オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
ネット小説等に関する情報交換も行っています。
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)タイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
外部リンク集(保管庫付) ハーレム小説リンク集
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/harem.htm
>>1乙
E=MC^2の三種の神器NTRれたorzレズだからまるっとイタダク事二次なるだろうが
無念
y=-( ゚д゚)・∵ターン
なんか、脅迫書か怪文書みたいだ。
とにかく1乙。
>>6 なーに、次回から逆転劇が始まるだろうから今は我慢だ!
いや、きっとそれはあんまり…
12 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:50:18 ID:Vu9nxYg7
「危なかったわね」
「すでにやられてしまったのに危ないもなにも……」
幹線道路に出て自動運転の監視が不要になると、女弁護士はハンドルとシフトを畳んだ。
車はさすがに高級で、モーター音どころか、揺れも外部の音すらも完璧にシャットアウトしていた。
俺を犯した婦警達は、向けられた銃口の前でさめざめと泣いた後、しぶしぶと離れた。
身なりを整えると俺は警察署を連れ出され、弁護士の車に乗せられた。
不思議なことに、警察は一切手出しをせず、俺達をそのまま行かせたのである。
かくして俺は、才色兼備な女弁護士と並んで車上の人となっていた。
「そうじゃないわ。結婚届けを書かされる前に救い出せたってこと」
「ああ。どういう目的かはしらないけど、ありがとう。……でも人助けは無料じゃない、だろう?」
「話が早くて助かるわね。……手っ取り早く言うと私達の政治運動に協力して欲しいわけ」
「政治? 男に何が出来るんだよ。投票権も、被選挙権も無いのに?
男一人での旅行すら許可が必要で、大学入学も認められなくて、童貞と言うだけで逮捕されるのに?
単純男女人口比率でも20倍、再生産可能年齢では100倍。
精神障害、薬物中毒、同性愛、性的不能、逃亡、死亡未届けを除けば、実質300倍ってこと分かっている?
1/300に過ぎない少数派の男が、政治で何ができるというんだ?」
「数の問題じゃないわ。私は男と女が分かり合える社会をつくりたいの
そう、たとえば御堂君、あなたのお兄様のような方を二度と作らないようにしたいのよ」
嫌な記憶を思い出す羽目になり俺は口をつぐんだ。
「……中学すらまともに行かせてもらえず、姉妹従兄弟達に監禁されて、興奮剤や覚醒剤、怪しげな薬漬けになって交わり続けて。
あげくには手足も切り落とされて……」
「やめろ! やめてくれ!」
ある日信じていた姉が、食事に眠り薬をもる。起こしに来たはずの妹が、ベッドにしばりつける。
幼なじみが麻酔剤を注射し、勉強を教えてくれた女友達が学校の制服も鞄も教科書も焼きすてる。
担任の先生が、もう勉強しなくていいとささやいて、母親が叔母が従兄弟が、電動鋸を持ってあらわれる。
泥棒猫にさらわれないように、大好きなあなたを守りましょうと女達が口々に唱えながら、彼を取り囲む。
そこは父の部屋。つい最近まで確かに父の声があって、気配があった。でも今はどうしてか、父はいない。
兄の濁った目がなぜと空しく問うが、歓喜に満ちた女達は、愛しているから我慢してとしか答えない。
やがて悲鳴と湿った堅いものを削り切る音がいつまでもいつまでも続く。その合間に女達の嬌声が混じった。
薬が切れてほんのひとときだけ正気になった兄が叫んだたった一言は、……明、逃げろだった。
「……ごめんなさい。でも一つ間違えば、それがあなたの未来でもあったことは分かるよね。
お兄さんのような不幸な事件は、決して珍しくない。
政府のばあさま達は、未だに男が100人孕ませればいいなんて言っているけど、実際はこんなものよ。
夫が死ねば、息子達を犯す。兄が死ねば弟を。見境もなく男を傷つけ、束縛して、犯す。
だからあなたは逃げ出した。そして女が信じられなくて結婚から逃げ回っている。違う?」
俺に何も言うべき事は無かった。
「そういう世の中を私達は変える。女を御堂君が信じられるようなものにするの」
「……よく分からない。世の中や女を変えるって、そんなのどうやってするんだ?」
女弁護士がぽつりとつぶやいた。
「薄汚い雌豚どもを駆除する」
「?」
「夫が死んだからといって息子を犯そうとする雌犬に死を。一人の男に貞節を尽くさない雌豚に死を。
男を二人以上飼っているヤリマンに死を」
「……はぁ?」
「男と女が手を取り合い、共に家族となって生きる世界を私達が作る。
だから汚らわしい雌豚たちを粛正し、男を種馬扱いするババァ政治屋どもを抹殺する」
「……ちょっと!」
「雌豚たちを淘汰し、愛で結ばれた者達だけを残して、次世代へよりよき社会を遺す。
あなた方男は、屑な女まで相手にしてたから壊れたの。でももうそんな必要はない。
御堂君……ううん、あきら、もうあなたは選ばれた女とだけ愛し合えばいいの」
弁護士の瞳に純粋で勁烈な狂気が浮かぶ。
「……降ろしてくれ。あなたはおかしいよ。粛正とか淘汰とか……」
なにかとんでもないものと密室に閉じこめられた気分になり、降車を訴えた。
だが弁護士は薄く笑っただけだった。
「もうついたわ。あの建物で同士が待っている」
車が流れから左にはみ出し、なにかの施設の前で停止する。
ドアを開けると、俺は車から飛び出した。
瘴気に満ちた車内に空気を払いのけるように外の空気を吸う。
「兄さん!、……ああっ、兄さん!」
「明ぁ! やっと帰ってきたのね、明ぁ!
突然、俺を懐かしい声が呼んで柔らかい衝撃と共に二人の女が抱きついてきた。
俺の身体を恐怖が突き抜ける。理性が吹き飛んで訳のわからない悲鳴が勝手に口から上がった。
女達を必死でふりほどいて、逃げだそうとして無様に転び、頭を抱えてうずくまった。
それは父を殺し兄の手足を切り取った、懐かしくも忌まわしい俺の家族だった。
End
少々暗い話だな
これからの展開に期待
こ、怖い話だな。これで終わりなのか?
ちょっと方向性が違うような……
なんか違うな
さっきの警部と巡査から段々増えていくハーレムかと思っていたが
この違和感は……もしや修羅場?
男ならなんでもいいって連中に修羅場られてもな
悪性ハーレムから良性ハーレムへの転換点に期待
前スレ、残り22kb、雑談もせずに埋めネタを待っているあたり、
このスレ住人の意思って統一されてるよな……
22 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 06:25:14 ID:7F73ae8X
話しの種まきなんだが
ハーレム作れそうなキャラクターを発掘してみる
仮面ライダーBLACKより
シャドームーン
脳改造されたライダーにして敵組織の首領(候補)
目は拡大望遠暗視機能に加え透視まで
侍女(怪人)を創りだす光線(作中では一度両手から放射二人創った)
天候と人の感情を操れる
人間形態をとらない(しないだけ?)がイケメンスポーツマン
強い
嫁になりたがる大幹部はキリスト系の愛とか嫌いでお嬢様学校を支配している
首領の言葉は絶対で構成員には芸能人からセレブ、成長固定された少年兵士まで
怪人は獣人(獣70%over)
作戦実績に若妻の大量誘拐や大量洗脳等
改造前に恋人と妹(良く浚われる)あり
性格がハーレム等に無為ていないので憑依型トリップモノで活用するか?
南光太郎をからかうのも楽しそうな(真面目で思い詰める上に直感的に動く)
ちなみに、シャドームーンが人間形態をとらなかったのは、
元々の俳優さんが子供向け作品などやってられないと
逃げた(辞めた)ためらしいw
>>14 何と言う絶望郷(ディストピア)……
正直言ってミザリー系のサイ娘だけのハーレムは、全力でノーセンキューだ……
つか一方的に搾取されるだけなのは、ハーレムとは呼べんような……
A「今回はハーレムについてのネタの議論の仕方だ」
B「ネタの議論?」
A「うむ。一昔前ならば、ハーレム願望があっても同好の士と語り合うというのは不可能に近かった。だが最近はインターネットという便利な物があり、容易に議論を交わすことが可能だ。この掲示板を見ろ」
B「おお、ハーレム小説について語り合っているでは無いか」
A「試しに書き込んでみろ」
B「わかった、試してみよう」
新しいハーレム小説を考えてみた (^O^)
主人公は中学生で、ある日古代から延々と転生してきた十二人の女戦士のご主人に選ばれるのだ \(^o^)/
そして主人公は与えられた言霊の力で、配下の女社長や美人金髪教師、ロリっ子を次々とメロメロにしていくのだ o(^▽^)o
A「きえええええええっ! やめろやめろ、何だこれは!?」
B「いや、作品のプロットを載せようと思ったのだが……」
A「ダメだダメだ。そんな詳しく設定を書いても、レスはつかん! おまけに顔文字なんか使うんじゃない!」
一口コラム
皆さんもその昔、ゲームやアニメの設定資料を読んで、エキサイトした記憶があると思います。
ただああいう物は絵や画像があるなど、多くの視覚情報があるからこそ面白いのです。
文字だけによる小説の設定というのは、イマイチ興味が喚起されないものなのです。
A「ただ単に詳しい小説の設定を羅列するだけではいかん。少ない行数でも実際に小説を書いてみせなければ、その設定の良さなどはわからず、議論するような興味はそそられぬのだ」
B「うーむ、なるほど。しかし詳しい小説の設定を書いておけば、誰かが替わりに書いてくれるかもしれないではないか」
A「ならばお主、
>>22の言ったシャドームーンが主人公の設定のハーレムを書くとしたら、どうする?」
B「うーん、シャドームーンが幼稚園のバスをバスジャックして、ロリハーレムを作るか?」
A「それは絶対に、書き込んだ人間が構想していたハーレム小説とは違うぞ……」
一口コラム
ネット上にある無数のエヴァンゲリオンの二次創作小説を見ればわかりますが、基本的な設定は同じであっても、書く人によって作品が大きく違います。
このように設定を細かく決めても、他者が作品を書くと全く別の物に仕上がったりするものなのです。
誰かが設定通りに作品を書いても、考えていたものと違う作品が仕上がったら、がっかりしてしまうでしょう。
B「うーむ・・・ならば、掲示板では設定以外には何を議論にしてネタにすればいいのだ」
A「要は詳しい設定を決めずに人妻ハーレムだとか、幼女ハーレムだとか、大きなカテゴリーで議論すればいいのだ。だが、それより面白く詳細に語っていい、誰でも食いつくネタがある」
B「それは?」
A「ハーレムのプレイ内容だ!」
一口コラム
キャラクターの設定と違い、ハーレムにおけるプレイ内容については、それだけで興味や興奮を掻き立てられるものです。
それに掲示板を閲覧している者の興味をそそられるだけではなく、SS作家などの勉強にも大いに役に立ちます。
実際に私も何度か掲示板に書いてあったプレイを、小説に使ったことがあります。
B「おお、なるほど……エロ関係なら詳細にネタにして語っていいのだな」
A「その通りだ。自分で考えこんだ詳細な設定を幾ら書き込んでも、実際に話を読まないとあまり面白く無いものなのだ。それよりはどんなプレイをするか、などを議論した方がわかりやすい」
B「よし、俺も書き込んでみよう」
名無しさん@ピンキー
回転寿司みたいなベルトコンベアーに乗って、
次々と女がやって来て主人公に小便をかけるプレイはどうだろうか? \(^o^)/
名無しさん@ピンキー
スカトロスレに行け
B「チクショウ、荒らしかよ!」
A「いや、どう見てもおまえの書き込みが悪い……」
ま た ハ ー レ ム に 一 歩 近 づ い た \(^o^)/
前スレで色々と揉めていたので、今回は個人的な見解を載せてみました
エロとか何も無くてすみません
OUT氏おかえりー
あのシャドームーンがロリハーレムwww
想像したくねぇwww
30 :
22 :2007/05/22(火) 22:19:14 ID:7F73ae8X
RXのシャドームーンの最後は子供達の為に……
さすがはOUT師
いやまあハレム(作成)能力のあるキャラクターを皆であげつらってみたかった、
ただそれだけなんだ。
あ、守護者乙いつ主人公が鬼になるか楽しみです
31 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 01:41:58 ID:OR7KuG8C
なんということだ・・・
>>27 「実際に私も何度か掲示板に書いてあったプレイを使ったことがあります。」
すべてわしのもんじゃ焼きハーレムを実現していたのか。
OUT師おそるべし!!
くれぐれも塩分のとりすぎにご注意を。
御自愛してください。
名無しさん@ピンキー
回転寿司みたいなベルトコンベアーに乗って、
次々と女がやって来て主人公に粗悪な焼酎をかけるプレイはどうだろうか? \(^o^)/
名無しさん@ピンキー
カストリスレに行け
原点に立ち返って。
頭の悪いハーレムと思われるかも知れないけどバカップル(男1女複数)ハーレム
とか読んでみたいぜ。
女達が主人公を好きで好きでたまらない素直な愛情表現があるやつとかね。
>>33 お前にそんな構想があったなんてな。
楽しみだ、待ってる。
>>6で取り上げられた「3種の神器」、自分も拝読してたが
ハーレムとジャンルに銘打つなら、例えレズでもNTRが出た時点で
ソレを取り下げてもらいたいもんだ、気分悪い。
対抗馬を出すのは結構だが、ソレは主人公の当て馬になって然るべきで
間違っても主人公の勢力図を塗り変えるような事は有ってはならない!!
ハァ〜・・・久し振りにNTR見せられて取り乱した。スマン、吊ってくる。
うわぁ。
目が合ってしまいましたよ。
良い意味でも悪い意味でも気心の知れた美少女と言うか美少年? でも、体育の時間に男子の大多数に対するおっぱい
と言う名の凶器の持ち主、鳥井茜(とりい・あかね)と。
不機嫌度一割に恥かしさ四割に羨望が四割五分と意味不明なのが五分な感じで、肩に見える茶色っぽい髪の持ち主越しに、
彼女の鳶色の瞳が俺を見つめていました。
うん、これは夢、きっと夢だよねと思いながら、首の筋肉を動かし茶色っぽい髪の持ち主の正体を。
あ、うん。
夢疑惑が深まりました。
だって、この人は絶対にこんなことする芸風の持ち主じゃないんだもの。
極度のサドで百合疑惑(ほぼ確定)を持ち合わせつつ、俺達生徒を絶対的服従下に置く生徒会長様。
男は話して動く道具が座右の銘(に違いない)、固体識別名は辰木(たつき)あおは、緩みきった表情で就寝中。
続きまして逆サイド。
不確定名は女性らしきもの(1)女性らしきもの(1)。
ロール成功、まずは俺の左腕と左足をホールドしている女性らしきものから。
生徒会長の相方(百合疑惑の多分ネコ役)にして、学園一の癒し系大和撫子、お嫁さんにしたいけど多分無理ランキング
一位絶賛独占中の甲野柘榴(こうの・ざくろ)嬢。身動ぎする度、主に上半身と太ももに掛かった黒い髪がこそばゆいです。
んで、ベッドに顎を乗せている物体。興味津々な表情で見つめてやがるのは大阪風で言えば家のおかん、
龍崎(『さき』だからな!)由梨、旧姓橘、ついでに言えばどこぞの空の下で第二の新婚生活中の物体。
「夢っスよね?」
「夢といえば夢じゃない? ただし、『男の』が頭に加わるけどね」
男の夢? 男の夢ったら機動兵器のエースパイロットとか、縦横無尽に剣を振るう勇者とかそんな感じじゃないですか?
ついでに言えばそんな男の周りには美女が一杯で……
「……ああ、夢だよな?」
再び逆サイドに首を振って、茜に尋ねた。
「間違いなく──」
うん、それ以上は言わない方がいい、頼むから。あと、それ以上顔を近づけないで。
「──現実だよ?」
「わぁお」
えー、人工呼吸の訓練ですか? でも鼻を摘むの忘れてません? 気道確保しないと駄目ですよ?
それと、母上。アメリカンな反応しないでください。
あ……茜って睫長いんだな、15年も隣同士だけど気づかなかったよ。
ついでに言えば右腕と右足の血行が通行止めになりつつあるよ。そりゃ、耳元で喋られていたら起きますよね?
「ご馳走様でした」
「茜……ズルいぞ」
「どう? これで夢じゃないって……」
「あー、うん。とりあえず現実と認めよう」
女の子の表情をした茜と、拗ねた表情で腕を抓る辰木先輩以外は。
あ、一つ追加。寅詩露(イン・シーリュ)が小動物っぽく、開いたドアから顔を覗かせたり隠したりしている光景も追加。
知る限り、異性に声をかけられたら全力ダッシュするような少女が、男の一人暮らしの家に上がるはずは無いから。
やはり夢と現実の狭間って奴?
俺、最高に混乱してるぜ!!
今更ながら寝室に漂う女の子の匂いでトリップ寸前だぜ!
……あははははははは
〜つづくかもしんない〜
いきなり始まったとかそういう事以前に文章が良くわからないのですが。
すでに3行目から何を描写してるのか理解に苦しみます。
最後には大体こういう事だろうと納得しましたが。
>>35 ハーレムだったら寝取られ出すな、対抗馬は出すならかくあるべし
なんて言うのはお前のエゴであり、創作の幅を狭め、
ハーレムというジャンルをマンネリ化させる愚かな行為だぞ。
事前に忠告はすべきだろうけどな。
>>38 冒頭抜けていましたorz
>>40>>36-37で
朝起きたらホールドされていました。両手両足が。
何と言うべきだろうかと言うかひたすらにダルい。両手両足が重い上に、
生涯で二番目くらいの寝覚めの悪さは例えればボーリングの15ポンドボールが乗っている感じ。
手を握って開いて、足の指を折って開いて、血の巡りを改善しようとしつつ、
首筋にかかる風の正体を確かめようとして……
とりあえずあぼーんできるようにコテトリたのむ
>>36 GJに後一歩だ!
『タイトルorコテハン+トリップ』抜けさえなければ膨張の勢いで間違い無くGJ
続きの時に捜しにくくなるべ?だから『名』欄に記入PLS
>>35 NTRという情報を把握し連載中という状況を無視してクレームとはな
友釣りでしたとか言われるまで『26』話みたいな地雷踏むな
当たり屋か貴様
おまえなんか『ブルーオイスター』にうまいサラダ食いに行って一晩中チークタイムなハレムを味わえハードゲイで
まったりといこうよ。
生徒会長になって、各部活の女子部長を集めたハーレムが作りたいなぁ。
「女子柔道部の、篠崎晶(しのざき あきら)です・・・」
「ふむ、柔道部の最強女子と言うから男勝りが来るかと覚悟してたんだが、ずいぶんと小柄で可愛いじゃないか」
「あ、ありがとうございます・・・」
「さて、じゃあさっそく、楽しませてもらうか」
「はい・・・じゃあまず、腕ひしぎ逆十字固めから・・・」
「って! ちょ、まて、なにしやがあだだだだだだだだ!!」
「え? 『寝技で接待するように』と言われたんですけど」
「意味が違う! それにこれ関節技ぎゃあああああああああああああ!!!」
この後がんばって本来の寝技に持ち込み、試合で寝技かけられて濡れる女の子に調教。
>>35 気持ちは判るがモチツケ
>>43 NTR発生の時点で友釣り自体はさほど意味ないフォローだけどにゃ
ま、またーりまたーり
ハーレムスレなんだから独占厨もありかもしれんけれど、
行き過ぎると見苦しいよなー。
>>6見て踏むんだからアホだ。
俺はもう切った、二度と読まん。
49 :
6:2007/05/24(木) 19:08:27 ID:LBhAuQu0
ええぃうろたえるでないわ!愚か者が!
よいか!NTR状であってフォローアップは可能である!
6P-68のapeでも解るハレム禁則事項から6P-100の反則カウンター
を受け入れられるならば地雷踏み越えし者の喝采をまてぃ!
『MC』ならば兎も角『カンカンノウ』如き隠し味にしかならん!当たりどころが悪かっただけだ!
カレー作るのが上手い女の子にもいいな。
>>48 おおナイスな発く……地雷が有るではないかぁ―
具体的にはメイド超以降、父親がジャマダハル!
元ハーレム主の食い散らかし、が登場
寝取るならよくても真っ最中に感極まり親父(前の男)の名を呼ばい、
満足して夢の中でラブラブですか、
しかもメイドに(今の)ご主人さまと話す事なぞ掃除の片手間でいい、むしろ掃除が滞るから喋るなタァさすがはプロの冥土
申し訳ない
気がつかなかった…orz
地雷を報告してくれた>51に感謝。
>>52 確かにうっかり侍だが、情報が増えて整理されるのはいいことだ。
次は頑張れ
ハーレム小説リンクに乗ってなかったから一応報告
落書館ってHPのHAPPY・LESSONの二次創作が一応、ハーレムものかな
例によって主人公が女教師と肉体関係結んでいく
特に寝取り要素も無く普通に読めた、既出ならごめん。
この現行スレのスレタイを見るたびに、
「一夫(かずお)さん」と、人の名前のように読めてしまう不思議。
「俺の名前は、多妻一夫(たづま かずお)、よろしくな!」
ハーレムSSの主人公の名前って事で一つ。
おおづまかずお
ぢゃね?
57 :
地雷解体:2007/05/25(金) 07:21:25 ID:0ePqYUmK
>>48 ご紹介のブツについて
女性作者らしい情感に富んだエロエロで
女流らしく1対1メイン
さて地雷だがまずは現状
第五話 捨てらた牝奴(メイド)登場
p.160〜p.177のBお願い(もとい脅迫)―☆
がダウト『寝業で説得した』と分かれば以降無問題
第六話 害伝、無視可能
父と母のラヴ話と主人公のハレムポイ捨て技能(孤独好き&惚れ込みな性質)の複線か
第十四話 屋敷な話し
親の黒遺産継承(物)
5-3は確かに地雷6は別に見れば平気か
以下オマケ
メイド超(一定年齢以上のかもしれん)忠誠心
1.私のご主人さま(主人公の父親)
2.大恩ある主人(主人公の祖母)
3.主家の若様『あの女の子供』(主人公)
ハーレムを捨てた男
グレてホストの用に養女(メイド)を落とし調教
今の妻に愛を示され改心し結婚(牝奴は振った、前話をみれば"捨てた"ようす)
今は妻と子供を放り出し(子も独り暮らしに憧れたが)外国でラブラブ疑似新婚生活
解体範囲は本編のみ十四話まで
ショートストーリー未読
マイナス要素
携帯サイト
複数主人公(父)
獅子身中の虫(1/4)
問題ありの上失格にはちと惜しいクラスか
>>58 解体乙!
ハーレム物で複数主人公ってのは微妙だな。
ちょっと俺には地雷かも
キャラの名前見てリトルMyメイドかと思った
61 :
爆弾解体:2007/05/25(金) 21:02:52 ID:0ePqYUmK
6話が両親のエロと過去のやんちゃ(過ち扱いかよ)だから一応の主人公(ハーレム主)扱い排除は楽
ショートストーリー解体
6月が小規模地雷、メイド超は手に入らぬと見える。
5月は主人公が乖離性のオヤカタサマ発動、癇癪玉級
7月は怪談話のみで萎えた怖くて
メイド超&先代が爆薬だな起爆しなければ酒の摘みだし
こんな『デモリッショナー(爆弾屋)』による『解体まにゅある(レヴュウ)』スレを『補助掲示板』に立ててめ宜しいか?
今一歩の問題ありハーレムを安心して読みたい、そんな思いの為に
いえ、主人公は一人です。
昔のハーレム主(父)が食ったのが一人居るのでそれが地雷です
(現在は主人公とのみ)
投下して申し訳ありません
自分的にはありかなと思ったので
このスレで発掘報告、地雷か否かの報告して、
ネタバレになりそうな詳細の解体は掲示板の解体スレへリンク張るとかがいいんでは?
>>54 一度消えてしまったが見事に復活してくれた所だな。
ハーレムとか抜きでも基本的にエロい話を書く人だが、
一度消える前に色々あった他の短編が再掲されていないのが惜しまれる。
>>62 ハーレムの定義の狭い過敏なアレが過剰反応してるだけで問題ないと思う。
>>57 こういうのは俺もアウトだな。
回避回避。
多種多様な思考の人が見てるんだから
>67みたいなスタンスを取れば充分だと思うけど。
サイトの情報だけで「○○紹介すんじゃねー」って言うのは
さすがにちがくね?
きっと作者本人なんだよ!
>>57 やはり女性だからそういう事が分っていないということか。
女性でもいい作品書いてくれる方はおられるのだがいまひとつだったか。
>>71 女流でハーレムってある?正直、女主人公に男複数しか思い浮かばん。
女流だと、女複数が主人公(男)と関係する小説とか書かないイメージがある。
主人公が女ってパターンで他の女と寵愛を競うならありそうだが
これって偏見なんだろうな
魔法少女ルリーは男なの?
あー、Arcadiaの十八禁板にラブひなのハーレム物があったな。
明言はされてないけどそれらしきことを言っていたから、多分作者は女性、かな?
文体もどことなく女性っぽいし。
個人的にはとてもステキなデキでした。
75 :
赤いパパ:2007/05/27(日) 19:00:03 ID:Fa/mEPDr
投下します。
★
とまぁ、いろんなことはさておいて。
大勢の兵士と右腕左腕大臣ことガーネットとジェシカを引き連れて(性格には引きつられて)進撃したガベロン王子軍。
毎回の連戦連勝とガーネット&ジェシカのふたりの見事な戦争術。そして、鍛えられた兵力によって、王子の軍はほとんどダメージを受けることなくネギラ国に進出していった。
本日もネギラとガベロンの国の国境近くの大草原で戦闘が開始された。
その美貌と細身の体でどうやって持ち上げているのか不明なほどの大剣を振り回し、ガーネットが左舷から敵陣営へ突っ込んで切り込んでいく。
そして、右舷からはジェシカ率いる鉄砲隊が川を挟んでばすんばすんと敵の本営を攻撃する。
その間にガベロン王子率いる(正確にはガーネットジェシカ二人の率いる)本軍が突撃し、見事に敵の軍の頭を討ち取ったのであった。
なんか、前方から大きな歓声が聞こえる。
「あれ、温泉でも噴出したのかな?」
馬に乗ってただ戦の流れるままに身を任せていたガベロンは、前方で兵士が全力で戦っているらしい軍隊の先頭を望遠鏡で見ていた。しかし、乗っている馬は揺れる上にがちゃんがちゃんと重い鎧が災いして、よくわからない。
だいいち戦争へ出陣したのもコレが3度目なのだ。
「伝聞が向かってきています。たぶん良い知らせでしょう」
ガベロンの横に控えていた親衛隊のルリがにっこりと笑いながら言う。
しばらくすると、兵士たちの歓喜の声はどんどんとウェーブのように近づいていき、ついにガベロンのところまで届いた。
「王子様―――!!」
わさわさと人の波が割っていき、軍隊の先頭を勤めていた槍を持った女兵士が王子の元へ嬉しそうに駆け寄ってくる。
「王子さま! やりました! 勝利です! われが敵の頭をとりましたぁ!」
ぷらんぷらんと壮絶な表情で絶命した男の生首を嬉しそうに小脇に抱えて。
「わかったから持ってこないでぇぇぇ!」
勝利のしらせと共にガベロン王子は馬の上で気絶したのであった。薄れ行く景色の中、すぐに体を支えてくれたルリに感謝を送りつつ、そのルリと女兵士の会話が妙に心の奥に残った。
「これで、私も親衛隊に加えていただけますよね!」
「ええ、このたびの手柄は大きいものですから、きっとガーネット様も賛成してくれますでしょう」
「本当ですか!!」
「ええ、親衛隊はガベロン王子様を心から愛する強い女だけがなれるのですから……」
待て。そんなの初めて聞いたぞ。
★
「んー、やっぱり戦の後の王子様の匂いは格別ですぅ……」
「んじゅるる。王子さまぁ…じゅぶりじゅぶりぃ……」
「ルリ、ガーネット様たちが来ないうちに早く済ませろ。私まで順番が回らんだろうが!」
「んふぅ。いいですぅっ。やっぱり閣下のご神棒はぁ、最高ですぅぅぅぅっ」
気がつくと妙な怪音が聞こえる。綴じられていた瞳をぱちりと開ける。見えるのは布で覆われた天井。ここ数日何度も見たことある天井だった。
ここは、王子専用のテントの中だ。
野宿用とはいえ、ふかふかの毛布に包まれて、ガベロンはあったかく寝かせられていた。
「んーと、あれ? 僕はどうしたんだっけ……?」
僕はたしかガーネットとジェシカの二人に無理矢理戦争に参加させられた後、大勢の民たちに見送られながら、ガーネットとジェシカと親衛隊のみんなに囲まれて、ネギラの国境付近までずーっと進軍していって……。
そこで、ようやく大きな戦いになって、ほとんど何もせずに終わっちゃって、そこで兵士の一人が怖い生首を持ってきて、びっくりして気絶して……。
と、ようやく脳のハードディスクが正常に起動し始めたところで。
「閣下ぁぁぁ〜。いいですぅぅ〜〜」
「あれ、なんだか気分が……うっ! ちょっと、……え、ちょっ、な!!」
視線を下ろして見えたのは、全裸の姿で自分の腰あたりにまたがり、ぶしゅりぶしゅりと音を立てて体を上下に小刻みに揺らしている親衛隊員のルリだった!
ショートカットの緑かかった髪の毛を揺らして、赤い顔でガベロンの顔を見ながら騎乗位で「はぁふう」と快楽の声を漏らしている。
あ、ルリだ……と思ったそのとき。
「あ、王子様がお目覚めになられたぞっ」
「「「「おはようございまーす♪」」」」
「ええ!?」
上を向いた自分の視界に、親衛隊の少女たちがにっこりとした笑顔で覗きこんできた。どの女の子もいつも身を包んでいるはず戦闘服をどこかに脱ぎ捨て、全員まる裸だった。
右腕、左腕、右足、左足。ガベロンの四肢という四肢が全裸の親衛隊少女たちに押さえつけられている。 どの親衛隊員達も全裸のままガベロンの細い腕に抱きつき、腕全体を股間に摺りつかせじゅぶじゅぶと水音を響かせていた。
「閣下ぁ、おはようございますぅ、お目覚めにひとつ閣下の胤さまを……」
唯一正面から聞こえてきたのは、いつもガベロンのそばに控えている親衛隊員の魔法戦士のルリの声。
ぐにゅぅ。
あふぅとルリが悩ましげな声を出すと、彼女の膣がガベロンの肉棒を一段と強く絞り上げてくる。まだ起きたばかりで快楽も十分に脳に響いていないが、寝ている間ずーっと責められていた肉体のほうは限界を迎えていたようだった。
「うぅっ」
びゅるぅっ びゅるっ びゅるっ!
「あぁぁぁ! 閣下の胤がぁぁ! でてますぅ!!」
ガベロンはなにもが制御できずにルリの中に向けて自分の清らかなる胤を噴出する。
「あひぃ、ひぃ、多いですぅ。閣下ぁぁ」
びゅっ、びゅっ、びゅっ。
目覚めの混濁した意識のなかでも、一噴きごとの射精の快感だけは波紋のように広がっていく。
びゅるびゅびゅ……。
「ううう……」
最後の一滴まで搾り取るように肉棒が締め付けられ、ガベロンはうめき声を上げて、あげた顔をまたパタリと重力そのままに落としてしまう。
ルリはガベロンの胤を受け止め終わると、糸が切れたように脱力しのしかかるようにガベロンの胸に倒れてきた。
豊満な胸がガベロンの胸板でむにゅりと形を変える感触。ルリの赤い顔がガベロンのすぐ首元まで近づく。
「閣下ぁ、閣下ぁの、閣下のぉ、王家の清らかなる胤を、ルリのはしたないココにぃ、いっぱぁい、いただきましたぁ……。ありがとうございますぅ」
昼間は天真爛漫で少年のように元気いっぱいに笑うルリ。しかし、今の瞳がとろんと潤み口からよだれを垂らしてお酒に酔ったように恍惚に笑っているルリは、昼間とは比べ物にならないほどいやらしく扇情的だ。
いや、むしろこのギャップがあるからこそ、ルリの魅力が何倍にも増している。
その顔にガベロンは胸の鼓動がどきんと大きく鳴り、はぁはぁと悩ましげに息を吐くルリに見とれていた。
どろり。
ルリの膣からガベロンの肉棒が吐き出される。自分の中から異物が排出されたことで、ルリがまた「はひぃ」と悩ましげにうめいた。
「って、ちょっと待って……。みんな、なにやってんの!?」
と、ココに来てようやくこの甘い甘い状況に気付いたガベロンは大きく声をあげて、起き上がろうと腕をつこうとした。
が、右腕・左腕はうごかない。起き上がれない。かろうじて動かせるのは首だけ。
「閣下の胤をいただいているのです」
胸元で息を吐くルリが赤い顔のまま答える。
「って、今日はなんで僕が寝ている時にもうやってるんだよ!」
いつもは、それなりに段取りを決めてから
「だって」
「我慢」
「できなかったん」
「ですもーん」
「えええ」
「だって、城じゃあガーネット様とジェシカ様が目を光らせて出来ませんしぃ……」
「こういう機会しか王子様と肌を合わせられないですからぁ」
「ひょっとして、僕が戦闘へ行く度に君たちが機嫌いいのも……?」
「大当たりです」
はぁぁ、ガベロンは頭を抱えた。
さらにたちが悪いことはこの親衛隊員たちを組織し統括しているのは何を隠そうガーネットとジェシカの二人なのである。
つまりこの一般兵士からこの少女たちを選んだのはあの二人であり、この性格の集団を集めたのもつまること、あの軍神ことガーネットとジェシカなのである。
「あのさぁ、君たち。自分たちの立場とか僕の立場とかわかってるかなぁ?」
多分無駄だろうけど、群がっている少女たちに一応聞いてみる。
「ええ、親衛隊は王子様のために命と体と純潔全てを捧げる乙女で構成された我が王国のエリート中のエリート部隊でございます!」
右腕にまたがっている隊員がまるで
「ですので」
答えになっていない。
「というか、ガベロン様は王子様っぽくないですし」
べろりん。
そういって、足元に居た親衛隊員がガベロンの肉棒をべろりと舐めた。放出後の敏感な赤身部分を蛞蝓のような軟体がねぶるように這う。
「それでは王子様、ルリが汚した閣下のものをお清めさせていただきます」
すでにやってるじゃないかと、言いたかった。
「あらあら。ルリ。王子様のご神体をこんなににも汚してしまって……れろん、れろぉれろれろ」
「本当です。まったく、それにせっかく王子様がくださった種子まで、膣からこんなにも溢してます。勿体ない」
二枚の舌が自分の肉棒を這っている。あまり慣れたようではない舌使いで、肉棒の先端、竿、付け根、裏筋を舐っている。力なく垂れ下がっていた肉棒がこの刺激にすぐさまもたげていた首を上げ、天に向かってそそり立ってくる。
そこに響く粘液の水の音。
じゅぷ、じゅぱ、じゅるぱ、じゅくじゅく。
ちゃぷ、ちゃぷる、じゅちゅちゅちゅちゅ……。
「うっ、それ。いい……」
親衛隊の一人が先端部分に唇をくっつけて、そのまま尿道をストローのように吸い上げる感触に思わずガベロンは本音のこえをもらしてしまう。
「えへ、そうですか。ではもっと、やってあげますね。じゅるじゅるじゅるじゅるじゅるっ!」
親衛隊員の嬉しそうな声が聞こえ、またもや尿道がバキュームのように吸い上げられる。遠慮など無い、ただポンプで吸い上げるような強い強い吸引にガベロンは腰を浮かして、肉棒を少女の顔に押し付ける。
「じゅるるるっ、じゅるるっ、うわぁ……すっごいです。王子様の鈴口からべとべとするものが出てきましたぁ」
「私にも味あわせろ。じゅるるるっじゅるっ」
別の少女の口内に入れられて、またじゅるじゅると吸われる感触が下半身を襲う。胸元で息を整えるルリが快感に悶えるガベロンを見てにこりと笑う。
「閣下ぁ、閣下の悶えになった顔……素敵ですぅ。ここにいるみんな、そのお顔にやられちゃたんですから。責任持ってくださいね」
ルリの赤い顔が近づいてきたと思うと、ガベロンの頬に啄ばむようなキスをした。
ちゅっちゅっちゅっ
頬から唇、鼻、おでこ。小鳥が地面の餌をちょこちょこと摘むように、顔中に降ってくるルリのキスの嵐。
それと同時に下半身を包むふたつの口内が肉棒をじゅぶりじゅぶりと音を立てて吸う。忘れていたが、右腕左腕にも親衛隊が群がっている。
右腕を少し動かすと、またがり股間を擦り付けている少女が「あんっ」と悩ましい声をあげて長い髪を振って、快楽をむさぼっている。手首のでっぱりが一番気持ちよいのだろうか。先ほどからずっと手首に毛で覆われた口の突起物を押し付けているのだ。
左腕の手のひらにはもうひとり、彼女だけ手の甲から肘まで大きく覆う鉄のバックラーを無骨につけたままの少女ががちゃんがちゃんと音を立てながら、ガベロンの指が差し込まれた膣で合体したまま左右にゆっくりと揺れながら、静かに快楽を得ていた。
右から、左から、そして正面から。すべてが親衛隊のみんなの裸で埋もれてしまっている。
じゅるじゅるという淫靡な音と感触についにガベロンの肉棒はビンビンに勃起して完全に復活した。
「ふっ。王子様。ビンビンですよ」
いつしかじゅるじゅるとした水音はやんでいた。そのかわり、自分の肉棒が一人の少女に握られいとおしそうに撫でられている。
「ああ……」
もう、ガベロンはポーっとしてしまい、怒張した棒を掴んでしこしこしことすばやく上下に動かしている親衛隊の声にも上の空の返事しか返せない。
「じゃあ、今度は私が頂きます。私のはしたないここにいっぱいガベロン様の胤を注ぎ込みください……」
握られた肉棒が少女の甘い門を擦るようになぞる。その度に少女は「ああぁあ……」と声をあげて悶えている。
「それでは、挿れますね」
ずぶっ。
先端部分が熱い熱い少女の膣に咥えられる。
「ああんっ、おうじさまぁ」
そのとき。
「なにやっとるか貴様らはぁぁぁぁぁーーー!」
「「きゃあああああ!」」
ガーネットの怒号がテント中に響き渡った。
早い早い。あれだけ体に群がっていた親衛隊員たちが一斉にガベロンの体から離れる。
ようやく四肢が自由となり、体を起こすとテントの入り口で仁王のように立って瞳を燃やしているガーネットが腕を組んで睨んでいた。その脇でジェシカが軽蔑したようにこちらを見ている。
「こ、このっ! 馬鹿ども! なに、やっているのだ! おまえらっ、殿下から、は、離れろ!」
「もう離れてまーすっ」
ルリ慌てたように叫ぶと、脇においてあった自分の戦闘服をがさごそと集めていく。
密着していた暖かい体が離れ、ガベロンは少し寒気を感じ、へくちっと小さくくしゃみをした。
それに反応したのがガーネットだ。
「お、おまえら……。毎度のごとく殿下の寝込みを襲いおって、見ろ! 殿下が風邪を引いたらどうするのだ!」
そういうとガーネットはこつりこつりと肩を怒らせながらテントの中を闊歩していき、裸にされているガベロンに自らのマントをかぶせた。
ガーネットの赤いマントが翻った瞬間、ほんのりとバラの香りがしたような気がした。
「あ、ありがとう……」
気がつけばジェシカもガベロンのそばへ歩き、テントの端々に散る親衛隊員たちをじーっとジト目で見ている。
「お前らぁ! いますぐ服を着てこのテントから立ち去れぇ!」
「「「は、はい!!」」」
ガーネットの命令にルリたちはすぐさま敬礼すると、下着と服をかつぎわらわらと乱暴に着込んでいった。そのあまりの速さにガベロンは目が点になる。
自分があれだけ抗議しても止めなかったというのに、ガーネットに一喝されただけで脱兎のごとく逃げていく親衛隊員たち。
「……これじゃあ、僕の親衛隊じゃなくてガーネットの親衛隊じゃないか…」
「? なにか言いましたか?」
「なにも……」
ジェシカが「?」と首をかしげた。
(続く)
次回は早めにあげます。
戦争ものはじつはとんと疎いのでかなり薄くしています。刺身のツマ程度にどうぞ。
次でおしまいです。人数が減ります。ごめんなさい。
GJ!
ガーネットとジェシカとのエロも期待。
どうでもいいことだが、王子は閣下じゃなくて殿下じゃね?
>>81 古例を見ると、閣下と殿下は混用されていることが多い。
そして、多分、彼女たちは、王族として王子を見ているんじゃなくて、
指揮官として王子を見ているのだろう、戦場だし。
GJ!!
なんか王子が電王の良太郎っぽく感じるのは俺だけか?
GJ!
テノフシで気持ちよくなってる娘がなんかツボったw
次が軍神二人組かな?期待して待ってる。
待ってたぜこんちくしょうGJ!
次も期待しているぞ!
GJ!!
次は軍神ペアーなのかな?軍神二人組みを一度に出すともったいないから一人ずつが希望とおもいつつも
それだとスレの目的に反するね
結果的に全員手込めにすればおk
88 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 02:26:24 ID:8Pni1J25
新しい親衛隊の娘の歓迎会(破瓜)が見たい
>>89 否定的な意見が多かったので、作成中止しました。
真に分別ある人は否定的でもスルーorあぼーんで終了
口に出すとしても要望ぐらいまで、わざわざ否定するのは正義勘違い君ですよ
ぶっちゃけ2chでの意見なんて自分に都合よく取捨選択しとかんとやってられねーっすよ
>>91 >>92 ありがとう。
ただ、ハーレムSSの作成で、試行錯誤をしているんだよ。
女だらけのデストピアも、意識してデストピアにした。
不人気かなぁと思って書き進めるとやっぱり不人気だったので、中止して別のところのネタにする。
このスレも別に自分のスレではないので、正義勘違い君だとしても意見は一応汲む。
嫌な展開を押しつけるのが嫌なんで。
個人的にはハーレムものは、物語が平板になりやすくて苦労するんだ。
自分は、燃えて萌えて楽しくエロくってのが目標で、エンターテイメントを作りたい。
だけど、ハーレムものは、女が全部男に惚れてるから葛藤が起こらず、ただ甘なだけの展開になって
書いてておもしろくない。そういうのは他の作者に任せたい。
それと主人公の男の造形にも苦労するんだ。凡人にするとハーレムになる道筋を丁寧に書かなきゃ駄目だし
完璧超人だと感情移入が難しくなるし、やっぱり展開が平板になる。
特殊能力にすると単なるヤリステになりそうで、それも自分の好みじゃない。
勢い、女のキャラに頼った展開になってしまうけど、そうなると男は空気になってしまう。
女に人格無く、ただエロをするだけがいいというなら、それも他の作者におまかせしたい。
レズは駄目で、ヒロインを他の男に触らせるのも駄目で、となると結構展開のしばりがきつくなって、やっぱり書いてて
つまんねって物になってしまうことが多いんだ。
自分としては男と女をバランス良く活躍させた方が展開に幅がでるし楽しいし、さらには新しい何かを盛り込みたいと思ってるんで
試行錯誤が多くなる。ことに上記をクリアしようとするとなかなか難しい。
SSなんてオナニーだけどさ、やっぱり自分も他人も納得いくものを作りたいわけで。
よく分からないけどつまりは『俺は他の誰も書いたことのないようなハーレムSSを書きたいんだ』ってこと?
『俺はこんなにいろいろ考えて書いてるんだぜ』って自慢しているようにも読めるが
…そうやって奇をてらうと結局は凡庸な作品になっちまうぜ
あんまり気負って書くなよ、それだと疲れちまうだろ?
つかあのSSはハーレムじゃなくて修羅場スレ向きじゃね。
物語どうこう関係なく属性的に。
というか、男と女をバランスよく活躍させるのと、
レズ駄目ほかの縛りってのはあんまり関係ないんじゃね。
それにぶっちゃければ上のSS、主人公全然活躍してないし。
97 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 14:04:34 ID:nIK+6iMM
燃え、萎え、怖い、グロ
女の人格が全てサイコで狂気に統一された平板気味
マァ床でなく天井でしたくらいの差
サイコホラーなんて展開が平凡マンネリの局地2や3が面白いなんて
死霊のはらわたが『キャプテンスーパーマーケット』に
くらい
だから、投下やめたよ。
心配しなくても、もう続きはない。
ということだよ。89、91、92の旦那達。ごめんな。
ようするに書いてみたらハーレムものは96の好みじゃなかったってことだろ
それだけなんだから、やめたきゃやめればいいじゃん
ただ、自分が好みじゃなかったり苦手なだけなんだから、
93みたいにいかにハーレムものが嫌いかってのを羅列して
去ってく必要はないな。はっきりいって嫌がらせだそれは
>>99 それは違うって。ハーレムが嫌いなんじゃなくて、
難しいって言っているだけ。
邪推はやめろよ。おまえこそ嫌がらせよ。
いや、ハーレムモノが嫌いなわけじゃなくて、
ハーレムモノのテンプレに満足できず、
理想のハーレムモノを追い求め、
SS作家の暗黒面に落ちただけだろう。
よくいるんだ、そういう作家は。
エロ漫画小説板の和姦漫画スレにでも行くがいい。
そうやって暗黒面に落ちた漫画家への怨嗟の声で満ちている。
独占欲が強すぎるって問題じゃなくなる。
レズありNTRもありってんならそれはハーレムSSじゃなくなるんじゃねえか?
俺はベタベタの日常的なものも好きだし。
そろそろあぼーん対象かな?かな?
ハーレムに争いは不要
自分基準だと、レズはNTRに入らない。シチュエーションにもよるけど。
更にシチュエーション次第では、ショタもNTRに該当しないかもしれない。
それはただのレズスキー
別にレズスキーじゃないけど、俺もレズはNTRとは感じねーな
それすらも内包してハーレム形成してるとかままある話な気もするし
レズの組み合わせにもよるんじゃないの?
ハーレムの女性陣の中にレズカップルがいるのはオケ
相手じゃ女性だろうがハーレムの一員が主人公意外と浮気するのはバツ
ハーレム小説の報告するときに俺自身も気を遣っているけど、
そこの辺りは事前に注記していれば済む話かと。
NGの要素は人それぞれだからね。
ハーレム主とヒロインが精神的に求め合っている事が
個人的には非常に重要だから、男相手だろうとレズだろうと、
この前提が崩されると、ハーレムSSとしてここに紹介する事はないなあ
蒟蒻夜伽のシンノスケ警報とか、ガチレズ女をハレムにぶち込んでたが
特に嫌悪感等は無かったなぁ
この辺好みの問題なのかな
シンノスケ警報はガチレズ設定が大きな主人公上位の設定の枠内だったってのが大きい
レズ容認(ハーレム内外)は人それぞれじゃからな。
まあその辺りは紹介する際に一言書けばいいんだから突っ込みすぎるのは
避けたいな、荒れるし。
あ、無論好みは人それぞれって前提での話ね。
俺は最後の方に一部キャラにレズ陥落があったのが凹んだし。
みんな言ってることがバラバラだw
統一基準の策定をしたい人には諦めてもらうしかないなw
レズも何も
お姉さまのオマケとか肉バイブ扱い辺りがダウト
お姉さまもハレ主も大好きやハレ主を楽しませるshowが好いもの
主≧姉 主≧猫の比重が基本的なストライクゾーンかと
やっぱラヴでしょ
レズがいるならハレ主を娘溺泉に突き落とせ(ry
普通、シャンプーやうっちゃんに迫られたら絶対手を出すよなー
なんでよりにもよって一番独占欲画強くて嫉妬深いあかねなんだか
つまり、世代交代型恒星間宇宙船で男女比が1:100くらいなのがSFだと?
うわわっ誤爆った。
>>118 もちろん乗員数は101人で・・・
しかし世代交代型ということだと次世代は必然的に
近親相姦になってしまうなあ、設定的にちょっと無理が出てしまうか
じつは男なぞいなかった!
男はアンドロイドで胎内に精子合成機がありDNAはランダム、
だが実際は欠陥品でx染色体が作成不能!
な逆セイバーマリオネット
x染色体が作成不能なら男しか生まれないがいいのか?w
>>120 次世代がハーレムでなければ、いとこ同士の結婚が問題ない以上発展が不可能ではないと思うのだが
あれ?娘っぽいハーレムが
ω
男は産まれぬ移民船→入植→宇宙女護ヶ島だったのに
125 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:24:01 ID:AZ8BiTjt
藍蘭島?
>>15 兄貴は生きていて足を切られたとか薬漬けにさせられたというのは
実は弟を追い出してハーレムを楽しもうとした兄貴のお茶目な嘘っていうのは・・・?
最近の若者は、藍蘭島を知っていても女護ヶ島を知らないから困る。
あのお話、読んでみたいけど本屋に売ってないから・・・・・・
>>125 女護ヶ島(読みは俺も知らない)とは、井原西鶴が書いた「好色一代男」で、
主人公が最後に向かった女だらけの島のこと。
愛蘭島は間違いなくこれを元にしたと思われる。
その日も肉彦は奇声をあげて街へと飛びだした。目についたもの、片端か
ら頭突きをかまし、粉々の粉末にすることを夢想したが、あえなく頭蓋の衝
撃に断念し、縫合の緩みを感じながらトボトボと帰路に着いた。漠とした田
んぼ道は地平線まで続き、カラス除けの黒いビニールが宗教的な葬列のよう
に河川敷に沿って並んでいる。反対の地平には大理石に覆われたハイウェイ
の入り口が、橙色の光に覆われて浮かびあがっている。肉彦の足は蛾の羽よ
うにその光に、引き寄せられていった。
トンネルの一つから、わずかな嬌声が漏れでてきたときも、肉彦の足はた
めらわなかった。この日の肉彦には、身の危険に対する心構えとか、危機意
識とかいったものが欠落していて、その声の先に武装したチンピラがたむろ
しているかもしれないなどという想像力が完全に働かなかった。
実際6人の少女は肉彦の無警戒な現れ方にゾッとして、先ほどまでの楽し
げな雰囲気をいっぺんに凍りつかせた。肉彦の足をひきずりながら、彼女達
の輪の中に向かっていった。ボロボロに砕けた家具、撒き散らされたお菓子、
割れたナトリウム灯の光の中に、威嚇する猫の目の群れが肉彦を見ている。
この時の肉彦は愉快で仕方なかったし、その感情は肉のゆがみとなって顔
にでていた。
「ぅぇあっ!?」
「ちょ…ちょっと…!」
最初に動いたのは端正な顔立ちをした黒いショートヘアの少女で、その動
作に触発されて隣のメガネの少女も飛びのいた。というのも肉彦のゾンビの
ような指が、ショートの少女の乳首をピンポイントにつまんだからで、肉彦
からしてみれば熟練の農婦がイチゴのヘタをつまむのと同じようなものだっ
たが、少女の反撃はそのしなやかな手首にスナップを効かせ、最も脳を揺さ
ぶる角度で的確に肉彦のジョーを捉えた。もちろん無敵の肉彦にそんなネコ
パンチが効果をあげるはずもなく、肉彦は笑いながらひざから崩れ落ちて頭
を打った。
「ぷはっ!ははははっ!!!」
昏倒する肉彦の頭の中に、コルクの栓を抜いたような笑い声が反響した。
それはほの暗いトンネルを吹きぬけながら、調子にのったドラムスを思わせ
る音程だったが、肉彦の知る限り、これは人生が楽しくて仕方のない人間が
垂れ流す産声だ。
リーダー格の金髪の少女は、腐ったソファの背もたれに尻をのせ、短いス
カートから股の付け根を隠す素振りすら見せずに肉彦を見下ろしていた。そ
の瞳にはうっすらと毒物の輝きをともして、肉彦を酷く魅了した。
「ハレナ、あんたこんな時間にこんなところうろついてるからそんな目にあ
うんよ」
「な…たっ、他人事かよ!」
金髪少女は、床に転がったカールや、マーブルチョコレートなどを踏みつ
ぶしながら、無様にのたうつ肉彦に歩み寄った。驚くべきことに彼女は素足
だった。斉藤シィキル、このバカみたいな名前は後から聞いた金髪少女の名
前だが、この人形のように自堕落な手足は、しかし意外なまでに躍動感をも
ち、強制的に持ち上げられた肉彦の首級は彼女のへそ辺りで抱きかかえられ
る形になった。
「ごめんね、アイツ蛮族の末裔だから乳首が2つあるの」
なるほどそれなら仕方ないな、と彼女達の間でしか通用しないであろう隠
語めいたジョークの類に寛容な理解を示す肉彦の鼻腔に、少女の股間から漂
ってくるバニラの香りが乳香のような効果をもたらした。彼女は子供がはじ
めて触る粘土細工に対する手つきで、ペタペタと肉彦の顔面を愛撫し、時折
鼻の穴や口の中にそのすばしっこい指を突っ込むのだった。
「あぜら、おいで!」
気がつけば残りの5人は皆、肉彦とシィキルからつかず離れずの距離をと
って、ことの成り行きを見守っていた。この意志薄弱な精神がこの国をダメ
にするのだ。その歯がゆさがどうやらシィキルにも伝わったらしく、その声
にはわずかに険があり、あぜらと呼ばれた少女は、その丸っこい艶のある黒
髪の中にさらに己を萎縮させて、おずおずとうかがいながら歩みでてきた。
「あぜら、ちゅーして、ちゅー」
「……?…??」
ただでさえ気の弱いウサギが、地球上で最後の一匹になったのならこんな
様子にもなるだろう、彼女は実際眼が赤かったし、終始小刻みに震えていた。
「あたしじゃないの、この子、肉彦にちゅーしてあげて」
はてナ、果たして肉彦はシィキルに自己紹介をしただろうか?そういえば
若者言葉で、肉彦は身元不明の死体を意味する隠語であると、この間友人の
骨太郎がいっていた。
「こらっ!こっちはあたしがするから、お前はそっちだろ!!」
「……!?っ…!??」
肉彦はこのとき、うつ伏せに臥せりながらシィキルの恥丘にほおずりし、
黄金のうぶ毛に眼を奪われていたので、あぜらの目線からみれば肉彦と肉彦
の肉物は「人」という字を描きながら支えあって見えただろう。あぜらが戸
惑うのも無理はない、シィキルのふくらはぎによって愛撫を受けていた肉彦
の肉物は、施工業者が置き忘れた機材のようにふてぶてしく横たわっていた
のだ。もはやこの時点で肉彦は己の肉物がなんらかの粘膜的な癒着に達する
ことに疑いをもっておらず、北欧の妖怪神話のように理不尽な厚遇に、わず
かに人の脳みそをバリバリ喰らう女郎蜘蛛に関する懸念を抱いたが、別にこ
の子らとセックスできるなら死んでもいいやと思っていた。
「…!っ……!!っ…!!!」
あぜらは必死に窮状を訴えていたが、周りの少女は皆モジモジして目をあ
わせようともせず、かといってトンネルの出口はあまりにも遠すぎた。亀の
ように仰向けにひっくり返された肉彦は、照明を受けながらやさしく笑うシ
ィキルに覗きこまれ、世界で最初に生まれたプリンのようなくちびるにその
息を吸われた。砂糖菓子の甘いにおい。糖度の多い、液状化したアメのよう
なよだれが、肉彦の食道内壁を満たしていく。肉彦は彼女の舌の裏にたまっ
ていたザラメの粒を発見し、二人の歯と歯で潰した。
あぜらが、わずかな決心を元手にソロソロと肉彦の肉物を摘みだすと、そ
のときには間欠泉のような激流が肉彦の尿道を走りぬけ、あぜらの首、あご
すじ、ほおや眉間といっただけでなく、要するに全身ベッタベタに肉液を塗
りたくった。彼女は涙目になりながらも、過ぎ去った過去を笑いながら見送
った。肉彦は父親の眼差しでそれを見つめ、虫の湧いた頭で彼女を誇りに思
った。
「あぜら」
「……?」
「はやくちゅーしてみせて」
「……!!!?」
こうしてあぜらはよく肥えたナマコのような肉物を、再び生気をとりもど
すまで咥えていることを命じられた。肉彦はシィキルの非人間的な仕打ちに
憤りをあらわにしながら、半生の肉物であぜらの口腔をくまなく愛撫した。
「ゆーくん、こっちこっち」
「ハ…ハイッ!」
ユウリューという名の少女は突然刺殺されたかのように驚き、飛び上がっ
て淫乱の圏内に入りこんできた。おでこの手前で切りそろえた短髪はにわか
に脱色して、パサついた髪は成長に任せて手入れをほったらかした証である
が、どれほど乱雑に扱ってもその若さは覆いようのないものだった。服は上
下とも黒でそろえて、初夏の子供達のような二の腕は剥きたてのゆで卵さな
がら、わずかに茹だって、ワキワキと落ち着きなく動く。素足を覆うように
幼いゴム靴を履いて、それを脱ぐときに短いスカートの下にはなにも履いて
ないのだと知った。
彼女は肉彦の腹筋の上にまたがるように指示されると、未開通の襞肉を自
らの指で押し広げた。肉彦の視線からは彼女の、シワ一つない尻の穴が丸見
えで、肉彦がそれはレディの行いではないと指摘すると、ほおを赤らめなが
ら指で隠した。
シィキルがいうには、ユウリューは処女であり、妹のようであり、かわい
くてしかたがない。ゆえに生まれてこの方空気に触れたこともない彼女の肉
腔が、肉彦のような得体の知れないキ○ガイにのち○こにかき回されて、凝
縮された神経細胞がずたずたにされたり、この世で最も多感で神聖な粘膜が
ずた袋と同列に配されるのを想像するのは悦楽の極みである。
肉彦は酷く感銘をうけ、油断していたあぜらの顔に射精した。いまやシィ
キルの股間は蒸れて強烈な女のにおいを発しており、それが甘味のにおいと
ないまぜになって肉彦の鼻や味覚を覆っている。
「ぁ……ぅあっ…」
ユウリューの苦悶が、悩ましげなためらいが、丁度彼女の肉腔の有様を代
弁する様に、呻き、その細いノドを絞り上げる。窮屈な入口を抜けると、あ
とは軒並み、こわばった筋肉を解きほぐしながら彼女の肉井戸の底まで到達
する。
生まれて初めてその役割を認識した筋肉は、ためらい、混乱し、安穏と眠
りこけていた同胞をたたき起こした。過密な情報は、感覚回路をパンクさせ、
おそらくは彼女の意思とは無関係にヒクヒクと、締め上げたり、弛緩したり
する。ユウリューは与えられた過剰な神経情報に翻弄され、その矛先を求め
るように身体を反らしたり、ひねったりする。
ふと肉彦は、自分の両手がガラ空きであることに気づくと、その小さな尻
を伝ってユウリューの細身の身体を撫で回し、彼女の身体を調整しながら抱
きかかえるような体勢をとった。間近に寄ったユウリューは目尻に涙を溜め
て、くちびるからこぼれたよだれが肉彦の鎖骨にポタポタとたれた。
「ふっ…ぁ」
そのよだれを舐めとるようにシィキルの舌がユウリューのあごを伝い、気
泡の潰れる音を発しながら彼女のくちびるをふさいだ。
「ゆーくん、お前はいい子ね」
「ふ…ぇ?」
シィキルは肉彦とユウリューをまたがるように立ち上がり、湿ったパンツ
で足についた菓子やクリームを落としながら、その清らかな恥毛をあらわに
した。彼女は二人の上にのっかかり、おそらくはユウリューの肛門を責めだ
した。というのも肉彦の角度からではもうなにがなんだかわからない。シィ
キルとあぜらの愛撫の音、時折ユウリューが激しく悶え、舌らしき粘性流体
生物が、肉彦の玉といわず、肛門、ユウリューとの接合部やその周辺をくま
なく這ったりする。
肉彦は時折のぞくシィキルの果肉に視力を集中し、黄金のリンゴのような
尻を手でまさぐったりするのだが、あまり調子こいたりすると足で蹴られる
のだった。天啓をを得た肉彦は射精の間際にユウリューから肉物を抜きとり、
彼女の肛門のにおいを嗅いでいたシィキルの顔面めがけてぶっかけた。シィ
キルは意外にも怒ったりなどせず、肉彦の肉液を恍惚と舐めとりながら、ユ
ウリューの頭に向かって放尿した。当然肉彦の眼にはいった。
肉彦は何度となく射精し、気がつけば眠りに落ちた。あの後肉彦は、ハレ
ナと呼ばれた少女やメガネの娘、残るミヤミというまったく触れられなかっ
た少女を首尾よくものにし、あぜらと共に絶頂を迎えながら意識が途絶えた。
肉彦が目覚めるとシャツ一枚羽織っていない自分に気づいた。トンネルを
ぬける風がやけに白々しく、昨夜の濃霧のような淫靡な霧はすっかりはれて、
棄てられた家具だけがポツネンとたたずんでいた。
そう、すべては夢だったのだろう、狐にでも化かされたのだ。しかし今コ
コで肉彦のち○こを舐めているあぜらが物の怪とは思えない。彼女はなんと
シィキルに衣服をひっぺがされて置いてきぼりをくらったのである。そうい
えば結局シィキルにはいれずじまいだったな、というと、彼女まだ処女だか
ら、とあぜらの声を初めて聞いた。なんとなく幸せになった肉彦は、とりあ
えず素っ裸のままあぜらをつれて家に帰ることにし、トンネルを抜けた。
終わり、長々ごめん
>>118 誤爆だったがなんとなく気になったので書き込み。
宇宙植民地ネタは使えるとは思うが別の惑星系だとワープ無しでは難しい事(光速の壁
と種族の寿命)になるので宇宙コロニーに住まいがある軌道人を主人公にしたりとかか
ね。ごっつい金持ちでリゾートと兼用している宇宙コロニー持ちとかやな。
ってなんかトーキョーN◎VAっぽいがそこらは勘弁。
137 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 18:02:16 ID:YUE4QlLO
PIPI's World 投稿小説のリレー小説のハーレム小説で面白いのは学園の花婿
処女搾乳物語シリーズや学園の牝や聖華学園が一番だな。
特に処女搾乳物語と学園の花婿は漫画化したら面白そうだ。
腕輪と牝奴隷?も好きなんだが
投下します。
よっしゃ!
「親衛隊員ルリ! 失礼しましたー!」
「親衛隊員ラクレット! 失礼しましたー!」
「親衛隊員チキータ! 失礼しましたー!」
「親衛隊員リディア! 失礼しましたー!」
「親衛隊員ミモザ! 失礼しましたー!」
それはもう逃げる逃げる。
全員が全員、ほとんど肌に上着だけひっかけた状態で敬礼しテントから飛び出していく。
ルリに至ってはお前尻見えてるぞというくらい、半裸的な格好で逃げていったのだ。どたどたと慌しく足音が響き、気がつけばテントの中に居るのはきっちりと戦闘服を着込んだガーネットとジェシカ。そしてマント一枚のガベロン。
もし、ガベロンが王子でなければ単なる変質者である。
「閣下。あやつらになにかされませんでしたか」
「されてるよ。すでに」
というか、明らかな集団陵辱であった。もしあの光景を見て何もされてないと言い張るならば、どんな曇った眼鏡をかけたやつだと思う。
「それにしても……」
ジェシカがガベロンのそばに腰を下ろした。
視線が下のほうに下がっている。視線の先には……マントにテントが張ったようにピンと突き出たガベロンの下半身あたり。
「何回出したの?」
「一回。覚えてる限りで……」
淡白に聞いてくるジェシカの痛い視線に逆にガベロンが気恥ずかしくなって顔を赤らめてしまう。
「ふーん……」
ふむふむと何か含むように頷くジェシカ。
「あやつらめ、もし城に帰ってきたらどんな罰をくれてやろうか……朝飯2週間抜きか。それとも逆に朝飯を全てフリスクにしてしまうか……」
その横でガーネットはテントの入り口に向かって、誰も聞いていないのにガミガミと愚痴を垂れていた。
ガーネットはガベロンを見ていない。そのガーネットをちらっと見たジェシカ。
「ふっ」
薄気味悪く笑う。
そして、ガベロンの耳元に口を寄せると、
「数発、私らで出しときますか?」
……。
入り口を向いていたガーネットが、とことこと歩き、テントの入り口をぎちぎちと音が鳴るくらい締め上げている。
んで、横に居たジェシカは冷静な顔のまま服を滑らせて、その白い肩を晒し始めていた。
ガーネットも入り口を硬く硬く締め上げて、もう誰かサイクロプスでも引きつれて突撃して来にゃ開かんぞというぐらいガチガチに戸締りを済ませると。
「そろそろ我慢の限界だ」
ガーネットはきゅっきゅっと軍靴を返し、すぐさま。
ずばっ。
ガベロンにはすぐその場で消えたようにしか見えなかった。
しかし、違う。ガーネットは隼のような速さで大きくテントの中を跳躍したのだ。風を切る音が響き、ガベロンの顔に冷たいキリュウが流れる。視線を上に上げると、赤い影が浮かんでいる。
ガーネットはちょうど速度が一番落ちる跳躍の到達点で、テントの天井に足をついて一瞬だけ静止する。そして、
「はぁっ!」
寝転んでいるガベロン王子に向かって、飛び込んだ!
ぼすっ。
ガベロンの体に柔らかな衝撃が当たる。
「殿下」
ガベロンに肢体をすべて預けるように抱きしめているガーネットはなんとすでにブラジャーとパンツだけの下着姿だった。
「ええええ!?」
先ほど天井に足を着いたときはマント以外全てかっちりと着込んでいたはずである。ガベロンが目を丸くしていると
「ガーネットの戦闘服はワンタッチですべて脱げるように設計されています」
「嘘だー!」
じゃあなんで演習中でも戦闘中でも脱げてないんだ。もしかして奥歯にスイッチがあるのか?
そして時間差でひらひらとおちてくるガーネットの戦闘服。それがガベロンの頭にぱっさりと被る。薔薇色の布。ジェシカがそれを取ってくれた。
「あやつらの行為を見てたら私も我慢が出来なくなりました。どうぞ、殿下のご神棒で鎮めてください……」
「見てたの!?」
「ガーネットが先にテントの外で覗いていました。5分くらいです」
「じゃあ、なんで助けてくれなかった……うっ」
ガーネットにマントの上からやんわりと肉棒を握られた。優しい手つきでテントの部分頂上部分をかりかりとつっつく。
「うっ、うぁっ」
つんつんと尖った指で敏感な部分を責められ、痛いような気持ちよさが下半身を駆け巡る。
「布越しにこういうふうにされるのは初めてですよね。つんつんつん」
「うんっうんっうんっ」
「では、私も失礼します」
さらにジェシカが横から手を伸ばして、ガベロンの肉棒を布の上から両手の指で優しく包む。親衛隊の、握るとはちょっと違う指全体でのタッチ感覚がまたもやさわさわする。
「殿下。こうして布越しに動かすと、衣擦れでさらに刺激が強くなるそうです。つんつんと」
頂点を入念につつき、布の上から鈴口部分を探すように指の先ですすすすーとなぞりあげる。亀頭に当たるマントのザラザラ感が全身の意識のメーターを振り切るような痛い刺激を脳髄に伝わり、ガベロンは奥歯を噛みしめて声を抑えてしまう。
「声出してもいいんですよ。どうせ、周りのテントは親衛隊ですから。響かせてやりましょう」
ジェシカが指を動かしながら淡々と言う。ガベロンはまるで女の子のように扱われている自分をなさけなく思った。
「あら。頂点がにじんできました……」
つんつんとされたスポットの部分の赤が水分を含みCMYKのKを混ぜたようなどんよりと黒い色へと変わっていった。そこだけ飲み物をこぼしたように斑点となってしまっている。
「このマント、明日も着るんです……。つまり、ガベロン様の匂いが染みこんでいるわけで……」
じゅるり。ガーネットは溢れる生唾を押さえようともせず、ねっとりとした目でにじんだ斑点を見つめた。垂れるよだれはそのままマントにポタポタ落ちている。
「ガベロン様! 明日は私、この部分を咥えながら進みますね!」
「わかったから、そのコリコリするのやめて……」
「よだれでガーネットの匂いになっていますが」
ジェシカが自分の指にもかかる唾液を見ながら冷静に言う。しかし、ガーネットの先ほどの奇行じみた発言は気に入ったのか、
「……あとで私の服にガベロン様のを大きくぶっかけてくれませんか? もしくは擦り付けるだけでも」
「……あ、それはずるいぞジェシカ。 それなら私もいつも着ている戦闘服に肩から胸にかけて満遍なくぶっかけてもらうわ!」
「あなたのあの真っ赤な戦闘服だと確実に白い部分がシミとなりますが」
「そんなシミを胸に輝かせれば、どんな勲章よりも尊いものへと変わる!」
「その考えは嫌いじゃないですね……」
目の前でさわさわと指を動かしつつも交わされる二人の会話は見ていると、もしかしたら自分はなにかこの二人に対してただのおもちゃとしてしか扱われてないのかと思えてきた。
……このままここでも、いつものように二人にいろんなやらしいことを長い時間やらされて、さらにまた明日になったら今度は親衛隊のみんながあの手この手で……。
書いていないが、ガベロンは遠征中、朝昼夜、常に5人の親衛隊の誰かが、何らかの形でガベロンに体の一部を触れあいあわせられている状態なのである。
王国の城内の場合でも似たようなものである。
第一話の執務室でガーネットとジェシカに押されながら泣く泣く戦争書類を書いていたときも、実は机の下では親衛隊のチキータがズボンの上からぺろぺろしていたのである。(さすがに直接はバレると思ったのか服の上からだけだった)
いや、ダメだ。さすがにこのままずーっと受身受身で行くわけにはいかない。自分も王子だ。なんとかこの軍神二人に一矢報いてやらねば!
「……なぁ。ガーネット、ジェシカ」
多分、はじめてかもしれない。
「なんでしょう。ガベロン様」
「なにか……?」
「こっちに、二人とも、こっちにお、お尻…向けてくれない?」
ガベロンは顔が真っ赤になるほど恥ずかしかったが、自分で彼女たちに命令した。ガベロンにはある考えがあった。
(ただでさえ、やられる分だけ吸われている体だ! それだったらもうこっちから攻めて先に満足させちゃえ!!)
しかし、この時これが二次元エロ界の死亡フラグであることに彼は気付いていなかった。
「は、はいっ! 了解しました!」
「仰せのままに、閣下」
二人は四つんばいになって、お尻を突き出すようにガベロンに向けた。
ガーネットは下着姿のまま、ジェシカは着ていた戦闘服のズボンのベルトを外し、半分だけ下ろす。
「殿下、私たちの恥ずかしいところをご覧になってください……」
ガーネットの丸くて桃のようなみずみずしいお尻が大きく突き出される。ぱっつんぱっつんの下着に包まれた流線型の型の良いお尻は肉厚で白くすべすべしている。
「……どうぞ」
そこへ並ぶジェシカは服を着たままでズボンを膝まで下ろして、突き出している。丸くて小ぶりなお尻だが彼女が身に着けている戦闘服の裾がぺろりと被っている。
そのまま裸で下着姿になるより、半脱ぎであるジェシカのほうが何かいやらしい。別の情欲さが湧いてくる。
そして、ガベロンも一人の男であった。自分の体にかかっていたマントを剥ぐと、びょんと勢いを上げて肉棒が天にむかってそそりたっていた。
「あぁ、閣下。いつ見てもご立派でございます」
「……ぽっ」
ガベロンの肉棒は先端から溢れる先走りでキラキラと光を放ち、先ほどまで軽く愛撫されていた分で血流が溜まりまくったのか、どっくんどっくんと一定の鼓動にあわせて肉棒は内側がからはじけるように震えていた。
どっちにしろガベロンももはやこの状態ではしたくてしたくてたまらないのだ。
「さて、どっちから挿れてあげようか?」
余裕たっぷりの演技をしながら、四つんばいの二人に近づく。やさしくガーネットのお尻を撫でてやると、猫のように背骨を伸ばして気持ちよさそうな可愛い声を出してくれる。
ガーネットの下着に手をかけると、ガベロンはそのまま両手でするすると丸めて脱がしていった。最後まで脱がすと、ちょうど股間の布部分と肌の間に小さな水の橋ができていた。その橋はショーツを丸め終わると、ぷつりと消えた。
ガーネットの股間は水分がちゅぷりちゅぷりと溢れていた。彼女の太ももを透明な液が垂れていっている。
「殿下、今日の戦で私は覚えているだけでも78人の敵国兵士を殺しました。どうかご褒美をお願いします」
ふるふると尻を揺らし誘惑しながら、自分の戦果を誇って懇願する。
「ふーん、ジェシカは何人?」
「指揮だから。直接は4人……」
「そっか、じゃあ……」
ガベロンはガーネットのお尻を自分の肉棒の先端でなぞり、
「では、私から…!!」
「僕は戦争嫌いだし、少ないほうからね」
向きを変えると、ジェシカの股間に突き込んだ。
「んっ……」
ジェシカは冷静で淡白な表情だったが、股間はびしゃびしゃでガベロンの肉棒も挿入するのは簡単だった。
「ああっ、そんな! ガベロンさまぁ!」
自分に入れられると思っていたガベロンのものがすぐ隣の相方に入れられ、ガーネットは非難の声をあげる。
「んはぁぁぁ」
「いくよっ」
じゅぶぶぶぶぶ。
ガベロンはすぐに肉棒の抜き差しをはじめる。はじめから勢いはハイペースだった。
ぱつんぱつんぱつんっ
肌をぶつけ合う音がテントの中に響く。
「んっんぁっんっ……」
ジェシカの中は狭く、とても温かかった。
「いいよ、ジェシカ。ジェシカの、すっごい締め付ける!」
肉棒が差し込まれた途端、ジェシカの膣内がはっきりとした力で上下左右からガベロンの肉棒をぶっちゅりと圧迫する。
ガベロンが腰を引くと肉の壁が絡みつくように肉棒を掴み、大きな力で気持ちよく抜いてくれ、今度は挿入すると待ってましたとばかりに肉壁が抱きしめるように絞り上げてくれる。
「いいっ! いいよ! ジェシカぁ!」
「は、はいっ、…喜んであんっ、…もらえ、あん! 光栄で、あぁぁあんっ!」
ジェシカからだんだんと冷静な声が消え、甲高い快楽によがる声が混じり始める。ガベロンはジェシカのこの変化が好きだった。
しかし、それで納得いってないのが、ガーネットだ。
横で半分服を着たままよがり狂うジェシカをじーと見ているだけ。おあずけ状態だ。
「ああ……。ずるいです」
そして四つんばいになりながらも、ガベロンに訴えた。
「ガベロン様! ジェシカは指揮だからこそ、ほとんど敵を殺してないだけであって、彼女の指揮下の部隊で殺した敵国兵士は私よりはるか多いんですよ!!」
「そうなの?」
腰の動きを止めて、ガーネットの言葉に耳を傾ける。
「んあぁっ、やめないで、くださぁい……」
突然、挿入を止められてジェシカは普段とはまったく違うふにゃりとした口調で懇願する。四つんばいの腰を動かしてなんとか動きを再開してもらいたい!
「本当です!」
「ふーん、そっか。じゃあガーネットのほうがまだいいかもねぇ」
ガベロンは悪役っぽくにやりと笑うと、腰を大きく引いた。
ぶじゅぶじゅぶじゅ。
ジェシカの液でまぶされた肉棒が露わになる。
「あ、あんっ、抜かないでくさ……」
「そうですっ! はやく、はやく挿れてください! お願いします! お願いしますから!」
ガーネットの懇願する表情がいつもの強気で目を三角にしている表情とのギャップでとても新鮮だ。
「じゃあ、ガーネット!」
ずぼぼぼぼぼっ
「ああぁぁぁああ……」
飲み込まれていくように消えていく肉棒。
全部入るとビクンビクンとガーネットが細かく痙攣するように震えた。
「は、はいりましたぁぁぁぁ」
「うん、はいったね。動くよ」
「ま、まってぇくだぁ……」
ガーネットの言葉を無視してガベロンは動き始めた。
ジェシカとは違ってむちむちと肉厚な下半身は、肉棒全体をマシュマロに包まれたような柔らかさで包みこまれ、むにゅむにゅと優しく圧迫してくる。
そのうえ先端部分をざらざらとした凹凸が刺激し、途端にガベロンとガーネットの二人は快楽の刺激を一辺に大きく受ける。
「あんっ。はふぅ、あんっ、はぁっ、いいですぅ! 殿下の、殿下の、素晴らしいです、もっと、もっと、た、たたきちゅけてくだしゃぁぁいっ!!」
徐々に舌足らずになっていくガーネットを背後から抱きしめる。たぷたぷと重力で下へ向かって揺れる巨乳をガベロンを救い上げるように揉む。
「う、そろそろかな」
限界が近づいてきた。ただでさえ寸止めされていたものに我慢を重ねに重ねて行為に及んだんだ。もう無理だった。
「あ、本当ですかぁ! お願いししゅぅっ! わたくしぃに、わたくしぃに殿下のあつぅいあちゅぅいご子息さまを注ぎ込んでくだしゃィ!!」
「あ、うんっうんっ! いっぱいいっぱい出してあげるから!」
ガベロンも腰の動きをアクセル全開まで上げて、出し入れする。ばちんばちんばちんとガーネットのお尻にガベロンの下半身が叩きつけられる音が響く。もしかしたら外にまで漏れているかもしれない。
そろそろだ。玉袋がきゅうっと縮み、精巣から種子が競りあがっていく感覚。もうすこしで開放される快感に目眩で倒れそうになる。
「出す、出す、出すよ!」
「だしてぇっ! だしてぇ!! 私をはらませぇてくださぁぁぁぁい!!」
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「あんっ、イきますっ。イきますぅ。イきますぅぅぅぅ!!」
と、そのとき。
「閣下」
その声に振り向くと、
「その子より、先に。私に種子を注ぎください」
すぐ横に居たジェシカが仰向けになってこちらに大きく開脚していたのだ。足を広げてまるで赤ん坊がおしめを変えるように足をガベロンに向かって浮かせているのだ。
「ほら、こんなに真っピンクなんですよ」
冷静な顔でも、行為はとても変態的であった。
さらに、ジェシカは両手の親指と人差し指で秘所を見せ付けるように開く。
くぱぁと開いたそこからはとても綺麗なピンク色をした貝が大量の汁をポタポタと溢れさせていた。にちゃぁにちゃぁと水の音を響かせる秘所。
そして、ひくひくと呼吸するように開く、その奥の奥の穴。
「うんっ!!!」
ガベロンは発射寸前の肉棒を引き抜いて、ジェシカの穴へと入れ替えた!
瞬間。
「んぁぁぁぁぁぁ!」
どくっどくっどくっどくっ!
「んぅぅぅぅぅふぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁ……」
奥まで届くほどの勢いのある種子が発射され、ジェシカの中へ注がれていく。
「あぁぁ。し、幸せぇえ、閣下の……胤ぇ、全部、ぜんぶぅ……」
浮かせた足をしっかりとガベロンの腰に回し、離れないように押し付ける。奥まで肉棒に刺さった状態だ。びゅくりびゅくりと子宮口に当たるごとに幸福な感情がジェシカを支配する。
ジェシカは恍惚とした表情で定まらない視線を宙に浮かべ、下半身に溢れるガベロンの種子を全て受け止めた。
「ふ、ふわぁぁぁぁぁっ」
どくり、どくり、どくどく……。
ようやく、全てを吐き出して。ガベロンの肉棒は開放された。
「ふぅ。よかったぁ」
あまりの開放感に脱力する。ジェシカとは反対の方向へ倒れこむと、べろりんと放出して力のなくなった肉棒が吐かれる。ジェシカは快楽の頂点に達し、しばらく動けないようだ。はぁはぁと肩で息をしている。
久しぶりに気持ちのよい放出だった。いつもいつも攻められてばかりだったので、今日は攻め返してやったのだ。
それが、こんな快楽を生むとは。
「へへへ……どんなもんだい」
が、しかし。彼は忘れていた。今彼がやったこと。
「殿下……」
「あ」
脱力したガベロンの視界に、下着姿で額にぷすぷすと血管を寄らせているガーネットが覗き込んできた。
「なんで、なんで私がイく直前に抜いて、よりにも寄ってそばに居たジェシカにぶちこんで、全て種子を出してしまわれたんですか!!」
「え、えーっと。ほら、ジェシカもほったらかしだったし……」
「そんいいわけは通用しません! ガベロン様は女性の扱いがなっていませんわ! 夜伽は複数でやるときは複数でやるためのルールがあるのです!」
「え、あ、はじめて聞いたけど……」
「今日のような屈辱的な扱いは初めてですわ! ほら、ジェシカ! いつまで寝ている! 起きろ!」
ガーネットは恍惚に浸っているジェシカをたたき起こすとと、ぷりぷりと怒ってガベロンを睨みつけてきた。そして、ジェシカにいくらか耳打ちする。ジェシカもイったばかりなのに神妙な面持ちで聞いていた。そして彼女が大きく頷く。
「ですね、いままでこう言った勉強を閣下にさせてこなかった私たちにも責任はあるということ……」
ジェシカが呟く。その瞳はなにかまた新しいおもちゃを発見したような輝きを光らせていた。ガベロンの背中になにか冷たいものが流れる。
そして、ガーネットは大きく指を振りかぶって、ガベロンに宣言したのだった。
「殿下! 戦争のために、明日から殿下の講義の時間に夜伽の授業を追加いたします!」
……。
「ええええええええ!!!?」
ガベロンはあまりの衝撃的な宣言に飛びのいた。
「テーマは複数の女性を同時に抱くための効率の良い抱きかただ。我々のような二人相手から、百人相手の女まで。一番快楽で相手を喜ばせるやりかたを勉強するのだ!」
「明日から実践を交えて、閣下には夜のお勉強にも力を注いでもらいます。幸い練習で抱くための親衛隊の女はまだまだいっぱいいます」
「女を制するものは戦争を制すというしな、殿下が強くなれば、国も強くなるってことなのだ!」
「少なくとも、あの親衛隊達が全員閣下の指先一本だけで絶頂に達するぐらい上手くなれるように目指しましょうね。まぁ親衛隊はこれからどんどん増えていくけど……」
くすくすくすと笑いあう軍神二人。
「………」
呆然となるガベロン。
聞こえるのは夜のふくろうの鳴く声と、テントの外からずっと盗み聞きしていたであろう親衛隊員の歓喜の声だけであった。
大陸戦争まであと四年。
これはガベロン王子がハーレム軍事国家を建設するまでを綴った、なんだかよくわからない戦争劇である。そのハズである。
(終わり)
おわりです。意図せず週刊になってしまいました。
なんかだんだん親衛隊のネタのほうが楽しくなってきましたw
なにか良いネタ思いついたらまた書きます。
どっちも面白いから良いよ良いよ良いよー!
そしてGJ!
ハーレムモノのエロ漫画の情報は歓楽のハレムにしかないのか?
エロ漫画小説板のモテモテスレが長寿スレ化しているのが残念だ!
GJ!GJ!
いつの間にか新しい話が更新されてて感激です
次のネタはどんなのだろう、個人的には軍神娘達の初夜に期待してまする
GJです。
4年後には凄いハーレムになっていそうですね。
>>150 ならば補助掲示板に商業情報スレを建てるんだ
ついでにとくめー氏のアフィに協力推奨でオンラインショッピング時にとくめー氏IDつければよかったか
とりあえずマドンナメイトの『御影 凌』作品は炉だが複数がきほんだがハレは『初めての絶調レッスン』だけ『秘密の生活』もハレだが凌と輪が入り込んでいる
あと『危ない好奇心』も当地において地雷
あと理想郷の『Dotage 〜妄愛〜 (ラブひな)』は現在いいハレム、注意書きが時限バカ弾の存在を暗示しているがエロエロでラヴラヴ(注ヤンデレ)だよ
除外されたモノ追加情報
E=MC^2の三種の神器昔から主人公を好いていた娘をMCして下げ渡し……
ヲチから外したよ
あらゆる意味で完全にオワタ\(^o^)/
157 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 11:40:15 ID:1njY8wuV
下げ渡した方がリアルにハーレムじゃね?
しばらく経ってから呼び戻すパターンを期待
処女に手を出させないあたりどうもそう臭いな
159 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 12:37:39 ID:dbOR1xP+
PIPI's World 投稿小説で面白いハーレム小説があったら教えて下さい。
>>155 前回の時点で半ば諦めたがここまで続いてきてのそれか・・・
もう止めだな・・・
抹茶でいえば、どう考えても設定上ハーレムになるはずなのに、いまだに一人目ともせくーすに至ってない小説がハーレム化するのを全裸正座で待っている俺ガイル
抹茶は、ニャル様と翠っぽい黄昏をごろ寝しながらまってるYO
とりあえず、つづきが読めないっぽいのは、わかってるんだが
>>161 某バルセロナの建造物ですか?
つい最近の更新も我が槍の前で鬼のビタ止めで泣きました。
挑戦してみました、投下させてください
「……ぁぅ…、うぁ!いいのアラセ君、そこもっと…」
「ふぁあ!!ねぇお願いアラセ、こっちもぉ……」
ちゅく…ぬく、ぬぷり……
眩暈がする。
ただでさえせまっくるしい体育倉庫に、なぜこうまで人間が密集するのか。それも朝練終わりの少女ばかりが温気をあげて。
アラセはココ数時間、人の吐息しか吸っていなかった。
「どうしたアラセ、酸素が足りないのか?」
「摩季さん…」
瀬名崎摩季、は運動部の中でも特異な存在だ。
武芸一般、カラテや柔道はもちろん、馬術弓術、泳法にまでその才能を発揮する。その日本刀のように収斂された美しい筋
肉で躍動し、艶やかな黒髪が空間を舞う様は壮麗な儀式のように見るものを圧倒する。その身体的ポテンシャルは間違いな
く国家を代表する。よってタメでも敬語。
そんな彼女がブルマを半分ずりおろした姿は、いかんせんあまりにもエロ過ぎる。
「ああう!ふぁっ、ぁぁ…ぁ、んあぅ!……ぁ…ぃ…いいよ…」
「うぅ…!摩季さん…!」
「…いい…アラセ…、ぃ…くぁ…いいのぉ…ぅあぅ!!!」
びゅくびゅく、とぷんっ
きーんこーんかーんこーん
「やっべ、始令鳴った!!」
「うぁん!アラセ君わたしにもだしてぇ!!」
「ずーるーいーーー!!!アラセのバカ!バカー!!約束したのに!!!」
「アタシのぱんつどこーーー!??」
周章する少女の群。生命はじける肉の塊。もつれる生足。飛び交うぱんつ。
「みんな元気だなぁ…」
「なぁアラセ…」
「はい摩季さん、なんでしょう?」
「その…いいにくいのだがな……お前はいつも当たり前のように私のぱんつのその…股間部分に擦り付けるように尿道を拭うが…その…」
「うあ!す…すいませんすいません…なんかついいつものクセで…」
「クセか…」
「はいその……落ち着くというか…」
「なら仕方ないな」
「ないんですか」
ネブルアシア共和国は極端な選民思想と、徹底した人口統制が成功した唯一のケースだ。男の生物学的優位性が
テクノロジーによって覆された今、実質的に体内に子種を宿す女性のほうが優れているのは明らか、男は生命の
枝葉末節、とるに足らない付属物に過ぎない。
そんな極めて偏った思想を持つ政党の一党独裁体制は、集中砲火的な国際非難をものともせずに生き残ってしま
った。なんとなれば彼女達には、豊富な資源と、圧倒的な人的資源が並びそろっていたのである。
アラセがギルニール国家特選学校に編入されたとき、専属に奉仕する生徒は50人程度だと知らされていた。と
ころが学長室で聞かされた話に、アラセは目の前が真っ暗になった。
「196人」
「…へっ?」
「キミ以外の入学予定者ははしかで倒れたから退学させたの、学年全員たのんだね」
「…へっ??」
この時はまだ希望があった。入学し、日が流れるにつれてこの国の、ウソと矛盾と綻びがイヤでもアラセの目に
ついた。
まず男など、学園内のどこにも存在しないということ。
小中高、大学、大学院、もろもろの研究機関、専門の育成機関。ギルニールにはそれこそ国中から選りすぐった
エリートがかき集められる。にもかかわらず、過去6年にさかのぼって一度も男が編入された形跡がない。
このような異常事態が国家が管理する最も権威のある機関で起こっているということに、アラセは愕然となった。
種を残すに値しない男に、生きる価値はない。ただでさえ、戦国武将のような女性達に囲まれて、わずかでも根
をあげる男達は次々と倒れ、排斥され、雄性の絶滅スパイラルを生んだのだ。
女の中にっ、男が一人っ(四分音符)
―――かくして。
一国家の抱える莫大なストレスは、大挙して一人の少年のち○こにのしかかった。畢竟、誰もがアラセのち○こ
を求めたし、アラセのち○こを拒むものはいないといってよい状態となった。
「眩暈がします…」
「…?なにかいったアラセ?」
白城(はくじょう)せしあ、は真珠のような深海の光を湛えた尻をこちらに向ける。
財政界のトップに君臨する白城家の令嬢として、もって生まれた女王の気品はまさに宝玉のルミネセンスそのも
の。特注の制服はドレスのように自己を誇示し、それをする当然の権利が彼女にはある。
ちゅぽんっ、ぬこぬこ…ちうぅぅぅう…、ぬこんっちゅぷ。
「完了しました。アラセ様の充血率97パーセント」
「せしあ様の性器に最適化されました。挿入なさいますか?」
せしあの従者、金歌(きんか)と銀菜(ぎんな)が幾何学的な対象を描いてアラセのち○こをなぞりあげる。正
確無比な舌技、指技。自分の性感が、データとしてこの姉妹の頭の中に構築、網羅されていると考えると、背筋
が冷える。
「じゃ、挿れますねせしあさん…」
くぷ…っ
「んあああっん!…ふぁぁあ、ぁはぅ…全部はいって……ふあ!」
ちゅぷっ…ちゅっう…
せしあの肌は、その特注の制服同様、なめらかな手触りですべすべと摩擦がない。パウダー状のやわらかな粉末
で保護され、ほのかに甘い。
「あっあっあっ!!もっと…ぉ…もっと激しくなさい!速く!もっと…ふあっ……!!!ああっ!?」
ぬこぬこぱんぱん…、ちゅぷ、ちゅくん。
「アラセ様」これは金歌。
「ん?」
「生ぬるいです。せしあ様は痛いくらいが丁度いいド淫乱です」これは銀菜。
きうぅぅぅぅうぅぅぅぅぅう……
「んんぅ……ぁぁあ!!!!」
「見ての通りの」「メス豚です。」
といいつつ乳首をつまむ。
「ふ…二人ともなにを…ひぁっ…ひ…」
「豚の言葉はデータに該当しません」
「淫乱なせしあ様、発情期のブタでさえもうすこし人間らしい顔をするというのに…」
どぴゅん、どくどく、とぷん
「ああぁぁぁああぁぁあっあっああっ!!だめっ、……だめぇえ!!!いわないでぇえっ!!」
(……容赦ないなぁ、この子ら)
くったりとしなだれるせあらの上気した肌は、満足げに快感を噛み締めている。
「ご苦労様でした」「でした」
「いえいえこちらこそ」
金歌と銀菜は丁寧にひざまづくと、射精間もないアラセの性器を口にふくむ。金歌は前、銀菜は後ろ。まった
くもって私情を挟まない清掃業務に、しかしアラセの分身は反応する。
「あら」「まぁ」
「じゃぁボクそろそろ授業行かなきゃ…」
「さすがというべきでしょうか」「予測を大幅に上回る回復力です」
「どうしたの2人とも…?」
「で…データの修正を」「お願いします」
2人はゆっくりとスカートをたくし上げる。その時、金歌が初めてセリフを噛んだ。
アラセが今なおギリギリのところで枯れずにとどまっていられるのは、ひとえにアラセが、それなりの優秀さ
を見せているからだろう。
国民全員が振り分けられた人間能力のランキングCAN(Capacity and Ability Number)
内において、アラセはギルニール全体の上位3割に割り込んでいる。これはアラセの年齢と、怪物的なギルニ
ールの生徒のことを考えれば驚異的な数字である。
例え性的な搾取の権利が、女性国民全員に認められているとはいえ、この数字が維持されている以上、おいそ
れとアラセを組み伏せたりはできないのだ。
超人である上位3割、奉仕義務を定められている同学年の生徒196人、を除けば―――アラセは比較的自由
に女の子を漁ることができた。
(………結局射精すんかい)
アラセの眼に留まったのは水泳授業終わりの下級生の集団である。暖かな日差しのハイライトに照らされ、水
の冷たさに感嘆する、欲求もたげたアラセはのそのそと行列に合流する。
「あっ、あらせ先輩!」
「あれ?今日はどうされたんですかー?」
少なくともこの中に、水風船一杯にアラセの精子を溜めこんで、タパタパと遊びまわる連中はいない。みなそ
れなりに顔なじみで、安心できる。アラセは下腹部にたまる幸せを感じた。
一行がシャワールームに到着し、温水の雨が無垢な白肌を濡らすと、アラセのセクハラが始まった。
「やだ…、アラセ先輩えっちぃ…」
「や…ダメですようぅ…ぅ」
「ひゃぅうっ…」
無邪気で透明な戯れは、すぐに粘度をもったピンク色の怪物に押しつぶされた。
アラセは左隣のおさげの少女の耳をくちびるで噛み、右隣のエメラルド色の髪をした少女の乳房をまさぐる。
(たしかエチカちゃんと……雪理…ちゃんだったっけ?)
ちゅぷっ、ちく、ちゅっく…ちぅ…
「ダメですセンパイぃ…みんな……見てるし…」
「ふ…くぅ…、ぁっ……」
エチカはにわかに拒むようにのけぞり、雪理は求めるように寄り添う。
そんな愛撫の雨の中、2人の少女がアラセの足元のかしずいた。後ろからはアラセの股間をまさぐる小さな手。
周りには性器に手を当ててモジモジする少女が多数。
「センパイ…その…」
「お口でしてもいいですか…?」
「やらしー子ばっかだね、このクラスは…」
などといいつつもアラセの怒張はこれ以上なく充血する。
くぷっ…、ぬこぬこ…。ちゅぷち。
「ぁあうっ!」
エチカが耐えきれぬように前にいた少女にもたれかかる。やわらかなくちびるの間を行き来するアラセの性器。
雪理が股をこすりつけ、アラセにキスを懇願する。
びゅくっ!びゅくびゅっ…!!
アラセの左から彼の性器を愛撫していた少女が、すっくりと立ちあがる。褐色の肌、金色の髪がぬるま湯に流
れている。
「キミ確か…」
「ロザリエです、アラセ様」
ぺこりとお辞儀をする。視界にはいる恥毛。くちの中にはアラセの精液をふくんだまま。
「あれキミ…?序列ボクより上じゃなかった?」
「はい!こないだやっと追い抜かせていただきました!ずっとアラセ様を目標にして…」
こくり、と、ロザリエのか細いノドが鳴る。
目標…そんな慕われ方をしたのは初めてな気がする…。
「さしでがましいのですが…」
「はいはいなんでしょう」
「ご褒美を…くださいますでしょうか…?」
これはハッキリと命令形だった。
左手でエチカが果て、雪理がうらやましげな表情でアラセを覗きこむ。この少女は前に一度、一日中掃除道具
入れの中で射精し続けた覚えがある。不自由な姿勢のまま、アラセを追っかけまわす連中から逃げた結果の出
来事だった。
「ふぁ!……ぃ…たっ…!」
友人に支えられたロザリエの内壁は、きゅうきゅうとアラセを迎えいれた。膣口はすぼまり、過敏な粘膜が摩
滅して幼い血管が破れてゆく。ロザリエはまったく視線をそらさず、アラセの瞳の奥に逃げ場をもとめるよう
だった。
「ぁ…っ、ぅっ…………ぁはぅ」
温水のシャワーが、いまでは麻酔のように体の熱を鎮めていく。周りは皆、中央の重力に抗えぬように2人の
結合部に視線をそそいだ。
「ぁぁ…ぁ、ふっ…くぅ…」
「うぁ!」
アラセは今日一日で、もっとも熱のいった精液をロザリエに油送する。少々フライング気味であるが、とどめ
はアラセの肛門にあてがわれた雪理の薬指だった。
淫猥な濃霧はチャイムの音にかき消され、あわてる水着少女達に呑まれて外にでると、まだ午前中であること
に愕然とした。
「午後どうしよっかな…」
などといってる矢先に、柔道場からでてくる摩季さんと眼が合った。
おわります
GJ!!夜中の更新お疲れ様です。
GJ!
続き期待!
おおお。エロい!素晴らしい!
GJ!
175 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 21:47:18 ID:SI1OweE1
GJ!!
G〜〜〜J〜〜〜〜!
砲身晒してwktkしながら続きを待つよ!
うおー、あたたかいGJをありがとう、予想はしてたけど前のヤツと扱いが違いすぎてちょっと切ない
これから2話を投下するけどアホみたいに長いから注意してくね
ちょっと百合くさい描写もあるからこっちも注意を
ワクテカ支援
「うおーー!!!!アラセだっ!アラセがいるっ!!」
「うわマヂだっ!アラセ!!!」
逃げろ、といいかけた摩季さんの肩口から現れたのは咲宮鳴花(さくみやなるか)と麻耶乃木斬子(まやのぎき
るこ)。
どちらもアラセの所属する1−Aのクラスメートで、共通するのは高次元で保たれたテンションと、限度を知ら
ないこと。
「授業でろよあらせー」
人の両手を壊れた玩具のように振回しながら、とんがった瞳でアラセを見つめる。ついでに乳首もトンがってい
る。
斬子は黒魔術研究会に所属する。
最先端技術をいかに自然な形で日常に取りこむかを目標にした同会は、人体と有機的な互換性を持つ便利物質パ
ルシオンの発明をきっかけに大きく花開いた。
この物質は人間のパルス信号を受けて、多彩な化学変化を実現し、免許さえもっていれば自販機でも購入できる。
携帯するのに大した場所もとらないパルシオンは、熟練者が使用すると、何もないところから火の玉をだしたり、
水の上を優雅に歩いたりなどということが可能である。すなわち魔術。
これにより、フワフワと愛嬌のある斬子のツインテールにだまされると、鉄鋼弾級のデコピンを喰らうことにな
るのだ。
「でーろーよー」
ゲシゲシと、上履きの底のゴム部分でアラセのすね毛をむしりとっているのは咲宮鳴花。
1−Aの中心点を一つ挙げよといわれれば確実に首位を争う女。前述の精子ゴム風船はこの女の発案で、他にも
精子牛乳一気飲み、精子水鉄砲ポロリもあるよ等、ことごとくアラセを搾りつくす企画を立案する。
今では伝説となったワルプルギスの夜と呼ばれる大乱交などは、せまい教室にアラセと女の子を詰め込んで、下
の階に精液が雨漏りしたなどとまことしやかにささやかれている。
この夏、この女がプールと精子を結びつけたときがアラセの死ぬときだ。
「オメーらが搾りとるからこねーんだろーに…」
「アラセのち○こかわいそうです」
ゾロゾロと現れたのは黒木ゼナと富士野志瀬(ふじのしせ)。同じく1−A所属。前の時間は体育だったのか、
全員体操服である。
「わかってねーなー、ゼナちん」
うりうり、と、へばりつく鳴花の胸は汗ばんで、乳首がじっとりと透けて見える。
「アタシらに射精(だ)さなくても、どーせ他で射精すもんねアラセは」
斬子は、ずぶ濡れのアラセの制服のことをいっているのだろう。どーせおめー、なんかエロいことしてきたんだ
ろーがー、そう、まさにその通りである。
「ん……、…ぁ…気持ちぃ。」
ぬこぬこぬこぬこ…
「やっぱアラセとしないと脳が動かんね」
ちぅ、ちゅぷ、きゅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅうっ、ぬぽんっ
引きずりこまれたのは校舎横の非常階段だった。
段差に押し込まれたアラセの下腹に斬子がまたがり、自身の股間を擦りつける。アラセの目線からは、彼女の汗
がくびすじから流れ落ちて、ぺったりとした胸元に消えていくのが見える。
鳴花は覗きこむような体勢でアラセの舌を吸い、なんの躊躇もなくほほやまぶた、耳の裏などを唾液まみれにす
る。
ちく…ちうちぅ、つぅぅぅぅぅうぅうぅ、にゅぷ……ぷ、
無遠慮、適度な手抜き。飽きるほど抱合った者にしか通じない間合い。アラセのシャツは投げやりに脱ぎとられ、
ひきぬかれたアラセの肉物は、じらしもせず斬子の口腔に飲み込まれる。
「ん…ふっ……ちゅぶ、ふぅ…ふ……ぁ、ぁ、ん…」
ちゅぶ、ちゅ、ぬっこぬっこぬっこ、びゅぽん、
「んぷ、……なにこれ、なんか人のち○こみたい」
「いやこのち○こは元々オレのだけど…」
アラセは人によって一人称を変える。ささいな悲しい処世術である。
「アラセ今日何回目さ?」
アラセの鎖骨や、わきの下を甘噛みしていた鳴花。
「10より先は数えてないな」
「なんかすっげー、どろどろする。えっろー」
ぬこぬこぬこぬこ。手抜きな手コキ。
アラセは足を持ち上げられ、あられもない姿でズボンをヒザまで脱ぎとられる。斬子が口一杯のだ液を肛門に滴
らせると、尾骨を伝って背中にこぼれる。
「誰としたの?名前は?」耳たぶをひっぱる鳴花。
「処女がいるくさい。なんか鉄っぽい。」
「えーーとっ…」
摩季さんが視線をそらす。彼女は志瀬と一緒に弁当をほおばっている。2人は既に着替えを済ませている。志瀬
は終始無関心。朝の倉庫には彼女もいたのだが。
じゅる…、じゅぷ、じゅっ、ゅぷ、っちぷ、きゅぷぷ、じゅぼ。
斬子の舌は、肛門周囲といわずぬろぬろと、玉の裏、股の付け根、とかく汗やら老廃物やら汚らしいものがたま
りそうなところを満遍なく這いまわる。
「あ、」
「ん?誰?」
どぴゅん、どぴゅん、
自由に飛んだ精子は、なんかいろんなところにかかった。
「パン買ってきたぞー」
「おー、ゼナちんご苦労!」
黒木ゼナ。しなやかな長い足と、バサバサなショートヘアは雌豹以外の代名詞を思いつかない。
陸上部所属。
彼女の種目はバレットと呼ばれるネブルアシア独自の競技で、単純に全力疾走でどれだけ走れるか、を競い合う極
めて危険なスポーツである。
時速と走行距離からポイントを割りだし、速ければ速いほど、長ければ長いほど良い。競技者は一人で直線トラッ
クを驀進することから、自分自身との格闘技とも呼ばれる。
そして彼女も朝練組みである。
「アラセ…大丈夫なのかお前…?ち○ことか」
「大丈夫っていうか…」
「あらせくんっ!」
もぎゅーっ
「し…しあんさん…」
「大丈夫あらせくん!?痛いところない?この痴女たちに酷いことされなかった!?」
飛び出してきたのは藤巻紫杏(ふじまきしあん)、料理部、クラス委員。キレイな長い髪は彼女の体臭を絡めとる役目をし、あふれる母性は健康的な、家事従事者のもつ力強さを感じさせる。
弱いものには極度に過保護。そして…
おっぱいがとてもおおきい
もぎゅーーっ
「もはぁ…!」
「しあんてめー、でてくんなメンドクセー」
「ごめんねあらせくん、わたしがもっとしっかりしてたら、こんなノータ○ン学内にいられないくらい追い込みかけてるのに…」
といいつつ制服を脱ぐ委員長。
「ゼナちん、なんでいいんちょ連れてくるのさ」不満げな斬子。
「いやなんか星穂がさ、アラセのにおいがするとかいってついてきてさ」
「あー!あらせずるいーー!!!」
「…………ぐー。」
ひょっこりと顔をだしたのは絵乃下星穂(えのしたせいほ)と久留馬空下(くるまからか)。成長の痕跡が見られないこの2人は、なるほど登場の時間差は歩幅の短さによるものだろう。
(というか…まだ増えるのか??)
「ずるいよあらせ!!あたしとするって約束したのに朝してくれなかったし!!摩季ちゃんとかゼナちんばっか中出しして!!」
「朝?」
「あさ?」
「朝?朝ってなに?」
「あ、ばか」
「…。」
「ぐー」
ふぅ、まずは落ち着いて最初の体育倉庫を思いだしてみよう…
これ星穂→「ずーるーいーーー!!!アラセのバカ!バカー!!約束したのに!!!」
いったん整理をしようか
現在主人公アラセは狭苦しい非常階段に引きずりこまれて、美々しいクラスメートに囲まれている。
瀬名崎摩季(せなざきまき):黒髪、基本的にポニーテール、武芸一般をこなす
黒木ゼナ(くろきぜな):短髪の黒髪、足が長い、陸上部、やや厭世的、現在体操服
富士野志瀬(ふじのしせ):セミロング、普段は大き目の帽子を被る、読書研究会、基本無関心
絵乃下星穂(えのしたせいほ):ちびっこい、ソフトボール部万年補欠
咲宮鳴花(さくみやなるか):ムードメーカー、セミロング、目がまん丸、テンション高、現在体操服
麻耶乃木斬子(まやのぎきるこ):つり目、クセ毛のツインテール、不健康、黒魔術研究会所属、現在体操服
藤巻紫杏(ふじまきしあん):過保護、委員長、おっぱいがおおきい、料理部
久留馬空下(くるまからか):いつも寝ているか寝ぼけている。
上段の4名は、朝方、部活の早朝練習終わりに倉庫で乱痴気騒ぎを起こしている。
鳴花、斬子、紫杏がその中にはいらなかったのは、運動部でない以上に彼女達をメンバーに入れると歯止めが利かないという暗黙の了解による。
自己主張の激しい鳴花、斬子が、お祭り騒ぎから弾きだされたショックは大きかったようである。
「あーもー、悪かったからさっさと交尾しろよ」
「上から見んなどすけべ!」「エロ!雌豹!!発情期!!!」
「なにが気に食わないって、普段セックスなんてお下品ですわとかカマトトぶってるやつが陰でコソコソ乱交三昧
だったことだ!!!」「そうだこのエロ原住民!!」
「だってなー、摩季?」
「な…なぜ私にふるのだ…」
「かわいそうなあらせくん!私を抱いて全てをわすれて!!」
「ぐー」
「要は一緒に遊んでもらえなかったことがさびしいだけみたいですね。」
「星穂わかったよ!なるちゃんときるぽん、みんなと一緒にせっくすしたいんだよね!!」
かくして
アラセは今見てる太陽とも、今日でお別れなのかな、と思ったりした。
ちぷん…。
「…ん…っ」
ぬく、ぬく、ちゅぷん…
「ゼナちんの脚、えろー」
「ゼナちんの子供ってさー、生まれた瞬間にめんたま見開いて走りだしそうだよね」
「お前ら…」
ちゅぷ、ちゅこ、…ぢゅこ…ぢゅっこぢゅっこぢゅっこ…
壁に手をつき、つきあげられるゼナの尻。悲しいかなアラセの足では入口に亀頭を摩りつけるくらいしかできないので、そのあたりは階段を利用する。
「ふふ…あらせくん、こっちも…」
ちゅー…ちゅぷ、ぢゅぷん
柔らかな紫杏の舌。それこそ赤子に対するように神経質に。くちびるをはみ、なぞる。まじりあっただ液が、糸を引いて滴り落ちる。
「ぅん……」
ゼナの足は、触れればすぐに、皮下の筋肉が推し測れる。下腹をまさぐれば強靭な腹筋、しかしその腰は驚くほど細い。
「ほれ」
「のぅあ!」
ぬく…きゅぅっ、………………どくん、どくん、ど。
「のあ!?なに今の!」と鳴花。
「ハイ、一抜け」
すっくりとぱんつをはくゼナ。ふとももに精液を伝わらせたまま、悠然と階段をのぼっていくその足を見上げるしかない一同。
「な…なんかペンチみたいので鈴口が潰されるかと思った…」
「雌豹だ…」「狩り終わった…」
へたり
「大丈夫あらせくん?」
紫杏が、なだめるようにアラセの肉物をさする。彼女は既にスカートだけの姿になって、うっすらと上気している。その乳房を口にふくむと、わずかに充血する。
「次あたしだよーっ!!あらせっ!!」
どっかり、と、飛びつく星穂。ちなみに順番はじゃんけんで決まった。
「んっ…んっ…ちゅく、ちゅっ、ちゅぷ」
抱きかかえる体勢となったアラセ。ゼナとは違い、懐に手ごろなサイズの星穂。完全にだっこである。
ぷくくくく……ちぅ
「あらせぇ…」
ちぅちゅ、ちぇぷん、るろ、ちゅっ…
小さな口元からあふれただ液は、アラセのくびすじ、あごの裏に塗られていく。
じゅぷ、じゅぷ、じゅっぷ、…じゅぶ、じゅっぷ
空いた手でかたわらの斬子の股間をまさぐる。彼女は星穂頭を抱くようにして頭を撫で、小さな乳首をつまんだりする。階段の上ではゼナの腕の中で鳴花があえいでいる。意外な組み合わせが新鮮だった。
「あらせ…っ、あらせぇえぇ、ゃぁ…」
いやいやと、おでこを胸に押付ける。その無防備な尻を、斬子が広げて舐める。
「んんっ…」
どくん、どくん…。
くったりとした星穂を小脇に抱える斬子。順番では次は斬子で、その次が委員長紫杏である。
「ねぇいいんちょ、先ゆずってあげよっか?」
「…?……なあにそれ?なんのつもり?」
「べっつにー、いいんちょってエロいときどんな顔すんのかなーって思っただけ」
斬子は腰抜けた星穂に、愛撫の指を滑らせながらニヤニヤ笑う。
「き…気色悪い、なにをバカな…」
「じゃ、先もらっちゃお」
「あっ!まって…!」
ぷにゅん
斬子の入口があてがわれる。見せつけるような結合部。
「じゃ、一緒にしよっかいいんちょ」
「……。」
斬子はアラセの足の間に腰を下ろすと、ぬこぬこと、アラセの肉物に舌を這わせはじめる。後ろからアラセの頭を抱えていた紫杏は、ちらりとアラセを眼を覗きこむ。
いいんじゃないですか、むしろそうしてくれ的な顔をすると、無言で、アラセにまたがる形で愛撫に加わった。
目の前に現れる、白無垢のぱんつ。その中心部は、じっとりと肌の色を透かしていた。
ちゅぽん、じゅくっじゅぽ、じゅぽん…じゅっ、じゅっぷ
きゅぷ、るぷ、にゅぽん、つつつぅうぅううーーーー、ちゃぷ
「い…息をかけないでよ…」
「…………いいんちょって、意外にかわいいよね」
不意打ちのキス
「な…、なにするのっ!」
手の甲でゴシゴシと拭う。まるで悪びれない斬子は不適な眼で手コキを続ける。
変な間の後、紫杏がおれ、再び2人の愛撫が始まる。
るろん、りゅぷぷ、っ、にゅぽん、くちゅ、ちゅっ…
紫杏はときおり苛立たしげな仕草で斬子を振り払いながら、しかし2人のキスは熱と回数を確実に増し、そのつどまざりあった2人のだ液が、だらだらとアラセの肉物に注がれる。
アラセが腰を動かすと、二対のくちびるをゆがめながら肉物が間を通る。さながら2人の股間に挟まれているような錯覚を覚える。
(なんか変な友情が成立する瞬間を見てしまった…)
にゅぽんっ…
「ぁっ…はぁ…」
紫杏がそのまま前に進み、肉物が膣口にあてがわれる。斬子はヒザの上に紫杏のおなかを抱える格好で、彼女の尻を撫でている。
「あ、いいんちょのお○んこすごいきれい…」
「や…やだもう!なにしてるの…!?」
ぬぷぷん
「ふぁあっ!」
にゅぱん、ぱん、にゅっこにゅっこにゅっこ、、ぱっんぱつん、
「あらせー、摩季ちゃん我慢できないってー、」
階段上のアラセの視線上で、鳴花が摩季の果肉を広げている。
摩季さんは顔を右手で覆っているが、左手はしっかり自分を慰めている。
「だーめマッキー、わたしも欲しいし」
斬子は紫杏からはぎとったぱんつのにおいを嗅ぎながら、腰を浮かせて股間をまさぐっている。
あらゆる角度から聞こえる粘膜の音、アラセの耳は水没したようにぼうっとする。紫杏の髪に鼻をうずめ、発酵した体臭は花畑のように甘い。
「ふぁ…んぁあぁあっ!!」
どぷん、とくとく、ずぷり…
斬子は達した紫杏をいとおしげに壁にもたれさせると、自分は階段下の踊り場に降り立つ。
「アラセアラセ!、はやくっ、お願い!」
にゅぽん、じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ…
遠慮のないピストン運動、彼女の肩越しには校庭が見える。
「あっああっあっ…んぁ…はっっあ、ああん!!」
「んぁ!やば…」
どぴゅん、どぴゅん
じゅぷぽん、じゅっぽんじゅっぽじゅっぽじゅっぽ
「………あらせおねがいおねがい、そのままうごいて…!!」
にゅぽん、にゅぽん、じゅぶ…、じゅぶ、じゅぷんっ、じゅこじゅこじゅこ
消え入りそうな声でささやく斬子。アラセは応じ、そのまま斬子を床の隅に押しこむように肉物をうちこむ。
「んっ…ふ、あ、ん〜〜っん!!んっんっんっんっ!!!!」
じゅぼん、じゅぼじゅぼじゅぼ、じゅっぼん、ちゅぅうう、じゅぽん
「んあん!ああっ!!あああん!!!!うあ!ぁう!」
どびゅん、どびゅん、どびゅん…
ぽたぽたぽたっ…
「ねぇあらせぇ…」
「ん…?」
「ボクもほしーぃー」
「あれ?からか、起きたの?」
ぽーっ、と指を咥えてみているのは久留馬空下。
「ぃやだっ!次はわたしだぞ!」
「まーまー摩季ちゃん、大人気ないよー」
鳴花に組伏せられた摩季の四肢はワナワナと震えて、だ液や精液でいやらしくテカっている。
余韻を噛締める斬子は、長い眉毛に涙を湛えながら、ふるふると震えるくちびるでなにかを訴えている。
「いれてやらんとギャーギャー泣きだすぞ」
既に傍観者のゼナ。よっこらしょ、っとばかりに腰をあげ、カラカを抱える。
「ゼナちゃんすきー」
きゅーっ
「よしよし、なーんでこんな娘に育ったかねー、ホレ」
ぱっくりと広げられた果肉は、既に熱帯の蜜で潤って、その縁取りをゼナの指がなぞる。
ちゅぷぷぷっぷぷ、にゅこんにゅこんにゅこんにゅこん
「きもちーか?からか?」ささやくゼナ。
「んー、……んゃーん」
ちゅぷぷっ、びゅくっびゅく、びゅくん、
噴出した肉液は、カラカの艶やかな尻を伝ってゆく。ゼナの指が、それを塗りこむように余韻の愛撫を残す。
どさくさにまぎれて彼女の尻を引寄せながらまさぐると、カラカを間に挟んでキスをする。
彼女の眼は余裕を持って笑っている。
「ふぁ…きるぽん、そこいいのぉ…」
横目には、斬子、紫杏、星穂が、ローションのようなよだれを集めあって、ぬめぬめと軟体生物の交尾をくりかえしている。
斬子が腕の腹を使い、よくわからない技で紫杏と星穂の陰唇をすりあげる。
「アラセやばい、たすけてっ!」と鳴花。
見れば摩季さんが、己の膣口を隠しもせずにこちらに広げて、鳴花を押し倒している。そこからどろりと、のぞい
たりひっこんだりするのは朝だした精液だろう。
彼女の中で一日中あたためられていたそれは、ぬらぬらと湯気をだして淫靡なあえぎ声をあげている。摩季さんは
制服のシャツだけまとい、鳴花の服はすべてはぎとられていた。
「犯される…んぁあっ」
「ふっ…ふぁ…んっんっ…」
にゅるん
「ふああああぁぅ!」
ぬぱん、ぬぱん、ぬぱんっ、ずむむむむむにゅぱん…ずじゅ、ずっじゅ、じゅぷん
無防備な摩季の膣口はあっさりとアラセの肉物を受けいれる。なまめく尻は白いヘビのように、腰は濡れ、てのひ
らを滑りぬけようとする。
「ぁあぅ!はぅ!いいのアラセ!すごくいいのぉ!!」
じゅぽんじゅぽんじゅぽんじゅぽん…じゅぷ
力なくひらいたくちびるからは、泉のように透明なだ液がこんこんとこぼれ、鳴花がそれをすくって両胸を愛撫す
る。鳴花は身体を下にずらし、摩季の腹にだ液の足あとを残しながら、ヘソの周囲に到達する。
にゅぱん、にゅぱん、にゅこっ、にゅっこ、じゅぷんじゅぷんじゅぷん
「アラセだめぇ!!わたしでちゃうの!…ふぁ、ぜんぶ、で…ちゃうのぉ…!!!」
にゅっぽにゅっぽにゅっぽ、じゅぷぷん、じゅぷ、っゅじゅぷ。
「ふぁぁっ!!あぁ、ぁあぁう!……はぁ」
じゅーっっっぷ、じゅぅうっぷ、じゅぷじゅぷじゅぷ
「ああぁああうぁあああぁぁ!!!!…ふっくぁ、あ!!ああぁぁ…!!!」
しゅぁぁぁぁぁぁぁ…ぁぁぁぁ…、ぷしゅんっぷしゅ…どくんどくんっ
「あっ…あっ…ぁっ…あ…」
ポタタタタ…タタタ…
「アラセそのまま!こっち!!」
じゅぷり、と、摩季の膣口から押出される精液の先に、鳴花が受口をつくって果肉を広げていた。
ぬここここっ
「ふぁ…ぁあいい!!」
アラセは乱暴に腰を振りながら、くたりとしおれる摩季の肉裂を指でほじくる。まだ中に残る精液を伸ばし、肉壁
になすりつけながら肛門を開く。
「あっ!…やぁ…」
「ぁあ!んあああ!アラセ!あらせぇえ!!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、じゅっこっじゅっこじゅっこじゅっこ…
鳴花と摩季は互いにしがみつき、くちびるを交わりあわせながら腰をふる。
「ふぅん!ふぁぅ!!ふっぐ、ふぇぐ、ぁぁああっん!!」
「んんふぁ、んん!んぁ、んんんんむぁあ!!」
どびゅんっ、どびゅん、どびゅん、にゅぽ
びゅーっ、びゅくぅ、びゅ、
ぐったり
「アラセ」
ぜいぜいと死んだ深海魚のようなアラセに、終始無関心だった志瀬が声をかける。
「済みましたか?」
「んあ…、うん…」
彼女の着衣は染み一つついていない。
「アラセ、わたし、愛撫は丁寧なほうがスキです」
「あ、うん…」
「ではキスからお願いしますね」
「あ…はい」
・・・・・・。
祭りの余韻。
昼休みが終わるまであと少し、みなペットボトルの水であそこを洗ったり、ノドを潤したりしている。
「そういえば今日体育なにやったの?」
普段体育となると、その辺の隅っこでダダさぼりな鳴花と斬子が、今日に限って随分と汗をかいていた。非常階段
にアラセをつれこむやいなや、ブルマを搾ってその汁をアラセに飲ませたほどである。
ぬぷ…きゅ、ぶぷ、じゅぷ……じゅぽ
「鳳凰院さまがきてました」と、志瀬。
「え?まじで?」
「ぁああうっ!」
はねる鳴花。
鳳凰院鬼月(ほうおういんきづき)、CAN−NO2、実質国家のナンバー2、総統陛下の右腕。ギルニールのO
Bでもある。アラセは写真でしか顔を見たことがない。
「そういえば、アラセを探しているとかいっていた気がするが…」と、摩季さん。
「あのおばさん勘弁してほしいわ、わざわざ授業にしゃしゃりでてくんなっての…」
「し…失礼ですよ斬子さん!いやしくもネブルアシアを代表する人物に…」
「へー、アラセ探してたんだあのおばさん、なんで?」ポッキーをかじるゼナ。
「あのね、あのね、ホゥノちゃんがきてたよー」
「ああそういえば、すごいにらまれました、わたし」
「…くー。」
灰寺ホゥノ、1−Aに存在するずば抜けた成績を誇る7人の特待生、通称キラー7。
学校にもほとんどこず、人間全般に興味がないともいわれる超人達。アラセのち○こが近づけない数少ない存在。
灰寺ホゥノに至っては、まだ面識すらなかった。
「ホゥノさんて、どんな人?」
「どんなって…政府直属の暗殺機関の一員だが…」
ぬっこぬっこぬっこ、ぬっぷ、ぬこん、ぬこん、ぬこん
「暗殺機関?」
「ホノちゃん、なつかしーな」
「なにしにきたんでしょうか…もうこないと思ってたんですけど」
「そりゃお前…殺し屋なんだから殺しにきたんだろ」
「誰をですか?」
みんなしてアラセをみる。
どぷん、どぷんっ
「ぁあぁぁあぁああうぁぁぁあ!!!!」
鳴花が果てた。
「…ぐー。」
おわた、ながかった・・・
GJ!
あんたすげぇ
GJ
久しぶりにまともなハーレムものを読んだ気がする
何だろうこの満足感w
ありがたいことをいってくれる
脱字と改行ミスはまじかんべん
結構気つかったんだけどな
この手の作品では、多少の誤字脱字の類は興奮を高めるスパイスになる。
それはない
GJ!GJ!3日とおかずに投稿とはお疲れ様です。
GJ!!
頭空っぽにしておったてれた。
つーか朝立ちが収まらずにエラいことにww
ぬこぬこぬこって擬音がイカすw他のも全般的に気に入った
GJ!!
そういや最近、「皇帝陛下は15歳!」ってのを読んだけど、なかなかいいハーレム小説だった。
男さえ混じってなければなw
ショタを掘って兄さんに掘られるハーレムなんて勘弁(^ω^;)
確かに兄さんいなければ最高だったんだけどね
投下します。
王国から遠く離れたある深い深い森。
ここは迷いの森と呼ばれ、森の真ん中を走る街道以外には誰もその中へ入らないという魔の森だ。
現に、ここの森はとても恐ろしい悪魔が呪いをかけていると伝えられており、並みの冒険者では入って一日で骨の髄までしゃぶりつくされ、その魂さえも森に住む死神に奪われると恐れられていた。
そんな森の中。森の上空を飛ぶ影がいた。大きな黒い翼をばっさばっさと広げて、まるで蝙蝠のように空を舞う。
しかし、こうもりにしては大きい。よく見ればその影は人型に見えた。
大きな蝙蝠の翼を持った人間。そんな人間は居ない。ということはこの影は人以外のなにかである。
その人影はよく見ると女性的な丸みを帯びていた。大きな胸を持ちながらもそこから流れる腰辺りはとても細い。
そう、この人影は悪魔である。それも淫魔のサキュバスだった。布地の少ない黒のラバースーツを纏って、青白い肌を輝かせ、目的地に向かって夜空を駆けていた。
「ふんふんふーん。今日は数百年ぶりの獲物だわぁ」
彼女は上機嫌だった。
それは彼女が股に挟んで運んでいるモノに理由がある。
彼女が足でがっちりとホールドして運んでいるのは、一人の少年であった。手で運べばもう少し楽に飛べると思うが、そこは魔の下半身を持つサキュバスの意地らしい。
年は13歳ぐらいだろうか。もっと幼いかもしれない。ぼさぼさの髪の毛と森を探検するには不向きな半ズボンを履いた少年はだらりと気絶して、サキュバスに運ばれている。
「メリー?」
「あ、リリス」
彼女の背後から、同じ大きな翼を持ったサキュバスが声をかけた。リリスと呼ばれた彼女はこの森に住み着くサキュバスのなかでも一番翼が大きいため、ばさりばさりと空気を大きく震わせて飛んでいる。
夜空を飛ぶ二つの淫魔の影。
「メリー。どうしたのよ。いつもならこの時間は暗闇森の天辺で月光浴してるはずでしょう?」
サキュバスは人間の精を吸収することによって生きる悪魔だ。人間の体力や筋肉、精神、精力、レベル(宿屋へ戻るまでの経験値込む)を貪って何百年も生きてゆく。
が、しかし。この迷いの森では真ん中の街道以外に人間なんて一人も居ない。その街道も今では整備され、街道を警備する警備隊たちにより、悪魔たちは人間を調達することが難しくなった。
人間で食事を取ることによって魔力を供給する、サキュバスは人間を狩らなければ生きていけない。仕方なくこの森に住むサキュバスたちは毎夜月から放たれる微弱の魔力を受けて生きているのであった。
ハーレムスレでは、サキュバスの特性上別の男の匂いを消さなければならないため、こういう設定が一番やりやすい。
そんな毎夜の月光浴の場にも行かず、ただ眠るだけの自分たちの巣へ向かうメリーにリリスが声をかけたのだ。
そんなリリスにメリーが笑って答える。
「ふふん。もしかしたらこれからは月光浴しなくてもいいかもよん」
「へ、なんで?」
メリーは足で挟んだ少年を指差した。
「ああー! 人間じゃない!」
「静かにして! 起きてもし暴れたら落としちゃうでしょ!!」
大きな声で驚くリリスにメリーはしーっと口元に指をあてて声を抑えさせた。やばっとリリスは焦って足に挟まれてる人間を見るが、少年は完全に意識を無くしていて起きる気配は無かった。
いま飛んでいるすぐ下は下半身がヘビの格好をしたラミアが住む、大沼が広がっているのだ。あっちも久しく人間を栄養にしていないのとショタ好きなので落としたら絶対返してくれないだろう。
「あぶないあぶない、あのおばさん。最近本当に荒れてるからねぇ」
ちなみにラミアは齢4879歳で見た目あたりを人間年齢に直すとだいたい28歳ぐらいである。まぁ、おばさんなことも……いえないこともないこともないこともない。
もちろん本人の前では禁句である。
「でしょ。せっかく手に入れたこの子もすぐに枯らしちゃうじゃない」
「ところでー……。メリー。その男の子。まさか独り占めする気じゃないわよね……?」
リリスは空調で腕を組んでメリーを静かに睨む。しかし、すぐに肩をすくめて神妙な顔も元に戻す。
「んなワケないわよね。あんたのお人よし……あ、おサキュよしはいつものことだもんねぇ」
「そうだよぉ。せっかく手に入れたんだもん! みんなで分けないと」
「はぁー……悪魔のクセに欲が無いわねぇ」
まぁ、いいけど。とリリスは呆れたように呟く。この迷いの森に住むサキュバスはそこまで多くは無いが、中でもメリーは『自分はみんなのために、みんなはみんなのために』をモットーに生きるサキュバスの中でも超がつくほどの純粋で天真爛漫な悪魔だった。
そのせいか、彼女を馬鹿にする者も多いが、彼女の周りに集まる多数のサキュバスは悪魔には無いはずの信頼と尊敬を持って群れているのである。
リリスもその中の一人だった。ばさりばさりと翼をはばたかせながら、リリスに運ばれる少年をじっと観察する。なんだかんだで人間を見るのは久しぶりだ。しかし、こんな小さな人間ははじめてである。
自分の仲間にもまだ生まれて間もない体が発展途上のサキュバスが何匹か居る。そいつらは胸もしっぽも食事をむさぼるための性器もこじんまりとしていて、正直人間の男をたぶらかす淫魔としての魅力は少し無いようにも見えていた。
人間もそんな感じなのだろうか。見たところこの小さな人間は若いサキュバスのように体も小さく顔つきも少女のようだ。もしかしたら性知識なんてまったくなく、さらにもしかしたら自分たちを満足できなほどちっちゃいおちんちんかもしれない……。
……。
しかし、そこで自分に都合の良い性教育と性調教を繰り返すことによって、もうえっちのことしか頭に無い脳みそとろけ系で「らめぇ、てぃんぽみるくぅでちゃぅぅぅぅ」等叫ぶ自分好みの人間にカスタマイズが出来るわけだ。
なるほど、つまり最初から経験が無い部分、そこを超えさせることができればあとはもう薔薇色、いや白濁色の素晴らしい未来が待っているということか。
「……逆に燃えるな……」
「何が燃えるの?」
「いや、心が……」
「火事?」
「すまん。忘れてくれ」
リリスは自分が沼の主ラミアと同類だということに自分で気付いてしまい、頭を押さえる。
そんなリリスをメリーは能天気な顔で頭に疑問符を浮かべてみていた。
大きな沼を越えると、さらに一本大きく生えた魔界の樹木(いたって普通の杉の木)のそばを通る。
そこには、メリーの仲間たちがふわりふわりと月光浴をして魔力を補給していた。
「アンジュー。ワカバー!」
メリーが大きな声で呼ぶと、一本木に腰掛けて月の光を浴びていた二人のサキュバスが翼を広げてこちらへ飛んできた。
アンジュと呼ばれたサキュバスはメリー以上に大きな胸を持ち、その透き通るような肌をおしげもなく晒している淫魔だった。翼ではなく黒い霧のようなもので体を浮かせて空を飛び、メロンのように柔らかく揺れるロケット型の大きな胸を常にさらけ出していた。
そのおおきなピンと突き出した胸の先にあるピンクの乳首は何故か絆創膏のようなもので押さえつけるようにして隠されていた。しかしおおきな乳輪までは隠せず、ぺろりとピンクの部分が隠しきれずに覗いている。
ちなみに下のほうもマエバリのような小さな細長いシールをぺたっと貼っただけである。しかも前のみなので、後ろから見ればお尻の穴と隠しきれてない部分まで丸見えであった。
そしてもう一匹のサキュバス。小さな翼だがそれでもメリーやリリスと同じようにばさりばさりと羽ばたいて飛んでくるワカバは、隣のアンジュとは対照的な格好だった。
襦袢と呼ばれる薄い一枚布で体を多い、それをこれまた細長い帯でしっかりと巻きつけてある。襦袢は彼女の体からその腕と足までを全て覆い、手の甲と足指の先まで布で隠されている。見えているところは本当にわずかだ。
東洋の寝巻きを着込んだワカバはサキュバスの武器のひとつである柔肌を一切見せないサキュバスとして、ここらでも変わり者として扱われていた。
まぁ、メリーはそんなことは気にしないので、メリーの仲間として仲良く群れている。
片方はほぼ全裸でもう片方はまったく肌を出していない。凸凹というかラブコンというか。
ある意味、なんというか対照的過ぎて逆にお似合いなコンビである。事実この二人はとても仲が良かった。
「どぉしましたぁんデスかぁ、メリーさん。なんだかぁイイコトとでぇもぉ、あったぁんデスかぁ?」
「メリー殿。今日は別のところで月光浴に行くと言っておったのに、早い帰還でござるな」
共に共通点に「言葉遣いがなんか変」ということもあったためでもある。生まれたところは同じはずなのに何故。
「見てください!」
メリーが足に挟んだ少年を彼女たちに向ける。その途端、ぽわぽわしていた二人の目つきが変わった。
「……ッ! に、にににに、にぃんげぇん?」
「……本当だ。人間でござる」
信じられないといった風に二人はその美貌を呆けさす。
「見つけてきちゃったぁ♪」
そんな二人にえへへとメリーは照れるように笑って言った。
「すっっっっっごぉぉぉぉいデスぅ。人間の男の子なんてぇ。もうあえなぁいかとぉおもぉいましたデスぅ」
アンジュが魅惑の表情で目を細めると、頬に手を当ててうっとりと捕まえられた少年を見つめる。
「うわぁぁ、しかもかぁあいいかぁあいい男の子デスぅぅ。こぉれはマニアごぉのみぃ」
サキュバスだというのに、少年を見る目がまるで恋する乙女である。
「………ふむ……確かに若いでござるな」
ワカバは冷静な目で少年を観察していた。しかし、数十年以上も久しぶりに見る人間に興奮しているのか、頬が控えめにピンクに染まっていた。
「凄いだろう。メリーはいつかなにかやると思っていたが。こんな人間を見つけてくるとは思ってなかったさ」
メリーの後ろでリリスは手を組んで自慢げに言う。サキュバスの中でメリーを一番に評価しているのはこの大きな翼のリリスであった。
「とぉこぉろぉでぇメリーさん、この子。これからどうする気でぇすかぁ?」
「もっちろん。これからあたしの部屋に持ち込んで起こしたあと、すっぐに吸精するよ!」
「……ほぉ」
「リリスちゃんも来るんだけど……。アンジュとワカバも一緒に来る?」
メリーの誘いに二人は断る理由は無かった。
迷いの森のサキュバスに数百年ぶりにもたらされた幸運を手にしたサキュバスの通称「サキュバス界の変人の群れ」の面々の淫魔たち。
彼女たちの宴が。
いま、始まる。
(続く)
結構書いたと思ったらあんまり書いてなかったです。やっぱり3話ぐらいで終わらせます。
前スレのリクエストで2表入ってたので書きます。ハーレムとしてはこれも定番の部類に入るサキュものです。
マエバリキャラは初めてなので自分でもどう動かすか楽しみです。
というか自分のハーレムは男が受けなのが多いですね・・・。単純に好みの問題でしょうか。
GJと乙
で、俺はいつまで全裸待機していれば良いんだ?大佐
まとめサイトの09_165はリンクをミスってる模様。
211 :
とくめー:2007/06/11(月) 00:58:40 ID:Lq75jsQ7
たまたま某所と某所の更新待ちだったので即座に修正できました。
ご報告ありがとうございます、作者様申し訳ありません。
>>207 いいプロローグだった。
つうか、
>>204のハーレムスレに素で昼飯を吹いたじゃないか!
いや、スレ事情の認識は概ね正しいのだがw
nihgt talker に「ディハルト・ハーレム作成記」というラングリッサーVの
小説が投稿されてる
ハーレムもので
失恋、幼馴染、強気の妹、なし崩し、4P、初体験、逆レイプ、ボクっ娘、同居人、逆襲
を考えているのだが、どう書けば良いのか一言お願いします。
思うが侭に書いてみるといいよ
で、そのあと修正すれば良い
だが鈴の音だけはガチ
>>218 確かに面白いよね。
このスレ的にはどうかな? 一応何人か手を出してるけど、ハーレムてほどでもないかな。
本命以外は身体だけの関係で、本命のもとへ帰ったらあとは知らね、
ってスタイルはハーレムじゃないような。
せめて本命は本妻、
他は関係を持ちつつ二号三号さん辺りにしてくれないとなぁw
原作は非エロのハーレム、二次は微エロの非ハーレムって感じかな。
nihgt talker の前身になったサイトの頃は良い作品が大量にあったけど、
管理者がお亡くなりになってからは、後継サイトがいくつか出来たが
衰退する一方だからな・・・
NTのよろずは正直お勧めしない。
最近の探しても最低系or痛いのが9割以上占めてるし。
それに昔(GSとよろずが分かれる前)みたいに上手い人がいるわけじゃない。
個人的にお勧めはArcadiaの18禁板のDotage 〜妄愛〜(らぶひなの二次)
エロ方面が方向性がアレかもしれないがかなり濃い目。
ハーレム人員でもう少し徹底してくれれば個人的に好感度大だったんだがねw
Night Talker……
投稿掲示板の使いにくさは異常。
独善的な管理方針ってか管理人がまずおかしいし、
どうしてあんなサイトに人が集まってるかといえば前任者の遺徳だろう。
その他人から引き継いだ投稿小説サイトでアフィリエイトとか信じられない。
いや、そんなことはどうでもよくて、何より重要なのは、
投稿掲示板の使いにくさが異常ってことだ。
普通のスレッド式掲示板とかにすればいいのに。
問題は前任者さえ「うちのサイトの投稿人集ってCD作って売りますよ!」
>金集める>半年ぐらい放置>マダー?>マダ>何度かループ>詐欺で通報しました>妹だかが事故死報告(と言う事にしてサイト潰して全部無かったことに)
って状態だったって事 つまり椎名信者の基地外っぷりはその当時から変わってないって事だ
>>226 まず投稿掲示板についてだけど、NTは前提条件として夜華のオマージュサイトだから基本的に夜華と同じ野見山スクリプトを使っている。
独善的な管理方針な話は、一日4万以上カウントする巨大サイトである以上、掲示板や他サイト、著作権関係のトラブルを極力排除しないといけないから。
アフェについてだけどイエローリボン鯖がCGI禁止な上、掲示板の容量が大きすぎるためにさくら鯖でもかなり容量の大きいコース使うからアフェ使わないとサイト運営に関する負担が大きすぎるから。
むしろ、NTは管理人一人で2サイト管理している偉業をほめるべき。
>>227 >妹だかが事故死報告(と言う事にしてサイト潰して全部無かったことに)
それ夜華大炎上時に叩き板の池沼が書いた完全なデマ
EDITH氏については完全に事故死
ちょうど知ってる人がいた
あれって最終的に返金はしたの?
230 :
228:2007/06/14(木) 11:14:18 ID:HiD5TbFw
この事件に関してはどこもタブーだから詳しい話は聞かないけど。
返金は行われていたらしい。でも全員に完済していたのかは解からない。
当時はあれだけ上手い人が投稿してたのに、
後継サイトに移ってからどんどん消えて行ったな
>>226 > 普通のスレッド式掲示板とかにすればいいのに。
おまえあの掲示板に移った経緯知らないだろ。
スレッド形式なんかにしたらあっという間に転送量オーバーでアポーンなんだよ、ああいうリスト表示形式でしか対応出来ないの。
それに使いにくいって言うんなら自分でよさげなの探して勧めればいいじゃないか。
どうでもいい。
ようやく前スレ埋まったようだ
余所のサイトのいざこざは向こうでやってくれ
俺はガーディアンでシコシコするのに忙しいんだ
夜華の管理人よりはNTの管理人の方がいいのは同意。
少なくとも公平で透明ではある。
CGIが使いにくいのも同意。
ま、小説を投稿する為のCGIなんて開発してる人はあまり居ないし、
稀にあっても、使いやすいのはほとんどないと思うな。
ましてや、エロだの転送量だの荒らし避けだの制限が山ほど付くんじゃ、
探してくるってのは絶望的だろう。
それでも、改良の余地は山ほどあるだろうけどね。
前スレに埋めネタで終わらせるには惜しいものが色々と
可能なら続きをおおお
色々と問題を起こし易い二次創作系投稿サイトをある程度上手く運営している点は評価すべきだと思う。
規約違反には厳しく対処しているのは例のHN乱用による自演騒動の件でも解る。
アレだけ問題が起こってもマトモに管理が行き届いてるのは正直凄いと思う。
てかただの私怨に付き合ってやるなお前ら。
ここで愚痴ってる時点で相当粘着質なやつだぞ、スルーした方がいい。
同意
正直ハーレムスレとはかなり関係ないと思うから
そろそろ終わりにした方がいいと思われ
前スレ
>>980は奈須きのこに影響されてるように見える
どう見てもウルトラマンです、本当に(ry
あれはガチ化して欲しいものだ
>>自演騒動
あんな事なければ良いハーレム(ラブ有り間男無し、ロリ?別によくね?)が続いていたかと想うと……
PS.理想郷の新作『魔界の使途』たぶんハーレムができる……
が情無しで独占欲は薄めの『ヘイト系複数回逆行スパシン』
な上どこかで見た流れOPと期待薄か?
一応『使途娘』プラグも立つが現状すでににヤリ棄て(チンピラ達に)1と超微妙
それにしてもこの夜華厨、しつこすぎである
流れを読まずに、ハーレム情報
Night TalkerのGS子ネタにある『リスタート』
逆行して小学生になった横島と、ルシオラの本編再構築物
エロシーンは今の所ルシオラのみ。
……ホント、流れ(空気)読んでないな。
紹介するのは、ちゃんとしたハーレム物になってからでいいんじゃないの?
いくら作者がハーレム宣言しても、結局未完で逃げることだってありえるよね?
連載中で、しかもまだハーレムエッチに到達してない作品なんだから、
あせって紹介しなくていいよ。
それとも、GS美神の横島ものは、片っ端から紹介するつもりか?
アフィ目当てのカウンタ稼ぎしてるわけじゃないんだから。
なんかだんだん、そのサイトがウザく思えて来た。
ただの荒らしだろ。
それか、最近NTを知ったばかりのGS厨……。
シムシティ4をやってて思ってけど街1つ使うハーレムっていうのもイイよな。
小規模の都市っつーか村やその延長くらいの規模(2000人程度)でかつ島マップなんか
でやっているとそんな妄想が湧いてくる。
俺は、THE TOWERで、女ばっかり集まってくるビルが造りたいぜ。
前スレの埋めネタなら、
>>912も面白いと思うな。
誰か書いてくれぬものか・・・俺もやろうとチャレンジしたが無理だった
素クールスレにて3P確認。
既出なら悪いがpipiの官能リレー、その他にある「デーモンLOVEライフ」がいいかな?
悪魔っ娘と家族全員がハレム要員。
本番が済んだのは、メインの悪魔っ娘(処女)と義母(天然、非処女?)
精神的に堕ちてるヒロインが、義姉(弟大好き、勝気?)と義妹(ダウナー)。
メインの妹(当然悪魔、強気)、付き人の獣人のお姉さん(保険医)
処女率は、本番がまだ少ないので分からないが、悪魔は、全員処女かな?戦争で男いない設定なんで。
義理姉妹も主人公一途なのでたぶん処女
主人公は流され系。へタレ、ショタではない。
pipiにしては文章のレベル高いと思う。ストレスなく読める。
武器の九十九神が女で弁慶ぽく7つ道具背負ったハレムというネタを挫折した。
前スレの
>>912の設定と融合を思いついて
>>215を見て書いてみたんだが。
勝手にネタ使って投下してもよい?
256 :
255:2007/06/16(土) 21:05:50 ID:XfgcFROF
アンカは215じゃなくて
>>252の間違い。
思うが侭に書いてみたってのはあってるけど。
そもそも、他人に使われたくないネタを書き込んだりしないだろうよ。
SSとして書き始めて投下してあるものなら話は別だが。
きにせず書き上げて、投下の際に、〜からネタを拝借しました、と断るだけでいいと思うよ。
258 :
255:2007/06/16(土) 23:11:15 ID:XfgcFROF
>>257 トンクス。そりゃそうだ。初投下なのでガクブルしてた。
では
>>912のネタで拝借して以下投下します。
259 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:14:43 ID:XfgcFROF
勇者九十九、盗賊退治編
「ちっ、結構数が多いな」
三日月浮かぶ夜空の下、街道から外れた山中で、俺は茂みの中に潜んで遠くの洞窟を見張っていた。
まだ日の高いころから一人で茂みの中で観察しているが、出入りする男達は2、30人はいそうだ。
この洞窟は、最近街道で暴れまわっている盗賊団の根城である。
入り口にはいかにも盗賊ですという風体の男が二人、左右に立って見張っている。
俺の名はナイティ・ナイン。伝説の勇者…を目指して修行中の見習い勇者である。
俺は街道わきの山中に盗賊退治にやってきたのだ。
「よし、そろそろ行くか。頼むよ」
『はい主様。風の精よ、主の身を覆い、その姿を消し去れ』
俺が背中に声をかけると、誰も居ないのに、頭の中に女性の声が響いて呪文を唱えた。
声の主は背中のマントだ。
美しい緑色のマントで、金で縁取りされた翠の宝玉の留め具が右肩に光っている。
これはかつて勇者も使ったという伝説のマントであり、知恵ある宝具という最高級のマジックアイテムとして知られている。
この伝説のマントは別名、エルフのマントとも呼ばれる魔法のマントだ。
エルフとは森と水と風の妖精で、このマントはその一つである風の精霊の加護を得る魔法を使える。
飛来する矢を逸らす《風の鎧》に落下による衝撃を緩和する《浮遊》どんな土地でも何時でも快適!マントの内側の温度を操る《空調》などなど。
ぶっちゃけこの《空調》が一番便利で、火山の熱気を防ぎ、吹雪きの山では暖かく身を包んでくれて大変ありがたかった。
特に砂漠では昼は鉄をも溶かす灼熱、夜は骨まで凍える極寒、の二極の温度差さえも快適に過ごせて、もはやマントが無い生活など考えられない程だ。
そして今使ったのが姿を透明にするという《不可視》だ。
これさえあれば、美女の寝室や公衆浴場の女湯にさえ入り込めるという男の浪漫的究極魔法の一つなのだが、生憎とマントは堅物で口煩いのだ。
そんなことを頼めば『私の力は主様の勇者としての使命に用いられるものです!覗きにつかうなんて言語道断ですっ!』と怒られるのが目に見えている。
まあ、ぷりぷりという表現が似合う顔で怒った顔も素敵だよ、と激しく下半身に響く説教なので大好きなのだが。
閑話休題。
260 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:16:10 ID:XfgcFROF
さて、姿も消した事だし、まずは見張りの二人組を倒すとするか。
『主よ、私が参ろうか』
「いや、まだ見つかってないし、休んでていいよ」
『…わかった。だが、出番の時は遠慮なく言うがいい』
少し残念そうな声で丁寧に答えたのは腰に下げた伝説の勇者の剣だ。
別名、光の剣といえば、この大陸の住人なら子供でも知ってる御伽噺にも登場する伝説の剣だ。
この剣も知恵を持つ剣であり、王に忠誠を誓う騎士のように俺に忠義を尽くしてくれる頼りになる剣だ。
外見は美しい装飾の施された鞘に、鍔と柄頭にも流麗な彫り、鍔の中央に虹色に輝く宝玉が埋め込まれている。
普通に使っても切れ味抜群の名剣で、さらに魔法を使えば遠くの敵を斬る《飛剣》や魔法の威力を刀身に上乗せする《強化》もできる。
この《強化》の際に刀身は光り輝く純白の魔力に覆われるために光の剣と呼ばれ、その威力は鋼の剣を縦に斬ることができる程だ。
そして奥義として一時的に俺の体を操る《憑依》の魔法が使える。
俺も剣士としてそれなりに腕が立つのだが、それよりはるかに腕の立つ超一流の達人の技を振るう事ができる。
その強さはまさに伝説級なのだが『私が剣を振るのは最後の手だ。私の主に相応しいよう剣の腕を磨いてもらいたい』と諭されているので封印中だ。
現在は伝説級の腕前になるために日々、自分の帯剣に音声で修行をつけてもらっている。
「さて、今回は君に頼むよ」
『…わかっタ』
俺が腰のベルトから抜いたのは掌サイズの一本の短剣だ。
長さは柄が握りこぶし一つ分に刃が同じくらいという短剣で、ほんの少し湾曲した刀身は刃までもが墨のように黒く、重心は鋭い切っ先のほうにある。
別名、闇夜の黒猫などと呼ばれ、全体的にスレンダーでほとんど凹凸が無い鍔に猫目石の宝玉が埋め込まれている。
これが伝説の勇者の投擲用の短剣、これもまた知恵をもつ短剣である。
舌足らずな感じの小声で話す言葉数の少ない奴だが、こういう潜入する場合には頼りになる。
秘められた魔法も闇属性で、音を消し去る《無音》に、その刀身が闇に消える《闇行》、空間から光を消し去る《暗幕》などだ。
どう見ても暗殺用で勇者が使ってよいのかとも思うが実際便利なので気にしない。
しかもこの伝説の短剣、意外な事にわりと幼い性格をしてて、冗談などを素直に信じる一面もあったりする。
黒い短剣を握り締めた俺は、姿を消したまま忍び足でゆっくりと洞窟の見張りに近づいていく。
姿は消せても音や匂いは消せないし(マントの使う魔法に音消しもあるのだが二重使用は負担が大きい)それでも勘のいい奴や気配に鋭い凄腕には気が付かれてしまう。
だから今回は少し離れた所まで近づくと、立ち止まって短剣を引っくり返して刃を持つ。
「いくぞ」
『…まかせテ』
俺は腕を勢いよく水平に振り短剣を投げた。
まったく音も立てずに短剣が飛んで、途中で半回転するついでに一人目の首筋を切り裂き、そのまま二人目の喉に突き立つ。
《無音》の魔法の効果で、投げたときの空気を裂く音も、男達の断末魔の悲鳴も、血の吹き出る音も、その体が倒れる音もしない。
投げるために振った俺の腕が一番大きな音だった程だ。
マントの風魔法の所有者の音を消す《無音》と違い、短剣の《無音》は斬り付けた相手の立てる音を吸収する闇魔法なのだ。
俺すげぇ、神業の投擲だろ!と自慢したいところだが、これはもちろん短剣自身が意思によって進路を変えているからである。
え、そんなことは言わなくてもわかってる?
「さすが、頼りになるな」
『…うン…ごほうビ』
「ああ、仕事が終わったらな」
短剣を回収して丁寧に血をぬぐいながら話しかけると、小声でそっけないが微妙に嬉しそうに応えてくれた。
最初の頃は分からなかったが、これは褒められて照れているな。
言葉数が少なく感情を表に出さない分、可愛いんだよな。
『あ、主様!私も頑張って《不可視》を維持してますよ!』
『うむ、私も主の危機に即座に対応できる用意があるぞ?』
「ああ、二人とも頼りにしてるよ」
焦ったように自己主張する声と、自信たっぷりに宣言する声が聞こえてきたので、苦笑しながら声を返す。
「さ、仕事を終わらせようか」
俺は洞窟の内部へと脚を踏み入れた。
261 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:25:30 ID:XfgcFROF
結局、伝説のマントの《不可視》と伝説の短剣の暗殺で盗賊団は全滅した。
背後から近づき喉を裂き、投げた短剣は百発百中、姿を消し息を潜めた俺に背を向けた瞬間に心臓を貫く。
スネェーィク!と俺を称える声が聞こえてきそうな完璧な無音暗殺術で、盗賊団は俺の姿を視認する事無く壊滅しただろう。
まあ、街道で暴れまわってるとはいえ、この勇者(見習い)ナイティ様の相手ではないということか。
え?武器が強すぎ?…武器の性能も実力のうちだ。
伝説の剣は『主の腕を磨く機会が減った』と少し不満そうだった。
あとで《憑依》を使った「サルでもできる!体で覚える伝説の勇者の剣術!地獄編」がありそう…あれをやるとものすごい筋肉痛になるんでイヤなんだが。
後のことは後で考えるとして、俺は今洞窟の奥の一角にきている。
そこはちょっとした部屋のように仕切られていて、盗賊たちが奪った財宝が積まれている。
金貨や宝石といった金品や、商人から奪ったのだろう木箱、酒樽に燻製やハムにソーセージの保存食。
それと、その隣に一まとめにされた武具の山があった。
装飾された高価そうな物から錆でぼろぼろの物、普通に武器屋で売ってるような物まで、盗賊たちが使わなかったものが積まれている。
「あった!これだな」
『うむ、それで間違いない。伝説の盾だ』
俺が手にしたのは綺麗な装飾が施された円形の盾。
中央にはきらきら光を反射するようにカットされたダイアの宝玉が輝いている。
そう、俺がわざわざ盗賊退治なんて引き受けたのは、この伝説の盾のためだ。
伝説の剣は伝説オブ伝説、すべての伝説の武具を発見することのできる《探知》の魔法が使えるのだ。
吟遊詩人が歌う伝説に、勇者が剣を引き抜く、というのがあるのを聞いた事があるだろうか。
つまり、伝説の剣が資質ある者を選び、それに導かれた者が他の伝説の武具を探し当てて、伝説の勇者となるのだ。
伝説の剣こそが全ての伝説の武具を統べる一つの剣、ロードオブ伝説なのである。
「よし、これでまた伝説に一歩近づいたぞ!」
『鼻の下延ばしてる暇があれば、さっさと契約しろ』
『また増えるんですか…はっ、主様のためですから我慢しなくちゃ』
『…むゥ』
苛ついたような拗ねたような声が3つ程あがる。
いかんいかん、だらしの無い顔になっていたか、キリリと引き締めねば。
だが、つい揺るんでしまう顔の筋肉が止められない!
「では早速契約を…我が名はナイティ・ナイン、武具に宿りし精霊よ、我が呼び声に応えよ!」
俺は盾を抱き上げると、その中心の宝玉に口付けた。
無機物に欲情する変態だと思った奴は手を上げろ!しばくぞコラ。
宝玉が輝きを増し、空中を漂う光の粒子となり、やがてそれが集まり人の形となる。
盾を抱いていたはずの俺は、いつの間にか一人の美少女を抱きしめてキスしていた。
『ん…あっ…』
眠りから目覚めたばかりの彼女は、ぼんやりとした目のままで俺のキスに反応している。
鼻に抜ける可愛らしい吐息がくすぐったい。
そのまま舌を伸ばして、彼女の唇をこじあけディープな奴に移行する。
『はっ…んふ…』
ぎこちなく舌を絡めあい、そのままゆっくりと押し倒して…。
『…んあっ!…な、な、なにするのよっ!』
彼女の目が光を取り戻し、俺は勢いよく突き飛ばされた。
262 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:30:26 ID:XfgcFROF
とっくに分かってると思うが、彼女こそが伝説の盾の意思が実体化した姿である。
資質ある者である俺が呼び出さない限り、封印状態で普通の盾と変わらない。
そのため伝説の盾だと気が付かずにただの豪華な盾として、盗賊たちが売却目的で略奪、保管していたのだろう。
「なにって契約だろ。ほら、俺勇者(見習い)だし」
『だ、だからって私の許可も無く進めるんじゃないわよ!』
宝玉と同じく透き通ってキラキラ光を反射する髪を振り乱し、真っ赤になってわめく声が洞窟内にキンキン響いて頭が痛い。
「じゃあ、ヤっていい?」
『な、何いってんのよアンタ!こんな場所でなんて…』
許可というから聞いたのに、真っ赤になって怒鳴ってる。
「じゃあどうしろって言うんだよ」
『それは…その、もっと手順というか、その…』
声がだんだんと尻すぼみになり聞き取れない。
ああ、もうなんだよこの伝説の盾は。
準備万全でいきり立った俺の股間をどうしてくれる!?
『…ン』
伝説の盾と向き合っている俺の袖が、くいくいと引っ張られた。
「なんだ?…んむ…むは…」
『んちゅ…まむ…』
振り向いた俺の唇が小さな唇でふさがれて、短い舌で俺の口内を舐め回してくる。
キスしながら俺の胸にしがみついているのは褐色の肌を持つ小柄な少女だった。
舌を絡めながら、右手で柔らかな黒い癖っ毛を撫でて、その隙間から生えている猫のような三角の耳を擽る。
至近距離で見詰め合う金色の瞳は、普段は縦に長い瞳孔がまん丸に広がっている。
いつの間にか無意識に腰に回していた左手には、嬉しそうに揺れる尻尾がぴしりと当たる。
この子は伝説の短剣が人の姿を取った少女で、服というより黒い布を胸と腰に巻いている。
短剣だからか体も小柄で俺の胸ほどまでしかなく、闇夜の黒猫の名のせいか猫耳猫目に尻尾つきの少女になる。
すでに契約済みだから、戦闘中や移動中でない時間は勝手に人型になって現れるのだ。
ちなみに、あくまでも武器の精霊が実体化だから、元の短剣は腰の鞘に入ったままだ。
『アンタなにやってんのよー!』
『ずるいぞ。私も我慢しているというのに』
『そうですよ!私だってして欲しいのに!』
剣とマントの二人はともかく、何故か盾からもしっかり抗議の声が上がった。
『ぷハ…今日はいっぱい頑張っタ…いっぱいごほうビ』
あー、たしかにそんな約束したな、この猫目でじっと見つめられると弱いんだよなぁ、俺。
俺の目を見つめながら主張した短剣は、俺の腕の中で振り向いて盾を見ながら宣言した。
『…盾がしないなラ…先にすル』
『す、好きにすれば!?私は別にこんなやつどうだって…』
じっと見つめる短剣の純粋な瞳から逃れるように、盾は視線を逸らす。
だがその台詞が半分も終わらないうちに、短剣は再び俺の唇を舐め始める。
短剣は一心不乱で猫まっしぐら、言質を取った瞬間からすでに盾を相手にしていない。
263 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:33:45 ID:XfgcFROF
『では、私も先に貰うとしようか』
『あっ、ずるいです!今日は剣さんよりも私のほうが頑張りましたよ!』
きらきらと輝きを纏いながら剣とマントもその美しい姿を実体化させた。
『ふむ、たしかに。では先に譲ろう…構わないか?』
『勝手にしなさいよ!私はして欲しいなんて思ってないんだから!』
剣がちらりと盾を見ながら尋ね、盾が即座に怒鳴り返す。
なんだか俺抜きで勝手に話しがまとまってるんだがいいのか?と思いつつ投剣の薄い胸を揉むというより撫でる。
まあ俺の腕の中の短剣が布越しにぐりぐりと体全体を擦り付けてくるので正直もう余裕が無いし、このまま流されていっちゃうか。
小さな体を押し倒して、体に巻かれた布をくるくると剥ぎ取る。
準備は…万全のようだな、薄い胸の頂はしっかりと硬くなって、無毛の股間は熱く濡れて蒸れている。
「よし、じゃあいくぞ」
『ン…んあ、ああ…ああああア!』
いきなり小さな亀裂に突込むと、それを小さな体でしっかりと受け止めて悦びの声を上げる。
はやくも一度登りつめてしまったようだ。
口の端から流れ落ちる唾液を舐め取りながら、さらに激しく攻め立てる。
短剣は四肢を絡めて全身で抱きついて、さらに一段ときつく俺のモノを締め付けてきた。
『はァ…んン…んああああああア!』
「く、出すぞ」
ガリガリッ。
普段小さな声しかださない短剣が達する声を堪能しながら、たっぷりと精を流し込む。
可愛くいった彼女にもう一度キスして、満足感あふれる余韻に浸る。
喘ぎ声の合間に何度も肩に歯型を付けられ、絶頂の時に背中を激しく削られたが気にしない。
戦闘中より生傷が絶えないのだが、男には耐えねばならんときもある、ちょっと風呂嫌いになりそうだが。
264 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:34:49 ID:XfgcFROF
『短剣、独占は良くないぞ』
そう言いながら剣が俺に体を押し付けてくる。
剣の人間の姿は金髪碧眼で、長い髪をポニーテールにした正統派の美人だ。
長身で鍛えられ引き締まった体だが、出る所は出て女性らしい見事なスタイルをしている。
人前で姿を現すときは女騎士といった軽鎧を装備しているが、今は鎧下に着るアンダーウェアのみの姿だ。
この下着は鎧の稼動部に皮膚を挟むのを防ぐ、太陽光で加熱した金属が皮膚を焼くのを遮る、攻撃を受けた際の衝撃を緩和する、という実用一点張りのものだ。
機能性重視の厚い生地で作られた素っ気無いデザインだが、それが抜群のスタイルをさらに引き立てるコントラストになっている。
『だ、だメ…まだ…たりなイ』
短剣は顔を上気させ、猫目を潤ませながら剣に抗議する。
彼女たちは魔力が減少すると、精を求めて性的欲求不満になってしまう。
今日は盗賊たちを全て短剣で片付けたから、それだけ飢えにも似た渇望が強くなっているのだろう。
『承知している。少し手伝うだけだ』
剣はそう言って短剣と繋がったままの俺を押し倒して騎乗位に動かす。
野暮な下着を脱ぎ去り、豊かな胸を投剣の背後に押し付けてぴったりと抱きついた。
『さあ、気が済むまでいくといい』
剣は投剣の背後から猫耳に息を吹きかけながら手を胸や股間に這わせる。
短剣は一際大きく喘ぎ、股間の締め付けがぎゅっと強くなる。
おーい剣さん、あまり短剣をいじめるなよ。
たぶん俺の傷の心配もあるんだろう、こういう剣の気配りには非常に助かっている。
『主様は私が手伝いますね』
そしてマントが仰向けの俺の上に華奢な細い体を乗せて、大きく柔らかい胸を押し付けてくる。
エルフのマントとも呼ばれる彼女は、エルフのように尖った三角の耳をしている。
新緑の草木を思わせる緑色の髪は腰よりも長くマントのように広がり、青い瞳は森の中の泉のようだ。
彼女は普段はゆったりとした草木染の黄緑色をしたローブ姿だが、今はレースのネグリジェが彼女の体を透かして見せている。
隠してるのに隙間から見えるのが非常にエロい。
俺の胸板でつぶれて形を変える乳房を感じながら、口付けを交しあう。
深いキスでなく啄ばむように短く、音を立てて唇の感触を楽しむ。
その間も短剣は体を弄ばれており、剣に背後から拘束されて激しく揺り動かされている。
「今日も激しくなりそうだな」
俺は短剣の熱さを体の中心で感じながら、剣が作り出す波の心地よい揺れに身を任せ、強く抱きしめたマントの大きな胸に顔をうずめた。
265 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:37:42 ID:XfgcFROF
*****
『ああっ!主様っ!私もう、もう!』
「ああ、いっていいぞ!」
『あ、ああ、あん、ああああ!』
腰の揺れに合わせて声が途切れて踊り、大きな胸が躍動する。
仰向けで喘ぐ彼女の体の下で、長い髪がまるで草原のように広がっている。
2回目の精をマントの華奢な体を折れそうなほどに抱きしめて、その最奥に放出する。
十二分に満足したのか、マントはぐったりとしたまま小さな寝息を立て始めた。
その隣には、あれから計3回ほど注ぎ込まれてお腹一杯という短剣が、いろいろな液でぐちゃぐちゃの下半身を晒したまま眠っている。
剣は先ほどまで俺と一緒にマントの体を攻め立てていて全身を火照らせている。
「さて、あとは剣か」
『いや、その前にだ』
彼女はずっとサポートに回っていて、未だに達していないはずだ。
すでに体の興奮は最高潮のはずなのだが、それでも洞窟の片隅に居るもう一人を見た。
そう、もともと今日の目的であったはずの伝説の盾である。
首筋まで真っ赤に染まった顔で、視線を逸らすたびに二つに結んだガラス細工のように透明な髪が銀色に輝きながら揺れる。
貴族の令嬢のような豪華な服で、俺が見た瞬間にぱっと手を背後に隠す。
おいおい、その前は手をどこにやってたのかな?
胸あたりに皺がくっきりと残ってるし、スカートの前あたりが湿って変色してるんだが。
『な、なによ』
『それでいいのか?』
『す、好きにすればいいじゃない!』
『ふむ。私が先で本当にいいのか?いくら主が豪の者とはいえ、あと1回程で限界』
え、たしかにきついといえばきついが、別に限度というわけじゃ。
そう声に出そうとした寸前に剣の物言いたげにじっと見つめる瞳と、あからさまに狼狽しだした盾の姿にピンときた。
「うーん、たしかにもう一回くらいが限度だなぁ」
『そうであろう。では主よ、先に私を抱いてくれるか』
『え…あ…』
「そうだなぁ、でも今日の目的を果たしてないしなぁ」
『しかし、本人にその気が無いのであれば致し方ないであろう?』
『う…その…』
「そうかー、無理矢理するのは駄目だし仕方ないか」
剣と俺は二人でわざとらしくちらちらと盾の方を見ながら会話する。
『ま・・待ちなさいよ』
それに追い詰められたのか、ついにこれまで不動だった盾が動いた。
『どうしてもって言うなら、その。け、契約してあげてもいいわよ』
「…いやぁ、無理強いはできないよ。契約ってのはお互いの合意だし」
『い、嫌って言ってるわけじゃないのよ。だから、その…』
あさっての方向を見ながらぼそぼそと話す盾を、俺はついついさらに焦らしてしまった。
う−ん、なんかこういじめてみたいという欲求が湧き上がってしまう。
忠義を尽くしてくれる剣に、真面目なマント、素直な短剣だから、いつもストレートだったからな。
こんなサド気が自分の中にあったとは新発見だ。
266 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:40:12 ID:XfgcFROF
『主よ、その辺りで許してやれ。先に彼女を…』
「う…そうだな。盾、お前を抱くぞ、いいな」
『…うん』
思いの他素直な承諾に、反射的に飛び掛って押し倒す。
涙目の盾を押し倒した俺の息子は、いつのまにかギンギンに復活していた。
『ちょ、ちょっと、やめなさいよ!急になにを…』
「なんだ、やめていいのか?」
俺が意地悪く尋ねて動きを止めて見せただけで、彼女はすぐに大人しくなる。
俺の両手は盾の両手首を掴んで拘束し、口で彼女の顔や胸を蹂躙する。
嫌がるように体を捩る仕草や抗議の声さえも、それは抵抗ではなく劣情を掻き立てるスパイスに過ぎない。
ええい、服が邪魔だ。
『きゃああ!な、何するのよ!』
隣で控えている剣に目で合図をすると、盾の胸元から一気に下腹部まで服を引きちぎった。
さすが相棒、一番付き合いが長いだけあって心得てるな。
裂け目から覗く乳房を貪り、舐めまわし、その頂点に噛み付く。
ほどよい大きさの瑞々しい双丘の弾力を口中で味わう。
『いたっ!噛んじゃだめっ!』
そんな悲鳴にも耳を貸さず、股を割り両足の間に腰を入れ、悶える女を押さえつける。
胸を思う存分に楽しんで、拘束した彼女の両手を持ち上げて、剣を見る。
すかさず剣は、俺に代わって盾の手首を掴んで拘束する。
俺は盾の体を裏返し、膝を立たせて這わせると、スカートを腰までめくり上げる。
『な、なにする気よ』
膝をついて尻を突き出し濡れた下着が目の前に晒される。
盾は必死でもがこうとしているが、両腕は剣に拘束されて、腰は俺ががっちりと掴んでいる。
そのまま純白の下着をべろりと膝上まで引き下ろして、自分の股間の物を割れ目に押し付ける。
自分で慰めた結果か、それともこの仕打ちに興奮したのか、湯気が立ちそうなまでに熱く濡れて解れている。
『あああ、入っちゃうう!』
ゆっくりと腰を突き出すと、彼女の背がびくりと震えて、その後はぴくりともせずに俺を素直に受け入れていく。
俺は彼女の背に覆いかぶさるように密着して、胸を握りつぶすかのように掴み、その先を指先で押しつぶす。
そのまま後ろから獣のように激しく揺さぶり続け、それは二人が果てるまで止まらなかった。
267 :
勇者九十九:2007/06/16(土) 23:41:58 ID:XfgcFROF
『あああ、いくっ、いっちゃううう!』
それから欲望の赴くままに存分に犯した。
バックから二人同時に達した後、押し倒して口付けしながら優しく正常位で一回、そのまま抱きかかえ密着して対面座位で濃厚に一回。
さらに騎乗位で激しく突上げて、今はぐったりと抱き合いながら横になって熱したガラス細工のように互いに絡み合いながら溶けている。
疲れ果てぼんやりした意識の中で抱きしめた盾の温もりが離れていくのに気づいた。
人肌恋しくて手を伸ばすと、指先が温かい温もりを捕らえ、逆にがっちりと掴まれて抱きしめられた。
あれ?目を開けると爽やかな笑みを浮かべた伝説の剣が美しい体で迫っていた。
騎乗位というより、これはマウントポジションですか!?
押し退けられた盾は隣で熱に浮かされたような表情で、力なくごろりと倒れている。
『さて、次は私の番だな』
「ゑ、ナニヲオッシャルノデスカ!?」
『そういう約束だっただろう。先に、と』
ちょ、ま。たしかに上のほうでそう言ってますが。
「もう体力的にも限界なんですけど」
『そんな軟弱な男に我が主は務まらんぞ』
そういうと伝説の剣は濃厚に口付けしてきた。
鼻腔を極上の女の香りが擽り、体の前面に鍛え上げられた肢体が押し付けられる。
体力的にもう限界のはずなのに、伝説の剣の美貌の威力は凄まじく伝説の不死鳥のように俺の股間が蘇った。
ていうかむしろ、蝋燭の最後の輝き?
『さあ、いくぞ』
「あああ!や、やめてぇぇぇ!」
極上の美酒に酔ったかのような喜悦の笑みを浮かべて腰を振り続ける伝説の剣を見上げながら、俺の意識は快楽の荒波に飲み込まれて途絶えた。
勇者(見習い)ナイティ・ナイン。
こうして未熟な彼は今日もまた死線の上を彷徨い続ける。
勇者として一人前になり、伝説の剣を使いこなせる日は遥か遠い。
THE END
これがリアル投下の威力かっ…GJ
269 :
255:2007/06/16(土) 23:51:29 ID:XfgcFROF
以上です。
前スレ
>>912のネタも拝借しました。
剣をまとめ役にしたらマントが委員長ぽく無くなってしまったのが無念。
鎧と兜と篭手は需要があれば。
連投失礼しました。
GJ!
まさに俺的ストライクゾーンど真ん中。
こんなゲームが出たら買っちゃうよ!
続きも是非。期待してます。
271 :
255:2007/06/16(土) 23:55:36 ID:XfgcFROF
って再びアンカミス。マント委員長は前スレ
>>918でした。打つ出し脳
GJ!
頑張れ、ナイティ・ナイン!
残りの伝説のアイテムが勇者を待っているぞ!
作者様、頑張って下さいませ。
主砲を起っきさせて待ってます。
273 :
255:2007/06/17(日) 01:00:20 ID:lu0QQ38w
レスありがとう、初だったんでGJもらえてガクブルが止まった。
続き書けたら投下する。
続きの兜と鎧も追加した話の予定だが、旅立ち編で剣と一対一ってのもあるんだが需要ある?
ハーレムスレだから後回ししたネタなんだが。
>255さん
>続きの兜と鎧も追加した話の予定だが、旅立ち編で剣と一対一ってのもあるんだが需要ある?
お願いします。
ハーレムの第一歩をw
そりゃもう是非。
ハーレムの道も最初の一人からとエロい人も仰っている。
GJ!
WIZ好きにはたまらんw
あえて言おう、GJであると!
ナイティ・ナインとか某お笑いコンビを思い出してしまう
長剣と盾、短剣にマント、鎧兜と来たら後はランスとか馬具とかベルトかな?
フタナリだけど三叉鉾とか。
漢字嫁
伝説じゃない武具が、何らかの拍子に意識を持ってしまい、結果的に勇者様に仕えるってシチュもみてみたい。
九十九一って今どうしてるんだろう?
彼もお笑いだが。
ああ、もう!
GJとしか言えないじゃないか!
GJGJGJGJGJGJ!!!
>>252だが、俺がひねり出したのとは比べものにならんぐらい良いぜw
285 :
前スレ918:2007/06/18(月) 01:38:14 ID:8Q6c50eZ
>>271 た、確かにオレは委員長系のマジックマントも加えてくれと言った……
しかし! なんでアンタはオレの最萌えがエルフ娘(エルフ耳娘含む)だって事を知っているんだ!?
>>281 初物か…やはりかつての伝説の勇者を超えると言う意味で新たな伝説の武具(+付録の伝説)も幾つかは生み出してほしいところだなぁ
何かかつての勇者に時代には無かったような道具だったりすると更にいいんだけど、時代設定的にはどうなんだろう?特に銃火器とか
火縄銃ぐらいは…
>>286 それだったら、最近になってから交流が始まった異国の武器程度でも良いんじゃないか?
西洋風ファンタジー世界だったら、東洋の武器でも十分“以前”には無かった道具になるぞ。
銃火器が新出なら、それに合わせて構造が改良された鎧一式も新出となって一挙両得と申したか。
>>287 東洋から伝わった、”手裏剣”や”太刀”は如何か。
…精霊さんは黒髪の忍者娘と女剣士(和風)だなw ベタだけどw
ブーツが抜けてる。
籠手とそれぞれ2人ずついると。
いままでの勇者は腎虚で集めきれなかった、というのがオチかもしれん。
長距離の飛び道具が抜けてるから弓かクロスボウ
あるいは勇者が魔法を使えるようになるロッドとか
地味に索敵などのマジックアイテムのメガネとかな
ハルバードなんかも発明されるのに時間があるな
>>290 篭手は双子のシチュエーションでいいかな。
でもブーツは臭うイメージが・・・。
そこは篭手は類を見ない臭いフェチということで
アレだ、船などの移動手段である乗り物はどうだろう?
オートで動く乗り物って滅茶便利だし大砲とか装備されてたら戦場によってはかなり強力無比。
昔の勇者の時代には想像すらされてなかった便利臭い最新式なものを、いっそ戦艦Lvで。
つか複合体臭いからもーあちこちで初穂済み。
つ【魔法の護符】
えー、今のシャレが面白い所は、吐血したときの『ゴフッ!』を、『護符(ごふ)』に引っ掛けたところにありましてー、
どうだ、解説されると恥ずかしいだろう?
>>297
>>297 ゴフゴフって咳すんのか。ブン殴るぞ。
長剣、短剣、マント、盾、鎧、兜、籠手が今のところ確定してるんだよな?
このスレで出たのが、馬上槍、馬具、ベルト、三叉鉾、火器、手裏剣、太刀、ブーツ、弓、クロスボウ、ロッド、ゴーグル、ハルバード、乗り物、護符、くらいか。
俺が思いつく限り出てないのが、斧、鎌、大槌、ピック、メイス、モーニングスター、ブーメラン、スリングベルト、ウィップ、変則的な物で、ナックルや鉄扇みたいな暗器とかか。
300 :
299:2007/06/18(月) 16:52:38 ID:Zi/gKbVl
やべっ。リロ忘れてた。
>>299の最初の二行は無視してくれ。
あと追加で、鋼線とノコギリとガンブレードも。
伝説の下着(笑)
魔法の絨毯
馬鹿には見えない服
勇者九十九に触発されて、勝手に次世代話を書いて見たんだけど
投下しても良いかな?
どうぞ。
3/1
「とうとうこの日が来たんだねぇ、まだまだ子供だと思っていたのに、早いもんだよ」
そう言って母さんは俺を抱きしめる。
「本当だったら、宝物集めの旅なんて、百歳ぐらいで出るモンなのにねぇ……」
……自己紹介しよう、俺の名はハンドレット、元人間と竜の間に生まれた半竜だ。
親父は“精霊憑き”の強力なマジックアイテムを集め過ぎた所為で、人間から竜に為っちまったつわもので、
母さんは人形体だと、燃える様な赤髪、青と黄色のオッドアイの赤竜。
……ちなみに俺は親父に似て外見的には地味らしい。
まだ20年も生きていない上、人間体がデフォルトの俺が宝物集めの旅、
人間で言う武者修行に出る決意をしたのには訳がある、
母さんの姉さんの娘さん、つまり俺の従姉妹の双子の所為だ。
俺はあの二人に会う度に文字通り死んでる、癒しの力を持つ、ワンド母さんがいなけりゃ
完璧に死んでた。
3/2
竜姉は黙ってりゃ、深窓の令嬢って感じの美少女なんだが、
会ったその日に俺を殴り殺してくれた。
“母さん達”は口を揃えて“あの娘もアンタの事が好きだから照れ隠しだよ”と言ってるけど、
照れ隠しで殺されたんじゃ、堪ったもんじゃない。
あー言うのを“つんでれ”と呼ぶんだったか?
……同じ“つんでれ”の盾母さんと親父の関係を、俺と竜姉に当てはめると、俺は一日に二三回は死ぬんだが……
竜妹は竜妹で、美少女なんだが極端にドジで、よく何も無い所でつまづいて転ぶ、
壊れ物を持ってたりすると、十中八九転ぶ。
竜姉が俺を殴り殺した翌日に、お詫びの品として大量の食材を持って来てくれたのは良いけどさ……
竜妹がこけた所為で、その食材の下敷きになった俺は竜生二回目の死を経験した。
……“どじっこ”と言うんだったか?
不確定要素が多すぎてある意味、姉以上に怖い、俺が一日に何回死ねばいいのか判らん。
3/3
それにワンド母さんが同じ生き物を蘇生出来るのは七回までで、俺はとうの昔にその七回を使い切ってる。
一刻も早く竜体に変身出来る様になるか、竜殺しの人間並みにならないと、今度こそ完全に死ぬ。
仮に他の方法で生き返れるとしても、死ぬ時はそれこそ“死ぬほど痛い”が、
生き返る時も死ぬ時と同じぐらい痛いのだ、これ以上死ぬのは真っ平御免だ。
それに死んだら、死にたくない一心で剣母さんの
“出来なきゃ氏ね! 身体に染み込ます勇者の剣技! 地獄の特訓!”シリーズに耐えた意味が無くなる。
……そんな訳で伝説や魔法と関係ない普通の装備で身を固めた俺は、
九十九個の魔法の道具と一匹の竜のハーレムを作った偉大な親父
ナイティ・ナインに見送られ旅に出たのだった。
つ づ か な い
以上、まとまりが文章の上、エロがなくて本当にスマン。
……あと、こいつも当然ハーレム作るよ?
古来ドラゴンは財宝を集めるもんです。
生贄が捧げられる。
冒険者がやってくる。
王女をさらう。
もちろん竜族の許婚とか。
給料分! 給料分!
ガンホー! ガンホー! ガンホー!
えーい、思わずおなじメーカーの学園の精霊だかから
何か伝説の建物だの土地だのの入手を考えちゃったけど
伝説の城だかとかってどっちかってと魔王の領分だし
あ、魔王から奪えばいいのか
いや、魔王(女)ごとモノにすればいいのか
まあ、そういう建物とか手に入れたらRPGじゃなくSLG展開になりそうだけど
ロープは地味に重要だぞ。
現代が舞台のTRPGで大活躍しちゃった事もあるし。
ちなみに僕は馬具を提案した者だが、
ただ馬具じゃなく、手綱に轡に鐙に鞍といっぱい居て、後に正妻になる竜を縄化粧するのですよ。
……という事で、火縄銃の相方の火薬入れを提案します。
【何故、素直に財布と言わないか】
普通に馬でいいんじゃない?西遊記でも、馬が人になったし。
慶次にしろ、関羽にしろラオウにしても名のある馬に乗ってるから
>>295 ヘラクレスの栄光みたく、外洋にも出られるのに持ち運び可能な船とかならお持ち帰り可能だな。
……大風呂敷を広げると収拾がつかなくなって、途中で投げ出すはめになるので
最初は3〜5人くらいにしておいたほうがいいと思うよ
319 :
304:2007/06/18(月) 22:03:50 ID:8Q6c50eZ
“ゲート・オブ・ハーレム”なる単語を思いついた俺は月厨だな……
呼ぶと後ろの空間からアイテムが飛び出してくるんだ。
上で書いた次世代ハーレムのヒロインは、アイテム娘ズ+アイテム外娘で
アイテム外は
双子竜姉妹、姉:意地っ張り系ツンデレ 妹:癒し系ドジッ娘、姉妹そろってうっかりさん。
ちなみに主人公をキルした回数は姉4、妹3、あくまでも不慮の事故。
ババァ口調ロリエルフ、実年齢不明
素直クールなオートマータ娘
主人公を自分の騎竜にすべく付け狙う女騎士、勝気系ツンデレ
と言う事で一つ。
ここは一つ、印籠を加えてはくれまいか。
一気に和風になるのはなぜだらう?
和風ならフンドシがいいと思うんだ・・・
322 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:30:36 ID:F2TtVCmi
和風の基本は、袈裟だろうが袈裟。
>>320 それならいっその事、和風で統一した方が。大刀に脇差、印籠に鉄扇等々。
由美かおるは武器扱いでおk?
ついに時代は有機物から無機物へ
>316
あれは、本来竜なのが、馬や人に変わったんだ。
これ以上は人外スレに行きそうになって来た。
人外だろうがロリだろうが金髪だろうが
孕ませだろうがMCだろうが二次創作だろうが――
ハーレムでありさえすれば私は一向に構わん!
>>323 それなら新しく武士娘(普通に人間)入れた方がよくないか?家宝の装具で全部覚醒はしてるけど、エロイ言葉で娘を翻弄するお姉さんS
押入れから懐かしいDVDが出てきたんでそれをネタにちょっと書いてみた。
書くのが約一年振り+2chに投稿は初めてなんで、見難いと思う。
それじゃ、投下後に後悔しそうだけど逝ってみようかww
「ご主人様!!奴隷の調教ビデオができました!!」
と、そんな感じで意気揚々と俺…沢木省吾の部屋に突撃してきたのは俺の恋人である自称、ご主人様の雌奴隷1号エリカだ。
驚く俺を無視してエリカは持ってきたDVDを早速デッキに挿入すると再生ボタンを押した。
映像はローアングルから始まっていた。
場所はエリカの家の庭か?あそこなら広いし。
そして足元から段々と上がっていく。八本の脚、つーことは四人か?
股間の辺りで一旦停止…って一番右、パイパン&タテスジはまずいんじゃないのか?
股間から上はことさらゆっくりと進んでいった。途中、ヘソや胸の辺りで止まってズーム。
それぞれに個性があってかなりエロい。
股間のアレがいきり立つ位にエロかった。
そこから、更に上へと上がる。四人の顔が見えた。
余りにも意外な面子に俺は言葉を失った。
流石にこれは予想外だ。
俺的女性の友人ランキングトップ3+日頃から俺の事を嫌いだと公言している女が一同を会しているとは神でもない限りは解らないだろう。
当然の如く驚いている俺を無視して画像は進んでいく。
画面の中にエリカが入ってくる。
って何故にアメリカンライクな軍服を着ているんだよ!?
カーキ色の軍服を着たエリカが重々しく口を開く。
「Ladies.do you love master?
"小娘ども!ご主人様を愛しているか?"」
海兵隊口調だった。
「Semper fi! Do or die! Love! Love! Love!
"生涯忠誠! 命の限り! 愛! 愛! 愛!"」
返事する方もノリノリだ。
「What makes the bust grow?
"胸を育てるのはなんだ?"」
「sperm! sperm! sperm!
"精液! 精液! 精液!"」
「What do we do for a living,ladies?
"私達のするべきことは何だ!お嬢様?"」
「 Sex! Sex! Sex!
"セックス! セックス! セックス!"」
「Bullshit! say with all one's Love!!
"ふざけるな! 愛を込めろ!!"」
「make love!! make love!! make love!!
"セックス!! セックス!! セックス!!"」
そこであまりにも意味不明すぎる掛け合いが終了した。
その後も徹底的に謎のビデオだった。
ブルマーでマラソンをやったり、座学で俺の弱点や好きな体位へのレクチャーをしたりと最早コメディーとしか思えない展開ばかりだった。
「ご主人様。如何でしたか?」
エリカが期待した目で俺を見てくる。
その期待に負けて、俺は
「取り敢えず、海兵隊はやめような」
"エロくない"という本音を隠した感想を言うだけに留まった。
挨拶のシーンだけは我慢できなくなって一発抜いて貰ったしな。
333 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:38:41 ID:AW/x9IgL
以上、1レスでした。
吊ってくるわorz
GJ!wwwwww是非続きをwwwwwww
GJ!!wwwwwww
朝食噴いちまったぜwwwwwww
ところで誰が撮影してたのか気になるんだけど……
ハートマンならぬハーレムマン軍曹か。
>>304 GJです。99が竜になるのいいw
もう勝手にガンガン続き書いちゃってください。
>>332 GJ噴いた。まさかそのネタをエロパロで見られるとはw
全5話で脳内補完できたんで鳥つけました。よろしく。
武具ネタ盛り上がってて楽しいが、展開バレしそうで怖いw
脳内覗いてるんじゃないかと思うレスがあるよ。
続きは近日中に投下できると思う。
勇者九十九の続きとても楽しみにしてます。
伝説の武具シリーズで鍛え上げた性技で純心無垢なお姫様を開発とかもやってほしいな。
ところで、普通の武具を伝説の武具に覚醒させるんじゃなく、伝説の鍛冶道具シリーズや
伝説の裁縫道具シリーズなどで新しい伝説の武具を創造するってのはどうだろ?
これだとその武具に娘属性も付加できると思うんだが。
素材の組み合わせ次第で色んな(萌え)属性を付加でき、最終的には己の理想の武具(娘)
を作成。
各種精霊魔法を使うため精霊(もちろん♀)達を常に従えておくのも良いな
水筒の中にウンディーネとか・・・
>339
妄想はいいが要望は自重しようぜ、書き手さんには自由にやってほしいしね。
>>340 割と、精霊使いみたいなシチュエーションってスタンダードだと思うんだけどそんなに見た記憶無いんだよなあ。
主人公の精液が精霊にとってのものすごいエネルギー源とか美味しいご馳走で、使役する度におねだりされるとかさ。
ポケ○ン・ハーレム
>>342 pipi リレー ファンタジー 「召喚師」
ミルクハーレム更新
あれ?翠微亭ってなくなってる!?
お気に入りだったのに保存してねえ・・・orz
>>346 なんか鯖毎落ちてるな
つかglobetown.netってレンタ鯖板での噂通り終了したのかあ、残念。
「X,Y,Zで最後の事件」もだけど「翠微亭」にしても惜しいページが逝ったもんだ
続きできました。投下します。
349 :
とくめー:2007/06/20(水) 20:59:40 ID:fY0KUFTZ
速攻保存準備OK、カモン!
勇者九十九・常闇の大森林編
「くそ、きりがないぞ!」
木陰からわらわらと沸いてくる、子供ほどの大きさの人影たち。
粘土で作った人の顔を床に落としたかのような潰れた醜い顔、乾いてひび割れた泥のような荒れた肌。
大陸のどこにでも生息しているモンスター、ゴブリンである。
俺の名はナイティ・ナイン。伝説の勇者…となるべく修行中の戦士である。
昼だというのに暗く深い森の中で、俺はゴブリンどもを相手に奮戦していた。
今日はこの常闇の大森林と呼ばれる、まともな人なら近寄らないモンスターの巣として有名な森にきている。
俺が剣を振るたびにゴブリンが倒れていくのだが、それと同じ数が沸いてくるのだ。
一人前の戦士である俺にとってゴブリンはザコで、苦戦はしないがいい加減にうんざりして来た。
『主よ、焦るな。落ち着け』
「お、おう。そうだな」
落ち着いた声をかけてくるのは右手に握る伝説の剣だ。
澄んだハスキーボイスが心に染み込み、俺の頭が冷静さを取り戻していく。
別名、光の剣とも呼ばれ、すぱすぱと殆ど抵抗無くゴブリンどもを切り捨てていく。
はっきりいってゴブリン相手に使うのがもったいないほどの威力だ。
ゴブリンどもの動きは野生のサル程度だ。
群れで連携を取り道具を使う程度の知恵もあり、ちんけな武具で武装し、離れた奴は投石や弓矢で攻撃してくる。
もっとも、そんな貧相な飛び道具は利かないが。
『そんな攻撃では私の《風の鎧》は貫けませんよ!』
小石や矢は、俺の周囲で不自然に軌道を曲げて逸れていく。
声を出したのは俺が羽織っている伝説のマントである。
マントが使った恒常型の防御魔法《風の鎧》の効果持続中は、こんな飛び道具は完全に無効化できる。
目の前のゴブリンだけを相手すればいいので、囲まれた状況では心強い。
『おかしいな』
「なにがだ?」
伝説の剣の呟きに、俺はゴブリンたちを圧倒しながら応えた。
『ゴブリンは臆病なものだ。これだけの力を見せ付ければ逃げ出すものなのだ』
「ああ、そういえばそうだな。この森が奴らの巣だから必死なんじゃないか?」
『わからん。こやつらを操る上位者がいるかもしれん』
誰かに命令されて俺たちの邪魔をしているってことか。
野生の獣は面子やプライドを気にせずに、勝ち目が無いときはさっさと逃げるからな。
『警告、右前方距離50に高魔力反応。魔矢による狙撃と予想されます。マスター、防御を!』
「なにっ。頼むっ、盾!」
『まっかせなさいっ!』
冷静な早口ではきはきと告げられる物騒な内容に、左手の盾を右側に掲げる。
『《斥力盾》!我が主に仇なす力を退けよ!』
威勢のいい声と共に、左手の円形盾の前の景色が透明なガラス越しのようにわずかに歪む。
その直後、高速で飛来した矢が落雷のような轟音と魔力の光を撒き散らしながら歪みに衝突して弾け飛ぶ。
おそらく《風の鎧》の防御力だけでは、防ぎきれないだろう。
「うぉ、なんて威力だ」
『ふふん、まあ私のガード程じゃないけどね』
左手の盾が自慢げに勝ち誇る。
この伝説の盾は《斥力》の属性を持ち、力に反発する魔力の障壁を作り出し如何なる攻撃をも退ける。
剣や弓矢といった直接物理攻撃は勿論、魔法さえも弾き飛ばし、さらには不定形の雷や炎さえも遮断する。
「ああ、助かったよ」
『べ、別にアンタのためじゃないわよ!そう、使用者に怪我なんてされたら伝説の盾の名に傷がつくからよ!《風の鎧》だけだったら大怪我だもんね!』
『な!あなたの《斥力盾》は一秒も持続しない燃費の悪さじゃないですか!私の《風の鎧》はもぷう一時間以上も主様を守護し続けているのですよ!』
「あーあ、二人とも喧嘩はやめて」
性格の不一致からか、この盾とマントの二人は口喧嘩が多い。
盾が照れ隠しに憎まれ口をたたき、真面目なマントはそれを流せずいちいち反論するんだ。
絶大な防御力を誇るが瞬間的にしか維持できない《斥力の盾》と、長時間持続するが一定以上の力は防げない《風の鎧》。
どちらも一長一短で、状況にあわせて使ってるから、両方とも必要なんだけどな。
『狙撃主の位置は補足できたか?』
『ロストしました。射撃直後に気配を消し樹上を高速で移動していると思われます』
『そうか、障害物が多すぎるか』
『肯定です。この森の中では射撃直前まで補足は困難です』
背中と左手の間ですっかり日常茶飯事となった伝説の戦いが繰り広げられる中、冷静に戦況分析する二つの冷静な声がある。
一つは右手の伝説の剣、そしてもう一つが俺の頭を覆う伝説の兜だ。
兜の額部分には宝玉が嵌め込まれており、まるで目玉のようにも見える。
別名もズバリ三眼の兜、第三の眼を持つ者は全てを捉えあらゆる事象を見通すという伝説を象ったものだ。
索敵能力に特化し、生体反応や魔力反応を捕らえる高性能な知恵ある兜だ。
例え俺が眠っているときでさえ周囲を警戒してくれて、手に入れて以来野営の時でも安心して熟睡できるようになった。
ちなみに温度差を色で見分ける《温度視覚》、望遠鏡のような《視力拡大》、物質を透かして見る《透過視》という様々な視力を所有者に付与する魔法も使える。
もちろん俺は大都市で《透過視》を使うように頼んだのだが、なんと兜は何の疑問も挟まずにすんなりと魔法をかけてくれた。
男の夢と浪漫を具現化したすばらしい性能を存分に堪能しようとしたのだが、剣には本気で呆れられ、マントには涙目で説教され、盾には罵詈雑言と共に軽蔑され、短剣にはそんなに見たいのならと服を脱がれた。
非常に情けなくひたすら謝り倒した後、世間知らずで一般常識のが無い兜を矯正しようと奮闘しているが未だ効果は無い。
まあその話はおいといて、常に冷静沈着で情報収集と報告をこなす兜と、優秀な武人である剣とのコンビネーションは抜群だ。
兜が情報官で剣が司令官という完璧なホットラインが形成されている。
え、おれ?司令官の命令を疑うことなく遂行する実行部隊だな。
情報や判断が間違っていれば、真っ先にその命を散らすってとこだ。
「あの射手がこのゴブリンどもに命令してるってことか」
『うむ。雑魚で足止めし、遠距離から狙撃。単純だが厄介だ』
そう思って改めてゴブリンどもをよく見れば、その表情は必死だ。
戦って死ぬのも怖いが、逃げればもっと恐ろしいことが待っているという追い詰められた顔だろう。
ちぇ、なんだかやりにくいなぁ。
「どうする?」
『そうだな。一撃を防御、次弾がくるまでの隙に制圧というのが定石だな』
「よし、それでいこう」
これほど強力な魔矢ならば溜めも大きいはずだから、距離を詰めての接近戦に持ち込めば負けないだろう。
即座に対応できるように腰を落として狙撃に備える。
『魔力反応感知』
「盾、準備はいいか?」
『もっちろんよ!方向は?』
『左方向、距離50』
兜の声に従い再び盾を掲げる。
轟音と衝撃、先ほどと同じように《斥力盾》が矢を防ぐ。
よし、このまま一気に反撃をと駆け出そうとした時、珍しく焦ったように兜が叫んだ。
『目標に高魔力反応!次弾きます!』
「なに!」
『連射だと!?』
あの威力の魔矢には溜めがかかるという常識的な判断によって意表をつかれた。
矢の形は速さのあまりにぼやけて影しか見えなかっが、勘任せで剣を叩きつける。
一瞬の閃光、そして轟音と共に左脇腹に激痛が走り、脇腹がごっそりと抉られていた。
俺の鎧を紙の様に貫くとはとんでもない威力、この鎧は伝説の鎧…ではなく武具屋で買える鋼の鎧である。
剣で弾いたというより、矢が剣に当たったという感じでぎりぎり軌道をずらすことができた。
さもなければ、間違いなく胸の中央に大穴が開いて心臓が消し飛んでいただろう。
「くぅぅ」
『主様!すぐに手当てを!』
『ご、ごめんなさい…私が防げなかったせいで…』
激痛が走り思わず膝をつく。
マントが動き、傷口に張り付くようにして少しでも出血を抑えようとしている。
普段は勝気な盾の声が弱々しく震えているのが可愛いなぁと、こんな状況でも思ってしまうのは馬鹿な男の性だろうか。
「ふふふ、梃子摺らせてくれたわね」
『ダークエルフか!』
樹上の枝から声をかけてきたのは、エルフのような長い耳と青白い肌を持ち銀色の髪をなびかせている女性のダークエルフだった。
森の妖精といわれるエルフと同じような姿形で、魔法と弓の扱いに長けた高レベルの魔法戦士として知られている種族だ。
その手に持つ黒塗りの弓は銀色に輝く弦が張られ、魔法の力が込められバチバチと雷光を纏う矢をつがえて此方を狙っている。
胸や肩、腰回りを覆う銀色の鎧が放つ青白い輝きが、それが強力な魔法の鎧であると教えてくれる。
「よくやったわね、下がっていいわよ」
ダークエルフの声に従ってゴブリン達はまるで女王を崇める騎士団のように動く。
くそっ、こいつらは恐怖じゃなくて忠誠で従ってたのか、同情して損した。
ゴブリンどもの性別は分からんが、ほぼ確実に同じ男だと確信できた。
あのキツイ眼で鞭の似合いそうなクールビューティーの前にはひれ伏すのが男ってもんだろ?
そこには種の壁を越え男というアニマに記録された共通点があるのだ。え、違う?
「なかなか腕が立つようだったけど、このネリス様の前に現れるとは運が無かったわね」
「いや、貴方のような美女が出迎えてくれたんだ、俺は運が良い」
勝ち誇るダークエルフの美女に対して、俺はにやりと笑って見せた。
「はぁ!」
気合と共に右手の伝説の剣を下から上に振り抜くと、その軌跡にそって光の斬撃が飛翔する。
伝説の剣の持つ魔法の力の一つである《飛剣》で、これは魔力そのものを放出する無詠唱の技術に近い。
剣を振るという行動だけで即座に発動でき、俺が接近戦しかできないと油断している敵の不意をつける非常に便利な技である。
「きゃああ!」
下から上に剣の衝撃波が走ると、ネリスのいる大木が逆唐竹に切り裂かれゆっくりと両側に倒れる。
ネリスはバランスを崩して落下し、物騒な雷光の矢もあさっての方向へ消えていった。
本当に運が良い、この距離は《飛剣》のぎりぎり射程外という距離で、威力は落ちるが大木を斬る程度ならできる。
遠くから弓矢で攻撃されていたら、防戦一方で出血死していただろう。
ネリスが勝利を目前に油断して、のこのこ姿を現したからこそ逆転のチャンスが見えた。
これを逃せば後は無いと、俺は傷付いた体を無理矢理動かし突進する。
「くっ。《雷蛇》よ襲え!その牙で獲物を穿て!」
「甘い!」
地面に落ちたネリスが呪文を唱えると、その指先から雷が発生し蛇のようにうねりながら此方に向かってくる。
俺は速度を落とさず、腰の後ろから短剣を引き抜きそのまま投擲する。
黒塗りの短剣はまっすぐに飛び、それに触れようとした雷蛇の形が崩れて短剣に飲み込まれる。
「何ですって!魔法を打ち消……」
ネリスの台詞は途中で途切れて、パクパクと金魚のように口を動かしている。
ふっ、俺のLVが上がり成長することで、俺の武具たちもまた成長しているのだ。
闇属性の短剣、闇夜の黒猫は魔法さえも打ち消す《吸魔》の力を得て、さらに《消音》の効果範囲も拡大したのだ。
魔法を打ち消し詠唱を妨害するという対魔法使いに絶大な効果を発揮する短刀、魔術師殺しとも呼べるまでに成長している。
魔法を打ち消した短剣は、俺がわざわざ殺さないように柄の方を向けて投げたので…っておい!不自然に半回転して刃を向けてるよ!
「こらっ!殺すな!」
『…ちッ』
仕方ないといった舌打ちが聞こえて、短剣は物理法則を無視してさらに半回転、柄が見事にネリスの額にぶち当たった。
その衝撃で脳を揺らされたネインは、ばたりと倒れて気絶した。
もし俺が止めなかったら見事に額に突き刺さってたな。
純粋だった短剣が汚れてしまったと悲しむべきか、感情豊かに成長していると喜ぶべきか。
ともかく、これで戦闘終了だな。
「あれ…眩暈が…」
倒れたダークエルフの側まで来たとき、急速に体から力が抜けて彼女の横に倒れてしまった。
思ったより出血がひどかったのか、それとも体を動かしたのが悪かったのか、戦闘終了で気が抜けてしまったからか。
はは、こんな所で死ぬのか、やっぱり運が悪かったかな。
『いいや、主よ。やはり貴方は運が良い』
これのどこがだよ?俺の意識は剣の発する意味不明の言葉と共に途切れた。
あれ、俺はなんで生きてるんだ?
『主様!良かった…』
『…ン』
俺の胸にマントと短剣の二人が目に涙を浮かべて縋り付いてくる。
とりあえず二人の頭を撫でて落ち着かせる。
「心配かけたみたいだな」
今の俺の状況は、森の中で仰向けに寝かされて体中が温かく包まれている。
脇腹の傷はまだ痛むが、手当てしてくれたのか出血は無いようだ。
俺の前面にマントと短剣が覆い被さり、後頭部に感じる暖かく柔らかい感触は、人の姿をとった兜が膝枕をしてくれているからのようだ。
兜は髪を短かく肩で揃えた理知的な瞳を持つ美人で、額に眼を図案化した文様を描いている。
無表情で一見感情に乏しいクールビューティーかとも思うが、じつは知識が豊富な割に世間知らずなだけである。
そして俺の下半身、見知らぬ美女が俺の脚に抱きつくように跨って、じゅぶじゅぶと肉棒を舐めていた。
「なっ」
『お目覚めですか〜』
じゅぽんと音をたてながら美女が顔を上げ、波打つ青い髪を揺らしながらにっこりと微笑んだ。
誰だこのナイスバディーの美女は、と困惑していると、すぐ側にいた伝説の剣が言った。
『主よ、紹介しよう。これが伝説の鎧、そして実体化したのが彼女だ』
『はい〜、ご主人様〜。始めまして〜、癒しの鎧です〜』
剣が持っているのは銀の鎧、さっきまでダークエルフのネリスが着ていたものだ。
『あ、ああ。始めまして、よろしくな』
そうか、今回この森に入ったのも伝説の武具の反応があったからだったな。
それが癒しの鎧だとは、どうやら本当に運が良かったみたいだ。
伝説の癒しの鎧といえば強力な治癒能力があり、毒や麻痺といったステータス異常にも強い抵抗を持つという。
勇者が何度倒されても蘇るという伝説はこの鎧を装備していたからだといわれる。
『とりあえず《治癒》で応急処置したんですけど〜、私の魔力も殆ど無くって〜』
「ああ、わかった。それじゃあ俺と契約してくれるか」
『はい〜。よろしくお願いします〜』
おっとりとした口調でにこやかに笑って、なんだか年上のお姉さんみたいだな。
だが、俺の肉棒をしごきながらそんな笑顔を浮かべられるとこっちが照れる。
照れ隠しにこっちから押し倒そうと体を起こす。
「ぐっ、痛たたた」
『駄目ですよ〜ご主人様、安静になさって下さい』
窘められて、逆に押し倒されてしまった。
傷も痛むし、大人しく寝ているか。
『ん、んっ、んっ、気持ち良いですか〜』
「ああ、上手だよ」
鎧は、その大きな胸を肌蹴て俺の一物を包み込み、その先端を舌で舐めている。
柔らかく暖かい感触に包まれて、風呂に入っているかのようにリラックスしていた。
「もういいよ、入れてくれ」
『はい、ご主人様〜。では失礼しますね〜』
俺の指示に素直に従って、腰に跨るとゆっくりと俺の肉棒を飲み込んでいく。
傷に障らないようにか、ゆっくり腰が揺すられて快楽の波が送り込まれてくる。
あー気持ち良い、マッサージのされているような包み込まれる快感で、このままずっとこうしていたい。
『マスター、お手伝いします』
そう冷静な声で告げたのは、伝説の兜だった。
俺の脚を広げてその間に屈みこむと、躊躇なく結合部を舐め、袋を口に含み、穴に舌で抉って刺激してきた。
ぞくりと股間から脳天にまで刺激的な快感が駆け抜ける。
「のわっ!ちょ、兜!お前どこでそんな技覚えた!?」
『はい、マスターが宿のベットの下に保管されていた書籍「超絶テクニック マル秘性感帯」に掲載されていた情報です』
ぐはっ。こっそり購入して隠してたのに、何時の間に読んだんだよ。
微塵も躊躇せずに実行してみせるってのが兜らしいんだが、恥じらいとかないのか。
舐めるだけでは飽き足らず、後ろの穴に兜の指が侵入して俺の体が制御不能に跳ね上がった。
「うお、出るぞっ!」
『ああ!兜さん、指を入れないで〜』
どうやら鎧も兜の洗礼を受けたらしく、肉壷が痛いくらいに締め付けてきた。
どくどくと精が溢れ、気持ちよいのだが同時に激しく消耗した。
『はぁ〜、お腹いっぱいです〜。じゃあ《治癒》をかけますね〜』
兜の呪文と共に脇腹の傷口が光に包まれ、あっというまに癒されていく。
流石は伝説の癒しの鎧、傷は完治して元気もりもり、股間もビンビンになっている。
元気になったお礼を存分にしなくてはと押し倒そうとしたのだが、剣と兜のコンビによってストップがかけられた。
『傷が癒えたのなら、先に話したいことがある。兜、あれを』
『はい、こちらをご覧下さい』
「あのダークエルフの使ってた弓か」
剣が差し出したのは黒い弓、あのダークエルフが持っていたものだ。
そういえば、すっかり忘れていたがあのダークエルフはどうしたんだ?
きょろきょろ辺りを見回すと、近くの巨木の根元で気絶したまま後ろ手に縛られて転がっていた。
鎧をはがれたせいで色っぽい下着姿になっている……黒か、やるなダークエルフめ。
「で、この弓がどうかしたか?……もしやこれも伝説の弓とか!?」
『いや、それは違う。伝説の弓というのは幾つかあるが、このような黒い弓は無い』
なんだ違うのか。
伝説の盾の《斥力盾》じゃないと防げない程の高威力だから、もしやと思ったのだが。
『ですが、測定結果から知恵ある弓と考えられます』
「なに!?じゃあ早速契約だ!」
俺は弓の持ち手辺りにある宝玉に口付けし、美女が登場するのをワクテカしながら待つ。
「……なにも起こらないぞ?美女は?」
『……魔力の流れから、そちらのダークエルフと契約されていると推測されます』
兜がやや呆れた口調で説明してくれた。
そういうことは早くいってくれ、弓にワクテカしてるなんて傍目にはまるっきりアホじゃないか。
知恵ある武具は主を選ぶ、それは常に一人であり他人が契約していると契約できない。
このダークエルフは弓には選ばれたが、癒しの鎧には選ばれなかったのだろう。
彼女が未契約のまま装備していたので、死に掛けた俺が鎧と契約して生き延びることができた。
本当に幸運続きでギリギリ助かったんだな。
「契約済みかぁ、惜しいよなぁ」
「うぅ〜ん」
未練たらたらで弓を眺めていると、艶かしいうめき声と共にダークエルフが目を覚ました。
「よお、起きたか。たしかネリスだっけ」
「気安く呼ぶな人間め!私の部下はどうした!?」
眉を吊り上げてきつい視線で睨み、怒鳴るように尋ねてきた。
「部下?ああ、ゴブリンか。そういえばどうしたんだ?」
『彼女が気を失った後に全て逃走しました』
あらら、まあゴブリンの忠誠心なんてそんなもんか。
弱肉強食、負けたと分かれば即座に逃げると、ある意味正しい動物の判断だな。
などと思っていると、ネリスが突然俺を凝視し強い口調で命令してきた。
「くっ、お姉様を離しなさいっ!」
「お姉様?誰のことだ?」
意味不明なセリフに首を傾げると、ネリスはしまったという顔で言い直してきた。
「その弓を返しなさいって言ってるのよ!」
「弓?なんで弓がお姉さまなんだ?」
俺はやはり意味不明だと思ったのだが、剣にはそれで通じたらしい。
『そうか、禁呪を使って造られた弓なのだな』
「……アンタたち何者よ。さっきまで居なかったし、禁呪を知ってるなんて……」
「俺は勇者(修行中)ナイティ・ナインだ。そして…」
『私は光の剣だ。そのような術があると耳にしたことがある』
「あの伝説の!?…それなら知っていてもおかしくないわね」
剣とネリスの間でなにやら共通理解が得られたようだが、俺にはさっぱりわからない。
「禁呪ってなんだよ?」
『あまりに非道な為に、禁止されたり破棄された術の事だ。人の魂を武器に移し変え、知恵ある武器を強制的に作り出すという術がある』
「そうよ。お姉様は生まれつき膨大な魔力を持ってけれど、その代わりに体が病弱で力を制御できなかった」
ぽつりぽつりとネリスが語り始めた。
「強力な力を秘めながら呪文一つ使えない。だからそれに眼をつけた族長が、お姉様を生贄にして弓を造ったのよ」
「それは……酷い奴だな」
「だから私はお姉様と契約して一緒に集落を出たのよ。今頃族長は地獄で後悔してるわ!」
ああ、エルフもダークエルフも普通は集落で集団生活してるはずなのに、それでこんな森に一人なんだな。
この弓の力があれば、この俺でさえ死にかけたんだから、復讐するくらいは楽勝か。
この物騒な森でも、はぐれエルフとして一人で生きるのにも十分な強さだろうな。
「うーん、そんな話を聞いちゃうとやりにくいなぁ」
弓を貰いたかったんだが、姉妹を無理矢理引き離すってのもなぁ。
できれば弓を俺と契約するように説得したかったのだが、ちと無理っぽいよな。
こっちは伝説の剣がいるから、大抵の意思ある武具は説得に応じて俺と契約してくれる。
伝説の武具は優秀な使い手を選ぶ傾向があるので、伝説の剣の主である俺は最高の使い手なのだ。
どうするかと頭を悩ませていると、兜が冷静に指摘してきた。
『契約者が死亡した場合、自動的に契約は破棄されます』
「いや、それはちょっと」
兜にしてみれば可能性を指摘しただけなのだろうが、それはやりたくない。
わざわざ殺さずに捕まえたわけだし、美しい姉妹愛だし、美人だし。
そのとき、弓が輝いて光が人の形になり、ダークエルフが現れた。
『始めましてナイティ様、私がネリスの姉の弓です』
「え、姉なの?その割には随分と若いような」
ネリスとそっくりの青白い肌と銀色の髪だが、その姿は成人したばかりという若さだった。
妹が強気な女王様なのに対し、姉は深窓の令嬢のような落ち着いた雰囲気だ。
未だ縛られて転がっているネリスは十分に成長した大人の女なので、姉妹が逆にみえる。
『私が弓になったのは50年前ですから。その時の姿のままなのです』
弓はそう答えて少し寂しそうに微笑む。
なるほど、エルフの寿命は千年というし、50年で妹が姉を追い越したんだな。
など関心していると、弓は丁寧に頭を下げて懇願してきた。
『お願いします。私は貴方と共に参りますので、ネリスを解放してください』
「そんな!お姉様を置いてはいけません!」
『いいのよ、ネリスちゃん。貴方は生きて幸せになりなさい』
美しいダークエルフによる互いを気遣う姉妹愛が涙を誘う。
うーん、これでは俺が姉妹を引き裂く悪役ではないか。
姉妹は涙を流しながら(ネリスは縛られたままだが)互いに抱き合い二人の世界を構築している。
完全に蚊帳の外に追いやられた俺は、介入すべく弓の肩に手をかけてネリスの上へと押し倒した。
『きゃっ、何をなさるのですか!』
「貴様ッ!お姉様から離れろっ!」
仰向けに倒れたネリス、その上にうつ伏せにされた弓、そしてその二人に覆いかぶさる俺。
抗議の声をものともせずに、弓の細い顎に手をかけ振り向かせて、契約の口付けを交わした。
「そんなに別れたくないなら一緒にくればいいだろ」
『馬鹿かお前は!?ダークエルフの私が勇者と一緒に行けると思うのか?』
「そんな事は知らん。弓は俺と契約したんだから、その妹くらい面倒みてやる」
俺はそう宣言して、ネリスの後頭部を手を伸ばして同じように口付けした。
「んっ、何するのよ!」
真っ赤になったネリスが縛られたまま身を捩って抵抗する。
その上に弓ものってるから、このままじゃちょっとやりにくいな。
「おーい、ちょっと手伝ってくれ」
『ふふふ、さっきの仕返しをしないとね』
『…ん、しかえシ』
盾と短剣が笑顔で応じるが、眼が笑ってなくて怖い。
「仕返しって、何かされたのか?」
『も、持ち主を傷つけられた仕返しよっ!アンタの為じゃないからね!私のプライドの問題なんだからっ!』
『……素直じゃなイ』
『なんですって!』
盾はついに短剣にまで突っ込まれるようになったか。
二人はなにやら口論しながら、ネリスの体に手を伸ばした。
「イタッ、ちょっと、やめなさ、痛い!」
二人でネリスを押さえつけ、愛撫というにはちょっときつめに攻めている。
盾は容赦なく胸を握りつぶすかのように揉み、短剣は脇腹に噛み付いている。
『あの、あまり妹に酷いことは…』
「わかってる、大丈夫だよ」
背後から発展途上の胸を下から持ち上げるようにさすり、姉妹の合わさった腰の間に肉棒を挟むようにいれた。
ゆっくりと腰を揺らして、二人の溝の間を行き来させて擦り付ける。
だんだんと姉妹の声が大きくなり、互いに高めあうかのように共鳴する。
「ネリスちゃん…」
「あっ。お、お姉様…」
やがて昂ぶった姉妹は互いに呼び合いながらキスをした。
ダークエルフの美人姉妹が絡み合う光景を見ながら、俺はすっかり潤った縦に並んだ二つの穴の上の一つに挿入した。
『はああああん!』
「お、お姉様!?」
俺の腰の動きに合わせて、弓の体が弓なりに反って(ギャクではない)喘ぎ声を響かせる。
それを見上げるネリスは快楽と羞恥と困惑が混じって複雑な表情をしている。
『あっ、あああっ、そんな奥までっ』
「貴様!お姉様に何をするっ、やめろ!」
「わかった、じゃあ今度はお前な」
子宮を揺するようにぐいぐい動かしていた俺は、ネリスのリクエストに従ってそれを抜くと、少し下にある熱く濡れた穴へと押し込んだ。
ぐちゃぐちゃに濡れた入り口を押し開いて、ぐいぐい締め付ける中を進み、ぶちっと奥まで全部入れた。
「ぶちっ?」
「あああああ!痛いっ!さ、裂けるっ」
結合部を見れば愛液に混ざって赤い血が肉棒に絡まっていた。
うーむ、まさか初めてだったとは、このままでは少しやりにくいな。
「そうだ。鎧、《治癒》をかけてくれ。ついでに兜とマントと剣も手伝ってくれ」
『は〜い、ご主人様。分かりました〜』
『はい主様』
『了解。マスター』
『やれやれ、人使いが荒いな』
腕に、胸に、頭に、脚に、と次々に覆いかぶさり、ネリスの体が見えなくなった。
「ほら、お姉ちゃんなんだから、気持ちよくしてあげないと」
『は、はい。ネリンちゃん、すぐに気持ちよくしてあげるからね』
そういって、弓もまたネリンの体に覆いかぶさり愛撫を始めた。
「あああ!駄目っ、そんな!くぅ〜!」
ネリンの体は女性たちに覆い尽くされているため、絶え間なく聞こえる嬌声と肉棒の締め付けでしかネリンの状態を窺い知る事ができない。
声の高まりに耳を澄まし、締め付けが強くなっていくのを感じ取りながら。俺はネリンと弓の膣を交互に貫いていく。
「ああああ〜」
一段と高くなったネリンの声と、急激に収縮する膣壁に合わせて、子宮に精を流し込む。
『ああああ〜』
それとほぼ同時に高まった弓の快感に合わせて、さらに彼女の子宮にも続けて注ぎ込む。
上下に重ねられた同じようで確かに違う姉妹の性器を感じながら、俺は征服欲が充足される満足感に酔いしれた。
この後、誰と何回したのか定かではない。
記憶が無いとか、気絶したとか、無意識でやったという訳ではない。
なにしろ8人の女性と絡まりながらやってたのだ。
俺の唇は常に誰かの唇で塞がれるか、そうでない時は誰かの胸に挟まれていた。
腕や背中に感じるのは誰の柔肌なのか、揉んでいるのが誰の乳房なのか、誰の膣に挿入しているのか分からないのだ。
時折慣れ親しんだ感覚に包まれることもあるが、それもまたすぐに移り変わっていった。
とりあえず、全員の中に一通り注ぎ込んだことは間違いない。いや、回数から言えば三通りくらいか。
その後は押し寄せる女体の波に翻弄されて、ただひたすらやりまくって、俺は嵐のような波を乗り切った。
そしてすべてが終わり、武具たちが満足して姿を消したとき、俺はネリスと液にまみれて抱き合っていた。
「ネリスは弓と一緒に俺と来い。いいな?」
「はい、ナイティ様」
すっかり従順になったネリスを抱きしめ、おやすみのキスをして二人で眠りに落ちた。
勇者(修行中)ナイティ・ナイン。
こうして彼はまた一つ試練を乗り越え、僅かな休息に身をゆだねる。
そして目覚めればまた新たな試練を目指して旅立つだろう。
伝説の勇者と呼ばれるその日まで。
END.
人生初のリアルタイムでした
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
364 :
とくめー:2007/06/20(水) 21:17:26 ID:fY0KUFTZ
リアルタイム接近遭遇、保管庫に収録終了。
投稿終了から更新まで3分、自己新記録(爆)
以上。
とくめーさま、お世話になります。
本当に頭が下がります。 OTZ
>>291の弓が正解でした。
エロまで長いけどおけですか?
この少ないエロに8割時間がかかってる、エロ難しいよ。
次は一話の旅立ち編をかけるといいな。
>365
GJ!!
ダークエルフ姉妹、いいなあ。
そういえば、昔、ダークエルフが正妻でラミアが側室な魔王を作った事があったっけ。
もう(修行中)がつかなくてもいい強さになっててわらた
ネリスかわいいよネリス
>>365 九十九続き来てた〜〜〜GJ!!!
斥力で反発するだけにはツンデレな盾の娘がカワイイかもw
どうでもいいが九十九という字を見るとすぐに陸奥と連想する俺
GJ
そろそろ、一反木綿が出てくるんじゃ
勇者を目指す者が勇者見習いだとすると、勇者見習いって沢山いるのかな?
それとも伝説の武具と契約してないと勇者見習いも名乗れないのかな?
何にせよ、大体に置いて光の剣との契約>>>他の契約、な設定は便利ですね。
契約主ごとモノにすれば良いってのがまた美味しい。
ところでネリスからすると契約方法ってアレだけじゃないみたいで。
九十九の契約方法がアレなのはやっぱ九十九がスケベだから?
>>371 だが待ってほしい。
ネリスの契約方法がアレであった可能性も0ではないのではないだろうか。
入れる物と射す物が無いから無理だと思ったんだが。
ネリスの契約方法がアレであった場合を考えると、
必須なのは性的絶頂と何でも良いから体液とか?
伝説の武具の精は一律女なのかな。
それとも勇者見習いが女だったら男の姿で顕れるのだろうか。
いやまあスレ違いだけどさ。
一律じゃなくて個体毎に精神的性別あるんじゃないの?
このスレだと女以外要らんけど。
弓のほうは初物じゃなかったところを見ると
妹が契約時に指か張り型で頂いたのではなかろうかと妄想してみる
議論が盛り上がってて楽しそうなので公式見解(爆)をw
>>371「勇者とは世界を救う人物のことで、職業ではない!」(by魔方陣グルグル)という理論を脳内採用。
勇者を自称するのは自由ですが、一般人がんなこと言えば笑われるか頭の心配をされます
《契約》は双方の合意と一時的接触で、九十九がアレなのはエロだからでFA。
姉妹もエロエロやってたかも知れませんが、脳内補完して。
>>374 男剣が女勇者のハーレムも考えたけど、それってSLGハーレムじゃね?とボツに。
>>375 まさにそれ。男もいますが絶対に登場しません。
>>376 少なくとも男性経験は初だとだけいっておこう。
契約方法がエロくないということは、超年代物なのに男性経験が初な伝説の武具もどこかに?
ボーイッシュで元気な突撃槍の精霊、気が合うと簡単に契約している
が、過去の主達は元気さとペタン具合、槍の象徴性から
禁句『男の子だとばかり…』を使用してしまい
槍の主と慣れても彼女の主(男)となった者はいない……
なんてな
一つの武具に複数の意識が宿ってる物とかはあるかな?
複数能力同時発動。
擬人化ハーレム
ロボ系のMS娘、乗機の多彩さから主人公シャア、赤毛5金髪1外3の九人構成
で金髪の百子(ももこ)とかスーパールーズソックス+メイドのドロシー・O・マリナーズ(DOM)
まで妄想し幅跳び陸上系ザク娘構成中に力尽きる
乗機をとっかえひっかえのキリコ・・・
>>380 この辺かね
ハンマー娘と鎌娘の鎖鎌
ポールウェポン(長い柄の武器類、槍+斧でハルバードなど複合的なものが多い)
指毎に違う魔法がつかえる手袋
拾特ナイフ
乗騎で多頭系(三頭犬ケルベロス、やまたのおろち、黄金三頭竜など)
デンガッシャー系日曜朝の特撮武器(剣+銃)
後半やっつけ
伝説のベルトや伝説の眼鏡とかあると+αで変身能力ありそうなのがにんともかんとも。
あと結構色んなので人化しててありがち過ぎるから誰も出さないのかな伝説の魔導書。
なかなか面白い話題になってますねw
この世界のインテリジェンスウェポンはみんな分身体を作れると…。
ネリンのケースはとらハの十六夜さんを思い出しましたよ。
理知的な魔道書や杖にサークレットなんかもいるんでしょうね、何処かに。
勇者九十九シリーズGJ!!
細かい指摘かもしれんが、
>>361に誤字があるような気が・・・
一部だけネリスがネリンになってる。
そんな些細な誤字すら気にする必要ないぐらGJな作品だぜwww
387 :
sage:2007/06/21(木) 09:26:29 ID:NeLEAnDY
GJ ご苦労様です 次回も楽しみにしてます!!
すまん 俺のわがままなのだが
武器に名前をつけてくれ ルル(短剣)みたいに頼む
魂に響くスレタイに引かれて開いてみれば……おいおい何だよこのGJなSSの山は!
ブックマークに登録して定期巡回させてもらうぜ。
そこで、なぜブックマーク……。
お気に入りだとよかったのにな
388クン、やっぱり専用ブラジャーを使うのがイイとおもうの。
ってかエロパロ板って人大杉なってないのん?
専ブラじゃなくてもふつーに見れるね。
>>392 ギャグだよな?ギャグでいってるんだろ?
つうか、おまえら新参いじりすぎだ。
投下したくても長くなり過ぎたときって、日を分けたほうがいいのかな?
一括でいいと思う
そんなに賑やかなスレでもないし
というか生殺しにされるよりは一括の方がうれしい
なんていうか、まだ全部書いてない上、途中までの時点で長すぎる、っていう状況なんだけど
全部書いた上で投下というのが最良の選択肢だが
そもそも長すぎるってのが何kbかにもよる。
グダグダ言う前に書け!
いや書いてください
24kって、思ったよりはマシか?
ちなみに
>>189の続きだったりする
章ごとに分けるとかはできないのかな?
もしあまりにも長すぎて超大作ならこういうスレ投下よりどっかの小説投稿サイトとかのほうが評価されていいかもよ
行き場がなくなったのかw
何も考えずに書いたら長くなって、しかもまだ続くっていうならとりあえず投下は先送りにしてもう少し書いてから考えてもいいんでないかな?
別に書いた順から投下しろってわけでもないし、全部書いてから小出しに投下でもいいし、勢いあまって自分のサイト立ち上げてもいいしw
まぁ自由だと思うよ。
ただ、連載作品が途中で終わる(生殺し、作者停止行方不明等)のが読み手としては一番つらいんだ・・・orz
そこだけ覚えておいてくれると嬉しいw
んじゃ、もうちょっと書いてくる
あんま時間あくと話題をきりだすことすらできなくなるかな、と思って
ただでさえ勇者の勢いがとまらないというのにw
>>400 大作だと思うが、理不尽な長さには感じない。
403に同意。
406 :
388:2007/06/22(金) 02:04:52 ID:VhxHgeXN
携帯で見てるのって俺だけなのかorz
携帯ごときが調子にのって御免なさい。おとなしくROMってます。
俺もiMonaだぜ
俺はp2
俺はリミピッドチャンネル。
長すぎる時は土曜夜とかならC円もとぶさ
もし投下不能(タイミングがあわない等)にはとくめー氏の補助板に落としちまえ
本文はココでも空気除けならきっと赦されるさ!
さて、弓が出たところで、一つ言いたい。
飛び道具娘たちはまだか。
>381
ちょっと待て。
ザクズゴックリックドムゲルググリックディアスサザビーナイチンゲールが赤毛で、
金髪が百式で、
外と言うのはジオングとファルメルとあと誰だ。
【赤毛が大杉とか言うな】
>>412 リックドムとナイチンゲールは小説だからカットカットカットカット(ry
するとアムロハーレムは、
幼馴染で家事万能の78子ちゃんと、
ふとしたことから知り合った気の強いディアスちゃんと、
その妹のディジェちゃん、
力持ちのZZ改ちゃん(イデオンと戦ったりできます)
秀才タイプのリガズイちゃんと、
そして最後は白いユニコーンとたたえられたニュ−ちゃん
というわけか。
公式じゃない気もするがゼータプラス子は?
カットネタではディアスちゃんの従姉妹のシュツルム子もいるわな。
ホワイトゼータってのもあるな。ぼかしてるけど。
バーニィ「僕は君一筋だよ、ザク」
【クリスはどーした】
確かにアムロやシャアにはララァとかセイラとかいっぱいいるが。
ああ、シロッコさんは自分の娘に手を出すような真似はしませんよ。
>>386 候補を試行錯誤してた名残が残ってました。元ネタはアーシェス・ネイから。
>>387 正直名前無いから書きにくい時もあるが、武具ハーレムを強調したいので名前はつけません。
>>400 あのエロくて素敵なSSの続きですか!正座してまってますよ。
勇者九十九は1回約1万文字で20kくらい。これって長いですかね。
レスの武具全部だしたいくらいだが、正直手に余るのでだせません。
あと幾つかは追加する予定ですよ。
では勇者九十九・旅立ち編、投下します。
「おヌシが勇者じゃあ!」
とある真夜中、ベットで熟睡していた俺は突然たたき起こされ、ぴかぴか光る剣をもった見知らぬジジイに突然宣言された。
「……寝言は寝て言え、ボケジジイ」
そう言った俺が眠い目をこすりながら、再びベットに潜りこんだとしても誰も文句は言わないだろう。
俺の名前はナイティ・ナイン、辺境の山の中腹にある田舎村で羊飼いをやっている平凡な好青年だ。
特徴といえば、羊を毎日山へ連れて行っているから健脚で、一日見晴らしの良い山にいるから目が良いことくらいだろうか。
しかしその特徴も、羊飼いとしてはごく普通のスキルだろう。
そんな勤勉で真面目で素朴な田舎村の好青年を捕まえて勇者呼ばわりするのは、ボケてるのかサギにひっかけようとしているかのどちらかだ。
「バカモン!さっさと起きんか!」
「なにしやがるハゲジジイ!」
俺は頭蓋が砕けるかのような一撃を食らって飛び起きる。
そこに居たのは愛用の樫の杖を振りかざす見知ったハゲジジイだ。
このハゲジジイはこの村の村長であり、幼い頃に両親が他界した俺の保護者である。
広い畑と沢山の牛を所有する村一番の大農家で、俺が管理している羊たちもジジイのものなので俺の雇い主でもある。
短気、ケチ、せこい、小心者、と小物感たっぷりのジジイである。
口減らしに殺されたり奴隷として売られたりという事が無く、一応保護者をやってくれた事は感謝してる。
しかし、ガキの頃から全く遠慮なく薄給でこき使われてるので、俺としては貸し借り無しだと思ってる。
「このお方がわざわざお前に会いにお越し下さったのだ!」
怒鳴るハゲジジイの横には、さっきのボケジジイがいた。
年は村長と同じくらいだろうが、真っ白な頭髪がフサフサで立派なヒゲを蓄えている。
しかもよく見れば、羊飼いの俺でも見た事のない程に極上な羊毛のローブを身にまとっている。
むむ、あれはもしや超高級素材カシミーノ羊毛のローブ!?
カシミーノ地方の高山に生息する野生の羊から採集された毛は、ローブ一着で庶民の一生分の給金に匹敵するとか。
「んで、そのブルジョアボケジジイが田舎村の貧しい羊飼いに何の御用で?」
「失礼な口をきくな!このお方は王家に使える宮廷魔術師殿であるぞ」
ハゲジジイの攻撃!ナイティはひらりとかわした!
ふたたび頭に振り下ろされようとした樫の杖をベットから転がり落ちながらかわす。
ちっ、このハゲジジイめ、そんなに沸点が低いから毛根まで焦げ付いてしまうんだよ。
「よい、村長殿。わしが話そう」
禿げ上がった頭頂まで真っ赤になって怒る村長をなだめて、ヒゲジジイがずずいと前にでてきた。
「この剣は伝説の勇者の剣じゃ。先代勇者から預かり、王家が管理しておったものじゃ」
そういって光る剣を俺の鼻先に突き出してきた。
形や大きさは騎士が使う一般的な剣と同じだろうか。
剣の中央の鍔に埋め込まれた宝玉が蛍のように淡く光り、鞘には豪華な彫金が施されている。
刀剣なんてほとんど見た事ない田舎育ちの俺でさえ見惚れてしまうほどに美しい剣だ。
「さあ、手にとって抜いてみるがよい」
その剣の輝きに魅了されるかのように手をのばし、息を呑んでそっと力を込めると、音も無く輝く刀身が現れた。
だが、その瞬間に溶けるように輝きは消え去り、刀身も宝玉も何事も無かったように沈黙した。
あとに残ったのは、豪華な装飾がされた鞘と、ごく普通の素っ気無い刀身だけだ。
「おお、やはりそなたこそが勇者じゃ」
なんで俺が勇者って結論になるんだ?話が飛躍してないか?
「その剣は使い手を選ぶという。これまで数百人が試したが、誰一人として抜く事ができなかったのじゃよ。その剣はもうおぬしの物じゃ」
「勇者ねぇ。えらくあっさり抜けたんだが」
老人の言葉を欠片も信じずに、俺は疑いの眼差しで見返した。
勇者の剣ってのは眉唾もんだが、こんな高そうな剣を抜いただけで貰っていいのか?
光ってたし、刀身は普通だが鞘は結構凝った装飾してるし結構金かけてあるんじゃないのか。
まあくれるというなら、只で貰える物は病気以外なら何でも貰うが。
「この世に危機が訪れるとき宝玉が輝き使い手を選ぶ、と伝えられておる。さあ勇者よ、旅立つのじゃ!」
「はぁ!?」
ビシッ!と杖で斜め上を指してポーズを決めるボケジジィ。
その方向は俺が毎日上ってる山で、その向こうは海だぞ。
「なんで旅なんだ?自慢じゃないが生まれてこの方、この村から出たことないぞ」
「旅は人を成長させる。さあ若人よ、その翼を広げ大いなる世界へと羽ばたくのじゃ」
「可愛い子には旅をさせろというし、可愛げのないガキは叩き出しても構わんじゃろ」
完全に自分の台詞に酔って俺カッコイイと言わんばかりのボケジジイと、厄介払いができると適当に話をあわせるハゲジジイ。
「それに世界の危機ってなんだ!そんなもの聞いた事ないぞ!」
「ワシも知らん。剣が光ったのじゃから、どっかで危機の芽でもあるのかもしれん。お主が探せ」
くっ、このジジイ開き直って断言しやがった。しかも丸投げかよ。
「ちっ、生意気なガキじゃな。ワシのような立派な宮廷魔術師に自分が勇者だ告げられたら悦び勇んで旅に出るくらいの可愛げは無いのか」
「いまどきそんな奴いるのか、って何舌打ちしてんだよ」
俺が胡散臭そうに疑いの眼差しを向けていると、このヒゲジジイは突然態度を変えてきた。
大仰ないかにも宮廷魔術師ぽい口調かをやめて、人を見下したでかい態度になる。
それが本性か、やり口がマジで詐欺師だぞ。
「しかし魔術師殿!このような田舎の羊飼いのクソガキが勇者でよろしいのですか?」
「非常に不本意だが仕方がない。勇者は剣が選ぶ、それが例え性根が曲がった田舎の貧乏臭い羊飼いのクソガキだろうと勇者じゃ」
このクソジジイどもめ、根にもってやがるな。
「んで、他にも何か支援があるのか?まさか剣だけってわけじゃないだろ」
「いんや、それだけじゃ」
「なんでだよ!」
「よいか、たとえ勇者といえども何の経験も無ければタダの人!裸一貫、過酷な旅を通して己の脚で世界を回り、その腕で試練を切り開き勇者としての実力を養うのじゃ」
要するに自分で何とかしろってことか、放任主義にも程があるぞ。
「剣だけ渡してハイさようなら、ってそれでいいのかよ。勇者の剣なんだろ!」
「いーや、実はそれが本物かどうかさっぱりわからん」
「は?王家に伝わってたんじゃないのか?」
「何せ誰も抜けなかったからな。実は柄と鞘が一体化して初めから抜けない構造だという噂もあったくらいじゃ」
「はぁ?」
「つまりだな、王宮室関係者の間で賭けが行われており、お主が抜いたためにワシが抜けないに賭けた金貨20枚がパーじゃよ!どうしてくれる!」
「知るか!そうじゃなくて本物かどうかわからないのに、なんでこんな物持ってきたんだよ!」
というか勇者の剣で賭けをするなんて、この国は大丈夫か。
「先代勇者との《契約》らしくてな。それと引き換えに王家は勇者の力を借りたらしい。必ず実行せねば逆に《呪い》になる恐れがある」
おいお、勇者と王家の裏取引ですか、しかも呪いって勇者が使って大丈夫なのかよ。
「ともかく《契約》は剣が光ればその主を探して剣を渡し旅をさせろというだけじゃ。王家の支援などは含まれておらん」
おいおいおいおい、それじゃお役所仕事って、お役所の上の王家だからそれも当然か。
しかも、これじゃ勇者に選ばれたというより、呪いを押し付けられたんじゃないのか。
「お前を王都に連れ帰って勇者じゃなどと喧伝すれば、ワシの頭のほうが心配されるわい」
「……非常にむかつく言い分だが、まあそうだろうな」
剣が光っただけで田舎の羊飼いが勇者などと名乗れば、俺だってそう思う。
「というわけで旅に出ろ。あとは野垂れ死のうが、田舎に戻ろうが当方は一切関知しない」
「それでいいのかよ」
「《契約》が果たせればそれでよい。見たところ何の魔力も感じぬ普通の剣じゃ。だが王家の宝物庫に代々保管されていたというのは本当じゃぞ」
つまり、王家に代々伝えられてきた伝説の普通の剣ってことか。何の冗談だよ。
「よいな、村長。この事は国家機密じゃ。他言無用じゃぞ?」
「はっ、このアホは都会に憧れ村を飛び出したと村人には伝えましょう。毎年そういうバカはいますからな」
「うむ、結構。いやはや、仕事とはいえこんな田舎まで出張とは骨が折れたわい」
「我が家でささやかながら馳走と地酒を用意させて頂きました。ささ、ご案内いたします」
「うむ、結構結構」
笑い声を響かせながら老人二人は去っていった。
アホとかバカとか、テメェは人のこと言えるのかよこのハゲ。
都会で一旗上げると宣言して姿を消したと思ったら、街の娼婦に誑し込まれて三ヵ月後に借金こさえて帰ってきたのは誰の孫だよ。
厩舎の牛を半分手放して借金返済にあてたって村中が知ってるぞコラ。
「はぁ、異常に疲れた」
俺はベットに仰向けに寝そべって呟いた。
もうアホ臭いとしか言いようが無い。
昔の勇者の遺言を恐れての騒動に巻き込まれただけか。
「ま、一度都会に行って見たいとは思ってたし丁度いいかもな」
それにこの剣は良い物だと思う。
いざとなったら売り払えばそれなりの金になるだろう。
「いや、売るのはもったいないかな」
もう一度剣を手に取り掲げて見る。
さっきまでは確かに光ってたんだよな。
顔を近づけ、宝玉の部分を良く見ようと剣を持ち替えたとき、するりと俺の手の間を擦り抜け剣が顔面に落ちた。
それは見事に唇を直撃し、剣と前歯に挟まれた唇が切れて口内に鉄の味が広がる。
「痛ってー、唇が切れ…」
目の前の光景に、俺はそれ以上言葉を続けることができなかった。
宝玉が明滅しながらゆっくりと輝き増し、蛍のように飛び交う光が人型に集まっていく。
『始めまして、我が主』
光の中から現れた女騎士が優雅に一礼し、金色の髪が揺れる。
突然現れた未だかつて見たこともないくらいの美貌に圧倒されて、間抜けに口を開けたまま呆然としていた。
『では、早速契約の儀を……おや、出血してるな』
動けない俺などお構いなしで美女は顔を寄せると、先ほど切った唇を舌で舐めてきた。
その柔らかい感触に思わず俺も舌を出して…ってまてよ、この美女の正体を確かめるのが先だ。
「ちょ、ちょっと待て!お前は本物の伝説の剣なのか!?」
強力な武具の中には知恵を持つ物があるという話は聞いたことがあった。
伝説に登場するような知恵ある剣なのかと思うと俄かに興奮が高まる。
『たしかに私の意識は、その光の剣に宿っている』
「ひ、光の剣だって!」
光の剣といえば伝説の中に登場する武器で最も有名な物といって間違いない。
子供たちが勇者ごっこをすれば、手にした棒切れは全て光の剣になるほどだ。
「すごい!じゃあ俺は勇者なのか?勇者の血筋だとか、宿命の星の下に生まれたとか?」
『はて、主はこの村生まれの羊飼いなのだろう?』
興奮して尋ねる俺に、剣は不思議そうな顔をして小首を傾げて逆に尋ねてきた。
『勇者とは偉業を成し遂げた者の事。それは血筋や運命で選ばれるのではなく、結果で評価されるのものだぞ』
「あ…そりゃ俺は羊飼いの仕事しかしたことが無いけど…」
興奮が急速に冷めていき、恥ずかしさが込み上げてくる。
凄いのは伝説の剣であり、俺は一介の羊飼いにすぎない。
目の前に伝説の剣があるからといって、俺が羊飼いであることに変わりは無い。
突然舞い降りた幸運で勇者になるなどの都合の良いことなど無い、と言われた気がした。
『主は勇者になりたいのか?』
「え、まあ憧れないわけじゃないけど、俺はただの羊飼いだし」
『全ての人間は勇者と称えられる功績を残す可能性を秘めている。主が望むのであれば我が全身全霊で協力しよう』
剣は真面目な顔でそう言った。
そして揺ぎ無い紺碧の瞳で俺の目を見つめながら、もう一度尋ねた。
『勇者になりたいか?』
その問われたことで、俺は自分の中に眠っていた一つの願いに気がついた。
それはきっと幼い頃から、男として生まれた瞬間から既に俺の中にあった。
だがそれを言葉にする前に、一つ尋ねておかなくてはならない事がある。
「血筋や運命で無く誰でも勇者になれるのなら、なんで田舎の羊飼いの俺なんだ?誰もこの剣は抜けなかったと言ってたぞ」
『私が主を選んだからだ。一目見た瞬間に、田舎の羊飼いの男を主にしたいと思った』
そう言って伝説の剣は美しく微笑み、俺の心臓が鷲掴みにされたかのようにドクリとはねた。
「わかった、俺は勇者になりたい。協力してくれるか?」
『勿論だ。私の全てを捧げよう』
そう言って顔を寄せてくる剣と唇を合わせ、俺はゆっくりと体重を預けて押し倒した。
『ん…』
息をする間すら惜しんで舌を絡めあい唾液を交換する。
心臓が早鐘のように打ち鳴らされて、頭の芯から痺れるかのようだ。
「すごい…綺麗だ…」
淡い光と共に、光の剣の服が粒子となって霧散して一糸纏わぬ姿となった。
光の剣の裸体はその名の如く純白で光り輝いているかのようだ。
俺はその美しさに魅入られ、その姿を目に焼き付けるべく見つめ続けた。
『どうした?』
「い、いや、なんでもない」
貴方の裸体に見とれてましたとは言えず、恥かしさを誤魔化すように彼女の乳房に手を伸ばした。
『んっ、もっと優しくしてくれ』
「あ、ああ。すまん」
緊張からかついつい力が入ってしまう。
落ち着けと自分に言い聞かせるが、掌に柔らかな乳房を掴んでいる状態で落ち着けるはずもない。
鼓動はますます高まり、喉がからからに渇き、吸い寄せられるように柔肌に貪りつく。
「チュ、レロ、ペチャ、ムチュ」
『んっ、ああ、ああっ、あああ』
湿った音をたてる俺の唇にあわせて、彼女の唇から矯正が漏れる。
両手はひたすら動き続けて、彼女の体の形を記憶しようとするかのように撫で回す。
『あっ、そこは…』
くちゃりと水音を立てて、ついに右手が女体の中心に到達した。
掌で包み込むように撫で、陰核を潰すように圧迫しながら、手探りで探し当てた膣口に指を這わせる。
『ああ、主よ、もう…』
その反応に満足した俺は再び彼女を正面から抱きしめて、もう一度キスをする。
そして、今にも弾けそうな肉棒を彼女の入り口にあてがい、ゆっくりと貫いていく。
『んんんん!』
合わせたままの唇で彼女の声を飲み込みながら、一番奥の子宮まで到達する。
ぎしぎしと安ベットきしませて、壊れるほどに腰を振る。
彼女の長い脚が俺の腰に絡まり、腰が密着しながら揺すり続ける。
「ううっ、出すぞ!」
『あああああ!』
あつらえられた剣と鞘のように、ぴったりと深く結ばれた奥で精を吐き出した。
火照った体で抱き合い、情事の後の独特の雰囲気に包まれる。
「あー、その、大丈夫か?俺あまり経験ないから…」
『なに、気にするな。私も始めてだった』
「えっ」
初めてって男とするのが?伝説の光の剣だよな!?
その……あまり考えたくはないが、代々の勇者に仕えてきたんじゃないのか?
「君は…光の剣は、前の勇者が使っていたんじゃないのか?」
『確かに先代勇者の帯剣は光の剣だったが、それは私ではない』
彼女の口から衝撃の事実が明かされた。
『今から99年前、先代の勇者の帯剣である光の剣に一つの魂が生み出され、無銘の剣に宿された。それが私だ』
知恵ある剣が新しい剣の魂を生み出すという想像もしなかった話に、俺はただ黙って聞くことしかできなかった。
『先代の光の剣が自らと勇者の情報を掛け合わせ融合させることによって、新たに魂を生み出したのだ。人間風に言えば、先代の勇者と光の剣が私の両親ということになる』
という事は、伝説に登場する光の剣は何本も何十本も存在するのだろうか。
『さあな。武具も永遠に存在するわけではない。損壊したり朽ち果てたり、眠りにつくものもあれば、主と共に世を去るものもある』
『我々のように武具が魂を持つには、長い時間、強大な魔力、大規模な儀式、そして人々の想いが必要なのだ』
「想いってのは、人々が伝説に憧れるような想いか?」
『ああ。だから語り継がれる伝説の勇者が用いた武具は、魂を持つ可能性が大きい』
伝説の勇者が知恵ある武具を用いたのか、伝説の勇者が用いたから知恵ある武具になるのか。
どちらか一方ではなく、勇者は武具に導かれ、武具は勇者に魂を与えられるのだろう。
卵が先か鶏が先か、みたいな理論で、どちらが先でも後でもない事だ。
『私も魂を生み出されて99年の間、王宮で勇者の剣として想いを受け続けたのだ。そして、ようやく目覚めの時を迎えたために宝玉が輝いて、この世に出たのはつい先程、この部屋でだ』
「それって、俺が剣を滑らせた時の…」
『ああ、私が剣を動かしたんだ。そう、目覚めのキスという奴だな』
まとめると、両親は先代の勇者と光の剣で、胎児のような状態で99年間すごして、生まれたのは一時間ほど前ってことか?
オーマイガッ、俺は生後一時間の女性と致しちまったロリペド野郎ですか!?
いやいやまてまて、問題なのは肉体年齢ですよっ、彼女は二十歳前後のナイスバディーなのでセーフ。
精神的にも光の剣は99年前に生まれたのでモーマンタイだ。
『主よ、どうした?』
いろいろと複雑な問題について葛藤する俺に伝説の剣は顔を寄せて尋ねてきた。
伝説の剣は発育がいいんだなぁと下らない事を考え、俺が初めての男なのかと思うと奇妙な満足感のような劣情が込み上げてくる。
「よしっ、もう一度やるぞ!」
『ふふっ、元気なのだな』
うっすらと地平線から姿を現しつつある太陽を見ながら、俺は生まれ故郷の村を背に歩き出した。
さっきまでハッスルしてたために、眠い目を擦り欠伸しながら街道を行く。
思い立ったが吉日と、俺は手早く荷物をまとめて旅発つことにしたのだ。
小さな鍋や包丁、ナイフに蝋燭やロープといった小物、着替えに軽い財布などを背負って歩く。
タンスやベットという据え置きの家具を除いた、ほとんど全財産を背負ってきた。
俺と共に行くのは、腰には吊り下げられた一本の剣と、背後から付いて来る羊たち。
『主よ、この羊たちはなんだ?』
「俺が手塩にかけて育てた羊たちだ。退職金代わりに隣町で売っぱらって路銀にする」
村長の所有する羊なんだが十年以上も俺が世話してるから、檻に入れたり縄をかけなくても素直に俺についてくる可愛い奴らだ。
俺が羊飼いとして世話している羊の、そのうち約半数がついてきている。
『……よいのか?』
「いいんだよ。むしろ半分残してきたことに感謝しろってな」
あのハゲジジイはに散々こき使われたんだ、このくらいは貰っても文句あるまい。
「さて、とりあえず隣町。その後は王都にでも行ってみるか」
勇者(駆け出し)ナイティ・ナイン。
羊飼いだった彼は生まれ故郷を旅立ち、勇者への第一歩を踏み出した。
その道が果たしてどこまで続いているのか、まだ誰も知らない。
以上。旅立ち編でした。
短い上にエロも少なくて申し訳ない。
伝説の武具、代替わり説を主張してみる。
これで全ての伝説の武具が初物である可能性が否定できません。
「処女加点と心得よ」なので、ご自由に加点してください。
経験豊富な女性、というのも捨てがたいですが。
今回もGJ!
処女でナイスバディな生後一時間って無敵すぎだろw
それにしても、やっぱり預言者や勇者は羊飼いが基本か。
うむ、ナイスな旅立ちでしたGJGJ
これで勇者になれなかったら最初の偉業ならぬ悪行は羊泥棒かw
GJと乙
>>427 GJ!!
代替わりする伝説の武具ってのがウケタ。
絶倫勇者との間に数え切れないほどの伝説の武具が生み出されると……イイ!
>経験豊富な女性
経験豊富ってか稀代の妖女を己の一物で征服していくのも男のロマンだよねw
>>427 GJ−
これはもしや母子丼の伏線ですかと邪推しつつ
剣りりしいよ剣
>>427 GJ!
羊がついてきてるということだし、
ここはひとつ羊も擬人化して〜(ry
勇者と言えば、へたれ作し… じゃ無くてへタレ勇者の話ってもう続編上がってないんだっけ?
GJ!
エクスかリバー2だったかいうの
思い出した
あれも女性だったはず
GJ!!
設定の作り方も上手い!
続きも期待Max!
先代勇者が所持してた武具が他にもあれば子供できてて姉妹丼だろうかと妄想してみる
刀工が師弟関係になっていると剣自体も師弟関係と勝手に妄想
そして勇者と契約するときに手ほどきを…
やべぇなんか書けそう
もはや二次創作になりつつある
保管庫は100K越えがゴロゴロしてて、250Kで未完(攻略率2/9)のまであるんだから、
容量はほとんど関係ないだろう。
彼が気にしているのは、「一回の投下は何kbぐらいが適切か」という点じゃないのか?
自分の色に染め上げろ的なお話ですねw
ネタを一つ。
今まで代替わりしてきた伝説の武器の中には(諸事情により)主を見限り眠りに付いた経験豊富な熟女な武具がいるとかw
今まで代替わりしてきた伝説の武器の中には(諸事情により)数世代に渡って主の手に渡らなかった処女熟女がいるとかw
光の剣の逆光源氏計画ってか?w
さて。眠れる惑星てな漫画、ハーレム系ぽい
ちょびっとだけ投下。
とは、いっても。彼女たちの巣とはただ彼女たちが昼の間、ねぐらにするだけの場所。
迷いの森にある暗闇の崖にぽっかりとあいた穴倉がいくつもある。その中の一つ。グリフォンでは小さすぎ、ノッカーたちには大きすぎる、ちょうど彼女たちサキュバスにはちょうどいい大きさの穴がいくつかあった。
その中の一つにメリー達は獲物を持って入っていく。この森のサキュバスはいくつかの徒党を組んで行動する。彼女たちが入ったのはメリー組のサキュバスたちが住む巣穴だった。
「あれぇ。他の仲間たちは?」
「こんな夜に巣穴に戻ろうって考えてるヤツなんていないわよ」
リリスが大きな羽をたたむ。しかしもともと大きい翼だ。畳んでもその大きさは大して変わらず、狭そうにかがんでいる。
「えへぇへぇ。ではわぁたしぃたちがぁ一番にこの子を味わえるわけぇですねぇ」
アンジュはじゅるりと舌なめずりをした。人間に逢うのは久方ぶりのようで、よだれがだばだばと口元から溢れまくっている。捕まえた人間が子供だというところも嬉しさポイントに加算されているらしい。
「なんで、最近の迷いの森の雌どもはちっちゃい男の子好きが多くなってきたでござろうか……」
ワカバが冷静に腕を組んでアンジェを見ながらしずかに呟いた。
「そういえば、迷いの沼に住むあのババァや、きぃーきぃー小うるさいハーピィの娘どもも最近はどっからか調達してきた子供の写真集に夢中になってるな……」
リリスも最近の迷いの森事情に頭を押さえながら答える。
「あらぁ、理由はありますよぉ」
そんな二人に当のショタっ子大好きのアンジュが大きな胸を弾ませて言う。
「妖魔の女の子たちも人間がとれなくなってながぁぁぁぁく経ちますのぉ。そぉするとみんな考えかたぁも変わるみたいでぇ、みぃんな昔みたいにぃさくっと人間手に入れて食べて捨てちゃうよりぃ、
生かさず殺さずでぇ、長い間生命力を供給できるぅようにしたいとぉ考えるよぉになったんですよぉ」
だったらぁ、すぐ死ぬ大人の人間より長生きする子供のほうがいいでしょ? とアンジェがほわほわした口調で付け足す。
「そぉれに、人間を使って子孫を残すぅラミアおばさんとかぁみたいにぃ。熟女はやっぱりぃ若い子のエキスってヤツに憧れてるんですよぉ。
ほらぁ、子供って何もわかんないからこぉっちが甘言を吐いて、『人間的には間違ってるけどサキュバス的にはもうじゅるりモノのやらしいやらしい知識』を何も知らなぁい子供の脳に上書きしちゃえばぁ…」
「……」
ワカバが呆れたように口を開けて、アンジュの悶絶する姿に呆れていた。
そしてリリスはちょうどさっきも自分が考えていたこととまったく同じコトを考えていたという事実を思い出して、一人自分はもう若くないのかと自己嫌悪に陥っていた。
「まぁ、わかるけどさ」
「リリスさんもやっぱりわかりますか!」
アンジュがまるで自分のオタク趣味がわかる仲間を見つけたように、目を輝かせて喋る。
……そんなサキュバスのクセに純な瞳で見つめられても困る。リリスは目をそらして巣穴の奥へもぐっていくメリーに視線を戻した。
巣穴をくぐってしばらくすると、大きく広い空間へと出る。ここは明かりをうみだすヒカリゴケが天井を覆っていて、夜目の効かない人間でもここが洞窟の中にある部屋だということがわかるだろう。
入り口をアンジュの黒い霧で隠せば、戸締りもばっちりだ。もちろん外へ逃がさないようにするための戸締りである。
「リリスー。ベッド召還してぇー」
「はいはい」
メリーが大きく腕を振り上げた。
ぼんっ。
出てきたのは天蓋つきの大きな大きなベッドだった。ぱっちりと広げられた白いシーツにふかふかの羽毛布団がかかっている。
「いやぁ、リリスの強大な魔力はこういうとき便利だよね」
「さすがでござる」
「……」
リリスは自分がドラえもんのような扱いを受けてるような気がしてならなかった。事実、この中で一番力や魔力が強いこともあり、リリスはメリーがなにかやるときには必ず駆り出される。
流しそうめん大会をやったときは全員が掴み損ねたそうめんが最後に溜まる笊のところで食わされたし……。まぁ、メリーも悪気があったわけじゃないのだが。
「そりゃ」
ぽふっとベッドに少年が投げられる。
メリー・以下四匹も飛び込むようにベッドになだれ込むとやわらかな毛布が膨らんで全員の体重を受けたベッドがぎししと音を立てて揺れた。
「さーてと、さっそくやっちゃうか」
「待たれよ」
メリーが少年のズボンを下ろそうとしたとき、ワカバが一言申して止める。
「なによぉ。せっかく手に入れたぁんだからぁ、さっさと頂きましょうよぉ」
不満げに声を出すアンジュを遮ってリリスが聞く。
「どうして止める?」
「いやな。我々も人間世界との交流が途絶えて久しい。だから、頂く前にすこしはこの少年から、人間界のことを聞いてみたいのだ」
ほぉ。アンジュがなるほどといった風に頷く。
「ふぅむ。なるほど。確かに、我々がこの森から出なくなって外がどんな様子になっているのか、我々はまったく知らないな」
外へ人間を遅いに行っていた昔は遠く、忘れっぽい彼女たちにとって今の世界地図はこの迷いの森しかない。迷いの森から外の部分は?マークが中を浮いているのである。
「そんなことよりも早くいただいちゃおうよぉ〜」
「落ち着けアンジュ。とりあえず食事はいつでも出来るでござる」
「そぅそぅ。あたしはワカバの案に賛成。みんなは?」
メリーが積極的に手を上げると、リリスとワカバもそれをみて一緒になって挙手。
「なぁによなぁによ。わぁかったわよ。メリーがそう言うんならぁ……」
むぅと、アンジュは頬を膨らませ、しぶしぶ納得する。いま我侭を言ってこの仲間から外されたら、せっかくの獲物ももらえないかもしれないからである。まぁ、そんなことぐらいでメンバーからメリーたちではないのだが。
「じゃあ、起こそうか」
「おぅ」
「ああーん。子供を夜這いするってシチュエーションも好きなのになぁ」
納得したアンジュだったが不満そうだ。口元に指を当ててぶぅぶぅと文句を立てている。しかし、そんなアンジュには気に求めず、メリーはぺしぺしと少年の頬を叩いた。
「ほら、起きて。おーきーてっ」
「なかなか起きないな」
まぁ、護送段階でもずっとメリーの足に挟まれたのに、まったく目を覚まさなかったのだ。このぐらいではなかなか起きないのだろう。
「こういうときは水をぶっ掛けると良いと聞いたでござる」
ワカバの言葉にアンジュが目を光らせた。
「へぇ、じゃあぁあたしぃの母乳をぉかけちゃおっかぁ?」
そういうと、ぺりぺりっと自分の乳首に貼ってある絆創膏をはがし始めた。ぺぺっと絆創膏が剥がれるたびに彼女の胸がぷるりと震え、絆創膏で抑えた先端が滲んでくる。
彼女の乳首に張ってある絆創膏は、溢れる母乳を押さえるためのものであった。胸から母乳が噴出するサキュバスは珍しくないが、彼女のように常に先端を滲ませてびゅくびゅく言わせているサキュバスは特殊である。
そのため彼女は先端に封印の絆創膏(一日に3度貼りかえる)をつけているのであった。
「やめときなさい。それは後でいいからさ」
「ぶぅー」
せっかくのチャンスもリリスに阻まれ、アンジュは本格的に不機嫌になりはじめた。
「ほら、おきーろー!!」
今度は思いっきり、少年の頬を引っぱたく。ぱちーんと軽い音が響いて、少年の頬が真っ赤に染まり始めた。
「うう、ううん、うう……」
「あ、起きた」
「さすがメリーの平手打ち」
少年がうめき声を上げて、ぱちりぱちりとまぶたを震わせた。
ぱちりと、少年の瞳が開かれる。綺麗な茶色の瞳をしたどんぐり眼の可愛い可愛い少年。
「……う、う、ふぇ?」
口元を半開きにして、なにが起きたのか分からないといった様子で声を漏らす少年に、サキュバスたちはニヤニヤが止まらない。
彼の一挙動作はサキュバスたちによって可愛い変換されているのである。もはや鼻をほじっただけでも可愛く写るだろう。最初にあくびと書こうとしたが、あくびは普通に可愛かった。
「ほーら、気がついたかしら?」
「おい、少年。名は何だ?」
「ねぇねぇ、おねぃさんのおっぱい、ほしぃ?」
「む、むむむ、むむ………(緊張して喋れない)」
好奇心旺盛なメリー。冷静に薦めようとするリリス。早くコトに及びたいアンジュ、そして気にはなるけど言葉が出てこないワカバ。
その美貌を存分にアピールするように四匹のサキュバスがいっせいに顔を寄せて、少年に詰め寄る。
「どこも怪我してない? おなかは減ってないかな?」
「名前はなんと言う? あぁ、私はリリスだ。君の名前を教えてくれ」
「ねぇ、ねぇ、おねぃさんのおっぱい。びゅくびゅくしてるのぉ、飲む? 飲む? 飲むぅ?」
「え、あ、……むぅ………」
……。
矢継ぎ早に放たれる、美声。全員が全員、久しぶりの生身の人間に興奮しているらしく、その声には人間の感情を高ぶらせる催淫まじりの超音波を知らず知らずのうちに混じらせていた。
「……ん。え?」
少年が体を起こす。
そして、自分の状況を見渡すように顔を回した。自分に詰め寄っている四人の美女たち。人生の浅い彼には彼女たちが、男たちの夢の悪魔ことサキュバスだということに気付いてないだろう
こんなにも美しい美貌を持った美女たちが、自分に詰め寄って甘い声で話してくれば。普通の男はもちろんのこと、まだ若い少年や幼児でさえも、口元をゆるりと緩めてデレデレとなってしまうことだろう。
が、しかし。
この少年は違っていた。
「………う……」
「鵜?」
「この流れで鵜は違うだろ」
「どうしたのぉ?」
「……?」
少年は美女たちを見据え、自分のすぐ目の前まで来ている事実に気付くと。
「………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!」
絶望のふちに立たされたように顔をゆがめて、恐怖の表情で叫んだ。
(続く)
今回は筆のすべりがおかしい。
次回は明日投下予定。次でエロやっておわらします。
わくてかしつつもやもやして待ってる
嫉妬スレのりぃんry は正直うざかったがスレを変えてみるとこんなにも良くなるのか。
トリップの付け方はこれで良いのかな?
255 ◆j2vEph/NSk氏の、GJと勝手に続きかいても良いよの言葉に甘えて
続きかいてみました
本格的にSSと呼べるもの初挑戦なんで暖かく見守ってくれると嬉しいです。
では投下
「うっしゃ、いー買い物したー」
『ご主人様、今回の収入の90%をつぎ込んだ買い物がですか?』
「あ… いや、まぁそうだけど…… “精霊憑き”が市場に出てるなんてそう無いし、
契約すれば、俺次第で魔力も上がって行くんだから先行投資と思えば……」
『その結果が今月も赤字と言う現実ですね、食費もありませんよ?』
「明日出来る、日雇いの仕事探して来ます、それで許して下さい、お願いします」
……久し振りだな、俺の名はハンドレット、武者修行中の半竜半人だ。
話しをしていた相手は、最初の冒険で手に入れた魔法の長剣の精霊。
彼女は赤茶色の髪と目に白い肌、
白いフリル付きカチューシャに黒と白のエプロンドレス、
……所謂メイドさんだ。
魔物だの、悪人だのをぶちのめしつつ旅を続けていた俺は、海沿いの交易都市に流れ着いた。
東西南北から人種を問わず人が集まるこの都市には、俺の様な“人外混じり”も多く住んでいる。
ここを旅の拠点にする事に決めた俺は、裏通りのボロアパートに身を落ち着けている。
口入れ屋(別名、冒険者の店)の仲介で請け負った仕事で一山当てた俺は、
露天市場を冷やかしていて一振りの短剣を見つけた。
一目で“精霊憑き”って判ったね、
その短剣を、店の親父との熾烈な値引き交渉の末、値札の48%引きでゲットしたと言う訳だ。
……そして、冒頭につながる訳で。
『ご主人様も竜の端くれでしたら、お金を溜め込む位の事をしたらどうです?』
「いや、そんなコト言われても…… そもそも俺、現金とかにはそんな興味無いし……」
竜と言えば財宝を溜め込むモノと思われているから、意外と思うかもしれんが、
竜は金銀財宝が好きなのではなく、気に入ったモノを集めるのが好きなのだ、
収集対象は個人の嗜好により様々で、蝶々とか、ヌイグルミとか、中には春画集めている奴もいる。
ぶっちゃけた話、竜族は皆、重度のコレクターで、趣味の為なら、金など惜しくないと言う種族なのである。
……ちなみに、俺に趣味はまだ無い、その内出来てしまうだろうが、
なるべく平和な生活をしたいので、金がかからないモノである事を祈っている。
「……とりあえずこの短剣と契約させてくれないか?」
『……判りました、どうぞ』
と、トゲトゲしいな長剣、そんなに今回の収入の90%をつぎ込んだ事が頭に来たのか?
……今度、握り手の革を新しくしてやろう……
……今は契約に集中だな、両手で鞘に納まったままの短剣を掴み、眼前に持って来る。
「契約を…… 我が名は“ハンドレット”武具に宿りし精霊よ、我が呼び声に応えよ!」
そして鍔の飾り石に口づけする、石が輝きを放ち、空中を漂う光の粒子となり、やがてそれが集まり形を作り……
次の瞬間、俺の腕の中には、俺の胸のあたりまでの背丈しかない…… 人間で言えば10代前半ぐらいの……
いっそ幼いと言った方が良い、栗色の短髪の少女がいた。
「……君がこの短剣の精霊なんだな?」
『うん! そうだよ! わたしを起こしてくれたのはあなた?』
短剣の意識がはっきりしてから色々話して ……驚いた、正直ぶっ魂消た、
“精霊憑き”の道具が生まれる過程には色々あるが、彼女は“自然発生”型
ある程度の歳月を経た“普通”のマジックアイテムが自我を獲得したタイプで、覚醒したのは今日が初めて、
つまり契約出来れば俺が最初の契約者と言う訳だ。
「と言う訳で俺と契約してくれるかい?」
『うん! いーよ! これからよろしくね! お兄ちゃん!』
俺と短剣が握手して契約完了!
……流石にこんな子供相手に長剣と契約した時の様なコトは出来んしな……
さて契約も済んだ事だし、明日の為に、
「今から口入れ屋に行って来る、留守を頼むぞ長剣、それに短剣」
『はい、行ってらっしゃいませ、ご主人様』
『いってらっしゃーい』
仕事を見つけてアパートに帰ってきた俺は、翌日に備えて早めに寝たんだが、
身体の上に何かの重みを感じて目を覚ました、なにかゴソゴソ動いている。
何者かは知らんが残念だったな! 半竜の俺は少しの明かりでも目が見えるのだ! ってオイ!
『あ、お兄ちゃん起きた?』
「短剣!? な・なにしてんだお前!?」
なんで裸で俺の上に寝転がってる!? 嫁入り前の娘がそんな事しちゃ駄目っ!
『なにって、お兄ちゃんにちゃんと契約してもらうの』
契約ならちゃんとしたでしょ、両者の合意による第一接触。
『長剣お姉ちゃんに聞いたもん、ちゃんとした契約方法が他にあるって』
ちゃんとした契約方法ってやっぱりアレか? アレですか!?
こんな小さな子に、なに教えてやがる長剣め、絶対お仕置きしてやる(性的な意味で)
短剣の身体は言葉をマイルドにして華奢…… ぶっちゃけ肉が足りない、特に胸
「えーと短剣? お前にはこの契約方法は、まだ早い……」
『でも長剣お姉ちゃんはしてるんでしょ?』
「い、やまぁそれはそうだけど、これはこれで」
『だから、わたしもするの!』
って何する気ですか短剣さn
「っつうおっ!」
短剣は俺のズボンごと下着を引きずり下ろすと、お休みしている俺のモノを小さい口で銜えた、
ってこんなコトまで教えていたんかい! 長剣わっ!
けして上手いとは言えないが、幼い容貌の短剣が一生懸命に俺のモノをしゃぶってるのを見ていると、
なんと言うか、その、は、はいとくかん? それが背筋を伝わって脳髄を直撃し、モノに熱い血潮を送る。
『あ、おっきくなってきた』
ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ
このまま出してしまいたい様な気も……
ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ
『♪〜♪〜♪〜』
ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ
って! ナニ考えてるんだ俺っ!
ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ
こ、これ以上は危険だ! なにが危険が判らんが兎に角危険だ!
「も、もういい短剣、後は俺に任せろ」
俺のモノを銜えた短剣が、上目で俺を見つめる、その目が(気持ち良くないの?)と俺に問うている様で…
見るなっ! そんな雨の中の捨て犬の様なすがり付く目で見ないでくれっ!
「そ、そんなコトはないぞ! ただ、これじゃ俺ばっかりで短剣が気持ち良くないだろっ!
イイから俺を信じて俺に任せてくれ短剣!」
短剣は、しばらく俺の目をじっと見ていたがコクリと肯くとゆっくりと口を離していく、
間に銀色の糸を引いて、屹立した俺のモノと短剣の唇が離れた。
か、間一髪だった…… 息を整えよう……
ぜー はー ぜー はー すぅー はー
よしっ! 整えた!
……息が整ったところで、俺は俺の全力でもって、短剣を気持ち良くしてやらねば、
自分の言動には、責任を持たなきゃならないし。
短剣をベッドに横たわらせて、おでこにキス、そこから耳、ほっぺた、と移動しながら、下に向かう。
『お兄ちゃん、くすぐったいよぉ』
首筋、鎖骨と来たら、次は膨らみかけのおっぱいだ。
右のおっぱいを口で含んで、先端のさくらんぼを舌で転がし唾液を塗す。
『くすぐったい、くすぐったいってばぁ』
……次、今度舐めるのは左のおっぱいだ、右手で右側への愛撫も続ける。
おっぱいを堪能した後、おなかと来て。
……いよいよ本陣、未だ無毛の女性器だ、使命を完遂する為にはココを陥落させねばならん!
僅かに湿り気を帯びて来ているとは言え、筋しかない土手を撫でる、揉む、舐める。
『きゃっ! ああん!』
解れたところで外陰部を押し開いて、膣口周辺を舐める、舌で膣口をつつく。
『あはん! あっ!』
そうこうしている内に愛液の量が増えてきた、そろそろ大丈夫か?
「短剣、良いか?」
『……ウン……』
「良し、それじゃあ……」
短剣に片方の手で外陰部を広げさせ、もう片方の手で俺のモノを膣口に当てさせる、
そして俺は短剣がずり上がらない様に、しっかり両手で短剣の腰を掴む。
そして、
「行くぞ」
一気に短剣を貫いた!
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
緩急を付けながら前後運動を繰り返す。
短剣の中は予想以上にキツイ、それに歯を食いしばって、シーツを握り締めているんだから
相当痛いんだろうな……
早く終らせよう、そいでもって抱きしめて頭を撫でてやろう。
……考えている内に限界が来た。
「うっ! 出すぞ!」
俺は出来うる限り短剣の奥へモノを突っ込み精を放った。
『ああ、熱いの、熱いのがわたしの中に出てる……』
最後まで精を短剣の胎内に出してから、使命を果たしたモノを引き抜く。
先刻まで筋しか無かったソコは引き出された秘肉と、精液と愛液そして破瓜の血の複雑な混合液で、
グチョグチョになっていた。
『痛かったよぉ〜』
行為の後始末をした後、短剣を抱きしめて頭を撫でてやってたんだが……
結局泣かせてしまった、まぁ泣く元気が有るんなら大丈夫かな?
『お兄ちゃんも、あんまり気持ち良さそうじゃなかったし』
「短剣が痛そうだったからな、集中できなかった」
『うぅ〜』
「そんな顔するな、初めてはそんなモンさ、次からは気持ち良くなるって」
『でもわたしお兄ちゃんに気持ち良くなって欲しかったんだもん』
まったく可愛い奴だなぁ〜 もっと頭ナデナデしてやるからな〜
『だからもう一回したい! もう一回して!』
「え゛っ」
……ベッドの上で短剣が満足そうな顔で眠ってる、俺は床の上でorzの格好で凹んでいた。
……結局、あれから短剣の熱意に押される形で5回程してしまった。
最後のほうじゃ短剣も明らかな快楽の声を上げていたんだが……
……何だろうこの遣る瀬無さは…………orz
『ご主人様』
声をかけられ俺が顔を上げると゚rz
そこにはカチューシャとガーターベルトとストッキングだけの長剣がいた!?
『女の子にとって“初めて”はとても大切な事ですから、黙って見ていましたが』
物凄い迫力で一歩一歩迫って来る長剣、怖い、笑顔なのにスゲー怖い、後ずさる俺。
『ご主人様と短剣ちゃんが愛し合ってるのを見て、身体が火照ってしかたないのに、自慰も出来なかったんですよ?』
見ると、長剣の股間は既にアツアツのヌレヌレのムンムンだ!
『ご主人様はいっぱい我慢した私に、いっぱいご褒美を下さいますよね?』
いや、流石にこれ以上はって! 何故立ち上がりますかマイサン!?
そうこうしている内に壁際に追い詰められました。
長剣サン、ナゼ“きゅぴーん”ト言ウ擬音語ト共ニ、スルドク目ヲ輝カセルンデスカ?
『では、まいります』
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
……何とか翌朝の仕事には間に合いました……
インターミッション
ハンドレットはダガー+1(付与魔力:特に無し)を手に入れた!
XXXXポイントの経験点を得た!
人として大事な何かが下がった!
特殊能力:????にチェックが入った!
短剣がメンバーに加わった!
特殊能力:????の習得まで、あとXXXXポイントです。
おまけ
あれ以来、短剣が俺を“お兄ちゃん”と呼ぶたびに謂れの無い(無いよな?なっ!)自己嫌悪が襲って来るので、
拝み倒して呼び名を“マスター”に変えてもらった、が
……“行為”の最中、短剣が感極まると、呼び名が“マスター”から“お兄ちゃん”に戻るので
短剣とした後の遣る瀬無さが倍増しただけだった…… il||li _| ̄|○ il||li
我ながら纏まりがねぇ……
長剣の話しを最初に書くつもりがこれが先に出来たし……
俺のエロスエンジンが回らない……
il||li _| ̄|○ il||li
>>449 受身のハーレムも萌えますな。ワクテカしてます。
>>459 メイドきたーGJ!最後の???と、剣の話が気になります。
神だらけスレになってる!!
どれもGJ!!
イイヨイイヨー
良い流れだ。
304の人GJ!
>>人として大事な何かが下がった!
言いたい事はわかるが、テラワロスw
いいよいいよ。そのまま突っ走っていこー。
期待してますよ。
投下します。エロは少なめです。
「ううあぁ、うわぁ、うわ、うわ、うわ、うわぁぁぁん!」
少年はベッドから転がり落ちて、美貌のサキュバスたちには目もくれず、腰が抜けたようにばたばたと四つんばいのまま逃げていく。
「あらぁ、なぁに。もしかしてぇお尻ぃ? ごめぇんなぁさぁい。あたしは作者がふたなり嫌いだから、そういうのはできなぁいのぉ。ごめぇんねぇ?」
「やめろ。なにか様子が変だ」
少年はこの空間から逃げ出そうと、洞窟の中で出口を探すように壁伝いに走り回るが、アンジュの張っている結界に阻まれ逃げることが出来ない。
少年の幼げな顔は恐怖に染まっていて、彼女たちがまるで親殺しの相手かジェイソンか甲鱗のワーム(7/6)の姿にしか見えてないように泣き叫んで逃げ惑っている。
「ねぇ、きみきみ。どしたの?」
メリーが優しく話しかけようものなら、
「うわぁ、いやぁぁぁぁぁあああ!!」
さらに恐怖に顔を歪ませ、逃げる。逃げる。逃げ惑う。しかし、彼にとってこのサキュバス戦はある意味イベント戦闘なので逃げられるわけが無かった。
「あれ? あたし何か怖い顔だった?」
「ぜんぜんでござる」
「なーんか、事情がありそうねぇ」
リリスは腕組みして、ガリガリとアンジュの結界を引っかいている少年を眺めていた。
「おい、少年!」
「うわぁぁぁわぁぁ!」
「少年!」
「いやぁぁぁぁぁ」
「HEY BOY!」
「いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」
「ダメだ。耳を貸そうともしない」
めんどくさげにリリスは頭を抱える。何を言っても叫び声しか帰ってこないので会話になりようもない。
「なにか事情がありそうでござるな」
「あの叫びかたはじんじょぉじゃなぁいもんねぇ」
アンジュもさすがにこんなに怖がられている立場にあるとわかり、もろだしな体を腕で隠してみたりするが、そんなぐらいで少年は黙ってくれない。
というか手で隠せないほどの巨乳なので彼女が手を添えると、こんもりと柔らかい肉が盛り上がり、さらに扇情的である。
女性というもの自体を怖がっているようだった。
「あーもう。めんどくさいな……」
リリスはそう言うと、ばさりと大きな翼を羽ばたかせ一瞬ホバリングしたように、少年との間合いを詰める。さすが、ダンジョン奥の強敵(経験値稼ぎともいう)の定番。この一瞬の間合いの詰めかたは素晴らしい。
目の前まで一瞬でやってきたリリスを見て、少年の顔はさらに恐怖と悲壮に浮かぶ。次の瞬間。
ゴンッ。
ぱたり。
とりあえず召喚した鈍器で少年の頭をごっつんした。
「ちょ、リリスっ!」
「なにやってるでござるか!」
メリーとワカバは少年に駆け寄る。少年はせっかく起こしたというのに、この衝撃で今度はぴよぴよと頭の上にひよこを乱舞させて気絶している。
「あらぁらぁ……」
「とりあえず、このままこいつ起こして」
リリスが二人に命令する。二人はしぶしぶながらそれに従って、少年の体を起こした。
「いまから、この子に催眠術かけるから、それで詳しいことを聞きましょう」
「ほぇ、催眠術使えたの?」
「なにちょれ」
「破廉恥な技でござる」
「………あんたらちょっと黙ってて」
?とのんきなマークを出して首をかしげているメリー他三匹は置いといて、リリスは少年の目の前までやってくる。腰を下ろし、少年と同じ目線に立つと、
「………」
魔眼の力みたいなもので、じっと少年の心の中に語りかけるように見つめる。
数秒。
「……よし、かかったわ」
「「「おおーー〜」」」
気の抜けた三匹の歓声にリリスは脱力しそうになった。が、すぐさま気を引き締めて。
「ねぇ、少年。君の名前を教えてくれるか?」
リリスが優しく語り掛けると、少年の瞳は少しずつ開いていき、虚ろな瞳でリリスたちを見つめていた。
「……シグ」
「シグくんね」
「うん……」
「どうして、あたしたちを恐れてるのかしら?」
早速リリスは核心を突いてみた。
「話してみて」
「……うん……」
シグはぽつりぽつりと話し始めた。
シグは幼い頃から、ずっと女の子にいじめられていたという。
少女のように体が細くて内気なシグは、体の強い女の子たちに反撃することも出来ず男のように殴る蹴るの肉体的な暴行から、大切なものをこっそり壊されるといった陰湿なものまで幅広い痛みを受けていた。
女の子たちも、世間の前では猫を被っていて、いくら虐められていても周りはただの仲良し同士のふざけあいとしか見てくれなかった。
そのおかげで、シグは男子たちの間でも女の子ばっかり仲良くする裏切り者と呼ばれ、孤立させられていた。
ついに、シグは女の子恐怖症となってしまったのだ。女の子が近くに居るというだけで泣き叫ぶ。落ち着きを失い、逃げ惑う。
それを気に入らない女の子たちはさらにシグを虐めた。
そして、ついに。彼女たちはあろうことか。迷いの森の中にシグを気絶させて置くという洒落にならない虐めを思いついたのだ。
立ち入り禁止の看板を超えて、迷いの森のなかへ。シグを投棄したのだった。シグが覚えているのはココまでである。
彼は目隠しと腕を縄で縛られたまま、迷いの森の中を歩かされたようで、そのまま記憶がなくなり……。気がついたらこの洞窟のベッドに居て……。
「ううっ……うっ……」
少年、シグは辛かったのだろう。自分の半生を語りはじめて、涙していた。催眠術にかかっていても自分の心と体に刻まれた痛みは離すことは出来ないようだ。
「そうか、辛かったね……」
リリスが同情した声を漏らす。
自分も似たようなものだったからだ。
彼と違って自分はとてつもなく強い。しかし、そのせいで、この大きな翼と強力な魔力は他のサキュバスたちから疎んじられていた。
メリーが居なければ、今でも自分は孤独だっただろう。だから、彼女は少年の寂しさ、言葉、感情に同情していた。
が、それより心のこと線に触れられていたのは。
「うわぁぁぁぁん! 寂しいのいやだもんねぇ、辛いよねぇ」
「むぅ。涙でハンカチがたりませぇん」
「ござる……」
残りのサキュバス三匹。あんたら、泣きすぎだ。
「どうする? この子」
リリスは催眠術をかけたままの少年を見ながら、三人に聞く。
「ううん…。やっぱり迷いの森で倒れてたから……いろいろ事情はあるんだねぇ」
「むー、あぁたしは泣き叫ぶ男の子を無理矢理やぁりたくないですわぁ。ショタっこはやさしぃくおだやかぁにやるのが基本なんですのぉ」
「私はもうどうすればいいのか分からん」
うーん。三匹は考え込んでしまう。みんなこの人間を補充したい。しかし、この少年のおびえっぷりとその理由を聞いて見た後だと、妙にやりづらくなってしまう。
ほとんど人間を食事にしてこなかったせいか、みんなこの人間に非情になれないのだ。
「「「うーむ……」」」
そこで、ぽつりとメリーが言った。
「逃がす?」
え。その一言に三匹のサキュバスたちがいっせいに眼を見開いた。
「な、なに考えてるんだ! せっかく何百年ぶりかの獲物なんだぞ!?」
「そうですぅ。あたしぃもうがぁまんできなくて、おっぱいむにゅむにゅなぁんですよぉ!」
「こんな幸運は二度とないでござるよ」
「わかってるわよ!」
そんな三匹をメリーは大声を出して制止する。
しばらくの沈黙が、走る。
「そうだ」
リリスの声にほかの三人がいっせいにリリスに顔を向けた。
「いい案があるぞ」
「いいか。このシグは最終的にこの森から逃がす。しかし、ただ逃がすわけではない。このシグに我々の淫魔の力を分け与えて逃がすのだ。
女の子に虐められたから、女の子恐怖症になったのだから、要は女の子に虐められなければいいわけだ。
淫魔の力を持ってすれば、女の子だって彼に対して虐めようという気はなくなるだろう。むしろ、愛しくて愛しくて仕方がなくなってくる。
女の子に愛されれば彼はじきに女の子恐怖症を克服していくはずだ。そして、彼が女の子恐怖症を克服した瞬間。彼にもうひとつかけた催眠術が発動する。
その催眠術とは、この迷いの森に入りたくなる衝動が抑えきれなくなるというものだ。彼が迷いの森へ入ると、一目散にある場所へ行くように暗示をかける。
そこを我々が頂けばいいわけだ」
と、いうわけで。
催眠術でトランス状態の少年をベッドの中央にのせて、四匹はぐるりと四方を囲んだ。
「これから、我々でこの子に淫魔の力を分け与える。各自やり方はわかるな?」
「?」
「わからんのか!!」
「とりぃあえずぅ。えっちしちゃえばいいんでしょぉ?」
リリスがメリーをはたこうとした手を掴んで、アンジュがわくわくした顔で言う。
「まぁ、まぁ。ざっくり言うとそうだが……」
「じゃあ、さっさとはじめましょぉよぉ♪」
確かに、肝心な淫魔の力の分けかたのひとつはセックスなのだが……。アンジュの様子だとただもうやりたいだけのように見えていた。
「アンジュはもう押さえきれないようでござるな」
「もぉちろぉん。むいちゃえむいちゃえー!」
アンジュはシグのズボンに手を伸ばしがちゃがちゃとベルトを外そうと金具を掴む。
が、人生生まれてから今まで、ほぼすっぱだかで生活していた彼女にはズボンのベルトの外しかたがわからない。
「むぅー! むぅー! なぁにこれぇ! 今の男の子たちはみんな貞操体つけてぇるのぉ? こうなったら、リリス! これ焼いちゃってぇ!」
「落ち着け。アンジュ」
「これはこうやって外すでござるよ」
ワカバがアンジュからベルトを奪うと、細い指でカチャリと金具を緩める。しゅーっという音と共に、シグのズボンからベルトが抜き取られた。
「はぁわわ。すごぉいです」
「では、下ろすぞ」
ズボンに手をかけたリリスはそう言うと、下着ごと掴んで下ろそうとした。
「うぅ。だめぇ……」
その瞬間。トランス状態のシグが虚ろな意識の中、小さく悲鳴を上げる。意識朦朧としていても、貞操考はあるようだ。
しかし、その小さな悲鳴に、
「……かぁわぁいぃぃ」
アンジュは顔を赤らめて、悦に入った表情で彼のズボンから離れ、シグの顔の位置まで移動する。
アンジュが離れた後のズボン部分には、メリーとリリスとワカバが顔を寄せていた。
「うわっ」
「おぉお……」
「ひゃぁ…」
三匹のサキュバスは久方ぶりに見る、人間のアレに感嘆の声をあげていた。
シグのアレは歳相応の大きさで、こぶりであまり希望に添えるものではなかったかもしれない。ふにゃりと力なく垂れ下がっているシグのアレは弱弱しかった。
しかし、久方ぶりの食事である三人にとってはこれでも最高のごちそうだった。
「じゃあ、まずはあたしたちで、これ。勃たせよっ」
「応」
いっせいにアレにむしゃぶりつく三匹。
べちょぺちょちょちょじゅるるるるる!
「いやぁ、あぅっ、あん!」
サキュバスの三匹がむしゃぶりつくと、すぐにシグのアレは起立を始める。さすがサキュバス。すぐに男を臨戦体制へ持っていくテクニックは誰よりも優れている。
そして、起立させればこっちのものだ。あとは、広くなった表面積に、各サキュバスが思い思いの最高の刺激を与えるだけだ。
メリーは頂点の穴めがけて舌をねじ込み、リリスは竿や裏スジに軽く歯を立てるようにひっかき、ワカバは揺れる二つの玉を大きく含む。
初めての刺激に戸惑うように、シグは上半身を浮かせて悶絶する。男の精力をドレインするサキュバスにとって、男を悦ばせるのはなによりも簡単だ。
たちまち、シグはそのサキュバスたちの与える刺激のとりこになってしまった。
「いいっ、いいよぉっ。きぃもぉちぃぃぃいぃぃぃ!」
じゅぶじゅぶじゅぶ。
ぺちょりぺちょり。
もご、もごもご。
「ねぇ、シグちゃん。あたしぃ、えっちよりいいことしてあげぇよぉとおもうぅんだぁ♪」
ひとり、参加してなかった。アンジュ。シグはその裸体に眼を奪われる。大きな胸とその頂点に貼られた絆創膏。じゅくじゅくとその先端が濡れてきているその絆創膏をアンジュはもったいげにぺりぺりとはがしていく。
「えへへ。ようやく、このおっぱいみるく。飲んでくれる人が出来たわぁ♪」
ぺりん。
絆創膏が全てはがれた。その途端。
「えへへへへ、んぁぁぁああああんっ、なぁあぁあぁあああんっ!!」
ぷしゅ、ぷしゅ、ぷしゅるるるーー。
アンジュの乳から母乳があふれ出した。
それも、絆創膏を貼っていた時のような滲むようなものではなく、大きく弧を描いて乳首から四方へ飛び散るほど大量の母乳。
母乳が噴出にアンジュは悦に入ったような呆けたような表情で、飛び散る母乳に身を任せる。そしてその母乳はすべてシグの顔へかかるのだ。
「んぁ、あああ。あぶっ、ぶくっ、ぶくっ」
顔中に大量の母乳を浴びたシグはあまりの量におぼれそうになる。口元へ入っていく母乳をシグはおぼれつつも飲み下だす。
「ごく、ごくごく」
甘い。極上の甘さ。まるで麻薬のように何度でも何度でもいくらでも飲みたくなる。おぼれそうなのにもかかわらず、シグは息をするのも忘れて降りかかる母乳を飲み下していく。
「ほらぁ、どぉですかぁ? わたぁしのみるくぅ。魔力たぁっぷりですよぉ」
アンジュは嬉しげに微笑むと、今度はシグに自らの乳首を咥えさせて直接吸わせる。シグはちゅうちゅうと夢中で吸っていた。
「あぁっ、うぅんっ、いいっ、いいですぅ、人間に、吸ってぇ、もらぅのぉっ、いいいいいいいっ」
白い母乳まみれになっていく上半身。
シグが母乳に夢中になっていたころ、下半身では。
「あんっあんっあんっあんっ!!」
メリーが自らの魔の膣でシグのアレをくわえ込んでいたのだ。
「メリーが見つけたのだからな。やはり最初はメリーだ」
そう言ってリリスは二人の結合部分を蛞蝓のような舌で嘗め回わす。ワカバはメリーの胸を背後から攻めていた。
「いいっ! ひさしぶりのっ! えものっ! えものぉ! えものぉぉぉ!!」
メリーの悶え声は歓喜に振るえていて、ぐっちょり入っているアレをフルパワーで抜く。抜きまくる。
「お、おいっ! メリーっ。今回は魔力を分けるだけだ! あんまり気合入れてやるな!!」
あまりの勢いにリリスは声をあげた。この勢いでシグと交わり続けたら、逆に彼からパワーと魔力を奪い取ってしまうのだ。淫魔の力をシグに供給するためには、性交はほどほどに抑えなければならない。
しかし、メリーの腰は止まらなかった。
「だ、だめぇ! 腰が、とまらないのぉ! きぃもちぃよすぎぃてぇぇ!」
「くそっ。おい、ワカバっ。メリーをシグから抜く!」
リリスはメリーを持ち上げると、シグのアレから抜き取った。メリーの股間からサキュバス特有の粘っこい愛液がシグのアレに橋を掛けるように繋がっていた。
「ああああああっ! だぁめぇ! もっとぉ、もっとぉ!」
「うるさい! 私がやる」
メリーを抑えて、今度はリリスがシグのアレを自らの膣に串刺しにした。
「うっっん!!!」
甘い衝撃! 股間から沸き起こる甘美な味。
「こ、これは……。最高だ…っ! 月の光なんぞ比べ物にならぬほどの! 魔! 魔! 魔!!」
彼女も我慢できず、全力腰を動かしていた。メリーと同じである。ミイラ取りがミイラになってしまった。
「あふぅあっ! いゃぁほぉ! いぇすうぅ! すごいぞぉ! シグゥ!」
むしろ。メリーより力の強いリリスが性交することにより、メリーより激しいものとなってしまった。
「あばぁっあぶっぶくっぶくっ」
「どんどん召し上がれぇ〜」
さらに、上ではアンジュのミルクサービス。魔のミルクだ。飲めば飲むほど、感度は上昇し脳内の理性も崩壊していく。
「ぶくぅぶくぅぶくぅっ!」
「いやぁあ! うぉぉう! なんとぉ! いいぃいい!」
「れろれろれろれろれろれろれろ」
「えへぇ。いっぱぁいいっぱぁい。おっぱぁい〜〜〜」
もはや、地獄絵図である。いや、天国か?
びゅくっびゅくびゅくっ!
じゅわわわわわわ。
シグが快楽に耐え切れず、射精した。その汁はリリスとの結合部からあふれ出す。しかし、リリスはこれで終わらない。さらに快楽を得ようと腰の動きを止めずに第二回戦。
が、さすがにリミッタを超えすぎていた。もう淫魔の力の供給というより本格的な食事になってしまっていた。
「皆のもの! 落ち着くでござる!」
唯一、彼と交わっていないワカバだけが正気を保っていた。彼女だけは、玉を舐めるのみで済ませ、性交の際も少年には一切触れず、サキュバス同士で感度を高めていただけであった。
「落ち着くでござる! メリー! アンジュ! ワカバ!!」
しかし、全員の情事は一向に止まる気配が無い。
「……仕方が無いな……」
そう呟くと、ワカバは自分の着物に手を掛ける。そして、懐から取り出したのは……。
「東洋の国ご用達でござる。みんな、喰らえ」
一人だけサングラスをかけて、その取り出した丸いものを地面にたたきつけたのだ。
カッ!!
東洋の国でニンジャと呼ばれる隠密部隊が使っていたといわれていた最新型の閃光弾だった。
「ごめんねぇ、ちょっとやりすぎちゃったぁ」
「うう……快楽に負けてしまうとは……不覚……」
「あうー、眼がちかちかする……」
三匹のサキュバスは正気に戻っていた。悪魔であるサキュたちは無事だったが、シグには辛かったようで、本日何度目かの気絶。
「おぬしら、淫魔の力を供給するだけだといったでござるよ。なに本気で狩っておるのでござる」
「面目ない……」
全員は珍しく、ワカバに頭を下げる。
「もう、そろそろ十分であろう。このシグ少年を迷いの森の出口の近くまで連れて行くでござる。本格的な食事はこの子がこの森に戻ってきてからでいいでござろう」
「はーい…」
メリーたちは、残念そうに声をあげる。
「そんなに心配するな。こんだけ淫魔の力を分け与えたでござる。すぐに女の子恐怖症を治して帰ってくるでござるよ」
「そうね……」
「そろそろ夜が明けるわ。その前に置いてこないと。みんな、行くよ!」
四匹の悪魔たちがまた飛び立った。夜の闇を超えて、足には今日食べるはずだった獲物の抱えて、空を越えて駆けていく。
彼女たちは迷いの森の街道から数百メートル離れたところに、シグを置いた。ここならもとの場所へ戻れるだろう。
「ふふふ、じゃあまたねっ」
気絶したままの少年の頬にメリーはちゅっと小さくキスすると、サキュバスたちは森の奥へ帰っていった。
「我慢よ。あの子が女の子恐怖症を克服するまで。でも、どうせ、すぐ克服するでしょっ。
なぜならシグ少年は私たち、サキュバスたちの淫魔の力を分けてあげたんだから!
すぐに帰ってきて、今日の続きをしてね!!」
そんな想いと欲望を抱えて、四匹のサキュバスは闇の中へと消えていった……。
(終わり)
おまけ:
「ううん……。僕、いったいどうやって迷いの森から出てきたんだろう……。気がつけば、街道の近くだったんだよなぁ……」
「おい、ちびシグ!」
びくっ!
「なぁ、なぁに……?」
振り向くと、いままでシグをいじめていた女の子たち。
「ちびシグ、よく迷いの森から出て来れたわねぇ」
「あんたが帰ってきたせいであたしたち先生やお父さんお母さんからすっごく怒られたのよ!」
「そうよ! いままでいい子で来たのに、一気に悪い子にされちゃったじゃない!」
「そ、そんなぁ。僕に言われても……だって、やったのは君たちじゃないかぁ」
「そんなこと知らないわよ! あんたのせいよ! あたしたちに謝りなさい!」
「責任とってよ! せーきーにーん」
「ええっ 責任って言われても……」
「まったく、口で言ってもわからないようね……。こうなったらみんな、体で教えてあげましょう」
「そうね」「うんうん」
「や、やめてよ! もうリンチは嫌だよぉ!」
「みんなっ! やっちゃえぇぇぇ!!」
「おーう!!」
「ちょ、殴るのはやめて! せめて顔だけは! うわぁ、うわぁ、うわぁぁぁぁぁああああああ………って!
な、なんで僕の体を舐めるの!? 殴るんじゃないの? うわぁ、ちょ、なんで僕の服を脱がして、いやぁぁっ、そこぉ、だめぇ! 汚い! うわぁ、え、あれ、そこ、うわんっ。なに、新しいいじめ!?
いやぁ、もご、もごもご、なんで? おっぱい……? うわぁ、あんっ、あんっ、あんっ!! みんな、なんで裸になってるの!? あんっ! あんっ! あん! あんっ! あんっ! あんっ! 出る、出るぅ、出ちゃうぅぅぅぅぅ!
ふわぁ……、出た……。え、今度は別の人!? え、あ、うわっ! や、誰!? 耳に吹きかけるの! こんな苛め方だめだよぉ! あ、ミラン先生! いいところに、助けて! 先生助けてぇ! みんなが、みんながいじめるんだぁ!!
ちょっ、な、なんで先生も脱いでんの!? わ、あ、きゃ、あんっ あんっ! そんなおっぱいで押さえつけないで! 先生も僕の乳首引っ張らないでぇ!! あっ、あ、あ、あ! あ! あ!き、気もちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!」
ぶしゅるるるるるるるるるうるるるるるるるるーーーーーー!!
シグの女の子恐怖症は一生治らなかった。
(終わり)
終わりです。エロシーンが短くてごめんなさい。
さて、過疎っていたハーレムスレが盛り上がるように、優先して執筆してましたが、
神投下が増えてきたので、次の作品を最後にしばらくスレから離れたいと思います。
最後は前から書きたかった風呂でプレイで終わらせます。
ちょww悪化させてどうするwww>サッキュン
つか、道を歩いていると通りすがりの女性にレイープされる女性恐怖症の少年
それなんて女難w
逆効果の淫魔の力に吹いたwwwGJだ。
>465
そうか、フタナリは嫌いか。
ハッタリに爪の垢でも煎じて飲ませてみてぇ。
後、さりげにマジックのクリーチャーが?
心のこと線
琴線(きんせん)
ネタですよね?
475 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:56:43 ID:nqG0ZltT
甲鱗のワーム吹いたw
ガチな話、シグがかわいそうだ。
逆レイプで終わりか
479 :
king:2007/06/25(月) 05:46:12 ID:QKE0VOoj
支配してるようなのこないかな〜?
逆レイプじゃなくて。
>>479 お前が書け
若しくは『E=MC^2』の最新投稿『復讐』でも読んで来い
何か書こうと思うんですけど
ここは陵辱ハーレム系とかはNGですか?
愛があれば構わないと思う。
人それぞれだからね、愛の形は。
絶倫スレなら、愛がなくても大丈夫かもな。
愛・・・愛か・・・
ヒロインが全員主人公の事がすきなんだけど
誰かにとられるぐらいなら全員で主人公の奴隷に・・・
素直になれない子とかには多少無理矢理でもその良さをわかってもらおうと・・・
とかは駄目かな?
スレ違いですね、すいません
出直してきます
そーいや E=MC2にファンタジーシティの続きが来てたな
相変わらず萌えた
女性3人犬にして取ってこいってのは、すごい眼福だろうなあ
>>485 ・ストーリー上必要のある陵辱は不問とする
・ただし、それで心が揺らぐようなヒロインは願い下げである(精神性重視)
とくめー氏のハーレム作品収録定義より
それなら問題なかろうて
にしても今週のE=MCはなかなかよかったな
ファンタジーシティーとかNight(ryとか復讐とか
Night(ryはなんか終わり方がイマイチだったけどさ
投稿先とは違う場所でイマイチとか、陰口みたいなマネするなよ。
長年待ったファンタジーシティがきてくれてまじ嬉しかったよ。
犬化はオトコの夢だよな。あの、愛の有るmcって感じが実に良い。
>>492 ネット上に晒してる以上、この程度は許容範囲だと思うがな
よそのネタはあくまでも自重を忘れない
ここ批評スレじゃない
さもないと夜華厨と同類
ああいやすまん、陰口っぽくなっちまったな
あくまで良かったという前提で書いたんだが次から気をつける
没ブロット……
放課後の学校、教室で主人公の誕生バーティーが開かれている時、強盗が乱入する。
主人公とヒロインたちは、人質に取られてしまう。
強盗に命じられるままに、交わっていく主人公とヒロインたち。
命じられて……いや、本当は、ずっと望んでいたこと……。
ヒロインたちは、皆、主人公を密かに想っていた。
でも、互いを思いやる心が邪魔をして、彼の取り合いはできなかった。
野獣がくれたハーレムで、性の宴が始まった……。
(『学園ソドム』もどきかと思った方も多いでしょう)
ヒロイン
・お嬢様(おしとやか)
「私、XXくんのこと……好きです……だから……あげます」
・お嬢様(タカビー、でも主人公には従う)
「XX様にこの純潔……捧げます!」
・幼なじみ
「XXちゃんのこと、ずっと好きだったから……あげたい!」
・幼なじみ(妹)
「おにいちゃんに、わたしの初めて、あげる!」
・おしゃべり
「あたし、XXのこと好きだもん!だから平気だもん!」
・ハーフ
「アタシね、ずっとXXにバージン、あげたかったんだヨ!」
・後輩(内気)
「XXさん……私……あげます……」
・後輩(元気)
「先輩……わたしの初めて……もらって下さい!」
いやいやなぜ強盗がんなことを命じるwwww
まあハーレムものはどれだけ不条理にするかも一つのポイントだが
499 :
king:2007/06/26(火) 00:10:59 ID:viwVSqls
生徒会長(クール)
と言うのもありだと思う?
>>498 強盗の正体は主人公の子孫が送り込んできたロボットなんだよ
・・・電車で行こうがバスで行こうが到着地が同じならいいって、すごい理屈だなセワシ
>>497の「ブ」ロットが気になるw
もう強盗も主人公のことが好きな女の子にしてしまえばいいんだよ
誕生パーティーに呼ばれなかったからうがーって感じで
べた甘ラブコメになるが、それはそれでいいな
504 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:19:50 ID:biqDlJ9u
今日はなぜか、泣いた赤鬼の筋書きでハーレムな夢を見た
なぜ泣いた赤鬼、そしてプロット忘れた
たしか赤鬼が女だった
なぜ、唐突に赤鬼企画の話を……?
つかハーレムなら双子企画の方じゃね?
507 :
497:2007/06/26(火) 05:01:36 ID:6JDfVxRq
「俺にするか、それともそいつにするか」
「あんたとするくらいなら、XXとした方がずっといいに決まってるじゃないのっ!!
いいもん!あたし、XXのこと好きだもん!だから平気だもん!」
……これじゃ、『痕』ですねw
>>504 ブロットにしてみる
ナイター赤鬼
主人公にハァハァな赤鬼タソでも仲良くなるキッカケが掴めません、
赤鬼タソの親友青鬼タソ考えました。
『アタシが襲うアンタが助けてラヴラヴ♪』
赤鬼タソちと出遅れ主人公強チンされてしまいました。
計画道理ラヴラヴな赤鬼タソ、でも主人公が御立派すぎて青鬼タソともねんごろになってしまいました。
『こんなはずでは…』(泣)
赤鬼タソは陰でそうこぼしたとさ
で青鬼タソが複数ならハーレムかね
鬼=スケバン 主人公=受け身パンピー(ショタ系)
で考えたがいかがか
前スレの、プロット投下禁止に反逆してるんじゃないか?
そういえば
PiPi'Worldのサモンハーレムって消えちゃった?
513 :
497:2007/06/26(火) 21:47:16 ID:6JDfVxRq
間違えた、『プロット』でした。
プロット禁止?では、アイデアを譲りますので、書きたい方、ご自由にどうぞ。
恥のかきついで、厨出しついでに、設定。
一人称 主人公の呼称 声
・お嬢様(おしとやか) 私 XX(苗字)くん 沢城みゆき
・お嬢様(タカビー) 私(わたくし) XX(苗字)様 伊藤静
・幼なじみ わたし XX(名前)ちゃん 川澄綾子
・幼なじみ(妹) (自分の名前) おにいちゃん こやまきみこ
・おしゃべり あたし XX(あだ名) 今井麻美
・ハーフ アタシ XX(名前) 栗林みな実
・後輩(内気) 私 XX(苗字)さん 能登麻美子
・後輩(元気) わたし XX(苗字)先輩 新谷良子
痛ーーーーーい!
これはひどい・・・
その、なんだ、カエレ!
KH
譲りますとか微妙に上から目線なのがさらにむかつくな
いやな予感はしていたのだが、予感も、目視できるほど具体的なものになると笑えてくる。
教員棟は何か巨大な妖気でぐにゃぐにゃしている。
「やぁやぁやぁ」
無防備に現れたのは、鳳凰院鬼月本人だった。
黒く黒く長い髪。
光すら抜けだせない、この色はそんな重力を思わせる。
威厳や堅苦しさなどつゆとも見せず、まず焼き芋をそしゃくしながらしゃべる辺りがふざけている。
(ていうか、わけーなこの人…)
そしておそらく傍らによりそう灰色の少女は灰寺ホゥノ、だって灰色だから。
彼女の少しウェーブがかった髪は耳の辺りで切りそろえられて、その色はアラセに、少年の頃初めて火を扱ったときを思いださせた。
「よくきたね、歩きながら話そうよ、ん?ん?なんで顔中べったべたなの?なんかエロいことしてた?わっかいなー」
「はぁ…どうも…」
「この子、灰寺ホゥノ、初めてでしょ?はい握手!」
「あ、よろしくお願いします」
少女の氷のような瞳は、アラセに一瞥すらむけない。アラセの右手は虚しくワキワキする。
「あの…」
「黙れカス、はらわたのジュースを鼻から飲まされたいか?」
ピッキーン
「ごめんねごめんねアラセ君、この子テレ屋なのよー、はいお詫びのおいもさん!」
モガモガ
会議室には既に3人の先客がいた。
そのうち2人の顔は、世情に疎いアラセでも知っている。
海鼠輪七色(このわなないろ)、ネブルアシアが世界に向けて発信する伝説的アイドルグループ「ゴッドフィンガー」のリーダー。
彼女達が世界ツアーを行うたびに大量の難民、遭難行方不明者を創出し、家庭や仕事を放棄する者が後を絶たない。内戦地帯では彼女の歌声を妨げぬために銃声が止み、時の大統領は彼女を批判して凶弾に倒れた。その影響力はまさに神の指。
長谷川トピア、人類初の機械生命。彼女が世界経済に与えるショックを予測することは不可能だろう。
いずれ彼女の子供達が世界に向けて放たれたとき、どれだけの労働者が職を失い、どれだけの家庭がセックスレスになるのか、どれだけの人間がその意味を失うのか。
現在、ネブルアシアにおける最大の核弾頭。その価値は未知数。
それはあまりにも予期せぬ対面。
なにを隠そう、アラセ自身がゴッドフィンガーの大ファンである。あの艶やかなくちびるを思い、何度恥ずかしい性の遊戯にふけったものか。
その白い指、歌にのって流れるような瑠璃色の髪。アラセの心拍数は跳ね上がっていた、のだが
「ああああああああ!!!!うるさいなぁぁあああ!!!!!もおおおおおおお!!!!!」
バンっと教室中をしびれさせる衝撃。
「やめてよ!!もうイヤなの!!!私を一人にしてよっ!!!消えてよもう!!」
バンバンバン、がっしゃーん
「あ…あの…」
「ん?ん?見なかったことにしておいたほうがいいよアラセ君!」
「で…でも…」
「ハロートピア!ご機嫌いかが?」
「…………いいわけがない。」
長谷川トピアは無表情で窓の外を見ている。まったくまばたきをせずに。
「あらあら、相変わらず冷たいわねぇ、ほらほらアラセ君、あのキラキラしてる子が近藤ウーテ、フルネームで呼ぶと発砲してくるから注意してね。」
といいつつ、鬼月はホログラムディスプレイの大群に囲まれた少女を指差す。
その金髪の少女はけだるげに机の上に脚を投出し、ポテチをコーラで流しこんでおくびをした。
近藤ウーテ、全世界最大のオンラインゲーム、「デスブリンガー」の製作者兼ゲームマスター。
あらゆるシステムを包括的に網羅したこのゲームの中では独自の経済が発達、実社会の貨幣とインタラクティブに連関しているだけでなく、最大の特徴はゲームアイテムの分子データをダウンロードできること。
このデータを分子キャスターにひっかけると、原料の確保さえ十分なら、世界中のあらゆる珍品を家の中で手に入れることができる。
こうして世界から通信販売が死んだ。
(ほっそい子だなぁ…)
「ていうか…」
「ん?ん?なになにアラセ君?」
「全員キラー7ですよね」
その時だった。
室内を震わす振動、騒音の大群。
空を覆いつくす巨大な軍用ヘリが、アリのようにひしめきあって進軍する。
ここにくる、とアラセは思った。
散在する紫色の雲は、あわれ綿菓子のように食いちぎられて、地獄のアリは学園の空を黒く血塗り、さながら終末を現すレリーフ画を体現した。
「きたわね……モリア…」
「へ?」
(まさかまた増えるのか…!?)
痴愚神モリア
犯罪の王、ネブルアシア最大の恥部。
わずか10歳にして地下世界を掌握したこの天才は、既存のあらゆる法秩序に戦いを挑んだ。
犯罪を奨励し、犯罪者のための教育機関を作り、犯罪者のための財団を設立した彼女の、最も恐るべき偉大な功績は、服役者の懲役に値段をつけて買ったことである。
服役してもそれに勝る報酬が約束される。わずかでも食い詰め、わずかでも先の見えない人間は迷わずその道を踏み外すことを選んだ。
「モリア…ってあのモリアですか!?」
「そうよー、あれあれ?なんで知らないの?正真正銘あなたのクラスメートよ」
教員棟を揺らす激震、迫りくる軍靴の音。アラセはつばを飲みこむ筋肉がうまく動かず、何度となく咳きこんだ。
連れてこられた彼女は大勢の軍人に囲まれ…いや、彼女はこの軍隊をすら呑みこんでいるように思われる。圧倒的な存在感。仰々しい手錠は、彼女にあって美しい装身具に過ぎない。
日ごろ感じていた身の安全、保障がベリベリと剥がれていく。この空間ではいつでも人が死にうるだろう。それも圧倒的な無意味さを伴って。
「フハハハハ、これはこれは鳳凰院殿、アナタせいでランチを食い損ねたぞ!今日は月に一度の肉料理だというのに」
「あらあらモリア、ひさしぶりね。代わりにおいもさんあげる」
身体はまるで大きくない。むしろ病身の令嬢。黒い長髪をオールバックに撫でつけて、彼女に向けられたおびただしい銃口はさながら鋼鉄の後光。
あんな小さな手で、いったいいくつの罪を犯してきたのか。あの小さな手に…手に…手に……
手錠が、ない…
周囲にいた軍人がバタバタとヒザから崩れ落ちていく。彼女は悠然と、両腕のタクトを振るう。
「今この空間だけでどれだけの犯罪行為が犯せるかわかるかね鳳凰院?このワタシを自由にするなよ!」
刹那、灰色の髪が鉛の銃弾のように踊る。その手には肉食獣の牙を思わせる巨大なナイフ。
「答えはゼロだ、死体に罪は犯せない」
「フハハハハ!久しぶりだな灰寺君!」
金属と金属が悲鳴をあげ、火花の血飛沫を飛ばす。弾き飛ばされたホゥノは反転して着地し、2撃に備えた。
「こらこらこらっ!やめなさいホゥノ!スティ!」
「…!?…し、師匠?」
「ホラホラ、あなた達もいつまで寝てるの!?仕事終わったならとっとと帰りなさいこの給料泥棒
!!」
容赦のない鬼月の一声で、重装備の軍人達は困惑しながらもトボトボと引きさがっていった。
ホゥノは歯噛みしてモリアを見つめる。
「フハハ、私を殺したいかね灰寺君。犯罪は常に歓迎するよ、たとえそれが私の死によって成されることでも!!」
その時だった。
眼窩が出血したように、空間が赤くたわみ、視界の焦点がつかなくなる。室内の壁が、生物の腸管粘膜を思わせるほどに赤みを帯びてドクドクと脈打つ。巨大な、そしてあまりにも異質なパルシオンの力場。
(もしかしてまだ増えるのか…!?)
「くだらん茶番だな鬼月…こんなものを見せるために妾を呼んだのか?」
肉質の壁の中から現れたのは黄色い和紙のような髪をした少女。着物に身を包み、狐のような房状の尻尾が生えている。
しっぽ!?
「彼女は百舌姫万灯火(もずひめまとび)、大丈夫よー、とってくったりなんかしないから」
(ていうか…人間なのか…?)
「たわけ小僧、妾を貴様のような下郎と同等にくくるなよ」
「うぇ!?」
「あらあら、だめよだめよアラセ君、彼女達はずーと昔からパルシオンをてなずけてきた一族だからねー。えっちぃこと考えると簡単にバレちゃうわよー!」
彼女はバシバシとアラセの背中をたたく。
「…………おいミス・キヅキ、どうでもいいがこいつをなんとかしてくれないか?」
抑揚のないトピアの声、その先には海鼠輪七色がうずくまっている。
「みんな殺してやる…みんな殺して…殺して殺して殺して…!!!!」
ばんばん、がっしゃーん
「いいのよトピア、ソットしておきなさい、全員そろったわね!」
全員、そう、ここにいる6人全員、キラー7と呼ばれる1−Aの特待生である。
「全員?ふざけるなよ、リラがいないジャナイカ、キヅキ」
「うぬぼれないのウーテ、あの子は別」
「チッ、またアイツだけ特別扱いカヨ、ファック」
ゲシン、と机を蹴りつつフーセンガムを膨らませる。ぱんつが丸見えである。
「そうリラは特別、あの子は正直私でも怖くて手に負えない」
悠然とぐるりを見渡す鬼月。
「それぐらい別格なの。でもだからといって、ここにいる全員が未来のネブルアシアを担う優秀な人材であることに疑いはない、これはこの宇宙で数少ない事実です」
「フハハ、くだらん、私の価値は私が決める」
「キサマ…!!」
「…とにかく、今日集まってもらったのは他でもない。それほど優秀であるはずのあなた達が、悲しいかなそろいもそろってだめなところが一つあるのよ」
彼女は腕を組み、こまったもんだと室内を歩く。
「天才の傲慢?いえいえ、これはもうここまでくると先天的な欠損障害ね。ゆえに今からそれを治療します」
ピクリ、と万灯火の眉が反応する。
「聞き捨てならんな…人間に教えられることなどなにもないわ」
「…………ボクに欠陥だと?ありえないな」
「もったいぶらずにサッサトいえ鬼月!2秒で修正してヤル」
「あなた達のダメダメなところ、それは…」
「それは…?」これはアラセ。
ゴクリッ
「保健体育よ処女共!!」
海鼠輪七色(このわなないろ):アイドル、瑠璃色の髪、情緒不安定
近藤ウーテ:ゲーマー、プログラマー、虚弱、くるぶしまで伸びる金髪
痴愚神モリア(ちぐしんもりあ):犯罪者、腰までの黒髪、オールバック
灰寺ホゥノ:暗殺者、ウェーブがかった灰色の髪を耳辺りでそろえる
長谷川トピア:人工生命、ボクっ娘、おかっぱ
百舌姫万灯火(もずひめまとび):妖怪、しっぽ、黄色い髪、前髪で眉毛が見えない、着物
アラセ:主人公
以上7名、圧縮空間内において、保健体育の強化合宿を命ずる。
「性的にわからないことはこの2人に聞いてね」
といって2人の美女を講師として招きいれると、鬼月はそそくさと会議室をでていった。
「あ…圧縮空間ダト…!?」
圧縮空間、対象の空間を竜の卵と呼ばれる特殊フィールドにたたきこみ、極限の重力と質量の中で、内部の存在構成を代替物に変換しながら再構築することにより、極小のミニチュアを作りだす。
これにより圧縮変換された人々は、外部の人間に対して100万倍もの相対的な時間尺度を獲得する。すなわち空間内の人物が100万日過ごしても、外の世界の人々には1日しか経過していないことになる…。
(なんて頭の悪い…)
見れば窓の外がグニャグニャと紫色に歪んでいく。
当然関係者以外の人払いは済んでいるのだろう。この空間からの脱出は不可能だといわれているのだから。
「期限はいつまでだ?」とモリア。
「私たちは承っておりません。」
二人の講師の片割れが静かに答える。彼女は黒い髪を左右に結って、メガネの奥には知性を湛えている。
「わかるようにしゃべってくれぬか?人間の言語は低級すぎる」
「セックスに興じろということだよ子狐君。ホゥノ君キミもしゃべりたまえ、私一人に司会を任せる気かね?」
「フン、知ったことか」
「皆様の遺伝子情報は大変価値の高いものとなっております。その存続、更なる進化はネブルアシアの特務でございます」
もう一人の講師がいった。落ち着いた物腰に鋭い目スジ。紫色の長い髪は胸元にたれている。
「それゆえ、皆様にはセックスへの理解を深めていただくと共に、この強化合宿を期に…」
「だからまずそのせっくすというのはなんなのじゃ!!」
万灯火の声が室内に響く。
そう、ココに集められた6人は、その膨大な能力と引換えに、性に対してまったく無頓着な人生を送ってきたのであった。
「見せたほうが早いだろう」
ホゥノはそういうと、重量のありそうなベルトのバックルをバチリとはずした。
「フハハ、ここでするのかね?それはいい!」
「貴様は黙ってろ、クソッタレ!」
彼女の服は装備の重みで床に落ちる。薄暗い教室に、その肌の白さがハッキリと際立つ。
「早くいれろ」
彼女は長机の冷たさを尻に感じ、怖じることなく足を広げる。
アラセが講師のほうを見やると、2人は澄ました顔でノータッチを決めこんでいる。
ということはこの空間でおそらく一番下っ端のアラセにとって、断わる道理などなにもないのであった。
(なんか悪いことしてるような気がする)
ぷにゅ
「勘違いするなよ」
「へ?」
「師匠の命令だからだ」
ミチン
「………………ぃっ!!!!」
ホゥノは自ら腰を浮かすと、切腹者のようにあてがわれたアラセの肉物を引きいれる。
未発達の粘膜がもつ基本的な粘り気しかないホゥノの膣は、当然のようにアラセの肉物に絡みつき、凝縮し、その進入を阻害しようとする。アラセのち○こにも鈴口から縦に裂けるかと錯覚するような圧力がかかった。
「いったあああぁああ!あああぁ!!っっいいぁ!!!」
当たり前である。
あわてて引きぬこうとしたアラセだが、ホゥノの強靭な両腕で押さえつけられる。
「ふやあぁっあああぅあ!!ぃぃったああああああいいゃあ!!」
アラセの肉物は押すのも引くのも、強迫的な摩擦力でにっちもさっちもいかなくなり、かといって留まれば殺人的な痛覚の電撃がホゥノに流れる。彼女はのたうち、悲鳴をあげてバタバタと足をゆらす。
「痛いイタイイタイイタイイタイ!!!!ぬいて!ぬいてぇええ!」
アラセはすばやく決断すると、ホゥノの膣口に手をあてがい、辛抱強くかつ手早く己の肉物を抜きにかかる。
「ぁああっぁあ、ぬーーーかーないでーーー!!!!」
丁度動物を手術するのに似て、こちらは彼らのためを思ってやっているのに向こうは全力で抵抗する、そんな感じ。
「痛いバカ!!痛い痛いイタイイタイ!!!!やーーーめぇぇえてーーバカー!!!!」
ズポンっ
アラセの肉物は驚くほどの速度で収縮し、あからさまにこそげとってきた粘膜の残滓が、赤い色味をもってニチャニチャとぬめっていた。
メガネの講師が前に進みでると、遠慮気にコホンと咳払いをする。
「今のが悪い例です」
室内全員ドン引きだった。
「と…ととと…とんでもない話じゃ!!」
真っ先にとり乱したのは百舌姫万灯火、その横でウーテが蒼白な顔をし、コーラを飲む手が止まっている。
トピアは輪をかけて無表情になり、海鼠輪七色は逆に落ち着きをとりもどしていた。
「すばらしい!実にすばらしい!」
しきりに両手をたたいているのは痴愚神モリア。ホゥノはしくしくと泣きながら講師の2人に慰められている。
「実にスリリングだった!胸がイバラに締付けられるようだ!今の一瞬のためだけにでもここに着た価値がある!!」
どうやらそれは心からの賛辞のようである。
「他にする者はいるかね?いない?よろしい、では私がもらっていこう」
モリアはアラセの手を引きながら会議室をぬけでる。その手のあまりの小ささにアラセはゾクリとする。
教員棟を歩くモリアの姿は、お父さん見せたいものがあるから、とでもいいたげな少女のようで、きれいな黒髪がよく動く。
「どこがいい?もう少し落ち着いたところがいいな」
そういいながら屈託なく笑う彼女に、アラセは、呪いのように染付いた魔王のイメージが崩れていくのを感じた。
ついたのは教員棟の端っこに内接する保健室。
モリアはイタズラをはばかるように扉を開け、クスクス笑いながら人差し指をくちびるにあてる。
いまさらながらに、教員棟は物音一つしなかった。
「改めて、初めましてアラセ君、挨拶が遅れたね」
「いえいえ、こちらこそ初めまして」
モリアは繋いでいた左手に右手を添えて、振り子のようにゆさぶりながらニコニコしている。
「実にゾクゾクするな!こんな気分は久しぶりなのだ、ああ座ろう、早く!座って話そう!」
彼女は両足で踏み切って、白いシーツのベッドに沈み込むと、手を引っ張ってワザとアラセの体勢を崩そうとする。彼女は腹を抱えて笑いだすと、背中をさするアラセの腕をとり、胸の中でまた笑った。
「ああだめだ、実はだめなのだこういうのわ…、ふはは…、すごい恥ずかしい」
「へ?」
「なにしろ異性の手を握るのも初めてなのだよ私は…ふはは…キミを見たときから震えが止まらないのだ」
「あんな大立ち回りしてたのに?」
「い…いわないでくれ…」
そういって見上げる彼女の顔を見た瞬間、ヒューズがパッカーンとトンだアラセはモリアにのしかかった。
ちゅっ…、ちゅぷ…、くぷっ…ん
くちびるを話すと、アラセとモリアはわずかに見つめあい、やはりまたモリアが笑いだした。
「くは…すまない…ははは…ほんとにすまない…くくくは…」
その声を聞くだけで、なんだか知らないがアラセの肉物は屹立する。
「こ…ふはは、これ…これ脱がしてくれないか?…ふふふは…」
彼女の背中を見ると、なるほどなにやらベルトのようなものが複雑に入り乱れている。これは一種の拘束具なのだ。
ベルトを一つ一つはずす度に彼女の肌があらわになる。アラセもあわせて服を脱ぐ。
彼女はまた、発作のように時折笑う。
むらむらとイタズラ心が沸いてきたアラセは、彼女の腰に指を這わせてつまんだりする。
モリアは予想通りに飛び跳ね、くねり、アラセの腕の間でコロコロと逃げ回った。
その胸に舌を滑らせると、わき腹に銃弾の傷跡が残っていた。アラセの頭に添わせたモリアの指に力が入る。
「ん……ふぅ、……くっ」
彼女の肌を舌でくだり、ひかがみをもって足をあげると、そこにも縫ったような跡がある。
「これは…?」
「それは…その、公園の土山で滑ったときに…勢いあまって…」
アラセはその傷をふくむように、ももの裏にくちびるをあてがう。
「ふぁ…」
彼女の果肉はトロトロと蜜を発し、それを見られていることの羞恥がすねたように顔を背けさせた。
アラセは彼女の肌に残る大小の傷の由来をすべて聞いて周り、そのつど舌でなぞっていった。
ちゅぷ……
「ん……ぁっ」
アラセはモリアの入口付近でゆっくりと前後しながら、徐々に進入の度合いを強めていく。
「ふぅっ、ぅ…もうちょっと……奥まで大丈夫だ…」
きゅぅっ…きゅっぷ、ぷ…
「痛くないかな?」
「痛い?…ふふ、しびれそうだよアラセ君……」
いいながら差しだされたくちびるを吸い、リズムを加えたり、休んだりする。
「ふっ…ぁっ、ぁっ、ふぁ…」
にゅく…にゅ、…にゅぷ、にゅこっにゅこっ
「ぁ…アラセ…くん……今の…」
にゅこっ、にゅこっ、にゅこっ
「ぁあ、それ……お願ぃ…ふあ、」
アラセは腰を止め、接面をこするのでなく、接面越しに微弱な振動を送るようにする。
摩擦では刺激が強すぎるのだろう、モリアは悩ましげに首を反らしたり、つま先を伸ばしたりして、神経のいき所を探している。
「ん…ふぅう……んっ、んっ、んっ、く……ぁはあ…」
一度抜き、汗ばんだ彼女の肌を舐めとりながら指を這わす。モリアは、自身の指を果肉にあてがい、身体をそらしながら刺激を与え続ける。
2人して時間を忘れ、目の前の行為に没頭する。間が空けば挿入し、愛撫し、また抜く。休息し、再び試み、くちびるを吸いながらだ液を交換する。ノドがひりつき、思考が鈍る。わずかでも彼女のにおいを嗅ぎ損ねるとそれだけで発狂しそうなほど狂おしかった。
「ん…んん…?ぅ…ぅん」
押寄せる快感は、しかしすぐに霧のように立消えてしまう。実体のない苛立ちに、彼女の視野がどんどん偏向してゆくのが目に見えてわかる。
「…っ、…うまくいかない」
アラセはあせらずに、開放へのヒントだけを提供していく。彼女はいま、生まれて初めて性の峠を越えようとしているのだ。
「ん……ふぅっ、……ふぁ…、…くっん!」
彼女は両腕の力をこめてアラセの腰にしがみつく。アラセはひざがしらで果肉をこする。
ちゅく、ちゅっぷ、ちゃぷ、ちゅっちゅっぷ、
彼女の両腕の力が増し、自然座位の体勢となって何度目かの挿入を開始する。荒げた息が、蜜の香りとなってアラセの鼻にかかる。
「ん!ぁんっ、ふっ、く…ぁは!」
恐れるように逃げる腰をつかみ、半ば強引に彼女の膣に摩擦を加える。アラセをつかむ力に両足が加わる。押付けられた額の間に、彼女の髪の感触がある。
「あっ!?あっ?、あくっ、ああぁ!!」
彼女は腰を引きとびのく、アラセはそれを押しとどめる。その手の中で小さな腰がもがく。
「いやっ!あ…!!やぁ!!やだ!それはダメ!!!」
2人は潰れるほどに密着する。暴力を振るうときに使う筋肉で彼女を抱きとめる。
「ああああ!!あっっか、やぁああっ!!」
どびゅん、ぎゅぷ、びゅくん
彼女の膣が収縮し、蠕動を繰返す。その爪がアラセの背に食いこむ。ぎゅうぎゅうと、押しこまなければ己が崩壊するかのような力の流れが、彼女の意思を不確かなものにする。
とくん、とくん、とくんっ
「…び………………びっくりした…ぁぅ」
最後に一度跳ねるように膣口を閉め、頭をたらす。
くたり
その後6時間にも渡ってベットの上で格闘した2人は、夕食の時間だと呼びにきた講師に対して、しぶしぶと行為を中断した。様子を見にきたウーテと万灯火が、えげつないほどにいやらしい2人の姿を見て走って逃げた。
夕食も終わり、はずまない話もそこそこ、アラセはモリアに手を引かれて割り当てられた部屋にしけこんだ。
彼女は敏感すぎる角度にも果敢に挑戦し、失敗を笑っては、貪欲に快楽をてなずけていった。
「この格好が一番気持ちがいい。」
彼女は馬乗りになってアラセにまたがり、互いの胸を密着させる。
長い髪がアラセの顔を完全に包みこみ、外界を遮断する。お互いにお互いの顔しか見えない状態でたわいもないことをささやきながら時が過ぎる。
「なあアラセ君、いいことを思いついてしまったのだが」
「ん?」
モリアの笑顔はイタズラ心に満ち満ちて、薄暗い電灯が悪意を助長する。彼女の長いとはいえない人生、散々罪に濡れてきた親指でアラセのほおをなぞると、その指をパチリと鳴らした。
「お呼びでしょうか?」
部屋の隅の影がひときわ暗くなり、それが人の輪郭を伴って音を発する。影のような少女が2人、ヒザをついて頭をたれていた。
「紹介しよう、左のツヤツヤした黒髪のほうがベルス、右の森の奥地のような髪をしたほうがマディ、私の腹心だ。」
「はぁ…」
どうやら彼女の権力には監獄や時空の断絶は関係ないようである。
「オヤ?フフン、この子はもう自分がなにをされるのかわかっているようだね…」
むぎゅりとつかまれたアラセの肉身は、水揚げされた魚貝のようにビクビクと跳ね回っている。
「よく働いてくれるかわいい娘達なのでな、労をねぎらってやることも必要だろう?」
モリアはにゅこにゅこと淫らに陰茎をさすりながら、舌先からとろりとしただ液をたらす。
2人の少女はさそわれるように、音もなく擦寄ってヒザを折る。
痴愚神モリア、さっきまで処女だった少女は、もう既に性的世界の開拓事業にのりだしていた。
「いいの?」
気恥ずかしさからでたアラセの言葉は、すぐに愚問であると知る。
少女の顔はすでに紅潮し、瞳がわずかに潤んでいる。この2人の感情はモリアと連結しているのだ。
モリアがしたいと思ったときには、2人はすでに成し終わっている。
「失礼します…。」
マディと呼ばれた少女が、過剰な恐れを抱きながらアラセの肉物にくちびるをあてがう。そんなにありがたがるほど、ご利益のある棒ではないのだが。
ちゅく…ちゅぷく…
ベルスと呼ばれた少女は細心の注意を払ってアラセの胸板に指の腹を這わせる。恍惚とした表情は、少女の身体全体から淫靡な蒸気を発しているように思える。
少女達は身体に張りつくような、ピッチリとした黒のショートパンツは、付け根に手をあてるだけで爪の先がわずかに潤む。
「はぁ…ぁくぅ……」
くったりと首筋にすがりつくベルスを、その細身の腰をもって支えると、限界を超えたアラセの肉物が己のたけをぶちまける。
噴出した肉汁は、マディの小さなあご、首筋、薄い鎖骨などを満遍なく陵辱し、彼女は恐る恐るそれを掬って乳首を愛撫する。モリアは眼を細めてマディを抱きかかえ、同じくアラセの肉汁を指で掬ってマディの股間をなぞりあげた。
「ぅあっ…ぁ、あぁ、…」
切なげにそりかえるマディの衣服を、歯と指先で解いてゆくモリア。アラセはそれに習ってベルスの制服を脱がせようとしたが勝手がつかめず、それを察したベルスの指先に教えられて彼女の肌をあらわにする。
彼女はツンと張った乳首を歯でこすると、ノドの奥を搾るように呻いた。
アラセ達の部屋は敷布団が一組だけ配給されただけの、なにもない部屋である。窓の外は歪んだ次元の壁、冷たいリノリウムはまだ新しい臭気を残している。おそらくはこの合宿のために新たに整備されたのだろう。
「ぅああ、…はっく、ぅ…ああん!」
アラセはベルスの腰をもって立たせると、不安定な体勢のまま肉物を埋没させる。支えを求めるベルスは自然前屈の体勢となって、両手を床に着いた。
じゅぷぷ…じゅっぷ、じゅぷ、じゅっじゅっく、じゅっぷ…
「はぅ!あっ、あっ…はぁう!…」
ちゅっこ、ちゅっこ、ちゅっぷ…ぢゅぷん
アラセはぬらぬらと照りかえる肉物を抜きだすと、困惑するベルスの顔に寄せていく。察しの良い彼女は眼を閉じ、ゆっくりと口を開いてふるふると舌を突きだす。肉汁は丁寧に搾りだされ、ベルスの口腔を満たしていく。
「ベルス!呑むなよ!呑んだらお仕置きだ」
モリアが、マディの肉唇を蹂躙しながら命令する。アラセがベルスの舌の根で鈴口をこすっていると、彼女の瞳に愉悦の灯火が宿る。
ぢゅぷぅ…ぢゅくぷ、ぢゅっぷ、ぢゅ…ぢゅぷんぢゅぷどぷ…
アラセはそのまま再度ベルスの口壁を犯し、彼女のすぼめたくちびるで、搾るように射精した。
彼女は健気にいいつけを遵守し、供給不足の酸素のせいで、脳が怠惰に思考を閉塞させてゆく。
「んぁ…んぶ…ん、ぐぅ…」
アラセはノドの奥で苦悶を搾りだす彼女の、けだるく開けたふとももを掴んで、果肉を犯す。そうさせるのは、手酷い仕打ちに酩酊したようなベルスの表情だろう。その顔は宗教的な儀礼に従事する神官を思わせる。
アラセの肉物は連続した射精の痺れで感覚が曇り、肉の摩擦はほとんど感じなかったが、なによりも退廃的な、非日常的空気が彼の精神を高揚させた。
「ぁがぅ…んん、んぐ…ぐぅ…」
どびゅ、どびゅん…
アラセが肉物を引きだすと、ベルスの魔女のようなくちびるに射精する。
「ベルス、こっちにおいで」
モリアが指示した先にはマディのお○んこがあらわに広げられていた。彼女のは膜襞は穴が二つ穿たれていて、真ん中の渡しをモリアが指で引っ張っている。
ベルスは口腔に溜めただ液と精液の流動物を、とろとろとマディの粘膜に注いでいく。発酵した処女のにおい。次いでアラセが呼ばれ、その肉物はさしたる抵抗もなくマディの膣肉に飲み込まれる。
「ホラホラこぼしてはダメだぞアラセ君。」
じゅぷっ、じゅぷじゅ、じゅぶ…どくどく
天井を向いたマディの膣口を、ゆっくり、ゆっくりと上下にこする。じゅるじゅるとこぼれる汁の塊をベルスが舌先で掬っている。その舌がマディの肛門を広げるたびに、膣の肉が凝縮してアラセを搾る。
「ぅあ…ぁっ、あっ、ぁっぅ……んっく…」
どびゅ、どぷゅん
2度、3度と送られる精液。ぬらりとした肉物をモリアが手で拭取り、マディの果肉にこすりつけながらさらに己のだ液を足した。
「ぁ…ぁう…」
ベルスが愛しげに相方の膣唇をくちびるでふさぐ。徐々に傾斜をつけた膣道から、濁りきった流動物がベルスの中に流れていく。彼女の口腔はすぐに満たされ、あごをそらせて懸命にこぼさぬよう努めていた。
「いいわ、全部…ゆっくりと呑みなさいベルス…」
モリアの口調は角がとれて、誘惑する悪魔の口調になっている。ベルスはいわれたとおりに、ゆっくりと、吐き気をこらえるように性の塊を嚥下していった。
とりあえずここまで、長くてごめんよ
室内ドン引きわろた
人数がすごいことになってきたなw
続きを椅子の上で正座しながら待ってます!
GJです!
モリアがイイ。キャラ立ちが凄い。
エロくて上手いので羨ましいです。自分のエロ語彙の無さに絶望してます。
九十九は今書いてるので明日くらいには・・・
>>533 現時点で20Kくらいできてるわけだが、投下はまたおりをみて
だから足を崩してくれw
>>534 ありがと、だが知ってほしい、ヘタに語彙を増やすと人がどんどん離れていくということ
そして九十九期待
>>535 GJ!
プロシュート兄貴が現れたけど(゚3゚)キニシナイ!
西尾テイストを感じるな
>>537 それは俺も感じた。が、その西尾テイストから
一気にエロテイストに変わる落差が結構楽しい。
いい加減レス番号てのもどうかと思ったんでコテハン付けてみた。
改めてよろしく。
では勇者九十九の続き、投下開始します。
勇者九十九・ドラゴンスレイヤー編
「ついにここまできたか…」
俺は万感の想いを込めて呟いた。
体が自然に震えだし、鎧がこすれてカタカタと鳴る。
『恐ろしいのか?』
「いいや、武者震いって奴だ」
手にした剣が発する問いに、俺はにやりと笑って空を仰ぐ。
視線の先には、蒼い大空に浮かぶ大きな赤い影が見える。
爛々と輝く瞳、鋭利な牙がずらりと並ぶ口、全身は鋼のような鱗に覆われ、皮膜の翼で羽ばたいている。
その錆びた鉄の様な鈍い赤褐色の肌からレッドドラゴン、もしくはファイアドラゴンと言われる種だ。
「さぁ、ドラゴン退治だ!」
俺の名前はナイティ・ナイン、伝説の勇者…に王手をかけた凄腕の剣士である。
ここは大陸一の火山であり、山頂の火口からは灼熱の溶岩があふれ出し、立っているだけでも体力を奪われる死の山である。
近頃ドラゴンが棲み付き、近隣の街道や街に飛来して被害をだしていた。
国や街が"お供え物"をして人的被害を最小限に食い止めたが、その被害額は計り知れず国家財政が破綻しかけていた。
"お供え物"とはドラゴンが巣に金品を集める習性を利用して、ドラゴンを街から追い払うために差し出す金銀財宝である。
街にドラゴンが来たときに高い建物の上に"お供え物"を置いておくと、人や街を襲うよりも金品を巣に持ち帰る事を優先するのだ。
ある程度の量が必要(そのドラゴンの口サイズとされる)で、金銀、宝石、装飾武具、装飾品などなど色々な光物を混ぜると効果的といわれている。
ただし、これは一時しのぎであり、ドラゴンが街には金品があると学習して頻繁に訪れるようになる。
通常はその間に街を捨て逃げ出す、ドラゴン退治する騎士団を送り込む、などの手段が取られる。
もっともドラゴンが騎士団に退治されることは殆どなく、せいぜい手傷を与えて棲家から追い出す程度である。
また、ドラゴンは気まぐれなのでたった一回街を襲っただけで姿を消すような事も、時間を稼いでる間にどこかへ飛び去る事もある。
だが、今回のドラゴンは特に巨大であり、一向に立ち去る気配を見せずに街を襲い続け、派遣された騎士団をすでに3度も退けていた。
人的被害も被害総額も過去最高を記録し、このままでは国が傾くのではないかと思わせるほど影響を与えていた。
そこで国王直々に依頼を受けたのが、すでに幾多の冒険を超えて凄腕だと評判だった剣士……つまり俺である。
一般市民の期待を一身に背負い、俺はドラゴンとの一騎打ちを行うべくここにきた。
それはまさしく生きるか死ぬか、生きて帰れば伝説だ。
「先手必勝!いくぞ弓、撃ち落とせ!」
『はい!《雷撃投網》』
俺は背負っていた弓を構えて、ぎりりと引き絞り矢を放つ。
知恵ある弓は雷の属性を持つ魔弓で、《雷撃投網》は広範囲に雷撃を撒き散らし大群を一網打尽にする魔法である。
雷を纏う矢は一直線に空を切り裂きドラゴンに迫ると、蜘蛛の巣のように雷撃が広がりドラゴンを絡め取る。
ドラゴンは高い魔法防御力を誇り、魔法でダメージを与えることは至難の業だ。
だが、繊細な制御が必要な飛行を妨害し、撃墜する程度は十分に可能だ。
空中でビクリと一瞬震えて動きを止めたドラゴンは、制御を失い轟音を立てて大地へと落下した。
案の定ドラゴンは殆どダメージを受けていないようだが、その眼は怒りに燃えている。
「よし、ネリスはさがってろ」
「はい、ナイティ様。ご武運を」
後ろに控えていたネリスに弓を渡して下がらせる。
遠距離では駄目だ、ドラゴンを倒すのは光の剣による一撃しかない。
俺は接近戦を仕掛けるべく突撃する。
俺が近づくのを厭うように、大きく裂けたドラゴンの口から、灼熱の炎が吐き出される。
だが、ドラゴンが炎を吐くなどは子供でも知ってる想定の範囲内だ。
「防げ、盾!」
『いくわよっ!《斥力円錐》』
俺の体を円錐形の斥力による力場が包み込む。
ドラゴンの炎は円錐にぶつかると、勢いを増して後方へと流れていく。
この《斥力円錐》は単に攻撃を受け止めるのではなく、円錐状に張られた斥力場によって攻撃を後方へと受け流す。
そうすることによって、さらに大きな力にも対応できるようになった優れた防御術である。
これが《斥力盾》だったら、一度は炎を受け止めても盾が消えた瞬間にこんがりローストされてしまっただろう。
走り続ける俺はついに剣の届く距離、ドラゴンと接近戦へと持ち込んだ。
『横なぎに右の爪。顎が来ます。次は尻尾です』
兜からの声が的確にドラゴンの攻撃を見極めて、俺はそれに従い強力な攻撃をかわしていく。
例え長い尻尾が背後から襲い掛かってきたとしても、兜には見えているために回避できる。
だがそれでも、一撃で致命傷になりかねない攻撃は緊張を強いられ、完全に避けても体力を消耗していく。
盾の《斥力盾》で時折受け止める事もあるが、それでも体力を奪われるので回避優先だ。
華麗なステップで避けながら剣を振るうが、防御重視の今の情況では全力が出せない。
光の剣でさえドラゴンの対魔力防御に威力を相殺され、まるで鋼の鎧を木剣で叩いているかのように錯覚する。
『主様、頑張ってください』
『そうですよ〜《治癒》〜』
マントと鎧の声に励まされる。
火山の熱気はマントの《空調》によって防がれ、激しい戦闘で消耗する体力は鎧の《治癒》で回復されている。
ドラゴンの隙を伺う持久戦ができるのも、彼女たちのお陰だ。
そしてついにドラゴンが隙を見せた。
ドラゴンの大きな顎での噛み付き攻撃を俺が避けた時、その顎は大地に突き刺さり一瞬だが硬直した。
「いまだっ!篭手!」
『『はーい、お兄ちゃん!《豪腕》!』』
両手に嵌めた篭手が輝くと体中に力が漲ってくる。
その溢れる怪力を存分に発揮し、ドラゴンの横っ面を盾を構えて体当たりするように殴りつけた。
小さな人間である俺の一撃で、巨大なドラゴンの体がぐらりと揺れた。
これこそが伝説の篭手、豪腕の篭手である。
肘から先を覆う黄金色に輝くガントレットで、手の甲に宝玉が埋め込まれている。
その名の示すように所有者の筋力を強化する《豪腕》の能力を秘めている。
能力はその一つだけという単純さだが、それ一つに特化している故にドラゴンすらも殴り倒すほど強力であった。
具体的には、天井に打たれた釘の頭を2本の指先で摘まんでぶら下がりながら、本を一冊読みきることができる程の能力を得られる。
ちなみにこれも知恵ある武具で、左右の両方にそれぞれ意識を持つアイテムである。
「よしっ!短剣!」
『…ン!《闇夜天幕》』
俺は体当たりの瞬間、ドラゴンの顔の鱗の隙間に短剣を引っ掛けておいた。
そんな事ではドラゴンに痛痒すら与えられないが、呪文と共に短剣を中心に空中に暗闇が広がる。
この《闇夜天幕》は一定の範囲内の全ての音、光、匂いなどを吸収する空間を作り、内部の者の感覚を遮断する魔法である。
それはドラゴンの頭をすっぽりと覆い隠すに十分な大きさだ。
「あがれ!鉄靴!」
『おう、旦那。まかしときな!《飛翔》!』
俺が跳躍すると、竜の巨体の遥か上空まで浮かび、ぴたりと静止する。
伝説の鉄靴、それは飛行のブーツともよばれる空を飛ぶことのできる靴である。
空を飛ぶという人類の憧れとなる偉大な能力のためか、燃費はあまり良くなく持続時間は結構短い。
銀色の流れるようなデザインのブーツで、くるぶしの部分に宝玉と翼を象った装飾がある。
ちなみに篭手と違って意識は一つである。
「いよいよだ、準備はいいな、剣!」
『勿論だ、主よ。存分に叩き込め』
俺は大地に向けてまッさかさまに《飛翔》する。
ドラゴンの高い魔力抵抗によって《闇夜天幕》が破られた。
《豪腕》で強化された腕で剣を振り上げる。
俺の姿を見失っていたドラゴンが、すぐさま気づき上を向く。
だが遅い、俺はそのまま剣を振るう。
『《閃光》』
光の剣の持つ膨大なエネルギーが、僅か一瞬の閃光となって輝き、世界が白光に包まれた。
僅か一振りの瞬間に全てを注ぎ込む光の剣の最高威力を誇る必殺技、はずせば最後の諸刃の剣である。
光が消えたとき、ドラゴンの巨木のような首が断ち切られていた。
その切口は高熱で焼かれ炭化して煙を上げている。
「や、やったのか?」
胴体から切り離されて地に落ちたドラゴンの頭部を前にして、俺は思わず呟いた。
「うおおおおおおお!やった!俺はやったぞ!」
じわじわとこみ上げる達成感に、勝利の雄叫びをあげる。
「ナイティ様、おめでとうございます」
『やりましたね、主様』
『…おめでト』
『アンタにしては良くやったんじゃないの』
『ナイティ様、素敵です』
『悲願達成祝福致します、マスター。』
『お兄ちゃん、かっこいー!』
『凄かったよ、お兄ちゃん』
『ご主人様、おめでとうございます』
『流石だね旦那』
『主よ、私も誇らしいぞ』
俺の武具たちが次々と人の姿になって現れ、俺を囲み祝福してくれた。
「おう、お前たちのお陰だ!」
俺は美女たちを抱きしめ感謝の意を表そうと……。
「……っておい、待て。何で俺は裸になっているんだよ」
『嫌ですわ〜、ご主人様。分かってるくせに〜』
『ん?これから一発ヤルんだろ?旦那』
きゃ恥かしいと頬を染める鎧と、ぐっと握りこぶしを作り親指を人差し指と中指の間に入れる鉄靴。
「ドラゴン倒したばっかだぞ?」
『…お腹すいタ…ごほうビ』
『別にアンタとしたいわけじゃないからね!魔力が減ってるんだから仕方なくよ!』
素直に欲求を口にする短剣と、相変わらずツンデレな盾、対照的な二人だが結局言ってるる内容は同じだ。
「たったいま打ち立てた伝説に対する感動とかないのか!」
『ナイティ様、そんな事おっしゃっても説得力がありませんわ、だって……』
「そうよナイティ様。股間をそんなに大きくして」
感動に浸りたい俺の理性と裏腹に、条件反射的に勃起する俺の息子に、ダークエルフ姉妹の視線が俺の股間に絡みつく。
「だいたい、こんなくそ暑い火山でおっぱじめるつもりか!?」
『《一夜宮殿》野営の準備ができましたマスター』
『《空調》も完璧ですよ、主様』
兜の冷静な声と共に地面が隆起し巨大な箱になり、マントの声で辺りが清涼感溢れる爽やかな空気になる。
「……」
『さて、もう言い分も尽きたようだな。運べ、篭手』
『『は〜い』』
容赦ない剣の指揮の下、二人の少女の手によって、ひょいという感じでその頭上まで持ち上げられた。
もはや説明の必要は無いかもしれないが、この二人は伝説の篭手であり、短い髪を一房横に結び、瑞々しいスレンダーな体で二人揃ってお兄ちゃんと甘えてくる双子である。
だがその愛らしい容姿とは裏腹に、豪腕の篭手というだけあってもの凄い怪力であった。
そして《一夜宮殿》、それは魔法で紡がれた建物を出現させる術である。
外敵に見つからない隠行術と、見つかっても防ぎきる防御力を兼ね備え、便利な拠点としてつかえる。
約一晩の持続力を持つため、もっぱら野営の際に使用される魔法である。
その建物の中に、俺は全裸で少女に担がれて運び込まれる。
おかしい、俺はたったいま偉大な功績を成し遂げた英雄のはずなのだが、この扱いはなんだろう。
王侯貴族や勇者であれ、例えそれがドラゴンスレイヤーだとしても、あらゆる俗世の肩書きは男と女の前には意味がないのだと痛感した。
この《一夜宮殿》の建物の大きさは術者の力量、つまり兜の制御能力と契約した俺の力量に比例する。
俺がまだ未熟な頃は小屋程度の建物で、内部も岩をくり抜いたかのように何も無かった。
魔法で作られた《一夜宮殿》を構築することは粘土を加工する事に似ている。
魔力の微妙な操作によって、床を盛り上げて椅子や机のようにしたり、椅子をクッションのように柔らかくすることも可能である。
成長した俺の魔力量と、十二分にその性能を発揮した兜によって、その粘土細工は今や芸術的とさえ評することが出来る。
壁には細工が入れられ、床はふかふかの絨毯、ベットは優しく体を受け止め、頭上にはシャンデリアまで作られている。
王都の高級宿屋のスイートルームにも匹敵するだろう。
『主様ぁ、気持ちいいですか?』
「いいよ。ほら、舌をだして」
胡坐をかいた俺の腰の上にマントが跨り、腰を振りながら豊かな乳房を押し付けている。
顔を近づけ、唇より先に舌を絡めながら濃厚な口付けをする。
じゅぶじゅぶと熱く濡れた肉棒が音をたてるたびに、ぐにゅぐにゅと胸が形を変えながら、べちゃべちゃと唾液を零しながら舌を吸いあう。
『ん、んんんんん!』
くぐもった悲鳴と一緒に、鎧が俺の体をぎゅっと抱きしめるのに合わせて、勢いよく噴き出した精液を子宮を叩きつける。
鎧の体からぐったりと力が抜けて体を預けてくるのが、俺の肉棒は硬く反り返ったままで、その体を刺し貫いて支えていた。
『ふあっ、お兄ちゃん!もっとぐりぐりしてぇ!』
さてつぎは誰といたそうかと考えていた俺の右手で右篭手が声を上げた。
俺の股間が鎧の相手をしている間も、少女の姿になった左右の篭手は、武具の時と同じように両腕に抱きついていたのだ。
この二人は腕に絡むのが大好きで、武具の時はもちろん、人型で街を歩くときも腕を組みたがり、ベットの上でも抱きつきながら指で膣をかき回されるのがお気に入りである。
何故そんなに手が好きなのか、と一度尋ねたことがある。
その返事によると俺の手は、第一関節がスマートで、爪の形がクールで、掌の剣ダコがワイルドで、血管がセクシーで、最高に格好いいそうだ。
常人には理解できない手に対する審美眼と美的感覚を持っている、要するに手フェチであった。
『お兄ちゃん、もういっちゃうよぉ!』
「っと、わかった!じゃあ入れるから、手を離そうね!」
今度は左篭手が声を上げ、俺の両腕がぎゅっと抱きしめられたので、俺は慌てて篭手の二人を引き剥がす。
以前ついそのまま指でいかせたら、絶頂と共に全力で抱き締められて両腕が砕けたことがあるからだ。
それからというもの、いかせる時は4つんばいにさせて後ろからか、互いに抱きつかせてと決めている。
俺は篭手を左右に寝かせて互いに抱き合わせて、さらに上から抱きしめる。
左右の手でそれぞれ篭手の柔らかい髪を撫でながら、三人で顔を近づけてキスを交し合う。
亀頭を握りつぶすかのようにぐいぐいと締め付けてくる狭い膣内を、腰を強く押し込みながらこじ開ける。
『ふああっ、いくっ、いっちゃうぅ!』
すでに十分昂ぶっていたためか、二人はすぐに絶頂に震え出し、俺もまた二人の小さな体内に精を注ぎ込む。
抱き合う二人がぐったりと余韻に浸るなか、吐き出された精子が膣圧に押し出されてごぽりと溢れた。
『旦那、あたいにもシてくれよ〜』
双子を抱きしめていた俺の背中に、荒い息を吹きかけながら女体が抱きついてくる。
彫刻家が丹精込めて作り上げたような堀の深い整った顔立、巻いた金髪が滝のように零れ落ちる。
均整の取れた肢体は黄金率で計算されつくしたかのように美しい。
そして何より目を惹きつけるのは、背中に生えた一対の純白の翼だ。
その姿はまさしく天使、空想の中で思い描く女性像がそこにあった。
『散々見せ付けられてあたいのアソコはもうビチョビチョだよ。はやく旦那のコレでかき回してぇ』
だがその性格は豪快そのもの、恥じらいというものをどこかに置き忘れたかのようで、俺の股間の一物をがっちり掴んでいる。
彼女が伝説の鉄靴の精霊、空を飛ぶ能力のためか天使の翼を持つ極上の美人である。
美人揃いの伝説の武具の中でも抜群の美女、これで情も深く面倒見も良い姉御肌で文句の付けようのない良い女だ。
だが精神はほぼ中年男性で下ネタ全開、そういう女も大好きなのではあるが、見た目が天使のためにもう少し慎ましやかにして欲しいなと思う。
え、これはこれで萌える?うむ、それについては全く異論は無い。
「よし、じゃあいくぞ」
『ん、はやくきてぇ。ああっ、入ってくるぅ』
鉄靴の脚を大きく持ち上げて肩に乗せるように担ぎ、そのままずぶりと挿入する。
篭手の双子が手フェチなのに対して、鉄靴は足フェチ……ではなく、脚が性感帯である。
こうして脚を持ち上げて、ときどき噛み付いたり吸い付いてキスマークを付ける度に感度よく反応してくれる。
『ああっ、奥まできてるっ』
大きく開いた片足を胸まで押し付けるように曲げて、奥深くまで密着させて腰を動かす。
ようし、一気に絶頂まで登りつめようと思ったが、それを邪魔する俺の背中に抱きついてくる体があった。
『…ん』
それは短剣の小さな体だった。
荒い息を吐く顔は上気し、猫眼が潤んで今にも泣き出しそうに上目遣いで見つめてくる。
ずっと待たされたまま痴態を見せられ続けて、短剣も我慢できなくなってしまったようだ。
ううっ、すぐに相手をしてやりたいが、鉄靴の相手を途中でやめるわけにもいかん。
「すぐにしてやるから、もう少しまって…」
『旦那、かまわないよ。短剣こっちにきな』
鉄靴はそう言うと、短剣の体を胸に抱きしめた。
微笑みを浮かべながら少女を抱きしめる天使の姿が、まるで絵画に描かれた女神のように見える。
だが、その女神は捕まえた少女の脚を掴んで大きく開いて、掲げるように俺に見せ付けた。
『さあ、旦那。一緒に可愛がっとくれ』
甘い香りを放つ花の蜜に引かれるかのように、俺は天使と子猫に襲いかった。
十分に熟した豊満な体をたっぷりと堪能し、青い果実の弾けるような歯応えを楽しむ。
短剣と獣の如く繋がり腰を振り続け、鉄靴の腕と翼に抱き締められながら、溢れるほどに注ぎ込んだ。
俺は一息ついて周りを見た。
「ああっ、お姉様駄目ですっ」
『たくさんいっていいのよ、ネリスちゃん』
弓とネリスの姉妹は、いわゆる69で互いの秘部に顔を埋めている。
姉である弓がリードしているようで、ネリスの顔の上に跨り激しく責めているようだ。
見た目が少女の弓が大人のネリスを支配しているような、倒錯した二人の世界を作り出している。
『我慢せずに素直になったらどうだ?』
『我慢なんてしてな!ああっ!あああー!』
あちらでは剣と盾が絡んでいる。
素直に求めることが出来ない盾は、乱交になると必ず最後になってしまう。
それを気にして武具たちの(精神的な)年長組である剣、鎧、鉄靴が、盾を牽引するのが毎度のことになっている。
今回は剣がその役のようで、盾は苛烈に攻められたのか股間は漏らしたかのように濡れてぐったりと横になっていた。
そして残った鎧は俺が蹂躙した後の女性たちの世話をしていた。
体にこびりついた白濁液やら愛液やらを拭い取り、荷物の中から毛布を取り出し寝かせていく。
その手際はテキパキと慣れたもので、毎回のように彼女が世話してくれているので非常にありがたい。
だが、毒の中和や傷口を消毒し化膿を防ぐ《浄化》の魔法を情事の粘液除去に使うのはいかがなものか。
別名《風呂要らず》で体の汚れや垢も綺麗に落としてくれる《浄化》を連発するのは、高レベルの俺と鎧だからできる技だ。
ちなみに、彼女の服装は貴族の館に使えるメイドさんのようなエプロンドレス姿になっている。
これが彼女の普段着で、以前貴族の館でメイドを見た彼女が気に入って真似しているのであって、俺が無理矢理着せたわけではない、ホントウダヨ?
実際、綺麗好きで普段から掃除洗濯でお世話になっているので、俺の専属メイドといっても過言ではない。
さて、ダークエルフ姉妹に乱入するか、剣と盾のところに加わるか、それとも世話になってる鎧に感謝の意を示すか。
どれも捨て難い3択問題に頭を悩ませていると、意外なところから4番目の選択肢が現れた。
こんこん、と入り口を叩くノックのような音が聞こえた。
宿屋の部屋ならばいざしらず、《一夜宮殿》の中だったために一瞬何の音だか理解できなかった。
『はーい、どちらさまですか〜』
ぱたぱたと足音を立てながら、呑気な声で鎧が入り口に向かった。
おいおいちょっとは警戒しろよ、死の火山で《一夜宮殿》を使ってるのに誰が尋ねてくるんだよ。
『ご主人様にお会いしたいという方がいらっしゃいました〜』
鎧の後に従って、まだ十分大人になりきっていない年頃の美少女が入ってきた。
燃えるような美しい赤髪が歩くたびに炎のように揺れ、キラキラと輝く漆黒のドレスに身を包んでいる。
青と黄のオッドアイは自信に満ち溢れ、堂々とした態度で裸の女性に囲まれてる裸の俺を前にしても全く動じない。
むしろ、俺のほうが気恥ずかしさを感じて毛布で股間を隠してしまった。
「ふむ、そなたがここの竜を殺した英傑かえ?意外と貧相な顔じゃのう」
失礼な、そういえば俺の顔について触れたのはお前が初めてだな。
勇者ナイティ・ナイン、中肉中背の平均的体格、顔は十人並みで没個性、特徴がないのが特徴である。OTZ。
「わらわは赤竜族の姫ルフィアじゃ」
「竜族だって!?」
しかもお姫様がなぜここに?もしやこの山のドラゴンを殺した復讐か!?
「うむ、そなたの求婚しかと受け取った。そなたがわらわの婿じゃ」
「き、求婚ってなんだよ!そんなものした覚えはないぞ!」
ちょっとまて、落ち着いて、俺は無実だ潔白だ。
周囲から浴びせられる冷たい視線を全身で感じながら主張する。
どういうことなんだ、説明を要求する!
「わらわも今年で300歳になり成竜となった。婿を貰い子を為す歳じゃ」
「それはそれはおめでとう。って300歳!?」
うーむ、300歳でようやく大人とはスケールのでかい話だな……しかし、その外見で大人とはねぇ。
十代半ばにしか見えない、まだまだ大人になったとは言いがたい体……特に掌サイズの小ぶりな胸を凝視しながら答えた。
「そこで我こそはと思う竜族の雄が財宝を集めて、自分の権威を示しておったのじゃ」
「なに!じゃあこのドラゴンが街を襲ったのは求婚のための財宝集めの出稼ぎか?」
婚約指輪に金をかけて、男が財力をアピールするのと同じとは、どこの世界も男は女に貢がねばならんのか。
ということは金品を集めるのはドラゴンの習性というより風習だな……そんな迷惑な風習やめちまえ。
「昔は竜が己の顎や爪で山から金銀宝石を採掘して収集しておったのじゃが、最近は人間の街を襲ったほうが質も量も良いからのう」
昔って、人間の街を襲っても金銀財宝が無いくらいの昔か、それとも人間の街すらない程の昔なのか。
この世の始まりと共に誕生したというドラゴンの大雑把な尺度にくらりと眩暈を感じる。
「近頃は鉱石や原石のままというのは流行らんのじゃよ。人間の手によって加工された物、特に繊細な金銀細工が竜族の雌の間で一番人気じゃ」
「なるほどねぇ」
ドラゴンの婚姻にも流行り廃りがあるとは驚きだが、狙われる人間にとっては笑い事ではないな。
しかも、ドラゴンとはいえさすが女性、美しい装飾品を追求する心は人の女と同じなのか。
「そなたは竜族の作法に則り竜を退治し強さを証明し、財宝を集めた事で有能さを証明した。だからわらわの婿じゃ」
「作法ってなんだ?それに財宝なんて集めてないぞ!」
「複数の候補者がいるときは、一騎打ちで力比べをするのが習わしじゃ。そなたの勇姿、しかと見届けたぞよ」
作法ってドラゴン退治のことだったのか。
自然界で獣が雄の優劣を決める常套手段だが、ドラゴンまでもがその野性の掟に従っていたとは。
「そして、あやつを倒したのじゃから、あやつの集めた財宝はそなたの物じゃ。それに……」
そういうとぐるりと周囲を見回し、俺を囲む美女たちを一人づつ観察する。
「財宝の中でも知恵ある武具は最上級じゃ。これ程の財を揃えた者は他におるまい。婚姻の財宝の価値は、わらわの価値を表すものじゃ。わらわも鼻が高いぞよ」
なんだか彼女はすっかり、俺が婚姻のためにドラゴンを倒し武具を集めたと思いこんでるようだ。
「冗談じゃない!」
俺はまだまだ結婚なんてする気はないぞ!
薔薇色の鎖に縛られて、人生の墓場に足を突っ込むのは早すぎる。
しかもせっかくドラゴン退治の英雄になったばかりで、街に帰れば女性にもてもて……ゲフンゲフン、勇者としての務めがあるのだよ!
さらに相手はドラゴンの王族、よく知らない相手に、得体の知れない文化風習を持つ異種族と結婚なんて危なすぎる。
事が終わって「雌は雄を頭から丸齧りして子供の栄養にするのよ」なんて言われたりしたらどーする。
「そう照れるな。ささ、わらわにおくれ」
「……あの、ルフィアさん?その手はなんですか?」
彼女は手を差し出し開いた掌を上にしている。
「うむ?そなたは婿なのじゃから、わらわに子胤を授けるのじゃ。ほれ」
そう言って彼女は、飴玉をねだる子供のように突き出した手を振る。
「人間は子胤を手で渡すのは無理だと思うんだが……ドラゴンはできるのか?」
『いいえ、ドラゴンとはいえ生物に分類されます。基本的に人と同じように交尾が必要と思われます』
「違うのかえ?母上は婿にねだれば授けてくれると言うておったぞ?」
「子胤を授けるにはそれなりの手順というものが必要でだな……」
不思議そうに首を傾げ、尋ねてくる。
なんで俺はドラゴン相手に良い子の性教育をしているのだろうか。
お母さん、娘さんは婿を取ろうって年頃なんだから、ちゃんと教えときましょうよ。
「おお、母上も婿の言う通りにすれば良いと言っておった!その作法とやらを教えたもれ」
「……それじゃあ、まずはベットにいこうか」
無邪気にねだるルフィアの仕草に、ぷっつーんと頭の中で理性の糸が切れる音を聞きながら、後先考えずにベットへ連れ込んだ。
「まずは服を脱いでだな」
「そうかえ。そこな侍女、わらわの衣装を脱がしたもれ」
『え?は〜い、失礼しますね〜』
ルフィアは当然の如くそう言って、背中を鎧のほうに向けてる。
王者の風格とでも言うのか、人に命令する事に慣れた態度で、鎧もついドレスを脱がす手伝いをする。
「ちょっと鎧!なにそんな奴の言うこと聞いてるのよ!服くらい自分で脱げばいいでしょ!」
「喧しいのう。この衣装は背中で留めてあるので手が届かんのじゃ。一人で着替えなどしたこと無いぞよ」
盾が噛み付くがどこ吹く風で、さらりと受け流す。
一人で着替えもしたことないとは、さすがお姫様か。
『わ〜このドレス、宝石が縫いこんでありますよ〜、凄く綺麗です〜』
「うむ、そうであろ。母上から頂いた婚礼衣装じゃ」
鎧は脱がせたドレスを手に感嘆の声をあげる。
ずいぶんキラキラ光ると思ったら宝石だったとは、そんな服を持っているのは大国の姫くらいだぞ。
「じゃあ、その下着もお母さんから?」
「そうじゃ、母上が婚礼した時にも着ておった由緒ある物じゃぞ」
純白の肌をさらに引き立てる漆黒の下着。
胸を持ち上げ形よく見せつつ、その頂は布地が無くピンク色の乳首が露出されている。
下半身はガーターベルトとストッキングの黒い布地にほぼ覆われながら、肝心のショーツの中心には切れ込みが入り赤い下草と秘裂が見える。
お母さん……あんたって人はなに考えてるんですか!最高です。
「次はどうするのじゃ?」
「まずは口付けかな」
下着姿のルフィアを抱き寄せ、啄ばむように唇を軽く合わせる。
だが彼女は特に反応をしめさずされるがままで、その態度はまるで握手を交わした程度の感覚でしかないようだ。
むむ、世間知らずなお姫様に本当のキスってものを教えてやらねばなるまい。
今度はしっかりと唇を合わせ舌を入れる。
「んむ!んんん」
単純な驚きで眼を丸くして抵抗するルフィアの後頭部に手を回し固定して、舌で絡めて吸い尽くす。
彼女の呼吸が荒くなるにつれて、抵抗が無くなり縋る様に抱きついてくる。
唾液の糸を引きながら唇を離すと、ルフィアの顔はその美しい髪のように赤く染まっていた。
「ふあっ、はあぁ。これで子が生せるのかえ?」
「いいや、まだまだ準備がいるな」
ルフィアの無邪気で無知な問いに、俺は再びキスをする事で答えた。
くちゅぐちゅぬちゅと舌を絡めあう淫らな水音が響く。
ルフィアはすっかりキスが気に入ったようで、自分から舌を出して俺の口の中まで舐めている。
そのまま抱き合い互いの体を弄っていると、ぎゅっと容赦なく肉棒が掴まれた。
勃起したモノが彼女の体を突上げてしまったことで興味を引いたようだ。
「ぷはっ。これはなんじゃ?」
「うっ。そんなに力いっぱい握らないで…」
『あらあら、そんな事しちゃ駄目ですよ〜、ほらこうやって〜』
鎧が横から俺の股間に顔を寄せ、舌を出して舐め上げた。
先端にキスをして、根元をしごきながら鈴口を吸い上げ、大きく口を開け飲み込んでいく。
じゅぶ、じゅぼ、と音をたてて、唇で締めながら頭を前後させる。
『はあぁ。さあ、どうぞ』
「こうかえ?」
ルフィアは見よう見まねで物怖じせずに俺の肉棒に舌を這わせる。
『上手ですよ〜、噛まないように気を付けて下さいね〜』
「うみゅ、わはった」
うっ、銜えたまま喋ると振動が。
先程までキスも知らなかった箱入り娘が、稚拙だが懸命に舌を動かす姿に情欲をそそられる。
さらに、的確にポイントを抑えた鎧の舌が、袋や根元を転がしている。
精神と肉体を同時に攻められて、あっという間に射精感が高まってしまった。
「よし、出すぞ!」
どくんと肉棒が爆ぜて精液を撒き散らし、思わず口を離したルフィアの髪に降りかかり、顔を汚し、口内に零れ落ちる。
「けほっ、これが子胤かえ……う、苦いのう」
そう言うと、ルフィアは顔を顰めながらも手に溜まった精液を舐め取り、顔に付着したものを指で拭いその指を舐める。
一心不乱にぺろぺろと舐め尽くし、そして俺の肉棒を再び銜えて残った精液を吸いだし始めた。
「おいおい、苦いなら無理に飲まなくても」
「この子胤を飲めば、胎に子が宿るのではないのか?」
うーん、惜しい、上と下の口は繋がってないんだ。
『ご主人様のコレを、この中に入れて直接注ぐんですよ〜』
鎧がルフィアの下着のスリットから見える亀裂をなで上げると、くちゅりと糸を引いた。
「なにを言っておるのじゃ。そのような大きなモノが、わらわに入るわけがなかろう」
ルフィアは何を馬鹿なことをと呆れたように言った。
単純に処女の膣口と勃起した肉棒の大きさを比較すれば当然の意見だろう。
だが、俺たちが苦笑して何も言わずにじっと見ていると、自分が間違っていることに気づいたようだ。
「ま、まさか本気かえ?わらわの胎を裂く気か!?」
裂くといえば裂くんだけどな、膜を。
顔に恐怖を浮かべて後退るルフィアを、背後から鎧が抱きつき拘束する。
『最初は痛いけれど〜すぐに気持ちよくなりますよ〜』
鎧はそう言ってルフィアの手ごろな胸を下着の上から愛撫し、露出している乳首を指先で転がす。
「ふあっ。い、痛いのはいやじゃ」
「ちゃんと準備すれば痛みも薄くなるさ」
俺は左手で優美な曲線を描く尻を掴み、黒い下着のスリットを右の掌で覆って、指先を少しだけ沈める。
ぐちゅっ、と指を飲み込んで締め付けてくるその奥の、侵入を阻む壁を指先で撫でる。
「ふああっ!指を入れるなっ!動かすでないっ!」
『でも〜、中でしないと赤ちゃんはできませんよ〜?』
うっ、と困った顔をして、視線を彷徨わせて考えている。
やがて意を決したように顔を上げ、真摯な眼差しの上目遣いで懇願された。
「わかった…わらわに胤を注いでおくれ」
俺の理性はぷっつりとどころか、ばっさりと断ち切られ、ふらふらと誘われるように押し倒した。
淫らな下着姿のルフィアを正面から押さえつけ、ぐちゅりと狙いを定めてゆっくりと押し込む。
「くぅ。あ、あっ、ああっ、ああああ!」
処女地を楔で抉りながら前進して、壁を突き破り子宮まで到達する。
「全部入ったぞ。よく我慢したな」
一番奥で腰を動かさぬようにしながら、ルフィアの髪を撫で口付けする。
痛みを与えぬようにじっとしていると、やがて氷が解けるように硬い膣壁が緩み、肉棒に絡まり始めた。
痛痒のように鈍い快感を得ているのか、むずむずと腰が自然に揺れている。
「へ、変じゃ。股が痺れて…」
「そろそろ動かすぞ」
ずるりとカリ首まで抜くと破瓜の血に覆われた肉棒が現れる。
それをまた先端が子宮に届くまでゆっくりとねじ込んで、その往復を繰り返す。
「あっ、ふあっ!ああっ、変じゃ!おかしくなるっ!」
ルフィアは快楽の声を上げながらも困惑し、未知への恐怖と不安ですがり付いてくる。
だんだん速度を上げ勢いを付けて腰を前後させ、赤い血が混じった愛液を泡立てながらかき混ぜる。
顔は快感一色に塗りつぶされ、膣壁が刺激を求め絡みつき、一突きごとに声が高まっていく。
「はあぁ、ぁあああああー!」
嬌声を上げる艶かしい唇にむしゃぶりつき、俺は子宮口をこじ開けるように射精した。
俺の肉棒は壊れたようにどくどくと精を注ぎ続け、ルフィアの子宮に収まりきれずに溢れ出た。
「はあぁ、ナイティ…」
俺の名を呼びきゅっと抱きついてくるルフィアを抱き返し、その可愛らしい唇に口付けした。
あああああ、ついつい流されて抱いてしまった!
くそう、ドラゴンめ、勇者の精神を操る程の魅了の術の使い手だったとは!
やっちまったもんは仕方がないか、気持ちよかったし。
だが、男として言うべき事を言っておかねばならん。
「あのー、責任とか、義務とか、認知とか、養育費とか、その辺りの事情はどうなっているのでせうか?」
「竜族は母系社会じゃ。婿の仕事は胤を授けることだけじゃ。雄が居らぬとも子はちゃんと育てるぞよ」
母系社会、つまり母から娘へと家柄や権力や財産が相続されていく方式か。
雄は家族を養う責任も無ければ、家柄は関係なく財産を相続する権利も無いらしい。
子は母親が育てるのが基本で、雄には義務も責任も無いということだった。
うーむ、ようするに種馬だよな、気楽で縛られないのは良いが、ちと寂しいものがあるな。
「しかし、そなたと共に暮らせぬのは寂しいのう」
俺に腕枕されながら、胸板にすがりつき本当に寂しそうにポツリと呟いた。
「だったらお前が街にこいよ。その姿なら大丈夫だろ。部屋ぐらい用意してやるさ」
「ほんとうかえ!うむ、よきにはからえ!」
ルフィアの顔がぱっと華が咲いたように綻び、俺の首にぎゅっと抱きついてきた。
「じゃが、やはり竜の山にも来て欲しいのう」
「俺は人間の生活が気に入ってるんだ。街以外で暮らす気は無いぞ」
「竜の本分は束縛されぬ強さじゃ。そなたがそう言うなら、それも仕方あるまい」
ほっ、よかった。
無理矢理連れ去られたりしたらどうしようかと思ってたところだ。
ドラゴンの姫に連れ去られる勇者……そんなことになったら格好がつかん、配役逆だろそれは。
「わらわに仕える雌たちにも子種を授けてやって欲しかったのじゃがのう」
「え?どういうことだ?」
「お主は雄竜の格付け一位なのじゃ。全ての雌竜に種付けする権利があるぞよ」
な、なんだってー!
「そ、そんなことしていいのか!?」
「うむ、強い子を産むのが竜族の雌の務めじゃ」
え、公認ですか?浮気とかは……そんな概念すらない?
「……勇者としての見聞を広めるためにドラゴンの国に行ってみてもいいか」
住めば都というし、ひょっとして男が求めてやまない楽園がそこにあるのかも知れない。
勇者(出願中)ナイティ・ナイン。
こうして彼は竜殺しと呼ばれる偉業を成し遂げ、その名は大陸中に知れ渡った。
その功績を認めぬ者は無く、英雄と呼ばれる日も近い。
END.
以上です。
新規は篭手に鉄靴と竜娘。
当初は、勇者=竜殺しというイメージだったので、竜娘を手懐けるという案は却下してた。
だが
>>304をはじめ竜娘を入れろとの声が強いので設定をでっち上げ後付けしました。
お陰でわらわ姫萌えだと自己発見OTZ。
予定では次でラストです。
今月中にと思ってたが、ちとムリポか。
自分もわらわ姫萌えだと自己発見 びっくり!
そしてGJ
GJ!!!!自分もわらわ姫萌えだww
だが、あえて突っ込んだ方が良いのだろうか?
竜族の雄が財宝を集めて求愛って巣作りドラゴン?
なんというシコルスキー…導入を見ただけでワクワクしてしまった
このハーレムは間違いなくエロい
>>554 GJ!!
竜姫、萌え〜ぇ
そして竜母、わかってらっしゃる!1!!
ああ、なんて素晴らしい話なんだろう。
自分もわらわ姫萌えましたよ。
しかも、箱入りでS○Xのセの字も知らない娘だったなんて…
あえて言わせて貰います、GJ!!!
自分が考えたネタですと、何処かの神社の御神体だった勾玉か鏡に宿っている巫女さんや十字架に宿っているシスターなんてのがありましたね。
他にもこの世界ですと、知恵のある包丁や鍋とかもありそうですな。
わらわ姫萌えは自覚してた、あとはわしってのもありだと思ってた。
しかしまさか来るとは思ってなかったビッグサプライズありがとー!!
GJ!!!マジGJ!!!
しかし大陸中に知れ渡った勇者で雄竜の格付け一位か。
人間にも竜にも無節操にハーレム拡大していける立場となったわけか。
次でラストか、惜しいけど仕方ないよね。
これから先、新しい大陸とか神界とか魔界とかにハーレム拡大していく九十九でも脳内で妄想します。
もちろん武具ハーレムが基本だから新しい文明の道具や神器や魔器などを手に入れていく様子も。
わらわ姫萌え繋がりと言うことで、2chエロパロ板SS保管庫オリジナル・シチュエーションの部屋その3
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想の「魔法技師シリーズ」はなかなかいいハーレム。
今のところ手を出してるのは赤髪でウェイトレスをやってるブラコンな喋れない妹に金髪縦ロール美女な悪友
で魔法技師な主人公の常連客の貴族令嬢とその侍女(この二人は妊娠済)そしてわらわ萌え繋がりの一人称が
わらわの魔王様とお姫様な容貌の金髪美少女な勇者(この二人はロリ)、でまだ増えそうな気配。
初期の頃にあったヘタレ勇者を思い出すな
未完結だった気がするが
>>561 先生!魔法技師で件のページを検索しても引っかかりません!
いまさらだけどGJです。
次でラストですか、ちょっと残念ですね。
最後は竜の国でハーレム作るんでしょうかねえ、ぜひ竜の国の話は読んでみたいですよ
九十九勇者GJ!!!!
武具達もやっぱり嫁になるのかな??
いずれにしても全裸で白鳥の舞を踊りながら待ってます
エロパロ保管庫しばらく前に容量使い切った&ページ構成変更があったみたいだから。
>>563,
>>564 サンクス。
クーデレ妹、高飛車幼馴染、わらわっ娘魔王、僕っ娘勇者のハーレム堪能しましたっ!
>>553 雌竜全部やってしまうとは・・・
ある意味竜殺しだな
571 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:26:19 ID:1phadcpN
全竜制覇=二代目半竜=純血危機
竜を滅ぼす勇者かね!
572 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:38:45 ID:soOJms9P
>>571 勇者の寿命は竜と比較したら線香花火並みの短さなんだから、
勇者の死後、メス竜一同は新たな婿と再婚。これで問題解決。
このスレ的にどうかとは思うが。
そこで竜の生き血を浴びて不死身になったジークフリート的解決法を…
そこで勇者の中に流れる竜の血が覚醒
きっと九十九が色んな意味で経験値稼ぎまくってレベルアップしまくった末に
鎧とか伝説の武具のどれかが肉体の細胞のテロメアだのそういうレベルでコン
トロールとか肉体の時間をコントロールするとかって主人に不老不死与える能
力に目覚めるよ。
世界中九十九の遺伝子だらけ、余裕で蒼い狼越え。
>>573 俺の記憶が正しければ、それ恋人に殺されてBADEND
アーサー王と円卓の騎士→円卓の騎士が女ばかりでハーレム。
という電波を受信したが、既に思いついて発信しているのがいるんだろうなあ。
>>577 まて、円卓の騎士はNTRストーリーだ。罠だ、
なら、ジーザスと12使徒ハーレム。
>>579 まてまてまて、それじゃ1人が裏切るぞ?
理由はどうあれ、嫉妬スレ行きの話しだ。
何も史実どおりにする必要はないではないかと
ああでもそれじゃオリジナルと変わらんか・・・
>>580 一人だけ心の底からの信頼を得ていて、
それを切欠に他のハーレム要員からおかしな逸話や罪を擦り付けられたって話らしいもんな。
アーサー王の話って時代によってめっちゃ変わってるんだよな?
特にランスロットの話なんてフランス人の手によるものだろ。
誤解を恐れずに云えばイギリス産の原典にフランス人の手による2次と。
まあ昔の話なんて全部そんな感じで色々やられてるんだからオリジナルがどうとか気にしなくても。
現代に蘇った円卓の騎士達!
だが、騎士達は全員女性として生まれ変わる・・・かつての過ちを繰り返さず王だけを
守り愛するように・・・・。
っちゅー電波を受信したんだけど。
でもランスロットは男も女も両方いけるクチだったのであら大変。
アーサー王を元ネタにハーレムものを書こうとするとランスロットとモルガナ(にあたるキャラ)が特にキツいよな…
ガーディアンの亜種みたいになりそうでなあ
>>583 ケルト人も大変だよなwww
逃げた先のフランスでファンタジー系御伽噺と混ざっちゃうし、
イギリスに帰ったら帰ったでかつての敵に英雄譚として祭り上げられちゃうし……。
ちょっと関係ないんだが、アーサー王物語は、
それ以前のアイルランド系の神話も次いでる所が多いんだそうな。
ガウェインが、大地に足をつけてる限り2倍の力(=元は大地系のアイルランドの神)
とか、ケイが凄い大食いする話とか。
それで行くと、アーサーは古い太陽神で、
ランスロットが新しい太陽神(になるべき存在)だったそうで。
土地の女神(グゥイネヴィア)に認められて(=婚姻して)、
新たな若く、力強い王が王位につくことで、国土も活力を取り戻すとか。
でもそこでキリスト教的な世界観へと移り変わってしまい、
王妃を媒介にしたアーサー→ランスロットの代替わりは、
不倫と不忠の話になってしまい、やつれるアーサー同様、
国土もやせ細ったとか。
あの話本来は、聖杯を求めてアーサーを治すのではなく、
新しい若き王(ランスロットでもモードレッドでも)が、土地の女神に
きちんと認められて王位につけば、王国は再び繁栄した、
って話としても考えられるとか以前どっかで聞いた。
アーサーを女にしてランスロットをハーレム主にする、というのはどうか。
アーサーを女にって何かとある人達に目を付けられそうなイメージが固まっちゃってて
なにか。
まあ一番の問題は良く創作で用いられるランスロットの原型的イメージってのがあまり
健全な(ハーレムなのに健全とはこれいかに?)ハーレムの主ってイメージじゃないの
が、いやフランス風のいかにも性愛に満ちた淫靡形のハーレムの主にはピッタリだけど。
まあこれはあくまで個人的主観のイメージなんで書きたい人は自由に書けばいいと思う
けどね。
モトネタがあったってかまわないが、束縛される必要はないんだぜ?
>582
それなんて十兵衛光秀?
>>593 ユダの福音書を知っててわざと言ってるのかも試練が
それ何?
596 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 11:46:52 ID:nRXxzRIF
なら、騎士はアーサー含め全員女でBADEND回避要素の
円卓(まどか すぐる)君を放り込めばいいではないか?
意味不
薬師十二神将ハーレムとか。
十二支プラス四神ハーレムとかどうよ?おこがましい事うけあいだな
オリュンポスの12神ハーレム?
ティターン12神ハーレム?
天竜八部衆ハーレム?
601 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:04:11 ID:HG0spskF
五百羅漢ハーレム
水滸伝百八星ハーレム
八百万の神々ハーレム。
>>602 ×薬師瑠璃光背戦陣
○薬師瑠璃光背扇陣
アーサー王と
>>44生徒会ハーレムと混ぜる。
アーサー王:♀万能の生徒会長。優秀すぎて男に敬遠され若気の至りでレズハーレムを構築。
円卓の騎士:♀生徒会役員。クラブの部長や委員会の委員長。各種属性を取り揃える。
ランスロット:♂転校生。アーサーに一目ぼれし生徒会に入る。
転校生ランスロットは生徒会長アーサーに一目惚れ、生徒会に入って積極的にアピール。
次第にランスロットに惹かれるアーサーだが、円卓の騎士たちを囲っている責任感から拒絶する。
赤い夕日が差し込む校舎の一室、生徒会役員室に一人の影があった。
いや違う、それは二人の男女が互いに抱き合う影だ。
男は相手をきつく抱き締め、情熱的に舌を絡ませる。
恍惚とそれを受け入れていた女性が、突然我に帰ったかのように男を突き飛ばす。
ア「駄目だ、このような事が許されるはずがない」
ラ「何故だ!僕はこんなにも貴方を愛している!貴方だって僕のことを…」
ア「言うな!私には彼女たちに対する責任がある。彼女たちを捨てることはできない…」
ラ「ではどうすればいいんだ?」
ア「だから、彼女たちの許しを得てくれ。そうれば、君の想いに応える事ができる」
というわけでランスロットは円卓の騎士を一人づつ落としレズハーレムから通常ハーレムへと移行する。
剣道娘「私に勝てれば認めてやろう。さあ、竹刀をとれ」
水泳娘「認めてもいいけど、代わりに僕の性欲解消してくれる?来週大会なんだけど溜まっちゃって」
図書娘「貴方なんて認めるものですか!……え?お姉さまの子供?……じゅる。み、認めてあげてもいいわよ」
つぎつぎと落としていくランスロットだが、その過程でアーサーの妹であるグィネヴィアも落としてしまう。
妹には普通の恋をして欲しいと思っていたシスコンのアーサーは激怒するが、なんとか説得してハーレム完成。
そして全員を落としてついにアーサーとも結ばれハッピーエンド。
かと思いきやアーサーをレズに誘導していた女教師マーリン登場。
「汚らわしい男を遠ざけ、美しい女の園を築き上げたというのに!おのれランスロットめ!」
やっぱり落として、今度こそ終わり。
>>589の古い体制(レズハーレム)から新しい体制(普通ハーレム)への移行にも合致するなw
レズ否定意見もあるが、完全に普通ハーレムに移行しちゃえば良いんじゃね?
あるいはレズハーレムではなく、円卓の騎士はアーサーを保護し男を近づけない親衛隊にするとか。
ええと,ラノベで有るんだな
アーサー王が男の子で,マーリンと円卓の騎士達がお嬢さんってのが
グィネヴィア王女に至っては,年端もいかないおにゃのこで……
まあ,その辺の本屋のラノベコーナーで売ってると思うから,これ以上は言わんけど
本家のイングランドの人たちがそういうの読んだらどう思うか喃・・・
やはり萌えるのだろうか(*´Д`*)
イギリスの人が日本の織田信長や武田信玄を萌え女子化したら
それは凄く見てみたいと思う今日この頃
今日久しぶりに花嫁の冠をやったが……、やっぱりこの魔王は馬鹿だと思った。
騎士に魔道士に猫耳妖怪と、自分を慕っている部下が居るにも関わらず
変な女神を47年も監禁して愛してるとささやき続けるなんて……。
三国志を萌え女子化したエロゲをつくってもスルーするチャイナの懐は思ったより深かった
攻略対象が少ないのが難だったな
まあ天皇一家まで萌え化させようとするような国民性だからなぁ…
でも宗教色が未だ色濃く残る海外だと、下手な事してるとリアルに殺される可能性があるからやろうと考えても出来ないのでは?
そこら辺は日本に生まれて着てよかったと思うわ
多分そういう国民性は身近なものを神とする八百万の概念が強く影響してるんじゃね
ソロモン王の72柱ハーレム(シバの女王込み)とかありそうだ。
そのへんは危ないんじゃ…
七つの大罪を司る方々の出番はありますか?
傲慢娘、暴食娘(蝿)、嫉妬娘、怠惰娘、色欲娘、憤怒娘、貪欲娘
・・・何というヤンデレハーレムなんだ('A`)
620 :
607:2007/07/02(月) 00:00:17 ID:y1t8rMFf
>>609 「円卓生徒会」つうんだが……
レーベルがスーパーダッシュ文庫だから,内容は推して知るべしだわな
>>618 7つの大罪を司る方達がおにゃのこ化してるのは電撃文庫だったかな?
どっちにしたところでエロいシーンなんぞあるわけ無いけどな
三十二体のアザナエル霊体爆縮マジ次長
そう言われてみればDHAも確かにハーレム小説だ
挿絵がエロ漫画家さんだから脳内補完も楽だし
ほかに、三十三間堂の仏像をおにゃのこ化したのもあったりと、電撃はある意味すごいよな・・・
十二支ハーレムは妥当そうだなあ……
十二星座ってのもいいかも。
>>619 これもラノベに無いか?
>>622 たしかにウミウシとかアメフラシを食ったからな
なんて漢だ
>>627 聖帝伝説。
1.二・二六事件の際、将校らに憤り、自ら近衛師団を率いて事件を鎮圧しようとした。
2.厚木でマッカーサーと会談した際、
「この戦争の全ての責任は私にある、国民に罪は無い。だから彼らを飢えさせないでくれ」
と、自分名義の有価証券ほかを差し出した。
しかもその会談の内容に関して記者に聞かれた際の答えが、
「男同士の約束ですから」
3.御聖断の時に陸軍の阿南惟幾大将や、海軍の大西瀧治郎中将が
「要塞化された九十九里浜で連合軍上陸部隊を迎撃して講和を有利に進める」
と奏上した時に、独自に調査させて
「これ阿南、銃剣の一本もないではないか」
と詰問した。
4.戦中に皇后だけが葉山行幸に行く際に「磯でサンプル採ってきてくれ」と頼んで
「またですか、そろそろいい加減にして下さい!」
と叱られた。
5.旅先で、案内役の安倍晋太郎農相が、
「ここから先は雑草です」
と言った際に返した言葉は、
「雑草という草はない」
6.昭和45年ごろのお話。後藤田官房長官に対し、
「なかなか忙しいようだね」
「はっ」
「ときに、どうなの・・・。官房長官というのは、どういうことをやるの?」
7.昭和59年ごろ、木村参院議長との雑談。
「実は私は若いころから酒は飲まない」
「どうしてですか」
「子どものころ、侍医から酒を飲まされて、酔っぱらってひどい目にあったことがある」
「随分、大胆な侍医がいますね」
8.好物は鰻。だけど小食。
惚れたね、マジで。
オレの息子が右に傾いた
そういやMILK HAREM更新されとるな。
>>616 72魔神はソロモンの指輪を手に入れたとかいう設定にすれば
現代人が主人公でもいけそうだ
>>628 ある程度は知ってはいたが、改めて並べると凄い御方だよな…
脳内で昭和帝を女性化する派と昭和帝をハーレム主に、反乱将軍や敵国の指令官(もちろん女性)を落とす派が激しく闘ってる…
どうみても不敬罪です。本当にあ(ry
おまえらなぁ……。
マッカーサー元帥とホイットニー准将が極東委員会から昭和天皇を守るため、
僅か九日間で日本国憲法の草案を作らせたというエピソードを考慮に入れるべきだろう。
つまり(ry
どっちにもとれるじゃあないかっ!
弟宮様のうち、若杉大尉こと三笠宮は絶対ハーレム主だと思う。
暴行略奪を繰り返してなにが皇軍か!などと、
黒板に『反省、自粛』とか大書きしちゃうあたり、彼にはヒーローの素質がある。
戦後もリベラルな言動を嫌う右翼に脅迫されたり……
http://www.geocities.jp/yu77799/nihonjin.html 高松宮は、女性化してハーレムの一員だな。
「お兄ちゃんがはっきりしないから米英との戦争が終わらないんだーっ!」と、ぶち切れたことがあるらしい。
秩父宮は真面目でスポーツが大好きだったことくらいしかわからない。
これはもうWW2ハーレムを書くしかないな
頼んだ
ハーレム無双?
638 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 17:15:29 ID:lZLvnuFn
このスレも賑わっていて嬉しいな!
だが、それでも俺はあの作品を待ち続ける!
クロスッ! アクセルーッッッ!!
某エロSRPG終わったんだが今回はハーレム分低いな・・・しかもどいつもこいつもやられてコロリ
戦いに明け暮れていたからな。
後、周回要素も少ないのがなんとも……
そーゆー人が
ヒトラーが自殺し、ムッソリーニがつるされてる状況で、
東京大空襲くらって、原爆2発くらって、
「余は退位せねばならないのかのう」
とか側近にたわけた寝言もらすわけないと思うんだが。
高松宮もそりゃ廃位しようとするよ。
王賊やってると巣作りが懐かしく感じてくる罠
ふと、保管庫を見てみた。
あまりの未完作品の多さに悲しくなった。
またおまえか。
ガーディアン更新停止一ヶ月か・・・・・・
そうだな
OUT氏も忙しいのだろう
せめて一行生存報告だけでもして欲しいが
のんびり待てばいいじゃん。
いま他のスレで書いてる職人さんも、また気が向いたら戻って来てくれるだろうし。
待っても帰ってこない確立の方が高いと思ふ
>649
つまり自分で書けってこった、な!
確立なら100%もどってこないな
PIPIのリレーにハーレムの項目が出来てる。これ最近できたヤツ?
PIPI定期的に見てる人いる?
昨日まではなかったはず
今日出来たんじゃないか?
>>653 把握。一人の少年のために宇宙的なハーレムが出来る話(?)になるみたい
おそらくは明け方。というのも4時を示す自分の時計が午前なのか午後なのかハッキリしない。
アラセはこれが一区切りとでもいうように、ベルスの膣に射精する。
モリアとマディは既に寝入っている。豪快に広げられたまたぐらからは、先ほどまでの淫靡なにおいはたち消えていた。
アラセとベルスは寝そびれた形になって、ぬっこらぬっこらと惰性で性器をこすりあわせていたのだが、このわずかではあるが2人きりとなった空間が、妙な親近感を呼んで、2人の垣根をとりさっていた。
「おフロ…いく?」
教員等には宿直用の浴場が設置してある。
難しいことはわからないが、時空圧縮の中でも電気・ガスなどのライフラインは生きているようなので、いいかげんアラセは女の体臭を洗い落としたかった。精液まみれの制服もなんとかしたい。
「あ…でも…」
ベルスは主を出抜くことへの罪悪感を感じているのか、歯切れの悪い返事を繰返す。
アラセは構わず彼女の手を引くと、脱衣所へと向かっていった。
「…ぅアアっ!」
先客がいた。
近藤ウーテは洗濯機の解説文とにらめっこしながら、なぜか丸出しの下半身をこちらに向けている。
「ウーテ…さん?」
「アーッアーッ!なんだお前ハ!何しにキタ!!」
バタバタと転げまわるウーテ。洗面台にひざ株をぶつけてさらにのたうつ。
隅っこに丸めてあるシーツと、わずかに漂う匂いをかげば、大体の察しはついてしまう。彼女はおねしょをしたのだ。
「言うなヨ!絶対言うなヨ!!」
「だ…大丈夫だよ誰も気にしないよ…」
「そ…そういう問題じゃァないんダ!!アイツラに無視されるのもバカにされるのも耐えられないんだヨ、ワタシわ!!」
びーびーと泣きむせぶウーテに、初対面時の印象がガラガラと崩れていくアラセ。
その指先の動きで世界を掌握する最強のプログラマーが、洗濯機の動かしかたがわからない、洗剤の量がわからない、どこにいれたらいいのかわからない、どうなったら洗濯が終了したことになるのかさっぱりわからない、と涙ながらに告白するのだ。
「じゃぁやっとくからさ、その…おフロはいってきたら…?」
「デキナイ…」
「へ?」
「ママに全部やってもらってたから…デキナイ」
一度プライドの壁が崩壊した彼女は、開き直ったようにアラセに助けを求めてきた。
どうやったら水がでるのか、どうやったらお湯になるのか、どれで身体を洗えばいいのか、シャンプーが眼にはいったら痛いじゃないカ…
「あの…私が洗濯しておきますから、お2人ではいられては…?」
「じゃぁ……一緒にはいる?」
「……ウン」
アラセとしても、やたらと長い彼女の髪は、どうやって洗うのか不安になってしまう。
とりあえずプラスチックのイスに座らせると、ウーテの髪が直接床のタイルにつかないよう、備えつけのバスタオルを敷きつめた。
ぬるめの湯に調節し、静かに彼女の髪を湿らせていくと、おそらくは少女達のために用意された洗髪剤が目にとまったので、封を切る。
「うひァ!!!」
「あー、ゴメンゴメン!どうしたの!?」
「ア、ア、アツイのダ!もっとぬるいのがイイ!!」
「コレくらい?」
「ツーメェェタァアイィィー!!!」
黙っていればまるでどこぞの彫刻のように威厳があるのに。
アラセは逐一少女の機嫌をうかがい、とにかくも丁寧さを心がけて彼女の髪を洗っていった。
白い泡が彼女の薄い恥毛の陰に流れていく。浮出た肋骨は、不健康な生活習慣を象徴している。
若さよってようやく支えられた危ういバランスは、見るものを不安定にする。
「目、つぶらないとセッケンはいるよ…」
「いヤゥ!!はいってからイウナ!!」
暴れる彼女を落ち着け、なだめ、命の危険を訴えるその目をのぞきこむ。
「痛いの…とれタ…?」
「(わかんねーけど…)とれたよ、うん、ほら、痛くない」
至近距離で見る少女の顔は、理性のタガをブチブチとねじ切っていくような、危険なにおいを立ちのぼらせる。
まっすぐにアラセを見る瞳の、目元のラインをゆっくりと親指でなぞる。その指にわずかに涙が染みる。
神様でさえ、生命のスープを混ぜているときは、こんな奇跡の配合が完成するなどと思わなかったのではないか。アラセの手は高価な宝石でも持つかのようにわずかに震える。
わずかな沈黙。ウーテのくちびるは小さく息を吸う。
もうちょっと遠慮せずに空気を吸えばいいのに。控えめに上下するか細い胸を見れば誰だってそれを咎めないだろう。
「クシュっ!!」
「どあ!!ゴメン、お湯お湯…」
(ツバが目にはいった…)
砕けそうな髪を洗い終わったアラセは、この先やはりよくわからないので、ベルスに指示を仰ぐ。
もっとも、2人きりではアラセの理性が限界であるという危惧が大きい。
彼女はテキパキとオイルのようなものを塗り、タオルの中に髪の毛をたたんでいく。ウーテも鏡越しにそれを見て感嘆している。
「すごい慣れてるね…」
「ぁ…わたし妹がいるもので…」
そそくさとでていくベルスはなぜかアラセと目を合わせない。
いまさらながらにアラセのち○こをはずかしがっているようである。
「さて…と」
外から流れ込んできた、わずかに冷たい外気がアラセを冷静にする。
「あとは身体…か」
ふにゅん
「…………ゥく…」
ゆっくりと押しつけられるスポンジ。
首筋、鎖骨、背骨の盛り上がり、二の腕。たちのぼるボディソープのにおいと、熱された少女の体温にアラセの肉物はむくむくと反応する。
(あー、これは…)
ウーテに手をあげるよううながすと、特に抵抗もなくそれに従う。わきの下を軽くこすり、洗うフリをして指の腹で肌をなぞる。
「……ンッ」
彼女は逃げるでなく、嫌がるでなく、じゃれるように身をよじる。一瞬交錯した瞳は、己の示した無防備さを恥じるように視線をそらした。
フラフラと落ち着きなくゆれる細いふともも、やけに長い足の指。
(OKかもわからんね)
アラセの脳内天秤が下級生達を追っかけまわすモードにガチリとはまる。
ただでさえ睡眠の足りないアラセの脳みそ、悪魔的な少女の身体、こざかしい感情の探りあいはこの際めんどくさいというかお呼びでない。
こうしてアラセの中の紳士な一面は、セーヌ川のほとりで惨殺死体となって発見された。
むにん
「うにァアッ!」
のけぞった彼女を、わずかな力でおさえこむ。自分の声にビックリしたウーテは、反射的にアラセを振りほどこうと暴れ、すぐに思い直して小さくなった。
にゅる…つぅうーー
「足開いて…ちゃんとキレイにしないと」
「……ぅえ?…ぇ…?ェ?…ぇェ!?」
アラセは少女の背中越しに、覗きこむように身体の前面に手を這わせていく。先ほどまでの遠慮とはうって変わり、全身でベタベタと彼女の肌と接触する。タオル越しに、アラセの肉物が毒づいているのがウーテに伝わる。
つっ…ーー。ちゅぷ
「な……なにをするんダ……ゥ…」
ちゅぷ…ちぅ…
少女のたよわかな陰毛を、髪の毛以上にやさしく洗う。その薄い毛を挟んで、彼女の艶やかな肌に泡を伸ばす。
「ダ…ダメ…ヤァ……ゥア…」
思わず浮かせた腰の下に、すばやく左手を差しいれる。立ちあがる勢いをつけていなかった彼女は、中腰のままアラセの手にのみ支えられる形となる。
「ヤッ…!やだヤダ…!!」
アラセの右中指は、彼女の果肉に皮一枚の刺激を与え続ける。ペタペタと指の腹をくっつけたり離したりするだけだが、敏感なウーテはそれだけでも身をよじる。
泡まみれのアラセの左手首は、誰も踏み込んだことのない少女の暗がりを蹂躙し、彼女がそれを避けようとすればするほど、自らの重みでアラセの進入を許す。
摩擦のない少女の尻に、思考の停止したアラセの目は、ただの犯罪者である。
ぬるこ、ぬるにゅる…にゅっこにゅこ…
「ぅゥ…ヤァ……ヘンタイ…」
アラセは少女の性器をチクチクと刺激しながら、自らの肉物を尻のくぼみにあてがう。
無垢な双丘の谷間を無遠慮にはいずりながら味わい、時折股の下を通しながら果肉をねぶる。
少女の抵抗は、柔らかな肉をわずかに強張らせる程度で、その力も、彼女の雛尖をそっと一撫ですればついえるようなものだった。
「見事ですアラセ様」
「おわぁ!!あ…あなたは…」
突然浴槽の中からザバザバと現れたのは講師の一人、黒髪のおさげ眼鏡。
「ユルユカと申します…ウフフ。タメ口でいいですよ」
お湯を吸わせた服をワカメのようにへばらせながら、ズルズルと擦寄ってくる眼鏡。一体いつから潜っていたのか。
「ゲホッ、ゲホゲッホっ…あーさすがに湯だったぁ…」
もう一人でてきた。そう、浴槽は自動温度調節機能がついている。もぐり続けるなど自殺行為だ。
「リュシカでーすっと……あーダリィ」
「もしもウーテ様がグズるようなら助力を…と思ったのですが、なるほどさずがといわざるをえませんね…ウフフフ」
なにか2人とも、堅苦しい雰囲気が抜けて地がでているように思える。
「………ンッ…」
ウーテは既にくったりとして、突如現れた奇怪なおさげよりも、己の内を走る小さな火花に神経を集中している。
ちゅぷ…ちゅ…ちぷ…
「うア…、ぁぁっぁぁぁぁ…あ…」
アラセの腕にしがみつくウーテ。支えきれずタイルに直接しりもちをつく。
「アラアラ、達してしまわれたようですね…フフ」
ユルユカはゆっくりとした動作から、跳ねるように入口の扉を開け放つと、洗濯機の角に股間をあてがっていたベルスが驚いてすっ転んだ。
「どこから迷いこんだの?いけない子、教員棟は厳重な人払いをしておいたのに…ウフ」
「…あっぅ。」
ユルユカの眼鏡がキラリと光った瞬間、半裸にひん剥かれたベルスからおっぱいがこぼれる。
見る間に泡だらけになっていく2人の一方で、行き場を失ったアラセのち○こはウーテの目の前で
プラプラ揺れる。
「あ……アラセ…クン…」
「へ?」
(クンっていった…?)
紅潮したウーテは、いまさらながらに登場した講師の存在をはばかっているのか、怒られた少女のように小さく話す。
「こ…こうしたほうがいいのカ…?よくわからないのダ…」
モジモジと伸びた指がアラセの肉物に添う。掃除道具を握るようにぶっきらぼうだが、少女がそれをしたという事実がアラセの肉物を反りくりかえす。
「う…もうちょっとこう…やさしめに」
「…ん、こうカ……?」
「あ、やば…」
どびゅん、どびゅん
生煮え状態だった肉物が、急な刺激で暴発する。濁った激流は彼女の手の中で跳ね、小さな指の間からこぼれだす。
アラセはウーテの両手に自分の手をかぶせ、力加減を誘導する。要するに少女の手を使った自慰である。
ぬっこぬっこぬっこっ…にゅぬにゅぬ…っこ
「き…気持ちイイのカ……?」
「うん、…のぁぁ…」
次いでウーテに両手の形を維持させたまま、てのひらの中に腰をうちこむ。パタパタとこぼれる精子を意志薄弱な瞳で眺めやるウーテ。
その視線を意識し、うねるような卑猥な動きで彼女の手を陵辱する。
「ほ…ホントにコレでいいのカ…?」
正常を知らない少女には、いくらかマニアックなこの行為を咎める能力などありはしない。
「あー、なんかたのしそーだね」
「どああ…!」
アラセの背後からのしかかってきたのはリュシカ、ぬらぬらとやわっこいおっぱいがアラセの背に
押しつぶされる。
「おねぃさんもまぜておくれ」
ぬこちゅ、ぬこち、ぬこぬこ…ぬこんっ
「ぬぉぁあぁああ…」
どぴゅ、どぷん
アラセはナメクジの巣穴に飲みこまれるような手技を受けて腰が砕ける。リュシカの吐く息は明らかに酒臭く、くちびるに差込まれた舌からはアルコール度数の高いだ液が分泌される。
(こんな状態でフロおけに潜ってたのか…)
そんな人間能力の無駄遣いに感心しているヒマもなく、リュシカの指は普段自分では触れないような尿道のヘリにまで達する。
彼女の指は躊躇も遠慮なく侵食し、逃げ惑うアラセをぬめぬめと絡めとる。腰を引いたところに彼女の舌が待ち構えて、アラセの穴を前後から責める。
「うらうら……ぢゅぱ…っ、弱いのドコかなー…ちゅぷ…ぷ」
にゅくにゅく、にゅじゅぷ、じゅぷ、じゅこっ…ぶぢゅぶ…
「あが、ちょっ、ま…」
ぴゅう、ぴゅっ
「ぬぁぁぁ…」
性器の準備ができぬままいじくられたアラセは、射精とは別の回路で絶頂を迎える。重たい霧が全身を包み、停滞する快楽が分厚いヒフ越しにタイルの上に流れていく。
「キミがそんなザマでどうすんのさね…」
アラセがくったりとしている間に、せまっくるしい浴室は裸体になった美女達の熱で蒸しかえる。
リュシカがアラセを抱き起こし、中指一本でベルスを蹂躙していたユルユカが、空いた手でウーテに手ほどきをする。
ウーテは居住まいを正して、優等生の顔で怪しげな手の動きなどを模倣している。元々興味津々だったのだろう、目の輝きかたが最初と違う。
「ぁっ、…あぁ、やぁぁ…ぁぁあぁ…」
ベルスが酷く切なげないななきをあげる。
身体を支える力も抜け、とろけるように崩れ落ちる彼女の膣口から、ユルユカの長い中指が抜きだされる。
アラセの視線に気づいた彼女は、見せつけるようにその指を舐めとる。
アラセはそんな情景を眺めながら、リュシカの泡だらけのおっぱいを枕にして、粘っこい愛撫を受ける。
「お○んこが欲しいの?我慢できない?すけべなちんちんだねぇ…」
にゅこにゅこにゅこ…
「うああ…」
さっきからこの痴女は、耳元で淫語ばかりささやく。淫らな手は一番触れて欲しいところだけを避けて通り、カウパーだけが量を増していく。
そうしてトロリと夢見るアラセに、ユルユカにうながされたウーテがおずおずと覆いかぶさる。
蒸された室内においても、熱の塊のような少女の身体。そのくちびるが、息の匂いがわかる距離まで近づく。
ちゅ…くぷっ…、ぢゅぷ…っ
火照った少女は、くちびるの遊戯に半ば酩酊したようにまどろみ、他の動作がしだいにおろそかになっていく。
それを補うようにアラセが主導で愛撫を行い、特に性器をなぞると、目が覚めたように小さな身体がとびはねる。
「ぁ…く……ひゃっぅ…ゥゥゥ…」
アラセはのけぞった肉物で彼女の尻を支える。そこへユルユカに泡をまぶされたベルスの尻が、玉の裏側から肉物を挟みこむ。
にゅる…つぷ、にゅぐ、にゅく、…ぬるん、…
二人の少女の未熟な動きを、ユルユカが丁寧に指揮を執る。アラセの肉物は弾かれ、締められ、押しつぶされて尻の谷間に飲みこまれる。
「もう限界ねぇ?アラセ君」
「ではそろそろ開通なさいますかウーテさん?…ウフフ」
ユルユカのぬるついたてのひらは、アラセの亀頭と、ウーテの肛門を同時にもてあそんでいる。
ウーテは応えるのもおっくうといった表情で、アラセの鼻に熱い吐息を吐きかける。
「ぁカ……んふ、クっ…ぁ」
ぬくぷぷぷっ…
「うァ…いっ、イタ…」
ちぷ、ぷ。…ちゅぱん、ちゅっぷちゅぷちぅっぷちゅっぷ…
ウーテの結んでいた髪がパラリと解け、アラセの顔中にまとわりついていく。洗いたての少女のにおいが、いっせいに口腔を通っていく。
じゅぷ、じゅぷく、…ぷちゅん、ちゅん、じゅぷん…
「…んっ、ンッ、…くッ、……ぅン!」
ヌルヌルとすべる彼女を抱きとめ、力なくたらしたよだれで奪われた水分を補う。彼女の首筋の汗を洗剤と共に飲みこみ、浮出た肋骨をほおでなぞって乳首を噛む。
「ンッ!アッ、…フぁ、…ぁ!…あっ!」
ちゅぐっ、ぶっ、じゅぷ、じゅっぷ…じゅっ…
「ィ…ーぁ、っふ、ヤ!……ぁう!!」
懸命にアラセにしがみつくウーテ。熱をあげる彼女の声は、独特のかすれかたをして耳の奥に甘い余韻を残す。
洗いたての彼女の髪がアラセの鼻腔を埋め、開いた口にも遠慮なく流れこむ。アラセはそれを噛み、遠慮なく舌でだ液を絡めながら彼女の頭皮も舐めとる。
「ぁあ、ャ…!!ャあ…ぁぁあぁ…ぅ!!!」
どびゅる、どびゅる、どびゅっ…
「さてそろそろ…フフ…」
フルフルと涙するウーテの向こうで、ユルユカがメガネをクイッとやる。
「キミのアカも落としてあげるからねぇーっと…」
リュシカが起き上がり、ウーテをタオルの上に横たえる。
アラセは蹴っ飛ばされるように浴槽の隅っこにおしやられ、けぶる視界の先にはアラセを見下ろすのは2人の野獣。それも泡だらけの。
広くはない浴槽の湯はヒザまで抜かれ、熱された肉だけがこぼれるようにあふれていく。
ちゅく…ちゅ…ぷちゅく…
「フフ…アラセ様存外にお上手…」
絡まりあう3つの舌は、それぞれ好戦的に他を吸収し、飲みこもうとする。
ユルユカのフトモモに挟まれていたアラセの肉物が、押出されるようにリュシカにはまり込む。
「へへ…気づいたー?」
眉間を寄せるリュシカの、呻くような声。
その可能性をかんがみなかったのは、彼女達の手技があまりにも卓越していたからか。
「フフ…アラセ様、あまり大きな声で吹聴したら…殺しますからね」
そういってユルユカが、目の前に広げて見せたのは、ピンク色の窮屈そうな膣口だった。
ちゅぶ…っ、ちゅっ、くく…く、ぬぷ、ぬぽ
「ふっ…ぁあ、いい…」
のけぞったリュシカは、自らの指をおいどに走らせ、おそらくは直腸をいじくっているのだろう。堕落した末期的な修道院でもお目にかかれない、奇怪な性感の発達を見せつけられて、アラセの心臓はどぎまぎする。
その視界を、ユルユカのまたぐらがふさいでゆく。彼女は泡をまぶした陰毛でアラセの胸板を洗い、その姫肉で乳首を挟む。
「んーーっ!!ぅあっ、はぅ、ぅぁ、ぁ、…っん!!!」
自慰の要領で勝手に果てるリュシカ。肉物の茎を、水気の多い汁が滴っていく。
「フフ…アラセ様はどちらの穴がお好み…?」
ユルユカは身体を反転させ、どちらも見やすいようにゆらゆらとゆらす。
白くけぶる視界は、いくら瞬きしても世界の輪郭が定まらない。
汗が目にはいり、その冷たさから、自分の身体がいかに水を欲しているのかを知る。
そういえば今日の自分はどれくらい眠っていないのか。
においに誘われた鼻先が、ユルユカの肛門をつつくと、びくりと跳ねた彼女のメガネに怪しげな光が灯る。
「ズルい人アラセ様…フフ…、膜をやぶいてはくださらないのね…」
彼女は気だるげなリュシカを浴槽の外に放りだすと、股越しにアラセをうかがいながら腰を埋めていく。
ぬもももも…
「ぅあ!!」
強烈な射精感。すんでのところで踏みとどまったアラセは、しかし尿道まで上ってきた精液をどうすることもできず、ダラダラと彼女の中に射精する。
「あらあら…」
「ご…ごめんなさい…」
「フフ…今日は無理をしすぎたようですね…」
ユルユカの声が、重たい膜を通したように聞こえる。
「次は楽しみにしていますわアラセ様…」
彼女の肛門から、白い塊がひねりだされるのを眺めながらアラセは眠った。
そう、アラセの疲労は正直ピーク、腕の悪い医者なら臨終をいいわたすほど安らかに彼は眠った。
ここまでです
自分だけかもしれないが名前を覚えるのは苦手なので、
こういうので特徴をいつも表に出してない場合(orかぶる部分がある場合)、冒頭に毎回キャラの特徴のテンプレ貼ってくれるとうれしい。
(今回はログ読み直したけど、スレまたがってるとちょっと面倒かなと
言い忘れてた
エロイヨイイヨーエロイヨー
擬音のセンスがひょうげてるwww(褒め言葉)
ぬっこらとかwww
>>666 テンプレも良い考えだと思うけど、同じ人物紹介を何回も何回もやるのも効率悪いかと。
作者さんが人物紹介(箇条書き)を書く→まとめサイトでコーナー作ってまとめる→分からない人はそれを覗いて予習
が良いんじゃないかな?
そうすれば紹介するキャラは最低限の新キャラだけで済む。
もっとも、まとめサイトの管理人さんが了承してくださって、
スレ住人がまとめを見るのなんて苦じゃないジェントルマンで、
作者さんが人物紹介を書くのが構わないって言うのが前提だけど。
勿論自分はハーレムのためなら小銃一丁で要塞に挑む所存ですSir!
GJ!
正直作者さんには作品にだけ力注いでほしいと思うオレがいる。
保管庫で読み直せばいいし。
特徴テンプレって、
>>525にあるやつみたいなのでいいの?
そんなら一回まとめたの貼って、次から安価って形でいいかな?
急にキャラ増やしたり、スレまたがったりしたらまた新しいのはるみたいな感じで
>>671 次の投下に併せて貼っていただくのが多分一番良いかと
実際のところ自分に認識できる人数を超えてるから、作中でさりげなく描写するか勢いで突っ走るかしてくれればいいと思う。
完結させるつもりがあるなら「特徴のテンプレ」を貼らなければ誰だかわからなくなるくらいまで
人数を増やさないほうがいいよ
収拾がつかなくなって投げ出すことになるから(経験者・談)
>>669 漢なら、拳銃一丁と手榴弾六個で突撃。
銃剣も忘れずに。
拳銃に銃剣って意味ねーぞ
ところで目隠しして誰だプレイって
ハーレムというか女の子一杯なら定番だと思ってたんだが
ネット上で見た覚えが無い
俺の趣味がオッサンすぎるのか・・・?
では手榴弾に銃剣を付けよう。
>>680 昔、このスレ用に書いたことあるんだけど、諸般の事情でHDDの肥やしに。
たぶんもう日の目を見ない。
だれだってそーする
俺だってそーする
>>606のほうが普通の発想なんだろうが、
>>596を見て
「上座と下座の諍いをなくすために円卓を使った」でなく
「ハーレム主が全員を平等に扱う、もしくはハーレム構成員が
それぞれを平等とするために主を囲んでいた図が円卓の真相」
とかいう電波を受信してしまった。
ランスロットとグィネヴィアはレズっ気のある女で。
で、結局両方ともハーレム主に落とされる。
主人公は勘違いで歴史から消えたラウンド=テーブル(超安易・仮名)か
それともアーサー王か。ランスロット(男)でもいいが。
>>680 俺も
>>682と同じだ。
そういうシチュが大好きだし、書きもしたが、出来が気に入らないのでお蔵入りになっている。
エロゲ板の修羅場スレでの意見に『ハーレム要員にかつての親父の女が居るって設定だと萎える』
ってのが有ったんだけれど、このスレ的に親父の代から世話になってる女ってどうなん?
>>691 あんまりいい気持ちはしない。ハーレムの下げ渡しとかは好きじゃない
そりゃ設定次第でしょ。
主人公が王子で、国を継ぐか領地を任され、自分のハーレムを作るというときに、
親父のハーレムの一員で筆降ろししてくれた大人のお姉さん、なんてのがサポートしてくれたら、ありがたいと思う。
でも、二次元文庫でメイド&執事4人全員がお下がりって話は、だいぶがっかりだったな。
694 :
693:2007/07/07(土) 21:01:10 ID:sszCj8o2
でも、そーゆーのって基本的に脇役の設定だよね。
んー、そんなもんかー。
親父から貰った形になるハーレムは受け入れられ難いんだな。
お下がりなんて言うから駄目なんだ。
義母と言え。
☆ ☆
彡 ミ ☆
彡\/ []彡
ミヽU/彡 § ☆
彡[]\U 彡 §
ミヽ彡☆. / ミ/ 彡
彡ヽU 彡[] ☆
ミ☆ 彡./ .彡
ミ\Uミ彡[] ☆
U
U ツヅキマダ カナ
U (・∀・*) ホシニネガイヲ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王様系なら側女だったけど使われる前に死んだ・側女たくさんいたけど実は王様一途で一人にしか手を出していない、とかはアリだが。皇帝陛下は15歳!のレザーなんかは普通に大丈夫だった。
人妻寝取りハーレムとか、過去に他人のものだった女で構成されるハーレムは駄目なわけだね?
というか、そういうのは寝取りスレでやれってことか。
あ、ちょっと論旨がずれちゃったか。
親父からのお下がり=他人の女を自分のものに=寝取り
と飛躍しすぎた。スマン。
>>698 ちょっと待ってくれ。
ハーレムスレは処女性を重視するのかっ!?
おいしくいただければ見境はないぜっ!
保管庫にいわく。
『非処女減点ではなく処女加点と心得よ』
それなら親父のお下がりでも、きっちり独占できてれば問題無しってことだ。
親父のことなんか思い出せないくらい、きっちり躾けないとね!
なんでこのスレで某スレのドラクリウスの流れが続いてんだよww
>>696 義母って聞くととたんに反応する困ったモレの息子wwww
完全に個人的な意見なんだけど、俺は親父のお下がりってのは正直精神的にキツイと思うんだ。
別に処女じゃなきゃヤダヤダってわけじゃないんだけど、ハーレム小説ってのは基本的に「ハーレム主以外にこの世に男など存在しない! 」
っていうスタンスで、非処女の場合も相手の男に関しては出来るだけ描写しないってのが好ましい、と考えてるんよ。
例えば保管庫にある鸚鵡貝氏の「夏のお嫁さんたち」で春歌さんは非処女だけれど、でもあれってただ単に処女だったらしなきゃならない描写
(「痛〜い」→「は、初めてだったんだ…」→「うん、でも大丈夫、続けて(はあと)」的な)を省くためで、相手の男が果たしてる役割ってそれ以外には全く無い。(いや、作者じゃないんで実際のところどうかは知らんが、読者的にはそうだった)
結局リードしてるのは主人公の方だしね。だから相手の男の事なんて何にも気にならない。ただのトンネル工事のおっさんよ。
でも親父のお下がりとなると、主人公との関係というか、パーソナリティが明確すぎてそのままスルー出来なくなっちゃうと思うんだ。
だからそのハードルを越えるような説明というか工夫が無いと、ちょっと難しいかなあ、と思う。
要するに浮気するならバレないようにやってくれってことだな
そろそろ嫉妬や独占欲を表に出す主人公が出てきそうな感じだよな。
ヒロインズの昔の男に対して「今は俺の女だから二度と近付くなよ」とか言って回ったり、
ヒロインに迫る男に対して光物を持ち出して威嚇したり、
親父の昔の女に「お前から親父の匂いを消し去ってやる」と一週間の監禁プレイしたり……。
って、これなんて犯罪者(ry
逆に一種の精神的SMプレイとして過去の男関係をねちねちとついていぢめながら楽しむとかどうだろう?
まあそのヒロインが過去に男と関係持ったのを軽率だったとか後悔するぐらい主人公スキーであってはじめて成立するプレイだが。
まあともあれ親父のお下がりな女性とかは主人公だけに対する他の何より勝る一番の特別な想いってのが感じられないことが多いのが個人的NG。
母性+女としての感情とか?で今となっては親父なんかどうでもいいってぐらいに主人公に傾倒してればいいんだが。
私は、下げ渡しハーレムもありだと思う。
最終的に主人公に夢中であれば問題なしw
ヒロインの現在(いま)に対しては当然オンリーワンでいたい。
そしてヒロインの過去と未来を含めた一生の中でもオンリーワンと言わないまでもせめてナンバーワンでいたい。
お下がりであってもこのぐらいは希望したいところだ。
お下がりがイメージ悪いのは例えば親父に捨てられたり親父の死だったりで受動的な態度で主人公にってのもあると思う。
ヒロインが自主的に親父捨てて主人公に走るんならまだマシなんだが。
>ヒロインが自主的に親父捨てて主人公に走るんならまだマシなんだが
場合によってはそれ尻軽ととられかねん
まぁ、俺のようにリアルで親と不仲、絶縁の人間は特に拒否反応が大きいだろうな。
それにハーレムの譲渡は結局主人公に仕えてるのではなく譲渡元の意思を遵守してるってことだし。
「これじゃ『尽くしてあげちゃう』じゃなくて『先生に言われたから尽くしてあげちゃう』だろうが!!」
って問題になったエロゲの『尽くしてあげちゃう3』の騒動を思い出したw
父親がダメになったからで息子である主人公でとなるのもかなり尻軽じゃないかな?
父親に「言われたから」息子である主人公のものにとなったら完全に父親との関係が優先してるってことだし
あるいはもともとの父親との関係が本意じゃなかったとなったらそれこそ寝取られ感が
下げ渡しでまともなハーレム要員にするってかなり難くね?
下げ渡しをするぐらいなら手に入らない方が良いカナーと思う俺ソフトハーレムスキー
馬鹿だなぁ。
もっと自分に都合のいい想像力を持とうぜ!
・男として、父親は主人公より劣る。
・ヒロイン達は、父親に何かを縛られていた。
・ヒロイン達は、父親との肉体関係で満たされていない。
・ヒロイン達は、父親に愛情を持っていない。
みたいなことを適当に織り交ぜれば、全然オッケー!!
所有欲を満たすための完全独占王国系ハーレムを前提にすると混乱するんだ
この場合、誰にも所有されない客員的な、主人公と同等あるいはそれ以上のキャラか
初めから所有しない、状況に飲み込まれる主人公を前提にすればすっきりする
と思う
リアル語りもでてきた事だしそろそろ終わりにしろお前ら
Out師に解説していただけるのではないか、と全裸で正座しつつ待機するオレがいる。
ホント、独占欲が激しい住人が多いなここはwww
独占欲が強くない奴はハーレムを望まないと思うが
独占欲があるからこそハーレムを作りたいんだろう?
一発ネタ
あるところに一つの王国が存在しました。
その王国の王は、色事に目がなく、美しい女性がいる事を知れば、無理やりにでも我が物とするような王だったのです
そんな王に、一人の息子が生まれました。
名をコーネリアス。三十年ほど後に、大陸の覇者として世界に名を轟かせるのですが、それはまた別の話。
コーネリアスがまだ六つの折、コーネリアスの母である王の妃は、自らの命を絶ってしまいました。
十年後、コーネリアスは父の側女たちの控える後宮を訪れ、真実を知るのです。
母が父に嫁いだのは、母の父上が人質にされていたから、と言うことを。
後宮に住む全ての美女たちが、父に脅され、ここへ来たことを。
すべてを知ったコーネリアス、父を討つため、反逆を企てるのでした。
それでその後宮の住人をハーレム化したら糞親父と何も変わらん。
つか復讐の一環でハーレム作る主人公っていやだな。
ハーレム物は主人公は善人である必要はないがが魅力的じゃないとキツい。
作品のムードが陰湿・陰惨になると、気持ちよく抜けないよね。
ヘタレとか根暗とかの主人公はマジで勘弁。
鬼畜とか外道とかは、一行にかまわないんだけど。
おそらく、父を討った後で何人かが自発的に残るんだよ、きっと。
というかなんで親父のハーレムを貰おうとするんだよ
自分で作ろうぜハーレムは
最初の話題は「ハーレムの中にかつて親父と関係を持っていた女がいるのはどうか」だった気がするんだけれど……。
なあ、親父のお下がりをハーレムに入れていいかどうかって議論に
いったい何の意味があるんだ?
うまく魅力的に書けばそういう設定のキャラでもイケるだろうが
親父と穴兄弟ってのが特に萌えたりそそる設定だと言う人間は
少ないと思うんだが
わざわざギリギリの許容範囲を目指してどうするつもりなんだ?www
過去に売春やってた女の子や、近親相姦やってた女の子ばっかり集まったハーレムなんて、ここじゃあ接待受け入れられんだろうなぁ。
あ、接待になってる。
絶対な〜。
734 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 17:09:44 ID:dvgi/S10
そんな境界線で頑張らなくていいからさ、コテコテの文句なしなハーレムが見たいw
そんな頑張る必要ないじゃんか、な?
商業作品などでそういう境界線なキャラが入ってたりする「理由」はなんだろう?
作者の人の趣味?
この手の独占志向は、持っている人と持ってない人に真っ二つに分けられる。
特にエロ漫画、(最近は多少マシになったけど)輪姦とか寝取られとかやたらあったじゃん?
アレは、独占思考持ってない人、エロが濃ければそれでいい人たちの文化圏だから。
萌えブームとかいって売れ線狙って、「あっち側」から「こっち側」に「越境」てきた人たちが、
「こっち側」の文化圏のひとつの特徴になっている独占志向を理解しないまま、
勘違いした作品を作ってしまう例はよくある。特にエロゲーに多く見られる失敗の構図。
シャッフルに代表されるメディアミックスや、続編の悲劇も多くはこれ。
「こっち側」で育った人材(少なくとも「こっち側」の理解者)が、企画・編集レベルにまで、
あまねく広がっていかない限り、そーゆー境界線を踏み越える危険はなくならないと思うよ。
(逆に「こっち側」の嗜好をきちんとわかってる人間なら、
境界線ぎりぎりの設定でも、嫌悪感を持たせることなく動かしてしまえると思う)
二次創作おkなら夢幻雲山隔離病棟のMind Core読むといい>下げ渡し境界認否判定
ここのスレの過去の作品のせいで「ボクっ子」萌えになった
本命:ルーちゃん 対抗:テオ かな。
エロシーンがあるボクっ娘はたぶんこの2人だけ。
>>736 その分類で逝くとモレあっち側の人間になっちゃう
伝奇と官能バイオレンスで育ったからw
初物も初物でない女でもなんでも奪い取って股間で征服上等www
ランスから入った奴か?
最近のランスは和姦志向だけどね。
お気に入りの女ほどしっかりフラグを重ねようとしてる。
つーか、シィル粉々に砕けないかな・・・。
五十六も謙信もハーレム歓迎派なのにコイツと来たら・・・。
そのくせキャラルートEDでもちゃっかり自分だけ側にいるし本気でウザい。
まー、脱線しちゃったけど鬼畜王みたいな女を集めるゲームをまたやりたいな
ってこので。
(´,_ゝ`)プッ
鈴女に本気で惚れるところだった
そんな淡い思い出
>>726 バカだな
すでに前王のお手つきになってる事は国中の人間がしってるんだから、
前王が死んだからって故郷に帰っても居場所が無いし、修道院にでも
入れられるしかないんだよ。
それでも家に帰ってみたものの、やはり居場所が無くて気まずくて
また後宮に戻ってくる子が居たり。
最初はとりあえず生活を庇護すると言うだけの関係から、
徐々に愛を育てて行く物語が出来るじゃないか。
>>731 >>734 ハーレムのギリギリ許容範囲、と言う言葉に反応して話の腰を折るように一石投入
変化球、ていうより完全な危険球だが
──僕には友人がいる。と言うか、友人がいる、と言うこと以外に僕には特徴がない。
例えば、野球部のエースで、今年一年生ながらチームを甲子園まで引っ張っていった星井悠真。
例えば、サッカー部で、U−17とか言う選抜チームに入っている岬翼太。
例えば、全国模試で一位とか取ってしまえるような頭を持つ出来次英知。
その他、柔道の全中優勝者とか、水泳の国体強化選手とか、美術の海外で個展を開けるやつとか、とにかくイパクトの強い奴ばかり。
──で、僕はと言うとこれといった得意なこともなく(スペシャリストの前で得意と言えるようなこともなく)、とかく人から印象が薄いと言われる。
友人どもはイイヤツばかりで、自分達のことを鼻にかけるでもなく、僕には「お前はそれでイインダヨー」とか言ってくれる。
部活などで忙しい放課後も、暇を見ては僕に付き合って街で遊んだりしている。
ついでに「俺は彼女いらねー、お前と遊んでる方が楽しい」とか言ってくれたりもする。ありがたいんだが。
「普通野? 誰? いつもアノ人達と一緒にいるやつ? ああ。ジャマ」
「普通野…………ああ、いたっけ……?」
「普通野って、いつもスゴイのと一緒にいるから近寄りがたい」
連中は、自分達のせいで僕に女が寄ってこないと言うことには気付いていないわけだ。
お前らモテるし。僕目立たないし。皆、尻込みして近寄らないし。
──そんなこんなで流れ星に「女の子にモテますように」とか願をかけたり、「恋人が出来ますように」と神社にお参りしたりする日々。
ある日、いつものようにもう朝練の連中も教室に来ているような遅刻ギリギリに教室に行くと、
ざわ……ざわ……。
教室は異様な雰囲気に包まれていた。
星井の席に、ベリーショートの髪の眉が太い美少女が座っている。
岬の席に、茶髪で軽目で元気そうな巨乳の女子が座っている。
出来次の席にも、黒髪ロングでクールそうな眼鏡美人が座っている。
その他、僕の友人達の席を見回すと、それぞれに、少し背の高い和風な美人とか、日焼けのスポーツ少女っぽい娘とか、上品そうなお嬢様っぽい子とかが座っている。
──そして、全員が何故か男物の制服を身に着けているのだ。
749 :
↑の続き:2007/07/09(月) 01:29:27 ID:Ug3MH9Be
彼女達は、教室の後ろの入り口で、呆けたように突っ立ている僕を見つけると、揃って近寄ってきた。
「普通野、俺が誰だか分かるか?」
「…………………………星井?」
ベリーショートの子は嬉しそうに頷いた。星井はスポーツ刈りで眉が太い。
「普通野、俺は?」
「…………………………岬?」
「おっしゃ!」
茶髪巨乳はガッツポーズ。岬は校則違反と知っていながら髪を染めていた。
「……普通野、よもや俺を間違えたりはすまいな?」
「…………………………出来次」
「うむ」
眼鏡美人は眼鏡を上げつつ頷いた。無表情だが少し嬉しそう。照れているとき眼鏡を上げて表情を隠そうとするのが出来次のクセだ。
そして順番に友人の名前を呼びつつ指差していくと、彼女達は嬉しそうに頷く。
僕は唖然としたまま。
「実は俺たちはお前がモテたい、彼女ほしい、と流れ星や神社に願掛けしているのを知っていてな」
……ナニ?
「どうせなら俺達を女にしてほしい、お前の彼女にしてほしいと、俺達も願掛けしてたんだ」
な、ちょっと待て。
「それまでお前に彼女が出来ないよう、俺達で女をブロックしてお前に近づけないようにしてな」
いやいやいやいや。待てって。
「この度やっとお互いの願いがかなったわけだな」
待て。いやホント待ってくれ。……まさかだ。まさかコイツラがこんな変人ばっかりだったとは!
「「「「「「「「「「さあ、普通野! 俺達と付き合ってくれ!」」」」」」」」」」
考えさしてください。
そう答えた僕だった。
ハーレムと相性が悪い属性はネトラレと何だっけ?
どこにでもいるよね。こういう、オレはスレの住人とはちょっと違う上の存在だよとか自慢する奴
最初からくんなっつの
>>748-749 それはそれで良いかな
とおもった俺は完全に病んでる
ハーレムと相性が悪い属性はネトラレと何だっけ?レズだっけ?
イイヨ イイヨー
さらに続きがみたい
>>751 NTRと百合と……後は思いつかないな。
百合は程度によるけど。
「ハーレム主が他のハーレム構成員とヤッてる合間に手持ち無沙汰になるのを解消する為」なら許容範囲内。
>>748-749 単発のネタで終わらせるにはあまりに惜しい。是非続けてくれ。
Moolichの女族が微妙に更新
相性がいいのは思いつくんだが。
孕みとか。
756 :
king:2007/07/09(月) 04:21:34 ID:Pn8hzDoZ
孕ませて
子供が,女の子だったら。
確かに,相性いいな。
ヤンデレと言うか重度の修羅場とハーレムは相性悪いと思う。
主人公とかヒロイン達とか死んで崩壊しそうなあたり。
飽き性だろう、作者の同じキャラなんて書きたくないっていう奴
ハーレム≠やりすて
ハーレムが修羅場になる可能性も
純愛だろう。
お互いが相手一人しか求めなかったら、ハーレムが成り立たない。
>>744 ごめんなさいごめんなさいメインヒロインいるハーレムモノ書いててごめんなさい。
ハーレム肯定派なメインヒロインなら問題ないと思う。
>>748-749 素晴らしすぎるw
わっふるわっふる
別スレに手出してるから、
書くとしたらそれ終わってからかなぁ。
というか3Pぐらいじゃハーレムとは言いませんよね。
最高4Pぐらいでも。
だから同時プレイは必須ではないと何遍言ったら・・・
ハーレムってのは場所、環境、状態であってプレイの形態じゃないから。
何言っているんだ?お前等は落下型ヒロインのみならず義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師
幼なじみお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘ
アボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み
二つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着
弓道着保母さん看護婦さんメイドさん婦警さん巫女さんシスターさん
軍人さん秘書さんロリショタツンデレチアガールスチュワーデス
ウェイトレス白ゴス黒ゴスチャイナドレス病弱アルビノ電波系妄想癖
二重人格女王様お姫様ニーソックスガーターベルト男装の麗人
メガネ目隠し眼帯包帯スクール水着ワンピース水着ビキニ水着
スリングショット水着バカ水着人外幽霊獣耳娘まで
あらゆる属性を迎え入れられる包容力を持ってるを持っているのではないのか
そうだな
包容力を持ってるを持っているな
しかし義母でも未亡人でもないのに調教済っていうのはやっぱり嫌なんだ
>>767 ああそうそう忘れてた。
男が混ざっとる!
男装の麗人は、女だろ。
772 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 12:43:36 ID:rjDANO3h
ショタだろ
>773
ハッタリ仕事しろ。
ショタは許容できんな
主人公以外ハーレムに男はいらん派だし
何も知らないショタ主人公のまわりがいつのまにかハーレムに
俺は全然おkだな
じゃあそれで書いてみるか
別スレに投下できたらな
へたれエロ勇者を書いていた、キュンキュン氏が今どこで書いてるか知っている人いませんか?
ブログで新作を書いておられるがお前には教えてやらん。
>>739>>740 ルーちゃんに萌えた。つかよくわかるな・・
「へたれ勇者」だったかなぁ(続きがみたいです)
ちなみに、「クロス・アクセル」(だったか)
の性で悪の女萌えに(ry
昔、シスタープリンセスを見ていた友人が言っていたのだが、
「あのアニメはすごいね。13人(男1女12)の人間がいるのに、
1対1が12組であって、13人の集団じゃあないんだ」
原作では1×1の12組だが
ハーレムについてそんなに熱く語れるおまいらに絶望した
くくく………これが全力だと思っているのか
ゼェ、フ、ゼー、まだま、ハー、こんな、ハァ、
俺の全、ハァ、力はこんなゼー、じゃヒー、ない、ゼェー
安心しろ。
まだ、半勃起だ。
相性が特別どうってわけでなくても、アナルなんかあまり見かけない。
責めるべき穴は前だけで十分いっぱいあるから。
相性のいい属性ったらなんだろーなー。
出会って関係深めてをパスできる近親や幼馴染やメイド、それにMC系あたりか。
ハーレムのなりたちを考えれば孕ませなどもポイント高いな。
MC系は雄が強引というかダークに見えるのが多いので
個人的には、少しベクトルが違うかも。
ベクトルって何だよwww
MC系でハーレム築いてもハーレムじゃないとか言うつもりかwww
MC系で深く話を考えなくていいハーレム構築は好きだな。
略奪系MCだとハーレムでは無くMC系の話としてみてしまうな。
どちらも好きなんだけど
MooLichさんとこ更新されてるw
キュンキュン氏がブログで新作書いてるって本当なのですか?
>>794 専ブラならJaneシリーズがオススメです。
>>732 を見て、ふと構想を練ってみたが売春やってた女の子が主導権を握ってしまう
難しいもんやね
SMとかハーレムと相性がいいんじゃないか?エロゲだけで小説なんかでは余り見たことはないが、拘束プレイなんかも独占欲の発露だし
>>797 フランス書院で言えば風吹望の系統だなw
キュンキュン氏、へたれ勇者の続き書いてくれないかなぁ。忙しいのかな?
亀レスだが
>>685船坂乙
君には人外英雄ハーレムを書いてもらおう。
>>800 「舩坂」な。
だが、休暇返上してまで赤軍を殺したがり、右足が吹っ飛んで病院送りになっても脱走してまで赤軍を殺したがり、
冬のロシアの河を泳いで渡って基地に戻って休み無しに出撃してまで赤軍を殺したがり、
彼の為にわざわざ設けられた勲章を材料に取引してまで赤軍を殺したがる人や、
軽機銃と手榴弾でオランダ軍守備隊を蹴散らし、拳銃一丁でプロペラ飛行機を飛べなくし、「戦車ごときに負けるか」とばかりに騎兵で喧嘩売って見事勝っちゃった人や、
500名以上をスコープ無しのモシン・ナガンで狙撃し、200名以上をSMGで仕留め、150m先の的に一分で16発当てちゃった人や、
仮死状態になった後見事に蘇生し、敵兵の銃を自分の喉元に突き付けて「撃て!殺せ!早く殺すんだ!」と絶叫し、短機関銃と銃剣で大暴れしたリアルアンデルセン神父だった人や、
そんなバケモノだらけはお断りだ。
軍オタきめえ
MooLichの女族隷属人妻温泉が追加更新されてるw
女族隷属の人気投票って投票出来なくね?
投票ボタンとか無いよ?
今は投票できないよ。
項目管理人しか追加できなくて今項目ない状態だから。
前の投票の時あったトップからのリンクがなくなってるから意図的なものだと思うけど。
始めたい時にすぐ始めれるように設置だけしてるとかじゃないかな?
もう438kbか。
今回は埋めの用意はあるのかな?
前スレ末みたいなグダグダは勘弁。
一夫(かずお)スレ保守
エリーシア戦記久しぶりに更新
投下投下
・あらすじ
女だらけの超大国ネブルアシアでくらす主人公アラセは、ギルニールと呼ばれるエリート学校でエロいことにはげむ日々。
そんな中、ネブルアシアNO2の実力者鳳凰院鬼月に呼び出されたアラセは、竜の卵と呼ばれる超空間に叩き込まれ、性に無頓着なエリート集団、キラー7とエロいことをするよう命じられるのであった。
人物覚書
・キラー7(超優等生集団)
海鼠輪七色(このわなないろ):アイドル、瑠璃色の髪、情緒不安定
近藤ウーテ:ゲーマー、プログラマー、虚弱、くるぶしまで伸びる金髪
痴愚神モリア(ちぐしんもりあ):犯罪者、腰までの黒髪、オールバック
灰寺ホゥノ:暗殺者、ウェーブがかった灰色の髪を耳辺りでそろえる
長谷川トピア:人工生命、ボクっ娘、おかっぱ
百舌姫万灯火(もずひめまとび):妖怪、しっぽ、黄色い髪、前髪で眉毛が見えない、着物
・モリアの部下
ベルス:黒髪、控えめだが大体のことはそつなくこなす、毛が濃い
マディ:緑のカール髪、何にもできないいじめられっこ、Mっ気
・特別講師
リュシカ:紫の長髪、よっぱらい、口癖「だりー」、偉い人の前ではしっかり働く
ユルユカ:大き目のおさげが2つ、でっかい丸メガネ、まだ処女
鳳凰院鬼月:ネブルアシアのNO2
目が覚めるとモリアと両目があった。
あれからどれだけ時間がたったのか、どうやら保健室で寝かされていたようである。
そして腹の上には少女のふともも。
「……どうしたの?」
がぶり
鼻を噛まれた。
頭では怒っていないのだが、といった彼女は白いブラウスを着て、黒いスカートの下にはなにも履いていなかった。
がぶがぶと増えていく歯形の傍ら、馬乗りになった彼女の貝肉をほぐしていると、ようやく機嫌がなおってきたのか、にわかに汁気を帯びはじめる。
「……怒ってはいないのだよアラセ君」
などとやりあっていると、尻を押さえたベルスがおにぎりを運んできた。なにをされたかは聞くまいとして、ずいぶんと久しい食事をノドに通す。
「おいしいかねアラセ君?」
「うん」
「ならいいのだ」
彼女の指についた米粒を舐めながら、その手を引いてベッドに押し倒す。しかしモリアはぐにぐにとアラセの顔肉をひっぱりながら笑って拒否する。
「フフン、残念だが先約があるのだ」
そういって示した先、ついたての陰からホゥノが顔をだした。不満げな表情、先日までの重装備とうって変わってラフな格好。
ボクサーショーツのようなものを履いて、お腹を丸出しにしたシャツの下は明らかにノーブラである。
その手に、薄いピンク色の小瓶が光る。粘度からしてエロいことにしか使いようのない液体。
「ち…ちゃんと勉強してきた……今度はうまくやる」
「フハハハハ!健気だろうアラセ君!?私も少し感動してしまってね」
「くっ…お前は黙っていろ!!」
その殺気だった声にベルスが身構えようとしたが、やはりお尻が痛いらしくうずくまってしまった。あわててどこからかマディが現れる。
「…………騒がしいな、静かにできないのか」
同時に部屋の入口から現れたのは長谷川トピア。ホゥノはリズムを乱されたように押し黙る。
「これはこれはトピア嬢!キミも順番待ちかね?」
「…………悪いのか?ボクにも生理機能はついてるんだ、興味はある」
彼女はパイプイスを広げると音もなく腰をおろす。
一度に増した部屋の濃度。ホゥノはベッドの真ん中にへたりこんで呼吸を整える。その肌はわずかに汗ばんでいる。
「き…昨日のは…」
「ん?」
「す…スマナかった………あんな痛いとはごにょごにょ…」
ところどころ消えかけた、太古の石版のようなしゃべりかたをするホゥノ、それを聞いたモリアがアラセの後ろで盛大に笑いだす。
「これは感心だ!!少しは殺される側の気持ちがわかったかね!?」
「クッ…うるさい!で…でていけお前は!気が散る!!」
「フハハ、バカをいいたまえ。アラセ君の性器は一本しかないのだ、ほったらかしてへし折られてはたまらん」
「…………同感だな、キミは根本的に暗殺者にむいてないよ灰寺」
トピアはすでに本を読みだしている。表題には48手がどうのと書いてある。
たちこめる険悪なムード。ベルスは肛門を必要以上に痛がるジェスチャーをして、気づいてないフリをする。マディはそれにのっかる形で嵐をやり過ごそうとしている。
「……うぐ。」
ホゥノは泣きそうだった。否、泣いた。
かりそめにも感情を殺すプロがである。懸命に平静を装おうとするのだが、重みを増した雨粒をとどめることなど誰にもできない。
シーツで顔を拭い、まだごまかせると思ったのだろうか、泣いた証拠は隠滅した的な顔をするも、明らかに目が赤い。
「…ふっ……ふぅ…ひぐ、…ふぐ…ふっ…」
あーあ、とモリアを見ると、ビクリと飛びのく。
「わ…私か!?違うだろ!トピア君のほうが酷かったぞ!!」
しかしトピアは我関せずモードである。部下の2人はもちろん役にたたない。
「フン…!いいさいいさ!どうせ私は悪者だ!!全部私のせいにすればいい!!」
しまいにはモリアが泣きそうになって、保健室から飛出していってしまった。部下2人もコソコソとついていく。
泣き止まぬホゥノの肩を抱くと、なんの抵抗もなくしなだれかかってくる。発作的な衝動はいくらかおさまり、アラセはなだめるフリをしてついつい尻やフトモモをセクハラする。
「……作戦通りだ」
「へ?」
「バカなヤツめ…すべて私の演技だとも気づかずに…ひっく」
(なにをいうのかこの子は…)
親の愛を勝ちとった末っ子が、選ばれなかった他の兄弟を見下すのに似ている。
昨日までの殺気はどこへやら、少女の瞳は絶対愛を確信して甘えた潤みを宿す。
(でもそうはいかない)
この手間のかかるひな鳥を見ていると、アラセの中のサディスティックな一面がむくむくと膨れあがっていく。
あるいはモリアへの申し訳なさでも存在したのか、セクハラする指にも力がはいる。
……くちゅん…っ
「ふ…ぁ、…ゃ…」
すべすべと摩擦の少ない肌は一度驚き、すぐにアラセを受けいれる呼吸を整えていく。
強張った筋肉を、なだめるように落ち着かせると、少女の吐息がじわじわと熱を帯びていくのがわかる。
陶器のように張りのある乳首が充血する頃には、少女の果肉は十分な水気をふくんでいた。
ちゅぷ…づぷ、ちぷ…
アラセはホゥノの身体を寝かせ、染みになったショーツのすじを指でつまみながら引き上げる。
あらわになった彼女の蜜肉はわずかなくすみもなく、黄金色のとろみがとろとろと尻にたれる。
「……ゃ…ダメ…ぇ、そこは…」
「……そうだよね、やっぱりだめだよねこんなの」
「……ぇ?」
アラセは大して乱れてもいないシャツをワザとらしく整えると、わきにおいてあった水差しに直接口をつける。
「ごめんね灰寺さん、命令だからってこんなことさせて…」
ホゥノはわけもわからないといった様子で目に見えてうろたえる。
深刻そうな顔の裏で、アラセは笑いをこらえるのが必死である。
「そんな…私、別に…」
「そりゃぁボクみたいな男とセックスしろだなんて命令されたら、はらわたのジュースを鼻から飲ませてやりたくもなるよね、うん、ゴメンね」
アラセがいっているのは初対面のときのホゥノのセリフ。
「ち…ちがうの!…ぁ…あれは…っ」
もどかしさに身をよじる彼女は、普段自分の気持ちを言葉にすることなどほとんどないのだろう、ノドまで出掛かってはそれを飲みこみ、訴えるような目でアラセをのぞく。
「…あ、あれは…」
「あれは?」
「…わ……私…、と……友達、いないから…」
「へ?」
「ああいういいかたしかできないの私…!!、ひぐ。……だって、学校だとみんな私のこと避けて通るし、、、ふぇ…」
「……。」
「どうせアラセ…くんも、…私のこと気持ち悪がってるんだろうって…そう思ったから…」
「…なるほど」
そしてホゥノはとつとつと語るのだった。
アラセの存在は前から知っていたこと。
初めは興味がなかったが、一目見てからその存在を忘れられなかったこと。
実はこの合宿が楽しみで夜も眠れなかったこと。同時に怖くて仕方なかったこと。
「私多分…ひぐ、アラセ君が私のこと救ってくれる王子様みたいに映ったの…」
「ふむふむ」
ネブルアシアにおいて異邦人であるアラセは、すべてを解決する神話的な神の人格を勝手に付与されることがよくある。
「迷惑だよね、…ぐす、でもそんな風に思われるくらいだったら、近寄らずに避けてくれたほうがよっぽどよかったの…ふぁ、…ひっく」
そして彼女は再び堰を切ったように泣きはじめる。涙の中に、途切れ途切れの言葉を繋ぐ。
昨日からもうなにがなんだからわからないの。あんなことする気なんかなかった。恥ずかしくて夜眠れなかった。でも今日ココにこなければ、本当にどうにかなってしまいそうで、一生後悔すると思った。……。
(なんとなく、この合宿のホントの意味がわかってきた気がする。)
すべてを腹の底から搾りだしたホゥノ。昨日今日と散々痛めつけられ、装ってきた灰寺ホゥノという鎧は、今はもう瓦礫と化す。
もはや声をあげる余力もなく、すするように泣く彼女は戦場にとり残された孤児のように心細い。
そして半分ずれたぱんつがやけに背徳的に映る。
「じゃぁ、改めてよろしくねホゥノ」
「…ふぇ?」
「ほら、握手握手」
アラセがワキワキと差しだした手に、おずおずとだが今度はホゥノも応えた。
と同時にその手を引っ張って押し倒す。
「ふぁ…、ん!!」
ぢゅる…ちゅぷ、ぶ…ちぷん…ちゅく、ちゅぶ…
自分でやったことだが、散々じらされたアラセの肉物は獣のように奮い猛る。
くちびるを吸い、舌の裏を舐め、口からこぼれただ液を音をたてて飲み込む。
荒々しくこぶりの乳房を責め、爪をたて、呻いた首筋に歯を立てる。
「ぁあぅ!!ずるいよ……んっ!ふぅ…じゅぷっぅ、ちゅぐ…んぁ!!」
手早く裸になったアラセは後ろから押しつぶすように身体を寄せる。
鍛えぬいた少女の身体は、わずかにひねりを加えるだけで、どれだけ肉の密度が高いのかうかがえる。
そのスキマを通すようにわきのしたを舌でつつき、飛跳ねる少女を半ば強引にねじ伏せながら責め続ける。
圧力を調節しながら、耳やわき腹に刺激を散発させ、左手は薄い恥毛をとかしながら性器の周囲を徘徊する。
「んん!!!ゃあ…、あ…、…ぅ、ふぐ…」
まぶたの上から少女にくちづけし、汗を舐めとり、わずかに触れるくちびるでほおをなぞる。
…ちゅぷん、ぷぷ…
「ふあっ!あっ!…ぁ、っは…」
アラセは少女の髪の匂いをかぎながら、柔肉のへりをなぞっていた左中指を第二間接まで埋めこむ。
ホゥノは中指を支点に内側に丸まりこむ。その尻を肉物が威嚇している。
「うぁ!!っぅ…はぅ…」
ちゅる…つっぷ…、ちゅ、ちぷ、ちゅっ…
尿道口を指腹でさすり、包皮の上から陰核を刺激する。右手を援軍に差しむけ、左指で肉を広げながら、肉のヒダを味わっていく。
「ココ…昨日切れた傷かな…?」
「ヤダ…ぁ、なぞっちゃ…ゃあ…」
ぬるついた右指で乳首をさすり、耳元で卑猥な言葉をぶつける度に彼女の腰が逃げ場なくくねる。
そのままホゥノを腹の上にうつ伏せにさせると、果肉に群がる蟻の門渡りが丸出しとなる。
アラセは亀頭の裏で少女の恥毛を感じ、彼女の蜜を尻の穴にぬりながら眺めを楽しむ。
「ふぅ…ぅ………はぅ…」
じゅぷぅ、ぷぷっ…じゅぅ
折を見て足を抜き、少女の腰を少し浮かせて挿入する。
「……っ…ぁい、…!!、ふぁ!!!」
先日よりは明らかにほぐれた蜜肉だが、摩擦で生じる違和感がホゥノを通じて伝わってくる。
砥石で研がれる神経に、痛ましいまでに耐えようとする表情。まだ少し早かったかとアラセは後悔する。
ぷっん、じゅぷ、じゅこ…じゅぷ、ぷ…
「んっく、っく……ひっ…」
ホゥノ自身はなんとか快楽の糸口を探そうとしているのに、どうしても痛みだけが先行する。
「大丈夫?」
「…あぅ!!…ん…く…だいじょぅ…うあ!!」
一度動きを止めて様子を見る。と思ったらふんばりが利かずに中に射精してしまう。
「……ぁ、…ふ。……ぁぁ」
ホゥノの潤んだ瞳、この頃はポンプのように射精し続け、尿道がバカになっているのか少々なさけなくなる。
ごまかすようにホゥノの耳を噛み、舌と舌を絡ませる。
すぼんだ膣で肉茎をしごき、血流を再充填すると、不思議なことにホゥノが痛がらない。
「ん…はっ、ぁっ、…へ、変な感じ…ぁ」
じゅっぽじゅぷぽ、じゅっこじゅっこじゅっこ…
これ幸いと無痛の箇所を肉物で摩擦し、ホゥノの左足を持ち上げて交差位に転ずる。
彼女の身体は柔らかく、股の付け根が全方向に稼動する。
これだけ肉が柔らかいのなら、やはり問題なのは昨日つくった傷だろうかとあたりをつけたアラセは、思い当たる場所を亀頭でこする。
「ぃった!ぁ…!!!ヤ!…やぁぁ…」
(あー、これ無理か…)
アラセは早々に肉物をひっこぬくと、艶々したホゥノの尻に汁を垂らした。
「……ハァ…はぅ、終わったの…?」
拍子抜けしたような顔。
「うん、ゆっくり慣れていこ」
ホゥノはシーツに顔を埋めながら何度もうなずいた。次があることを今から楽しみにしているように見える。
「…………そうか終わったか」
トピアが静かに立ちあがる。
(完全に忘れてた…)
長谷川トピアは彼女は黒のロングスカートを履いて、ジャケットにはプラグが差込めそうな穴が穿たれている。それらを脱ぎつつ、すべてを折り目正しくたたんでイスに置く。
彼女の肌が人と比べて白いのは、産毛や角質が存在しないからだ。ちなみに陰毛もない。
ホゥノがベットの隅によって、彼女のためのスペースを空ける。ホゥノ自身はここで見ていくつもりらしい、それとも抜けだすきっかけがつかめないのか、甘えたりないのか。
彼女は自分の尻についたアラセの肉汁を、はしたないとは知りながら、いとおしげに指の中でこねくったり、匂いをかいだりしていた。
ばれてないと思っているようなので、意地悪めの注意をすると、顔を真っ赤にしてうろたえた。
「…………さあ始めてくれ」
「…はい」
トピアはシーツの上に正座をして背筋を伸ばす。整い過ぎた所作が、所々で異質な空気を生みだす。その肌は人よりも冷たく、彼女によれば26℃で維持されているという。
偏見のせいか、正直絶対冷度くらいはあるかと思っていた。
むにゅん
「…………。」
(や…やらかい)
トピアの肌は世界を拒絶する外貌とは打って変わり、腕ごと呑みこまれそうな弾力を保持していた。
おまけに、微かずつだが確実に脳の奥底に溜まりそうな、依存性のある花を思わせる体臭まで備えている。誰だろうか、こんな人間を台無しにするような肉を造ったのは。
むにゅむにゅ…にゅー…むにゅーー
(うあー、しかも全然動じない…)
「…………おい」
「え?」
「…………ちゃんとやれ」
「そういわれても…」
彼女の無表情は変わらない。
試しに乳首をつねってみると強烈なビンタが飛んできた。グーで。
「…………痛い」
「…ごめんなさい」
その後も手を変え品を変え彼女の身体をいじくってみるも、反応は冷たいものである。
「説明書とかないの…トピアさんの」
「…………。」
(スルーか…)
当然のように彼女の性器に該当する機関はまったく潤っていない。無表情のまま四つん這いになる少女の図はいささか滑稽ですらある。
「あ…アラセ、くん。コレ使ったら…」
ホゥノがおずおずとピンク色の小瓶をさしだす。ホゥノが昨日の惨事をくりかえさないためにもってきた秘密兵器。おそらくは講師のどちらかにあてがわれたのだろう。
「じゃぁ…とりあえずいれていい?」
「…………いちいち聞かなくていい、早くしろ」
アラセの肉物は、悲しいかなこのような異質な空間でも準備万端である。粘稠の液体を、トピアの膣にぬりこみ、自らの分身にもたらしてやる。
にゅぷん…ぬここここ…
「…?…のああ!!」
にゅぐぐぐぐぐ……うにゅこん、うにゅこん
どぴゅんどぴゅん
ぎゅぽん
「…………おい」
「うぁ!!ゴメン」
(なんだこの偏執的な肉の造りこみ…)
入り乱れた潮の潮流のように、予測不可能な肉のカオス。アラセの性的な体験をあざ笑うかのような未知の悦楽。
絶望的なまでの自信の喪失。だが同時に、だからこそ光明が見えた。
こんな肉のはごろもを織りこむような人間が、トピアに性的な感情を搭載しないはずがない。よっぽど偏った性癖の持ち主でなければ。
「…………もういいさ」
性器を抜き、あきらめたように天井をむくトピア。
「…………よくわかった、ボクにはむいてない」
そういって起き上がる。性交の余韻など微塵にも匂わせない。
「…………つきあわせて悪かった。どうも私は欠陥品だったらしい」
そういわれると、なにも貢献できなかったアラセのほうが申しわけなく感じる。
「説明書…とはいわないけど、トピアさんを造った人になにか聞いてないの?」
「…………マスターは…ヒトにモノを教えるような性格じゃない」
トピアが、はじめて逡巡のようなものを見せる。あるいは憂い。
「…………あの人は…ボクより人間にむいてない。これも嫌がらせかもな、ボクへの」
そういってフッと笑う少女の笑顔を、アラセはどこかで見たことがあった。
それはまるで思い出を刻むアルバムの中に偶然紛れこんだ、かつて好きだった少女の微笑。見るものすべてにノスタルジーを喚起させるような、一種の芸術作品。
アラセが気づいたときには、吸い寄せられるようにそのくちびるにキスをしていた。
「……ぅあ!!?」
その瞬間、弾けるように身を丸めて飛びのくトピア。ブルブルと震え、見る間にほおが紅潮していく。
その肌は、先ほどまでとの温度差のせいで、焼け石のように熱く感じられた。
「ふあぁあっぁぁぁぁぁ、ぅく、ぁぁぁぁぁ!!!!」
「だ…大丈夫…!?トピアさん」
「ふぇ?ぇ??ぇ、ぇ!!?」
(あ、3点リーダが消えてる)
トピアは肩に乗せられたアラセの手に気がついてあわてて逃げようとしたが、運悪くホゥノと激突して頭をうった。
「…ヤダ…、なにこれなんで……こんな%きいてない△○※!!?」
ガクガクと震える彼女はシーツをかき寄せ、頭からくるまる。
正直気が気でないのはアラセである。ネブルアシアの国家的な財産をぶっ壊してしまいましたではすまされない。
ホゥノはホゥノで、自分の持ってきたローションで漏電したのではないかという強迫観念と戦っていた。
「せ…せせせ、先生呼んでこようか?」
「………ぃ…いい…違うんだ…違う…」
などという彼女はなにを話しても要領を得ない。ホゥノを見やると、うなずいて講師を呼びにいこうとした。その足を電撃的なトピアの水面蹴りが跳ね飛ばす。
「うあ!!」
さすがにホゥノは空中でバランスをとって、しなやかに着地と思いきやアラセのほうにつっこんできた。
むにゅん
懐かしい少女のにおい。彼女は理不尽な足払いに怒るよりも、むしろ思わぬ幸運に喜んでいるように思われる。アラセもせっかくなので一通りおっぱいを揉む。
「…………ぃの…」
「ん?」
「…………んだ…」
「へ??」
「…………恥ずかしいんだよ!!」
シーツからから目だけをのぞかせたトピアは真っ赤になって泣いていた。よく涙を拭かれるシーツである。
「恥ずかしいって…なにが?」
「ボクにいわせるな!!…あ…当たり前のようにな…なかだ…中でその…だすなんてこんな…」
どうやら、というかどうみても、先ほどのキッスがスイッチだったようである。
「なんてことを…ボクは…ぁあぁ…ああああぁ◎×※〜※△」
トピアの中で、感情回路がガチガチと音をたてて組みあがっていく。それはある意味で、射精や絶頂よりも強力な崩壊だったろう。
「クソ…!あの女……こうなることがわかってて放置しやがったな…ちくしょう…」
あの冷静だった彼女から、いまでは怒気すらもあふれだしている。
氷山から活火山への変遷。
なんとか少女をなだめながら話を聞くと、幸いなことにアラセ達に対して悪い感情はもっていないらしいことは確認できた。
「こ…こっちを見ないでくれ…ぅあ」
「へ?」
「……キミに見られると、………あるはずのないココロが痛い」
それどころか、という話である。
必死で下腹部を隠す彼女が、上気した顔をアラセからそらした瞬間、最近よくぶっ壊れるタガがまたしても吹き飛んだ。
アラセの肉体は生まれてからこの日のためだけにじっと息を潜めていたのかもしれない。
その跳躍は宇宙的規模から見ても最短の弧を描き、トピアを押し倒した。もちろん、小脇にホゥノを抱えて。
「…んっ、ぁ…いやだ離せ…!!」
「よいではないか!よいではないか!!」
ちゅ、…ちゅぷ…
アラセを押し返すトピアの腕はまるで力がはいっておらず、台風の日に意味がなくてもカサをさしてしまう、その程度の抵抗だった。
無力なのはわかっていても、そうせずにはおられないのだ。
「…はな…して…ぇ」
彼女のわずかばかりの抵抗は、アラセの指がその姫肉をなぞっただけで終息する。
ちゅ…ちぷ…ち、っくぷ
「ぃやだ…!!やめ…ろぉ…ふぐ…」
トピアを覆っていたシーツは完全に剥ぎとられ、その肉は人間が燃焼するのと同じにおいを発していた。
その心音に呼応するように、彼女の皮膚をわずかな汗が伝う。
「…ふぐ……ん!…ぁっ、……。」
そうしてトピアをもてあそぶ一方、所在のないホゥノに対して身体を開き、垂直にいきりたった肉物を示してやる。
意を汲んだ彼女はソロソロとくちびるを近づけ、そのまま根元まで咥えこんでしまった。
「…ちゅぐ…んっんは…ぁっ…ちゅぶ、ちゅぼっ」
「ぬあ…」
「…んぶ…ふぅ…、んっふ、ふぅ、ぐんぁ…ぁ、ちぽん、ちゅぶぅ…」
どぴゅん、どぴゅ
予想だにしなかった刺激のうねり、というよりアラセは予想しなければいけなかったのだ。彼女には前科がある。
「んーふ…んは…じゅぶ…じゅぼ…ん、んんふぅ…」
少女はそのままアラセの腰にしがみつき、息継ぎ一つせずに肉物を吸い続ける。その舌に根元を搾られ、血流を鎮めるヒマすらも与えない。
きゅぶ…っこ、じゅぷっ、じゅ…、じゅっ、じゅ、っこ
考えてみればホゥノは人体のスペシャリストである。昨日は緊張と、予想を上回る刺激に不覚をとったが、冷静になればその精妙な力加減におどろかされる。
「…ぃゃ……、あ…あらせ…」
ホゥノの舌にしばし陶酔するアラセを、咎めるように見つめるトピア。
アラセは身体を起こすと、ホゥノから肉物をぬきとって2人の中間にぶらぶらさせる。
わずかな間が、しなければならないことを告げている。
2人はほおを赤らめ、ためらいながらもソロソロとくちびるを寄せる。
そのつきだされたくちびるから小さな舌が見え。ノドの奥からこみ上げるような熱い吐息が、互いの鼻にわずかにかかる。
「…ぁ…ちゅぷ…つぷ…ちゅ、ちゅぅ、ん…」
「……ふぅぁ…ぁ…づぷ…づづ…、ちゅるぷ…」
おそらくは体勢の難しさから、ホゥノ一人の口腔奉仕よりは休憩できると考えたアラセは、その見通しの甘さを悟らされる。
身体を動かすことにかけては精緻を極めた2人の少女は、目で追うこともなく互いの位置を確認し、連携して、肉物との接点を確実に増やしていく。
「んは…ぅぷ、じゅぼ、ぷじゅ…、ん…ぁ…」
ぢゅぷこ、ぢゅこぢぃぅ、…るぉ。じゅるじゅる…
「のあ…」
どびゅく、どびゅ…
薄く開いた2人の瞳に、愉悦と欲情の熾がくすぶる。
2人の少女は噴出した肉汁に戸惑うどころか、汁の散ったほおや鼻先までをも愛撫に使用し、水遊びでもするように黙々とアラセの肉物にまとわりつく。
(こ…これがホントのほおずりか)
なにも知らぬがゆえにできる、無垢な遊戯にまきこまれ、アラセの活力は衰える兆しも見せない。
2人はほっぺたを膨らませたり、くぼみをつくったり、思いついたばかりの様々なスキルを混ぜこんでいった。
「…………灰寺…その、いいかな?」
トピアが遠慮がちに尋ねる。
ち○こを借りても…という意図は明確で、ホゥノは飛びのいて高速でうなずく。
彼女にとって見ればクラスメイトとの初めての共同作業が、こんな形で実現したわけだ。
「…………あぅ…ヤダ…!」
アラセにまたがろうとしたトピアの股間から、ローションと精液の混ざった混合液がこぼれてアラセにたれる。
トピアはあわてて手で押さえようとするが、指の間からこぼれて余計にエロい。
「ダメ…!!…か、かぐな……!!」
ついつい液体の匂いをかごうとするアラセをトピアが必死に制止する。その身体を抱きとめ、しびれた肉物を埋没させると、彼女の豊かな胸が2人の間で行き場なく潰れていく。
ずぷ…じゅ、じゅぷっ…ちゅぶ、っちゅぶ、
「んぁ!…ふく、ぁっあっ、うあ!!」
鼻先であえぐトピアはアラセにしがみつき、息も絶え絶え懸命にアラセの動きにあわせようとする。その努力はすぐに実り、またたく間に要領をつかんでいくトピア。
ぢゅく、っぢゅっちゅっぷ、ぢゅっぢゅぶ…
彼女の膣は一息にアラセの肉物を呑み、抜こうとすると手のひらでひっぱるように吸着する。不安定な姿勢のまま膣口で縦横に揺さぶられるアラセの亀頭は、ロクな抵抗もできずに射精へと導かれる。
びゅくん、…びゅっ
「あっ…あっ、ゃ…ぅ……また…、なかに…」
ぐったりと体重をかけるトピアは、アラセの無遠慮をののしりながらも、膣肉の動きだけでアラセの肉汁を尿道からしぼりとっていった。
「あ、モリア」
「……………………フン、なにか用かねアラセ君?」
屋上にて。天気は善くも悪くもなく、グネグネうねった時空の色。見ていて気持ちの良いものではなかろうに、彼女はそれを眺めていた。明らかにスネている。
「早く!!ホラ急いで!!」
「なっ!?お…おいアラセ君!!」
「2人もホラ、早く起きて」
足元には、モリアの八つ当たりの対象となって、涙目で痙攣するベルスとマディ。
アラセは小さなモリアの身体をお姫様抱っこで担ぎ上げると、4段飛ばしで階段を下りる。向かう先は会議室。
「アラセ君!!コ…コラ、なにする気だ!!」
「いいからいいから…!」
扉の向こうではトピアがせっせと支度中だった。備品は隅によけられ、床一面にビニールシートが3枚。
丁度そこへ、おつかいにいっていたホゥノが後ろから現れる。
「あ…、モリア…さん」
「ああ丁度いいや、ほらモリア、仲直り仲直り」
「んむ?…私は別に…」
スカートを直すモリア、相変わらずぱんつははいてない。
「いままでごめんなさいモリアさん、失礼なこといって…」
「なぬ?」
「…もしよかったら…お友達になってもらえませんか?」
ぺこりと頭をさげるホゥノ。当然モリアには意味がわからない。
「な…なんだなんだアラセ君、彼女に危険な薬物でも投与したのかね?」
「そんなんじゃないよホラ、握手握手」
「ん…んむ……別にやぶさかではないが…、とりあえずおろしてくれないか…」
そうしてつながれた手にホゥノはことのほか喜ぶ。モリアはいまいち事情が飲みこめない。
「…………おいアラセ」
仕度の終わったトピアが声をかける。彼女の感情回路はだいぶ落ち着いてきて、元の性格に戻りつつあった。
「…………ホントにするのか」
「もちろん、ちゃんと着替えた?」
「…………一応」
そういってジャケットを脱ぎだすトピア。その下からエロいことにしか使いようのない白スク水が表れる。
「ほほぅ…これは…」
「…………あ、あまり調子に乗るなよ」
彼女は抱きこんだ腕で胸を隠す、そうしなければ乳首が透けて見えるからだ。
「おいアラセ君…まさか」
「はいこれモリアの、…あっ、ベルス、マディ。2人のはコレ」
2人の従者は部屋に入った瞬間にスク水を渡され、困惑して主を見る。しかしモリアだって訳がわからずここにいるのだ。
主導権を他人に握られることなど今までなかったのだろう、横で着替え始めるホゥノを見て、しぶしぶとボタンを外し始める。
「……キミはたまにおかしくなるな」
「うんうん、自分でもそう思う」
「な…なんだそのいやらしい目つきは……ぅぁ、ち、近い、最低限の節度を持ちたまえアラセ君…」
事の発端はホゥノがもってきたローションである。
せっかくだから、と勢いでぶちまけようとしたアラセに対し、事後の処理を冷静に分析したトピアが待ったをかけた。
「…………せ、せめてなにか敷くべきだ」
その言葉を、なにか敷きさえすれば喜んでぬるぬるになると意訳したアラセは、すごい勢いでそれらしき倉庫をあさりだし、結果でてきてしまったのが白スクなのだった。
その部屋には他にも、色々と蠱惑的なアイテムが格納されており、主催者側が気を利かせて用意したのは明白だった。この教員棟には他にも色々と仕掛けがありそうだ。
「…で、どうするのかね?」
沈黙に耐えかねたモリア。シートの上には4人の少女が微妙な距離を保っている。
一番着替えるのが遅れたマディは、肩紐を通す前にアラセのセクハラの餌食となった。
「ふぁ…アラセ様お尻は…」
「え?お尻がいいの?ドのつくヘンタイだねキミは…」
左手で陰毛をつまみ、右手で彼女の尻にローションをたらしていく。冷ややかな液体が尻を伝い、毛先に滴るそれをすくって下腹にまぶす。
「こういうことするのだよモリア君」
見せつけるようにマディの尻を持ち上げると、水着と肛門のスキマが埋まり、押出された汁がふとももを流れていく。薄い繊維の間から肉があふれ、とろみのついた肌の色が挑発的に浮き彫りになる。
ぬるる…にゅこ、ぬこ…ぬるこ…
「あ…アラセ様……そんな…ご無体な…んぁ」
彼女の膣果肉は覆われるというよりも、あからさまに強調され、反発しようとするよりはむしろ飲みこもうとする。
アラセは布越しにマディの肉をこすり、時折縫い目をつまんで削るように彼女の膣に沈めていく。それでも十分な緩衝材が、じゅぶじゅぶと気泡を弾きながら溢れでてくる。
「…あの、モリア…さん」
おずおずとモリアに歩み寄るホゥノ、彼女の手にはピンクの小瓶。先ほどのおつかいの成果で、ローションの蓄えは十分に確保してある。
「む…、もうちょっと気安く呼んでくれても構わないのだが…というかなんだ、調子が狂う」
「ホント?…じゃぁモリア…私と……その、、えっちぃこと…」
「んぐ…、むぅ…おいアラセ君…」
だがアラセはあえて目を合わせない。服を脱いで海パンになり、膨張した火山をマディの股に挟んで後ろからぬるぬるする。
尻の入口を常に指で徘徊し、左手は滑り落ちぬように水着の中に差込む。
トピアが自分の胸にとろみをたらし、あぶれたベルスと一緒になる。
あまり親しくない少女同士が、ぎこちなくエロいことをする様は、非常にスリルに満ちている。
2人の恵まれた胸に挟まれた布地は、今にも溶けて消え去りそうなほどはかない。
「どうも…避けられそうにないなこれは……、なら楽しむかねホゥノ君」
「うん…さ、触ってもいいモリア?」
ホゥノの手が、ゆっくりとモリアの胸をすべる。心なしか機嫌が回復してきたモリアは、わずかに笑ってそれを受ける。
「…………ぅあ」
トピアの柔らかすぎる胸が、水着の側面からこぼれでる。彼女はベルスの、感心するほど丹念な愛撫を受けて防戦一方。仰向けに寝そべり、ベルスが追加するローションをうっとりと眺めている。
アラセはマディの膣肉をほじくりながら2人に近づくと、トピアのくちびるに屹立したテントを示す。
無理な体勢のままアゴをそらした彼女は、ナイロン越しにアラセの肉物を包んでいく。
「…………ふも…ぢゅぷ、にゅぶ…じゅるぷ、っちゅぶ…」
そのままトピアの身体を敷布団に見立てて寝そべる。彼女の両尻をつかみ、ぬるぬるの股間に顔を埋めてその感触を味わう。
ベルスが体重をかけぬよう気をつけてアラセにまたがり、濡れた胸で背中を愛撫する。
彼女はアラセの後頭部でさりげなく股間をこする。耐えかねて、トピアの口に精を放出する。
「…………んむ…ぁ、あぅ、…ぅ…けほ、…けほ」
「そのまま吸ってトピア…」
「…………バ、バカかお前は」
そういうトピアの口元に、海パンの先端を押付けると、じゅぶじゅぶと射精間もない汁が溢れてくる。
「…………ヘンタイ…んっ…」
…じゅる…ぢゅる…ぢゅうううぅぅ、ちゅぅ…
こうして身軽になった海パンから肉物を引き抜くと、トピアのぬめったおっぱいになすりつける。その柔肉をにぎったりひっぱったり、好き放題しつつもベルスを呼び、肉物にまたがるよう指示する。
「…………勝手なことばっかり…お前は…うぁ」
ぬっぷ、ぬっぷ、つぷ…じゅぶぶぶ…じゅるぅ…
トピアの胸肉とベルスの尻肉に挟まれたアラセの肉物は、物の数分で危険水位に達する。
マディを呼び、胸をはだけさせると、水着の裏地に向かって射精する。
主張することを許されない従者は、切なげにそれを受けいれるしか道がない。
アラセはそのままベルスの水着を引き絞ると、濃い目の陰毛をわけいって挿入する。
「…はぁ…ぅ!!くぁ…アラセ様…!!!」
ぬるぬると不安定な体勢のまま、あえてトピアのおっぱいのうえですべるように交尾する。
時折まきこまれる乳房に、呻くトピア。肉物を引き抜くと再びマディに発射する。
モリアを見やると、驚いたことにホゥノがイニシアティブをとって彼女の恥丘をなぞりあげている。
四つん這いに突上げられた尻に幻惑されたアラセは、フラフラと近寄るとなんの断わりもなく挿入する。
「ひゃぁ!!…ぁっぁ、っっあ!!」
そのまま腰を打ちつけようにも、足元がぬるついて力がはいらない。仕方なくモリアに体重をかけて押しつぶすと、こすりあわせるように彼女の内部で肉物を前後する。
ぬぽっ…ぬぽん…くぷぷぷっ…ぷぽん
「ふぁ…!!あ!、アラセ君!!ぁっ、今は…ダメ…、ぇ!!」
ホゥノに散々注ぎ込まれたのであろうローションが、いちいちいやらしい音をたてて膣口から零れ落ちる。
すべりおちる彼女を抱えて座位に移行し、ホゥノの尻をつかんで引き寄せると、果肉を割って指をいれる。
「…ぁ、ぁぁ、ぅ…もぉ、…だ…めああぅ!!!ぁ…」
モリアの子宮口に直接精子を浴びせ、結合したままアラセだけ仰向けに寝そべると、ベルスの尻が照明の光に照らされて、おずおずとアラセの顔に騎乗する。
飽きるほど飲みこんだ粘液が口を満たし、絶頂を迎えたばかりのモリアは健気にももう頭を切り替えていて、アラセの肉物を下腹でやさしく愛撫する。その尻をベルスがいとおしげに撫でている。
トピアはマディとお腹をなすりあって、アラセの精子がにかわのように2人を接着する。ベルスとホゥノに交互に射精し、勢いの衰えてきた肉物をトピアとモリアがなぞりあげる。
「…………だしすぎじゃないのかお前…」
「フハハ、そんなことはなかろうなぁ、アラセ君?」
「ぬあああ…」
どびゅるどびゅる
そんなぬるぬるの饗宴が夜まで続き、誰ともなしにそろそろゴハンを食べようかといいだして、お開きになった。
ここまで、毎度長くてごめんよ
にゃ、GJ!
長くてもOK!
次も楽しみにしてるよ〜
ぐぅれいとだ。
キラー7は天才の癖に中身は幼いダメ子ちゃんばかりだな。
小さい子をだまくらかしていたずらしている気分になるぞ。
だが……それがいい。
変態! 変態! 変態! >俺
829 :
次スレ準備:2007/07/12(木) 02:05:17 ID:Tyy/9+fT
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
ネット小説等に関する情報交換も行っています。
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)タイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
外部リンク集(保管庫付) ハーレム小説リンク集
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/harem.htm
いよいよ10スレ目かぁ。
ヘタレ勇者の作者キュンキュン氏のサイトって何処にあるんですか?
アラセのコックの栓が緩くなってきたような…?
わからん
>>828 全員18歳以上だよ、もちろんだよ
>>836 文章量的にはあんまし変わってないんだけど、前フリとのバランス取れてなくてゆるく感じるかも
正直今朝改善法思いついた
もうスルーしようぜ
ここは18禁板だよ
>>839 やべぇ、今なら言える!
半年ROMってろ!
釣られた?
843 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:02:48 ID:AHua4cfD
ふと思いついたことを投下。勇者九十九の二次なのでこちらに。エロはなし。
大陸の東端の国。その宮殿に一人の王子がいた。
「本当にこんなところにあるのか?」
『何よ、この伝説の大将軍の刀を疑うつもり?』
「そういうわけじゃあないけど」
背中に背負った人と同じほどの大きさの巨大な刀。王子に言葉を返したのはその刀だった。
この1人と1本の付き合いは古い。生まれたとき儀式用の守り刀とされたのが自称「大将軍の刀」という彼女であり、表向き幼馴染として裏では英雄用修行装置として王子は何度もひどい目にあった。
その彼女が、王子成人の儀式を迎えるにあたり別の伝説の武具を持っていこうと倉庫に引っ張ってきたのが今回の出来事だった。
「本当にここに間違いないんだろうな」
『だから言ってるでしょう。王宮第61番倉庫の右奥の棚って』
「お前が俺をここに突っ込んだんだよな」
『何か文句でも?』
「ここは第63番倉庫だ」
『…』
部屋を間違えたことを告げる王子に無言で高速の突込みを入れる刀。
「うごっ!」
ドカバキグシャッ ドドドサドダッ
『きゃあ。大丈夫?折角積んだ荷物崩しちゃ駄目じゃない』
後に伝説の大将軍になる?かも知れない王子の運命は、まず倉庫の大掃除から始まった。
こんな感じで倉庫に武具が固まっている場合は掃除から始まるだろうなぁ、と思う。
さげろ
さあ 続きを書いてみようぜ
よしわかった、オレが責任をもってこのスレを埋めよう
↓
私が冒険家ヒラミスの手記を見つけたのは、いつ崩れるとも知れぬ断崖で、孤独に朽ち果てるのを待つ修道院の書庫だった。
超大陸エデル。かつて魔導全盛期にこの星に現れ、地上のすべての国を繋ぎ合わせたよりも強大な版図をこの空に築いた。
騎士の国ザレ、魔術同盟ゼラ、有力な国々は懸命に抵抗したが、魔王ドーナの増長を押しとどめることはできなかった。
なんとなれば彼らは所詮人間。世代をまたぐ魔王の力に抵抗しようにも、子孫を残す手段を漏れなくエデルに奪われてしまっては抗う術がない。
そう、エデルは奪いつくしたのだ。女という名の人間の片割れ、そのことごとくを。
私はヒラミスの手記をめくるうち、魔王ドーナのめくるめく栄華と、溺れるような肉欲の実態を知った。
そしてヒラミスの手記は、私にこの手記の存続と、新たな発展を望んだ。私はそれに従い、できる限りをここに記す。私が、ヒラミスのようになる前に…
・・・・・・。
魔王ドーナの行くところ常に50の従者がはべり、100の下女がその足跡に舌を走らせる。
食事ともなれば、生まれてから特別な香草しか口にしない専門の侍女が整然と列を成し、その様は異形の宗教を思わせるだろう。
この女達は唾液腺から甘い蜜を分泌し、その蜜がなみなみと注がれた深い皿に魔王が浸かる。
相伴する侍女は長い舌でアカを掻きだす。この少女達もそのために十分な訓練を受けている。
魔王は柱に生った果物をもぎり、女体を流れるチョコレートの飲む。
見渡せばヨーグルノトの清流で足を洗う女。このヨーグルトは女の乳を用い、それを固める酵素を持った侍女の胃によって精製される。
「グハハハハ!!ホレホレ尻だ!!尻をださぬか!!!」
「ああぁ!!!魔王様ぁ!!!!」
魔王の精は果てることなく、付従うすべての侍女がこれを受ける。
・・・・・・。
地上の侵略は、神の名を司る恐るべき軍神達が行う。いずれも磨きぬかれた宝玉の様に光を湛え、その美しさは何一つ欠けることのない完全なる秩序を持っている。
「あるじ、獣王国デズナドは落ちた」
「おお、クランハート、相変わらず引き締まった肉体にいい乳をしておる」
「処女は厩舎に繋いである。それ以外は細胞単位で洗浄、膜は再生しておいた」
「フン、オスはどうした?」
「わずかでも女達の粘膜に触れたものは、全員自我を残して死亡兵の肥料にする。そうじゃないやつらは指示がなかったからほっといた、多分残留魔素で夜明け前に死ぬと思う」
「時空陣を用意しろ、少しでも気にいらん非処女がいたら時空単位で改変してやる。」
「そ…それじゃ歴史がズタズタになる」
「ええいうるさい!!お前の膣をズタズタにしてもいいのだ」
「あるじ…そんないきなり…ぅあ!あぅ…ぅぅ」
「おお我が主よ、ここにおわしたか!喜ばれよ、海帝リヴァイアの姫君を捕らえてまいった」
「おお、ベルヴィーナス、相変わらず美しく流れる金髪だ」
「どうされるか?今すぐ孕ませますかな?丁度今風呂に入れておるところで…」
「バカタレが!!洗ってどうするのだ!!無味無臭のスープなど蛇口からでるわ!!!」
「し…しかし、仮にも王たるものがあのような垢まみれの女を…」
「黙れ黙れ!!貴様は今後、この綺麗でいいにおいのする髪を洗うことを禁ずる!!!」
「ああ…主よ…そんな、ふぶ、わ…私などに高貴な汁を……ぁぁ」
「おいドーナ、仕事は終わったぞ、ボクはもう寝る」
「まてい、ドラグナグナ、相変わらず乳以外は反抗的な娘だ」
「か…関係ないだろバカ!!死んでしまえ!!!」
「バカとはなんだバカとは!!!!」
「うあああ!!や…やめろバカ、痛っ、出すな…ぁあぁ…」
・・・・・・。
エデルは文化的にも歴史を貫く力強さを備えている。
そのほとんどがドーナの性欲を満足させるために造られたとはいえ、いや、だからこそその強力な自我が、他を寄せ付けぬほどに強力に固まるのだ。
「ドーナ様、珍しいですね、私の工房に御用が?」
「フム、メルクオレ、貴様なにやら面白いものを造っているらしいな」
「ええ、丁度完成しましたので…ご覧になりますか?」
「ああそうしよう…ムム、これが…」
「ええ、女体ファウンテン…今度から広場を飾ることになる噴水です」
「ウヌヌ…見事だ、まるで組み体操のピラミッドを円形に築いたような…」
「このボタンを押すと水がでます」
「この色…なるほど小水か!!これなら水道代の節約にもなる!!!」
「ふふ…ご覧ください、このボタンを押せば色が黒になります」
「ままま待て!!!!……オレ様にも苦手なものはある」
「そうですか、せっかくの洒落が効いてるのに」
「え…ええいけしからん!!責任もってオレ様の噴水をなんとかしろ!!!」
「ドーナ様…、別にかまわないですが…私あんまり上手じゃないですよ」
結局メルクオレと呼ばれた少女は、魔王の噴水で膣を満たされることになる。
狂ってる、なんてバカな…本物の人間であんな破廉恥な塔を…
「ムム!?誰だ貴様」
「クッ、しまった…!!」
逃げるまもなく、無数の影がヒラミスの足にまとわりつく。
「でかしたぞキーケーン、カオスルーン。どれ、褒美に注いでやる」
「ああん!ヤダー、魔王様ー、まだ仕事中ですよー…ぁぁん!!」
「……知ってる…コイツ。…ヒラミス…冒険家…あぅ、…痛いよドーナ様…」
ヒラミスを冷徹に見下ろす2人の少女は、性交しながらもヒラミスの挙動から目を放さない。
たった一声の命令で、小鳥のように殺されるだろう、ヒラミスに成す術はない。
・・・・・・。
「ほほぅ、ヒラミスか。知っているぞ貴様」
「光栄だな…アンタがオレを知ってるって?田舎の皆に自慢ができるよ」
「貴様、何でもこの世に貴様の靴が踏みしめぬ地はないとのたまっているらしいな」
「格好がつくからね…でもここではちゃんと脱いでるぜ、アンタの家だからな」
ヒラミスとて歴戦の猛者、これまでも幾度となく死線をかいくぐってきたのだ。
「フン、奇遇だな、実はオレ様も貴様と似たような趣味があるのだ、未知への挑戦だな」
「へぇ、ホントかい?遺跡?洞窟?なんなら案内しようか?」
「ウウム、まさに洞窟なのだ。目の前にあるのに一度も入ったことがない」
「いいねぇ、魔王様がためらうほどの上物かい?ぜひご一緒したいね」
「そうか、協力してくれるか」
「ああもちろん、どこにあるんだい、その洞窟?」
「その洞窟はな…」
「洞窟は?」
「お前の膣じゃぁっぁああ!!!」
「うぁぁあああ!!ちょちょちょ、ちょっと待って!!待って!話せばわかる!!!!ぅあぁ!!!」
こうしてヒラミスの膣は蹂躙され、彼女は10万人目のドーナの妃になったという。今エデルは、時空を超越した世界でますます増長の一途をたどっている。
潮風が強い、今夜は嵐だろうか。
こうして私は、ヒラミスの手記を読みながらの、何度目かの絶頂を迎える。神に仕える神官でありながら、はしたない性の快楽に溺れ、膣はとめどなくスカートを濡らす。
この手記には、ご丁寧にエデルへ渡るための魔法陣まで書いてある。…私はどうするのだろうか。
続かない
850 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:56:54 ID:rRRXhqd6
その発想はどっから湧いてくるんだよw
グッヂョブとお美事のどっちがいいのでせうか。
あんたの頭の中身が知りたいwww
どんなスケールで話を考えやがるwww
ありがとう、ありがとう。つーか台風超怖い、まじ助けて
「肉彦!!あなたこんな日にどこ行くの!!」
「とめるなかあちゃん!オレは行く!!!」
女台風11号、古いテレビが、史上最大級の台風の上陸を告げる。
雨戸のきしむ音。隣の市では既に避難勧告が出ている。
(オレにはこの…女台風の目があるんだ!!!)
玄関の戸を開け放つと、たたきつけるような風が家の中に吹き込む。
肉彦の目に、淫水の粒が入る。ゆっくりと目を開くと、視界を埋める女体。女体。女体。
家は既に取り囲まれていたのだ。一糸まとわぬ、肌色の自然災害。
「ぅあ…ふぅん…ああ、ぁあ、んん…」
「んああ!!はぁ、はぁっぅ…ああん!!!」
淫らなうねり声を上げる女体が、肉彦の存在を確認する。暴力的な力が、肉彦のカッパを無残にもはぎとる。
栗色の少女が肉彦の性器をむさぼり、青い瞳の2人が、くすくすと微笑みながら舌を這わせる。
「ふむぅ…じゅぶ、じゅぽ…ふく…んん!はも…」
「く…」
炸裂した尿道に、少女はためらわずに舌を侵入させる。肉彦に衰える気配はない。捕まえた女体に立て続けに射精し、群れの中にわずかなひるみが見える。
「んあん!!すご…、いい!!」
その時、黒髪の落ち着いた物腰の女性が、妖しげに笑いながら現れる。たゆとう胸。淫水が滴る恥毛。
「んん……、あぅ…ふふふ。」
女性の膣はやわらかく、亀頭だけをやさしく包んで蠕動する。すぐに射精に導かれ、期を見てとった女体群が肉彦を囲む輪を縮める。
「く…こんな…こんなところで…とまるわけにはいかないんだ!!!」
肉彦の目が妖しく光る。そう、これこそが女台風をすべるために雷様とセックルしていただいた目だ!
「ああああああん!!!!らめっぇえええ!!!」
「ふぁあ…なにこれ…こんなの、はじめてぇ!!!」
雨どいを伝う女体、側溝から溢れる女体、マンホールを担いだ女体。全てがヒザを折って痙攣し、恥ずかしい穴がヒクヒクと震える。その穴に、鋼鉄のような肉物を見境なく挿入する。
「んんぁっぁ!!ひぐ、はぁああん!!!」
最後に、近くでぐったりとするメガネの女体を担ぎあげると、そのまま膣に射精しながら国道に向かって走りでた。目的は一つ。
2級河川、女体川。
普段ではヒザ下までのおとなしい川が、今ではあらぶる竜のように、ぬるぬるとした女体が悲鳴をあげる。
「ふぅ…決着を…つけようぜ」
全ての粘膜が、肉彦の剛直を目指して、爆発する。
・・・・・・。
夜も明ける頃、受精した女体が川下に山となって積まれる。顔をだした太陽が、淫水の鏡に輝いている。
方々で眠る女体が、昨夜の戦を物語る。肉彦は横あえいでいる少女を引き寄せと、最後の一搾りをその膣内に射精しようと試みた。
「ひぐ…ひどいよ…肉彦君…ぁぁん!!」
「と、隣のクラスのアケミちゃん!?」
そんなはずはない、アケミちゃんが住んでるのは隣の市だ…
「…避難しようと思ったのに…はぁ!ん…くっ。」
そう、女体川は市の境なのだった。
「実はオレ…アケミちゃんのこと」
「…ひく、……うれしい。…ぁぁん!!」
空はキレイに晴れ上がっていた。
続きようがない。ってか、これ乱交に分類すべきだったかな
脱字が…だめぽ
GJ!
まさか台風ネタで来るとは思わなかったぜ
わけわかんねぇw
GJw
どういう状況なのか、想像がつかない。
でもハーレムみたいなのはわかった。
GJ!
やばい、これはいい
GJです
ちょっと探し物なんだが、
男が、極端に少ない世界で男の個人名が付いた学校とか男個人の隠し撮りを乗せてる雑誌がある話
探してるんだが心当たりがある御仁は居らんかな?
リボンの色でなんたらかんたらってヤツ?
>>861 ごめん、全然覚えてない。
リボンの色といえばジュピターインターノベルのザイガル帝国の話?が思い浮かぶがそれじゃない。
確か、男たちはちょっと男が少ない普通の学校に通ってると思ってて、その学校から個人名付きの学校に転校してた
それたしかまとめにはなかったと思う。過去スレ探すしかない
発見しました。
6P目の
236 :くなさん ◆DAYgAM2ISM 様
の作品でした。
リボンのネタとかあったね。同人ゲー作ってるらしいけどどうなったんだろうね。
というか保管庫に載らないSSと載るSSの違いについて誰かプリーズ
はなじる氏の脳内が見たい。
女体しか詰まってねーとちゃうか?
>>866 SSにエロがあるかないか。小ネタの場合はこれには当てはまらない
……だったと思う
>>869 まじか・・・なんか載らない書き手が可哀想だな・・・
まとめてみようかな・・・
載せてほしい、と言えば対応してもらえると思う。多分。
872 :
あさひ:2007/07/16(月) 02:39:41 ID:ADHo5s2q
はじめまして。
エロ無しですが、3kほど投下します。
873 :
あさひ:2007/07/16(月) 02:42:05 ID:ADHo5s2q
さて、もてる事は良い事だ。
つい数分前までは僕もそう思っていた。
だが今はとても辛い事なんだと理解した。
何故なら――。
「「「好きです! 付き合ってください!!」」」
三人の女の子から同時に告白されたからだ。
なに?
うらやましいだって?
君は状況を理解していないのか?
同時に告白されたんだぞ?
誰かひとりを選べるわけがないだろうがっ!
誰かを選べば残りの二人を傷つけることになる。
三年で上級生。
僕と同じ文芸部の部長。
おしとやかで優しい君島信子さん。
二年で同学年。
クラスメイトにして気さくな友人。
元気いっぱいの谷川里美。
一年で幼馴染。
いつも頼ってくれる下級生。
甘えんたがりの美空遥。
僕には選べない。
いっそ、誰も選ばないと――。
874 :
あさひ:2007/07/16(月) 02:42:49 ID:ADHo5s2q
「誰も選ばないというのは無しで」
先輩がにっこりと。
「好みの子を選べばいいの!」
谷川がちょっと怒った風に。
「それで試しに付き合ってみようよー」
遥が舌足らずに。
僕をさらに追い込むんだ――。
この状況で好みの子といったって……。
実は、初恋もまだな僕にとって、そんなことが分かるわけが。
いや、それでも普通は分かるのか?
ここは答えを先延ばしに――。
「「「先延ばしは駄目!」」」
無茶言うな。
それから十分。
僕は悩みに悩んだ。
もうそろそろ限界だ。
この八方塞の中、ひとつだけ道がないわけではない。
それはこの窮地を切り抜ける切り札になるだろう。
成功か失敗か。
どちらに転んでも何とかなるだろう。
それは半ばやけになった僕が選んだ答え。
それは――。
875 :
あさひ:2007/07/16(月) 02:43:29 ID:ADHo5s2q
「三人とも付き合ってください!!」
そう答えた僕の前で三人ともあっけに取られている。
そりゃそうだろう。
いくら三人から告白されたからといって、三人とも付き合うなんてずうずうしすぎるってもんだ。
だが、僕は後悔していない。
ハーレムは男の夢だ。
これが成功すればその夢が叶うのだ。
失敗した所でこの状況から抜け出せるだろうし。
損はないはずだ。
いや、実際には失敗すれば損ばかりだが、追い詰められた僕はそこまで頭が回らない。
「「「ちょ、ちょっとまってね」」」
混乱した三人は少し離れて座り込み、ぼそぼそと相談を始めた。
どうやら完全に想定外の返答らしく、すぐに対応できないみたいだ。
「ど、どうする?」
「どうするって言っても……」
「これってありなの?」
「一応、だめとは言ってなかったですし……」
なんて、会話が途切れ途切れに聞こえてくる。
ここまで来たらなるようにしかならないだろうと、ちょっと、達観した心境のまま三人の相談が纏まるのを待つ。
「分かりました」
ちょっと、居眠りしてしまったらしく、いきなり声を掛けられてびっくりしたが、どうやら答えが出たらしい。
まあ、駄目だろうなぁ。そう覚悟を決めて相手の言葉を待つ。
「「「よろしくお願いします」」」
え?
「いや、だから」
「四人でお付き合いしましょうと」
「そういう事になったんだよ!」
「マジで?」
思わず聞き返してしまった僕に三人とも頷いて肯定した。
こうして、僕は三人の女の子と付き合う事になったんだが。
もてる事は良い事だ。
前言を撤回してそう言っていいものか。
とりあえずはいいことにしよう。
うん。
876 :
あさひ:2007/07/16(月) 02:44:48 ID:ADHo5s2q
以上です。
拙い作品ですが、投下させていただきました。
>>876 俺は一言しか言わないし言えない。
GJ!
出来たら、続きを投下してほしいんだぜ!
ハーレムに対する女の子の姿勢は、ありがち全肯定じゃなくていろいろあってもいいかもしれない。
今はたくさんの恋人の中の一人でも、いつかはたった一人のお嫁さんになるんだもん!と頑張る年下の子とか、
不潔よ!認めない!と言いつつ、腐れ縁の友人というポジションだけは絶対に捨てない幼馴染とか、
そーやってジタバタする"仲間の女の子たち"を、主人公君と同じくらい愛している年上のお姉さんとか。
あくまで修羅場スレっぽくならない方向性で。焼きもちモノってことになるのかな?
881 :
あさひ:2007/07/16(月) 23:00:34 ID:dSycfcLe
読んでくれた皆さん。
GJ! くれた皆さん。
ありがとうございました。
ちなみにシチュエーション以外は一時間ででっち上げたので、続きはまったく考えてません。
ええ、同時告白できなかった第四の女の子の事や、告白以外も一緒になんて考えていませんとも。
882 :
あさひ:2007/07/16(月) 23:22:37 ID:dSycfcLe
あれ? まるで考えてるかのような文章になってる。
886 :
あさひ:2007/07/17(火) 23:11:06 ID:04XtC8dW
書けたとしてもいつになるか分かりませんが……、がんばってみます。
問題はエロシーンを書いた事がないことですな……。
ネット小説基準では1ヶ月程度は待たせたうちに入らない・・・らしい。
年単位で待っている男もいるからな
>889
火浦ファンとかな!
【我々は13年待った!】
参りました。
田中ファンもここにいるぞw
タイ○ニアは何処へ・・・
>>892 最近の田中ファンは近年のアル戦の発行ペースにむしろ恐怖を感じている
>>893 最近の創龍伝、タイトルが変わったのな。
東京ナイトメアとかクレオパトラの葬送とか。
……ん?主人公も変わってるよーな?
パナマ侵攻と北領奪還とデブリ処理をする航宙自衛隊を待ってるオイラも混ぜてください><
戴の現況と塙果の行方を待っている漏れも
EGFマダー?
>>896 十二国記\(^o^)/
かしょの夢って面白い?
日本には続きを待ち続ける健気な人が多い
>>898 やや陰気な話が多いから、図南や風の万里みたいなカタルシスは少ないかも。
>>895 リェータの新政権と連邦政府の確執は気になりませんか?
作品の中ですが・・・・・・
オカエリナサト
なるほど、どもありがとう
マダーとか続き待ってますとかチラシの裏みたいなことを書き捨てる奴は、
どうせ続きを書いても感想をつけたりはしないんだとある作家は言った。