・佐奈タン 多分、美少女顔の少年
・慧キュン 多分、美少年
保守
4ゲット
佐奈ちゃん、慧きゅんの他に、ふたりを
つけねらう悪者の定番キャラも欲すぃところ
>2
のは私の脳内では、なのであしからず
7 :
犬神:04/04/20 01:11 ID:wrGA+off
>>1 お疲れ様です。ありがとうございます。
自分のSS(女装アイドル モーニングスター・3)の投下は金曜日夜になると思います。
犬神先生マンセー!!
&何があっても死守
ホシュとく
うーんマンダム
o o
佐奈→ (|o_ /) ←慧
》/<<
↑風紀の山田先生
山田って誰?
しかも、うらやましぃじゃねーか
14 :
名無しさん@ピンキー:04/04/20 20:50 ID:DB+X2Q6z
編隊あげ
女にもてないからって男に走るなよなw(笑)
>>12を見て思いついたプロット。
私立の進学中学校、そこには生徒間だけに連綿と受け継がれている秘密の女装倶楽部があった。
毎年、数人の才ある美少年のみが入部を許され、慧と佐奈もその筆頭として在籍していた。
今日も行われる倒錯の乱交パーティー。しかし、その存在に風紀担当の山田教員が気づく。
慌てる女装倶楽部部員たち。だが、佐奈は持ち前の美貌で山田を籠絡する。
山田は佐奈と関係する。そして部員たちは写真を撮り、山田を脅迫する。
ついにパーティーに招かれた山田。彼はそこで強制的に小さなセーラー服を着せられる。
媚薬を飲まされ、朦朧とする山田。多くの美少年たちに体をまさぐられ、性器を嬲られる。
ついに彼は前後の穴を佐奈と慧に貫かれ、新たな性に目覚める。
今日もパーティーは続く。その中には新たに山田の姿も……。
あ、前後の穴だと違う意味になっちゃうか……。
↑
404 Not Found……。
これ、なんですか?
>>15 う〜ん、山田は先生より生徒がいいかな。
分厚い眼鏡に七三分けの風紀委員長。
堅苦しい性格で友達もいない。
そのくせ校則ぎりぎりまで髪を伸ばしてる佐奈や慧を目のかたきにして
いつもふたりの襟足に目を光らせてる……みたいに。
そんである日の放課後、女装して濃密にキスしあっている慧と佐奈を目撃してしまった山田は
何故か股間を自分でも信じられないほど熱くさせてしまう自分に戸惑いながらも
職員室に報告すると騒ぎだす……
なんちゃって
(:゚Д゚)<やまだっ
とにかく、風紀の山田先生が誰か知りたければ
「やりすぎたイタズラ」か「ぼくらのスゴイやつ」でぐぐれ。
>22
ギャー
烈キュン(作A−10の、まほらんどどらいぶ)助けてー
26 :
23:04/04/21 20:41 ID:LunxJUdo
>24
サンダーボルトたんハァハァ
>>22 へ、変なもの読ませないでください!!
おかしな気分になりますた
29 :
犬神:04/04/21 23:25 ID:TdO+7wsX
>25
次回投下予定のSSはただいま推敲中で、慧くんもちゃんと出てきます。
もう少しだけお待ちください。
あー、慧ってこんな可愛かったんだ……。頑張らねば。
30 :
25:04/04/22 18:58 ID:41/0X/UO
>>犬神氏
ありがとうございまつ
犬神さんの作品を心からまってまつm(__)m
あおおーっ!
32 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 22:51 ID:gUabk9Xb
ようやく3話目上がったので投下します。
エロがいつもより薄めです。すいません。
【女装アイドル モーニングスター・3】
殴られたと思った。俺は怯えながら腕を前に出し、あまり意味のないガードをしていた。
しかし、痛みは来なかった。
こわごわと目を開く。
見れば、男の腕は一時停止のボタンでも押したかのように宙に止まっていた。目はクルンと上向きに裏返り、充血した白目が剥かれていた。
そして、巨体がベッドの上に崩れ落ちた。
「え……?」
俺は間抜けな声を上げ、その光景を呆然と見ていた。何が起こったのか全然理解が出来なかった。
しかし、見えた。
ベッドの向こう側に、半泣きの慧が立っていた。
腕には電気スタンドの柄が握られていた。傘の部分は大きくへこみ、パラパラと破片が落ちていた。
「さ、佐奈ちゃん……」
慧が俺の名前を呼ぶ。一方、俺は事態を把握できない。
(なんだ? ……なんで慧がここにいるんだ?)
「さ、佐奈ちゃん……。う、うぅ……、さ、佐奈ちゃん……ッ! 佐奈ちゃんッ!!」
33 :
犬神:04/04/23 22:52 ID:gUabk9Xb
慧が男の体を踏み越えて、俺に抱きかかる。顔を胸に埋めながら、ワンワンと泣く。
「うああああぁッ! さ、佐奈ちゃんんっ! 佐奈ちゃんっ! あっ、あああぁっ!」
俺達はベッドの上で抱き合う。慧はどっちが助けに来たのかよく分からない勢いで号泣する。
俺は、なぜかその頭を優しく撫でている。
● ○ ●
『あ、慧くん。あのさ、間違えて今日の衣装の下着とか持って帰ってない? うん、一枚足りないの。楽屋ドロボーとかも多いし心配なんだけど。……ちょっと確認してもらえる?』
衣装さんからかかってきた電話はこんな感じだったらしい。
つまり、俺の持って帰ってしまった下着は結構オオゴトになっていたわけだ。意外と管理とかしっかりしていたことに驚きつつ、俺はやっぱり自分の迂闊さを呪わざるえない。
そして、慧にはすぐに犯人が俺だと分かった。まあ、これは当たり前。楽屋には二人しかいなかったし、慧が間違えていなければ、持って帰ったのはもう一方だ。
だから衣装さんから電話があってすぐ、慧は俺の部屋に連絡を入れた。
しかし、そのコールはあっという間に切られた。
切ったのはあのデブだ。俺が恥ずかしい下着に着替える前に、あいつの切った電話は慧からのモノだった。
「慌てたよ。……だって、あんなこと無かったもんね。電話にでられないことはあっても、邪魔そうにすぐ切っちゃうなんて、絶対に佐奈ちゃんしないもん」
「……そうだな。オナニーに集中してたり、寝ちゃってたりとかはするけど、速攻で切っちゃうなんてのは……」
「うん。で、僕はすぐに佐奈ちゃんの部屋に行った。そうしたら鍵がかかってた」
閉めたのもあいつだ。
「だから、僕はどうにか部屋の状況を知ろうと、部屋の壁に耳を当てたりして、声を聞いたんだ」
「聞こえたの?」
34 :
犬神:04/04/23 22:53 ID:gUabk9Xb
「ううん、ほとんど何も聞こえなかったよ。やっぱホテルって防音設備とかちゃんとしてるんだね。でも、マグカップを押し当てて耳を澄ませたら、ほんの少しだけ声がした。佐奈ちゃんの声と、まったく知らない人の声……」
あいつの声……。
「……恐かった。いや、佐奈ちゃんのほうが百倍くらい恐かったと思うけど、僕も恐かった。慌てて部屋を飛び出して、ロビーに行った」
「なんで?」
「部屋を開けてもらうため」
そして、慧は俺の手を握る。
「ホテルのロビーに行って事情を説明した。一生懸命頼んだよ。そしたら渋々開けてくれたんだ。普通なら絶対にありえないらしいんだけど……芸能人って得だよね」
違うと思う。
おそらく、慧はかなり強引に頼み込んだんだ。どんな風に頭を下げたのか、どんな顔をしていたのかも俺にはなんとなく想像がつく。
青ざめた顔に、泣きかけの目。体なんかガクガク震えていて、声もうわずっている。言うことを聞かなければその場で死んでしまいそうなせっぱ詰まった表情。……そんな感じだったんじゃないだろうか。
俺は慧の手を握り返す。
「ドアが開いた。そうしたら、ベッドの上ではあの状況だった。僕は部屋の隅にあったスタンドを掴んでいた……。気づいたら」
「俺を助けていた」
慧が頷く。
「……うん。でも助けた方が泣いちゃったらダメだよねー。恥ずかしいなあ」
慧はうつむいて顔を赤らめる。目は細められ、再び涙がにじみはじめている。……慧って、泣き虫だ。
俺は慧の部屋にいる。
一緒にベッドに座って、お話ししている。お互いに手を重ねて、肩を寄せ合っている。
これ以上の安心感はあり得ない。俺は調子にのってしなだれかかり、慧に体を預けていく。慧の肩が俺の頭を受け止める。
35 :
犬神:04/04/23 22:54 ID:gUabk9Xb
● ○ ●
ホテルの従業員による芸能人への不祥事。
大人たちは大騒ぎになった。それでもコトがコトだけに、現場には最低人数の責任者しか来なかった。
事件は示談の方向でまとめられそうだった。どちらも客商売、スキャンダルが恐いのだ。
別室で、俺はホテルのお医者さんからの診察を受けた。特に異常はなかった。
後のことはマネージャーさんに全てまかせて、俺は慧の部屋に向かおうとした。
「じゃあ、佐奈ちゃん……。慧くんのことはまかせたよ」
マネージャーさんが俺を後ろから呼び止める。
「逆じゃないっすか、普通は?」
とっさに軽い声でツッコミを入れられるところは、さすがに俺も芸能人だと思う。しかし、マネージャーさんの言葉は大まじめなモノだったらしい。
「オレにはどっちも重傷に見えるよ。本当にね。……正直、心配だよ。……二人とも」
マネージャーさん俺の両肩を叩き、まっすぐに俺の目を見つめてくる。その目には確かな優しさがある。
「……だ、大丈夫です。明日までには、回復しますからっ!」
俺は頭を下げてその場を立ち去った。
そして今、慧と抱き合いながら、ベッドの中にいる。
おそろいのパジャマ姿で、ただ抱き合っている。
どちらからと言うこともなく、俺達は体を寄せ合う。傷ついた鳥が、互いの羽根を舐め合うように。
36 :
犬神:04/04/23 22:54 ID:gUabk9Xb
もう眠い……。あの騒ぎから数時間、もう深夜というより明け方に近い。
暗い部屋のベッドの上、ほんの数センチのところに慧がいる。薄い呼吸が、鼻にかかる。
なんだか、とてもいい匂いがする。
「慧、起きてる?」
「うん……」
慧が少しだけ腕を動かす。
「ごめんね、慧……。迷惑かけて……」
「ごめんねって、佐奈ちゃんは被害者なんだよ。何も悪いこと何てしてない……」
俺は静かに首を横に振る。髪がサラサラと揺れる。
「違うよ、やっぱ悪いのは俺なんだ。……慧の下着を盗んだりしたから、バチが当たったんだ」
神様なんて信じていなかったけど、あの瞬間だけは因果応報というコトを思い知った。たぶん、アレは天罰だった。
大切な人を汚した報いだったんだ。
「だからさ、慧は俺なんかのために泣く必要はないんだ……。こんなバカ、殴ってくれて構わない。怒ってよ……。慧……」
「……ば、バカあっ! なに言ってんだよッ!?」
慧の腕に力が入った。俺達の距離はさらに縮まる。
「佐奈ちゃんは悪くない、悪くないんだよっ! だから、そんなに自分のコトを悪く言わないでっ! そんなの、佐奈ちゃんらしくないよっ!」
「……怒る方向が違うし、……声が大きい」
「ごめん…………」
慧の声は申し訳なさそうに闇に消える。
「……ったく、なんで慧が謝るのかな」
37 :
犬神:04/04/23 22:55 ID:gUabk9Xb
「佐奈ちゃんが謝るのもおかしいんだってば……」
「……は、はは」
「ハハハ……」
俺達は向かい合って笑った。なんだか無性におかしくなってしまった。
「なんか、どうしようもないなぁ……、俺達。こんなくだらないことで、こんなに傷ついて」
「そうだね……」
そのまま俺達は黙って抱き合った。
闇の中の長い沈黙。至近距離に慧の体温。
俺は、ついにこらえきれなくなった。
「……慧。俺、いまからすごい勝手なことを言うよ。……いい?」
「うん」
俺は息を少し吸い、ゆっくりと言葉を吐き出した。
「俺、慧が好きなんだ」
ついに言ってしまった。こんな日の、こんな時、こんな状況で、もの凄く卑怯な愛の告白をしてしまった。でも、小さな胸の中でパンパンに膨れてしまったこの想いを、もう押しとどめることが出来なかった。
「……す、すごい好きなんだ。慧のこと、……死ぬほど好きなんだ」
「さ、佐奈ちゃん……」
「もう、どうしようもないくらい好きなんだ……。好き、好きだよ……。大好きぃ……」
やばい、なんか涙がこぼれてきた。声が揺れる弦のように震えている。
「佐奈ちゃん……」
「う、うぅ……」
38 :
犬神:04/04/23 22:55 ID:gUabk9Xb
「じゃあ、僕も勝手なこと……するね」
そう言うと、慧は俺の体をさらに引き寄せた。
「え?」
クチュ……。
唇が吸われた。
柔らかい。
熱い吐息が、そっと流れ込んで来た。
かすめるだけの短いキスが、暗闇で交わされた。
すぐに距離は離れた。俺は目を閉じる暇もなかった。あまりに突然のコト、事態の把握まで時間がかかった。
そして、触れた唇の感触が、染みこむように少しずつ実感になる。
「……あ、…………あぁ」
ブワッと、感情が溢れた。
もう涙を止められなかった。引きつる喉から嗚咽が漏れる。慧を抱く腕が震える。
「佐奈ちゃん……。ずっと好きだったよ。初めてオーディション会場で会った日から、ずっと……。一目惚れだったんだ……」
慧は腕を回し、俺の頭を撫でる。 あの日のように、優しいお母さんの様な手つき……。
俺は慧の腕の中ですすり泣く。
そんな俺の顔を、慧は頬ずりする。何度も柔らかい頬が、俺の顔を往復する。
「佐奈ちゃん……。好き……。好きだよ……。ねえ、佐奈ちゃんも本当に僕のこと好きなの……? ねえ、本当……?」
「うぅ……、好き……。好きぃ……。もう、胸が潰れちゃいそう……。慧が好きぃ……ッ。好きいぃッ!」
僕達はお互いの耳元で愛を叫び合う。一言一言が、心臓に響く。体のどこから溢れてくるのか分からないほどの多幸感が俺を包む。
39 :
犬神:04/04/23 22:56 ID:gUabk9Xb
俺達は硬く抱き合う。もう二度と離れられなくくらい、力を込めて。
胸と胸が重なり、お互いの鼓動が伝わる。まるで一つの心臓で動く、二つの人形のようだ。
『もう僕達はユニットなんだよ。一心同体なんだ』
あの日の言葉を思い出す。慧が言ってくれた、とても優しい言葉。
「……慧、信じちゃうからな。……俺、慧のこと、信じちゃうからなぁッ!!」
「うん、いいよ。……もう僕達は二人で一人なんだ。……僕も、佐奈ちゃんをずっと信じるよ」
そのまま、とても暖かい腕に抱かれながら、俺はまどろんでいく。
満たされた心で夢を見て、朝が来る。
● ○ ●
「カンパーイっ!!」
ガコガコガコンとたくさんのビールジョッキがぶつかり合い、飛沫が宴会場に弾ける。
打ち上げの居酒屋、スタッフの全員が二階の大広間に集まっている。乾杯の後は、会場のあちこちで談笑が聞こえはじめる。
俺達はその輪の中を主賓として駆けめぐる。こんな時でもサービス業はサービスするモノだと教わった。俺達はお酒をついで周り、会話の中に入っていく。
この人たちのほとんどが、昨日の事件を知らない。あのことは、当事者である俺達とマネージャーさん、そしてもっと偉い人達だけのモノになった。
コンサート最終日、公演は大盛況のまま終了した。
今日の俺の発情は昨日よりちょっとマシになっていた。昨夜四回も射精したからか、それとも慧と寝たからか、理由はよく分からない。後者であることを強く望む。
そして打ち上げもとても盛り上がった。俺達はお酒をダメだからジュースを飲むしかなかったけれど、それでもとても楽しかった。
40 :
犬神:04/04/23 22:57 ID:gUabk9Xb
やがて宴会も終わり、俺達は一次会でホテルに帰ることになった。マネージャーさんがタクシーを呼んでくれた。
車への乗り際、衣装さんが大きな紙袋に入ったプレゼントを持って来てくれる。
「じゃあこれ、約束のモノね。これでいいの?」
「はい、ありがとうございますっ!」
俺は紙袋を受け取り、深々と頭を下げる。
慧も同じモノを受け取った。これはツアー最後のお楽しみ、前から約束していた一品だった。
「うん、そんなに喜んでもらえると嬉しいな。……それにしても本当にいい笑顔するわね、二人とも」
衣装さんも嬉しそうに微笑む。
俺達はタクシーに乗り込み、二次会へ向かうみなさんに向かって手を振った。
ホテル最上階、ロイヤルスイートルーム。
「広いな……」
「うん、なんかお城の中みたい」
慧の感想は素直だった。たしかに彫刻が施された柱や立派な絵があるこの部屋は、映画で見るようなお姫様の寝室を思い出させる。
大きな窓の向こう、下には綺麗な夜景の街並みが広がっている。
そして少し離れた所には、やはり部屋に見合ったとても大きいベッドがある。
なんていうか、夢みたいな光景だ。これ以上のロケーションはちょっと考えられない。
ここで一晩、慧と二人っきり……。
「さ、佐奈ちゃぁん……」
「って、慧?!」
41 :
犬神:04/04/23 22:58 ID:gUabk9Xb
見れば、慧はもう目に涙がたまり、ウルウルに潤んでいる。……こら、ちょっと待て。
「な、なんでもう泣いてるんだよ?! まだ何もしてないじゃん。これからじゃん」
「……だって、だってさぁ。綺麗なんだもん、この部屋ぁ。ここで佐奈ちゃんと一緒にいられるんでしょ? 嬉しくってぇ……」
その気持ちはよく分かる。俺だってまったく同じだ。でも、今から泣き始めたら話にならない。
――だって、夜は長いんだから。
「なんだよ、もぉ……。これから俺達はもっと嬉しいことするんだよ? さあ、着替えちゃおうぜ。……一番かわいい格好にさ」
「う、うん……」
俺達は荷物を放りだし、さっき受け取った紙袋を開けた。中にはコンサートで使っていた衣装が入っていた。
昨日の事件がどのように話がついたかはよく分からない。そのうちお金とかも振り込まれるかもしれないけど、はっきり言ってもう俺には興味がない。
だから、俺はたった一つだけホテル側に条件を出した。それが、一番値段の高いロイヤルスイートルームの一晩宿泊だった。
ホテル側からすればお安いご用だったのだろう。話はあっさり通った。
着替える。
いつもコンサートの後、俺達は衣装さんに使っていたコスチュームの内、一つだけを貰うことが出来た。今日はそれをすぐに受け取った。
俺は鏡台の前に立つ。額縁みたいな飾りづけをされた鏡に、女装した俺の姿が映る。
俺が選んだのは綺麗なタンポポ色のサマードレスだ。かわいく並んだ胸元のボタン、薄いスカートのレース。シンプルに体のラインをだす洗練されたデザイン。
これは必ずアンコールで着ていた一番のお気に入りコスチュームだった。
少し上目遣いで鏡の中の自分の顔をのぞき込む。知らない人が見れば、おそらく男だなんて誰も信じないだろうキュートな微笑み……。
なんか顔がどんどん緩んでくる。俺は思わず頬を押さえる。
42 :
犬神:04/04/23 22:58 ID:gUabk9Xb
向こうの部屋では、慧も同じく衣装を着込んでいる。慧がどんな服をチョイスしたかは聞いてないけど、その姿も絶対にかわいいはずだ。
「慧、俺は準備できたよー」
俺は壁の向こうの慧を呼ぶ。
「うん、僕もいいよ」
慧が答える。
俺は最後に鏡で自分の姿を確認し、慧の方に向き直る。慧が扉を開け、その姿をあらわす。
……俺は息を呑む。
それは色違いの同じ衣装だった。スカイブルーのサマードレス。羽根を模した髪飾りが照明を受けてキラキラと光っている。
「慧も、それを選んだんだ……」
「うん、シンプルだけど、これ好きだな。ちょっと肩が見えるのが恥ずかしいけどさ」
「……似合ってるよ」
「佐奈ちゃんもね……」
お互い何度も見た衣装が、今日はやけに新鮮に思えた。おそらく、ここには俺達二人しかいないからだろう。この行為を、他の人が知ることは永遠に無い。
そう、たった二人だけの秘密の儀式だ。
俺達はお互いに手を伸ばす。
一本一本、丁寧に指をからませる。打ち合わせもしていないのに、俺達は阿吽の呼吸で距離を詰めていく。半歩ずつ足を進めて、体を密着させていく。
ついに、俺達はゼロ距離で向き合う。指をしっかり両肩の横で組み合わせ、お腹もおっぱいもぴったりとくっつける。
目を閉じる。それが合図になる。
キスが始まる。
まず、重ねる。お互いの唇を押し合い、さらに少しずつ角度をつけていく。
43 :
犬神:04/04/23 22:59 ID:gUabk9Xb
交互に唇をついばんでいく。俺の番、慧の番、俺の番、慧の番……。上唇と下唇を互いにに吸い上げていく。
そして、口が開いていく。舌の先端同士があたり、徐々に絡み合っていく。
「はう……、うぅ」
「……ふあぁ、……あ、あんッ!」
お互いにやり方もよく分からなかったけど、それでも口と口を重ねる行為はとても気持ち良かった。俺達は不器用に歯をぶつけ合い、鼻に邪魔されたりしながらも、口の中の気持ちいいところに舌を伸ばしていく。
歯茎を舐められると、体から軽くなるみたいな錯覚が起こる。柔らかい舌に柔らかい舌を合わせると、とても暖かい。口の上を舐められると、背筋がゾクゾクしてくる。
俺達はクタクタになるまでキスした。俺は慧の唇を貪り、慧は俺の味を堪能した。初めての大人キスは、とてもうまくいった。
「すごいね、キスって……」
慧が濡れた瞳で、俺を見つめている。
「うん、凄かった。……慧の舌、やらしかった」
「それ、褒め言葉……?」
「そうだよ。……あたりまえじゃんっ」
顔が紅潮していくのが自分でも分かる。俺達は指を離し、体を抱きしめ合う。
さらに密着した体は慧の全てを伝えてくれる。上気した肌、ツンと立った乳首、持ち上がった陰茎……。
数枚分の布地の向こうに、勃起したおちんちんを確かに感じる。
おそらく、それは慧もだ。俺の体も、まったく同じ様な状態になってしまっている。
それを理解すると、興奮が高まっていく。少しずつ呼吸のリズムが早くなり、顔が熱くなっていく。股間が甘く痺れてくる。
「慧……、あ、あのさ……」
「なに?」
「俺、ベッドで……したいな」
44 :
犬神:04/04/23 22:59 ID:gUabk9Xb
俺は自分で言ったセリフに、自分で照れてしまう。なんかかなり恥ずかしいことをおねだりしてるっぽい。耳まで真っ赤に染まった顔を慧の肩に押しつける。
「う、うん……」
慧の方もなんだか恥ずかしげにモジモジしている。そして、それ以上動いてくれない。なんだよ、慧がリードしてくれるんじゃないの?
俺はしょうがないので、
「えーいっ!!」
「わ、わぁ、何ぃっ?!」
俺は慧の胸を抱きかかえたまま、一気にベッドまで押していった。まるでラグビーのタックル。慧は体勢を大きく崩し、ベッドの上に倒れ込む。
どーん。その上に俺も倒れ込む。
「ははーっ、俺の勝ちぃ!」
「な、なんか競争してたっけ? なにするのぉ……」
「なにするのじゃねーよ。俺は慧とするのっ! したいの……ッ!」
俺はそう言うと、慧のスカートを一気にまくし上げた。空色の裾がはためいて、中から純白のショーツと勃起したペニスの先端が現れる。
俺は広がったスカートの中に頭を潜り込ませる。俺の視界は慧のかわいい股間だけで埋め尽くされる。
「や、やあっ……! なんなのぉ……? もう、そんなことぉ……ッ!」
慧が俺の頭を押し出そうと、スカートの上からムリヤリ頭頂部を押す。しかし俺は慧の足を腕で抱えて耐える。
徐々に俺達の体はベッドの奥に移動していく。この変な体位の力比べは俺の勝ちみたいだ。
俺は慧のショーツの端に指をかけ、少しずつ足下に下ろしていく。慧の陰茎部がプルンと目の前に現れる。
いつも着替えの時に見る形とは全然違う、先っぽが剥き出されたかわいいおちんちん。俺がずっとずっと見たかったモノだ。
俺は舌を伸ばしていく。粘膜の先端が、粘膜の先端に触れる。
「ひゃんッ!」
45 :
犬神:04/04/23 23:01 ID:gUabk9Xb
慧の悲鳴が一枚布地を挟んだ向こうから聞こえ、ペニスもビクンと震える。俺は調子にのってさらに口元を寄せていく。
ついに俺は慧をくわえ込む。絹のような亀頭の表面が舌に触れる。俺は抵抗する慧の腰をムリヤリ押さえ込む。
「く……うぅ…………、佐奈ちゃ……ぁ」
慧の動きが止まり、体が徐々に弛緩していく。
(慧、気持ちいいのかな……? まだ、くわえてるだけなのに……)
俺は勃起肉に舌を絡ませていく。頬の裏から唾液を集め、包皮に塗り込んでいく。
軽く歯で海綿体を噛んでみる。慧の腰がビクビクと跳ねる。俺はそのまま頭を回し、ひねりを入れながらペニスを唇でしごいていく。
「はあっ……、あ……、はあぁ……」
慧の息が荒くなっていく。ついには体をベッドに投げ出し、無抵抗に快感を享受し始める。
俺は期待に応えようと、さらに気を入れて慧のモノをしゃぶる。軽く指を添えて根本をさすったり、丁寧に袋を持ち上げ、表面を撫でたりする。溢れたヨダレがシーツにまで垂れていく。
口から奏でられる粘着音のリズムが、狭いスカート内に反響する。……すごくエロい。
俺はさらに速度を速めていく。サマードレスが合わせて上下に揺れる。カリ首が口の裏を掻く。
そして、俺は自分の性器に痺れが生まれているのを感じる。
(え……?)
いつの間にか、俺は口の中を出し入れするペニスで感じていた。口を慧のペニスで犯されて、興奮しはじめていた。
(なんで……? 俺は慧を気持ち良くさせているハズなのに……。なんで俺まで感じちゃってるんだよ……)
なんか腰がウズウズする。俺は自分の腰をベッドでこすりだす。柔らかいクッションに体が埋まっていく。
慧のペニスをクチャクチャと舐めながら、俺は自分でも同じくらいの快感を得ている。……やだ、凄く気持ちいい。もしかしたら、さっきのキスより……。
ビクビクと慧の腰も震え出す。お腹が波打ち、呼吸がせっぱ詰まったものになっていく。
「あうぅ……ッ! さ、佐奈ちゃぁ……、も、もう、出……、出ちゃうぅ……」
46 :
犬神:04/04/23 23:02 ID:gUabk9Xb
慧の体がのけぞる。
口の中に、何か甘い液があふれ出してくる。それは俺の唾液と混ざり、喉の奥まで官能を刺激する味が広がっていく。
俺の腰の動きも速くなる。体をイヤらしくくねらせながら、動きに合わせて慧のおちんちんをなぶる。
慧の体が硬直していく。足がピンと伸ばされ、小刻みな痙攣で太ももが揺れだす。
「あっ……、あっ、ああぁ……ッ! だ、ダメだよぉ! もうダメ、これ以上されたら、僕ダメぇっ! ダメぇっ!!」
ジュワッと、慧のおちんちんの味が濃くなる。
「ひっ、ひあ……、あ、ああああぁッ!!」
ドビュウウゥッ! ドビュルウウゥッ! ビュルウウゥッ! ビュウッ! ビュッ! ビュウウゥッ!
熱い精液が俺の上あごの裏を打った。
口の中に広がっていく快感の結晶。特に味なんてないもののハズなのに、俺はなぜかミルクのような甘みを感じる。
たまらず、俺は溢れた唾液と一緒に精液を飲み込む。慧の快感が全身に広がるような感覚……。俺はうっとりと目を伏せながら、慧の精子を味わう。
「あ、……あぁ、……うぁっ」
慧はビクビクと痙攣を続ける。考えてみれば、慧は他人にしてもらうのは初めてのハズだ。俺は慧の初めての人なんだ。
そう思うと、体がフルフルと震えてくる。
俺は慧から口を離し、スカートの中から這い出る。ベッドの上で膝立ちし、脱力する慧を見つめる。
慧はとてもだらしない姿になっていた。
顔は耳の先まで真っ赤になっている。口が半開きになっていて、ヨダレが端から流れている。頭をシーツに押しつけたらからヘアセットが乱れ、寝癖のようなひねりが頭頂部に出来てしまっている。
(あぁ……慧……。慧って、やっぱかわいい……)
そう思うと、身体の芯が燃えるように熱くなる。目の前が少しずつぼやけていき、意識に霞がかかる。
「さ、佐奈ちゃん……」
47 :
犬神:04/04/23 23:03 ID:gUabk9Xb
ようやく快感が引いてきたのか、慧がモソモソと立ち上がる。肘をつきながら上体を起こし、俺に近づいてくる。
そして、俺の股間に手を伸ばす。
「あっ!」
俺はとっさに身を引く。
「……まったく、乱暴なんだから。……僕だって、佐奈ちゃんのこと、気持ち良くしたいのに」
「だ、ダメっ!! いま触られたら、俺、なんかヤバい……ッ! だ、ダメッ! ダメえぇっ!!」
しかし俺の制止なんて耳に入ってこないのか、慧は身を乗り出し、指先を伸ばしてくる。爪が、俺のペニスに薄い布越しで触れる。
その瞬間。
「ひああぁっ!!」
ドビュルウウゥッ! ビュウウゥッ! ビュルンッ! ビュッ! ビュウウゥッ! ビュルンッ! ビュッ!
「え……? さ、佐奈ちゃん!?」
慧が驚くのもムリはなかった。俺は慧にほんの少しだけ触られただけで絶頂に達していた。しごきたてる暇なんて無い。一瞬で俺は、スカートの裏地にバシャバシャと淫欲の精を噴き出していた。
気が遠くなる。
俺は慧の上に重なるように倒れ込んでいく。慧が俺の体を支える。
お互いに力も入らない状況で、俺達はベッドの上でだらしなく抱き合う。
「……ど、どうして。いきなりこんな」
慧はまだ驚いている。
「いや、慧のおちんちん舐めてたら、感じちゃってた……。俺、なんにもしていないのに、もうあんなになってた……」
俺は脱力した肢体を慧に預け、荒い呼吸を繰り返す。
俺は、恐くなってきてしまった。
俺達がこの衣装に着替えて、まだ十分も経っていない。
それですでにこの状況。もう俺達は気を失うほどの快感にガクガクと震えている。……挿入もしていないのに。
今夜、俺達はどこまで感じてしまうのだろう……?
(次回・完結編に続きます。投下はおそらく金曜日の夜になります)
……間違えてageてしまいました。すいません。
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・) ワーイ
と__)__) と__)__) と__)__)
キタキタキタキター
∧_∧
( ・∀・) 金曜までオナ禁
( ∪∪
と__)__)
>犬神さま
うわ、こんなにいっぱいお疲れさまです。
今回のお話は慧ちゃんがたまらなく可愛らしいですね。
どっちかって言うと男の子っぽい佐奈ちゃんが我を失ってあっけなく
果ててしまうのも無理ない気がします。(自分もですけど・恥)
自分は佐奈ファンですが、慧ちゃんに乗り換えようかなw
自分的にはパジャマ姿のふたりが抱きしめ合いながらドキドキしてるところから
感極まって告白しあうシーンがキュン・・として特に好きでした。
このあとはもっとエスカレートするんでしょうね?ドキドキしながら完結楽しみにしています。
犬神先生マンセー!
>49約一週間あるぞ、つらいかもよ
>50ヌいた?オレもヌいた
最近、佐奈ちゃんに加えて慧きゅんのせいで、ティッシュの減りが倍になりますた。
山田が加わると三倍でしょうか?
ブラムって漫画に
「サナカン」って少女が
| ふははは! /
| どうだ俺の /
| ペニスの味はーっ!!/
. _llll_
| |・∀・|
| |\ |\∧_∧カク
. (( |_|_ィ⌒`( ;´Д`) うぎゃああああ・・・
ノ と、_入`_,つ う
カク
モ ヒ カ ン マ ン 登 場
保守
57 :
犬神:04/04/30 23:04 ID:0DwA/WcS
どうにか仕上がりました。完結編です。あー、よかった。
【女装アイドル モーニングスター・4】
俺達は抱き合いながら、ベッドに崩れ落ちる。圧倒的な快感に目が眩み、ベッドがグラグラ揺れているようにさえ感じる。
そんな俺の下にいる慧が、頬にキスしてくる。
キスキスキス。慧は何度も俺の頬にキスしてくる。柔らかい唇が俺の顔で何度も弾ける。くすぐったい。
「や……、やん。な、なんだよぉ……」
「だって、佐奈ちゃんかわいいんだもん……」
慧は腕を背中に回しながら、さらにキスしてくる。耳や首筋にまで口唇が当たる。俺はむず痒くって思わず顔をそらす。
「あんっ……! うッ! うぅ……」
「ちょっと触っただけで、スカートの中がグチャグチャになるほど射精しちゃうなんて……、佐奈ちゃんすごいね。そんなに感じちゃってた?」
「感じちゃってたって……」
「お口で、感じちゃったんでしょ」
ドクンと心臓が跳ねる。全部、慧にはバレてしまっている。
「分かるよ……。僕も佐奈ちゃんの舐めたことあるから。お口でも感じちゃうんだよね。フェラチオって、している方も気持ちいいんだよね……。知ってるよ……」
「け、慧ぃ……」
慧が俺の耳元で甘く囁く。そっと吐かれた息が耳の産毛をサワサワを揺らす。
「佐奈ちゃん、コンサートの後、オナニーたくさんしちゃうでしょ。……僕もだよ。僕も佐奈ちゃんのおちんちんのこと考えながらオナニーしてたの」
58 :
犬神:04/04/30 23:05 ID:0DwA/WcS
慧が俺の背中をまさぐる。右手は上から服の中に差し込まれ、肌を直接さすられる。
慧の口がさらに俺の耳元に寄ってくる。
「ドピュドピュって佐奈ちゃんが射精するところを、何回も頭の中でリプレイしたの。匂いや手触りを思い出して、自分のおちんちんをいじったの。そうやってずっと佐奈ちゃんを汚していたの……」
「う、うあぁ……。慧ぃ……」
静かな声が透き通るように俺の脳に入ってくる。糸のような吐息が、鼓膜を震わす。ゾクゾクと背中がざわめく。
「だから、昨日はどうしても耐えきれなくて、佐奈ちゃんのおちんちん、舐めちゃったんだ……。ごめん……、ごめんね……」
慧はついに左手をスカートの中にまで手を伸ばしてくる。お尻がタプタプと波打つように撫で上げられ、一緒にスカートの裾が揺れる。
俺はお腹を中心に体をくねらせる。体中をいっぺんにまさぐられる感触に耐えきれない。吐き出す息が再び熱をはらむモノになっていく。
予告なしに耳たぶを甘噛みされる。
「ひっ?!」
俺は体を縮める。慧の左手はついにショーツの中にまで入ってくる。端の方に指をかけられ、少しずつゴムが下ろされていく。薄い布が精液で濡れた陰茎をこする。
右手の指が少し立てられ、背筋の上を滑りながら後頭部へ……。その動きを追って快感が頭に這い登ってくる。
「ひああぁっ! あっ、あっ、あっ……」
喘ぐ口を慧の舌が舐める。硬く尖らされた先端が、歯列をなぞる。
モソモソと動く腰は、スカートを胸元まで上げていく。俺達は徐々に下半身を部屋の空気にさらしていく。
ついに、おちんちんとおちんちんが、直接触れあう。
唇も重なる。
上と下、俺達は両方の粘膜で同時にキスをする。
舌が絡みつく。俺達はねじるように首を回し合い、口の密着を強めていく。溢れた俺の唾液が慧の中に落ちていく。
腰は二本の鞘を上手く重ねようと必死に動く。だが、どうしても芯が噛み合わず、下半身はもどかしげに振られることになる。
59 :
犬神:04/04/30 23:06 ID:0DwA/WcS
プルプルと陰茎が揺れる。先端からは透明な汁が漏れはじめる。
「ふうぅ……、うんっ! うぅ……」
気持ちいい。お口も、おちんちんも、背中も、全ての快感が一つになって伝わってくる。
潮の満ちてくるような快感がこみ上げてくる。泣きそうなほどの切なさで、心臓がキュンを縮む。
俺はたまらず、慧の柔らかい舌を吸い上げる。甘い唾液が口に広がる。
腕を慧の腰に回す。肌の接する面積がさらに広がる。おちんちんはその角度をずらし、お互いのお腹でサンドイッチされる。
慧が腰を持ち上げてくる。精液で濡れたお腹が二本の肉棒をヌルヌルと押しつぶす。
「ふぐぅ……、うあぁ……あっ……、あぁ……」
「ふぅ……うッ! うぅ……うんッ!」
キスの続く口からは、発声を邪魔されたくぐもった呻きが漏れている。唾液の泡沫が潰れる。グチャグチャという粘着音が異様に大きく耳に響く。
ついに腰がおへそに突きを入れるように動き始める。
幼い性衝動はゆっくりとしたペッティングなんて許してくれないらしい。俺達は二人でお互いのペニス同士を犯し合う。
ガツガツと亀頭どうしがこすれる。飛沫が腹部に飛び散る。
黄色と青の女装少年が、柔らかいベッドの上で重なり合いながら、お互いのペニスをぶつけ合って喜んでいる。
長いキス……。しかし、こみ上げる悦楽から俺達の呼吸は詰まっていく。薄い酸素のせいで、頭の中に霧がかかっていく。
意識の焦点が定まらない。動物的な本能が腰を乱暴に突き動かす。射精間際のうずきが股間を痙攣させる。
「うぅ……慧ぃ……。や、やばいよぉ……。い、イくよぉ……」
だらしない声で俺は限界を伝える。
「うん……。ぼ、僕もぉ……。僕も出しちゃう……。佐奈ちゃんのお腹に……出しちゃう……ッ!」
慧を抱く力を強める。
60 :
犬神:04/04/30 23:07 ID:0DwA/WcS
もっと慧を近くに感じたい。慧に向かって射精したい。さっきみたいなスカートの上なんかじゃなくて、慧にかけたいッ!
――かわいい慧を、もっとかわいくしたい!!
二人で狂ったように体をこすり合う。もっと強く、もっと近くにと願いながら、ドロドロに溶け合っていく。
「ひああぁ……ッ! け、慧ぃッ! イくうぅッ! イく、イく、イくうぅッ!!」
「ああぁッ!! あっ、あうぅっ! あっ! さ、佐奈ちゃ…………、さ、さ、あああぁぁッ!!」
ドビュウウウウゥゥッ! ビュルウウゥッ! ビュルウゥッ! ビュルウゥッ! ビュウゥッ!
ビュルウウゥッ! ドビュウゥッ! ビュルンッ! ドビュウゥッ! ビュッ! ビュウウゥッ!
二人で、同時に弾けた。
二人分の精子がお互いの腹に吹きかかった。それは密着した肌に反射し、白い白濁液が爆発でもしたかのように左右に広がった。白濁液はシーツにまではじけ飛んだ。
痛いくらい力を入れた腕が、射精の衝撃で硬直する。俺も慧もまるで凍えているかのようにブルブルと震えながら、快感を受け止める。
「あ…………あ、あぁ……」
「さなちゃ……ん。さなちゃん……」
収まらない荒い呼吸が、慧の胸を激しく上下に波立たせている。俺はたまらず、慧の顔を撫でる。
溢れる涙を指ですくい、自分の口に運ぶ。
……甘酸っぱい。
その指を、半開きになった慧の口へ。慧はおしゃぶりでも入れられたかのように、指を吸い始める。
かき回すと、慧が小さく呻く。
間違いなく、お口で感じている……。
● ○ ●
61 :
犬神:04/04/30 23:07 ID:0DwA/WcS
グチャグチャ。――今の俺達を形容するなら、この一言でいい。
大量の精液が、スカートの裏も表も汚している。それはお腹に張り付き、太ももに雫が垂れる。
キスで溢れた唾液はアゴをコテコテに濡らし、ポタポタと胸元にまで落ちている。
そして、頬は涙で光っている。
染み一つ無かった綺麗なシーツも、激しいプレイでグシャグシャにシワが寄り、たくさんの体液があちこちに吹き飛んでいる。
俺はベッドの上に寝ころびながら、股間を開く。膝の裏を自分で掴み、両足を持ち上げる。
たくし上げられたスカートは、もう装飾としての役割を果たしていない。俺は勃起したペニスを晒し、肛門を突き上げる。液の溜まったおへそが少し涼しい。
「佐奈ちゃん……、いいの?」
お尻の向こうで、慧が聞いてくる。おちんちんをピクピクと痙攣させながら、半泣きの笑顔だ。
「うん、いいよ。慧に奪って欲しい。俺の大切なもの、慧に上げたい……」
「佐奈ちゃ……ん」
慧はグスグスと慧が鼻をならしている。……泣くなよ、俺だって我慢してるんだから。
「だから、お尻濡らして……。俺も一生懸命広げるから、……舐めて」
「うん、分かった……」
慧は俺の腰を少し持ち上げて体勢を直す。そして、浮いたお尻に顔を近づけていく。
お尻の割れ目に、慧の舌が潜り込んでくる。
「ひゃんッ!」
窄まりに、なま暖かい舌が這う。
62 :
犬神:04/04/30 23:08 ID:0DwA/WcS
クチャクチャという水音が響きはじめる。俺は肛門のシワまで一本一本、丁寧に伸ばされているのを確かに感じる。慧の舌使いはとても優しく、俺を傷つけないための細心の注意が払われている。
俺は出来る限りのリラックスを心がけ、ゆっくりと息を吐き出す。少しずつ括約筋から力が抜けていく。
開いた肛門に舌が入り込んでくる。柔らかくも力の込められた舌は確実に歩を進め、俺の奥まで進入してくる。
濡れた粘膜が、直腸に唾液を塗り込む。モゾモゾと動くと、さらに肉環は直径を広げる。
不浄の器官を最愛の人に奉仕させる幸福と罪悪感。それらは全て脳髄を介し、複雑な趣の快感に変換される。
(気持ちいい……。やっぱ俺、お尻でもすごく感じる……)
吐き出す息に熱がこもる。頭にはボンヤリと霧がかかり、全身がしっとりと汗ばんでくる。
薄紅の肌……。その中でも二点、特に充血の度合いを増していく部分がある。それは俺の乳頭だ。
両の乳頭は、まるで横半分に切った苺のように三角形に勃起していた。噛んだら果汁まで溢れてきそうだ。
俺は自分の興奮を伝えたくて、サマードレスの裾を胸の上にまで持ち上げた。勃起した乳首を慧に見せる。
「へへー……。ほら、凄いよ……。俺さ、慧に舐められてこんなになっちゃった。慧のこと好きだから……もう体中が感じちゃってる……」
慧は俺のお尻を舐めているから喋ることは出来ない。しかし、さらに気の入った肛門愛撫で俺の言葉に応える。
ジュルウウゥッ……チュウゥッ……、チュッ……、チュム……クチュウゥッ……。
さらに唾液をかき回すためなのか、直腸を吸われる。体の芯が抜けてしまいそうな感覚に、俺は呻く。
慧は出し入れをひたすら繰り返す。舌によるピストン運動。俺の体は高まっていく。
ついに開いたアヌスに、確認のために指まで添えられる。
硬い爪先が括約筋を抜け、俺の中に指が一本入る。
慧は更にもう一本増やす。二本もの棒を、俺の直腸は飲み込んでいく。
出し入れされると、息が詰まる。俺は強引に腹筋に力を入れて、準備が終わるまで耐える。
もう、いい……。もう、入れて欲しい……。
63 :
犬神:04/04/30 23:09 ID:0DwA/WcS
「け、慧……」
「……なに?」
「欲しい……。もう、慧が欲しい……。慧のおちんちんが欲しくって、せつない……」
俺は胸の前で手を合わせる。
――欲しい! 慧が欲しい……ッ!
「お願い。……どうかその熱いおちんちんで、俺の中をかき回して……。……俺を……犯して」
慧は俺の願いを聞き入れ、お尻から顔を離す。そして膝立ちしながら、自分の勃起した逸物を俺の尻にあてがう。灼けてしまいそうな肉棒の感触に、俺はわななく。
これが、俺の中に入る。そう思うだけで心が満たされていく。
こんな小さな胸にはとても納まらない、許容量を遙かに超えた幸福。
……溢れる。
「それじゃあ、入れるよ。……僕も我慢できないから。……佐奈ちゃんを犯したいから」
「うん、入れてぇ……ッ! 好きなようにしてぇ! 俺はもう慧のモノだから……慧にされたら幸せだからぁッ!!」
ズグンッ!!
慧のペニスが、俺を刺した。怒張は上からの圧倒的な力で、一気に根本まで埋め込まれた。
その瞬間、
「ひ、ひゃあ……ッ!! あうぅッ!!」
ドビュルウウゥゥッ! ブビュルウゥッ! ビュルンッ! ビュウゥッ! ビュウゥッ! ビュルウゥッ!
「さ、佐奈ちゃん……ッ?!」
慧が驚くのも無理はなかった。俺はまた、突発的な射精をしていた。
ただ挿入されただけでイっていた。あまりの衝撃に全身がガクガク痙攣している。白濁液は三回目の射精でもまだ量は十分で、俺の体に白い液溜まりを作っていく。
64 :
犬神:04/04/30 23:10 ID:0DwA/WcS
「うあ……、あ……あぁ……慧……、ごめん……」
俺は整わない呼吸で、慧に言い訳する。
「ごめん……。なんか、幸せすぎて……イっちゃった……。ブワッて……きちゃった……」
「さ、佐奈ちゃん……」
慧の動きが止まる。
……慧が困っている。
そうだろう。慧はもっと動きたい、ガシガシ腰を振って絶頂に達したい。なのに、肝心のパートナーがこの調子なのだ。まだ行為を続けていいモノかの判断がつかない。
慧の荒い呼吸が薄い意識の俺にも聞こえる。お尻に入ったペニスの熱さを感じる。
「いいよ……。動いて……」
俺は慧を促す。重い頭を持ち上げて、恋人の潤んだ瞳を見つめる。
「で、でも佐奈ちゃんが……壊れちゃうよ……。僕、佐奈ちゃんを壊しちゃうよ……?!」
慧の声が震えている。
優しい……。慧はとても優しい。そんな慧だから、俺はもっと愛されたい。
「……いいの! ……壊していいのぉ! お願い、動いてぇ! 俺のお尻に、精液出してぇッ!!」
「さ、佐奈ちゃんッ!!」
ガツンッ!
慧が力強くストロークを打ち込む。杭で打たれたような痛撃が俺を襲う。
圧迫に合わせて、ペニスの先からは液が飛び出す。俺の絶頂は収まっていない。
慧の腰がヌチヌチと動く。連続する射精で収縮する括約筋は、大きなピストン運動を不可能にさせているようだ。小刻みな中挿が俺の尻肉を振動させる。
「佐奈ちゃん……、佐奈ちゃん……。はあっ……さ、佐奈ちゃ……ん」
65 :
犬神:04/04/30 23:11 ID:0DwA/WcS
譫言のように慧が俺の名前を呼ぶ。
腸壁をこする熱い勃起肉。唾液と腸液の混合物が擦過し、イヤらしい粘着音が体の奥から響いてくる。
「はあぁ……、あぁ……、け、慧ぃ……、ひぃ……い、イく……、俺、ずっとイってる……」
俺の鈴口からは絶え間なく粘度の高い透明の液が流れている。止まらない射精のような感覚が延々と続く。
柔らかいベッドのスプリングが、音もたてないで波打っている。まるでフワフワの雲の上だ。そんな夢見心地のような空間で、獣のようなセックスが続く。
溢れる腸液が潤滑剤になってか、慧の動きが少しずつ大きくなっていく。シャフトの滑りが速くなり、火がついたような熱を、アヌスに感じる。
「佐奈ちゃん……、佐奈ちゃん……」
慧がより俺に体重をかけてくる。体は前にのめり込み、俺の体は潰される。更に深くなる挿入感に、俺はアゴを反らせて呻く。
「あううぅ……、け、慧……。ひッ! ひぐうぅぅっ!」
絶頂感が終わらない。登った山から下りてこられないような錯覚さえする。視界が妙に光に溢れ、慧の顔までぼやけてくる。
その時、慧は両腕を前に伸ばし、だらしなく投げ出されていた俺の手を握ってくる。指と指を硬く絡め合い、そこに新しい熱が生まれる。
腰にのしかかるようなきつい体位。それを支えるのは結ばれた両腕。上手く力さえ入れられない俺の両手は、プルプルと震えはじめる。
お尻に慧の体重がかかる。一撃一撃が眩暈さえ起こすとてつもない重さになる。圧倒的な快感が俺の脳幹を揺さぶる。
――壊れる。
もう意識が保てない。気持ち良すぎて気が狂いそうだ。
慧と繋がっているという幸福が、俺を法悦の彼方へと導いているのだが、その感覚を慧を共有できないのがどうしても口惜しい。
(やだ……、俺一人で……こんなに感じてるなんて……。もっと、慧にも気持ち良くなって欲しいのに……)
俺は慧の腰に足を絡ませる。
密着が強まり、衝撃がさらに重くなる。でも、慧が気持ち良くなってくれるなら、もうどうでもいい。
俺は意識して、お尻に力を入れていく。中で暴れるペニスの形が分かっていく。
66 :
犬神:04/04/30 23:12 ID:0DwA/WcS
カリが前立腺を掻き上げている。亀頭と竿では摩擦係数が全然違う。でも、性器の構成要素の全てが快感への仕組みになっていることに俺は気づく。
玉のような汗が全身から滲み出てくる。唾液を飲み込むことが出来ず、ヨダレが垂れ流しになる。苦痛とも喜悦とも区別のつかない涙がトクトクと流れ出す。
ポタッ……、ポツ、パタタッ。
俺の顔に、熱い何かが当たる。
「佐奈……ちゃ……ん」
慧の顔がすぐ上に見える。額まで赤くなった顔、だらしなく開いた口、そして、濡れた瞳。
泣いている、慧も目の端から涙を垂れ流し、雫がアゴまで伝っている。
「け……い……」
俺は指に力を入れる。二人の手が、一つの強固な塊になっていく。
それでも、引きつる肺では不規則な細い呼吸しかできない。意識が薄まる。
股間では勝手に射精が続いている。一突きごとにピュルピュルと出てくるカウパーはまるで水鉄砲だ
もうダメだよ……。慧……、お願い、射精して……。
「佐奈ちゃん……」
慧の顔がぶれる。腰がものすごい速さで動いているのだろうが、上手くそのことが認識できない。連続絶頂に俺は恍惚とし、間抜けな顔を慧に晒している。
(慧、ごめんね……。俺、慧に謝ってばっかりだ……)
慧の涙が頬に当たる。熱くて、痛い。
「佐奈ちゃん……ッ! さ、佐奈ちゃん……!!」
慧がビクビクと震え出す。すさまじい振動が俺の快感の芯を揺さぶる。なんか凄いモノが来る。
(慧は……俺を許してくれるかな。俺を……好きでいてくれるのかな)
「さ、佐奈ちゃんッ! あっ! あっ! ああぁっ!! さ、佐奈ちゃ……、ぼ、僕ぅ、僕うぅっ!!」
67 :
犬神:04/04/30 23:13 ID:0DwA/WcS
(け、慧……ッ!!)
「……あ、愛してるうッ!!」
ドクンッ!!
ドビュルウウウゥゥッ! ビュルウウゥッ! ブビュビュウウゥッ! ビュルウゥッ! ビュルウぅッ!
「……あ、あぁ、ふああああぁぁ……ッ!!」
愛の咆吼と、引き絞られた喜声が交錯する。
思いの丈、全てを込めた熱湯のような精液が、俺の直腸から注ぎ込まれる。体内にマグマが広がる。
「け、けぃ…………。けい…………」」
慧の痙攣が収まらない。ドクドクと熱いたぎりが絶え間なく俺の中へ……。
「佐奈…………ちゃん……、愛……してる……のぉ……。あ、あぁ…………うあぁ……」
俺も魂を引きずり出されそうなほどの深い絶頂を感じている。そのまま、意識は消えていく。こんなに近くにいる慧が、どんどん遠くに離れていく。
(慧……愛してる。俺も……慧のこと……愛してる……)
頬が二人分の涙を受けてグチャグチャになる。
慧……、また泣いてる。
でも、涙ってこんなに暖かいんだ……。
● ○ ●
星空が、ひっくり返っていた。
68 :
犬神:04/04/30 23:14 ID:0DwA/WcS
それがスイートルームから夜の街明かりだと気づくのに、ずいぶん時間がかかった。
俺は、慧に後ろから抱かれていた。一枚の毛布にくるまって、窓際に座っていた。
「あ、気づいた?」
「…………慧」
俺達は絨毯にベタ座りだった。それも裸で。慧の肌がとても柔らかくって、気持ちいい。
……状況がよく分からないけど。
「えっと……、なにしてるの?」
「佐奈ちゃんと一緒に、お外を見てるんだよ」
「そっか……」
俺は慧の体に背中をすりあわせる。合わせて慧も俺を優しく腕で包み込む。
「佐奈ちゃんが起きた時、一番気分がいいだろうなって感じにしてみたかったんだ。……どうかな?」
「……うん、綺麗だね」
俺達は一緒に、キラキラ光る夜の街を眺めた。ものすごいまったり感。なんか、時間が止まってるみたいだ。
俺の肩に乗せられた手が、そっと肌を滑る。背中にトクトクという慧の鼓動を感じる。暖かい気息が、髪を浮かす。
気持ちいい……。
体には力が入らない。たぶん今は立つことも出来ないだろう。腰が抜けるってこういう感じなんだと分かる。
俺は体を全て慧に預ける。慧は全て受け止める。
(愛してる……)
慧が言ってくれた言葉を噛み締める。たぶん、世界で一番素敵な言葉だ。これ以上何もいらない。もう、慧しかいらない。
「……俺、慧のお嫁さんになりたい」
69 :
犬神:04/04/30 23:15 ID:0DwA/WcS
ふと、言葉に出てしまった。
別に冗談にとられてもよかった。言った本人が笑ってしまうような、ばかげたセリフだ。それでも、無意識で言ってしまったことだから、これは本心だろう。
ずっと、慧を一緒にいたい。それが俺の願いだった。
「うん、いいよ」
慧の声が後ろから聞こえた。
「結婚しようよ。……そして、二人で暮らそう」
「け、慧……」
「お仕事の時も、遊ぶ時も。……お食事する時も、寝る時も。ずっと一緒。……ずっと一緒にいようよ」
「……あ、…………あぁ」
俺は何も喋れなくなった。さっきあれだけ泣いたのに、まだ涙がこぼれてきた。
なんか、もう幸せすぎた。
(ダメだよ、泣いちゃ……。慧は泣いてないのに……。俺だけ泣いちゃ……ダメだよ……)
でも、嗚咽は止まらない。俺は引きつる体をだらしなく慧にすり寄せることしかできない。それ以外、何も出来ない。
慧は、俺を優しく包み込む。
綺麗な夜が目の前に広がるスイートルーム。俺達は生まれたままの姿で体を寄せ合う。
夢みたいだ。……本当に、夢みたいだ。
目をつぶると、とても幸せな光景が浮かんでくる。
森の中の教会で、俺と慧が結婚式を上げている。塔の上の鐘が、荘厳な音を奏でている。
俺達は二人とも、ウェディングドレスを着ている。薄い純白のケープが頭にかかっている。
二人で同時に、顔を上げる。ステンドグラスの光がまぶしい。そして、
キスをする。
慧にキスされながら、俺はそんな夢を見ている。
● ○ ●
70 :
犬神:04/04/30 23:16 ID:0DwA/WcS
「持ち物検査ぁ?」
「いや、検査じゃなくって、持ち物拝見。そういう企画ね。スタジオトークでバッグの中とか見せるっていう、定番のヤツ」
「あー、あれ……」
俺は鏡を見ながら、本番前に念入りに髪をブラッシングをする。
「だからさ、一応バッグの中とか確認してよ。見られちゃ困るものとか、入れてないよね?」
「そんなの入れてないですよ。なぁ、慧」
「え? うん、たぶん……」
慧はクロスワードの雑誌から顔を上げ、答える。
今日は歌番組の収録。ツアー終了後のオフからは初仕事だった。
短い期間の休暇、俺達は約束通りずっと一緒に過ごした。
一緒に起きて、一緒に食事して、一緒に遊んで、一緒に寝た。本当に幸せな三日間だった。
このままどこかに逃げちゃいたいくらいだった。だけど、そこは我慢。俺達は現場に戻ってきた。
慌ただしくって、キラキラしてて、とっても騒がしくって、楽しいお仕事。やっぱり俺は歌を歌うのも好きなんだ。
マネージャーさんは俺達の鞄をのぞいている。まあ、見られて困るものなんて無いし、どうでもいい。それは慧も同じだろう。
「……あ。ちょっとこれ、佐奈ちゃん」
「なんですか?」
「やばい……」
71 :
犬神:04/04/30 23:17 ID:0DwA/WcS
「え?」
俺は後ろに振り返り、マネージャーさん手元を見る。そこには俺の携帯が握られている。
「佐奈ちゃん、これ……。何……?」
「携帯ですよ?」
「貼ってあるプリクラ……」
「え……っと、あっ……! ああぁッ!!」
俺は慌ててマネージャーさんの手から携帯を奪い取り、鞄にしまう。しかしそれでは何も解決していないことに気づいて、とりあえず背中に回して隠す。冷や汗がダラダラ出る。
俺の悲鳴で事態を理解したのか、慧も慌てて鞄から携帯を取り出し、後ろに隠す。しかし、その行為には意味がない。俺のモノを見られたなら、慧のだって同じだ。
マネージャーさんはため息をつく。
「あのさ、仲がいいのはいいんだ。プライベートで何をしていても、会社的にはあまり問題にはしない。……でもさ、キスしてるプリクラくらいはどっかに隠しておいてよ……」
「はーい……」
「……あ、あうぅ」
俺と慧がチューしているプリクラ。それはオフの日に遊園地で撮ったものだった。始めは普通に撮っていたんだけど、なんだかとても楽しくなってきて、最後にはお互いキスしてしまった。それを俺達は何かの証のように、携帯に貼っていた。
バカすぎる……。いや、初めて見られたのがマネージャーさんでよかった。はっきり言って大問題。殴られたって文句言えないよ、こんなの。
「とりあえず、それは預かっておくよ。いいね」
「はい……」
俺達は携帯電話をマネージャーさんに渡した。そして反省。
コンコンと控え室の扉がノックされる。そして向こうからADさんの声が響く。
「モースタさん、本番五分前でーす」
「モーニングスター、シャイニンッ!」
「シャイニーンッ!」
俺達は互いの拳を頭の上でぶつけ合う。
72 :
犬神:04/04/30 23:18 ID:0DwA/WcS
白い階段を模したセット、夕暮れの色の背景。スポットライトの束が俺達に集まる。
ディレクターさんのカウントダウンが始まる。流れるイントロ。一斉に六台のTVカメラが動き出す。
俺達はカカトでリズムをとる。腹式呼吸で空気を吸い込む。――さあ、歌おう。
俺は祈る。
今日も綺麗にハモれますように。いつも練習していることが出来ますように。
そして、全ての恋する男の子たちに、この声が届きますように。
聴こえますか。……俺達の歌、聴こえますか?
(了)
全部読んでくれた方、本当にありがとうございました。
新スレなので貼っておきます。犬神が2ちゃんねるで書いたショタSSがあります。
『犬神SS倉庫』
ttp://yellow.ribbon.to/~inugami/
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・) ワーイ
と__)__) と__)__) と__)__)
神だよほんと
いつもながら凄えなあ……感心するよ。
ひたすらごちそうさまと言うほかない。
佐奈を探す旅に出るぞ
オレは
んじゃわしもその旅に混ぜてくれ、>75よ
l ,.' l l
俺→ ,' ,' l l . - _
,' ,'_,..,_ l, ヽ ノ´//⌒ ミヾヽ、_
,r'´ ,r'´ `ヽ、、、`;ニ三彡´〃 ! ゙ゞヾ、_`ヽ
{ { ```` /´ { l | // ヽ`ーr' }
! ! `、 _ _ ' ノ l. ||l i l / l ←佐奈
', ; ', | \``''''ー―- ,'´l l |!` ‐--| l l l
', l ', |\_,) l l | リ,! l
i ; ', | ゚ | | ,! ' リ
,,,,--−---、ノ ,'___', | ゚ |. |
,'' ´ `ヽ ! | |
、、....___ .....,r'-......__ ,.r' ゚ | '''"''‐-、
 ̄ ̄ ̄
ゴチになりまいた
この二人みたいな関係になりたいなぁ
>77
後ろからでは愛しき佐奈の顔が見えない
>>78 馬鹿だなぁ。そのために鏡があるじゃないか。
長文レスごめんなさい。
犬神さん、お疲れさまです!
自分の知ってる犬神さんの作品の中で最高のクライマックスでした!
前半部、大好きな慧ちゃんから愛撫されながら、あんなふうにオナニー告白
されたら、佐奈ちゃんだってもうドキドキして動けなくなっちゃいますよね!
ふたりがついに結ばれあうシーンなんかもう、エロを通り越して神々しささえ
感じちゃいました。
優しい慧ちゃんに抱かれて星空を見てるところも、涙が出そうなぐらいに
「萌え〜!!」です。
ただトータルのバランス的に見て、ラストがすごく盛り上がって濃厚なだけに
それまでの部分があと一話分ぐらい長ければ……
(例えば脅されて悪戯されてることを、親友にも相談できずによそよそしい
態度を取ってしまう佐奈ちゃんが、それをすごく心配してくれてる慧ちゃんと
一時的に気まずくなってしまうとか?)
……なんて思いました(汗)。いえ、生意気言ってすみませんm(_ _)m。
でも女装とかに関係なく本当に素晴らしく感動的な作品でした!
いや、まじで漏れも慧ちゃんのお嫁さんになりたいですw
>79
佐奈は不安なんだろうから
こっちの顔を見せてあげなきゃ
>80
これでキミも完全にコッチ側の人間だな
82 :
犬神:04/05/03 00:26 ID:e8gQofdY
たくさんの感想レスありがとうございます。
次の機会もあればよろしくお願いします。
>80さん
毎回長文のレス、ありがとうございました。
内容にまで踏み込んでの感想は貴重なので大変励みになります。
陵辱編をあれ以上伸ばすのは生理的に限界でした。すいません。
(リモコンバイブを入れられたままコンサートをするとか、アイディアはあったんですよ……)
今回の話は執筆時間のトータルが50時間以上もかかってしまっているので、
なんか思い入れも強くなってしまいました。
いつか新メンバー加入編とかもやってみたいです。
>犬神氏
トータルで50時間も
毎回ゴチになっております
本当に感謝です
ゴチになってばっかだな、オレ
>>82 犬神氏
いつも(*´Д`)ハァハァできる作品、ほんとうにありがとうございます。m(_ _)m
感謝です。
>いつか新メンバー加入編とかもやってみたいです。
となると…モー○。を連想してしまうんですが…頼みますから「脱退」ってい
うのは無い事を願います…(;´Д`)
>>83 俺もゴチになりっぱなしなのが申し訳ないなぁって思うけど、全然文章が書け
ないから、何もできずに嫌悪感ですわ。
「気にせず書いてみれば!」ってなるんだろうけど、まじ書けないからなぁ…
佐奈と慧の現場写真を撮ってばら撒いてやる!
>85
オレが全力で防ぐ
「ねえねえ、慧君・・。今度来る転校生ってどんな
男の子かなぁ・・?可愛い男の子かなぁ・・?」(ドキドキ)
「何言ってるんだよ、佐奈ちゃん・・。まさかそいつと
浮気でもするつもりじゃないだろうなぁ!?」(怒・怒)
「もう、慧君のバカ!その子に慧君を取られたら
いやだからだもん!」(ぼかっ!)
>85
てめぇみたいなクズは許せねぇ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、いくらだ?
そろそろ新キャラの予感がする……。
エリたんハァハァ・・
なんていってみたりする
エリたんハァハァ
でも女名だな、しかし女装してる時の名なら無問題
晶たんハァハァ、だな。個人的に
エリたんは本名「恵利(やすとし)」なんだ。
でも、誰もそんな名前では呼んでくれない(そもそも読めない)んだ。
そのうち彼も、エリたん、エリたんと呼ばれているうちに、小悪魔チックな女装美少年になってしまい、
クラスの皆を翻弄するんだ。
……などと妄想してみるテスト。
>>93 そうじゃない、エリタンはイギリス出身で「エリック」という金髪碧眼の美少年。
日本に留学するも、佐奈と慧に無理やりいただかれてしまう。
しかし、女装に目覚めてしまい、ついには二人のお気に入りになってしまうのだよ。
外人キター
96 :
名無しさん@ピンキー:04/05/05 19:07 ID:zDG7qaPj
>>93 ゆびさきミルクティー?
ていうかめたもる?
ゆきたん(;´Д`)ハァハァ
97 :
93:04/05/05 22:01 ID:QjhMCe1g
意識していたのは「×(ペケ)」の3巻カバー裏……って誰にも通じないよ。
ゆびさきミルクティーは3巻が6月末に出るみたいですね。楽しみ。
晶きゅんはちょっとかっこいい目なのに、
ムリヤリ女装させられちゃって泣き出しちゃう感じと妄想してみる。
ゆびさきミルクティー読んだら
高校の頃に戻りたいよー20代なんてオッサンだよーって思ってチョット凹んだ
そして長戸と金ちゃんハァハァという重症な自分が
>>94 エリック君のステージネームは『エリー』でどうかなー?
衣装の方はゴスロリ・エプロンドレスっぽいのメインで。
「も、もう慧クン・・そんなとこ出ないよぅ・・、だって僕、男の子だもん!
ひゃっ、感じちゃうっ」
びくんっ。
「う〜んダメかぁ・・。じゃあやっぱりミルクはこっちで出そうか♪」
ぱくっ。あむあむ・・。
「いやんっ、もっとダメ!!そんなに強く吸ったら・・あんっ、またぁっ!!」
さて、
・慧 :白キュア
・佐奈:黒キュア
だと思うのだが、どう思う?
>>102 それは、佐奈タソが活発系、慧タソがおとなしめという事か?
I'm too。俺もそう考えてた。
佐奈はスパッツか
105 :
犬神:04/05/09 01:49 ID:5lAfQ4fa
犬神が先日のSSで考えていたイメージは、
佐奈……鋼錬のエド
慧……同じくアル(生身バージョン)
でした。
まあ、本当になんとなくレベルの話ですが。
鎧じゃなくてヨカタ
公園を歩いていたら、
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
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/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
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__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , /
に遭遇する佐奈。
この後どうなる?
>107
オレが助ける
恋に落ちる
佐奈ED
正確に言うべきだ。
「佐奈BADEND」って
佐奈と慧が兄弟でも萌えるかも
何故か慧が兄というイメージがあるが
ホシュっとこう
保守
「慧お兄ちゃん・・僕、今日から妹になるね」
前スレの
>>387の続きがすごく気になるのだが。。
自分的には結構好きなシチュだったから続けて欲しかった......orz
>114
降臨を待たれよ
FRIEND<<佐奈の隣は俺がもらう>>
メイドの佐奈タンにご奉仕されたい……
このスレもだんだんとゆるんできている……
I先生よ、俺もそろそろ新しい作者が欲しくなってきたようだぜ。
119 :
かおる:04/05/22 04:27 ID:N+c44att
僕の話を聞いてもらえませんか。
ここならどうでしょうか。
120 :
かおる:04/05/22 04:28 ID:N+c44att
僕は某女子高に勤めています。
1ヶ月間は普通に生徒に授業を教えていました。
でもある日、教頭先生に呼ばれ、こう言われました。
「1ヶ月見させてもらったけど能力的に問題があります。暫く生徒と同じ立場で勉強してもらうことにします。もちろん生徒として校則もちゃんと守ってもらいます。」
そういわれ紙袋を手渡されました。そのなかには学校指定のセーラー服・体操服・ブルマ等が一式入っていました。
「明日からその制服を着て1年C組で勉強してもらいます。わかったわね。」
翌日の朝、1年C組の教室で私は転入生として、教壇の右脇に立っていました。
「転入生の三上かおる君です。みんな仲良くしてあげてね。」
昨日、教頭先生に指示された通りに無駄毛処理をします。
セーラー服に35cmの学校指定のスカート。下着も女の子の下着を身に付けています。
まるで変態のような格好で、生徒たちの痛い視線に只耐えるしかありませんでした。
「転入生の三上です。よろしくお願いします。」
担任の先生が私の席を指示しました。
担任の先生は僕のタイプだった女性の先生です。そのうちデートに誘おうと思ってたのに・・
でも今の私は、もはやそんな身分ではありません。
「三上・・先生?」
私の席の横の生徒を見て私は余計ブルーになってしまいました。
それは私が副顧問をしていたテニス部の1年生の子だったからです。
「もうかおるちゃんね。今日の放課後練習にちゃんと来てね。副顧問じゃなく、一年生として・・」
121 :
かおる:04/05/22 04:29 ID:N+c44att
放課後・・・・。
僕は、テニスコートにいました。
顧問の小池先生が皆の前にいます。その横にいたはずの僕は今、生徒の列の後列に立っています。3年生のキャプテン美原さんが最前列に居ます。少し前の列に美原さんの妹の姿が見えます。
二人とも私が学生時代に家庭教師で教えた元教え子でした。そのコネでここに入れたんだけど・・・。
呼ばれて皆の前に惨めな姿で立たされました。ブルマーと体操着なんですけどブルマーが変にハイレグです。もともと小さいサイズだったのかお尻なんてほぼTバック状態です。
「三上さんのレベルって本当のところどうなのかしら、キャプテン!!能力確認してもらえるかしら・・」
「はい。小池先生」
キャプテン美原さんとの試合は惨敗でした。全く点を奪えませんでした。みんなの私に対する恥ずかしい冷やかしでプレイになりませんでした。
・・・最も私は学生時代に運動系はだめでしたし・・・
その後、妹美原さんとも対戦しましたがこれも無失点・・・
「そんなんでよく副顧問やってましたね。」
「先生ってもっと優秀な人だったと思ったんだけど・・見損ないました。」
かつての教え子にダメ人間の烙印を押され私はただ愕然とするしかありませんでした。
でも屈辱はそれだけじゃあなかったんです。
担任クラスの横の女の子・・・倉田さんが次の対戦相手だったんですが・・そこでも1点入れるのが・・精一杯でした。
「だめね。1年生にも負けるんじゃ・・。ここでは0年生扱い・・ってとこね。」
「かおる・・今後は一年生にも敬語を使うように・・。」
横で倉田さんが笑ってます。
私の生徒生活が始まりました。
かおる君はかわいいのかね?
124 :
114:04/05/22 12:20 ID:E3nPKTGh
>>かおる氏
おぉ!もしや前スレの
>>387の続きですか!?
よかったら、是非このまま続けて下さい!
どこかで読んだことあると思ったらそうだったんですね。
漏れもこんなふうに強引な話って好きです。
かおるさん、漏れも続ききぼんです。
126 :
かおる:04/05/22 23:16 ID:N+c44att
>>122 かおるは大学卒業したての23歳です。童顔で背も低い方で165cmです。
生徒とくらべると背が高い方に入るのかも知れませんが・・
って僕も生徒なんですね。
ほし
>>126 気に入ったよ君の体……
そしてジュニアもな……
ど、どうかなこれから……
かおるくんコレを着なさい
お知り出しなさい
130 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 11:30 ID:OVWtmc9e
かおるくん、かーいい♪
131 :
犬神:04/05/28 23:43 ID:kepc58U6
前半部のみですが新作投下したいと思います。
一応、三兄弟とういう設定です。長男……晶 次男……慧 三男……佐奈 となっています。
あと、題材がちょっと季節はずれです。すいません。
【まじかるメディシン(前編)】
「慧兄ちゃん……」
「……佐奈ちゃん?」
平日正午。僕は38度の熱に浮かされた頭を持ち上げ、開かれたドアの方向を見る。そこにはとってもハッピーな姿をした佐奈ちゃんの姿がある。
「な、なにその格好!?」
「看護婦さん、のつもりだったんだけど……、変かな、やっぱ」
顔を真っ赤に染めながらも、佐奈ちゃんはどうにか笑顔を作る。しかしこのコスチューム、言われてみれば看護師さんに見えないこともないけれど、僕にはそれ以上のモノにも思える。
まずベースにあるのはゴスロリに分類されそうな真っ黒いドレス。溢れんばかりに飾り付けられたヒラヒラのレースがとても可愛らしい。。
そして、その上からはこれまたヒラヒラのたくさんついた純白のエプロンが装備されている。キュッと細い腰に巻かれたリボンがやけにキュートだ。
で、ようやく頭にナース帽。だがそれも、薄いピンク色の地に赤十字のマークというある意味分かりやすいデザインをしている。おそらくはコスプレ用の品だろう。
衣装の個々を見てみれば、構成要素はバラバラで、おおよそまとまりがない。クローゼットにあったカワイイものをランダムにかき集めてみましたってカンジだ。
しかし、それを佐奈ちゃんが着ると不思議な物で、なんだかすごくトータルバランスがとれている。その姿はさながらゴスロリメイドナースとも言うべき、犯罪的なキャラクターだ。
「ぞ、属性つけすぎなんじゃないかな……?」
僕は鼻梁を押さえながら答える。やばい、熱ともあいまって鼻血がでそうだ……。
132 :
犬神:04/05/28 23:43 ID:kepc58U6
「そうかな……。でも、こういうの慧兄ちゃんが好きだと思って……」
そう言うと、佐奈は少しずつ僕の方によってくる。僕はそれを慌てて制する。
「だ、ダメだってば佐奈ッ! 僕いまインフルエンザなんだよ? うつっちゃう!」
「でも、近づかなくっちゃ看病できないよぉ……」
うぅ……。気持ちはありがたい。我が弟ながら、佐奈ちゃんはやっぱり可愛い。
でも、だからこそ、そんな佐奈を病気にしてしまうワケにはいかない。
「ダメだよ、佐奈ちゃん。せっかく学級閉鎖で学校がお休みなのに、風邪なんかひいちゃうのはもったいないよ。だから、僕には近づいちゃダメ……」
「でも、慧兄ちゃん……、とっても苦しそうだし……」
「ちょっと寝て、汗をかいちゃえば直っちゃうよ。心配しなくても平気。うん、ほらもう大丈夫」
僕は少し体を起こして、微笑みながら力こぶを作る。おそらく顔は真っ赤だし、髪もボサボサだけど、それでも心配かけさせないくらいの表情を僕は佐奈に見せる。
「だから、こっちはいいよ。それより晶兄さんの方が心配じゃない? もう5日も寝込んでるんだしさ」
僕は話題をもう一人の兄、晶の方に向ける。
「そっか、あき兄ちゃんの方が、大変……かなぁ……?」
「うん、あっちの方が重傷だよ。看護師さんも必要さ。ほら、早く助けにいってあげないと……!」
「……分かった。じゃあ、あき兄ちゃんの方にも行ってくる。何か困ったことあったらすぐに呼んでよ。あたし、すぐに飛んでくるから」
「看護婦じゃなくて看護師ね。うん、ありがとう佐奈ちゃん」
「はい、行ってきます」
佐奈は改めて扉を開けて、隣の晶兄さんの部屋に向かう。パタンと、勝手にドアが閉まる。
僕は再び脱力し、ベッドの中に沈み込む。
「ふぅ……」
133 :
犬神:04/05/28 23:44 ID:kepc58U6
少し、疲れた。体はダルく、とても力なんか入らない。クラクラと眩暈までしてくる。僕は大きめの枕にボフンと頭を落とす。
でも、これでよかったと思う。こんな辛い思い、佐奈ちゃんまですることなんてないんだから。
晶兄さんはもう熱も下がっている。側にいたって病気が感染ることなんてないだろう。とりあえずは、安心していいはずだ。
……あの姿を独り占めさせられるのは、ちょっぴり悔しいけど。
● ○ ●
隣から聞こえてくる楽しげな声に、僕はこっそり聞き耳を立てている。
『はは、佐奈すげーいい感じゃん。やっぱお前、そういうの似合うのなー』
『うぅ……、やっぱりあたし、すごく恥ずかしいよぉ……』
『ありゃ、佐奈は今、女の子モードか。……あー、すっげー可愛いよ。……可愛い、……可愛い、メチャクチャ可愛い』
『やん……ッ。あき兄ちゃん、そこくすぐったいってばぁ……』
『ふーん。じゃあ、ココは?』
『あんッ! ちょっと、そこダメ……ッ! ダメだってッ!』
何をやっているんだろう。壁一枚挟んだ向こうの部屋からは、佐奈のオクターブ一つ高い嬌声が聞こえてくる。
『ほーら、じゃあこれなんかどうだ?』
『やッ! そこまでしたら……は、恥ずかしいってばぁ!』
『ここまでしといて、それはないよ。ほら……、こんなになっちゃった……』
『あっ……、あう……、あうぅ…………』
ちょっと、ちょっと、ちょっとおぉッ!!
134 :
犬神:04/05/28 23:45 ID:kepc58U6
確かに風邪がうつるといけないから、佐奈ちゃんを兄さんの部屋に送り込んだのは自分だ。でも、自分だけ仲間はずれにされるのも、ものすごくイヤだ!
僕はベッドからずり落ち、這うようにして隣の部屋に向かう。
廊下にでると、半開きのドアからはさっきよりも大きく佐奈たちの声が聞こえる。
「はは、可愛い、可愛い。慧も喜ぶんじゃないか? こんな佐奈のコト見ちまったら」
「や、やぁぁ……。こんな姿を見られたら、恥ずかしすぎるよぉ……」
「ふーん、お前って慧のこと本気で好きなのな……。なーんだ、じゃあ俺のことなんてどうでもいいんだ」
「違うってばぁ! あたしは、慧兄ちゃんのことも、あき兄ちゃんのこともぉ……ッ!」
「……何してんだよぉッ!」
僕は這いつくばりながら晶兄さんの部屋のドアを開け、怒鳴り込む。そこにはベッドに腰掛ける兄さんと、頭を押さえながら半泣きになっている佐奈ちゃんの姿が見える。
佐奈ちゃんの頭には、ちょこんとネコの耳がついている。
……かわいい。
おそらくは、今、兄さんにムリヤリつけられたんだろう。ナーズキャップの奥に三角形の黒い耳が二つ顔を出している。まるで萌え萌えなイラストが、そのまま三次元に抜け出して来たかの様な光景だ。
「あ……、け……慧兄ちゃん…………」
「なんだよ、慧。こんなとこにまで這いつくばって来て。お前の部屋は隣だろう? とっとと寝てろよ」
晶兄さんは僕に向かって手を払い、シッシッと追い出そうとする。
「な、なんだよぉ……ッ! そんなこと言ったって、隣でこんなことされたら寝れるわけないじゃないかぁッ!」
「ふーん、そっか。でもなぁ、慧……」
そう言うと、晶兄さんは佐奈ちゃんの手を掴み、グイと自分の方に引き寄せる。佐奈ちゃんはそのまま体勢を崩し、兄さんの方へ倒れ込む。
「キャッ……、あんッ!」
兄さんはその小さな肩を抱きしめる。
135 :
犬神:04/05/28 23:46 ID:kepc58U6
「いいか、慧。お前は病気なんだぜ。それをうつしたくないから、佐奈を俺の所によこしたんだろう?」
僕はズバリ言い当てられる。確かにその通りだ。
「それなら、それ以上はここに近づくなよ。咳をするときは、ちゃんと手を押さえてな。うん、それを守れるなら、見てるまではオッケーにしよっか」
「見てるまでって……」
「つまり、こういうことさ」
そう言うと、兄さんは佐奈ちゃんのとがったアゴを持ち上げ、自分の口を寄せる。柔らかい唇が歪み、ソフトタッチのキスが始まる。
「ん……、あ、あき兄ちゃん……」
「ほら、もうちょっと口開けろよ。気持ち良くしてやるから」
兄さんの舌がそっと差し込まれると、佐奈ちゃんの口が少しずつ開いていく。やがてお互いの舌が絡み始め、佐奈ちゃんの唾液をすする音まで聞こえてくる。
「に、兄さんッ……。さ、佐奈ちゃん……」
僕はそんな光景をあっけにとられながら見ている。血の繋がった兄弟の濃厚なキスを、仲間はずれにされながら眺める。
僕達兄弟は仲が良くって、よく『こういうこと』をする。小さい頃からの習慣だし、特に嫌悪感はない。
でも、この行為はいつだって三人一緒だった。抜け駆けは無し。それが、僕達の暗黙のルールだった。
なのに、なのに……。
「ほら、慧がじっと見てるぜ、佐奈。ネコ耳ナースのエロっちー顔に、みとれちゃってる……」
「やあぁ……、い、言わないで……。恥ずかしい……、恥ずかしいよぉ……」
佐奈ちゃんは兄さんの大きい腕に抱かれながら、体をピクピクさせている。目もウットリと伏せられて、ヨダレが一筋アゴに伝っている。
ゴスロリメイドネコ耳ナースが、口内愛撫の余韻に震えている。
「あぁ……、佐奈ちゃん…………、佐奈ちゃん……」
僕はその蠱惑的な光景に、視線を外すことができない。頭はもうクラクラして、世界がまっすぐ見られない。熱と興奮でガンガンと頭痛がする。
136 :
犬神:04/05/28 23:47 ID:kepc58U6
なのに、おちんちんだけは激しく勃起している。これだけの発熱にもかかわらず、下半身の充血はなお、僕の体で一番熱い場所になってしまっている。
兄さんの指が佐奈ちゃんの頬を撫で、やがて口元に滑ってくる。
佐奈ちゃんは口の中に入れられた中指に舌を伸ばす。そして口に含み、チュパチュパと美味しそうに吸い立てる。
「はは、佐奈はなんだか赤ちゃんみたいだな。ほら、気持ちいいだろ?」
兄さんは佐奈ちゃんの口の中を、指でムリヤリ掻き回す。
「ふぅ……、ふぶぅ…………、う……、うぐぅ…………」
佐奈ちゃんのくぐもった呻きにが僕の耳に届いてくる。佐奈ちゃんの快感が僕にも伝導してくる。
僕はもう耐えきれずにパジャマのズボンを下ろす。汗でベッチョリと濡れたブリーフも引き剥がすように下へずらす。中からはガチガチに勃起してしまった半剥けのペニスが顔を出す。
「うぅ、さ、佐奈ちゃ……、佐奈ちゃん…………ッ!」
僕は自分の幼い肉茎を必死にしごく。
「け、慧にいちゃ…………、はっ……はうぅ……」
佐奈ちゃんは晶兄さんの膝の上で、大きな手のまさぐるような愛撫に悶えている。兄さんの指は佐奈ちゃんの顔から下に移動し、露出された首筋や、エプロンの下の胸を揉んでいる。
兄さんが佐奈ちゃんの耳元に口をつけ、そっと囁く。
「佐奈……、見てごらん。慧がとってもやらしいことしてる……。佐奈の悶えてる姿に興奮して、自分でおちんちんいじっちゃってる。恥ずかししげもなくフリチンで……。どう……、そんなお兄ちゃんは?」
「慧……にいちゃ…………ん、や、やらし…………ぃ……」
佐奈ちゃんが、僕を見ている……。こんな、浅ましい僕を……。
「や……、やだよ佐奈ちゃん……、み、見ないで……」
「なーに言ってんだよ、慧。佐奈を見てるのはお前じゃないか。カクカク腰振りながら、チンポこすってさ」
そう言うと、晶兄さんは佐奈ちゃんのスカートをめくり、その裾を佐奈ちゃんの口元へ近づける。
「佐奈、どうするかは分かるな?」
137 :
犬神:04/05/28 23:48 ID:kepc58U6
「は、はい……」
佐奈ちゃんはスカートを口にくわえる。晒された股間には、薄いピンク色のショーツが見える。その中央は、ふっくらと柔らかい隆起がある。
晶兄さんの指がショーツの端にかかり、クルクルと巻き取るように薄い布を下へずらしていく。
「ほーら、出てきた。慧、見てるか? これが見たかったんだろ……」
「はあ……っ、は……ッ! はあ……ッ! はあ……ッ!」
僕は息を荒くしながら、佐奈ちゃんの陰部に釘付けになる。
魚肉ソーセージを思わせる幼いペニスが、真上に向かって勃っている。それは呼吸に合わせてピクピクと震えている。
僕は無意識の内に、膝立ちのまま部屋の中へ入っている。まるで蛍光灯に引きつけられる蛾のように。
「おっと、それ以上は近づくなよ、慧」
兄さんが、僕の動きを言葉で制する。
「つーか、部屋に入るな。……お前、こんな可愛い弟を、そんなに病気にしたいのか?」
「で、でも……ッ! そんなコト言われても……、 こ、こんなの……こんなのってぇ……」
「だから、そこから見てるだけならいいぜ。お前はそこでオナニーしてろよ。佐奈のエロい姿をオカズにしてな」
大きな手が、持ち上げられたスカートの脇から進入し、佐奈ちゃんのおちんちんを摘む。添えられた親指と人差し指が、丁寧に肉のシャフトを上下にこする。
そうすると、佐奈ちゃんの体がイヤらしくくねり出す。
「ふ……、ふぐうぅ…………、う……ッ、うぅん……」
スカートをくわえているため、佐奈ちゃんは口が開けられない。鼻にかかるような興奮のうめきが、厚い布の隙間から漏れる。
ヒラヒラとレースが揺れる。伏せられた目からは涙が溢れ、雫が一筋、真っ赤に染まった頬を滑っていく。綺麗な髪は少しずつ乱れ、背後の兄さんの 顔にサラサラとかかる。
「はは、佐奈はいい匂いがするな……。とってもヤラしい匂いだよ……」
兄さんの指の動きがだんだんと速くなっていく。合わせて、佐奈ちゃんの震えも大きくなる。鼻息は荒く、ときどき喉の奥から絞るような声まで聞こえる。発作的に細い腰が跳ねる。
138 :
犬神:04/05/28 23:48 ID:kepc58U6
「佐奈ちゃ……、佐奈ちゃん…………、あ、うあぁ…………、あぁ……」
僕はそんな佐奈の痴態を見て、泣きながらオナニーしている。ペニスを握る右手を止めることも出来ず、左手は上着の下に潜り込んで勃起した乳首を転がしている。
(あぁ……僕も触りたい……。匂いを嗅ぎたい……。佐奈ちゃんを気持ち良くさせたい……ッ!)
発熱によって鋭敏になった神経が、快感を倍加させる。悶える佐奈という最高の素材を前に、僕はあっという間に登り詰めていく。
「さ、さな…………さなちゃぁ…………、あッ! ああぁ……ッ! ああぁッ!」
僕は身を乗り出すようにして、佐奈ちゃんの股間を見つめる。舐めたい、口に含みたいという衝動をこらえて、せめてその姿を脳に焼き付けようと凝視する。
そして、ペニスをただひたすら乱暴にこする。
ダメだ、もう止められない。気持ちいい、僕、すごく気持ちいい……ッ!!
漏れた先走りがボタボタとこぼれ出す。
僕はあっという間に限界だった。ラストスパートをかけると、一気に頭の中が純白に染まる。
「ひゃあぁ……ッ! あッ! あぁッ! さ、佐奈ちゃんッ! 佐奈ちゃぁんッ!!」
ビュルウウウゥゥッ! ドビュウゥッ! ビュルウウゥッ! ビュッ! ビュルンッ! ビュッ! ビュウウゥッ!
絶叫と共に、僕は射精した。前屈みになっていたので、精液はまっすぐ前に飛び散り、白い飛沫は兄さんの部屋のカーペットに降り掛かった。
僕は全身を硬直させながら、ヒクヒクと体を震わせ、精子の残滓が尿道を這い上がる余韻に痺れる。
「あ……、はあぁ…………、あぁ……」
そして、僕は力の全てを使い切り前方にのめり込んだ。自分で出した精子が、顔に当たる。しかし、それを拭う気力さえ、僕には残されていなかった。
「うぅ……、佐奈ぁ…………さ、佐奈ちゃぁん…………、ああぁ…………、うああぁ…………」
涙が止まらなかった。高すぎる絶頂がひいてくると、後には悲しみだけが残った。
僕は床に伏せながらすすり泣く。涙がカーペットに落ち、精子とは別の染みが出来ていく。
「ありゃ……、さすがに虐めすぎたか?」
139 :
犬神:04/05/28 23:49 ID:kepc58U6
兄さんはそう言うと、佐奈ちゃんから手を離す。
「あっ……、あき兄ちゃん…………」
「どうする、佐奈? インフルエンザうつされちゃうかもしれないけど、いいか……?」
佐奈ちゃんは迷い無くコクンとうなずく。
「本当にいい子だな、お前は……。じゃあ、これからすることも分かるな?」
「……はい」
佐奈ちゃんは兄さんの膝から降りて、僕に近づく。そして、床にぺたんとお尻をつき、股間を広げる。
両手で、恥ずかしそうにスカートを持ち上げる。
「慧兄ちゃん……」
「さ、佐奈ちゃ……ん」
「お願い……、あたしの、もう少しで出ちゃうんです……。どうか、ペロペロって……してください……」
佐奈ちゃんの手にギュッと力が入り、スカートのシワが深くなる。
「で、でもさ……。僕、佐奈ちゃんに風邪をうつしちゃうよぉ……。早く、部屋に帰らないと……」
「いいの、お兄ちゃん。あたしにうつして……。そして、早くよくなって……」
「……そ、そんなぁ」
「お願いぃッ! 舐めてくださいッ! もう切ないのぉッ! お兄ちゃんにクチュクチュしてほしくって、震えちゃってるのぉッ! だから、舐めて……、舐めてえぇッ!」
佐奈ちゃんの言葉に嘘はない。それは必死の懇願だった。
僕は肘を使って前に進み、佐奈ちゃんのスカートに頭を入れていく。そして、さっきからずっと欲していた勃起肉に唇を寄せる。
灼熱の肉棒にを口に含む。
「ひゃぐぅッ!」
140 :
犬神:04/05/28 23:50 ID:kepc58U6
舌が亀頭に触れた瞬間、佐奈ちゃんはビクッと痙攣し、肩をすくませる。
(おいしい……。佐奈ちゃんの溢れてくるトロトロ……とってもおいしい……)
僕は鈴口から湧き出す先走りを味わう。舌の上にのせ、唾液と混ぜて口の中に広げる。そうすると、頭の中まで全部甘くなるような錯覚に陥る。
僕は余り気味の包皮に舌をザラザラと絡ませながら、佐奈ちゃんのペニスをストローに見立てて吸いまくる。ドンドンあふれ出す濃厚なシロップに、僕は酔いしれていく。
「ひゃうぅッ! うッ! うぐぅッ! うあぁ……、あ……ッ! ああぁッ!」
もともと射精寸前にまで追い込まれていた佐奈ちゃんは、僕の乱暴なフェラチオであっという間に限界に追い込まれていく。足がピンと伸びきり、指先が丸まっていく。
僕も、早く佐奈ちゃんの精液が飲みたくってしかたがない。矢も盾もたまらず頭を上下に動かし、柔らかい唇で欠陥の浮き出た勃起をこすっていく。
僕の口内粘膜から染み出す唾液は大量で、ブジュブジュというイヤらしい粘着音が兄さんの部屋に響き渡る。すすり上げれば、音は一層高くなる。
「ひッ! だ、ダメぇッ! 出ちゃうぅ……ッ! ビューッって……、ビューッってしちゃうぅッ! け、慧にい……ッ! 慧兄ちゃあぁんッ!」
限界を告げる弟の嬌声。僕はトドメとばかりにおちんちんを喉に押し込める。そして、口内の全てをつかって、佐奈ちゃんの可愛い逸物を絞り上げる。
「ひゃ、ひあああぁぁっ……ッッ!!」
ドビュウウウゥゥッ! ビュルウウゥッ! ビュルンッ! ビュウゥッ! ビュッ! ビュッ! ドビュルウウゥッ!
甘露とも思える濃厚なカウパーが口内に広がった直後、大量の精液が僕の喉を撃った。
「ふぶッ! ふ……、うぐッ!」
僕は一瞬むせこんでしまう。それはとにかく熱く、そして膨大な奔流だった。
(く、苦し……ッ!)
それでも、僕は佐奈ちゃんの第一撃をどうにか嚥下した。飲みきれない分は頬の裏に溜まり、佐奈ちゃんの味が僕の官能を支配した。
第二撃、三撃が次々と僕に注がれた。痛みさえ伴う勢いで打ち込まれる精液が、僕の意志を溶かしていく。
「け、けい、にい……ちゃん。あ、あぁ…………」
佐奈ちゃんは全身を硬直させながらも、腰を震わせてすすり泣いている。溜まったモノ全てを吐き出すように、延々と長い射精を続ける。
141 :
犬神:04/05/28 23:51 ID:kepc58U6
僕はついに白濁液を全ては飲み込めなくなり、佐奈ちゃんのモノから口を離す。コプンと開いた口から精液が溢れる。そして、佐奈ちゃんの射精はまだ終わっていない。
熱い飛沫を顔に受ける。
「……やっぱ、すごいな。佐奈も、慧も、すっごくヤラしいよ」
兄さんがベッドから立ち上がり、僕に近づく。
床に額を押しつけながら、コホコホとむせる僕に、晶兄さんはそっと手を伸ばす。そして、僕の脇をつかんで、体を引き起こす。
「あ……」
いつのまにか、兄さんの優しい微笑みが十センチまで近づいている。
さらに距離は縮まる。
僕は、晶兄さんに口を吸われる。
「ん……、ふは…………、に、にいさ……」
「俺にも分けてよ……。佐奈の出したお薬……」
グチュ……、ズウゥッ、ジュッ……、ジュジュウウウゥゥッ……。
兄さんは僕の舌ごと口の中を吸い、佐奈ちゃんの出した精液を飲み込んでいく。
お互いの唾液と混じり合ったそれは、まるでシロップたっぷりのジュースみたいになる。溢れた泡沫が口の端で弾ける。
ドロドロになった兄さんの口の中が、とても柔らかくて、暖かい。僕の魂まで溶けてしまいそうだ。
僕は上手く力の入らない腕を、どうにか兄さんの首に回す。お互いの密着を強め、舌を兄さんの中に差し込む。
歯茎を舐めると、口の天井を舐められる。唾液を受け渡せば、頬の裏まで強く吸われる。
「ふ……、ふぐぅ……」
僕はもう、何も考えられないほど気持ちいい。キスって、本当にもう一つのセックスだ……。
「お兄ちゃんたち……、やっぱすごい……」
142 :
犬神:04/05/28 23:51 ID:kepc58U6
床にへたりこんでいる佐奈が、羨ましそうに僕達を見ている。自然とその指は口に伸び、自分の舌をもてあそんでいる。この子も、充分にイヤらしい。
窒息寸前の長いキスが終わる。僕はもう少しの力も入れることが出来ず、体を兄さんに預ける。
ポフンと顔を胸に埋めると、兄さんが優しく髪を撫でる。
「ゴメンな……、あんなコトしちゃって。なんか悔しくなっちゃってさ……、悪かった」
「悔しくてって……?」
「いいんだ。それよりさ、ホラ……」
そう言うと兄さんは僕の体を持ち上げて、ブンと振り回す。
「う、うわ……ッ?!」
遠心力で浮いた体は空中で半周し、僕はベッドの上に落とされる。
スプリングで肢体が弾む。
僕はそこから体を動かせない。熱のせいかキスのせいかもよく分からないけど、もう頭がボーッとして、考えが上手くまとまらない。
顔は精液や唾液で汚れ、雫はパジャマにも垂れている。下半身は丸出しで、恥ずかしく持ち上がったおちんちんが、吐き出した精液で濡れている。
僕、なにしてるんだろう……?
「こういう時って、汗かけば直るよなんて、エッチなマンガでは言うけどな。佐奈、お前はこんなお兄ちゃんをどうしたい?」
「…………えっとぉ」
佐奈ちゃんはウットリと目を細め、床から立ち上がる。
「キス、したい……」
「そっか、じゃあしちゃえよ。最高の魔法のお薬を、口移しであげちゃいな」
兄さんが佐奈ちゃんの背中をポンと押す。促された可愛い弟は僕にゆっくりと近づいてくる。
「慧兄ちゃん……、大好きだよぉ」
佐奈の柔らかい唇が、僕に触れる。
僕も、観念して目を閉じる。
流れてくる暖かい息吹に、僕は癒されていく。
(後編の3P編へ続きます)
GJ
GJです!!!
いや、毎回犬神様すごいですね…
そういえば、このSSで晶タソ、慧タソ、佐奈タソってそれぞれ何歳位の設定なんですか?
>>144 それは聞かないほうがいい。そのほうが一段と飯がうまくなる。
ちきしょー
佐奈みたいな弟が欲しかったなー
>146
弟が将来、女or男に取られるのを
きみは耐えられるか?
>犬神さん
ひゃっ、のっけからもんのすごくエロいですっ!(;´Д`)ハァハァ
ただでさえ可愛すぎる佐奈ちゃんがコスプレ看病してくれたら、むしろ熱が
あがっちゃいますよね(笑)。佐奈ちゃんが晶兄さんに愛されてるのを見ながら
慧くんがオナニーしちゃうシーンがすっごく興奮しますた!
前半だけでも超ハァハァなのにこの後3pだなんてどうなっちゃうんですかぁ!?
ああん
晶さんや慧くんみたいなお兄さんが欲しいなー
女装ヒロイン小説なんてDO-YO?
>152
カモーン
154 :
犬神:04/06/05 12:56 ID:EOAQZ73P
続きです。が、すいません。今回では完結しませんでした。申し訳ありませんが(中編)になります。
なんか、3Pは書いても書いても終わりません。実質エロシーンしかないのに……。
年齢設定ですが、具体的には考えていませんでした……。
晶……中一くらい。やんちゃ系、「俺」。
慧……小六くらい。まじめ系、「僕」。
佐奈……小五くらい。天然系、「あたし(女の子モード中)」
作者としてはこの程度のイメージで書いています。
【まじかるメディシン(中編)】
佐奈ちゃんは懸命に舌を動かして、僕を気持ち良くさせようと頑張っている。
「ん……、んんっ…………、んうぅ……ッ!」
兄さんに比べればまだまだ拙い舌使いだけど、その熱い想いは確実に伝わってくる。それだけで、僕の呼吸は不規則なモノになっていく。
佐奈ちゃんは舌に力を入れて、とがった先っぽで歯列を舐める。僕は少し首を動かし、佐奈ちゃんの口を吸う。優しく舌を噛むと、佐奈ちゃんは切なげに首を反らす。
「ふう……っ、やん……ッ! あうぅ、あたしが気持ち良くさせたいのにぃ……」
「十分だよ……、もう……僕…………、気持ち良すぎて……よく分からない……」
僕は今の気持ちを正直に言う。
38度の熱は、当たり前だけどさっきから下がった様子はない。むしろグッと上がってしまっているだろう。汗をかいた体を拭きもせず、エッチなことばかりしているのだから、当然だ。
155 :
犬神:04/06/05 12:57 ID:EOAQZ73P
頭の中は火照るばかりで、痛いのか痺れているのかさえよく分からない。ただ、少なくとも平常時の感覚ではない。今も天井がグルグル回っている。
そして、僕の体はすごく鋭敏になってしまっている。
少し佐奈ちゃんの指が触れただけで、腰が跳ねる。唇を吸われるだけで、魂が抜かれそうだ。僕は涙の向こうにいる佐奈ちゃんを、惚けながら見つめることしか出来ない。
「慧、ホントにダイジョブか……? なんかものすごく、だらしない顔になっちゃってるぞ」
「あ……、あうぅ……。そんなこと、言わないで…………」
僕は恥ずかしくなって、両手で顔を覆う。真っ赤に染まった頬が、掌に熱を伝える。
「慧兄ちゃん、可愛いよぉ。 あたし、そういうお兄ちゃんも、大好きだよぉ」
「やあぁ……。やだ……やだ……やだあぁ……」
僕は首を横に振る。……もう本当になにがなんだか分からない。ただ、羞恥心が強すぎて心臓がバクバクいっている。
佐奈ちゃんが僕のパジャマに左手を差し込み、薄い胸板をそっと撫でる。
「ひうッ!」
僕は快感に背筋を反らす。
「お兄ちゃんの体、汗でベトベトだね……。とっても熱いよぉ……」
そう言うと、佐奈ちゃんは右手で僕のパジャマのボタンを上から器用に外していく。薄い布地を横にのけられると、僕の上半身がベッドの上であらわになる。
「あ……、な、なに?」
「慧兄ちゃんの汗、あたしが全部舐めとって上げる……」
佐奈ちゃんはそう言うと、僕の首筋に口元を寄せる。湿った肉厚が、発熱した皮膚の上を這う。
「あうッ! や、やらあッ! は……はうッ! うッ……うぅ……、な、舐めないでぇ……、僕、汚いからぁ……」
しかし、佐奈ちゃんは僕の言うことなんて聞いてくれない。丹念に首を舐め、次は鎖骨に向かって舌が動き出す。
「ふ……ッ! う……、ううぅ……ッ!」
156 :
犬神:04/06/05 12:58 ID:EOAQZ73P
ペロ……ペロ……、ペロペロ……、クチュッ……、チュッ……、チュウウゥゥッ!
佐奈ちゃんはまるでこそぎ落とすかのように表皮を舐める。それは圧倒的な甘美で、僕は全身がプルプルと震え出す。
「おいひい……、慧兄ちゃん……おいひぃよぉぉ……」
肩が連続して吸われ、青白い皮膚に細かいキスマークが次々とついていく。
両手ではやんわりと全身がマッサージされる。脇から横腹、そしてベッドの下の背中にまで……。もう体のゾクゾクが止まらない。
やがて、佐奈ちゃんの舌は僕の乳首へ……。乳輪の周りをクルクルと、舌先が回る。
「ひゃ……ッ! ひゃうぅッ! ちょ、ちょっと……佐奈ちゃん…………ひ、ひぐッ!」
「おー……、やるなぁ佐奈。たっぷり教え込んだ甲斐があったよ……」
晶兄さんは、頭の横に肘をついて、佐奈ちゃんの愛撫を見守る。
「うん……、いつもお兄ちゃん達にして貰っていたから、今日はお礼をするの……。いっぱいいっぱい、慧兄ちゃんに感じて貰うの……」
ついに佐奈ちゃんが僕のオッパイを口に含む。ジュルッという淫靡な音が響き、次の瞬間、甘い波が神経を伝う。
「ああぁ……ぁっ……ッ! うッ……うぅ…………、ぐうッ! ううぅッ!」
僕は無意識にシーツを握りながら、手首を限界まで返している。眉間にシワが寄るほど顔をしかませながら、首を大きく反らす。
僕の味が気に入ったのか、佐奈ちゃんは赤ちゃんのように熱心に乳首を吸い立てる。舌でシコリを転がしながら、先端を軽く噛む。
熱心に右の乳首だけ攻められると、自然と意識がそこに集中してしまう。
(あぁ……、感じる……。僕、オッパイで……まるで女の子みたいに……感じちゃうぅ……ッ!!)
はぁはぁと荒い息を吐きながら、僕は無抵抗に快感を享受する。
「慧……、やっぱお前エロいよ……。すごいエッチな体してる……」
晶兄さんが僕の顔に手を伸ばす。頬を優しく中指の裏で撫でられ、爪先がそのままアゴを伝う。
「あ……、兄……さ……ん。あ、あ、あ……ッ!」
157 :
犬神:04/06/05 12:59 ID:EOAQZ73P
僕は顔に触れられるだけで感じてしまっている。
兄さんの唇が僕に近づき、耳に触れる。
「慧……、可愛いよ……。俺、こんな可愛い子が弟で……ホントに幸せだよ……」
囁きが吐息と共に内耳へ流れ込む。そして、耳たぶが甘噛みされる。
「ひゃぐッ!」
僕は快感のあまり、発作的に首を振る。しかし、兄さんの唇は僕の耳を追いかけてくる。
「可愛い……、可愛いよ……、慧、とっても可愛い……」
「やらあぁ……ッ! や、やめてッ! へ、変だから……ッ! 僕の体、もう変だからッ! それやめてえぇッ!」
熱で感度の倍加した神経と、それを更に苛む羞恥心の大波。精神の高ぶりはもう最高値で、おそらくおちんちんを少し触だけで射精するだろう。体がガクガクと震えだし、全身の産毛が逆立つ。
(ダメだッ! これ以上されたら死んじゃう……ッ!)
僕は命の危険さえ覚え、必死の抵抗を試みる。
「ぐうぅッ!」
力を振り絞って、体をひねる。強引に佐奈ちゃんの愛撫を引き剥がしながら、兄さんの首に抱きつく。
「きゃ……ッ! け、慧兄ちゃん?」
「慧……?」
「ちょっと待ってよぉッ! 僕だけ気持ち良くなったってダメなのぉッ! そんなの、気持ち良くないのぉッ!」
「…………はい?」
「?」
………………。
自分で言っておきながら、よく分からないセリフだった。
158 :
犬神:04/06/05 12:59 ID:EOAQZ73P
でも、これは本心だった。僕はこれ以上一人でよがってなんていたくなかった。
佐奈ちゃんはこの言葉の意味をまだくみ取れていないようだ。不思議な顔をしながら、僕の背中に覆い被さっている。
兄さんは……、
「そうか……。じゃあ、お前は何をしたいんだ?」
兄さんは、分かってくれた。
だから、
「僕、兄さんのおちんちん舐めたい……」
真摯に今の気持ちを伝えた。
● ○ ●
兄さんがパジャマのズボンを脱ぎ、パンツを下ろす。中からは、僕や佐奈ちゃんより少し大きいペニスがあらわれる。
亀頭が露出し、血管が網の目をはっている。僕達よりも少しだけ、大人のおちんちん……。
「慧……、あのさ」
兄さんは少し申し訳なさそうな顔をして言う。
「俺、ここ数日寝込んでたから、風呂入ってないんだ……。だから、無理することないし……」
「兄さん」
僕は兄さんを上目で見つめながら答える。
「僕は、平気だよ。こんな汚れている僕の体だって、佐奈ちゃんは舐めたんだから、僕だって兄さんを舐められるよ」
「……そうか」
159 :
犬神:04/06/05 13:00 ID:EOAQZ73P
兄さんはベッドの横に膝立ち、腰を僕の頭の高さにもってくる。屹立した裏筋が、目の前にそびえ立つ。
「晶兄ちゃん、大きい……」
佐奈ちゃんも僕の背中から、兄さんの逸物を見つめている。この子も興奮しているのか、僕の髪に熱い息が吹きかかる。
僕は肘で体を前に進め、少し頭を持ち上げる。
そして、右手で兄さんの肉竿を摘み、前方に傾ける。左手は陰嚢に添える。
唇を開く。先端が僕の領域に入る。そのまま首を伸ばし、ペニスを更に奥へ導く。
太くなった幹に口の開きが追いつかなくなったところで、僕はお兄ちゃんの分身をしゃぶり始める。
チュブッ……、ジュ……ジュルッ! グジュ……ブジュ…………ジュルルウウゥッ!
「く……ッ」
兄さんの腰が若干引く。口の中で暴れるペニスを、僕は吸引力で押さえつける。
歯を添えるように芯へあてがい、 舌を絡めていく。硬い肉の棒が、口の中で発熱する……。
右手の親指と人差し指で輪を作り、根本をゆっくりこすると、兄さんの体は硬直し、小刻みに震え出す。僕はさらに袋の中の二つの柔球を丁寧に転がし、刺激を強めていく。
「うわ……、晶兄ちゃん、気持ちよさそう……」
佐奈ちゃんが僕の背中でホゥとため息をつく。
(うぅ……、兄さんのって、なんか日ごとに大きくなってるみたい……。お口……いっぱい……)
晶兄さんは成長期だし、背もどんどん伸びてきてる。僕はその発育を、肌を重ねることで実感している。
兄さんは、僕なんか追いつかないくらい、かっこよくなってしまう……。
「ふあ……、にい……さ……、ん、ふうぅ……」
僕は更に熱心に口を大きく動かす。鈴口の隙間を舌で割り、中をすする。卑猥な水音がジュルジュルと響く。
「あぁ……、慧……やっぱお前、上手いよ……」
160 :
犬神:04/06/05 13:01 ID:EOAQZ73P
兄さんが僕の頭に手をかけ、髪をすく。サラサラの前髪を少し持ち上げ、僕の目を見つめる。
「すごい……、お兄ちゃん達、すごいよぉ……。あたしも見てるだけで、気持ち良くなっちゃう……」
僕の背中に乗る佐奈ちゃんも、いつのまにか腰をカクカク振り出している。スカートの中で勃起したペニスが、僕のお尻にあたる。
「佐奈、どうした?」
「どうしたって……、だって、お兄ちゃん達、すごくエロい……」
「そうじゃない。お前にだってすることはあるだろ? ……慧の体、綺麗にするんじゃないのか」
「……あ」
僕のフェラチオに当てられていた佐奈ちゃんは、ようやく自分の使命を思い出す。そして、少し体勢を起こしてベッドの上で四つ這いになり、口を下に向ける。
僕は、うなじにキスされる。
「ふうぅッ!!」
脊髄の直下を、伸ばされた舌で丹念に舐められ、僕は逸物をくわえたまま呻く。ショックで動きは一時停止し、前歯を兄さんに突き立ててしまう。
「痛ッ……! ちょっと、慧……」
「ご、ごめんなさい……」
僕は改めて首を回し、兄さんのカリクビに舌を回す。しかしその動きはどうしても緩慢で、ぎこちないものになってしまう。
佐奈ちゃんの舌は伸ばされたまま下方に這っていく。肩の後ろを通過し、肩胛骨へ。後には粘膜通過の証として、一筋の唾液の道が光る。
ときどき唇が上から押し当てられ、一生懸命背中の皮膚が吸われる。そのたびに僕の体はガクンと落ち、スプリングに沈む。
佐奈ちゃんも、僕の弱いところは全部知ってしまっているのだろう。その攻めは丁寧で、的確だ。
「ふ……、ふあぁ……、さなちゃ…………、にいさ……ん……」
僕は必死になって、兄さんのモノを吸い上げながらも、佐奈ちゃんの背中へのキスに苦しむ。発汗はさらに多くなり、湯気まででそうな勢いだ。額に浮き出た雫が、ツッと目頭にまで降りてくる。
「うん……、いいよ。慧……、俺、もう出ちゃう……」
161 :
犬神:04/06/05 13:02 ID:EOAQZ73P
兄さんが僕の額の汗を指で拭う。
おちんちんの先端からは、射精を耐えている証左の濃厚な液が漏れ出している。
佐奈ちゃんの背中へのキスはどんどん降りてくる。ついに僕の腰周りから、その先へ……。
尾てい骨に、舌先が滑る。
「……あ……あぅ」
僕は兄さんのペニスから口を離す。この先の佐奈ちゃんの行動を考えると、僕は兄さんを噛んでしまう危険がある。それは避けなければならない。
でも、せめて気持ち良く……。
僕は両手の指を全て兄さんの勃起肉に添える。複雑に指を絡め合いながら、唾液で濡れた包皮をこすり上げていく。
さらに、舌を強引に伸ばして、兄さんの亀頭を舐める。
「ああぁッ! け、慧……ッ!」
兄さんの嬌声。先端から漏れ出す液体が雫になり、僕の舌に落ちる。
一方、佐奈ちゃんの舌は僕のお尻に……。
「ふぁ…………、あ…………」
口を開けたまま、舌をつきだしている僕は、喉奥から掠れるような声しかだすことができない。しかし、あまりの快感に眉根は歪み、涙が目尻からあふれ出している。
佐奈ちゃんが顔を押しつけ、僕のお尻をムリヤリに割る。舌がさらに移動し、色素の定着した窄まり、さらに奥の秘穴へと近づいていく。
閉じた穴に、舌先が突き刺される。
「ぐうぅッ!」
僕は目を硬く閉じながら、手の動きを速める。舌をチロチロと細かく動かしながら、兄さんの限界を引き出していく。
「い、イく……ッ! 出る……、慧……。精液、で、出るッ!」
僕の熱い息が、兄さんの濡れた亀頭にかかる。僕の頭に乗せられた指に力が入る。
162 :
犬神:04/06/05 13:03 ID:EOAQZ73P
(出して……ッ! 僕の舌に、兄さんの白いの、いっぱい出して……ッ!)
ブルッと、兄さんの腰が縮こまるように震える。一瞬だけ、腰が引かれる。次の瞬間、
「う、うあッ!」
ドビュウウウウゥゥッ! ビュルウウゥッ! ビュウウゥッ! ビュルウゥ! ビュウゥッ! ビュッ! ビュウウゥッ!
兄さんの鈴口から、大量の白濁液が打ち出された。半ば固体の様な精液は僕の舌に当たり、口の中へ穿たれた。
「あうぅッ!」
それはまるで、熱湯を注がれているかのように熱かった。
兄さんのペニスが勢いで暴れる。跳ね上がった先端から、さらに精液は吹き出し、僕の顔にはすごい勢いで精子がかかる。
濃厚な味……。佐奈ちゃんとはまた違う、ちょっと大人の味が口内に広がる。そして、人を猛烈な興奮状態へと導く、この芳香……。
「に、にいさ……」
僕の体もガクガクと震え出す。手には兄さんのペニスを握りながら、お尻を佐奈ちゃんに舐められている。頭の中も、体の芯も、何もかもが熱い。
長い射精を、僕は延々と顔に受ける。……頬へ、額へ、髪へ。僕の顔面は白く爛れていく。
「慧……、いいよぉ……。止まらない……、気持ちいいの、止まらない……」
晶兄さんの感極まった声が届く。ああ……、僕も、たまらない……。
やがて精液の放出も止まり、兄さんは硬直した体を崩してベッドに手をつく。同時に熱いペニスが僕から離れていく。
僕もガックリと脱力し、ベッドに体を鎮める。ベッドの端に手を投げ出して、顔も拭わぬまま放心する。
(熱い……、熱いよぉ)
僕は苦しい。
死んじゃいそうだ。
蓄積された官能は下半身にうずまき、その解放を今か今かと待ちわびている。それなのに、僕は顔面が溶けそうなほどの精子を受けながら、まだお尻への愛撫を受けている。
163 :
犬神:04/06/05 13:03 ID:EOAQZ73P
「あぁ……、あ……、あぁ…………」
でも、もう僕は体を動かすこともできない。体は気持ちいいで一杯なのに、ただ熱くて、放心して、なにがなんだか分からない。
「慧兄ちゃん…………、慧兄ちゃぁん……」
佐奈ちゃんは、兄さんが達したことにも気づいていないのか、一心不乱に僕のお尻に舌を這わす。割れ目を何度も往復し、尻肉を割りながら穴の奥へと先端を伸ばす。
チュッ……、クチュッ……、チュッ…………チュッ、ズウゥッ、ズズウウゥゥッ……!
「ひゃあぁ……ッ!」
大切なものが抜けてしまいそうな程の吸飲だった。僕は大切な弟に、お尻を舐められて、吸われて、なぶられている。
「慧……」
兄さんが頭を起こし、僕を見つめる。
「に、にいひゃ……ん」
兄さん僕の頬を、両手で撫でる。ヌラリと精液が滑り、頬肉が掻き回される。
僕の目線まで、兄さんの顔が降りてくる。
「ありがとうな……」
兄さんが、キスする。
上唇を吸われ、僕の首が上がる。そのまま角度を変えて舌が入れられる。兄さんは自分の出した精液を、僕の唾液ごと吸い上げる。
そのままグチュグチュと、グチュグチュと掻き回される。白い液体は撹拌され、口内で泡立つ。もう僕は脳の中まで犯されている気分だ。
兄さんの部屋のベッドの上で、僕は兄に口を犯され、弟に尻を犯されている。
僕は無意識に体を揺すっている。焼け付きそうなほど勃起したおちんちんをシーツに擦りつけながら、身もだえている。
(出したい……、僕も出したい……)
手を股間に伸ばす。不器用に腰を持ち上げて、指をシーツと腹の間に差し込む。
164 :
犬神:04/06/05 13:04 ID:EOAQZ73P
「慧、まだダメだ」
兄さんが僕から口を離す。手は肩をつかみ、僕の動きをとどめる。
「あ……、あぁ…………、あぁ……」
僕は間抜けな声を上げながら、兄さんの眼を恨みがましく見つめる。
出したい……ッ! 出したいよぉ……ッ! 精子出したいぃ……ッ!
「慧……、自分の手でなんて、ダメだよ」
兄さんが僕の頬を舐める。
そして、耳元に口を近づけて、言う。
「お尻に入れて上げる……。もっと気持ち良くして、イかせてあげる……」
● ○ ●
ついに晶兄さんも上のパジャマを脱ぎ捨て、全裸になる。そして僕の背後に回り、体をすり寄せる。
萎えない勃起をが、僕のお尻に当たる。
「あ……、あぁ……」
僕はもういっぱいいっぱいで、まともな言葉も喋れない。頭の中は射精への願望が渦巻いている。
(もういいよぉ、入れてぇ……。早く……、早く出させてえぇ……ッ!)
僕は腰を強引に下げ、兄さんに挿入を願う。尻肉を左右に振りながら、重い一撃を浅ましげにねだる。
「慧兄ちゃん、イヤらしい顔ぉ……。トロトロに溶けてる……」
佐奈ちゃんは正面から僕の顔をのぞき込む。汗に涙、そしてヨダレと精液に濡れた僕の顔を……。
165 :
犬神:04/06/05 13:05 ID:EOAQZ73P
「あ……、さ、さ、なちゃ…………あ……」
佐奈ちゃんの目も、だらしなくとろけている。頭にのった可愛いネコ耳……、尻尾があればパタパタと振っているだろう姿まで想像出来る。
僕の肛門は佐奈ちゃんの愛撫で開ききっている。兄さんのペニスも僕の唾液で濡れそぼり、準備は十二分だ。
柔らかい亀頭が、ペトリと窄まりにあてがわれる。
「慧……、入れるよ。俺のチンポ、奥まで入れてあげる。気持ちいいところ、ガンガン押し上げてあげる」
「あぁ……ッ! あッ!」
うんッ! 早く入れて欲しいッ! 入れてよッ! 入れてッ! 入れてえぇッ!
僕は髪を振り乱す。顔をベッドに押し当てて、ブルブルと震える。理性が限界ギリギリまで追い込まれている。
そんな僕の肢体を、兄さんは腰を掴んで持ち上げる。
「あッ!」
少し宙に浮いた僕の体。そして、兄さんの先端は僕のお尻に照準を合わせたままだ。ワンテンポおいて、引力が全身を落下させる。
グボオオオォォッ!!
自身の全体重を一点にかけられ、僕は串刺しにされる。天井までも突き抜けてしまいそうな衝撃が全身を貫き、愉悦に浸りきった脳幹を揺さぶる。
「ひぎいいぃッ!」
僕はアゴを反らし、頭を振る。ビュクンとおちんちんが跳ね、先走りが噴水のように噴き上がる。
絶頂までは達しないまでも、それは圧倒的な威力を持った挿入だった。
「あ…………、あが…………、あ……、あぁ…………」
体から一切の力が抜けていく。僕はだらしなく兄さんに背中を預ける。僕より一回り大きい腕が、そっと体を包み込む。
「慧……、前を見てるか?」
「…………?」
166 :
犬神:04/06/05 13:06 ID:EOAQZ73P
視界は霞んでいる。ソフトフォーカスの風景に、佐奈ちゃんがフワフワと浮かんで見える。この子は、何をしているんだろう。
佐奈ちゃんはエプロンを後頭部に手を回して、エプロンを外している。フワリと白い布がベッドに落ちる。
さらにボタンに手がかかり、佐奈ちゃんの胸がはだけていく。それは本当に胸の部分、オッパイの所だけ。
中には、子供用のカップのないブラが入っている。ピンク色の可愛いデザインだ。
(な、何……?)
ブラジャーは上に持ち上げられる。下には、桃色の真珠みたいな乳首が見える。
幾重にも羽織られた布地の奥底、息づくように震える小さなオッパイ……。
やがれ佐奈ちゃんはベッドにうつぶせになり、這うように僕へと近づく。
「慧兄ちゃん……、ゴメンなさいぃ……」
佐奈ちゃんがさらけ出したオッパイの先を僕のペニスへ近づける。
「あたし、女の子ならよかったのにね……。そうすれば、オッパイも大きくなって、慧兄ちゃんをたくさん喜ばせて上げられるのに……」
小さな乳首が、僕の先端に触れる。
「ひゃ……ッ! ひ、ひあぁ……」
佐奈ちゃんはそのまま僕のお腹に顔をつけ、胸を上下に動かしていく。僕はおへそにキスされながら、倒錯的なパイズリに呻く
「オッパイ……、オッパイで感じて欲しいの……。こんな小さな胸だけど、慧兄ちゃんのことを考えるだけでキュッってしちゃうの……。あぁ、あたしも気持ちいいよぉ……」
あまりの快感におちんちんがゾワゾワと痙攣する。繊細な刺激が、圧倒的な法悦を引きずり出そうとしている。
「ひゃ……、ひゃぐッ! う……、うぐうぅッ!」
天にも浮いてしまいそうな、凄まじい快感。
(あぁ……、イく…………。佐奈ちゃんのオッパイで、イく……ッ!)
溶岩みたいな灼熱の液体が、一気に登ってくる。僕の性感帯を焼き尽くしながら、外へと駆け上がる。
167 :
犬神:04/06/05 13:07 ID:EOAQZ73P
目の前が、全部溶ける。
「うぅ……、うあッ! ああぁぁぁッッ!!」
ドビュウウウウウゥゥッ! ビュリュウウゥッ! ビュルウゥッ! ビュルウゥッ! ビュゥッ! ビュルッ! ビュウウゥッ!
僕は叫びながらイった。
噴き出した白濁液が佐奈ちゃんの胸にかかり、弾ける。綺麗な乳首が乳白色に染まり、雫が垂れる。
限界まで我慢した射精は止まらない。兄さんが前立腺を圧している効果も相まって、液はさらに強く撃ち出される。
「あぁッ! あッ! あッ! ああぁッ!」
佐奈ちゃんのブラジャーが汚れていく。服が、首筋が、アゴが、どんどんベトベトになっていく。そして、佐奈ちゃんはついに僕の射精を顔で受ける。
「ん……ッ! きゃんッ! あ……あはぁ、お兄ちゃんの精子……、精子……」
頬に垂れた粘度の高い液体を、佐奈ちゃんは少し指ですくい、舐める。そして、その発生源に目をつけ、顔を寄せる。
まだ液体を吹きつづけるペニスに、佐奈ちゃんはほおずりする。
「お兄ちゃんの……、暖かいよぉ……、なんか、こうしてるだけでイっちゃいそぉ……」
佐奈ちゃんは僕の快楽の波動を直接受け取っているかのように、息を吐き出す。興奮が、ビンビンと僕にも伝わってくる。
「あ……、あぐ…………、さな……ちゃ……」
後ろから、ペニスを入れたままの兄さんが語りかける。
「そっか、じゃあ今度は佐奈が気持ち良くなる番だな……」
兄さんの腕に、少し強く力が入る。
「うん。三人で、もっともっといいことしようか……」
(後編に続きます)
次回で完結させますので、
もう少しだけおつきあいください。
>>犬神氏
GOD JOB!&がんがってください!
エ ロイ
またゴチになりました、年齢設定が自分の脳内では
晶・・・19−22ぐらい
慧・・・高3
佐奈・高一
ってなってた、自分の趣向がショタから801の方向に行ってるのを感じる
佐奈に料理食わしてやりたい
171 :
かおる:04/06/07 01:37 ID:+RbQE2RW
>>121 の続きです。
その翌日、自分の部屋の荷物を箱積めして学生寮宛に送る準備を終えて自分の部屋に別れを告げた私は、午後から学校に行きました。学校指定のセーラー服で・・・。
「三上さん。美原さんに聞いたけど昨日は散々だったらしいですね。」
教頭先生です。もう三上先生とは呼んでくれません。
「午後からちょっと学力試験を受けてもらえない。」
・・・そして試験・・
「先生、試験用紙が薄くて読めません。」
「なんせ1年生適正試験の用紙なんて殆ど使ってないなかったからね。我慢しなさい。」これ以上、口答えはできそうもありません。大人しく回答を書こうとしましたが、読める問題が少ないです。
「はい、時間よ。答案を添削するまでそこの部屋で待っていなさい。」
僕は部屋で椅子にすわり待っていました。目の前にドアが見えました。・・・そういえばあのドアの向こうって見たことないな。この部屋も入るのは初めてだ・・
暫くして教頭先生・小池先生そして現担任の憧れてた山口先生が部屋に入ってきました。
「どうなってるんですか。あんなテストで30点しか取れないなんて・・」
山口先生がくすりと馬鹿にした笑いでいいました。
「三上さんは0年生からスタートしてもらうわ。もっとも0年生って特別なのよ。」
と教頭先生・・
172 :
かおる:04/06/07 01:38 ID:+RbQE2RW
「さあ裸になってあの部屋に入りなさい。」
小池先生が耳を疑うような要求を・・
・・先生方の有無を言わせぬ視線に観念して私は大人しく全裸になりました。
先生方は僕を目の前のドアの向こうの部屋に通しました。
そこはシャワーと手枷がぶら下がってる変な部屋でした。
手枷につながれた僕の体中に先生方が奇妙なクリームを塗り始めました。
淡々と状況を話してますがそのときの僕は恐怖と奇妙な快感が頭を駆けめぐっていました。
それが終わると先生方はそのままドアを閉めて出て行ってしまいました。
体中がなんかひりひるする感覚があります。
でも手足を枷で固定されて動かすことができません。
・・・それから1時間ほどして先生方がもどってきました。後ろに水泳着を着た1年生の倉田さんがいます。
「そろそろ良い頃ね。倉田さんお願いね」
「はい・・じゃあ。」
倉田さんが私の体に思い切りシャワーをあびせます。
「かおるちゃんとても可愛いよ。鏡を見てみて・・」
鏡に移された自分の全身を見て唖然としました。
それは首から下が全くの無毛になった自分の姿でした。
眼をそむけようとする僕の顔を押さえて倉田さんがいいました。
「だめよ。ちゃんと見ないと・・」
それを暫く見ていた教頭先生が
「じゃあそろそろ仕上げよ。小池先生・山口先生・三上くんをしっかり押さえて・・」
二人の先生にしっかり押さえられてぼくはお尻を突き出さした状態で台の上にのせられました。
「倉田さん。しっかり押しつけてあげなさい」
「はい。教頭先生。」
その後、ぼくはお尻と膝近くの外股にひんやりした感触を感じました。
・・・それから暫くしてピンクの胸当てのない半袖セーラー服に30cm程のピンクのミニスカートを着せられて先生と倉田さんの前に立たされていました。
胸にはリボンの代わりにネームプレートがつけられています。
「0年 三上かおる 」 そのしたにやや小さく「生活指導係 1年C組倉田恭子」
「それじゃあこれから0年生としてしっかりやりなさいね。この学校を優秀な成績で入学した倉田さんにきっちりしごいてもらうことね。
・・それとお尻と足につけたピンクの「0」ってのは特殊インクだから簡単には落ちないわよ。まあ月に一回はつけなおしてあげるけどね・・。」
173 :
かおる:04/06/07 02:00 ID:+RbQE2RW
「先生!!私はそんなんじゃ納得できません。」
倉田さんが先生方に反論しました。
「あら・・何故なの倉田さん。まあ指導係の意見を聞かないとね。」
「かおるちゃんは心を入れ替えてちゃんとしないとまともな生徒になれないと思います。」
(何を言い出すんだ・・。)
「かおるちゃんには過去を反省して生徒として1からやりなおすのよね。
だったら名前もちゃんと変えてもらいます。今日から倉田かおり・・判ったわねかおり」
僕はさすがに我慢できなかったです。
「馬鹿な事を言わないでくれ。」
パシ・・倉田さんのびんたが飛びます。
「お仕置きします。先生方すみませんがかおりちゃんを押さえて下さい。」
先生方に押さえつけられた僕のスカートを倉田さんがめくり上げました。
僕の下着は、前だけは辛うじて布がありましたがそれ以外はチェーンの下着を
履かされてます。もちろんスカートまくっただけでおしりの「0」のペイントがはっきり見えます。
倉田さんは持っていた金属定規で私のお尻を思い切り叩きました。
「痛い・・」
20発叩かれたところで涙がでてきました。
「わかったわね。今日から倉田かおりよ。」
「・・・わかり・・ました・・・恭子さん」
「じゃあプレートの名前を作り直しますね。」
山口先生がパソコンでプレートの作り直しを始めました。
同僚の先生方とくすくす笑いあいながら・・
かおる君エロい
リアルでこのクリーム欲しいなー
かおる君のこと思ってせんずりかいちまったよ。
布団をしこう、な!
>>174 ふつーの脱毛クリームでしょ? 持ってるからぬったげよっか?w
>>177 脱毛クリームの後に特殊インクか・・肌に悪そうだね。
>>178 せっかくだからボディーペインティングしてみようか。
180 :
犬神:04/06/11 22:43 ID:Jj3Do1U/
先日の続きを投下します。
長々と申し訳ありません。ようやく完結しました。
【まじかるメディシン(後編)】
「晶……兄さん……」
「どうした?」
「これ、無理だよ……。僕、今は動けないし……。この体位、きつい……」
兄さんの部屋のベッドの上、僕達は騎乗位の体位をとっている。僕は仰向けで寝ている兄さんに跨り、屹立した肉棒でお尻を貫かれている。
僕はもう、深すぎるエクスタシーと発熱のせいで、体には全然力が入らない。ただだらしなく、兄さんの腰の上に座っている。僕は肩で息をしながら、寝ている兄さんを光の無い瞳で見つめる。
「別にいいよ。まだ、動く必要はないさ。うん、慧は何もしなくていい……」
兄さんは僕の太ももを撫でながら言う。汗でベトベトの足でも、兄さんの手つきは優しく、気持ちいい。
「……まだ、準備も整ってないしな」
「じゅん、び……?」
「佐奈、おいで」
兄さんはベッドの横で待機していた佐奈ちゃんを呼び寄せる。佐奈ちゃんはオズオズと僕達に近づく。
「……はい。でも、あたしは何を?」
佐奈ちゃんはもうエプロンを外し、上もはだけている。ただ、ノーパンながらもスカートだけはつけっぱなしで、なんだかもの凄く卑猥な格好だ。まだ、ナースキャップとネコ耳も、まだ頭の上にのっている。
「準備だよ、舐めてあげるから俺の顔にまたがりな♪」
181 :
犬神:04/06/11 22:44 ID:Jj3Do1U/
「……は、はいッ!」
兄さんのセリフの意味を理解したのか、佐奈ちゃんは快活な返事をしてベッドに上がる。一方、頭の働かない僕は、兄さんの言葉の意味がよく分からない。
「なに……? なにを、するの……」
「慧と佐奈に、たっぷり愛し合ってもらうのさ」
そんな兄さんの顔に、佐奈ちゃんが跨る。空気を孕んだスカートがフワリと落ちる。
そして、
「……慧兄ちゃん」
佐奈ちゃんの、お日様のような笑顔が、
「ふふ……」
僕に近づいて、
「……だい……すき」
キス、されちゃう……。
クチュ……ッ。
柔らかい表面が接し、小さな粘着音が弾ける。
「お兄ちゃん、手ぇ出して。……両手ぇ」
僕は言われるがままに手をあげる。佐奈ちゃんの動作を真似して、掌をあちらに向ける。佐奈ちゃんの手も、僕の方を向いている。
距離が縮まる。二人の指が絡みつく。熱い掌と掌が重なり、僕達はさらに体温を上げる。
「はぁ……、はぁ……」
少し開いた口に、再び佐奈ちゃんの唇が重なる。舌がスッと差し込まれ、上唇の裏を舐められる。少し前に引き出された顔に、さらにキス。歯で舌を挟まれたまま口の中を軽く吸われる。
突然、握られた掌にグッと力が入る。
182 :
犬神:04/06/11 22:45 ID:Jj3Do1U/
「は……はう……ッ! う、うぅ……」
プチュッ……チュッ……チュウゥッ、チュッチュッチュッ……、チュウゥッ、チュチュウゥ……ッ!
スカートの舌から聞こえる淫猥な水音。兄さんが、佐奈ちゃんのお尻の穴を舐めている。敏感な粘膜をチロチロとなぶられ、佐奈ちゃんはキスを続けながらも、喉奥から小さな呻きをあげる。
口づけは終わらない。僕達は両手を硬く握り合い、舌を突き出しながらキスを続ける。
佐奈ちゃんのアナルは、兄さんによる口唇での愛撫が続く。それは、これから僕を受け入れるための準備なのだろう。兄さんは丁寧かつ念入りに佐奈ちゃんを責めているはずだ。
佐奈ちゃんの体がこわばっていく。上と下との同時キスに、体を震わせながら、腰をよじる。
その官能は、僕にも舌を介して伝達する。佐奈ちゃんが今、とてつもなく興奮しているのが伝わってくる。
でも、それは僕も同じだ。僕はお尻に兄さんのおちんちんを入れながら、佐奈ちゃんの唇を舐めているのだから……。
柔らかなベッドの上、僕達は奇妙な正三角形をつくりながら、お互いの粘膜を愛撫している。
佐奈ちゃんの熱い息が、僕の中に流れ込む。僕も甘い唾液を佐奈ちゃんに流す。
晶兄さんが、お尻を舐める倒錯的な悦楽に感じ始めたのか、腰が動き始める。合わせて僕の体も左右に揺れ、お尻の中で勃起肉がグイグイと暴れる。
「ううぅッ! うッ、うぐ……ッ!」
体力の枯渇した僕は、そんな兄さんを締め上げることも出来ない。だらしなく状況に流されたまま、倒錯的なセックスを受け入れる。
さっきあれほど放出した後でも、僕のペニスは硬くいきり立っている。腰の動きに合わせながら、先端が揺れる。
おそらくは、佐奈ちゃんのあのスカートの下も……。
「はうぅ……け、けいに……ぃ……」
佐奈ちゃんの、感極まったような呻きが聞こえる。
可愛い……。
僕の弟は、なんでこんなに可愛いんだろう。これが良いこと悪いことなのか僕には分からないけど、でも……。
「好きぃ……」
183 :
犬神:04/06/11 22:45 ID:Jj3Do1U/
ドキドキする……ッ!
僕は佐奈ちゃんの顔に頬ずりする。精子や唾液でグチュグチュになった顔を、佐奈ちゃんになすりつける。佐奈ちゃんの桃の表面みたいなサラサラのほっぺたが、とても心地いい。
「……あうぅ」
佐奈ちゃんがくすぐったさに顔をそらす。荒い息が耳にかかる。
僕達はそのまま体をすりあわせ、トロトロになっていく。激しすぎる動悸が止まらない。
このまま、僕達は溶けて消えてしまうのではないかと思ったそんな時、佐奈ちゃんの体がヒョイと下から持ち上げられる。
「……佐奈」
お兄ちゃんが両手で佐奈ちゃんのお尻を押し上げている。
「そろそろいいだろ……? もう、俺……限界だよ……」
「う……ん……、あ……たし……も、欲し……いよぉ……ッ」
佐奈ちゃんの声はガクガクに震えている。お尻への集中愛撫と僕とのフレンチなキスで、理性まで追い込まれているらしい。
「ああ……。じゃあ、慧にしてもらおうな……」
● ○ ●
「ちょっと……、あッ! あぐうッ! ふ、ふかい……。に、兄さん……ッ、こ、これダメッ、ダメえぇッ!」
「大丈夫だよ。ほら、ちゃんと持っててやるから……。動く必要ないんだし、楽だろ?」
「そ、そんなぁ……。ダメだよぉ……、これダメぇ……、ダメぇ……ッ」
僕は兄さんに背中からだっこされている。胸回りを両腕で抱かれて、体をヒョイと持ち上げられている。
ただし、お尻には兄さんの逸物が入ったまま……。
184 :
犬神:04/06/11 22:46 ID:Jj3Do1U/
いくら体を持ち上げられていても、体重の多くはお尻の一点にかかっている。僕はそのあまりに深い挿入感に苦しむ。
それでも、筋肉には一切の力は入らない。体はだらしなく脱力し、手も足も下にプランと垂れ下がっている。ときどき背筋が勝手に痙攣し、ビクビクと体が震える。
「慧……。もう少しだけ我慢な。ほら、佐奈が準備してるから」
「……さな……ちゃん」
佐奈ちゃんはついにスカートを外してベッドに横たわる。そして、頭の下からモゾモゾと枕を抜き、それを自分の腰の下に添える。佐奈ちゃんのお尻が少し持ち上がり、全裸のネコ耳ナースはそのまま股を開く。
お腹に張り付きそうなほど、硬く張りつめたおちんちんが見える。その下には、フワフワと膨らんだかわいいお尻。そして……さらに奥には、兄さんの唾液でベトベトになった、小さなすぼまりがある。
佐奈ちゃんはそのまま自分のお尻の肉を掴み、グイと広げる。割れ目が開かれ、お尻の穴も少しだけ横向きの楕円形に形を変える。
僕はその光景を、兄さんに抱かれたままジッと魅入っている。もう、眼が離せない。
(ああ……、佐奈ちゃんのお尻……、ピクピクって……動いてる……)
佐奈ちゃんの扇情的な体のラインは、とても男の子なんて思えない。触ればそのまま吸い込まれてしまいそうな綺麗な肌が、薄紅色に上気してる。……たまらないッ!
「うん……。あき兄ちゃん、もう……いいよぉ……」
「よし」
晶兄さんが僕を担いで佐奈ちゃんに近づく。広げられた足の向こうに見える佐奈ちゃんの顔はもう真っ赤で、涙までポロポロとこぼれている。羞恥心と肉欲の狭間でもがき苦しむ心が、手に取るように分かる表情だ。
「は、早くしてぇ……、もうあたしも……ダメぇ……。欲しい……欲しい……よぉ……」
いくら僕達がこういう行為に慣れていても、まじまじと性器を見られるのはどうしたって恥ずかしい。だけど頭の中は淫欲で染まりきっていて、絶頂までの一分一秒までもが惜しい。佐奈ちゃんは必死の思いでおねだりをするしかない。
兄さんはそれを分かっていて、僕に言う。
「ほら、やっぱ……すごいよ……。佐奈、可愛くって……。もっと……このまま見てようか?」
「あ……ッ! あう……あうぅ……、おにいちゃ……うぅ……ッ!」
「にい……ひゃん……。もう……ほんとにぃ……」
「冗談だよ……」
185 :
犬神:04/06/11 22:47 ID:Jj3Do1U/
兄さんはベッドの上に僕を下ろす。そのまま僕の勃起してペニスの先を佐奈ちゃんのアヌスへと導いていく。
「俺だって……もう堪えきれないよ。さあ……」
「……あぁ」
ついに、僕と佐奈ちゃんの敏感な粘膜で触れ合い、佐奈ちゃんは安堵の溜め息を漏らす。大きく波打つ胸に、玉のような汗が光る。
「佐奈、そのまま広げてろよ」
兄さんは僕のおちんちんを持ちながら、自分の腰を前に進めていく。僕は重心をグイと前に押し出され、力の抜けた体を少し前に倒す。
ツプ……。
二人分の慣性をもって、亀頭が佐奈ちゃんに埋め込まれる。そして、
グッ……、ズウウッ、ズズズズズウウウゥゥ……ッ!
「ぐうぅッ! うッ! うあ……あ……ッ! 来る……、慧兄ちゃんが…………来るうッ!」
「ひゃ……うぅ……」
柔らかい佐奈ちゃんのお尻に、僕のペニスはあっさりと飲み込まれた。
ギュッと握られているかのような圧迫感。なのになんか動いていて、もっともっと奥まで吸い込まれそう……。
「すごい……、佐奈ちゃんの中……溶けてる……ッ!」
熱を持っているはずの僕より、もっともっと熱い腸壁が絡みつく。僕のペニスも、このままドロドロになってしまいそうだ。
「慧……、手を離すぞ」
「え……?」
兄さんは僕が言葉の意味を理解するより早く、抱いていた胸から腕を外した。僕の前のめりになっていた体はそのまま傾いていく。
「う、うわ……ッ?!」
反射的に僕は腕を前に出す。もっとも、全然力の入らない腕だから、その動きは遅く、体を支えるには至らない。
186 :
犬神:04/06/11 22:48 ID:Jj3Do1U/
ガクンと頭が下がり、僕の落下は止まる。前後から挟まれた腰がストッパーになったようだ。僕は目の前に十センチに佐奈ちゃんの顔が所まで接近している。
「…………あ」
「……お兄ちゃん」
佐奈ちゃんの顔が、ゼロ距離で広がる。
佐奈ちゃんはお尻を掴んでいた両手を外し、僕の顔に改めて触れる。耳の後ろを撫でながら、目を伏せ、唇を近づけてくる。
僕も目を閉じる。口を開き、佐奈ちゃんを受け入れる。
濡れた佐奈ちゃんの舌が歯列を割って中に入り、僕の舌と重なる。
今日何回目のキスなのか、よく分からない。でも、飽きない。ずっと、ずっとこうしていたい。
舌を絡ませながら、佐奈ちゃんは僕の顔を撫でる。僕もシーツについていた手を佐奈ちゃんの首筋に伸ばし、うなじをくすぐる。
「あのさ……、慧、佐奈……」
兄さんが僕達を後ろから呼ぶ。良く聞けば、その息も震えている。
「俺、動くよ……。もう、もう本当に限界……。慧の中、すごくよくって……耐えられない……ッ!」
僕の腰を掴む兄さんの手も、滑りそうなほど汗ばんでいる。
「うん、いいよ……兄さん。動いて……、僕達を、メチャクチャにして……」
僕は首を後ろに傾け、兄さんに答える。
「あき兄ちゃん……、あたしも……壊してぇ。このまま、一緒に犯してぇ……」
佐奈ちゃんの声も切なげだ。
(ああ、欲しいよ……兄さん。そして、イきたい……。みんなでイきたい……ッ!)
「慧……ッ!」
兄さんの腰が大きく引かれ、揺り戻る。体重のった一撃が、最奥の秘芯を押す。
187 :
犬神:04/06/11 22:48 ID:Jj3Do1U/
ガツンッ!
「あぁッ!」
同時に僕の体も跳ね上がる。根本まで埋め込まれた僕のペニスは更にへと打ち込まれる。
「ひッ!」
佐奈ちゃんの鋭い悲鳴が部屋に響く。二人分の重量がかかった慣性力が鋭敏な一点を穿ったのだ。
しかし、セックスはまだ始まったばかりだ。ずっと性衝動を理性で抑えつけてきていた兄さんは、ここぞとばかりに腰を振る。
グッ! グッ! ……ズズウゥッ! がツンッ! ジュボッ! ジュボッ! グボボオオォッ!
「あうッ! う……うあ……ッ! はあぁッ!」
「ひううぅッ! うッ! うぐッ! ふあぁッ!」
僕と佐奈ちゃんの喘ぎが、ソプラノのハーモニーになる。不規則な嬌声が一定のリズムで重なり合い、僕達はさらに官能をつのらせていく。
お尻が熱い……。もうずっと入れっぱなしで、兄さんの形まで覚えていた僕の直腸は、強引な挿入の繰り返しでグチャグチャに崩されていく。このままでは恥骨まで壊されそうだ。
そして、佐奈ちゃんの中もやはり熱い。激しいピストン運動で体は硬直し、佐奈ちゃんは僕のペニスをギリギリと締めつけてくる。腰は前後左右に揺れだし、中のペニスもデタラメに暴れる。
「ああぁッ! け、け、慧兄ちゃ……ッ! あッ! あッ! あうッ!」
目の前で、佐奈ちゃんは可愛い顔を歪ませながら僕の名を叫ぶ。もう息も絶え絶えで、酸素も回っていないのだろう。朦朧とする意識の中、佐奈ちゃんは無意識に僕を求めている。
「さ、佐奈ちゃ……ぁッ! あッ! ……はあッ! はあッ! い、いぃッ! 佐奈ちゃ……ああぁッ! あああぁッ!」
僕ももう、言葉が言葉にならない。ただただ気持ち良くて、頭の中は真っ白だ。
すごい……、すごい気持ちいい……。三人が繋がって、一つになって、同じ快感を共有している……。
(あ……、でも……)
僕はあることに気づく。僕は、佐奈ちゃんをもっと気持ち良くさせることができる。
「佐奈ちゃん……ッ! ここ、こすってあげる……ッ! 僕、もっと……気持ち……よく……」
188 :
犬神:04/06/11 22:49 ID:Jj3Do1U/
ベッドについていた右手を、佐奈ちゃんの股間に伸ばす。先には、激しい揺さぶりに雫を飛ばす佐奈ちゃんの可愛いおちんちんがある。
「あッ?!」
少し顔を出した亀頭に指先が触れると、佐奈ちゃんは鋭い悲鳴を上げる。僕はそのまま勃起に指を絡めていく。
「ひゃッ! あッあッあ……ッ! け、けいに……いちゃッ! や、そこ……感じすぎ……いぃッ!」
僕は、僕を締めつける感覚を佐奈ちゃんにお返しするように、おちんちんをしごく。全体のリズムに合わせて、大きく、そして優しく、包皮を上下に動かす。
小さな穴から先走りが、スポイトの様に噴き出す。同時に、お尻の穴がギチギチと締まり始める。
「は……ひッ!」
これも佐奈ちゃんが感じた快感を僕に返しているということなのだろう。猛烈な腸壁の締めつけに、僕も脳が灼かれるような快感を得る。
それはまた晶兄さんにも伝わる。僕は兄さんのペニスを無意識に絞り上げてしまう。背後から、兄さんの溺れるような呻きが聞こえる。
「ふうぅッ! はあッ……はあッ……、け、慧……、そんな、そんなに気持ちいいのか……?」
「う……うんッ! すごいぃ……、ぼく……動けないのに……こんなに……こんなになってる……ッ! ダメッ! お尻……お尻熱いいぃッ!」
「ああ……、お前の中ぁ、すごく熱いよぉ……ッ!」
兄さんの腰がさらに速くなる。腰は小刻みにガクガクと揺れ、佐奈ちゃんのものを掴む僕の手も、合わせて速度を上げていく。
「ひッ! ひゃうぅッ! うッ! うぐッ!」
佐奈ちゃんはたまらず、両手でベッドのシーツを掴む。力を入れすぎた指は悪い病気の様に痙攣し、爪の中が鬱血する。
僕も、限界だ。目は薄く開きながら佐奈ちゃんの苦悶の表情を見ているけど、視界も意識も定まらず、ただ体の芯からわき上がる快感に震える。
三人がそれぞれの快感に押し上げられ、同時に達しようとしている。
「慧……ッ! 慧いぃッ!」
兄さんがラストスパートをかける。歯を食いしばりながら限界まで射精を堪え、無呼吸連打を繰り出してくる。
ガッ! グウゥッ! グッ! グウゥッ! ガツンッ! ガッ! ガッ! ズボボオォッ!
189 :
犬神:04/06/11 22:50 ID:Jj3Do1U/
奥からあふれ出した腸液が掻き出される。激しすぎる猛攻に、僕の理性も打ち崩される。
「ひゃあんッ! ひゃッ! あああぁぁッ! にいひゃ……ッ! ああぁッ! ああぁッ! ああぁッ!」
動物のような雄叫びを上げながら、僕は我を失っていく。本能の赴くままに腰を振り、体をくねらせ、よがる。
「ぐッ! ぐうぅッ! あうッ! けいに……い……ッ! けいに……ッ!」
佐奈ちゃんはアゴを上に突き上げながら、背筋を反らしていく。口の端からは飲み込めないヨダレが溢れ、シーツにボタボタと染みをつくっていく。
僕達は、大きな一つの波になっていく。三人分のエネルギーが一緒になり、感じてる快感は、一気に三倍にふくれあがる。
ブワッと、下半身からとんでもなく大きなモノがこみ上げてくる。悦楽や、幸福や、愛情が、全て混じり合った、強大なパルス……。
目の前が光で溢れる。目頭が熱くなり、涙が流れる。背筋がゾワッと波打ち、心が跳ね上がる。
「い、イく……ッ! イくうぅ……ッ! 俺、出ちゃうッ! で、出るッ!!」
「あ……ッ! ああッ! ああぁッ! あ……ッ! ああああぁッ!!」
「けいに……ッ! ひゃあぁッ! きゃうぅッ! うッ! うああああぁッ!!」
エクスタシーに飲み込まれる寸前、兄さんは大きく腰を引き、最後の一撃を打ち込む。強烈な衝撃で意識は飛び、あり得ないくらいの快感が、僕達を襲う。
「あッ! あああッ! あああああぁぁぁッ!!」
ドビュウウウウウウゥゥッ! ビュリュウウウゥッ! ビュルウウゥッ! ビュウゥッ! ビュクンッ! ビュクンッ!
ドビュッ! ドビュッ! ビュルウゥッ! ビュクンッ! ビュウウウウゥッ! ビュクンッ! ビュウッ!
190 :
犬神:04/06/11 22:51 ID:Jj3Do1U/
ビュルルルウウゥッ! ビュウッ! ドビュウッ! ビュウゥッ! ビュルウゥッ! ビュクンッ! ビュクビュクッ!
僕は、お腹の中、全てが精液で埋め尽くされてしまったかのようだった。兄さんの射精は一斉、かつ大量で、僕の直腸は爛れてしまいそうなくらの熱を持った。
同時に、僕も同じくらいの量の精液を、佐奈ちゃんに注ぎ込んでいた。ビクッ、ビクッと体が跳ねるごとに、ペニスは白濁液を柔らかいお尻に吐き出し続けた。
佐奈ちゃんも、イっていた。僕の握るおちんちんからはもの凄い勢いで精液が噴き上がり、佐奈ちゃんの体に降り注いだ。
(……止まらない。射精……が止まらない)
膨らみすぎた法悦が、連鎖爆発でもしたかのように僕達はイきまくる。筋が引きちぎれそうなほど体を痙攣させながら、精子を延々と垂れ流す。
「あ……あぁ…………」
僕は全身を硬直させながら体勢を崩す。ガクンと腰が落ち、同時に兄さんのペニスが抜ける。
「うぅ……ッ!」
兄さんもそれを契機に脱力し、床にひざまずく。そしてベッドのスプリングに頭を落とし、余韻に震える。
佐奈ちゃんはまだベッドの上でブリッジしているみたいに体をひくつかせている。足がシーツを掻き、腰がくねる。
射精はまだ収まらない。断続的にくる悦楽の波長に、会陰部を収縮させながら白い樹液を噴き出す。お腹の上はもう真っ白で、ヌルヌルになっている。
僕はそのまま、理性の光を失った佐奈ちゃんの隣に倒れる。
「あ……あぁ……、イってるぅ……あたし……イってるぅ……」
譫言のようにつぶやく佐奈ちゃん。だらしなく惚けたその顔は、とても可愛く、美しい。
綺麗な瞳の上で震える、長い睫毛……。半開きの口からのぞく、桃色の舌……。
「さな……ちゃ……ん」
自分の愛する人とは信じられないくらい、神々しいまでのその姿。これが、僕の弟……。
ああ、僕は本当に、この子のコトが好きなんだ。
● ○ ●
191 :
犬神:04/06/11 22:52 ID:Jj3Do1U/
ウチの母さん、木佐佐由理は子供服のデザイナーで、仕事部屋のクローゼットには可愛い洋服がゴロゴロしている。中には資料用のマニアックなものまであり、このナース服もその一部だ。
「でも、やっぱ佐奈ってすごいよな……」
兄さんが感嘆の溜め息を漏らす。
「ナース服のサイズが合わないから、せめてこの中から最善の組み合わせをって考えたワケだ。その結果があのコーディネート、ゴスロリメイドネコ耳ナースか……」
「ネコ耳は兄さんがつけたんじゃないか」
「そうとも言う」
歯を見せて晶兄さんが笑う。
「まったくもう……。あの時、兄さんちょっと意地悪だったしさぁ。なんか、最近変だよ」
「そうかー?」
「そうだよ……」
兄さんは僕の言葉を笑顔で誤魔化そうとする。でも、僕はまっすぐ兄さんを見つめる。だから、兄さんはバツが悪そうに目をそらす。
「……悔しかったからな」
兄さんがボソッとつぶやく。
「あの時もそう言ってたよね。……なにが?」
「佐奈が好きなのはお前だけってことがさ」
そのセリフは、針になって僕の胸に刺さる。心臓が疼き、心が揺れる。
「そ、そんなことないよ……。佐奈ちゃんは、僕のことも……、兄さんのことも……」
「いいや。佐奈はお前しか見ていないよ」
僕は先日の激しいセックスを思い出す。佐奈ちゃんの表情、匂い、そして僕の名を呼ぶ切なげな声……。
192 :
犬神:04/06/11 22:53 ID:Jj3Do1U/
「あいつ天然だし、本人に自覚なんてないかもしれないけどさ。それでも、佐奈が好きなのはお前だからさ。だから俺は悔しかったんだ」
「………………」
今度は僕が兄さんから目を反らす。
僕達の間に気まずい空気が流れる。僕は仕方なく支度を進める。
「……まあ、気にするなよ。もともと三人なんてのが変だったんだしさ。……そうだな、俺もそろそろ彼女とか作ろうか。……そうすれば」
「兄さんッ!」
僕はたまらず声を張り上げる。少し驚いた兄さんの表情。
「……それ以上言ったら、僕泣くからね」
いや、すでに僕の目には少しだけ涙が溜まっている。指の先が落ち着かず、肩が震える。
それでも、兄さんは、
「ごめんな……」
謝る。
もちろんその謝罪は、自分の言葉にではなく、兄さんを慕う僕に対してだろう。
寂しげな笑顔が、そのことを悟らせる。
やはりインフルエンザに感染していた佐奈ちゃんは、あの日の夜に発熱した。病気の潜伏期間を考えれば、あの行為が原因でうつったわけではないと思うけど、僕はどうにも申し訳ない気分でいっぱいだ。
だから……。
「け、慧兄ちゃん……?」
「佐ー奈ーちゃん♪」
自室でベッドに伏せる佐奈ちゃんを、僕は看病しに来た。とっておきの衣装……、たぶん、あの日佐奈ちゃんが着たかったあの衣装で。
「どうだ佐奈。慧だってなかなか似合うだろ?」
「あははッ」
佐奈ちゃんが、とても病人とは思えない笑顔を見せる。本当に、本当に嬉しそうな笑顔だ。
僕が着ているのは、あのナース服だ。
サイズが合わずに佐奈ちゃんが着られなかったコスプレ用のナース服だったけど、僕にはジャストサイズだった。佐奈ちゃんがつけていた帽子もかぶり、完璧装備。
193 :
犬神:04/06/11 22:53 ID:Jj3Do1U/
……兄さんに猫の耳までつけられちゃったけど。
「すごいよ慧兄ちゃんッ! かわいい、本当にかわいいッ!」
「あ、あんまり言わないでよぉ……。けっこう恥ずかしいんだからぁ……」
僕の顔は羞恥心で紅潮していく。うう、兄さんの前で着替えていた時はそれほどでもなかったけど、佐奈ちゃんに見つめられると、どうしようもなく恥ずかしい。
「なーんだよ。お前、下着までしっかり着込んじゃっるくせに」
「それだって、兄さんが履かせたんじゃないかぁッ!」
「ふみーん、お兄ちゃんさいこー♪」
……まったくぅ。でも、こんなことで佐奈ちゃんが元気になってくれるなら、それだけで僕も嬉しい。
「ねえ、看護婦お兄ちゃん」
「はいはい、なんですか?」
「お薬、ちょうだい」
「え?」
佐奈ちゃんは枕に頭を落ち着かせて、そっと目を閉じる。薄い唇が、うっすらと開いている。
「あ、えっと……」
「なにやってるんだよ、慧。かわいい弟の頼みだろ? あげなよ、お前の一番大切なもの」
大切なもの……。
僕は兄さんを見る。とても優しい笑顔が、僕を見つめている。
(うん、分かったよ。兄さん、ありがとう)
僕は佐奈ちゃんの口に顔を寄せる。そして、そっと唇を重ねる。
柔らかい……。
「はは……、ホントに可愛いよな、お前らってさ」
兄さんは、ほんの少し呆れたような声で、笑っていた。
(了)
読んでくれた方、ありがとうございました。
遅レスですが、>犬神さま
もうドロドロ、ネバネバで大興奮です。
大好きなお兄さんの歓びの証しをたっぷりと顔に浴びたら…。その顔に優しく
キスされたら…。
佐奈ちゃんや慧くんのその時の感動を想うと、恥ずかしいんですけど、思わず
うっとりしちゃいました。
好きな人を愛してあげられるのって羨ましい。女装とかショタホモとか関係なく
この兄弟たちのお話を読んでると、つくづくそう感じます。
それに幼くてちょっぴりピントの外れた佐奈ちゃんがまた可愛いですね。
自分的には5年生ぐらいかな?二歳づつ年の離れた兄弟?
こんなキュートな男の子がいたら自分もはまっちゃいそうです(汗)。
でも男の子が三人もいると、もう誰が誰なんだかわからなくなりますね。
いや、読んでてそれぐらい気持ち良くなっちゃいました。
「うん。三人で、もっといいことしようか……」
どんな風にいいことなのかワクワクしながら後編お待ちしています。
と思ったら完結編がっ!!
晶兄ちゃん・・(つД`)
完結キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
犬神さん最高!!
もちろん男の子同士の快感トライアングルにも最高に興奮しました。
優しい晶兄さんに下から愛されながら可愛い佐奈ちゃんとフレンチキッス…。
考えただけでおかしくなりそうですし、三人がひとつに繋がりあって愛し合うのなんか
もう鳥肌立っちゃいますた。(*´Д`)ハァハァ
でもいちばん萌えたのは終わり方です。
下手したら淫乱三兄弟に終わる可能性だってあったのに、ラストは慧・佐奈コンビで
きちっとラブラブにまとめてくれるところはさすが!!
でもたぶん譲ったんじゃないのかなぁ?弟たち想いの優しい晶兄さんは…。
「……それ以上言ったら、僕泣くからね」
だから最後の慧くんの涙にも胸がキュンとします。いや、晶兄さんだって心の中では…。
しかし犬神さんの作品は超エロエロなのにいつもあと味が良いんですよね、暖かみがあって。
これからも愛のあるエッチ物語、書き続けてくださいね。応援してます。
なんてうらやましい兄弟なんだ!
┌────────────────────┐
│ 警告!! |
│ │
│ ここにこんな |
│ ハレンチな行為をするものがいる。 │
│ 心当たりのあるものは |
│ すみやかに │
│ やめること!! |
│ │
└────────────────────┘
カオルきゅん作家さん降臨きぼんぬ……
201 :
かおる:04/06/14 22:31 ID:AqC+mGRo
「もう・・部活終わっちゃったかな・・」
倉田さん・・いや恭子様の後ろに付き従いながらかおる・・いやかおりはテニス部の部室に向かいました。
部活は終わってましたが部屋には美原姉妹が残っていました。
「あー。来たよ。0年が・・」
妹の美原久美子先輩が冷笑を浮かべながら私に言葉を投げかけました。
姉の美原由美子キャプテンがあきれた顔で私を見ながらこう言いました。
「推薦した私の顔を見事に潰してくれましたね。学力が高校生より低いなんて・・」
恭子様は顔をうつむけたままの私の腕をつかみ二人の前に付き出しました。
「まあ・・仕方ないわ。せっかくだから女子高生見習いの元男性教師の体を見せてもらおうじゃない。脱いで・・」
躊躇する私のお尻をぴしゃと叩き恭子様に脱ぐことを促されました。
スレンダーな美原姉妹と違い恭子様は小柄でややぽちゃな感じでしたが女子の割に力が強いです。実際、彼女とのテニスの試合は美原先輩より動きは鈍いながらも強い打球に力負けした感じが強かったです。
言われるまま私は裸になりました。
202 :
かおる:04/06/14 22:34 ID:AqC+mGRo
「まあ、すっかり体はきれいね。気になったんだけど乳首に何でピアスしてるの・・。
それにあの・・アソコの棒の根本にも何かつけてるみたい・・」
「それはですねえ・・先輩。聞いて下さいよ。」
恭子様が待ってましたとばかり話し出す。
「彼女が女子高生になるためには学力以外に生活姿勢も女子になってもらわないといけないから、女子と同じように胸が急所って感覚もってもらわないといけない。
それでピアスを先生が義務つけたんです。
アクセサリーが振動するようになっていて私が定期的にスイッチ入れてあげないといけないんです。面倒ですね。」
「それと棒のリングは男性みたいに勃起できないようにするためらしいです。女の子は勃起しないですもんね。」
「今日から彼女は倉田かおりって名前に変わるんです。書類上は私の妹です。でも私は教育係だから厳しく躾ますからね。わかった・・かおり・・」
そして手首のスナップを利かせて私のお尻を強打しました。
「は・・はい。恭子様。何も出来ない無能なかおりをよろしくご指導ください。」
美原姉妹が大笑いしています。私は何か興奮して勃起・・・い・・いてて・・
「いきなりじゃん。もう・・駄目な子ね。まあいいわ。じゃあ新しい体操服に着替えて基礎体操でもしてもらおうかな。」
恭子様が鞄から新しい体操服を出し私に手渡しました・・・・。
これはやられた……ハァハァ
>>202 いいです!興奮します!
とことん惨めな女装マゾへと貶めてください!
ホント、かおり(先生)がうらやますぃ・・
>>203 >>204 励みになります。続きも期待して下さい。
>>205 ナイスアイデアですね。参考にします。
でももうちょっとこのままで進めてみます。
208 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:44 ID:E0yLWgHZ
>>207 いいねえ。女子高生のおもちゃとしては・・
金玉痛そう
210 :
かおる:04/06/20 00:09 ID:s3N+Kduz
恭子様から受け取った0年生の体操服は想像を絶する物でした。
シャツの代わりにピンクの女性用タンクトップ。丈が短くてブラが隠れるほどしかありません。
胸には「0年 倉田かおり」一段改行して「管理者 倉田恭子」と書かれたワッペンが貼ってあります。
女子高生見習いなのでパンツ類着用禁止・・なのでブルマの代わりに水着用の巻きスカートが支給されました。色はこれもピンク
巻きスカートは非常に短く私のお尻を充分に隠すことができません。
その格好で私は腕立て伏せ・腹筋等基礎運動をさせられました。
腕立て伏せで休むと容赦なく恭子様の金属定規が飛んできます。
その度に「ありがとうございました。」と言わされます。
ウサギ跳び・ランニング等単調な運動が1時間程行われました。
211 :
かおる:04/06/20 00:10 ID:s3N+Kduz
最後に校庭に正座して3人の先輩に説教されてしまいました。
「もう・・その位でへとへとになっちゃ駄目じゃない。大人でしょう。」
「仕方ないですよ。ここでは大人失格なんですから」
「へたったときの姿勢にも問題があるわね。もっと女の子らしくないと」
僕は情けなくて涙を流しました。
「その涙はどういう意味なのかな。私たちに馬鹿にされてくやしいの・・」
美原(姉)キャプテンが言いました。
「まだそんな感情があるなんて問題ね。倉田さん。妹さんにきちんと教えてあげて・・」「そうですね。かおり。お姉さんの膝の上にあおむけになりなさい。」
私は言われるまま恭子様の膝の上にあおむけになりました。
・・ぴしゃん・・
恭子様は私の巻きスカートをめくって例のスナップの利いたお尻叩きを始めました。
・・ぴしゃん・・・・ぴしゃん・・・・ぴしゃん・・・・ぴしゃん・・
お尻を叩かれる痛みと勃起を抑制するリングの責めで私は気が遠くなりそうでした。
「まあ・・今日はこんな所ね。じゃあまた明日・・」
美原姉妹は帰っていきました。
212 :
かおる:04/06/20 00:10 ID:s3N+Kduz
「かおり・・体操で下着が汚れてるね。下着とりかえようね・・。」
その下着は今の下着より屈辱的な物でした。
それはかおりのアソコを包む袋のようなものでした根本を紐で結ぶようになっておりさらにその先に鈴がついています。袋の先には胴体に巻く紐がついているだけのものです。
どちらの紐も頑丈そうですがフリルがついています。
セーラー服に着替えた私に恭子様が「飛んでみて・・」と指図します。
鈴が情けない音を鳴らしました。
「かわいい・・。やっぱ普段はそのパンティーにしようね。
Tバックは体操着用にするといいわね・・」
>>212 その下着、すごく屈辱的でいやらしいです(*´Д`)ハァハァ
もっともっとおながいします
>>213 次は寮でのお話を予定してるんですがあれこれネタ繰り中です。
いかん、改めてかおりタンの前の方の話を読んでたら
抜いてしまった(´Д`;)はぁはぁ
ゆびミルはこのスレか?
このスレでいいんじゃない?
もしかしてユキタン降臨ですか(*´Д`)ハァハァ
保守
ほす
かおるたんまだー?
o o
佐奈→ (|o_ /) ←慧
》/<<
↑かおるタン
このジャンルって下手を打つと、たんなるヤオになっちまう。
せっかく書いてたのに、途中でヤバくなったんで廃棄処分に……
今度は、ロリショタメインで書き直しだ
的、保守
225 :
かおる@作者:04/06/29 23:58 ID:5JX1RU5x
反響はうれしいです。でも忙しくて・・
来週月曜までには何とかするからこらえてくりー。
このスレの所為で801もいけるようになった
保守
228 :
かおる:04/07/05 22:00 ID:mRQ3bs5r
ピンクのセーラー服に屈辱的なプレートをつけた格好で私は、寮まで歩いて帰りました。後ろから恭子様の叱責が飛んできます。
「スカートを手で隠さない!!」
「もっと早く歩きなさいよ。もじもじしてるんじゃないよ・・」
農作業をしてる周りの人の不審毛な視線をアビながら本当はここから逃げてしまいたい気持ちを抑えながらやっと帰途につきました。
この女子校は小さい小島の中にひっそりと建っています。
ここの生徒は全寮制でここで卒業まで過ごします。
この女子校が街中でなかったのは幸運だったのか・・。
でもそれゆえに私はここで人知れず屈辱的な教育を受けさせられてるんですが・・。
寮に着くと自分の部屋に案内されました。送ったはずの荷物がなく部屋の中央にまたピンクの服らしいものがありました。
「かおりの荷物は卒業までお預けよ。ここでは全てを忘れてしっかり修行してもらうことになるわ。」
その服はエプロンのようなものでした。頭につけるカチューシャもありました。
「ささ・・さっさと着替えなさいよ・」
私はセーラー服の上からエプロンをつけようとしました。すると・・
「何考えてるの・・。帰ったらちゃんと制服は脱ぎなさいよ・・」
「でも・・エプロンだけですよ・・」
「下着だけになったらエプロンをつけなさい・・。」
恭子様は少し怒っている様子です。ここで逆らうと何をされるか判らないので私は首輪とブラと鈴付きパンティー(玉隠し?)だけの姿になってからエプロンとカチューシャをつけました。
229 :
かおる:04/07/05 22:01 ID:mRQ3bs5r
「気をつけ・・」
恭子様の命令で私は気をつけの姿勢をとりました。
「もっと胸を張って、姿勢よく。手は横で伸ばす。」
裸の状態でカチューシャ・首輪・ブラ・パンティー・エプロンだけの姿で自分より小柄で年の離れた年下の女の子に指図されている自分が惨めに思うのと同時に妙な感覚に襲われます。
エプロンは後ろを殆ど隠していません。いつでもあのビンタをされても不思議じゃないです。
「じゃあ、夕食までロビーの床の拭き掃除をしてきなさい。」
「え・・この格好でですか。」
ぱし・・・
あのストロークビンタが飛んできます。
「あなたは他の生徒と違って見習いなんだからそれをちゃんと判って欲しいわね。」
「しかも月謝払うどころか奨学金もらってるんだから・・」
投下キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
GJ ! かおるタン(*´д`;)ハァハァ 続きを激しくお待ちしてまふ♪
ああっ、華麗なる教育係・恭子様萌え!!(*´Д`)ハァハァ
はい!年下の女性に仕える女装マゾこそ男にとっての真の歓びであります!
ど、どうか漏れのことも正しい道へと導いてください!
そしてだれもいなくなった・・・
女装少年的には誰にブチ込んで欲しい?
女装少年? イケメン? 阿部さん? 熊先生?
234 :
名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:23 ID:sMf1l/8G
>>232 2日くらいでガタガタ言うな。どうせ過疎スレだし・・
これぐらいの人口が好きだ
236 :
犬神:04/07/09 22:46 ID:9WezvXeW
新作投下します。が、佐奈たん出てきません。
他スレに投下したSSの続編です。……申し訳ありません。
まあ、優くんと高梨さんがラブラブで、高梨さんの職業だ服飾デザイナーということくらいしか設定もありません。
(前作の方は犬神のSS倉庫の方で読めます)
『ラブ・ラブ・モード:イン・サマー』
「まだかな、まだかな〜♪ 優くんの〜、お着替えまだかな〜♪(学研のおばさんの節で)」
シャワー室の前で楽しそうに歌う高梨さん。もう恐ろしいまでのテンションの高さだ。
一方、シャワー室の中の僕はといえば、これが最悪の気分だったりする。まったく、変態さんの考えることは底が見えない。
(なんで……、なんでこんな人を好きになってしまったんだろう……ッ!)
いや、いくら後悔しても、もうどうしようもない。僕は意を決して扉を開ける。
瞳の中に、眩むような太陽が飛び込んでくる。
深すぎるくらいの青い空に、そびえ立つ入道雲。あっという間に汗ばむ肌はまさに夏の空気だ。
そして、チーズの様にとろける高梨さんの笑顔……。
「は……ははッ、ははははははッ! 優くん、すごい、最高ッ! あーッもう、なんでこんなに可愛いんだろうッ! もう犯罪だよ、性犯罪ッ! うあああぁぁ……、なんかこのまま優くんの可愛さを大声で叫びながら街に飛び出したい気分だッ!」
「やめてえぇッ!!」
僕の絶叫は、はたして高梨さんに聞こえたのだろうか。彼はいきなり庭へと駆け出した。
「あ……ッ」
237 :
犬神:04/07/09 22:46 ID:9WezvXeW
そして走り幅跳びの要領で大ジャンプ、プールに飛び込む。
ドボオオオオォォォン!!
もの凄い高さの水柱が豪邸の庭にそびえ立つ。遅れて飛沫が落下し、まるでスコールでも来たかのようにプールサイドが濡れる。
「高梨さぁん……」
僕は呆れてモノも言えない。もう、なんなんだろう、この人は……。
「ぶはあぁッ! ほらー、はやく優くんも来なよー。気持ちいいよー」
「いや、でもさー……」
さすがの僕でも、この状況では足がすくむ。いくらここが僕たち以外に誰もいない空間だからって、スグに動き出すコトなんて出来やしない。
――だって、僕が今着ているのは『ピンクのビキニ』なんだからッ!
「もー、優くんノリ悪いぞー。ここまで来ておいて楽しまないなんて損! 早くおいでー」
「……もう」
僕は仕方なく足をプールに向ける。
灼けたプールサイドが足の裏に熱い。そして、目の前に広がるのは絵の具のパレットみたいな形(クニャッと丸いやつ)をしたプールの水面だ。
「はぁ……」
思わずため息が出る。……これが、個人の所有物かぁ。
実はココ、高梨さんのお客様のご自宅だ。どこかの社長さんの家だとか、なんとか。
その敷地は僕の住んでる団地一棟ならまるまる入ってしまうんじゃないかというくらい広い。こんな家が都内にあるということだけでも世間知らずの僕には驚きだ。本宅やら離れやらガレージやら、そして中庭にはプールやらまでがドーンと設置されている。
で、夏の間だけこの家の人は海外に旅行するということになり、懇意にしていた高梨さんが留守中に借りることができたというワケだ。
夏休みの直前、僕は高梨さんにその話を振られた。
238 :
犬神:04/07/09 22:47 ID:9WezvXeW
「ふーん、広い家だとやっぱお仕事ってはかどるんだ」
「いや、別に仕事のために借りたんじゃ無いよ。目的は……」
高梨さんはクローゼットの中を漁り、目的のブツを取り出した。
「これを是非、優くんに着てもらおうと思ってさ♪」
それは、ピンク色をしたビキニの上だった。ほとんどカップのついていないところをみると、低年齢用。いや、この人の場合、まさか男子用……。
「失礼します」
僕はいそいで荷物をまとめた。
「いやーッ! これ優くんの為に作ったのーッ! 着てーッ! これ着てーッ! 着てくれなくっちゃ死んじゃうってばーッ!」
「死んじゃえッ!」
しかし今、僕はその強引な態度に押し切られて女性モノのビキニの水着を着込んでいる。
「まったくもう……。なんでこんなこと……」
この水着……、いや僕に言わせればこんなの水着じゃない。『紐』だ。
まず上。もちろん僕にはオッパイなんて無いから三角形の布がただ胸に張り付いているだけだ。しかもその面積は異様に小さく、ちょうど乳輪が隠れる程度くらいしかない。もうこの時点でエロ目的以外の利用方法はないだろう。
さらに最悪なのが下。こちらはいわゆるTバックになっている。
オチンチンを隠す布が僅かにあるが、それ以外は全部ただの細い紐だ。はいたところでどこかを隠すという目的は果たしていない。お尻はまるまる見えてしまい、食い込みが痛いくらいだ。
前なんかも本当にギリギリで、僕の小さなペニスさえ容量ギリギリだった。ピンクの布地はもっこりふくらみ、中の形が分かってしまうくらい張り付いている。
――はっきり言う。裸の方がまだマシだ。
「ふわぁ……女神光臨……」
239 :
犬神:04/07/09 22:48 ID:9WezvXeW
高梨さんが水の中から熱っぽい視線で僕を見つめる。……バカだ。この人、真性のバカだ。
「あのさ、高梨さん。いくら高い壁があるからってさ、ここ仮にも住宅地なんだよ? 誰かに見られることだって……」
「遠目でしょ?」
「そりゃ……そうだけど」
「今の優くん見て、男だなんて思う人がいたらそいつの方が変態だね。大丈夫、すんごく似合ってるから」
……そんな問題じゃない気もする。でも、確かにココまで来てからグダグダ言ってもしょうがない。
よし。
「じゃあ高梨さん、そこ動かないでね」
「はにゃ?」
僕は数歩下がり、助走をとる。そして、
「ええぇーいッ!」
僕は勢いをつけてプールに飛び込み、高梨さんへブランチャーをぶちかます。
ドバアアァァーンッ。
僕たちはもつれあいながら水の中へ。目の前はあぶくで真っ白になり、その向こうに悶絶する高梨さんの顔が見えた。
● ○ ●
「水の中で優くんといろいろやってみようのコーナーッ! いえーい、ドンドンドン、ぱふぱふー♪」
「わーい……」
恋人をここまで辱めておいて、この人はまだ何かやりたいことがあるらしい。背泳ぎでのんびりプールを泳いでいた僕を呼び止めて、高梨さんは何かを高らかと宣言し始めた。まったくもう……。
240 :
犬神:04/07/09 22:49 ID:9WezvXeW
「まずやりたいのは、ダラララララララ……」
それはドラムロールのつもりでしょうか?
「ダンッ! 水中でキスーッ!」
僕はこんなバカな人なんて放っておいて水泳再開……、しかし高梨さんは後ろから肩を掴み、僕を強引に引き留める。
「いやあぁッ! お願いです、どうかつき合ってくださいッ! これだけはどうしてもやっておきたかったのーッ!」
「やだよ、そんな変なことッ!」
「変なことって、ほぼ毎日やってるじゃん」
「まあ、キスはね……」
「それを水中でするだけッ! ねえ、お願い……。これ、昔からやってみたかったんだよぉ……」
どうやらこの変なシチュエーションに、高梨さんはそれなりのあこがれがあるらしい。しょうがない、僕は高梨さんと向かい合う。
「それで……、どうするの?」
高梨さんは僕の両肩を掴む。
「それじゃ、いっせーのせで潜るよ。そうしたら、僕がキスするから……」
「はい……」
「じゃ。いっせーの……せッ!」
ドプンッ! 僕たちは一緒に水の中へ潜った。
音もしない水の中、軽くなる体をかがませながら僕は高梨さんを見つめる。高梨さんも僕の肩を掴みながらゆっくりと顔を近づけてくる。
あ、触れるなって思った瞬間、
「ご、ごぼッ! ごぼッ!」
高梨さんはいきなりむせ始め、急浮上した。何が起こったのか分からない僕も慌てて顔を上げる。
241 :
犬神:04/07/09 22:49 ID:9WezvXeW
「な、何ッ?! どうしたのッ?!」
「ごぶ……ッ! ごほッ、ごほッ!」
高梨さんは延々と咳き込んでいる。そして、
「舌を入れようと思ったら……、喉の奥まで水が来たぁ……」
「……バカでしょ? 高梨さん」
いや、それにしても。
まだゲフゲフとえづいている高梨さんを見るにつけ、僕は思ってしまったのだけど、……あの人、あんまり泳ぎが得意じゃないのじゃないだろうか?
僕は水泳って得意で、水の中ならスイスイいけちゃう。今日だって高梨さんに構わず泳ぎっぱなしだ。
それに比べてあの人、一応水に入ってはいるが、さっきからパシャパシャやっているだけで一向に泳ごうとしない。ちょっと口に水が入ったくらいでパニックになってたし。
「ふーん……」
僕の中のイタズラ心がムクムクとふくれあがる。なんか今日はやられっぱなしだし、少しお返ししたい気分だ。
それじゃ。
「えいッ」
チャプン。と、僕は静かに水の中へ身を沈める。潜水進行、プールの底にお腹をこするくらい深く潜りながら、高梨さんへと近づいていく。
高梨さんはまだ口を押さえて、水を吐き出している。よし。
僕はそっと海パンに手をかける。そして、一気に下へ……ッ!
「うわッ?!」
高梨さんの驚きの声は水の中まで響く。それでも僕はパンツを下ろして……、
あれ?
242 :
犬神:04/07/09 22:50 ID:9WezvXeW
……妙な引っかかり。お尻は確かにめくれているのだが、前の方ではゴムが何かに引っかかっている。まさか……ッ?!
「高梨さんッ! なんで勃っちゃってるのおぉっ?!」
僕は水から上がって、声を張り上げる。
「あ……、ばれちゃった」
一方の高梨さんはすまし顔。
「……もーッ! なんでこんな所で発情しちゃってんだよぉ」
「しょうがないじゃん。さっきからずっとだもん……」
高梨さんはそう言うと、水をかき分けて僕に近づく。おそらく、海パンの中のオチンチンを、勃起させたまま……。
「シャワー室から優くんが出てきて、ずっと勃っちゃってる……。優くんが、可愛すぎるから……」
「高梨さん……」
手がうなじに伸ばされ、指でそっと濡れた髪を撫でられる。僕はそんな高梨さんを拒めない。
ちょっと、突然すぎるよぉ……ッ!
「あのさ……、ここプールなんだよ?」
「水の中でしてみたかったんだよ」
「……さっきので、懲りてないの?」
「懲りてるよ。さすがにココじゃ出来ないみたいだ……。溺れちゃう」
そりゃそうだ。だいたい僕と高梨さんじゃ身長差がありすぎる。プールの中じゃどんな体位も無理だろう……って、何を心配してるんだ僕は。
「だからさ……、今はココまでで我慢する」
そう言うと、高梨さんは空いていたもう一方の手を僕の股間へと近づける。
「あ……ッ!」
243 :
犬神:04/07/09 22:51 ID:9WezvXeW
僕の驚きの声なんてお構いなし。高梨さんはそっと薄い水着の上から僕のオチンチンを撫で始める。ゆっくり、ゆっくり……。
「ちょ……ちょっとぉ……ッ。や、やだよぉ……」
僕は口では嫌がりながらも、熱い視線で見つめてくる高梨さんから目を反らせない。ちょっと切なげに細められた目は、確かに僕の瞳を見ていて……、なんだか僕もドキドキしてきちゃう……。
「優くん……ほら、冷たい水の中でも……ちょっと熱くなってきたよ」
「や、やだ……ッ、やらしいこと……言わないで」
確かに僕の陰茎にはトクトクと血液が集まりだし、その容積も大きくなりつつある。包むような優しい愛撫に、僕は確かに興奮している。
「はぁ……、はぁ……」
呼吸が少しずつ、熱く深いものになってくる。頭がポーッとして、理性が少しずつ無くなっていく。
やだなぁ……。僕、この人を好きになってから、どんどんエロくなってきてる。
「優くん……」
「……え?」
「お願い……、俺のも……」
そう言うと高梨さんは下を見る。その視線の先は水の中、おそらくは自身の股間だ。
僕は黙ってうなずき、海パンの中の張りつめたペニスに手を伸ばす。
少し触っただけで、それがカチカチに勃起しているのが分かってしまう。僕は指を広げ、掌で裏筋の所をこすっていく。
「あぁ……いいよ。優くんの手、柔らかくって気持ちいい……」
「うん、高梨さんのも……すごい」
水の中でのこすりっこ。それはとても気持ち良くって、少しだけもどかしい。水の抵抗で腕の動きは押さえられ、強い快感は生まれない。その代わり、少しずつ風船が膨らんでいくような深い快感が下腹部に生じている。
水着とお腹でこすられる勃起肉がヒクヒクと動く。僕はたまらずにお尻を振り、高梨さんの手との密着を強めていく。
同時に、手の動きも気の入ったものになっていく。根本付近をを回すように手で刺激しながら、親指の先でカリ部を掻く。
244 :
犬神:04/07/09 22:51 ID:9WezvXeW
「はぁ……、優くん……上手くなったね……」
「そうなの……? よく分からないよ……」
「そうだよ。だって、俺……すごく感じちゃってる」
高梨さんの熱い息……。胸が大きく動き、顔が赤らんでいる。高梨さんが、僕の手で感じている。
「それは、高梨さんだから……」
「え?」
「僕、自分が上手くなってるかどうかなんて分からないよ。……でも、高梨さんの気持ちいいところは全部知ってる。……高梨さんが好きだから、全部体で覚えちゃってるッ」
ああ……、僕は快感に浮かされて、なんだか変なことを口走ってる。そして、自分の言った「好き」という言葉で、心が勝手に弾んでしまう。
そう、なんだかんだ言って、僕はこの人のことが好きなんだ……。
「優……くん……」
高梨さんは僕の肩に手を回して、体を引き寄せる。
「あ……」
僕たちの体がさらに密着する。僕の顔は高梨さんの胸元にはりつき、耳にはトクトクと鼓動まで聞こえてくる。
「ありがとう……、こんな俺を好きになってくれて。俺も……優くんが世界で一番好きだよ」
「た、たかなしさん……」
もう何回も聞いたセリフ。それでも、僕は高梨さんに好きと言われるだけで、体の奥から何かがブワッときてしまう。
心臓がキュンキュンして、呼吸が乱れて、そして、目頭が熱くなっちゃってしまう。
僕は高梨さんの大きな胸に頬をすり寄せる。
「好きです……。僕も、世界一好きです……。どんなにヤラしいことされても好きです……。笑ってくれるだけでいいんです……。キスされるだけで、いつも死んじゃいそうなんです!」
「優くん……ッ!」
245 :
犬神:04/07/09 22:52 ID:9WezvXeW
僕の頭がグッと抱かれる。
僕たちは水に浸りながら体を重ねる。灼熱の太陽が降り注ぐ庭、キラキラと水面が輝く中央で、愛を確かめ合っている。
水の上では硬く抱き合う恋人として、水の中では互いの性器をなぶり合う獣として……。
ペニスを撫で回し合いながら、お互いの足を股間に入れる。お腹をすりあわせて、腕を腰に絡ませる。
「はッ……はッ……はッ……」
どんどん呼吸が乱れていく。頭の中は愛しい人への想いでいっぱいだ。
(好き……。あなたが、あなたが好き……ッ!)
「愛してるよ……」
優しい言葉が、僕の頭の上で囁かれる。言霊が媚薬のように全身へ広がり、快感が倍加する。
「僕も……、愛……して……ます……」
切れ切れの声を発すれば、やはりそこに快感が生まれる。ゾクゾクと背筋が波立ち、後れ毛が逆立つような錯覚までする。
ゆっくりと動いていた手も、どんどんその速度を速めていく。水着の上からだけど、強引にゴシゴシこすられれば、それは気を失いそうなほど気持ちいい。
「あッ……ああッ……」
僕はウットリと脱力し、体重を高梨さんに預けていく。水の中でも触れれば暖かい体温に、心が安らいでいく。
その時、気づいてしまった。……僕の目の前には、高梨さんのオッパイがある。
条件反射的に、僕は舌を伸ばしていた。そして、高梨さんの薄く色素の沈着した突起をペロリと舐めた。
「あッ……、優くん……ッ」
高梨さんが小さく呻く。その反応が嬉しくて、僕はさらに舌でおっぱいをもてあそぶ。
先っぽでクルリと円を描くように回し、乳首の勃起を誘っていく。しばらく乳輪の周囲を舐めていると、少しずつ中央部が盛り上がってくる。
その先端を、こんどはチロチロと舌を上下に動かして愛撫する。米粒大の乳頭が可愛らしく揺れる。
246 :
犬神:04/07/09 22:53 ID:9WezvXeW
「ゆ……優くん……ッ、そこ……」
「ふふ……。いつも高梨さんがしてくれるから……覚えちゃった♪」
僕はちょっとイタズラチックに微笑む。
「やっぱ、高梨さんも……ココ……気持ちいいんだね。……もっと、もっと、してあげる」
僕は大きく口を開け、高梨さんのオッパイを含む。そのまま唇をすぼませていき、歯では勃った先端を甘噛みする。
そして、何かを絞り出すようにしごいていく。柔らかい舌は乳首にあてがうように配置し、唾液でオッパイを濡らしていく。
「あぁ……、優くんったら……赤ちゃんみたいだよ……」
もう、それを言ったら高梨さんだっていつも赤ちゃんみたいじゃないか! 僕は口内に溢れた唾液と一緒に乳頭をズズッとすすりあげる。
「くッ!」
高梨さんの背筋がビクッと跳ねる。もうこの人も充分すぎるくらい感じているみたいだ。
クチュ……ピチュ……。 プチュウ……ッ。
高梨さんのおっぱいを丹念にしゃぶる。もう赤ちゃんでもいい。僕は愛しい人の胸を一生懸命吸い上げる。
そうすると、口の中にも不思議と甘くなってくるような気がして……。ああ、僕もう本当におかしい……ッ! この人のことが好きすぎて、気が狂いそうッ!
「優くん……ッ、優くん……ッ!」
高梨さんはうなじを撫でまくっていた指先を、少しずつ下へと滑らしていく。背骨の上を直線に引かれる感触に、僕の体は固まっていく。
「ふう……ッ! ふッ! うぅ……ッ!」
僕は必死におしゃぶりしながら、快感に耐える。
水の中ではお互いの手がせわしなく動く。もう、そのスピードはクライマックスを導くのに充分なモノになっている。
ビクビクと体が震えてくる。……限界が近い。
「た、高梨さん……ッ! 僕……もう……」
247 :
犬神:04/07/09 22:53 ID:9WezvXeW
僕は少し顔を上げ、上目で高梨さんを見る。
「ああ……、俺も……イくよ……。一緒に……イこう……」
「は、はい……ッ!」
僕たちは互いの呼吸や鼓動のリズムに意識を集中させる。手の動きも自然と重なり、同じ快感を共有しているようにさえ感じ始める。
(あ……不思議……。なんか、高梨さんとつながってるみたい……)
全身で触れ合っているからか、高梨さんの気持ちよさが自分の物のように伝わってくる。僕たちは心を重ね、一つになっていく。
さもしく性器をこすり合いながら、光の中に溶けていく……。
「あ……ッ! あ、あ、あッ! 僕……もう……ッ!」
「ああ……、分かってるよ。俺も……イくよ……」
「い、一緒……ッ! いっしょ……にぃ……ッ!」
「うん、……一緒にだよ」
「あ……ッ、ああッ! ああああぁッ!」
そして、限界まで膨らんだ悦楽が弾ける。熱い液体が一気にペニスを駆け上がり、噴き上がる。
「た、たかな……し……さ……、あッ、ああああああぁッ!」
「ゆ……、優ぅッ!!」
ドビュルウゥッ! ビュルウウゥッ! ビュルッ! ビュッ! ビュルウウウゥッ!
ビュクンッ! ビュウウゥッ! ビュッ! ビュルウウゥッ! ビュクンッ! ビュウウッ!
僕たちは本当に同時に達した。大量の静止を水着の中に噴き出しながら、お互いを抱き合い、硬直した。
その瞬間、真に心が通じ合っていた。僕は確かに、高梨さんの中にある僕への愛を、感じてしまった。
それは、とっても熱くって、トクトクいってて……、なんていうか幸せそのもので……。
248 :
犬神:04/07/09 22:54 ID:9WezvXeW
「たか……なし……さぁん……」
僕はポロポロと涙をこぼしながら彼のお腹に強く抱きついていた。
高梨さんも、ギュッと僕の頭を抱きしめてくれた。
その時、
「……あッ!」
ガクンと僕の膝が折れた。絶頂の余韻に耐えきれなかった筋肉から、全ての緊張が抜けていた。
そして、僕に引っぱられるように、高梨さんも一緒になってバランスを崩した。
ドボオオォォン!
僕たちは水の中に沈んでいく。
(うわぁ……)
巻き上がる大量の細かい泡。そんな透明な水の向こうに、最愛の人がいる。
その人は、水の中はやっぱり苦手みたいで、手足をジタバタさせながら水面を目指している。
僕は彼の元へ泳いでいく。……それがさも自然のように、故郷の川へ帰る魚のように。
彼の肩に手をかける。細められた目が僕を見つめる。だから……。
僕は水の中で、彼にキスをする。
● ○ ●
その後、僕たちは一緒にシャワーを浴び、お互いのオチンチンを洗ったり、クタクタになるまでキスしたりした。
気がついたらもう夕方で、世界は綺麗なオレンジ色に染まったいた。
249 :
犬神:04/07/09 22:55 ID:9WezvXeW
僕は肩からタオルを掛けて、そんな空を見上げている。地平近くの太陽が、雲の縁を綺麗な光の線に変えていて、とても美しい。
「どーしたの、ボーッとしちゃって。ほら、飲み物作ったよー」
キン、キン、とグラス同士をぶつける音が後ろから響いてくる。僕は高梨さんの方を向き、目を細める。
「あは……」
なんとなく、笑ってみたりして。
高梨さんが僕に歩み寄って、そっとグラスを手渡す。中身はイチゴ牛乳、僕の大好物だ。
「ありがとうございます」
「どういたしまして」
そして、僕たちは二人でコンクリートのプールサイドに腰を下ろす。一緒に、綺麗な空を見上げる。
なんか夢みたいだ、なんて思いながら、この人と一緒にいればいつだって夢みたいじゃないかなんて思い直す。
「高梨さん……」
「なあに?」
「今日はとっても楽しかったよ。……こんな水着着させられても、やっぱり楽しかった。……二人で一緒にいられて、本当に楽しかった!」
「そりゃどうも♪」
高梨さんはにっこりと微笑む。それは、僕を幸せにする笑顔だ。
「ココの社長さんが帰ってくるのはまだ先だしね。しばらくはこのプールで遊べるよ。水着だってたくさん作ったしさ。俺は優くんに全部着て欲しいんだけど」
「うーん、どうしようかなぁ……」
僕はさすがに逡巡する。
今日ずっと着ていてなんだけど、これってやっぱり恥ずかしい。高梨さん以外の人に見られたら自殺モンだろう。
それでも、それが最愛の人の望みなら、僕に拒否することはできない。まったく僕ってこの人にメロメロなんだ。
250 :
犬神:04/07/09 22:56 ID:9WezvXeW
「いいよ、高梨さん。まあ夏はまだこれからだもんね。機会があれば……あと一回くらいは着てあげる」
「意地悪だなぁ……」
「なーんとでも」
なんてね。……大丈夫、頼まれたらいつだって着てあげるから。
そう、夏休みは始まったばかり。これから僕たちは毎日泳いで、キスするんだ。
そうしたら、高梨さんの泳ぎだって上手くなるかもしれないし、一緒に手を取りながら水の中で愛し合えるかもしれない。
ビキニを着た僕は、まるで人魚姫みたいで……、かっこいい王子様にそっと抱かれて……。
「へへ〜」
僕は脱力して高梨さんの肩によりかかる。
「あれ、なんだよ優くん。 変な顔しちゃってさー?」
言えないよ、こんな恥ずかしい妄想。……それでも、目を閉じれば。
マリンブルーの美しい海で、永遠に愛し合う二人の姿が見えるんだ。
(了)
GJ!!
(´-`)oO(思い起こせばこの作品の前作を偶然読んでショタになったんだよなぁ)
>犬神さま
大好きな人と水の中での触りっこ、ドキドキしちゃいました(*´Д`)ハァハァ
なんか漏れも犬神小説が好きになってからどんどんエロくなってるみたい…
それにしてもとぼけた感じの高梨さんが可笑しいですね
何かもう高梨さん面白すぎ。
…一瞬、高梨さんが受(勿論ちびっ子)だったら…とか考えた漏れはもう末期かも…
よく考えてみたら性格が逆でも成り立ちますね、この話。
小悪魔なショタに翻弄されるお兄さん…ツボだ!(ぉ
ホシュ
み〜んなショタに染まっていく・・・・w
257 :
名無しさん@ピンキー:04/07/13 00:11 ID:DzkJD7QF
258 :
名無しさん@ピンキー:04/07/18 22:51 ID:PU1C7vPT
保全
「先生どうしたの?」
「な、なんでもないよ・・・・」
ごまかしたものの、気づかれたらどうしようという気持ちと、
気づかれて、蔑まれたいという気持ちが私の中ではまじりあって
余計に下半身を熱くする、パンティのくいこんだ股間を・・・・・・。
私は某大学3年生、容姿等もなかなかに整っており、また、
大学が有名校であったこともあり、女性にも、もてた方だったろう・・・
けれど・・・・本当の私は・・・・・・
セーラー服趣味のロリコン、マゾへのあこがれ、そして、
下着は、いつも女性物(しかも、いやらしいもの)・・・・・
誰にも言えない「変態」それが、私だった・・・・・
そして、密かな欲望に導かれるように、女子高生の家庭教師を
するようになった、私の中で、誰にも言えない「疼き」は
どんどん、大きくなるばかりだった・・・・
その日の私のかっこうは、一見、ゆったり目のシャツにジーンズ、
さわやかな大学生だったが、その下は、黒系のシースルー地
のブラとパンティ、そして、セパレートのストッキングだった。
ちょっと、汗でもかけば、シャツは透けてしまう・・・・
密かな期待を胸に、品行方正な家庭教師を演じていた。
けれど、わきあがる「えもいわれぬ気持ち」に耐え切れなく
なった私はある行動にでた・・・・・・・
「暑いね、今日は。」そういいながら、シャツのボタンを
1つ、2つはずしてみる。うえから、ブラがのぞくかのぞかないか
程度に・・・・・いつかんづいてくれるかという、不安と
期待に下半身が熱くなる・・・・・・。
「クーラー入れる?」
何も気づいてないセーラー服の天使は素直に聴いてくる。
「あっ、別にそれほどでもないから・・・・」そう答えながら、
興奮した体が徐々に火照ってくるのがわかる。少し汗ばんできたようだ。
気づかれたらどうしようという思いと、気づいてほしいと思う
気持ちが余計に私の体を熱くしていった。そして・・・・
「先生、何、それって・・・・・・・」
「えっ、それって?」
とぼけながらも・・・・・・
”そうなんだ。僕は「変態」なんだよ。あぁ、見て、見て・・・
先生のくせに、普段かっこつけてるくせに、こんなに「変態」なの・・・
心の中は言葉とは裏腹で・・・・・
イイノキテター!!!
(・∀・)イイッ!!
ばれるの?ばれないの?
続きおながい!
263 :
259:04/07/21 14:57 ID:ulIrZ3+i
需要ありそうなんで続けますね
「この透けてる黒いのって、もしかして」
「・・・・・いや、こ、これは・・・・」
「ふーん、そうだったんだ・・・先生って、そんな趣味
あったんだ・・・・・・知らなかった・・・・・」
彼女が浮かべた秘密めいた、微笑みに私の心は躍った。
「そんな人には見えなかったんだけどなぁ・・・「変態」だった
なんて・・・・・・お母さんにいいつけちゃおうかなぁ・・・」
「あ、あの・・・それは・・・・・」
「うふふ、言うこときいてくれたら、言いつけるのやめようかなぁ」
「き、聞くから、何でも聞くから・・・・だから・・・・」
「じゃあ、まず、そのシャツとジーンズとってみてよ。」
「えっ、でも・・・それは・・・」
「いいのかなぁ、言いつけちゃっても?」
「わ、わかったから・・・それだけは・・・・」
心にもない躊躇を演じながら、ボタンをはずす私の心は
ますます高まっていった。
264 :
259:04/07/21 15:01 ID:ulIrZ3+i
「ふううん、そんなのいつもつけてたの?いやらしい…・・」
「…・・」
”あぁ、見られてる、見られてる…・・こんな姿をこんな娘に……”
屈辱が罪悪感が、甘く私の心をくすぐる。
「あれ、なぁに?なんでこんなになってるの?気持ち悪る〜い。」
股間の薄絹の下で、私自身がこれまでにも、まして、むくむくと……
シースルー地の、その部分からは、いやらしい汁がにじみだしていた。
「先生、感じてるの?こんなとこ見られて、気持ちよくなってるの?」
「ああぁ…・」我慢できなくなりはじめていた私は彼女の言葉を
きっかけとするかのように、つい、乳首を慰め初めてしまい…・・
「何してるの?先生。」
男のくせに、薄いブラの上から自分の乳首をいじっている姿が、
一瞬、理解できなかったようだが、私の恍惚とし始めた表情から、
すぐに、私が何をしているかわかった彼女は、
「男のくせに、そんなことが気持ちいいの?先生って、そんなに変態
なんだ…・・」
そんなことを言われて、私はますます感じていました。
イイヨイイヨー
(・∀・)イイッ!!
でもこんなどマゾな変態先生見てると
むしろ女の子の方に感情移入しちゃいそう・・
267 :
259:04/07/23 19:51 ID:enepWb7C
「勝手にそんなことしていいなんて、あたし言ってないよ。」
「ごめんなさい。でも、でも……・・」
「勝手にそういうことするなら……そうだ、ちょっと向こうむいて
正座しててよ。」
自分で勝手に、自分を慰めることができないように、私の両手は
後ろで、縛られている。ロープなんてないので、彼女のルーズソックス
で、縛ってある。別に、力を入れれば、そんなものだから、簡単にとけて
しまうだろう。けれど、ときたくない、縛られていたい、自由を奪われて
何かされることを期待している、私。
”こんな風に自由を奪われて、逆らえなくされて…僕は、いや、あたしは
何をされるの?どんな辱めをうけるの?それも、こんな少女に”
「へぇ、ここ気持ちいいんだ…・」
そういいながら、彼女の指が私の乳首をつまむ。
「う、ふふ、なんか、固くなってきた…・気持ち悪〜い」
「ああぁん」指に少し力を込められて、思わず、甘い声が出た。
「あんまり、声出すと、お母さん来ちゃうよ。」そう言いながら、彼女の指は、
私の乳首をもて遊ぶ。
「ああぁ、あ、あぁ…」甘い声をあげ、よがりたい気持ちをおさえれば、
おさえるほど、抗いようのない快楽が私を弄んでいった。
「うふふ、男のくせに、こんな格好して、こんなことされて、女の子
みたいに感じちゃうなんて………・・へ・ん・た・い…」
「ああぁぁん…」
彼女に、耳元でささやかれた私は、とうとう我慢しきれずに、パンティを
汚していまい……。
「ほんと、いやらしい女の子みたい………・あの先生が、こんな変態だった
なんて……・でも、今日からは、私がたっぷりかわいがってあげる……・
いやらしい女の子にしてあげる………・」
その日から、彼女と二人きりの時間は「れい子」として……・・
268 :
259:04/07/23 19:53 ID:enepWb7C
かおるさんまだかなぁ・・・・
>>268 れい子さん、もう何もかもおしまいですね。いや、本当は心の底から
望んでいたのが叶ったわけですから、新しい人生の記念すべきスタートですね。
羨ましいです(;´Д`)ハァハァ
あと、漏れもかおるさんの再降臨を心待ちにしてるひとりです
ほしゅ
271 :
259:04/07/25 22:30 ID:aKQuInDS
続きです。
”土曜日か・・・・りえちゃん何時ころくるかなぁ・・・・
そろそろ、準備しないと・・・・”
あれから、りえちゃんは、毎週土曜日学校帰り、
私のマンションに来るようになった。彼女との約束で、
来るときには、ちゃんと「れい子」になっていないといけない。
クロゼットを開けてみる・・・・”りえちゃんとの関係が
始まってから、ずいぶんと女性ものが増えたなぁ・・・”
私のクロゼットは、男性物と女性ものが半々くらいになっていた。
”今日はどれ着ようかしら・・・”洋服を選びながら、少しづつ、私のもう一つの、
もしかしたら、本当の心が顔を出し始める。
”制服がいいかなぁ・・・・”胸元に少し大き目のリボンをあしらったセーラー服は
一番のお気に入りだった。
ソックスタッチで、ルーソをほどよく身につけた後、メイクしながら、すでに固く
なり始めるのを、私は感じていた・・・・・
<ピンポーン!>
”あぁ、来てくれた。”
「れい子って、その制服お気にだね。」
「うん」
「ねぇ、ちょっとスカート持ち上げてみてくれる?」
「えっ、でもぉ・・・・」言葉とは裏腹に、恥ずかしい部分を見て欲しがってる私は、
そういいながら、おずおずとミニスカートのすそをつまみ、持ち上げる。
「思ったとおりだぁ、もぉ、こんなにしちゃって・・・・いやらしい・・・・
なんか、パンティのここ、少し濡れてるよ・・・・・・Hなことしてたんでしょう?」
「し、してません・・・・」
「じゃあ、なんで、こんなになってるの?ねぇ?」
「あ、あの、してないけど・・・でも・・・・」
「うふふ、いいよ。だって、れい子はとってもいやらしくて、変態な女の子だもん・・・
いつも、すぐこんなになっちゃうんだもん。さぁ、もっと、もっといやらしくしてあげる・・・」
そういいながら、りえちゃんはパンティの染みのあたりを軽く触る・・・・
「あっ」思わず、吐息が・・・・
「ところで、れい子って、私に隠してることあるでしょ?」
「えっ、そんなことないよ」
「とぼけても、だめ。」そういいながら、私のパンティ中で彼女の指が妖しく蠢く・・・
「ああぁ、・・ない、・・な、なに、も、あ、ありませ・・あああぁん」
「あたし、見たんだよ、れい子が男の子の服着て、おんなじ大学の女の人と
ホテル入っていくのを。今週の水曜日だったかな。正直に言わないと、もう、
やめちゃうよ?」
「ああぁ、・・言い、ます。だ、・・あぁ、・・だから、・・・もっと、・・・
もっとして、・・・・もっと、・・・あああぁ・・欲しいの・・・」
あぁ、259タン来てくれた。
りえちゃんにいじめられていやらしい・・
もっと、もっと続き読ませて・・(;´Д`)ハァハァ
これまた激しい倒錯の世界で大興奮です
れい子タソとカオルきゅんを絡ませたいかも
スレを盛り上げようとしてくれてるのは
有難いけど、丸々コピペはどうかと。
??
よくわかんないのですが
元ネタ知らないので教えてください
続き読みたいです
277 :
259:04/07/31 17:25 ID:ls4KlLGK
元ネタはnyで流れていた、女装小説詰め合わせとか言うファイルの中に入っていた、
reiっていうタイトルのテキストファイルです。
無断転載すいませんでしたm(__)m
>276
「天使の奴隷」で検索してみなされ。
鼻が止まんないからホシュ
犬神さん、かおるタン待ちホッシュシュ〜
職人さんが少ないな
最近、普通のエロ漫画が無用になってきた
ホシュホシュ
よくわからないけど甜菜しておきますね。
743 :おさかなくわえた名無しさん :04/08/10 01:13 ID:Euezl/oy
>>734 マジですか!?
感激です。実は僕も女装趣味です。
僕は中2で身長が150pなのですが、自分で言うのもなんですが女装をすると自分の女装姿が可愛くて
鏡で見ると勃起しちゃいます。
僕の場合は完璧に女の子の格好をして町を歩くんですけど、歩く町は二つに決めています。
地元と秋葉原です。地元を歩くときは今風の女の子の格好で歩きます。
同級生にあっちゃいそうでドキドキして興奮します。
今風のお兄さんにナンパもされるんですけど、声に出して軽く断ってもバレません。まだ声変わりしていないので。
秋葉原ではメイド服やゴスロリで歩きます。流石秋葉原だけはあって食いつきがいいです。
おじさんからお兄さんくらいの幅広い層のカメラ小僧が撮影させてと頼んできます。
もちろんOKです。一緒に写真に写ってあげたりします。
これがまたカメラ小僧の人たちめちゃめちゃ嬉しそうな顔するんですよね。
こういうオタクの人と自分が男だとバレないように会話したり撮影されたりするのも興奮します。
僕はホモではないのですけど、なぜか年上の男の人と会話したりすると背筋がぞくぞくして気持ち良くなってしまうんです。
だから女の子になって町に繰り出すのがやめられないんです。声変わりするまで続けそうです。
こんな僕、とてつもなくみなさんならキモイと思うでしょうね。
本当にいたとしても嘘くさい文章だなー
本当にいたとしても佐奈たんじゃないしなー
285 :
名無しさん@ピンキー:04/08/20 06:44 ID:MUox2tlK
さなきゅん どこにいってしまったんだ さなきゅん
ホシュしないとヤヴァイ
ホシュホシュ・・・続き見たいみぽ・・・・
288 :
名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:49 ID:F9d0Qb8Z
あげ
damepo
寒い季節になってきたからな
291 :
♂♂Z:04/09/14 19:21:05 ID:sbAnUE+1
八月のある日、佐藤栞(さとう・しおり)は姉の留守を狙って、数枚の衣服と下着を
拝借した。うだるような、残暑厳しい夏の午後の事である。
「ごめんね、姉さん」
栞は手にした姉の衣服と下着を自室へ持ち帰ると、陽が翳ってきた訳でも無いの
に、カーテンを引いて室内を遮光した。そうした後、待ちきれないようなもどかしさを
見せながら、着ている物をそそくさと脱ぎ始める。
「急がなきゃ」
シャツとハーフパンツを脱ぐと、栞は全裸になった。薄い胸板と繊細なタッチの腰の
ラインが中性的で、遠目に見ればまるで発育途中の少女の肢体のよう。しかし、股
間に注目すれば、そこにはしっかりと男性を意識させるような、逞しいモノがぶら下が
っている。古風で優しげな名がついてはいるが、栞はれっきとした男なのだ。
「いつもながら、この一瞬がドキドキする」
栞の手が、姉のショーツの両はじを摘んでいた。姿勢は心もち前かがみになり、膝を
ゆっくりと上げている。どうやら彼は、姉の下着を穿こうとしているらしい。
「ふん、ふ〜ん」
ショーツは汗抜けがいいように、綿百パーセントの素材が用いられている。見るからに
安手の物だが、それを意に介さないように、栞の心は奮っていた。
「よっ・・・と」
ゴムが入ったショーツのウエストラインをキュッと引っ張って、ヒップへの密着感を確か
める。細身だが、栞の桃尻はまるで女のようになめらかで、丸みを帯びていた。それ故、
女性物の下着が素晴らしくフィットする。今だって、ヒップラインを包むショーツがパンッ
と張って、艶かしい双丘を彩っているのだ。
292 :
♂♂Z:04/09/14 19:52:13 ID:sbAnUE+1
「これが・・・まずいよなあ・・・」
女性物のショーツが似合う尻を持ってはいるが、女であればあろうはずが無い男性器
が、ショーツの前面で禍々しくかたどってしまう。栞は、それが不満だった。実際、栞の
男は女泣かせの逸物で、身に着けた小さな女性用下着に悲鳴を上げさせるほど大きい。
「女の子には無いモノが・・・ハア、興ざめだなあ・・・」
仕方が無い──栞は気を取り直して、今度はブラジャーを手に取った。細身の家系なの
か、姉のブラジャーはお世辞にも大きいとは言えない。それは、カップのサイズも同様。
もっとも、栞にとってはその事が幸いとなる。
「パットが無いと、ブラは厳しいな」
ブラジャーは前後ろ逆に装着され、ホックを止められた。その後、栞は器用にカップを前
へ移動させ、正しいポジションを取る。もちろん、ストラップを肩から掛けて。
「う〜ん・・・なで肩なんで、ストラップがスグ落ちちゃうな」
カップを満たす乳肉こそ無いが、今の栞の心は女の子そのものだ。いや、彼は物心が
ついた時から、少女だったのである。
『ボクは、どうして男に生まれたんだろう』
思春期を迎えた辺りから、栞は強烈に自分が男である事に疑問を持ち始めた。それは、
同性愛というよりは、女性への憧れという感が強く、同級生の女子や街ゆく女性たちと同
じように、美しく着飾って外出したい、化粧をして当たり前のように女でありたいと、思い悩
み始めたのである。
「今度は服だ。ワンピースのミニだけど、丈の長さがほど良いな」
ブラジャーとショーツを着けた体に、衣擦れの音と共にピンクのワンピースが頭から滑り
落ちていく。栞は背のジッパーへ手を伸ばすと、着崩れが無いか確かめるために、姿見
の前へ移動した。
293 :
♂♂Z:04/09/14 20:22:51 ID:sbAnUE+1
「エヘ♪」
と、鏡に映った自分に向かって、軽くお愛想。栞は少年ながら、美貌に恵まれており、
こうして女性の装いをして笑顔を作れば、そこいらにいる同年代の少女よりも、よほど
可愛らしい。また、すらりと伸びた足には脛毛などという無粋なものも見られなかった。
「うん、似合う、似合う〜♪」
ワンピースの裾をちょいと摘み、鏡の前で体を舞わせる栞。前後左右に身なりをチェック
してみても、違和感はまるで無し。どうやって見ても、ただの美少女である。
「あー、やっぱり女の子の服はいいな・・・本当の自分に帰れた・・・って気がする」
栞はそう言って、肩まで伸ばしてある髪を手で梳く。当節、男性が長髪でも珍しくは無い
ので、この髪型と決めているのだが、美しく梳かれた髪が、少しでも女性に近づきたいと
いう努力を窺わせている。そして、身なりが整うと決めのセリフをついた。
「あたしは、栞よ」
少年少女──栞の事を表するならば、その言葉が似つかわしいだろう。何かの間違いで
男に生まれてしまった──美しく着飾った栞の姿を見れば、誰だってそう思うに違いない。
「さて、出かけるか。陽も落ちてきたし」
チェストからバッグを取り出し、外出の整いをする栞。外は暮れなずんでいて、すぐにでも
夕闇が迫って来そうだった。そして、ピンクのワンピースの裾をひらめかせながら、少年
少女は自室を後にする。
「人目があっても、キニシナイ」
栞は、自宅がある高級住宅街を歩いていく。金持ちが住まう場所柄故か、幸いにも徒歩で
出歩いている人間には出会わない。稀に誰かとすれ違っても知った顔は無く、向こうもこち
らには関心を見せなかった。だから、栞は安心して素顔を晒している。そして、住宅街を抜け
て大通りまで出ると、おもむろに親指を立て、
「タクシー!」
と、空車のタクシーをつかまえて、颯爽と乗り込んだのであった。
294 :
♂♂Z:04/09/14 20:58:07 ID:sbAnUE+1
(あたしが、本当の女の子だったらなあ・・・)
運転手に行き先を告げた後、流れる街の風景を見ていると途端に鬱になる。栞は、
街ゆく人々を見ると、いつも切なくなるのだ。特に、楽しげに談笑をしている男女を
観察している時に、その傾向が強く出る。
(普通に、恋愛をしてみたいよ)
栞の恋はいつも一方通行に終わっていた。心が女性なので、当然好きになる対象は
男になる。そして、栞も美しくはあるが男。誰もが知っているように、同性が同性を愛す
る事に対して、この国は寛容では無い。むしろ異端と見られ、腫れ物に触れるような扱
いを受けるはずだ。それを、栞は理解している。
「お客さん、着きましたよ」
ぼんやりとしている栞へ、タクシーの運転手が話しかけた。着いた場所は飲み屋などが
乱立する繁華街である。するとどうだろう、夢想中だった栞に生気が宿り、頬が上気し始
めたではないか。胸がときめく──そんな表情だった。
「お釣りはいらない」
バッグから千円札を数枚取り出し、運賃の支払いに当てた後、栞は弾むようにタクシー
から降りた。その後、夢見るような目つきを見せながら、美しい少年少女は繁華街の薄闇
の中へ、消えていったのである。
『マグナハウス』
数時間後、栞はこんな殴り書きがしてあるバーの中で踊っていた。それも、見るからに急
造されたようなステージの上で、スポットライトを浴びながら──
「フフフ」
ブロック分けされた客席の間を縫って、栞はにこやかに踊っている。見ると、体には透き通
ったベビードールと、薄手のパンティが一枚着いているだけ。後は、白い素肌を淫らに飾る、
ガーターベルトとストッキング、それに足元を苛むピンヒールが添えられていた。
295 :
♂♂Z:04/09/14 21:25:57 ID:sbAnUE+1
高台になったステージの下には、無数の酔客が居る。しかし、誰もが酒に酔うという
よりは、中性の美しさを持つ栞の肢体に見惚れていた。
(みんなが、あたしを見てる・・・うふッ・・)
ストリッパーのように腰をグラインドさせ、いやらしく踊れば客がどよめく。栞は、その
瞬間が好きだった。好奇な部分はあっても、彼らが性的な目で自分を見ているという
事が、嬉しいのである。
栞は家人の目を盗んで、週に一回ここで踊っている。女装癖──否、心が本来の性
別である、女性に戻ってからはずっと。ここは、栞のような少年少女を愛する嗜好を
持つ者が集うバーであった。もちろん、心が女性化した者を咎めるような客は居ない。
誰もが、花を愛でる如き心を携えてやって来るのだ。
「フィナーレ!」
壇上の栞が高々と手を上げると、舞台袖から筋骨逞しい黒人男性が現れた。もとより
小柄で、あどけなさが抜けていない栞と黒人男性が並ぶと、大人と子供ほどの体格差
がある。その後、栞は楚々としたパンティに手を掛け、まろみを帯びたヒップを曝け出した。
「おお・・・」
客席から感嘆の声が上がると、栞はいたずらっぽく笑いつつ、ウインクで返す。だが、股
間には美しい少年少女のそこには不釣合いな男根が勃ち聳えていた。
「ほれぼれするな」
「可愛い顔してアレだからな。そのギャップがたまらんよ」
反り返った栞の肉筒を見て、客席からは賞賛が送られている。想像して欲しい。美しい
少女の股間に、忌まわしい男根が生えている姿を。折れそうな細い体にぶら下がった陽根
の存在感を。それは普通の女では決して得られない、究極の美とは言えないだろうか。
296 :
♂♂Z:04/09/14 21:44:41 ID:sbAnUE+1
「シオリ」
「うん」
黒人男性が、栞を促すように囁いた。彼もまた股間を熱く滾らせており、手早く裸に
なる。そして、刹那はやって来た──
「あ・・・ああ」
黒人男性に左右から肩をがっちりと掴まれ、栞は目を細めている。下半身に注目する
と、丸みを帯びた桃尻の割れ目には、黒ずんだ肉筒が嵌っていく所が見えた。黒人男性
は男根に手を添える事もせず、膂力に任せて立ったまま、栞の尻穴を穿とうというのだ。
「ううんッ・・・うあ・・あ・・・」
ひくッひくッと栞の体が震えた。つま先が立ち、自然と腰が逃げる格好となる。黒人男性の
男根が尻穴を広げているのだ。
「お・・・あ・・あ・・・」
言葉が途切れ、目を見開く栞。立位──とは言っても、体格差を考えると栞は、黒人男性
男根で体を中心から串刺しにされているような感じである。そのために犯され感が強く、栞は
立っているのがやっとの状態。それほど、黒人男性の男根は太く、硬い。
「あーッ!」
ぴくりと栞の男根が嘶いた。どうも、尻穴は黒人男性の男根で塞がれたらしい。その証拠
に、膝から下には力が入っておらず、腰砕け気味になっている。
「栞ちゃんが、やられた」
「ちくしょう、あんなでかいチンポに!」
客席からああ・・・とため息が漏れた。美しい同胞の少年少女が、黒人男性に犯される姿に
当てられ、気が気ではないらしい。だが、栞は更に辱めを受ける事を望んでいる。その上で、
客が気を揉んでくれる事が、楽しいのだ。
297 :
♂♂Z:04/09/14 22:08:05 ID:sbAnUE+1
「イクゾ、シオリ」
「うううッ!」
そんな心を見透かした訳ではなかろうが、黒人男性は深々と繋がった結合部を客席へ
見せ付けんとばかりに、栞の両膝の内側に手を回し、赤子に小便をさせるような姿勢
を取った。こうすれば、野太い黒筒が可憐なすぼまりをぶち抜いている所が、はっきり
と客たちの目に映る。
「おお・・・すげえな、あのチンポが入るなんて・・・」
黒人男性の男根は、ぬめった栞の尻穴を猛々しく出入りしていた。その淫靡な光景に
客の全てが魂を奪われてしまう。しかも皆、獣欲を丸出しにして、出来る事ならば黒人
男性にとって代わり、栞を己が物にしたいと思っていた。
「ああ・・・た、たまらないッ!」
同性との罪深い淫行──この瞬間だけは、栞の体も女になれる。相手は別段、恋焦が
れている意中の人では無いが、それでも女になれる気持ちは格別だった。まして、それを
衆人環視の中で行い、見ている人たちが生唾を飲んでくれるのであれば──
(お、お尻が気持ちよくって・・・ああ・・・)
尻姦の甘い疼きを、栞はすでに心得ている。だから、すでに肛内は快楽に支配され理性
が蕩け始めていた。ぎしぎしと、肉と肉が絡み合う素晴らしさにその身が焦がされている。
「イクッ!」
そう言って、栞が果てた。男根を嘶かせ、白濁液を壇上へ撒き散らしながら──まだ、後
ろでつがっている黒人男性は果ててはいないが、そんな事はどうでも良くなっていた。
(ああ・・・栞、イッちゃった・・・)
断続的な射精で、きゅんと尻穴がすぼまる事が恥ずかしい──しかし、栞は後悔している
訳では無かった。それどころか、去りゆく時間を惜しんでさえいた。女としての快感を得ら
れるこの瞬間が、永遠に続かないものかと願いながら・・・・・
おわり
>291
∩
( ⌒) ∩_ _グッジョブ !!
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
_n グッジョブ!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、 _ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( /( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
は、はやくマグナハウスの場所教えてください!!
漏れも栞タンに会いたいですぅ(;´Д`)ハァハァ
>299
きっと入るのにすげぇ大金がいるんだぜ
借金してでもいきまつハァハァ
302 :
名無しさん@ピンキー:04/09/20 21:12:38 ID:z2vTrPi4
ここはどのような趣旨なのかいまいち読めませんがこんな話はどうですか・・。
主人公はフリーのPGで今は案件の合間で仕事空いてる。
出会い系で会った女性から仕事紹介してもらうがその先で・・
OLの服着て勤務・・・
ってのはNG?
むぅ。微妙。
スレ自体は年齢制限なさそうだからOKぽいけど…
でもなるべく若めのほうが受け入れられやすいとおも。
つーか個人的には女装「少年」ハァハァだがな。
がんばって書いてもらえるなら、OK
>>302 いいんでない? 読んでる香具師の年齢に近ければ
自分を投影してハァハァできそう。
24ぐらいまでなら桶
302マダーチンチン
hosyu
310 :
名無しさん@ピンキー:04/10/04 22:18:50 ID:E9JPKraO
AGE
311 :
♂♂七:04/10/06 11:07:42 ID:W71fxMjA
ショタ狩り──この忌まわしく恐ろしい所業が今、全国で大流行中だといわれている。被害に
遭うのは決まって、半ズボンを穿いた小学校中、高学年の男児。それも皆、見目美しい少年
ばかりが、ケダモノの如き性犯罪者たちの毒牙にかかっていると聞く。そこで、内閣が統括権
を持つ機関が、秘密裏に設立される事となった。その名も──
『女装魔女っ子を誕生させて、カワイイ少年たちを守ろうねの会』
設立資金は、国民の血税が一兆円ほど惜しげもなく投入され、機関にはメンバーも早々と集
まった。そして、肝心要の女装魔女っ子には、先だって行われた国民的美少年コンテストで
優勝した、霧雨夏樹(きりさめ・なつき)くん十一歳へ白羽の矢が立ったのである。
「助けて!誰か!」
暮れなずむ街中で、一人の美しい少年が嫁き遅れって感じの中年女性から、執拗な追跡を
受け、逃げていた。哀れにも少年は衣服を剥かれたらしく、ブリーフ一枚という艶姿。それを、
女は鬼のような形相で追う。
「結婚できなくてもいい!美少年の子種で、子供を産みたい!」
女を仮に鬼女と名付けるとして、どうやらこのケダモノは美少年と無理矢理つがうつもりらしい。
すでに下半身は裸で、つぶれたざくろのような割れ目からは紫に変色した、腐肉のごとき女陰
がはみ出している。鬼女は足を巧みに使い、逃げる少年をどんどん人気の無い方へ追い込ん
でいた。悪魔の如き叡智である。そしてついに──
「ああ!行き止まり!そんな!」
「ふはははは!計算どおりだ。観念するんだね、ぼうや」
うらびれた廃工場。そこが、追いかけっこの終点であった。少年は背に鬼女の気配を感じ、
目を閉じてこれから行われるであろう、淫靡な恥行に怯えて身を竦める。と、その時──
312 :
♂♂七:04/10/06 11:36:18 ID:W71fxMjA
「子供に悪戯するのは、この女装魔女っ子、『たそがれナッキー』が許しませんよ!」
鬼女から見て十時の方向に、夕日を背にした美しい魔女っ子、いや、女装魔女っ子である、
たそがれナッキーこと、霧雨夏樹くんが見るも可愛らしい姿で参上していた。ピンクのドレス
に身を包み、思い切り丈を詰めた裾からは、細い生足が惜しげもなく出されている。しかも、
ちょっと足を上げただけで、三段フリルのアンダースコートが見て取れる親切設計。手には
魔女っ子ステッキのようなものが握られ、なんだか魔法を使いそうな雰囲気である。
「うう・・・か、可愛い」
鬼女の興味が、追っていた少年からナッキーに変えられた。それも無理ないことで、何せ
ナッキーは薄くブリーチした茶髪を艶やかに腰まで伸ばし、愛らしい丸顔に大きな目を持つ
美丈夫。すでに美貌は男女の境目を越え、新たな人類美が誕生したとしか表現のしようが
なかった。その上、小物にもぬかりは無く、頭にはドレスと同じ意匠の帽子が乗せられ、ハイ
ソックスにはポンポンが二個。ドレスの下には、純白のキャミソールが幾重にもフリルを作って
いる。デザインは世界的に名高い服飾デザイナーに託され、夏樹が着ているこの衣装すべて
を金額に換算すると、約二億円。無論、すべてに血税が使われている。
「お、お前のケツの穴をかっぽじって、無理矢理精子を出させて・・・懐妊してやる」
鬼女がナッキーの前に立ちはだかった。嫌な光景だが、開いた女陰からは愛液のような物が
滴り、辺りに腐臭を放っている。どこまでもいやしい女の性を持っているようだった。しかし、
ナッキーは少しも慌てず、ステッキを軽やかに振るとこう叫んだ。
「さあ、国家機関のみなさん、出番です!」
夏樹がカワイク決めポーズを取ると、どこからともなく迷彩服を着た人々がわらわらと現れ、
廃工場を囲んだ。しかも、手には各々重火器が握られ、どうにも物々しい。
313 :
♂♂七:04/10/06 11:52:49 ID:W71fxMjA
「ショタ狩りは極刑に値します!ナッキーハリケーン!」
夏樹がくるくると身を翻し、ステッキを鬼女へ向けたその瞬間、迷彩服を着た人々が一斉に
発砲。どうやら、ナッキーは魔法を使うかのように見せて、実の所は力ずくで物事を解決する、
なんちゃって魔女のようだ。
「ぐわああああああああああああああ!」
九ミリの弾丸を数千発くらい、鬼女は霧散した。弾幕があまりにも濃すぎて、肉や骨はほとんど
ミンチになっている。自業自得とはいえ、悲壮な最期であった。
「解決!全国の小学生男児の貞操は、この女装魔女っ子たそがれナッキーが必ず守るわ!」
手を胸元でクロスして、足を交差させてハイ、ポーズ。夏樹は決めのせりふをつくと、襲われて
いた少年の下へ駆け寄った。この時、ドレスの裾がひらひらと捲れ、アンダースコートがチラチ
ラといい感じに見えている。
「大丈夫?」
「あなたが、あの女装魔女ナッキー・・・ありがとう」
夏樹は少年の手を取り、肩を貸して立ち上がる。その光景を、迷彩服姿の人々は心を熱くして
眺めていた。ちょうど、夏樹たちの体に夕日が注がれ、神々しい輝きを放っていたので、迷彩服
の人の中には、五体投地をして敬う者もいる。それほど、女装魔女っ子とブリーフ一枚の少年
たちの姿は美しかったのだ。
場所は変わり、ここは前述した女装魔女っ子を誕生させて〜の総本部。今、夏樹は戦いに投
じた身を休めようと、シャワールームへと向かっていた。
314 :
♂♂七:04/10/06 12:19:09 ID:W71fxMjA
「疲れたあ・・・早くお風呂に入って、休みたいな」
ドレスをクリーニングに出し、下着姿で歩く夏樹。胸は膨らんでいないが、ヒップの丸みが
どうにも悩ましい。少年なのに平坦な男尻では無く、たっぷりと肉がついているのだ。
アンダースコートを脱いだ今、下半身を包むのはピンクのビキニパンティただ一枚。それも、
布地の面積はきわめて少なく、フロントはかろうじてペニスが隠れる程度。バックに至っては
ヒップの大半が露出していた。上半身は薄手のキャミソールが細い肢体を包んでいてくれる。
胸の前には乳首ポッチが見て取れて、そこが敏感な事をよく表していた。
「夏樹くん」
シャワー室の前で、夏樹は不意に呼び止められる。振り向けば、そこには口ひげを蓄えた
恰幅の良い中年男が、優しげな表情を見せながら立っていた。彼は女装魔女っ子〜の会を
設立させた、当機関の局長、工藤巌(くどう・いわお)である。
「局長」
男に合わせるかのように、夏樹の頬も緩む。そして、辺りに人気が無いことを確かめると、
工藤の傍らへ体を寄せていった。
「怪我はないかい?」
「はい。大丈夫です」
工藤に気遣われ、目を細める夏樹。腕を軽く絡ませて、甘えるように胸を押し付けた。
「乳首が勃ってるぞ。戦いで興奮したのかな?」
「アーン、意地悪ゥ」
工藤の指がキャミソール越しの蕾を啄ばんだ。夏樹はほうっとため息をつき、爪先立ちになって
この淫行に耐える。
315 :
♂♂七:04/10/06 12:37:58 ID:W71fxMjA
「おや?おちんちんも勃ってきたぞ。ふふっ、まったく敏感な子だな」
「イヤァ・・・」
工藤は手のひらを滑らせ、夏樹のパンティの中を侵していた。そして、幼茎がいやらしい
反応をしている事を確かめると、口ひげをふっと震わせ、
「わしの部屋へ来なさい」
と言いつつ、夏樹の体をぐっと抱きしめたのである。
「ウン・・・」
夏樹に拒否は無い。むしろ、この時を待っていたかのように、嬉しそうな顔をしていた。
更には──
「ねえ、局長。たそがれナッキーの新しいドレス、着てこようか?」
つつっと流し目を添えながら、老醜の域に差し掛かった男の腰へ、手を回したのである。
「いいな。じゃあ夏樹、お部屋で着替えておいで。わしは部屋で待ってるから」
「はい」
工藤に促され、名残惜しそうに離れる夏樹。薄いパンティのフロントがペニスで持ち上が
り、恥ずかしい先走りを漏らしている。
「お尻・・・きれいにした方が、いいですよ・・・ね?ふふ・・・」
夏樹がたそがれナッキーの決めポーズを取った。そして淫靡に、工藤へ向けてラブコール。
言葉は、浣腸の意味を含んでいる。
「ああ、そうしてもらおうか。夏樹、朝まで可愛がってやるから、きれいにしてくるんだぞ」
「ウン」
工藤が言うと、夏樹は弾けるように駆けていった。彼にはこの後、素晴らしい時間が待って
いる。こうして鋭気を養い、たそがれナッキーこと夏樹は、正義のために危険も顧みず、
奉職しているのであった・・・・・
おしまい
第七聖典氏キタ━━━!!!
うあん、女装魔女ナッキーってどれぐらい可愛いんだろ(*´Д`)ハァハァ
でもやけに工藤局長と親しげなのだけは許せませんっ!!ヽ(`Д´)ノ
中年女性の描き方があんまりすぎてワロタ
七氏乙〜。
しかし、国民の血税で賄われているものは、国民に還元してほしいです!!!
あと情報公開とかも。特にこの後の、局長の部屋の様子とか。
国民には知る権利があるはずですよ。きっと。
かおるさんハァハァ早く早クゥゥ
このスレのびるの急速におちたね
女装魔女っ子ナッキーの連載を強く希望する!!!
323 :
名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:38:16 ID:WHu1qMbQ
むしろ設定画きぼう
コスプレショップにオーダーできるくらいの
324 :
名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:39:23 ID:WHu1qMbQ
むしろ設定画きぼう
コスプレショップにオーダーできるくらいの
「ユウちゃん!!起きてよ!ユウちゃんってばぁ!!」
月曜日の朝、僕は双子の妹のミウの声で目を覚ました。
「ん〜…ミウ…おはよぉ…」
眠い目をこすりながらミウに一応朝の挨拶。目覚ましを見ると、僕が学校がある日に起きる時間より一時間も早かった。
「ミウぅぅ、まだ6時じゃん…僕…まだ眠い…」
力なくミウに抗議して、僕は再び眠りにつこうとする。
「ユウちゃん寝ないでよぉ!!お願いがあるのぉ!!」
お願い…。15年間兄妹してるけど、ミウのお願いなんてむちゃくちゃなものばかりだ。
無視してそのまま布団をかぶろうとする僕の手をミウが掴む。
「ユウちゃん起きてってば!!一生のお願いなの!!あのねっ…」
「やだっ!!聞かない!!」
ミウの「お願い」を遮る様に僕は叫んだ。
「かわいい妹のお願いが聴けないの…?」
涙目になるミウ。僕はこの顔に弱い。
「聴く…だけだよ…?」
「きゃ〜!!だからユウちゃん大好き☆」
「もぉ、聴くだけだってば!!聴いてみて考えるから…」
力なく答える僕にミウはべらべらと喋りだした。
「あのねっ、ミウの学校ねっ、今日テストなの…。ユウちゃんもさ、ミウがおバカなの知ってるでしょ?
ミウね、今度赤点取っちゃったら留年しちゃうかもしれないの…。それでねっ…」
「すとーっぷ!!」
皆まで聴かなくてもミウの「お願い」はわかった。
「そんなの無理だよ!!ミウの代わりってことは女の子の格好しないといけないじゃないかっ!!
そもそもミウの学校って女子校だし…絶対嫌だよそんなの!!」
猛抗議する僕を尻目にミウはまだしゃべり続けた。
「ユウちゃんひどいよっ!!ミウの大ピンチなのに…」
今度は本格的に泣き始めたミウ。僕は大きくため息をついた。
「わかったよ…今回だけだからね…」
「さっすがユウちゃん話がわかるぅ♪実はね、もう歩にユウちゃんのこと話してあるの♪」
「ぇ…」
ミウはさっきまで泣いていたとは思えないほど明るい声で話し出した。
歩というのはミウの親友で、僕も中学のときに同じクラスだった子だ。
「やだっ!!知ってる人にそんな姿見られるなんて死んでも嫌っ!!」
「ユウちゃん…約束したでしょ?ミウの代わりにテスト受けてもらいます♪」
どんなに僕が嫌がってもミウは聞き耳持たないといった感じだった…
こうして僕は何故かミウの変わりに学校に行くことになってしまった…
「みーうー?どうなった??」
僕が着替えが終わったのを見計らったかのような絶妙のタイミングで歩が迎えに来た。
「見て見てぇ!!超かわいくない!?さすがミウと双子♪」
「ホントだー、ユウくんすっごい似合ってるぅ」
ミウと歩は2人で勝手に僕の制服姿の感想を言い合っている。
セーラー服に紺ハイソ。どうして僕がこんな格好をしなくてはいけないんだろう…
せめてスカートをもう少し長くしてほしいとミウに頼み込んだが、
「いつもこの長さなのに今日だけ長かったら怪しいでしょ?」とミウにしてはよくできた理由で断られてしまった…
「じゃ、ユウくん。学校いこっか♪」
「はぃ…」
心なしかウキウキしている歩に連れられ、僕らは学校へと向かった。
スカートの下にスパッツを履かせてもらったけど、やっぱり履きなれなくて気持ちが悪い。
「ユウくん、もう駅だよ!?定期だしてっ」
「あっ…はいっ…」
そわそわしていてすっかり上の空な僕は駅に着いたことにも気づかなかった。
「ぁ…その格好だからユウくんって言うのも変だね。ユウちゃんだ♪」
歩が少し楽しそうに笑うが、僕にはそれに答える余裕はなかった。
「ユウちゃん何ぼぉっとしてるの?電車着ちゃったよ。乗ろっ!!」
またぼーっとしてしまった…。歩に急かされて電車に乗った。
人がいっぱいいる満員電車。僕はみんなが僕のこと変な目で見ているような気がして、立っているだけで泣き出しそうだった。
「ぇ…」
その時、僕はお尻の方に違和感を感じた。痴漢だ…。
「ユウちゃんなんか言った?」
歩が不思議そうな顔でこちらを見る。
「なんでも…なぃ…」
僕は歩に知られたくなくて、それだけ言うと下を向いた。
「そう…」
歩は僕が緊張しているだけだと思ったようだ。
一方痴漢の方はそんな僕らのやり取りを見て、僕が歩に知られたくないと思っているのを察したのか、行為をエスカレートさせていった。
さっきは軽くお尻を撫でるだけだった手に力が入る。
体をずらして逃れようとするが、満員電車のせいでそれもうまくいかなかった。
痴漢が僕のスカートの中に手を入れてきた。さすがにやばいと思ったけど、
歩にばれたくなくて大きな行動に出ることができない。大人しくしている僕に気をよくしたのか
痴漢は強弱をつけてお尻を揉みはじめた。
「ひゃっ…」
僕は小さく声をあげてしまったが、歩はMDを聴いていて気づいてないみたいだった。
痴漢はその手を少しずつ前に忍ばせてきた。僕はやばいと思ったが何もできない。
痴漢の手がが僕の「女の子にはナイモノ」に触れ、動きが止まった。「違和感」に気づいたようだ。
僕が男だと気づいたらさすがに辞めてくれると思っていたが、それは甘かったようだ。
痴漢は僕の股間をスパッツの上から軽く撫ではじめた。
「ぇ…んっ…くぅっ…」
予想外の行動に思わず声が漏れてしまった。あわてて歩の方を見る。よかった。気づいていない。
股間を撫でていただけだった痴漢が、スパッツの上から軽く握り始めた。
「ゃぅ…んっ…」
我慢しようとすればするほど声が出てしまう。僕は恥ずかしくって今にも泣き出してしまいそうだった。
「はぅ…ゃ…っ…」
痴漢が握った手を軽く動かしだした。もう我慢できない。僕のモノもどんどん大きくなっていくし、
こんな場所でこんな格好をして…という羞恥心みたいなものも沸いてきて、
僕はいつイってしまってもおかしくないくらいの状況だった。
その時
「あんた…何してるの?」
歩が痴漢の手を取り一喝した。周りの乗客もこの状況に気づいたらしく、ざわざわ騒ぎ始める。
「ぃや…あの…」
痴漢がおどおどし始めた。僕は気持ち悪いおじさんとかをイメージしてたんだけど、普通の大学生風のお兄さんだった。
「ユウちゃん…こいつどうする?」
歩が僕を見る。
「いぃよ…もぅ…」
偶然にも僕らが下車する駅だった。僕はとにかくこの場から逃げたくて、歩の手を引いて電車を降りた。
「ユウちゃん…大丈夫だった?言ってよぉ。助けたのに。」
歩が色々声をかけてくれたが、僕はそれどころじゃなかった。
さっきの行為がすごく怖かったし、歩に知られてしまったこともとても恥ずかしかったし
何よりあんなことで感じてしまっていた自分がとても情けないような気持ちでいっぱいだった。
「ユウちゃん…?」
何も答えない僕を心配して歩が僕の顔を覗き込む。僕は歩の顔を見た瞬間僕は泣き出してしまった。
僕たちと同じ制服を着た女の子達がちらちらこちらを見ている。
「いこっ…」
歩も視線を感じたのか僕の手を引いて歩き出した
僕らがたどりついた先は小さな公園だった。僕らはベンチに座った。僕はまだ涙が止まらない。
「ユウちゃん…大丈夫?怖かったよね…ごめんね…?」
歩が優しく抱きしめ、僕の頭を撫でてくれた。
「ぅ…っ…ひっく…あゆみぃ…」
すごく情けないけど、僕は声をあげて泣き出してしまった。
「うん…ごめんね…ごめんね…」
そんな僕に歩は何故か何度も何度も謝った。
「もぅ…っく…大丈夫…学校…行こっ」
歩に申し訳なくて、僕は涙をこらえて精一杯の笑顔を作る。
「あのね…ホントは…今日…テストとかないの…ミウとあたしのいたずらなのっ」
「ぇ…」
突然のカミングアウトに僕は一気に力が抜ける。
「ホントはあたし…ユウくんのことが好きで…そしたらミウが協力してくれるって…
それでこんなことになっちゃったの…本当にごめんなさいっ!!」
「え…ぅ…っ…うわぁぁん…」
突然の歩の告白とか、なんか色々力が抜けて、僕はまた泣いてしまった。
「ユウくん…ごめんね…嫌だったよね…ホントごめんね…」
泣いている僕を見て歩が悲しそうな顔をした。
「ちがっ…この格好も…さっきのこともっ…歩に…見られたくなくって…僕…歩のこと…
好きだ…からっ…恥ずかしいとこ…見られたくなかったのぉ…」
「ユウくん…」
情けないくらいぐちゃぐちゃな顔で泣いてしまっている僕に、歩が軽く唇を重ねてきた。
「いこっ…」
僕は歩に手を引かれながら、公園のトイレへ入った。僕を個室の洋式の便座へ座らせると、歩は僕のスパッツと下着を脱がせた。
「あ…ゆみ…?」
「ごめんね…ユウくんのそんな顔見てたら…あたし我慢できないっ…」
歩が僕の股間に顔をうずめ、ペニスを軽く舐める。
「ひゃっ…んっ…やぅ…」
あれほど歩に恥ずかしい姿を見られるのが嫌だったのに、今はそれが心地いい。
歩が僕のペニスを舐め、咥え、しゃぶるたびに僕は恥ずかしいほど声をあげてしまう。
「やっ…んぅ…あゆぅ…ダメっ…僕…ダメになるぅ…」
僕はこんなこと初めてで、すぐに射精しそうな衝動に駆られた。
「うん…ダメになっていいよ…ユウくんのダメになったところあたしに見せて!!」
「ひゃっ…もっ…ダメなのぉ…あっ…んぅ…ひゃぁぁぁ」
歩に激しくペニスを吸われ、僕は情けない声をあげてイってしまった。
「んっ…ぅっ…ごくっ…ごくっ…」
「あっ…んぅぅ…はぁ…はぁぁっ…」
息を荒げ、呼吸もままならない僕の横で、歩はむせながらも喉をならし、僕の精液を少しずつ飲んでいく。
飲みきらなかった分が口元から垂れて、すごくいやらしい。
「ユウくん…気持ち…よかった?」
潤んだ瞳で見つめてくる歩に問われ、僕は静かに頷いた。
「あたしね…ユウくんの泣いてる顔見てるだけで…ユウくんのを舐めてるだけで…
こんなになっちゃってるの…いやらしい女でしょ?嫌いになった…?」
歩が僕の前でショーツを脱いだ。歩のショーツは濡れていて、太ももには微かに愛液が垂れていた。
それだけで僕のペニスは痛いほど勃起した。僕は歩の問いにふるふると首を振る。
「でも…こんなになっちゃったのはユウくんのせいなの…だから…もらうね…?」
そう言うと歩は座っている僕の上にまたがるようにして、僕のペニスを呑み込んでいく。
「あっ…んっ…」
少しずつ漏れていく歩の声。その声で僕はどんどん興奮していく。
「動くよ…」
「ひゃっ…んっ…」
歩が少しずつ腰を動かす。僕は情けない声をあげてしまう。
「ユウくん…好き…」
歩が唇を重ねてくる。少しの動きと歩の優しいキスだけで、僕はどんどん上りつめていった。
「んっ…あっ…ユウくん…あたし…すごく気持ちいよ…んっ…ユウくんは…?」
「やっ…んぅ…あぅ…っ…」
僕はもう頷くしかできなかった。
「ユウくん…ユウくん…」
歩が僕を呼びながら激しく腰を使いはじめる。
「やっ…だ…めっ…そんなに動いたら…僕…だめっ…もぅ…だめっ…」
「ユウくん…好き…大好きだよぉ…」
歩の声が、言葉が、僕を絶頂へと近づけていく。
「ひゃっ…あゆ…みぃ…んぅ…僕も…すきぃぃ…やぅ…あぁんっ…」
歩が激しく腰を動かす。
「ユウくん…あたしっ…もぉ…ダメっ…イきそっ…んっ…」
「あっ…んっ…あぁっ…僕も…ダメ…やぅ…あぁぁっ…」
「ひゃっ…んっ…だめぇ…やっ…あぁぁんっ…」
歩の声が上ずり、僕は歩に一突きすると、歩の中に射精した。歩もそれでイったみたいだった。
「はぁ…っ…あゆみっ…好き…」
僕は自分から歩にキスをした。歩は少し恥ずかしそうに、でもうれしそうに笑うと、僕を抱きしめた。
「あたしだって大好きだもんっ」
それから僕らは制服を整え、家へ帰った。僕が歩を送るって言ったのに、何故か歩に家まで送られてしまった。
「なんか逆なんじゃないの?」って抗議する僕に歩は「ユウちゃんが襲われちゃったら困るしね♪」と微笑んだ。
ちょっとふくれっ面な僕に歩は「また制服デートしようね♪」と耳打ちしてほっぺにキスをした。
まぁ…こんな制服デートならたまにはいいかな?
END
333 :
名無しさん@ピンキー:04/10/18 06:39:59 ID:Ggl23yuT
ユーウツな月曜日の朝からいいモン見せて貰いますた。thx。
GJ!!!!!
保守
らぶらぶなエンディングGJ!!です
えちシーンでは、男の子だって痴漢にバレちゃったのに、なお悪戯されちゃうとこが
特にドキドキしました(*´Д`)ハァハァ
ユウ君もすごく好きだけど冒頭のミウちゃんも可愛くて良かったです。でもそんな
裏があったなんて。思わずミウちゃんもまじった後日談、想像しちゃいますた
ある朝起きたら、なぜだか家族や周囲の人達に女の子として
認識され扱われてしまい、セーラー服着て学校に通うはめに
なり、セクハラされまくる少年の話を思いついて、つらつら
と書いてます。
場所としてはここだと思うけど、どうでしょう?
着替えのシーンはあまりにエロにもエッチにもならなくて、
女装としては弱いかも。
肉体的には男の子のままなのでTS系とは違うし。
>337
いいんじゃないの?
着替えのシーンなんかは、心の中をねちねちと書いて心境が変わったりしていけば面白いかもよ。
>>337 おいおい。いい話じゃないか。
はやく書いてくれくれ!
ここのスレには無かったタイプでなかなかおもしろそう
337の降臨を待ちつつsage
hoshu
342 :
337:04/11/06 22:22:22 ID:S2ENZHuI
読み返して修正するほど駄目になってる気がするので、
切りがいいとこまでアップします。
着替えのシーンはまったく駄目なので、続きでがんばります。
自分で使えても、他人が使えるのは難しい。。。
343 :
337:04/11/06 22:26:15 ID:S2ENZHuI
行が長すぎてエラーになる、、、
改行入れてきます。。。
344 :
337:04/11/06 22:30:56 ID:S2ENZHuI
静の中学生日記
四月八日(火) 晴れ
今日は中学校の入学式。人生の晴れの日!のはずだったんだけど、、、
朝起きたら僕は女の子になっていた。。。
***
ジリジリジリジリッリンッ!
「んっ、んんんあぁぁ……あ、あれ?」
静はあまり寝起きがよくない方だ。それでも待ちに待った中学校の入学式、今
日から中学生ということもあり、珍しく最初の目覚ましで気持ち良く起きること
ができた、が。
「へ?」
部屋を見渡す。目をこする。また部屋を見渡す。同じ、変わらない。
「部屋が、変わって、る?」
三畳の小さい部屋。ベット、小さな机とタンス、窓、壁、等々、部屋を構成す
る要素は名前だけを上げれば昨夜と変わらない。でも、その全てが入れ替わって
いた。木目調の古臭いタンスは白い清潔なものに、ベットなのに地味な茶色いせ
んべい布団はパステルカラーの可愛らしいものに。枕元にはウサギの人形まで置
いてあり、それはまるで。
「女の子の、部屋?」
夜中トイレに起きた時に部屋を間違えたのか? その疑問はすぐに打ち消す。
外の部屋は母の部屋しかないし、母の部屋は違う。そもそも窓の外はいつもの風
景だ。
これはどうゆうことなのか、静にはまったく検討がつかない。さらに、机には
もっとすごいものがあった。
机の上に置かれた鏡、そこには、女の子が写っていた。
345 :
337:04/11/06 22:32:09 ID:S2ENZHuI
その子はパステルピンクでおそろいのナイトキャップとネグリジェをしている。
ナイトキャップからはみ出ている茶色い髪はかなりのクセッ毛のようで、まるで
鳥の巣のようだ。驚いて大きく見開かれた目は少したれ目がちで、きっと驚いて
いなくても大きそうだ。髪と同じく茶色い瞳も大きい。ちょっと上を向いた丸い
鼻は可愛らしく、鼻元から頬へソバカスがちりばめられている。小さな口に少し
厚めの唇は赤く色づいている。
鏡の中の女の子は、そっと手を上げて頬をつねった。頬に走る痛み。鏡に写っ
ているのは静だった。
「これ、僕?」
母に似た少し日本人場慣れした顔で、女の子顔とよく言われるし、不本意なが
ら自覚もしている。しかし、女の子の格好どころかそれっぽい格好はしたことは
ない。自分ですら思わず間違えるほどということは、回りはもっとそうだと思っ
ていたのかもしれない。
(あ、まさか……)
もしやという怖い考えが頭に浮かび、急いで股間をつかむ。
「んっ……ある」
触ると、むずかゆいような感じがして、思わず声が出てしまう。
それはまだ年相応の大きさだが、元気よく固くなっている。どうやら体は男の
ままのようで、静はほっとした。
(何か、自分に興奮してる見たいで、やだなぁ)
鏡には股間をつかんで顔を赤らめている女の子がいる。
朝の生理現象だと頭で分かっていてもいても、状況が状況だけに自信がぐらつ
いている。まだ自慰もしたことはない静には、中途半端な知識が悪い方向に考え
を剥けてしまう。
346 :
337:04/11/06 22:32:50 ID:S2ENZHuI
(うー、そんなことより何でか考えないと)
誰かのイタズラだろうか。向かい隣に住む幼なじみの顔が思い浮かぶ。見かけ
によらず静には容赦がない少女。だが同い年の女の子がこんな大掛かりなこと出
来るわけないし、寝ている間に着替えさせられたことも分らないなんて、ちょっ
と自分が情けなさ過ぎる。
それとも町内の全員でだましているとか。馬鹿らしい考えだが、状況事態が既
に馬鹿らしい。
それよりも早く起きたのだから、とっとと準備した方が建設的だろう。静かは
真新しい制服に着替えることにした。
「あああああああ!!!」
壁にかけてあった将来を見越して大きめに作った詰め襟の制服は、物の見事に
女子生徒用のセーラー服に変わっていたのだった。
347 :
337:04/11/06 22:34:19 ID:S2ENZHuI
***
制服も何もかも女の子だ。体は違うのに、みんな僕を女の子だと思ってる。
ママでさえも。どうして? もしかして、ママは女の子が欲しかったのかな?
***
静の家は喫茶店を営んでいる。一階が店、二階が住居となっており、狭い階段
を降りるとカウンター裏に出る。
「ねぇ、ママ!」
静が階段をセーラー服をもって駆け降りると、若い女性がテーブル席で朝食の
準備をしている。静の母は若くして静を産んだため、見た目も実年齢も非常に若
く、中学生になる子供がいるようには見えない。
トレーナーにジーンズ、エプロンとシンプルな格好だが、高い背に長い足、エ
プロンを盛り上げる大きな胸と腰回りの女性的な曲線が、健康的な美を醸し出し
ている。大きな目や鼻がよく静に似ており、静の自慢の母だった。
「ママ、これは!?」
手に持ったセーラー服を母親に見せる。すべてがショックだったが、詰め襟の
制服は静にとって中学入学の象徴で、これさえも変わっていることは物凄いショッ
クだった。
「おはよう、静。制服が嬉しいのは判るけど、先に朝ごはん食べなさいね」
静の母は、温めたミルクをカップに注ぎながら静にほほ笑んだ。
「えっ、あ、おはよう、ママ。じゃなくて、これ!」
「これ? もう汚しちゃったの?」
「違うってば。これはセーラー服でしょ。僕の詰め襟の制服は?」
「静は女の子なんだから、詰め襟じゃ無くてセーラー服でしょう」
さらりと、とても衝撃的な言葉が母の口から出る。
「お、お、女の子って……。僕は男だよ……ママ」
静の声が震える。心臓を冷たい手で握られたかのように痛い。すがるように母
をみる静。だがその瞳に写るのは、困ったような、悲しいような、そんな表情の
母だった。
348 :
337:04/11/06 22:35:18 ID:S2ENZHuI
「まぁ……久しぶりに、また夢を見たのね」
彼女はそっと静の頭をなで、頬をなで、自分の胸に抱き寄せる。マシュマロの
ような柔らかい感触と、甘いミルクのような心地よい匂いが静をつつむ。
(また? 夢って?)
静も母の背に両手を回し、ギュッと抱き締める。幼い時から、悲しかったり辛
い時はそうやって母に甘えた。大好きな母が抱き締めてくれれば、どんなでも我
慢して頑張れた。だが。
「まだ目が覚めていないのね。また、男の子になった夢を見たの?」
「ママ……」
静がどこまでも柔らかい胸を振り切って顔を上げる。涙ぐんだ静の目に母の唇
がせまる。目を閉じると、まぶたに暖かい感触があり、涙がなめ取られた。
「さあ、目が覚めた? 私の可愛い静、あなたはすてきな女の子よ」
静はまた母の胸に顔をうずめる。
(女の子? 僕が? 男の子の夢? どうしたの? ママ! ねぇっ!)
自分が男なのははっきり判っている。間違っているのは回りの方だ。目は覚め
ているし、夢なら今の状況こそ夢だ。
(ママ……)
さっきの母の顔。困ったような顔。悲しそうな顔。何が間違いであろうと、今、
確かに母を困らせている。
静は頑張って笑顔を作り、顔を上げた。
「顔を洗って、朝ごはんを食べちゃいなさい。それで早くママに晴れ姿を見せて
ね」
「……うん」
物心つく前に父を亡くした静は、母の手ひとつで育てられた。幼いながらも母
の苦労は知っている。どんなに甘えても、静には母を困らせたり、悲しませたり
出来なかった。どんなことでも。
349 :
337:04/11/06 22:36:26 ID:S2ENZHuI
***
アレを着なくちゃいけないのかな。大変だし、彩にやってもらうのもシャクだ。
ホント、どこに行ったんだ、僕のツメエリ!
***
静はとりあえず朝食を片付け、またセーラー服を持って部屋に戻った。
「はぁ、どうすればいんだろ……」
下では母が、セーラー服に着替えた静が下りてくるのを待っている。どんなこ
とでも母の期待に答えたいが、これはとても難しい問題だ。着方もよく分からな
いし、何よりとてつもなく恥ずかしい。
(って、これも十分恥ずかしいけど)
パステルピンクのネグリジェの裾をつまむ。着るためには脱がなければならな
い。覚悟を決めネグリジェをたくしあげ、頭から脱ぎ捨てる。
「うわぁ……」
上は音符柄で水色のタンクトップ。幸いにもブラジャーはしていなかった。感
触でそうだと思っていたが、実際にしたことは無いので少し不安だった。
問題はその下で、タンクトップとお揃いのショーツだが、はみ出してはいない
ものの、元気な恥ずかしいものに布がぴっちり張り付いて形を際出させている。
いつもなら気が付いた時には治まっているが、こんな格好のせいで過敏になっ
ているのであろう。刺激して気持ちよくすれば出て治まることは一応知っている
が、まだやったことはないし、具体的にどうすればよいか分からない。気にしは
じめるととても気になってしまうが、とりあえず我慢するしかない。
セーラー服を手に取る。上は白地に深緑色の襟と袖口。襟と袖には白線が二本
通っている。スカートも深緑色で、対にするスカーフは赤。デザインは特に個性
的なところはなく、いたってシンプルなもの。
(ちょっと寒そうだなぁ、これ)
350 :
337:04/11/06 22:37:06 ID:S2ENZHuI
寒さには結構強い方ではあるが、下にワイシャツも着る詰め襟に比べると布地
も薄くて寒そうに思える。セーターを着た中学生はよく見かけるが、あれも制服
なのだろうか。上に着るものがなければ、下に重ね着するしかない。静はTシャ
ツを着ることにした。
「うぅ……」
タンスの見かけは変わっても引き出しの数は変わらない。同じだと思って下着
類をいれた引き出しを開けて絶句する。確かに引き出しには下着が入っていたが、
ここも例外ではなく中身はすべて女性物だった。可愛らしいショーツやら何やら
が、カゴに整理されて並んでいる。母の引き出しは何度も見たことはあるが、ど
うやら自分のものらしい女の子のものを見ると目眩がしてくる。数は少ないがス
ポーツブラと思わしきものもあった。静はくらくらする頭を押さえ、襟刳りの広
いTシャツと、忘れずに白地の靴下を取って引き出しを閉めた。
(ほかの引き出しは……考えないようにしよう)
セーラー服はちょっと悩んだが、ファスナーを下ろせばすんなり着ることが出
来た。スカートも膝頭ぐらいで、もう少し長くしたかったがずり落ちてしいそう
で我慢する。背が伸びたら伸ばせるのか分からないが、駄目だと結構短くなって
しまいそうだ。
(それは……やだな)
最後の問題はスカーフだった。たたんでタイにして、襟を通して前で結ぶのだ
が、どうもうまく出来ず、グチャグチャになってしまう。これを女子が毎日して
いることに、静は尊敬の念を覚えた。
「あーっ、面倒臭い!」
静は自分ですることをあきらめて、母にしてもらうことにした。
「ママぁ、これど……ど、ど、あ、あ、あ、あ、あ、彩!」
静が再度下に降りると、カウンターに入った静の母とは別に、カウンター席に
座っている少女の姿があった。
351 :
337:04/11/06 22:38:12 ID:S2ENZHuI
***
パパがいたらなぁ。ママがいるからさみしくない。
でも、こんな時は辛いよ……。
***
少しきつめだが清楚な顔立ちに、眉と腰の辺りで切り揃えた緑の黒髪、すらり
とした高い背に長い足、姿勢よく椅子に座る姿が凛として美しく、綺麗な少女だっ
た。
「おはよう、静。やっぱり美紗さんの言う通りですね」
「彩ちゃん悪いけど静のやって上げてね」
「はい。さ、やって上げるから隠れてないで降りてきなよ」
少女の名は彩。向かいに住む幼なじみだ。年上に見えるものの静と同じ十二歳
で今日から中学生。静の母、美紗に憧れており、尊敬を込めて美紗さんと呼んで
いる。
「み、見た?」
カウンターの影に隠れて彩を窺う静。彩は椅子を降りてすたすたと静の横まで
くる。
「えっ、あ、来るな」
「見るも何もないでしょ。ふざけてないで、さっさと起きる。入学式そうそう遅
刻したいの」
彩は戸惑う静の手を取り引っ張り出す。すっとまっすぐ立つ彩と、背を丸めて
二つしかない手で体を隠すように立つ静。二人が並ぶと頭一つ半ほど慎重の差が
ある。
「彩、さ。何とも、思わないの?」
恐る恐る聞いてみる。自分がどう見られているのか、この姉貴面する幼なじみ
も、なのか。
「思ってるわよ、情けないって。女の子なんだから、もう少し身だしなみをしっ
かりしなさい」
352 :
337:04/11/06 22:39:08 ID:S2ENZHuI
(やっぱり! 彩もなのか……)
静のショックな面持ちを反省したと勘違いした彩は、「やってあげる」と静の
手からスカーフを取り上げる。軽く伸ばしてしわを取り、手早く折り畳んでタイ
にし、襟を通して前で結ぶ。静が散々苦労したタイを、彩は簡単に結んでしまっ
た。さらにセーラー服も静の着方が気に入らないのか、ずらしたりなおしたりし
た。
「これでよしっと」
「綺麗になったわね。ちゃんとパパに見せてあげてね」
店内にはたくさんの山岳風景写真が飾られており、登山の記念写真等に混じっ
て赤ん坊を抱いた若い夫婦の写真があった。幼いころの静と両親である。
母、美紗はまだ十代であったが今とほとんど変わらない。静が二歳の時に事故
でなくなった静の父、哲生は女性としては長身の美紗より双回りは大きく、蓄え
た顎髭と日焼けした厳つい顔が、いかにも山男の雰囲気を漂わせている。哲生も
赤ん坊の静も強いクセッ毛で鳥の巣のような髪をしており、親子の血を証明して
いた。
静が写真の前に立つと、美紗が後ろから静の両肩を抱く。
「あなた、もう静も中学生になりました。この子の晴れ姿を見てくださいね」
静に父の記憶はない。写真を見ても髪の毛ぐらいしか似ていないが、父だと感
じている。低い背がコンプレックスの静だが、大人になれば大きくなると単純に
思っている静には父は希望の星だ。
しかし、これは晴れ姿か。自分でさえ見まちがうこの格好を見たら、草葉の陰
で泣かれてしまうかもしれない。
(助けて、パパ。ママの目をさまさして。パパ、助けて!)
もし、父が生きていて母と同じく静を娘として扱ったら。静は首を振ってその
考えを捨てた。そんなことを考えても仕方がないし、そうなったら自分が壊れて
しまいそうだから。
「パパ……行ってきます」
「ママも着替えたら彩ちゃんのご両親と一緒に行くからね。行ってらっしゃい」
「うん、行ってきます、ママ」
彩が扉を開けて待っている。静は意を決して店の入り口を出た。
353 :
337:04/11/06 22:40:05 ID:S2ENZHuI
***
朝の外は寒かった。風も強かった。
***
天気はよく、雲一つない青空が広がっている。だが少し風が出ていて肌寒い。
四月の朝の冷たい空気がスカートの中に入り込み、静の太ももを震わせる。寒さ
でショーツに包まれた陰嚢が縮こまり、その刺激でまだ元気を保ったままのペニ
スが反応する。
「うぅぅっ、足が寒い」
足を閉じて太ももをつければ多少違うが、そうするとショーツの中でペニスが
こすれて変な気分になる。それにそうすると歩き辛く、結局我慢するしかない。
「このスカートの方がいつものより長いじゃない。どうしたの? 顔はちょっと
赤いけど、熱はないようね」
「何でもないよっ」
おでこに当てられた彩の手を振りほどく。普段は慣れっこで彩の世話焼きを受
け入れているが、今は気恥ずかしくて触られたくない。見慣れないセーラー服を
着た彩は新鮮で意識してしまう。彩の冷たい手で触られたとき、胸もスカートの
下もドキッとしてしまった。
(これの方が長いって、スカートなんか履いた覚えないよ。半ズボンだってこん
なスースーしないし)
スカートの中を意識してしまうせいか、スカートは歩き辛い。見た目は分から
ないが、気になってしまう。彩をまねてカバンを前で持ってみるが、歩くたびに
ペニスがスカートの布越しにカバンで微妙にこすれ、妙な気分になってしまう。
彩はそんな静の様子には気づかず、通りすがりに近所の大人たちに挨拶したり
している。大人たちも「二人とも似合うね」と、静を普通に女の子として話しか
けて来る。ここで何でセーラー服を着ていると言われても困ってしまうが。彼ら
に降りでも女の子っぽくした方がいいのか、普段どおりの方がいいのか、どっち
つかずで対応し、「中学生になったらおとなしいね」とからかわれる次第だった。
354 :
337:04/11/06 22:40:48 ID:S2ENZHuI
二人は十五分ほど歩いて学校についた。静の家の辺りは隣の中学校との境にあ
り、同じ小学校から来る生徒は少なく、途中で顔見知りに誰とも会わなかった。
「誰とも同じクラスになれなかったら寂しいね」
「一クラス分くらいはこっちの学校のはずだから、誰かは一緒になるよ。かえっ
てみんな知らない方が新鮮じゃない?」
知り合いに会う度にドキドキするのは心臓に悪いからね、と静は心の中で理由
をあげた。
「でも大丈夫よ。私と静は今までもこれからも一緒のクラスだから」
まじめな顔で彩が断言する。
「……いつまでも続くわけないよ」
「もう、静は悲観的ね」
幼稚園時代から含めて八年間、二人は一緒のクラスだった。毎年、今年こそは
と静が、今年もと彩が言い続けて彩の願いどおりになっている。静としてはどう
せ隣に住んでいるんだからクラスが違っても会うし、何より二人でセット、しか
も姉と弟みたいに扱われるのが嫌だった。
「あっちにクラス分けが張り出されているわ」
校門をくぐると、校舎入り口の横に大きな立て看板が張り出されていて、その
前に新入生とおぼしき生徒達が大勢集まっている。
「混んでるなぁ。紙で配ればいいのに」
「資源の節約でしょう。それに張り出した方が雰囲気が出るし」
「まぁいいや。行ってみよう」
その時、ふわっと風が吹いて砂ぼこりが舞い上がった。
355 :
337:04/11/06 22:41:46 ID:S2ENZHuI
***
そういえば桜も全部散ってた。僕のも散っちゃった。
***
「あつっ、痛たた」
静はもろに砂ぼこりをかぶり、両目に砂が入ってしまう。痛みでカバンを落と
してしまい、両手で目を押さえる。あちこちで悲鳴が聞こえるので、結構回りの
被害も大きいようだ。
「こすっちゃ駄目よ、静」
「そんなこと言ったって、痛いんだって。たくさん入ったみたい」
「なら水道で洗い流しましょう。ちょっと待ってね」
横で彩が動く気配がする。落としたカバンを拾ってくれているのだろう。
その時、また強い風が吹いた。
「きゃっ!」
滅多に聞けない彩の可愛い悲鳴が聞こえる。気になるが目は痛くて開けられな
い。それにすぐ静自信も悲鳴の意味を悟る。太ももからお腹までを四月の冷たい
空気がなでる。突風でスカートがまくれ上がっている!
(じょ、冗談じゃない!)
片手で押さえようと手を下ろすと、何かにぶつかってまた彩の悲鳴が聞こえた。
彩も押さえようと手を出してぶつかったらしい。ドサッと物が落ちる音。また手
を下ろすと、今度はスカートの下に何か柔らかいものを挟んでしまった。
「ひゃぁ!」
356 :
337:04/11/06 22:42:37 ID:S2ENZHuI
その瞬間、頭の中に火花が散る。冷たくて熱いものにぎゅっと掴まれ、痛みと
痺れが背筋を走り、腰砕ける。
彩の手がスカートの中で、静のペニスを掴んでいた。手をぶつけた際にカバン
を手放してしまい、とっさに拾おうとして間違えたのだ。
「え、し、静?」
倒れそうになる静と、驚いて支えようとする彩。そのため、彩はかえって強く
握ってしまう。まだショーツの上でも見えていない分、女の子の手の中に自分の
ペニスがあるという事実が、頭の奥で弾けてペニスに更なる熱をもたらす。
「あっ、彩、だめっ」
彩の手がもたらす強すぎる快感で足腰に力が入らず、彩の胸の中に倒れ込んだ。
彩もとっさのことで混乱し、空いている片手だけで静を抱き抱えようとして尻餅
をつく。それがさらに静のペニスをこすりあげ、止めを刺した。
(で、でちゃうよ!)
まだ自分で処理したこともない少年には、もう爆発を押さえるすべはなかった。
下腹部を熱い固まりが通り抜け、ショーツにと自分自身の皮に包まれたペニスの
先端で爆発した。
「ぁっ、っ、ぁっ、ぁぁっ……」
母に比べればまだ固く小さい彩の胸に顔をうずめ、繰り返す爆発に声を殺して
耐える。初めて体内から放たれた熱い精液はショーツに阻まれ、ショーツの前面
に染み込んでいく。
(でちゃった、もらしちゃった。彩の手で、こんな格好で、みんながいる前で……)
何度目かの爆発でやっとおさまり、硬直していた静の体から力が抜ける。彩も
呆然としていたが、ショーツ越しに手に感じた熱く濡れた感触で何となく何が起
きたかをさとり、我を取り戻して体を起こした。
周囲にいる他の新入生達も、突然女の子が二人倒れたので、ザワザワし始めて
いる。
「だい……じょう……ぶ?」
心配で恐る恐る声をかけるが、静はうつむいたままで答えない。やがて肩が小
さくふるえ、嗚咽に変わった。
(やだ、もう嫌だよ、こんなの。助けて、誰か助けてよ!)
357 :
337:04/11/06 22:43:28 ID:S2ENZHuI
***
何なんだ、あの人は。
よりによって、この人に目をつけられるなんて。
***
「大丈夫? 具合悪いのかな?」
泣き続ける静を抱き抱えて困り果てた彩が顔をあげると、上級生らしき少女が
立っていた。
「私は大丈夫ですが、この子が……」
「君たち新入生ね。クラス発表は見た?」
「いえ、まだです」
その少女は二人の横にしゃがみこみ、後ろから静の肩を抱き抱える。
「それじゃ、私がこの子を保健室に連れていってあげるわ。君はクラスを調べて、
荷物を置いてくる。そうしたら保健室に迎えにきて。そろそろ時間だから先生が
くるかもしんないけど、相馬に指示されたって言いなさい」
「はい。相馬先輩」
相馬と名乗った少女は、あやすようにして静を立ち上がらせた。
「さ、もう大丈夫よ。お姉さんが連れてってあげるからね。えーと……」
「早瀬です。早瀬静」
「静ちゃんね。君は?」
「私は長谷川彩です。静をお願いします」
「彩ちゃんはしっかりしてるね。静ちゃんはお姉さんに任せておきなさい」
姐御肌で気っ風のいい人のようだ。彩はまたお願いしますと頭を下げた。
358 :
337:04/11/06 22:45:06 ID:S2ENZHuI
痛い。怖い。恥ずかしい。辛い。悔しい。突然投げ込まれた不条理な状況に、
静の心は負の感情の嵐に苛まれる。それでも思いっきり泣くことで、少しずつ吐
き出して落ち着きを取り戻していく。
「あ……彩?」
大泣きしたお陰で目に入った砂が流れ落ちてくれていた。逆に泣き過ぎで目が
痛いものの、まぶたは開けられるようになっている。そこは白い壁とカーテンに
囲まれたベットで、静はそこに座らされていた。手には自分のではないハンカチ
を握っている。彩のものだろうか。花までかんでしまったから、ちゃんと洗って
返さないと。
「彩ちゃんは今教室よ」
突然、カーテンを開けて少女が入ってきた。髪を後ろできっちり縛り、丸い縁
なしのメガネをかけている。太めの眉に丸い目、優しそうな笑みと頬のえくぼ、
短めのスカートから伸びる健康的な太もも。背丈は彩より少し高く、全体的に柔
らかくて女性的な感じを醸し出している。
介抱してくれていたのは彩だと思っていたが、どうやら違ったらしい。
「もう保険の先生が肝心な時にいなくてさ、困っちゃうよね。これが見つからな
くて」
彼女は手に持った蒸しタオルやら何やらを静に見せた。その中には下着も含ま
れている。
(ば、ばれてるのかな?)
生まれて初めての大量の精を吐き出してペニスは小さくなっているが、ショー
ツの中はそのせいでおねしょをしたかのように冷たくグチャグチャになっている。
スカートまでは染み込んでないようなのが幸いだ。
359 :
337:04/11/06 22:45:51 ID:S2ENZHuI
「あの……」
「出ちゃったものは仕方がないよね。私も妹の世話で慣れてるから大丈夫よ」
そう言って少女は静のスカートをまくり上げようとする。もちろん静はスカー
トを押さえて逃げる。
「な、な、な、何するんですか!」
「何って、着替えを手伝ってあげようと」
妹が云々と言っていることから、少女は静がお漏らししたと思っているらしい。
そんなことされたら男だとばれてしまうかもしれないし、そうじゃなくても恥ず
かしくて手伝われたくない。
「いいです。自分で出来ます」
バンッ!
ベットを叩く大きな音。少女の手が静の横に振り下ろされていた。
「先輩の言うことは聞く! いい?」
少女は顔を静に突き付けて宣言した。先程までの優しげな雰囲気はない。眉間
に青筋さえ浮いているように見える。
(目がすわってるよ……もしかして怖い人?)
こめかみに冷や汗がたれる。静は顔を引きつらせてうなずいた。
「分かればいいのよ。さ、立って」
まるで面を付け替えたかのように、少女の顔に優しい笑みが戻った。
360 :
337:04/11/06 22:46:38 ID:S2ENZHuI
***
聞くとするのじゃ、あんなに違うとは思わなかった。
あんなに、すごくて、怖いなんて。
***
静はスカートの裾を掴み、股間の辺りまで持ち上げる。恥ずかしいので、顔を
背けて目をつむる。逃げ出したいが何されるか分からないし、少なくても一年間
は同じ学校に通うのだから、今やり過ごした方がいいと我慢する。
「んんっ」
少女が静の手を取ってへその辺りまで上げ、しゃがんでスカートの下をのぞき
込む。
「よかったね、スカートは大丈夫だよ。初日からクリーニングじゃ大変だもんね。
こっちは駄目だけど」
静のショーツは真ん中の膨らみを中心として、前のほとんどがベットリ染みて
いる。かすかに嗅ぎ慣れない匂いがただよう。少女は気にせずショーツに手をか
ける。スカートを掴んだ手に力が入り、身体がこわばる。
「ひゃっ!」
ショーツが太ももまで降ろされると、まだ毛も生えず皮もかむったままのペニ
スが顔を出す。白い粘液まみれのペニスに感じる冷たい空気に、静は体をふるわ
せた。
(見られた……見られちゃった……)
ペニスの先から一滴、ショーツにたれる。
「あっ!」
下腹部が温かいものに包まれる。驚いて目を開けると、少女が蒸しタオルで会
陰部から陰嚢、ペニスまでを包み込み、優しく撫でるように汚れをふき取ってい
る。
361 :
337:04/11/06 22:47:31 ID:S2ENZHuI
(だめ、大きくなっちゃうよ)
少女の微妙な指の動きがペニスに柔らかな刺激を与え、さながら種から芽生え
たばかりの若芽のように膨張してタオルから頭をのぞかせる。静は我慢出来なく
なり、スカートを手放して少女の視線から勃起したペニスを隠した。
「み、見ないで、止めてください!」
「もう、手を放したらスカート汚れちゃうよ。それに……」
「痛い!」
ペニスの先端に激痛が走る。スカートの中で少女の手が無理やりペニスの皮を
ひっぱたのだ。まだ亀頭の半ばまでであるが、そこだけでもタオルにこすれて強
い痛みをもたらす。まだ幼いペニスは勃起しても自然には顔を出さず、自慰の経
験もないため、タオルの刺激は強烈すぎた。逃げようと腰を引いてもベットにぶ
つかり、足を閉じようとしても少女の手に阻まれる。
「あっ、ごめんね、痛かった? でも手を放しちゃうからよ。見えないと綺麗に
出来ないでしょ?」
「もういいです。自分で出来……」
静の声が止まる。静には見えないが、少女の手が軽く握られたのが判ったから
だ。痛くはないが、先程までの優しい感触ではなく、明らかな圧迫感がある。も
し、これ以上力を込められたらと考えると背筋が凍ってしまう。
「さっき言ったこと、もう忘れたの?」
口元には笑みが浮かんでいるが、目が笑っていなかった。静は再びスカートを
まくり上げた。
362 :
337:04/11/06 22:48:50 ID:S2ENZHuI
少女はひざ立ちになり、静の股間に顔をよせる。
「あら、クリちゃんをこんなに大きくしちゃって。エッチな子。もしかして、感
じてたの?」
「ちが、ひゃ」
少しだけ皮がまくれて、ちょこっとだけ顔を見せている亀頭に、少女の息が吹
きかけられる。腰が砕けそうな快感に反論を止められる。
「無理しなくてもいいの。誰だってそうなっちゃうんだから。ピンクの可愛いク
リちゃん。ここが擦れちゃったんだね」
盛んに息を吹きかけられて撥ねるペニスに、少女の赤い舌が伸びる。
「だめ、汚っ、いよ」
止めようと少女の頭を押すが、ちょろっとなめられるだけで腰が撥ね、手に力
が入らない。少女は何度か亀頭をなめ上げると、己の小さな口にペニスを含んだ。
「ひゃんっ!」
薄紅色の唇が陰茎をこすり、ぬめぬめした口の中で舌が亀頭にからみつく。ペ
ニスは押さえ切れない快感に少女の口腔で暴れまわる。
(す、すごいっ、こんな……でも、やだぁ、こんなの)
ペニスからもたらされる暴力的な快感に、静は少女の頭を押さえ、歯を食いし
ばり耐えようとする。そこに追い打ちをかけるように、少女の舌がペニスの皮を
剥きあげ、まだ幼くも大きく腫れ上がっている亀頭をすべてあらわにした。
363 :
337:04/11/06 22:49:46 ID:S2ENZHuI
「…ぁ…ぁ……っ…ぁ…!!」
無理やり皮を剥かれた痛みと強すぎる快感に、静は背をのけぞらせ声にならな
い悲鳴をあげる。
(ま、また、でちゃう!)
口でペニスを責めるあいだも陰嚢を優しく愛撫していた少女の指が、最後を察
して会陰部を挟み、とどめとばかりに強くこすりあげる。
(あぁぁぁっっ!!!)
陰嚢が収縮し、陰茎が脈動して、亀頭から少女の口腔へ熱い精液を叩きつける。
指先まで延ばした足で少女の頭を挟み、ベットの上で頭とお尻だけで支える体は
二度三度と吐き出す度に痙攣した。
「…ぁ……ぁ………」
やがて、すべてを吐き出した静は、力無くベットに沈み込んだ。
それまでペニスを咥えていた少女は、咥えたまま口腔に溜まった精液を少しず
つ飲み干す。さらに尿道内に残った精液も吸い上げてから、やっとペニスを放し
た。
まだ、幼く白い陰茎からピンクの亀頭をだした静のペニスは、唾液と精液にま
みれ艶やかに光り、まだ物足りないとばかりに天井に突き上げていた。
364 :
337:04/11/06 22:50:55 ID:S2ENZHuI
***
ひどいことされたのに、あまり嫌いじゃない、かも?
きっと、こんなじゃなければ毒牙にかからなかったのに。
***
「私、驚いちゃったわぁ。静ちゃんって、すごい潮吹きなのね。私の妹より多い
かも」
少女はベットに座り、ぐったりと横たわる静を見下ろす。ショーツを足首にか
け、スカートをへそまでまくり上げ、下半身を少女にさらしている。上半身は乱
れていないものの、両腕で顔を隠し、荒い息をあげてしゃくりあげている。
「ひ、ひどい……」
少女は静の腕をどかし、両目にたまった涙をなめとる。
「でも、気持ち良かったでしょ?」
静はそっぽを向く。
「嫌だって、あんな……怖いの……」
「そう、まだ刺激が強かったかしら。ごめんねって、謝るならするなってよく言
われるけど。でも駄目なのよ、可愛い子を見つけちゃうと我慢出来なくて。校門
のとこからしゃがみこんでる静ちゃんを見たらさぁ、もう胸がキュッとなっちゃっ
て」
静の耳元にそっと顔を寄せ、そっとささやく。
「だって、あんな人が大勢いるとこでイッちゃてるんだもの」
静は転がってベットの端に逃げた。
「な、な、な、何なんだ、あんたは!」
「私? 私は相馬陽子。陽子先輩って呼んでくれると嬉しいなぁ」
陽子と名乗る少女は、自分の両頬に人差し指をあてほほ笑んだ。まだ襲われる
前の静かなら赤くなってしまったかもしれない。しかし今はもう怪しげにしか見
えない。
365 :
337:04/11/06 22:51:41 ID:S2ENZHuI
「…………」
「あはは。まぁ、いっか。そろそろ時間だし、履き替えないとね。まぁだ、静ちゃ
んの体は満足出来ていないようだけど」
「っ!」
ちゃんとショーツを履いていないため、座っているとスカートが盛り上がって
丸判りだった。
陽子は「ちょっと待っててね」と言い、髪を縛っている紐をほどく。
「良いおまじないをしてあげるわ」
「……怪しいのじゃないの」
「安心して。私の母は昔保母さんしてたんだけど、そのころ園児にしてたのだか
ら大丈夫よ」
だが、言葉とは裏腹に、陽子はまた静のスカートをまくる。
「や、やっぱり!」
バンッと陽子がベットを叩く。ビクッと静が止まったすきに、陽子は紐を静の
ペニスに軽く巻き、蝶々結びで留めた。
「何これ? こんなことする保母さんなんかいないでしょ。いったい何のおまじ
ないですか?」
「失礼ね、本当の話よ。効能は、お・ね・しょ。校庭の真ん中で潮噴いちゃうよ
うなエッチな子には、これが一番よ」
静は口をとがらせる。
「だって、あれは……」
「あれは?」
「……」
366 :
337:04/11/06 22:52:18 ID:S2ENZHuI
静の脳裏に彩の顔が浮かぶ。彩の手でそうなってしまったが、彩は悪くない。
たまたま運が悪かっただけ、誰も悪くない。
「まぁいいや。ところで彩ちゃんって、お友達?」
突然、静の頭の中を読んでいたかのように、陽子が彩の名前を出した。
「なっ、彩がどうしたんだよ……まさか」
「静ちゃんも可愛いけど、彩ちゃんも良いわよねぇ。あの涼しげな顔で、声を殺
して我慢してるとこを想像したら、とてもそそるわぁ」
静の脳裏に、顔を赤らめてスカートをたくしあげる彩の姿が浮かぶ。細く白い
太もも、その間に見える白い下着……。
「だめ! 彩には手を出すな!」
静はカッとなって、陽子の両肩をつかむ。
「へぇ、やっぱりもうラブラブなの? まだ片思い? 彩ちゃんなら大丈夫だよ、
きっと」
「な、何わかんない事を」
「静ちゃんが遊んでくれたら、他の子猫ちゃんをかまってる暇はなくなるんだど
なぁ」
「………」
明らかな脅しである。だが、静に選択の余地はない。静は悔しげに頷いた。
367 :
337:04/11/06 22:55:40 ID:S2ENZHuI
とりあえずここまで。
ここまで半月ぐらいかかったので、次は月末目標で。
ところで担任の先生は男と女どっちがいい?
337氏乙&GJです。
ちなみに担任の先生は女がいいなぁ・・
GJ!!
女装して女物の下着のモデルをしてる少年、ってのはだめですかね?
>>370 あんまりおもしくなさそうだな。
却下。もうこなくていいよ。
酷いヤツだな
>372
趣味は色々有っていいと思うが?
書いたものを見てから判断すべきでしょう?
というわけで、372が読み飛ばせるように
名前欄に「372閲覧禁止」と書いて投稿するように。
376 :
名無しさん@ピンキー:04/11/17 22:37:23 ID:2RNHnOMJ
保守age
はやく370の話が読みたいよ
370の話も気になるが
337の話の続きも気になる
モウマチキレナイ
378 :
337:04/11/21 23:33:08 ID:YG9BxVgV
「静の中学生日記 4/8(火)」の後半、これから書き込みます。
風邪引いて元気がないため、校正等は甘いかも。
使えなかったらごめんなさい。
379 :
337:04/11/21 23:33:45 ID:YG9BxVgV
***
この学校って、大丈夫なの?
あーっ、男って! 僕だって男だけどさ!
***
陽子の為すがまま下着を履き替え、制服の乱れをなおすと、タイミングを図っ
たかのようにちょうど良く彩が迎えに来た。遅くなってごめんと彩は謝る。保健
室には保険の先生がいるはずだからと、担任の先生に式前のホームルームが終わ
るまで足止めされたらしい。結局保健の先生もこなかったが、逃れようもないタ
イミングで来られるよりは良かったかも。
陽子は、またすぐに会えるからね、と言い残して彩と入れ違いで出て行った。
彩は親切で良い先輩だと、陽子を高評価している。その陽子に何をされたのか、
言っても信じないだろうし、静の方が恥ずかしくて情けなくなるので言わない。
それに陽子も彩に興味があるみたいだから、なるべく関わらせないようにしない
と。
体育館に入場すると、すぐに保護者席から手を振る母を見つけてしまった。明
らかに他の保護者達より一回り若く見えるので、やたら目だっている。それにし
ても中学にもなって手を振ることはないだろう。恥ずかしくて居たたまれなくな
り、式中ずっと小さくなっていた。
それともう一つ以外は何事もなく、あっさりと式は終わってしまった。そのも
う一つとは在校生挨拶だ。「生徒会会長、相馬陽子」とアナウンスされた時、思
わず立ち上がろうとしてしまったほど驚いた。彩が止めてくれなければ本当に立っ
ていただろう。彩は単純に生徒会会長なんてすごいなぁと思っているようだが、
狙われている立場からは頭が痛い。あんなこと会長だからできるのか、会長なの
にできるのか不明だけど、一筋縄ではいかなそうだ。
380 :
337:04/11/21 23:35:05 ID:YG9BxVgV
「はぁ……」
入学式も終わり、静からは教室に戻っている。今はホームルームで、順番に教
壇に立って自己紹介をしていた。
(どうしよう……)
もう色々な人の前にセーラー服姿をさらしているが、言葉を交わしたのは母美
紗と彩、陽子だけだ。話すことは苦手ではないが、かしこまって話をするのは緊
張するし、何よりセーラー服姿でクラスのみんなの注目を浴びてしまうのだ。
どうやら本当にみんな静のことを女のこと思っているようだ。でも絶対に男だ
と指摘されないとは限らないし、されなくてもこの格好がとても恥ずかしいこと
には変わりない。
(何より……)
机の下に隠れた太ももの間で、両手をもじもじさせる。校庭と保健室で二度射
精したにもかかわらず、ペニスの勃起がまだおさまっていなかった。この異常な
状況のせいだとしても、自分がとても厭らしい存在になったような気がする。恥
ずかしくて、どこかに逃げ出してしまいたい。
「……し…か、静の番よ」
気が付くと、彩が静の顔をのぞき込んでいる。席は静が一番後ろ、彩がその前
だ。どうやら悩んでいるうちに彩まで終わってしまったようだ。
「どうした、早瀬。大丈夫か?」
先生が心配して声をかけてくれる。担任は鈴木瑞穂先生。静のクラスが初担任
で、まだ若い。口調はぶっきらぼうだが、小柄で可憐な女性だ。
「まだ具合が悪いなら、保健室で休んだ方が」
「だ、大丈夫です。なんともありません!」
急いで立ち上がり、保健室行きを拒否する。逃げるにはちょうど良いが、保健
室は朝の悪夢が脳裏に浮かび、しばらくは近づきたくない。
「……そう。じゃあ前で自己紹介しなさい」
先生は静の様子に少々面食らったようだが、気を取り直して静を前に呼んだ。
381 :
337:04/11/21 23:36:20 ID:YG9BxVgV
(あ……しまった)
クラス中の生徒が後ろを振り返り、静に注目している。どのみち前に出れば注
目されるが、静のようにまともに人の話を聞いていない生徒もいる。それが今の
やり取りで、皆の注意を引いてしまったのだ。
当惑する静の手を冷たい手が握る。「大丈夫、頑張れ」と彩の口が動いた。静
は彩にうなずいて、教壇に向かう。大丈夫とは思わない。でもどうにかするしか
ない、から。
一歩ずつ足を進める。歩調の何十倍もの速度で、心臓がバクバクと音を立てる。
皆の視線が痛い。顔、タイ、胸、襟、背、お尻、スカート、足、手で隠した、あ
そこ。全身、全てを見つめられているよう。気にし過ぎだと思っても、カーッと
頭に血が上ってしまう。恥ずかしくて、怖くて、情けなくて、気が遠くなりそう
になる、とても長くて短い、十秒程度の気の遠くなりそうな時間。やっと教壇に
立った静は、深く息をはいた。
下半身が教卓にかくれ、少しほっとする。前で組んでいた指をほどくと、スカ
ートの大きな膨らみがあらわれる。膨らみの中は、痛くなるくらいそれが固くなっ
ていた。隠すには大きくなりすぎて押し付けなければならず、押し付けるとそれ
は甘い刺激になって勢いを増す。歩いている間その繰り返しで、本来あり得ない、
イヤラシイ膨らみに成長していた。入学式をした体育館から教室までの移動も、
隠して歩くのは同じだし、距離も時間も長い。なのに、今の十秒の方がこうなっ
てしまうのは、どうしてなのか、今の静には考えに至る余裕はない。
「早瀬」と先生が促す。ばれているのか、いないのか、顔を上げて確認する余
裕も、勇気もない。少なくとも、先生にはばれていないようだが。とにかく、意
を決して、声を絞り出す。
「……ぁ…あの……み、南…岩田小…から…」
382 :
337:04/11/21 23:37:05 ID:YG9BxVgV
「聞こえませーん」
揶揄する声。ビクッとして顔を上げると、数十もの顔がこちらを向いている。
誰かは分からない。少なくとも彩ではないが。誰だとしても、どのみち、ちゃん
と話さなければ席に戻れない。それに、こんな状況でも、ああ言われるのはちょっ
と悔しい。
「南岩田小からきた、早瀬静です。どこかは決めてないけど、運動部に入るつも
りです。あと……大きくなりたいです。以上、終わり」
一息で話しきる。最後の大きくなるは背のことだ。小学校を通して一番前、今
教室を見回しても多分静が一番低いだろう。一番前脱却は静の毎年の大目標だ。
「大きくって、オッパイ?」
男子の一人が微妙なタイミングで茶々を入れる。とたん、教室中が笑いの渦に
巻き込まれた。エッチとかセクハラとか女子の非難の声、頑張れとか期待してる
よと、からかう男子の声もあり、大騒動になる。
(だ、誰のオッパイが大きくなるんだよ)
セーラー服を着ていても、静の体は立派な男の子だ。肥満になるか、病気にで
もならなければ大きくならない。
先生がからかった生徒を怒鳴りつける中、静は教壇を降りて席へ戻る。静の説
明不足もあるが、それでも体に関するからかいはすぐ頭に血が上ってしまう。も
う一言あったら、かけよって殴り掛かっていたかもしれない。
それくらい怒り心頭になっていた静は、足元に転がったペンに全く気が付かな
かった。
383 :
337:04/11/21 23:38:10 ID:YG9BxVgV
***
悪いのは向こうなのに、こっちがばつ悪いのって。
あいつも嫌いだ。
***
「!?」
何かを踏んだと思った時には、目の前に床が迫っていた。踏ん張ろうにも、両
足どちらにも床の感触がない。何かを踏んだと思った時には、静は物の見事に宙
を浮いていた。思わず目をつぶってしまうと、すぐに胸とつま先に衝撃がきた。
首がのめり、頭の中に火花が散る。
(……あれ、落ちなかった?)
恐る恐る目を開けると、床まで三十センチ程の距離がある。床に叩きつけられ
ることはなかったようだ。
「っと、お前、軽いな」
右の席の少年が、腕一本で静の体を支えていた。色黒で背が高い。整っている
が険のある顔立ちだ。ほっそりしているように見えるが、静を支える腕は制服越
しでも鉄のように固い。
(こいつ、すごいかも……)
背が高くて力強く、静の理想を体現したような少年だ。そのまま転べば顔から
落ちてケガをしていただろう。静の琴線をくすぐる、格好よすぎるとも言える。
少年は自分の体を起こし、一緒に静の体も膝立ちくらいまで起こす。
「あ、あり……え?」
胸元でがさごそする。見ると少年の手が静の胸をまさぐっていた。しかも、
「確かに洗濯板みたいにないな」とぼそっと耳打ちした。
384 :
337:04/11/21 23:39:03 ID:YG9BxVgV
「な、な、な、何すんだ!」
静は少年の腕を払いのける。さすがに殴りはしなかったが、左手で胸を隠し、
グーを握って右手を振り上げた。周囲には見えていなかったのか、静の突然の行
為に驚いてざわついている。だが、ざわめきの原因はそれだけではなかった。
「は、早瀬さん!」
うしろから切羽詰まった声をかけられる。同時に腰をはたかれ、バサッという
音がした。
「へ?」
「へ、じゃないわよ」
振り向くと、困って顔を赤らめた少女が、静の着崩れたスカートをなおしてい
る。
「もしかして……」
と聞くまでもなく、「白だーっ」とか、「見えなかった!」とか、教室を飛び
交う声で真相が知れた。
「……全部?」
スカートをなおしてくれた少女は、声を出さずうなずいて肯定した。どうやら
丸見えだったらしい。ただでさえ恥ずかしいのに恥の上塗りである。
385 :
337:04/11/21 23:40:24 ID:YG9BxVgV
「ごめんなさいっ!」
突然、前の方の席の少年が立ち上がり、頭を下げる。
「僕がペンを落としたばっかりに。大丈夫? ケガはない?」
さらさらヘアの、線の細そうな少年だ。色白で儚げで、アーモンドのような目
に長いまつげ。静よりも美少女顔かもしれない。その少年は色白の顔を紅潮させ
謝りつつも、ハンカチで顔を押さえている。何か臭うわけじゃなくて、鼻血が出
てしまったのだろう。その原因が何かを考えると、複雑な気分だ。
「夏樹、助けてもらっても礼一つ言えない奴には謝る必要ねえよ」
静を助けた少年が割り込む。色白の少年は夏樹というようだ。
「礼って」
「まって、元々僕が悪いんだから。早瀬さんも体調悪そうなんだし。ユカ、早瀬
さんにあんまり、意地悪しちゃだめだよ」
ユカというのは色黒の少年のあだ名であろう。友人らしいが、白と黒、対照的
な二人だ。
「おい、お前。いちおう言うぞ。ありがとう……。でもさっきの、忘れないから
な」
彩も呼んでいるので、とりあえず一言礼と捨て台詞を残して席に戻る。色黒の
少年はふんっと鼻で返事をし、静と入れ違いで席を立った。
「先生、祝詞の具合が悪いんで、保健室に連れて行きます」
気が付くと、色白の少年は床に座り込んでいる。顔色も赤から青になっている
ようだ。
「おい、水無瀬。まだお前の番が終わってないぞ」
「西岩田第二からきた水無瀬縁、以上」
水無瀬と名乗った少年は、先生の制止も聞かず、ぐったりした少年を抱き起こ
して教室を出てしまった。
386 :
337:04/11/21 23:40:56 ID:YG9BxVgV
「……もう。みんな静にしろ。はい、次!」
先生も切れそうだが、忍耐強く我慢しているようだ。初担任らしいので、大変
なクラスに当たってしまったと思っているかもしれない。どれも静がかかわって
いるので、先生には申し訳ない気分だ。
「……祝詞君って、どうしたのかな?」
彩が疑問を口にする。
「貧血、ってことはないか」
静が男だと知ったら、彼もショックで立ち直れないんじゃないだろうか。まぁ、
下着を見て鼻血を出すなんて、マンガじゃあるまいし、そんなことはないだろう
が。
(しかし、おまじないって、あんまり効いてないじゃん)
信じていたつもりはなかったが、静の中に少しは陽子のおまじないを期待して
いた気持ちがあったようだ。
下着の中が少しぬるぬるしている。いわゆる先走り液、カウバー線液だ。転ん
だ際にスイッチが入ってしまったらしく、少し漏れてしまったみたいだ。木綿の
ショーツの中でも本来の役目どおり潤滑液となり、ちょっとした動きを刺激に変
え、亀頭に伝えてくれている。このままだと、また逝ってしまいそうだ。
(困ったな。借り物なのに、また汚しちゃう…………あれ、どうしたっけ?)
朝履いていたのは保健室で脱がされた。予備で置かれているのを履かされて、
その後に彩がきた。で、脱いだのは……。
(あの女、もっていきやがった!)
387 :
337:04/11/21 23:41:57 ID:YG9BxVgV
***
魔が差したんだ、きっと。
そうだ、そうに違いない。
***
ホームルームも終わり、もう今日は帰るだけだ。結局、あの二人は戻ってこな
かった。
色黒の少年、水無瀬縁は怖い先輩たちも一目置く危険人物らしい。同じ学校か
ら上がってきた女の子たちに注意された。なんでも去年の夏にこっちへ引っ越し
てから、周辺の中学の不良達を締めてしまったとか。話半分としても、確かに強
そうだった。
色白の少年、祝詞夏樹は心臓とか色々持病があって本当に身体が弱いそうだ。
それを抜きにしても、ふだん落ち着いていて今日みたいなことはないので、珍し
いとこを見れたと、これも同じ学校出身の子らが言っていた。静かのセクシーショッ
トのせいだとからかわれたが、静だけでなく彼にとっても不本意であろう。
388 :
337:04/11/21 23:42:47 ID:YG9BxVgV
「ちょ、ちょっと、どこ入るのよ」
彩が静の腕をとって入ろうとするのを止める。
「どこって、トイレ……あっ」
静かの入ろうとしていたのは、青いマークの男子トイレだった。トイレから出
てきた少年が、入り口の前にいる静らを見てギョッとしている。このまま入って
いたら大事になっていただろう。彩には感謝だが、やはりあっちに入らないと駄
目なんだろうか。
「どうしたの、入らないの?」
同じクラスの女の子らが、赤いマークの女子トイレ前で、躊躇している静を不
思議そうに見ている。
「え、えと、その、わっ」
通行の邪魔と判断した彩が、静かの肩を押して女子トイレに押し込んだ。
(は、入っちゃったよ)
女子トイレは、理屈で分かっていても、精神的には未知の世界だ。男子用の小
便器は無いし、学校では滅多に使うことが無い個室ばかり。壁や床のタイルもピ
ンクで、男子用トイレよりもきれいで清潔な感じがする。本来の目的以外にも、
身だしなみを整えるためにいる少女達の他愛のないお喋り。部屋に満ちる色々と
混じり合った匂い。たとえ興味は有っても知りたいかどうかは微妙な世界。
静と彩は隣り合った空いている個室に入る。便座は洋式だった。彩が入った方
は和式に見えた。男子用に比べれば十分きれいだと思うが、誰が使ったか分から
ないのは抵抗があるのだろう。
スカートを胸元まで捲り上げる。ショーツの前はテント状に大きく前に張り出
し、その頂点は濡れて染みになっていた。片手でスカートを押さえ、もう片方の
手でショーツを引っ張る。
389 :
337:04/11/21 23:43:35 ID:YG9BxVgV
「んんっ」
カウバー線液でぬめったペニスが、ショーツの裏地をこすりながら元気よく顔
を出す。ペニスは朝よりも固く大きくなり、上に向かって反り返っている。色こ
そまだ白に近いピンク色だが、亀頭から陰茎の半ばまで濡れててらてらと光り、
自分のとは思えないほど凶悪な相を見せている。その陰茎の根元に、赤い紐が蝶
々結びされているのがとてもシュールだ。
(これ、拭かなきゃ)
便座に座ってショーツを膝まで下ろす。トイレットペーパーを何枚かちぎって
ペニスを拭うが、無理矢理むかされたばかりのデリケートな亀頭には、ザラザラ
した学校のトイレットペーパーは粗すぎた。刺激が強すぎて痛みを伴ない、ちゃ
んと拭うことが出来ない。仕方なく、ポケットからハンカチを取り出した。肌触
りの良い木綿のハンカチは、下着と同じで大丈夫であろう。
「……んぁ」
陰茎の根元にハンカチを巻き付け、亀頭に向かって少しずつぬめりをこすり取
る。ハンカチの柔らかい感触が心地よい。ハンカチ越しにペニスを握り、下から
上へ手を動かす。図らずもそれは、ほとんど自慰の行為になっていた。
(何やっていんだ……となり、彩がいるのに)
となりの個室からザザザーと、水が流される音がする。彩もとなりの個室にい
るのだ。きっと彩もスカートをたくしあげて下着を下ろし、足を開いて便器にしゃ
がんで用を足したはずだ。彩の細い太ももの間からも、湯気を立てながら黄色い
液体が便器に向かって噴き出て……。
390 :
337:04/11/21 23:44:14 ID:YG9BxVgV
(何考えてんだ! 駄目だ、こんなことしちゃ)
頭ではいけないと思いつつも、一度気持ち良いことを知ってしまった手は止ま
らない。汚れをふき取るはずが、逆に鈴口からどんどん新たなカウバー線液があ
ふれ出てくる。それをハンカチに染み込ませ、亀頭をこすり上げる。ひとこすり
ごとに、腰が熱くなり、背筋から褄先まで痺れが走り、頭の中に火花が散る。我
慢出来ず、声を出さないように、手で押さえていたスカートを口でくわえた。
(や、やだ。止まらない、止められないよぅ!)
スカートをかんで声をかみ殺しても、ネチャネチャとペニスからはしたない音
がもれてしまう。この音を聞かれたら、不審に思われてのぞかれたら、女子トイ
レの中でで、男なのにセーラー服着て、恥ずかしいとこを大きくして、嫌らしく
弄っているのが、ばれてしまう。
(も、もう……)
ゴムのように固くなったペニスを、両手で激しくこすり上げる。指にペニスを
縛った紐が絡まり、ほどけ落ちた。
(だ、だ、だめえぇぇぇっ!)
絶頂を迎えて、熱い塊が精輸管から尿道を通り、何度も何度も両手の中に吐き
出された。
391 :
337:04/11/21 23:44:58 ID:YG9BxVgV
***
明日起きたら、この悪夢が終わっていますように。
***
既にハンカチはグチョグチョで用をなさなかったので、トイレットペーパーで
ショーツの中と両手の汚れをふき取った。今日三度目の射精でやっと勃起もおさ
まり、剥けていた亀頭も皮に隠れた。これ以上ペニスに触るのは嫌だったので、
我慢してそのままショーツを履いた。
トイレットペーパーはまとめてトイレに流した。ハンカチはティッシュでくる
んでポケットにしまう。匂いが気になるが流すわけにはいかない。隅に置いてあ
る汚物入れも目に入ったが、さすがに気が引けた。
個室を出ると、彩達が入り口付近でお喋りをして待っていた。
「静ちゃん、ぐったりしてるけど、もしかして気持ち悪くて戻したとか?」
「えっ、そう? うーん、そうかな、そうかも。戻してはいないけど、何か疲れ
ちゃって」
確かに疲れているし、自分のしたことを考えると、気持ち悪いというか、彩を
真っすぐ見ることができない。
「あ、そうだ、えーと……ハンカチ、落としちゃったんだ」
「もう、どこに落としたの? はい」
彩が自分のハンカチを貸してくれる。とても汚してしまう気がして、念入りに手
を洗ってから使わせてもらう。
「それじゃ、帰りましょうか」
「うん……そだね、早く帰ろう」
疲れたから、早く帰りたい。帰って、シャワー浴びて、寝たい。
というか、こんななら、もう学校にいたくない。
392 :
337:04/11/21 23:45:34 ID:YG9BxVgV
家に帰ったら、すぐに着替えてシャワーを浴び、布団にもぐりこんだ。女の子
な部屋は落ち着かないけど、目をつぶってしまえば同じだ。
ママは深いことは聞かず、代わりにセーラー服を整えてくれた。セーラー服で
も詰め襟でも、うちに予備を買う余裕はないから、本当は自分でちゃんとしない
といけないけど、今日はママに甘えることにする。
夜は彩んちで入学祝いのミニパーティーがあったけど、断ってもらった。彩も
僕の調子が変なの知っているから、特に問題にはなっていないと思う。
ベットの中で、いつもの習慣で日記をつける。文章になっていない羅列書きだ
けど、小さい時からずっとつけている。
「あっ、日記があるじゃないか!」
この状況について、日記に何かヒントがあるかもしれない。ちょうど日記帳も
新しいのを下ろしたばかりだ。引き出しから前の日記帳を取り出して、後ろの方
をめくって見る。
「どれどれ…………」
日記帳のページをめくるたび、顔から血の気が引いていく。
四月二日
ママが新しいブラを買ってくれた。いつかママのようになるのかな……
三月二十八日
今日は誕生日。セーラー服をリクエストされたけど断る。見世物じゃない……
三月二十日
彩の機嫌が悪い。生理が重いようだ。あんななら生理なんかいらない……
三月十三日
久しぶりに男の子になった夢を見た。男なら、悩まなくていいのかな……
途中で日記帳を閉じる。
「僕の日記帳じゃない。この日記帳を書いたのは誰? この子はどこに行った?
僕は、誰なんだ?」
393 :
337:04/11/21 23:46:36 ID:YG9BxVgV
以上です。
先生はとりあえず女性にしました。
自分が中一の時の先生がモデルw
先生もHな事に関わってくるのはだいぶ先かも。
次は身体測定か体育のどちらか。
年内に全部か前半が書ければいいな。
水無瀬にヤられる展開きぼん
激しくGJ
396 :
337:04/11/27 13:27:08 ID:ZsIEIjL5
熱にうなされてネタを思いつき、冷めないうちにと。
「静の中学生日記 4/9(水)」です。
397 :
337:04/11/27 13:27:45 ID:ZsIEIjL5
四月九日(水) 晴れ?
今日は熱でお休み。だからきっと、あれも熱で見た夢。
***
「うー」
静は熱でうなされていた。昨日、色々とあったせいだろう。朝起きた時にはベッ
トから降りるのも辛く、静の家の狭い階段を自力で降りれないほど酷かった。寝
間着が昨日と同じパステルピンクの可愛らしいネグリジェで、すべて夢だったと
いう淡い期待が打ち砕かれたことも、強い打撃になっていた。
「静、お粥作ったけど、食べられる?」
静の母、美紗がお粥と薬、コップを置いたお盆を持ってきた。声を出すのも辛
い静は、「うーうー(むり)」とほとんどうなり声で返事をする。いちおう頭も
振っているつもりだが、はたから見てまったく判らない。
「だめなの? でも、食べないとお薬飲めないわよ」
母の愛のなせるわざか、美紗には通じたらしい。
「じゃあ、ママが食べさせて上げるから、ちゃんと食べなさいね」
美紗は熱で紅潮している静の額にチュッとキスをし、お盆をベット横の机に置
く。そしてベットに腰掛け、そっと静を抱き起こし、自分の胸に抱き抱える。小
柄で頭も小さい静は、母の柔らかく大きな胸に半分埋まるようにしなだれる。
「大丈夫?」
母に抱かれているだけで、少し楽になった気がする。いつもは温かく感じる母
の身体が、ひんやりして気持ちいい。「うー(うん)」と、うなり声だが甘える
ように変事をした。
398 :
337:04/11/27 13:28:27 ID:ZsIEIjL5
「そう……。ふー、ふー。はい、あーん」
美紗はさじでお粥をすくい、冷まして静に食べさせる。卵粥だが、味はさっぱ
り判らない。それでも粘り強い母の献身で、なんとかお茶碗半分程度は食べた。
「本当はもう少し食べた方がいいんだけど」
粉薬の封を開け、静の手を支えて飲まさせる。普段ならオブラートでくるまな
いと飲めないが、体調が悪すぎることが幸いして母をわずらわせずに飲めた。
「あともう一つお薬があるからね」
美紗が薬の袋から取り出したのは、飲み薬にしてはやたら大きい、数センチほ
どのパックされたクレヨンのような物だった。飲み薬なら多分飲めないだろう。
のど飴のようになめるなら大丈夫だが。甘ければもっと良いかもしれない。「う
ー(なに)?」と静は首をかしげた。
「これは熱さましの座薬よ。お尻に入れるの」
熱で頭の回らない静は、それがどんなものか理解するのに数秒かかった。
「やーやー(やだよー)」
静はむずがって逃げようとするが、体に力が入らず嫌々するだけだった。美紗
は静を自分の方に向けて胸の谷間に抱き寄せ、片膝を静の足の間に入れて固定す
る。
「大丈夫よ。ママが痛くないように入れてあげるからね」
美紗は片手で静を押さえ、もう片手で静のネグリジェを手繰りあげる。少しず
つ赤くほてった細い脚があらわになり、やがて淡いピンク色のショーツにつつま
れたお尻が顔を出す。同じ年頃の少女なら、それなりに柔らかい曲線を描くヒッ
プも、痩せている静のは平べったい。そのショーツを、お尻の穴があらわになる
辺りまで下ろした。
399 :
337:04/11/27 13:29:10 ID:ZsIEIjL5
「うーやーうー(はずかしいよー)」
静は母の乳房に顔をうずめ、体を強ばらせる。
「だめよ、体を固くしたら入らないわ」
美紗は自分の中指を口に含み、舌でなめ回して十分に濡らした。その中指を静
の秘められた穴にあてがい、ゆっくりともみはじめる。そこに感じるむず痒い不
思議な感覚に、静はさらに体を固くした。
「ほら、もっと力を抜いて」
美紗の指が、しわの一つ一つを丹念にときほぐしながら、少しずつ奥へ奥へと
もぐりこんでいく。指のもたらす未知の感覚に静は身もだえ、それが昨日から静
を苦しめる感覚を呼び起こす。静が身をよじるたび、美紗の太ももと静の下腹部
に挟まれたペニスが柔らかな刺激を受け、半分下ろされたショーツの中で元気に
なっていく。
(だめ、ママがいるのに、大きくなっちゃうよ)
逃れようとしても体に力が入らないので、身をよじるだけで母の身体から離れ
られず、かえって母の太ももに大きくなったあそこを擦りつける形になってしま
う。美紗はむずがる静の頭を優しく撫でて耳元にささやく。
「怖くない、怖くないよ」
既に美紗の指は、爪が隠れるまでもぐりこみ、少しずつ出たり入ったりしなが
ら、静に刺激を与え続けている。もう静は、お尻の穴で感じているものが何なの
か分かっていた。大きくなったあそこで感じるものとは別で、でも同じもの。
(やだよ、お尻がキモチイイなんて)
静は顔をあげ、潤んだ目で母を見上げる。
「ママァ……」
「私の可愛い静! ママにすべてを任せなさい。そうすれば、怖いことも何もな
いんだから」
美紗は静の目尻にたまった涙をなめ取り、ふたたび静の頭を胸に抱きかかえる。
400 :
337:04/11/27 13:29:55 ID:ZsIEIjL5
「あーう(ほんと)?」
柔らかい母の胸に沈み込み、目をつむる。
「大丈夫よ。気持ちを落ち着けて、ママにゆだねて」
ずっと、母の胸をギュッとつかんでいた手をはなす。強ばっていた身体から少
しずつ力を抜き、ぐったりと母に身をゆだねる。
「そう、そうよ。いい子ね」
指が第一関節のところまで入ってくる。静の締め付けを確かめるように、一番
きついところで、関節を顫動させる。
「ふぁふぅん」
締め付けがゆるくなっているのを確認すると、ゆっくりと指をもっと奥まで押
し込んでいく。第一関節から第二関節まで、そして根元までが静の中に隠れる。
お尻の中に感じる異物感に身を震わせるが、指が引き抜かれるとそれは排泄時に
感じる心地よさに置き換わる。
「あっ、んんっ、ぁん」
ふたたび指がゆっくり押し込まれ、根元まで入ると、ゆっくりと引き抜かれる。
指の関節がお尻のすぼまりを通り過ぎるたび、静は熱いため息をついて嬌声を漏
らす。
「やぁ、はっ、あっ、ぁぁん」
目を閉じ、お尻がもたらす切ない感覚に身をゆだねる。ショーツの中の強ばり
は、勝手に頭を出してすぐにでも爆発しそうだ。熱のせいか、快楽のせいか、ま
るで空を飛んでいるようにふわふわする。
「もう大丈夫そうね」
美紗が白いクレヨンのような座薬のパックを片手で器用にむき、静のお尻にあ
てがう。お尻にさしていた指を抜くと素早く座薬を押し込み、再び指を入れる。
「ひゃん!」
突然の冷たい感触に驚く。さらに押し込まれた座薬と指が、お尻の中の固くなっ
た部分をこする。前立腺を刺激された静は、たまらず一気に絶頂へ駆け登る。
「やああぁぁぁぁ!」
熱い白濁液をショーツの中に放つと同時に、静の意識は絶頂から暗闇へと落ち
ていった。
401 :
337:04/11/27 13:30:34 ID:ZsIEIjL5
「…………」
目が覚めると、時計は既に4時を過ぎていた。額にあてられていた保冷剤は、
完全に温まっている。熱も下がったようで頭も軽い。
(あれは、夢……だよな)
母が自分にあんないやらしいことをするわけないし、お尻がキモチイイなんて
ことはない。何より中学生にもなって、幼い頃のように母に甘えたなんて恥ずか
しい。
ネグリジェも大量に汗を吸って気持ち悪い。ベットから起き上がってネグリジェ
を脱ぐ。下着も汗でベトベトしている。ネグリジェも下着も、物が違うので着替
えさせられているのは確実だが、あれが夢か本当なのかは分からなかった。
タンスから新しい着替えを出し、タオルで汗をふいてから着替える。犬を模し
たネグリジェは、サイズが少し小さい。小さい時、同じような犬のパジャマを持っ
ていた。それに対応するということだろうか。
トントンと音がし、小さく「起きてる?」と声がする。彩が来たようだ。
「うん、今起きたとこ」
セーラー服姿の彩が入ってくる。カバンも持っているので、家に寄らず直接来
たのだろう。
「だいぶ熱が出ていたみたいだけど、今はどうなの?」
彩はそう言って顔を近づけ、自分と静の額をつけた。
「熱は……下がったようね」
一人納得する彩。普段の静なら恥ずかしいと逃げているとこだが、さすがに熱
で疲れたのか、気が付いた時には離れるとこだったのであきらめた。
彩はカバンから何枚か紙を出して机に置いた。
「はい、今日の授業の資料。コピーは後でね」
もう授業は始まっている。まだたいした内容ではないだろうが、ごく普通の成
績の静には少したいへんだ。
402 :
337:04/11/27 13:31:36 ID:ZsIEIjL5
「そうそう、今日は身体測定とかもあったの。明日でられるようなら、放課後に
保健室に来てって」
「ほ、保健室?」
思わず嫌な声を出してしまう。身体測定という辺りが、非常に不安だ。
「どうしたの?」
知らない彩は不思議そうだ。水に流したい静は適当にはぐらかした。
「それと私、生活委員になったから」
「ふーん」
妥当すぎて、驚きようもない。
「何よ。まぁいいわ。当番の日は付き合ってね」
「へいへい」
これもやっぱりだ。どうせ朝早く起こしにくるだろう。
「それじゃ、また明日。お休みなさい」
「うん、ありがとう、彩。お休みなさい」
4/9 end.
403 :
337:04/11/27 13:38:43 ID:ZsIEIjL5
「ショタ・少年総合スレッド」の方が向いていたかと思い始めたのですが、
ここでも良いよね?
基本的に名前が出ているのは、いずれ静を襲い?ますw
次は保健室で身体測定。
いずれブルマとかスク水とか、ほかの私服も。
ふと思った。
337神の書く世界には、
静とは逆で「朝、目覚めたら男の子として認識されてしまっている女の子」もいるのだろうか?
405 :
337:04/11/28 22:26:57 ID:azEQW2JN
>>404 あんま考えてなかったです。
理由や結末はあまり考えていないんですが、もし静が女の子で
あるパラレルワールドの静と入れ替わったとすると、女の子の
静はそうゆう状況になっているかも。
この場合、男扱いで迫られてもペニスがないので難しいかも。
変にまじめな性格で、女の子の期待に添うためにペニバンを
大人のおもちゃ屋さんへ買いに行く話とか面白そうですが、
スレ違いですね。
406 :
名無しさん@ピンキー:04/12/03 00:23:43 ID:Wzc9ypuZ
おちんちんあげ
ここにいる住人て、キャラメルboxの新作のあれ買う予定な人多いよね?
続きマダー
ほしゅ
職人さんが来るまでみんなでおすすめの女装小説があるサイトでも晒さない?
337さんGJ!
いやあ、おもしろかった。
412 :
名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:33:01 ID:terAF/g1
あげ
再度の遅刻(Late Again)
by Amada Walker
アランは風の中、必死でペダルを漕いでいた。彼はまた遅刻したのだ。それもかなり。
彼のバイト先である「浜辺のカフェ」はまだずっと先にあった。彼は先週末に最後の警告を受けていたにもかかわらずまた寝坊したのだ。
アランが最後の半マイルにさしかかったころ、雲はひときわ暗くなり、やがて降り出した雨はたちまち豪雨になって、彼の肌をずぶぬれにした。
カフェのウェイターの制服である彼の白いシャツと黒いズボンからはいまや水がぽたぽたと滴っていた。
それでもアランはやっとのことでカフェの裏庭に自転車を進み入れ、自転車置き場に自転車をしまうと建物の裏口からカフェの店内に入った。
「ご注文は何ですか?」ジェニーとサンドラが笑っていた。「店長は部屋にいるわ。もう、カンカンよ!」
「ああ、わかってる、わかってるよ。ボクはまた遅刻した。おまけに服を洗わなければ仕事にならない。そうだろう?」その時、トリンブルのがなり声が聞こえてきた。「あ
の子はまだこっちにつかないのかしら!まったく、どうしてあんな役立たずの子をあたしは雇ってるのかしらね!」
「しっ!アラン!急いで更衣室に入ってて!何か着替えるものを探してくるから。ぬれたものは脱いどいてね」アランはふたりの助けに感謝しつつ更衣室に飛び込み、濡れて
いる下着と服を脱いだ。ジェニーは彼の濡れた服を拾うと乾燥機に投げ込んだ。
トリンブル婦人の声が聞こえなくなったとき、ジェニーはすばらしいアイデアをひらめき、それをサンドラの耳ににささやいた。ふたりは自分達の思いついたすばらしい計
画について想像し、くすくす笑いをこらえながらそれに必要な品物を集めに行くのだった。
「アラン、あたしたちがあなたの問題を解決してあげる」ジェニーは言った。「あなたが着るための服をもってきたわ。まず、このタオルで体をふいて、それからこのパンツ
を穿いてちょうだい」いったいどういう危害が加えられるんだろう。そんな風に彼は思った。パンツはあらゆる点で彼がいつも穿いているものよりずっとよいものだったが、
ただひとつ。それはピンク色だった!「ちゃんと穿いた?」ジェニーが尋ねた。
「ああ、穿いたよ」アランは答えた。
「いいわ。今度はすごいわよ!これを穿いて」ジェニーは光沢のない黒いストッキングを彼に手渡した。「でも、ボクはこんなの穿けないよ。これは女物じゃないか!」アラ
ンは動揺していた。「あたしたちの言うとおりにするか、それともずぶぬれの服を着て家に帰るか、落ち着いてよ〜く考えてみて。これは作戦よ。ここには男物の服はゼンゼ
ンないし、店長はカンカン。いい?あなたは今から病気のアランの代わりにやってきたアランのいとこのアンジーになるの。さっき店長に事情を話したら彼女とても喜んだわ
。あたしたちはあなたのためにウェイトレスの制服を持ってきたし、少しのメーキャップであなたは女の子として通用すると思う。決まりでしょ」ほかに取るべき道が見出せ
ず、アランはがっくりして頭を振った。彼はピンクのパンツを穿いただけの姿でただ座り込むだけで、その場を去ることもできなかった。
「こっちを向いて。心配しないのあたしたちはあなたをからかって楽しんでるわけじゃないんだから。ただあなたが首にされるのを防ぎたいだけ。さ、立ってタイツを穿いて
」タイツは楽に穿くことができた。それはとてもなめらかで心地のよい感触だった。「次は両腕を挙げて」ジェニーはブラジャーをアランの肩の上にすべらせると、すばやく
固定した。それから、丸めたパンティーをふたつ、カップの中に満たした。下着の仕上げは、光沢のある黒のキャミトップとそれによく合うアンダースコートだった。アラン
は女物の下着が自分の体に与える今まで一度も経験したことのない強烈な感覚についてまったく予期していなかった。それはまったく、とても奇妙なものであった。
「ここまではだいじょうぶ?次は上に着るものね」伝統的なビクトリア様式の黒い長袖のウェイトレスの制服は女物の下着によって作られた彼の新しいボディラインの曲線に
ぴったりフィットし、スカートはひざ下まで垂れ下がった。白いレースのあしらわれたエプロンが彼のウエストに巻かれ、その頂点がバストの上でピン止めされた。「サンド
ラがあなたの髪の毛を整えてメイクアップをするから、あたしはその間、ちょっと行って靴をもってくるわ」
アランはしばらく一人で取り残された。鏡に映る彼の新たな外見は賞賛してよいものだった。
一日だけであれば、それは悪いものではなく、むしろ楽しい体験かもしれなかった。
やがて、サンドラが部屋に入ってきてアランの髪の毛を整え始めた。雨に濡れた後、髪はすぐに乾いていた。
サンドラはまん中でアランの髪を分け、ボブスタイルに整えた。そして、手早くヘアスプレーを吹きかけた。彼女の施したメイクアップはかすかなアイシャドウとほんの少
しのマスカラ、淡いピンクの口紅という、シンプルなものだった。最後に、サンドラはレースキャップをアランの頭に取りつけ、両耳にイヤリングを取りつけた。アランは再
び鏡を見てみたが、一瞬自分の姿をみとめられなかった。鏡に映った「女の子」が動いたとき、はじめて彼はサンドラの腕前のすばらしさに気づいた。そのとき、ジェニーが
ローヒールの黒い靴をもって部屋に戻ってきた。それは、小さくきつめではあったが、アランが楽に歩ける程度のものだった。
「こういう靴とかはどこかにしまってあるの?」アランは尋ねた。
「女の子はいつももしものときに備えてるの!」ジェニーが答えた。「だけど今は、あなたもあたしたちと同じだと思うな」
「行きましょ、アンジー。自分の名前を忘れないでね。まず、店長に紹介してからお仕事のやり方を教えてあげる。あなたがアランから聞いただけじゃぜんぜん足りないもの
」
「アンジー」はトリンブル婦人の面談を通り、すぐにカフェはオープンした。その日はめまいがするほど長く、アランたちが休憩をとったのは二時過ぎだった。
「どんなカンジだった?」ジェニーが尋ねた。
「正直なとことても驚いたよ。最初は恥ずかしかったけど、だれもぼくのことに気がついてないって判ったとたん緊張がほぐれて、けっこう楽しめた。ボクは男のときよりお
客さんに親切に扱ってもらった。でも何人かボクのことを触ったんだ。もちろん偶然だろうけど」
「ああ、それはいつものことよ。オトコってかわいそう。ごめん、忘れてた!あなたはカンペキに女の子にだっていう賛辞として受け取るべきかもしれないわね」
五時になり、彼らの午後のシフトが終わり、カフェは閉店した。トリンブル婦人は三人の働き振りをねぎらった。そして、「アンジー」にあと片づけが終わった後、自分の
部屋に来るように言った。
「アンジー、あたしはあなたのなまけもののいとこよりずっとすばらしいあなたの仕事振りにとっても感謝してるっていわなければならないわ。実はね。あたしはさっき、ア
ランのことが心配になって彼のお母さまに電話したの。彼はすべてを台無しにした。お母さまは彼が仕事に出かけてまだ家に帰らないっておっしゃったのよ。だから、あたし
は彼を首にするって決めたの。もし、あなたがアルバイトをさがしているなら、どうかしら?ここでずっと働いてみない?」
アランは呆然とした。これは想像もつかない展開だった。彼は「アンジー」というウェイトレスして彼自身にとってかわることを要求されているのだ。アランはバイトをや
めたくなかった。だけど、どうしてこの提案が彼に受け入れられるだろうか?一日だけの女装ならお遊びですむかもしれないが、毎週末などできるはずがない。
「声が出なくなったのかしら、お嬢さん」
「…ええと、いいえ、ずっと働くなんてぜんぜん考えてなかったし。一日だけ出かけるアランを助けてあげるつもりだったんですけど…そう、言いましたよね?」
「あら、もしあなたが承知してくれるんだったら明日からでも手伝ってほしいのだけど。そうしたら、アランよりお給料二割増であげてもいいのよ。少なくともあなたの仕事
振りはアランより二割増しだもの」着替えながら考えてみてちょうだい。たとえ、あなたが今日、承知してくれなくてもアランはもうクビにしたのだから今日の分のお給料は
あなたのものよ」
今や、アランは完全に混乱していた。考える時間はほとんどない。それに、いったい何に着替えればいいというのだろう。アランはジェニーとサンドラがまだ帰っていない
ことを望んだ。
ふたりは更衣室で彼を待っていた。
「店長はなんて言ってた?」サンドラがたずねた。
「店長はアンジーにバイトしないかって。アランは首だってさ!ぼくはどうすればいい?とにかく、着替えについて考えないと」
「着るものの心配はしなくてもダイジョウブ。あたしの予備のデニムのスカートとスウェットをかしてあげるから。あなたのシャツとズボンは乾いてるからあたの家で着替え
ればいいよ。ママもパパも遅くまで帰ってこないしね」ジェニーが言った。「お仕事については明日、働いてみて、ずっと続けるかどうか決めたいって答えればいいと思う。
その間、三人で「アラン」を仕事に復帰させる方法について考えましょ」
アランは着替えてアンジーの(そして、アランのでもある)お給料を取りに行き、トリンブル婦人に自分の考えを伝えた。彼女はその答えに満足しているように見えた。そ
れからアランは、少女達と一緒に帰途についた。
三人が去ったあと、トリンブル婦人の顔に微笑が浮かんだ。ジェニーとサンドラはアランを彼女が望んだとおりの存在に適切に仕立てあげてくれた。カフェのセキュリティ
カメラが撮影した新しいウェイトレスの誕生シーンのビデオ画像を見ながら、トリンブルはそう考えるのだった。
おわり
もう年末だー。
佐奈たんの巫女さん話、誰か書いてくれないかなぁ。
419 :
名無しさん@ピンキー:04/12/30 09:08:49 ID:7pVe0xwM
さなきゅんエロコスプレ冬コミ編きぼんぬ。
420 :
【大吉】 【212円】 :05/01/01 19:44:54 ID:R9eMzmNs
あけおめ
ことよろ
あけましておめでとう
ことしも(過疎スレで)よろしく
過疎スレなのは・・・
レスを付けるのが恥ずかしいからw
でも、しっかりチェックしてるよ
意外とROM人口は多いかも
分割できずに大量投稿になるのでトリップつけました。
数え間違えていなければ37レス。
ちょっと女装成分が少ないかも。
身体測定編なので主人公の身長とか出てきますが、
適当なので有り得なさそうなら変えますw
静の中学生日記
四月十日(木) 曇り時々晴れ
***
熱も下がったので学校に行った。
クラスになじめているのか、よくわかんない。
***
「おはよう、長谷川さん、早瀬さん。もう大丈夫なの?」
小学校からの習慣で一緒に登校した静と彩が教室に入ると、
何人かの少女が話しかけてくる。少年たちも話しかけはしな
いものの、みな二人を振り返っている。背の高い凜とした美
少女の彩と、小柄で愛らしい中性的な静、二人そろうとよく
目立つ。
静の幼なじみ、長谷川彩は、涼やかできつめの顔、長い緑
の黒髪、百六十センチを越える長身でスタイルもよい。凜と、
という表現が似合う大人びた美少女だ。
片や静の方は、愛らしい、可愛いという表現がよく似合う。
小柄な体に細い手足。小さな頭には茶色いクシャクシャのく
せっ毛、ソバカスのちりばめられた丸い鼻に、潤みがちの大
きな目が庇護欲を誘う。
「おはよう」
先に彩が挨拶を返す。話しかけてきたのは見覚えのない少
女だったが、きっとクラスメートだろう。覚えがないのは単
に静が覚えていないだけで、彩は逆にすぐに覚えて把握して
しまう。彩が相手の名前を出さずに挨拶しているのは静への
嫌がらせだろう。とりあえず、静はことさら元気な様子を見
せて答えた。
「うん、熱も下がったし、もう大丈夫」
入学早々熱を出して休んだのは、いかにも環境が変わった
からと見られそうで、静としてはちょっと厭だった。だが一
昨日の入学式の朝から静に起きたことを考えると、熱を出し
ても仕方がないだろう。
小学生が背伸びしてお姉さんのを着てみました、という風
にセーラー服に着られている感じの少女、早瀬静は、肉体的
には立派な男の子である。もちろん好きで着ている訳ではな
く、これしか着るものがないからだ。
一昨日の朝、静の世界は一変した。着ている物も家具も何
もかもが女の子の物になっていたのだ。着るのを楽しみにし
ていた詰め襟の制服もセーラー服になっていた。それだけで
なく、母や幼なじみの彩、近所の人達や学校も静を女の子と
して扱う。静本人以外の皆が、静を女の子と認識していた。
静には女顔だとからかわれた記憶はあっても、生まれてか
らの十二年間、女の子であった記憶はない。だが、幼いころ
から書いている日記の内容は、全く記憶にない女の子のもの
だった。
いったい何が起きて、どうしてそうなったのか。まったく
何も判らないまま、静は流されるように登校したのだった。
自分の席に向かって歩いていると、静は唯一名前を覚えて
いる二人の少年と顔を合わせた。
「おはよう。一昨日より元気良さそうだね」
先に話しかけてきたのは祝詞夏樹、彼は静以上に少女顔だ。
色白で線が細く、綿菓子のような柔らかい笑顔が印象に残る。
「おはよう。昨日はよく寝たから大丈夫だけど……祝詞君、
は?」
一昨日のホームルールで二人は色々とやらかしている。夏
樹の落としたペンで静は思いっきり転び、夏樹だけにではな
いがスカートの中を丸々見られている。その後に夏樹は具合
が悪くなり、保健室へ運ばれていた。彼は見た目そのままに
身体が弱かった。
「あ、うん。何時ものことだから」
そう答える夏樹だが、あの時のことを思い出したのか赤面
している。釣られて静も顔を赤らめてしまった。とっとと忘
れたいことだが、夏樹と顔を合わせると互いに思い出しそう
で難しそうだ。
居心地が悪くなって視線を外すと、もう一人の少年と目が
あう。水無瀬縁、夏樹の親友で色々とうわさのある問題児だ。
色黒で鋭い野性味のある顔、大柄で引き締まった体躯と、夏
樹とは正反対の少年だ。
「…………」
静と縁はじっと睨み合う。なぜか静は縁と反りが合わない。
静からしてみれば、一言多くて向こうからケンカを売ってい
るのだが、縁にも同じような言い分はあるのだろう。
「……ユカ」
心配した夏樹が縁をつつく。そう呼ぶのは夏樹だけのよう
だが、女の子の名前のようなあだ名は縁の外見を考えると少
しシュールだ。当の縁は静から視線を外し、関係の無さそう
な話を始める。
「この間夏樹んちに行った時、古いぬいぐるみが出てきたよな」
「え? あぁ、冬ねえのモンチッチのこと?」
突然のことに首をかしげる夏樹の答えを聞いて、縁はちらっ
と静を見た。
「……! だれが猿だ!」
馬鹿にされたと思った静は縁にかみつく。首根っこをつか
みそうな勢いだったが、さすがにそれは彩に制止された。
「ほら、人形みたいに可愛いって……もう、ユカったら。長
谷川さんお願い」
フォローし掛けた夏樹は恥ずかしく思ったのか、途中であ
きらめて彩に静を連れて行くようお願いした。
「あいつ、絶対ケンカ売ってるよ!」
静は彩に引きずられながら愚痴る。
「からかっているだけなんだから、そんなに怒らないの。そ
れに……」
「それに?」
よく見ると彩の肩がふるえている。
「水無瀬君、いいセンスしているわ。うちにあるモンチッチ
にも静って名付けようかしら」
「何だよ、彩までさ」
膨れっ面の静の頬を、彩がつつく。
「しないわよ。だって私には生きているモンチッチがいるも
の。ね?」
「ぶー。だから誰がモンチッチだっての」
いつもの戯れあい。違うのは静が女の子になっているだけ。
それはほっとするけれども、少しチクチクして複雑であった。
***
人を見かけで判断しちゃいけないって言うけど、
まさかあんなだなんて思わないよ。
***
「あの……早瀬さん」
振り返ると、すぐ横に女の子が立っていた。彩よりは短い
が、結構長い髪で少し暗い雰囲気の少女だ。うつむき加減の
顔が長い髪に隠れ、髪の隙間から見える瞳がおどおどと揺れ
ている。上がり症なのか、顔が紅潮している。おとなしそう
で、これといって特徴のない少女だ。
「えと……」
「川島愛さんよ。女子の保健委員なの」
誰か全く分からない静に、彩が助け舟を出してくれる。静
は素直に「ごめん」と謝った。
「ううん、一昨日も具合悪かったし……仕方がないよ」
愛は小さく首を振った。
「そか、身体測定のことね」
「身体測定?」
「もう、昨日ちゃんと伝えたでしょ」
彩は首をかしげる静の頬を指で押した。
「何だよ、覚えてたって」
「ウソ。何それって顔してたわよ」
静はうっとうしそうに彩の指を払う。
「それじゃ、彩の伝え方が悪かったんだ」
「屁理屈言わないの」
「あの……」
いつまでも終わらない言い争いに痺れを切らしたのか、愛
が消え入りそうな声で口をはさんだ。
「……ごめんなさい」
二人とも素直に頭を下げる。
「昨日休んだ人は、今日の放課後に、保健室で測定します。
私も一緒に行くので、掃除が終わったら、待っててください」
原稿を読み上げるように用件を話した愛は、ぺこっと頭を
下げると、自分の席に戻っていった。
「……うん、分かった。ありがと」
愛が席に戻るのを見届けた静は、はぁとため息をついた。
「怒らせた、かな?」
「それは大丈夫だと思うけど。でもまじめそうだから、静が
悪くても自分が悪いって思っちゃうような子だと思う。私は
いないんだから、迷惑かけちゃだめよ」
今度は静の額をつつく彩。
「たかが身体測定じゃないか、迷惑なんかかけないよ。って、
いないの?」
その彩の指をギュッとつかむ。
「うちの組で休んだのは静だけ。保健委員とは言え、その時
点で川島さんの仕事を増やしているの。あと私、今日はお茶
のお稽古。それに関係ない人がいたら邪魔でしょ」
今度は空いている手で静の髪に指をからませる。癖の強い
髪の毛は、面白いようにからみついた。
「ふん。お茶なんか何がいいんだか」
もう片方の指もつかむが、一緒に自分の髪も思いっきり引っ
張ってしまい、目に涙を浮かべる。
「喫茶店の子のくせに、苦くてコーヒーも飲めないお子ちゃ
まの静には分からないわよね」
「うっ、むー」
横でくすくす笑い声がする。
「長谷川さん、早瀬さんで遊ぶの、とても面白そうね」
近くの席の少女たちが二人を囲んでいた。
(僕はおもちゃじゃないっての)
余計なことを言わないように、彩をにらみつける静だった。
身体測定は、静にとって微妙なイベントである。少しでも
大きくなったことが数値で分かるのは嬉しいが、やはり周囲
と比べてしまって悲しくなる。きっと、当面の目標である百
四十センチはまだまだ遠い。頭一つ分はある彩との身長差も
一向に縮まらない。
それは仕方がないとしても、今回はそれ以外の大きな問題
がある。今、静が着ているものはセーラー服だ。水兵さんが
着る元祖ではなく、女子生徒用制服のである。そして、その
下に履いている下着も女の子のもの。もちろん好きで着てい
るわけではなく、それしか着るものがないからだ。
今日はグレイのショーツにタンクトップとシンプルなもの。
身体測定のことはすっかり忘れていたのだが、あまり女の子
なものを履きたくなかったため、そうゆう選択になっていた。
身体測定ということは、制服を脱いで下着姿にならないと
いけない。セーラー服でさえまだ慣れていないし、慣れたく
もない。それなのに下着姿を人に見せなければならない。養
護教諭や静と同じように昨日休んだ他のクラスの生徒、それ
に静のクラスの保健委員、川島愛にも。
ただでさえ憂鬱な静に、静自信が追い打ちをかける。この
ことを悩んでいるうちに、スカートの中で静のものがいきり
立ってしまったのだ。普段の状態ならまだ隠しようがあるか
もしれないが、これでは一目で本来無いものが有るのが分かっ
てしまう。たぶん、誰も気にしないかもしれないが、絶対と
いう保証は無いし、今の格好だけでも十分すぎるくらい恥ず
かしい。だから、恥ずかしいことは、なるべく少なくしたい。
そんなわけで、静はあまり人気の無い、空き教室近くのト
イレにこもっていた。スカートの中で暴れているものをどう
にかするためである。時間がたてば治まるかとも思ったが、
一度意識してしまうと授業中もそれを忘れることができず、
ホームルームも掃除も終わっても、それは下着の中で刺激を
求める自己主張をやめてくれなかった。
「ふっ、んっ……んふっ」
スカートをまくり上げてハンカチ越しに口にくわえ、ショ
ーツを膝まで下ろして便座に座り、両手ではちきれそうなほ
ど大きくなったペニスを握ってこすりあげる。それはペチャ
ペチャといやらしい音をたて、白い粘液にまみれてテラテラ
と光っている。すでに一度出したのだが、それでもおさまら
ず、手の中に出した精液を潤滑液に再びいじっていた。
「んんっ……んっ、んっ」
スカートをくわえているので口で息が吸えず、呼吸が苦し
い。目をつぶっているので、荒い呼吸音といやらしい粘着音
が頭の中に大きく響いてしまう。
男子トイレの個室は、普通悪戯されたりからかわれたりす
るので、余程のことがないと恥ずかしくて使われることはな
い。だから個室にいることも恥ずかしいし、女子トイレにい
ることも恥ずかしい。そもそもは恥ずかしいのが嫌で始めた
ことだが、女子トイレでこんなことをしていること事態が本
末転倒かもしれない。
「んっんっんふっ、んんっ」
手を動かすたびにあそこを中心に熱くなり、快感のパルス
が腰から背筋、脳髄へと駆け登り、まぶたの中で火花を散ら
す。
その脳裏の中では、少し暗目のおとなしい保健委員の少女
が、じっと静を見つめている。顔を赤らめた少女の驚いて大
きく見開いた目の中の瞳は、明らかに侮蔑の表情を浮かべて
いる。
「んふっ、んふっ、んんんんんーっ」
手の中のものが痛みを感じるほど硬直する。脳裏の中で少
女の瞳がぐんぐん大きくなり、すべてを飲み込むと粉々に砕
けて爆ぜた。
両手やペニスの汚れをトイレットペーパーでふき取り、ショ
ーツをはいて身繕いをする。手にトイレットペーパーのかす
がついて気持ち悪いが、手を洗うまでの我慢だ。
だいぶ時間を食い過ぎてしまったので急がなければならな
いが、まだハンカチを口にくわえたままなので息が荒い。鼻
で何度か深呼吸し、少し落ち着けてから個室の扉を開けた。
扉の向こうには、一人の少女が立っていた。胸に大きな封
筒を大事そうに抱え、目を白黒させて静を見ている。静は問
答無用で扉を閉めて鍵をかけた。
「ま、待って、早瀬さん!」
少女は保険委員の川島愛だった。静を探していて、偶然見
つけてしまったのだろうか。
「み、み、み、見た?」
動揺して口が回らない。心臓がバクバクし、汗が噴き出る。
注意していたつもりだったが、自分で思っているより行為に
のめり込んでいたらしい。
「み、見た、というか、聞こえちゃって……」
扉の向こうの声は、おどおどおろおろしている。個室の中
で、静が何をしていたのか、何となく分かっているようだ。
「ごめんなさい。そんなつもり、なくて、具合、悪いのかなぁっ
て……」
普通こんなとこでしてるなんて、思いもしないだろう。
「あの、とにかく、先生も待っているし……誰にも言わない
から」
迷惑かけるなと言われているのに、彩にばれたら大変だ。
無視される方がましなくらい、怒られそうな気がする。だが、
逆におとなしそうなこの少女なら口止めできるかもしれない。
静としては、女の子に強く出るのは不本意ではあるが。
「本当に……だまっててくれる?」
鍵を外し、扉を少し開ける。隙間から、耳まで真っ赤になっ
た少女が見える。少女も静の姿を確認すると、そっとハンカ
チを差し出した。静のものだ。口の形に染み込んだ唾液が光っ
て見える。驚いた時に落としたのだろう。静は手を伸ばして
受け取った。
「うん……。でも、驚いちゃった。おくてに見える、けど、
大胆なんだね」
目線があちこちぶれて、全く静の方を向いていない。いち
おうフォローしてくれているようだが、かえって静にぐっさ
り刺さる。あまりのことに混乱しているようで、あまりフォ
ローになっていない。
「ごめん……きれいにするつもりだったんだけど……」
個室から出て頭を下げる。早くきり上げないと、もっとダ
メージを受けそうだ。
「あ、ううん、謝らなくても。きっと、やりすぎちゃうことっ
て、たぶん、ある……と思う、し……」
歯切れの悪さが辛かった。
***
もしかして、この学校って、、、
***
今日、静の他に測定をする生徒は皆終わっており、残って
いるのは静だけのようだ。愛の話では、保健の高橋泉水先生
は怖そうな先生らしい。愛には一緒に怒られてあげると言わ
れた。怒られるのは確実だし、小細工したらもっと怒られそ
うとのこと。自業自得だが、あまり脅さないでほしい、とは
言えなかった。
「失礼します」
ノックをして、愛を先頭に保健室に入る。一昨日来た時と
異なり、部屋の真ん中に身長計やら何やらが出されている。
さらに一昨日はいなかった白衣姿の女性が、静達に背を向け
て机で書類の山と格闘している。全校生徒分の測定結果をま
とめているのだろうか。
「二人ともそこに座って」
先生は振り返りもせずに二人を呼んだ。低めの、あまり抑
揚のない声だ。やはり怒っているのだろうか、二人は肩をす
ぼめて、先生のすぐ近くの丸椅子に座った。
「身体測定の項目に問診はないんだが、どうせ最後だしな」
遅れたことへの嫌みなのか、昨日休んでいることを気にし
ているのか、相変わらず机に向かったまま見向きもしないの
で、どうなのか全く分からない。だがどっちであろうと、無
断で遅刻した静が悪いことには関係ない。
「ご、ごめんなさいっ!」
静は深く頭を下げた。そして、そのまま下げ続ける。とり
あえず、何か言われるまで上げないつもりだった。が、十秒、
二十秒といくら待っても何の反応がない。何か書いたり紙を
めくったりする音は聞こえるので、何か仕事はしているのだ
ろう。聞こえてはいるはずなので、無視するほど怒っている
と思うと、静の背筋が寒くなる。沈黙に耐えられなくなった
愛が、声を出そうとしてやっと反応がある。
「はやせ、しずか」
単に漢字の読みを確認しただけのような、抑揚のない調子
で静の名を呼ぶ。静は「はいっ」と返事をして元気よく頭を
上げる。先生は机に向かったままだ。
「トイレでするのは良かったか?」
「……え?」
何を言われたのか良く分からない。いや、分かりたくなく
て、分からないふりをする。でも、そうしているのは一目瞭
然だろう。頭からすーと、血の気が引いていくのが良く分か
る。背中や腋の下、額にも、冷汗がたれる。横では愛がブン
ブン顔を振っている。何も言っていないという意味だろう。
「良かったって、な、何がですか?」
一応白を切ってみるが、どもってしまっては意味がない。
「早瀬は、自分の部屋とかでしていないのか?」
先生は相変わらず机に向いたまま、静に微妙な質問を投げ
かけてくる。
「自分の部屋にトイレなんかないです」
それでもとぼける。実際、自分でしたのは学校のトイレだ
けで、自分の部屋ではしていない。
「そう。じゃあ、不特定多数に見つかりやすい場所、そんな
場所じゃないと気分がでない?」
先生は、何を、どこまで知っているのか。一向にこちらを
向かない先生の態度が、静の心に不安をたぎらせる。
「な、何のことか、分かりません」
先生が手に持っていたペンを机に置いた。
「あわよくば、誰かに見つかって、してもらえたらと、思っ
ていたのでは?」
初めて、先生が静の方を向く。短い髪をヘアピンできっち
り分け、秀でた額をあらわにしている。薄い眉の下の目は細
く鋭く、長いまつげの隙間から冷たい光がもれる。
「一昨日、ここで可愛がってもらったのだろう?」
「……!」
ごまかすこともできず固まった静をみて、先生は机の引き
出しから袋を取り出し、静に渡した。色々なポーズのテディ
ベアが描かれた可愛らしい袋だ。
「早瀬のだ。預かっていた」
袋を開けて中身を確認した静は、カーッと真っ赤になる。
袋の中には、水色で音符柄の布が丸められて入っていた。一
昨日静がはいていて、どさくさに紛れて陽子が持っていった
静のショーツだ。すっかり忘れていたが、静のカバンにも母
が何も言わず洗っておいてくれた保健室の予備用ショーツが
入っている。
「今は忙しいようだな。伝言も預かっている。時間ができた
ら思いっきり可愛がってあげるから楽しみにしてて、だそう
だ」
「冗談じゃない! 何でそんなの聞くんですか」
先生は文句を言う静をちらっとみて、何事もなかったかの
ように足を組み直す。白衣の下は赤いタイトスカートで、長
い足を包む黒いストッキングは薔薇の刺繍がされている。中
学の養護教諭にしては扇情的だ。頭に血が昇っている静はそ
れに目がいっていないが、横にいる愛は目のやり場に困って
そわそわしている。
「あれはあれで困った奴だが、見境無しの馬鹿ではない。同
類、その気のある子にしか手を出さないそうだ」
「その気って、困っていて、無理やりされたのに」
憤る静。だが心の片隅でギクリとしていた。陽子にどうこ
うされる前から、身体がエッチなことになっていたのは確か
だからだ。
「まぁ、クギは刺してある。だが困ったことにさっそくだか
らな」
本当に困っているのか、からかっているのか。
先生は表情も声の抑揚も少ないので、本当に困っているの
か、からかっているのか、よく分からない。だが静がやらか
してしまったのは事実だ。
「……すみません。でも、僕はそんなヘンタイじゃないです」
「なら……川島」
「えっ、は、はい?」
話についていけない愛は、突然話を振られて驚いている。
「川島が早瀬の服を脱がして測定しろ。やり辛かったら好き
なようにして構わん」
「ちょっと待って!」
愛は何を言われたのかよく分かっておらず、きょとんとし
ているが、静は猛烈に抗議する。
「早瀬は一切手を出すな。みんなやって貰え。これは罰だ。
ヘンタイじゃないんだろう? なら少し恥ずかしいくらいだ、
我慢しろ」
よく分からない先生の言い分に、静は口をつぐむ。納得は
いっていないが、これを乗り切れば自分がヘンタイじゃない
と証明できるのではと考えたからだ。
「で、でも、私、そんな」
愛はやっと理解したのか戸惑っているようだ。愛も静から
迷惑を被った側だが、わざわざ罰を与えることを望んでいな
いし、そんな罰は愛の手間が増えるだけだ。
「好きなようにしていい。好きなように、だ」
抑揚のない先生の声は、感情が感じられず正直怖いものが
ある。
「好きな、ように……」
心配になりちらっと愛を見た静は、愛が生唾を飲み込んだ
ようにみえて、背に冷や汗が流れた。
***
結果はまぁまぁ良かったんだけど、、、
普通の測定ならもっと良かったんだけど、、、
これも自業自得?
***
まず愛はセーラー服のタイに指をかけた。
「早瀬さんの、結び目がきれいね」
「うまくいかなくて、ママに」
「そうなんだ。公立のセーラー服で結ぶのって、うちくらい
だもの。男子は楽そうでいいよね」
本来その恩恵にあずかれるはずだった静は大きくうなずい
て同意する。愛は静の様子を見てくすっと笑い、静のタイを
ほどいて襟から抜き取ると、ベットの上に広げ、きれいに伸
ばしてしわをとる。
「えーと、じゃぁ、手を上げて」
静は大きなため息をついて、両手を頭の上で組む。
「……こう?」
「うん。あ、手は組まないでばんざいしてね」
愛は言われた通りばんざいした静の左脇腹に手を伸ばし、
セーラー服のファスナーをあげる。開いた隙間から、ネズミ
色のタンクトップが見える。
「ひゃんっ」
愛の左手がセーラー服の開いた隙間に差し込まれ、指先だ
けが静の脇腹に触れる。四本の指が左脇からゆっくりと、右
脇に向かって動いて行く。その途中で小指の先が、タンクトッ
プの下のくぼみを見つける。くぼみの深さを確かめるように、
小指の先が中心に向けて螺旋を描くように押し込まれる。
「くすぐったいよ」と静は抗議するが、「そうしているんだ
もの」と愛は取り合わない。
しばらくへそをもてあそんだあと、左手を右の脇に移し、
さらに右手を左脇にあてる。左右十本の指が、さわさわと静
の両脇をはい上がって行く。そのくすぐったさを、身じろぎ
して耐える。しかし、指がタンクトップの布地を越えて腋の
下にたどり着くと、我慢できず腕を下ろしてしまう。
「だめっ、我慢できないっ」
「駄目なのは早瀬さん。うであげないと、本当にくすぐっちゃ
うよ?」
愛は静の腋の下に挟まれた指を少し動かす。静は悲鳴を上
げて、再び両腕を上げる。
「か、川島さんって、結構意地悪なんだね」
「えっ、そうかな。だって、早瀬さんが可愛いんだもの。な
んか、お人形さん遊び、してるみたいで」
愛の顔は紅潮し、心なしか普段よりもはにかんだ明るい笑
顔を見せている。いつもこの笑顔なら、クラスでも人気が出
そうだと静は思う。その犠牲になるのは今だけで十分こりご
りだが。
愛の手はセーラー服の肩を内側から持ち上げ、静の頭を襟
首の中に隠す。袖も引っ張り、上半身を動けなくしてしまっ
た。
「……川島、さん?」
頭にセーラー服をすっぽりかぶらされて周囲が見えないが、
時々胸や背に指が触れるので、どうやら静の周りをぐるぐる
と回っているようだ。見えない分だけ、次に何をされるか分
からず怖い。
「早瀬さんは、ブラ、まだなんだ」
愛の指が、背中から左脇、左胸へと動いて行き、その頂点
で止まる。
「そんなもの、いらない」
そこで感じる刺激に戸惑いつつも、つっけんどんに答える。
身体的に男の子である静にブラジャーが必要になることはな
いが、そのことを考えると少し怖くなった。
「そう? 私は恥ずかしかったから、卒業式のあとからしは
じめたんだけど、何か嬉しかったな。きっと、早瀬さんもそ
うと思うよ」
そう言うと、愛は指を左から右の頂点に移し、そっと指先
でつつく。強い動きではないものの、それは確実に静の体を
刺激した。
「んんっ、脱がせるんじゃないの」
外が見えず、胸をいじられ、両腕を上げたままの姿勢が、
だいぶ辛くなってきた静は弱音を吐いた。
「もちろん、忘れてないよ」
言葉とともに、静の腰に愛の手が伸び、いとも簡単にスカ
ートのホックが外される。
「だめっ!」
スカートが落ちるのを防ごうとしゃがみこむが、一緒にファ
スナーも下ろされたスカートは間に合わずに膝までずり落ち
る。そのため、グレイのショーツに包まれた肉付きの薄いお
尻が後ろに突き出された。
「ひ、酷いよ。川島さん」
愛は自分も床に座り、文句を言う静の足から上履きを脱が
す。
「だって、罰なんだもの。されて嬉しかったら、罰にならな
いでしょ」
次に学校指定の白い靴下を脱がされる。足の裏に何かされ
るかと身構えるが、愛は何もしなかった。
「もし、私が、迷惑をかけたら……私にも……して、いいよ」
今の静には白いセーラー服の裏地しか見えないが、うわずっ
た声から恥じらう愛の顔が容易に想像できる。
(していいって、同じことを?)
同い年の女の子の服を脱がす、普通あり得ない状況を思い
浮かべると、胸がドキドキする。恥じらいつつも抵抗しない
愛から、着ている物を剥ぎ取っていく。小さな胸を包むブラ
ジャーを見られないように両手でかくしてしゃがむ愛の姿は、
きっと子ウサギのように可愛いだろう。
「わわわっ!」
突然セーラー服が引っ張られ、静の視界が開ける。
「ふふ、顔が真っ赤。エッチなこと、想像してた?」
顔を上げると、横に静のセーラー服を持った愛が横に座っ
ていた。爪先だちで膝をあわせた足の隙間に白いものが見え、
あわてて体を起こす振りをして視線をそらす。
愛は「スカートに触っちゃ駄目よ」と静に言い含め、立ち
上がってベット横のハンガーにセーラー服をかける。丁寧に
整えてしわを取り、振り返った愛の顔には、もうさっきの声
から想像できる表情は見えなかった。
「……楽しそうだね」
恨めしそうに愛に厭味を言う静だが、その実かなり焦って
いた。思わず想像してしまった愛の下着姿に、ショーツの中
のものが反応し始めたからだ。なるべく前から見て目立たな
いようにしようと思ったため、ペニスを後ろの方に挟んでショ
ーツを履いていた。このままだと大変なことになりそうで、
何とかしようと膝を立てて、足にからまったスカートで下半
身を隠す。しかし、すぐに愛が振り返ってしまう。
「うん、そうかも。こんなこと、初めてだし、何か、不思議
な気分」
何やら意地悪そうな笑顔を浮かべた愛は、そう言って静の
スカートをつかんだ。
「ちょっと待って!」
「だーめ」
あわてる静を尻目に、問答無用でスカートを引っ張る。静
はくるんとうつ伏せにひっくりかえり、スカートを引きはが
されてしまった。愛は乱暴に剥ぎ取ったくせに、丁寧にプリ
ーツを直してスカートをハンガーにかけた。
「待ってって言ったのに……」
ぶつけた膝を守るように丸くなる。膝も痛いが、ショーツ
の中のものも伸びる先がなくて、痛くなってきている。
「最初は視力検査よ。はい、立って」
愛の差し出した手にすがって立ち上がるが、股間の痛みの
せいでよろよろする。
「視力検査ならさ、最初から脱がなくても」
「何言ってるの。私も、みんなも、こうしたんだから」
「そりゃそうだけど……」
遅刻しなければ、他の女の子と一緒だったろう。熱が出な
ければ、彩や愛と一緒だ。それを考えると、他を気にしない
分、遅刻して正解だったかもしれない。小さい頃は彩の下着
姿どころか一緒に風呂に入れられたりもしたが、さすがにあ
る程度の歳になってからはない。愛のちょっとした言葉にす
ら振り回されているのに、生で見てしまったらパニックして
しまうだろう。
「胸囲を測る時は、上もだからね」
「そ、そうなんだ」
下着一枚で女の子の前にいるのは、ショーツであることを
除けば、少し恥ずかしいくらいで、男である静にそう問題は
無い。裸の少女たちの中に放り込まれるよりは、だいぶまし
だと静は思う。
「これは?」
「右」
「当たり。じゃぁ、こっち」
「えーと、それも右?」
「ブー、外れ。これは下。早瀬さん、目が良いのね」
最後のは1.8で、1.5までは両目ともすべて判別がつ
いた。問題の無いAである。
「次は体重です。これに乗ってね」
説明されるまでもなくわかる、小学校のと同じ体重計に乗
る。ひんやりした鉄の感触が、足の裏にはこそばゆい。
「えーと、二十七キロ。痩せているのね。私も、似たような
ものだけど」
「痩せている方がいいんじゃないの?」
女の子でも、大人の女性でも、痩せた太ったと一喜一憂し
ている。だが、愛の様子は痩せていることがあまり嬉しそう
でない言い方だった。
「私は、ただガリガリなだけだから。長谷川さんみたいに、
すらりしてて、でも 出てるとこは出てて、とても同じ歳に
は思えない」
「彩は、毎日牛乳を一リットル以上飲んでるから」
一リットルという量に、愛は目を丸くする。
「すごい、私、そんなに飲めないな。でも、だから、あんな
にスタイルが良いんだ」
「僕も……飲んでるんだけど」
静は反応に困って固まった愛に詰め寄った。彩と比べられ
たのではないが、つい過剰反応してしまう。
「昔は同じくらいだったのに、どんどん差がついてさ。ずる
いと思わない?」
「え? まぁ、人それぞれだから……。ほら、次、身長だよ。
差が縮まってるかも」
膨れっ面の静は、身長という言葉にパッと反応する。
「大きくなってるかな?」
先月に制服を注文する際に測っているので、今測っても大
きく変わりはしない。でも、たとえ一ミリでも大きくなって
いれば、静にはとても嬉しいのだ。
「じゃぁ、測ってみましょ」
愛がゲージを上げて待つ身長計に乗る。きっちり背筋を伸
ばそうとするが、ショーツの中で後ろに大きくなろうとして
いるあそこが痛くて、ちゃんとすることができない。焦った
静は、ついかかとを浮かせてしまう。
「痛っ!」
静の苦し紛れの不正を見抜いた愛が、後ろから静の両胸を
ギュッとつかむ。急な痛みで身を縮めた静の頭に、愛は容赦
なくゲージを下ろした。
「はい、百二十二センチ」
頭と胸を押さえ、涙目で酷いと抗議する静に、愛は「ずる
する人が、いけないんです」と取り合わない。
「ちょっと待って!」
静は壁際のベットの陰に駆け込んだ。もう、なりふりかまっ
てはいられない。静の中で、あそこがおかしいと見られるリ
スクよりも、正当な成長結果が欲しいという欲が打ち勝った。
愛に背を向けて床に座り、ショーツの中に手を突っ込む。
「んんっ」
狭い場所から解放されたペニスは、みるみる堅さを取り戻
し、頭を天に突き上げる。解放された爽快感と、股間に全て
の血が吸い寄せられた感じに、一瞬めまいがする。
「は、早瀬、さん?」
驚いている愛に、あまり隠れていないがタンクトップの裾
を片手で引っ張って前を隠し、もう片手の人差し指を立てて
愛に突き立てる。
「もう一回! ちゃんとするから測って!」
鬼気迫る、とまではいかないものの、強い口調で迫る静に
気後れした愛は、身長計のゲージを上げた。鼻息荒く身長計
に乗った愛は、ここぞとばかりに背を延ばす。ショーツの中
のものはタンクトップでも微妙に盛り上がっているが、この
際目をつぶった。
「えーと、百三十……四センチ」
愛が読み上げたゲージ位置の目盛りを聞いて、静はよしっ
とこぶしを握る。
「先月に測った時より、五ミリも伸びた!」
「そうなんだ。よかったね、早瀬さん」
静のあまりの喜びぶりに、何となくつられて嬉しくなる愛
だった。
***
女の子って、怖い。みんなそうなのかなぁ?
彩は絶対あんなことしないと思うけど。
***
「あとは座高と胸囲。胸囲は最後だけど、先にしましょ」
愛は静の後ろに回ると、静の肩を押して壁の方に向ける。
壁に掛けられた鏡に、下着姿の静と後ろに立つ愛が写る。ショ
ーツの膨らみが気になり、タンクトップの裾をひっぱた。
「これから脱ぐのに、ひっぱちゃ駄目よ」
タンクトップの裾を握る静の手を愛が押さえる。
「でも、やっぱり恥ずかしいよ」
上半身裸になることはともかく、脱がされること、ショー
ツの膨らみを見られることは抵抗がある。
「私も、長谷川さんも、それで測ったんだし」
「うーん、でも……」
それでもぐずる静に、愛は「ちょっと待って」と言って離
れた。そして自分のタイをほどき、襟から抜いてベットの手
摺りに掛ける。
「か、川島さん?」
左脇のファスナーを上げてセーラー服を脱ぎ、手早くスカ
ートも脱いでしまう。白いシンプルなスリップ姿になると、
静の前に立った。肩にスリップのとは別にブラジャーの肩紐
が見える。
「私も脱げば、恥ずかしくないでしょ?」
「ち、ちょっと」
あわてる静を尻目に、スリップもたくしあげて脱いでしま
う。小さな赤いリボンがついただけの、白いショーツ。細い
腰にあばらの浮き出た白い肌。手のひらにすっぽり隠れてし
まうような、小さな胸を包む白いブラジャー。そのブラジャ
ーも背中に手を回して外そうとするのを見て、静はあわてて
後ろを向いた。
「中学だからって、変わらないと思うけど。結構、恥ずかし
がり屋なんだね」
実際に小学校でも同じだろうが、回りがどう思っていよう
と、日記にどう書かれていようと、静に女の子だった記憶も
自覚もない。そう言われても困るし、そこまでするなら我慢
しておけばよかったと後悔する。
静より先にショーツ一枚になった愛が、後ろから静の両肩
を抱く。鏡には静の肩越しに、困惑と興奮で頬を染めた愛の
顔が見える。
「んんっ」
愛の十本の指が、肩から背中、腰へと優しく撫でるように
下りていく。指は真っすぐ背骨の両脇を伝い、タンクトップ
の裾を捜し当てると中に侵入する。うつむき加減の愛の顔か
ら、静の耳に厚い息が吹きかけられる。
「両手を、頭の、上に」
愛の冷たい指の感触に耐えつつ、静は両腕を上げて頭の上
で指を組む。それに合わせて、愛の手がタンクトップをめく
りつつ背中から腹へとまわる。鳥肌が立つ静の肌を、今度は
逆にあばらの形を確かめながら愛の指がはい上がっていく。
「そこは!」
愛の手が、真っ平らな静の胸を包み込む。腕を下ろしても、
タンクトップの上から押さえても、愛の手のひらを止めるこ
とはできない。静の抵抗をものともせず、愛はゆっくりと静
の胸の上で大きな円を描く。
「大きくするには、もむといいって言うけど、本当なのかな?」
静の耳にかかる愛の吐息は熱く、その目は困惑ではなく異
なるものが浮かんでいる。それは静にも伝染していく。
「ひっ」
愛の指先が、米粒ほどしかない静の乳首を捕らえる。指で
挟み、押し、爪先で引っ掻く。馴れない刺激に、小さな乳首
は小さいながらも頭をもたげる。愛の指はさらに責め立て、
痺れるような快感を小さな器官に刻み込む。
(男なのに、オッパイなんかないのに、キモチイイなんて)
ショーツの中のものは、触れられてもいないのに激しく膨
張して中から突き上げて、その先端はあふれ出るもので濡れ
はじめてさえいる。鏡に写る卑しく浅ましい下半身が正視で
きず、静は顔を伏せた。
「これで、少しは大きくなった、かな」
静の背中に、柔らかいものが二つあたった。まだ慎ましい
大きさでも、立派に固くなっているのが素肌に感じられる。
愛の体温は熱く、静と競うように激しい鼓動が響く。
「川島さんっ」
たまらず静が振り返ると、愛は静の手を擦り抜けて再び静
の後ろに回り、胸までめくり上がっていたタンクトップを頭
まで引き上げる。セーラー服を脱がされた時と同じように、
静は再び視界と両腕をふさがれてしまった。
「ちょっと、待っててね」
愛が離れる気配がし、ジャーという何かを引き出す音がす
る。ぴたぴたと近づいてくる足音と体温で、愛が戻ってくる
のが分かる。そして再び、今度は胸に柔らかいものがあたる。
母のものに比べればとても小さいし固い。それでも同じ年の
少女と、裸で抱き合うなどそうあることではない。押し付け
られた果実の感触におかしくなりそうで、いきりたつ下半身
が愛に吸い寄せられそうなのを何とかこらえる。
「動かないで」
愛は静の背中からメジャーを回す。しかし、愛は前であわ
せた目盛りをすぐに読まない。
「んぁっ」
愛の手に操られたメジャーが、充血した静の乳首をいたぶ
る。メジャーの平で擦り、端で引っ掻く。
「やっ、んんっ」
ずっと続く刺激に耐え兼ね、愛の指が動くたびに嬌声を上
げる。幼く声変わり前の静の声は、まるで本当の少女のよう
な妖しい音色を奏でる。胸だけでは股間が切なく、太ももを
擦り合わせ、そわそわし始めてしまう。
「もう……やめてよ」
静の音を上げた声に、愛はやっと静をいたぶる手を止める。
「六十センチ。ここの分だけ、ちょっと、大きくなった?」
愛はメジャーを外して静の乳首をチョンとつつくと、静を
拘束しているタンクトップを脱がせた。解放された静は床に
うずくまり、目にたまった涙を拭う。
「後は、座高だけ。もう少しだよ」
静が顔を上げると、汗をかいたのか髪をかきあげる愛がい
た。
静のことを女の子と思っているとは言え、ショーツ一枚と
いうほぼ全裸で、紅潮した顔に楽しげな笑顔を浮かべる今の
愛に、朝のおとなしくて暗く目立たない印象は全く見受けら
れない。少し痩せぎすだがうっすらと血管が見える白い肌に
腹の小さなくぼみ、底の浅いお椀をかぶせたかのような慎ま
しやかな乳房と五円玉ほどのピンクの乳輪、その頂にある静
を悩ませた小豆ほどの乳首、みな綺麗でつい見取れてしまう。
裸はともかく、その笑顔を教室でも見せていれば、愛の評価
はガラリと変わるだろう。
「はい」と愛が差し出した手を見て、静はボケッと愛の裸
に見取れていたことに気が付き、あわてて手を取って立ち上
がる。愛は静の手をつかんだまま座高計のゲージを上げる。
今にも鼻歌を歌いそうな雰囲気だが、静は頭がくらくらして
また熱が出そうで、力無く座高計に座った。
「あれ?」
ゲージを下ろし、目盛りを読もうとした愛が素っ頓狂な声
を上げる。
「早瀬さん……濡れてる?」
愛の指が静のショーツの盛り上がった先端、内側から恥ず
かしい液が染み込んで色変わりしたところをつつく。
「あぁん!」
胸ばかりでずっと刺激を渇望していた静の下半身は不意打
ちを受け、それだけでいってしまいそうになる。何とかこら
えて愛の指からあそこを隠すが、結果自分でもっと触ってし
まい、痺れるような快感にこらえ切れず甘い声を漏らす。
「もしかして、興奮して、感じてた?」
静の耳に熱い息が吹きかかり、再び背中に柔らかいものが
押し付けられる。
「ち、ちがっ」
静は幼子のようにいやいやする。どこから見ても自明で静
自信も自覚しているが、それを口にすると何かの線を越えて
しまいそうで、表向きだけでも肯定できなかった。そんな静
の両手に、肩越しに愛の手が重ねられる。愛の体はさらに静
の背に密着し、間に挟まっているものの形が変わるのが感触
で判ってしまい、思わず生唾を飲み込む。
「でも、こんなに、ドキドキしてる。私も、そう」
何がそう、なのか。愛の言葉に静は硬直する。静の右手を
添えられた愛の手が後ろに誘う。柔らかく熱いものに静の手
が触れると、背に密着した愛の体がビクッと震えた。
「濡れてる、の」
滑らかな肌の上を指が進むと、布の感触に突き当たる。そ
こで躊躇する静の指に愛の指が絡み付き、自らの一番大事な
ところに導く。そこは熱く柔らかく、藍の言葉どおりに濡れ
ていた。
「こんなこと、しちゃ、駄目だよ」
今までのことですら、十分に行き過ぎた行為であるが、愛
は罰ゲームというには逸脱することをしようとしている。静
とて右の指先にある場所に強烈にひかれている。だが、そこ
には越えては行けない一線があり、既にいくつか越えてしまっ
た線はあっても、自分から手を出すのはいけないことだとい
う思いがある。
「でも、早瀬さんの、ここ、とても、物欲しそう」
右手に気を取られている隙をついて、愛の手が静の厭らし
くひきつるあそこを握り締める。自分のものではない手の感
触に、静は声にならない悲鳴を上げる。反射的に体を強ばら
せたため、静の指先が愛のショーツに食い込み、愛を可愛ら
しい声で鳴かせた。
「だめ、せんせ……えっ?」
ますますエスカレートする愛を止めるため、すっかり存在
を忘れていた先生に助けを求めようとした静は先生の方を向
いて絶句する。色々しているのに口を出さないのは疑問だっ
たが、黙々と机に向かっている姿を見て疑問は氷解した。何
も聞いていない。いや、何かは聞いているが、少なくとも静
らの嬌声ではない。先生の両耳からはコードがたれており、
それは卓上におかれた小さな箱につながっていた。
(せ、先生、無責任な……)
呆れて力が抜ける。先生は当てにならず愛はやる気十分で、
静自身で対処するしかない。しかし、愛は人が変わったかの
ように強気で静を責める。
「あふっ!」
愛の親指がショーツの濡れた先端を擦る。それだけで恥ず
かしい液があふれ出て、ショーツの薄い布地についた染みを
広げる。
「すごい、男の子みたい。そんな人もいるって、本で読んだ
けど、早瀬さんがそうなの?」
愛の熱い吐息が静の耳朶にからむ。愛から離れなければな
らない。そう思っても、ショーツの上から上下に擦る愛の指
に翻弄されてしまい果たせない。刺激としては、一昨日陽子
に口でされた時の方が強い。だが、ただ混乱していた一昨日
よりも、裸の背に乳房を、指に女の子のあそこを押し付けら
れている今の状況が、静を興奮させ感度を高めている。
「んんっ、気持ちいい? 私も、気持ちいい、よ」
愛のあそこは、滲んだものが静の指に絡み付くほど濡れて
いる。そのためクロッチの部分の布地が張り付いて、柔らか
な膨らみや真ん中の割れ目、自分のとは異なる女の子の形が
指で感じられた。
「だめ、だっ、んんっ、んふっ」
既に口からはうわ言のようなものしか出ていない。駄目だ
と頭では思いつつも、体は快楽を求めてしまう。中指を割れ
目にこすりつけるように動かすと、クチャクチャと厭らしい
音と、愛の可愛らしい嬌声が静の耳を喜ばせる。今まで一方
的に好き勝手やられていた分、愛に反撃できることが楽しい。
濡れている中心部や、そこより少し上のところをこすると、
胸を押し付けて体を震わせ、静を責める左手を強く握りしめ
る。それで静自身も嬌声を漏らす。
「ひゃん、あぁっ、ゃ、ぁん」
耳に響く声が自分のか愛のか判らない。最初は一緒に自分
のをいじっていた愛の右手は、静が自発的に動き始めたのを
みて静の右胸にターゲットを変えていた。それに釣られて静
も空いていた左手をおずおずと自分の左胸にはわせ、愛にあ
わせて乳首をいじる。
愛を責めているのか、愛に責められているのか、自分を責
めているのか、自分に責められているのか。混乱して判らな
くなり、その倒錯的な状況が静を一気に絶頂へと運ぶ。
「や、だめ、おかしくなる!」
静の様子をみて、愛は左手の動きを加速させ叫ぶ。
「イッて! 早瀬さん、私の中でイッて!」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
静は一瞬愛を弾き飛ばしそうな勢いで背と両足をぴんと伸
ばし、ショーツの中に大量の白濁液を二度三度と放出する。
絶頂で硬直した体は、右手の指をショーツごと愛の中に突き
入れそうなほど押し付け、愛も絶頂へと引っ張りあげた。
「ああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」
保健室の中に力の限り絶叫した二人は、抱き合ったまま座
高計から床へ意識とともにずり落ちていった。
***
やっぱり保健室は鬼門だった。
***
バコッ!バコッ!
床にぐったり伸びていた静は、我に返って体を起こした。
かたわらには丸めた雑誌を持った先生が、片膝立ちで静らを
見下ろしている。
「……」
元から無表情で感情のみえない先生だが、さすがに怒って
いると思え、静はその場で正座をした。やっと起き出した愛
はショーツ一枚の格好に気が付き、「きゃっ」と可愛い悲鳴
を上げ、両手足を丸めて体を隠す。どうやらスイッチでも切
れたらしい。
「お前達は、何をしている」
手に持った雑誌で頭をかいているところを見ると、怒って
いるより呆れているのかもしれない。
「……身体測定……たぶん……」
愛が真っ赤になったままうつむいているので静が答える。
静的には「した」というより「されてしまった」のだが、最
後はうやむやになったし、愛に押し付けるつもりはないので、
とりあえず本来の目的を言った。
「身体測定に息絶え絶えになるような項目はない」
「でも好きにやれって、言ったのは先生なのに」
静としては、罰を決めた先生に責められるのは納得いかな
い。
「猿じゃあるまいし、自制というのを知らないのか。まだ習っ
ていないだろうが英語ならself-control。でも漢字の自制は
小学校で習っただろう? 川島、そうだな?」
突然ふられた愛はビクッとし、うつむいたまま消え入りそ
うな声ではいと答える。自分のしでかしたことに、かなりショッ
クを受けているようだ。
「興味を持ったり欲望するのは自然なことで悪いことじゃな
い。だが、それに流されてしまうと、後で泣きを見るのは自
分自身だ」
先生は二人の頭をポンポンと叩いた。
「まぁいい。このままじゃ風邪を引くから服を着なさい。下
着もそのままじゃ気持ち悪いだろう。早瀬は自分のがあると
して、川島は……そうだ早瀬、一昨日はいて帰ったのは?」
夕刻になり、西の空は赤みが差している。静と愛の二人は、
校門横のベンチに並んで座っていた。
「ごめん……なさい……」
「いいって。もう、済んじゃったことだし」
何度か繰り返されたやり取り。あの後、拍子抜けるほどあっ
さり解放された二人は、何となく帰り辛くなっていた。
「私、やっぱり、ヘンタイなの。いつも、ああゆうことばか
り、想像しちゃって。それが、できると思ったら、訳判らな
くなって」
愛はポロポロと涙を流しながら、ポツポツと自分の思いを
吐き出している。
「な、泣かないでよ。僕は平気だし、そんなことないよ」
静はハンカチを取り出して渡そうとし、汚していたことを
思い出してあわてて引っ込める。
「ううん。今だって、洗ってあるのに、早瀬さんがはいてた
の、身につけてる、って思ったら、変な気分、だもの」
「それは先生が焚き付けたからだよ。先生の言うことも結構
無茶苦茶だし、結局何していたか言わないしさ」
静が助けを求めようとした時、イヤホンで何を聞いていて
気が付かなかったのかは、はぐらかされてしまった。どうせ、
ろくでも無いことなのだろう。あそこで止めて貰えれば、ま
だ少しだけ度の過ぎた悪ふざけで終わっていたはずだ。
「それに……ほら、僕だって、ね?」
元はと言えば静が遅刻したことへの罰で、遅刻の理由はそ
れこそ愛を責められない。
「ありがとう、早瀬さん……」
愛は静が手に持っているハンカチを取り、静が止める間も
なくそれで涙を拭った。
「明日、洗って返すから」
「あ……うん。もう、帰ろうか」
疲労を感じてきた静は、立ち上がって大きく伸びをした。
「んんーんっ。あ、そうだ。彩には内緒ね」
「うん、内緒」
少し笑みを浮かべ、はにかんで答える愛に、ちょっとドキッ
とした静かだった。
4/10 end.
次からはできるだけ分けるようにしよう。。。
で、順番からいえば次は体操服&ブルマ編ですが、
寸止めで終わりそうなのと女装成分が少ないので、
370氏のネタを使わせてもらうかも。
GJ!(*´Д`)ハァハァした
おお、337氏の新作が。
長編乙です。
切りが良いところで上げる事にしました。
たぶん3,4回ぐらい。
>>337 を見れば設定はわかると思うけど念のためこれまでの話。
EP.1
4/8前半
>>344 精通、年上、フェラ
4/8後半
>>379 初自慰
EP.2
4/9
>>397 ママ、座薬、夢?
EP.2
4/10
>>424 同級生、身体測定、手こき
静の中学生日記
四月十四日(月) 晴れ
***
今日はとうとう捕まってしまった。
何であんな人が野放しに……。
***
「ほんとに誰もいないや」
放課後、掃除の時間。ジャンケンで負けた静は、ゴミ捨て
を終えて担当の理科室に戻ってきたところだった。今週から
部活の仮入部期間が始まったこともあり、みんな早く行きた
くて人身御供を決めたのだった。
理科室のごみ箱を戻し、カギを取りに準備室に入る。先生
は最初だけいてすぐに職員室に戻っていたので、中には誰も
居ない。
「あれ?」
机の引き出しを開けた静は、中に入っているはずのカギが
ないことに首をかしげた。外の引き出しも開けてみるが、書
類や本ばかりで肝心のカギはなかった。何度か見直したが見
つからない。理科室とかかれた木製の大きなキーホルダーが
付いているので、見落としはあまり考えられない。
「まいったな。どうしよう……」
そろそろ着替えないと部活の始まる時間に間に合わない。
今日は第一志望の陸上部に参加するつもりだ。先週の教訓か
ら遅刻はしたくない。希望制なので明日にすることもできる
が、色々な部を見てみたいので今日参加したかった。
(怒られに職員室へ行くしかないかなぁ。でも、遅刻しちゃ
うし、先生も怒られるだろうし)
先生用の椅子に座り、大きなため息をつく。ジャンケンに
負けた時からついてないと思っていたが、どうやらツキは本
格的に悪い方向へと転がっているようだった。
「えっ? わっ、わっ、ちょっ、わーっ!」
突然静の視界が真っ暗になる。誰かが後ろから目隠しをし
たらしい。しかもそれだけでなく、静ごと椅子をぐるぐる回
される。どう回しているか判らないが、とにかく投げ出され
ないように静の視界を隠している誰かの手にすがりつくのが
精一杯だ。
「と、止めて! 落ちる! 落ちちゃうっ!」
それだけで何とかなる訳はなく、とうとう椅子からずり落
ちた静は、体ごと抱えられてぐるぐる回され、最後に準備室
のテーブルの上に押し倒された。
「おひさー、元気してた? お姉さんは静ちゃんに会えなく
て寂しかったよ」
ぐるぐる回る頭に顔をしかめつつ恐る恐る目を開けると、
目の前には学校の中で一番会いたくない顔があった。きっち
り後ろで縛った髪、意志の強そうな太いまゆ、縁無しのメガ
ネでは隠し切れない悪戯そうな目、えくぼを浮かべた満面の
笑顔。歴代で一番の問題児で人気のある生徒会会長、相馬陽
子その人だった。
「な、な、な、何するんですか。僕はさみしくも会いたくも
ないって」
何だかんだで入学式当日の一件以来一週間ぶりだったが、
陽子の顔を見たとたんにまざまざとそのことを思い出してし
まい、恥ずかしくなって顔を背ける。愛との事と比べると恥
ずかしさはどっちもこっちだが、最初のインパクトが強いせ
いか、陽子に対してはまるで蛇ににらまれた蛙のようになっ
てしまう。
「うーん、照れちゃって可愛いなぁ。もう耳まで真っ赤だよ」
陽子は静の耳元にささやき、舌先で耳たぶから穴までをな
ぞった。
「わっ、嫌だって、止めてよ。時間がないのに」
陽子を押しのけようともがくが、相手が女の子とは言え頭
一つ分以上の体格差はいかんともしがたい。それに服の上か
らも大きさと重量を感じられる陽子の胸が、もがくたびに押
し付けられて静を躊躇させる。
「大丈夫、私は時間たっぷりだから。一週間分可愛がってあ
げるからね」
陽子は静の抵抗をいなしつつ、耳たぶを甘噛みしたり首筋
に舌をはわせたりと、楽しそうに静を責めた。
「ひゃ、もう僕が時間ないっての!」
陽子が静のセーラー服に手をかけようとした隙に、静は思
い切って陽子を押しやる。静の手が柔らかな果実にめり込み、
「きゃん」と陽子に似つかわしくない可愛い悲鳴をあげさせ
た。
うつ伏せになり、陽子の下から抜け出そうとする静。だが
相手の方が一枚上手だった。静のお尻の上にどんと乗ってつ
ぶし、後ろから静の両腕をつかんで腰の位置で押さえ付ける。
「逃げるなんてつれないなぁ。一緒に楽しもーよ」
片手で静の腕を押さえたまま、陽子は自分の髪をまとめて
いた紐を解き、それで静の手首を縛る。きつきつには縛って
いないが、静がどう引っ張っても捩じっても、抜けも解けも
しない。お尻の上に乗られたこの状態では、いくらもがいて
もエビ反りにのけぞるぐらいにしかならない。
「離せっ、僕は部活に行くんだ!」
「どうせ仮入部でしょ。遅刻ぐらい私がどーにかしてあげる
から、心配ないない」
陽子の手がセーラー服の中にもぐりこみ、スリップの上か
ら背中をなで回す。
「うぅ、そんなズルやだし、だ、大体、何で僕に、変なこと
するの?」
「新入生は一通りチェックしたけど、静ちゃんが一番可愛く
て、とぉってもそそられるんだもの」
静の反応を見つつ背中から脇腹へと、少しずつ奥へ奥へと
責め立てていく。
「ひひゃ、ひゃ、へ、ヘンタイ! ひっ、たか、高橋先生、
が、んんっ、こうゆうの、自制が、ふぁい、ひゃひゃ、や、
ややっ」
静はこそばゆさに身悶えつつも、陽子に文句を言い立てる
が、苦しくて言葉にならない。養護の高橋先生の警告は頭に
あったが、もっと警戒していればと今思っても後の祭りであ
る。
「あー泉水せんせーね。泉水ちゃんはねぇ、変な本読んで明
後日の方向に解釈しちゃう人だから、話半分で聞いた方がい
ーよ。ま、自制ってのは良いこと言っているけど。私も今み
たいに人の居ないとこでしてるしね」
息たえだえでテーブルに突っ伏している静は、陽子の言う
ことに呆れるが突っ込む気力は残ってなかった。
「あ、もうダウン? ちょっと強すぎたかなーって……おや?」
静の腋の下で何かを見つけた陽子は、いったん腕を引き抜
くとセーラー服のファスナーをあげてスリップごとまくり上
げる。
「ふぁ、やだ、見ないで」
静は手で防ごうとするが、縛られた手ではどうにもならな
い。陽子がスリップをめくると、白く肉付きの薄い静の背中
にもう一枚白い布地が見える。短いぴったりとしたタンクトッ
プのようなものが、肩甲骨から腋の下を覆い、覆っている。
「これ、この間はしてなかったよね。もしかして、初ブラかなぁ」
陽子は伸縮性のある布地を爪先でつかんで引っ張り、羞恥
で肩を震わす静の耳元にささやく。
(うぅぅ、嫌な奴に見られちゃった)
スポーツブラ。この年頃の女の子がファーストブラとして
使うこともよくあるし、同性でも初めてのを人に見られるの
は恥ずかしいもの。だが静のはそれと似て異なる。周囲が静
をどう認識しようと、静は男の子だから。
胸が成長することはない静にブラジャーは不要なもの。他
に代わりがないショーツや制服は諦めて着ているものの、女
性しか身につけることのないブラジャーはずっと避けていた。
しかし今日から仮入部期間が始まることを聞いた静の母に、
必要だからと無理やり着させられてしまったのだ。
「初々しくて好きよ。特にまだ隙間がある辺り」
伸縮性があって体にフィットするスポーツブラでも、何も
ない静ではやはり胸の部分が浮いてしまう。そこを埋めるよ
うに、陽子の手がブラジャーに侵入する。
「あぁっ、やだ、やだったら」
既に体の下では股間のものが大きく膨れあがっている。お
尻の上に陽子が馬乗りになっているので、固いテーブルに挟
まれて痛いが、それさえも刺激になって静を苛む。
「やだやだって、体は嫌がってないよ。さっきからお尻がも
じもじしてるし、それに……ここは最初から固かったよ」
ブラジャーの狭い隙間の中で、陽子の指が静の小さな乳首
をギュッとつまむ。
「ひぃっ、ち、ちがっ、ちがう!」
ペニスが気持ち良くて大きくなるのは男として普通のこと。
でも静の幼い知識では、胸を触られて気持ち良いのは女の子
のはず。男であることの唯一のより所である自分の体が、女
の子のように胸を愛撫されて感じている。それは断じて認め
られないことだった。身体測定で愛にもてあそばれた日など、
風呂場で体を洗うのに、怖くて胸が触れないほどだった。
(違う違う違う! 気持ち良くなんかない!)
でも認めなくても胸で感じているのは事実であるし、胸以
外、耳や背中はどうなのだと問い詰めれば、容易く崩れてし
まったかもしれない。
「そう? じゃ、こんなことしても感じないよね」
陽子の指が静の乳首を優しく愛撫する。撫で、摘まみ、擦
り、爪先で潰す。愛の指使いと同じようで、その何倍もの官
能をかき立て、呼吸を粗げさせる。
「んっ……くっ…はぁ……んん」
後ろ手に縛られて少しのけ反り気味の姿勢は、沸き上がる
快感をかみ殺すには少々苦しい。体を動かすと、勃起したペ
ニスをテーブルに擦り付けることになり、ふつふつと更に静
を高まらせる。
(も、もう、だめ……)
静は陽子に屈し、音を上げた。
4/14 A-part end, next B-part.
いちおう体操服&ブルマ編ですが、エロ度を上げるために
陽子を再登場させたらこっちが主になりそう。
337さんおつかれ
いつもGJです
保守
474 :
名無しさん@ピンキー:05/01/21 23:49:40 ID:i7UvuJDN
hoshu
もれ女装物大好きだけど、小説(文章)だけは絵がないと駄目なのは想像力が無いからでしょうか?
>475
そうだね。
登場人物の衣装を自分好みの物に変えて読んでみたら?
少しは違うかも・・・
>>337 GJ!
>>475 きにすんな。
ちなみに俺は「放浪息子」の主人公辺りのビジュアルを当てはめて読んでるぞ。
女装が似合う可愛い男の子、ってシチュだけで
ハァハァできるお手軽な自分。
>475
強い想像力は現実と同じって言うしな
がんばって想像汁
まぁそのレベルにいくのは超人だけですが(*´д`)
4/14B-part.
***
くやしい。もっと強ければ負けないのに!
***
「……?」
突然背中が軽くなり、静の胸を責めていた手が抜かれる。
不思議に思い首を巡らせると、ちょうどテーブルから陽子が
降りるところだった。これ以上何かされれば本当に泣き出し
てしまいそうだった静は、ほっとして大きなため息をついた。
固いテーブルの上で手を後ろで縛られて突っ伏し、しかも
陽子が上に乗っていたので、体がギシギシして痛い。手を拘
束する紐は引っ張ったりしても解けないので、とりあえず後
回しにして起き上がろうと腰を浮かす。
「あー、危ないからそのままね」
浮かしたところに陽子の手が差し入れられ、頭を下にした
まま一気に抱きかかえられた。
「ひゃ! わっわっわーっ!」
いくら静が軽くて体格差も頭一つ分あっても、陽子の細腕
では暴れる静をまともに抱えきれない。静を抱えたまま陽子
が部屋の中をふらふらぐるぐる回るので、静は怖くなって目
をつぶったまま縮こまった。
「っ!」
静は陽子に抱えられたまま、どこか弾力のあるところに投
げ出される。痛くはないものの、衝撃で息が詰まる。「危な
い危ない」とまるで人事のような陽子の独り言と、ごそごそ
静の上で動き回る音が目を回した静の耳に入った。
静が目を開けると、顔全体が黒い布で覆われており、うっ
すらと光が透けている。その中心にはレースに覆われた赤い
布地があり、薄い布地に黒いものが透けて見え、そこから青
白い肌が静を挟むように両側に伸びている。
(スカート? パンツ?)
彩や愛、静自身が履いているようなシンプルでおとなしい
ものではなく、アダルトでセクシーな下着に、静の思考は一
瞬停止してしまう。すぐ我に返ってもがくが、手足は押さえ
られて動くのもままならず、しかも目の前に迫る陽子のショ
ーツに顔を突っ込みそうで逃げようが無かった。
「陽子スペシャルだから、そうは簡単に逃げられないよ」
スペシャルと言うのはその場の出まかせだろうが、その格
好は本当にプロレス技をかけられているような状態だ。
静は部屋の隅にある古いソファへ逆さまに投げ出されてい
た。縛られた腕は背もたれと背中の間の隙間に入り、両足は
大きく広げられ、肩の横で陽子の足に押さえ付けられている。
ソファがそれなりに柔らかいのであまり痛くは無いが、静が
自分の格好を見ることができたら、恥ずかしくてそれどころ
ではなくなるだろう。
「わっわっ見っ見えっ」
ショーツの薄いクロッチの部分が、船底型に染みているの
が判る。刺激の強い光景にたまらず目をつぶると、スカート
の中に満ちる匂いが静の鼻孔を襲う。幸せになれる母の香り
とも、ちょっぴりドキドキしてしまう彩の香りとも違うもの。
少ない静の語彙で表現するならば、香りじゃなく大人の嫌ら
しい匂い。好きで嗅いでしまったのではないのに、嗅いだ自
分の方が悪いことをしてしまった気になってしまう匂い。
「見える? 見たい? 見てほしい?」
スカートの中でむせる静の気も知らず、陽子は改めて静を
もてあそびはじめる。
腰からお尻へとスカートの上から両手を這わせ、肉付きの
薄い双丘をゆっくりと撫でる。太ももの付け根を内側から股
間をかすめるようにして丘を登り、割れ目に指を這わせつつ
手の平で固い丘を揉みしだく。それを何度も繰り返しながら、
少しずつ静のスカートを捲り上げていく。
「ほら、静ちゃんのいやらしいとこが見えてきたよ。もうこ
んなに濡らしちゃて、エッチな子」
視界を塞がれた静には、陽子が何をしているのか判らない。
ただ肌で感じられることが全て。ショーツに吸い付く手の平、
谷間をなぞる指の感触、外気を感じられる太ももの広さ。そ
して、それに反応して嫌らしく強ばるショーツの中のもの。
言われるまでもなく、先端から漏れた恥ずかしい液で濡れて
いるのは自覚している。
「せっかく教えてあげたおまじない、してないのかなぁ?」
陽子が静に教えた、根元を軽く紐で縛るおまじない。効果
がありそうな気はしたが、我に返れば恥ずかしすぎてやって
いない。たとえ他人に見られなくても、自分が嫌らしいと認
めるようでもあって嫌だった。
「言うこと聞けない悪い子は、ちゃんとお仕置きしないとね」
半分以上捲り上げられていたスカートが全てまくられ、白
いショーツに包まれた静の臀部が白昼にさらされる。外気の
冷たさでショーツの前を盛り上げる少女には無い器官がピク
リと震え、先端から滲み出たものが染みをさらに拡げる。
「んんっ」
ショーツに寄せた陽子の顔から、染みの中心へ生暖かい息
が吹きかけられる。直接的な刺激でなくても視界を奪われた
静の体は、先週陽子にされたことを期待して敏感に反応する。
陽子の吐息は獲物の急所を見定める獣のように、濡れた先端
から根元を行き来して静を焦らした。
「んん……ん、はぅっ」
静の予想に反し、そこではなく左足の太ももに生温かくて
ぬるぬるしたものが押し当てられる。太もも付け根のくぼみ
を、ぺちゃぺちゃと音を立てながら舌が嬲り、十本の指が強
く握り締めるようになだらかな丘を揉みしだく。
「ふぁ、んん、ふぅ」
くすぐったいような、むず痒いような、居たたまれない感
じを、静は息を荒立ててこらえる。静の顔に触れるか触れな
いかの距離で自らの股間を押し付けている陽子は、そこに吹
きかかる静の吐息に気を良くし、巧みに指を動かして静のショ
ーツの裾を真ん中に手繰り寄せた。ショーツの布地が後ろの
割れ目に寄せられてTバックのようになり、女の子のとは異
なる膨らみが強調される。あらわになった日焼けしていない
白い肌の丘に、陽子はかぶりつくように口づけする。
「ふぁっ!」
強く吸われる感触に身悶えて声を漏らす静。それにより静
の鼻や口が陽子のショーツをこする。顔を上げた陽子はそこ
にできた結果を確かめると、もう片方の丘に顔をうずめた。
「私の印よ。明日には消えちゃうけど、今は私のもの」
両方の丘の頂に、赤い印が一つずつ。好きなようにされて
いる証し。とても嫌なことなのに、快感という強い力に抵抗
しきれず流されてしまう。そんな自分が情けなくて、口惜し
くて、静は涙ぐむ。
「ちが…う、ぼく…は……っ」
静の心情を踏みにじるように陽子は腰を下ろす。必然的に
静の顔は蒸れた陽子のショーツに塞がれてしまい、そこから
染み出たものが鼻や口を汚す。息を吸える隙間を求めて静は
もがき、結果的に顔全体で陽子のあそこを愛撫することにな
る。
「んんっ、そう、もっと暴れてもいいよ。どうせ逃げられな
いんだから。言ったでしょ、静ちゃんの体は私のものだって」
右に逃げれば右に、左に逃げれば左に、ほどほどに息苦し
いままになるよう、陽子は微妙な腰使いで静をもてあそぶ。
「やっ、はっ、は、ふっ、む」
「んん……んっ…ん……」
静の荒い息と陽子の落ち着いた嬌声だけが、静まった部屋
に響く。校庭で始まった運動部の掛け声は、二人の耳には届
かない。
4/14 B-part end, next C-part.
とりあえずここまで。
次かその次で一区切り。
激しく乙!!!!!!!!!!!!!
女装の正義のヒロインの小説ってどっかで読めませんか?
魔法少女物ならエネマの今スレか前スレにあったような。
4/14C-part.
***
あいつのせいで、僕はどんどんヘンになっちゃう。
***
「んーっと」
陽子は静のショーツをくわえ、ぐっと上に引っ張って離し
た。パシッと小気味よい音をたて、ショーツのゴムが静の尻
をたたく。
「口だけじゃ無理か。ちょっと待っててね」
Tバック状になったショーツの上の裾が陽子の手で転がし
ながら丸められ、隠れていた後ろの割れ目と秘められた穴が
あらわになる。陽子はショーツの膨らみの手前でその手を止
めた。
「ふふっ、静ちゃんの恥ずかしいとこ、ヒクヒクしてるよ」
ふだん人目にさらされることのない場所に、陽子の熱い視
線を感じる。かすかに吹きかかる吐息が、これからされるこ
とを容易に予測させ、羞恥と恐怖で体が震える。
(まさか、そんな、そんなとこ)
ペチャッと、狙いすました一滴が羞恥の中心をうがつ。粘
性をもった一滴は秘めた窄まりを濡らし、さらにそこを埋め
るように二滴目、三滴目が落ちてくる。
「ひゃっ、つふっ!」
静のそこに目がけて陽子は執拗に唾液を垂らす。窄まりか
らあふれた唾液が、震える肌を伝わってショーツを濡らした。
「ん…んんっ……」
会陰に滑り落ちた自らの唾液を陽子がなめ取る。少しずつ
近付いてくる陽子の舌を恐れ、静は臀部に力を込めて肛門を
引き締める。
「…うく……んん…ん……」
陽子の舌がゆっくりと窄まりのまわりを這う。引き締める
力が弛めば中心に近付き、強ばれば離れ、静を翻弄する。何
度もそれが繰り返されるうち、少しずつ陽子と静の動きがテ
ンポよくなり、次第に静の方が陽子の舌に合わせるように動
き始めた。
「んぁっ!」
タイミングをずらした陽子の舌が窄まりの中心を穿つ。勢
いよく突き出された舌の先端が強引に潜り込もうとし、突然
の襲撃で驚いた静を跳ね上がらせる。暴れる静を強引に押さ
え付け、舌先を中心に回すように窄まりをなめ回す。
「ゃ、ぃゃ…ゃ…ゃっ……」
一度引き抜き、皺をほぐすように舌を這わせる。舌先でちょ
んちょんとつつき、焦らして力が抜けたところへ再び舌先を
差し入れる。
(やだ、お尻がヘンだよ)
用を足した後に紙で拭いたり、体を洗う際にスポンジでこ
すったりしても、直接触れることはまずない場所。なのに最
もそこと正反対に位置するものが入り込もうとする。その有
り得ない状況が、そこへ意識を集中させて感覚を鋭くさせる。
今までそこで感じたことのない柔らかな舌の感触が、そこに
埋もれていたものを掘り起こす。静自身は忘れていても、身
体は熱にうなされたことを覚えている。
「んん……ゃ…ふぁっ……」
拒みたくても、ずっと力を込め続けることはできない。さ
らにそこで感じるものが静から力を奪い、舌の侵入を容易に
させる。少しずつ、少しずつ、舌先が差し込まれ、引き出さ
れ、潜り込み、抜け出す。伸ばすように、削ぎ落とすように、
丹念な舌の奉仕が続く。
(違う、ウソだ、こんなの)
まだ幼い静の知識には、ごく普通のことしかない。排泄時
の気持ち良さに覚えがあっても、静の中でそこと性的な快楽
は結び付かない。未知の感覚は静を当惑させ、対処できずさ
らに深みにはまっていく。
「ふぅ、そろそろいいかしら。でも初めてだろうから、こっ
ちもちゃんと濡らしてあげないとね」
いったん陽子の責めが止まり、静は一息つく。しかし息苦
しさと強制的な快感で混濁した静に、陽子の言葉の意味を理
解することはできない。理解できたとしても、逃げられない
この状態では余計に怖がることもなく幸せかもしれない。
「いっ!」
陽子の舌で蕩けた窄まりに、舌よりも固いものが侵入する。
丸めた舌よりは細い小指だが、一気に第一関節まで突き入れ
られた静のそこは緊張を強いられる。排泄物でない指は、締
め付けても千切れないし、息んでも排泄できない。
「あっ、やっやっやっ!」
唾液で濡らされた指は痛みを感じさせないものの、排除で
きない異物感は静にパニックを引き起こす。追い打ちをかけ
るように、陽子は指を小刻みに震わせる。
(やだ、こわい、やめて、やめて)
緊張による強い締め付けでそれ以上の侵入は拒んでいるが、
小刻みな指の動きまでは防ぐことはできない。震える関節の
膨らみが、入り口の内側をこすりながら刺激する。強い緊張
はかえってその煽動を受け取ってしまい、少しずつ痺れにも
似た快感を感じてしまう。
「大丈夫、怖くない、怖くないよ」
差し込まれた指で広がったそこに舌を這わせながら、怖い
くらいの猫撫で声で陽子がささやく。
「落ち着いて、大きく息を吸って、はいて。そう、吸って、
はいて」
陽子は散々押し付けていた腰を浮かし、静にゆっくりと深
呼吸を促す。静は久しぶりに大きく呼吸するが、それすらも
陽子の罠だった。
「ぎゃっ!」
呼吸の合間で力の抜けた静の体に、陽子は指を奥深く突き
立てる。不意を突かれた静は、体をのけぞらせて悲鳴を上げ
た。
「やだ、抜いて! だめ、動かさないで!」
短い小指とはいえ奥に突き入れられる異物感と、指との摩
擦がもたらすむず痒い快感に、静は頭を振り支離滅裂に叫ぶ。
「力を抜いて。大丈夫だから、身をまかせて」
飽くまでも優しく語りかける陽子。その意図は静に快楽を
受け入れさせ、己の手の中に落とすこと。ささやきつつも手
はゆるめない。空いた手で静の臀部をなで、奥に突き入れた
指を左右に回したり、第二関節を一番締め付けのきつい入り
口で震わせる。
「ゃ、やだ、んっ、やめ、ひっ」
陽子の指が引き出す快感で下半身が熱くなり、指使いにあ
わせ腰が自然と動いてしまう。ショーツの中のものはまだ触
られてもいないのに、はち切れそうで痛いくらい固く充血し
ている。先端からあふれでた雫がショーツを濡らし、恥ずか
しい形を浮かびあがせる。
「そう、その調子。感じたことを受け入れれば、もっと気持
ち良くなれるよ」
陽子は空いている手の中指をなめ、小指と入れ替えて静を
うがつ。より長い中指は静の奥内に隠された前立腺をこすり、
腰から背筋にかけて火花のような刺激を与えて静の頭を真っ
白にする。
「あぁっ! だめ、へ、ヘンになっちゃう」
陽子の中指が静の中を思うように蹂躙する。窄まりの入り
口を行き来する二つの関節が、緩やかな波のような甘い刺激
を全身に行き渡らせ、ときおり奥深くをひっかく指先が、下
腹部で強い刺激を爆発させる。それぞれの刺激にあわせ、静
は甘い嬌声や鋭い悲鳴を上げた。
「ゃ、ゃぁ、き、きもちいぃ、の」
当初の拒絶を忘れ、陽子の思うがままアナルで快感を貪り
始める静。意識は混濁し、ただ激しい快感だけが脳裏を支配
する。
「いい子ね、とても可愛い声よ。さあ、もっと良くし……?」
背後に気配を感じて振り返る陽子。
「何してんのよ、この馬鹿女!」
4/14 C-part end, next D-part.
次の区切れまで書くと時間かかりそうなのでここまで。
最初はブルマに着替えるための前振りだった話ですが、
こっちが濃くなったのでブルマは別の機会に。
というか、ブルマでエッチするネタが思いつかなくて、、orz
キテター
GJ!!
4/14D-part.
部屋の入り口にジャージ姿の少女が立っていた。
少し小柄でほっそりした体躯、さらさらのショートヘアに
色白で温和そうな顔立ち。だがアーモンド型の大きな目には、
怒りの表情が浮かんでいる。
「あれ、冬美じゃない。部活はどうしたの?」
陽子は平然とした口調で少女に話しかける。静を責める手
はそのまま、動揺のかけらもみられない。顔をスカートで覆
われたままの静は、第三者が来たことに気付かず、陽子の指
揮に合わせて可愛らしい嬌声を漏らしている。
「どうしたじゃないわよ。どこかの馬鹿女が悪さしてるって
聞いて、抜け出して来たのよ」
冬美と呼ばれた少女は最初、語気を荒らげて陽子を睨みつ
けていたが、次第に顔が赤くなり、最後には二人から顔を背
けてしまう。大体の状況は分かっていて部屋に飛び込んだよ
うだが、下半身をさらけ出されて指を胎内に突き入れられた
静の姿は、実際に目の当たりにすると強烈すぎて、中学生の
少女には正視できなかったようだ。
「冬美もこの子で遊びたいって? それとも、一緒に可愛がっ
て欲しいってことかなぁ?」
逆に動揺している冬美を逆撫でするように、陽子は嫌らし
い笑みを浮かべた。
「ふっ、ふざけないでよ!」
挑発に乗ってしまった冬美は、陽子にかけよって手を振り
上げる。しかし、陽子はひょいと静から身を離して逃げた。
「ひゃんっ」
突然体を押さえ付ける重みがなくなり、ソファーから転げ
落ちる静。両手を縛られて受け身も取れない静だが、冬美が
とっさに抱き抱えてくれて難を逃れる。
「陽子!」
「はいはい、約束だからね。目の届くところじゃやらないよ」
陽子は静に比べてほとんど乱れていない制服をなおし、冬
美の制止も聞かずに出て行ってしまった。静を抱きかかえて
動けない冬美はしばらく陽子の出て行ったドアを睨みつけて
いたが、ため息をついて静を抱えなおした。
「もう、こんな小さい子に何してるのよ。ねぇ、あなた、大
丈夫? 」
心配して腕の中の少女の顔をのぞきこむ冬美。皆と同じく、
彼女にも静は少女としてみえる。小柄で幼い顔立ち、クシャ
クシャの鳥の巣のような巻き毛は、冬美に幼い頃見たミュー
ジカルの主人公を思い浮かばせた。
冬美の腕の中で静は顔全体をとろんと紅潮させ、息を荒ら
げている口から甘く切なげな声をもらす。
「やめ、ないで……もっと……」
閉じられていた目がうっすらと開き、一瞬冬美と目があっ
たかと思うと、再び閉じられる。その表情と言葉に冬美はた
じろぐ。
「ちょ、ちょっと……。もしかして出来上がっている?」
まだ腕を縛られたままの静は、冬美の胸に顔を埋めて身悶
える。その身体は熱く火照っており、うなじにうっすらと汗
がにじんでいるのが見える。
「そうそう。可哀想だから、ちゃんと冬美が責任取ってね」
戻って来た陽子が、入り口から顔だけだしてやじると、冬
美の文句も聞かずに再び姿を消した。
「陽子! 待ちなさいよ、待てって、え!?」
左の中指に生温かいものを感じ、自分の左手を見た冬美は
絶句する。静を抱きかかえる冬美の手に顔をよせた静が、冬
美の指をくわえ舌をはわせている。ペチャペチャと舌と指に
唾液がからむ音と、かすかな静のあえぎ声が耳に響く。
「ね、ねぇ、何してるのかな?」
聞いても静の答えは、より奥深くまで指をくわえ込むのみ。
冬美も、答えは聞かずとも分かっていた。部屋に入った時に
見た光景。先程の陽子の捨てぜりふ。何よりも静の様子。ゴ
ール直前のランナーを邪魔した後始末をしろということ。
「結果的に、はめられたってこと?」
冬美は上を向いて舌打ちし、静を見下ろしてため息をつく。
「仕様が無い、か。あの馬鹿じゃないから、上手く出来ない
かもしれないけど、我慢してね」
空いた手で静の頭をなで、口から指を引き抜く。指と唇の
間につぃーっと糸が引く。指を追う静の頭を優しく抱えて押
さえ、静がなめていた中指を口に含む。指は十分濡れていた
し、陽子の指が根元まで入り込んでいたのも見たが、自分に
当てはめて考えると、さらになめずにはいられなかった。
「んんっ」
静の頭を優しく撫でながら、スカートの前を少しめくって
中に手をいれる。手が太ももの内側に触れると、静は手を挟
み込むように足を閉じ、熱い吐息を漏らした。
「この辺かな」
冬美は足の付け根まで下ろされたショーツをたどり、閉じ
られた太ももをこじあけながら奥へ手を伸ばす。冬美の目指
す場所は女の子のそれだが、もちろん静には存在しない。必
然的に冬美の指はお尻の割れ目を目指す。
「ふぁっ」
肌を伝う冬美の指先にすぼまりを探り当てられた静は、待
ち焦がれたかのように小さく体を震わせる。静の反応で場所
を確信した冬美は、指を動かして濡れ具合を確認する。
そこは場所も構造も女性器とは異なる器官だが、冬美は特
に疑問に思っていないようだ。ショーツとジャージ越しに腕
に当たる柔らかいものは男性器のそれだが、女性の外陰部と
勘違いしているようだ。その認識は構造的におかしいのだが、
静のおかれた根本的な状況に強く関係しているかもしれない。
「そこ…そこ……」
排泄器であるそこは女性器のように濡れることはない。陽
子が散々なめ、垂らした唾液が残っているだけだが、冬美の
指を果敢にも力を抜いて受け入れようとする静に、冬美は覚
悟を決める。
「痛かったら言うのよ」
冬美は中指に力を込め、静の中に指を進める。最初だけ静
の身体が力んで指を阻むが、すぐに力が抜けて冬美を受け入
れる。
「ぁっ…ん……ゃ……んっ……」
初めてのことで、冬美の指遣いは怖ず怖ずしている。それ
でも指が中に沈むつれ、冬美の胸に顔をうずめる静の小さな
嬌声が耳に届く。中指が根元までうずまると、静は大きく息
をはく。元々体に負担のかかる行為だが、やはり陽子に比べ
れば負担が強くかかるのだろう。
冬美はゆっくりと静の背中をなでる。中指で感じる静の中
は湿っていてとても熱く、中は思っていたよりも広い。しか
し根元は動かすのがきついくらい締め付けている。それが少
し緩み、再び締め付ける。胸元で静がうなずくのを見て、冬
美は手を動かし始めた。
「ふわぁ、ゃぁ、き、きもち、いい」
陽子に比べ拙い陽子の指の動きでも、静はしっかりと快感
を引き出されている。指の動きに合わせて悶える静。冬美は
指の関節が入り口を通り抜ける時に強く反応することに気付
き、第二関節をそこでテンポよく行き来させてあげる。その
度に静は可愛い声をあげ、肩を震わせる。静の巻毛からのぞ
くうなじに流れ落ちる汗を見て、冬美は身体の奥が火照るの
を感じた。人形にも似た少女は幼いと言えるくらいなのに、
妙な色気があって変な気分になってしまう。
「わ、私は、あの馬鹿と違うんだから」
冬美は静から視線を外すと、この事態を早く終わらせるこ
とに考えを巡らす。少女の少ない性の知識を総動員し、見つ
けた答えを実行に移した。
「あっ、やっ、ああっ、ひゃ、あんっ」
冬美は静の中で指を曲げて内壁をこすると、静はより強い
反応を示す。冬美の意図はGスポットの刺激だった。静に存
在するのは前立腺だが、指に刺激されたそこは冬美の期待以
上の効果を表す。
「やっ、だ、だめぇ、へっ、へんに、ああっ」
指先をそこに当てたまま、激しく指を出し入れする。密着
した体勢で、冬美の腕は静の下腹部を圧迫し、少年の快感も
もたらす。体全体を震わせ、頭を冬美の胸に押し付けて快感
に耐える静。そこで冬美は静の両手が縛られたままだったの
に気が付き、片手で静の小さな体を強く抱き締めた。
「私がギュッとしてあげるから、いっちゃおうね」
静の身体が硬直し、痛いくらい冬美の指を締め付ける。
「や、いっ、やあぁあぁぁぁっ!」
静は名も知らぬ少女の腕の中で果てた。
4/14 D-part end, next E-part.
責める側には静がどう見えるかを書きたかったんですが、
うまく書けなかった。。。
もうちょっとだけ続きます。
4/14 E-part.
なんで
やめちゃうの
やめないで
きもちいのに
もっと
もっと
して
だれ
あたたかい
だれなの
しっているような
そう
そこ
そこがいいの
きもちいいの
とても、きもちいい
やだ
だめ
へんになっちゃう
たすけて
あああぁぁぁぁっ!
***
恥ずかしくて、顔を合わせられないよ。
***
気が付くと、さらさら髪の綺麗な顔が静を心配そう
に見下ろしていた。最近馴染みになったクラスメート
の顔。静が目を覚ましたのを見て、緊張が解け顔がほ
ころぶ。
「……祝詞…君?」
なぜ彼がここにいるのか、あの女はどこに行ったの
か、自分はどうなったのか、静の頭の中を疑問符が嵐
のように飛び交う。
(もしかして、見られた?)
まだ回転が回り切らない静の頭に血が昇り、トマト
のように顔が紅潮する。よりによって男の子に自分の
痴態を見られてしまうとは、恥ずかしすぎて言葉もで
ない。ショックが大きすぎ、祝詞の心配げな視線すら
痛くておたおたと両手で顔を隠す。
「あっ、ちょっと落ち着いて! もしかして夏樹の友
達? ほら、これ見て」
祝詞はジャージの胸元を引っ張る。静の学校では学
年に関係なく、ジャージの色は男子が紺色で女子が小
豆色だった。静のジャージはもちろん小豆色で、祝詞
が着ているのも小豆色だった。
「祝詞君、女の子だったんだ」
静自身も母似の女顔だが、まだ中性的とも言える静
と比べ、祝詞夏樹は本当に美少女と言える顔を持つ少
年だった。男なのに女の子にされてしまっている自分
を考えると、夏樹が女の子で男装しているのはあり得
そうな話だと静は納得する。
「そうじゃなくて。私は女だけど、夏樹はちゃんとし
た男の子よ。私は祝詞冬美、夏樹の姉なの」
訂正する冬美の顔は、困ったというより諦めている
とい感じが強い。彼女にはよくあることなのだろう。
「……姉? えっ、ウソだ」
「ウソついてどうするのよ。それに、いくら顔も声も
そっくりだって、まだ身長は私の方が高いし、小さい
けど胸だってあるんだからね」
ジャージで分かりづらいが、確かに膨らみがあるよ
うに見える。それに見た目はそっくりでも、夏樹とは
話し方や雰囲気が異なっている。
「ご、ごめんなさい」
静はソファーから体を起こし、冬美に頭を下げた。
陽子に散々乱されたセーラー服は綺麗に整えられてい
る。ショーツも中は精液で冷たく濡れているものの、
ちゃんとお尻を包んでいる。冬美がしてくれたのか、
それとも。
「あぁ、馬鹿のこと? ちょっと遅くなったけど追い
払ったから」
馬鹿とは陽子のことだろうか、冬美は申し訳なさそ
うに肩をすくめる。
(また、やられちゃったんだ)
陽子に無理矢理にされたことが静を苛む。人より奥
手な静にも性的な事への関心はある。だが陽子の行為
はあまりにも静が想像できる範囲を逸脱しており、た
とえどんなに身体が感じていようと恐怖でしかない。
実際に陽子は女の子と思っているのだろうが、女の子
に見立てられて責められることが、静の心を痛めつけ
壊していく。
「ぅっ……なん、で…ひっ…どう、して……っ……」
静の頬を一筋、涙が流れ落ちる。
「ごめん。私が謝ったってすまないし、許してなんて
言わないけど、悪友でも友達だし、ちゃんと止められ
ない私も悪いし」
冬美の胸元に抱き寄せられた静は、肩を震わせて泣
き出した。
ごめんと耳元で謝り続ける冬美の手が、優しく静の
背と頭をなでる。母に比べればはるかに小さい冬美の
胸だが、とても温かくて心を落ち着かせてくれた。
(この感じ、覚えがあるような)
途中で良く分からなくなったが、最後になぜかとて
も優しくされた気がした。とても陽子とは思えないほ
どで、まるで冬美に抱かれているようだった。
「あ、あの……」
「なあに?」
顔を上げると、柔和な冬美の顔が静を見下ろしてい
る。夏樹と同じく、まるでお日様のような笑顔。静は
ドキドキして顔を背ける。
「何でも、ないです」
最後に静を抱いていたのは冬美ではないか、とは恥
ずかしくて聞けなかった。
「ん? そうだ。名前聞いてなかったね」
「早瀬です。早瀬静」
恥ずかしげに答える静の手を冬美が握り締める。
「静ちゃんか。ねぇ、体操部に入らない?」
「ふぅ……」
時は夜。食事を終えた静は、風呂場で泡だったバス
タブの中に疲れた身体を沈めていた。
何だかんだで女子器械体操部の練習に参加した静だっ
たが、練習自体は激しいものではなく、結構楽しく汗
を流せて気分転換になった。部活よりも陽子との事の
方が心身共に堪えている。
「大丈夫かなぁ」
冬美が静を体操部に誘うための殺し文句が、「部に
入れば陽子からかばってあげる」だった。冬美が陽子
を追い払ったのは事実だが、ちょっと不安に感じてし
まう。条件付けずにどうにかして欲しいと思うが、部
活自体は飛んだり撥ねたりが面白く、入る気に傾いて
いる。最後に引っ掛かっている点は、入部したらいず
れレオタードを着ないといけないことだろうか。
「明日、顔見られないや……」
脳裏に冬美のレオタード姿が浮かぶ。身長が少し違
うくらいで、何もかも夏樹にそっくりな冬美の姿は、
夏樹がレオタードを着ているようにしか見えなかった。
レオタードのように身体の線が判る格好じゃないと、
見分けるのは難しいだろう。
それ以上に静が困ったのは、冬美が着替えるところ
もバッチリ見てしまったことだ。もちろんレオタード
なので裸である。なるべく見ないようにはしていたが、
一目見たらあまりに綺麗で目が離せなかった。スタイ
ルは陽子や彩の方が良いだろう。それでも、すらりと
した細い体に小さいながらも形の良い胸、くびれた腰
に長い手足の冬美は、静の目にまるで妖精のように写っ
た。
きっと夏樹の顔を見るたびに冬美を思い出し、詰襟
の下にはあの身体が入っているのではと想像してしま
うことだろう。
「うぅ……」
それにしても、と静は思う。自分はどうなってしま
うのか、と。
バスタブの中で、お尻の穴がヒリヒリと痛む。指一
本とは言え、初めての静には唾液程度では潤滑液とし
ては弱い。血は出ていないようだが、見えないところ
だけに不安が大きい。中一で痔になってしまうのはか
なり恥ずかしい。
心配になった静は見てみることにした。バスタブの
中で立ち上がり、壁の鏡に向かってお尻を突き出す。
片手をバスタブの縁において体を支え、もう片方の手
でお尻についた泡を取り除く。
「…………」
鏡に写る、泡だらけでお尻を突き出す自分の姿。そ
の嫌らしい格好に、本当に自分が嫌らしくなってしまっ
た気がしてショックを受ける。そのつもりでしたので
はないが、無意識にそうしてしまったのではと疑心暗
鬼になる。
気を取り直して鏡にお尻を映す。ほんのり赤くなっ
ているが、それは風呂に入っているからかもしれない。
取り敢えず切れたりはしていないようだ。
(ここに、指が入ったんだ)
普段もっと太いものが出ていると分かっていても、
この小さなすぼまりに指が入ったかと思うと不思議な
気分になる。そして、それがとても気持ち良かったこ
とも。
あの朝に起きた時からそうなったのか、元からそう
だったのかは静には分からない。だが、今はそうであ
る現実が痛いくらい静に突き刺さり、それから逃れる
ことを許さない。
「……静、どうしたの?」
気が付くと、シャンプーのケースをもった静の母が、
風呂場の扉を開けて立っていた。静の母、美紗はちゃ
んと声をかけてから扉を開けたのだが、物思いにふけっ
ていた静は気が付かなかった。
「えっ……あの、その……お尻、が……」
「お尻?」
「な、何でもないよ」
鏡にお尻を突き出したままなのに気が付き、あわて
てバスタブに身を沈める静。美紗は風呂場に入ってシャ
ンプーのケースを棚に置くと、バスタブの横に腰をか
がめ、ポンポンと静の頭をたたいた。
「何でもないよ、じゃないでしょ。ママには内緒?」
基本的に静は母に弱い。笑顔でも泣き顔でも聞かれ
れば隠し事は難しい。美紗も静にはとても甘いが、そ
こは親の力である。
「えと、トイレでお尻が痛かったから……」
静としては余計な心配はかけたくないので、上級生
に指でいたずらされたとは口が裂けても言えない。ウ
ソもつきたくはないが、要約しただけで痛いのは事実
だからと自分を納得させる。
「痛いの? ママに見せてみて」
「え? えぇーっ!」
さらりとすごいことを言う美紗に、静は驚いて首を
振る。水道代がもったいないという経済的理由から、
この年になってもよく親子仲良く風呂に入る静は美紗
に裸を見られることは慣れているが、さすがにお尻の
穴を見られるのは抵抗がある。
「痔になったら大変なのよ? いいの? ママが信用
できない?」
「うぅぅっ、うん」
中学生相手とは思えない言葉で説得する美紗と、そ
れに説得されてしまう静。多少問題のある親子かもし
れない。
再び立ち上がった静はバスタブの縁に置いた両手で
体を支え、肉付きの薄い泡まみれのお尻を母に向ける。
ほっそりした静の太ももは閉じても間に隙間があき、
そこに弛緩した男の子のものが見えている。
美紗は両手をバスタブに入れて暖め、自分の手と静
のお尻についた泡を拭う。ほんのり赤くなった双丘の
谷間を手で開くと、ピンク色の綺麗なすぼまりがあら
わになる。まじまじと見られているのが恥ずかしく、
緊張による力みでヒクヒクとお尻の穴が動く。
「外は切れていないみたいね。でも、ちょっと赤いか
な」
美紗の指が静の穴を押し広げる。むず痒い感覚に声
を上げないよう、静は両手をギュッと握って耐える。
それが嫌な陽子のではなく、静を心配する母の指だと
思うと、不思議とその感覚も嬉しく感じてしまう。
「うん、中も大丈夫そうね」
美紗が手を放すと、静は力が抜けてバスタブにへた
り込んでしまった。
「ちゃんと頭洗って、温まるのよ」
静の頭をなでて美紗は風呂場を出て行った。静は音
で母が下に行ったのを確認すると、泡で見えないバス
タブの中の下半身を見下ろしてため息をついた。
(どうしよう、大きくなっちゃった)
手を太ももの間に伸ばすと、指先に固く大きくなっ
たものが触れる。放って置けば治まるのは分かってい
ても、自分で慰めることを知ってしまった身体はそれ
を求めて疼いてしまう。
(ママの指、気持ち良かったな)
静は、背中からお尻へそっと指を這わせた。
「…………っ」
4/14 End.
いくつか今後に向けてのネタふり。
次はコスプレ?かも。
たぶんハードな描写はないかな。
今でもないんだけど。
まだ静は童貞&処女だし。
age
337氏gj!!&保守
だれもいないのかな。。
保守
525 :
337:05/03/10 16:01:46 ID:ZkoFrZLG
他のスレで書いているのでこちらはしばらくお休みです。
そう言えば、たぶん前にここで紹介されたゲームのスレが
たってますね。既に2スレ目で大盛況みたい。
hosyu
527 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 15:43:05 ID:XW04u15r
aGe
528 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 10:52:08 ID:vlM+mWLW
ほ
529 :
男の子と女の子:2005/03/25(金) 23:36:16 ID:L875K2CQ
こんな格好できないって素直に言えば良かった。
恭介(きょうすけ)は凄く後悔してる。もう洒落にならないくらい。
日に焼けない白い肌が羞恥で真赤。耳朶まで朱に染まり、
耳に掛るさらさらの髪が艶やかに黒いのを強調している。
隣を歩く紅子(あかこ)は凄く満足げだ。もう物凄く満足だ。
普段から可愛がって可愛がって、もう食べちゃいたい(大人の意味で)恭介が
こんな可愛らしい格好で隣を歩いているのだから。
今二人は三つ離れた駅の商店街を歩いている。さびれた店の並ぶアーケードの下に
人通りはそんなにない。それも夕餉の支度にも早い昼過ぎなら尚更だ。ぱらぱらと、
行き場のない老婆や老人が古くからの商店の前に溜まり、フリーターの若者が
何処かに遊びに出でもするのか、急ぎ足で駅へと向う程度。
そんな中で、紅子と恭介の姿はちょっと人目を引いた。
紅子、モデルのような長身と体型に、涼やかな顔立ちのポニーテイルの娘。
春らしいベージュのカシュクールに、黒のラインのくっきり出るジーンズ。
上下を柄なく押さえたからには靴はデコラティブに、銀のラインの入った
ミュールに銀のラインストーンを散りばめたチェーンを飾り、
アンクレットを揺らして。
隣を歩く恭介は、まるでその妹のような格好だ。
ベージュのやわらかなラインのワンピースの上に、
紅子がボトムにもってきた黒をカーディガンとして羽織る。
ワンピースの裾はフリルのように端処理がしてあり、
恭介が足を動かす度にひらひらと、……ひらひらと、膝上15cmで揺れるのだ。
膝の上、15cm! 半ズボンだって恥かしくて、ハーフパンツだって
子供っぽいと履きたくない恭介には、それだけで恥かしくて死にそうなのに、
あまつさえそれはスカートで、歩いて風が起こると、股間にふわぁっと、
空気が入るのだ。こんな、こんなスケスケの、スカスカの、落ち着かない服で、
なんで紅子先生は外を歩けるのだろう、と隣を見れば、
恭介の少年らしく細い脚を強調させるかのように、紅子はパンツルックである。
ズルイ。
恭介がグッと拳を握り締めた胸の前でもまた、銀のペンダントが揺れる。
ラインストーンがチェーンに散った、何処となく紅子とおそろいのアクセサリー。
まるで仲のよい、年の離れた姉妹がこっそりとお互いの服をあわせたよう。
そうすれば、恭介の髪が女の子にしては少し短めなのも、
逆にワンピースの少女っぽさを強調させるかのようにも見える。
今日は姉妹の仲のよいおでかけ。
「紅子先生。何処まで、いくの」
普段から小さい恭介の声は更に小さくなって、紅子は笑いを隠せない。
「考えてないなぁ。デートっぽい場所って、このへんにないんだよねえ」
「この駅で降りたの、先生じゃん」
「…恭介君は、家の側で女の子の格好をしたかったのかな」
「ぅ……うぅん……」
「いひひ。でしょ。だから文句なんて言わないの」
自慰を見つかってしまったのだ。
いや、そんな大そうなものではない。
片手に写真をもち、ただ胸をドキドキさせ、ズボンの下で
小さな性器を膨らませていただけ。右手は股間におりかけては、
そんなことをしてはいけないのだと、自制で戻り。空で握りしめられ。
なんで、股間に触れたいのか、あんなに*****が熱くなってしまうのか、
わからないまま。ただ、座り込んでいただけ。
紅子に見られさえしなければ。
もっていた写真が、紅子でさえなければ。
<恭介君……私のこと……好きなの?>
<…………>
<好きじゃないんだ>
<言えない…よ、恥かしくて……>
<いくじなし。男の子じゃ、ないよ、そんなの>
<やだ。行かないで、紅子先生ッ…>
<男の子じゃ、なくてもいいよ。可愛い可愛い、恭介君>
告白できないチキンならそれにふさわしい格好しろや。
今要約してみると、あれはそーゆー意味だった気がする。
なんとなく大人の甘言に騙された匂いを感じて、恭介が俯き、後悔する。
ああ、こんなことなら、好きです、っていえばよかった。
たった四文字。たった四文字いえなかったせいで、こんな格好……
「す………」
「好きだよ。恭介君」
いつの間にか、アーケードの端に辿りついたのだろう。紅子は恭介の隣で
立ち止まり、振り返るように彼を見下ろした。そしてまた、紅い唇で
好きだよ、と呟く。
恭介の顔が赤くなる。更に更に赤くなる。同時に、これで、いいかなとも思う。
紅子先生が好きだと言ってくれてるのだ。そして、今彼女は自分の頬に両手を伸ばす。
誰もいない、さびれた町の片隅で、そっと紅子先生が僕の唇に唇を重ねようとしている。
だったら、スカートでも、いいかな。
僕からキスするより、こうして、先生からキスしてくれるほうが、……嬉しい。
ねっとりと唇を重ねながら、恭介は自分のペニスがどくんどくんと脈をもち、
スカートを押しあげているのに気づいていた。下着とかは、えー、女物の下着履きたいんだ?
それってちょっと変態ぽいよ、の一言で履かせてもらえていない。
だから春物の薄い生地を、透かすようにペニスが押しあげて、それは至近の紅子にも
見えてしまっているが。
でも、先生が好きだっていってくれるから、……どうでも、いいや。
女装描写で力つきました。すみません。
>>532 乙。こんな超過疎スレでリアルタイムの投下に遭遇するとは思わなんだ。
続きに期待。
>>532 GJ!!
履かせてもらえてないということは、もしかして?
そう。親父さんのももひきをはいてます。
536 :
男の子と女の子5:2005/03/31(木) 00:26:32 ID:dgp2Sy1a
恭介のペニスが、薄いスカートの下でどくんどくんと脈打ってるのを、
紅子は当然、気づいていた。女の肌を包む優しいやわらかな布は、
牡の伊吹をあからさまな程に視覚に示す。小さな、恭介の体に
そんなものが、それだけ強く息づいているというのは、
酷くエロティックな景色であった。同時に、それさえなければ、
恭介は頬を染めた愛らしい少女にしか見えず、
薄く眼を開いた紅子は恭介が可哀想になって、
右手でギュッと、その昂ぶりを握りしめた。
「ふぁああんッ!」
唇を重ねたまま、恭介がうめく。
紅子は睫を少し上げたまま、驚きに眼を見開く恭介に、諭すように語り掛けた。
「大きい声を、出しちゃダメ…気づかれちゃうよ。男の子だって。
女の子の服を着た、男の子だって」
紅子が囁くように言葉を紡ぐたびに、紅子のやわらかな唇が恭介の花びらのような
唇を擽り、甘い吐息が少年の理性を砕いていく。紅子が薄く引いたルージュが、
ほんのり、恭介の口許を彩った。
つづき!つづき!
538 :
男の子と女の子6:皇紀2665/04/01(金) 11:34:43 ID:wXlW2q9N
唇がほんのり紅に染まれば、恭介の肌の白さは、一層磁器のように見えた。
角度を変えながら口付け、甘い桃のようにすべらかな恭介の頬に手を添えながら、
紅子は、思う。
恭介は、かわいそうだ。
男の子で、かわいそうだ。
この小さな肩に、優しい心に、繊細な手に、
男の背負うものを乗せたくなど、ない。
いや、それは欺瞞。
私が、嫌。こんな愛らしい恭介を、男になんてしてしまうのは、嫌。
「私が、女の子にしてあげる………」
吐息に紛らせ囁いた声は、甘い甘い睦言のように恭介の芯に響き、
細い脚を震わせた。
私が、女の子にしてあげる。
邪魔な恭介の性器を、隠すように紅子が指を深く沿わせていく。
一本一本がソレに触れるたびに、恭介の華奢な背筋がびくんびくん、と跳ねた。
「あっ……ふぁ、ふぅ……あん……あ…」
恭介は頬を真赤に染め、頭の中は、もう何も考えられなくなっていた。
頭が白紙の、ただの綺麗なお人形。ひらひらとスカートを風に揺らすお人形。
紅子の指先が性器を握り、やわやわと強弱をつけ握りこまれるたびに、
小さく喘ぎをこぼす、可愛らしい人形。
実際、この口づけの様子を誰かが見たならば。
涼やかな女性と愛らしい少女のキスシーンに、酷くエロティックなものを
感じると同時に、微笑ましさと、手の届かない憧憬に、眼を止めずには
おられず、そして、恥かしさに眼を逸らさずにはいられなかったろう。
紅子は、そこだけで繋がってるかのように、
恭介と唇を合わせる。やわらかくふくやかな唇が、
恭介の、まだ子供の、ふっくりとした唇に重なり、
互いに吐息を紡ぎ、その零れ落ちた息を貪る。
「せ……せん、せ……」
息も絶え絶えといった風で恭介が唇を動かす。ふらふらとした足は
小さな体を支えきれず、紅子へとふわり、もたれかかってくる。
その軽さ。暖かさ――いや、もう今は熱い、体。
二人の体を密着させながら、紅子は恭介のスカートを捲りあげた。
「せ、せんせ、だめぇ、だめだよぉ……! あっ、あふ……!!」
布が上がり、外気が熱を帯びた恭介の足を投げ上げた。
突然の見知らぬ刺激にさらされた幼い性器はそれだけで
ぴくんとスカートの中で震える。
フレアをたっぷりと取ったスカートは、掬いあげるように手を忍ばせても
余程注意しなければ気づかれない。それをいいことに、紅子の手は
恭介の中心へと進んだ。熱く、どくどくと脈打つソレに。
熱く小さな百合の蕾のようなソレ。
恭介を少女にするためには最もあってはならないものだが、
恭介の今の心――羞恥と興奮と恐怖と恋慕――を最も示すもの。
紅子の躊躇いが、指に現れる。
スカートの上から握りこんだときと違い、そっと、指の腹でなぞるように。
「んんっ、せんせっ……ひっ、これ、これ……やぁ、熱く、熱く……」
「知らない? 知らないの? 恭介君」
喘ぎながら、息をしようと、いっぱいに唇を開きながら、
既に眼の焦点さえあやしい恭介が、コクコクと頷く。
ちょっと、驚いた。最近の小さな子なんて、早熟で、皆自慰くらいしていると、
性の知識なんてあると思っていたから。大人しい恭介だって、それは
例外じゃないと――とても残念だけど――紅子は思っていた。
「こんなふうに、なったのは、はじめて?」
また、震えるように、許しを乞うように恭介が頷く。
じゃあ…………
「これは、恭介君が、女の子になったから、なるの」
「ふ…ふぁ、ふぇ、…あ。
や、さきっぽ、だめ、ドキドキ、して、あ、あ、あ」
「女の子の、しるし。スカートを履くと、こうなっちゃうの」
紅子は精を導くように、先端から根元へとねっとりと指を這わせ、
握り込む。小さな性器を女の手で優しく包みこむ。人差し指で
スカートのやわらかな布地を引き寄せ、竿へと巻きつけた。
その上から、軽く擦りながら、耳朶へと息をかける。
「ひぁ、あ…あ、あ、なんか、くるっ、なにか。くるよう、せん…せ、」
恭介は爪先だち、捲れあがったスカートの下の手へと腰を押し付けた。
がくがくと震える体を紅子に寄せ、彼女の腰にしがみつく。
紅子は手を緩めず、細い背が何度も跳ねるのを見つめながら、
呟き――鈴口を指で押えながら、布を勢いよく引き、
些か強い刺激を性器に与えた。
「おいで。……恭介君。
いえ、――来なさい」
紅子の指にぶちあてられるように、白い精液が放たれる。
勢いのよいその濁流は、スカートへも飛び、
微笑む、紅子の頬へも散った。
これで一度幕間が入ります。
飛び込みで書かせていただいたお話ですが、
どなたかに少しでも楽しんでいただければ幸いです。
恭介くんの女装調教の続きや紅子さんとのお話は、
また書けたらよいと思っております。
544 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:08:28 ID:l6fN8C3q
『電車男』がベストセラーになったことですし、チャットものでもいいですか?
545 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:13:12 ID:l6fN8C3q
546 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:16:10 ID:l6fN8C3q
あなたは"巨乳にON MY WAY☆:2"にいます。 ( 今日の公開は気分次第♪ )
yuasa78c: 1部屋にはいけないなー・・・
usa_just_like_a_woman: 歯磨きしている間にPMがいっぱい並んでしまって一つずつ消してるうちに落ちました
usa_just_like_a_woman: もう一度公開します
z_maru_z: 戻れた
kaosi0900: こん
penty_wild: ▽・w・▽こんばんわんこ。
yuasa78c: おお。いただきです
penty_wild: 人の出入りが激しくて、箱にロックオンできんw
masa03_1980: 39
spmaster007: ピースして(^^
spmaster007: ありがと!!
ku_ro_bee: こんばんは
lllljap_the_ripperllll: めくっちゃってwww
ku_ro_bee: 許可お願いします
ku_ro_bee: 39
usa_just_like_a_woman: めくっちゃいます そんで 付け乳首公開します
spmaster007: みせて!!
penty_wild: シャラポア キヨッター*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*???
kurenai62001: konn^^
spmaster007: きれいだよ!!
yuasa78c: あぁっ
masayan2310: こんばんは。
spmaster007: 手でもんでみて!!
yaboo2106: つまんでみて。
iixxx_elf_xxxii: kon
yuasa78c: で・・・つけちくびって・・・(^^;
547 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:17:46 ID:l6fN8C3q
923 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:57:37 ID:DI1w2ekH
aoi_makixsarasara_yuki: 停止になってるじゃん
happy_wedding2004tm: みせてね!
sakuramushi0105: usaさん最高
spendor_bc2: ん
sakuramushi0105: もんでみて
usa_just_like_a_woman: どうですか 付け乳首 微乳の人は買って付けてみてください Mサイズ1コ350円 Lサイズ1コ500円
yuasa78c: ほんまかいなw
keep12345jp: 見せてください
kitafuna2000: nn?
usa_just_like_a_woman: だって わたしだって微乳だけどLサイズの付け乳首付けて それなりになってる
masayan2310: 付け乳首・・今流行りらしい
ku_ro_bee: なんで一時停止?
yuasa78c: 男やけどつけてみたいわ、それwww
happy_wedding2004tm: 真っ暗ですよ?
spmaster007: みせて〜
aoi_makixsarasara_yuki: そなんだ
ario2010: こん〜
usa_just_like_a_woman: 男の方が付けたときインパクトが大きくて値打ちがあります
masayan2310: いんりんも使ってるらしい
548 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:18:49 ID:l6fN8C3q
ario2010: 39〜
xxsykm114: おお
yuasa78c: あははは
blackwhitemen: 付け 乳首 うけ
spmaster007: もう一回みせて
xxsykm114: 光沢がまぶしい
z_maru_z: うさちゃ見えてんだ 俺は見えてないw
spmaster007: おねがい
usa_just_like_a_woman: 付け乳首ですか?
blackwhitemen: 何処で 売ってるの つけ ちくび
rm1234jp:
dr_samu2005: こん
xxsykm114: 乳房つかんで
naoking21jp: こん
usa_just_like_a_woman: 大阪の日本橋3.5丁目あたり
549 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:20:28 ID:l6fN8C3q
924 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:57:59 ID:DI1w2ekH
ttt_west: 本物の乳首見たいw
yuasa78c: ほーお
yuasa78c: そこで買ったんだ
blackwhitemen: へえ〜 見てみたい 付け 乳首 まだ 見たことないやあ
usa_just_like_a_woman: 怪しい電気やの2階の奥の別室
spmaster007: きれいだったよ
xxsykm114: いくら
yuasa78c: 怪しいwww
getscyu: アマゾン系ですね!
pepsi_t39: こんww
usa_just_like_a_woman: 麻薬並みに厳重に監視されてる
cjmnw917: さんは中断しています。(アイドル)
yuasa78c: ぷぷ
blackwhitemen: のり で つけるの? それとも テープか? 付け 乳首
xxsykm114: 服の光なんとかなりませんか
usa_just_like_a_woman: 簡単には買えない
ku_ro_bee: カメラそのままでもっかい見せて
hiro_san0_0: こんばんわ〜
yuasa78c: そんなたいそうなもんかwww
550 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:21:18 ID:l6fN8C3q
usa_just_like_a_woman: でわぁ もう一度付け乳首を公開します
spmaster007: みせて!!
xxsykm114: まぶしい
pepsi_t39: おおおおおおおおお
xxsykm114: おおおおおお
blackwhitemen: おお!! すげえええ
ku_ro_bee: おおおおおお・・・いい
spmaster007: くりくりしてごらん
blackwhitemen: いい感じだ
yumekiti7: ホンモノ
xxsykm114: 正面から
tamacoro4545: したも
spmaster007: いいね
blackwhitemen: さわりてえ
yuasa78c: んで、そのさきっちょが、フェイクなの?
spmaster007: 振ってみて
xxsykm114: すいたい
551 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:23:19 ID:l6fN8C3q
925 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:58:26 ID:DI1w2ekH
blackwhitemen: 俺 タイプ ちくび
century_akio: すいつきたい
usa_just_like_a_woman: あんまり引っ張ると両面テープが取れてしまう
blackwhitemen: あはは
yuasa78c: ほー。両面テープなんだ
tamacoro4545: くりとりすもね。
blackwhitemen: 大好きです 乳首
v_pizza_la: いぼころりで すぐ取れそうww
spmaster007: 両方みせてごらん
xxsykm114: 両方みたい
koikoikokoda: 本物にしか見えない!
usa_just_like_a_woman: 高いのはテープじゃなく もっといいのでくっつけられます
blackwhitemen: お口 に いれたら 最高そう
ku_ro_bee: クリ付けたらもっとインパクトありそう
t89toyota: 満員^^
blackwhitemen: さわっても 摘みやすくて 最高そう
yuasa78c: しかしなかなか質感がいいね
blackwhitemen: すきだなあ
spmaster007: きれい
usa_just_like_a_woman: お口に入れるのは食品衛生法で禁止されています
xxsykm114: いじって
yuasa78c: あははははははwwwwwww
552 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:23:57 ID:l6fN8C3q
blackwhitemen: くりくり いいねえ
yumekiti7: 下も見ないと信じれない
yuasa78c: でもなめられちゃうじゃない、おとこのひとに
blackwhitemen: つまんで ひっぱってえ 最高 の 乳首だ
takatakata30: こんちゃ^^w
spmaster007: 右もみせて
xxsykm114: 下はどうなぅってる?
usa_just_like_a_woman: ただ 老人ホームではおやつのかわりにしゃぶっているそうです
xxsykm114: ぱんつは
keropolice: クリクリいじってみせて
yuasa78c: そりゃーないやろw(パシッ)
blackwhitemen: プッチン 乳首 なんで 俺 大好きなんだろう?
hachi8_9111: こんばんは
553 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:25:07 ID:l6fN8C3q
926 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:58:51 ID:DI1w2ekH
cjmnw917: さんが戻ってきました。
blackwhitemen: もえもえ
keropolice: 下ははいてるの?
usa_just_like_a_woman: この付け乳首は意外にとれにくい もう一度引っ張ってみます
hachi8_9111: 許可下さい
century_akio: ばったもん?
yuasa78c: よくのびるw
yuasa78c: もう片方もつけてるのね?
usa_just_like_a_woman: 日本橋の裏通りの秘密店舗で売っていた付け乳首だからね
yuasa78c: あ、とまった
blackwhitemen: これは 服着て 透けたら いいねえ
hachi8_9111: すごいね
blackwhitemen: 白い水着 着せたい 透ける 奴
pepsi_t39: 着け尻とかもあるの?
spmaster007: シャツぴっちりさせてみて
yuasa78c: 微乳にぽっちんて、好きやなーw
blackwhitemen: 思い出した 最近 テニスの選手 人気で 乳首 ブーム なんだぁ
yuasa78c: うむ。そのとーり
blackwhitemen: うん 俺も好き ぽっちん
hachi8_9111: そうだね
554 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:25:50 ID:l6fN8C3q
yuasa78c: わたし的にはハンチュコワが萌え
yuasa78c: かわいーしな。
jitensha90: かわいー
blackwhitemen: やっぱ 女子 スポーツは エッチ を 感じる 服装で 競技 って ルール 作ってほしい
spmaster007: ちらっとめくって
spmaster007: だめ?
mosu_dosu: こんばんは
yuasa78c: ぷぷww、正直ね>黒白
blackwhitemen: 俺的には おっぱい の 所 水で ぬらしてほしい(笑
tory0981ou: 素敵そう!
ku_ro_bee: 下も見たい!!見たい人、てぇあげて!
ittcy666: はーい
mosu_dosu: >きたいしてる
century_akio: はい
spmaster007: はぁ〜い
mosu_dosu: は〜い
555 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:27:11 ID:l6fN8C3q
927 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:59:14 ID:DI1w2ekH
ku_ro_bee: すごい期待してるよ!がんばって!
ixxtentenxxi: 姫は?
spmaster007: 姫おねがい
m_m340dog: こんばんは
ittcy666: 服をちらっとだけめくって!
mosu_dosu: ガンバ
pepsi_t39: 期待!!!!!!!
blackwhitemen: レオタード 着せたい 好ける奴
tory0981ou: 乳首が見えそう
ittcy666: 頑張って
tory0981ou: お願いします!
blackwhitemen: 乳首の 所 はさみで 服 切って 乳首 出させたい
spmaster007: 姫おねがい
ku_ro_bee: 姫、お願い!
ittcy666: 乳首コリコリさわってみて
karoskal: こんばんは。
ittcy666: モミモミ
century_akio: したい
556 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 14:27:46 ID:l6fN8C3q
karoskal: ありがとう。
tory0981ou: その調子でお願い
blackwhitemen: 水で 片方だけ ぬらしてほしい 服
ittcy666: 乳首をもっと刺激して起たせて〜
ll_yuukarinoha_ll: こん
tough0721: こんちちは
stella_ar2500: 服を下側にピンと引っ張って見て
tory0981ou: 思い切って上に上げて
iiimakoto777iii2004: kon
fcs2004jpjp: こん
ittcy666: 服をめくって
blackwhitemen: シースルー とかも 似合いそう
risukedame: こんばんわ
tatata2004tatata: こんばんわ
m_m340dog: 乳首起ってるね
tatata2004tatata: 見せてちょ!
negitorooisii55: こんばんわ
stella_ar2500: 両手でモミモミ
557 :
名無しさん@ピンキー:2005,2005/04/02(土) 14:29:19 ID:l6fN8C3q
928 :禁断の名無しさん :05/03/05 01:59:53 ID:DI1w2ekH
hachi8_9111: byf@yf
m_m340dog: もっと薄い服ならいいのに・・・
hachi8_9111: こんばんは
hachi8_9111: みせてちょ
negitorooisii55: 見せてください
blackwhitemen: 俺も そう思った 薄い服
m_m340dog: どんな風に触ると気持ち良い?
blackwhitemen: 現実で 見たら かなり いいと思うんだけど
blackwhitemen: カメラ だから 乳首の 見え方が・・・・
blackwhitemen: 生 で みたら 結構 透けてると 思う
xxxkamesanxxx: こんばんわ☆許可願いますm(__)m
m_m340dog: 優しく服の上から触ると良いんだ^^
takatakata30: こんちゃ^^w
blackwhitemen: ああ
m_m340dog: 右と左では?
tory0981ou: 寒くなかったらお願いします
tatata2004tatata: 満員で見れない・・・ ぐすん
xxxkamesanxxx: (*・人・*) オ・ネ・ガ・イ♪
m_m340dog: どっち?
blackwhitemen: レストラン とか オシャレなバー で その服で 乳首 触って 立たせたい
m_m340dog: 右?
maunten_m_kjp: こんばんはみせて
yatokin69: 中継?
takufumi15: こん
558 :
名無しさん@ピンキー:2005,2005/04/02(土) 14:29:59 ID:l6fN8C3q
m_m340dog: 40歳東京既婚♂です
m_m340dog: おいくつ?
takatakata30: みれんね><
yatokin69: それっぽいなぁ
blackwhitemen: 画像 大きくしたら もっと 透けて みえるかも・・・・
usa_just_like_a_woman: でわ このへんで いま話題の付け乳首についての講習会を終了します 受講者の皆さん おつかれさまでした 講習についての感想はリポートを書いてヤフーまで提出してください 抽選で付け乳首5コをプレゼントするとかしないとか
yatokin69: お
yatokin69: ちがうじゃん
tory0981ou: どんどんーいってみよう
m_m340dog: は〜〜〜?
yatokin69: さいてー
blackwhitemen: ありがとう
takatakata30: もう公開おわってんだ^^w
yuasa78c: いやおもしろかったよ。つけちくび
takatakata30: なんやそれ^^ww
cjmnw917: さんは中断しています。(アイドル)
usa_just_like_a_woman: 満席で付け乳首の取り付け法についての講習を受けられなかった人は次の講習に期待して自分のをいじりながらお待ちください せんせぇ さよなら またあしたぁ〜〜〜〜♪
559 :
名無しさん@ピンキー:2005,2005/04/02(土) 14:36:40 ID:l6fN8C3q
ほかに映画館リポートものもあります。
これはかなりエッチです。
おまえキモイよ。
562 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 12:15:38 ID:ooe6J5+p
チャットの生ログ張り付けじゃなくて、小説っぽく
加工してくれる読みやすくていいんじゃないかな。
最近その系があるのか知らないけど、映画「HAL」の
ノベライズとか、温帯の「仮面舞踏会」とか。
564 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:06:46 ID:ooe6J5+p
では、わたしの私小説を書きます。
自分自身の半日の行動をそのままリポートした形です。
565 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:09:53 ID:ooe6J5+p
今でも 思い出すたびにどきどきします
行こうと思っていた前の週の土曜日に行けなくて てか 本音は怖くなってしりごみしたんです
こんどは勇気を奮い起こして 前の日も早くから寝て 準備しました
起きたのは12時ごろ マフィンとミルクでお昼を頂きました
それから白いシャツを着てストレートのジーパンを履いて ショルダーバッグに着替えのワンピとミュールを入れて 12時半くらいに家を出ました
シャツの下は白のTシャツ 靴は 男性ものだけど かわいいバックスキン
1時40分くらいに梅田に着いて 落ち着くために『シアトルズベスト』に入って「トディコフィ」っていうアイスコーヒーを注文して いすに腰掛けました
グラスのような おしゃれなカップに入った茶色に透き通るコーヒーを眺めながら 読み掛けの純愛小説を読みました
いいなぁ 女って こんな気持ちになれるのか って ため息をつきながら どんどん読み込んでしまいました
気がつくと3時を越えていました
いけない 遅くなるぅ
でも 小説のお陰で 気持ちも女モードになり つぶやきも女言葉になっていました
急いで「天王寺」行きの地下鉄の後ろの車両に乗り込みました すいていました
でも 降りる駅の「動物園前」では前の方のエスカレーターを利用します
で 車両を移動しようとしたんですけど 途中に「女性専用車両」がで〜んって陣取ってました
仕方がないから 電車が「梅田」の次の「淀屋橋」止まったときに いったん降りて専用車両の向こう側の前の車両に移りました
あ〜あ 女だったら こんな面倒な思いをしなくて済むのに って
走ったので はあはあしながら電車の中を前へ前へと進みました
前から4両目くらいの座席に座りました
まだ胸が上下している
さっき急いだとき 胸が揺れていた感じがします
あっ 白くて薄いシャツの胸の辺りが膨らんでいるのがドアのガラスに映っています
やばい これじゃ 男に見えない 完全に男に見えなくて女に見えるんだったらいいけど
どっちが分からない感じだったら余計にみんなの注意を引いてしまいます
恥ずかしい〜〜 さっき電車の中で急いでいる途中で女性の視線を感じたけど 気付いていたかもしれない
566 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:11:54 ID:ooe6J5+p
早く「動物園前」に着いてほしい 「難波」ではたくさん人が乗ってきました
ガラスに映っているわたしの胸をよく見ると ポッチも分かります
わたしは席を離れドアのところの隅に立ちました
気のせいかもしれないけど うしろのおじさんがわたしのすぐ後ろに立って わたしのおしりにさっきから触れてる感じ 気のせいかもしれないけど
うれしいような困るような・・・・・・
やっと「動物園前」に着いて 急いでエスカレーターを駆け上がり トイレの個室に入りました
そして 白いシャツとストレートのジーパンを脱いで グレーイッシュブルーの わかりやすく言えば濃いめの灰色がかった紺色の ワンピを着込みました
まだミュールは履かず シャツとジーパンもワンピの上からもう一度着て トイレを出ました
シャツの下の下着代わりのTシャツは脱いで もう着ずにバッグにいれて
ワンピは肩が大きく開きちょっと胸を絞るようなつくりになっているので 今度はシャツの上からでもノーブラの胸の膨らみとポッチがはっきり分かる感じでした
わたしは映画館に急ぎました 胸が揺れます 女の服ってとにかくエッチにつくってあるんだぁ
胸をわざわざ絞って揺れやすくするなんて
ブラをしていないわたしも悪いんだけど
国際劇場に着いたのは3時半くらいだったと思います
すぐに自動販売機でチケットを買って 入り口のおじさんにチケットをもぎってもらい半券を受け取りました
なんか 何人かの男の人がわたしを見ているような気がします ばかね わたしって 自意識過剰
階段を地下に下りていって 階段の最後のところを曲がって すごい熱気を感じました
前のときより何倍の人がいる すごい 満員って感じ
何十人じゃない ちょっとおおげさかもしれないけど何百・・・・・・
すぐにトイレに入ろうとしたけど トイレも人がいっぱい
便器におしりを向けて男の人がおしっこをしている
わたしは恥ずかしさを感じながら個室へ入ってすぐにシャツとジーパンと靴を脱いでバッグに詰め ミュールを履きました
トイレの手洗いの鏡の前で髪にくしを入れて整えました よく寝ているので 色艶が良く顔も可愛く見える えへっと(いつも自意識過剰)
567 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:12:31 ID:ooe6J5+p
わたしが鏡の前に立っている間 たくさんの人がおしっこで出入りしてるんですけど 中にはわたしのおしりを撫でていく人がいるんです あっ さっきの電車の中での感覚と一緒
でも 今度は 気のせいじゃなく 男の人の触り方は意識的
だって さわったお礼に にっこりしてくんだもの へへへっと わたしもほほ笑む
トイレから出ると すぐに わたしの後を付いてきます
って 携帯で確かめると もう4時前 映画が終わって館内が明るくなりました
明るくなったとたん いっきにたくさんの人が 半分くらいかな? 外に出ていきました
後で分かったことなんだけど わたしが行ったときは入場者のピークを過ぎた時間だったんです
でも あんな押しくらまんじゅうみたいでなくてよかった
そんなだったら わたしが期待している集団痴漢どころか かなり大変なことになるかもしれないし・・・・・・
でも そんなのも甘いって それから分かりました わたしが想像していなかった集団痴漢はすぐに始まりました
わたしはみんなの気を引くために館内後ろの真ん中の柱にバッグを肩に掛けてスクリーンに向かって立ちました
すぐに 後ろから わたしのおしりに手が伸びてきました
太ももにも手が伸びてきました 足首を撫でる人もいます 耳元に息が吹きかかります
脇の下からも手が伸びて右側の乳首をいきなりつまみました (いたぁ〜)
左側の乳房にたどり着いた手は膨らみの外側を下から優しく撫でています (気持ちいいよぉ〜)
背中に指を走らせる年配の男性 フレグランスの匂いがわたしを酔わせます (女の気持ちをよく分かってるぅ)
太ももの手は股間をうかがっているのがわかります ときどき股間に指を触れさせじらせます (はやく どうにかしてよぉ)
おなかから下りていこうとする手もいます
あっ うしろの・・・・・・ 入れないで・・・・・・ わたしは腰を回してそれを避けました
体がしびれて 気を失ってしまいそうになりながら 閉じてしまいそうになっていた目を 気を取り直してうっすら開けてみました
568 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:13:41 ID:ooe6J5+p
あ〜〜 大変なことになっている どうしよう 何人いるか分からない 年配の男性も 若い男性も おじさんも おっさんも・・・・・・ 20・・・・・30 たくさん わたしを囲んでいます
逃げられない 怖い 怖い〜〜〜
だれか 助けて お願い つぶやくけど 声にならない
女としての喜びと恐怖と快感と・・・・・・もう何人の人が直接わたしを触っているのか 何をされているのかさえもわからない 体が溶けてしまいそうなしびれだけがわたしを包んでいます
ああ〜〜〜ん 快感を まったくの女の声で上げてしまいました
声を上げると快感が わたしの体の奥だけでなく 全部を包む感じになるんです
快感が高まるんです あ〜〜〜ん そして声にならない やめて〜〜 って声・・・・・・・
これ以上 続くとどうにかなってしまいそうです
わたしのおしりに指ではない 太い棒 あっ肉棒が・・・・・・・ だめ・・・だめ・・・
でも 今度は腰も回せない だれかが腰をつかんでいます 肉棒の持ち主なのか だれだか分かりません
胸の快感も 腰の快感も 股間の快感もわたしをとろけさせます
股間は下着が足首まで下げられ 短いスカートの中にはだれかの頭が・・・・・・・含んでる (だめぇ)
上り詰める感覚が頭のてっぺんまで何度か届きました
もう ゆるして〜〜・・・・・・・
もう わたしは女でしかありませんでした
もう自分では立てず だれかに支えられていました
その気になれば犯すことだってできたはずでした
わたしは快感に体を捕らえられ縛られながら とにかく それから逃れようと 弱々しく体を動かしていました
でも それは男の欲望を掻き立てるだけだったはずです
ぜったいピンチのわたしでした
569 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:14:51 ID:ooe6J5+p
そのとき わたしを触っていた人が叫び出しました
「おい だれや 指入れてんのは」
「ぼけぇ〜」
わたしを助けてくれるつもりなの? この人?
でも あなただって わたしの股間をさわってるじゃん
って よく見ると この人の開いた上着からブラジャーが見えていました
えっ? 何? この人?
純女でした そのブラも下げられて胸をむき出しにされ揉まれていました
それに負けないようにと思ってなのか 彼女はわたしの胸を揉み始めました
彼女は彼女なりに男性に触られて わたしに触って 快感を感じているようでした
でも 強引に彼女のおマンコさんに指を入れるのは彼女を怒らせるだけでした
あっ マンコ持ちなんてうらやましいぃ〜〜
でも そうだよね 指入れなんて嫌だよね
それは 純女も女装子も同じです わたしの中になんだか仲間意識が生まれてきました
そのうちに わたしだけでなく彼女にも指を入れようとして・・・・・・彼女には本当に入ってしまったようです
彼女はかなり怒りだしました
さっきより激しく「ぼけ〜〜 指入れるなぁ〜〜 おんどれ〜〜」
570 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:15:37 ID:ooe6J5+p
彼女は体格も良かったのでわたしにとばっちりが来ないか心配でした
そうするうちに年配の上品な男性が「おい やめとけ その子は女やぞ 捕まってもええんか?」って止めに入ってきました
周りの男性たちは「えっ?」って感じで ぱらぱらと散りだし わたしからも離れていきました
わたしは腰がふらついて倒れそうでした
だれかが支えてくれていて 一瞬 意識が遠のいていました
わたしは髪をなでられ 幸せな気持ちで意識が戻りました
中年のやさしいおじさんが 立ったままわたしを支え わたしの目を見ていました
わたしは「ありがとう」って目で合図し ゆっくり自分の足で立ち 着替えのためにトイレに向かっていました・・・・・・・・・
おまえキモイよ。
ループうぜえ〜
ところで
お〜い、誰か和美たんの行方を知らんか?
>>564にかなり萌えたので書いてみる。
女装少年と男の子の話なので、女との絡みだけが好きな人はスルーきぼん。
575 :
教育的指導:2005/04/04(月) 22:54:26 ID:1tb6lvmy
恥かしそうな顔で、駅のトイレから一人の華奢な”少女”が姿を現した。
髪は少女にしては短いが漆黒。肌はぬけるように白い。
何より長く濃い睫に縁取られた瞳が印象的な少女は、
これから学校に行くらしく、紺の清楚なワンピースに身を包んでいた。
黒のハイソックスに包まれた足は折れそうに細い。
少女は、男子トイレから出て行くと、左右を窺う余裕もなく、
真赤な顔で改札へと駆けだした。
*
はぁはぁと荒い息にまだ平らな胸が跳ねている。
ホームに入って、進行方向から二番目の柱、
約束どおりの場所に級友の中林が既に立っていた。
"少女"と同じ紺ベースの制服を着ているが、雰囲気は幾らか大人びている。
中林は時計と改札方向を苛々した様子で確認していたが、
息を弾ませ、俯けた顔を真赤にして駆けてくる"少女"--京(きょう)の顔を見ると
肩を竦めるように笑い、口笛を吹いた。
「本当に着てくるなんてなあ、京ちゃん」
馴れ馴れしく肩に手を回す。それはいやらしいというより、
彼らの年齢から見れば、親しげな様子にしか見えない。
「だ……だって、着てこなかったら……」
「言うよ」
さらりと、中林は口にし、線路を見遣った。
「せめて、が、学校でだけにしてくれたら……こんな、こんな格好で僕…」
「誰もお前が男だなんて気づいてねえって」
男、という言葉にはじかれたように京が顔をあげる。
その顔はクラスの誰よりも愛らしく、思わず中林は笑いながらその鼻を突いた。
「安心しろ。今日一日女の格好でいうことを聞けば、
なかったことにしてやるから。ほら、……電車が来る。乗るぞ」
手を引かれながら京は戸惑った。学校で下りるなら、後ろの方に乗った方が近いのに…
京も中林も普段は後ろの車両にしか乗らないのに……
問う間もなく背中から押してくる人並が、少年二人を車内に追いやった。
576 :
教育的指導:2005/04/04(月) 22:59:34 ID:1tb6lvmy
車内は蒸すような混雑ぶりだ。外は春なのに、ここはまるで夏のよう。
元々混雑に弱い京は、ふらふらと人に押され、中林から離れそうになる。
それをぎゅっと中林の手が掴んだ。
「あ、あり……」
礼なんか、言うものか。
京はきゅっと唇を噛んだ。自分を脅して、女の格好をさせるようなヤツに
お礼の言葉なんて……!
それにしても、女子はよくこんな格好で電車に乗れたものだと思う。
膝丈のスカートはサラリーマンやOLの足に押され、
捲れあがりそうだし、ブラウスもワンピースもやわらかすぎて、
人の感触が直に伝わる。なんだか酷く落ち着かない。
裸で電車に乗ってるみたいだ。
そう思うと京の顔はますます赤くなり、
体温がカーッと上がっていくのを感じた。
もぞもぞと動く京を年配の男性が見下ろす。
僕が、男だと気づいたんじゃ……
京が顔をそむけようとした時、中林の声が聞こえた。
「コイツですよ。下りるのは***ですから、好きにしちゃってください」
577 :
教育的指導:2005/04/04(月) 23:03:55 ID:1tb6lvmy
「へえ、こんな可愛い子が男の子なんてねえ」
「いや、今日は一日女ってことで通させますから」
中林は大人に対しても怯える様子もなく、まるで対等のような口を聞く。
「ああ、じゃあこの"女の子"を弄り放題なんだね」
「最近は女性専用列車にどんな小さい子でも乗ってしまうからなあ」
「本当に。通勤の楽しみがなくなりましたよ」
京は慌てて首を上げ、車内を見廻す。電車に乗っているのは、殆どが男性で--そして、
自分は男にだけぐるりと取り囲まれている!
「あ。ちょ、ちょっと、中林ッ…」
年配の男の手が京の胸に伸びた。
「あっ……!」
「胸は無いなあ、うーん、でも、この方がそれらしいかなあ?」
「足はどうだろう」
「頬はすべすべだねえ…」
「太腿も細いねえ」
タイトルが?だが…ステキだ…
579 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 00:41:43 ID:S58iVIJh
次は、エッチが無い女装掌編だけど、いいですか?
580 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 00:48:48 ID:S58iVIJh
わたしにとって去年のヴァレンタインデイは思い出の日です
そのとき わたしはまだ女装暦3か月の初心者でした
2月13日(金)の夜8時ごろ バレンタインデイイヴ そんなイヴがあるかどうかわかりませんけど
わたしは大阪・阪急梅田の近くの女装スナック『ロマン』に行きました
ロマンに着くと メイクルームで念入りにお化粧して着替えて9時ごろカウンター席とテーブル席のあるお店に出ました
13日の金曜日という不吉なことが起こりそうな夜にもかかわらず座れない人が出るほど超満員で男性もたくさん来ていて楽しい雰囲気でした
わたしは席を立った男性の後にうまく座ることができました
いいのかなぁって思いながら だれかが「いいよ いいよ」と言ってくれたし お店のママのなっちゃんも「かまわないよ」って感じだったので座っちゃいました
ごめんね その人
で 左隣にはすてきな男性が座っていました
わたしはその夜 お目当ての男性がいたわけじゃなかったけど チョコを1個持ってプレゼントするつもりで持っていました
いつもは飲まないお酒 そのときはワインだったと思いますけど グラス1杯を なっちゃんにお願いしました
うん この人だと勝手に決めて狙いをつけた左隣の男性にチョコをわたそうと度胸をつけるために大きなグラスに入ったそのワインをぐい〜〜っと飲みました
でもなかなか渡せなくて その割にはお酒が弱いわたしは酔いがちょっと回ってわけのわからないことを盛んにその人にしゃべっていました
そのうちに 厚かましくも わたしはその人の肩に自分の頭をのせて甘えていました
大胆だわ わたし って・・・・・・・・アホになっていたわたしは そのときは平気でした
581 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 00:50:43 ID:S58iVIJh
そのうち その人ととっても仲良しの感じになって その人がうれしいことに「ちょっと外にでようか?」って言ってくれました
わたしはその人のエスコートで近くの イタリアンだと思うんですけど レストランに連れてってもらいました
そしてごちそうしてもらいました わたしは胸がいっぱいで彼が「好きなものを頼んでいいよ」って言ってくれても 自分では何も注文できませんでした
でも 彼がわたしの好きなものを注文してくれて 会話を弾ませて楽しいひとときを過ごせました
そのあと ニューハーフスナックみたいなお店に行ってさらに会話を楽しみ 甘えるわたしがお店の子に冷やかされながら 夢のようなときを経験しました
遅くなって わたしが電車の最終時間が1時間後くらいでもう戻らなくちゃと告げると ロマンまで送りとどけてくれました
とっても紳士的で感激しちゃったわたしだけど チョコのことはしっかり覚えていて こんな好きな人にこそと思って勇気を出して その人に渡しました
彼は感激して「僕も君のことは好きだよ」って言ってくれました
わたしは泣きそうになっていて 「(街灯で)涙が光っているじゃないか」って彼は自分の指でぬぐってくれて わたしを抱きしめてくれました
そして目を閉じたわたしの唇にそっと自分の唇を押し付けて、さらに、しばらくはその周りにも軽く何度もキスした後
やわらかくなったわたしの唇を優しく押し開けて自分の舌を差し入れてきました・・・・・・・
:
:
:
そのとき わたしは女になったと感じました
:
:
エッチは一度もなかったけど その後 半年ほど 週1度の楽しいデートを楽しみました
でも 彼が東京に転勤になってからは彼は一度もロマンに現れず 何度か携帯にメールがあったけど 会えていません
最近はメールも来なくなり寂しい思いをしています
:
:
ヴァレンタインデイにわたしの恋人になった大事なあなた これを読んでいたらわたしの携帯にメールをくれるか
このスレに返事を書いてくださいね
待ってます(^_-)-☆
582 :
↑:2005/04/05(火) 00:53:02 ID:S58iVIJh
わたしは、こういう安っぽい感じのお話が好きなんですけど、だめですか?
583 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 01:14:38 ID:S58iVIJh
ところで、教育的指導 さん、続きを楽しみにしています。
間に入ってしまって、ごめんなさい。
585 :
教育的指導:2005/04/05(火) 16:41:10 ID:ULbN4nY+
ごめん。自分でもタイトル謎だ。
>>582 大人の女装者の話もいいですね、痴漢もの投稿された方でしょうか?
女装シーンや女になるときの描写萌えました。
で、続きかけたとこまで。
586 :
教育的指導:2005/04/05(火) 16:47:36 ID:ULbN4nY+
口々に勝手なことを言いながら、四方から見知らぬ男の手が京の体に触れる。
いや、嬲る。
ある者は妙に熱い掌で細い脚を撫でまわし、一人は大きな手で形よい頭を押え、
さらさらの髪を梳く。別の誰かが前から胸を上下に撫で、背後の男は
脇から胸の間を両手で撫であげる。
「あ、やだ、やめて」
男の愛撫の手どころか、京は元々くすぐったがりで、
人に触れられるのが大の苦手だ。体育の組み体操でさえ、
相手の体温がじんわりと服越しに伝わるのに、くすぐったくなってしまう。
それが、明らかに京を感じさせるために、
体の奥の直結したような部分ばかりを、意図的に男に触れられている。
それもこんな女物の頼りない服を着て。
皆の前で。
全員がむしゃぶりつくように、真赤に染まる京の愛らしい顔を見ている。
京のふっくらした唇は、紅でもひいたかのように赤い。
「あ、やだぁ、やん、くすぐったい、…あ、くすぐったいよう……!
あァ、だめぇ……だめ、おじさん、だめっ……!」
「声変わりもまだとは素晴らしい」
「やっぱり、この位の年では男の子の方が綺麗ですよ」
「ぼ、僕は可愛かったらどっちでも……」
587 :
教育的指導:2005/04/05(火) 16:53:32 ID:ULbN4nY+
男達の息が荒くなる。四方を完全に欲望を露にした男達に取り囲まれ、
京はもうどうすることもできなくなりそうだった。立っていられない。
胸がくすぐったくて熱くて、撫でられるだけで足ががくがく震えて、
知らない間に女のような声があがってしまう。変だ。女物の服を着たら、
声も女になってしまうんだろうか?
「やぁあん、あ、足撫でちゃだめ…スカート、あがっちゃう……あん、
あ、あふぁ、ふ……なか、ばやし…ぃっ……あぁっ!」
中林は自分の名前が呼ばれると、読んでいた小説から眼を上げて、
ひらひらと手を振った。
「ああ、可愛い声を出して。列車中に聞こえているよ」
「ひっ……!」
すくんだ京の身を背後の男が抱きしめ、少し持ち上げる。
足を嬲っていた男が、スカートを捲り上げ、汗ばんだ手を
太腿まであげた。
「アァ、あん……! ひぁ、あ……!」
588 :
教育的指導:2005/04/05(火) 16:59:07 ID:ULbN4nY+
熱い、熱い、熱い。
足の間が、股間が、熱くなっていく。
中心に熱が集り、目の前がくらくらとする。
それを見られてはいけないと思った(体育の着替えだって嫌なのに!)
だから渾身の力で閉じようとした京の足を、左右から
別の男が引っ張った。
電車の中で、大勢の人に見られながら、スカートをはいて
大きく左右に足を開かれる!
「いやぁあ、あ……!」
耐えられなくなって、京は目を瞑った。
「へえ、この子、立ってるじゃないか」
「小さいの、可愛いねえ」
男の指が、ぴんとパンツを持ち上げる性器を弾く。
「ひぃいっ! あ、あがっ…そこ、だめぇえっ」
「だめって、こんなにたててかい?」
「ひぁ、あ、あン……や、やだ、も、やだぁ、あん…変、変だよ、僕…」
胸をわしづかみながら、背後の男がスカートの中を覗き込んで、
舌打った。
「ちょっと、下着が男物じゃないか」
そうだ、何が悪い。女装して来いと中林に渡されたのは女物の制服だけなのだ。
何より、僕は女の子じゃない! 男の子…だ…
男に電車の中で体を嬲られ、息も絶え絶えに喘いでいたとしても。
589 :
教育的指導:2005/04/05(火) 17:03:30 ID:ULbN4nY+
「萎えるな、こういうの」
「そうですか? 僕は、逆に……」
まだ若い男が股間に顔を寄せる。荒い息が性器をなで上げ、
抱き上げられた京は大きく体を逸らした。
「え? ……あ…どうも、すみません……」
中林が謝る声が聞こえる。
「料金払って、これはないだろう?」
料金?――京が考えかけたとき、誰かが性器を突いた。
「はぁあんっ……!」
「まあまあ、ここで怒ってもしらけるだけだから。
どうだろう。そのかわりに挿入させてもらえないかね?
ほら…」
開かれた足の間に、何か熱くて硬いモノが触れる。
それがとてもいやらしいものだと直感して、京は喉を逸らした。
「ふぁ、あふっ…」
とケダモノのような声があがり、誰かがくすくすと笑った。
「いや・・・それは、ちょっと、困ります。
コイツ、これでも学校連れてくんで…怪我は、困りますよ。
じゃあ。……脱がしちゃってください」
え?
590 :
教育的指導:2005/04/05(火) 17:12:03 ID:ULbN4nY+
「ああ、どうせ、汚れるしね」
「すみません、次は気をつけますから」
「え、…あん、やだ…何、何を……」
くすくすと笑う声が大きくなり、京は薄らと目を開く。
腰の辺りがくすぐったい。
男の手が腰にひっかかったブリーフを横にひっぱり、
今から脱がそうとしている。
「やぁ、やだぁあッ…許してぇ、許して、こんなの…」
「ほら、黙る黙る」
「あんっ! ひ……」
誰かが京の性器を握りこむ。スイッチでも押されたように、
京は舌を唇から突き出し、大きく身を逸らした。
「どうせ捨てるパンツだ。このまま、出させますよ」
「ああ。それはいいね」
男の無骨な指が立ち上がり、震える京の小さな性器を下から上に
勢いよく扱き始める。甘い刺激と疼きが全身から腰に直結する。
その様子を見つめる大勢の視線を感じると、京はますます体を震わせた。
「あぁあん、あん! ひぃいっ、なんか、でちゃう、でちゃぅぅうう!!」
全身がおかしくなりそうで、頭の中が真っ白になる。
男の手の上でもがく体を、それぞれが好きなように押さえつけた。
京の黒髪は乱れ、スカートは腰より上にめくれかえり、
ワンピースの肩がずれるほどに胸をもまれ、
いきり立った性器を尻や背中に押し当てられ、
少年は少女の姿で、初めての絶頂を強制的に迎えさせられた。
「ああ、あん、あぁああ………んっ!!! 」
591 :
教育的指導:2005/04/05(火) 17:15:47 ID:ULbN4nY+
ぐちゃぐちゃに濡れたブリーフが、革靴を履いたままの足から引き下ろされ、
列車の床に投げ捨てられる。べちゃっという音が、濡れた小さな布が落ちた
音なのか、少年の強制射精に欲望のタガが外れた男達が
甘い肌にむしゃぶりついた音か、判らない。
精液を放ったばかりの性器を、スカートに頭を突っ込んだ男が舐めしゃぶる。
尻たぶに押し当てられたいきりたった男根は、擬似挿入を試みるように
精液を潤滑油にして何度も何度も大きく揺らされる。
制服の背のファスナーは容赦なく下げられて、
男の手が入り込んでたちあがった乳首が掴まれる。
「あんっ、あ、あふ、壊れるぅ、あっ、あん…
また、でちゃうよぉ。やぁん、あ、舐めちゃダメェ……
僕…僕……っ、あ、あぁん、やめてぇ…!」
592 :
教育的指導:2005/04/05(火) 17:22:08 ID:ULbN4nY+
「僕じゃないだろう?」
頬にズボン越しに男根を押し付けた男が尋ね、
涎に濡れた唇を歪めるように腰を揺らした。
「あ、あん…あ……」
「そうそう。男に触れてこんなに乳首をたてる子は、女の子だろう?」
「あっ……んぐっ、あん、あ…おっぱい、吸わないでェ…」
「スカートを履いた男なんて聞いたことがないよ」
「あ、あ……僕の、僕の胸舐めないでぇ…そこ、だめぇええ!!」
ぐっと精液に濡れた腰が持ち上げられ、
勃起した京の幼い性器が男の口深くに含まれ、
舌が先端に絡む皮を引く。
「ひゃめてぇえ、ひゃあ、あ、あん、あ……!
ひゃあ、れちゃぅうう、僕の、でちゃう、あふぁ、あ」
「僕じゃないだろ? ほら、可愛い女の子、言ってごらん」
ぐりぐりと、尻肉の間に挟まれた性器が動く。
小さく、平たい胸の先でたちあがった乳首が強くひかれる。
首筋や、腹に舌が這う。
気が狂いそうだ。大人の本当の女でも、ここまでされれば、理性なんてなくなる。
「また気持ちよくしてあげるから、いってごらん、京ちゃん」
「ふああ、あん、あ……!
でちゃう…でちゃううぅうう、私……私ぃいいっ……!!!」
593 :
教育的指導:2005/04/05(火) 17:26:48 ID:ULbN4nY+
どぴゅどぴゅと、勢いよく男の口内に京は射精した。
それから後のことは、全く覚えていない。
男達は喘ぎ、叫ぶしかできなくなった京の体を
手や舌で嬲り、それぞれ性器を押し付け、満足して下りていった。
京の髪も服も乱れ、さんざん遊ばれた末に捨てられた人形のようになって、
ホームのベンチに座らされた。太腿の間を伝う精液だけは
誰かが拭いてくれたものの、頬を真赤に染め、息を喘がせる様子は
高熱でもあるかのようだ。
「参ったな……あのオヤジども、
たったあれだけの金でここまでやっちゃうなんてね」
その隣で、漸く小説から顔を上げた中林が溜息をついた。
「学校でも苛めようと思ったのに、俺はコイツ抱えてなんかいけねえぞ」
遅刻だな、と呟いて、中林は京の額の上にのせた
濡れハンカチを取り、もう一度水で冷やそうと、立ち上がって
便所の方へと走り出した。
594 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:16:15 ID:h8SjokfR
*
帰ってきた中林は、そこで眠っていた筈の京がいないのに愕然とした。
混雑しているホームで常に確認はできなかったが、
あんな状態で自分で歩けるわけがない!
「京!!」
中林は普段の大人びた様子も振り捨てて、ハンカチを握りしめたまま
人を掻き分けるように走り出した。
*
ぐちゅぐちゅとゼリーをかき回す音が障害者用トイレに響いていた。
京は朦朧とした顔で、手摺を握り、足を大きく開いて、
腰を高々と上げさせられていた。
スカートがくしゃりと捲れ上がり、白いがあちこちに歯形が残る尻が、
男の前に晒されている。
男は酷く太っていて、普通の個室には入れなさそうだ。
「あっ……あぁん……あン……んうぅうっ……」
「だいぶ、こなれてきたねえ」
左手で京の腰を抱き、右手でアナルをかき回していた男がいやらしく笑った。
「こんな、美少女が落ちていると思えば、男だったなんてねえ。
男の子は、手間がかかって困るよ〜 ほーら、指が入ったの、わかるかい?」
「ん、んぐぅうっ……あ、はひ、はひってる…はいってるぅうう…!!
くる…しッ……ぬひて……あ、あがっ……」
595 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:20:54 ID:h8SjokfR
男は芋虫のように太い指をアナルに出し入れしながら、
肩を揺すった。
「このくらいでくるしがってたら、いれるときには死んじゃうかもなあ」
「ひぐうっ、あ、あぅっ、くるし、…くるしいぃいいっ……」
二本目の指が容赦なくアナルにつきたてられる。
だが、実際、アナルは弛緩作用のあるゼリーで充分過ぎる程に濡らされ、
男の指はきつくしめつけながらではあるが、京の体に潜っていっていたのだ。
強くバーを握りしめ、頭を振りながら、京はアナルからわきあがる、
なんともいえない感覚に耐えた。支配されるような感覚、
体の奥から犯されるような感覚は、あの電車の中での集団痴漢よりも、
京の意識を乱した。男が指を抜き差しするたびに、
京の腰が揺れる。ずちゅっ、ずちゅっと卑猥な音がなり、
とろけたゼリーが床へと細い脚を伝い、滑り落ちた。
制服はもう唾液とゼリーで汚されている。
596 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:30:40 ID:h8SjokfR
「あぁん、あ……許して、抜いてぇ、抜いてっ、やだぁあ…!!」
女の快感に落ちそうになるからこそ、京は声を高くあげた。
腰を振り、スカートを揺らして。
男が舌打ち、京の愛らしい唇が分厚い手でふさがれた。
「んーーーーーーっ!!!!」
男が片手で素早くズボンを下ろし、勃起した性器を取り出す。
体と同じで太いだけのそれを、京の剥き出しの尻に押し付ける。
「んぐ、んああ、う、う、ひゃめて、ひゃ……ひゅるしてぇ……」
「ほーら、ちゃんと体も女の子にしてあげるからねえ」
ゼリーにまみれた指がアナルから抜かれると同時に、
男の太いものがアナルを穿った。
「………………!!! んあ、んう、う……!!!」
あまりの苦痛に京が目を見開く。
「ああ、すごいよ、熱い、こんなに熱いんだねえ」
597 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:38:00 ID:h8SjokfR
男は息を乱しながら、腰を揺らし始めた。
「んーっ、ん! んあ!! う、うぐ……!!」
京の性器が前立腺を刺激され、強制的に勃起させられる。
それを見逃さず、アナルを広げるように腰を動かす男は
手で性器を握りこんだ。
少女の体にあるのは不似合いな、小さな性器を。
「んんぅうう、んぐ、ひゃあ、ひ、んぐうぅ、ん……!!」
男の手の中で、呆気なく京は射精した。
男の腰の動きはいつ果てるとも知れぬ勢いで続き、
ゼリーに濡れた窄まりは何度も何度も散らされ、赤く充血した。
598 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:38:36 ID:h8SjokfR
「あう、う……うぁ…あ……あん…んああ……」
最後はもう京は声も出ず、ただひたすら男にあわせ腰を振るだけだった。
バーに体を凭れさせるようにしながら、髪を乱し、男の性器を腹に受け入れる。
僕……何してるんだろう……
違う……僕じゃない……
599 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:39:18 ID:h8SjokfR
「そろそろ、出すよぉ……ほらっ!!」
……私………
京の腸内へと大量に放たれたザーメンは溢れかえり、京の靴下を汚していった。
*
---数年後。
都内地下クラブ”BLUEROSE”は、わきかえっていた。
そこは人工的な美しさを競い合う場所。
少年が少女の美しい衣装を纏い、客の間を練り歩く。
「京(みやこ)ちゃん、楽しみにしてるよ」
「今度、お兄さんとつきあわない?」
「……ありがとうございます。
あん、だめですよ。……手、離してくれないと、ステージあがれないですから」
600 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:41:26 ID:h8SjokfR
みやこ、と呼ばれる少年はそこで一番人気の少年だった。
セミロングの黒髪に、真っ白な肌。人形のような濃い睫に大きな瞳。
愛らしいミニスカートのウェイトレス衣装に身を包み、
常連客に笑みを振りまいている。これから、店内中央のステージに上がるのだ。
そこにはさまざまなバイブやはりがたが並んでいる。
オナニーショーをたっぷりソロで30分。
その後で攻め役の男性にフェラチオをするフェラチオショー。
最後はアナルを貫かれ、公開セックスショーだ。
もうすぐ始まると思うだけで、胸が躍る。
それは、京(きょう)だった。
あの日、駅で男に連れ去られた京は、家にばらすと脅され、
夜の街に流れた。そして、好事家の手を経て、この店にきたのだ。
でも、今はこれでとてもよかったと思っている。
女の子の格好は楽しいし、セックスはとても気持ちがいい。
601 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:47:37 ID:h8SjokfR
それに、女性としての自分を一度認めてしまえば、
もう帰ることはできなかった。
女性として、男性に愛されるこの場所から離れたくない。
きっかけはもう思い出せないけれど、
自分はここに来るべく生まれてきたのだと、
特に男に抱かれる晩、京は思うのだ。
「みやこちゃーん、はやくぅ!」
ショーの手伝いしかさせてもらえないバニー姿の少年が、
手を振って呼ぶ。京は客に投げキスをして走り出すと、
とん、とステージに飛び乗った。ミニスカートがひらりと捲れ
白のレースのパンティが露になる。
女の格好で、闊達な仕草が逆に愛らしい。
「みなさん、みやこのいやらしいとこ……
いっぱいごらんになってくださいね」
マイクに向って囁きながら、京は床に膝をつき、
膝上20cm以上のスカートを捲りあげる。
店内の視線が自分に集中するのを感じる。最高の感覚だ。
そういえば、誰かお金持ちが、自分を専属にしたいと
言っていると聞いた。そう、確か中林とかいう、資産家のオヤジだ。
普段なら、店を取る京だが、その苗字がなんだか懐かしく思えて、
ちょっと心が揺らいでいる。どうしようかな、思いながら、
京は一本目のバイブを手にした。
END
602 :
教育的指導:2005/04/06(水) 01:48:44 ID:h8SjokfR
本当は「女装少年を学校で性教育の材料にする」話だったので
こんなタイトルだったのでしたが、なんだか完全に話が流れました。
感想などいただけると嬉しいです。
603 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 01:30:40 ID:S5e6rKdT
>>教育的指導
(*´ω`)=3ムハァ、GJ!!
ヤバァー、h8SjokfRさん、めっさ良いモノでしたよー!!
トイレ内からエピローグまでの堕ちっぷりが非常にツボにはまりました!!
描写も細かくて妄想がかなりヒートアップしちゃいました(*゚Д゚)
604 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:37:35 ID:qrxa11dc
妄想小説の提案ですけど、自分がきれいな女装子になり、
男にもてあそばれるその女装子の自分を男としての自分が感覚を通じて“感じ”ている
っていうのはいかがでしょうか?
読んでみたい気がします。
大人の女装者は結構、女になった自分を客観的に見ながら興奮していたりするもんだと思います。
鏡に映った自分の姿の艶っぽさにどきっとしたり、男にもてあそばれ溶けてしまいそうな感覚を観察していたりして、
自分の自由になる魅力的な女を所有している、そういう意識で満たされ幸せな気分を味わうはずです。
605 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:50:23 ID:qrxa11dc
>>602さん、
空想小説を書くのに、自分が女装者になって取材したりするのでしょうか?
それがエスカレートしてホルモンで体も女に近付けたりしたりしているのでしょうか?
もし、そういうことをしておられるのなら、そのこともリポートの形で読んでみたい気がします。
ホルモンで男を破壊され女に作りかえられていく自分。自らが科した罰なのに自分ではどうすることもできない。
敏感になって育っていく乳首、ふくよかになる唇、艶やかになっていく目元、さらさらしてなびく髪。
もう、後戻りができない。あんなに愛した女の恋人がうっとうしくなってくる。
男性が近付いてくると意識し皮膚が反応する。いや、気持ちが悪い。近付かないで。
でも、無遠慮な中年男性の接触で何とも言えない感覚が体に走る。痴漢に遭っているんだ、これは。
濃厚な脂のにおいがわたしの体を包む。吐き気がするような嫌な気分。でも、気がついたときはもう逃れられない。
やめて・・・・・・・。気が遠くなりそう・・・・・・。
あっ、すみません。提案って言ってながら、自分で想像してそれにのめりこんでしまいました。
気を悪くせずに、よろしくお願いします。では・・・・・・
606 :
602:2005/04/08(金) 19:08:49 ID:MVgOm89x
>自分の自由になる魅力的な女を所有している
自分の周りの女装者(TJ/TS)にこういう感覚を持った人はいないようですが、
こういうエロSSは面白そうですね。年の近い姉の服を着た少年が
鏡の前でドキドキしながら自慰をするような?
自分の話は空想度が下がりそうなので秘密で(w
>>605さんの妄想小説も一度拝見したいですね。
BLUEROSEの話を書けたらいいなと思っています。
607 :
>:2005/04/09(土) 00:44:58 ID:1pFoe53v
わたしは、学生のころ、小説家になりたくて仕方がありませんでした。
小説を書くには空想力とか想像力が必要です。
そして、その空想力を養い想像力を刺激するにはいろんな経験が欠かせません。
わたしは演劇部の活動にすべてをつぎ込み、軽音楽にものめりこみ、そして、ゲイでないのに幻想的な世界が知りたくてゲイバーに出入りしました。
経験が話の中身を組み立てる材料を提供し、自ら体験した感覚がそれに彩りを添えます。
そう思ってしたことでした。でも、素質がなかったのか、いまだに
>>606さんのような空想力や想像力がありません。
ですから、
>>564のようなリポートしか書けません。
ある男性に初めて女装クラブに連れて行ってもらったとき、女装の世界って、なんて、美しく甘い香りに浸れるんだろうって、
美しい“女”たちを間近に眺めて思いました。
日常からこんなにも遠いところに連れてってくれるものが、こんな形であったなんて、そのとき初めて知りました。
自分も、この世界に滑り込み、輝く役柄を演じたい、そう願いました。
でも、最初は、自信がなく、女を引き立たせる男の役を演じました。
おれみたいなおっさんが、女になれるわけがない。そう感じていました。
608 :
>:2005/04/09(土) 00:47:03 ID:1pFoe53v
でも、「ホルモンをして女になればいいじゃない」って気軽に言う女装っ子がいました。
「そうか。そうしよう」
わたしは、深く考えず、1か月もしないうちに週1回の規則的なホルモン注射を受けるようになっていました。
半年もしないうちに、これが自分?って、思うほどになっていました。
女装した自分を鏡に映して、「こんな可憐な子、犯してしまいたい」ってつぶやきながら、自分の股間の男を刺激して頂点まで持っていっていました。
そのときお気に入りで、女装スナックのカラオケでよく歌っていた『恋するカレン』にもちなみ自分の女装名も「かれん」としてしまいました。
物語の中の多分ヒロインのはずのカレンを自分に重ねて、自分に恋していました。
美しいわたし・・・・・・。ギリシャの物語に出てくるナルシスの気持ちがよく分かりました。
わたしは、女のナルシスよ。自分の部屋に帰ってからは股間から勢いよく神が与えてくれた精をほとばしらせていました。
その後、精の勢いは急速に衰えていくのですが、わたしのナルシシズムはますます盛んになっていきました。
そんな、ナルなわたしの体験をリポートしたいと思います。
想像力の無いわたしで、ごめんなさい。
ごめんなさいですむか。
610 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 05:48:47 ID:GTbQBMAN
>>609 空想力が無いので、リアル・リポートでもいいですか?
「手記風に書いてみました」と言えばわからんと思うんだけど。
書き手が増えるのは嬉しいけど、先にリアルと言われると……。
あとsageてね。
氏ねばーか
613 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 16:13:16 ID:GTbQBMAN
やっぱりリアル・リポートは人気が無いみたいですね。
経験は材料に空想力を駆使して作ってみたいと思います。
>先にリアルと言われると……。
やっぱりここだよね・・・先にリアルの話ですと言われることでヘンな先入観とか生んじゃうんだろうね。
あと、何か香ばしいのが沸いてるのもあるから仕方が無い
リアル・リポートとか言ってる奴はキモスギ。
単なるオナニーを晒して評価が得られるわけないっつーの。氏ね。
616 :
名無しさん@ピンキー:
そんなこと言っても才能ないから仕方がないじゃん。