二次作品のパロでもよし、オリジナルの逸話や童話を書いてもよし、
需要があるかはわからないけど立ててみました
とりあえずテンプレ?
・二次ものは原作名を一応明記
・オリジナルは特殊なシチュだけ投下前に明記してくれればいいかと思います
いきなり即死だけしないことを願って。
>>1乙。
民話とか都市伝説とかでもいいのかな?
神降臨期待age
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>4ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >5 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >6 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >7 いまさら
>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >8 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >9 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >10 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >11-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
童話って実はかなりエロイからな
期待age
6 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 11:23:09 ID:6UPrtoEH
こんなスレ待ってた
期待
保守あげ
8 :
桃太郎(1/4):2006/11/14(火) 00:48:17 ID:kTcfwZq6
村は、旱魃にも渇いたことがなく、長雨にも溢れたことのない、ふしぎな川のほとりにあった。
川に沿って上流へ向かう道は、深い森に阻まれていて、水源を見た者は今は誰もいないが、
言い伝えでは、その源には、深山幽谷の霊気をうけて千年を経た桃の神木が立っており、
十二年‥‥つまり木星の一年‥‥に一度、仙桃を実らすのだと言う。
事実、十二年ごとの夏には、川面を埋め尽くすように流れてくる桃の実を丁寧に拾い集めて、
漢方薬の仲買人に売るのが、村の重要な収入源だったので、それは妥当な説明だった。
実際、その桃には回春の効き目があるそうで、仲買人は出どころがバレないように
苦労しているらしい。流通ルートを意図的に複雑にしたせいで、末端価格はとんでもないことに
なっているそうだ。
そんなわけで、今年の夏の終わり、仙桃がまだ流れて来ないせいで、大騒ぎになった。
そこで、ぼく、桃井カオルが、上流の様子を見に行くことになったのだ。
選ばれたのにはわけがある。実はぼくはこの村の生まれではない。
十二年前、前回の収穫期に、桃と一緒に、とても小さな、おもちゃのような船が流れてきた。
小船の中で、一人の赤ん坊が眠っていた。
だから、ぼくにとって、これは故郷を探す旅でもあった。
出発の朝、ぼくを育ててくれたお爺さんが言った。
「道中、戌、申、酉の精霊が出るかも知れんが、気をつけろ。戌申酉は西方、すなわち金気の
精だから、桃、つまり木気の申し子であるお前には毒なのじゃ」
そしてお婆さんが黍団子の袋をくれた。
「もし精霊に邪魔されたら、これを食べさせて通してもらいなさい」
「毒でも入ってんの?」
「そんなわけないだろう、怖い子だね」
川沿いの道は、フジヅルやサルノコシカケ(これがまた高く売れるんだ)を採りに来る
村人たちのために、ほんの二町(約二二〇メートル)ばかり森に分け入っていたけれど、
小さな空き地に出たとたん、そこで唐突に終わっていた。
空き地の真ん中には、高さ一尺、上面の広さが二畳の上はある大きな平石が露出している。
珍しい磐座なので、きれいに掃除され、手前に小さな祠が祀られている。
人の領域と神の領域の境、村人はそう信じているのだ。
空き地の周りは、川べりに面した一方を除いて、藪や木の根が絡まって、分厚い壁に
なっていた。ここからは水に入って、足を取られないように石伝いに遡行するしかない。
神の領域へ。
磐座に手を合わせ、加護を祈っていたら、背後から突然声を掛けられた。
「桃井カオルくんね?」
「うわあっ」
毛皮みたいな尖った耳の、若い女が立っていた。
「びっくりした! お姉さんは誰です」
「はじめまして。戌の精霊でーす。この先に行きたければ黍団子をよこしなさい」
「ごめんなさい! お腹がすいて途中で食べてしまいました」
「それじゃ代わりに」
抵抗する間もなく、軽々と抱き上げられた。
「子種をいただくわ」
9 :
桃太郎(2/4):2006/11/14(火) 00:51:00 ID:kTcfwZq6
戌の精霊の胸は、顔が埋まるほど柔らかくて、それから甘酸っぱい匂いがした。
ぼくは酸欠と興奮でわけもわからず手足をバタつかせたけど、お姉さんは意にも介さず、
ぼくを磐座の上に横たえた。
やっと空気にありついて、走った後みたいに息を整えていたら、呆れた顔をされた。
「そんな興奮して‥‥女がそんなに珍しい?」
「いやそれだけじゃなくって。それより、子種って、何」
お姉さんは、にやあっと怖い笑い方をした。
「だーいじょうぶ。まかせて。ワタシが全部教えてあげる」
「あっ何を」
着物と下帯を手早く剥ぎ取られ、赤ん坊みたいに体を広げたまま押さえつけられたと
思ったら、どんな妖術が働いたのか、石の周りからツタが生えてきて、手足に巻きついた。
ぼくは平たい岩の上で、解剖台のカエルみたいになってしまった。
お尻と、あそこの周りがスースーして、人目に晒されているのが、ものすごく恥ずかしい。
手足を縮めて隠そうとしたけど、ツタはびくともしなかった。
お姉さんは、と見ると、ぼくの脚の間にうずくまって、大事なところを真下からじっと
観察していた。
心臓が破れそう。
「や、やめて精霊さん‥‥恥ずかしすぎる‥‥」
「なんで。こんなに可愛いのに。それに、キミ、恥ずかしいのが気持ちいいんでしょ?」
言いながらお姉さんは、キンキンに昂ぶったぼくのペニスを指で玩んだ。
お尻の穴の奥で、何か泉のようなものが、じわっと滲み出したような気がした。
産まれて初めての、まるで重力から解き放たれたような感覚におびえて、ぼくは無意識に
抵抗しようと、本能的に、お尻の穴にぎゅっと力を入れたけれど、逆らった分だけ
快感は力を増して、ぼくはあっという間に押し流された。
お腹の上に、何かが載っている。それは生暖かい、粘つく液体だった。
それは、ぼくのおしっこの出るところから、脈打ちながら勢いよく飛び出してきて、
顔にまでしぶきを散らしながら、お腹に大きな水溜りを作ったのだ。
呼吸がゆっくりおさまるのに合わせるように、それはだんだん冷えていった。
お姉さんはいつの間にか裸になって、ぼくの傍らに横になり、手枕でぼくの顔を
見下ろしていた。
「おめでとう。出したの、初めてだったのね。これがあなたの子種よ」
言いながら、上になった方の手で、ぼくのお腹の液体を、伸ばすようにかきまぜた。
そのべとべとの手が、ぼくの脚の間に入っていって、睾丸を包むように優しく捏ねた。
「あっ‥‥」
緩んでいたペニスが再び緊張しはじめた。
「まだたっぷり残ってるね‥‥もっと出したいでしょ?」
お姉さんは体を起こして、ぼくの頭の方に回り、顔をまたいで膝立ちになった。脚の間には、
ぼくと違って、綺麗な花のような割れ目があった。その花に手をあてがって、指を開くと、
広がった花びらに露がきらめいた。
「今度はこの中に出すのよ」
ぼくとお姉さんは互いの股間に顔をうずめて、秘密の肉を貪っている。
お姉さんはときどき顔を上げて、ぼくにやり方を教えてくれた。おかげで、ぼくにも、
だんだんお姉さんを喜ばせることができるようになってきた。
お姉さんがむせび泣きながらのけぞって、ぼくの顔にあそこをこすり付けて来た時には、
もうそれだけで出しそうになってしまった。
でも、新たに生えてきたもう一本のツタが、ペニスの根元に巻きついて、子種が溢れそうに
なるとギュッと締めつけるので、背筋に電気が走るような絶頂を感じるたびに、緊張から
解放されないまま、ぼくは毎回お預けを食っていた。
そのうちに、体の感覚が無くなって、あそこの先っちょだけが残った。
ぼくはお姉さんの口の中で、舌で転がされ、まるでキャンディみたいに玩ばれているのだった。
(死ぬかも)
お姉さんが顔を上げて、
「限界みたいね」
と言うのを、ぼくは夢の中のように遠くで聞いた。
お姉さんがぼくにまたがっている。
暴れ馬みたいに突き上げるぼくを、お姉さんは汗を飛び散らせながら、体中で受け止めて
くれていた。
お姉さんのお尻が弾むたびに、中でペニスが柔らかく噛み砕かれ、快い痛みで気が遠くなった。
いつの間にか手足が解放されていた。
お姉さんがのけぞって、両手で髪をかきあげると、大きなおっぱいが突き出されて揺れた。
ぼくの手が下から支えるみたいにお乳を揉むと、お姉さんは笑い声を上げた。
最後に一本残ったペニスのツタが弾けて切れた。
川で体を洗ってもらいながら、ぼくは、ぼんやりと、旅をここでやめようかと考えていた。
腰から下に、骨が無くなってしまったように力が入らない。
お姉さんも結構きていたようで、とうとう二人並んで水の中に座り込んだ。
二人の脚の間から、ぼくたちの体から出た粘液の混合物が、糸を引いて流れていく。
柔らかいお乳に頭をもたせかけたら、桃色の乳首が目の前に来た。無意識に口に含むと、
そのまま優しく抱き寄せられた。
「お姉さん‥‥」
「行かなきゃダメよ」
「え‥‥」
「行きなさい。森の中の、秘密の道を教えてあげる。そして必ず戻ってきて。
そしたら‥‥ワタシはキミのものになってあげる」
「えっ‥‥」
「約束よ」
そしてキスをした。
腰に力が入らないので、杖にすがってヨロヨロと上流をめざした。
秘密の道を教えてもらってよかった。こんな状態で川に入ったら、あっさり流されちゃうよ。
「桃井カオルくんね?」
上の方から声がした。
「えっ」
高い枝の上に、動きやすそうな短い服の若い女が、幹に寄りかかるようにして立っていた。
どっちだろう。
「申の精霊さん」
「おっ正解」
「黍団子はありません」
「それじゃ代わりに」
こんなに続けて出るものだろうか。
「子種ですか」
「いや‥‥」
申の精霊が帯を解くと、布を押し開くように、輝くような美しい女体が現れた。豊かな乳房と、
くびれた腰の、下に‥‥
ぼくのより大きなペニスが、紅潮してぴくぴく震えながら硬く反り返っていた。
「代わりにお尻をいただくわ」
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:51:20 ID:SE5/h2TF
放置
13 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 18:23:51 ID:tXHe3cdd
ほす
桃太郎って確か桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返った挙句美形になって
二人でセックスした結果うまれたのが本来の流れだって聞いた
>14
書くのです
そして>8-11と一緒に放置されましょう
国技館高校体育祭は終わり、夜も半ばを過ぎていた。
運動場の中央に築かれた特設土俵も、ほんの数刻前まで煮えたぎっていた、学生力士らの
エネルギーが嘘のように、今は闇の中で冷たく沈黙していた。
生徒会長とぼくは、少し離れて、物陰に隠れて待っていた。
(ほんとに誰か来るんですか)
(しっ)
誰かが灯りのスイッチを入れ、屋根に吊るされたライトが土俵を照らし出した。
暗闇から、長いポニーテールの、高校生くらいの女の人が、光の中に歩み出た。
サイズが合わないジャケットのファスナーを喉もとまで上げている。
裾からは、何も穿いていないすらりとした両脚が、ライトの光を反射して輝いている。
そして、袖口に隠れて指だけ見える左手に、大きなスコップをさげていた。
その人が仕切り線の上に立ちはだかり、スコップを垂直に突き立てようと振り上げた瞬間、
会長は、突然高笑いしながら前に出た。
「はっはっはっ。やはり来たわね、女子陸上部長、水野ナイキ!」
「その声は!」
結んだ髪をたなびかせながら振り向いた。どうやら水野先輩と言うらしい。
背の高い、決然とした表情が、とてもきれいな人だった。
「生徒会長、岩波ちくま!」
「いかにも」
会長も同じくらい背が高い。制服のブレザーを一分の隙も無く着こなして、すごく
かっこいい。眼鏡の似合う美人だ。
「あなたが古伝に通じているのは知っていたわ、水野」
「邪魔はさせないぞ」
会長は眼鏡を拭いて掛けなおした。
「たぶん知らないと思うけど、四股を踏むだけじゃだめなのよ」
「え!」
「相撲を取らないと、封印は解けないわ。宝は私が独り占めしようと思ったけれど、
あなたが来てしまった以上しかたがない。協力しましょう。
出たものは等分ということで」
「む‥‥やむを得ないな。一人じゃ相撲は取れないしな」
「今思いついたギャグ、言っちゃダメよ」
二人はニヤリと笑いを交わした。
「で、お前が立ち会うのか?」
「あなたの相手はこの子」
会長は背後にいたぼくを押し出した。
「付属中学一年、早川トクマ君よ」
ライトの下に出ると、急に、細い紺色のマワシ以外、何も身に付けていない裸なのを
意識した。自分の、背の低い貧弱な体が恥ずかしかった。
「ど、どうぞよろしく‥‥」
気圧されて、思わず上目遣いで挨拶したら、水野先輩はなぜか急に顔を赤くして、
唾を飲み込んだ。
水野先輩が東から土俵に入って行ったので、ぼくもあわてて西に走った。
でも、相手は女の人だけど、ぼくより背が高いし、見た目からしてスポーツが得意そう。
勝負にならないよ。
「大丈夫」
いつの間にかぼくのセコンドの位置についた会長が、心を読んだみたいに声をかけた。
「きっと上手くいくわ」
全然説得力無いよ。
そのとき、土俵の反対側でぼくと向かい合っていた水野先輩が、一気にファスナーを
引き下ろし、上着を勢いよく脱ぎ捨てた。
その下は、ぼくと同じく、マワシ一丁の、裸‥‥
深紅のマワシが鮮烈だ。
でもぼくの眼は、上を向いて尖った美しい小ぶりな乳房に釘付けになっていた。
硬直していると、背後で会長が呆れたように言った。
「女の胸に他に何が付いてると思うの」
「それもそうですね」
水野先輩も言った。
「相撲をとるのに他にかっこがあるかよ」
「ごもっともです」
言いたい事はあったけど、逆らっても無駄のような気がした。
仕切り線まで進んで前かがみになると、マワシの中で硬くなって突っ張った部分が、
少し楽になった。
(そうか、お相撲さんはそれでこの姿勢を‥‥いやまさか、そんなはずはない)
一瞬注意がそれた隙に、先輩がスッと寄ってきて両差しされた。
「しまった!」
勝負はもう始まっていたのだ。
マワシの後を掴まれて、胸に引きつけられた。かかとが両方浮いて絶体絶命だ。
ところが‥‥
「せ、先輩、そこ触るの、禁じ手」
「お前だって気持ちいいんだろ? こんなにしちゃって。今楽にしてやるよ」
背中の結び目が解かれて、緩んだマワシがストンと落ちた。
先輩の柔らかい手に、ペニスを直に掴まれて、ぼくは電気を流されたみたいにひきつった。
「私の言う通りにしろ。そしたらもっと気持ちいいことしてやるぞ」
土俵の中央で、足を肩幅に開いて立ちはだかる水野先輩の足もとに、ぼくは犬のように
しゃがみこみ、先輩の股間に顔を押し付けて懸命に奉仕していた。
深紅のマワシも捨て去られ、ひきしまった裸身が、惜しげもなくライトの光にさらされている。
先輩の体液が、薄い陰毛を濡らしてキラキラと光り、ぼくのあごを伝って滴り落ちた。
「ん‥‥上手じゃないか‥‥もっと奥を‥‥」
ぼくは先輩のお尻にギュッとしがみついていたけれど、先輩はそれでも足りないように、
ぼくの頭を両手でおさえ、あそこを顔にごしごし擦りつけた。
心臓が苦しい。ぼくは犬みたいに先輩の股に顔を埋めたまま死ぬんだ。
「すごく硬くなってる‥‥」
水野先輩が、ぼくのしゃがんだ脚の間に足を入れ、甲でペニスを下から上に撫でた。
精液がすごい勢いで飛び出して、先輩のあそこを下から犯した。
「あっ‥‥」
ぼくの精液で汚されたと同時に、先輩は体を硬直させ、内股になってぶるぶる震えながら
やっとのことで体を支えた。
それからふっと力を抜いて、荒い息をつきながらぼくの髪をくしゃくしゃにかき混ぜた。
「何落ち着いてるの、二人とも! 封印が解けかけているわ! 続けなさい!」
土俵の外で、生徒会長が珍しく慌てふためいていた。
ふと気がつくと、土俵が‥‥いや周囲全体が、ビリビリと不穏に振動している。
遠くで校舎がギイーッと鳴った。空に電光が走った。
ぼくは唐突に理解した。ぼくたちがやっていたのは、土俵を汚すことで相撲の神か何かを
怒らせる儀式なのだ。会長が言っている、封印を解く、とは、頂点に達した神の怒りで
土俵を破壊することに違いない。隠された宝を取り出すために。
だとすれば‥‥
ぼくは立ち上がり、水野先輩を抱き寄せて、しっかり視線を合わせた。
背が低いせいで、おっぱいの間から見上げるようになってしまったけれども。
「先輩、お願いです‥‥ぼくとセックスしてください」
先輩はぼくを抱き上げて、ぼくの口に舌を差し込んだ。
ぼくと水野先輩は、立ったまま繋がりあって、まるで淫猥な舞踏のように、ゆっくりと
腰を蠢かせていた。タントラの双身像の、男女を逆にしたように、先輩がぼくのお尻を
支え、ぼくは先輩の首にしがみついて、腰に足を絡ませていた。
先輩のコリコリの乳首がぼくの胸で転がって、背筋が痺れるような快感が走った。
「お尻‥‥」
先輩が急に唇を離してささやいた。
「え?」
「お尻が弱いんだ。一人でするとき‥‥お願い、お尻に指を入れて」
「先輩‥‥やり方を教えてください。ぼくのお尻も、先輩にあげます‥‥」
先輩の指が、ぼくのお尻の穴を、優しく探るように犯した。
ぼくも真似をして、先輩のお尻をゆっくりとかき混ぜた。
先輩のお腹の中がかっと熱くなり、筋肉が激しくぼくを締め付けた。
ペニスが融解した。
体内で精製されたぼくのエキスが、容赦なく搾り出され、蠕動する子宮に、ごくごくと
貪るように飲み干されていった。
気がつくと、ぼくは土俵に横たわり、水野先輩と裸で抱き合っていた。
土俵。映画「帝都物語」の首塚のように、鳴動しながら盛り上がり、ひび割れ崩れていく。
激しく交わっていたせいで気づかなかったのだ。
「せ、先輩! やばいですよ」
「後にして後‥‥」
先輩は寝ぼけた見たいにけだるく身を起こすと、背中を猫みたいにしなやかに曲げて、
ぼくのペニスを口にした。
背中の下で、土俵が爆発したように一気に崩壊した。
空中に投げ出され、快感とショックに心が麻痺したようになりながら、ぼくは見た。
古びた木の箱が地下から飛び出し、すぐにバラバラに壊れた。その中にあったのは‥‥
短い紐のついた、赤い五角形の布だった。布には何か字が染め抜かれている。
土俵には、金が埋まっていると言う。
腐女子は801板に逝ってくれ
やだなあ
XX太郎なんてネタでショタにならないはずないじゃないですか
まだまだ行きますよ
亀に拉致される浦島太郎とか
ガラスの棺に眠る三年寝太郎とか
童話で誰か書いてくれないかな
義姉×シンデレラとか眠り姫が眠ってる間に王子がやっちゃったり
イタリアに伝わってる眠りの森の美女はひどい。
一国の王が主人公を死姦中田氏ヤり捨て。
一方の主人公は仙女に護られ死んだまま妊娠出産。
あの女体の味を思い出した王が戻ってくると、色々あって生き返ってた主人公と不倫。
怒り狂った妃が主人公と子供を謀殺しようとすると、王が逆に妃を殺し、晴れて主人公と再婚。
「太陽と月とタリア」でググってみれ。
児童文学ネタの二次もOKかなぁ。投下しちゃえ。
元ネタ:
佐藤さとる著 コロボックル物語シリーズ 講談社青い鳥文庫
『だれも知らない小さな国』
『豆つぶほどの小さな犬』
『星からおちた小さな人』
『ふしぎな目をした男の子』
『小さな国のつづきの話』
『コロボックル童話集』
元ネタ概要:
少年時代のセイタカさんは秘密の遊び場所「小山」で不思議な体験をする。
大人になった彼は「小山」を手に入れようとするのだが……。
不思議な小人「コロボックル」と出会った人々の話。
SS登場人物:
オハナ……コロボックルの少女。おチャメさんと小人達との連絡役。
おチャメさん……女子高生。ヒト。小人たちの「味方」。小人の秘密を守り、小人を守る一家の娘。
SS属性:
百合
※注意
原作元ネタのバレを含みます。
全12レスになると思います。では、参ります。
ちいさな人のえっちな話
サクラノヒメ=オハナは自分を呼ぶ声に首を傾げた。
ここはオハナが連絡係を務めるコロボックルの味方、おチャメさんの部屋だ。オハ
ナはサクラ一族の娘で、サクラ一族は矢印のさきっぽの小さな国――コロボックル小
国に住む小人族の一つだ。身長は二センチ八八ミリ弱。女の小人の中でも比較的小柄
だけれど、それは小人たちの間にいるよりも人の間で暮らすことの多いオハナにはあ
まり意味がない。
今はおチャメさんの私的な時間で、オハナは彼女の、そうヒトの言葉で言う「プラ
イバシー」を守るために自らの隠れ家へと戻ろうとしていたところだった。おチャメ
さんにも休む旨は伝えてあったし、用事があるのならばもっとはっきりとした声で呼
ぶか、隠れ家の壁をノックするだろう。掠れた小声でオハナを呼ぶおチャメさんは珍
しい。オハナがおチャメさんの連絡係になってからはまだ日が浅かったが、彼女はい
つも小さな声ではあったが、短くはっきりと通る声でオハナを呼んでいた。
――なんだろう。
オハナの隠れ家はおチャメさんのピアノの上だ。ショウケースに入れられた西洋人
形二体と並んでドールハウスが置かれており、その中を改造して隠れ家に仕立ててい
た。おチャメさんがオハナのために、と小遣いの中から買い与えてくれた立派なお屋
敷だ。
おチャメさんの部屋は中二階にあるピアノのある居室と二階の寝室とが段差で繋がっ
ていて寝室側はロフトと言えばよいのだろうか、こぢんまりとしてはいたけれど洒落
た造りになっていた。アップライト型ピアノの端を滑り台のように滑り降りて、床を
駆ける。中二階と二階の境界部分の段差も軽く一飛びで飛び上がり、さらに寝台へと
飛び移ろうとした。
そこで足が止まる。
――あ……。
おチャメさんの吐息が聞こえたのだ。レースのカーテンが引かれ、部屋の明かりも
消されていたが、寝息ではないおチャメさんの押し殺したような、けれど隠しきれず
に漏れてしまっている荒い吐息が。
これはおチャメさんが自分自身を慰めている気配のはずだった。
オハナたち小人に対してはヒトは秘密を保てない。気配を忍ばせたコロボックルに
ヒトが気づくことはまず無かったし、姿を隠そうと本気になったコロボックルの動き
を目で追えるヒトもいなかった。生まれた時から小人と付き合ってきたおチャメさん
でさえ、小人の動きは捕らえ切れない。
小人たちの味方であるセイタカさん一家――おチャメさんはその長女だ――の家で
あってもコロボックルたちは連絡係を除いて中に入り込むことはない。四六時中小人
に見張られていると知ればたとえ小人に対して理解のある「味方」であっても参って
しまうだろう。
だから、オハナもおチャメさんが私的な時間を持てるよう、夜は早めに引き上げて
隠れ家へ戻っていたし、朝はおチャメさんに呼ばれるまでは姿を現さないようにして
いた。それでも、鋭いコロボックルの耳は、夜になると時折おチャメさんが自分自身
を慰めて切ない溜息を漏らすことを聞きつけてしまっていた。
もっとも、コロボックルにとってヒトの性はどうということのない日常にすぎない。
小人は身を守るためにヒトの動静を知る必要があったし、性というのはヒトの日常習
慣の一部だ。礼儀として直視しない、と言うのがヒトとの関わりの中で小人たちが作
り上げてきた決まりだった。
「んっ。ハ……ナ」
寝言でないのは明らかだった。呼吸は寝息よりも荒く、速かったし、何かを堪える
ような切ない響きを伴っていた。落ちつかなげに布団の中で腿を擦り合わせる気配も
させている。
――でも、なんであたしを?
あるいは体の具合でも悪いのかもしれない。そう考えて様子を確かめるべきかと思
いつつもオハナは躊躇する。ヒトと小人はその文化も性質も大きく異なるが、性や排
泄を見られることを厭うのは共通だ。セイタカさん一家と共に暮らしてみて、そのあ
たりの感覚にはあまり差異がないのは実感していた。
「ん……ん。オハナ……」
掠れた小声で呼ばれているのはオハナの名だった。切羽詰まったような吐息も、体
の緊張を映した寝台の軋みもやはり一人その身を慰めていることを思わせるものだっ
たが、もし苦痛を訴えているのであったりしたら一大事だ。何よりもまずおチャメさ
んはオハナの大事なトモダチなのだ。
――確かめなくちゃ。
するするとベッドの柱を走って登る。一グラムに満たないオハナたち小人はガラス
の壁でさえ駆け上ることができる。支配する物理法則が異なるのだ。周囲の物体との
接触面積は二乗で比例するが、重さは三乗に変化する。静電気力やファン・デル・な
んとかという小難しげな力が強く働き、流体は慣性よりも粘度が支配的になる。例え
ばただの水がヒトにとっての水飴のように作用するのが小人の暮らす世界だった。空
気でさえ小人にとっては体に纏わり付く。磨かれてツヤのあるベッドの足も、小人に
とっては手がかりだらけの上に、表面にくっつきたがる手足を引きはがすのにコツが
いるくらいだ。オハナは柱の側面を文字通り駆け上がって、そのままフットボードに
乗った。
おチャメさんは右肩を下に背中を軽く丸めて横臥していた。薄いタオルケットには
体の線が浮かび上がり、落ち着かなげに擦り合わされる太腿と力の入った爪先が目に
留まる。
「ん……ふ……」
眉根の寄せられたおチャメさんの表情は苦しげではあったが、身動きが取れないほ
どの不調を示しているようにも見えなかった。胸のあたりで動かされる左手と股間に
向かっているらしい右手はやはり彼女が自慰に耽っているようにしか見えなかった。
――戻ろう。
コロボックルは礼節を重んじる。このような場面を覗かれていたと知れば、大らか
なおチャメさんであっても喜びはしないだろう。
そう思った時だった。
枕に半面を押しつけて声を押し殺し、半ば閉じられて眉根を寄せていたおチャメさ
んの視線がオハナを捉えた。
――あ……。
常のオハナであればおチャメさんの視線が自分の近くに向けられようとした時点で
そうと察し、身を隠してしまえただろう。コロボックルの視覚は鋭く運動能力も高い。
けれど今、その運動能力は発揮されなかった。おチャメさんの口からこぼれ出たオ
ハナの名について思いを巡らせていたためだ。おチャメさんの視線は焦点を合わせな
いまま一度オハナの上を通り過ぎ、わずかにさ迷ってからオハナを捉えた。
一度。二度。
見開かれたおチャメさんの瞳が瞬きをする。凍りついたように動けなくなったオハ
ナは名を呼ばれて我に返った
「……オハナ?」
タオルケットを口元まで引き上げ、足を縮こまらせたおチャメさんが半身を起こし
て呟いた。
「ご、ごめんなさいっ」
慌てて逃げだそうとしたオハナは、しかし、ベッドから飛び降りるべく身構えた瞬
間に呼び止められ凍りつく。
「まって!」
気まずい思いで振り向くと、やはりばつの悪そうな顔をしたおチャメさんが目に入っ
た。咄嗟に呼び止めたものの、かけるべき言葉が見当たらないのだろう。
「……その、見た?」
「……はい。ごめんなさい」
「ええと、わかっちゃった?」
「ごめんなさい。覗き見をするつもりは無かったのだけれど、なんだか苦しげな様子
だったので、体の具合が悪いのかと勘違いをしてしまって。本当にごめんなさい」
「いいの。その、あなたには隠し事はできないのだから」
オハナは黙って首を振る。
「あのね、わたし、何か言ってた?」
「特には」という答えはおチャメさんを安心させたようだった。けれど「名前を呼ば
れたような気がした」と付け加えるとその表情を再び強張らせる。
「おチャメさん?」
「聞かれちゃってたのね」
項垂れて溜息を漏らすおチャメさんに、何がです、と問い返そうとしてそれがオハ
ナの名を呼んだことを示していると気づいた。そしてそこに気がつくと連鎖的におチャメさんが何を知られたくなかったのかがわかってしまった。
――どうしよう。
オハナは名を呼ばれていた理由に思い当たり赤面する。
――あたしを思い描いて?
それは到底あり得なさそうなことだった。ヒトとコロボックルは動物としては大き
くかけ離れている。コロボックルとヒトとの恋物語も伝わっていないわけではなかっ
たが、現実としては考えづらかった。恋をするのはたいていコロボックルの側で、切
ない片思いに終わるというのが通例だ。
「気持ち……悪いよね。ごめんなさい」
「いいえ、いいえ、おチャメさん。謝る必要はないのです。気持ち悪いだなんて思い
ませんし、そもそも覗き見をしたあたしが悪いのです。あなたは悪くありません」
「でも――」
膝を抱え、顔をしわくちゃにして泣き出してしまったおチャメさんの、そのタオル
ケットを握り締めた腕に飛び移る。
「おチャメさん?」
腕の上で飛び跳ねてみても彼女は顔を上げない。思い切って腕から頭へ飛び移って
みると、驚いたのだろう、おチャメさんの背筋が緊張で固くなった。その様子を窺い
つつ癖のない黒髪を伝って右耳の横にぶら下がる。感情の高ぶっているときのヒトは
危険だった。いきなり腕で払われれば小人にとっては命に関わってしまう。
「おチャメさん? 顔を上げてはもらえないのですか」
オハナが耳元に吹き込むとおチャメさんは俯いたまましゃくり上げ、頭を振る。オ
ハナは連絡係になって間もなかったが、歳が近いこともあっておチャメさんのことに
はずっと関心を持ってきた。おチャメさんは意志の強いしっかりとした子で泣き顔を
見せることもめったになかったが、こうなってしまうと手がつけられない頑固な少女
でもあった。
――どうしよう。
一晩泣いて、明日の朝には普通の顔をして「おはよう」と挨拶を交わせばそれで何
も無かった顔ができるだろう。けれど、そうやって平気な振りをして付き合うのはト
モダチではない、とそうオハナは感じたのだ。ただの連絡係ではなく、本当のトモダ
チとしておチャメさんの近くにいたかったのだ。
――仕方ない。
小さく息を吐いてとんとんとその場で飛び跳ねてみる。ヒトが軽く手を触れるよう
な感触を与えたつもりだった。
「恥ずかしい思いをさせてしまったお詫びに、あたしも恥を忍んでお話します」
ぴくりと反応したのは言葉が届いていると言うことなのだろう。オハナは髪に絡め
た片腕で体を支えながらもう一方の腕で耳介に掴まり、静かな静かな調子で語りかけ
る。
「おチャメさんがあたしの名を呼びながら自分を慰めていると知って、あたしは嬉し
かったです。その理由がわかりますか?」
言葉を切り、大きく息を吸う。
「ずっと恋してしまっていたからです。あたしもおチャメさんのことを思いながら、
その、したことがあるんです」
おチャメさんが身じろぎして息を呑んだ気配が伝わってきた。こんな形で告白をす
る機会が訪れるとは思っても見なかった。オハナはあくまでもコロボックルとヒトの
トモダチという形でおチャメさんの近くに居続けようと思っていたのだ。焦がれてい
る気持ちは伏せておくつもりでいた。
火照った頬をおチャメさんの耳に押し当てる。
「わかりますか、おチャメさん。あたしも恥ずかしいんです、こんなことを告白する
のは。押し当てているあたしの頬の熱さが伝わっていますか。胸が壊れそうに高鳴っ
ているのはどうしたらおチャメさんに伝わるでしょう」
オハナは外耳道――耳の穴の入口近く、耳朶《みみたぶ》が始まる軟骨の縁に腰掛
けて、耳の穴の顔寄りに張り出している軟骨に胸を押し当ててみた。感覚毛の役割を
果たしている産毛にはきっとがさがさとオハナの気配が伝わっていることだろう。
「どうですか? ……変ですよね。あたしはいつもと同じように話しているつもりな
のに動悸が収まりません」
「……うん。聞こえる。聞こえるような気がする。わたしよりずっとずっと速い鼓動
が聞こえる気がする」
「あたしたちはもともと脈が速いんです。ふふ。おかしいですね。体を通して伝わっ
てくるおチャメさんの声、いつもよりうんと太く聞こえますよ。それに血管を流れる
血液の音も聞こえます」
「鼓動ではなくて?」
「はい。水道管のようです。遠雷のような音もフイゴのような音も」
小人にとってのヒトはヒトにとっての象どころか、恐竜よりも、シロナガスクジラ
よりも巨大だ。
オハナは耳道に向かって思い切り音を立てて口づけする。
「おチャメさん、あたしが今、何をしたかわかります?」
「……キス」
「これはどうです?」と再び少し離れた場所への口づけ。
「……キス」
「じゃあ、これは」と思い切り舐め上げる。外耳道のすぐ上、耳介の始まる軟骨の張
り出し部分だ。
「……舐めた?」
「はい。そろそろ顔を上げたくなってきたんじゃありませんか?」
おチャメさんがそっと頭を上げる。
髪にぶら下がったまま勢いをつけ、振り子のように体を振って膝の上に飛び乗った。
柔らかなパイル地のタオルケットは足場としては少々心許ないけれど、座り心地は良
い。オハナが膝頭の上からおチャメさんを見上げて微笑むと、彼女は思い出したよう
に赤面する。
「おチャメさん。顔の前に手を」
オハナは手のひらを上にして顔の前にかざして見せる。
「こう?」
水を掬うように両手を顔の前で揃えたおチャメさんに頷く。軽く膝頭を蹴って体を
一回転させてからその手のひらに飛び乗った。
「おチャメさんの香りがします」
軽く曲げられた指の一本に縋り、顔を寄せて告げる。先程まで下着の中をまさぐっ
ていたであろうその指先からは明らかな少女の香りがした。オハナが見せつけるよう
にその指を嘗めると、言葉の意味を理解したのだろう頬だけでなく、耳の先までが見
る間に朱に染まった。おチャメさん自身も今し方までその指で自分を慰めていたこと
を失念していたのだろう。
「おチャメさんはえっちですね」
声にならない唸りが羞恥を示す。確かにこんなことを言われれば赤面どころか逃げ
出してしまいたくなるだろう。けれど今、おチャメさんの手の上にはオハナがいる。
「第二関節の指の腹までお汁を含んだ跡があります」
「オハナの意地悪」
おチャメさんの肌は白く、頬はふっくらと柔らかな線を描く。
「知りませんでしたか? あたしは意地悪な小人なんです」
頬を膨らませるおチャメさんは可愛かった。常から薔薇色の頬に、血を上らせた今
はさらに赤い。
「おチャメさん」
「なあに?」
「キスを……望んではいけませんか?」
おチャメさんはたっぷり十を数えるほどの間オハナを見つめてから黙って口元に手
を運んだ。もちろんその上に乗せられているオハナごとだ。
三センチ弱の小人にとってヒトの口は巨大な猛獣の口に等しい。コロボックルのこ
とを知り尽くしたおチャメさんであれば危険がないのは分かっていたが、手のひらに
乗るのも口に近づくのも背筋をひやりとさせる感覚を伴うのも事実だった。
――それでも、近づきたい。
掬った水を飲むかのようにオハナを乗せた手がおチャメさんの口の前で止まる。オ
ハナは見上げる壁となったおチャメさんの頬に近づく。
口づけをひとつ。
音を立てるでもなく、頬に。唇だけをそっと触れさせて。
「わかりますか?」
おチャメさんは口元に手を近づけた時からずっと目を閉じたままだ。
「キスって素敵ですね」
唇に一歩近づき再びの口づけ。
「ずっとこうしてみたいと、思っていました」
桜色の唇、といっても小人の目から見れば粘膜が層になっているのも、汗腺や毛細
血管が走っているのも見えてしまうのだが、オハナにはその瑞々しい有様までが魅力
的に見えた。
小人の頭ほどの厚さの下唇に自分の口を押しつける。敏感な唇が小さく、けれどオ
ハナにとっては強く反応した。
「小人のキスで唾液が染み出してきました。感じやすいんですね。素敵です」
屈みながら下唇の先端に、背伸びをしながら上唇に、顔を傾けながら唇の合わせ目
へと、様々な場所に幾度も幾度も口づけを繰り返す。
「おチャメさんの唾液は少し甘いです」
夜の部屋におチャメさんの吐息が漏れる。オハナのことを気遣ってくれているのだ
ろう、そっと漏らされた吐息も甘く感じられた。たっぷり唇の端から端までを隈無く
口づけしてまわって、オハナはようやくおチャメさんの唇を解放する。そのまま、手
のひらの上にぺたりと腰を下ろす。
「あたし、キス、初めてでした」
「わたしも」とおチャメさんはオハナを乗せた手を目の高さに掲げて微笑んだ。長い
キスの間に狼狽は去ったらしく、わずかに頬に紅潮を残してはいたが落ちついた声だっ
た。
「――小人に、なれるといいのに」
おチャメさんが呟く。
「そうしたらオハナと愛し合えるわ」
「そうですね。でも、このままでも、愛し合えます。たぶん」
おチャメさんは微かに首を傾げる。
「試してみますか?」
疑問を湛えた視線がじっと注がれる。おチャメさんはこんな風に視線で会話する人
だった。言葉数が少なく、おっとりとして、けれど視線には力がある。コロボックル
という秘密を抱えているせいで思慮深い性格になったのかもしれない。
「わたしの姿が見えていますか?」
コロボックルは夜目が利く。明かりの消された部屋の中でもカーテン越しに射し込
む星明かりだけでオハナにはおチャメさんの睫毛の一本までが見分けられた。
「見えるわ」
オハナは手のひらの上で立ち上がり着物の帯に手をかける。コロボックルの衣装は
男も女も変わらない。前合わせの上着の上から腰帯を締める。下はズボンだ。額には
組み紐の帯。首には金属製の首飾り。腰に提げているのは水晶のナイフだ。
「あたしの手はおチャメさんの手になります。そしておチャメさんの手があたしの手
です」
少し躊躇したようだったが、納得が行ったらしい。おチャメさんは自分の左手とオ
ハナを見比べて頷いた。
オハナが帯をほどき始めるとおチャメさんは寝間着の上着に手をかける。上からぷ
つりぷつりと器用に、ゆっくりと片手でボタンを外していくと細い体の割に量感のあ
る乳房が現れた。夜目にも白い肌が胸の膨らみの柔らかさ予感させる。
「あたしの方がお姉さんのはずなのに、女性らしさではすっかり負けてしまいました
ね」
帯を解き上着の前を開くとオハナはゆっくりと自らの胸に指を這わせる。片手にオ
ハナを乗せたおチャメさんも向かい合って鏡像のように胸に手を伸ばした。
「さっきのおチャメさんはとても、綺麗でした。目が離せなかった。タオルケットの
下ではこんな風に触れていたんですね」
ゆっくりと片方の乳房を丸ごと持ち上げるように手を当てる。オハナの動きを追っ
ておチャメさんの手が後を追った。彼女の胸はどこまでも柔らかに波打ち、変形する。
ヒトの手にはさぞかし甘美な感触を伝えるのだろうと想像すると、オハナ自身の胸の
中心も急にしこり始めた。
「胸の先には……まだ触れないで。そう。重さを量るように。ゆっくりと」
おチャメさんのパジャマの下から覗く膨らみが変形を繰り返す。胸を下から支える
指の隙間から肉がこぼれそうだった。高く腕を掲げているのが辛いのだろう、オハナ
を乗せて顔の高さにあった右の手のひらも、胸を揉み上げる動作のひとつごとにわず
かずつ低くなり、今ではふるふると揺れる胸の先端とほぼ同じ位置にある。外から内
へ、下から上へと揉み上げられるその柔らかな膨らみを正面から見せつけられること
になった。
「おチャメさん、服の下にはこんな体を隠していたんですね……」
先ほど指先から嗅ぎ取った性臭とも違う。常の髪やうなじ、手のひらから感じられ
る肌の香りとも異なる。乳というほど濃くも強くもなかったが、どこからそれを思わ
せる香りがおチャメさんの胸の先端近くから滲んでいるようだった。マメイヌほどで
はないが、コロボックルは嗅覚が鋭い。
「匂い立つようです」
オハナにはこれ以上にしっくりくる表現がないように感じられた。
「胸の真ん中がちりちりして来ませんか。――ほら、もう胸の先を弄りたがって指先
の間隔が狭まってきていますよ」
膝を立てて揃える座り方が窮屈になってきたのだろう、おチャメさんが身じろぎを
して臑を両腿の外側に添わせるように折った。その際に両腿がもどかしげに擦りあわ
された仕草をオハナは見逃さない。
「切なくなってきましたか? でも、まだです。ほら、こうして――」とオハナは乳
房に添えていた自分の手を、両の乳房の間を辿らせて首元へと伸ばす。「――鎖骨の
あたり、身柱元《ちりけもと》を触れてみてください。あたし、おチャメさんの肩に
乗ったときはいつも、鎖骨の線が綺麗だなって思っていました」
おチャメさんがオハナの動きを追って鎖骨に指を這わせた。自らの指がもたらす感
触とおチャメさんの指の動きとが重なったような錯覚が、オハナの背筋に何かを走ら
せる。
「おチャメさんは首の線もとても綺麗です。あたしがヒトであったらキスマークを残
したくなるくらい」
そう言いながら指先を首筋から胸骨、胸の谷間へと先程とは逆の順序で辿らせる。
ただし、今度は先程とは反対の乳房へ手を伸ばす。オハナは右手で左の膨らみを、お
チャメさんは左手で右の乳房を鏡像のように。
オハナの乳房は体の小ささがもたらす法則によって重力の影響を受けづらい。手の
ひらで包めば柔らかさと弾力は感じられても、おチャメさんのように重たげな量感と
は無縁だった。
そっと、けれど大きく乳房が歪むよう、外側から内側へと手のひらに弧を描かせる
と、向かい合ったおチャメさんの胸もオハナを真似て大きくたわむ。
おチャメさんの口から、そっと、深い息が漏らされた。
「目を閉じて。おチャメさんの手が無数のあたしだと想像してください。大勢のあた
しがおチャメさんの乳房を揺すっているんです。胸の一番下、お乳のお肉と胸板の狭
間では大きなおチャメさんの胸に埋もれそうになっているあたしがいるんです。膨ら
んできた桜色の乳輪には三人のあたしが取り付いて手のひらで押しています。胸の先
――乳首はあたしが両腕でしがみついて、力いっぱい吸い上げているんですよ」
コロボックルが寄ってたかって乳房を押したとしても到底変形させるほどの力は得
られないだろう。そして、乳頭はコロボックルの頭に近い大きさがある。吸うといっ
ても乳首を丸ごと口に含むことはできないが、オハナの言葉はおチャメさんの想像力
を掻き立てたらしい。その体にぶるりと震えを走らせた。
「小人に嬲られているのを想像して感じてしまうおチャメさんはとてもえっちです」
「えっち」というのはオハナにとっては新しい言葉で、おチャメさんに付き添って
女子高へ通ったこの数カ月で覚えたものだった。
「だって……、オハナがいじめるんですもの」
「でも、わたしは乳首を押せなんて指示していませんよ」
「……意地悪」
「手の動きはゆっくりとそのままで、人差指と中指の隙間で乳首を――乳暈ごと挟み
込んで。そうです。切なく感じるくらいに」
星明かりに薄紅の蕾のような色をつけていた乳首もすでに硬く尖り、鮮やかに血の
色を浮かばせていた。乳腺から立つ香りも明らかに官能を呼び覚まされた香りへと変
じているのが小人の鼻には明らかだった。
「そうですね――小人にはおチャメさんがどれほど感じやすいのかわからないのです。
それで、乳首に思いきり、加減なしにしがみついてしまいます」
オハナの言葉のままにおチャメさんの指が自ら乳房を強く握り、指の間に挟まる乳
首を挟み上げる。
「……っ!」
おチャメさんが背筋を硬くした。自慰ではありえない強すぎる刺激が呼んだ反応だ。
それが快感からは程遠いことはオハナにもわかっていたが、相手に身を任せてこその
交わりだ。今、おチャメさんの体を嬲っているのはオハナであるはずだった。
「強すぎました? でも、体を震わせて切ない顔をしたおチャメさんはとても官能的
です。表情を見ているだけで濡れてしまいそうです」
それは本当のことだった。おチャメさんが立ちのぼらせる肌と吐息の甘い香りはオ
ハナには媚香のような効果を示している。「濡れてしまいそう」どころか肌着にはす
でに染みを作ってしまっているだろう。
「おチャメさん、あたしの胸にも触れてみたいですか?」
深い息と共にこくりと頷きが返る。
「物静かで、おしとやかなおチャメさんですが、本当はこうして――」と指を開いて
オハナ自身の膨らみを鷲掴みにして見せる。「――力強く握ってみたいと思っている
んじゃありませんか」
オハナの胸の膨らみに指が食い込む。わずかに遅れておチャメさんが豊かな胸を細
い指の隙間から溢れさせて見せた。オハナ自身が感じているように、恐らくおチャメ
さんも痛みを感じているのだろう。眉間に苦痛の皺が走る。
「指の跡が残りそうなくらい。でも、これはおチャメさんに刻まれた所有の証しです。
痛いだけじゃない、ほら、おチャメさんはあたしの胸を優しくも揉むでしょう?」
指の腹で乳首を押し込むようにして柔らかに撫でさする。柔らかな愛撫と、刻み込
むような荒々しい動作とを繰り返し、その合間には硬くしこった胸の先から狙いすま
したように刺激を送り込む。
密やかな、けれど深い吐息が重なり、少しずつ熱を帯びていく。オハナを載せた手
のひらはもう先程から嵐の海に浮かんだ船のように安定していなかったが、その揺ら
ぎでさえおチャメさんの伝える官能としてオハナを昂ぶらせた。
強い刺激にも慣れてきたのだろう、おチャメさんは乳首を攻める愛撫のたびに太腿
を擦り合わせるようにして堪えている。時にぐっと腰を反らせる姿は明らかに更なる
愛撫を求めているかに見えた。
「胸だけでは物足りないですか? ――そうですね。ではこのままゆっくりと膝立ち
になって……」
オハナも自らの言葉どおり、おチャメさんの手に平の上で落としていた腰を上げる。
はだけたパジャマの間から覗くおチャメさんの白い肌はほんのりと薄紅に染まってい
た。片肌がはだけかけ、尖った胸の先が顔を覗かせている。常のおチャメさんを知る
者からは想像もできない姿のはずだ。
「おチャメさんならここからどうします?」
「……腰紐を緩めるわ」
「直截ですね」
いいながらオハナは焦らすようにゆっくりとズボンの腰に手を伸ばす。
腰紐を見せつけるようにゆっくりと引くと、滑りの良い生地はそれだけでするする
と腿の下まで落ちた。ヒトの着物でいえば絹地に近いしなやかな繊維だ。大きさの関
係でなんでもかんでも周囲の物に張り付きたがる物理法則の中で、コロボックルが発
明した自慢の織物だった。
おチャメさんもオハナを真似てパジャマのズボンに手をかける。オハナを片手に載
せて左手一本で苦労していたようではあったが。
ふふ、と笑ってオハナは指摘する。
「おチャメさん、下着に染みができています」
オハナの言葉におチャメさんは俯き手でその場所を隠そうとしたが、そんなことを
してみてもオハナには目で見る以上に官能を示す香りが明らかだった。オハナの乗っ
た手のひらから漂うおチャメさんの香りより数段濃い、真新しい匂いがコロボックル
の鋭い嗅覚を刺激する。
「おチャメさん、その手は我慢できなくて触りたくなったからですか?」
違うのはわかっていたが、そんなおチャメさんの恥ずかしがりようを見ているとそ
んな意地悪も言いたくなる。おチャメさんは黙ったまま、長い髪を揺らして否定の仕
草を見せる。
「でも、ほら。こうして――」とオハナは中指だけを目立たせるように手を広げると、
割れ目を包む込むように下着の上から触れてみせる。下着を汚していたのはおチャメ
さんだけではなかった。水分を含んだその部分は、言葉通り吸い付くように指を引き
寄せる。小人世界のスケールでは水分を含んだ物はトリモチのように吸着力を発揮す
るのだ。
「――ここに触れたかったのでしょう? えっちです。おチャメさん」
ふるふると重ねて首を振るのを眺めながらオハナはさらに続ける。
「ヒトのここを直接見たことはないのですが、このあたりに小さな突起が隠れている
のではないですか」
このあたり、の声に自らの陰部に添わせた手の中指だけを立てて示し、下着の上か
ら肉に埋もれた小突起を探り当てる。太腿を合わせたままの膝立ちの姿勢ではあった
が、そこを探るのに不自由はなかった。
「……んっ」
ひたり、と湿った音をコロボックルの鋭い耳が捉える。オハナの仕草にリードされ
ておチャメさんが指を陰部に添わせた音だ。
「ほら、溝を前からなぞるんです」
オハナの乗る手のひらはおチャメさんの胸の前にある。手のひらから乗り出して下
を覗き込まねば股間をまさぐる様子は見られなかったが、下へ伸ばされた手の動きと、
呼吸や身じろぎに合わせて揺れる乳房、熱を帯び微妙な揺らぎ方をする吐息、オハナ
を乗せた手のひらのすべてがおチャメさんの反応を伝えてくる。
「割れ目がはじまってすぐのところ。おチャメさんがさっき弄っていたのはここです
か?」
おチャメさんはやはり髪を揺らして首を振ったがそれは否定というよりも答えたく
ないということだろう。
「下着の上からでも硬くなっているのがわかりますね。ふふ。わかるんですよ。あた
しもそうなんですから。ほら、強すぎないように、中指の腹で押さえて」
日頃は触れてもどうということのない触感しか生まない場所であるのに、昂ぶった
今は軽く圧迫するだけで下腹部全体に切なさが広がる。じんわりと生じるその感覚が
オハナにはもどかしくもあり、心地良くもあった。
「潜んでいるこのでっぱりの周辺を撫で回します。円を描くように」
二度、三度と指先で弧を描いてみせる。
「見えていますか? ほら、こうして強く――押します」
腰を前に突き出すようにしておチャメさんに示しながらオハナは指先でその肉芽を
ぐっと押し込む。釣られるようにして腕に力を込めたおチャメさんが息を漏らした。
「んふっ」
「きつかったですか? でも、きっとすぐに馴染むと思います。あたしの――オハナ
の攻め方は少し意地悪なんです」
突起の周辺をなぞっては中心を圧迫することを二度、三度と繰り返す打ちに、最初
は刺激に耐えきれずに腰を引いてしまっていたおチャメさんの吐息に甘い色が滲み始
めた。あくまでも密やかに吐息だけで官能を表すのがおチャメさんらしい。
「ほら、今度は割れ目を後ろへとなぞっていきます。四本の指すべてで包み込むよう
に。あら、おチャメさん、もうびっしょりですね。シーツまで汚してしまいそう」
触れずとも、薄い布地を擦る指が湿った音を立てているのは明白だった。
「指先だけでなくて、こう手のひらと指全体で覆うようにしてゆっくりと揉みほぐす
ようにすると、ほら、甘美で心地良い感じがしませんか?」
オハナが自慰を覚えたときから気に入っている触れ方だった。突起を――それをク
リトリスと呼ぶのだとはおチャメさんの学校で仕入れた知識だった――を集中的に触
れるような強い刺激とは違い、優しく揺蕩《たゆた》うような心地が訪れる。オハナ
の導くままにそこを柔らかに揉みほぐすおチャメさんからも深く満ち足りた息が漏れ
る。
「下着の上から弄っているのに、おチャメさん、えっちな音がしています」
潤いをたっぷりと含んだ粘膜を捏ね回すたびに、ひたりとも、くちとも表しがたい
微かな音が響く。外側の襞と内側の襞が空気を含んでは擦れ合う、その音だった。オ
ハナの下腹部でもやはり粘膜が官能を含ませた音を立てていたが、それは人の耳には
聞こえないであろう高さの音だ。
「オハナも……オハナも……感じている?」
左手を蠢かしながら、おチャメさんが訊ねてきた。指の動きと深い吐息が同期しな
がら言葉を途切れさせている。
「はい。おチャメさんの、弾んだ息が、とても艶めかしくて、それだけで感じて――
しまいます」
自らの性感がもたらす囁きに耳を傾けながらオハナは答える。
「おチャメさんのそこに、直接触れたいです。匂いを嗅ぎたいです。味わいたいです」
「オハナの……そこにも……触れさせて……くれ、る?」
言い終えると不意におチャメさんが口をすぼめて息を吹き付けてきた。両手がふさ
がっている上にヒトの手では微妙な愛撫ができないと知ってのおチャメさんなりの工
夫なのだろう。
「北風が衣服を剥ぎ取るの」
「おチャメさん、それじゃあ、逆になってしまいます」
「心地良い風に旅人は体を晒すんだわ」
どちらともなく忍びやかな笑いがこぼれ、声には互いに艶色を帯びる。二人はそれ
ぞれの下着に手を伸ばした。おチャメさんはショーツを、オハナはドロワーズを腰か
ら落としていく。
「……おチャメさん、糸、引いてます」
「オハナだって貼り付いてしまっているように見えるわ」
陰部から下着へと透明な滴《しずく》の糸を引かせているおチャメさんの姿は息が
苦しくなるほど蠱惑的だった。一方のオハナのドロワーズは湿り気を帯びたせいで肌
に貼り付き裏返しになりかかっていて、それが妙に気恥ずかしい。
膝立ちのままの二人は、それぞれ膝の上に脱ぎかけの衣服を折り重ならせてしまっ
ていて身動きも取れなくなっていたが、その微妙な拘束感も昂ぶりをもたらす気がし
た。
「あまり濃くないんですね」
手のひらの縁から下を眺める。おチャメさんの下腹部には申し訳程度の茂みが陰り
を落としていた。艶やかな黒髪が日本人形を思わせるおチャメさんはそこも黒々と茂っ
ていそうなものだったが、そういうものでもないらしい。
「……変かしら」
「いいえ。割れ目が透けて見えるのが素敵です」
いいながらオハナは下着とズボンを膝に絡めたまま腰を下ろす。それに倣っておチ
ャメさんもゆっくりと腰を下ろした。足の間に腰を落とすその仕草の、太腿を合わせ
たままの感触が妙に艶めかしく感じられる。
おチャメさんがオハナを乗せた手を腿の上に落ち着けたことで、オハナはおチャメ
さんの茂みに透けて見える部分を間近で観察することができた。振り仰げば呼吸に合
わせてゆったりと上下する乳房がその先端を扇情的に震わせていた。低い位置へと移
動したためにおチャメさんの肌の香りもより強くオハナの鼻孔を刺激する。ぴたりと
合わされた太腿の隙間に、薄い陰りを通して覗く割れ目は薄紅色の粘膜に液体を滲ま
せている。
「きっとこんな風に指を」とオハナはおチャメさんに向かって中指を口に含んでみせ
る。「絡め取ってしまうんですね。おチャメさんのそこは」
音を立てて指を吸い、絡められるだけの唾液を絡め、唇から糸を引かせながら抜き
出した指に胸から腹、腹からさらにその下へと唾液の筋を残しながら肌を這わせる。
たった一本の指にでも大量の唾液を絡め取ることができる、コロボックルの大きさが
なせる業だ。コロボックルにとっては大きな、けれどヒトにしてみれば小さな水滴は
表面張力の支配をより強く受ける。
コロボックルの唇が立てる小さな音がおチャメさんの耳に届いたかどうかは定かで
はなかったが、オハナが自らの体に描く唾液の筋跡が茂みに届く頃にはおチャメさん
の喉がこくりと鳴った。太腿の付け根へと潜り込んでいく指を、おチャメさんの視線
が捉えて放さない。おちゃめさんの白い指も太腿の内側で逡巡を見せた後に、そっと
亀裂へと添わされていった。
オハナとおチャメさんのそこが共に水音を立てる。二人の口から静かな吐息が重
なって漏れた。
「下着の上から触れたときのように、雛尖《ひなさき》の周りから」
烏帽子の部位を示すその言葉はコロボックルたちの間で使われる隠語の一種だった
が、おチャメさんにもその意味は通じたのだろう、こくりと頷くとオハナを真似て指
先を蠢かせ始めた。
「そう、そうです、おチャメさん。んっ。強くしすぎないように、ゆっくりと」
湿った音を立てさせながらヒトとコロボックルは吐息を熱くしていく。おチャメさ
んの太腿は時折何かを堪えるかのように力が込められ、その上に乗せられた手のひら
ごとオハナを揺すり上げる。その、揺れが不意の刺激となってオハナに切ない呻きを
上げさせた。
「ずるい、です。おチャメさん。そんな風に、あたしを、んっ、いじめるんですね」
おチャメさんからの返事はない。オハナを載せた右手を上半身の支えにしながら、
常から薔薇色を帯びている頬をさらに上気させて、薄く開いた口からはわずかに乱れ
た息が漏れていた。
「でも、ちょっと、もどかしいですよね。左手、だし」
オハナを載せた手がぴくりと反応する。聞き手を小人に占領されて不自由を強いら
れ、やはり右手を求めていたのだ。
「いいですよ。おチャメさん、あたしを、左手に、移し替えてください」
突起を弄りながらオハナは促す。本当はもう少し言葉で虐めたいと思ったのだが、
左手で快感を弾き出そうと懸命なおチャメさんの姿を見ていて可哀想になってしまっ
たのだ。利き手を使わせなかったのもちょっとした意地悪と企みに過ぎない。もどか
しげなおチャメさんを見たかったのだ。
股の付け根から引き出されたおチャメさんの指は、けれど、オハナの待つ右の手の
ひらに近づく前に動きを止めた。
「ふふっ。どうしたんですか、おチャメさん」
オハナにはおチャメさんが手を止めた理由がわかっていた。割れ目をなぞり、突起
をまさぐった指先は露をたっぷりとまとわりつかせていたからだ。先ほどオハナが唾
液を絡ませて見せたように指も手のひらも粘液にまみれて窓越しの星明かりを反射し
ていた。
その含羞の表情をオハナは期待していたのだった。
「おチャメさん?」
ほら、とオハナは自分の亀裂が含んだ露を手のひらに取っておチャメさんに示す。
粘液で覆われていた小人の手のひらがを認めたのだろう、おチャメさんはすでに上気
させた頬をさらに赤く染めてオハナに前に右手を差し出した。上着は肩から滑って背
中の半ばに落ち、ズボンも膝の上で足を絡め取っていたが、オハナは軽く一動作で右
の手のひらから左の手のひらへと飛び移る。
「ああ、おチャメさんの匂いです……」
金気と酸味が混じり、えぐみのある独特の香りがする。一番近いのはカビ臭かもし
れなかったが、それともやはり違う。オハナ自身の臭いとも違ったし、おチャメさん
の胸の先から立ち上る甘い香りとも違った。絡まるズボンとともに膝でいざりながら
ぬめった中指へと縋り付く。おチャメさんの指は少女らしい細く、長い指だったが、
オハナが両手を広げても半分も腕が回らない。頬で、はだけた胸で、腹部で密着する
と、その指を覆う透明な液体がオハナを表面に貼り付ける。全身をおチャメさんの露
でまみれさせ、オハナは背筋に甘美な震えを走らせた。ヒトよりも獣の血を濃く残し
ているコロボックルは嗅覚に支配される。おチャメさんの滴らせた露は麻薬のように
オハナを陶酔させた。
「オハナは幸せです……」
片腕でおチャメさんの指に抱き着きながらオハナは腰を突き出し、前から回した指
で割れ目に指を這わせる。それだけでなく、粘液を潤滑液に全身をおチャメさんの指
へと押しつけ、絡め、くねらせた。おチャメさんに見せつけるかのように。
オハナの示した痴態はおチャメさんの欲情を煽ったらしい。身を捩り亀裂に指を這
わせる姿を陶然と見つめながら自由を得た利き手が腿の付け根へと滑り込んでいく。
「んっ、はぁっ、ふわぁ」
「ぁあ……あふっ……ああ……」
おチャメさんに向けて突き出した腰は、濡れた亀裂も指の動きもすべてを明らかに
しただろう。実際、オハナの指が亀裂をなぞり、突起を弄び、襞の内側へと指を這わ
せると、その指の動きを追うようにおチャメさんの吐息が荒くなり、その荒い息に微
かな嬌声を忍ばせていた。声を抑えることをしないオハナの高く細い声と、抑えきれ
ずに漏らされるおチャメさんの声とが秘めやかな二重唱となって暗い寝室に満ちてい
く。
オハナの指がさらに襞の内側へと入り込み、指先の第一関節までを沈めて蠢かすよ
うになると背後でオハナの仕草を追うおチャメさんの声が変わり始めた。襞をなぞり
突起を擦ったときには堪えるように漏れていた声が、たゆたうような甘さを帯び始め
たのだ。
「おチャメさん、入口を、んんっ、いじるのが、いいんですね。んぁっ」
おチャメさんの指に縋るオハナの余裕ももう尽きかけていた。指先は快楽を求めて
無意識に奥深くを探り、掻き混ぜようとしたし、腰はおチャメさんを煽ろうとせずと
も自然に振れた。後は本能に任せて互いに昇りつめるばかりに思われた。
「ふぁ、ふわぁぁ、あんっ……んんんっ!?」
オハナの昂ぶりつつあった嬌声に驚きが混ざる。唐突に体を背後から押しつける、
粘膜で包まれた大きな――コロボックルにとって――肉がオハナを襲ったのだ。
「おチャメ――さん?」
振り返らずともわかった。粘液に包まれたそれはおチャメさんの舌だ。吐息が接近
していたのは朧に気づいていたけれど、舌先が触れるまでオハナはおチャメさんが舌
を伸ばしていることに気づかなかった。腿の内側に割り込んだ舌が、一グラムに及ば
ないオハナの体を舐め上げる。内腿から腰、背中と、恐らくは細心の注意をもって触
れさせてきたらしい舌はしかし、オハナを弾き飛ばしそうなほどの力があった。オハ
ナは懸命におチャメさんの指にしがみつく。
「強すぎた……かしら」
息を弾ませて訊ねるおチャメさんにオハナは頭を振る。驚きはしたし、ヒトの舌先
の力は愛撫を越えて苦しさを呼んだが、危険なほどの力でも暴力でもない。舌先でさ
え転がされてしまいそうなヒトの膂力がオハナの喜びを呼ぶ。
「もっと、もっと翻弄してください……」
オハナは自分の口からこぼれた言葉に驚いた。おチャメさんをリードし、羞恥を引
き出す側にいたはずなのに、いつの間にか立場が変わっていた。
――おチャメさんの匂いのせい……。
オハナの全身を絡め取っている粘液がオハナの心をも絡め取ってしまったらしい。
おチャメさんの舌が再度オハナを襲う。二度目は一度目よりもずっと繊細で、けれ
どやはり大きな生き物らしく小さなオハナの体を攫っていきそうなほど力強く粘膜に
包まれた肉が触れてくる。注がれる唾液は雨のようで、そのねっとりとした感触がオ
ハナにさらなる拘束感を与えた。腿を辿り、股間で蠢くその舌先の、乳突起のひとつ
ひとつがオハナを刺激する。予想よりもその先端が器用に動き、オハナの割れ目をま
さぐるように捩じ込まれてくる。
「んんんんんっ!」
大きな舌はさすがに奥深くにまでは侵入できなかったが、襞を掻き分けてその入口
を蹂躙する。臀部を撫で、背中をなぞり、脇や顔に涎の雨を注いで再び股間へと戻っ
ていく。コロボックルにとっては乱暴な、けれど、ぎりぎりで愛撫の範囲にあるその
舌は、求めたとおりにオハナを翻弄し、蹂躙した。
「おチャメさん、おチャメさん、おチャメさん……」
舌先に体を揺すられ、しがみつく胸がおチャメさんの指との間でひしゃげ、擦りつ
けられる。大量の涎に包まれ、溺れてしまいそうな錯覚に囚われながらもオハナは自
分が次第に官能の高みへと追い上げられていることを感じていた。しまいにはオハナ
自身が股間を襲う舌に腰を押し当てて振り動かしていた。すでに声も出ず、ただ欲望
の赴くままに体を動かすばかりだった。
気づいたときにはオハナはおチャメさんの手のひらの中でぐったりと打ち伏してい
た。半ば指に縋り、腰だけを立てた姿勢で我を失っていたらしい。水飴のように重く
体を覆う涎に絡め取られながら背後を振り返ると、同じように裸の腰を突き出して俯
せになっているおチャメさんの姿が目に入った。翻弄されるままに意識を飛ばしてし
まったために、状況がよくわからなかったが、オハナが延々と高みへ昇りつめている
間に、おチャメさんの舌が硬直し震えを走らせたのは感じていた。腰を掲げたままの
あの姿勢はその名残なのだろう、とオハナは頷く。
「おチャメさん? 風邪を引きます」
涎で重く濡れ、貼り付いた衣服を脱ぎ去って身軽になり、おチャメさんの耳元で呼
びかける。パジャマの上着をはだけ、下半身を剥き出しに突き出したこんな姿勢で眠っ
ている姿をママ先生にでも発見でもされたら目も当てられない。
「ん……。あら?」
「腰が冷えてしまいますよ」
顔の紅潮も抜けきらないままにおチャメさんが起き上がる。下着とズボンを引き上
げたものの上着ははだけたままで、その白い胸には点々と指の痕が残っていた。それ
はおチャメさん自身の手で付けられたものだったが、おチャメさんが一人でその身を
慰めたとしても決して残らない痕だったろう。
「指の跡がついてしまっています」
ええ、とおチャメさんはいつもの静かさで頷いた。
「夜中だけれど、お風呂入る?」
「そうですね。あたしも身体中涎まみれです。このままおチャメさんの香りを纏って
眠りたい気もするのですが」
「……入るわ。オハナも入りなさい、お風呂」
「一緒にですか?」
「小鉢にお湯を張ってあげるわ」
おチャメさんの指しだした手にオハナは裸のまま飛び乗った。
「おチャメさん」
「なあに?」
「大好きです」
声に出しての返事は無かった。
触れるか触れないかの距離で音を立てるキスがひとつ、返ってきた。
――了――
かわいくて、ちょっとHなメルヘンGJです!
原作知らないので、読んでみたくなりました〜
ココココロボックルー!(゚Д゚;||)
うお〜大好きだったよ、これ。
まさかこの板でコロボックル見るとは思わなかった。
なんか昔大好きだった児童文学だけにイケナイものを読んでる気倍増。
こんなに後ろめたい気持ちでハァハァしたの久しぶりだ!GJ!
39 :
24:2006/11/23(木) 17:04:51 ID:fKc/lVd6
読んでくれてありがとう〜&感想感謝です。
>>37 原作オススメですよ。
「だれも知らない小さな国」が書かれた当時はアイヌ文化研究が注目されつつあった時で
子供向けの話ですが当時のアイヌ文化論争の仄かな影響が感じられるような気もします。
>>38 知ってる人がいて良かった。
小人で書こう!と思ったときに「木陰の家の小人たち」と「床下の小人たち」も
候補に浮かんだのですが、佐藤さとるのコロボックルが私には一番印象深かったのでした。
書いている私自身もかなーりイケナイ気分がしておりました。
<世界で一番美しいお后>
「鏡よ、鏡、世界で一番美しいのは、誰……?」
「――それは、白雪姫です」
嫁入り道具に持ってきた魔法の鏡が、また、私の意にそぐわぬ答えを返す。
机の上の文鎮を振り上げて──歯軋りをしながら、下ろす。
何度、割ってやろうと思ったことか。
だが、そのたびに、これが今はなき母親の形見であったことを思い出すのだ。
かわりに、私は、顔を覆って泣き出した。
王の死後、国政を切り盛りする王妃が、廷臣たちに見せない、見せられない涙。
それが毎日流れるようになって、久しい。
白雪姫。
私が追放した義理の娘は、世界で一番美しい女だ。
見る男、誰もが彼女と寝たがるだろうし、実際、あの娘は男に不自由しない。
白雪姫が、王亡き後、その血縁者で王位継承権も持っていた私が
今では「女王」として治めているこの国を奪いにこないのは、
ただ単に面倒であるから、にすぎない。
森の支配者である一族の若長たちを、その美貌と体で手なずけた美姫は、
こんな辺境の小国の王座で苦労するよりもずっと気楽で贅沢な生活をしているのだ。
──まさか、七人もの「夫」を持って、しかもそれぞれを満足させるとは思わなかったが。
思えば、あの小娘はいつもそうだった。
彼女は、近隣諸国にその名が響き渡るプリンセスであり、
同時に、どんな娼婦も及ばない天性の男殺しだった。
あらゆる男が彼女との一晩を望んだ。
──私の夫、つまり、白雪姫の父親である先王でさえも。
そして彼女は、そうした貞操観念が低い女で、男たちのそうした欲望によく応えてやった。
だから、幸運な一晩をすごした男たちは、彼女を女神とも崇め、守り、挺身した。
私が森に送り出すように命じた部下さえ、帰って着た時は、熱心な信奉者になっていたのだ。
その男が、森の木陰で白雪姫からどんなことをしてもらったのかは、想像がつく。
対して、私は、――惨めな女だ。
王族に連なる実家の勢力のおかげで、王の再婚相手になれたものの、
夫は私のことを、ほとんど見向きもしなかった。
十八歳の純潔を捧げた、「生涯愛するべき配偶者」の好意と性的欲望は、
初潮も迎えぬ実の娘に向けられていた。
それを変態とののしるつもりはない。
男なら誰だって、あの魔性の純粋さをもつ美貌を前にすればそう思うからだ。
だが、夫が他の女に夢中でこちらには目もくれず、
気が向いた時たまに、性欲の処理道具として使われるだけの花嫁にとって、
その毎日は、屈辱と絶望以外の何ものでもなかった。
こうして、私の花の十代と、二十台の前半――女にとって最も貴重な十年は、無残に費やされた。
「……」
鏡に映った、トウの立った顔をぼんやりと眺める。
王が死んで──白雪姫と夜な夜なの秘め事による腎虚が原因だった──私は女王になったが、
虚名以外のすべては、全部白雪姫のものになったも同然だった。
そして、その王位さえも、もうじき奪われる。
──隣国の大国の王子が、白雪姫の噂を聞いて求婚にくるとの噂だ。
長年この国の併合を虎視眈々と狙っていた隣人にとって、
「追放された姫君を妻にして王位継承を主張できる」のは、願ってもない展開だろう。
そして私は追放されるか、あるいは、処刑されるか。
ぽたり。
涙が、また頬を伝う。
いつから、こんなことになってしまったのだろう。
小さな頃は、とても幸せだった。
今では見るのも嫌になりかけているこの鏡にも、いい思い出ばかりがあった。
思えば、私の母上もこの魔法の鏡によく問いかけをしてた。
鏡はそのたびに、「それは貴女です」と答え、母上は幸せそうに微笑んだ。
だから、その頃の私には、この鏡が幸せをもたらしてくれるものに見えていた。
母上が問うたびに、「それは貴女です」と答えてくれえて、笑顔をもたらしてくれる鏡を。
──だけど、鏡は、それを譲り受けた私には、一度だってそう答えてくれたことがなかった。
「……白雪姫を殺そう。その後、私も死のう」
鏡に映る自分を見つめながら、ぼんやりとつぶやいた声に、私はぎょっとした。
だが、それは、――私に残されたたった一つの人生の目的に思えた。
私は、ふらふらと立ち上がり、毒薬の瓶を取ってきた。
嫁ぐときに、王の妻として不名誉なことが起こったら自決するために持ってきた嫁入り道具のそれを。
毒リンゴを持って城を抜け出す。
自分よりはるかに美しく、愛らしく、魅力的な女を殺すことは、
私にとってある種、世界への復讐だった。
世の男どもは怒るだろう。
毒を仰いで死んだ私の死体を八つ裂きにせんばかりに。
だが、そうすることで、私の名は、すくなくとも今よりは皆に知られることになろう。
誰にも気に止められず、誰にも愛されなかったのなら、
せめて誰からも憎まれることのよってでも記憶に残りたい。
そんな思いが、私を魔女にした。
毒リンゴの籠をもつ、魔女に。
罪を犯すことにかっと火照る体と、冷え冷えとした頭。
──だが、注意力は足りなかった。
私は、森の入り口で、向こうから駆けてくる馬に気付かず、蹴り飛ばされた。
──。
──―。
──――。
目を覚ましたとき、そこは、小川のほとりだった。
「……大丈夫ですか」
おどおどと覗き込む青年が、隣国の王子であることはすぐに気がついた。
「いきなり飛び出してくるので、馬を止められませんでした。申し訳ない」
頭を下げる姿を見るまでもなく、育ちのいい、性根の優しい若者だとわかる。
──世界一の美姫が伴侶にして、幸せな生活を送るのにふさわしい相手。
私は、ぼろぼろと、涙があふれる自分を止められなかった。
何が哀しかったのか、わからない。
あるいは、あらゆること全てが哀しかったのかもしれない。
ただ、涙が流れた。
「も、申し訳ありません。どこかお怪我を……?」
首を振りながら、私は、声も出さずに涙を流し続けた。
それからずっと何も言わず、ただただ泣き続ける私を慰めようとした王子が、
ついにかけることばを失って、
「えっと……リンゴ、おいしそうですね。ひとつ頂戴してよろしいですか?」
と言い出すまでは。
「――だめっ!!」
はじめて声を上げてリンゴを奪い取った私に、王子はびっくりしたようだった。
その驚きは、私が罪を告白すると、さらに深くなったようだった。
懺悔を終えた私は、目をつぶり、王子が剣を抜いて自分の恋路を邪魔する魔女を斬り殺すのを待った。
だが、その刃は、いつまでたっても私の上に落ちてこなかった。
「お城に戻られなさい。――お送りして差し上げましょう」
王子は斬魔の剣の代わりに、そんなことばを与えた。
「――僕もね、おんなじなんですよ」
奥の間で紅茶をすすりながら王子は笑った。
第二王子の彼は、すべてを兼ねそろえた兄王子とそのまわりの廷臣、あるいは父王や継母からも疎まれて育った。
やっとまわってきたチャンスは、隣国の小国を奪って属国にするという嫌な役目。
美姫を娶っても、その心が晴れることは一生あるまい。
もっと大きな国の姫を娶っている兄王子は、それにあきたらず、世界一の美姫にも狙いを定めるだろうから。
世界一の美女ならば、弟の妻であっても容赦はしない人間だった。
「それに、あの人は、僕の手に負えないですよ。美人だけど、ちょっと苦手だなあ」
森の中で、若長たちを弄う白雪姫を目撃したという王子は頭をかいた。
「そうですか……」
白雪姫に心奪われない男──いわゆる変人と言う奴だろう。
だけど、私は、世界にはそんな人がいるんだと知って、なぜか救われた気持ちになった。
この先、何があっても、生きているうちは忘れないだろう何かが、心の中に芽生える。
「……それで、王子様はこれからどうするおつもりですか……」
「そうだな……。結局、この国を貰ってこないといけないんだけど……」
王子は、また頭をかいた。
隣国は、どこの戦争にも負けたことのない大国だ。
そこに併呑されることは、あるいは人々にとって幸せかもしれない。
「では、私が譲位いたしましょう。王子様がここの王様になってください」
「ううーん。」
王子は天井を睨んで、うなった。
「……貴女も女王のまま、というわけには行きませんか?」
「え?」
「僕は、白雪姫みたいな人より、貴女のような女性が好きなのです。
あなたさえよければ、私の妻になっていただきたい」
……この人は、やっぱり変人だ。
変人じゃなきゃ、そんなことは言えない。
でも……。
「私などで……良いのですか? 誰にも愛されなかった私で……」
私は、そう聞き返してしまっていた。
「とんでもない。あなたは、自分が思っているより、ずっと綺麗な女(ひと)です。
ほら、この化粧台──毎日毎日、一生懸命お化粧とお手入れを怠ってないのがわかります」
王子は、魔法の鏡の前を指さした。
「僕の母──もう死んでしまったけど、僕を愛してくれたたった一人の人も、そうでした。
不遇な人だったけど、決してあきらめないで、何かが起こったとき後悔しないように、
いつでも努力し続けている人でした。……貴女のように……」
「私が……努力……?」
「ここに来る道すがら見ました。――この国の娘さんたちは、みんなあまり美しくありません。
白雪姫がいるから、どうしたって勝てないんだって諦めて、お化粧もしなくなってしまったから。
でも、貴女だけはちがった。白雪姫にも負けまいって、ずっと努力し続けてたんです」
「……でも、私は、結局白雪姫に勝てなかった……」
「……ここに、一人、貴女のほうが魅力的だと思う男がいます。それでは不十分ですか?」
「――いいえ。……世界のすべてをあわせたより、十分です」
王子は、私にキスをして、私は王子にキスをした。
王子の愛撫はぎこちなかったが、私は、私のために、はじめて為されるそれを、
体中をわななかせて受け入れた。
胸乳をなぶる指も、秘所に口付けしてくれた唇も、決して器用ではなかったけど、
それは、荒淫に慣れた先王の巧みだがおざなりなそれよりもずっと素敵なものだった。
王子は、快楽の欲求のためではなく、私そのものを欲しがって男根を膨らませた。
私の身体の上に乗る直前、王子ははずかしそうに、
「自分はこうしたことが初めてなので、うまくいかなかったらすまなく思う」と呟いた。
私は、出来る限りやさしく、でも出来る限り強く王子の頭を抱きかかえ、愛しい人を安心させた。
私が処女でなかったのは、前夫にそれなりに女としてそれなりに開発されていたのは、
きっとこのときのためだろう。
私は、未経験の新しい夫を励まし、導き、妻とともに絶頂を迎えさせることができるくらいには経験があった。
王子は、私の身体の奥深くに、はじめての射精をして、
立派な男に──私の夫になった。
「――鏡よ、鏡。世界で一番、…………は、誰……?」
「――それは、貴女です」
毎日問いかける。
鏡の答えは決まっている。
私の母上が毎日そうしていたように。
私は、ずっと忘れていた。
母上が、鏡にむかって聞いていた質問を。
「――世界で一番美しいのは、誰……?」
と母上が問うたことは一度もない。
彼女にとってそれは、どうでもよいことであったのだから。
母上が聞いていたのは──。
「鏡よ、鏡。世界で一番、私の夫を愛している女は、誰?」
「――それは、貴女です」
いつもの、平凡な、でもこの世で一番幸せな答え。
私は、鏡の前でとびっきりの笑顔を作ると、その表情のまま、
寝ぼすけの夫を起こしに行った。
あの日の約束通り、王子は王となり、私の夫となった。
この小国は、隣国の属国のようなものだし、白雪姫はあいかわらず世界一の美女だけど、
最近はちっとも気にならない。
もっともっと大事なものが、私にはあるから。
ある人が私に言った。
「世界一美しい姫」は白雪姫だけど、「世界一美しいお后」は私だと。
──残念だけど、それもあまり嬉しいとは思わない。
──だって、夫にとっての「世界一」は最初から私一人で、
――私にとっては、それだけで十分なのだから。
fin
白雪姫よりお后のほうが絶対いい女です!
一言、「白雪姫より貴女のほうがいい」とささやくだけで、
もう白雪姫がしてくれないあれもこれも大サービスしてくれますです!
というイメージがあるので作ってみました。
書いているうちにどんどん初々しくなっていきましたがw
GJ!お后様モエス
純愛いいよ純愛
お后さまの声になんとなく池田晶子(メーテル役)の声が浮かびました。
年増の深情け萌え。
面白かったよ。
50 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 00:45:33 ID:A22UvbAX
GJ!
泣いた…!
クレヨン王国きぼんぬ!
サード×まゆみか、ゴールデン国王×シルバー王妃が見たいです。
保守。
55 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:35:03 ID:cIU+xgRH
童話ではなく童謡ですが投下します。
暗い話になるかもしれませんので、苦手な方は「かごめ太夫」でNG指定か、
スルーをお願いします。
スレを多く消費してしまいますが、御容赦ください。
続編はまだ書きあがっていませんので、他の職人様方はかまわず投下なさってください。
56 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:36:16 ID:cIU+xgRH
かごめ かごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面 だぁれ?
夜は桃源郷の様に明るく華やいではいるが、昼間は人気も少なく、御用聞きの商人達が
ちらほらと行き交うだけの、寒々しい景色であった。
どこかから、懐かしい童歌を歌う声が聞こえてくる。
ふと、歌声に立ち止まり辺りを見回したが、どこからの歌声なのかはわからなかった。
「ほれ、もうすぐだから立ち止まらずに付いて来い」
酷薄そうな男に手を引かれ、一人の少女が通りの中でもひときわ大きな屋敷へと導かれ、
入って行く。
「御免なさいよ。鈴白屋の旦那はいらっしゃるかね? いつもの様に、左ノ助が参ったと
お伝えしておくれ」
「あ〜い。お待ちくださんし」
手を引かれている少女と年端も変わらぬ娘が、返事をして奥の間へと消えてゆく。
やがて木の床を踏み鳴らしつつ、一人の男が玄関にやってきた。
「おお、左ノ助が参ったか。禿を一人連れてくるという事であったな。どれ、その子か?」
恰幅のいい中年の男が少女を見定める様に眺めた。
少女はおどおどとしながら身を竦め、左ノ輔の背後に隠れようとする。
「それ、旦那にちゃんと御挨拶しねえか! へへ……すいやせんね、田舎娘なもんで」
左ノ輔は少女を引っ張り、旦那と呼ぶ男の前に少女を引き出した。
「可愛い子じゃないか。名は何という? 年はいくつだ? ん?」
少女は泣き出しそうな表情で旦那と左ノ助を見上げると、恐る恐る答える。
「……はな、です。……な、ななつ……」
「そうか、『はな』か。きっとこの子は美しゅう育つだろう。左ノ助、ご苦労であったな。
この子はうちで引き取ろう」
左ノ助は満面の笑顔を見せると、旦那と呼ばれる男が懐から出した小袋を受け取った。
「へへ。毎度、ありがとうごぜいやす。さあ、はな。これからこのお方がお前の身元引受
人だぞ。旦那様とお呼びして、よくいう事を聞くんだ。わかったな?」
引いていた手を、玄関の壇上にいる旦那に引き渡される。
はなはよろけながら、壇上にもう片方の手をついた。
「これこれ、汚れたなりで上がってはならんぞ。はな。お〜い、誰か! 水桶を持ってき
ておやり!」
「あ〜い! 親父様」
遠くで幼い声が聞こえてくる。左ノ助は旦那に貰った小袋の中身を確かめると、懐にし
まって軽く会釈をし、情けなさそうに振り向いている『はな』を見下ろした。
「では、あっしはこれで。……はな、しっかりお努めを果たすんだぞ? 達者でな!」
左ノ助は『はな』に一声かけると、もの言いたげな少女を残し、軽い足取りで玄関から
出て行ってしまった。
「……あ……!」
一人残された『はな』はどうしてよいかもわからず、玄関に立ち尽くしていた。
恰幅のいい男はそんな『はな』の様子を見慣れた様に、笑いながらしゃがみ込む。
「そんなに怖がる事はないぞ、はな。足を洗って綺麗にしたら、お前を見てくれる花魁の
元に連れて行ってやるからな。そうだ、お前は可愛い顔立ちだから、うちの店で一番の
呼び出し花魁に付けてやろう。わしの事は旦那ではなく親父様と呼びなさい。わかったね」
「……はい……?」
57 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:37:32 ID:cIU+xgRH
小さな簪の鈴の音を響かせながら、禿《かむろ》が水滴を落さない様、注意して水桶を
運んでくる。
「親父様。これでよろしゅうありんすか?」
「おお、すず。ご苦労であったな。さあ、はな。それで足を洗いなさい」
はなは自分と同じ年頃の少女から水桶を受け取ると、地面に置いて男を見上げた。
「は、はい……。お、親父様……」
「いい子だ。はな」
男が優しげに笑うので、『はな』は少し安心した。
水桶に足をつけると泥が落ち、白く小さな足が顕わになった。
足を洗うと親父様に付いて、すずと呼ばれた禿がはなの手を引き、二階へと誘う。
個室の前に立ち止まると、親父様が声をかける。
「これ、咲野。おるかね? 新しい禿を連れて来たので見てやっておくれ」
「あい。どうぞ、お入りなんし。親父様」
部屋の中から、しっとりとした声が聞こえてくる。親父様が襖を開けると、はなは生ま
れてから見た事も無い、艶やかな女性が格子窓にもたれかかっているのに見とれた。
「……その子でありんすか? 親父様」
見とれている『はな』に、艶やかな女性が気だるげな視線を浴びせ、親父様に問う。
「そうだ、咲野。よろしく頼むぞ。さあ、はな。咲野花魁にご挨拶しなさい」
咲野と呼ばれる女性はしばらく『はな』を見つめると、親父様を見上げた。
「……親父様。唯『はな』では少し地味じゃありやせんか? ……そう、『こはな』……。
……今後から『小花』と名乗らせてはいかがでありんしょう?」
「おお、かわいらしい響きだの。咲野よ。この子の事はお前に任せれば、わしも安心だ。
はな。いや小花、わかったな?」
見とれていた『はな』が、驚いた様に親父様を見上げ、次に咲野を見つめる。
「花魁が名前をくれたでありんす。お礼を言わなくては、いけませんわいな!」
『はな』の背後から、すずと呼ばれる少女が『はな』の背をつついた。
「は、はい。……あ、ありがとうございます。お姉様……」
咲野はころころと笑うと、もたれていた小窓から立ち上がった。
「言葉遣いから教えなくてはならないでありんすねぇ……。
あちきの事はこれからは『おいらん』か『あねさま』とお呼びなさんす。
返事は『はい』ではなく『あい』とお言いなんし。わかったかえ? 小花」
そそと近寄ってくる咲野に気圧されながら、『はな』は口ごもった。
「は、はい。……い、いえ! あい! あ、あね様……」
咲野はにっこり笑って優しく『はな』の頭を撫でてやる。
「賢い子のようでありんすね。親父様」
――こうして何もわからぬまま連れて来られた『はな』は、小花と名乗る事になった。
小花は訳がわからなかった。
小花は貧しい村の百姓の家に生まれ、兄や弟妹と共に育てられた。
生活は貧しかったが、田畑に囲まれて野を駆け回り、近所に住む茂吉とよく遊んでいた。
それがある日、お父は黙って畑に行き、お母は小花を抱きしめて泣いていた。
「お母……? どうしたの? なんで泣いてるの?」
「ごめん……、ごめんよ! はな……! お父とお母を勘弁しておくれね……!」
「お母、お母、泣かないで……? どこか痛いの?」
小花がたずねても、お母はただ泣いて小花を抱きしめていた。
58 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:38:30 ID:cIU+xgRH
そこに筵をあげて、ずかずかと入り込んできたのが、あの左ノ助だった。
「ほい、ごめんよ。この子かい? おっかさん。……へえ、いい玉じゃねえか!」
左ノ助はしゃがみ込むと小花をじろじろと見定め、にやりと笑った。
「これなら『鈴白屋』でも買ってくれるぞ。あそこは払いがいいからな。膳は急げだ。
おっかさん、仕度は出来てるんだろ?」
左ノ助の言葉に、お母は小花を覆い隠す様に、ただ黙ってきつくきつく抱きしめた。
「お、お母……? 痛いよ。……このおじさんはだあれ?」
泣きながら抱きしめて沈黙するお母に代わって、左ノ助が口をきいた。
「へっ……。俺も『おじさん』と呼ばれる年になっちまったぜ。いいかい、娘っ子。
お前はこれから俺に売られて一緒にいくんだ。
……このうちじゃ、もう一家食わせる金がねえんだとさ。一家七人じゃなあ……。
お前もひもじいだろ? おまんまの食えるお屋敷に行ったほうが幸せってもんだ。
さあ、わかったら荷物を持ちな。俺はこれでも忙しいんでね」
左ノ助は一気にまくし立てると、お母から小花を引き離した。
足元にある風呂敷包みを小花に持たせると、腕を掴んで歩き出そうとする。
「お、お母……!? はなは、もうこの家にいられないの!?」
左ノ助に腕を引かれながら、小花は泣きながら縋ろうとするお母に戸惑いながら尋ねる。
お母は狂った様に泣きながら、『ごめんよ、ごめんよ!』と繰り返している。
――小花にはおぼろげながら解ってしまった。
昨年から飢饉が続き、生まれた子も育たない。茂吉と共に遊んでいたトミちゃんも、数
ヶ月前から姿を消していた。
そうか……。トミちゃんも、今のあたしみたいに連れて行かれたんだ……。
男の子は畑を耕す力出になる。まだ非力で力のない女の子はお母達には重荷なんだ……。
「はなあぁ〜っ! はなっ! ごめんよ、ごめんよ! 堪忍しておくれっ……!」
――うん。わかったよ、お母。……だからそんなに泣かないで。
……怖くないといったら嘘になる。茂吉にもお別れが言いたかった。でも、左ノ助の腕
は小花を急かし、その余裕さえ与えてくれそうに無かった。
「お母っ! 泣かないで! きっといつか帰ってくるからね!」
左ノ助に手を引かれつつ、小花はお母に別れを告げた。いつかは帰れる筈だと信じた。
「そうそう。年季までちゃんと働けば帰ってこれるさ。……運が良ければな」
お母が見えなくなるまで振り返る小花に、左ノ助はぼそりと呟いた。
……そうやって連れて来られたのがここ、吉原の遊郭でも大棚である鈴白屋だった。
「おいらん、おいらん! 湯浴みは花魁がなさらずとも、あちきがやりますえ!」
ふっとここに来るまでの事を思い出していた小花が、すずの声で我に返る。
親父様に託され、咲野に名づけられた後、小花は風呂場に連れて来られていた。
着ていた着物を脱がされ、咲野自らが湯桶で小花に湯をかけてくれている。
咲野の濡れた赤襦袢が子供心にも眩しくて、小花は驚いて体を硬くした。
「おや、熱かったでありんすか? 小花。急にお湯をかけたから、驚いたのかいな?
あちきがせっかちで、ごめんなんし。火傷などしていないかえ?」
咲野が、心配そうに小花を覗き込む。小花は『そんな事はない』という意思表示で頭を
振って見せた。
咲野はほっとすると、優しい手付きで小花の体を洗い清めてくれ、小花を湯船に入れた。
「よぅく温まりなんし。数は数えられるのかいな? 五十まで数えられるでありんすか?」
湯船に浸かった小花は、十までしか数えられないと、恥ずかしそうに告白する。
咲野は微笑むと、小花の頭に冷やした手ぬぐいを乗せてくれる。
「では、十を五回、数えなんし。そうしたら上がって着替えようね、小花……」
「あ、あい……。あねさま……」
小花は一生懸命十を五回まで数えた。
59 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:40:30 ID:cIU+xgRH
湯船から上がると、すずが体を拭くのを手伝ってくれる。
その間に、咲野は小花が触った事もない、綺麗で愛らしい着物を用意してくれた。
「徐々に自分で出来るよう、お気張りなんし」
着物を着付け、髪を梳いてくれながら、咲野は甲斐甲斐しく小花の世話を焼いてくれる。
「ほぅら。可愛らしい禿に仕上がりなんした。お腹も空いているでありんしょう?」
ほかほかと温まり、心地よい肌触りの着物を着せられて、小花は惚けた様に手を引かれ、
食堂へと連れてゆかれる。
他の禿たちが咲野を見届けると、一斉に箸を止めた。
「花魁、お食事でありんすか? しばしお待ちなんし。すぐに用意するでありんす!」
咲野は立ち上がろうとする禿達を制して、にっこり笑った。
「いいから、そのままお食べなんし。お前達もお腹がお空きでありんしょう? あちきと
て、昔はこうして食べていたのだから。
それより、今日からあちきに付いた禿を紹介させておくれ。名は小花でありんす。お前
達、仲よう色々教えてやっておくれなんし。お頼み申しますえ。さ、小花。おいで……」
咲野が小花にお櫃の場所などを教えながら、二人分の膳を用意する。
「あ、あね様……。あたしがこれを全部食べてもいいのですか?」
小花は目の前に置かれた白米と汁や漬物、焼き魚もある事に驚き、思わず聞いてしまう。
生家では三食どころか一日二食で、しかも稗や粟でさえ満腹迄食べた事が無かったのだ。
「たんとお上がりなんし。お前はまだまだ、これから大人へと成長するのですえ?」
咲野は笑いながら箸を取ると、自分を真似る様にと食事を始める。
小花は戸惑いながらも豪華な食事に手を伸ばし、恐る恐る食べ始めた。
隣に座ったすずが、やはり食べながら小花に耳打ちをする。
「お前様は果報者でありんすよ。姐様は御店一番の太夫であられるのに、母様の様にお優
しくありんす。この様な姐様は他にあちき達は知り申さんす。皆、花魁が好きで、憧れて
いるのですえ」
小花は口の中に食事を頬張りながら、すずの言葉に強く頷いた。
まさか売られた自分が、この様に優しく扱ってもらえるとは小花自身、夢にも思っては
いなかったのだ。精一杯姐様にお遣えしよう、と小花は硬く決意した。
夕刻になると、他の花魁や遊女達が身支度を始める。
一通り咲野に連れられ、挨拶を済ませた小花だが、すずの言った通り咲野が一番美しく、
凛として優しかった。
髪を結い直し、櫛や簪をつけた咲野は最後にしなやかな小指で紅をさす。
動作の一つ一つも優美であり、紅をさした咲野は、まるで天女のように美しく小花は食
い入るように見とれてしまう。
「……紅が珍しゅうござんすか? 小花」
傍らに正座して、先輩禿のすずが咲野を手伝うのを見覚えていた小花は顔を赤らめる。
「ご、御免なさい。……姐様、とってもお綺麗です。あたし、びっくりしちゃって……」
咲野は鏡箱に紅皿をことりと置くと、少し寂しそうに笑って言う。
「あちきが綺麗だと申しんすか、小花。この衣装や化粧が華やかにお見えなのかえ?」
60 :
かごめ太夫:2006/12/11(月) 02:42:11 ID:cIU+xgRH
小花は優しい姐様の寂しそうな笑顔に、何か自分が悪い事を言ったのかと不安になる。
「あ、あのぅ……。姐様はお飾りにならなくてもお綺麗です。紅をさした姉様は、もっと
お綺麗に見えるので……。姐様、あたしは何か辛い事を言ってしまいましたか?」
しどろもどろに話す小花に、咲野は手を差し伸べて微笑む。
「そんなお顔をしてはなりんせんよ、小花。お前はまだ何もわからないのだから、気にす
る事はありんせん。
あちき……いいえ、この吉原の女達はね。着飾り、紅をさす事が『戦い』の仕度でもあ
るのですわいな。……そう。殿方がいくさで武装をするのと同じなのでありんすよ」
「……『戦い』ですか……?」
小花には咲野の言う事が良くわからなかった。大きな丸い瞳を不思議そうに見開く。
咲野は喉元を鳴らして小さな笑い声を立てると、小花の髪を撫でてやった。
「……あちきとした事が、つまらぬ事を話してしもうたわいな。小花、お前はまだ、何も
知らなくていいんでありんすよ。
でもね、自分の事は『あたし』ではなく、『あちき』か『小花』と申しなんせ。
廓詞《くるわことば》にも、少しずつ慣れて行かなくてはなりんせん」
――こんなにも美しくて優しい姐様なのに、何か辛い事がおありなのだ。
小花は何故だが自分までもが悲しくなってきた。
「あい。姐様……。小花は一所懸命に頑張ります。姐様に喜んで頂けるように……」
「可愛い事を言うてくれるわいな。お前は本当にいい子だねえ、小花」
咲野が小花を抱きしめると、甘く柔らかい香りが小花の鼻孔をくすぐった。
子守唄の様に、咲野はひそやかな声で口ずさむ。
「かぁ〜ごめ、かごめ。いついつ、出ぇやある……」
柔らかい腕に包まれて、小花は咲野をそっと見上げた。
……ここに来る時に聞こえてきた歌だ。あれは姐様が歌ってらしたのだ。
小花の視線に気がついた咲野は、静かに笑う。
「お前はこの歌で遊んだ事がありんすか?」
「……あい、姐様。でも、姐様が歌いなさると、とても綺麗で何やら寂しげです……」
「そう聞こえんすかえ? じゃあ、小花も一緒に歌いなんすか?」
「あい、姐様」
咲野の笑顔に明るさが戻る。小花は嬉しくなって咲野の手を握った。
その時、親父様が部屋の外から声をかけてきた。
「咲野。仕度はできてるかね? そろそろ花魁道中に出かけてくれるかの」
咲野はふっと溜め息をつくと、小花の頭を撫でて立ち上がった。
「あい、親父様。仕度は出来ておりますわいな。……小花、お歌はまた今度にしまんす。
さあ、お前も一緒にお出でなんし。吉原の夜が始まりんすよ」
「あい、姐様」
煌びやかな光とさざめく遊郭の人間達が廓の中と外でにぎやいでいる。
小花は昼間とは打って変わった眩しさにたじろいだが、すぐにそれは驚きに変わった。
咲野が道中を始めると、そのさざめきは歓声へと声が高まり、人々が群がって来る。
「咲野花魁の道中が始まったぞ! かごめ太夫のお出ましだ!」
凛と背筋を伸ばし、巧みに三枚歯下駄を操って優美に外八字で歩む咲野は、他の道中よ
りも人目を引く程艶やかで、小花は何やら我が事の様に誇らしかった。
咲野花魁が別名『かごめ太夫』と呼ばれる意味も、なんとなくわかるような気がした。
今回はここ迄で、次回に続きます。
何と言うか…
すごく綺麗な文章にびっくりししました…
その場にいるみたいな雰囲気を味わえる描写です
母娘の別れのシーンが切なくて泣けました。
太夫がすごくいい!
GJです!
素敵。。 SAYURIの映像が目に浮かんだ
GJ!
短い童謡からこんなSSに仕立てるとは・・・
続きwktkです!
大人の童話ですね…
悲しい結末になりそうですが、ハッピーエンドになりますように…
エロもかなり期待してます!wktk
うわーGJです!!
たまに入るナレーションが日本昔話っぽくていい感じ。
場面が変わるところも無理なく読めるし、ありんす言葉もきれいで違和感がない
文章の組み立て方が上手いんだなと思わず感心・・・
続きおまちしております!
>>39 原作のどのタイトルの奴にこの二人は収録されてるのん?
>>66 おチャメさんとオハナが登場するのは以下の話です。
『星からおちた小さな人』
『小さな国のつづきの話』
どちらでも脇役ですが。
ほしゅ
hosyu
71 :
木兎:2006/12/23(土) 00:54:26 ID:tR0mP1Dt
「・・・ふぅ・・・くぅん・・・」
奈津は脱ぎ散らかした寝巻の袖を噛み、声を殺している。男に組み敷かれ、四つん這いになった姿勢で、懸命に責めに耐えていた。
――夜。
障子紙に月明かりが僅かに透け、奈津の白い素肌を浮き上がらせる。
遠くでは木兎(みみずく)が『ほぅ、ほぅ』と鳴いていた。
木兎は冬の季語。どこで聞いたか。
男は俳句などに感じ入るほど上等な感性を持ち合わせてはいなかったが、既に虫の声も消え、鳴いているものはそれのみとなれば、確かに季語としてはふさわしいだろう。
耳に入るのは、木兎の声と奈津の喘ぎ、そして動くことで時折軋む畳の音だけだ。
外は凍えるような寒さだろう。だが、この部屋は男と女の汗と愛液と精液の饐えた匂いが籠もって、噎せ返るほどの熱気が充満していた。
「くあぁぁ・・・ううっ・・・」
なぜ声を堪えようとするのか。尻を抱え、後ろから貫きながら男は思う。
二人は夫婦になったのだ。何を遠慮する必要がある。
死んだ前の良人(おっと)に操を立てているのか。
侍でありながら、辻斬りに斬り捨てられて無様に果てた男である。何の未練があろう。
――あるいは、自分に不満でもあるのか。
代々御膳役として藩主に使える家柄である。御膳役とはその名の通り、城内の食事一切を取り仕切る役職だ。たかが食事と言えども、常々毒殺の危険がある城主のものとなれば、その責は重大。必定、責に応じて禄も増えるものである。
一方、奈津の家は二十八俵二人扶持の下級御家人であり、本来、家柄を見れば男と釣り合うものではない。
両方の親戚一同を無理やりに説得し、半ば強引に式まで漕ぎ着けたのだ。
同じ道場に通っていた奈津の亡夫とは顔見知りであった。罪悪感がないと言えば嘘になる。だが、それ以上に良人を亡くしてやつれ果てていく奈津を見るのが忍びなかった。
善人ぶるつもりはない。要は、惚れているのだ。
奈津を初めて見たときから、完全に惚れた。笑いたくば笑うがいい。
一目見たときから、昼も夜も、春も夏も秋も冬も、想い続けたのだ。磁器のごとく白い肌。切れ長の瞳は潤んだようで、唇に僅かに差した紅がそれだけで十分に華を添える。
細く折れてしまいそうな造作の指も、それで茶を入れる上品な仕草も、着物越しにも見て取れる肉付きも、全てが好ましかった。
それが今、この手の中にある。息子も猛り狂おうというものだ。
まだ若く瑞々しい肉の中に、深く打ち込む。逃げるように布団の上のほうへずり上がっていく奈津を無理やり引寄せ、奥を抉る。
「くあぁぁっ・・・・お、お許し下さい・・・」
72 :
木兎:2006/12/23(土) 00:55:28 ID:tR0mP1Dt
咥えていた袖を離し、奈津は懇願する。
「何を許すのだ。俺らは夫婦であろうが」
「あぁ・・・お許しを・・・お前様・・・」
その言葉に、男は苛立ちを募らせた。
奈津の言う『お前様』は自分のことではないような気がしたのだ。
男の責めに対して許しを乞うているのではない。
亡き良人に自らの不貞を詫びているのだ。
そう思うと、さらに苛立ちが募る。徹底的に虐め抜いてやろうと思う。自分の物なのだという証を刻んでやりたくなる。
幸い、自分はまだ若い。奈津も二十二の小娘だ。精気は有り余っている。
「あああぁぁ・・・や、駄目ぇ・・・そんな・・・」
今掴んでいるこの尻も、突くたびに揺れる乳も、その頂点で尖る薄紅色の乳首も、全ては自分のものだ。
荒々しく手を回し、奈津の身体を引き起こす。自らの重みでより深く女陰の奥へと剛直を受けいれた女は、大きく背中を逸らして悲鳴を上げる。
「あああぁぁぁぁぁっ!!こ・・・こんな・・・」
「もうここも濡れそぼっておるではないか・・・・淫らなものよな」
「ふうぅ・・・い、言わないで、下さいまし・・・・お許しを」
「許さぬ」
男は断言し、乱暴に奈津の乳房を掴んだ。無骨な手が、柔らかい肉の形を自在に変えていく。胼胝(たこ)が擦れて痛かったのか、女が呻いた。
「うく・・・もう少し、優しく・・・・・」
「ならぬ」
媚びるような喘ぎに前夫の影を感じた男は、懇願を一言で斬り捨て、手に力を込める。
剣術で鍛えられた握力である。乳房が千切れんばかりの力に、溜まらず奈津は悲鳴を上げた。
「ひぐっ!!・・・い、痛いっ!!」
刻むのだ。
痣でも、傷でもよい。あの男が自分より前に、この柔肌に刻んだ証を全て自分の物で塗り潰してくれる。
乳首を捻り、再び悲鳴をあげようとする口を反対の手で強引にこちらに向かせ、その唇を吸う。
乱れた髪が汗で肌に張り付き、それが女の色気を際立たせる。椿油の香りが、僅かに鼻をくすぐった。
「ふうぅ・・・・んむっ・・・・ふぅっ!」
口を吸っている間に手を下ろし、前から小豆ほどの大きさの陰核を擦りたてる。
白い体が陸(おか)に上げられた魚のように跳ねるのを、男は無理やり力で押さえ込んで宣言する。
「お前は、俺のものなのだ」
「・・・私は、あなたの・・・もの・・・」
奈津が虚ろに繰り返す。その目の奥によぎる官能の炎を、男は見逃さなかった。
――堕としてくれる。
むっちりとした肉(しし)を纏う太ももを掴み、男は奈津に大きく足を開かせる。
そのまま、顎で部屋の隅を示す。
「見よ」
恐る恐る奈津の視線がそちらに向く。
自らの女陰に深々と突き刺さる肉茎、そこから溢れて泡立った蜜、さらには僅かに褐色に色づいた菊門までが、鏡に映りこんでいた。
「嫌っ!」
さっと伏せようとする顔を掴み、無理やりに鏡の方へ向かせる。
「あぁ・・・こんな・・・恥ずかしゅうございます」
「ほんに、淫らなものよ。一皮向けば、雌よな」
「あ・・・あぁ・・・」
「俺だけだ。お前が雌であろうと、浅ましい獣であろうと、飼い切れるのは俺だけだ」
そう囁くと、男は奈津の身体を抱え上げ、自分の腰に叩きつけた。
「ひあああぁぁぁぁっ!!」
亀頭が奥に行き当たる。その奥を擦り上げるように揺さぶると、奈津はすすり泣くような喘ぎを帰した。
「はぁっ・・・うく・・・うぅ・・ああぁ・・・」
あえて焦らすように、動きを緩める。
雌である事をはっきりと解らせるのだ。
身体の奥に焚きついた炎を、さらに大きく燃え上がらせるのだ。
人倫も道義もすべて焦がしてしまうほどに。
「あぁ・・・こ、こんな・・・」
「どうした」
「こ・・・こんな、ゆっくり、はあぁっ・・・」
「どうして欲しいのだ。はっきり言え」
そう告げると、それまでもほんのりと桃色であった頬がさっと朱に染まった。羞恥に身を捩る姿に、男の興奮はさらに高まってゆく。
「も・・・もっと・・・」
「もっとなんだ?」
「もっと・・・んぁ・・・お前様ので、奈津を・・・掻き回してください・・・もっと、激しく・・・」
男の喉仏が大きく上下した。
あの男の顔が浮かぶ。あの世でどんな面をしているだろう。
もはや、奈津の『お前様』は貴様ではなく、俺なのだ。
熱い興奮に、男はその身を震わせた。
「お前様・・・・達するときは、顔が見とうございます」
交わりが始まってから、男は初めて奈津の願いを聞いた。
奈津の身体を反転させ、胡坐を掻いた膝の上に座らせる。
ぬち、と亀頭に粘膜が触れると、男は堪えきれず思い切り奈津を引寄せた。
「ひっ・・・あああぁぁぁぁっ!!」
一気にぬめる柔肉の中へと沈み込んでいく。その摩擦に思わず男は声を漏らした。
結局のところ、自分はこの女に惚れているのだ。惚れて惚れて惚れ抜いているのだ。
奈津を自分の物にするなどとのたまう前に、自分は既に奈津の物なのだ。
赤子に己が男を握られているような感覚。お互いの汗が交じり合う感覚。胸板と乳首が擦れる感覚。奈津の喘ぎが耳を擽る感覚。
何もかもが溶けあい、自らの体が大きな女陰に包まれているような感覚を覚える。
「うぐっ・・・・」
「あっ・・・はぁっ!お、お前様、奈津は・・・奈津は・・・っ!!」
「おぉ・・・奈津・・・よい・・ぞ」
「奈津も・・・心地ようございます・・・ひあああぁぁっ、お前様ぁっ!!」
悲鳴を上げて、首っ玉にしがみ付く奈津を、心から愛しいと思う。
同時にとうとう自分の物にしてやったという達成感、征服し、蹂躙してやったというどす黒い喜びも沸き起こる。
あの男のにやけ面が眼に浮かぶ。
いつもへらへらとしていた青瓢箪の癖に、俺の欲しい女を娶るからああなるのだ。
――この俺に斬られる羽目になるのだ。
あの世から見ているがいい。
お前の惚れた恋女房が、今俺の上で自ら腰を振って居るぞ。
快楽を貪り、獣のように浅ましい姿を晒して、夫の仇の上で果てようとしているのだ。
涎を垂らし、髪を振り乱し、汗を撒き散らし、今まさに――
――ざくっ
白菜を切るときのような音が耳元で鳴った。
何が起きたか解らぬ。
暖かい水が首から胸へ太い流れを作って落ちていく。
一瞬遅れて熱が弾け、溜まらず奈津を突き飛ばす。
ぐぼっ、と泥の中から何かを引き抜いたような、湿った重い音がした。
奈津の手には、一振りの懐刀が握られていた。
――いつの間に。
――何故。
――傷は。
――熱い。
様々な思いが頭の中を好き勝手に跳ね回る。だが、口から出るのは
「ご・・・ぐ・・・ぁ」
と意味のない呻きのみだ。
息が詰まる。首が熱い癖に、他の部分は強張って動かぬほどに冷たい。。
木兎の声が聞こえる。
白い裸身が月明かりに照らされ、返り血が墨のように黒く浮かび上がる。
色のない白黒の視界を、刃の冷たい光が劈(つんざ)いた
奈津は突き飛ばされた姿勢から、すっくと立ち上がる。その姿すらも美しいと感じ、男は自分の考えに背筋を凍らせた。
ここはもしや異界なのではないか。
今まで抱いていた女の、この世の者ならざる姿に、男は完全に恐怖した。
首から噴出す血飛沫が障子紙に斑点を作っていく。
すぅ、と奈津はその障子の外を透かして見るように首を捻った。
先ほどまで吸っていた唇が、青白い光に照らされて動く。
「木兎・・・」
「み・・・・」
「お前が俺を殺したときも、こんな木兎の鳴く晩だったなァ」
地の底から湧く如き声に、男は全身の力が抜き取られ、布団に這いつくばった。
――そういうことか。貴様は本当に地の底から這い出てきたのか。
白い布に広がってゆく己の血を見ながら男は木兎の声を聞く。
そう。確かに鳴いていた。
何が起きたか解らず、木偶のように崩れ落ちる、あの青瓢箪の姿。
刀の柄を通して伝わる肉と骨が断たれる感触。
袈裟懸けに斬られた傷口から噴出す返り血の温もり。
そしてどこかで鳴く木兎の声。
現実に聞こえる鳴き声と、記憶の泣き声が脳裏で交錯する。
ほぅ、ほぅ、ほぅ、ほぅ――ほぅ――――ほぅ――――――
ほぅ。
了
以上、繋ぎのネタでした。
元ネタは『こんな晩』と言われる話です。
怪談系都市伝説なんかでは比較的有名な、
美男美女の夫婦に子供が生まれたが、その子は醜かった。
ある日家族は旅行に出かけたが、子供が『トイレに行きたい』と言い、崖から小便をする。
妻がそれを後ろから押して殺す。夫も黙認。
再び持った子供が、同じシチュエーションで振り向いて
『ママ、今度は落とさないでね』と言う・・・。
↑の話の大元の話です。マイナーでごめんなさい。
もしスレ違いだったらごめんなさい。スルーでお願いします。
更なる元ネタは夏目漱石の夢十夜なんじゃないかなあ。
>>75 スレ違いではないと思いますよ。
個人的にはGJ!
ただ、怪談が苦手な人もいると思うので、前置きに
「都市伝説・怪談もの」とかの注釈があった方が良かったかな、
と思います。
メジャーな作品だと前置きなしでもわかるんですけどね…
余計なお世話でしたらすみません。
ほしゅ
hosh
そういえばこのスレって保管庫に収録されるんだっけ?
ゲーパロ氏のは自前で保管されてるのは知ってるんだけど。
81 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 11:39:00 ID:bqv5OiPp
たまには浮上
82 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 03:00:28 ID:MY8eYKI8
うじょーう
ふと思ったが
一寸ぼうしに出てくる鬼を女にして口の中ではなく子宮の中に一寸ぼうしが入ったらどうなるんだろ
姫のところに婿入りするエンディングが消滅
圧死エンド
オーソドックスに赤ずきんで投下してもいいかな?
って言っても今から書くんだけど‥
嫌だったら言って下さい。
>>83 異様にガタイのいい女が、クネクネしている姿を想像した。
>86
ばっちこい
保守
保守
>>77よ、代弁してくれてありがとう
うーらーめーしーやーorzと保守
93 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:06:27 ID:V1mw7Rak
hoshu
>83
鬼「あんたが一寸法師かい。噂に違わぬおちびさんだねぇ。こんなの金棒を使うまでも無いじゃない
で、あんた何服に飛びついてんのよ。潰すわよ?
ちょっと!何やってんの!?下着に潜り込むな!
ひゃんっ!こんな事、許されると思って…
ひうぅっ!……やん、そこつっつかないでぇ!
おねがい…、もうやめてぇ…
どんどん、きもちよくなっちゃうよぉ…らめぇっ!イっちゃうっ!
………え?何でやめちゃうの?
………無理よ!言える訳無いじゃないそんな事!
………分かったわよ。言えばいいんでしょ!
わ、私は鬼のくせに小さい男の子にいじられて気持ちよくなっちゃう変態女です。どうかこの淫乱エロ鬼をイかせてくだひゃぁっ!?
いきなり動かないでよぉ…やん、そんなに強くくりくりしないでぇ…お宝でも何でもあげるからぁ!」
こうですk(ry
GJ萌えた
ひたすらセリフというのもいいもんだな
ただ
>>87のせいで変なの一回想像しちゃった以外は
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 11:43:18 ID:lMY5l4Ca
保守
97 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 20:24:13 ID:vyglh167
《コンコン》
「こんにちわお婆さん、あたし赤ずきん」
『おやおや赤ずきんかい、お入りな』
「はあい。(‥うゎ!部屋、暗ッ)お婆さんなんで灯り点けてないの?」
『明るいと目が痛いんだよ‥ゴホゴホ、よく来たねえ』
「え、お婆さん具合悪いの?今日はママの作ったお菓子をいっぱい持ってきたんだよ」
『おおすまないねえ、こっちに持ってきておくれ』
「うん。(‥う、犬くさッ)‥お、お婆さんのベッド何か変なニオイしない?」
『昨日焼き肉したのさ』
「え、じゃ食当たりでもしたの?大丈夫?」
『大丈夫ダイジョーブ、それよりもっとこっちへカモン』
「カ モ ン ?お婆さん、キャラ違くない?」
『ゴホゴホ、いや、ノドが痛いのさ』
「‥あ、そうなんだ。でも体もずいぶん大きいみたい」
『食べ過ぎたのさ。』
「いや、それでもサイズが違いすぎる気が」
『ゴホゴホゴホゴホ!』
「あああ大丈夫?」
『‥背中をさすっておくれ、赤ずきんや』
「え‥あ、うん。いいよ」
『服を脱いでからな』
「な ん で ?!」
『服がジャマでうっとおしいからさ。さあ、ベッドの中へ』
「うっとおしいって何で‥ていうかお婆さん、それ耳?おっきくない?」
『面倒な子だね、手をお出し赤ずきんや』
「‥うん。あれ、手が異様に毛深いわ、、お婆さん‥あと爪切ったら?」
『ああも、後でやるよ!』
「《ズボッ!》きゃあ!ちょ、お婆さ‥なんか体も毛深いわ!ぅわ、犬クサッ!」
『いい子にしておいで、赤ずきんや』
「あ、あ、ちょっ‥んぶっ!‥んぁ、なんでチュウするのッ‥んっ!んふっ‥んはッ、お婆さんベロ長すぎ‥んっ、んぅ‥ッ、んん」
『‥ふぅう‥お前の口はイチゴの味がするよ赤ずきんや、さてはお菓子をつまみ食いしたね?』
「‥はぁ、はぁ‥ぁ‥う、ごめんなさ‥じゃなくてヒドい、あたしチュウ初めてなのにぃ‥」
『手癖の悪い子にはお仕置きだよ』
「あ!いや、パンツ脱がしちゃいやぁん!‥あ、毛がくすぐったいよ‥んあぁ!や、そんなとこダメッ、いじっちゃ嫌ぁあ‥ぁ、あ、あんっ、ふぁあ」
『なんて子だい、ちょいと穴をほじってやっただけでイイ声上げるじゃないか。儂の爪がそんなにいいかい?』
「いやぁ、お婆さん爪長いのぉ‥はぁんっ、刺さってる、ちゅくちゅくッて‥あ、ああ‥ぃや、お洋服‥ボタンちぎらないでッ‥ママに怒られるぅ〜、ぬ、脱ぐからぁ」
『イイ子だね赤ずきん、ガキのくせにノッてきたじゃないか‥!』
98 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 20:34:47 ID:vyglh167
「ひぃ!あ、ぁあッ‥や、おっぱいベロベロしちゃ、ぁ、あぁあ、ひぁあッ‥で、出ない!吸ってもおっぱい出ないよぉお!あ!ぁあ!」
『ヒヒヒ大丈夫さ、儂がちゃんと出るようにしてやるからねぇ…ほら足を開くんだよ赤ずきん、じれったいねぇ』
「はぁ、あぅ、あっ…ぁ、なんでやめちゃうの…足、開くの?はい‥ああ、な、なに?固いの当たってる‥」
『ウヒ、もうヒクヒクしてお待ちかねじゃないか‥儂のモノになりな、赤ずきん!』
「ひ、ぃいッ!?入ってくるッ、やぁあ、熱いの中にくるッ‥いゃ、いやぁあ」
『おぉお、キツいッ!いくぞ赤ずきんッ‥ホァッ!!』
《ずぶぶぶっ》
「ぃひっ!!イイイイイイッ!!!!」
『ぉほぉお、赤ずきんッ…どうじゃ、狼の、儂の味は!!』
「ひぃい、お、狼さんッ!?ふぁっ!はああ!ふ、太いッ…いゃ…痛いィ、動かないでっ…ぅあ!いやぁあ!!アッ!アッ!アッ!!」
『ガゥッ!ガウウッ!』
「ぃや、ぁ、熱いッ!熱いのッ!はあ、はあっ、アァアッ!‥あんっ、あんっ!か、かき回してるのっ‥あたしの中グチャグチャにッ!あっあ、あんっ、ァアンッ!狼さんッ、狼さぁあんっ!」
『ガァアッ、こ、腰使いよって、ガキのくせにっ‥イクぞ赤ずきん!出すぞ赤ずきんッ!!』
「ひぃっ、いっ、早く、早くッ!何でもイイから早く終わっ‥」
『ウオッ!!!!』
「んひぃいッ!?」
《ドクッ、ドクッ、ビュルッ‥》
「へぁ、ぁ、あっ‥熱い‥お腹熱いィ‥ぁふ、きもち、イ……!!」
『ウオオォゥ‥!!』
「‥ぁん‥あはっ、ぁ‥ビュービュー出てるッ‥あははっ!お腹ふくれるぅう!‥ふぁ、あっあっ‥あたしの中に溜まってくッ‥ひ、イイ!いいいいいんッ‥」
スマンナorz
99 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:36:09 ID:4jtVytxR
スレタイを見て赤頭巾ものを期待して開いた俺にとってはまさに神だった
>>97-98 GJ!
ところでアンデルセンの「えんどう豆の上に寝たお姫様」って話があるけど、
何十枚もマットレスや羽根布団を重ねた下の豆一粒が痛くて眠れないような
超敏感なお姫様を嫁にした王子様は果たしてちゃんと結婚生活を送れたのだろうか
とかいきなり思ってみた。
背中が弱いのは間違いないな
しかし聞いたこともない童話名・・・精進が足りないと反省
d
105 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 05:16:33 ID:5DqccGYX
ホモネタになりそうだけどちびくろサンボがエロイストーリーに見えてきてる。
虎が木の周りを回るだの服を取られるだのどうも怪しくて・・・。
心理学とかで検証したら何かありそう。
ホモっつーかショタなー
少々長ったらしい代物になりますが、オリジナルで一本投下します。
ベースとしては日本の昔話的な異類婚姻譚−蛇婿型。
エロなシーンに到達するまでの前置きがだいぶ長いので、
回りくどいのが面倒な方や爬虫類が嫌いな方は「沼神御殿」でNG指定して下さい。
108 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 19:36:35 ID:GjySg+UK
季節の移ろいと共に緑も鮮やかになってきた山中の、穏やかな流れがたゆたう沢辺。
佐世は水際の大石にぼんやりと腰掛けて長吉を待っていた。
(今日は、来てくれるかしら……)
昨日と一昨日は空足だった。
長吉は山のひと──里には住まずに、もっぱら山中で獣を狩ったり、木を伐ったりして暮らしている
という人たち──だから、いつもの場所に来れば必ず会えるというわけではない。
けれど。
今日会えなければ、もう二度と会って話すことも出来なくなってしまう。
明日より一月の間は里から、いや、名主の屋敷から出ることも許されなくなるのだ。
そして一月が経てば──
「佐世!」
声がして、上流の岩場をするすると、山の獣のような滑らかな動きで長吉が降りてくるのが見えた。
合図の木の枝に藁しべを結んでおいたのに今日は気が付いたのだろう。
佐世はすっと背筋を伸ばして長吉を見、小さく笑って手を振った。
「明日から、ここには来ないわ」
佐世の静かな声に、長吉は僅かに眉を寄せ、横目に窺うよう少女の顔を見た。
「よそへ、お嫁に行くの」
「──そう」
喉につかえた息を吐き出すような声で長吉は言い、やや置いて
「良い縁なのか?」
そう聞いた。
「きっと、ね」
「佐世はきれいだし、気だても良いから嫁いだ先でも大事にしてもらえるよ」
「そうだといいな……」
長い睫毛を伏せて、ぽつりと呟いた佐世の声を最後に会話はとぎれ、川のさらさらと流れる水音と
どこかで山鳥のほろほろ鳴く声だけが辺りに響く。
「──もう、戻らないと」
長吉は黙ったまま、立ち上がる佐世の動きを目で追う。
「長吉」
「うん」
「今までずっと、ありがとう。わたし、長吉と友達になれて良かった」
白い、山里の娘にしては驚くほどほっそりとすべらかな手が長吉の手を取り、親愛の情を込め握られる。
陽によく灼けて浅黒く、既に大人へと変わろうとしている年頃の男の子らしく骨筋張ってきた大きな手は
沢の水に熱を取られたのか少しひやりとして、佐世の白く温かな手の中で僅かに緊張するよう身じろいだ。
「おれも……佐世と会えて良かった」
躊躇いがちに力を籠めかかった手は咄嗟に思い直したのか軽く、優しい所作で娘の手を握り返す。
「じゃあね、長吉。体には気を付けて、達者でね」
「佐世も、達者で暮らして……幸せにな」
「うん」
草鞋を履き直し、沢を去ろうとする間もずっと、長吉がこちらを見ていた事に佐世は気付いていた。
が、しかし、それ以上振り向くことも、声を掛けることもできはしなかった。
もし振り向いてしまったら、声を出してしまったら。
何かきっと、おかしなことを言ってしまいそうだったから。
109 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 19:37:36 ID:GjySg+UK
「おお、おお、きれいになったね、佐世や」
一点の染みもなく真っ白な衣装に身を包み、身支度のできた佐世を見て名主は言った。
「これほどの嫁御ならば、きっとあちら様もご満足なさるに違いあるまいよ」
花嫁に対する型どおりの讃辞。
しかし言の端には幾ばくか本心からのものが匂う。賞賛と安堵と──微かな後悔。
白い着物を纏いうっすらと化粧を施された佐世は実際、里に暮らすどの女よりも、側で支度を
手伝っている名主の女房や実の娘よりも際だって美しかった。
黒々と豊かな髪に色白の肌、目鼻立ちの整った顔の中でもふっくらとした唇は僅かに紅を差すだけで
艶やかに映え、黒目がちな瞳は濡れたような光を湛えて今は物憂げに伏せられている。
早世した母親は並みの容貌だったが、娘の方はいつの間にやら鄙に希なる美女といった趣だ。
これは惜しいことをした──
名主の目つきが花嫁を送り出す親代わりと言うには些かねばついたものになっている事を察してか
どうか、佐世は両手の指をつき、深々と頭を下げてその視線を遮った。
「名主さま、奥方さま、今日までお世話になりました。佐世は──沼神さまの元へ参ります」
既に屋敷の外には禰宜と神子たち、そして村の男衆が集まっていた。
白装束に同じく白の千早を被いた姿の佐世が名主に付き添われ、屋敷の外へしずしずと歩み出ると
ほう、という嘆声が小さなさざ波の如く拡がりかけ、すぐに押し込められるよう静まり返る。
陽もおおかた落ちかかり、男衆の中には幾人か松明を手にした者もある。
春の終わり、薄暮れ時のとろりとぬるい空気に混じる松脂の燃える臭い。
佐世はつとめて静かに歩み、地面に置かれた、簡素な木造りの輿に乗った。
禰宜が頷くと四人の若衆が輿のそれぞれの手を担いで持ち上げる。
生温い風にざわめく木々の葉ずれと、先導の者が鳴らすほそぼそとした鈴の音だけが響く中、
無言の行列が里外れの社を目指して進み始めた。
──八十八年に一度、沼神の巫女、つまりは神嫁として里の娘を差し出す──
それが、田畑を潤すに足る水を引き、更には山津波などの災いから里を守ってもらう為にこの地の
人と神の間で取り交わされた約束事だった。
神の嫁とは言うが、水中に沈めて二度と会うことが叶わぬのではやはり生贄としか思われず、
それを年に一度などと無体は言われぬのが救いにしても、その時々で年頃まで育てたおのれの娘を
人身御供に差し出すことに諦めの付く親などそうはいない。とは言えど、かつて娘を差し出すのを
止めた年には決まって大水や日照りに見舞われ里が滅びそうにもなったという伝えもあるため
掟に背くこともできない。
それ故に何時の頃からか、嘆く身寄りを持たぬ娘を里で育てて沼神に捧げるのが習わしとなり、
此度も勿論そういった娘──つまりは佐世が、沼神の巫女となる定めだった。
別段、悲しくなどはない。
母親は佐世を産んですぐに亡くなってしまったそうだし、父親は何処の誰とも知れないのだという。
屋敷の離れに住まわせ養ってくれた名主も、その妻子や使用人も、里の者たちも、佐世に対して
つらく当たることは一度たりとて無かった。
だが、それと同じくらいに優しくされたことも、笑いかけてもらったことも無かった。
誰もが、じきに神への供物となる定めの娘には情を抱こうとはせず、好悪いずれにしろ深い関わりは
心懸けて避け、あたかも佐世という娘の姿も見えず、声も聞こえぬとばかりに振る舞い続けてきたのだ。
物心ついた頃よりそうだったので佐世も何故自分ばかりがと疑問を抱くこともなく、たまたま夜中に
名主や大人たちが語らうのを耳に留めて「沼神の巫女の務め」の真に意味するところを知った時も
怖れや悲しみなどという思いとは無縁で、ひとえに、ああそうなのかとすんなり腑に落ちる気持ちだけが
胸にあった。
(あのまま何も知らずに、人形のように生きていれば……こんな思いもせずにいられたのかもしれない)
おもてを隠す千早の陰で、佐世の睫毛が微かに震える。
あの時、山になど行かなければ。
──長吉と出会ったりなどしていなければ。
110 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 19:38:24 ID:GjySg+UK
里に居場所のない佐世が、昼間からふらり、ふらりと山へ足を運ぶようになったのは数年前からの事。
特に狼などの危険な獣も棲まぬ山であったためか里の者もそれを咎め立てようとはしなかったが、
何度も山歩きを重ねるうちに随分と遠くへ行けるようになっていた佐世はある時、里山をひとつ越えた
奥の山にまで足を踏み入れ、そこで長吉に出会ってしまった。
生まれてこの方、父親と二人で住んでいる山から出たことがないと言う長吉は佐世の身の定めなど
知る由もなく、初めて見る里の娘に興味津々の体で接してきた。
最初は戸惑うばかりだった佐世も、それまで知らなかったもの──自分に関心を示し、せっせと
話しかけては気を引こうとする同じ年頃の男の子の存在に、知らず識らず心を揺り動かされていた。
己にも何かしらを感じる心というものがあったのだと知り、ずっと乾ききって死んだようだったそこに、
いつしか感情という泉が湧き出していた事を知った。
長吉の前でだけは、佐世はひとりの、生きた人として振る舞うことができた。
それは、いずれ遠くもないうちにこの世から居なくなる筈の娘にとって良いことだったのか、悪いこと
だったのか。
佐世にはさっぱりと判断の付かないことではあったが、ただ。
もう二度と長吉には会えなくなる。
己の定めの内でそのことだけは、考えるほどにどうしようもなく佐世の胸を痛ませた。
沼神の社に着いた頃にはもうすっかりと陽も暮れ、辺りは夜の帳の中にあった。
月はなく、男衆の手に掲げられた松明の火だけが夜闇の底を焦がす中、厳かに祭文が詠み上げられ
里の者が古えよりの約束を果たしに来たこと、すなわち巫女の娘を捧げに来たことを沼神に告げる。
それが終わるといよいよ佐世を乗せた輿は社の奥へ──社に隠されて外からは見えなくなっている
洞をくぐり、その奥にひっそりと湛えられた水場、沼神の住処へと水底の路が繋がっているとされる
場所へと運び込まれた。
(綺麗な水──)
輿の上でじっと座った姿勢のまま、佐世は松明の火を受けてちらちらと煌めく水の面を見つめた。
沼神さまの住処と言うくらいだから山中や野にある小さな沼のように暗く濁った水を湛えているのかと
思っていたが、意外にもかなりの深さまで見通せそうなほど水は澄み、あたかも磨いた鏡のようだ。
しかしやはり底の方は暗くなっていて何も見えない。
(水の中に沈んでいけば、昔に沈められた娘たちの亡骸を見ることになるのかしら)
輿を担ぐ若衆たちの足が水の中に入り、そのままなだらかな傾斜を下って行く。
腰まで浸る深さまで来ると彼らは肩に担いだ輿をそうっと水面に下ろし、後ろからぐいと押した。
佐世を乗せたまま輿は小舟のようにつうっと水面を滑り、丁度洞湖の中央あたりでぴたりと止まる。
佐世はそっと手を伸ばして指先で水に触れた。
水は山の湧き水のようにひやりと冷たく、落ちればすぐに心の臓が縮み上がってしまいそうだ。
自分は水に溺れて死ぬのだろうか、それとも何か大きな生き物に食べられてしまうのだろうか。
沼神さまというものが本当にいるのかどうかは知らないが、よしんば実際にいたとして、そんな
大きな魚か何かに食べられて死ぬというのは想像するだに痛そうだから、どちらかといえば溺れて
息が止まる方が幸いなのかもしれない。
そんなことをぼんやりと考えている佐世が気付かぬ間に、輿が浮かぶ水面の下にいつしか暗く
大きな影が現れ、周りを取り巻くように広がり始めていた。
それを見た里の男たちは怖じてどんどんと後退り、その手から取り落とされた松明が消えかかって
薄暗くなるそれが合図だったかのように、静かだった水面がやにわに激しく波立ち始める。
自分の乗った輿が木の葉のように揺れ動くのに、佐世ははっと我に返って悲鳴を上げそうになった。
しかし、叫んだとて誰が助けに来るわけはないのだと思い直し、口からこぼれ出そうになった声を
喉の奥に押し込め、代わりに周りの水音にかき消されてしまいそうなほどの小さな声でそっと呟く。
「長吉と、もっとたくさん遊びたかったな────」
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すみません、所要により一時書き込みを中断します。
序盤だけもいいところで申し訳ありませんが。
------------------------------------------キリトリ-----------------------------------------
超楽しみ。
所用だよ
所要じゃないよ
それでは戻ってきましたので再開↓
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114 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 20:59:46 ID:GjySg+UK
真っ暗い。
水の底というものはこんなにも暗いのか。
だけど、思っていたほど寒くはない。むしろなんだかふわふわとした暖かいものにくるまれている
心地さえする。
さわりと、動かした手が何かを探る。綿の入った夜具のような手触り──
「お目覚めになりましたかな」
ごぼごぼとあぶくの立つような、嗄れたような声がして部屋の隅に突然灯りが点った。
蝋燭や油の火ではない、薄青い、蛍を幾匹も集めたような不思議な光。
その淡くぼんやりとした明かりの中に、小柄な翁が片膝を立てて跪いているのが見える。
「え………?」
佐世は身を起こし、辺りを見渡した。
目が慣れていないのか光の届く範囲から外はよく見えない。
視線を下ろすと、自分が白装束を着たまま衾に寝かされていたことに気が付く。
(そうだ、確か水に沈められたはずなのに)
憶えは自分の乗った輿の周りに突如、身の丈ほどもある大きな波が逆巻いて飲み込まれ、
水の中へと引きずり込まれたところで途切れている。
それが今、こうして──少なくとも水の底とは思えない、天井も壁もある部屋の中に寝かされて
いることにどう繋がるのか、さっぱり見当も付かず佐世はますます戸惑う。
「まずはお召し替えを。婚儀の支度は出来ておりますゆえお急ぎめされ」
翁──その奇妙に平たいような顔が何か他のものを思わせる──が手を二度ほど打つと、
するすると引き戸が開いて、青い小袖を着た侍女たちが何人も入ってきた。
手に手に見事な綾や錦、そして櫛笥を捧げ持った女たちは足音も衣擦れの音もほとんど立てずに
佐世を取り囲む。
それまで纏っていた白装束が脱がされ、代わりに美しく手触りの良い袷の着物に袖を通させられ、
帯を締められ、きらきらと金糸の縫い取りも煌びやかな打ち掛けが肩を包む。
髪を梳かれて結われ、とりどりの簪や櫛、珠で飾られる。
紅筆が唇に、目尻にほんのりと色を差して行く。
見る間に、武家の姫君のような姿に仕立て上げられた佐世はいざなわれるまま部屋を出、
長い廊下の先に続く大広間へ足を踏み入れた。
115 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:00:13 ID:GjySg+UK
目を瞠るほどに広く立派な屋敷の各所には先程と同様の薄青い灯りが点され、まるで満月の冴えた
晩のように何もかもが白々と浮き上がって見える。
名主の家の座敷の何倍あるかも知れない大広間の中はやはり淡い燐光に満たされて、かなり多くの
人々がさざめいているようではあるものの、不思議と一人一人の顔は見分けられず、実際にどれほど
いるものかは見当も付かない。
促されるまま上座に着いた佐世がふと気付いて隣を見れば、風変わりな姿のおそらく男の人が
そこに座していた。
佐世には何という恰好なのか解らなかったが、都の公家のようにゆったりとした黒の直衣と青鈍の単、
濃縹の袴を纏ったその人は、立烏帽子の縁に薄い紙を挟んで顔に垂らしているため人相というものが
さっぱりと知れない。
首を傾げている間に先程の翁──ようやく思い当たったが蟹に似ている──が三方に乗せた
提子と杯を持って膝行り出て来る。
神妙に述べられ始めた翁の口上に、今になってやっと呑み込めた事の次第が、不意に落雷の如く
佐世の心を打ちのめした。
今より自分は娶られるのだ──この男の人、いや、おそらくは沼神さまに──
確かに、長吉にもそう告げて来たのだし、育て親である名主にもそう言って里を出た。
が、しかし、今にして思えば心得てきたのは今生を終える覚悟だけ、人身御供として溺れ死ぬか
食われて死ぬか、いずれかの後は黄泉路を下るばかりだと思っていたのに、今ここで生きたまま
誰とも解らない、人ですらないかもしれぬ男の妻として添うのだと──そう腑に落ちた途端、水に
沈められる際ですらあれだけ凪いでいた心も今やおののき、全身はがくがくと震え背にはじっとりと
冷たい汗が滲みはじめた。
「では、固めの杯を干されませ」
手渡された杯を持つ手がおぼつかなく、つい指が震えて取り落としてしまいそうになる。
唇も震え、杯が触れたものやら酒を含んだものやら何も解らない。
目の縁がかっと熱く、何もかもが歪んで見える。
(いまさら、どこにも戻れはしないのに)
心の中で諦めきったような呟きが囁かれる。
死んだように生きて行けばいい。これまでと何も変わらない。
佐世はぎゅっと目を瞑り、自分の涙の味が混じる酒を喉に落とした。
116 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:01:54 ID:GjySg+UK
何かを引きずるような音がする。
ずるり、ずるりと、大きく重いものが板の床を這い、擦れてゆくような音。
それが何なのか、佐世は考えることを放棄していた。
部屋の内にわだかまる暗闇に包まれて、ぐったりと手足を投げ出し横たわる。
下腹を鈍く疼かせる痛みと脚の間からぬるぬるとこぼれ出るものが煩わしいがどうすることもできない。
着物や衾が汚れてしまっているかもしれない、そんな考えがちらと頭をかすめたものの、微かな光も
射さぬ真っ暗な中では確かめようもないし、だいいち確かめたくもなかった。
婚儀とそれに続く宴が済んだ後、佐世が案内された部屋は最初に目を覚ました部屋とは別だった。
先程の部屋のおよそ五倍ほどはあろうかという広々とした室内は隅々まで美しく整えられ、長押の
金具から襖の引き手に至るまで何もかもが細やかで気品のある意匠を施されている。
風変わりであるのは床が廊下よりも一段低くなっていて、その差を埋めるように柔らかく厚手の衾が
一面に敷き詰められている事だったが、その片隅に膝を抱えて座り込む佐世の心はそんな風変わりな
かしこの造りを目に入れはしていても、気に留め何かを思うことすら億劫なほどにふさぎ込んでいた。
ずっと、胸の辺りに何かがつかえたように息苦しい。
先程の宴でも、目前に様々な御馳走が並べられていたのを目にはしていたが、白湯すら喉を通らぬ
有り様でほとんど何も口に入れていなかった。
それでも空腹などは一向に覚えないのだが、ただ、変に喉ばかりが渇いて仕方がない。
(水の底にいるのに、喉が渇くなんておかしい──)
沼の底に沈められたのに濡れもせず、息が詰まって死にもせず、こうして過ごしていられるなど、
己が身の上ながら到底信じられない。
いや、これとて本当は夢を見ているだけで、目を覚ませば名主の屋敷の離れにいて朝の空気を吸い、
お天道様を拝むことができるのではないだろうかという気さえしてくる。
が、そんなとりとめのない考えも、不意にあの薄青い灯明が風もないのにふつりと消え、部屋の中が
墨を流したような真っ暗闇となったことでいきなり断ち切られた。
「え……っ?」
慌てて辺りを探るが灯台がどこにあったものか今となっては見当が付かない。
それに、見つけたところでどうやって再び灯りを点せばいいのか。
誰か人を呼ぶべきなのかもしれない。だが、どこに──何と言って?
もういっそ、このまま眠ってしまえば良いのではないか。
婚礼の衣装を着たままなのが少々気に掛からないでもないが、帯を弛めさえすれば──
すうっと、襖が滑る音。
幾らか闇に慣れかけた目は入口が人の肩幅ほど開いて、部屋の外の薄明かりが僅かに射すを見る。
そして、そこに人の影が立っているのを。
117 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:02:28 ID:GjySg+UK
誰、と問うまでもない。
仄かな明かりは闇の中に輪郭を浮き上がらせるのみだが、先程とはすっかり装いを変えているのが
見て取れる。
烏帽子を被っていなくとも、充分に背の高い姿がうっそりと部屋の内に進み入って来た。
衣の裾を、長く引きずっているような気配。
(沼神さま────)
歯の根が、かちりと鳴りそうになる。
婚礼を済ませ夫となった男が妻となった女の元を訪う由など、いかに佐世が生娘であろうと
解らぬはずもない。
静かに襖が閉ざされ、辺りは再び闇に沈む。
すぐ側に近付いた気配が姿勢を低くし、衾の上についていた手が何か冷たいものに触れられる。
佐世は咄嗟に悲鳴を上げそうになり、しかし叫んだところで誰の助けなども得られはしないのだと
思い直し、ただ闇の中で更にぎゅっと目を閉じて唇を噛んだ。
さらさらと衣の擦れ合う音がして、背なに回った腕が佐世の体をぐいと引き寄せる。
左の手首を掴んでいるひやりとした手は大きくて力強く、多少抗ったところでびくともしないだろう事は
容易に窺えた。
こんなものなのか、誰かの妻になるということは。
顔かたちも解らない闇の中で、言葉一つも交わすことなく──
そういえば、婚儀の最中も沼神さまは一声も発してはいなかった。
妻に迎えたとはいえ人などと語らう気はないのか、それとも魚のように声を持たぬ神なのか。
「あ……」
思いのほか優しく抱き寄せられた胸の中で、つい小さな声がこぼれ出てしまった。
冷たい手が頬に触れ、そうっと耳朶や目尻を辿った指先が髪の中に滑り込む。
背を抱くもう片方の手はゆっくりと撫でさするように上下し、腰から下には何か太さのある長いものに
巻き付かれたような感触を覚える──なんだろう、これは──?
ざらり。
下半身に巻き付くもののおもてを探るように滑らせた掌に、僅かに硬く、細かなでこぼこのある手触り。
手足の爪のような触り心地の、規則正しく並び重なった小片──これは、そう、鱗だ──
にわかに、肌の下にぞわぞわとした寒気が這う。総身の毛がよだつような心地。
喉が震える。
誰に助けを求めるでもなく、ただ叫ぶ。
「ひ……っ、い…や……嫌ぁ──────!!」
118 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:03:11 ID:GjySg+UK
その後は、ひどいものだった。
突然、強い力で衾に体を押さえ付けられた。
手荒く帯を解かれ、引き毟るように着物の前がはだけられる。
全く男を知らぬ柔肌を、圧しひしぐようにして暴き立てる手。
怖ろしさに歯の根も合わず、声も出ないでいる佐世の喉元にひたりと濡れたものが触れた。
明らかに人とは違う細く長い舌がちろりと首筋を撫で、鋭い牙の先のようなものがつっとかすめる。
肌の上を這い回る手は剥き出しにされた胸を乱暴に掴み、捏ね、怯えたように縮こまる先端を
抓り上げた。
押し殺した悲鳴に構わず、もう片方の手が脇腹から腰へと下り、白く滑らかな太股の間へ入り込む。
無理矢理に開かれた脚は強い力で押さえ付けられ、閉じることも、動かすことすらかなわない。
そうして晒け出された場所に押し当てられたものが、まだろくに潤んでもいない秘花を割り開いて
抉り入り──一瞬、息が止まるのではないかと思うほどの痛みを伴って佐世の純潔は散らされた。
(罰が、当たったのかもしれない)
涙を滲ませた虚ろな目で闇を見上げ、身の内を動き回って責め苛む感触に知らず途切れ途切れの
声をこぼしながら、佐世はぼんやりとそう考えた。
沼神さまに失礼を働いたから。
巫女として、神さまの妻としてお仕えするためここまで寄越されてきたのに嫌がったりなどしたから。
ぬるりとした感触と、生臭い血の匂い。
月のものが下りて行く時にも似た、しかし比べものにならないほどの鈍痛が腰から下を支配し、
痺れさせていく。
体の中へ出入りする熱い杭のようなものがどんどん大きさを増す。
ただひたすらと身を震わせ、小さな声を上げるだけで抗うこともできず蹂躙され続ける自分の周りで
何か大きなものがのたくり、うねる気配がする。
下腹にひときわ大きな痙攣が走り、背筋が引きつるような感覚。
身の内で蠢いていたものがぶるりと震え、膨れ上がり──弾けた。
熱く、どろどろとしたものが胎内に流れ込み、溢れて肌の表を汚すのを心のどこかで捉えながら
佐世の意識は半ば闇に沈みかかり、深く長い溜息のような音を吐き出したのが自分なのか、それとも
相手の方なのか、そんな事すらももはや判じられなくなっていた。
119 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:04:39 ID:GjySg+UK
いつの間に夜が明けたのか、そもそも水底の異界に朝昼があったのか。
夕べの闇とはうって変わり、柔らかな光が明るく射し込む部屋の中で佐世は目を覚ました。
すると、まるで見計らったかのように青い着物の侍女が数人現れ、しずしずと佐世を取り囲む。
女たちはまず佐世の乱されたままの着物を脱がせ、水盆で顔を洗わせ口も漱がせ、湯で湿した布で
全身を拭き清め、終いに新しく用意されていたきれいな着物を纏わせると髪を梳って結い、そして
入ってきた時同様に音もなく出て行った。
入れ替わるように入ってきた別の侍女は朝餉の膳を並べ、黙りこくったまま傍らに傅く。
食事など、何も喉を通らないような気がしたが、食べ終わるまでこの侍女が側にいるだろうことを
薄々察した佐世は努めて、味も判らぬままにそれを口にした。
膳を下げるために侍女が出て行った後は誰も訪れず、部屋の中にはしん、と蔵の中のような静けさに
充たされる。
ふと、この部屋の外に出てみようと思い付いた佐世は柔らかい衾の上にそろそろと立ち上がった。
昨晩の名残と思しき鈍痛が一歩を踏み出すたびにずきずきと足腰を軋ませ、数歩も行かぬ内に
へたりと膝をついてしまいはしたが、それでも這いずるようにしながらなんとか部屋の戸口まで辿り着く。
すっと、襖を引いた途端に外の明るさが流れ込み、佐世は思わず目をすがめた。
外は明るかったが、それはお天道様の日差しとは違った明るさだった。
廊下から縁に出て空を仰げば、やわらかな光を湛えた薄青い天蓋がゆらゆらとたゆたっている。
その青を時折過ぎる黒い影を、佐世ははじめ鳥だと思ったが、よく見ればその影は形も動きも
魚そのものだった。
周囲に目を転じれば、白い細かな砂を敷き詰めたような庭に植わっている草木も全て水草や
水没した枯木であるように見える。
やはりここは水の底なのだと思い、それなのにこんな立派な屋敷があって、自分が溺れもせず
息をしていられるという事への驚きを改めて覚える。
そして、もはや金輪際、水の上には戻れはしないのだという諦めをも。
いつの間にかに辺りが暗くなり、部屋の中には知らぬ内にあの青い灯りが点されていた。
運ばれてきた夕餉を口に運び、また一人部屋に残される。
そして再び。
ふっ、と灯りが落とされ、闇の中で静かに襖が開いた。
120 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:05:30 ID:GjySg+UK
佐世が沼神の元に嫁いできて七晩が経っていた。
夜毎、灯りの落ちた暗闇の中で顔も声も知らぬ夫に犯される。
朝になれば侍女達に身を清められ、朝餉を摂り、誰も訪れぬ昼間をうつらうつらと過ごし、夕になれば
夕餉を摂り、そしてまた沼神が訪れる。
籠の鳥どころか、鉢の中で飼われる魚のような閉じた日々。
緩慢に心が死んで行く。
闇に覆い隠された閨の中、肌をまさぐる掌の動きにつれて微かな吐息が洩れる。
白い衾に広げられた白い着物と長い黒髪。
その中心にほっそりと横たわった肢体は身の内で昂ぶる熱に柔肌を淡く色付かせ、繰り返される
短い息に胸は忙しなく上下する。
しかしその表情は魂が抜け落ちたようにうつろで、焦点の合わぬ目には何の感情も浮かんではいない。
半開きの口はもはや言の葉を紡がず、ただ吐息とも声ともつかぬ小さな音をこぼすだけで、力の抜けた
五体はただただ男の手の為すがままに揺り動かされるばかりだった。
両脚の間で出入りする熱さに灼かれる秘所は僅かに濡れて貫くものを受け入れてはいるものの、
それも単に与えられる刺激に応じているというだけで、およそ歓びや熱狂には程遠い。
それでも、温かくぬめる肉に沈み動く雄は次第と硬さを増して膨れ上がり、やがて頂点に達したところで
ぶるりと震えて女の胎に精を吐き出す。
「…………っ」
熱い迸りを受けて女は僅かに身を強張らせ、息を上擦らせはしたがそれだけだった。
全身の痙攣がだんだんと治まり、乱れた呼吸が再び元の深さに戻るまでの間、ただ見開かれたままの
瞳は何も映さず、その唇が明らかな音を紡ぐこともなく。
何を呼び起こすこともなく引いていく熱、静まっていく息と鼓動。
泣きもせず、抗いもせず、心の臓が動いているだけの死人にも等しい女の体を抱く沼神の肩が
微かに震えた。
「──どうしてだ…」
低くかすれた、消え入るような声。
腕の中の佐世は何も応えず、ただ熱の名残を帯びた息を小さく吐いた。
ずるり、ずるり。
重い響きを引きずるようにして沼神が閨を去って行く。
交わりの残り香が澱む暗闇の中、その音を聞きながら深泥の眠りに落ちようとする佐世の頭の中に
ひとつの音がふと蘇った。
(どうしてだ…)
あれは誰の言葉だったのだろう?
(どうして)
体の奥が軋んで上げたような苦しげな声。
(どうしてあのひとはそんなことを言うの)
この屋敷に嫁して、初めて聞いた沼神の声。
(どうして)
目のふちをじわりと熱くして頬に伝うものが何なのか、思い出すまでに少し時間が掛かった。
痛くも悲しくもないのに涙が出るというのはどういう時だったか、それを思い出すのにも。
121 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:06:44 ID:GjySg+UK
朝。侍女達が身繕いをさせに訪れる。朝餉。
昼。ぼんやりと、庇の向こうで泳いでいる魚を見上げながら考える。
夕。灯明が点り、夕餉を運んできた侍女が側に控えている。
「……あの……」
突然声を掛けられた侍女は驚いたように顔を上げた。よく見れば、丸い目がなんとなく魚を思わせる
どこか愛嬌のある面差し。
「この灯りの……点け方を教えて下さいませんか」
普段の通りに部屋の外から灯りを消し、襖を身の幅ほどに開けた沼神はふと奇妙な違和感を覚えた。
その理由はすぐに知れた。
部屋の中に佐世の──いつも人形のように生気無く座しているはずの妻の姿が見えない。
人の気配は依然として失われていないので逃げ出したというわけではなさそうなのだが。
一歩、足を室内に踏み入れる──襖を閉めるまでは人の形でいることにしている──
途端。
「!?」
薄青い光が横合いから照らす。
入口のすぐ側、襖の外からはちょうど死角となっていた所に灯台を手にした佐世の姿。
そのおもてが、怯えと諦め以外の表情を湛えているのを随分と久方ぶりに見たような気がする──
はっと気付いて慌てて単の袖で顔を覆う──既に手遅れ。
佐世の口が二度、三度と音もなく動き、少し大きく吸い込む息に続けて久々に聞くその声を紡いだ。
「──長吉」
122 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:07:59 ID:GjySg+UK
「あの日、社に受け取りに行くまで知らなかったんだ、佐世が巫女だって」
衾の上に、肩を縮こめるようにして正座している長吉は山で一緒に遊んでいた男の子よりは幾分か
大人びた年格好に見えて、ばらばらと無造作に括られていた髪も今は綺麗に揃えて髻に結われている。
よく陽に灼けたような浅黒い肌はそのままだったが、目は金色で瞳孔が縦に長い蛇のものになっていた。
足を二本に分けられるくらいだから、見た目や年頃を少し変えて化けるくらいは容易いことなのかも
知れない。
「はじめは人の女の子がどんなものなのか知りたかっただけだった。それで、里に近付いて、佐世に会って
──おれの嫁になる娘が佐世みたいならいいなと思ってて、だけど、本当に佐世だったなんて思わなくて」
「……どうして、顔や声を隠したの」
「それは………」
佐世の手が、先程からお守りのようにしっかりと抱えていた灯台を強く握りしめた。
その声が、不意に湿り気を含んで頼りなげに揺れる。
「わ…わたしだって、長吉と会えなくなって、でも人身御供になって死んでしまえばずっと辛いままで
いなくても良いからって思って……なのに、本当に沼神さまにお嫁入りしないといけなくて、怖くて、
ずっと…………!」
突然、ぼろぼろと涙をこぼして泣き出した佐世を長吉の腕が抱き寄せた。
胸に顔を埋めてしゃくり上げる娘の背を、大きく温度の低い手で愛おしげに撫でる。
「ごめん、佐世にもの凄くひどいことをした」
佐世が洟をすすりながら見上げた先で、申し訳なさそうな表情を湛える金色の目がその瞳孔を
針ほどに細めた。
「里の祠で巫女としてやって来た佐世を見たときにやっと解ったんだ。佐世がいつもどこか寂しそうに
していたのは、いつも一人で山にいたのは、全部おれの──沼神の血筋と交わした約定のせいだって。
水に沈む時までも佐世がおれのことを大切な友達だと思ってくれてるって知って嬉しかったけど、
おれは佐世に嘘をついてたし、本当のことを知られたらと思うと合わせる顔が無くて──」
「……ごめんなさい」
胸の中で佐世の体が小さく震えた。
謝られて驚いたような顔をしている長吉の手を取って、濡れた瞳が再び見上げてくる。
「わたしも、ずっとあなたにひどいことをしてた」
「……蛇の体のことなら、おれが悪いんだ。昔、前の巫女として来た母上が父上の本性を知って
心を病んでしまうほど怖しがられたと聞いて、だから下手に隠そうとしたけれど……でも」
躊躇いがちに解こうとした長吉の手を、ぎゅっと、佐世の白く軟らかな手が握りしめた。
「…いいえ、顔が見えなくても、声が聞こえなくても──体が蛇でも、この手を確かに覚えていれば
解ったはずなのに……すぐに諦めて、考えるのを止めてしまったわたしがいけなかったの」
「佐世」
握られた手を、強く握り返すように長吉の掌が包み込む。
「……おれなら、蛇でも怖くないのか」
静かに頷いた佐世の唇に、ようやく微かな笑みが浮かんだ。
「じゃあ、ずっと、ここに──おれのところにいてくれるか?」
「……はい」
自分でもそんな顔ができることを忘れていたような柔らかい表情で、佐世ははっきりといらえた。
そして不意に衾の上に居ずまいを正し、着物の裾を整えて正面の長吉を見る。
「佐世……?」
「長吉──いえ、沼神さま」
佐世は初めて夫にまみえる花嫁のように膝の前に指をつき、楚々とした仕草で頭を下げた。
「今宵、わたしを──佐世を、あなたさまの妻としてお迎え下さいませ」
123 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:08:47 ID:GjySg+UK
するり、さらりと。
僅かに緊張を帯びたぎこちなさで男の手が丁寧に帯を解いていく。
一枚一枚着物を解かれ、最後に素白の肌小袖の前がふわりと開いて白く滑らかな柔肌が覗いた。
「……恥ずかしい……」
頬を染めた佐世の消え入りそうな呟き。
「やっぱり、灯りを消そうか」
問われて更に顔を赤くしながらも、佐世はふるふると首を横に振った。
「あ……」
薄皮を剥くよう、そっと左右に襟をはだければ白く細い喉がこくりと息を呑み込んで動き、
露わにされたまろく柔らかな膨らみが二つ、上がる呼吸と鼓動に小さく震えた。
きめ細かな肌の上をさわりと滑った手が背中に回り、慎重なまでにゆっくりと佐世の体を引き寄せる。
仄かな青い灯にり照らされて、いよいよ白くなまめいて見える娘の肢体。
しかし大きな掌が這わされるその所々には、昨晩までの、強い力で掴まれて鬱血した
指の跡が薄く残る。
「すまない……」
許しを乞うように項垂れた沼神の顔をほそやかな指がつうっと撫で、次いで回された腕が
温かな胸の真中に抱き寄せた。
「いいえ、佐世は──旦那さまとお褥を共にするのは今宵が初めてにございます」
はっと上げられた視線の先で、ほのかに上気した女の顔が羞じらうように微笑んだ。
そろり、探るように互いの顔が近付き、どちらからともなく唇を触れ合わせる。
初めて交わす口づけの感触、ふにふにと柔らかい弾力を味わっていた唇と唇が一旦離れて息を継ぎ、
再び重なった時には僅かに押し付け合う力を増す。
今まで触れ合わずにいた分を取り返すかのように執拗と互いを求め合う唇の他方では、
すっかりと露わになった佐世の肌を沼神の手が這い回るようにして撫でている。
「んっ、ん………ふぁ……」
最初は冷たかった沼神の掌に佐世の体の温かみが移ってゆく。
仄かに温む手指で優しく背を撫でられ、脇腹の敏感なところをじっくりと触られて、塞がれている
佐世の唇が微かに開いて声を上げた。
その僅かな隙間をも埋めようとするかの如く、沼神の口づけはいよいよと深くなる。
唇で唇を挟んで軽く啄み、そっと吸い立て、舌の先でつっと舐める。
一瞬戸惑った佐世もすぐに口元を薄く開き、己の舌を差し出すようにしてその行為を受け入れた。
「ふ……っ、ぁむ、んんっ……」
自分の舌にひたりと触れ、絡んでくるものが沼神のそれだと、やや遅れてから理解する。
人より細く、やや長い舌が口腔内に入り込む。
巻き付くようにして舌を舐り、つるりと歯列をなぞり、頬の内側、上顎の裏までくまなく愛撫する
その感触に、耳の内側で響いているような湿った音に、頭をぼうっとさせる心身の昂ぶりに、
佐世は思わずくぐもった呻きを漏らしてしまった。
「んぁ…ぷ、ぁふ…………っ!?」
口を吸い、吸われる間にもゆるゆると肌を撫で続けていた両の手に、重く張りを増した二つの乳房を
きゅっと掴まれ、びくりと体が跳ねる。
その拍子につい、喉を鳴らして飲み込んでしまったものが自分の唾液なのか、相手のものなのか、
もはや佐世には解らない。
唇を重ねて女の声をほとんど封じ込んでしまいながら、沼神の大きな手は両の乳肉を包み込むよう
その掌に収め、ゆっくりと揉み、時折外側へ円を描くようにして捏ね回す。
しっとりと汗ばみ吸い付くような手触りとなった白い丘の頂には、すっかり淡い紅に色付かされた蕾。
柔肉に半ば沈み込むようにしてその重み、その質感を弄り回している手指は時折硬くしこった
先端を掠め、爪の先で弾くようにして微細な刺激を与えていく。
そのたびに塞がれた唇から漏れる声は既にうっとりと甘く、更なる刺激を、もっと深く強いところまで
響くものを与えて欲しいと希うような色を滲ませ始めていた。
「……ぁ、ふ……」
不意に唇が離れていくのを感じて、佐世はいつの間にか閉じていた目を見開いた。
口腔内で執拗に混ぜ合わされていた唾液がつっと糸を引き、薄青い灯りを一瞬弾いて鈍く光る。
124 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:10:09 ID:GjySg+UK
「──すまない、もう…人の姿を保っていられない」
佐世に覆い被さるような姿勢で、苦しげな吐息をこぼした沼神の肩がゆらりと震えると同時に、
周囲に何かざわざわと大きな気配が拡がっていく。
首を巡らせれば、淡い明かりを弾いてぬめぬめと光る青黒い鱗が辺りをいっぱいに取り囲んでいた。
沼神の真の姿──半ばから人、半ばより蛇。
しかし佐世にはもう、どんな姿でも恐ろしいとは思えなかった。
褥の上に長々と這う蛇体は周りを幾重にか取り巻くように蟠る。
この姿を見れば、ずっとどこか不思議に感じていたこの部屋の造りもなるほどと腑に落ちた。
広く衾を敷き詰めた、半蛇の神がゆったりと身を休めるための塒。
だのに自分がふさぎ込んでいる幾晩かの間、せっかく設えた臥所に寝む事なく夜の白む前に
立ち去っていたのかと思うと、佐世の心にはにわかに申し訳なく思う気持ちがこみ上げて来る。
ぎゅっと、半人半蛇の夫の体に肌を押し当て白い手足を絡めるようにして縋り付くと、少し
驚いたような視線と声が降って来た。
「佐世……?」
「お願い…です…」
首筋に顔を埋めるようにして耳元に囁き、やや襟の緩んだ単の胸に手を添わす。
白い内腿に挟まれた蛇の胴が小さく身じろぐのが解る。ざらりと波打つ鱗の感触。
「今宵より、佐世に共寝をお許しくださいまし」
夫を見上げる自分の顔が、今まで浮かべたことのない表情を湛えているのを佐世は自覚する。
己にこんな声が出せるとは知らなかった。甘えて、物欲しげにねだって見せる媚態。
「……ああ」
僅かな戸惑いの後に妻の言わんとするところを察したのか、沼神はその背に回した腕に力を込めた。
浅く、深く、口づけが繰り返される。
唇だけでなく、頬に、額に、瞼に、耳元に。
首筋を下って、鎖骨に、白い胸乳に、薄紅に色付く頂に。
唇に吸われ、舌先で舐られ、吐息を這わされる柔肌はすっかりと上気し、淡く朱に染まってわななき
皮膚の内側から燃え上がるような感覚に支配される。
衾に押し付けられ、圧し掛かる相手の重みを感じることが昨晩までとは全く異なった意味に、
沸き上がるような歓びの予感と変わって身の内に充ちる。
「佐世、佐世」
降らすような口づけの合間に、上擦って掠れた声が妻の名を呼んだ。
それまでその名を呼ぶことを己に禁じていた、声に出せずにいた分を埋め合わせるかのように
幾度も幾度も囁かれる言霊。
佐世も応えようとはしたが、触れられる都度高鳴る鼓動に息が乱れ、か細くしゃくり上げるような
声が漏れるばかりで意味のある音を作れない。
夫の唇と指が肌を滑って佐世の身のかたちを教え、その声に呼ばれれば心の輪郭が明らかになる。
囁かれる己が名に体の芯が疼き、繰り返される愛撫に意識が蕩け出す。
「……っあ、あ、はぁ……っ!!」
あえかに声を弾ませて、佐世の全身がぞくりと跳ねた。
両脚の間から引き抜かれた沼神の指が、随分と粘り気を増した愛液にぬらぬらと濡れて光る。
初めて、明確な快楽を伴い達した体は甘やかな余韻にうち震え、くたりと褥に手足を投げ出した。
125 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:40:44 ID:9nNPHr4S
「佐世、辛くはないか」
気遣わしげな表情で沼神が覗き込む。
ゆるゆると撫でる手は火照る肌を宥めるよう優しく触れていくが、一度達してひどく過敏さを増した
肉体はそれすらも再び熱を点すものと受け止める。
「……はい……」
甘く熱っぽい溜息を洩らして夫を見上げた佐世の目に、微かな淫靡さを宿した光がちろと揺れた。
「わたしも……」
「うん?」
伸ばされた指先が沼神の顔に触れ、白い腕がするりと首に回る。
「佐…世…?」
上気し、桜色に染まった女の貌の中で濡れたように艶めく唇が動き、小さく笑みの形を作った。
見上げてくる潤んだ瞳に、腰椎の辺りがぞくりと騒いで沼神は僅かに息を呑む。
口づけられると同時に体が密着させられた。薄い布越しに感じる肌身の熱と上擦った息遣い。
首から肩へ、背中へ降りて行った繊手が、脇腹を通って胸に触れる。
「して…頂くばかりでは……」
襟元に滑り込んだ細い指が衣を弛め素肌に這い、首筋に押し当てられた唇はじわりと熱い。
白い単の前をはだけた胸の上を、白い指と紅い唇が辿って行く。
鎖骨からがっしりとした胸板へ、とくとくと早い鼓動を刻んでいる心の臓の真上から鳩尾へと、
柔らかく掌と指を滑らせ、その後を追うように唇が触れる。拙いながらも懸命な妻からの奉仕。
腹へ押し当てている乳房のすぐ下に、やにわに存在を主張し始めた硬さを感じて佐世の手が
するすると下帯を解けば、完全に衣の前が開いて男の下半身が露わとなった。
「あら……」
少し驚いたような女の声をどう取って良いものか判じかねた様子で、沼神が微かに身じろぐ。
人の男とそう変わらない上半身は臍の──人ならばそれがあるはずの場所の二寸ほど下より
徐々に青黒い鱗を散りばめた腰へと連なり、両脚にあたる部分からは完全に蛇の胴となっていた。
そして人と蛇の切り替わる丁度その辺りには既に隆々とそそり立ち、血の管の筋を浮かべている
逞しい陽物がふたつ。
「へ、蛇だから……その、……」
両方ともを、女の暖かく柔らかい手に包み込まれる感触を覚えて、どこかしら言い訳めいた響きを
滲ませていた言葉がやや上擦った。
「一度には……片方しか使わな…………!?」
相次いで左右の先端に触れていったものが濡れて温かい女の唇だということを、確かに感じ、
目でも見ていた筈なのだがにわかには信じられない。
「な、何を…佐世……?」
「……っ、ふ………、んっ、ぅく……」
両手の指で茎を撫でられながら代わる代わるに口づけられて二本の雄肉はたちまちに滾り、
緊張して硬さを増す。加えて、仰向けた胴体に跨るように体を密着させている佐世の胸の、
ぐにぐにと押し付けられて来る二つの柔肉が胴の中に隠された子種の嚢を圧し、腰から下が
骨を抜かれてへなと砕けてしまいそうな錯覚。
見る間に溢れ出しはじめた先走りの液に佐世は一瞬驚いた風に目を瞬いたが、すぐにまた
口づけを再開し、更には流れ出すものを舐め取るかのように舌を使い始めた。
ぬるりと熱い口腔に含まれる感触に、それまでにも増して腰が跳ねるのを見て取ったのか
次第に深くまで咥えるようになり、時折舌先で形をなぞったり吸ったりまでをも織り交ぜ出す。
今まで人形のように抱かれていた時には欠片も見せなかった、陶然と、己の奉仕で相手の快楽を
導くことに悦びを覚える表情。
きりきりと腰の奥底が引き攣る思いも一瞬の間、遂に陽物がもろともに限界を迎えた。
片方は含まれていた口内に、もう片方は握られた手から顔のおもてや胸にまでどろりと濃い子種を
大量に吐き出してしまう。
「……っ、すまない……!」
慌てて上体を屈め、まだ腕の通っていた単の袖で精に塗れた顔を拭ってやると、佐世は何度か
小さく咳き込みつつもおもてを上げ、少し恥ずかしそうな笑顔を見せた。
「…ぁ…ふ……旦那様の、お種……あたたかい……」
こくり、小さく喉を鳴らして口の中に残った精を呑み込みながらどこかうっとりと呟く佐世の、
なんとも艶めいた表情と声音に、胸から腹へと垂れ落ちる白濁に彩られた柔肌の匂いに、
たった今精を吐いたばかりだというのに蛇の陽物は二つともに再び首をもたげはじめてしまう。
抑え切れぬ劣情に衝き動かされた沼神は矢も盾もたまらずに、女の体を掴むと衾の上へと押し倒した。
126 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:42:00 ID:9nNPHr4S
「…っ、あぁ………」
柔らかな褥に組み敷かれて、佐世の全身が小さくわななく。
腰の下には蛇の胴の一部が潜り込んで僅かに浮かされた状態で、大きく拡げられた両脚の間を、
鮮やかな色に染まって潤んだ秘花を夫の眼前に晒す形にされ、体の内側まで見通されてしまいそうな
恥ずかしさと同時に欲情を満たされることへの期待とで淡く染まった目元を伏せ、小さく嫌々をするように、
それでいながら誘うように佐世は体をくねらせた。
「んっ……」
ぬちゅりと水音を立て、しとどに蜜を溢れさせていた肉壺へ陽物の先端が潜り込む。
「は……ぁんっ!」
これまで受け入れてきたときとは違う、充分に濡れて感度を増した隘路に男の猛り立ったものが
分け入ってくる感触に佐世の体は過剰に反応し、まるで初めて貫かれた未通女のように
背を反らして全身を跳ねさせた。
ずぶずぶと、熱くぬめって絡みつく粘膜の中へ沈み込んだ男の肉は先程手と口で奉仕した時にも
増して硬く、大きく膨れ上がって腹の奥をぐっと押す。
「…っ、辛いのか、佐世」
低く上がった呻き声に、沼神の声が慌てたような響きを滲ませた。
「…いいえ、違……ます………っあ、…大き……い……!」
体の中で更に硬さと大きさを増したものに驚きと快楽を滲ませた声を跳ね上げながらも、佐世の手は
するりと下腹まで滑らされ、互いの体が繋がった場所をそっと撫でた。
みちみちと音がするほどに押し広げられた花唇を、埋め込まれた雄の付け根を指先で辿り、
今は行き所無く太股の内側に触れていたもう一本の肉柱をやんわりと握り込む。
鈴口が吐いている先走りの汁と、自分の内股を濡らす愛液を混ぜ合わせるようにしてその幹に、
根元から頭にまで塗りたくると白い腿をぴったり閉じ合わせてそれを挟み、ぬるりと粘液を纏わせた
手を両脚の間から覗く先端に添えるようにして包み込んで見せると、熱を帯びた眼差しで夫を見上げ
促すようにゆっくりと頷いた。
「…もろともに…いらして下さ………っあぁ!?」
急に動かれたせいで、佐世の声が揺れる。
ずるり、と妻の中から己を半ばほど引き抜いた沼神は再び腰を進めて熱い媚肉に根元まで埋まる。
すべらかな腿に挟まれたもう一方の分身はぬるぬると張りのある肌の隙間を前後する。
初めはゆっくりとしていた動きは次第に早く、激しくなり、抽送を繰り返される花唇はいっぱいに
拡げられ、捲れ返るほどに嬲られ、淫らな水音を立て始めた。
押し殺した悲鳴のような、しかし端々に甘い艶を帯びた佐世の嬌声が小刻みに上がり、
閉じていた脚からも次第に力が抜けかける。ふらりと離れようとした膝を沼神の手が両側から押さえ
密着した腿の間で柔肌を抉る疑似抽送はなおも続けられる。
胎内で激しく肉襞を貪る怒張が佐世の腹の奥を幾度も突く。
脚の間を、陰処の周りを擦るもう一つのそれが、時折陰裂の僅か上でひそやかに膨れ上がった
肉の突起を責め立てる。
油を染ませた布に火を点けたように、見る間に燃え拡がった快楽が佐世の中で弾け、再びの
絶頂が訪れた。
「あ、あぁ……ひぁ、あ、んぁっ!」
びくびくと全身を引き攣らせ、佐世は白い喉を仰け反らせて快楽の波を受け止める。
ぬめる肉襞がぞわり、ぞわりと胎内に包み込んだものを撫で回すように締め付けた。
「佐世、おれも……っ」
佐世の膝を押さえていた手を離し、沼神は身を二つに折るように屈めた。
ぶるりと震えた二本の陽物が、女の胎の内に、腹のおもてに熱くねっとりと粘りのある精を放つ。
胸乳や喉元、顔にまで飛び散った白濁を浴びて、佐世はしばし呆然と息を荒げていたが、ふと
我に返ったように自分の体に覆い被さる夫を見上げ、柔らかな笑みを唇に刷いた。
「……佐世は…あなた様のものになれました、でしょうか……」
その目尻に滲む涙を拭い取るように口づけて、沼神は妻の体を抱き締めた。
「ああ、佐世、お前はおれのものだ……おれの、愛しい妻だ」
127 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:42:36 ID:9nNPHr4S
「今度、ふたりで少し遠出をしよう。父上と母上にも佐世を見せたいから」
「父神さまと…お母さま?」
腕の中で豊かな黒髪がさらりと波を打ち、向きを変えた佐世が沼神の顔を見上げた。
交わりを終えた褥の中で、うち重ねられた衣の内で、ぴたりと身を寄り添わせて過ごす初めての夜。
「おふたりとも一つ山向こうの淵にお住まいなんだ。あちらは元々、お加減の優れなかった母上が
静養なされるための別邸だったけれど、今はもうすっかりお健やかになられたから、先だって
沼神の座を退かれた父上とご一緒にゆるりと過ごされている」
「でも、お母さまは私の前の代の巫女なのに、まだお元気でいらっしゃるの?」
沼神に巫女を捧げる慣わしは八十八年ごとだから、先代の巫女が存命だったとしてもとうに齢は
百を越えていることだろう。人の世では頑健な者でも六十、七十まで生きるのも希なことであるから、
佐世が不思議そうな顔をするのも無理からぬ事ではあった。
「元は人でも、神の住処に暮らしてそこの食べ物を口にしていれば、次第とこちらの者に近付いてくる。
それに……その」
沼神がやや言い淀んだように目を伏せ、あたりにうねうねと這った蛇の尾がぱたり、ぱたりと揺れた。
するりと佐世の輪郭を辿るように動いた手が細い体を引き寄せ、腰から腹の辺りを優しく撫でる。
「こちらの者と交わって精を受けたり、子を孕んだりすればもっと早く」
佐世は目を瞬き、自分を抱き締める夫の体をまじと見た。
広く逞しい胸に手を触れ、脇腹から人の胴と蛇の胴が繋がる腰の辺りまで掌を滑らせる。
ざらざらとした鱗の手触りも今はもうおぞましくなどはなく、ただ愛しいひとを形作る一部だと思えた。
「わたしも……?」
「蛇になるのは嫌か」
心配そうに覗き込んだ夫の首に佐世は腕を絡め、ぎゅっと抱き寄せて「今のうちならまだ…」と
躊躇いがちに言いかけた唇を塞ぐ。
「…っ、佐世…」
「いいえ、あなたとこうして、永らく添って行けるのでしたら……蛇にでも、魚にでも喜んで」
花が咲き綻ぶように微笑んだ妻を、改めてかき抱くよう腕の中に収めながら、若い沼神も心から
嬉しそうな笑顔を見せた。
128 :
沼神御殿:2007/04/19(木) 21:43:37 ID:9nNPHr4S
柔らかな光を湛えた水の天蓋を、魚たちがひらり、ひらりと泳いでいる。
水底の御殿ではいつにないせわしさで、家人や侍女たちが廊下を行き交っていた。
「まだ──生まれぬのか」
御殿の主である沼神が先程から幾度目か解らない問いかけをする。
浄衣を着たその肩が気忙しげに揺れるのに合わせ、産屋の内いっぱいにうねうねと広がる青黒い
蛇身もぞろりと落ち着かぬ風にのたくった。
「旦那さまはせっかちですこと。もう少し神さまらしくなさらねば、吾子に笑われてしまいますよ」
「しかし……」
まだ何か言い募ろうとした沼神だったが、優しくたしなめるような妻の視線を受けると途端に
黙ってしまった。
その様子にくすくすと笑い出した妻を見て、ふと心の臓が弾むような心地を覚える。
はじめから美しい娘だったが、共に暮らす内、日に日に大人びて美しさを増し、子を身篭もってからは
より一層美しくなった。
元より色白だった肌は淡い光の中で過ごす内に透き通るほどにも色を薄くし、唇は化粧などせずとも
紅を含んだようで、黒々とした髪は豊かに、艶やかに背へと流れている。
今は産婦のための白い衣を纏う体の線はまろく、みっしりと豊かに重たげな胸と卵を孕み膨らんだ
腹は衣の上からでも全く隠しようもない。
そして着物の裾からすっと伸びた胴は雪の如く純白にきらめく鱗に覆われ長々と──
「まあ、また尾の方ばかりじろじろとご覧になって」
口を尖らせた妻の言葉にはっと我に返る。
こんな咎めるような表情をして見せても妻は、佐世は綺麗で可愛い──いや、それはさて置いて。
「う、いや、もうすっかりとこちらの者らしくなったなと……」
「旦那さまにたんと可愛がって頂きましたもの」
言いながら佐世はほんのりと目元を染め、愛おしげに自分の膨らんだ腹を撫でた。
腹の中では次代の沼神となる子がいよいよ軟らかな卵の殻を破ろうとしているのか、時折母体の
意思とは関わりなくぷるりと揺れて、その度に佐世は僅かに辛そうな吐息をこぼす。
「あっ……」
「どうした?」
「…吾子が……お生まれに、なります……」
苦しげに眉をひそめた妻に手を伸ばすいとまもなく、すぐさま取り上げの支度を始めた侍女たちに
脇へ追いやられた沼神は所在無さげに見守っているしかない。
「旦那さま…」
「ああ、大丈夫か?」
「…お側に、いて下さいませ……」
初産の苦しさに波打つ真白の蛇体がくねり、ゆらゆらと震える尾の先端が寄り添うようにしていた
青黒い尾に絡む。
いらえる代わりに妻の体を優しく撫で、沼神は我が子の産声を待った。
------------------------------------------キリトリ-----------------------------------------
というわけで長々とお目汚し失礼致しました。
拙文ではありますが、多少なりお楽しみ頂けましたら幸いです。
途中で連投規制に引っかかっていたのでしばらく時間が開いたりしましてすみませんでした。
リアルタイムで見てたから支援すれば良かった。ごめん。
で、GJ!!!和風な感じの文章が良い。蛇カップルハァハァ。
GJ!ひさしぶりに上手い人の文章に遭遇!
物語も面白い。また是非次を期待。
異類婚姻譚で蛇の嫁になった娘が蛇になるという展開はオリジナリティが高いですね。
小鳥や果物系統が多いので、新鮮さを感じました。
133 :
129:2007/04/21(土) 02:16:08 ID:hQzcrV9P
>>130-132 ご感想ありがとうございました。
エロパロ板に作品投下は初めてなので、空気読めてるかどうか少々不安でしたが
面白がっていただけましたようで嬉しいです。
>>132 蛇系の異類婚姻譚は大抵、悲劇的ないしそれでなくとも別離オチが多いので
(というか水乞い型の場合はおおむね人間の娘の方が殺る気満々なのでちょっと切ない)
幸せENDに持っていく方法を考えてたら何となくあんな事になってました。
女の人が蛇になるというのはなんとなく田沢湖の竜子姫の話が頭の隅にあったような気がします。
たまには保守
黒姫伝説もヨロ。龍に求婚される話。
・・・なんだけど、オチが複数あるんだこれが
ラブラブ系、逆鱗系(鬼畜?)、お姫様も変身!系
さあ! どれがいい!?
詳細は忘れたが、蛇婿型にも丸く収まるエンドはあるようだ
嫁が観音様に祈ったり法華経を読んで聞かせたりすると
蛇の鱗がバラバラと剥がれて中から美青年が出てくるというオチで
結局、双方共にいずれかの世界に属する存在になってないと添い遂げられないんだろうな
137 :
135:2007/04/30(月) 23:55:13 ID:UiDFsgBj
うおっっっ! 言い忘れた!!
沼神御殿様! 神GJ!
138 :
135:2007/04/30(月) 23:57:14 ID:UiDFsgBj
>蛇の鱗がバラバラと剥がれて中から美青年が出てくるという
ニギハヤミコハクヌシ?
前に民神板にスレ立ってたときに面白く覗かせてもらってたけど、
千と千尋もその手の神婚譚をけっこうストレートに下敷きにしてるよね。
蛇神様にはブツが二本あるというあたりで
一人で両穴攻めとか二輪差しとか出来るんだなとか
真っ先に思ってしまった俺は間違っているのだろうか
ヤマタノオロチがクシナダの姉たちを骨まで陵辱し尽くしている様を・・・
あー駄目だ。助からない。エロパロにならんわ
おおー! クシナダかわえーー! 感謝!
保守
>>140 同士よ。
そして遅蒔きながら沼神御殿様GJ。
だが二穴入れ叶なのは下半身が人間のうちだけだと思うと結構期間限定プレイ
…人間にも化けられるんでしたっけ
保守
このスレ、女体化はいいのかな?
金太郎とか、天然さと無防備さがたまらんと思った。
そういうのは、荒れやすいからやめたほうがいいかもー
まぁ最初から女の子設定でちゃんとその女の子がメインならいいんじゃないの
ドラクエじゃないが伝説系の話はキャラ解釈が無制限なのも魅力なわけだし。
つか正直今はとにかく活気が欲しい。
よい意味での活気は欲しいけど、荒らしと過剰擁護が沸いてつく活気ならいらないなあ…
TSが特殊なシチュだって事はあちこちのスレ紛争見てればもう勘弁してって程だしね…
炎上よりは過疎を選ぶに一票。
そういや坂田さんだな
歴史人物女体化スレはGWあたりに落ちてなかったか?
まだ落ちてないぞ
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 17:18:18 ID:eFbLWlNG
このスレが落ちそうなんで保守age
保守
保守
限りなくスレチなのは重々分かっているんだが、先に出た歴史人物
女体化スレがどうしても見つけられなくて彷徨中。
どこにあるか知っている人がいれば誘導してほしい。
164 :
161:2007/06/05(火) 06:06:22 ID:IroSJJMJ
圧縮防止保守
保守
保守
保守
干す
パロでも創作でもいいから新作マダー
171 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 03:36:01 ID:frpNVMPe
人いないw
172 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:46:20 ID:ZkQ3uGnH
もうすぐ七夕ですよage
即興て思いついたので投下します。
エロくないですが保守がわりなる事を願って。
八百年生きる少女の話。
俺が十を数える年の頃、竹林の窪みで足を滑らし骨を折っちまった事があった。
人っ子一人通らない寂しい場所だ。
やがて俺が見える限りは闇に包まれ、丸い月が空の真ん中にやって来た。
風が揺れるたび笹が擦れてざわざわとする。
やがてそのざわめきに紛れてなんか化け物がやってくるんじゃないか、
俺は眠る事も出来ず、竹林で縮こまっていた。
そんな時、目の前に一人の女が現れた。
俺は助かったと思った。
しかし女は村の者じゃない、見かけない顔だ。
年は15、6の小柄な少女。
色は白く、目鼻だちが整った顔立ちだった。
若く華のある風貌なのだが
物腰は婆のように落ち着き、その瞳には底知れぬ輝きがあった。
もう少し年をくってからその女に出会っていたら
俺は化け物が女に化けてでた、と腰を抜かしただろう。
子供だったせいだろうか。
それとも俺はいつまでも、母に引っ付いてたから、女の側は安心出来たのか。
女は朝まで俺の隣で頭を撫でていてくれた。
俺が着物の上から女の豊かな胸を揉んでも怒らず、安心おし、とだけ言われたんだ。
あれから二十年。
俺は骨を折っちまって無様な格好で動けないでいた。
目の前にはあの日のあの女が居る。
あの女というか、あの日と全く同じ少女の姿だ。
背格好はそのまんま、下ろしたままの黒髪は白い色が混じることもなく艶やかに風になびいている。
顔は皺一つなく、ぱっちりとした瞳に赤い唇。
「また会ったな。
お前はとうとう俺を迎えにきたか。」
俺は恐怖よりもどうにでもしてくれと思い話し掛けた。
「別に私は命を取りにきた化け物じゃあないよ。
お前を取って喰いもしない。」
女の声は老けていない、澄んだ声だった。
「そうか。」
俺は呟いた。
ここは海の側の岩場だ。
また足を滑らせ、あの日のように月が辺りを照らしている。
ただ、笹と違って波のざざ、ざざという音が繰り返し響いている。
「なんでお前は年をとらない。」
思い切って女に問う。
「父様の持ち帰った人魚の肉を口にした。」
175 :
終:2007/07/03(火) 23:47:23 ID:4rrF8tox
「…不老不死のかっ!」人魚の肉には不老不死の力がある、というが…
「そう。死ぬことができぬ。」
女は暗い海を見つめている。
「どんな気持ちなんだ。延々と生きていくのは。」
「いきなり何を言う。」女は目を大きくし、驚いた様子だった。
しかし俺の隣に腰かけると再び海を見つめながら語り始めた。
「孤独。
ただひたすら闇の中を歩いている。
風で揺れる竹林を抜けても、波打ち際を歩いて波を数えても、戻る場所などない。」
風が吹いて砂が足に掛かった。
「冷えてきたな。」
俺がそういうと女は身を寄せてきた。
「あの日の子供が生きていて良かったと思う。
人が死ぬ所を見るのが何よりつらい。」
女は俺の頭を優しく撫でた。
「なぁ。俺はあの日からお前の顔や声が忘れられなかった。
美しいまま再び会えるとは思っていなかった。
だから今だけ少しだけ…いいか?」
俺は女の返事を聞かずに女を抱き寄せ口づけをした。
唇を話し女を見つめると怒りや戸惑いの表情は無かった。
「少しだけなら良いだろう。
お前の体も思いどうりにならぬし。」
確かに俺は足のせいで動けなかった。ただ、幼い頃に揉んだ女の胸を味わいたかったのだ。
俺は女の白い首筋に唇を這わせ、熱い息を吹きかけた。
「…はぁ‥。」
女が身を捩る。
肌は潤いを保ち、ぴんと張り透明感を保っている。
俺は女の胸をはだけさせると夢中になって貪った。
胸もやはり若い娘のように張りがあり形が良く、小さな乳首は淡い色のままだった。
「あぁっ…」
手で胸を下から持ち上げるように揉み、口に思い切り頬ばる。
俺がずっと女を忘れられなかったのは本当だった。
「なぁ、俺は構わねぇから、俺が死ぬまで側にいてくれ。
お前にとっては僅かな時間かも知れないが、お前が笑っていられるよう…」
俺は必死に女に願った。しかし顔をあげると女は静かに涙を流していた。
「お前の側にいてお前が死ねところは見たくない。
今まで何人か夫をもったが皆先に死んでしまう。」
俺は我にかえり、謝った。
そして夜が明けるまで女に抱きしめられ、子守歌に合わせ背中を優しく叩かれた。
朝になり女は近くの村人を呼んでくれた。
村人を俺のいる岩場へ連れてくると
女は波打ち際を振り返らずに歩いていった。
俺は女と会う事は二度と無かった…。
乙。
物悲しいのに後味が悪くないのがいいな。
>>176 早速レス有難うございます。
日本の話で書いてみたかったけど自分の好きな話は
暗い話もしくは怪談が多くエロになかなか持っていげずorz
修行してきますね。
文章が上品で読んでて心地よかった。
また何か書いてください。
179 :
177です:2007/07/12(木) 22:25:36 ID:r1y63vDB
童話で書いてみました。
今から投下します。
久々に図書館行って色々読みたくなった。
もうっ!
信じられないっ!
本当に本当に、こじきと結婚させる?ふつう。
あたしは一国の姫よ。
美しいと評判のお姫さま。
「姫、近くの農家から食べ物を恵んでもらいました。」
今日からあたしの夫となったこじきがパンを抱えて戻ってきた。
あたしは森の中の切り株に腰かけていた。
つい先日パーティーの場であたしは貴族達をまた罵ってしまったの。
その中に久々に会った隣国の若い王がいたのよ。求婚されたけれどもあたしは言ってしまった。
顎が尖ってまるでつぐみが髭を生やしたみたいだってね。
なんかぬくぬくとした雰囲気で優しそうだったけど。
きっとあたしには合わないわ。
そうしたらお父様は今までに無いぐらい怒る、怒る。
お前は人の容姿にばかりケチをつけおって!
我が儘三昧も今日限りだ!
こじきと結婚して出ていけっ!って城を追い出されたわけ。
本当に城にこじきが来ていてあたしびっくりしたわ。
仕方なくこじきの後を泣きながら歩いてきたけど、いい加減涙も出ないわ。
もうすっかり夜だけどお金が無いので野宿しかない。
あたしはこじきからパンを受け取ると一口かじった。
「ちょっとなにこれ?
硬すぎるし、もそもそしてるんだけど!」
あたしが城で口にするものとは大違いだ。味なんてしない。
「姫、水を。」
あら、水も汲んできたの。
けっこうこいつは気がきく。
火をおこして焚き火もあっという間に作ってくれた。
でもやはりこじきはこじき。
隣国の王子はあたしたちが今いる大きな森や
この先に見える栄えた都も全て所有しているという。
「後悔していますか?」
柔らかな物腰でこじきが訊いてくる。
意外と低くていい声だ。
「まぁね。でもお父様、頑固だし…
でもねっあたしも頑固だから城へは絶対帰らないわ!」
あたしは何とか硬いパンを食べきると靴を脱いだ。
城にいた時のままの靴なので細工は美しいがたくさん歩くのに適していない。
「あいたた…。」
「あの…履き古しですが、靴も貰ってきました。」
おずおずとこじきが靴を抱えて寄ってきた。
履き古しの靴は薄汚れ、飾りもついていない質素なものだった。
「あなた、人に頭下げるの、嫌じゃないの?」
「ええ。
私は全ての人たちのおかげで生かされているのです。
私は感謝の心を持って生きているのです。」
「ふーん。」
あたしは顎に手をついてこじきを観察した。
ボロボロの服は裾がもれなく擦り切れ、
せっかくの柔らかな金のクセ毛も絡まって鳥の巣のようだ。
背は高く体付きはしっかりしている。
肉体労働でもしてたんだろうか。
顔は無精ひげに頬に土の汚れがついている。
瞳は深い青だが伸びっぱなしの前髪が影を作っていてはっきり見えない。
さらにヨレヨレのくすんだ色の帽子を頭にのっけている。
コレのせいで冴えない外見3割増しよ。
しかし日焼けしている割に目尻や首に皺はない。
意外に若いのかも…。
あたしの浮腫んだ足を優しく揉みほぐす
こじきを見下ろしながらじろじろと観察していた。
不意にこじきがあたしの片足を持ち上げると爪先にそっと口づけた。
「なっ!何するのっ!?」
「驚かせてごめんなさい、
夫婦になった証にせめて…と思いましたが、
あなたの口元は恐れ多いので…」
「何言ってんのよ。
いきなりされたからびっくりしただけで…
一日中歩き回った足なんて汚いわよ。」
あたしはこじきの顔を自分に向けるといきなりキスをした。
昼間はグズグズ泣いていたけど
あたしはあたしなりにやっていくって決めたのだ。
他国の姫君たちはそりゃ、しとやかだっていうけれど、自分の考えなんて持って無いのよ。
あたしは我が儘だけどあたしの思った通りにやっていきたいだけ。
城から遠く離れたこの夜の森で長いキスをしながらあたしは心の涙を拭った。
顔を離すとこじきが赤い顔をして私を見ている。
前髪が横に流れ大きな青い瞳が私を見ている。
なんだ…けっこういい顔立ちじゃん。
あたしが胸に落ちてきた長い髪を手で払いのける。
こじきはじっとあたしを見ている。
「…姫、綺麗だ。」
「あたしはもう姫じゃない。
今夜からあなたの妻よ。夫婦の誓いの続きをしましょう。」
私はこじきの肩に手を回した。
彼は城に入る前に水浴びさせられたという。
そのせいか服はボロだが体臭などはしなかった。
「やだなー。お父様、水浴びさせたのに新しい服はくれなかったのね。」
「いいんです、私には。」
そういってこじきの青年は微笑んだ。
私もクスリと笑うと再びキスをした。
あたしは彼の首に手を回す。
さっきは乱暴に唇を押しつけてしまったが今度はっと口づけ互いの舌を絡ませた。
彼の手がそっとあたしの胸元を服の上から触り始める。
大きくがっしりとした手はやがてあたしの乳房全体を掴み揉みあげる。
「…ん」
あたしもいつしか夢中で彼の温かい唇と舌を吸ってしまった。
そのうち直に触ってもらいたくてあたしは自ら上半身の服を脱いだ。
寝ころばずに座った体勢のままなので服を下ろした瞬間あたしの胸が揺れた。
すぐに彼があたしの胸に顔をうずめ乳首を吸う。
「あっ…」
あたしは彼の帽子を取り頭を撫でた。
やがて彼の指があたしの足の隙間をくすぐる。
長い指は下着の中に入りだんだんと秘部にせまる。
しかしなかなか蜜が溢れる部分には入ってこない。
「…ああっ…もっと…」
思わず呟いてしまった。
彼が胸から首筋へ舌を這わせ、あたしの耳元に低い声で訊いてくる。
「もっと、どうすればいいんですか?」
ひゃっ。
熱い息がかかりあたしは体をよじってしまう。
「…あたしに言わせるつもり?」
声だけは虚勢を張ってみたが体の力が抜けそうだわ。
すると彼はあたしの正面を向くと真剣な表情であたしを見つめた。
「本当に私なんかとよいのですね?
私は身分もなく本当に文無しですよ。」
目をそらさずあたしは答える。
「あたしが姫じゃなくなったのも、あなたと出会ったのも、巡り合わせよ。
…もっとも原因はあたしが我が儘だったからかもしれない。
でも仕方ないわ。
明日からつぐみの髭の王の城で働きましょう。」
あたしがそう言うと彼は目を丸くした。
「あなたが、城の下働きですか?」
「そうよ。
二人で城に住み込んで働くの。
二人なら支え合えるし…あたしの事守ってくれるわよね?」
彼はしばらく黙っていたがあたしが彼の頬を触ると、わかりましたと言った。
彼はあたしの服を全て脱がすと切り株に再び座らせた。
そしておへその下にくちづけ、さらにその舌を舐めてきた。
「あっ…」
やがてあたしの熱い蜜を吸い取り、指もゆっくりと入れてきた。
闇が濃くなった森は冷えるのにあたしは身体を熱く火照らせていた。
焚き火の乾いた音とくちゅくちゅという湿った音が聞こえる。
恥ずかしい…。
でも嫌じゃない。
「はぁっ…ねぇ、もっと…。」
あたしは彼のモノを欲していた。
彼は頷くとズボンを下ろし始めた。
彼のモノはすっかり真上を向いている。
このままだと痛いかもしれないと彼が言ったので
あたしは少しだけ湿らせてあげることにした。
ゆっくりと口に含み唾液で濡らす。
思ったよりも硬く太く根元まで含むのはあたしの小さい口では無理だった。
切り株から下りようとした時、彼はどうしようと呟いた。
木が少ない開けた場所を選んだが地面に
あたしを横たえると背中が痛いだろうと言うのだ。
ああ。
でも今やめてしまうのは嫌だ。
あたしは彼に思い切って抱きついた。
「座ったまま、向かい合ってなら…ダメ?」
彼は顔を真っ赤にしたが地面にすわるとあたしを膝に乗せた。
あたしも足を広げて乗り、ゆっくり彼のモノを受け入れる。
「…んっ…あっ…」
息を止めて全て受け入れ彼とキスをする。
ゆっくりと動かすとじわじわと快感があたしを支配する。
彼があたしの腰をしっかり持ち打ちつけてくる。
「ああっ…あんっ、んっ…」
いつもあたしを心配してくれた彼の態度とは違い今の彼は荒々しい。
しかしあたしは彼の事が愛おしくなっていた。
その晩ずっとあたしは歓喜の声をあげ、やがて眠りについた。
城を出てから幾日たったろう。
あたしはつぐみの髭の王の城の台所で働いている。
あの人は庭仕事をさせてもらっている。
相変わらず毎日あたしの心配ばかりしてくれる。
あたし働いたばかりの頃は何にも出来なくって怒られてばかりて…
彼がいなかったらやっていけなかったと思う。
今だってそんなに仕事はこなせないし
ジャガイモの皮むきばかりやっているけど…
今日はここのお城でパーティーがあるもんだからついあたしが追い出された日とか思い出しちゃうのよね。
あれ?台所の外が騒がしい気がする。
台所の入り口に目を向けるといきなり場違いなこの城の主が立っていた。
「是非私と共に来てください。」
そう言うとつぐみの髭の王は強引にあたしの手を引き早足で歩き出した。
突然の出来事にあたしは声を失う。
大勢の客人の気配がしてようやくあたしは叫んだ。
「ちょっといきなり待ってください。やめてください!」
しかし時すでに遅くあたしは舞踏会の真ん中に王と共に立っていた。
薄汚れた服にカサカサの手、もつれた髪の毛。
あたしが姫だったなんて誰もわからないだろう。
まわりの貴族たちが目を丸くし、やがて嘲笑う声が波になってあたしを襲う。
「やっ…やめてくださいっ!
あたし頑張って働いてきたのに。
これはあの日の復讐ですか?」
あたしは俯いて駆け出す。
しかし涙が浮かび前がよくみえず転んでしまった。
さらに運悪くあたしがいつも隠し持っていた野菜クズをいれる小さな壷がゴロンと転がる。
少しでも夫との食事の足しになればと野菜クズを取っておいているのだ。
貴族たちから笑いがドッと起こる。
顔が真っ赤になる。
恥ずかしくて死んでしまいたい。
また走り出そうとすると王に抱き止められた。
ん、この感じは…。
「姫。すっかり我が儘の虫はいなくなったようですね。」
王は金髪をぐしゃぐしゃと手で乱し、くすんだ色の冴えない帽子を頭に乗せた。
「あなたは…」
「姫を試すため、とはいえ大変申し訳ないことをした。
しかし城を出てからの生活で民の暮らしを理解してくれたと思う。」
大広間は静まり返っていた。
王はこじきの格好をしていた時と違い堂々とした声で言った。
「正式に私の妻になって欲しい。」
あたしは再び涙が浮かび頷くのが精一杯だった。
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:16:03 ID:C8DhrLKE
GJ! 元ネタ知らないけど面白かった。
姫がカラッとした人なのがいいな〜。
GJ!
すっと感情移入出来たよ。
元々この話の姫は壷売ったり下働きも厭わなかったりで、結構逞しくて
生活力があるから好きだ。
感想ありがとうございます。
ごめんなさい、誤字があるorz
久々に童話や児童文学読みたくなったのて、
また出来上がったらお邪魔します。
姫と言えば小さい頃読んだ童話で、魔法使いによりヒロインは口から薔薇や宝石が、
意地悪な姉達は口から蛇や蛙が出るようになったって話がインパクトありました。
>>188 荒れるの嫌でいわなかったんだが二度目なのであえて言わせて貰う
書き手自己語りは自己顕示欲有りすぎて鬱陶しいと感じる
一々そんなに教えたいなら、コテハン付ければいいだろと思うんだがどうだろう
NG登録できるし
それとここは確かに過疎スレだが@などの機種依存文字使用はNG
その位の事は知っておいて欲しい
>>189 次回からタイトルとトリにします。
コテを付けるつもりも無く無意識にやっていたことなので、
ご指摘ありがとうございました。
……
保守。
……うつわがちっちゃ。
書き手さんいるだけでもありがたい。GJ。
そして保守。
今から、くるみ割人形で、男女カプで投下します。
「痛かったでしょう。
ごめんね、ごめんね」
私は窓から差し込む月明かりを頼りにソファに寝かされた人形を探し当て持ち上げる。
すでに暖炉とキャンドルの火は消え、窓辺から冷たい夜の空気が侵入してきている。
ベッドにいた時の暖かさも冷めてきて私は肩掛けの両端をしっかり胸の前までひっぱった。
数時間前の興奮冷めやらず寝つけない私は一人居間へ戻った。
持ち上げた人形を撫で、傷跡を指でなぞる。
人形は今夜のクリスマスパーティーでドロッセルマイヤーおじさんから貰ったものだ。
貰った、というより一つだけ余った人形を私が手に取った方が近いのかもしれない。
この人形は所々角張った形が特徴的なくるみ割人形だ。
他に用意されたプレゼントの人形達はふわふわ長い髪の可愛らしいものだったのにくるみ割人形は生真面目な顔つきの兵隊さんだった。
皆が次々にプレゼントを選ぶ中、くるみ割人形だけ残ってしまい、
私が手に取ると弟がからかって振り上げ壊してしまったのだ。
幸いドロッセルマイヤーおじさんが直してくれたから本当に良かったけれども。
「もしも私がたくさんのプレゼントを一番に選ぶ事が出来ても、私はあなたを真っ先に選ぶわ。
あなたの事が好きよ」
私はいかつく目立たないその人形に愛着を感じており、ギュッと胸に人形を抱き締めた。
その瞬間、胸の中の人形の硬い感触が無くなり私は目眩がしてふらついた。
何かに手をかけないと、と思い辺りを見回すと普段と景色が違う。
目の端に色とりどりに飾られたクリスマスツリーがちらつく。
目眩と同時に目も回ったのか、私はお尻をついて倒れてしまった。
頭がぐわんとしてすぐに起き上がれないまま見上げると巨大なクリスマスツリーがそびえている。
「こんなに…こんなに、天井を突き破りそうに大きかったかしら…」
たじろいで居間にあるソファやテーブルに手を掛けたかったが
壁がそびえるばかりでまるで知らない世界のようだ。
ポカンと上を見上げていると背後からカサカサ、パタパタと音がする。
振り返ると私と同じぐらいの背丈の白いネズミが数匹立っていた。
何でこんな大きなネズミがいるの?
声も出せずに立ち竦んでいると今度は背後でガチャガチャ、バッタンバッタンと音がする。
振り返るといつの間にか我が家にあるおもちゃの人形達が、やはり私と同じ背丈で勢揃いしていた。
背後に目を向けた瞬間大きな白いネズミが私のそばまで二本足でのしのし近付いてきた。
「見慣れない奴だ、新しい人形か?」
ぐいっと手首を掴まれる。
「いやぁっ。離して!」
私はおもちゃ達の中にくるみ割人形はいないか目で探す。
その時細い剣が月光にきらめきネズミの手を叩いた。
「ここは危ない!
ツリーの下に隠れて!」剣を持って現れたのは凛々しい顔の少年だった。
私は大きなツリーの元へ転がりこむと成り行きを見守ることにした。
ツリーの幹はまるで樹齢100年はありそうな太さで
私の周囲にあったいくつかの壁は居間のソファやテーブルと同じ色だった。
どうやら私の背が小さくなったらしい。
先ほどの白いネズミ達、目が赤いのでハツカネズミだろうか、
二本足で立派に立ち、おもちゃの人形や兵隊たちに飛びかかっている。
おもちゃ達もおもちゃの剣や槍必死に応戦している。
私を助けてくれた少年は最前線でネズミを剣で突き蹴りも交えてなぎ倒している。
「あの人はくるみ割人形の兵隊さんだわ。」
少年がかざす剣はくるみ割人形の腰にお飾りとして付いていたものだ。
だが少年の姿はくるみ割人形ではなく、関節も滑らかな人間の姿だ。
生真面目で平面的な顔は彫りの深い顔立ちに、
赤く、やたらと肩や腰に金の飾りや鎖を付けた洋服は
あっさりとした白いシャツと黒いズボンに変わっていた。
私はスカートの裾を握りしめ少年を見守った。
どうやらおもちゃ達の方が押されている。
ネズミは後から後からどこからともなく沸いてくるのだ。
カラフルなおもちゃ達が真っ白いネズミ達にうもれてしまいそうだ。
可愛い人形の女の子がネズミに腕をかじられている。
助けに向かおうとした少年の前にひときわ大きな図体のネズミが立ちふさがった。
「今夜こそ決着を着ける!」
勇ましく声を上げた少年だが、ネズミの厚い毛皮に剣は弾かれ、パンチを受けても倒れそうにない。
ネズミの爪が少年の顔をかすめ少年はよろける。
「危ないっ!」
そう叫んだ瞬間私はツリー下から飛び出し履いていた自分の室内履きを大ネズミ目掛けて投げた。
運良く大ネズミの頭に直撃し、少年は倒れたネズミにのしかかり剣でとどめをさす。
大ネズミの断末魔が響いた瞬間、そこら中にいたネズミ達は走り去り消えた。
私は少年の元へ走り寄った。
おもちゃ達もいつの間にか消え静まり返った居間には私と少年だけになった。
「危ないところをどうもありがとう」
「どういたしまして」
少年の正面に立って私はドキリとした。
凛々しく引き締まった眉と口元、白い肌に赤みがさした頬、大きく黒い瞳は生き生きした光に溢れている。
人形じゃないんだ…。
ギュッと抱き締めた事を思い出し私は今更ながら胸がドキドキしてきた。
「あの、助けていただいたお礼に、お菓子の国へ案内したいのだけれど。」
少年の申し出に戸惑っていると少年は私の手を取り甲に軽くキスをした。
「理由あって今は人形の姿だけれど、僕を信じて欲しい。
君をお菓子の国の舞踏会へ招待したいんだ。」
「わかったわ。
あなたを信じる。
今夜はドロッセルマイヤーおじさんからたくさんワクワクするお話をきいて眠れなかったの。
私も不思議な国へお呼ばれされたいわ。
でも…私、寝間着のままよ。」
「大丈夫、ターンしてごらん。」
言われたまま私がターンすると足元は白く質素な寝間着ではなくヒラヒラとした赤い上質の布がふわりと花開いた。
私はいつの間にか赤いドレスを纏っており、胸元を確認すると宝石とレースが縁どられていた。
そして自分の胸がなんだか膨らんでいる気がする。
手足も細長くなっている気がして首を伸ばして見ていると少年に何年か後の姿じゃないかなと言われた。
それから私は少年に寄り添い手を繋いでいると一瞬、雪が舞い風が起こった。
突然の吹雪に目を閉じ、ゆっくり開けると目の前には華やかな舞踏会が始まっていた。
私はまず金平糖の精という女性に紹介されたくさん感謝された。
少年がお菓子を司る精達を耳元で教えてくれたけれども、だいたいみんな美しい女性で皆それぞれ変わった異国の踊りを披露してくれた。
大広間の中央をチョコレートの精とコーヒーの精がジャンプし交差する。
部屋は音楽と甘い甘いクリームの香りに包まれ、隣の少年と目が合うと甘く優しい笑みをくれる。
流れる音楽がワルツに変わり少年が私を踊りに誘った。
私も踊りは嗜んでいたので喜んで応じる。
3拍子のリズムに揺られお互い見つめ合う。
私は胸の高鳴りがおさまらず、時間が止まればいいと願っていた。
やがてワルツは終わってしまったが私は離れたくなくて彼の胸にもたれていた。
顔上げ彼の瞳を見つめた後そっと目を伏せる。
彼がそっと唇を重ねてきた。
いつまでたっても次の音楽は始まらず、周囲の人々のざわめきも消えた。
彼の唇が離れ目を開けると大広間には私達二人しか残されていなかった。
「もう、宴は終わってしまうの」
胸が締め付けられ、涙がこみ上げてくる。
もう一度少年は力強くキスしてくれた。
私はしっかり彼の背中を抱き止めた。
彼からの長いキスはやがて私の頬や首筋への愛撫に変わり私のこぼれた涙を拭ってくれた。
彼が私の赤いドレスを下ろし私は落ちたドレスの上に全裸で横たわった。
私の体は胸が手に余るぐらい大きくなり、ウエストも足首も細くくびれていた。
彼が私の胸に頬をつけ呟いた。
「久しぶりに人間どうしの体温で触れ合える…」
「あなたは元々人間だったの?」
彼は私の問いに答えずにつらそうな顔でこう言った。
「君が今夜の事を忘れないでいたら…」
私は頷くと彼に身を委ねることにした。
彼が私の胸を手のひらで揉み口に含む。
シャンデリアの明かりが落ちバルコニーにつながる窓から月明かりが差し込む。
「あぁっ…」
乳首を舌で転がされ声を上げてしまった。
くすぐったいような気持ちがいいような…。
だんだん内股の辺りがムズムズしてくる。
片足の膝を曲げて立てようとしたら彼に太ももを押され足を開く形になってしまった。
彼が私の足の間に顔をうずめる。
彼の指がそっと私の中に入ってくるとクチュと音がする。
彼の熱い息がかかると、どんどん音が大きくなり愛液が内股を伝う。
恥ずかしい…。
彼がさらに私の蕾を舐め、指の本数を増やし中をかき混ぜる。
「…あっ…ううん…」
声を押し殺すのがやっとど腰が逃げてしまいそうになる。
やがて舌先が膣の中に侵入してきたが、浮いてしまいそうになる腰を
彼にがっしり掴まれ私はどうしようもなくて喘いだ。
「ああっ…!どうにか…なってしまいそうよ…」彼の方へ手を伸ばすと彼は私の手を取り、体を被せてきた。
再びキスすると彼の温かい舌が入ってくる。
いつの間にか彼のズボンは下ろされ、私の潤った部分に硬いモノをすりつけている。
キスが終わった瞬間私は
「あなたの事が大好きよ…」
と言って目をつぶった。
愛液で濡らされた彼のモノが少しずつ入ってくる。
全て入りきった後私は圧迫感に顔を歪ませていたが、彼がすぐ動かずに
私の金髪にキスしたり撫でたりしていてくれたので肩の力を抜く事ができた。
やがて彼がゆっくり腰を引き、動き出した。
感じたことの無い痛みに耐えていたけれどある時を境に快楽の感覚が私を支配した。
「…んっ、あんっ…」
はだけた白いシャツから彼の引き締まった体が見える。
このまま二人で朝を迎えられたらいいのに。
瞳の端に涙が滲むと彼はいっそう強く腰を叩きつけてきた。
「…んっ!?」
急に強い快感が全身を巡り体をくねらせた。
頭の中が真っ白になり目をつぶる。
温かい唇が私の唇をふさいだ。
ここまでが私が体験した不思議なクリスマスの深夜のお話。
あの後気がつくと夜は明け私は居間のソファで眠りこけていた。
いつもの寝間着に肩掛け、胸にはくるみ割人形を抱き締めて。
あの不思議な夜の話は両親も友達も信じてくれなかった。
もちろん少年と抱き合った詳細は秘密にして。
ただ一人、親戚のドロッセルマイヤーおじさんはうんうん頷いて話を聞いてくれた。
でもあれからクリスマスの夜に白ネズミの大軍は現れないし、
くるみ割人形もおもちゃだって動き出さない。
私はあの日と大体同じ寸法の体に成長していた。
つまり身長は縮まなかったけれど胸が大きくなりやスラリと手足が伸びたのだ。
今夜はクリスマス。
さっきから思い出のくるみ割人形を探しているんだけれど見つからない。
泣きそうになりながら探していると来客を告げるノックがした。
「はい、パーティーにはまだ時間が…」
言いかけて私は口に両手を当てた。
そこにはあの日出会った、くるみ割人形の少年が精悍な顔付きの青年に身を変え立っていたのだ。「ずいぶん遅くなってごめん。
やっと大ネズミの呪いが解けたんだ。」
私はすぐに彼に飛びつき歓喜の悲鳴をあげた。
ニャ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ン!!
ほしゅ
>>194 くるみ割り人形×持ち主とは斬新な
可愛い話でしたGJ!
ほしゅ
205 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 02:44:35 ID:oS9x6zSB
保守しておこう
実際原作版のラストではドロッセルマイヤーの甥として登場するんだよね。
夢落ちのバレエ版とは逆のラブラブエンド。
>>194GJ!!!
ほしゅ
くるみ割り好きだったなぁ。GJ!
ほしゅー
中国の昔話ってエロいの多いよな
金梅瓶は言うに及ばずだけど
小話にも面白いのが多い
そんな中から保守代わりの小話を一つ紹介
二人の女が麻糸の束をより分けていると一人の女が溜息をつきながら
「この束くらいの大きさで硬ければさぞ気持ちよいだろうに」
と言った。
するともう一人の女は
「私はこの大きさでやわらかい方が良い」
と言った。
女は驚いて
「やわらかいモノなんてなんの役にも立たないではないか」
と問うた。
するともう一人の女はにっこり笑ってこうのたまった。
「やわらかくてこの大きさなら硬くなった時はもっと大きくなるでしょう?」
保守するぞなもし
212 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:58:35 ID:XgdR/hgD
さすがに保守age
日本の昔話ってエロイと思う
瓜子姫とか確実に天邪鬼にやられて…天邪鬼って女だっけ?
天野探女というくらいだし女寄りかもしれんな。
ボツボツ!
今から投下します。
若返りの泉。
おぎゃあおぎゃあと泣き止まない赤ん坊を抱き抱え中年の男が道を歩いている。
男は足を止め赤ん坊を腕を揺らしてあやすとふうっと大きな溜め息を吐いた。
そして再び歩き出し数日前に同じ道を歩いて家に帰り着いた事を思い返し
ていた。
男はいつものように売り物の炭を山へ取りに行きいったん家へ帰ってきた。
「今帰ったぞ」
声を掛け戸を開ける。
すると中にいた婆さんが悲鳴をあげ怯えた目で座り込んでいる。
「どうした、ワシじゃ」
「ワシと言われても……炭を担いでいるが…あんたは…」
婆さんは男の顔を凝視した。
「あんたは、ワシが嫁いだ頃の爺さんの姿にそっーくりじゃ」
婆さんに言われて男は水を張った桶をのぞき込む
と、老人ではない若者の姿が映っていた。
「すると爺さんは山の奥の湧き水を飲んだのかい?」
婆さんは爺さんの頬に手を伸ばした。
しわくちゃの肌はみずみずしく張りが戻っていた。
「そうじゃ。近頃、腰も肩も首もあちこちくたびれて炭売りもつらかった
んじゃ。
しかし今日は帰り道の足腰が軽くて軽くて。
おかしな日じゃとは思っとんだがの。」
爺さんが山奥の湧き水を飲んだ夜、寝床に着いた
あと婆さんはしきりに羨ましい羨ましいと呟いた。
爺さんは山奥の道筋を教えると行ってみるがええと言って眠った。
翌朝爺さんが起きると婆さんの姿が見えない。
どうしたもんかと土間へ向かうと入り口の戸が開いた。
戸を開けたのは若い大人の女だった。
「爺さん、ワシいてもたってもいられなくて、日が上る前に起きて飲んで
きた」
戸を閉めて家の中に入ってきた女は艶々した長い黒髪に輝くばかりの白い
肌だった。
「はぁー。
美しすぎて見とれてしまったが若い頃の婆さんだ」
「爺さん、ワシは美しいか?若くなったか?」
若返った婆さんは爺さんの鼻先までぐいぐい近づいてきた。
「婆さん、綺麗じゃ」
爺さんは低い声でそう言うと婆さんの着物の袖を手繰り寄せた。
「きゃっ」
よろけた婆さんは高い声で小さな悲鳴を上げ家の床に転がってしまった。
仰向けになり立ち上がろうと見上げると爺さんが覆い被さってきた。
「な、なにをっ!」
爺さんは婆さんの首筋に荒々しく唇を押し付け鼻息まじりに喋った。
「年寄りになってからは若くて綺麗な女を見ても何も反応せん。
でもな、婆さんはワシの理想の女じゃ。
ワシも若返ったせいか体が言うこときかんのじゃ」
「爺さん…」
爺さんは婆さんの白く細い足に自分の足を絡ませ腰を押し付けてくる。
確かに股間にあるモノはすっかり大きく硬くなっている。
爺さんは痣になるぐらい婆さんの首筋を吸うと唇を胸元へ移動させる。
乱暴に着物を剥き、ふっくらとした大きな乳房をがっしりした手で掴み上げ口に含む。
「あっああっ!」
夢中で体に食らいついてくる夫の姿に婆さんは驚いたが、次第に満足げな
感情に変わった。
(嬉しい…こんなに夢中になって。
今まで忘れていた感覚が戻ってくるよう…)
乳房を揉まれ吸われる内に婆さんも体が反応してきたようだ。
婆さんは体の力を抜きすっかりされるがままに乳房を鷲づかみにされている。
乳首の色もすっかり桜色に戻り、乳房全体が大きいので頬の部分のような
張りはないが、膨らみは重くすべすべとした手触りだった。
やがて爺さんは婆さんの腰の帯をとり着物すべてを剥ぎ取った。
すると腰の細い見事な裸体が表れた。
「婆さん、綺麗じゃ」
爺さんは婆さんの内股に手を掛け足を開かせると秘部に顔を突っ込んだ。
「ああっ!!」
「おや、もう潤っとる」
婆さんも体の反応が若返り、そこはすっかりトロリとした蜜を滴らせていた。
それを爺さんが、ズルズル、ピチャピチャと下品な音を立て舌で舐めとる。
「あっ…熱い…熱い息が掛かってくる…」
「ワシの息だけで、ツユが溢れてくるぞ」
爺さんは意地悪をして舌を中に決して入れずにツンツンと周辺をつつき指
でなぞる。
「お願いします、爺さん、入れてください」
とうとう我慢出来ずに婆さんが懇願する。
爺さんは待っていたとばかりに、起き上がると帯
を解き、自分のモノを出してきた。
「っ!いやだ、大きい!」
思わず婆さんが口にするほど爺さんのモノはすっかり反り返り先端はヌメ
ヌメと光っていた。
爺さんはすぐに婆さんの秘部にあてがうと一気に挿入した。
「ひっ…あん!!」
婆さんが顔を歪め叫び声を上げる。
「こんだけ湿ってれば平気じゃ、すぐに良くなる」
爺さんは構わずに腰を一気に動かした。
ズチュズチュ、クチャクチャとかき回され歪んだ婆さんの顔はやがて恍惚
の表情になった。
「ああ、婆さん、ぐちゃぐちゃして気持ちええ。
肉と汁が絡みついてくるぞ。」
爺さんの腰が打ち付けられる度に豊満な乳房はらさらさと揺れ、婆さんの
頬は赤くなり汗が伝う。
爺さんは腰を振りながら婆さんの両足を持ち上げ、自分の肩に乗せた。
「それにしてもすっかり若返ったな。
足もすべすべとして真っ直ぐじゃ」
さらに爺さんは横を向くと爪先を舐めた。
「あっ」
声を我慢していた婆さんが声を漏らしてしまう。
だんだんと昔の感度が蘇ってくるようで体のどこもかしこも気持ちよかった。
爺さんと目を合わせるのが恥ずかしく婆さんは瞼を伏せ首を横へ向けた。
すると爺さんの腰の動きが早まりやがて、低く呻いた。
(あっ…熱い、熱いものが流れ込んでくる…)
婆さんはアソコをひくつかせ、一滴残らず受け入れた。
その日から二人は快楽に溺れ、爺さんは婆さんのそばを離れる事は無かった。
抱いていない時も婆さんの胸元に手を入れ乳房をもて遊んだり柔らかな二の腕を優しくつまむ。
(すっかり若返った体に溺れている…)
婆さんはまんざらではなかった。
しかしある夜婆さんはまた老婆に戻る夢を見てしまった。
飛び起きて、両手を開き触り感触を確かめる。
「ああ、怖かった」
婆さんは寝汗を拭い考えこむと、日が登らない内に再び家を出た。
そうして次に戻ってきた婆さんはさらに若返っていたのだった。
爺さんは驚いた。
「どうしたんじゃあ」
「悪い夢を見たんじゃ、ワシは年を取るのが恐ろしい」
戻ってきた婆さんは少女の姿で戻ってきた。
背は以前より低くなり、胸はわずかな膨らみしかなく、尻の形も肉付きが薄い。
「なぁ爺さん、ワシは美しいか?」
声も少し高くなりあどけない瞳の少女が顔をのぞき込んでる。
「綺麗じゃ、どんな姿ではワシは婆さんがええ」
そういうと爺さんは腕を枕に寝転んだ。
婆さんは爺さんに近づき足をまたぎ上体を起こしたまま乗っかった。
「婆さん、どうした」
「なぁ、抱いてはくれんのか」
「婆さん、体が縮んだが大丈夫か?」
「大丈夫じゃ、こんぐらいの時すでに月のもんは来ていた」
婆さんはそういうと自分から着物を脱いだ。
小ぶりな胸とまだくびれがはっきりしない腰があらわになる。
婆さんは爺さんの着物をめくり、大きくなりかけたソレを舐め始めた。
「んっ、んんっ…」
小さな口で少しずつ含み赤い舌を這わせる。
一生懸命口を動かすさまを見て爺さんもだんだん興奮してきた。
モノが口に入りきらないので根元を自分の手で
こすり、先っぽを舐めることに専念させる。
「はぁ、そろそろ我慢できん」
爺さんがそういうと目を見開いて婆さんが口を離した。
「駄目じゃ、駄目。ワシの中で…」
「婆さんの体では無理じゃろう」
すると婆さんの方から足を開き爺さんのモノに被さってきた。
少しずつ腰を落とすがとてもキツそうだ。
「くっ…!」
中は潤っていたため何とか全て入れ終える。
爺さんが婆さんの腰を掴み密着するように押さえつける。
「ひゃあ!」
「すごい締め付けじゃ…」
ゆっくり入れたまま腰を動かす。
「あ…ああ…」
少しずつ体の力を抜く少女。
よくみると小さな乳首はピンと立ち、股からはくちゅくちゅと水の擦れる
音がする。
少女の秘部は毛がうっすらとしていて割れているのがはっきりと見えた。
だんだん爺さんが興奮し容赦なく少女を下から突き上げる。
少女は逃げ場が無いまま体を揺らし喘いだ。
(爺さん…出会った頃のたくましい体…。
けむくじゃらの足に腹。
強い力で求めてくる…
なんて気持ちいい…)
やがて爺さんが体をこわばらせ、少女の中に精液を吐き出した。
「締め付けられて辛抱できん…」
その後爺さんはますます婆さんに夢中になっていった。
大人の女の熟れた体よりも張りのある少女の体に魅了されたのだろう。
少女もまた日に日に妖艶な視線を身につけていった。
しかしそんな日々に終わりは突然やって来た。
ある朝爺さんが目覚めると婆さんがいない。
しばらくしたら戻るだろうと待っていたが日はてっぺん高く上ってしまった。
慌てて湧き水の場所へ向かうと婆さんの着物の中で赤ん坊が泣いていたのだった……。
とりあえず保守。。。。。
新規書き手さん待ってます
>>217-221 グググ、グッジョブグッジョブグッジョブー!!
婆さん…( ´Дと)
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
改めてコロボックル物語のパロがすばらしいと思った
くっつかない自慢の織物だの
唾液を絡め取る指だの
小さい人の物理を原作からすこし拡張してるのがいい
保守
235 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:34:28 ID:0cLlQb2a
ho
syu
ほしゅ
IDがお江戸な俺が保守
ほしゅ
日本昔ばなしでさ、蛇を嫁にしちゃったとか狐のところへ嫁に行っちゃったとか
あるけど、例えばあれをエロパロ仕様にしたらここに投下なのかな?
とくにそういう話を書いてるわけではないんだが、単純に疑問
ここにそういうの投下されたことあるよー
このスレの108あたりね
ほしゅ
ほしゅ
ていうか、いつかうっかり落ちる前に保管庫にログ収納してもらった方がいいんだろうか、ここ
ほしゅ
ログ収納されたねー
今更ながらくるみ割り人形GJ!
可愛いなー可愛いなー
>>245 「うっかり落ちる」なんてことはさせん。
にしても最近投下がないのはさみしーなー
あっぶねえええ圧縮来てた――!
上手いこと圧縮落ちは回避されたが魂の兄弟・世界の神話スレが落ちてもうた
スレを細分化しすぎかと。
神話も童話も逸話も同じスレで良かったんじゃねーの。
254 :
蜘蛛の糸:2007/11/28(水) 03:03:16 ID:RHVdaF6v
「ちょwwwおまwwww切れるwwwww落ちろwwww!!!」
地獄の底から次々と糸を昇る数多の罪人達にカンダタがブチ切れている最中、
その遙か上にある極楽では……
「…ッ!! ひぎィぁあッ!! 嫌ぁッ、暴れないでぇッ! くうッ」
地獄を見下ろす穴に四つん這いで跨り、楚々とした顔に苦痛を浮かべ悶える蜘蛛の少女。
一糸纏わぬ彼女の隆起した陰核には、銀色に光る細い糸がきつく縛られ、そのまま下界へと垂れ下がり―
―カンダタの手元、さらには地獄の底まで伸びていた。
「ほうら、もうすぐお前の愛しいカンダタが来るのだよ? お前が頑張らないと」
傍らに佇むお釈迦様が、少女の豊満な乳房を片手で弄びながら小声で囁き、
白く長い指が先端の果実を擦る度に、少女の躯が小刻みに震え、苦痛とも快楽ともつかない声が漏れる。
「おや、あまり糸を乾燥させては良くない。湿らせないとな」
「い、嫌ぁ、堪忍、堪忍してぇ…ひイィッ!」
珠の様な汗が浮かぶ水蜜桃の如き少女の臀部にお釈迦様の舌がぬるりと這い、
ぴちゃ、ぴちゃり、と淫靡な水音を立てて滑らかな曲線を唾液で彩る。
同時に二本の指が濡れそぼった幼い肉襞を執拗に掻き分け、密蜜を抉り出す。
「ひ、い、嫌ぁッ!! やぁッ、止め、えぇッ! ひイィッ――!」
もう片方の指で糸を弾かれる度、少女の脳髄に閃光が走り、断続的な吐息に甲高い悲鳴が混じる。
不意に、だらしなく蜜を垂らす秘部にお釈迦様の唇が触れ、
ぶしゅッ、と膣肉を押し広げる様に長い舌が貫き、何度も子宮口を蹂躙し――
「あぐぅッ! ひッ、いやぁあッ!! カンダタさまァッ! んううッ――!!」
濁った悲鳴と共にむっちりとした肢体が痙攣し、少女が達した刹那、
―ぷつり
絶望的な音を立て、切れ落ちる糸。
「…ふぅ、あの男も下など気にせず上り続ければ良かったものを……」
嗚咽を漏らし、慟哭する少女を余所に、溜息混じりの独り言がお釈迦様の口から零れ、
―そして、何事もなかったかの様に再び極楽を散策するのでしたとさ。
おしまい。
お釈迦様なんというみだらなことをハァハァハァ
ワロタw GJ!
これはいい。GJでした。
おもしろかったw
GJ!
259 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:48:19 ID:fABuU8P6
なんとも外道なお釈迦様だ。
ちょwwお釈迦様いいキャラだな。
極楽ではそんなことがあったのか。GJ!!
261 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:10:25 ID:2kTwVjMY
☆
この板に来て初めて開いたスレがこれではじめに読んだレスが254の俺は
この板のレベルに驚愕した。
>>263 高いとか低いとかを超越してるに決まってる
数値にiが付いてるに違いない
Hの後にI(愛)がある……深いな
267 :
文福茶釜:2007/12/16(日) 16:56:59 ID:nPH1394X
「……それで、茶釜に化けて自分の身を売った。という訳か」
とある古寺、境内の一角に建てられた茶室の静寂な空間に初老の住職の溜息が流れる。
住職の視線の先には、…はい、と申し訳なさそうに頷く少女が一人、対面に座していた。
15、6と思しき娘の頭部には、茶色の毛に覆われた小さな獣耳がちょこんと乗り、
浅葱色の薄い着物に包まれた桃尻からは、ふっさりと茶色の尻尾が伸びていた。
この少女、数刻前までは黒光りする立派な鉄の茶釜、数日前までは一匹の仔狸だった。
……だったのだが、茶釜の姿のまま囲炉裏に置かれ、焼けた炭の熱さに驚き変化の術が解け、
その結果、中途半端に人と狸が混じった姿になったまま元に戻れず――現在に至る。
「ふむ…おんしの話はよく解った。 ……しかし、の…」
これまでの狸娘の身上話を聞き終えた後、静かに言葉を紡ぐ住職の眼が一段と細くなり…
「…あの古物商に一両も払ったのだ。それに見合う働きをしてもらわぬとなぁ…」
静かに立ち上がると、ゆっくりと少女の方に歩を進め―
「…え…? 住職…様? ……ひぁ…な、何…? から…だ……が…ぁう…」
「そろそろ香が効いてきたようじゃな。媚薬と芥子の混合物じゃ、獣には刺激が強かろうて…」
脱力し、背からゆっくり崩れ落ちる狸娘に向かって、柔和な表情を崩さずに呟くと、
媚薬に中てられ上気し、荒い吐息を洩らす少女を畳の上に優しく寝かせ、乱雑に着物の裾を割る。
乱れた着物の中から覗く白くほっそりとした太腿が、住職の淫心をいっそう煽った。
「…い、やぁ…止め、て…」
「嫌、ではあるまい。お前は儂に買われた茶釜であろう? 茶釜を愛でるのも所有者の勝手だろうに」
淡々とした住職の言葉に、丸い瞳から大粒の涙を零しつつ下唇を噛みしめ俯く少女。
(…そうだ、私、売られたんだ……恩を返そうとして…身体、売ったんだ……)
絶望にすすり泣く少女に、住職の手がぴたりと止まる。
着物の裾から離れた住職の右手が、少女の頭を幼子をあやす様に優しく撫で…
「安心せい、儂とて僧籍に身を置く人間。酷い事まではせぬ」
そう言うなり肉付きの良い太腿を鷲掴みにして割り広げ、幾重にも柔毛で包まれた秘裂が晒された。
「ひぃッ……やぁ…見ないで、見ないで下さい…」
「ほう、さすがにここは獣臭いのぉ…雌の匂いが染みついておる」
薄肉色の洞穴に顔を近づけ、わざと鼻を鳴らすように香りを堪能した後、着物の合わせ目に手を掛け、
素早く引き下ろすと、肌蹴た胸元から形良く実った乳房がたぷん、と揺れ落ちた。
「知っておるか? 茶器を愛でるときはまず曲線を楽しむものぞ…ほれ」
少女を四つん這いにさせると、肉の乗った臀部に顔を埋めるようにむしゃぶりつき、
ぴちゃり、ぴちゃり、と住職の舌が丸い尻を這いまわる度、押し殺した嗚咽が少女の口から洩れる。
住職の右手が恥辱に震える乳房に添えられ、柔らかな弾力と肌触りを愉しむように掌を滑らせ―
「…んぅ……ひぁ…んッ……は、ぁッ…」
「吸い付くようなしっとりとした良い肌じゃ。愛でる程に艶が出る」
両の手で包み込むように乳房を掴み、芯の残る年相応の大きさの果実を揉み潰し、こね回す。
「はァッ…んうッ……だめぇ…お乳、は…ひ、ひァあぁぁッ!!」
朱鷺色に欝血した先端を抓まれ、指で転がされる度に少女の甲高い声が茶室に響いた。
268 :
文福茶釜:2007/12/16(日) 16:58:18 ID:nPH1394X
何度も珠の様な汗が浮く乳房を赤子の様に頬張り、唾液に塗れる乳首を弄る舌が再び秘所に向かう。
「…おお、湯が湧き出しおったわ……甘いの。甘露じゃて」
白濁した愛液が滴る秘所を丁寧に舌先で舐り、じゅるり、と卑猥な音を立てて啜り上げる。
「あうッ!! ひぃ、アぁッ! 嫌ぁ、吸っちゃいやぁッ! あああぁぁッ!!」
(…いや……いやなのに…からだが、熱…い…?)
「ここまで濡れるのは媚薬の所為ではあるまい? これが獣の性、おんしの本性じゃよ」
「い、あぁ…違…ぅ…んんッ! …くうッ…はぁんッ!…ひ、ああッ!!…」
唾液と汗にまみれた尻に顔を押し付けられ、狭い秘裂に何度も住職の長い舌が捻じ込まれる。
膣肉の襞を伸ばすように蠢く粘着質の感触に、少女の身体が幾度も震え、押し殺した悲鳴が漏れた。
「身体は正直よのぅ、ほれ、雌の急所が現れおったわ」
鬱血し、小さく隆起した陰核に指を這わせ、指の腹で押し転がし優しく捻る。
「!! あ、ひ……ひイイイィ――ッ!!」
刹那、脳を灼くような快楽が狸娘の脳裏に広がり、耳を震わせ、だらしなく舌を突き出し、
ぶしゅッ、ぶしゅうぅ、と淫蜜を漏らし果てた。
「どれ、茶釜も頃合いだろう。 点てるとするかの」
そう言うと、放心状態の娘を仰向けに寝かせ、小箱から小さな竹細工物を取り出す。
「…え? …何…それ……?」
掠れた小声で問う少女に、一瞬怪訝な表情になる住職。
「何じゃ、茶釜に化けたのに茶道に疎いのか。…茶筅といってな、本来は抹茶を練るのに使う…が」
幾つもに細かく分かれた竹の繊維が女蜜を掬い泡立てるように肉襞の表面をなぞる。
「…ひゃんッ!! あ…んッ! あ、あぅ…ひぃッ」
「こうして擦られるとむず痒くてたまらんじゃろ? 下手な毛筆よりも女体に効くんじゃよ」
穂先が右乳房を撫で回し、乳首を往復し、腋、耳、太股、と性感帯を探る様に執拗に動き、
断続的に湿り気を帯びた娘の喘ぎ声が虚空に消える。
「やはり急所はここか。どこまで耐えられるか見物じゃて」
そう言うと、小さく隆起し震える陰核に茶筅の穂先が宛がわれ、円を描くように素早く擦り上げる。
「ヒッ!! やぁッ!! い、ヒイィぃ――――ッ!! 」
竹の繊維が肉真珠に触れる度、電流にも似た快楽の波が背筋を走り、脳を揺さぶる。
止まることなく繰り返される絶頂に何度も達し、その度に蜜壺から噴出する愛液。
「いあ゛あぁッ!! お゛ッお゛がしく、なるうッ! やぁッ、止めてぇ――ッ!!」
「…止めてほしいのか?」
住職の言葉と共に茶筅の動きが止まり、四畳半の空間に少女の熱い吐息だけが洩れる。
(…あぁ、…終わったのに…何で体が…疼くの? …こんなにも熱い…の?)
「おんしの身体はそうは言っておらんようじゃが…ほれ」
ちゅぷ、と住職の指が愛液で湿る恥毛をなぞり、蜜が溢れる秘裂に押し入り、浅くかき回す。
焦らす様な生温い愛撫が、子宮の奥底にわだかまる疼きを増幅させた
(…嫌、もっと、もっと奥、疼くの、奥に…欲しい、欲しいぃッ!!)
「…お願、い…です。 もっと…かき回して…」
「はて、 最近耳が遠くなってのぉ」
「住職様ぁッ!! お願いッ!! 奥まで抉ってぇッ!! 私の茶釜…滅茶苦茶にしてぇッ!!」
恥辱に全身を火照らせ、涙を溢しながら必死に哀願する娘の声に、笑みが住職に浮かんだ。
269 :
文福茶釜:2007/12/16(日) 16:59:26 ID:nPH1394X
「本性に正直なことは良いことじゃ…そろそろ儂も楽しませてもらうとするかのぅ」
袈裟を脱ぎ棄てると、五十路とは思えぬ引き締まった浅黒い身体と、屹立する雄の象徴が晒された。
「…やぁ、そんな…の、入らない…」
「怖い、か? …なに、直ぐに慣れる。それにこれ無しではいられぬように躾けてやる」
恍惚と畏怖の混じり合った表情の娘の臀部を押さえ、愛液塗れの火照る秘裂に肉棒の先端を宛がい、
にちゅ、ぐちゅッ、と淫靡な水音を鳴らしながら押し込んだ。
「あ゛ぁあああッ!! ひぁあ゛あぁッ!! おおき、いぃ…うんッ!」
「…ふむ、膜は無い。…が、見込んだ通りの名器じゃて…きゅうきゅう締まるわ…い」
肉襞を丹念に抉る節くれ立った剛直の感触に、濁った喘ぎ声が漏れ、そのたびに顫動する膣肉。
娘に見えるように腰を浮かすと、膣口まで肉杭を引き抜き、一気に打ち込む。
「い゛あ゛…ッ! んんッ! んあッ! …ひぅ、あ゛あぁぁ…」
互いの臀部が密着する毎に、少女の乳房が跳ね、その谷間に埋められる住職の顔。
規則的な水音と、腰同士が打ちつけられる音、それに互いの吐息が幾重にも重なり、響いた。
「獣は尻からの方が好みじゃろ。 …どうじゃ? 本能に流されるのも悪くなかろうて」
繋がったまま少女の後ろに回り込むと、瑞々しい尻肉を両手で押さえ、肉楔を穿つ。
絶頂を迎え、敏感になった膣肉を先端部で押し広げられる度に、閾値を超えた快楽が脳髄を犯し、
無意識のうちに水蜜桃の様な丸尻が上下に動き、さらなる刺激を送り込む。
「ひイッ!! か、堪忍、堪忍してぇッ!! んぅッ…ぅあ…あ゛あッ!」
涙を流し、頭を激しく振りながら快楽に堪える後ろ姿が住職の嗜虐心を煽り、腰の速度を速めさせる。
「ほれ、こんなに浅ましく尻を振りおって! 雌畜生がッ! 仏罰じゃッ!!」
下腹部で激しく揺れる尻尾を掴み、腰を密着させ、更に奥まで何度も突き入れた。
最奥を幾度も貫かれる衝撃に、少女の白い背中が幾度も跳ね、涎の滴る口元から洩れる獣の咆哮。
「あ゛あッ!! こ、壊れ、ちゃ…うッ! 私の茶釜ッ、ごわれ、ア゛アアァァアああぁぁッ――」
「…う、出すぞ……ッ!!」
絶叫に近い喘ぎ声と同時に少女の膣襞が幾重にも蠢き、肉槍を締め上げ、耐えきれずに精を放ち、
大量の白濁粘液が子宮を満たし、少女の胎内を灼いた。
「あ゛あ゛ぁああぁァ…煮え、ちゃ…ぅ……沸騰…し……ちゃ…ぁぁ…」
青畳の上に突っ伏し、臀部を高く上げたまま肢体を痙攣させ、畳に押し潰された乳房が悦楽に震える。
気を失ってなお貪欲に精を絞り出す蜜肉壺、その余韻を味わう様に住職の腰が数度往復し、
硬さを失った一物がゆっくりと引き抜かれると、秘裂から雄と雌の混合液がとろり、と溢れ落ち――
「…全く、最後に『結構なお手前で』が抜けておる。作法を一から教える必要があるのぅ」
その様を眺めながら仏頂面で独り呟くと、袈裟を纏い、失神し横たわる少女を優しく抱き上げ、
風呂場へと静かに足を向けた。
270 :
文福茶釜:2007/12/16(日) 17:00:14 ID:nPH1394X
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「……ときに住職、なにやら新しい茶釜が手に入ったとか?」
「さすがはお耳が早い。なにしろ自然に湯が湧き零れる不思議な茶釜でな。……これ、ここへ」
住職が手を鳴らすと、からり、と静かに開いた襖の奥から狸耳の愛くるしい少女が現れ、
「…茶釜にございます、どうぞお手にとって愛でてくださいまし」
静かに一礼すると、おもむろに着物の裾をたくし上げ、蜜が垂れ落ちる程に濡れた女陰を晒し……
……
―こうして、住職と狸娘はいつまでも仲睦まじく幸せに暮らしましたとさ。
―めでたし、めでたし。
エロいいいい!GJ!もしや蜘蛛の糸のお方かな?
狸娘かわいすぎてヤヴァイ。
保守
273 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:23:35 ID:LE4/sZ2U
緊急保守
274 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:57:34 ID:2pE00bPE
保守。こんな良スレ落としてたまるか。
275 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 18:54:41 ID:YvZVYtPw
276 :
蛙の王さま<KMH1> ◆bi8/V/6HZA :2007/12/30(日) 03:20:27 ID:ans0E5ox
昔々の大昔、人の願いが何でも叶っていたころ、一人の王様がおりました。
そのお王様には大変お美しい姫様がおりました。
そのお姫様のなによりの楽しみは、宝物の黄金の鞠で鞠つきをすることでした。
お姫様はいつもの様に金の鞠をついて散歩をしていると、いつの間にか森の奥の泉のほとりにまで来てしまい、大事な金の鞠を泉に落としてしまいました。
お姫様は泣きました。
大きな声で泣きました。そこへ、
「どうなさいましたお姫様?」
と、何処からか声をかけるものがありました。
その声がどこから来るのかと見回すと、ボテボテといやらしい頭を水の中から出している蛙でした。
「なんだおまえだったの、私の大事な金の鞠を泉に落としてしまったから泣いているのよ」
「お姫様ともあろう方がそんなにお泣きになるものじゃございません。
わたくしならばなんとかなると思いますが、もしお姫様の金の鞠を拾い上げてきたら、
お姫様は私に何をしてくださいますか?」
「お前の欲しいものなら何でもあげるわ、私の服でも、宝石でも、金の冠でも」
「私がそんなものを貰っても仕方がありません。
もしお姫様が私のお友達になってくださるのなら、
お姫様と同じテーブルで、お姫様の食器で食べさせ、飲ませてくださるのなら、
お姫様のお床で寝かせてくださると約束してくださるのなら、
お姫様の金の鞠を拾ってきてさしあげましょう」
「ああいいわよ、鞠を取ってきてくれればお前の望みは何でも約束してあげるわよ」
蛙はお姫様が確かに請け負った事を聞くと泉に潜り、何度も息継ぎをしながらついに金の鞠をくわえて出てきました。
お姫様の喜びようは例えようがありません、蛙から金の鞠を奪うとすっ飛んでお城へと帰っていきました。すると蛙は、
「待って待って! 置いてかないで! お姫様みたいに駆けられないんだよ」
と必死に呼びかけ追いかけました。
277 :
蛙の王さま<KMH1> ◆bi8/V/6HZA :2007/12/30(日) 03:21:03 ID:ans0E5ox
お姫様がそんなことがあったことをすっかりと忘れたある日、具体的に言えば翌日、
王様とお姫様が食事をしていると、
「王様のお姫様、ここを開けてぇ」
と大声で呼び立てる者がありました。
お姫様は誰が呼んでいるのか見るために扉を開けました。
閉めました。
「どうしたんだい? 怖い大入道でも居て、姫を連れて行こうとしているのかい?」
「ううん、そうじゃなんじゃない、汚らしい蛙よ」
「何でそんなものが姫を呼んでいるんだい?」
「昨日宝物の金の鞠を森の泉に落しちゃて、それを拾ってきたらお友達になってあげて、同じテーブルでご飯を食べさせて、おなじお床で寝かせてあげる、て約束しちゃったの」
その間もずっと蛙は扉の向こうで呼びかけています。
「それはいけない、約束をした以上その通りにしないといけないよ、さ、中に入れておやんなさい」
お姫様は渋々と蛙を迎え入れ、仕方無しに自分のとなりに座らせ、蛙に自分の金の匙で食べさせ、自分の銀の杯で飲ませました。
「はーお腹一杯に頂いて、すっかり眠くなりました、お姫様のお部屋に行って、絹のおふとんで一緒に眠るといたしましょう」
お姫様は涙目です。
しかし、した約束には責任を取れ、と言う王様の言葉には逆らえません。
お姫様は体中を羽を抜かれた鶏の様にしながら一緒にお床に就きました。
278 :
蛙の王さま<KMH1> ◆bi8/V/6HZA :2007/12/30(日) 03:21:42 ID:ans0E5ox
お姫様も眠気には勝てずうつらうつらしていたが、ペタリと体に触れる湿った感触に飛び起きる。
「な! 何をするの!!?」
いつの間にか蛙が寝巻きの内側に入り込み、お姫様の肌を直接触れ這いずっていました。
「ひや、やめなさい! ぶれいもの!!」
そんなお姫様の叫びにこたえず、蛙はぬるぬるした体をこすり付けるようにしながら、胸元からお腹へ、お腹から更に下へと這って行きます。
「だぁっだめぇぇ、そんなぁ約束、し、してないんだからぁ・・・お父様に、言いつけてやる、あんななんか、お尻から空気入れて破裂させてやるんだからぁぁあああ!」
最初は怖気が走るだけの不快感が、段々と甘いものが混じり、それにともない悲鳴もはしたないものへと変わっていきました。
ついに蛙は下穿きの中へと入りこみ、その大きなみっともない口をあけ、お姫様の秘められた場所をふくみ、ぬめぬめとべとつく舌でベチャリベチャリと嘗め回し、突起に巻きつけたりしました。
「ぁあ! あああぁぁ!!」
お姫様は悶えながら寝巻きの上から蛙をつかみます。
可憐でか弱いお姫様とは言え人間と蛙。
本気になれば引き剥がすのなど訳もないはずなのに、その手には力がこもらず、むしろ自分の中心へと押し付けるような動きをしていました。
蛙は自分の唾液と姫様の蜜とが交じり合った粘液でドロドロになったのを見計らうと、小さな手でお姫様の花びらを広げ、中心の穴へと頭を突っ込み始めました。
「!! 駄目! だっ駄目! それは駄目ェ!!」
布団を跳ね上げ脚をばたつかせますが、もはやそれは蛙の侵入を助ける行為でしかありません。
お姫様の蜜と、蛙が体から出す粘液とで滑るように、意外なほどあっさりとお姫様の胎内へと入ってしまいました。
蛙はそれだけでは飽き足らず、更に奥へと進みます。
「ひぃ! あ あああ!」
乙女の証が破かれ鋭い痛みが走ったのは一瞬、ガマの油により直ぐにその痛みはなくなりました。
蛙の目玉が、背中のイボイボがお姫様の内壁をこすります。
親指の爪ほどとは言え掌がお姫様の内側のひだを掴みます。
お姫様はそのたびにのけぞり、悶え、いつの間にか下穿きも脱げ、寝巻きもまくれ上がり、異物が入りこみ不自然に膨らんだ白い下腹部があらわになっていました。
蛙はついにお姫様の奥の奥、秘密の部屋の扉へとたどり着き、その門へキスをしました。
「!!!!」
お姫様は激しく痙攣し、その勢いで蛙を排出しました。
まるで可愛らしいお姫様が醜い蛙を産み落としたようでした。
全身から力が抜けたお姫様は、まるで栓も抜けたように粗相をし、それが様々な体液でドロドロに濡れた青白い腹を見せている蛙へそそがれました。
するとどうでしょう。
蛙は瞬く間に美しい目をした王子様へと姿を変えました。
この王子様は悪い魔女に魔法で蛙にされていた事。
元に戻るにはお姫様の中で生まれ変わる必要があることを告白し、お姫様をお嫁に貰い国へ帰ることを王様に了解を貰いました。
あくる朝、お日様が二人を起こす頃、八頭だちの馬車が一台お城へやってきました。
その馬車は王子様のご家来が立ちのりしていました。彼は忠臣ハインリヒです。
彼は王子様が蛙にされてしまったことに嘆き悲しみ、王子様が元に戻る願掛けに童貞を守ると鉄の貞操帯をつけていました。
この馬車は王子様とそのお妃様を国へお連れもうすための馬車で、忠臣ハインリヒは二人を乗せると飛ぶように駆け出しました。
いくらか走ると バチーン と何かが弾ける音がし、王子様は馬車が壊れたのではないかと振り返ると、王子様が助け出された嬉しさからハインリヒから貞操帯が弾け飛ぶおとでした。
おしまい
GJ!!
元の話も結構いやらしいんだなと実感した
ハインリヒのあれは貞操帯の方が納得しやすいし
まるで長年の妄想を形にしてもらった気分だ…ありがとう!
281 :
狼と七匹の子ヤギ<KHM5> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/08(火) 16:51:41 ID:FqxegHzc
むかし昔、あるところに美しいお母さんがいました。
お母さんは七姉妹持ちで、そのむすめ達を大変可愛がっておりました。
ある日、お母さんは食べるものを取りに森へいく前に、全員を残らず呼び寄せてこう言い聞かせました。
「良いかいむすめ達、母さんは森へ行くからね、お前たちはよくよくオオカミに気をつけるんだよ。
オオカミがおうちへ入って来ようものなら、お前たちをみんな食べてしまいますよ。
でもオオカミの悪党は、よく姿を変えてくるけど、声はしゃがれているし、脚は真っ黒だからね、お前たちにも直ぐ見分けがすきますよ」
むすめ達は声をそろえて、
「お母さん、みんな気をつけますからね、心配しないで行ってらっしゃい」
と答えたのでお母さんは安心して出かけました。
いくらも経たないうちに、戸を叩く者がありました。
「開けておくれむすめ達、お母さんですよ、皆にお土産を持ってきましたよ」
と呼ぶ声がしましたがその声はしゃがれていました。
「開けてやらないよ、お前はお母さんじゃない、お母さんの声はきれいな声だよ。
お前の声はしゃがれてる。お前はオオカミだ」
そうするとオオカミはどこからか白墨を調達し、それを食べて声を奇麗にしました。
そして再び戸をとんとん叩きます。
「開けておくれむすめ達、お母さんですよ、皆にお土産を持ってきましたよ」
と呼び立てました。
けれどオオカミはまっ黒な前足を窓板にかけていたので、それを見たむすめ達は、
「開けてやらないよ、お前はお母さんじゃない、お母さんの脚は真っ白だ。お前はオオカミだわ」
そうするとオオカミは何処からか小麦粉を手に入れ、手足にすり込みました。
「開けておくれむすめ達、お母さんが帰ってきましたよ、皆にお土産を持ってきましたよ」
これで三度目ですね。むすめ達は、
「お前がお母さんはハッキリ分かるように、まずお前の脚を見せてごらん」
と言いました。オオカミは窓板に前脚をかけました。
むすめ達はその脚の白いのを見て、その声の言ったことはみんな本当だろうと思って戸を開けました。
ところがのっそりと入ってきたのはオオカミでした。
282 :
狼と七匹の子ヤギ<KHM5> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/08(火) 16:52:13 ID:FqxegHzc
むすめ達は大慌てで身を隠そうとしました。
長女はテーブルの下へ、
次女は寝床の中へ、
三女は置きストーブの中へ、
四女はお台所へ、
五女はたんすの中へ、
六女は洗濯ダライの中へ、
末むすめは壁時計の振り子の箱の中へ跳び込みました。
オオカミはむすめ達を探します。
まずテーブルの下に隠れて震えている長女が見つかりました。
その震えている小さいお尻を鷲づかみ、赤黒くいきり立ち、ヌラヌラとぬめっている“尾”を無造作に挿し込みました。
長女は鳴きました。
長女は叫びました。
ですがオオカミは意に介さず“尾”を振り続けました。
感極まったオオカミは、長女の中で“尾”を一際大きく大きく振り、引き抜いた後次の獲物を探し、
見つけたむすめ達を同じ様に、順繰りに“食べて”しまいました。
ただ、時計の中に隠れた、一番小さい末むすめだけは見つけられませんでした。
末むすめは振り子の箱の戸の隙間から姉達が次々とオオカミに“食べられる”のを覗き見ていました。
オオカミは姉達を一通り“食べ”終えてもまだ物足りない様子で、気を失っている長女に再び“尾”を差し込みました。
オオカミの欲望には底がなく、何巡もしているうちに姉達に変化が起こりました。
最初は痛々しい泣き声を上げていたのに、その声が甘えたものになりました。
自らオオカミにしがみつき、様々な粘液でドロドロに濡れたオオカミの“尾”に自ら体をこすりつけ自分の番をねだるようになりました。
オオカミは満足するまで姉達を“食べる”と、姉達を抱えて出て行きました。
283 :
狼と七匹の子ヤギ<KHM5> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/08(火) 16:52:56 ID:FqxegHzc
それからいくたも経たないうちに、お母さんが帰ってきました。
お母さんの目に入った家の様子と着たら、戸は開けっ放し、テーブルや椅子はひっくり返り、洗濯ダライはバラバラに壊され、布団や枕は寝床から引きずり出されているのです。
お母さんはむすめ達を捜しましたが誰も見つかりません。
順々にむすめ達の名前を呼んでも誰も返事をしません。
最後に末むすめの名前を呼ぶと、
「お母さん、あたし、時計の中に入ってるの」
と湿った声がしました。
振り子の箱を開けると、中の末むすめは、自分の体をまさぐりながら、悲しそうな熱っぽいような、それでいてどこか甘えたような声で鳴いていました。
お母さんは慌ててやめさせ外に出してやりました。
その末むすめの話によると、オオカミが来て、他のむすめ達をみんな“食べて”しまい、それを見ていたら自分も何故か体がうずき、変な気持ちになってしまったということです。
むすめ達の可哀想な話を聞いてお母さんの悲しむ様子は、皆さん、お分かりになりますね。
やっとの事でお母さんは泣き止んで外に出ました。
末むすめもちょこちょことついてきました。
お母さんはむすめ達を探しました。
何日も何ヶ月も探し、ついに泉の側の草原の大きな木下で、枝を震わせるほどの大いびきをかいて寝ているオオカミを見つけました。
そのそばにはオオカミに散々“喰い”散らかされ、逃げられないようつながれたむすめ達が、大きくなった腹を抱えて泣いていました。
お母さんはオオカミを起こさないようにむすめ達をいましめから解き放ち、大きなお腹から“オオカミ”をかき出し、踏み潰しました。
その後持ってきていた裁縫道具を取り出し、お母さんは末むすめに姉達を連れて隠れるように言いました。
お母さんはこの恐ろしいだけのけだものの、欲望の元の尾を切り開き、その中へ尖った石ころを詰め縫い合わせました。
それが目にも止まらない早業だったので、オオカミはてんで気が付きませんでしたが、寝たいだけ眠ったオオカミがむっくりと起きてしまいました。
たっぷりと寝て“腹が減った”オオカミはさっそくいつもの様にむすめ達を“食べよう”としましたが、そこにいたのはお母さんだけで、むすめ達の影も形もありません。
怒ったオオカミはとりあえず欲望を晴らせれば何でもいいとお母さんを組み伏せ、赤く腫れ上がった“尾”をお母さんの中に無理矢理挿し込みました。
ただ狭く、固く締め上げるだけのむすめ達と違い、お母さんの中はオオカミの“尾”を柔らかく包み込み、吸い付き、こねる様にうごめきます。
これもなかなか良いものだとお母さんの中で何度も“尾”を振り、その欲望を発しようした途端、
!!!!!!
オオカミは“尾”を襲う激しい痛みに吠えました。
その焼けるように熱い痛みは、お母さんが“尾”に詰めた石ころが内側の肉に刺さり、えぐったためでした。
オオカミは“尾”を冷やそうと泉に浸かろうと這いずっていきました。
そのへっぴり腰のオオカミをお母さんは泉へと蹴り込みました。
力の入らない脚では泳ぐ事も体勢を立て直すことも出来ず、オオカミはむごたらしく、溺れて死んでしまいました。
むすめ達が、これを見てかけ出してきました。
「オオカミは死んだ、オオカミが死んだ」
むすめ達は、割れるような声を張り上げて、うれしさのあまり、お母さんと一緒に泉のまわりを踊りまわりました。
おしまい。
こ れ は す ご い
GJ
しかし読んでて
イテテ ちんこイテテ
という気分になったのは俺だけではあるまい
GJ
お腹が大きくなるほどの週数まで育った胎児を無理やり掻き出し踏み潰した母親オソロシス…
そんな無茶したら娘たちの体もただでは済まないだろうに
ファンタジーにそんな細かいこと考えんなよ。
書き手さんGJ
289 :
十二人兄弟<KHM9> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/12(土) 00:34:12 ID:+pCgp8G4
昔むかしあるところに、王様とお妃様がありました。
お二人には、男の子ばかり、十一人のお子様がいました。
このありさまに王様がご懐妊中のお妃様におおせになられました。
「お前の産む十二人目の子が、もしも女の子だったら、今居る男の子十一人を死なせて、その女の子にこの国を継がせよう」
王様は口だけではなく、本当に十一個の棺をこしらえさせ、それ錠の下りる部屋へしまいました。
そしてその鍵をお妃様にわたし、このことは誰にも話してはならないとかたく申し付けました。
ところが、お妃様のほうは、こういうことになってから、一日中座りどおしで悲しんでいらしたので、ずっとお妃様にくっ付いている、聖書から名前をつけたベンジャミンという末っ子が、
「お母様、なにがそんなに悲しいの?」とたずねました。
しかし王様にかたく口止めさえているお妃様は返事をなさいませんでした。
けれどもしつこくたずねるので、ついにお妃様は、例のお部屋の錠を外し、十一の棺をベンジャミンに見せました。
「わたくしに大事な坊や。よくって! この棺はね、お父様が、あなたと、それから十人のお兄様がたのためにこしらえさせたのよ。
そのわけはね、わたくしが女の子を産むとね、あなた方はみんな殺されて、この中へ入れられて、お弔いをされることになっているからなのよ」
と、こう話しながら泣いているのを見て、ベンジャミンは、
「泣かないでね、お母様、ぼく達、自分で、きっととかして、どこかへ行ってしまいますからね」と、なぐさめました。
それからお妃様は十一人の兄弟に森に行き、かわりばんこに一番高い木に登り、お城のやぐらを見張るように言いました。
もし男の子が産まれたら白い旗を揚げるので帰ってきても大丈夫。
もし女の子が産まれたら赤い旗を揚げるので直ぐに逃げなさい、と言いました。
お妃様がお子様たちに、神の恵みがあるように、とお祈りをしてからみんなお城を出て森へと入りました。
そして順繰りに一番高い柏の木に登り、お城のやぐらを見張っていました。
兄弟が森の入って十日目、ベンジャミンの順番になったとき、旗が揚がるのが見えました。けれどもそれは、白ではなく血のように真っ赤な旗でした。
これはいよいよみんなが死ぬことが決まったまえぶれです。
兄たちはこれを聞くと腹を立て、
「ぼく達は女の子ひとりのために死ななきゃならないんだな!
こっちだって意趣返しをしてやる!
女の子を見つけしだい、そいつの赤い血を流してやるんだ!」
と天に誓いました。
それから直ぐ十一人兄弟は森の奥へと入っていきました。
すると、森の真ん中の、一番暗いところに、魔法のかかった小さな家が空き家になっているのを見つけました。
十一人兄弟はその家を占拠して、十人の兄たちが狩りを、末のベンジャミンが料理その他家事を担当する事になりました。
それから十一人兄弟は特に退屈する事も無く、十二年の月日が経ちました。
290 :
十二人兄弟<KHM9> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/12(土) 00:34:44 ID:+pCgp8G4
十一人兄弟の母親のお妃様が産んだお姫様は、お妃様に良く似て気立てが良く、とても美しく育ちました。
あるとき城の大掃除が行われました。
そのときお姫様は男物のじゅばんが十一着あるのを見つけ、誰のだろうと母親のお妃様にたずねました。
お妃様は気の滅入るおもいで、十一の棺を見せ、お前には十一人の兄が居た事。
お前が産まれたらこの棺に入れられてしまうので森へ逃がした事。
今はみんな何処に居るのかは神様だけがご存知である事を答え、当時の悲しみを思い出し、泣きました。
そんなお母様の悲しむ様子に胸を痛めたお姫様は、十一着のじゅばんを持って、お兄様を探す旅に出ました。
お姫様は神様に導かれるように、まっすぐ例の大きな森へと入り、一日歩き通して魔法のかかった小さな家へとたどり着きました。
お姫様が中に入ると、男の子が一人居ました。
男の子は十一人兄弟の末のベンジャミンでした。
ベンジャミンは、
「君は誰? どこから来たの? どこへ行くの?」
入ってきた女の子へたずね、その子の服と、懐かしの母親に良く似た顔立ちにを見てビックリしました。
お姫様は、
「わたくしは王女です。この青い空の下、どこかにいる十一人のお兄様を探しています」
と十一着のじゅばんを見せました。
ベンジャミンはこの女の子が自分の妹だと知って、
「ぼくがベンジャミンだよ。君の一番小さいお兄さんだよ」
と言いました。
二人はうれしさのあまり抱き合いましたが、
「だけどまだ喜ぶにはまだはやいよ、ぼく達はどの子でも、女の子を見つけしだい殺してやると天に誓っているんだ」
と言うと、お姫様は、
「でも、それで兄様たち十一人がが救えるのなら、わたくしはそれでもかまいません」
と答えました。
「死んでもいいなんて口にするのもいけないよ。ぼくがキットお兄様たちに話をつけてあげるからね」
とそれまで樽の中へ隠れているように言いました。
しばらくしてから十人の兄が狩りを終えて戻り、ベンジャミンのしたくした夕飯を食べながら、
「何か変わったことはあったかい?」
とベンジャミンに聞きました。
ベンジャミンは、
「とても凄い事がありました、もしお兄様たちが、一番最初に見つけた女の子は殺さないと約束してくださるのなら、そのことをお話しますよ」
と言い、十人のお兄様がハッキリとその約束をうけあうことを確認すると、
「ぼくたちの妹がきました」
と樽の中に隠れたお姫様は、世にも美しく上品な王女の装いをこらしてあらわれました。
291 :
十二人兄弟<KHM9> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/12(土) 00:35:16 ID:+pCgp8G4
十人の兄は、その美しく可憐なお姫様の姿にしばらく見ほれたあと、兄弟でお互いの顔をみあわせ、いっせいにお姫様に襲い掛かりました。
ベンジャミンは驚きました。
「お兄様何をするんだ!? 最初にあった女の子は殺さないって約束したじゃないか!」
十人の兄は寄ってたかってお姫様の服を剥ぎ取りながら答えました。
「殺したりはしない、だが、赤い血を流してやると天に誓った事は反故にはできない」
輝くような白い裸体を剥き出されたお姫様は、おろおろする末のお兄様にむかってほほえみ、
「良いのよベンジャミンお兄様。わたくしのせいでお兄様たちがお城から出る事になったのだから、お兄様たちに何をされてもかまわないわ」
と優しい声で言いました。
十人の兄は、お姫様を十対の唇でキスをしました。百本の指でなで回しました。
兄たちが触ってない場所がどこにもなくなったころ、お姫様は全身赤く火照らせ、息を荒くしてグッタリとなっていました。
お兄様達は自分たちも服を脱ぎました。
その足の付け根のモノは、ベンジャミンが普段、水浴びなどで見慣れているモノとはまるで違う形へと姿を変えていました。
兄は末の弟にも服を脱ぐように命じました。
ベンジャミンは十人の兄たちの血走った目の色に恐れ、言われた通りにするしかありませんでした。
すると、自分のモノも、兄たちと同じ様に形を変えているのに気が付きました。
一番上の兄が、お姫様を後から抱え、足を広げさせました。
そこは自分や兄たちとはまるで違う形であることにベンジャミンは驚きました。
何故かその不思議な形に目が離れず、見れば見るほど、自分のモノが痛いほど脈打ちます。
長男は後から回した手で、広げた脚の中心の蕾を広げ、そこに咲いた赤い花を弟たちに良く見えるようにしました。
お姫様の全身は十人の兄に撫で回され、甘い香りのする汗で濡れていましたが、その花は奥から染み出る蜜で特に濡れていました。
長男はお姫様の柔らかい髪を優しく撫でながらベンジャミンに、ソレでこの花をつらぬくように命じました。
指名されたベンジャミンは驚き、
「ぼ、ぼくが?」
と聞くベンジャミンに、
「お前のソレが一番小さいからな」
と答えました。
長男も妹のお姫様が可愛くてしかた無いので、一番体への負担がかからないであろうベンジャミンを最初にさせることにしたのでした。
「でも、そんなの、可哀想だよ」
及び腰になるベンジャミンに、当のお姫様が迎え入れるように両手を広げ、
「いいのよベンジャミンお兄様。お兄様たちの言う通りにして。わたくしはそれがうれしいの」
と呼びかけました。
その健気なしぐさにベンジャミンも覚悟を決めました。
広げだれたお姫様の足の間に体を入れ、ほとんど体と平行になるほど反り返ったモノを手で押さえ、お姫様の花に先端をあわせ、一気に腰を突き入れました。
「!」
初めて異物を受け入れたお姫様は、花びら破られた痛みにのけぞりましたが、更に奥へと受け入れようと両腕と両足で末の兄を抱きしめしめました。
ベンジャミンは根元まで納めると、今まで覚えた事のない感覚に襲われ、妹の中で激しく震えました。
ベンジャミンは自分のモノが破裂してしまったのかと驚き、お姫様の中から引き抜き、ちゃんとあることを確認しホッとしましたが、それはお姫様の血が付いていました。
お姫様の花を見ると、中から自分の放ったモノと、お姫様の赤い血が混じったものが溢れて出てきました。
これで十一人兄弟は天に誓った事をやりとげ、これで最後にすることを天に赦しをこいました。
その後、十人目の弟から順に、同じ様にお姫様花をつらぬき、中で放ちました。
それからは、お姫様はベンジャミンといっしょにお留守番となりました。
十人の兄は毎日狩りに出かけ、その獲物をベンジャミンがお料理をして十二人の食欲を満たしました。
お姫様は小さい家を毎日きちんと片付け、寝台へは、つねに真っ白い清潔な布をかけ、十一人の愛欲を受け止めました。
ですから、お兄様方はいつも欲求に何の不満もなく、妹と仲良く暮らしていました。
292 :
十二人兄弟<KHM9> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/12(土) 00:35:47 ID:+pCgp8G4
あるとき、お姫様はこの魔法の家の庭に百合のような美しい花が十一本咲いているのを見つけました。
お姫様は食事の後、めいめいに一本ずつあげるつもりで、その花を十一本とも折りました。
ところが、お姫様がその花を折り取ったとたんに、十一人の兄は十一羽の鴉に変わって、森をとびこえどこかへ行ってしまい、その家も、庭ぐるみで消えうせてしまいました。
かわいそうにお姫様は、独りぼっちで天然の森の中にいることになりました。
そこへ、この魔法の家の本当の持ち主である、魔女のおばあさんが現れ、その花こそが兄たちそのものであった事。
元に戻すためには七年の間、口も利かず、笑いもしてはいけない事を教えました。
お姫様は十一人のお兄様を助ける事を心に決め、高い木の枝に腰をかけ、口も利かず、笑いもせず糸を紡いでいました。
そんなある日、どこかの王様がこの森へ狩りへやってきました。
王様が連れた猟犬が、高い木の元へ一目散にかけていくと、上を向いてしきりに吠えました。
王様が来てみると、そこで美しい娘が目にとまりました。
王様はその美しさにうっとりとして、娘に自分の連れ合いにならないかと問いました。
娘はなんとも言葉を返しませんでしたが、つむりで少しうなずきました。
それで王様は自分の手足で木に登って娘をおろし、自分の馬に乗せて連れて帰りました。
御婚礼の式は、それはそれはきらびやかに、およろこびの内にとり行われました。
けれども花嫁様は、口も利かず、笑いもしません。
王様とお妃様は何年かのあいだ楽しく暮らしましたが、王様のお母様と言うのは腹黒い女で、これが、若いお妃様のある事ない事の悪口を言いはじめ、王様にむかって、
「たとえ口が利けないとしても、笑うことくらいは出来るはずです。それすら出来ないのは心のやましい人ですよ」とまで言いました。
王様は始めはそんなことは相手にしましせんでしたが、だんだんお妃様が笑いも、声を出す事もしないことに疑問を持ち始めました。
王様は何とかして、せめて声だけでも出させてやろうと、毎夜、寝台でお妃様を激しく攻め立てました。
お妃様が登りつめる前に花から引き抜いたり、お妃様が自分を慰められないようにいましめ、その輝く白い肌を撫で回したりしました。
そのたびにお妃様は、切なげに顔をとろけさせ、瞳をうるませ、息をあらげ、双房を腫らせ、腰をうごめかせ、芝を逆立たせ、花びらをひくつかせ、蜜を溢れさせましたが、
王様に続きをねだる言葉はおろか、あえぎ声一つ上げません。
そしていつも我慢が出来なくなるのは王様の方でした。
そんな不満と恥ずかしさと悔しさを膨らませた王様は、とうとうお母様に言い負かされ、お妃様に死刑の宣告をくだしました。
いよいよ、広庭に火が燃やされました。
この火の中でお妃様は焼き殺されるのです。
王様は窓際に立ってご覧でしたが、今でもお妃様をかわいく思っているので、泣き顔をしていました。
ところが、お妃様が柱にしっかり縛り付けられて、火が赤い舌をのばしてお妃様を舐めだした時、丁度その時間、七年の歳月の一番おしまいの時間が過ぎました。
空にばさばさと言う羽音を立てて十一羽の鴉が降りてきました。
そして、その足が地面に触った時には、鴉はお妃様の十一人のお兄様に戻っていました。
お妃様はお兄様方を魔法から救い出したのです。
お兄様方はお妃様を炎から救い出しました。
お妃様もこれで口利いてもいい事になりましたので、今まで語らず笑わなかったわけを王様にお話しました。
王様はお妃様に何の罪もなかったことを聞いて大いに喜び、悪人の母親をお妃様が処されるはずだった火あぶりにしました。
そしてそれからは、お妃様と十二人穴兄弟、みんな一緒になって死ぬまで仲良く暮らしました。
おしまい
293 :
◆bi8/V/6HZA :2008/01/12(土) 00:37:14 ID:+pCgp8G4
>287
自分でも無茶な描写だとは思ったけど、
「大きなお腹から子どもを取り出す」というディテールは残したかったのでそうしました。
ハッピーエンドにGJ
GJ!
しかし実の母親火あぶりか…
童話特有の「読後に抱くうすら寒さ」まで淡々と描き出す手腕に感服しました
う〜ん……
殆どそのまま持ち出して改編しただけってのは……
ん?姫の母親を火あぶりにしたんじゃないよな
>>296 そう言われればそうだが
でも逆に最低限しか脚色を加えないで
雰囲気を出しているのがすごいと思った
ゴテゴテと飾り立てるほうが簡単
まあ人それぞれかな
あえて保守
301 :
兄と妹<KHM11> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/21(月) 20:46:43 ID:BKqlkGam
幼いお兄さんが妹の手をとって言いました。
「お母さんが死んじゃって、今のお母さんになってから、ぼくたちには楽しい日はなくなっちゃったね。
誰にも知られないように二人でどこか遠くへ行っちゃおう」
二人は一日中歩き続け、どこやらの大きな森へ入りると、歩き通しでのどがカラカラになったので、どこかで水の音がしないか探しはじめました。
ところが、悪人のまま母と言うのは魔法使いの女で、子供が逃げ出したことをちゃんと知っていて、足音を立てずに二人の後をつけ、森の泉の全てに魔法をかけました。
子供たちはキラキラ光りながらわき出している泉を見つけ、お兄ちゃんはそれを飲もうとしました。
その泉の流れる音は、妹には、
「私を飲む男の子は虎になる。女の子なら狼になる」と聞こえたので、妹は、
「お兄ちゃん駄目よ、お願い飲んじゃ駄目! 飲んだらお兄ちゃんは恐ろしいけだものになって、私を八つ裂きにしてしまうわ」
とわめいたので、お兄ちゃんはのどがひっつきそうでしたが、水を飲むのを我慢しました。
「この次の泉まで待つけど、今度見つけたら飲まずにはいられやしない、のどがからっからなんだもの」
と言いました。
そのうちに次の泉へ来ましたら、水の流れる音が妹には、
「私を飲む男の子は金色の鹿になる」と聞こえたので、妹は、
「お兄ちゃんお願い、飲んじゃ駄目よ、これを飲むとお兄ちゃん、鹿になって逃げちゃううわよ」
と言いました。けれども、もうお兄ちゃんは泉のわきに膝をつくと、体を屈めて、その水を飲んでいて、金色の子鹿になっていました。
幼い妹は呪われたお兄ちゃんの身の上を悲しみ、せめて自分も同じ呪にかかろうと泉の水を飲みました。
金色の子鹿になったお兄ちゃんの耳にその水音は、
「私を飲むのが女の子なら大きくなる」と聞こえていましたが、それを伝えるすべがありませんでした。
幼い妹はその通り、美しい大人の女性へと変わっていました。
302 :
兄と妹<KHM11> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/21(月) 20:47:47 ID:BKqlkGam
兄妹がこうやって二人きりでこの森に居たのは、かなり長い間のことでした。
いつものように、寝床に顔をつけ、そこにしみこんだ子鹿の匂い吸い込みながら、高く持ち上げたお尻で子鹿の角を受け入れ、中に放たれるのを楽しんでいると、
遠くから角笛のひびき、犬のなき声、狩人の景気のいい声が木々にひびき渡るのが聞こえてきました。
この国の王様がこの森でおおじかけの狩猟をもよおしているのです。
女の子の中にそそぎ、そのまま覆いかぶさっていた子鹿はこれを聞きつけ、居てもたっても居られなくなり、
女の子の中から柔らかくなった角を引き抜き、外へ飛び出していきました。
王様と王様の狩人はこの美しい獣を見つけて追いかけました。
金色の子鹿が森の奥の家の戸を叩き、開いた戸の中へ入っていくのを見つけ、窓から中をのぞくと、そこには金色の子鹿が半裸の女の泉でのどをうるおしているのが見えました。
王様は狩人に、の陣営に戻り、再び狩猟の合図をするように、金色の子鹿を見つけても決して傷つけるなと命じると、自分は茂みの中へ隠れました。
しばらくして角笛の音が聞こえてくると、案の定金色の子鹿が家から飛び出しました。
王様は頃合を見計らい、家の戸の、子鹿の叩いたあたりを子鹿の叩いたように叩きました。
そうすると、戸があいて、王様は中へ入りました。
入ると、そこに立っていた女の子は、窓からのぞいた時はハッキリとは見えませんでしたが、それがまた美しいのなんの。
王様も、このときまでこんな美しい女の子をごらんになったことがありません。
女の子のほうは子鹿ではなく、黄金の冠をのせた男の人が入ってきたのを見て、肝を潰しました。
王様は、始めは怖がっていた女の子に優しく声をかけ、自分の妃になってくれるよう口説き、ついに、子鹿もいっしょなら、とと受け入れさせました。
もちろん王様に異存があろうはずがありません。
女の子は戻ってきた子鹿をつれて森の家を出ました。
王様はこの美しい女の子に自分のマントをかけ、馬に乗せてお城へおつれになりました。
お城では、御婚礼のお式がそれはそれはきらびやかにとりおこなわれ、女の子は正式に王様のお妃様になりました。
王様は、世にも美しい金色の子鹿とお妃様の交わる、異教の神話のような光景を好み、積極的に夫婦の寝台に上らせました。
四つん這いにしたお妃様の上と下の入り口に、王様と子鹿でいっしょに侵入したり、膝の上に座らせるようにつながり、その接合部を子鹿に舐めさせたりしました。
そんな楽しい毎日を送っているうちに、お妃様は美しい男の子を授かりました。
お話は変わって、例の悪い魔法使いのまま母は、妹は猛獣に引き裂かれ、兄は狩人に射殺されたと思い込んでいましたが、二人とも楽しい日々を送っていることを知ると嫉妬に身を焦がしました。
まま母の本当の娘はとても醜いすがたでしたが「お妃にはあたしがなったはずだ」などとわめきたてるので「時節が来れば必ず何とかしてみせる」となだめました。
数年が経ち、いよいよ時節が訪れました。
王様がお留守のうちに、王子様がお風邪をひきました。
お妃様の寝ずの看病で回復なさいましたが、その看病疲れで今度はお妃様がお倒れになりました。
魔法使いのばあさんと娘はお腰元の姿でお妃様をそそのかし、お妃様を火をつけたままの湯殿に閉じ込め殺してしまいました。
魔法使いのばあさんは娘にお妃様の姿を与え、お妃様の寝台に寝かせました。
その晩、王様がお帰りになりお妃様を見舞おうとしましたが、ばあさんに、今はまだそっとしておくよう言われ、偽のお妃様が寝台に寝ていることに気付かずお戻りになりました。
ところが、真夜中の草木も眠るころ、王子様の寝台の横で、寝ずの番をしていた侍従は、本当のお妃様が入ってくるのを見ました。
お妃様は王子様の頬をなで、夜具をかけなおしました。
お妃様は子鹿の事も忘れず、子鹿の寝床へ行くと、その金色の背中をなでていましたが、それがすむと、始終一言も口を利かず霞むように消えてしまいました。
あくる朝、侍従は王様のところへ行き、昨夜の事をなにから何まで残らずお話しますと、王子様のお部屋で寝ずの番をするlことにしました。。
すると、真夜中にお妃様があらわれ昨晩の様に王子様の夜具をなおし、
「坊やは何をしているの? 子鹿ちゃん何をしているの? わたくしが来るのは今夜だけ、これっきり、もう来ないのよ」
とさびしげな声でつぶやくと、スッとその姿が薄れます。
王様は消えてしまう寸前のお妃様にとびつきひきとめると、お妃様は神のお恵みで元の命をとりもどしました。
お妃様は王様に悪い魔法使いの母娘が自分にしたとんでもない悪事をお話になりました。
王様は、二人を裁きにかけました。
娘は森に連れていかれ、猛獣に引き裂かれました。
魔法使いの母親は火の中に寝かされ、焼き殺されました。
その女が燃えて灰になったとたん、二人から魔法が解け、あの日のままの姿にもどりました。
それからは毎日、お城の庭を年恰好の近い実の兄と妹、母と息子の3人は仲良く遊びまわりました。
おしまい
註
「私を飲むのが女の子なら大きく(美しく)なる」
というのはこちらのオリジナルではなくそういうバージョンもあるそうです。
GJ!良作読ませていただきました
次回作も楽しみにしてます
>私を飲むのが女の子なら大きく(美しく)なる」
>というのはこちらのオリジナルではなくそういうバージョンもあるそうです。
へえ、知らなかったな&GJ!
306 :
102:2008/01/23(水) 16:35:25 ID:BOIUbnpn
>>306 こっちもどっちかと言えば過疎スレだしそちらさんはむしろこっちのスレ趣旨ど真ん中だし拒む理由はないと思うが。
皆さんどうお考えで?
合流するのは何も問題ないと思う。
連載物はまとめて読めるようにしてくれるとありがたい。
いいんでないかい
姉妹スレだった神話スレも過疎が祟って死んでしまったし
いいと思う
保管庫の管理人さんにも相談してログを合流させてもらった方がいいかもね
>>19-20参照。
一時
>>20のせいでこのスレ壊滅の危機に。
合流する必要性は全く感じないので自分らで勝手に新スレ立ててくれ
ホモならともかく普通に男女ものじゃん
板ルール的にショタは禁止って訳でもないし
>>309 最初から姉妹スレでもなんでもない
相互リンクもしていない
勝手に自治気取るのはやめてくれ
何言ってんだ。
なんでそんなに必死なの?
俺も合流反対
保管庫の時もそうだが単独で勝手な真似してるやつがウザイ
>>315 日本語読めるようになってから出直してくればあ?
合流 嫌です 却下します ともかくごきげんよう
スレ初期からの住人は合流従ってるサイトが元はここから
追い出されてたったスレだという事を知ってるのか?
嫌がらせにここのリンクも貼られている
何も知らないのに余計な口出すな
最初から過去ログ嫁いってんだろ
いちいちID変えないでいいからw
こうやってスレは過疎っていくんだなあ
自演乙
頭悪い使い古したフレーズw
負け犬の遠吠え乙ともいっておこう
あーあ・・・。
あんたらいつから居付いてるのか知らないけどさ。
こうなるのは目に見えてるから余計な真似するなとry
はて、桃太郎スレは誰かが勝手に立てただけで、
ここから追い出されたとか、誰の脳内ソースだ?
つうか、桃太郎スレが立った時期2006/12/21、
このスレでどんな書き込みがあったか一目瞭然なんだが。
>>323 あの頃は結構頻繁に投下があったんだなあと
言われて読み返してきてちょっとしんみりした
>>306-310 投下時間参照。自演乙とは俺も思ったw
SS投下されても1-2個GJか乙の後保守が続いてる意味もわからないか?w
毎日見に来てる訳じゃない保守要員がこれ見てどうレス返すか見物だな。
ああ、そんなに合流したいなら
あまえらまとめて桃太郎スレ逝けよ
コテトリ連れてっていいから!
>>324 で、何処を読めって?
アンカー付けてくれよ。
このスレから桃太郎スレが追い出された経緯ってやつを見せてくれよ。
>>328 >>1からここまで余すところ無く読み返せ。
日本語通じない奴に説明するほど暇じゃない。
それしか言えんのか?
まあ、無いものを提示できるわけないから仕方ないだろうがなw
>>328 いい加減にしとけ
向こう埋めていいか?
>>331 別にお前でもいいんだぜ。
追い出された経緯とやらを説明するのは。
もちろんお前もできんだろうがな。
>>320 しょうがっこうの教科書からやり直して恋
>>332 諦めな。
ID:PTgYw6yGやID:eOlIRO8Cみたいな頭の可哀そうな人に目をつけられたらもう仕舞だよ。
単純に考えるなら
追い出された桃太郎=
>>8-11= PTgYw6yG, eOlIRO8C なんだろうな
ぶどうは酸っぱい
なんか荒れてるな。
僅か300ちょいのスレの歴史をアサヒってみたり、
ここが初代のスレで過去ログとか言ってみたり、
スレとサイトを混同してみたり、
初心者だなあ…
自演乙
お前らが沸いた時点で終わりかもな
過去ログも読まずに迷い込むな
100年ROMってこい
>>335 馬鹿の考え休むにいたり
このスレはショタ・女体化お断り
専用スレ池
ID変えるのに時間がかかる辺り
いつのパソコン使ってんだよ・・・
はいはい、もう自演しないでいいから
名無しさん@おなかいっぱい
ID水増しに必死だな
知ったばかりの2ch用語を片っ端から使ってみましたって感じの、
いかにも初心者丸出しの内容だねえ。
で、スレを追い出された経緯とやらはどこだ?
>>343 読解力養成口座通って来いとしかry
いつまでgdgdレス消費したいんだ?
あっち先に埋めてくるか?ん?
携帯とPCかw
有りもしない捏造歴史を主張する輩が同時刻に二人。
追求されての逆切れの仕方も全く同じ。
バレないとでも思ってんのかねえw
>>346 ID変えて自演するよりマシだと思うがw
>>345 重複スレ・細分化スレが立てば即座に誘導される。
エロパロ板では当たり前の光景なんだが、初心者クンは知らんかw
ワロスwww
自分の手口ゲロってんなよw
同じID三人以上出てねーじゃん…
>>348 初心者はどっちだよ・・・。
誘導時のお約束も知らんのか?
書き込む前に読んでね。も呼んで来たほうがいいぞ。
このスレの内容
1-6 スレ立て乙
7 保守
8-11 桃太郎(おねショタ・ふたなり)
12-15 放置と保守と桃太郎についてのコメント
16-18 金太郎(おねショタ・駄洒落オチ)
19-20 いきなり腐女子とか言い出した人となんか微妙に外した受け答え
21-23 眠り姫キボン
24-36 コロボックル物語シリーズ(百合)
37-39 感想と職人さんコメント
40-47 白雪姫・お后様良い人ネタ
48-50 感想
51-52 クレヨン王国キボンと誘導
53 お后様改訂版のご案内
55-60 オリジナル花魁もの、未完
61-65 感想
66-70 質問回答保守
71-75 江戸時代もの、ちょっとホラー
76-77 感想
78-82 保守及び雑談
83-85、87、94-95 一寸法師の鬼が女だったらという雑談
86、88 赤頭巾投下します予告
89-93、96 保守と雑談
97-98 赤頭巾
99-100 感想
101 童話パロなエロゲ紹介
102-103 アンデルセンに関する雑談
105-106 ちびくろサンボに関する雑談
107-129 沼神御殿(オリジナル純愛モノ)
130-140、145-146 感想と雑談
141-143 クシナダ姫キボンと神話スレへの誘導
144 保守
148-157、161-164 金太郎女体化の是非と他スレへの誘導
159-160 保守
165-172 保守と人いねえ
ついでに読み手スレもよく読んでおいで。
誤爆スレもな。
初心者クンはそんなスレがあるのも知らないだろう?w
173-175 八百比丘尼
176-178 感想
179-184 ツグミの髭の王
185-188 感想
189-193 唐突に職人叩き→器小さいからやめれの流れ
194-199 くるみ割り人形
200-201 ニャーンと保守
203、206、208 感想
207、209 保守
210 中国の小噺紹介
211-215 保守と雑談
216-221 若返りの泉
222-224 感想
225-239 保守と雑談
240-243 こういうの投下していいでしょうか談義
244-253 保守と雑談、保管庫収納と神話スレ落ちた
254 蜘蛛の糸
255-266 感想と雑談
267-270 文福茶釜
271-274 感想と保守
276-278 蛙の王様
279-280 感想
281-283 狼と七匹の子ヤギ
284-288 感想
289-293 十二人兄弟
294-299 感想
300 保守
301-303 兄と妹
304-305 感想
306- 桃太郎合流のお伺いからやたらと荒れてスレ回転数上昇<今ここ
うん、全部見たけど桃太郎スレ独立の由来とか無かったよ
>>353 目の玉洗って中身まで全部細かく読み返せw
感想も自演臭プンプンなんのを黙っててやったのにry
>>347 なるほどねえ
携帯とPCを使い分けて自演するのは、PCで回線繋ぎ直して自演するよりマシ。
俺の方がエライってかwwwwww
>>349 スレ史捏造派のIDは2つだけだなwwww
多数決でお前の負けだwwwww
アレ読めコレ読めだけで具体的なことは何も言わない。
せめてキャラを使い分ければ説得力も上がるのにねえ。
>>355 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バカ?
水増しIDでなにえばってんだw
>>355 PCの回線繋ぎ変えてID変えつつ、携帯からレスだろw
これなら1人だけはID不動だもんな。
ご苦労なこった。
だからOSなに使ってんだよ?w
未だに98SEか?w
102、そんなに続き書きたきゃ自分でスレ位立てろよ。
他力本願ってのがそもそも気に食わん。
こういうの見ると、基地外って本当にいるんだなって感心するわ。
他力本願とか、よくまあこんなピント外れなことを言える。
スレを乱立させない、似た趣旨のスレは合流させる、
マナーなんだが。
桃太郎スレの住人です。
次スレ立てました。
同系なのでスレ乱立と言われるかもしれないが、とりあえずは次スレでやっていきます。
お騒がせして本当に申し訳ない。
また脳内妄想かよw
一ヶ月も前にたった一レス書かれただけのことを”察した”とかw
こんな、エロくも面白くも無い話題でスレを消費するのもなんだか勿体ないよ。
戦う相手がいなけりゃ自演にも限界が出てきてどっか他所行くだろうから
しばらく定期保守以外は書き込みしないでスレを干してみては?
>>364 乙。
自爆テロに屈したみたいであまりいい気はしないだろうけど、おかしな人に狙われた以上しかたないね。
そちらのスレや住人は全く悪くない。
……そろそろ保守で終わりにしていいかな?
やはり特殊系のシチュは専門のスレでやった方がお互い穏やかに過ごせると思う
今日この頃……
このやり取りって、ROMしてると1:1のチャット状態にしか見えないぞっと。
PTgYw6yG氏の言い分をまとめてみる
>
>>19-20参照。
>一時
>>20のせいでこのスレ壊滅の危機に。
>過去ログ1から全部じっくり隅々まで嫁
>馬鹿の考え休むにいたり>このスレはショタ・女体化お断り
>誰が誘導したんだろうなw
>このあたりからスッパイ住人や書き手が沸き始めてきた。
>そしてまともな職人さんは総撤退し現状に至る。
日付変更 ID:FVlLecA0
>だからこのスレはショタ・女体化お断りだと言っている。
まともな職人がいなくなって1年が経ちましたがw
>>371 あんたも、そろそろ黙ればいいんじゃないか
と思うんだ……。
そういえば
>>351見てて思い出したけど「かごめ太夫」の続きはどうなったんだろう。
仮に今このスレに来てても投下する気にはしばらくなれなさそうだけど。
どっちも、いい加減にして欲しいと思う、
今日この頃なんだけど……。
>>372 >まともな職人がいなくなって1年が経ちましたがw
ちゃんと現状を認めてるじゃないかw
>>376 こっちもうんざりだ。これで終わりにする。
月曜日までSSの投下があったのに「まともな職人がいない」というのは少々失礼ではないでしょうか。
どっちの人も。
まともな職人がいないスレに必死になる理由は何よwww
>>378さんに同意。
ものは言い用で角が立つものです……
漢字あってるかな?汗
>>379 しつこいなー。
保守してるんだなとスルーしてるだけに決まってるだろ。
叩くほどのものもレスするほどの出来でもないからな。
これで終わりにしろよ?
久々に覗いてレス数に驚いたけど、妙な流れだったな。「新着178件」を見た俺のときめきを返してくださいw
てか前から思ってたんだが、そもそも何でここはショタと女体化がダメなんだ?
俺も決して好きな訳じゃないと言うか苦手な方なんだが、そもそもここは『逸話や童話世界のエロパロ』なんだから、別にどんなシチュエーションでも良いと思うんだが。
>>1のテンプレにも書かれていないし、嫌なら読まないかNG設定すれば良いだけでは?
「俺は主人公が女性に改変された話は見たくないから合流反対」とだけ言ってればここまで叩かれなかっただろうに。
もっともそれでも個人の我儘に過ぎず、合流阻止はならなかっただろうけど。
スレの歴史捏造とか都合の悪いレスの無視とかしてるから、事実上の荒らしに成り下がってる。
女体化はやおいと紙一重的に捉える向きもあるし、
ちゃんとした受け入れ先スレもあるから「荒れそうならそっちに退避」もありかと。
でもショタは相手が女性なら問題なしだと思うんですが。
>>20でショタがトラウマになっている住人は少なからずいる、とだけ言っておこう。
ほとんど愉快犯荒らしみたいな投下だったけどな。
その流れを変えるべく降臨した職人さんもいるわけだ。
彼らが再び戻ってくるかはお前ら次第って事だろうな。
ま、最近は疎遠になってるからわからんが。
>>385 気違い荒らしに言われるようじゃこのスレも終わりだな。
>>386 なんとでも言え。
事実をありのまま述べただけだ。
今もここ見てるかもしれない職人さんが判断するだろう。
初期の太郎シリーズ以外の職人さんへ。
ご無沙汰してます。
勝手な暴露めいた発言をしてすみません。
名乗る事はできませんが、ご判断にお任せします。
真性の馬鹿かよ…
ご無沙汰してます???
名乗ることはできません???
こいつ、いったい誰と会話してるつもりだ?
もうこのスレ見捨ててよさそうですよ。
こういう輩ばっかりじゃw
>>389 少なくともお前らには言ってないから安心しろ。
同系のスレが何本もあるのはいいことではないと思う。やむを得ない事情があるのでもない限りは。
一応職人だけど投下した付近は既に「まともな作品の無い時期」に分類されてたのでむしろ笑っちゃった。
まあ変な人がいなくなった頃にまた何か投下しに来るかも。
>>391 特殊シチュに限っては例外。
これだけ投下がないって事はもう見限ってるのかもなー。
さて寝るか。
>>392 事実だから仕方ない。まだ投下しようとする度胸は賞賛に値する。
再見!
何でこんな過疎スレに目をつけたか…
>>392 変なのは気にしないでくれ
話を蒸し返すようで申し訳ないけど、どうしても言わせて欲しい。
先のレスの通り、俺はリアルタイムでは見てないんだが(日跨ぎでの流れだったから説得力は無いけど)、桃太郎スレ賛成派の人も反対派の人も、どっちもこのスレの為に動いていたんだとは思う。
結局は統合はしないという結論に落ち着いたみたいだし、桃太郎スレの人には過疎に負けず頑張ってもらいたいと思う。
それで、当事者じゃない人間の意見を言わせてもらうと、
>>314のレスがこの騒動の一番の原因じゃないかと思うんだ。PTgYw6yGが最初期の太郎系のSSで嫌な思いをしたのはレスを読んで十分に分かったし、だからこそ桃太郎スレの統合に反対する気持ちも良く分かる。
けれど、もう少し言い方があったんじゃないかと思う。いくら相手の意見が気に食わなかろうと、初めから喧嘩腰ではまとまる話もまとまらなくなる。
ここでは自分も相手も全く同じ立場であって、意見が違って当たり前なんだから、一方的に上から目線で物を言われると誰だって不愉快になる。
流石に、
>>385の「お前ら次第」とか
>>388の「暴露めいた発言」とかは読んでいてカチンと来た。自分と意見の違うレスを見下して何様かと。もしかしたら、そういう意図で言ったんじゃないかもしれないけど。
かく言う自分も、読み返してみると乱雑な上に上から目線で偉そうなことを書き綴っており、文章を書くことの難しさを痛感している。
拙い文で長々と意見を連ねてしまい、更には不愉快な気分にさせてしまって申し訳ない。
>>396 まだやてんのか。
一応説明しておこう。
>>388の「暴露めいた発言」
これは昨年末頃このスレ設置の概要を知っているからだ。
有志で専用保管庫を作ろうという働きかけもある場所であった。
そこに
>>20の愉快犯的投下があり、これは荒らし書き込みだから保管するか否かで揉めて絶ち消えとなった。
その当時この状況を憂えた職人さんが流れを変えようとSSを投下したりしている状況を俺は知っていた。
何故知っていたかについてはまたも暴露になるので説明はしない。
様子を見ているうちにイタタな投下があり、流れを変えようと尽力していた職人さんが呆れて撤退した。
そこへまた女体化いいですか、ショタいいですかの発言があったのでブチ切れた。
お前らがそういう考え方なら彼らがこのスレを見捨てるかどうかは
>>385の「お前ら次第」というわけだ。
年明けから各色人さん方とはコンタクトは取っていない。
ただ、投下がないところを見ると見捨てたんだろうなという推論に達したわけだ。
俺はこのスレには投下していないが、このスレを存続させたく尽力していた職人さんたちを知っている。
暴露してすみませんというのは、知っている事をここで晒した事についてだ。
これ以上の説明はもうする必要はないだろう。
勝手に判断して保管庫依頼までしたのは一部の先走り住人だからだ。
スレ初期からのメンバーはまだ検討中だった。
以上
>>397 補足
>年明けから各色人さん方とはコンタクトは取っていない。
これは2007年年明けから職人さんとコンタクトを取っていないという意味だ。
俺自身2006年年末から投下はほとんどしていない。
現状でもし書いてもこのスレに投下する気は全く失せている。
再見。
>>351>>353 過疎スレwだから久々に来たんだけど、おまいのおかげで
流れとどこにSSがあるかが一目で分かってとっても助かった。マヅでGJ
ここもすっかりオバ厨スレに成り果ててたな…
見苦しい
なんだよこの流れ
上で誰か指摘してるがID:FVlLecA0と水増しID自演のチャット状態じゃまいか!
女体化もショタも特殊系だろ
他所でやれ! 他所で!
水増しID自演がこうもあからさまだと末期臭漂ってもう蓋して真空パック保存して破棄しかないな
緊急保守。
FVlLecA0とPTgYw6yGで統合の持ち掛けがあってからの100レス程の間に20レスも付けてるんだな。
よく頑張ったな。偉いぞ。
自分と合わない意見は全部自演かよ。
凄い脳してるな。
始めは有りもしない過去ログに書いてあるとか、
>>1から詳しく読めば分かるとか誤魔化そうとしてたけど、
流石にそれでは誤魔化せないと悟って今度はエロパロ板の外、職人のコミュニティー(wとやらをでっち上げて、そこで話し合われたって説に鞍替えしたわけか
スレを立てる話し合いも、保管庫を作る話し合いも、桃太郎スレを追い出す話し合いも、
みんなそこでされたんだってか
>>403 盗人猛々しいってのはこういう輩を言う。
419 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/01/24(木) 21:39:09 ID:PTgYw6yG
>>415 一部水増しID自演で賛成しているが、合流は住人の総意ではないから。
まずは童話スレの過去スレを最初からじっくり読み返して欲しい
合流お断りな住人はいる。
保守がてら見たら勝手に話が進んでて驚いた
荒れる前にやめて欲しい。
以上
420 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/01/24(木) 22:30:33 ID:PTgYw6yG
>>102氏とやらありがとう
うちは早速荒れ始めたぜ・・・
421 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/01/24(木) 22:38:19 ID:mecN6M9D
自分で荒らしてなに開き直ってんだか
422 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/01/24(木) 22:52:59 ID:PTgYw6yG
ID変えてクダまいてる暇があるならさっさと次スレ立てたらどうだ?
このまま埋めてうちに来られても困るわけだが
困るのは住人だけじゃないと思うがなー
423 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/01/24(木) 23:59:08 ID:PTgYw6yG
102、そんなに続き書きたきゃ自分でスレ位立てろよ。
他力本願ってのがそもそも気に食わん。
>>404 ID:eOlIRO8Cも含めれば更に増えるな。
こいつ一人で「桃太郎スレはここから追い出されたんだ、戻ってくるな」と頑張ったわけだ。
で、まあ結局はスレの合流を阻止したんだし、荒らしとしては優秀だよなw
>>401 女体化はキモい、だから実質的に女体化書きしかいない桃太郎スレの合流は嫌。
これなら賛同者もいたんだろうな。
けど、桃太郎スレはここから追い出されたスレだ、などと電波を飛ばしてるから誰も相手にしない。
で、キミはこいつの電波、桃太郎スレは追い出された奴が立てたって説を信じる? 信じない?
それと、ID水増しだと叫んでるPTgYw6yGとeOlIRO8Cの方こそ遥かに自演臭いんだが、それはどう思う?
俺ホモ百合女体は嫌だけどショタと女の絡みの話ならいいよ。
>>409 答えられないこと聞いてやるなよ
信じると言えばアホの子に仲間入りだし、信じないと言えば自己否定だし
女体化自体は大好き
だけど原作必須なこのスレにはふいんき(なぜか変換できない)的に合わない気はする
俺は原作を忠実に再現しつつエロいのにするってのがいい
要約すると『エロいのがいい』
普段過疎なのにここぞとばかり饒舌だな
はっきりいって昨日のやり取りは俺もチャットに見える
今の力説レスも生暖かく見ている
潰れた婆スレから流れ込んできた様子と見受けry
あの糞婆スレが潰れる時もこんな感じだったよなあ…
いっそこんなクソスレ潰しちまえばどうだ?
何が何やらもうカオス。
そんなに桃太郎が好きならそっちのスレに行けばいいと思うんだ……
いい加減挑発や煽りを止めて欲しい。
過疎でも穏やかに過ごせばそれでいいんだ。
スルースキルを思い出そうよ……。
>>413 婆スレとはなんぞ?
一つ心当たりが無いでもないけど流石にジャンルが違い過ぎるしなあ
>>415 っていうか、保管庫で読めばいいのでは?
いっぱいレスついてるから新作期待したのに(´;ω;`)ウッ
なんか人いっぱいいるからここいらで読んでみたい童話とか聞いてみるか
いや、俺は書かんよ
眠り姫カモン!!
こんなくだらないレスでここを288.04KBも消費してる件について。
ほっときゃいいものをわざわざID変えて相手するあたり、まんざらスレを追い出された書き手の私怨ってのも
真実味がある気がしないようでもない
よーするにスレ潰したいんだろ。双方ともにさ。
昨日からレスしてるやつら全員荒らし認定。
すっげー即レスwwwwwwww
ずっとへばりついてるんだな……
はいはい、勝手にやってくれ
エスパーもどきの仲間入りしたくないからヲチっておくことにするぜ
あれだよ、自分が自演してる奴に限って自分以外の反論レスは全部自演だって思うらしいよ
何で喧嘩腰でレスを落とす奴がいるんだろう……。同じ内容でも言い方次第で結構和らぐのに。
週末に来てポカーンとしてしまった人へ 栞(元は
>>351>>353)
----------------------------------------
173-175 八百比丘尼
176-178 感想
179-184 ツグミの髭の王
185-188 感想
189-193 唐突に職人叩き→器小さいからやめれの流れ
194-199 くるみ割り人形
200-201 ニャーンと保守
203、206、208 感想
207、209 保守
210 中国の小噺紹介
211-215 保守と雑談
216-221 若返りの泉
222-224 感想
225-239 保守と雑談
240-243 こういうの投下していいでしょうか談義
244-253 保守と雑談、保管庫収納と神話スレ落ちた
254 蜘蛛の糸
255-266 感想と雑談
267-270 文福茶釜
271-274 感想と保守
276-278 蛙の王様
279-280 感想
281-283 狼と七匹の子ヤギ
284-288 感想
289-293 十二人兄弟
294-299 感想
300 保守
301-303 兄と妹
304-305 感想
306- 桃太郎合流のお伺いからやたらと荒れてスレ回転数上昇<今ここ
120レスも消費したんだねえ
>>424 そういう奴に限って自演してるとじっちゃが言ってた。
自演のなすりあい乙。
反論と過剰擁護による華麗なるマッチポンプ。
荒らしの手口のテンプレに見事に部分どころか完全一致。
下手な擁護は火に脂を注ぐだけ、とはじっちゃの頃から言われてるんだぜ。
そもそも女体化の是非騒動があったのに、わざわざ合流とか言い出す厨の神経を疑う。
空気読めない奴はいつか自爆して痛い目見るぞ。
朝っぱらから見に来て損した。
PINKちゃんねるのスレ乱立してるこの板で
マナーとかいってるやつはなんなの?
>244-253 保守と雑談、保管庫収納と神話スレ落ちた
神話スレ落ちて悲しいなら自分で立てればいいだけの話。
他所のスレの話題をここでする事自体スレ違い。
他力本願といわれるのも当たり前。
スレちレスしてるやつこそ<マナー>について学んでこよう。
どんな大作が着てるのかと思いきやorz
問題を女体化の是非にすり替えようとしてる奴は、あの荒らしが最初に言い出したこと、
桃太郎スレはこのスレで話し合って追い出したって大嘘についてはどう考える?
必死にスルーして無かったことにしたいみたいだけどさ。
それと、あの荒らしの自演には全く触れずに、それの相手した側のみを自演と認定してる奴も胡散臭い。
水増しIDとするには、二度と現れない単発IDばかりじゃないと説得力無いんだが、
なぜか簡単に「そうだそうだ水増しだ」と信じてるんだよなあ
まぁ、自演含めてここにこんなに人がいる事が分かってよかった。
>>420 眠り姫ってどんなやつだっけ?
パッと思い出せん
>>436 超引きこもりの魔法使いが、お姫さまのお誕生祝いの
パーティーに呼ばれなかったのを逆恨みして、お姫さまに
『錘(糸紡ぎの部品)に刺されて、死ぬ』という呪いをかけるが
良い魔法使いが、なんとか『死ぬ』を『眠りっぱなし』に書き換え
で、結局、お年頃一歩手前なお姫さまに、その呪いが発動して
茨で頑丈に固められたお城で三年寝太郎ならぬ、百年眠り姫
百年後、カッコイイ王子様の立派な錘(w を体内深くに刺されて
見事お目覚め、めでたしめでたし
そもそも、昏睡の原因になった錘からして男根の隠喩だしな。破瓜のショックで百年も眠りっぱなしとか、どんだけ痛かったんだよ。
眠り姫(いばら姫と一般的なのはドッチだろう?)は難しいだろ、
解釈の時点で既にエロいから類型的なものになっちゃうと思う。
440 :
レス代行:2008/01/26(土) 21:34:07 ID:EChF3C7o
>>438-439 そういえば英語のdie(死ぬ)はシェイクスピアの時代には「絶頂を迎える」ことを
遠まわしに言うための単語だったんだってさ
まあ天国に「逝く」のも別世界に「イク」のも似たようなもんかw
ちなみに「眠り姫(いばら姫)」の原作は寝ている娘をレイプする不倫親父の話だったらしい
悪い魔法使いはよく老婆設定になってるけど、そこを男に変えると独占欲の
あまり好きな女を傷つけてしまうヤンデレ?に…なるといいな。
でもそこまで創作の領域に入ってしまうとNGかな(´・ω・`)
悪い老婆じゃなくて若くてえろいねーちゃんにして無垢なお姫様と王子取り合い。
寝ながら取り合うのって大変じゃね?
まさに寝取り
誰がエロいこと言えと(ry
つまり、生理も来ていない=まだ子供生めないような
餓鬼に錘打ち込むロリペドイクナイ!!!……って話?
447 :
ラプンツェル<KHM12> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:26:22 ID:Dfq0jkEz
むかし昔、あるところに夫婦がいて、長いこと子どもを欲しがっていましたがなかなかうまくいきません。
それでも、やっとの事で神様が二人の望みを叶えてくれました。
この二人の家の裏には、それはそれは色とりどりの花や野菜の植わった立派な畑が見えました。
しかしその畑は、恐ろしい魔女の物でしたので、その中へ入る勇気のあるものは誰も居ません。
おかみさんがその畑に植わっているみずみずしいラプンツェル(レタスのようなもの)が食べたくて食べたくて仕方がなく、日ましにつのる思いにすっかりやせ衰え見る影もなくなりました。
そのありさまに驚いたご亭主が、
「おまえ、どうしたんだい!?」とたずねると、
「ああなさけないこと! あたしは裏の畑のラプンツェルが食べられなければ死んじまうわよ!」と応えました。
ご亭主はおかみさんがかわいいので、「女房を死なせるくらいなら」とたそがれ時に魔女の畑に忍び込み、大急ぎでラプンツェルをひとつかみ抜き盗ったとたん、
「良くそんなことが出来たもんだ!!」
と突然目の前にあらわれた魔女に肝を潰しました。
「人の畑に忍び込んであたしのラプンツェルを盗むなんて、こっぴどい目にあわせてくれる!!」
と怒る魔女に、ご亭主は理由を語ると、魔女はいくらか怒りをやわらげ、
「お前の言う事が本当ならいくらでも持っていくといい、だがその代わり産まれた子はあたしがもらうよ」と言いました。
ご亭主は恐ろしさが先にたって何もかも約束してしまい、おかみさんがお産をすると、すぐさま魔女があらわれ、産まれたばかりの女の子に「ラプンツェル」と名付け、連れて行ってしまいました。
お日様の下に居る中で最も美しく育ったラプンツェルが十二歳になったとき、魔女は彼女を高い塔へと閉じ込めました。
その塔というのは梯子もなければ出は入りの戸もなく、てっぺんに小さな窓があるだけです。
魔女が中に入るには塔の下に立ち、
「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛さげとくれ」
と呼びかけることになっていました。
ラプンツェルは黄金を紡いだような美しく、長い髪を持っていて、それを窓から垂らし、なわばしごにするのです。
448 :
兄と妹<KHM11> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:27:04 ID:Dfq0jkEz
ある日、この国の王子が塔のそばを通りかかり、そのとき、王子の耳に甘い喘ぎ声が聞こえました。
それは、聞く男を昂らせずにはいられない、なんとも言えず淫靡なもので、王子はそれを聞いているだけで果ててしまいました。
これは、ラプンツェルが独りぼっちのさみしさのあまり、自らを慰め、愛くるしい声を響かせ所在のないときを過ごしている声でした。
王子はその女のところへ上がっていこうと塔の入り口を探しましたが、いっこうに見つかりません。
それでも王子はあきらめきれず、毎日毎日森へ出かけ、喘ぎ声を聞きながら虚しく精を放っていました。
ある日、いつもの様に木の後ろで喘ぎ声を聞きながらいきり勃った分身をしごき、一際高い声とともに果て、脱力していると、魔女がやってくるのが見えました。
その魔女が上にむかって、
「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛さげとくれ」
と呼びかけると、天辺の窓から黄金色のなわが降りてきて、魔女はそれをつたって登っていきました。
それを見た王子は、翌日、辺りが暗くなりかけた頃に塔へやってきて、
「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛さげとくれ」
と、魔女の様に呼びかけました。
449 :
兄と妹<KHM11> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:28:29 ID:Dfq0jkEz
「はぁ・・・んあぁ!」
そのときラプンツェルは上等な寝台の上で、絹のシーツよりも白く美しい裸体をむき出し、
黄金色の長い髪の途中を棒状に編み、同じ色の芝が萌え出でて間もない土手に咲いた花に挿し込み、指では届かない奥をつつく、最近覚えた一人遊びに興じていました。
一番奥が先端に届き、もう少しで、この塔より高いところへ昇りつめようとしたとき、
「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛下げとくれ」
という声が聞こえました。
「っもぅ・・・もうちょっとだったのに」
中から髪の棒を引き抜くと、そこに染み付いた蜜をぬぐい、いつものように窓際の鉤に巻きつけ固定すると窓の外へ垂らします。
その髪の綱を伝って登ってきたのはいつもの魔女でありませんでした。
ラプンツェルはこれまで男も、魔女以外の人間も見たことがなく、キョトンとしていました。
王子は黄金の髪だけをまとった真珠のような裸身と、思い描いていたよりもはるかに美しい容姿を一目見て、ずっと考えていた愛の告白が理性とともに消し飛び、
「!?」
王子はラプンツェルにとびかかり、寝台へ押し倒しました。
魔女に掌中の珠のように可愛がられていた彼女にとって、このような乱暴な扱いは初めてです。
王子は悲鳴を上げようとする口を唇がふさぎます。
押しのけようとする腕を髪の綱で縛ります。
ラプンツェルは口中を翻弄する男の、端整な容貌には不似合いな血走った目に射すくめられると、お腹の奥が裏返るようなうずきを覚えました。
王子は彼女の口に吸い付きながら、足の間に咲く花を指でふれました。
そこはすでに蜜で濡れていました。
王子が口をはなすと、彼女の可愛らしい唇から、塔の下で聞き、そのたびに胸を焦がしたあの声がもれだします。
王子がキュロットを脱ぎ、腹を叩くほど反り返った分身をあらわにすると、ラプンツェルはそれに目をうばわれました。
彼女がそれを目にしたのは勿論初めてですが、それがなんのためのモノなのかは本能で理解しました。
ラプンツェルはこれまで、自分の花の中には指か、その一回り太く編んだ髪の玩具しか挿し込んだ事がなく、その禍々しい形と飢えた獣の様によだれをたらす姿に、心は不安にかられ、体は期待に震えます。
切なげに揺れる腰、力なく開く膝、その中心で蜜を垂らし咲く花の物欲しげな様子にいくらか余裕を取り戻した王子は、分身の先端を花に挿し込み、彼女のうるんだ瞳を見つめ、
「わたしの物になれ」
と命ます。
ラプンツェルは力を失った足で腰を揺らしながら、トロリとした吐息を漏らすばかりで応えません。
王子はぬかるんだ花に挿し込んだままの先端をわずかに奥へすすめ、抜き去りました。
それを二度三度と繰り返すと、彼女はついに音を上げ、
「なります、なりますからぁ挿れて、おねがぁああ!」
ラプンツェルが言い切る前に、王子は腰を突き出し、一気に根元まで押し込みました。
ドロドロになるまでほぐれきっていたそこは、日頃の一人遊びの成果もあり、たいした抵抗もなく、むしろ招き入れるようにうごめき、一番奥を突かれるとそのまま達してしまいました。
ですが王子はお構い無しに腰を振ります。
ラプンツェルは奥を叩かれるたびに達します。
美しい顔を涙とよだれでべとべとに汚した彼女のいましめを解き、あらわになった乳房を荒々しくこね、その先端を含み吸いこみます。
「あぁ!? ひあぁあああ!!」
その新たな激しい刺激にラプンツェルはイヤイヤと首を振りながら、自由になった両腕はむしろもっととせがむように王子の頭を抱きしめます。
王子は双丘に顔を埋め、彼女の一番奥で腰を激しく震え熱い精を解き放つと、その熱と勢いにラプンツェルは気を失ってしまいました。
450 :
ラプンツェル<KHM12> ◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:29:08 ID:Dfq0jkEz
それから王子は毎日、魔女の来る昼間を避け、日が暮れてからやって来て、気が済むまでラプンツェルで遊んでいきます。
ラプンツェルも、指や髪では決して再現出来ない力強さと熱に溺れ、夕暮れを待ち焦がれます。
魔法使いの女にも、この事は上手い事隠していたのですが、ある時、いつまで経ってもラプンツェルの月が満ちない事に気がつきました。
「なんてこったいこの罰当たり! お前だけは世間からすっかり離していたと思ってたのに、いつの間にか男を咥えこみおって!」
激怒した魔女はラプンツェルの髪を引っつかみ、鋏でじょきりじょきりと切り落とすと、彼女を情け容赦なく荒野に放り出し、切った髪を窓際の鉤に結びました。
そんなことは知らない王子は、ラプンツェルで遊ぶ為にいつもの様に、
「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛下げとくれ」
と呼びかけ、降りてきた髪を登りますが、そこに居たのは可愛いラプンツェルではなく、毒々しい目で王子を睨む魔女でした。
「お目当ての小鳥はもう居ないよ、さえずりに誘われた猫がさらっていったのさ」
と王子のつかんでいる髪の縄を切り、塔から落しました。
それでもなんとか命だけは助かりましたが、カラタチのなかに落ちたので、棘で目玉を潰してしまいました。
目玉も可愛いラプンツェルも失い、お先真っ暗になった王子は、嘆き悲しみ森をさまよう事しか出来ません。
こうやっていく年の間、とぼとぼとあてもなく歩いていると、とうとうラプンツェルが自分の産んだ男の子と女の子の双子と細々と暮らしている荒野へ入りこみました。
ラプンツェルは王子を見つけると、王子の襟首にかじりついて泣きました。
そのしずくが王子の目をぬらしたかとおもうと、元のように光を取り戻しました。
王子はラプンツェルを国へつれて帰り、盛大な御婚礼を行い、それから夫婦親子の四人は長いこと、幸せよく、何一つ不足なく暮らしました。
註
ヤりまくり→妊娠発覚→追放
の流れはパロディと言うよりむしろ原典。
451 :
◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:29:54 ID:Dfq0jkEz
途中の名前欄が兄と妹<KHM11>に戻ってた。orz
KHM11とかって何の意味があるん?
453 :
◆bi8/V/6HZA :2008/01/28(月) 18:40:27 ID:Dfq0jkEz
455 :
浦島太郎 ◆bi8/V/6HZA :2008/01/30(水) 01:03:45 ID:gXYqdutq
むかし昔、ある島に、太郎と言う名の若者がおりました。
太郎はとても心優しい青年でしたが、生活はとても貧しく、近くの入江で釣ったわずかな魚を売って糊口をしのいでおりました。
ある日、太郎がいつものように魚を売った帰り道、村の子供たちが浜辺で騒いでいるのに行き会いました。
見れば浜に迷い込んだ海亀をよってたかっていじめています。
見るに見かねた太郎は、今日の夕飯になるはずだったなけなしの小銭で子供たちから海亀を買い取り、海にかえしてやりました。
翌朝、すきっ腹を抱えていつもの様に釣りに出ると、そこにあらわれた昨日の海亀の、昨日のお礼として海底の楽園、竜宮城へ御案内しましょう、と呼びかけに太郎は応じ、その背中に乗って沖へ沖へと進み、底へ底へと潜りました。
一体どれだけ経ったでしょう、太郎の目に美しく輝くお屋敷と、その前でこちらを出迎える更に美しい女官たちが見えてきました。
太郎を乗せた海亀がお屋敷の門へ到着すると、上等な着物を身に付けた美しい女官たちがうやうやしく礼をし、道をあけると、その向こうから付き人を従えた女性が現れ、
「わたくしはこの竜宮城の主、乙姫と申します。
このたびは配下の者が危ない所を助けていただいたそうでまことにありがとうございます。
つきましては、せめてものお礼として、わたくしどもにぜひおもてなしをさせてくださいませ」
とうやうやしく下げていた面を上げると、その美しさに太郎は言葉を失いました。
乙姫様を取り巻く女官たちの美しさもそれはそれは素晴らしいものです。
ですが乙姫様のこの世のものとは思えぬ美しさの前には霞んでしまうといわざるを得ません。
天女様とはこういうものか。
と見惚れ、乙姫様に手を取られお屋敷の中へと入っていきました。
456 :
浦島太郎 ◆bi8/V/6HZA :2008/01/30(水) 01:05:15 ID:gXYqdutq
お屋敷に招かれた太郎はまずみすぼらしい着物を脱がされ、風呂に放り込まれ、全身を女官たちによってたかって清められ、上等な生地の着物を着付けられ、すでに宴の準備が整った広間の上座、乙姫様の隣へと通されました。
あこがれの白米から始り、見たこともないご馳走がそれこそ食べきれないほど振舞われ、女官たちの軽やかな舞が披露されました。
宴もたけなわとなった頃、太郎と乙姫様のもとへ一本の白磁の徳利が届きました。
「このお酒はわたくしどもが醸造いたしました。是非太郎様にも味わっていただきたくお持ちいたしました」
「それは楽しみです・・・ですが、杯が無いようですが?」
そう言う太郎に、乙姫様は童女のようないたずらっぽい微笑をむけ、徳利に直接口に含むという、それまでの上品な仕草には似合わない行動に太郎がギョッとしていると、
「ん!?」
乙姫様は太郎の口に唇を押し付け、口移しで酒を流し込みました。
あまりの事に呆然としている太郎に乙姫様は、
「ご返杯、いただけますか?」
とほんのりと頬を染め、徳利を差し出しました。
徳利と乙姫様の間に視線を迷わせているうちに、腹の中で酒が燃え上がり、太郎の体温を上げます。
太郎は乙姫様から徳利を奪い取ると酒を含み、乙姫様の可憐な唇に吸い付きました。
太郎は酒を移しきっても離れず、むしろむさぼる様に吸い続け、乙姫様の体を抱きしめました。
しばらくの間二人は無言で抱き合い、舌を絡ませ、お互いの味、香、感触を楽しむと、乙姫様は太郎の袴の、その中心を手でなぞりました。
「ぅわ!」
太郎は慌てて唇を離し、乙姫様からも離れようとしますが、乙姫様が手に力をこめ、太郎の動きを封じます。
「太郎様、もうこんなにさせて」
乙姫様は袴とその下の褌越しでもハッキリ分かるほど熱を持ち、硬く膨らんでいるそこをうっとりとさすり、不意に立ち上がりました。
軽く腕を広げて立つ乙姫様の着物を二人の女官がスルスルとがせ、白く輝く裸体をあらわにします。
別の女官が太郎の着物も脱がせ、むき出しになったヘソまで反り返った肉の竿の勢いに驚きました。
興奮してすっかり忘れていましたが、周りには女官たちが居たのでした。
「太郎様のそれ、とても苦しそう、今、楽にしてさしあげますからね」
乙姫様は太郎を跨ぎ、自分の手で秘裂を広げると、そこから滴るしずくが太郎の肉竿を濡らしました。
もう片方の手で竿を握り、その先端を自分の中心へあてると、
「御存分に、お楽しみください」
と一気に腰を落しました。
「んあぁぁぁ!」
「っっっっっっ!!」
ズブチュゥ ビュル ドクン ドクン
太郎の肉竿はその甘美な感触に耐えられず、根元まで飲み込まれた途端に精を放ってしまいました。
情けなくて泣きそうになった太郎に、乙姫様は、
「まだ、お元気」
と嬉しそうに言いました。
事実太郎の肉竿は、大量に精をそそいだというのに、まだ乙姫様の中に納まったまま少しも硬度を損なっておりません。
乙姫様は始めはゆっくりと、だんだんと激しく腰を動かし、太郎もそれに合わせ自然に下から腰を突き上げました。
「んあぁ! 太郎様! 太郎さまぁぁ!!」
太郎はいつの間か敷かれた布団の上で乙姫様を組み伏せ、豊かな胸を揉み解し、桜色の乳首に吸い付きながら激しく腰を振り、何度もその中へ精を注ぎましたが、その肉竿は一向に衰えません。
実はここで食べた御馳走や飲んだ酒には不思議な力があり、太郎に無尽蔵の精力をあたえているのでした。
「あぁ! はあぁ!!」
何度目か分からぬ絶頂に、二人はひしと抱き合い小休憩していると、
「姫様ぁ・・・」
と横から熱っぽい声がかかりました。
見ると、二人の営みにあてられ、赤い顔をした女官たちが皆、切なげに体を揺らし、ももをすり合わせておりました。
乙姫様はそんな彼女たちの様子を見回し、
「太郎様、この子達にも、どうかお情けをかけてあげてくださいませ」
と言いました。
457 :
浦島太郎 ◆bi8/V/6HZA :2008/01/30(水) 01:05:50 ID:gXYqdutq
美人ぞろいの女官たちは、実は海に棲む魚の精と言うことでした。
粋でいなせな鉄火肌、でも寝床に押し倒すと途端に大人しくなるマグロ。
まだ肉付きの薄い未成熟な体で初物を捧げてくれたカツオ。
唇に紅をさし、すらりとした肌の白い腹黒美人のサヨリ。
ちょっと意地悪すると直ぐ頬を膨らますフグ。
昆布の縄で縛られあえぐ被虐趣味のサバ。
双子で活発できつく締め付けてくるヒラメ。
物静かで柔らかく包み込んでくるカレイ。
露出癖がありすぐ着物を脱ぐカワハギ。
美しい手で愛撫してくれるシラウオ。
女だてらに剣術の達人のタチウオ。
ほんのりと桜色の肌をしたタイ。
風呂で体を洗いあったスズキ。
口での奉仕に熱心なキス。
数の子天井なニシン。
開けっぴろげなアジ。
信心深いイワシ。
酒好きのサケ。
それぞれ違う味わいを太郎は存分に楽しみました。
太郎はそんな楽しい日々を送り、いつの間にか三年間が過ぎ、ある日急に故郷が恋しくなり帰りたくなりました。
乙姫様や女官たちは引き止めましたがどうしても帰ると聞かず、ではお土産にと漆塗りの立派な箱を一つ持たせました。
それは玉手箱といい、中には竜宮城での思い出が詰まっているので決して開けてはいけないと強く言いました。
来た時同様、海亀の背に乗り故郷の浜辺に帰ると、そこ広がる、かすかに雰囲気は残るもののまるで違う風景に愕然としました。
どこを探しても、生まれ育った家はおろか、村すらも無くなっており、今そこに暮らす人々に話を聞けば、どうやら太郎が竜宮城で三年間過ごしているうちに、陸では三百年が経過していたことが分かりました。
いきなり孤独になった太郎はしばらく呆然としていましたが、ふと手に持った玉手箱に目を向けました。
その中に詰まっているという思い出にすがり、決して開けてはいけないと言われていたにもかかわらず、太郎はそれを開けてしまいました。
蓋を開けたとたん、中から白い煙が立ち込め、太郎を包み込みました。
その煙の中で乙姫様や女官たちの幻が現れ、太郎と交わりました。
ですが竜宮城の不思議な食べ物は再現されず、幻相手に精を放ち続けた太郎は、やがて老人のように枯れ果ててしまいました。
おしまい。
ラプンツェルも和ものいいよ!
この短さがくせになりそう
>>457の逆階段は狙ってやったのですか?
460 :
◆bi8/V/6HZA :2008/01/30(水) 01:57:29 ID:gXYqdutq
>>459 そうです。
と言うかまずこのネタを思いついたので書きました。
>>457は文字の配列が絶妙だし
内容もひねりや洒落が効いていて面白い
>>460 テラ感動
魚ってエロ向きなのですね
マグロとか数の子とか
グリムだけじゃなく御伽草子もアリなのですか!
エロいだけじゃなくてクスッと笑えるネタも仕込んであってGJ!
御伽草子なら鉢被き姫とか酒呑童子とかもエロくなりそうだなあ
うんがっくっく と飲み込むサザエがおらぬではないか
いや、いなくてむしろ結構なのかw
マグロとカツオは上手いな。
ヒラメとカレイとスズキが分からん。
>>465 ヒラメ筋からかと
カレイとスズキは自分もわからん
ヒラメとカレイが双子で描写が対になってるんじゃないかね。
下の方の魚がいとおしいw
469 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 04:46:26 ID:wgMFIYxV
スズキは洗いからかな?
刺身を氷水で冷やして引き締める食べ方。
別にスズキだけするわけでもないけど代表的な料理法。
スズキというとどうしても塩竃焼きとかパイ包み焼きとか外国っぽいレシピを連想してしまう
逆階段になっててスゲーと思ってたら
酒好きのサケで牛乳噴いてそれしか頭に残らなかった俺低脳
うちはDIONなんでもう投稿出来そうにありません。orz
ヒラメとカレイについて解説いたしますと、その生態に由来します。
ヒラメは獰猛で小魚を捕食するため筋肉が発達していて身が締まっています。
そのため火を通すと硬くなるので煮付けなどには向きません。
カレイは海底でのんびりゴカイなどを食べているため、ヒラメより身が柔らかいです。
スズキに関しては
>>469氏の通りです。
規制、酷すぎ・・・
473 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 16:00:15 ID:daif2RW4
シャルル・ペローの『長靴を履いた猫』はエロパロにしやすそうだな。
主人公を萌え系猫耳娘したパロディとか多そうだし
当時のフランス貴族は想像もしなかっただろうな、猫で萌えるなんて
474 :
兄と妹<KHM11> ◆bi8/V/6HZA :2008/02/06(水) 21:50:47 ID:mACldrG8
戻ってこれたー。
申し訳ありません。この板でやってはいけないミスをしました。
兄と妹<KHM11> で段落を飛ばして書き込んでいたことに今更気付きました。
今更見苦しいんですが、追加させていただきます。
>>301 お兄ちゃんと同じにすらなれなかった女の子は、しばらく兄の子鹿とならんでションボリとしていましたが、
「泣くのはやめようお兄ちゃん、あたしはいつになってもお兄ちゃんとはなれたりはしないわ」
と、立ち上がり、大人に変わってしまい、体に、特に胸と腰まわりが合わなくなった服と下着を脱ぎました。
しまいには羽織るマントと、股下まで届くか届かないかのスカートしか残りませんでしたが、森の中は温かかったので特に不満はありませんでした。
下穿きのを脱いだとき、ついさっきまでは無かった芝が茂っているのにおどろきましたが、それは今はおいて置くとして、子鹿を連れて森の奥へと入って行きました。
それからいつまでも歩くと、やがて小さな空き家を見つけ、ここに住む事にしました。
女の子がまず行ったのは、落ち葉や苔をあつめ、その上に着れなくなった自分たちの服を被せ、自分たちのやわらかい寝床を作ることでした。
それから食べるものを探しに森へ入りましたが、胡桃や山ブドウなど、自分の食べるものはじゅうぶん見つけられましたが、子鹿が食べられるような草はあまり見つけられませんでした。
お腹を空かせた子鹿の様子に困った女の子は、いつの間にか自分に茂った芝をあたえてみることにしました。
女の子は着ている意味の有るような無いようなスカートをまくり上げ、その芝を子鹿の鼻先につきつけました。
子鹿はしばらく匂いをかいだあと、芝の生えた土手に長くのばした舌をはわせました。
「ひゃ!」
そのぬれた舌がはい回る感触に、妹は始め背筋を震わせましたが、何度も舐められているうちに背骨が溶けるような感覚を覚え、膝から力が抜け崩れへたりこみました。
子鹿はその茂みを追いかけ、がっつくように押しつけた口で、土手中に吸い付きました。
土手になった実に鼻面を押し付けました。
体勢が変わったことで開いた亀裂の中へ舌を挿し込みました。
そのたびの女の子はもだえ、のけぞりますが、決して逃げようとはせず、むしろももで子鹿の頭を挟み、更に奥へとみちびきました。
その亀裂は泉の源でした。
そこから溢れる湧き水を、子鹿はうまそうに飲みました。
女の子の足から力が抜け、頭が解放された子鹿は源泉から舌を抜き、足の間を通り女の子へおおいかぶさり、酵母の効いたパン生地の様に、柔らかく膨らんだ白い乳房へかじりつきました。
「はぁ!? あぁー!!」
突然の強い刺激におどろいた女の子は体を反転させ、子鹿に背中を向けました。
そのまま膝立ちになると、子鹿がその背中にのしかかり、勢いに押されお尻を突き出し這いつくばる形になりました。
そのお尻を、何か熱いものがつつきます。
それは子鹿の金色の体の中心から伸びた、赤銅色の角でした。
耳元に吹きかけられる荒い吐息と、腰を振り、角でお尻をつつく様子に、女の子は子鹿がその角で自分の泉に栓をするつもりであると察しました。
そこは舌が入っただけで立っていられなくなったところです。
女の子は不安になりました。怖くなりました。
女の子は脚を広げ、腰を持ち上げ、下からまわした手で土手の亀裂を広げると、そこから溢れる水が指をぬらします。
子鹿は何度か角で土手をつつき位置を調整し、ついに泉へと突き入れました。
初めての異物の侵入も、大人へと変わった女の子の体は難なく受け入れます。
角が泉の一番奥をつつくと、女の子の手足から力が抜け、腕が崩れて乳房が地面に押しつけられますが、泉に差し込まれた角が杭となって腰が倒れることを許しません。
子鹿と女の子。兄と妹はそのまましばらく体を震わせながらじっとしていましたが、先に動いたのは女の子のほうでした。
息を熱く甘く荒げ、お尻を切なげに揺らします。
乳房を地面にこすり付けます。
子鹿は女の子に応えるように角の生えた腰を動かします。
はじめは揺らすように。徐々にふり幅を大きくしていきました。
それまで小鳥のさえずりか、風が木の葉を揺らす音しかしなかった静寂の森に、女の子のなき声と、女の子と子鹿の腰のぶつかり合う音がひびきました。
大きな妹は、子鹿の放ったたかぶりを受け入れると、くたびれはて、子鹿の背中を枕にして眠りました。
女の子と子鹿は、この新しい遊びに夢中になりました。
体は大人、心は子供の妹と、身も心も獣な兄では歯止めがかからず、毎日毎日、日に何度も遊び続けました。
>>302-303
475 :
森の中の三人の小人 ◆bi8/V/6HZA :2008/02/06(水) 21:56:35 ID:mACldrG8
むかし昔あるところに、妻を失った男と、夫を失った女が再婚しました。
二人にはそれぞれ娘が一人ずついて、男の娘は美しく、女の娘はみっともない顔をしていて、
そのことに継母とその娘は夫の娘を妬み、憎み、恨み、こっぴどくいじめてやる方法は無いものか考えてばかりおりました。
ある冬の日の事、地面は石のように凍り、山も谷も一面の銀世界。
女は紙の服を拵え、夫の娘を呼びました。
「さぁこれを着て森へ行って山苺をこのかご一杯に採ってきな。母さんが食べたいのだからね」
「まぁどうしましょう、冬に山苺なんてありはしないわ。それになんでそんな紙の服を着なくちゃならないの? こごえてしまうわ」
女の子がそう応えると、
「つべこべ口答えするんじゃないよ! さっさと行っといで、かご一杯になるまで帰ってくるんじゃないよ!」
と怒鳴りつけ、小石の様に小さく硬いパンを一つ持たせ、
「こんだけあれば一日食べられるよ」
と言って追い出し、これでこいつは凍えて、お腹がへって死んでしまうだろうと清々していました。
女の子は継母に紙の服を着させられ、かごを持たされ、外に放り出さました。
そこは白と黒の冬景色、山苺の赤はおろか草の緑すら欠片も見つけられません。
女の子は寒さに震えながら森の中をさまよっていると、一軒の小さな小さな家を見つけ、その窓からのぞく三人の小人と目があった所で、凍えきった女の子は意識を失い、雪の上に倒れました。
それを見ていた小人たちはビックリ仰天、慌てて外に飛び出て女の子を家に入れ、暖炉の前に運びました。
濡れて崩れかかった紙の服を破けないように脱がすと、その下にはシャツ一枚着けてはいません、これでは凍えて当たり前です。
三人の小人たちは小人用の小さな暖炉に女の子の冷え切った体をあて、小さな手で全身を摩擦し温めますが、いっこうに目を覚ましません。
女の子は体の芯から冷えているので、これではらちがあかないと考えた小人たちは、内側から温めることにしました。
小人たちはズボンを脱ぎそこから伸びた肉の棒を取り出しました。
それは小人の体格にそぐわない、人間と同じくらいのサイズがあり、すべりを良くするために塗りつけたバターが、あっという間に溶けてしまうくらい熱を発しておりました。
仰向けの女の子の下に一人もぐりこみ、三本の肉棒をそれぞれ口と下の口と後の出口に突き入れました。
三ヶ所の乙女を同時に破られ、今まで無反応だった女の子が苦しげにうめきましたが、痛みで目を覚ませばそれはそれな人命救助で遠慮は無用です。
三人とも肉棒を根元まで埋め込み、しばらくじっとして、女の子の中に自分たちの熱が伝わった事を感じると、始めはゆっくりと、だんだん大きく腰を動かします。
冷えきって蒼白だった女の子の肌にだんだんと赤みがさして来ると、女の子の反応に変化が起こりました。
浮かべていた苦しげな表情がやわらぎ、口を塞いでいる異物に舌を巻きつけ、悩ましげに腰を振りはじめます。
吸い付いてくる女の子の穴々に、小人たちは腰の動きを激しくし、三人ともほぼ同時に激しく震え、湯のように熱い精を女の子の中にそそぎこみました。
476 :
森の中の三人の小人 ◆bi8/V/6HZA :2008/02/06(水) 21:57:03 ID:mACldrG8
体の中から温められ、しばらくして目を覚ました女の子に小人たちは、何故こんな真冬に、こんな紙っぺらの服だけきて外に出ているのかと訊ねると、
「大変なの、あたし、このかご一杯に山苺を採らないとおうちに帰れないの」
と言った所でどうにもならないだろうと思いながら応えながら、もっていた小さいパンをみんなで分けて食べました。
食べ終わると小人達は、小さなほうきを女の子にわたし、
「これで裏口の雪を掃いてくれ」と言い、女の子が素直に外に出て行くと、
「あの子は素直で親切で、自分のパンを分けてくれた。何かやろう。何が良い」
と、相談し、
「ボクの贈り物は、あの子が日ましに美しくなることだ」
「オレの贈り物は、あの子の楽しい声が金貨になることだ」
「ワシの贈り物は、あの子を王様がお妃にすることだ」
と、決めました。
一方女の子は、小人たちに言われたとおり小さな箒で裏口の雪を掃いていると、その雪の下から赤黒い山苺が出てきました。
女の子は大喜びでかご一杯に摘み、小人たち一人ひとりに礼をのべ握手をし、真っ直ぐ帰れば意外と近かった家へと帰っていきました。
家に帰ると女の子は森であったことを残らず話しましたが、一言語るたびに口から金貨が落ちました。
それをうらやんだ継母の娘は、自分もその幸運にあやかろうと、防寒具を着込み、卵とバターのたっぷり使った大きなパン菓子を持って出かけました。
娘は脇目もふらず先に聞いた小さな家を目指し、断りもなしにずかずかと上がりこむと、暖炉の前の一番暖かいところに座ると、持って来たパン菓子を食べ始めました。
小人たちは娘に「わたしたちにも分けて下さいな」と呼びかけると、娘は、
「あたし一人分もありはしないのに、なんで人に分けてあげなければならないの?」
と、返事をしました。
娘が食事を終えると、小人たちは「これで裏口の雪を掃いてくれ」とほうきを渡しますが、
「あたしはあんたたちの下女じゃないわ、自分たちでやんなさい」
と、応えます。
小人たちは娘が何もしてくれる気の無いのを見て、彼女を外に放り出すと、
「あの子は行儀が悪く、自分は人に何もやらないくせに、人のものはほしがる根性曲がりだ、何をくれてやろう?」
「ボクの贈り物は、あの子が日ましに、みっともない顔になることだ」
「オレの贈り物は、あの子の声がいぼ蛙になって口から跳び出ることだ」
「ワシの贈り物は、あの子が不幸せな死にざまをすることだ」
ぷんぷん腹を立てた娘は、家に帰って森での出来事を母親に話すと、口を聞くたびにいぼ蛙が跳び出すので、みんなが彼女を気味悪がるようになりました。
こうなると継母とその娘は益々むしゃくしゃして、夫の娘を一層いじめるようになり、女の子の言葉はそれきり金貨になることはありませんでした。
ある日、女の子が継母の言いつられ、氷の張った池で洗濯をしていると、きらびやかな馬車が通りかかりました。馬車に乗っているのは若い王様です。
馬車は女の子の横でぴたりと止まり、王様が、
「お前はこんなところで何をしている?」とおたずねになりました。
「継母に言われ、洗濯をしています」
と応え顔を上げた女の子の飛び抜けた美しさをごらんになると、
「私についてくる気はないか?」とおっしゃいました、
そうすれば、継母やその娘の家へもう帰らなくて良いと、喜んでその申し出を受けました。
477 :
森の中の三人の小人 ◆bi8/V/6HZA :2008/02/06(水) 21:57:29 ID:mACldrG8
女の子を馬車に迎え入れた王様は、女の子と話しているうちに、その見た目だけでなく、人柄の美しさにも心を打たれ、
「私の妻になって欲しい」との申し出、女の子は少し驚いた後、コクリとうなずきました。
喜んだ王様は女の子を抱きしめ、口付けをし、そのまま座席に押し倒しました。
王様は手を服の中へ入れ、直接まさぐり始めます。
彼女は少し身を固くしますが嫌がる素振りは見せず、むしろ積極的に王様に抱きつき、舌を絡めました。
女の子の腰が、下腹部を突く王様の腫れ上がったモノを求めるようにくねると、王様は服を脱ぎ、女の子の服も剥ぎ取りました。
飢えた獣の様によだれを垂らし、ヘソまで反り返った肉の棒を見て、記憶はありませんが、その感触を覚えている女の子の体は期待に震え、蜜をこぼします。
王様は女の子の片足を床に、もう片方を背もたれに乗せ、大きく開かれた中心が蜜で濡れている事を確認すると、その穴に手で角度を調整した肉棒を侵入させました。
「あぁ! はぁああ!!」
チャリーン
女の子が甘い悲鳴を上げると、その口から金貨が久しぶりに飛び出ました。
金貨は王様が腰を動かし、奥を突き、女の子が叫ぶたび出てきます。
結局王様はお城に着くまで一度も女の子の中から抜くことなく何度も精を注ぎ、お城に帰る頃には馬車の床は金貨で一杯になっておりました。
王様と女の子は盛大な御婚礼をあげ、それから一年後。お妃様は元気な男の子を生みました。
継母とその娘がそのことを知ると気が狂わんばかりにやきもちを焼き、王様が外へ出かけている隙に、産後のお妃様を見舞う名目で娘を連れて城にやってきました。
この悪魔のような女はお妃様を頭を、娘は足を掴むと、窓の外の川へ放り捨て、継母は空いたベットに娘を寝かせ、頭まですっぽりと布団を被せました。
お戻りになった王様が、お妃様とお話をなさいましたが、お妃様がお返事をしますと、いつもは金貨がこぼれ落ちたのに、今はいぼ蛙が布団から這い出してきました。
王様が「これはどうした事だ」と、わきの継母にお尋ねになると、
「これはひどい風邪を引いているせいで、こんなのは直ぐに治るに決まっております」と応えました。
所がその夜、料理番が水路で食器を洗っていると、一羽の鴨が泳いでくるのが目にとまりました。
その鴨の小さな頭に、何かキラリと光るものが乗っています。
眼を凝らして見ると、それはお妃様の紋章を刻んだ指輪を、冠の様に載せているのでした。その鴨が、
「もしもし、王様は今なにをしてらっしゃるの? あたしの赤ちゃんは?」
と口を利き、そこから朽ちた金貨が落ちました。
それを見たお料理番は驚き駆け出して、王様に残らずお話しすると、王様は直ぐにやってきました。
王様は神官を呼び出し、悪魔祓いをさせると、鴨は妃様の姿を取り戻しました。
王様のお喜びは大変なものでしたが、事情を聞くと、赤ちゃんに洗礼を受けさせる日曜日まで、お妃様を隠しておくことにしました。
次の日曜日、赤ちゃんの洗礼がすむと、王様は、
「人間でありながら、他の人間を寝床から担ぎ出し、川へ放り込むようなものにはどんな仕置きをしたら良かろう?」と聞きました、
その問に継母は、
「そのような悪党は樽詰めにし、山の上から川の中に転がしてやるのに限ります」
と応え、王様は、
「お前は自分の罪の裁きを自分で下した」
と継母と娘を一つの樽に詰めこみ、厳重に釘を打ちつけ山の上から転がされ、ごろごろごろごろ、ついに川の中に転げ落ちてしまいました。
おしまい。
>>474-477 今回も乙です
これから楽しみに読ませてもらいますね
ちなみに漏れも同じdion軍w
また週末規制にならなければいいですが・・・
乙。
だけど一言だけ。
投下はいいけど毎回age投下しないでsage投下して欲しい。
また変なのに目を付けられるから。
ユンク派の人なら1(娘)+3(小人)=4(全体性を象徴する数字)
だから、諸々の困難を乗り越えて娘が成長してゆく物語と解釈するだろうけど
エロパロ流だと「森の中で4P」の話にしたくなるよなあ、ヤッパリw
481 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:55:12 ID:7EtwaPAV
順番通りなら、次はヘンゼルとグレーテルか、とんでシンデレラだな。
なんの題材でも同じだからどうでもいい
人魚姫とか見たいよな。
そういや、ここって童謡もアリだっけ?
童謡でエロパロというと、「いぬのおまわりさん♪」とかでエロパロするの?
マニアだなあ。
ちなみに人魚姫のエロパロは姫スレにあるよ。
>>485を見て試しに書いてみた。短時間で書いたから雑でごめん。
犯罪っぽいです。駄目だったらスルーして
交番で日誌を書いていた犬野巡査のもとに迷子が連れてこられた。
親とはぐれた寂しさからだろう、黒目がちの大きな瞳からぼろぼろ涙をこぼして泣きじゃくっている。
「ねえ君、名前は?ママはどこにいるの?」
「ふぇっ、うぇぇぇぇん・・・」
何を聞いてもこの調子。
泣いてばかりで会話にならない。
困ってしまった犬野は「こっちにおいで」宿直室へ少女を招いた。
殺風景な交番より、こちらのほうが落ち着くだろうとの配慮からだ。
やましい気持ちはない。
お菓子を出しても泣き止まない。
涙を拭って、ふわふわの柔らかい髪の毛を撫でてあげても、いつまでも泣き止まない。
困った犬野は「安心させるため」そう自分に言い聞かせて少女を抱き締めた。
宿直室の窓からカラスと雀が首を傾げて見ている。
犬野は困っていた。
この鳴き声の可愛い少女を家に帰してあげないと・・・。
昼下がりの交番で二人は声を殺して鳴いている。
人魚姫というと、どうしても昔4コマで椎名高志が描いてた
「さあ、ここにおかけください」
というのを思い出してしまう罠
>>486 やっぱり「子猫ちゃん」→「少女」って連想が働くよねw
>昼下がりの交番で二人は声を殺して鳴いている。
wwwwwwwwwww
どこか大きな森の入り口に、貧乏な木こりが、お上さんと二人の子供と暮らしておりました。
兄の名前はヘンゼル。妹の名前はグレーテルといいました。
木こりは元々貧乏で、苦しい生活をしておりましたが、この年の飢饉で日々のパンすら手に入らなくなりました。
このままでは一家四人、全員飢え死にしてしまうと考えた両親は、ヘンゼルとグレーテルを森の奥へ連れ出し、そこに置いてきてしまおうと相談しました。
その話はお腹が減って眠れずにいた子供たち耳にも届いていて、
「もうおしまいだわ」とさめざめと泣くグレーテルにヘンゼルは、
「心配するんじゃないよ、お兄ちゃんがきっと何とかするからね」となぐさめ、その夜はヒシと抱き合って眠りました。
翌朝、二人はまだ日の昇りきってもいない内におかみさんに起こされ、
「ホラいい加減起きなよ、これからみんなで森へたきぎを取に行くんだよ」
と、めいめいに小さなパンを渡し、
「ほらこれはお昼ご飯だよ、お昼にならないうちに食べちゃ駄目だよ、もう無いんだからね」と言いました。
両親は子供たちの手を引いて森の奥へ奥へ進みます。
ヘンゼルはポケットの中でパンを細かく崩し、少しずつ道にこぼして行きました。帰りの目印にするためです。
両親は森の奥深くへつくと、
「あたしたちはたきぎを集めてくるから、ここで待っといで」と言って更に奥へと入って行き、
それっきりでした。
「待っといでねグレーテル。月が出れば、まいたパンくずが見えてお家に帰る道を教えてくれるからね」
と言いましたが、月が地面を照らしてもパンくずは一つも見つかりません。
森や野原を飛び回っている何千何万の鳥が残らずついばんでしまっていたのです。
「道はきっと見つけるからね」とメソメソ泣くグレーテルを慰めながら歩き続けますが、知った景色はいっこうに見つかりません。
夜通し歩きとおすと、やがて小さな家の庭先に着きました。
その家は壁はパンで、屋根は卵焼きのお菓子、窓は白砂糖で出来ていて、そばには冷たい奇麗な水で満ちた池がありました。
「一つご馳走になろう。ボクは屋根を食べるから、グレーテルは窓を食べな」
と二人がかりでぽりぽりかじりました。そうすると中から、
「ぼりぼりばりばりパンの皮、あたしのお家をかじるのだあれ?」と言う声がして、それに子供達は、
「かぜだ、かぜだ、天の子だい」と答え、構わず食べ続けました。
そのうち中から石の様に年を取ったお婆さんが出てきて、子供たちを中に誘いました。
お婆さんは二人に牛乳だの砂糖のかかったお菓子だの胡桃やリンゴだの、上等なご馳走をたんと食べさせ、真っ白いシーツのかかったベットを用意しました。
この親切そうな婆さんは実は悪い魔女で、このお菓子の家も子供をおびき寄せ、ノコノコやってきた子供を殺して煮て食べてしまうのでした。
朝起きるとヘンゼルは家畜の檻に閉じ込められていて、グレーテルはその世話を魔女に命じられました。
「ホラいい加減起きなよ、これから水汲んで、檻に居る兄ちゃんに何か美味いものをこさえてやりな。脂がのったらあたしが食べちまうのさ」
グレーテルは泣きました。
ですが泣いても何の役にも立ちません。
「どうせこんなところをうろついているあんた達は、誰からも必要とされなかったんだろう? せめてあたしのご馳走になれることに感謝しな」
と言い捨て、気持ち悪い声で嗤います。
魔女の婆さんに命じられた通りに、昼間中ヘンゼルに食事を作り続けました。
グレーテルはヘンゼルが人質に取られているので作らないわけには行きません。
ヘンゼルはグレーテルが人質に取られているので食べないわけには行きません。
夜になればグレーテルもその小屋へ放り込まれ、懐から鍵を取り出し錠をおろしました。
「大丈夫かいグレーテル? あの魔女に酷いことをされなかったかい?」
兄は乱暴に投げ込まれた妹にかけより、抱き寄せ、頭をよしよしとなでなぐさめました。
打たれたり蹴られたりもしましたが、それよりも魔女が事あるごとに言い放つ「お前たちは誰からも必要とされていない」というセリフに心を痛めましたが、
「あたしは大丈夫よお兄ちゃん。でもこのままじゃお兄ちゃんが太らされて、あの魔女に食べられちゃうわ」
とヘンゼルの胸でめそめそと泣きました。
「ボクはきっと大丈夫だからね、泣くんじゃないよ」
とは言え、どうしたら良いか具体的な方策はいっこうに思いつきません。
ヘンゼルは小屋の中をぐるりと見回し、
「こんなに狭いと、ここで出来る運動なんて、何があるだろう」
と、ポツリとつぶやくと、
「・・・ある、あるよお兄ちゃん!」
グレーテルは顔を輝かせいきなり服を脱ぎ始めました。
最後の一枚まで取り払い、幼い裸体をあらわにすると、今度は兄の服を剥ぎ取りにかかります。
「グ、グレーテル? 何をしてるんだ?」
グレーテルはむかし、家がまだ今ほど貧しくなかった頃、両親が寝台で息を切らせ激しく絡み合っているのを見たことがあったのです。
ズボンとパンツも脱がせると、その中心のまだ形も大きさもウィンナーほどの男の子のシンボルが姿をあらわしまします。
「えーと、お母さんは確かこう・・・」
パク、とヘンゼルのそれを口にくわえました。
「うゎ! グレーテル何するんだ!? 駄目だよそんなの、汚いよ!」
そんな兄を無視し、しばらくペチャペチャと嘗めまわしていると、兄のソレが口の中で大きく膨れ上がしました。
何が起こっているか分からないヘンゼルは未経験の感覚に戸惑い、固唾を呑んで見守ることしか出来ません。
グレーテルはチュボチュボと音を立て、先端から根元まで顔を前後させます、始めはゆっくりと、要領を掴んだのかだんだん激しくなっていきます。
その口に吸いだされるように、兄の下腹部に熱い塊がこみあげ、
「グレーテル! どいて、おしっこ出ちゃう!!」
と離れようとしますが、手にも足にも力が入らず振りほどけませんでした。
グレーテルが頬をすぼめ、ジュルルルと勢い良く吸い込むと、ついにヘンゼルは爆発しました。
「んぶっ!? んは、けほ、けほ」
先端から放たれたものは、尿とは違い、濁った粘液が脈打つように飛び出し、喉を撃たれ咳き込む妹の髪や体を汚しました。
兄は産まれて始めての射精に、魂が抜けたようにその場にへたり込み、妹は始めのように力を失った兄の中心に再び口をつけました。
「ふあぁ!!」
たった今放ったばかりで敏感になっている所を刺激すると、それはすぐに力を取り戻します。
グレーテルはそれを跨ぎ、そそり立つヘンゼルの肉竿を自分の中心へあてがいました。
指一本触れていないのに、内側から溢れる蜜でトロトロに濡れているそこで兄の一部を飲み込み、
ッビ
「っっっっ!!」
乙女の破れる痛みにのけぞり、半ばまで飲み込まれた肉竿に一筋の鮮血が伝わりました。
「グレーテル! 駄目だよ! やめなよ! 血が、血が出てるじゃないか!!」
グレーテルは、自分を気遣い、抜いてどかそうとするヘンゼルの肩を押さえつけ、
「あたしは大丈夫よ、お兄ちゃんのためだもん」
と健気にも全身を冷や汗で濡らしながらも、顔には笑みを浮かべ、兄の言葉を封じました。
「っん」
ズチャ、竿の残りを一気に飲み込むと、糸が切れたようにヘンゼルの胸へ崩れます。
兄は、目に涙をため息を荒げしがみつく妹の背を撫でさすりながら、飲み込まれた部分から湧き上がる感覚に戸惑っていました。
背中に回していた手で妹の小さなお尻を握り、小刻みにゆすります。
本当はもっと大きく、激しく動かしたい衝動に駆られますが、可愛い妹が壊れてしまいそうなので必死に堪えていると、
「いいよ、お兄ちゃん。思いっきり動いて、そのために、してるんだもん」
と耳元でささやく少女の言葉に、少年の中で何かが弾けました。
少年は自分の腰を下から大きく突き上げ、少女のお尻を強く引き寄せ、奥へ、奥へとねじ込みます。
「あぐぅ! ぅあっ、ああ!」
少女の苦しげな悲鳴も、精を放つ悦びを知った少年の歯止めにはならず、むしろ更に腰を激しく動こうとしますが、この体勢では上手く動けないと悟り、少女を抱きしめゴロリと転がって上下を反転させました。
自由になった腰を思う存分動かし、何度も抜けそうになりながら、先端から根元までを使い、入り口から袋小路までを突き続けると、少女に劇的な変化が起こりました。
「あぁ・・・んん、あぁん」
苦しげな響きは消え、甘く切なげな声を上げ、両手両脚でしがみつき、少年の腰に合わせるように、自分の腰も振りはじめます。
「あぁ! お兄ちゃんっ! おにいちゃん! あたし、もうだめぇ!!」
「ボクも、ボクもまた出そう! 出ちゃうよ!!」
先ほど勢い良く自分の喉に流し込まれた熱い粘液が、今度は自分の奥で放たれる。
それは少女にとって恐怖でした。正気を保てる自信がありません。
「出して! お兄ちゃんあたしの中で出してぇ!!」
二人は一際強く抱き合うと激しく震え、少年は少女の胎の中に全てを注ぎ、少女は全てを受けとめました。
息を荒げ、覆いかぶさってくるヘンゼルに、グレーテルは聞きました。
「お兄ちゃん、あたしたち、ずっといっしょだよね?」
「勿論だよグレーテル。ボク達は、たった二人の兄妹だもの、これからもずっといっしょだ」
汗だくになり疲れ果てた二人は、繋がったまま抱き合い、すぅすぅと眠りにつきました。
それから二人は魔女の隙を見つけては交わり続けました。
グレーテルは昼間は檻の格子に、夜はその隔たりの鬱憤を晴らすように強く抱き合い、一日何度も何度も繋がりました。
幸い年老いて目も耳も悪くなっている魔女には気付かれずにすみました。
ある日、魔女はヘンゼルを呼び、腕を握りました。身に付いた脂を見るためです。
ですがヘンゼルはグレーテルの目論見どおり、連日連夜の際限の無い行為で、精を使い果たし、太らずにいられたため、魔女は首をひねり、グレーテルに、
「明日からこいつの食事をもっと増やすんだよ! あんたは誰からも必要とされない娘なんだ! せめてそのくらいの役には立ちな!!」
と命じました。
そんなヘンゼルとは別に、グレーテルの体は日に日に丸みを帯びて行きました。
太ったのではありません。
胸や腰周りなど、それまで直線で出来ていた体が、女の子らしい曲線を描くようになりました。
ヘンゼルはそんなグレーテルの体に益々のめりこみ、妹と交わる回数は日に日に増えていきました。
一月ほど経って、魔女が再びヘンゼルの腕を握ると、それは以前よりもやせ細り、脈も弱っているのに驚き、
「死んじまったら元も子もない! せめて生きているうちに喰っちまわにゃ! あんたたちみたいな要らない子は、あたしのご馳走になれることに感謝しな!」
とグレーテルに火を起こし、湯を沸かすように命じました。
それを聞いた後のグレーテルの決断は一瞬でした。
湯の沸き加減を見るために暖炉に近づき、背を向けた魔女の頭を火掻き棒で叩き割り、ピクリとも動かなくなるまで殴り続けました。
そんな妹にヘンゼルはしばらく声も出せませんでしたが、ハット我に返ると、
「グレーテル! そいつの懐に鍵があるはずだ! それで檻の錠を開けてくれ!」
と叫び、グレーテルは魔女の懐を探り、鍵を見つけました。
グレーテルはその鍵を血で汚れた掌でもてあそびながら、唐突に、
「お兄ちゃん、あたしたち、ずっといっしょだよね?」
とヘンゼルに声をかけました。
どこか様子のおかしいグレーテルに、ヘンゼルはひるみましたが、
「勿論だよグレーテル。ボク達は、たった二人の兄妹だもの、これからもずっといっしょだ」
と応えると、グレーテルは幸せそうな笑顔を浮かべ、
「お兄ちゃん、あたしたち、ずっといっしょだよ」
暖炉の火の中に、檻の鍵を放り捨てました。
それからおかしな森のおかしの家で、グレーテルは末永く幸せに暮らしましたとさ。
おしまい
493 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:27:16 ID:OgPRMv5u
うーむ、魔女が兄妹丼を頂くのかと思いきや、まさかヤンデレ妹とは。
・・・・自分の想像力が甘かったか。
GJです!
SEXダイエットウラヤマシス
>>490乙
投下前に一言近親だって、書かないか?
童話世界のエロパロなら兄妹・姉弟はもちろん親子も当たり前と思ってる自分は病んでいるんだろうか。
今まで気にしたことなかったぜい。
>>496 童話には近親相姦的な要素があるものが多いから
そう思うのは不自然じゃないよ
ちなみに「子供向け」「家族向け」の童話ってことで
そういった危険な要素が取り払われる場合もある
実際グリム兄弟はそうしてるもんね
GJ! 幸せなのグレーテルだけかよwww
>>495 題名見れば近親相姦ものだろうと容易に想像はつく
>>498の言うように童話には近親相姦を含んだ性的要素が多いのも事実
グリム童話自体グリム兄弟が各地から拾ってきた言い伝えや昔話を無難なものに改編したものだしな
ただ、そういう意味では投下されてるSSにはオリジナリティといったものが全くないんだよね・・・
エロシーンもおざなりだしどこが見せ場でなにを書きたかったのかが伝わってこない
原作に少し文章を加えただけという印象が強い
だから連投されるとさすがに飽きてしまう
ヤンデレも入れてることだしそろそろこのスレを卒業するかまたぐかして他のスレにも挑戦してみたらどうだろう
過疎ったスレで同じ住人にGJ貰って満足してるだけじゃこの先成長は望めないと思うよ
題名とさわりだけで結末が予想できてしまうようでは職人としてどうなのよと感じる
スレも荒し含めて半分量消化したしそろそろ新しい風に入ってきてほしいと思っている
自分は「浦島太郎」の階段文字の部分の言葉遊びとか大好きだったなぁ
で、このスレを見ているdion軍の仲間に悲しいお知らせ
「2ch規制議論板」を荒らした奴の巻き添えで当分書き込み規制されそうです
◆bi8/V/6HZA氏、お互い辛いですな・・・orz
◆bi8/V/6HZA氏乙。
うーん・・・でも自分も飽きたかな。
自分もグリムは好きで原作はもちろん読んでるし、レディコミの季刊誌でグリム童話の分厚いコミックや
ワニ文庫やらあちこちの【グリム童話】関連の本が出てるんだけど・・・。
内容が同じなので最初は同じ本読んでるのかな、とちょっと親近感は感じた。
でもなあ・・・。
本と同じ内容を氏なりに簡略化しただけのパロばかり、って意識してやってるのかな。
原作や解説文にちょっと文章を足しただけっていう指摘には、残念ながら同意しちゃうんだよ。
パロなんだからオリジナリティは必要ないのかもしれない。
でも意外性みたいなのはやっぱり欲しいな。
自分も何作目かから、最初の投下でオチが予想できちゃって・・・。
まさかと思って読み終えて、やっぱり予想通りに終わっているとがっかりする。
作品番号とかに凝らないでいいから、もっと内容にこだわって欲しい。
定期的に投下してくれるのは嬉しいんだけど・・・ね。
童話自体、突き詰めてみれば限られた数のモチーフに還元できるし
そういったモチーフの組み合わせで出来ているようなものだから
似たような話が多くなるのは事実
そういった童話をもとに作られたパロディに
似たような話が多くなるのも仕方ない罠w
ちょい待ちw
>似たような話≠同じ話って意味なんじゃ?
ネタが被っても書き手の力量次第でおもしろいものはおもしろい
飽きられる=ワンパターン
自分は2ちゃんねるに「エロパロ」なんて板があるのも知らなかったし
このスレにも途中から参加した新参者
多分昔からの住人は目が肥えているから基準も厳しいんだろうね
ただ解釈はいくらでもできるしカンタンだけど
創作はやっぱり難しいと自分は思う
◆bi8/V/6HZA氏をはじめネタを投入して下さる方々には敬意を表したい
何ていうか自分は「力士」にはなれないので「行司」になっているようなものだから
えーとからむつもりはないんだけどさ
行司になるって意味わかって使ってる?
創作と模倣の意味の違いもわかってる?
ぎょう‐じ〔ギヤウ‐〕【行司】
1 相撲で、力士を立ち合わせ、勝負を判定する役。また、その人。
2 「行事」に同じ。
[ 大辞泉 ]
ぎょう‐じ〔ギヤウ‐〕【行事】
1 恒例として日を定め取り行う催し。「創立記念の―が執り行われる」「年中―」
2 おこない。行状。
・ 「第二を―自由の権という」〈小川為治・開化問答〉
3 平安時代、朝廷の諸儀式をつかさどった役。行事官。
4 江戸時代、商人や町内の組合などを代表して事務をとった人。行司。
5 ある事柄を中心となって担当すること。また、その人。責任者。世話人。
・ 「東大寺を造る―の良弁僧正といふ人」〈今昔・一一・一三〉
[ 大辞泉 ]
“観客”と言えばいいのにね
でもまあ同じスレに連投する上でワンパターン化して飽きられてしまうってジレンマは書き手にとって永遠の課題だよな
だからこそ創意工夫や推敲段階で悩み苦しむ訳なんだが
◆bi8/V/6HZA氏もそんなに急いで投下せずじっくり練り直し読み返す時間を取るといいと思うよ
>>506 比喩がイマイチ分かりにくかったかな(これはある文芸批評家が使っていた比喩なんだけど)
力士=創作する人
行司=批評する人
ってことを言いたかった
要するに創作するは難しいが批評するのはカンタンってこと
ちなみに「パロディ」も自分なりに原話にアレンジを加えて「新しい物語」を作り出すのだから
その意味では広義の「創作」と捉えていいと思う
でも「オリジナリティ」って一体なんだろうね・・・
>>509 >要するに創作するは難しいが批評するのはカンタンってこと
それもある文芸批評家が言ってたの?
そんなこと言ってたらその人その道でなんか飯食っていけないじゃんw
オリジナリティもなんだろね?と聞く前にちゃんと辞書引きなよ
>自分なりに原話にアレンジを加えて「新しい物語」を作り出す
自分で言ってる事じゃん
そのアレンジに個性がなかったり使い古されてきたからもう「新しくない物語」
昔から伝えられ今もれっきとして残っている童話や伝承がいかに偉大な作品かってことに行き着くと思う
それがないから飽きたってレスされてるんじゃないの?
>>510 最後のは修辞疑問なんですが
分かりにくかったようですみません。。。
「飽きた」とかいうレスは楽しんで読んでる人間がスルーすればいいだけ。
それをややこしくかき混ぜるID:HVcrsaU5はなんなの?
「比喩」やら「とある文芸評論家」やら「修辞疑問」なんて言葉使って文芸家気取り。
氏が余計なことまで指摘される結果を、あんたが煽って招いただけじゃないか。
あんたがどんだけ文学に造詣が深いかなんて興味ない。
「下手な擁護は火に油を注ぐだけ」と前回の騒動で少しは学んでくれよ。
高尚な読解力をお持ちなようなんだからさ。
自分は◆bi8/V/6HZA氏が
定期的に書いてくれてありがたいと思う。
作品自体は、読み手によって、好みがわかれるだろうけど、
例えパロディでも、書いて投下するのに労力いるだろうし。
グリム童話は有名すぎで展開を知っている人も多いから
もっとマイナーな昔話を取り上げれば「飽きた」にはならないかもね。
そしてマイナーな昔話はそのままでおもしろいという罠
ズキズキ童話館あたりで紹介されてるような脱力民話とか面白いよな
書き手を生かすも殺すも読み手次第だ
このスレの住人が書き手を殺すような奴ばかりというのはよく分かったな
>>516 この程度で凹んでたらSS書きなんてやってられない
逆に指摘をまるきり無視して同じ投下を繰り返すならそれはただの荒し行為だ
と、他のスレで急成長しているとある神と比べていってみるテスト
俺は荒らしとは思わんし、あれだけ荒廃させられた空気の中マイペースに投下続けてくれる
◆bi8/V/6HZA氏の存在はありがたいと思う。
でも一つだけずっと気になって仕方ない事があるんだ。
毎回投下があるたび、一つの文章の中に複数の主体があるというか、
能動と受動、自動詞と他動詞が混在しているのがひどく落ち着かない。
たとえば「森の中の三人の小人」のラスト一行を引用させてもらうと
>継母と娘を一つの樽に詰めこみ、厳重に釘を打ちつけ(ここまで王様が主体・能動)
>山の上から転がされ、ごろごろごろごろ、ついに川の中に転げ落ちてしまいました。(ここから継母の入った樽が主体・受動)
という感じで、なんか読んでて非常に据わりが悪く感じるので
まあ僭越ではあるのだけど指摘させて頂きたい。
便乗というか自分も飽きた派なんだけど、なんで氏のSSがすぐ飽きるのかについて考えてみた。
淡々としているといえば聞こえはいいが、原作文章そのままに少し加筆してるだけで
キャラの心情とか心理背景が全く描写されてないからだと思う。
SSってそもそもなんだろう?と考えると、クロスワードパズルや言葉の文字遊びじゃなくて、
ストーリーを楽しむものだと俺は思う。
エロエロで抜けるものでもいいし、独自解釈による原作のパロでもいい。
こんな感じのものばかりでは小説や物語とはいえないんじゃないだろうか。
例:
王様はこうしました。お姫様はこうなったのでこうしました。そして二人はエッチしまくりました。
こうして二人は幸せになりました。おしまい。
文法のおかしさは置いておいても◆bi8/V/6HZA氏なりに解釈してストーリー仕立てに仕上げたものを
投下してくれればいいと希望する。
誰かが解釈なんてカンタン。とかレスしてるけど、
パロディにおいて独自の解釈ができるんなら、その人はもういつでも書き手になれるとさえ思う。
全然カンタンなんかじゃない。新しい解釈ができる感性を持ってたら、俺だってさっさとSS書いて投下してるさ。
そのくらい各自の解釈とか感性って大事だと思うんだ。
飽きたとレスしてる奴は多分同じような感想じゃないかなと勝手に予想してみたりする。
次のSS、(屮゚∀゚)屮 カモーン
読みたくないならトリをNGにすればいいだけ。
エロパロを読みにきてるんだからエロい話が読みたい。
メジャーでもマイナーでも使い古されたネタでもいい。
エロをくれ。
日本昔話がもっと来てほしい。何かいいのないかな
◆bi8/V/6HZA氏
☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆スレで投下してたんだし
ここが初投下じゃないんだからこのくらいじゃへこまないよな
グリム童話とか普通に子供が知ってるパターンの話しか
しらないんで俺はすっげぇ楽しんでるよ
おまいらが真面目過ぎて
>>521をクリをNGって読んだ俺が恥ずかしいじゃないか
>>521 日本昔話といえば悦子
昔ある所に家政婦がおった。
とか?
>>527 声優市原と家政婦市原を結びつけたのねw
「悦子」という名前もウマイ具合に意味深だ(「悦楽の子供」w)
続きwktk
「きょうの猫村さん」みたいに
裸エプロンで出て来るのか?
ここで空気を読まずに馴れ合いうぜえと言われる行為をやってみるわけだが、
みんなの好きな童話を聞いてみたい。自分は千枚皮とか言う話かな
妻に生き写しの自分の娘に求婚して、嫌がった娘が断る口実としてふっかけた無理難題を
やり遂げてしまう王様のアホさ加減が大好きだ。
アホの批評家がいるせいで当分投下は来ないだろうな。
他スレでSS書いてる俺からしたら、ちゃんと批評してくれる人間がいるこのスレは羨ましいけどな。
>>531 みたいな厨がいるから投下する気もわかない。
アホな批評家?
読ませてもらえばもっともな意見ばかりだと思うけどな。
マジカルなのは☆で散々だった◆bi8/V/6HZAがここにへばりつく気持ちはわかる。
ここほどこんな駄作でもちゃんと扱ってくれるスレなんて滅多にないもんな?w
もう古巣になんか戻れないだろ?
心配しなくてもどこへも行けないよ◆bi8/V/6HZAは。
アク禁なのにスレ代行使って迄存在をアピールし
ここはずっと俺のターンやらかす位だしなwww
>>530 うぜえ馴れ合いに釣られてみるといった愚行を犯してみるわけだが
>嫌がった娘が断る口実としてふっかけた無理難題を
>やり遂げてしまう王様のアホさ加減
それよりも城を逃げてみたがさりげなくそのアホ王に自分をアピールし続け
ちゃっかり母親の後釜に収まってしまう千匹皮ヒロインの腹黒さとヤンデレ度がキモくて好きじゃなかった
結局最初から勿体ぶってただけとちがうんかと
男の純情を手玉に取る二重人格ヒロインの代表作
もうこのスレ終わりでいいんじゃない
◆bi8/V/6HZA氏もこんなに言われてまで頑張って作品投下したいと思ってくれないだろうし
この流れ読んだら新しい職人なんて尚更来てくれるわけがない
いいアドバイスしている人もいるけどそれに乗っかって職人さんを単に自分の好みで批難してる奴が何人か居るし
職人さんは仕事で書いているわけじゃなく、自分が楽しいから、そしてみんなに楽しんで欲しくて投下してるのに
ただの読み手である自分たちがそこまで言っていいのか考え物だわ
終わ終わ厨意報発令!!!
終わ終わ厨意報発令!!!
投稿します。
極端なロリショタです
色々言われてますが、言い訳は追々。
とある街で、年端も行かない男の子二人と女の子一人が仲良く遊んでいました。
子どもたちは何時の世も大人の仕事を真似、色々な遊びをするものです。
この日は豚飼いごっこをすることにし、オス豚役、メス豚役、飼い主役と役割を決めると、豚役の男の子と女の子を服を脱がせ、首を縄で括り、四つん這いにさせました。
飼い主役の男の子はオス豚の男の子を引いて、メス豚の女の子の後ろへと歩かせます。
オス豚の子はメス豚の子のわき腹をつかみ、背中へ覆いかぶさると、小さなお尻へ自分の腰をこすり付けました。
何度かこすり付けていると、オス豚の中心の小さな肉の杭がちょこん頭をもたげます。
飼い主役がその杭の位置を調整し、メス豚役のお尻の下の割れ目を広げ、その中心に空いた穴へあてがうと、オス豚の腰を押し込みました。
「うあぁ!」
杭を根元まで挿し込まれたメス豚は大きな声を上げました。
その穴はまだ未熟で狭く硬い小さな穴でしたが、そこへ挿し込まれたオス豚の杭も、長さも太さも親指ほどもない小さなものだったので、メス豚にとって大した負担にはなりません。
ですが痛みこそありませんが、股間からお腹を越え、胸の辺りまで貫かれたような違和感に苦しげな声で鳴き、
「やだ! こわいよぉ! ぬいてよぉ!」
と訴えますが、
「よしよし、すぐおわるからね、だいじょうぶだからね」
と飼い主の役割として、メス豚の頭をなではげましました。
オス豚は自分のまだ短い杭が抜けてしまわないように注意しながら、腰をゆっくりと小さく前後させます。
「っん! んー!!」
それを何度か繰り返していると、豚たちの様子が大きく変わりました。
始めは蒼白になっていたメス豚の顔は次第に赤みがさし、上げる鳴き声も熱を帯びてきます。
同様にオス豚も、鼻息を本物の豚のように荒げ、目を血走らせ、何かにせき立てられるように腰の動きを速めていきます。
その接合部はいつの間にかメス豚の中から溢れた蜜で濡れ、オス豚の杭が動くたびにねちょねちょと湿った音を立てました。
メス豚の腕から力が抜け、上半身が崩れ、お尻の角度が急に変わったことでオス豚の杭が抜けてしまうと、
「やぁ! ぬいちゃやだぁ!!」
と、先ほどとは真逆の要求を、先ほどより切羽詰った声で叫びました。
その声に驚いたのは他でもない、メス豚役の女の子本人でした。
挿さっていた間は辛く、苦しく、泣きそうだったのに、
いざ抜けてしまうと、喪失感で泣いてしまいました。
抜けてしまったのが不本意なのはオス豚役の男の子も同様です。
慌てて杭を挿しなおし、先ほどまでよりも強く、奥へ押し込むようにねじ込むと、
「あんっ はぁん!」
メス豚はペタンこの胸を地面にこすりつけながら、さきほどよりも激しい声で鳴きました。
「ぅゎ!? うあー!!」
オス豚は、メス豚の胎に挿しこんだ杭に沸きあがった、握りつぶされるような、絞られるような激しい感覚に、メス豚に負けないくらい大きな鳴き声を上げ、一度全身を硬直させると、今度は弛緩させメス豚へしなだれかかりました。
二人の豚役の子どもが重なり合っていると、
「じゃあつぎはぼくのばんだ、こうたいだよ」
よ飼い主役の子が服を脱ぎ、オス豚役の子をどかし、縄を外して自分の首へかました。
二匹目のオス豚の中心では既に杭が固く持ち上がっていました。
それを見たメス豚は、なえた足に一生懸命力をこめ、膝を立て、二本目の杭が入りやすいように腰を持ち上げました。
それから男の子二人は飼い主役とオス豚役を何度か交換し、三人で家畜ごっこを楽しんでいると、そこへたまたま街の議員が通りかかり、この有様を目にしたので、慌てて三人をひったてて市長の家へ連れて行きました。
市長さんはさっそく議員を残らず集め、この件に関して相談しましたが、どう処分していいか見当が付きません。
これがほんの子供心でやった事なのは分かりきっていたからです。
たまたまそこに、あごひげを生やした男と、フードを目深に被った女の二人組みの行商人が市長に挨拶にやってきました。
議員達は藁にもすがる思いで、街の恥とは思いつつも、旅先で色々なことを経験してきたであろう行商人に知恵を乞いました。
すると女の方が、
「ならばぬしさまが片手に立派なリンゴを、もう片方にここらでは信用の高いトレニー銀貨を持ち、子どもたちを呼よんでどちらか片方を選ばせてみたらどうじゃろう。
リンゴを選ぶようなら、ただの子どもじゃと放免し、金を取るようなら、それ相応の知恵があると処罰したらいかがかな?」
と提案し、その通りにしてみることになりました。
すると子どもたちは、笑いながらリンゴを選んだので、三人とも何の罰を受けずにすみました。
子どもたちは仲良くリンゴを分け合い、こんどはおとなにみつからないようにあそぼうね、と相談しました。
おしまい
註
原題は 子どもたちが屠殺ごっこをしたお話 <KHM>を持たないロストナンバー
タイトル通り、子どもたちが屠殺人、料理人とその助手、豚と役割を決め、豚役の子を殺してしまうというお話です。
森の中の三人の小人 は<KHM13>を書き忘れ。
では見苦しく言い訳を、
>>500,502
名前とキャラデを使っただけで、それ以外の設定を無視した同人とかは好きではないんですが、
童話の場合、大概が登場人物の名前も容姿も無かったりするので、ストーリーを弄るとパロである意味が無くなる気がするのでなるべく原点を弄らない、と言うスタンスでやってます。
ですので手抜き、と言う意見は遅かれ早かれ来るだろうとは思ってました。
浦島太郎は魚たち、ヘンゼルとグレーテルはグレーテルのヤンデレ、をやることが目的でした。
>>518 他にもそういった部分は有るでしょう、
その大半はこちらの文章力の問題だと思います、ですが、そこに関しては、
“釘をたくさんうちこんである樽をとりよせて、母親と娘をいっしゃにその中へ入れさせました。
それから、ふたがげんじゅうに釘づけにされ、たるは、ごろごろ、ごろごろ、山からすべりおちて、とうとう川のなかへころげこんでしまいました。”
と言う原文をちょっと弄った程度です。
釘をたくさん打ち込んだ樽 てなんですかね? 黒髭危機一髪みたいな感じ?
>>533 散々だったんだ・・・投下した時はそれなりに受けたと思ってたけど、お愛想だったんだ・・・
>>534 今年のDION
.... 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20..21.22.23.24.25.26.27.28.29.30..31
..1月 x x x x x x x x o o o x x x x x x x x x x x x x x x x o o o o
..2月 o x x x o ↑
.. ↑ >,302 10分位解除され再び規制
>,472
もう書き込めないんじゃないか、俺のターンなんて(実は元ネタ知らない)もう来ないんじゃないかって悲観的な気分にもなりますよ。
>>541 >釘をたくさんうちこんである樽
それはアレだろ、「鋼鉄の処女」の簡易版みたいなもんで
転がるうちに中の人はザクザクブスブスの血まみれという寸法の刑具
な? 言ったとおりだろ?
>心配しなくても、もうどこへも行けないよ◆bi8/V/6HZAは。
他に行く場所もあてもない。
原作コピペするしか能もない。
パロの語源を取り違えている。
GJと慰めを待っている。
そしてこのスレは今後もずっと俺のターン!
批評なんか気にしてたらマジカルなのは☆でとっくに潰れてらあな。
生暖かい目も感じない神経だから何レスしたって平気なんだよ。
>>518ではないが。
指摘された所は原文のせい、と取れたので問題の個所を読んでみた。
や、そこは文章力が原因よ。
挙げてる原文は二文。だから別々の文。二文目は中に複数の主体・動作が
あるけど、主体を明記してるので、文中で動作主が変わってもおかしくない。
たぶん適当に「ちょっと弄っ」てしまったため、引っかかる文になってるんよ。
(爺さんはポチに穴を掘らせた。おむすびはコロコロ転がった。→爺さんは穴を掘らせ、コロコロ転がった。
みたいな繋げ方のため)
ってことを指摘したかったんだとオモ。
SS投下はSS本体で勝負すればいいと思うの。
言い訳すると自分みたいに突っ込む奴も出てくるだろうし。
まあ頑張ってくれ。
>>541叩きや煽りに脊髄反射する時点でアウト
アニメなど原作がしっかりしている魔法少女スレではおかしく原作を弄ってるのに
創作度の高いこのスレで原文をちょっと弄っただけ(しかも文法の乱れも修正せず)ってどうよ?
>>543にいわれても仕方ない罠
現に20人以上常にいたはずのこのスレなのに GJ は おろか 乙 も まばら じゃないか
現実を見ろお前らwww
◆bi8/V/6HZAがずっとこの調子なら他の職人だってアホらしくて来ない罠
*原文ちょっと弄っただけでここのアンチが嫌がりそうなロリショタやヤンデレを属性明記もせずに投下
*その前にもageるなsageろと何度注意されても直す気配なし
*とどめは全レス返し
とくりゃーもう痛い職人の条件ALLクリア
いくら過疎でもこんな職人イラネと来るのもいずれはと予想してたんじゃないの
でも出て行かないんだよな
自演し放題だし居心地いいからwww
前回と今回のSSはさすがにコメントしづらいしなぁ。
なんとか誉めようとは努力してたんだけどさ。
ごめん、もういいわ。
エロパロに来て濃厚なエロもない目が滑るだけのSSずっと読まされるのもきつい
魔法少女でもエロが弱いといわれてただしょ?今現在は改悪されてるだしょ?
ヤリマクリました。に萌える人間なんて
かなりマニアックな部類しかおらんのよ。
エロエロで萌え萌えなSSが読みたいんだ!
お前ら議論は別の所でやれ。
文句がある奴は、文句を言う前に作品書いて手本を見せろ
議論と文句と感想とアドバイスの区別くらいつければ
550 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 10:07:12 ID:9pSqBP3Q
プロ並に文章が上手くなきゃ書き込んだらいけないとでも言う気かね、このスレの住人は。
全く
>>549の言う通りだと思うんだが。「嫌ならスルー」がなんでできないんだよ。
こういう時こそクリをNGだな
自分はこの職人の作品好きだな。過疎で落ちるのももったいないし
>>548 こういうレスが普通に他の職人を寄り付かなくさせてる訳だが。
このセリフの後じゃ、無関係な職人でも絶対投下なんかしないね。
どうせ自演乙といわれるだけだもんな〜。
わざとやってるんでしょ?www
ロリショタハァハァ。
SSが気に入ったらGJ、気に入らなかったらスルーを分かってない奴多すぎ。
自分の気に入らないスレになったら文句言わず大人しく巡回から外せ。
どうしても一言言いたければ誤爆スレ行け。
そしてdion大変だなww合掌。
人がいっぱいいるから質問してみよう。
スレタイの逸話って具体的には何があるんだ?
>>555 今で言うなら都市伝説ってやつじゃない?
仏の顔も三度迄
スレ容量は500KB迄
スルーやNGで真っ白になる根源を叩くのは当たり前
調子に乗らせていい職人とコイツは今追い出さねば
ゴキブリみたいにスレ占拠する害虫書き手
駆除せにゃ増殖するばかり
>>555 逸話【いつわ】
ある人についての、世人にあまり知られていない、興味ある話。エピソード。
ということなので、ここで扱うのなら歴史的人物についてのちょっとした物語などではないだろうか?
例えば金太郎とか義経記とか安倍晴明ネタとか…
ラ・フォンテーヌの逸話で検索すれば作品が読める
>>553 こういうレスが普通に他の職人を寄り付かなくさせてる訳だが。
このセリフの後じゃ、無関係な職人でも絶対投下なんかしないね。
どうせ自演乙といわれるだけだもんな〜。
わざとやってるんでしょ?www
ってループするんだよな
アニメや漫画のパロならそのキャラクターが出てくれば大幅改変してもパロで通るけど、
このテーマだとストーリーを変えると別モンになる。てのも分からんでもない。
ヘンゼルとグレーテルでお菓子の家や魔女が出てこなかったらグリム童話ではなくブラックラグーンのパロディかもしれないし、
どこまで原形を残し、どこまで変形させるか、その辺の匙加減は難しいね。
ほぼ丸写しはどうかと思うが。
名前が被っただけでパクられたと騒ぐ書き手もいるってのに
ほぼ丸写しでしかもわざとやってます宣言されればなあ。
高尚さも洗練さもいらないんだ
エロだ!エロければ全てが許されるんだよ!
記号みたいな合体をエロだというやつには氏んで欲しいマジで
座右の銘が枯木も山の賑わいで枯木とも思ってない俺には最近の流れが理解できん。
566 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 10:51:21 ID:vtZlud8h
こんな微妙なときに投下するけど…空気読まなくてごめん。
・元ネタは御伽草子の「酒呑童子」
・酒呑童子×どっかのお姫様
・二人は恋愛関係
・上の内容で受け付けないと思った方はNGワード「酒呑童子
「ねえ……あの方たち、ただの山伏には見えないわ」
山伏をもてなした女は、戻ってくるなり早口でささやいた。
「かの有名な頼光様のご一行と似すぎているもの」
女の唇からこぼれる吐息のごときその声に、姫君の指先がぴくりと震える。
次いで何か言いかけた女の唇を、別の女が慌てて掌で覆った。非難するその声もひどく
小さい。
「馬鹿ね。鬼に聞かれたらどうするの。あの方たち、無事ではすまないわよ」
「でも花園の姫も帰って来ていないじゃない。あの方たちが逃がしたんだわ」
「それじゃあ……もしかして」
ついさきほど着物を洗いに行かされた花園中納言の姫君の話になると、女たちの頬は
期待と緊張でぱっと赤くなる。抑えた声音から、それでも最近では感じることのなかった
はしゃぐ色がのぞいた。
さざめくそれが一瞬波のように女たちを取り巻き、しかしすぐに静まる。
廊下を歩く、粗野な足音。それはやがて大きくなり、牢の前でぴたりと止まった。
「首領がお呼びだ」
女たちの目が一斉に姫に向かう。誰が呼ばれたとも限らないが、首領の鬼の場合、傍に
置く姫は決まっていた。同情や哀れみのこもったまなざしを遮るように姫は小さく笑み、
立ち上がる。
「……姫君」
女の一人が姫の白い、人形のようにほっそりとした指を引く。女の顔は強張っていた。
「平気よ」
やんわりと女の指をほどき、姫君は微笑んだ。鬼に呼ばれるということ。交わりを強要
され、さらには殺されるかもしれぬという危険性を孕むそれを、女たちは心から恐れた。
ここにいるうち、何人の女が自分の気持ちを理解してくれるだろう。
障子に指をかけるその瞬間、姫君はチラと振り返って女たちを見やる。蝋燭の頼りない
薄明かりに浮かぶその顔は、どれも恐怖に引きつっている。
――きっと、誰にも分かりはしない。
牢の閉まる硬質な金属音、聞きなれたそれが妙に耳障りだった。
「来たか、美しい俺の姫」
酒呑童子の部屋は、いつもわずかに血の匂いがする。
幾人もの女の首をちぎり腕をもいだ太い腕が、壊れ物を扱うように姫君の腰を抱いた。
嗄れた低い声で、それでもどうにか優しく聞こえるよう、ゆっくりと耳元でつむがれる
それに心臓が甘く音をたてた。
「お客様がいらしているのでしょう。もてなさなくてよろしいのですか」
我ながら心にもないことをいう。自覚があるせいかその声は何だか拗ねているようで、
姫君は思わず赤面した。この位置から己の顔は見えないと分かっていても、うつむかずに
いられない。
視界に映る短いかむろの髪が小さく震え、同時に耳朶を笑い声が撫ぜた。
「お前に触れることを、俺が我慢したことなどあったか」
いいえ、と答える前に、姫の唇は塞がれていた。
「……は、あ」
長い舌が唇を這う、独特の感触にぞくりと肌が粟立つ。
たまらず唇を薄く開ければ、それはゆっくりと姫君の口内に侵入してきた。
追いかけてくる舌から、逃げる。ふっと熱い息が流れ込み、酒呑童子が笑ったのだと
知る。構わず逃げる。舌の付け根をぬるりとなぞられ、不快感と焦燥がない交ぜになった
ような感覚が胸を押しつぶす。
上あごを同じように撫でられ、その感覚は吐息になってあふれた。
一瞬の隙に舌をさらわれる。擦りあわされ、絡まされ、唾液を飲むこともできず口の端
からこぼれる。はしたない。思った瞬間に唇が離れ、どちらのものとも知れない唾液を舌
が舐め取った。
初めて口を吸われたあのときは、本当に舌を噛み切って死んでやろうと思ったものだ。
とろんと熱にうかされた瞳で酒呑童子を見上げながら、姫君は思い返す。
さらわれたあの晩。血の匂いが充満するこの部屋に転がされ、太い腕が乱暴に自慢の
黒髪を掴んだ。逃げてもすぐに足をさらわれ、無様にこける様を笑われる。恐怖に強張り
竦みあがった乳房の先を舐られ、悲鳴を上げれば「京の娘ははしたなく声を上げる淫乱
ばかりか」と罵られた。
逃げようと思いながら幾晩も過ぎ、逃げられないと悟るまでにまた幾晩も過ごした。
その間に、一体何度肌を合わせたのか。
殺してやりたかった。刺し違えてでも、醜い獣のようにその喉笛に喰らいついてやろう
とさえ思った。
あれはいつの晩だっただろう。太ももをどろどろと這う子種を見せ付けられ、姫の矜持
はもはや折れる寸前だった。睨みつける姫君を、酒呑童子がニタリと見下ろしていた。
――美しい姫。お前は俺を憎めばいい。そしていつか俺を殺してくれ。
声はわずかに震えていた。笑みの形に結ばれた唇はそのままに、歪んだその目だけが
淋しげに光っていた。そのせいで内心、ひどく慌てたのだ。
――おまえ、自分が何を言ったか分かっているの。
それでも憎憎しげに告げた姫君を鬼は低い笑い、そして……。
「何を考えている」
口付けながら襟元を割ったのか。大きく開いた胸元に唇をつけたまま低い声が尋ねる。
そうされると体の奥から声が響く。とろりと蜜を吐き出す腹の奥まで口付けをされている
ようなおかしな錯覚を覚え、姫はふるふると首を振った。
その拍子に着物からこぼれた柔らかな塊。その二つの丘にやんわりと牙がたてられた。
「あ……」
薄い皮膚を今にも食い破ろうとする、痛みを伴った熱に声が出た。艶めいた声に
あせったのは他ならぬ自分自身で、しかし慌てて口を塞ごうとしたその手は鬼に捕われる。
すぐに長い舌と鋭い歯で愛撫が始まった。
「やぁ、あ、ああ……」
細く切れ切れにこぼれる声がいやらしい。唇を噛み締め声を抑えようとすれば、
むりやりに指を口内に突っ込まれるだけだともう学習している。姫君はこの行為でどんな
に羞恥心を掻き立てられようと、そこから逃れる術を持たなかった。
恥ずかしさにくねる腰がいいのだ、と鬼は言う。
涙で濡らした目元が美しい、と。食ってしまいたいほどに愛らしいと。
本当はこの鬼が自分を今すぐにでも食らってしまいたいのだと、そんなことにはとうの
昔に気づいていた。
涎を垂らして姫君の体をどろどろに愛撫し、胸も鎖骨のくぼみも下腹も、足の先さえ舌
でねぶるその姿に、どうして気づかないでいられようか。
今日こそはその牙が体を裂くかもしれないと恐怖に怯え、しかし姫君は鬼の誘いを断れ
なかった。
食らってしまいたいのなら、そうしてくれてもいいのだと、そんなことさえ思う。
「ひゃぁんっ!」
爪の先が胸の先端を押しつぶす。ぞくぞくと背中を駆け抜ける快感に身をよじる。鬼の
長い舌が視界の端に映り、それが姫の欲情をじりじりと煽った。
腕を首に絡める。固い毛先を指先で弄び、ねだるように唇を突き出した。舌と舌が触れ
合い、すぐに卑猥な水音が響く。
どこもかしこも、姫君の体はみだらに溶けきっていた。
――お前を殺してしまう前に殺してくれ。お前を愛している。失いたくない。
鬼の声を思い出す。あの夜。内心の動揺を押し隠して憎しみの声を上げた姫君に、鬼が
ささやいた言葉。
――愛しい姫君。お前を食いたくなどない。
「あぁっ!」
陰部に突きたてられた太い指に、背中がしなる。ぎらぎらと欲望に瞳を輝かせ、童子は
好色そうに笑った。
指をぬめつかせる液体は、もはや褥にまで滴り染みになっている。
「淫乱な姫君。これは何だ?」
さらに奥深くへ進む指先が時折そっと内壁をこすった。息苦しさにうめく。……いや、
息苦しさなどでは、ない。
「やっ! やあ、やめ!」
「嫌? 絡みついてくるのはそっちだろう。指を食いちぎるつもりか? なあ姫」
く、と指が曲がる。ぬめぬめと蜜をたらす姫君の内部、もはや知り尽くしたそこにある
姫君の「女」である部分をなぞりながら。
「ひぃっ! やぁぁああん!」
腹の底から湧き上がる衝撃に爪先が震える。反り返り誘うように小刻みに揺れるそれは
すぐに掴まれ、じっとりと舌先で味わわれてしまう。指は唐突に引き抜かれてしまった。
急に引いた快感の熱に、姫君の内部は切なげに収縮した。
「ああ、あ……」
爪先をそっと動かすと、酒呑童子の視線だけが持ち上がった。姫君の物欲しそうに
ひくつく陰唇を見やり、口の端がゆっくりと上がる。
矜持など、今となってはどこにあろうか。姫君は震える手を肌に滑らせる。自身のもの
であっても敏感になった体には苦しい。荒い息を吐きながら、手は胸へ、腹へ、そして
薄い茂みへ向かう。
指が濡れそぼった陰唇を、静かに開いた。
「欲しい、欲しいのぉ……」
唇から漏れるあさましい甘え声に頬が火照る。しかし止められない。
「おねが……もう……」
潤んだ瞳から一粒、ころりと涙がこめかみへ落ちていった。
「いいだろう、くれてやる」
鬼の腕が膝を割ったかと思えば、いきなり最奥にまで待ち焦がれた熱が打ち込まれた。
咄嗟のことで息ができない。小さく内部で跳ねる雄に、姫君の奥がじゅんと溶ける
ようだ。
姫君が落ち着くのを待たず鬼の律動は始まった。腰を引き、また突き入れるたびに襞が
擦れ、背筋を快感が駆けていく。
もう何も考えられない。姫君はただ高くあえぎながら、必死で鬼にしがみついた。そう
しなければどこかに落ちてしまいそうなのだ。脳髄を絶え間なく刺激する快楽に飛ばされ、
今にも気を失ってしまう。
どうにか耐えようとする姫君を嘲笑うかのように、ひときわ強く鬼の怒張がその最奥を
抉った。
「ひぁぁあああっ!」
絶頂を迎えるその瞬間、内部にどろりと濃いほとばしりが注がれた。
気を失っていたらしい。
うっすらと目を開いたときにはもう、酒呑童子は身なりを整えていた。
慌てて起き上がろうとする姫君の髪を鬼の手が一房すくいあげ、梳く。
妙に物悲しいその仕草に、姫君の心臓がはやる。牢の中で聞いた女の声が耳底で響いた。
嫌な予感が、する。
「……どちらに行かれるのです」
先程まで快楽にむせび泣いていた声は嗄れ、そして震えていた。
「客が来ている」
「あれは客ではありません! あれは――ッ」
思わず声を荒げた姫君の顔をしげしげと見つめ、酒呑童子は小さく笑う。こんな穏やか
な笑顔は初めて見た。そのせいで心臓が不安に騒ぐ。体の震えが止まらない。
「知っているさ。俺にとって最期の夜だ。せいぜいもてなしてやろうじゃないか」
心臓が、一瞬その動きを止めたような気がした。
「……どう、して」
姫君の視界が歪む。常にうっすら赤みを帯びた鬼の顔をまっすぐに見ていたいのに、
役立たずの目は涙をたたえて視界をにじませるばかりだ。
黒い瑠璃でできたかのようにきらきらと光る瞳から視線をそらし、鬼は立ち上がった。
「行かないでください!」
金切り声に、鬼の歩みが一度止まる。振り向いてはくれない。視界が歪み、ぼやける。
「行かないで……」
とうとう褥に突っ伏してしゃくりあげ始めた姫君の耳に、鬼の声が静かに染みた。
「愛しい姫君。お前を食いたくなどない」
障子が音もなく開く。月明かりが部屋に降りこみ、突っ伏した姫君の手元をも明るく
照らした。視界の端に、鬼の影が細長く映る。
影がほんの刹那、震えたような気がしたのは目の錯覚か。
「牢に戻って、じっとしていろ。……俺のことなど、忘れてしまえ」
障子が、閉じた。
「姫君! ご無事だったのね!」
牢に戻ると、女たちが口々に安堵のため息をついた。
姫君の表情が暗いことには誰も気づかない。いや、気づいてはいてもその理由を知りは
しないだろう。涙で腫れたまぶたを隠すように部屋の隅へ逃げる姫君に、女たちの小さな
おしゃべりが届いた。
「鬼たちは珍しくすっかり酔っ払っているらしいじゃない」
「それに山伏の方の一人が詠んだ歌……あれはどう考えても鬼を退治するという意味よ」
「ああ、やっぱり! 私たち、もう少しで出られるかもしれないわね!」
今までいつ殺されるか分からない恐怖に怯え続けた女たちの表情は明るい。
予想は当たっているだろう。酒呑童子が死を覚悟するほどの武士たちだ。やがてここは
開かれ、懐かしい都に帰ることができる。そしてすべてが元通りになるのだ。
「……酒呑童子」
愚かな鬼だった。
恐ろしく、愚かで、哀しい……愛しい、鬼だった。
「さようなら……あなた」
呟いた姫君の声はあまりにか細く、誰の耳に届くこともなく闇に溶けていった。
(終わり)
投下終わり。
途中タイトルで2/5が二つになってしまったけど、後の方が3/5で順番どおりです。
混乱させてたらごめんね。
読んでくれた人ありがとう。
GJ
久しぶりにまともな文章にお目にかかれた・・・
ちゃんとした話しになってるしエロもよがっだ
GJ!
◆bi8/V/6HZAの直後で補正かかっているのかもしれないけど、それを差し引いても良かったよ。GJ
そうやってさー、この空気の中で投下してくれた職人さんを
別の職人さん叩くネタに利用するのって失礼じゃね?
579 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 21:17:53 ID:CPMUlYPv
>>573 ありがとう・・・
せつない思いの交差にちょっと全俺が泣いた。
目からうろこが落ちたよ
・・・あれ?うろこが落ちたのに画面が見えないぞ?
涙で落ちたのはコンタクトだったのか。
そのくらい良かった!GJ!
ごめん、ageちゃった
コンタクト入れて吊ってくる・・・
これは素直にいいストーリーだね
読み易い配慮みたいなのもあって好感が持てた。
もう少し長く書いてくれたら本当にウルッときたかも。
ともかくGJでした。
お恥ずかしながら蛙と王様、七匹の子ヤギ、ヘンゼルとグレーテル、浦島太郎。
しか知らなかった俺は原作に手を加えない◆bi8/V/6HZAのスタイルは、あれはあれで面白かったけどね、
原作の面白さなんだろうけど。
逆にその辺りのメージャー所は大幅改変しても良かったけど。
あ、あとラプンツェルは烈火の炎の作者の漫画で名前だけは知ってた、
だから髪で戦ってたのか、て初めて知った。
童話といって良いのかわからんけど
オスカー・ワイルドの「幸福の王子」みたいのはネタとしておkなんだろうか
>>584 おkだとは思うが……あれをエロパロに改変するのって難しくね?
>>585 自分の想像力ではツバメを共に、
夜な夜な動き出して困っている女子をレイプして
終わったら自分の宝石与える、くらいしか無理だw
>幸福の王子
てかどこが幸福の王子だ、ツバメ死なねーしw
自分のノーミソダメだ
ツバメに指を運んでもらうんじゃねか?
張子のゴールドフィンガーw
勝手に女の子に脳内で改変する俺
ツバメの話を聞いて少しづつ身につけている物をツバメにはがされて
ストリップしていく王子に扮したお姫様の像
考えるとどんどん改悪になっていく俺
>>585-589 難しいかどうかを読み手が判断するのは僭越というものだし
勝手にネタ予想を垂れ流されると書き手さんの書く気が萎える
貧弱な妄想しかできないんだから黙って投下を待てばいい
>>584 ネタとして題材はなんでもOK
ただし特殊ジャンルや特殊シチュssにする予定なら
該当する専門スレによろ
(特殊ジャンルやシチュ例)
801 BL 女体化 ふたなり ヤンデレ 修羅場 NTR グロ スカトロ等
>>573みたいなSSなら大歓迎!頭下げても投下をお願いしたい
安心して読めるし楽しめる
591 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 13:03:50 ID:kDiMg0k5
仕切り屋、(゚听)イラネ
エロい職人、(´Д`)カモーン
>>582 やめとけ。善意だろうと自演扱いされるのがオチだ。
エロへのアレンジは面白かったけど
岩波の童話集と文章ほぼ同じってことで、個人的にはNG
多少雑になっても、全部自分で作った文でやって欲しかった
〉〉567
すごく面白かった
展開のシンプルさもいいが、好みの題材だ〜これ
ありがとう
>>593 善意?w
>原作の面白さなんだろうけど。
>逆にその辺りのメージャー所は大幅改変しても良かったけど。
ちゃんとしたSSを見てやっぱりパクリよりちゃんと自分の文章で書かれたものがいいと
実感したという意味では? うんうん、それには全く同感だ。
>>567は素直にありがとう、いいもの読ませてもらったと言える
そんなに敷居が高いスレじゃないんだ
原作なら本を買って読めばいいし、文章付け加えるだけのSSなら1回の投下でいい。
何度もするから飽きられる。ってか、あれはSSじゃなくて小ネタの部類だろ。
>>566の悪意に満ちた場外乱闘招くようなレスや
スタンドプレーに走るアホ厨が出てくるとスレは荒廃する
元々そんなに人が多いスレじゃないんだ。話し合うにしても急ぐ必要は全くない。
>>590のレスにはネタ予想警告含めて同意。
こういうネタどう?って聞かれたらwktkして待つだけでいい。
雑談が途切れてたらそういう話題もいいだろうとは思う。
特殊ジャンルが好きならそこに読みに行けばいいだろって
いうだけの話しだろ
仕切り屋(゚听)イラネとかいう奴に限って独断と偏見で突っ走ってんだよな
お前らこそこのスレには(゚听)イラネ
ちゃんとしたSS投下されてるのに
>>592みたいな奴の方がよっぽどウザい
せっかく来てくれた新星書き手さんを愚弄する真似はするな
自演乙といわれるのはわかりきっているがあえてまとめて長文レスしておく。
最後まで読む素直な奴はいないと思うが(ry
予防線を張ってビビリながら何をグダグダ自分ルールを垂れ流しているのか
>>584 いいね。エロさ感じない物語をエロにするの大好きだ
>>596 バビンスキー反射ktkr
週末だからってだけじゃないなこの粘着度は…
毎日ずっとこんな過疎スレにへばりついていて楽しいか?うっとーしーやっちゃなー、、、
ビビッテファビョっているのはおまえだろ
ノシ
>>590には同意ー
……?
>>595のどこが自分ルールなんだ?
ごく普通の当たり前な事しか書いてない気がするが。
せっかく新作来たのにこれかよ……見苦しい。
だから末期臭漂う腐婆スレといわれるんだ。
600 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 05:06:05 ID:F59/AIsT
単発IDが多い自演スレage
仕切厨ほど見苦しいものは無いな
あれこれ言う前に自分で見本となるような
SS投下してスレの流れ変えれば良いのに
文句だけは一人前か
誤爆でまで噛み付かれたってことは、多分図星だったんだろうな
>>595頑張りすぎ
>>599 >>595は書き手を愚弄するなと言いつつ◆bi8/V/6HZAの事を小ネタ扱いして愚弄してる所とか
>>592みたいな要望にも文句を言ってる所とか
仕切り屋(゚听)イラネとかいう奴に限って独断と偏見で突っ走ってんだよなとか言いつつ、自分が独断と偏見で突っ走ってる所じゃね?
↓これ以上エロくない話題を引っ張る人は荒らしなのでスルーしましょう
605 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 12:30:24 ID:YTiZ2TPz
単発IDばかりの自演スレage
607 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 13:27:09 ID:zarWIPgx
>>566が独断と偏見で突っ走って行動に出たスレが
今とても素敵現象になってる件についてage
金のガチョウみたいに触れたら取れなくなるオランダ妻があったら嫌だなあと思いつつ、
立烏帽子みたいに英雄と戦った後で英雄に惚れ込んで寝返る美女萌えと書き込んでみる。
609 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 14:23:27 ID:hax4eqCM
かなり苦しいバビンスキー反射www
おーい!癖でID変わってるぞー?
単発IDばかりの自演スレage
すまね
>589だけど>588に一言に触発されて>584さんとは別に書いてみたいと安易に思って何も考えずにへろっとかいちまった
これからは黙って形にしてみる
ところで、コッペリアはアリですか?
611 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 17:47:37 ID:3IRGLbMt
単発IDばかりの自演スレage
ごちゃごちゃほざく前に、GJをとれよ
話はそれからだろうが
おk
やってみる
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 20:08:55 ID:NaU2zBub
+ +
∧_∧ +
( ・∀・ ) +
oノ∧つ⊂) + +
(0゜( ・∀・ ) +
∪(0゜∪ ∪ + +
と__)__)
>>566が注文した通りのSS投下wktkwktk
ここのテーマはすごい書きたいんだけど荒れすぎ
書いてふんいき(←なぜか変換出来ない)変えろ。
>>615 書いてふんいき(面倒で変換しない)を変えるんだ
619 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 01:12:35 ID:oBtuH3g3
単発IDばかりの自演スレage
621 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:32:06 ID:oBtuH3g3
>>620 おwバビンスキーktkr
1度しかID変えてない奴に言われてもなー
単発IDばかりの自演スレage
623 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 08:01:36 ID:WXsqOsrQ
最初にネーミングしたのはオレじゃないが笑えるからバビンスキー反射の由来検索してみな
ってことでバビンスキー反射乙age
624 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 08:18:33 ID:zkIaA0yv
どんな時にもふんいき(←なぜか変換出来ない)使いたがる初老に言っても無駄
パブロフ反射乙age
そして俺達同一人物wwwww
>>623 どうみても誤訳ですほんとうに(ry
てか、上でバビンスキーバビンスキー言ってる奴、明らかに意味判ってねえw
この生粋のバビン好きーどもめ!
勉強になりやした。
バンビ好きぃ
627 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 18:31:23 ID:N+NhYYbK
今度はパブロフかwwwwww
パブロフ反射 の検索結果 約 619 件中 1 - 10 件目 (0.32 秒)
普通パブロフの犬だろと小一時間
>.624
それは ふんいきは変換できるだろ て突っ込んでもらいたかった・・・
630 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 19:22:40 ID:/uE246Em
631 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 19:26:17 ID:/uE246Em
>>630 わり。犬の名前じゃなくて実験者の名前
イワン・ペトローヴィチ・パブロフ君がやった実験なんだな
パブロフ君、まだ若ければここで実験できたのにな
一応人間で試せるぞwww
フランケンシュタインは人造人間の名前じゃなくて作った博士の名前、みたいなもんか
ところでここ、童話なら近代の作品でもおkみたいだけど(小さな国とか)
もはや古典の域にあるSFとかホラーとかはどういう扱いになるのかな
説明していただいて悪いがパブロフのネタは知ってるが、パブロフ反射と連呼する奴は生まれて初めて見たんだ。
ごめんね、カーチャン珍しい人間つついてごめんね。
>>632 怪談とかはここでも良いんじゃないか
SFの古典って詳しくないから良くわからないや。例えば何?
かぐや姫と浦島太郎。>SFの古典
>SF古典
ジュール・ヴェルヌとかコナン・ドイルくらいならもう古典って言って良さそうな気がするんだよね
「二年間の休暇(十五少年漂流記)」とか「ロスト・ワールド」とかもうすごい昔の話みたいな認識だし
(エロパロに向いてるかどうかはこの際別として)
アシモフやクラークやスミスは新しすぎるかなあ
幻想文学やファンタジーまで拡げればラブクラフトとかトールキン、C・S・ルイスとかも入りそうだけど
そこらへんはもしかしたら独自スレがあるかも、有名どころだし
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 21:05:55 ID:bKNy0PBY
理系なある学部では普通に使われてる>パブロフ反射
ちょっと釣りいれただけで噛み付いてくるのもこれまた条件反射だから使用法としては間違ってない気がw
後だし知ってたは反則だぜベイビー
古典的SFの代表といえば星新一とかか
ある意味太宰治作品もSFやホラー要素はある
他には江戸川乱歩や小泉八雲
もとネタがエロ面白いからそれを超えるのは難易度が高い
コピペなら逃げ道はいくらでもあるが
638 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 23:52:36 ID:bKNy0PBY
コピペなら既に大家がいるだろ
>>638 何事もまず自分でやってみるものなんだぜ。
…………うん、人のことは言えないんだ。すまない。
かぐや姫でパロってみた。
まだ最初しか書いて無いが、脳内プロットはまとまっているので書き次第続けたいと思う。
読むときは脳内CVを市原悦子と常田富士男にスイッチしてもらえると助かる。
641 :
かぐや姫1:2008/02/26(火) 01:31:04 ID:sG4TRh80
昔々、遠い未来の3000年後。
ある所におじいさんとおばあさんが住んでおりました。
おじいさん、とは言いつつも、メトセラ遺伝子研究とナノマシン技術の発達により、ホルモン制御や中心教義介入のおかげでどうみても20代です。本当にどうもありがとうございます。
彼が不老化処理を受けた当時は、まだ長寿化の上限が設定されておらず、既に600歳を超えています。
おじいさんは山へ鉱物資源採集に出かけます。
「行ってくるよ」
【気を付けてね】
おばあさんは180年前にカゼと呼ばれる薬の利かない病を患い、ディアスポライズ(身体からの精神離脱処理)をうけたために実体が存在しません。
位相空間に精神のみが介在し、脳波を操り、直接脳に意味を想起させる事で意思の疎通をはかります。
おじいさんは飛行ポッドに乗り、山へ向かいます。今日は天気が良くて、頬を打つ風がおじいさんの気分を爽快にします。
お爺さんが、重力制御装置で落下地点に設定した第18地区に着くと、今日も新たなクレーターが増えています。
18地区は重力加量してあるため、下手に侵入すると時間圧縮されて動けなくなってしまいます。
慎重に装置の出力を緩め、クレーターに近付きます。
「…ちっ、デブリか」
おじいさんが嘆息するのも無理ありません。
鉱物資源、つまり隕石を求めてわざわざ足を運んだのに、クレーターにあったのは大気摩擦で表面が白く焼けた人工物だったのですから。
「中身を調べてくれ」
【ええ】
おばあさんは位相に存在するため、物理的距離は関係ありません。
【…放射能汚染度、量子爆弾可能性、ウイルス危険率、オールグリーン…大丈夫、安全よ】
「ありがとう」
安全が確認され、中身を確認します。
この人工物、見たところ宇宙葬に使われる軌道ロケットのようです。
「…ふむ」
中身は案の上、仏さまでした。
墜落の衝撃で、ミイラ化していた遺体はバラバラです。
【ここまで飛んで来るなんてすごいわね】
「普通ならありえないな。狙ったのかもしれん」
宇宙葬は人類が地球から脱した900年前頃に、既に禁止されています。
つまり、この遺体は地球から、おじいさんとおばあさんが住むα‐ケンタウリまで、何百年もかけて飛んで来たのです。
【狙ったなら何か渡すべきもの、とかが封入されているはずだわ】
「だな。少し調べてみる」
ミイラの破片を掻き分けてみると、ミイラの手がしっかりと何かを掴んでいます。
宝石箱の様な箱に、一粒のカプセルが大事に納められていました。
おじいさんはそれをつまみあげ、しげしげと眺めます。
【ナノレベルクラフターのようだけど…ノイマンマシンかしら】
「《安全な土中に埋めてください》、と書いてあるが」
【起動させるの?…賛成しかねるわね】
「仏さんの願い、無視するわけにはいかんだろう」
お爺さんはクラフターを箱に納め、ポケットに大事にしまいこみました。
642 :
かぐや姫2:2008/02/26(火) 01:36:41 ID:sG4TRh80
おじいさんは、第5区画、農業用地でクラフターを起動させることにしました。
多量の土を内包する形で高重力場包囲陣を展開、バイオハザードや危険宇宙獣などが発生しても大丈夫なように万全を期しナノレベルクラフターを埋設しました。
おじいさんは重力場の障壁の外から、クラフターの動作を観察します。
ナノレベルクラフターは土中から目的の構造物に必要な成分を抽出、事前に設定された物を自動的に生成する装置です。
うっすらと積もっていた雪が溶けてなくなったかと思うと、徐々に土くれが盛り上がり、重力場内の土全体が粟だつように蠢き出します。
反応が済み、小さな土山が出来ました。
「終わったようだな」
【小判?鬼?蛇?…何がでるやら】
土山がもぞりと動き、土を掻き分けて姿を現したのは、一糸纏わぬうら若い女性でした。
土埃まみれですが、長い黒髪、ぱっちりと大きな目、スラリとのびた手足、雪のような白い肌。
非常に美しい女性であることがよくわかります。
「これは」
【人体錬成ね…珍しい】
人体錬成は、寿命制限特別法によって規制されているイレギュラーテクノロジーのひとつです。
「うっ…げはっ!かはっ…」
クラフターに生成された女性は、口に入り込んだ土くれを吐き出し、そのまま倒れこんでしまいました。
【土中のミネラルが不足していたようね。脱水症状をおこしているわ】
「…どうやら、取って食われるような危険はなさそうだな」
【浮気の危険は高そうだけどね】
「…留意しておく」
おじいさんは重力場包囲陣を解除し、自分の着ていたカエアン製フラショナールコートで女性を包み、家に連れて帰りました。
おじいさんとおばあさんの家は、白川郷の茅葺屋根建築を模した純和風の家です。
おじいさんが雪景色が非常に好きなため、わざわざ積雪量の多い、西に海、東に山があるところに立地しています。
始めは暖房装置も囲炉裏と火鉢しか認めなかったのですが、おばあさんがカゼを引いてディアスポライズを余儀なくされてからは、エアコンが設置されました。
「うっ…」
女性は目を覚ましました。
「ここは…?」
が、同時に目を疑いました。
無理もありません。900年前と言えば月面国家誕生に伴い、地球では非常に近未来的な、悪趣味なほどのSFチック服飾や建築が流行っていたのですから。
おじいさんとおばあさんの家は、彼女にはさぞかし奇異に映ったことでしょう。
「気がついたか」
「!」
おじいさんの声に一瞬怯えた女性でしたが、すぐに気を取り直しました。
「あなたが、助けて下さったのですか?」
「そういうことになるな」
おじいさんは、女性の布団のそばに小さな飯台に乗せた湯気の立つ粥を置き、少し距離を置いて胡座をかきました。
「食べろ。消化器管を早く動かさんと、ゼリーしか食えなくなる。話はそれからだ」
おじいさんは愛用の作務衣の袖を正し、茶を啜りはじめました。
>>642 終わりか?
なんかすっげえわくわくするんだがw
かぐや姫のSFアレンジは俺も考えた事があるけど
これは上手いなGJ!
続きもわっふるわっふるして待ってます!
こりゃ面白いな続き期待wktk
乙。
なんだかSF用語の入れ方が不自然に感じる。
精神体おばあさんに萌えた。
いきなりでなんだが、バーネットの「小公子」と「小公女」って童話になるのかね?
なんとはなしに読んでたんだが、結構面白いのな。
648 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:21:18 ID:FlwomfJ/
>>647 俺は別に構わないと思うぞ。そこそこ有名だし。
で、あれかね? ミンチン校長に雇われた男達によるセーラ凌辱とかかね?
童話つか児童文学?
あんまり詳しく知れないけど読んでみたい。wktk
童話のエロパロと聞いて、てっきり長年悶々と妄想し続けた「赤ずきん×狼でSMプレイ」を読めると思ったんだが違ったのか。
>>650 いいネタ持ってんなら書いてくれよ。
全裸で待ってるから
652 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 03:48:58 ID:L3a4kVhG
なんで
>>642の続きを全裸で待たないんだよ
まったくスレ住人一同揃って無礼者めが
>>647 奏光のストレインというアニメを思い出した。
小公女セーラをモチーフにしたSFだが。
竹取物語の原文に、お爺さんがかぐや姫を連れて行こうとする月の人に向かって
「お前の尻の穴を皆に見せつけて恥をかかせてやる」って言う台詞があるんだぜ
サイボーグGちゃんのような翁が
月の人を恥ずかし固めするところを想像して豆乳噴いた
竹取物語
かぐやをイカせた殿方を婿とする
7人の皇子は緊縛、蓬莱の玩具など様ざまなプレイを試みるが…
仏の御石の鉢(バイブ)は感触でバレる。
蓬莱の玉の枝(アナルパール)はカリビアンドットコムの請求書でバレる。
火鼠の裘(SMムチ)は和蝋燭プレイで燃えてバレる。
龍の首の球(ディルド)はアッー!に襲われて入手を諦める。
燕の子安貝(女性用避妊具)は買うのが恥ずかしくて万引き。だが失敗、逮捕されてあきらめる。
御門が和歌で言葉責めするとやっとちょっと感じ始める。
次の月経までにイカせて貰えなかったら別の人のところに行くとかぐやが言い出す。
御門は沢山男優を集めて責め立てるが、一向にイカない。
やがてかぐやが月経に至り、タイムリミットとなってしまった。
そのとき一人の女性が尋ねてきて、かぐやを連れて行こうとする。
おじいさんは興奮して女性をはずかしがため。
やめておじいさん!その人は私の恋人なの!とかぐや。
かぐやがイカないのは結局、彼女がレズだったからなのです。
と、ここまで妄想が進んだ。
保守
660 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 12:45:51 ID:sy+5dSja
このスレ、あと容量はどのくらいありますか?
ご存知のかた、教えてくれるとありがたいのですが。
>>662 レスありがとうございます。まだたっぷり余裕ありますね
赤ずきんと、美女と野獣がごちゃ混ぜになったようなお話ですが、
それでもいいよという方、どうぞ。
改変その他、色々苦手だと思った方はスルーでお願いします。
* 獣姦注意
では、「赤ずきんの告白」です。
私は赤ずきん。
山の麓の、小さな村に、お父さんとお母さんと、3人で暮らしているの。
私には、大好きなおばあさんがいるの。
一人で森の中で住んでいるおばあさんのために、一日に一度、
いろいろとお手伝いをしに行ってあげているのよ。
いつも焼きたてのパンと瑞々しい果物、それから頼まれていたワインやチーズを持って
森の中へ入って行くの。
すると、森に入ったすぐのところで、岩陰からおおかみさんがのっそりと姿を現すのよ。
おおかみさんはいつもここで、私が来るのを待っているの。
おはよう、おおかみさん。今日も良いお天気ね。
私が挨拶をすると、おおかみさんはふさふさのしっぽを振り、目を細めて応えてくれる。
もちろん、おおかみさんはしゃべれないわ。でも、私たちは視線で会話しあうの。
それに、おおかみさんは人間の言葉が分かるのよ。すごいでしょ?
私たちは一緒に仲良く森の中を歩いて、大きな樫の木の切り株のあるところに来ると、
少し寄り道をするの。
道をそれて藪をかいくぐり、森の奥に入っていくと、狼さんがねぐらにしている洞窟が
あるの。私たちはそこで少しの間、二人きりの時間を楽しむのよ。
おしゃべりしながら、私がおおかみさんの毛皮を撫でてあげたり、
おおかみさんが私を舐めてくれたりするの。
私がふさふさの毛皮に指を入れ、くしゃくしゃと掻いてあげると、
おおかみさんはうっとりとして、とても気持ちよさそうにするわ。
おおかみさんは私を、それはそれは丁寧に舐めてくれるの。
最初はほっぺたや、首筋を。
私が白いブラウスのボタンをはずして前をはだけると、柔らかくふくらんだ胸のまるみや、
その先のピンク色に色づいた尖りを、長い舌を使って舐めるの。
おおかみさんの舌は、暖かくて柔らかくて、とても気持ちがいいのよ。
うっとりしていると、細長い鼻先がスカートの中に潜り込んでくる。
おおかみさんは私の白いふとももを舐めて、やがて下着を口で銜えて下ろすと、
今度はそこも舐めだすの。
脚と脚の間におおかみさんは鼻先を突っ込み、厚みのある長い舌を
滑らかに動かして、私の敏感な肉のひだを幾度も舐め上げていく。
あふれ出した蜜をぺちゃぺちゃと音を立てておおかみさんに貪られて、
私のそこはぐしょぐしょになってしまう。
そのうち私は我慢できなくなって、四つんばいになっておおかみさんを誘ってしまうの。
私がお願いすると、おおかみさんはのっそりと動いて、
私の背中に覆いかぶさってくるのよ。
スカートを捲り上げてさらけ出したお尻に、おおかみさんのふさふさの毛が触れて、
くすぐったいの。
でも、すぐにそんなことはどうでも良くなってしまう。
おおかみさんが自分の持っている大きくて、硬くて太いものを、
私が疼いて仕方がない所に入れてくれるから。
ゆっくりと、おおかみさんのものが私のなかに入ってくる。
その瞬間、私は唇から、熱い吐息を洩らすのよ。
だって、おおかみさんは、私の中を、おおかみさんでいっぱいにしてしまうんですもの。
おおかみさんはゆっくりと、でも、だんだんと激しく腰を突き動かしていく。
背中に覆いかぶさるおおかみさんの荒い息遣いを耳に感じながら、私は耐え切れなくなって、
甘い喘ぎをあげてしまう。
とろとろに蕩けているところをおおかみさんの固いので擦られて、気持ちよくて
気が狂いそう。
おおかみさんが後ろから強く突き上げるたびに、痺れるような甘い快感が
体中を駆け巡るのよ。
私はおおかみさんに、人間ではなくてケモノにされてしまうの。
それも、さかりのついた雌のケモノに。
ああ、おおかみさん、気持ちいいの。
もっと激しく突いて。……お願い、奥まで!!
私はそう叫びながら、何度もいってしまうのよ。
おおかみさんはそうやって私をさんざん襲った後に、
白いものをたくさん中に出してくれるの。
その瞬間も私は好きよ。
私はおおかみさんのものだもの。
おおかみさんを、とてもいとおしく感じてるの。
まあ、私が悪い狼に騙されているですって?
狼は、お前のその若くておいしそうな身体だけが目的なんだ、と言うの?
本当に私のことを大切に思っているのなら、獣の分際で、人間に手を出したりしない
ですって?
それは違うわ。
私とおおかみさんがこういう関係になったのは、あることがきっかけになったからなの。
*
五年前、最初に会ったときから、おおかみさんはとても紳士だったわ。
あれは、初めて一人で森のおばあさんのところにお使いに行く日だった。
森の中でおおかみさんに会ったの。
おおかみさんはふつうの狼よりも、ふた周りほど身体が大きくて、
尖った大きな耳をしていて、大きな牙がぎらぎらとしているの。
大人たちが噂をしている、最近森でうろつきはじめた化け物狼だ! と一目で直感したわ。
そのとき私は恐怖のあまり逃げ出す事もできずに、その場にしゃがみこんで
泣き出してしまったの。
もうおしまいだわ。私、食べられてしまうんだわ、ってね。
でも、おおかみさんは襲ってこなかった。
泣いている私のそばで、倒れてしまっていた籠を鼻先でちょい、と器用に元に戻して、
涙でぐしょぐしょになった私の頬をぺろりとなめて、小さな声でクゥ、と鳴いたのよ。
その鳴き声があまりにも可愛くて、私はびっくりして顔を上げたの。
そうしたら、おおかみさんが「ころがった中身を籠にもどしなよ」と言うような顔で
私の顔を覗き込んでいたわ。
その瞬間に、私はおおかみさんがちっとも怖くなんかなくなってしまった。
だって、おおかみさんの灰色の目は、温かくて、とても優しそうだったから。
その日から、私たちは友達になったの。
おおかみさんは、毎日おばあさんのところにお使いに行く私の送り迎えを
してくれるようになったわ。
お花畑でお花を摘んだり、小鳥さんたちに餌をあげたりしているときも、おおかみさんは
ずっとそばにいてくれるの。
森の中には危険が潜んでいて、時々、お腹をすかせた狼や、盗賊なんかが現れるけど、
おおかみさんはそいつらをみんな追い払ってくれるのよ。
私はおおかみさんに守られて、安心して大好きなおばあちゃんのところに
通う事ができたわ。
私がおおかみさんを撫でてあげると、おおかみさんはうれしそうに目を細めるの。
だけど、おおかみさんが私を、という事は一切無かった。本当よ。
そんなある日、ひどい事が起こったの。
村の権力者の息子で、ピーターという男がいるのだけど、
そいつが市場で買い物をしている私を無理やり馬車に乗せて、さらったの。
森についたら馬車から引き摺り下ろされて、ピーターは私を犯そうとしたのよ。
しかもほかに二人も手下を連れて。最低よ!
私は必死で抵抗をしたわ。
でも、一人に両腕を、もう一人に足を押さえつけられて、
どうにもできなくなってしまったの。
ピーターはにやにやしながら私の服をびりびりに引き裂いて、露になった胸を掴むと、
乱暴に揉みしだいて弄んだわ。
そして、こう言ったの。
俺の女にしてやるんだから、喜べ。
ピーターは私の下着をナイフで切って、剥ぎ取ってしまった。
私は必死で脚を閉じようとしたわ。
でも、三人がかりで無理やり脚をこじ開けられて、みんなで私のそこを覗き込んだのよ。
いやらしい目つきで。
私は泣いて叫んだわ。
嫌よ、あんた達なんか……助けて! おおかみさん!!
すると、ものすごい勢いで大きな塊が飛び出してきて、ピーターに激突したの。
その勢いで他の二人も弾き飛ばされて、私は一瞬にして自由になれたわ。
その塊はおおかみさんだった。
おおかみさんが、ピーターの肩に噛み付いていたの。
ピーターはナイフを振り回したわ。
それが何度もおおかみさんを傷つけていたけど、
おおかみさんがピーターの腕に噛み付いて、そのナイフを払い落とした。
唸り声と悲鳴とが交じり合い、ピーターとおおかみさんは地面を
ごろごろと転げまわったわ。
おおかみさんはいつもの優しいおおかみさんじゃなかった。
灰色の毛は逆立ち、牙をむいて何度も激しい唸り声をあげて敵に襲い掛かる。
険しい顔つきの、怖くて恐ろしい、一頭の大きな雄の狼だった。
おおかみさんの姿は、怒り狂っているという言葉がぴったりだった。
手下の男達もナイフをもっておおかみさんをやっつけようとしたけど、
おおかみさんには敵わなかった。
三人が逃げ出して、私はおおかみさんにかけ寄ろうとしたわ。
でも、おおかみさんはそんな私に、来るな! と吠えたのよ。
身体を低くして、牙を見せるおおかみさん。
まだ、ものすごく興奮しているみたいだった。
何度も近寄るなと威嚇されるように唸られて怖かったけど、
私はおおかみさんの言うことを聞かなかった。
だって、おおかみさんは三人に勝ったけど、同時にナイフでたくさん身体を
傷つけられていたもの。
大きくて立派だった耳も、左耳が根元からざっくりと切り落とされて、
そこから流れた血が顔を汚して、喉元までもを赤く染めていたわ。
怒られてもいい、噛みつかれても構わない、と思ったわ。
早くおおかみさんの気持ちを宥めて、傷の手当てもしてあげなくちゃ……。
そう思って狼さんに手を触れた時だった。
突然、おおかみさんは私を地面に押したおしたの。
倒れた私の身体の上に、おおかみさんが乱暴に乗ってきたわ。
あまりに突然の出来事で、何が起ころうとしているのかわからなかった。
でも、おおかみさんの目に射抜かれて、私は身動きが取れなくなってしまった。
おおかみさんの瞳は普段の優しい灰色じゃなくて、さっき男達が振り回したナイフのように
鋭くて、ぎらぎらと光っていた。
おおかみさんが私にはじめて見せた、本能を剥き出しにした狼の目。
その目をおおかみさんは私に向けていたの。
おおかみさんが私のお尻に腰を擦り付ける。
何か硬いものが肌に当たって、私は尋常じゃない気配に息を飲んだわ。
しばらくぎこちなく身体を揺すって、探るようにしていた。
はぁっ、はぁっ、と生暖かい獣の息が、絶えず首に吹きかかる。
狙いが定まると、おおかみさんは私の背中に体重をかけながら、自分のものを
私の中に埋め込んできたわ。
身体が壊れてしまうかと思った。
熱いものが、痛みを伴って、強引に私の中を貫いていくの。
おおかみさんははじめから力強い腰使いで動き始めたわ。
出し入れされて喘ぐ私の肩を、おおかみさんがなんども甘噛みしてくる。
頭の中が朦朧とする。
私じゃおおかみさんを止めることができないんだわ。
でも、そう思いながら、私は心の中に存在する確かな気持ちに気がついたの。
背後から激しく突き上げられながら、
私はいつのまにか、おおかみさん、おおかみさんとうわごとを言っていたわ。
───あぁ。
いいのよ、おおかみさん。
おおかみさんになら、私、どんなことをされてもいいんだって、今わかったの。
すべてが終わった後、おおかみさんはしまった、という顔をしていたわ。
その目は、いつものおおかみさんの目に戻っていた。
私の身体から離れると、そばに座って、申し訳なさそうにうなだれてしまったの。
私はおおかみさんに手を伸ばした。
おおかみさんは私の手が毛皮に触れると、びくっと身をすくませたわ。
まるで、罰を受ける前のこどものように。
だから、私はおおかみさんを抱き締めたの。そして、こう告げたわ。
私は、おおかみさんのことが好き。
私たちはこれからもずっと一緒よ。
私がそういうと、おおかみさんは私に身体をすり寄せて、涙を流したわ。
おおかみだって泣くのよ。本当なんだから。
*
もっとたくさん愛し合いたいけど、そろそろ行かなくちゃ。
洞窟の中。敷き詰めた草の上で寝そべりながら、私はそう言って
おおかみさんの頭を撫でた。
左の耳が無いのは、昔あんな事があったからよ。
他にも、おおかみさんの身体にはたくさんの傷があるの。
私はそれをすべて知っているわ。だって、私が治してあげているんですもの。
洞窟から出て、再び森の中の道を歩いていると、突然、視界の端に
何かが動いたのに気がついた。
生い茂る木々の向こうに見え隠れした、何か。
おばあちゃんの家のほうから、村のほうへと走り去っていく……
あれは、ピーターだわ。
そう思ったとき、鼻をひくつかせたおおかみさんが突然低く唸りだし、
必死で私に背中に乗れ、と訴えだした。
何かあったの?
まさか……
嫌な胸騒ぎがした。
私がおおかみさんの背中に乗ると、おおかみさんは猛然と走り出した。
おばあさんの小屋に向かって。
ああ、おばあさん、何事も起こっていませんように!
おおかみさんは小屋の前で私を振り落とすと、そのまま扉を突き破り、
中に飛び込んでいった。
中から、けたたましい犬の鳴き声があがったわ。
おばあさん!
私も立ち上がって、急いで小屋に駆け込んだ。
小屋の中には、大きな猟犬がいた。2頭。
わたしが目にした時には、おおかみさんが黒い犬を前足で押さえつけて、
喉に喰らいついているところだった。
その犬がぐったりとすると、今度はベッドの上にいたもう一頭にも襲い掛かっていく。
二頭の大きな獣がベッドから大きな音を立てて転がり落ちる。
次の瞬間、犬の悲鳴が上がり、すぐに静かになった。
私はおばあさんのベッドに走りよったわ。
ああ、なんてひどい!
おばあさんにはたくさんの噛み傷があって、体中が血に染まっていた。
おばあさん、しっかりして、目を開けて! と言っても、
おばあさんはかすかに目を開けただけで、声も出せないみたいだった。
犬を倒したおおかみさんが心配そうにベッドを覗き込んだとき、
突然、背後で誰かの声がしたわ。
振り返ると、開け放たれた扉のところに、村で一番体の大きい木こりが立っていた。
その後ろに、何人もの村の男達。
さらにその後ろから再びさっきの声がした。
赤ずきんのばあさんを襲ったのは、その人食い狼だ! 殺しちまえ!!
男達が入り込んで、私たちはあっという間に引き離されてしまったわ。
おおかみさんは網で捕らえられ、男達に丸太で何度も殴りつけられた。
やめて! やめて! おおかみさんは人食い狼なんかじゃないわっ
おばあさんを襲ったのは、おおかみさんじゃない!!
私は手を掴んでいた男の手を振り解くと、ぐったりと床に倒れているおおかみさんに
駆け寄って、その身体に覆いかぶさったわ。
ピーターが私たちを見下ろして、せせら笑った。
何を言っているんだ。
お前、狼とやりまくって頭がいかれちまったのか?
その真っ赤な血のついた口を見てみろ、それが証拠さ
違うわ! おおかみさんはおばあさんを守るために、その犬達を噛んだの。
おばあさんを襲ったのは、あなたの犬じゃないの!
ピーター、私見たわ。
あなたが森の中を、慌てて逃げ帰っていくところを!
私がそう叫ぶと、ピーターは顔を真っ赤にして、目を吊り上げた。
彼は私を足で蹴り、こう言い放ったわ。
この女、人間より狼のほうがいいなんて言っているんだぜ。
こいつは淫乱な、気狂い魔女だ!
こいつも人食い狼と一緒に殺しちまえっ。
木こりは私を見て躊躇っていたけど、村の権力者の息子の、さあ早く!という
がなり声に斧を振り上げた。
私はおおかみさんを強く抱き締めた。
おおかみさんはもう首を持ち上げる力も残っていないようだった。
灰色の優しい目が、心配そうに私を見ている。
その目は、離れるんだ、と告げていたけど、私は首を横に振って
おおかみさんに微笑みかけたわ。
おおかみさんを離したりはしない。
ごめんね、おおかみさん。
私、守ってもらってばかりで、あなたのこと一度も守ってあげられなかった。
でも、死ぬときは二人一緒よ。
おおかみさんのいない世界なんて、私には何の意味も無いもの。
──ああ、神様。
私は祈り、おおかみさんの胴体を抱きかかえた。
──願わくば、死した後二人の魂が決して裂かれる事がありませんように。
その時、不思議な事がおこったの。
おおかみさんの身体が、真っ白く光りはじめた。
その光は、だんだんと強くなって、やがて細かな光の粒が
たくさんおおかみさんの身体から飛び散って、辺りに降り注いでいった。
その光があまりにもまぶしくて、やがて、目を開けていられなくなったわ。
私はおおかみさんをしっかりと抱き締めたまま、目をつぶった。
誰一人、目を開けていられなくなるほどの強い光が、
おおかみさんの身体を包んでいく────
光がだんだん収まって、私は名前を呼ばれて目を開けたわ。
私がしがみついていたのは、おおかみさんじゃなかった。
見たことも無い若い男の人が、私の腕の中にいたの。
その人は、うれしそうに私を見て、微笑んでいた。
私は無意識に呟いていたわ。
おおかみさん…、と。
その見知らぬ人が、おおかみさんだと、私はすぐに分かったわ。
私をみつめる優しい灰色の瞳は、間違いなくおおかみさんのものだったもの。
そして、その人の左耳は、私を守った時のままに欠けていた。
不思議な光は、他にも奇跡を起こしていたわ。
おばあさんは身体の傷が癒えて、ベッドから身体を起こしたの。
そして、こう言ったわ。
私を襲ったのは、ピーターが連れてきた2頭の犬だよ、って。
村人達の視線がいっせいにピーターに注がれる。
誰もが冷たい目で彼を見たわ。
ピーターはいくつかの捨て台詞をはいて、あわててその場から立ち去っていった。
二人の手下を引き連れて。
もう、誰も私たちを責める者はいなかった。
*
おおかみさんは、貿易商を営む、都の商人だったの。
ところが、あまりにもお金儲けに夢中になりすぎて、人の心さえもお金で操れると
思い込む人間になってしまって、港からの荷を都に運んでいる途中に、
森の妖精の怒りを買い、狼の姿に変えられてしまっていたのですって。
呪いを解くには、おそろしい獣の姿をしたおおかみさんに、命に代えてでも愛を
捧げてくれる女性の強い思いが必要だったのだと、おおかみさんは話してくれたわ。
おおかみさんは服を着て、髪を整え、靴を履くと立派な青年になったわ。
私の両親に挨拶をして、私は村を出て、おおかみさんの家に一緒に行く事になったの。
都のおおかみさんのお家では、商売を切り盛りしていたおおかみさんのお父様を
はじめとして、たくさんの人が私たちを温かく迎えてくれたわ。
みんなはやさしいおおかみさんを見て、彼は人が変わったようだ、と驚いていたわ。
それから月日がたって、今ではおおかみさんは若旦那様と呼ばれて、
私は若奥様、なんて呼ばれているのよ。
二人で澄ました顔をして、着飾ってパーティーに出る事もあるの。
でも、私たち、中身はおおかみと赤ずきんのままで、あのころからちっとも
変わっていないのにね、とこっそりと笑いあっているのよ。
そんなわけで、幸せに暮らしている私たちなのだけど、
誰にも言えない秘密がひとつだけあるの。
それは、おおかみさんはあまりにも興奮しすぎると、今でも狼の姿に変わってしまう、
ということ。
といっても、ベッドの上で愛し合っている時しかそうならないし、
それを見ているのは私だけだから、別にいいんだけど。
でも、若旦那様の寝室のベッドの上で、若奥様が狼にのしかかられて襲われているなんて、
とてもじゃないけど、人には知られちゃまずいわよね。
だから、この話は秘密ね。
(赤ずきんの告白 おしまい)
以上です。
読んでくれた方、どうもありがとう。
>>676 GJです。
今まで見たことのない赤ずきんでした。ハッピーエンドで終わって良かったw
おお、GJ。文体といいキャラといい可愛くてぐっどです。
赤ずきんのパロは多いけど、こういうのもいいねえ〜。
おおGJ!
素敵なハッピーエンドでとても良かった。
素敵なハッピーエンドをありがとう
萌えたw童話らしいハッピーエンドだGJ!
いいなGJ
やっぱハッピーエンドはよきものだ
GJです!赤ずきんが可愛くて感情移入しました。
わざとらC!
GJスペシャルコール決まりました!
685 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 11:16:57 ID:EchObEFV
おざなりにつけた感想は全部
素敵なハッピーエンドGJ!
20人以上いるはずの
このスレ住人の脳みそは
どんだけ漏れなく脳内クローンなんだよ
携帯小説が読みたきゃそっちをググれカス
なぜこのスレにはアンチが張り付いているんですか?
つつくと我が物顔で暴れだすので放っておきなさい
あかずきんの人すごすぎる!お見事!
変な馬鹿さえいなきゃ最高なんだけどな
みんな専ブラ導入しなよ
嫌いな作者のトリやSSのタイトルをNGにしとけば読まなくて済むし
いつも同じ文句で絡んでくる奴も特定ワードをNGすれば見えないし
うっかりNGしそこなっても透明あぼ〜んでスッキリだし
>>691そうそうお前のようなすぐ突っかかってくるガキのことだ。
何が気に入らないのか知らんが、八つ当たりは御免だな
勘違いしてんな。俺はアンチに対していったんだよ。変な馬鹿ってのは
いい忘れてた赤頭巾GJ
なるほど、少し前のレス読んで何となく分かったわ
過去に叩き出された住人が怨霊と化して荒らしてるって事ね
無駄に荒れさせないで普通に感想だけ書きゃいいじゃん
697 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:35:54 ID:Ual7aNnS
>678-683といい下記といい
なんでレス投下時間がこんなに密集してるんだ?www
>686 :名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 19:46:50 ID:1z3KtCVy
>687 :名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 20:33:35 ID:PhRhF/e3
>688 :名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 20:52:56 ID:Yws7UiBm
>689 :名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 00:02:39 ID:dEFQNV7G
>690 :名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 00:19:42 ID:8J0gGqul
みんな専ブラ導入しなよ
嫌いな作者のトリやSSのタイトルをNGにしとけば読まなくて済むし
いつも同じ文句で絡んでくる奴も特定ワードをNGすれば見えないし
うっかりNGしそこなっても透明あぼ〜んでスッキリだし
そういう奴に限ってNGしないでファビョるんだよなwww
>>694-695 なにをもってアンチというのか、その根拠を述べてもらいたい
お前もレスに対してアンチしてるだろwww
>過去に叩き出された住人が怨霊と化して荒らしてるって事ね
それってコピペグリム書き手と桃太郎スレの102か?www
他に叩き出された住人っていないんだが
なに勝ち名乗り上げてんだ腐婆
ここはもう誤爆や書き手募集スレからいっぱい流れ込んできてるヲチスレなんだよ
それくらい理解しろやボケ婆ぁ共が。
698 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 03:42:46 ID:WkQruy4g
マゾで24時間へばりついてるんだな腐婆スレの腐れ自治厨・・・
誤爆で暴れて書き手募集スレで暴れて
それでもまだ飽き足らずに自演繰り返してるのか
腐婆の腐婆たる由縁だな
他人の単発IDには目くじら立てるのにレス時間待ちきれずに自演がばれるところが腐婆の浅知恵
だから誤爆でも言われたろトリつけて同時刻に8人以上にレス書き込ませろと
できないなら自演認定なと
できてねーじゃねーか
はい自演認定
ここは立派な自演クソスレ
いい年して夢精しました
なるほど、酷いなこりゃ
いい年だから脱糞しました
>>562 >>548 >こういうレスが普通に他の職人を寄り付かなくさせてる訳だが。
>このセリフの後じゃ、無関係な職人でも絶対投下なんかしないね。
>どうせ自演乙といわれるだけだもんな〜。
>わざとやってるんでしょ?www
>ってループするんだよな
わかりきっている事を何度もgdgdやる奴の神経も疑う
過去ログや書き手読み手誤爆スレをよく読んでみよう
荒れる原因や元は書き手ではなく過剰擁護する住人の質であることを理解すべき
元々女体化いいですか?からくすぶり始めていた腐を嫌う住人が
102という空気読まない書き手によって爆発
発火した当人はさっさと名無しに戻って知らぬ存ぜぬ
誤爆スレでも確定できるかき方で大暴れ誤爆スレ住人「スレごと消えろ」
更にここで爆弾発言(これやったの誰だよ?ww
【次は】SS職人募集スレ【君のターン】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189158507/260 見苦しい場外乱闘現場を衆人の目に晒す>ヲチャ多発
そして>642-645と>646あからさまに意見が割れている(ところで続きは?
&
>676-678最初のGJつくまでの時間が(ry
そしてまるきり同じ感想ばかりの>678-683いずれも同日密集時間
怪しくないと思うほうが稀だろう
もうこのスレ終わらせた方がいんじゃね?腐に交われば臭くなるだけ
俺オレ連呼してみても
どう見ても俺女ですありがとうございました
もうここで何を読んでも素直にGJできない
何だ。唯の粘着かよ。
>>704 ほらな脊髄反射ktkr
粘着してるのはお前だと何故わからない?
どこらへんから荒れ始めたのか原因をよく読み返してよう
いや、勝手に突っかかって来てるのはお前だろ。
>>706 君の目は腐っている
眼科で取り替えることをお勧めする
何故いちいちそう被害妄想的捕らえ方をするのか?
後ろ暗いことをやってきたという負い目からだろう
突っかかっているわけではない
事実を過去まで遡って記載しているだけだ
汚い言葉を使いたがるのも腐キモオタの特徴である
最初は過疎でもまったりとしたいいスレだったのに
腐がなだれ込んだ途端この有様だ
言い訳はいいから自重しろ
わざわざ蒸し返すからまた荒れるんだろ。
自治気取る前にお前も自重しろ
自治を気取っているつもりはない
論点を摩り替え言葉尻を捕らえ
安易な決め付けを行なうのはよくない
他人をただの粘着と決め付けるID:+aS0yeqOこそが粘着だと自覚しろ
710 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 10:21:00 ID:hMzCaLIb
それとボキャブラリーの貧困さを罵詈雑言でごまかすのは感心しないな
いや、その言葉そっくりそのまま返すわ。自治気取って偉そうに能書き垂れられてもな。
粘着云々言うならわざわざ終わったことを蒸し返して突っかかってくる奴の方がよっぽど粘着だよ
今度は能書きと来たか
終わっていないから何故こうなったのかを検証しているのだが
実際今も荒れているではないか
粘着君にはよっぽど蒸し返されると困る事があるらしい
蒸し返しとは思わないけどな。
スレ最初を見ると、確かにふざけたSS以外には、ちゃんと穏やかなレスで落ちついてるし。
過剰擁護は火に油を注ぐだけ、という言葉は正しいと思う。
少なくとも自分の意見に同意しなかったり、なんでもGJつけとけばいいや、
こんな読み手ばかりしかいないスレに投下するのは
余程の初心者か空気読めない書き手ばかりでしょ。
投下作品見れば一目瞭然じゃない。
そんなことより、子供の頃好きだった童話とか挙げていかね?
俺は家なき子とか小公子や小公女なんかが好きだった。
………………健気な主人公がどん底から這い上がるシチュエーションが好きだったのか幼い頃の俺?
>今も荒れてる
ああお前が脊髄反射だの勝手に突っかかってきたせいでな。
レスしたら今度は被害妄想。挙げ句には腐扱いかよ。たまんねえな
>>713 最後の二行は余計だと思うが
自分の意見は他人の意見
それに同意しないのは荒らしと粘着
そう決め付ける風習がこのスレをどんどん腐らせている
そして今もgdgdしつこく絡む奴が沸いている事実
これがスレ末期でなくてなんだろう?
少なくともID:+aS0yeqOがこのスレをたてたのではないのは知っている
そして自演と言われたレスが事実かどうかは書き込んだ本人が知っている
やけに絡んでくるのは事実と認めているのではないか?
>レスしたら今度は被害妄想。挙げ句には腐扱いかよ。たまんねえな
今度は居直りか
困ったもんだな
>自演と言われたレスが事実かどうかは書き込んだ本人が知っている
は?何と勘違いしてるんだお前は?
第二次童話スレ騒乱はのーさんきゅっ。
>>714 俺は幸福の王子とかフランダースの犬とか……バッドエンド症候群w
どうやってエロに持って行くんだよ。ネロが身体でも売るのかw
>>717 今度は記憶喪失と目が見えないふりか
呆れるな
呆れるのはこっちの方だ。自演本人だとか馬鹿なこと思ってるんじゃねえだろうな?
朝っぱらから興奮するのはよくない
血圧が上がってサイレン鳴らす車のお世話になるぞ
自演本人だろ
やっぱりそう言うと思ったわ。やけに突っかかってくると思った。
俺は違うし自演なんてしてないんだけどな。
その返事も想定の範囲内だな
ではどうやって自分じゃないと証明出来るんだ?
その興奮ぶりが如実に疑惑を深めているわけだが
このスレタイは正直魅力だし、投下したい気持ちはあるんだよね。
ただ変に大袈裟なGJや、
>>715 みたいな逆切れ住人が占拠してるスレじゃなあ…
悪いけど書き手同士も嫌がってるよ。
妄想や決めつけじゃなく、リサーチでね。
だから今ここに投下してるのはハグレ書き手か初心者だと言ってるんだけど。
何で勝手に自演てことにされてるんだ。知らずに罵倒したのは謝るよ。悪かった。
そもそも自演なんて事があること自体知らないんだが
知らなかったで誤魔化すのは半年ROMってからにした方がいい
ここはにちゃんじゃないが、にちゃんの資質は受け継いでいる
罵倒した事は認めるわけだな?
意味もなくこんなくだらない口論につき合わされるのもうんざりなのだが
そろそろ残り容量も少ないので仕方なく相手をしていたのだが
今後も続けたいのなら住人皆が考えてみるべきだろう
真夜中に暴れる奴に目覚めてから反論レスつけるのも馬鹿らしいだろう?
自演はググって自分で調べてみてくれ
まあ勝手に自演扱い受けるこっちもたまったものじゃないんだけどな
728 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 11:28:27 ID:hMzCaLIb
それは自分の言動を振り返る奴が言える言葉だ
誤解や疑いを招く前に自分のレスを見直す深慮が必要だな
ああ悪かったよ。だがそっちも謝罪の一つはあってもいいんじゃないか
こちらは客観的に指摘しているのを罵倒されただけなのだが
どこにこちらが謝罪する必要がある?
疑惑は完全に消えたわけではない
俺は何も悪くないって?それくらいはしてほしかったが、まあいいや。これ以上は迷惑だから消える
ID:hMzCaLIbはなんでそんなに必死なの?
他の人がGJたくさんもらって悔しいからって
このスレやスレ住人を叩くのはやめなよ
さて、そろそろ昼食なのでPCいったん落とすぞ
まだなにか言いたいのなら13時半以降にしてくれ
IDは変わるかもしれないが
ちゃんと名乗ってやるから逃げたと勝ち名乗りを上げないように
こちらに他意がなくともこのスレに逆恨みを持つ書き手と信者は少なくとも三人以上いるよね
疑惑招くような真似すれば文句いわれてもあったり前ー
いっとくけど、ここでまともな感想もないGJ貰って喜ぶ書き手なんかいないよ?ww
最初の一人はもう時効だとしても残る逆恨み書き手と信者は潜伏している
このスレを最初からじっくりと読んでいる住人なら、このスレに恨みもってるのは
どの書き手かはわかるはずなんだけどなー
中途参入で盛り上がってる住人には過去ログじっくり読み返す気なんかないよね
>>732 必死なのはあんたでしょww
沢山GJ貰ってる書き手なんて2007年から何人いるのさ?
批評を擁護して無理やりとってつけたようなGJはGJに数えないんだよ?
それくらい付けたしGJ付けられた書き手だってちゃーんと自覚してるって!
ああ、呆れて笑っちゃうわー
ていうか純粋にこのテーマで書きたい。
荒らさんといて欲しい。
無理っぽいけど
>>695 >>700 >>736 どの口でそのレス言うかww
決めつけと自分で荒らしを煽っといて、一体どんなご立派なSS書くつもりなのさ?
純粋なテーマで書いて投下してみなさいよ?
純粋な目で生暖かく見て評価してあげるからww
>>736を見てると、荒らしは荒らしだって自覚がないんだな〜と思う今日この頃。
後残り60KB切ったけど、もうこのスレは駄目だね。
馴れ合い同士で勝手にやればいいよ。
うちらは近日別スレ立てる予定だけど、リンクなんかしないでくれよな。
同じスレとして見られたくないから。
保管庫依頼する時も別スレ名で依頼するし。
まぁ、疑問はとけたわ。
新スレ見つけたらまた行くよ。
どうみても子供のケンカです
本当にry
どう見ても負け惜しみです
本当にry
腐キモオタは来なくていいから。
ここに隔離されたままハグレ者が光臨するの待ってればいいよ。
>>736が神作品投下宣言してるしSFかぐやひめも続きだろ(プ
そいつらと馴れ合っていきなって。
職人さんも執筆中だから間に合ってるし
急いではいないからここが次スレたてた頃に立てるさ。
またやってんのか。いいぞもっとやれ。
ああ昼食から戻ったID:hMzCaLIbだが昼間から随分にぎやかだな
もう噛み付く相手もID変えたようなので最後に助言だけしておこう
>>738 まともな住人はとっととこのスレに見切りをつけて別スレ立てるほうが賢明とは思う
しかしここでそういうバラシ的発言をしては
新スレを荒らしに来てくれといってるようなものだ
もし立てるにしてもここが完全に隔離すれとして機能するまで待った方がいい
この隔離スレにいる住人が他スレで散々暴れまくった記憶もまだ新しい
(あえて住人達とは書かないでおく)
暴走したらTPOもわきまえず暴徒と化す人間がへばりついているのがこのスレだ
その辺も踏まえてもっと慎重にレスするべきだと思うぞ
>>732 必死に見えるか?
だとしたら君の目も腐っている
眼科で眼球ごと取り替えてもらう事をお勧めする
参考までに聞くがたとえばどこが必死に見えるんだ?
引用文を箇条書きにして説明してくれ
あえていおう、スルー推奨
746 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:26:06 ID:HFBmRCHb
あいうえお、スルー推奨
747 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:30:06 ID:HFBmRCHb
決めつけと罵倒あおりは得意でも説明求められると
あえていおう、スルー推奨
困ったときは この手ダネ!
あたま悪いと思われるけど
あえていおう、スルー推奨
さあ、みんなで言ってミヨー!
あえていおう、スルー推奨
748 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:36:13 ID:xuYbyu+t
>>745 ↑ 暴走したらTPOもわきまえず暴徒と化す人間
あいうえお、スルー推奨
749 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:41:15 ID:tXLu5COd
750 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:47:10 ID:tXLu5COd
>>690 >みんな専ブラ導入しなよ
あのー……入れてない人の方が少数派だと思うんですが
アナタ、このスレ創立二年以上
今まで入れてなかったんですか!?
>嫌いな作者のトリやSSのタイトルをNGにしとけば読まなくて済むし
例えば誰?ww>嫌いな作者
>いつも同じ文句で絡んでくる奴も特定ワードをNGすれば見えないし
絡んでくるのはお前だろww
>うっかりNGしそこなっても透明あぼ〜んでスッキリだし
それができたらこんなに荒んだスレにはならない
脊髄反射したい戦闘民族サイ婆人が集っているのがこのスレ
はい、ここもテストに出ますよー!
>>750 黙れ糞基地外野郎!
いい気になって述べてんじゃねーよヴォケ
みんなこういう馬鹿はスルー推奨な
752 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 17:49:16 ID:EC/0fPmM
腐婆が!
腐婆がキレたー!www
所詮こんなもんですよこのスレのスルー検定なんて
文章読解能力もない
怒りの沸騰点が人肌以下
自分に都合の悪い指摘には水増しIDで撹乱錯乱
挙句の果は場外乱闘
それがこの腐婆スレです
>>714 日本昔話とか和モノが好きだったよ
昔話とはちょっとずれるけどイギリスの児童文学とかギリシア神話とかも好き
754 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 19:52:24 ID:V1I6OesJ
馬鹿じゃねえのか
756 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:31:57 ID:V1I6OesJ
お前がなID:+aS0yeqO
今度はこっちに罵詈雑言かよwww
自演野郎は姑息な真似ばかりしやがる
ばれないとでも思ってるのかねえwww
ああそうかい
758 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:37:32 ID:V1I6OesJ
ID:+aS0yeqO みたいなのがいるからクソスレ呼ばわりされるんだろ
自重しろ
つかスレから出て行け
よかったな
760 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 21:30:26 ID:V1I6OesJ
腐ってやがる
>>566もお前だろID:+aS0yeqO
そんなにこのスレ潰したい恨みでもあるのかよwww
761 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 21:44:35 ID:0gqfQ/ag
すごいやスレぶっとんでると思って見てみりゃ
SS投下無しとかもうね
他人の感想の数とか自演とかどうでもいいよ、作品が読めて自分が面白いと思えれば。
自治厨、自重してほしい。一人で踊ってるみたいな文体、テンションや改行ですぐわかる。
古参気取りでスレを私物化して職人追い出して、なにがしたいのかな。
自分は初期から今までずっとROMだったけど、良作品の多いこのスレ好きだったから今の惨状はすごく残念。
763 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 22:53:51 ID:V1I6OesJ
>>762 初期からずっとROMとかいう奴をだれが信じるんだwww
>一人で踊ってるみたいな文体、テンションや改行ですぐわかる。
そりゃコピペの改編だから文体同じにもなるだろう
あんたの書き癖もかなり特徴あるけどなwww
残念ならさっさとスレから去ればいい
誰も止めてないぜ?
今北産業。
なんじゃこら。
残ったのは自治厨と愉快犯だけでした、と
766 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:13:27 ID:V1I6OesJ
お前には何も言う権利はないID:+aS0yeqO
お前もな
768 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:17:59 ID:V1I6OesJ
俺はID:+aS0yeqOみたいに姑息な真似はしないからな
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