【アナルっ娘】そこ違う…でも…!(ビクッビクッ【尿道娘】
女の子が違う穴を開発されたり、あるいは自ら開発して
気持ちよくなってしまうSSを楽しむためのスレッドです。
【注意事項】
・膣とは異なる穴の開発によって快感を得ることがテーマです
肉体を傷つけたり、苦痛を与えることが主題となるものはスレ違いです
耳掻きで身悶えるのは趣旨的にOK
・テーマに沿っていれば特に制限はありません
通常の性行為を含んでいても構いません
一次、二次を問いません
・以下のような忌避性の高い内容も許容されますが、事前の注意書きを強く推奨します
排泄を強要する描写を含むもの :『導尿』『浣腸』など
細かい排泄描写を含むもの :『放尿』『排便』など
通常の人体構造では不可能なもの :『尿道姦』『乳首姦』『耳姦』『鼻姦』『ヘソ姦』など
その他の特殊な嗜好を含むもの :『ふたなり』『母乳』『飲尿』『食糞』『人体改造』など
・読み手は、許容外の属性が飛び込む可能性があるので油断しないこと!
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 12:28:41 ID:AGhBbLd2
1000ゲト
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 12:58:40 ID:iDPiw6y9
えらいマジメなテンプレだな。
書いてみよう。
俺は魔法の薬で小さくなった!身長は思うままに変えられるらしい。
俺は数ミリサイズまで小さくなり、大好きな美佳の身体にとびつくと、
毛穴にチンポを差し込んだ。
くぅぅ、たまらん!
美佳の毛穴が俺のチンポを締め付ける!
だめだこりゃ。
乙りんこ
スレタイ見てクリムゾンかと思った。
何か思いついたら考えてみる。
hosyu
高田惣一の両親が死んだのはもう十年以上も前のことだ。
それ以来惣一は、三十路を過ぎた今まで、街外れの屋敷で一人暮らしていた。
両親が莫大な遺産を残していったので、生きていくのに不自由は無い。
もともと退廃的な性格を両親にたしなめられていたことから、両親の死後はかえって自由気ままにやっていた。
食欲も性欲も満たされ、眠りたいときに眠る。
そんな生活に惣一は大いに満足していたが、どこか飽きを感じつつもあった。
ある日の夕方、惣一が久々に散歩でもしようと外に出ると、門前の道を見知った顔が通り過ぎた。
「あ、こんにちは、高田さん」
「やあ、こんにちは。今帰りかい?」
「はい」
近所に住む三角志保だった。
背まで黒髪を伸ばした、まだ幼さを残した美少女である。
今年の春に中学生になったばかりなのだが、家の躾がよいのか、高田とすれ違うといつもきちんと挨拶をしてくる娘だった。
「部活は入っていないのかい」
「はい、そこまでやりたいこともなくて」
「でも、それなら勉強を頑張らなきゃな。部活をやっている子より時間があるんだし」
「え、ええ。あ……その……そろそろ失礼しますね」
いつもは挨拶を交わすとしばらく話をしてから別れるのだが、その日の志保はどうにも様子がおかしかった。
会話中も何かを気にしているような様子で、すぐに惣一に別れを告げて立ち去ってしまったのだ。
(何かまずいことを言っただろうか……?)
小走りに去った志保の後姿を目で追うと、行ったところにある細い路地に入るのが見えた。
いつもの志保の帰り道とは違う。
不審に思った惣一は、そちらの方へと歩いていった。
細い路地は、普段人が入らないようなところで、入り口付近にはもう何年も放置された廃材が置かれている。
その奥の暗がりに、志保は居た。
志保は、スカートをまくり上げてしゃがみこみ、真っ白な尻が路地を覗く惣一の方へと向けられていた。
「志保ちゃん、何してるのかな?」
「え? た、高田さん? あ、や、見ないで……!」
言い終わらないうちに、ぶりぶりと醜悪な音をたてて、志保は排泄を始めた。
幼く小さな肛門から、信じられないほどに太い大便がひねり出されていった。
惣一は反射的に携帯電話を取り出し、美しい少女の排泄の様子を撮影した。
「やあぁあ! 見ないで! 見ないで!」
「志保ちゃん、凄い量だね。我慢できなかったんだね」
「や、やだ! ふぅ……ひぐっ……」
止めようにも、一度出し始めてしまうと、どうにも止まらない。
路地裏に、美少女の排泄物の臭気が広がる。
志保は身を震わせながら一気に排便を済ませると、細い声を出して泣き出してしまった。
惣一は志保の手をとって立ち上がらせた。
「志保ちゃん、僕の家に行こうか。お尻も拭かなきゃいけないし」
「う……ぅう……」
惣一は、嗚咽を漏らす志保を引っ張って、自宅に連れて行った。
自分の書斎に招き入れ、すぐに水と濡れタオルを用意する。
「それじゃ志保ちゃん、僕にお尻が見えるようにそこで四つん這いになって」
「な……何でそんなことをしなきゃならないんですか!?」
「お尻を拭かなきゃ。そのままじゃ汚いだろ? 僕の部屋が志保ちゃんのうんちの香りで一杯になっちゃうし」
「……!」
志保は羞恥心に顔を真っ赤にしながら、おずおずと床に手と膝をついた。
惣一は制服のスカートをまくり上げ、志保のお尻を間近から見る。
濡れタオルを当てて、肛門の周りをじっくりと拭いた。
「いやあ、さっきのは凄い量だったね」
「う……」
「すっと我慢してたの?」
「ど、どうしてそんなこと訊くんです!?」
「いやあ、志保ちゃんみたいな可愛い子もああやってうんちするんだなってわかって、僕はショックでさ。色々知りたいんだ」
「そ、そんな……あっ!」
惣一は拭き終わったお尻の穴と、まだ陰毛もまばらな少女の秘所を、撫でるように指でたどった。
「や、やめてください!」
身を離そうとした志保に、惣一は先ほどの携帯電話を見せ付けた。
「……これ、何だかわかるよね」
「あ……!」
「ちょっとでいいから。ちょっとおじさんの言うことを聞いてくれたら、この写真は消してあげるよ」
志保は書斎の床に縮こまるようにして、ぽろぽろと涙を流した。
肛門と秘所は相変わらず惣一の方に向けられ、少女の嗚咽に合わせてぴくぴくと動いていた。
「……どれくらいうんちを我慢してたの?」
「よ、四日……です」
「便秘気味だったんだ」
「は、はい」
「それで、僕に見られているのにうんちが止まらなかったんだね」
「……ぅ……」
惣一はズボンを下し、下半身裸になると、再び志保の秘所を指でなぞった。
「あ……!」
志保が体をびくりと起こしたところで、惣一は志保の脇の下に手を突っ込み、体を抱き起こしてひっくり返す。
そのまま志保に覆いかぶさり、志保と顔を向かい合わせた。
「志保ちゃん、セックスって知ってるかな?」
「え……そ、それは……」
「男と女が一緒に気持ちよくなる方法だよ」
言って、惣一はペニスを志保の秘所に押し当てた。
その感触に、志保は自分の下半身を見やる。
初めて見る勃起したペニスの姿に、志保は息をのんだ。
「ひっ……!」
「これが今から志保ちゃんの中に入るからね」
「い、いや!」
志保は悲鳴をあげて、惣一の体の下で暴れた。
腕に力を込めて、全力で惣一をどかそうとするが、大人の男の体はそんな程度では動かない。
惣一は志保の耳元に口を寄せると、優しく呟いた。
「いいのかな? 志保ちゃんがうんちしていた姿が、みんなに見られちゃっても」
「……!」
「綺麗なお尻だったけど、凄いうんちだったね。志保ちゃんが外であんなうんちをしてるなんて知ったら、お友達はどんな顔をするだろうね」
志保の目から涙が溢れた。
美少女が、恥辱に屈した瞬間だった。
「じゃあ、入れるからね」
「や、やだぁ……高田さん……やめてぇ……」
惣一は志保の懇願に、ますますペニスを固くした。
その固くなったペニスを、志保の穢れない秘所に押し当て、挿入を試みる。
が、まだ幼いそこはぴったりと閉じて、どうにもうまくいかなかった。
「い、痛い……痛い! 痛いです!」
無理に腰を進めようとすると、志保は悲痛な叫びをあげる。
仕方なく惣一は一旦腰を引いた。
「やれやれ……志保ちゃんにはまだ早いのかな」
「やめてください……本当に……本当に痛くて……」
「仕方ないな」
惣一の諦めの言葉にほっとしたのもつかの間、次の言いつけに、志保はまた表情が曇った。
「じゃあ、さっきみたいに四つん這いでお尻をこっちに向けて」
「え……」
「早く!」
「は、はい」
先ほどからずっと見られているものの、羞恥心が失せたわけではない。
もじもじと顔を赤らめて、志保は床に肘をつき、尻を高く突き出した。
「うんうん、綺麗なお尻の穴だね」
「そ、そんなこと、言わないでください……」
惣一はスカートのホックに手をやり、器用に外すと、スカートを脚から抜いて部屋の隅に投げた。
「え、あの……」
「邪魔になるからね」
言って、志保の腰をがしりと掴む。
白桃のような志保の尻の割れ目に、惣一のペニスが押し付けられた。
「な、何をするんですか?」
不安げに肩越しに見つめてくる志保に、惣一はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫だよ。こっちなら痛くないから」
「え?」
「あれだけ大きなうんちが出た穴だしね」
惣一は、志保の肛門にペニスの先端を押し付けると、勢いをつけて一気に押し込んだ。
美しいピンクの尻穴を凶悪な亀頭が押し開き、ずぶずぶと埋もれていった。
「……あ……あぐ……ぐ……!」
志保は突然のことに、声にならない声を漏らす。
自分の体に何が起こったかわからない。
ただ、尻の穴が、じんじんと熱く感じるだけだった。
「あ……た、たか……高田さん……や、やめ……」
「これは……凄い……極上の尻穴じゃないか」
体を震わせて呻く美少女を見下ろしながら、惣一は抽送を開始した。
眼前に志保の美しい尻と、そこに出入りする自分のペニスがある。
ペニスは、本来排泄に使われる穴を無残に開き、周辺の肉を引っ張って志保の体内を出入りしていた。
「志保ちゃん、志保ちゃんのけつ穴、すごく気持ちいいよ」
「あ……あぁ……ああー……」
志保は呆然と目の前の床を見つめ、意味を為さない言葉を漏らす。
半開きの口からは、涎が糸を引いて垂れていた。
「あ、熱い……お尻が熱いよお……」
「そうかい。僕も志保ちゃんの中、熱くて気持ちいいよ」
「熱いの……熱い……ああ……あ゙ー……」
ぬち、ぬち、と、挿入のたびに、腸液を纏ったペニスが志保の肛門をこねる音が聞こえる。
惣一は少女の尻穴に容赦なペニスをねじ込み、音はより粘着質に、そして、志保の声は高くなっていった。
「うぐ……うー……ああー……あぅう……」
「志保ちゃん、体を前後にゆすってみて。僕の腰の振りに合わせて」
「あ、や……そんなこと、で、できな……」
「写真、ばら撒いちゃうよ」
「う……わ、わかりました……」
志保は泣きはらした目を細めて、体をゆすり始めた。
惣一のピストンに合わせて、尻を前後に動かす。
ぬち、ぬち、ぬちと、自分の動きに合わせてますます大きく響く淫音に、志保は涙を流した。
「いやあ……いやだ……」
「最高だ……志保のけつ穴、最高だぞ」
「熱い……やあ……お尻……お尻変! 変になっちゃう……!」
肛門から下腹部が燃えるように熱くなり、志保は悲鳴を上げた。
頭がぼんやりとして、気付いたら尻を惣一に向かって押し付けていた。
「そうかそうか。志保も気持ちいいか」
「違う……熱くて……じんじんして……ふぐっ……!」
「それがそのうち気持ちよくなるんだよ……んん……僕もそろそろ限界だ」
惣一はペニスをぎりぎりまで引き抜くと、勢いをつけて思い切り志保の腸内に叩き付けた。
カリ首が、腸壁をえぐるように進んでいく。
惣一も志保も、同時に声をあげていた。
「出る……!」
「あぐっ……! ああ……お尻ぃい……」
細く吐く息に紛れて声をあげながら、志保はさらに尻を高く掲げ、こすり付けるように惣一の下腹部に押し付けていた。
膝を微かに上げ、がくがくと小さく腰を揺らす。
惣一は上からのしかかるようにしてさらに深くペニスを挿し込み、志保の奥の奥で射精をした。
小さな少女を床に押し潰すようにして、何度も射精を繰り返し、その下で志保は何度も体を震わせた。
それからしばらく、惣一と志保は荒い息で密着したままでいた。
やがて、惣一は深く息をつき、志保の肛門からペニスをずるりと引き抜いた。
ぴたりと閉じた秘所とは対照的に、志保の肛門はぱっくり広がり、ひくひくと震えている。
肛門の縁とペニスの先端とで、精液が糸を引いて垂れた。
「気持ちよかったよ、志保ちゃん」
「あ……」
「久々に、退屈じゃない時間を過ごせたよ。ありがとう」
志保は尻を高く掲げたままで床に伏し、時折小さく体を震わすだけであった。
スレ立て乙投下。
ぎりぎりで3レスに収まらなかった。
アナルものはそれなりに好きなので、このスレが繁盛することをお祈りします。
そいでは。
乙です!早〜
縮こまりながらもお尻は突き出したままの
素直娘に萌えた
さっそくの投下に敬意を表するッ
支援あげ
結構好きなシチュなので、即死回避も兼ねて投下します。
一応和姦の予定ですが、今回分にはまだエロはありません。
久しぶりに入った幼馴染の家のお風呂場は、記憶にあるものと全く変わっていないように見えた。
ここに入るのは、下手をすると十年ぶりくらいになるんだろうか。
あの頃は、まさかその十年後にここでこんなことをする羽目になるなんて、思ってもみなかったものだけれど。
「はぁ……」
小さくため息をついて、視線を落とす。
今の私は何も身に着けていなかった。
まあ、これはお風呂場なんだから当然といえば当然のことだ。
でも湯船にはお湯を張っていないし、手には奇妙なものを持っている。
ちょうど手の中に収まるくらいのゴム製の道具。
楕円形のパーツの左右両側に、細いチューブがそれぞれ1本ずつ付いているもの。
こんなもの、普通の入浴では絶対使わない。
まして、床に置いた鏡の上で、まるで用を足す時みたいにしゃがみこんでいる状態なんて、今更言うまでもないことだけどあまりにも普通とかけ離れていた。
どうして幼馴染の家で、よりにもよって自分の一番恥ずかしい部分をまじまじと観察しないといけないのか。
「……バカ智樹」
恥ずかしさをごまかすように口の中で呟いたのはひとつの名前。
今は一応私の彼氏ということになっている幼馴染の名前だった。
「……よし」
想像の中で、あのバカの顔に一発キツいのをお見舞いしてみたら覚悟が決まった。
まずチューブの片方を、目の前に置いた洗面器の中へと差し入れる。
そしてもう一方を鏡を頼りにして自分のそこへと近づけていく。
「……ん」
先端が軽く触れる。
そのくすぐったさに自然と全身がぶるりと震えて、思わずそこから離してしまった。
決めたはずの覚悟がぐらりと揺れる。
「もう一度……」
それでも、くじけそうになった心を叱咤して、再び先端を押し付けてみる。
やっぱりくすぐったいことに変わりはないけど、それでも一度経験していただけに今度は何とか我慢ができた。
そのまま少し力を入れて、ぐにぐにとチューブを押し込もうとする。
押し込もうとする、んだけど――。
「……ん、んん」
意思に反して私のそこはきっちりと口を閉じ、異物の進入を頑なに拒み続ける。
って、よく考えたら意思に反してっていうのは違う気がする。
少なくとも、私はこんなの入れたくない。
よりにもよってお尻の穴になんて。
「……は、入った。
本当に入っちゃった」
息を吐いてみたり空いている方の手でそこを開こうとしてみたり、とにかく数分の悪戦苦闘の末なんとか挿入に成功した。
お尻にものが挟まっている奇妙な感覚。
お尻の穴で感じるそれは、指で摘んだ時より何倍も太い気がした。
「あとは、これを……」
その異物感を極力意識しないようにして、今度は楕円形の部分を手のひらに乗せる。
一度握って、すぐに開く。
そうすると、手の中のそれがほんのりと熱を帯びるのが感じ取れた。
それはつまり、ちゃんとそれが洗面器のお湯を吸い上げたということ。
「これで、もう一度握ると……」
誰に聞かせるわけでもないのに、いちいち手順を口にするのは恐怖を紛らわすためなのかもしれない。
心臓がどきどきする。
緊張で喉がからからに乾く。
足を踏み入れちゃいけない場所に踏み込もうとしている。
こんなの絶対間違ってる。
そう、思うけど――。
あいつの顔が脳裏を過ぎる。
私が首を縦に振ってやった時の嬉しそうな顔。
「ああ、もうこの……!」
それが、私に踏ん切りをつけさせた。
※
「俺達は、とんでもない思い違いをしていたのかもしれない――」
「……な、何よ、いきなり」
彼の部屋に入るなり、智樹がそんな台詞を口にする。
その表情は真剣そのもので、いつもがお調子者を絵に描いたような奴なだけに、私は不覚にもちょっと圧倒されてしまった。
「なあ美幸、俺達は付き合いだしてからどれくらいになる?」
「どれくらいって、まあもうすぐ丸々5年ってとこでしょ?」
幼馴染から恋人同士に2人の関係が変化したのは、ちょうど5年前のこの季節だった。
一応告白してきたのは向こうから。
で、私もちょっとそんな風に思っていた部分はあったから、新しい関係が始まったというわけなんだけど。
まあ、よくあるといえばよくある展開。
ただ1つ、その際私が彼に出した条件を除けば。
「5年、そう、5年だ……」
噛み締めるように5年という言葉を口にする智樹。
「ちょっと、智樹……」
明らかに異常な智樹の様子に、さすがにそろそろ心配になってくる。
その、直後だった。
「なのになんで俺達キス止まりなんだよ!」
いきなり智樹のテンションがMAX近くまで跳ね上がり、私は呆気にとられてしまう。
「ちょ、今更何言ってんのよ。
だってそれはそういう……」
そう、それが付き合うにあたって私が智樹に出した条件だった。
結婚するまでキスより先には進まない。
まあ智樹には悪いかなとは思ったけれど、これには私の家の事情が関わっている。
その事情というのは、まあ一言で言えば、うちが神社をやっているということだ。
「そんなの先に言っておいたし、智樹だってそれでいいって言ってくれたじゃん」
「ああ、受け入れたさ! だから我慢してきた! 5年間ずっとだ!」
よほど溜まっていたのか、どんどん興奮していく智樹の姿に、思わず私は身を引いてしまう。
まさかこの場で襲い掛かってきたりはしないと思うけど、今の鬼気迫る雰囲気は、わずかではあってもそんなことを危惧してしまうには十分だったのだ。
「ちょっと落ち着きなさいよ。
おばさんに聞こえるでしょ?」
「これが落ち着いていられるか!」
とりあえず宥めようとしてはみるけど効果なし。
これは一発決めないといけないかと、私は軽く拳を握りこんだ。
――と。
「俺達は、間違っていたんだ……」
いきなりへたり込む智樹。
一瞬で沸騰したかと思えば、一瞬で消沈する。
とてもじゃないけどその落差には付いていけない。
それでも――、
「……達って、何よ? それじゃ私まで……」
とりあえずそこだけは突っ込んでみた。
いや、正確には突っ込もうとした。
だけどそれを遮るようにして、智樹はベッドの下からある物を取り出し差し出してくる。
「まあ、黙ってこれを読んでみろ。
それでお前にもわかるはずだ。
俺達が、どれだけ時間を無駄にしてきてしまたのかが……」
なんとなく流れで受け取ってしまったそれは、1冊の本だった。
カバーがかかっているから表紙は見えない。
「なんなのよ、いったい……ぶっ!?」
とりあえず開いてみた瞬間目に飛び込んできた光景に、私は思わず噴き出してしまった。
それは、漫画だった。
だけど普通の漫画じゃなくて、いわゆる、その……。
「な、なんてもの見せんのよ!?」
男と女が裸で絡み合っているコマが並んだ、エッチな漫画だ。
顔が一瞬で熱くなる。
反射的にそれを閉じて床に叩きつけようとすると――、
「あぶねぇっ!?」
ヘッドスライディングでキャッチする智樹。
「何すんだお前! これは俺達にとって言わば福音の書だぞ!」
よりにもよって神社の娘にそんなことを言う。
いや、この際神社の娘とかそういうことはあんまり関係ないか。
「いいから、ここを見てみろ!」
さっきまで沈んでいたのが嘘のように、またしてもテンション上げきって詰め寄ってくるバカから、私は反射的に視線を逸らした。
何度も何度もあんなもの見せられたらたまらない。
なのに、逸らした視線の先を先回りするようにバカの持った本が回りこんでくる。
「だから――」
「いいから!」
さらに視線を逸らそうとする私と、そこへ回り込んでくるバカ。
そんな不毛なやりとりがしばらく続いて――、
「ああ、もう見ればいいんでしょ、見れば!」
先に折れたのは私の方だった。
恐る恐る突き出された本の中へと視線を落とす。
幸いにもそのページには直接的な描写は含まれていなくて、その事にとりあえずほっとした。
その中で、真っ先に目に付いたのは少し大きめのコマで笑顔を浮かべている巫女装束の少女。
彼女の口元から出たふきだしの中には――。
『わたし巫女だから前は駄目だけど、後ろだったらオッケーだよ』
そんな、台詞。
一瞬何が書かれているのかわからなかった。
もちろん書かれているのは日本語なんだから、文章自体は一瞬で頭に入ってはくる。
だけど、前とか後ろとか、それが具体的に何を指しているかに思い至るまでには数秒の時間が必要だったというわけだ。
それでも、まあそれが全くわからないほど私も無知ではないというのも真実だった。
「な? な? 俺達バカだっただろ?」
本の向こう側から聞こえてくるあいつの声。
めちゃくちゃ嬉しそうな、弾んだ声。
私の中で何かがぷつんと音を立てて切れた。
次の瞬間――、
「バカはあんただけよ!」
私の渾身の回し蹴りが、正真正銘のバカのわき腹に炸裂した。
「バカだバカだとは思っていたけど、ここまでとは思わなかった! 私帰るから!」
「ま、待ってくれぇ……」
部屋を出ようとする私にすがり付いてくるバカ。
「触んないでよ、この変態!」
それを力づくで振りほどき、止めとばかりにスタンピングをお見舞いする。
このバカにはこれくらいやらないと駄目なんだ。
恥ずかしさと憤りの両方に急き立てられるように、繰り返し繰り返し足を振り落とす。
床の上で車に轢かれたカエルのようなうめき声をあげ続ける智樹。
それは、おばさんが飲み物を持ってきてくれるまで続いたのだった。
前半はここまでです。
なにこれ。手の中にお湯をためこむだけなのにエロすぎる
うわー、ツボだわ
こりゃ久々に全裸で正座コースだな
期待保守♪
ショタの尿道調教とかは
このスレ的にはアウト?
OK。
俺も全裸で待ってる
>>26 ギリギリだなぁ、それw
ショタは女の子です!と主張できるならOKじゃない?
ブリジットみたいに。
続きを投下します。
ちなみに元は2分割のつもりだったんですが
少し長くなってしまったので今回は3分割の中編ということで。
目の前には麦茶の入ったコップ。
それの置かれたテーブルの向こうには智樹のお母さん。
その状況で、今私はこれ以上ないくらいの気まずさを味わっていた。
智樹を足蹴にしていたのを見られたのはこの際結構どうでもいい。
いつものことだし。
ただ、頭に血が上りすぎていて、おばさんに智樹のバカな発言を喋ってしまったのは本当に大失敗だった。
「それにしても、この子ったらアナルセックスだなんて……」
まだ床で伸びている智樹にちらりと視線を送りながら、おばさんがそんな台詞を口にする。
ちなみに智樹のお母さんは、おばさんなんて呼び方がためらわれるほど外見が若い……というよりはっきり言ってしまうと幼い。
正直、智樹と並んで立つと兄と妹にしか見えないくらいだ。
そのおばさんの口からアナルセックスなんて単語が飛び出すと、むしろこっちの方が恥ずかしくなってしまう。
当のおばさんの方は、若く見えてもさすがにその辺は年の功というべきか平然としているけど。
ていうか、なんだか少し嬉しそうにすら見えるのは気のせいなんだろうか。
なんて思っていたら――、
「何も言わなくても、子は親に似るものなのねぇ……」
おばさんは、感慨深げにそんな台詞を口にしたのだった。
「……は?」
聞き間違いだと思った。
思ったけど、続く言葉に聞き間違いなんかじゃなかったことを思い知らされる。
「大樹さんとわたしもね、結婚するまではずっとそっちでしてたのよ」
ぽっと頬を染めるおばさん。
ちなみに大樹さんというのは智樹のお父さん。
って、今はそれどころじゃなくて――。
「わたしが昔、美幸ちゃんの家でお手伝いしていたのは知ってるわよね」
「は、はい、それは……」
智樹の家、つまりここはうちの境内に上がる石段の、ちょうどその正面に位置している。
でもって、智樹の家はお父さんが婿養子に来た家庭だから、ここはおばさんの生家ということだ。
うちのお父さんには姉妹がいなかったから、以前はおばさんに巫女の仕事をお願いしていた。
うん、それは確かに聞いていたけど……。
「だから、お付き合いを申し込まれてもずっと断っていたの。
だって、年頃の男の子に、ずっと我慢してもらうのって申し訳ないじゃない?」
そこでおばさんは一度言葉を止めて、これでも結構モテてたのよ、なんていたずらっぽく笑った。
その仕草は同性の私から見ても本当にかわいらしくて、おばさんが昔モテていたというのも素直に信じられる。
それは信じるけど……。
予想もしていなかった展開に声も出ない私と、その頃を思い出しているのか、目を閉じてうっとりとしながら言葉を続けるおばさん。
何この状況……。
「でも、いつものようにそう説明してお断りしようとしたわたしに、大樹さんは顔を真っ赤にしながら言ってくれたのよ。
それならアナルセックスをしましょう、って。
そんな風に言ってくれたの、あの人が初めてだったわ」
そりゃそうでしょうよ。
相手がこの人じゃなかったら、たぶん思わず突っ込んでいただろう。
にしても、なんだか私の中の大樹おじさん像が現在進行形でガラガラと音を立てて崩れていることに、おばさんは気づいているんだろうか。
ともあれ、それまで頬を桜のように染め、長いまつげをふるふると震わせていたおばさんは、そこで急に我に返ったようにはっと目を開けると――、
「って、ごめんなさい、のろけ話になっちゃったわね」
そう、締めくくったのだった。
「はい、これ」
まさにさっきの麦茶のような気軽さで手渡されたのは、透明なビニールに入ったゴム製の何かと、透明な液体の入ったボトルだった。
話が一段落したところで、一度部屋から出て持ってきてくれたものだけど……。
「あの、これは……?」
「あ、そうよね、最初はわからないわよね。
えーとね、こっちがお尻の中を洗うためのポンプで、こっちがローション。
ちなみにポンプは予備のやつで、まだ一度も使ってないのだから安心してね」
確かに、そういうことに使うものなら、他の人が使ったものはできれば遠慮したいところだ。
さすがおばさん、気配りが行き届いている。
「本当はもっと色々教えてあげたいところなんだけど、ごめんなさい、わたしこれから町内会の集まりがあるの。
だから、がんばってね」
ふぁいと、なんて最後までかわいらしく、胸の前で握りこぶしを作って応援してくれたおばさんは、それだけ言い残して部屋を出て行ってしまう。
その後しばらくして、玄関の開く音が階下から聞こえてきた。
「がんばってって言われても……」
その音を聞きながら、私はしばらくの間呆然と立ち尽くしていた。
>>26 注意書き書いてコテつけて、って配慮もあれば良いのでは。
でもスレタイ上、上の人も言ってるけど
最低限女の子女の子したショタじゃないと厳しいと思う。
「うーむ、まさに衝撃の事実だった」
そんな私を現実に引き戻したのは、足元から聞こえた智樹の声だった。
「って、智樹起きてたの!?」
「まあ、途中から。
たださすがに割り込みにくくて寝た振りしてた」
「そう、まあ、そうよね……」
2人の間を気まずい沈黙が支配する。
私もそりゃあショックだったけど、智樹にしてみれば実の両親の話なわけで、その衝撃たるや私以上に大きかったに違いない。
ただ、フォローしてあげようにも、私としてもかける言葉が見つからないというのが正直なところで。
「……で、でも、まああれだよな!」
その気まずさをごまかすように、いきなり智樹が変に明るい声を張り上げる。
めちゃくちゃわかりやすい空元気だった。
そのことに、むしろ哀れみすら感じてしまったんだけど――。
「やっぱり巫女とアナルは切っても切れない関係だったんだよな! 『巫女さんとのエッチ』と書いて『アナルセックス』と読む、みたいな!」
「な、なんだって―――――――じゃないわよ、このバカ!!」
直後、テンプルに一撃を受けたバカは、もう一度意識を失う羽目になったのだった。
※
出てきた水が完全に透明になったのを確認してから、念のためさらにもう何度か洗浄を繰り返してから一息をつく。
とりあえず、これで一応は中まで綺麗になっているはず。
はずだけど――。
「なんで受け入れちゃったかなぁ……」
今更だけど、そんな言葉が口を突いて出てしまう。
魔が差した、というやつだったのかもしれない。
最初は絶対無理だと思った。
いくらなんでもお尻の穴でセックスするなんて、できるはずがないと。
でも、おばさんから聞かされたあまりにも衝撃的な話の中で、ある部分だけが心にとげのように引っかかっていた。
「年頃の男の子にずっと我慢させるのは申し訳ない、か……」
その気持ちは、元々私の中にもあったものだ。
それは別に、単純に肉体的な問題だけに限ってのことじゃない。
この年になると、周りの友達は次々にそういう経験を済ませていってしまう。
周囲から取り残されることに対して、私だって何も思うところがなかったわけじゃない。
それでも、私は女だったから、経験がないことについては良い面半分悪い面半分と言えないこともなかった。
でも、男である智樹にとって、経験がないというのが私とは比べ物にならないくらいコンプレックスになっていたのは想像に難くない。
なのに私の立場に配慮して、ずっと我慢してくれていた。
いつもバカなことばっかり言うやつだし、今日のことはそういう意味では極め付けではあるけれど、それでも根っこの部分ではちゃんとしていることは物心付く前からの付き合いだから知っている。
知っているから――。
「そこに甘えてたのかな……」
5年間。
それは決して短い時間じゃなかった。
だから、少しくらいは私もあいつのために我慢してあげよう、なんて思ってしまったのだ。
「な、なあ、そろそろいいか?」
曇りガラス越しに声をかけられる。
少し上ずった声。
私が緊張しているのと同じように、向こうも緊張している。
幼い頃は、何も考えずに一緒にこのお風呂に入っていたのに。
「お、おーい」
「あ、ごめん、ちょっとまって」
一瞬物思いに耽りかけたところを引き戻され、私は慌てて横にあったバスタオルを体に巻きつける。
さすがにまだ裸を見られるのは恥ずかしかった。
「い、いいわよ――って、ちょっとまった!」
「な、なんだよ?」
シルエットで智樹がドアに手をかけた状態で動きを止めたのが見て取れる。
そのシルエット、曇りガラス越しに映ったそれが、全身肌色なことに気づいた瞬間反射的に危機感が募ったのだ。
「あんた、まさか裸じゃないでしょうね?」
「ん、いや……裸だけど、まずいのか?」
質問を質問で返される。
「い、いいわけないじゃない! ちゃんと隠してきなさいよ!」
言いながら、顔がますます火照っていくのが自分でもわかる。
今はまだ、智樹のそれを直に見る勇気は私にはなかった。
「――って、それじゃ隠してる意味ないでしょ!」
腰にタオルを巻いて入ってきた智樹を見た瞬間、私の叫び声がお風呂場のタイルに反響した。
なにせ、そのタオルの中心がまるでテントを張ってるみたいに高々と持ち上げられていたのだ。
「そ、そんなこと言ったって仕方ないだろ! この状況で大人しくさせられる奴なんかいてたまるか!」
「ひ、開き直んないでよ、このバカ!」
ど、どうしよう……とっさに目を逸らしたけど、それでも脳裏には一瞬だけ見てしまった智樹のそこが焼きついていた。
「バ、バカ、とりあえず出てけ!」
「お、おい、ちょっと待て、落ち着けって……」
「落ち着いてるわよ!?」
言葉とは裏腹に半分以上パニックに陥って、とにかく智樹をお風呂場から追い出そうとする。
とにかく、今はそれしか考えられなかった。
「あ、あぶねえって……」
駄々っ子のようにがむしゃらに振り回される私の手を、智樹がとっさに掴み取る。
そこに他意はなかった……と思う。
そう広くはないお風呂場で腕を振り回すのは危険だから。
ただそれだけだったに違いない。
だけど、次の瞬間、私は肌の上をタオルが滑り落ちていくのを感じていた。
ヤバイ。
直感的に思った。
慌てて巻き付けたから、元々多少緩くなっていたんだろう。
その状態で暴れたりしたものだから、ついに限界を突破してしまったらしい。
なんて、かすかに残った理性は妙に冷静な分析をしたりして、両腕に落ちていくそれを押さえろと命令する。
だけど、今私の両腕はしっかりと智樹に掴まれているわけで――。
「――ぶっ!?」
無情にもタオルは完全に下に落ちてしまったのだった。
「で、最初はどうするのよ?」
「お前、いきなり開き直ったな……」
とりあえず一通り錯乱してからようやく落ち着いた私に対して、智樹が呆れたように呟いた。
その智樹の体には至るところに引っかいたようなミミズ腫れの跡があるけど見なかったことにしよう。
ていうか引っかいたんだけどさ。
まだそのものの行為を始めてすらいないのに、なんか2人とも微妙に疲れ果てていた。
こんなことでこの先大丈夫なのかと心配になるけど、まあ考え方によっては肩の力が抜けて良かったと言えないこともない……たぶん。
「と、とりあえず湯船に手を付いてだな、こっちに背中を向けて……」
向こうも当然初めてだから、手探り状態なんだろう。
その言葉もどこか頼りない。
「い、いきなりするの?」
「いや、最初はちゃんとほぐすとこからするぞ……」
それくらいはわかってるから安心しろと言わんばかりの智樹だけど、それ以前に私の質問の意味を根本的に間違っているから台無しだった。
「そ、そういう意味じゃなくて、最初はもっと、さ……その……」
説明しようとした言葉が途中で尻すぼみになっていく。
さすがにそのまま口にするのは恥ずかしすぎたのだ。
一方で智樹の方はといえば、まだ私が何を言いたいのかわからないらしくきょとんとしている。
こういう奴のことを、たぶん朴念仁と言うんだろう。
「だ、だから、最初は、キ、キスとかさ、もうちょっと順序ってものがあるでしょ?」
結局全部口にする羽目になった私は、せっかく治まりかけていた恥ずかしさでまたどうにかなってしまいそうだった。
それでも、仮にもこれは私達にとって初めてのそういう行為なわけで、いきなりお尻だけしてそれで終わりなんてあんまりだと思ったのだ。
「あ、ああ、それもそうだよな。
ていうか、お前も希望があるならちゃんと言ってくれよな」
でもまあ、これはこれで言われた方も同じくらい恥ずかしいのか、智樹も顔を真っ赤にしている。
その事を少しだけいい気味だと思いながら――、
「こ、こういうときは、男の方がちゃんとリードするものなの……っ!」
私は照れ隠しも兼ねてそんな憎まれ口を叩いてしまった。
今回はここまでです。
ぐは、神の邪魔してしまった。申し訳無い。
そして初々しい2人にニヤニヤワクテカです。
ロリ母きたこれ
夜はいつも息子にバレないかドキドキしながらお尻を綺麗にしてたんだな
その上中学生みたいなピンク色のキュッと締まった窄まりに違いない
初々しくて良いです
後編で主人公がとろけるのに期待
こんなの駄目、いけないって分かってるのに……。
なんで……? なんでこんなに、おしっこの穴が気持ちいいの?
んんっ、こよりでくすぐると、むずむずして……。
はっあぁぁぁ……声、漏れちゃう……っ。
あたし……こよりを、抜いたり挿れたりして感じてる……ッ!
くっうぅ! やだやだ、指止まらないよぉ……!
もっ、もう保守……! 保守しましゅっ!
続きを投下します。
先にお断りしておきますが、まだ終わっていません。
これ以上は泥沼になりそうなので、あと何回で完結かは指定しない方向でいきます。
それでもいいぞという方は、どうかお付き合いください。
「ん……んん……――っ!?」
キス自体は今までにも経験があった。
だけど今回はそれに関しても一歩前に進もうとしている。
合わせた唇。
智樹のそれが少し開いて、そこから舌が顔をのぞかせたのだ。
ドアをノックするみたいに、恐る恐るといった感じでこちらの唇を突いてくる。
ある程度は予想していたことでもあって、驚きはそんなに大きくなかった。
だから、こちらも隙間を開けて智樹の一部を私の中に受け入れる。
最初は舌の先端同士が触れ合った瞬間、驚いてお互いに思わず引いてしまうようなたどたどしいディープキス。
それでも何度か接触を繰り返す内に、徐々に舌の動きが大胆になってくる。
私の口の中で、2つの軟体が絡み合う。
「ん、はぁ……ぁ……」
その動きに比例して荒くなっていくお互いの息遣い。
狭い口内に響き渡るぴちゃぴちゃという水音が、なんだか頭の芯のあたりを痺れさせていくような気がした。
だけどその時間は、ある時唐突に終わりを告げる。
「――っ!?」
不意に胸にあてられた手。
私はそれに驚いて、思わず口を閉じてしまったのだ。
当然、智樹の舌はまだその大部分が私の中にあった。
その状態で口を閉じたりすると――。
「ってぇーーーー!?」
智樹が悲鳴をあげてうずくまる。
まあ、それも無理はないのかもしれない。
舌を思い切り噛まれたら、そりゃあ大の男だって悶絶するというものだ。
「こ、ころすきか、おまえ……」
よほど痛かったのか、どこか発音が覚束ない智樹。
それは悪かったとは思うけど、こっちにだって言い分はあった。
「だ、だって、あんたがいきなり触るから……」
舌が入ってくることまでは予想していたから受け入れることができた。
でも、まさかその最中に胸まで触ってくるなんて、予想していなかったのだ。
完全にキスの方に意識が集中していただけに、それは完全な不意打ちだった。
結局、初めてのディープキスはなんだか締まらない結果に終わってしまったのだった。
「そ、それじゃ、改めて……」
智樹の手が、再び私の胸に近づいてくる。
不意打ちもやめてほしかったけど、こうやって来るとわかっていて待つ時間も実は結構緊張するものだった。
逃げようと思っても背中に感じるのは冷たい壁のタイルの感触で、これ以上はどうやったって後ろに下がることはできない。
驚くほど大きな、ゴクン、という喉を鳴らした音。
それは果たして、私のものだったのか智樹のものだったのか。
たった数センチの距離が、私には随分長く感じられた。
それでも、確実に近づいてきている以上は永遠じゃない。
「……ん」
手のひらが触れる。
自分のものとは違う、表面が硬く強張っているその感触に、今更ながら智樹も男の子なんだななんて思ってしまった。
「い、痛かったら、ちゃんと言えよ」
そう前置きしてから、智樹は手のひらに力を込めてくる。
加減がわからないんだろう、その力は臆病すぎるほどに臆病で、まさに壊れ物を扱うようにという表現がぴったりと当てはまる程度。
それでもそのわずかな力だけでも、私の胸はぐにゃりと形を変えていく。
その光景だけで、なんだか頭がくらくらとしてしまう。
「ん、もうちょっと強くしても、大丈夫」
「そ、そうか……じゃあ」
私の言葉に、少しだけ手の動きが激しくなった。
それと同時に掬い上げるようにしてみたり、指をそれぞれバラバラに動かしてみたりと、智樹なりに色々と試行錯誤しているのが視覚と触覚の両方で感じ取れる。
「い、痛かったら、ちゃんと言えよ」
よほど心配なのか、全く同じ台詞を繰り返す智樹に、不意におかしさが込み上げてくる。
さすがに智樹に悪いから、噴き出すのだけは堪えたけれど。
そして、安心させるように――。
「だから、だいじょ――つっ!?」
不意に胸の中心で感じたピリッとした痛み。
そのせいで、言いかけた言葉が途中で止まって、かえって逆効果になってしまった。
と言っても、それは別にそこまで強い痛みだったわけじゃない。
ただ、ちょっと驚いただけ。
「わ、悪いっ!」
なのに、ばね仕掛けのような勢いで智樹の手のひらがどかされる。
「……だ、大丈夫か?」
そのあまりに過敏な反応に、私はまたしてもおかしさを感じてしまう。
だけど、そのおかしさはすぐに別の感情に押し退けられて、どこか遠くにいくことになった。
あてがわれていた手がどいたことで、痛みの原因がわかったのだ。
乳首が、いつもより明らかに大きくなっている。
それが意味するところは、それまでの行為で私がちゃんと感じていたということで。
その存在を主張するように立ち上がったそれはいつもの何倍も敏感になっていて、そこを智樹の手のひらに擦られたことで痛みを感じてしまったんだろう。
「……ぁ」
どうやら智樹にも気づかれてしまったらしい。
そのことに、恥ずかしさが倍増した。
「そ、そうだ、せっかくだから、ローション使ってみないか?」
野球をやっているせいだろう、さっきも感じたことだけど、智樹の手のひらは結構硬い。
さすがにやすりとまでは言わないけれど、それでも敏感になっているそこに対して少し刺激が強すぎるのも事実だった。
その打開策として智樹が持ち出してきたのは、洗浄器と共におばさんから渡されたもう一つのもの。
十分なぬめりを持ったそれを使えば、確かに直接的な刺激は抑えられるかもしれない。
だけど、とちょっと考える。
ローションをまとってぬるぬるした手に、胸を揉まれるところを想像する。
それは、なんだか、ちょっと……。
ぞくぞくっとした震えが背筋を駆け上ってくる。
「ほ、ほら、尻で使う時の練習にもなるだろ?」
私がすぐに返事をしなかったから、使用をためらっていると勘違いしたんだろう。
智樹が微妙に早口になってフォローしてくる。
いや、まあ、ためらっているのは確かなんだけど……。
とはいえ、予行演習と言われてしまえば断ることは難しかった。
いきなりあれをお尻の穴に塗りたくられるのも、結構かなり抵抗あるのも事実だったし。
「ま、まあ、そういうことならいいけどさ……」
いかにも不承不承と言った感じで了承する。
どちらかというと不安より期待の方が大きかったりするのは、絶対こいつには秘密だった。
「そっか、じゃあ……」
私がうなずくと、智樹は善は急げとばかりにローションを搾り出し、両の手のひらに馴染ませ始める。
てらてらと照明を反射し始める智樹の両手。
もう一度、私の背筋を震えが駆け抜けていく。
だけど、この時点で私はまだこのローションというものを過小評価していたらしい。
そのことを、ほんの数十秒後に心の底から思い知らされることになった。
「ひぅぁ……」
軽く手に力を込められただけで、開いた指の隙間から肉がにゅるんと滑り出していくような感覚。
さっきは刺激が強すぎて痛みを感じた乳首からも、今度は痺れるような紛れもない快感が生まれる。
「ふぁ、……ぁん……」
やばい。
めちゃくちゃ恥ずかしいのに、全然声が抑えきれない。
これじゃ、私が感じているのが明白すぎるほどに明白で、手のひらの動きはますます大胆になっていく。
とめどなく湧き上がる快感に翻弄されるように、乳房が上へ下へ、右へ左へと逃げ惑う。
それでも決して智樹の手の中からは逃げられない。
「ちょ、ちょっと……まって……」
このままだと自分が自分でなくなってしまう。
見せてはいけない姿を見せてしまうという本能的な恐怖が、私に弱弱しい制止の言葉を吐かせていた。
だけどその言葉は――。
「って、ちょ、ともき……っ!?」
さっきまでの智樹なら、こっちが止めればその場でちゃんと聞いてくれていただろう。
なんだかんだ言っても、こっちを気遣う余裕があったのだ。
だけど今は、向こうもこっち以上に興奮している。
その原因は、間違いなくこれまでに私が見せてしまった反応のせいだ。
いつもなら、ちょっとくらい智樹が暴走しても多少乱暴な手段を使えば止めることができた。
でも、さすがにこの状況からそれをするのはかなり無理、というか絶対無理。
足はもうがくがく震えていて立っているのがやっとだし、手だってもう似たようなもの。
後ろの壁に全身を押し付けることで、なんとか崩れ落ちるのを防いでいる状態なんだから。
と、その時、それまで一心不乱にうごめき続けていた2枚の手のひらが、唐突に私の胸から離れてくれた。
その事に、ほんの一瞬だけ助かったと思ったんだけど――。
「これだけあれば、しばらくは大丈夫だろ」
どうやらそれは乾き始めていたローションを補充するためだったらしい。
零れるくらいに追加のローションを手に取った智樹が、再び私にその手を近づけてくる。
そこが、限界だった。
腰が砕けて、視界が縦にスライドする。
踏ん張ることなんてできるはずがなかった。
お尻をしたたかに打ちつけた痛みに、一瞬目の前に火花が散る。
だけど、そんなものは、その後のことに比べたら大した問題じゃなった。
「――ぬぉ!?」
圧し掛かってくる重み。
密着する肌と肌の感触。
決してマッチョというわけではないけれど、スポーツのおかげで引き締まっている智樹の体。
それでも、それだけならまだ辛うじてだけど耐えられたのかもしれなかった。
だけど――、
「ひ……っ!」
下腹部に――熱くて硬いものが当たってる――。
智樹がお風呂場に入ってきた直後に一度見てしまって、それからは何とか意識しないように必死に心がけていたそれが、今タオル一枚を隔てて押し付けられている。
それを認識した瞬間、私の脳を思考を放棄してしまった。
「だ、だから、あれは神に誓ってわざとじゃなくてだな……」
智樹が必死に弁解している。
その体には至るところに青あざができていたりもするけれど、とりあえず今は気にしないことにしておこう。
場所が変わって、ここは再び智樹の部屋だ。
お風呂場での結末は、そりゃあ悲惨なものだった……らしい。
それまでの胸への愛撫による興奮の残滓に加えて、圧し掛かってくる智樹の体重と、押し付けられたあれの感触。
それらは私から理性を奪い取るには十分すぎるほどに十分すぎたということ。
完全にパニックに陥った私を、それでも智樹は必死になって止めようとしてくれたらしい。
だけど、あの場における智樹の手はこれ以上ないくらいにぬるぬるで、床にもかなりの量のローションが飛び散っていた。
この状況では、いくら体格差の有利があっても、暴れる相手を押さえつけるのが極めて困難だったことは容易に想像がつくというもの。
加えて、押さえ込もうとすればするほど、私の抵抗は火がついたように激しくなったんだとか。
智樹の言い分によれば、実際のところは腰が砕けて尻餅をついた私の足が、ちょうど智樹のそれを払う形になって彼の方も倒れこんできたらしい。
だけど、あの時の混乱しきった私の中では、我を忘れた智樹に押し倒されたくらいに事実が捻じ曲げられていたのかもしれない。
それぐらい、あれの感触は生々しすぎたということなんだろう。
「だけどさ、その直前で、私確かにちょっと待ってって言ったよね?」
あそこで智樹が止まってくれてれば。
責任転嫁だとはわかっているけど、そこだけはかなり納得がいっていない。
「そ、それは、悪かったって。
けどあの状況でだな……」
「言い訳するんだ?」
智樹がぐっと息を詰まらせる。
「思ったんだけどさ……私達、こういうの向いてないんじゃない?」
キスの時といい今回のことといい、まるで呪われているみたいに無残な結果に終わっているのは気のせいじゃないだろう。
「ちょ、ま、待て! 早まるな!」
思わず口を突いて出た私の言葉に、智樹の悲鳴じみた叫びが響いたのだった。
今回はここまでです。
こ、ここで焦らし展開ですか!?
バランスをとるためというわけでもないんですが、全く別の話を投下します。
完全にむりやりなので、ご注意ください。
肌に圧力すら感じるほどの光の本流。
まるでその流れに押し流されるように、自分の中から力が外へと流出していく。
全身を包む脱力感。
あまりの光量に固く目を閉じていたフィオナは、その中でガラスが砕けるような音を聞いた。
やがて生まれた時と同様、唐突に光の爆発が収束し、ようやく目を開けた神官の少女は、自らの願いが無事神に届いたことを確認して胸をなでおろした。
広く薄暗い石室。
遺跡の最深部に存在するその部屋の中、その様子は彼女が目を閉じる前と後で1つの違いが生まれていた。
目の前で倒れていた男の姿が消えている。
冒険者としても、女としても、彼女にとってかけがえのないパートナー。
今回の冒険が終わったら冒険者を引退して家庭を持とうと約束までしていたのだ。
それほど、この遺跡で手に入った古代の文明の遺産は莫大なものだった。
まさに宝の山としかいいようがない手付かずの遺跡。
恐らく数日前にこの地方を襲った地震によって入り口が露出したのだろう。
彼女達がそれを発見したのは本当に偶然だった。
だがそれは幸運と呼ぶのは、いささか無理があるのかもしれない。
少なくとも、このような状況になってしまっては。
目の前、直前まで男が横たわっていた場所には、かなりの広さの血だまりができている。
そしてその向こう側で直立しているのは、山羊の頭部を持った悪魔だった。
(これだけの遺跡なんだもの。
守護者の存在を予想するべきだった)
そんな思いがフィオナの胸裏を埋め尽くす。
だが、それはあまりにも今更だった。
この部屋の唯一の出入り口は完全に封鎖され、加えて神の奇跡を行使するための力は既に底をついている。
こうなってしまえばいかに修練を積んだ神官といえども、ただの少女に過ぎなかった。
それがわかっているのだろう、対峙した悪魔の方も一旦攻撃の手を止めている。
手には血に濡れた禍々しい意匠の大剣。
彼女の仲間を切り裂いたそれを、まるで用済みとばかりに床に突き立てた。
「愚かだな」
文字通り地獄の底から響いてくるような重低音。
ひどく聞き取りづらい悪魔の声に、フィオナはわずかにその身を震わせた。
「あれだけの奇跡、死にぞこないの転送に使うとは全くもって愚かとしか言いようがない」
「……悪魔などにはわからないでしょうね」
幼い頃から神の教えに身を寄せていたため、フィオナは神官として同年代の少女の中では飛び抜けた実力を持っていた。
それでも、まだ20年にも満たない彼女の人生の中で、本物の悪魔と対峙することなど初めてだ。
ともすれば萎えそうになる気力を振り絞って、フィオナは悪魔に対して切り返す。
この程度のことで激昂して襲い掛かってきたりはしない。
むしろ興味を引いて会話を続けられるかもしれない。
そう判断して、あえて挑発的な口調で言い放った。
(今は1分1秒でも時間を稼がないと。
彼が助けに来てくれるまで……)
「けれど、私は間違ったとは思っていないわ」
途中で引き返さなかったことを悔いてはいても、男を転送するために最後の力を使ったことを、フィオナは欠片ほども後悔してはいなかった。
彼女が先ほど使った奇跡は、"願い"と呼ばれる極めて高位のもの。
この奇跡は"治癒"や"解毒"とは異なり、それそのものに具体的な効果が定まっていない。
その名前通り、その時点での行使者の願いを現実化させるものだ。
その奇跡に対し彼女が願ったのは、瀕死の重傷を負った男を今回の探索の際に拠点にしていた町の神殿へと転送することだった。
その選択を、悪魔は愚かだと断じている。
「あれだけの力をもってすれば、我を消滅させることは不可能でも、自らが助かるだけなら容易であっただろうにか?」
その言葉に、少女は内心で戦慄する。
"願い”の奇跡によって生み出される強制力は、極めて強力としかいいようがないもの。
それをもってしても消滅させられないとなれば、目の前の悪魔は今の彼女達では逆立ちしても勝てる相手ではなかったということだった。
そもそも"願い"すら、本来ならまだ彼女には到底行使できない奇跡だったのだ。
遺跡で見つけた強力な魔術補助具の力を借りて辛うじて成功したものの、かなり分の悪い賭けではあった。
(それでも、2人が助かる可能性はそれしかなかった)
彼を神殿に転送して治療を受けさせ、援軍を連れて助けに来てもらう。
彼女自身が逃げれば、どんなに急いで駆けつけても瀕死の重傷を負った男は間違いなく命を落としていたはずだった。
そして、彼女には助けが来るまで1人で生き延びるための、十分な勝算もある。
だから、これが最善の手。
そうフィオナは信じていた。
「まあいい、このようなことを如何に論じようとも、平行線の脱せまい」
そこで言葉を区切り、悪魔がゆらりと動き出そうとした。
「ようやく殺す気になった?」
その機先を制するように、フィオナは表面上だけでも強気を維持しながら悪魔に告げる。
彼女が生き延びるための、たった1つの駆け引き材料を。
「けれど、私を殺せばあなたも道連れにしてあげるわ」
さしもの悪魔もその言葉に再び動きを止め、彼女の続く言葉に耳を傾けようとしているようだ。
その事に、フィオナは軽い安堵を覚えた。
ただのはったりと鼻で笑われ、殺される可能性も間違いなくあった以上、この流れは悪くないもの。
そして、これは決して実のないはったりなどではなかった。
「私達はあなた達のような神の教えに背いた者に殺された時、その命と引き換えに一瞬だけではあるけれど神を降臨させることができるの」
その際に放たれる力は、先ほどの奇跡の比ではない。
いかに高位の悪魔とはいえ、さすがに抵抗できるはずがなかった。
「さあ、それでも殺せるかしら?」
もしこの相手が意思の疎通など不可能な低級悪魔だったならば、力を使い切ったフィオナは為す術もなく殺され、そしてその命と引き換えに相手を消滅させていただろう。
けれど、今目の前にいるのは人間と同じ、いやそれ以上の知性を持った上級の悪魔だ。
だからこそ、人間1人と相打ちなどという結果は受け入れられないはず。
これが、彼女がこの状況でも生き延びるための切り札だった。
自身の持つ最強のカードを示したフィオナ。
だがそれに対する悪魔の反応は、喉を詰まらせるような吐息を漏らすというものだった。
それを、この悪魔が笑っているのだとわかるまで、わずかな時間が必要だった。
「……? 信じていないのかしら?」
背中を伝い落ちていく冷たい汗を感じながら、フィオナは焦りの感情を必死に押し殺そうとした。
悪魔がこちらの言うことを信じない。
それは危険な展開だった。
証明しようにも、これに関しては死ぬより他に方法がない。
それでは意味がないのだ。
(神の僕としては失格かもしれないけれど、私はまだ死ぬわけにはいかない)
男の顔を思い浮かべながら、フィオナはそんなことを考えた。
「いや、信じるとも。
自らを信じるものを使い捨ててでも敵を打ち倒す。
いかにもあれの考えそうなことだ。
いや、たいした呪いだよ」
耳障りな笑い声を交えながら紡がれる神を冒涜する言葉に、フィオナは頭に血が上っていくのを感じていた。
先ほどは自分が信徒としては失格かもしれないとは考えたが、それでも彼女にとって神の存在が極めて大きなものであることに違いはない。
その言葉だけは聞き捨てならなかった。
「呪いなどではないわ。
神の教えに殉じた者の魂は、その御許へと招かれ永遠の安息を得るんだもの」
「ものは言いよう……いや、またしても平行線になるだけだな。
さて、そろそろ会話の時間は終わりにしよう。
心配せずとも、もとより殺すつもりなどない」
それだけ言い放ち、今度こそ悪魔が一歩を踏み出した。
その言葉を証明するように、大剣は床に突き立てたまま置き去りにして、フィオナにゆっくりと歩み寄ってくる。
その間、近づいてくる悪魔の股間で起こった変化に、少女は生理的な嫌悪感から全身の毛を逆立てた。
隆々と勃起する異形の男性器。
それは、悪魔がこれから何をしようとしているのかを何よりも雄弁と物語っていた。
とっさに後ろに下がろうとする足を叱咤して、何とかその場に踏みとどまると、それを見た悪魔が感嘆したような吐息を漏らす。
「ほう、これを見て動じぬとは大したものだ。
だが、一応動きは封じさせてもらうとしよう。
自ら命を絶たれたのでは興ざめだからな」
そんなことはしない。
教えによって禁じられている上、そもそも今のフィオナは男が助けに来るまで何をしてでも生き延びようと決意している。
だが、そう言い返すだけの時間の余裕はなかった。
悪魔の口が細かく動く。
けれどフィオナの耳には何の音も聞こえてこなかった。
悪魔独自の言語による魔術行使。
フィオナはそれに抵抗するため、精神を集中させねばならなかったからだ。
「……な!?」
結果から言えば、悪魔の魔術に抵抗しようとする彼女の意思は無駄なものだった。
悪魔の体から滲み出した魔力が向かったのは彼女自身ではなく、床に広がる血だまりだったのだ。
男の流した大量の血が突如沸き立ち、無数の鮮血色の触手が伸び上がる。
それらはフィオナの両腕を束縛し、一息にその体を引き上げていく。
同時に両足にもそれぞれ巻きついた触手によって開脚を強制され、ちょうど人の字に空中で磔にされてしまった。
純粋に物理的なその触手の行為に対し、フィオナに抵抗の余地はない。
愛する男の血液を拘束具に使う悪辣さに歯噛みする神官の少女。
そんな彼女にできる抵抗は、悪魔の爪によって一息に衣服の前部を引き裂かれても悲鳴を上げないことぐらいだった。
一見したところはただの布であっても、そこには幾重にも防護の魔術が込められている。
けれど、そんなものはこの悪魔の爪の前では何の役にも立たなかった。
憎むべき敵の目にその身を晒される恥辱。
少女は表情に出そうになる弱気を懸命に押し隠して、悪魔を睨みつけていた。
「ふむ、ますますもって大したものだ。
いや、存外犯されるのを期待していたのかもしれぬな」
「誰が、期待してなど……」
あまりにも侮辱的な悪魔の言葉に、羞恥心を凌駕するほどの憤りを覚える。
期待など断じてしていないが、それでも予想はしていたのだ。
悪魔が女に対してすることなど、殺すか犯す、そのどちらかしかない。
そしてその内の片方を封じたのは他でもない彼女。
となれば自らを待ち受ける運命など、容易に想像できるというものだった。
怖くないわけがない。
けれど、せめて情けない姿だけはみせまいと気を張っていたからこその、この反応だった。
先の一撃で衣服は完全に左右に分かたれている。
無造作に見えてその実極めて精密だった悪魔の一撃は胸を覆っていた下着も残さず引き裂いていたせいで、完全に2つの膨らみは暴かれてしまっていた。
まだ彼にも見せていない控えめな乳房。
せめてもの救いは、下腹部だけはまだ下着が無事だったおかげで、悪魔の視線から逃れられていることぐらいだった。
「まあ、どちらでも同じことだ。
すぐに自ら求めるようになる」
フィオナの睨みつけるような視線などそよ風程度にしか感じていないのか、あたかもそれが当然の未来であるかのように宣言する。
その言葉に彼女が反駁しようとした、その瞬間だった。
ブシュ、というガスが抜けるような小さな音が彼女の鼓膜を震わせる。
それが何なのかは理解できぬまま、それでも本能的に危険を察したフィオナは出しかけた言葉を飲み込んで息を止めた。
一拍遅れて、彼女の嗅覚をついぞ嗅いだことのない異臭が刺激してくる。
強いていうなら熟しすぎてドロドロに腐り落ちた果物の匂いを何十倍にも濃縮したような、そんな匂い。
(……これは、いったい?)
まともに吸っていたら胸が悪くなるどころではなく、本当に嘔吐していただろう。
「いい判断だ、と言いたいところだが、息を止めたところで無駄なことだ」
悪魔の言葉に不吉なものを感じながら、それでも口をきつく引き結び、少しでもその何かを吸い込まないように注意する。
だがそれが本当に無駄な足掻きであることを、続く言葉で思い知らされてしまった。
「これは皮膚から直接浸透し効果を発揮するものだからな。
効果は、身をもって知るがいい」
悪魔の口から、ちょうどフィオナを拘束している触手にも似た色合いとしなやかさを持つ舌が零れ落ちる。
自在に操作できるのだろう、到底口腔内に収まらない長さにまで伸張したそれが、無遠慮にフィオナの乳房に巻きついてきた。
「……は、く」
その感触に、喉まででかかった声を反射的に噛み殺した。
燃えるような熱とぬめり、そして強い弾力を持った悪魔の舌は、決して豊満とはいえない彼女の胸をむりやりくびり出す様にふもとを締め上げてくる。
ギュッ、ギュッと断続的に締め付けられる幼さの残る膨らみ。
その行為に当然最初は痛みしか感じなかった。
だというのに――。
(な、なんなの、これは……?)
そこから得られる感覚が、フィオナの中で急速にその姿を変貌させていく。
まだ固さの残る乳房の芯を解きほぐすような甘い痺れ。
初めての感覚に戸惑うフィオナに追い討ちをかけるように、胸の先端で火花が弾けた。
「……くぁあ!?」
「さすがに今回は抑え切れなかったな」
そもそも発声の仕組みが違うのか、舌を出したままでも悪魔の言葉は今まで通りだ。
だがその振動は確かに舌を伝わって、フィオナの心と体を揺さぶってくる。
「ひぅっぅ!?」
またしても胸の先端で目もくらむような激感が炸裂する。
意思とは無関係に喉が引き絞られ、自分でも情けなくなる声が出てしまう。
(な、なにが……)
せめてその激感の正体を探ろうと、視線を落としたフィオナが見たものは、赤黒い舌に巻きつかれた乳房の先端ではしたなく勃起する自らの乳首だった。
(そんな、どうして……)
悪魔の唾液を塗され、てらてらと濡れ光る敏感過ぎる小粒。
舌はその長さを生かしてふもとを絞り上げると同時に、その先端で乳首を押し潰すように刺激してくる。
「ふああっ!?」
またしても脳を焼き尽くすような感覚。
それは、紛れもない快感だった。
(さ、さっきのあれが……)
人を狂わせる魔毒。
悪魔がそういったものを使うことは文献では学んでいたが、ここまで劇的なものだとは思ってもみなかった。
堪えようとしても堪えきれるものではない。
「どうやら察しがついたようだな」
「ひぃああ!」
舌を押し付けられた状態で喋られるとたまらなかった。
細かい振動に乳房が溶かされているのかと錯覚するほどの愉悦が脳髄を駆け上がってくる。
「しゃ、しゃべら、あああ、いや、なにか、なにかくる!」
敵に懇願していることに気づいたのは口にしてしまった後だ。
だがそれを後悔する間もなく、何かが近づいてきていることを女の本能が感じ取っていた。
その一線を越えてはいけないと、圧倒的な快感に押し流されそうになりながらも理性が必死に警告している。
(だめ、耐えないと……でも……)
それはあまりにも強烈過ぎる感覚だった。
苦痛なら、それでも堪えられたのかもしれない。
けれど、身を蕩かす快楽の前に、心より先に体が屈しようとしているのをフィオナは自覚してしまった。
無尽蔵に肉悦を吐き出し続ける自らの体。
その手痛い裏切りに、心もまた急速に追い詰められつつある。
涙が溢れ、視界が霞む。
そこに映る口角を上げた悪魔の顔を見ても、敵愾心が湧いてこない。
いや、湧いてきても一瞬で吹き散らされてしまうのだ。
「……ぁ?」
と、不意にフィオナを翻弄していた肉悦が途切れ、わずかに正気を取り戻す。
その瞬間、自らの胸中を過ぎったものが安堵と落胆、どちらだったのか、今の彼女には確信がもてなかった。
そして、それは確かめる余裕もなく、次なる行為に曝される。
「そ、こはぁっ!?」
股間を守る下着の中に、ぬるりとした感触が忍び込んできたのだ。
いや、その我が物顔での進入は忍び込むなどという生易しいものではなかった。
少女にとって何よりも大切な秘唇を余さず舐めしゃぶり、それだけにはとどまらず、会陰部を通過して恥ずべき排泄口すらもぞろりと舐め上げてくる。
そこから生み出されるおぞましさに、沸騰しつつあった意識が急速に冷やされ我に返った。
どうやら下着のおかげで、そこだけは肉体を狂わせる毒から逃れることができていたらしい。
ぴたりと閉じ合わさった処女の秘唇を割り開くように押し付けられてくる悪魔の舌。
だがそれは――、
「ぬぅ――!?」
普通ならばありえない反発にあって押し返された。
ただ表面をなぞるだけならともかく、フィオナの意思に反して進入しようとすれば発動する結界。
それが、悪魔の毒と舌に曝される前は、犯される直前になってもフィオナが取り乱さずにすんだ理由の中で最も大きなものだった。
だがそのわずかな余裕も、魔舌による胸への愛撫を受けた今では極めて頼りないものへと変わってしまっている。
(快楽に流され、私の方が求めてしまえば効果はなくなってしまう……)
それは最初からわかっていたこの結界の欠点だった。
(でも、決してそんなことにはならないつもりだったのに……)
自信は既に揺らぎ始めている。
もしあのまま胸を責められ続け繰り返し絶頂を経験させられたら、果たして自分は最後まで抵抗し切れるのか。
未だ一度もそれを経験していないだけに不安だけがますます大きくなっていく。
けれど、フィオナの心配を杞憂だったといえなくもなかった。
なぜなら、悪魔が次に狙いを定めたのは、早くも性感帯として開発されつつある胸ではなく、別の場所だったからだ。
下着が引き下ろされ、為す術もなく股間が露になる。
役目を終えたように口腔内に戻っていく悪魔の舌。
暴かれた股間を隠そうにも両腕は頭の上で拘束されたままで、足を閉じることすら不可能だった。
そして、その開脚を強いられた足が持ち上げられていく段になっても、少女はただ為すがままになるしかない。
腰を基点に上半身と下半身を2つに折りたたんだ体勢。
秘すべき股間を悪魔に突きつけるようなその姿勢に、さすがに顔が燃え上がりそうな羞恥を覚えた。
けれどその熱も、排泄口に焼けた火箸の如き熱を持った悪魔の性器を突きつけられると、まるでその熱の全てを吸い取られたように一瞬で冷えてしまう。
ここまでくれば、目の前の悪魔が何を考えているかは、さすがに性の知識に疎いフィオナでも容易に察しがついた。
「前が使えるようになるまで、こちらで楽しませてもらうとしよう」
(まさか、そんな……)
察しはついたが、到底信じることができない行為。
だが悪魔はそれをなんでもないことのように敢行してくる。
「さしもの神も、不浄の穴までは守ってくれぬとみえる」
勝ち誇ったような悪魔の言葉。
彼女の信奉する神を冒涜するそれに対する憤りすら、感じている余裕は今のフィオナにはなかった。
「あ、――ぐ、ぁぁ」
清楚にすぼまった蕾を、力任せに押し広げてくる悪魔のペニス。
それは全体のシルエットこそ人間に近いが、全体のサイズ、そして特にエラの張り方は段違いだった。
めりめりという音が聞こえそうなほどむりやりに、乙女の狭穴を蹂躙される。
そこに悦楽などは到底ない。
ただただ嫌悪感と息苦しさ、そして身を引き裂かれる激痛に、フィオナはそのおとがいを反らしながらも耐え続ける。
それでも、その行為は彼女にとって先ほどまでよりはまだましだったと言えなくもなかった。
(苦痛だったら、どんなに辛くとも耐えられる……)
そう、思った。
その浅はかな考えをあざ笑うかのように聞こえてきたのは、聞き覚えのある1つの音だ。
ガスが抜けるようなブシュ、という音に、フィオナの中を戦慄が駆け抜ける。
(そんな――そんな……)
その音の発生源は、あろうことか自分の中。
最初の時は気づかなかったが、処女すらもよがり狂わせる悪魔の毒の発生源がそれの持つ生殖器であることは、最早否定しようのない事実だった。
その後自分が晒した痴態に、目の前が絶望で暗くなる。
(あ、あんなものをお腹の中に吹き付けられたら……)
空中のように拡散することもなく、その全てが余すところなく粘膜から吸収されてしまう。
そこから生み出されるであろう肉悦に、フィオナは心の底から恐怖した。
けれど、その恐怖も長くは彼女の胸の内に留まれない。
「あ、あああ、あああああああ!?」
一度は侵攻を止めていた悪魔の一物が動きを再開した途端、頭を鈍器で殴られたような錯覚に陥った。
それがあまりにも強すぎる快楽によるものだと理解したのは数秒後。
そしてその考えもすぐさま肉悦に押し流されていく。
奥まで押し込まれると、口から内臓の全てが押し出されていくような気がした。
逆に入り口付近まで引かれると、内臓の全てを引きずり出されるようにフィオナは感じた。
交互に繰り返される、暴虐的な人外の責め。
その両方に、狂おしいほどの快楽が付随していた。
大きく張り出したエラで腸壁をこそがれると、どうしようもないほどの愉悦が全身を電流のように走り抜ける。
両手両足を触手に拘束され、腰の両脇を悪魔の手によって掴まれているフィオナの全身が、打ち上げられた魚のように激しく痙攣する。
半ば白目を剥き、開けっ放しになった口元から舌を突き出し快楽に喘ぐ。
とめどなく溢れ出した唾液は胸へと滴り落ち、先ほど丹念に塗りこまれた悪魔のそれと混ざり合って淫猥な湯気を立て始める。
薄い肉壁一枚隔てた膣内からは、通常ありえないほどの愛液が分泌され、そのとば口からブシュブシュとはしたない音を立てて排出されている。
床にできた液だまりから立ち上る濃密な牝の淫臭。
それがフィオナの燃え上がった性感に拍車をかける。
(こ、こわれる、このままじゃこわれ――)
目の奥ではひっきりなしに火花が散って、視界を白光が埋め尽くしていく。
「いや、いやいやいや、いやぁぁあぁぁああ!!」
そして視界の全てが白に埋まった瞬間、少女は始めての法悦に打ち上げられていた。
以上です。
GJ
といいたいが貴様の焦らし展開は辛い、続きを
下がりすぎAGE
>>62の続きです。
こちらの話はこれで完結です。
意識を取り戻して最初に感じたのは、腹部の突っ張るような感覚だった。
「あ……わ、たしは……」
意識が混濁していて、現状がうまく認識できない。
まだ夢を見ているような、そんな気すらした。
せいぜいわかることと言えば、祭りの日、丸焼きにされる豚のように両手両足を天井から吊られていることぐらい。
(おなか、くるしい……)
そんな感覚に誘われるように、自らの体に視線を向ける。
「……ぁ、え、ぁ?」
そこで見たものに、口から意味を成さない言葉が漏れる。
そこにあるのは、まるで妊婦のようにぽっこりと膨らんだ大きな腹。
臨月、とまではいかないが、明らかに異常な状態だった。
(そ、んな……孕ま、されたの?)
いったい誰にか。
そんなものは考えるまでもなかった。
意識を失う前の記憶が、ようやく浮上し始める。
初めて性の頂を経験したばかりのフィオナに対し、悪魔は一切の容赦というものをしなかった。
まだ絶頂に伴う痙攣すら続いている間も、ただひたすらに腰を打ち付けてくる。
一度達して敏感になっているところへの、その責め。
立て続けに2度3度と絶頂に追いやられた初心な少女は、恥も外聞もなく悪魔に動かないでほしいと懇願した。
けれど、それが聞き入れられることは結局なく、悪魔は自らが射精するまで1度として手を弛めることをしなかったのだ。
その間、フィオナは何度達しただろう。
その数が両手に余るようになったあたりから、最早1つ1つの頂を区別することができなくなっていた。
そして記憶に残っている最後の瞬間。
体内に注ぎ込まれた熱湯の如き精液の衝撃で、神経が焼き切れたようにフィオナは失神したのだった。
(大丈夫、まだ結界はやぶられていない……)
少女の純潔を守る結界は、たとえ本人が意識を失っている間も効力を失うことはない。
けれど、いったい何が大丈夫なものだろうか。
確かにそこへの挿入こそ防げてはいるものの、不浄の穴を突き回され幾度となく絶頂へ叩き込まれておいて大丈夫も何もあったものではなかった。
「……あ、ぐ」
突如、腹の奥で遠雷の如き低音が響き渡って、思わずうめき声を上げてしまった。
そう、ここまで記憶が戻ってくれば、この腹の膨らみの正体もさすがに見当がつくようになる。
にわかには信じがたいことだが、少女の腹を押し広げているのは悪魔の吐き出した精液だった。
いったいどれほど注ぎ込めばここまでなるのか。
人外の吐精量はフィオナの想像をはるかに絶していた。
(くるしい……けど……)
本音を言えばすぐにでも、汚らわしいそれを排出したい。
少なくとも少女の体はそう訴えかけていた。
「出したいなら出せばよかろう。
もっとも、できるものなら……だがな」
少女がちらりと向けた視線に応じるように、悪魔が言葉を投げつけてくる。
玉座と呼ぶに相応しい椅子に、悠然と腰を下ろしている憎むべき敵。
その目の前で、尻から精液を垂れ流すのは、いかに穢された身ではあっても羞恥が勝った。
あれだけ太いものを挿入されても、まだフィオナのすぼまりは健気に口を閉じ猛烈な便意に抵抗する。
「ぐ、ぅぅ……」
猛烈な便意と羞恥の間で板ばさみになった少女の心が苦悶する。
全身にねっとりとした脂汗が浮かび、腹から響く音は1秒と間をおかずに鳴り続けた。
わずか数秒が永遠にも感じられる拷問のような時間。
最初こそ羞恥心が勝ってはいた。
けれど、持久戦になってしまえば純粋な肉体的欲求の方に分があるのは火を見るよりも明らかだ。
(だ、だめ、これ以上は……)
一瞬とはいえ、心の中で弱音を吐いてしまった瞬間、その趨勢は逆転してしまう。
必死に抗っていた堤防が決壊し、石室の中に汚らしい水音が響き渡ってしまっていた。
「――――――!!」
その獣のような雄叫びが自分の口から出ていると、最初フィオナは気づかなかった。
だが極めて粘度の高い、すでに半固形と言ってもいいほどの悪魔の精液が腸内、そして肛門を通過していく時の快感は、少女の想像のはるか上を飛び越えている激感だ。
そこに腹部の圧迫感から解放される安堵感までをも加えられては、意識を失うまで嫌というほど肛姦の味を覚え込まされた少女の心は耐え切れなかった。
一気にぶり返してきた肉悦に、為す術もなく絶頂する。
悪魔の精液をひり出しながらの絶頂。
「こんな、こんなことでぇ――!?」
あまりに倒錯的なその状況に、被虐的な快美感すら感じてしまう。
視界の隅に映る悪魔の瞳は、そんなフィオナの様子を余すところなく観察している。
その視線が、さらに少女の心を急き立てていく。
それだけでも、フィオナの心は十分すぎるほど十分に打ちのめされていただろう。
けれど悪魔の嗜虐心は、その程度で満足してはくれなかったらしい。
再び細かく動き始めたその口元が、フィオナの心を震え上がらせた。
何らかの魔術行使。
そしてその効果はすぐさま現れ、ぎりぎりまで追い詰められた少女の体に追い討ちをかけてくる。
(そんな、また入って――!?)
フィオナの心が驚愕に凍りついた。
彼女の体は鮮血の触手によって天井から吊られている。
それ故、当然彼女の体内から追い出された悪魔の粘液は、重力にしたがって床まで勝手に落ちていくはず。
事実、途中までは確かにそうなっていた。
けれど今、まるで時間を巻き戻しているかのように一度出て行った精液が、逆流を開始している。
我先に我先にと、少女の秘穴に舞い戻ってくる悪魔の精液。
一度決壊したフィオナのそこに、それを拒むだけの力が残されているわけもなかった。
一度は薄れつつあった圧迫感がその存在感を取り戻してくる。
(苦しい……苦しいのに、なんでぇ?)
一方で、心を満たすような充足感をも確かに感じてしまう。
そんな自分の変化に涙が溢れて止まらなくなる。
加えて、精液に及んだ異変はすでに排出されたものだけにとどまるものでは当然なかった。
まだ腸内に残っている精液は、追い出されまいと必死に抵抗を開始したのだ。
まるで腸内を無数の舌に舐め回されているような異様な感覚。
そこから生まれる快楽は、ペニスを挿入された時のような力づくで屈服させようとするものではなく、巧みに抵抗する意思を奪おうとする類のものだ。
「いやあぁ、こんなのいやぁぁ!!」
手足を拘束する鮮血の触手同様、かりそめの命を与えられた精液スライムに排泄器官を嬲られる。
魂から迸るような悲鳴をあげながら、フィオナはまた屈辱の絶頂を味合わされてしまった。
出しては戻され、出しては戻され。
ようやくその地獄とも天国とも言えるサイクルが終わった時、フィオナは精も根も尽き果てたような状態だった。
いつ再び気を失ってもおかしくないその状態を辛うじてとどめているのは、皮肉にも体内でうごめくスライムのおかげだ。
腸粘膜を絶えずチロチロと舐め上げられるその感覚に、強制的に意識を繋ぎ止められている。
絶頂に押し上げられるほど苛烈な責めではなく、焦らすようなその刺激に、まるで脳を遠火であぶられているような錯覚すら感じていた。
悪魔が見ていることがわかっているのに、何かを求めるように腰を揺らめかせてしまうのを止められない。
「どうだ、そろそろ我を受け入れる気になってきたのではないか?」
その言葉に、意思とは無関係に視線が悪魔の股間に吸い寄せられてしまう。
そこにあるのは猛々しい隆起。
本来はそのための場所ではない尻穴ですら、あれだけの快楽を生み出したのだ。
元よりそのための場所である膣に挿入された時の快感はでれほどのものだろうか。
胎奥にあの毒を吹き付けられ、凶悪なまでに張り出したエラで膣襞を抉られたら。
考えまいとしているのに、そんなことばかりが頭に浮かび、喉をごくりと鳴らしてしまう。
それでも、少女は愛する男の顔を思い浮かべて、拒絶の言葉を搾り出した。
「だ、誰が悪魔など、にぃぃぃ!?」
その決意の言葉すら、一瞬動きを強めた精液スライムによって、情けない悲鳴じみたものへと塗り替えられてしまうのがたまらなく悔しかった。
そのフィオナの拒絶に対し、悪魔は気分を害した風な様子も見せず、またしてもあの耳障りな笑い声を漏らしていた。
「途中意識を失っていたとはいえ、半日もった女はそうはおらぬ。
いや、本当に大したものだ」
その口調には偽らざる感嘆の色が含まれていた。
だがフィオナにしてみれば、悪魔などに褒められたところで微塵も嬉しくなどない。
それよりも、その言葉の中にあった1つの単語に新たな絶望が込みあがってくるのを感じていた。
(ま、まだ、半日……)
意識を失っていたのを差し引いても、自身の時間感覚などとうの昔に崩壊している。
地下深いこの部屋では当然外の様子など見えるわけもなく、この責めが始まってどれくらい経つのか、フィオナには全くわかっていなかった。
そこへ提示された半日という時間。
助けが来るまでに必要な時間は、どう短く見積もっても1週間はくだらない。
これだけ高位の悪魔を倒すとなれば、大神殿にいる高位の神官の助力を求める必要があるからだ。
今頃、神殿で治療を受けた彼が奔走してはくれているはずだが、それでも高位の神官が軽々しく動けるわけがないということを当のフィオナ自身が誰よりもよく知っていた。
だから、どんなに短く見積もっても1週間。
1ヶ月以上かかる可能性すら、決して低くはないだろうというのが、フィオナの見解だった。
それでも、耐えるつもりだった。
向こうの命を盾にして殺されることを回避し、結界で純潔も守り通す。
今にして思えばあまりにも甘い計算だったことは認めざるを得ないが、それでもそこだけは死守しなければならなかった。
そう改めて決意を固めたフィオナは、自分の体重が一瞬消えたような感覚に襲われた。
それが天井から吊られた体を下ろされているせいだと理解したのと、再び不浄の穴に固い何かを突きつけられたのはほぼ同時だった。
最早条件反射のように、期待と恐怖で心臓が高鳴る。
(でも、これはいったい……)
悪魔はまだ玉座に座ったままだ。
いかに悪魔のそれが長大であるとはいえ、さすがにそこから届くものでもない。
現にその先端はまだフィオナの視界の中にある。
ならば今宛がわれているものはなんなのか。
「――っ!?」
首を巡らせた少女は、それを見た瞬間思わず息を詰まらせていた。
しばらく前、悪魔が床に突き立てた大剣。
自分の体の下にあるのは、まさにそれだった。
最愛の男を切り裂いたその大剣の柄が、今度は自分の菊門を押し開こうとしている。
「あ、ふあ、ああぁぁぁ……」
自重によって、深々と剣の柄を咥え込まされる。
男性器にも似た金属の固さ。
男性器とは対照的な金属の冷たさ。
握りをよくするためのわずかな凹凸に、本人の意思とは無関係に開発されてしまった肛穴は従順に従い微妙な開閉を繰り返す。
それがたまらなく心地良かった。
心地良くてたまらない。
フィオナ自身が分泌した腸液と、たっぷりと注ぎ込まれていた精液のおかげで、その挿入は驚くほどにスムーズだった。
だがそれだけに、快楽だけを純粋に感じてしまう。
スライムと違い、確かな形を持ったものの挿入。
焦らされていた性感が、一気にその炎を燃え上がらせる。
「あは、はあぁぁん……」
特上の性感帯となった腸粘膜をごりごりと刺激されると、口からは自然に甘ったるい吐息を漏らしてしまう。
悪魔のペニス、精液スライム、そして大剣の柄。
感じたくもない、本来感じるはずもないそれらの進入に、全身が溶け崩れるほど感じさせられてしまう無力感。
半日ほど前に植えつけられ、わずかな時間で急速な成長を果たしてきた被虐的嗜好。
それが今、大輪の花を咲かせようとしていた。
スライムや悪魔と異なり動いてくれない大剣の柄に対し、少女は自ら腰を動かして快楽を貪っていることにすら気づいていない。
開花を促すように、腸内のスライムがその動きを活性化させる。
柄が届かないほどの奥の奥を舐め回す一方で、一部が外へと這い出してくる。
「くふ、ぅん……」
隙間などありえないほどぴったりと吸い付いた肛門と柄の間をむりやり通りぬけられる感触に、フィオナは全身を震わせることでその快感を表現した。
そうやって軽い絶頂を少女に与えたスライムは、薄く薄く広がりながら彼女の全身を覆い隠していく。
その魔手から逃れられたのは首から上と、処女とは思えぬほどぷっくりと充血した卑猥な陰阜だけだ。
その2箇所を除く全身が、スライムの無数の舌に這い回られる。
真っ先に開発されていた乳房からは、すぐさまとめどない肉悦が溢れ出し始めた。
けれどフィオナにとっての性感帯は無論胸だけなどでは決してない。
元来敏感なわき腹、膝裏、わきの下などは言うに及ばず、本来そんな感覚とは無縁のはずの場所からすら、それ単体でも十分法悦を得られるだけの快感を生み出されてしまう。
手の指、足の指を1本ずつ丹念にしゃぶられると、その数と同じだけの絶頂がまとめて少女の性感を貫いていく。
背中を這い回る精液は、まるで背骨の中まで入り込んで這いずっているかのように感じられていた。
ムッとするほどの牡の性臭。
普通なら顔をしかめるべきその匂いすら、頭がくらくらして思わず胸いっぱいに吸い込んでしまう。
体の内と外から無尽蔵に湧いてくる悦楽。
(きもち、いい……のに、でもぉ……)
間断なく訪れる絶頂の波の中、満たされていると感じる一方で、どうしようもないほどの物足りなさも感じていた。
その理由などわかりきっている。
ずっとおあずけを食らっている少女の秘園が、自分にもその快楽を寄越せと叫んでいるのだ。
意識が溶けそうなほどの絶頂を味わえば味わうほど、沼のそこに溜まる腐泥のようにそこを貫かれることへの渇望が降り積もっていく。
(だめ、だめ、それだけは、だめぇ……!)
一瞬でも気を緩めれば口から飛び出してしまいそうになる言葉を必死に押さえ込む。
「たえ、る……たえてみせる……ぜったい……たすけが、かれがきて……」
嵐のような快楽の中で、男の顔を思い浮かべる。
何度肉悦に押し流されようと、繰り返し繰り返し思い描いて心を奮い立たせ続けた。
ゴールははるか遠くとも、絶対そこまで走り抜いてみせる。
それだけを思って、フィオナは暴力的な快楽に抗い続けた。
「あの男なら、とうに死んでいる」
懸命に耐えていたフィオナの意識が、その悪魔の言葉に一瞬で凍りつく。
それを合図にしたかのように、一旦活動を停止させる精液スライム。
そのおかげと、あまりにも衝撃的な言葉の内容に、皮肉にもフィオナは手放しかけていた正気をわずかに取り戻すことができてしまった。
「な、そんな、そんなはずない!」
とっさに放ったのは否定の言葉。
そんなこと信じられるわけがなかった。
確かに彼が負った傷は深かった。
けれど、すぐに"治癒”の奇跡を施せば十分に助かる程度でもあったのを少女ははっきりと確認している。
だから最後の力で彼を転送したのだ。
それでなくとも、最愛の彼がもうこの世にいないなどと信じられるわけがなかった。
「どんなに否定しようとも、これは事実だ」
「そんなわけない! そんなわけ――!」
冷静さなど欠片もなく、駄々っ子のように喚き散らすフィオナ。
これは自分を絶望させるための悪魔の計略。
フィオナはそう自分に言い聞かせた。
(なのに、なんなのこの不安は……!?)
理性よりももっと奥深く、本能の部分が悪魔の言葉は真実であると肯定しているような気がしていた。
思考と直感、相反する2つのそれらに挟まれて混乱する少女。
そんなフィオナに、静かに立ち上がった悪魔がゆっくりと近づいてくる。
「ひぁぁ!?」
触手によって体が持ち上げられ、後ろの穴に挿入されていた大剣の柄がずぶりと引き抜かれた。
少女の体液をまとって湯気を立てるそれを悪魔は無造作に掴んで引き抜くと、それをフィオナの胸元へと突きつけてくる。
汗と唾液に塗れた2つの膨らみのちょうど中央に、大剣の切っ先が沈んでいく。
かすかな痛みに、一瞬胸を掠める死の恐怖。
けれど、大剣は本当にその切っ先わずか数ミリを埋めただけで引き抜かれていった。
小さな安堵の吐息を漏らしつつ、少女は悪魔の意図がつかめないまま、ますます混乱してしまう。
「その傷、治してみるがいい。
わずかならば力も戻っているだろう」
繰り返し我を忘れるほどの性感に曝されて消耗しきってはいるものの、気を失っていた時間もあるおかげで確かに"願い"の奇跡を行使した直後に比べれば、力が戻ってきているのは確かだった。
今ならば初級の"治癒"ぐらいならば可能だろう。
けれど、心の中で別の自分が止めろと声高に叫んでいた。
それは悪魔のいいなりになることを拒んでいるのではない。
もっと別の、それをしてしまったら何か致命的なことが起こることを本能的に感じているからこその制止だった。
それでも、何もわからないこの状況にフィオナの心は耐え切れなかった。
奇跡を行使するために、精神を集中させていく。
"治癒"の奇跡ならば、今まで数え切れないほど使ってきた。
奇跡が発現する瞬間の慣れ親しんだ感覚。
さすがにスライムの責めを受けながらでは不可能だが、それが動きを止めている今ならば問題なく奇跡は結実する――はずだった。
「そんな――どうして――?」
確かに奇跡は発動した。
それは彼女の今までの経験から言って間違いない。
なのに、少女の胸に刻まれた傷は、全く塞がっていなかった。
「この剣によって刻まれた傷は、魔術的な治癒を一切受け付けぬ。
さて、あの男の傷は、自然治癒が間に合う程度のものであったかな?」
呆然とするフィオナのことをあざ笑うでもない、極めて淡々とした悪魔の口調。
それだけに、その言葉の意味するところは、ひどくすんなり少女の心に浸透してきた。
「そんな……そんな……」
壊れたからくりのように同じ言葉を繰り返し続けるフィオナ。
その瞳から涙が零れ落ちることはなく、代わりとでも言うように少女の胸の中心からは赤い赤い雫が傷が自然に塞がるまでの間、ずっと溢れ続けていた。
「……して」
「ん? 何か言ったかな?」
「犯して、私を……」
希望を完全に断たれてしまえば、もう我慢する必要などどこにもない。
自分でも驚くほど自然にその言葉を口にしていた。
その言葉に、またしても悪魔が耳障りな笑い声をあげる。
けれどそれすらも、今はもうどうでもよかった。
再び床に大剣が突き立てられ、その柄を肛門で咥え込まされる。
再び動きを再開させた精液スライムに、全身を余すところなく愛撫される。
そして――、
「おおおおおおおおおおおおお!!!」
悪魔の怒張が、フィオナの処女を引き裂いていく。
今回に限っては、悪魔はあの毒を使わなかった。
もうそんなものは必要ないとばかりに、初めて異物を受け入れたそこに痛みと快楽を刻み込んでいく。
「おあああ――んぷぅ!?」
あさましく開けた大口に、悪魔の舌が潜り込んでくる。
口腔内どころか食道までも犯す魔舌。
気を失いそうな息苦しさを感じながら、フィオナの心は白光に埋め尽くされていった。
以上です。
素晴らしくファンタジー、これは間違いなく絶望。
>>79 エロすぎる・・。2回抜いた
連続投下になってしまうけど、以前からこんなスレで書きたかった話をちょいと投下します。
前半部、「浣腸」ありなので注意です。
1.きっかけ
『素人募集!木村安希のアナルを開発してみませんか?』
あるAVメーカーのホームページでそれを見つけたとき、
弘治は背筋を震わせた。
木村安希、今期3年目のAV女優。
マイナーメーカーの専属女優であるため、男への知名度はそう高くない。
しかし、ホスト上がりが街でスカウトした上玉揃いのそこに於いても、
一際華のある娘だった。
すらりと細いモデル体型。
うなじまでの、濃いべっこうの髪が気品を持たせた。
黒の艶やかさ・栗の鮮やかさを持つ光沢は見事としか言いようがない。
小さく整った鼻筋、ぱっちりとした気の強そうな瞳。
花びらを薄く裂いたようなくちびる。
「生まれ変わりたい相手」として女性誌に特集さえ組まれるほどだ。
整形との噂もあるが、それを補って余りある器量。
安希は、弘治の憧れの女性だった。
そのメーカーは極上の美少女に極めてアブノーマルな責めを施し、
それを少数の顧客にだけ閲覧させるという小粋さをウリにしている。
にも関わらず、安希だけが不自然なほど無難なプレイに留まっていた。
一番人気だけに不満の声は数知れない。
その蝶よ花よと温存してきた後孔を、どこの馬の骨ともしれぬ
素人の手で開発させる。
なるほど奇抜な企画だ。
そして――幾度ものやりとりの末、弘治は選ばれた。
応募者の中でも若輩かつ平凡で、女性経験すら全くない青年が。
それこそが企画の趣旨だったからだ。
弘治と安希がはじめて会ったのは、撮影の数時間前。
彼女はメイクやスタイリストに囲まれ、女王然としていた。
弘治の頭からつま先までをじろりと見回しながら、
ハーフじみた顔は能面のように変わらない。
やや不服そうだ、と弘治は感じる。
その時の緊張は大学の面接以来か。
宜しくお願いします、と震える声を掛けると、ひと言「うん」と返された。
共に20歳、同い年ながら、そこには自信と経験の差が立ち塞がっていた。
それでも弘治は心躍らせる。
遠い存在の彼女と、たったひと言、意思の疎通ができただけで。
もしその後の調教ぶりを知ったなら、この彼はどう思っただろうか。
撮影現場に入った途端、弘治の足取りは重くなった。
一面を覆う黒いビニールシート。
大げさに散らばる多種多様な道具。
四方に備わった三脚付きのカメラ。
多数の照明と全身が映る鏡。
「どうかした?」
何度か弘治と打ち合わせをした、ホスト風の男が声をかけた。
恐らくはその気さくな男が監督なのだろう。
一方の安希は慣れたもので、躊躇なく中央に進み出ていった。
普段垂らす髪は後ろでお団子に結われており、やや幼く見える。
その髪からは、初夏を思わせる爽やかな香りがした。
「お嬢、よろしくな」
周りからアイドル扱いの激励がとび、それにも笑みで返している。
ふと、監督が弘治に優しく耳打ちした。
「あの子も緊張はしてるんだよ。頬を舌で動かしてる、あれ。
アナルほんとに初めてなんだから、君がしっかりしてくれなきゃ」
弘治が顔を上げ、安希とふと目が合う。
開始の合図がでたのは、その時だった。
「木村安希です。初体験は高校の春休み、でも……」
先ほどの冷めた態度とは違う和やかな表情で、
安希はインタビューを受け始めた。
その彼女となら、気弱な弘治でも話ができそうだ。
女優の演技というものを、彼は初めて目の当たりにしていた。
しかし、その演技も完璧ではない。
「今日は、ちょっときついプレイもさせられるかもしれないよ」
そう問われたとき、安希は一瞬だけ目つきを鋭くした。
「…大丈夫、です……」
トーンの低い声で応える安希。
この企画は、彼女に無理を言って承知させたものであるらしい。
やがて、安希は服を脱ぎはじめた。
キャミソールを、ハーフパンツを、ニーソックスを。
洒落た彼女をいっそう華やかに見せていた服がはだけていく。
パンツのボタンを外すとき躊躇する。
そこには未だ切ないほどの恥じらいが感じられ、弘治は見入った。
カメラ越しとは比にならない迫力がある。
そして晒された肢体――。
局所に絆創膏状の白いシールが貼りつけてある。
その下には若草の一本もなく、綺麗に剃り込まれていた。
それが剃り落とされるシーンを、弘治は何度見返したことか。
着痩せするらしく、お椀型の胸が妙に質感的だった。
だが肩はまだまだ細く頼りなげで、腰のくびれが女性的だ。
抱きしめたくなる。
その体の上側にある薄い唇が開き、突如、弘治に語りかけた。
「あの」
立ちつくす弘治に、安希は少し悩むような顔で続ける。
「今日は私の調教、よろしくね…」
カメラも遠景で弘治を捉えている。
それに気付いた時、ようやく彼は自分が「演じる側」なのだと悟った。
2.迎え水
「お尻、突きだして」
弘治は静かに告げた。
「うん」
四つん這いになった安希、その美脚へ筋が浮く。
綺麗な脚だ。
骨盤からなだらかに張り詰めた腿をながめ、弘治は思う。
ある所はふくよかで、ある所は引き締まり。
普段はソックスが栄えるだろう、すらりとした脚。
水準の高い想い人に見せるため、減食やストレッチで細めた肢体。
それが今、彼の命ひとつで動く。
弘治は深呼吸した。
アナル調教には兼ねてから興味があり、知識は持っている。
だが実践はこれが初めてで、しかも相手は大物だ。
とはいえ、もう後には退けない。
弘治はワセリンのパックを開けた。
「軽くほぐしますよ」
一声掛け、皺がきれいな菊状に並んだ場所へ親指を押し付ける。
小人の口を開くように親指をずらすと、紅肉がわずかに覗いた。
花弁をめくるように皺を伸ばし、油を馴染ませてゆく。
おそらくは、世界で初めて彼女のそこに触れるのだ。
木村安希の羞恥の穴。何人が羨むだろう?
指の滑りが良くなった。ワセリンはもう充分だ。
戯れに小指を穴へと押し付けてみる。
すると、それは驚くほどあっけなく呑みこまれてしまった。
なま暖かい感触がサックのように小指を覆う。
「っ!!」
安希の小さな悲鳴が聞こえ、しかし弘治は満足していた。
「あ、ごめん」
先ほどの澄ました態度が浮かび、顔がなぜか綻ぶ。
不遜な奴だと彼は思った。
「じゃ、じゃあ、お腹を綺麗にしましょうか」
弘治は床のたらいを引き寄せ、安希の蕾の真下へ据えた。
水差しを空け、瓶からグリセリンを垂らす。
心臓が歪みそうだ。
これから憧れの相手に浣腸ができるというのに、
カメラと場の空気に呑まれ、安希の臀部ほどにも顔が上げられない。
下を向いたまま道具を探す。
イチジク、イルリガートル、バルーンカテーテル。
何でもある中から、弘治はガラス製の浣腸器を選んだ。
シンプルだが絵になり、幾度もの注入が嗜虐心を満たす。
弘治が身を起こすと、安希が肩越しに覗き見ていた。
100ml入りのガラスを蛇のように気味悪がり、首を戻す。
弘治は浣腸器をたらいの水に浸し、空気を抜いた。
たらいには泡立つ水がとろとろと渦巻いている。
その渦を見ながら息を整える。
水面が幾重もの波紋を描き、筒の目盛りもまた歪んだ。
ゆっくり、液が吸いあがる。
ジュ、ジュジュゥッと空気を啜りながら。
これから行われる汚辱を実感させる音。
安希の吐息が震えた。
「もっと腰を上げて」
弘治の言葉に、安希はうつぶせになり内股を狭めた。
細い顎が床のシートを擦る。
割れ目のシールが視界に入った。
今日、彼女のそこが使われることはない。
今の安希に侵し入れる箇所は、ただその初々しい後孔だけだ。
「いきますよ、息吸って」
男の左手で菊輪が開かれ、呼吸に合わせて嘴管がその円をひろげる。
安希は小さく呻いた。
こきゅうぅっ……液の注がれる音がピストンから漏れ始める。
「…んっ…!」
安希にとって、生まれてはじめての違和感が腸を伝った。
地に這う身体の奥まった出口が、たちまち潤いを増してゆく。
渇いた喉を嘲笑うように染みわたる、水。
弘治は浣腸はぬるま湯にすべきだと知っていた。
しかし、せっかく初めての体験だというのだ。
それがどれほど背徳的な事か、冷たさを以って知らしめるのも面白い。
一本目を勢い良く注ぎ込むと、二本目は断続的に小出しする。
冷たい射精が安希の膝を揺らした。
そして、三本目。
小さく深呼吸する安希を認めつつ、弘治は周囲に意識を散らす。
彼の頭は真っ白になっていた。
床にうつ伏せる安希の細い身体も、黒に近いさらさらの茶髪も、
ほとんど目に入らない。
前に一機、左右に二機、後ろに一機。
三脚に乗ったカメラが彼らを見下ろしていた。
(…落ち着け)
弘治は腕の震えを抑え、4本目の浣腸を注ぎ込む。
「…ぁ、う」
華奢なパートナーは顔を床に伏せたまま呻いた。
400cc、初めてにしては少なくない量だろう。
すでに一本目のグリセリンが効いてきているのかもしれない。
「これぐらいにしておきます。ちょっと我慢して下さい」
異性の前での強がりで、はっきりと弘治は囁く。
そして安希の柔尻を掴んで上向け、ひくつくその肛門を指で開いた。
「や、やぁ!」
噴き出す感覚を覚えて安希が身を捩るが、弘治は弄りをやめない。
そうして腸の蠕動を促してやれば、浣腸の効果が高まるからだ。
「くる…し…」
安希が片目を上げて弘治に訴えた。額には幾筋か汗が流れている。
弘治にも部屋は暑く感じられた。
「すぐに出すと、薬液しか出ないんですよ」
早くも雫を垂らす少女の蕾に指を当てながら、
弘治は先端にしこりのついたゴムチューブを手に取った。
それをゆっくりと少女の後ろに突き立てていく。
浅めに呑み込ませ、根元のゴム球を握った。
「膨らみますよ」
しゅっ、しゅっと鋭く空気の送られる音が続く。
何度目でだろうか、それまでじっとしていた安希が、
急に腰を揺らしはじめた。
「あっ、な、何っこれ!ひろがる…っ!!」
苦しむのも無理はない。
彼女の直腸では今、しこりがどんどんとその大きさを増しているのだろう。
最も大きいときではテニスボールほどにもなる器具だ。
さらに粘膜へ直接かかる圧迫は、その他よりも遥かに感じやすい。
口内炎と指の傷のように。
「10分ぐらいは我慢して下さい、そうすれば外します」
排泄の支配とともに拡張までもが行われる苦痛。
弘治はそれを想像し、口元を綻ばせる。
「そ、そんな、むりっ……!」
生々しい安希の声が、弘治の耳に心地よく響いた。
安希は耐えた。
名前を呼ばれれば、小鼻に汗の珠を伝わせながらカメラに目を向け。
フェラチオを強要されれば、下腹を押さえながら弘治に奉仕し。
しかし、腸内の疼きは彼女にとって異質すぎた。
子供を孕んだかのように重く、咀嚼するかのように蠢く。
手を強く握り締め、意地に訴えかけた。
カメラがこれほど憎いのは初めてだ。
そして――永遠とも思える満ち干きの中、彼女は考える。
それから解放されたとき、どんな気分になるだろうか。
それはついさっき、あの青年が後孔を弄ったときのむず痒さと、
どれほど関係するものだろうか。
ふわりと髪にまとったシャンプーが薫り、気分を平らに近づける。
撮影所のシャンプーが彼女は好きで、撮影前にはいつも使った。
彼女は撮影所が好きだった。撮られるのが好きだった。
胸の奥がざわつく。
はぁー、はぁーと彼女は大きく二つ息を求め、背筋を奮わせた。
お尻をどうにかしようなんて、頭がおかしいとしか思えない。
そんな無様な姿を見られたら、撮られたら……
「くっ、んうぅぐ…っ」
安希は珠の汗を流し、眩しいライトを仰ぎ見た。
これはGJだろう、股間的に考えて。
続きに超期待する
GJだよっ
と股間が申しております
早くも過疎か・・・
誰か見てるなら雑談でもしようぜ
君らのお好みのシチュはどんなだい
逆レイプかな
アナルスレで逆レイプって難しいな。こんな感じか?
最後の展開にちょっとムリがあるか
「お、お姉ちゃん、もう許してよぉ。やだやだ、ズボン下ろさないで…!」
「大人しくしないともっと酷いことするわよ! ほら、脱げた!
な、なによこれ…っ。あそこ大きくして、ば、バカじゃないのっ。変態!」
「いっ、痛い! お姉ちゃん、おちんちん踏まないでっ!」
「ふ、ふんっ。勃起させて言っても説得力ないわよ、この変態!
もっと踏んでやるんだから。ほらほらっ! き、気持ちいいくせに!」
「あっあっ! やめて、変になるよぉ!」
「とか言って、なに下から私のパンツ見てんのよ…。このっ!」
「あう! だ、だってお姉ちゃんのパンツ、なんか染みが…」
「ななななに言ってんの!? み、見るな、バカ! ちょっとそっち向いてて!
…弟なんかで濡れるわけ…あ…、うそ…こんなに…」
「お姉ちゃぁん…」
「な、なによ、物欲しげな顔して。まだ踏まれ足りないわけ?」
「痛いのはもうヤだよ…。でも、なんか、お姉ちゃん見てるとムズムズして…」
「ふぅん、私に欲情してるんだ?
でもダメ。私たち姉弟だし…それに、私だってしたことないし…」
「あっあっ、おちんちん触ると、ビクビクするよぉ…!」
「って、なにやってんのよ! 私の許可なく変なことすんな!
そ、そうよ…。あんたみたいな変態、お尻で童貞奪われればいいんだわ…!」
微妙に点呼取るのが怖い空気だなー。
漏れ的アナルっ娘の萌えどころ。
(1)浅いところで指をニュポニュポしたら、らめぇ
(2)おちんちん抜かれる時に頭真っ白になっちゃう、らめぇ
(3)裏から子宮をガンガン責めたら、らめぇ
(4)腸壁が勝手に動いてずっとウンチ出続けてる感覚が止まらない、らめぇ
(5)背中側にある裏Gスポットを擦られると、らめぇ
(6)S字結腸につながってく突き当たりを小突いたら、らめぇ
(7)奥にあるもうひとつ門をズポズポしたら腸液漏れちゃう、らめぇ
まあ、6と7はなんか矛盾してるような気もするが、
色んなファンタジーも込みで好きだ。もうらめぇって感じが。漏れだけですか。
極限の便意我慢→解放がアナル性感に目覚めるきっかけになるシチュエーションが好き
大事なテストの最中や会議中、電車通学中とかにそういう目にあったのがきっかけで目覚めて
それからは毎朝のトイレのたびに軽くイッてしまうにようになったり
解放時の快感を増幅させるためにわざとギリギリまで我慢するようになったりと
後ろめたさを感じながら段階的に目覚めていくのがイイ
>毎朝のトイレのたびに軽くイッてしまうにようになったり
自分でとことん調教しすぎw
でも嫌いじゃない
>>97 お前さんが普段見てるスレが分かった。
>>101 ちょっとスカトロになりそうだな。
でもそういうのは嫌いじゃない。
激しい汚物描写がなければOKだな
スカトロは苦手だが気の強い女が必死でウンコ我慢してる姿には萌える
>>102 男女ノーマルはともかく
「やおい・ウホッ!」な方々は、そこの所はどうなのかが長年の疑問なんだ。
>>105 「ウホッ!」な方々はどうでもいいが、
「やおい大好き!」な婦女子の方々はトイレで自らこっそり研究しているかも知れんな。
ウォシュレット洗腸から段々ステップアップしていくわけだな
保守
ほしゅれっとで尿道責め
110 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 02:40:49 ID:LSuEp2Na
なんか最近欝だよう
だからSSも欝だよう
注意だよう
111 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:42:37 ID:LSuEp2Na
あれは4年前のことだ。
当時の俺は就職活動を面倒がり、院で興味も無い研究をしていた。
住んでいたのは大学近くのアパートで、トイレは共有のくせにフロだけは各室にあった。
壁からはシイタケ臭い匂いがしたし、コンセントだってたまに電気が通らない。
嫌な記憶ばかりだが、ひとつ嬉しい事もあった。
それは、隣に住んでいるのが割りと可愛い子だったこと。
『中迫莉彩』という名まですぐに思い出せる。
同じ院でフランス語を専攻していて、長い黒髪と上品そうな横顔に一目で惚れた。
ややO脚ぎみの、気をつけをしても8の字になる脚がものすごく目を引く。
ホームに魅力的な後ろ姿を見つけると、彼女である事が多かった。
もっとも、俺自身が直接彼女と話したのは数えるほどしかない。
彼女は俺などと違って真面目に院に通い、しっかりと学生生活を満喫しているようだった。
2年間隣で暮らしていた中、半年ほど彼氏がいたようだ。
楽しそうに普段より高い声で談笑し、やがて布団の中で息を弾ませる。
隣の俺に憚ってか行為は控えめだったが、俺にはその一部始終が見えていた。
壁の端にしっくいの剥げた箇所があり、そこから和紙を通すようにうっすらと、
それなりに鮮明に莉彩の部屋が覗ける。
二人のじれったい恋と、それが終わったあとに始まった自慰。
それらが当時の俺にとって唯一の娯楽だった。
狭い居間に流しとフロ場がひっついたような部屋だから、どこで何をしてもわかる。
そのときの俺はたまに彼女の生活を覗くだけで、十分に満足していた。
あんな現場を見たいなんて、思うことは無かったんだ。
112 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:43:37 ID:LSuEp2Na
事件は盆の夕方に起きた。
蒸し暑くて窓を開けていたから良く覚えている。
アパートには研究のある莉彩だけが残っていたが、俺は彼女に実家へ帰った風に見せていた。
理由は馬鹿げたこと。
隣に誰も居ないと思えば、利彩も大っぴらに自慰をするだろうと思ったからだ。
これまでも彼女は、俺がドアをあけて外出するタイミングで慰めていた。
俺はそれを利用し、ドアだけを開閉して覗きをしていたわけだ。
そしてあの日の夕方、俺はわざとらしく出かけるフリをした。
実際には部屋の隅でじっと食料を抱えていたが。
しばらくタンスを漁りつつ鼻歌を唄っていた莉彩は、やがてシャワーを浴び始めた。
さっそく俺は隙間から部屋を伺う。
ガラス戸の向こうの細いスタイルに息を呑む。
開け放された窓の外に、明らかな不審者を見つけたのはその時だ。
ニット帽とグラサンで顔を隠した、色黒のやくざの様な男。
肘から先が異様に太い。
肩に大きなショルダーバックを背負っている。
そいつは莉彩の部屋を物色するように覗いていた。
莉彩を狙っている。
でも俺は、そいつに何もできなかった。
ふだん喧嘩などしないから疎かったが、そのとき肩の震えで自分の臆病さを思い知った。
男は窓枠を乗り越え、まっすぐにフロ場へ向かう。
その時の俺の心理は、全盲の人が車道へ踏み出すのを黙ってみているような、――そんな罪悪感。
ガラス戸が乱暴に開かれる音で目を逸らし、その後叫び声が聞こえたとき、
俺は息を強張らせながら小さく笑っていた。
わめく声は数度の乾いた音で弱まり、すぐにくぐもる。
どんどんと畳を踏む音が止んだので見ると、彼女の躯は黄色いテープで後ろ手に縛られていた。
口にも白い何かを詰めた上からテープが貼られている。
シャワーの最中だったため、髪も色白の肌も雫まみれだ。
113 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:44:21 ID:LSuEp2Na
男は莉彩の髪をつかんで引きずり起こし、再びフロ場へと連れ込んだ。
俺の位置から見えるのは、ガラス戸から覗く長い左脚だけになる。
高さから見て浴槽に淵に腰掛け、壁に背を預けているのだろう。
男はバッグから整髪料のようなボトルや大きな浣腸器を取り出した。
そう、浣腸器。
これからあの莉彩が、そんな事をされるというのか。
信じられなかった。何か童話を読んでいるように思えた。
でも、フロ場の奥から次々とストローですする様な音が聞こえる。
ほっそりとした左脚が壁に引っかかり、かかと立ちするように筋張っていく。
それがあまりにも生々しすぎた。
「良いっつうまで出すなよ」
これまで呟くだけだった男が初めて声を荒げる。豹が唸るような凄みだ。
それを眼前で聞いた莉彩の脚は、こわばったまま壁をずり上がる。
その後くちゅくちゅという音がしばらく続いた。
指の曲げ伸びる脚だけを覗き、俺はその音を考える。
男がくつろげたにしては早すぎる。
なら、彼女はシャワーを浴びながらすでに…。
水音はじわじわと早くなっていく。
ぐおるるるという腹の音の濁りも増し、うめき声も低まる。
114 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:45:34 ID:LSuEp2Na
「ここがイイのか、びくんびくんしてるな。洩れそうか」
男の笑ったような声がし、俺は莉彩の足の指がぎゅうっと強く握りこまれるのを見た。
そして指がほぐれる。
その直後、バスッという破裂音が響き渡った。
「まだ出すなっつったろうが!」
男はすぐに怒声を浴びせるが、莉彩のうめきはもう止まらない。
「んー、んぅんぐうぅ、うんぅうんうーー!!」
かわいそうな苦しみの声とともに、ビニール袋へ質量の注がれる音がする。
明るくてハキハキしていて、俺なんかは気後れするぐらいだった莉彩。
あの莉彩が今、見知らぬ男の前でむりやり排泄させられているのか。
「ははは、すげぇ量だ」
男はビニールに溜まった濃緑色のものをケースにしまい、バックへ押し込んだ。
おそらくそれを見ただろう莉彩の代わりに背筋が震える。
男はさらにバックからイチジクの箱を取り出し、ガラス戸の中へ戻った。
俺には断片的な情報しか入ってこない。
低い笑い声、鼻水を啜る音。
彼女の汚辱は一度ではすまない事。
じゅう、じゅうっ、じゅう…5個6ッ個、空容器が捨てられても止まらない。
「今度はいつ出してもいいぞ。ちゃんと携帯で撮っといてやる」
甲高いうめきを愉しんで、男の声もやや上ずる。
「俺はこっちにしか興味ないんでな。俺のに慣れるまで、じっくり拓いてやっからな」
115 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:47:05 ID:LSuEp2Na
その後、莉彩はカエルのように床に押し付けられた。
男は数珠や蛇のような棒を何種類も使って彼女を苛んだ。
がに股で平泳ぎのようにのたうつ姿が忘れられない。
あっあっ、あっあという泣き声がずうっと聞こえていた。
莉彩は騎乗位で、夜通しお尻を犯され続けた。
その穴はたいそう気に入られたらしく、朝には男の連れまでも陵辱に加わっていた。
綺麗な娘の不浄の穴を犯すのが嬉しいのか、単なる性癖か、
彼らは莉彩を取り囲みながらも尻の穴しか使っていないようだった。
なぜって、当の莉彩がたまりかねて
「あそこも使っていいですから…!」
って何度も泣き叫んでたから。
慣れない後ろばっかりで辛かったんだろうな。
今思うと、頭が少しイッちゃいかけていたのかもしれない。
それまで一回も聞いたことのないような異様な声で、俺は怖くなって部屋を出たんだ。
部屋の外には見たことも無い奴らが煙草をふかしていた。族か何かだと思う。
驚いたことに、その中には結構女もいた。
そいつら、部屋の中を覗いて笑ってて。
俺は居ても立ってもいられなくなった、その足で学校に向かった。
もう戻ってくるつもりはなかった。
最後、部屋の中で何かがひっくり返る音がしてた。
「なんで、っでそこでばっかりすんのよぉー!ぉう、もうやだああああーー!!」
116 :
やぶれあな:2007/05/28(月) 02:48:36 ID:LSuEp2Na
そのアパートでボヤがあり、警察が介入したのが先月だ。
麻薬などもあるが、莉彩のことで奴らが受けた罰は強制猥褻。
後ろだけならそうなるらしい。
彼らは普通の女性がけして赦してくれない尻穴責めに興味のある連中で、
数ヶ月前から駅で獲物を物色して計画を練っていたそうだ。
莉彩を覗き見ていたのは、俺だけではなかったんだ。
そして、逮捕時すでに莉彩は姿をくらましていた。
行き先はまだわかっていない。
いま俺は、再びそのアパートを訪れている。
長いこと族の溜まり場だったココは落書きで荒れ果てていた。
ヤニやらシンナーやら、壁の臭いはさらに悪化した。
無残に蹴り壊されているが、仲迫という表札のあった場所をくぐる。
空気がよどんでいた。
歩くとぐちゃあっと腐った畳がへこみ、その隙間から黄ばんだ白濁がにじみ出てくる。
使用済みの注射器に、血や糞のこびりついたえげつないエネマグッズが床に散らばっていた。
はじめて、あの子の部屋に入った。
ぬいぐるみが俺の部屋側の壁に並んでいる。
知らなかった。
携帯…の砕かれた破片が床に転がっている。
ドコモダケの、ストラップ。
廊下で落としたときに彼女と話題になり、俺があげたもの。
あんな下心の塊を、ずっと持っていたのか。
友人からのメールを思い出す。
隣町のSMクラブに、ひどく可愛い女性がいるらしい。
スカトロ、フィスト、獣姦、電流責め、大量浣腸。
アナルでならどんな要望も嬉々として受けるその女は、素晴らしい美脚で、
尻を向けたときの8の字は大変な人気だそうだ。
行きたくないといえば嘘になる。
でも俺には、彼女を直視する気はない。
俺の頭の中にはいつまでも、彼女の綺麗な部分、汚い部分の断片が焼きついている。
おれは、彼女の人生の、ホンの一部を覗き見たにすぎない。
了
>>111 辺境のスレへようこそ
これはレベル高い。すごいしっかりした話だなあ
浣腸された娘の足の動きだけ見えるくだりは、勃起しつつも感心したw
118 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 03:24:30 ID:GebAdSCw
NTRっぽいなぁ、そういうのはできれば書いておいてほしい
いろんなNG属性があって難しいよな
書き手も覚えきれんだろうし、次があったらテンプレに「寝取られ」も追加かな
欝展開ってのはちゃんと書いてあるんだからそれで良いんじゃないか
>>119
>>121 「鬱は好きだがNTRは嫌い」もあり得る。
>>111はNTRではないんだからNTR注意なんて書いたらそれはそれで荒れる元だろ。
そんな些細なことまで気にかけてたら投下なんて出来んよ
こうやって書き手の意欲は失せていくんやね
125 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 09:48:21 ID:vGxW1kJj
アナルスレってのはいつも秀作揃いなのに評価されずに消えていくのは何故なんだぜ?
本当にもったいない限りだ
どうせならネタ妄想でも書き込もうぜ
裏方だからなぁ
雑談もレスもしない裏方とか・・・
どれもエロいなぁ
最後や途中でマンコに入れられちゃうと、どんなに力作でも駄作としか思えない…
俺はどっちもあってほしい
SM板の「女の子に貞操帯を」ってスレにアナル描写のあるSSがあったよ。
(携帯からなのでURLはれぬ。スマソ)
>>132 今読んでるけど貞操帯に全く興味ねーのにすげーおもしれーわ。
アナルプラグの描写も超エロい。ありがd。
前半はまぁまぁだったが貞操帯でてきてから急に冗長になったな
>134
ディルドの責めがすげーな
フィーバーした
>>132 こんなジャンル知らなかったが、楽しく読ませてもらったわサンクス!
ビキーンとおっきするというより、じわじわと続くえろすだった
男側がすごく色々先回りして気を使ってるけど
あれは愛がないとできないよなw
>>136 うは、これもたまらん。
どちらもキャラ造形に手間を惜しんでないから余計に(;´Д`)ハァハァ
>>136 澄んだ肖像って2月で投下止まってるのか…もっとアナル責めしてほしいぜ。
このスレで未出かどうかは知らんが、
相当な有名どころではないだろうか。
無茶苦茶好み、ってのは同意。
どれも調教SS向けだね。あっちも好きだけど。
俺も他のスレで見かけたんだ
あのころはアナル専用スレはなかったしな
アナルの快感に溺れていく姿に非常にそそられる
高嶺の蕾がGJ過ぎて何度も抜いた。
激しく続きが読みたくてなりません。
「裏式保管庫」というサイトの「今日のわんた」が個人的に好き。
保守る
貞操帯の話ここの保管庫に入れてくれよ。保管庫ができたら。
>>146 良質な小説の紹介、ありがとう。
聖帝フェリシアに握られし白銀の剣がよかったな。
エリスが健気で堪らん。フェリシアのやり口のえぐさが見えてなかなかよいね。
美少女 2 もなかなか良い。
幸村彩那のもいいね。
おれは裏式保管庫というサイトの
果てなき道程をおすすめしたい。
僧侶少女ということで前の穴を使えない女の子が
後ろのつぼみを機械や触手に開発される描写が堪らんかった。
裏式保管庫って作品ジャンルに
たなり、百合、触手はあるのに、アナルが本編中に出てきてもジャンル表記されないのが困る。
振り返しスマソ、マジでスルーしてくれ。マジでスルーしてくれよな…
>>110氏
同じような経験した書き手からの忠告
その書き方だと注意レスに気付けなかったわ…スレの流れが欝なのかと思った
間が空いてしまいましたが、少しだけ高嶺の蕾の続きを投下します。
近々後編も書き上げるつもりです。
続きを期待して下さっている方に感謝の念を込めて
3.奥底に膨らむ
排泄を映された屈辱の後、安希は便座に腰かけ息を整えていた。
泣きはらした美貌もまだ赤らんだままだ。
カメラを意識しながらの中腰では薬液がすべて出きらない。
次の撮影で恥をかかぬよう、休憩の間に処理しておかなければならなかった。
「…っ、く…っぅ……」
いきみながら、安希は思い出す。
先ほど腸内で膨らみ続けたバルーンの、溜まりに溜まった放屁直前の感覚。
鳴動し、出口を塞がれた薬液の奔流が腸壁を撫でる極感。
泣いても叫んでもただ注がれる好色の視線。
どれだけ力もうともそれらから逃れられないもどかしさ。
あれは何だったのか。
腸の奥をこれでもかと引き拡げられる苦痛には、脳がしきりに危険信号を発していた。
注射をされる時、気分が高揚しているあの状態に近い。
しかし…
ある瞬間ふと、尻からストローで空気を入れられ、はちきれそうに膨れた蛙が頭に浮かんだ。
子供たちの玩具にされ、じたばたともがく蛙が。
その時、安希の奥底で何かが笑った。
括約筋が限界を迎え、脚が言うことを利かず、頭が真っ白になりゆく中、
彼女の自尊心ががくがくと笑っていた。
感覚が大味すぎ、気持ち良いのかはわからない。
ただ、「心地」良かった。
撮影前に監督と交わした会話が甦る。
『今日も"感じてるフリ”してればいいんでしょ?大丈夫、露骨には痛がらないって』
そう語る安希に、彼ははっきりと言った。
お前に演技はいらないだろう、と。
安希はおもむろに髪を撫で、その一房に小鼻をすり寄せる。
だが、彼女の汗ばんだ顔は余裕を取り戻せてはいなかった。
木村安希の排泄姿は、やはり多くの人間にとって衝撃をもたらしたようだった。
カメラを構える中にも彼女に特別な気持ちを持つ者が何人もいたらしい。
『お嬢』が去った後、しばし場は騒然としていた。
その様をもっとも近くで見た弘治とて、胸がざわめいて仕方なかった。
片付けられるたらいが立てた、とぷん、という音に。
そしてその中に何があったかと。
女性がもっとも人に晒すことに抵抗のある生々しさ。
彫刻のような顔の造り・絹のような肌をもつ『木村安希』のものであればこそ
特別な意味を持つ穢れ。
彼は熱に浮かされたまま階段を上がり、ダブルベッドの据えられた一室へと向かった。
蜜のように艶やかな照明が弘治の官能を撫であげる。
『素人は二錠ほど飲んでおけ』
そう言い含めて渡された錠剤が、ようやく刻一刻と効き始めていた。
気道に重苦しい穢れが渦を巻き、顎の汗が止まらない。
彼は荒い息で安希を待つ。
すでに華奢な身体がバスタオルひとつを纏い、階段を上がってくるのが見えていた。
形よく肉感的な腿がタオルから覗き、滑らかな筋肉の動きをみせて段を踏みしめる。
弘治は白い太腿に瞬きもせず見入った。
胸や腰に迫力がありながらも縦に引き締まった、若さをもてあます肉肢。
それが自分の元へと静かに近づいてくるのだ。
恋人とホテルで待ち合わせる、そんな経験すらない弘治は猛った。
「…………っ…!?」
部屋へ踏み入ったばかりの彼女を、思わず抱きしめる。
痴漢だの変質者だのと騒がれる事なく、金勘定もなしに瑞々しい美少女を抱く機会は、
もう何度もあると思えない。
胸板に水風船のような柔らかさが弾む。
髪からは胸がすくような柑橘系の香、そして僅かに湿った体臭が鼻腔に立ちこめる。
安希の顔を窺うと、ほぼ同じ位置の視線は黙って外されるばかりか、
男の肩にしめやかな腕が回される。
擬似とはいえ、今この時は間違いなく弘治の女なのだ。
左手で安希の腰を抱えかえし、弘治の指は安希の腿を滑った。
尻肉を割り、急くように後ろの急所を狙う。
すぐにざらりと皺の並ぶそこにたどり着く。
事前から、必ず言おうと決めていた言葉があった。
ビデオを何十度と繰り返し鑑賞し、その中の彼女に訴えたことだ。
「お、俺なんかにお尻を弄られる気分はどうですか?」
なるべく脅しを意識して搾り出した低音。
発した弘治の方が震えていた。
安希は一瞬怪訝な顔をした後、澄んだ黒曜石のような瞳で睨み上げつつ、
弘治の昂ぶりにやわらかく腰を押し付けてみせる。
そこにはやはり憎々しいほどの余裕があった。
「…私はね、業界でも指折りっていう男優さん達に何度も可愛がられてるの。
子宮を突かれて、潮を噴かされて、意識を飛ばされて。あなたも知ってるでしょ?」
薄い朱色の唇が開き、やけに色めいた声を出す。
弘治はぞくっとした。
「あなたは?何人の娘をイかせたの?そんなにSEXに慣れてるの?
あなたなんかが、私をどうにかできるの?」
安希は一気にまくし立て、弘治の首後ろに組んだ腕をするりと外した。
新世代のカリスマ女王と囁かれるAV女優から性を試される。
弘治は恐ろしがったに違いない。
それが素面なら。
「まぁ、せいぜいアガった顔をむやみに映さないように……」
安希がベットへ腰掛けようとする、そこへ弘治は覆い被さった。
暖かい肉の感触が弘治の前身に張り付く。
「な、ちょ、ちょっと!」
非難の声を上げる安希は、耳元の異常なほど不規則な息に気づいた。
弘治は息を吸うのも忘れて安希を組み敷く事に執心している。
耳の付け根の血管がびくんびくんと蠢き、脇腹が痛んでいた。
恐らくは目の充血にも気づいていないのだろう。
薬剤の高揚感が、倒錯しきった気分で一気に臨界点を迎えている。
「僕ね、ずっとあなたに憧れて、た、んですよ!」
安希を仰向けに押さえつけ、弘治は息も切れ切れに喚いた。
安希は眉根を寄せ、必死に弘治を睨みつけて何か罵っている。
部屋のスタッフにも動揺が走り、止めに入るかの判断に迷っていた。
「このままじゃ収まりがつかないんです。あなたを犯さないと。
あなたみたいに綺麗な人のハラワタをね」
安希はその下卑た言葉にこめかみを動かした。
「ただそれだけなんです。僕の色んな欲求を満足させたいだけ。
今日はそのために開発するんで、安希さんは感じなくていいんです。
あ、そうだ。うん、お尻なんかで感じないでくださいよ。僕ら、失望しちゃいますよ」
弘治は取り付かれたかのように饒舌に語り続け、その目は爛々と輝く。
酒をどれだけ喰らっても、その浮遊感に達したことはない。
スタッフ達が息を飲む音が、弘治にも、安希にも聞こえていた。
彼らはとても遠くに思えた。
「…い、言われなくても、そんな所に物が入っただけで感じるわけないでしょ?
そんななら、はは、だって、トイレいくだけで大変じゃない。
でも、い、痛くしたらマジただじゃおかないわよ!」
安希は余裕をみせたつもりで、しかしその凛としていた声は掠れ、
線の細い身体はまるで意地を張る幼子のようだった。
GJ!
トイレいくだけで大変なアナル奴隷化に期待
乙。さて、ここからはR指定だ。
裏式保管庫、結構人気あるな。
問題はそろそろ更新停止一周年って事だorz
裏式さん更新
。
〉
○ノ イヤッホォォ!
<ヽ |
i!i/, |i!ii ガタン
 ̄ ̄ ̄ ̄
168 :
157:2007/06/11(月) 21:51:03 ID:1PAOkT1l
やっぱ続きもうやめる…なんか心が折れてもた。ごめんな
いままで世話になった、乙
気が向いたらまたな
わんわんわんだふるいいな。
ロリはアナル派かつ処女のままアナル和姦派(最悪の変態だな)としては
願わくば
AFで犬耳消える→と思ったらまた生える→どゆ事じゃコックリさんゴルァ
→アナルセックスのやり方が微妙に違ったらしい→早速またAF→最初に戻る
とパターン化して
前篇、中篇、中篇その2〜その99、後篇、接触篇発動篇、完結編、真・完結編と
永久に続けてホスイ。
続く度にコックリさんが
「ケツの中にションベンしろ」「24時間尻穴から肉棒を抜いちゃダメ」
等要求がエスカレートするのもお約束
>>170 落ち着けww
ってか、裏式さんこのスレ見てたのか。
やはりアナルが好きなのか。
正常位で彼女のマンコに挿入しようとしたんだ
そうしたら・・・「そこ違うっ、もっと下!」ってアナルに誘導されたんだorz
頼む、何も言わないでくれ
ただ、肩に手を置いて、俺のため息を受け止めてくれ
>>168 乙
結構好きな文の書き方と話の展開だったので、
このスレ……じゃなくても別のスレでもまた気が向いたら
書いて欲しい。
急に活気づいてると思ったら書き手絶滅しとる罠
もう少し労ってやろうぜおまいら
本当は書き溜めてから投下するつもりだったが、スレの流れがあれなんで2〜3レスだけ投下してみる
書くの遅いし他のスレの書いてる最中だから続きがすぐ来るとは期待しないで
主人公
紙屋川 紬香(かみやがわ ゆか)
高校1年生
属性
一人でアナル開発
微スカというか、
>>101の内容を尊重したい方向
「じゃあ紬香、お母さん出かけてくるけど、
ちゃんと大人しく寝てるのよ? 冷蔵庫にプリンあるからね」
「うん、分かった……。行ってらっしゃい……」
ちょっとだけ演技をまじえた力ない返事を返して、ベッドで寝返りを打ってみせた。
今日の学校は、病気で休みだ。もちろん仮病なんかじゃない。
風邪薬を飲んで熱はだいぶ納まったけど、頭はまだぼんやりとしている。
聴覚が鈍くなっている感じのする耳に、玄関のドアが閉まる音が
少しこもったような響きで聞こえた。
平日の明るい時間帯に、家族のいない自宅でゴロゴロできるのは不思議な気分だった。
うちのマンションを一室、リビングから玄関まで丸々独り占め。
でも私がこんなにドキドキしているのは、それだけが理由じゃない。
朝からこっそり――トイレを我慢、しているからだ。それも、大きい方を。
「そろそろ……トイレ、行こうかな……」
枕に顔を押し付けたまま、誰に聞かせるともなく呟いてみる。
また熱がぶり返してきたかのように、顔が火照ってしまう。
でもダメ。まだ、急にお母さんが忘れ物を取りに戻ってくる可能性だってある。
もう少し待とう。少しだけ待って、それからトイレに行こう。
パンツと一緒にパジャマを膝まで下ろして、便座に腰掛ける。
腰をずらしながら、一番しっくりとくる座り方をしばらく模索してみたが、
一旦思い直して私は立ち上がった。
そして、パンツとパジャマから足を抜いて、トイレの前の廊下に置いた。
きちんとボタンを掛けたままのパジャマの上衣のすそから、
むきだしになったお尻と白い太ももが伸びている。
すそを手で抑えると、まだ生え揃っていないストレートの恥毛が揺れるのが見えた。
そのままパジャマのボタンも下から順番に外していく。
首元まで外して胸元を開くと、まだ育ちきらない乳房が外気に触れた。
私は脱ぎ終えた上衣を簡単に畳んで、置いた下着を隠すように被せた。
真っ昼間の自宅の玄関のすぐそばで、素肌を晒して丸裸になっている。
こんな状況は生まれて初めてだった。
トイレに入るために裸になるなんて、まるで小さな子供みたいだ。
どうしてこんな格好になろうと思ったのか、自分でも分からない。
分からないし、恥ずかしいし、逃げ出したくてドキドキしている。
玄関の鍵が締まっていることを確認する。
大丈夫。うん。心配、ない……。
胸と股間を手で隠したままトタトタと急ぎ足でトイレに戻ると、
腰を便座にぎゅっと押し付けて、お尻の穴を少し広げるように座った。
リビングの明るい日差しが、開けっ放しのトイレのドアを照らしている。
玄関の外からは近所の子供達のはしゃぐ声が聞こえてくる。
「んっ……、ふぅ……っ!」
うつむいたまま、合わせた手をぎゅっと固く握って、
私は祈るような姿勢でお腹に力を入れていった。
昔から私はトイレに入るのがなんとなく苦手だった。
大きい方をしていると、背筋がゾクゾクとしてしまうのだ。
でも個人差はあっても誰だってそんなものだろうと思っていた。
明確に意識したのは、ひと月前。
通学電車のダイヤが乱れて、2時間近く我慢したまま家に帰ってきた時だ。
限界まで我慢していたものが抜け出ていく開放感は、
とても苦しいのに腰が砕けてしまうような、想像したことのない感覚だった。
多分、私は、人より少しお尻の穴が敏感なのだ。
変なことをしている自覚はある。だけどちょっとくらいなら。
たまに風邪をひいて休んだ日に、少しだけ我慢してから出してみたい、
と思うくらいのことなら。
もちろん人には言えないけれど、そこまで変じゃないと思うのだ。
お腹の圧力でお尻の穴がゆっくりと盛り上がっていく感じがする。
もう出そう……。そう思った時、
ピンポーン!
と、胸を貫くようなドアチャイムの音が鳴り響いた。
「……ッ!」
突然のことに、思わず私は伸びをするネコのように背筋を正していた。
ばくばくと外に音が漏れそうなほど高鳴る胸の膨らみを、
握った両手で押さえつけて息を潜めた。
(続く)
おー、
>>101が描かれるのかコイツは楽しみだ。
続キニ期待シテイル
連続であいすいませぬ。
異色作を投下ー。
前言われてたから慎重気味に注意書き。
このSSはお魚がお尻に入って感じてしまうお話。
よってこの文に嫌悪を覚える方は心して読んでほしい。
以下予備知識
アマゾンにカンディルという魚がいる。人間の穴という穴に潜り込む恐怖の魚。
一般にはエラからでた棘で抜けなくさせ内臓を食い破ると恐れられているが、
種類によってバクテリアだけを食べる人畜無害なものまでピンキリ。
この作品にでてくるのはそんなイイ魚です
182 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:42:58 ID:Pj7srq7m
世界最大の河アマゾン。
そこには多くの文化が変わることなく残っている。
例えば先住民の暮らしぶりは、多くが依然として独特なものだ。
しかし近年、それにも歪みが生まれ始めていた。
近親婚を繰り返した末、ひとつの部族において健常児が生まれなくなったのである。
環境に適応できず、幾人もの幼子が命を失った。
数年前その集落を訪れた北欧系の女性は、部族にとっての希望の光だった。
聡明で慈母心に溢れる彼女は、事情を知るや一族にその身を捧げた。
そして三日三晩の狂熱がアマゾンに恵みをもたらす。
名前はサリ。
母親の血を色濃く受け継いでいた。
アマゾンの支流でもとりわけ美しいイシボロの産湯に劣らぬ、
初雪のように美しい肌と亜麻色の髪を持つ少女だ。
集落が喚起に沸く中、母親は安らかに息を引き取った。
彼女にアマゾンの環境は厳しすぎたのである。
一族の者は彼女を女神と崇め、その娘を巫女として慈しんだ。
サリにとっては村中のオトナが父親であり、母親であった。
ゆくゆくはその誰かと結婚し、子作りをするのだと教えられたが構わない。
むしろちっぽけな自分でも役に立てるのだと嬉しく、
恋する乙女のように拙い女を磨いた。
彼女には2つ不満があった。
ひとつは肌の色。皆が綺麗だと褒めるそれは、健康的な日焼けの中で無様に思えた。
そしてもうひとつが、自由に外に出られないこと。
危険だからといつでも集団行動。
母親を亡くした一族なりの償いだったのだが、サリにはわからない。
息を吸うだけでわかる雄大な自然を、まるっきりの一人で駆け回りたい!
その束縛も、12歳になる今日で解かれる。
少女はここでの成人になったのだ。
183 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:43:46 ID:Pj7srq7m
「サリ待って!勝手にいっちゃダメだ!」
4つ上の幼馴染がよちよちと後をついてくるのを、サリは意地悪そうな目で振り返った。
「テューロはもう帰っていーよ!あたしこれから今晩の魚捕まえる。皆をビックリさせるの!」
シャパンッと水面を割って少女は川へ飛び込んだ。
「もう、勝手にしろよ!」
テュ―ロと呼ばれた少年はふて腐れ、川べりに足を投げ出す。
彼は生まれつき足が弱く、一緒に川へ入ってやることは出来ない。
サリはそんな彼をいつも「足手まとい」と一蹴する。
何かと気遣うオトナより、その反応はテューロの気を楽にした。
サリもそれを解っているのだろう。
テューロはサリがすきだったし、サリはテューロがすきだった。
「うわー、きっもちいいーー!!」
山紫水明、水面に鮮やかな自然が反転する世界で少女は歓声を上げた。
足元には凶暴な顎をしたピラニアが揺らいでいる。
彼らはブルドックに似て、外見に反し実際には大変臆病なのだ。
よほどの大群でない限り人間は狙わない。
その硬い歯はナイフになり、櫛になる。
そして、焼いた時にこれほど野性味あふれ、コクある旨みの魚はそう居ない。
この辺りにはピラニアか、あるいはそれに似せた淡水魚がほとんどだ。
その周囲に危険はない。
そう思われていた。
なのに、どこから来たのだろう。
細長い体を川の煌きに紛れ込ませ、静かに間を詰めるそれは。
その時サリは胸を膨らませ、背泳ぎをしていた。
自然を堪能する彼女の意識は、群青色の空にしか向けられていなかった。
「…っひゃああっ!?」
突如そのしなやかな身体はくの字に曲がり、バシャバシャと水面を喚きたたせる。
184 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:44:44 ID:Pj7srq7m
はじめは右足のくるぶし、ドジョウのようにぬるっとした感触が伝った。
たちまちそれが輪をつくり、太腿を覆う。
「あ、あ、やだ、何ぃ!?」
狼狽する少女に構わず、氷上を滑るような速さで内腿をへこませた。
股布を引き、つるりとした丘に迫る。
「だ、だめー!!」
自らの女が狙われているのだと悟り、サリは必死に叩き落としにかかった。
しかしドジョウのような表皮は掴みづらく、水中で自由も利かない。
「ん、ううっ!やっ…あ!」
どのくらい格闘していただろう。
脚をばたつかせるうり、布が腰から解けてしまった。
「いやー、や、やだ、やだあぁ!!」
守るものがなくなり、少女はベソをかきながら膝をすり合わせる。
貝のような割れ目になんども粘液が擦れてひやっとしたが、
さらに数分後、ついにそれは動きを緩めた。
(はぁ…。よかった、守り、きった…)
息を荒げながらも強く花弁を塞ぎ、少女は脚を垂らす。
次の瞬間。
尻肉の底が杖で突かれたように大きくへこんだ。
排泄物が出るよりはるかに容易く、ぬるりとした頭部は一息に菊門を通り抜けてしまう。
括約筋がぎちぎちと伸びきる。
「―――――ッ!!」
その感覚はあまりにも未知で、声も出ない。
質量はそのままズルズル腸壁をひろげていく。
胴回りは便の太さとそう大差はない。
しかし一瞬ではなく常に圧しひろげられ、しかもそれが本来あるべき方向とは逆なのだ。
「きゃあああああ!!!やめて、やめてええぇーーー!!!」
サリの整った顔は恐怖と苦痛に歪み、涙とともに絶叫を溢れさせはじめる。
185 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:45:23 ID:Pj7srq7m
「サリ、どうしたんだ、サリ!!」
幼馴染の悲鳴に気付き、テューロは大声で呼びかけた。
サリは遠くにいっていたが、彼の目なら水面下の様子は泡立ちの中でも良く見える。
彼女は立ち泳ぎするように脚をばたつかせていた。
そしてその美脚に纏いつく、黒い尻尾……
彼は息を呑んだ。
ミミズのように蠢いているだけに見えるが、しばらくして見ると確実に長さが短くなっている。
刻一刻、じりじりと少女の中に潜り込んでいるのである。
いや、そんな事を考えるまでもない。
「いやー!いや、いやぁ、出てってよぉー!!もう入ってこないでえぇ!!!」
サリが叫んで、泣いているのだ。
普通ではない。
「サリ、水から上がるんだ!」
テューロは木霊するほどの叫びを投げかけた。狩りの雄叫びだ。
その声にサリははっと目を見開く。
「テューロぉ…!!」
びくびくっと身体を震わせながら、浅瀬へ向かって泳ぎだした。
泳ぐ間にも更なる侵入を遂げ、それは怪しくのたくっていた。
少女は身体を震わせる。
「お尻出して!」
河を抜け出した汗だくの少女を腹這いにし、テューロは怪しく塗れ光る尾を掴んだ。
しかしそれは相当に掴みづらく、さらにどれほど力を込めてもびくともしない。
「くそっ、抜けない!!」
少年は手に力を込めるが、かえってそれが滑る元となる。
「あの、テューロ、あたし、お尻の中にね、瘤みたいなの…作られてるみたい」
サリはしゃくりあげながら言った。
たしかに、もはやどれほど引いても無駄らしい。
186 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:46:27 ID:Pj7srq7m
少年が手間取っているうち、とうとうドジョウのような胴体は尾の先端を残し、
すべてが少女の華奢な身体へと収まってしまった。
「畜生ぉッ!……サリ、痛いのか?痛いよな?」
テューロが蒼白な顔でいうと、さらに血の気の引いた顔で少女は顔をあげた。
「…痛くないけど、変な感じなの。すごく長くて、腸が一杯にされて…、
おまけに色んなとこで膨らんでて。…おかしくなりそう…!!」
中で動いたのか、或いはそうイメージしたのか、少女は身震いする。
「テューロ、これって何なのかな……!!……」
少年に問い掛ける途中、突然サリは大きく背を伸ばし硬直した。
「どうした!?」
詰め寄る少年をサリの惚けたような瞳が映した。
「……食べてる……」
独り言のように呟き、もう一人の誰かに言い直す。
「…食べられてるの!あたしの、お腸の中にあるもの!!
解るの。エラみたいなので、掻きだしてる…!」
ぺたり、四つん這いだった少女の身体がへたり込んだ。
少年は言葉を失う。
どんな感触を幼馴染が味わっているのか、想像することすら出来ない。
「あはは、見た?あたしいま、腰抜かされちゃった。
どうしよう…抜かなきゃ。今もね、聞こえない?腸全部がぐるぐるいってるの」
泣き顔のまま、目元をぴくぴくと痙攣させ、少女の相貌はまるで嘲っていた。
少女の震える脚を見て、テューロは蛇のようなそれの有様を想い起す。
先ほど見ただけでも30センチは悠にあった。
あれがすでに半分以上入った状態なら、直腸の先まで達している可能性は十分にある。
「テューロ、どうしよう。皆に知れたらどんな事言われるか。
それにこれ、ずっと排泄させられてる気分なの。頭が、おかしくなりそう……」
サリは幼馴染にすがりつき、テューロはただ立ち尽くしていた。
187 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:47:26 ID:Pj7srq7m
「どうした、サリ。あまり食欲がないか?」
族長に声を掛けられ、彼とともに上座に座るサリは竦み上がった。
他の者たちもみな彼女を見ている。
もっとも、今晩は彼女の成人の祝い席なのだから当然だが。
少女はしきりと脚を組みなおしながら笑う。
「ううん、何でもない。…ちょっと外の空気吸ってくる」
立ち上がる時にもふらふらと頼りなかったが、皆は今日始めて飲んだ酒のせいだろうと考えた。
唯一、テューロだけがこっそりと席を外したが。
サリは草陰で川の中にしゃがみこみ、背中を小刻みに震わせていた。
この地域の一般的な放尿スタイルだ。
しかしその表情は、それにしては艶かしすぎた。
「…まだ、動いてるのか」
テューロが川べりに立ち、声をかける。
少女は息を弾ませ、せせらぎに汗の珠を落としながら振り仰いだ。
「やっぱり、ご飯食べて消化しだすと元気になるみたい。この子のご飯だもんね。
それにこうやって水につけるともっと元気になるし」
「…この子、か」
テューロは複雑な表情をした。
サリは自分の心情の機微を読んでくれるというのに、自分ときたらさっぱりだ。
彼女がどう感じているのか、まるで推し量れない。
「だってお腹の中でこんなに膨らんで、動くんだもん。赤ちゃんだよ」
サリは肩で息をしながら、水面に移る自分を見つめていた。
テューロが見ている前で、彼女は初めての絶頂を迎えようとしている。
188 :
もぐりあな:2007/06/13(水) 04:49:04 ID:Pj7srq7m
しばらくの沈黙の後、少女はふと大人びた声で言った。
「ね、テューロ。どうせ抜けないなら、この子、しばらくこのままにしとこ?
別に気持ちいいとかじゃなくて、死なせるのなんて嫌だし」
彼女は汗をかきながら綺麗に笑う。
テューロは昔を思い出していた。
まだ4つの頃、その慈愛に満ちた表情を目にしたことがある。
異民族に自らの身を差し出した聖母のような女性。
サリは彼女の娘だ。
「…ああ、サリがそれでいいなら俺も協力する。ずっと二人の秘密にして。
そのうち、集落で一番デカイ獲物を獲った俺が求婚すればいい」
テューロは引きずってきた足を踏みしめた。
狩人としては永遠に半人前だと思っていたが、今、胸に芯が出来た気がした。
「あはは。テューロには無理だよー…」
今際の息を吐きながら、サリは強く目を瞑る。
なんか、もう、幸せで頭蕩けちゃいそう……
アマゾニアの小さな中州で、尻尾の生えた娘を見た者がいる。
ぎこちない腰使いをする少年と絡み合う娘は、この世のものとは思えないほど美しく、
また幸せそうであったという。
それは果たして、熱帯夜が見せた幻だったのだろうか……。
END
近親婚の影響はテューロが生まれてから4年の間にひどくなったのかな
>テューロは木霊するほどの叫びを投げかけた。狩りの雄叫びだ。
ここかっこいいな。文体に妙にリアリティが出てる。
そんなテューロがサリとアナルセクロスできないのは納得いかんので
作者には悪いが
サリが子供を授かって前穴セクロス禁止になるのと時を同じくして
魚が寿命で死に、やっとフリーになったアナルを、今まで尻穴を独占されてた鬱憤と
魚の死を悼む妻がなんだか間男が死んだのを悲しんでいるように思えるいらだちと
散々魚に開発されたアナルの具合よさとサリのかつてないよがり狂いっぷりに
村中にバレる勢いでしこたまアナルセクロスしまくったことに捏造補完させていただく。
感想くれた方に大感謝
>>190 なんという妄想力
それはいい
>181
ナイスだ
わわわワッフルワッフル!!
そして
>>178 明確に意識したのは、ひと月前。
通学電車のダイヤが乱れて、2時間近く我慢したまま家に帰ってきた時だ。
限界まで我慢していたものが抜け出ていく開放感は、
とても苦しいのに腰が砕けてしまうような、想像したことのない感覚だった。
ここもっとkwsk
>>193 カンディルで感じちゃうなんて……でもっ……!
こうですね?わかりました!
サリがいつものように水辺にしゃがんで用を足していると、既にあの魚に占領されていた肛門の隙間から、
細長いドジョウのような魚がもう一匹入り込んでくる。それはお腹の魚の雄だった。
サリの直腸内で二匹の魚が絡み合い、雌魚が腸壁に卵を植え付け、その卵に雄魚が精を放つ。
卵を産み、精を放つと、すぐに雄雌の成魚は死んで肛門から抜け落ちる。
やがて生まれた稚魚たちは、サリの直腸の中という安定した環境に護られ、腸内の排泄物を餌として成長する。
そして一定の大きさまで成長した稚魚たちは、ある日サリが放尿のために尻を水面に浸したことを察知すると、
先を争うように一斉にサリの肛門から飛び出し、外の世界へと旅立って行くのである。
この奇妙な魚は、寄生先の中型〜大型哺乳類の直腸の中で、そうやって生殖する生態を持つのである。
・・・という設定を勝手に妄想してみるw
いや、
>>181が余りにGJ!だったものだからw
>>181氏、良いSSをありがとう!
書き手が集まるのをじっくり待ちつつ、保守代わりに投下
>>175 の続き。2レスだけ
ガチャリ。
「宅配便ですー。ここに受け取りのサインか判子を――」
お隣のドアが開いて、バタバタと廊下を行き来する音が聞こえる。
「はあぁぁぁ……お隣さんかぁ……。
びっくりして鳥肌立っちゃったよ」
ひとしきりパジャマの上から腕をさすると、私は再びお腹に力を込め始めた。
お隣ではまだ荷物のやり取りをしているようだ。
ごく間近、扉の向こう側で世間話をしていると言うのに、
私は寝間着も下着も脱ぎ捨てたまま開け放したトイレでいきんでいる。
「……ふっ、く……んっ……。んぅ……っ!」
緊張しているからか、波が引いてしまったのか、
どんなに力を入れてみても出てくる気配はなかった。
「はぁはぁ……。
うぅ……さっきはすぐ出そうだったのに……」
恨みがましく呟きながら、便座に背をもたせかける。
どうしよう。このまま頑張ってみようか、それとも一旦出ようかな……。
何とはなしに、ウォッシュレットのボタンをなぞってみる。
……小猫がうんちする時って、自分では簡単に出せないから、
親猫がお尻の穴を刺激してあげるんじゃなかったっけ。
そう思ったら、何も考えずにボタンを押してしまっていた。
便座の奥からこもった機械音が、ういぃぃぃぃん……と鳴り始めた。
そんな目的で作られたんじゃないのに、私にうんちを出させるために機械が動き出す。
よく考えたら自分でお尻の穴を刺激するのって、凄く変なことじゃないだろうか……。
やっぱりやめた方がいい気がする。トイレから出たい。
だけど、今さら立ち上がったらトイレが水浸しになってしまう。
私は刑の宣告を待つ罪人のような心境で、
何もはいていない下半身を便座に埋めたまま身を固くした。
大丈夫。変なことじゃない。ウォッシュレットは誰だって使う……。
うん、変なことなんて、ない……。
ぴゅるるるる〜〜〜〜〜!
「ひゃっ!」
ノズルから勢いよく飛び出した水流に、
敏感な裏の蕾をピンポイントでほじられていた。
「あっあっあっ……! やだ、ちょっと……強い……っ」
慌てて強弱の調整ボタンへ手をかけ、手探りのまま中指で何度も押し込んだ。
途端、さらに勢いを増した水が、びゅ〜〜〜〜! っと
音を立てながら直腸の中まで潜り込もうと先端を尖らせた。
「ちがっ! これ強くなってるっ!
あっく、ん……っ、弱……、弱ボタン……っ」
ぐいぐいと抉り続ける水流が肛口の隙間を押し広げ、
水が少し中まで入り込んできた。
なかばパニックになりながらもなんとか探し出した弱ボタンを叩くと、
激しい責めは収まって、お尻の皺を緩やかにもみこむような動きに変化した。
(続く)
正統派じっくり開発楽しみ
俺はキワモノしか書けないから腸ガンガッってくだしあ
スカ苦手なのでビクビクしながら読んだら
水流アナル責めオンリーで(;´Д`)ハァハァ
>>204 お前、どっか感覚がおかしいんじゃないのか?
まぁまぁ喧嘩するな紳士共。
蟲にしろスカにしろ、好きな奴も嫌いな奴もいるさ。
虫のサイズがアレだが、おにゃのこの表情がいいなあ
俺は
>>197に感銘を受けた
サリの直腸で成長して一斉に旅立って行った稚魚たちは、
一年後、生まれ故郷であるサリの肛門へと還って来る・・・
テューロというキャラがいる以上魚ばかりだと魚にNTRたみたいで微妙だ
>>209 むしろ、初めての相手は魚なのにテューロにNTRたと見る
お尻に潜り込んだ魚しか愛せないサリ萌え
それではテューロのお尻の穴にもお魚さんが・・・という方向性はどうでしょう?
サリとテューロがセックルすると、振動や体温の昂揚に刺激された二匹の魚も活性化して、
セックルの間じゅう、二人の直腸の中でビチビチグチュグチュと躍り狂いつづけるわけです。
>>211 面白いなそれ。
部族によっては、村いちばんの戦士と美人に、わざとこの魚を寄生させる儀式があったり。
男女とも気持ちいいから、普段よりセックスに励み、結果的に子沢山になって、優れた血が多く残る。
>>213 男はそんな事しなくても生肉とか食って精力あってビンビンだから、
濡れにくい女に魚を寄生させてイキ癖をつけさせて子沢山とかな
くそっ書きたくなっちまった
このスレで妊娠つったらバックやまんぐり返しでAFしまくってたら
結合部から溢れたザー汁がマンコに垂れて受精だろ
AFしすぎで処女懐胎かー
2スレ目を願ってまた投下。
【注意】レズ・陵辱
NTRとスカはもう無意識のうちに入ってるような仕様です
218 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:49:22 ID:a7mdmwDw
娘の身体はくの字に曲げられていた。
そして、背後から獣のように犯されていた。
細腕は天井から吊るされ、足首はソファからの縄に目一杯引き絞られ、
どれほど足掻こうとも逃れる事は叶わない。
造りの良い顔は目隠しとボールギャグで覆われており、
眼孔の窪みから、ギャグに空いた穴から、透明な流れがつたっていた。
柔肌の汗もふくらんだ乳房の揺れで飛沫く。
しかしフローリングに光るおびただしい雫は、それら苦渋の体液だけではない。
娘の痛々しいほど隆起した陰核が、今フードを捲り上げた。
肉びらは喘ぐ様にわななき、とろとろの甘露を泌ち零している。
床へ銀色の粘糸を引いて。
彼女の性器に直接の刺激は与えられていない。
未だかつて与えられた事もない。
だが皮一枚隔てた狭洞はひどく焼けつき、蕩け、蠢いていた。
穿たれるのは、娘がふだん排泄に使う不浄の穴だ。
背後の男は一度大きく腰を引き、ヌメつく怒張を再び深々と娘に消化させる。
「ふっ、ふ――っ……むっ、むうぅーッ!!」
上向きに腰を沈められたのがつらいのか、ギャグ越しに悲鳴が上がった。
男は出っ腹を少女の一本筋の浮いた背に隙間なく密着させる。
娘は身を捩った。
男はその動きすらを自身の腰使いに一体化させる。
娘の尻肉を離さない。いや、『離せない』。
「うお、ああぁぁ……!!」
うめいたのは男だった。
低く、蚊のように物悲しい苦悶。
前の男も、その前の男も、娘の腰を抱きながら同じ表情をしていた。
薄切れ肉をべとりと貼り付けられるような奇異な感触、血の巡る生暖かさ、
亀頭に触れる間欠泉のようなとろみ、ぎちぎちと根元へ吸いつく窄まり。
脂の乗り始めた娘の後孔に本能的な危機感すら覚えながら、
すり減らす勢いで灼棒を叩き込む。
「ふぐっ…!ぐっ、っふ、う……ふぅ―――っ!!」
びくん、びくんっと娘の美脚が張りつめ、爪先立ちになっていく。
床へ引いた銀の糸を、ひとつの大きな気泡がなぞった。
219 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:50:08 ID:a7mdmwDw
人気の無くなった部屋の中、娘――新宮 理彩は意識を取り戻す。
焼き栗のような匂いが立ち込めている。
体の下は池ができたような濡れ具合だ。
身を起こすと、立ちくらみで上空の景色が霞んだ。
手足の縛めは解かれていた。
ほとんどずり落ちている目隠しを外し、ボールギャグを吐き出す。
びちゃっと恐ろしく濃い唾液が音を立てた。
開きっぱなしだった顎を抑え、こめかみの痛みを和らげる。
何度嵌めても、顎が外れそうで気分が悪い。
「またユルくなりそうだなぁ」
ぽんと膨れた感じのする腹をさする。
とりあえず人心地つくと、理彩は脚を引きずって携帯を手に取った。
「……あ、玲ちゃん?今終わった。ごめーん、また…やりすぎちゃった」
汗だくで声を枯らしながら、少女は頭を下げる。
電話口から溜息が聞こえた。
『まったく、仕様のない人ですね。30分ほど休んでて頂けます?』
すっかり慣れた口調の相手は、そう言って電話を切る。
「また月曜になって足腰が立たない、なんてやめて下さいよ?
毎週末、ネットで家へ集めた男にアナルを輪姦させてるなんて知れたら、
ミス・キャンパスの名が泣きます」
理彩の身体を濡れタオルで丹念に拭いつつ、玲は眉根を寄せた。
「だって、いきなり縛られたんだもん。全員ねちっこいオヤジだったし。
それにミス・キャンパスって……それがまた、ぞくぞくっとね」
胸を掻き抱く理彩に、玲は呆れ目だ。
220 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:50:57 ID:a7mdmwDw
「はぁ。貴方にとっては、それさえ背徳のおかずって訳ですか。…そうですよね。
今私を呼んでいるのだって、陰で自分を貶めようとしてた後輩に後始末されるのが
堪らないんでしょう?」
玲はきゅっきゅと理彩の内腿を磨き込み、それだけで小さく絶頂に達する相手を見下ろす。
影を落とされ、理彩はびくついた。
「ひゃっ!ち、違う、違う!玲ちゃんは別!」
ひどい思い違いだと言わんばかりに、必死になって否定する。
そんな理彩を見る玲の顔は、柔らかかった。
この玲とて次期ミス・キャンパスと言われているが、理彩に敵うとは思えない。
肩までの長い黒髪と、歩く姿が様になる抜群のスタイルを誇る理彩。
シックな服装に身を包み、クールで男子はおろか同性からも憧れの的。
実績を以ってテニスサークルを部に昇格させたのも彼女だ。
一人暮らしの為に親から高級マンションを買い与えられるほどの令嬢でもある。
教授でさえも気安く声を掛けることが憚られた。
まさしくキャンパスの女王と呼ぶに相応しい存在だ。
それがプライベートになるとどうか。
目玉焼きすら綺麗に作れず、起床にしても玲の電話なしにはままならない。
毎晩、十数種類の化粧水で目の覚めるような肌の艶を磨き、
太りやすい体質を週4日のハードな練習で抑えこんで完璧なスタイルを保つ。
優雅な白鳥の水面下は無様なものだった。
極めつけがその性癖だ。
土曜の性欲処理を終えた身体をまさぐれば、女の玲が発情するほど愛らしく乱れる。
キスをせがみ、腰を押し付けて泣きじゃくる。
排泄孔を極太のペニスバンドで抉られて。
年上ながら妹のような理彩の世話を妬く時、玲はつい口元が綻んでしまうのだった。
「分からないものですね。完璧な貴方を見ていた頃は、どう貶めようとしか考えなかった。
それが、ある日家を覗いて実態を知った途端、こんなに愛おしくなるなんて」
相手には聞こえない声で、玲は独りごちる。
221 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:51:54 ID:a7mdmwDw
その手はとうとう理彩の菊座を撫でていた。
竦みあがる理彩を横目に指を舐め、そっと赤らんだ蕾に押し込む。
果肉へ埋もれるような抵抗。
それを破ると、火照った腸内の様子が指に伝わる。
業火で炙り尽くされた蝋燭のように、そこは熱い白濁をなみなみと湛えていた。
指をつたい溢れ出す量が、どれほどの間嬲られていたかを雄弁に物語る。
玲の表情は曇った。
いつだってそうだ。
玲が理彩のそこに触れられるのは、いつも誰かに汚された後。
玲は唇を噛む。
同じぐらい力を込め、理彩の腸内を弄る3本指をひろげる。
「ひゃっ!」
急に括約筋が伸びきり、理彩が叫んだ。
「先輩、教えてください。どうして貴方は、こっちの穴でしか感じないんですか?
おまけに、好みからかけ離れた男に犯されてでしか濡れないなんて」
玲の指は円状に攪拌を始める。
絶頂を迎えた後、一度腸内の穢れを全て吐き出し、それから改めて弄くる。
そうすれば一皮向けた違和感が腰に広がるのだ。
かつて理彩が漏らした言葉を思い出す。
「あっ、うあっ!…そ、それは訊かないで!」
明らかな狼狽を見せ、理彩は抜けた腰を逃そうとする。
「べつに仰らなくても構いませんよ。一晩中お尻の穴を焦らすだけです。
足腰の立たない今の貴方ぐらい、どうにだって出来ますから。
でも…もし言ってくださるなら、また頭の中をまっさらにして差し上げます」
玲は腕に一層の力を込めた。
拡張につぐ拡張の上、先ほどの肛姦ですっかりほぐれている直腸へ。
「ねぇセンパイ、言って?」
親指、小指が菊輪を通り抜け、ついには骨盤を軋ませながら、
玲の手首そのものが腸壁のぬるみにもぐり込んでいく。
「うあっ、あああ、あ……――!?」
理彩は目を見開き、口をだらしなく開け、腰を跳ね上げた。
脚が不自然なほど震えだす。膀胱が泣き声を上げる。
男根などとは比にならない太さに、下半身の力が汗として流れ出ていく。
自我の限界だった。
「わかった、わかったぁ!言うから、抜いてぇっっ!!!」
息を整えた後、理彩はぽつぽつと語りはじめた。
高校時代のある時期を。
その歪んだ性癖を、無理矢理に植え付けられた出来事を。
222 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:53:23 ID:a7mdmwDw
高2の夏、理彩は一人でフランスを訪れていた。
一流の『パリジェンヌ』になろうと。
最先端の洋菓子やファッションを学ぶのだと意気込んだ。
しかし、日本に行けばサムライ・ゲイシャに会えるとは限らない。
パリは花の都などではなく、少女には半端な都会にしか映らなかった。
失望した少女は、帰国までの数日でパリの周辺を放浪する。
パリに来てよかったと思えるものが欲しかった。
そしてドイツとの国境、ストラスブールに着いた日だ。
ちょうど小雨が降り始めたため路地裏へ入ったところ、一人の男が理彩に駆け寄った。
何語なのか、その言葉は理彩には理解できない。
ただ彼は、自分の荷物を執拗に少女に押し付けてくる。
預かってくれということか。
理彩は笑顔を見せ、男の会釈を見送った。
直後のサイレン、捕縛など予想できるはずもない。
『パリには捕まる直前、証拠品を他人に押し付ける犯罪者がいます。
巻き込まれないよう、十分に注意しましょう。 』
ガイドブックの一節を思い出した時、少女の手には鉄の錠が嵌められていた。
窓のない地下牢で、他の牢にも何人かの覇気の無い受刑者がいた。
若い女ばかりだったが、その世話はすべて男の刑務官が行う。
尻を撫でたり、胸を揉んだりは当たり前だ。
配慮やエチケットといったものとは隔絶された世界。
犯罪の多いフランスだからか、あるいは此処だけなのか、
全てが刑務官の匙加減で取仕切られていた。
牢の棚には古ぼけた歯ブラシ、歯磨き粉、石けん、櫛、制汗剤などがあったが、
常時拘束されている状態で使える代物ではない。
最初の数日で、理彩は私語をせず、決して命令に逆らわないよう躾けられた。
服従には鞭が壁を打つ音だけで十分すぎる。
実際、3ッ日目まで耳鳴りが止まなかったのだから。
223 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:54:12 ID:a7mdmwDw
「87番、捜身を始める。後ろを向いて壁に手をつけ」
夕食から1時間後のこの命令が、少女にとって最大の苦痛だった。
そして理彩に与えられた役目は、他の者とは違う。
拘帯を外され、白い臀部を剥き出しにされる。
その初々しい前後の穴には、遊びのないサイズの挿入具が嵌め込まれていた。
「お前らヤクの売人は、どこに何を隠しているか分からんからな」
髭面の刑務官が言い聞かせるように囁き、後ろの挿入具を深々と押し込む。
「うっ…」
僅かに上がる腰を愉しみながら、次はゆっくりと引きずり出す。
その大きさは日々少しずつ増し、4センチもの直径になった。
少女は毎日のように異様な感触を味わっていた。
潤滑油を塗って入れられる際は苦痛でしかないが、それを一日腸内に留め、
夜に抜き差しされると痛みが薄らぐ。
めったに無い快便の感覚に理彩が息を吐くと、それを見計らって奥深くまでねじり込む。
「あ、あおあぁーっ!!」
「87番、発声の許可はしていないぞ」
たまらず声を上げれば痛い懲罰が待っている。
その日初めて迎える太さに戸惑う暇も無く、姿勢を崩すことも赦されず、
挿入具の抜き差しにただ耐えねばならなかった。
「今日は奥に当たるモノが少ないな。…つまらん事だ」
時おり挿入具は粘ついた音を立てて引き抜かれ、少女の鼻先へ突きつけられた。
ただでさえ頭が掻き回されるようなのに、吐き気を覚えた。
忙しなく食事をした後で、しかもそのパンもスープも粗悪であるため、
腸内を長く硬い挿入具で延々としごかれ続ければ必ず鳴動が起こる。
ようやくに終わりを見せ始めた抽送が、ぐるぐると鳴る音で勢いを取り戻す。
「……っう、ぐっ! …う、ふんぅ…ん〜……っ!」
理彩は奥歯をきつく食いしばり、脇腹を震えを抑えた。
ある日には凄まじい熱さを感じた後、後孔にどろっと茶けた嘔吐を醸し、それをなじられ、
それでも耐え続けなければならなかった。
刑務官の抜き差しは、少ない時でも1時間は続いた。
224 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:55:24 ID:a7mdmwDw
しかしその辱めも、まだほんの準備段階に過ぎない。
そう悟ったのは、4センチの挿入具に痛みを感じなくなった頃だ。
日本人の少女がよほど珍しいのだろうか。
理彩のくびれた腰に、長い脚に、様々な刑務官が好色の目を向けた。
万が一問題が発覚した際に厄介だ、ということで処女だけは約束されている。
つまり、少女のアナルのみが全ての刑務官に狙われていたのである。
理彩はそのことを露骨に感じたが、どうすることも出来なかった。
怒張が初めて菊門を通った感触は、忘れられない。
大きかった。
挿入具にはもっと太さがあったというのに、それより暴力的に思えた。
熱く脈打ちながら腸壁にべたりと貼り付き、最奥をひらく。
フランスの男性器平均は世界でもっとも大きい。
そんな女性誌の記事が頭をかすめる。
「あ……は、入ったんですか…?」
身体のかなり奥までが重くなった時、叱られるのを承知で少女は問うた。
自らの排泄孔が犯されているのが、あまりに、あまりに衝撃的だったからだ。
刑務官は何も答えず、理彩の右腿を抱え上げて腰を使った。
チーズくさい体臭が同じく記憶に残っている。
普段ならば、断じて近づくことを許さないタイプの男だった。
「…ひぅっ!…ん〜、うん、うんっっ!あ、あぁ…、うん、っあ……!!」
男の出っ腹で胸を擦られながら、少女は息の代わりに情けない声を吐く。
汗がひどく、床についた背面にお湯の膜が出来たようだった。
何十回と突かれた後にその床から身を起こされた時、
理彩は腸壁への強い圧迫で失禁してしまう。
尻の谷間を温かい流れが覆うあいだ、少女の括約筋はかつて無いほど締まっていた。
男の唸り声が耳の奥にぞくぞくと響く。
理彩は小さく腰を反らし、腸内の空洞がふたつに分かたれるような感覚に震えた。
225 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:56:06 ID:a7mdmwDw
それから、理彩は毎日のように刑務官の慰み者となった。
昼夜も無く、する事と言えば食事か、シャワーか、アナルセックスだけだった。
くたくたになった理沙は、犯されながら眠るほかない。
刑務官は精が尽きると趣向を変えた。
「漏らす前にコイツで3回イってみせろ。イく時にはちゃんと言うんだぞ」
柱に太いアナルバイブを括りつけ、一升分の浣腸を理彩に施して命じる。
「はーっ、はーっ、あ、ああ、ぐ…ぅっ……あ、あ〜〜ッ!!」
膝に手をつき、汗みずくになって腰を繰った。
それを男達は酒を喰らいながら眺めていた。
一日のほとんどを尻穴への感覚にしか向けない日々。
手錠をされ両脚を広げられたまま、強制的に絶え間ない快楽で乱される屈辱。
それは、理彩の中を少しずつ蝕んでいった。
ぼやけているのが頭か、脊髄か、腸管なのかは分からない。
だが変化は明らかに起きていた。
硬い亀頭を腸奥の粘膜が柔らかく受け止められるようになり、
荒っぽい突き込みでも粘膜が擦り切れて血の滲む事が無くなった。
1時間ほど嬲られれば熱い下腹がぬるくなる。
その感覚を覚えた時には、すでに秘唇は蕩けて蜜を垂らし、
直腸ではそれより粘度の高いとろみがぐちゃぐちゃと音を立てた。
男はみな身体を密着させ、理彩の艶やかな肌を愉しんだ。
怒張が抜けそうなほど腰を引く最大限のストロークで。
何度か出した後であっても、彼らはたちまちに低く唸って愉悦に浸った。
少女の括約筋はよく鍛えられ、しかし奥は驚くほど熱く柔らかい。
元来ふくよかな体質を必死に絞り上げてきた少女のアナルは、極上だった。
226 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:56:46 ID:a7mdmwDw
「助けて、助けて、助けて、たすけて……!!」
膝が笑い、腸の奥が排泄時のようにぼこぼこと蠢く絶頂の瞬間になると、
少女は知らずにそう叫んでいた。
臓物のすべてを噴き出しそうな極感からか、腰が砕ける事への防衛本能か。
あるいは、自分が犯されているという認識が絶頂を呼ぶのか。
理彩は幾度となく身を捩りながら、壮絶な表情で極まりを迎える。
その顔に惹かれ、また誰かが猛りをしごきながら少女の後ろにあてがうのだった。
永久に続くのかと思われたその日々は、一ヶ月後、呆気ない終わりを告げた。
理彩の疑いが晴れた為らしい。
それは余りにも唐突すぎ、少女の身体は物足りなさを禁じえなかった。
排泄の際には無意味に深く息を吐く。
街角で見かける化粧水のビン・ジュースのボトル…さらには自転車よけの鉄杭。
それらを見る目が、変わった。
「太くて、こんなに長い……お尻壊れちゃうよ?」
骨董品屋で木製の像を手にしながら、可憐な処女はくつくつと笑っていた。
それでも、理彩は満たされなかった。
どんなものを使っても、それが自分の手首よりも大きいものでも、物足りない。
犯されていないから。
ネットで人を集め、自分の好みからかけ離れた男を見た時、背筋が震えた。
あと3日でこの部屋に殺到するんだ。
そう考えると、物足りなかった玩具でもたちまちに電流が走るのが不思議だった。
外では完璧な人間を演じるミス・キャンパス。
尻穴を容赦なく抉り回されて泣き叫ぶ間、その肩書きが理彩の胸を焦がしていた。
227 :
あなおかし:2007/06/20(水) 01:58:16 ID:a7mdmwDw
玲は息を呑んだ。
現実離れした話だが、理彩の様子を見ると嘘とは思えない。
「犯されたのがクセになるなんて、どうかしてるでしょ?」
理彩の目には涙が浮いていた。
彼女は少し幼く見えた。
理彩の見せるそうした弱さに、玲の胸は疼く。
自分のものにしたい、する。そう強く願ってしまう。
理彩の全てを知って決意した。
これまで幾度となく抑えてきたその気持ちを、もう止める気がしない。
「先輩は、私に犯されるの好きですか?」
玲の毅然とした問いかけに、理彩は躊躇い、ゆっくりと頷いた。
「玲ちゃん、私がミスに選ばれた時、ゴミでも見るようなすごい目してた。
あんな目で見られながら犯されたら、わたし……」
玲は口角を吊り上げた。
男に犯された事がトラウマになったなら、それを塗り替えてやればいい。
自分でしか感じられないように。
男根を持たない玲には、理彩の後孔がどれほどの具合なのか分からない。
だが代わりに果てる事もなく、一人でいつまででも彼女に愉悦を与えられる。
女を仕立てるのは女だ。
「ねぇ先輩。この近くのSMホテルに、米産の木馬型マシンが来てるのご存知ですか?」
玲の瞳の変化に気付き、理彩は身を竦ませた。
「……え?」
玲の目は爛々と光っている。獲物をみつけた蛇の目だ。
「私、試しに使ってみたんですけど、3秒でたまらず飛び上がっちゃって。
もしその上に縛りつけられて、おまけに脚を掴んで持ち上げられたりしたらどうでしょう」
理彩の後ずさりを腕を掴んで留め、玲は微笑んだ。
「あの、泣いちゃったらちゃんと止めてね?」
「あら、ご自分で気付いてらっしゃらないんですか?
貴方って泣いて意識が飛んで、そこで初めて本気汁の色が変わってくるんですよ」
理彩もまるでつられたように、引きつった笑みを浮かべる。
「……やっぱりあんな話、言わなきゃ良かった……」
二人の夜はこれからだ。
――終――
(*´Д`)
(*´Д`) G…J…
彼氏との子供できた・・・
AFでも子供出来るんだよ!
――終――だなんてとんでもない、2人のラブラブアナルレズ話はこれからじゃないですか!
理彩が玲のアナルを責めるパターンとか'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
232 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:50:35 ID:yG31GuA+
GJ!と叫びつつ、
>>231に禿しく同意。
あれだけで終わりってのはチョイもったいない気がするな。
むしろ刑務所編のシリーズ化希望
むしろ、自分の手首編を
むしろ玲の手首の型をとって特製のアナルプラグを
保守
過疎、か…
いやいや
俺は通ってますよ
全盛期のハーマイオニーのアナルを
耳掻きのふさふさで飽きるまで撫でまわしたい
綾崎ハーマイオニー
>>239 わかった。
いつが全盛期なのか、話し合おうではないか。
では全盛期のハーマイオニーのアナルの襞を
粘着性のある耳掻き用綿棒で丁寧に掃除する役は自分が
>>240 単行本おまけのプロフがやけに力入ってたアレか。
作者と編集の背中を思い切りバンバン叩きながら抱き締めたくなったよ。
>>242 じゃあ俺が耳掻きの後ろのふさふさでアナルを撫で回す係りやるよ。
梵天
ムラムラして書いた。アナル物なら何でも良かった。
今はスッキリしている
【注意】不明
246 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:34:00 ID:GFRKSCPs
中学の頃、俺はいわゆる「グレた」状態だった。
俺に限らず学校の多くがそうで、片田舎に閉じ込められる鬱憤を
酒や煙草・単車で発散していた。
ただ、女には疎かった。
俺の住む西区は女子自体少なく、いても小太りの垢抜けない容姿。
逆に北区は多少栄えていて、学校帰りに駅でミニスカの可愛い娘を
探すのが俺達の日課だった。
その姿をオカズに夜ごと妄想に耽る日々。
でも、中にはそれだけで満足しない奴もいたようだ。
「タケが可愛い子捕まえたらしい。見に行こう」
そう言われて連れの家に行くと、そこには本当に可愛い娘がいた。
高校生…あるいはもっと上か、すらりと伸びきった体型。
場所が場所ならレースクイーンにでもなれそうだ。
親が滅多に帰らないのをいい事に、数人で連れ込んだらしい。
タケは冗談のわかる奴だが、たまに思い切った事をする。
本当に大胆な奴だ。
もっとも、俺達だって人の事は言えない。
まずいとは皆分かっていたが、誰も止めなかった。
白カチューシャの乗っかった、肩までの黒いストレート。
華奢な肩、細い腕、くびれた腰つきを際立たせる胸とお尻。
桃の果皮のように薄らと赤らんだ白肌。
その大人びた女の子らしさは、俺たちの興味を惹きすぎた。
247 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:36:42 ID:GFRKSCPs
俺たちは毎日タケの家に入り浸った。
夜も「友達の家に泊まる」のだから問題ない。
彼女の身体を使って、俺たちは様々な妄想を実現させた。
上目遣いのまま口でさせたり、膨らんだ胸に挟んでしごいたり。
自慰をさせてそれをじっくりと観察した事もある。
雑誌で見たのよりずっと綺麗な彼女のあそこは好んで舐められた。
反応が良いクリトリスも誰がしかが弄っていた。
四つん這いで口に物を咥えさせられ、背後から肉芽を剥き出される。
そのうち透明な蜜が滲んできて、ますます滑らかにこね回される。
ガキの手で為すすべもなく女を濡らされる。
思えば、かなりつらかったことだろう。
だが馬鹿な俺たちは彼女が仰け反るたび、逝った逝ったと有頂天になった。
その代わり、俺たちは彼女の望むことは出来るだけ叶えた。
風呂には好きに入らせたし、馴染みのない菓子を欲しがれば皆で金を出しあった。
救いだったのは、彼女が帰宅を望まなかった事だ。
家出でもしていたのだろうか。
学校にも通っていない様子だった。もっとも、この辺りでは中卒も珍しくないが。
彼女は不思議な女性だった。
知性を感じさせる切れ長の目は、気が強そうなのにいつでも物憂げで、
澄んだ瞳孔が泣き出しそうに潤んでいた。
それは単に軟禁状態にある為だけではなさそうだ。
もっと心の深い部分に翳りがあるか、あるいは元々そうした目つきなのか。
いずれにせよ、俺たちはその気高く儚い瞳を見るたび、額が疼くのを感じた。
『彼女に求められたい』
……そんな風になってしまった。
248 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:37:54 ID:GFRKSCPs
俺たちは、いつしかその人に憧れていた。
髪を赤や金に染めて逆立てた強面が、揃って呼ぶ名は「お姉ちゃん」。
全く笑える話だ。
彼女も段々とつかみ所の無い一面を見せはじめ、
羞恥に泣いたかと思うと目を細めて俺たちの頭を撫でる。
反応は様々だが、皆撫でられるのは大好きだった。
彼女は将来について考えることがいかに大事か、
意味深に語る事が多かった。
当時の俺たちには理解できない深い説法。
その神秘性もあり、俺たちは彼女に惚れこんでいた。
だから、処女を奪うことはしなかった。
大体それをすれば強姦だ。
でも同時に俺たちは、彼女を抱きたくてしょうがなかった。
脚を絡み合わせ、腰を振る本番行為に憧れた。
そう考えながら彼女のつるんとしたお尻を眺めていた時、
俺たちは閃く。
アナルセックスをしたい。
さすがのお姉ちゃんもそれを聞いた時は取り乱した。
「そんなのおかしい」「やめて」「汚い」「お願いよぅ…!」
べそをかきながら、あるいは憤って繰り返す。
でも最後には俺たちの熱意に根負けし、俯いて黙り込んだ。
沈黙の中、その年初めてのセミが鳴いていたのを覚えている。
249 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:38:43 ID:GFRKSCPs
まずは穴を綺麗にしようと、薬局に行き浣腸を買った。
ちっぽけな容器だったので、3個を続けて注入する。
イチジクの強さも知らないまま、俺たちは必死に耐える彼女を眺めた。
たちまち顔に汗が噴き、お腹もぐるぐると低く鳴り出す。
唇が震え、すぐに膝まで笑い出す。
皆が黙りこくった。
これが排泄器官にちょっとの水を入れられた反応なのかと。
トイレへ駆け込んだ彼女のうなり声は、俺たちを落ち着かなくさせた。
そして隠しようも無い生理的な音。
しばらくして出てきた彼女は耳まで真っ赤だった。
年下の子供に排泄を強いられる羞恥は、どれほどだったろう。
それから俺たちは、ゆっくりと彼女のアナルをほぐしにかかった。
生憎、オイルもローションもない。
だから屈曲位にさせて皆で唾を垂らし、窄まりに溜らせて指を差した。
ほぐすのは俺だ。
はじめは全く開いてなくて、へそに指を突っ込むような気持ちだった。
膣に入れた指よりぬるく、粘ついた感触。
唾液のぬめりを借りて一気に奥まで指を捻じ込んだ。
「おい、お姉ちゃん痛そうだぞ!」
そう言われて見ると、確かに彼女は眉根を寄せて堪えている。
「平気。痛くないよ……」
溜息を吐くような言葉は、たぶん無理をしていた。
彼女は優しいから。
「もっと力抜いて」
俺は囁きながら、排泄器官を弄くられる彼女の心中を思う。
250 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:39:28 ID:GFRKSCPs
だが最初の挿入を済ませれば、あとは意外に順調だった。
もともと彼女の括約筋が柔らかかったのかもしれない。
2本指を中で曲げ、伸ばし、抜き差しする。
「ん゛っ」「くぁ…!」といった彼女の声色で加減は分かった。
20分もやれば2本指は簡単に入るようになる。
そこで唾液を足して3本目、それでも痛がらないので4本目も差し入れた。
彼女ははじめ何本入っているのか分からなかったそうだ。
「うそ、4本!?やだ、拡がっちゃうって……!」
本数を教えると、そんな風に驚いていた。
でも、2本と4本とでは出来ることがまるで違ったんだ。
何度か弄っているうち、尾骨の近くにざらっとした部分が
あるのが分かった。
Gスポットのようだが、それよりやや骨っぽい。
そこを撫で回すと、お姉ちゃんはああっと声をあげた。
ごりごり磨り潰すように擦ると、その声が切羽詰る。
子宮側の2本指でもあっちこっちを触ると、
「そんな、ぐるんぐるんしちゃ駄目っ!!」
と、まるで知性を感じさせない事を言い出した。
いつも何だか小難しいことを説いていた知的な彼女が。
「アナルって、余裕なくなんのかな…」
誰かがぼそっと呟いた。
251 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:40:27 ID:GFRKSCPs
それは全くの偶然だった。
彼女の反応に気を良くし、もっと良いポイントはないかと
指を4方向に反らした時だ。
「っぁ、ああ゛!」
彼女の声が急に大きくなる。
その時俺の指は、鰐の口のように開いていた。
直感で『これだ』とわかった。
「今のがいいの?お姉ちゃん」
四つ指を限界まで拡げては閉じ…を力の限り繰り返す。
みっちゃりと水の膜に閉じた腸壁を、ぱんっと一気に引き剥がす。
彼女の反応はそれは凄かった。
「奥が、奥が、っああぁーーー!!!」
唾液ではない水音がお尻からしたのもこの辺りだ。
そうなると、もうアナルも膣も同じようなもの。
何度か彼女に潮を噴かせた時の要領で、水音のする部分を
ぐちゃぐちゃと掻きまわす。
手首に筋を浮かせ、指先が攣るまで壁に押し付けて神経を抉る。
「ふぎゃあああああーーっ!!あああっぁうああぁーーーーっ!!」
彼女は声の限り叫んでいた。
同時に俺の太股へ爪を立てたので、正直泣きそうに痛い。
でも、それだけ彼女は追い詰められていたんだ。
252 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:41:16 ID:GFRKSCPs
周りはもうシーンとしていた。彼女の発狂に言葉もない。
俺は彼女の爪に負けじと腸内をこねくり回す。
飛沫をとばす勢いで指を暴れさせる。
「いぐぅーいくいくうイクぅううー!!あ゛ー、あいっイグぅー!!」
この時ばかりは、彼女のほっそりした体が大蛇に思えた。
ものすごい力で背を丸め、俺の指から逃れようとする。
でも力なら俺の方が強い、側位で責め続けた。
「っくイクいくー!!ああああぁもうホントにいぐうううぅーー!!
誰か、誰かっクリいじってぇっ!イけないよぉーーー!!!」
全く異質な絶頂感に狂いながら、お姉ちゃんは喚く。
たちまち皆の指がクリトリスを覆うと、それは音も成さなくなった。
彼女がいつ逝ったのか俺には分からない。
だが、シーツには寝小便のような大きな染みができている。
なおもお尻を弄ろうとするとまた太股に爪を立てられた。
「逝った直後なの…さわっちゃダメ」
諭すように言い、彼女は脚を擦り合わせた。
「これ続けられたら……絶対、気失う……」
253 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:42:03 ID:GFRKSCPs
余韻からの回復を待っていよいよ挿入となり、彼女は正常位をつくる。
彼女の脚はベッドの上でまだがくがくと震えていた。
美脚に挟まれた菊輪はわずかに盛り上がっている。
指で押しひらげると、腹圧でぴゅっと温かい雫を飛ばした。
俗に言う腸液だろうか。
そして俺の体には、それよりもっと熱い汗が滝のように流れていた。
しごいて整えるまでもなく、物が痛いほど反り返っている。
「入れるよ」
石のような亀頭を『お姉ちゃん』の尾骨に乗せた。
「もっと早く入れても良かったのに」
先ほどの狂乱に少しの恨み言を呈し、彼女は腰を上げる。
最初はやや手間取った。入り口が滑って定まらない。
だが、一度生ゴムのような輪を通り抜けると一息に潜り込んだ。
その瞬間だ。
『お、おっあ゛ああああぁぉおううううっっ!!』
“物凄い声”としか形容しようが無かった。
発しているのはお姉ちゃんだ。
普段の声とは何オクターブも違う音。
女の子らしさのまるでない、腹の奥底からの叫び声。
なりふりも構えない、捕食者に食い破られる動物の原始的な唸り。
背筋がぞくっとした。
俺とは造りから違う上品な顔をした彼女が、そんな声を上げるなんて。
これが排泄の穴を犯されるということか…。
254 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:42:57 ID:GFRKSCPs
「お姉ちゃん、大丈夫?」
指を入れたときのように訊くと、彼女はベッドに後頭を埋めたまま頷く。
その脚は筋ばって小刻みに痙攣していた。
今度ばかりは堪えたくても許容量を超えているらしい。
「ごめんね、変な声でちゃった、。動いても…いいよ」
彼女は健気に脚を踏ん張り、腰を上げる。
俺は…もう、その言葉に甘えるしかない。
そのアナルは、今までに経験が無い快感をもたらした。
根元には菊輪が喰いついて鬱血するようで、肉幹は口粘膜に覆われたよう。
「うああ…すご、すごい…!!」
フェラチオの極の極、食道に呑まれたような異質さに、俺は声を上げた。
相手の細い腰を掴み、自分の欲望を果たす為だけに腰を使う。
「あっ、お、おぅっ、あう、う゛っぁあ…」
彼女が肩で息をしているのが見える。
唾液が口元から顎先まで流れ、その跡が異様なほどいやらしかった。
果たして何回の摩擦に耐えられただろうか。
「お、おっおぉう、出るっ!!」
俺はさっきの彼女以上に情けない声で絶頂を告げた。
どくっ、、どくんっと彼女の腸内に、かつて出した事もないほどの精が放たれる。
跳ねる怒張を腸壁になだめられ、俺は恍惚に酔いしれた。
255 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:43:50 ID:GFRKSCPs
それからというもの、俺たちは毎日彼女のアナルを愉しんだ。
誰もが10分ともたず達してしまうほどの名器だった。
彼女自身はしばらくは痛くもなく、かといって逝けもせずという
むず痒い状態だったらしい。
だが乳首やクリトリスを弄りながら責められているうち、
だんだんとアナルの感度も上がっていった。
彼女曰く、浣腸をせずに実入りで突っ込んだ時が一番凄かったそうだ。
俺たちは、ある時は姫と従者のように、ある時は雄とその奴隷として、
快楽を貪る毎日を過ごした。
乳を吸い、白い腿に舌を這わせ、深くキスをして。
俺やタケをはじめ、何日か前まで喧嘩しかしていなかった奴らが、
すっかり柔らかい顔になっていた。
しかし、楽しい日々は長く続かない。
“タケの家で見知らぬ女が食事をしていた、風呂を使っていた”
何しろ田舎の事だ、些細な事実もたちまち知れる。
「もう、潮時ね」
彼女のひと言で、俺たちは項垂れ押し黙った。
最後のセミが鳴きやんだ。
256 :
みちのこえ:2007/07/03(火) 01:44:50 ID:GFRKSCPs
高校の頃、俺はもう酒も煙草もやっていなかった。
普通に卒業し、バブルに沸く世代の平凡な会社員になって。
俺に限らず、他の奴らもくだらない日常を真っ当に生きはじめた。
ただ、女には貪欲だ。
会社の子、飲み会で知り合った子、海でナンパした子。
俺はそれぞれと普通にも愛し合いつつ、アナルを弄った。
どの子もはじめは嫌そうな顔だが、宥めすかして開発する。
はじめて貫くとき、愛らしい彼女らはみな獣のような声でうめいた。
それを聞きながら尻穴を貪ると、社会でのストレスなど何ほどの物でもなくなる。
しかし、未だに彼女を超えるほどの感触には出会えていない。
彼女――俺たちのお姉ちゃんはどうしているだろう。
市長選のウグイス嬢だったとか、ローカル局のアナウンサーになったとか、
噂は山ほど耳にした。
案外、結婚して家庭に収まっているかもしれない。
もう懐かしくて顔も覚えていないけど、もうその匂いさえ忘れたけれど、
きっとどこかで元気にしている事だろう。
俺たちは、あの温もりを忘れない。
おわり
爽やかな読後感
あれ、ちんこから涙が…
俺にもこんな学生時代があったら良かったのにな…
あれ、目から汁が…
目からカウパーでた
ところでハーマイオニーのアナルですが、
まずお手近にある耳掻きと、ティッシュで固めに作った
10cmほどの長さの"こより"をご用意ください。
耳掻きで、お尻の穴の周りを皺を伸ばすように優しく掻いてあげます。
力加減は、弱すぎると思うくらいの、触っているかいないか程度でちょうど良いです。
するっ、するっと掻きながら、たまにふっと息を吹きかけてみます。
するとお尻の穴はゆっくりと緩んできて、時折キュッと絞りこまれるような動きをします。
このキュッと縮まる寸前のタイミングを見計らって、こよりを、すっと差し込みます。
この時ハーマイオニーが、少し驚いた顔でこちらを振り向くかも知れませんが、
少し涙目になって下唇を噛み締め、再び前を向いて我慢するので心配ありません。
そうやって紙のおちんちんを咥えこんで震えている間も
耳掻きで淡いセピア色の皺をほぐしてあげますと、
段々とまたハーマイオニーの力が抜けてきますので、
そこでタイミング良くこよりを抜き差ししつつ(少しピクッと反応しますが驚かないでください)
10分ほど穴の周囲を耳掻きでこちょこちょし続けます。
そうするとハーマイオニーはムズムズが止まらなくなって、
真っ白なお尻がじんわりと汗ばんできます。
この頃になると、肛門がひくっ、ひくっ、と動くのに合わせて、膣口が
もの欲しそうに動くことがありますが、そこは触らずに息を吹きかける程度にします。
ハーマイオニーの出来加減を確認するには、
まだ肉付きが薄いお尻に手をあてて腰骨の造りを感じ取りながら、
こよりを、5cmほどの深さまで一息に差し込んでみます。
思わず声が出そうになったハーマイオニーが
目を見開きながら両の手の平で口をふさぐことを確認してください。
ここでいよいよ、
いよいよ?
ワッフルワッフル
いよいよワッフルワッフル!
投下待ち(?)の所を切るようで悪いんだが、ちょっと教えて欲しい。
SSの内容が現代、SF、ファンタジーなどに関わらず、アナルセクースがメインになる場合はこっちに投下した方が賢明?
>アナルセクースがメイン
諸手を挙げて歓迎。
アナルといいつつ前後同時挿入だったりするとちょっとへこむかも。
>アナルといいつつ前後同時挿入だったりするとちょっとへこむ
あー、なんか分かるw
普通のエロも大好きなんだけど、
一緒にされるとハンバーグの上にプリン乗せられたような。
設定はなんでも美味しくいただけます。
内容を晒させて頂くと、
犬人(獣人)の彼女とヤりたい→でも発情期じゃないから難しい→そうだアナルを使おう
な感じ。
スレ違いで無ければここに落とそうかと思う。
両手を挙げて大歓迎、裸正座で待機します。
ところで昨日、「激辛マニア」というおかしを食べたんだけど……
では
>>268が夏風邪引く前に投下。
※このSSには、ボクっ娘属性、主従属性、およびアナル属性が含まれます。
苦手な人はスルーでよろしくお願いします。
270 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:09:16 ID:pqrqxtIX
俺の相棒は犬である。
――こう言うと大抵の輩は俺の職種を猟師か何かと勘違いする。
ただの犬ではないのだ、俺の相棒は。
「――ご主人様、右です!」
「大丈夫だ、見えてる!」
手に力を込め、狙いを定める。
しなった弓が僅かに軋み――瞬間、矢が放たれた。
感じる、確かな手応え。
木々の間隙を猛烈な速度で駆け抜けた矢は、狙い違わず目標へと到達する。
「ぐああっ!」
足を射抜かれ、目標の男が転び倒れる。
急いで起き上がろうとした男の視界に、ゆっくりと影が差した。
「動かないで。手を上げて」
若く凛々しい女の――俺の相棒の声。
地面に転がる男の背後で、彼女はその得物である斧槍を構えていた。
男は痛みに脂汗を流しながら、ゆっくりと声に従う。
上げた両手が縛られ、男の動きが封じられる。
それを確認して、俺は二人の側に立った。
「盗んだ貴金属は?」
「これです」
差し出された皮袋を受け取って、俺は彼女を改めて見た。
愛用しているらしい若草色のベストと深緑のパンツに包まれた、適度に鍛えられ、太くはないが細くもない身体。
そこから僅かに視線を上げると見えるのは、彼女の端正な、やや作り物めいた美しさを持った顔。
その上では、被られたハンティングキャップが栗色の髪を半分以上覆い隠している。
――ふと気付けば、サファイアのように青い、円らな瞳が真っ直ぐにこちらを見つめていた。
「どうかしました? ご主人様」
「いや、何でもない」
視線を足元の男――小汚ない格好の盗賊に戻し、
「こいつを担いでくれるか。俺には少し厳しい」
そう頼むと、彼女は頷き、
「分かりました、ご主人様」
迷いなくそう答えた。
盗賊と盗品をまとめて街の自警組織に引き渡し、約束の報酬を受け取って、俺と彼女は宿に戻って来た。
「はー、どっこいせ、っと」
「お疲れ様でした」
爺臭い声と共にベッドへ腰掛けると、彼女は微笑みながら隣に腰掛けた。
「ああ、お疲れ様」
こちらも微笑みでそう返し、一つ伸びをする。
「お茶、淹れますね」
「頼む」
再び立ち上がった彼女は、まずハンティングキャップを取った。
中から現れた、栗色毛と頭の左右両側から垂れる大きな耳が窮屈な帽子からの解放に震え、すぐに落ち着く。
271 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:11:27 ID:pqrqxtIX
その下、彼女の背と尻の境目辺りから生えているファーマフラーのような尻尾も、同じ動きをしていた。
犬人。 ――そう彼女は呼ばれている。
錬金術によって生み出された、人と犬の間の者。
「〜♪」
鼻歌を歌いながら、彼女が小さな台所に立つ。
視界にあるのは、まるで指揮棒のように振るわれる尻尾。
彼女の身長に合った、程よい大きさと形を保つ尻。
少しだけ括れた腰に、やや肩幅のある鍛えられた背中。
「……」
闘いの時、汗一つ流さずに隣を駆ける彼女の真剣な横顔。
お疲れ様でした、と労ってくれる微笑み。
普段の――俺の傍にいて、俺の言葉を聞くのが幸せと、そう言った――その声と笑顔。
不意に、そして無性に、そんな彼女を今日こそ俺の手で淫猥に乱れさせたいと思った。
彼女の背中に抱き付き、首筋に顔を埋める。
「ひゃ、な、なんですか? ご主人様」
いい匂いだ。自然の匂いがする。
「シたくなった。ヤろう」
「な、なにをですか?」
質問に答えず、頭半分ほど大きく、俺の行動に無抵抗な身体をベッドまで引き摺り、押し倒す。
「お、お茶の準備が……」
「もういい。ヤろう」
「ですから、なにを」
「セックス。あるいは交尾」
既に俺の手は彼女のパンツを脱がしに掛かっている。
彼女が抵抗する様子はないが、顔には戸惑いの表情。
「そう言われても…… ボク、まだ発情期では……」
「でも抱きたい」
「はぁ……」
分かりました、との言葉が返って来るが、彼女の戸惑いの表情は消えない。
構う事なくパンツをずらし、ベストを押し上げた。
「んっ……」
ベストの内から零れ出る乳房。
上向きでも綺麗なお椀型を保つそれは、見ているだけでも情欲を誘う。
ゆっくりと触れる。
「は、ぁ……」
彼女の緩やかな吐息。
円を描くようにこね回し、乳首を撫で、たまに擦る。
「ん…… は、ふぅ……」
「勃ってきたな」
「当たり前です…… んっ!」
乳首を軽く捻った瞬間、びくりと身悶える彼女。
その反応に気を良くし、彼女の下腹に手を這わす。
「んんっ……」
人間とは違う、豊富で柔らかい陰毛の感触。
その向こうに息づく淫裂は、まだ湿り気すら帯びてはいない。
272 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:12:56 ID:pqrqxtIX
「うー、まだ続けます?」
「当然」
答えながら、彼女を四つん這いにさせる。
慎ましく閉じた陰門と、僅かに色素の沈澱した菊門。それに加え、神経質そうに小さく揺れる尻尾がさらけ出された。
徐に、その尻尾を掴む。
「ひゃう!」
再び痙攣するように身悶える彼女。
小さく笑いながら、彼女の急所である尻尾を扱く。
「あ、ああ、あッ……」
先端から根元へ。
優しくと強くを繰り返し。
「くぅん……!」
「良くなってきたか?」
「ん…… まだ、あまり」
「そうか」
鼻に掛かった声が出始めるようになったものの、その淫裂はようやく僅かな湿り気を帯びたばかり。
尻尾の根元を持ち、片手で強く扱きながら、空いた片手を陰門に伸ばす。
「んぁっ、はぁ……」
陰門全体を手で包み、淫核に触れるようにして揉みほぐす。
徐々に増す湿り気と彼女の吐息混じりの声。
「ひ、ぅ…… ねぇ、ご主人様…… まだ、続けます?」
「嫌なのか?」
「そうでは…… くんっ、ひぅっ、ないんです、けど」
ふるふる、と尻尾の先端を震えさせて訊く彼女。
彼女の目を見る。
不安と不満を足して割ったような色がそこにはあり、快楽の色は微塵もない。
「なんだか…… 足りません。もう、止めていいです?」
「駄目」
身体は感じていても心が感じていない。
発情期でない彼女が交わりの時に見せる態度だ。
「あっ、ふぅっ、んん…… そ、んなぁ」
非難の言葉を上げるが、決して抵抗する事はない。
淫裂を弄る手を離す。
僅かに糸を引いたが、それだけ。
一定以上に濡れる気配がない。
尻尾を扱くのを止めず、顔を陰門に近付ける。
「う、ひぅ…… ご主人様、息が、お尻に……」
「気持ち悪いか?」
「い、え…… ひんっ……!」
嫌がっている訳ではない事を確認し、淫裂に舌を伸ばす。
「あ、ひッ!」
僅かに分泌された愛液を掬い取るように、淫裂全体を舐め上げる。
次いで淫核を吸い、奥の穴へと舌を突き込む。
「あっ、あひっ、んんっ、ああっ……!」
「どうだ?」
「あ、んっ…… ん、んんっ」
ふるふる、と首を左右に振る彼女。
痩せ我慢ではないかとも思ったが、一瞬だけ覗いた彼女の目は未だ快楽を伴ってはいなかった。
273 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:13:59 ID:pqrqxtIX
しばらくの間、執拗に淫裂を舐め回す。
しかし、徐々に彼女の声は小さくなり、声の伴わない喘ぎと僅かな身悶えだけに。
「ん、んんっ…… んぅ」
やはり、これでは埒が開かない。
舌を抜く。
唾液と愛液の混合液が糸を引き、彼女の太腿に垂れた。
「ご主人様……」
「難しいな、やっぱり」
「あぅ…… 申し訳ありません」
顔を離し、指で彼女の淫裂を割り開く。
それなりに濡れてはいるものの、まだ挿入には足りない量だ。
対し、俺の愚息は既に痛いほどに勃起していて、そろそろ抜かないと辛い。
「ご主人様…… ボク、口でしましょうか?」
「すまん。頼む」
彼女の申し訳なさそうな提案に乗り、愚息を彼女の眼前に差し出す。
両手で愚息を持ち、亀頭に舌を当て、頂点とエラを二、三度往復させてから、彼女は愚息を咥えた。
「ふ、ん…… ちゅ、ん」
「う、ぉ……」
犬人特有のザラザラとした舌が愚息を締め上げるように這い回る。
亀頭全体を包んだかと思えば、エラの外側から内側を通り、汚れを根こそぎ舐め取っていく。
「ちゅ、れろ…… ん、ふぅ」
「く、ぬっ、うぉ……」
このままでは長く持ちそうにない、と思った俺は、視線を彼女の青い目から逸らした。
上体を俺の太腿に預け、愚息の突き出す股に顔を埋める彼女。
その下半身は半脱ぎのまま胴よりも高く突き出され、なんとも扇情的な格好になっている。
「ぷは…… ご主人様、そろそろイきます?」
「う、あ、ああ……」
「分かりました。このまま中で出して構いませんから」
そう言って、再び愚息に口付ける彼女。
その行為はどこまでも事務的で、殆ど興奮していないのがはっきりと分かる。
彼女の感情をよく現す尻尾もあまり動いていないのが、その証拠と言えた。
当初の目的を逸れ、彼女の提案に流されるまま、不意に強い射精感を感じる。
「っ…… く、出る!」
「んっ……!
どくり、と。
彼女の口内で響く、精の脈動。
それに伴って、こくこくと上下する彼女の喉。
脈動が終わり、彼女は最後に残った精液を吸って、口を離した。
白い糸が糸を引いて、彼女が離れる。
(なんだかなぁ…… 俺……)
男としての敗北感を味わいつつ、お疲れ様でした、と言って身支度を整え始める彼女の尻を見つめる。
274 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:15:57 ID:pqrqxtIX
ファーマフラーのような尻尾。
何とかして、発情期以外でそれを淫欲の為に激しく振らせてみたい。
かと言って、発情期以外で彼女の胎に愚息を挿れるのはかなり厳しい。
濡れが根本的に足りない上に、膣の締まりが凄まじいからだ。
少なくとも、勃起した男性器が入る広さではない。
(何かいい手は……)
先程の行為を思い出す。
感じていない訳ではない。ただ性の快感に対する耐性が強くなっているだけだ。
「……ちょっと待て」
「はい?」
「こっちに来て、四つん這いになって尻を出して」
そう言うと、彼女は不思議そうな表情をして指示に従う。
無抵抗に差し出される、形のいい尻と柔らかな毛並みの尻尾。
俺はしばしの間、それを眺め――
「……確か、ここはまだ使った事無かったよな」
――そう言って、俺は彼女の菊門に指先を当てた。
「ひあッ!?」
彼女がぶるりと震える。
「ご、ご主人様、なんでそんな所……」
「だから、まだ使ってないなぁ、と」
「つ、使うって……! ひうッ!?」
軽く指先を入れる。
不浄の門を弄られる感覚に、彼女がまた震えた。
「感度はいいみたいだな」
「あっ、ひ、ううぅ…… や、やです、ご主人様……」
「何が」
「そんな所ッ、汚い…… ひんッ!?」
彼女の抗議を無視して更に指を入れる。
括約筋の激しい締め付けと共に、腸壁が異物を押し出そうと指先に当たる。
「汚くなんかないよ」
「で、でも…… んんっ!」
指を引き抜く。
僅かに濡れた指先の匂いを嗅ぐと、つん、とした鼻を突く匂いがする。
「ちょっと臭うな」
「だ、駄目ですッ……! 匂いなんか嗅いじゃ……!」
「でも、これもお前の匂いだ」
人差し指全体に唾液を付け、更に彼女の淫裂から僅かに残る愛液を掬い取る。
たっぷりと濡れたそれを、再度彼女の菊門に当てた。
「行くぞ」
「ひ…… ちょ、ちょっと待――あ、あああッ!」
僅かな水音と共に、一気に第二関節までが彼女の中に沈んだ。
悲鳴と共に彼女の身体が痙攣し、尻尾が総毛立つ。
軽く関節を曲げると、ぬるぬるとした腸壁が指先を包んだ。
「はっ、あ、やだ……! ご主人様、抜いて、抜いてください……!」
指を曲げ伸ばしする度に、彼女は悲鳴を漏らし、尻尾を震えさせる。
だが、決して実力で抵抗しようとはしない。
275 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:18:40 ID:pqrqxtIX
それがとても彼女らしい。
「ねぇ、ご主人様、お願いですから……」
「奥まで挿れるぞ」
「え、ええ!? や、止めてくださ――ひいッ!?」
ずぬり、と。
そんな形容しがたい音と共に、俺の人差し指が完全に彼女の排泄孔へと埋まった。
「は、あ、う……」
息切れた悲鳴と共に、彼女の上体が肘の支えを失ってベッドに落ちる。
そんな彼女に笑みを浮かべ、きつい孔に指を押し込みながら掻き回した。
「ふ!? ひぃ! あ、あ、あ、う!?」
「どうだ?」
「やだ…… 助け、て、ご主人、様ァ……」
己を責めている相手に助けを求める彼女。
そんな彼女に、俺は今までにない苛虐心を感じていた。
指の攪拌運動を止める。
指先に絡み付く腸液の感覚に、気分が高揚する。
「少しはほぐれてきたかな」
「ひ、ぅ……?」
僅かに焦点の合わない瞳でこちらを見る彼女。
俺はその濁った瞳に笑みを返し――中指を突き込んだ。
「――ッ!?」
強引に孔を拡げる。
腸壁が空気に晒され、腸液が一筋、陰門に垂れた。
「は、ぅ……!? な、にを……!?」
「二本。お前の尻の穴に入った」
「ひ、う……!?」
276 :
忠臣への肛虐:2007/07/05(木) 18:21:06 ID:pqrqxtIX
声にならない声で鳴き、彼女の瞳に涙が溢れる。
「痛い、です…… それに、気持ち、悪い……!」
「我慢しろ」
「え、ひぃ……!?」
増やした指で運動を再開する。
「やだ、やだ、ご主人様……! ボク、おかしく……!」
「大丈夫だ」
指先で腸壁を擦り、穴を割り開いて、限界まで抜き、突き込む。
腸液は瞬く間にその量を増やし、立派な水音すら立てるようになった。
「やだ、やだ、やだやだッ……!」
彼女は頭を振りながら、必死に排泄孔への凌辱に耐える。
その動きに合わせ、犬耳が揺れ、尻尾は逆立ちながら僅かに振られていた。
指を三本に増やす。
腸液で溢れる孔は、容易に三本目を飲み込んだ。
彼女は、気付かない。
「そろそろ、頃合か」
「ひいいッ!?」
ぬぽり、と。
これまた形容しがたい音を立てて、三本の指が引き抜かれる。
半開きになった排泄孔。
そこへ、回復し、再び勃起した愚息を押し当てた。
「ひッ……!?」
「挿れるぞ」
「う、嘘、嘘ですよね……? ゆ、許してくださいぃ! そんなの、ボク、壊れちゃいます!」
怯える彼女。
俺は彼女に微笑みかけ、
「前の発情期の時、俺も許してって言ったけど、許してくれなかったよな」
彼女の顔が絶望に歪む。
同時、俺は愚息を彼女の排泄孔に突き立てた。
携帯のメモ帳容量の関係でここまでです。
続きは次回投下させて頂きます。
ちょ、ここで寸止めですか
続きに禿しく期待
ロでは嫌がってるけどシッポ振りまくり期待
次の発情期の時は許してって言ってもアナルでしごき続けるワンコに期待
うまかった
ごちそうさまでした
>>270-276 の続きを投下します。
※以前の注意事項に加え、軽い放尿描写が含まれます。
苦手な人はスルーでお願いします。
283 :
忠臣への肛虐:2007/07/08(日) 06:24:38 ID:QrikAvsO
「あ、ああああああぁぁぁッ!?」
亀頭が括約筋を潜り、竿が周囲の肉を巻き込みながら彼女の直腸へ押し込まれる。
本来、排泄にのみ使われる穴に、異物が逆流する感覚。
たまらず、彼女は絶叫を上げた。
「はっ、はっ、ひ、は……」
腹に重くのし掛かる異物の存在感に、彼女が苦しげに息をする。
「苦しいか?」
「はっ、はひ、ご主人様、ボク、こわ、壊れるッ……!」
「そうか」
でもな、と続け、
「まだ半分しか入ってないぞ?」
「ひッ!?」
彼女の犬耳にそう囁いた瞬間、尻尾は跳ね、身体が震えた。青い瞳には恐怖の色が宿る。
かちかち、と歯の根が震え、当たる音。
そんな彼女の様子に満足し、俺はゆっくりと愚息を根元まで収めに掛かった。
「あ、あ、あッ、ひ、ぐ、あ、ああッ!」
「っ、きついな」
竿が少しずつ彼女の中に消える度、重い悲鳴が上がる。
彼女の括約筋が凄まじい締め付けで肉棒の侵入を拒み、中の腸壁は既に侵入した肉棒を包み、俺に強い快感を与えてくる。
長くは持ちそうにないと見て、愚息に体重を掛ける。
「あ、あ、あ、あッ! ひふっ、はっ、はひ……」
彼女の悲鳴が止まり、激しい呼吸音にとって代わる。
長い時間を掛けて、俺の愚息は彼女の直腸に全て収まっていた。
「よし、頑張ったな」
「はっ、ふ、は、はひ……」
目を白黒させながら答える彼女。
「ご、主人様ァ…… お腹、が…… ボクの、お腹がァ……」
「大丈夫だ」
「は、ひッ…… う……」
彼女の頭を撫でながら、接合部を見遣る。
皺が限界まで伸び切った菊の中心を貫くように肉棒が突き立ち、その少し上から生える尻尾がビクビクと震えていた。
「動くぞ」
「はひ……?」
彼女の腰を掴み直し、前後運動に備える。
一息吐いて、腰を引いた。
「あひいぃぃぃぃッ!?」
ずるり、と腸液に塗れた竿が排泄孔から引き抜かれる。 彼女の裏返った悲鳴と共に、強い快感が俺を襲う。
「っ…… ふっ!」
「んああああっっ!?」
そして間髪入れずに突き込む。
腸液のお陰で肉棒は難なく再侵入を果たし、彼女の尻と俺の腰が勢いよく打ち付け合った。
ずん、と彼女の内臓に響く衝撃。
「か…… ひッ……!」
声にならない悲鳴と共に、尻尾が跳ねる。
284 :
忠臣への肛虐:2007/07/08(日) 06:25:55 ID:QrikAvsO
一拍置いて、また腰を引き、
「ふぁひうッ!?」
また突き立てる。
「かはッ!?」
二度の悲鳴に二度の痙攣。
何故か無性に面白くなって、俺は単純なその前後運動を繰り返した。
「はひッ!? ぐ、んッ! ひあッ! ふひっ、はぁん!」
「お?」
一瞬、鼻に掛かった喘ぎが聞こえた気がした。
前後運動を止める。
「気持ち良かった?」
「ひぅ…… お腹の、中、ぐちゃぐちゃで、わからない、ですぅ……」
要領を得ない、嗚咽混じりの返答。
仕方なく、確かめる為に腰を動かす。
「あああッ!」
引いて。
「ひはッ!」
押し込む。
「ひぁんっ!」
引いて。
「ぐ、ひぃッ!」
押し込む。
悲鳴の声色からある程度の予測を得る。
「抜いた時、気持ちいい?」
「わからない、です……」
少しばかり戸惑うような返答。
予測を確信に変える為に、一息で愚息が抜け落ちる寸前まで腰を引く。
「ひッ、ああああッ!?」
抜かれる竿に腸壁が名残惜しそうに絡み付き、腸液を散らせて離れる。
まるで、肉棒を彼女が排泄したような光景だった。
そして見た。
抜いた瞬間、尻尾が激しく振られたのを。
「――気持ちいいんだな?」
「そ、んなコト…… ない、っひッ、ああああッ!?」
確認の言葉を否定する彼女に、再び肉棒を逆流させ、排泄させる。
悲鳴に混じる快感の声。
それを認識すると同時に、俺は前後運動を再開した。
「ひ、ああ、はひッ! んあッ、ひあ、ああああッ、ふあッ!」
「く、おっ……」
括約筋がぎちぎちと愚息を締め上げる。
その向こう、直腸では熱い壁が亀頭や竿を包み、ほどよい刺激を与えてくる。
ぶちゅ、ぶり、ぐち、ぶりゅ。
擬音にすると非常に間抜けな音が、俺と彼女の脳内に響く。
「っ、く、出すぞ!」
「ひッ、やめっ、やめてくださいッ、おねが――っっ!?」
不意の射精衝動に逆らわず、俺は彼女の排泄孔に根元まで愚息を収め、精の脈動を開始した。
「あッ、あ、ああああぁぁぁ……」
彼女の弱々しい悲鳴が尾を引く。
同時、その身体が痙攣し、尻尾も逆立って――くたり、と脱力した。
しゃああ、という放水音。
僅かに黄色い小水が彼女の淫裂から噴き出し、シーツに染みを作る。
285 :
忠臣への肛虐:2007/07/08(日) 06:27:51 ID:QrikAvsO
「ひァ…… み、みないで、くださ……」
「失禁しながらイくんだな。しかも初アナルで」
「う…… ひぅ……っ、ぐすっ、うぅ…… もう、いやです…… ゆるして……」
排泄の為の孔で肉棒を咥え込み、精液を注がれ、そして涙を流しながら哀願する彼女。
それを認識して、普段の凛々しい彼女の姿が脳裏に浮かび、今の弱々しい姿と重なって消える。
「ひっ、あ……!?」
驚きの声。
俺の愚息はたちまちに硬さを取り戻し、彼女の直腸を押し拡げる。
「ま、まさか……」
「二回目、行くぞ」
「ひッ……! やだ、もういやですッ! ボクのお腹、めちゃくちゃになっちゃいます!」
「本当に嫌か?」
「はい、はいッ!」
彼女は頭を振って、必死に答える。
そうか、と答えながら、俺は眼下で揺れるモノを掴まえた。
「はひッ!?」
「じゃあ、これはなんだ?」
掴んだのは尻尾。
先程から――少なくとも、精を注ぎ終わった後からずっと、行為を喜ぶかのようにパタパタと振られていた。
「さっきから嬉しそうに振られてるんだが」
「ひ、え!? う、嘘!?」
手を離す。
「うそ、うそ、止まって、止まってッ……!」
彼女の意思を裏切るように、尻尾は喜びを表現する。
「ほら、やっぱり悦んでいるじゃないか」
「ちがうっ…… ちがうんです……」
「違わない」
彼女の垂れた犬耳に口を寄せ、言葉を囁く。
「お前は。発情期でもないのに。初めてのケツ穴で男を受け入れて。精液を注がれて失禁しながらイく――淫乱で変態なメス犬なんだ」
一句一句、確認するように。
彼女の脳を堕としに掛かる。
「ちが、ぅ…… ボクは、ボクはッ……」
「だから、違わない。アレを見てみろよ」
「ぅ……?」
俺と彼女の視線の先。
部屋に備え付けの大鏡が、彼女の姿を鮮明に映し出していた。
快楽の色に染まって潤んだ瞳と惚けた顔。
程よく火照った身体。
肉棒を咥え込んだ尻。
悦びに振られる尻尾。
シーツに出来た黄色い染み――
「ひ、あ…… あれ、ボク……?」
「そうだ。発情期でもないのに初アナルでイったメス犬――お前だよ」
「あ、あぁ……!」
彼女の声が震え、同時、その身体が痙攣する。
286 :
忠臣への肛虐:2007/07/08(日) 06:29:48 ID:QrikAvsO
自分の姿を認識しての絶頂。
俺は目的の達成に深い笑みを浮かべ、彼女の腰を手に取った。
「――ひっ、あ、あッ、あ、ひんッ……!」
間抜けな肛虐音と甘い悲鳴の二重奏の中、彼女の身体が上下する。
「っ、ぐ、イくぞ……!」
「ひ、あ、あ、ああああッ!」
放出と同時、彼女の身体が沈み込んで止まる。
三回目の射精。
彼女はびくびくと震えながら、俺の身体に軽く身体を預ける。
その視線は、真正面の鏡に映し出された彼女自身に向けられている。
背面座位で尻穴に男を受け入れ、淫らに溺れる一人の犬人。
「あぅ…… ん……」
「よし、次で最後だ。動いて」
「は、い…… ご主人様……」
虚ろに答え、自ら腰を動かす彼女。
今や彼女の排泄孔は完全な性器となり、腸液と精液を溢れさせながら、彼女に快感を与え続けている。
「ひんっ、ああッ、あ、あ、ふあッ、あひッ!」
本当に壊れたのではないかとも思える、激しい喘ぎ。
彼女がぎりぎり正気を保っているのは、鏡に映るその瞳に宿る光から分かるのだが。
「あっ、ひあ、んんっ、あ、あ、あああッ……」
初アナル、そして普段の彼女とは思えない乱れように、どうしても不安を覚える。
「っ、ふぅ、大丈夫、か?」
「あ、はぁっ、あ、あ、ひあ、ん、あッ……」
返事はない。
そこに一抹の不安を覚えつつ、沸き上がる射精衝動に身を任せる。
「あ、あああああぁぁぁぁ……」
四度目の精を直腸で受け、彼女は震えて絶頂に達する。
十分に満足した俺は、彼女の排泄孔から愚息をゆっくりと抜き取った。
「ひ、ぅ……」
腸液と精液、彼女の汚物に塗れた愚息が抜け落ち、彼女の尻に穴が開く。
拡げられた括約筋はなかなか元には戻らず、ピンク色の腸壁を晒している。
不意に、僅かに茶色に染まった腸液と精液の混合液が、どろり、と垂れた。
「は、ん…… ご主人様ァ……」
「大丈夫か?」
「ボクの、おしり…… こわれて、ません……か?」
「ああ。大丈夫。壊してない」
「あ…… よかっ、た……」
呟くようにそう言って、ベッドに倒れ込む彼女。
静かな寝息を立て始めた彼女の隣で、俺もまた眠りに就いた。
287 :
忠臣への肛虐:2007/07/08(日) 06:31:25 ID:QrikAvsO
自分の望まぬ肛虐を受け、嫌がりながらも決して実力で抵抗しようとはしなかった彼女。
犬人である、俺の相棒。
自分勝手だが…… 俺は彼女の事が大好きだ。
後日。
「ゆうべは おたのしみでしたね」
と言って送り出してくれた宿屋の主に顔を真っ赤に染めながら、彼女は俺の隣を歩いていた。
「――で、どうだった? 初アナルの感想は」
「う……」
約五回。それが彼女が初めての尻の穴で絶頂に達した回数だ。
「ご、ご主人様が鬼畜だという事がよく分かりました」
「発情期のお前を真似しただけだよ」
「人のコトを淫乱で変態なメス犬だとか…… ボクはそこまで酷い事は言いませんっ」
「初アナルで五回もイったメス犬の何処が淫乱で変態じゃないのか聞きたいもんだが」
「――っ、知りませんッ!」
顔を真っ赤に染めたまま、そっぽを向く彼女。
ちらり、と俺は彼女の尻に目を遣る。
「……っ、何がおかしいんですか!?」
「いやいや、すまん」
言わない方がいいだろう。
「今度また可愛がってやるからな」
「っ、要りません!」
彼女が駆ける。
俺はその背中で振られる尻尾を見ながら、小さく笑いを零した。
以上です。
おまっ最高w
淡々としたご主人はエロいし犬も健気で良いな
服きてても「体は正直」なのがバレバレ'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
人前で「今晩もアナルかわいがってやるからな!」と叫ばれ
真っ赤になって否定しつつシッポ振りまくりなのをみて
ハイハイごちそうさまな通行人達とか想像して和んだ。
欲をいうとあえぎ声がアナルっぽい(どんなだ)ともっとよかった。
GJ!
実にエロくてよい
ウソ発見器のかわりにして、いろんなアナルプレイを示唆して
しっぽの反応でどんなプレイが好みかあばいてくプレイとか楽しそう。
浣腸や脱糞はしっぽしおしおで
洗腸後のプレイや尻の中にションベンはしっぽ振りまくり、みたいな。
アナルっぽい喘ぎってどんなだろうな。
痛みと圧迫の苦しみと快感を足して割ったような感じ?
アナルセクースしたことあるエロい人教えて下さい。
ぬぞぷり
ぶぷりぐずる
>>294 洋ピンだと低音で深刻そうなかんじ
エロマンガだと「んおっ」とか「ほおおおっ」とか「お」が混じるかんじ
>>294 アナル初めての子は大抵お段の濁音「お゛」「ぐお゛」など。
それもやたら低い音。嘔吐するときと一緒で女の子らしさゼロ。
慣れてくるとあっあっとも言い出すが逝く頃はやっぱり「おおおっ」とか。
アナル一筋38年のジジイの戯言ですた
なるほど。
音だけ聞くと結構見苦しいが、
ここのスレの皆はやっぱりそれがイイのか?
個人的には凌辱メインのSS以外ではあまり見苦しいのは好きじゃないんだが。
見苦しくないとアナルではないッ!
……というのは言いすぎかもしれんが、実際アナル貫いた時の声聞くと
汚い声で表してる方がリアルに見える。
せっかく違う穴・不浄の穴なんだからアブノーマルに徹して欲しい
ケツの穴に突っ込んで掘りまくる時点で既に立派に見苦しい。
でもそんなアナルに痺れる憧れるぅ。
あんな可愛い女の子が不浄な尻の穴で野獣のような牝に堕ちる、そこがいい。
理性たっぷりやきゃあきゃあ可愛く悲鳴あけて終わったらつまらない。
別にアナルじゃなくていいやん、それ、みたいな。
だってまんこ挿入時と同じあえぎ声じゃ、穴が違うだけになっちゃうじゃん。
あと、とてもよがってるように見えないので「やめようか?」きいたら
苦しそうに「やめないで」って答える、みたいな
見た目つらそうなのに実はよがってるというギャップが
まんこと異質な快感を味わってる感や、アブノーマルな行為をしてる
非日常感をもり上げてくれてイイ。
アナルセックスの時は、喘ぎ声というより唸り声に近いと思う。
「アンアン」じゃなくて、「おぐっ」とか「ぐむぅ」とか「んぎっ」とか、
押し潰されるような低くて太い唸り声。
とても感じてるようには聞こえないけど、実はちゃんと感じてる。
イクときも、鼻から抜けるような甲高い声ではなく、腹の底から
搾り出すような「あ゛おおぉおぉっ!!」って感じの野太い咆哮。
なんというか、小奇麗な少女漫画風セックスの対極にあるな。
おまえらは俺か
このスレの住人とは友達になれそうだ
エロゲーのボイスはそのへんガン無視だから
アンアンアンアンて早いペースでアヘ声出すんだよな。
キツい穴に入れてるんだからもっと遅いペースで喘いでくれよ。
肛門切れても知らんぞ!
ちなみに尿道責める時は、
「いひきぃぃっぃぃぃぃぃ……ッ! はへあぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!」
みたいな感じ。今考えてみた俺的な感じでは。
突然活気が出始めたなw
この変態どもがっ!
そして新星にwktkしつつ裸正座待機!
とりあえずお前らが心の底からアナルを愛している事がよくわかった。
時に、ここのスレ住人はスカ表現ってどのぐらいまで許容出来るんだ?
スカはスカ専用スレがあるだろうから、それメインのSSだとスレ違いになるかな。
アナルプレイ前の浣腸&洗腸とか、抜き差しする肉棒に便カスがこびり付いて・・・
っていう範囲ならOKなのでは?
言い方が悪かったか。
「アナルセクースする際にスカ表現が出た場合、どれぐらいまで許容できるか」
だな。
例えばアナル中田氏したらンコが出てきたとか。
アナルセクースのし過ぎで糞失禁とか。
アナル原理主義過剰清潔派なので、洗腸済み前提で、事後フェラとか無理。
うんこの存在を消す設定ならどんなにリアリティゼロでも許容する覚悟。
具に焦点あてまくっていて羞恥に欠けるなら×。羞恥の為の具なら○。
具を見たいワケじゃない、尻穴を弄ばれる娘の羞恥と崩壊を見たい。
=====
「――洗ってきたのか?自分で」
「……。はい……」
自分でも執拗と思える何度も繰り返した浣腸を思い出し、少女の頬が真っ赤に染まる。
もう十分だろうと考えても、どうしても男の前に立つ前に綺麗にさせておかないと気が済まなかった。
不浄の場所に快楽を教え込まれても、どうしても生理的嫌悪感を消し去る事は出来ない。
わざわざ遠く離れた薬局で買った浣腸を学生鞄の一番底に隠して、そしてそれが減っていくたびに
異様な感覚が少女を襲う。自宅で、学校や駅のトイレで、冷たい薬液に腹腔がぐるぐると音をたて、
やがて嫌な汗が全身を湿らせる。健康体には必要のない行為である。慣れていない身体はすぐに
限界を迎える。――それなのに。
身体が、疼く。男にそこを犯される為に自ら清めているのだと痛感すればする程、我慢の苦痛が
どこか甘いものになる。呻きつつ、瞳の奥がとろんとしたものになる。
ぎゅっと引き締めている窄まりと愛液を溢れさせた膣口が別の生物の様に卑猥に蠢く。緩めて
楽になりたい。だが排泄行為への抵抗は一人の時ですら強かった。
歯を食い縛りながら、少女の指はそろそろと下へ降りていく。
『ぅ……く…ぅぅぅぅ……』
限界まで絞っている窄まりに滲んでいるのは薬品だろう。まだ崩壊していないが限界に近い
細かな皺の一つ一つを指で確かめてしまいそうになり、少女は汗まみれの首を何度も振りたくる。
男に今すぐいじられたい、などと考えてしまいそうで恐かった。もう汚したくない、だから自ら
何度も浣腸を施しているのに、繰り返すほどに身体がおかしくなっていく。
そんな自分を見透かされている様で、少女は男の視線から目を逸らした。
=====
こういうレベルなら具関連描写OKかな?という感じで。
中途半端スカ入門寸前という感じかな。長文すみません。
言いたいことはわかった。だからその例文の続きを書くんだ。
浣腸を施したままで思い切りアナルを犯して汚物を噴出しながら狂うSSが読みたい
>>316 そこまで行ったらスカスレの領域かなぁ。
俺は
>>316 は描写次第だな
あんま汚らしいのは無理だが、シチュ自体はちょっと萌える
常においしいゼリーを排泄するように身体を改造されちゃうSSをどっかで読んだなw
個人的には、あまり書き手を縛りたくないね
自分の知らなかった新しいツボが来るかも知れないドキドキが良い
魚とか
>>319 >常においしいゼリーを排泄するように身体を改造されちゃう
( ゚д゚)
(゚д゚ )
( ゚д゚)
(*゚д゚*)チョットキニナル
エロマンガとかの妹ものってなんかアナルが多いけどさ
アナル萌えだから妹萌えなのか、妹萌えだからアナル萌えなのか
最近よく分からなくなってきたんだよな
妹に限らず姉でも幼女でも結局は「こっちにも入れてやろうな」「お尻すごいー」ばっかりだ
準備もしないでいきなり入れるの多いからな
ちょっと指入れただけで「ふっ、もう十分だな」とか
場所もなんか怪しいのあるし、やおい穴とか馬鹿にできねーよw
白人は筋肉が柔らかいから訓練なしでもいける事があるらしい…
加えてふにゃちん率も高めだからますますうまくいきそうだ。
初日でイラマチオが可能になったりするフニャっぷりだというからな
小一時間かけて腸洗浄した後
指と舌とローションでじっくりほぐして
それからようやく挿入だよな
準備段階の部分だけでも十分エロいはずなのにねえ
まぁ日本の女子高生でも30分ほぐせば十分な子と何時間かけても五月蝿い子はいるからな…。
だがやはりいきなり突っ込むのはエロくない。前にしてもそうだが。
何度も浣腸してふやかした後に指でぬちょぬちょの粘膜をこじ開けて、
奥の奥まで空気にさらしながらその内放屁するのをなじりつつ
クリトリスと同時に弄って何度か逝かせ、快感のイメージを徹底的に刷り込み、
一度家に返して自分で開発してくるよう命じた後に鏡の前で騎乗位、
自分の尻穴に赤黒いのが入っていくのを不安そうに眺める女の子を屈曲位にして
ものすごい低音で唸りながら浣腸液の残りを飛沫かせるのをなじりつつクリ逝きさせる。
これが2週間後には「痛くないけど気持ちよくもない」と言いながら
あそこがすっかりぐちょぐちょになっている様が萌えるのだ
指や舌どころか綿棒からスタートするSSはほぼ確実に準備が丁寧
綿棒→肉棒と直でいった小説は一度もお目にかかったことがないw
まぁ主人公が鬼畜なら浣腸→排泄→挿入もあるし
そういうのは「痛い!痛いぃぃ!裂けちゃう!!」って反応がいい
あと関係ないけど処女なのにすぐ感じたりイッたりするのはなんか萎える
>>332 荒れるから「萎える」とか「笑ってしまう」と言うな。
ゴメン
なんかリアリティについて話してたからつい
こういう性癖の話はデリケートだからなあ。否定されると辛いよなw
おまえら知り合いや彼女、嫁さんにカミングアウトしてる?
>>334 「〇〇はダメ」じゃなくて
「俺は△△が好き」と言うようにすれば永久に回避できるよ
>>336 そうだな
俺もポジティブな意見は好きだ
>>335 出来ればカミングアウトしたいんだが、否定されたらと思うと怖くて言い出せない俺
どこの青春片思い君だっつーのw
と自己ツッコミしてみる
可愛い彼女にアナルカミングアウト…
@君のお尻でしたいんだ
Aお…俺のケツをセメテクレ!!
いやはや勇気が要りますな
二次元(小説やマンガ)のアナルに欲情出来ても、三次元のアナルに欲情出来ない人間がここに。
一種のやおい穴。
うん*がリアルで出てくるのは避けたい。二次元ならいいんだが…。
だからカミングアウトするならこうだ。
「小説やマンガのアナルセックスって燃えるけど、おまいとは別にやらんから安心しる」
……。二重の意味で殴られそうだ。
確かに、現実では顔が可愛い娘ほどケツが黒くてシワシワだったりするしなー。
正直指を突っ込む気も失せる。
子宮があるせいで便秘になりやすいからンコの匂いも男よりタチ悪いしな
という訳で俺は三次なら男のアナルの方がマシ
そこらのブスよりよほど綺麗なぬーはーふなら尚良s
女と男のうん*とアナルを何百テイスティングしたんだ?
>>340 男だろうが女だろうが臭い奴は臭いし、男の尻の穴も十分に灰色だ。
ただ単に三次元の女が苦手なんじゃないか?
>>340
>>342 三次元の女は大好きだぞ。ただ男もいけるけどなw
何百とは言わないが計50人ほどとアナルセクロスした感想。
男のは臭いのは臭いが、まだ我慢できない程じゃない。
でも女となると動物系の匂いなんだ。酢の腐ったような。
勿論体調にもよるけど、女のは悪臭の場合が多い、と感じた。
尻穴についてはギャップの問題だな。幻滅するというか。
>>343 はバイなのか? いろいろいるな
まあ、とりあえずまったりだぜアナル紳士ども
俺は二次元も三次元も目の前のアナルは我慢できずに指でさわさわ派
でも、苦労して(させて)までちんこ突っ込みたいとは思わないかな不思議と
女の子が「お尻の穴で感じちゃう」っていう背徳感に苛まれている様にそそられるんだぜ?
今気付いたらこれまで一個も尿道モノがないですのよ
生まれてこのかた耳掻きをしたことのない物乞い幼女を引き取ってきて
失禁するほど耳掻きしまくりたい
>>346 尿道責めって具体的にどんな感じなんだ・・・? すげえ痛そう。
なんかの同人誌で、
ローターを縛り付けた耳かきを尿道に差し込む
↓
ローター、スイッチオン
↓
ひぎぃ
みたいなのを見た記憶があるが
うちの犬は耳の穴に指突っ込むと
切なげにため息吐きながら体震わせて喜ぶので
なんとなく
>>347の想像がついてしまうのであった。
犬モノ飽きた
あやまれ!
>>287の続きを期待している漏れに誤れ!
またスルーせなあかんのか
>>353 ネガな意見はほっとけ。
反応すると調子に乗るからな。
ちなみに氏の犬娘の話だが、某スレに同じ犬娘と思われるSSがある。
アナル話ではないが、興味があるなら探してみれ。
>>355 どこだ?逆レも人外スレ三つも見てるが心当たりが無い。
教えてはいただけないか。
>>355 thx
Dat落ち寸前のスレで一本見つけたわ。
>>356 貴殿の見てるスレで合ってる。
378-380を見てみれ。
氏の犬娘の服装を考えると同一人物だと思う。
下手にリンクしたくないから曖昧な伝え方になってスマソ。
360 :
356:2007/07/20(金) 17:36:17 ID:dhpDaX9k
>>359 情報提供多謝。
けっこう前のだったから気付かなんだ。
361 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:08:40 ID:gj1eaI3T
>>351うちの猫はみみかきしてやると水みたいなヨダレをポトポトたらしながら喘いでたぜ。
太田DOの尿道責めはまさにここ向けだろ
縛って尿道カテーテルして無理やりおしっこさせるとか良い
導尿で強制おしっこプレイの後は
尿道カテーテルの先を電気マッサージ機に縛り付けて
クリトリスとGスポットを両方まとめて裏側から
気絶するまでマッサージプレイだな
ほ
も
だ
け
だ
い
す
き
じ
っ
ぷ
設定垂れ流したら誰か書いてくれるかな(´・ω・`)
かいてみればぁ
「そら、垂れ流しちまえ」
「だめぇぇぇ、見ないでえぇぇぇ!」
「はい、分かりました」
「えっ…」
じらされ過ぎて尿道でイケるようになりました
温泉浣腸はスカの分野になるんだろうか?
ってか、処理を済ませた後、異物挿入&排出のシチュが好きなんだが、判断が難しい
温泉浣腸てなに?
まあスかトロ系は書き方によって嫌悪感が大きく異なるからな。
排泄を臭わせる(原義にあらず)描写があったとしても、
排泄シーンそのものをスキップしてしまえばさして嫌悪感はない。
例えばこんな感じ。
>ついに自制心が限界に達し、○○子は××夫の見ている前で失禁してしまった。
>・・・
>○○子がようやく最後の一滴を出し切り、〜
・排泄行為の描写
・擬音の描写
・臭いの描写
・後始末の描写
が入るごとに嫌悪感が大きくなると思う。つまりその分マニア向けになると思う。
腸内放尿のことだべ。
俺的にはアナルは出るところではなく入れるとこなので
「今日もいいAFだった、今夜はアナルインサートしたまま寝よう」
「まあすてき」「あっ沢山射精したから尿意が……」
「朝まで抜いちゃイヤ、そのままお尻の中にして」「わかった」
「あったかい……」
で終わって出すシーンは省略みたいのがいい。
>>306 なんで書いてんのよ(´∀`)σ)∀`)
>>379 大雑把な設定だと
主人公=退魔師、ヒロイン=巫女で巫女は霊力をつかって管狐を使う
そしてその管の役割が巫女のア○ルという設定
細かい部分だと
主人公は退魔師の団体からヒロインの町に派遣されてきた。
退魔師は本来一人前になるには30ぐらいまで期間がいるが主人公は19
(それまでの最年少記録は26とかいうどうでもいい設定付w)
巫女さんは処女散らすと霊力なくす、これは単純に他人の気が入るため、
ただ口やア○ルはok(まぁ出入口みたいなもんだしw)
だけど伴侶となる人相手なら大丈夫。巫女さんは大体15〜20までが全盛期で
その間に伴侶を見つけないと霊力が衰え続ける、相手は大概が退魔師。
管狐は基本巫女さんのお尻の中で眠ってる、夜行性で排泄物は管狐が処理してる
寝ているとはいえ常に異物挿入状態なので巫女さんはア○ル調教されっぱなし
個人的な設定もあるけどまぁいいか
エロゲでもやってなさい
>>388 巫女−アナル−管狐のラインはかなりイケる
管狐を使役するときは自力でひり出さないといけないとかあるとさらにいいかも
管狐のしっぽがアナルから生えてて、
引っ張る→狐暴れる→らめぇ、もうらめぇ!!ビクンビクン
とか考えてしまった。
夢と股間は膨らむが肝心の書き手は・・・
いいじゃん妄想垂れ流しでも
話を膨らませていれば
どこかの作家さんの琴線に引っかかるかもしれないし
さあ名前などの詳細な設定をうpするんだ
こうも原案者の希望や自己主張が激しいと小説化作業したくなくなるだろ
だったら自分で書けよとここ数レス見ててうんざりしてる
そうかー
なかなか難しいもんなんだな
黙って投下を待つことにするよ
動きがないよりは、楽しげに雑談してる方がいいんじゃね?
>>388 がしまいに自分で書くかも知れないし、ケツの穴を広く持とうぜ
こう、特殊な形状の容器に過剰に反応してしまうのは俺だけだろうか。
ファンタとかぷっちょとかの話だが。
「ほれ、いつものやつ入れてやるからケツ出せよ」
「にゃっ!?それはいつものやつじゃなくてぷ○ちょだよ!」
「形は変わんねーだろ…ほら、すんなり入ってく」
「あ゙があ゙あ゙あ゙あ゙っ!いづもよりお゙っぎいよぉほぉぉぉぉぁぁああ゙あ゙あ゙っ!」
こうかい兄弟?
人類皆穴兄弟
ウルトラ穴兄弟
帰ってきたアナルトラマン
落ち着けwwwww
シュァッー!
バロスwwwwwww
今はウルトラ十兄弟なんだぜ
だから正確にはウルトラ*兄弟だな
しかし、三分しか活躍できないアナルとらマンコすもす
知ってるか?ウルトラ兄弟ってホントに合体するんだぜ?
金髪美少女アナル分が足りない…!
だ、だれか…、はやく投下してくr…
金髪のアナルか…
どの国のアナルが良いんだ?アナルマン
米、露、英、仏いずれか
東欧あたりも良いなあ・・・
ルーマニアとかポーランドあたりの貧しい少女が売られて、
ケツ穴専用のおもちゃに仕立て上げられるとかか…
いや30前位のムッチリしたお嬢さんでもいいが。
んー、没落貴族の御令嬢とか?
北欧がいいなあ。
フィンランドからやって来たノキアちゃんは、くるくるブロンドヘアーの天才美少女ハッカーだ。
16歳で大学を卒業して、はるばる日本の大学院にやってきたのだが、
ホームステイ先のアナル紳士にあることないこと教えられ、
世間知らずのノキアちゃんはお尻の学問を修めることに……。
416 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 04:23:19 ID:w3OKMT5r
ブラックラグーンの双子なんかもいいなぁ
ロリ、ショタだからアナルの必然性あるし
あの双子はリアルにアナル調教受けてそう
というか受けてる希ガス
だって…ねぇ?
双子かわいいよ双子
双子に興味があるなら
今すぐブラクラ小説保管庫へ行くんだアナル紳士諸君
リンクを頼んだ少佐
>>420 スレッド一覧にて、Windowsは[Ctrl]+[F]、Macは[Command]+[F]
何という、微に入り細に入り、人を導く心優しき返答。
アナル導師
保守ついでに尿道バイブ置いてきます
つ−″
゛
保守
尿道責めを求める
尿道マダー
まだにょー
このSSはフィクションです。史実や実在の人物・団体には一切関係ありません
「…ご覧の通り、依然とし…主要交通…関の麻痺……る中、
復旧…早くとも一週間…見通し…」
ノイズの混じるブラウン管を眺め、夏目久志は溜め息をついた。
全てはこの街を襲った大地震のためだ。
建物の殆どが倒壊、負傷者は数千に及ぶ規模。
とても残った病院に収まりきる被害ではなく、
命の危険がない限りは多くが自宅療養を余儀なくされていた。
久志の姉、優夕(ゆう)もそんな一人だ。
「ね、姉ちゃん、粥作ったけど…食べる?」
久志は襖を叩き、寝たきりの姉に呼びかけた。
「……ありがとう。入って」
どこか掠れたような声に、久志はそうっと襖をあける。
盆を突き出し、伏目がちに。
姉のあられもない姿に配慮してのことだ。
優夕は昨晩と同じ姿勢で身を横たえていた。
肢体の各所に幾重もの包帯が巻かれ、破れた寝巻きのようだ。
その白い布の間からは、淡い桜色の肌が覗いている。
久志は唾を呑んだ。
染みの一つもない姉の肌は、久志が見たどんなものより鮮やかだ。
ほのかに寝汗の甘酸っぱい匂いがする。
(…あ、阿呆か、俺は――!)
久志は努めて無表情をつくり、匙で粥を掬っては冷まして身を起こす姉に与えた。
唇を尖らせて啜る姉の仕草に、久志はむず痒い気分になる。
汗で濡れたのかしんなりと頬に貼りつく黒髪。
匙を凝視するくるりとした瞳。艶やかでぽてっとした唇。
普段はさっぱりとした美人顔であるのに、今の優は幼く見えた。
そして横たえられたその見事なスタイル。
(見るな、あんまり見るな。姉ちゃんの気持ちにもなれ)
包帯だけを纏い、ろくに座る事もできず実弟に身体を晒す。
年頃の娘がそれをよしとするものか。
「ご馳走さま。お腹減ってたから、すーごい美味しかった」
包帯まみれの手で弟の膝を撫でる優夕。
その笑顔にも、久志は妙な気分になった。
自分の下心を見透かし、無理をして場を和らげているようで。
実際、塩加減も適当な粥などそう美味であるはずも無い。
「おれ…もっと美味いもん、作れるようなる」
久志は姉の顔を見つめて言った。
優夕はそんな彼を優しく見つめ返す。
そして、久志が盆を下げようと立ち上がった時だ。
「じゃあ、ゆっくり休んでてな…、っと」
優夕の下半身に掛かっているシーツを踏み、それが外れかけた。
「――っ!あ、いやあっっ!!」
突然、優夕が叫んだ。ここしばらく無かった動揺だった。
久志は慌ててシーツを戻す。
部屋に気まずい沈黙が満ちた。
「…ご、ごめん」
「あ、こっちこそ…。その、さすがに…恥ずかしいから」
姉は顔を赤くして俯いていた。
久志は頷く。秘部ならあの動揺も仕方がない。
食器を洗いながら、久志は胸が高打つのを感じていた。
包帯から覗く肌や、秘部を見そうになった事だけではない。
彼がまだ小学校の頃、3歳上の優夕は彼にとって理想の女性だった。
涼しげな顔は贔屓目に見ずとも美人であることに疑う余地はないし、
中学生にしてすらりと伸びた脚線は周囲の目を引いた。
雑誌のグラビアよりも優夕の身体がよかった。
隣の部屋にいる姉を想像し、自慰に耽った時期もある。
久志は美しい姉をひそかに誇りに思っていた。
しかし、表面上は喧嘩をよくする普通の姉弟に過ぎない。
家ならではのだらしなさや意地悪さに、いつしか久志の恋も醒めていった。
久志が再び優夕を女として意識したのは、つい最近の事だ。
両親が事故で他界し、すでに一人暮らしだった姉が仕送りを始めてくれた。
「一人では何も出来ないだろう」という嫌味と共に、少なくない額を。
大学に通いながら幾つもバイトをしているのは明らかだった。
いつか働いて返そう、そう思った矢先。
優夕の住む街は未曾有の災害に見舞われ、彼女は立てない怪我を負った。
痛んだ優夕の家で、久志は今日もなるべくの看病をする。
しばらく家にいると、姉の様々な情報が知れた。
写真立てに飾られた男とのツーショット、揃いのマグカップ。
タンスに入った昔は持っていなかった下着。
古いスケジュール帳にはいつHをするかが記してあったし、
日記には彼を深く愛していた事、しかしとうとう破局した事、
急に独りになって心も身体も持て余している事などが綴られていた。
そこには等身大の娘の生活があった。
「こんな自分の暮らしん中、姉ちゃんは仕送りしてくれてたんや」
久志は姉に何とも申し訳ない感情を抱いた。
しかし同時にその環境下、彼の愚息は硬直している。
遠くなった姉の生活を垣間見て。
半裸に近い姉に一日3度の食事を与えて。
かつては理想の女性だった相手だ。
しかも女子大生となった今の彼女は垢抜けている。
元もとの美貌が都会に磨かれ、輝きを増している。
久志が心動いたとしても、それは仕方のないことだった。
そして、もう一つ。この家には、彼の興奮を煽る要素がある。
ポーン、とチャイムの音がした。
ドアを開けると、そこには小さな少女がいる。
「あぁ、美香ちゃん。今日もご苦労さん」
久志が声を掛けると、少女はぺこんと頭を下げて部屋へ入ってくる。
三つ編みの姿には大人しい令嬢という雰囲気がぴったりだ。
久志は彼女を微笑ましい目で迎え入れる。
まだ中学生だというあどけない彼女は学生ボランティアだ。
自宅療養者の多さに通常のヘルパーが追いつかず、家庭によっては
こうした学生達が被災者の介護を任されている。
その内容は、男がするには好ましくない事。
すなわち女性の身体を拭き清めたり、服が着られるなら着替えさせたり、
そして…寝たきりの彼女らの、排泄管理も彼女らの仕事だ。
「あの、それじゃあ…介護を始めますので…。」
美香に控えめに促され、久志は頷いて靴を履いた。
仮にも女性が排泄したりする状況だ、異性は外で待つ決まりだった。
ドアを閉めるとき、久志は気がつかなかった。
美香の馬鹿にしたような口元に。
(美香は見るからにええ子やし、姉ちゃんも幸せやな)
久志は空を眺めながら思った。
家によっては学生ゆえに煩雑な介護の例もあるらしい。
しかしあの美香は誠実そのもので、また優夕が不満を漏らした事もない。
介護についての不安は無い。だが久志は落ち着かなかった。
平静で居ろという方が無理かもしれない。
美しい姉、ひそかに恋心さえ抱いた女性が生身に剥かれ、排泄姿すら晒す。
そしてそれを導くのは、あの純情そうな美香なのだ。
(一度だけでも見て―――いや!)
久志は髪をぐしゃぐしゃと掻いてその考えを追いやる。
姉が怪我をしたのはバイト先だと彼女の友人に聞いた。
自分への仕送りが無ければ、そこへは行かなかったかもしれない。
彼女の怪我は、間接的に自分のせいなのだと久志は思っていた。
その相手の痴態を覗こうなど、非道にも程がある。
しかし――雄の欲求は大きかった。
何日も姉の匂いのする家で暮らし、ここしばらく自慰もしていない。
もはや彼の性欲は、理性を揺るがすに十分なものとなっていた。
(ちょっと、裸みるだけや。昔は一緒に風呂入っとった身体を…)
久志は足音を忍ばせてアパートの脇に回った。
消化栓や一輪車のゴミ山となっている場所に上れば、
ちょうど姉の寝室を見下ろせるはずだ…。
「ふふっ。昨日ぶり、ユウおねえさん」
久志がドアを閉めたのを認め、美香は優夕の部屋に上がりこむ。
瞬間、優夕は顔を強張らせた。
けして少女を歓待するわけではないらしい。
「あらら、わたし嫌われてる?…お漏らしおねーさん。」
美香は笑いながら近づき、無遠慮に優夕の腰のシーツを取り去った。
先ほど久志が見なかった部分が露わになる。
そこには桃色の素晴らしい脚が、横へひし形を作った形で固定されていた。
中心には赤い秘唇がわずかに口を開けており、さらにその上部からは
極細のチューブが伸びている。
チューブの先は黄色い液が溜まったパックに繋がっていた。
いわゆる導尿である。
「うわー、こんなに溜まってる。一日で出したもんねぇ」
美香は嘲るように尿パックを振った。ちゃぽちゃぽという音が響く。
「っ…!」
優夕は羞恥に顔を赤らめたが、脚を閉じることはしない。
いや、出来ないのだ。
足首と腿が固定されているだけでなく、脚全体が言う事を利かない。
「ほーらみて、あったかいよぉ、ユウおねぇさんの中の」
美香はパックを優夕の胸やあちこちに置いていく。
意思とは無関係に垂れ流した尿の生暖かさが肌に染みる。
これほどの羞恥があるだろうか。
「や、い、やぁ…!」
優夕は嫌々とかぶりを振った。
「へぇ。自分の身体の中にあった物が、そんなに嫌なんだ?」
「あ…当たり前でしょ、汚い…!」
顔をしかめる優夕を、美香が嘲るように見下ろしていた。
そこに外で見せる善良さは微塵もない。
「ひひっ、ふ、あっははは!!」
美香は突然高らかに笑い出す。
優夕は不気味そうにそれを見上げる事しかできない。
「ひい、っひ。可笑しいね、ユウおねえさんみたいに綺麗でもさ、
やっぱりおしっこは汚い?あっはは、そっかぁ」
ひとしきり笑った後、美香はふと顔を戻して尿パックを高く掲げた。
するとチューブを伝い、黄色い液体が優夕の尿道へと逆流していく。
「あ、やぁああっ!!」
普段出すだけの膀胱に液体が、それも自らの暖かい尿が注がれている。
そのおぞましさに美しい娘は悲鳴をあげた。
美香は尿道付近のチューブを押さえたまま、パックを握り潰す。
優夕の細い尿道内を放尿されるかのような激流が満たした。
「あああっ!は、入ってくる、入って…くるぅ……っ!!」
優夕は仰向けのまま頭を仰け反らせる。
「やめて、不衛生でしょ!あなた介護するんじゃないの!?」
尿道を圧迫される不安から、優夕はまくし立てた。
その苦しみのない美香は至って冷静に尿を注ぎ込む。
「元々おねえさんの中にあったんだがら、不衛生でもないでしょ?
…まぁ、そこまで気にするなら…」
ついに空になったパックを、美香はカテーテルから取り外した。
しかし、まだ尿道から抜くわけではない。
彼女はさらに銀色の小さなパックを取り出し、カテーテルに取り付ける。
「な、何…?まだ入れる気なの?」
怯える優夕に笑みを向け、美香はそれをへこませた。
「…ん、うぅあっ!あ、あつ、い…!?熱い!」
尿道の壁が焼けるような感覚に、娘の悲鳴は緊迫したものとなる。
「ふふ、染みるでしょ。お望みの消毒用塩素ゼリーよ。
おしっこの穴ににゅるにゅる入ってく感覚は、さすがに新鮮だよね」
美香はますますサディスティックな笑みで塩入りの半固体を注ぐ。
敏感な尿道粘膜にそれがどれほどつらいかは、想像でしか理解していない。
「あああ…ああああ……!!」
一日分の尿に塩素ゼリーが溶け、確かに容積を増してゆく。
膀胱が膨らむ違和感は凄まじいものだった。
ゼリーが8分ほど入ったあたりで、ついにチューブ内の動きが止まる。
膀胱内が限界を迎え、逆流しているのだ。
「膀胱が張り裂けそう?でも、出させてあげなぁい」
美香は優夕の限界を見て取り、嬉しそうにチューブの先をコックで閉じる。
「うあーっ!おっしこ、おしっこさせてぇーっ!!」
尿の出口を塞がれ、優夕は苦しげにうめいた。
膀胱内の水は尿意を感じる量を遥かに超えており、とても我慢できるものではない。
「出せるならしてもいいよ、でも出来ないよね。
わたしの許可がないと排泄できない。おねえさんはそういう立場なの」
美香は右手で娘のぽっこりと膨れた恥骨を撫で、左手で震える腿を押さえて嘲笑う。
「ど、どういうこっちゃ、これ…」
小高い場所から室内を見下ろしていた久志は言葉が無かった。
どう見てもまともな介護ではない。
実の姉が動けない事をいいことに、膀胱に延々と液を流し込まれて苦しんでいる。
会話はよく聞こえないが、美香の顔は明らかに悪意あるものだ。
(どうする、すぐ止めるか…?)
そう考え、しかしそれは出来ないと彼は気付いた。
姉は一度も介護に対する不満を漏らした事はない。
彼女は虐げられていることを弟に知られるのが嫌で、じっと耐えてきたのだ。
もしここで自分が立ち入れば、その思いを踏みにじる事になる。
(…っくそ!)
姉の事を思えばこそ、久志は気付かれぬよう黙って見守るしかなかった。
そしてその室内では、また彼の心を蝕む動きが表れはじめる。
優夕は閉じた目に涙を浮かべ、唇を噛んで尿意に耐えていた。
「何で、何で私にこんな事…!」
腰をくゆらせて気を紛らせわせたくとも、体がろくに動かない。
ただ尿道の焼けるような痒みにじっと耐える他なかった。
美香はそれに追い討ちをかけるかのごとく、カテーテルに卵型のローターを宛がっている。
細いチューブ越しに尿道を揺さぶられ、娘の息が荒くなる。
「ボランティアってつまんないの。ジジイやババアの排泄まで見るんだよ?
学校側に言われて来てやってるけど、正直やってらんない。
だからせめて、おねえさんみたいな綺麗な人で遊ぶの」
美香はあどけない顔で言いながら、ローターの位置を変えた。
半ば剥きだしになった優夕の陰核に震えが走る。
「膀胱がいっぱいだと、クリも充血して盛り上がってくるんだね」
言いながら、女ならではの巧みさで陰核を撫で上げる。
「ああ、ああぁっ!」
美しい娘は為す術もなく身悶えた。
たしかに膀胱が膨らむと、普段より昂ぶりやすいようだ。
「ひひ、感じてる。彼氏と別れたのが二ヶ月前だっけ?
そろそろ身体が寂しくなってくる頃って聞いたよ」
少女がローターで横ざまに陰核をくすぐると、優夕の腰がのけぞった。
動けないまま尿道を満たされ、年下の同性の手で愉悦を迎えてしまう。
それが情けなく、優夕の心は千々に乱れた。
何分が過ぎただろうか。
部屋に湿った空気が充満しはじめたころ。
「い、いくう、いくっ……!」
絶え間ない陰核への振動に、ついに優夕の頭が白んだ。
しかし最高の一時へ向かうその瞬間、急に美香はローターを止める。
「何がいく、よ。勝手にイっちゃ駄目だって言ってるでしょ。
おねえさんが逝っていいのは、ここでだけよ」
達し損ねて口を開閉させる優夕の腰を、美香は抱え上げた。
そのまま彼女が下腹部を押し込むと、腹圧で娘の中にあるものがひり出される。
「うあうっ」
優夕がうめく。
慎ましい蕾を割りひらいてその直腸から覗いたのは、極太の張型だった。
「こんな太いのを一晩中咥えこめるようになったんだぁ。あは、湯気でてる」
怪我で代謝が異常なのか、ほかほかと上気する張型を拾って美香が言う。
優夕は後孔にぽっかりと空洞が空いたような感覚を覚えた。
毎日のように拡張され、そこはすっかり拡がってしまった。
抵抗などしようもなく、多少痛くても叫べなかった。
外には弟がいるのだから。
優夕は今まで、どれほどの恥辱を受けても叫ばなかった。
幾度も浣腸され、排泄姿を携帯で撮られても。
マッサージ器を秘裂に差し込まれて過呼吸になるまで逝かされても。
しかし美香の“遊び”は日に日に激しさを増し、また彼女の精神も弱っていた。
我を忘れて叫ぶ日は遠くないだろう。
今日の、膀胱の破れそうな感覚がそう伝えている。
身体がうつ伏せにされるのも、優夕は止められなかった。
力なく掲げた美尻が掴まれ、菊座を暴力的な質量がこじ開ける。
美香がつけた特大サイズのペニスバンドだ。
少女には、それで限界を迎えた娘の後孔を犯すのが至上の楽しみだった。
剛直は中ほどまで進むと、一息に根元まで沈められる。
「あぐぅ…!」
優夕は苦悶の声をあげた。
美香は娘の腰を掴むと、具合を確かめるようにずんずんと腰を突き出す。
「どうおねえさん、膀胱が張り裂けそうなままお尻を犯される感想は?」
言葉責めを加えながら力強い抽送を繰り返す美香。
菊座の皺を伸びきらせる剛直には麻酔剤入りのゼリーが塗布され、
ぐちゃぐちゃという生々しい音を直腸内から響かせている。
「あああう、ああああう!」
優夕は床に頭を擦りつけて抵抗を示した。
尿意は限界を訴えて脚を震わせているし、火照ったクリトリスは
腰が前後するのにあわせて冷たい風に晒される。
直腸への抜き差しは腹の奥まで貫かれるようだ。
たまらなかった。
排泄の自由を奪われたまま二つの排泄孔を穿たれる。
まるで自分が動物以下の存在になったかのようだ。
「おし、っこ…あぅ、お、おしりがあ!もう、もう…!!」
「あはは、何?わたしに犯されるのがそんなに嬉しいの?」
美香は容赦なく、うつ伏せに股を開いた娘を後ろから突き上げる。
腕の一本も動かせず、娘はされるがままに排泄孔を蠢かせた。
「んっ、んあ!ああっ、うあっ!!」
愛した男性のこと、弟のこと、全てがどうでもよくなっていく。
ぐちゃぐちゃと尻穴から漏れる音だけが羞恥心を炙る。
「ほら、あそこももう濡れっぱなしじゃない。アナルで感じてるんでしょ」
前に回した手で優夕の秘芯を弄くりながら美香が囁く。
「あ、あ……うああああああ!!もう、もうだめええぇええ!!!」
膀胱がびくびくと痙攣するのを感じ、優夕は叫んだ。
総身の汗腺が凍りついたように危険信号を発している。
「仕方ないなぁ。おしっこ垂らしながら、お尻でイっちゃいなよ!」
美香が腰を引き、弾みをつけて最奥までを貫いた。
同時にカテーテルのコックを外す。
括約筋が収縮し、急激に膀胱内の水圧が変わって優夕の腰が震え上がる。
「あ、あああああああああああ―――!!!」
あらん限りの叫びを発し、娘の尿がパックに黄色い泡を立てた。
激流が尿道を駆け巡る感覚。
優夕はそれをすべて感じ取ることもなく、汗みずくの身体から意識を飛ばした。
「ふふふ、こうなっちゃあもう完全にドーブツだねぇおねーさんも。
明日からは綿棒でどんどんおしっこの穴を広げてあげるから、楽しみにね」
美香の蔑んだ笑いが、わんわんと鳴る耳にこだましていた。
「ね、ねぇちゃん…」
美香の帰った後の部屋に、久志はへたり込んでいた。
姉は何事もなかったかのように包帯を巻きなおされ、
下半身には真新しいシーツが被せられて寝息を立てている。
しかしその顔は苦しげにしかめられていた。
思えば、いつもそうだったかも知れない。
怪我が痛むのだろうと思っていたが、そうではなかった。
そっとシーツをたくし上げてみる。
鮮やかな朱色の秘裂は何かの粘液でてらてらと輝き、
カテーテルの挿された尿道口はわずかに腫れているのがわかる。
そして同じく赤くなった菊門はちいさく開いており
真ん中から泡だった薬液がつたっていた。
やはり、先ほどのことは夢ではなかったのだ。
姉はいつものようにあの少女に虐げられていたのだ。
もし今日あれを見なければ、彼女はいつまでもそのままで。
近いうちに壊れたかもしれない。
「…っざけんなや……」
姉の美しい寝顔を見つめながら、久志は涙を溢していた。
幼い頃一緒に遊んだ姉。勉強をみてくれた姉。
意地悪で、生意気で、しかし本当は自分を愛してくれた姉。
胸がむかついて仕方がなかった。
何が良くて何が悪いのか、彼にはもうわからない。
久志は寝たきりの姉に背を向け、アパート脇にあるバイクに跨った。
ひとつ、ふたつと路地を飛ばし、やがて小さな後ろ姿が視界に入る。
その前に勢いよく回りこんで進路を塞いだ。
「…え…?」
おっとりとした三つ編みの少女が首をかしげる。
世間の事に疎そうな、純情という言葉が似合う令嬢。
久志はその少女の襟を掴み上げると、荒々しく地面に引き倒した。
END
GJでした!
続かないんですか?
GJですよ!
美香調教編も読みたいですよ
素晴らしい!
尿道責めという難しいシチュエーションを、ここまで見事に描写してくれるとは!!
GGGGGJJJJJJ!!!
尿道+あにゃるという最近の流れを入れつつも
しっかりとした話にまとまってて超勃起した
「あな」シリーズの人だと思うけど、相変わらずクオリティ高ええええ
ウルトラGJGJGJGJ!!!!!!
使わせていただきました。
陵辱系書ける人に嫉妬w
GJ!!!!
クオリティ高いっすね。
ぜひ続きもよみたいっす!
* *
* + グッジョブ!
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
尿道責めみたいな難しいネタをここまで仕上げるなんて!
自分も続きを読んでみたいっすw
素晴らしい
なにが素晴らしいかって
弟がまともなところが素晴らしい
後味よろし
寝取られ系かよ・・、それならそうと書いといてほしいものだが
暴力にするぐらいならアナル調教で仕返しするぐらいをお願いしたい
こーゆーのも寝取られって言うのか?
ジャンル区分難しいなー……
どう見ても寝取られではない件
他スレからお邪魔シマス。
尿道責めスレがあると聞いて思わず執筆。
注意事項:放尿・ロリ
【神父様助けて!】
中世ヨーロッパ。
不安定な魔導の力は廃れ、人々は未来への希望を科学に委ね始めた時代。
春から夏への入り口。
ある晴れた昼過ぎ。
小高い丘の上に建つ、小さな教会。
そこから二人の姉妹が出てくる。
姉が神父に丁寧にお辞儀をする。
「では、神父様。明日はお手数ですが、よろしくお願いします。」
神父と呼ばれた30過ぎ程の男も、帽子を手に取り笑顔で応える。
「いやいや、こちらこそですよ、デイジー君。共にドロシー君の誕生日を祝いましょうぞ。」
祝いの主役たる妹は、両手をブンブンと振りながら声を上げる。
「神父さま〜!明日よろしく〜!」
「うむ。楽しみにしてますぞ。」
そして姉妹は仲良く家路につく。
姉、デイジー。
妹、ドロシー。
神父は二人の後姿をじっと見つめていた。
姉妹の手には様々な食材の入った買い物籠。市場からの買出しの帰りである。
明日は妹の12歳の誕生日。
妹は「大人の仲間入り!」と言いながら跳びはねる。
そんな妹の成長を見る姉は、もし両親が生きていたらどう喜んだだろうか、と逡巡する。
そしてすぐに、無いものねだりをしたことを自嘲する。
自分には妹がいる。それで十分ではないかと。
妹は一昨年、原因不明の呪いで生死の境を彷徨っていた。
それを救ってくれたのが先程の神父である。
三日三晩に渡る解呪の儀によって、妹は命を繋ぎとめた。
そして今や、そんなことがあったとは信じられないほどにまで元気を取り戻している。
ピョンピョンと飛び跳ねる度にフレアスカートがヒラヒラと捲くれ、パンティがちらちらと露見する。
姉は微笑みながら「大人はそんなはしたないことしません」と言って諌める。
一応、人通りや民家が見えてくるところへ行けば自重するようだから、強く言う必要もない。
妹は頬を膨らませて「お姉ちゃんだって4つしか違わないじゃん!」と拗ねてみせる。
「4つ『も』でしょ。」
「明日になったら3つになるもーん!」
そんな、微笑ましいやりとり。
法律上においてのみ、12歳にして大人と呼ばれる世界。
無論、二人はまだまだ子供であるし、世間も同様にしか見ていない。
徴兵制の時代に無理矢理制定されただけの、大人と子供の境界線。その名残り。
滑稽な話である。
あまりにも現実から乖離しているからこそ、逆にセレモニーとして成り立つほどだった。
・・・。
家路の途中、姉は妹の首筋にひどく汗が滲んでいるのを見て声をかけた。
はしゃぎ過ぎたせいだろうかと思ったが、様子の変化が急すぎる。
さっきまであんなに跳び回ってたというのに。
「どうしたの、ドロシー?」
妹は額から首筋にかけてびっしょりと汗をかいていた。
「お、お姉ちゃん・・・、お、お・・・・・・おしっこしたい・・・・」
「え?そんな・・・なんでさっき言わないのよ。」
デイジーは振り返り、先ほど出てきたばかりの教会に目をやる。
尿意はそんな突然湧いてくるようなものではないはずなのに。
「戻っておトイレ借りる?」
「ん・・・でも、なんか恥ずかしいし・・・」
ドロシーはモジモジと恥ずかしそうに応える。
そんな妹に、姉はあきれたように言う。
「ジュース4杯もおかわりする方が恥ずかしいと思うけど?」
「やーん!だって美味しかったんだもん!」
その直後。
「あーんもうだめっ!」
ドロシーはそう言って買い物籠を放って、草むらの方へ入っていった。
辺りをぐるっと見回した後、慌しくスカートを捲くり、その下のパンティを下ろす。
「こ、こらっ!はしたないっ!・・・・・・あっ!」
デイジーは咎めようとするが、同時に自分にも『同じ欲求』が湧いていることに気付く。
(そんな・・・私2杯しか飲んでないのに・・・)
・・・等と考えている間に下腹部からのシグナルは一気に強まっていく。
(あっ!そんな、なんで突然!?あぁもうダメっ!)
デイジーは慌ててロングスカートを腰まで捲くり上げる。
恥ずかしい格好であったが、着衣のまま漏らすわけにもいかなかった。
妹とは道を挟んで逆側の草むらへと足を入れる。
籠を置き、パンティに手を掛ける。
(あー!出ちゃう出ちゃうっ!)
ようやっとパンティを膝まで下げ、腰を下ろす。
それとほぼ同時に、恥ずかしい液体が恥裂から豪快に噴出した。
――ジョボボボッ!・・・・ショワワワワワワワワワー・・・・・・
最初の勢いが余りにも強かったために、少女自身が驚いて一瞬止めてしまったほどだ。
足元では小さな池がみるみる内にその面積を広げていく。
もわもわと湯気まで立っている。
青空の下での排尿行為など何年ぶりだろうか。
デイジーは恥ずかしさの余り直視できなかった。
目を閉じたまま、じっと全部出切るのを待つのだった。
生理的欲求からの開放にほっとしていた、その時。
――ペチャッ!!
「えっ!?」
突然だった。
何かが足元で跳ねるような気を発した直後、デイジーの下腹部にベタリと張り付いた。
慌ててスカートを大きく捲り上げる。
その下の、自らのデルタゾーンを覗き込んで驚愕する。
「ひいっ!?」
緑色で、ネバネバとした奇妙な半液状の物体が、うねうねと蠢いている。
その下には自らの薄い茂みが透けて見える。
そして、妙に生暖かい。まるで生きているかのような――
「な、なにこれっ!?」
それとほぼ同時に。
「きゃぁぁーーーー!!?」
「!?」
道を挟んだ反対側の茂みから、妹の悲鳴が聞こえた。
「いやぁーっ!おねぇちゃーん!!おねぇちゃん助けてぇーー!!」
「ド、ドロシー!?どうしたの!?」
「あうぅぅっ!!ひぃっ!?いやぁー!!入ってくる!!入ってくるぅーっ!!」
妹の異常事態を察した姉は、自分のことは後回しにして駆け出した。
パンティは膝の上あたりに残したまま、小足で駆けつける。
下腹部を覆うように張り付く緑色のモノが至極気持ち悪いが、そうも言ってられない。
「ドロシー?どうしたの?・・・・・・ひっ!?」
妹はお腹を押さえたまま草むらの中で倒れていた。
フレアスカートは捲くれ上がり、パンティを下ろしたまま。
ツルツルの無毛の恥部が丸見えになっていた。
そしてそこには姉と同じく、緑色で半液状のモノが纏わりついていた。
「いやぁっ!!入ってくる!!そんなとこダメっ!いやぁーーー!!!」
「ドロシー!?」
妹がしきりに『入ってくる』と訴える。
一体、何が、何処へ?
いや、この状況ならば少なくとも『何が』かは分かりきっている。
この緑色の奇妙なモノだ。
では『何処へ』か?
しかし、妹の切迫した声は、そんな考察を許すほど余裕があるものではなかった。
妹は緑色の液体に手を伸ばす。
姉もすぐに同じところへ手を伸ばして、二人掛かりで振り払おうとする。
――ヌルリ・・・
嫌悪感を誘う、不気味なヌメリ気を帯びた感触だった。
液体と固体の中間のような、不思議な弾力も感じられた。
「スライム・・・?」
古い物語の中に出てきた架空の生物に、そのような名前の奇妙な魔物がいたのを思い出す。
いや、今その名前について考えている場合ではない。
デイジーはスライムを掴んで引き剥がそうとする。
だが表面のヌメリ気のせいで、すぐにスッポ抜けてしまう。
スライム自体も一定の形が無いのか、指の隙間から逃げられてしまう。
「あーん!!助けてぇーーっ!!どんどん入ってくるぅーー!!」
まただ。また『入ってくる』と言っている。
ということは、スライムは先ほどからずっと何処かへ侵入し続けているということ。
「ど、どこへ?」
思わずそう聞いたデイジーに、ドロシーは絶望的な目で応えた。
「お、おしっこ・・・おしっこの・・・・・・出るとこ・・・・‥あうぅっ!!」
「・・・!」
一瞬、妹の言っている事が理解できなかった。
常識的な読解力ではその意味を察し得なかった、と言うべきか。
それでも理解せざるを得ない。
文字通り、尿道口を犯されているということ。
信じ難い事。
信じたくない事。
だが直後、姉はそれが事実であることを強制的に認識させられる。
――ズニュッ!!
「ひぃっ!?」
スカートの中で、下腹部に何かが突き刺さるような違和感を感じて、姉は恐怖の声を上げる。
――ズルッ!ズルッ!ズルルッ!
「ひぃっ!!ひぃっ!!入ってくるぅーー!?」
確かに、『入ってくる』という以外に表現のしようが無かった。
本来ならば一方通行の、かつ液体しか通らないはずの細い配管。
そこへ、スライムが細い触手のようなものを伸ばし、ズルズルと押し込んできたのである。
というよりも、スライム自身が形を変えながら尿道口へ侵入してきている、と言うべきか。
「ひぃっ!?ひぃっ!!いやぁーー!!気持ち悪いっ!!気持ち悪いぃっっっ!!」
なんというおぞましさ!
尿道管の存在など、例え排尿中であっても意識することは殆ど無い。
そこを、粘り気のあるスライムが、本人の意思を無視して逆流してくるのである。
尿道の内壁を、グリグリと擦りながら軟体生物が駆け上ってくる。
侵入者を押し返そうと括約筋に力を注いでも、抉じ開けるように広げ返されてしまう。
それも、元の太さ以上の幅へと、強引に。
屈辱の尿道拡張。
「ひぃぃぃっ!!」
青空の下、恥も外聞も無く、スカートの中へ手を入れて尿道口を直接押さえる。
にも関わらず、どんなに強く押さえても侵入は止まらない。
中腰のままガクガクと身悶える。
「ひぃぃ・・・・いやぁ・・・・いやぁっ!!」
「お姉ちゃん!?お姉ちゃん!うそぉっ!?お姉ちゃんまで?いやぁーーっ!!」
姉が自分と同じ言葉を発したためだろうか、妹も事態を認識した。
姉もまた、自分と同じく尿道口を穿たれているのだと。
「あぁぁ・・・お姉ちゃん・・・お姉ちゃぁん・・・・・・・・」
ドロシーにとって、デイジーは姉であると同時に母親のように頼れる存在でもあった。
その姉が、なす術なく翻弄されている。
「ひぃっ!!いやぁーーっ!!だめぇっ!そんなとこっ!入ってこないでぇぇっ!!」
デイジーの悲鳴で、ドロシーはどうしようもない絶望的な現実を認識させられるのだった。
姉妹の悲鳴も空しく、スライムによる尿道逆流責めは容赦無く続くのだった。
「お姉ちゃん・・・・もう・・・ダメッ!もう入らないよぉっ!!」
「あぁ、ドロシー・・・・あうぅ・・・・私も・・・・もう・・・・入らないのに・・・・・」
膀胱の許容量限界に近づくと、逆流の勢いも弱まり始める。
それでも少しずつ少しずつ、少女の懇願を無視するように押し入ってくる。
――ズルッ・・・ズルッ・・・・・・・ズルッ・・・・・・・・・・・・・・・
まるで、『まだ入るだろう?もう少しくらい入るだろう?』とでも言いたい風に。
「ひぎっ・・・・・うぐぐっ・・・・・・んぐぅ・・・・・・・・・・・・」
「はうぅ・・・・・・・くぅ・・・・・・んん・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人の声が呻き声に変わった辺りで、ようやくスライムの侵攻も収まった。
「・・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
「・・・・・っ、・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
長距離走を終えたばかりのように荒い呼吸を繰り返した。
・・・。
やがて、多少の落ち着きを取り戻した姉が思案する。
デルタゾーンにはまだ大量のスライムがこびり付いている。
何度か振り払おうと試みるが、暖簾に腕押しだった。
他に策は無いだろうかと思案する。
そして思いつく。
(・・・これ、押し出せないかしら?)
外から引っ張れないなら内から押し出せないか?と。
おしっこをするように腹圧で押し出すこと考える。
少々恐ろしい気もしたが、うまくいけば妹も助けることができる。
意を決した姉は腰を下ろし、尿道の力を緩める。
しかし、音沙汰無し。
さらにお腹に力を入れて、膀胱を絞りにかかる。
だが、これでも効果無し。
スライムだけでなく、本来そこに収まっている黄色い液体まで出て来ない。
「う、うそ・・・嘘よね?おしっこ・・・おしっこも出ない・・・出せないなんて・・・」
姉は酷く狼狽した。
先程は排尿の途中で押し留められてしまったので、まだタンクには本来の液体が残っている。
それすらも出せない。
一体、いつまで?
まさか、一生?
目の前が真っ暗になる。
倒れそうになるが、かろうじて踏みとどまる。
(どうしよう、こんなの、私にはどうしようもないわ・・・)
この世の物とは思えない、まるで化け物のようなモノ。
(お医者さんでも手に負えないんじゃ・・・)
それでも他に手は無いと考え、妹に声をかける。
「ドロシー、辛いかもしれないけど、お医者さんへ行きましょう。」
しばらく放心していた様子の妹も、姉の声でそっと身を起こす。
「う、うん・・・あぅぅ・・・・・」
自分と同様、妹も苦しそうな声をあげるが、化け物相手ではどうしようもない。
二人とも、パンティは脱いでポシェットに仕舞った。
そのまま穿いたらスライムの粘り気でべっちょりと汚れてしまうからだ。
そよ風がスカートの中へ無遠慮に入り込み、敏感な部分をくすぐってくる。
特にドロシーの方は捲くれやすいフレアスカート故、気が気でない。
スカートを押さえながらヨタヨタと歩き始める妹に、姉が肩を貸す。
自身も膀胱を酷く圧迫されており辛いが、妹を思えば何とも無い。
・・・と思いたかったが、さすがに現実は容赦無い。
一歩あるくごとに、擬似的な尿意が意識を揺さぶる。
(ん・・・くぅっ!)
もし、突然おしっこが漏れ始めたらどうしよう?
服を下ろす暇など、とても無いだろう。
人前だったら最悪だ。
妹と一緒に、大衆の眼の前で、着衣失禁?
そんなことを考えていた矢先。
「あっ!?」
肩を貸していた妹が、また突然の声を上げた。
「ど、どうしたの?」
嫌な予感がしつつも、尋ねざるをえない。
「う、動いたっ!後ろへっ!」
「え?後ろ?」
スライムは膀胱の中で行き場を失っているはず。
後ろへ動いた、とはどういう意味か?
「そ、外に残ってたのが、後ろへ・・・・ああああああっ!?」
妹は姉の肩から手を離して膝を着く。
「ひぃっ!!そ、そんなぁ!!そっちまでぇ!?いやっ!!入ってくるぅー!!」
両手をお尻の側に回して悶絶する。
妹の顔が恐怖に染まるのを見て、姉の顔もみるみるうちに青ざめていく。
「ま、まさか・・・まさか・・・・・・・・・お、おしり?」
尋ねられた妹は、目尻から涙をボロボロと流しながら何度も頷いた。
「そ、そんな・・・そんな・・・・・・」
大切な妹が、得体の知れない魔物に肛門まで穿たれている。
姉は大慌てで妹を胸に抱きかかえ、両手をその後ろへ回し、菊座を押さえつける。
「あううっ!」
妹が驚きの声をあげる。
姉妹とはいえ自分以外の人に肛門を触られたのだ。
驚くのも無理は無い。
「ドロシー!お願い、我慢してっ!」
デイジーは妹の菊座を必死に塞ごうとする。
その余り、中指の先がドロシーの菊座へズッポリと入り込んでしまった。
「ひぃっ!?いやぁーっ!!お姉ちゃぁーーーーん!!」
スライムとははっきりと異なる感触に、妹も非難の声を上げる。
「ご、ごめん!ごめんねドロシー!でもっ!でも今抜いたら・・・」
ドロシーの菊座がデイジーの指先をグイグイと締め付ける。
本来ならば一滴の液体も通れないほどの圧力のはず。
にもかかわらず、スライムは指と肉壁の間を強引に押し広げながら乱入していった。
「ダメェ・・・入ってきてる・・・ちょっとずつ入ってきちゃってるぅ・・・」
「そんな・・・そんな・・・・ひいっ!?」
絶望に打ち拉がれる姉。
その股間にヘバリついていたスライムが、妹のものと同じ動きを開始していた。
股の間を後ろへ向かってズルズルと這いずり始めたのである。
「いっ!?いやっ!いやぁっ!!」
両手は妹を守るために塞がっている。
自らの直腸への道程は完全に無防備だ。
魔物の侵攻を防ぐ術が何一つ無い。
両脚をピッタリ閉じて進軍を阻もうとするも、焼け石に水。
「来ないでっ!来ないでぇっ!!」
そして。
無常にも。
――ズニュッ!ニュルッ!ニュルルルルルルルルルルルルッ!!
「ひぃぃいいいっ!!!」
菊座に触れるや否や、スライムはデイジーの中へと潜り込み始めた。
障害物のある妹の側とは異なり、こちらには何の邪魔者もなかった。
スライムは初手から最大流速で押し入ってきたのである。
衝撃のあまり悲鳴を発する。
姉の声に驚いた妹がビクリと大きく震える。
そのせいで、菊座に差し込んでいた姉の指先が抜け出てしまった。
途端に。
――ニュルルルルルルルルルルルルルルルルッ!!!
「いやぁぁああっ!!!」
「ド、ドロシー!」
一瞬のスキを突くように、スライムはドロシーの直腸へも一気に潜りこんで行った。
妹の絶叫で姉も気付いたが、既に遅かった。
「あっ!ああっ!ああん!ああぁぁぁ・・・・」
「ひぃっ!ひっ!いやっ!いやぁぁぁ・・・・」
スライムの勢いは、尿道口の時の比ではなかった。
まるで風呂釜の栓を抜いた時のような勢いだ。
本来の排泄物が抜け落ちていくのよりもずっと早い速度で、かつ逆向きに抉られる。
スライムの脈動に合わせて窄まりが開いたり閉じたりされる。
本人の意思を無視して行われる開閉運動に、少女らの心はズタズタに引き裂かれる。
「ふぐぃ・・・・いぎぃ・・・・・ぐぅぅ・・・・」
「うあぁ・・・・ううぅ・・・・・うぅぅ・・・・」
もう姉妹はお互いを気遣う余裕も無くなっていた。
ひたすら菊座を締め、少しでも侵入者を押し返そうと踏ん張る。
例えそれが全く意味を成さない無駄な抵抗であると分かっていてもである。
いやそれどころか、締めようとすればそれ以上の力で押し広げられてしまう。
強制アナル拡張。
尿道の時と全く同じだ。
十代少々の乙女には耐え難い悪夢だった。
・・・。
いつまでもいつまでも続くと思われていたそれも、やはり限界付近で勢いが弱まる。
それでも、直腸のヒダを一本一本引き伸ばしながら『まだ入るだろう?』と押し入ってくる。
お腹がポッコリと膨れてくる。
まるで妊婦のように。
異なるのはその中に詰まってる物。
新しい生命の息吹などではなく、異形のモンスターである。
いや、何かしらの「命」が宿っているという意味では近しいかもしれない。
そんなこと、犯される少女らにしてみれば何の慰めにもならないことであるが。
やがて、全てが直腸内へと吸い込まれたところでスライムの蠢きも止まった。
気のせいだろうか、外に見えていた残りの分量よりも、体積が増えてる気がする。
「はぁ・・・、はぁ・・・、お、終わった・・・の?・・・・・・・・んぐぅっ!」
菊座を抉られる感触が無くなったところで、ようやっと姉が身を起こす。
一瞬、悪い夢でも見ていたのではないか、と思いたくなる。
だが下腹部に感じる酷い圧迫感が、現実逃避を許してくれない。
そして、膀胱を封印された時の恐怖が蘇る。
(ま、まさか、こっちも出させてくれないの?)
恐る恐るお腹に力を入れる。
そして、恐れていた通り、何も出てきてくれない。
「そ、そんなぁ・・・」
直腸は言うことを聞いてくれている。
締め付ける度に、その中に収まった異物を食い締めるのが分かるからだ。
直腸の異物はやや固めの手ごたえがある。
膀胱の中のスライムが殆ど液体同然のような感触なのとは様子を異にしている。
環境によって硬さを自在に変化させているのだろうか。
「ううぅ・・・・どうしよう・・・・・どうしたらいいの・・・・」
まだ夢うつつな様子の妹を目に、姉は困惑の声を隠せない。
そこへ、男の声が聞こえる。
「おおい、どうしたんだい?」
「えっ!?」
驚いて声の方へ目を向ける。
「あ、神父さまっ!?」
デイジーは捲くれていたスカートを慌てて元に戻す。
草むらの中へ腰を落としていたため、神父の方からは見えなかったはず。
近くで倒れていた妹のスカートも元に戻し、その下のツルツルの丘を隠してやる。
程なくして神父が二人の間近までやってくる。
「どうしたんだい?何か悲鳴のような声が聞こえたのだが。」
「え?ええっと、その・・・・」
答えあぐねる姉。
その目線が、倒れている妹の方へと泳ぐ。
「む、ドロシー君!?どうしたんだね?」
神父はドロシーの方へ駆け寄り、身を引き起こす。
「あ・・・神父さまぁ・・・」
目を覚ました妹は、神父の顔を見て安堵の表情を浮かべる。
しかしすぐに、自身の身に起こった惨事を思い出す。
「あぅ・・・・あぅぅぅ・・・・神父さまぁ・・・・助けて・・・・助けてぇ・・・・・・」
神父の胸に顔を埋めて、小さく嗚咽を漏らす。
「とりあえず、教会へ運ぼう。デイジー君、君は歩けるかね?」
「は、はい、・・・んっ!」
重いお腹に苦しめられつつも、なんとか立ち上がる。
(ああぁ・・・おしっこ出そう・・・うんちも出そう・・・)
それが擬似的な排泄要求であると分かっていても辛かった。
神父はドロシーを抱え上げて先に歩き始めている。
デイジーも小走りで後を追いかけていく。
一歩踏み出す度に、膀胱は水を満たした風船のようにダプンダプンと波動する。
肛門の奥の異物感も、歩き始めるとより強く感じられる。
得体の知れない化け物に犯されるという嫌悪感。
排泄器官を弄られるという屈辱感。
そしてなにより、排泄行為を封印されたという絶望感。
(おしっこぉ・・・うんちぃ・・・おしっこぉぉ・・・・あうぅぅ・・・)
デイジーは泣きたくなる思いだった。
だが、不安がるドロシーの前で涙を流すわけにはいかない。
べちゃべちゃに汚れたスカートを握り締めて声を押し殺す。
懸命な思いで涙を堪え、一歩一歩を踏みしめる。
そして神父の背中へ声をかける。
「助けてぇ・・・・お願い、神父さまぁ・・・助けてぇ・・・・」
デイジーは排泄要求に苦しめられながら、神父の後ろをヨロヨロと歩く。
ドロシーは神父の胸に顔を埋めたまま、目を強く閉じて下腹部の違和感に耐えている。
――故に、姉妹は気付かなかった。
神父の口端が、ニヤリといやらしく捻じ曲がったことに――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上ッス。
>>456-457 あくまで寝取られ「系」ね
主人公と責め手が違うとか彼女がレイプされるとか厳密にはNTRじゃないけど
スライム浣腸は最も好きなジャンルの一つだな。そういうジャンルがあるのかどうか知らないがw
GJ!
GJ
うーん…
こ
ここでいよいよ、
保守
熱烈に保守
良スレ発見
487 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 14:40:34 ID:E/Zt6gti
保守!
保守
490 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 21:46:15 ID:FC4erbcl
それでは俺は”やぶれあな”の続きを・・・
いや、あれはあれで終わった話だから、やぶれあなの作者さんの新作を期待して保守ageだ
なんかいろいろ期待age
493 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 02:07:07 ID:S1Z3CBpW
|
| ageてねえし・・・
|: .
|:::.:: . o
!::::: ::.゚.
∧_∧:::.::. .
ミ´・ω)::::.::.:.::. .
(::::.....,J  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
494 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 13:51:10 ID:W0/K0vmK
安芸
それはあき
季節は秋
安希
あき竹城
499 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 09:20:47 ID:q8hjicDi
あ…ああ…
お"っう"お"!おおおおお!
どうしたんだい、そんなにアナルで感じてるのかいおまえ
だめぇ!
中で出したら妊娠しちゃう!
…え?
そ、そんなこと言えません……あっ!だめ!
……言いますから、だから、中には出さないでください…
わ…私の、いやらしいオシリの中に……オ、オチン…チンを入れてぇ…ぅぅっ……ザーメンを…だ、出してください…!
ほしゅ
きれいな尻してるだろ?これでも感じてるんだぜ
捕手
ほ
ん、もうお腹ん中綺麗になったよ・・・
え?ま、また保守するの?そんな、一回で十分だよぉ・・・
液が残ってるからって・・・やぁ、また入って来るぅ・・・
パラケルススだったかの錬金術師が
肛門性交でで妊娠すると怪物が生まれるとかどうとか言ってたような
でもその肛門性交って男同士の話だからなあ・・・
娘さんがアナルで妊娠してもいいじゃないか
508 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 08:29:39 ID:eRlVgR9q
そんで肛門から出産か
異形の赤子が肛門の中から小さな腕を突き出し、
次にもう片方の腕も使って尻穴をこじ開け、
身を乗り出すようにずるずると這い出てくるんだな
・・・いいなそれw
>>506 可愛いは正義
つまりショタをですね(ry
ショタ同士の交わりで怪物(性的な意味で)が生まれると申したか
真面目な話、出産の時に自然分娩だといきんでる時にウンチも一緒に出る
産院なら出産前に浣腸処置するだろ
病院の方針によってはただ陣痛時にトイレで自然排泄させるだけで、
浣腸とかいらん刺激は避けて分娩台でそのまま出させるけど?
ウチ3ヶ所知ってるが3ヶ所とも浣腸なしだった。親に聞いてもそう
515 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 14:05:38 ID:Bs7u6UX3
処女なのにアナルは開発されてる
>>515 前は教義的にヤバいけど後ろならセーフってどっかで読んだエロ小説思い出した
どっかでどころかごろごろしてるとおもうが
むしろ処女アナル開発は
アナラーとして押さえておくべきプレイだろう
後ろなら近親相姦にはならないしな
下準備をおしまなければ初めてでも痛くないしな
少し痛がってくれたほうが興奮する
家庭内暴力になるのか?
宗教的な、とか血縁だから
あたりは定番ネタだよな〜
なんか珍しい理屈付けってあるかな
SM板でいいネタがあったからつい妄想してしまっt
>>430-443(溢れ出すものたち)の続きです。
スカ要素あり。
今回は寝取られじゃないと信じたいっ
震災でひび割れたアスファルト、崩れた屋根。
その光景は久志の荒れた心を象ったかのようだった。
「な…なに、するんですか…?」
襟首を掴んで壁に押し付けられ、美香は怯えた目をする。
小柄な身体に、工芸品のような艶のある三つ編み、
やや憂いを含んだ澄んだ瞳。
整った容姿と品のある物腰は、どこかの令嬢を思わせる。
十人が見れば十人ともが、彼女を無垢だと思うだろう。
だが、睨み上げる久志の顔はさらに歪む。
「やめい…おのれの本性はわかっとんねん」
久志は少女を締め上げる。
美香はあどけない顔に皺をよせた。
「けほっ!こんな…。け、警察をよびますよ…?」
美香はか弱くうめく。
その言葉を待っていたかの如く、久志は笑った。
「ほう、なら呼んでみぃ、困るのはお前やけどな。
お前が優夕(ゆう)姉ちゃんにした事は、全部撮ったで」
「……!」
ぴく、と美香の目が変わるのを、彼は見た。
撮ったというのはハッタリだ。
彼は、美香が姉にすることをただ見守ることしか出来なかった。
しかし、美香にそれを見破るすべはない。
自分の為に身を削って働き、その挙句に被災で寝たきりになった姉。
その健気な姉を、この少女はまるで玩具のように扱っていたのだ。
優夕の女を嬲り、後孔を犯し、尿道までも弄ぶ。
穴という穴を穢してその心を踏みにじる。
弟として、またかつて優夕に恋をした一人の男として、
久志はそれを許すことができなかった。
美香への報復に生産性があるとは思えない。
しかし、姉の苦しみをこの何食わぬ顔をした少女にも与えない事には、
彼の心はおさまらない。
「…なぁんだ。とうとうバレたの」
急に咳き込むのをやめ、美香は久志を冷たく見下ろした。
もはや言い逃れはきかないと判断したらしい。
「それで?わたしを犯すんですか、シスコンさん」
「な、この…!」
少女の見事なまでの二面性に、久志はぞくっとした。
しかし、すぐにその怖れは消える。
美香の細い脚が、ひそかに震えているのが見えたから。
久志は息を吸った。
強情な美少女を前に、例えようもなく昂ぶっている。
「……来い。俺が姉ちゃんの代わりに躾けたるわ」
久志は美香の手を掴んだまま、バイクへと跨る。
「や…」
美香は身をよじったが、大声を出す勇気はないらしかった。
予想はしていたのだろうか。
優夕の家に連れ込まれても、美香はさほど驚かなかった。
ただ、襖をへだてて隣に寝る優夕を意識しているのは確かだ。
「服、脱げ」
後ろ手に鍵をかけた久志が囁くと、美香は小さな背を震わせた。
観念したのかブレザーを脱ぎ、ベルトを緩め、靴下をおろす。
そのたび、ふわりと甘くさわやかな石鹸の匂いが漂う。
「……っ」
紐になったショーツのサイドに手をかけ、少女は唇を噛んだ。
久志が黙ってそれを睨みつけている。
舌打ちし、ついに少女は最後の一枚を抜き取った。
久志は息を呑む。
可愛らしい胴にくらべてすらりと細長い手足。
華奢な身体は小学校高学年のようで、わずかに膨らんだ胸と
うっすら生え始めた恥毛が変に倒錯的だ。
久志は美香の白い肌に触れる。
14歳の美しい少女を手中に収めた事が実感できた。
実のところ、臨時のヘルパーである彼女にとって、
優夕を弄ぶ写真などさしたる脅威にはならない。
介護に必要な処置だと言い逃れることが可能だからだ。
冷静に振り返れば穴だらけの脅し。
しかし不意をつかれた美香は邪推し、動揺して服を脱いだ。
もはや少女は逃げ出すことが出来ない。
後は、後々変な気を起こさぬよう、徹底的に嬲られるだけだ。
先ほどまで彼女がしていたように。
正面にスタンドミラーを置かれ、少女は目を見開いた。
鏡には無残な姿が映し出されている。
木製のリクライニングチェアに押し込められた裸体。
両脚は胴を挟むようにして頭上の背もたれに結わえつけられ、
膝もしっかりと肘掛けに縛り付けられている。
腕まで背中に敷かれているため、ほとんど身動きが取れない。
そして何より――
「ほら、アソコも尻の穴も丸見えや」
久志に囁かれ、美香は殺意を込めて睨み返す。
彼女の初々しい花弁は真上を向き、部屋のライトに照らされていた。
「性格に似合わず、綺麗なもんやな」
久志がしゃりっと茂みを撫でると、少女は身を竦ませる。
赤貝のような割れ目は柔らかい。
そして彼の指は、さらにその下――少女の排泄の穴に触れる。
美香が目を見開いた。
「お前みたいな悪タレはアナルでしかしてやらん。
尻に入れられて、糞ひり出しながら逝くようにな。
声出したいんやったら、好きに出せばええんやで?」
隣の部屋には美香が辱めた相手が眠っている。
そんな相手にこのような恥辱を見られたいはずがない。
彼は、そう知りながら意地悪く囁く。
久志は美香のリュックを空け、中身を取り出した。
彼が目にした事もない道具が次々と姿を現す。
「こんなエグいもん、姉ちゃんに使っとったんか。
…全部、お前にも試させたるからな」
久志は美香の耳元で囁き、彼女の引きつった顔を横目に
ゴム手袋を嵌め、ローションを垂らした。
その指が少女の尻肉を掻き分ける。
「ぅぁ!」
小さな叫びと共に、少女の頭上で縛られた足の指がぴんと張った。
くちゅくちゅという音が部屋に響きだして、何十分が経ったろう。
美香は椅子の座部に背を貼りつけたような不自由な姿勢で、
ぼうっと鏡に映る自分を見つめていた。
自らのすらりとした美脚が縄目だけを赤くしている。
その付け根では、薄褐色をした慎ましい蕾が凹凸を繰り返す。
くちゃっと音がする度に男の指が突きこまれ、静かに抜かれる。
はじめ冷たかった指がぬるく感じるのは、腸温が移ったからか。
皺の動きを見ながら、少女は内側の感覚に震えた。
「はぁっ…はぁっ…」
最初に比べ、自分の息がずいぶん上がっているのが分かる。
腋と内腿が汗ばんでいることも。
もう叫びだしたい。
排泄孔を弄くられるのが、これほど強烈とは思わなかった。
二本指が蕾を押し広げると、臀部にじわっと痺れがひろがる。
奥に指先が入っていくと、排便とは違うもどかしさがある。
そして何より、不浄の穴を穿たれているという事実が。
いつも排泄のためだけに使う孔が、男の太い指で嬲られている。
それが鏡にありありと映し出されている。
そう意識したとき、美香は知らず括約筋を締めていたらしい。
指の圧迫が急に強まった。
「んんっ!」
目を閉じてうめく美香に、久志が指を止める。
美香ははっとした。
「なんや、お嬢様はお尻弄られて感じるんか」
きちゃっと音がして、後孔から指が引き抜かれる。
ローションとは違う真っ白い糸が引く。
美香は必死に首を振ったが、ごまかしきれるはずもない。
久志がゴム手袋をとって少女の潤みに指を挿しいれると、
思わずああっと声を上げてしまった。
海中のワカメのような感覚が久志の指をくるむ。
「濡れとんのが自分で分かるか?」
まだ自慰ですらほとんど触れることのない膣内。
そこに指を入れられるのが、今の美香には心地よかった。
尻穴をいくら弄られても身体の隅がくすぶるようなものだが、
女芯を弄られれば炎が身体の筋を通るようで焦点は容易い。
しかし憎しみをもつ男は、少女に楽などさせなかった。
膣の感触は、その快楽をわずか教えるだけで消えうせる。
「1時間のアナル責め、それで頭ボーッとして濡らすんか。
なら、もっとすごい事されたらどうなるんやろな?」
美香は久志の興奮しきった言葉を聞きながら、
その意味をひとつずつ頭で理解していく。
そうしなければならないほど、彼女の頭は呆けていた。
鏡の中の愛らしい少女が、男に何かされている。
腰の下に箱を置いて尻穴をより高く掲げさせられる。
鈍く光る肛門鏡で、直腸奥の赤い粘膜が空気に晒される…。
『やめて、いやぁ!お、お願い、ゆるして…!!』
包帯にまみれた手足を震えさせ、床を這いずる娘がいる。
それを上から押さえつけるのは美香だ。
相手の力ない腰を抱きかかえ、腰につけた長大な張型で刺し貫く。
『―――-っ!!!』
娘は首に筋を立てて悲鳴を押し殺し、目を瞑る。
おそらくは、この瞬間が後ろでの処女喪失だったのだろう。
浣腸液の残りを潤滑油に、美香は軽快に腰を使う。
娘はされるがまま、やめて、ゆるして…を繰り返す。
だが、美香はその尻に跨って犯すことをやめなかった。
もう無理だという女が最後にはどうなるのか、それが知りたくて。
毎日、毎日、美香は娘を犯し抜いた。
娘は時に壮絶な表情をみせ、妙な呼吸をするようになっていった。
美香はその様を見ながら、娘の頭を、身体を巡る快感を想像し、
また夢中になって女を責め続けた。
(本当は――違ったのかな)
肛門鏡で開かれた直腸を眺め、美香は思う。
(本当は、わたし自身をあの人に投影していた――)
剥きだしの直腸に長く太いディルドウが突き込まれていく。
指で弄られ、器具でぱっくりと開いた穴にすら窮屈そうな大きさだ。
サイズはさながら黒人のそれを思わせた。
しかし、それはとても柔らかいのだと美香は知っている。
それを叩き込まれ、女がどういう反応をするのかを。
(気に入らなかったのは、可愛らしく優等生ぶってるわたし…。
ユウお姉さんは、わたしの憧れる姿だったから)
ディルドウは少女の排泄孔で暴れたくった。
奥深く突き込み、子宮を揺らすかの如く振られ、
根元まで引きずり出され、腸壁を削るように掻き回されて。
ぐっちゃ、ぐっちゃ、にちゃ、ぐっちゃ、
抜いて、奥深く挿れてが気の遠くなるほど繰り返される。
空気が抜ける時には放屁のような音までする。
美しい少女にとっては死ぬより恥ずかしい。
だが、肉の中から起こる刺激からは逃れられない。
『ほーら、凄くいやらしい音がしてるねぇ』
かつて自分の言った言葉が、耳の中で反響する。
やがて出たとろみが、さらに濃厚になる感覚に少女は鳥肌を立てた。
鏡には、肛門にオリーブオイルが注がれる様が映っている。
次いでいっそうディルドウの動きが激しさを増す。
少女は鏡を見て、ぽろぽろと涙を零した。
肛門鏡で開かれた直腸は締めることができず、
オイルに溶かされた軟便が肛門鏡の開口部から、
ぬるぬるとだらしなく垂れ流しになっている。
「あ、あ、あっ…あ」
美香はとうとう、小さく喘ぎはじめた。
(だめ、身体が…筋肉が、快感に呑まれてる……。
おねえさんは、こんなのにずっと耐えてたっていうの?)
長いディルドウの先が腸奥の窪みをごんごんと突く感覚、
身体の芯が溶かされたような熱くてぬるぬるしたものを、
便意もないまま鏡の前で垂れ流す汚辱。
それらに嬉し涙がとまらない。
とろっと女芯から蜜が垂れたのがわかる。
絶頂というには、深く広すぎる快楽。
身体の隅でくすぶっていたものが、今や美香の全てを燻している。
あとは壊れるような暖かさがほしい。
後孔を満たし、人肌を感じさせるものが…。
目の前の少女が蕩けるのを、久志は見守った。
彼の男はすでに限界を迎えようとしている。
少女の発する汗のにおい、涙と涎にまみれた表情、
美しい身体が跳ね、為すすべもなく排泄しながら悶えるさま。
それらの情報が五感を襲い、彼の怒張は先走りに塗れていた。
もう、我慢などできない。
彼は美香の拘束を解いて脚を開かせ、肛門鏡を抜くやいなや、
最もいやらしさを発する紅孔に猛りをぶち込んだ。
吸い付くような締まりの輪が亀頭を抜け、それだけで達しそうになる。
そして奥では、熱くどろどろした肉壁が吸盤のようにへばりつく。
「ああっ」
少年と少女が声を上げたのは同時だった。
彼らは一瞬顔を見合わせ、一瞬の躊躇の後、唇を貪りあう。
「あ、あむ、は…っん」
美香の口の中は甘かった。
彼女はぶるぶると震え続ける脚を両手で抱え、怒張を締め上げる。
まるで、奥へ奥へと導くかのように。
その少女に全身で魅力を感じながら、久志は悟った。
自分が怒りを感じていたのは、美香にではない。
姉に資金面での負担を強い、震災から彼女を守れなかった自分だ。
「……ごめんなぁ」
久志は美香の三つ編みを撫でながら、そっと耳元で囁いた。
美香はその小さな胸を久志に預け、涙を流す。
「ご、ごめんなさい、ごめん、なさい……!!」
2人は腰が砕けるほど強く抱き合い、身体を震わせた。
その手をしっかりと握ったまま。
優夕は天井を見つめていた。
目を閉じ、溜め息を吐く。
「あの子達、もう少し静かに出来ないのかな」
口の端に笑みを浮かべる彼女からは、優しくとても寛容な人柄が窺えた。
真新しいテレビに、美しい女性が緊縛され責められる姿が映っている。
木馬のような機械に両脚を吊ったまま載せられて一晩。
女性は許しを請うて泣き叫ぶ。
その足元には失禁と見られる水溜り。
口からは泡を噴き、美脚は恐ろしいほど震えており、限界に違いない。
しかし責め手はまだ彼女を救おうとはしない。
「ふふふ…先輩、さすがにつらそうですね。
浣腸し続けた後のシビアンは頭が狂いそうですか?」
そう言った後、さらに機械の回転数を上げる。
そして画面に響き渡る嬌声…。
「どや、お前もこんなんされてみたいか?」
ソファに腰掛ける男が、隣に座る女性の肩を抱いて問う。
彼女は下を向いたまま、顔を赤らめて男にもたれかかった。
2つの影は、顔を接点に重なり合う。
「はい…。おねがいします、あなた」
かつて震災のあった街。
その傷跡は大きいが、人々は、そこから立ち直ろうとしている。
THE END
riarutaimuktkr!
姉ちゃんはまるっと全部お見通しかw
ハッピーエンドでよかった。GJ。
お姉ちゃん足治ったんかなあ
>>523 太いウンコが出てくるほどの穴だから、そこが性交する場所だと勘違いした
男が得体の知れない穴が恐いため、自分にもあるお尻を
・・・
結局、美人が身体の一番恥ずかしいところを開発されるってのが醍醐味だよNE
>>540 遅ればせながら、GJ!
久しぶりに来たら、凄いのが
いつのまにかGJ!
俺にも言わせてくれ
GJ!
しかし、これからは誰がお姉ちゃんの身体を慰めるんだろーなー
なんだかんだでこのスレも 500 超えたね
この調子で末永く続いて欲しいもんだ
お姉ちゃんは結婚して幸せにやってまつ
自分もアナルスレ初(多分)の2スレ目行って欲しい。
このスレがメジャーになりますように
AGERU
550 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 18:27:46 ID:qudbZCIN
ageるぜよ
おしりらめぇ
らめらのっ! らめになっひゃうろ!
らめぇ
554 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 16:58:53 ID:YJehhrrA
そろそろ保守しといたほうがいいだろうか?
金髪北欧分が足りない
ちなみに俺には書けない
Oh〜 Yes...Fuck me!Fuck me! Fuck my anal!
・・・すまん
analよりassって言葉のがよく使われるな
ノルウェー語だと esel hull らしいぞ
このスレ勉強になるな
ちなみにass hollだとかなり馬鹿にした表現になるらしい。
日本語で「あっそう」って発音に近いんだと
外人に言ったらキレられたとか
口からクソ垂れる前と後にassをつけろ!わかったかウジ虫共!!
お尻に指を突っ込まれる前と後ろに
「だめ・・・そんなとこ、汚いよぉ・・・っ!」「そんな・・・お尻が気持ちいいなんて・・・!」
をつけろ!わかったかウジ虫ども!!
「だめ・・・そんなとこ、汚いよぉ・・・っ!」,yes,「そんな・・・お尻が気持ちいいなんて・・・!」
…とでも言えというのか?
まるでそびえ立つass hollだ!
Holl?
そびえ立つのか?
そんなにいぢめるなよ、つっこむところは一つしかないだろ?
アッー!、イエスアッー!
なんで欧米人の喘ぎ声って、あんなに色気に欠けるんだろう・・・
異人種だからです←ケツ論
保守
572 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:49:43 ID:Nq4BWeXb
保守
オラァ
574 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 11:47:09 ID:6bC9HPYH
☆
347 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/03/29(木) 19:50:28 ID:tqTeLqyM
ローション塗られて一本二本と指入れされたあとうつ伏せにされてイヤイヤし
ながらも誰にも触れられた事のない所をいじられる快感に抗えずヌプリと挿入
されたんですか?息を吐いて脚の力を抜くように言われて苦悶の表情を浮かべ
ながらも淫微な刺激に興奮を覚えてカラダは素直に行為を受け入れてしまった
んですか?後ろから乳房を揉みしだかれながらネットリとしたローションまみ
れのペニスをゆっくりと抽走され大きな声で泣き叫んだんですか?でも苦痛と
は裏腹に押し拡げられ侵入される行為を受け入れつつある自分がいつしかその
部分に痺れるような感覚を覚えている事に呆然となり
次第に早くなって行くその動きにだんだん腰を合わせ始めやがてはっきりと陵
辱されている自分の痴態を自覚しながら絶頂に昇り詰めたんですか?その時真
っ白になりつつある意識の片隅で直腸の中に射精された熱い体液がほとばしる
のを妙にそこだけ醒めた感覚で感じていたのでしょうか?翌朝便器の中に大便
の混じった精液がひり出されるのを見て何だかとてもみじめな気持ちになって
ちょっと泣いてみたりしたんでしょうか?
腸液薄いよ!なーにやってんのぉ!?
ほしゅ
>577
ちょ、ブライトさんwww
580 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 11:52:20 ID:QjGwpICg
ほしゅ
581 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 13:42:09 ID:NiPpfCSv
582 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 17:11:14 ID:E4ZmNQzB
クリスマスも近いのに投下がないとはどういう事だウジ虫共
知るか、馬鹿!
そんなことよりオナニーだ!
アナニーの間違いだろ?
尿道の入り口も弄る
でもアナルだよなぁ
IN THE 肛自慰コーナー
588 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:15:39 ID:GNUDivcU
ほす
589 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 19:17:02 ID:M+useQKk
保守。
スクリプト荒しを拘束したい。
ここまで荒らされたからには、
悶絶だけにとどまらないありとあらゆる責めをくわえたいい
590 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:44:20 ID:i9HRPOdT
ほしゅほしゅ
保守があっておじさん安心したよ
592 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:12:34 ID:AfhgkUOf
あげ
「その、こっちなら…いいから」
「ローションとかあるし、・・・一人でいろいろ、えと、準備したし、大丈夫」
「・・・だと思う、あ、あ、あ、」
「うそ、こんな熱い、おっき、や、まってうごかさないでぇ!」
「すごいぃひろがってるう、んっ、ううん痛くはなくて、その」
「や、ダメ、・・・ちゃう・・・しちゃう・・・保守しちゃうぅ〜!」
594 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:27:52 ID:88oANJ3p
r─-- 、..,,___ ____ _,,... -‐‐┐
/::::::::::::::::::::::::::> --‐'´─‐`--<:::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::ゝ'" ``''ー-‐ァ::|
|::::::::ヽ/ く::::7
!::::::::/ / / / , / , i ! ヽ!.
`ヽ7 ,' / /‐‐/-./ /:| |‐- / i
,! i ,' /i __」__ | /:::| /」_ /| ',
ノ:| ノ i ,ア´ ,.-、`レ':::::::レ´,.-、`i::| i ,ゝ
く__,| ∠___,! /::! ! l | |.l | !:| ,ハ i
く__! |/i:::::: ヽ-' ::. `'´ ::|//レ'
,! | ⊂⊃ _____ ⊂⊃:!
イ i | |. /´ ̄`i ,ハ`ヽ
/ | ハ ト !.,____ン ,.イ:::::i::::::〉
|\〈 ,.へ,,!ヘハ |ヽ. `''=ー-r‐ァ<´レi:::/、(
|ヽ )ヽ/ ヽノ、 ``'''ー-r' |::::::/ レ'::::::ヽ,
\ ヽ,i ';::\/i`ヽ!:::::i :::::i.
__\ ノ , ノ::(_ンハ、_)::::ノ ::|
\二,ゝ、r、,.-'^ーr':::::::::::/::::!::::::::ゝ、r、/ ,ン
∠____,.ヘ. |:::::::::::::::::::i::::::::`/ `ヽァ'"
,.::'" ̄`ヽ、____;;::-─-、/.,______/
/:::::::::::::::::::i::::::ヽ、:::::::::;:イ´:::::::::::`ヽ.
/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::`:::::/::::::::::::::::::::::::::::':,
rン´ ヽ/\;:ヘ:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::∧/ヽ.
え〜私のお尻の穴をなめるの?
洗ってないからきたないよ〜
では洗ってからなめます。
※ そこを あらうなんて とんでもない
クソのなかにいる
蟯虫?
599 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 02:46:44 ID:iqYXvTc9
幼馴染み巫女のは帰ってこないね。
幼馴染巫女って何?
>>600 スレの初めのほうに投下された作品じゃない?
トイレの話もまだかな〜
>>601 なるほどサンクス。確かにまだ蜜柑だったな〜。
犬っ娘とかも続き読みたいぜ
>>603 >269-288の話の作者なら、今妖精スレで長編書いてるからな……
その長編が一段落したら他のも続き書くとか個人サイトに書いてあったから、続ききぼんぬしてみたらどうだ
今日夢でこのスレが落ちる夢をみたのであるです
けだしそろそろ誰か投下することもやぶさかではない
エロパロ板の痔スレ立てるタイミングって何時頃?
900レス超えるか450kb以上・・かなぁ
悲しいかな現状では1000到達しそうな感じだねぇ…
ゆるゆるいきましょい
おなかがゆるい
今日の夢で小学校時代の初恋相手がおしゃま系SM嬢として出てきた
おれはビンビンになった
だから今は残業している
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 23:44:01 ID:Q64C0PtP
んほぉオッッ
急すぎて深夜に麦茶吹いたw
なんというアナルセックス
久しくこちらに来ていなかったのですが、
生物の本を読んでいるときに「腸液」という単語におちんちんが反応したので戻ってまいりました。
ただいま
おかえりなさい
蠕動しながら迎えよう
先月からいろいろいろいろとネタを考えてるがどーにも決まらない
誰か妄想書きなぐってくれ
無性にじわじわ系が書きたくなったので瞬間投下させて下さい。
『Sweet Lover』 1
「――そういうのに、興味あるんだ?」
「おかえりなさい」
ドアの前に立つと鍵の開く音の後、ちいさな声が届く。薄く開いた扉から漂う味噌汁と
焼き魚のにおいと、セーラー服の上に男物のエプロンをつけている少女の恥ずかしげな顔。
定時ぴったりに仕事を終えても、帰宅まで1時間かかるベッドタウンの駅近くの
独身者用アパートにつく頃には夕方六時を回ってしまう。以前は残業浸けだった僕が
しゃかりきになって仕事を片づけて帰宅するのを見て同僚は彼女が出来ただの上司は
仲人は任せろだのと微笑ましく言ってくれるが、彼女を見れば恐らく困惑するだろう。
少し小柄で華奢で声同様大人しくて可愛らしいこの子の年齢は十五歳。若妻にするには
早過ぎる。
隣人に気づかれない様に、でも彼女に失礼にならない様にするりと玄関に入って後ろ手に
鍵を締める。かちりと音がなり、密室の出来上がり。
「お風呂…沸いてるから」
まるで理想の新妻そのものの言葉を聞きながら、僕は少し身を屈めて彼女のちいさな
お尻をセーラー服の上から撫でる。今時絶滅種の膝丈の、糊の利いた黒い上質な
プリーツスカートの上から、ゆっくりと、掌全体で撫で回す。
びくんと身体を震わせる彼女の背中の中央まで伸びた漆黒の髪はハンカチで
束ねられていて、耳まで真っ赤に染まっているのが見える。うなじ越しに見える、セーラー服の
胸元に隠れた白い乳房と、清楚なブラジャー。
「風呂と食事の後だと時間ないけど、いいのかい?」
彼女の門限は七時。ここから走って十五分の自宅だから、逢瀬は最大四十五分。
ぶるぶるっと小刻みに震える彼女の視線が廊下を彷徨う。この逢瀬は結構重ねられているのに、
未だに割り切れない彼女が僕には可愛い。
「ほら、おねだりの時間だろう? 『お尻を可愛がってください』、ほら」
「お……おしりを…可愛いがってください……」
更に身を屈めて、僕は彼女のお尻の谷間に指を押し込む…いや押し込むまでもなく、
数回お尻を指で開かせると、華奢な踵がスリッパから浮き、そして手が潜り込み易い様に
脚が拡げられた。淫乱な牝犬の様な素直な反応なのに、いつも彼女は恥ずかしそうに
俯いたまま震えている。
「美也の…美也のいやらしいお尻を……苛めてください……」
屈辱と羞恥と欲情で、はっとする程深くて印象的な大きな瞳が廊下の安い照明の光に
濡れていた。
『Sweet Lover』 2
コンビニのアダルト雑誌のコーナーはえげつないタイトルの雑誌が結構並んでいる。
婦人誌、青年誌、アダルトコーナーと並んでいるその婦人誌コーナーで奇妙な動作を
している彼女に気づいたのは偶然だった。
万引きとは違う、アダルト雑誌の方をちらちらと意識しては俯いて女性誌に視線を戻す
セーラー服の少女が目立たないワケがない。こっそり観察していると、彼女が意識しているのは
アナルセックスの一冊だと判った。地元民でなかった僕でも知っているそのセーラー服は
中高短大と一貫校の有名なお嬢様学校のものである。後で聞けばコンビニに寄る事すら
校則で禁じられているというから徹底している…そしてそんなお嬢様が卑猥な雑誌に興味を
持ってる事に気づいて、悪戯してみたい衝動と同時にいけないものを見てしまった奇妙な
罪悪感に僕は搦め取られてしまった。
「――そういうのに、興味あるんだ?」
そう話しかけた声は、多分上擦っていた。
ただ表紙を盗み見ていただけ、それなのにまるで万引きが見つかった様な怯えた表情で
凍りついてしまった彼女に、その後どう話しかけたのかは憶えていない。ただ、コンビニの
裏手の駐車場で待たせた彼女に、紙袋に入れたその雑誌を渡してからは、憶えている。
数週間後、コンビニの外で偶然再開した途端、彼女はいきなり僕に深々と頭を下げた。
「その節はありがとうございました」とちいさく震える声に、どう答えたのかはこれまた記憶が
ぐちゃぐちゃになっている。
そして、駐車場の裏のゴミ置き場の影で、隠れて、彼女のお尻を初めて撫でた。キスは
していない。制服の上から撫でた小振りなお尻の柔らかさをほんの少し堪能して、その谷間の
奥へと指を進ませた瞬間、彼女は泣いて謝って逃げ出した。
もう会えないだろうなと考えながらコンビニに毎日寄る様になった僕がまた彼女に会ったのは、
その五日後だった。
『Sweet Lover』 3
少しずつ彼女との距離が近くなっていく。
アナルセックスにさして興味が無かった僕は帰宅してから毎晩インターネットで
検索しては読みふけり、画像を眺めて、徐々にアナルセックスの興味が増していった。
彼女との逢瀬も徐々に頻度が増していく。人気のない小さなな公園のベンチの両端に
座って、缶コーヒーとミルクティを少しずつ飲みながら、ぽつりぽつりと会話をする。
異常な行為に興味のある自分を恥じる彼女を慰めながら、こっそりと、彼女がどんな事を
知っていて、恥ずかしがっているのかを聞き出す。
目立つセーラー服と、喫茶店などに入れない彼女との逢瀬は人目を忍んでいて、
そして短い。最初から名残惜しいのは僕ばかりで、だが、ふと気づくと彼女もそんな瞳を
していた。
初雪の日、雪の積もったベンチを言い訳に、僕は彼女を家に招き入れた。
どうしても靴を脱ぐ事が出来ずに玄関から先に進めない彼女に、背後から僕はお尻を
撫でる。コートの上からのもどかしい感覚に、ズボンの中で僕のものがぎちぎちに
硬くなる。コートの上からなんてよりもっと卑猥に苛められたがっている筈の知識過多な
彼女の華奢な肢体がぶるぶると震えながら、僕の手を受けいれる。ただし、コートの上から。
襲いたくなるのは当然で、でも臆病な彼女がそれを受け入れられる筈がないのも判っている。
「お尻の穴、疼いてる?」
彼女の遠まわしで赤裸々な告白を何度も聞いている僕は、彼女の白い手がドアの表面で
頼りなく開いては握り締められる繰り返しを見ながら耳元で問いかけた。
普通なら女性器が疼くとかになりそうなのに、お尻が疼く。そんな彼女は、僕の問いに
全身を震わせる。まるで出会った時の様な怯えた表情。だが身体が逃げない。
ずっと繰り返し撫で回す。服を破いて目茶苦茶にしたい欲求と同じだけの、じわじわと
獲物を嬲り者にしたい欲求。寒さで鳥肌立っていたうなじがほんのりと桜色に染まり、
甘いにおいの汗が滲んできていた。
六時半、不意に彼女の腕時計のアラームが鳴った。
翌日、昼休みに食事を抜いた僕は彼女にアナログ式の腕時計をプレゼントした。
=====
以上。長編になるのもあれなので、思わせぶり系打ち切り。お邪魔しました。
ちょwww打ち切るなwww
せっかく来たんだし、もう少しゆっくりしてってよ
フェチっぽい書き口がたまらん
わっふるわっふる
::| /ヽ
::| イヽ .ト、
::|. / |.| ヽ.
::|. / || ヽ
::|-〈 __ || `l_
::||ヾ||〈  ̄`i ||r‐'''''i| |
::|.|:::|| `--イ |ゝ-イ:|/
::|.ヾ/.::. | ./
::| ';:::::┌===┐./ アナルトラマンが
::| _〉ヾ ヾ二ソ./ 残念がっています
::| ̄ゝ::::::::`---´:ト_
::|:ヽ ヽ:::::::::::::::::ノ `|:⌒`ヽ
::|:::ヽ ヾ:::::/ ノ:::i ヽ
::|:::::::| |::| /:::::::|ヾ:::::::::)
::|::::::::|. (●) |:::::::::::|、 ::::〈
「腐女子を犯すスレ」でのヲタ&腐女子馬鹿ップルの続き。
この馬鹿どものその後の話です。
<拓>
「拓にお願いがある」
一足先に弁当を食べ終えた弥生が、弁当箱を青いバンダナで包み終えると、傍らの俺に言った。
梅雨明け間近な7月の晴れ間、校庭隅の涼しい木陰でのことだ。
校内を行き交う半袖シャツ・ブラウス姿の生徒たちは、蒸し暑さに耐えながら、ひたすら夏休みを待ちわ
びている。俺たちとてそうだ。
「何だ藪から棒に」
まだ弁当の箸を使っている俺は、飯粒をもぐもぐ噛みながら答えた。
三つ編みグルグル眼鏡のほっそりした女生徒はブラウスの肩をすくめ、地味だが可愛いそばかす顔の頬を
染めながらうつむき、こういった。
「私のお尻を、アナルセックスできるように開発して欲しい」
彼女の大真面目な表情とは裏腹な大いに狂ったフレーズに、俺は喰いかけのメシを吹き出した。
俺と弥生が、恋人同士として「いきなり」付き合い始めたのは、5月の末のことだった。
この女は同じクラスの文芸部員だが、とんでもない腐女子だ。
度を超したやおい探求心を暴走させたあげく、「どうでもいい同級生のヲタ野郎」の俺を拘束して性的い
たずらと脅迫の対象にするという、性別が逆なら間違いなく逮捕されるような犯罪行為を目論んだ――
のだが、何の因果かその謀略が途中で頓挫する過程で、互いに情が移ってしまい、しまいにはあえなくお
互いの処女と童貞を捧げ散らしあい――
心底惚れあって、今に至る。
真性ヲタの俺と弥生は似たもの同士だ。マジメに話してみるととても気が合ったし、話も合った。
あれ以来数回、週末の土曜になると、彼女の自宅へ行き、青系統でコーディネイトされた彼女の部屋で、
一緒に過ごすようになった。
ヲタ会話を楽しみ、お茶を飲み、授業の課題を互いに突き合わせてみる。
この前の1学期期末テストで、俺の苦手な国語の点を上げられたのも、彼女の「青い部屋」での指導のお
かげだ。その代わり、彼女の苦手科目の数学を指導してやったから、お互い様ではある。
この交際、周囲には秘密にしていたのだが……
6月の雨の降る下校時、傘を持っていなかった弥生を一緒の傘に入れて駅まで歩いているところを、同級
生たちに目撃されてしまい、更に放課後の校舎裏でこっそり二人きりキスしている所をクラスメイトの携
帯カメラに偶然撮られてしまっては、もうおしまいだった。
「ヲタと腐女子のお似合いカップル誕生!」「珍事だ珍事だ」「割れ鍋に綴じ蓋だ!」
あっという間にいい笑い者になったが、さすがに二人のなれそめまでは、口が裂けても言えなかった。
いろいろ周囲から言われても、お互い別れる気は毛頭ない。
周囲に関係がばれてしまってからは、校内でも遠慮なく一緒に過ごすようになったが……男子たちの視線
が痛いのは、我慢だ。
話をしてみれば、彼女は物静かで頭が良く、しかも思慮のある、とても良い娘なのだ――
基本的には、だが。
この腐女子、ことがやおいの話になると目の色が変わり、周囲もはばからず大声で力説する。
「カップリングには『絶対相性』がある!
攻守を取り違えたカップリングを『バリエーション』で片付けるなんて、やおいの風上にも置けない!」
立ち上げって拳を振り上げる貴様の主張は聞いておこう。
だが、ここは昼休みの教室だぞ……
男子どころか、女子たちの視線までもが痛い。ひたすら我慢だ。
彼女は『素直クール』などといった定型フレーズで一口に定義できるような『都合のいい女』ではない。
頭の回転が速くてすこぶる優秀、なのだがしかし、実はけっこう抜けていてかなり馬鹿な、困った女だ。
そんな女に本気で惚れてしまった俺も、馬鹿だ。
週末の訪問のたび、俺たちは弥生の部屋にあるベッドでぎごちないセックスを繰り返し、だんだんに相手
の身体と心とを、深く理解するようになった。
初めての体験が極めてアブノーマルだったので、ひたすらノーマルな「基本的セックス」の研鑽に励み、
世間並みの性的経験を積むことに専念した。
最初のうちは処女喪失後の痛みが残っていた弥生も、幾度か事を繰り返すことで、徐々に落ち着いてきた
らしい。丁寧な愛撫の後にゆっくりと挿入してやれば、お互いの身体を心地良く感じ、やがて充実感と共
に絶頂に達することができるようになった。
一緒に果てた後、彼女はキスを求めてくる。俺もそれに精一杯優しく応える。
その瞬間の弥生が、たまらなく愛おしい。
正常位と後背位、俺は弥生の顔を見ながら可愛いBカップを舌で吸うこともできる前者が好みだが、弥生
は後ろからの方が気持ちいいらしい。
深く入る上に、羞恥心を刺激されるから、のようだ。
弥生を四つんばいにさせ、後ろから入っていこうと勃起の狙いを定めると、彼女の谷間で潤んだ泉の上に、
男女関係なく備わっているお尻の穴が見える。
可愛いすぼまりだが、「初めて」の時にはここに俺の中指が突っ込まれ、さんざんいじりまわされたのだ。
それも彼女自身の願いで。
その、女性器よりも遙かに狭そうな穴は、俺が潤んだ膣内に自分をのめり込ませていく時もひくひくと動
いて見せて、弥生のあえぎと同様に俺の劣情を刺激するのだった。
だから確かに彼女、尻の素質、はありそうだ。
だがしかし、「開発して欲しい」と乞われるとまでは、俺も予想していなかった。
<弥生>
私の所属する文芸部に、部室はない。
そのため、図書室と、隣接する司書室が実質的な活動場所だ。
放課後、その図書室の大きな閲覧机の一つを占領した「同志」たちを前に、「プチ総括」を受けている。
「同志」? そうですとも、彼女たちは同志。
トンジ! カメラード! タワーリシチ! みんな私の仲間!
文芸部は全員女子で構成され、その全てがやおい趣味の持ち主――
そう、私たちはみな、腐・女・子、だ。
ここでお断りしておくが、現代中国語の「同志」が意味する「ゲイ→百合」カップルはいない。
あくまで男同士の「同志」を見て共にハァハァする仲間なので、お間違いなきよう。
ところがだ。
「ねー、弥生って太田拓と付き合ってるでしょ?」
「何であんなヲタと?」
その同志たちに、あまり聞かれたくないことを問いつめられているところだ。
私と拓は成り行きで激しく惚れあってしまったわけだが、そのいきさつは余りに危険で話せない。
「……いろいろ、あってね」
「ふーん」
何でよ、という疑問の表情が一堂にありありと浮かぶ。
「けっこういい人なんだよ、彼って。無愛想だけど根は優しいし。
理系の科目でわかんないとこ、いろいろ教えてくれるしさ。
それにやおいも少しはわかるから、私のやおい話にも付き合ってくれるんだ」
同志たちは『へえ、そうですか』と気のない顔をしているが、あんたたちの内心はわかってる。
『やおい女に理解のあるカレシをゲットしたとは……何と運のいい奴!
激しく恨疚悔しい(うらやまくやしい)!』
えへん、どうだ参ったか!
カラダを張った甲斐があったというものだ……と思っている場合ではない。
同級生の2年生たち2人はジト眼で私を見ている。1年生の後輩たち3人は曖昧な笑みを浮かべている。
これでは本当に総括されてしまいそうだぞ、私。
上級生である3年生部員様たちの恋愛事情は、知らない。
が、私を除いた2年生以下の部員全員、本人申告では、全員処女だ。
年齢イコールカレシいない歴、バージンのくせにみな耳年増で、知識は無駄に豊富なのに、実践となると
まるで経験無しの面々ばかりなのだ。
彼女たちはみな、同性の私から見ても決してブスとは思えない。
むしろ水準以上のルックスの持ち主たち、だとは思うのだが、惜しむらくは腐女子が発する特有のオーラ
が、周囲の男性を遠ざけてしまうらしい。
で、暇さえあれば「モテないなあ」「カッコいい男の子いない?」などとお茶をひいているのだった。
私もしばらく前まではその一員だったが……
その群れから唐突に脱出してしまったのが、「総括」の原因だ。
「でさ、その……ヤったの? 彼と」
同志の一人が、ちょっと不機嫌そうな顔だが好奇心を隠しきれぬ様子で、目をぎらりと光らせながら尋ね
てくる。
わあ、優越感あるなあ。確かにヤっちゃってるんだもんなあ……
でもこいつらに正直に話したら何言われるかわかんないなあ……
「まあ、それは……」
ヤバいかなあ、と思いつつ、知らず知らずのうちにニヤニヤしながら『私の拓』のことを話そうとした時、
周囲の同志たちに無言の緊張が走った。
はっとして振り返ろうとしたら、先に後ろからハスキーな声がした。
「藤吉さん、あまりのろけないように」
振り返れば、果たして長身の女生徒が立っていた。
「あっ、同志部長」
――同志だけ余計だ。ここは共産圏か!
カリスマのあるこの部長には、どうも逆らえない。
私も女子の中ではちょっと上背のある方だが、部長は更に高い。170cmを優に超える身体と、豊かなバス
トの持ち主で、切れ長の眼と肉感的な唇を持つショートカットのクールビューティだ。
部員たちへの行き届いた気配りができる人柄の良さに加え、3年生トップの優等生でもある。
そんな彼女が、腐女子集団を率いる女帝である。
「みんな、ご苦労様」
私も含めた部員たちは一斉に「お疲れ様です!」とあいさつした。
部長はうなずき、それから私に目を向けた。
「ところで藤吉さん、頼んであった件は?」
「大丈夫です。それでしたら、今朝副部長にメールでお送りしました」
副部長も3年生で、部誌編集関係の担当者だ。が、今日はなぜか学校を休んでいる――
理由は大体想像がついた。
部長は「ありがとう、助かる」と言ってから、ふと思い出したように言った。
「そうそう、昨日、副部長が言ってたわよ。あなた、まだ自分の原稿提出してないんですって?
漫研から『挿絵の手配があるから、早くして』ってせっつかれてるんだけど……あたしが作業をお願いし
たのが悪かったかしら?」
「いえご心配なく、部長のせいではないです……遅れてるのはわかってます。すいません」
周囲の同志たちが意外そうな顔をした。
「えーっ? 藤吉先輩って、原稿書くの早いですよね?」
「どうしたん? スランプ?」
一応、原稿はほとんど書けている。
ボーイズラブのキモになる、クライマックスのベッドシーン描写を除いて、なのだが。
我が校の漫研が夏コミに出るということで、私たちも記念にテキストコピー本を出して、委託しようとい
うことになった。
漫研も主力はやおい女子、男子ヲタたちもいるが隅っこで小さくなっている。友好関係にある文芸部との
ジョイント体制は完璧だ。
漫研は一応高校の公式な部活なので、18禁モノは大っぴらに扱えないのだが、それは漫画に限ったこと。
預かりものの小説なら縛りは受けない。
現役の高校生文学少女が性的描写のある小説を書いて芥川賞を貰うご時世だ。「ブンガク」という高尚な
美名が付けば、大抵のことはまかり通ってしまう。
挿絵は漫研の協力をもらうが、過激なシーンは直截的な描写を避けて描いてもらうように話を付けてある
から、コミケスタッフに注意を受けることはないだろう。
私たちはその編集打合せのために図書室に集まっていたのだが、部長を待つ間に私が危うく「総括」され
かけたのだった。あー危なかった。
部長の作品は既に完成しており、編集の都合上、私も目を通させてもらった。
彼女はいつも達者な書き手だと思う。今回の最新作も、冗談ではなく大傑作だ。
香港ノワール風のシビアな短編小説なのだが、男性的なハードボイルド文体で、二人のギャング――むろ
ん美形同士だ――の命がけの性愛を、ドラマチックに、かつエロチシズムたっぷりに描き上げていた。
読みながら私は興奮した――特に部長の得意とする射精シーン描写のリアルさは見事なもので、私は拓の
ペニスを連想しつつ、密かに濡れてしまったほどだ。
部長の玉稿を読んだ同志たちに、しばし沈黙してから「トイレ行ってきます」「あ、わたしも!」という
のが出てきたのも無理はない。
多分、それぞれ個室にこもって慰めたのだろう。気持ちはわかる。
これは、筆力と部長の肩書きに照らして、巻頭掲載すべきだろう、と部員たちの意見は一致した。部長の
人徳も一役買っていたのは言うまでもない。
問題は、部長が昭和中期レベルにローテクなお方である事だ――
この女性、ミシンとお裁縫は大得意、そろばんは日本商工会議所検定1級持ちだというが、パソコンの操
作となるとさっぱりわからず、インターネットの利用法も知らない(以前、実際に部活の会計収支算定に
そろばんをぱちぱちと弾いて素速く正確な数値を出していたのを見たが、それより表計算ソフトを使った
方がよっぽど楽なんじゃないかと思った)。
何しろ携帯のメールもまったく打てず、操作がよくわからないので、電話専用に老人用のらくらくホンを
使っている、という究極メカ音痴なのだ。21世紀をどうやって生き抜いていくつもりだろうか……
こういう人だから、小説も手書きだった……今時、部内でも400字詰め原稿用紙にHBの鉛筆で執筆し
ているのはこのお方だけだ。
「えっ、書くのが大変じゃないかって?
あたしね、執筆と推敲はぜんぶ頭の中でやるから、原稿用紙には最後の清書だけすればいいの」
その、強制収容所内のソルジェニーツィン並に突出した記憶力と思索力には大いに敬服しよう。
だがその後の手間となると話は別だ。
習字のたしなみを伺わせる綺麗な楷書の手書き原稿を提出されても、他の皆は全てパソコンのエディタで
執筆したテキストデータを圧縮してメールで受け渡ししているのだから、編集の都合上、部長の小説も同
様にデータに起こさねばならない。
それで毎度毎度、部長の小説をタイプ起こしする役目は、私に回ってくる。
私が今朝副部長にメールで送ったのも、先ほど話した部長の最新作のテキストデータ版だ。
部長からすると『次期部長候補』で『いつも冷静』、タイピングにも慣れた藤吉弥生は、このテキストデ
ータ化作業に最適任、ということになっているようだ。
他の部員は、作業に取りかかっても圧倒的なエロティシズムと、自分とのあまりの筆力の差に愕然とし、
自信喪失しながらベッドに倒れ込んでオナニーに走り、ついに作業放棄してしまうんだとか……
きっと副部長も、朝一番に私のメールの中身を見て興奮してしまい、オナニーが止まらなくなったかどう
かして、学校をサボってしまったんではないか、と思う。いや、絶対そうに違いない。
かく言う私も、部長の作品の文字を追うごとに脳内を駆けめぐる絡みシーンの映像にハァハァしながら、
歯を食いしばってキーボードを叩き続け、やっと作業を終えると、思い切り自分を慰める羽目になるのだ
が……
そしてひとり慰め終えた後の虚しさの中で、部長の素晴らしい才能に内心で嫉妬するのが、常だった。
彼女の綴る物語と文章は、いつもやおいの枠を超えて素晴らしかったのだ。
私は一人の書き手として、彼女の背中を見ながら、いつも尊敬混じりの歯がみを繰り返していた。
とにかくいま私には、異性――私の拓――との日常的な性交渉という、インスピレーションとモチベーシ
ョンの源がある。
ゴム無しの射精は拓との初体験一度だけだが、あの強烈な感覚は生涯忘れようもない。
ゴム越しなら、もう幾度も拓のほとばしりを受けている。
彼の熱を感じながら受け止める脈動は、いつも愛おしく、生命力に溢れ、充実感を覚えさせてくれる。
そうして男性の温かい肉体と交わることは、私の書く文章にもなにがしかのリアリティを強く与えてくれ
ているようだ。
それはいいとしよう。
私が拓との交わりで得ているのは、「女としての」、「膣内での射精感覚」だ。
それは、男性が同性の性器に後ろの門を貫かれ、締め上げた愛人の雁首から精液の噴流を注ぎ込まれる感
覚とは、本質的に違う筈だ。
腐女子たちがみずから半ば自嘲気味に語る「肛門であって肛門でない」男性器の挿入場所――
その「やおい穴」は、実のところ、他ならぬ女性器そのものでしかない。
私と同じ趣味を持つ女たちが男性同士の挿入シーンを文章に描く時、その多くは、自らの膣に男性器を受
け入れるイメージを参考にしているに過ぎないのだ。
そもそも女性器と違って、本物の直腸がセックスのために自然に濡れるわけがない。
とはいえ、ボーイズラブの読者たちが求めているのは、リアリズムでなく、むしろファンタジーなのだと
いうことは、十分わかってはいる。
それでも私は読み手の心を掴みつつ、それらの様式美的「お約束」を何とか克服したい、と思っていた。
私が背中を見ているあの女性を超えるためにも、自分のスタイルを確立したかった。
私の今回の小説は男子校物で、「受け」の側の一人称で描かれている。
当然、語り手は性器を挿入される側。
反目しあっていた相手と実は惹かれあっていたことに気づき、愛し合い、そして抱かれる。
設定こそありふれてはいるけれど、心理描写には徹底して気を使ったつもりだ。セリフも吟味した。
自分なりにしっかりしたものを書いた、と自負している。
特に、裸で抱き合って愛し合う感覚とその歓びは、拓との交わりも参考に、かなり克明に描けたと思う。
だが、肝心の結合・射精シーンを幾度書き直してみても、どうも満足がいかないのだ。
肛門括約筋で愛する者の肉体を締め上げ、直腸の奥深くまで射精のほとばしりを受け止めるまでの感覚が、
思うように描けていない。
これでは部長の素晴らしい射精描写に太刀打ちできない……
私は悩んでいた。
それが2日前のことだった。
<拓>
「……で、自分の身体で体験して、尻穴の感覚を掴んでみたい、と?」
「そのとおり。頼むとしたら拓以外いないでしょ?」
弥生の異様な説明を聞き終えた俺は、思った。
『腐女子って、なんでここまで馬鹿になれるんだろう』
弁当箱を膝に置き、俺は弥生に言った。
「あのな弥生、男と女のカラダの違い、わかってるか?
女には、男のケツの性感帯になる『前立腺』がないんだぞ。
男並みに感じようとしても、限界があるのと違うか?」
しかし、弥生はひるまない。
眼鏡の向こうから、真剣な視線が俺に注がれる。
「それはわかってる。どうしても足りない部分は、想像力フル回転で補う。
それに私、潮吹きの盛んな体質らしいでしょ? あれって射精感覚の描写に応用できると思う」
確かに、弥生は強い絶頂に達すると『潮吹き』を催す。かなり感じやすい身体のようだ。
普段はクソ真面目そうな顔をしているが、やおい話をする時と、ベッドで二人になった時は、性的欲求の
激しさを強烈に見せてくれる。
そんな彼女は絶頂に達すると、Gスポットから盛んにしぶきを飛ばすのだ。
胸はちょっと貧しいが、身体は愛し合うことに貪欲――そんな自分を自覚し、時に恥辱感を抱きながらも
俺を求めてくるこの娘が、俺は大好きだ。
だが今回のように、突拍子もない頼み事をしてくるのには、さすがに参る。
「射精も何も、おまえチンコないやんけ」
突っ込みを入れると、そばかす顔の顔色が激情のあまり紅潮した。
彼女はずいと立ち上がるや、拳を振りかざして絶叫したものだ。
「大丈夫! 私は心でおちんちんを育むんだから!」
校庭で近くにいた生徒たちが、その場に固まり、俺たちを凝視した。
当然だろう。
次の瞬間には全員が目を逸らし、ひそひそうわさ話をしながら遠ざかって行く。
「腐女子って怖いねえ……」「イカレてるよ……」
うむ、俺もこいつはイカレてると思う。
だが放っておけない。札付きの腐女子といえども、俺の大切な女だ。
「落ちつけ弥生!」
慌てて立ち上がった俺は、彼女の両肩に手を置いて、座らせた。
弥生は拳を固め、身震いしながらつぶやいた。
「私は……部長を超えたい! やおいの道を究めたい!」
そして俺を真正面から見詰めて、力説した。
「あの部長の心には、立派なおちんちんがあるに違いない。私も心のおちんちんを育てたい!」
眼鏡の下の両眼に、炎が見えた。
馬鹿だ……馬鹿がいる……
そこでふと我に返ったらしい腐女子は、俺に言った。
「そうだ、拓に見て欲しいものがある。
放課後、だいじょぶ?」
その日の放課後――
北校舎4階は各種の専門教室が並んでいるが、放課後ともなると施錠されて使われていない教室がほとん
どだ。当然、この階のトイレ利用者もほとんどいない。
周囲を見回し、人のいないことを確かめてから、女子トイレに滑り込む。
メールの打合せどおり、弥生が待っていた。
「じゃ、こっちへ」とだけ言って、弥生は一番手前のボックスに俺を引き込んだ。
洋式トイレの内側で二人きり、ドアが施錠される。
「どうするんだ?」
小声で尋ねる。
「もう、練習始めてるんだよね。見てくれる?」
言うなりスカートの内に手を入れて、弥生はパンツを引き下ろした。
こんな関係だから、パンツを脱ぐ弥生の姿は幾度も見ている。
だが学校の、しかも狭いトイレで、となると初めてだ。
彼女はそのまま壁に手を突いた。俺は無言で彼女の尻に掛かったスカートの裾をめくる。
あまり肉は厚くない小さめの尻。いつもながらきれいだ。
しかし、その尻たぶの窪みが股間に落ち込んだ位置……肛門の場所には、奇妙なものが見えた。
「……これは……」
「アナルプラグ。おととい通販で注文して、昨日着いたの。初めて付けてきてみた。
慣らしてる途中だから、まだあんまり太くないけど」
「じゃ、今日はずっと着けてたって事か?」
「まずは拡張しないとね。ちょっときつかったけど、まあまあ慣れてきた」
……なんか、あきれた。
だが、幾度かの交わりで見慣れた可愛い割れ目の上に、赤い異物がちょこんと飛び出している様子は、何
だかエロティックで、微笑ましい。
俺の股間で分身が膨れ上がっている。
「なあ、抜いてみていいか?」
「えっ?」
「尻の様子を見てみたい」
弥生が息を吐くのに合わせ、俺はシリコン製のその道具に指をかけ、ゆっくりと抜き出し始めた。
肛門の周囲のしわが伸び、俺の中指よりはちょっと太い程度の、ルビー色をした透明のアナルプラグが姿
を現した。
「あんっ」という弥生の嬌声と同時に、ちゅぷっと音がした。
プラグの細い尖端までが外に出てくる。
塗り込まれていたとおぼしきローションが、糸を引く。俺はトイレットペーパーでその糸を断ち切った。
肛門はちょっと開いていたが、すぐに収縮していった。弥生が軽く息を切らしている様子がわかった。
手につまんだプラグを眺めた。
そんなに長い物ではなく、側面から見ると中央部が太くなったダイヤ形をしている。
表面はローションと、弥生自身の腸液らしい液体で濡れている。
俺はそのプラグを注意深くトイレットペーパーでくるんで、ナプキン用ゴミ箱の蓋の上に置いた。
「尻に指、入れるぞ」
「いいけど、ゴムは? 指汚れるよ」
「持ってる。大丈夫だ」
俺は自分の右手の人差し指と中指を重ね、そこにゴムを被せた。
それから、ゴムに包まれた指を自分の口に入れる。ラテックスの変な味がするが、毒ではないから大丈夫
だろう。我ながら何をやっているのだ、という気はするが。
プラグを抜かれて窄まった弥生の尻に、ゴム付きの指を当てる。
ゆっくりと挿し入れて行く。温かい粘膜の感触が伝わってくる。
が、どうも余裕が無さそうだ。
「あ、ちょっとやめて。きつい」
弥生自身が制止した。
俺はちょっと考えて、言った。
「俺のチンコが入るだけの拡張ができれば、それで十分だろう。
けど、まだきつそうだな。無理はしない方がいい」
それから、俺たちの初めての時を思い出して、意地悪に言ってみた。
「でも感じることは感じるんだろ?」
言うなり俺はゴムから人差し指を外し、中指のみにすると、改めて弥生の肛門にあてがった。
中指1本ならプラグよりは細い。指は尻穴に吸い込まれるように潜って行く。
「はぁぁぁぁぁ……」
弥生の吐息は、明らかに快感を表すそれだった。
ゆっくり、ゆっくりとストロークさせる。ローションと、ゴムの滑らかさによって、中指はスムーズに抽
送できた。
弥生の細い身体が、肛門の愛撫にわななくのが感じ取れた。
肛門の直下に見える赤い蜜壺が、さっきより明らかに濡れそぼっている。
俺は唾を呑んだ。
弥生は振り返らず、小声で言った。
「拓……いますぐ、したい。
ゴム、まだあるんでしょ?」
俺が言いたかったことを、彼女が先に言ってくれたのは、嬉しかった。
弥生を壁に向かわせたまま、俺は既に臨戦態勢になっていた自分の分身を、ズボンの中から引き出す。
新品のゴムを装着した硬直は、張り切った亀頭を先導に、濡れた谷間へと潜り込む。
「あああああ……」
二人揃って、吐息を漏らした。
これが一つになれる瞬間の歓び、という奴だ。
「拓ぅ、いい……」
「俺もだ。奥まで、熱いぞ」
お互い低い笑い声を交わした。彼女は後ろからされるのが好きだ。
弥生の胸元に手を伸ばし、ブラウスのボタンを一つ外す。
「ごめんよ」
開いた胸元から、右手をブラジャーの下に差し入れ、胸をまさぐる。
ゆっくりと腰を使いながら、小さく「うふふ……あはっ」と密やかな嬌声を上げる弥生に言ってやる。
「おまえのむっつりスケベなところ、好きだぞ」
「あっ、人のこと、言えないでしょ!」
と、その時だった。
足音が近付き、ドアのきしむ音がした。
俺たちは動きを止め、息を詰めた。
四つ並んだボックスのうち、一番離れたところまで歩き、ばたんと入る音、施錠する音。
下着を下ろす衣擦れの後、水資源を無駄にする「音隠し」の水洗音が響いた。
俺はすかさず、激しく身体を動かす。
弥生が驚きながら、必死に声をこらえつつ感じているのがわかる。
「んんーっ!むううーっっ!!」
ほどなく、離れたボックスの水洗音は衰えてきた。俺は身体を止める。
カラカラとペーパーを取る音、それでごそごそ紙を使う音がしてから、衣擦れの微かな音が聞こえた。パ
ンツを引き上げているのだろう。
生徒か教諭かはわからないが、彼女も自分が一連の排泄行為を行っている数メートル隣で、セックスして
いる男女がいるとは、まさか気付くまい。
再び水洗音。今度は排泄物を流す本番の水洗だ。
俺もさっきより更に深く突いた。
「んっ! んんん!!」
弥生が声を殺して快感に耐えている。
水音の減衰と共に俺は止まる。弥生は浅く息を吐いている。
個室ドアの開く音と足音、洗面台を使う短い水音の後、戸口のきしみが響いた。
人気が消え、低い換気扇の音だけが残った。
肩越しに振り返った弥生は、顔を汗だくにしている。
「た、拓……なんて危ないことするのよ!」
「だっておまえ、感じてたろ? 女子トイレに俺を連れ込んだのはおまえだし。スリルがあった」
笑って応えてから、絶頂の近さを予感しつつ、腰をたっぷりストロークさせる。
俺の身体に慣れてきてくれた弥生の膣は、熱くとろけそうな感覚で俺を包み、軽く収縮する。
「ひどいよぉ……あっ」
ほどなく俺たちは、無言のままうめきを上げて、同時に達した。
床に弥生の吹いた潮のしぶきが散る。
めいめいに、濡れた部分をトイレットペーパーで拭った。
使用済みのゴムとその包みを、弥生手持ちの生理用品用ビニール袋に片付ける。校内ではまずいから、後
で公衆トイレの汚物箱にでも捨てさせよう。
「弥生、プラグの件だけど」
俺はズボンのファスナーを上げながら、便座に腰掛けた弥生に言った。
「慌てない方がいい。夜、寝ている時だけ装着していても十分だと思う。
拡張は必要だけど、四六時中装着していると、かえって緩みすぎて良くないんじゃないか?」
「やっぱ、そうかな。一日中違和感が抜けなかったんだ。タンポンとは全然違うよね……」
そりゃ当たり前だ、これは明らかに異物だ。
「とりあえず挿れ直しておく。いいか?」
弥生はうなずいて立ち上がり、またも壁に手を当てつつ、後ろ手でスカートをめくり上げる。
プラグをペーパー包みの中から取り出して右手で持つと、俺は左手に取ったペーパーに唾液を垂らし、プ
ラグをペーパーにこすりつけて唾液を表面に塗り広げた。
「挿れるぞ」
「うん」
俺はプラグを弥生の小さなすぼまりにあてがった。
大きく息を吸った弥生が、息を吐く。それにタイミングを合わせてプラグをぐいっと押す。
「ひっ、あっ!」
弥生の短く、愛らしい悲鳴。
可愛い肛門が、瞬間的に赤いプラグを呑み込んだ。
その瞬間、俺は明らかな嗜虐心を感じた。
駅への帰り道を並んで歩く。
ああ、青春。
「締め切りまでは、2週間だったな?」
「うん。漫研に頼む挿絵は、絡みシーンはあきらめて、それ以外のシーンにしてもらった。それで何とか
時間は稼げたよ。
できれば、あと10日ぐらいで……」
「10日か……夏休みに入るな。だが時間がない」
こうしている間も、弥生の肛門にはプラグがはまり、両脚の動きに圧迫されながら筋肉を緩める働きを続
けているのだ。変態。
俺は前を向いたまま、弥生に言った。
「2、3日は、しばらく今のを装着して慣らしていくのがいい。今度の土曜、おまえんとこに行くだろ?
それまでに、もうちょっと太いのを調達してくる」
弥生がびくりとした。
「わかった……お願い」
そしてしばし無言で歩いたが、なぜかフフフ、と笑った。
「楽しみにしてるから」
妙にいやな予感がした。
以上、できてるところまで。また描けたら投げます。
ウザければタイトルあぼーんでよろ。
ウザイじゃなくて投下場所違い。該当スレで続投すべき。
スレ違いになる大長編ならサイト開いて誘導。
俺はここでokだと思ったけどな。GJ
移動するならついていきます。
作品ラッシュで狂喜。
個人的にはお二人とも頑張ってほしいっす
直後になりますが投下します
【注意】この物語はフィクションです
目が醒める。吐息が白い。
枕元の時計は二時を回っている。この時間に目を覚ますのが、少年の日課となっていた。
少年は布団から抜け出し、足音を忍ばせて暗い廊下を渡る。
廊下の突き当たりに障子の空いた部屋を見つけ、彼は喉を強張らせた。
そして月の光を遮らぬよう、身をそっと障子の暗がりに潜めるのだ。
『なぜ今日も門限を破ったのか……そう聞いているんだ』
押し殺したような父の声。
部屋の中には、一糸纏わぬ全裸の娘が前傾の姿勢で屈んでいた。
手首は背中側に戒められており、ほとんど身動きの叶わない状況である。
その清流のような黒髪は背中まで艶を流し、胸は巨峰のごとく豊かに張りだし、畳に膝をつく脚は伸びやかに引き締まっている。
大人の色香を十分すぎるほど纏った瑞々しい肢体。
月に照らされるその身体は、ほんらい思春期の少年を鼻柱が熱くなるほど煽情するものだ。
それが、実の姉でさえなければ。
『誰に似たか、強情なことだ』
娘の背後に立つ父が、脇に置いた洗面器をたぐり寄せる。
洗面器には泡立つ液体が満たされ、娘の細腕ほどもあるずっしりとした浣腸器が月光をうけて威容を輝かせていた。見るだけで、少年にはその冷たさが理解できる。
『…や……もう嫌ぁ……っ!…』
娘はさっと顔色を変え身を捩るが、すぐに歯を喰いしばり背を伸ばした。
娘の前には父親と挟むようにして義母が腰を据え、娘の股座へと指を差し入れている。娘の泣き出しそうな相貌から察するに、長いこと陰核を苛んでいるようだ。
包皮を剥いての陰核責めは拷問にも取り入れられるほど辛く、その自白率は100%だとも伝えられる。娘と血の繋がらぬ義母は、同性ゆえの的確さでそこを執拗に責めさいなみ、娘の抵抗を巧みに殺していた。
陰核を捻られた娘が思わず浮かせた菊座に、浣腸器の嘴管がずずりと突き刺さる。
腹圧が強いためか、あるいは遊んでいるのか、父親は僅かずつ浣腸液を娘の紅い直腸へと染み込ませていく。姉のすっきりとした腰つきがやや平らになり、鳴動する。
『ああ、やだ…苦し、くるしいよぉ!今日は友達の家に寄っただけなのっ!!』
『そんな筈はない、お前と懇意な学友にはすでに連絡を済ませてある。
お前という奴は、親を欺いてまで男と逢引きか!』
義母の忌み者である彼女には、惹かれあった異性とひと時会う事さえ許されない。
素直に男に会ったなどと言おうものなら、女に生まれた事を三日三晩後悔することになる。
幾本目とも分からぬ浣腸を体内に受けつつ陰核を激しく揉みしだかれ、娘は声にならない悲鳴を溢して身を屈めるしかない。すでに何時間耐え忍んでいるのか、娘は水を浴びたような汗にまみれていた。
断続的な息遣いに合いの手を打つように、彼女の潤みに屹立した粒はぎち、ぐちゃと濡れた音を立てる。指先で転がす義母の肘の先にまで、透明な筋がつたっては落ちていた。
『ふふ、クリトリスを杏の実みたいにビンビンに硬くしちゃってさ。
浣腸されては排泄するのが嬉しいんだろ?薄汚い尻を犯されるのが愉しみなんだろ?
なにせあの女の子供だからねぇ!』
二親の罵詈雑言には俯いて耐える娘も、生理的な欲求にはついに敵わない。
『あぅうっっ!!』
短い叫びと共に娘の目がきつく閉じると、義母がわめきはじめる。
『ほら待ちな、出すんじゃないよ!仕置きだからね、出したらまた朝まで酷いよ!』
少年は、いつもここで耳をふさぐ。姉の悲痛なうめき、渦巻く水音。
それらが静まって再び覗くころ、姉はより深く這い蹲り、背後から父親にのしかかられているものだった。杭を打ち込むように、長さばかりは並のものでない父親の逸物が亀頭から根元まで深々と突き刺さり、娘が大きく口をあける。
その段になるともはや義母の役目はなく、ただ割られた娘の両脚にしたたる蜜を掬いもって、肛姦に涙や涎を垂らす顔を口汚くなじるだけだ。
情に薄い親による「仕置き」という名の虐待は、娘がやがて結婚し籍を外れるまで毎晩のように続いた。
少年は、それをただ見守るだけだ。
彼はヒーローに憧れていた。悪の基地に単身乗り込み、弱きを助ける怪傑に。
なぜ彼は止めなかった?
悪者が実父だったから、産みの母だったから?
姉が気丈そうにしていたから?
背後から組み敷かれた姉の瞳が、少年の瞼の裏にはいまでも張り付いている。
「………吾さん、健吾さん……大丈夫ですか」
少し焦りの混じった声で、私は再び目を覚ます。
耳につたう変に冷たい涙で、こちらが現実なのだとわかる。
「ああ…悪い、寝てたのか。少し疲れが溜ってるのかな」
目頭を拭うふりをしながら、私は自省した。
目の前の少女は全裸で、その所々に赤いキスマークがついている。
つまり私は、少女へのクンニリングスの最中に眠りに落ちたことになる。
「すみません…私ばかり心地よくて、健吾さんは退屈でしたよね」
少女はしおれた様子で静かに水割りを作ってくれる。
そろそろ3年来の付き合いだが、硬い喋りは相変わらず直る様子がない。
彼女の名は紗妥(さや)。今年で17になる。
私が彼女とはじめて面識を持ったとき、その華奢な身体は餓えに瀕していた。
私にはやや想像もつかない事だが、現代の日本においても捨てられ飢えた子供というのは存在するらしい。
事実、彼女とその妹たちは雨露だけを頼りに浮浪者暮らしを続けていた。
私は偶然それを目の当たりした縁で、彼女らの資金面での援助を続けている。どうせ一人暮らしで溜る一方の金だからだ。
そこには断じてやましい心など無かった。
社会生活で枯れ果てたと思っていた慈善の心が、たまたま向いたに過ぎない。
「あの、気のせいなら申し訳ないんですが…健吾さんは私とのH、お嫌いですか?」
紗妥は気まずそうに私に問いかけた。
「そんな事は思ったことないけど」
「でも…なんだか最近は、あまり楽しそうではないと言うか……
私ではそろそろ、物足りなくなってきたのかな…と思うようになって」
私は水割りの氷を見守りつつ、話に耳を傾けた。
「私は、健吾さんに本当に感謝してるんです。私や妹たちが生きていけるのは、
暖かい布団や食事に囲まれて暮らせるのは、健吾さんのお陰ですから。
だからそのために、何でもしたい。私の器量ではご不満だと思います、でも、
どんな事でもしますから!」
紗妥はずいぶん必死に見える。まるで捨て犬が物悲しく吼えるようだ。
彼女はいくつか大きな勘違いをしている。
まず彼女は、けして器量が悪くなどない。栄養失調だった以前ならいざ知らず、いまや髪質も、胸の形も、脚線にも胸を打つ色気がある。モデルのように洗練されきった輝きというわけではないが、一緒に歩いていて誇らしくなるだけのルックスを持っている。
そして今の話ではまるで私の方が高位であるようだが、そんな事はない。
私は彼女らの前でこそ大人ぶるものの、所詮は社会をかじった程度の若造にすぎない。
幼い頃から苦労し続け、妹たちの母代わりをしてきた彼女は、私などに抱かれるのが不釣り合いなほど徳が高い。
なにより、私は彼女に依存している。
捨てられるとすれば、それは私の方だ。
いつしか、一回りほども違う紗妥に母性を求める自分がいた。
ただの愛撫がスキンシップとなり、私は生まれてはじめての温もりを感じはじめていた。
しかし、私が彼女に求めている役割は「母」ではない。
水割りの氷はホテルの蜂蜜色のライトの中で、なお冷たく輝いている。
「ねえ…健吾さん……っ!」
近づく紗妥の肢体がベッドを弾ませた時、グラスに乾いた音を立て、氷は脆く崩れた。
私は彼女とのセックスが嫌いなわけではない。むしろ、彼女と肌を重ねるのは大好きだ。
ただ、趣向が普通とは違うだけだ。
「さや、聞いてくれ」
私は女性に対して初めて、自分の本当の性癖を晒そうとしている。
あの頃見た狂宴の残滓を。
華奢な少女の肩に手を置き、私は深呼吸する。
シャンプーの香りに混じり、甘く蕩けそうな女の匂いが鼻腔をくすぐる。
いい女に育ったものだ。
紗妥はあの頃の姉と変わらぬ歳、同じぐらい美しい娘へと成長してしまった。
私は紗妥に全てを語った。
幼い頃の姉の記憶、それがトラウマとなって普通の性交に興味を持てなくなったこと。
彼女にその頃の姉を映して見てしまうこと。
紗妥は言った。
「それなら、普通じゃない事をしましょう。健吾さんが、本当にしたい事……」
その言葉は尻切れになっていた。
彼女は言い終わる前に顔を覆い、泣き出したからだ。
しゃくりあげながら、彼女は私が愛想を尽かしたのではなくて良かった、と語った。
自分が何か粗相をしでかしたのではないか、つまらないのだろうかと随分思い悩んでいたのだそうだ。
紗妥が泣くのを見たのは、これが初めてだった。
いつでもしっかりしていて、聖母のように優しい瞳と物腰で私を癒してくれる女性。
私の中で、彼女はそう評価されていた。
事実、ほとんどの場合において彼女はそのような女性だろう。
しかし本当に困窮したとき、彼女はやはり17歳の少女に過ぎないのだ。
どれほど大人びていようとも。
私は愛しくてたまらなくなり、紗妥を抱きしめた。暖かく、とても柔らかい。
すべらかな腰に手を伸ばして真っ白い尻肉を割る。指先で蕾をなぞると、くすぐったそうに笑った。
「健吾さんにだけなら見せていいですよ。私の、恥ずかしいところ…」
麦穂のように香ばしい髪を私にすりつけ、彼女は囁く。
「膝をついて、お尻を上げて」
私が命じると、紗妥はやや恥ずかしげに乳白色の尻を持ち上げる。
私は息を呑んだ。まろみがありながら引き締まったその臀部にしばし見惚れた。
中心にある濃い肌色の蕾もまた、綺麗に皺が並んでいる。
「これを、お、おしりに…ですか!?」
イチジクの容器を手に、今度は紗妥が唾を飲んだ。
「先に出すものは出しておかないと、どうなるかわかるだろ?」
彼女は分かりやすいぐらい頬を赤らめ、頷く。
「…う、うぐ、っく……」
ぶちゅうっと音を立てて容器を潰しながら、彼女は自らの尻穴へとグリセリン溶液を流し込んでいく。
腸内に水が逆流するおぞましさか、足の指がシーツに皺を作っていた。
「あまり多用すると渋り腹になるぞ」
大量に入れるべきだと思ったのか、私は4袋目を開けようとする彼女を制す。
「あ、はい……んんっ!!」
さっそく効いてきたのか、紗妥がぱっちりした目をさらに見開いた。
「すぐに出さないで、すこし我慢するんだ」
私がそういいながら下着を下げると、紗妥はすぐに理解した。
苦しげに眉をしかめながら萎びたそれをくわえ込む。
腹がなるほど便意を催しながら、しかし彼女の口戯は巧みだった。
身体を重ねるたびに私の気に入るやり方を学んでいく彼女だ。
玉袋を口に含み、裏筋を歯でなぞり、カリを舌でくすぐる。
たちまち私の逸物は活力を取り戻し、彼女の口腔粘膜を圧し始める。
私は情けない喘ぎ声を出し、腰が引けてしまう。
しかし、
「うぅふっ!」
最近にしては珍しく、先に降参したのは彼女の方だった。
「ひゃえ、ねちゃう!!」
肉茎から糸を引いて口を離し、太腿をぶるぶると震わせている。
「どうした、もう限界か」
私の言葉に何度か素早く頷き、唇をかんで腰を突っ張っている。
今まで浣腸を施した相手よりずいぶん早いが、最初では我慢も利かないのかもしれない。
「わかった、トイレに行っていいぞ」
私の言葉でようやく便座に座れ、ほっとした様子の彼女。
だが、まさか私が見ている前で、とは思わなかったのだろう。
「あっ!あ、だめ、恥ずかしい……あ、、もう…だめ……―ぇ…!」
最初、掌で目を覆っていた紗妥は、すぐに脱力したように腕を下ろした。
私を眩しそうに見上げて白い前歯を見せながら唇を噛み、んっと息を吐く。
その直後、女性にとって最も恥ずかしい音とともに、彼女は絶頂時と同じ表情をした。
「んっ、ふっ…ン」
視線を宙に投げ唇を開き、息を弾ませる。
気持ちいいのかと聞くと恥ずかしげに俯くのも同じだ。
肛門から異物が放出される開放感は、紗妥にとって絶頂と似ているらしい。
排泄の反応がいい相手は、菊門の神経が敏感でアナルの素質がある。
愛らしく窄まった肛門をウェットティッシュで清めてやりながら、
頬を染めた彼女をみて私は微笑みを隠せなかった。
紗妥の菊座は慎ましやかに息づいている。
そこに舌を這わせることに、何の抵抗も感じないほど。
「ひぁっ」
私の舌がざらざらした皺をなぞるのと、紗妥の声は同時だった。
その初々しさに煽られ、私は舌で菊門をこじ開ける。
舌を左右にくゆらせ、真ん中の硬い部分をぴっちりと閉じた隙間に潜り込ませる。
「あ、ぅあっん…」
少しずつ舌が中へと滑り込むたび、彼女の声がそれを知らせてくれる。
無理をするばかりでなく、少し沈めると舌を引いて皺をひとつずつ舐め取っていく。
「あの、健吾さん…そんなところ、あの…くさく、ありませんか?」
足の間から不安げな表情が覗く。
「いや。むしろそそられる」
私は正直に応えた。
綺麗な蕾ではあるが、彼女とて他人のものと変わるわけではないだろう。
潤みからのつんとした匂い、やや酸味と甘みのある肉の匂いが鼻腔を満たすだけだ。
しかし相手が可憐な少女である事実が、それを本場の鴨肉のように滋味のある、
筋繊維の奥に滲む肉汁まですすりたくなるほどの味に変えてしまう。
私は紗妥の腸からの入口を唾液でふやかしながら、硬くなっている彼女の身体をほぐしにかかった。顔は尻肉の間に埋めたまま、手を回して彼女の性感帯を弄る。
左手は暖かく軟らかな乳房をつつみ、右手は薄い茂みの奥へ。
「ふあ!」
虚を突かれ、紗妥の腰がわずかに落ちる。
豊かな胸はいくぶん固くしこりはじめており、房の下をなぞると露の様に細かい水分が指を濡らす。
10代ならではの、吸い付くような肌の張りだ。
秘裂には前儀のときの湿り気がそのまま残っており、指の腹をとろ火で炙られるかのように暖かい。
私のような偏屈者でなければ、すぐにでも蜜を交わしたくなる名器なのだろう。
「あ、ああっ……」
しばらくお預けを喰らっていた局所への愛撫に、紗妥が色めいた声をあげる。
潤みの中で指をくつろげると、8の字で繋がった肛門にも蠢きが現れた。
膣の快楽と関連付けてアナルを開発するのはとても重要だ。
舌を追いやるかのようにきっちりと閉じていた菊輪がほぐれ、舌を中ほどまで迎え入れる。
舌を離すと、紗妥の蕾は私の唾液で濡れひかり、小指の先ほどの喘ぎを見せる。
試しに中指を添えてみると、思ったよりも簡単に沈み込んだ。
「ひっ」
紗妥は小さく叫んで身を竦める。
しかし私の指が前後の穴をほぐしはじめると、ベッドに身体を横たえてされるがままの姿勢を示した。
私はそれをいい事に、少女の直腸と膣を両側から弄りまわす。
8の字筋を伸ばすようにほぐされ、紗妥は目をとじて顎を反らせた。
「おしり、どんどんひろがってます。ああ、気持ちいいかも……」
曲げた脚を片手で抱え、括約筋の形を変えて喘いでいる。
普段の彼女からは想像もつかないだろう。
涼しげな表情、気品ある振る舞い、丁寧な言葉遣い。
大和撫子に例えられる彼女は私の前では存在せず、ただの少女に戻る。
ふと、彼女が私を見て笑っていることに気がついた。
「健吾さん、楽しそう…。」
くすくすと笑う彼女は本当に私と不釣合いで、でも私たちが笑う理由は良く似ていた。
「そろそろいいかな、さや」
開発する方もされる方も息を切らせたあたりで、私は問いかけた。
「ええ…大丈夫です」
紗妥はやや意気を失った私の逸物を咥えて扱き立たせてくれる。
私のそれは、これまでで最も逞しく滾っていた。
顔と顔を見合わせ、向かい合わせで肌を重ねる。
硬さは十分ながら、膣の時とは比にならない抵抗。
しかしその抵抗を越えると、私のものは紗妥の腸の深くへと沈み込んだ。
「い、ぃ…」
紗妥が一瞬顔をしかめたが、入ってしまえば平気そうだ。
海綿体が収縮するような根元の圧迫、先端に触れる暖かくてやわらかい紗妥の中。
「…………っ」
私は言葉を失くした。
今まで私が触れてきた暖かいものを、そのとき初めて実感できた。
紗妥の中に入った私の一部を通して、彼女が脈打ってくる。
私は彼女の名をよび、その胸に顔を埋めた。
甘い香り、少し香ばしい大人の香り、髪をなでる優しい手。
遠い、遠い昔、姉が家を去ったあの日と同じ。
『健吾、あったかい家庭を作るのよ』
目が醒める。
暗い、暗い部屋。私は布団から抜け出し、廊下を渡る。
廊下の突き当たり、障子の空いた部屋…。
なぜだろう、灯が漏れている。
私は障子に手をかける。
部屋の中には……
「あー!お姉ちゃーん、お父さんやっと起きたよー?」
私の袖を引っ張りながら、元気な次女が姉の元へ駆けていく。
三女は相変わらず、一人で静かに遊んでいるようだ。
そして、台所の長女がお腹をさすりながら振り返る。
「おはよう、健吾さん。良く眠れたみたいね」
私が目を閉じると、彼女の笑顔が浮かぶ。
もう、寒さは感じない。
END
>>628 文芸部員たちの作品内容が印象のみでぼかされていて安心しました
続きでもなにとぞやおい小説の本文内容については詳しく触れないでください
つづきを楽しみにしております。
>>642 主人公の過去編現代編とひっぱっておいて
挿入シーンがたった10行なんてひどい…でも…(ビクンビクン)
658 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:11:29 ID:2X6tJCC4
>>628 珍しいところからはるばるようこそw
細部までやたらしっかり書かれてて面白かった
スレ趣旨から外れてないし全然問題ないと思うけど、もし移動するなら移動先よろ
でも次がアナル的本編っぽいし、やっぱここが適切ではないかとー
>>641 鬼畜展開→日常回帰エンドはもはや様式美
うちのおにんにんは鬼畜シチュでとても元気が出るみたいです
なんか急に伸びてうれしい限り。ごちそうさまでした
>>641 ああ……すごく淫靡だ……ごちそうさまでした
流石に一週間レスないのはどうかね。
おっぱいを縛って『ははは第四の穴だ!』とか高笑いする夢を見てしまったんですがどうですか
平日はフルタイム多忙なんでどうか勘弁
いま続きを書いてる
玄関で正座して待ってる
全裸で
卑しいアナルマゾの
>>664 浣腸してアナルバイブで栓したまま投下が終わるまで我慢なさい
申し訳ない。続き行く。
アナル以外のエピソードが無駄に長いがご勘弁。
<弥生>
最近の私にとって、一週間で一番楽しみな日は、土曜日だ。
私の両親は共稼ぎの自営業者で、市内のオフィス街に事務所を構え、自宅から通勤している。
事務所のスタッフは週休二日制だが、経営者の両親は土曜も一週間の総仕上げとして、夕方まで働く。
そして「一週間のお疲れ」と二人で上等な外食に繰り出すのが、私が中学に上がって手が掛からなくなっ
て以来の、夫婦の習慣だ。
帰りは早くても午後8時。この日ばかりは娘抜きの水入らず、かくして私は放置プレイとなる。
「女の子なら、自分の食事ぐらいどうにかなさい」と母親。
「土曜ぐらいおまえも働け。どうせヒマだろう?」と父親。
はいはい、わかりましたよ……じゃ、好きなようにやらせてもらいますよ。
土曜の私は、両親がとうに出勤した8時過ぎにのこのこ起き出し、シャワーを浴びてからTシャツとジー
ンズに着替える。眼鏡は掛けるが、お下げは編まずにヘアバンドでまとめるだけ。面倒だ。
起き抜けは何も食べず、カフェオレ1杯で済ませる習慣。
それから安物のポータブルラジオをお供に、家族三人分の一週間たまった洗濯物を片付けて行くのだ。
あっそうだ、姿勢を正して、腰に力を入れる。注意注意。
『喫茶・”謎”……』
『梅雨も明けんと毎日蒸し暑いわな。
実はわし、今度な、ジューベル市の夏祭りの出店で"流しそうめんカフェ"やろか、と思とるんや……』
『流しそうめんで、カフェ(がくっ)』
『オープンカフェや。いずれは旧ベルゼフ町地区の名物に』『……マスター、ワシ帰らせて貰いますわ』
天下の国営もどき放送局が、こんなわけのわからない番組を毎週全国放送しているのは、どうにも解けな
い謎だ。もし放送終了したら抗議文送ってやるつもりだけど。
「昼まではお天気、何とかなるかな?」と考えつつ、ベランダの物干しに干せる限り洗濯物を吊る。下手
に乾燥機を使ったら、電気代が馬鹿にならない。
微風が時折通るばかりで蒸し暑いが、梅雨の晴れ間の薄日でも、3時間でおおかたの洗濯物は乾くだろう。
家族三人で1週間貯めて馬鹿にならない量の洗濯物も、大型洗濯機の威力で10時過ぎには一段落だ。
そうそう、背中まっすぐ、腰に力を入れる。モデルみたいに、しっかりと……
『グモーン……かめぇ〜まつぅ〜どぉ〜……ガラガラ……』
『どもぉー』『おー、よう来よったな。しかし、キミはいつもウチにばかり来よって、ヒマそうやなあ』
『ヒマそうって……出会い頭にたいがいですわ』
ダイニングでラジオを傍らに、麦茶で喉を潤しつつ新聞に目を通すうち、変な番組が終わる。
ラジオのスイッチを切れば11時。早いけど、朝昼兼用の食事にでもしようか。
料理は嫌いではないが、今日は手抜き。
パスタストッカーからバリッラの太麺を目分量で80gほど抜き、海水並みの塩水たっぷりで茹でる。
隣のフライパンでは、あり合わせの夏野菜をエクストラバージンのオリーブオイルでざっと炒める。
順調だ。思わず『キューピー3分クッキング』のめまぐるしいジングルを口笛で吹き出す。
ご機嫌な時の、私の隠し芸の一つだ。拓が聞いたらどんな顔をするだろう?
いつか、毎日聞かせるようになれたらいいな――
おっと、のんびりしてちゃダメ。背筋を伸ばして、腰に力を入れる!
心持ち早めに引き揚げて湯切りしたパスタに、炒めた野菜を絡め、刻んだ水菜を散らして、出来上がり。
四人がけのテーブルに一人で向かい、お茶を傍らにパスタのお皿に向かう。
そういえば「水菜」と京野菜の「壬生菜」って、どこが違うのかなあ、スーパーで見比べても違いがわか
らない、とかつまらぬことを考えながら、パスタを無精にお箸で食べた。うむ、悪くないアルデンテ。
食べ終えてからさっさと洗い物を済ませ、ベランダへ上がる。
まだ陽射しが強く、外はむっと暑い。もう無風だが洗濯物の大方は気持ちよく乾いている。よしよし。
生乾きの厚物だけ軒下に残して、両親それぞれと自分の服を別々に取り込む。
さて、と涼しい室内に戻って壁の時計を見れば、もうお昼近い11時45分。
昼を過ぎれば、拓が来る。彼に逢える。それこそが土曜の楽しみだ。
拓と付き合い始めて以来、私は土曜日の両親の習慣に心底感謝している。
予定まで1時間半ばかりある。歯を磨いてから、軽くメイクしよう。彼のために。
そしてクローゼットから、南京錠の掛かった秘密の道具箱を引っ張り出さなければならない。
何しろ今日は、特別中の特別だ。むふふふふ……
っと、背筋伸ばす、腰に力を……
<拓>
弥生は相当な資金源に恵まれている。
両親が自営業者、とは聞かされていたが、よくよく聞けばただの自営ではなかった。
夫婦揃って税理士で、事務所を開いて手広くビジネスをやっているのだった。クライアントも多いようだ。
道理で彼女の自宅は造りがいいわけだ。俺の実家より3ランクは上だ。
その両親のビジネス関連ルートからの『お年玉』がすごい。
税金の申告は年度末の2月3月だが、申告時期を目前にした毎年正月の三が日明けになると、長年のクラ
イアントである中小企業の経営者――このご時世にしては、それなりに羽振りのいい人たちらしい――が、
『税理士のセンセイ』である藤吉夫妻の自宅まで、相談がてら、年始の顔出しにやってくる。
で、それらの社長さんたちを迎える客間に、弥生が茶を運んで行く。お客が弥生に目を止める。
「おやお嬢さんですか……お母さん似で綺麗ですなあ……まあお正月ですから、少ないですが、どうぞ」
『綺麗ですなあ』が本当かは知らないが、そんな具合で気前よく「万単位」のお年玉をくれるのだという。
そういう客が五人や十人では済まないくらいにいるのだというから、大した話だ。
節税対策が大いに気になるであろう中小企業経営者の財布のヒモを、プライベートでそれだけ緩めさせる
というのは、並大抵の事じゃない。相当に顔が広く、手腕もある両親なのだろう。
おかげで腐女子の娘は、多額の貯金をしてなお、やおい本購入資金に事欠かない。
それどころか、両親が知ったら卒倒するような物まで買い込んでいるのだ――
セックス用ローション、手錠、ボールギャグ、それにスタンガン。
あいつの両親は、一度、娘の部屋の天井裏に至るまでガサ入れした方がいいんじゃないか?
そもそも、目の届かないところで放任し過ぎな気がするんだが――
蒸し暑い中、道々そんなことを考えながら自転車のペダルをこいで(こうクソ暑いと、「何が『三段変速
の軽快車』だ!」とぼやきたくもなる――重い。どうせ9800円の安物だが)、弥生の家へと向かった。
ホームセンターで中国製のこんなポンコツを買うのがやっとなんだから貧乏くさい話だ。
親が一介の公務員である俺は、小遣いも安い。バイトはせず、メインの資金源はジャンクパーツに目が利
くことを活かしたオークション転売、それが細々とした小遣い稼ぎだ。
「申告したら? 還付があるかも」と弥生に言われたが、所得税基礎控除は年38万効くはずだ。そこま
で儲けてないし、そもそもネット転売じゃ営業だから税金は源泉徴収されてないだろう。所得額は控除で
ゼロになり非課税だが、還付金の出ようもない。
だいたいあいつは税理士の娘のくせに、計算の絡むことにはうとい。数字は嫌いだそうな。
目の前を横切るクルマもないのに信号待ちをするのはうんざりするが、こんな時に警官に呼び止められて
リュックの中身を公開させられたくはない。
リュックには例の転売稼業のカネで取り寄せた道具が幾つか入っている。高校生が持っているとバレたら、
いろいろややこしくなる代物ばかりだ。用心に越したことはない。
全ては弥生のためだ。
とにかく早く弥生に会いたい。あいつのそばかす顔を見たい。
だが今日はそれだけじゃ済まない。常軌を逸した作業に取り組まねばならないのだ。
さて、彼女はどんな顔をするだろう?
俺は額に流れる汗を首にかけたタオルで拭いながら、思わずにやりと微笑んだ。
<弥生>
汗だくで玄関に立った拓に「とりあえずシャワーでも、どう?」と訊ねた。
「ああ、借りるよ」
拓はあっさりと応じ、上がり込むとバスルームへ歩いていく。
既に彼とは、いきなりシャワーを浴びてもらうような関係だ。勝手知ったる彼女の家。
汗を流すだけならすぐ出てくるだろう、と、冷たい物を用意しておいた。
そうそう、例の物も……おっとっと、姿勢を良くして……
拓が戻ってきた時には、私は既に準備万端だった。
部屋のカーテンは、明かり取りができる程度の細めに開けてあるだけで、外から覗かれる気遣いはない。
冷房を程々に効かせ、麦茶と水ようかんを二人で頂きながら、今日の手順を話し合う。
「昨夜は、どうした?」
「お風呂に入った時にお尻をマッサージした。寝る前にプラグ入れて、朝起きるまでそのまま」
自分でも驚くほど平然と答えた。
けれど寝付くまで、拓のことを考えつつクリトリスと乳首をいじって慰めていたことは、黙っておいた。
恥ずかしい行為にも、敢えて言えることと、どうしても言えないことがある。
「ゆうべ、お風呂で試してみたんだけど、指2本ぐらい行けるようになったよ」
「進歩したな。で、トイレは行ってある?」
「今朝のシャワー前に、もう済ませたよ。できる限りきれいにはしといた」
「じゃ、さっそく試すか。道具は持ってきてあるぞ」
拓はトートバッグから、アナル用ローションのボトルを取り出した。
続いて出てきたプラスチックの長いケースを見て、私は「うーん」とつぶやく。
商品名シールが、丸ゴシックのロゴでケースに貼ってあった。
『アナル8兄弟』
……4回転ぐらい周回遅れなネーミングだ。いったいいつからの在庫だろう?
拓も「何を今更、な」と箱のタイトルを見ながらつぶやく。
「まー、電池は新品のアルカリを詰めた」
道具自体は珍しい物ではない。この種のバイブでもポピュラーな、直列連続型の電動アナルパールだ。名
前なんかどうでもいい。
太さは最大でも、3センチぐらいだろうか。
拓がその長く小さな「団子」の串にコンドームを被せる作業をしているのを、横から見ていた。
長すぎて、コンドームの全長一杯を使い切るほどだった。
拓はビニール袋の中にアナル用ローションを垂らし、ゴム付きアナルバイブを袋に突っ込んで、ゴム表面
にローションを塗り広げる。小細工の上手い拓らしく、要領のいいアイデアだ。ローションをこぼさずに
うまく塗れる。
「弥生、脱いでくれ」
うなずいた私は立ち上がって、ジーンズを脱いだ。
拓がにやつきながらこちらを見ている。露わになった私の脚を、スケベだがいい目付きで見てくれている。
何だか恥ずかしいのに、嬉しい。
私は机に肘を折って突っ伏し、両脚を軽く開いて、お尻を突き上げる格好をとる。
「いいよ」
合図の声をかけたら、パンツのウエストに彼の指が掛かった。すっと引き下ろされた。
一番恥ずかしいところが、拓の目の前で前も後ろも丸見えになっている。
私は、自分がじんわりと濡れてくるのを感じた。
左手が尻たぶを押さえてきた。股間がよく見るためだろう。
続いて、恥ずかしい場所から冷たい感触が伝わってくる。
拓が私の肛門に、指でアナルローションを塗り込んでいるのだ。
丁寧に、丁寧に、マッサージも兼ねた潤滑剤の塗布が行われた。
私の女の方は、その感覚に刺激されて、より一層潤んできているようだった。
プラグを入れていたのは今朝の起き抜けまでだ。それから数時間プラグを抜いてあった。
その間しばしば忘れそうになりながらも、背を伸ばして姿勢を良く保ち、腰に力を入れて、括約筋をぐっ
と締めていたのだ。
就寝中のプラグ挿入と、入浴中の指によるマッサージで拡張を図りつつ、それ以外の通常時は姿勢を良く
して括約筋に力を付け、拡張に耐える柔軟性と、筋肉が緩み過ぎることのない緊張を両立させるのが、私
と拓の作戦だった。
目標は肛門に裂傷を負わせずに、拓のペニスを受け入れられるだけの柔軟さと筋力を得ること。
数日来、家でも妙に姿勢がいいので、両親から不審がられている。
「モデルみたいなポーズして、どうした?」
「ま、あんたは細くて背が高いから、モデル立ちは結構似合うと思うけどね」
お父様、ノーコメントです。お母様、サンキューです。
ともかくそうしてこの3日、懸命に鍛えているのだ、お尻を。
今は緊張の時間から、弛緩の時間に移っている。拓はそのためにマッサージをしてくれているのだ。
脊髄を通じて、肛門の周囲を小刻みにマッサージし、ほぐしていく感覚が伝わってくる。
とても気持ちがいい。なぜここまで気持ちいいのに、直腸は女性器のように濡れてくれないのだろう?
「おーい弥生、あそこの方が濡れ濡れだぞ」
拓が笑いながら声を掛けてくる。指の動きは続いている。
「太田先生がお上手だから……よろしかったらジュース、舐めて下さっても結構ですわよ」
照れ隠しにふざけて答えた。
指が止まった。
「じゃ、貰うわ。弥生はそのままで」
拓が背を曲げる気配がして、私の裂け目に熱と僅かなざらつきのある物体が触れた。
拓の舌だった……本当に舐める気だ。
谷間を舌先がえぐる感触と共に、ぴちゃぴちゃと音がした。私の蜜が舐め取られている。
彼以外に聞いている者はいないのに、ついついあえぎを押し殺してしまおうとする。
「ヨーグルト系で美味いな……おい、止まらないぞ。どんどん出てくる」
そう言われても、身体が反応してしまうのだから、こればかりはどうにもならない。
そんなに美味しいなら幾らでも飲ませてあげていいけど……私のジュースを添えたら美味しくなるような、
何か適当な洋菓子ってあったかなあ? ラブジュースかけチーズケーキとか……馬鹿だ、私。
その時、ちょっと面白いことを思いついた。
私は机に突っ伏したままで、哺乳類のくせに花に群がる昆虫の如く蜜を吸っていたオスに声を掛けた。
「ねえ拓、机の上から2段目の引き出し、見てよ」
「? いいけど」
拓は私の脇に立ち、机の袖にある2段目の引き出しを引いた。小さな紙箱が入っているはずだ。
その箱の中には、1センチ強程度の太さがある、細長いスティック状の個包装が何個も入っている。
拓は箱を開けて個包装の一つをつまみ上げ、つぶやいた。
「……タンポンじゃないか?」
私はあっけにとられた様子の拓に、顔を向けて言った。
「それで、私のお漏らししているところに、栓をして」
<拓>
さすがに面食らった。
お漏らしと言っても、その場所はつまり彼女の膣だ。
「……えーと……つまり、その、タンポン入れてくれ、ってか?」
「方法は教える。アプリケーター付きだから簡単だよ。中身出してみて」
タンポンにせよナプキンにせよ、男が女性の生理用品をいじり回す機会なんて、そうそうあるものではな
い。第一用事がない。
下半身が元気過ぎて寝る前にオナニーしてもまだ夢精してしまうため、就寝中に女性用ナプキンを使って
いる奴の話は聞いたことがあるが、そんなのは例外で、まず普通の男には縁のない衛生用品だろう。
だからパステルグリーンのストライプが入った、菓子を思わせる個包装の封を切って、中からプラスチッ
ク製の奇妙なケースを取り出してみても、戸惑うばかりだ。
この二段伸縮構造、直径15ミリ足らずの長いプラケースが、弥生の言う「アプリケーター」らしい。
太い段の丸い尖端は*状に切れ目が出来ていて、中にタンポン本体らしき綿が詰まっているのが見える。
細い方の端からは、ちょっと長く白い糸が垂れ下がっている。膣内から引き出すための糸か。
ちょっと考えて、構造の理屈は理解できた。
アプリケーターごと膣内に挿入し、細い部分を押して*状の切れ目から膣内にタンポンを押し出したうえ
で、アプリケーターだけを抜き出してしまうのだ。
そしてタンポンにおりものや経血を吸収させ、吸収力が限界に達したら、膣外に出た糸を引いてタンポン
を抜き取る……
これなら膣内に直接指を突っ込む必要が無く、衛生的だ。考えた奴は頭がいいぞ。
「これ、上手くできてるんだなあ」
巧みな構造に、自分が何をやっているかも忘れて、変に感心してしまう。
「拓、早くしてよ」
おっとっと、悪かった。
「じゃ、入れてみる。指導頼む」
しかし、いくら付き合っている相手とはいえ、男に自分へのタンポン挿入作業をやらせるこの女の思考回
路は、どうなっているんだろう……ともかくこんなことする機会なかなかないから、やってみようか。
弥生はさっきのまま机に向かっていて、俺に向け尻を突き出している。
左指で両の陰唇を広げる。綺麗なピンク色の粘膜が露出する。
アプリケーターを右手に持ち、自分のものなら幾度も挿入したことのある膣口に、尖端をあてがう。
「先っちょ、ジュースでちょっと濡らして。ちょっとだけね。
それから、自分がおちんちん入れるときのこと思い出して、角度を調整しながら押し込んで」
小さな笑いの混じった弥生の変な指示を受けながら、尖端をゆっくり差し入れて行く。弥生が息を吐くの
が聞こえる。粘膜をかき分けていく手応え。
「ストップ! 少し後ろを持ち上げて、そうそのまま進めて、」
飛んできた指令に応じて、角度を変えながらアプリケーターを挿入した。「ジュース」で濡れているせい
か、角度が適切だとスムーズに入る。弥生はまた息を吐いている。
白いアプリケーターが、蜜穴に潜り込んでいく様が、なかなかエロティックだ。
「う、うん。はい、そこでいい。後ろの細いところ押して」
そのとおりにした。
「はぁっ」という弥生の声と共に、アプリケーターがいきなり膣口をすかっと抜け出て、手元に残った。
膣口を見る。タンポンの糸が垂れている。
弥生のコメントがないところを見ると、装着は成功したらしい。
「どうだった? ドキドキした?」
弥生が背を起こし、肩越しに振り返って訊ねてきた。眼鏡の下の瞳が好奇心に溢れている。
「凄いね」
「でしょ?」
「うん、とても衛生的で、機能的だ。工業デザインの模範みたいな仕掛けだな。発明した奴は偉いよ」
「……? 何の話?」
「タンポンのアプリケーターの話だが」
そしておまえの話ではない。
弥生は俺の反応が予想外だったために、あっけにとられているようだ。
自分の愛液分泌が多すぎるのでタンポン挿入を思いついたが、ついでにその、普通は男がタッチするはず
もない膣内挿入作業を俺にやらせて、俺の劣情を刺激してみよう、と考えたんだろう。
あいにく俺は、タンポン用アプリケーターの秀逸な設計に知的好奇心を刺激されたのだが……生理への対
処を強いられる女性にとっての使い勝手をよく考えてある。帰ったら誰が考案したのか調べてみよう。
「まあ、確かに面白い作業だったけど。自分のを入れる方がいいな」
「あ……ま、おっしゃるとおり」
俺のリアクションが今ひとつだったので、弥生は苦笑して、また突っ伏した。
にやりとした俺は、手にしていた空っぽのアプリケーターの尖端を口に含む。
膣内に一度潜り込んだそのプラスチックの管は、乳酸系の味を帯びていた。
ちゅぱちゅぱと音がしたのに気付いた弥生は再び振り返り、俺がアプリケーターをしゃぶっているのを見
て「何やってんのよ?」とあきれ顔になった。
俺はわざわざ「ちゅぽん」と音を立てて自分の口からアプリケーターを引き出した。
「フェラ、かな? うん、間違いなく弥生味だな」
「……た、た、拓……きみ、変態だよ」
「男にこういう事やらせる時点で、おまえも同じだ」
笑って言い返してから、ゴミ箱にアプリケーターを放り込む。しかし、つくづくよくできた発明だ。
俺は改めて弥生の尻に指を伸ばす。栓をしたのでおもらしはしばらく止められる。
俺が小刻みに指を動かす毎に、弥生の密やかな喘ぎ声が耳に届いてくる。
<弥生>
生理用品をいじらせたら男はどんな反応をするのかなあ、と考えて、「挿れて」もらったのだが、かえっ
てからかわれてしまった。
しかし、あんな風に拓が物をしゃぶっているのって、いいなあ。ああ私は腐女子。
ともあれ、このレギュラータンポンで「おもらし」はしのげる。
マッサージでお尻も楽になってきた。
「じゃ、バイブ入れるよ」
拓の問いかけに「いつでもどうぞ」と答える。さすがに心臓の鼓動が速い。
ものはプラグよりちょっと太いが、大丈夫だろうとは思う。
拓が肛門を左指で割り広げながら、コンドーム付きのアナルバイブをあてがうのがわかる。スイッチは入
っていない。
「よーし、息を吐いて〜」
私が息を吐くと共に緊張が緩み、ずずっ、と凸凹のある物体が侵入してくる。
「うぅん!」と小さな声が出てしまった。
ボリュームとストロークがある。お尻の入口に留まるプラグとは、明らかに違う。深い。
ローションの助けもあり、一息でほぼ根元まで潜り込んだようだ。
左手が尻から離れ、私は自分の括約筋で、アナルバイブをくわえ込むかたちになった。
「大丈夫か? スイッチ入れるぞ」
そして「ブゥーン……」という唸りと共に、経験したことのない振動が下半身に伝わってきた。
「ああ……うぅぅぅぅ……」
声が出てしまった。気持ちいい。
「動かすぞ。できるだけゆっくり、深呼吸を繰り返せ」
私は詰めていた息をお腹の底から長く吐き出すことで、拓への答えの代わりにした。
息を吐くのに合わせ、震えるバイブが引き出される。
身体に打ち込まれた快感の杭が抜けて行く感覚。
それが先端を残して止まる。私は大きく息を吸う。
次の吐息と共に、ずぬっ、ずぬっ、とバイブが侵入してくる。
膨らんだ部分が肛門を通過する瞬間ごとに、とても「来る」ものがあった。
吐息に合わせ、微振動を続ける器具は、繰り返し幾度も往復する。
ああ、いい感じ。
静かで清潔なトイレで、リラックスした状態になって大便を排泄するのと共通した快感。
しかも排泄物は、長時間出入りしたり振動したりはしない。
とても気持ちいい。タンポンを入れていなければ、始末に困ったはずだ。
「拓……私のお尻、どうなってる?」
拓はバイブをゆっくり往来させながら、「順調だ」と答えた。
「入れるときには素直に受け入れて、出すときにはしわを伸ばしきって引っかかりなく出てくる。だいぶ
慣れてきてるよ。それに、とっても、エロい」
押し殺した声だったが、興奮を押さえきれないようだった。
私は笑い混じりの長い吐息で、更なる抽送をうながす。
拓は私の左側に回り、伸ばした右腕でバイブを操りながら左ひじを折って、私と並んで机に突っ伏した。
私は横を見た。
顔を紅潮させながら微笑む拓がいる。私も息を吐きながら微笑み返す。
「イイか?」
「うん、とっても」
こんな馬鹿馬鹿しい願いを聞いてくれるパートナーで、よかった。
しかし、こんな格好ではさすがにお互い疲れる。
「ねえ拓、続き、ベッドでしようよ。逆になって、私が上で」
「俺もそうしようと思ったところだ」
拓は再び身体を起こした。バイブをゆっくりと引き抜かれる排泄感があった。モーター音が途絶えた。
私も身体を起こす。足の緊張が続いて、ちょっと疲れた。
拓は、ローションを垂らしたビニール袋にまたバイブを突っ込んだ。それを袋ごとベッドサイドに置き、
服を脱ぎ始めた。
上半身が裸になり、色は白いがやや肩幅のある身体が晒される。
彼はベルトのバックルに手を掛けた。その真下が、大きく膨らんでいる。ジーンズを降ろすと、グレー系
のトランクスの前に「テント」が張られていた。
私もおろしかけのパンツを脱ぎ、Tシャツとスポーツブラを脱ぎ捨てて、全裸になる。
パンツ1枚になった拓が、私をまじまじと見ている。いまの私が身に付けているのは、眼鏡だけだ。
「いつも思うんだけど、弥生は細くてきれいだな」
私のコンプレックスである胸の薄さを、拓はまったく意に介さない。それが嬉しい。
「な、モデル立ちしてくれる?」
おやすいご用。背筋を伸ばし、お尻に力を入れ……
「どう?」とポーズを取る。
拓が溜め息をついた。
「激しくエロ格好いいぞ」
彼はそういいながらトランクスを下ろした。繁みの根元から、幾度か見慣れた物が張り切って反り返る。
「ごめんね、我慢させちゃって」
「これから可愛がってくれ。ベッド、寝ていいか?」
私はうなずき、拓は夏掛け布団と枕を部屋の隅に片付けてから、ベッドに上がった。
「あ、逆に寝てもらっていいかな?」
拓は妙な表情をしたが、バイブ入りのビニール袋を手に取り、ヘッドボードとは逆の方向に頭を向けて横
たわった。逆になる私の身体のスペースを考えて、膝を曲げて立ててくれた。
「さあ、乗ってくれ」
私はベッドに上がり、拓の両脇に膝を突いて四つんばいになってから、彼の身体に体重を掛ける。
肌を触れあわせている時の相手の体温は、心身をリラックスさせてくれる。
目の前の両太腿の間には、黒い陰毛の下草を伴った、茎の長い毒キノコが突っ立っている。危険で、愛ら
しいものだ。
私たちはこのスタイルが大好きだ。私は危険なキノコを明るい下で、傘から茎、袋に至るまで愛撫でき、
拓は私の両太腿の谷間で、縦に並んだ私の恥ずかしい場所……紅色の貝のむき身と、菊の窄まりに直面す
ることになる。
拓は69で下になるとき「生まれたときに戻ったような気になって、とても落ち着くんだ」と言う。
彼は普段この体位で、クリトリスを舌で愛撫してくれる。
私は足を広げて曲げ、股間が広がるような態勢をとった。
拓ががさがさやっているのがわかった。ビニール袋から例のアナルバイブを取り出しているのだ。
「行くぞ」
私は息を吐く。バイブの凹凸が肛門にぬるぬると潜り込んでくる快感で、身体が震える。
スイッチが入り、振動の刺激で「うぁ……あああん……」と声が出てしまう。
声に反応したか、心臓の脈拍に合わせて小さく脈打っていた拓のペニスは、強く起きあがった。
私は即座に、その先端を口に迎え入れた。
陰嚢を左手で包み、茎の根元を右手で支えながら、熱く力強いこわばりを舐め、頬張り、吸う。
バイブの音に混じって、拓のうめき声が聞こえる。
肛門の粘膜をこするバイブの起伏と震え。入っては出て行く。
絶え間ない穏やかでしかも異様な快感の中、左手を伸ばした私は、ベッドのマットレスの隙間からビニー
ル袋を引き出した。
中からは前後非対称の奇妙な形状をした、白く硬いプラスチック製品。
太い部分にコンドームを被せられている。表面にはローション塗布済みだ。
微かにカサカサとビニール袋の音がするのは仕方ない。
「何してるんだ?」
私のお尻と太腿に視界を遮られ、拓はこちらの様子が見えないのだ。
「ううん……拓ぅ……もっとゆっくりいじって」
言うなり、再び亀頭を口に含む。
「……了解」
お尻へのアナルバイブのストロークは、ゆっくり、しかし大きなものになった。
私は肛門を通り抜けるバイブの振動を楽しみながら、一旦拓のものから口を離すと唾液で左指先を濡らし、
フェラチオを続けた。
左指は拓のお尻に触れる。
そこを撫でた私は、コンドームを被せた器具を右手に持って尖端をあてがい、左手指で尻を割り広げて、
ぐいっと押し込んだ。
「おわっ!?」
不意を突かれた拓の声と共に、器具は瞬時に拓の肛門に潜り込んでしまった。
メインの刺激部が太く、基部が細くなった構造だから、太い部分が肛門を通り抜けるのは一瞬でしかない。
排便と同じで、肛門が大きく広がるのはごく短い時間だ。だから挿入時にもローションでするりと入って
しまったのだ。痛みもほとんど感じなかっただろう。
「何を入れたんだ!?」
「エネマグラ・ドルフィンタイプ」
「なっ……あれかーっ!!」
男殺しの必殺兵器! 密かなファンの多い前立腺強力開発アイテムだ。
私は拓の抗議に構わず、つる状になった尾てい骨側の外部露出部分に指をかけて、揺らしてみた。
「ああっ! おっ!」
拓が小さな叫びを上げ、ペニスがびくんと跳ね上がった。前立腺を強く責められたのだ、無理もない。
「感じる? 痛くない?」
「痛くはないが……なぜ俺まで!」
「だって、どうせなら拓と一緒にお尻を鍛えてみたいなって」
「この腐女子〜!!」
私は自分の股間から聞こえる抗議を無視して、エネマグラの基部を深く押し込みながら、「バキュームフ
ェラ」攻撃をかけた。
「あっ! ひっああああああ!?」
拓の身体がびくびくっと動く。
私の口の中へ、青臭い熱濁液の噴流がほとばしった。
粘液をためらうことなく飲み込みながら、私は微かな勝利感を味わっていた。
エネマグラの前立腺直撃でイってしまったんだ――
精液を最後の一滴までもごくりと飲み干した私は、萎え始めたペニスを手に大笑いした。
「あっははははははは……あっ……ああんっ!!」
「笑うな!」
ちょっと悔しげな拓は、私のお尻にバイブを激しく往来させながら、クリトリスを吸い立てた。
私はなおも笑いつつ、絶頂に達した。
こんなに「愉快な」オーガズム、初めてだ。
<拓>
エネマグラを入れられた時の異様な感覚を思い出し、複雑な気分を抱きながら、俺は弥生宅の広いバスル
ームでシャワーを浴びていた。石目ガラスの大きな二重窓も明るい、気持ちいい風呂場だ。
しかし俺は、ケツでイけてしまうのか?
自分に頭痛がしてくる。
そこへ弥生がいきなり飛び込んできた。
「おい入浴中だ!」
「それどころじゃない! 親が帰ってくる!」
まだ5時を回ったばかりだ。弥生の両親の帰宅は遅いと聞いているが……
「いま電話が入ったの! 仕事が早く終わったから、外食はやめといて家で焼肉でも食べよう、って」
こりゃまずい。
急いで身体を拭き、服を着て2階へ上がるとバッグを回収した。
弥生への「じゃ、また!」の一言もそこそこに、荷物を肩に掛け玄関を飛び出す。
自転車での離脱にはまず、二重にかけたロックを外さねばならない。
一つ目を外して前カゴに片付け、二つ目に掛かった時、真横の駐車スペースにシルバーの大型乗用車がす
るすると滑り込んできた。
俺は動きを止めた。遅かったらしい。
エンジンが止まって両ドアが開き、グレーの夏物スーツを着た眼鏡の中年男性と、ブラウスにフロアパン
ツ姿で眼鏡を掛けた中年女性が、降りてきた。
二人は自転車に取り付いている俺に近寄ってきた。
「あーらあなた、こちらが弥生の彼氏さんみたいよ」
「きみ、弥生の友達かな?」
万事休す。はあ、そちら、弥生さんのご両親さまでございますか。
俺は「はい、同じクラスの太田と言います」とどもりがちに答え、不器用に頭を下げた。
ばたばたと玄関から駆け出してきた弥生が、その現場にぶち当たり、半ばあきらめ顔で両親に説明した。
「パパ、ママ、お帰りなさい。彼が同級生の太田拓くん。太田くん、うちの両親です」
弥生もさすがに親の前では猫を被っているようだ。
俺は強引に引き留められ、「ぜひ夕食を食べていけ」と藤吉家に招き入れられた。
弥生の両親は、焼肉の材料を買い込んでから弥生に電話してきたらしい。それで帰りが早かったのだ。
弥生は母親と共に、キッチンで材料を用意している。
そして俺はといえば、藤吉家の広い洋式の客間で、弥生の父親……税理士の藤吉朗(ふじよし あきら)
氏とサシで対峙していた。
藤吉氏は40代後半、役所広司をもう少し地味にしたような痩せぎすの渋い男性だった。
この顔と、さっき見た藤吉夫人の歳の割には整った顔とを脳内モンタージュして若くして、仕上げにそば
かすを散らすと、なるほど弥生の顔になる。親子だな。
藤吉家の客間に通されたのは初めてだったが、調度類は北欧風の家具をメインに落ち着いたベージュ系統
の色合いでコーディネイトされており、見た目は地味だがどれも高級品のようだった。ソファー表皮のベ
ロア生地の風合いも上等なものだ。
緊張気味な中で麦茶を出され、思わず一気に飲み干してしまったが、ふと見ればグラスの底に、バカラの
マークが付いていた……
恐れ入った。輸入物の高級クリスタルで麦茶、というさりげなさが怖い。
そう言えば、二人が乗ってきた車は銀色のクラウン・マジェスタだった。自営業者や中小企業オーナー好
みの、無難な国産高級車だ。
仰々しい場にも堂々と乗り付けられる車格があるが、露骨に高価な外車ではなく、あくまで国産車なので、
取引先の勘ぐりややっかみを回避でき、税務署にも目を付けられにくい。なかなかうまい選択だ。
それにここの夫婦は外食によく行っているというが、自営の税理士となると、高級料亭やレストランでの
食事費用も、いろいろ名目を付けて業務上の交際費に回せるんじゃないか?
夫妻は金持ちのうえ、カネの使い方も上手そうだ。
「いやあ、ホモ小説なんぞに熱中している大馬鹿娘では、嫁のもらい手もない、と困っていたんだが、と
うとうあいつにも彼氏ができたか。まずはめでたい」
上着とネクタイを取ってソファーにどっかとくつろぎ、麦茶のグラスを手にした藤吉氏は上機嫌だ。
反対に俺は浅く腰掛け、かしこまらざるを得ない。
「いえその、彼氏なんてものでは……一介の同級生で、弥生さんに勉強を教えて貰ってるような立場です」
「そう隠しなさんな、心配しなくていい。大体事情はわかっている」
わかっている!? おいおい、絶体絶命だ。
「最近、弥生が妙に明るくなったんで、不思議に思ってたんだが。
先だってご近所さんから『毎週土曜の午後に若い男の子がお宅を訪ねている』と知らされてね」
ここの町内会の相互監視網はまだ強力なようだ。うかつだった。
「それであの馬鹿娘を問いつめてみた。
青くなったり赤くなったりしてたが、『数学を教えて貰ってる』と言ってきみのことを話してくれたよ。
確かに、テストの点は前より良くなってるようだな。
あの様子だと、おそらく今日も来るんだろう、と思って、夫婦で弥生に不意打ちを食らわせたんだ。
いやはや、どんな奴かと思ったら、きみのような真面目そうな若者でよかった。
今日はたっぷり肉を買ってきたから、お腹一杯食べていくといい。娘の成績アップのお礼代わりだよ」
そりゃどうもゴチです……っておい、親バレしてたのかよ! それならそれとさっさと報告しろよ弥生!
困惑を隠しきれない俺を見ながら、藤吉氏は話を続けた。
「きみも、娘が変なホモ小説好きなのは知っているだろう?」
藤吉氏は『腐女子』や『やおい』、『ボーイズラブ』といったフレーズは知らないようだ。
『ホモ小説』呼ばわりでは、『さぶ』『薔薇族』系のガチホモと区別が付かないじゃないか。困るぞ。
「あれは母親の悪い教育のせいなんだ」
「……とおっしゃいますと」
「身内の恥を話すがね。
女房とは、私が若い頃に勤めていた税理士事務所の同僚で、お互いに知り合ったんだ。
交際を始めてから知ったんだが……太田くんは『サムライトルーパー』って知ってるか?」
「題名だけ聞いたことがあります。昔のアニメですね」
……正確には昭和末年頃の作品。「キャプテン翼」「聖闘士星矢」と並び、美形少年だらけの設定から往
年の腐女子たちによる二次創作原作の題材となり、先ごろ臣籍降嫁された某内親王殿下も、うら若き年頃
に「若気の至り」で同人誌作りに熱中された、との噂があるほどの、今なおクラシックとして語り伝えら
れる怪作だ。
俺もヲタだ、その伝説的タイトルや内容はちゃんと知っているが、そこまではこっちからは言えない。
「あれをネタにホモの話にした漫画や小説の同人誌を読むのが、女房の趣味だったんだよ。
私もさすがに引いたが、しかしお互い惚れ合ってしまっていてね……結局、結婚した。
生まれたのが弥生だ。母親があれだから、子宮にいた時から毒気を吸って育ってしまったらしい……
しかも弥生が小さい頃から、目の届くところにそういう本が置いてあったんだ……」
何と、DNAとヘソの緒とでやおいを刷り込まれていたのか!
弥生、何と恐ろしい子――
だが俺は何も答えることができなかった。
音もなくドアが開き、約20年前の腐女子、のなれの果て――
カットソーにエプロン姿の藤吉夫人が、哀れな夫の後ろにすうっと忍び寄っていたからだ。
眼鏡の中年女性は目を吊り上げ、「何が毒気ですか!」と夫に一喝した。
藤吉氏、驚愕する。
「ゲッ! い、いや、その、あれだ……ははははは」
「娘の大切な彼氏に、おかしな事を吹き込むんじゃありません!」
冷や汗をかいてうろたえる夫を更に怖い顔で叱りつけた藤吉夫人は、俺の方を向いた。瞬時に柔和な顔に
なり、中年の実力派美人女優のような微笑みを浮かべて、にこやかにのたまう。
「太田くん、この馬鹿亭主が変な話をしたようだけど、本気にしないでね」
「は、はあ……」
俺は曖昧な返答をするしかなかった。弥生によく似たこの女性に逆らったら、たぶん命はない。
藤吉氏の話はおそらく真実を突いている。この母にしてあの娘あり、だったか。頭痛がしてきた。
それにしても完全に妻の尻に敷かれているな、ご主人。かなり顔色が悪いぞ。
「みんなー、準備できたよー」
キッチンから弥生の(気のない)声が届いた。
楽しいような怖いような焼肉パーティだった。
ホットプレートが盛んにじゅうじゅうと音を立て、換気扇がうなりを上げている。
食材は国産の高級な牛肉・豚肉と旬の夏野菜。ビールを飲むわけにはいかないが、炊きたてのご飯がある
というのは有り難い。
有り難い、のだが……問題は、ダイニングテーブルの向かいに藤吉夫妻がいることだ。
上等な牛肉の味も、これでは素直に楽しめない。隣の弥生も気持ちは同じだろう。
余りにも気まずすぎる。
「で、あなたたち、どこまで進んでるのかしら?」
藤吉夫人がキリンのクラシックラガー缶を空けながら、楽しげな表情で俺に尋ねてきた。
ほら、これだ。俺も弥生もその意味するところを察し、答えに窮する。
やはりビールを飲んでいる藤吉氏が、渋い顔をした。
「おまえ、野暮なことを聞くんじゃない」
税理士の先生は、ビールの缶を卓上に置くとこうのたもうた。
「太田くんはだ、このとおり健全な若者なのにだぞ。よりによって、うちの不健全な札付きオタク娘と交
際しているんだぞ! 何とも命知らずのチャレンジャーじゃないか! 勇気があるぞ!」
だいぶ酔ってるな、おっさん。
だいたい俺は札付きのヲタ野郎であって健全な若者ではないのだが、酔っぱらいは真実を知らない。
「不健全な札付きオタク娘って、どういう意味よパパ!」
弥生が抗議したが父親は無視した。
「その果敢さが気に入った。こういう頼もしい男になら、こんな娘の処女膜、一枚や二枚進呈しても、」
全部言い切らないうちに、妻の裏拳を勢いよく顔面に叩き込まれた夫は、椅子ごと後方へひっくり返って
気絶した。
「まったく、このおっちょこちょい亭主は……大事な娘のバージンを何だと思ってるのよ、馬鹿が」
自分から話を振っておきながら、さも呆れたと言わんばかりの顔で、藤吉夫人はつぶやく。
けれどその声音の中に、苦笑が混じっている。
「ま、二人とも」
そう言ってビールを少し飲んだ弥生の母だったが、そのとたん、
「忘れてないわよね、避妊!?」
「「はっ、はい!!」」
唐突な大声の詰問口調に、弥生と俺は思わず肯定の答えを返してしまった。
直後、藤吉夫人は笑い出した。
俺たち二人は、「はい」という答えが『既に身体の関係があることを白状したに等しい』と気付いて、青
ざめた。何と巧みな誘導尋問。
俺も弥生もガックリする。この母親には勝てない。
「いいからいいから。避妊してるなら、いまさら怒りはしないわよ。
私たちはいいけれど、学校にばれないよう、節度を持って行動しなさい。
太田くん、こんな娘だけど、よろしく頼むわね」
俺はもうどうしようもなく、かしこまって「こちらこそ、よろしくお願いします」と頭を下げた。
「しかし、わが娘が本当に女になった、と知るのは、感慨深いものがあるわねえ」
弥生は「もう……ママったら」と赤くなってうつむいてしまう。
すいませんお母さん、あなたの寛容さに感謝します。あなたは元・腐女子ながら、善き母親のようです。
娘さんは命がけで大事にします。とても優秀なのにかなりお馬鹿さんですが、それでも愛しています。
ところで俺はこれから、娘さんのお尻のバージンもいただく予定なのですが――
とまではさすがに言えなかった。タフな夫人はともかく、夫の藤吉氏がショック死しかねん。
その藤吉氏は相変わらず気絶していたが、夫人は別に介抱する気もなさそうだった。
<弥生>
母親得意の拳で倒れた父親が息を吹き返した頃には、大方の肉と野菜が他の3人の腹に収まっていた。
家族3人で拓を送り出す。
「太田くん、これからも弥生をよろしく頼むよ」
「また今度、ご飯を食べていきなさい」
鼻血をティッシュで止めた父親と、エプロン姿の母親は、共に上機嫌だ。
「はい、ごちそうさまでした。それでは、おやすみなさい」
拓は恥ずかしげにあいさつし、玄関を去った。
私は手を振って答えるしかなかった。
そういえば、両親に拓のことを白状させられた件を、まだ拓本人に話していなかった。
思わぬハプニングで、拓を両親に紹介する手間は省けたが、彼には悪いことをしてしまった。
どうしようかな……
そう思いながら、私は汚れたホットプレートにお湯を張り、ゴミを片付けていく。
酔っていても両親、後片付けはちゃんとやる。
「かかあ天下」の我が家では、父親の地位は相対的に低い。
そもそも我が両親は職場で知り合ったのだが、交際を始めてから母を腐女子と知った父はショックを受け
て「好きなのに一線を踏み切れないで」いた。業を煮やした母親は、二人きりになったところで父親を押
し倒して「無理矢理に、犯し」、父に結婚の覚悟を決めさせたのだ。ああ、あの母にして私あり。
爾来、我が家は母親上位がずっと続いている。職場だった税理士事務所から夫婦で独立開業したのも、母
親主導だった。私が物心付いた頃から、夫婦は実によく働いていた。
そのために私の次の子を作る暇がなくなり、私は一人っ子になってしまった。母は40代そこそこでまだ
産めないこともないが、さすがにもう無理だろう。
カウンターの向こうのシステムキッチンで、夫婦並んで洗い物をしている後姿は、何となく微笑ましい。
宴が終わった後の父親は、何だかしょんぼりしている。母親は反対に意気軒昂だ。
「なかなか見所のありそうな男の子じゃないの。弥生はいい男捕まえたわよ」
正確にはスタンガンで抵抗力を奪ってから拘束したのだが。結果が同じだったからよしとする。
「ああ……俺もそう思うよ。
でも考えたらいつかは俺たち、あいつの所に娘をやらなくちゃならないんだなあ……グスン」
「まだ彼と決まった訳じゃないわよ。ともかく今はしっかり見守ってあげましょ。
花嫁の父、人生の名誉じゃないの……ねっ、弥生?」
私は、あはは、と力無く笑って答えるしかなかった。
ごめんなさいパパ、ママ。お二人の寛容さに感謝します。あなたたちはお間抜けな夫婦ながら、本当に善
き父・善き母です。
もう、拓以外の男性のことは考えられません。かなりのむっつりスケベですが、それでも心底愛してます。
ところで私はこれから、彼にお尻のバージンまでも捧げる予定なのですが――
とまではさすがに言えなかった。何事にもタフな母親はともかく、父親が発狂しかねない。
ところで拓はどうしただろう?
<拓>
「お友達の家でご飯いただいちゃったんだって? ちゃんと自分で連絡しなくちゃ失礼だよ」
弥生の家から見直すと4ランクは落ちる安普請の一戸建てに帰り着くと、専業主婦の母親に叱られた。
細身の藤吉夫人と違って、割烹着の我が母は肝っ玉母さん体型だ。ああ、日本の母。
「電話かかってきたの?」
「藤吉さんってお宅の奥さんからお電話貰ったわよ。遅くなるけど心配しないでって」
それは、行き届いたことで……俺んちの番号は弥生から無理矢理聞き出したんだろうな。
「あと、お父さん呼んでるわよ」
父さんが? 何の用があるんだ?
市役所の課長である父親は、週休2日なので今日は休みだった。早起きして部下とゴルフに出かけたとこ
ろ、雨に降られて昼過ぎで帰ってきたそうな。
その父は畳の茶の間で甚平姿になり、ビール……じゃなくてリキュール扱いのビールもどきを飲みながら、
扇風機の傍らで巨人−阪神戦の中継を見ていた。
「おお帰ったか。ちょっとこっちへ来い。座れ」
あー、俺疲れてるんだけど……父親の様子を見ると、怒られるわけでもなさそうだから、座っておく。
初老の父親は、平生から苦労のし過ぎで気難しそうな顔だが、酒を飲んでいる時には機嫌がいい。
「何さ父さん?」
「おまえ、税理士の藤吉さんちの娘さんと付き合ってるようだな」
俺はその場に激しくひっくり返った。
「何で知ってるんだよ! 母さん何も言ってなかったぞ!」
ようやく起き直って問いつめる。
「いや電話の件を聞いてな。
藤吉なんてのは、あんまり世間に多い苗字じゃない。それで電話のナンバーディスプレイの記録を見てか
ら、藤吉さんの名刺を見たら、案の定だ」
なんたる着目点。少なくとも我が父の洞察力は、藤吉夫人の誘導尋問能力と互角のようだ。
「名刺って……父さん、知り合いだったのか?」
「ご夫婦とも知っているぞ。税理士会の中でも中堅クラスだ。この先、長老格がリタイアしたら、地区の
税理士会を取り仕切る立場になるだろう」
「税理士会?」とつぶやいた俺は、そこでようやく思い出した。
父親は市の「住民税課長」だ。仕事柄、地域の税理士の業界団体と付き合いがあっても不思議じゃない。
そして几帳面な父親は、重要な相手の名刺は小型のファイリングケースに収め、それを仕事用の鞄に入れ
ておいて、住所録代わりにしているのだ。当然、今それは自宅にあるだろう。
何てこった。恐ろしい偶然だ。
「以前、自治体税務の懇親会でご一緒した時に『うちは娘一人で……』と言ってたのを思い出したんだ。
娘さん、おまえの同級生か?」
父親は楽しげに訊ねてくるので、「……ああ」とうなずくしかない。父親は記憶力もなかなかなのだ。
「よしよし。手の早い兄貴と違ってできの悪いオタクのおまえじゃ、彼女もできないのかなと思っていた
が……素性のしっかりした娘さんとお付き合いできるようになったとは、成長したな。見直したぞ」
ニコニコ顔で言うなり、俺の頭を撫でる。父親に頭を撫でられるなんて何年ぶりだろう。
俺のきょうだいは、既に独立した8つ上の兄が一人いるだけだ。
遊び好きで高校時代からモテ男、大学を卒業すると一部上場企業に就職&長年の彼女と結婚、今年中には
第一子も生まれる兄貴と、根暗なヲタの俺とは、やたら比較されてきた。
兄と比べられて褒められたことはあんまりない。
だから嬉しくなくもなかったが、弥生は身元こそともかく、本性は産まれながらの腐女子だぞ。
「読書の好きな、いい娘さんらしいじゃないか……男女交際も結構だが、人様の娘さんだ。健全にな」
もう遅いです。不健全を通り越して、いよいよ倒錯の領域に踏み込んでます。
「それと、本当に好きなら安易に別れるなよ。幸せにしてやれ。決して泣かせるな。
万一別れたりしたら、俺も藤吉さんに謝らなきゃならなくなる。いずれお互い知れることだ」
うへえ、とうとう俺んちも親バレしちまった。しかも仕事絡みでかよぉ――
それに弥生の「読書」の対象は「不健全なBL本」なんだよぉ――
けど、言われなくても別れる気はない。
もう別れられない。
俺は、あいつのとりこなんだ。
悪いことを言われたわけでもないのに、なぜか凹みながら、2階の自分の6畳間に引っ込んで、ジャンク
パーツと衣類の山を乗り越えてベッド上にたどり着いた。
そこでバッグから荷物を取り出し始めたら、覚えのない茶色の書類封筒が出てきた。中身がずしりと重い。
何だこれは?
表にメモ済みのポストイットが貼ってあった。
『プレゼント。拓もこれで練習してね 弥生』
不安になって封を開けた。
図星だ。ケースに戻されたエネマグラと、派手な表紙の本1冊が入っていた。
書名は『エネマグラ求道録 シーロン白田・著』。
これが一日のオチだということに、俺は頭を抱えた。
月曜、学校で弥生に逢った時、親バレの件を叱ってから、「変な物入れるんじゃない!」と抗議した。
「じゃ、返してくれる?」
「あのなあ、あんなもん学校に持ってこられないだろうが。次の土曜に返すぞ」
弥生はニヤニヤと笑っていた。
ああ、何とロクでもない女に惚れてしまったんだろう……
投下終わり。次回でラストのアナル本番予定です。
GJ!!!
面白すぎるw
次でお終いなのが少し寂しい…
乙
続き待ってま〜す
むしろエネマグラに萌えた。GJ!
685 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 12:47:13 ID:O61js6A/
業者に保守されるなんて屈辱
>>686 スレタイの一部が「そこ違う…」だから、いいんじゃない。
よくねーかwww
さておまいらに質問
嫁をアナルに誘うにはどうしたらいいんだい?
689 :
たましつけ:2008/03/02(日) 23:34:41 ID:UAYH3blz
>>688 ツナギのホックを外しながら や ら な い か
>>688 愛撫のときにアナルを触るんだ
反応が良ければインサート
悪けりゃレイプだな
ところで二次絵でニプルファック(乳姦)というのを見つけたんだが、
現実に可能なんだろうか?
一度書いてみたい素材だけども想像がつかない…
>>688 バックからやってる最中に指挿入
↓
それやだ!
↓
おしまいwww
>>691 大好物のシチュではあるが、現実にやるのは無理だろ
せいぜい陥没乳首に押し付けるぐらいにしかならないと思う
中途半端にリアリティ考えずに思い切ってやっちゃえばいいんじゃないかな
設定としては薬・魔法・改造等で乳腺を広げることが多い気がするが、
特に理由もなく体質だったり異種族だったりで何となく広がる場合もある
投下します。投下するんです。
0.
『もったいない』
奈緒は自分の美貌について思う。
運動などせずともアイドル顔負けに整った肢体。
大和撫子を髣髴とさせる長い黒髪。ソックスの似合う美脚。
顔のつくりは中身よりずっと清楚に見える。
ダイエットなど考えた事もなく、さらには失恋の経験も無い。
冗談で運動部のエースを誘えば簡単にOKが来る。
器量を才能で表すなら、奈緒は紛れもなく天才といえた。
それゆえか、彼女は被虐願望が強い。
借り物のような恐ろしく恵まれた容姿を穢したい、と。
そしてそれを後押しする悪魔のひと言は、友人から語られた。
「でね、あいつったらお尻でしようなんて言い出すの。」
衝撃だった。
排泄の穴を性的な行為に使用する、という事実。
それは奈緒の被虐願望と見事に一致した。
以来、奈緒の自慰は肛門に集中している。
指やペンに始まり、やがて様々な道具を使って。
ぞくぞくした。
18歳の奈緒は高校生活ももう終わりである。
「女子高生」という至高のブランドの記念に相応しい。
1.
両親が外出したのを見計らい、奈緒はまず高校の制服に着替える。
ブラウスに紐タイ、未成年の象徴といえる格好に。
スカートは通学時よりさらに超ミニに折り返しておく。
臀部の半分ほどしか隠れない短さ。
スカートを穿いたままするため、汚れないようにである。
ショーツは邪魔になるため、布団の中にしまっておく。
「お尻の準備しなきゃ…」
奈緒はベッドの下からずっしり重い紙袋を引きずりだした。
バイブにローター、ローションが詰まった道具袋だ。
その中からイチジク浣腸を取り出す。
「よ…っと」
奈緒はベッドに登り、倒立の姿勢を取った。
すらりとした脚が真上に伸びた美しいフォルムだ。
そのまま脚を曲げ、イチジクを肛門に突き立てる。
「ひっ」
奈緒は小さく声を漏らした。
冷たい薬液が腸の奥へ流れ込んでいくのが分かる。
わざわざ倒立したのは、薬液を奥へ浸透させるためだ。
座っての注入では完全に汚物を出しきるのは難しい。
慣れない頃の、アナルをいじるたび薄茶色い恥液がもれる事態だけは
避けたかった。
奈緒は息を荒げながら、部屋の隅にある鏡に目をやった。
美しい少女が小鼻から汗を流して苦しんでいる。
それを見て奈緒はせせら笑い、また腹を押さえた。
何度しても浣腸には慣れない。
いまだ歯磨きをする程度の時間すら耐えられない。
――だ、だめ!もう限界!!
脚が笑うのを感じて奈緒は立ち上がった。
トイレまでの道のりが遠い。
足が震え、括約筋を締めても雫が漏れて足跡をつける。
「あぁ……」
便座に腰掛けて奈緒は息をついた。
最初に迸る水のような排泄は楽だが、次は力が要る。
ここできちんと清めなければ、後で恥ずかしい目に遭う。
「ん、んーん、っぅ、んんん……っ!!」
手を握り締めて奈緒は気を張った。
どろっと暖かいものが無事に肛門を流れ出ていく。
2.
「はぁ、はぁ…」
排泄で頬を染めた奈緒は、前髪を払って息を整える。
いよいよ肛虐の始まりである。
奈緒は横臥し、片脚を掲げて鮮やかな秘部を露出した。
そして瓶からローションを掬ってたっぷりと指に絡ませ、
薄桃色をした菊の輪へと中指をあてがう。
「ふぅー…。」
奈緒は緊迫した息を吐いた。
今まで尻穴に咥え込んだ玩具には男根を超えたサイズの物もある。
しかし一週間もすれば、奈緒のアナルは指一本さえきつい狭さにまで収縮した。
人体の柔軟さというものを感じる瞬間である。
ついに2本指が皺の中心へ沈み込んだ。
くちゃっ くちゃっ
静かに、ゆっくりと少女の指が可憐な蕾をくつろげる。
ただほぐしているだけではない。
腸内至る所にある窪みや曲がり角に触れ、知らせているのだ。
硬い玩具に埋め尽くされても驚かぬよう。
少女の苦痛を和らげる為の粘液を滲ませるよう。
横臥での片脚上げが疲れたのか、奈緒は仰向けに体勢を変えた。
同時に脚の横から回していた手を正面へ移す。
指に纏いついた粘糸が桜色の腿を冷たく撫でた。
くちゅっくちゅっとさらに指で攪拌を続ける。
「………。」
奈緒は恥ずかしそうに視線を横に逸らした。
何かに見られてでもいるように。
――いつか、指だけでいけるようになるのかな。
奈緒は息を吐きながら考えた。
自分の指での弄くりは何とも曖昧な感覚だ。
こそばゆく、心地よく、もどかしい。
幼い頃、母親にしてもらった耳掻きを思わせる。
色々と尻の穴を弄くり回したが、一番濡れる感覚を呼ぶのは指だ。
正確には、まず指で愛でなければ感じることがありえない。
女唇も直腸も、丹念に準備をするほど深く感じられる。
だから奈緒は焦らす。
すぐに指を抜いて太い物でかき回したい気持ちを抑え、
少しずつ、少しずつ快感の淵をなぞってゆく。
3.
くちぁ――。
存分に尻穴をなぶった指は、実に淫靡な音で引き抜かれた。
指と肛門を未練がましく繋ぐ銀色の糸。
自分に憧れる異性たちの顔が脳裏に浮かぶ。
――傍にいたら、好きなだけ嗅いだり舐めさせてあげるのに。
続いて黒いディルドウが取り出された。
カリ首といい裏筋といい、見事に男根を模した本格派だ。
直径4p長さ25cm、日本人の平均よりやや大きい。
今やそのサイズが奈緒の標準となっていた。
もしも将来、結婚相手の生の怒張を直腸に迎え入れたとして、
果たして満足できるのだろうか。
たまに少女は不安になる。
少女は長く太いそれを床に据え、ローションを塗りたくった。
そして正座するような姿勢で少しずつ腰を下ろしてゆく。
最初はいつもぬるっと蕾から亀頭が逃げる。
手で押さえて腰を沈めると、菊輪を圧迫が襲う。
「あ……っつ」
苦しさに耐えてさらに腰を落とすと、一気に突き破るようにして
つるんと亀頭が入り込んだ。
――お尻が裂けるかと思った。
少女はその瞬間をいつもそう感じてしまう。
奈緒は腰を沈め、亀頭を奥へ奥へと導いていく。
「ん、んん!!」
腸奥のすぼまった部分を亀頭が擦ったとき、少女の背が反った。
じわあっと気のような心地よさが腸の奥から滲み出す。
少女は目を閉じた。
この感覚をより多く、より深く感じていたい。
その陶然とした表情は、どんな悦楽の言葉よりも雄弁だった。
奈緒は正座からゆっくりと脚を開いていく。
「あ、ああああぁ…」
愛らしい口から喘ぎが漏れた。
脚が開くにつれ、より深く亀頭が潜り込む。
直腸の筋肉も締まり、はっきりと張形の威容を伝えてくる。
白い脚は大きく開いた。
少女は腰を浮かせると、一気に沈み込ませていった。
4.
「……っ!…っっ!!……ぅく、あぁあ………っッ!!!」
声と共に快感を押し込めているのだろうか。
奈緒は髪を振り乱し、声を殺したまま歓喜していた。
支えの手と膝を屈伸させながら黒い怒張を尻穴へ叩き込む。
ずん、ずんっと休み無く腸を突く。
真上からのしかかり、手で尻肉をかきよせながら迎え入れる。
斜め前にえぐるようにして腰をつかう。
――おしり、おしり、おしり…私のおしりがあぁぁ……!!
とても耐えられない。
叫びたいほどの底知れぬ快感にあって声が出せない。
奈緒は頭が霞むほどの快感に大きく首を振った。
この快感は一体なんだろう。
排泄より、むしろ浣腸の我慢が限界のあの時に近い。
排泄したい!と腹の奥が叫んでいるような切ない痺れ。
けれども腰を止めることなど出来はしない。
鏡の中の少女は声もなく叫んでいた。
操られるように腰を繰り、黒い剛直を後孔に叩き込まれて。
見惚れるほどに美しく、哀れなほどに乱れている。
その少女は奈緒が床へと腰を叩きつけるたびに顔を歪める。
――つらいの?ねぇ苦しいの?
奈緒は鏡の少女に呼びかけた。
少女は腰を大きく反らされ、剛直にねじり込むように沈む。
太腿が震えるほどの快感が駆け上った。
「うわ、すごい、コレすごいいぃ!!子宮に、あたって…!!!」
奈緒は見つけたその角度を反復するように腰を振る。
子宮を裏側から擦り上げられ、筋のとおった尿意が突き抜ける。
身体を反った浮遊感で考えが拡散してゆく。
彼女は自分が輪姦されているように感じた。
男の腹の上で貫かれ、いつ果てるともしれない突き込みを延々と受けているような。
「だめ、もう、もうやめて、あ、お尻、腰がたたな、だめ…ぇ!!」
少女はいつしかディルドウを支える手にさらさらとした液が当たるのを感じていた。
腸液だ。
美しい少女の直腸は、硬い剛直に突き続けられてとうとう蜜をこぼし始めたのだ。
「あっ、あっ、ああっああああっうあああああ!!!」
奈緒は本当に男に貫かれているのではないかと思えるほど、
根元まで引き抜いては一気に叩きつけるという激しい腰使いを続けていた。
何度も、何度も自身の腸奥を突き上げる。
と、その震える脚が力を失い、腰が深く落ちた。
ゴリッ
少女はその音を脳裏で確かに聞いた。
腸の奥の奥、今までどうしても届かなかった窪みを亀頭が突き抜けたのである。
「あ!ああ、あ、あ………。た、たすけて……!」
奈緒は誰にともなく哀願していた。
内腿に暖かい物を感じる。
ほんの僅かながら、彼女は快感のあまり失禁したらしい。
胃まで突き抜けるかというようなじんじんと来る痛み。
奈緒はそれをそのままに、慎重に腰を起こした。
その亀頭が窪みから抜ければ再び嵌めるのは困難だ。
そしてそのまま腰を使えば、凄まじい快感は疑うべくもない。
奈緒はへたりこむように座り、腰を張形に擦り付けた。
自分の手で腰をひねり、わずかでも奥へ奥へとねじりこむ。
下半身に襲う激しい反発がたまらなかった。
腰を浮かせ、本当の奥を貫く。
ぶりぃっと尻の奥から気泡のような腸液の飛沫が上がる。
今度こそ本当の限界だ。
膣が震えるように激しく疼いている。
背中が陸に上がった魚のように跳ね返りのたうっている。
「おおおおおお、あおおおお、くあああぅああああお!!!!」
少女は腹の底から湧き出るうめきをぶちまけた。
もはや気品も清楚さもありはしない。
脳の皺という皺から悦楽という汁が滲み出ているようだった。
腹の最奥まで硬い硬い怒張に貫かれたまま、小刻みに腰が震える。
ごんごんごんごんと、身体の芯へと純粋な排泄欲が叩きつけられる。
少女の白く美しい足は痙攣し、慎ましい蕾はぐじゅぐじゅと断続的に灼熱の雫を噴き続けていた。
「あ、いくっいくいくううう!おしりの穴でいくううううううあ!!!!」
奈緒は最後に最後にそう叫ぶと、後孔からはっきりと白い液を噴きこぼして天を仰いだ。
桜色の割れ目から透明な愛液を壊れた蛇口のように垂れ流して。
5.
「あ、れ…」
奈緒は座ったまま、自分が意識を飛ばしていた事を悟った。
立ちくらみのような感覚だ。
直腸の奥に鈍い痛みを感じ、彼女は急いでディルドウを抜いた。
腸との隙間を始末に困るほど大量の熱い液が流れていく。
手に取ると、ディルドウ自体も缶コーヒーのように熱い。
それが今日の凄まじさを物語っていた。
――1週間分くらい、一気にいっちゃった気がするな…
少女はぼうっとそう考えた。
紙袋にはさらに二周りほど大きいディルドウもあるが、必要ない。
あまり大きいと、あのように腸奥にはまって突き上げることもできまい。
大事なのは大きさではない。
奈緒はそう、はっきりと確信した。
不意に、奈緒は鏡と逆の方向を振り向いた。
そしてその先に向かって語りかける。
「本物のおちんちんなら、どんな感じがするんだろうね?」
そこには床に据えられたビデオカメラが、じっと少女の身体を捉えていた。
おそらくは、始めからずっと。
やがてネットに配信されるその名前は、『清純JKアナルパラノイア』。
学生の小遣いでは苦しいほどの高視聴料を課したにも関わらず、
日に6000人以上が視聴している話題の動画である。
それで得られた収入を使い、また素晴らしい道具を買おう。
ひょっとしたら身近な人間が視聴者で、近いうち本当に
お尻の処女を捧げる事になるかもしれない。
それもいい。
奈緒はそんな風に考えながら、満足げに晴れた笑顔で配信を終了した。
了
GJ!!エロすぐる
この娘の初アナルセックルシーンを100通り妄想した!
遅ればせながらGJ!!
712 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 09:15:09 ID:74FNUMW5
保守
713 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:46:05 ID:gnZY0TQq
保守age
保守age
不感症の超高学歴女がクリニックに行って、性感開発という事でアナルマッサージ。
腸内洗浄ののちベッドに横になり、金属棒で延々と腸内の性感帯をほじくられて
某大手企業の就活面接官が気の弱そうな美少女に裏の内定
4月入社まで1年間の肉体関係を要求する
業績を評価される事もなく愚痴を言われるだけの彼に与えられた唯一の至福
さすがに処女を奪うのは哀れかと、排泄を眺めたりアナルセックスしたりのSM三昧
美人女子大生の腸のやわらかさを今年も飽くまで堪能する
いかなる拷問をも、性や死を躊躇なく受け入れる事で飄々と耐え切るくの一
もはや彼女に口を割らせることは不可能と思われた。ゆえに彼女は壊される
蛇や薬を吸わせた蛭の蠢く部屋に拘束されたまま投げ込まれ、
体中の穴という穴に潜り込まれる未知の快感にとうとう叫び声をあげる
耳の奥にはいつでも蛭の蠢く音と脳に滲みる粘液が感じられ、
乳首を噛まれてふやけた乳腺へ蛭が侵入したことで妊娠もしないまま母乳を噴き溢し、
尿道や子宮や直腸すべてを埋め尽くし吸い尽くされて、鍛錬を積み重ねた1人の忍はついに快感の一線を超える
なんてネタを劣化させることなく書いてみたいス
アナルくのいちと言えば薊様
そろそろ綾守師の一周忌ですね
合掌
717 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 16:23:20 ID:sSTSgQAz
ほしゅ
なんか知らんがスレに元気がないな
みんな忙しいのか?
みんな女の子にアナル調教するのに忙しいか、
逆にアナルへ入れられて快感で夢うつつなんだよ…
早く絡みを書きたいが土日まで取られる年度替わり進行で数週間動きが取れない
>>719 尻は入れるのも入れられるのもいい
ウホッなのは入れられたくないが
>>720 おおっ、期待してるぜ。
女の子にアナルを責められた経験が?
ちょっと質問。
スレタイにもなってる「尿道娘」のSSを読んでみたいんだが、お勧めはある?
お前らのヒロインの年齢層は何歳ぐらいがヒットだ?
俺は最近30前の若妻がいい
大人のムチムチ美女も好きだし逆にロリ系も好きだ
高校生〜大学生ぐらいは微妙かなあ、特にロリでない貧乳は苦手
まあ文章でしかもアナル狙いなら、乳のサイズとかはそんな関係なさそうだが
>>724 >特にロリでない貧乳は苦手
貧乳を語らせたら一分ぐらい喋る俺に対する宣戦布告とみた
でヒロインの年齢だっけ?
ストライクゾーンは20±3歳かな
それ以外でもたいがいは美味しくいただけるが
ストライクゾーンは20±6
上に関してはもう少し高くても打てる場合があるが、下過ぎると…なぁ
10、11ぐらいが処女のままクラスの男子と毎日繋がりまくり
やりすぎて子供なのに倦怠期入ってるがクセになってやめられず
つながったまま口ゲンカしたりDSしたり宿題したり
俺のストライクゾーンは
28歳処女、自分でアナル開発済み
何歳でも良いや
で、みんなは虹、参事のどっちで妄想しながら読んでる?俺は虹だな
虹だな
三次のエロは受け付けない…
オリジナルなら三次
職場のあの子とか学生時代付き合ってたあの子とか思い出しt
え、俺、妄想に二次と三次の違いを意識したことないなあ・・・
小学校の頃から二次元でおっきするように訓練されてきたから三次には全く反応しないよ!
んほぉっ!
ブリジットの尻を舐めまわしTAI
座薬プレイは楽しいな〜
訓練されたくの一や軍人が堕ちるssが読みたいです…
尿道とその奥の膀胱だけをネチネチと責められて堕される女軍人とな…
見たいな
質問なんだけど、本来は性感帯じゃない直腸や膀胱で感じまくるのって、このスレ的にはどうなんだろう?
リアル嗜好だと物凄くシュートコースが限られると思うんだけど
尻穴が性感帯でないとはこれまた初心な娘さんじゃ
初心な娘を毎晩睡眠薬で熟睡させて
本人の知らない間にアナル開発して感度を上げまくり
初めてのアナルセクロスでよがり狂わせたい。そんで
「こんなにお尻で喜ぶなんて思わなかったけど、
今後は君のためにアナルセックルに専念するよ!」とうそぶきたい。
>>740 リアル体験からすると。ケツ穴でも十分感じるよ<女
745 :
740:2008/04/14(月) 21:39:22 ID:IzoZx7Xh
いや、肛門や尿道じゃなくて、その奥の直腸や膀胱のことなんだけど・・・
感じ取れるのは圧迫感や尿意便意くらいで、基本的に無感覚だよね?
>>745 入り口じゃなくて中ね、
直腸なら温度までは感じ取れるみたい、
そんなこと言い出したら子宮責めだって感じるわけないんだから言うだけ無粋
単体では触覚の乏しい器官でも周辺に敏感な器官があったりするので
直腸内壁はかなり鈍感だけどその外側、というか隣接して膣や子宮での刺激を快感と感じるのかも
あと直腸内がまったくの無感覚ということはなく、固形物かガス状かという識別ぐらいは出来るっぽい
こっからは素人の予測だけど
直腸内圧上昇で便意を感じつつ同時に括約筋が開かれているという状況が
本能的な排便の神経経路に影響を及ぼして快感となったりするのかもしれない
ちんこでもオナニーと皮オナは別の快感があるんだから
腸壁ごしに膣内を刺激されたら膣性交と別の快感があっておかしくない
大統一理論とは、最終的にはクリ、Gスポット、子宮、尿道、アナルの5つの性感帯を
統一しようという理論的試みである。この全ての性感帯を統一した理論のことを万物の理論と呼ぶ。
現在、万物の理論の候補は、おおたたけし理論のみであると考えられている。
430の人の書いた尿道・膀胱責めの手法は上手いよなぁ
普通なら尿道とかに物突っ込まれても傷付くし痛いだけだろ……と萎えるところを
「自分自身の尿を注ぎ込まれる」という、何より器にマッチする上に非常に屈辱的な責め方でカバーしたんだから
尿意と狂おしい快感がイコールで繋がってるんだから、そりゃもう納得できるし失禁しちゃう
大陰唇、小陰唇、会陰たちのことも忘れないでいてください
しりあるえくすぺりめんつ会陰
尿道を拡張調教され、チンチン突っ込まれて排尿されると感じるようにされてしまった便器女
って電波が…
もちろん放尿時にも感じるんだろうねぇ…
「もっと膀胱にオシッコ溜めてほしいの…ああっ、膀胱膨らんでいくのが分かるっ」
排便で拡張慣れしてる尻穴ですらやりすぎるとオムツ必須のだだ漏れ脱糞人間になるのを
カテーテルや綿棒がやっとの尿道にチンコ挿入か……
まさに電波だな
エロはリアルとファンタジーの境が難しいのう
性知識は個人差が激しいだけに特に
ほう!それは興味深い
まさか本当に尿道にチンコを挿入するのか…人体破壊は苦手だが
詳細希望
>>757
マンコに頭ごと突っ込むスカルファックなんてのまであるらしいしな。
人体の可能性は無限だぜ
ニブルファック
>>760 びっくり人間大集合だな
結構エグいので注意
直腸オナニーはキツいな
ポーン( Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ
無理です興奮より先にドン引きです世の中ほどほどにです
指が腸液まみれになってるのにはちょっと興奮した
しかしタコみたいに盛り上がってるのには心配にならざるを得ない
処女をアナル調教して「お願いだから私の処女奪って」とアナルに
中出しされて涙を流して悲願するとかいうシチュが好きです
>>766 変態プレイへの嫌悪感から「お願いだから私の処女奪って」
↓
すっかりアナルの虜になって「お願いだからもっとお尻でして」
↓
>>766の勃起が弱くなる
↓
>>766の性癖を悟った処女がわざと「お願いだから私の処女奪って」と哀願
こういう流れですね。 わかります。
>>767 2ヶ月放置で済まん。年度末の転属残業続きで全然タッチできてなかった。
まだラストまで行ってなかったけど、できてる分だけ投下します。
<弥生>
遅れていた梅雨明け宣言が発せられて間もなく、ようやく夏休みに入った。
今日は夏休み初日の土曜日だ。
この1週間、家に帰れば、暇を見付けては原稿と首っ引きで取り組んでいた。
勉強は、締め切りの近い同人向け小説の原稿書きに行き詰まった時の、息抜きに過ぎなかった。正直、小
説の原稿を書く方が、勉強より大変なのだ。教科書を開いて予習をするのはかえって気楽なほどだった。
ドラマを固めるための細部のブラッシュアップは、極限まで推し進めた。二人の主人公の心理的な揺れ動
きも、考えに考えて、自然な展開構築を心がけた。
だが、このままでは不十分だ。
肝心のベッドシーンで二人が結ばれるくだり。
そこで克明な描写をするための感覚――肉体感覚を掴むことが、どうしても必要だ。
だから自己開発に挑戦したのだ。
先週から拓と始めた私のお尻の開発は、順調に進行してきた。
就寝中に装着しているアナルプラグのサイズは先週よりもやや大きくなっている。
私は指とアナルバイブを使って、毎晩お尻のマッサージを欠かさない。
普段はアナルプラグのない状態で、姿勢を正し、お尻に力を入れて、行き過ぎた緩みを防ぐ。
この姿勢制御が、習慣づけでようやく意識しなくてもできるようになってきた。ファッションモデルの気
苦労がわかった(ような気が、しないでもない)。
これからいつものとおり、拓が来る。
私は既に、本来の女としてのバージンを、拓に捧げて(押しつけて?)いる。
今日、もう一つのバージンも進呈するつもりだ。
気持ちの準備はできている。
<拓>
5月以来、弥生の自宅には10回近く来ている。だが、これほど緊張したのは初めて訪れたとき以来だ。
その初めて来たときも、俺はせいぜいうさんくさいクスリでもって、弥生にイタズラしてやろうという、
不埒な下心をもって、心をはやらせていたに過ぎなかった。
そのままなし崩しに二人で処女童貞喪失してしまっただけのことだ。
互いに情が移ってわかりあえたからよかったようなものの……思えば危なっかしい事態だった。
今度は違う。最初から「互いにとって特別なことをするのだ」とわかっている。
彼女の尻の処女を謹んで頂戴する。
アナルセックスぐらい、アブノーマルプレイの熟達者からすれば大したことないのかも知れない。
性的タブーの厳しかった大昔のアメリカでまとめられたキンゼイ・レポートにだって、異性間肛門性交の
経験者は少なからず存在したことが記録されている。
しかし、本来性交渉に使う器官でない肛門に、ペニスを挿入するという行為は、俺たちその道の初心者に
とって、倒錯的快感の可能性を追求する第一歩になるだろう。
これからそこに踏み出す。もちろん、安全のための周到な準備を伴って。
本来、アブノーマルそのものの追求と言うより、あくまで弥生の小説執筆のための実地経験であった筈な
のだが……
どうも俺たちは、変な方向に目覚め始めているようだ。
それで、弥生にまだ話していないことが一つある。
話すのは逢ってからでいいと思う。
俺はいつものとおり、「藤吉」という表札脇のインターホンを押した。
<弥生>
暑いせいか、拓はついにジーンズをあきらめて、ナイロン素材のスポーツ用Tシャツと、だぶっとしたハ
ーフパンツ姿で現れた。
迎える私も似たような格好だ。部屋に冷房をかけても、家中冷房稼働というわけには行かない。
お互い、夏休みの猛暑下らしいスタイルで短いあいさつを交わす。
「いらっしゃい。待ってたよ」
「ああ、上がるぞ」
二人にとっての慣れたやりとりだ。
拓を先に部屋に通す。涼しくて静かな「私の青い部屋」。
大仕事の前に、ここでちょっとくつろいでもいいだろう。
プラムをアイスティのお茶請けにした。
指で皮を剥いてかじった拓は、機嫌良く「冷えてて美味いな」と言った。
我ながらいいチョイスだった。砂糖抜きの冷たいお茶には、果実のほのかな甘味が合う。
「きのう、学校帰りにスーパーで見付けた。この手の水菓子って、拓は好きそうだから」
彼に食べてもらうつもりで、冷蔵庫で冷やしておいた。
今朝発見し『うまそうだ』と言うなり食べようとした父親にチョップを入れて倒したのは、内緒。
「水菓子、か……こういう水気のある果物は、確かに好きだけどな。
文芸部員は、古い言葉に詳しいな」
「確かにいまは使わないね。フルーツが特別なものじゃなくなったせいか、半分死語になってるような」
「俺は最近まで、水菓子って『水ようかん』や『ゼリー』のことかと思ってた。それで母親に笑われたよ」
私は拓の苦笑混じりの言葉に、思わず微笑んでしまう。
こういう他愛のない会話を交わしながら一緒にお茶を飲むことが、どうしてこんなに楽しいんだろう?
ねえ拓、そういえばきみと私が結ばれたとき、きみが私に催淫剤を盛ったのは、ペットボトル入りのアイ
スティだったね。
私はスタンガンできみを倒して拘束したはずだったのに……勝負はドローになっちゃった。
あんなに甘くて危険なアイスティを飲んだのは、後にも先にもあの時こっきりだ。
そうして共に、人としての倫理的違反をやらかした私たちは、罰として互いに離れられなくなった。
いま飲んでいるお茶は、私が葉っぱから淹れたごく普通のセイロンティ。
おかしな物は、何も入ってない。
今の私たちは信頼関係で結ばれて、お互いのためにお互いの求めるだけのことができる。
ただ相手のことを思いやりながら、自分の心の欲するままに振る舞えばいい。
そして彼――拓のために、できる限りのことをしてあげるよう努めればいいんだ……
おかしな薬は、もういらない。
私はプラムの一つを手に取る。冷たく、適度に固い。
拓も食欲が湧いたのか、残った一つを手にする。
私は果実を剥こうとして、ふとそのかたちに、手を止めた。
何かに似ている……
丸くて、筋状の窪みがあって……あ。
私と拓は、共に手を止め、顔を見合わせた。
「これ、後にとっとくか?」
「……そうしよう」
二人で今日の重要テーマを忘れてどうするのだ。
グラスとプラムをいったん片付けてきた私に、床に座っていた拓は「尻は?」と声を掛けてきた。
私は別に驚かない。もとよりそのつもりだ。
「拓が来る前にウォシュレットで温水浣腸して綺麗にしておいた。それからまたプラグ入れてある」
「指3本、行けるかな?」
「試してみて」
私はハーフパンツを脱ぎ捨て、下着も脱いだ。そのままベッドに両手を突き、尻を突き上げる。
Tシャツだけ着た眼鏡の女子高生が、裸の尻を高く突き上げている……しかもその肛門には、決して小さ
くはない青いアナルプラグが填っている……
我ながら変態もいいところだ。
拓も用意はいい。
バッグから取り出した小さなビニール袋に、ボトルからローションを垂らし、右手の人差指、中指、薬指
を重ねてコンドームを被せると、袋に指の入ったコンドームを突っ込む。ローションがアナル用の乾きに
くいタイプなのは言うまでもない。
拓は左手指でアナルプラグを慎重に引く。私は息を吐く。
若干の抵抗の後に、プラグがすぽっと抜けた。短い快感。
「おーおー、尻の奥の赤い闇が見える……あー、すぼまってきた」
拓が面白がっている。
『赤い闇』かあ。気になるフレーズ……そのうち小説で使ってみようかな……
ああそれどころじゃない。身体のうずきが醒めないうちに……
「ねえ、指で」
早く、して欲しい。試して欲しい。
とたんに、肛門粘膜に冷たい物が触れた。
ローションだ。
私が息を吐くと同時に、3本の指はためらうことなくぬるりと「中」へ侵入してきた。
ローションの冷たさは、私の粘膜の体温と、コンドーム越しの拓の指の熱とで、すぐに退いた。
自分の指でも、機械でも道具でもないものが、入るべきでない場所へと入り込んでいる。
私のお尻は、3本の指の微細な動きによって広げられ、ゆっくりとした往復動でなぶられていた。
「はっ……ううっ……あっ」
あえぎが止まらない。
「弥生、小説は進んでるのか?」
拓が場違いな事を言い出したので、私はちょっと戸惑った。
「もうちょっと……拓が『して』くれれば、もうちょっとで……」
彼が苦笑しているのがわかる。
「おまえのオヤジさんから聞いたぞ。母上、元・腐女子だって?」
「……ええ」
……パパ、口が軽い。
「『サムライトルーパー』の同人誌に囲まれて育ったんだってな?」
「……そうだよ。『星矢』も『シュラト』も……『キャプ翼』も『幽々』も……」
……ああっ、パパのバカバカ!
「腐女子の英才教育を受けた『生まれながらの腐女子』だったんだな」
「……否定はしない」
……決めた。
帰ってきたら半殺しにしたる、アホ父。
私はあのママの娘で、そして今ではこの男に全てを捧げてるんだ。
それに彼は私のもの。
私を言葉でなぶる口も、私を犯す指も。ううん、身も心もぜんぶ私のものだ。
どんなに私を腐女子としてなぶろうと、拓はヲタであることを超えて「私の一部」なんだ。
この2ヶ月にも満たない交際で、私は「似た者同士の絆」を強く自覚していた。彼は私の鏡だ。
彼は自分がヲタだということをよくわかっている。私も腐女子としての自分を知っている。
拓の言葉は角度を変えれば、私と彼双方にとっての、自嘲、だ。
それはとても恥ずかしく、なのに滑稽で、しかも歓びだ。
真のサディストは、真のマゾヒストでもあり得る――
私は肩越しに振り返る。拓はちょっと意地悪な微笑みを浮かべている。
私は怒っていない。自信を持って言えた。
「そうだよ。
私は腐女子として生まれ、腐女子として生きるべく運命づけられた女。
例え変態と言われても、その道を極めてみせる!」
拓は「はははは!」と笑い、「いい根性だ」と言った。
お尻から指が抜かれる。
「そのままでいろ」
アナルプラグが、再び挿し込まれる……うっ、来る。定位置に納まった。
コンドームを片付けた拓は、「立っていいぞ」と私に言いながら、ハーフパンツを脱いだ。
だが上のTシャツは脱がない。下のトランクスだけを脱ぎ捨てた。
予想どおりに、固く勃起した男性が現れた。私は息を呑む。
今日は、これを自分のお尻に受け入れるのだ。
それにしても、いつにも増して大きいような気が、する……
「もう、するの?」
「見ろよ」
拓は、ベッドを背にしていた私の脇で、ベッドに両手を突いた。
さっきの私と同じスタイルだ。
最初、意図が読めなかった。
次にはっとした私は、拓のシャツの下、臀部の谷間をのぞき込んだ。
白いプラスチックの器具が、拓の肛門から姿を見せていた。
肛門から飛び出した器具の前方突起は、ぶら下がった陰嚢との間――『蟻の門渡り』を圧迫している……
まぎれもない、エネマグラだった。
「あんな事言ったのに、ぶった切って改造しちゃったよ。返せなくなっちまった」
『ドルフィン』独特の、後方の円弧状の弦は、曲がり始めたところで切断されていた。ズボンや下着を履
くのに邪魔だからだろう。もっとも本体強度に問題はなさそうだ。
切断部の先は、サンドペーパーかヤスリの類で、尖らないよう丸く整形されている。
私は、拓が電子工作や微細な工芸技術に長けていることを思い出した。これは職人の改造だ。
その改造エネマグラを、いまの彼は自分のお尻に、自分の手で填め込んでいるのだ。
信じられない。
あまりの素晴らしさに、私は自らの胎内から蜜液があふれ出してくるのを感じていた。
「何で? どうしてここまで?」
「おまえのため」
拓は、ベッドに目を伏せたままでぼそりと答えた。
お尻がぐいぐいと動き、それに合わせてエネマグラがうごめくのと同時に、拓の口から息が漏れる。
私は息を呑んだ。
「くっ、やっぱり来るなあ……
おまえ、小説を書くだけが目的じゃなかっただろ?
変態プレイを追求して、俺も一緒に変態にしたいんだろ?
だからエネマグラをおったけてきたんだろ?」
……あ、あははは。
「……弥生は、本当にどうしようもない腐女子だな」
拓は肩越しに振り返って私に吐き捨てる。顔が赤い。
「あの変な本、読んじゃったよ。最後まで。
それで、おまえのこと思い出して、ついムラムラと……」
「!? ムラムラして、どうしちゃったの?」
私の腐女子回路がONになる。心も体もハァハァだ。
拓はむっとした表情になり、起き上がって私の前に立つと、立てるモノを立てたまま一気にまくし立てた。
「ああ教えてやるよ! この変態女!
毎晩自分の部屋で、こいつにコンドーム被せちゃローション塗って、自分のケツに突っ込んじゃ、ケツを
締めて鍛えるような、間抜けなことやってたんだよ!
今週ずっとだ! いまじゃ、こいつを見ただけで勃起してくるぐらいだ!」
笑い声を上げたくなったが、それ以上のショックで意識が遠くなった。
期待以上だ。
拓、きみって、凄い。
拓はなおも叫んだ。
「もうこの際どうなってもいい! おまえと一緒に変態になってやる!
大体おまえみたいな危ない変質者の腐女子の相手なんて、変態以外にあり得ない!」
彼は思い切り赤面していた――新たな変態開眼の告白だ。
私を変質者呼ばわりし、自ら変態志願を叫んでいる男が、どうしてとても可愛く思えるんだろう?
恥辱心をかなぐり捨てて、私の馬鹿な誘惑に乗ってくれた、この変態むっつりスケベヲタ。
もう……ホントに好きだぞ!
「拓……ありがとう!」
私は拓に抱きついた。
二人そこに抱き締め合い、熱いキスを交わす。
腰から上の映像は、愛し合う恋人たち、として通用するだろう。
しかし腰から下と、イカレたセリフが問題だ。
二人とも、上はTシャツ、下半身は素っ裸。それぞれのお尻にはアナルプラグとエネマグラ。
私のあそこは濡れ濡れで、拓の分身はがっちり反り返っている。
それで一緒に変態になろうなんて叫んでいる……
お互い、素晴らしくお馬鹿さんだ。
私は眼鏡を外した。
二人共に上半身の衣服を脱いで、全裸になる。
「なんか……すごいわ」
私は立ったまま拓に寄り添い、彼のものを手のひらでさすり上げながら、これまでにないほど熱く、固く
なったそれに対する驚きを、正直につぶやく。
「おまえのせいだぞ」と笑い返す拓。
ベッドに倒れ込むといつものように舌を絡め合い、そして拓は私の身体の愛撫に移る。
解いた髪をかき分け、私の右のうなじに舌を這わせてくる。
同時に彼の右手は、私のちっぽけな左胸をゆっくりとマッサージする――
胸をただ揉まれても女は痛いだけだ、と教えてあげてから、拓は全体をソフトに扱ってくれるようになっ
た。その合間に時折、ピンと起った乳首を指先で転がして楽しむのだ。
私にできることはあまりない。けれど二人の身体の間に右掌を差し入れて、拓の張り切ったものをそっと
さすってあげるぐらいのことはできる。
その先端が、カウパー腺液……先走りで濡れていた。
「ほどほどで頼む……けっこう……クるんだよ……エネマグラって。動いてるだけで刺激されるんだ。
そのうえ、弥生と、こうしてるんだからな」
「あ、ごめん……」
拓の切なげな顔が間近にある……男の子が快感に耐えている様子って、可愛い。
それを見つめる歓びのあまり、私の中からはいっそう蜜が流れているようだ。
シーツが汚れる? 替えがある。別に濡れてもいい。
ああ、我は腐女子なり。
拓の舌は私の鎖骨あたりに這い下り、ちょっと自信のない左胸(ブラを着けるときなど、よく確かめると、
左が僅かに小さいようだ)の先端を、舌先で転がす。
二つの貧しい膨らみの先で、乳首だけは一丁前に起っている。こんな胸でも愛してくれるのが嬉しい。
心地良い刺激が伝わってきて、思わず吐息が漏れる。
これ、ボリューム不足もいいところだけど、もし将来母親になったら、赤ちゃんのお腹を空かせないだけ
のミルクは、出るのかな?
ううん、それ以前にこんな私が、いま乳頭に軽く吸い付いている「大きな赤ちゃん」の精を受けて、新し
い生命を育む日は来るのだろうか?
未来のことは、わからない。でも、そうであって欲しいと思う。
そのためにも、もっと彼を知り、もっと彼に知ってもらいたい。
あらゆる事を。
私は彼の頭に、そっと掌を載せた。
それで気持ちは伝わったろうか?
拓は乳房への愛撫を止め、上目遣いに私の顔を見た。
「まだ、大きくなるかもな」
ほら、これだ。苦笑するしかない。
「どうせなら、もっとしてよ」
拓は笑うだけで答えない。左手で私の右胸を愛撫しながら、脇腹のあたりに舌を這わせ、下りて行く。
このコースだと、腰骨辺から身体の中心に移動して、谷間に顔を埋めることになるのだろう、と思った。
それがいつもの彼のやり方だったからだ。
だがこの時は違った。
唇と舌先は、脇腹の途中でいち早くコースを変えたのだ。
そして飛び込んだのは……
「ひはっ!?」
おへその、穴!
<拓>
人間誰しも、耳かきを使ったり鼻をほじったり、ニキビを潰したりした後に、出てきた大きな耳垢や、黄
色く軟質なかさぶた状のハナクソや、粟粒のごときニキビの芯を、しげしげ眺めてみることがあるだろう。
それで
「我が畑ながら、大物が獲れた」
と無意味に感心してしまうクチも、少なくないはずだ。アホらしいことだが。
そして風呂場で独り、ヘソのゴマをほじった後に、毎度毎度指の臭いを嗅いでみて
「……くさっ」
と内心つぶやいてしまう奴も、けっこういると思う。ヘソのゴマなんてクサいとわかっているのに。
……少なくとも俺はそうだ。これら全部に当てはまる。
他人の顔のニキビを見ていて「……ぜんぶ潰して芯を掘り出してみたいなあ……こいつ縛り上げてぶちぶ
ち潰そうかなあ」と思ってしまうこともある。
何しろ思春期の若者の集団だ、クラスに顔じゅうニキビだらけの男も何人かいて、どうもそいつらの顔を
見ると、他人の顔だというのに、そいつをふん縛ってニキビを焼針とピンセットで退治したい衝動に駆ら
れてしまうので困る。
ニキビを潰して膿や芯を抜きたがる奴に、肛門性交への潜在的嗜好がある、という心理学的解析の話を読
んだことがあるが、本当だろうか? 時代遅れのフロイト風解釈に思えるが――
ここしばらくの自分の行動を振り返るに、少なくとも嘘でなさそうな気はする。
それで、弥生を眺める。
弥生は鼻筋をまたいで両頬に至るまでのそばかす持ちで、黙って澄ましている顔は、豹か猫を連想させる。
とてもお茶目だけれど、幸か不幸か肌質自体はきれいで、ニキビはない。
弥生にすれば、そばかすの上にニキビまで出られたらたまったものではなかろう。痕がひどくなる。
もっともニキビ潰し好きならともかく、そうでない奴が他人にニキビを搾られたいとは思わないだろうが。
で、どうするか。
弥生も人間だ、鼻も耳もヘソもある。
しかし、彼女の鼻の穴に指を突っ込んでどうするのだ、という気もする。殴られるのがオチだ。
耳かきならむしろ彼女の膝枕で俺がされたい。
すると残るは、ヘソだ。
弥生の腰は細くて綺麗だ。胸は貧しいけれど、このウエストは海岸で自慢していいレベルだ。保証する。
そのくびれの正面に、形が良くて深い、ヘソの窪みがある。
俺は愛撫の過程で、目に入ったヘソへと狙いを定めた。
そして舌先を差し入れたのだ。ネーブルプレイという奴だ。
驚きとくすぐったさ、それに羞恥心で、弥生は悲鳴とも嬌声とも付かない複雑な声を上げた。
エロティックだ。
「やだよお、汚い……」
「ああ、臭くて変な味がする。これも弥生味だなあ」
俺もひどい奴だ。
実際垢臭い。だがそれが興奮を誘う。同時に弥生の反応も。
内部にねじれの掛かったヘソの窪みを舌で責めつつ、指をクリトリスに移して、つまみ上げる。
弥生の身体が悲鳴と共に跳ね上がる。
「なあ、おまえは卵子段階からやおいの遺伝子入りで、ママのお腹の中で、やおいの栄養分をこのヘソか
ら注ぎ込まれて育ったんだよな?
それで物心付かないうちからやおいの英才教育を受けて、立派な腐女子になったんだな」
弥生はヘソでも感じているようだ。
垢の溜まった不浄の部分だが、舐めたぐらいで死ぬこともあるまい。
俺の言葉に弥生は「拓のバカぁ……」と半泣きだ。
言葉とは裏腹に、彼女の蜜の谷は止めどなく粘液を分泌し続けている。
左手指で垂れ落ちようとするその液をすくい上げ、舐め取る。乳酸系の、健康な弥生の味だ。
拭いきれなかった液体は、彼女の後ろの門に食い込んだプラグの縁を伝って、シーツを濡らしていた。
二つの味に刺激された俺のブツは、強く反り返る。
その動きにつれてエネマグラが前立腺を刺激し、俺は自分の先端から先走りがじわりと漏れるのを感じた。
「……拓、そろそろ」
息を切らしていた弥生が、彼女の膝の谷間に身体を縮めている俺を促した。
ようようと言葉を発した彼女は半ば朦朧としている。あのまま続けていれば、失神していたかも知れない。
俺はうなずいて、「ここでやるか? それとも風呂に?」と尋ね返す。
「お風呂。後始末、楽でしょ?」
<弥生>
私と拓は、「行為」のための道具が入った袋を手に、揃って素っ裸で階段を下りた。
階段を下りる時、脚の動きでお尻のプラグが圧迫される。鈍いきつさと、微かな快感。
拓も同じ気分だろう。
そう、私は生まれながらの腐女子。
腐女子として生まれ、腐女子として生きるべく運命づけられた女。
例え変態と言われても、その道を極めてみせる。
我が家は新築の際に、クライアントでもある工務店社長さんのアドバイスで、高価なのは承知で全ての外
窓を二重式の断熱サッシにしてある。
バスルームもその例外ではなく、分厚い二重の石目ガラスが、中の者のシルエットすら定かでないほどに、外部からの視線を遮断してくれる。
この副次効果で、入浴中も屋外に水音が漏れることはない。少々声を上げても外には聞こえず、好都合だ。
脱衣所でバスタオルのストックを確かめる。
それから、拓と共にバスルームに足を踏み入れた。換気扇を回してはあったが、やや暑い。
新築時に、ユニットバスとはいえ洗い場の広いタイプを選んでくれた両親に、私は内心感謝した。
浴槽のお湯は抜いてあり、私は栓をしてからカランをひねった。
うちのボイラーは大出力なので――これも社長さんの「家庭用ボイラーは馬力差の割に値段差は小さい。
最初からハイパワーにしておくのが得策だ」と教えられたためだ――湯が溜まるまで時間はかからないは
ずだ。蛇口からほとばしる湯の勢いはシティホテルのバスルーム並みに強い。
浴槽に取り付いている私を、拓は後ろから見ていた。
「ねえ拓、二人でお風呂に入るの、初めてだよね」
「……そうだな」
拓の答えは生返事だ。私は振り返る。
水音と共に湯気の立ち始めた浴室に、拓はすっくと立っている。
彼のペニスは怒張している。見事にそそり立っている。
「とりあえずこれ、どうにかしてくれるか?」
拓がぽつりと言う。
そうだ。彼は今日、まだ一度も達していない。しかもエネマグラを挿入しっぱなしなのだ。
出したくて、たまらないはずだ。
自分の忘れっぽさに呆れる。
「ごめんね……一度、抜いとく?」
「頼む」
言うなり、彼はタイル風のビニールシート張りの床に、慎重に腰を落とした。
M字開脚スタイルになり、後ろ手を突きながら壁により掛かる。男性のポーズとしては珍妙だ。
私は最初、浴槽の縁に腰掛ければいいのに、と思ったが、少し考えて「ああ」と気付いた。
お尻にエネマグラが入っているのだ。浴槽の狭い縁に、裸で腰掛けるのは辛いだろう。
「おお……うう……いい」
直後、私は床に腹ばいになって、拓の股間に顔を埋めていた。
口の中で、熱いものが脈打っている。
男性のあえぐ様子も、我が劣情を刺激してくれる。拓は演技でなしに、内と外からの刺激でどうしようも
なくうめいているのだ。
私は唇を丸めて硬いものをしゃぶり上げ、裏筋のつながりを舌で舐め上げつつ、陰嚢の裏側に隠れたエネ
マグラの前突起をつまみ、小さく動かしてやった。
「うっ、効く――」
小さな叫び声がした。
拓が、弾ける。
青臭く少し苦い液体が、私の口腔内の隙間を満たす。どくん、どくんと。
脈動が静まるまでの間、私はその生命の液体を飲み干すことに集中する。
ちょっと苦しいけれど、彼を喜ばせてあげられたんだ、と思うと、苦痛も退く。
拓の落ち着きを確かめ、やっと口を離した。
「……良かったぞ……これは、入れたままでいい」
拓の満足げな声がした。これ、とは、エネマグラのことだろう。
同時に私の腕が掴まれ、直後、私の身体は拓の腕の中まで引き寄せられていた。
彼は私を抱き寄せ、強引に唇を重ねて、侵入してきた。
……自分の精液が残っている口に、自分の意志で……
凄いよ……狂った、気持ちいいキス。
私たちの傍らでは、蛇口からの湯がどぼどぼと浴槽に溜まり続け、全てを湯気で覆っている。
<拓>
もしもだ。
自分でしごいてコップかオナホールに射出した自分の精液を、その場で飲め、と言われたらだ。
俺は断固拒否する。イヤ過ぎる。
なのに、自分のチンポと間接キスするような真似に走ってしまっている。
いま俺が抱き締めている、黒髪を長く伸ばした細身のそばかす顔の娘の口に出してしまった精液は、平気
で味わえてしまうのだ。
精液は彼女の唾液で希釈され、そのブレンド液は独特の「旨味」を感じさせるばかりか、俺にとっての強
力な催淫薬となっているようだった。
キスを交わしている間に、股間のものがさっきと変わらないほどに力を取り戻し始めていた。
2ヶ月前まで「顧みるに値しない腐女子」と黙殺していたような相手と、こうなってしまうとは……
人生って、わからん。
俺と弥生は、そのまま2、3分ばかり、互いの口の中を貪りあった。
俺は弥生の口の中に引っかかった精液の残りカスをくまなく舐め取ろうとするかのような勢いで、弥生は
俺の口の中に回収された精液を俺の唾液共々奪い返そうとするかのように、激しく。
それは本能的なものだった。
タイマー付きの蛇口が「0」になり、浴槽の水音が止んだことで、俺たちの動きも止まった。
弥生と俺は、顔を離して見つめ合う。
「拓……」
「いよいよ、かな?」
弥生は立ち上がった。
「それで、お願いしたいんだけど」
ためらいがあった。
「今回だけ、ゴム無しで私の中に出してくれる?」
相変わらずチャレンジャーだ、この女……
唾を呑み、ちょっと考えた。
リスクは俺が尿道炎になりかねないことだが、生というのは確かに強烈な関心をそそられる。
尻は一応洗浄済み。事が終わったらすぐに排尿、洗浄すれば、かなりの確率で雑菌侵入を回避できるだろ
う、と思う。
万一にせよ、エイズウイルスほど致命的ではあるまい。彼女が身体を許した相手は俺一人、俺が身体を重
ねた相手も彼女一人、だ。
「わかった」
俺は口元を歪めながら答えた。
湯気の立ちこめるバスルームの床に、弥生は四つんばいになった。
アナルプラグに指をかけ、弥生の息に合わせて慎重に引き抜く。
プラグが抜けるのと同時に、弥生の「うっ」といううめきが聞こえた。
俺はシャワーヘッドを左手に取って栓をひねり、開きかけた肛門に向けて湯を振りかけた。
右手で括約筋の縁をマッサージしながら、腸液と汗とローションが混じった液体をいったん流し落とす。
「ローション、たっぷり使ってね」
目を伏せたままでささやく弥生の声には不安の色が混じっていた。
その身体は緊張して、小刻みに震えている。
小さく「わかってる」とだけ答えた。
「任せてくれ」
シャワーヘッドを傍らに置いて、すぼまったアナルに顔を寄せ、キスする。
弥生の小さなあえぎが、俺の劣情を誘った。
ボトルをしぼってアナルローションをたっぷりと手に取り、俺に全てを捧げようとしてくれている、馬鹿
で愛しい腐女子の尻に、指を差し入れ丁寧に塗り込んでやる。
体温と弾力が、ぬめる指に伝わってくる。
弥生は短い呼吸で刺激に耐えていた。
俺は続けて、固くなった自分の分身に、たっぷりとローションを塗りたくった。
窓から差し込む陽射しの明るさに、濡れた亀頭がてらてらと光っている。
弥生の左尻を左手で押さえ、割り広げながら、右手で支えた勃起の先端を、小さなすぼまりにあてがった。
「行くぞ。大きく息を吸うんだ」
そして俺は、身体を推し進める。
「はああぁぁぁぁぁ……」
弥生の絞り出す、これ以上ないというくらいに欲情に満ちた声と共に、亀頭は広がった肛門にあっけなく
呑み込まれた。
その通過の瞬間、俺は肉体と精神それぞれに、異様な高揚感がこみ上げてくるのを感じていた。
熱かった。
計画が狂ったがとりあえずできている分まで。次でフィニッシュ予定。スマソ。
すごく…GJです…
恋する乙女は腐女子だろうと変態だろうと可愛いのう
>>781 ありがとう!
さっきから左手の摩擦運動が止まらない
右手はマウs・・・
最高傑作できました><
お前たちに読む権利をやろう
人妻がヤクザの車に追突
↓
「四つん這いになれ」 「なれば子供を返していただけるんですね」などの
会話を経て全裸に。
↓
指でアナルをほじくられ、「汚い穴だなぁ」などと罵られる
↓
息子のクンニで「アッー アッー!」と悶える
↓
ヤクザに局部を見せながら2人の子供に尻の穴を見せる。「気持ちいい!」と悶えながら
女性自身を濡れさせる。このあと、子供の一人がコンドームをつけ、人妻に背後から
挿入。「アッ、アッ、アッ、アッ!」と人妻は濡れながら声をあげる。
↓
ヤクザも加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだった人妻が一転、攻勢に出て、
ヤクザを下にして犯し始める。小刻みに腰を振りながら、「アッー、アッー、イク!」
と叫んで、人妻もヤクザの腹に勢い良く潮吹き。
あとケツに棒差し込んで3回まわって「ワン」と吠えたらしい。
糞して寝ろ(笑)
コピペ改変だよ
TDNって有名なネタだと思ってたんだが
TDNネタを知ってる奴と中身の方まで調べた奴はイコールじゃないと思うが
TDNってアレか
アッーの元ネタか
最近だらしねぇな
こ、このだらしないお尻を躾けてやってください……
…ダレモイナイ…投下スルナラ今ノウチ
♪ Å
♪ / \ ランタ ランタ
ヽ(;´Д`)ノ ランタ タン
(へ ) ランタ タンタ
> タン
今作は若干の結城○雨臭がするかも知れません
796 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:50:17 ID:1h0OXD0S
0.深窓の令夫人
その部屋は、廃棄物の投棄場所のようであった。
足の踏み場もない程に散乱する衣類、ゴミ袋、弁当の空容器。窓までが塞がり、昼夜も分からないその空間で、1人の令夫人が後ろ手に縛られたまま蹲っている。
麗しい女性であった。背中に遊ばせる艶やかな黒髪、零れる様に膨らんだ胸、つきたての餅のような肌は、若い娘とは異なる匂うような色気を湛えている。
腰や足首など締まるべき所は締まったその体は、若い頃にスポーツなどで鍛えていなければ作りえない一種の造形美といえた。
身に纏う柔らかな雰囲気は、彼女が子を持つ母であることを如実に物語る。
美貌の令夫人――古瀬沙代子(こせさよこ)は、その可憐な唇におよそ似つかわしくない醜悪な剛直を口一杯に咥え込まされていた。銀色の唾液を散らしながら必死に怒張を口から引き抜き、息も絶え絶えに叫ぶ。
「かはっ!も、もう堪忍して下さい…。帰らないと、家に、か…帰ら、ないと…!!」
「うるせぇ!勝手に喋くってるんじゃねぇよ!!」
夫人の悲痛な懇願は、眼前の男が彼女の髪を掴んだまま腰を突き出したことでかき消された。顎がきしみ、喉の上側を硬い剛直に削られ、沸きあがるむかつきに沙代子は思わず喉奥を狭める。
男は令夫人の口粘膜に亀頭をくるまれ、快感に低い声を上げた。その快感をさらに貪るべく夫人の頭を前後に揺さぶる。後ろ手に縛られた夫人は為すすべもなく、口を目一杯に開いたままで喉奥を蹂躙されるしかなかった。
男のたるみ腹の脂っ気と毛のざらつきが再び頬を汚しはじめる。
「ぐお、こっ、おおう、んむぉぉおう、ごっ、ごぉ……おおおぉおお!!!」
剛直は時に脈打ちながら沙代子の口腔を太く穿ち、可憐な唇の端からは泡立った濃厚な唾液がひと抜きごとに溢れ出ていた。
797 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:51:27 ID:1h0OXD0S
「こっちを見るんだ」
夫人の前に仁王立ちになった男に命じられ、沙代子は瞼をあけて赤くなった瞳を晒した。男はその瞳と、吸気を求めてひくつく美しい鼻梁、そして醜く尖った赤い唇を眺め回す。腰をつくと、沙代子が苦しげに喉をならし、ぬるみに包まれた亀頭がきゅうきゅうと圧迫される。
自分が令夫人の清らかな唾液を湛えた口腔を犯していると何より脳髄に認識させた。男はサディスティックな快感が背をイモムシのように這い登るのを感じ、同時に強烈な充足感が股間を疼かせた。
「ぐうっ、出るぞ!!」
二度ほど腰を素早く打ちつけ、男は身を震わせて沙代子の口内に精を放った。
「ん、んむうう!」
喉の奥にねっとりとした質量が貼りつくのを感じ、沙代子は息を震わせた。上から全部飲めよ、という男の声が降り、何度か唾液と共に嚥下を繰り返す。
生臭い。
よほど好いている相手の物でなければとても口に出来る代物ではない。まして、彼女は目の前の男になど微塵の好意も抱いてはいない。あるのは汚辱感と、恐怖と、あとはほんの少しの、彼女自身がまるで理解できない何かの感情だけである。
798 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:52:11 ID:1h0OXD0S
「出すときは出すのねぇ。お嬢さんが精子で窒息死するんじゃない?」
沙代子の後ろでショートヘアの女が鼻を鳴らした。彼女は飽くことなく荒れた手で沙代子の豊かな乳を揉みしだいており、たまに乳裏をしごきあげて乳首をつまむ。出産と授乳を経て成熟した沙代子の乳房は次々と母乳を噴出し、床には純白の飛沫がおびただしく散っていた。
「ああぁっ……。やめて、絞らないで……」
令夫人は上気した頬を左右に振り、何かを振り払おうとする素振りをみせた。その動作に女が満ち足りた笑みを浮かべる。
「何故?これでも女よ、乳の操り方ぐらい心得えてるつもり。ほぅらお嬢さん、またお乳から射精してるじゃない」
きゅきゅっとしこり立った乳首を磨かれ、形の良い乳房を白い線が伝ってゆく。射精とは言い得て妙で、沙代子はその瞬間に甘い痺れを感じてしまっていた。茂みの奥が熱を持っているのがわかる。胸から繋がる身体の芯が疼く。
(嘘よ…。口での奉仕を仕込まれて、乳線を弄繰り回されて、感じてしまうなんて…私は、そんな……っ!)
目を閉じて甘い夢想に浸り始めた沙代子を引き戻したのは、まだ何物をも迎え入れた事のないアヌスへの突然の刺激であった。女がその長い中指を深々と直腸内に挿しいれ、蠢かしているのである。
「きゃあああっ!!ど、どこに指を入れているの!やめて!」
令夫人の初心な反応に、男と女は口元を綻ばせる。
799 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:52:43 ID:1h0OXD0S
「どこって、お尻の穴に決まってるでしょう。きゅうきゅう締め付けてて可愛い…。旦那様はこの見事な尻を見て、弄くりたいとは言わなかったの?」
「そ、そんな変態じみた事、私たちがするわけ無いでしょう!」
「ふふ。変態じみた事…ね。いい年しておぼこい事。変態じみた事っていうのは、こういう事を言うのよ」
女が言葉を終えないうちに、沙代子の腸内を急な冷たさが襲った。それも一度ではない、2度、3度と体内に噴射される。
「きゃっ、ッ、冷たい!な、何、何を入れたの!?」
「何て事ない、薬局にでも置いてある薬よ。お嬢さんを素直にする薬…。そして、麗しいお嬢さんが身体の皮一つ下に隠した汚れを、あたしらに懇願しながら盛大にぶちまけてくれる魔法の薬。」
女は嗜虐的な笑みを浮かべて言った。沙代子がその言葉の意味を理解するより、薬液が細い腰の中で鳴動する方が早かった。
「くっ!!ま、まさか…、これ……! ………あ、あああああああ……ッ!!!」
あまりに衝撃的な事実に行き当たり、沙代子の脳髄が萎縮する。
「たぁっーぷり我慢して綺麗にするのよ。これから可愛がられる穴なんだから」
女は手に持った極太のアナルプラグに多量のローションをまぶし、沙代子の慎ましいアヌスに宛がった。女の手に筋が浮くと、それがめりっ、めりっとアヌスの皺を伸ばして沈み込んでゆく。
800 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:53:07 ID:1h0OXD0S
「ぐっ、ぐぐ、う…っ!」
沙代子が息むのを押し返し、流線型のフォルムをしたアナル栓は、突如ずるっと令夫人の腸内へと飲み込まれた。括約筋が千切れそうな感覚に沙代子は狼狽するが、もはや力を込めてもひり出すことは出来ない。
「さぁ雌牛さん、お勉強の時間よ。楽になりたければ私たちに忠誠を誓いなさい。『私は惨めなエネマ奴隷です、家族のいる家に帰れなくても構いません、私のおまんこもお尻の穴も、体中の穴という穴を貴方達の為に捧げます』ってね」
女の出した提案に、その内容に、沙代子は言葉を失った。
「い…言える訳、ないじゃない……そんな事…!!」
下腹部に渦巻く鳴動に汗を流しながら、令夫人は首を振る。
男達は悠然とゴミ山の中に座り込むと、苦悶する美貌をビデオに収めながら下卑た笑みを浮かべる。
「家族が大事なら腹ワタが腐るまで耐えりゃいい。俺たちは美人が苦しむ顔を眺めても、排泄の瞬間ってぇ決定的な弱みを握るのでも、どっちでもいいからな!」
男と女の笑い声の中、古瀬沙代子は歯を喰いしばった。
801 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:54:51 ID:1h0OXD0S
0-2.
堀合利恵(ほりあいりえ)は異質な11歳であった。
相手の顔よりその心を見るような醒めた目。授業中でも突然うわ言を語る性質。
それらは利恵に備わった類稀な霊感に起因する。
彼女がまだ母親の胎内にいた頃、その首にはへその緒が半ば癒着しており、そのままの出産は窒息死の可能性が高いと言われていた。
手術は難しく、母親は彼女が生まれるまでの数ヶ月間、毎日祈り続けたという。
生まれたこと自体が奇跡として紙面を飾った彼女に霊感があるのは、ある意味自然かもしれない。
彼女は嘘や隠し事、後ろ暗い事を本能的に看破する。さらにはそれをさらりと暴露する利恵自身の幼さもあって、教師でさえ彼女を避けているのが露骨であった。
さらさらの髪や北欧系の造りの顔は、将来を大変に期待させるのであるが。
利恵は今日も教室の隅で、手を握ったり開いたりを繰り返し、教室中から白い目で見られていた。
「うん…今日は、わたしの身体…」
利恵は呟く。霊にとり付かれ、何度か命の危機に瀕した彼女からすれば当然の事なのだが、それを他人に言っても理解されないのはもう分かっていた。
利恵は他人を拒否しない。本当は歳相応、友人と語らうのを夢見る心も持ち合わせている。
だからクラスメイトの古瀬明海(こせあけみ)が相談を持ちかけてきたとき、彼女は必ずその思いに応えようと、静かな瞳で決意していた。
802 :
泥濘の底:2008/05/05(月) 06:55:39 ID:1h0OXD0S
「お母さんを…探る……」
「うん、堀合さんなら出来るかな、と思って…。お父さん、お母さんは浮気してるんだって。預金が勝手に下ろされてるし、帰ってくるのが朝だったりするし、様子もおかしいから絶対に浮気だって。
でも、お母さんそんな人じゃないもん!優しくて、綺麗で、おいしいご飯作って…、笑って…くれ、る……!!」
言葉を紡ぎ切れず泣き出す明海の手に、そっと利恵の手が重ねられる。
はっとして明海が顔を上げると、すでに利恵の瞼は閉じられていた。
(可愛い…)
赤子の寝顔のようなその様に、明海は思わずそう感じた。
利恵の意識は明海を通し、深い、深い泥濘へと沈んでいく。明海の母の心へ。
暗闇の底に浮かんだ部屋は、まるで廃棄物の投棄場所のようであった。
続く
速攻で利恵へのアナル責めやアナオナを期待した俺はダメ読者
804 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 12:37:03 ID:Z1MM6Pcd
>>798-802 期待させてくれる
以前にも書いたことがある?
あるなら該当スレを教えておくれ
できればリンク付きで
感想有難うございます。続きを投下します。
>>804 このスレに何作か投下しています。
あと鬼畜系スレで、不自然にアナル特化しているものは私のかもしれません
806 :
泥濘の底 2:2008/05/05(月) 16:52:27 ID:1h0OXD0S
1-1.
堀合利恵が古瀬沙代子の交霊を始めて数分後、クラスは一瞬にして静まり返った。
原因は、利恵の腹部から漏れた雷轟の如き濁音である。
「うっ…、ぐ、ぐうううううっっ!!」
「ほ、堀合さん!大丈夫!?」
急に眉をしかめ始めた利恵を見て、古瀬明海は狼狽を隠せずにいた。
交霊によって身体的な変化が生じたのであろうか。彼女は母・沙代子の心を投影し、明らかな苦悶の表情を浮かべている。額からじわりと汗がうき、小鼻をつたって顎から落ちる。
クラスメイトは息を呑んだ。
湖底のように醒めた瞳で、いつも憂いの表情を浮かべている利恵。変わった娘だと噂しつつも、彼女に憧れる者は学年・男女を問わず存在した。その利恵が、明らかに便意の限界といった腹の鳴りに顔を顰めているのである。
利恵の桜色の薄唇がわずかに震えた。
「ご…ご不浄に、ご不浄にいかせてください…!お、お願いです…!!」
その言葉に、明海が目を見開く。
『ご不浄』などという時代めいた言葉を使うのは、母・沙代子ぐらいのものである。
明海の表情に、利恵ははっと我に返った。
(いけない……この子に…これ以上を見せちゃ……!)
尾てい骨が軋むような感覚を覚えながら、利恵は椅子を蹴って立ち上がる。両腕が動かない事から、沙代子夫人が腕を拘束されている事が伺えた。
「へ、平気…!少し、待ってて…!!」
スクワットを限界まで行ったように笑う膝を叱咤し、壁に肩を預けて教室を這い出る。
アヌスが限界まで拡がっているのがわかった。その奥では液状の何かが渦潮のように荒れ狂い、腸壁を絞り上げ、叫びだしそうなほどの蠕動を行っている。腸がねじれる苦しみに、利恵は嘔吐さえ覚悟した。
階段の途中、利恵はぺたんと膝をつく。階下の化粧室までは望むべくもない。彼女の幼い脚では、明海の視界から隠れられただけでも上出来であった。
(いったい…何をされてるの…!こんな便意は…はじめて……!!)
野次馬のような級友が回りに群がる中、彼女は脂汗を垂らしながら奥歯を噛みしめた。
807 :
泥濘の底 2:2008/05/05(月) 16:53:26 ID:1h0OXD0S
1-2.
混然とした部屋の中央には、尻を高くつき上げたまま後ろ手に縛られ、犬のように四つん這いになって膝と頭だけで身体を支える沙代子の姿があった。小刻みに震える艶めかしい体は、頭から湯をかけられたように熱気と汗を帯びている。
夫人のつつましい蕾は黒く太いプラグによって皺のなくなるほどに拡がっていた。定期的に蕾が盛り上がり、へこみ、溢れた黄色い雫を腿に伝わせる様は、中の圧力がどれほどのものかを残酷に物語る。
当然である。初めてイチジク浣腸3つを迎え入れ、すでに20分以上が経過していた。まず並の精神力なら、情けなく腰を抜かして噴出している頃だろう。
「ずいぶんと耐えるじゃない、奥さん」
女がアヌスに埋め込まれたプラグを指でとんとんと叩くと、沙代子の身体がぶるりと震え上がった。
「や…やめて……!」
崖に指先を引っ掛けて留まっているに等しい沙代子には、たったそれだけの刺激でも神経をヤスリがけされるようである。
「止めて欲しければ、ちゃんと教えた通りに懇願なさい。ウチは躾けに厳しいの」
女は罵りながら、沙代子の餅のような尻を掴んだ。そのまま腰を宛がい、プラグを押し込む。
沙代子が小さく唸るのに気をよくし、彼女は引き締まった腰を繰って強く腰を打ちつけ始める。プラグを男根に見立てたアナルファックのように、極太の質量が夫人の括約筋をぎちぎちと軋ませた。
808 :
泥濘の底 2:2008/05/05(月) 16:54:22 ID:1h0OXD0S
「ああああ、くああぁああああっっ!!!」
沙代子は足の親指をきゅうっと内側に反らせて絶叫した。アヌスが喘ぐように開閉する。涎を溢すように黄色い液を床に溢してゆく。
「いい声よ奥さま、生まれて初めて、不浄の穴を滅茶苦茶に犯されてみましょうか。
ほぉら、ずんずん、ずんずん…感じるでしょう。うんちがしたい、したくて堪らない?
でも、こうしてあたしが押さえてる限りはさせないわ。懇願するまでね」
女はいよいよサディスティックな笑みを浮かべ、沙代子の桃尻を撫で回した。弾力のある肉に加え、内側から強い力が脈打ってくる。女は笑った。
「ああ、たまんねえ…。美人って奴は、糞を我慢するのさえ絵になりやがる。
それをひりだす時の顔を、全部撮ってやるからな、泣き叫んで、乱れてくれよ!!」
男は上に反り返るほどに勃起した逸物を扱きながら、右手でビデオを回し続けていた。
彼はしきりの鼻をひくつかせている。
暗い部屋は、沙代子の放つ生臭い汗の香りで蒸し蒸していた。
夫人が獣のような低い叫びをあげたのは、それから数分後であった。
「ああぁ゛あ゛ああああーーッ!!もう、もうお許しを、壊れてしまいます!!
わ、私に、佐代子に、どうか、どうか排泄の許可を下さいまし!!」
女が腰を打ちつけてプラグを押さえても、その極太の周りからあぶくの様な濁り汁が噴出しており、もはや耐えうる限界を超えている事が明らかであった。
「『私は惨めなエネマ奴隷です、家族のいる家に帰れなくても構いません、私のおまんこもお尻の穴も、体中の穴という穴を貴方達の為に捧げます』でしょう?」
プラグを必死に押しとどめながら、女が囁く。
しかし沙代子は膝立ちになり、滝のような涙を溢しながらもそれを拒んだ。泣きはらした赤い目には、鬼気迫るとさえ言える気迫があった。
「女は弱し、されど母は強し…か。たまんねえ…たまんねえなあ!」
男は感極まった顔で叫ぶ。彼はその状態になっても誓約に従わない女性を見たことがなかった。それは女とて同じである。
「ふう。出来ればこのままいつまででも我慢させ続けたい所だけれど、仕方ないわね。
じゃあビデオに向けて、このセリフを囁きかけるだけでいいわ。いい?…」
809 :
泥濘の底 2:2008/05/05(月) 16:56:24 ID:1h0OXD0S
1-3.
利恵にとって、それはとてつもない感覚であった。
腸の中に便がなく、液もないというのに、ただ空気のような「感覚」だけが直腸をめちゃくちゃにひねり回している。
全身に汗が噴出し、高熱があるように頭ががんがんと痛み、止めるだけで精一杯の吐き気が常に喉元を巡る。
人間の限界を超えた我慢が、彼女の華奢な身体に絡み付いていた。
あまりのつらさに何度も排泄欲に身を投げ出したが、利恵の場合はまるで意味がない。彼女が感じているのはあくまで感覚としての排泄感であり、沙代子が解放されない限りはその負担が消える事はないからである。
沙代子とのコンタクトを断つという事もまた、不可能であった。余りに強い霊能を持つ彼女は、相手をイメージするだけで感覚がリンクする。今の今まで強烈な排泄感を共有していた相手の事を急に忘れるなど、出来るはずもない。
「うう…う、くうう、うっ……!!」
利恵は小さな身体を震わせながら、指で肌を掻き毟った。脳髄が焦げそうであった。
『生まれて初めて、不浄の穴を…犯され…しょうか。
ずんずん、ずんずん…感じ……でしょう。うんちしたい、したくて堪らない…?
させないわ。 …願するまで……』
ノイズが耳の中に響いてくる。
いやらしい言い方、女としての尊厳をくすぐられるような声。
「おい、大丈夫か!具合が悪いのか」
教師の声で顔をあげると、いつのまにか彼女の周りには人だかりができていた。
階段でうずくまり、出産でもするかのように息みながら滝のような汗を流しているのである。当然といえば当然であった。
しかし、利恵はその状況に絶望感を感じた。もう括約筋の限界が近いのは分かっている。
誰にも見せたくない…
810 :
泥濘の底 2:2008/05/05(月) 16:56:46 ID:1h0OXD0S
「わ…わたしは…」
唇がひとりでに開閉をはじめるのを、利恵には止める事ができなかった。
沙代子が何かを言おうとしている。やめて…やめて。と少女は涙を溢す。
「わたしは、恥知らずな変態女です。浣腸をたっぷりとご馳走になって、皆様の前でひり出す事に喜びを感じてしまう女です。皆様、どうか私が排泄する様をご覧になってください。綺麗になったアヌスをじっくりと開発され、腸を犯されるだけで達するようになっていく私を…」
周囲にざわめきが起こる。
やっぱり変な子じゃない…。アヌスってケツの穴だよな…?
利恵は涙を溢しながら、沙代子の今際の時を味わった。
内容物もないまま括約筋が伸びきり、腸が激しく蠕動し、気が抜けてゆく感覚には、か細い悲鳴を上げずには居れなかった。
すべてを出し切った利恵は虚ろな目を虚空に泳がせ、抜け殻のように崩れ落ちる。
涙にぼやける視界に、ビデオを持って嬉しそうに駆け寄る男と女が映った。
耳の奥にはこの世の物とは思えぬほど切ない鳴き声が、いつまでも、いつまでも響いていた。
続
811 :
803:2008/05/06(火) 01:28:39 ID:Bf9S7FYQ
予想を上まわる利恵への責めに大興奮しつつも
これほどの変態プレイを経験してなお利恵の身体は純潔のままであり、
にもかかわらず今まさに自の口から出た言葉によって人生崩壊寸前
という2重3重のギャップにますます興奮'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
812 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:31:58 ID:9YCaWtoP
残酷なエンドだけはやめて><
なんだこれ面白いわ
すごいのきたな
ものっそ楽しみだわ
815 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:17:57 ID:gZXL9sP2
感想有難うございます。
前回の話は2−1〜3でした、訂正。
816 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:18:24 ID:gZXL9sP2
3‐1.
古瀬沙代子は腹部に当たる皮の感触で目を覚ました。
身を起そうにも、手首と両の足首が繋がれ、身じろぎもままならない。
分娩台のようなものに腹ばいの状態で拘束されている。
辺りの様子も先刻までの荒れ果てた部屋とは違い、ホテルの一室のようである。
もっともホテルとはいえ、如何わしい方の、ではあるが。
排泄姿をビデオに撮られ、さんざんに罵られたショックはまだ感じられない。
ただ泣きはらした目が痛み、頭がかすみ、胸に穴が開いているようだ。
「あら、お目覚めね」
女の声がする。
振り返ると、ゴム手袋を嵌めた女が沙代子の引き締まった尻を揉み解していた。
「ここは…?」
「プレイルームよ。身体の中の汚物を出しきった貴方に、ゴミ部屋は似合わないものね。SM道具が色々と揃ってるから、奥様の体中を開発して差し上げられるわ」
女は言いながら、くちゅくちゅと沙代子のアヌスにゴム付きの指を出し入れする。
ラテックスのすべらかな感触と共に、ゼリー状のぬめりが指の長さだけ塗り込まれてゆく。
「くっ…」
「あら奥様、お尻の穴に指を入れられて感じてるの?」
女は嘲るように言うと尻穴から指を引き抜く。ぬとっとした糸が引いた。
817 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:18:56 ID:gZXL9sP2
「さあ、入り口もほぐれたことだし、今度は中の拝見ね」
女が嬉々として手に取った器具に、沙代子は驚愕を隠せなかった。
それは鵜のくちばしのような、長く胴回りのある拡張期であったからだ。
「ふふ、そう硬くならないで。体内を傷つけるようなヘマはしないわ」
女はその銀色の嘴をゆっくりと沙代子の蕾に沈めていった。
冷たさが長く太く腸内へ染み渡る恐ろしさに、沙代子は唇を噛む。
きゅるきゅるっとネジを緩める音がすると、今度はそれが奥から開き始める。
沙代子は音のない叫びを上げた。
腸の最奥へ空気が吹き抜ける。直腸がガラス張りになったように冷たい。
「うわぁ奥様、と…っても綺麗。西瓜の果肉をくり抜いた様な鮮やかさね」
腸を覗いた女の歓喜を、夫人は恥じ入るようにして聞いていた。
818 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:19:34 ID:gZXL9sP2
くちゃっ…くちゃ…くちゃっ…くちゃっ…。
部屋内には粘りをもった水音が間断なく響いていた。
「どう、大分くつろいできたんじゃない?」
這ったまま臀部を突き出した沙代子の後ろで女が問うた。
その指の動きはまるで耳掻きのようである。狭い穴の奥深くを先端の丸まった棒で擦る。
そのくすぐったさや痛みを超える快感は、恐らく知らぬ者などいないだろう。
「ふ、…くう……ッ!そんな、私は…!」
令夫人は悶えながらもかぶりを振る。
しかし沙代子の昂ぶりは、彼女自身の身体が証明していた。
分娩台を挟む両脚からはしとどな汗が流れ、膝から床へと滴り続けている。
女がくっくっとアナルスティックを捻って腸の奥を突けば、それに倣うように沙代子の腰が跳ねる。
女は沙代子の茂みに手を潜らせた。
「ああっ」
肉のあわいに長い指をくわえさせて可愛がると、泡っぽい音が立つ。
夫人の息もたちまちに鼻にかかった甘いものとなる。
薄い肉ビラであったそこは今や唇のような厚ぼったさとなっている。
指を美味そうに咥えこみ、とろとろと涎を垂らす秘唇。
「いやらしいこと」
女が囁いた。
女は極めて冷静にアナルスティックを抜き去り、一回り大きな物に取り替える。
2本指よりやや細い程度であろうか。
そのペースは彼女の常よりも早く、沙代子の括約筋が極めて伸縮性に富むすばらしい物である事は疑うべくもなかった。
無論、感度はいうまでもない。
819 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:20:26 ID:gZXL9sP2
「何も恥じる事はないわ、奥様。私は職業柄慣れているもの。
お尻の穴の何処をどう突けば女を濡らすか。どうお豆を擦れば泣きを入れるか。
相手の体型と感度から、大体はわかるつもり。訓練を積んだ諜報員でもない限りね」
女は言いながら、それを証明するかのごとく沙代子の腸を穿った。
太さを増したスティックをぐっぐっと数度強く押し込むと、やがて開ききった沙代子の腸から「ぐじゅっ」と水気を含んだ放屁のような噴射が起こる。
女はそれを確認したうえで、さらにその噴出の根元を擦りまわした。
結腸から感極まったような熱い飛沫が滲み出ているのが見える。
「ああ、あぁああ…――いやあ゛…っ!!」
夫人の口から惑うような悲鳴が漏れ、足の指が強く握りこまれてゆく。
「そうよ、そう。直腸は人間が日常的に排泄に使う臓器。弄くられると誰でも堪らないの。あたしだってよ。ああそれから……貴方の“妹”も、だったわね」
女が意味深に言うと、沙代子の表情が強張った。
それを知ってか知らずか、女はいよいよ容赦なく沙代子の尻の穴を弄くりはじめる。
肛門鏡で奥の壁まで覗けるほどに広がりきった直腸から、肉くさい臭気が漂いはじめた。
女はスティックと指を使い、笑みを浮かべながらも淡々と夫人のアヌスを開発してゆく。
よほど巧みであるのだろう。
沙代子はヒップを突き出したあさましい格好のまま、美しい脚を激しく震わせる。
「あああ…ッううう!止めて、後生です!これ以上されたら、駄目、私…もう……!!」
歓喜か恐怖か、震える声でそれだけを伝えた夫人は、その後は天を仰ぎながら賛美歌のようなソプラノを響かせるばかりであった。
精密機械のように休まず尻穴をこねくり回すスティックと指。
その間からは、潤滑油と混ざった体液がとろとろと涙のように零れ続けていた。
820 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:21:06 ID:gZXL9sP2
3‐2.
帰宅した直後、堀合利恵はエプロン姿の母に抱きついた。
「……ママ……」
利恵の母は一瞬うろたえる。
達観した所のある娘であった。話しかけても静かに頷くばかり、「ママ」などと呼ばれたのはいつ以来であろうか。
「まぁ、一体どうしたの?このちびちゃんは」
母親は優しく語りかけながら、汗でしなびた娘の髪を撫でる。
なまじ霊感が強すぎるあまり、娘が学校になじめていないのはわかっていた。
かといって保護者が介入すれば解決する問題ではなく、母親はただ精一杯の愛情をもって幼い娘を見守るしかない。
「何か…あったの?」
母親が問うと、利恵は黙ったまま母の柔らかな胸に顔を埋める。
くんくんと匂いを嗅いでいるのがわかる。母は可憐な娘をやさしく抱きしめた。
「……何でも…ないよ」
母の温もりと香りで落ち着いたのか、利恵はいつものように清冽な瞳で身を離した。
母は階段を上がって自室に向かう娘をじっと見守る。
白いうなじ、ほっそりとした腰、スカートから伸びる足。
身内贔屓を抜きにしても、端整な幼い果実は極上の甘みを醸しはじめている。
『あの子の身体が、どうか望まぬ蹂躙を受けませんように』
母は1人、そっと祈りを捧げた。
821 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:21:45 ID:gZXL9sP2
自室のベッドに身を伏せると、突然胸が痛み始めた。
公衆の面前で余りにも不埒な言葉を発し、擬似とはいえ排泄を晒したのである。
罵りの言葉、ぎらぎらとした目、荒い鼻息。
(もう……生きていけない…っ!)
蔑視されるのは慣れているつもりであった。
しかし所詮は物心ついたばかりの不安定な精神である。
「…っく、う、うううう…っ!!」
枕に顔を埋めたまま、少女は嗚咽を漏らした。いつまでも、いつまでも。
枕はいつも母が干してくれるのでふかふかだったが、とてもあの温もりには及ばない。
もう一度抱きつきにいきたい…。
『お母さん!』
利恵は目を開いた。
『お母さん、そんな人じゃないもん!優しくて、綺麗で、おいしいご飯作って…、笑って…くれ、る……!!』
ぽろぽろと涙を溢すのは、クラスメイトの古瀬明海である。
『堀合さんなら出来るかな、と思って…。』
胸がざわりとした。母を恋しがるのは自分だけではない。もっと切実に、母を助けたい、その胸に安心して飛び込みたいと願っている少女がいる。
利恵はその母親の泣き声を聞いた。
縛められたまま洗面器に排泄する姿をビデオに撮られ、匂いをなじられ、強要された台詞を復唱され、その場で舌を噛み切るのではないかと思えるほど切なく号泣する古瀬佐代子の心を、世界でただ1人知っている。
死にたい、死にたい、死にたい…!でも、あの人が、あの子が!!
その想いが脳髄を焦がした事を覚えている。
利恵は涙を溢した。しかし、自分の受けた羞恥からではない。
822 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:22:26 ID:gZXL9sP2
第六感には捜索能力が深く関わる。
本能で物を探し当てたり、帰巣したりは野生動物の得意分野である。
利恵はそれを経験をもって理解していた。
古瀬沙代子と何度も感覚を共にすれば、その内おぼろげでも彼女の居場所が掴める。
まずは彼女の置かれた状況を視認しなければ状況は好転しない。
(また何か…されてるのかな。でも沙代子さんは気絶してたし…)
少女は意識を瞼の奥へ呑み込ませる。漆黒の泥沼に沈んでいく。
ラップ音のようなざわつきがないのは、対象が生存している証拠である。
※
数刻の後、利恵は寝台の上で汗にまみれていた。
菊座から腸奥にかけてが冷たく、骨盤が外れそうなほどに開いている。
その外気に晒された臓物を、何だろうか、冷たく硬く、丸い物で延々と貫かれている。
『ああ可愛いわ奥様、お尻の奥を突かれる度に腰がびくんびくん跳ねてるじゃない。
逝きそう?逝きそうなの?逝くときはちゃんと言わないと、後でつらいわよ』
女の猫撫で声と共に、腸のかなり深く、結腸の入り口がウズラの卵大に開かれる。
なるほど利恵の華奢な腰は、それを受けてなえやかに振り乱れた。
「あ、あっあっあッ――が、ふぁ!あっああああ!!」
高らかに声が出ているのがわかる。それも自分だけの嬌声ではない。
尻奥を突かれて押し出される喘ぎと、もう1人の自分自身が一瞬耐えながら放つ苦悶。
それを喉で交錯し、肺活の未熟な少女はチアノーゼに陥っていた。
823 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:22:59 ID:gZXL9sP2
(だめ…場所の特定…どころか……正気を保つのでやっと…!)
肛門が開ききったままひくひくと息づいているのがわかる。
しかし、沙代子が手足を拘束されていては刺激することもできない。
責め手はその状態の心理を知り尽くしているのか、半端に絶頂に導いて性感の淵まで追いやってはクールダウンさせる、という事を繰り返していた。
『ふふ、物欲しそうにひくつくこと。蕾はまだ清楚なのに、腸液が涎みたいよ。
コレではもう満足できないんでしょう、ひとつ上に替えて差し上げますわ。
…おや、とうとうちょっとした男根並みね』
腸内への貫きがまた一段と大きくなる。夫人と少女は同じく悲鳴を上げた。
壁をこすり、へこませ、子宮を裏ごしし、腸液を押し戻す。
くちゃくちゃ、ぐちゃぐちゃ…。腸の奥から咀嚼するような音が響き続けた。
利恵の痩躯は見えない巨漢に犯されるが如く律動し、汗と愛液を滴らせる。
子供ながらその唇はあえやかに艶光り、隙間からは愛らしい声が漏れ続けていた。
『おおおお、ああうーッ!も、もう駄目です、お粗相をお許し下さい!!』
麗しい夫人の声が耳に響き、肛門より前にある裂け目からやけに重たるい失禁が起きる。
腸奥で溶けた内臓が薄皮から滲みて経口を下るようであった。
(う…ああ…熱い…!あそこが…溶け …ちゃう……っ!)
尿道からポットの湯が零れ出るようであった。息が苦しくなり、躯中がかぁと熱くなる。
生理もなく、自慰さえ知らない未熟な利恵は、それが一体何なのか分からずに声を上げた。
『あらあら、ご令嬢が汚らわしい排泄の穴で陶酔かしら?…ふふ、否定してもムダ。
ここはこんなに素直だもの』
産毛がようやく生えようかという幼い秘裂を空気で捏ね回され、少女はとっさに枕を噛んだ。そうしなければ、階下まで歌うような幼い悲鳴が轟いた事だろう。
824 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:23:31 ID:gZXL9sP2
その時、突然のノックに利恵は勢いよく跳ね起きた。
敷いた足が瘧にかかったように震えている。
「利恵ちゃん、お友達が来てるわよ。部屋に入って貰ってもいい?」
母の声だ。利恵はとっさにスカートで下半身を隠す。
果たして、初めて利恵の部屋に上がった客人は、あの古瀬明海であった。
三つ編みのすらりと背の高い少女。
彼女は部屋に入るなり、腰から折れるように深々と頭を下げた。
「ごめんなさい!!」
顔を上げた目には涙を湛えている。
「私があんな事頼んだせいで、堀合さんが大恥をかいたって…!
変な噂も立ってるらしくて、私、どう謝れば…!!」
明海は嗚咽を漏らして身を震わせた。手の甲で拭っても、次々と涙が溢れ出る。
(…やさしい子…。さすがはあの人の子供…この子になら)
利恵は目を細め、優しく明海の名前を呼んだ。
「関係ないの。あなたがどう思っても…私、あなたのお母さんを探す。
身体で苦しいのを共有してるから…放っておけないよ」
明海が見惚れたような視線を返と、利恵は気恥ずかしそうに目をそらした。
普通の様子ではなかった。
「それより…」
愛くるしい顔には再び汗が流れ、頬は林檎のように赤らんでいる。
欲情しているのだ。
明海は本能的に理解した。
「それより、わたしもう気が触れそうなの!お願い…助けて!」
825 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:24:02 ID:gZXL9sP2
3‐3.
古瀬明海は息を呑んだ。
突きだした利恵の肛門が、何の物的干渉もなく奥まで開ききっていたからである。
異様な光景であった。
ただでさえ小ぶりな少女の臀部に、大人が限界を感じるほどの拡がり。
裂けないのが不思議なほどであったが、それは外因的な力によるのではなく、少女の筋肉自体が弛緩している状態らしかった。
その腸内はぬらぬらと濡れ光り、入り口である菊門からは透明な液が滴っている。
掬ってみると、少女の分泌した腸液はさらさらと指に馴染んだ。
(お尻からこんな液が…?排卵なら習った事があるけど…)
明海は赤面しながら利恵の体内を覗き込んだ。
中ではゴルフボール大の凹みが間断なく少女の腸壁を抉る。
そのたび利恵が愛らしい顔をゆがめ、あ、あ、あ…と喘ぎを出す。
交霊というものの不可思議さを疑う前に、明海はその利恵の様子にただ見入った。
西欧系の端整に纏まった顔、血色のいい桃色の肌、静かな瞳。
西洋人形のような顔に、未成熟ながらどんな服でも様になるスレンダーな体型。
学校レベルで噂されるのは、皆が彼女に関心を失っていない証拠である。
いつも1人、全てを見透かすかのような彼女には孤高という言葉が似合った。
クールな少女として明海も憧れていた。
その少女が今目の前で這いつくばり、堪らないといった表情で懇願してくるのである。
「お、お願い…。指でも…ブラシでも…何でもいい、お尻、滅茶苦茶にかき回して…!」
ううっという叫びとともに、彼女の直腸から飛沫があがった。
まるで潮吹きのように、二度、三度と細切れに噴出する。
真っ赤になった直腸の奥が喘ぐようにひくついていた。
利恵自身もシーツを強く噛みしめ、内股になって体中で悲鳴をあげる。
(かわいい…でもつらそう。私がなんとかしてあげなきゃ!)
明海は真剣な顔で、利恵の腰に手を当てた。
826 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:24:40 ID:gZXL9sP2
「こ、これも駄目なの…?」
利恵の肛門から化粧水の瓶を引きづりだし、明海は額の汗を拭った。
彼女達の受けている責めが相当なのか、極限状態で分泌される脳内麻薬のせいか、
もはや道具を使ってでさえ針で刺す程の感覚も与えられないらしい。
「…はぁー…はぁー…」
シーツに頬を預け、酩酊したようにとろんとした目で訴える利恵。
「だって、もう他には…」
洞穴のように開いた利恵の肛門を眺め、明海は考える。
(大きい…私の腕ぐらいなら入りそう)
…腕?明海は自分の手を見た。
小学生女子の手だ、まだ細くて頼りない。
利恵の押し拡がった肛門よりは少し太いが、入らない事もない。
「犯して…!お尻の穴が熱くて…じんじんするの…お願い、擦って…」
利恵の言葉に明海は喉を鳴らす。
「いいの、堀合さん?ホントに壊れちゃうかもしれないよ…」
耳元で囁いても、利恵は嬉しそうに見あげるばかりだ。
明海はため息を吐くと、拳を握り、腸液でぬめりを帯びた少女の肛門にあてがう。
「う……あ、あああ…っ!」
利恵は背中からどっと汗が噴出すのを感じた。骨盤が筋肉と共に二つに割れ、丸太で身を裂かれるようだ。脚が今までにないほど震えだす。
しかし、痛み以上に少女の頭を満たすのは充足感であった。
腸の至る所を蟻に噛まれるようであった痒みが消し飛び、柔らかい腕を腸詰めされていく。
腕から肉汁を搾り出すかのように、腸の全てが引き締まっていく。
腰をつきぬけるような痺れ。
827 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:25:22 ID:gZXL9sP2
「熱い…」
肘の辺りまでを利恵の中に沈めた明海は、思わずそう漏らした。
可憐な少女の内臓が脈打っている。ぬるぬるとした柔肉の圧迫感。咀嚼するような締め付け。腕を引くと、逃すまいと言う様に手首にねっとりと絡み付いてくる。
明海は背筋がぞくぞくした。
気味が悪いからではない。どこか違う世界の人間と思っていた少女が、こんなにも熱心に自分を迎え入れているという事実。そして、その類稀な美少女の内臓を鷲掴みにしているという異常性。しかもその少女は、つい昨日まで肛門に指を入れた事さえなかった筈である。
「き、気持ち…いい…!」
利恵もうっとりとした口調で漏らす。明海は改めて、少女の魅力を嫌というほど脳に刻み込まれた。
「動かすよ!」
腸壁の圧力に負けじと腕を引き抜き、一気に突きこむ。ぐちゃあっという音と共に、自分の手の形に少女の腸内が作り変わっていく。利恵は嬌声をあげた。
ぐちゃっぐちゃっ…ぐちゅっぐちゃっぐちゃっずぐちゃっ………
徹底的に、奥深くまで少女の中を抉りまわす。少女は脚を精一杯に伸ばし、腰を打ち下ろす。明海の腕だけを支えにし、利恵の華奢な身体が空中での肛門性交にむせび泣く。
――可愛い!
明海は目をらんらんと輝かせて腕を繰った。
自分の腕に体を貫かれて喘ぎ泣く少女が、この上なく愛おしい。
右手を少女に潜り込ませながら、左手で少女のとろとろになった割れ目を、屹立した小さな陰核を愛でる。そして舌をまだ成長の兆しもない胸へ、すべらかな首筋へ、浮き出た鎖骨へ、そして桃の様な香りのする唇の中へと這わしてゆく。
少女はそのすべてに感極まった声をあげて身悶えた。
828 :
泥濘の底 3:2008/05/07(水) 17:26:30 ID:gZXL9sP2
丸太に腰を打ち付けているような極感、利恵は全てを金繰り捨てて悶えた。
大きい、太い、深い、恥ずかしい、気持ちいい。そんな雑多な考えが瞬間的に頭を巡る。
明海が奥のほうで掌を開くと、背中を針で貫かれるような痛みと共に、膀胱が泣き叫ぶ。
「いくぅ、いく、いく、いくいっちゃうーーーー!!!」
利恵が泣きながら身を震わせた瞬間、明海はその腸の最奥を強く押し込んだ。
腸液があぶくとなって指先に噴きかかると同時に、利恵の小さな身体は重みを増した。
数分後、利恵と明海は共に服を脱ぎ捨て、素肌をすり合わせて重なっていた。
互いの愛液を潤滑油に、いつまでも身を重ね、目線を重ね、ちろちろと舌を絡ませあう。
――あ、あけみ…ちゃん…
――んむっ…ふふっ、可愛い、りえちゃん。
明海が友人になった事。
それがずっと孤独だった利恵にとって、どれほど嬉しかった事だろう。
「………レズビアンって奴かしら…。最近の小学生は進んでるっていうけど…凄いのね」
同刻、ドアの外で利恵の母は1人呟き、茶菓子の載ったトレイを持って踵をかえした。
その顔はひどく嬉しそうであった。
続
アナルぽっかり小学生(;´Д`)ハァハァ
自分の母親のために必死でがんばっている利恵に欲情するとは
明海はなんていけない子だ。おじさんと交代しなさい('`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
沙代子との感応が解けた後、利恵のアナルはちゃんと元通りになるのでしょうか
腸奥はすっかり開発されて疼くけど通常に戻ったアヌスは
指一本でもきつくて苦労したり明海に2時間かけて舌で解してもらうとか
想像すると(;´Д`)ハァハァ
噴出する腸液 神経のない腸の疼き…( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
幻想アナルが好きすぎて現実性皆無の似非リアルで濃いの描かれるともうどうにも……
面白いけど、霊感とかの中二設定よりアナルがものすごく嘘丸出しできつい
はいスルー
おれが萎えるウソは女の子に前立腺があったときだけだ! あとはオールOK!
とくに腸内が清潔になる方向のウソなら
どんなに現実と乖離してても全力で支持しますw
親公認のレズ友になった2人には、おやつ感覚でなかよくアナルレズってほすい
今までそこまで好きという分野では無かったが、利恵には欲情してもうた。
あくまで個人的にだが、リアル路線よりこっちのが好みだ。
女性がお墨付きをくれるようなリアル路線って
男が読んでいても楽しいもんじゃないしな・・・
>>828です
最近リアル物いくつか書いてて、たまにはぶっ飛んだの書きたいなーと思ったのでこんな作品になってます。
だから霊能とかアナル処女のままフィスト経験とか腸の描写とか、実はムチャなの承知の上です。
>>830氏の様な意見が出てくる辺り、さすがアナルスレだなーと感心してしまいます。
そして今気付いたんですけど、とうとう497KBですね。
完走したんだな〜とちょっと感動…(;´Д`)
ふたなりや獣人や精神感応は珍設定、女の前立腺はただの無知
書き手は実は知ってたとか見苦しい言いわけしないで黙って投下希望
>>835 霊感設定には意表を突かれて面白かった
熟女好きとロリ好き両方を囲い込むのはなるほどって感じ
実験的な設定っぽいから仕方ないけど
2人同時なだけに少し焦点がぼやけてたのが惜しい気がしたなー
続きor新作待ってます
なんか俺えらそうだなあスマン
やけに読ませる話だったから感想っつーより批評っぽくなってしまた
本当にえらそうだね
>>836 珍設定の決め付けは傲慢、前立腺云々は作者のレスじゃない
書き手を無用に萎縮させかねない決め付けはやめて乞食は黙って投下待ちしろ
そういや保管庫ないのか…。このスレ落ちるのがちょっと淋しい
専ブラ入れれ
埋め
埋まれ
梅梅
あんな所やそんな所を
あんな物やそんな物で
埋め
埋めてしまえ
aa,sonnamono iretya RAMEEEE---!!
まだ入る?
うん
も、もう・・・らめぇ・・・
甘ったれるな、今日はコレで貴様の腸拓を採ってくれるわ