。
38名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 23:27:24 ID:QFt5hEH3
美希とか牧村さんとか原作の時点で百合推奨だしな
39sage:2007/05/27(日) 23:30:48 ID:wDC3q0cB
>>33
理沙は巨乳か否か。
例の四人の中では一番じゃないのか?
雪路には負けると思うが…。
40名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:11:46 ID:W1N5Xxms
【エロ教師】 教え子の女子小中学生6人や教え子の母複数人と性交しまくり、鬼畜先生に懲役7年求刑

・18歳未満の小中学校の教え子計6人にみだらな行為をしたとして、強姦(ごうかん)罪
 などに問われた群馬県太田市の元市立小中学音楽教師 岩井彰人(旧姓 吉田彰人)被告(31)の論告
 求刑公判が10日、前橋地裁(結城剛行裁判長)であり、検察側は懲役7年を求刑した。

 検察側は「被害に遭った教え子らは、好意を抱いていた教師から性欲のはけ口とされた」
 と指摘した。

 論告によると、岩井被告は昨年3月から11月にかけて、12−16歳の教え子に計24回、
 県内のホテルなどでみだらな行為をした。被害者には小学校教諭時代の教え子だった
 当時12歳の女児もいた。
 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070510-196611.html
41ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:23:25 ID:sduOk/53
最近自分の執筆速度が下がったような
そんなわけで今頃に先々週のホワイトデーネタで投下しますね。
42ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:24:18 ID:sduOk/53
人間というのはつくづく強欲だね〜
そう呟いたのは、ほんの一時間ほど前の頃だっけ、
同じ事をまた私は心の中で呟いてたのでした。
『感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな』
いやいや、教わってない教わってない、というか誰?
思わず関係のない言葉まで思い出してしまっていたけども…
公園でハヤテ君からホワイトデーの贈り物をもらった時にね、
実は私はまたふと…その求めてしまってたのでした。

「ねぇ、ハヤテ君…もうひとつお願い事をしてもいいかな?」
「もうひとつですか?」
「うん、あのね…あのね…」
少し間を置く、だって…とっても恥ずかしいお願いだから、でもいいよね特別な日だし…
きっと変な子だって思われるだろうけど、でもこの高ぶってきた気持ちが静めれないから…
今だけだよこの勇気を振り絞れるのは、だから…!
「抱いてください…今ここで」


時計の短針は6の文字から離れようとし、夕暮れの空は暗みを帯びてきた公園の茂みの中、
私は…一本の木に背でもたれて荒く息をしてました、だって…
「ん…あっ!そこ…あっ!!」
この股のアソコに、とっても甘美な痺れるような強い刺激を感じてたから!んんっ!
「ハ、ハヤテ君…そ、そんなに…ん!!されたら恥ずかしいよぉ!あぁっ!!」
「んんっ!ん…ふぅ、いえ…こういうのはたっぷり濡らしときませんとね」
「だ、だからって…あっ!ひゃん!!」
喋る為に一旦休むも、すぐに動きを再開されちゃって、
また私も含め満足に話す事もできなくなってしまうの、
ハヤテ君の舌が私の大事なとこを…アソコをペロペロって舐めてるから!!
そう舐められてる、こんな人気が無くなってるとはいえ公園の中で、
下半身を外気に晒して、好きな男の子に見られて舐められちゃってる。
本当に凄い事をしてるよね私達って、それでかな?
元々とっても恥ずかしく感じてるせいかもしれないけれども、
ただでさえ敏感なとこだけど、もっと敏感に感じちゃってるよ!!
何だか意識が朦朧としてきちゃったかも…視界だってぼやけてきているし、
すると…

カリッ

「はぅ!あ…」
強烈なのを感じちゃった、それはまるで雷でも落ちてきたような衝撃でした。
「すみません強く噛み過ぎたですか?」
「う、ううん…大丈夫、痛くないから…んっ!」
それはかなり衝撃的で…でも決して痛くない優しい刺激だったの、
ハヤテ君にクリちゃんを甘く噛まれちゃったよ…だからとっても感じちゃった。
そうなったせいもあってか、私のアソコはすっかり濡れてドロドロになってきていたの、
ハヤテ君の唾液…だけじゃないよね、私のここから出てきたエッチな水が溢れてきたせいでかも。
まるでお漏らししちゃったみたいになってたよ。
43ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:25:01 ID:sduOk/53
そうなってから、ハヤテ君は顔をそこから離して…同じ目線にまで顔を迫らせます、
そして囁くの…いよいよしちゃうって事を!
「じゃあ、バックからしましょうか?」
「あ、ハヤテ君…その…」
心臓が破裂しちゃいそう、バクバク高鳴ってる…
でも言わなきゃ、だって…
「ハヤテ君の顔を見ていたいから…このまま」
あぅ、本当に何だかとっても恥ずかしいよ〜
こんな事をお願いするなんて…でもハヤテ君は微笑んでくれてました。
「はい、わかりました」
すると優しく、それでいて力強く私を抱きかかえるハヤテ君、そしてそのまま…
「いきますよ西沢さん」
「うん…んん!!」

グチュッ…ズブゥゥゥゥ!!!

「くぁっ!あっ…あはぁ!!!」
そのまま滑る様に深く挿入されちゃっていく!
わ、私の中にハヤテ君のが入っていくよ!
たっぷり濡らしたせいなのかな…特に抵抗なく奥まで入り込んできてる!
「ん…どうですか?キツクありません?」
「う、うん…平気だから…ん!!」
実のとこ…アレが破けちゃったからかな、ズキッと痛みが走っていたよ、でも…
ハヤテ君と一つになれたんだって事が何より嬉しいから、この程度の痛みくらい我慢できるよ。
むしろ嬉しい…ちゃんとあげれたんだって証拠だから、
女の子の大切なのを…好きな人に捧げれてたんだって。
ほら、お腹の中で擦れてる、ハヤテ君のが私のに…ん!
何だか一番奥まで突かれちゃってるみたい、凄いよぉ!!

グチュッズブゥゥ!!

「あっ!あんっ!ハ、ハヤテくぅん!!!」
一回の中での往復だけでどうにかなっちゃいそうでした、
激しいの…そう私ってイっちゃてるよ、
普通にこうして繋がってるだけでも軽くイキまくってるみたいかな。
「西沢さんの中…温かくてギュッて締めてきてますよ」
「恥ずかしい事言っちゃやだ…あ!でも…あぁ、もっと!」
「あの、外だからあまり大声出すと…」
その重大な事を思わず忘れちゃうくらい、心酔されちゃっていく…
何も考えれない、痛いけど…気持ちいい…嬉しいの!
あぁ、何だか溶けちゃいそう…身も心も…
「ハ、ハヤテ…君…私、もう!」
「はぁはぁ…もしかしてイキそうなんですか?」
「うん…あ!大きいの…何かきちゃう…あぁ!!」
そんな甘美な感覚の中、巨大な波が押し寄せてくるのを感じていく…
あぁ…今度は激しくイカされちゃうんだ。
どうなっちゃうんだろ…何だか怖い、でも…期待しちゃうかな?
「うっ…僕もそろそろ、ちゃんと外に出しますから安心して下さいね」
「え!あっ!!」
「西沢さん?」
「お願い、このまま中で…あぁぁ!!!」
ギュッとハヤテ君を抱きしめたの、離れたくない…抜かれたくないから、
本当はイケナイ事だけども最後までちゃんろしてほしかったから。
44ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:25:48 ID:sduOk/53
多分今日は平気だろうし…だからそのハヤテ君のをちゃんと中に感じたかった。
「わかりました…じゃあ、いきますよ西沢さん」
「うん…ん!あ!イク…イっちゃうぅぅ!!あぁぁっ!!!」

ドクゥゥゥゥゥ!!!

そして…ついにきちゃった、このとっても熱いのが体の奥で感じて、
私は一気に弾けちゃったよ!
出されちゃった、中に…ハヤテ君の熱いの感じちゃってる。
さっきは平気な頃だからと思ってたけど…今思えば惜しいかも、
だってこのお腹に響く量…もし危ない日なら確実にできちゃってたし…
そんな余裕な事さえ思いつつ、私は幸せに果てたのでした…
今年は最高のホワイトデーだったかな。

「ん…ハヤテ君の、まだ感じてる…」
ハヤテ君と別れて家へと帰っていく中でも、
私はお腹の中の感触にさっきの余韻を堪能してたんだ。
ちょっとフラフラになった危なげな足元だけおdゆっくり前に進みながらにね。
「ねぇ、ママ、あのお姉ちゃん不気味に笑ってるよ〜」
「見ちゃいけません」
「それに…いい大人なのにお漏らししてるし〜」
「へ!?」
「だ、だから見ちゃいけませんってば!」
そのどっかの生意気そうな子供の指摘に驚きつつ、自分の下を見ると、
私の歩いてきた道には、股から垂れ落ちた水滴の跡がついてました…
こ、これは…は、恥ずかしいかなぁぁぁ!!!

落ちた雫は、私のとハヤテ君のが混ざり合ったものでした。

:::::::::

「あれだけしてもらってて…お礼はクッキー一つですまそうって気なんだ?」
「え!?い…!!いや!?そ!!そんなつもりじゃ…」
ホワイトデーの今日は、もうただ疲れる日で終わったのかと思ってた、
このまま後は家に帰って寝るだけだって、
でも…そんな私の前に彼が現れた。
別にチョコを渡さなかったのだからくれる必要のないのに…だけども、
本心では私が欲しかったのを手に持ってきて…渡してくれたのよ。
まったく私の気持ちも知らずに、また掻き乱す事をしちゃって、
余計に…好きになっちゃうじゃない。
だからふと困らせようと意地悪を口にしたの、すると…
「くすっ、じょうだ…」
「は!そうか…ヒナギクさんもアレを望みなんですか?」
「へ?」
この時、彼は予想外の行動をとりだしたの!
ニコッと謎めいた微笑をし、悪い予感が走ったわ、
でもそれから逃れるには遅かったみたい、
ハヤテ君の腕は瞬時にギュッと力強く私の身体を抱きしめたのよ!
「きゃっ!え?えぇぇ!?」
う、嘘…しかもこの体勢って…え!えええぇぇ!!?
「ば、馬鹿!何をするの!いきなりこんな…しかもこんな外で!」
「え?これが望みじゃなかったのですか?」
「そんなの望むわけ…あっ!」
45ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:26:36 ID:sduOk/53
彼の手の動きから、それがただ抱きしめるだけに収まらないのは理解できました、
これはそう…いつかのようにエッチな流れになってる!?
しちゃうの?ねぇ…こんな場所で!!
心臓がドキドキし始めていく…突然の事に頭が対処できないみたい、
顔だって上気して熱くなっているみたいだし…
このままじゃ私…また以前みたいに流されるかも!
ふとそんな予感を感じつつも、勝手に全身の力が抜けていく…
でもそんな状況で唐突にある事が気になったの。
「ん?ねぇ…ヒナギクさんも…もって言ったわよね、もしかして…あの子に!」
「え゙っ」
『も』それはつまり歩に、クッキーを渡した後にそのまま同じ事をしてしまったという事、
つまりやっちゃったて事よね!!
「え…えっと、それはですね…」
この煮えきれない態度…そうなのね!そうなんだ…
う〜ん、なんだろう妙な気持ちが胸から湧き上がってきてる気がするわ、
これって何?黒く熱いこの感じ…怒りなんかじゃない別の感情は?
「いいわ…する」
「え?」
「だから私もするって言ったの!まさかここで止めるつもりじゃないでしょうね!」
「は、はい!」
思わず叫んじゃった、恥ずかしげも無く…、
でもそんな行動をとらざる得なかったのよ、この今の気持ちだと…
にしても本当…いくら勢いで言っちゃったとはいえ、このままするなんて…言ってから後悔したわ、
それは後に引けない気持ちもあるけれども…それより問題は、この場所!
今居るのは外なのよ…しかもこんな往来の道端で!
それにこの格好、ランニングした後だし汗の臭いだって染み付いちゃってるわ。
だけど彼は、そんなの関係なく始めちゃったのよ、あの淫らな…恥ずかしい事をね。

クチュッ…

「ん…あっ!本当に繋がっちゃてる…あ!」
「ヒ、ヒナギクさん…ん!」

グチュッジュブゥゥゥ…

卑猥な音が体の中から頭に響いてきてる…
いつからだろう?すっかり濡れてた…私の大事なとこは十分にぐっしょりだったわ。
「んっ!んん〜〜!あ…」
「後ろ向いてもらいませんか?そう…では!」
「あっ!あんっ!!!」
野外だからズボンを少し下着と一緒に下ろし、その隙間からアレを入れてきてる…
だけども後ろからなんて恥ずかし過ぎ…まるで動物の交尾みたいだし、
でもこの姿勢が一番周りに隠してのエッチができる形だったから仕方ないわ。
多分、周囲の目には見られても男の人が後ろから抱きついて、
彼女に甘えてきてるカップルの光景に見えてる…と思うの。
46ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:27:37 ID:sduOk/53
ラブラブカップルに見えてる?そう思ったら別の意味でドキドキしてきちゃったかも…
んっ、あっ!敏感なと擦って当たってきてる、アソコに…彼のが…

クチュッ!!

「ひあぁ!!」
奥に…きちゃった!!あぁ…くる、全部入ってきてる!!
私の大切なとこに、また入って満たしてきちゃった…駄目、
理性が消えていく…身体が快感に反応して勝手に動いちゃう!
「んん〜〜!!あぁ!!あはぁぁ!!!」
「ヒ、ヒナギクさん…その、あんまり悶えられるとその…人が来たら!んんっ!!」
「わかってるわよ!でも…しょうがないじゃない…んあっ!」
こんなに激しく動かされてきちゃったら、感じ過ぎちゃって…んっ!
とてもジッとなんてできないんだから、声だって我慢できないし…
「あはぁ!!あぁ…ん!!!」
こんな外なのに、私…私は!!
い、幾ら今は誰も居ないからって…

「大丈夫?お姉ちゃん?」
「へ?」

ドックン!!ふと聞き覚えの無い声が聞こえて、
心臓が飛び出すんじゃないと思うほど高鳴ったわ、
いつの間にか目の前の視界に、誰か知らない人が映ってたの!
「なんか苦しそうだけど…」
「べ、別に平気よ、うん」
それは小さい女の子だったわ、どうやらたまたま自分の家の前に出てきたみたい!
そして見ちゃったのよ、この男の人に抱きつかれて悶えてる私を!
純粋な子供の視線が痛い…きっと純粋に心配してるんだわ、
本当は凄く卑しい事をしてるというのに…
ちなみに背後のハヤテ君もかなり動揺してるみたい、
心臓の音がこっちにまで響いてきてたし…
「だ、大丈夫だから、ね!放っておいてくれないかしら…あ…」
「そ、そう?」
「く、くれぐれもお母さんには言っちゃ駄目ですからね」
ここでやっとハヤテ君も誤魔化す為の台詞を言ってくれたわ、
目の前の女の子は納得できないような、不思議そうな表情をしてたけども…
そのまま自分の家の中へと入っていったの。
これでようやく外に誰も居なくなったわ。
「もお〜〜ハヤテ君!!!」
だから、ここぞと死ぬ程に恥ずかしい目に合わせてくれた彼を睨んだの!
違うか…今もって現在進行中なんだっけ、恥ずかしい事は…
「じ、じゃあ、これで終わらせましょうか?」
「え!でも私まだ…」
ドックンと胸が鳴る、そういう意味で言ったわけじゃないのに…
だって私…まだ一度もイってないし。
するとしてやったりな感じで微笑むハヤテ君、しまった…
「では、ペースアップしましょうか、いつまた誰かが声をかけてくるかわかりませんし」
「え…きゃっ!あっ!そんな…あぁぁ!!!」

ズブゥゥゥゥ!グチュッ!!ボコッ!!

激しい衝撃が中に響いてくる!
それはハヤテ君のが凄い勢いで出し入れしてきて、
膣の中を掻き回してきたからでした…あぁ!こんなの激しい…!!
47ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/05/28(月) 15:29:01 ID:sduOk/53
「あ!あはぁ!!お腹…壊れちゃう!!」
「大丈夫…んっ!ヒナギクさんのはこの程度で壊れませんよ」
「そ、そんな…自信たっぷりに言われても…」
「じゃあ、ゆっくりしましょうか?」
「だ、駄目!!あ…」
矛盾した事を言ってるわ…私、どうやら本格的に頭が働かなくなってきたみたい。
こんなに感じすぎちゃってるから当然よね、意識が混濁してきてもいるし…
「あっ!こんなに…されたら…あ!も、もう…」
そして激しい性交の果てに、アレの到達も近づいてきてたわ…
イっちゃう、イカされちゃう!!
「はぁはぁ…僕もそろそろ、このままいいですか?」
「あん!あ…でも今日は…その…」
「え?何ですか?」
「……何でもないわ、いいわよ…このまま出しても」
少し間を置いてから返事する私、どうしてかしら、
実は…本当はマズいのに、でも欲しいの…
それでもハヤテ君のを、この中で感じたい…
例えどうなっちゃてもいいから…頭の働きが鈍ったからか、
またそんな安易な考えを私はしてたの…でも
「あ!い、いきます…うっ!!」

ドクゥゥゥゥ!!!

「あぁぁぁぁ──────────!!!」
この時の私は、そう…もうどうなっちゃても良かったの。
だってこんなに気持ちいいんだもの、とっても幸せ…
だから後悔なんてしない…ん!熱いの満ちてきてる…
またお腹の中にハヤテ君の精液が溜まっちゃった。
「はぁはぁ…どうやら誰も来ない間に無事に終えれましたね」
「…まさか今日はこれで終わりに済ませるつもり?」
「え?」
でもだからって…私の覚醒した性欲まで満ちるわけではなかったわ、
このまま抜こうとした彼を私は止める、ギュッて締め付けて離してあげないの。
「もう一回…ううん、三回くらいしなさい」
「マ、マジですか!?」
「うふ…だって、今日のは特別なお返しなんでしょ…なら、ね」
こうして誰かに見られるという恐れも忘れ…
ううん、そのスリルが逆に燃え上がらせる演出になって、
私達はエッチを続けたの、欲望が全て発散されるまで。


「はぁはぁ…ん、少しやり過ぎたかしら」
ハヤテ君と別れて、中のドロドロの熱さを堪能しつつ、
無事に家に帰ってたの…
「来年は今度こそはチョコか…」
というか、その前にそれどころじゃなくなってるような気がするような…
そんな事を考え、私は冷や汗をかけつつ今更にお腹を摩るのでした
今夜は素直にぐっすり寝れないかも…例えこんなに疲れてても。
ちょっと冷える夜風でも、この火照る身体を冷ますのは一苦労のようだったわ
「それにしても私ともあろう者が、後先考えず感情のままに行動しちゃうなんてね」

「感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな」

「………誰?」


【おわり】
48名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 17:08:08 ID:R2vSXLWq
感じないわ
49名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 17:21:04 ID:sEGduqxG
ROCOさんd(´∀`;)

>>48氏ねm9(^Д^)プギャー
50sage:2007/05/28(月) 17:29:57 ID:pA1Qpoiv
神光臨
51名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 20:53:09 ID:A8y93Mdc
GJです!!
52名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 22:02:56 ID:t5b41YEt
GJの〜ごとく〜!
53名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 22:23:43 ID:25wsy86Q
ROCO氏の作品はハズレが無いので安心してハァハァできる


GJ!
5454:2007/05/28(月) 23:45:09 ID:8ixr7IBu
エロなし。 ジャンルは欝っぽいの。少し注意されたし。


「ハヤテ、喜べ! 私はアイドル漫画家としてデビューすることになったぞ!」
「それは良かったですね、ナギお嬢様。 努力の結果ですよ。」

ハヤテは満面の笑顔を浮かべ、ナギを祝福した。 しかし、肝心のナギは
悪戯を隠しているかのように、表情に影を浮かべたのであった。

「ハヤテ、……私のことを撫でてくれないか?」
「どうしたんですか、お嬢様? さあ、早く寝ないと。 明日また社長と会うのでしょう?」

「……なあハヤテ。 明日は留守番を頼んでいいか?」
「いえ、三千院家の執事として、ナギお嬢様を一人にはさせませんよ!」
「……そうか、なら来てくれ。 その代わり、今日は寝るまでそばに居てくれないか。」

ようやく寝付いたナギは、時々うなされてハヤテの名を呼んでいた。
「はい、お嬢様。 僕はここに居ますよ……。」

ハヤテは、ナギの頬についた涙の後を拭った。
「……お嬢様は僕がお守りします。」
5554:2007/05/28(月) 23:45:50 ID:8ixr7IBu
>54

翌日ハヤテはナギを自転車に乗せ、大手出版会社を目指した。
そこは新宿から近い、立地の良い会社である。

「凄いですね!ナギお嬢様!」 ……ナギは一言も発しようとしなかった。 

「こんにちは。 では、最終面接を始めましょうか。」

おでこを脂で光らせている人物、出版社社長の松畑は、ナギを応接室へと招く。
ハヤテは面接の間、会社のロビーで待たされることになった。


「では三千院ナギさん。 これから何をするかわかりますね?」
松畑は下卑た笑いを口角に浮かべた。 薄く伸びた目の奥は濁っている。

「す、すまないがこの話、無かったことにして貰えぬか? 私は……。」
「いまさらか? お前のようなニートを漫画家にしてやろうというのに!
 まあいい、せいぜい楽しませてもらおうか!」

松畑はナギを来客用の長いソファーに押し倒すと、両手首を捕まえた。
邪悪な笑みをうかべ、ナギの顔を舐めあげる。ナギはその口から発せられる
魚くさい息に吐き気を覚えた。
5654:2007/05/28(月) 23:46:56 ID:8ixr7IBu
>55

「嫌だ! ハヤテ! ハヤテ!」
ナギは必死の抵抗を見せたが、力で押さえ込まれてしまった。

「泣いても叫んでもこの部屋からロビーに声は届かない。 あきらめろ。」
「嫌ァー!! ハヤテ! 助けて!!」

松畑がナギの服に手をかけようとした瞬間、雷が落ちたかのような大音響をたて、
応接室の分厚い扉が粉砕された。
「そこまでだ!」 

……

ハヤテはナギを背に家路についた。

「……ナギお嬢様、無事で何よりです。」
「ひっく、うっ……ハヤ、テ。 なんで助けっに、こられたっのだ?」 
「……実は、こんなこともあろうかと、外に高性能指向性集音機を備えた
 車を配備していたんですよ。 後始末はマリアさんに任せています。 もう心配は無いですよ。
 ナギお嬢様のことは、ずっと僕が守り通しますから。」

ナギは安心すると、ハヤテの背で眠りについた。
ハヤテのその言葉が拡大解釈されていることに気付いたのは、もう少し先の話である。

終わり。 保管庫掲載は必要ないです。
57名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:02:29 ID:ZMN2btuz
基本的に陵辱物を嫌いな俺だが…
そこまでやったなら最後までやっちゃおうよw
58名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:20:41 ID:d9cVTcO+
これは狙ってやってるのか・・・?
59名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:03:10 ID:7uMB8gMR
アーツの事か−−−?!
60名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:09:48 ID:+nXS3GJs
ふいたww
61名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:25:16 ID:QO5VWft1
>>55
ナギをハーマイオニーに置き換えて最後まで行ってみた
 
反省した
62名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:59:20 ID:44ygmOI9
中の人のネタを使ってんじゃねーよ。

ここでその話題を出すな
63名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 07:08:10 ID:6uluwFwL
空気が読めないとはまさにこのこと
64名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 09:13:15 ID:LmU8E7qM
あたしだってその筋のロリコン(ry
65名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 17:48:31 ID:aKnmpgb1
>>64
あきら様乙
66名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 17:54:57 ID:XJEp0HEH
凌辱好きな人挙手!



ノシ
67名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 18:51:19 ID:uX0JHkQr
ノシ
68名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 21:10:38 ID:6uluwFwL
ハヤテやナギみたいに暗い背景があるキャラならいいけど
俺は西沢さんみたいなので凌辱はダメだな
69名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:23:58 ID:CyBRwbAK
なんだその妙な差別はw
70名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:27:35 ID:I+5x9zHC
ハムはもっと健全にというか・・・
なんというかなんとなくわからないでもない
71名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:33:49 ID:kwZbs5fK
えー?
バックボーン暗い連中のもそれはそれでいいけど
ハムみたいなのこそグチャグチャにしたくなるけどなぁ
72名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:38:08 ID:+/QXPwJT
ナギ:純愛or調教
マリア:調教orハヤテ受け
ヒナギ:陵辱
伊澄:触手
西沢:純愛
73名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 01:22:10 ID:dLCZSiWS
>>72
お前…なんだか性格のゆがみが見えてくるよ、こっちに
74名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 02:47:44 ID:aKn2NGac
実は小説版ネタでちょこちょこ書いてるんだけど、
かなり鬼畜なネタになってもいい?
75名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 04:47:37 ID:I+5x9zHC
もちろんwktk
76名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 04:57:05 ID:UyC+VyGR
>>74
ただ鬼畜系苦手な人もいるだろうから
最初に「かなり鬼畜系です」って言っといた方がいいかも
77名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 09:22:07 ID:+/QXPwJT
>>73
なしてや?
78名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:02:14 ID:StpK8G1e
ハヤテは犯したい
ナギも犯したい
マリアさんは縛り付けたりしてじっくりねっとり虐めたい
79名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:45:54 ID:CyBRwbAK
>>72の時点では何も思わなかったが
>>77でヤバイと思ったぜ・・・
80名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:42:44 ID:VEKFmUK5
全体的に>>72に同意な俺はおかしいのか……?
81名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:50:44 ID:U2fn5L3T
いや俺も結構 >>72 に同意な方。
82名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:54:02 ID:I2X/NyAl
普通じゃね?
83名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:17:54 ID:kwZbs5fK
いいえ、普通ではありません
自分が異常だと言う自覚を持ちましょう
84名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:28:58 ID:eqX9xlWr
>>83
残念ながらここではマイノリティ
85名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:33:41 ID:BYTw9Z59
俺も>>72に同意
86名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:33:59 ID:CyBRwbAK
まぁ、こんなとこ来てる時点で普通ではないと自覚してるが
>>83に言われたくはないw
87名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:43:30 ID:+/QXPwJT
ていうか、
自分の嗜好じゃなくて、
このスレのSSの傾向を書いたつもりだったんだけど・・・
88名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:15:55 ID:d0dcL6iy
でもさすがに純愛がハムだけってのはちょっと…

前に見たマリアさん純愛小説とか神作だったし
89名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:22:12 ID:2Y1wnJoX
なんと言う釣り師
つか、それで言うならハムは獣姦だろw

>>88
全キャラ純愛はかなりいいの揃ってると思うぜ
90名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:29:01 ID:d0dcL6iy
>>89
確かにそうですね

つまり、このことから考えられるのは…
神作小説は、純愛ものからでやすいってことだったんだよ!
91名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:57:06 ID:0Ydy8ZJ/
純愛なんておやめなさい つまんない
byマリアさん
92名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 01:10:17 ID:AOhaI3iE
咲夜 ヒナギク いいんちょさんはどういうジャンル?
93名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 01:39:32 ID:ZZGEcUPz
咲夜:純ツンデレ
泉:野外調教
94名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 01:45:58 ID:PGXRQ6sz
どうでもいいから早くいいんちょさん調教を出せ
95名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 03:30:21 ID:QHtgmOxR
好みは人それぞれということで。
96名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:43:18 ID:QHtgmOxR
人格変化ハヤテ×ヒナギク凌辱系投下。危険な香りがした者は無視で。

97テスト:2007/05/31(木) 06:46:56 ID:QHtgmOxR

生徒会室――

「たぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ヒナギクの木刀・正宗が振り下ろされる。ハヤテは間一髪で避けるが、壁に追い詰められてしまった。
「ふふふ……観念しなさい、ハヤテ君」
「くっ……」
ヒナギクはじりじりとハヤテに近付き、その脳天に正宗を振り下ろした。だがこれはフェイク。かわしたところを見極めて叩く。……つもりだったが。

ガゴッ!

木刀はやけにあっさりとその頭にヒットした。
「……え」
ハヤテは無言で地面に倒れ込む。
「ちょっ、ハヤテ君!?」
そもそもこのバトルは、二人のちょっとしたいざこざが原因で起こったものだった。ヒナギクとしては少しこらしめる程度のつもりだったが、木刀がもろに入ってしまった。頭の中でどうしようどうしようと繰り返される。
「えと、こんな時は……」
保健室、と思い当たって運ぼうとすると、突然ハヤテは起き上がった。
「……あ、平気?」
「平気、ですよ。……えぇ、平気です」
ヒナギクはほっとして机によりかかった。首をうしろに倒して、もう一度一息つく。
98名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:49:11 ID:QHtgmOxR
「ホントに平気――」
なの? と訊こうとして、失敗した。
ハヤテの腕がヒナギクを襲ったのだ。
「がはっ!」
ヒナギクは机の上に寝転ぶ形になった。肩を押さえられて固定される。
「弱いな」
ハヤテが呟く。その声を聞いてヒナギクはハッとした。「あなた、誰? ハヤテ君じゃないわね?」
ハヤテ――ハヤテの姿をした誰かは、くくく、と笑った。
「ハヤテだ。綾崎ハヤテ。ただし、お前の知っているハヤテではない」
「……何? ドッペルゲンガーとでも?」
再びくくく……と笑う。
「似て非なる者だ。別人格という方がいい……さて、せっかく表舞台に出れたのだし……手始めに凌辱と行くか!」
(なっ!)
口に出して言う前に、唇で自分の唇をふさがれた。
「――っ!」
瞬く間に口内を蹂躙された。抗う舌を絡めとられ、唾液を強制的に流し込まれる。
頭を振ったりして抵抗するが、まったくの無駄だった。
「……く、ふぅ……」
息ができない。苦しくなって顔を話そうとするが、やはりできない。
しばらくして唇が離れると、二人の間に銀の糸が引いた。
99名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:53:13 ID:QHtgmOxR
「――っは、――っは、――っは!」
大きく息を切らすヒナギク。「さて……お次は、と」
ハヤテの指先は股間に伸びていく。
「やっ……そこは……っ!」指がスパッツごしにそこに触れる。瞬間、ヒナギクの体は跳ね上がった。
「ひゃぁぁっ!?」
「……どうした、そんな声をあげて……」
卑屈な笑みで、ハヤテは股間に当てた指を動かした。下から上になぞるように、ゆっくりと。
「ぁく……や、め……!」ヒナギクの悶える姿は艶やかで、性欲のそそられるものだった。
ハヤテは制服の上着を一気に捲りあげた。真っ平らな胸が露になる。
「やめ……っ、あぅ……!」反論は股間の指を動かして止めた。
ハヤテは胸に顔を近付け、そこにあるピンクの突起を舌で舐めた。
「ひぅっ!」
「感じてるのか?」
そんな訳ない、とヒナギクは言おうとしたが、胸への刺激で潰される。
「……もういいな」
ハヤテは呟くと、スパッツを破き、ショーツも破いて、性器を露出させた。
「いや……っ」
ヒナギクは羞恥と恐怖から目を閉じる。
ハヤテは問答無用で性器に触れた。
100名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:55:01 ID:QHtgmOxR
「ひぅ……っ!」
「おや? ヒナギク……濡れてるぞ?」
ヒナギクは目を見開いて反論する。
「そんな訳……!」
「じゃあこれは何だ?」
そう言ってハヤテは性器をいじる。

くちゅ……ちゅく

淫らな水音が鳴る。
「!?」
紛れもない証拠だ。
「これなら、挿れて平気だな……?」
そう言ってハヤテはズボンと下着を脱ぐ。
そこには、はち切れんばかりに膨張した陰茎があった。
ハヤテはそれをヒナギクの性器にあてがう。
「いや、やめて……!」
ヒナギクの制止は聞かない。ハヤテは一気に、それでヒナギクを刺し貫いた。
「ひぐぁぁぁぁっ!!」
純潔の印を散らされたヒナギクは、あまりの痛さに涙した。
「くっ……いい締まり具合だ……っ!」
ハヤテは腰を動かし始める。始めは抵抗のあった膣内だが、腰を動かすにつれ楽になってきた。
「ぅん、い……や、痛い、の……おね、がい……」
「いやだね」
そう言ってハヤテは速度を速めた。
「ひぐ、あく、ぃ、や、め……」
ヒナギクは気付かない。痛みが引くにつれ、快感が現れてきていることに。
101名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:57:35 ID:QHtgmOxR
ハヤテは腰を動かし続ける。ヒナギクの膣内を蹂躙し、犯し続けた。
「ぁくっ、くふ……ダメ、イッ……ちゃう……っ!」
ヒナギクは体をのけ反らせた。膣内の感覚に抵抗しつつも、その快感は無視できなかった。
「ダ……ッ、メ……!」

ビクッ

ヒナギクの体がさらにのけ反り、その体が痙攣する。
終わったとヒナギクは思った。だが、
「まだだぞ?」
現在進行形でイッているヒナギクを無視し、ハヤテはまた腰を動かした。
「……っ!! だ、だみぇ! 今イッてるかりゃぁぁ! らめ……っ! ひあ……」
そして連続の頂点がヒナギクを襲った。
「中に、出すぞ!」
そしてハヤテもまた絶頂を迎えた。
「ひやぁぁぁぁっ! やめっ、らめぇ! にゃかはらめぇぇぇぇっ!!」
その懇願も虚しく、

ドクッ!

大量の精液がヒナギクの膣内へと発射された。
「ぁ……中、熱い……」
中出しされたこともショックだが、これで終わりだと思うと、ホッとした。
ハヤテが陰茎を抜く。
「あ〜あ、こんなに汚くなって……」
ヒナギクはその台詞に恐怖を覚えた。
102名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 06:59:59 ID:QHtgmOxR
「お前が綺麗にしろよ。なあ、ヒナギク?」
ハヤテは机に寝そべったままのヒナギクを地面に落とし、その上半身を抱え起こした。顔の前には精液と膣液にまみれた陰茎がある。
「いく、ぞ!」
ヒナギクの口内に陰茎が侵入する。
ハヤテはヒナギクの後頭部を鷲掴みにし、自分の腰に打ち付けるように動かした。
「む! ぐ! ヴ!」
ヒナギクの目には涙が溜まっていた。ハヤテが頭を動かすたびに陰茎の先が喉に突き刺さり、強烈な吐き気を感じるのだ。
「ほら、出すぞ!」
「むぐっ!!」
喉の奥に精液を放出され、ヒナギクは目を見開いた。陰茎が抜かれるとともに地面に倒れ伏す。
口からは精液が溢れだしていた。
「まだまだ、だからな」
ヒナギクは虚ろな視線で思った。どうせなら、と。
ハヤテはヒナギクの体を起こし、四つん這いにさせた。うしろから貫き、腰を動かす。どうせなら、どうせ犯されるのなら、いっそのこと精神を手放そうと。何も考えられなくなればいいと。そう思って、ヒナギクは意識をなくした。
「出る!」
ハヤテが、ヒナギクの中に射精する。
103名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 07:01:49 ID:QHtgmOxR
服をきっちりと着たハヤテは、うしろを振り返った。
性器や口からおびただしい量の精液をこぼし、虚ろな視線のヒナギクが、そこにいた。ハヤテはほくそ笑んで一言。
「See you my darling...」

【To be contined】
104名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 07:03:31 ID:PGXRQ6sz
乙、そしてGJ!!



よし寝るか
105名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 07:03:41 ID:QHtgmOxR
>>97の名前は間違いorz

機会があればまた書くんで。
106名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 13:56:43 ID:oNZ2pc4e
>>105
GJ!
凌辱物なのにヒナの「みゃ」に笑った
次の犠牲者にwktk
107名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 20:41:38 ID:YVNeob6m
レイプ物としてはかなりいい!
GJ!!
108名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 22:36:36 ID:UNuSZEgY
GJ!

「真っ平らな胸」 にウケた!
109名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 23:44:07 ID:QLxSUy1h
別人格じゃなくて、黒い部分が噴出したハヤテにしてほしかった。
口調が全然違うせいで違和感が強すぎる。
これだとハヤテである必要はなくて、ヒナギクにキレた他校の
不良とかに差し替えても問題ないんじゃないか?
110名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 23:54:09 ID:mumC5Z6P
不良って…相当なこじつけが必要じゃんw
111名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:24:48 ID:pMI9sg8a
しかし違和感ありまくりなのは事実。
ドッペルゲンガーの意味わかってないし。
112名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:33:47 ID:Pzh+w0D0
お前らが凄い批評家なのは分かったから
とりあえず手本を見せてくれ、な?
113名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:40:09 ID:9CkX+LV4
叩きしかできない癖に批評家を気取るのは間違ってるぜ…といいたい(^ω^)
114名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:56:50 ID:fX/13MoI
なるほど、自分の腕より劣る料理人の店でしか「まずい」と言ってはいけないのか。
115名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 01:07:35 ID:x0NUzE3p
叩きと感想の区別くらいつけなー、そんなんだから儲乙と言われる
つーか「じゃあお前がやれ」的な返しはテンプレ過ぎ
116名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 01:09:08 ID:YkAUZi+n
こう改めてみると…
陵辱って暗いな
117名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 01:42:06 ID:+Y0O9zot
とりあえず続きは書いて欲しいな、
この終わり方で続きがないのも後味悪いし。

このままドッペルハヤテで突っ走って暗黒街道行くも良し、
元に戻してフォロー入れるにしても良し。
作者さんの気の向くまま書いてくださいな。
118名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 02:13:47 ID:T5cLV6uT
だったらお前がやれ、は
くりえいたが言っちゃいけない


粗暴な非難コメントは論外としても、
やや批判よりな感想をスレに書いていいかどうかは、雰囲気に寄る
119名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 02:57:25 ID:eEvdOiwJ
>>103
GJだぜ

つか、コレはアレだよね
悪霊がハヤテに憑依したんだよね


つまり次は除霊しようとした伊澄さんが陵辱される展開に100カノッサ
120名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 03:34:32 ID:S+4NLVOa
>>119
遠からず近からず……
121名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 17:41:48 ID:9CkX+LV4
>>114
極論杉ワロタ

>>115
予防線…………



さ、今宵の職人の作品に全裸で期待だ。
122名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:09:59 ID:a8MscGM8

瀬川さんが「ヒナちゃんと同じでスパッツだから〜」と言ってたから
桂さんがハヤテにスカートめくって見せたときの事
生徒会の三人は知ってるんだよね?

>>122
……何を突然書き込んでるんだ!?
123名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:17:11 ID:VetxQ5Sm
>>122
セルフツッコミ?
124名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:17:43 ID:gOuppbgM
>>122のセンスに惚れたw
125名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:36:41 ID:5H99FZUn
>>123-124を見た後にもう一度>>122を見てレモンティー吹いたwwwwww
126名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:56:46 ID:21SaX6CQ
>>122
複製の無い筈の牧村さんに抱きつくハヤテの映像やハーマイオニーの映像も持ってる事からあちこちにカメラでも仕掛けてるんじゃないか?
127名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 13:28:13 ID:s4o38pWz
>>122に免じて誰かいいんちょさんとハヤテの純愛ものを書いて下さいよ
128名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 14:45:55 ID:bFv5Djuc
これがいわゆるノリツッコミってやつか。
129122:2007/06/02(土) 21:04:58 ID:7a4SyIBE
…まさかレスが付くなんて
恐るべしここの住人……
130名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 23:30:49 ID:bsCR5YaL
>>122
なんだ釣りだったのか?
でも攻めどころに見込みがある。
131名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:47:19 ID:+nIKxTWR
>>122
というかいいんちょさんはもともとヒナギクがスパッツだって知ってるんじゃ。
と釣られてみる俺。
132名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:50:02 ID:+nIKxTWR
>>123
書き込んでから気付いた……orz

ハヤテが知ってること前提の「も」だよな。

というか……何か法律に違反してないのか、カメラ設置はw
133名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 06:08:23 ID:ddgjewh2
「ヒ、ヒナギクさん、僕は感動しました!」
「……何がですか?」
「いや、僕がスパッツフェチだと知っていたのですね!」
「違っ……!!」

興奮したハヤテは廊下の真ん中でヒナギクを押さえ込み、期待に膨らんだ一物を取り出した。

「ああ、お嬢様、すみません! 僕は今、執事の仕事を忘れ唯の綾崎ハヤテに戻ります! よしっ、ではヒナギクさん!」
「ダメ! 皆見てる! あわあああああ」
134名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:13:34 ID:EfiNdYDf
>>133
皆見てなかったら良いのかwww
135名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:27:02 ID:HYsMv37o
今日のハヤテはツッコミどころが大杉。
阿部(仮)の存在理由はあるか?
136名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:46:52 ID:E5Jbbg/t
守護騎士キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )……
137名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 11:46:38 ID:8b/TfPyL
今日は最初の自主規制のヒナにもう色々満足
138名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 12:50:05 ID:WAKBtbGI
今週は作画良かったからキャプの回収回として割り切った
つか、誰かスライムに襲われるいいんちょさんとか書いてくれんかのぅ
139OLAP:2007/06/03(日) 14:40:32 ID:LO3QOStp
初めてですがやってみます。

スライムの攻撃。
理沙は死んでしまった。
「あー! リサちん!」
「仕方ない、逃げるわよ!」

いいんちょさんは逃げ出した。
しかし回り込まれてしまった。
「あれ?」

スライムの攻撃。
美希に5683のダメージ。
美希は死んでしまった。
「あ〜、美希ちゃん!」

棺桶から声が聞こえる。
「「ゴメン、後(の面倒)は任せた」」
「え〜〜〜!!」
などとやってる間にスライムは泉との距離を静かに縮めていた。
140OLAP:2007/06/03(日) 14:57:16 ID:LO3QOStp
スライムの触手攻撃。
泉の服に≠U754のダメージ。
服は消えてしまった。
「あっ!!」

今のいいんちょさんはブラとスパッツだけになってしまった。
「あ〜ん!」
泉は両手で胸を隠しへたり込んでしまう。

スライムは触手を増やしその内の4本で両手、両足を捕らえ。
大の字にして地面に押さえつける。
青ざめ、目に涙を浮かべる泉に触手は近づき、ゆっくりと泉の顔を撫でる。
「いや〜〜。」
首を横に振り触手を振り払う。

払われた触手は少し動きを止め、今度はスパッツの上からゆっくりと泉の秘部をねでだした。
「ひゃふん。」
その初めての感覚に驚愕する。

「あう〜〜。」
秘部を撫でられる度に体に電流が流れる様だった。
そして遂に体に流れる電流が最大になる。
141OLAP:2007/06/03(日) 15:16:54 ID:LO3QOStp
スライムの触手攻撃。
泉の服に≠U754のダメージ。
服は消えてしまった。
「あっ!!」

今のいいんちょさんはブラとスパッツだけになってしまった。
「あ〜ん!」
泉は両手で胸を隠しへたり込んでしまう。

スライムは触手を増やし、その内の4本で両手・両足を捕らえ。
大の字にして地面に押さえつける。
青ざめ、目に涙を浮かべる泉に触手は近づき、ゆっくりと泉の顔を撫でる。
「いや〜〜〜。」
首を横に振り触手を振り払う。

払われた触手は少し動きを止め、今度はスパッツの上からゆっくりと泉の秘部を撫でだした。
「ひゃふん。」
その初めての感覚に驚愕する泉。
「泉!」
「止めろ! やるんなら私にやれ!」
棺桶からも二人が声を上げる。
しかしスライムはピクリともせず泉の愛撫を続ける。

「あう〜〜。」
秘部を撫でられる度に体に電流が流れる様だった。
そして遂に体に流れる電流が最大になる。
「あ、あ〜〜〜!!!」
絶頂に達し体がビクビクと震える。


・・・結局、三回もイかされその場でグッタリと倒れたままのいいんちょ。
スライムは飽きたのかどこかに去ろうとしその身を翻した、その時棺桶に当たり。
棺桶の蓋が開いた。
そこには・・・、

ケータイのカメラを構えている美希と理沙が居たのだった。
「美希ちゃん! リサちん!!」
「まあ・・・、何だ。」
「いい画が撮れたぞ泉。」
「酷いよ二人共ーー!!」
そしてその大声でスライムが再び寄って来たのだが三人は気付いてない。
以下省略。(皆さんでお考え下さい。)
142OLAP:2007/06/03(日) 15:19:34 ID:LO3QOStp
ちょっとソフト過ぎただろうか?
143名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 15:33:56 ID:dUm8mtDM
最近ハヤテ×ヒナ分が足りないと思うんだが
144名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 15:45:40 ID:EfiNdYDf
むしろ咲が足りない
小説には伊澄さんさえ出たのに小説には「咲」の一文字しか出なかった!
何故出さねえ
小ネタで良いから出せやこねやろうorz
145名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 15:51:11 ID:+nIKxTWR
話題を変えるようで悪いが、マリアさんって巨乳or微(美)乳?
146名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 16:01:43 ID:HYsMv37o
美巨乳
147名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 16:02:59 ID:+nIKxTWR
>>146
dクス。
148名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:17:48 ID:WAKBtbGI
マリアさんは乳のサイズが変わる変(形)乳
まぁ、パッド使ってるだk・・・

>>142
どうせならちゃんと挿れちゃって欲しかったが
お前さんの心意気に惚れた
GJと言わせて貰おう
149名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:46:05 ID:+nIKxTWR
>>96-103です。続きです。
ハヤテ×マリア(拘束凌辱)
ちなみにマリアさん巨乳設定です。

150名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:46:53 ID:+nIKxTWR

ヒナギクの木刀で殴られたハヤテは、性格が豹変してしまった。手始めにヒナギクを犯すと、ハヤテ――ハヤテの体の誰かは、屋敷へ向かった。
「おかえりなさい、ハヤテ君」
玄関まわりの掃除をしていたマリア。ハヤテは演技でただいまと返すと、自室へと戻った。
(……さて)
ハヤテはベッドに腰掛け、何かを思案しだした。
(やはり三千院ナギは犯(や)るとして……邪魔なのはマリア……。先に片付けるか)
ハヤテはその準備のために部屋を漁り出した。
(せっかくの久しぶりの体なんだ……楽しませてもらう)

「マリアさん」
ハヤテは笑いながらマリアへと近付く。もちろん演技だ。その右手にはクッキーが乗っている。
「あら……何ですかそのクッキーは?」
マリアが当然の反応をする。「作ったんです。どうですか?」
マリアは少しだけ考えると、微笑んで、
「それじゃあ一枚だけ」
と言ってクッキーを摘んだ。それを口に運ぶ。
マリアがクッキーを噛み砕いた。すると、マリアは膝を付いた。目許を押さえてかすれ声でつぶやく。
「あ……れ……? 力が、入……ら……」
151名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:51:16 ID:+nIKxTWR
そのまま、マリアは地面に倒れた。
ハヤテはマリアを抱えて、歩き出した。その顔には、卑劣な笑みが浮かんでいた。


マリアが目を覚ますと、そこは自分自身の部屋だった。まだ半分頭が寝ていて、かろうじて自分がイスに座っているとわかった。
思わず手を動かそうとして、激痛に顔をしかめた。
痛みで完全に覚醒し、自分の体を見回すと、
「!?」
全裸だった。しかも、体の至る所が縄や鉄器具で拘束されている。
手は縄で縛られてイスに固定され、脚は大股に開かれてそのままにされていた。
秘部が丸見えになっている。マリアは真っ赤になった。一体誰が、と考えて、それが一人しかいないとすぐに浮かぶ。
「……どこですか? ハヤテ君!」
マリアは羞恥を押し殺して犯人であろう人物を呼んだ。
「ばれてたか」
この口調は演技をしていない証拠だ。だがマリアは今置かれている状況を把握するので精一杯なのか、それには気付かない。
「何でこんなこと……今すぐ元に戻し――!」
「うるさい」
ハヤテは一言そう言うと、マリアに近付いて、耳元で囁いた。
152名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:53:18 ID:+nIKxTWR
「心配しなくても、喋れなくなるほど犯してやるよ……!」
そこでマリアは気付いた。これはハヤテではないと。
「誰……?」
「言う必要はない」
ハヤテは一蹴し、マリアの秘部へと手を伸ばした。
「……っ」
マリアが目を閉じる。
指をまだ汚れていないであろう秘部にあて、撫で上げた。「ぁく……」
声が漏れる。
ハヤテは繰り返し指を動かし、秘部を弄び続けた。
「ふぁ……! やめ……っ、くぅ……っ!」
ハヤテは指を動かすのをやめた。
マリアの喘ぎが止まる。その頬は上気して、赤くなっていた。
「実は、あんたが寝てる間にこんな物を見つけてな」
そう言ったハヤテの右手にはピンクの楕円形の震動器具……いわゆるローターがあった。
ハヤテは手元にあるスイッチをONにする。

ブ――……

機械的な震動が起きた。
「これをそこに当てたら……どうなるかな?」
マリアは息を飲む。必死でにげようとするのがわかった。「や……っ!」
「くくく……ほらほら、逃げてみろよ」
震動を続けるローターをマリアの秘部へ近付ける。
ゆっくりと接近し、そして触れた。
153名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:55:51 ID:+nIKxTWR
「ひゃうっ!」
甲高い声をあげた。ハヤテは再び笑い、より強くあてがう。
「ひ……ぅ、ぁ……っ、くぅ……!」
止まることなく秘部を攻め続けるローターに、秘部は正直に膣液を分泌する。
「体は正直だな。それとも、自分自身も感じてるのか?」
ハヤテはより強くローターを当てた。すると、ローターが秘部へと飲み込まれていった。
「あ、ぅ、んぁぁ!」
中で震動を感じ、マリアは嬌声をあげる。

ビクッ

痙攣でも起きたように、マリアは体を震わせた。どうやらイッてしまったようだ。
「イッたみたいだな。じゃあ、そろそろ……」
ハヤテは陰茎を取り出した。「こいつを満足させてくれよ?」
ハヤテはマリアの胸を鷲掴みにし、その谷間に陰茎を挟み込んだ。
豊満で美しいその双丘はハヤテの陰茎を優しく包み込む。ハヤテは口許を歪ませると、大きく腰を動かし始めた。
「むぐ――っ!?」
長く太いハヤテの陰茎は、マリアの胸だけでなく、その口まで蹂躙した。
「ほらほら、ちゃんと舐めろよ!」
「ぐっ、んぐっ、むぐっ!」ハヤテは顔をしかめた。
「くっ……出る!」
154名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:57:40 ID:+nIKxTWR

ドピュッ

「ん゛――――っ!!」
濃厚な精液がマリアの口内にほとばしる。
軽く十数秒は射精し続け、口の中に収まり切らないものを顔に、胸に出す。
「…………」
マリアは口から大量の精液をこぼしながら、虚ろな視線で呆然としていた。
しかしハヤテの魔の手はまだ伸びる。
「これからが、本番だ」
ハヤテはまだ膨れ上がったままの陰茎を秘部にあてがい、焦らすことなく一気に貫いた。
「ぁ――」
始めから速めに腰を動かす。マリアの膣内を強烈な衝撃が襲う。
「――、――、――」
すでに神経が陥落しているのか、マリアは声なく喘ぐ。
ハヤテはマリアの背に手を回すと、抱き付いてさらに腰を動かす。
すでに堕ちているために、ハヤテは容赦しなかった。
子宮を断続的に突き、最後の最後までなぶり続ける。
そして、ハヤテは膣内に精液を放出した。


155名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:59:06 ID:+nIKxTWR



ハヤテは念のためにマリアを縛って転がしておいた。一応それなりに動けるように手は前だ。それでも回りに刃物はない。
「さて……」
ハヤテは最後のターゲットを定める。
「三千院ナギ……待ってろよ」
ハヤテは扉を開けて、ナギのもとへと向かった。



「嫌な予感が……」
伊澄は呟くと、いくつかの呪符や道具を持って外へ出た。「……勘違いならいいのですが……」
今回ばかりは、迷う訳にはいかなかった。



【To be contined...】
156名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 18:02:55 ID:+nIKxTWR
投下完了。
そしてここで最終回前に一旦中断。
さっき話題になった『いいんちょさんスライム事件』を書いて見ようかと思う。
さっきSS書いた人、気を悪くしたら言ってくれ。きっとやめるから。

157名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 20:46:03 ID:HYsMv37o
いやもう三人ともスライムにやられちゃえ
158名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:09:33 ID:vUqB3Tyv
>>156
続き待ってた者だが導入がなんかかなりやっつけになってないか?w
まぁ、エロさは前より増してると思う、GJ!
159名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 02:13:53 ID:/3rJyrzr
>>156
GJ!

ナギと伊澄の二人で終わりの流れぽいけど
どうせならその前にサクやハムも食べちゃって欲しい
ハヤテで普通?の陵辱物って珍しいしね
160ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:25:19 ID:XbefHJzd
小説版の後日談的なSSを投下します、
今回前半はこっちでは多分あまり出さない鬼畜ノリになってますので、
陵辱系が苦手な方は黒ROCOをNGワードにしといて下さい。
中盤以降はいつものノリで書いてます
161黒ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:26:22 ID:XbefHJzd
私の名前は三千院ナギ…
勉強大好きで運動だって積極的に行っていきたい、
友達もたくさん作って遊びたい、だから当然に学校だって毎日かかさず行きたいと思っている。
そんな良い子の『ナギ』だった、しかし皆は認めてくれない…
「なんでだ…なんで!」

「それは仕方ありませんよ、だってあなたはナギではありませんから」
「わ、私だって三千院ナギだ!」

キッと私は目の前のずっと私よりも背の高い大人の女を、下から睨みつつ見上げた。
その女性は私の事を馬鹿にでもしてるかのように、冷ややかな笑顔を向けている…
それがまた私を苛つかせるのをわかってる態度だと、彼女はわかってやってるようだった。
ナギとして本当なら目の前の女性は、とっても大切な存在なのだろう、
そして彼女も私は大事な人な筈なのに…
そう…同じナギでも、凄まじく雲泥の差を付けた態度だった。
「いえ、貴女はナギではありません…少なくても私の知っているナギとは」
「何故だ!元は同じ存在だったというのに…そして私の方が優れてるのだぞ!」
「ええそうですね、こういった現象はとても信じられない代物ですが、検査結果でDNAレベルで似てますとね…」
いつの間にそんな科学的検査までしたのだろうか、
だがそれなら尚更認めてくれてもいい筈だ、私こそ本物だと…
「ですが、貴女はナギとして認めるわけにいきません、私のナギは引き篭もりな駄目なお嬢さまです」
「おかしい…おかしいぞお前ら!何故に優れた方を排除しようとする!」
「あら?排除なんてしませんよ、その気ならとっくに貴女という存在は消えてますしね」
「うっ!」
そ、そうだ…私はあの時、あの禍々しい力によって消されたかと思った、
しかし気付けばここ…この薄暗いジメジメした牢獄の中に幽閉されていたのだ、
しかもこの冷っとした湿気のある空気の中で、服を何も着せない全裸という格好でだ。
手足には枷がはめられている、それもご丁寧にあの禍々しい力の篭った札付のな。
こんな完全無防備じゃ、どんなに頭を働かせようが、逃げ出す算段はつかなかった。
「な、なんで…それじゃなんで私は今も存在してるのだ」
「それはですね…勿体無いからですよ」
「何?あ…」

ガチャッ…ムニッ

「な、何をする!!ひゃあっ…」
この女性は、檻の中に入ってくると、この身動きとれない私の身体を唐突に触りだしたのである。
しかもまるで狙ったかのように、過敏な場所にだ…うっ!
162黒ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:27:47 ID:XbefHJzd
「あっ!やめ…何を…ん!!」
「こんな風にちゃんとした肉体を持っているのですから、消すには惜しいというものです」
「な、何が…」
「だってナギって一応は病弱ですからね、今後何が起こるかわかりません…ならスペアが必要と思いませんか?」
「スペアだと?」
「はい、幾ら金を積み上げようと、拒絶反応なんて起こらない臓器なんて、そう簡単に入手できませんし」
「!?」
ゾクッ!背筋に凍えるくらいの寒気が走った…この女、そんな満面の笑みをうかべたままで、
何て非道な事を口にするんだ!私の知っている彼女もどこか黒かったが、ここまで漆黒だったなんて…
「漫画本編と小説版のキャラ設定が微妙に違ってるのは、よくある事ですよ」
「そんな実も蓋もない事を言うな!」
「それにですね…もう存在しない筈の人に人権なんてありませんから」
「なっ!」
「ナギは一人…それ以上は必要ありません、遺産相続とかでも色々と問題ありますしね」
「私という存在を助けたのは…あくまでこの体…いや同一の肉体だけがが目当てなだけだというのか!」
「はい、そうですよ」
だ、断言した…しかもその言葉に、全く罪悪めいた感情は感じられない、
固体としてはナギと同一だというのに、私を処分するのに躊躇いは全く感じられなかった。
「ですから…少しそのお転婆な性格は邪魔なわけで」
「!?」

グニュッ!!

「ひぎっ!な…何を…あがぁぁ!!!」
胸に痛みが走る、この女…元々貧相で掴むような部分の無い胸を、
強引に揉み掴み弄くったのだ、だから思わず悲鳴をあげてしまう
それほどに鋭く強烈な痛みを感じていのだ。
「ふふ…いい声ですね、やはり感度も同じみたいですね」
「な、何を言って…あぁ!!」
今度は指先で私の乳首を摘み、千切れるかというくらい引っ張り上げたのだ!
そしてそのまま捻り回す…まるでこのまま本気で千切れてしまうかもという恐れが沸き立つ程に、
女はただ微笑の顔のままで痛め続け…それはとっても冷ややかな表情だったよ。
「うふふ、ナギにはとてもこんな痛々しいプレイできませんし、新鮮ですよね〜」
「やめろ!やめろぉ!!痛い!痛いぃぃ!!」
「その内、それが気持ち良くないますよ…いえ、そうならないと辛いですよ」
「そんなの…あがぁ!!ひぃぃ!!!」
女の指に力が篭る、だから潰されるかもという恐れと痛みが胸の先から頭へ走った!
だが何も出来ない…このまったく手加減抜きの責めに、
私の身体はただ悲鳴をあげていくしかないのだ…
163黒ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:28:29 ID:XbefHJzd
「この程度で悲鳴をあげて…まぁ私としてはいいBGMに聞こえますがね」
「うぅ…何が目的だ、こんな事をして…」
「扱い難い性格の矯正ですよ…万が一にも余計な思考をしないように、ふふ…ナギと同じ顔で心苦しいですがね」
嘘だ…その表情はどうみても楽しそうにしか見えない!
というか私を痛めつけて…どこかほんのり上気してるではないか!
「まぁ、このまま少々立場を教え込ませてもらいますね…言い方を変えればお勉強ですよ」
「ひあっ!!」
そう言いつつ、女は私の股間に手を伸ばしていく…そして皮に包まれた秘所の突起を、
無理矢理に指で引っ張り抓ってきたのだ!!
この女体で一番過敏だという箇所を手加減せず乱暴に扱っていく!!
「や…あがぁ…!!ひぃ!!!」
「ほらほら、お好きなんでしょ…お勉強、ナギも知らない勉強を教えてあげますね」
「や…やだ、そんなの知りたく…あがぁっ!!」

グジュッ!!

うっ!!つ、潰れる…その儚く脆そうな小さな豆粒が破裂してしまう、
それ程に強く押し摘んでたのだ、だからまるで雷…
いやそんな表現が生ぬるい程に激しい衝撃が頭に響かされていた。
「あらあら…こんなに汗をかいて、淫らな感覚に火照ってきましたかね?」
違う、これは脂汗だ…苦痛から全身から嫌な汗が滲んでいく、
こんなので淫らな感覚なぞ感じるわけがないのだ、そうだ…見ろ私の苛められていた胸を!
醜く赤く腫れている…そんな痕すら残っているというのに、こんなので淫らな気分になどなるか!
「う〜ん、でもまだここの下の口は涎の量が足りませんよね」
だから当たり前だって…こんなに痛めつけられて濡れるわけない、
そういう嗜好の女も居るだろうが、幸い私はそんな卑しい性癖は無いのだ。
「…まぁ、いいですか、そろそろ…」
「!?」
すると女は懐から小さな呼び鐘のようなのを取り出すと、それを甲高く響くように鳴らした…
この薄暗い牢獄に響く鐘の音…すると闇の奥から足音が響いてくるではないか!
「お呼びですかマリア様」
「ええ、貴方達の出番が来たので呼んだのですよ」
それは屈強な男達だった…彼らの事は知っている、この三千院のSP達だ!
「こ、これはお嬢さま!」
「いえ、これはナギではありません、私達の仕える主とは別人ですよ」
「そ、そうなのですか?」
SP達は私の容姿を見て激しく動揺してるみたいだ、
当たり前だ…私だって三千院ナギなのだから!
164黒ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:29:26 ID:XbefHJzd
「そうです…だから遠慮なく頼んでいた事をお願いしますね」
「はぁ…同じ顔というのは少々心痛みますが」
「もし手加減なんてしたら…わかってますよね」
「は、はい!」
女の静かでそれでいて異様な迫力に、プロな筈のSP達は飲み込まれていた…
そして彼らは連中同士で顔を見合い頷くと、唐突にズボンを下げ下半身を露出させたのだ!
「なっ!」
「おや〜色々と言ってた割りに皆さんすっかり勃たせてますね」
「これが仕事ですから」
そんな醜悪な代物を立たせて何が仕事なのか、
とにかく連中は汚わらしいのを見せ付けるのだ。
そんな物を見せて何を…ま、まさか!
「では、私はどきますので…徹底的に犯してあげてくださいね」
「な!何を…むぐぅぅ!!」
私は非難しようとした、だがその前に女は布切れで猿轡し話す事を封じてしまう!
「大人しく…なんて無理でしょうが、せいぜい楽しんで下さいね」
「んぐぅぅぅぅ!!!」
女は会釈すると離れていく、そして代わりにと男達が迫るのだ!
や、やめろ…来るなぁぁぁ!!
私は心で叫んだ、しかしそれで止まる筈がなく…奴らの手が伸びてきて身体を掴み、そして…
「んぐぅ!!」

ズ…ズブゥゥゥゥゥ───────!!!!

「んぐぅぅぅぅぅぅ!!!!」
あの醜悪の肉塊が挿し込まれていく、痛めつけられた秘部を拡げ、
おぞましいのが入り込んでいくのだ…私の中に!!
「んぐぅう!んんん〜〜〜!!!」
「き、きついですね…これは」
「ですが処女ではありませんし、大丈夫でしょう…その辺も同じでしょうから」
「んんんん〜〜!!!!」
そ、その通りだった…ナギと同一の体なのだから、
元々がすでに捧げた後なら私も…しかし、この挿入されていくのは、
普通のサイズでは無く、それでいて十分に潤ってない同士で、
とてもとても男のは私の大事な銜え込む場所にはきつかったらしい…だから。
「んんふぅう!!んぐぅぅぅぅ!!!」
「うぅ…あえ?血が垂れてきましたが…」
「これは裂けちゃったようですね、まだまだ濡らせ方が足りなかったのでしょうか?」
痛い…中で大きなツゴツしたのに乱暴に擦られ、
内部で裂けてしまったみたいだ…だから繋がったそこの隙間から、
血が溢れ出してもいたみたいで…しかし。
「でも、まぁかまいませんか…そのまま続けて下さい」
「はぁ…よろしいので?」
「それくらいなら別に影響ありませんし、それに…この悲鳴の響きがゾクゾクさせてくれますし」
「んぐ!!んん〜〜!!!」
女は私が苦しみ悶える様を冷酷に…そしてうっとりとした目線で見てた、
SP達は少し心苦しいといった感じだったが、やはり女に逆らえないのか、
一度ため息をつくと、再び挿入してきたのだ!

グチュゥゥゥゥゥゥ!!!

「んん!んぐぅぅぅっ!!!」
「その調子ですよ、でもそういえば後ろが寂しそうですね…誰か入れてあげません?」
女の指示にまた一人SPが迫ってくる、そして…あの股間の肉棒を見せつけて、
あろう事か今度はお尻…排泄する場所に挿し込んでくるのだった!

ズチュッ…ズブゥゥゥゥ!!

「んぐぅぅぅぅ!!!んんん〜〜!!!」
165黒ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:31:20 ID:XbefHJzd
「後ろにズッポリ入っていきますね、そうだついでだから皆さん、他の使える場所を全部使ってあげてください」
「うっ、あの…何だか泡をふいてるようですが…」
「かまいません、別に精神はどうなってもかまいませんし…いっそ壊してあげてください」
うぅぅ!!このままじゃお腹が破裂してしまいそう…それくらい圧迫感を感じてた、
しかもそれで限界ギリギリだというのに、醜悪の肉塊を四方八方から近づけ…
今度は口に、そして手にも掴まされて無理矢理に入れられ掴まされ、
更に恥辱を与えられ続けていく!
だからこそこんな事になって、私の精神がまともでいられる筈は無く…
相次ぐ苦痛、そして恥辱に肉体だけでなく心も悲鳴をあげていく有様だ…
「うぅぅ!マリア様…すみませんが、私…」
「いいですよ出しても、当然中にね…ふふ」
「ングゥゥゥゥゥ!!!」
「貴重なスペアが増えるかもしれませんし」
「んんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

ドクゥゥゥゥゥゥゥ!!!ビュクゥゥゥゥ!!

うぅぅ!!あ、熱い…お腹の奥で激しい爆発を感じた、
これはつまり出されてるのだ…あの禍々しい粘液を!
とっても生臭く粘ったのを、じっくりと流し込まれていく!!
あぁ…内から穢れていく、散々に痛めつけられて…辱められて、
ついには男の欲望まで注がれてしまったのだ!
「ふふ、真っ赤になってる肌が白く染まっていきますね…」
「うぅぅ…」
しかも膣の中だけでない、他の男達も続けて出していき…
内側どころか外側までが汚れていく!
畜生…生臭い悪臭で臭覚でも苦しめられつつ、私は意識を朦朧とさせていた。
まるでこのまま意識が闇の中に堕ちてしまいそうと思える程に…しかし!
「おっと、まだ意識を失わないでくださいねだって…」

ヒュンビシィィ!!

!!呆然と意識さえ混濁してる私の目の前に何か弾ける様な音がした、
その正体を視覚で確認してゾクッと悪寒が走るだって…
「まだまだ楽しませてください、従順な性格になるまでね…ふふ」
あの女が悪魔の微笑をしたまま、禍々しい鞭を手に持ち振り上げてた!
そして…それを思いっきり!!!

バシィィィィィ!!!!

「うきゃぁぁぁぁぁ────────!!!」
あまりの激しい衝撃に、口にされた猿轡は取れてしまった、
だから塞がれていた分も含めてのように甲高い私の悲鳴が、
牢獄に大きく響き続けていくのだった。

そしてその悲鳴と、激しい鞭が皮膚を叩く音はしばらく牢獄に響かせ続けていく…
しかも今日だけでない、これからも…私という意思が壊れるまで、ずっと…

::::::::::::::
166ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:32:12 ID:XbefHJzd
コンコン!ガチャッ!!

「お嬢さま、マリアさんを知りませんか?」
「ん?なんだ居ないのか?」
「はい、だいぶ前から…もしかして買い物でしょうか?」
ハヤテめ、この私でなくマリアに用があるというので、少しムッとなるのだが、
いかんいかんそんな余裕の無さでは、またつい前のように
心の隙を得体のしれない存在に突かれてしまう。
にしても確かに昼過ぎの今までゲームしてて気付かなかったが、
そういえば朝食の時に見てから後にマリアの姿を見てない気がする。
こんなに長く姿を見せないとは確かに変かもしれん、
これがクラウスなら一ヶ月や一年くらいなら気にならんが…
「ま、まぁ…マリアの事だ、心配せずともその内帰ってくるだろ」
「そうですね、マリアさんなら誘拐や迷子の心配なんてありませんし」
「ハヤテ…今言った例には特定の人物をイメージしてなかったか?」
「ま、まさか!」
本当か〜と、疑いの眼差しで睨む私だが、ふと電撃的にある事実に気付く、
待てよ…という事はだ、もしかして…
「ハヤテ…クラウスはどうした?」
「クラウスさんなら、また出掛けてますよ…かれこれ数日前から」
「タマは?」
「タマなら、最近お腹あたりが出てきたのを気にしてか、何だか走りこみにいってますが」
「という事はだ…」
ハヤテと二人っきりなのか!今…この一つ屋根の下で私達は!
ドックン…まずい意識したら、急に胸が高鳴ってきたようだ。
落ち着け落ち着くのだ三千院ナギ、ここは冷静に…
ドックンドックン!!しかし意識すればする程に鼓動は激しくなっていく、
胸から送り出された熱い血流は、たちまち身体を熱くさせていくようなのだ。
そう、私は今猛烈に熱血して…じゃなくて興奮してる!

ドックンドックンドックン!!

って、何だか…いくら何でも激し過ぎないか?
こんなに激しいと…段々頭までクラクラに…

クラッ…

「ほへ?あ…」
「お嬢さま!!?」
ガシッと突然にフラついて倒れそうになった私の身体を、地面に触れるより前にハヤテは抱き支えてくれた、
この行為にもドキッとなるが、おかしい事に突然に全身が燃えるように火照っていくのを感じてたのだ。
この感じ…意識してるだけにしては激し過ぎないか?目の前がクルクル回転さえしてるかのようだし…
167ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:32:52 ID:XbefHJzd
「だ、大丈夫ですか!」
「んっ…ハヤテ、それが少し熱っぽくてな…」
「もしかして風邪?」
いや…違う、これは病気的な感覚じゃない…原因はわからんが、
酷くその…もう一つ言えば疼くのだ、身体が熱くて疼き始めてる!?
このように私を襲った異変はあまりにも突然で異常だったのである。
「このままお嬢さまのベッドに連れていきます、後はお医者様を…」
「いや、それはいい…」
「ですが病気は早い内に対処しとかないと…」
「いや、これは多分…病気じゃないと思うのだ」
「え?」
ハヤテは不可思議そうな顔をしてた、それはそうだ言ってる私もそんな感想なのだから、
しかし自分の身体の事なのだからハッキリわかる…これは病じゃなくて薬では治らない、
その…アレをするしか治せない代物なのだ、きっと…
「病気じゃなかったら一体?」
「ハヤテ…その、これを静めるにはだな…」
「はい、何でも言ってください!お嬢さまをお救いする為なら何でもしますから!」
「本当か?」
「はい!」
「そ、それじゃ…」
私は体を抱き持ち上げられたまま、ソッと…ハヤテの顔の横へ口を近づき、
とっても小さな声で囁いた…し、仕方あるまいだって…
「えっ!?」
こんな事を頼み込むのは、大声ではとっても恥ずかしい事なのだから。
見ろ、ハヤテだって驚いてる…だが。
「駄目かハヤテ…何だか段々疼きが大きくなって、狂ってしまいそうなのだが…んっ」
「お嬢さま…」
もうこっちもマトモでいるのに限度があった、何故こうなったのかはわからないが、
このままじゃ本当にどうかなってしまいそうで、そう確信した時…
この燃える体はギュッと暖かな腕により抱きしめられたのだった。
当然ハヤテにな…
「本当ですね…お嬢さまの小さい身体が凄く熱いです」
「はぁはぁ…ハヤテ?」
「こうしてると胸のドキドキが伝わってきますよ、どうやら本当にアレをするしかないみたいですね」
するとハヤテの顔がゆっくりと迫ってくる、鼻同士がくっつきそうな程…そして、
この私の唇にハヤテの唇がゆっくり優しく重なっていく。
「ん…わかりました、僕でよろしければ相手になります…ご希望通りに」
「う、うむ…そのなんだ、優しく…」
「しますよ、お嬢さま」
ニッコリと私に微笑むハヤテの表情に、私はまたドキッと鳴る、
そして手馴れた手つきでハヤテは私の衣服を脱がせ、
この裸体をベッドへと寝かせつけるのだ。
168ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:33:38 ID:XbefHJzd
そして生まれたまま同然の姿となった私の上に、ハヤテもまた同じく生まれたままの状態で被さってくる、
恥ずかしい…でも、真に恥ずかしい時間はこれからだったのだ。

クチュッ…チュッパ!

「あ!あぁん!ひゃ!!あ…」
「んっ…んん〜!!」
「ふわぁ!!ば、馬鹿!そんな…あっ!乳首ばかり舐めるなよ〜!!」
ハ、ハヤテの舌先が私の胸を丁寧に這っていく、このねっとりした先が触れると熱い…
でもべっとりしたのが離れると冷やりとした跡になっていき、
濡れ輝く唾液の道を作っていくのだ。
そして中央まで這うと、このピンクの突起を舌先で舐め包ませて執拗に弄ってくる!
「んん〜〜!!ん…美味しいさくらんぼですよ、お嬢さまのは」
「ば、馬鹿…あんっ!恥ずかしい事を!あぁ!!」
本当にとっても恥ずかしい…顔から火が出そうだ!
でも気持ちいい…だってここは敏感な箇所なのだし、
もっともハヤテの舌使いが上手いおかげでもあると思う。
舌で舐めあげてない方も、指先で弄っていく…だから、余計に私はこの恥ずかしい快楽を貪らされていたのだ!
デモハヤテの責めは、ここだけで終わらない…静かに次の責めるポイントに手を伸ばしてたのだから!
「ん…ここが一番疼くのですよね、お嬢さま」

クチュッ…グチュッ!!

「ひゃん!!そ、そこは…ひゃぁ!!」
下から一段と大きな衝撃を感じた、それはハヤテがある小さな突起を指で摘んだからだ。
この股間の…普段は内に潜むようにある小さな粒を、摘み出すなんて…ん!
「だ、駄目だ…そこは激しい…ひゃぁぁ!!!」
「こんなに震えて…とっても感じてますね」
「だ、だって…そこは敏感で…あっ!そんなに弄られたら…」
絶妙な力加減で私の大事な豆を指で捻り弄るハヤテ、
痛くないギリギリで引っ張り上げたり、指腹で転がすように擦ってきたりしてるのだ!
だから翻弄されていく…意識が朦朧となってきてさえいるみたいだ!
「ハヤテ…もう、そろそろ」
「はい、了解しました…いい具合に濡れてきましたしね」
「ば、馬鹿…んっ!」
また私に優しくキスすると、ハヤテは股間を弄らせてた手を離し、
今度は自分のそれを近づけてきたのだ。
そう…この股間に大きく聳え立たせるのを見せつけて、迫ってきてる!!
この私の漏らしたように、ぐっしょりになってるアソコにな!
「では、力を抜いてて下さいね」
「わ、わかった…」
ついに来る、そう意識すると胸のドキドキが一段と高鳴って激しくなっていくようだった、
そしてもう弄られていない筈なのに、私の股間も一段と内から蜜を溢れ出していくように思えた。
「いきます…」
「ん!あっ!あはぁ!!!」

グチュッ!ズブゥゥゥゥ…!!

「は、入ってくる!ハヤテのが私の中に…あぁ──!!」
169ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:36:31 ID:XbefHJzd
あの蜜が零れる下の口を拡げ、内部も思いっきり拡張して
ハヤテのが入ってくる!一気に奥へと挿し込まれていく!!
「ん!お嬢さまの中…やっぱりキツイですね、でも…」

グチュッ!!

「あんっ!あ…あはぁ!!」
「何だか絡みつくようになりましたね、僕のを握ってるようですよ…うっ!あぁ!!」
馬鹿!また何を恥ずかしい事を言ってるのだ、でも本当にそんな感じなのか?
そして何より気持ちいいのかハヤテ、私で感じてくれてる?
いつもながらの不安だった、自分でもこの体は幼い身だとわかってる、
それで毎回不安なのだ…ハヤテがこれで満足してくれてるのかと。
「う…あっ!凄い…」
「ハヤテ…あっ!あはぁぁ!!」
だけど、このハヤテの表情は決して演技では無い…
だから嬉しい、私で気持ちいいって思ってくれてるのだから喜ばないわけないだろう。
それで気分良くしてるのかもしれないな私自身が、
その為なのか私の腰はゆっくりだが動かしてた。
「お嬢さま!うっ!はぁ…」
「わ、私も動くのは…そのはしたないかハヤテ?それとも下手だから…」
「いえ、少々驚きましたが…その光栄です、お嬢さま自らが動いてくれるなんて…」
「ハヤテ、んっ!んん〜〜〜!!」
またキス、しかしさっきのと違い、舌を内で絡めるという
深いキスだった…あっ!奥…当たって、持ち上がってる!!
この時、私とハヤテは限界まで深く繋がっていたのだった。

ジュブゥゥ!!グチュッ!ジュブゥゥ!!!

卑しい淫らな水音が響く、それはもちろんに私とハヤテが交わる音であった、
互いに腰を動かして深く擦り合わせて快楽を貪っていく!!
もう頭が真っ白になるくらい、そしてどうにかなって狂いそうな程の快感を感じ続け、
まるで獣のようにただ本能のまま身体を動かせ続けるのだ!
そしてアレが来る…快楽の頂点が互いに訪れようとしてた!
「そろそろ出しますよ、お嬢さま!」
「ああぁ!そのまま中に!!あぁ!!」

ビュクゥゥゥ!!ドクドクゥゥゥゥ!!!

「あはぁぁぁぁぁ───────!!!」
あぁ、熱い…中に激しいのを感じて、そして同時に私は…イってしまった。
激しい快感の津波を身に受け、まるで意識が飲み込まれて沈み込むようだ…
ほら胎内に入ってくるぞ…ハヤテのたっぷり濃いのが満ちていく。
赤ちゃんの素がこんなに、ふふ…素敵だな。
「はぁ…それで、おさまりましたかお嬢さま?」
「うん…もう、お腹いっぱいだ…」
「じゃあ、マリアさんが戻ってくる前に、事後処理をしておきましょうか」
「う、うむ…そうだな」
しばらく余韻を感じてから、互いに服を着直していく。
170ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:37:19 ID:XbefHJzd
もう…身体の疼きは完全に消えていた…
こうして私は突然の性的な疼きをハヤテに解消してもらったのだった。
「それにしても、突然あんな事を言い出しますから、またアレかと疑いましたよ」
「アレ?はっ!私は本物だぞ!」
「わかってますよ、もしお嬢さまが偽者の方なら、僕はこんな事をしませんから」
「そ、そうか」
ちなみアレとか偽者とかは、この間の私が二人になるという騒ぎの事だ。
そういえばアレが肉体を失った後に、私の頭に居着いた時もあったよな、
もし今も居着いてたら…どんな反応をしてたのやら。
「まぁ…アレも『失格』とか言って爆裂とか電流を出る能力があったなら重宝してやったのだが」
「なんですか、その監督が逃げたというので話題になったのに出てくる最近実体化した人は」
そんな事を話しつつ、特に乱れた私のベッドを整えていく、すると!
「おや、ハヤテくん今頃にナギの部屋の片付けですか?」
「!?」
「!!」
その時、急に声を響かせたのはマリアだった。
どうやら何時の間にか屋敷に戻ってきたようだな…もしかして危なかったのかも。
「マリアさんこれはその…」
「はぁ、またナギったら散らかしたのですね、あら…何か変な匂いが」
「!?あ、あのな…そういえば、マリアは何処に行ってたのだ?随分と姿をくらましてたが」
「私ですか?そうですね〜少し日頃の鬱憤を解消してたと言うべきですかね〜うふふ」
「な、何か…マリア楽しそうだな」
私とハヤテは顔を見合わせ、その妙な雰囲気のマリアの態度に首を傾げるのだった。

それからも、マリアは度々に姿をくらませる事が多くなった、
そして帰ってくるとスッキリしてる、よほど楽しい事をしてるのであろうか?
正直気にはなっていた、しかし確かめようとはしないでいる、
何故って?それは当然気になるし、本来は確かめたい…だが、ちょうどそんな時にだ。

「お、お嬢さま、またですか!?」
「う、うむ…」
あの現象が起きてしまう、まるで何かと干渉し共鳴してるかのように、
またまた欲情し燃え上がって来てるのだった、しかも日々卑しい感覚が増してるような気が…
「だ、駄目か?」
「別に僕はかまいませんが、またマリアさんも居ませんし」
そんなわけで余計なのがいないから、あえて我慢する必要も無く、
そのまま本能の欲求のままに、また交じり合うのだった。
そしてそれは屋敷だけでなく…

「お嬢さま、こんな学校でなんて…うっ!」
「し、仕方ないだろうが…んあっ!だ、だって…我慢できんのだからな」
171ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/04(月) 05:38:02 ID:XbefHJzd
外へと出かけた先や、何と学校でも、とにかく時と場所をかまわず発情してしまう時があり、
隙を見て身体を静める為に交わっていたのだった。

そしてそんな日々が続いたのだから、当然といえば当然の結果も待っているわけで…
「お嬢さま、何もそんな体でわざわざ学校に行かなくても…」
「少し前まではさんざん人に学校に行けと言ってたのはお前の方だぞハヤテ」
「それはそうなのですが…その格好では」
まぁ、ハヤテが抵抗を示すのも当然かもしれんな、
実はだ私のお腹は見事に膨れ上がっていたのだ!
避妊もしなく断続的に子種を身に受ければ当然だよな、
この中には新しい命が宿っている…二人の愛の結晶が育ってたのさ。
「ふ、堂々としてれば結構平気というものだぞハヤテ、意外に羨ましがられてる程だしな」
「は、はぁ…本当ですか?」
「現にマリアも何も言ってこないだろ?」
「確かに、もうバレてないはずありませんしね」
そう、こんな風に目立ってきたというのに、マリアは何も言わない、
それどころか密かに妊婦の身を気にしてのと扱いを行っているかのように見える。
……ふぅ、怒られると覚悟してたので、少々肩透かしだったかな?

だが私は知らなかった、そのマリアが…
「うふふ、随分とタイミングがよろしいですね〜まさか揃って大きなお腹になってしまうとは」
「あんっ!あぁぁ!!…んあ!あぁ!!!」
「ほら、お似合いですよ、あっちこっち素敵なピアスで飾られて…」
「はぁはぁ…あぁ…」
「もう人語は忘れてしまいましたかね〜ふふ」
屋敷の某所で密かにペットを飼って躾に夢中になっていたとはな…
この幸せ絶頂の私には知る由もなかったのだった。

:::::::::::::

「…とまぁ、その辺を期待してあの事件の後日談を取材に来たのだが、どうだね実際?」
「って、お前の妄想オチかよ!」
「そんな事あるわけないじゃないですか!」

私、朝風理沙は失った莫大な動画を補うかのごとく、今日もネタ動画を求めていた、
そんなわけでこのネタの宝庫といえる三千院の屋敷に訪れていたのであった。
しかし、ふむ〜こうあっさりとは期待通りにはいかなかったか、
まったく残念残念、すると…この人ならやりかねたいと思ってた人が、
帰ろうとする私に声をかけてきたのだった。
「あの〜朝風さん、貴女の中で私はどんなキャラになってるのでしょうか?」
「え?それはやはりイメージ通りというか…」
「…少し頭を冷やしましょうか?」



「ゴメンなさいゴメンなさい…」
「ほえ〜理沙ちんどうしちゃったの?」
「わからん、三千院の屋敷から帰ってきてから、ずっとあの調子だ」
「もうそんな事はもうしません…貴女様はピチピチです〜!!」
「な、なんだか凄く怖い目にあったみたいだよね…」
「悪魔…いや魔王とでもあったのかもね」

【おしまい】
172名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 05:45:19 ID:Ov2CmhnT
リアルタイム遭遇GJ!
やはりROCOさんはすごい!
俺も早く続き書かないと……
173117(´_ゝ`):2007/06/04(月) 07:34:43 ID:7+t/0h2B
ROCO氏、まだ読んでねーけどGJ!!wwごめww

つーか、ROCO氏がハヤテスレを活気が出るぜよww
174名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 18:03:46 ID:8wRcRdjz
ROCOさんやっぱりすげー。エローい。


次の標的は阿部(仮)と見た。
175名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 21:56:29 ID:J9sgKkC0
今書いているssなんですが、ナギ×ワタルって無理ありますか?
176名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 21:58:38 ID:GqzMRjPN
>>175
ワッフルワッフル
177名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 22:34:35 ID:B4Mo9m4J
俺は絶対読みたくないから、頭にちゃんと注意書き入れておいてくれよ。
178名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 23:45:36 ID:rFbp7keA
>>175
俺的にはアリだな。
どんな風にあの二人をくっつけるのか興味あるし、書いてほしい。
179名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 02:08:09 ID:rDpBOgl4
ハヤテ「こんな事もあろうかと、常に執事服と制服のスペアは学校に隠してあります。」
ヒナギク「そんなもの生徒会室に隠さないでくれる?」

………

ヒナギク「…確かここに…スゥー」
泉「ヒナちゃ〜ん、報告書もって来たよ♥」
ヒナギク「っ!?」
泉「…ヒナちゃん、ハヤ太君の制服より執事服の方がいいにおいするよ♥」
ヒナギク「!!1!!11111!!!!」
180名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 04:26:17 ID:YrqlwFpf
>>179
結構面白かった。実際ヒナギクもそんなことしてそうだな。一応恋する乙女(?)だし。

ちなみに質問。
泉たちレッドブルーブラックの三人って成績悪いけど授業ってちゃんと受けてるのか?
181名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 04:45:24 ID:dUNOi6DH
>>180
何かとサボろうサボろう言ってるからちゃんと受けてない可能性大
生徒会の用事で〜とか言って逃げてそうだ
182名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 10:48:40 ID:LXcH7BOn
>>179
ヒナギクもニヤニヤものだが
いいんちょさんがハヤテの服の匂いに詳しい件について
ここ的にはすでにエロい関係だったりするのだろうか
183名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 10:52:37 ID:pFF7GusW
ハヤテに見つかるバージョンもほしいな
184名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 12:55:14 ID:411fnMcg
ハヤテ「こんな事もあろうかと、常に執事服と制服のスペアは学校に隠してあります。」
ヒナギク「そんなもの生徒会室に隠さないでくれる?」

………

ヒナギク「…確かここに…スゥー」
ハヤテ「あの……これ瀬川さんに頼まれ……」
ヒナギク「っ!?」
ハヤテ「な、何を……?」
ヒナギク「あ、洗ってあげようかと思ったのよ!どうせ洗濯してないでしょ!?」
ハヤテ「えっあ、ありがとうございます」


みたいな?
185名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 13:21:02 ID:rDpBOgl4
ハヤテ「こんな事もあろうかと、常に執事服と制服のスペアは学校に隠してあります。」
ヒナギク「そんなもの生徒会室に隠さないでくれる?」

………


ヒナギク「…確かここに…スゥー」
美希「朝っぱらから生徒会室で匂いフェチって…それなんてエロゲ?」
ヒナギク「っ!?」
とか

ヒナギク「…確かここに…スゥー」
理沙「うむ、いいぞ!…さぁそのまま男装といこうではないか!」
ヒナギク(ピキ!)
とか

ヒナギク「…確かここに…スゥー」
伊澄「………」
ヒナギク「っ!?」
伊澄「………」
ヒナギク「っ!?あなたは…なんでここに?」
伊澄「気がついたらここに…」
186名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 15:05:17 ID:km6Rm8Ic
187名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 17:43:46 ID:YrqlwFpf
つか全員神出鬼没だなw
ヒナギクもまわり気にしないのか?w
188名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 17:49:08 ID:YrqlwFpf
連で悪いが保管庫最近更新されてるか?
18912スレ651:2007/06/05(火) 20:46:40 ID:ZnmDreVX
「私が好きな人、それはハヤ太くん、だよ?」
「へ?」
ハヤテの顔がひきつる。
「あれ?聞こえなかった?ハ・ヤ・太くんって言ったんだよ?」
ハヤテは非常に慌てた。
「あ、あの…冗談ですよね?」
「ふぇ?冗談?」
「え、だって、僕が言ったのは『異性として』って意味で…」
「そうだよ」

ハヤテは困惑した。
『あれ?いつの間に瀬川さんルートになったんだ?』と

「異性として好きな子は、ハヤ太くんだよ♪」
「へ…?え…?」
ハヤテは見る見るうちに赤面していった。
「じょ、冗談じゃなく?」
ハヤテはもう一度聞いた。
「うん。好きだよ」
泉は一息おいた。
「ナギちゃんほどゾッコンじゃないけどね、それでもハヤ太くんのこと、好きだよ?」
ハヤテは呆ける他なかった。

「せ、瀬川さん。熱でもあるんじゃ…」
「泉!」
「はい?」
「泉って、名前で呼んで?ナギちゃんやヒナちゃんばっかりずるいよ…」

『本気なのか!?本心なのか!?ってそんな艶やかな顔で僕を見つめないで…!』

「いけません!」
「ふぇ?………どうして?」
「前にも言いましたよね、僕には女を養う甲斐性がないって。だから…」
ハヤテはそう言って背を向けた。
「ごめん
190名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:47:32 ID:ZnmDreVX
途中で切れてる…orz
191名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:58:54 ID:LXcH7BOn
そういや俺もどれか途中で切れてるの見つけて
報告しようと思ってそのままだったなぁ
どれだったか・・・
192名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:02:55 ID:ZnmDreVX
「ごめんなさい。でも、貴女を不幸にしたくはありません。」
ハヤテはその場からすかさず逃げようとした。そのとき、



―ガシッ―



腕を掴まれた。
ハヤテは申し訳なさそうに後ろをふりむく。
「わかったよ、ハヤ太くん。でも、せめて…」
泉は「作り笑顔」でハヤテを見つめた。
「これからは、名前で呼んでほしいなあ…なんて」
「瀬川…さん」
「ねえ。呼んでくれるなら、もうこんな『我が儘』しないから。」
「我が儘って…」
ハヤテは反論しようとしてやめた。
「告白」を「我が儘」へと変えてしまった責任を感じたからだ。
『あーこんなだから益々甲斐性がなくなるんだろうなぁ…』

「わかりました。これから貴女を呼ぶときは名前で呼びます。」
「…本当?」
泉の顔か少し解れた。
「はい。僕にできるのはそれ位ですから」
「…うん♪」

ハヤテはホッとした。「振って」おきながら嫌われることを恐れていた。そんな自分に嫌悪感を抱いた。
193名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:07:26 ID:ZnmDreVX
「ねぇ、ハヤ太くん?」
「はい、なんでしょうか」
「試しに、呼んでみて?」
「え、い、今ですか?」
「そう、今。ちゃんと約束を守れるか試さないとね♪」
泉は満面の笑みでハヤテを見つめる。
「ふぅ、わかりました」

『あれ?何でだろ。緊張する。ナギお嬢様やヒナギクさんの前ではこんなことにならないのに…
告白、されたからなのかな』

しかし、一度言ってしまえばきっとそんな緊張も消えるだろう。そう思った。

「えと、これからも、どうかよろしくお願いします、泉さん。」



そう言った途端、ハヤテと泉との物理的距離は0になった。
194名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:24:05 ID:VbhOLNzH
|  |_, ,_
|_| ∀゚)  < ワッフルシテモイイノカナ…?
|ヤ|⊂ノ
| ̄|u'
""""""""""""""""""""""""""""""""
195名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:15:20 ID:qeu1kjmM
これは……このままエロ無くても文句は言わない
196名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 23:58:51 ID:ZnmDreVX
「えへへ〜♪」
「い、泉さん!?」泉はハヤテにしがみついた。意外に力強かった。
「これで私もナギちゃんやヒナちゃんと同じ〜♪」
泉はハヤテの胸で顔をスリスリし始めた。
「私、今すごく幸せ…」
「あははは、そりゃどうも…」

『ま、まずい。女の子にこんなことされたら男として……うぐっ』
ハヤテは理性が飛びかけていたが、必死に抑えた。

「ねえ、ハヤ太くん?」
「は、はい、なんでしょうか」
「ギュッ、てして?」
泉の腕にさらに力が加わる。

『な!?そんなぶゎぁかな!!これって「抱いて」…げふんげふん、
「抱きしめて」ということなのか!?まさか泉さん、全然あきらめてないんじゃ…』

顔を赤く染めて見上げる泉。それに心打たれるのは致し方がない。
『えぇい、ままよ!』

ハヤテは泉を、そっと抱きしめた。
「ふゃ!?」
「こ、これでいいですか?」
「………」
「あの…何かご不満でも?」
「ううん。聞こえるの」
「え?」
「ハヤ太くんの、鼓動が、聞こえるの」
泉はため息をついた。
「あたたかいよ…」
ハヤテはどう答えればいいか分からなかった。故に、泉に従うのがベストだと考えた。

「ねえハヤ太くん。お願いが、お願いがもう一つだけ、あるの」
「…なんてすか?僕にできることなら何なりと」


泉はリクエストを告げた。
197名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:07:02 ID:W7up4Q5J
>>196
ものすごいほっこりしててGJなんだが、
お前さん椎名林檎ファンだろwww
198名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:12:58 ID:i7yqwc9H
>>197
名前しか知らない
俺は梶浦ファンだ。
199名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:26:45 ID:5EwvJabL
超GJ!!
200名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 04:19:20 ID:QRycZ+eQ
v(`∀´v)<ツヅキハマダカ-!
201名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 05:21:59 ID:i7yqwc9H
「キス、してみたい」
「え…」

『えーっ!?』

「その、これで最後のお願いだから、ね?」
そう言い泉はハヤテに微笑みかける。
「最後」という言葉がハヤテに「妥協する」という選択肢を与えた。

『最後なら、これで治まってくれるか…』

「『最後』の、お願いなんですね?」
「…………うん」
泉が少し間をおいて返事をしたことに疑念を抱いたが、すぐに拭い捨てた。
そして、泉の両肩に手をおき泉をじっと見つめる。

「『最後』、ですからね」
ハヤテは一応念を押した。
そして目を瞑り、唇を泉のそれに近づける。
つられて泉も目つむり、唇を軽く突き出す。

徐々に、唇同士は近づき、そして、遂にふれあった。
202名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 09:16:07 ID:i7yqwc9H
濡れ場が書けない…
最終的には書くつもりだけど、長期お待ちを
203名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 10:53:02 ID:pNRGgoGv
待ってる…
俺、ずっとお前のこと待ってるから!
204名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 11:48:49 ID:5EwvJabL
ま〜つ〜わ
いつまでも
ま〜つ〜わ
205名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 12:44:45 ID:i7yqwc9H
二人は思う。
『キスって、こんな感じなんだ…』
その形容しがたい「こんな感じ」をじっくりと味わっていた。

ふと、ハヤテは気づいた。
『いつまでこうしていれば…?』
互いに荒い鼻息がかかり、その鼻呼吸だけでは辛いものがあった。

一方泉は、願いが叶っているという事実とその状況そのものに興奮する以外、なすすべは無かった
そして、その興奮は泉を大胆にした

ハヤテは、自分の口内に違和感を覚えた。
『あれ、何か入ってきて、……………!?』
ハヤテはとっさに唇を離そうとするが、顔をしっかり抑えられて阻止された。
そして、ハヤテの口内にそれは躊躇なく侵入していった。
206名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 17:01:45 ID:xCGHZS8s
ワッフる
207名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 18:14:16 ID:i7yqwc9H
うそだ!
208名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 18:35:01 ID:FJTd5fiT
キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ
キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ
キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ
209名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 19:52:36 ID:HX+YYrzh
これは…ワッフルせざるを得ない
210名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:55:12 ID:i7yqwc9H
『え?え??えっーー!?』
ハヤテはそれが何なのかを理解した。
『こ、これって泉さんの舌!?』

紛れもなく。泉は遠慮なくハヤテの口内を弄った。
泉の舌がハヤテのそれをいじり始めた。

「んふっ…んく」
ハヤテは何とも女々しかった。
ハヤテはなすすべもなく泉の思うがままにされ、そして…


『あ、あれ?ハヤ太くんのアソコ、膨らんでる?』
この濃密なキスによって性的興奮を得始めていた。
『ハヤ太くんも、男の子だもんね…』
泉は左手だけをハヤテの顔から離し、そして、ハヤテの股間に触れた。
途端に、ハヤテの躰がピクリと震えた

『い、泉さんなにを!?』
ハヤテは泉の右手を振り払い。キスを中断した。
「な、なにするんですか〜!?」
泉はハッと我に返る。
「え、ああ、うん。ナニをしようかなあ、なんて…」
「笑えません!」
ハヤテは涙目で訴える。
「と、とにかく、泉さんの望みは叶えました。僕は帰ります!」
「え…あっ!ちょっと待って!!」
「もう!今度は何ですか!?」

泉は机に置いてあったそれを手に取り、満面の笑みで僕に告げるのだった。

「に・っ・し♪」


『家路につくのはまだまだ先になりそうです…』
211名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 21:00:12 ID:ypUUT7Rj
ワッフルワッフル
212名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 21:30:31 ID:i7yqwc9H
十分後。
「埋まらないね〜」
「埋まりませんね〜」

日誌は未だ白紙のままであった。
「さっきのこと書」
「九回目。それだけはぜっっっっったいにやめてくださいね♪」
「うっ…わかりました」

そしてまた他愛もない話が始まる。
「けど、もったいないよね〜」
「何がですか?」
「ハヤ太くんのことだよ。」
「何故ですか?」
「だってさ、ハヤ太くん、かっこいいじゃん。」
「む…煽ててもアレ以上はしませんよ?第一僕なんて女々しいですし」
「うん、顔は女の子だよね」
「あはは…」
「でもね、そんなこと気にならないくらいハヤ太くんはかっこいいよ?」
「へ?」
「冗談じゃないからね?ハヤ太くんはとっつも可愛いのに、それ以上に凄くかっこいいよ?」
「……そうですか?」
「うん、だからみんなハヤ太くんのこと大好きなんだよ?」

ーからんー



シャープペンシルが床に落ち、その音が教室内で反響する。
213名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 21:34:14 ID:W7up4Q5J
リロりまくってwktkしてますよ
214名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 21:48:18 ID:i7yqwc9H
「みん…な?」
「? どうしたの?」
「え、あはは、いやあ、凄まじい冗談か聞こえた気が…」
「ほぇ?」
「え!?だって今、『みんな』って…」
「うん、みんなだよ?」
「と、いいますと?」
「え…本当に気づいてないの?」
「はい、あしからず」

泉は溜め息をついた
「これだからハヤ太くんを取り巻く私たち女の子は困っちゃうんだよね〜」
「はあ」
「ま、ハヤ太くんらしくていいけどね♪」

ハヤテは考えこんでしまった。
自分の周りにいる女性の中に、該当する人物がいなかったからだ
『ナギお嬢様やヒナギクさん、咲夜さんは論外。伊澄さんはお友達。マリアさんは攻略困難…』
鈍感なハヤテに彼女らの好感度感知システムなどあるはずもなかった

しかし…
215名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:02:26 ID:5EwvJabL
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
216名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:07:35 ID:i7yqwc9H
「泉さんは、その『みんな』の中の一人、なんですよね?」
「えっ」
泉の顔がみるみるうちに赤くなる。
そして、小さく頷いた。
いかな鈍感なハヤテでも、話の流れは読めたのであった。

「そう、ですか」
ハヤテは思い詰めた顔をした。
「あ、えっと、でもでも!ハヤ太くんの事情はよぉく分かったから、その、気にしないで!」

ハヤテは納得がいかなかった。
確かに己に女性を養う甲斐性がない。しかしそれにより誰かを、女性の想いを裏切ることは耐えがたかった。
自分はこんなことでいいのだろうか。普段なら決してこんなこと思わないだろう。


「あの…ハヤ太くん?」
呼ばれてハヤテはハッとする。泉が心配そうに見つめている。

『もう、甲斐性も理性もないんだよ…。どうせ僕なんて…』
ハヤテは意を決した。
217名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:11:11 ID:i7yqwc9H
もう体力も文才もないんだよ…
地面に這い蹲って寝るとしますか
218名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:13:32 ID:W7up4Q5J
>>217
体力回復して早期復帰を望みます
219名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:15:13 ID:gm4ZTBOw
理沙「始まるざますよ」
泉「いくでがんす」
美希「ふんが」

ワタル「まともに始めらんねのかよ…」
220名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:22:17 ID:i7yqwc9H
(´・ω・`)あれ?布団がない…
221名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:24:08 ID:gm4ZTBOw
…まさか盗まれた?
222DASH:2007/06/06(水) 22:34:47 ID:m29qjwj/
おでの頭に妄想が駆け巡るぅぅぅぅぅ
223名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:48:00 ID:i7yqwc9H
「僕は、恐れてるんです。人を裏切ってしまうのではないか、傷つけてしまうのではないか、と」
「…うん」
「僕には甲斐性がありません。それによって貴女を、いえ貴女だけでなく女性を裏切るのが、怖いんです。」

泉は黙ってハヤテの話を聞いた
「でも、僕はそれを気にする余り、貴女の想いを裏切った。」
「…」
「僕は、成長しなくてはいけない。裏切るなんて、僕には、耐えられない!」

ハヤテは泉を見つめた。泉はそれに見入った。
「泉さん、もう一度、貴女の想いを、ちゃんと聞かせてください。」
「私の、想い…」
「はい」

突然のことに動揺する泉。
『それって、もう一度言えばOKてこと?なら…』
泉は口を開いた。…だけだった。
「!?」
『声が、出ない…どうして?さっきと同じことを言えばいいだけなのに!…どうして?』

考えるまでもなかった。嬉しかったのだ。
ハヤテが己の甲斐性のなさを深刻に考えているのは重々理解している
それなのにハヤテは、泉の想いに答えようとしている。
それが泉にとって、異常なまでの喜びと感動を与えた。


司会がぼやけた。
『あれ?私…』


いつの間にか、泣いていた。
224名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:56:37 ID:mMoF+rnf
>>223
>司会がぼやけた
で笑ってしまった……
推敲はしようぜ
225名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 23:01:01 ID:yVopKaz7
イイハナシダナーと思いながら読んでたら司会でリアルで吹いたw


だが職人GJよー。特にいいんちょさんの話書くとこらへんが
226名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 23:31:57 ID:i7yqwc9H
読みなおしたさ
「しかい」は「司会」と確認した
送信してから気づいた

児玉さんぼやけちゃった
227名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 23:55:37 ID:W7up4Q5J
>>226
お前さんと布団盗んだヤツにGJ
228名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 01:34:25 ID:MfkPd56D
続き(エロ)はあるのかい?
229名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 01:52:56 ID:kbWpZm39
作者さん完結したらまとめアンカだしてくれ。そしたら読むから。
230名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 02:48:01 ID:GNSGf12V
というかいっそ純愛ネタで突っ走ってほしいな。
エロパロだということを無視して。
あと、文才はないわけでないぞ、これなら。
ハヤテの言葉とか変に不自然じゃないし。


というわけで、GJ!
231名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 12:34:21 ID:W7ifpP78
布団かけないで寝たらいけませんよ、ということを分からさせられた現状で執筆中

濡れ場はもっと先延ばしされそう
けど最終的には書くつもりなので、スレ違いになる予定はないのでご安心を
6時迄には
232名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 12:48:11 ID:YpPf7Oh2
とりあえずある程度書き溜めてから投下したほうがよろしいかと。
SS保管庫で纏める人にも手間がかかると思うし……
それに今は他に投下してる人がいないけど、
昨日みたいにいつ終わるのか分からないで一日中続けられると他の投下する人にも、ね。
投下しづらいし、レス番が飛んで話が混ざったりして読みにくくなるし。

でも頑張ってください。
233名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 12:59:06 ID:W7ifpP78
あいさっさぁ。
メモ機能とコピー機能に限界がなければなあ(´・ω・`)
234名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 15:20:40 ID:W7ifpP78
『言えない…言えないよぉ…』
泉はえんえんと泣き出してしまった。



ハヤ太くんは自分に甲斐性がないって言っているけど、そんなことはないと思う
もし、いざ付き合うとなったらハヤ太くんは心から愛すると思う
もし、その相手が私だったとして、私はハヤ太くんと同じだけ愛することができるだろうか?
これで相手がハヤ太くんじゃなかったら、私は「彼氏」として見ていただろう。
でも、ハヤ太くんは違う。ハヤ太くんなら、躊躇い無く「恋人」って言える。
形だけじゃなく、その身と心全てを以て愛してくれる。きっと
なら、私はどう?ハヤ太くんにとって私は心から「恋人」と言える人?
…自信がない。釣り合う自身がない。
私に彼を愛し尽くすことができるのだろうか。

無理だよ…


そう思うと涙は止まらず、滾々と湧き出てくる。
『好き。』この言葉にこんなに深い意味があったなんて、ハヤ太くんに出会わなければ気づけなかった。
この深意は相手がハヤ太くんであってこそ成り立つ。
それ以外の誰でも、成り立つことはないだろう。

無理?
それは私が決めることじゃない。結果が教えてくれる。
「無理」に未来型はない。あってはいけない。

それをハヤ太くんが証明しようとしてる。
私はそれから逃げてはいけない。ましてや事の始まりは自分にある。

私は腕で涙をしっかりと拭いて、顔を上げた。
235名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 18:18:54 ID:GNSGf12V
>>234
もしかすると携帯?
パソコンだったら文書ソフトとかだし、コピー制限ないだろ?
236名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 18:45:48 ID:W7ifpP78
>>235
今年はサンタさんにパソコンをお願いしてみます。


そういや泉ってスパッツか。昨日のうちに濡れ場入ってたら絶対間違ってたや
237名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:10:11 ID:W7ifpP78
ハヤテは困惑した。
泉がいきなり泣き出したからだ。
『僕、なんかマズいことでも言ったのか!?』
「泉、さん?」
「うぇぇぇぇぇん」
聞こえていないのか返事はなく、ただただ泣くだけだった。
ハヤテはポッケからハンカチを取り出し、泉に差し出した。
「あの、どうか、泣きやんでください。」
やはり返事はない。
たまに涙を拭うものの、それでもまだ治まらない。
『どうして泣いているんだろうか。
どうしたら泣きやんでくれるだろうか。
どうしたら喜んでくれるだろうか。』


ハヤテは立ち上がり、泉の肩に手を置いた。
泉はそれにすら気づかない。
ハヤテは顔を近づけた。
「泉さん、失礼します。」


泉は顔をあげた。
238名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:32:45 ID:W7ifpP78
「「あ…」」
二人の声が重なる。
泉は呆けた。目を開けたらハヤテの顔が目の前にあったからだ。
自分の肩に置かれた手を見て状況を把握する。
泉は目を瞑り、ハヤテの手に自分のそれを添える。
ハヤテは指を絡めて、そして唇を重ねた。

重ねてすぐに舌を侵入させ、泉のそれと絡む。
互いにまさぐり合い、唾液が垂れても気にしない。
先ほどよりも激しいキスに、泉はより強い性的興奮を覚え始めていた。
『うそ…濡れてきちゃったよぉ』
泉の躰が小刻みに震える。
呼吸が苦しくなり始めたが、お構いなしにキスを続ける。
日誌の上に、一滴二滴と雫が落ち、染みが広がっていく。

暫くそれが続き、泉は流石に息がきつくなってきた。
「んくぅっ、んふぅ、んぐぅ」
泉はハヤテの手を強く握る。ハヤテはそれを悟り、唇を離した。
互いの唾液によって透明の橋ができ、それが二人をさらに興奮させた。二人とも口元はびしょびしょだ。
ハヤテはすかさずそれを拭う。一方泉はとてつもなく淫靡な顔で物足りなさそうに、ハヤテを見つめる。

「大丈夫、ですか?」
泉はハッとして答える
「う、うん!スッゴく、気持ちよかったよ!」
泉はにっこりとほほえんだ。
239名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:01:52 ID:W7ifpP78
「ごめんね、いきなり泣き出しちゃって」
「いえ、こちらこそ。僕ってば、何か酷いことを…」
「ううん、違うの。私、凄く嬉しいの」
「嬉しい?」
泉は首肯した。
「ハヤ太くんがね、私のこと凄く想ってくれてるって考えただけで、胸が高鳴るんだ。でも…」
「でも?」
「本当に私で良いのかな?って思っちゃったんだ。
私はハヤ太くんにふさわしくないんじゃないか、って
そしたら急に涙が出てきちゃった…」
「そんな…ふさわしくないなんて」

「でも、それ以上に凄く嬉しくて、嬉しすぎて、もうわけわからなくなったんだぁ」
泉は「えへへ」と自分の頭を小突いた。
「それでも、ハヤ太くんが私のこと想ってくれてるって考えるとやっぱり嬉しくって…」
「泉さん…」

泉は立ち上がった。
「えへへ♪ハヤ太くんが、せっかくもう一度チャンスをくれたんだから、ちゃんと生かさないとね!
いい?一度しか言わないからね!」
泉はにっこりと笑った。ハヤテは少し拍子抜けした。
さっきまで泣いていたとは思えない、清々しい笑顔。
ハヤテはそれに心惹かれた。

泉はハヤテの隣に、ちょんと移動した。
そして、しっかりとハヤテを見つめる。
ハヤテはそれに応えるように、その眼をしっかりて見つめた。

遠くでカラスが鳴いているのが微かに聞こえる、紅い夕陽が差し込む二人きりの教室で、
遂に泉は一一一一一
240名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:17:26 ID:W7ifpP78
きーんこーんかーんこーん…

夕陽が差し込む校舎内にチャイムが鳴り響く。
それは、二人が抱きしめ合っている教室でも同じだった。


「やっと、言えた…」
泉はハヤテの胸に顔を擦り付ける。
ハヤテは泉の頭を優しく撫でる。
「はい、よくできました♪」
お互い、満足げにほほえむ。
「ハヤ太くんの、音が聞こえる。あったかい…」
「泉さんこそ温かいですよ。なんだが、ホッとします。」
「hotなだけに?」
ハヤテは少し考えて答えた。
「貴女が居るから、寒くなりませんね♪」

ーボッー

泉の顔から煙りがでる。
「誰がうまいことを…ブツブツ」
うまくはない。
「本当ですよ」
それを聞いて益々顔を赤くする。

ふと、泉はあることに気づいた。いや、気づいてしまった。

「んぬえぇ、はゃ太くぅん?」
「に、にてませんよ?」
「えへへ♪」
再び抱擁を始める。

『気づかれ、た?』
『どう切り出すべきなんだろ…』
241名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:30:54 ID:zTpneP1O
場を切ってスマン、>213 甲斐性もって矢車颯乙ジャンスゲージャンー
携帯青年でもいいよPCよりTELが主流の時代だから。


242名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:33:01 ID:W7ifpP78
『気づかれ、た?』

今、僕と泉さんは密着している。
お互いにしっかりと腕をからめて抱きついているから、離れない。というか離したくない。
けど……、これは流石に


何を隠そう、僕は勃起している。さっきからだ。
いくら女々しい外見だって、男には変わりない。

勃起してしまったこと自体はさほど問題ではない。健康な証拠だ。
問題なのは、こうしと泉さんと密着していることだ。
勃起した部分は丁度泉さんの腹部から大切な部分にかけてあたっている。

気づかれるのも時間の問題、いや、とっくに気づいてるのでは!?
でも待てよ、泉さんの根本的なステータスは「天然」、気づいてないさ!
そ、そうだ!『骨かな?』な〜んて思ってるに違いない!
でも待てよ…そうなると必然的に『ハヤ太くんて犬なんだ〜♪』→犬プレイ…
くっ、それだけは避けなくては!

うーんどうしよう…
ここで泉さんが、
『ハヤ太くんのここ、大きくなってるよ?うふふ♪』
なんて…

ないっ!ないっ!ないっ!
そんなエロゲ展開、
ないっ!ないっ!ないっ!


そう思いながらも泉さんを強く抱きしめてる僕って…
243名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:47:37 ID:W7ifpP78
『どう切り出すべきなんだろ…』

今、私とハヤ太くんは密着している。
お互いにしっかりと腕をからめて抱きついているから、離れない。というか離したくない。
けど……、これは流石に


何を隠そう、ハヤ太くんは勃起している。さっきよりも大きい。
いくら女々しい外見でも、やっぱり男の子だもんね…

勃起しちゃうのは仕方ないよね。健康で何より。
問題なのは、こうしてハヤ太くんと密着していることだ。
ハヤ太くんのそれは丁度私の腹部から大切な部分にかけてあたっている。うわぁ…

どうしよう、何か言うべきなのかな…
ハヤ太くんがイメージしてる私を壊さない為にも考えなきゃ!
そ、そうだ!『骨かな?』な〜んてどうだろ。
でも待てよ…そうなると必然的に『そうで〜す、僕は犬ですよ〜』→犬プレイ…
むむむ、これはまだ早いよね

うーんどうしよう…
ここで私が思い切って、
『ハヤ太くんのここ、大きくなってるよ?うふふ♪』なんて…

ないっ!ないっ!ないっ!
SNEG?
ないっ!ないっ!ないっ!


そう思いながらもハヤ太くんを強く抱きしめてる私って…
244名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 20:50:00 ID:W7ifpP78
>>241
漸く、矢車さんと突っ込んでくれる方が現れた…
嬉しい
245名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:01:52 ID:AaBOXwGW
ハヤテ×ナギ
長編で純愛希望峰
246名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:12:17 ID:KVmaCVs2
携帯で書いてんのかw
大変だろうがまぁ頑張れ
247名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:36:40 ID:iyY79nUM
いいんちょさん×ハヤ太を書こうとすると何故か虎鉄が邪魔をする…
248名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:52:23 ID:H/9cgKYT
じゃあ虎鉄×ハヤ太書いてよ
初めてを無理やり奪われたのに感じてしまうハヤ太で
249名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:00:45 ID:IIr9Q3gA
>>245
おそらく得意分野
さっさと逐わして次ぎ行くか
250名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:39:14 ID:IIr9Q3gA
泉はハヤテを見上げた。その小動物的魅力がハヤテの性的興奮をかき立てた。
「ハヤ太くん…」
「は、はい!」

『うわぁ、ハヤ太くんのまた大きくなった。それに堅くなってる…?』

「お、大きいね…」
「!?」
『気づかれた!?』
ごまかしようもない。ハヤテは諦めた。
「まあ、泉さんみたいな女性とこうしてたら必然的に…ね」
ハヤテは苦笑いをする。
泉はもじもじとしながらハヤテに囁きかけた

「…する?」
「え…」
「する?って聞いたの」
「でも」
「私は、いいよ」
そういうと泉は腰を動かした。ハヤテの勃起したそれは擦られ、切なくさせる。
「ね?」
泉はトロンとさた目でハヤテを見つめた。
「しよ?」
泉はハヤテから離れ、そして、

するー

「ちょっ、泉さん!?」
「えへへ〜ほやほやだよ〜♪」
なんとはいていたスパッツを脱いだのだ。
泉はスパッツを机の上に置き、
「二枚目〜♪」
「うわぁぁぁぁ!」
ハヤテは制止しようとした。しかし勢い余り、
「「あ…」」
机に押さえつけてしまった。
「ハヤ太くん、大胆♪」
「そういうわけじゃ…」
「そういうわけじゃなくてもいいよ、しよ?」
泉はスカートをめくった。まっさらなショーツが姿を見せる。陰部には染みができている。
ハヤテはそれに目がいくが、すぐに逸らした。
「いけません!」
泉はきょとんとする。
「こんなこと、いけません…。こんな、付き合ってすぐになんて」
泉は再び悲しい顔をする
「そんな顔をなさらないでください。僕は、貴女を愛すると決めました。
けれど、だからといってすぐにこういうことに走るのは間違ってると思うんです。」
ハヤテは真剣な眼差しだ。
251名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:53:47 ID:IIr9Q3gA
「…でも、大きいままだよ?」
「うっ…」
口ではこう言っても、体は正直だった。
泉は暫くそれを見つめていた
「わかったよハヤ太くん!」
「へ?」
「ハヤ太の気持ち、よくわかったよ。ハヤ太くんの言う通り、『する』だけが恋人じゃないもんね」
泉は頷く。
「だから、ハヤ太くんに従う。私の愛するハヤ太くんにね♪」
「そうですか」
ハヤテは肩をなで下ろした。
「だからフェラしてあげる!」
ハヤテはすかさず吹いた。
「な、なっ!?」
泉は体勢を整えて、逆に押し倒した。
「うわぁ!」
「形成逆転〜」
泉はすかさずジッパーをおろす。
「だ、ダメですってばぁ〜」
ハヤテは女々しく抵抗する。しかしむなしくも、無駄に終わった。
泉は躊躇なくハヤテの勃起したそれを取り出す。脈打つ大き区太いそれに感動を覚える。
「ぁ、うぁ」
「はわぁぁ…、これがハヤ太くんのかぁ」
そう言うと、泉はそのカリの部分を舌先でチロリと嘗めた。
「きゃっ」
今度は同じ部分に、すいつきながら舌で攻撃した。
「ひゃぅっ」
泉は、ハヤテの反応を楽しんだ。
舌だけでなく、完全に口に含んだり、睾丸を揉んだり、尿道をいじめたりと、
定番である技をかけまくった。
その度にハヤテは可愛く鳴くのであった。
252名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:03:45 ID:2HbDoD83
>248
そういやキャラ漫画【ハヤテ単独】スレにそんなのがあったな、まぁアイツラのは某メイドのように37のくせに17気取りの萌え〜と叫んでる
今時の中学生でもキツいネタありほうだい俺も親戚の少6預かる時2chをやるがアソコにはいかせねぇ。
その割にここは居心地がいい。レウェルも高い。
bat意外にハヤテ801があるといいなと思うピポーが多いんだな。
よしここもハルヒスレを超えるぞー
253名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:08:24 ID:fGPN5EE3
そういえば801板にスレたったのかな
254名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:13:12 ID:qVJb9DlU
泉×ハヤテはホントに最高に萌えるなぁ
255名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:17:28 ID:IIr9Q3gA
フェラチオを始めて数十秒たった頃、舌にぬるっとしたものを感じ取った。
初めは何なのか理解できなかったが、更に暫く続けていて気づいた
『これが我慢汁ってやつ?たくさん溢れてきてる…ハヤ太くん、感じてるんだ』
泉は唾液を使ってしゃぶったり、しごきながらしゃぶったりと、初めてとは思えない神業で尽くした。
「ふゎぁっ、んっ、んぁぁぁぁあ」
ハヤテは尚喘ぎ続ける。
「にょー?ふひょひ?」
「らめっ、らめぇぇぇぇ!喋っちゃらめぇぇぇぇぇぇぇ!」
ハヤテのモノは更に硬度を増す。
それによりしゃぶりやすくなり、その速度が若干あがる
その若干の差が、ハヤテに大きな快感を与える。

「ふゎぁん、いく!いく!いっちゃいます〜あっー!」
ハヤテは鬼畜にも泉の頭を押さえた。
ハヤテはイった。泉の口内に躊躇なく精液をぶちまける。
泉は舌を駆使してそれらをすべて舐めとり、飲み込んでいく。
たまにむせるが、それでも必死に精液を確実に喉に通していく。

やがて、二十秒ほど続いた射精は終わる
泉の偉業の甲斐あって服や髪などが汚れることはなかった。そして泉はすべて飲み込んだ。

「はぁ、はぁ」
「すごいね、あんなにでるなんて思っても見なかったよ?」
ハヤテは苦笑いをする。
「ありがとう、ハヤ太くん♪」
「い、いえ」
泉はご機嫌なようだ。
「でも、いつか必ずハヤ太くんの童貞を盗んでみせるからね!」
「は、はあ」
ハヤテはぐったりとした。漸く帰れる、と安堵する。

も、束の間。
「それじゃ、日誌書くとしますか!」
「え゙…」
「あー、日誌がびじょびじょだー。ビリビリっと」
泉は唾液だれけのページを切り捨てた
「ほーらハヤ太くん、さっさと片付けよう!」
「貴女がそれを言いますか…」
文句を言いながらも、ハヤテは席に着く。
「ところで、」
「十回目ですか?それだけは許しませんよ♪」
営業スマイルを展開するハヤテであった。




廊下には怪しい影一つ。
256名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:22:01 ID:IIr9Q3gA
それから一時間も経って要約日誌の編集が終わった。
夕陽は完全には落ちていないものの、だいぶ暗くなってきた。

「さて、後はこれを職員室に持っていけばいいんですね」
「だね!いやぁ、本当にありがとう、いろんな意味で」
「いえいえ」

二人は施錠をし、教室内を確認し、退室した。
廊下にはもう誰もいない。二人は手を繋いで職員室へと向かう。
257名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:24:58 ID:IIr9Q3gA
「漸く」でした
誠に申し訳ない
258 ◆ponUoK39NM :2007/06/08(金) 02:15:02 ID:3dnz39ps
初投下。
いくでがんす、ふんがー。
2591/16:2007/06/08(金) 02:15:50 ID:3dnz39ps
「あそこに木の実が成ってるけど、ハヤテ君なら何か分かるんじゃない?」
「わっ、引っ張らないでください」
「コラー! ハヤテにくっつくな!」

涼しい空気が肌に心地よい、初夏の穏やかな休日、
五人の少女……もとい四人の少女と一人の中性的な少年は、
三千院家が所有する、とある山に一泊二日のハイキングに来ていた。
それは少年のある思いが発端となるものであった。



「cherry kiss」



幼少から非凡な日々を過ごし、果ては親に借金を押し付けられた。
そんな一生を過ごしてきた綾崎ハヤテにとって、
今の日常は生涯で最も幸せであるのかもしれない。

命の危機を一人の少女に救われ、現在は執事として少女に仕えている。
大恩あるこの少女は、ハヤテにとって全てをかけて守るべき存在である。

少々わがままで頑固なところもあるが、それもかわいらしい愛嬌であった。
賢く優しくかわいい、三拍子揃った少女。

だが、しいて気になるところを挙げるとすると……ひきこもり気味で体力がなかった。
体育などは時々逃げ出してしまったり、
何が何でも休もうとしてしまう。

(マラソンの時は二人で頑張ったけど……
だからといって、いきなり運動が好きになるものでもないですね)

それがハヤテの小さい悩みであった。
別に運動など苦手でもいいと思うのだが、運動不足なのはよくない。
ずっと健康でいてもらいたいし、
ナギと一緒に運動をしたいハヤテの想いも少なからずあった。
そんな折、ふと思いついたのがハイキングであった。
2602/16:2007/06/08(金) 02:17:16 ID:3dnz39ps

昔の貧乏癖が抜けないハヤテにとって(現在も極貧)、
新聞の折り込みチラシチェックは、ここに来てからの趣味となっている。
昔は新聞など取れなかったが、掘り出し物などを眺めるのは結構楽しいのだ。
ただ、衣類から食料品に至るまで御用達に任せている三千院家には
チラシチェックなど必要のないものであり、あくまで趣味の範囲である。

(ロデオボーイってお嬢さまにはどうだろう。
こっちのチラシは、日帰りのさくらんぼ狩りか。
もうそういう季節なんですね〜。
ん? そうだ、ハイキングなんてどうだろう。
ちょうどいい季節ですし、山の空気も気持ちいいだろうなぁ。
日頃お世話になっているヒナギクさんや他の方々にも聞くだけ聞いてみよう)





夜、ハヤテは意を決してナギの部屋を訪れた。
お風呂から上がったばかりのナギと、ナギの髪を整えているマリアがいた。
「お嬢さま、少しお聞きしたいことが」
「ん、どうした」
「今度の連休は何かご予定がありますか?」
「ああ、特に予定はなかったと思うが。マリア、どうだったかな?」

ナギの髪を梳いていたマリアは一旦手をとめ、
ハヤテにお茶を用意した。
「そうですね、おじい様からお呼ばれが『そんなもの行くかっ!』……とのことですので、
今のところ予定はないです。 どうかしましたか、ハヤテ君」
「はい、これを見てください」
ハヤテは朝に見ていた折込チラシを二人の前に出した。
「えーと、旅行がたくさん載ってるな」

チラシをじっと見ているナギに
ハヤテは一歩、二歩と近づき、とうとう息が触れ合うほどまで接近した。
「ち、ちかいぞハヤテ」
ハヤテはナギの両肩にそっと手を置き、じっと見つめ合った。

「そうです、旅行がたくさん載ってますね。
そしてこのさくらんぼ狩りなど、どうでしょうか。
この季節は山の空気も涼しくて歩くには気持ちいいんです。
そして、おいしいさくらんぼまで頂けるんですよ。
ええ、たしかに家の中でのんびりと過ごす休日も悪くありません。
でも太陽の下で笑っているお嬢さまは、僕はとてもかわいいと思います。
(みんなで)一緒に行きましょう、ナギお嬢さまと一緒に行きたいんです!」

……熱意を持って説得するべきだとハヤテは思ったいたが、
あまりに熱意が入りすぎて、明らかに誤解を生じそうな発言であった。
ハヤテは生来そういう気質なのだった。
2613/16:2007/06/08(金) 02:18:35 ID:3dnz39ps

「ぁ、あ……そうだな」
ナギは全身の血が顔に上るのを自覚した。
なぜならハヤテからの積極的なアプローチは随分と久しぶりのことであり、
そしてナギが何より望んでいることであった。
(ハヤテが私を誘ってくれた! しかも私と二人でデートだなんて……。
まったくもう、ハヤテときたらなんて熱い漢だ。
なんか体が熱いな、これは風呂上りだからだそうに違いない)

「はいナギ、お水ですよ。
でしたら連休までに近場でいい所を探しておきましょう」

(ハヤテ君は相変わらずですね。
おそらくナギの運動不足を思ってのことでしょうが、
ここまで情熱的に言われてはナギも断れません。
しかし何か誤解が生まれてそうで恐いです、というか絶対ありますね)

やはり一人理解しているマリアであった。


そして当日、ナギが怒りのあまり爆発したのは言うまでもなかった。


マリアは……いつも一緒にいる大切な人である、ナギも事前に承知していた。
だが……だが、ヒナギクと、さらに歩が集合した。
ヒナギクを誘ったのはハヤテであり、歩を誘ったのはヒナギクであった。
寝具や食料の調達などのために、事前にメンバーを聞かされていたマリアも
当初は唖然としたが、これはハヤテの自業自得としかいいようがなかった。
(当日、頑張ってください)とだけ軽く祈っていた。

ハヤテとしては、"ハイキングは皆で行ったほうが楽しいから"、
ただそれだけであった、まる。
咲や伊澄など他のメンバーは、既に旅行や行事の予定が入っており都合が合わなかったそうだ。

「ばーか! ハヤテのばーか!」
「いたた、すいませんっ すいませんっ」
泣き笑いでハヤテを蹴る姿に、
誰も割って入ることなどできなかった。

帰ると言い出すナギを説得し終えたころには、
ハヤテは気力も体力も使い果たし、ミイラのようになってしまった。
――なぜ怒っているのか分からない時は、とりあえず土下座!
それがハヤテであった。

そしてナギのお許しの条件とは、

"今日一日、私と手を握っていること"

であった。
山道もあり危ない中、それはハヤテにとって願ったり叶ったりの申し出だった。
2624/16:2007/06/08(金) 02:19:36 ID:3dnz39ps
――


「空気も肌に気持ちいいし、鳥の囀りも耳に心地いい。
山歩きなど考えもしなかったが今は疲労が気持ちいいよ、ハヤテ」
「ええ、そうですね」
マリアに額の汗を拭ってもらいながら、ナギは笑顔を見せた。
ハヤテはこの笑顔が見たかった。
運動で汗をかき、みんなで笑い、楽しむひと時。
やはり家だけではまた味わえないものだ。

「あの、まだ1kmも進んでないような……」

      シーン。

みんなで座って休憩しているが、
歩のツッコミ通り実はまだ500mも歩いていなかったりする。
だがそれはハヤテとマリアも予測済みである。
ナギの体力を考えれば長時間の山歩きなど無理、1kmがいいところだと踏んでいた。
三千院家が所有し委託する、さくらんぼを育てている山々から候補をピックアップ、
そのうちの一つから山道沿いに急ピッチで別荘を建設させたのだった。

「そういえばハヤテ君、さくらんぼとか別荘ってどの辺りにあるのかな?」
ヒナギクと持ち寄った飲み物を交換しあっていた歩が、ふと疑問を口についた。
この二人、当然ながらまったく疲れていないご様子である。

「そうですね、あと500mといったところです」
「ちょ、短っ!」
「何を言っているのだ、今までの道のりも険しい道だったじゃないか。
これ以上歩いたら相当な運動だぞ! ふう、これだからハムスターはちょこまか早いんだ」

……ほんとは少し傾斜がある程度の道のりだった。

「むかっ、なにを〜…」
「ま、まあお譲様。後半に備えて今はゆっくり休みましょう。
西沢さん、今日は自然の空気を吸って日頃の疲れを取りましょう」
「そうだね……ハヤテ君」
「ふん、デレハムスター」

嬉しそうな歩と、それがなんだが面白くないナギ。
それをじっと見るヒナギク、さらに4人を見守るマリアという構図だった。
ミイラ取りがミイラになってまた次のミイラ?
のような不思議な空間だった。

(これって女性四人に男性一人の旅行なのよね。
マリアさんは分からないけど、みんなハヤテ君に気持ちが向いてるし)

自分の気持ちを理解して認めているヒナギクは
人生初めての恋と、今のこの状況にとまどうばかりであった。
2635/16:2007/06/08(金) 02:20:37 ID:3dnz39ps
――


ハヤテと手を繋いで、疲れていながらも終始ご機嫌なナギと、
まったく疲れていない他のメンバーは、
しばらくして別荘と桜の木々の近くまでやってきた。
……きたのだが。

手前で短い橋が架かっていた。

ナギや歩やマリアが何の問題もなく進もうとするなか、
ハヤテはすかさずヒナギクにアイコンタクトを送った。

『イケますか?』
『……』

――笑いながら引き攣っていた。
ヒナギクは橋の手前でそろりとハヤテに近づき、
ナギとは反対側の手をぎゅっと握った。

「こらヒナギク、ハヤテに何をしているんだ? 手を握っていいのは私だぞ」
「ナギお嬢さま、ヒナギクさんも少しお疲れのようです」
「む……そうか。 うん、なら仕方がない」
器の大きさをアピールするナギだった。

橋の途中まで進んだとき、とうとうヒナギクは
目をつむりながらハヤテの腕にしがみついた。

「むぅ」
さすがにナギの器もそこまで大きくなかったらしい。
「ちょっと! おまえ、疲れているからって抱き着きすぎだぞ!
体がほとんどくっついてるじゃないか!」
「お、お嬢さま。 橋の上ですから落ち着いて!」
(や、やめて! 揺らさないでー!)
3人で揉みくちゃになって、たたらを踏んでいたその時――

「きゃっ」

歩がつまづいて3人をどついてしまった……。


「ぬわわわぁぁぁ! (やっぱりこういう展開かぁーー!)」
「キャー! (ハヤテ君っ!!)」
「ハヤテーー! (ハヤテっ!!)」

「ナギっ! (私のセリフ山に来てからこれが初めてです!)」
「いやぁぁ!! (私人殺し!?)」
2646/16:2007/06/08(金) 02:21:38 ID:3dnz39ps
――


「少し沁みますよ」
「ごめんね……、ハヤテ君」
「いえ、本当に気にしないでください、西崎さん」
別荘についた五人は、まずハヤテの治療にあたった。
マリアが消毒する中、皆が心配そうに見守っているがただの擦り傷だけである。

あの時、二人を両脇に抱えたハヤテは
崖の急斜面を足でひたすらに摩擦を起こして滑り、
落下速度を落として下に落ちるまでやり過ごした。
地面まで10メートル程のもので、一般人ならそれは大怪我を免れないが、
ハヤテは膝を少し擦りむいた程度であった。
ハヤテが両脇に抱えた二人を見たところ、
ナギはハヤテへの信頼感からかケロっとした表情であったが
高所恐怖症であるヒナギクの場合は何をか況やである、グッタリとしていた。
二人とも傷ひとつなく、ハヤテはほっと息をついたのだった。


日も少し傾き始め、さて食事の準備をどうするかと話し合っていると、
珍しく料理をしたがるナギにハヤテは顔面蒼白になった。
代わりにハヤテが料理を作る条件でマリアと二人がかりで宥めすかし、
歩とヒナギクはセッティングの手伝いに回った。
ヒナギクや歩にとってハヤテの手料理は、なかなか食べられる機会がない。
みな和気藹々とハヤテの料理に舌鼓をうった。

「じゃあハヤテ、皆でお風呂に入ってくる」
「いってらっしゃいませ、何かデザートでも作っておきます」
「やたー、ハヤテ君のデザートだ!」
「歩、スキップしてるとこけるよ」
「お風呂の方を案内しますね」
それぞれに会話しながら部屋を後にした。

――

寝室は女性組と、ハヤテ一人の二部屋に分かれた。
修学旅行気分を味わうとのことで、畳の部屋に布団を並べて敷いている。
今はハヤテも一緒に、並べた布団の上で持ち寄ったお菓子を肴にくつろいだ。
綺麗な月明かりが部屋に差し込み、みんなで夜空を眺めたり
ひと時ひと時が楽しく、時間が過ぎるのがもったいなくなる。
それは青春であった。

ナギとマリアはハヤテも一緒の部屋で寝ることを提案したが、
ヒナギクや歩の手前もあり、ハヤテは丁重に断った。
実はヒナギクも歩も同衾を少なからず期待していたのだが
そんな恥ずかしいことを、本人の前で意思表示などできるはずもなく
黙って事の次第を見守っただけであった。
ただ、どんな時も迅速に対応できるように
一枚戸の続き部屋にハヤテは寝ることになった。

彼女達を守るのはハヤテの役目である。
外の警備はクラウスなどに任せているが、別荘内を守るのはハヤテであった。
いつ何が起こるか分からないのは身に染みていた。
当然、寝ず番だった。
2657/16:2007/06/08(金) 02:22:39 ID:3dnz39ps

「お嬢さま、少しよろしいですか?」
「ハヤテ?」

横になって少しくてっとしていたナギをお姫様抱っこで
抱き起こし、布団の上に寝かせた。
他の面子が見守るなか、ハヤテはナギに囁いた。

「今日はお疲れさまでした」

ハヤテにとって、やはり日の下で友人達と元気にはしゃぎ笑っているナギは
本当に眩しいもので、胸が熱くなった。

「僕はいつものお嬢さまも好きですけど、
今日のお嬢さまはお日様の下で元気に笑っていて……とってもかわいかったです」

心からのセリフであった。
そして心からのセリフというのは、心の奥底までストレートに響くものである。

ナギは布団に横になったまま、枕に顔をうずめて真っ赤になってしまった。
湯気の音が聞こえそうなほどに。

「先ほどから見ていましたが、体に少し疲れがたまっているようですね。
僕が少しマッサージをしましょう、心得も多少ながら把握しています」

沈黙して動かないナギを
『うむ、やってくれ』
という肯定の意味ととったハヤテは早速
ナギの上にそっと跨り、足の付け根から指圧でほぐしていく。

「ハ、ハヤテッ?」

「やはり、筋肉に疲労がみえますね。
でも優しくほぐしておけば、明日の筋肉痛もだいぶ変わります」

「ああ……」
(マッサージをしてくれていたのか)

ようやく思考がクリアになってくると、
ハヤテに自分の体を触られていることがナギは気になってきていた。
太ももから、おしり、背中。
ただのマッサージなのに……大好きなハヤテが触っている。
先ほどの情熱的なセリフの余韻がナギには残っていた。
2668/16:2007/06/08(金) 02:23:57 ID:3dnz39ps
「っ、んぅ」
必死に枕を噛んで我慢するがどうしても声が出てしまう。
「少し痛いですか?」
「っ、だいじょうぶだ。 続けてくれ」

周りはナギが何に耐えているか気づいていたが、口に出せなかった。
いや、その様子を見て一緒に赤くなっていた。

「……ぅぅ……ふっ」
(ハヤテはマッサージしてくれているだけなのに、私は何を考えているんだ)
真面目なナギにとって、意識するほどそれは甘い苦痛となって返ってきた。

今度は仰向けに寝かせ、
下から徐々に上へと掌全体を使って揉み解した。
ナギは羞恥のあまり、顔を枕で隠して耐えていた。

意中の相手から笑顔がかわいいと囁かれ、マッサージといえど体を触られている。
「もっ、もうやめ……はや、て」
ナギが枕に顔をうずめたまま出した声はか細く、
集中しているハヤテの耳には届かなかった。

「……っ!!」
ハヤテの掌は上半身へとのび、胸に迫っていた。
ナギはこんなにも意識しているのに、ハヤテには遠慮がなかった。

胸の周辺にシフトした手が、
敏感になっている頂点に、そっと触れてしまった。

「う゛ーー!」

ゾクゾクと体を通り抜けるような感覚が奔り、
ナギは枕に顔を押し付けたまま、体の震えに身を任せた。

「はい、終わりです。
どうでしたかお嬢さま、もしよろしければ感想を。
至らないところがあれば次回までに勉強します」

「…………」
ところが枕に顔を隠したナギからはいつまで経っても返事が来なかった。

「……おじょうさま?」
ハヤテが首をかしげると、ナギとハヤテの間にスっとマリアが割って入った。
ハヤテがナギの顔を見れないように位置取りつつ、ナギの枕をそっと上げると……

(あらら、なんてことに……)

少し涎をこぼし、放心しているナギがいた。

「えーと、とっても良かった? そうです。
ただ、胸周りは恥ずかしいから気をつけて、だそうです」

「あ、はいっ。 気をつけます」

ハヤテからなるべく死角をとりつつ
そっとナギを抱きかかえると、隅の布団に寝かせた。
2679/16:2007/06/08(金) 02:24:53 ID:3dnz39ps
――

誰も動かなかった、原因は言わずもがなであった。
そんな張り詰めた空気(ハヤテ以外)が、少し溶けた時――

「あの、ハヤテくん……わたしにも」
「「のええっ!!」」

――歩がマッサージを希望した。

(歩……あれを見てそれでもやるの?)

(はっちゃけた展開になってきましたね。
ハヤテ君のことが好きな歩さんからしたら、
確かに先ほどの光景はあまりにも魅力的?)

「え、えーとハヤテ君。 なら私も当然やってくれるよね?」
「私も少し興味があります」

「え? みなさん今日はそんなにお疲れでは――」
と、それ以上口に出すことはできなかった。
猛禽類のようなするどい視線で射抜かれていたからだ。

(怒らせないうちに素直に従うのが生存への道ですね……)
なぜ睨まれているのかは分からないが、
自分が何かしでかしたことは理解したハヤテであった。

「それでは早速、西沢さんからいいですか?」

真っ赤な顔で既に布団にうつ伏せ、スタンバイOK!な
歩の上に跨り、背中にそっと手を置いた。
瞬間、歩の体がはねた。

「西沢さん、リラックスしてください、痛くしませんから。
はい息を吸って、吐いて〜」
「ごめん。 すぅ〜、はぁ〜」
聞き様によっては誤解を与えそうな会話であった。

ハヤテはまず、足の指から揉み解していった。
親指から小指まで丁寧に、少し力を入れて指を立て、
痛みにならないさじ加減でツボを刺激していく。

「うひゃらひゃら、いひゃひゃっ」
「くすぐったいですか? 足はとりあえずやめましょうか」
「平気です! お願い、続けて」
一時でも長く触れ合っていたい、歩の乙女心だった。
26810/16:2007/06/08(金) 02:26:18 ID:3dnz39ps

もみもみ、こりこり

「ん゛〜〜」
健気な少女は枕に顔を押し付けて耐えた。
今日は枕が大活躍である。

ハヤテの指はふくらはぎ、太ももと上がっていった。
(あ、気持ちいい……)

と、少し気が緩んだのが敗因だった。
絶妙なタイミングでお尻を掴まれ、ぐいっと揉まれた。
「うひゃぁぁっ」
さすがに驚いて海老反りになってしまった。
そうすると、そのままお尻が上に持ち上がるわけで……ハヤテの顔にぴったりフィットした。

「ふむむむむっ…」
「ふぇ〜!」
びっくりしてさらにお尻をぐりぐり突き出す少女と、
お尻を掴んだままお尻に顔を埋めている少年。

「「……」」
外野の二人はもう、何がなんだか分からなかった。

「ふむむむっ」
顔を押しつけたまま喋るハヤテの振動が、
歩の大事な部分に伝わり、とうとう腰砕けでぐったりしてしまった。
「ぷはぁっ、すいません! 西沢さん、わざとではっ」
「…………」
「……西沢さん?」

ナギの時と同じく、すかさずマリアがレフェリーのように
間に入り歩の様子を確かめた。

(あ、またノックアウトのようです)

「え、えーと? 今ので持病の腰痛が治った? だそうです。
えっとこのまま今日は寝たいそうです、おやすみなさい」

――シーン

「……」
「……」
「……」
26911/16:2007/06/08(金) 02:27:18 ID:3dnz39ps
――

部屋はカオス状態である。
さすがにハヤテも今の状態がとってもおかしいことに気づいた。

「次は私の番ね。 前の二人のようにはいかないわ」
「あはは……」
布団の上でしゅたっと身構えるヒナギクと、苦笑いのハヤテであった。

……

もみもみ、こりこり。

(マッサージなんて初めてだけど、これは確かに気持ちいいわ)

「ねえ、ハヤテ君。 素人でここまでできるものなの?」
「いえ、昔整体師のおじいさんに教わったことが。
腕は本物でしたよ。 水商売などで疲れたお姉さん方が毎日たくさん来ましたし。
見込みがあるということで、僕も少しお手伝いしていました」
「……相変わらず濃い過去ね」

ここにきてハヤテもさすがに学習したのか、
お尻や胸の周辺は避けて一通り揉み解した。

「うーん、気持ちよかった!」
「それは良かったです」
ヒナギクは立ち上がり、ぐぅ〜っと背伸びをした。

「ありがと、ハヤテ君。 お礼がしたいから少し眼を瞑ってて……」
「え?」

      ちゅっ

「私、飲み物取ってくるからー!」

ヒナギクは颯爽と走り去った。
ハヤテは顔を赤くし、しっとり感触の残るほっぺを触った。
「い、今のはなんだったんでしょうか」
「さあ、私に聞かれても困ります」
「……なにか、怒ってらっしゃいませんか?」
「何のことだか分かりません」
「……」
27012/16:2007/06/08(金) 02:28:16 ID:3dnz39ps
――


「マリアさんも受けますか、マッサージ」
「いえ、やっぱり私はもう。それにハヤテ君だってお疲れでしょう」
「僕はだいじょうぶです。なら、軽くどうですか?」
「んー、ではお言葉に甘えちゃいましょう」

お互い、落ち着いたもので自然とマッサージを始めた。
ぐりぐり、もみもみ。

「やっぱり、凝ってますね」
「ん〜、そうですか?」
「マリアさん、いつもお忙しいですから」
「それはハヤテ君もですよ〜」

(ああ、とっても気持ちいです。
意中の相手にこんなマッサージをされたら
誰だって過敏に反応してしまうでしょう。
ほんとうにもう、この天然ジゴロさんは……)

……

「はぁぁ、気持ちよかったです。ハヤテ君ありがとう」
「どういたしまして〜」
お互い、座ったまま笑いあった。
マリアは布団の上で正座をしたまま、優しい瞳でハヤテを見つめた。
「今日は私も本当に楽しかったです、何よりナギがあんなに楽しそうでした。
これからもナギをよろしくお願いしますね、ハヤテ君」
「はい! 一緒に頑張りましょう」
27113/16:2007/06/08(金) 02:30:43 ID:3dnz39ps
――

時刻は夜も九時に迫っていた。
ハヤテは入浴する前に別荘周囲の警戒にあたった。
ぐるりと外周を回っていたが、
ふと裏庭の方に人の気配を感じ、足音を殺して近づいた。

「なにしてるんですか? クラウスさん」
「っ! ああ、おまえか」
ニコニコと笑うハヤテに向き直り、
「いや、喉が渇いたんでな。 飲み物でも貰いにいく」
「ああ、そうなんですか」

クラウスはそのまま、そそくさとハヤテから離れ
裏庭の裏口から中へ入ろうとした、が。


「――だからなにしてるんですか?」
ハヤテは、ポン、とクラウスの肩に手を置いた。
そこには先ほどとは異なる――冷めた瞳をしたハヤテがいた。

「今日、この別荘内に入ることを許されている人間は
予め決まっているんですよ?」
「あ、ああ。そうだったな」

「もういいですよ、三文芝居は」
ハヤテは珍しくうんざりするような表情を相手に向けた。

「あなたに会う直前に、"本物の"クラウスさんから
敵に警戒する旨のメールを頂いていたんです。
ですが、あなたは僕に会ってもそのことに何も触れなかった。
それに執事と、あなたのような刺客では歩き方ひとつとってもやはり違います」

大方、他のSPを変装で出し抜き、運良くここまで侵入できたのだろう。
だが、そこには少女に最も信頼されている少年が待っていた。

「では、おしゃべりはこの辺にして……」

相手もハヤテと距離を取り、腰を落とす。
それは格闘技の心得があると分かる、堂に入った構えであった。
が、すぐに意味を成さなくなった。

しなやかに膝を曲げ、すり足から突如トップスピードに変化する
ハヤテの動きは目で捉えることすら難しいものであった。

――ズン
鳩尾に掌底がめり込み、勝負は呆気なく幕を閉じた。


「クラウスさんですか? ハヤテです。 ええ、問題ありません」
携帯を閉じ、一息つきながら微笑を浮かべ夜空を見上げた。
それはまさしく立派な執事の姿であった。
27214/16:2007/06/08(金) 02:33:39 ID:3dnz39ps
――


警備も安全レベルへと移行し、ハヤテはお風呂に来ていた。

「ふいぃ〜〜、こんな広い浴場を独り占めなんて信じられない贅沢だなぁ」

体の力を抜いてプカプカと湯に浮かび、
この世の極楽浄土を味わっていた。
……が、

ガタタ、キャッ

「なんか外が騒がしいな……嫌な予感が」

ドンッ

「ハヤテー!」
「「ハヤテ君!」」
突然扉が開かれ、女の子三人が浴場に乱入した。

「皆さん、落ち着いてください!」
と、その後ろからもう一人女の子がそろそろと入ってきた。

ナギ、歩、ヒナギクの三人はバスタオルを巻き、
後ろのマリアは寝巻きの裾を濡れないように捲くっていた。

「ちょ、ちょっとどうしたんですか!?」
ハヤテは頭の上に乗せていたタオルを素早く腰に巻いた。

「マッサージのお礼に、ハヤテ君の湯浴みを手伝ってあげようかなって。
あと、さくらんぼ持ってきたんだ!」
「ハヤテ君も疲れたでしょ、私達もマッサージしてあげるわ」
「ちょっと待て、ハヤテへの礼は私がする。みんなは部屋に戻れ!」

きゃいきゃい騒ぎながら三人はハヤテに吶喊した。

「あの、さっきのマッサージで皆さん、何だかスイッチが入ってしまったみたいです。
もう私だけでは抑えきれませんよ。責任を取ってなんとかして下さい、ハヤテ君」

時既に遅し、ハヤテは三人の少女に囲まれた。
「ほら、さくらんぼ食べて。 あーん」
指から直接あげようとする歩の腕を止めたのはナギだった。
「だ、駄目! ハヤテ、ほっひをひゃべろ!」
ナギはさくらんぼを口に咥え、ハヤテの口に押し付けた。
「ふむむっ」
「んむっ」
27315/16:2007/06/08(金) 02:34:46 ID:3dnz39ps

――ぴちゅ、ぴちゃ

口に押し付けたさくらんぼをあげるために
舌で少し押すつもりが、ハヤテの咥内まで侵入してしまった。
舌が絡み合う光景を他の三人は呆気に取られて見ていた。

その時、ヒナギクがハヤテの体の変化に気づいた。

「あ、ああ……ハヤテ君。タオルが妙に盛り上がって……」
歩も気づき、チラリとタオルを捲ってしまった。
そこには大きくなったモノがあった。

「……わ、すご」
「こ、これが男の子の」
「……み、みなさん?」
実はマリアも三人の隙間から見入っていた。

「そ、そうだ。マッサージしようね」
好奇心から、歩が陰茎に優しく触れた。
「うあっ」
キスで放心していたハヤテの体が震え、アソコが跳ねた。

「ハヤテ君、気持ちいいんだ……」
その光景に魅入っていたヒナギクも完全にスイッチが入ってしまった。
陰茎に手を伸ばし、歩と一緒にくにくにと揉みほぐした。

「ハヤテの大事なところに触るな!」
二人に気づいたナギが止めようと手を伸ばすが、
さらに揉みくちゃになってしまう。

「も、もう、みなさん……もうやめ……」
信じられない光景であった。
三人の少女の手が絡み合い、揉まれている。
妄想でなければありえない現実にハヤテは混乱した。
腰が震え、快感がハヤテをおそった。

「で、出ますから! それ以上は!」

ハヤテのアソコに少女達が見入っていると――

ぴゅ、びゅびゅっ

「わわっ」
「ひゃっ」
「きゃっ」

白い液体が飛び出し、少女達の手を汚した。

……しーん。


「……ぅ、ううっ。 いい加減にしてくださいっ!!!」


その後、部屋に戻った少女達を待っていたのは
ハヤテのながいなが〜いお説教であった。
27416/16:2007/06/08(金) 02:35:48 ID:3dnz39ps

(エピローグ)

数日後の休日、三千院家はいつもの日常に戻っていた。
ナギ、ハヤテ、マリアの三人で中庭へ赴き、
ピクニックシートを敷いて昼食を取っていた。
そんなうららかな、午後のひととき――

「あ、再来週の連休イチゴ狩りにいくから」
「は、ええ〜!? また行くんですかっ!!」
(散々な目に遭って、トラウマ気味なんですがっ!!)

真っ青なハヤテには気づかないふりをし、ナギは胸に手をあて

「あと!」

声を張り上げた。
そして意を決した表情でハヤテを見た。
その表情を見てハヤテも姿勢を正す。

「あいつらも別に誘っても構わないぞ、
みんなでハイキングを楽しむというのも案外悪くなかったし。
それとハヤテ……いつも見守ってくれてありがと」

ナギは賢い少女だ。
ハヤテが何を思って、今回のさくらんぼ狩りを提案したかなど
初めからとうに理解していた。

はにかみ、くるっとそっぽを向き、
腰に手を当て踏ん反りかえる少女を見て、


「――はいお嬢さま」


少年は穏やかな声で答えた。




(終わり)
275名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 02:37:20 ID:6BcgJZME
ハレームENDかッ!

GJだぜ
276名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 03:29:08 ID:0ryIyMcg
OK、ハムはいらない子。
277名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 03:32:57 ID:QsAo9q9C
なんか神が降りてきましたね

西崎さんには吹いたけどw
278名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 04:19:27 ID:TXPNCneS
さっきの泉×ハヤテは終わってるのか?
279名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 08:01:07 ID:h4tfHyxq
――なぜ怒っているのか分からない時は、とりあえず土下座!
それがハヤテであった。
280名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 08:10:46 ID:yfrCADo3
絵で見てぇー
281名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 15:29:27 ID:3dnz39ps
>>277
スマソ、まじで違和感に気づかなかったw
西沢さんだけが書いてるとどうしても名前間違えそうになって、
その度に漫画引っ張り出して名前を確認して。
それでもまだ間違えるなんてw


>>264の6行目
×西崎さん
○西沢さん
でごわす。
282名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 21:13:29 ID:qVJb9DlU
泉×ハヤテの続きはまだかい?
283名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:48:24 ID:fGPN5EE3
超GJ
284名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:35:09 ID:IIr9Q3gA
教室から職員室へ向かうまでの数分、泉はハヤテにべったりだった。
しっかりと腕をからめ、離さない。泉はこの上なく機嫌が良い。

「えへへ〜♪」
まさに幸せの「絶頂期」であった。
ハヤテも何だかんだで今の状況を幸せに感じていた。
『自分を愛してくれる人がいるなんて、生きてて良かった〜』
心の中でホロリと泣くのであった。

「ねぇ、ハヤ太くぅん」
「はい、なんですか?」
「私のこと、お嬢様って呼んでみて欲しいな♪」
「お、お嬢様ですか」
「うん!前々から言われてみたかったんだ!」
「変態さんが居るじゃありませんか…」すると泉は膨れっ面になる。
「ハヤ太くんがいいのっ!」
ハヤテはくすりと笑う。
「なっ、笑い事じゃないってば!」
「いえいえ、可愛いなぁって」
「ふぇ?……ま、まあ当然だよ!」
「そうですね、泉お嬢様」
泉は顔から煙を噴いた。
「どうなさいましたか?泉お嬢様」
泉は顔を逸らす。
「い、いざ言われると結構照れるね…」
と苦笑いする。
ハヤテは優しく微笑んだ。
「お嬢様、失礼します…よっと!」
「え…?はゎゎゎゎ〜!ちょっ、ハヤ太くん!?」
ハヤテは軽々と泉を持ち上げた。左腕で背中を、右腕で膝の関節をしっ
285名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:36:14 ID:IIr9Q3gA
途切れちまった
まあいっか、作り直しっと
286名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:48:21 ID:IIr9Q3gA
最終行から


ハヤテは軽々と泉を持ち上げた。左腕で背中を、右腕で膝の関節をしっかりと抱える。それ即ち
「あ、あの、これって所謂…」
「はい、お嬢様抱っこ、ですよ♪」
言われて顔から今度は火を噴く。
「このまま職員室まで行きましょう」
「えぇっ!そ、そんな恥ずかしいよ!」
「大丈夫ですよ、誰も見てません。それに、お嬢様に歩かせるなんてそんなことできません」
ハヤテは完全に泉の執事になりきっていた。泉は悪い気はしなかった。
「わ、わかったよ。ハヤ太く…ハヤ太がそこまで言うなら」
泉も君付けをやめて呼び捨てにしてみた。
「はい、お嬢様!」
ハヤテはそのまま歩きだそうとした。
「あっ、待って!」
泉は慌てて制止した。
「どうしましたか、お嬢様?」
泉はもじもじしながら答える。
「ちょっとだけ、目、瞑って?」
「へ?」
「いいから黙って瞑って!お嬢様命令だよ!」
「は、はい!」
ハヤテはお嬢様の命令に従う。
「それでよし」

ふと、ハヤテは、自分の両頬に手が、泉の手が触れるのがわかった。
「そのままそのまま…」
「はい…」

途端、ハヤテは唇に何か柔らかいものが触れたことに気づく。
「四度目」にもなれば、それが何か考えるまでもなかった。
287名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:51:33 ID:hMTBJsTg
わふる
288名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:07:06 ID:8usu2po9
四度目のそれは、短く、絡み合うこともなく、それでいて濃厚なものだった。

それが終わると、泉は仕草でおねだりをした。
ハヤテは首を横に振る。
「続きはまた今度、です♪」
「もーっ!十倍返しじゃないと許さないんだから!」
「それなんて故・カm…むぐっ」

「また」口を塞がれる。ハヤテは、やれやれと言った表示で受け入れる。

「主に口答えするなんて躾がなってないね!二十倍返しに変更!」
逆らうとまた倍になりそうなので素直に頷く。
「はいはい!」
「『はい』は一回!」
「はい!」
泉はくすっと笑った。
「ハヤ太くんとこんな風に話せるなんて、さっきまで思ってもみなかった」
「僕もです。」
しばらく見つめ合う。


スピーカーから、帰宅催促の放送が流れる。
「そろそろ、行きますか」
「うん、お願い」
「おやすいご用です」

ハヤテは歩き出す。愛するものをその手に抱きしめたまま、歩き出す。





怪しい影に気づくこともなく…
289名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:07:57 ID:8usu2po9
表示→表情
290名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:24:36 ID:8rFXW6L7
修羅場の予感
とりあえずわっふるわっふる
291名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:44:31 ID:5VhcUU8W
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
292名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 03:23:34 ID:FEg12hSa
怪しい影は虎鉄だと予想。

A:「綾崎め、お嬢に手をだしやがって」

B:「お嬢、俺が綾崎が好きだと知って……」

……もし本当だったらBだろうな。
293名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 08:22:40 ID:8usu2po9
>>292
Cじゃね?
294名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 09:07:24 ID:nq9B7936
雪路と予想
295名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 09:40:59 ID:pu7Oi5PC
ここであえてハムスター
296名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 10:04:42 ID:nLAtwjwe
>>259-274
ほのぼのエッチって感じで超グッジョブです
297名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 10:55:14 ID:2TjD1Cr1
最初のネタからするとひにゃーの可能性もありか?
298名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 14:34:21 ID:8usu2po9
敢えてクラウスに違いない


そうだろ?未来の僕
299名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 14:53:39 ID:8usu2po9
「着いちゃった。」
「はい、着きましたね」
ハヤテは丁重に泉を下ろした。
「ふぅ…」
「あ、やっぱり重かった?」
「え?あ、いやそんなことは…」
「もう、ハヤテくんたら分かりやすいな〜」
「そんな、重いだなんて一言も」
「じゃあどっちが重い?」
「どっち?」
「うん。ナギちゃんと私、どっちが重い?」

ハヤテは悩んで「しまった」。すぐに泉から発されるオーラに気づきあわてふためく。
「いいもんいいもん!もっと可愛くなってハヤテくんを完全に虜にしちゃうんだから!」
「いやもう虜に、っていうか体重と関係ないような…」
「口答えは、めっ!」
泉は人差し指をハヤテの唇に当てる。
ハヤテは首肯した。
「あとね、暫くは私たちのこと、二人だけの秘密にしておきたいな…」
「どうしてですか?」
「どうしてって、そりゃ、恥ずかしいから…」
「泉さんが恥ずかしがるなんて、珍しいですね。」
「ぬぁっ!私だって純情な女の子だよ!?」
「純情な女の子は『あんなこと』しませんよ」
「ひぇ?」
「泉さんが『あんなに』淫らだったなんて、驚きましたよ?皆さんが知ったらなんと言うか…」
「アッー!ダメダメダメダメ!言ったらダメなんだからね!」
ハヤテはくすりと笑う。
「ええ分かってますよ。
今みたいな泉さんも、恥ずかしがってる泉さんも、淫らな泉も、全部僕のものです。
誰にも渡しません。」
泉は、ハヤテの怒涛の甘い言葉攻撃に頬を染める。
「そ、それなら良いよ」
「ありがとうございます。…さて、大分暗くなってきましたし、これをさっさと片付けて帰りましょうか」
「あいあいさー」

漸く二人は家路についた。
300名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 14:55:42 ID:8usu2po9
泉べた褒めを一部訂正
泉→泉さん
301名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 15:24:35 ID:uun1nZGs
10レス分ぐらいまとめてから投下してくれないか
ぶっちゃけこのペースで投下されると邪魔なんだが
302名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 15:34:10 ID:W4whjBrD
俺も我慢してたけど、いい加減改善してほしいね。
前に言われたことを理解できてないのかな。
終わりの合図もないからいつ投下が切れるのか分からないし。
もう3日も垂れ流し状態だし。
303名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 15:56:12 ID:FEg12hSa
しかも終わりが見えない。
まあ面白いけどな。
304名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 16:26:16 ID:acjxEdaX
てか携帯でもメールの保存BOXにまとめて書いておけるし
俺はいつもそうしてる
305名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 16:28:40 ID:FEg12hSa
>>304

俺も出先とかで書く時はそうしてる。まあパソコンと違って書きづらいけどな。
306名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 17:09:53 ID:ZxMbErLu
感想レスが無いと書くモチベーションが維持できないから
わざとブツ切りで投下してるんだろ。
307雪豹:2007/06/09(土) 17:22:45 ID:5kzD0T8H
忘れられた頃にふらっと投下ー

注意事項
・例によってハヤテ×ヒナギクモノです
・エロはなし(これ重要。エロがなければダメだってひとは、即座にNGワード推奨)
・前後編の前編
・後編投下までは、私事により2〜3週間を頂きます(他の方々の投下を妨げるものではありません)

スレ違いを懸念される方や、お前の妄想に付き合ってられんって方は仰ってください
後編プロットを廃棄の上、今回投稿分も削除依頼を申請しておきますので

それでも構わないという奇特な方は、ごゆるりとどうぞー
308Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:25:34 ID:5kzD0T8H
 見上げた先に視界に入るものは、青く葉を繁らせ始めた雄大な山々と、透き通るような青空。
 その地に根付く動物達の生活感溢れる囀りが、都会の喧騒に麻痺しかけた耳の奥まで入り込んでは、疲弊した私の感覚を癒してくれる。
 
 丸一日掛けての山道の踏破は、心地よい疲労感と、充実した達成感を私にもたらした。
 周りを見ても、どの顔にも退屈や厭いの色は見えない。
 それはそうだろう、だって、こんなにも清清しい空気の中にいるんだもの。多少の疲れなんて吹っ飛んでしまう。

 そして、風情のある旅館。
 木造3階建ての母屋は、普段利用しているような宿泊施設からしてみると、なるほど確かに少々心許なく見える。
 だけど、それが逆に新鮮味を帯び、寧ろ興味の対象にすらなる。
 それに、穏やかな風景に溶け込んでいる景観は、それだけで旅行に来たんだなっていう感慨を強固にさせてくれた。
 うん、やっぱりこうでないとね。ここに豪勢なホテルなんが出てきても、却って興醒めだわ。

 おなかの奥から溢れてきた笑顔のまま振り向くと、同じように達成感を滲ませる面々の表情が窺える。
 そして言葉にしなくても伝わるアイコンタクト。もちろん送信内容は、「来て良かったね」だ。

「やっと着いたのかヒナギク? 全く、何が楽しくてこんな不衛生で文明の欠片もないようなところに来なくてはいかんのだ」

 ……ぜこぜこと息を切らせながら、己の従者の背に負われて悪態を吐くお嬢様を除けば、だけど。






Love Servibor ~ver.HINA~
309Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:28:22 ID:5kzD0T8H


 万物事象の流転は唐突に……とはいうものの、中々そんな機会に巡り会えるはずもなく、連綿と続く日々の生活は、
そう簡単には非日常へのくびきを解き放ってはくれない。
 一癖も二癖もある人が集まるマンモス校の生徒会長なんて立場に就いていると、そんなことはとっくの昔に理解してしまうのだ。

 無駄に手の込んだ年中行事の企画立案に頭を痛め、活発な部活動からは常に予算配分なんかについて突き上げが来る。
 もちろん遣り甲斐はあるのだし、望んで就任したわけだから文句などあるはずもない。
 桂ヒナギクという人間像が周りの人間にどう映っているのかは知らないが、少なくとも万事に於いて優秀たるべしと、
己に課した目標からしたら、この位で音を上げるわけにはいかないのである。

 とはいえ、職務や勉学に忙殺されて無為に華の高校生活を過ごしてしまうのもどうかなって思うのは、
年頃の女の子としては当然の帰結であって……

 具体的には、ほら、身を焦がすよーな大恋愛劇だとか、常に顔に貼り付けているような優しい笑顔が頭にこびりついて離れないだとか、
誕生日にアレだけ恥ずかしいシチュエーションになったのに進展がないのはどうしてなのよって言いたいこととか、
ご主人様や私だけに留まらないその八方美人っぷりはどうなのよとか、こんなに私をヤキモキさせて落とし前は付けてもらうわよ。


……こほん。


 ある意味、私としても沈滞ムード漂う私とハヤテ君の関係に焦ってたところもあったのかもしれない。

 や、もちろんハヤテ君の気持ちを確認したわけじゃないんだけどね。
 年頃の女の子よろしく、片想いの悪質な脳内スパイラルに嵌り込んでいるだけで。

 でも、ま、焦りもあるけど、ぬるま湯のような暖かさも気持ちいいわけです。はい。



 だからかもしれない。突然振って湧いた非日常への扉が、この上なく魅力的に映ったのは……
310Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:30:41 ID:5kzD0T8H


「旅行?」
 夕暮れ迫る綺麗な初夏の空をテラス越しに仰ぎ見ながら、帰り支度をしていた親友が切り出したのはそんな提案だった。

「そ。今度の週末にね」
「ふーん。でも、そんな暇あるかしら? 普通の土日なのよ?」
 生徒会の内部資料をバインダーに収めながら、胡乱げに返す。
 私の養父母も一般水準以上の収入を得ているのだが、わが親友である美希や、彼女がつるんでいるメンバーのお家はそれ以上の、
いわば日本でも有数の名家である。
 結果、彼女が言う簡単な旅行が、とんでもない規模のものであることを、私は散々経験してきたのだ。

「そんな遠くまで行くわけじゃないもの」
「……そんなことを言っておいて、カリブまで引っ張っていかれたのは一昨年だったかしら?」
「あー……」
 覚えていたのか、とばかりに冷や汗を流している美希。
 全く、費用は持ってくれたし、楽しかったのは確かなんだけれど、何の準備もさせないで誘拐まがいに連れて行くのはどうかと思うわよ?

「や、今回の旅行はそこまで大袈裟のものじゃなくて」
「ノアの箱舟探しにアララトを登るとか言ったら流石に怒るけど?」
「……ヒナって私のことを何だと思っているのか。ま、いいけど」
 釘を刺した私に向けて、ぶちぶちと文句を言う。

「隣県よ。○○山って知ってるでしょ? 今度ハイキングコースが整備されたみたいでさ、初級者向けの勾配らしいから、
 初夏の山歩きもいいんじゃないかなって」
 ハイキングか……
 思えばそんなイベントもここ暫くこなしてなかったわね。
 それにしても、美希が誘うからにはいつもの2人もセットなのだろう。
 あの面子がハイキングって言うのも、微妙に違和感を感じる。

 不審に思ってその辺の裏を尋ねてみると、
「やー、やっぱりヒナは鋭いね」
 案の定、企んでやがりました。
311Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:33:44 ID:5kzD0T8H

「はあ。つまり、堅苦しい護衛付の旅行に嫌気が差して、何とか自由に動き回れないかと近場を選んだ、と。
 ……でも、あなたのお家ぐらいになると、その位でも許してもらえないんじゃないのかしら?」
 
 三千院のお屋敷とかを見ていると麻痺してしまうが、彼女は勿論、朝風さんや瀬川さんのお家だって、一般レベルのお金持ちじゃないのだ。
 それこそ、常時ボディーガードが張り付いているくらいの。

「んー、やっぱりヒナもそう思う? 私達もそう思って相談したんだけど……」
 あ、あの顔は何か良からぬことを考えてるときの表情だ。
「鷺ノ宮さんにお願いしてね、影武者を用意してもらって途中で入れ替わろうと」
 ……可哀想に。
 押しの弱い彼女のことだ、この3人に頼まれて断りきれなかったに違いない。
 心の中で、正宗を振りながらあわあわとしている彼女に向けて、思わず合掌。

「で、どうする? 行くの?」
 ふむ。特段断るべき理由もない。
 多忙な日常とはいえ、スケジュール管理はしっかりしているし、週末にやるべきことを残すような仕事はしていない。
 それに、恥ずかしながら予定がさっぱりないわけで……正直、パリーグのデーゲームでもテレビで見ながらまったりしようと思っていたところだ。

 全く、乙女が暇を持て余しているなんて憂慮すべき事態よ。それもこれも、ハヤテ君がさっぱり誘ってくれないからだ。
 やっぱり自分からモーション掛けてみるべきなのかしら……
 
 そこまで思索を進めると、ふと、妙なにやけ笑いを貼り付けた美希の姿が視界に入った。
 と同時に失態を悟る。しまった、思いっきり考えが顔に出てたかも……
「ちなみに綾崎君には打診済み。ご主人様も大層乗り気のようで、一緒に参加しますって快い返事を頂いてるわよ?」
 ぶふっと思わず噴出。
 明らかに狙ってそのことを伏せていた親友を睨むが、美希はどこ吹く風で口笛なんかを吹いている。
 
 ちなみに、恐ろしく勘の鋭い彼女には、ハヤテ君に対する恋愛感情を早い段階であっさりと看破されてしまった。
 強がって見せても恋愛初心者な私の言動には、やっぱり怪しいところがあるのかしら? 
 
 ……結局そのネタをだしに、ことあるごとにからかわれていたりする訳で。
「もう一回聞くけど、行くの?」
 満面の笑みで確認をしてくる美希。おのれ、いつか絶対に仕返しをしてやるんだから!
 と、気合一発張子の虎を掲げてみる。
 
 でも今は戦力が圧倒的に不利な状況にあることは間違いないわけで……
「……行く」
 不承不承というポーズを精一杯とりながら、にやける美希に肯定の返事を伝えることしか出来なかった。
312Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:35:48 ID:5kzD0T8H

 そんな経緯を経て、いざ出陣。
 正直なところ、こんなに上手く行くとは思ってなかった。

 駅のトイレで影武者の人たちと入れ替わると、面白いように騙されるSPの方々。
 ……危機管理対策が甘すぎるんじゃないかしら。

 いち早く騙された三千院のSPを見て、「クビだ……」とか物騒なことを呟いていたナギは、自分の心の平穏のために敢えて視界から外す。
 彼らにも生活があるんだから、程ほどにしときなさいよ。
 
 コースに従ってのハイキングはおおむね順調で、新鮮な山の空気を充分に堪能できたといえる。
 食用の植物を見分けるのがやけに上手いハヤテ君の講釈を聞いて感心したり、たがが外れて無駄にうるさい3人組の冗談に付き合ったりした。
 途中でナギに拉致同然に連れてこられた橘君の愚痴を聞き、お互いに苦労してるのねみたいなことを話した頃に、今回の旅行の宿に到着の運びとなった次第である。

 ……膝を擦りむいたナギを背負ったハヤテ君に、冷たい目なんか送ってないわよ? 
 ちょっとべたべたしすぎじゃないかしらって思っただけなんだから!
313Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:38:09 ID:5kzD0T8H


「部屋割りはどうします?」
 
 新鮮な山の幸がふんだんに使われた夕食に舌鼓を打ち、すっかりお腹もくちくなった頃、ハヤテ君がそんな質問をした。

 予約してある部屋は2室。
 単純に考えれば、身内でもない年頃の男女が宿泊施設を用いる場合、男女別部屋であるのが一般的だし、思春期の暴走に付随される問題も発生しにくい。
 だが、今回の旅行における男女比は2:5。
 荷物を置いた折にざっと部屋を眺めたが、無理すればどうとでもなるものの、五人が雑魚寝をするとちょっと窮屈になる感は否めない。

「ん〜、この際くじ引きできめちゃうってのはどうかな?」
 危機感の欠片もない瀬川さんが、能天気な提案をする。

 きっと彼女の思考の中には、ハヤテ君たちが狼と化す未来予想図なんかこれっぽっちも存在しないのだろう。
 ま、確かにハヤテ君にしても橘君にしても、そんな心配は杞憂だと思うのだけれど。
 
 うー、それに、ハヤテ君と枕を突き合わせてなんともなしにお話をするのも、それはそれで惹かれるものがあるかも……

 ってハヤテ君、浴衣の帯の結び方が甘いわよ! 
 シャツも着てない胸板が見えそうになってるからこんなに悶々とする羽目になるのよ。
 うん、そうだ。全部ハヤテ君が悪い。
 
 
 でも、そんな私以上に取り乱してる人物がいた。
 同じ屋根の下で暮らしてるのに、今更何をとも思うのだけれど。

「だだだだだだだ駄目だ! やはりここはセオリー通りに男女別でいくべきだと思うぞ! ほら! 昔の高尚な作品の登場人物も、
 男女8歳にして同衾せずと主張していたことだしな!」
 ええ、そういえばその彼女も、今のあなたに負けず劣らず取り乱していたわね。

「ま、妥当なとこだし、それでいいんじゃねーの?」
 すっかり他人事のように言う橘君。
 それにハヤテ君も追従したことで、場の空気が決定の方向に動いた。

 ……コラ美希、こっちを見ながら露骨ににやにやするのは止めなさい。
 あと残念だったわねって何よ、って言うか、そのカメラで何を撮っていたのよ!
314Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:40:31 ID:5kzD0T8H


 思索の海に埋没している時間というのは、どうしてこうもあっという間に過ぎてしまうのだろうか。
 気付けば時計の長針は一回りし、ざわざわと聞こえていたはずの人の喧騒は、少々季節を先取り気味の蛙の合唱に取って代わられている。
 
 思えば、ハヤテ君に対する恋心を自覚して以来、こうやって無為に時間を過ごしてしまう機会が増えた。
 想像の中で私とハヤテ君が、それはもう色々と活躍している。
 それ自体に嫌悪感を抱くことはないにせよ、今までの自分の内面に対する齟齬が修正できていないため、微妙にもどかしさを感じてしまう。

 ……そもそも、自室でぼーっとしているのならともかく、今は旅行に来ていて、顔見知りと同室にいるわけで。
「あ、やっと戻ってきた」
 例によってからかいモード全開の悪魔が、パワーアップして3人に増えてしまっていた。


「ん〜、我が麗しの生徒会長様は某執事君にご執心であると」
「理沙の表現はストレートすぎるわね」
 したり顔で何度も頷く彼女の様子に、思わず構成しているネジが何本か飛びかける。
「美希! なななな何をしゃべってわきゃろりらっ!」
「ヒナちゃんが壊れちゃったよ〜」
 えへへーじゃないわよ瀬川さんまで! 
 親友の大事な情報を、旅行の浮ついた空気にあっさりと売り飛ばしてしまった美希に向けて、
思わず涙目になりながらも精一杯の呪詛を視線に乗せて送る。

「私は何も喋ってないわよ?」
 へ?
「ヒナちゃんの場合ちょっと分かりやすいから」
 え?
「知らぬは当事者ばかり、というわけだ」
 何なのよー!
 
 落ち着こうにも、一度パニックに陥った頭を冷やすことは並大抵のことではない。
 荒れに荒れた呼吸を整えつつ、戦線に復帰できたのは更に充分な時間が経ってからだった。
315Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:43:18 ID:5kzD0T8H

「正直なところ、ヒナらしくないなって思って見てた」
 賑やかなじゃれ合いの間に零れた美希の一言。
 これが妙に心を揺さぶった。

「私……らしく、ない?」
「うん、それはそうかも。だってヒナちゃん、いつもははっきりしてるのに、ハヤ太君が絡むと途端に優柔不断になるもんね」
「むしろあれは挙動不審と言っても良いくらいだぞ?」
 そんなに普段の自分と乖離していたのかと、軽く落ち込む。
 自分では完璧に隠していたつもりだったのに、他から見るとバレバレだったなんてベタな露見も恥ずかしすぎる。
 
 けれど、問題はそこじゃない。
 憂慮すべき事象は、己の行動を構成する理念が、ハヤテ君の存在によって簡単に揺らいでしまっているということだ。
 それだけ彼の存在が大きい、また、初めての恋愛経験に戸惑っている。言い訳はいくらでも思いつく。
 しかし、それでいいのだろうか。

「まぁ、彼は好意を寄せられることに慣れてないようだからな。鈍感なことも幸いして気付いてないようだけど、ハヤ太君の周りには常に女性の匂いがある」
 ヒナも弄ばれちゃうかもなとは、朝風さんの悪戯っぽい言葉。
 
 そうなのだ。歩は勿論、注意して見てみればナギだってそういう感情を向けていることは容易に推し量れる。
 それに、困難辛苦を乗り越えて強く生きているハヤテ君には、同年代の男の子には決して存在しない大人な空気がある。
 それに反応する多感な女の子はやっぱりいるわけで……正直、ハヤテ君のことを隠れて想ってる娘は結構いるのだろう。
「うんうん。油断してると知らないうちに人のものになってたりするかもね」
 瀬川さんも追従してくる。

「そ、そんなのっ!」
 激情の発露といえば聞こえが良いのかも知れないが、その実、ただテンパッていただけなのだろう。
 彼女達が茶化して話す内容を茹った頭に投影してしまう。

 見知らぬ誰かがハヤテ君の慈愛に満ちた微笑を一身に受けている。
 仲睦まじげに腕を取り合う二人を、私が背後から眺めている構図。
 何かの弾みで大きく振り向いた彼女と視線が合い、それまでぼやけていた彼女の顔が、段々と見知った誰かの輪郭を形成しそうになっていく工程が、
自分の意思に反しながらも緩やかに行われていく。

「ダメーーー!」
 ぶんぶんと頭を振りながら、浮かんだ光景を必死に振り払っていた。
 ぜこぜこと肩で息をしながら、思わず叫んでしまった自分にびっくりする。
 と同時に、つつと頬を流れる水の感触。あ、これって私の涙なんだ。
316Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:45:50 ID:5kzD0T8H
 見渡せば目に入るのは、私以上に驚愕している3人の表情。
 そしてそれは一息置いて、ばつの悪そうな、苦虫を噛み潰したような表情に変わっていった。

「……ちょっと悪ふざけが過ぎたかな?」
「ごめんねヒナちゃん」
 朝風さんと瀬川さんが謝罪の言葉を口にする。
「……意地っ張りね」
 美希はやれやれと肩をすくめながら、優しい微笑みを向けてきた。

「ハヤ太君の前でそういう可愛い姿を見せれば、一発で落ちるでしょうに」
「……出来ないわよ」
 思わず歯噛みするように言う。

 言いたいことは分かる。
 だけど、なまじ自分が乙女乙女するキャラクタじゃないって分かっているだけに、今一歩踏み切った行動を起こせないのも事実なのだ。
 これが鷺ノ宮さんみたいな、外見も中身も可愛らしい女の子がやるのであれば様にもなるのだろうけど。

「ほら、そこよ。ヒナらしくないのは」
 諭すように語り掛けてくる美希。
「私には恐れるものなんかないんだーって突っ走るのがヒナじゃない。そうやって今まで上手く行ってきたんだし、今度もそうしてみたら? 
 少なくとも私が見てきたカッコいいヒナならそうするわよ?」
「でも……」
「でもじゃないわよ。……ああもう、ヒナがまさかここまで色恋沙汰に弱かったとは思いもしなかったわ」
 淑やかとは無縁であるかのように、ガシガシと頭を掻きながら零す。

「いい? いくら悶々としてたって、言葉にしなければ伝わらないことっていうのは確かに存在するのよ? 
 特にハヤ太君みたいな朴念仁を相手にするにはね。そして、桂ヒナギクっていう人間は、宙ぶらりんの状態を是とするのだったのかしらね?」

「それ……は」
 すとん、と。
 憑き物が落ちるというのはこういうことを言うのだろうか。
 美希の言葉が、私の胸の深いところに、疑問を挟む余地なく浸透する。

「怖いのは分かるわ。小さい頃からヒナと一緒にいるけど、こうなったのは初めてだもんね。多分初恋なんでしょう。
 でも、怯えて何もしないことへの後悔よりは、自分に納得できる行動を起こした上で、それに付随する結果に後悔するほうが、建設的だと思う」
317Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:48:47 ID:5kzD0T8H
 そう。そうなのだ。
 美希が言っていることは正しい。
 玉砕覚悟で行動することが一般論で正しいかは別として、少なくとも、こと桂ヒナギクにとっては正しいのだ。
 
 認めてしまおう、正直、怯えていたと。
 心の中では甘い幻想を抱いていながら、緩やかな安寧を喪ってしまうことが恐ろしくて、このままでいいと、現状で構わないと、妥協していたのだ。
 それは、何事にも全力で、そして優雅にこなすべしと自らに課した想いに反することである。
 それにそもそも、そんな妥協がいつまでも通用するものではない。
 ハヤテ君への思慕の情は日に日に膨らんでいく。
 それをいつまでも押さえつけていられる筈など、恋愛初心者の私がどうして出来るというのか。
 
 理解と共に、どこかに雲隠れしていた私の中の負けん気が姿を現し、むくむくと大きくなっていく。
「……その言い分だと、どうあっても私が後悔する結末しかないっていいたいのかしら。残念ながら、私はただで負けるつもりなんかないんだけどね?」
 にこりと、笑顔にちょっと凄みを混ぜてみる。
 散々弄んでくれた親友達へのちょっとした意趣返しのつもりだ。

「……もどったわね」
「だね〜」
「それでこそヒナだな」
 
 結論。
 どうやら私は彼女達には勝てないらしい。
 皮肉が全く通じず……いや、分かった上でこういう態度を取っているのかもしれないが、三者三様のにこやかな笑みで返されてしまっては、ぐうの音も出ない。

 だから。

「ありがとう。後悔の無いように、ぶつかってみるわ」
 


 決意の言葉と共に、立ち上がるだけ。


318Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:50:51 ID:5kzD0T8H


「ああ、わかっている。そちらも気を付けて休むのだぞ? 狭ければ、ワタルはベランダにでも干しておけばいいから。じゃあ、おやすみ、ハヤテ」
 携帯電話を片手に、ちょうど通話を終えたらしいナギが部屋に戻ってくる。
 ……全く、さっきまでハヤテ君の部屋に遊びに行っていたんでしょうに。
 そのべったりぶりには、思わずちりりと嫉妬が浮かぶ。

「む? ヒナギク、これからどこかへ行くのか?」
 入れ替わりになるように部屋を出ようとした私に、ナギが訝しげな視線を送ってくる

「ええ、ちょっとね」
 覚悟は決めた。
 迷い、恐れ、脆弱だった己の心を自覚し、その上で乗り越えていく過程に、高揚していく心が抑えきれない。

「悲壮な決意をしてるんだと思うけど……」
 背に掛かるは親友の言葉。
「安心しなさい。勝算のない勝負じゃないと思うわよ」
「当たり前じゃない。そもそも、負けるはずのない勝負なんだから」
 振り返らずに応える。

 そう、負けはない。
 結果はどうあれ、初めての苦しみに、葛藤を乗り越えて至る境地なのだ。
 例え望んだ結果が得られなくとも、それのどこに敗北という概念が存在しえようか。

「? 何を言っているのだ?」
 ハテナマークを頭上に飛ばしながら、ワケが分からないといった風体でナギが訊ねる。
 だけど、わざわざ教えてあげることもないだろう。

「内緒。貴女はライバルだしね。アドバンテージは有意義に使わせてもらうわよ」
 ウインク一つを置き土産に、可愛い強敵の肩を、すれ違いざまにポンと叩いて部屋を出る。
 それだけで、まるで自分が死地に赴く歴戦の戦士であるように、肝が据わっていくのを感じた。
319Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:53:41 ID:5kzD0T8H

〜an intermezzo〜


「ええ、大丈夫ですよ、お嬢様。心配なさらないで下さい」
『そうか? だが、寂しくなったら私に言うんだぞ?』
「はは、ワタル君もいますし。お嬢様もゆっくりと休んでくださいね」
『ああ、わかっている。そちらも気を付けて休むのだぞ? 狭ければ、ワタルはベランダにでも干しておけばいいから。じゃあ、お休み、ハヤテ』
「お休みなさい、お嬢様」

 弾むような声色の余韻を残して、携帯電話が沈黙する。
 こういう場所に来てもなお、自分に懐いてくれるお嬢様を可愛らしく思いつつ、見事な内弁慶っぷりに思わず苦笑してしまう。
 まるで、海外進出するたびに禄に試合にも出れずに舞い戻ってくる代表選手みたいだ。

「また、無茶苦茶言ってやがるな、ナギのやつ」
 話が聞こえてしまっていたようで、微妙に不機嫌さを滲ませながら、ワタル君が零す。
「いきなり連れてきてしまって申し訳ありません」
「全くだ……まあ、お前に言ってもしょうがねーんだけどな」
 ある意味お嬢様のハチャメチャな行動には達観してしまっているのだろう。
 やれやれと肩をすくめながらも、それほど怒っているようには見えない。

「お前さ、ナギのこと甘やかしすぎなんじゃないのか?」
 飲んでいた烏龍茶の缶を窓際に置き、並べられた布団の上にどっかりと座る。
「そうですね……どうしても、助けていただいた感謝の気持ちが先に出てしまって。
 まあ、マリアさんも梃子摺っていらっしゃいますから、筋金入りのようです、お嬢様は」
 はは、と苦笑しながら、僕も隣の布団の上で、姿勢を崩した。もちろん、それ以上に可愛らしい方ですからと、フォローするのも忘れない。

「ったく……執事ってのは主を良い方向に導いていくんじゃなかったのかよ。花びらの色男がそう言ってたぞ」
 まあサキを見てる限りそうとも言えないがな、と続ける。
「あのままわがままな大人になっちまったら、結婚したとき困るのはお前だろうに……」
「……」
 
 はて、今何か、物凄く聞き捨てならないことを聞いたような気がする。
「……あのーワタル君? ええと、誰と誰が結婚すると仰いました?」
「ん? お前とナギのことに決まってるだろ? 借金の肩代わりってそういうことじゃねーのか? 
 見た感じ、ナギはそういうつもりでお前を抱えてると思ったんだけどな」
「ちっちちちちち違いますよ! お嬢様は僕の不幸を見ていられなかっただけで……そんな、畏れ多い」
 思わずぶんぶんと手を振りながら取り乱してしまう。

「そもそも、万が一お嬢様がそういうつもりだったとしても……僕は結婚なんて出来ませんよ。
 前にマリアさんにも言われたんですが、それじゃあまるで、借金を返すためにお嬢様を誑かした最低男になっちゃいますから」
 そんな僕の返答に、そんなもんかとワタル君は納得したようだ。
320Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:56:22 ID:5kzD0T8H


 それに――
 
 結婚という単語が出されたことによって、否応なく意識してしまう。
 いや、結婚なんて想像もできない先の話なんかではないが、もっと身近な、だけどどんどん大きくなっていく不思議な感情のことを。
 
 お嬢様やマリアさんと一緒にいるときのような、優しくも暖かい気持ちとはまた違った、こう、胸の奥から溢れて止まらなくなってしまう昂ぶり。
 そして、その先には、決まっていつも、彼女の姿が見えていた。
 
 
 ヒナギクさん。
 萌芽は徐々に、けれども開花はあっという間に。
 そういう機微には疎いと自覚している僕にも分かる。これは恋なのだと。
 彼女のちょっとした仕草を目で追いかけ、薫る芳香にくらくらしてしまう。
 
 ひな祭りの催しの際に、互いに手を取り合い、生徒会室から見下ろした幻想的な夜景が、まるで昨日のことのように鮮明に浮かぶ。
 あのときはまだ、気付いていなかった。
 けれど、意識してしまえば、これほど確固として信じることが出来る想いもないだろう。
 突拍子もない出会いをはじめ、彼女と共にいた時間は、その全てを色鮮やかに振り返ることが出来るのだから。

「じゃあお前、誰か好きなやつとかいないのかよ?」
 ワタル君が妙に挙動おかしく問いかけてくる。
 ……ああ、そうか。彼は伊澄さんのことが好きなんだった。
 僕との関係を誤解していたらしいし、彼にとっては大きな関心ごとなのだろう。
「……ええ。いますよ」
 茶目っ気を込めて、思わせぶりに言ってみる。からかうつもりはなかったのだけれど、面白いようにしどろもどろになるワタル君を見て、思わず苦笑してしまった。

「心配しなくても、伊澄さんのことじゃありませんよ」
「ばっ! 誰も伊澄のことなんか聞いてねーだろうが!」
 真っ赤になって取り乱す姿は微笑ましいものだった。

「……で、参考までに聞いとくけど、誰だ? 俺の知っているやつなのか?」
 硬派ぶっていても、そこは多感な時期の少年。
 他人の色恋沙汰には興味があるのだろう。ずずいと身を乗り出して聞いてくる。
321Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 17:58:42 ID:5kzD0T8H
「そうですねー……」
 
 思い浮かぶのは、猫のような悪戯めいた笑み。
 負けず嫌いで、意地っ張りで……そんな全てをひっくるめて愛らしい彼女。

『綾崎くん、すこしくらいわがまま言わないと、幸せ掴み損ねるわよ?』
『カ、カレーと、ハンバーグ……』
『あなたが良くても、私の気がおさまらないのよー!』
『……怖いわ。でも、悪くない気分よ――』
 
 目を閉じれば、走馬灯のように脳裏に再生される。
 ヒナギクさんが発した一語一句が、辛かった昔に沈殿してしまった澱を溶かしてくれる。
 
 分かってはいるのだ。自分に釣り合う彼女ではなく、そもそも僕が、夢想するような幸せを掴む資格に乏しいことは。
 借金のことは別にしても、学園の華であるヒナギクさんは人気者だ。
 悪し様に思われていることはないにせよ、異性として意識しているのは僕のほうだけ、というのが関の山だろう。
 
 今はまだ、彼女の優しさに甘えて、友人として傍にいれるだけでいい。それだけで、幸せな気持ちになれるのだから。
 
 
 けど、いつかは――

  
 告げることが出来るのだろうか。この、想いを。


「もったいぶらねーで教えろよ。大丈夫だって、ナギには言わねーから」
「伊澄さんに告白できないワタル君には、教えられませんねー」
「だ、だからなんでそこで伊澄が出てくんだよ!」
 
 来るかもしれないし、来ないかもしれない。
 ただ、決断をする機会が訪れたとして、その時に胸を張って言えるよう、この気持ちを育んでいこうと。
 そう、思った。

322Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 18:01:05 ID:5kzD0T8H


「……ったく、ナギに毒されて性格悪くなってきたんじゃねーか? お前」
「そんなことはありませんよ」
 ひとしきり騒いだあとに、むっつりとワタル君が零した。
 彼とはこの旅行で、随分と仲良く慣れたような気がする。


「ワタル君もお嬢様のいい所だって知ってい……どうしました?」
 不穏な空気が流れた。
 見ると、今までの弛緩した空気から一変、ワタル君が中空を見上げる視線に力が篭っている。

「……気付かねーのか借金執事。この臭い」
 臭い…… つっ!
 
 迂闊だったとしか言いようがない。
 他愛ない話が思いのほか楽しかったからか、あからさま過ぎる変化すら見落としていた。

「これは……」
「ああ、管理責任ものだぜ。厨房は一階だろ? それが2階のこんな隅にまで臭ってくるってことは……」
「既にかなりの濃度で漏れているということですか」
 
 それは、普段それほど変な場所じゃなくても普通に感じることの出来る臭いだ。
 例えば、コンロの火が一回でつかなくて、つまみを戻したときに僅かに感じられるとか。
 だが、間違ってもこんな場所で、しかもこんな強烈に臭っていい類のものじゃない。
 
 恐怖がせりあがって来る。
 しかしそれは自身の保身のためのものではない。
 1階の部屋には誰がいる? 大切な人たちがそこにいるんだ。
 
 ワタル君がとの目配せは一瞬、急いで携帯電話の履歴の一番上を押す。
 
 待機音に焦らされている最中に、どこか遠くで、全てを瓦解させてしまう何かが聞こえてきた。



――an intermezzo out
323Love Servibor ~ver.HINA~:2007/06/09(土) 18:03:48 ID:5kzD0T8H


 例えば、花に感情があるとしよう。単純なれど一途な感情が。
 それはきっと、日々の健やかな成長に対する喜びを、愛情を注いでくれる存在への感謝を、隔意なく真っ直ぐに表現するものだと思う。
 
 思えばいつの頃からだったのか、己の感情に仮面を被せてしまったのは。
 ちっぽけなプライドや、ほんの僅かな羞恥、そして失うことへの恐れ。
 そんな負の感情を脱ぎ捨てて、今だけは花になろう。
 
 親友に導かれ、自分自身と向き合って出した結論を両腕で抱いて、綾崎ハヤテという人間にぶつけるのだ。
 そう、いわばこれは勝負なのよ。
 
 悲観的な方向に考えが及ばないわけじゃない。哀しい結末を想像すると、心が今にも張り裂けそうだ。
 だけど、例えどんな返答がなされたとしても、その全てを甘受し、自分の成長への糧だと思えるくらいには腹を据えている。
 
 
 向かう戦場は2階の部屋。
 階段の前までやってきて、思わず立ち止まった。
 目を閉じて、心を強くする。上気した頬の感覚が、鼓動の高まりに拍車をかける。
 それは、ほんの僅かな逡巡。
 臆病だった自分と決別し、想いを受け入れるためのささやかな儀式。
 胸に手をあて、深く息を吸う。
 閉じていた瞳を再び開いたとき、迷いは既になかった。

 
 その時だった。辺りに立ち込める違和感に気付いたのは。
 澄んでいたはずの空気が、濃密な何かに取って代わられていることに。
 まるで空気自体にくすんだ色がついているような錯覚すら覚える。
 意識してしまえばあとは早い。私の鼻腔は、はっきりと異臭を感じている。
「え……なに、これ?」
 思わず周りを見渡す。
 多くないとはいえ、それなりにあったはずの人の気配が消えうせ、まるで私の周りだけ世界から切り取られたかのように、静まり返っている。
 思考が追いつかない。異変が起こっている、危機が迫っている。
 理解しているはずなのに、現実感を失った想像が、そんなことはありえないだろうと回転を妨げる。

「まさか、ガス漏れ? そんな……でも」
 え? 何で? 皆に知らせないと。危ない。危険。
 パニック一歩手前で踏みとどまる。
 私は第六感みたいなあやふやなものには否定的な立場だったのだけれど、今まさにそれがガンガンと警鐘を鳴らしている。
 五月蝿いくらいに高まった鼓動は、今にも喉を通って口から出てきてしまいそうだ。
 だけど、意思に反して私の足は動こうとしない。



 ぼん、と。
 何かが終わってしまいそうな音が聞こえた気がする。
 半ば反射的に音の方向を確認すると、視界が捕らえたのは一条の閃光。
 それが見る見る大きくなって。
 私の意識は最後に、まるで蛇のような姿の焔を、どこかピントのずれた写真のように記憶していた。




To be continued
324名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:07:42 ID:MyagqQvz
久々の雪豹氏!リアル遭遇したぜ。
続きキボン!
本編よりドラマチックなのがイイよな。
325名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:09:05 ID:iTWu5KXi
神様キタコレ!!!!!!

これは続きが激しく気になる…
326名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:17:10 ID:8usu2po9
なんというお久。GJとしか言いようがない


先程、指導指摘してくれた方ありがとう。
なかなか気がすすまなかったけど意を決してまとめ書きしてみた。
今度はお見苦しくなければ幸い。


ハヤテが○○ので、ハヤテ萌えな方はキツいかも…
327名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:33:54 ID:8usu2po9
「私、やっぱり宿直室よってから帰る。ハヤ太くんはどうする?」
「いえ、僕は遠慮しておきます。お嬢様を待たせてはいけませんし」
「だからもう一人のお嬢様とは遊んでられないんだ…」
「えぇっ!?そういう意味では…」
「えへへ♪冗談だよ〜」
「うっ…」
「私はナギちゃんみたいにけちんぼじゃないから安心してよね!」
泉は両手を胸に当てる
「ハヤ太くんは、わたしにとって、大事な、大事な人だもん。ぞんざいには扱わないよ?」
「あはは、ありがとうございます。」
「うん!それじゃ、また明日、ハヤ太くん!」
「はい、また明日」
328名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:34:55 ID:V1pe4+vq
続きは2〜3週間後……なんという焦らしプレイ、雪豹氏は間違いなくドS

しかしGJ! 超GJ!
329名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:35:56 ID:8usu2po9
ーーごうかんか〜、ごうかんか〜♪


泉とわかれ、昇降口に着いたところで、ハヤテの携帯電話が鳴った。
「お嬢様からかな?」
画面を見る。
「ではありませんね。」
ハヤテは通話ボタンを押した。
「もしもし。」
『私よ、ヒナギクよ』
「えー、それは分かります。ところで、何のご用ですか?今まさに帰ろうとしてたんですが…」
『知ったこっちゃないわ!』
明らかに怒っている口調だった。
「あ、あの、僕、また何かやらかしましたか?」
ハヤテは怖じ気づきながらも質問してみる。
『自分の胸に聞いてみなさい!』


はて?とハヤテは首を傾げた。「ヒナギクに対して」何かした覚えは全くなかった。
「ごめんなさい、わかりません。」
ヒナギクの何かが切れた。
「…今すぐここに来なさい」
感情のない声で一言そう言うと一方的に電話を切ってしまった。
330名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:39:44 ID:8usu2po9
渋々生徒会長室までやってきたハヤテ。
扉の隙間から怒気が溢れでている。

『ヒナギクさんのことだから、とりあえず謝るってのはマズいよな。とりあえず話を聞いてからだ』
意を決して、ノックをする。
「は、ハヤテです」
途端に、怒気が更に濃くなった。ハヤテは全身硬直した。
暫くして、
「入りなさい」
許可が下りた。
「失礼します」
怒気に負けずになんとか入室した。

「そこに座りなさい」
ヒナギクはソファーを指差す。
「は、はい」
大人しく従うと、ヒナギクはテーブルを挟んで反対側に座った。
「はぁぁ〜〜〜〜っ…」
ヒナギクは重いため息をつく。ハヤテはそれにビクつく。
「あ、あの、僕は一体何を?」
ヒナギクはギロリと睨む。ハヤテは目をそらす。

逸らした先にゴミ箱があった。熊の絵が描かれた可愛いゴミ箱で、ちゃんとビニール袋も備わっている。
『やっぱりああいう可愛いゴミ箱なんだな、ちょっと意外…
でも、何であんなに丸まったティッシュが?』
そんなことを思っていたところで、ヒナギクが口を開いた。
331名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:43:29 ID:8usu2po9
「ほんっとうに、心当たりがないの?」
「はい…、ヒナギクさんに何か失礼な真似をした覚えはありません」
「ゔっ、ま、まあ、私が何かされたわけじゃないんだけどね」
「え?どういうことですか?」
「どういうって、それは…」
怒気が一気に引いていくのをハヤテは感じた。そしてヒナギクの顔が赤く染まる。
「あれ?ヒナギクさん、顔が真っ赤…」
「なっ!?ばっ、バカ!こ、これは違うの!べ、別に思い出しちゃったわけじゃ…」
「思い出す?」
「あ…」
ヒナギクは、しまったと言った顔をした。

「あの…さっきから話が見えないのですが、もし僕に非があるなら仰ってください
本当に心当たりがないんです」
ハヤテはヒナギクを見つめた。お願いする時は相手の目を見る。ハヤテの基本スキルだ。
ヒナギクは仕方なさげに頬杖をつく。
「たく、分かったわ。話すわ。生徒会長として貴方には反省してもらわないと」
「はい、お願いします」
ヒナギクはまた、今度はちいさく、ため息をつく。
「さっきまで、泉と居たわよね?」
「は、はい。日誌を書いてました。」
ハヤテは正直に答えた。
「ふーん…」
ヒナギクは探るようにハヤテの目を見る。
ハヤテはただただビクつくばかりだ。
332名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:47:06 ID:8usu2po9
「あなたが教室を出たのは、ついさっき。放課後になってから一時間半も経ってたわ。なぜ?」
「なぜって…」
ハヤテの頭に泉との出来事がフラッシュバックする。だがすぐに振るい捨てた。
「ひ、ヒナギクさんならおおかた予想がつくのでは?」
「むっ、まあそうね。」
ヒナギクが話を続けようとした時だった。
「あの、お言葉ですけど。泉さんの日誌に件については怒らないで頂けませんか?」
「え?」
思ってもみなかった発言に、ヒナギクはきょとんとした。
ハヤテは構わずに続ける。
「泉さんは、委員長として立派に働いてると思います。
泉さんは、なんというか、クラスのムードメーカー的存在だと思いますし、それに、えっと、ですね…」
ハヤテは慌て言葉を探す。ヒナギクはまたもため息をついた。
「別に泉のことで呼んだ訳じゃないわ。実際、貴方の言う通り泉はちゃんと委員長としての職務をなしてるしね。」
「え?」
「泉はね、今の所皆勤賞なの、小学校の時から。今まで一日だって学校を休んだことはないし、授業も皆勤。
委員長の仕事も毎日こなしてる。成績以外では優等生よ。私よりもね。」
「そう、なんですか」
自分が愛すると決めた人の意外な一面を知り驚く。そして、何も知らない自分を責める。
333名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:48:05 ID:5VhcUU8W
GJ!!!!!!1
後編も楽しみに待ってるぜ
334名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:48:47 ID:8usu2po9
『彼女について知らないことばかりなんだな…』

普通の男主人公ならここで、「彼女のことをもっと知りたい」となるだろう。
だが、ハヤテはちがかった。
『やっぱり僕には女の子を養う甲斐性なんて、愛する資格なんて…』
これがハヤテだ。

ハヤテは肩を落とす。
ヒナギクは泉について語っている。
しかし、ハヤテにはそんな話が聞こえことはなかった。
335名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:50:27 ID:8usu2po9
まだ続きます
今日中にもう一度投下するつもりで執筆します。


まだ見苦しい点があったらよろしくです。
336名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:50:52 ID:owiq8c7D
やっぱり、原作にまだ無い主人公の感情を書かれると、
なんか違和感あるな

まぁ、SSは2次創作なんだし
元の作品にはないものを読めるっていうのも楽しみの一つだしね
337名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:01:20 ID:8usu2po9
>>336
保管庫の見るとハヤテが散々はらませてる件


けど気をつけてみます。という気をつけます。
338名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:02:16 ID:Q8dCyOBs
>>336
チラ裏乙
339名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:17:18 ID:FEg12hSa
分かりにくっ!

どこからどこまでハヤテ×ヒナギクでどっから泉×ハヤテ?

つか……泉×ハヤテはヒナギク×ハヤテに変わる?
340名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:23:35 ID:8usu2po9
>>339
ドロドロになる予定です


次回は10レス以上書きためて投下します
その方が読みやすいだろうし
単発だとウザいことは読み返してみても分かったから
341名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:23:52 ID:owiq8c7D
鬼畜モノとか
節操無くヤったり孕ませたりするものならいいんだけど、
純愛モノだと・・・

チラ裏っす
342名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:42:10 ID:Ee4JKfz6
343名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:44:15 ID:Ee4JKfz6
興奮のあまり途中送信スマソ

雪豹氏お帰りなさいーーーーー
これは大作の予感がするぜ・・・
向こう2週間、更新をワクテカしながら待ってます! そりゃもう全裸で!
344名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:50:27 ID:MyagqQvz
>>343
エロなしじゃね?
345名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:55:42 ID:5VhcUU8W
エロ無しだと抜けないとな?
346名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:08:52 ID:FEg12hSa
>>345
エロなしで抜けないこともなくはない。
347名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:30:32 ID:b1oEb5Rc
雪豹氏ってよっぽどヒナギク好きなんだなとオモタ
何ていうか心理描写に違和感がないのね。本編でヒナギクがこういう思考をしてもすんなり受け入れられそうな気がする
だから、よっぽど原作読み込んでるんだろうなと思う
独特の言い回しも多分俺じゃあまね出来ないなー
まあ、一介の書き手としてはこれ以上何を言っても僻みにしかならないので、超GJの言葉を残して去ります
348名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:25:12 ID:ypo0Tk8J
>「泉はね、今の所皆勤賞なの、
を読んで、学校を抜け出しても制服姿だった事を思い出した
349名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:25:16 ID:76ok9x8W
このスレでは孕ませがデフォだからなw
350名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:49:49 ID:mCzUeXfi
インターミッションとか、コンティニューとか、普通なら何横文字使ってやがんだかっこつけやがってペッってなりそうなのに
何故かすんなりと納得して読んでしまう不思議
これが雪豹マジックか
351名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:57:42 ID:tqTBJd9U
こんだけ文章うまきゃな
352名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 00:52:49 ID:0ycO5P2z
雪豹氏&ハヤ泉の人ふたりとも超GJ
353名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 01:39:59 ID:DV/I7ORz
ヒナギクの一人称で瀬川さん朝風さんと呼んでるのだけが唯一の不満だなあ。
354名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 06:27:19 ID:qgcBvSrc
両者ともGJ!
頑張れー負けるなー力の限りー

>>353
実は俺も自信なくてネタ書けないんだが
誰か纏めてくれんもんかね?w
355名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:39:19 ID:pb+dhWJg
ここまでのものを読ませられると他の女キャラ好きとしては
なんかムラムラと嫉妬が沸き起こってくるから困る

・・・ふんだ、べ、別に雪豹氏に書いてもらえるヒナギクが羨ましいわけじゃないんだからね!
356名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 08:31:17 ID:Dl0J2dyI
>>355がヒロインになる作品を探さないと
357名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 09:30:58 ID:f9UFq4b3
>>354
ハヤカレに呼称一覧があるけど、
ヒナ→泉&理沙の欄が空欄になってる。
美希と同様、名前呼び捨てじゃないかと推察はできるけど。
358名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 10:15:17 ID:17kwUIVI
ちょ・・・マリアさんノーブラだったぞ!!!
359名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 12:40:32 ID:U6DdGALC
つーことはパッドは服の方に仕込んでるのか…
360名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:14:48 ID:y7SG0dGA
あまりにも雪豹氏マンセーが酷すぎる
あらを探そうと思えばいくらでも見つかるし、そもそもやっぱりエロパロ板だってことを忘れて欲しくない
エロ込みは最低条件だってことをここではっきりさせておくべきだろ
それに続きまでに3週間って言ってるけど、この空気だと投下を遠慮してしまう書き手だっているだろ
咲夜やマリアが出てこないのも差別っぽいし、ナギがあからさまに当て馬にされるのは不愉快だ
後編投下反対に1票を投じさせてもらう
361名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:21:56 ID:ONbOAFu0
 まり
あ                    って
エロ
362名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:40:22 ID:fbBj6F+8
>>360
荒らすな。そしてむやみに煽るな。
せめて咲夜やマリアを出してなおかつ同等以上の質の作品を投下してから
その台詞を言え。
一定以上の水準を備えた作品が増えることに文句を言える立場なのか?
読みたくなかったら黙ってスルーすればいいだろう。なぜそれができん。
363名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:46:29 ID:vN4NiMH4
これは反対意見が多かったりしたらマジに後編抹消なの?>雪豹氏
とりあえず後編投下大賛成に一票。
364名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:28:37 ID:f9UFq4b3
後編投下賛成に1票

>>362
つ「人のふり見て我がふり直せ」
365名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:33:12 ID:K8mwSMJf
後編投下賛成に10票
366名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:39:15 ID:mbueeZaB
雪豹氏は冒頭でエロ無しを明言しているし、
エロ無しが気に入らないならスルーしてしまえば良いのではないかと。

次の投下までの間も“一週間以内に〜”とかだと曖昧だし期間も短くて別の方が投下しにくいかもだけど、
三週間と明言されているならその間は気にせず投下したい方はしちゃっていいのでは、と思う。

まぁ、もともと雪豹氏は確か、
このスレが妙に荒れていた頃に堂々と最初のヒナギクの作品を投下してくれた方だったし、
こういう流れとか関係無しに続きを投下してくれると思うけどw
367名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 15:59:28 ID:K5ySeksi
そんじゃ俺が少し辛口コメントを。
>>323

文章は丁寧なつくりで好感がもてます。
そのかわり、表現方法や語彙がちょっと堅くて気になる部分があるかなと個人的に思った。
これが三人称視点で語られてるなら気にならなかったと思うけど、
このSSはハヤテかヒナギクの一人称視点で、
二人が原作にはない堅い表現や独特な言い回しでつらつらと考えてるのが
個人的には違和感あったりする。
言うなれば、一人称のはずなんだけど自分をもうひとつ別のところから
冷静に見て語っている客観的な語り部が別に透けて存在してる感じというか。
ただ、心理描写の細やかさは好きです。

あと、前提からして既にハヤテとヒナギクが相思相愛の設定だし、
作者さんがヒナギク大好きなのは承知の上で書かせてもらうと……、

生徒会三人組は、ナギがハヤテのことを好きだと分かっている上で
旅行にナギとハヤテを誘い、ヒナギクの告白を後押ししているわけで……
ナギ視点だと、鬼だったりする。
今のところナギは結局、ハヤテとヒナギクをくっつけるという
(旅行に誘うためには二人ワンセット)設定のためだけの哀れなピエロ(餌)になってる。
この後、修羅場が待ってたりするのかな。

それと、苦言を言うなら前後編に分けることはせずに、
最初から話が全て出来上がった上で投下したほうがよかったかと。

> スレ違いを懸念される方や、お前の妄想に付き合ってられんって方は仰ってください
> 後編プロットを廃棄の上、今回投稿分も削除依頼を申請しておきますので

このようなセリフも荒れる元になると予測できます。
前後編に分けてみなの反応を見てると考えられますので。
何も言わないでいいと思います、職人は黙って投下して、感想を待つ。
それがかっこいいんです。
すばらしいお話を書く職人さんたちは、どんなスレでもそういう人達が多いです。
368名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 17:02:16 ID:K5ySeksi
訂正。
> 言うなれば、一人称のはずなんだけど自分をもうひとつ別のところから
> 冷静に見て語っている客観的な語り部が別に透けて存在してる感じというか。

> 言うなれば、一人称のはずなんだけど「キャラ」をもうひとつ別のところから
> 冷静に見て語っている客観的な語り部が別に透けて存在してる感じというか。

一人称ってキャラの感情を描きやすいし作者も感情を入れやすいし、読者も感情移入しやすいんだよね。
だけど、その変わり二次創作なんかだと元のキャラの性格や考えは読者も元から知ってるから
キャラと離れた感情表現や思考だと、その後ろに作者の存在が見え隠れして違和感があったりする。
369名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 18:27:17 ID:rUEJE/Vg
まずは一言GJを。そして雪豹氏の有名税っぷりに嫉妬w
普段このスレで前後編に分けるのはどうなんだとか人称の違和感がどうとか聞いたこと無いよ……ってかエロ望まれすぎw
どんだけ期待値が高いのかと……いや、俺も後編に超期待してるけど。

ところでついでに質問したいんだけど一度に投下する分量ってどの程度まで可? 後、分割するなら間にどれくらい時間空けるべき?
個人的には20レス程度で限界だと思ってるのだが。
今回の前編が16レスなわけだけど……後編が同数あるとして合計32レス。
一度に読むにはちと長くなる気が……いや、あれば貪り読むけど、もちろんw
370名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 18:30:31 ID:chtOPF/M
どれだけでもいいだろ
なんならスレ全部使ってもかなわないぜ
371名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 18:53:54 ID:irEV5tZY
雪豹氏の後編投下賛成に108票
だって見事なぐらいいいところで止められてるからこっちも気になるよ
372名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:30:02 ID:GEeKGHQC
雪豹氏の後編投下に対してうちの熱帯魚が全員賛成らしいので48票追加して下さい
373名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:46:33 ID:xTYfvMl1
髪の毛の数ほどの、後編賛成!
374名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:13:18 ID:kdmpiKKc
>>360
あのーここは18歳未満禁止ですよ


どっかの馬鹿がヒナスレに告知してたが
それに釣られてきたんでしょう、ガキはくんな


そもそも、相思相愛が前提だし
いちいちケチつけている奴ってなんなの?
375名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:16:26 ID:chtOPF/M
後編賛成
376名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:19:29 ID:2L6ep0NM
>>雪豹氏
家の牛達の分、後半の投稿に賛成票を180票追加おながいします。
377名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:20:13 ID:FK2iaNLX
>>360
雪豹大兄マンセー
後編投下大賛成だね

どんな内容だろうとSSを投下してくれる雪豹氏が神で、おまいなんぞはフンコロガシほどの価値も無い。
タマの肛門に頭突っ込んで死んで来ていいよ。
378名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:38:55 ID:487wNTRU
いやいやいや、投下賛成反対って…w
なんでこんなに釣られてんだよ。スルーしろよスルー。
379名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:50:43 ID:K8ZL2WdO
そんなことより
マリアさんのメイド服は下はロング上も落ち着いた感じだからいいんだよな?
380名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:25:18 ID:oQIbNCNF
マリアさんはロングだからニーソのすそが見えないのがネック
普段見えないからこそ7巻1話みたいなので映えるのかもしれんが
381名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 07:21:55 ID:pTcjrX/l
マリアさんは老けてるから17歳に見えないのがネック
17歳に見えないからこそセーラー服がギャグみたいで面白いのかもしれんが
382名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 07:25:46 ID:XKd7XxhV
>>379
そうだな。露出が多ければ良いってモノじゃないってことだな。

ミニスカメイド服のマリアさん・・・(・・;)
383名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 11:24:19 ID:rtpaL+se
それ以前にメイド服でミニスカは邪道なんだよ
384名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 18:26:16 ID:1yEOCQQZ
マリアさんに綾崎ハーマイオニーの服(ウサミミ版)を着せればいいんだよ
385名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:07:43 ID:H/BiYvFV
いっそハーマイオニーとマリアさんで服を交換してみるとか
386名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:15:39 ID:/ek5rmf9
特に違和感はないな。
387名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:13:54 ID:jRkbCYQD
(あ…僕マリアさんの服着て女装してる…ぱ、パンツも…
だ…ダメだ意識しちゃ…!こんなので興奮して固くしちゃ、ただの変態だよ…)
388名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:24:36 ID:qObgdw7K
ナレーション「既に変態であーる」
389名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:37:56 ID:cgtklKJP
ログが溜まってるから読んでみたら、荒れてんなぁ。
私は雪豹氏のSS反対でお願いします。
SSの内容以前に後編投下でスレが荒れるのは勘弁なので。
本人がどういう意図で書いたのかは存じませんが、
住人の反応次第では削除するなんて書いたら荒れますよ、そりゃ。
賛成と反対で対立するでしょ。
スレが荒れる時ってだいたい職人が変な事書くか、マナーがおかしかったりする。
390名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:39:41 ID:mxe2Sj5d
どう考えても続編投下されなかったら暴動起こるだろwwwwwwwww
馬鹿かwwwwwwwwwwwwww
391名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:41:52 ID:PHtFfsbS
まったく…スルーの仕方を教えてやるよ。

│   \  __  /
│   _ (m) _ピコーン
│      |ミ|
│   /  `´  \
│     ('A`)    体技:スルー!
│     ノヽノヽ
│       くく

│ ≡  ('('('('A` )
│≡ 〜( ( ( ( 〜)
↓ ≡  ノノノノ ノ  サッ
392名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 21:46:16 ID:GJkm8ewr


└───────┐
  ∧_∧        |
  ( ・∀・)       |
(( ( ヽ ノ )       |
  ノ\(○´   ゴッ |
 (_ノ(_\    ∧.|
    = ()二) <  >────────────────────────────→アク禁
393名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:23:10 ID:DvMHz3cp
とうとつに咲ワタを書いてみようかと思った最近
まあ10巻の四コマに影響されたわけですが
394名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:26:39 ID:dQLCj6Ds
咲夜大好きでワタル大嫌いな俺からしたら最悪のSSだな
395名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:31:08 ID:RV4+jYaL
>>393
ワッフル!ワッフル!
396名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:15:42 ID:TJNm3ywc
書きたいヒトは書きたいように書けばいいよ。
別にお伺いとか立てる必要なんて無いし。
投下前にどんな内容かを告知しとけば(カプ、シチュ等)、
スルーしたいヒトはスルーできるし。

投下された作品に対して誉められるのもけなされるのも、
読んだヒトの抱いた感想次第だからどうなるかはわからないけど、
投下前にぐだぐだ悩むよりはとりあえず書き上げて推敲して、投下しちゃうのがいいんじゃないかな?
397名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 02:29:08 ID:fso9XBNs
つーか、ここエロパロ板だろ?
エロパロ書くのが普通だろ?
書かなきゃなんの為のエロパロ板だよ。
398名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 03:54:23 ID:A6/wWoaB
>>397
読む。

まあ感想ならともかく書かずに批判ばっかしてる奴らはとっとと消えろと言いたいが。
399名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:33:25 ID:wDYnUktN
OKどっからでも掛かってきな、職人の旦那方。
俺は全て受け止められるからな。


ところで…スレでのルールに関して
知識人ぶった言い回しで議論するのは見苦しいぞ。
ガタガタ言うニキビみたいな奴はスルーしとけ。
触れば触るだけ汚く痕が残るんだぜ?
400名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:38:23 ID:/CVwOTNZ
雪豹氏はさ、どう考えてたのかな?

続きが読みたいって意見と、別に読みたくないや…って二つの意見が出るくらいは
予想できたと思うんだが(もしかして予想してなかった?)・・・
どのように対処するか既に考えがあったのか。

読みたくないって人がでた時は、廃棄して削除依頼すると仰ってる
本当にそうするつもりなのか、覚悟があったのか。
その場合読みたいと思っている人達に対してはどのように対応するつもりだったのか。

俺はもう読みたくないんで、削除お願いします。
401名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 09:10:52 ID:zw9looSP
「読みたくない人がいたら削除します」

そんなこと自分で言ってるのはどうよ
クリエイタは多少傲慢でなきゃならん
否定意見は気にしてたらキリがない
読みたいと思ってる人のために書け
402名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 10:52:47 ID:0BENwVEF
でも、雪豹氏の腰の低いところ俺は好きだな。
403名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 11:06:18 ID:nplos28y
ハヤテ×咲夜が投下されるのをじっと待つ。
404名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 11:20:52 ID:DiXawnTM
>>雪豹氏
とりあえず、投下するのかどうか、早めに決断して書き込んで欲しいかな。
できれば反応の軽いコメントも。そうしないと話題が終わらないよーな。

感想。
かっこよくヒナ×ハヤをやるにはハムが邪魔なんだと思い知らされる内容だったw
アドバンテージを活用するヒナギクに少し違和感を覚えるけど、続きは読みたいかな。
個人的なイメージだと、ヒナギクは強敵相手でもフェアな条件にした上で勝利するって感じだったから。
なのでヒナギクっていうより遠坂凛をイメージしたのはオレだけでいいです。月厨ですいません。
405名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 15:50:50 ID:nplos28y
続きを読みたいか読みたくないか聞く…って意味分からんな。好きにすればって思うが。
どうやって票を集計するのか知らんが荒れる元だろーに。


俺的にはエロパロスレでエロがないのは
興味ないのでスルーしてるから無関係。
406名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 16:35:41 ID:wDYnUktN
読む読まないは読み手の自由だから
作者が『読みたい?』と聞くのは
スレが荒れる味の素になるから
やめといた方がイインダヨ
407名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 16:38:03 ID:84Qe3irU
408名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:13:20 ID:zklepRu/
>>393
まだー?
409名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:04:58 ID:IG0dCd12
大人だな
410名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:47:24 ID:zw9looSP
ヒナギクにとってお嬢様は敵ですらないのね
411浴場 その1:2007/06/12(火) 21:31:50 ID:LuAQHJwb
とある夜のこと。

いつも通りの慌ただしい一日を終え、ハヤテは風呂に居る。
その日は咲夜が泊まりに来ている。いつもならこの時間はナギの相手をしているのだが、おかげでハヤテに自由時間ができた。
「今日はちょっと長湯でもしてみようかな。日々のたまった疲れを取るためにも。」
ハヤテは一通り体を洗い終えると、タオルを湯船の縁に置き湯に浸かった。
「はぁ〜、極楽極楽♪」
ハヤテは僅かなリラックスタイムを楽しむ。
「ふぁ〜〜…」
ハヤテは大欠伸をする。
「このまま目を瞑ったら、心地よく眠れそうだなぁ…」
ハヤテを強力な睡魔が襲う。
「この深さなら、溺れないか…」
ハヤテの意識が薄れ始める。
「にょいこは……むにゃ、まにぇしにゃむにゅむにゅ………」
意識が途切れた。



からからからっ……

浴場の扉が開いた。
扉を開いた彼女は、眠っているハヤテを見て一瞬驚くが、
その寝顔を見て心穏やかになる。
いつものハヤテからは決して見られない、とても幸せそうな顔であった。

彼女は暫く見つめた後、身を清めてから湯に浸る。
ハヤテのすぐ隣に。
412名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:02:40 ID:LuAQHJwb
誰がいい?
413携帯より:2007/06/12(火) 22:07:01 ID:bUOc5eeO
くっ
投下したいがアク禁で書けん……

誰かDION軍のオレを救ってくれ
414名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:12:16 ID:R9KAIs9s
ハム
415名無しさん@ピンキー :2007/06/12(火) 22:17:19 ID:XMya47BV
マリアさんで是非!
416名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:23:29 ID:wDYnUktN
ハーマイオニー
417名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:28:18 ID:Jz+TE9Df
マリアさん
418名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:29:02 ID:p7/Po2BC
>>411様、もちろん咲夜ですよね?4行目はその伏線なんですよね?
419名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:29:07 ID:tSCfvvcA
>416
とうとうパラレルワールドにまで出張かよw


俺は伊澄さんがいい
420名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:29:37 ID:TBDhZmsq
ナギ
421名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:42:43 ID:+K7dxzDf
マリアさんか伊澄かなぁ

>>413
どうしろと?
422名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:09:31 ID:wCUy72zs
>>412
いいんちょさんで続きを書いてくれるなんて嬉しいなぁ
423名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:31:07 ID:hObGeTxD
マリアさんで
424浴場 その2:2007/06/12(火) 23:35:58 ID:LuAQHJwb
彼女はハヤテの頬を人差し指でつついてみた。
「ふみゅ〜」
男とは思えない声をあげる。彼女は面白くなり、今度は脇をつつく。
「ふゎっ…みゅ…」
少し恥ずかしくなるが、構わず今度は耳に息を吹きかける。
そして、

はむっー

耳を甘噛みする。ハヤテはか弱く喘ぐ。彼女は軽く罪悪感と背徳感を感じた。
ハヤテの顔をのぞき込む。
ハヤテはぐっすり眠っているようだ。
暫くそれに見とれていた。
彼女はほほえんだ。




ハヤテは目を開いた。
425名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:37:03 ID:LuAQHJwb
誰にしようか悩んでいるため、決まり次第続きを投下します
426名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:37:32 ID:/vWlF7A0
マリア、ナギ、咲夜の三人とも。

大穴で咲夜オンリー






咲夜大好きですが何か?
427名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:00:23 ID:XOo4H4Ts
ヒナで頼む
428名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:12:32 ID:kADySSNe
ちょっぴり黒いマリアさんでお願いします
429浴場 その3-1:2007/06/13(水) 00:34:42 ID:dBv/l3DL
「あの…、何をしてらっしゃるんですか?咲夜さん」
いきなりの展開に咲夜は焦る。
ハヤテは目を擦り辺りを見渡し状況を把握した。
そして彼女をみる。
「!!!」

ざぶんー
ハヤテは彼女とは反対の方向を向く。
「す、すみません!僕、眠ってて気づかなくて…」
彼女は、そんなハヤテに突っ込まずにはいられず、頭をはたく。
「ひゃっ!」
「別になんも悪いことしとらんやないか」
「え、でも…」
「気にすんなや、うちタオルちゃんとつこてるし」
「は、はい、恐縮です…」
「ま、裸の付き合いって奴や♪」
「は、裸!?」
ハヤテは顔を赤らめる。咲夜はぺしっとハヤテをはたいた。
「ほんま単純なやっちゃな〜!男って全部そんなん?」
「うぅっ…」
ハヤテは狼狽える。
「はぁ、うちが結婚する時はそこら辺ちゃんとしとる奴がええな!」
「そ、そうですよね…あはは」

暫く沈黙の時が流れる。
ハヤテは咲夜と少し距離をおいていた。
430浴場 その4-1:2007/06/13(水) 00:37:01 ID:dBv/l3DL
ハヤテは沈黙に耐えきれずに話しかけた。
「あの、咲夜さん」
「ん?なんや?」
「先程、結婚するなら、ちゃんとしてる方が良いと仰いましたよね?」
「あ〜、言うたな。」
「それって、具体的にどういう方なのですか?」
「…は?」
「あ、差し支えなければでいいのですが、咲夜さんの好みの男性のタイプって、どんななのかと思いまして。」
「…タイプ、なあ」
咲夜は少しだけ考えた。
「うちな、今まで散々漫才師になりたい言うとったやないか。ほな確かに漫才師は夢としと持っとる。その勉強もしとる。
けどな、そう簡単になれる程世の中甘くない。それはよぉ〜く分かっとる。
…でもな、せめて相方くらいは、心から信頼し合える相方ちゃんと作りたいんや。
それは男女関係ない話や。
もし生涯を共にするなら、そないな奴がええなって。」
咲夜は天井を見上げた。
431浴場 その5-1:2007/06/13(水) 00:39:09 ID:dBv/l3DL
「…ナギお嬢様は、良い相方ではないのですか?」
咲夜は少し間をおいて答えた。
「ナギな、うちが漫才師目指すことに反対はせんし、ボケもかましてくれる。
けど、心が足りんねん。ナギは親友やけど、なんつーかな、何か物足りないねん」

咲夜はハヤテを見つめた。
「なぁ……………ハヤテ」
「えっ? あ、はい」
ハヤテは、いきなり名前を呼ばれて驚いた。



「うちの相方をやらへんか?」
432名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:41:08 ID:dBv/l3DL
捻りも何もなしに咲夜にしますた
今日、後一〜二回投稿を目安にがんばります


>>422
(´・ω・`)何故俺だと分かった
433名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:46:37 ID:mEA2YXF7
今ナギ×マリア×ハヤテを書いてるんだけど、スカ描写
があるのでやっぱ投下したらマズイかな?
434名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:49:26 ID:W+mi7r4S
>>432
ワッフルワッフル
咲夜良いよ咲夜(*´д`)
435名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:50:59 ID:YcU44h8q
どんとこい








超常現象
436名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:55:13 ID:dBv/l3DL
>>422
さっきのレスは勘違いしてた
忘れてください
437名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:01:35 ID:c+GPum2B
スカいらない
438名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:05:21 ID:Xs4fQxXQ
>>433
どんな内容でも気にしなくていいよ。
ただ、投下前にスカ注意と書くのを忘れずに。
どんとこい超常現象
439名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:24:10 ID:AhLvclCZ
なつかしいw
どんとこい超常現象w
440名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 11:21:21 ID:fppjKIq8
441名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 11:31:06 ID:oiwhf6ic
>>432
咲夜キタ━(゚∀゚)━━!!!
GJd(´∀`;)続きに期待。
>>433
苦手な人も居ると思うから「スカ注意」と注意書きをすれば問題ない。
442名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 14:49:36 ID:dBv/l3DL
質問
咲夜の胸って、
ぺた
むにゅ
ぼいん
の内、むにゅで良いんだよね?
443名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 15:14:59 ID:W+mi7r4S
>>442
いや、少し上のむにゅん
くらいだと思う
444にっぷし:2007/06/13(水) 15:22:42 ID:deElT+vo

やや割り込み気味ですみません。
おkの合図がありましたら、投下します。
今週の咲夜がやたらめったら可愛かったので、いいタイミングな気がして仕掛けます。
みなさんが期待されるような内容とは限りませんが。

ジャンルは黒ハヤテ×咲夜と黒ハヤテ×伊澄です。どちらも挿入なしのライトエロです。
あれくらいの年頃の少女の挿入エロはある意味獣姦よりハードルが高いから困ります。
「遊んだ」咲夜と、「遊んだといえば遊んだ」伊澄の差別化を自分なりに頑張ったつもりです。

分量は少ないです。1レス60行まで書けるという噂が本当なら2レス。
1レス60行まで書けなかったら、3レスか4レス使います。
投下が終わったら、終了宣言レスを入れます。
ではそろそろ、スナイパーよろしく身を伏せておkの合図を待たせていただきます。
445名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 15:25:04 ID:w5fPWQEP
もちろんおk
446にっぷし:2007/06/13(水) 15:27:29 ID:deElT+vo

 ハヤテのごとく! コミックス第3巻第8話ダッシュ超ショート!
 「耳年増なお嬢様はブラックハヤテな妄想をする!」

ハヤテと伊澄が抱き合っているように見えるシーン(コミックス参照)を見た翌朝、
三千院ナギは自分の執事であり、恋人だと思っている綾崎ハヤテを問い詰めた。
伊澄のことは好きだが、愛してはいないというハヤテにナギは強い口調で尋ねる。

「昨日のあれは、伊澄をもてあそんだだけだというのか!?」

「どちらかというと……、咲夜さんとは遊びましたけど……」

少し考えるようにしてからハヤテが答えると、ナギの多感なお年頃の妄想が超加速した。

                ☆

「や、やめえや借金執事……いくらウチが一番お姉ちゃんや言うても――ひやあっ!!」
「そんなことおっしゃっても、身体は正直ですよ? こんなに火照らせて……耳まで赤いじゃないですか」
「あっふああっ! そないなとこ、甘噛みせんといてっ!」
「胸の先だって、こんなに固くして……摘めるほど大きくなって……いやらしいですね」
「やっ……ひんっ! そないなこと……ふぁ……言うなや……んん、くぅぅ」
「それにさっきから……内腿を擦り合わせて、何をしているんです?」
「――――――!!」
「すっかり汗ばんで……ほら、敏感な内腿を手がゆっくり上っていく感触はどうですか?」
「や……あかん、あかんて、しゃ――――ハヤテ、お願いや、お願いやから、堪忍したって……!」
「ダメですよ。お客様を欲求不満のまま帰すような不手際は、三千院家の執事として出来ませんから」
「ひゃ――っ、いま……カリッて……ふぁぁっ、いや、やめ! 引っ掻かんといてっ!!」
「ショーツの上から少し刺激しただけでこれですか。とても敏感なんですね、咲夜お嬢様」
「そんな……恥ずかしいコト、言うなや……っ! んくっ……ああああっ……!!」
「シルクのショーツなんて、大人ですね。簡単には染みないから、擦れる感触がたまらないでしょう?」
「やめてや……ウチ、そんなことのために、穿いてるんとちがう……くぅぅっ!」
「僕の腕を強く握り締めて……我慢しているんですね。……でも、これからですよ」
「ひやっ……! ふあああああっ……!!」
「わぁ、ショーツの中、とろとろじゃないですか。熱くて、僕の指が溶けちゃいそうです」
「……っ、直接、触るの……やめ……あ、あぅぅッ! もうアカン……アカンからぁっ!!」
「浅く埋めた指先に、一生懸命吸い付いて……ほら、こう、くちゅくちゅするのがいいんでしょう?」
「いやや……ウチの女の子んとこ、ふぁ、そんなにイジめんといてぇぇ……ッ! ひゃ……んくぅぅっ」
「たっぷり撫でてあげますから、遠慮なくイッてくださいね」
「ふぁ、や、アカン、ひっ、あああああっ……―――――――――――――――――――――――――!!!」

「胸に縋り付いてくるなんて、意外と甘えんぼさんですね」
「…………はぁ……はぁ……や、かまし…………――――ひや!?」
「そんな甘えんぼさんな咲夜お嬢様に、少しだけおまけです」
「や、やめ、いまびんかんになっとるからっ!! や、ふああっ! やあああっ!!」
「さっきは入り口だけでしたからね。今度は、こっちの尖ったところも触れて差し上げましょう」
「ややああっ! もうイキたない! もうウチ、イキたないねんっ! 堪忍してや……ハヤテぇ!」
「ダメですよ。頭の中が真っ白になるまで、たくさん気持ちよくなってくださいね?」
「あぁ……ひっ!! ふああっ! ああああああああああああああああああああああああッ!!」

「うっ……ぐすっ……どうして……ウチ、また、こんな……ッ」
「ふぅ……とっても可愛かったですよ。咲夜お嬢様」
「……可愛いとか、言うなや……! キスもしてくれへんで……どうせウチとのことは遊びのくせにッ!!」
「ええ。咲夜お嬢様とは、遊びです。僕にはナギお嬢様という恋人がいますから」
「――――!! くっ……っ……ぐすっ……。……用が済んだんなら、とっとと行きや……!」
「でも、可愛いと思ったのは本当ですよ。遊びではありますが、素敵なひとときでした」
「あ……っ」
「では僕はこれで。……また遊びましょうね、咲夜お嬢様」
「……ウチ、アホや……こんな、おでこにキスされたくらいで……っ! こんな……っ、うううっ……!
 ウチの身体オモチャにして、こんなにするヤツやのに……ウチ……ウチ、離れられへんよ……ナギ……!」
447にっぷし 2/2:2007/06/13(水) 15:28:45 ID:deElT+vo
                ☆

(ああああ……サク姉ちゃんが……サク姉ちゃんが……ハヤテに……ハヤテと……)
自分の妄想にくらくらするナギに気付かず、思考を続けていたハヤテがポンと手を打つ。

「あ……でも、あの暗い地下で、伊澄さんと遊んだといえば遊んだかも……」

混乱の極みにあった多感なお年頃の天才の頭脳は、さらなる燃料投下によって種割れを起こした。

                ☆

「ハヤテさま? どうして地下に連れてくるのです?」
「暗い地下ならお嬢様に気付かれる心配がないですから……いえ、こちらのことですよ」
「あの、それで、……その、告白の、ことなのですが……お返事を――――んむっ!?」
「ちゅ、んむ……れろ……んん……んちゅっ。はぁ……可愛いですよ、伊澄さん」
「あ、いや、やめてくださいハヤテさまっ、こんな突然っ……。お返事もまだ頂いてないのに……」
「いやでしたら、僕の手を振りほどいて逃げてくださって構いませんよ」
「そんな…………私は…………ん……」
「それにしても、いつみても綺麗な髪ですよね。こうして撫でられるの、好きですか?」
「あ…………えっと、その……はい……」
「それじゃあ、こうして優しく抱き締められて……キスされるのは……?」
「ん……ちゅっ、はあ、あむっ……んんっ……ちゅ……っ、はぁ……はぁ……ハヤテさま……ズルいです」
「そうやって、頬を染めながら怒る伊澄さんも素敵です」
「あぁ……ハヤテさま……」

「……さすがに着物を着たままでは何も出来ませんね。残念です」
「んっ、ちゅ……さっきから、私の唇を何度も何度も吸ってらっしゃるのに……?」
「ふふ。伊澄さんの唇も舌も、とっても甘くとろけていて美味しいですよ」
「そんな……ああ……恥ずかしいです……」
「身体に触れられないのは残念ですが、せめて露わになっている部分だけでも触れていいですか?」
「ええと……髪、とか、ですか……んん……ちゅ……れろ……ちゅ」
「ええ。綺麗な黒髪を撫でたり、他にも、こうして手を繋ぐのもいいですよね」
「あ……はい。なんだか、温かくて逞しくて……ドキドキしてしまいます」
「伊澄さんの手こそ、すべすべで、白くて細くて……こういうのを白魚のような手と言うんでしょうね」
「そんな……もう、ハヤテさまったら……ん……ちゅっ、ちゅっ……んむっ……ふぁ……」
「ふふ。それと、頬に触れたり……耳に触れたり、したいです」
「頬、は、その……触れられると嬉しいですが…………耳も、なのですか?」
「ええ。少し、試してみましょうか?」

「まずは指で髪をそっとよけて……外耳をゆっくりなぞって……耳たぶや、耳の裏を……」
「ふあ……んんっ……ハ、ハヤテさま……くすぐったいです……っ」
「小さくて、ぷにぷにしてて気持ちいいですよ。……あ、少しずつ熱くなってきましたね」
「す、すみませんハヤテさま……なんだか、恥ずかしくなってしまって……んあっ、く、ふっ……」
「声を出しても構いませんよ。ここには僕しかいないんですから」
「ふあ、は……そんな、お慕いする殿方の前で……そんな、はしたない、姿は……きゃぅぅ……っ」
「あとはこうして……いままで唇にして差し上げたみたいに、唇と、舌で……」
「ひゃっ……はぅぅっ……! あ、あ、ハヤテさまっ……ダメです、ダメです、……んくぅぅっ!」
「ふぅーーーっ、ちゅっちゅっ、れろれろれろ………」
「は、あ、ぞくぞくって……ふぁあ……っ、私……なんだか……ああ……――――――――――」

「ちゅ……。可愛かったですよ。伊澄さん」
「ハヤテさま……、私の身体、どうしてしまったのでしょうか……その、なんだか……」
「ふふ、内腿をもじもじとさせて……。その先はお洋服か、夜着を着ている時に教えて差し上げます」
「……ん……ちゅっちゅっ……はぁっ……はぁ……また、その、こうして……くださるの、ですか?」
「ええ。ですが、今日はここまでです。火照った身体で……何度も思い返しながら、ご帰宅してくださいね」

                ☆

(ああああ、伊澄が……伊澄が……結婚を申し込んだこともある伊澄までもがぁぁ……!)
「おや?」「ハヤテのバカーーーー!!」 こうしてハヤテはぶん殴られた。 おしまい。
448にっぷし:2007/06/13(水) 15:29:44 ID:deElT+vo
以上です
ありがとうございました。
449名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:07:11 ID:dBv/l3DL
失格。
どう見てもありきたりだ。

*´д`=3
450名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:10:56 ID:w5fPWQEP
GJ
久しぶりにこのスレでサクを見た気がする
451名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:24:41 ID:dBv/l3DL
咲夜って書くの難しいよな
それ故ほかに書いてる人見ると励まされる
452名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:25:16 ID:Xs4fQxXQ
>>448
会話文、とってもいい。
想像を掻き立てられやすいように、会話がスムーズに進むのが良し。
あとは説明の描写を会話文の途中途中に挟めばなお良し!
例えば最初の方の文を少し借りると、

「や、やめえや借金執事……いくらウチが一番お姉ちゃんや言うても――ひやあっ!!」
「そんなことおっしゃっても、身体は正直ですよ? こんなに火照らせて……耳まで赤いじゃないですか」

→ハヤテは咲夜の耳たぶを口で挟み、コリコリと感触味わった。
→咲夜の髪から甘い匂いが香り、ハヤテの興奮を掻き立てた。

「あっふああっ! そないなとこ、甘噛みせんといてっ!」

→お互いが体を寄せ合う姿勢から、ハヤテは背中に回していた腕を徐々に前へと移動させた。
→咲夜は耳たぶ甘く噛まれた影響で胸への侵入を許してしまった。

「胸の先だって、こんなに固くして……摘めるほど大きくなって……いやらしいですね」
「やっ……ひんっ! そないなこと……ふぁ……言うなや……んん、くぅぅ」
453名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 17:57:49 ID:zKIOEP8q
>>449
ありきたり=よくでる=実は一番いい。
と俺は思う。
つか失格もクソもないだろ。合格の基準を皆が納得できるように言ってくれ。
454名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:00:12 ID:W+mi7r4S
>>447
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!(*´д`)ハァハァ
最高咲夜最高
455名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:00:20 ID:r29T7Jn7
ネタに乗ったのかマジで言ってるのか判断に困るレスだ
456名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:06:44 ID:cYbMDd8F
つか、雪豹氏は早いとこどっちにすんのか言ってくれ
いくら良作投下作家でも、どっちつかずが一番迷惑だ
457名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:07:51 ID:W+mi7r4S
てか今週見て思ったが
咲夜「胸」成長してないか?
458名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:20:28 ID:e4eP7Da6
今週の咲夜はでかすぎだよなw
今までは発育のいいキャラ、だったのに巨乳キャラになってる。
459名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:01:15 ID:mJAzj6Ki
温泉の効果か、
もうすぐ誕生日だから成長してるんだよ…
してないキャラもいるけど
460名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:06:12 ID:/MDkC6GK
>>456
投下する、って上の方で言ってたじゃないか。
開いてない人多そうだが
461名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:11:07 ID:6mrrIqHs
>>460
触るんじゃありません
462名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:41:04 ID:dBv/l3DL
>>453
ちょwマジレスKTKRwwwwww
463名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:42:47 ID:NyrsPNm1
ドンマイドンマイ
しまっていこー
464代行より:2007/06/13(水) 20:18:37 ID:6FZ5etf4
どうも〜。
空気読まず、投下させてもらいます〜。

・ほのぼの系ハヤヒナ
・序盤は全くエロ無し、後半も軽め
・ハヤハム派の人は読まない方がいいかも……けっしてハムが嫌いというわけではありません!
 むしろ好きです!でもやっぱハヤヒナを書くとこうなっちゃう……
・作者がアク禁のため、レス返しができません。
 もちろん読むことはできるので、感想・批判はどしどしお願いします。

それではどうぞ↓
4651/15:2007/06/13(水) 20:19:47 ID:6FZ5etf4
「ドロー! モンスターカード!」
「フフフ……甘いぞハヤテ。ずっと私のターン!」
「ぐはぁ」

たとえ混沌○龍−終○の使者−や、八○烏が禁止カードだとしても。
執事は、主の勝利を褒め称えなくてはならない。


「さすがはお嬢様。手も足も出ませんでしたよ」
「私達のデュ○ルロードは始まったばかり!
 ハヤテよ、私は自分の未来を自らの手で切り開く!!」
「はぁ……」

どこぞの社長も真っ青の決闘者ぶりを見せつけ、この屋敷のお嬢様・三千院ナギは今日も絶好調だ。
機嫌がいいと踏んだナギの執事・綾崎ハヤテが、それとなく提案してみる。

「あの〜お嬢様、デュ○ルもいいですがたまには学k」
「ハヤテ……今まで隠していたのだが、実は私は肺の病気を持っていて外の空気が――」
「はいはい、そんなどっかの鬼の村の少女みたいなことを言わないで、学校に行ってください」


すかさず現れてナギの戯言を受け流したのは、彼女に仕えるもう一人の従者・マリアだ。

「むっ。マリアまでそんなことを……」
「そうですよお嬢様、一緒に行きましょう」

ハヤテの裏がない眩しい誘いに思わず引かれるが、それでもやっぱり。

「眠い、寝る」
「………お嬢様」
「仕方ありませんね。それではハヤテ君、申し訳ありませんが今日も……」
「わかりました、一人で行ってきます」
4662/15:2007/06/13(水) 20:20:41 ID:6FZ5etf4
いつもと全く変わらない朝が始まる。

でも、今日は何か特別な――いいことが起きそうな気がする。
自転車をこぎながら、突然吹いた気持ちのいい風を受けて……何の根拠もなくハヤテはそう思った。





      『第X話・シルフィードとヒナギク』





            ○ ○ ○



「歩、あのね……」
「なにかな? ヒナさん」

白い朝日が照りつける通学路。
いつもよりちょっとだけ早く家を出た桂ヒナギクは、偶然そこで出会った親友にあることを話す決心を固めた。

「えっと、その……」

いつものヒナギクらしからぬ優柔不断な態度。
どうしても、頭の中に親友・西沢歩の悲しい顔、怒った顔が浮かんできてしまう。
でも、言わなきゃ……言わなきゃいけないのに……そう思っても、なかなかその言葉が口から出てこない。
4673/15:2007/06/13(水) 20:21:50 ID:6FZ5etf4
「ハヤテ君て」

そんなヒナギクの葛藤を知ってか知らずか。
歩が発したのは、自らの想い人の名。

「やっぱカッコイイですよね。ヒナさんが惚れちゃうのも無理ありませんよ」


――えっ?


「っ!?」
「アハハ、ヒナさんすっごく動揺してる♪」

心臓が飛び出しそうになる。
え、なに? バレてたの?!

「気づかれてないと思ってたのかな?」
「……そんなにわかりやすい?」
「だってヒナさん、ハヤテ君といるときすごく楽しそうなんだもん」

歩の表情は驚愕でもなく。軽蔑でもなく。
ただただヒナギクの恋を応援する、一人の友達の顔だった。


「私、ヒナさんならいいんです」
「でも歩……」

ヒナギクは痛いほどよく分かっていた。
歩がハヤテを心から想い、慕っているということを。
4684/15:2007/06/13(水) 20:22:44 ID:6FZ5etf4
「ずっとハヤテ君を見てきた私が言うんだから間違いないですよ。
 ハヤテ君は、ヒナさんみたいな人が好きなんだってこと」

立ち止まって、ヒナギクの顔をのぞき込んで言う。

「それに、私はハヤテ君が好きだけど―――」



―― ヒナさんのことも、大好きなんですから! ――



「歩……」
「あっ、遅刻しちゃう! 急がなきゃ」

最後にニパッと笑顔を向けて、歩はヒナギクに言った。

「じゃあ、またねヒナさん!」
「……えぇ、またお話ししましょう」


くるりとヒナギクに背を向け、歩が走り出す。

――その目に浮かんだ涙が、見られてしまう前に。



            ○ ○ ○



4695/15:2007/06/13(水) 20:23:32 ID:6FZ5etf4
「おはようございます」
「あら、おはようハヤテ君」

白皇学院校門。
今日は偶然が重なるな、と思いつつも、偶然会ったハヤテに挨拶を返すヒナギク。

今しがた歩と話していた内容が内容だけに、危うく動揺が現れてしまうところであった。
だがさすがは完全無敵の生徒会長。
コンマ一秒のスピードで冷静を装って、全くいつもと同じようにハヤテに接する。


「暖かくなってきましたね〜」
「ホントね、気持ちいい日差し。
 ナギもこんな日ぐらい学校に来ればいいのに……」

他愛もない会話を続けながら、校舎への並木道を並んで歩く。
ヒナギクにとってはこれがささやかな幸せなのだが――


「(くっ、やはり今日も殺気が……っ!)」

ハヤテは戦々恐々としていた。
まわりの男子から、人を殺せそうな人を射抜く視線で見られるのはいつものことなのだが。
その理由に、さすがのハヤテも気づいている。

「(―――やはり僕なんかがヒナギクさんと並んで歩くのは……)」

まずい、と思ったその時。
それは周囲の殺気を紛らわす救いの手か、はたまたハヤテをさらに窮地に追いやる魔の手か。
4706/15:2007/06/13(水) 20:24:55 ID:6FZ5etf4
「あっ、ハヤ太君とヒナちゃんだ〜」
「朝から熱いな」
「ぶっちゃけどこからどう見てもカッp」

理沙のセリフが言い終わらないうちに、ヒナギクの拳が炸裂。
りさ は しんでしまった !


「ハハハ……おはようございます、みなさん」

苦笑いを浮かべて、ハヤテが挨拶をする。

「おはよう。ときにヒナよ」
「なにかしら?」

顔が赤くなるのをハヤテにばれないように体の向きを調節し、ヒナギクが美希に尋ねた。

「先生から昨日、今年の年間予定についての書類をまとめておいてくれとの指示を受けた」
「あら、じゃあさっそく今日の放課後から取りかからなくちゃね」
「うんうん、さすがヒナちゃん。じゃあよろしく――」

ガシッ。
そう言いながら早足で去っておこうとする泉と美希を両手で捕らえ、尋問を開始するヒナギク。

「もちろん、あなた達も手伝ってくれるわよね♪」
「フフ、何を言っているヒナよ」
「そうだよヒナちゃん、私達が」

「「仕事するわけないじゃん」」

「あら、そう♪」
4717/15:2007/06/13(水) 20:25:52 ID:6FZ5etf4
ヒナギクが手を離すと、かわりにそこにに現れる木刀・正宗。
ほぼ同時に、背中から黒いオーラがわき上がる。

「あなたたち……」
「ひ、ヒナちゃん待って!」
「そっそうだぞ、話は最後まで聞け」

死のカウントダウンが開始され、二人はあわててヒナギクに言った。

「これ以上何の話があると?」
「ハヤ太君だ」
「へっ?」

ヒナギクのお仕置きタイムをただ傍観していたハヤテだが、突然指名されてビックリする。

「僕ですか?」
「あぁ、そうだ。ハヤ太君が手伝うんだ」
「今日は力仕事もあるからね〜」
「はぁ」

別にあなた達が休んでいい理由にはならないのでは、と言おうとしたハヤテだが
すかさず美希がヒナギクを引っ張って視界の端に消えてしまった。

「感謝しなさいヒナ。これで放課後ハヤ太君と二人きりの――」
「あなた達が仕事したくないだけでしょうがっ!」
「ほぅ……いいのかな? 私はハヤ太君と同じクラスだから
 思わず『ヒナはハヤ太君のことが――』って口が滑ってしまうかもしれないわね」
「ぐっ……」

ニヤニヤする美希。
今思えば、ヒナギクもとんだ弱みを握られたものだ。
歩の時もそうだが、何でこんなにばれちゃうんだろう。
4728/15:2007/06/13(水) 20:26:52 ID:6FZ5etf4
「よし、んじゃよろしくハヤ太君」
「よろしくね〜♪」

屍のような理沙を引きずりながら、校舎へと消えていく二人。
その背中に精一杯怨念をこめた視線をぶつけるヒナギクに、おそるおそる声をかけるハヤテ。

「あ、あの〜」
「………(まったくなんなのよもう!
 二人して私を……くっ、恋する女の子ってみんなこうも辛いものかしら……
 でもあの子達だけは許さないんだからっ!)」
「(あぁ、すごい怒ってらっしゃる! 花菱さん達もひどいなもう……)」

とりあえず、ダーク○イドにとらわれかけたヒナギクを気遣って、精一杯当たり障りのない言葉をかけてみる。

「と……とりあえず放課後、生徒会室に行きますね?」
「え? あ、あぁ。ありがとハヤテ君。ホントにごめんなさいね」
「いえいえ……こういう扱いには慣れてますので。それでは」

ハヤテも自分の教室へと向かっていった。
それを見送ると、思わずヒナギクの口からため息が出る。

「ふぅ……やっぱ、ああいう優しいところに惹かれたのよね、きっと」


突然、優しい風が吹いた。
それはヒナギクのきれいな桃髪を揺らす。

なにか――いいことが起きそうな気がする。
ちょっとだけ放課後に期待して、ヒナギクも自分の教室へ駆けだしていった。


            ○ ○ ○
4739/15:2007/06/13(水) 20:27:50 ID:6FZ5etf4
「うちら……出番ないなぁ」
「咲夜はアニメで結構出てるじゃない」
「何ゆうとんのや、どう考えてもオチ担当やないかい! ホンマ泣けてくるわぁ。
 それに引き換え伊澄さんは……お色気シーンが……」
「わっ、言っちゃダメっ」
「な〜に赤くなってん。ホンマ羨ましいわボケェ」

以下永遠咲夜愚痴。



            ○ ○ ○



「ふぅ……とりあえず全部運び終えました」
「ありがとハヤテ君。休憩にしましょう」

自分も向かっていた書類から顔を上げて、お茶のセットを持ってくるために立ち上がるヒナギク。

なんだかんだ言っても、やっぱりハヤテとの二人きりの時間は幸せであった。
あの三人をしかるのもいいけど、少しぐらい感謝してもいいかも……
そんなことをぽーっと考えながらトレイにのせた紅茶を運んでいると――

「きゃっ!」
「わっ」

――ずっこけた。
カップが宙を舞い、ハヤテの服に思いっきり紅茶がこぼれる。

「あっつ!」
「いったー……って、ハヤテ君大丈夫!?」
47410/15:2007/06/13(水) 20:28:53 ID:6FZ5etf4
起きあがったヒナギクは、すぐにハヤテに熱々の紅茶をかけてしまったことに気づく。

「いや、別に大丈」
「ごっごめんなさい、今すぐ拭くから!」

大あわてで自分のハンカチを取り出し、座っているハヤテの目の前でひざまずいてズボンのシミを取ろうとする。
だが――ヒナギクは気づかなかった。
ハヤテが、なにかに必死で耐えているということを!

「(ぐっ……これはまずい)」

いくら温厚で紳士的な青少年・ハヤテと言えどやっぱり健康な十六歳。
目の前でかわいい同年代の女の子が、
ひざまずいて自分の股間あたりをさすっているという事実が妙な気分を起こさせる。

「(耐えろ、耐えるんだ綾崎ハヤテ……
 お前はこれ以上の修羅場を人生で何度もくぐり抜けてきたじゃないか!)」
「んっ、なかなか落ちないわね。もっと強くしないとダメかな?」
「(ぐはぁ! くっ、こんなベタなエロゲ的展開でヒナギクさんとあんなことやこんなことになるなんて……
 そんなの、そんなの神様が許してくれるはずがない!)」

ひたすら頭の中でお経やら円周率やらデ○ノートのルールやらを思い出すものの……

「あっ、あら?」
「(無理です神様……)」
「なんかふくらんで……っ!!」

そっち方面にはまるっきり知識・耐性がないヒナギクもさすがに気づいた。
これが漢の性的興奮だということに。

「こ、これって……」
「え〜とですね、これはその〜……生理現象というか男なら仕方がないというか」
47511/15:2007/06/13(水) 20:29:52 ID:6FZ5etf4
とりあえず言い訳をしつつ、ジリジリと後退を開始するハヤテ。
だが、すぐさまヒナギクにズボンの裾を捕まれ、もはや死を覚悟するしかない。

「ひぃっ、ごめんなさいごめんなさい」
「私の……せいなんでしょ?」
「ふぁい?」


正宗がとんでくるとばかり思っていたハヤテは、予想外の反応に困惑した。

「だから、ハヤテ君のがこうなっちゃったのって……私のせいなんでしょ?」
「へっ? いやまぁ、ヒナギクさんみたいなきれいな人にこんなコトされたら当然というか――あっ」

思わず言ってしまったが、よく考えてみるとこれ口説き文句じゃん!
死ぬほど恥ずかしくなって目をそらすハヤテ。

「んもうっ、バカっ! 何恥ずかしいこと口走ってんのよ!」
「すすすすみません」

重ね重ね謝る少年執事。
本当に天然というか鈍感というかヘタレというか……殴りたくなる。

「………」
「………」
「……そのっ…それって、どうやったらしずまるの?」

なんとなく気まずい雰囲気が漂い、とりあえず聞いてみるヒナギク。
もちろんそんなことを答えられるはずもなく、ハヤテは狼狽した。

「いっいや別に、コレはもう僕が勝手に何とかしますので……」
「ダメよ!」
「……はい?」
47612/15:2007/06/13(水) 20:31:04 ID:6FZ5etf4
これ以上この話題を避けたいと思うハヤテとは裏腹に、ヒナギクが恥ずかしそうにしながらも意気込む。

「私は白皇学院生徒会長、桂ヒナギク。生徒が困っているなら力を貸すの!
 だから素直にやり方を教えなさい、ハヤテ君!」
「いや〜、だから……」
「いい? ウソなんか教えたらただじゃすまさないわよ?!」

こんな場面でヒナギク・正義の生徒会長スキルが発動。
すっかり気圧されたハヤテは、

「(もうこれは言うしか……まだ死にたくないもんな)わかりました、それでは」


観念してズボンとパンツをおろした。
十六歳にしては大きい、すっかり膨張したソレが姿を現す。

「っ!」

さっきまでの勢いはどこへやら、いざ目の前に現物が現れるとヒナギクも真っ赤になって困惑する。

「(これが男の子の……なんか、想像してたのより凶暴そう……)」
「あの〜……ヒナギクさん?」
「えっ? えぇ、大丈夫。で、これをどうすればいいの?」

すっかりハヤテのモノに見とれていたヒナギクが我に返る。
ハヤテも一瞬ためらって、控えめに言った。

「え〜と、非常に言いにくいのですが……これをヒナギクさんの手で擦って頂ければ」
「こっ、これを?」
「えぇ……もちろん、嫌ならば結構です(てか、帰りたい……)」

少しためらうそぶりを見せるものの、負けず嫌いの少女はこれごときでは引き下がらない。
47713/15:2007/06/13(水) 20:32:08 ID:6FZ5etf4
「わ、わかったわよ……やるわ」


おそるおそる手を伸ばしていく。
心臓の音がうるさい。

「(落ち着くのよヒナギク……こんなの、ただの棒と思えば……)」

だが、ただの棒と思うにはその形があまりにもグロテスクだ。
緊張と恥ずかしさとハヤテへの恋心と性への接触に対する興奮とが、
ぐるぐると混ざりあってヒナギクの頭の中がとろけそうになる。

「んっ……な、なんかビクビクしてる……」

触れた。

「こ、こうかな……」

ぎこちない手つきで、ゆっくりと優しく上下に右手を動かす。

「(うはぁ、すいませんお嬢様っ! 死ぬほど気持ちいいですっ……)」

初めて他人に触ってもらうという事態に、思わず腰が震えるハヤテ。
すぐにでも爆発してしまいそうになるのを必死でこらえ、なるべく下を見ないように心がける。

「うっ……はぁ、く………」
「き、気持ちいいの?」
「はぁっ、はいっ。なんかもういろいろとマズいです……」


そのうち、ハヤテのモノの先っぽから透明な液体があふれてきた。
47814/15:2007/06/13(水) 20:33:07 ID:6FZ5etf4
「んっ、ふぅ……ん? なんか出てきたわね……」
「ぐぅ……は、んっ!」
「ぬるぬるしてる……」

先端から出てくる我慢汁によって、ハヤテのモノはぬるぬると滑りやすくなっていく。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が生徒会室に響き、それがお互いの興奮を高めていく結果となった。

執事であるハヤテは、元々禁欲的な生活を送っていた。
もちろん男として、溜まるべきモノは溜まる。
というわけで、もはや限界を迎えていたのだ。

「はぁっ、あっ……ひっヒナギクっ、さん…っ……僕、もう…」
「えっ、なに?」
「すっすいません、出ますっ!」
「ちょっと、な……きゃっ!?」

ぴゅっ、びゅるるっ
すごい勢いでハヤテの先端から白濁液が噴出する。

「やっ、あっ……すごい、なんか出てる……」
「はぁっ、ぐっ」


ハヤテの精液はヒナギクの制服の胸元や顔にかかり、きれいな体を汚していく。
やがて放出し尽くしたハヤテは、ぐったりとソファーにもたれかかった。

「はぁはぁ、す、すいませんヒナギクさん……我慢できなくて」
「これって……ハヤテ君の……」
「精液です。ふぅ……男の子が気持ちよくなると出るんですよ」
47915/15:2007/06/13(水) 20:34:02 ID:6FZ5etf4
もうどうにでもなれ、と洗いざらい白状するハヤテ。

「でもなんか、変なニオイ……それにちょっと苦いかも」
「わわっ、舐めちゃダメですよ!」



            ○ ○ ○



「……で、ハヤテ君は気持ちよかったの?」
「え、えぇまあ……」
「そう……フフ、よかった♪」

シャワーで体を流して着替えたヒナギクは、なんとなく満足そうだった。

「それじゃあ、帰りましょ」
「はいっ」



二人が出て行った後―――
開けっ放しになっていた生徒会室のバルコニーから、風が吹き込んできて……

それは、二人を見守る風の女神の仕業かも知れない。



〜 Fin 〜
480代行より:2007/06/13(水) 20:34:55 ID:6FZ5etf4
はい、お目汚し失礼しました〜
それではまた、アク禁が解けたら会いましょう。
481名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:41:32 ID:dBv/l3DL
エロいよ、全くエロいよ…
精液が体にかかるって、本当にエロいよ。

尊敬します。
482名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:48:01 ID:g/YDNyxb
まさにGOD JOB
素直に楽しんだ。

途中挟まれた二人のコントに不覚にも吹いたw
483名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:55:06 ID:cYbMDd8F
んーちょっとヒナギクの、勃起確認→手コキ容認って流れが唐突過ぎたかなー
序盤がハム沢さんとのいいシーンがあっただけに、その流れから違和感なくエロパートに持っていくには
ヒナギクの心理描写がもっと欲しかった。
ギャグに落とすんであっても、テンパリ具合が説明不足かな、と
ぶっちゃけ前半と後半で全然別の作品になって、ちぐはぐな感じを受けました

とはいえ、ネタを仕込みながら軽快に文章を捌いていくテンポはハヤテ本編と似た臭いが感じられるし、読みやすくて好きです。
作者さんはハム沢さんの扱いで、アンチ扱いされるんじゃないかと危惧されていたようですが、
これならば、充分に見せ場もあり、物語の登場人物としてはかなり優遇されていると思いますよ

それにしても、ハヤテヒナを投下する職人は中々文章力が備わっている人が多いですなww
484名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:05:03 ID:dBv/l3DL
そろそろ投下します
そんなに長くないのはご愛嬌でよろしくです。
485名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:12:24 ID:JKdh+wGO
>>484
もう少し間隔空けたほうがいいように思います。
486浴場 その6-1:2007/06/13(水) 21:12:53 ID:dBv/l3DL
ハヤテが初めて咲夜に会った時、「漫才トリオ」に誘われた。
そのときは軽く流したハヤテであった。彼女が冗談で言ってると察したからだ。
しかし、今の咲夜は冗談で言ってるとは思えなかった。本気で悩んでいるように感じられた。
本気で「漫才の」相方を探しているのだと思った。

しかし、ハヤテは咲夜が言ったことを思い出す。

『心から信じ合える相方をちゃんと作りたいんや』

ハヤテは慌てて首を横に振る。
「い、いけませんよ!僕なんかが咲夜さんの『生涯の相方』になんて…」
「…はぃ?」
咲夜はキョトンとする。
「自分の人生を左右することなんですから、もっと慎重に…」
「おぃ、聞こえてへんのか?」
「咲夜のお気持ちは大変嬉しいですけど…」
「…………………」
「ですから、ね?まだ結婚できる歳でもないんですから、この話は保留に…」
「ドあっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「あべしっ…!」
咲夜ツッコミ基強烈な右アッパーを食らわす。
ハヤテは華麗に宙を舞ったのであった。

ざぶんー


ハヤテは勢いよく水面に叩きつけられ、沈んだ。
487名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:15:24 ID:dBv/l3DL
>>485
すまんです…
488名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:23:36 ID:cYbMDd8F
つーか>>486

449 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/06/13(水) 16:07:11 ID:dBv/l3DL
失格。
どう見てもありきたりだ。

*´д`=3

462 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/06/13(水) 19:41:04 ID:dBv/l3DL
>>453
ちょwマジレスKTKRwwwwww



人の作品けなして煽ってスレ荒らすお前は、よっぽど腕に自信があるんだな?
489名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:33:41 ID:dBv/l3DL
>>488
ヒント:ヴァルダ


このスレにおいて分かりにくいレスした件については謝る。
先の咲夜作品はかなり良かったと思ってる。
490名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:43:27 ID:dBv/l3DL
改めて考えると、俺かなり酷いレスしたことになるな
ネタとは言え失格等と言ってすまんかった

しばらく投下及び書き込みを自重します。これで詫びになるか分からないが…
491名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:59:20 ID:GW9bm2VR
>>449>>462 の人が>>486書いてるのを見て、
自分が咲夜ネタ書いてる途中に咲夜ネタを書かれたから割り込まれた気がしたり、
自分が一番咲夜ネタを上手く書けるんだ! と思ったのかと思ったんですけど、
>>489 を見ると違うみたいですね。

>>489さんの「先の咲夜作品」は、>>449でレスをした>>446-447のことですよね?
ということは、>>449は悪意あるレスじゃなくて、ネタレスが失敗したということでしょうか。
せっかくの>>489さんの咲夜作品のアンチになりたくないですし、
ヒントじゃなくて、どんな原典を持ち、どんな意図があったネタレスだったのか細かく説明して欲しいです。

空振りに終わったネタの説明は面白くないかもしれませんが、できればお願いします。
492名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:34:50 ID:p2E/0C3U
ごちゃごちゃ言葉並べて考察したり、喧嘩腰に煽ったり
作者が反省したりするのも結構だが
中途半端に作品投下するのはやめておくれ。
荒らしや煽り以上にタチが悪いんだぜ。
493名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:40:24 ID:dBv/l3DL
>>492
わかった
よりよい作品を残すことで謝罪の意志を示そうと思う
とりあえずさっき投下を躊躇した分だけ投下する

これからはネタレス気をつける
494浴場 その7-1:2007/06/13(水) 22:46:28 ID:dBv/l3DL
ハヤテは慌てて顔を水上に出した。
「ぶはぁっ……はぁ、はぁ」
ざっぷざっぷ
咲夜が威勢良くハヤテに近づく。
「な、なにするんですか!?」
「おまえ、アホか!?アホなんか!?」
「へぇっ!?」
咲夜は両手でハヤテの首を掴み激しく揺らす。
「うわゎゎゎゎゎゎ」
「なっにが、『生涯の相方』や!勘違いも甚だしいわ!」
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
なおもハヤテを揺らし続ける咲夜。

ふと、ハヤテは視界が安定しないながらも気づいた。
「ひゃ、ひゃくやひゃん!」
「あ〜?なんやねん」
咲夜は動きを止めるが、首を離すことはない。
ハヤテは気を確かに咲夜をみる。
『や、やっぱり…』
「さ、さくやさん、かお、おかおが…」
「はぁ?顔がなんやて?」
「やけに、赤いです。」
「な…!?」
咲夜は指摘されて戸惑う。事実、咲夜の顔は赤かった。
「じ、尋常じゃなく赤いのですが…」
「なっ、いや別にこれはそのな…」
咲夜の手の力がぬけ、ハヤテは漸く自由を手にする。
「かはっ、けほけほ…。」
「………」
どうにも咲夜の様子が変だ。そうハヤテは感じた。
495浴場 その8-1:2007/06/13(水) 22:52:20 ID:dBv/l3DL
「あ、あの、大丈夫ですか?まさか熱でも…」
「そ、そんなもんないわ…」
「そ、そうですか?」
「そうや!こ、これはただ逆上せただけや!」
「なら良いのですが…」

咲夜は俯いた。
『な、なんやねん!うち、どないしたん!?なんでこない胸が高鳴ってんねん…
あかん、ハヤテの顔、まともに見れへん…。こないなこと始めてや。さっきまで何もなかったやんか、ほんまどないしたんやろ…。
いつからや、ここ来た時は平気やったし…』

ふと、ハヤテの言った言葉を思い出す。『生涯の相方に…』

ボッー

咲夜の顔から煙が噴く。
『はぁ?な、何が恥ずかしいねん!う、うちから言った言葉やないか。
うち、一体全体どうなって…
…なんでこないなって』

「咲夜…さん?」
ハヤテに呼ばれてハッとする。
ハヤテは咲夜の顔をのぞき込んでいた。咲夜の目前にハヤテの顔がある。
ハヤテにここまで顔を近づけられたのは初めてだ。
「な……へ?」
咲夜は後ずさろうとする、が…

つるっー
足が滑った。
いきなりのことに声も上げられずに、そのまま後ろに転がる。


いや、転がり「そうに」なった。
496名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:55:35 ID:dBv/l3DL
続きはまた明日。
今日は本当にすまんでした。

また、先日のご指摘にを受け、十レス程まとめて投下しようと思ってまし
少し時間がかかるかもですが必ずや投下するので長い目で見ていただければ幸いです
497名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:26:04 ID:41F/MJ56
他人の書いたものにケチつけたり非難されたらふざけるような厨がSS書いちゃダメよ
498名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:56:45 ID:6JCIBDa/
>>496
GJ
楽しみにしてますね

ところで、マリアさんの出生というか血の繋がりについては公式設定ってありませんよね?
499名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:41:59 ID:uBgF/vo5
その程度も知らない厨がSS書いちゃダメよ
9巻買ってこい
500名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:44:18 ID:6IOYQ12t
>>393
今更だが…かまわねぇ!書いちまいな!!
501名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:51:53 ID:iAPgLaJk
今週のマリアさんいいよ
サクもよかったけど、マリア×ハヤテの俺には
最高だった。
502名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:56:59 ID:H8zylB1T
>>466
シルフィードて
風の女神だよね。

なんか綺麗だなぁ
503名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 06:40:10 ID:8VZfR4P4
>>96-103>>150-155なんだが……待ってる方(いるのか?)すいません。

最近スランプ気味でまったく書けない……orz

何日経ってるんだという話だが、もうすこし待っててくれ。それでも短いんだけどな……

例え待ってる人がいなくとも、自己満で完結させるんで。
504名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 07:42:26 ID:LNmnLuat
>>496
GJ!
サクが可愛いすぎる
505名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 09:53:58 ID:pqTwOcw5
>>503
一応待ってる身だが…
最近荒れ気味だから余計なことは言わん方がいいぞ?
何も言わず出来たら投下しにきなっせ
506名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 10:55:13 ID:b+2TaNvx
>>497
いや、だから本気で蔑んじゃいないって。寧ろその逆。
昨日も言ったが、咲夜作品を書いてる方が他にも居るってことは励みになるし、
ましてやそれが良作だったら嬉しいって話だ。

変なネタレスした件については心底反省してるよ。

>>504
そう言ってくれると嬉しい。がんがるよ。
507名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 11:24:45 ID:V1l5rffO
>>506
謝って1日ROMっておけばいいものを、何で自己正当化に走るかね…
傷口広げてるだけだぞ、それ
508名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:20:39 ID:mwXA3ntO
もういいだろ。みんなもちけつ。
深呼吸してから>>1を読め。
SSを読むのも投下するのもそれからだ。
509名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:23:20 ID:IobwtX79
お前雪豹氏の爪の垢煎じて飲んで来いよ
悪意の有無、責任の重さ、どれをとってもお前と比べ物にならないほど小さいのに、あんだけ丁寧に対応してんだぞ
ああ、まあ知名度から言って、スレに与える影響って面ではあっちの方が大きすぎて騒ぎは大きくなったけどな
個人的にちょっと卑下しすぎだなって所もあるが、あれが大人の対応ってやつだ

配慮が足りなかったってのは分かってるんだろ? 責任逃れなんて見苦しいだけ
過失だって刑事罰課せられるんだぜ?
510名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:25:58 ID:IobwtX79
>>508
すまん。あまりにも腹が立ったもんでリロ忘れて先走った
少なくとも俺らは21歳以上の自覚を持って書き込むべきだったな
511名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:36:42 ID:b+2TaNvx
俺は自分がやったことを正当化なんてしてないし、責任から逃れようともしてない。
ネタとは言え、酷いこと言ったと思い、深く反省してる。
もし他にも非があるのなら言って欲しい。
反省すべき点はちゃんと反省したいから。


投下はもう暫く経ってからにしておく。
その間にできるだけ推敲し、みんなに楽しんでもらえるような作品を投下することで、
謝罪の意を示したい。
512名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:40:05 ID:b+2TaNvx
>>508
把握した。
ムキになって悪かった。
513名無し「*****」:2007/06/14(木) 16:57:56 ID:utnCvqB2
「暴走」
 「!!」
「ここはどこだ!!」
そうナギは、催眠ガスに眠らされていたのだ。
「起きちゃったか」
「誰だお前は!!」
そいつはエロビデオ会社につとめる男であった。
「バレちゃあしょうがないいろいろとやったことだし押入するか。」
ナギにはその意味が分かった「駄目だそんなことされちゃ・・・」ナギは思った
「いくぞ!!」 
そのときナギは思い出した
「ぼくが君を守るよ」というハヤテの声を
ナギは、残るすべての力をこの言葉に込めた「ハヤテーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
バリィーーーーーーン一枚のガラスが割れた
「なっなんだ」
「ハヤテーーーこいつを倒してくれーーーー」
「ボカッ、バキ、ポイ、」
「お嬢様帰りましょう!!」
そのときハヤテの目がハートにかわった。
「ナギはハヤテが興奮してわれを失っていることに気がついた。
                            
514名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 17:44:05 ID:Ts9NJAas
515名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 21:04:10 ID:BKqW/vS9
そんな事はどうでもいい。
続きが見たい
出来るだけ早く書いてくれ
516名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 21:27:27 ID:1TYvo0ha
>>512
いい加減黙らっしゃい。
男ならグチグチ言うなみっともない。
投下するしないで尻込みするなら投下しろ。
読む読まないはこっちの自由だ。
どうしても作品を読まれたいなら馴れ合いサイトにでも行くがいい。

作品には大いに期待するがおまいには心底失望した。
517名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:36:04 ID:9ussT9U0
アホなID:b+2TaNvxと便乗して荒らす馬鹿ってことでいいんですかね
518名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:43:32 ID:CD9TP5lO
>>511
> 反省すべき点はちゃんと反省したいから。

今まで何度か、まとめて投下してほしいと言われてきて
反省の意思を何度も見せてたのに、いつまでも直らないのは
何か原因があるのかな。
これだけは本当いい加減にしてほしいんだよ。
不定期に2,3レス投下を繰り返す行為は、あと何回注意されたら直りそうですか?
519名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:51:56 ID:XvySFY39
い い か ら も う や め ろ
520名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 01:12:23 ID:V0w9hFKl
おまいらいい加減黙って職人さんの投下マテ
521名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 02:20:43 ID:tS2mRAdU
>>517
ご本人お疲れ様です。


さぁ朝まで全裸で期待しよう。
522名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 02:22:46 ID:UukM520E
テスト
523名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 02:25:01 ID:UukM520E
うおっ、マジで書けた!じーくDION!

……すいません、お騒がせしました。
>>464-480のハヤヒナを書き、代行を頼んだものです。


みなさん、感想・批判をありがとうございます!
コレを糧にまだまだ上昇するつもりなんでよろしく。
リクエストその他があれば遠慮無くどうぞ。

とりあえず今日はおやすみ〜
524ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:40:25 ID:hyRHw7Sh
本編内の誕生日直前に便乗した咲夜SSを投下します。
ちなみに今回相手役の男が誰かをはっきり設定してません、
ハヤテやワタル、もしくは自分自身でも、お好きな男キャラに脳内で置き換えて下さい。
525ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:41:15 ID:hyRHw7Sh
三月の末…そんな今晩の三千院の屋敷には主である三千院ナギの友人らが泊まっている、
そして僕も…部屋違いとはいえ、同屋敷で一夜を過ごしてたのだ。
これはそんな日の深夜の出来事でした、ふと僕は人の気配を感じ眼を覚ましてしまう、
起き上がると確かに誰かが静かに室内に入ってきていたみたいだ。
『だ、誰だ?』
「……ウチや」
その意外な人物の訪問に僕は驚かされてしまう、
僕の寝室に訪れたのは屋敷の主の友人の一人…愛沢咲夜だったのだから、
しかも彼女はブカブカのパジャマを着て、
無邪気な笑顔をしたまま立っていたんだ。
その無防備な格好に僕はドキッとなる、薄暗くてよくは見えにくいが…
パジャマは上しか着てないみたいで、下の下着がチラッと見えてそうなんだから。
『な、なんでこんな夜更けに!?』
「野暮な事を聞くんやないで、それはもちろん夜這いに決まってるやないか」
『夜這いって…』
咲夜はクスッと一段と微笑むと、じんわり一歩一歩焦らす様に僕に近づいてくる、
僕の胸は意識してか高鳴っていく…そんな僕の心情を察するように、
彼女は悪戯っぽい微笑を保ていたんだ。
「なんや〜緊張しとるんか?」
『えっと…それは…』
「まぁ、そんなに硬くなんなや…うふっ」

ガバッ

『っ!?』
咲夜は一気に身を僕の寝ていたベッドの上に飛び乗らせてきて、そして一段と眼前に迫ってくる、
どうやら湯上りなのか、ふんわりとした石鹸の心地良い香りが漂ってきてる…
「ほら、顔をもっとよく見せてぇな…暗いんやし」
『は、はい…んっ!!?』
彼女の言うとおりに、顔を前のほうへと突き出すと、狙ったかのように咲夜は、
唐突に頭を迫らせてきて…そして僕の唇に彼女の柔らかく小さな唇が重なったのでした!?
『なっ!?』
「なんや?ウチのキスはお気に召さなかったんか?」
『そ、そんな事…ただその…』
「ふふ、わかっとるって…ほら、あんたの股間が正直に応えてるで」
『!?』
僕が慌てて自分の股を見下ろして見ると…いつからだろうか、
そこには随分と大きめのテントが出来上がってたんだ。
「キスだけで興奮したんか?純情やな〜さて、中身はどうなっているんやろな?」
『ちょっ!駄目だって!…あっ』
僕の静止も聞く耳が無いようで、咲夜は無理矢理にも僕の履いてるズボンをパンツごと擦り下ろしていく、
すると…股間の男のアレが硬く大きくなって聳え立たせる姿が露出してしまったのだった。
「いや〜皮がめくれて、充血している濃いピンク色の本体が露になっとるやん」
『そ、そんなとこ見たら…いけ…あっ!』
526ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:41:58 ID:hyRHw7Sh
あまりの突然の羞恥心が僕の心を狂乱させる、だが…今のただ見られてるだけでもそんな感じだというのに、
咲夜は追い討ちかと言うような事をしてきたんだ、それは…なんと触ってきたのだ!
この僕の股間のを直の手で触れてきて、指先で擦っていく…
「んふふ…指腹に感じるで、あんたのぶっといのに流れる血の脈動をな」
『あ…あぁ…』
「しかも、どんどん早く激しくなっていくようやん…どれ、んっ…」

ピチャッ…ペチャッ!

『うっ!あぁ!!』
激しい衝撃を感じた、まるで何万ボルトの電流が流されたかのような感じの…
それは咲夜が口を開き、そこから伸ばした舌先で、僕のそれを舐めてきたからだ!
『だ、駄目です…そんな!あっ…汚い…』
「んんん〜!!んん…んっ!!」
『うわぁぁ!!!』
まるで電流が渦を巻いて、直球じゃない刺激となって流れてくる感じになり僕を襲う、
それはあまりに激しい快感の刺激だった!
咲夜の舌が敏感な箇所を的確に刺激し、そして舐めるだけでなく口奥まで咥え、
皮の隙間にまで滑らかな舌先を這わせてきたからだ。
「ん〜〜〜どや、ウチのフェラ…ん、にしてもちゃんと洗っとるんか?チンポにカスが溜まっとるよ」
『す、すみませ…うっ!あぁ!!!』

ビュクゥゥゥ!!!

「ひゃぁ!!」
その瞬間、僕の股間のイチモツから白濁の粘液が噴出した、
それは精子…つまりあまりの気持ち良さに唐突に射精してしまったんだ!
「あ、あほぉ!出すならちゃんと言えや!もう…髪からかぶってもたやろ」
僕の放った精液は、咲夜の髪を直撃し…顔をも白く染めさせた、
ねっとりした粘液が、火照ってる可愛い顔の表面に垂れてきている…
「ん…しゃあないな、じゃあ次は…」
すると咲夜は自分の目の辺りだけ、その精子の雫を手で拭い取ると、
今度は唯一着ていたパジャマの上着を脱いでいくのだ!
しかも驚くべき事に咲夜はその下に下着を付けてなかった、
つまり…彼女は生まれたままの姿を僕に晒したんだ!
服が無くなると彼女の胸には大きな膨らみが二つあり…
綺麗で可憐なピンクの突起をも、僕に見せ付けてくれていた。
「もう、ウチのおっぱいをそんなに熱い眼差しで見るやなんて…照れてまうやないか」
『あ、ゴメン!』
「謝まらんでもええんよ…だって、ええんやで…あんたにならウチのおっぱい好きなだけ見てもな」
すると彼女はよりそこを見せ付けるかように、大きな膨らみを下から手で持ち上げ揺らせたのだ。
まるで僕を欲情させ誘ってるように…いや、そうなのか?
「ふふ…そんな素直な所にご褒美や、ウチの秘密をあんたにだけ教えてあげるわな」
すると咲夜は、自分の手に持つ二つの乳房を、その自分の手で揉み始めたのだ!
同い年の女の子の中では一段と目立つ柔らかな膨らみが、手の動きに合わせ歪み震え動く様は、
何という淫靡な光景だろうか、すると…
527ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:42:42 ID:hyRHw7Sh
「ほら、あんたもウチの胸をよく揉んでみ」
『え!あ…』
彼女は強引に僕の手をとり、今度は僕の手で胸を揉ませてきたのだ!
手の平に感じる彼女の胸の暖かく弾力あって柔らかな感触…それはとっても心地良い感触だったんだ、
胸の肌に指が食い込んでいき、更に淫靡な事になってるし…
「あっ!あぁ…そや、もっと力強くしてええでぇ…あぁ!!」
それに、この咲夜の感じる顔…とってもエッチで可愛らしい、
見てて胸がますます熱く高鳴ってきそうだ…
するとそんなボーっと夢心地な気分になる僕の目の前に、
一筋の飛沫が上がった…な、なんだ!?

ビュッ!ビュクゥ…!!

こ、これってまさか…僕の眼は驚きのあまり大きく見開いた。
だってその飛沫は彼女の胸…乳首から飛び出てきたんだから!!
「どや…見たか?乳首から何か出てきたやろ…それ母乳なんや」
上気した表情で呟く彼女…荒々しい息使いをしてる口から吹きかかる熱い吐息が僕の顔にかかる、
何よりこの飛沫も顔にかかってきてるんだ!
そして表面に垂れ落ちてきて…僕の口にも彼女の母乳が入ってくる!
「どや、おいしいかウチのミルク?ちなみに…ウチのはエッチな気分に比例して多く噴出すみたいやわ」
どこか少し酸っぱいような感じだった…でも甘さも感じるかも、それが咲夜の母乳の味だった。
いつの間にか無意識の内に、僕の顔はより前に進み出る、そして彼女の乳首を唇で摘んだ!
「あ、あん!こらぁ!!いきなりかいな…ほんまに、しゃあないな!んっ…」
そして僕は…飲んだ、まるで赤ん坊に戻ったように、
この乳房から出るミルクを喉の奥に流し込んでいく。
荒々しい呼吸のままで、咲夜はそんな子供のような僕を受け入れてくれてる…
あ、心臓の音が聞こえる…激しい鼓動音、彼女も興奮してる?
「ん…そろそろええやろ?さて、今度はこの胸であんたのその股間のを慰めてあげるで」
まだ飲み足りない気持ちもあったが、次に動いた彼女の手の動きを感じ、
驚いて少し離れる…だって、彼女は突然に持ったのだ!
この僕の股間のアレを…その手で強く握り締め、
次にはさっきまで揉んだり口まで付けた胸の膨らみで挟み込んでいく!!
「どや、ウチのおっぱいは…気持ちええやろ?」
『は、はい…とっても!あぁ!!』
陳腐な感想だが、本当に…気持ちいい…
ただ包まれてるだけなのに、この敏感な突起物は凄い衝撃を受けてたんだ!
「ほら、こうして…胸でチンポを包んで動いたら、えい!」
『あぁ!!』
それなのに、その状態で動いたら!!
僕の股間のアレはおっぱいという柔らかな軟体に摩られて、
激しい刺激を受ける…僕はあまりの快感にただ唸るだけしかないんだ!
『あぁ…そこは、んっ!あぁぁ!!!』
「ええ声やな〜ほら、もっと感じてや」
その僕の感覚に反応する声を、彼女はうっとりしつつ聞き惚れてるようだった、
比例して更に大胆に激しくなる動き…その為に、あの感覚は僕の予想を遥かに越えて訪れてしまう!
『だ、だめだ…もうぅ!!あぁぁ!!』

ドビュゥゥゥゥ!!!ビュクゥゥゥゥゥゥ!!

「んあっ!ちょっ…!!」
咲夜の驚く悲鳴のような声がする…だが僕は恍惚してた…
この股間の先から再び射精し、彼女の胸を白く汚し、絶頂してたんだよ…
528ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:43:26 ID:hyRHw7Sh
「まったくだから出すなら言わんと、ほらすっかりミルクまみれやないか…」
咲夜は文句を呟きつつ、その精液まみれになった自分の胸を見ていた、
だが表情は怒ってない…むしろ満足げな感じに見えていた。
やがて薄っすらと微笑むと、今度はまたその白濁に汚れた胸で挟んでくるんだ!
「あ!ほら乳首に先を押し当てたろ」
いや…今度は挟まない、片方の乳房の先に、
まだ硬さを残す僕のアレの先を突かせていく!
「あん…ウチの胸にチンポの先が食い込んどるで…あ、まるで挿入されとるようや」
本当にそんな風に見える…実際にあんな小さな母乳が出る穴に入るわけないが、
おっぱいに挿入してるように僕のが深く膨らみに埋没していく、
しかも敏感な先端に、母乳が吹き出てる乳首が当たり、
なんて…凄い感覚を感じてるのだろうか!!
「ほら、今度はまた両胸で挟んだるわ…ん…そや、まるで口で咥えとるようやろ?」
そして続けて、挟むじゃなくて、乳房の谷間に僕のが挿入していく!!
それはまるで胸にできた口だった…というかまるで女性の股間のアレのようにも思える、
そして感じ方も似たような感覚で…僕は犯してる、
咲夜の胸を犯してる!胸セックスしてるんだ…
このあまりの快感に、再度アレが訪れるのは時間の問題でした。
「で、出ます!あぁ!!!」
「ええよ、そのまま!!あぁぁ!!!」
三度目という事で、今回は余裕もって彼女に伝えれた、
まぁはっきり言ってすでに意味は無いのだが…だって結果は同じ!

ビュクゥゥゥゥゥゥ!!!

「んっ!熱っ!!」
またどうせ彼女の胸を汚すのに変わりないのだ、
ほら…さっき以上に精子まみれにさせちゃったよ。
もう彼女の胸元は精液かミルクかわからないくらいに、いや混ざり合った液体で、
咲夜のおっぱいは卑しく濡れ輝いていた…とっても淫らな光景だったよ。
「ぎょーさん、出したな〜胸の谷間が精子まみれやで」
彼女も自分のをそう感じてるみたいで、少々震えてるようにも見える、
もしかして咲夜もイったのかもしれない、胸に感じた射精の勢いに、
きっと絶頂したんだ…ほら口元にだらしない涎の跡があるし、
乳首だって突起したまま…母乳の勢いも増してるように思える。
すると彼女の視線は、今度は僕の股間に向かった…
散々に射精しときながらに、まだ硬さを残す突起物を見てたんだ!
「こんなに出したわりに…まだ硬いな〜もしかしてまだ物足らんのか?」
『そんなわけじゃ…』
529ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/15(金) 06:44:15 ID:hyRHw7Sh
満足は満足だ、でもそんな刺激的な格好を見せられてたら…
ほら見えてる、何よりも彼女のアソコ…洪水のように溢れさせてる場所を見てたらさ。
「わかっとるって、今度はこっちにそれを入れたいんやろ?」
その僕の視線に気付いたのか、咲夜はその箇所を見せ付ける…
指で唇部分を拡げ、まるでその奥をも見せるようにして!
「ほら…ウチのもすっかりドロドロなんやで、中が熱く火照っているわ」
本当だ、ドロドロになってる…咲夜のアソコ…刺激的な臭いも漂ってきてるし、
彼女の挑発行為は僕の浴場を肥大させるのに十分な効果でした。
やがて彼女はまた迫り、やがて僕のと咲夜の性器同士がキスをする、そして…

「おっと、これ以上はあかんで」
『え!?』
なんとそこで静止したのだ!
驚き彼女を見つめる僕、彼女は意地悪そうに子悪魔な笑みを浮かべ、
指先を僕の鼻に突きつける。
「まだ今日は本番当日やないんやからな、その日までこっちの本番もお預けや」
『そんな〜』
そう、この一連の彼女の性的な挑発行動は、彼女の誕生日へのリハーサルでしかなかったのだ、
だからこんな絶妙なタイミングで中断してしまったらしい!
酷い…ただ僕はやりきれない思いを持ったまま悶えるしかないというわけさ、
それでもかなりいい思いをしたというのにね。
すると咲夜は僕の部屋から出て行く前にポツリと呟いたんだ。
「ちなみに、ウチの誕生日な…どうやらかなり危ない日らしいんや」
『それって…』
「ふふ、さてどう意味なんかの解釈は任せるで、ほな…当日を楽しみにしとるからな〜!」
満面の笑みを残し、僕の前から彼女は去っていく…
どうやらその本番まで、じっくり溜めとく必要があるらしい、
さっきの満たされないのを発散したいが、どうやら我慢しておくしかないみたいだ。

その本番に思いっきり誕生日プレゼントを贈る為に!

【おしまい】
530名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 07:38:11 ID:N4erzP0O
これはひどい
せっかくハァハァしながら読んでたのに、寸止めするなんて…
GJ

しかし内容もすごいが、その週のネタですぐに書ける仕事の早さも尊敬するわ
531咲夜命:2007/06/15(金) 07:50:03 ID:kmYgieFB
>>529
神っっっJ!!!
もう禿げ萌え死んだがな(*´д`)ハァハァ
これでご飯丼10杯はいける
532名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 14:38:43 ID:WjleLgRv
>>523
ヘタレじゃないハヤテとヒナとか可能?
533名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 15:02:30 ID:sD0s7ZZu
ROCO氏超GJ!
今週のサンデーで咲夜熱が高まってきた頃だったので尚更ありがたい(´Д`;)ハァハァ
534名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 15:09:15 ID:DU3ZAvxJ
相変わらずの神っぷりに萌え死んだ…
俺は一体どれだけのGJを捧げればいいのだろう?
535名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:48:01 ID:NMDy1Gzg
ふと思い付いたんだが、リレー小説とか出来ないかな?
起承転結で言えば、

起、承を誰かがやる→転を誰か→結を誰か→GJ!

のような。
536名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:01:39 ID:cWQ3sFvP
hinagikuはへたれ
537名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:05:49 ID:wQsei1cd
リレーか・・・
スレが盛り上がるかもしれないけど、荒れる要素も含んだ諸刃の剣だな

まず職人の技量に差がありすぎてしまうと、どうしても最高!とは言えなくなってしまう
建前で褒めても口先だけのGJって書き手って敏感に反応するのよね
同じ一連の作品に携わっておいて疎外感が生まれやすい
アニロワみたいに、プロ級の書き手が揃っているリレー企画でも
喧々囂々になるくらいだし。それくらい企画として成立させるのは難しい

あと、厨サイトなんかでもよく見かける光景なんだけど
リレー企画ってのは一部の常連のオナニーになりやすい
新参には厳しいんだよ
あと、2chのスレで馴れ合いが起こってしまった場合、経験上ほぼ糞スレ化が起きる
それじゃ本末転倒ですよ
538名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:09:48 ID:vD1ihygF
↑こういう風に異様に嫌がる奴も出るからな
まぁ、無理だろ
539名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:32:59 ID:JsSjNMMY
きさま、ニュータイプか!?
540名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:34:26 ID:tRYOAIT7
wktkがっとまらっない〜
541名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:52:14 ID:J9LFX6DE
>>535
別スレでのんびりやるなら混ざってもいいけどね。
ここでやるのは絶対反対。絶対荒れるし。
542名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:57:44 ID:tRYOAIT7
リレー小説か
いいけど俺の文才じゃ無理だな
ROM専だもの
543名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:51:36 ID:UukM520E
>>532
オレの中ではハヤテ=ヘタレで鈍感てのが確立してるからなぁ、不自然になるかも。

みなさん、一般的にハヤテにはどんなイメージを持っていますか?
544名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 23:37:26 ID:cWQ3sFvP
他人からの好意には絶対に気付かない
絶妙なところでフラグを立て、絶妙なところでフラグブレイカー
マリアへの恋愛的好意(?)みたいなものは、もはや原作ではなかったことに・・・
545名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 23:49:00 ID:vD1ihygF
>>543
自分への過小評価が酷いアホたれ
546名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 00:11:56 ID:KwDAZzr4
むしろなんでもできるって無意識のうちに思ってそう
「呼べば助けにいく」「ぼくがきみを守る」みたいなのを安易に誰にでも言いまくって
547名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:11:29 ID:0AONnRT4
13号関連のSSって無いのかな?
548名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 06:20:20 ID:o56+rSRE
うん
549名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:42:42 ID:BweaTzhr
牧村さんのミスで思考回路を変えられてしまった13号が
ナギやマリアをはべらかすというネタがふと思いついた
550名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:35:15 ID:5mND+0FA
>>547-548
過去ログ10の226でROCO神さまが書いてるよ
551名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:42:48 ID:oOJqp3EI
亀だがROCOさんd(´∀`;)

浴場の続きまだ〜?作者さん。
552名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 05:01:23 ID:30NtMXTL
ナギ「アカレンジャイ」
ヒナギク「アカレンジャイ」
ミキ「アカレンジャイ」
リサ「アカレンジャイ」
泉「アカレンジャイ」
全員「5人そろって、アカレンジャイ!!」

ハヤテ「……ハイ?」
553名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 06:49:38 ID:SL0wF+wm
>>551
浴場読んでて気づいた
ハヤテはタオル巻いてないんじゃ……www
554名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 10:29:53 ID:30NtMXTL
ドムキュアじゃなかった・・・orz
555名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 17:41:01 ID:oOJqp3EI
違う!アレはポリキュアだ!
556名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 19:43:27 ID:SL0wF+wm
ポリープできゅあきゅあ?
557名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 20:58:05 ID:m6XSU84H
>>556
安西先生が影分身したとこが思い浮かんだのは内緒だ
558名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:08:46 ID:KOMtNZkJ
先生…烈火の炎が読みたいです…
559名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:18:49 ID:fCHVzx4n
何を話してるんだ?
560名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 08:17:59 ID:OX3jgZFV
投下します
八レスほどを
頂きます
561浴場 その9-1:2007/06/18(月) 08:36:34 ID:OX3jgZFV
>>411>>424>>429>>430>>431>>486>>494>>495


一瞬のことだった。
ハヤテは瞬時に立ち上がり、右手で咲夜の左腕を掴む。そして、グイッと引っ張った。
「うわっ…」
更に、左手を咲夜の腰に回し安定させる。
ダンスのポーズに見えないこともない。

「大丈夫、ですか?」
「あ、あぁ」
やはり、どうしてもハヤテを直視できない咲夜。
ましてやこの状況、心臓の鼓動は高鳴るばかりだ。

咲夜はまた俯く。
562浴場 その10-1:2007/06/18(月) 08:41:24 ID:OX3jgZFV
ふとハヤテは、二つのことに気づく。

まず一つ目。
咲夜はハヤテによって支えられていて、仰け反っている。
その体型により、咲夜の胸が強調されている。
『…大きい、ですね』
最近、咲夜の成長が著しいことは、ハヤテから見ても分かった。
また、咲夜の服のセンスは良く、その胸のふくよかさをひきたてていた。
ハヤテは、そういう意味で見慣れてはいた。しかし、今の体型はその魅力的な胸を更に強調させている。
ハヤテの視点からは将に谷間が伺える。身体に巻かれたタオルが、何故か興奮させた。
ハヤテはなるべく咲夜の顔を見るようにした。

二つ目。咲夜の顔を見ようにも、咲夜は俯いている。その見ている、と思われる先を追う。

『あ……あああっ!』
慌てて咲夜を助けたため、忘れていたのだった。
この状況がなかなかマズいということは分かった。誰かに見られたら、終わる。
『咲夜さん、怒ってますよね、こんな格好でこんなこと…』

ハヤテはフルチンだった。
563浴場 その11-1:2007/06/18(月) 08:44:35 ID:OX3jgZFV
咲夜は俯き、目を閉じていた。
『泣きたい…』
「こんなこと」でこうも狂ってしまう自分が恥ずかしく、情けなかった。

「咲夜さん?」
ハヤテは辿々しく呼びかける。
「だ…」
「だ?」
「黙っといてくれへん?」
「え…」
「暫く、このままで…」
そう言うと咲夜は右手でハヤテの左腕を、優しく掴む。

ハヤテは動揺する。
咲夜の表情や仕草、あらゆる点でいつもとは違う。
失礼ながら、女の子らしさで満ち溢れていた。
その所謂「デレ」が咲夜にもある、その事実はハヤテに更なる興奮を与える。
『うっ、やば…』
ハヤテのモノが硬くなり出す。一度勃起が始まれば、それがおさまることはなく、益々硬度を増す。
どうにかごまかしたかった。
564名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 08:44:59 ID:5BE2f7H/
>>562
関東圏の人?
565浴場 その12-1:2007/06/18(月) 08:49:48 ID:OX3jgZFV
『どうにか、顔をあげてもらわないと…』
ハヤテは咲夜を掴んでいた右手を離し、そっと咲夜の頬に触れてみた。
咲夜はピクリと反応し、ハヤテを見上げた。
『よし!』
咲夜が俯かぬよう顔を近づける。それは、キスをしようとしてるようにしか見えない仕草だった。
勿論、当の本人に自覚はない。

『な、ちょ…ハヤテ、何する気や?き、キスか?キスなんか?』
咲夜は力なく思考する。
『キスするってことは、ハヤテはうちのことが…?
あ、アホか!この鈍感でなんだかんだで純粋なこんな女々しい執事がか!?
………ありえへんな。仮にこいつがそういう感情を持ってるとして、その対象がうちなわけ、あらへん。
それに、うちやてハヤテのこと好きな訳や…ない…………
ない、筈やった。
こいつが勝手に勘違いして、うちはそれにムキになって…。
『ムキ』?うちがが?な、なんでうちがムキにならな…ならな……
…もうわからへん。分かっとるんは、今将にハヤテがうちにキスしようとしてるっつうことくらいや。
うちは、どないすればいいねん。こないなこと初めてやさかい、わからんわ。
ああハヤテ、そないな真剣な顔で見つめんといて。もっと狂ってしまいそうや…』
そう思いながら、咲夜はハヤテのその瞳に見入った。
566浴場 その13-1:2007/06/18(月) 08:54:45 ID:OX3jgZFV
ハヤテの顔は真剣そのものだった。
『殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される(ry』
しかし、今の状況を正確に捉えることは不可能だった。

咲夜はそんなハヤテを見て、
『ハヤテ、そんなにうちのこと…?』
などと現実とは大凡かけ離れたことを考えていた。

『こないな真剣な顔でうちに迫るなんて…本気なんやね、ハヤテ。ほんならその想いに答えなあかんな。
…正直、おまえのことはよぉわかっとらん。せやけど、せやから、ハヤテのこと、分かってみたい。
なあ、ハヤテ、本当にうちでええんやな?後悔せえへんな?
ナギやなくて…

そうや、こいつにはナギがおる。こいつ、うちなんかにちょっかい出しとる場合じゃ…』

「咲夜さん…」

咲夜は、ハヤテの熱い眼差しに断固たる決意を見いだしてしまう。
『……ええんやな、ハヤテ。覚悟はできとるっつうわけやな。なら、うちはこの身をもって…』

咲夜は目を閉じた。
567浴場 その14-1:2007/06/18(月) 09:02:33 ID:OX3jgZFV
『え…?咲夜さん、どうして目なんか瞑って…。
あれ?なんか顔近づけてきてる…って、まさか!?』

時既に遅し。
咲夜とハヤテの唇が触れあった。
舌を絡ませるでもまさぐり合わせるでもなく、ただ触れ合うだけのキス。
ハヤテはただそれを受け入れる他なかった。

『や、やってもうたわ!うち、ハヤテと、ハヤテと!』
咲夜は幸福感と罪悪感とが入りみだる不思議な気分になった。
『ナギ、すまんな…』
咲夜はハヤテの右手を振り払い、両腕をハヤテの背中に回し、しがみつこうとする。
『もっと、触れてみたい…』
咲夜はロマンチックでエロチックな気分に浸っていた。

しかし、ハヤテはそれどころではない。
咲夜からのキスに焦るが、それ以上に、勃起がバレることをおそれていた。
咲夜はハヤテの身体にしっかり掴まり、立ち上がる。
そして、

ギュッ

ハヤテを抱きしめた。
そして当然、勃起したそれが咲夜に、咲夜の腹部に当たる。

『うぁぁぅっ、な、なに感じちゃってるんだ僕は!!
咲夜さんと僕を隔てるのはたった一枚のタオルだなんて…!
というか、…バレる!』
568浴場 その15-1:2007/06/18(月) 09:07:25 ID:OX3jgZFV
一方咲夜は、やはり違和感を感じ取っていた。
『これ、まさか…!?』
キスをしながらも、落ち着いて考えてみる。
『ハヤテ、勃起しとるやないか、間違いない…
お腹に、熱くて硬くて大きいのが当たっとる…
ハヤテ、うちに欲情しとるんか?うちと、したいんか?
…うちは、ええよ。ハヤテにやったら、抱かれても…』

咲夜は腰を上下左右に動かし、ハヤテの勃起したそれを擦る。
すると、ピクリと反応した。

『ああ…!ハヤテの、ビクビク言うとる…。うちも、なんか疼いてきた…。
もう、我慢できひん!ハヤテに、ハヤテにいじられたい!』
咲夜は唇を離した。
咲夜はこの上なくうっとりとしている。
一方ハヤテは状況を把握できずに、なすがままにされる他なく、
「はやて…」
もう、我慢できひん!ハヤテに、ハヤテにいじられたい!』
咲夜は唇を離した。
咲夜はこの上なくうっとりとしている。
一方ハヤテは状況を把握できずに、なすがままにされる他なく、
「はやて…」
などと甘くささやれてしまっては、その見たことのない表情に見ほれるのは致し方のない話であった。
569欲情 その16-1:2007/06/18(月) 09:12:38 ID:OX3jgZFV
「うち、ええよ。ハヤテの好きなようにしたって…」
またも、今までに見たことのない淫靡な笑みにハヤテは、悟る。
『そうか、これは夢なんだ。いつのまにか逆上せて眠っちゃったんだな。
そうだ。咲夜さんは、こんなこと言う人じゃないもんな。
…夢の中でくらい、自分に正直になったって』

「咲夜さん!」
ハヤテは咲夜を強く抱きしめた。
「ぃゃ…」
勃起したモノが当たるが気にしない。敢えて強く押しつけた。
咲夜の荒い鼻息が肩にかかり、こそばゆい。

「今から」
「え?」
「今から、貴女を滅茶苦茶に犯します。」
「……」
咲夜は黙って頷く。
「自分の欲望に素直になろうと思います。」
頷く。
「…とか言いながら、結局は『犯す』なんてことはできないでしょうけど」
二人は笑い合う。
「その、お願いします」

二人はまたキスを交わした。
570名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 09:15:00 ID:OX3jgZFV
一旦投下終了



>>564
いかんせん
571名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 09:57:46 ID:kf1DHys8
グッジョブ!!..._〆(゚▽゚*)
572名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 12:57:31 ID:uVGBfAUr
>>570
(*´д`)ハァハァ
俺を萌え殺す気か?貴様
おれ萌死にそう
GJ!すぎる
573名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 14:52:49 ID:5BE2f7H/
>>570
GJ
まぁ俺も大阪+京都な和歌山弁だからあんま人のことは言えんが
574名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 15:07:54 ID:VqY7ERem
最後だけタイトルが欲情になってて、こいつやるな……とは思った
575名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 16:05:19 ID:5BE2f7H/
関西人からすると関西弁に若干違和感があるんだが
これはかなり難しい要求だよな
すまん、気にしないでくれ
576名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 18:11:35 ID:uVGBfAUr
>>575
よくあるよくあ(ry
577名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 18:28:44 ID:L4/DCnC2
咲夜が可愛すぎる!(´∀`;)
578名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 18:36:24 ID:caCQqQgA
ぶっちゃけアニメとかだと関西出身の声優さんでも本当の関西弁じゃなくて
関西以外の人間がイメージする関西弁を喋るように指導されるのだとか
579名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 18:43:07 ID:N0c01HSQ
関西弁といってもいろいろあるわけだが
漫才師が使うのものは河内弁がベースで
しかも変な方に進化しちゃってるからな
580名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:27:22 ID:uSQoEtZq
せやけどなぁ
581名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:17:21 ID:fCHVzx4n
まあまあ気にせんといてや。
582名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:26:06 ID:4AUw5wps
ええねん、ええねん、きもちええねん
583名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:38:27 ID:1FDoZSiT
>>575
お前が別の地方の方言を完全に再現して話書け言われたら困るだろ?
多少の差異は目を瞑れ
584名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:39:49 ID:1o6OVbWj
この作品でも中の人が関西人でちゃんと書き直してるから兵器。
585名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:26:05 ID:ZT1eT+Lf
瀬戸の花嫁に出てくる三河の名古屋弁なんてむちゃくちゃだからな('A`)
586名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:52:41 ID:KPDUc7Np
そもそも三河なら三河弁使えよと
587名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:57:56 ID:Q8gj9Hfg
某魔砲少女のSS書こうとして、ハヤテもといはやての植田弁を表現できずに結局挫折した俺が通りますよ

そして今執筆中のハヤテSSも同様の理由で挫折しつつある……いや、サク出さなきゃいいんだけどね?ハヤヒナだし。
でも出したいんだよなぁ……まだヒナギクのヒの字も出てない状態なのに、チクショウ
588天武帝:2007/06/19(火) 05:04:17 ID:OJCgHVEP
>>96-103>>150-155です。凌辱系最終回投下。あ〜、尻攻めなんで嫌いな人はスルーかNGワードで。
ナギ凌辱。終盤シリアス?
前に言った通りスランプなんで少し変かもしれん。
それと、今回から投下時のみハンドルつけます。
そして最後に、遅れてすいませんでした!

ではドゾ↓

589天武帝:2007/06/19(火) 05:06:55 ID:OJCgHVEP
ヒナギクとの一件以来性格が豹変したハヤテは、ヒナギク、マリアを犯し、ついには最後のターゲットを狙うほどになっていた。
最後のターゲット――それは、三千院ナギ、その人だった。

「お嬢さまー」
ハヤテの姿で、ハヤテの体の誰かがナギを呼ぶ。
「なんだー」
返答はすぐ返ってきた。
ハヤテは時計を見る。時刻はいつの間にか午後7:00を回っていた。
「お風呂は入られたんですかー?」
「いや、まだだー。まだこの亀公が倒せーん」
やはりゲームに夢中だった。「さっさと切り上げてくださーい」
ハヤテはそう言うと、準備をしに風呂場へ行った。
その口許に、下卑た笑みを浮かべて。

準備が終わると同時にナギが部屋から出て来る。やや上機嫌だ。
「どうなさいました?」
「いや、ノーミスで勝てたからな」
ナギはそれが嬉しかったのか、鼻歌混じりで風呂場へ行こうとする。それを見計らって、ハヤテは声を掛けた。
「どうせなら、僕が背中を流しましょうか?」
その言葉にナギは「うむ」と頷きそうになり――気付いて思い切り首を振った。
「な、何を言っているのだ!? そんなこと――だ、だいたいマリアはどうした?」
590天武帝:2007/06/19(火) 05:07:53 ID:OJCgHVEP
ハヤテは考えておいた建て前上のセリフを並べる。
「グッスリ寝てますよ。きっと疲れてたんです、起こす訳にもいかないでしょう」
実際はハヤテに乱暴され失神中だ。
ナギは睨みをきかせた目でこちらを見つめている。
「目隠しならしますって」
ハヤテは右手でハチマキをひらつかせた。
「……見たら借金倍にしてクビだからな」
ナギは渋々それを認めたのだった。


一方、予感を感じ三千院家へ向かった伊澄は、困ったことに、というかやっぱり迷っていた。
「ここは……どこでしょう……?」
さっきの決意はどこへやら。

ザ――……
シャワーの流れる音が風呂場に響いている。
「…………」
「いやぁ、お嬢さまの肌、スベスベですね」
妙な緊張感で黙ったままのナギの腕を、ハヤテはタオルでこすっていた。
ハヤテの言う通り、ナギの肌はとても綺麗にたもたれていた。
「こういうのを、玉の肌っていうんですよね」
「…………」
ナギは一向に喋ろうとしない。どころか体の前面を洗う手まで止まってしまっていた。
ハヤテはチャンスを逃さない。
「ほら、ちゃんと洗ってくださいって」
ハヤテは手をスルリと前面に滑らせた。胸の突起に触れる。
591天武帝:2007/06/19(火) 05:09:48 ID:OJCgHVEP
「ひぅっ!」
ナギの体が震えた。
「ど、どこを触って……!」
「洗わなきゃいけないじゃないですか」
ハヤテは即答すると体をタオルごしに触り続けた。胸にふれ、反応を楽しむ。
「んっ……く、いい加減に――」
殴ろうとでもしたのか、ナギは急速に体をひねった。
しかし、それは妨害された。「ひゃっ!」
ハヤテはナギの耳に下を這わせていた。
「暴れないでくださいよ。……ゆっくり犯せないじゃないですか」
「な――!」
ハヤテはナギの股間に手を滑らせた。まだ未成熟の割れ目に指を沿わせる。
「ん……っ、く、やめ……!」
ムリヤリ、中に指を突っ込んだ。
「ぁ――」

ビクッ

ナギの体が痙攣する。目を見開いて、震えていた。秘部からも愛液が噴出した。
イッたようだった。
「いくらなんでも、早すぎないか?」
その口調は無演技の証。ハヤテではない、誰かの言葉。
「まだ終わってないからな、覚悟はしておけ」
「ぃ、やだ……」
ハヤテはお構いなしにナギをいじめる。
秘部に挿れた指をさらに奥に侵入させ、掻き回す。
「ぅん……、っ、くは……っ」
必死で耐えようとしている姿が逆にハヤテの欲望を感化させた。
「ほらっ」
592天武帝:2007/06/19(火) 05:11:03 ID:OJCgHVEP
さらにもう一本、指を挿し入れる。
「――っ!!」
再びの絶頂。しかしハヤテはやめない。
徹底的に膣内を嬲る。
愛液が溢れ、ハヤテの手を濡らした。
「しっかり感じてるじゃないか」
「ふ……あぅ……っ!」
ナギは真っ赤になっていて、すでに抵抗の意思はなさそうだった。体は正直。まさにそういうことだ。
「ただ挿れて中出しするのも飽きたし……こっちをやらせてもらおうか、な!」
ハヤテは言いながら指を抜き、な、に合わせて思い切り指を挿し入れた。ただし、うしろ――俗にいう、アナルに。「ひぐっ!?」
「ひぐっ!?」
内壁はハヤテの指を締め付け、外へ押し出そうとする。
だがハヤテも抵抗を続け、ついに根元まで押し込んだ。
「く……っ、は、ぁ……」
勢いをつけて出し入れする。「ひっ、あっ、ぁくっ、くぅっ!」
ナギの声に、もう拒否感はなかった。
どころか、感じはじめてきている。
「はっ、とんだ淫乱だな!」指の動きを早くする。
「あっ、ダメ、イク、イッちゃう!」
その言葉を聞いて、ハヤテは指を止めた。
「あぅ……?」
絶頂に向かう感覚が、急速に後退して行く。
「どうせイクなら、コイツで、な」
593天武帝:2007/06/19(火) 05:13:39 ID:OJCgHVEP
ハヤテはそう言って、ナギのアナルに陰茎をあてがった。
「すぐに楽にしてやるよ!」
ズブッ!!

「ぁ――っ!!!!」
一気に到着した絶頂。ナギは恍惚な表情をしている。
しかし、その余韻に浸らせることもさせずに、ハヤテは腰を振り動かした。
「あうっ、ひっ、く、ふぁっ……」
その激しい運動に喘ぐナギ。ハヤテも、強烈な締め付けに耐えることは出来なかった。「……っ、出、る!」

ドクッ

「あぁ! ぁ……あつ……」
ナギの腸内にハヤテの精液が流れ込んでいく。
体に何かが流れ込んでくる感覚が、ナギの神経を覚醒させた。
出し終わって一息ついていたハヤテ。アナルから陰茎を抜き、ナギを見る。
「まだ終わらな――」
いぞ、と、言おうとしたが、その口が、ふさがれた。やわらかく温かい――ナギの唇に。
舌が侵入し、ハヤテの口内を動く。
ナギはぷはっ、と唇を離し息をつく。
「……っと」
小さな声で何かを言う。
「は?」
「もっと、して……!」
「!」
ナギは、すでに堕落していた。
「もっと私を、めちゃくちゃにグチャグチャに、犯してくれ、ハヤテェェ!」
断る理由は、なかった。


594天武帝:2007/06/19(火) 05:14:46 ID:OJCgHVEP
『ひぃっ、あふっ、あぁっ!』
『まだまだ、行くぞ!』
「これは……」
伊澄は風呂場のドアに聞き耳を立て、中の惨状を予測していた。
「……ハヤテ様では……ありませんね」
聞こえている声はハヤテのそれだが、口調が違う。
『ひゃぁぁぁぁぁっ!』
一際大きい声が響く。
『……気絶したか。……まあ、別に構わない、か』
ナギが気絶。伊澄はそれを見逃さなかった。
バタン、と風呂場のドアを開く。
その音に、ハヤテは驚いて振り向いた。
「……!」
「お痛が過ぎたようですね」ハヤテは――ハヤテの姿の誰かは、ハヤテの記憶から伊澄のことを理解した。自分が一番忌み嫌う相手。
ただの『霊体』である自分なんか、一瞬で――
「やられる前に……犯ってやる!」
ハヤテが飛び付いてくる。しかし、伊澄は慌てず騒がず、札を取り出す。その目は、真剣だ。
「えいっ」
伊澄にしては思い切り、ハヤテの頬をぶった。おまけに札をつけて。
「ぐ! ぐぉぉぉぉ!」
ハヤテの体から、何かが抜け出してくる。その姿は若く、一般な高校生ほどだった。
ハヤテの体が倒れる。
595天武帝:2007/06/19(火) 05:16:33 ID:OJCgHVEP
「……ふぅ」
伊澄は一息つくと、二人を運べる人を探しに行った。


……ハヤテに憑いていた霊、あれはある学校の生徒会長をしていた人物だった。
格好もよく、異性にもよく好かれていて、性交も上手かったが、自分が一番好きだった者と性交を果たす前に事故で死んでしまい、それで『あの場所』にいた訳だ。
だが、そのことは、誰も知らない。


伊澄はハヤテの様子を見に部屋へやってきていた。
疲れていたのか、死んだように眠っている。かなりの量の精液を出したのだから当然だが。
「…………」
ジッとハヤテを見つめていると、先ほどのハヤテとナギのやり取りが思い起こされてきた。
ナギの喘ぎ声、ハヤテの言葉、部屋中に飛び散った液体。「……少し、なら」
そして、
「……ハヤテ、様……」
伊澄がハヤテに近付く。



「……ん」
ハヤテ――本当の――が目を覚ました。
極度の疲労感で起き上がれない。
「僕は今まで……何を……?」
ヒナギクと争っていた途中から記憶がない。
「……? って、何か股間が異常に気持ちいいような……」
よく動かない首を持ち上げて、見てみる。そして、固まった。
596名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 05:59:35 ID:6U/6caB0
生殺しに泣いた
597天武帝:2007/06/19(火) 06:46:35 ID:OJCgHVEP
「……は、ぅん、ん……」
舌で刺激され、ハヤテは突然射精感に襲われた。
「――っ、くぅっ!」

ドクッ

「……ぁ、あぁ……」
息を荒くするハヤテは、深呼吸をして、同じく荒い息のその人物を見た。
「おはようございます、ハヤテ様……」
そこには、真っ白な精液にまみれた、どこか卑猥な微笑みの伊澄がいた……


【To be contined...】
598天武帝:2007/06/19(火) 06:49:09 ID:OJCgHVEP
終わりです。
えー……何か最後だけ投下出来てなかったんですが……まあ完全版はまとめサイトで。
続きは……書くかもしれません。でも気長に待ってた方がいいかもです。
599名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 17:24:27 ID:nLvtd7DT
GJ!!!
600名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:57:38 ID:KJmpGdeX
GJ
601名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:48:05 ID:dUduIT6C
>>598
GJです



さて、投下しますか。
とりあえず区切りのいいところまで投下します。
602浴場 その17-1:2007/06/19(火) 23:51:23 ID:dUduIT6C
そう時間が経たないうちにハヤテから唇を離した。
咲夜は名残惜しそうにハヤテに縋る。そんな咲夜が愛おしくて仕方ない。
「キスならこれからも、いつだってしてあげますよ」
「む〜…」
咲夜はうなだれる。
「それより、不公平ですよ?」
「え?」
「僕はさっきからすっぽんぽんなのに咲夜さんは…」
ハヤテはニコニコとして、咲夜が何かをするのを待ちかまえるかののようにじっとしてた。
咲夜はハヤテの言わんとしていることを悟り、恥じらい躊躇う。
「うち、裸を男に見せたことなんかあらへんし、その…」

がしっ

「へ?」
ハヤテはタオルの裾を掴み、そして一気に、
「それっ!」
脱がした。
ハヤテの目に、生まれたままの姿の咲夜が写る。
「な、なにするん…ひゃっ!?」
ハヤテはそのふくよかな胸に顔を埋め、舐め回す。
「んっ…こ、こそばゆい、は、ハヤテ…ちょっ、やめんか、ぁああっ!」
次にハヤテは右の乳首に吸いつき、舌で先端をいじくる。
「ふぁっ、ハヤテ…ハヤテぇぇぇぇ!」
咲夜は耐えきれず、ハヤテの頭に抱きつい。それでもハヤテは舌の動きを止めない。
咲夜の体が小刻みに震える。
603浴場 その18-1:2007/06/19(火) 23:53:38 ID:dUduIT6C
ハヤテは調子に乗って、左の乳首もいじりだし、そして、

ぬちゃ

「な……………………かはっ…ぁん」
咲夜の陰部をもいじりだした。
いきなりのことに咲夜は喘ぐ。
「いにゃっ…そにゃいなゃとこ……」
余りもの快感に呂律が回らなくなる。
ハヤテはクリトリスだけでなく、その全体をバランスよく愛撫し、的確に咲夜に快感を与える。
そして、愛撫をすればするほど愛液が溢れでる。

ちゅぱ

ハヤテは口を離して咲夜を見上げた。胸が唾液で輝いている。
「咲夜さんの乳首、勃起してますね、とても硬いです」
「ぃゃ、言わんといて…」
「それにここも…」

くちゃくちゃ

「ーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!」

咲夜は声にならない叫びをあげる。
「すごいですよ、ほら!こんなに愛液が…」
「んゃぁ…」
咲夜が弱々しく反応する。
「でも、まだイってないみたいですね」
そう言うと、ハヤテは両手を離し、軽々とお嬢様抱っこをする。
咲夜はボーッとしていて、口からはだらしなく涎を垂らしている。

ざばん

ハヤテは湯船から上がり、椅子に腰掛けると、向き合うように咲夜を股に跨がせた。
咲夜はハヤテに凭れる。
604欲情 その19-1:2007/06/19(火) 23:58:11 ID:dUduIT6C
「僕も、そろそろ楽しみたいです」
ハヤテはにっこりと微笑む。
「さっきから触ってすらいないのに、全くおさまらないんです、これ」
二人は勃起したモノを見つめる。
咲夜はそっと先端な触れてみる。
「んくっ…」
それだけで我慢汁が溢れてくる。
咲夜は指についたそれを舐める。
「うち、ハヤテのが、欲しい」
「ぼくも、早く、入れたい…」
互いに頷く。

咲夜は少し腰を浮かす。
そして、先端に穴をあてがう。
「も、でちゃいそう…」
「あ、あほぉ、我慢しぃ、これから、もっと気持ちええことするんやからな…」
「は、はい」
ハヤテは深呼吸する。

「では、いきますよ」
「ああ、ハヤテ…」
ハヤテは咲夜腰を掴み、ゆっくりとゆっくりと侵入させていく。

二人とも浴場に響き渡るほど、あえぎ叫んだ。
初めての感覚に戸惑い、しかしながら感動する。話しかける余裕など二人にはなかった。
ハヤテは咲夜が処女であろうと気遣いたかったが、そうもいかない。

『えぇぃ、ままよ!』
ハヤテは一気に貫いた。
605名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:59:32 ID:dUduIT6C
タイトルミスorz

ここでキリがいいのでとりあえず投下しておきました。
606名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:07:13 ID:49Owbyqu
>>605
GJ
タイトルは気にしなくてもいい
というかむしろそっちの方があっていると思う
607名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:45:27 ID:pyxblCaO
浴場で欲情・・・。スマン。

グッジョブ(・∀・)b
608名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:51:10 ID:U9kj8mZi
>>606
H中は欲情で統一したかったんだ

>>607
もう欲情も浴場もないんだよ…
どうせ俺なんて…
609名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 12:26:27 ID:RZZQC2gg
そうか、ヒナの体が目当てか
610名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 14:22:18 ID:U9kj8mZi
(´・ω・`)ハムの方が…
611名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 14:46:20 ID:/VhVmYqz
俺は二つに一つになんて選べない。選ぶなら両方だ
612名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 15:45:44 ID:UMB9XzAf
重ねて両成敗
重ねて両成敗と申したか

>>605
GJ!と言いたいけどなんちゅう寸止め…w
613名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:30:45 ID:kLaEPedq
巫女ブラックktkr
614名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:51:37 ID:PRHyaB6V
ひぐらしきたああああああ
615名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 21:01:51 ID:fzlnPiPw
今週の理沙ちんの笑顔に本屋で立ち読み中なのに発狂しそうになった
616名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 21:06:30 ID:r1Dcc2Ji
もう朝風萌えになっちまったぜ…
617抑情 その20-1:2007/06/20(水) 21:51:28 ID:U9kj8mZi
咲夜は目を開けた。

天井が見える。
『ここ、ナギのベットか…?』
より状況を把握するために辺りを見渡す。
『誰…や?…あかん、ぼやけて見えへん…』
ベッドの横で誰かが椅子に座っている。咲夜は目をこすり確かめようとするる。
「咲夜さん…」
咲夜が再び目を開けると、ハヤテが心配そうに自分を見つめていた。
「はやて…」
「お身体の方は、大丈夫ですか?」
「え…?あ、ああ。………うっ」
下半身、膣内に痛みが走る。
『そっか、うち、ハヤテと…』
今思うと、夢だったのではないかと疑ってしまう。しかしその痛みが、事実だと訴える。
618抑情 その21-1:2007/06/20(水) 21:52:58 ID:U9kj8mZi
「咲夜さん…」
ハヤテは頭を下げた。
「ごめんなさい!」
「え…?」
「貴女を傷つけてしまい、申し訳ありませんでした!」
咲夜は呆ける。
しかしすぐに、ハヤテの言ってることを理解した。
「別に、謝ることやないやんか…」
「でも…」
「大方予想がついたわ。うち、気絶してもうたんやろ?」
「…はい」
「なら、うちが悪いやんか。いいところで中断させてもうたわけやしな…」
咲夜はにっこりと微笑む。しかしハヤテの顔は暗い。
「もしな、実際にハヤテが悪かったとして、そんなら…」
咲夜はそっとハヤテの頬に触れる。
「笑ってくれへんか?」
そう言って口づけを交わす。
触れるだけだが、長い長い口づけ。


しかし、それでもハヤテは笑ってはくれない。
咲夜は不思議に思うと同時に、感づいた。
「何か、隠しとるんか?」
「え?」
「もしくは、言いたいことがあるんか?」
ハヤテは目を丸くする。
「図星か…」
ハヤテは力無く笑う。そして、口を開いた。
619抑情 その22-1:2007/06/20(水) 21:54:17 ID:U9kj8mZi
「言いたいこと、いえ、言わなくちゃいけないことがあります。」
「…」
咲夜は黙って聞いている。
「けれど、それを言ってしまったら、貴女を傷つけてしまうかも、いや、傷つく筈。
でも、言わないわけにはいかないんです。」
「…言ってみ」
「…」
「言わんかったら分からんよ。」
咲夜はやはり微笑む。ハヤテの受け売りのように。
「頭なんか下げんでええから。言ってみ。」
漸くハヤテは頭を上げる。
「複雑」、まさにそんな顔をしていた。
620抑情 その23-1:2007/06/20(水) 21:55:30 ID:U9kj8mZi
ぼくは最初、夢だと思ってたんです。
咲夜さんとの一連のできごと全てが、夢だと思いました。
だから普段とは違う、あんな大胆な真似ができました。

でも違いました。
咲夜さんと、その、繋がった時、気づきました。
その感覚、流れ出る血、そして気を失った貴女が、これは夢なんかじゃないと気づかせたんです。

僕は愚かなことをしたと後悔しました。
貴女は真剣に僕を想ってくれていたのに、僕は貴女のことを………

前にもある人達に言ったんですけど、僕には「女を養う甲斐性」がないんです。
だから、貴女を幸せになんてできる筈が…
621抑情 その24-1:2007/06/20(水) 21:57:05 ID:U9kj8mZi
「はっ…」
ハヤテが言いかけてる途中で、咲夜が鼻で笑った。
「なにかと思えば下らん話やな」
「え…」
「言いたいことははっきり言わんかい、アホ。」
ハヤテは押し黙る。
「さっき、うちが真剣にハヤテを想ってるて言うたよな?
それは当たっとる。そして今も変わらん。」
一息つく。
「愛しとる。
けどな、おまえの、自分の意見をしっかり持たん所は嫌いや。
おまえはどうなんや?うちは真剣に想ってる。ならハヤテは?
うちはな、ハヤテの素の気持ちを聞きたいんや。甲斐性だ何だとか、そないな話とはちゃうねん。
おまえに養う甲斐性とやらがないなら構わへん。うちが養ったる。」
ハヤテは固唾を飲む。
「いっちばん重要なんはハヤテ、おまえの気持ちなんやからな。」
「咲夜さん…」
「さてと」

がしっ

咲夜は両手でハヤテの顔を自分に向かせる。
「うちだけを見るんや。他に目ぇ行ったらぶん殴ったる…
うちだけを見てな、それで教えてくれへんか?ハヤテの気持ち。」
「僕の気持ち…」
「そや…」
二人は見つめあう。
622抑情 その25-1:2007/06/20(水) 22:01:21 ID:U9kj8mZi
「何度でも言ったる。うちは、愛しとる。ハヤテが『生涯の相方』になってくれるんなら大歓迎や…」
「…僕は」
「ああ」
「…僕も、咲夜さんが好きです。でもそれは多分、恋愛感情ではありません。
さっきの僕は、ただの欲情した猿だったんです。理性を持たない猿だったんです…
貴女は、そんな僕を」
「愛しとる。」
咲夜は躊躇なく告白する。
「で、でも…」
「あのな、うちがハヤテを愛してる理由、分かってへんやろ?」
ハヤテは押し黙る。
咲夜は、やっぱりかと言うように笑う。
「ハヤテは人の想いだけやのうて、自分の想いにも気づかへんのやな」
「え…僕の?」
「そや…うちがお前を愛するのはな、」
咲夜はハヤテに凭れ、胸に耳を当てる。
「ハヤテの、ハヤテの想いが伝わったからや」
咲夜は更に強く抱きしめる。
「…決めつけるなって話やけどな、でもうちはそう感じたんや」
ハヤテを見上げる。
「なあ、ハヤ」

ぎゅっ

「!?」
『は、ハヤテ?』
咲夜の心臓がバクバクと激しく鳴る。身体が火照る。

咲夜は嬉しくなり、より想いを込めて抱きしめ「返し」た。
623抑情 その26-1:2007/06/20(水) 22:05:51 ID:U9kj8mZi
「…咲夜さん」
「なぁんや?ハヤテ…」
「『好き』、だとか『愛してる』、だとか、そういう気持ちは僕にはありません」
「え?」
「僕にとって貴女は、咲夜さんは、守るべき存在です。」
「守る、べき…」
「はい。お嬢様も、守るべき存在ではあります。でも、それとは違って、咲夜さんは…」
「ええよ」
「え…」
「まさかな、ハヤテからそないな情熱的な台詞が聞けるとは思わんかったわ!」
咲夜は照れ、顔を背ける。ハヤテもつられて照れる。
「なあ、ハヤテ」
「はい」
「愛しとる。」

『素直、か。ひねくれず、素直になるな、さっきの言葉は間違ってる。
そう、僕は…』


「愛してます。」
咲夜がハッと見上げる。
「愛してます、咲夜さん」

咲夜は瞬時に唇を重ねた。
『こないな情けない姿、流石に見せられへんな…』
咲夜の目尻から雫が零れ落ちた。
624欲情 その27-1:2007/06/20(水) 22:08:40 ID:U9kj8mZi
今まで以上に濃厚なキスを終え、二人はポーッとする。
「なあ、ハヤテ」
「はい、なんでしょうか」
「続き、せえへん?」
「続き、ですか」
「うち、今切ないんや。アソコが疼いてしょうもないんや…」
「うーん…」
「だ、ダメなんか?」
「いや、だってここ一応…」
「あ…」
ここはナギの部屋、ましてや咲夜がいるのはベッドだ。
「今、お風呂に入ってらっしゃるんですけど、あと十分もしたら戻ってくるかと…」
「そ、そか」
二人は冷静さを取り戻す。
「ま、まあ、しようと思えばいつでもできるしな…」
「そ、そうですね」
少し気まずくなり、言葉を探る。
言い換えれば、「初々しい」二人であった。

「なあ、ハヤテ。」
「はい」
「そらな、こないなとこでセックスはできひんけど…」
咲夜の大胆な台詞にハヤテは吹いた。
「な!べ、別に変なこと言うとらんやないか!」
「そ、そうですね…」
「ったく。…でな、変わりに言うたら変やけど、」
咲夜は躊躇いがちに言う。
「しゃぶったろか?」

突拍子もない申し出に、ハヤテは放心する。
625名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:10:14 ID:U9kj8mZi
一旦投下終了

なかなか本番にならない理由は探らんといてください
626名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:35:37 ID:c2IEZbsj
>>625
わっふるわっふる
てかかなり良い(*´д`)
627名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:32:50 ID:xf/0dtlq
今週号読んで理沙×ハヤテも結構いいなぁと思ったりした
628名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:41:58 ID:amgQp9IH
GJ!!!!
629名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:42:05 ID:h2QKQ25Q
しかしまあ、ハヤテと理沙の小説ってほとんど見かけんな。
ひなゆめで一個だけ短いのがあったけど、ホントそれしか知らん。
630名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 07:51:35 ID:9zvItMBh
けどラストで頬を染めるのは無理しすぎ
631名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 08:13:02 ID:xf/0dtlq
イインダヨ!
632名無しさん@ピンキー :2007/06/21(木) 08:45:55 ID:eN22mN/n
>>625
GJ!!
続きもお待ちしとります〜!
633名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 11:37:03 ID:py1Ks+Ip
いいんちょさんの誕生日だぞ〜
634名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 14:17:49 ID:a9GmXnKD
最近、諸職人様方が神懸かっているのは
大変嬉しい事なのだが、ヒナ派の立場が危ういな…

神よ…。ヒナも…ヒナにも是非スポットライトを…
635名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 14:58:17 ID:9zvItMBh
>>634
浴場でヒナを書ききる自信がない(´・ω・`)
636小ねた:2007/06/21(木) 17:01:19 ID:MmxCRSBh
>>633
はっ!そういえばいいんちょさんの誕生日でしたね今日は
というわけで小ネタですが誕生日SSを

::::::::::


今日はいいんちょさんレッドこと、瀬川泉さんの誕生日です。
普段から色々と世話になってますし…いや、世話をしているというべきか…
とにかくきっと本編でも何かする筈、いやきっと!だけども、
それは数年先になりそうな時間経過ですし…とにかく何かプレゼントして祝いませんと!
「で…これは何なのかな、ハヤ太くん?」
「え?何って…プレゼントですが?」
「この縄が?」
実は持ち合わせがありませんでして…それで金を使わずに、
僕ができる瀬川さんが喜んでもらえる事を考えたのです、そしてその結果…
「ほら、いじめられるのが好きなんですよね」
「ほえ?それってまさか…また!!」

ギシィ…ミシィ…

「あんっ!あ…痛っ!!ちょ…ちょっと苦しいよハヤ太くん!!」
「えっと…でも少し苦しいくらいが丁度良い絞め具合らしいですよ」
僕は用意した荒縄で彼女の身体を縛りました、
この縛り方は亀甲縛りというもので、瀬川さんの女体をより強調させるように、
少々アレンジして縄を絡ませてみました。
「で、でも…こんな…はぅ!!」
「ほら、息が荒げてきましたよ…ほら汗で湿ってきた制服の胸元、乳首が立っているのもわかる程ですし」
「や、やぁぁん!!み、見ちゃだめぇぇ!!!」
ちなみに普段瀬川さんが着込んでいる白皇学院の制服の上から縛ってみました、
邪魔かな〜とも思いましたが…
「まぁこれはこれで…」
「何を満足げな表情をして言ってるの、も〜〜!!」
「いや、僕は何もまだ言って…はっ」
637小ねた:2007/06/21(木) 17:02:38 ID:MmxCRSBh
ふと振り向くとそこには、ザ・生徒会役員ズの残り二人、
花菱美希さんと朝風理沙さんが立っていました、しっかりマイカメラ持参で…
「ふふ、こんないい絵を撮らないわけいかないだろ」
「ちょ!あ…とっちゃ駄目ぇぇ!!」
「ふふ…そういってる割に太ももに、エッチな雫が垂れてきてるわよ泉」
「はぅ!!」
しっかり言葉攻めまでして、二人の恥辱責めに瀬川さんは縛られた身体を震わせ、
荒々しい甘い吐息を漏らし続け悶えるのです。
あんなに動いたら…また身に縄が食い込むのですけどね。
「しかしいいセンスのプレゼントだなハヤ太くん」
「それで、これからどうするの?やっぱりいつものように子種を贈る気?」
「はい?」
「見動きできない泉をたっぷり辱め、白濁染めにさせるか…」
「それで今度は腹ボテにさせた身で、縄を縛りつけて…この外道」
「ちょっ!ちょっと!!今回はそこまでやりませんよ!!」
「今回は…なんだ」
「それはいけないぞ、こんなとこで寸止めとは」
「そうね…即興小ネタとはいえ、ちゃんとオチはつけないと」
なんだろう、二人の迫力が妙に増してるような、というかヤバイ予感が!!
じわりじわり僕に迫ってくる…あぁぁぁ!!!


「あ…そんなに縛らないでくださいよぉ!!」
「ふふ、まだまだこれからだぞ、その下の固いのも縛りつけないとな」
「そ、そんな事したら…だ、出せなくなって!あぁ!!」
「私の調べ通り、こっちの穴が弱いようね、思いっきり太いのを挿してあげるわ」
「や、やめて…はぅ!!!」
僕は花菱さんと朝風さんの手により辱められる事をされてました、
自分の用意した縄で縛られて…しかもまだまだ二人はヤル気ありまくりで!
僕…どうなっちゃうのでしょうか?
「やぁぁぁぁ!!!!」


「あれ?いいんちょさん…放置プレイ?」

【おしまい】
638名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 18:15:07 ID:aEtIeuF7
>>634

俺にまかせろ! 希望ジャンルは? 浴場ではないけどな。


>>637
GJ!
てかハヤテカワイソスw
639名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 18:45:14 ID:msqn/lsN
ハヤテ・・・
640名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 18:49:01 ID:amgQp9IH
放置プレイワロタww
641名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:01:35 ID:ZBHBqTxp
もしかしてROCO氏?
MCスレと同IDだし
642名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:02:51 ID:py1Ks+Ip
>>634
本編でひいきされまくってんだから別に良いだろうにそんなんより理沙が読みたいよ 理沙に惚れちまったんだよ あのクールなのが赤面してる所を想像するだけで丼2杯は行ける。
643名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:52:32 ID:1+wlcXwx
俺もなんかヒナネタ考えてみるかなぁ

>>636-637
M最強だなw
GJ!!
644名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:53:38 ID:h2QKQ25Q
>>634
ここのちょっと上の方にあるじゃないか。
645名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 20:43:27 ID:7CryT6yJ
>>629
ひなゆめ知ってるなら探せばあるだろ。
1つまっとうなヤツが。途中までハヤヒナっぽいのが迷彩だが……。
ほれ。

ttp://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=299
646欲情と抑情 その28-1:2007/06/22(金) 00:56:44 ID:hgG6HS0O
「さっき、寸止め食らったんやろ?せやから、うちが慰めたる。」
「で、でも…」
「脱げ!下だけでええ。脱げ!」
咲夜はベッドから出て、立ち上がった。
その時、咲夜は自分が着ている物に気づく。
「ネグ、リジェ?」
そして咲夜ボディラインが窺える。
「ふーん…」
咲夜は自分が着ている物をマジマジと見つめる。
「これ、ハヤテがやったんか?」
「え?は、はいそうですけど…」
「はっ、本心丸見えやな!」
「ぬぁっ!?別に僕はそんなつもりじゃ!」
「嘘ついたらあかんでぇ?」
「うっ…」
「ほらな。」
咲夜はカマをかけた。
「なぁ、決めたんやろ?正直ぃなるって」
ニカっと笑う。
ハヤテは後ずさるが、咲夜もじわじわと近づいてくる。
そして
「たぁっ!」

どすっ

「痛ぅ…」
「これで、逃がさんで♪」
咲夜はハヤテを押し倒し、馬乗りになる。
「全く、ナギと同じで、あ〜んまぃ奴よのぉ♪スキだらけや」
「どこの賞金稼ぎの豚ですか貴女は…」
「ちゃうわ…」
「へ?」
「うちはただの虜や……ハヤテのな」
「咲夜さん…」
二人は微笑む。

唇を重ねた。
647欲情vs抑情 その29-1:2007/06/22(金) 00:59:17 ID:hgG6HS0O
「やっぱり、ええわ」
「何がです?」
咲夜は無視して、大きくため息をついた。
「…ハヤテの、大きくなっとる。」
「そりゃ、まあ」
咲夜はクスリと笑う。
「身体はこない正直やのに、せやからて、ハヤテの意思が揺らぐことはないんやな」
「……」
「普通の男やったら、こないな状況で黙っとる筈あらへん。
……おまえは、『普通の男』やない。おまえは、『ハヤテ』や。」
咲夜は立ち上がる。
「うちから攻めるんはもうやめや」
「え?」
「こういうんはハヤテからエスコートするもんや、せやから、うちは待つ。
それに、ナギに見つかってもつまらんしな…」
そう言うと、咲夜は大きな欠伸をし、ベッドに向かう。
「咲夜、さん?」
「おやすみな、うちはもう寝る。疲れてもうたわ」
咲夜はさっさと布団の中に入り込む。
「また明日、相手したるわ…」
咲夜は眠るフリをしだす。

『さあハヤテ、かかってきい!今のハヤテならできる!さあ、さあ!』

しかし…
648欲情vs抑情 その30-1:2007/06/22(金) 01:00:52 ID:hgG6HS0O
ハヤテはむくりと立ち上がる。
「そう、ですか。」
『え?』
「そうですよね!夜も遅いことですし、今日はお休みになられた方がいいですよね」
『はぁ!?』
「で、では、お、おやすみなさいませ…」

パタン


ハヤテは出ていってしまった。
『…………は、』
「はっやての、ぶゎっかやるぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
咲夜はベッドの上で暴れ出す。
「な、なんでや!どこで計算が狂ったんや!うちの予想ではハヤテは襲ってくるはずやったのに…」
咲夜はバーサーカーと化す。
「も、もう最悪や!こうなったら一晩中オナニーしたる!寝不足になったらあいつのせいや!」
などと宣っていたところに、ナギが部屋に戻ってきた。
「ふー、さっぱりした。お、ナギ、目が覚め…って何してるんだ?」
「知らん!」
「知らん、てお前、人のベッドで暴れるとはお前は猿か?」
「アホ!うちは豚でも猿でもないわ!」
「ああわかったわかった。兎に角、落ち着け。」
「ふん!」
咲夜はゴロンとする。
649抑情、故に欲情 その31-:2007/06/22(金) 01:04:39 ID:hgG6HS0O
「なぁ、なにかあったのか?」
「別に…」
「まさか…ハヤテに何かされたのか!?」
咲夜ハッとナギを見、そして力無く、悲しげに笑う。
「んなわけないやろ…」
「んぁ?」
「…は、ハヤテがそないなことする奴やないって、なんだかんだでナギが一番分かっとるやないか!」
「ムッ…」
ナギは照れる。
「ま、まあな、何せハヤテは私のお嫁」
どすっ

「へ?」
咲夜が拳でベッドを殴った。
「ちっ…」
舌を打つ。
「さ、咲夜…さん?」
「なんや」
俯いていて表情を窺えない。
「本当に、どうしちゃったんだ…?」
「どうも、してへん…」
「う、嘘だ!」
「…」
ナギは咲夜に近寄る。
「本当に、どうしたんだ?」
恐る恐る、咲夜の顔を覗く。
「さくや。……!?」
戦慄が走る。
「え………え?」
戸惑いを隠せない。
鳥肌が立つ。
650名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 02:57:42 ID:ZaQifdki
SS素人なら仕方ないが長編なのに気まぐれに宣言無しで投下して勝手に切り上げて消えるのは慎んだ方がいいんじゃないかな?

いつか叩かれるぞ
651名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 03:01:39 ID:AJdnZhDq
俺は書いてくれてる人は何があっても叩かないよ
652名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 03:18:26 ID:nqz79g2v
確かに、ちょっと前にも同じようなことがあったな。
そろそろ少し自重したほうが荒れないで済むかも。
653名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 03:43:19 ID:hgG6HS0O
先に宣言しなかったことは謝る

合図なしに投下終了したのは寝落ちしちまったからなんだ…
654名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 03:46:43 ID:hgG6HS0O
また、自重しろとのことなので、再び暫くの間、投下控えときます

では
655名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 06:10:54 ID:m4OZB6dO
書きもしないで文句垂れてる馬鹿よりは千倍マシだと思うが…
もう遅いか
656名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 06:50:55 ID:45BLSpZJ
>>655
そういう奴等はきっと文才に嫉妬してるんだよ。


>>634
>>638なんだが……音沙汰なし?
657名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:03:55 ID:CTamoXc8
まぁ、落ち着け

>>653
どうも投下宣言がなかったのがお気に召さなかったらしいが
逆に言えば宣言さえすればおkだとさw
気にせず続けてくれ
待ってるぜ
658名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:06:02 ID:5RejcESc
宣言なんか必要と思ったことないな
659名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:35:00 ID:pfRRru3A
コマ切れで投下する職人は、ちょっと前にも書かれてるサイトの出身者じゃないか?
なんとなくそんな気がする。

コマ切れで投下する短所は、読みにくいとか他の職人が投下しづらいとかだけではなく
推敲や校正が疎かになるというのもある。
出来た文章を早く読んでもらいたいという気持ちは十分理解できるけど
まとめて書く方が自分で読み直す機会が多くなるから、その分だけ誤字脱字も減る。
文章表現だってろくに読み直さずに投下するよりずっと良くなる。

コマ切れで投下して感想レスをもらわないとモチベーションが維持できないというのであれば
ひとつ質問したい。
もし感想レスがゼロだった場合、あなたは続きを書くのを止めるのですか?
660名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:40:51 ID:hgG6HS0O
>>659
もしかして、一度に十レス程度じゃ足りない…のか?
661名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:45:36 ID:75cYUaWr
宣言と終了は、投下がカチあったときの混線を避ける効果があるから
一応あったほうがいいくらいかなあ
662名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:05:25 ID:f4cKtq74
なんか保管庫の7スレ以降の作品が見れなくなってるんだが……既出?
663名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:20:08 ID:pfRRru3A
>>660
レス、10も無いじゃん。
しかもかなり短いレスもある。
他の職人の長編SSに比べると一度の投下量が少ない。
台詞多めで、地の分が少ないのがさらにボリューム不足を感じさせる。


文句言ってるのは、俺が咲夜好きで続きを楽しみにしているからだ。
664名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:27:03 ID:90oYuWW7
流れよ変えよう。


↓以下フェチトーク
665名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:40:41 ID:aSIGzdGX
伊澄たんハァハァ
666名無しさん@ピンキー :2007/06/22(金) 08:43:17 ID:sbdvpYcE
マリアさんハァハァ
667名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:01:16 ID:hgG6HS0O
今回投下しようとした分の残り三レス分の地の文を推敲してみた。
まだ改善の余地はありそう。

>>663ありがとうです。
668名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:18:00 ID:ihe1vWBB
>>667
おまえ今まで何度も纏めて投下しろ言われた奴だよな。
その度に直すと繰り返してきては、直らないわけだが。
このスレから消えてほしいと思っている奴もいることも忘れずに。
669名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:32:27 ID:ihe1vWBB
>232-233 6/7で既にぶつ切り投下するなと突っ込まれてる、了承の意を示したが……
>284-288 既に気にせずぶつ切り投下
>299 さらにぶつ切り
>301-306 住人怒る
>340 ここで10レスに纏めて投下するとやっと宣言
>411 1レス投下
>424 また1レス投下
>429-431 ぶつ切り3レス
>449 >>462 他人の投下をネタレスして住人に怒られる >>493 >>506
>494-495 またぶつ切り
>496 また十レス程度に纏めると宣言
>646-649 またぶつ切り

この度にスレが荒れる。

670名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:34:57 ID:R/7di0ay
ってゆうかハヤテ×泉を書いた人と同一人物なら、
ハヤテ×泉の続き書いてよ
671名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:40:37 ID:CTamoXc8
ナギ可愛いよナギー
なんとかしてよナギー
672名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 10:41:39 ID:90oYuWW7
>>669
まとめ乙
673名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 11:42:40 ID:0IEvxhzK
まあ、文句言うな良い作品を投下してくれるだけでかなり有り難い事なんだ
 
俺はただただ咲夜の続きを待つ
674634:2007/06/22(金) 12:16:09 ID:g+bxw+k8
>>638
スマンちょっとスレ覗けなかったんだ。

超が付く甘党なので純愛路線なら細かなシチュは問わない。
強いてあげるなら、本場前にフェラを挿入して頂ければ
唯一神として毎日拝み倒してもいい。是非よろしくお願いしますm(__)m
675名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 15:11:57 ID:5RejcESc
>>669
粘着もここまでいくと恐ろしいな…
676名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 15:37:31 ID:7ND2ns/8
直す気がないんなら自分でHP作って投下してろよ
これが最初ってんならまだ分からなくもないがお前これ言われんの何度目だよ
ってのがずっとROMしてた俺の意見

ひとまず半年とまではいかなくても1月くらいROMって空気の読み方を学習して欲しい
677名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:04:37 ID:owGV8Z+C
この調子だと次スレまでいったりしてなw
678名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:09:39 ID:CTamoXc8
この執念深さは間違いなく腐女子
腐り方で分かる
679名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:04:32 ID:uct3nqcu
>>678
たしかに執念深いよな。
どうしてここまで住人の声を無視して
しかも荒れるのがわかっているのに
細切れ投下が平然とできるのだろう?
680名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:09:36 ID:CTamoXc8
>>679
勝手な解釈はやめてくれませんか?
荒らしてる君等の方に言ってるんですよー
分かりまちたか?
681名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:21:33 ID:34iyeCTF
こういうの書き込んだら空気悪くなるってのは分かってるんだよ俺も
だけどID:hgG6HS0Oが酉つけてNG対象になってくれるか本気で改心してくれれば
こうやって荒れることも避けられたはずだろ

むしろ前回荒れたことをまた懲りもせず繰り返してる奴を擁護する理由が分からん
このまま荒れたままの方がありがたいとでも思ってるのか
682名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:24:16 ID:5RejcESc
       ∩       
     ⊂⌒(  _, ,_) < こんなのに釣られた俺のバカバカバカ
       `ヽ_つ ⊂ノ
683名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:49:00 ID:uct3nqcu
>>680
…………?
よくわからんが安価ミスってるぜ(^ω^)
684名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:49:03 ID:45BLSpZJ
>>674
よっしゃ、数日待っててくれ。ハヤテ×ヒナギク、純愛、本番前フェラな。

そしてここ最近の荒れ具合について。
俺も確かに>>667のぶつ切りは気になってた。改善されないこともな。
確かに、ぶつ切りは読みにくい、他職人に迷惑、ウザいと思う。

それでも本人は自分の文を誰かに見せたい一心で書いてるわけだし、文が変って言ったってプロじゃないんだし仕方ない。

>>667叩いてる奴らは、とりあえず良作持ってこいよ。
自分が言った条件クリアしてな。

>>667も、一気にまとめて投下してくれ。まとめられない理由があるなら教えてくれ。

以上。
ぐだぐだ長い文すまんな。
685名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:51:05 ID:ihe1vWBB
・例えばタバコぽい捨する奴がいて、それに注意した奴がいるとする。
この場合悪いのはどっちだ。

・スレのルールやマナーを守らない奴がいて、
それに注意する奴がでる。
この場合悪いのはどっちだ。
ID:CTamoXc8の主張では、
注意する側は荒らしや叩きとして非難されるべき側となる。

結局いい、悪い-正しい、間違ってる、で言い合っても平行線のまま。
逆切れ人間にはコミュニケーションが通らない。
荒れるだけ。
だが荒れると分かってても、荒れる原因は取り除かなければならない。

だったらこれしかない、
好き勝手にタバコを捨てたいなら、
ぽい捨てしても許される場所に住めばいい、注意されない場所にな。

ルールとかどうでもいい、投下してくれればなんでもいいというなら
それに縛られない、注意されない場所に移動すればいいだけ、
つまりwikiでも作るなりして、そこで好きにしろということ。
その場でのルールを守りたくないなら、守らなくてもいい場所に移動して好きにやればいいだけのこと。
そこで一時間に一レスずつなり気にせず投下すればいい、ここに拘らなくてもいいんだよ。
686名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:54:01 ID:uct3nqcu
>>684の良作に期待していたら
>>685が正論をパシーッと決めたので
全裸で今晩を過ごす勇気が持てました。
687名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:58:27 ID:34iyeCTF
>>684読むだけでこいつの文章力の程度が分かる
688名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:16:46 ID:45BLSpZJ
>>687
悪い意味でか?
どうせ半分は自己マンだ。俺は叩かれたって苦にならん。
いい意味なら礼を言う。
689名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:17:41 ID:6v4JrDit
ところでそもそもの話なんだが
細切れ投下ってどこが問題なんだ?
690名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:22:29 ID:N+ZTWo8+
>>689
>>659を100回よんでこい
それでもわからないなら半年ROMれ
691名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:31:30 ID:6v4JrDit
反論させてもらうと細切れで投下されても騒ぐほど読みにくいとも思わないし
この程度で他の職人さんが投下しづらくなるというのも考えにくい
それに件の職人は携帯で投下しているという点も考慮すべきでは?
692名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:34:29 ID:45BLSpZJ
>>691
なら俺も携帯で投下してみる。さすがに制限ついたりはないだろ。文字数以外は。
693名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:39:46 ID:WPMz7M+g
他にも
・スクロールしてくと嫌でも目に付くから何かのアピールとか宣伝のように見えてムカつく
・自分のSSを投下した後の感想レスの流れを一瞬で断ち切って投稿始めそうで怖い

昔からネタ切れするとSS書かずに日記書き始める人がやたら多かった気もするし
こういう傾向の書き手はとにかくウザい
694名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:43:37 ID:GfXrlJ9P
>>693
凄まじい根暗だな
はっきりいって理由になってない
夏休みはまだ一ヶ月くらいあるんだぞ?
695名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:46:45 ID:ihe1vWBB
>>691
> 反論させてもらうと細切れで投下されても騒ぐほど読みにくいとも思わないし

他の職人さんがなんで纏めて投下してるか考えたことあるか?
このスレの職人みんながみんな、細切れ投下してたらこのスレはどうなると思う?
スレがめちゃくちゃになるよな。

> この程度で他の職人さんが投下しづらくなるというのも考えにくい

SSを投下する時のモチベーションって何だと思う?
つまるところ読み手の感想や反応なんだよ。
そりゃできることなら細切れでも細かくして、いつも感想がほしいと思ったりもするだろう。
だが、やらない。
上で書いたようにスレがめちゃくちゃになるから。

話は変わるが、それでな、一日に何度も細切れ投下する奴がいるとするだろ。
自分が投下した後に、いつ投下されるか分からないわけだ。
そんで投下してもログが流れて碌な感想が貰えなかったりする、
モチベーションがどんどん下がる要因のひとつになるんだよな。

まあ、ここら辺は言っても個々人によって認識は多少変わってくるだろうが、
細切れがなぜ注意されるのかはこんな感じか。
あとは保管庫で纏めている人にも手間がかかるっていうこともある。
696名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:52:48 ID:6v4JrDit
んー・・・それなら次スレはテンプレで纏めて投下することを呼びかけたほうが無難かもしれんね
それならこんな騒ぎにもならずにすむだろうし
ついでに携帯からの投下の禁止もテンプレに入れるか?
697名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:53:11 ID:aivnwRp4
何この全年齢板のような雰囲気
698名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:54:36 ID:WPMz7M+g
テンプレにいちいちそんなこと書かなきゃ守れないのかよ…
ローカルルールとかそういうの以前に常識だろ…
699名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:57:18 ID:45BLSpZJ
>>696
携帯禁止はいらないんじゃないか?
>>667だけが携帯って訳ないしな。
700名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:59:31 ID:76QvC0Dh
(゚д゚)ウマー
701名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:00:07 ID:6v4JrDit
>>699
スペックにもよるけど携帯だと纏めての投下が出来ない場合がある
その際はどうする?
702名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:02:13 ID:WPMz7M+g
なにこの2人
本当に18歳以上でこんな奴いるの?
703名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:02:42 ID:45BLSpZJ
まとめられない場合って、どんな時だ?

……それでも、もしかしたらあの名作が、あの神が、携帯で書いたものかもしれないぞ?
704名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:04:38 ID:34iyeCTF
チャットうぜえよ
ぶつ切りと一緒にHP作ってイチャイチャしてろ
705名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:04:41 ID:6v4JrDit
言い方が悪かった
纏めて投下できるスペックがない携帯の場合ね
706名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:10:02 ID:45BLSpZJ
>>704の言う通りだし、そろそろ切り上げるか。

>>674
先に断っておこう。俺はコミックスと小説しか手元にないから、基準は小説版だ。


よし、書き始めよう。
707名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:13:42 ID:6v4JrDit
今ある問題に目を瞑って先延ばしにしても何も解決しないと思うけどね
今起こっていることはほうっておけば何度でも繰り返されるよ
708名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:46:14 ID:pWW9+WCn
>>684
言いたいことは分かるが、それでも致命的なのが一つだけ
「じゃあお前が良作もってこいよ」
これだけはいただけない
まあ自作けなされての反論じゃないからまだ救いはあるが

あとぶつ切りの君
読んでる我々が一番欲しているのはなんだと思う?
突き詰めてしまえば読後感なんだよ
雪豹氏の純愛モノ読み終えたときに胸に残るもの、ROCO氏のお家芸を読んだときの爽快感
その他の人たちの作品にも、読み終えた後には必ず何らかの余韻が残る
それが読み手が感想をつける理由なんだ
だがそれに至るには、少なくとも完結した作品であるか、もしくは読み手に納得させることの出来る文章(量、構成)になっているかが問われるんだ

起承転結を作品ごとに盛り込んで、短いスパンの中で纏める連作形式なら文句は言われまい
だが君は、1つの起承転結をだらだらと何回にも分けて書き続けている。それじゃ読んでるほうが疲れるよ

連載が悪いとは言わんよ
雪豹氏の新作は、問題になったかもしれんが個人的には前後編の形だったから余計に期待が膨らむ
起承ときて転を匂わせて後編へ。この上手さはもはや職人芸
これは君みたいに考えなしに投下し続けるのとは訳が違うぞ?
709名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:57:46 ID:uct3nqcu
グダグダな流れを>>708が綺麗に纏めたんだぜ。
その能力に脱帽した、全裸で敬礼しよう。
710名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 20:17:38 ID:zKFxuzHQ
ハヤテが男に犯されるSSが読みたいです><
同人誌でも全くないしな…
711名無しさん@ピンキー :2007/06/22(金) 21:32:51 ID:sbdvpYcE
とりあえずなんか矛盾してるが、このスレのルールについては別スレ立てて
そこで存分に議論してほしい。今のペースなら十分スレとして機能するだろうし。
712名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:54:37 ID:N+ZTWo8+
流れをぶっちぎって質問
巫女服の下って下着とかどうしてるもんなの?
713名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:58:58 ID:GHZdVkht
つけてねえかさらし
714Dm ◆aKQ2SJ2lbM :2007/06/22(金) 22:08:35 ID:fxL3Srde
つけないらしい
715名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:31:21 ID:0IEvxhzK
空気を読まずに理沙のイラスト投下
http://56.xmbs.jp/pb5.php?ID=avaron&no2=1655198&r_num=279527&c_num=10422 
http://56.xmbs.jp/pb5.php?ID=avaron&no2=1655204&r_num=279527&c_num=10422 
え?似てないサーセンwwwww
716名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:42:54 ID:m4OZB6dO
自作なら良く頑張った
下は結構雰囲気出てるんじゃね?

>>712
夢壊すようで悪いが最近は普通に付けてることが多いらしい
717Dm ◆aKQ2SJ2lbM :2007/06/22(金) 22:54:30 ID:fxL3Srde
空気読まずに投下。
以下注意事項。

・初作品な為未熟そのもの
・ハヤテ×ヒナギク
・短い
・エロのみでノーマルな描写はなし
・とりあえず投下は今作のみの予定
・ヒナギクとハムスターの問題とかは何も考えてません

それでも構わない、という方のみご覧ください。
718放課後、生徒会室、彼と…。:2007/06/22(金) 22:57:31 ID:fxL3Srde

夕暮れがさしこむ生徒会室、放課後のひと時。
その教室は、いつもならふさわしい空気が流れている。
例えば図書館のような静かさ、例えば締め切り直前の張り詰めた空気。
しかし、今この瞬間のそこは、まるで別世界かのように空気の色が違っていた。

 「・・・あっ、いいぃ・・・ハヤ、テ君が・・・入ってぇ、えぇ!」
 「ヒナギク、さん、んん!」
 「あぁ!んぁは、あっ!ダメぇ、壊れ・・・ちゃぅよぉ!」
 「はぁはぁ、壊れるなんてありま、せんよ・・・くっ、ヒナギクさん・・・なら、はぁ、はっ。」

生徒会室のソファの上で、ハヤテはヒナギクを貪っていた。
そして、ヒナギクはハヤテに溺れていた。
初めて体を交えた時から日はまだそこまで経ってはいない。
それでもお互いがお互いを想う気持ちは日を増すごとに増大していき、そして行為も激しいものへとなっていった。


 「ダメ・・・ぇ!もぅ、ひゃぁあ!あぁ、ん〜!!!イっちゃう、イっちゃうよぉ!あはぁ!んあぁ!!」
 「はっ、はぁ、ぐぅ・・・ヒナギクさん、いきそうなんですね?いいですよ、僕も・・・もうすぐですから。」

じゅっ、じゅじゅっ、ずぶっ、ぎちゅ!
ハヤテが自らをヒナギクに差し込み、引き抜くたびにヒナギクの中からは愛液が溢れかえってきた。
洪水のように、それはハヤテをさらに快楽の中へと流れ落ちていかせた。
ヒナギクも普段の凛とした態度はなく、ただただ理性が崩れ落ち、ホンノウのまま一人の愛する人を求める女へと変わっていた。

 「えぅ、もぅ…ダメぇ、イっちゃう、イっちゃうよぉ!イっちゃう、ハヤテ、君!!!」
 「はぁはぁ、はっ、僕も・・・もぅ!」
 「ハヤテ君、ハヤテ…んぁ、あふぅ、あっ、ふぁぁ!」
 「ヒナギクさん、好き…です!」
 「わた、私もぉ!ハヤテ君がぁ、好きで…ぇえ!ハヤ、テ君が…好きで!」
 「もっ、イきます。うく、このまま…しがみついていて下さい、ね。」
 「あぁ!イくっ!もぅ、イくのっ!ひゃああっ! わた・・・ぁああ! ハヤテくんにっ、もうダメ!もうダメぇえ…!!…うあぁあ!!!」

ヒナギクがハヤテの腰に回していた足にさらに力を込め、さらに背中回していた腕でもしっかりとハヤテを抱きしめた瞬間、彼女は絶頂に達した。

 「イっ…く、ぐっ…ヒナギクさん!!!」

そしてハヤテもそれとほぼ同時に達し、ヒナギクの中へと自らを放った。

 「っあ!あぁ!!!ハヤテ君が、中にぃ!!!出て、ぇえ!」

今まさに絶頂に達し、そして敏感になりすぎたヒナギクの体にその快感は強烈過ぎた。
体をブリッジのように反らせ、ハヤテの精液が止まるまで何度も絶頂に達し続けたのだから。




寄り添うように、気を失うかのように寝てから数時間後、日はすっかり落ちて回りは闇が占拠していた。
それでも2人はまだ起きない。
疲れを癒すかのように、お互いの温もりを感じるかのように、お互い抱き合いながら眠り続けた。
それはまるでいつまでも一緒にいるという代名詞かのように。
719Dm ◆aKQ2SJ2lbM :2007/06/22(金) 23:01:40 ID:fxL3Srde
以上です。
お目汚し失礼いたしました。
720名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:15:50 ID:nqz79g2v
この短さによく詰め込んだ。
GJ!
721名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:17:00 ID:AJdnZhDq
GJ!!!
722名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:36:12 ID:CFAM0M86
え?……これで1レス? マジで??
すごいな……何かエロパロスレの極みみたいなのを見た気がする。
GJ!
723名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:59:31 ID:M7ew+axN
>>718
やるねえ。行間の取り方も見事
724名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:10:13 ID:MXRqhfCl
>>718
い い 仕 事 し て ま す ね
725名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:10:54 ID:1VR/c2M4
GJ!!!
726名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:25:00 ID:fjKxqt/x
ハヤヒナはいくつあっても飽きないな
727名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 02:03:44 ID:Quc9Vxxa
これはなんというGJ!
728名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 02:39:41 ID:88qPoZtF
正直に言おう

勃った
729名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 02:46:10 ID:naKsg8IM
ヒナかわいいよヒナ
超GJ!!
730名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:00:45 ID:z4ewceUv
面白いものを長く続けるのも才能だが
コンパクトに纏めるのもまた才能だなGJ
731名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:11:02 ID:MTUfOZ2s
しかもこれが初作品だというのだから驚きだ

GJ!
732名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 04:07:30 ID:79VHqoR9
>>718

鬼才現れる
733名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 04:08:12 ID:bN33QJNV
GJ!
……繰り返すようで悪いが、まさに究極だな。1スレって……
734名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 07:19:23 ID:T30mVtv6
レスだレス
1スレ丸々自分の作品で埋め尽くせるなら、それもそれで蝶凄いが
735名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 08:23:47 ID:bN33QJNV
素で間違えてた……orz
1スレ埋め尽くすって、もう一個の小説並みじゃないか?w
736名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 09:39:00 ID:mnRjPRmW
なんか次に長いの投下する人が不憫になる空気だな。
個人的には短すぎて乗り切れなかったので長いの希望。
滑走路がないと離陸できないタイプなんだ。ゴメン。
737名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:04:38 ID:QqRXDaKT
「離陸寸前になってから読む」
738名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:24:35 ID:mnRjPRmW
その発想はなかった と言いたいところだが、
そんなハイブリッドな飛行を試みるくらいなら、
滑走用の燃料でそのまま離陸した方が安定したフライトを楽しめる気が。

いや、しかし試す価値はあるか……
739名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:45:34 ID:naKsg8IM
どんな流れになっても、ROCO神が空気読まずに
良作を投下して元の流れに戻るさ。

雪豹氏も控えてるだろうし、俺達読み手は、
ただ全裸で待つしかあるまい。
740名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 11:03:02 ID:UmxzBO+6
挿入の効果音なんかでいつぞやの名無しの人かと思ったが、
初ってことは別人なのか。
職人が増えるのはいいことだ、GJ!
741Dm ◆aKQ2SJ2lbM :2007/06/23(土) 11:08:24 ID:yyvvRHep
携帯より失礼します。
思ってた以上に初作品が好評で、ただただ驚くばかりです。
技術至らずであのような超短編になってしまいましたが。
個人的にこの作品だけで終わるつもりでしたが、皆さんがよろしければ今後も少しずつ書いていきたいと思いました。
ではまたいずれ、今後も顔を出すかもしろませんのでその日まで…。
742名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 11:13:26 ID:naKsg8IM
>>741
正直、期待している。
743名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 23:07:13 ID:MXRqhfCl
>>741
ただ携帯はちょっと大変だでよー
744名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:50:12 ID:34oWIAjk
携帯で書いていたならすごいよな
745名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 03:23:25 ID:hm5Vh2X6
細切れがどうとかって見てるだけの奴には言われたくねーだろうな
一回自分で書いてみれば?
746名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 04:58:57 ID:NFt7Suvb
以前に携帯のメール機能でSS書いてたんだが、
職場や通勤中でも場所を問わず執筆できて便利だったよ。

ただ…自分の携帯がボロいのか、長文になると保存した時に内容が消える現象が起こったりする…
747名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 06:12:31 ID:IddwYrxL
携帯で書いてた時は一段落するとPCにメールで送ってPCでまとめてたなぁ・・・
748名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 08:10:26 ID:xS/sP4Rz
>>747
なんという粋な計らい…流石は職人……!
749名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 08:55:52 ID:7nwFpFh0
うちにはPCなどという便利なものはございません。

というわけで携帯職人目指します。
いつか投下いたします。
750名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 13:51:23 ID:hq+pyi2l
御託はいらねー、ちゃんと推敲して一晩寝かせて読み直して自分でも抜けるなら黙って投下しろ。
751名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:17:41 ID:0Ca5xSue
ここって18歳だか21歳未満お断りの板だよな。
むしろその年齢でPC持ってないって珍しいな。
752名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:18:54 ID:/K7rTimz
世の中にはいろんな人がいるんだよ
753名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:32:54 ID:vwC55cKi
世界がもし100の村だったらを読めば、PCを持っている人の裕福さがわかるはずさ
754名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:47:07 ID:B7UGa5FD
そりゃ全世界でみりゃそうだが
ここは日本人の21歳以上でねらーでハヤテのファンでPC持ってない奴は少数派だろ
755名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:08:55 ID:ZUi4tKhZ
>>754
それこそ大都市圏の常識だけで考えてないか?
ネット関連は携帯で済ませる人口だって多いと思うぞ。
756751:2007/06/24(日) 22:18:32 ID:0Ca5xSue
いや、ここ最近の携帯に起因する荒れ模様を見て
皮肉を言っただけだったんだよ、わるい。
アニメが始まってから携帯しか持っていない厨房工房が大量に流れて来たってだけ。
757751:2007/06/24(日) 22:22:43 ID:0Ca5xSue
ニートや引きこもりはどうだか知らんが、21歳以上なら
大学生か社会人やってるだろ。
PCもってなきゃやってられんよ。
大学生ならレポート書くのにPCいるし、メールも使うしや就職活動では必須だろ。
社会人ならアクセスやパワポやエクセルetc使えなきゃ話にならんし。
肉体労働は知らん。
758名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:40:22 ID:2IXIjCZ/
はいはい大人乙大人乙
759名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:21:43 ID:Fn8GdYsj
まあ携帯でSSにしろ何にしろ長文打てる奴は素直に感心する
俺は短気だから携帯で文字打ってるとイライラしてくる
760名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:39:48 ID:wgCsLkc7
>>755
なんという屁理屈…………
761名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:40:57 ID:3ryDYwLW
大人・・・ね
762名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:49:20 ID:TCHIdb5g
ID:0Ca5xSueは初めてPC買って嬉しくて仕方ない子なんだよ
みんな生暖かい目で見てやろうぜ?
763名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:10:40 ID:OIfrEgJw
>>757

はいはい乙乙乙乙
764名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:14:39 ID:QHlN5Mwz
>759 気持ち分かる
もう、そんなのやめて小説の方を進めて
さっき1レスss見たいなのどんどんだしてこ
そんなんじゃ
訴えてた癖にアニメにすればきっかり、スポンサーになったコナミと同じ
765名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:40:06 ID:OUBdQHLb
>>757
ここにいるのはPC買うことが出来ない
ニートやフリーターが大勢いるんだから反感買うぞ。
766名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:42:00 ID:Y09JfPfY
一番PC普及率が高そう
767名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 07:19:52 ID:tqTBZCZ7
浴場まだ?
768名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:13:14 ID:GRKIpJLT
今でも高校生ぐらいじゃまだPC持ってないもんなのか。
普通に買ってもらえてるんだと思ってた。
769名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:42:34 ID:Cq9mgSJH
PCより携帯のほうが安いしね…利用料は知らないけど
770大学生:2007/06/25(月) 09:08:48 ID:tnzRcLw8
パソコンなら大学で借りれる。
771名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 09:16:07 ID:OIfrEgJw
ここはエロパロスレだ、PC話はよそに逝けw
772名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 11:05:02 ID:BcOPcpJj
頼むから>>1くらい読めよ。
とてもじゃないが紳士的な集まりとは思えない。

全裸・ネクタイ・正座がこのスレのマナーだろ??
773名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 11:13:58 ID:+Cjafzb5
ネクタイしてる時点で全裸じゃねえよ似非紳士
774名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 11:22:24 ID:fl/N1zj1
どうでもいいが去年の末からここは18禁だ。
以前は21禁だったけど
775名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 11:24:28 ID:fl/N1zj1
PC持っててもネットには繋いでない人は結構いる。
776名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 11:44:06 ID:MRFHnJQv
リアルではともかくとしてネット上での精神年齢なんて厨房だろうと社会人だろうと大差ないだろ
所詮18禁だろうと21禁だろうと倫理上の制限にしか過ぎないんだよ
777名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:45:16 ID:K7KBempM
>>772
スウィートな紳士は足下にも気をかける。
つまり

裸ネクタイで正座+靴下が正解だ。
更に言えば、靴下は片方だけよれているとモアベター。
778名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 14:21:34 ID:nHA/XCAW
うむ。
そして、ガッチリとした体だが根は優しそうで、年齢は40代だともっと点数高くなるな。
779名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 14:35:44 ID:sDJhwgvE
さぁ、変な座談会へともつれ込んで参りました
780名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 15:13:54 ID:UFUHsvcM
その変態紳士の嗜みはどこが発祥なのかね。
自分はDownload板で知ったんだが。
781名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 15:38:39 ID:goZtbBml
>>773
お前は裸エプロンに裸じゃねえよと突っ込むのか
782名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:55:03 ID:9UoQuKSI
流れを読まず、>>674に捧げるSS投下!
ハヤテ×ヒナギク、純愛。
短編

783名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:56:16 ID:9UoQuKSI
草木も眠る丑三つ時――
白皇高校生徒会役員専用時計塔。
そこに、二人の人間がいた。一人は少年、もう一人は同年代の少女だ。
二人は重なりあうように立っていた。
しかも、お互いに全裸で。

「ヒナギクさん……」
少年――綾崎ハヤテが、少女、桂ヒナギクを優しい声で呼んだ。
ヒナギクは頷いて、その唇をハヤテの唇に重ねた。
ハヤテもそれを待ち望んでいて、触れ合った途端ヒナギクの口内に舌をいれた。
お互いに舌を絡ませ、むさぼり合うようなキスをする。
「は……う、ぁん、んく……」
唇をはなすと、間には唾液の糸が引いた。
「ヒナギクさん……ホントに、いいんですか?」
どこか心配しているような口調で、ハヤテは言う。
ヒナギクはそんなハヤテに溜め息をつき、微笑んでこう言った。
「平気。――あなたなら、平気よ」
ヒナギクは膝をついた。その眼前には、巨大に膨張したハヤテの男根があった。
ヒナギクは、それを根元から舐め上げる。
「くっ……」
ハヤテはその快感に思わずうめいた。
ヒナギクは妖しく笑むと、ハヤテの男根を口に含んだ。
そのまま、顔を動かす。口から出して先端を刺激し、再び口に入れる。
784名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:57:47 ID:9UoQuKSI
ヒナギクの口によって行われる快楽の波に、ハヤテは絶頂を迎えようとしていた。
「ヒナギクさん、もう……出、るっ」

ドプッ

ヒナギクの口内に、ハヤテの精液が大量に放出されていく。
「ん……んく、うん……」
ヒナギクも必死で飲み干そうとするが、飲み切れず、吐き出してしまった。
「うぁ……」
床が白く染まっていく。
「大丈夫ですか?」
ヒナギクは荒い呼吸を整え、一度深く呼吸してから、ハヤテを見つめた。
「心配しないで。大丈夫。……意外と、おいしかったわよ?」
ハヤテはその言葉に安心し、立ち上がった。
「それじゃあ、次、本番ね」
そういうと、ヒナギクは股を開き、自分の秘部を指で開いた。
すでにそこは愛液でびしょ濡れになっていて、ハヤテを受け入れる準備が調っていた。
「……行きますよ?」
最後の確認だ。
「お願い」
その言葉を聞き、ハヤテは安心して秘部に男根をあてがった。

ズッ……ブズッ

「つ……っ!」
強烈な痛みがヒナギクを襲う。
「大丈夫ですか? 抜きましょうか?」
ヒナギクは首を振った。
「我慢するから、続けて?」
ハヤテははい、と返事をして、さらに奥深く挿入していった。
785名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:59:28 ID:9UoQuKSI
ヒナギクの秘部からは血が流れ、愛液と交ざって不思議な色をしている。
「んっ、く、ぁは……っ!」
痛い。だが、それに負けない快感が、現れはじめてきていた。
「動かします」

ズチュ……グチュ……
クヂュ、チュグ、ズチュ

「んぁ、はん、あぁ!」
卑猥な水音と、ヒナギクの喘ぎが混じり合う。
痛みは消え、走る快感は愛する者と繋がっている証拠。
ヒナギクはうっとりとした恍惚の表情をしていた。
「ハヤテ、くぅん……っ!」
ハヤテの首に手を回し、ヒナギクは淫らに叫ぶ。
「ハヤテくん、ハヤテくんっ、ハヤテくん!」
愛する者の名を言う度に、快楽が増していく。
絶頂まではもうすぐだった。
ズチュッグチュッヂュブッ!
「ハヤ、テくん……だ、抱っこ、したまま、イキたい……!」
「はい、ヒナギクさん」
ハヤテはヒナギクを抱きかかえ、ラストスパートをかけた。

ブヂュグヂュプチュズヂュッ!!

「イク、イク、イッちゃう――っ!」
「く……っ、ヒナギク、さん!」
ともに限界だった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ドグゥッ

ヒナギクの膣内に、ハヤテの精液が注がれていく。
「ぁ……ハヤテ、くん……」
786名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 17:00:31 ID:9UoQuKSI
最後に愛する者の名を言って、ヒナギクは意識を失った。


ヒナギクはベッドの上で目を覚ました。
見ると、ハヤテはすでに服を着終わっている。
「……私、気絶しちゃってた?」
ハヤテに問うてみる。
ハヤテはう〜んと唸ったあと、
「というより、寝てましたね」
と言った。加えて続ける。
「かわいかったですよ、寝顔も」
ハヤテの言葉に、ヒナギクは今更ながら赤面した。
「あ、ありがと……」
気恥ずかしくて目を逸らした。
ハヤテが苦笑する。
「な、何よっ、もう!」
ヒナギクは怒ったふりをしてそう言い、ベッドの毛布の中に潜った。
布の向こう側から、すいません、と聞こえてきた。
「……もう」
そう言いながらも、その表情は笑顔だった。
愛する人を側に感じ、ヒナギクは再び眠りについた。
その表情は、至福。


【END】
787名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 17:03:21 ID:9UoQuKSI
以上。
感想よろしく。
788名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 17:29:37 ID:a4z+TuCr
エロさも萌えもイマイチ。
真面目な文章なのにHな擬音を使ってるせいか、なんか中途半端。
>>786だけ見たらすごく良い感じなんだけどね〜
789名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 17:54:02 ID:OUBdQHLb
淡白すぎる。
例えれば、保健体育で受けるの男女の営みビデオを見せられた気分。
このハヤテとヒナギクの部分をどんな名前に置き換えても問題ないぐらいに、個性がない。
790名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:18:43 ID:9UoQuKSI
結構な速さでレスが来て驚いた。
……批判は甘んじて受けるしかないなぁ。
ぶっちゃけ自分でもダメな気がしたんだが、待たせるのもいけないと思って。
いっそ人称変えるか……。

次回作は……期待するな。でも進化はしたい。
保管庫の良作で勉強してきます。
791名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:50:12 ID:IkXaNsQ5
sakuyaのごとく
792名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:15:58 ID:BcOPcpJj
>>782
「〜た」(だった・した)
が多過ぎて流れに乗って読んでいけないんだよな。
地の文にもうちょい濃度があれば一気に読めるんだが。
向上心はあるみたいだから今後に期待したい。



ただ、拝み倒すと宣言した以上拝み倒す俺リクエストした人w
次回もよろ
793名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:31:21 ID:wgCsLkc7
ふ…ここの住人の愛の鞭は強烈だな…
嫌いじゃないぜ…それも職人のため…さ…!
794名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:08:57 ID:JbwpCFgt
女装したハヤテきゅん…

を襲うタマ公…

を後ろから犯そうとするクラウザーさん…


で書こうと思うんだけど需要あるかな?
795名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:35:20 ID:DRlKTi5l
是非
796名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:01:13 ID:tHjkc2my
クラウザー?
797名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:11:23 ID:qiQTQnX7
>>796
デトロイト メタル シティ
798ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:40:38 ID:LXUq/Y3x
先週ネタで投下します、というわけで理沙×ハヤテSSです。
799ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:41:42 ID:LXUq/Y3x
「いやいや、しかし災難続きだなハヤ太君は」
「そう思うなら早く出して下さいよ!!」
僕は今日、屋敷に忘れられていた朝風さんのマイクを届けに、
彼女の実家である神社にやって来てました。
すると…賽銭泥棒に間違われマイク泥棒とまで呼ばれ地下牢に閉じ込められるというコンボの後、
さらに巨大ワニにまで襲われたあげくに…今度は剣泥棒にされて、
またこうして地下牢に閉じ込められてしまったのでした、
ちなみに詳しい経路は本誌132話を参照して下さい。
「よかろう!と言いたいところだが…再び私の質問を答えてもらおうか!」
「へ…」
「それでもヒナの体が目当てだ」
「ブッ、またか〜!!」
またまたそんな問いをされるなんて…僕ってよっぽど下衆に見られていう事なのか!?
「あの…朝風さんは、僕の事をそんな風に見てたのですか?」
「いやいや、そんな事ないぞ?ちゃんと異性に興味津々な一般的な年頃の青少年だと思ってる?」
「何故疑問系…」
「いやぁ…ハヤ太君の場合、同性に興味津々な乙女回路が備わっていそうだからな」
「そんなわけあるか!!!」
すると、クスッと朝風さんはどこか怪しげに微笑むと、牢の鍵を開けてくれます、
はぁ…やっと出させてもらえたと喜んだのも束の間、
一気に朝風さんは僕との距離を詰め寄ると…
「そうか…ではひとつ確かめさせてもらおうか?」
「え゙っ?あっ!?」

バサッ!!

背中に地面と当たる衝撃が走る、なんと朝風さんは突然に僕を地面に押し倒すのです!
しかも…巫女衣装を着た朝風さんが、僕の上に乗りかかってくる!?
「ちょっ!な、何を!!?」
「さてっと、まずは君の息子さんを紹介してもらおうかな」
「え?えぇぇっ!!?だ、駄目ですって!あぁ!!」
僕の抵抗を無視し、今度はズボンを脱がせてきて…僕の下半身を露出させてまできたのです!
だ、駄目だぁ!!そんなパンツまでぇ!!!
「ほう…これは中々の代物を…」
朝風さんの大胆な行動を一つ一つに対して取り乱す間に、
ちゃくちゃくと彼女の目的は達成されていく、
もちろんやはり女性の力だし、強引に力づくで引き離す事も可能だけど…
先生やシスターらと違い朝風さんを怪我させるわけにいかないし…
でもそんな悠長に考え込んでいる間に、いつの間にか僕の股間に聳え立たせる、
男のアレを朝風さんはギュッと手で握りしめてきてたのでした!
「さて…ハヤ太君は、これで何人のいたいけな少女を虜にさせたのやら」
「何を勝手に鬼畜設定を付けてますか…うっ!」
ま、まずい…感じる、その敏感な棒状のに握り触れる女性の手の感触を…
その表面に触れて擦れる柔らかく小さな指腹の感触が、
たちまちに強い電流になって下半身から頭にへと痺れさせてきてるようなんだ!
800ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:42:41 ID:LXUq/Y3x
こ、こんな風に思ってるのがバレたら、また色々と弄ばれてしまいそうなのに!
でも僕のそんな不幸な心配は、まったく直球に訪れるのです。
「さて…その設定とやらは私のただの妄想で済むかな?では…確かめてみようか」
「あっ!そんなとこをそんなに手で触っちゃ…あぁ!!」
朝風さんの握ってる手の力は強くなり、しかも上下に動いていく…摩ってますます刺激を与えてきてる!
もっと強い電流を発生させ、渦を巻いて頭に直撃させてきてるみたいに!!
まずい…ほ、本当に感じちゃってる僕は!
「ほう手は駄目か…なら!」
だがここでいきなり朝風さんは手を離しました、とはいえ諦めたわけじゃないのです、
今度は立ち上がってから…足の履き物のみを脱ぎ…
その足で、すっかり勃起してきた股間のアレを踏む様に刺激させたのでした!
「うわっ!!」
「まったく足裏でしてほしいとは、中々の変態ぶりだなハヤ太君?」
「別に僕はこんなの頼んで…うっ!あぁ!!」
「ほう、その割りに楽しんでいるようじゃないか」
くっ!な、なんて…強い踏みつけなんだ、まるで折るつもりかとも思えるくらいだし、
でも僕のは抵抗し堪えている…すると今度は足の指の間で挟む様にしてきたのでした。
さっきの手の代わりに…朝風さんの足が僕のを強く刺激してきてる!!
「あっ!だめ…やめてくださいよぉぉ…うっ!あはぁ!!」
「ほんとうに止めてほしいのかな?ほらほら…」
ゴシゴシ…グニュッ!っと、より執拗に朝風さんは、
自身の足を動かして弄り続けていく、やばい…このままじゃ!
「どうした、息が荒いぞ…私の足がそんなに気持ちいいのか」
「そ、それは…あっ!あぁぁ!!!」
くる…きちゃう!!だめだ…もう我慢できない!!
そして次の瞬間、僕の体は思いっきり震え身を反らさせて…
「うぁぁぁ!!!」

ビュクゥゥゥゥゥ!!!

一気に弄られたアレの先から白濁の飛沫を放ったのでした!
あぁ…勢いよく出た粘ったそれが…攻められた朝風さんの足にもかかっていく…
「ふふ…これはまた良い勢いの射精だな、すっかりドロドロに足元が汚されたよ」
「す、すみません…」
朝風さんは、その自分の足が白濁の液に汚されたとこを、
僕の眼前に見せ付けるようにしてきました。
「謝るなら…どうだい、ここを綺麗に舐めとってみるかい?」
「そ、それはちょっと!!?」
「む、残念…まだそこまで堕ちてなかったか…」
「まだって…」
そんな本当に残念な顔されても…
そしてまた何かを企むような怪しい思考をしている表情をしなくても!
「では、代わりに私が拭き取ってやろう」
「えっ!ちょ…!?」
するとそこで彼女は驚くべき行動をとったのです、いや…またか?
今度は僕の前にしゃがんでくると…一気に顔を迫らせてくる、
このさっき射精をした股間に向かって!!?

チュプ…ンチャ…

「ひゃぁ!あぁ…そんなとこを…あぁ!!」
「んっ…ふふ舌で脈動を感じる、感じてるのかな私の舌触りを」
「だ、だって…こんなにされちゃ!!あぁっ!!」
801ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:43:28 ID:LXUq/Y3x
この時、朝風さんは口で僕のアレを咥え込んだのです、あぁ…舐めている!
その伸ばしてきた舌先で飴を舐めるかのようにしゃぶりついてきてるよ!
「さてさて…この先っぽの尿道口をグリグリしたら、どう反応するかな?ん…」
「え!あ…そんなぁぁ!!!」
しかもそんな大胆な事をしてくるなんて…くっ!あ!!
朝風さんは、勃起したのを、まず先の方から執拗に舌先で弄らせて、
段々と全体を包むように這わせていく、そしてついには口内に咥えて、
頬裏に先の方を押し当てていくような事までしてた…
「はぁ…あ!あぁ!!」
「どうかな、私の口は…んっ!ふふ…美味しいなぁ、ハヤ太君のは」
「温かい…口の中、でもそんなに…あぁ!!」
更に朝風さんの口には、僕の股間のアレが…
今度は棒じゃなくて袋をしゃぶりついてきてる!?
「ん…んん〜〜!!」
「あぁ…あはぁ!!!」
段々とそっちまでドロドロの唾液まみれになっていくのです、
でも…やがては口から膨らみが解放される…
だけどもまだ朝風さんは僕のそれを手で弄るのです!
「玉袋がヒクヒク震えてるみたいだ、ここで今大忙しで作ってるのかなさっきの白濁液を?」
「それは、その…あぅ!!そんな…揉まないで!!あぁぁ!!?」
すっかり僕の大切なとこは、朝風さんの玩具にされてました、
だけどそんな風に扱われているというのに、僕のそれは勃起させたまま、
全く萎える事がありません…いえより大きく反り返っているようだった。
「ふ…では、そろそろ」
「はぁはぁ…え?」
朝風さんは、ようやく口から僕のを離すと…静かに立ち上がっていく、
すると今度は巫女衣装の袴を捲り持ち上げ出したのだ!
「どうだい見えるかなハヤ太君、この袴の中が…」
「な、何も…履いてない!って、あぁ!!」
そう、それが正装かのように、朝風さんは今…下着を着けてなかったのです!
だから見えてしまう…彼女の大切な場所が!
「ふふ…どうかな私の女性器は、あ…でも暗くてちゃんと見えてないかな?」
確かに奥は見え辛い…でもはっきりわかるのは、
その奥から何かがトロォ〜っと、太ももを辿り足元に垂れてきてた事だった。
これって…アレですよね、朝風さん…
「こう見えても結構、私も興奮しててね…濡れてるだろ?」
「は、はい…」
僕が静かに恥ずかしい思いを抱きつつ頷くと、朝風さんはニコッと微笑みました、
そして次には…またしゃがんでくる、下半身を晒させたまま!!?
「では入れてしまおうか」
「え…あ!まさか…」
「心配するな、とっくに私の膜は失ってるよ…んっ!」
「え…?あっ!あぁぁ!!!」

クチュッ…

うっ!先が…朝風さんのに触れ、入り口を歪ませていく…
「まぁ、もっとも…」
そして彼女の腰は体重を込めて、より下へと下ろしていく…

ズブゥ…ズブズブゥゥゥ…!!!

「男のコレを入れるのは初めてだがね…ん!あっ!!」
「へっ!え…ああぁぁぁ───────っ!!!」
802ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:45:25 ID:LXUq/Y3x
は、入っていく、僕のが…朝風さんの中に!!
彼女の女性器の中を拡げて、滑り込むように僕の勃起させた性器が挿入されていく!
繋がってしまう…いや、しまったんだ…互いの大事なとこが!!

ジュブゥゥゥゥ…!!!

「んあぁ!これは…あぁ…凄い」
「あ、朝風さん!うぅ!!」
これまで表情を少ししか変化させなかった朝風さんだが、ここで大きく変貌させた、
大きく口を広げ…荒い息を吐き、頬を染め…その瞳はうっとりさせた感じになっていき。
まさしく感じてるという感覚を体中で表現させてたのだ!
「ふふ…一気に奥に貫かれているよ、さすが…これは初めてだ!あぅ!!」
そんな反応を見せつつ、腰を捻りより深くガッチリと咥え込み、
温かく柔らかでとろけてるような中に僕のを深く埋めていく…
「やはり玩具とは違うのだな、本物は…あっ!こんなに感じるなんて!」
「はぁ…あん!あぁ…」
「それともハヤ太君のだからかな?うっ!んっ!!」
そして…中で絡めていき、絞るように僕のを刺激していく!!
感じる…僕も、朝風さんの膣中を激しく感じさせられていく!!
だから、そのまま上下に捻りつつ出し入れされ、
激しい挿入感を繰り返し感じさせられていくと、
瞬く間に絶頂感は高まっていくようでした!
「そ、そんなに動いたら…ぼ、僕…」
「はぁ…いいぞ、そのまま出しても」
「え!ですが…あ!!うあぁぁ!!!」
そうは言われても理性を働かせ何とか耐えようとする、
だけどあまりの激しい快楽の衝撃は本能を活性化させ、
そんな心の抵抗など脆い壁であるかのように、理性を打ち砕いていく!!
だから…駄目だ!もう…出る、出ちゃう!!!
「うぁ…ああぁぁぁ─────────!!!!」

ビュクッ!ドクゥゥ!!ドクドクゥゥゥゥ!!!

「ん!あぁぁっ!!!熱っ!これが…膣内射精というものか…あぁ!!」
や、やっちゃった…出してしまった、
ついに絶頂した僕は、思いっきり震えながらに朝風さんの膣内で思いっきり出しちゃって…いく、
今も止めれずに奥から湧き上がってきた熱いのを注いでいってる!!
朦朧となる頭の中でも、とんでもない事をしてるのはわかってました、
でも…それでも性的な開放感からか、
僕は恍惚しつつ射精感の快楽に浸ってたんだ。
あぁ…朝風さんも、何だろう…凄く満ちてる表情してるみたいだけど。
「はぁはぁ…これはまた新鮮だな、危険を承知で試してみたかいあったよ」
「え゙っ…危険って?」
だが、その呟きを聞いて、僕はゾクッとした悪寒を感じてた、
あの〜〜それって、まさかのまさかですか!?
「……賭けするかい?大当たりか外れか」
「いやいや!!」
「ちなみに私は大当たりに小遣い全額だが」
「お〜〜〜い!!」
803ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:46:11 ID:LXUq/Y3x
冗談ですよね?…駄目だ、朝風さんのニヤッと企みを抱く様な怪しい微笑からは、
とても本心を見通す事は難しかったです。
そんな彼女の言葉に翻弄され、うろたえる僕でした…だから気付かなかった。
朝風さんは自身の感じてる余韻にまだ酔いつつ、ふとその視界にある物を発見した事を。
その時…彼女の興味心を刺激するのを見つけてたのだ…
「ん?そういえば、この私のマイクを届けに来たのだったな」
「ええ…何の因果か、こんな事になってますが…」
「ふぅ〜ん…」
いつの間にか、そのマイクを朝風さんは手に握ってました…
僕はようやく荒々しい呼吸を整えつつ、寝転がった状態から立ち上がろうとしてました、
ところがそれは叶わずに、突然の感覚に襲われる事になります!

ミシッ…

「へっ!ちょ…何を!!ひゃぁぁぁぁ!!!!」
瞬間、あまりの大きく異質な感覚に襲われてしまうのです!!
何だ…これ…何か大きいのが下から!?
だから不思議に思いつつ襲ってきた方を向きます、
するとそこには朝風さんがいて…何という事か、手に持つその…
「いや、ハヤ太君のこっちの穴が妙にヒクヒクさせて疼いてるようだったからな」
「だからって…え!それ…マイク…」
「ふっ…」
そのマイクを僕のお尻に入れてきてたのです!!?
嘘!!?しかし現実に挿入させてきてる!
あのマイクの大きな丸いとこをミシミシと挿していってる!!

ミシィ…グジュブゥゥッ!!

「あぐぅぅぅぅ!!そんな大きいの入りませんよ〜!!!」
「いやいや、結構滑り込むように咥えこんでいくようだが?」
楽しそうに、そのとんでもない事をしていく朝風さん、やばい力が抜ける…
この異質な感覚に脱力させられていってる!!
あぁ…お腹が変な感じする!!
「そ、そんなとこ入れたら…き、汚いし…うぐぅぅ!!!」
「ふふ…こういう流れだと、そういう感覚は消し飛ぶのだよハヤ太君」
振り向き彼女の顔を見れば、あきらかに頬を赤らめ欲情している風に見えてました、
あぁ…本当に楽しんでいる!こっちはこんなに苦しんでいるのに!!
しかし僕と視線が合うと、こっちも楽しんでるのだなとでも言いたげな表情をするのです、
そんな事…ある筈ないのに!!
「どうだい、もうスイッチのとこまで入ってしまったよ」
「ひぐぅぅぅ!!あ…抜いて下さい…あぁ!!」
[そんな恍惚してる表情で言っても説得力がないと思うが?]
「ほ、本当に苦しいんですってばぁ!!あぁ!!」
しかし朝風さんは抜きません、それどころが回す様にし動かせるのです!
その度に激しい衝撃が起こり、体中を駆けていきます…うぅ激しい!
「ふふ…まったく、こんなにまた勃起させてるのに否定するのか?」
「そ、そんなの…あ!何か…くる…あぁ────!!!」
何か…来る、射精する時と違う何かが…嫌、やめて…
こんなので…イキたくない!なのに…あぁぁ!!!
「ひゃぁぁぁぁぁ────────!!!!!!」

ビュクゥゥ!ビュクゥゥゥゥ!!

瞬間…僕はまた出していました、
あぁ…イっちゃった、お尻を弄られて責められて情けなく!!
僕の目の前は白く霞み…トンでしまってたのです。


「うぅぅ…酷いですよ、朝風さん…」
「いや、そんな表情を一転させ泣かなくても…」
804ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:47:01 ID:LXUq/Y3x
僕は、その後…内からヒリヒリさせるお尻を摩りつつ己の不甲斐なさに震えてました…
男なのに、まるで女の子のようにイカされてしまうなんて…ショックだ!
「仕方あるまい苛めてオーラが出てるのだからな君は」
「あの…それってますます僕を苛めてません?」
「むっ…ふむさすがに私も悪いと思ったよ、だから…」
僕のジト目に、罪悪感を一応感じたのか…
するとまた袴を捲り上げていく朝風さん!
さっき出したとこからは、まだ絶える事無く白いドロドロしたのが溢れてきてる…
しかしここで彼女は背を向けて…そして!
「ハヤ太君も私のこっちに挿すがいいさ、言っておくがこっちは未開発だぞ」
なんとお尻を晒したのです!!あ…あの朝風さん!?
それってつまり…
「ふふ…女の子がここまでしてるのに、ここで何もしないのは男の恥と思うがな」
「うっ!!」
それは確かに、心なしか自分でそんな格好をしてるのに、
どこか恥じらいを感じてはいるようだし。
「わ、わかりました!…後悔しないでくださいね」
「ふ…後悔するくらいなら最初から挑発しないよ」
僕は…まだ硬さを保つのを、その朝風さんのお尻に当てる…そして!

ジュブゥゥ…

「あ…うぅ!!!」
「んあぁぁ!!!くぅっ!!!」
入れた…その小さな穴を拡げて、挿入させていく!!
「んっ…本当だ、これはキツいな…うぅ!!」
さすがに苦悶から表情を歪ませる朝風さん…でもどこか吐く息は甘い響きもありました。
あぁ…咥えこまれていく!ここは本来そんな事に使う場所じゃないのに…
僕の股間のは、深く繋がっていくのです!!
「ふふ…私のお尻が拡がっていくよ、あっ!苦しい…でも…」
荒い呼吸をし悶える朝風さん…だが腰つきはいやらしく動いてる、
あぁ…自分からも奥へと入れていってるみたいだ!
「これは…また、新しい発見だな…あぁ!!!」
「僕も…これは…あぁ!!!!」
ズブゥゥ…グジュゥゥッゥ…卑しい音が洞窟内に響く、
いつのまにかここはじっくり濡らし潤滑液として働き、滑らかにじっくりとした挿入を繰り返してたんだ。
あぁ感じる…彼女の腸内の感触を!!僕のを締め付け感じさせていく!!
「はぁはぁ…いいぞ…あぁ!!」
「ん…気持ちいい…あぁぁ!!」
だから快感に酔っていく、僕も…そして彼女も!!
お尻の性交で快楽を貪っていくんだ!!そして…
「朝風さん…あっ!僕…また!」
「んあぁぁぁ!!!」

ビュクゥゥゥゥゥ!!ドブゥゥゥ!!

出しちゃった、また彼女の中に放っていく…
凄い勢いで精子を放つんだ…今度は一滴も残さないようにして…
805ROCO ◆VpKHzOu04Y :2007/06/26(火) 05:47:43 ID:LXUq/Y3x
「はぁはぁ…お腹が焼けるように熱い…んっ!あぁ…」
全てを出し尽くすように僕は射精していったんだ!

ほぼ同時に僕達はイった…さすがに終えてからしばらくは、
互いに話しかける力は残ってませんでした。
ただ荒々しい呼吸音だけが響きます…
「はぁはぁ…ふふ、私の前と後ろ、二つの穴から君のが勢いよく溢れているよ」
そして久方にまともに響くちゃんとした言葉は、そんなやらしいものでした。
あぁ…本当に僕の出したのが、朝風さんの股部の二つから溢れてる…
そんな自分の卑猥な姿を朝風さんはわざと僕に見せ付けてるようでした。
「そうそう最終質問なのだが…」
そして服も着直さず、その乱れた半裸のまま僕に迫る彼女、
その表情はまた妖艶な微笑をしてまして、小さな口元が動きます。
「ぶっちゃけ朝風理沙の体が気に入った」
「ぶっ!!」
僕が動揺すると、今度は純な素直な微笑みに変わっていった…ような気がしました。
「あはは、まぁ答えは聞かないでおくよ」
「は、はぁ…」
「ただし…私は気に入ったがな」
「えっ…」

僕は、そんな意味深な言葉を残した朝風さんとただしばらく見つめ合っていた…すると
「たいへんじゃぁぁ〜〜〜!!孫娘が強姦されておる!!」
!?…この声は!振り向くと、そこには…あの朝風さんのおじいさんが立ってました!
てゆうか…ま、まずい!!
「こ、これはその同意で…」
慌てて動揺し、朝風さんに弁護を求める…でも!
「ケ、ケダモノ…」
涙目になって瞳を潤ませ、身を奮わせる彼女がそこに居ました…
その手に目薬を持ってる状態で!!
「ちょっ!何を誤解の生むキーワードを!というかそれは僕の台詞…」
「お前のような巫女の純潔を狙う外道は、更に地下の裏祭具殿行きじゃぁ!」
「え!ちょ…!!?」
また鬼の仮面をつけた屈強な業の者に、拘束され更に深いとこへ連行されていきます。
「今夜は寝かせないからな」
「いやぁぁぁぁぁ!!!!」



「マリア〜ハヤテのカップが原子レベルで崩壊を…」
「あらあら不吉ですね〜またですか」

【おしまい】
806名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 08:19:42 ID:S6Ec3wCD
リサちんエロい・・・。
おもちゃでなんて・・・。
とにかくROCO氏グッジョブ。
807名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 08:28:50 ID:J2L8Uqia
まだ読んでないがROCO氏激しくGJ!帰りの電車内でゆっくり読ませてもらうよ
808名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 09:43:43 ID:oqGE8nCT
あんた、なんでこんなにも神なのさ?
809名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 10:10:45 ID:Ma+ANpOB
>>787
GJです! 余韻の部分が雰囲気あって良かったです。
エロスの時にも、もうちょいキャラ見せてくれたら神だったですよ。
810名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 10:30:07 ID:Ue+F+dAm
ハヤ太隊員、自重wwwww
811名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 14:26:21 ID:Vfa9PVNX
うむ、不思議だ。
なぜか理沙だと勃たない。
812名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 14:45:01 ID:Le1yo8L8
まだまだ鍛え上げ足りぬな
813名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 15:59:32 ID:J2L8Uqia
俺のはビンビン過ぎて痛いくらいだぜ
814名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 16:54:26 ID:gA01scc6
GJ!
……ワンパターンだな、俺よ。
でもROCOさん……アンタはすごい。
コツとかあるのか?
815名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:10:12 ID:Z6EGweAG
    ,   _ ノ) ハニャーン
  γ∞γ~  \ ┌f^f^f^f^f^f^f^f^f^┐
  |  / 从从) )~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~..│   
  ヽ | | l  l |〃  さくらは    │
   `从ハ~ ワノ) お前の態度が . |    
   (、\></_|つ 気に入らない |     
    /    |..|________|
   /___|         
   (__)_)       
    , ∧ ―∧       , ∧ ―∧       , ∧ ―∧       , ∧ ―∧       , ∧ ―∧       , ∧ ―∧
  γ♪γ~  \   γ♪γ~  \   γ♪γ~  \   γ♪γ~  \   γ♪γ~  \   γ♪γ~  \
  |  / 从从) )   |  / 从从) )   |  / 从从) )   |  / 从从) )   |  / 从从) )   |  / 从从) )
  ヽ, | | l  l |〃   ヽ, | | l  l |〃  ヽ, | | l  l |〃   ヽ, | | l  l |〃   ヽ, | | l  l |〃   ヽ, | | l  l |〃
  `wハ~ ー ノ)    `w,ハ~ ー ノ)   `wハ~ ー ノ)   `wハ~ ー ノ)    `wハ~ ー ノ)    `w,ハ~ ー ノ)
  ⊂     )つ    ⊂     )つ    ⊂     )つ    ⊂     )つ     ⊂     )つ    ⊂     )つ
   (_⌒ヽ       (_⌒ヽ       (_⌒ヽ       (_⌒ヽ       (_⌒ヽ       (_⌒ヽ
     )ノ `J        )ノ `J        )ノ `J         )ノ `J         )ノ `J         )ノ `J
    ,   _ ノ) ハニャーン
  γ∞γ~  \ ┌f^f^f^f^f^f^f^f^f^┐
  |  / 从从) )~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~..│   
  ヽ | | l  l |〃  さくらは    │
   `从ハ~ ワノ) お前の態度が . |    
   (、\></_|つ 気に入らない |     
    /    |..|________|
   /___|         
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     __
  ○<:::::::::::\
      )::::::::::::)
     [二二二]
    γ∞γ~  \
    |  / 从从) )
    ヽ | | l  l |〃  サンター
  ノ⌒`从ハ~ ワノ)
 (     /つ┯つ          ("';   _
  |三三三三三三\__      \_ミ\(⌒)⌒)
  |________ノ────ヾ ____(;゚Д゚)
   ━┷┷━━┷┷━━      UU    U U
                     ,   ― '
                   r∞r~   \
                   |  / 从从) ) 
                   ヽ | | l  l |〃 さくらの姿を見た者は
                   `wハ~ ワノ)   ヘ
.;               /⌒` ┘  └⌒ヽ.│)\ +みんな
              /    \\ / /   │) │封印されちゃうよ
             /    人  .\‖/   . │) ノ
          ΛΛ- ⌒ /|  ;  ‖;* ′((~ξ)
          (。 。 ))ノ  l*  . ‖・ ,イ  ー
          ∪∪|  |;   ‖   |      .;".;":
           .|;|  |   *‖   │.;".;   .;".;":
ゴ ォ ォ ォ   .|・|  l     ‖ .;".;": オォ     オ
オ ォ    ォ  ∪∪   l    /″: .;".;"″: . オ ォ
.;".  : .;″: .;".;"″: .       .;".;
816名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:29:15 ID:tHjkc2my
理沙は自分で膜を破ったのかそれとも……
817名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:42:35 ID:r3XilnuZ
三千院の館に来たときにマリアさんにやられたとかじゃね?
818名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 19:40:12 ID:gA01scc6
海が舞台のSS投下してみようかと思うのだが。
泳げないキャラって誰かいるのかな?
819名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 19:51:58 ID:BCPe9VxP
ナギは泳げなさそう
カナヅチとかいう以前に泳ぐ体力がないだろうし
820名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:14:07 ID:dBYAZA7t
実は水泳だけ得意


会長は実はかなづち
821名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:05:09 ID:swge1HVF
伊澄さんは泳げないと思う
822名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:48:44 ID:/3VSL5i2
カナヅチばっかりじゃねーか・・・
823名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:51:21 ID:Vfa9PVNX
・ナギ
・伊澄
・サキさん

ぐらいじゃねーの?
ハムはわからんけど、それ以外はみんな泳げそう。
824名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:55:14 ID:kzDobQqG
ハムは泳げるだろう。ハムだし。
伊澄はそもそも、水着になれるのかという問題が…
825名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:06:28 ID:Le1yo8L8
>>824
白の………スク水………ゴクリ
826名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:13:09 ID:gA01scc6
皆dクス。
泳げない設定はナギと伊澄とサキさんね。よし。

でも、サキさんは泳げないというか溺れそうな気がw
827名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:56:19 ID:kzDobQqG
あっという間に足を攣りそうだからなあ。本人が何と言おうと、海では周囲の人間が
止めそう。プールもなるべく深くないところで。
828Dm ◆aKQ2SJ2lbM :2007/06/27(水) 00:32:49 ID:IbQ5uYkZ
こんばんは。
先日『また作品を書かせていただく』と書きましたが、徐々にプロットができつつあるので来週後半には投下させてもらいます。
今回の話もハヤテ×ヒナギクで恐縮ですが…。
書いては推敲の繰り返しですので予定日より遅れるかもしれませんが、お待ちいただければ幸いです。
なお、前編は健全シーンのみです。
829名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:57:55 ID:HMrwFzwm
期待sage
830名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:23:05 ID:RcXLZW6R
OK待ってる
その頃には次スレ行ってるかな
831名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 02:27:49 ID:xBodrQLe
GJ
832名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 07:35:45 ID:xyEk9Uqr
>>827
足が付く所で溺れちゃうのがサキさんなんだぜwww
833名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 08:20:03 ID:8yvZjCXK
>>832は本物の天才
834名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 13:14:53 ID:++CoxnDz
間違って酒飲んじゃって、酔った勢いでワタルを押し倒したと思ったら気付くと攻守逆転しているのがサキさん。
835名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 18:07:59 ID:Fxyybb3t
>>818
海っていったら宗谷くんなんだが……
どれくらいの人が知ってるんだろうか?
836名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 18:53:57 ID:t6bEpmOO
ライフセイバー収録の単行本出たらエロパロに挑戦したろと狙ってるのだが…
いつになるやら;
837名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 18:55:49 ID:5MBZeHVk
まあ…雷句誠の未収録分が出る頃には出るだろう
838名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:00:25 ID:HI7F6D7a
さて、ROCO氏の作品で単独デビューしてないのは美希のみだが・・・。
美希が出る作品は三人組のモノだけだったからな・・・。
839名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:15:29 ID:SbumjAWx
ワタル×サキさんが読みたいなあ

過去にワタサキ物ってあったっけ?
840名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 04:35:28 ID:ClVw26Zc
ワタ×サキなんていらねー
841名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:40:46 ID:8BoVNm6S
>>839
読んだ覚えがあるんだけど、保管庫に幾つかあるんじゃないか?
842名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:18:26 ID:VXzp3NtU
アニメがつまらないから書く気がおきねーす
843名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:31:07 ID:+5ayX1sj
原作を読めばいいジャマイカ
844名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:13:19 ID:lOXPzVYW
なんか、マンガがアニメ化すると、
アニメがひどくなり、ひいては
マンガの評判がおちるな。
845名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:27:17 ID:VYed6jze
『浴場』ってアレで終わりじゃないよね?
846名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 18:46:15 ID:M5nIlW5R
>>845
きっとパソコンも携帯も壊れたんだ。気長に待ってやろう。……気長に、ねぇ。
847名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:14:46 ID:I2yTk35U
ネットカフェとかは
俺はプライベート保護のタメ書きに行かないが、大学の時は地元のカフェでハヤテ読み切りやライフのをコピしてたが成人共に忘れ去った。
ついでに秋葉渋谷に会社の都合でよくいくが火田さんを目にしたことがない。

後前秋葉に靴納品と売り行きチェックに行った時バイトの人がファミレス近くてナギの看板持って後ろにカメラ持った人が太り眼鏡がいたが宣伝? 知っている人いる?

後ナギマリアがみんなとはぐれ場所が同じだから、
AV関連社の貸切状態の欲求不満だらけの慰安旅行行き(それも、ロリヅンデレ、メイド、チカン物作成)に、乗り込み寝台車のタメ日中ヤラレル話どう
一応仙台(宮城県)にいくのに九州の方にいき、そのまま、外国に売られる話
文才はないが

希望で追加とかある?
848名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:27:49 ID:jbeKd9Os
追加:日本語で書け
849名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:43:22 ID:cBWgJ7og
道程のせいかエロSS全く書けん。
850名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:43:30 ID:tyRlRFSg
あと3年くらい日本語学校に通え
851名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:43:59 ID:h/AEwnk8
きっと日本語ができないんですよ、そっとしといてあげましょう

アニメはもう終了していいよ、原作があれば
852名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:50:49 ID:/5lFDX+v
支離滅裂にも程がある
853名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:42:57 ID:ywP/GmC2
>>847
サンデーの青春学園を読んでればわかるが
そのデブは本も子も谷タンコニーと言う人のハズ
854名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:53:27 ID:M5nIlW5R
とりあえず期待はしておく。
でも日本語で(ry
855名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:10:13 ID:yOTPL6oI
>>847フイタwww
856名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:29:54 ID:AUbI6IDa
>>847のような文面で書かれたSSが投下されると思うと、ネタな雰囲気が漂いそうだぜ
857名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:13:23 ID:s4QbfKCA
それはそれで見たいかも
858名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 04:33:21 ID:rk0OPIRn
いや、俺は期待してるよ
859名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:36:07 ID:3FYmw7FJ
なんかヒナギクとかが日本語きちんと使えてなさそうだな
それはそれで面白そうだが
860名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 09:27:52 ID:GkSSDJRW
というか、誰?
861名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 09:44:15 ID:3Rto1NMk
>>860
新参じゃないか?
862名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:55:30 ID:j57V6PZc
「なぁマリア」
「なんですか?」
「ハヤテに○○な同人誌を買いにいかせてしまったのはまずくはなかったか?」
「どういう意味です?」
「いや○○な物だから、それでそのアレをしてると思われたらすごく恥ずかしいじゃないか!」
「アレというのは?」
「それはその…一人で……ごにょごにょ……」
「あぁオナニーですね。なにを今更」
「──○▲□★ょ◎っ! ………今更?」
「ナギの言動の全てが経験者を物語ってるんじゃないかと」
(ハヤテはじゃあ知ってて湖であんなことや風呂場でのこんなことを?)
「?」
(あれはいわば……プレイ? なんて奴だ。私が知らない間に!)
「ちょ、ちょっと寝室に言ってるから私が呼ぶまで入ってこないでくれ!」
「はいはい」
(顔真っ赤にして人払いしてりゃだれにでもわかりますよ……)
863雪豹:2007/06/30(土) 17:16:37 ID:A2yhfinR
現在の時刻を以って、前編投下からちょうど3週間
進行状況は9割5分
おそらくあと1〜2時間で書きあがるでしょう

ですが、SS書きとして最低限のマナーである
「1晩寝て起きたあとの推敲」
これだけはやらなければなりません

期日を一日とはいえ伸ばしてしまうのは心苦しいのですが
何卒、ご了承を願います

明日日曜日の正午に、投下させていただく旨のご報告を
864名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 18:58:21 ID:kT9GDMLL
良い作品のためならいくらでも待つぜ!
頑張ってくれ
865名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:34:15 ID:3rdQsWMn
投下してくれることはうれしいからあせらず頑張ってくれ。
866名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:51:30 ID:zpQrY4JP
>>863
そんな報告どうでもいい
少なくともこちらは君が思うほどには心苦しくないのは確かだ


この手の自分語り多すぎるよ
867名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:12:18 ID:FqcaDqq+
「最低限のマナーである一晩置いて推敲をやらばければならない」
なんて余計な説明は別にいらん。
単に一日書くのが遅れただけだろとツッコまれたいのかと思うだけだ、
働いてたらそんな理由言い訳にもならんぞ。
いや、別に仕事じゃないけどね。

「一日遅れるから待っててくれ」 でいいじゃん。
それか何も言わんでいい。
868名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:22:27 ID:uVl3QRRA
別に前回の投下から何日経ったかなんて誰も数えてないだろうに、律儀な人だなぁ
前編読み直しつつ後編の投下を待つとしよう
869名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:23:49 ID:LCNgtsKh
いちいち文句を言わずに待つのみだお( ^ω^)
870名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:43:27 ID:+wcQ1law
ろくに推敲もせずに思い付きで書いて途中で投げ出す書き手がいるから
そういうのを窘める意味もあるんじゃないか。

SS職人十訓
一・命がけで書け
一・限界を超えて書け
一・夢を見て書け
一・自信をもって書け
一・思い切り書け
一・喰うのを忘れて書け
一・よく寝てから書け
一・明日も書け
一・最後まで書け
一・失敗したら、新しいのを書け
871名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:47:08 ID:x4NXvSAS
前の発言で
「批判が多かったら止める」とかいっていたけど
あれは何だったんだ…

自分勝手すぎじゃない?
872名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:59:34 ID:Jc2ELbfR
島本か
873名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:05:18 ID:HHl6iKf2
>>871
流れ嫁
もし863で書かないと宣言していたら、書きますと宣言した時よりも荒れていただろう
第一、「批判が多かったら止める」などという抽象的な言葉を拾うな
人によっては2,3個の批判でも多いと思う香具師も居れば10個以上でも少ないと思う香具師だって居る

それに、スレの流れ的にも賛成の方が圧倒的多数だったじゃないか
全体でも賛成っぽい空気だったから、むしろあえてその話題に触れずに
863で書くと宣言した雪豹氏の判断が正しいだろう
874名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:22:29 ID:faHbEQ2U
投下するっていってるんだから
黙ってwktkしてればいい
875名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:23:43 ID:NSfoWnyq
つーか407の時点で雪豹氏の謝罪と決意表明は済んでるんだけどね
もうロダから流れてるみたいだけど
何を今更蒸し返しているんだか・・・

863も、非難すべきは遅れることだけだろ?
もし何も言わずに3週過ぎてから投下したらそれはそれで叩くくせに
その遅延の謝罪が自分語りがどうとかわけ分からん
一晩置いての推敲のくだりが鼻に付くのか?
書き手として言わせて貰えばやって当然のことだが
あえて言うまでもないという867の意見には賛成だがな

ま、遅れたこと自体に批判はするけどな
876名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:51:30 ID:Yg16jhW7
ふと・・・ハムスターの弟以外学生キャラみんな同学年!?
877名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:54:21 ID:NSfoWnyq
>>877
確証はないが
咲夜は飛び級してないんだよな?
だったら普通に中学校に通ってるんじゃね?
878名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:58:11 ID:faHbEQ2U
でも女子校に通ってるって設定だから、
そっちで飛び級してる可能性もあるよな
879名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:13:33 ID:9+w5KgV+
ヒナ視点の長編製作中
880名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:36:58 ID:x6mftfi3
>>876
氷室&大河坊ちゃん
881名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 04:49:32 ID:JXq8oK+U
氷室は……あれ何歳だ?
マリアさんじゅうななさいじゃないが、あれも若干老け気味の気がしてきた。
882名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 07:31:04 ID:7Tc5wFHQ
>>881
ヒムロさんじゅうななさい(ソース:5巻の巻末)


ん、バラの花束が届いたぞ誰からだ?
883名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 09:23:11 ID:cIvZ2mjA
というか>>882の眉間にバラが刺さっていること
誰か早く指摘してやれよ…
884名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:29:33 ID:Yg16jhW7
伊澄・・・水着と洋服(ズボン)確認…
885雪豹:2007/07/01(日) 12:01:10 ID:veWIvIL2
では投下

前編は>>308-323
886Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:04:36 ID:veWIvIL2
〜an intermezzo〜

 
 人ごみに紛れてしまわないように、共に脱出してきたワタル君の手を離すまいと力を込める。
 想像もしていなかった突然の災害に浮き足立つ人々の群れで、辺りは喧々囂々の様相を呈していた。
 見知らぬ誰かと肩がぶつかり合ったことは数回ではない。一度など、見るからに強面の男性と正面衝突をした。
 だけど、街で同じことをやったら即座に僕の胸倉を掴んでくるだろう彼は、まるで僕たちなぞ目に入らないかのように取り乱すだけ。
 奇妙な悲鳴を上げ、狼狽を隠そうともせずに火の粉から逃げようとする。
 一見、大の男が取る行動としては辛い評価を受けそうに見える。でも僕は、その姿が滑稽だとも情けないとも思わない。
 この非日常が顕在した眼前で、一体どれほどの人が日常の己でいられるというのか。
 僕自身、左手に掛かるワタル君の重みが無ければ、みっともなくも取り乱し右往左往していたことは想像できる。
 

 ワタル君が指摘した異常。
 恐らくガス漏れだとは思われるのだが、その危険を知らせようとお嬢様の携帯にコールをしている最中に破滅はやってきた。

 風船が割れる音をちょっと重くしたような印象の、ともすれば聞き逃してしまいそうな小さな音。
 でも、数秒後にやってきた熱風と炎は、これが変えようの無い現実であるということを僕とワタル君に突きつけてきた。
 閉められている扉を開かなくても分かる。ドアを挟んで一枚向こうは、地獄になっているのだと。
 
 普段から大人びた態度を取り、また自分自身そういう在り方でいようとしているフシが見られるワタル君は、やっぱりこんな時でもらしさを失わなかった。
 僕が携帯に集中し、他のことを考えている余裕を失っていたときにも、冷静に非難器具を見つけ、説明書を睨んでいる。
 ここは2階。最終手段として飛び降りることも出来るが、安全に脱出できるならばそれに越したことは無い。
「おい、まだつながらねーのか!」
 窓枠に非難器具を設置し終わったワタル君が、肩越しに怒鳴り声を上げる。
 その問いに僕が顔の動きだけで否定すると、盛大な舌打ちと共に焦燥と狼狽の混じった愚痴を吐き出した。
「……これ以上待ってらんねーぞ! それに、あいつらの部屋は1階だ。常識的に考えて、この状況もすすぐに察知できるだろうし、窓からの脱出も楽だ。
 もう逃げたってことは充分に考えられる!」

「そう……ですね」
 我ながら煮え切らない返答だったとは思う。
 だけど、第六感とでも言うのか、妙な不安がしこりのように胸に残留し、僕の感情を圧迫してくる。
 
 その時になって漸く、携帯電話の向こう側に反応があった。
 悲鳴と怒号にかき消されそうになりながらも、それに負けじと張り上げられたお嬢様の声が届いてくる。
「お嬢様……お嬢様っ!」
『ハヤテっ! 大丈夫か?』
 嗚咽が混じったような返答、いや、実際涙を零しているのだろう。
「無事ですか? 大丈夫なんですねっ?」
『こっちはもう外に出ている! お前、まさかまだ中にいるのか?』
 その言葉を聞いて、思わず安堵の溜息が漏れた。
「ええ。もう脱出していますよ。外で落ち合いましょう」
 わざわざまだ中にいることを話さなくてもいいだろう。実際、あとはもう滑り台のようなこれを下るだけでいいのだ。
『そうか……安心したぞ。だがヒナ』
 唐突に電話が切れた。

 最後に何を言おうとしていたのかは聞き取れなかったけど、彼女達が安全なところに避難しているという確信を得られたんだ。心配することはないはず。
 ワタル君に目配せする。それを正確に受け取ってくれたらしく、躊躇することなく、夜の滑降へと飛び出していった。
 続いて僕もと、窓から身を乗り出す。

 瞬間、得体の知れない不安が胸を過ぎったが、強引に押し殺して炎の蹂躙からの脱出を果たす――
887Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:10:49 ID:veWIvIL2



「おい、あれ!」
 ワタル君の指差す方向で、よく見慣れたツインテールが不安げに揺れていた。
 横顔から垣間見えるのは、涙か。
 理不尽なこととはいえ、誰にでもいいから恨み言を叩きつけたくなる。
 あそこで似合わない涙を流しているのは誰だ? 綺麗な金髪を煤で汚しているのは誰だ? 
 そんな状況に愛らしい主を追いやったのはどこの馬鹿だ!

「お嬢様!」
「ナギっ!」
 二人同時に叫ぶ。
 その声が届いたのか、出所を求めてお嬢様は視線を彷徨わせている。人とぶつかりながらも懸命に近づいていく僕たち。
 そして漸く、目が合った。

「ハヤテぇぇぇ……」
 僕の胸に飛び込んできたお嬢様は、いつもの虚勢を張ることすら出来ずに全力で泣いている。
 無理もないだろう。こんな経験、出来ることならばさせたくはなかった。
 この小さな体が無事であってくれたことが何物にも代え難い奇跡のように思えて、抱きしめる腕に更に力を込めた。

 お嬢様の体を離し、小さな掌を握る。
 まだ涙の残滓がまぶたの淵に残っているものの、気丈にも僕の手を握り返してきてくれた。
 そして、一足先に合流していたワタル君や花菱さんたちに向かって、共に歩みを進める。

「橘君、君たちも無事なようで何よりだ」
「ああ、酷い目にあったけどな。そっちも大丈夫か?」
「見てのとおり、体に問題はないよ。だが……」
 ワタル君と朝風さんの会話が聞こえてくる。
 だが、無事を確かめあい、安堵で弛緩してしまってもおかしくない状況なのにも関わらず、彼女たちの表情から険が取れないのは何故だろう?

「あのね橘君……多分変なこと聞いてると思うんだけど、ヒナちゃんは何か用事があって一緒に行動してないだけだよね?」
 当然だよねー私ったら何変なこと聞いてるんだろあははー
 半ば熱に浮かされたようにまくし立てたのは瀬川さんだ。
 胸の前で両手を組み、そうであることが当然で期待通りの言葉をワタル君が返してくれることを微塵も疑っていない。
 いや……疑うことを極端に恐れてしまっていると、分かりたくもないのに分かってしまった。
 
 思わず辺りを見渡す。
 まず、右手に掛かるお嬢様の温もり。次いでワタル君を囲んで朝風さんと瀬川さんが話している姿。
 そして――大きな針葉樹に凭れて呆然とこちらを見ている花菱さんの姿。
 何度も確認する。思考を放棄しようと暴走する頭を宥めすかしてもう一度視界を回転させる。
 だけど、何度見渡しても、決定的な瓦解を遮ることの出来る確証は、終ぞ得られない。

888Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:12:52 ID:veWIvIL2
「花菱……さん? 嘘、ですよね?」
 一縷の望みをかけて、半ば懇願めいた口調で問う。だけど返答は、否。
 嗚咽はもとより、喉すら動かすことなく、僕を見つめながら静かに双眼から雫を零す。
 
 つまり、そういうことなのだと。
 僕たちが逃げてきて、もうこれで大丈夫だと安堵していた時に、事態は何ら改善されていないということが、お互いに、これでもかというくらいに理解できてしまった。
 
 思わず振り向いて、その惨状を視界に納める。
 パチパチと木が爆ぜる音、そして絶え間なく飛び散る火の粉。
 数十メートル離れているここにいてなお、臨場感溢れる情景を見せる現実の地獄絵図。

「ねえっ! ハヤ太君はヒナちゃんの居場所分かるよね?」
 瀬川さんが今度は僕に矛先を変えて、体を乗り出さんばかりに詰問してくる。だけど、僕は答えることが出来ない
「……お願いだから、そうだって言ってよぉ」
 いつも朗らかな笑みを絶やさない瀬川さんが見せる泣き顔は、事態が逼迫していることを如実に物語る。

「え……どういうことなんだよ? 嘘だろ? そんなことって……おい、消防車は!」
 まさかと思っていた事象が、現実味を喪失した事象が、漸くワタル君にも浸透したらしい。朝風さんに向かって問いとは名ばかりの激情をぶつけている。
「この山奥だ。話を聞く限りでは、1時間は掛かるらしい」
「――ッツ!」
 一見冷静に見える朝風さんの態度が腹にすねかえたのか、ワタル君が激昂して掴みかかろうとした。
 けれど、その手は見る見るうちに勢いを失い、中空に静止する。
 噛み切られた彼女の唇から流れる一筋の紅が、その思いをワタル君にも、そして僕にもひしと伝えてくる。
 言葉にならない呻き声を上げたかと思うと、ワタル君は拳を地面に叩き付けた。そこからじわりと血が滲み出してきている。



「つまり――」
 全身の血が冷えていく錯覚を得る。
「ヒナギクさんは――」
 脱力している感覚はあるのに、それに反比例して肩の震えが収まることはない。
「――まだ、あの中にいるんですね?」
 語尾が掠れてしまうのを精一杯抑えながら、確認するように訊いた。

 答える人はいなかった。
 否、認めたくない現実がそもそもの答えであると、全員がおぼろげに理解してしまったのだ。
 
 急速に全身が沸騰していく。
 燃え盛る炎に炙られた体表面の話じゃない。
 心の奥の一番深いところから、今自分が何をなすべきか、なさねばならないのか……それを胸に刻むことによって顕在してきた、
僕自身の激情だ。
 色々な想いがごちゃ混ぜになって体の外に吐き出される瞬間、確固たる熱量を以って、それは僕の体を鼓舞している。
 
 思えば色々なものを与えられてきた。
 お嬢様からは慈愛を、ワタル君からは友情を、マリアさんからは日常を、花菱さんたちからは享楽を。
 ――そして、ヒナギクさんからは、溢れる想いを。

 今度は、僕がそれに報いる番なのだ。
889Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:15:57 ID:veWIvIL2


「ハヤテ……」
 
 僕の決心が伝わったのだろう。
 お嬢様は不安そのものを視線に乗せて見上げてくる。
 何時しか握っていた手は指同士が絡まっている。
 お嬢様なりの精一杯の制止だろう。

「ダメだぞ……いくらハヤテだって! あの中に入ったら!」
「すみません、ごめんなさい、お嬢様」
 
 握られた手を胸の前に持ってきて、空いた左手を使って一本一本剥がしていく。
 それをどこか焦点の合わない瞳でぼうっと見つめているお嬢様。

 最後の小指が離れ、自分の指に掛かっていた重みを失ったことを自覚したのだろう……
 何か僕に声を掛けようとして、伸ばした手で制止しようとして。
 そのどちらも出来ずに、ただ、涙を零す。
 
 
 一歩、また一歩。
 お嬢様の嗚咽を背中で聞いて、申し訳なく思いながら燃え盛る炎に近づいていく。


「ごめんなさい、それ、貸してもらえますか?」
 途中で、わざわざやってきたらしい野次馬と思しき人から、フルフェイスのヘルメットを強引に借り受ける。
 
 近づいていく中でも、何故か恐怖心は浮かばない。
 そう、男には一生のうちに一度や二度くらい、自分の命すら天秤に賭けて挑んでいかなきゃならないことにぶつかるんだ。
 今、僕の大切な人がきっと助けを求めている。
 そんな時に臆してしまって何が男か綾崎ハヤテ!


「ハヤテ君!」
 掛けられた声は花菱さんのもの。「ハヤ太君」ではなく確かに「ハヤテ君」と僕の名を。

「こんなこと頼めた義理じゃないって分かってるっ! あなたにだって危険なことだって分かってるっ!……でも、お願い。ヒナを……私の親友を、助けて」
 
 万感の想いを胸に、振り向く。赴く前に、皆の表情を頭に焼き付ける。
 多くの絶望と、多くの焦燥の中に見つけた、ほんの少しの希望と、そして懇願を。

「ええ。すぐに皆さんの前に連れてきますよ」
 

 漏らした笑みは決して強がりなんかじゃない。

 それはきっと、貰った勇気を――

――an intermezzo out
890Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:18:00 ID:veWIvIL2











 小さい頃、まだ本当の両親と暮らしていた頃。
 
 お姉ちゃんと一緒に幸せな毎日を過ごしていた頃に、よく見ていた夢がある。
 
 異形の怪物だったり、不遜な悪漢だったり……悪者に攫われた私は、囚われの状況に泣き崩れていて。
 
 そんな私のもとに、輪郭すら定かでない誰かが颯爽と現れて、華麗な立ち回りを演じる。
 
 時には勧善懲悪のフィクションストーリーの王道のような派手なアクションで。
 
 時には識者然とした名探偵のように理路整然と追い詰めていって。
 
 そして、悪漢を倒した誰かは、私へ優しく微笑み、手を差し伸べる。

 救い出された私は、その彼と一緒に幸せに暮らすのだ。

 ……今にして思い返せば、あまりにも陳腐なお姫様願望。

 だけど、それはそれできっと微笑ましいものだろう。
 
 いつかきっと夢の中の誰かの顔を見れると信じて……そして記憶の深遠へと置き忘れてしまった夢。

 

 久しぶりに、その夢を見た。
891Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:21:33 ID:veWIvIL2


 覚醒は、唐突に訪れた。
 庭に植えられている観賞樹に止まった小鳥の囀りをBGMに、緩やかに朝のまどろみから抜け出していくような日常の目覚めからは、
遠く逸脱してしまったもの。
 リモコン一つで局が変わってしまうテレビのように、突然回線が切り替わった。
 そんな感じだった。
 
 あれ? こんなにベッド硬かったかな? 
 などと無為もないことをぼんやりとした頭に浮かべながらゆっくりと体を起こそうとして。
「痛った……」
 痛覚が送り込んできた左足の異常を脳が捉え、思わず悲鳴を堪えた。
 
 そうすることによって、漸く普段どおりの思考に戻る。
 結果、まるで映画のような情景を見せられるとは、想像してもいなかったのだけれど。

「なに、これ?」
 思わず呟く。

 目に入ったのは、荘厳さすら感じさせていた旅館の面影などではなかった。
 もちろん細部にその名残は窺える。
 だけど、完全に姿を変えてしまったその場所を、私は呆然と見ることしか出来ない。

 人の気配は全くなく、どこか別の場所からは、絶えずパチパチと木が爆ぜる音が聞こえてくる。
 幸運にも私の周辺で激しく燃え盛っている様子は見られないものの、ありえないほどむっとした熱気と、気を抜くと脳まで侵食しようとする
煙の臭いは、明らかにこれが現実のものであるという認識を私に叩き込んできていた。

「……ちょっと待って、ゲホッ!」
 混乱して煙を思い切り吸い込んでしまったらしい。
 涙目になりながらも、煙草を初めて吸ったときってこんな感じなのかしら? などど場違いなことを思う。

 と、見下ろした先で、人気漫画のヒロインを象った人形が、煤に塗れているのが見えた。
「そんな……」
 恐怖が襲ってくる。
 あの人形を大事に持っていた可愛らしいあの子はどうなったのだろうか。
 こんな大変なことになって、皆は無事なのだろうか。
 私は、これからどうなるのだろうか。

「いや……嫌よ……」
 パニックが襲ってくるな、と冷静な自分が判断していながら、かといって止める術なんかない。
 こうしているうちにも熱気はじりじりと肌を焼いていく。
 それが、堪らなく怖くなって。

「誰かぁぁぁぁぁ!」
 普段の負けん気や、見栄なんか関係ない。
 今はただ、この信じられないような凶悪な現状から目を背けていたくて、がむしゃらに立ち上がり叫ぶことしか出来ない。
 
 その代償ははっきりとしていた。
 灼けた空気をまともに吸い込んでしまい、更に激しく咳き込んでしまう。
 頭は靄が掛かったみたいにぼうっとして、生きるんだという、この場に最も必要な活力がどんどん失われていってしまう。

「ピンチじゃない……早く、助けにきなさいよ」
 まだ見ぬ誰かに向かって呟く。
 朦朧としていく意識を繋ぎとめるだけの力は、私にはなかった。
892Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:25:40 ID:veWIvIL2


「……さん、ヒナギクさん!」
 
 誰だろう、私を呼んでいるのは。
 もう、疲れたのに。どうせ起きたって、またあの地獄を見せられて、絶望するしかないというのに。
 今更、私ひとりで足掻く気力なんてすっかり失ってしまった。
 だったら、せめて、静かに――

「ヒナギクさん! しっかりしてください!」
 視界に光が戻ってくる。傍で叫び、肩を揺すってくる誰かは、無意識の闇へと逃げ込むことを許してくれないらしい。

「良かった……無事だったんですね」
「え……ハヤテ、くん?」
 
 まず頭に浮かんだのは、ただ信じられないということ。
 現状はさっき認識したとおりの地獄。そんな中に、ちょっとタフかもしれないけど、こういうことの素人であるハヤテ君が来てくれるはずない。
 
 いや、本当にそうだった? 
 わけの分からない教会の地下で奮闘していたのは何のため? 迷子のナギを助けるために、電車から飛び降りたのは誰だった? 
 綾崎ハヤテっていう男の子は、そういう無茶を平気でやっちゃう人なのよ!

「ハヤテ君、よね?」
 安堵の笑みを浮かべるハヤテ君。そして、私の頬に添えられた、彼の優しい感触。
 煤けたハヤテ君の頬が、服が焦げる臭いが、私の現実感を急激に喚起させていく。
 ぼんやりとしていた頭は今や彼の表情をしっかりと捉え、指先は浴衣を握って離さない。

 つまり。私のために、こんなにぼろぼろになってまで助けに来てくれた愛しい人は決して幻影なんかじゃなく――


「怖かったよぉ……」
 痙攣する横隔膜を押さえることも出来ずに、気が付けば、ハヤテ君の胸の中へと飛び込んでいた。
 絶望的な孤独から脱却できた安心感からの行動? 違う。
 勿論安堵はある。だけど、彼だから。ハヤテ君がそこにいてくれたからこそ、私はこんなにも満たされているのだと、頭ではなく心で理解できた。
 自分が刹那主義者だと思ったことなんかないけど、今だけは、全ての状況やしがらみすら忘れて、もう少しだけこうしていたいとすら思った。


「いつまでもここにいるわけにも行きません。木造ですから、ここまで延焼が速いと崩れるのも時間の問題です」
「そうね」
 
 らしくない姿を見せたのだと取り乱している暇なんかない。
 生への渇望が燃えているうちに、何とか脱出しなければ。頷いて立ち上がる。
 
 視点を今までよりも高い位置で固定すると、少しだけ冷静に周りも見渡せる。
 実際、よく無事だったと思う。
 恐らく、一気にガスが燃え上がったために、同様に酸素もあっという間に消費され、出来上がった気圧差によって飛ばされたのだろう。
 倒れていた階段の影は炎の通り道からは死角になっていたみたいで、直接的に炎や熱風を浴びることは避けられたみたい。
 それでもコンマ何秒かの差だろう。少し歯車がずれただけで、自分はこうして話すことも出来なかったんだと思うと、背筋が凍る。

「痛っ!」
 体重をかけた左足首から、嫌な信号が流れてきた。
「捻りましたか?」
「ええ、だけど心配してもらうほどじゃないわ」
 怪我には詳しくない。ひょっとしたら酷いのかもしれない。
 けれど、今が泣き言を言っていられるような状況じゃないってことだけは分かる。
「……行きましょう」
 一瞬、私の足と顔を順番に見たハヤテ君だったけど、最後には決意をその表情に表して、力強く言った。
893Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:29:02 ID:veWIvIL2



「くっ……中々上手い具合にはいきませんね」
 重い足を引きずりながら、やっとの思いでロビーまで辿り着いた結果がこれだった。
 
 ハヤテ君が侵入してくる際には、まだ炎が回って来ていなく、比較的容易に入り込むことが出来たらしい。
 でも、今やそこは人が通ることなど出来ないと、一目で分かってしまう。
 3階まで吹き抜けの構造をとっていたそこは、滑落してきた瓦礫に埋もれてしまい、外の様子を窺うことすらできない。

「仕方ないか。戻って火の回っていない部屋の窓を使うしか……ヒナギクさん?」
 ハヤテ君の呟きも、私はどこか上の空で聞いていた。

 分かってはいるのだ。こんな所で呆然としている暇などないのだと。
 だけど、ここさえ踏ん張ればあとは何とかなるのだと、力を振り絞って足掻いてきた私の精神は、見せ付けられた惨状を前に思いっきり砕けてしまった。
 じくんじくん、と絶え間なくやってくる痛みが、その絶望に拍車をかける。

「……ダメ、なのね」
「ヒナギクさん?」
 ぷつん、と。薄氷の上で私を支えていた何かが千切れてしまう音を聞いた。

「私はここまでみたい。これ以上は足手まといになるし……ハヤテ君、私を置いて逃げなさい」
 
 自分が嫌になる。
 最後のプライドがそう言わせたんだろうけれど、気丈な振りをしていながら、その実言っていることは単なる泣き言だ。
 確かに足は痛いが、命と天秤に賭けてみて我慢出来ないわけがない。

「何を言っているんですか!」
 強い口調で叱咤してくるハヤテ君。
 だけどそれも負の方向に囚われた私の感情を逆撫でしてしまい。

「だからっ! 私のことなんかほっといて、早く待っているご主人様のところに戻ればいいでしょ!」
 

 泥沼ってこういうことを言うんだろうな……
 場違いな癇癪を起こした自分に呆れながら、恐らくは決定的な離別を告げるであろうハヤテ君の返答を待つ。

 やけに長く感じられる沈黙が、そりの合わない相手との対話中に起こった気まずい沈黙の経験と重なって、余計に心が軋んだ。
 足元を見ているから表情までは分からないけど、きっとハヤテ君も怒っているだろうな……それとも呆れているかしら?
894Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:31:42 ID:veWIvIL2


「……ヒナギクさんでも、そんな風に取り乱したりするんですね。ちょっとびっくりしました」
「え?」
 掛けられたのは意外な言葉。
 どこか安心感さえ含んだその響きは、妙な優しさすら擁している。

 反射的に見たハヤテ君の表情には、苦笑めいた安堵の表情が浮かんでいて、それが一層私を混乱させる。


「僕がヒナギクさんを見捨てて逃げるわけがないんです。理由は――まあそのうち言う機会があるやも知れませんが……」
「……」
「何があってもヒナギクさんを守るって決意をしたからここに来た。嘘じゃありませんよ?」
「えう!? ……うん」
 
 嬉しかった。
 じわりじわりと言葉の意味が浸透してくると共に、ふつふつと沸きあがってくるのは不甲斐ない自分への怒り。
 そして純粋な、生への根源的な渇望。
 弱気の虫はここに置いていこう。決意を込めて、一つ頷く。


「でも……」
「え?」
 気が付くと、目の前にあったハヤテ君の顔。



「僕にも、ほんの少しでいいから、勇気を分けてください」
 


 躊躇する間もなく、唇に感じる柔らかい感覚。
 それが、凄く優しくて。
 ただ触れ合っているだけなのに、本当に何かを受け渡ししているような、共有感すらある。

 呆然とした頭では、ハヤテ君がどういうつもりなのかとか、周りの状況がうんたらとか、考えたことが端から抜け落ちていく。
 だけど、全てのしがらみを忘れ去ってしまいたくなるような至福のとき。
 それを本能のままに貪ろうと、目の前の肢体との隙間を埋めようと手を伸ばして――

「あっ……」
 まるで焦らすかのように、離れてしまった。


「あの、えっと……」
 上気してしまった頬はもう、隠すことは不可能。
 暗闇でも分かるんじゃないかってくらいに心臓の音は鳴り続けている。
 不意打ちを受けた箇所に手を当て、反射的に数歩下がると、少し悲しげなハヤテ君の顔が見える。
 仕方ないじゃない! いくら私だってびっくりするわよ!

「ここを出ないと仕返しは出来ません。ですから今は、脱出だけを考えてください」
 真顔でそう言われては、返す言葉も無い。ハヤテ君の勢いもあって、私はただ頷くしかなかった。
895Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:33:55 ID:veWIvIL2


 しっかりと握られた手が、熱を帯びる。
 強引に被せられたヘルメットは視界が狭く、半歩先を行くハヤテ君の表情を窺うことは出来ない。
 
 果たして、どういうつもりで奪ったのだろう。
 碌な会話が途切れてしまい、お互いに微妙な空気を感じている現在、考えてしまうのはさっきのキスのことばかり。

 場の勢い、なのだろうか。
 もしそうであるならば、私はまんまと乗せられてしまったことになるのだろう。
 憎しみだとかそういう類のものでは勿論ないけれど、あれによって足の痛みはどこかに消えてしまった。
 弱気の感情なんか、どこに行ってしまったのかすらさっぱりだ。


「ヒナギクさん」
「なに?」
 久しぶりの会話。

「そういえば、校歌が軍艦マーチの高校があるらしいですよ」
「知ってるわよ? 岩手県の盛岡一高でしょ?」
「……」
「……」
 何とも微妙な間が空く。

「もしかして、いつかみたいにトリビアで場を和ませようとしてる?」
 その問いには答えずに、ちょっとだけ握る手に力が込められ、歩幅が広がったのが分かる。
 
 その微笑ましい照れ隠しを眼前にして。
「――ああ、そうだったわね」
 綾崎ハヤテという人間は、優しさと強さの象徴だったことを思い出す。
 自分と良く似た境遇を持つ彼に、どことなく感じていたシンパシー。
 そこから抑える間もなく成長してしまった恋心の原点は、この不器用だけどとても暖かい優しさにあったのだと。

「ええと、ヒナギクさん?」
「ふふ、なんでもないわよ」
 思わず笑みが零れる。

「ちょっと仕返しは何にしようか考えていただけだから」
「あー……出来ればお手柔らかにお願いします」
 
 もう、遠慮なんかするものか。
 こんなにも、私の中にハヤテ君が溢れているんだから。

 とりあえず、ムードも何もなかったファーストキスの代償を、それを補って余りある2回目で支払ってもらう。
 どんなに恥ずかしがったって、許さないんだからね!
896Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:37:04 ID:veWIvIL2


「ここは……大丈夫みたいですね」
 お互いに顔を見合わせて、安堵を分かち合う。
 
 正面玄関からの脱出に見切りをつけ、炎の中に戻る。それはとても勇気のいることで。
 そうして漸く見つけた脱出路は、光り輝いてさえ見える。
 
 充分な酸素が残っている部屋だから大丈夫だとは思うが、バックドラフトが起こらないとも限らない。
 慎重を期して、そろそろとハヤテ君が窓を開いていく。

「良かった、大丈夫だ。……ヒナギクさん」
「え、何? きゃっ!」
 突然後ろから抱え上げられ、思わず足をばたばたとさせてしまう。
「ち、違います! ただあの、サッシが凄く熱くなっていて、直に触ると多分火傷してしまうので」
「もう、それなら最初に説明してよね」
 理由が分かれば拒む必要などない。体重を預けているうちに、足の裏に若草の瑞々しい感触を得る。

 ――助かったんだ。その思いがじわじわとせりあがって来る。
 思わず肩から倒れこみ、そのまま反転して仰向けに、そのまま手で顔を覆う。

 良かった、本当に良かった。
 人が集まっている場所からは少し離れているらしく、喧騒をやけに遠くに感じながら喜びを噛み締めている、その時。

 

 ドスン、と。そして続けざまに耳をつんざくような破壊音が。

「え……」
 絶望的な状況から脱することが出来たために、独りよがりになってしまったとでも言うのか。
 命を張ってまで助けに来てくれた人のことを、一瞬とはいえ忘れてしまった。

「そんな、ことって……」
 振り返った先に、いるはずの存在は、なかった。
 
 やっとの思いで見つけたこの脱出経路。
 それが無残にも、崩れてきた上階の外壁の成れの果てによって、塞がれている。

「ちょっと待ってよ……ハヤテ君、ねえハヤテ君!」
 危ないとか、そんなことを考えている暇なんかない。頭の中を占めるのは、大切な人の顔が見えない、その焦燥だけ。
 掌を傷つける鋭利な瓦礫、視界を遮る粉塵。そんな障害を乗り越えて辿り着いた場所は、絶望の住処。

 崩れてしまった瓦礫に押しつぶされた窓は、人が通る隙間なんか残してくれなかった。
「きゃっ……」
 大きな揺れと共に、更に崩壊が進んだらしい。
 けれど、私にこの場を離れるという選択肢はない。
 
 そんなはずはない、ハヤテ君のことだ、きっとまた変なことやって、何食わぬ顔で私の前にその優しい笑顔を――
897Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:39:07 ID:veWIvIL2



「危ねえ!」
 
 一瞬の浮遊感。
 誰かに横抱きに抱えられた感触と、地面に叩き付けられた痛みが同時にやってくる。

 そして次の瞬間に巻き起こる轟音。
 焦点の合わない目で見た先で、私の大切な全てを押しつぶしてしまった旅館の成れの果てが、断末魔の悲鳴を上げていた。


「たちばな……くん」
 横には盛んに声を掛けてくる橘君がいて。駆けてくる美希たちの姿も見える。
 けど、そこに一番いて欲しいはずの人の姿はなく――

「嘘よ……だって! 私、何も言ってないじゃない。それなのに、こんな」
「生徒会長?」
 震える声、震える指先。その全てが、認めたくない事実を肯定してしまおうとする。

「嫌よ……嫌。ねえ、返事してよハヤテ君、ハヤテ君!」
「ッつ! マジかよ……」
 理解を得た橘君の呆然とした呟きが切欠で、何かが切れる。

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 
 悲鳴に似た嗚咽が、赤く染まった夜の空に吸い込まれるのを、どこか他人事のように感じる。
 悲しく木霊する反響が、私の意識を押しつぶしていくのを、何も考えられなくなった思考の片隅で、捉えていた。





――ねえ、仕返し、ちゃんと考えているのよ? それなのに、あなたがいないと、何も出来ないじゃない。約束は、守りなさいよ――
898Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:41:39 ID:veWIvIL2





「捜索を打ち切るってどういうことだよ!」
 
 苦渋の色を隠せない救助隊員の胸倉を掴み、橘君が絶叫している。
 そんな姿を、私はどこか現実味を喪失した空想の風景のように、ぼんやりと見つめていた。
 
 軽症者多数なれど、死亡、重傷者ゼロ。――行方不明者、いち。
 それが、私が経験した地獄がもたらした結末らしい。

 なるほど、あの規模の災害にしてこの被害というのは、奇跡的に抑えられた範疇に入るのかもしれない。
 だけど、そんな客観論は何の役にも立たない。
 無邪気な悪意で奇跡を強調する新聞記者には、辟易を通り越して殺意さえ感じてしまう。
 
 簡素に設置された救急本部の中、渡されたヘルメットをぎゅっと抱きかかえて。
 ただ待つだけの、長い一日が終わっていく――


「……夜間の捜索は二次災害の危険性があります。ここまで建物の損傷が激しく、いつ次の崩落が分からない状況では、とても。
 悪路のために大型工作機械の搬入がままならない現在、日が落ちてしまえば、手の施しようがありません」
 彼の無念さは伝わってくる。橘君もその言葉を受けて、力なく腕を放した。

 

 盛んに薦められた病院行きを固辞し続けたのは何故か? 
 そんなのは決まっている。ハヤテ君がひょっこり出てくるのを待っていたからだ。
 そして、彼を一番に出迎えるのは、私じゃなくてはならないから。

 ……ううん、嘘。
 本当は、私がこの場を離れた瞬間に、彼が本当に消えてしまいそうで。
 事実として肯定してしまう自分が怖くて、こうやって我侭を通しているだけ。
 
 ヘルメットを抱える腕にぎゅっと力を込め続ける。
 そうしていないと、どんどんと恐ろしい想像に囚われてしまって、抜け出せなくなりそうだったから。

 ずっと同じ姿勢でいたために、背中やお尻の辺りには鈍痛があったけれど、それももう、麻痺するくらいに時間は経過している。
899Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:44:55 ID:veWIvIL2

「桂さんも、安静にしていた方がいいですよ」
 マリアさんが、ナギを伴ってやってきた。

 朝方にヘリを飛ばして駆けつけてきた彼女は、着陸場所がないと分かると、ホバリングさせているうちに、単身縄ばしごスタントを敢行するという離れ業を見せてくれた。
 それ以来、片時もナギの傍を離れず、じっと様子を窺っている。

「あまり……心配されているように、見えませんね」
 泰然とした様相が、いつもとさほど変化がないマリアさん。
 それが羨ましくて……少し悔しくて。思わず恨み節を混ぜてしまう。
 けれど、マリアさんの返答は、単純明快だった。
「ええ、信頼していますから」
「信頼、ですか?」
「ハヤテ君はですね、確かに色々と不器用ですけど……ナギを本当に悲しませることだけはしないんですよ」
 それはそうだろう。だけど。
「でも! 私のせいでハヤテ君が!」
 
 溢れる激情を抑えることが出来ない。否、抑えるつもりもない。
 捌け口を求めた思いをそのままマリアさんにぶつけようとした瞬間に。

「それはハヤテを侮辱することだぞ!」
 ぱちん、と。
 力はないけれど、心にずしりと響く音を頬に感じる平手打ち。それと共に、ナギが吼える。

「ハヤテはな……自分の意思で、お前を助けに行ったんだ! どんな結果になったって、ヒナギクに恨み言を言うつもりはないけど……
 でも、他ならぬヒナギクが、ハヤテの決意を自分の責任なんかに置き換えたりしたら、加害者ぶって悲しんだりなんかしたら、絶対許さないからな!」
 迸る言葉の奔流を受け、唖然とする。そして、その意味をゆっくりと咀嚼する。

「言いたいことはナギに言われてしまいましたね」
 マリアさんの言葉。

「桂さんが不安に思う気持ちは分かりますよ。勿論ナギもそう。だけど」
 強い西日を後光のように背に受けながら、悠然とした姿は変わらず。
「今は、ただ、祈りましょう」
 淀みなく言い切った彼女は、名の通り聖母のようだった。

 

 どれくらい時間がたっただろう。
 いつしか帳が辺りを包み始める。
 マリアさんと、ナギと、私。位置関係はさっきから変わらず、ただ、目を閉じてひたすらに想いを収束させる。
 
 楽しかったこと、やきもきさせられたこと、いろいろあった。
 そんな思い出がここで終わっちゃうなんて許せない。

 お願い、届いて!
 
 今まで以上に強い力を視線に込めて空を見上げる。
 その先で――きらりと、明星が瞬いた気がした。
900Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:47:23 ID:veWIvIL2


 わあっと。地鳴りのような歓声が背後から聞こえた。
 勢い込んで振り向いた先には、待ち望んでいた人の姿が――

「やー、何か地下のワインセラーみたいなところに落っこちてしまって、かえって助かりました。結構深かったので、火は回ってこなかったし。ただ、その分出てくるのに難儀しましたけど」
 ぼやける視界の向こう側で、疲れた笑みを振りまいているのは見間違えようもなく――

「なにやってるんだよ。早く行って来い」
 どんと乱暴に背を叩いてくるのはナギ。
「でも、いいの?」
「今だけは一番は譲ってやるよ。その権利が、ヒナギクにはあるだろ?」
 その顔は、もうマリアさんの胸に埋められて、見ることは出来ない。マリアさんもまた、その柔和な笑みの縁に涙を浮かべながらナギの肩を抱く。
「お姫様は、王子様の帰還を祝ってあげなければいけませんからね」
 そんな言葉と共に。

 
 一歩一歩。
 震える足を押し込むように、ゆっくりと進む。
 自分の歩みだとは信じられないほど遅々としたそれは、まるで真綿の中を進んでいくような感覚で。
 だけど、決して悪いものじゃない。込み上げてくる涙は、嫌なものじゃない。

「ヒナギクさん……良かった」
 眼前に到達した私に掛けられる、優しい言葉。
 気の利いた台詞なんて、こうやってハヤテ君を目の前にして浮かぶはずもなく。
 そろそろと伸ばした手が、ハヤテ君の頬を軽く撫でると、あとは色んな想いを詰め込んだ一言を残すだけ。

「おかえり、なさい」
「はい。ヒナギクさん」
 
 そのやり取りが、抑えを解き放つ契機。
 溢れる全てを体に乗せて、愛しい彼の元へ飛び込む。

 しゃくり上げながらも必死で残した言葉は一つだけ。
 ただ、ありがとう、と。

 生きていてくれてありがとう。
 私を助けてくれてありがとう。

 一杯のありがとうを嬉し涙に乗せて、私は歓喜に浸った。



901Love Servibor ~ver.HINA~:2007/07/01(日) 12:49:26 ID:veWIvIL2



「そういえば、仕返し。忘れないうちにやっておかないと」
「ええ! もうですか?」
「清算を後回しにするのは嫌いなのよ」
「うっ……分かりました」
 
 観念したようにぎゅっと目を閉じるハヤテ君。
 不安がっているのは想像に難くないけれど、多分、その想像のどれよりも斜め上を行っていると思うわよ?

「えっと……ヒナギクさん?」
「ダメ。もう少し目をつぶっていて」
 
 ゆったりと、首の後ろに手を回す。
 ぴくりと反応した肩の動きは、困惑なのか、驚愕なのか。
 一番近くにいる私にも、その真意は分からないけれど。
 他の全てから隔絶されたかのような暖かい空間の中、溢れる想いを精一杯に込めながら、唇を寄せていく。



「あーーーーーーーー! そこまでやって良いとは言ってないぞ!」
「あらあら」
「わっ! ヒナちゃん大胆!」
「ほほう、これは見ものだな」
「何だ、そういうことかよ」
「……良かったわね、ヒナ」
 


 背後から聞こえる友人たちの声すら私の中でファンファーレに変わって。
 近づいていく唇と、止まっていく二人の時間を、祝福しているような気がした。






〜fin〜
902名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 12:59:12 ID:N5md8s/L
リアルタイムで読んだ。
泣いた。

GJ
903名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:04:50 ID:Eizadfxw
よっしゃ!リアルタイム直撃!! 

こいつはGJ!!
ただシンパシーという単語を見て、俺の頭に某ガン○ム種運命の三代目OPの
アーティストが出したファーストシングルのタイトルが最初に浮かんだのは
ここだけの話。
904名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:06:35 ID:IZU9PiYO
>>901
うおおお!なんという大作!
GJなんて言葉じゃ言い表せないほどGJ!
905名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:12:01 ID:faHbEQ2U
GJ!
ただServiborって単語はない気がするんだが・・・。気のせいかな?

>>903
アルバムじゃね?
906903:2007/07/01(日) 13:15:37 ID:Eizadfxw
>>905
普通に間違えた 訂正感謝
907名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:18:09 ID:VZVT9bGe
"survivor"では
908名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:23:16 ID:e/Hb1Tbb
これはもう他言無用
 
 
    GJ!
 
 
909名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:49:03 ID:WkcNqOgE
非難器具じゃなくて避難器具な
910名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:46:03 ID:DFkSoPOt
ずっと待ってた
昼間から泣いたぜ。超絶GJ


ただ、何箇所か展開を見失う所があったかな。
場面や心理描写の移り変わりが強引というか…。
全体的にはまとまっていたと思うが。
雪豹補正で、求めたクォリティが高杉たせいかも知れん。


今後もさらにヒナを活躍させてやってください。お疲れ様でした。
911名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:49:18 ID:cud2djKI
ああ、
912名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:57:03 ID:cud2djKI
ああ、すごいもの読んだなあ・・・
読み終わったあとのこのなんともいえない余韻がまたたまらんね
大作GJですた!

あえて重箱の隅をつつくと・・・
人称の選択はミスだったかもね
こういう重厚な文体だと、3人称の方がよく映える
前編に比べて情景描写の比率が高かったし
まあ、前編が1人称だったから、統一させなきゃいけないぶん、制約は多かったと思うけど

あと、ヒナの心理が上下しすぎて、キャラクタ像との違和感が少しあったけど
そこはパニック補正というか、非常事態の思考だと解釈しますた
ああいう状況は原作でないから、そうなったときにどういう行動するかなんか誰もわからないもんね

しかし相変わらず冴え渡る雪豹節
心理描写はもはや素人の域をこえてんな・・・
913名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:11:09 ID:fxuRPrna
ほわいほわいほわいどんあいみすゆーろっとふぉーえヴぁああああああああああ
914名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:22:58 ID:sUwMvzWo
>>901
GJJJJJJJJJJJJJ

そして3週間経ってるのに最初の3行読んだだけで前の話が蘇ってきた俺の脳もGJ
915名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:36:20 ID:z1rMllht
キャラクターの使い方上手いよなあ・・・
よくもまあ10人近い登場人物をこんな見事に動かせるもんだ
連載ならともかく、こういう短い話の中でだからよけいにすげえ
俺が大人数のSS書くといつも途中で破綻するのに

しかし雪豹氏のヒナハヤものでは、ワタル君がいつもいいスパイス効かせてますなw
是非とも助演男優賞を進呈しようw
916名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:57:51 ID:rwYk8YIb
ありがとう!もはや感謝の言葉しか出てこない!
917名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:10:23 ID:pMPNF700
なんか、ヒナちゃんとのシリアスラブコメには違和感がある自分
漫画での、ハヤテのヒナギクへの心境がいまいちよくわかんないからかなぁ

まぁ、IFを楽しむのがSSだからいっか
918名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:16:01 ID:IcCyK4VX
896で
>突然後ろから抱え上げられ、思わず足をばたばたとさせてしまう

ハヤテがヒナを持ち上げた描写があるのに
ヒナだけ脱出して、ハヤテが助からないということは
ヒナを窓から放り投げたことになるし、後半もただ
早くキスシーンだけ書きたい感がしててやけに
あっさり感があるので、あまり感銘受けなかった。
919名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:27:39 ID:lgrZKqWO
命の危機で一秒を争う逼迫した状況のなのに
間に挿入される冗長な心理描写が邪魔して
臨場感が感じられない、彼らは本当に危ないのか……。
リアルな臨場描写と個々の感情描写の線引きがあったらいいのでは?

そしてやはり一番気になったのは、
前半もそうだったけど
"なぜハヤテはヒナギクを好きなのか"ということ。
原作とは違うハヤテなので、そこは読み手を納得させられるような
理由がほしかった。
「これは元々ハヤテがヒナギクを好きな設定なんだよ」
で終わらせるのはもったいない。

あとぶっちゃけると、
先の展開が読めてて面白くなかった。
920名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:28:13 ID:N5md8s/L
ちょ〜っと難しい単語が多かったかな〜。

バカなオレにとっては、名もない人が書くちょい作が向いてるのかもわからん
921名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:38:40 ID:bvQk3Bfj
騒ぐなら自分で条件満たしたSS書けww
922名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:19:53 ID:NAcjlJtq
心理描写の使いどころだよね
それ自体が秀逸なのは認めるけど、果たしてその部分に必要なものなのかどうか

商業レベルで人気があるラノベなんか読んでると、一見あっさりした印象に見える中で
必要な事柄はその中に詰まってるって作品が読みやすいし人気もある
ごてごてした過剰な修飾を羅列しただけじゃ、上手い作品にはならないんだよな

語彙は豊富だし、華がある文章だけど
「実際には説得力がないのに、難しい日本語使ってうやむやにしてる」印象が拭えない
那須きのこのスケールダウン版みたいな感じ?
923名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:28:08 ID:NAcjlJtq
ああでも、こういうレベルでの批評が出来る作品が読めたのは素晴らしいと思います
SSであるからして、背景設定の違和感は許容範囲だと思うので
お話として楽しく読むことは出来ました

厳しい意見も見受けられますが、エロを主眼としてない純粋な直球勝負ですから
どうしてもこのスレ民としては見る目が厳しくなってしまうところもあると思います
(ちょっと違和感あるけど・・・抜けるからOK! みたいなノリが使えない)

今後も頑張ってください
924名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:45:51 ID:N5md8s/L
たしかに、こういうしっかりした批判がくるってのはよい小説だって証拠だし、
なによりも無限の可能性ってか成長力みたいなのを秘めてる。

上手く言えないけど、これからもがんばってください。期待してます。
925名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:12:05 ID:IcCyK4VX
>>920
そんなことはないと思うぞ
実際、俺も固い印象受けた
926名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:25:56 ID:HfBp6so/
>>922
>那須きのこのスケールダウン版みたいな感じ?

そのレベルまで行ってりゃ、充分じゃね?
俺の言いたいこと>>924に集約されてるがwww
まぁ、とりあえずGJ!ヒナギクSSまた頼む〜ノシ
927111:2007/07/02(月) 00:19:07 ID:l8k/9TVq
「う!!ヒナギクさん!」
ハヤテはいつものようにヒナギクのことを想像し自分を慰めるのであった。
「はぁはぁ・・・いっぱいだしちゃったな」


928名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 04:36:38 ID:WB7kI5G/
雪豹氏大変乙
すごい高レベルな批評が飛び交っていて、次に投下していいものか尻込みしちまうなw
俺のしょうもないパロ投下したらどんな批判されるのかちょっと怖いぜ・・・

俺はヒナ好き派だし、掛け値なしに楽しめたかな
やっぱり好きなカップリングで書いてもらえると楽しみ具合も増えるよね
929名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 04:50:22 ID:PoxTe7oA
雪豹氏
GJの嵐、多くの批判、その他諸々……
すべてを読み踏まえての俺の感想は、
G! J!

……で、>>927は何?
930名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:03:06 ID:WXYe7c5w
良いSS は良い批評を生む
良い批評は良いSS を生む

蓋し真理哉
931名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:12:51 ID:A+UgAAFM
>>930
それ"けだし"か
932妄想魂:2007/07/02(月) 11:47:13 ID:j5BDcaRr
勇気を出して告白したものの、ハヤテには二次元にしか興味がないと言われ玉砕した歩。
帰り道、歩はいつものように買い食いをした。今日ばかりヤケ食いとばかりにたくさん食べた。とにかく食べた。
歩は家に帰り自室へ駆け上がると、着替えることもせずベットにうつぶせに寝転がった。

(どうして・・・私はこんなにハヤテくんことを思っているのに・・・。)
(ハヤテ君にもう会えないと思ったあの日、神様と約束をした。もしもう一度ハヤテ君に会うことができたら私は勇気を出して思いを伝えると)
自然と歩の頬からは涙がつたっていた。
「えへん〜うぅ〜〜! ハヤテ君のバカ!バカ!バカ!」
933名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:52:18 ID:C8G1a4A0
>>901
巡回してたらこの板らしからぬ作品が読めたので、思わず便乗して感想

ハヤテはサンデーを立ち読みする際に流す程度の知識しかないので、キャラクターの違和感はほとんどなかった
純粋な読み物としてみると・・・起承転結がはっきりしていて、すっきりとまとまっているのが好印象
筆力も標準レベルを超えているので、小説として楽しく読めました

ただ、後半は展開がスピーディすぎて、読むほうの理解が追いつかないかも
何度も読み直して行間を吟味すれば理解できるんだけど、ちょっと書き手の独りよがりになりかけてるなって部分がありました

そもそもこういうジャンルは難しい
スピードでも、インデペンテンスデイでも、ディープインパクトでもいいけど、そういうパニックムービーを活字に起こす作業を想像すれば分かると思うけど
映像だと簡単に伝わる臨場感も、活字だと中々伝わらない
この作品も、情景描写が不足していたり、心理描写とごちゃ混ぜになったりする部分があって
荒っぽさというか、そういう印象を受けました

だけど小説を書くスキルというか、技術自体は高いレベルにあると思います
一度本腰入れて、長編(文庫本くらいの)書いてみてはどうでしょう?
ホムペで発表してもいいし、文庫賞に応募してみてもいいと思います
無碍に扱われることはないと思いますよ?
934名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:14:15 ID:/1aSjBny
前半はGJの嵐なのに
後半は批評で笑ったw

まぁ、前半は年齢偽っている奴だと思うが
935名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:20:17 ID:rYJC0lJC
書き手としてはちゃんとした批評が来る方がうれしいもの
ただ単にGJ言うだけじゃなくて、どこが良かったのか悪かったのか指摘してあげれば書き手を育てる結果になる

でも、そういう批評をさせてくれるような作品には中々出会えない
批評が多い=ダメな作品ってのは完全に間違っていて、むしろ批評が多い=いい作品ってのほうが近い
雪豹氏が伸び代を持った優れた書き手であることは間違いない
936名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:48:45 ID:S8oEiKbo
そんなに褒めちぎるほど面白くなかったんだが。
ここ数日投下する人がめっきりいなくなって
批評しかやることないような気がするけど。

他に話題もないし俺も言わせてもらうと
ストーリーの基本構成(起承転結に支えられた王道)はできてるんだけど、内容に中身がない。
中身がないというのは
ありきたりな展開(火事でヒロイン危うし、主人公が助ける)を本当にありきたりそのままで終わらせてること。
アクセントがないから記憶に残らない。
937名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:49:06 ID:mSZ3UQ2Y
SSは楽しく読ませて頂いたけど、
その後の感想と批評がこれまでに無い展開でなんだか面白いw

オススメとしてことあるごとに挙げられているSSの書き手である雪豹氏だけに、
注目度が段違いってことか。
938名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:07:41 ID:nWCftqWh
つーか、エロパロに批評家なんていらねーよ
邪魔
939名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:18:24 ID:/VXjZE0q
君は未成年かい?
940名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:35:30 ID:+ff66jNW
批評するなら見んな
941名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 07:20:52 ID:ck3UJHD9
>>938,940
勝手にマンセーしてりゃいいじゃん。
それもそれで意見。
942名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:14:46 ID:nyIhO1rZ
やっぱ、漫画じゃハヤテがヒナのほう向くとかくっつくとかはないんだろうな、と個人的に思った
色々無理がある、心情も環境も物語構造から見ても
943名無しさん@ピンキー :2007/07/03(火) 09:23:32 ID:mVxJTbd7
>>942
ハヤテは
1、ポリシーを捨ててナギ
2、初志貫徹でマリアさん
3、ナギに忠誠をささげ終生童貞
4、うやむや

以外の終わりは物語構造的に無理だろう。結局三千院家の屋敷がハヤテの本質で、ハム沢さんも
ヒナもそこには触れることが出来ない。


・・・・が、某ジャンプのバトルヒロインみたいにいつのまにか出番激減、物語中の重要度も急落、つーか
もうヒロインと呼ぶのは難しい、ってな例も珍しくないのでありえなくもないかも。

ハヤテの昔の恋人ネタもあるしね。
944名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 11:12:26 ID:XVoXl3oT
サブヒロインと主人公がくっつくエンドの例がないわけじゃないが・・・
それは決まって読者の声が強い影響を与えた結果なんだよな
畑君の場合、最初からラストの青写真描いて漫画書いてる印象があるから
途中出場のサブヒロインエンドは考えづらいかもね
数回の人気投票でヒナギクが圧勝し続ければ可能性はわずかながらも出てくるかも試練が

ちなみにサブヒロインエンドを迎えた(迎えそうな)ラブコメの例

・うる星やつら
勘違いされやすいが、ヒロインはしのぶ
ラムの人気があまりにも大きすぎて、留美子が方向転換を余儀なくされた

・いちご100%
東城を押しのけてまさかの西野エンド

・スクールランブル
ご存知カップリング派閥戦争の最王手
ヒロイン天満の芽がほとんど潰えてしまった現在、可能性が高いのは沢近か八雲か
まああそこまで紛糾してしまうと、曖昧にお茶を濁しそうな気もする・・・ていうか、その可能性が一番高いような
945名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 11:29:49 ID:qw3IdXm2
伝統行事で賞金が出るという設定に何か引っ掛かるんだが。
946名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:00:10 ID:jWiVl+mn
>>944
>・スクールランブル
それ以前にアレは主人公は天満じゃなかったのか?
どちらにしても濁茶な可能性は高いわけだが。
947名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:52:46 ID:bLRUUDN8
沢近こそ、それこそないだろう
物語構造から考えて
948名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:59:44 ID:fdD9tdQB
とりあえず別作品の話題は適度に切り上げておこうぜ
949名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:00:37 ID:cZDqirE7
だが、読者としてはそういう物語構造的にありえないけど健気な少女、というのが人気を呼ぶわけでw
950名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:06:55 ID:arUnIb5t
あの漫画は良くも悪くも沢近次第だからなぁ
沢近の扱い酷くするとあっという間に掲載順下がるし
カップリング投票では常に1位キープだし
人気があるといえばいいのか、信者が厨すぎると言えばいいのか・・・

ハヤテは読者の意見に左右されないで、自分の書きたいことを書いて欲しいな
951名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 13:15:48 ID:arUnIb5t
俺か。じゃあ次スレ


『ハヤテのごとく!』のエロパロ 14冊目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183436026/l50
952名無しさん@ピンキー :2007/07/03(火) 13:20:57 ID:mVxJTbd7
>>951
乙!
953名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 15:13:38 ID:yYQ6ACQf
>>951 乙です!
954名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 15:33:23 ID:AQ7IHF7j
姫神がハヤテのお兄さんで
そんで最後にカオス化して結局ナギあたりが無難でね。
955名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:43:54 ID:25eNo1zB
ハヤテがナギのことを恋人として好きになる条件がいるな
何かないか
956名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:49:52 ID:7uP23dAi
「遥かに仰ぎ、麗しの」ってゲームのちびっ子ルートでもやればいいんじゃないかな
957名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:07:23 ID:MGmn63Y/
みやびちゃんぷりちー
958名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:33:11 ID:xicdszPP
あとは家族計画の末莉ルートで完璧なロリコンになるお( ^ω^)
959名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:04:57 ID:zVcixEfg
あと何年か経ってナギが成長すれば問題なし
960名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:44:55 ID:bLRUUDN8
子供には手を出せない、と言う意味で
子供が好きじゃない、という意味ではない
961名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:46:42 ID:nyIhO1rZ
スズランを読み込んでみたら、
実は播磨と姉妹、3人の物語だということがよくわかった

チカちゃんは絶対報われないね
962名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 20:01:24 ID:l6qW4ecX
ハヤテ16歳
ナギ13歳
三歳差って……成長すれば普通に恋人結婚行けるよな?
963名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:17:07 ID:Ti394oZ3
>>943
>3、ナギに忠誠をささげ終生童貞

素手による去勢を決行するというのか

>>944
>サブヒロインと主人公がくっつくエンドの例がないわけじゃないが・・・

・究極!!変態仮面

最終回で、四季春夏という途中から出て来たヒロインとくっついた。
964名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:19:02 ID:nJaurXrM
三つ違いじゃ何の問題ないよな
965名無しさん@ピンキー :2007/07/03(火) 22:22:57 ID:mVxJTbd7
>>964
年齢は重要な問題ではなく、ハヤテがナギを(自分は大人だが、ナギは)幼くて、子供で、守るべき存在(弱者)
と見なしており、対等に見ていない、などがクリアすべき部分。

この問題の解決には、数年をかけてナギが肉体・精神的に成長し、別人のようにならないとならない・・・・


が、「──そして数年後」ENDですんなり解決は可能だがw
966名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:40:30 ID:/1aSjBny
マリアエンドみたいになってほしいよね

あとのマリアの設定は後々でてくるだろうから
それに合わせて脳内保管すれば
967名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:49:44 ID:NxZ2gRcg
>>942-966
畑「なるほど!」
968名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:20:28 ID:o2VvZtDL
千葉ロッテの小林宏之に比べれば3歳差など同年齢に等しい
969名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:23:15 ID:bLRUUDN8
最近のは幼児化しすぎ」
970名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:55:11 ID:25eNo1zB
ナギはいろいろな意味でダメな子なところが可愛いので
成長されるとちょっとなあって感じはする
971名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:00:41 ID:eweSJIPl
少し頭、冷やそうか…
972名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:16:13 ID:HkmTmq3G
どうせ埋めだから好きなこと言っても構わんが
どうせなら本スレにでも行ってやれば良いのに
973名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:17:49 ID:iKNDXceM
本スレなんて面白くないじゃんw

ネタバレスレのほうが年齢層がいい
974名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:28:05 ID:IcKxC65C
本スレはノイズが多くて読んでられない、ってののは同意
まぁでも埋め以外では自重しといた方が良さそうな話題ではあるかなw

しかしこのスレ、
ROCO氏みたいなエロい書き手さんもいれば、
雪豹氏みたいな健全な純愛系の書き手さんもいて、
いい感じに共存しているのがいいな

ただそういう上手い人達のSSで目が肥えちゃってるせいか、
ちょっと批評がキツ目なのが怖いときもある
新たな書き手さんは温かい目で見守ってくれると、いずれもっと良いものが読めるようになるかもなー
975名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:35:01 ID:GYRHhz/g
他スレと比較しての、自分のコミニュティの自慢は荒れる元

976名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:37:13 ID:v1XIVkCi
しかし、エロパロスレで本編はナギエンド以外ありえない!
とかご高説されても反応に困るわ…w

つか、結局何がやりたいんだかさっぱり分からん
ナギ以外はありえないからネタにするなとでも言いたいんだろうか?
977名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:41:15 ID:KbTJ9GQi
批評は悪いことではないと思うけど。
978名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:42:41 ID:wSYDpBjS
>>976
確かにいい加減スレ違いだが、埋めネタとしてくらいは多めに見てやれ。
979名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:54:36 ID:wVNb9GOm
本編ではありえないIFを楽しむのがSSなんだぜ?
キャラが多少違ったって、漫画で積み重ねてるものを無視したって自由だ
980名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:09:57 ID:1rO/ixLZ
ハムハードまだー?
981名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:46:25 ID:KZsR1woE
ハヤテといいんちょさんの純愛モノを希望するぜよ
982名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 17:27:01 ID:FgmK1DiH
>>981
ゴメン、ちょっと頑張ってみたけどダメだった。
案外絡ませづらいかも。専用イチャつきスペースもないし。

ところで純愛モノって指定の場合、エロはあってもいいのか判断に困ったり。
純愛だったら、エロがあってもなくてもオッケーってことでいいのかな。
983小ネタ(ギャグ):2007/07/04(水) 18:09:33 ID:D0eGLb8F
「綾崎ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
街中で虎鉄がハヤテの名を叫びながら走ってきた。
そして・・・
「やら(ry・・・ぐほぁ!!!!!」

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!オラー!!」
虎鉄の体が宙に舞う・・・。

「THE WORLD!!!!!!!!」
虎鉄の体が空中で静止した。
そしてハヤテはどこからともなくナイフ、フォーク、その他諸々刃物を取り出し虎鉄へ投げる。
しかし虎鉄へ刺さる直前で刃物たちは静止する。

「そしてときは動き出す・・・・・」
その言葉と同時に刃物たちは空中で虎鉄の体を襲い、虎鉄はそのまま地面にたたきつけられる。

「・・・うぅ・・・あぁ・・・・」

「ロードローラーだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!」





「いいのか?お前の執事だろ?」
「別にいいよ〜♪虎鉄君が居なくなっても私困らないし〜♪」





すまんかった。
984名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:42:14 ID:qjqiyrck
泉「ハヤ太君ちょっと聞きたいんだけど〜いい♥」
ハヤテ「はい、どうぞ」
泉「もしもなんだけどね、私と結婚し…」
ナギ「ハヤテは私のものだ!」
泉「ナギちゃん、全部言い終わってからにしてよ〜」
ハヤテ「そうですよお嬢様、ボクが瀬川さんと結婚できるわけないじゃないですか…あの変態が居るんですから」
泉「……」


あれ純愛にならない…orz
985名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:23:08 ID:T8pIGffW
どちらにしろ虎鉄は報われないな……
てか瀬川厳しいなw
存在意義なしwwwww
986名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:46:57 ID:KSSm+iwG
>>964-965
というかハヤテの好みのタイプが「美人で頼りになる年上の女性」だってのが・・・
同い年ならまだ許容範囲みたいだけど。
987虎鉄×ハヤテ@くそみそライダー:2007/07/04(水) 21:35:54 ID:wgyhw7H7
ハヤテ「お嬢様!ってうわぁあぁぁ」
虎鉄に捕われたナギを助けに来たハヤテだったがワナにはまってしまった。(落とし穴)
虎鉄「かかったな綾崎!」
ハヤテ「ここは?なんかどっかで見たような……」
虎鉄「ここは地下際具で(ry」
ハヤテ「それ以上は危ないだろ!」
虎鉄「まあ、とりあえず
や ら な い か 
ちなみに答えは聞いてないけどね(CV鈴村健一)」
ハヤテ「やめろー!!!」
はりつけにされていて動けない。
虎鉄「このマグナムを受け入れろぉおぉぉ!」
ハヤテ「アッーーー」
 
ちなみに内容(エロ)も実は書いてある誰か一人でもワッフルしてくれたら多分書く。
988名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 21:37:02 ID:1rO/ixLZ
ワッフルワッフル
989名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:03:07 ID:KZsR1woE
>>982
男は度胸!なんでも試してみるのさ。きっと気持ちいいぜ
990名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:03:16 ID:T8pIGffW
リュウタロスw
わっふるわっふる



てか虎鉄鈴村の予想ってどういう理由でだ?
991名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:07:31 ID:wgyhw7H7
>>990
いや、ただ「答えは聞いてないけどね」ってやりたかっただけw
992名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:36:49 ID:xBVI8WnM
いいんちょさん×ハヤテなら確か保管庫に「監禁陵辱」ものがあったなw
純愛っぽくてなかなか楽しめた

最近いいんちょさんの出番がないよ……
993名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:33:55 ID:HXNi86m7
純愛でオススメの作品てある?
994名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:51:47 ID:Mwkadpue
雪豹さんのこの作品、前にスクランの播磨と沢近のSSでそのままあったような・・・・
995名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:56:27 ID:GYRHhz/g
パクリと言う意味?
ありがちなシュチェーションという意味?
996名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:58:20 ID:wVNb9GOm
主人公がまったく意にもかけてないヒロインとの、
最後にくっつくラブSSって
結構手法限られてると思うけど
997名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:19:22 ID:Mf3obqjF
今度はパクり疑惑かよ・・・
ここの住人は本当に職人の嫌がることしかしないのな
998名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:48:36 ID:dODtEsuZ
>>993
ハヤテ×ヒナギクなら雪豹氏の作品
ハヤテ×マリアなら『マリアHappyEnd』ってのがお勧め
どちらもSS保管庫に保管されてる
999名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:49:48 ID:xcUF6jNB
ハーレムでお勧めの作品ってあります?
1000名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:56:05 ID:vUCTbd90
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