煩悩の十二国記*六冊目*

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1名無しさん@ピンキー
●お約束●
1 SSを投下する際は、カップリング(A×B)と特殊な場合は傾向(レイープ、
鬼畜など)を事前申告のこと.
  見やすいところに『続く』『終わり』等の区切りを入れることを推奨。
2 エロなしSSはスレ違いです。直接行為がなくてもエロい雰囲気で
あれば可
3 カップリングや作風など、自分の趣味嗜好に合わないSSに対して、
文句を言うのは止めましょう。
4 絡みや煽り、荒らしにはスルーの精神で、マターリ萌えで参りましょう。
関連スレは >>2
2名無しさん@ピンキー:03/12/01 09:13 ID:UIz9+lqY
●前スレ●
煩悩の十二国記*五冊目*
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064166623/
●過去スレ●
煩悩の十二国記*四冊目*
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10605/1060548574.html
煩悩の十二国記*三冊目*
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10548/1054895757.html
煩悩の十二国記*二冊目*
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1041/10419/1041946583.html
煩悩の十二国記
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10295/1029553806.html

●SS書庫●
ttp://red.ribbon.to/~giraffe/

●関連スレ●
2ch・小野不由美シリーズ過去ログ置き場
※管理人さん多忙のため、管理を引き継ぐ有志を募集中。
http://juunikokuki.hp.infoseek.co.jp/
【胎果】801十二国記3巻目【海客】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1056650223/l50
【王様】801十二国記【麒麟】 別館
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/32/801x12.html
【十二】キャラ萌え part3【国記】
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1060700807/l50
3名無しさん@ピンキー:03/12/01 09:36 ID:24FGXzmt
1さん乙!
4名無しさん@ピンキー:03/12/01 09:46 ID:fU/pc7rR
1さん、乙です。
さぁ、早く書き上げて投下しないとな…
5名無しさん@ピンキー:03/12/01 09:54 ID:0MGjz9QO
乙です!自分も本業を疎かにして書いてますw
6名無しさん@ピンキー:03/12/01 09:57 ID:mDF9WoEJ
1さん乙カレ
7sage:03/12/01 09:58 ID:W/rYHbgo
スレ建て乙
陽子×祥瓊の倒錯レズ陵辱もの書いたのだが。
しょっぱなからヒカれるのもなんだが。
8名無しさん@ピンキー:03/12/01 10:08 ID:yUVJ19jE
ダイジョーブ!!引かないからドーンと来い
9名無しさん@ピンキー:03/12/01 10:08 ID:mDF9WoEJ
>>7
最初に嫌な人はスルーしって書いとけば、別に良いとおもうけど、
10名無しさん@ピンキー:03/12/01 10:37 ID:ue/DcQKZ
>1
乙悦

>7
注意書ききっちり入れときゃ大丈夫かと。それで文句言う香具師はスルー推奨。
11名無しさん@ピンキー:03/12/01 10:46 ID:CJX+9yAi
(゚◇゚)ソクイ!
12陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:09 ID:W/rYHbgo

青白く、仄かに輝く水禺刀――それが映すのは。
「ウソだ、ウソ、ウソ!」
陽子はかぶりを振る。けらけらと、どこからか哄笑が聞こえてくる。
「ウソじゃねえさ。お前は騙されているんだよ。鼠にもあの女にもなぁ」
「そんなはずない!楽俊も祥瓊も、私の大切な友達なんだ!私を裏切ったり何かしない!」
「分かったものかよ。」
哄笑がいっそう高らかに響き渡る。
「本当は自分でも気付いているんだろぉ。あの二人が、お前に隠れて乳くり合ってることをよぉ。」
「黙れ、黙れ、黙れぇっ!」

しかし、蒼猿の責めは容赦なく続く。
13陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:11 ID:W/rYHbgo

「なぁ、いいかげんに認めなよ。いつまでいい子ちゃんの演技を続けるつもりだい?」
「なに…?」
「親友を疑うのは悪いことだ、醜いことだ、そう思いこもうとしているんだろう。
そうやっていい子ちゃんでいれば、相手だって自分を大事にしてくれる、自分を裏切ったりしない、
そう言い聞かせようとしているんだろう。だがなぁ、親友だなんて思ってるのはお前だけさ。
向こうはこれっぽっちもそんな風におもっちゃいない。」
「………!」
「あの女はお前のその思い込みを利用して、お前を騙しているのさ。
そうして、鼠と二人して馬鹿にして哂ってるのさ。お前のことをなぁ」

(そうか。私は騙されていたのか…。)
殊、楽俊に関して陽子は正気をたもつことが出来なかった。
かくて陽子は魔に囚われた。
14陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:12 ID:W/rYHbgo

祥瓊は戻ってくるなり慶王に呼び出された。
(一体、何の用だろう?)

「楽俊との具合はどうだった?」
顔を合わせるなりいきなり飛び出したその言葉に、祥瓊は眉を顰める。
「いったい、なんのことをいってるの?」
瞬間、陽子の顔が烈しく歪んだ。
「とぼけるんじゃないよ!」
「あうっ!」
甲高い音がして、平手に打たれた祥瓊が地べたによろめく。
「私がなにも知らないとでも思ったか。あいにくだが、お前が使いに出るとほざいて
そのたびに何をしているか、全部知ってるんだ。お前と楽俊が何回交合たのかもな。」
「………」
祥瓊の顔がサッと青ざめた。
「どうした。図星をつかれて言葉も出ないか。」
「待って、陽子。聞いて」
「黙れ!」
「ああっ、痛い!」
15陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:13 ID:W/rYHbgo

陽子は容赦なく祥瓊を足蹴にする。狂ったように祥瓊の顔や肩を踏みつけていたが、
やがて荒い息が治まるのをまって宣言した。
「祥瓊、今日限りで女史の任を解く。加えてお前の仙籍を剥奪する。」
「そんな!あたしは……」

「あんたがいるだけで迷惑なのよ。それがわからないの。」
祥瓊はか細く震える。
(私が…私が邪魔なの?私が楽俊と仲良くすることは許されないの?)
「出ていけ。もう二度と戻ってくるな。」
冷たい目で祥瓊を見下ろしながら、吐き捨てるようにそれだけいうと、陽子は背を向けて歩き出した。

こうして祥瓊は勅勘を受け、追放の憂き目にあった。だが、それだけでは済まなかった……。
16陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:14 ID:W/rYHbgo

女官たちの冷たい視線を浴びながら、わずかばかりの荷物をまとめ、祥瓊は金波宮を後にする。
誰も祥瓊を哀れむものなどいない。ここでは王が全てである。王の憎しみをうけたものが、
許容されることなどあり得なかった。もう、祥瓊を優しく包んでいた場所ではないのである。

そうして、やはりわずかばかりの路銀を頼りに一人街道をいく。
もとより、彼女に居場所などない。慶を出ようということ以外に行く当てなどなかった。

突然、茂みから物音がした。
右手の樹林の陰から、黒い何かが襲い掛かってくる。

彼女はそのまま気を失った。

17陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:15 ID:W/rYHbgo

「うっ……」
「気がついたか」
視界に赤い髪の女が映り、祥瓊はとたん正気に返った。

「ここは……」
「ここは調教部屋だよ。」
「調教…?」
「そう。お前みたいなメス豚を躾ける部屋だ」
「……!」
ジャラ、と金属の擦れる音がする。腕を動かそうとして、祥瓊は自分が拘束されていることを知った。
手首足首を鎖によって縛られ、足を広げて万歳するような格好で吊るされている。

「あっさりと逃がしたのでは、お前を苛めたりなくてね。このさいお前のようなメス豚には、きっちり人間様が躾をしてやろうと思ったのさ」

陽子は刀の柄に手をかけた。
水禺刀の一振りで、薄い衣服は縦に裂ける。
そこを掴んで無理やりに引き裂いた。
18陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:16 ID:W/rYHbgo

「いやぁぁ!やめてぇ!」

白く目に鮮やかな肌があらわになる。
服の上からではわからないが、彼女の胸は華奢な体にアンバランスなくらいの膨らみを湛えている。
その双丘の頂点に実を結んだ淡いピンクの突起に陽子の指が伸びた。

「はうっ!」
「こんな感じか。いつも楽俊にされているときは」
陽子の指先がとがった乳首の先を摘まみ、コリコリと転がしまわす。
「あっ…はぁ…」
祥瓊の意思に反して心地よい刺激が全身に走る。力が次第に入らなくなってくる。
「ほぅ。メス豚がよがりだしたよ」
「陽子、やめて…お願い」
「ふざけるんじゃない!」
「ああっ!」
陽子は力任せに祥瓊の乳首をつねった。
「お前にはたっぷりと辱めを与えてやるんだ。まだまだ、こんなもんじゃすませない」

19陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:17 ID:W/rYHbgo

「あっ!」
陽子は指を下に伸ばす。
汚いものでも触るかのように顔をしかめながら指の腹で全体を撫で回していたが、やがて見当をつけると、
もっとも敏感な陰核を狙い定めて刺激する。
「ふぁっ、あっ、はあ…っ!」
「どう、感じる?いつも楽俊にこんなふうにされてたんだろ?」
「……っ」
からかうようにいうと、祥瓊は歯を食いしばり顔を背ける。しかし、何度もの経験から快楽を覚えてしまった体は、
陽子の責めに対してあまりにも無力だった。
「うっ…、くぅ…っ、はぁ…っ……」
「ふふっ、息が荒くなってきたね。純な楽俊を色仕掛けして、散々楽しんでたんだ。さぞかし感じやすくなってるだろうよ。
知ってるか、祥瓊?蓬莱じゃ、お前みたいな女はヤリマンっていうんだよ。」
「違…っ」
「違わないさ。ホラ」
「はぁっ、あっ、あっ!」
陽子がおもむろに指を挿入すると、祥瓊の亀裂は滑るように陽子を迎え入れた。
度重なる陰核への刺激により、そこはもうぬるぬると湿って、男を迎え入れる用意ができていた。

20陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:17 ID:W/rYHbgo

「いやぁ、だめぇ…」
「こんなにおつゆを垂らして何がだめなんだ?」
陽子の指が激しく出入りする。二本まとめて祥瓊の割れ目に挿入し、
中が擦り切れるくらいの勢いで掻き回す。祥瓊の喘ぎ声が切羽詰ったものへと変わっていった。
「あっ、あっ、あっ!はぁっ、あぁっ、あっ、あーっ!」
「はしたない女だな。無理やり犯されて、そんなに気持ちいいのか。」
そんな陽子の嘲りを耳に、祥瓊はべつのことを考えていた。
(楽俊、楽俊!)
祥瓊は無意識に楽俊に抱かれているのだと思い込もうとしていた。これは楽俊に愛撫されているのだと。
陽子はそんなことを知る由もないが、責めはますます激しくなる。ただ力任せにするのではなく、緩急をつけ、
時折刺激を弱めながら、ねちっこく祥瓊の女としての急所を嬲る。いくにいけないもどかしさに、祥瓊は狂いそうになる。
「ああっ、もう許してぇ…っ」
「どうしたの、イキたいの?」
「はあぅっ!」
キュッ、と陰核をつままれ、祥瓊の体がビクンと震えた。
その瞬間、楽俊の顔を思い浮かべて、それが刺激を何倍にも強めたのだ。
21陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:19 ID:W/rYHbgo

そんな祥瓊を見下すように緑の瞳が見据えた。
「おまえはしようがないメス豚だよ、祥瓊」
「は…ぁ…」
「そろそろ、イカせてやるか。」
陽子の空いている方の親指が指の腹で祥瓊の陰核をこすりあげる。
それが祥瓊を一気に頂点へと押し上げた。
「はあぁっ、いいっ、ああっ!」
(ああ、楽俊、イッちゃう、イク、イクゥッ!)
心の中で愛しい人のこと想い、辱めの現実から逃れるように倒錯したまま、
祥瓊は身を震わせて絶頂を迎えた。足の力がぬけ、痙攣する。鎖のきしむ音が牢に響いた。

祥瓊はそのまましばらく痙攣を続けていたが、勝ち誇ったようなさげずんだような、
そんな感情がない交ぜになったような目で俯く祥瓊を見下ろすと、陽子は指を抜いた。
手にべっとりとついた淫液を振り払うと、岩が剥き出しの床にピチャという音が響く。
22陽子×祥瓊 倒錯レズ陵辱:03/12/01 11:20 ID:W/rYHbgo

「ヤリマン女がいっちゃったね。」
かすれた息をはく祥瓊のあごをついと上向かせる。瞳孔の開いた瞳は涙に濡れ、
唾液を垂らし半開きになった口からはせつなく呼気が往復していた。もう、何も口にする気力はない。
「勿論、こんな程度で済むとはおもってないだろう。」
陽子はククッとあざ笑う。
「お前、イクとき楽俊の名を呼んだだろ」
「………!」
「やっぱりそうか。」
陽子の顔が残忍に歪んだ。

「次はこんなものをつかってみようか。」
ふっと離れると、太い筒のようなものを手に取る。蓬莱から直輸入の浣腸である。

<終>
23名無しさん@ピンキー:03/12/01 11:44 ID:5dL8+4gz
ええっ終わり?!
でもスカトロは堪忍してください。おながいしまつ・・・。

>>1さんスレ勃て乙。
24名無しさん@ピンキー:03/12/01 13:50 ID:p3WVai/L
1さん乙でした。
そしてスカも百合も苦手なんだけど、7さんの現れ方はかっこよかった。
自分もいつか、一本目を落としたりしてみたいもんだ。
25名無しさん@ピンキー:03/12/01 21:03 ID:0MGjz9QO
7さん、乙です

よーし2本目落とします!
前スレの続きのifネタですが・・・。頑×珠で。
26if朱氏珠晶『花残月』1:03/12/01 21:04 ID:0MGjz9QO
黄海を出て、各地を転々としながら生きる術を学ぶ。それもまた独り立ちには欠かせないものだ。
そういうわけで、頑丘と珠晶は才の山中で野営をしていた。珠晶は今日、十六になった。そして
彼女は、あることをずっと前から心に決めていたのだ。
「頑丘」
「だから宰領と呼べと・・・なんだ?」
改まった様子の珠晶に頑丘も小言を途中で止める。
「あたし、今日で十六になったの」
「・・・で?」
「けっこう女らしくなったとか思わない?」
「は?何を言い出すんだお前は」
「あたしは朱氏になるの。でもって黄朱って、生きるためには大抵のこと、やらなきゃいけないのよね?」
脈絡のない話に思えたが、珠晶がひどく緊張しているのに気付いて頑丘も真面目に答える事にした。
「そうだな」
「あたしは女で、男にはどうしたって腕力じゃ勝てないから・・・いつか嫌な奴に乱暴されちゃうことだって
 あると思う」
「・・・それは、あるだろう」
やっぱりそうよね、と俯く。そして再び顔を上げ、続けた。
「解ってるわ。・・・だからせめて初めての人くらい、自分の意志で決めたって良いわよね?」
「あ、ああ・・・?」
「頑丘、してくれない?」
頑丘の思考は、完全に停止した。固まってしまった彼を見て珠晶は泣きそうになる。
27if朱氏珠晶『花残月』2:03/12/01 21:05 ID:0MGjz9QO
「そんなに嫌かしら?」
「・・・・・・・・・ちょ、ちょっと待て。何の話だ?」
「だから、頑丘にあたしの初めての人になって欲しいって言ってるの!」
「・・・何の?」
もう一度聞き返したら、張り手が飛んできた。呆然としていて避けることを忘れていたせいで
頑丘の頬はしたたかに打たれる。
「処女のまんま一人前の朱氏として生きていける訳ないわよね?だったらこれも宰領の仕事よ、
 そうでしょ?」
「お・・・落ち着け!どうして俺なんだ!?」
「あたしは落ち着いてるわよ、この上なくね。どうして頑丘か、なんて、そんなの決まってるじゃない」
明らかに怒っている顔で、珠晶は座ったまま後ずさりをしようとした頑丘の上にのしかかる。
「あたしが、頑丘を好きだからよ」
頑丘は、今度こそ思考が真っ白になってしまった。だから珠晶が身を屈めて顔を近づけてきても、
避けなかった。
柔らかな感触が、頑丘の荒れた唇に押し当てられる。勢いがあったせいで、かちん、と歯があたってしまい
珠晶が顔を離す。まだ呆けている彼を頬を染めて睨んでもう一度口付けをしようとしたが、さすがに我に
返った頑丘が止めた。
「待てと言ってるだろうが!・・・お前、こんなオヤジ相手に本気で言ってるのか?俺なんかより・・・そうだ
例えば利広とか居るだろうが!」
取り繕って言ってみたものの、頑丘は珠晶が他の男に抱かれることを望んでいなかった。たとえ相手が
利広だとしても。
「どうして人の話を聞かないのよ?あたしは頑丘が好きなんだって言ってるでしょ?」
ここまで高圧的に好きだといわれても素直に受け取れる筈が無いのだが、珠晶は
「生憎、あたしはこんなオヤジが好きなのよ。頑丘は嫌なの?あたしの事、嫌い?」
と、彼に馬乗りになったまま畳み掛ける。こうなったら頑丘に勝ち目は無かった。
28if朱氏珠晶『花残月』3:03/12/01 21:06 ID:0MGjz9QO
理詰めの感情論などというややこしいものは珠晶の得意技で、頑丘の最も苦手とするものだった。
「ねえ、答えて・・・もし本当は嫌いとかだったらやっぱり・・・言わないでほしいけど」
そう言って珠晶は唇を噛んだ。

頑丘は、酷く臆病だった。ずっと他人との濃厚な関係を築くことを疎んじてきた。傷つきたくなかったのだ。
しかし今、頑丘が痛みから逃げればその分だけ珠晶が傷つくことは明白で、それだけはできなかった。
「・・・嫌いな相手と何年も暮らせるほど俺はお人好しじゃない。どうでも良いガキなんか徒弟にしない。
まして囮になってまで護ったりはしないな」
頑丘の降参の言葉に弾かれた様に珠晶が顔を上げた。
「それ、本当?」
「嘘を言ってどうする」
言った途端、珠晶の大きな瞳が揺れ、透明なしずくが盛り上がって零れ落ちた。
「バカ・・・泣くな」
喜怒哀楽の激しい奴だと思いながらも手を伸ばし、震える頭を抱き寄せた。頑丘の袍の胸元が熱く
濡れていく。珠晶が腕を彼の首に回し、もう一度口付けた。今度は止めたりはしなかった。しかし何も
知らない珠晶の口付けはあまりに稚拙で、唇を離された頑丘は
「下手くそ」
と呆れて呟いてしまう。
「し、仕方ないじゃない」
「そろそろ退け。重いぞ」
ぶっきらぼうに言って珠晶を降ろし、手を伸ばす。後ろ頭を引き寄せるようにして、頑丘から口付けをした。
軽く啄ばみ、舐めて放せば珠晶は大きく息をついた。どうやら呼吸を止めていたらしい。本当に何も知ら
ないのだと頑丘は実感した。
29if朱氏珠晶『花残月』4:03/12/01 21:06 ID:0MGjz9QO
苦しくて大きく息をついたら苦笑交じりに
「隙間を開けてやるから、口で呼吸しろ」
と言われた。
「そうなの?」
思わず真顔で聞き返したら、答えの代わりにまた口付けが与えられる。僅かな隙間に呼吸をしようと唇を
開いたら、そこに彼の舌が侵入してきた。
「んう!?」
驚きこわばる腕を柔く叩かれ、力を抜くよう促される。舌が口腔内を犯し、珠晶のそれに触れる。恐る恐る
応えるのに絡ませ吸い上げられる。頑丘の背に回した手が、きつく服を掴んだ。

牀榻に倒され心細げに見上げる顔は、普段の勝気さなど嘘のように劣情を誘う。
頑丘の手がゆっくりと移動して襟に手をかけ、するりと肩まで剥く。珠晶は知るはずもなかったが、頑丘にとって
求め焦がれ、夢想の中で何度も汚したその身体が今、本当に彼のものになろうとしていた。
肩口を食み、乳房を掌で包み込んで撫で回せば中央の突起が張り詰め立ち上がっていく。それと共に珠晶の
吐息に混じる、切ない掠れた声もその比率を増して行き、頑丘の内に火を灯す。敷き衾を握り締めた手に
力が込められ、躰が熱と湿り気を帯びていく。指で乳首を挟んでゆるく捻る。
「んっ、ふあん!」
努力を無視するように裏返った声が口をついて出て、珠晶は真っ赤になった。まさか自分の口からこんな媚びた
声が出るとは思っていなかったのだ。頑丘に呆れられたのではないかと思ったが、それを窺うより早く彼の指と唇、
そして舌がそこを集中的に弄り出し、声を堪えることも不可能になる。
「はぁん・・・ん、や、きゃ・・・んぅ・・・」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐られ、甘い痺れが下腹部へと集まっていくのを自覚した瞬間、そこがきゅうっと反応する
のがわかった。彼に気付かれるはずは無いと分っているのに、恥ずかしくてたまらない。そう思えば思うほど意識は
集中していく。肌を濡らした唾液が夜風に冷えて愛撫の余韻を残す。
30if朱氏珠晶『花残月』5:03/12/01 21:07 ID:0MGjz9QO
湿った滑らかな肌を吸い、時に歯を立てながら頑丘は下降して行く。珠晶の喘ぎはあまりに切なくて、未知の
快楽に戸惑い苦しんでいるのが分った。
緩みきった帯を解き、完全に前をはだけさせて彼女の褌の中に手を差し入れた。
「やあっだ、駄目!」
半泣きの珠晶が腕を掴むが、頑丘も止めてやる気はさらさら無い。すぐに熱く潤った狭間を見つけて潜り込む。
指を蠢かし粘液で十分濡らして其処に侵入した。少女が顔を歪め、ぽろぽろと涙が零れる。その目じりに
口付け、涙を舐め取って半開きの唇に口付けをして舌を絡ませ合う。指は出入りを繰り返し、頃合いを
見計らって本数を増やしていく。その都度彼女の身体は強張るが、潤いはますます溢れてきて、僅かずつ
でも珠晶に男を受け入れる
準備が整いつつあるのを教えてくれる。
しかし、頑丘の方が限界だった。身を起こして彼女の褌を引き下ろし、咄嗟に合わされた膝を掴んで両脇へ
押し開く。

珠晶は彼の意に従おうとする気持ちと、耐え難い羞恥心と恐怖に挟まれて、ただ強く目を瞑った。先刻まで
頑丘の指で弄られていた処に何かが押し当てられるのがわかって、身が硬くなる。
「・・・珠晶」
低く掠れた声に瞼を上げて彼を見、首に腕を絡めてしがみついた。
「珠晶、力を抜いていろ」
「うん・・・だ、大丈夫だから・・・」
一瞬の沈黙の後、指などとは比べ物にならない圧倒的質量を持ったそれが珠晶の狭い入り口を押し広げ、
押し入ってきた。想像より遥かに強い痛みに珠晶は目を見開き、彼の肩に爪を立てる。
「ひっや・あ・・いた、痛いっ!やああ、いや、だ、痛いッ・・・!!」
大丈夫と言ったことなど吹き飛んでしまう痛みに暴れかけて、肩を褥に押し付けられ、一気に貫かれた。
31if朱氏珠晶『花残月』6:03/12/01 21:08 ID:0MGjz9QO
体が弓なりに反り、悲鳴は音にすらならなかった。
焦点の狂った瞳に輝く月が映り、そのせいで影になっている頑丘の姿が映ってようやく珠晶は我に返る。頬に
彼の手のひらが触れた。珠晶は自分の中心に、傷みと共に打ち込まれた楔の熱を強く感じた。

苦痛を長引かせるよりは、というのは口実で本当は只、少しでも早く彼女を貪りたかったのだ。破瓜の痛みに
きつく寄せられる眉根も零れる涙も、熟しきっていない為かこりこりと少し硬い感触の残る内壁も、全てが頑丘の
征服欲をこれ以上ないほど満足させる。そしてもっともっと蹂躙したくて堪らなくさせる。
「・・・もう少しの間、我慢できるか?」
欺瞞だと解っていたが、訊いてみた。珠晶の潤んだ瞳が月光に煌めいて玉のようだと思う。しかし彼女は無理に
笑顔を作り、頷いた。
「今度、こそ、だ、だいじょうぶだから・・・」
本当はまだ痛く怖かったが、それよりも頑丘が自分を求めてくれる方が嬉しかったから。だから珠晶は彼に
悦くなって欲しいと言う。頑丘はそんな珠晶に小さく、すぐに終わらせるから、と詫びて、ゆっくりと動き出した。
それが退出し、また珠晶を押し広げて入ってくる。その動きと共に、血の混じった粘液が溢れ滴り、卑猥な音を
立て始めた。その潤いは動きを助け苦痛を弱め、新たな感覚を呼び覚ます。粘膜が擦れあう刺激、内臓を
揺さぶられる圧力が甘い痺れへと変わっていく。

少しずつ珠晶の表情に苦痛以外の何かが混じり始め、そこが頑丘に絡み付きだした。出て行くのを引き
止めて奥へと誘うように蠕動する。次第にぐちゅぐちゅという音も高くなり、珠晶の目が空ろになっていく。もはや
閉じることを忘れた唇からは悲鳴にも似た嬌声が零れた。
それから然程時間はかからず、頑丘は珠晶の内部に己の白濁を迸らせ、果てた。
32if朱氏珠晶『花残月』終わり:03/12/01 21:09 ID:0MGjz9QO
身体を重ねたまま、しばらく何も言葉にならなくて只、荒い呼吸をしていた。全身に彼の体温と重みを感じながら、
珠晶はこの先誰にその身を汚されることがあっても耐えられると思う。自然と言葉が出てきた。
「頑丘、好きよ?」
頑丘が口を開く。
「これから先、おそらく俺ではお前を守りきれない時が来る」
珠晶は笑った。ばかね、と言って、顔を上げた男を見る。
「あたしは護られてお荷物になんかなりたくないわ。自分の力で、あなたの傍にいたいの」
それを聞いた彼は小さく、そうか、と呟いた。そしてその後は何も言わなかった。
33名無しさん@ピンキー:03/12/01 21:17 ID:UIz9+lqY
おお!
初めてリアル投下中に遭遇しました。
頑丘×珠晶 乙です。
>26さんの頑丘と珠晶の言葉遣いは、いかにもこの二人らしくて萌え。

しかし12時間前にスレ立てして、その間にSSが既に2本投下され、21kb超えてほぼ間違いなく即死回避。
なんて贅沢なスレなんだ。
34名無しさん@ピンキー:03/12/01 21:32 ID:zv9XcS5t
新スレキターーーーーーーーーーーーーーー!(^o^)/(^o^)/
35名無しさん@ピンキー:03/12/01 21:58 ID:fJ+gz2Yi
>33 禿シック同意。幸せです〜。
36名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:11 ID:g8DUpe4z
>26-32、切ねぇ…(*´Д`)
なんか短いけど、一つ一つの文が説得力あって萌えた。
37名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:34 ID:cdLVJmv0
理詰めの感情論マンセ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これぞ珠晶の魅力でつ(;´Д`)ハァハァ
38名無しさん@ピンキー:03/12/01 23:59 ID:IeAQwpTi
上手いなあ、本当に・・・
39名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:44 ID:LnoFxCQJ
陽子×楽俊の純愛エロ小説を見たい。
 時間軸はアニメ版40話『乗月』のすぐ後になります。
 私は原作小説を読んでないので設定、用語等間違いがあれば指摘お願いします。
 珠晶×祥瓊の百合調教陵辱物なのでそういうのがキライな方はスルーしてください。
 ちなみに、某サイトの分類だとこうなります。
 純愛度☆☆☆☆☆
 陵辱度★★★★☆

 全48話の予定です。
 また、リンクが張ってある箇所がありますがそれは参考イメージです。

 それでは爆撃開始♪
41■偲芳歌(しほうか)■【1】:03/12/02 03:21 ID:0EGjPxLv

「私の可愛い人形 素敵な着物着せましょう
 キラキラ金の簪(かんざし) 幸せをあげる」

「私の可愛い人形 綺麗な帯もあげましょう
 茜の珊瑚飾った 美しい帯よ」

「恵み多き豊かな国 花が溢れ
 街角に ほら聞こえる 喜び歌う声が」

「私の可愛い人形 優しく抱いてあげましょう
 紅色の唇 褪せないように」

「恵み多き豊かな国 風はそよぎ
 街角に 聞こえる歌 永久に誓う幸せを」


「ふふ、素敵な歌ね。
 さすが、鷹隼に一瓊ありと言われていたほどですわ。」
 祥瓊は、主人からお褒めの言葉を頂いた。

「はい、ありがとうございます。」
 祥瓊は幸せだった。
 かつてのように王宮に住んで『素敵な着物』を着て歌っていればいいのだから。
 それに、祥瓊を必要だと言ってくれる主人がずっとここにいていいと言ってくださっている。
 仙籍に入れてもらったので、醜く老いることもなくなりかつてのように髪も肌ももとの艶に戻り永遠に美しいままでいられる。
 難しいことなどなにも考える必要はない。
 主人の命令に従っていればなにも問題はないのだから。
 祥瓊はまさに、歌の中の人形のようであった。

http:// smil.jvcmusic.co.jp/navismil?pr=VICL-60892&tr=22&av=A&sid=ATVE
42■偲芳歌(しほうか)■【2】:03/12/02 03:22 ID:0EGjPxLv

「祥瓊がこの国にいるってどういうことなの?」
 玉座に座っているのはどうみても12〜3歳ぐらいの勝ち気そうな雰囲気の少女だった。
 それが恭国供王珠晶である。
 珠晶は、苛立ちも露わに金色の髮の大柄な若者に当たり散らしていた。
 若者は恭国の麒麟である供麒である。

「あたしは祥瓊を国外退去にするように命じたはずよ。
 十分なほど寛大な処置だと思うのだけど、何が不満なのかしら?」
「祥瓊様は主上に直接会って謝罪したいそうなのです。」
「それで?」
「祥瓊様は何度も私に嘆願なさったのです。
 一目だけでも会ってはいただけませんか?」
 供麒は叱られた飼い犬のように身を縮めながら、それでも主人の説得を続ける。

「祥瓊様はいかなる罰でも受ける覚悟でここに参られたのです。
 その心を察してください。」
 供麒の必死の説得にも最初は聞く耳を持たなかった珠晶だが、興味を引かれる台詞に笑みをもらした。

「あの……主上、どうなさいました?」
「ふ〜ん、『いかなる罰でも』ね。
 ふふ、いいことを思いついたわ、いいでしょう。
 会ってあげてもいいわ。
 でも、その前に供麒に準備して貰いたいものがあるのだけど……」
 先ほどまで珠晶は祥瓊に会うことなどまるで考えていなかったが、今では一刻でも早く会うことが楽しみでならなかった。
43■偲芳歌(しほうか)■【3】:03/12/02 03:25 ID:0EGjPxLv

 祥瓊が王宮の中に入ってから一週間が過ぎていた。
 祥瓊が今いる部屋は罪人には不釣り合いなほど豪華なもので、最初は何かの間違いではないかと疑ったほどだ。
 しかし、かつての暮らしを思い出させる豪華な部屋はかえって祥瓊の居心地を悪くするだけであった。
 この豪華な部屋に入ってから祥瓊は珠晶はおろか供麒にも会うことが出来ず、ずっと待ち続けることしかできなかった。
 与えられた服も食事も豪華なものであったがそれを楽しむ余裕は今の祥瓊にはなかった。
 それに、ここ何日か躰が火照って疼く感じがしてなんだかもどかしかった。

 一週間が過ぎ朝食後、婢(はしため)が湯浴みをするように言ってきた。
 祥瓊は命じられるまま、婢(はしため)に浴室に案内される。
 祥瓊は贅を尽くした浴室で、婢(はしため)達の手で、徹底的に頭から爪先まで磨き上げられた。
 広い浴室で祥瓊の躰を、婢(はしため)達が石鹸の泡を立てながら布でごしごしと洗い立てる。
 祥瓊の蒼い髪も丹念に洗い、泡だらけの祥瓊を婢(はしため)達が湯で洗い流し湯船に沈めた。
 脱衣所で丹念に祥瓊の躰は乾かされ、甘い香りの香油を祥瓊の躰に塗り込んだ。
 婢(はしため)達の手は特に股間の秘所や、胸の小さく敏感な乳首に不自然なまでに執拗に触れてくる。
 その後、用意された小衫(じゅばん)だけを纏った。
44■偲芳歌(しほうか)■【4】:03/12/02 03:27 ID:0EGjPxLv
 こんな薄着だけなんて恥ずかしいかったが、我が儘が言える雰囲気ではないので大人しく従う。
 小衫(じゅばん)は、おそらく絹なのであろうがおどろくほど薄かった。
 なにしろ、広げてみればその小衫(じゅばん)の向こうが透けて見えるほどであったのだ。
 そして、その小衫(じゅばん)はその薄さだけではなく、全体が抜けるような真っ白であることもあいまって、それを身に付けたものの躰の線どころかその裸身すらも見ているものに丸見えにしていた。
 その結果、祥瓊は躰の大半を布で覆っているのにもかかわらず、全裸よりもはるかに恥かしい姿を晒すはめになっていた。

 その小衫(じゅばん)だけを身に着けた祥瓊を婢(はしため)が薄暗い地下に連れていった。
 そこは牢獄のような作りで、これまでの豪華な部屋とのあまりの違いに祥瓊は恐れを抱いた。
 中には粗末な大卓(つくえ)や床几 (こしかけ)、石で出来た臥牀(ねどこ)、炉や金床、何に使うか判らないが禍々しい道具類がいくつも並べられていた。
 こんな場所に珠晶がいるのか疑念を抱きつつも祥瓊は婢(はしため)に従い、地下の部屋まで連れていかれる。

「お久しぶりね、祥瓊。」
 部屋に入ると珠晶が笑みを浮かべながら祥瓊を出迎えた。
 それは、欲しがっていた玩具をやっと手に入れた子供のようにも見える。
 珠晶はじっくりと、祥瓊の躰を視線で舐めまわした。
 祥瓊の乳房は布地がぴったりと張り付き、その頂点のピンク色の蕾を含めその全体を珠晶の眼にさらしていた。
 お尻にも乳房同様布地が張り付き珠晶の眼を楽しませた。
 躰を視姦された祥瓊は、全身が強張るほどの羞恥を感じたが懸命に堪えようとした。
 だが、同姓に見つめられているだけなのに鼓動が早くなり躰が沸るような気がした。
 祥瓊は羞恥に震える躰を隠すように跪き頭を床につける。
 震えてしまうのはそれだけではなかった。
 珠晶はいつも祥瓊につらく当たっていたので、笑みを浮かべていることがとても不気味であったのだ。
45■偲芳歌(しほうか)■【5】:03/12/02 03:29 ID:0EGjPxLv
「顔を上げなさい。
 なにか、言いたいことがあったら言ってもいいわよ。」
「……あ、あの、申し訳ありませんでした……」
 祥瓊は羞恥に震えながら、顔を上げると珠晶に謝罪の言葉を紡いだ。

「なにが申し訳ないのかしら?」
 珠晶は笑みを浮かべたまま意地悪く、知らない振りをして祥瓊に問い返す。

「王宮の御庫にあった宝飾品を盗んだことで御座います。」
「あら、国外退去では不満なのかしら?」
「不満などございません。一目、お会いして謝罪したかったのです。」
「それだけ?」
「いえ、無くなった宝飾品はなんとかして、お返しします。」
「判っているの?
 あなたが盗った宝飾品の価値は莫大なものなのよ。
 あなたが死ぬまで婢(はしため)として働いたとしても、とても払いきれない額よ。」
「どんなに辛いことでもします、なんでもします。
 ですから、お願いします!」
「本当になんでもするの?」
「はい」
「それならば、これからあたしのすることには一切逆らわないと約束できるかしら?」
「はい、仰せのままにいたします。」
「よろしい。
 あたしの言うとおりにすれば、これまでのことは許してあげるわ。」
「寛大な処置、ありがとうございます。」
 勢いで言ってしまったが、祥瓊はなにか取り返しのつかないことをしてしまったような気がした。
 もはや、二度と日の光を見ることは叶わぬのではないかと思った。
46■偲芳歌(しほうか)■【6】:03/12/02 03:30 ID:0EGjPxLv
 珠晶は愉快な気分であった。
 王となって、もはや十二歳より成長することのない小さな躰に対して、十二分に成長した祥瓊の躰は珠晶に羨望と嫉妬を抱かせるものであった。
 その祥瓊を自分の思うまま嬲ることは、珠晶の心に淫靡な楽しみをもたらしてくれるだろう。
 そう思うと、つい笑みが漏れる。
 珠晶は口元に笑みを浮かべて真っ直ぐに祥瓊を見た。
 嬉しそうに笑みを浮かべる珠晶の視線に気付き、祥瓊はこれから起こることを思うと不安に感じたが跪き顔を伏せていることしかできなかった。

「そんなに不安がらなくても大丈夫。
 そんなに難しいことはさせないし、あなたもすぐに好きになるはずよ。」
「は…はい。」
 祥瓊はすぐにでも逃げ出したくなったが、それではここまで苦労して来た意味が無いと思い止まった。

「実は1週間もお前を待たせてしまったのは、これを用意させていたからなのよ。」
 そう言うと珠晶は婢(はしため)に命じて、大小さまざな箱を脇の大卓(つくえ)に持って来させた。
 珠晶はそのなかにある箱のひとつを開けると、大きさの違う金属の輪を取り出した。
47■偲芳歌(しほうか)■【7】:03/12/02 03:31 ID:0EGjPxLv
「…え……これは?……」
「見て判らない?首輪よ。
 今からお前を飼ってあげるわ。
 それには、お前の身分がすぐ判るようにしないといけないでしょ?」
「そ……そんな…あんまりです…」
「さっき言ったでしょう。お前は一切逆らうことなんてできないのよ!」
「…ヒッ……」
 不意に珠晶の顔が近づき、真っ正面から祥瓊の瞳を覗き込まれると、恐怖のあまり祥瓊は躰を硬直させ首を縦に振ることしかできなかった。

「あたしに対する返事は『はい』と『判りました』だけよ!」
「は…はい…」
「よろしい、まずはこれを首に嵌めてあげるわ。」
 祥瓊を床几 (こしかけ)に座らせると、珠晶は首輪を取り出し祥瓊の首に填めた。
 幅の広い金属の首輪を嵌めるとしゃらんと鈴のような音をさせしっかりと固定させた。
 首輪は鉄製の頑丈なもので中央にはOの形をしたリングが取り付けてあった。
 それだけなら奴隷用の首輪でしかなかったが、その首輪の表面は鏡のように磨かれ大きな宝石がいくつも埋め込まれていた。

http://www .kittenstoyroom.com/gfx/products/steel/newsteel/silverbullet.jpg
48■偲芳歌(しほうか)■【8】:03/12/02 03:32 ID:0EGjPxLv
「どう、苦しくはない?」
「はい…大丈夫です。」
「良かったわ。もう破壊する以外には取ることは不可能だからね。」
「そんな酷い!」
「これは、お前のためなのよ。
 こうしておけば盗られたり、無くしたりすることはないでしょう?
 この首輪だけで館第 (やしき)が1つ買えるだけの価値があるのよ。」
「どうして、首輪なんかにそんな豪華な装飾を……」
「あら、お前が宝飾品が好きだから、せっかく着けてあげたのになにが不満なのかしら?
 ああ、判ったわ、もっと飾り付けて欲しいのね」
「そんな、ちが……は…い、そうです。」
 再び、珠晶に睨まれると祥瓊には否定の言葉など言えるはずも無かった。

「次は腕輪と脚輪よ。
 これは自分で着けなさい。」
「判りました……」
 結局、祥瓊は言われるが侭に自らの手で二度と取ることのできない豪華な枷を取り付けてしまった。
 腕輪、脚輪は首輪と同様の構造をしており、大きさのみ違っていた。

http://www. kittenstoyroom.com/gfx/products/steel/newsteel/silvermajesticcuffs.jpg

【続く】
49名無しさん@ピンキー:03/12/02 03:55 ID:bgR9twfI
挿絵とか投稿したい場合はどうしたらいいですか?
50名無しさん@ピンキー:03/12/02 04:09 ID:+T+WnGuK
>49
さぼうるに十二国記コンテンツがあるけど、そこじゃ駄目なのかな。
51名無しさん@ピンキー:03/12/02 04:15 ID:b+ehYIrA
>>49
反虹がそういうの得意
5225:03/12/02 17:28 ID:6mgm5Vyl
遅巻きながら、喜んでいただけて嬉しいです*
図南と国語辞書の酷使が報われる・・・
53名無しさん@ピンキー:03/12/02 22:07 ID:S2hARXRH
いつも職人さん、ありがとう。

SSじゃない、よもやま話で申し訳ないんですが

悪名高き?ネットゲーの十二国記。
ゲームオリジナルキャラのとある庶民と、李斎のからみが
いいかんじです。
まあ、いってみれば地元で何でも屋をやってるクロトワを
部下から引き離されたクシャナが雇ったみたいなもんですが。

・・わ・・・わかりにくい上にトシがばれる例えですみません。

>>25さん すごくよかったです。
珠晶は黄朱も似合いますね。以下は妄想ですが、王様やっていても
気持ちは黄朱なのかもしれないなあ。王様も自分の戸籍
自分で割って、身一つになってるわけですからね。
54名無しさん@ピンキー:03/12/02 22:09 ID:xnl3bZZQ
保全
55名無しさん@ピンキー:03/12/03 00:21 ID:eUIJLO+r
40たん、ふりがなは一度つけてくれれば、後は大丈夫だと思うよ。
あんまり多いと読みにくいのと、雰囲気壊れるんで。
56名無しさん@ピンキー:03/12/03 00:55 ID:wkCs9ale
偲芳歌に貼ってあるリンク、
自分のPCからはエラーメッセージが出て飛べないんだけど、
みんなは参考イメージが見れてる?
57名無しさん@ピンキー:03/12/03 01:40 ID:GYqxTQlN
>>56
www. kittenstoyroomの間にスペースがあるので削ったらOK
58■偲芳歌(しほうか)■の書き手:03/12/03 02:28 ID:GBrDq8W2
>>55さん
 なるほど、ではこれからはふりがなは省略して書いてみます。

>>57さん
 フォローどうもです。
59■偲芳歌(しほうか)■【9】:03/12/03 02:30 ID:GBrDq8W2
「それじゃあ、着物を脱いでそこの石の臥牀に寝てちょうだい。」
 珠晶が指を示した先には、石で出来た拘束台があった。
 台の上には躰を拘束する鎖とそれを巻き上げるための車輪のような機械が備え付けられている。

「…イ…イヤ……」
 祥瓊はガタガタと震えだし床几から動けなくなった。
 祥瓊は村での私刑を思い出していた。
 手足を縛られ、牛に躰を裂かれる恐怖が蘇る。

「世話がかかるわね、仕方ないわ。」
 そう言いながら珠晶が婢達に目配せすると、婢達は無言で祥瓊の小衫を剥ぎ取り、両脇から腕を掴み二人がかりで無理矢理臥牀に引っ張っていった。
 今、祥瓊が身に着けている物は豪華な装飾を施された金属の輪だけであった。

「やめ……やめて……お願い!」
「………」
 婢達は祥瓊の懇願にも耳を貸さずに黙々と作業を続けた。

 ガチャ…ガチャ…
「い…痛っ…痛いわ……」
 首輪、腕輪、脚輪に鎖を取り付けると、車輪のような機械で一本ずつ鎖を巻き上げていった。
 祥瓊の手も足も限界以上に引っ張られ、石の臥牀に固定されてしまった。
 大の字で固定されると祥瓊は身動き一つできなくなる。

「やめて……死にたくない……お願い…」
「大人しくしなさい。別に殺しはしないわよ。
 いい、これからお前はあたしを楽しませるだけの人形になるの。
 そのためにお前の躰を大好きな歌の通りに飾り付けてあげる。
 そうしてあたしがお前を淫らな人形としてずっと可愛がってあげるからね。」
「…は…はい……判り…ました……」
 祥瓊の躰は拘束され動くことなどできない状態であったが、見た目は年下の少女でしかない珠晶に威圧され心もまでも拘束されてしまっていた。
 ここに来てようやく祥瓊は珠晶が温情を見せて受け入れたのではなく、自分を嬲るために招いたことに気がついた。
60■偲芳歌(しほうか)■【10】:03/12/03 02:33 ID:GBrDq8W2


【私の可愛い人形 素敵な着物着せましょう
 キラキラ金の簪 幸せをあげる】



「それじゃあ、そろそろ始めましょうか。」
「きゃうぅ!」
 珠晶が婢達を下がらせると広い地下室には珠晶と祥瓊だけとなった。
 二人だけになると、珠晶はその小さな手で祥瓊の胸を揉みはじめ、祥瓊が呻き声を上げた。
 全体を強く揉み、いきなり頂を押し込んだかと思えば摘んでしごきたてる。

「う…ぁぁ……」
 少し触れる度、祥瓊は過剰なほどの反応を見せてしまう。
 祥瓊の胸の頂が徐々に立ち上がってきた。

「ふふっ、お前って凄く敏感なのね……」
 少し触れるだけでも大きな反応を返してくる祥瓊に、珠晶自身も僅かに顔を上気させゆっくりと少しずつ胸への愛撫を続ける。

「そ…そんな……こと……」
 しつこく胸を揉み続ける珠晶からどうにか逃げようと足掻こうとするが、むろん躰を動かすことはできない。

「んん……んっ……っ……」
「ふぁっ…あっ……ひぁんっ!」
 極力声を抑える祥瓊だが、顔は赤く染まり目は潤み胸の突起は明らかに固くなっている。
61■偲芳歌(しほうか)■【11】:03/12/03 02:47 ID:GBrDq8W2
「ほら、気持ちよくなってきたでしょう?」
「……う…うぁ……」
 囁くように言う珠晶の言葉に徐々に抵抗する意志が小さくなっていった。

「ん……む………」
 次に珠晶は祥瓊の胸を口に含み始める。

 コリッ
「ひいっっっ!」
 珠晶は唇と舌で乳首に微弱な刺激を送っていたが、しばらくするといきなり祥瓊の乳首を噛みしめた。
 噛みつかれた胸から鋭い刺激がおそい、祥瓊はあられもない声を上げて仰け反った。
 心地よい快感に身を任せ始めていた祥瓊にとって、それは十分驚くに値するものだった。

「準備はこれくらいでいいかしら。
 まずは、胸を飾り立ててあげるわ。」
 そう言いながら珠晶は手に持っていた円盤を見せる。

「これをどうするか分かるかしら?」
「……え?」
 小さな銀色の円盤を見せられて祥瓊訝しげな顔をする。
 それは、一見すると円形の銀色の円盤に宝石が埋め込まれたものでブローチのように見えた。
 大きさは直径5センチぐらいでわずかに反っていて、中央に穴が開いている。

「わかんないわよね。」
 珠晶は口元に笑みを浮かべながら、その円盤を祥瓊の胸へ近づける。
62■偲芳歌(しほうか)■【12】:03/12/03 02:48 ID:GBrDq8W2
「これは、ここに着けるのよ。」
 ぐいっ!
「あうっ……」
 抗うことも出来ぬまま、小指の先ほどにまでなっている胸の頂きに円盤を填められてしまった。
 乳首にはめられた銀色の円盤が突起の根本に食い込み乳首を括れさせていく。
 薄紅色だった乳首は快美感を引き出す強烈な締め付けとそれに伴う鬱血とで真っ赤にそまり、より固くより大きく今にも破裂してしまいそうなくらいに張りつめていた。
http://www. bodyboy.com/usergallery/gallery/nipple_female/Boob%205.jpg

「こっちにも。」
「ふぁぁ」
 もう片方の乳首へも同じような刺激を受けて再度吐息をもらす。
 円盤は両方の乳首に固定され、胸を覆うように填められてしまった。
 その姿は、胸に小さな宝石の胸当てをしているようにみえる。

「なかなか綺麗な細工でしょ?
 でも、これだとすぐに取れてしまうのよね。
 だから、これからしっかりと固定させてあげるわね。」
 珠晶は台の上にのっている宝石箱から簪を取り出すと、祥瓊に見せつける。
 簪は鮮やかな紅色の珠がついていて20センチぐらいの長さがあった。

「これを付けて上げるわ。
 でも、付けるのはお前の乳首よ。」
「…ち…乳首って?……」
「左右の乳首に穴を空けて簪を通すの。
 今よりずっと素敵な躰になれるわよ。」
「素敵になんてならないわ……もうやめて…」
 嬉しそうに説明しながら珠晶は銀色の太い針を取り出した。
http://www. ch-kamome.com/img/im-komono_km02_big.jpg
63■偲芳歌(しほうか)■【13】:03/12/03 02:50 ID:GBrDq8W2
「あら、試してみなければ判らないでしょ?」
「お願い……そ…そんなことやめて…なんで……そんなことをするの?……」
 だが、恐怖に緊張する祥瓊の乳首は自分の意志とは裏腹にさらに固く充血させていった。

「そんなことを言いながら、興奮してるのね?」
 珠晶の白い指が下半身を滑り降りて祥瓊の秘裂にそっと触れてきた。

「ああん……はぁぁ……」
「ふふ、やっぱり濡れてるわ。」
 祥瓊の秘裂からは蜜が洪水のように溢れてしまっていた。
 祥瓊の秘裂から溢れる愛液を指ですくい、祥瓊に見せつけた。

「本当はこんなことをされるのが嬉しいのね。
 なら、この針で大きな穴を開けてあげる。」
 珠晶は大卓から長く鋭い針を取り出すと、華奢な手でその妖しく光る器具を乳首に押しつけた。
 そして、ゆっくりと針が乳首に突き立てられる。

「─────ッ」
 敏感な乳首に、深々と針が突き通された。
 血が吹き出し、脳髄を焼き尽くす激痛に祥瓊は声にならない悲鳴を上げた。
 簪を刺し通すつもりなので、十分な穴を確保するために根元まで深々と突き通された。
 祥瓊の躰がガクガクと痙攣する程、凄まじい痛みが走る。
 一体どこが痛むのかすらわからない程、躰中が激痛を訴えていた。
 やがて意識がはっきりすると、痛みが左胸からであると分かってきた。
64■偲芳歌(しほうか)■【14】:03/12/03 02:53 ID:GBrDq8W2
「…うっ…」
 すると、無理矢理こじあけられ血まみれになった針が引き抜かれた。
 また、祥瓊の躰がビク、ビクと陸に上げられた魚のように跳ねた。
 だが、その残酷な処置をした珠晶の顔は恍惚としていた。

「次は右ね。」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!」
 珠晶は躊躇せず、針を祥瓊の右乳首に刺すため乳首を摘み上げる。
 鋭利な針が、再び祥瓊の乳首に無遠慮に突き刺された。
 真横から祥瓊の乳首を突き破り、血にそまった鋭い穂先が凶悪な輝きを放つ。
 穴を広げるため、珠晶が針をさらに押し込んだ。
 再び血がしぶいた。脳天を貫く激痛に目の前が真っ赤に染まる。
 針を少しでも動かす度に乳首に激痛が走る。

「いぃ……いた…い…痛い…痛い…」
 激痛のあまり洩れた悲鳴は、室内にむなしくこだました。
 針を引き抜くと穿った穴に、簪を左の乳首から差し通そうとぐいぐい押し込みはじめた。
 祥瓊の傷口を更に広げると血が流れ、唇から低い呻き声が洩れる。
 殆ど力ずくで差し通された簪が血まみれのまま左の乳首を貫通した。
http://image.www. rakuten.co.jp/j-kimura/img10006052.jpeg
65■偲芳歌(しほうか)■【15】:03/12/03 02:54 ID:GBrDq8W2
「これも、付けてあげるわね。」
「……え…なに…」
 簪がちょうど左の乳首の真ん中まで貫通した所で、一端手を離すと大卓から3つの連珠(くびかざり)を取り出した。

 1つは精緻な細工の施された銀の連珠。
http://www. hitomi-bwa.com/img/201.JPG

 1つは1センチぐらいの大きさの赤珊瑚の連珠。
http://www 5e.biglobe.ne.jp/~nozaki5/92939545/5enozaki53d3138c713592.jpg

 1つは鮮やかな紅色の宝石で飾られた連珠。
http://www. atmall.ne.jp/shop/image/099/099_0033b.jpg

 どれも、最高級の宝飾品であり着けるものを選ぶほどの威圧感があった。
 珠晶はそれらを無造作に取り出すと祥瓊に突き刺さっている簪にU字型に垂れ下がるように取り付けてしまった。
 そして、3つ連珠を付けたまま右の乳首も貫通させてしまうと、簪の右端に左に付いている珠と同じものを取り付けた。
 これで、簪と3つの連珠が錘となって祥瓊の胸の小さな突起にいっきに重量がかかることになる。
 珠晶は一端祥瓊から離れると大卓から銀の鎖を取り出した。
 それをまず簪の左端に取り付けると、首輪の輪に通したあと簪の右端に取り付けた。
 それは、鎖と簪によって祥瓊の胸元を三角形に描いていた。

「このままではすぐに外れちゃうからね。
 これから外せないように固定してあげるから大丈夫よ。」
 何が一体大丈夫だと言うのだろう。
 いやな予感がした祥瓊は血の気が引きはじめた。
66■偲芳歌(しほうか)■【16】:03/12/03 02:56 ID:GBrDq8W2
「ああっ…あ…熱い!」
 珠晶は炉から溶接の道具と溶剤を持ってくると、簪と左右に付けられている鎖を溶接してしまった。
 それはすぐに固まり、簪と鎖はがっちりと固定された。
 これで祥瓊の乳首は祥瓊自身は勿論、誰にも外す事ができないように豪華な細工が封印されてしまった。

「お願い…取って……こんなもの付けられたら着物が着られないわ。」
「あら、こんなに綺麗に飾ってあげたのに着物で隠すことなんてないでしょう?
 もう着物なんて着ることはないのだからそんな心配は無用よ。」
「ひどい…あんまりよ……」
「安心なさい。これで終わりだから、胸の方は。」
「胸は!?」
 その台詞に祥瓊は、自分の躰に施される淫らな細工がこれからも続くことに絶望感を抱いた。

「ほら、綺麗でしょう、これをお前の臍に飾って可愛くしてあげるわ。」
 珠晶は大卓から、また祥瓊を飾り付ける豪華な宝飾品を取り出した。
 それは少し奇妙な細工品だった。
 くの字型をした金具に華を象った形の深紅の宝石が埋め込まれている。
 反対側の先端はネジが切ってあってなにか取り付けられるようになっているようだ。

「ふふ、暴れないでね。」
 そう囁くと、いきなり細い針先を、臍の下側から斜めに突き通した。

「ひゃあああ!やああっ!」
 激痛に歪ませる祥瓊の顔を、珠晶は楽しそうに見つめる。
 開いたばかりの穴から、血が滲むのも気にせず紅色の細工を通す。
 細い突起が、祥瓊の臍に差し込まれていった。
 臍に深紅の宝石を填められ、それが完全に臍の穴を塞いでしまう。
 珠晶はネジを切ってある部分に小さな宝石を取り付けると、胸と同様に溶接してしまった。
http:// sijewelry.powerfulhosting.com/products/full/322.jpg

【続く】
67名無しさん@ピンキー:03/12/03 07:55 ID:0uq5nqe2
女王様に虐められる祥瓊タンハァハァウッ
68名無しさん@ピンキー:03/12/03 13:37 ID:BvsZMgvM
h
69名無しさん@ピンキー:03/12/03 14:13 ID:tdX1TCFv
職人さん乙です。
リンクは頭のhを外すだけにしてください、途中のスペースを抜かれると少し辛いです。・゚・(ノД`)・゚・
70名無しさん@ピンキー:03/12/03 18:55 ID:lQIr8SBb
保全
71名無しさん@ピンキー:03/12/03 19:55 ID:ntppqiC9
>69
トマト対策知らない人なの?
その程度で職人さんに文句つけるなよー。
72名無しさん@ピンキー:03/12/03 21:01 ID:R3uh1WjN
>リンクは頭のhを外すだけにしてください

が「文句」というなら、何も発言できぬ…。
73名無しさん@ピンキー:03/12/03 21:15 ID:qP/LvHt0
5冊目最後に投下された男陽子の続きをキボン
74名無しさん@ピンキー:03/12/03 21:29 ID:VeecY9Rq
うおおお!>>73サンクスコ!
何でか漏れ、読んでなかったよ!>男陽子
激しく萌えでつた!漏れも続きキボーン(・∀・)ノ


でも・・・そうか、あっちで異性の殻を被ってるなんてケースもあるのかね。
75名無しさん@ピンキー:03/12/03 22:16 ID:CcaYHGOs
うーん。
でも、ここのスレの読み手さんって目が肥えちゃってるんだろうね。
だから、要望も言いたい放題なんだろうな。
いくら言っても書いてくれる人いるし。
76名無しさん@ピンキー:03/12/03 22:50 ID:sXPi4I0G
そこ!蒸し返さない!
いろんな読み手がいるのはどのスレもそうでしょ。
書き手さんの姿勢がいいから目立つのかも知れないけど。


異性の殻か・・・・・・既出だけど高里要が女だったら、
魔性の子はなかなか淫靡なことに。
Σ.(゚∀゚) イイ!
77名無しさん@ピンキー:03/12/03 23:06 ID:KE+A7cuH
>76
それどころかアニメ版の姿で
泰麟だった日には萌死してしまいます。
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ

ウッ
78名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:14 ID:HlH0D3WR
>>77
うむ。あの姿で麟だったら…ハァハァ

でも、要タソは可なのに、猿主従がそれぞれ逆転してたら
チョトイヤソだなあと思うのはなぜだろうw。
(なんとなく、801板の姐さん方は大喜びだろうが)
79名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:28 ID:lzYZBeS1
ああ、>>76-78のせいで、私の中ではもう泰麟になってしまいました。

脳内泰麟タンハァハァ。
80名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:54 ID:vM6Db29v
脳内泰麟タンと泰王のSSキボン…ハァハァ
81■偲芳歌(しほうか)■の書き手:03/12/04 04:09 ID:GkSlVj+g
>>69さん
 h抜きだけだとまれに赤文字でIPが表示されるから、あんまりヤりたくないのです。
82■偲芳歌(しほうか)■【17】:03/12/04 04:10 ID:GkSlVj+g
「もう…いや…やめて!」
「そうなの、耐えられないなら、やめてあげてもいいわよ。」
「やめてくれるの?本当に?」
「でも、お前は罰を受けに来たのではなかったの?
 最初に言った『なんでもします』というのは嘘なのかしら。
 口ではなんとでもいえるけどお前の覚悟なんてそんなものだったのね。」
 珠晶は祥瓊を心底見下した感じで問いかける。

「こんな惨いことをするなんて知らなかったわ!」
「どこかの国だと大した罪でもないのに、処刑されていった人達が大勢いたそうね。
 お前の今の言葉を聞いたらなんと言うかしら?
 もっとも、死んだ人からは話は聞けないけどね。」
「いや、やめて!それは言わないで……」
 その珠晶の言葉は祥瓊の心臓に突き刺さる。
 そのことはいつも祥瓊の心にまとわりつき、決して離れようとはしなかった。

「それに、王宮から出ることもなく、何も知ろうとはせず、ただのうのうと暮らしていたお前になにができるというの?」
「今はなにもできないかもしれないけど…これから…学びます…」
 祥瓊は精一杯反論しようとしたが、それはあまりにも弱々しいものであった。

「それなら、あたしが教えてあげる。
 お前の嫌らしい躰を使って私を楽しませるのよ。」
「そ…そんな…」
「お前が役に立つのはこんなことだけだわ!
 なんの取り柄もないお前が唯一役に立つことなの、素直に認めなさい!」
 珠晶の物言いは惨いものであったが、それに祥瓊は反論できなかった。

「もう一度聞くわよ、やめて欲しい?」
「…いえ…最後までお願いします…」
「よろしい、それじゃあ遠慮なくしてあげる。」
 珠晶は心底嬉しそうな笑みを浮かべた。
83■偲芳歌(しほうか)■【18】:03/12/04 04:11 ID:GkSlVj+g


【私の可愛い人形 綺麗な帯もあげましょう
 茜の珊瑚飾った 美しい帯よ】


 珠晶は祥瓊に付けられていた首の鎖を緩め、天井から下がっている鉤状の金具に付け替える。
 腕の鎖も同様に付け替えるが、祥瓊は抵抗することなくおとなしく従っていた。
 珠晶が鎖を巻き上げると、祥瓊の上体が起き腕を真っ直ぐに天井に延ばした状態で固定された。

「今度は帯を着けてあげるわ、返事は?」
「…はい、お願い…します…」
 珠晶は大卓から最も大きい箱からなにか赤い塊を取り出した。
 それは、帯というよりは紅い鎧のように見える。
 全体は革製で下乳から腰まで覆い頑丈な鉄で補強され、裏側は布で裏打ちされていて肌が傷つかないように作られていた。
 中央の臍の部分には穴が開いていて、臍に埋め込まれた宝石細工が見えるようになっている。
 背中にはいくつものベルトと金具があり、錠がかけられるようになっていて祥瓊が自分では脱げないような構造になっていた。
 鮮やかな紅の拘束具はあまりに芸術的で、そして淫らだった。

「はぁっ……はぁっ……はっ………」
 珠晶は拘束具の背中の割れ目を押し広げると、祥瓊の胴に巻き付けていく。
 後ろにまわり拘束具の紐を締めはじめると、祥瓊は息を荒げて喘いだ。
 少しづつ締め上げられ、背中の隙間がだんだんと細くなっていった。

http:// absolutecorsets.com/under-bust/pvc/images/a-d35-pvc.jpg
84■偲芳歌(しほうか)■【19】:03/12/04 04:12 ID:GkSlVj+g
「苦しい?限界かしら?」
「は…はい…もうこれ以上…」
 珠晶は自分で問いかけながら祥瓊の返答を遮ってしまう。

「もっと締め上げても大丈夫よね?」
「…うう…は…はい……大丈夫です……続けて……ください……」
 珠晶は自分で無理矢理言わせた返答を聞くと、容赦なく紐を締めあげた。
 祥瓊の腰は限界以上に締め付けられ、胸を淫らに強調してそのまま無惨にさらけ出される。
 珠晶の手が動き、拘束具の錠を上から順に止めていく。
 珠晶が拘束具の錠を全て付け終えると、祥瓊の躰は堅い鎧の中へ閉じ籠められてしまった。
 これで鍵を開けてもらわない限り、祥瓊は決してこの拘束具を脱ぐ事が出来なくなった。
 それは普通の人間の躰では、成しえない美しい曲線を持った美術品のようであった。
85■偲芳歌(しほうか)■【20】:03/12/04 04:14 ID:GkSlVj+g

【恵み多き豊かな国 花が溢れ
 街角に ほら聞こえる 喜び歌う声が】


「ああ…」
 珠晶は天井に釣り上げられた祥瓊の腕を石の臥牀にある巻き上げ機に繋げなおした。
 そして、珠晶が祥瓊の両脚を固定している鎖をさらに巻き上げると、脚の付け根の間接に激痛が走る。
 祥瓊の脚がほとんど一直線になるくらいまで無理矢理開かれて、いちばん恥ずかしい部分が隅々まで晒されてしまう。

「これから、ここを綺麗にしてあげるからね、嬉しいでしょ?」
「…は…い……嬉しい…です…」
 そう言いながら秘裂を撫で上げると、大卓から石鹸と剃刀を持ってきた。
 石鹸を手に取り、祥瓊の恥丘に泡立てていく。

 ジョリ……ジョリ……

「お前の毛ってすごく細いのね、簡単に剃れるわ。」
 剃刀の刃が肌を滑るくすぐったさに肌が波立った。
 祥瓊はいやだと思うのに、何一つ抵抗が出来ない。
 それに下手に暴れると傷つけられてしまう恐れもあった。
 なすすべもなく、祥瓊は諦めて目を瞑る。
 祥瓊を覆っているものが削げ落とされていき、隠されていた白い肌が露出していく。
 上の方を剃り終わると、今度は陰核や陰唇のすぐ側に剃刀を当てた。
 珠晶は祥瓊の襞を摘み上げて、丁寧に恥毛を処理していった。
 指が割れ目に触れる感触が、見られている羞恥と相まって祥瓊を高ぶらせていく。
 剃刀で剃っているだけなのに、祥瓊は感じてしまう。
86■偲芳歌(しほうか)■【21】:03/12/04 04:15 ID:GkSlVj+g
「お前っていやらしいのね、剃られているだけなのにに濡らして。ほら、すごいわよ。」
「ああんっ!!」
 珠晶はそう言いながら祥瓊の入り口に溜まった愛液を指で掬う。
 愛液に濡れたその指が祥瓊の唇に押し付けられると、酔ったような眩暈を覚えた。
 その愛液が溢れ出すところまで間近で観察されてしまっているのだと思うだけで、祥瓊の躰はどんどん熱を帯びていく。

「仕上げよ。」
 珠晶は瓶を取り出すと剃り跡に何かを塗りはじめた。
 珠晶は軟膏を手にベッタリとつけ、柔らかな感触を楽しむように、祥瓊の恥丘をいやらしく撫で回した。

「あ…あの……それは何ですか?」
「ああ、これ?これは脱毛用の薬よ。」
「だ…脱毛……そ…それって……もう生えないって事ですか?」
「ええ、二度と生えないわ。」
「…そんな………一生無毛だなんて………」
「なにか、文句でもあるのかしら?」
「…いいえ…ありません……」
 軟膏でベトベトになった祥瓊の局部を布で拭っていくと、祥瓊の秘裂はくっきりと縦に走る筋を浮かび上がらせていた。

「剃り終わったわ、赤ちゃんみたいにつるつるになったわよ。
 お前も自分で見てごらん。」
 作業を終えると、珠晶が祥瓊の前に手鏡を置いた。
 鏡に目をやった祥瓊は、ハッと躰を硬直させる。
 恥丘は既に生まれたままの姿を晒していた。
 そして、本来なら隠れているはずの小さな突起が剥き出しになっている。
 その形のあまりの淫靡さに、躰の血が逆流してしまいそうな羞恥心が沸き上がった。
87■偲芳歌(しほうか)■【22】:03/12/04 04:18 ID:GkSlVj+g
「邪魔な毛も無くなったし、次はお前の陰唇に孔を開けるわ、いいわね?」
「……はい……」
 珠晶が祥瓊の性器に顔を近づけると、陰毛が無くなり秘裂にくっきりと縦に走る筋を見ることができた。
 両脚を大きく広げているので秘裂の中央が僅かに開き、そこからピンク色の陰唇が頭を覗かせている。
 珠晶は両手の指を秘裂に潜り込ませると、その陰唇をめくり上げる。
 祥瓊の左右の陰唇を広げると性器は剥き出しになり、小さな陰核とその下の尿道口、そして膣口が余すところ無く珠晶の目に晒させる。
 珠晶は大卓からやっとこの様な工具を手に取ると、器具を開き内側に金属の小さな部品を装着した。
 珠晶は指で陰唇をめくり上げ器具をあてると、何の躊躇もなく力任せに握り込んだ。

 バチッ!

「やっ………!あぁっっっ!」
 祥瓊に強烈な痛みが走ると拘束された躰が痙攣した。

「まだまだ、1つだけじゃないわよ。」
 そう言うと珠晶は容赦なく次々と陰唇に穴を穿った。

 パチン!…バチッ!…バチンッ!

「がっ!あぁぁっ!ひぃぃぃ!」
 打ち込む度に、祥瓊は海老の様に躰を反らせながら苦悶の声を上げた。

「ふふ、お前のここ、孔だらけになっちゃったわね。」
 祥瓊の陰唇には金属のような物が付いている。
 それは靴や鞄などに使われている金属製のハトメが付けられていた。
 それが、陰唇の左右3対も開けられてしまった。
 だが、祥瓊には痛みよりも最も秘やかな場所が無惨に手を加えられてしまったことに呆然としていた。
 祥瓊はこれで終わりだと思っていた。
 しかし彼女のその考えは甘かった。

http:// homepage2.nifty.com/whoko/images/fabag/hatome.jpg
88■偲芳歌(しほうか)■【23】:03/12/04 04:19 ID:GkSlVj+g
「これでお前の花びらに孔が開いたわね。
 でも、まだ終わりじゃないのよ。
 一番肝心の場所が残っているわ。」
 そう言いながら珠晶の指が祥瓊の性器の小さな突起に触れた。
 祥瓊は次に孔を開けられる場所が陰核だと分かった。
 その場所は躰の中でも最も敏感な場所だ、当然耐え難い激痛が走るに違いない。

「ふ、ぁあ……」
 陰核に穴を開けられる危機に必死に抗おうとする祥瓊に突如、躰の深奥から熱波が押し寄せた。
 珠晶が指を動かして包皮を剥くと、神経の塊のような陰核にこらえようのない快感が走った。
 祥瓊は必死に快感を押さえ込もうとするのだが無駄な抵抗だった。
 陰核が勃起し、充血してくるのが自分でも分かった。
 今やそれは包皮から顔をもたげ始め、押し寄せる快感に完全な勃起状態になりつつあった。

「いい感じよ、ここも固くなって準備万端ね。」
 珠晶は指を動かして包皮を剥くと、神経の塊のような肉芽にこらえようのない快感が走った。
 祥瓊は痛みも忘れて甘い声を漏らしてしまう。
 珠晶に快楽の突起を刺激されると祥瓊の敏感な躰が反応する。
 肢体が跳ね、秘裂がキュッと窄まる。
 祥瓊の欲情を示すかの様に秘裂から愛液がじわりと溢れた。
89■偲芳歌(しほうか)■【24】:03/12/04 04:20 ID:GkSlVj+g
「い…あうっ……き……」
 珠晶は鋭い針を手にすると、剥き出しになった小さな突起に垂直になるように躊躇なく針を突き立てる。

 つぷり

「いぃぃ……痛いっ痛いっ痛い――っ!」
 祥瓊は思わず悲鳴を上げてしまい躰が波打ち陰核がピクピクと蠢く。
 うつろな目に涙が溜まる。
 神経の密集した性器を硬い金属が串刺しにした。
 皮を剥かれた肉芽に孔が開いたのだ。
 血の珠をこぼす陰核はジクジクと痛みを発し、あまりの強さにそれ以外の感覚が分からなくなった。

「ひぃうぅううう……」
 躰がばらばらになり、四散したのではないかと思うほどの激痛が何度も躰中を襲う。
 長く尾を引く悲鳴をあげ、ぴんと躰を硬直させた。
 祥瓊は痙攣し、頭を激しく振り躰をのたうたせる。

「ひぎっ……ひぎぃっ……ぎぃっ――――」
 この日最大の絶叫が響き渡った。
 祥瓊が陰核に突き刺した針を回転させながら押し込むと、ついに針の先端が突き抜けて反対側へ貫通してしまう。
 脳裏が赤いものに包まれて、涙を流しながら祥瓊は呼吸を止める。
 祥瓊は苦悶の踊りを続けていたが針が根元まで押し込まれるうちに、数度躰を痙攣させると悲鳴がとだえた。
 祥瓊はとうとう失神してしまったのだった。

【続く】
90名無しさん@ピンキー:03/12/04 19:01 ID:D1Mb/BiI
ハァハァ 激しく続きを楽しみにしてまつ。
91名無しさん@ピンキー:03/12/04 21:59 ID:zE6kOCVS
保全
92名無しさん@ピンキー:03/12/04 23:33 ID:agLTULOv
凄い攻めっぷりに(;´Д`)ハァハァ祥瓊タン次はどんな目に…
93■偲芳歌(しほうか)■【25】:03/12/05 04:59 ID:aV5zqQeB
「誰が気を失っていいと言ったの?」
 失神していた祥瓊は強引に意識を覚醒させられた。
 珠晶が指で祥瓊の陰核に突き刺さった針の頭を弾いたのだ。

「こうしたら、どうなるかしら?」
「ひいぃぃぃぃぃっ!」
 針を何度も爪弾かれ、祥瓊が絶叫を上げる。
 大きく見開かれた瞳から大粒の涙がこぼれ落ちる。
 その刺激に電流を流されたかのように躰をびくびくと震わせる。

「面白いわ、楽器みたいね。
 もっと鳴いてちょうだい。」
「ひぎっ……ひぎぃっ……ぎぃやあああああっ……」
 凄絶な悲鳴、いや、咆哮を上げて祥瓊が躰を弓なりにのけぞらせた。
 陰核を抉り取られたような激痛が走り痛みが躰全体を貫く。
 汗に光る裸身をのたうたせ、祥瓊が絶叫を放つ。

「あら、この楽器壊れちゃったのかしら?」
「―――っ!―――!」
 祥瓊は口を大きく開けの悲鳴を上げようとするが、衝撃あまり声にならない。
 大きく目を見開いているはずなのに、瞳にはなにも写さない。
 痛み以外の感覚が全て喪失し、痛みだけに意識が塗り潰されていた。

「つまんないわね。」
「ひぎっ、ぎゃあああああああっ!」
 珠晶が勢いよく針を抜くと、祥瓊は断末魔を思わせる絶叫を上げた。
 鎖で縛られた手足を目茶苦茶に動かし、髪を振り乱して祥瓊がのたうつ。

「……あぅぅぅ……」
 ようやく祥瓊の陰核から針が引き抜かれたが、未だに躰に激痛が駆け巡っていた。
 祥瓊はびくびくっと躰を痙攣させ、ぐったりと脱力して躰を弛緩させた。
 祥瓊のその見事な調和のとれた性器は珠晶によって陰唇に六つ、陰核にも一つ、無惨に孔を穿たれていた。
94■偲芳歌(しほうか)■【26】:03/12/05 05:00 ID:aV5zqQeB
 珠晶はまた、大卓から祥瓊を飾り立てるための細工を取りだした。
 それは鉄でできた漏斗のような形状をしていて、中央に直径5センチぐらいの筒のようなものがついている。
 全体に宝石が埋め込まれ、広がった縁の部分は花弁のように見えた。
 その花弁のいくつかに小さな孔が開いている。
 また、材質や宝石などは胸に付けている円盤と同様のものだった。

「綺麗な華でしょう。
 これをはめ込んで、お前の嫌らしい孔をいつも開きっぱなしにしてあげるから。
 もちろん付けていいわよね?」
「……うぅ…は…い…お願い…します……」
 珠晶は手にした漏斗の筒の部分を祥瓊の膣口へ押し込んだ。
 ずぶりとその筒の部分が根本まで祥瓊の膣に埋没する。
 漏斗の筒が膣を押し広げると祥瓊の膣内が完全に露出される。
 肉色のドーナッツのような、子宮口の盛り上がりもはっきりと見える。

「さあ、これでお前の躰に華をしっかりと止めてあげる。」
「………うぁっ……」
 珠晶はCの形をした小さな鉄環を祥瓊に見せると、陰唇に穿たれたハトメにその鉄環を通し始める。
 そして陰核にも同様に鉄環を通すと、陰唇に付けられたハトメと宝石の花弁に開いている孔に通す。
 同様に小さな肉芽の鉄環を祥瓊の花弁の孔に通した。

「これで永遠にお前の躰から離れないわよ。」
「あぁぁ!」
 そして、鉄環の閉じ口に溶接の道具と溶剤を軽く付けた。
 それはすぐに固まり、鉄環の閉じ口は溶剤で埋められてしまった。
 陰核が包皮の中に戻ろうとするが鉄環が邪魔するので、祥瓊の陰核はいつも飛び出たままになる。
 祥瓊の陰唇もう閉ることが出来なくなってしまい、いつも膣内を露出した状態となってしまった。
 だが、そんな躰にされてしまったというのに、祥瓊のその開きっぱなしの孔からはだらだらと愛液を流し、石の臥牀に水たまりをつくるほど滴らしてしまっていた。

http://www. ann.co.jp/izumi/img/kawa.jpg
95■偲芳歌(しほうか)■【27】:03/12/05 05:06 ID:aV5zqQeB
「せっかく付けた細工が汚れると困るから、これからはこの管を通して排尿をしてもらうからね。」
 珠晶は金属製の細長い管のような器具を取り出した。

「こっちの孔も開きっぱなしにしてあげる。」
 それは硬くしなやかな金属でできた管で、先端が少し太くなっていて反対側は管を通せるような空洞にになっている。

 ズルゥッ
「くぅぁぁ!………はぁぁ……痛いっ!」
 まず、管を花弁の孔に通すとその下にある尿道に押し込む。
 珠晶が管の先端を祥瓊の尿道口にねじり込みながら挿し込むと鋭い痛みが走る。
 先端がいくら細くて丸くなっているといっても、金属製の器具が入ってくることなど普通ではありえない。
 固く閉じた部分に管が、無理矢理挿入される痛みが祥瓊を襲う。
 管は尿道を張り裂けそうなほど満たしながら、膀胱の中まで貫き通された。
 膀胱が異物の刺激によって緊張し、排泄を試みて蠕動する度に言いようもない痛みが走った。

「管が膀胱の奥まで全部入ったわね。」
 奥まで完全に入れ終わると祥瓊の尿道は括約筋を押し広げたまま、がっちりと固定される。
 これで、祥瓊は排泄の自由まで奪われることになる。

「これからお前の排尿の管理は、あたしがしてあげるわ。」
 今度は尿道に入っている管より細く長い管を取りだすと、祥瓊に入れられた管の中に差し込んみはじめた。

「あっ…あっ…ああっ」
 すると、祥瓊の意志に反して尿が細い管を通して流れていった。
 管の端には革袋が取り付けてあって、その中に尿が貯まっていく。
 尿は自動的に革袋に排泄され、祥瓊は排尿する自由が取り上げられてしまった。
 この長い管を差してもらえなければ、排尿できない躰にされてしまったのだ。

「普段はこれで塞いでおくから漏れる心配はないわよ。」
 珠晶は細い管を引き抜くと、頭の部分に宝石が付いているボルトのようなものを取り出すと尿道の管に取り付けた。
http://www. mallkun.com/mall/Images/spoon/imageimageimagedip_s.jpg
96■偲芳歌(しほうか)■【28】:03/12/05 05:07 ID:aV5zqQeB
「じゃあ、次はここね。
 ふふ、お前の孔にいいものを塗ってあげるわ。」
 そう言いながら、珠晶は祥瓊の性器を撫でると、珠晶は中になにか白い粘液が入った小瓶を手にした。
 そして、瓶を開けると、人差し指を差し込んで粘液に浸す。

「…うあぁっ…あぁん……」
 そして祥瓊の股間に手を滑りこませると、そっと内側へと進めていった。
 陰核や膣内にもたっぷりと粘液を塗り込む。
 いったん指を抜くと、今度は瓶に指を3本差し入れ、粘液を祥瓊の股間に擦り付けると、躰の中を甘美な痺れが突き上げた。

「最後は……」
「そ…そんなところまで」
 珠晶はまた指に粘液をつけると、菊座の周りを擦り上げていった。
 押し込まれた指の腹で、固い入り口をこじ開けるように指先を這わせ菊座の入り口に粘液が塗られていく。

 ズニュニュッ!

「かはぁっ……あ……はぁ……はぁ……」
 いきなりお尻の中に異物が入り込み、その強い刺激に祥瓊は呻く。
 それは先ほどから粘液で解された菊座に、珠晶の中指が思い切り根本まで潜り込んだのだった。

「気持ちいいかしら?」
「はぁぁ…くふぅぅ……」
 珠晶が指を前後に動かし始める。
 お腹の中を掻き混ぜられるおぞましい感覚に、祥瓊はぶるぶると躰を震わせた。
97■偲芳歌(しほうか)■【29】:03/12/05 05:10 ID:aV5zqQeB
「見事な細工でしょう?
 横に付いている突起は黒真珠なのよ。
 見えないおしゃれってやつね。
 こんな豪華なものでお前の嫌らしい孔を塞いでくれるのよ。」
「……そんな……」
 そう言いながら、珠晶が取り出したのは真っ赤な張型だった。
 張型は子供の腕ほどの太さのある凶悪なもので、くの字型に曲がっていて先端部には傘状の突起が付いている。
 張型は鉄製でずっしりと重く、その胴には黒真珠が無数に埋め込まれている。
 それが膣内を抉ることで、祥瓊が歩くだけでもたまらない刺激を与えるだろう。
 張型の後ろの部分は花弁を模していて、これを膣に埋め込むことで性器の華飾りが完成することになる。

「ところでお前はまだ処女なのかしら、ここに入れたことはあるの?
 正直に答えなさい。」
「…いえ…ありません…だから…お願い……」
「ふふ、処女などさっさと誰かにあげておけば、こんな玩具に処女を捧げずにすんだのにね。」
「……ひっ……」
 女陰にあてがわれた時点で止められる。

「覚悟はいいかしら?」
「……は………ぃ……」
「じゃあ、遠慮なくいくわよ。」
 珠晶は張型を女陰の入口にあてがうと、遠慮なく先端を押し込む。
 ついに、祥瓊の処女が奪われる時が来た。
 張型が祥瓊の女陰に少しずつ、押し込まれていく。
98■偲芳歌(しほうか)■【30】:03/12/05 05:11 ID:aV5zqQeB
 じゅぶぶ!

「…ひゃあぁぁ!…」
 そのまま力を込めて張型の先端部を秘裂の中に沈めていく。
 ぐりぐりと回転させて女陰の中に押し込むと、張型がゆっくりと祥瓊の媚肉に埋め込まれていく。

「……ひ…ひぎぃぃぃぃっ!……」
 祥瓊に躰が裂かれたのかと思うほどの痛みが走る。
 涙がぽろぽろと瞳から零れ落ちるが、それは痛みのためだけではなかった。
 祥瓊の秘められた部分に異物をねじ込まれる痛みと、羞恥心、屈辱感と絶望感に苛まれた。
 最愛の人に捧げる筈だった大切なものを、この様な形で失う事になろうとは、祥瓊は夢にも思わなかった。
 祥瓊の女陰に埋めこまれた張型は破瓜の血に染まっていた。

「…はっ……あ……あっ……あぁ……」
 やがて張型は祥瓊の奥深く、子宮口にまで達した。

「さあ、あと少しよ。」
「ひっ…もっ……もうこれが一番奥ですっ!」
「まだ奥があるでしょう?」
「まだっ!?……この奥は子宮しか………」
「その通り、ほら入れて上げる。」
「……うぎぃぃぃぃ!……」
 張型が子宮口を押し上げる感触に、祥瓊は思わず体を仰け反らせて躰を震わせた。
 膣壁を押し広げる感触は圧倒的とさえ言える。
 珠晶は力を込めて根本まで一気に押し込む。
 先端部の傘状の突起が子宮口をこじ開け、子宮内に潜り込んだ。
99■偲芳歌(しほうか)■【31】:03/12/05 05:12 ID:aV5zqQeB
「……う……ぁ……はぁ……はぁ……」
「まだ、終わりじゃないのよ。
 この鍵を回すと子宮内で先端が広がって、抜けないようになるの。
 これで膣が裂けない限り抜けなくなるわ。」
 珠晶は説明しながら、張型の後ろの花弁に細長い鍵を差し込んだ。

「このまま生活するから、しっかり固定してあげるわね。」
「…はい…」
 珠晶は無造作に鍵を回し始めた。

「…ふっ…くうぅっ………」
 ギッギッと張型の中で歯車の噛み合う音を立てながら鍵を巻き上げると、子宮内で先端部が膨らんでくる。
 次第に子宮を圧迫し始めるが、珠晶は構わずに鍵を巻き上げ続けた。
 完全に回し終わると、祥瓊の子宮は張型に占領されがっちりと固定される。
 珠晶が鍵を引き抜くと祥瓊の女陰は封印されてしまった。

「後ろの孔も同じように塞いであげる。」
「…は…い…」
 珠晶が茸みたいな形の器具を取り出した。
 太さは一番太い部分の直径が卵ぐらいはある。
 お尻用の栓は、先ほど子宮に入れたものに似ていて、金属製でずっしりと重かった。
 栓は傘の部分がゆるやかな曲面を描き、だんだん太くなり根元の部分がくびれて細く落ち込み、菊座から抜けにくいようになっている。
 そして、菊座の中に全部入り込んでしまわないように底の部分が広がっていた。
 底の部分は子宮に入れた栓と同様に華の飾りになっている。

http://www. mallkun.com/mall/Images/spoon/imageimagecataroseandlilacS.jpg
100■偲芳歌(しほうか)■【32】:03/12/05 05:15 ID:aV5zqQeB
「あたしによく見えるように後ろを向いて、四つん這いになりなさい。」
「はっ…はい…う…うう…ああ……」
 珠晶はそう言いながら祥瓊の拘束を解いてしまう。
 躰は自由に動かせるようになったというのに、祥瓊は命令されるまま四つん這いになると、珠晶にお尻を向けた。
 珠晶は祥瓊に尻を持ち上げさせると、菊座にお尻の栓を押し当てる。

「…んっ…ぅぅぅ……」
 珠晶は小さな蕾に先を押し当てると、グッと力を込めてお尻の栓を押し込む。
 めり込んでくる異物に祥瓊は息を止めて耐えた。

「ああぁっ…ああぁ………うあぁぁぁ……」
 かなりの痛みとともにズボッと躰に杭を打ち込んだような感覚がある。
 その痛みが引いていくのにつれて、今度は鈍い痛みが腰からお腹へと伝わっていくように思えた。

「さっきと同じよ、鍵を掛けてあげる。」
「…ううぅ……はい……」
 お尻の栓の華の飾りに鍵を差し込める孔が開いている。
 珠晶は鍵を差し込むと回し始めた。
 すると、先端部分が広がり菊座をみっちりと塞いでしまう。
 これで、祥瓊は排便する自由すら珠晶のものになってしまった。

【続く】
101名無しさん@ピンキー:03/12/05 10:15 ID:wxyi/N7E
もはや十二国記キャラである必要が…
102名無しさん@ピンキー:03/12/05 11:46 ID:+H9W88uV
だねえ・・・
103名無しさん@ピンキー:03/12/05 12:18 ID:8NtvF5Qw
こういうのはあまり…
104名無しさん@ピンキー:03/12/05 12:26 ID:8/aCy+ml
というか、エロなんですか?
105名無しさん@ピンキー:03/12/05 12:35 ID:YCO2w78Z
まあ、>>1嫁。
でも、作家タソも[鬼畜・グロ有]とか、傾向を書いて欲しかった。
普通の百合モノかと思ってたから。
106名無しさん@ピンキー:03/12/05 12:46 ID:MrbfJZhU
鬼畜ものかなーと思ってました。いちおう作者さんが書いてませんでしたっけ?
間違ってたらごめん。
107名無しさん@ピンキー:03/12/05 13:18 ID:UZdAPrVX
こういうマニアックなのも好きなので萌えますた。
玩具に処女捧げる祥瓊タンに(;´Д`)ハァハァ
次はちゃんと傾向書いとけばOKなんじゃないかな。
108名無しさん@ピンキー:03/12/05 13:20 ID:fobOFYvJ
>>105
>>40
陵辱とはこういうものも含むのだ。
109名無しさん@ピンキー:03/12/05 16:21 ID:Zo8eEXBb
ボディピアスのあたりからミナイ(∩∀∩)ミナイ
一生懸命投下してくれる人には悪いけど、痛いのだめなの。
でも、そういう傾向もジャンルとしてあるのは理解してるから、がんがってください。
110名無しさん@ピンキー:03/12/05 16:55 ID:x15fN+vS
陵辱じゃなくて拷問だと思うけど
111名無しさん@ピンキー:03/12/05 19:04 ID:Wahb//YJ
>>109
うん、同意。
けど、好きな人にはたまらんのだと思う。
作家タソも外野気にしないで、ガンガってくだちい。
112名無しさん@ピンキー:03/12/05 19:08 ID:x6pGszuY
113名無しさん@ピンキー:03/12/05 19:53 ID:JmbW2WzK
専用ブラウザのあぼ〜ん機能使ってるので、見ていません。
正直、どうよって感じだし。
114名無しさん@ピンキー:03/12/05 20:39 ID:Io4L1SAk
「いい匂いがするね、珠晶」
 乾の人ごみの中、利広は傍らの娘に声を掛けた。
「…え?利広ってば、もうおなかがすいたの?」
 利広は、くつくつと笑った。
「違うよ…いい匂いの源は君だ、珠晶。…女になったか」
 図星を指されて、珠晶は一瞬鼻白んだ。が、直ぐに体制を立て直す娘を、利広は愛しく思う。
「───そうよ、当たりだわ。十六になって、ご推察どおり"女"になったわ」
「頑丘は、よかったか」
「品のないことを聞くわね。いい悪いじゃないわ。私が、彼のことを好きだから、彼に委ねたのよ。悪い?」
 実際は、殆ど押し倒した状態であったことは、敢えて伏せる。
「悪くはないけど…詰まらないね。珠晶の指南は、僕がしようと思ってたから」
 …は?
 意外な台詞に、珠晶の歩みがぴたりと止まった。ほんの少し、利広との差が生まれる。自分の後についてこないことに気がついた利広は、くる、と振り返った。
「おいで。これも経験のひとつだ。ちゃんとした舎館で、若い男に抱かれるのもいいだろう」
「自分で"若い"だなんて、笑っちゃうわ」
 差し出された手を取る。頑丘とは違う、男。
 私は、買われるのか。この男に。



…という話が読みたいでつ。
115名無しさん@ピンキー:03/12/05 21:00 ID:89yDGAK+
きみが続きを書いてくれ! щ(゚д゚щ)カモーン
116名無しさん@ピンキー:03/12/05 21:40 ID:lLsDmxsr
偲芳歌作家さん
痛々しくて顔を背けてしまうんだけど、なんでだろう・・・つい読んでしまう。
好き嫌い激しい作品だと思うけど、これくらい思いっきりやってくれるといっそ清々しい(w
待っている人もいるので、がんがってください。
117名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:11 ID:UEV6WINk
114さん!
続き激しくキボン!
118名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:14 ID:HbwgWNUl
>116
自分はきちんとは読めないんだけど(作家さん、ごめんなさい。この手は超苦手です)こういう話が書きたいという執念のようなものを感じる。
それがつい読んでしまう理由の一つじゃないか?

ただ、あちこちの関連サイトで散々ガイシュツではあるんだが、常世の女性に子宮があるかどうかという辺りをあっさりとスルーしていることといい、敢えて十二国キャラでこの話を書く必然性が見えてこない。
まだ話は続くんだし、「調教」という面が出てきていないようなので、この先祥瓊がどう諦観してゆくのか最後まで待つしかないと思う。
作家さん、こういうレスをつけておいてこういうのもなんだけど、お話は最後まで見えているのでしょうし、がんがって完成させて下さい。
119名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:16 ID:FFxWC0SL
>ちなみに、某サイトの分類だとこうなります。
>純愛度☆☆☆☆☆
>陵辱度★★★★☆
だったらこんなモンだろうね。
「某サイトの分類」が何の事かわからない人は多いかもしれないけど。
120名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:55 ID:UEV6WINk
117ですが
続きを希望しといて自分でも続きを考えてしまった。しかも途中までw
投下しちまいます
121名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:56 ID:UEV6WINk
手練手管を教え込むならば、まず彼女は悦楽を知らなくてはならない。利広は卓子から小壜を
取り上げ、手渡した。
「これを飲んで」
「何?これ」
「媚薬だよ」
さらりと言われて珠晶はぎょっとしたが、すぐに普段の顔に戻って蓋を開け匂いを嗅いで軽く顔を顰め、
口を付けた。
所詮自分は買われた身。それに利広ならさほど酷い事もしないだろう。そう読んで、珠晶は彼に従った。
こくり、と彼女の喉が鳴り、それが嚥下される。飲み干すのを待って抱きすくめ、
「悪いけど、壊れてしまう位イってもらうよ?」
と耳元で囁いた。抵抗が無いのを確認して、利広は彼女の耳朶を啄ばんだ。


臥牀に寝かされてすぐにするのかと思ったら、利広は傍らに腰掛けて珠晶の手を弄りだした。掌を爪で
なぞり、指先を甘噛みし、しゃぶる。ぞくり、と不思議な感覚が与えられる。
「薬の効果が出てくるのに少しかかるからね」
利広はそう言ったが、珠晶の呼吸はもう僅かに荒く、不規則になり始める。手を開放し、落ち着かなく
動いている珠晶の脚を掴んだ。手に施していたのと同じようにつま先に唇を寄せれば珠晶が慌てて止め
ようとする。
1222/3:03/12/05 22:57 ID:UEV6WINk
「ちょっ、汚いから・・・!」
「ほら暴れない。大人しくしてないと後でお仕置きだよ」
「でも・・・っあ!」
抗弁を封じるのも兼ねて、利広は足の指を含んだ。一本一本を丁寧にしゃぶって嘗め回し、舌は足首、
脹脛へと進んでいく。身を起こして彼女の帯を解いた。
「珠晶、脚を開いて」
「・・・え?」
「君を見せてごらん」
その言葉の示すところを理解した珠晶が一瞬で頬に朱を上らせる。愉しそうに利広は笑った。実際にとても
愉しかった。男を知ったところで、彼女はまだ“女”には成りきれていない。快楽を知り、少女の矜持は一度
粉々に打ち砕かれなければならない。それを自らの手で行える事に彼は少し歪んだ幸せを感じていた。
さあ、と再度促せばそれでも彼女はのろのろと従う。瞳を揺らし、唇を噛み締めながら膝を曲げてほんの少し
開いた。
「それじゃ見えないだろう?」
そう言ったら顔を背け、もう少しだけ開く。その両膝に手をかけ、大きく開かせた。
「やあっ・・・!!」
「このまま私が良いというまで開いているんだ。いいね?」
有無を言わせぬ勢いで命令し、今の珠晶にできるのは彼に従うことだけだと悟らせる。極僅かに頷いた彼女に
優しく微笑んで、利広は視線を下へと落とした。
漆黒の縮れた繁みの中心にある花はもう蜜をとろりと零し、震えていた。その花の淫靡な美しさに目を奪われる。
「これは薬の効果なのか、それとも珠晶が淫乱なのか、どっちだろうね」
「・・・そんなのっ、く、薬に決まって・・・」
「へえ?」
素直じゃないね、と哂って利広は其処に吸い付いた。
「ひあああんっ!」
突然の刺激に悲鳴を上げ、珠晶は跳ねた。利広は濡れそぼった花芽を舌で転がし、尖らせた唇で容赦なく吸い
上げる。
「やあっ!あ・うああああんっ!!」
1233/3:03/12/05 23:00 ID:UEV6WINk
たったそれだけの刺激で彼女の体が大きく反り、断続的に痙攣した。ひくひくと蠢く其処から新たに大量の蜜が溢れ
尻へと伝う。それには構わず利広は花芽に吸い付いたまま指を二本、花芯へ捻じ込んだ。
「っひ・・・っ!」
悲鳴が喉を掠めた。達したばかりの粘膜は酷く敏感で、その刺激は快感というよりは苦痛に近い程で。しかし彼は
指で掻き回し、花弁を舐め上げて珠晶の理性を壊していく。またすぐに頭の中が白い波に呑み込まれ、弾けた。

否応無く絶頂へと突き飛ばされた珠晶が引き攣った呼吸を繰り返すのを満足げに眺め、利広は顔を拭った指を
彼女の口へと捻じ込んだ。
「君のは、どんな味がする?」
答えられないことを承知の上で揶揄ってやれば、上気した顔を歪めてこちらを睨む。その表情は加虐欲をこの
上なくそそる。指を丁寧に舐めさせ、抱き起こした。

※※※※※
漏れはここで力尽きました・・・
124名無しさん@ピンキー:03/12/05 23:35 ID:fobOFYvJ
>>123
さあどうした?
まだ珠晶が一回達しただけだぞ?かかってこい!
脳内にハァハァの神を呼べ!性欲を充填しろ!
妄想を再構築して立ち上がれ!
テキストエディタを立ち上げて書き溜めろ!

さあ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!!


(ハリー ハリーハリー ハリーハリーハリー)
早 く!  早く 早く!! 早 く  早く 早く!!!



・・・嘘です。じっくり充電してくだちい。
漏れはその間に自家発電してきます(;´Д`)ハァハァ
125名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:01 ID:NktG3BX/
久々に過去ログ見てきたら
気になった話が完結してなかった…。
ちょっとトホh
126名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:21 ID://KdHLJH
>>100
ここまで続いたんだから最後まで書いて欲しい。
127名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:28 ID:n01e7Co2
>119
某サイトを知っているかいないかではなく、
そこの基準をここに持ってきても意味がない(あくまでも目安にすぎない)ことに気づけ。
このスレでの過去からの流れからしたら
純愛度☆☆☆☆☆
陵辱度★★★★★
鬼畜度★★★★★
レベルだとおもうよ。

>118
はじめに原作は読んでいないと断っているんだから、そう言う突っ込みはやめれ。
気にする気持ちは解るが、このご時世、アニメだけから入るのもありだろう。
128名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:31 ID:NktG3BX/
>1
129■偲芳歌(しほうか)■の書き手:03/12/06 07:08 ID:/t1Gh/VS
 とりあえず、>>40 の説明文の修正。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 時間軸はアニメ版40話『乗月』のすぐ後になります。
 私は原作小説を読んでないので設定、用語等間違いがあれば指摘お願いします。

 珠晶×祥瓊の レ ズ ハ ー ド 人 体 改 造 系 S M なのでそういうのが キ ラ イ な方は ス ル ー してください。

 ちなみに、某サイトの分類だとこうなります(判る人だけ対象)
 純愛度☆☆☆☆☆
 陵辱度★★★★☆

 全48話の予定です。
 また、リンクが張ってある箇所がありますがそれは参考イメージです。
 途中にスペースが空いていますがそれを修正してください。
 h抜きだけだとまれに赤文字でIP表示されるので、わざとこうしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
130■偲芳歌(しほうか)■の書き手:03/12/06 07:10 ID:/t1Gh/VS

 あと、一生懸命いいわけをしてみる。

>>101さん
>>102さん
 私が十二国の世界観、キャラの設定を活かしていないため、そう感じてしまうのかもしれません。
 二次創作の意味合いがあまりないのかもしれないです。

>>110さん
 私の解釈では目玉を抉ったり手足の2,3本は軽く切断するのが拷問系だと思っています。
 とはいえ、最初に『レズハード人体改造系SM』と書いておけば良かったのかもしれません。

>118さん
 その点に関しては私も疑問でした。
 ただ、それを考え始めると十二国の人間の身体構造が違うため、性行為そのものも肉体的、精神的に全く別のものになってしまうように思えてしまうのです。
 なにしろ、いくらヤっても子供ができないのですから。
 同様にレズなどの同姓に関しての禁忌の意識の有無なども謎でした。
 と、考えれば考えるほど謎が増えるだけなので、私は十二国の人間の身体精神構造は同じものとして書くことにしました。
131■偲芳歌(しほうか)■【33】:03/12/06 07:13 ID:/t1Gh/VS


【私の可愛い人形 優しく抱いてあげましょう
 紅色の唇 褪せないように】


「これからお前の唇に紅をさして上げる。
 ずっと落ちないように特別の方法でしてあげるわ。」
 そう言いながら、珠晶が紅い染料の入った器と千枚通しのような太い針を持ってきた。
 祥瓊は恐怖に引きつり目を見開くが、珠晶はまったく構うことなく祥瓊の顎をつかむと、唇に針をあてた。

「動いてはダメよ。
 変な所に刺しちゃうかも。」
「……んんっ……」
 針を器の染料に浸すと、祥瓊の唇へとおもむろに突き刺した。
 ビクッと祥瓊の躰が震える。
 太くて鈍い針が皮膚を突き破る痛みに悲鳴をあげそうになるがなんとか堪えた。
 すぐに二針目が唇に突き刺さる。
 そして、次々と針を唇に突き刺していった。
 珠晶は淡々と彫り続ける。

 少しずつ場所を変えながら容赦なく針を唇に刺していく。
 珠晶は一針ごとに瓶に針を浸けるとまた刺す。
 一針一針が直接神経に突き刺さっているかのような痛みだった。

「んー、ちょっと地味かしら?」
 珠晶は可愛らしく首を傾げると、少し考え込んでいる様子だった。
132■偲芳歌(しほうか)■【34】:03/12/06 07:14 ID:/t1Gh/VS
「ここにも、紅をさしてみようか。」
「…………」
 そう言って、珠晶が指で目の縁を指でなぞった。
 祥瓊はあまりのことに声を失う。
 珠晶はその思いつきを実行に移すことにした。
 それは、祥瓊の目の上下の縁にも鮮やかな紅の化粧をすることだ。

「…うっ………うっ……」
 祥瓊が激痛のあまり、ほとんど意識を失いかけた頃ようやくその処置は終了した。
 珠晶によって顔についた血と汗が拭われると鏡を見せられた。
 そこには娼婦のような淫靡で深紅の化粧をした女が映っていた。
 しかも、その淫靡な化粧はもう一生落とす事が出来ないのである。

「我ながら見事な出来だわ。
 綺麗よ、とっても似合っているわ、素敵な格好よ。」
 両手、両足には宝石を埋め込まれた枷が付けられている。
 首にも同様に豪華な首輪が付けられている。
 胸にはブローチのような飾り、乳首だけは隠さずその左右の乳首には簪が貫通している。
 そして、簪に3つのきらびやかな連珠が通されている。
 その重みに胸が垂れ下がらないように、簪の両端と首輪に鎖が繋げ釣り上げられている。
 胴には鎧のような拘束具、腰を括れさせ胸は隠すことなくより強調している。
 女陰には鉄の華が咲いている。
 それを固定しているのは、陰唇と陰核に穿たれた鉄環。
 尿道には管を通され、排尿できなくなっている。
 茎の部分は黒真珠が埋め込まれ、それが膣を抉り子宮まで届いている。
 菊座にも小さな鉄の華、内部で広がって抜けることはない。
 顔には鮮やかな紅の化粧をされ、その色彩は褪せることなく永遠に残るように施されている。

 珠晶は満足そうに、祥瓊を眺めた。
 魂の抜けたようなうつろな表情の祥瓊の顔に珠晶はそっと口づける。
 珠晶は自分の作り出した見事な芸術作品の傍で、その美しい姿にいつまでも見入っていた。
133■偲芳歌(しほうか)■【35】:03/12/06 07:24 ID:/t1Gh/VS


【恵み多き豊かな国 風はそよぎ
 街角に 聞こえる歌 永久に誓う幸せを】


「…ん……あぁ…」
 気が付くと祥瓊は珠晶の膝の上に頭を乗せて珠晶に髪を優しく撫でられていた。
 目が覚めれば、いままでのことが夢であって欲しいと願ったが、やはり躰に施された細工が無くなるようなことはなかった。
 だが、いったんそれに気が付いてしまうと、自分の躰が淫らなものに変えられてしまったことをことさら意識してしまう。
 付けられた時は激痛しかなかったが、痛みが引いてくると次第に躰が疼いてしまうのが止められない。

「…はぁ…はぁ…はぁ…」
 息が荒く躰が猛烈に疼き、祥瓊はどうしようもない焦燥感を味わっている。
 実は祥瓊が待たされていた一週間の間に出された食事、湯浴みの時に塗られた香油、そして2つの孔にたっぷりと塗られた潤滑剤には媚薬が混ぜられていた。
 媚薬が祥瓊の躰の中で熱く疼き、大輪の花を咲かせ芽吹こうと侵食する。
 特に孔に塗られたものは強烈な効き目があるもので、さっきまで処女だった祥瓊でさえも、快楽に狂わせるだろう。
 だが、珠晶はそのことを祥瓊に教える気などない、祥瓊が自分は淫乱なのだと勘違いさせるための細工だからだ。

「あら、どうかしたの?」
「…なん…でも…ありません…」
 瞳にはうっすらと涙を浮かべ、声を震わせながら祥瓊は言った。
 だが、疼きはだんだん強くなる。
134■偲芳歌(しほうか)■【36】:03/12/06 07:25 ID:/t1Gh/VS
「……ん…はぁぁ……はぁ……はぁ……」
 祥瓊の顔には懇願の表情が浮かんでいるが、珠晶は何も言わない。
 祥瓊が自分にすがりつくのを待っていた。
 ただ時間が過ぎていく。
 さほど時間は経っていないはずだが、祥瓊には永遠とも思えた。
 狂おしいほど疼きが激しくなっていく。
 珠晶は何をするでもなく、そんな祥瓊をただ悠然と眺めていた。
 祥瓊は激しくその躰を悶えさせている。

「……お…おねが……い……」
 そして、珠晶に懇願の眼差しを向けた。
 耐え難い疼きのため、声が震えてしまう。

「ん、なにかしら?」
 珠晶は優しく聞き返す。

「……おねが…い…」
 祥瓊は声を絞り出すように懇願の言葉を口にした。

「どうしたの?」
 祥瓊が何をお願いしているのか、珠晶が分からない筈はない。

「……もう…だ…め……」
「それじゃ判らないわ、もっとはっきり言いなさい。」
 目を細め優しくささやく。
135■偲芳歌(しほうか)■【37】:03/12/06 07:27 ID:/t1Gh/VS
「……躰が……疼く…の…なんとか……して……」
「聞こえないわ。
 もっとはっきりと大きな声で言いいなさい。
 それにその言い方は人にものを頼む言い方じゃないわね。」
「…そん……な……」
「言えないの?
 ならここまでね、今日はもう休んでいいわよ。
 もちろんこのままの格好だけど。」
 珠晶はそっけなく言い放つと、祥瓊から離れようとする。

「あたしはこれで帰るわ。
 それじゃ、おやすみ。」
「…まって!」
 珠晶は振り返りもせず立ち止まった。

「…お…ねがい…し…ます…」
 祥瓊は涙声で懇願する、いや縋り付いた。
 このまま朝までほおって置かれたら、気が狂ってしまう。

「どこをどうして欲しいのか、ちゃんと言わなきゃ判らないわ。」
 振り返り小さな子供を諭すように、珠晶は優しく語り掛ける。

「……おねがい…です……わ…たしの……孔に…入れた……ものを…取って…ください……」
「取るだけでいいの?」
「…いいえ…そのあと…孔に……入れて…ください……」
「1度、出して入れればいいのね?」
「…あぁ………違い…ます………何度も…出し入れ……して欲しい……です…」
「判ったわ、乱暴にしてしまうと、孔が傷つくかもしれないから優しくゆっくりすればいいのね。」
「………乱暴にして……いいです…激しく…抉るように……してください!」
 祥瓊の中で何かが音を立てて崩れる。
 これまでどんなに陵辱されても守っていた物がついに壊れてしまった。
136■偲芳歌(しほうか)■【38】:03/12/06 07:28 ID:/t1Gh/VS
「それじゃあ、取って上げるからこっちに来なさい。」
「…あぁ…はい…」
 珠晶は祥瓊の手を取って部屋の隅まで連れてくると、奇妙な支柱に祥瓊の躰を拘束してしまった。
 祥瓊はその間大人しく珠晶にされるがままでいる。
 手、脚、首を繋げられ身動きできなくなったが、躰を上下に屈伸させる余裕はあった。

「それじゃあ、外してあげるわね。」
 珠晶はそう言うと、しっかりと埋め込まれた2つ栓を外しはじめた。
 珠晶は前に躰をかがめると、栓に鍵を差し込むとさっきとは逆に回す。
 躰を内側から圧迫していた栓が緩み出すと、張形を摘み女陰から下へと引く。
 すると、祥瓊の女陰から愛液の糸を残しながら抜かれた。
 後ろの孔も同様に引き抜く。

「…あふっ…ふう…」 
 珠晶が二本の男根を象ったものを完全に引き抜くと、祥瓊の最も秘めやかな部分が露わになる。
 そこはすでに媚薬と祥瓊の分泌した液体で、じっとりと濡れていた。

 最後に珠晶は一端取り外した張型を、支柱に取り付けてしまった。
 張型は祥瓊の腰の少し下の位置にあり、腰を下ろせば二本の突起を女陰と菊座にちょうど埋め込むことができる。

http://www. fetish.0catch.com/standstock400.jpg
137■偲芳歌(しほうか)■【39】:03/12/06 07:29 ID:/t1Gh/VS
「ほら、準備はしてあげたわ。
 好きなだけくわえ込んでいいわよ。
 あたしは少し疲れたから休憩するわね。」
「…そ…そんな…」
 珠晶はそう言うと、床几を祥瓊の前まで持ってくると座ってしまった。
 それは祥瓊の性器を間近に眺めることのできる位置である。
 祥瓊はてっきり珠晶が犯してくれるものだとばかり思っていたが、珠晶は祥瓊に自分の意志でこの張型をくわえ込ませようとしていた。
 祥瓊は、珠晶の目的がそれであることが判ったが、それが判ったところで今の祥瓊にはどうにもならない。

「……はぁ……はぁ……はぁぁ……」
 祥瓊の二つの孔から、むずむずとした痒みにも似た感覚がより激しくなってくる。
 躰は火照り、自然と呼吸も荒くなる。
 手足に力が入らず、膝がガクガクと震えてしまう。

「…うう……だめっ……だめっ……だめぇっっ……」
「どうしたのかしら?」
 楽しそうに珠晶が尋ねる。
 だが、祥瓊がなにを言いたいのか、答えは判っているはずだ。
 なにが『だめ』なのか、判っていて楽しんでいる。
 祥瓊の膝はガクガクと震える。
 心では懸命に否定しようとするのに躰は張型を求めてしまう。

「あら、さっきまで処女だったのにそんな道具が相手でいいの?
 だけど、お前は淫乱だから道具が相手でも構わないのよね。」
「…ち……違う…の……」
「我慢する必要は無いわ。
 お前は淫乱なのだから仕方ないのよ。」
「ああっ……あぁぁ……」
 必死で耐えようとするが、祥瓊の二つの孔は張型を求め腰を落とし始めてしまう。
 もはや、欲望を押さえ込んでいた祥瓊の理性も限界だった。
 祥瓊はモジモジと腰を動かし、意を決して張型を押し付ける。
138■偲芳歌(しほうか)■【40】:03/12/06 07:31 ID:/t1Gh/VS
 じゅぶぶ

「あぁぁぁぁぁっっ!」
 祥瓊は目を閉じると、一気に自分の性器を張型で刺し貫く。
 陰唇に付けられている金具の孔と、ヒクヒクと蠢く菊座に押し込んだ。
 充分に濡れている祥瓊の熱い胎内に、秘裂と菊座に張型を受け入れる。
 祥瓊は自らの躰を串刺しにしてしまった。
 愛液と媚薬が祥瓊の性器からあふれ出す。

 前の張型は祥瓊の秘裂に、強烈な異物感を伴いながら挿入した。
 後ろの張型は祥瓊の肛門粘膜を、内側に巻き込みながらねじ込んでいく。
 始めての時は激痛しかなかったのに、今は痛みなど感じず躰の力が吸い取られるような快感が躰中に一気に襲ってくる。

「目を閉じないで、あたしを見なさい。」
「……はぁぁ…はい……」
 目を薄っすらと開けると、すぐ目の前に珠晶がいた。
 張型と性器の結合部をじっくりと珠晶に見つめられていると判ると、祥瓊の躰に痺れるような快感が走る。
 そしてそれが祥瓊の理性を吹き飛ばしてしまった。

「腰を前後に振ると気持ちいいわよ。」
「…ん……んふぅ…はぁはぁ……はぁ……」
 潤んだ瞳で珠晶の顔を見ると、ゆっくりと腰を持ち上げていき張型が抜ける寸前で躰を止め、再びゆっくりと腰を降ろしていった。
 ずぶずぶと淫らな音を響かせながら、熱く充血した秘肉は張型を飲み込みながら、絡みつくように締め上げていく。

「はぁぁ……あ、あぁぁ……」
 膣の奥深くまで結合し、子宮口にまで先が届く。
 肛門は異物が入り込むことに括約筋が抵抗し、強烈に締め上げる。
 そして、息を整えると祥瓊はゆっくりと腰を動かし始めた。

【続く】
139名無しさん@ピンキー:03/12/06 12:14 ID:TgGXDmfa
堕ちた淫乱祥瓊タンにハァハァ…
いやもう突っ走って下さい。クライマックス近しのようだしガンガレー
140名無しさん@ピンキー:03/12/06 14:06 ID:x7vfzWzL
「―――泰麟か」
問われて、少女は明らかに震えた。
まみえたのは虚海の彼方、ともに胎果で故国での姿を知らない。
―――ただ、濡れた髪が白い顔に昏い光を弾き、それが尚隆にこの娘特有の稀有な色を想起させた。
勁いものの撓められた、その、色。そして秘められた獣の性。
飛散する波頭、肌を打つ礫の中、男は少女を引きずり寄せる。
抗おうとする少女をさらに力を込めて抱き竦めれば、細い躯は易々と手折られ男の腕に収まった。
押し寄せる波に翻弄されている岸と。岸に向かって広がる街と。五百年を経たそれは、
男にとって紛れもなく異国。
そして神の獣は異国の岸に、氷の肌を晒す―――





というシチュはまだですか?
141名無しさん@ピンキー:03/12/06 14:42 ID:w9pc31Ko
泰麟キター!しかも延王とハァハァ(*´д`*)ドキガムネムネ
仕事中なのに萌えちまったよ!是非続きを!
142名無しさん@ピンキー:03/12/06 19:25 ID:3i39e+Kw
陽子×楽俊の純愛系エロ小説を激しく希望!
陽子が攻めで楽俊が受けの小説。
143名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:30 ID:Go/vfUlq
>>129-138
ハードな内容の割りにマイルドな作者の性格が好きだ(w
それにしても情景の描写がすごく上手くて引き込まれるように読んでしまった。
あと少しで完結みたいですががんがってくだちぃ。
144名無しさん@ピンキー:03/12/06 22:41 ID:OWf128wP
>>142
激しく激しく激しく同意だ!
145名無しさん@ピンキー:03/12/06 23:03 ID:GF9Bw2rZ
>>129-138
そんなにハードでもない、きれいな文だと思う自分は、SM慣れしすぎですか?
楽しみにしてますんで、最後までがんがって書いて下さいね。
146名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:42 ID:MIb/lss1
遅ればせながら>>123の続きを妄想してみた。
他の神職人達が降臨するまで自家発電(w



未だ不規則な呼吸を続ける珠晶の首筋に、利広は構わず舌を這わせた。
そのまま、頑丘が散らしたであろう花びらをなぞっていく。
利広が口付ける所から甘い痺れが広がり、抵抗しようと突き出した珠晶の腕からも力が抜けていく。
「ぁん!……やだぁっ!」
嫌々と首を横に振り、珠晶は利広の腕の中で身を捩った。
既に帯を解き抜かれ、だらりとはだけていた褞袍を脱がそうと伸びた手に、珠晶から抗議の声が上がる。
「ちょっ…と、待っ…てよ、まだこんなに明るいのに……」
「明るいと恥ずかしい?」
「…あなたってすごく意地悪だわ!」
いたずらっぽく笑う利広を先程の様に睨み付け、その胸に顔を押し付ける。
利広はその仕草を肯定と見て、止めていた手の動きを再開した。
窓から差し込む陽光の元に晒された、一糸纏わぬ少女の肌は黄朱の民とは思えぬ程白い。
うっすらと滲んだ汗が、彼女の輝くような肌の瑞々しさを強調していた。
147名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:21 ID:wN95LwS1
ならばその続きを。


抱き合うような姿勢で膝の上に座らせ、利広は片手を珠晶の後ろに回した。愛液でぐちゃぐちゃに
濡れている渓谷の、少し後ろの蕾を指の腹で撫でる。
「・・・え、ちょっ、利広っ!?」
彼の意図に気付いた珠晶が身を捩り止めようとするが、片腕でしっかりと捕まえられていて叶わない。
その反応が、彼女の其処はまだ無垢であることを利広に教えてくれる。
「暴れるとお仕置きだって言っただろう?」
そう言うのと同時に指先に力を込めた。つぷ、と、ほんの少し窄まりに埋まる。
「アッ!」
彼女の身が強張り、そこが侵入者を拒むように締め付ける。
「珠晶は、こっちではしたことがないんだ?」
「当・・・り前、でしょっ!」
違和感に涙目になりながらも強気な姿勢は崩さない。その彼女らしさとでも言うべき虚勢を利広は
とても愛しく感じた。
指をゆっくりと沈めていく。生理的な悪寒に珠晶が震えて唇を強く噛み締める。しかし薬の効果か彼女の
しなやかな手足は力が抜け切っていて、抵抗も男を誘う以外の意味を成さない。何度も出し入れを
繰り返すうちに珠晶の吐息が変化し始める。それに伴い利広の指を咥え込んでいる場所もほんの少し
柔らかく緩み始めた。
「・・・感じてるのかい?」
「ち、違うわ、そんな事・・・」
「へえ?」
148146:03/12/07 02:11 ID:MIb/lss1
漏れのヘタレ文が素敵なお話になっとる(;´Д`)ハァハァ>>147氏に感謝!
んでもって更に続きを

そう言って利広は前の蕾を割り指をねじ込んだ。
「ひゃあん!!」
既に濡れそぼっていたそこは利広の指を難なく迎え入れる。
前と後ろの穴を同時に責められ、珠晶の唇からは押さえきれずに艶のある声が漏れる。
今まで体験したことのない快感が波のように押し寄せ、無意識に逃れようと腰が上へ上へと上がっていく。
しかし腰に回された利広の腕がそれを許さず、張りのある珠晶の胸と利広の胸板がぴったりと合わせる形になる。
二つの穴を一度に両方責められて、再び珠晶が震えて唇を強く噛み締める。
それは生理的な嫌悪感ではなく、快楽の波に飲まれてしまわないよう必死で耐える為だった。
「珠晶、そんなに強く噛んだら血がでてしまうよ」
利広の言葉に珠晶は激しくかぶりを振る。
事実、彼女の唇は白くなるまで噛み締められ、今にも出血しそうだった。

愛撫されれば入れて欲しい。
―――そう、指以外の―――――
いざ入れられたなら突き上げて欲しい。
そして突き上げられたなら、もっと激しく突いて逝かせて欲しい。

そんな尽きることのない欲が、泉の如く沸々と湧き上がってくる。

利広が心を読んだかのように耳元で囁いた。
「流されておしまいよ。―――珠晶」

その瞬間、珠晶の中でぷつり、と何かが切れた。
149■偲芳歌(しほうか)■【41】:03/12/07 03:06 ID:MmOAWwyE
 …シャラン…シャラン…

「……ん……ち…乳首……い……いいぃ…」
 今まで拘束されていて気が付かなかったが、胸に付けられた細工は少し躰を動かすだけでもその重みが乳首に刺激を与える。
 だが、激しく動く細工の痛みを、祥瓊は快感と受け止めていた。
 
「…はぁはぁ……あ……い……はぁっ……」
 腰を上下に動かす運動を繰り返すたびに、祥瓊は上り詰めてゆく。
 胎内でお尻と膣の淫具が、こつこつと触れ合うのがたまらない快感となる。

「ふふ、そんなにお尻を振っちゃって気持ちいいの?」
「……ああぁぁぁ………い……いい……いいの………」
 二本の張型を自ら躰にねじ込み、無我夢中で掻き回す。
 唇を開いて喘ぎを散らし、燃え上がる快感に躰をまかせる。
 その表情は気品ある元公主ではなく、快楽に溺れる一人の女だった。

 じゅぶ……ずりゅ……

「……はっ…いっ…いいっ……いいっ……いいのっ…」
「あら、もう逝っちゃうの?
 それなら、逝くときは、ちゃんと逝くって言うのよ!」
「も…もう……もう……はっ……いっ…逝き……逝き…ます……」
 珠晶が嘲りを込めた口調で命令する。
 屈辱的なその台詞も、今の祥瓊には絶頂を加速させるだけであった。
150■偲芳歌(しほうか)■【42】:03/12/07 03:07 ID:MmOAWwyE
「良いわよ!逝ってごらん!」
「はぁぁ……い…逝く……逝…くぅぅ……」
 祥瓊の躰がびくびくっと痙攣して力が一気に抜けた。
 背を反らしたまま全身を硬直させ、祥瓊は恍惚とした表情をみせる。
 腰を支える力を失った祥瓊は、張型を躰の中に全部飲み込んだ状態で腰を下ろしてしまう。
 祥瓊は自分が自分でなくなっていくような感覚に囚われた。

「なかなか素敵でしたわよ。」
「…ああっ……見ないで…そんな……」
 祥瓊はその恍惚とした絶頂を、珠晶に眺め回されていたことにようやく気が付いた。
 すさまじい羞恥とそれを上回る性的興奮に躰を熱くたぎらせる。
 祥瓊の躰は、もはや淫らしい別のものに変わってしまっていた。

「淫乱なお前が、1度ぐらいでは満足できないでしょう?
 何回でも満足できるまで逝っていいわ。
 ほら、手伝ってあげる。」
「いっ…痛………痛いっ…………ひぃ!」
 珠晶は床几から立ち上がると、祥瓊に取り付けた胸の飾りを指で摘んだ。
 珠晶はそのまま指を持ち上げると、乳首に激痛が走る。
 祥瓊は珠晶に操られるまま躰を起こし、立ち上がるしかなかった。

「淫乱なお前のために、激しくしてあげるわ。
 さっきより、もっと気持ちいいはずよ。」
「ああ!……ひああ……ああ…あっ……ひあっ!」
 珠晶の指は祥瓊に取り付けた胸の簪を軽く摘んでいるにすぎなかったが、祥瓊の躰全体を支配下に置いていた。
 珠晶が指を無造作に上下に動かすと、それにあわせて祥瓊も躰を動かすしかなかった。
 珠晶は、祥瓊をつま先立ちになるまで持ち上げると、張型を性器に叩きつけるような勢いで腰を下ろさせた。
 自分の性器を破壊しそうな勢いで、祥瓊は張型を激しく呑み込む。
151■偲芳歌(しほうか)■【43】:03/12/07 03:09 ID:MmOAWwyE
「ひやぁっ……んっ…はぁっ…あぁん!」
 珠晶にいいように躰を操られて腰を振るしかない祥瓊だったが、次第に被虐の快感が痛みを上回りつつある。
 脳髄を刺すような激痛が走るが、それすらも祥瓊の躰は快感に変換してしまっていた。
 その証拠に祥瓊の孔と張型の結合部は、どうしようもないくらいに濡れそぼっている。
 卑猥な水音が響いて、ボタボタと垂れて祥瓊の下半身を濡らす。

「んんっ……はっ……あぁ……」
 張型を出し入れするたびに、性器に取り付けられた華の細工が押し出され、引っ張られると陰唇や陰核に痛みが走る。
 思わず祥瓊は首をのけぞらせ悶えてしまう。
 すると、胸に付けられた簪と鎖の細工が跳ね回り、乳首が千切れそうなほどの激痛が走る。
 だが、それすらも大きな快感として受け止められるように、祥瓊の躰は淫らなものに変貌してしまっていた。

「い…いっ…いいっ……あふっ…」
 祥瓊は顔を上げながら、拘束された腕をしきりによじらせる。
 そのたびにガチャガチャと音を立てた。
 そして、熱く充血した祥瓊の性器が張型をしっかりとくわえ込むと、祥瓊は髪を振り乱しながら、淫らに腰をくねらせる。
 秘唇の奥から絶え間なく溢れる蜜を滴らせ、張型を柔らかく潤んだ秘肉が擦り上げていった。
152■偲芳歌(しほうか)■【44】:03/12/07 03:09 ID:MmOAWwyE
「あっ……ああっ……いいっ……また……逝きます…」
 祥瓊は自らの躰を張型で、闇雲にかき回す。
 その激しい動きに、祥瓊は絶頂の階段を勢い良く駆け昇っていく。

「いいわよ、逝きなさい。」
「あっ……あっ……あぁ……あっ……逝……逝くーっ!」
 祥瓊は首を振り回し乱れ絶叫した。
 叫び声を上げた瞬間、全身が激しく痙攣した。
 だが、絶頂を迎えても珠晶は簪から指を離さず、そのまま上下運動を続ける。
 祥瓊は膝をガクガク震わせながら、無理矢理躰を動かすしかなかった。

「…いっ…逝った…逝き…ました……もう…や…やめて……」
「まだ全然満足してないでしょう?
 何回でも休みなしで逝けるように躾けてあげる。」
「……あぁ…そんな…逝ったのに……」
 躰は止まる事無く動かされ、性器は張型で貫かれ続ける。
 祥瓊は、逝ったまま次の絶頂へと無理矢理駆り立てられてしまう。
 絶頂直後の敏感な躰の奥底から、また熱い脈動が膨れ上がってくる。
 絶頂を迎えた秘所は、先ほどより何倍もの快感を生んで、祥瓊にその衝撃をぶつける。

「やぁっ…はぁっ……あん…あ…あぁっ…逝ったばっかりなのに……もう…逝っちゃう……逝く!」
 祥瓊は一瞬で絶頂に達してしまうと、背中を弓なりにして嬌声をあげた。
153■偲芳歌(しほうか)■【45】:03/12/07 03:12 ID:MmOAWwyE
「もっと、してもいいのよ。」
 珠晶のその言葉は提案のように聞こえるが、実質的には命令であった。
 だが、祥瓊はその提案に逆らおうとは思わなくなっていた。
 祥瓊の素直な反応に珠晶は簪を摘んでいた指を離してしまう。

「…はぁっ…はい…んっ……んっ………んんっ……」
 祥瓊は自分から快感を求めて、腰を激しく動かす。
 過激なまでに激しく躰を上下させる。
 だが、その過激な動きが祥瓊に眩いばかりの快楽を与えるものだった。

「んあっ…あぁーっ…あっ…きもちいい…きもちいぃ……はぁぁっ…ああっ!」
 先ほどの絶頂よりも激しく喘ぎ、祥瓊は躰をくねらせるようにしてその甘美な感覚を貪った。
 凄まじい怒涛のような快感が躰を貫いた。
 電撃が頭の中でバチバチと弾け、目の前が真っ白になる。

「……うぅ…ふぁ……はぁ……はぁ………」
 だらだらと陰唇から涎を流し張型で躰を抉りながら、祥瓊ははあはあと荒い息の唇に薄ら笑いを浮かべながら珠晶を見つめていた。
 頭の中がぼんやりとして、すべてが虚ろになってくる。
 目は珠晶の方を向いているのに、その瞳は何も見てはいなかった。
 祥瓊は意識が朦朧としてきて、ここが何処かわからなかった。
 いや、ここが何処でも、もうどうでも良かった。

「……ん……んん……ん…んぁぁ…」
 膣がビクビクと収縮し、逝ってる間にさらに逝き続ける。
 それでも、祥瓊はさらなる快感を求めて張型の上でのた打ち回るように、腰を振ってしまう。
 壮絶な絶頂感が止まらずに、この世の物とは思えない快楽を味わい続けた。
 祥瓊は声にならない声を上げながら、ビクンビクンと躰を跳ねさせる。
 精神が焼き切れてしまいそうになりながら、狂ったように腰をくねらせ張型で孔を貫いた。
 最後の方は、張型を出し入れする度に祥瓊の躰は痙攣し、連続で逝きっぱなしだった。
154■偲芳歌(しほうか)■【46】:03/12/07 03:13 ID:MmOAWwyE
「う…逝…逝くっ!」
 最後に祥瓊は逝きながら叫ぶと、腰の動きを止めがっくりうなだれる。
 それは今日何度迎えたか分からない絶頂を迎え意識を失う。
 そして同時に祥瓊が快楽に完全に屈服した瞬間だった。

「ほら、起きなさい。」
「…う…あぁ……」
 脱力しきった躰は拘束を解かれてもだらしなく弛緩し、快楽の余韻に時折ピクッと痙攣する以外は動こうとしない。
 珠晶に胸の簪を引っ張られると、祥瓊はけだるい躰を起こした。
 二つの孔はそのまま塞がれずにいたので、女陰からはだらだらと愛液が滴っている。

「気持ちよかった?
 あんなに喘いじゃって可愛かったわよ。」
「……そんな…言わないで……」
 珠晶にあますとこなく痴態を見られ、祥瓊は恥ずかしさのあまりここから消えたくなった。

「お前は、淫乱なのよ。」
 珠晶が静かな声で言い聞かせる。
 女陰に指を手をやると絡んだぬめりをすくい上げ、祥瓊の目の前に見せつける。

「いい顔よ、恥ずかしいでしょ、惨めでしょう?
 でもそれも気持ちいいのよね。
 お前は虐められて気持ちよくなっちゃう淫乱なんだよね?」
「…ち…違うっ……違うわっ……」
「違ないわ、お前は淫乱なのよ。」
 だが、淫乱と言われるたびに祥瓊の心臓はドクンと大きく高鳴った。

「ほら!」
「ああっ!」
 珠晶が乳首の簪を爪弾くと躰は祥瓊の言葉を裏切り、快感にビクビクと大きく打ち震えた。
155■偲芳歌(しほうか)■【47】:03/12/07 03:14 ID:MmOAWwyE
「ふふっ、躰は正直ね。」
 珠晶の嘲笑は祥瓊の自尊心を傷つける一方で、倒錯めいたうずくような快感と興奮をかき立てていた。

「素直になりなさい、気持ちよかったでしょ?」
「……そんな…こと……ありません………」
「お前が淫乱なのは、仕方ないことなの。
 苦しむことはないわ、認めれば楽になるわよ。」
「……仕方……ない……の?…」
 祥瓊は否定しようとするが、珠晶の言葉に逆らいきれない。

「これから、お前はあたしの人形になるの。
 人形になれば、あれこれと考えることも悩む必要もないわ。」
「…人形?…」
「そうよ、お前が誓えばあたしがずっと可愛がってあげる。
 さぁ、『私は淫乱な人形です』といいなさい。」
「わ…私は…」
「お前は淫乱な人形よ。」
 言いよどむ祥瓊に珠晶は念を押すように言う。

「わ…私は……淫…乱な…人形…です…」
 言い終わると、祥瓊の躰をいいようのない安堵感が包み込み、熱で浮かされたように躰が熱くなる。

「さっき何度も逝って、気持ちよかったでしょ?」
「…は……い………」
 珠晶の問いかけに祥瓊は素直に答えていた。
156■偲芳歌(しほうか)■【48】:03/12/07 03:19 ID:MmOAWwyE
「もっとしたい?」
「は……い……」
「あたしの言うことを守れば、もっといい気持ちにしてあげる。」
「はい……」
「これからは、あたしの言うことに従いなさい。」
「…はい…珠晶様に従います…」
「お前の心と躰は誰のもの?」
「…私の心も躰も…全て…珠晶様のものです…」
「答えなさい、お前は役割は何?」
「私は…淫乱な人形だから…
 …珠晶様が……私の躰をお好きなように使って…遊んでください…」
「好きなようにって、なにをしてもいいのね?」
「…はい……なんでもして…ください…」
 祥瓊は恍惚とした表情で答える。
 そして、躰の方も限界が訪れようとしていた。
 珠晶に嬲られる事を想像しただけで、秘裂がヒクヒクと痙攣し躰の奥から愛液が溢れてくる。
157■偲芳歌(しほうか)■【49】:03/12/07 03:21 ID:MmOAWwyE
「…あ…そんな……なにも……してないのに…」
「ん、どうしたの?」
「……ああっ…い……逝く……逝く!」
 珠晶に嬲られる事を想像しただけで、祥瓊は秘裂から愛液の潮を吹き、ビクビクと躰を震わせ絶頂を迎えてしまった。

「あら、これからのこと想像しただけで逝っちゃったの?
 本当に淫乱なんだからしょうがないわね。
 いいわ、お前をずっと飼ってあげる。
 仙籍にも入れてあげるから、その姿のままでいられるわよ。
 これからは、もう何も悩む必要もないの。
 ううん、気持ちよくて余計なことなんて考えられなくしてあげる。」
「…あ…ありがとうございます…珠晶様…」
 それは、珠晶に全てを委ねてしまうことで、祥瓊は辛く長いくびきからこれで解放される。
 不安や恐れを感じることはない、純粋に快楽だけを感じるものになったのだ。
 もはや、以前の祥瓊はどこにもいない。
 祥瓊は幸せだった。


【おわり】

158■偲芳歌(しほうか)■の書き手:03/12/07 03:22 ID:MmOAWwyE
 これで、偲芳歌は終了です。
 これから私はロムオンリーとなります。
 別に引き留めて欲しいから言っているのではなく、私は激しく遅筆なので書けないのです(偲芳歌は書き始めてから半年かかりました)

 司書様へ
 収録はしてもしなくてもかまいません。
 ただ、偲芳歌は某サイトに投稿する予定です。
 あと、作成中の自サイトにも載せる予定です。
159.:03/12/07 03:50 ID:bb4aJi6s
>>158
乙! 半年かかった大作、読み応えありましたよ。
いつかまた気が向いて作品が出来たら、見せてくだちぃ。
160名無しさん@ピンキー:03/12/07 04:53 ID:/5pzTjyY
■偲芳歌(しほうか)■の書き手さん
乙でしたサド珠晶に調教されてマゾになる祥瓊良かったです。
161名無しさん@ピンキー:03/12/07 05:08 ID:xJhYxAA/
>>158
グッジョブ!。激しくハァハァさせてもらいました。
162名無しさん@ピンキー:03/12/07 05:17 ID:PxMOFclV
は、半年…。乙ですた。
163名無しさん@ピンキー:03/12/07 10:53 ID:FzBXgkoP
>146-148
速筆うらやましい…
「流されておしまいよ―――珠晶」
の台詞とか、優しいようで腹に一物ある感じで萌えた。
激しく続きを待っております。
164名無しさん@ピンキー:03/12/07 12:39 ID:wN95LwS1
>163
同意。個人的に、この利広さんは珠晶がおねだりするまでは絶対
挿れてはくれないだろうと思うと萌え燃えw
165名無しさん@ピンキー:03/12/07 13:52 ID:OC/T4iB5
>142さんを見て暇に任せて書いて見ました。
でも純愛なのか、陽楽になっているのかよくわからないものに…。
「こんなんじゃない!」と思ったらごめんなさい…。
166陽×楽「フタリノカンケイ」1:03/12/07 13:52 ID:OC/T4iB5
「…ああ、まだここにいたのか」
陽子は自然に顔がほころんだ。
金波宮を訪れた楽俊だったが陽子が多忙のためなかなか会うことができなかった。
すっかり陽は落ちた頃、書房に戻ってきた陽子は書物に読みふける楽俊を見つけた。
「ああ。悪いな。女官が呼びに来たんだがオイラまだここで書物が読みたくて…」
楽俊はひげをそよがせて持っていた書を閉じた。
「構わない。楽俊の気がゆくまで読んでいて構わない。何か面白いものはあったか?」
そう言って陽子は楽俊のとなりの床几に腰掛けた。
「この慶の史書がな…」
そう言って一冊の書物を二人で覗き込んだ。
楽俊が説明をしていると、一瞬はっとなって説明を辞めた。
「ん、どうした?」
怪訝な顔で陽子は楽俊を見る。
楽俊は軽く首を振った。
「何でもない。…王様とこんな顔を近づけているのを誰かに見られたらまずいからな」
わざわざ楽俊は書卓を挟んだ別の床几に移動しようとした。
すると陽子はすっと手を伸ばしてそれを制した。
「楽俊…そいうことは二人の時はやめて欲しい…」
そして顔を引き締める。
「前も言ったはずだ」
楽俊はその小さな手で自分の顔を掻いた。
「そうだった。すまねぇ」
何かを考えるように尻尾が左右に動いた。
「…それにこんなに綺麗になった陽子の近くで顔を見るのがちょっと恥ずかしくてな」
それを聞いた陽子は少し黙った。
そして意を決したように立ち上がる。
「楽俊…ちょっと一緒に来て欲しいとこがある」
「お、おう」
二人は連れだって書房を出た。
167陽×楽「フタリノカンケイ」2:03/12/07 13:53 ID:OC/T4iB5
書房の近くの小さな堂屋にやってきた。
「ん、ここは?」
問う楽俊に陽子は悪戯っぽく微笑む。
「私の隠れ家だ。ちょっと仮眠をとるときに寄るんだ」
確かに少し奥まったところにあるので気付かれにくいといえばそうだろう。
室内の奥の方には臥牀があった。
「少し話をしよう。楽俊」
椅子や床几のない房だったので陽子は臥牀に腰掛けた。
楽俊は床に腰を降ろそうとしたが陽子に軽く睨まれたのでバツが悪そうに同じく臥牀に腰を降ろした。
「…な、なんだよう」
「前に約束したはずだ。私と楽俊の間には何の隔たりもない…と」
翠の瞳で覗き込まれ、楽俊はかりかりと鼻の頭を掻いた。
「ま、まぁな…。そうしているはずなんだけどな」
それを聞き届けると陽子はおもむろに立ち上がった。
そして自らの帯に手をかけ、その帯を解いた。
「ちょっとっっと待て、陽子! どうした?」
慌てて楽俊はその帯を持った手を掴んだ。
陽子は至って真剣な様子で冷静に言った。
「だめだ、まだ楽俊は私と隔たりがあると思っている。…私は楽俊と同じ場所に立ちたい」
その本気の語りに楽俊はうろたえ、考え、悩んだ。
悩んだ末におずおずと視線を上げて、陽子を見た。
「…ということは…その…そーゆー関係になりたいって陽子は言いたいんだな?」
すると陽子は力強く頷いた。
「そうだ。私は楽俊と一つになりたい」
若く魅力的な女性、しかも一国の主の威厳を兼ね備える陽子に抗えるはずがなかった。
168陽×楽「フタリノカンケイ」3:03/12/07 13:54 ID:OC/T4iB5
楽俊は一瞬下を向いた。
意を決した様に顔を陽子に向けた。
「わかった。陽子、オイラが脱がせる」
そう言って楽俊は小さな手を陽子の羅衫に手をかけた。
陽子は後ろを向いて袖から腕を抜いた。
楽俊の方に向き直ると、楽俊は人間の姿になっていた。
「楽俊…」
思わず陽子は楽俊の首に腕を回して抱きついた。
「嬉しい…」
「そ、そんなにぴったしくっつかれたら小衫が脱がせられねぇじゃねーか」
「そっか、ごめん」
そう言って体を離した。
小衫を脱がし、裸体にした陽子を臥牀に横たえさせた。
もちろん楽俊は半獣から人間へとなったので既に裸だった。
そのまま、横たわった陽子の上に楽俊は覆い被さった。
「よ…ようこぉ…」
「嬉しい…嬉しいよ、楽俊!」
そう言って陽子も楽俊を目一杯抱き寄せる。
歯と歯がぶつかってしまうほど激しく何度も唇を合わせた。
「ん…」
楽俊の唇から唾液が零れる。
それすらも陽子は逃さぬように下を這わす。
169陽×楽「フタリノカンケイ」4:03/12/07 13:56 ID:OC/T4iB5
やがて陽子は唇を離すと楽俊と顔を見合わせてうっとり笑う。
楽俊は体をずらして陽子の胸の谷間へと舌を這わせた。
そしてや乳輪の大きな胸の頂を舌で転がし始めた。
「あ…ん…。すごくいいよ…楽俊…」
乳首を口で啄み、甘噛みし、舌で転がす。
何度もその動作を繰り返すとだんだん陽子の息があがってくるのがわかった。
乳首を攻めながら両手でわき腹を撫であげる。
ピクリピクリと反応する陽子の体が愛しかった。
「ら、楽…俊…」
胸の上あたりにある楽俊の髪を思わず掴んでしまうほどだった。
「痛いよ、陽子…。でもいいけど…」
少し早いとはわかっていながらも楽俊は陽子の秘裂へと指を忍ばせた。
「う…っ、もう濡れてきてる…」
すると陽子は不満の声をあげた。
「わかっているから! 言わなくていいよぅ…」
「わ、悪ぃ」
せっかくの気分を害したのではないかと内心ひやりとした楽俊だった。
指の腹で陰谷を擦り回した。
いきなり来た強烈な刺激に陽子は喘ぎを増す。
花の蕾にも触れ、人差し指と親指の腹で擦り合わせつまみ上げた。
「痛っ………あぁ、止めないで…」
陽子の体がかなり反応したので指を引っ込めようとした楽俊を制した。
小さく楽俊は頷くとそのまま蕾の中心を軽く指で指した。
狭い…しかし愛液が湧き上がってくるのがわかった。
片手は内股を撫で上げ、もう片手で丹念に指の出し入れを浅くして準備を整える。
楽俊の肩を掴む陽子の指先にも力が入る。
「す、すごいいいよ…陽子ぉ」
何度も繰り返すうちにかなり奥まで指は入るようになり、本数を増やしても自然に受け入れるようになった。
170陽×楽「フタリノカンケイ」5:03/12/07 13:57 ID:OC/T4iB5
「待って…楽俊…私も悦ばせてあげたい…」
そう言って陽子は無理に上肢を起こした。
それにつられて楽俊も顔をあげる。
「…へ?」
陽子は両手で楽俊の自身を包み込む。
「ぐぅわ! よ…陽子ぉ」
まだ恥じらいがあって陽子はさすがに自分の口にやったりはしなかった。
しかし両手で丹念に楽俊の自身を撫で上げ、擦り、包み込んだ。
「…こんなに大きくなるんだねぇ……」
楽俊は息を必死に整えようとしながら言う。
「陽子も…言わなくていいよぅ」
「そ、そうだね…」
お互いの準備は整ったようだ。
楽俊が自身を納めるために整えた蕾に、陽子が自らの蕾に納めるために硬く大きくした楽俊の自身を整えた。
「そ、そろそろだよなぁ?」
「…うん」
お互いの意志が通じた、陽子はそのまま楽俊の上に跨った。
「いくよ…」
「………おう…」
楽俊の自身が陽子の蕾に先端まで入った。
「あぁん…ん」
陽子の蕾から愛液が楽俊のために湧き上がる。
腰をより沈めることによって刺激が強くなる。
お互い強く強く最後まで納めようと動かす。
「陽子ぉ…いいか? そろそろ出ちまいそうだ…」
「ん…うん…あぁん、いい早くっ!!」
こうして初めて陽子の中に楽俊は今あるものの全てを放った。
171陽×楽「フタリノカンケイ」終:03/12/07 13:58 ID:OC/T4iB5
「陽子ぉ…いい…。ちょっと早かったかな…すまん」
「楽俊…大丈夫だよ。私もすごく良かった…」
ばたりと二人は初めての結合を終えて横たわっていた。
「また…慶に来たらしようね?」
陽子が微笑みながら言う。
楽俊は恥ずかしそうに頬を染めながらカリカリと自分のこめかみを掻いた。
「お、おう。そりゃ…もちろんだ…」
そんな様子の楽俊を見て陽子はくすりと笑った。
しばらくして楽俊は何かを思いだしたようにハッとして顔を上げて陽子を見た。
「ちょっと待った!」
陽子は驚いた。
「えっ? 何??」
楽俊はなんだか必死な様子で陽子の顔を見上げた。
「なんで二人の初めてで陽子が上なんだ?」
「あれ…そう言えばなんでだろ??」
こうして夜が更けるまで二人は首を傾げ続けた。

二人の関係を表すようなそんな夜だった…。
172165:03/12/07 14:01 ID:OC/T4iB5
3( >168 )の最後の行、「下」じゃなくて「舌」だよ…。
だめだ…。
そして濃いエロ作品様たちの後なので本当にあっさりでごめんなさい。
楽俊はこれくらい早いということで…ひぃ!!

お付き合いありがとうございました!
173名無しさん@ピンキー:03/12/07 15:18 ID:tOJNWAqb
             Q Q
言わなくていいよぅ> (・ω・ ミ 


…………楽俊カワエエw
174名無しさん@ピンキー:03/12/07 15:20 ID:tOJNWAqb
耳ズレタ―――(;´Д`)
175名無しさん@ピンキー:03/12/07 18:34 ID:ihtxnemy
>>165
萌えたー! かわいすぎだ、楽俊!!

. 。 . * ・゚  .。 . *・ 。 . *・゚
  * 。  * ;* ,* ゚
    *゚. *
     *
(*´ー`*)ノ  萌えを振りまいときます
176名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:11 ID:OXPvMhSb
告知コピペ

12月31日の午前9時から
「雲のように風のように」をBS2で放送
原作の酒見賢一著「後宮小説」は、小野不由美さんも
影響を受けたと言ったます。
ぜひ見てください。
177名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:18 ID:DgYNmfTo
>>165       ;* ,* ゚   *・  ;* ,* ゚
   .。* Q Q Q Q Q Q Q Q  *.  
キタキタキタ━\(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)ノ━━━━!!!!!!!!!!
萌えゲトォォォォ!

陽子は上だね!だって漢だもんね!
178名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:31 ID:NVKdZRRv
こういうときのヒト型楽俊が想像できん。
ぬいぐるみと戯れる陽子としか・・・・・・・・・・
当然だが陽子が上。
179名無しさん@ピンキー:03/12/08 00:10 ID:LRheVeSk
陽子たんの乳輪に萌えてしまった。
あれだろ、ちちは上向いてて、柔らかくて初々しいやつ。
165たんも好きやねぇ……
(*´д`*)
180名無しさん@ピンキー:03/12/08 00:54 ID:oUPE6Tg0
陽子×楽俊キターーーーーーーーーーーーーー!(^o^)/
181名無しさん@ピンキー:03/12/08 09:59 ID:GedADfuN
>176
知らなかったー告知ありがd
あの原作は好きだったので、見ようかな。
182名無しさん@ピンキー:03/12/08 10:45 ID:5J2MX3Ad
>176
懐かしいなあ・・・当時小学生で内容がよく解んなかったんだよな。


>自分
学校行って利×珠の続きでも妄想するべ
183名無しさん@ピンキー:03/12/08 12:20 ID:mqYxs5u2
>>176
あらすじ見たら十二国記かと思ったw
ありがと。
184名無しさん@ピンキー:03/12/08 12:54 ID:oSV04lIV
学校……
185名無しさん@ピンキー:03/12/08 13:11 ID:Ew/8K2dz
>>184
大学に決まってる!
186名無しさん@ピンキー:03/12/08 13:22 ID:+adChFvu
欄玉 キボオォォ。・゚・(ノД`)・゚・。ォォン!!!
187名無しさん@ピンキー:03/12/08 15:03 ID:RgKVwNQg
>>148の続きを


力強く噛み締めていた唇への戒めを解くと、抑えていた感情が艶がかった声となって漏れ出した。
荒い呼吸と共に、珠晶は途切れ途切れに言葉を吐き出す。
「……りっ…りこ…ぉ!!もう我慢できな……」
「ん?もう限界かい?イってもいいよ」
珠晶が何を欲しているのかわかった上で、利広は目を細めて囁く。
「やぁん…ちが……違うの……!!」
「一体何が違うんだい?珠晶、言わないと判らないよ?」
「利広の……がっ…欲しいのっ!!」
「私の…何が欲しいんだい?指が欲しいならもう一本入れてあげるよ」
頬を紅潮させ、堪えきれない涙をぽろぽろと零す少女に、さらに追い討ちをかける。
「…言えないわよぉっ!そんな…こと…」
そう言って男の肩に顔を埋めてしがみ付き、許して頂戴とよがる。
今の珠晶の姿は男の欲情を高める以外の、何ものでもなかった。

「ここまで出来れば初めてにしては、合格…かな」
「え…?…じゃ…ぁ……」
珠晶の瞳に喜悦の光が灯る。それもつかの間、利広は更に言葉を続けた。
「主晶の欲しがっている物を、まずはこっちで受けてもらおうか」

利広は言うや否や指を引き抜き、ひょいと珠晶の体を抱き上げ体制を変えた。
珠晶の繁みに顔を埋め、既に頭をもたげ始めていた利広自身を、珠晶の顔に押し付ける。
二人の体制が示す意味を悟り、珠晶の顔が羞恥にカッと熱くなる。
咄嗟に抗議の声を上げそうになるのを堪えて、男の腰帯を引き解いた。


本能の赴くまま書き連ねてはみたが、駄文になってるよ( ´Д⊂ヽグスン
元ネタのif朱氏珠晶作家さんや他に書かれていた方、すんません。
珠晶のビンタで吹っ飛んで虚海まで逝ってきまつ。
188名無しさん@ピンキー:03/12/08 17:08 ID:RZBnafRF
182は卒業の危うい大学生ですのでご安心をw

つか、利×珠キター!
189名無しさん@ピンキー:03/12/08 17:19 ID:RZBnafRF
人様の尻馬に乗る形で恐縮ですが、187氏の続きを・・・


「舐めて、咥えるんだ。歯は立てないようにね。どうしたら良いかは教えてあげるから」
言われるままに珠晶は覚束ない手つきでそっと包む。
意識して我慢していた甲斐があってそれはまだようやく大きくなり始めたところだった。
「珠晶、舐めて」
珠晶が恐る恐る舌を出し、先端をちろりと舐める。その髪を撫でて、
「大きくなるまで、できる?」
と言えば、素直に頷いて舐め始めた。紅い舌が可愛らしい唇から覗き、微かに濡れた
音を立てながら雄を舐め上げる。反応して大きく固くなっていくのに興味を引かれた
のか、口技とも呼べないような稚拙な奉仕はそれでもどんどん大胆になっていく。
零れ始めた先走りを吸い、筋を舌で辿る。緩くそれを握る手はぎこちなく上下に動か
され、彼女の顔も手も自身の唾液と利広の体液で濡れそぼっていた。
しっかりと固くなったのを確かめ、利広が言う前に珠晶はできるだけ大きく口を開け、
それを頬張った。その頭を彼の指がまさぐる。髪をかき回す、その動きもぞくぞくと
した快感を珠晶に与えてくれる。
「んっ・・・ぐう、むぅ・・・ん」
咥えているせいでくぐもった呻きしか出てこないが、珠晶は先刻まで利広に弄られていた
己の中心がぐちゃぐちゃに濡れ、太腿どころか膝裏まで滴っていることに気付いていた。
雄を咥えているだけでこんなに浅ましく濡れていることへの羞恥が、興奮へと変化していく。
利広が硬く勃ちあがっていくのは珠晶の奉仕によるものというよりは、その光景の淫猥さに
よるところが多分だった。どちらにせよ彼の雄は少女の愛らしい唇を犯し、口中を塞いでいる。
「そろそろ良いかな?」
そう言ってやったら珠晶が今度こそ、と期待に潤んだ瞳で見上げてきた。
190名無しさん@ピンキー:03/12/08 17:35 ID:RZBnafRF
シマッター!!
もの凄い間違いをしてしまった。・゚・(ノД`)・゚・。
187さん、ごめんなさい。189はスルーしてくだちい
朱厭と一緒に燃えてきます・・・
191189訂正:03/12/08 18:21 ID:RZBnafRF
連続投稿ご容赦ください。自分の不始末をつけに戻ってきました。



珠晶の震える舌が利広に触れるのを待って、利広が其処に口付けをする。
「ひあぁんっ!」
咄嗟に背を反らしてしまい、唇がそれから離れた。
「こら、ちゃんとしないとこっちも止めてしまうよ?」
「だ、だって・・・」
「言い訳は聞かないよ」
そう突き放して利広は再び朱く熟した果実を舐りだした。
「ひっ・ア・あんっ・・・あ・ふぅ・・・」
快楽に冒された瞳に珠晶の唇を待っている昂ぶりが映り、彼女はそれに再び唇を寄せた。
くびれから上へと舐め上げ、頂上を舌先で突付く。利広の舌はまるでそれに対する褒美
のように珠晶の悦い処を探っていく。
「ふ・ぐぅ・・・んむ」
もっと悦くして欲しくて、珠晶は懸命に舐め、しゃぶった。
「・・・くっ・・・珠晶、そう、いい子だね・・・」
もはや珠晶からは羞恥心など消え失せ、ただ貪欲に男の精を誘って舌を動かしていた。
そして含むには大きすぎるものを精一杯頬張る。必死で咥えたそれはしかし、未だ体積も
硬度も増しつつあった。喉の奥に当たり、反射で吐き気をもよおして珠晶は口中からそれを
抜き出そうとする。当然利広はそれを許さず内腿を強く噛む。そして彼女の揺れ動く腰を
掴まえている手で後ろの蕾を苛め、前の蕾を吸い上げた。
「んぐぅっ!?・・・んっ・んうっ・・・」
上げられない悲鳴のために、喉奥が利広の先端を締め付けた。
192187:03/12/08 18:24 ID:RgKVwNQg
>>187訂正
利広の台詞で ×主晶
       ○珠晶でした
                  ごめんなさいごめんなさ(以下略


でも戻ってきたら利広×珠晶の続きが!戻ってきて良かった(´д`*)
…と思ったら、>>189氏がももも燃えそう!!
待ってくれ何があったんだ!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
どこが間違ってるのか素でわからんのですが。
193187:03/12/08 18:31 ID:RgKVwNQg
189氏が無事で安心( ´∀`)ヨカター
194名無しさん@ピンキー:03/12/08 18:39 ID:wgymCmV7
190たんの逝きかたナイスだw
      




                   


                            ドコガマチガッテル……?
                            (´−`)。。oO●9ナノニカミヲナデテルカラ……?
                            デキルダロソレハ……


195名無しさん@ピンキー:03/12/08 18:59 ID:McrmYQMW
鈴×陽子の百合小説を希望!
196名無しさん@ピンキー:03/12/08 19:02 ID:GRPWmR+m
>194
アタマヲマサグルノハムヅカシイカト・・・
197名無しさん@ピンキー:03/12/08 19:53 ID:ybefXKUn
ちょうど後宮小説を読み直してるところだよ。
なんてタイムリー。

小野さんアレに影響受けたんだ…。
作品内でセックル講座を始める作家になる所だったのか(大袈裟。
198名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:26 ID:iKMSFmbR
影響受けたとはちょっと違うような…
でも神が降臨してるから( ゚з゚)キニシナイ!
199名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:05 ID:hQyUbJxs
影響を受けたと言うか「後宮小説」が出たせいで
出版界に古代中国風ファンタジーと言うジャンルが確立して
「封神演義」「ふしぎ遊戯」「十二国記」と言った作品が出るようになったんだよな。
200名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:11 ID:W48zOmQf
封神演義は古典りゅ…( ゚д゚)ポカーン
201名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:19 ID:qSG2KPtG
きっと、ジャンプの藤崎の漫画のことを指しているんだろう。
202名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:22 ID:hQyUbJxs
>201
補足ありがd
203名無しさん@ピンキー:03/12/08 23:19 ID:UM80Uq+0
「後宮小説」は最初にアニメを見て、その後原作を読んだら
内容にびっくらした覚えが……w
204名無しさん@ピンキー:03/12/09 00:43 ID:jWOi0Uuw
あ、本棚に「後宮小説」あった。しかも初版・・・読んでないけど。
帯を見ると「中国の架空の王朝を舞台に描く奇抜なホラ話」とある。そうなのか。(w
そのママ十二国記にも使えそうなキャッチコピーだな。

アニメ化の監督はあの鳥海永行か・・・こりゃ見なきゃ。

公式サイト ttp://pierrot.jp/title/kumokaze/dvd.html
205名無しさん@ピンキー:03/12/09 00:58 ID:z8ekOGbf
>204
トップ絵は、珠晶見たいな感じ
銀王后
206名無しさん@ピンキー:03/12/09 01:12 ID:jWOi0Uuw
>204です。
スマソ、URL貼り間違えた。これがトップページです。
ttp://pierrot.jp/title/kumokaze/index2.html
207名無しさん@ピンキー:03/12/09 02:01 ID:JdnddHZ8
漏れは、書評を見て、文藝春秋だったかにサワリの部分が載っていて、
わざわざ本屋で予約してまで買った。
アニメ化されたの見て、腹が立った。

……にしても、影響を受けたにしても、『十二国記』の言語センスは悪すぎ。
『後宮小説』の方は話も面白いが、文章のリズムが良いし、字の使い方のセンスが
抜きん出てる。
208名無しさん@ピンキー:03/12/09 07:39 ID:2QQrGebN
おまいらいいかげん板違い。
209名無しさん@ピンキー:03/12/09 13:07 ID:A9NSSpCX
「後宮小説」はおもしろいのでオススメ。

楽俊×陽子で思いついたプロット。誰かSSにしてけろ。
→いつも陽子の側にいる景麒に嫉妬する楽俊
→思わず陽子を押し倒す
→驚いて泣いてしまった陽子を見て反省する楽俊
→「陽子、ごめん、おいらこんなことするつもりじゃなかったんだ・・・」
→そんな楽俊にそっと抱きつく陽子
→「ううん、いいの楽俊・・・私、楽俊に抱いて欲しい」
→「陽子・・・」
→ほのぼのらぶらぶ甘甘な初H
210名無しさん@ピンキー:03/12/09 17:05 ID:eTSY2DxJ
そこまで形があるんなら自分で書こうや>209
職人さんが増えるのは良い事だし
211名無しさん@ピンキー:03/12/09 17:53 ID:35Yryrd3
>> →思わず陽子を押し倒す
最大の問題はここだと思われw
ヒンマンつけてたら絶対に不可能だろうな……

でも、王様であってもやはり女の子は女の子なんだ、という
シチュは堪らなく好きなのですが……

萌えの補給を( ´∀`)つ ゚* ,* ゚ *
212名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:17 ID:vRyDSsZX
>211
冗祐は景麒と違って空気読むの巧いから、陽子が本気で嫌がってない限り
青春してる楽俊と陽子を気づかってないものとしてふるまってくれる気もする。
213名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:21 ID:Efz9ZbUc
しかし相手が景麒の場合、陽子が嫌がってなくとも、
ここぞとばかりに反撃したりする気がするw

さり気無く冗祐をはじめとするシレイ達にとことん邪魔されつつも
目的を達成しようとする景麒と何も気付いてない天然陽子というシチュも萌えだな
214名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:23 ID:eTSY2DxJ
憑いてる主と感覚共有なんておぞましいことが無いように祈ってるよ、冗祐・・・
215名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:28 ID:vRyDSsZX
俺もひそかに同じこと考えてた…<楽俊の愛撫に陽子の中で悶える冗祐
216名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:29 ID:/IJfmVH5
→いつも陽子の側にいる景麒に嫉妬する楽俊
→思わず陽子を押し倒す
→驚いて泣いてしまった陽子を見て反省する楽俊
→「陽子、ごめん、おいらこんなことするつもりじゃなかったんだ・・・」
→そんな楽俊を押し倒す陽子
→「ううん、いいの楽俊・・・私の方こそ楽俊を抱きたい・・・」
→「陽子・・・(汗」

なんて想像しちまった漏れはほのぼのらぶらぶ甘甘失格ですか(;´・ω・`)
217名無しさん@ピンキー:03/12/09 19:57 ID:eTSY2DxJ
書庫へ行ったら・・・管理人様、仕事早ッ!!
嬉しいけど、無理しないでくださいねー!
218名無しさん@ピンキー:03/12/09 20:18 ID:xmpj9soK
 「冗祐は景麒と違って空気読むの巧いから」

大爆笑しますた。
>>212
219名無しさん@ピンキー:03/12/09 22:55 ID:lTqvUpxR
保全
220名無しさん@ピンキー:03/12/09 23:01 ID:cUt+FU2a
前から気になってたんだけど
「保全」と書いて「age」てるのって新種の荒らしか?
221名無しさん@ピンキー:03/12/09 23:03 ID:UQ3LMDRq
確かに気になってた。
保全もなにも、書き込みありゃ落ちないのに。
222僭越ながら>>191の続きを 1/3:03/12/09 23:21 ID:neLwjO4e
珠晶の喉奥で先端を締め付けられ、利広自身の体積がさらに増した。
締め付けられた利広の先端が、珠晶の喉奥をさらに突く。
口が開く限界まで咥え込み、顎の付け根が外れそうになるのを堪え、舌先で筋を追う。
「んっ……いいよ……上手いじゃないか珠晶」
利広が再び前の蕾にも指を入れると、指がずぶずぶと飲み込こまれていく。
さらに蕾の下にある紅く充血して膨らんだ肉芽を軽く吸い上げると、くぐもった声と共に珠晶の体がびくんと跳ねた。

口元を蜜と唾液でべとべとに濡らしながら互いの秘所を貪り合う姿を、黄昏はじめた光が長い影を落とす。
「珠晶……そろそろ限界だよ。出していいかな?」
珠晶が僅かに首を縦に振り承諾した途端、利広が己の精を吐き出した。

喉奥に注ぎ込まれる熱い利広の精が喉を焼く。
初めて味わう熱さと苦味に顔を顰めながらも、喉を鳴らして必死に飲み込む。
それでも嚥下しきれなかった残滓が、口の端から溢れ出た。
223名無しさん@ピンキー:03/12/09 23:37 ID:eTSY2DxJ
今夜も、キター!!(゜∀゜)
224利×珠2/3:03/12/10 00:17 ID:UNgPcWE8
「よく飲めたね。偉い偉い」
体勢を変え今度は利広が上になり、細い足を両肩に担ぐ。
再び秘部を晒す姿になるが、珠晶は抵抗の色を見せない。
「……利こぅ…あたし……まだなのっ……おねがい…願い利広!」
飲みきれなかった利広の残滓と唾液で、べっとりと濡れた口元。それを拭うこともせず、
唇からは哀願の叫びが響く。

指が引き抜かれた二つの穴はぽっかりと穴があき、そこから桃色の鮮やかな媚肉が僅かに覗く。
溢れて膝裏まで流れていた透明の蜜が、室内に差し込んだ明かりを反射して輝く。
汗と蜜が小さな玉を散りばめた様に珠晶を飾り立てている。
珠晶の淫靡な姿に、利広自身が再び熱を帯び体積を増す。そのまま秘部に近づけ、下の蕾から肉芽までを滑らせる。
はあ、と珠晶の唇から恍惚のため息が零れた。
「……これが欲しいかい?……珠晶」
利広の言葉に、珠晶はこくんと頷いた。
じゅぶ、と水音を立てて利広の雄が侵入していく。
「ふあぁ……んっ」
初めて味わう珠晶の中は熱く、中の襞と蜜が絡みつく。
奥までねじ込むと、締め付けるように絡みつく珠晶の中が心地良い。
そのまま動かずに暫し膣中を堪能していると、焦れたように珠晶がもぞもぞ腰を揺らし始めた。
225名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:22 ID:Gdz0/wVL
漏れの宝貝(パオペイ)はビッグマグナムですが何か?
226利×珠3/3:03/12/10 02:14 ID:UNgPcWE8
すみません>>224の訂正です
上から4行目珠晶の台詞
×願い ○お願い です。すみません。


もぞもぞと揺れていた腰を掴み、ぎりぎりまで引き抜くと一気に突き上げた。
「ひあぁぁんっ!!」
珠晶が白い喉を仰け反らせた。
お互いの肌がぶつかり合う乾いた音と、粘性の水音。
それに二人の吐く荒い息と、突き上げられる度に零れる艶がかった声と。
不協和な律動が、段々と調和がとれ一つの曲の如く室内に流れる。
今自分に組み敷かれている彼女は、この部屋の戸を開ける以前の彼女―――最早初めて出会った頃の「少女」ではない。
自分という雄に激しく突き上げられてよがり啼く「女」になったのだ。
彼女の矜持を打ち砕いたという確信。そして崇高なまでの清華さを放っていた彼女を
いま自分が身も心も独占しているという達成感。
「……あっ!あぁんっ!!……もう…だめぇ…!!」
珠晶の中が震え、限界が近いことを知らせる。
利広は珠晶の腕を自分の背中に回させて、耳元で囁いた。
「…んっ。珠晶っ…一緒に……イこう……」
利広の背中に回された腕に力が篭り足がぴん、と伸ばされる。
その瞬間、二人は共に快感の高みを駆け上った。



ここまで書いて力尽きますた。せっかく慣らしたアニャール設定、全然いかせなかったよ…_| ̄|○
誰か続きを書いてくれ…。

管理人様 乙です。投下した直後に保管して下さりうれしいです。
でもあんまりハイペースで心配。あまり無理しないでマターリ頑張って下さいね。
粗茶ですがドゾー(・∀・)つ旦
227名無しさん@ピンキー:03/12/10 09:08 ID:LOwc+jlo
222-226の職人様、乙です
差し出がましくも、続き、立候補します(・∀・)/ハーイ!
ただし投下は夕方になりますが・・・
228名無しさん@ピンキー:03/12/10 12:19 ID:4FM9bl5v
SS書庫の管理人さんへ
煩悩の十二国記*五冊目*
のログを無くしたとの事ですがわたしは、持っている過去ログをやりましょうか?
つきましては、どこかのアップローダーを教えて頂くと良いのですが。
また2ch閲覧に2ch専用ブラウザを使えばパソコン内にファイルが.dat形式で保存され
このルーツを使えば
   ↓
http://members.at.infoseek.co.jp/tatsu01/

.dat形式のデータをHTMLにする事が出来ます。
229名無しさん@ピンキー:03/12/10 12:54 ID:2JUubSa+
>やりましょうか
>このルーツを使えば
なんか妙にワロタ
230名無しさん@ピンキー:03/12/10 15:35 ID:P4iJxIIb
もしかして、中国の人?>228
231名無しさん@ピンキー:03/12/10 15:41 ID:Om1EqUBB
山客と言え
2321/2:03/12/10 16:59 ID:LOwc+jlo
山客ワロタw

>226さん、こんな感じで如何でしょう?「違う!」と思われても許してください(汗
--------------------------------------------------------------------------------------
珠晶の中に欲望を迸らせ終えて、利広は荒い呼吸を無理に整える。眉根を寄せ、まだ絶頂の
余韻に震えている珠晶を見下ろし、身体を起こした。
「・・・まだ、終わらないよ、珠晶」
「ぇ?」
何を言われているのか理解できず、ぼんやりと聞き返す。利広を抜き出された場所から、こぽり、と
音を立てて白濁が溢れた。利広はそれを指で掬い取り後ろの窄まりに塗り付けだした。
「んっ、やっ?な、に?」
「言っただろう?壊れてもらうって」
利広の瞳には冷たい愉悦が覗く。先程慣らされた其処は粘液を塗りたくられ、すぐに柔らかく指を
受け入れ始めた。指がもう一本増やされても強張るのは最初だけで、未知の感覚が珠晶を侵し
ていく。
「い、やあぁん・・・そこ、違うっ・・・!」
舌足らずの声で再び啼かされる。違う、と言いながらも、もっとして欲しくて腰が揺れてしまう。
「いやらしい子だねぇ」
「ちがっ・・・ちがう、だっ・・・て、利広がっ・・・!」
「私が、何?」
その腰を掴み、膝を曲げたまま反転させる。背をそらして尻だけを突き出した、獣のような体勢にさせ
た。解きほぐした蕾に、まだ硬度を保っていた自身を押し当て、腰を進めた。
2332/2:03/12/10 17:00 ID:LOwc+jlo
「ひっ!?いっ、やぁっ!そん、な、無理ッ・・・!!」
「力を抜かないと、辛いよ?」
振り向こうとするのを押さえつけ、先端を捻じ込んだ。珠晶の身がまた強張り、悲鳴が喉を掠める音が
した。喰いちぎられそうなほどきつい締め付けの入り口を通過し、膣とは違った感触の粘膜が利広の
昂ぶりを包み込む。
「・・・イイね、『女』を通り越して『雌』になってしまえば良い」
覆いかぶさるように耳元に囁けば、肩越しに振り返る瞳は既にそうなりつつある事を利広に教えた。

二回も達しているから、利広には少し余裕がある。しかし珠晶の方は絶頂を迎えるたびにそこへの道程
が短く安易になっていた。つまり僅かな刺激でも感じてしまい、達してしまいそうになっていたのだ。
利広がゆっくりと抽送を始めた。圧迫感が波のように引き、また満ちてくる。
「ふ・あ・あぁ・あ・んぅ・・・」
間延びした掠れ声が涎と共に零れ落ち、敷き布に滲む。力の抜けきった腕では身体を支えられなくて、
押し付けられるままに辛うじて肩で勢いを受ける。必然的に尻は利広へと高く差し出されている。
「ひぃ、あ、もっと、あんっ!もっとぉ!!」
もう珠晶は何も思考することができなかった。ただ啼き、腰を振って快楽を享受することしかできなかった。
それも段々と激しくなり、がくがくと揺さぶられて悲鳴をあげ、真っ白な世界へと突き上げられ、今度こそ
意識を手放した。
234名無しさん@ピンキー:03/12/10 18:28 ID:LOwc+jlo
オチが思いつかないのでトウテツ狩りに行ってきまつ・・・
235名無しさん@ピンキー:03/12/10 19:45 ID:Gdz0/wVL
欄玉陵辱ものやってみようかケケ
236名無しさん@ピンキー:03/12/10 20:10 ID:3MQ6IcMR
少し時間をもらえれば、>>233の続きを書いてみようかと思うんだけど。
12時過ぎを目処に。
237226:03/12/10 20:34 ID:O0BXeQiC
続きキター!>>233氏ありがとう!!
激しく(;´Д`)ハァハァさせて頂きました。
そして>>236氏の降臨を楽しみにしております。

……今夜は眠れない(w
238236:03/12/10 23:52 ID:3MQ6IcMR
232。233の続きです。


自分のモノを淫らにくわえ込んだまま気をやってしまった珠晶を、まだ達していない利広は冷静な目で見下ろしていた。珠晶の尻の穴の縁はほんのりと赤味を帯び、黒々とした肉棒をくわえ込んだままひくひくと痙攣していた。
意識を失った横顔は少女の清純さと娼婦の卑猥さを併せ持ち、口に貼り付いた髪の乱れが利広の欲情をそそる。
初めてであったときには性の対象にさえ思えなかった少女が今こんな風に犯されている事実が、利広の征服欲をさらに呼び起こす。

「このまま中に出してしまってもいいのだけれどね、珠晶」
一旦抜くと、くずおれる珠晶の尻を持ちあげて、膝立ちのまま珠晶の膣内に入れ直した。
「やはりこちらの方が好きだな、私は」
そう言って、未だ意識を取り戻さない珠晶の胎内をゆっくりと楽しんだ。
利広の大きなモノの形に添って微妙に形を変えてゆくその中は、こなれて柔らかい部分と少女特有の肉付きの薄い固さとが相俟って、利広が抱き慣れている年頃の女たちとは明らかに感触が違う。
「ああ、珠晶、いいね。これからもっと女になって行く君を抱く男たちに嫉妬してしまいそうだよ」
ごりごりとする入り口に裏筋を擦りつけるように腰を使ううちに、利広の表情に恍惚としたものが浮かびはじめた。次第に激しさを増してゆく利広の動きに、珠晶が微かに反応をはじめる。媚肉がうねり、利広をくるみ込む。

「あん、あふぅ、ああ・・・」
珠晶に馬乗りになったまま手を伸ばし、利広は牀榻に掛かった帳を払いのけた。
如何にもそれ専用の舎館らしく、壁際のそこには金で装飾された趣味の悪い大きな鏡が掛けられていた。
鏡に対座した利広は胡座をかき、膝の上に珠晶の身体を抱き上げた。
脚を大きく開かせて牡と牝の繋ぎ目を鏡の前に晒す。
まだ朦朧とした珠晶の身体を鏡に映しながら改めて愛撫をはじめた。
きれいに盛り上がった乳房を掬い上げるように揉みしだき、ぐったりと傾いた首筋に舌を這わせ、もう片方の手で肉芽を剥き上げる。
珠晶の反応がはっきりしてきたところを見計らって、薄い肩に思い切り噛みついた。
「あううっ、痛い!」
意識を取り戻した珠晶の眼に真っ先に映ったのは、淫らに男を呑み込んだ自分の秘肉だった。
2392/3:03/12/10 23:53 ID:3MQ6IcMR
「なにこれ、利広っ、イヤっ、こんなの見たくない」
背ける顔を利広の手が強引に前に向ける。
「よく見るんだ」
目を閉じようとするが、利広の手の動きが気になって薄目を開けてしまう。目に入れば、怖いものから目を逸らせないのと同じで、その有様に釘付けになる。
やがて珠晶の顔に、恍惚とした表情が浮かびはじめた。
利広は珠晶の秘肉を大きく左右に引きくつろげて、二人の結合部を露わにしていた。
利広が腰を突き上げるたびにそこから白く泡だった液体が溢れる。
珠晶の桜色をした秘肉が紅潮し、肉棒に絡みついて引き出されたり押し込まれたりする様がありありと映る。
二人で混ぜ合わせた汁をたっぷりと掬い取り、利広の指が珠晶の口に押し込まれる。
「さっきとは違う味だろう? 珠晶の蜜と私の精が混じりあっているんだよ」
何も考えられずに口を開き、舌を伸ばして利広の指を舐めしゃぶる。
汁を舌に載せたまま顔をそらせ、利広の唇を貪った。利広の舌が珠晶の舌に乗ったものを舐め取り、味わう。もしかしたら珠晶の飲まされた媚薬が愛液に溶け出し、二人に新たな作用をもたらしたのかも知れなかった。

腰を繋ぎ合わせ、大きく口を開いて互いの舌を貪り合う二人は、もはや盛りのついた獣同士のまぐあいにしか見えない。
「もっと見せて、利広」
珠晶がねだった。
珠晶の腰を両手で持ちあげ、雁首のぎりぎりまで肉棒を引き抜いてみせる。
中で溢れ掛けた汁が掻き出され、二人の股間を濡らす。ずぶずぶと音を立てて呑み込まれてゆくそれに、珠晶はうっとりと見とれた。
「こんなに太くて大きいのが私の中に入ってるのね」
「そうだよ、珠晶の中はどんどん良くなって行く」
「嬉しい」
自分の道具を男に褒められることがこんなに嬉しい。
「もっとよくしてあげる」
そういうと自ら腰を上下させはじめた。
利広はそのまま仰向けになり、自分に背を向けて尻を振っている珠晶の媚態を満足げに見やる。少し顔を傾けると、鏡に映った珠晶の陶酔しきった表情が見えた。
2403/3:03/12/10 23:54 ID:3MQ6IcMR
口を開き、薄紅色の舌で淫らに唇を舐めまわしている。利広の牡の器官をしゃぶった感覚を思い起こしているのだろうか。片方の手は自分の乳首を弄り、もう片方で利広との繋ぎ目をまさぐっている。
薬の力を借りてとはいえ、ここまで珠晶を墜としてしまったことに、満足とかすかな後悔が生まれた。しかし利広自身、はやり立つ気持ちが押さえきれない。
「珠晶!」
叫びながら体を起こし、珠晶の身体を乱暴に押し倒す。
弾みで肉棒が抜け、熱い液体が珠晶の顔にかかった。
必死にこらえ、再び無理矢理に珠晶の中に収める。
頭の後ろから血が引いてゆくような感覚を味わいながら、利広は力任せに珠晶に腰を打ちつけた。いやらしく蠢く媚肉がそれをじんわりとくるんで締め上げる。
「いいっ、気持ちいいの、いいのおっ」
髪を振り乱し、ひたすらよがり声を上げ続ける珠晶。
「君は最高だ」
負け惜しみを口走りながら、利広は媚肉に絡め取られてしまった自分を意識していた。

「りこ、りこお、りこおぉおおっ」
珠晶の叫びには最早理性のかけらも感じられない。雄の精の最後のひと雫までも搾り取ろうと貪欲に腰を振り立てる淫らな女。
なんてそそる女なのだろう。
もはや余裕のある振りをすることも出来ず、利広はすべてを珠晶の中に解き放った。
とぎれとぎれに息を吐きながら珠晶の上に倒れ込む。
珠晶はもはや四肢を動かす力も残っておらず、自分をこんな風に乱れさせた男の下敷きになっていた。
窓から吹き込むそよ風が二人の火照った身体を冷ます。
外を夕闇が包み始めていた。
241236:03/12/10 23:55 ID:3MQ6IcMR
最後まで書けなかった・・・。
展開が雑だったし。
珠晶だけでなく利広まで壊してしまった。
どなたか、続きをおながいしまつ。
242名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:52 ID:LU5ftb1k
>236氏
乙です!もう終わらせて良いですよね?十分しまくりましたしw


というわけで、無理やり終了させます。ごめんなさい。
_______________________________________________________________
次の日の午過ぎになって、漸く珠晶は目を覚ました。体中が軋み、中心が引きつるように痛む。
ぼんやりとした意識の中でその理由を考え、思い当たって頭を抱えた。
羞恥よりも嫌悪感に近い思いが珠晶を包む。第一、今更恥じらっても間抜けなだけだろう。
「限界を超えると、人間、諦めがつくものなのね・・・」
痛みを堪えてゆっくりと身を起こす。昨日の狂態は意識して思い出さないように努めた。汚れ、
乱れ果てている衾と臥室。そこへ利広が入ってきた。珠晶が目覚めているのを認め、僅かに
怯む。そんな様子を気にも留めず、珠晶は半ば八つ当たり気味に
「痛いじゃないのよ」
と文句をつけた。
「・・・珠晶?」
「なに?言っておくけど、罪悪感とか責任とか、要らないからね?あたしは自分であなたに着い
ていったんだから」
あまりにあっさりと言われて利広の方がどうして良いのか分からなくなる。
「流石にここまでされるとは思ってなかったけど、それはあたしの読みが甘かったんだわ」
そう考えるのが一番精神衛生上良さそうだったから、珠晶は利広に言うと同時に己にも言い聞
かせた。
そして彼に背を向け、膝を抱えて少しだけ泣いた。それは利広を責めるものではなく、後悔でも
なく、捨ててしまったものの輝きが眩しくて痛かった、唯それだけのことだった。

                                     了
243名無しさん@ピンキー:03/12/11 01:01 ID:1nsLzbls
職人の皆様、乙でした!!
濃厚なエロなのに、最後の最後で切なくなったよ。
244236:03/12/11 01:06 ID:XEEU01FK
>242さん
ありがとうございました。
少しだけ泣く珠晶が切ないっす。
245名無しさん@ピンキー:03/12/11 02:48 ID:kzrviVyW
皆さん、乙でした!
こんな風なリレー式もいいな、と思ってみたり。
246名無しさん@ピンキー:03/12/11 13:21 ID:E3Fx90Xl
>>114でつ。
作家のみなさま、自分の妄想を素晴らしく纏めて下さって
ほんとにありがとうございすた!!
この後珠晶は、>>26サソの設定どおり、
頑丘の許に戻っていくのかと思うと、激しく萌え…ハァハァ(*´д`
ifシリーズ、今後も作家サソの降臨を楽しみにしてまつ。
247名無しさん@ピンキー:03/12/11 14:26 ID:XEEU01FK
利広×珠晶 リレー小説リンク

>114、>121-123、>146-148、>187
>191(>189も捨てがたい)、>222、>224
>226、>232-233、>238-240、>242

「>>が多すぎます」と文句を言われたので取り敢えずレス番だけ。
248名無しさん@ピンキー:03/12/11 14:27 ID:LU5ftb1k
ここまで書けたのは>114さんが発案してくれたお陰ですよ♪
そして乗ってくださった作家様方も、本当にありがとうございました。ええ、萌えましたとも(*´д`*)* * *

言い出しっぺとして嬉しい限りです。文書き冥利に尽きるというか・・・。
ifネタ・・・更夜が道程だったらおもろいな・・・とか妄想しつつ、他の方の他カプを
もっと読みたいので暫らく遁甲します。
if書きでした。
249名無しさん@ピンキー:03/12/11 15:27 ID:t+s0iZBI
またif書きさんのお話楽しみに待ってます。

それにしても更夜が道程って萌えるな。
250名無しさん@ピンキー:03/12/11 19:49 ID:KzwFO2mL
祥慶×楽俊のエロ小説希望!
251名無しさん@ピンキー:03/12/12 04:44 ID:NHmSK9as
     ∧_∧
???.ー (  ^^ ) <?????? ????? ????? ??(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                ?????? ????????

252名無しさん@ピンキー:03/12/13 01:33 ID:PIP3DSgu
>>140の泰麟小説希望!
253名無しさん@ピンキー:03/12/13 08:55 ID:1+xCaIec
>252
前から気になっていたんだが、それは801(女体化)じゃないだろうか……。
254140:03/12/13 09:12 ID:/r/tu/nL
252さん、ありがとうございます。
泰麟小説はフルバージョンを仕込み中ですが、
やはり801に行ったほうがいいのでしょうか?
255名無しさん@ピンキー:03/12/13 12:58 ID:xlGMilhX
801行き、なのかな……?
最初は男っていう前提で呪とか薬で女になった、って内容じゃなく
「麒」じゃなくて最初から「麟」として生まれていたっていうのだったら
こっちでもOKかもと思ったり。
でも、嫌な人いるかな。
256名無しさん@ピンキー:03/12/13 13:03 ID:dPZ8FU5/
私はいや。
性別変えは生理的に気持ち悪い。

王じゃなかったらっては面白かったけど。
(でも麒麟じゃなかったら、ってのは話にならないよなーw)
257名無しさん@ピンキー:03/12/13 13:26 ID:xlGMilhX
今801板(?)の方をさらっと見てきたんだが、ssへの行き方が
よく判らん。
それらしきものをぽちっと押してみたら実写が…(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
どこにssあるんだよう!
いやそれより……ま、まさかこのページ有料!?だったらどうしようママン……
他にも所々にURL張ってあるけど怖くて押せない…
これじゃ向こうに140さんがうpしてくれても読めないよウワァァン!
嫌な人はスルーということでこちらにうpしてくれないだろうか……
ごめんよ、自分勝手とは思うんだが……ダメ?
258名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:04 ID:50x+ldLc
>>257
IEで見ているとそうなる2ちゃんねる専用ブラウザを導入汁。
2ちゃんねる専用ブラウザは、色々有るが俺のお勧めは、Open Jane (IE版)
http://sourceforge.jp/projects/jane/

それと801板のSS投下用したらば掲示板に
行くには、URLの”pinktower.com/”部分を削除すれば見れる。
259名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:21 ID:sNH6NkZs
でも男体化は良いのか?
あれは埋め立てだったから良いのか。
260名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:30 ID:xlGMilhX
それらしきものに行けたよ。
>>258さんサンクス!
140さん!801板でもOKでつ!
261256:03/12/13 17:32 ID:dPZ8FU5/
男体化なんてあったのか。
新スレに移行しちゃうと、前スレはみないし…。

終わったスレで遊ぶ分にはきにしないけどなー。
262名無しさん@ピンキー:03/12/13 20:05 ID:Y1PHQXiI
男体化は百合に相当すると思われ。
でも、
男陽子×楽俊
は801だよね。
263名無しさん@ピンキー:03/12/14 00:59 ID:aOhyiIaQ
嫌な人はスルー&スルー&クイックじゃダメかなあ男体女体。
やっぱり色々見てみたいと言うのがあるし、いつ何時どんな神が天下るか分かんないし。

264名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:12 ID:vMj60JUd
>>263
禿同
神マダかなー(・∀・)
265名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:38 ID:QKxSamLZ
それではふたなりはどうかと乱入してみたり

ごめんよ、萌えがマニアックで……
266名無しさん@ピンキー:03/12/14 03:03 ID:MOlBjI/G
ふたなりねぇ…悪いが正直言ってキモイ。
確かに陽子にティンコ(だけ)があってもあんまり違和感ない気がするが、これもちと微妙。

女体化は泰麟なら違和感なさげだが、誰の女体化でも結局相手が男だと801色は拭えないな。
そういう意味じゃ男体化の方が百合な分だけ…どっちにしろ多分ここじゃ拒絶反応出るだろうね。
俺は801と猟奇モノ以外は反対しないけど。
267140:03/12/14 04:16 ID:S+TF28jm
たとえばここに誰かが散々やられて、切り刻まれて殺されるSSが落ちてきて、
勘弁してくれと言うと「でも●も●いてないし●も●ってないしこんなの全然ぬるいですよ」
というレスが帰って来たりしたら、自分は別スレ立てを薦めると思います。
その際罵倒してしまうかも知れません。
(●には痛そうな身体部分と動詞をいれて読んでください)

何が言いたいかというと、ネタとして許せる基準はそのぐらい人によって違うということで、
801にはしたらばという選択肢もあるし、泰麟SSは向こうにうpしますよ。
ただ、年内にはならないです(予告スマソ…´д⊂)
終わったら、こちらにもお知らせします。
268特殊かも…:03/12/14 05:42 ID:89eKy2/T
前スレ989、男化を書いた者です。
あれを書いたきっかけは801板だったし、こちらにはふさわしくなかったかもしれないですね。
801板にもふさわしくないですけど(苦笑)
「周りにあまり気にせず投下しる!作品以外で語らない!」のがいいと思いますが、
今の趣向語りの流れのきっかけになった様な気がしましたので、申し訳ないです。
 また、あれの続きが出来たら投下するかもしれません。その時はスルーしていただけるとありがたいです。
ええと、最後に>140さん、がんばってください! あと、自分自意識過剰でスマソ…
269名無しさん@ピンキー:03/12/14 09:42 ID:0Ro72Ov9
>>268
いや、あれはあれで自分は萌えだった。
どのような形でもいいので、続きを書いて下さいね(・∀・)ノシ
270名無しさん@ピンキー:03/12/14 10:02 ID:vNeV2hDB
原作を無視した設定は正直どうかと思う。
立場(職業)が違う、なら有りだと思うけどさ。
先日の朱晶みたいなのとかな(原作でかすってる部分だし)。


キャラを大事にして欲しいなぁ。
271名無しさん@ピンキー:03/12/14 10:55 ID:sA6OBgYv
>>270
同意。
272名無しさん@ピンキー:03/12/14 10:58 ID:aReVg77c
でもエロパロ書いてる時点で(ry
そういうのが最近続いてるからちと目に付くかもしれんが
たまにお遊びでやる分にはいいんじゃないかと。
余りぎすぎすするのもね。
273名無しさん@ピンキー:03/12/14 11:56 ID:UDLdy6cs
ここにはいないが世の中には二次創作そのものが許せないって人もいるでしょう。
原作では会ったこともない男女が交わるのが許せない人もいれば、
朱晶が王じゃなくたって性別が入れ替わったって桶!な人もいる。

結局どこまで許容できるかの線引きは人に言われるものでもなく個人の判断な訳で。
そういう意味じゃ職人さんは開き直ってバンバン投下すべし!
これは801か?とか残虐モノか?とかは職人さん各自の判断でね。
274名無しさん@ピンキー:03/12/14 12:10 ID:9bpLGYow
女体化ネタはSS書き手控え室でも過去に話題になった事があるけど、
その時には
「いくら身体が女でも、原作では野郎同士なのを絡ませるって発想が既に801。
801板に(・∀・)カエレ!」 みたいな意見が多かったように記憶してる。

女体化で別スレ立てるのもローカルルールに微妙に抵触してるし、
(この板で本スレと女体化スレと立ってるのは
大抵厨ジャンルの呼び声高いとこなので、一緒扱いされるのもどうかと思う)

投下は801板にして、ここには告知だけってやり方がスマートじゃないかな。
275名無しさん@ピンキー:03/12/14 12:37 ID:zSdkVe2q
新しい嗜好に目覚めたり、>>263の言うように、いつ神が降臨するかもわかんないんだから
そんな細かく規制しないでくだちい。
投下は職人さんの自己判断に任せれば良いでしょ。嫌なら飛ばせば良いだけの話。
そういうスレじゃなかったの?
276名無しさん@ピンキー:03/12/14 12:42 ID:eaX0UaU4
しかし801はスレ違い。
277名無しさん@ピンキー:03/12/14 13:23 ID:sZGBt3yN
ifモノとか無理カプなど元ネタからの逸脱程度が受けつけない話→「イヤなら読まなきゃいいレベル」
801・猟奇系など一般的に言うジャンルの異なるもの→「目に入れたくもないレベル」
278名無しさん@ピンキー:03/12/14 13:49 ID:iONPaGRo
難しいでつね。
しかもあっちはこっちとくらべてあまり小説投稿ないから
仮に漏れがいれようとしてもいれにくい感じがする。

しかし、何故だろう……。
延麒や景麒を女体かさせるっつったらヤメロ!とすぐ叫びたい漏れだが
作画が変わったのかアニメの一シーンで妙に泰麒タソがすげぇ美人に
それこそ乙女っぽく描かれてるの見てから、泰麒タソが麒じゃなくて
麟に見えるようになってしまった。
だから普通の801は嫌だが泰麒タソなら見たいかもと思ってしまう漏れ…

スマソ。
279名無しさん@ピンキー:03/12/14 13:56 ID:iONPaGRo
>>278
言い方違ったかも。
「作画」じゃなくて「描いてる人」「担当者」か?
280名無しさん@ピンキー:03/12/14 17:13 ID:mt3KLuit
嫌ならスルーすればよし!と思うんだけどなぁ。
マニアックでもマイナーでもそれに萌える人もいるんだろうし。
281名無しさん@ピンキー:03/12/14 17:29 ID:fcSpiRHu
目に入るのも嫌って、画像やAAじゃないんだからさ。そんなこと言うヤシは
放置しときゃいいじゃん。

名前欄とかのカプ名&傾向を見れば、いけるかどうか分るんだし。
ってそろそろループ?
282名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:30 ID:aSV+/Tbt
このスレも6冊目を迎えていい加減ネタが尽きてきたというか、本来の原作を読んでいなくてアニメから入ってきた人も増えたからか(アニメだけを元にした話は3次創作だろ)、段々キワモノ系に走ってきたのはある意味仕方のないことなんだろうな。

男体化、人体改造系SM、801……趣味嗜好は人それぞれだからいちいち文句をつけたくはないが、ノーマルも含めてあまりにも原作から離れたSSや、書き手の都合優先でキャラや原作への愛を感じさせない設定なのは勘弁して欲しい。
>277が書いているとおり、「イヤなら読まなきゃいいレベル」と「目に入れたくもないレベル」の間には厳然と一線を引きたいものだ。とはいえ敢えてテンプレにすると荒れるだろうし、その辺は書き手の良識に頼るしかないだろう。
自分としては明らかに板ちがいなのは、腹の底から勘弁して欲しい。

原作の新刊さえ出れば解消する話なのかも知れないと、敢えて地雷を踏んでみるテスト。
283名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:50 ID:ydT7qvJ1
からむわけじゃないが、アニメはアニメで版権者が正式に認めた「十二国記」ワールドだから
二次創作扱いするのはどうかと思う。
自分はアニメから入って原作を読んだくちで、どちらにも同じ比重で思い入れがあるんで。
284名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:02 ID:iJ/2kp7Q
>>282
問題は書き手の原作への愛を読み手が必ず感じ取るとは限らない、という点にあるのでは?
ジャンルだけで「愛を感じさせない設定」と断じるのは、なんか違う気がする。
男として泰麟を抱きたいと感じるのも、女として陽子に抱かれたいと感じるのも、
一つの愛の形では無かろうか。
もちろんそれは歪んだ愛であって、読み手が受け取るのは難しいと思うが。

板違いはヤメロ、という点には同意。
285282:03/12/14 23:04 ID:aSV+/Tbt
>283
版権者が正式に認めるかアングラ(死語)かは別問題で、オリジナルの原作まずありきで制作されたものは、アニメだろうが、ゲームだろうが、CDだろうが二次創作の範疇でしょう。

>284
よく読んでくれ。
『ジャンルだけで「愛を感じさせない設定」と断じ』てはいない。
>余りにも原作から離れた
>書き手の都合優先
で、いうなれば、そのキャラの名前が他のゲームキャラの名前に入れ替わっても何ら違和感のないものや、原作の設定を超拡大解釈して名前だけ借りたオリジナル同然のものに、キャラや原作への愛を感じ取るのは難しい。
あるのは『その設定を使って書く書き手自身への愛』ではないかと。
これはこのスレッドに限った話ではなくて、パロディー全体に対して言えることだ。
2ch上の二次創作ではそこまで厳密に考えなくても良いのかも知れないけどね。
286284:03/12/14 23:33 ID:iJ/2kp7Q
>>285
そゆことですか……誤解スマソ。
うーん、言ってることには賛同できるし、(人に見せたこと無いけど)自分で二次創作を書いてみている身としては、
それは悩みの種。
でも、よくよく考えたら他のキャラでもいいよなこの話、とか、
妄想膨らみすぎて原作と違って来ちゃったよ、という場合でも、
そのキャラが好きで書き始めたのは事実なんですよね……。
誤解を恐れず言ってしまえば、そのキャラを使うということ自身が、そのキャラへの愛なのだ、ということも出来る。
強弁だと思いますけど。
結局認識論にはまりこんで、排除すべきものも排除できなくなる予感がするのですよ。
287名無しさん@ピンキー:03/12/14 23:54 ID:fcSpiRHu
ここはエロパロ板の煩悩スレなのにどうしてこんなに真面目な議論をしてるのか?
好みに合わないカプ話はスルーするだけの問題じゃないの?
いや、真面目に語り合うのは大好きだし、それだけ皆が壱弐国記を大切に思って
るんだろうけど、あまりにスレ違いだよぅ
288名無しさん@ピンキー:03/12/15 00:11 ID:fCDgDDrl
なんつーか282さん!282さんの仰りたいことはよーく分かるけど…
だんだん話が職人さんがSS投下しにくい方向に進んでないか?
それはあなた個人の価値観に過ぎず、いろんなSSを希望してる多くの人がいる
ここで言うべきことじゃないと思うよ。
289名無しさん@ピンキー:03/12/15 00:30 ID:PucUQDRp
アニメと元にしたものは三次創作って言われるともにょる。
小説ベースの十二fanficが正統でアニメ設定の十二fanficは
パチモンのパチモンにすぎないって言われてるようだ。
290名無しさん@ピンキー:03/12/15 00:33 ID:EUQOhvXH
だからあ、蒸し返すなよ。
こんな荒れてたら落としにくいどころか、落としたくないぞ?漏れだったら
291名無しさん@ピンキー:03/12/15 01:29 ID:VMIN7y6R
もうこのループは終わりにしようじゃないか!
ここか801か、どっちに投下するかは本人次第。
もし嫌なのがあってもスルーということで決着。
これでどうだろう。
292名無しさん@ピンキー:03/12/15 01:38 ID:pS7k55P0
原作もアニメも当分新作が無いのだから、これ以上の投下が無くても仕方が無いかも。
293名無しさん@ピンキー:03/12/15 02:28 ID:0ME7arIY
ふと、慶の国民はこんな感じなのかと思ってしまった(w
294名無しさん@ピンキー:03/12/15 05:01 ID:zxnlWw+r
女ひでりの慶の国民に鈴や孫昭があんなことやこんなことやされてしまうのと、
孫昭を柳国の県庁から楽俊が買って「おらのものだ」とばかりにヤっちゃうのと、
どっちが先に読みたい?
295名無しさん@ピンキー:03/12/15 05:20 ID:bHGk9Cao
投下がないのは、歳末のせいだと思います!ヽ(`Д´)ノ
去年は、二冊目が立つ頃がこの季節じゃなかった?
そう思うと、異様な速さで更新してきたもんだ。
296295:03/12/15 05:26 ID:bHGk9Cao
お、294氏スマソ。
リロードしる!自分!
297名無しさん@ピンキー:03/12/15 05:43 ID:MEhQTj2s
>294
どっちも読めるということでつか!?
豪華でつな
鈴と祥瓊がひーひー言うのが読みたいです
298名無しさん@ピンキー:03/12/15 10:15 ID:Y7H2yQaj
夕暉は仙籍に入っていないのですよね?
庠学で学んでいる内に鈴より大人になってしまった夕暉(非道程)と
初めての鈴なんてどお?
299名無しさん@ピンキー:03/12/15 11:01 ID:EUQOhvXH
>298
それ萌える!そうでなくても夕暉はオトナだったしなあ
自分は虎×鈴も萌えるが、夕暉スキーなので激しくキボンです
300名無しさん@ピンキー:03/12/15 14:30 ID:/9JPU1Kq
>>294
今まで里で、恭で柳の県政やられっぱなしだった孫昭が楽俊のお陰で
めざめて熊さんたちには「かくまってもらったお礼に」と
自ら体を提供するようになるまで成長してくれうとうれすぃです。
301名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:02 ID:w0AQHKpP
>>298
夕暉×鈴読みたい!いいですね、それ。

>>299
虎嘯は李斎がいいなあ、とか言ってみたり…。
302名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:33 ID:JDavfZyi
漏れ的には、梨耀×鈴、采王×鈴、祥瓊×鈴 で、
鈴、レズビアン総受け なのだが。
303名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:35 ID:4dke5VZp
>301
なら漏れは、嫉妬祭りに突入する驍宗をキボン。
304名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:56 ID:4dke5VZp
百合だと、陽子総攻めしか見たことないけど、
自分的には陽子は天然総受けなんだよな。
(というか、この↓SSを見て女キャラ総受けに目覚めてしまった)
以前あった「女仙sに攻められる珠晶」みたいなやつ、誰か書かないかい?
305名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:05 ID:+nZYPPBz
>>304
>陽子は天然総受けなんだよな
(*´Д`*)人(*´Д`*)ナカーマ
306名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:11 ID:ujwoaKJo
>>302
アニメの雰囲気だと采麟×鈴が有ってもいい。
307名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:16 ID:jFWYpcoU
>>298
>>301
夕暉×鈴いいなあ。

あと話変わるが前にあった采麟発情期ネタ、今度は他の相手でキボンヌ。
308名無しさん@ピンキー:03/12/16 10:07 ID:zHW97SFf
>304,305
同士ハケーソ
309名無しさん@ピンキー:03/12/16 17:25 ID:dHWnqb5k
>>306
それイイな。
鈴の言葉にキレた采麟が折れた枝を使って・・・・・
(植物に対して慈悲はないんだなぁ、麒麟)



攻め手が逆ですか?
310名無しさん@ピンキー:03/12/16 18:35 ID:pPEinXuL
>309
アニメでは、鈴の寝室に采麟が居たんだよね
でも原作では、あそこに居たのは、普通の女官

もしかしたら采麟は、百合属性かも(*´Д`)ハァハァ
311名無しさん@ピンキー:03/12/16 21:35 ID:3psgy9yO
い、いけませんっ采麟さまっ・・・!

鈴は可愛いのね・・・(クスクス)


という感じで?
312名無しさん@ピンキー:03/12/16 22:48 ID:B0LZzwic
突然ですが、SS投下します。前スレ422さんの素晴らしき妄想を勝手ながらお借りしました。
前スレの拙作【延王×祥瓊】引き摺りの【氾王×祥瓊】です。和カンですが氾は祥瓊を虐めます。

暇を見つけては二月近くもちびちび書いてたら何だかえらく長くなってしまいました。
全35レス、前中後編の三部で逝きます。(中編は転章、エロ梨です。今のうち謝っときますペコリ)
前・中編を今から、後編は明晩に。
313『蒼雪』前編・1:03/12/16 22:50 ID:B0LZzwic
 夢を見た。とても甘い夢を。
あの方の腕に抱かれ、愛していると何度も囁かれては蕩けてゆく至福。
横抱きに抱き上げられて私は臥牀に寝かされる。身体を重ねるあの方に腕を廻した。
けれど私は唐突に永遠の別れを告げられる。もうこれきりにしようと冷たく言い捨てられて、
泣きながら縋り付く私はそこで目が覚めた。
ああ、夢だったんだと深い息をつく。なのに涙が頬を伝う。込み上げる嗚咽が止まらない。
徐々に押し寄せる不安が私の胸を締め付ける。
――夢なの、これはただの夢なんだから。
私は濡れた枕に顔を埋め震えていた。


慶東国尭天、金波宮――今のところ王宮では唯一の女史の執務室となるその一室。
訪れる者も少なく、さほど広くはない室内に窓から柔らかな冬の陽射しが差し込んでいる。
そんな穏やかな午後のひととき、祥瓊はひとり窓辺に置いた椅子に凭れていた。
寄り添う相手が傍にない己の身上を呪い、彼方の国での数少ない逢瀬を寄す処に夢に逢瀬を重ねて
は言い知れぬ不安に怯えて眠れぬ夜と夜の狭間。こうして午後には目蕩んでばかり。

「――祥瓊」
女官の声に我に返って扉の方を見遣る。ぼんやりと霞む視野の先、陽射しの届かぬ薄暗がりに佇む
のは見慣れない長身の麗人。目を瞬かせ、それが自国の女官ではないと、否、女ではないと気付い
て祥瓊は飛び起きた。訪ねて来たのは慶の遥か対極に位置する範西国の主――氾王、呉藍滌その人。
「久しぶりじゃの。お昼寝の邪魔をしてしまったかえ」
優美に襦裙を着こなした氾は慌てて平伏する祥瓊を立たせて微笑う。
「い、いいえ…そのような事は……」
窓からの陽射しのように柔和に笑う声の主に、祥瓊もまた照れくさそうに笑みをこぼした。
艶やかな麗人の如き青年の笑顔がこのところ憔悴気味の祥瓊の心を解きほぐす。
「それにしても陛下、突然のお越しでわたくし本当に心臓が止まるかと。あの、主上には?」
椅子を勧めながら祥瓊は尋ねる。
「先ほどね。話ついでに茶を馳走になったよ。お忙しそうだったので一人でここへ来た」
314『蒼雪』前編・2:03/12/16 22:50 ID:B0LZzwic
氾は誰に案内されるでもなくここまで来たのだ。確かに祥瓊以外の官の誰も随従することを
好まれないし、敢えてその役を望む者もいなかった。
「あ、そうでしたの…今お茶を淹れようかと思ったのですが…いかが致しましょう」
「ああ、ありがとう。実を言うとね、祥瓊の淹れてくれる茶が一番美味しい」
氾のそんな言葉に祥瓊はくすぐったそうに軽くあしらう。
「まあ、お上手ですこと…でもここでは何ですから……」
そう言って招客の間に連れようとする祥瓊を氾は引き留めた。

卓子に並べられた祥瓊お気に入りの茶器は質素だが上品なものだった。氾は茶を注ぐ白い指を眺め、
取り留めのないことを言う。
「景王は相変わらず凛々しい方だの。私と並んでいるところはさぞ滑稽であろうね」
祥瓊はその様を思い浮かべてくすくすと笑う。
「本当に……あ、こんなことを申し上げては失礼ですわね」
「構わないよ。好きでしている格好だからね。猿と呼ばれるよりよほど嬉しい」
微かに眉を顰めたものの、何も聞いていなかったかのように茶を勧める祥瓊を見て氾は言った。
「祥瓊も変わらず美しいが、前とは何処か雰囲気が違って見えるね……そう、恋をしているような」
「主上に何かお聞きになったのでしょうか」
祥瓊は問い返し、相手の表情を窺う。氾は事もなげに答える。
「いや、祥瓊は元気かと尋ねたら、ただ話し相手になってやってはくれまいか、とだけ」
「陽子がそんなことを……」
窓のない正寝の方角を見遣り、祥瓊はぽつりと呟いた。
「私の見当違いだったかえ?」
茶を口にしながら笑みを浮かべる氾。双眸を伏せ茶器を撫で、祥瓊はゆっくりと言葉を発する。
「わたし……延王にお会いしました。とてもお優しい方ですのね」
「ほう、それで延王と?」
氾の眉がぴくりと上がった。言いながら祥瓊は席を立つ。
「いいえ、おつきあいと言うか…少なくとも恋愛と呼べるものではなくて、だってわたしなど……」
艶やかな色の少女――窓辺に立ち、光に煌き緩やかな曲線を描く髪、両の手を胸元に組み、
切なげな溜息をつく祥瓊に一国の王である氾ですら思わず見蕩れてしまう。
315『蒼雪』前編・3:03/12/16 22:52 ID:B0LZzwic
「本当に恋をしている女性は美しいね。けれど実らぬ恋に身をやつすのは辛くはないかえ」
胸にちくりと小さな棘を刺されたかのように祥瓊の肩が竦む。
「え?…ですから――」
紫苑色の瞳は椅子に寛ぐ氾を訝しげに見つめ返している。
「実を結ぶことがない恋、寄り添う相手を間違えてしまった……私にはそんな風に見えるね」
その言葉は更に大きな棘となり、祥瓊は胸を刺す痛みに貌を歪める。
「陛下には分からない。好きな時に国を出て、好きに振舞える方には、わたしの気持ちなど分かる筈ないわ」
氾は祥瓊の不遜な物言いに哄笑する。立ち上がり、祥瓊の佇む窓際に歩み寄りながら氾は言う。
「そうでもないのだがね……確かに私には解らないよ。女の性に押し流されて身体を重ねただけ
の相手に、気まぐれに戯れているだけの他国の王に恋をする気持ちなどねえ」
悉く胸を刺す言葉を吐く男。その言葉に不似合いな流麗な口調が却って感情を逆撫でる。
「あなたは!」
向き合って立つ男の衿を掴んで祥瓊は叫ぶ。氾はその細い腕を緩く握り苦笑した。
「控えや。無様よの祥瓊。それ程までに恋しいか」
祥瓊は肌に触れられびくりと手を引っ込めた。自らの不相応な振舞いにその膝を落とす。
「ご無礼を……どうぞ笑ってくださいまし。愚かな女だと……でも――」
床に手をつき頭を下げたまま祥瓊は問い掛ける。
「誰かを、王を好きになってはいけないのでしょうか?」
「好きになること自体は構わない。例え王でも猿でも、それは祥瓊の自由であろ」
涼しげに言われたその言葉にきっ、と祥瓊は氾を見上げてねめ付ける。
「自由だと仰るのなら、わたしのことなど放っておいてください」
「あれが女を幸福にするとは思えぬ。今のそなたのように」

氾は祥瓊の手を取って立たせるとその肩に触れた。
「そなたは何を望む?王后となりたいかえ?無論正式には適わぬことじゃが」
憂いに翳る祥瓊の顔を覗き込み問い掛ける氾から逃げるように祥瓊は視線を逸らす。
「いいえ、そう言うことではありません。わたし……ただ愛されたい。ただそれだけなのに」
「猿に女への愛などないよ。少なくとも私は見たことがないね」
316『蒼雪』前編・4:03/12/16 22:53 ID:B0LZzwic
「そんなことはありません!」
すまし顔で言う氾に祥瓊は食って掛かる。意を寄せない祥瓊に氾は問い返した。
「何故そう言える?あれはそなたを愛すと言うたか?そもそもそれを疑っているのであろ?」
その言葉に祥瓊は唇を噛んだ。
「ただ優しくされるのと愛されることは違う……祥瓊こそそう感じているのであろ?」
そう、そうなのだ。祥瓊は頷く。
「それほどあれの本心を知りたければ問えばよかろうに。ただ一言我を愛すか、と……」
「そんな……そんなこと、わたし言えません!だって――」
「何ゆえだえ?ただの遊びと云われるが怖いか?あれがお前ではない名を告げるを怖るるか」
ぴくりと肩を震わせ、祥瓊は小さく頷き俯いた。氾は呆れたように溜息をつく。
「相手の気持ちを確かめる勇気もなく、ただ己の幸のみを求むるは愚かなことと思わぬかえ?
愛した分だけ愛されたい、そう思うのは」
無言のまま祥瓊は項垂れる。確かに、氾王の言う通りだと思うから。

不意に脳裏を過ぎる男の貌――桓たい、かつて恋人と呼んだひと。
二人はごく当然のように惹かれ合い、共に生きようと誓い合った。
だが僅か一年と持たずその関係は終りを迎える。陽子や冢宰の信も篤い彼の職務は王の近衛として、
或いは荒廃した国土の復興を担って日毎に苛烈を極めた。二人はすぐ傍にいながら、遠く離れてすれ
違いの日々を過ごす。逢えない寂しさに苛立つ日々に、ただ己の幸せだけを夢見ていた。
傍に寄れば愛をねだる自分はどれだけ彼に負担を掛けていたことだろう。そう気付くのが遅過ぎた。

「それは、分かっています。分かっているの……でもわたし、自分でもどうしようもなくて……」
想い人を恋焦がれる気持ち、相手は違えどそれはあの頃と何ら変わりのない御しがたいもの。
重ねた逢瀬の狭間、日々の忙しさに追われ少しずつ色褪せて行く情事の記憶。
けれどそれに抗うように逢いたい気持ちが募るばかりだ。
思うにままならないこの心を諌める術を祥瓊は見つけられないでいる。

祥瓊の縋るように見上げる視線をかわすようにゆるりと歩きながら氾は呟くように言った。
「実はここへ来る前に雁に行ったのだよ。じゃが生憎と延王は留守だった……」
317『蒼雪』前編・5:03/12/16 22:54 ID:B0LZzwic
何を言い出すのかと祥瓊は首を傾げた。榻に座り直し語る氾をじっと見詰める。
「どこに行ったのかと小猿に尋ねたら慶に行ったと言う」
「え?慶?ここに?……」
訝しげに訊き返す祥瓊は瞬時にある事に思い当たった。背に冷たいものが疾るその憶測に。
「……それって、五日ほど前のことでしょうか?」
「そうだね。その頃景王もお出掛けだったとか」
雁に行くと言った陽子が帰って来たのは昨日のことだった。
そして延王が最後に金波宮を訪れたのはもう半年も前のこと。

「でも、ただ何か用があって会っただけかも……」
祥瓊は決して取り乱すまいと拳を握り締めた。徐ろに差し出された茶器に茶を注ぐ手が小刻みに
震える。注がれた茶を一口啜ってから氾は榻に凭れた。
「かも知れぬ。だがお互い周りの者に相手の国に行くと言う、その言葉の裏には何があるのだろ
うね。尤も景王に雁はどうだった、などと聞くほど私も不粋ではないけれどね」
よろめくように後退りながら祥瓊は窓辺に寄り掛かって声を震わせた。
「…そんな、まさかそんなことは……」
見る見る蒼白になっていく祥瓊の顔を見据え、氾は冷たく言い放つ。
「ないと言いきれるかえ?小猿はそう案じている風に見えたよ。延と景はそういう関係なのだとね」
震えるその手で祥瓊は官服の袷を握り締めた。気が遠くなりそうなほどの喪失感。

知ってしまった。或いは祥瓊の知らぬ所で娼妓と戯れているのだろうと薄々は思っていた。
それは少しだけ口惜しいけれど仕方のないことと自分に言い聞かせていた。それでもいい、
抱いてくれるならと…そう、娼妓ならば諦めもついた。尚隆にとっては所詮自分も同じなのだと、
そう卑下することで辛うじて支えていた心が崩れて行きそうだ。
――なのに選りによって!他には望まずたった一つだけ願う幸せ、それさえも私には許されないの?
知らなければよかった。知りたくなかった。

祥瓊は信じたくはない事実に首を振る。眩暈すら感じてその場に崩れそうになり、身体を支え
るように玻璃に震える手を伸ばす。氾はそんな失意に沈む祥瓊の背後から肩に手を掛けた。
318『蒼雪』前編・6:03/12/16 22:55 ID:B0LZzwic
「哀れな娘よ……そうだねえ、例えば……他の男で気を紛らわすというのはどうか」
軽く結われた紺青の髪を撫で梳きながら氾は微笑う。
――何を言っているの?……上の空で聞いたその言葉の意を解しかねて祥瓊は思わず振り返る。
「陛下?な、何を――」
「何と問われてもねえ……猿と景王が隠れてしていることかの」
その様を思い浮かべて祥瓊はいや、と小さく叫んだ。
「あ、あなたはそんな方では……」
背後から抱きすくめられ、身を捩って逃げようと藻掻く祥瓊に氾は静かに耳許に囁きかけた。
「そなたは私の何を知っておる?こうして顔を合わす事だって滅多にあることでもない。
本当の私は獣かもしれないよ」
生暖かい吐息が耳をくすぐり、祥瓊は思わず身震いする。
「いけません。どうか……」
惑う紫苑の瞳が、怯える華奢な肩が、曖昧な拒絶の言葉を発する桃色の唇が氾を誘っている。
包み込むように抱きすくめた身体から漂う仄かな香りが氾の牡を駆り立てる。
「何ゆえかな、今のそなたを見ておると押し倒したくなるほどに」
他国の王に思いを馳せ、そして恋することばかり夢見るひどく危ういこの娘を。

華奢な祥瓊の肩をなぞる様に遊ぶその手が官服に覆われた豊かな乳房を押し包む。
「あ!陛下、お戯れはお止め下さい。いや……いやです」
今すぐここから立ち去りたかった。独り己を憐れんで泣き臥してしまいたかった。だが祥瓊はこの
場をやり過ごす術を探る余裕すらなく、ただ弱々しく身体を捩っては拒絶の言葉を発するだけ。
「嫌なら逃げても良いのだよ」
女のなりをしていても氾はれっきとした男であり腕力では敵う筈もない。だが逃げようと思えば
逃げられただろうに、ゆっくりと榻へと押し迫られてゆくのを拒むことが出来ない。
口ではいやと言っている。なのにそれほど嫌な事の様に思えないのは何故だろう。
別れを告げられた訳ではない。だが張り詰めた糸を断ち切られて祥瓊の心は揺れる。

射し込む冬の陽光に重なり合う影。その影が落ちる榻に近付きながら祥瓊は位袍の留め金を外される。
「そなたは磨き抜かれた珠玉。だが報われぬ想いが輝きを曇らせている」
319『蒼雪』前編・7:03/12/16 22:56 ID:B0LZzwic
言いながら脱がせた位袍を投げ捨て、榻に押し倒す。怯えた瞳が見上げる。
「私がその輝きを取り戻してあげようと言うのだよ。不満かえ?」
「そ、そう言うことではありません…好きな人が…愛している人がいるのです!お願い……」
「ああ、安心おし。猿には黙っておいてやるからね。尤も話したところで……」
含み笑いを浮かべ、長裙に覆われた尻を撫で靴を脱がす氾を祥瓊は憎々しげに睨んだ。
ばれなければ、というものではない。氾の言に違わず他の男と寝たと尚隆に知れたところで
一笑に付されるのが落ちだろう。それがまだ想いを諦めきれないでいる祥瓊には辛かった。
静まり返った室内に祥瓊の乱れた呼吸と衣擦れの音だけが響く。
単衣の上、置かれた氾の手をふっくらと盛りあがった乳房が柔らかに押し返す。布地越しに
やんわりと弄ばれる乳房。身体が熱を帯びてゆく。

「怖れ、そして幾ら愛しても届くことのない想いに疲れ、知らぬ間に二人の王に裏切られ、
誰でも良いから慰めて欲しいと」
「そんなこと思っていません!」
「だがそうしなければ堪えることなど出来ない、そうしなければそなたが壊れてしまうのだとしたら」
「そんな言い方って……ずるいわ」
榻の上に捩じ伏せられ、背けた顔が苦痛に歪む。本当の私の気持ちなんか解らないくせに――
だが祥瓊はそれを口に出せない。この男に自分の胸の内を曝け出してしまったような気がする。

氾は無表情に言葉を発してじわじわと祥瓊を追い詰めて行く。その手が帯を解いて単衣を剥がす。
白の長裙を脚から抜き取る。身を捩って小衫の襟元に開いた隙間から覗く雪肌――露になった
華奢な鎖骨を、瑞々しく滑らかなふくらみの始まりを指先で愛でる。
「恋も愛もない行きずりの男と身体を重ねて己を保てるなら安いもの。だから抱いて欲しいと、
忘れさせて欲しいと願っている」
「いいえ、いいえ!」
涙が零れて榻の布地に吸い込まれてゆく。
違わない。所詮は儚い泡沫の恋だと知っていた。そこから目を背けていただけ。真実を認めるのが、
彼にとって自分は戯れの相手でしかないのだと、そう思い知らされるのが怖かったから。
「だめ…」
320『蒼雪』前編・8:03/12/16 22:58 ID:B0LZzwic
重ねられた唇を頑なに閉ざし、顔を背けて戸惑う視線は、指先は答えを求めて宙をさ迷う。
――この人は私を救ってくれるのかしら?分からない。抱かれたら忘れられるの?分からない。
同じところを巡り続けて出口が見えない。
もう楽になりたい。せめて安らかな夜を、そして明るい朝の光を浴びて微笑みたい。そう切に願う。
「お願いです……誰にも言わないで…」


 祥瓊の豊かな乳房はつんと固くなった頂を窮屈そうに小衫の布地に浮き立たせている。それを
なぞる指先の動きに祥瓊は小さく跳ねる。
「ん…」
はだけられた小衫の袷から乳房が半分ほど零れ出し、その袷にちらりと覗く薄茶色の暈を愛しむ
ように撫でまわされて、祥瓊は切ない吐息を洩らす。
「なかなか良い胸をしているね。体つきまで男を誘うようだ」
「そんなこと……ないです」
この身体は愛しい男の為にあると信じていた。なのに今、愛している訳でもない男の前に身体を
晒している。圧し掛かる氾に乳房を掬い出され、丸く円を描く舌先に乳暈をなぞられる。それだけで
意思に関係なく固く勃起してしまう乳首が唇に捉えられ、祥瓊は押し殺した声を洩らす。
「は…ぅ」
一瞬だけの敏感な場所への舌技。其処から遠ざかり項を這う舌先が齎すもどかしいような不思議な
感覚。袖を抜かれて腕を上げさせられた。腋を、そして豊かな乳房の谷間や裾野を舌先が這い回る。
「だめ、そんな……」
微かに甘酸っぱく香る汗ばんだ場所ばかりを選んで味わう舌。恥ずかしさに祥瓊は身を竦める。
「さあ、もっと声を聞かせてくりゃれ。我慢などするでないよ」
言われて素直に嬌声などあげられはしない。そんな風に思って固く唇を結んでいた矢先、乳首に軽く
歯を立てられ、挙句舌先で感じやすい先端をちろちろとくすぐられて祥瓊は小さく悲鳴を上げた。
「あ、くっ、や、ぁあ」
つんと上を向いた敏感なそこを指先に優しく摘まれては小さく跳ね、甘く媚びた鳴き声を漏らす。
「きゃ、いやぁぁ…やぁぁあん」
「思った通り、よい声で鳴くのだねえ。随分とここが弱いようだ」
321『蒼雪』前編・9:03/12/16 22:59 ID:B0LZzwic
満足そうに氾は微笑う。鳴き声を愉しむかのように何度も何度も指が尖った乳首を弄ぶ。
その動きに荒々しさの欠片も無い白く細い指先は、まるで祥瓊自身の悪戯な指先であるかのように
優しく弄ぶ。それは決して逃れられない、狂おしいほど甘い責めだった。

身に纏うもの全てを剥ぎ取られてなお、何故か男に抱かれている気がしない。
「いや、やめ…て…あ、あぁん」
その指先にはもう愛しさすら感じてしまうほどに、次第に祥瓊は身を蕩かす官能に呑まれてゆく。
「あぁっ……はぁ、あ」
首筋から脇を、波打つなめらかな腹を、可愛らしく窪んだ臍を、祥瓊が奏でる音色を確かめながら
指先はゆっくりと身体を撫で回し、やがてうっすらと茂る叢を掻き分けて秘密の扉に辿り着く。
既にしっとりと潤うそこを優しく撫で上げられて、祥瓊は白い喉元を仰け反らせる。
「あ、そこ、だめ…あぁ」
開いた扉が、祥瓊の女の場所が男の指を嬉々として迎える。濡れた音がそこから聞こえた。
瑞々しい葡萄の色をした花びらをそよがす指に身をくねらせる。
「はぁ、あぅ……んっ」
ごく浅く潜り、そして物足りなくさえ感じてしまう緩やかなその動き。柔襞が生き物のように蠢き、
氾の指を奥へと誘う。祥瓊がねだるような媚声を漏らす。
それでも氾はぽってりと充血し始めた花びらをそよがせては時折浅く潜らせるだけ。そうして指に
纏わり付く透明な祥瓊の潤いを塗り広げるように花びらを玩ぶ。
「あん…うぅん……」
――いや、違うの……もっと、そこの……
気が付けば祥瓊は物足りなさを補うかのように腰を揺らしているのだった。

身体を抱き起こされて背凭れに背を預けられた。愉悦に酔う祥瓊はただされるがままになっている。傾きかけた日が眩しくて目を細め、刹那に脚を大きく開かれて悲鳴を上げる。
「ひっ、いやっ!」
西日に曝け出された秘密の扉に氾が見入っている。祥瓊は羞恥に顔を覆い隠した。
「綺麗だねえ。露まで零して、綻んだ花のようだよ」
言いながら氾は顔を近付け開いた花びらに舌を伸ばす。
322『蒼雪』前編・10:03/12/16 23:01 ID:B0LZzwic
「だめ!汚いわ…お願い、お願いですから止めて……」
祥瓊は匂い立つ秘所に顔を埋めんとする氾を押し退けようとその頭に手を遣る。だが舌先がもたらす
目眩めく快感が行動を阻んだ。いや、寧ろ自分はそれを望んでいたのだと祥瓊は直後に気付かされる。
「や、あ、あっぁ……あぁぁ」
愛する男にさえ、それだけは駄目と譲らなかったこと――綺麗に洗った後ではない女の場所に口を付
けられることを容易く許してしまうほど待ち焦がれた快感。それは緩やかに昇り続ける。
――もどかしい、もっと欲しい。もっと深く、それに……そこ。そこを舐めて、くすぐって!
言えない願いが通じたかのように、舌先が震えるほどの快感を呼び覚ます小さな珠を捉えた。
「ひぁっ!あぁ、いや、いやぁぁ」
舌先に優しくくすぐられて祥瓊は弱々しく手を離す。
氾は滾々と湧き出る祥瓊の泉を味わう。獣が水を飲むような音を耳に祥瓊は身を震わせている。
愛してもいない男に汚れた場所を舐められ、自分の潤みを啜らせてよがっているその姿。
自分の身体が恨めしい。だがそれは来るべき歓喜の波を心待ちにする祥瓊が望んでさせた事なのだ。
「あ…くっ、はぁ、あぁん…だめ……だめぇ」
祥瓊は時折思い出したように今更意味を為さない自責の念に囚われる。絶え間なく続く氾の舌技で
押し寄せる愉悦の波に何度も攫われそうになる自我を指を噛んで堪えていた。

漸く祥瓊の秘芯に飽いたのか、舌がやがて更にその先、既に祥瓊が垂らした愛液で妖しく濡れ光って
いる茶色のすぼまりをくすぐった。
「あっ!そこは…そこはだめ!」
快感に溺れ掛けていた祥瓊は我に返って身を捩る。
「ここは初めてかえ?」
無言の祥瓊に氾は引き攣った笑みを浮かべる。
「ふん、こんなところまで猿に馴らされているとはね。では私も味わうとしようか」
「違います!だってそこ……そこはいけない……王のあなたがそんなことをされては困ります」
祥瓊は必死に言葉を探して抗う。触れさせたくないから。そこは祥瓊と、祥瓊が愛した男だけの、
誰にも言えない秘密の入口だったから。
「本当にそう思っているのかえ?さっきから何か欲しそうにひくついておるのだがねえ。まあ猿に
可愛がられていたかどうかはお前の身体に訊いてみるとしよう」
323『蒼雪』前編・11:03/12/16 23:02 ID:B0LZzwic
無情にも舌先はすぼまりを柔らかくなぞり、こじ開ける。
「いやぁぁ……お願いです…本当に…だめ……いけないことだわ…ひ、あぁぁ」
既に男の舌を幾度となく受け入れていた其処は言葉とは裏腹に、氾の舌をも難なく迎え入れる。
舌が容赦なく出入りするほどに淫靡な快感が増してゆき、祥瓊は切なく細い声を漏らす。
やがて氾の女のように細い指が唾液で濡らされ、こなれた祥瓊の肛門を更に揉み解してゆく。
「いやっ、やめて!」
だが向き合って膝立ちする氾に片足を掴まれ高く上げさせられて逃げることも出来ず、ただ祥瓊は
為されるまま、やめてと虚しく繰り返すだけ。
「だめ……お尻は…だめなの……」
無理に力んでも、嫌がって体を捩っても痛いだけなのだと祥瓊は知っていた。だから祥瓊はじっと
動かずにいた。それが結果この男の指――浅く埋められた指がもたらす奇妙な異物感、そして徐々に
深く進んで行く指が探り出す新たな快感を感じ取ることになる。
「あぁぁぁ…だめぇ……ぁ…はぁ…あぁっ」
「駄目だと口で言う割に体は素直だねえ。ほら、もう指が根元まで入ってしまったよ」
細く高い喘ぎ、零れる涙は決して哀しみの所為ではない。背徳の快感が祥瓊を淫らに狂わせてゆく。
氾は祥瓊の菊門に指をゆるゆると抜き挿ししながら嘲笑った。
「尻の穴で遊ばれて泣くほどよがるとは、ふしだらだとは思わぬのかえ?」
「あぁっ…ふしだらです……わたし……でも…あぁっ!いいの!」
抜き挿しを繰り返すたびに祥瓊は乱れ、我を忘れて快感を貪る牝と化した。やがて空いた指の腹で
膨らみきった珠をくすぐられ、上体を強く背凭れに押しつけ祥瓊は高く鳴いた。
昇り詰めて詰まらせた息を吐く祥瓊を眺めつつ氾は立ち上がる。

身体を離してなお、大きく開いた脚を閉じもせず、肩で息をしている祥瓊を見下ろし、氾は言った。
「そろそろ私の身体を鎮めてもらおうかね……」
はらりと開いた羅衫から覗く、反り返った幹を目にして初めて祥瓊は身を縮ませ慄いた。男なのだと。
割って入る氾が濡れて開いた花びらに幹をあてがった。ゆっくり感触を愉しむように腰を進める。
「あ、あぁん…」
濡れた肉襞を押し分けて入って来る男の身体。どの道もう後戻りなど出来ないのだ、そう自分に
言い聞かせて祥瓊は腰を浮かせた。
324『蒼雪』前編・12:03/12/16 23:03 ID:B0LZzwic
たとえそれが愛する彼のものでなくとも、快感を取り込もうとするかのように。
「ほら、祥瓊、私と繋がっているよ。見てごらん、そなたの中に全部入っている」
祥瓊は言葉に操られるように視線を落とし、ぴったりと密着している己と氾の股間に思わず目を覆う。
「あぁ……いや…」
「こんな風にされたくて、私を誘ったのだろう?先のように淫らな場所を見せつけて。あの男にもね」
「やっ、やめて!そんなこと仰らないで」
その言葉に祥瓊は激しく打たれる。何故今になって……

この娘は決して自分には靡かぬと分かっている。自らの甘言に唆されて操られるように身体を開いて
情事に狂う。尻穴でよがるほど男を知っている。それでもなお、一途な想いを持ち続けている。
それが妬ましくもあった。硝子のような祥瓊の心を弄ぶことに氾は悦びすら感じるのだった。
過ちを打ち消すように首を振る祥瓊を冷ややかに見下ろし、氾はゆっくりと深く長く抜き挿しする。
「そしてこんな風にあの男の魔羅で突いて貰ったのかえ?」
「いやっ!…そ…あ、はぁ……」
榻に押し倒し、片足を高く抱え上げて半身にさせた祥瓊の股間に深々と幹を突き入れる。深く突き
刺したまま腰をうねらせ、淫らな音を立てて熱い蜜の壷を掻き混ぜる。
「ぅあ、あ、ぁっ…ああぁっ……」
「あの男にここを掻き回されたのだね?こんな風にいやらしい音を立てて、何度も。好きでもない
男のものでお前の中を掻き回されている気分はどうだえ?」
「いやぁ…お願い…もう…やめて」
「やめてと?お前のここは私に絡み付いて来るよ?ほら?こんなに露を零して……もっともっと掻き
回して欲しいのだろう?こんな風に」
「あうぅ…や、やめ、あぁっっ…ふぁ…い……あ!」
しなやかな腰が縦横無尽に踊るたび祥瓊は嗚咽にも似た喘ぎ声で悶え、一気に昇り詰めた。

「それとも今度は――」
氾は繋がったままの祥瓊を抱き起こし榻に座り、膝の上に乗せた。
「自分で好きなようにしたいかえ?」
言葉に操られるように祥瓊はおずおずと腰を動かす。氾の言葉に虐められながらも快感に逆らえない。
325『蒼雪』前編・13:03/12/16 23:04 ID:B0LZzwic
やがて氾の肩を強く掴んで激しく淫らに祥瓊の腰が踊り出す。
「あっあっあっ……」
小刻みに喘ぎながら祥瓊は貪欲に快感を貪り尽くす。
こうやって戯れの情事に溺れてしまえばいいのだともう思い掛けていた。
「溢れているよ。お前の淫らな露が」
祥瓊が腰を振りたてる度に溢れる蜜がふぐりを濡らしてゆく。
「淫らに腰を振って、何度も昇り詰めて、そして――」
氾は片手を祥瓊の尻に廻し、濡れた尻穴に指先を送り込む。
「あぅっ……いやぁ」
祥瓊は意図せずそのすぼまりで指を締めつけてしまう。同時に蠢く内なる襞が氾の幹を妖しく舐める。
「こうやっていやらしく蠢かせて、何度もあの男の精を搾り取ったのだろう?そして私の精も」
「そんな……それは、だめ」

この期に及んで氾が、その男根が放つ白濁の液がひどくおぞましい物のように思えた。祥瓊は腰を
浮かせて己の体内に穿たれた杭を引き抜こうと抗う。
「やめて!……もう、充…分ですから……」
「お前は人の身体を手慰みの道具と思うてか?男がこうなったら後戻りなど出来ぬ。今更それを
知らぬとは言わせないよ」
言いながら氾はその身体を強く抱き締め自由を奪い、深く激しく下から突き上げ続ける。
「あ、いぁっ、だって、は、あぁ…いやなの……ああっ」
「歓んで咥え込んでおいて勝手を言うでないよ、祥瓊」

氾は体を入れ替え仰向けになった祥瓊を榻に抑え付ける。抱え込んだ両肢を大きく開かせながら
深く突いては腰をうねらせ、祥瓊の蜜壷を掻き乱す。
「あぁっ、おねがい…んっ、お願いですから……やっ、ぅ」
圧し掛かる身体を突き放そうと手を伸ばし哀願する祥瓊。その見上げる瞳を冷たくかわし、氾は邪な
笑みを浮かべた。氾の眼前に艶かしく誇らしげに揺れる丘。それをまるで乳を絞り出すかのように
強く掴み、大きく突き出した乳首を捻り潰す。
「ひぃいっ!」
326『蒼雪』前編・14:03/12/16 23:05 ID:B0LZzwic
鋭い痛みに蜜壷が収縮し氾を締めつける。堪えていたものが遡るのを感じ、氾の顔が苦悶に歪む。
忙しない息を吐きながら抜き挿しを更に速めてゆく。
「ほら、もうすぐだ…もうすぐだよ。受け取るが良い……そなたの身体に、私の精を!さあ!」
「いやっ!いやぁああ!」
激しく律動する腰が深く打ちつけられたまま止まったその瞬間、祥瓊は夥しく迸る精液の感覚に打ち
震える。それは身体の奥深くへ何度も浴びせ掛けられた。

 折り重なったまま内に残る氾の幹が思い出したように脈打つたびに祥瓊は身体をびくつかせる。
やがて萎えかけた幹が引き抜かれ、追うように内奥から溢れた氾の迸りが太腿を伝う。
それを感じて弾けたように祥瓊は泣き出した。
「泣くくらいなら初めから逃げ出していれば良かったろうに。私は言ったよ、逃げれば良いと」
事の及んだ後になって何と自分は浅はかだったのかと打ちのめされる。
仮初めの相手に求めたところで何も癒されはしないのだと。忘れることなど出来ないのだと。
「これはそなた自身が望んだこと……じゃが私も愉しませて貰ったゆえ、そなたが話さなければ
今日のことは誰にも知れぬ。よもやそこまで愚かとは思わぬが」

声を押し殺して震える祥瓊に小衫を掛けて氾は書房を去って行った。
一人残された部屋の中、祥瓊は掛けられた小衫の裾で情事の痕跡を何度も拭う。幾ら拭っても、
自ら身体を開いたこと、その事実が消えはしないのに。
傾いた日は雲海の果てに沈み、書房が夜の闇に包まれても祥瓊は泣き続けた。

―中編につづく―
327『蒼雪』中編・1:03/12/16 23:07 ID:B0LZzwic
 その夜、鈴に祥瓊の様子がおかしいと聞かされた陽子は自室に彼女を呼びつけた。

「何の用?延王さまとお楽しみの話なら聞きたくないわ」
泣き腫らした目できっ、と睨む祥瓊に榻に座って迎えた陽子は思わずたじろぐ。
「な…どうして…そんなこと……」
「氾王さま、ここに来る前に雁に寄ってらしたそうよ。あの方はお留守だったそうだけど」
言い捨てた自分の言葉に悉く陽子が動揺する様を見るのがひどく悲しかった。
「違う。祥瓊、お願いだから聞いて。確かに延王とは会ったけど、別に何でもないんだ」
「聞きたくないってば!じゃあどうして嘘ついて内緒で逢ったの?」
今の私に陽子を責める事など出来ないのに。そう思っても祥瓊は責めずにはいられない。
「わたしは嘘なんか吐いてないよ。内緒にもしてないし、玄英宮に行くなんて言ってない」
きっぱりと言う陽子に祥瓊は一瞬怯む。
「でも、わざわざ外で、台輔も連れずに二人で会うのはそのつもりだったからでしょ?」
「それはあの人はそのつもりだったかも……確かに少し口説かれたけど、けどわたしはちゃんと
断って……どうしたら信じてくれるんだ?」
自分は被害者だと言いたげな陽子に祥瓊は憎しみさえ感じてしまう。だがその言葉に嘘はないのだと
陽子の目を見れば分かる。それが尚更悲しかった。陽子の言うことは真実だから。
「……信じるわ。陽子は嘘なんか吐く人じゃない……分かってた。抱かれたかどうかじゃないの」
「じゃあどうして……」
「あの方が陽子を呼び出したのでしょう?あの方が陽子に迫ったのでしょう?」
陽子の前で泣きたくはなかった。だが堪え切れずに祥瓊はしゃくりあげる。
「それは、尚隆さまが、わたしの事なんか、本気じゃないってことでしょう!」
「違うよ」
「違わない!どうして陽子に分かるの?どうして陽子の方が尚隆さまのことを知ってるのよ!」
祥瓊は陽子に掴み掛かって問い詰める。祥瓊にとっては意外なほど、陽子は穏やかに言った。
「祥瓊はあの人のこと、ちゃんと見てる?……ただ好き好きって、そればっかりなんじゃない?」
その言葉に祥瓊は思わず息を呑む。
「こと恋愛に関しては、祥瓊は未だにお姫様気分が抜けてないみたいだ」
「わたしそんなんじゃない!………そんなんじゃ…」
328『蒼雪』中編・2:03/12/16 23:08 ID:B0LZzwic
それまでずっと陽子を見据え、憤る思いをぶつけていた祥瓊はやり場なく目を逸らした。
「わたしにはそう見えるな……でも延王にとってはそんな祥瓊がとても大切な人なんだと思う。
とにかく……今度会ったら、ちゃんと話をしないと」

そう言われて祥瓊は情けなくてまた涙が出そうになる。結局一人で空回りしていただけだった。
そして愛されることばかり望む私はまた罰を下されたのだ。
「わたしは莫迦ね……わたし氾王に抱かれたのよ。それも自分から。尚隆さまを裏切ってしまったの。
今更どんな顔して逢いに行けと言うの?」
深く溜息をついた陽子は頭を抱える。
「やっぱりそういうことか………でも、もう済んでしまったことは仕方ないだろ?」
「そうね……もう諦めるしか……」
言い掛けて祥瓊は声を詰まらせる。そんな祥瓊に半ば呆れたように陽子は言った。
「そうじゃなくて!ああもう、いつまでもめそめそ泣いて仕事もしてくれないんじゃ私も困る」
陽子にそう言われても仕方がない。現にこうなる前から、悶々として一向に進まぬ手に仕事は
溜まるばかりだったのだから。
「ここに居てもらう意味がない。拠って、女史に暇を出す。当分帰って来なくて宜しい」
「え?……ちょっと陽子!何を――」
「控えよ。勅命である。二度言わすな」
凛とした声で言いつけられて否も応もなく祥瓊は頭を下げる。
「畏まりましてございます、主上……」
陽子は席を立ち、祥瓊に背を向けた。
「但しその前に雁まで届け物を持って行くこと。それを持って関弓まで行け」
「雁?………」
「荷物と書状は追って用意する。それから今後氾王逗留中のお世話は私がする。退がれ」
「失礼します………」
一礼して祥瓊は部屋を出て行く。振り向かず陽子はただ息を吐いた。

「景王も粋なことをされる。うまく行くといいねえ」
続き部屋の扉を開けて姿を見せた氾に陽子はむすっとして言う。
329『蒼雪』中編・3:03/12/16 23:10 ID:B0LZzwic
「あなたが祥瓊を手篭にしなければ、特に何事もなかったと思うんですが」
「他の男に寝盗られるようでは、あの猿もその程度ということ」
「全然そう言う問題じゃないと思うけど……」
涼しい顔の氾に陽子は溜息をつく。
「景王の言うた事、私も感じておった。あの聡叡で気丈な祥瓊がああも地に脚が付かんではの。
そなたも困っていたろう?じゃから私に相手をせよと」
「話を、と言ったんです!何も祥瓊を陥れるようなことを……」
あなたの戯れに振り回された祥瓊の身にもなれ、陽子はそう言いたい思いに駆られる。
「まあ、猿に対する嫉妬もあったかの。祥瓊は私の気に入りゆえ」
氾は扇子を口に当て優美に笑った。
「はあ、そうですか……」

不満そうな陽子の顔を見つめ、氾は諭すように言った。
「陽子、この世に絶対確かなものなど無いよ。何より男と女の関係ほど怪しいものはないと私は
思うね。所詮他人の胸の内など誰も覗くことは出来ぬもの……」
緩やかに歩み、祥瓊の出て行った扉を眺め氾は語り続ける。
「だからこそ、祥瓊は怖れる。想い人の心が自分に向いていないのかと……ま、案ずるよりずっと
猿はあの娘を大切に想っておろうよ」
「何故そうと?」
陽子は自分で祥瓊に同じ事を言ったものの、確信がある訳ではなかった。
「遊びならあれは攫ってでも自分の膝元に置くだろうね。そして飽いたら棄てる。そうせぬのは
何より祥瓊との関係を大切にしたいと思っておるからだね」
「それが分かってらして、あなたは祥瓊を?」
「我らに与えられた時間は長く、何かを急いて求むるほどにその終わりは早いものと知る」
氾は陽子を見てにこりと微笑う。
「今は分からずとも、いずれ景王にも祥瓊にも分かる日が来よう」
「そういうものでしょうか…」
釈然とせずに見上げる瞳は困惑の色に染まっている。
「そうそう、景王自ら御世話して頂くなんて光栄だねえ。では身体を磨いて待っておるほどに」
330『蒼雪』中編・4:03/12/16 23:12 ID:B0LZzwic
「そう言う意味じゃありません!」
軽やかに笑いながら氾は去って行った。人の姿をした妖魔、陽子はそんな形容を思い浮かべ、軽く笑った。
この人には迷子みたいな祥瓊をその気にさせることなど容易いことなんだろうな、と。


半月ぶりの雨が関弓山の麓、首都の街を煙らせていた。初冬に時折降る、冷たい霙雨。
日没まではまだ間があったが、厚い雲に覆われた空の下、薄暗い街並みには行き交う人影も少ない。
傘を差す手に掛ける息が白く煙り、消えてゆく。
教えられた待ち合わせの舎館に近付くほど、不安に胸が締めつけられる。
氾の言うように黙っていれば、何事もなかったかのように日々は過ぎて行くのだろうか。
そんなことはないだろう。愛する人に嘘を吐けばきっと辛いに違いない。
真実を打ち明けよう、そして棄てられても仕方ないんだ、そう言い聞かせる祥瓊の歩みは鈍る。

客房の扉の向こう、変わらぬ笑みが胸を痛ませる。俄かに抱き寄せようとする延を祥瓊は拒んで言った。
「尚隆さまは陽子が……好きなのですか」
少しの間黙っていた尚隆は悪怯れる様子もなく淡々と語った。
「先日のことか……それは少し違うな。陽子がどう言ったかは知らぬが所詮は俺の戯れに過ぎん。
だから陽子を責めるな」
「どうしてあなた達はそんなに互いを庇うの?それが答えなのですか?」
責めるようなその問いに尚隆は開き直り言い捨てる。
「ああそうか、俺が悪かった。俺が陽子に手を出そうとした。戯れで女を抱く。俺はそう言う男だ」
「戯れ………そうですよね……わたし、莫迦みたい」
祥瓊は呟き、自嘲の笑みを浮かべた。
「何を言っている?」
「いいえ、わたしが莫迦だったんです。勝手に思い込んで…わたし…わたし、氾王に…」
「……そうか。氾に乗り換えるのか。つまりはこんな俺に愛想が尽きたという訳か」
「そんなこと!……いえ、もういいのです。尚隆さまこそ、こんなわたしなどもう要らないでしょう?」
331『蒼雪』中編・5:03/12/16 23:15 ID:B0LZzwic
もうそれだけ言うのが精一杯だった。祥瓊は踵を返し扉へ向かう。
「……待て、何処へ行く」
「帰ります」
「祥瓊!」
階段――逢う度何度も昇って降りていた。いつも降りる時は脚が鈍ったけれど、いま初めて駆け降りている。

 お姫さま気分、陽子が言った通りだ。戯れでも抱いてくれれば、そう言い聞かせていたのは自分を
欺いているに過ぎなかった。愛されなければ満足できない、素直になれない、愚かしい、それが私。
舎館を飛び出した祥瓊は石畳の広途を駆けて行く。霙雨が紺青の髪を、瀟洒な薄紫の長袍を冷たく濡らす。
違う。本当は謝りたかった。愛しいひと、せめて追い掛けて来て……
いいえ、もう追い掛けて来ないで。愚かな私を赦さないで。
何度も転びそうになりながら角を曲がり、やがて息を切らして立ち止まり、真っ暗な雲を見上げた。
冷たい滴が頬に刺すような痛みを残しては落ちる。愚かな自分を罰するように、目を閉じてただ
凍りそうなほど冷たい雨に身を晒す。

不意に腕を掴まれて振り向けば、追い掛けて来た尚隆が腕を掴んでいた。
心の中、ほっとしてしまう自分が許せない。祥瓊はその手を振り解こうと後ずさる。
「放して!…放してください……」
だが腕を掴んだ手は力強く、決して放そうとはしない。
「何を考えている!急に飛び出したりして――」
真直ぐに見詰めるその瞳に祥瓊は首を振る。
「わたしはあなたの玩具でしょう?あなたにとっては只の遊びなのでしょう?」
雨滴ではない熱いものが頬を伝う。本当に泣いてばかり、祥瓊は思う。けれど抑え切れない。
「そうではない」
「いいえ、そうよ。そう仰ったもの!ただ戯れにわたしを抱いていられれば良かっただけ」
しゃくりあげながら祥瓊は捲くし立てる。心とは裏腹な言葉を投げつける。
「だから尚隆さまは私を嘲笑えばいいの。莫迦な女だと、娼妓でもないのに他の男に抱かれる――」
332『蒼雪』中編・6:03/12/16 23:17 ID:B0LZzwic
終わらせなければ。このひとではない誰かに、いつも愛を語り合える人に出会えばいいのだから。
「ふしだらな女など要らぬと棄ててしまえばいいの!」
もう自分が泣いているのか、ただ雨滴が頬を伝い落ちているのか祥瓊にも分からなかった。
唇が震えるのさえ氷の混じる冷たい滴の所為なのだと。けれど痺れる唇が、掠れる声が、胸に秘め
続けた想いを言葉にする。
「だけどわたし……それでもわたしは……」
掠れた囁きを耳にして尚隆は祥瓊を胸に抱きただ立ち尽くす。ただ強く抱き締めて。
「分かっている。棄てる訳などあるものか……お前だけは」

 いつしか霙は雪に姿を変え、街の灯に照らされふわふわと舞い降りていた。
それは祥瓊の濡れた髪に、震える小さな肩に音もなく降り掛かる白い花びら。
「凍えてしまう。宿に戻るぞ」
祥瓊は小さく頷く。尚隆は濡れて小刻みに震える肩に外套を掛け、歩き出した。
やや遅れて祥瓊も後につく。
「あの、主より届け物と言づてを……ひどく濡れてしまいましたが、ここに……」
「構わん。宿に戻ってからな」
返事だけして先を急ごうとする尚隆は袖を引かれ、怪訝そうに振り向き立ち止まる。
じっと見つめられ、含羞んだ貌で俯くその唇が消えそうなほど小さな声。
「祥瓊、と申します……どうか…永きご寵愛を……」

「確かに受け取った」
見上げれば幾つもの白い花びらが視野を遮る。けれどもう、それさえ滲んでよく見えない。

 雪明りが照らす二つの影はひとつに融け合い、何かを囁き、そして歩き出す。
寄り添う足跡だけを残して。
やがてそれも白くかき消して、雪は降り続く。

―後編につづく―
333312:03/12/16 23:21 ID:B0LZzwic
長々とすみません。氾の言葉遣い、ちょっと適当なところがあるんで
おかしいな?と思ったら脳内変換読み、でお願いします。
ではまた明晩。
334名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:44 ID:HohNDNl9
>312さん
好きです、このお話。
後編を激しく楽しみにしています。
氾王のキャラも乙です。
335名無しさん@ピンキー:03/12/17 00:21 ID:aO758uST
氾王のセリフ、すごい「氾王らしい!」って思いましたよー。
自分自身も楽しみ、かつ陽子を巻き込んで二人にちょっかい出す氾王に萌えました。
続き楽しみに待ってます。
336名無しさん@ピンキー:03/12/17 01:22 ID:6K52qaT8
312さん、手練だなあ…
今夜のリアル寒さや雪の匂いに映像が喚起されるような、
乙な描写でした。











ところでさ、312さんのえがく乳首が好きだ。
ピンクもいい。いいんだけど茶色はさ、なんかこう、白い肌ににじむ感じが濃ゆくて……(*´Д`)
337名無しさん@ピンキー:03/12/17 01:53 ID:NlM+N8Aw
陽子がカッコイイ!
338名無しさん@ピンキー:03/12/17 04:00 ID:L+k4Ai5N
312さん、イイ! 続きが楽しみです、ハァハァ。

ただちょっと気になった。
氾王の名は呉藍滌ですよ。
氾と書かれているので知らないのかなと。
知っててあえてその表記ならスマソ。
339名無しさん@ピンキー:03/12/17 06:51 ID:NlM+N8Aw
号で呼ぶのは問題ないんじゃない?
月の影では延王も延ってなってるし。
340名無しさん@ピンキー:03/12/17 13:14 ID:DjJ+MnD/
>月の影では延
あの表記に「男」を感じて萌えた人、おらん?
今回も、藍滌の底力を見せつけるような、いい演出だと思ったよ。
341名無しさん@ピンキー:03/12/17 14:00 ID:EsUIK0Wl
涎王
342名無しさん@ピンキー:03/12/17 14:29 ID:JCM6wNfn
>341
(*´∀`σ)´д`)

そして私も延に「男」を感じましたノシ
312さん乙華麗!
343名無しさん@ピンキー:03/12/17 14:56 ID:LLUeicn8
>>338
最初に「氾王、呉藍滌その人」って書いてあるよ…
344312:03/12/17 23:45 ID:BS0qKT/h
昨夜に引き続き後編です。

時節もののお約束wでこの先は甘々です。甘系が苦手な人はさておき、宜しければ読んでやって下さい。
345『蒼雪』後編・1:03/12/17 23:47 ID:BS0qKT/h
 雨水の滴る裳裾をたくし上げて舎館に戻った祥瓊は、ずぶ濡れの襦裙が何だか無性に恥ずかしくて
延の陰に隠れるように堂を抜ける。迎える者は何も言わずただ会釈しただけだった。

広い客房の中央、祥瓊は冷え切ってしまった身体を愛しい男に寄り添わせている。
冷たく濡れた襦裙を脱がされても震えが止まらなかった。冷えきった身体、冷たい手を彼の背に廻す
のは憚られ祥瓊は動けずにいた。それは尚隆も同じだったのだろうか。生まれたままの姿で軽く触れ
合うほどの距離に二人は立っているだけ。
それでも躊躇いがちに、餌を求める雛のように祥瓊は背を伸ばし口づけを乞う。
二人は重ねた唇の間、互いの舌をつつき合い絡め合う。唇を濡らし、ぬめる舌と舌がもたらす甘く
切ない官能に祥瓊は次第に蕩けてゆく。
長い口づけは至福のとき――溜めていた吐息が漏れ、唇にもたらされる温もりをもっと感じたく
て祥瓊は何度も求める。甘く陶酔し廻した腕、その冷たい身体をそっと寄せて。
広い胸に抱かれ、頬を伝わる温もりがこんなにも暖かいのだと初めて知った。
ただ肌を合わせる事がこれほど心地よいのは寒いからだけではないのだと思う。
震えながら寄りそう身体、寒さに小さく固く収縮していた乳首が尚隆の腹をくすぐった。

「起っているぞ」
「……寒いからです」
揶揄する言葉に祥瓊は顔を背けて言い訳する。無論尚隆にもそうである事は分かっていたのだが。
「そうか。どうやら俺のものも寒くて起っているようだ。触ってみよ」
付かず離れずの距離に立っていた時に祥瓊は既にそれを感じていた。身体に当たるそれが何を意味す
るのかは見ずとも分かっていた。取られた手が導かれるように、祥瓊は隆々としたそれに触れる。
「熱い……」
「お前の手は冷たい。だがお前の中はさぞ暖かいのだろうな……」
尚隆は頬を撫で耳許に囁く。祥瓊は朱に染まる頬で俯いた。
「いやです……」
「嫌か」
「もう、意地悪ばかり」
346『蒼雪』後編・2:03/12/17 23:48 ID:BS0qKT/h
にやりと笑う尚隆の顔を見上げ祥瓊は口を尖らせた。
けれどこんな莫迦げたやり取りですら今の祥瓊には堪らなく嬉しい。その気持ちを伝えるように
祥瓊は逞しい胸に唇を当て、首筋を這い登って愛しい唇を探る。

「裸のお前を見ていると今すぐにでも抱きたい気分なのだが――」
煌々と明かりの灯された室内、そのほぼ中央、尚隆の前で初めて牀榻でもない場所に素裸で棒立ち
していると気付いた。云われて祥瓊は思い出したように胸を覆い隠す。
「隠したところで俺の気持ちは変わらぬが、まずは風呂に入って身体を暖めることだな。一緒にな」
「はい……」
念を押すかのようなその一言に祥瓊は少し俯いて小さな声で答えた。

 鏡に向かい濡れてしまった髪の結いを解いて軽く櫛を通す。それを纏め上げて湯殿へと向かう。
薄明かりの灯された湯殿、先に入っていた尚隆は湯槽に浸かり寛いでいた。
「失礼します」
「ああ、寒いだろう?早く入れ……今更隠しても仕方ないだろうに」
白い綿布で前を隠し、縮こまるように湯殿に足を進める祥瓊を見て尚隆は軽く笑った。
「だって……裸で歩き回るような真似は見せられません」
確かに尚隆の言うことも分からないではないが、祥瓊はそれが女として当然だと思っている。
「そうだな、そこがお前らしくて良い」
気丈でお転婆なところも見せることはある。だが行儀を弁え、かと言って妙に遜る訳でもなく自然に
慎ましやかな祥瓊、それが延の普段目にする姿だった。だからその祥瓊が己の前でだけ淫らに快感を
貪る女へと変貌する様が好きなのだ。
尚隆の視線から隠すように身を横にして綿布を取る。桶に汲んだ湯を身体に掛け、祥瓊は石張りの
床に半分ほど埋められた湯槽の縁を膝を折って跨いだ。あまり大きくはないが、正方形のそれは
二人並んでも十分な余裕はある。けれど湯槽に浸かった祥瓊はその身を隙間なく逞しい腕に摺り寄せ、
くすりと笑って見せた。持ってきた綿布で尚隆の額にうっすら滲んだ汗を拭う。
程よい湯加減だったが冷えきった肌、殊に手足には熱く感じられる。
やがて心地よい痺れとともに指先や爪先の感覚が戻ってきた。
347『蒼雪』後編・3:03/12/17 23:49 ID:BS0qKT/h
「あぁ…いい気持ち……」
のんびりと手足を弛緩させている尚隆にしな垂れ掛かる。湯の中を泳ぐように手が伸びて祥瓊の
軽く伸ばした両肢の間に潜り込んだ。脚で悪戯な手を締め付ける。
「だめ…湯が、汚れてしまいます」
それでも指は花びらを優しく開いて少しずつ潜り込んでゆく。
「構わぬ」
湯の中にあってなお、其処は湯とは明らかに異なるやわらかな潤みをたたえていた。
「は…ぁ……だめ、だめです」
悪さをする腕を掴んで祥瓊は言う。呼び起こされる快感を、そんな自分を駄目と窘める。
「汚れると云うが、お前の何で湯が汚れると?」
まじまじと顔を覗き込む尚隆。
「え?それは………もう!意地悪ばかり仰るのは止めてくださいまし」
「もっとよく洗ってやるか」
尚隆は身構える隙も与えずに軽々と祥瓊を抱え上げ、自身と向かい合わせに跨がせた。
「ですからこんなところでは……上がってからゆっくりお楽しみになられませ」
困惑の表情の祥瓊はまるで小さな子に諭すように言った。
「俺はもう我慢できぬ」
思うまま全てを奪いたい。もうその思いが尚隆には抑えられない。云うや否や引き寄せた腰にあて
がい深く祥瓊を挿し貫いた。
「あぁっ!」
祥瓊は唐突な侵入に小さく悲鳴を上げ身を強張らせる。それでも湯の中では不思議と痛みは感じなか
った。急激に押し広げられた狭い洞が緩やかに疼いている。
「やはり熱い、お前の中は」
「あぁ……尚隆さま、こんな……あん」
あのまま部屋で押し倒されなかったのが不思議なくらい……祥瓊ははこれほど性急に事を進める尚隆
を知らない。そうさせているのは祥瓊への情か、単なる欲望の顕れか。それとも。
「やっぱり……怒ってらっしゃるのね」
微かに眉根を寄せて祥瓊は尋ねた。
348『蒼雪』後編・4:03/12/17 23:51 ID:BS0qKT/h
「怒ってなどいない。だが正直なところ良く分からぬ」
尚隆は白い項を撫で、軽く纏め上げていた結いを解く。冷たく濡れた髪はぱさり、と肩に掛かった。

 初めはただ、欲望のまま犯すように貫いて、吐き出してしまいたいと尚隆は思っていた。
氾に抱かれた、それを素っ気無くそうかと看過できない自分に駆り立てられて。
尚隆にとって女は単なる欲望のはけ口であり、疲れた心の慰めでしかなかった。
同じだと思っていた。陽子の友で慶の官吏、だから日を連ねて逢えない、ただそれだけが違うのだと。
祥瓊は欲望を満たしてくれる。祥瓊は疲れた心を慰めてくれる。娼妓のようにただ優しく微笑んで。
気付いたのはいつだったか。この娘は自分を想って笑い、泣いているのだと。
希うようになったのはいつからだったか。
祥瓊の笑顔が見たい。抱き締めたい。その身体に愛撫の限りを尽して己に狂わせたいと。
ただ遠く離れて逢瀬を重ねるだけで良い。決してこの想いを言葉にすることなく、戯れの振りをして。
決して近付き過ぎて、求め合ってはならない。いつかきっと傷つけて失ってしまうから。
それでも為されるがまま身を委ね、情欲の色に染まってゆく祥瓊を見て思う。妖狐の如きあの男に
見せつけてやりたかった。言いたかった。祥瓊は俺の女だと。愛し合っているのだと。

「ただ……今は何よりもお前と繋がっていたい」
双眸を伏せ、呟くように祥瓊も言う。
「わたしもです」
恥ずかしくて言えないけれど、あなたとずっと繋がっていたい。祥瓊は思う。
身体を繋ぐこと。何食わぬ顔で擦れ違う、この世の誰もがしていること。幼い頃には想像すらし得
なかった大人の世界。女は妖しく潤んだ花を咲かせて男を誘い、男は熱く滾る幹で女を狂わせる。
どうして好きな人と身体を繋ぎたくなるのだろう。求め合い結ばれるからこその無上の歓び。
陳腐な言葉では伝えきれないこの想いをどうしたら伝えられるの? それは切なくもどかしい想い。

「ああ、尚隆さま……」
もっと深く私を貫いて欲しい。私のからだの奥深くまで、あなたのもので。
祥瓊は浮力の助けを借り突いていた膝を立て、大胆に尚隆の背に脚を絡めて深く刀身を迎え入れる。
349『蒼雪』後編・5:03/12/17 23:52 ID:BS0qKT/h
やわらかな尻を尚隆に擦りつけるように。
「あ、はぁん」
硬くて熱いもので奥まで広げられているのが分かる。
首に手を廻し大きく仰け反って、湯の中に広がる髪を揺らめかせ、祥瓊は悦びの調べを歌う。
祥瓊の身体を支えゆるゆると腰を振りながら、湯の中に揺蕩う肢体を眺めながら尚隆は感じる。
時折切なげに見上げる紫苑色も、甘い吐息を吐く柔らかな桃色も、水に広がって揺らめく碧玉の色も、
いや、何もかもが堪らなく愛おしい。身も心も己に委ね、全身で歓びを伝えるこの娘の全てが。
水面に浮かぶ豊かな丘の頂き、暖められて広がった暈を指先がくすぐった。
「あ、や……だめぇ」
弛緩していたそこはすぐに刺激に感応し、すぼまるように僅かに隆起してその色を濃くしてゆく。
触れてくださいと云わんばかりに屹立するその中心を指先が摘んで弄ぶ。
「あぁん、だめ…そこは……」
祥瓊が大好きな、その身を震わせて鳴く固い突起を揉み解す。ぬめる蜜の洞が呼応するように尚隆を
優しく締めつける。
「ぁ…ぃ…きそう……」
掠れた声で祥瓊は囁く。
「あぁ……いきそうです…そのまま……続けて欲しいの…」
尚隆は願いを聞き届けて弄ぶ。感じるままに水中に揺れる腰を抱え、紅く大きく膨れ上がった乳首を
きつく吸い上げる。
「あっ、だめぇ……もう…ああっ!」
緩やかに湯を揺らしながら祥瓊は昇り詰めてゆく。それは自我を失うほどの強烈な頂ではなく、
それでも祥瓊は例え様のない幸福感に打ち震える。男の背に爪が食い込むほどしがみ付きながら。
絡み付く肉襞が細波のように蠢いて誘う。堪らず尚隆は激しく突き上げ、波立つ湯が床に零れ落ちる。
「くっ……ゆくぞ、祥瓊!」
尚隆は心の奥底に澱むものを吐き出すかのように迸らせ、何度も秘奥に叩きつけて果てた。

繋がったまま抱き合って二人は目眩るめく時の余韻を愉しんでいた。
「体は暖まったか」
350『蒼雪』後編・6:03/12/17 23:53 ID:BS0qKT/h
軽く唇を啄ばみながら尚隆は言う。口づけに応えながらも祥瓊は恥ずかしそうに俯く。
「はい、とても……のぼせてしまいそうです」
「もう上がっても良いのだぞ」
「でも…もう少しだけこうしていたいの」
夥しい精を放っても祥瓊の柔肉に包まれたそれは力を失わない。今だ脈打ちながら身体に穿たれて
いるそれを祥瓊は引き離すことが出来ない。
「きゃ!」
繋がったままの祥瓊を抱きかかえ、尚隆は立ち上がって湯槽の縁を跨ぎ越した。
「折角だ。久し振りに身体を洗ってやる」
「え?でも……あっ、もう降ろしてください」
首に巻き付けていたままだった腕を解いて祥瓊は慌てて言う。身体を洗う為の腰掛けの傍に降ろさ
れた祥瓊は其処から離れるように後退った。
「どうした?」
訝しげに見られて祥瓊は作り笑いで繕う。
「あ、あの……少しだけ、あちらを向いていて頂けます?」
尚隆が言われた通りにするのを見て祥瓊は湯槽の陰に片膝を突く。花芯からとろりと滴る歓喜の名残
りを掌に受け、湯で排水溝に流した。牀榻ならば自然と溢れ出てくるそれを気付かれぬうち何かでそ
っと拭ってしまうのだが。そんな事を考えながらふと見れば尚隆がその様子をまじまじと見ている。
「いやっ!見ないでと言ったのに!」
「ははは、済まん。お前のゆかしい仕草が良いのでつい、な」
「もう……男の方が見て良いものではありません」
祥瓊は朱に染めた頬を膨らませてねめ付ける。

背後に膝を突く尚隆の手で肩から腕に塗り広げられてゆく泡を眺め、祥瓊は呟いた。
「雁はどこの宿でも石鹸があるのですね」
その原料とされる油脂は貧しい慶では決して安価なものではない。だから慶に於いては石鹸など王宮
以外では殆ど見掛けない。何より客房に浴室のある宿など慶にはない。五百年続く国と生まれたばか
りの国、埋めようのない民の暮らしの格差がこんな所にもあるのだと祥瓊はしみじみ思う。
351『蒼雪』後編・7:03/12/17 23:54 ID:BS0qKT/h
不意に背を擦っていた両手が脇から伸ばされ、たおやかな二つの丘に円を描く。
「あん!…ほんとうに洗う気がおありなのですか?」
祥瓊はくすぐったそうに身を竦めた。乳房に入念に泡を塗りたくる手に頂きはすぐさま硬く尖って
掌をくすぐった。尚隆は押し返すように尖る乳首を掌で転がす。石鹸で滑りのよくなった乳首が指先
を逃れるように踊り、また捉えられては逃げる。
「あ…い、いや……」
「ちゃんと洗っているだろう」
尚隆は飽く事を知らぬ子供のようにその遊びに耽る。乱暴とも思える指先の悪戯。だがぬるつく
泡がそれをもどかしいくらいに和らげ、次第に祥瓊の息遣いが切ないものに変わってゆく。
祥瓊は下腹にじわりと感じる熱のような感覚に慌てて言う。
「だめっ……や、やっぱり自分で洗います」
「遠慮するな」
「だって、あまりそのような事をされたら……わたしまた…」
顔を朱に染めて俯く祥瓊をからかう様に尚隆は軽く笑う。
「また欲しくなるか?無論お前がまたその気になるのを期待しているのだが」
身体を捻ってそんな尚隆を肩越しに見上げて力無く抗議する。
「けれど普通こんなところでしませんわ……あ、いえ、………と、思います」
「それはお前がそう思うに過ぎん。惚れた女が目の前にいる。場所など選ばぬのが必然」
さらりと言ってのけられたその言葉。その言葉に祥瓊はほんの一瞬身を硬くした。
「まあ、惚れた女だなんて、初めてそんなこと仰いました」
祥瓊は前を向き殊更素っ気無く言葉を返す。本当は飛び上がりたいほど嬉しかったのだが。
言葉が全てではないけれど、言葉で伝えられることが心から嬉しいと思える。
「そうだったか?」
祥瓊はとぼける尚隆には何も言わず、ただそっとその手を自らの胸に引き寄せた。

 やがて身体に付いた泡を湯で綺麗に流され、それを祥瓊は少しだけ不満に思ってしまった。乳房を弄
ばれて火の点いた身体が欲しがっているのに、まだ一番大切なところを洗って貰っていなかったから。
そう思ってしまう自分がはしたない女だと感じる。だがすぐに祥瓊は床に膝立ちさせられた。
352『蒼雪』後編・8:03/12/17 23:56 ID:BS0qKT/h
「ここも洗って欲しいのだろう?…」
心を見透かされたその科白に顔が赤らむ。背後にいる尚隆の指先が尻の割れ目をなぞり、ゆっくりと
滑り降りてゆく。指が可憐な後のすぼまりを掠めて祥瓊はぴくりと反応する。少しだけ開いた脚の
間に、後から指先が差し込まれる。重なり合うように緩く縮れた花びらが綻んで指先の訪問を迎えた。
「随分と濡れている」
「それは……わたしのせいでは…ぅ……いや…こんなの、洗ってるうちに入りませんわ……」
「ならば自分で洗うか?洗い方を俺に見せて教えてくれ」
祥瓊はただ無言で首を振る。
溢れる蜜は花びらをくすぐる指先を止めど無く濡らし、濡れた音の大きさが増してゆく。指の腹が
祥瓊の小さな珠を擦り上げる。ひっそりと身を隠していた珠は快感を取り込もうと膨らんでゆく。
「あ、や…ぁぁ」
優しく擦られて祥瓊は下肢を震わせへたり込みそうになる。
自らの身体を支えることが出来ずに前のめりに床に両手をつく。それでも尚隆の指は許してくれない。
いやいやと首を振って、身体を洗う為に結い上げていた髪がまた解けて落ちる。
「はぁ…あ、はぁ…いい……気持ちいいの…もっと、洗ってください」
尻を突き出してぬるつく指を誘い込む。浅く潜った指が更なる潤みを掻き出し、膨らんだ珠に塗りつ
ける。祥瓊は小さく叫び、今にも昇り詰めそうになる。
崩れた身体を抱き起こされた拍子に尚隆の刀身が脚の間に滑り込む。それは既に漲っていた。
頭をもたげた鎌首が花芯に触れる。濡れた花びらが誘うように纏わり付く。
尚隆がその感触を愉しむようにゆるゆると前後に腰を揺する。刀身が開いた花びらに包まれた。
「あ…ぅん」
祥瓊はそれが動き易いように軽く脚を開いて誘う。そのまま手を添えて導き入れたい衝動に駆られ、
おずおずと手を伸ばす。
「まだだ」
意地悪く尚隆がその手を掴んだ。刀身が離れてゆく。尚隆は少し離れた湯槽の縁に腰掛けた。
膝を崩し、潤んだ瞳で祥瓊は見上げ、何か言いたげな唇を僅かに開く。
「来い」
吸い寄せられるように祥瓊はそこに顔を近付け、片手を添えると隆々と天を向く先端を口に含んだ。
353『蒼雪』後編・9:03/12/17 23:58 ID:BS0qKT/h
丹念に這う舌が反り返った刀身の先端、張り詰めた傘の縁をぐるりと舐め廻す。
巧みな、そして心のこもった舌使いに尚隆が低く呻く。鈴口から滲み出る透明な滴を祥瓊は舌で
掠め取る。傘の裏側にある筋をくすぐる度に口の中でびくんと動く愛しいこれが、今すぐ欲しい。
祥瓊は唇をゆっくりと離し、上気した顔を俯かせたまま独り言のように呟いた。
「もう…大丈夫でしょうか……」
「祥瓊、今とても行儀悪なことを口走っているぞ」
「え?…あ!……ですから、あの、……尚隆さまの身体が……もう良いのかな、って……」
「苦しい言い訳だな。要するに、欲しいのだろう?」
それは否定できないのだが祥瓊は首を振る。
「いいえ!決してそのような……あの、このまま最後まで…致しましょうか?それでもわたしは……」
「それも棄て難いが、お前はどうしたいのか?」
尚隆がその目を覗き込むと、羞じらいながら祥瓊は答えた。
「あの……うしろに……」
「後ろ……まさか其処まで奴にくれてやったのではあるまいな」
軽い皮肉のつもりで尚隆が言ったその言葉に祥瓊はひどく哀しそうな瞳で見上げる。
「憎いのなら尚のこと、わたしをどうされても構わないの……それでもわたしは……あなただけです」
「すまん……至らぬ勘繰りだった…それから」
尚隆が手を取り、立たせようとしながら言おうとするその言葉を祥瓊は遮る。
「お嫌でなければ……どうかこの身体、隅々まで味わってくださいまし」
遜って身を捧げようと思った訳ではなかった。ただ己の持てるもの全てで、思いつく限りのことで、
悦ばせたかった。女陰であろうと、口であろうと、菊門であろうとそれが自分に可能なことならば。
「良いのか?痛い思いをするやも知れぬが」
尋ねる尚隆に俯いた祥瓊は小さな声で答えた。
「いえ、よいのです……わたしの全てを……あなただけには、好きにして欲しいのです」

 祥瓊は膝が擦れないように広げた綿布の上に四つん這いになった。本来身体を洗い流す為だけの場所
にわざわざ段取りまでして、本来性交の場所ではないであろうそこに男を迎え入れようとしている。
そんな自分がひどく滑稽であり、ひどく淫らだと思う。
354『蒼雪』後編・10:03/12/18 00:00 ID:PUm32+Yx
それでも尚隆が望むならどんなことだってしてあげたい、その思いが勝っていた。
丁度肘くらいの高さの湯槽の縁に手を懸け軽く脚を開いて尻を高く上げる。既に舌と指で充分に解
された後ろの窄まりに尚隆は先端を押し当てた。
「息を吐いて楽にしておけ」
言われた通りに息を吐く。尚隆の舌と指に初めて淫靡な快楽を教えられたその場所。そこに今初めて
男を迎え入れる。指や舌よりも遥かに太く逞しいものにゆっくりと入口を大きく広げられる感覚。
息を詰まらせて祥瓊は身を強張らせた。
「あ!ぁぁ…く、ぁぁ……」
先端がきつい輪をくぐり抜けたところで尚隆は侵入を中断した。
「大丈夫ですから…」
自身を捧げるかのように言う祥瓊だが、辛そうな様を見る尚隆は深く進めることは避けたいと思う。
幹に唾液を塗り付けながら半分ほど埋めては戻り、きゅっと締め上げる窄まりの感触を愉しんだ。
「く、ぁぁ…あぅ…んっ……んっ…んっ……」
汗を滲ませ、それが送り込まれる度に湯槽の縁を握り締めて呻く祥瓊に問い掛ける。
「どうだ?痛くはないか」
「少し……でも、何だか…お尻が熱くて…わたし、お尻にされているのですね……」

男に尻を犯される、その淫靡な感覚に徐々に祥瓊は陶酔してゆく。逆の立場の尚隆も同じ思いだった。
「そうだ。今お前は尻の穴に俺のものを咥えている。このように」
「あ、んっ……んっ……やぁん…だめ、そこが…変…です……変になりそう…」
挿し入れられる度に訪れる圧迫感、そして引き抜かれる度に感じるその決して口に出来ない感覚に
祥瓊は痛みさえも忘れて悶える。
「あぅ…んっ…あの、前のほう…も弄って、くださいますか?」
きっとこのまま女陰を弄られたらすぐに果ててしまうだろう――祥瓊はそれを懇願する。
尚隆は尻を抱えていた片手を祥瓊の下腹に廻し、伸ばした指で潤みきった裂け目をなぞる。
「ひあっ、あ、あ、すごい……お尻も…そこも、すごいの……あう……こんなのって……」
叶えられた願いに祥瓊は床に突っ伏して身悶える。高く突き出した尻を自らうねらせて咥え込んだ男
を更に深くへと誘い込む。緩く開いた唇から糸を引いて涎が伝い落ちた。
「あぁっ…もう、だめっ…来てる…来るの……もうわたしっ」
355『蒼雪』後編・11:03/12/18 00:01 ID:PUm32+Yx
淫蕩な牝と化した祥瓊のひくつく柔肉が深く潜った尚隆の指を締めつけ、同時にすぼまりが脈打つ刀身をも締め上げる。
花芯とは違う場所に熱い精が迸る感覚をこの夜祥瓊は初めて知り、高い頂きへ昇り詰めるのだった。

尚隆は腰の立たなくなった祥瓊を横抱きに抱えて臥牀に寝かせた。柔らかな褥に沈んだ全身を
ひたすら優しく、丁寧な口唇愛撫で昂ぶらせてゆく。あの日見た夢のままの光景に今が重なって、
祥瓊はほんの一瞬不安を感じた。
けれど今感じているこの温もり――反らせた首筋に這う唇の、褥に優しく押さえ付けられるように
掴まれた両手の――それこそが真実なのだと改めて思う。それでもなお自分が愛した徴を残そうと
祥瓊は男の首筋に肩口に、厚い胸板にと強く吸いついて情痣をつけてゆく。
尤もそれは時を経ずして消えてしまうのだが、そうせずにいられなかった。

白く柔らかな乳房を優しく揉みしだかれて祥瓊は甘い吐息を漏らし、感じ易い乳首を舐られて何度も
びくんと跳ねる。硬く膨らんだ其処を口中に転がされては鳴き声を漏らし、尖端を舌先でくすぐられ
て、指先で捏ね回されて鳴き声は喘ぎに変わる。
悪戯な指先をその場に残し、次第に下ってゆく舌先が可愛らしい臍をくすぐり、薄く茂った柔草をそよがせる。
やがてしとどに濡れた花弁を掻き分ける頃には、何度も抱いた尚隆でさえ見蕩れてしまう程に、
美しく祥瓊は身悶える。たおやかな身を捩らせ、未だ乾かぬ髪を臥牀に飾りながら。

花芯を舌に深く抉られ、秘めやかな真珠を舐られて祥瓊は立て続けに二度達した。達した後も湧き続
ける悦びの泉は枯れることを知らず、尻の下の褥まで濡れた色に染めていた。
尚隆は多小無理に犯してしまった可憐な菊の蕾を柔らかな舌で労わるようにくすぐる。
抱え上げられて曝け出された尻穴に舌は深く潜り、その狂おしさに祥瓊が早く欲しいと泣き出すまで
愛撫は続けられ、漸く許しを得た祥瓊は恥らいも棄てて自ら大きく脚を開いて誘うのだった。
開いた脚の付け根に爛漫と咲く花、蜜の溢れる花芯に衰えを知らぬ刀身をゆっくりと呑み込ませてゆく。
356『蒼雪』後編・12:03/12/18 00:02 ID:PUm32+Yx
「あ、あぁ…」
まるで初めて抱かれた日のように祥瓊の心は昂揚する。
――私のなかに入っている。大好きなこのひとの熱いものが……
そこは男に満たされ愉悦に狂う為だけにある器官。そして男を果てさせ精を受け止める為だけの。
柔肉を押し広げながら侵入して来るその感触を、祥瓊は一瞬たりとも逃すまいと意識を集中させる。
尚隆も同じ想いだった。想いの丈を伝えるように尚隆は腰を掴んで引き付けながら深く体を繋ぐ。
「ああ、熱い……祥瓊の中は」
蠢いて絡み付く柔襞の感触を味わいながら尚隆が身を後に仰け反らせば、追い縋るように祥瓊が
身を起こして馬乗りになり、淫らに腰をくねらせる。

細くくびれた腰。続くなだらかな、だが柔らかく張りのある尻を祥瓊が摺り付けるように前後に
振るたび粘り気のある湿った音がする。祥瓊は指を絡めしっかりと手を握り締め腰の動きを速めた。
「はぁあん…」
「淫らな女だ」
「あぁっ…そうです…淫らなことを、んっ………うんと……尚隆さまに……よくなって、欲しいから」
「自分も、ではないか?こんな風にされるのが好きなのだろう」
祥瓊の動きに逆らって揺れる乳房を支え上げながら硬くなった乳首をやんわりとつねる。
「あぁっ、そう、いいの……そうです…わたしもよくなりたいの……あなたと一緒に…」
濡れた音は一層その大きさを増し、祥瓊は一気に昇り詰めようと隠された珠を尚隆の恥骨に擦りつける。
「……あぁっ…わたし…もう」
尚隆は上体を起こしくびれた腰を掴んで持ち上げた。珠からの刺激が得られなくなった祥瓊はそれを
ねだるように股間を擦り付けようとする。
「いやっ、もう少しなの……お願いです、いかせて……」
「俺がいかせてやる。一緒にな」
言いながら長大な刀身を大きく抜き挿しして柔襞を掻き乱す。
「あ、あぁっ、ああっ!だめっ、それだめっ!いいの、気持ち良過ぎるの!だめぇ」
祥瓊は我を失いそうになり、ただ感じるままに口走る。
357『蒼雪』後編・13:03/12/18 00:04 ID:PUm32+Yx
下から突き上げては柔襞を引き摺り下ろす刀身が祥瓊の蜜に濡れ光り、ぬかるんだ音が激しくなる
程に透明な蜜は白く泡立ってゆく。
「尚隆さま……尚隆さま!」
狂おしいほどの快感、その先にあるだろう今まで以上の高みが恐ろしくさえ思えて、祥瓊は逞しい体
にしがみ付き、愛する男の名を呼びながら唇を貪る。
何度も唇を重ねて、何度も舌を絡めて互いを求め合う二人は歓喜の頂をひたすら昇り詰めて行く。
やがて限界を迎えた尚隆は己の想いを解き放つ。
「祥瓊!」
弾ける刀身に隙間なく絡み付く柔襞が熱い精を余さず搾り取るように蠕動する。
「あぁーっ!」
祥瓊は伝わる想いを感じて歓びに泣き、その身を震わせながら昇り詰めた。

 並んで包まった衾褥の中、祥瓊は手持ち無沙汰な風情で逞しい胸に指先を遊ばせ、尚隆の指先は
そんな祥瓊にやり返そうとばかりに緩やかに広がった乳房の丘を這い登る。指先が伝える感触が尚隆
の脳裏に浮かばせる、薄茶の乳暈や尖った乳首の姿を確かめるようにさわさわとくすぐっている。
切なげに吐息を詰まらせる祥瓊をからかうように尚隆は尋ねた。
「少し休むのではなかったか」
「何だか胸がどきどきして……眠れそうにありません」
祥瓊は乳房の上を遊ぶ手にそっと自分の手を重ねて答えた。
「そうか。ではよく眠れるように、もう少し疲れさせてやるか」
尚隆は身を起こし、衾に隠された美しい裸身を抱き寄せる。
「はい……わたしを疲れ果てさせてください……」
祥瓊は微かに笑みを浮かべ、瞼を閉じた。
どうして何度抱かれてもまた欲しくなるのだろう。どうして何度も漲るのだろう。
二人はそれぞれに思う。
何度交わっても飽く事などなかった。只人ではない二人の身体は衰える事はないのかとさえ思えた。
乾いた喉を冷えた水で潤し、潤されれば互いの唇を、舌を求め合う。汗ばんだ身体を湯で洗い、戯れ
に愉悦の目覚める場所を探り合えば、再び催してもつれ合いながら牀榻に倒れ込む。
358『蒼雪』後編・14:03/12/18 00:05 ID:PUm32+Yx
祥瓊は愛撫の、交合の歓喜がどれほどかと問われれば、躊躇いながらもそれを詳らかに口にしては
濡れて開く花に愛する男を何度も誘なう。
尚隆は滾る精を女が昇り詰めるまで堪えては迸らせた。
祥瓊が果てた後の男を口に含んで残滓を綺麗に舐め取れば、それだけで尚隆は再び漲らせた。
可憐な祥瓊の菊門に送りこまれる舌の狂おしいほど淫靡な響きが言葉に出来ず、自らの舌を使って
それを伝えれば尚隆は益々奮い立ち、猛々しい刀身で祥瓊を貫いて吠える。

それは淡雪の降る静かな関弓の夜、瀟洒な舎館の一室のできごと。
燭台に燈された灯が消えるまで、ふたり疲れ果てその身を重ねて眠るまで、牀榻の宴は終わらない。


上げたままの垂幕、雪は夜のうちに止んだようで、そこから眩しいほどに朝の陽が射し込んでいる。
夜明け近くまで、ここで何度も交わり歓喜に涙したのだった。身体の芯がまだ火照っている。
祥瓊は目蕩みながら昨夜の濃密な情事を思い出す。
それは身を隠してしまいたいほどの己の痴態。それでも心の、身体の全てが満たされていた。
余韻を残した唇をそっと指先で撫でる。

祥瓊は衾褥に包まったまま身を横にして窓の外の蒼穹を眺める。寝乱れた髪を何とはなしに指で梳き
ながら今日はどうしよう、このまま牀榻で気だるく過ごそうか、などとぼんやり思いを巡らせていた。
ふと気配を感じて身を返せば尚隆がじっとこちらを見ていた。
「ごめんなさい、起こしてしまいました?」
「お前の美しさに見蕩れていた」
真顔でそんな事を言う尚隆に思わず祥瓊は顔を赤くした。男らしくがっしりとした手を取りそっと頬
を寄せる。祥瓊は目を逸らしたまま恐る恐る尋ねてみた。
「あの、慶に帰さないって、いつまでですの?」
尚隆は仰向けになり牀榻の天井を見据えながら思いつくままに嘯いた。
「そうだな……陽子が怒鳴り込んでくるまで、か。そうしたらお前を帰して入れ替わりに……」
「もう、非道いひと!お戯れも大概になさいませ!」
頬を摺り寄せていたその手を軽く噛んで祥瓊はくすくすと笑い、広い褥に身を投げ出した。
359『蒼雪』後編・15:03/12/18 00:07 ID:PUm32+Yx
「こんな身体だ。逢えぬ間は遊びも許して欲しい、と言うのは虫が良過ぎるか?だが――」
身を起こした尚隆は真摯な眼差しを仰臥する祥瓊に向ける。
「お前のことは初めから本気だった。お前には気取られぬようにと思っていたのだが、もう隠せぬな」
はっと見上げる紫苑色の瞳が揺れる。
つい今し方の笑みも消え、堪える間もなく次々に溢れては零れ落ちるそれは愛する歓び、伝えきれず溢れる想い。
髪を濡らし枕に滲む滴を拭いもせず祥瓊は小さな声で言った。
「わたし、莫迦ですから……」

 初めから愛されていたのに、ずっと気が付かなかったなんて、本当に莫迦な私……
いいえ、私たちはまだ始まったばかり。こうしてあなたにめぐり逢えた私は本当に幸せ。
だから、今までの思い出も、これから二人で重ねて行く時間も大切にしよう。
暫くはあなたと過ごせる日々を与えられたのだもの。今はただそのことに感謝したい。

薄手の小衫を身に纏い牀榻を降りる。窓越しに望むのは遥か先まで続く街並みを覆う白銀の輝き。
「きれい……」
けれどあの日見た夢のように、春を待たず融けて消えてしまうこの淡雪のように、やがては私の
この想いも消えてしまうのでしょうか。人の想いは永遠ではあり続けず、人は出逢い、いつか別れて
ゆくのだとしたら。きっとそうなのでしょう……それでも………

「ね、朝餉の美味しいお店に連れて行ってくださいますか?」
振り向いた祥瓊は暖かな腕に包まれる。

 それでもいつか来るその日まで、その刹那まで、どうかあなたの傍に――私だけを。


―了―
360312:03/12/18 00:11 ID:PUm32+Yx
2日にわたり長々と続けてしまいましたが、以上です。お粗末さまでした。
361名無しさん@ピンキー:03/12/18 01:09 ID:AN3h9YKU
312さんお疲れ様です。二人の時間はこれから始まるんですね!
一本の映画を見終わった感じです。一瞬ここがエロパロ板って忘れてしまった(w
362名無しさん@ピンキー:03/12/18 01:38 ID:sBS/Iu+e
本当に良いお話を読ませて頂き感謝です、312さん。
思わず引き込まれてしまいました。
やっぱり、延&祥は切ないですねぇ〜。(泣
363名無しさん@ピンキー:03/12/18 04:07 ID:H9RSzqD5
乙〜!
364名無しさん@ピンキー:03/12/18 19:07 ID:P8K001HS
おつかれ〜!
365名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:04 ID:EtZvw/7a
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n’∀’)シフクノヒトトキ゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

純情なのにえろ娘な祥瓊たんが愛しいです。
またの投下を切に待っております。

366名無しさん@ピンキー:03/12/19 02:02 ID:mnsJNs9a
>>300にインスパイヤされたけれど、カプリングは違う。
設定矛盾あり。ややムリヤリ。
3レス消費。
367366:03/12/19 02:02 ID:mnsJNs9a
「まぁ、おいらはこういう巡り合せなんだな」
と、人をよく拾うことをなんでもないことのように楽俊は言う。
「おいらの旌券には、さる方の裏書があるから、州の役人くらいには捕まっても、すぐに
 放免されるんだ。心配いらねぇ。
 とりあえず、宿に戻ろう。タマも疲れてるみてぇだし。」
タマと呼ぶ騎獣を連れ、祥慶の手を引いた。
「今夜はここだ。いつもより良い宿だ。」
黙っている祥慶をヨソに、楽俊は言訳のように説明科白を接ぐ。
「なぁ、祥慶。こんどはおいらの方から頼みがあるんだ。」
「?」
「タマに舐めさせてほしい」
「???」
「裸になって、そこでじっとしていててくれ。
 怖そうな顔してるけれど、タマは咬んだりしねぇから。」
「!!!!」
顔面蒼白で引きつってる祥慶に、楽俊は心底困った顔をしている。
「なぁ、頼むよ。タマは芻虞だから、ときどき人かケモノを舐めないとダメなんだ。」
「楽俊、あなたではダメなの?」
「うんにゃ。タマは女でないと駄目なんだ。」
「そ、そう……分ったわ。でも……」
「でも?」
「怖いからここにいて。」
意を決して祥慶は衣を脱ぐ。
368366:03/12/19 02:03 ID:mnsJNs9a
「よしよし、タマ。今、垢を舐めさせてやるからな。そんなにハァハァいわなくて大丈夫だ。」
祥慶が脱ぎ終るのを待ちきれず、タマは祥慶の膝や脛を舐め始める。荒い鼻息がする。
「楽俊……ちょっと怖い。それと、衣は皺のよらないように掛けてちょうだい。」
「祥慶、おめぇはやっぱり良いところの育ちなんだな。おらたち庶民は衣なんて気にしねぇのに」
タマはそんなにやりとりもお構い無しに、生臭い鼻息を吹きながら祥慶にのしかかる。床に敷いた
筵に、白い体と漆黒の髪の祥慶に、、白い毛に黒の島の獣がのしかかり、頸や頬を無遠慮に
舐めちらかしている。ハァハァと荒くそして生臭い息が祥慶にかかる。
「楽俊……怖い」
「大丈夫だ。タマはこう見えて大人しいんだ。それに、そんなふうに縮こまってたら、
 却ってあぶねぇぞ」
「ど、どういうこと?」
「タマは、脇の下を舐めたがってるんだ」
祥慶が腕の力を抜くと、タマは、背中側から鼻先を脇の下に突っ込んできた。
「なぁ、祥慶、おまえさん、公主だというから、てっきり仙だと思っていたが、仙籍には入って
 ないんだな?」
「月渓が簒奪したときに、仙籍は奪われたわ。」
タマは執拗にザラザラした舌で、祥慶の体を舐め廻す。
「そうか。道理で、腋も下も毛があるんだな。」
「!」
「知らなかったのか? 仙は子も為さないから毛はねぇんだ」
「そんな……仙籍に入ったときは十三歳だったのよ」
「そ、そうか。わりぃ。……で、今は十七歳相当なんだな。それにしては濃いな、特に下。」
タマはなおも執拗に、背中、乳房、腕、腹と、祥慶を舐め回している。
「楽俊……私、恥ずかしい」
369366:03/12/19 02:05 ID:mnsJNs9a

すると、楽俊は、鼠型から人型に変った。
「わりぃわりぃ。別嬪さんを裸にしていて眺めてるなんてな。でも、おいら、鼠のときにも
 裸だったんだぜ。
 おいらも人型で裸になったが良かったんなら、最初に言ってくれればよかったのに。
 それと、脚開いてくれねぉかな。タマが舐めたがってる」
楽俊は言うが早いか、祥慶の膝を割って脚を開かせ、タマが鼻息をフーフー言わせながら、
顔を寄せて、下をのばす。
「い、痛い。」
「ありゃ。しょうがねぇなぁ……全然汁気がねぇぞ?」
「ど、どういうことよ?」
「ほら、あちこち舐め回されたら感じ良くなって、ここら辺から涎が出てくるはずなんだ
 ……おめえ、里家でひどい目に遭わされたって言ってたけど、ヤられたことねぇのか?」
楽俊は、祥慶の膝の間を凝視し、下腹から茂みの下のタテスジを中指でなぞり、その指を
見ながら困った顔をした。
「ヤられてもう少しこなれてるかと思ったら、生娘でねぇか……しょうがねぇなあ」
祥慶の羞恥などお構い無しに、「しょうがねぇなぁ」とボヤきながら、楽俊は祥慶の陰門を
指で開き、中を眺めたり、指をは這わせたり、その指を嗅いだりしている。
「なぁ、祥慶。この先長いんだ。タマもこのままではいけねぇ。
 おいらが相手では不本意かもしれねぇけれど、いままで生娘で居られた方が奇跡みてぇな
 ものだ。……はらくくってくれよな?」
楽俊は亀頭に被った皮を根元に向ってめくると、それまで、縮んでいたものが数倍の長さに
伸びた。顔を上げた人型の楽俊はそこそこ以上の美形だったが、世間知らずで生娘の祥慶には
更なる恐怖の追加だった。
そして、繰返される、楽俊の「しょうがねぇなぁ」と言う声、タマのざらついた舌のチクチク
とした痛み、下腹に突き上げる一瞬の痛みとともに、祥慶は気を失った。

(ここから先は無い)
370名無しさん@ピンキー:03/12/19 02:18 ID:3mlraE1X
うあーーー
続き激しくキボン!!
371名無しさん@ピンキー:03/12/19 09:23 ID:OAIRp0bi
…漆黒の髪?(゚Д゚)
372名無しさん@ピンキー:03/12/19 15:03 ID:guOXVV/6
祥慶だし。他のスレで暴れまわってた荒らしかいな。
373名無しさん@ピンキー:03/12/19 20:24 ID:BmuxDrFU
桓たいは仕方ないとはいえ、祥慶じゃねぇ。
374名無しさん@ピンキー:03/12/19 21:07 ID:DaF7F5H0
職人さんゴメン。私には
楽俊がコミケに湧いて出る
脂ぎったデブのオタク男に
見えてくるよぅ。
ビミョーに違う言葉遣いの
せいかなぁ。
375名無しさん@ピンキー:03/12/19 23:29 ID:JEmXvNNF
むしろ何事もなかったかのように、郊祀の日にお風呂に柚子を浮かべて入る陽子たんを
想像してみよう。


萌えてきた人の数>1
376名無しさん@ピンキー:03/12/20 00:48 ID:7wFExiWP
南瓜は……?
377名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:51 ID:PcIrEiDK
>375
すまん、同じ風呂でぷかぷかなら鈴のちっちゃい胸のが萌える。
好みなんだろうが胸あんまりないのって可愛いよな。
378名無しさん@ピンキー:03/12/20 03:03 ID:GzKjp9zC
>377
髪おろした鈴なら最高に萌えだ。
379名無しさん@ピンキー:03/12/20 08:43 ID:F0H4BCMS
慎ましやかな胸に柚のぶつけあい?<陽子と鈴

祥慶だと谷間に柚挟めそうで違う遊びになってしまう
380名無しさん@ピンキー:03/12/20 09:47 ID:2NS6WhdS
コソーリのぞく376に南瓜ぶん投げる、漢陽子。
381名無しさん@ピンキー:03/12/20 10:27 ID:1UD5XQ0x
※の国で取れるようなでっかい奴だったりしてな>南瓜
382名無しさん@ピンキー:03/12/20 12:35 ID:s3MtCLDy
南瓜太夫の入浴シーンを想像して激しく萎えますた。
383名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:51 ID:VXJf9IhP
鈴×陽子の純情百合エロ小説を激しく希望!
384名無しさん@ピンキー:03/12/20 15:16 ID:D1KA6cyS
明治生まれと昭和生まれとでは、ガタイが違いすぎる……
385名無しさん@ピンキー:03/12/20 19:11 ID:id6YjPLX
鈴より陽子の方が胸小さいと想ってた。
386名無しさん@ピンキー:03/12/20 20:59 ID:fv6XxNyr
>>384
リアル明治の女の体
きわめて短い腕、
足はO形に湾曲
且つ短くて腰の位置が低い
でも太股と足首は現代女性より細く
ひきしまっている。
胴は長くウェストのくびれはあまりなし。
胸は…どうだろ。
ワコールによると
日本女性の体型は
30代後半〜40前後を境に
同じ人種とは思えないほど
骨格が違うそうだ。
387名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:09 ID:VVbD4lAV
>385
む、漏れも陽子の胸は、汕子(アニメじゃない。風海上巻の表紙の方)の色違いだと思ってた。
388名無しさん@ピンキー:03/12/21 03:33 ID:x3/yUi8x
乳のでかさ…
祥瓊(D〜E)>陽子(C)>鈴(B)
ってイメージだ。漏れは。
389名無しさん@ピンキー:03/12/21 03:42 ID:PcNCVMDN
祥瓊は13歳まで士大夫の家庭の娘、13歳で王宮、ここで加齢休止。
で、そのあと、13歳相当から17歳相当まで孤児どごっちゃで生活。

13歳までにどこまでデカく育ってたか、だな。
陽子 C+
祥瓊 B+
鈴 A+〜B-
を想定。
390名無しさん@ピンキー:03/12/21 10:10 ID:VVbD4lAV
389にあえて問おう。
陽子>祥瓊とする奴はそういないと思うが、根拠は何だ?
391名無しさん@ピンキー:03/12/21 10:24 ID:SRrxQc8S
>>390
良い物食ってたから、って理由が考えられるけど、
俺には、陽子が祥瓊に勝ってるイメージ無いけどね
392名無しさん@ピンキー:03/12/21 10:25 ID:0ENxh17V
漏れとしては
祥瓊>鈴>陽子か
祥瓊>陽子>鈴か
祥瓊>鈴=陽子だと思うんだが。

早いところ一番でかいのは祥瓊ということで。
393名無しさん@ピンキー:03/12/21 10:58 ID:VVbD4lAV
ハッ!!
アニメか…
なんで陽子たんの胸を大きめに想像してる人がいるのか不思議だったんだ。
アニメで、陽子を洗ってやりながら楽俊母ちゃんの言う「ひどいよね…女の子に」に、
妄想が一人歩きしたものだ…







∧‖∧
394名無しさん@ピンキー:03/12/21 12:12 ID:bQABCAxn
私は鈴>陽子>祥瓊で想像してる。
鈴ってムニムニしてそう。
395名無しさん@ピンキー:03/12/21 14:07 ID:4yMGKZyh
漏れは
鈴≧祥瓊>陽子 だなあ
陽子、現代っ子ではあるがスレンダーなイメージ
人並みにはあるだろうけどw
後の二人は女性形というか、普通にデコボコしてそうだ
396名無しさん@ピンキー:03/12/21 14:12 ID:ERpYXSnL
私はこの3人にはあまり乳がでかいってイメージは無かったな。
このスレ来て「祥瓊は巨乳〜」言われてるの見てへぇ〜、と。

・陽子→放浪生活で脂肪激減+筋肉ビルドアップ。素で男に間違われる。
・祥瓊→仙籍追放後、肌も髪もボロボロ指も節くれ立つほどの重労働で
胸もたいして成長できなかった
・鈴→貧農出身で元々栄養状態が悪い。原作に「やせて目ばかり大きい〜」描写があった。

十二で巨乳イメージがあるのは碧霞玄君ぐらいだ。
397名無しさん@ピンキー:03/12/21 14:50 ID:bSUFbOKA
                  .,-――,−.、
                 /:::::,,-ー!、;;;;;|
            _,,_,./__/ /-ニリ!;;/_____ __
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     ,ヽニ/::::::|ヾ  ̄   \::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
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 ̄ー∠/_|::::;;;;;;;|ー=、  " ~┴┴\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ 
      |::;;;;;;;;;!/_};7         ゛ー;-;-";;;::\ 
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          ヽ   、ー‐     /、_ノ=二_,.|;;;;:::| >>396ほお、よく知っておるのう
           /\  −    /   !_;;;;;;;;;;;/
           ゛−\    / ,,-ー" ! ̄ ̄
              ヽ−,- " ̄     |
               |ヽ/         >ーヽ
               |{;()=》      /   | \
            _,,、--ー― 、  ,, ‐/    |  ゛\_
          ,,‐" /  \―" -、 /    /     \
       _,,.-/  /   //    |\!   /
     / /    ̄゛!  //    |  ヽ,/
    / ; /       | // /\_|   |
   /  ;:/       ヽ/,/       |
   /   !        //         |
398名無しさん@ピンキー:03/12/21 16:14 ID:NiOZp/Dp
道程って書くの難しいでつね
399名無しさん@ピンキー:03/12/21 16:37 ID:rcLmngwZ
おお、同じような事考えてた人がいたとはw
ドテーイ景麒のジュンケツを奪う悪陽子様を書こうと思ったがむずすぎて断念。
400名無しさん@ピンキー:03/12/21 21:10 ID:qtg2bbA6
俺イメージ的には
祥瓊…華奢。しっとりやわらか。胸は程よく手に余るくらい?揺れる。
陽子…好意的に言えばしなやか?盛り上がってるけど下の方に筋肉がw殆ど揺れない。
鈴…つぼみ。当然揺れない。
401名無しさん@ピンキー:03/12/21 23:02 ID:NiOZp/Dp
乳って筋肉無きゃ大きくならないし、むしろ垂れる一方だからね
手が余るくらいのつつましいのが好みだ
402名無しさん@ピンキー:03/12/22 00:09 ID:UgownWLT
断念すな!!
いつかそれが読めると思って楽しみにするから。
どんなんだろ。陽子はダーク陽子?それとも悪代官?
403名無しさん@ピンキー:03/12/22 00:18 ID:UgownWLT
あ、402は399にあてたのね。わかると思うけど。
なんだか興奮してしまってな。
404名無しさん@ピンキー:03/12/22 01:01 ID:vnrcvxwg
なあ、畏れ多くも碧華玄君玉葉さまと女仙たちのハァハァが読みたいんですが。
玉葉さま受けで。
405399:03/12/22 01:15 ID:owHqqsgF
>>402
ダークと悪代官、二つ足して割ったような感じかな。

浩瀚を始めとする男達に伽の相手をさせていた女王様陽子だったが、
ある日ふと自分の麒麟の味見をしていなかった事に気付く。
潔癖な景麒はとんでもないと抵抗するが、いやよいやよも好きのうちという事で、
おいしく女王様な陽子が頂くお話。

なんてのを書きたいなと思ったのだが、中々…
ドテーイの反応だとかw色々不明な点があったもんでむずくて。
406名無しさん@ピンキー:03/12/22 02:40 ID:UgownWLT
む、ドテーイの反応。
無駄弾打ってしまうとか?
「ふうん、少しは変わるみたいだな…」(←盗)
「何をなさいます!お、御戯れはおやめくださ…っ……あ、あぁ…っ!!」
これじゃベタ過ぎるな……。


とりあえず事後は敷き布にくるまって泣くのキボン。
407名無しさん@ピンキー:03/12/22 09:46 ID:YW89dadJ
無駄打つのってお約束なのかな?
>399に同じくで、わかんないんだよね・・・
408名無しさん@ピンキー:03/12/22 17:33 ID:gdo1Vs1M
まあ、おっぱいの大きさの明らかになってるのは、アニメ版の白汕子だけなんだが
409名無しさん@ピンキー:03/12/22 21:28 ID:2s+7OKoC
保全
410名無しさん@ピンキー:03/12/22 23:23 ID:bv16UV1O
そりゃそうと、よさそうな十二国のH?な同人誌を出しそうなサークル
って、今回どれくらいでてるかな?
カタログ見ただけだと良くわかラン・・・

いや、夏コミのときに最初は行こうと思ったんだけど、
そのときは雨のために体力消耗してあきらめたんだ。
だから、どのサークルがよさげなのかわからん・・・
411名無しさん@ピンキー:03/12/23 03:20 ID:fdx3Ip3I
三日目は1スペしかカットでは分からなかったが・・・
とりあえず、萌えは自分の足で稼いで得るものだ。
412名無しさん@ピンキー:03/12/23 03:54 ID:g7EZu0D2
なんで盆の分をヤフオクでチェックしていなかった?
テンバイヤ〜が高く売ろうと中を開いて見せてくれている。
それみて、暮れに買うサークルを記憶。
413名無しさん@ピンキー:03/12/23 10:32 ID:kS+0sWgf
でも十二のエロって女性の方が書きそうな。
今までそういうサクルいなかったのかね?
414名無しさん@ピンキー:03/12/23 10:36 ID:5yoExFQM
>>413
ドジーン女子は801エロがお好き
415名無しさん@ピンキー:03/12/23 11:32 ID:fdx3Ip3I
利頑とかな
416名無しさん@ピンキー:03/12/23 12:29 ID:fdx3Ip3I
すれ違いゴメ。今夜は女王様の平手を喰らってきまつ
417名無しさん@ピンキー:03/12/23 12:40 ID:aqf5ai4U
>>416
今晩有るけどな
しかし供麒て十二国記シリーズでは、大して出てないくせに
ネタになるな。
418名無しさん@ピンキー:03/12/23 23:34 ID:bLBmOKjv
アニメ初見原作未読でここに来て、初めの頃は何で祥瓊みたいな電波女が・・・なんて思ってたけど・・・
ここの職人さんたちの描く祥瓊たんを読んでたらアニメでも妙に萌えてしまうようになった。
特に今日のアニメはなんか髪型にそそられた(;´Д`)ハァハァ
419名無しさん@ピンキー:03/12/24 13:48 ID:W7G/EImM
夜の一挙放送見たが
やっぱり蘭玉は、陽子に夜這いするつもりだったのか?

百合萌え(*´Д`)ハァハァ

だれかお願い陽子と蘭玉の百合ネタ書いてくれ
(*´Д`)ハァハァ
420名無しさん@ピンキー:03/12/24 15:32 ID:DUMP61oC
ジングルベール♪ジングルベール♪鈴が喘く〜♪♪
421名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:12 ID:zoUHdDSn
>>420
ウマイ!!!
422名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:59 ID:PYDgiP1a
景麒を食え。
423名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:44 ID:4cm8zhWU
クリスマス景麒っすか。
424名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:13 ID:9RzuQQlp
         ∩     ∩
          | つ   「,"|
         !,'っ_ ⊂_,!
         /  ・ ヽつ
        ▼,__  |
         (´<_`从・| 私を呼びましたか?
          (|   、)|
           |   ・・|
         ヽ._・ν
           U"U
425名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:51 ID:mPvxnOj5
景麒を食うということは、俺らって使令?
426名無しさん@ピンキー:03/12/25 12:34 ID:/6A2t1E3
>425
景麒に使われるの、なんかいやぽ。
427名無しさん@ピンキー:03/12/25 12:56 ID:PdEwS5Yt
ひでぇ(w
428名無しさん@ピンキー:03/12/25 12:57 ID:aoARsnel
今日は、売れ残っているクリスマス景麒でも買ってくるか。
429名無しさん@ピンキー:03/12/25 13:35 ID:b/zytREh
陽子『ケーキ。ケーキ。クリスマスケーキが食べたい。
    こってりしてて甘くって・・・あぁぁぁぁぁぁぁ』
景麒『主上・・・そんな大声ではしたない(脱衣)』

陽子『――で。何で景麒が服を脱いで私の前にいるんだ?』
景麒『ぇ』


スイマセン>>423辺りでつい思ってしまいました・・・

430名無しさん@ピンキー:03/12/25 14:56 ID:mPvxnOj5
生クリームプレイ?
でも麒麟は乳製品も駄目なのか・・・
431名無しさん@ピンキー:03/12/25 15:22 ID:nMyEZ/NL
>>429
面白いけど景麒がカワイソウだな。
432名無しさん@ピンキー:03/12/25 20:23 ID:VmMjEPun
景麒はいつも可哀想だよ。
433名無しさん@ピンキー:03/12/25 21:01 ID:O6P/O+gp
ワロタ
434名無しさん@ピンキー:03/12/26 13:02 ID:FvalDU05
景麒ってそんなキャラw
435名無しさん@ピンキー:03/12/27 06:39 ID:2WX4v+2v
>>418
それは声やってる中の人の所為だわ。
どんな筋書の話の、どんな位置づけのキャラやっても、
きっちりしっかり、ゆんゆんした、おデムパさんキャラに仕上げてくれる。
436名無しさん@ピンキー:03/12/27 11:11 ID:zsO5JtUd
保全
437名無しさん@ピンキー:03/12/27 23:57 ID:Mn2Hobtt
>>419
陽子×蘭玉ネタ二冊目にあったが・・・完結してない。実に残念だ・・
漏れもキボン
438名無しさん@ピンキー:03/12/28 00:26 ID:nvYlGnB3
ああ、BSの一挙放送のせいで祥瓊萌え属性が発生してしまったよ・・・
女神転生みたいな陽子学生服編はどうでもいいや。

「風の万里〜」と「黄昏の岸〜」も読んでみました。

祥瓊祥瓊祥瓊ィぃぃぃぃぃっっっっっっ!!!!
もうエルオーブイイー状態です。
439名無しさん@ピンキー:03/12/28 01:44 ID:xjgSC/6x
女神転生…それはエロ小説の方なのか?
440名無しさん@ピンキー:03/12/28 05:31 ID:OAbY3w9P
ここ見ると祥瓊は総受けなんだな
441名無しさん@ピンキー:03/12/28 14:39 ID:VYAioQmt
祥瓊もいいが鈴が好きだな俺!
442名無しさん@ピンキー:03/12/28 14:45 ID:+W5thLva
私も鈴が好き!
もっと鈴受の小説がないものかと。
443名無しさん@ピンキー:03/12/28 15:52 ID:E5DUZ7uQ
オレも祥瓊が(;´Д`)ハァハァ。
どーせ跡継ぎなんていらんのだから
陽子よ祥瓊を正室にしちゃえ(;´Д`)
444名無しさん@ピンキー:03/12/28 16:33 ID:6yWjL6kr
私は祥瓊より鈴の方が電波だと思ってた。

ビデオを借りてきて観てたんだけど、女怪が生まれたときって・・・映像的にヤバ気。
家族のいるところで見てていたたまれなくなった。
445名無しさん@ピンキー:03/12/28 17:53 ID:8KD97/KP
>>444
えっ、ヤバいってどこらへんが?
446名無しさん@ピンキー:03/12/28 18:24 ID:tK7Yu/zT
>443
慶国王后は、蘭玉の予定でした。
>444
鈴の場合電波と言うよりお花畑だな
実際アニメの万里第三章でお花畑にいたし。
>445
レイプぽくみえる所かな
447名無しさん@ピンキー:03/12/28 21:24 ID:hNC8IdQg
>>440
赤帽です。
恭国から逃亡→柳国でタイーホ→楽俊との諸国漫遊。
どんどん素直になってゆく祥瓊に受けを感じます。
ネズミ形態の楽俊とのラヴラヴエロSSきぼー
448風と木の名無しさん:03/12/28 22:22 ID:SQD4Xqk0
深夜の一時位から、連続で何話も放送してたのを見て陽子、鈴、祥瓊のトリオに萌えました。
なにより、物語として普通に面白いですね、このアニメ。
原作も読んでみるかな…ライトノベルだっけ?
449名無しさん@ピンキー:03/12/28 22:33 ID:HIxm4WeM
風と木…?
450名無しさん@ピンキー:03/12/28 23:31 ID:itFKfeYP
風と木の詩という伝説の物語から取られた名無しさんの板といえば・・・
451名無しさん@ピンキー:03/12/29 01:13 ID:fIVG5fKx
すみません、ちょっとムズムズしてきた私のを陽子さんにシゴいてもらいたいのですが・・・
452名無しさん@ピンキー:03/12/29 14:59 ID:fdXvuin/
祥瓊にとって楽俊との出会いは人生最大の幸運だろうな。
「楽俊て暖ったかいのね」とか言って可愛かった!
楽俊は天然にボケをかますし……
453名無しさん@ピンキー:03/12/30 03:07 ID:4MKPdmbV
祥瓊にとって月渓との出会いは人生最大の幸運だろうな。
「あたくしがねたましかったんでしょーっ!?」とか駄々こねて可愛かった。
月渓は目の前に仲韃の首転がすし……
454名無しさん@ピンキー:03/12/30 14:17 ID:zdmi/iWf
>448
原作の方がおもしろいので、読むがよろし。
455名無しさん@ピンキー:03/12/30 21:54 ID:4ZoTg6KF
>>447
同意。
456名無しさん@ピンキー:03/12/31 02:45 ID:vdYqtDyR
>月渓は目の前に仲韃の首転がすし……

この一文を読んで、何故か「好きな子に意地悪しちゃいました」系を想像した。
実際はそんなレベルのはなしじゃなかろうに…
457名無しさん@ピンキー:03/12/31 16:08 ID:YeEKlEbB
この小説、ちょっとDQNな娘が散々ひどい目にあって、意固地になって、
そこで良い人とであって深く己を恥じて、人間的に成長していく……というのは実は表層に過ぎず、

真のテーマは散々ひどい目にあって、マゾに目覚めて、
そんな自分を認められなかったところにいい人とであって、性的に成長してイク……というものなんです。

祥瓊なんか旅の間は毎晩楽俊に浣腸プレイされてたし、
供王の所に謝罪しに行ったときなどはみっちりスカトロを仕込まれていました。
今では陽子のう○こを喜んで食べてますケケ
458名無しさん@ピンキー:03/12/31 23:46 ID:hgTuaZjL
やべー、この年の瀬になってアニメの熊さんに萌えた…
459名無しさん@ピンキー:03/12/31 23:53 ID:T6bViVHy
熊のぷーさん。
460名無しさん@ピンキー:04/01/01 00:47 ID:OOJDLDUh
明けましておめでとうございます、主上。
461名無しさん@ピンキー:04/01/01 00:48 ID:OOJDLDUh
しまった。誤爆スマソ。
462名無しさん@ピンキー:04/01/01 01:21 ID:m8hkgevl
>>461
どこの誤爆だか一目瞭然ですねw
みなさん、明けましておめでとう。
463名無しさん@ピンキー:04/01/01 02:53 ID:gJ9NiVI0
ここしばらく、誰もSS投入しないなぁ・・・
神様・・・
464名無しさん@ピンキー:04/01/01 05:11 ID:3PQxx9D6
神は民の願いを聞くのでお正月は忙しいのだ!
465名無しさん@ピンキー:04/01/01 18:28 ID:mwNJG0KL
昨日スペシャルしてたね。小池栄子のピアスに釘付けになってしまいした
466名無しさん@ピンキー:04/01/02 10:54 ID:D9WnkOqr
五冊目がhtml化。
早速、「紺青の鬣」「お名前プレイ」「愛のかたち」そして噂の「特殊」を読んでハァハァしてきた。
正月早々の朝っぱらから、ナニヤッテンダ俺。。。○| ̄|_
467名無しさん@ピンキー:04/01/02 17:55 ID:Au9bfQoP
新年早々、戦利品読んでてイラストに欲情したよ。
悲しいのはそれがマイカプではなく801話って事か。個別イラストだから良いんだけどさ。
髪下ろした頑丘の半裸。筋肉がイイ!
468名無しさん@ピンキー:04/01/02 22:33 ID:QPijnDDd
>>467
801ネタは、801板でお願いします過剰に反応する人もいるので
469名無しさん@ピンキー:04/01/02 23:19 ID:Au9bfQoP
すんません。ヤオじゃなくて単体の絵だったんで良いかなって・・・。
失礼しました。
470名無しさん@ピンキー:04/01/03 02:49 ID:EF93UlMT

とりあえずあけおめー!
471名無しさん@ピンキー:04/01/04 15:43 ID:ZpOoD+bJ
とりあえず目署が敗北しますた
472名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:16 ID:FYd/Gd2r
泰麒が最初の鎖漢にまわされるSSきぼんぬ。
473名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:54 ID:+hjJD/2f
>472
貴殿は801板に行かれるがよかろう。
474名無しさん@ピンキー:04/01/05 13:21 ID:IDXDfWis
AA長編板から参りました。
皆様煩悩炸裂でございますね。私も混ぜてくださいまし。
475名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:04 ID:8AFBzJga
え? AA長編に十二国記あるの?みたいかも!探しにいってこよっと。
476474:04/01/05 21:06 ID:EF4D9uip
>>475
http://aa3.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1060904261/
でございます。
機会がございますれば一度お越し下されませ。
477名無しさん@ピンキー:04/01/06 06:38 ID:L3Pw3b3I
祥瓊がいちばん萌える
478名無しさん@ピンキー:04/01/08 12:25 ID:xpBtyjQx
まる二日以上スレストとはここも随分寂れてしまったね・・・
479名無しさん@ピンキー:04/01/08 13:10 ID:4L66Z7/Z
煩悩をふっ飛ばす除夜の鐘のせいでは
480名無しさん@ピンキー:04/01/08 13:16 ID:FSu0CJJ8
( ゚∀゚)=3ムハー

  ↓ゴーン

( ´∀`)旦~~
481名無しさん@ピンキー:04/01/08 15:29 ID:b3TbiMGH
ここに投下しちゃった話って、自分で本出すときに再使用したらまずいのかな。
名無しで出したんだし、後々もめるかな?
いや勿論自分が投下した奴だけだし、投下用とはかなり細部が変わるんだけど。

冬ミケ行ったら自分でも本出したくて仕方なくなっちゃったんです。
482名無しさん@ピンキー:04/01/08 22:17 ID:2qcMePE1
自分も冬ミケ行ってから本を出したくなった…。
エロって同人的に需要あるのか…しかも小説…
けっこう不安。
483名無しさん@ピンキー:04/01/08 22:33 ID:+Npcdx1W
>481-482
とりあえず雑談スレか書き手スレあたりに行って話を振ってみなさい。
484突然ですが:04/01/09 05:16 ID:A4Oeey1Z
流れをぶった切りますが、誰もいらっしゃらないのでSSを投下します。

 以下は警告です。
1.この話は 慶 国 バ ッ ド エ ン ド ものです。
  陽子×景麒で失道・ 崩 御 が見たくない方はスルー推奨致します。
2.元ネタはこのスレか前スレで雑談に出ていたものを拝借致しました。
3.多分にオリジナル設定をつけさせていただいています。
 
その他、至らない処もあるやも知れませんが、それで構わなければ御付き合い下さい。
地図の最東に、帝と崇められる賢君が居た。
武断に優れた女王は荒廃しきった国を建て直し、
永きに渡って清和の世を築き上げた。
しかしその末期、陽の名を冠し、国をその光で照らし上げた女帝は、
その手で国に火を放ち、空と大地を自らの髪と同じ赤に染め上げた。
今や慶の天は、陽の光ではなく無駄に流れる血と市井を焼き払う紅蓮の焔が醸す彩で紅く燃えている。
――東国の、陽が沈む。
暗澹たる面持ちで空を見上げる誰もが、闇夜の時代の到来を
予想していた。
486陽子×景麒『崩壊の夕べ』:甲夜:04/01/09 05:19 ID:A4Oeey1Z
景麒失道が各国に報じられて暫し。
金波宮は加速度をつけて荒廃していった。
声は愚か人影も見えず、煌びやかな装飾に不似合いな静謐が、
絶えず王城を包んでいた。
その静寂の中を、一人、歩く人物がいる。――政務を棄て、
暴虐に取り憑かれた傾国の主である。
陽子は乱れ髪に着崩した襦裙を引き摺り、宝刀を手にして大理石の床の上を歩いていた。
世界に対する侮蔑を荒みきった表情に浮かべ、廃墟と化した身辺を
嘲笑するような凍える瞳で一人、目的地を目指す。
――最早その貌に、賢帝と称えられた面影は一分も残っていなかった。
ある日を境に、陽子は総ての責務を放棄するようになった。
道徳を忌み、信念を踏み躙り、代わりに残虐と放蕩の限りを尽くし、
天命を失った。
無論、陽子が崩壊の途轍を進む前には多くの諫言が女王の元に渡った。
しかし陽子はそのどれにも耳を貸さず、逆らう者総てを王城から放逐、
或いは駆除した。
或る者は仙籍を抜かれて路頭に落とされ、また或る者は怨恨の篭る
地へ還された。
だがそれは稀である。大半の者は命ごと奪われ、土に還された。
忠義で集まっていた者達はその暗愚に見かね、一人また一人と女王の
元を去った。
陽子はそれを止めはしなかった。そして粗方人が消えると、今度は
後宮の奥に引き篭もるようになった。
――そんな風に国が沈み行く、或る夜の事だった。
487陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜1:04/01/09 05:21 ID:A4Oeey1Z
脆弱な月光の下。陽子は何の気配も無い廊屋を渡ると、王宮の
奥の奥に立ち入った。
この先の未来路にも似た昏さを抜けると、広間に出る。――其処には、
失道の病に罹った慶の麒麟が床に臥す姿があった。
病床でいつ絶えても可変しくは無いというのに、麒麟の傍には
何の影も無い。
陽子は無表情に広間に入ると御簾を開け、履のまま牀榻に上がった。
臥台には、痩せ衰え、虚ろに弱った景麒が眠っている。しかし景麒は、
覚えのある気配に目を覚まし、大儀そうに瞼を上げた。
――霞む視界には、目に鮮やかな紅が。
嘗ては、装飾を好まない彼女を彩る眩い色が、今は穢れた血の色にしか見えない。
蒼白の面持ちで、景麒は溜め息を吐いた。
「―――やれやれ。久し振りに来てやったのに、早速溜め息か」
陽子は冷たい声でせせら笑った。
「昔から耳が腐るほど注意したというのに、その癖だけは一向に
直らなかったな。
お前が一つ溜め息を落とす度に思ったものだ。『人を諌める前に自分を
何とかしろ』…とな。…ま、今となってはもう如何でも好いが」
「主、上…」
景麒の水気の無い唇が主人を呼んだ。
「今からでも…きっと、間に合います…ですから…」
「無駄だ」
陽子は途切れ途切れの嘆願を打ち切った。
「希望的観測はしない方が好い。…お前の失調がその証拠。この国が
――わたしの天下が終わりだと云う事は、お前が一番解っているだろう」
「…何を、仰る…!!」
景麒は萎えた上肢をのろのろと起こすと、突き放す声に縋り付いた。
「主上が…御考えを改められれば、国の命も繋がりましょう。
…この身とて、きっと元に戻ります…。
すべては、主上の御心次第なのですよ…?!」
488陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜2:04/01/09 05:22 ID:A4Oeey1Z
「――…お前、本気で言っているのか?
…神獣と――民意の化生と呼ばれるお前がそのザマで、
本当に元に戻れるとでも…?!」
倦厭の中に嘲りを混ぜ、陽子は言った。
「――はい。必ず。…主上がそれを願えば」
病に冒された瞳で、景麒は必死に乞い願った。
それを見詰める冴え冴えとした翠が、不可思議な彩に揺らめく。
「ふぅん…ならば、お前が元気になるかどうか、試してみようか…?」
陽子は口端だけで嗤うと、水禺刀を放り、臥台に昇った。
景麒の身体を覆う衾を乱暴に剥ぎ取って、夜着に手をかける。
腰紐が衣擦れを上げて引き裂かれた。
景麒は荒々しく肌を明かす主人の手付きに軽く錯乱する。
「主上…!?」
慌てて制そうとする景麒の手を押し遣り、陽子は嗤う。
「口で言うだけなら容易い。
回復を申し立てるのなら、その片鱗を覗かせて貰いたいものだ。
――さて…わたしの言っている事の意味…解るな?」
景麒は主人の言葉に戦慄を覚えた。
陽子は底冷えのする瞳で貌だけ嗤い、「希望が欲しかったら身体で
応えろ」と命じた。
「お、おやめ下さい…!!そんな御無体なこと――」
「『やめろ』だと?お前、誰に向かって口を利いている!!
腐ってもお前は、わたしの下僕だろう!絶対忠誠を誓う者なら、
黙って命令に応えろッ!!」
陽子は冷ややかに激昂し、景麒の頬を思い切り打った。血の気の無い
景麒の顔が紅く腫れ上がる。
景麒が言葉を失って小刻みに震えるのを無視し、陽子は景麒から衣を
奪った。
「――獣に服は要らない…。そうだな?」
蹂躙を口走ると、陽子は衣一つ纏わせぬ姿の景麒を汚すような
眼差しで見詰めた。
489陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜3:04/01/09 05:23 ID:A4Oeey1Z
元々華奢で痩せぎすだった身体は、病の所為で僅かに付いていた肉すら削げ落としてしまった。
艶の無い白肌がひたすら病的で、首筋の鎖骨の出っ張りが末期感を匂わせている。
「恥かしい身体になったものだな」
陽子は吐き棄てると、氷柱で傷付けるような刺刺しい視線を萎びた
景麒の下肢に向けた。
「昔は抑制の利かなかったコレも、今ではもう使い物になるかどうか…」
呟いて、男根の先を尖った爪先でピンと弾く。
「ちゃんと機能するかどうか、見せてもらおう」
悪辣な嘲笑が下の方から景麒を見詰めた。
陽子は腰紐を景麒の首に一捲きし、手綱を着けると思い切り強く引っ張った。
安定を欠いた景麒の腕が崩れて、景麒は身体ごと褥の上に倒れ込む。
「――まずは、自分でして貰おうか…」
膝元に崩れ落ちた下僕の耳元で、陽子は囁いた。
「まだお前が生きていると言う事を、獣なら獣らしい様子で示して
みせろ」
そんな、と景麒は口だけで呟いた。
「しゅ、主上――」
悪戯的な貌の前で、景麒が未だ躊躇っていると、陽子は先刻打った方とは違う頬を張り飛ばした。
「命令だ!四の五の言わずにとっとと遣れ!!」

景麒は暴君と化した主人の様に諦めると、震える手で素肌の己を支え、
ゆっくりと力を与え始めた。
病に苦しみ、主人の嘲笑と屈辱を課される羞恥に強張りながらも、
甚振るように自らを慰める内に、抗いようのない興奮が生まれてくる。
視られているという異色の状況が昂奮に加担し、いつの間にか景麒は
自分の思うままに自分自身を嬲り始めた。
「…ふ…はぁ…あぁ…」
指先から絞るように竿を扱き、引いて寄せる動きで血脈を荒立てる。
圧迫する掌の強弱と共に、呼吸や心拍が速まっていった。
490陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜4:04/01/09 05:25 ID:A4Oeey1Z
締まりの無い口からは快楽を求める悲鳴が零れ出す。
「…っは…ぁ…ぁぁ…!」
塞がるように重い心とは裏腹に、身体は刺激を与えれば昂揚していく。
次第に早く、強く景麒は硬く立ち上がる陰茎を逆撫でした。
「……っう…ッ!!」
高揚感の最高点で放たれた白濁のものが敷布の上に吹き飛ばされる。
その一部が陽子の胸元まで飛び散り、乱れた襦裙の菫色を薄紫に変えてしまった。
達すると同時に、景麒の躰が前に崩れる。白い肌が仄かな薄桃に色付き、
しっとりと汗に濡れた肌が妖しく輝いた。
「…クククク…」
陽子は低く嗤うと、襦裙の絹を汚したそれに手を伸ばした。
指先に取って軽く一舐めし、下僕の味を確かめる。
「…よく出来ました――と一応褒めておこうか。…弱っていても
牡は牡だな…」
陽子はうつ伏せに倒れて肩で息をする景麒の髪を掴み、ぐっと
持ち上げた。
首を逸らさせると、疲労の濃い顔が苦しげな呻きを漏らす。
虐待に歪んだ虚ろな貌に向かい、陽子は冷笑を浴びせた。
そして張り付いた微笑のまま耳元で「右脚一本」と囁く。
襦裙の裾を割り、長く容の良い脚を見せると、陽子は言った。
「わたしの右脚を好きに使わせてやる。――これだけでもう一度逝ってみろ」
お前はコレが好きだったろう、と陽子は歪んだ嘲笑で言った。
景麒の唇から、主上、と細い声が弱々しく零れる。
「こ、これ以上は――」
陽子は少し苛立ったかのように目を吊り上げると、逆毛を強く引っ張り上げた。
「いちいち口答えするな!鬱陶しい…!!」
与えられる痛苦に景麒の顔が顰みに歪む。
末期を浮き彫りにする愁眉が却って艶かしかった。
「ふん。苦痛に歪んだ貌すら絵になる。――忌々しい限りだな」
悪態を吐くと、陽子は掴んだ髪を放り出し、高々と脚を組んだ。
「ほら。好きにしていいぞ」
491陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜5:04/01/09 05:26 ID:A4Oeey1Z
景麒の鼻先で、よく手入れされた爪が光っている。
過労を引き擦りながら、景麒は逆らえない命令に身体を動かした。
過去何度となく遣ってきたように、女王の足を手に取るとそっと唇を
近付ける。
貝殻のような爪先に舌を這わせ、丁寧に舐め廻した。
親指から始まり、指の股から繋ぐように人差し指、
中指と順繰りに口に含み、舌でねぶる。
肌を貪る卑しい音が、病床の暗闇を侵蝕していった。
犬のように主人の脚を舐める一方で、景麒は空いた手を己の分身に押し当て、
再び自分を犯し始めた。
上半身では、舌が指先から足の裏、土踏まずを探って踵を舐め上げる。
その間にも、掌は緩急を付けて肉茎を揉みしだいた。
落ち込んだ高揚感が再び沸き上がり、萎えた身体は無理強いに痺れた。
――奉仕を課される奴隷を振舞いながら、心の何処かと身体の
奥底では嗜虐に悦んでいる。
景麒はそんな自分に嫌悪を覚えながら、倒錯に耽溺した。
「――…手を抜くなよ」
陽子は口許に不敵な笑みを浮かべ、鳥肌の立つほど凍てついた瞳で
いかがわしい下僕をねめつけた。
「身体の一部を貸してやってるんだから、それ相応の見返りを示せよ…。解っているな?」
脅迫染みた主人の言葉が脊髄反射して、景麒の動きに現れた。
嚇しに震えた舌が踝をなぞって柔らかな脹脛に行きつく。
艶肌に口付け、流麗な線を描く脛を強く吸った。
膝頭にそっと口付けを落とし、それからまた舌を伸ばして脚を
舐めていく。
精液の張り付いた掌は、その間にも忙しなく動いて無理矢理欲情を
焚き付けた。
492陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜6:04/01/09 05:28 ID:A4Oeey1Z
命に従事しながら己を辱める内に、景麒は数え切れぬほど主人と躰を重ねてきた事を思い出した。
脚を支える指から伝わる基目細やかな肌の感触、丸く柔らかな身体、
若い娘特有の甘い香り。
翻弄するように絡んで来る手付きや言葉が何より好きで、
それに触れるのが快感だった。
しかし、この肌と重ならなくなってどれほど時が経とうか。――否、
身体だけではない。心が離れてしまったのは、一体いつからだったのだろう――。
総てを擲った姿に嘆き、耳を貸さぬ態度に苛立ち、崩壊を呼んだ結果に恨んだりした。
しかし、どれほど憤っても怨めしく思っても、主人を想う気持ちだけは失われなかった。
――恋しい。愛しい。憎らしくも、哀しくいとおしい――。
錯綜する感情を心に浮かべ、景麒はそっと主の顔を臨んだ。
夜光に薄く反射する翡翠の宝玉が無機質な光を放っている。
――この目に映る事は、もう無いのか。
これ以上に無い近さで傍に居るのに、その目は景麒を擦り抜けて何処か遠くを眺めている。
「しゅ…じょう…」
淫楽に身の端を穢し、心を悲愴と快楽に二分されながら、主人を呼んだ。
悲痛に響く呼び声には、冷たい一瞥が返ってくるのみ。
嘲笑の張り付いた表情が、物寂しい人形のように見える。
生彩の無いその様が本当に変わってしまったのだ、と云う事を痛感させる。
言葉に出来ない喪失感が、景麒の胸を掻き毟った。
――どれほど傍に居ても、どれだけ呼んでも。いくら想おうとも、もう届かない――。
哀情が胸の底から溢れてくる。
「―――そんな瞳で視るな…」
陽子は、絶望に苛む景麒に冷たい声で囁いた。
不治の病と憐情に身を窶しながらも主人の命に背けず、
発情を余儀無くされて淫悦に浸る哀れな下僕の姿。
哀しき様が滑稽で何処か淫らで。――それが激情の起爆剤になる。
「…そんな悲哀に打ち拉がれた瞳で見詰められれば――昂奮してくるだろう…?」
一声置くと、陽子は組んだ脚を降ろして屹立した下僕の分身に押し当てた。
493陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜7:04/01/09 05:30 ID:A4Oeey1Z
「ふぁあ…!!」
陽子はすっかり硬くなったそれを、捏ね回すように悪戯に踏み付ける。
唾液に塗れて冷えた足先が、樹液に汚れた景麒を甚振った。
指先が柔らかに根本を踏み付け、ぬめる汚猥を敷布にまで塗り広げる。
軽い痛みに痺れる先端。甘い加虐に景麒は熱く息を震わせた。
「ぁあ…っはぁ…ぁ…!」
「――もっと烈しい鳴き声が聴きたい…」
微弱に喘ぐ吐息に厭き足らず、陽子は景麒を褥の上に押し倒した。
痩せた身体の上に四つん這いになり、赫い舌先を尖らせて耳元からつぅ、と静かに舐め降ろす。
「ぅ…ふ…!!」
耳裏を弄くるように舐めると、景麒の吐息が揺蕩った。
機敏な反応に陽子はくすりと笑声を咽喉元に忍ばせる。
「――昔から弱かったものなぁ…?ここは今でもまだ直らんか…」
陽子は手綱を短く手に捲き、嫌がって逃れる景麒の首を強引に
押し留めて弱点ばかりを執拗に攻めた。
舌で耳裏をなぞり、ふっと息を吹きかけると、拒絶の腕から力が落ちる。
それを見遣ってまた嗤うと、今度は耳から首筋にかけて柔肌を丹念に舐めた。
尖った舌先が手綱ごと項を熱く舐る気配に、景麒は強く震えた。
――この下僕は、耳だけではなく、首も弱い。
長年に渡る閨房の密事から、彼の弱点は陽子が一番良く知っていた。
鎖骨を甘く舐め、薄く浮かんだ肋骨を通り、
胸上に小さな影を落とす突起を軽く舌先で突付く。
陽子が何かする度に、景麒の背にはゾクゾクと痺れが疾った。
――戦慄に打ち震えるのは、身体を蝕む病の所為か、
それとも棘の在る美しさでこの身を犯す主人に畏れを抱いた所為か。
冷え切っていた筈の景麒の身体が、内側から急速に燃え始める。
荒く乱れる呼吸、吹き出る汗。混濁し始めた意識が冷静を溶かしていった。
だらしなく喘ぐ下僕を組み敷いた陽子の顔が、段々と景麒の下肢に降りていく。
「――神々しきと言えど、矢張り獣の端くれか…」
494陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜8:04/01/09 05:35 ID:4cs3nxCj
陽子は、顔の下で昂ぶりに目覚めた景麒を強く握ると侮蔑を口ずさみ、手にしたものを口に含んだ。
「…っく…!」
一度悦楽の絶頂を極めた肉隗は先刻より熱い滾りを寄せる。
疲弊した身体の何処にそんな力が残っているのだろうか、
陽子の口の中で踊るそれは猛々しい勢いで血流を躍動させた。
舌先で陰茎を執拗に追い回し、亀頭に甘く歯を立てる。
陰嚢で遊びながら上から下へ、隈なく血脈を駆り立てた。
陽子の動きが鋭く早くなるのと共に、景麒の息遣いはいよいよ激しくなる。
景麒がその快楽に圧されて性の塊を噴出させるのに長い時間は掛からなかった。
「ぁうぁ!!」
収まりきらず飛び出た乳白色の液体が、陽子の口端から漏れて顎が汚れる。
陽子はそれを腕裾で乱暴に拭い、その一方で手にしたままの下僕の欠片が蠢くのを感じ取った。
果てさせても勢いを無くさないものを見て、陽子は面白がっているような、蔑んでいるような奇妙な表情をした。
「――強いのは、この身体の一部だけ。
ココに総てを盗られたかというほどの異常性欲だな。
――ふふ…正に、淫獣奴隷と言うに相応しい…」
吐き棄て、陽子は歪んだ微笑で景麒を見ると、
褥の上に横たわった彼の髪を引っ張って顔を上げさせる。
病に窶れ、それでも欲情を掻き立てられ、嫐られて踏み躙られた哀れな男の貌が、其処にはあった。
暫くの間、凍りつくほど冷たい眼差しでそれを眺めていた陽子だったが、ふっと口端を吊り上げると、顔を寄せて景麒に囁いた。
「ならばそのお前に、最期の施しを与えるとしよう。――今此処で、お前を抱いてやるよ」
しゅじょう――という声は乱れ掠れて音にもならない。
しかし、毛の隙間から零れた景麒の瞳がやめてくれと哀願していた。
下僕の気持ちを知りながら、陽子はそれを頭から抑えつける。
「嫌――などとは言わせんぞ。ならば、わたしの躰の中で蠢くコレは何だ?
硬く腫れ上がり、無粋な欲情を垂れ流すこのモノを、何と心得る」
残虐に冷笑し、陽子は掌握した男根を弄りだした。
495陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜9:04/01/09 05:40 ID:4cs3nxCj
摘み、指先で転がして、無理矢理に雁首を引き起こす。
その一方で、陽子の空いた片手が己の下肢に伸びた。
脚の間に掌を忍び込ませ、陰唇を繰る。
自慰の手で陰門を圧して擦り、雛尖を煽いで己の情欲を揺り動かした。
 「ふふ…昔は惨めに這い蹲ってまで乞うていたじゃないか。
色欲を抑えきれず、昼夜場所も問わず求めてきたよなぁ…?
――無論、今でも好きなのだろう?
辱めを受け、果たしても起き上がるのが何よりの証…。
――お前の色情狂も、見上げたものだよ」
言いながら女陰に指を誘い込み、出し挿れを繰り返す。
何度もそれを繰り返す内に、蜜が溢れて花弁を濡らし始めた。
秘肉の花はぬめりに艶めき、妖しい光を絡ませる。
男を嫐り、自分を弄る――乱交に身を堕としながら嗤う陽子の壊れた笑声が暗闇を震わせた。
陽子はくすくすと乱れた吐息で景麒の肌を擽り、
「ほら…お前の欲しいものだよ…」と囁き、急かされて屹立を強いられた陽物を身体の内に引き入れる。
魔性の花は貪欲に肉棒を咥え込んだ。
 「…―――ぁあ…!!」
迎え入れられるのと同時に、濡れて暖まった内壁が景麒に吸い付いてくる。
その毒に躰を蝕まれながら、景麒はついに主人の行為に抗うことはなかった。
抗えなかったのか、抗わなかったのか――それは景麒自身にも解らない。
薄弱に乗じて淫楽を得ようとしているのかも知れない――。
景麒は纏まらない思考の片隅でぼんやりと思った。
陽子は木偶人形のような男の上に乗り、腰に力を溜める。
息を整えるとゆっくり下半身を揺らし始めた。
始めは円を描きながら蠢動を促し、享楽に身の端が悶え出すと激しく身体を跳ね上げる。
「…んっ…ん…ッ…!」
揺らし濡らして、絡ませて融かす――臥台がその過激な動きに震えて耳障りな悲鳴を上げた。
496陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜10:04/01/09 05:42 ID:4cs3nxCj
陽子はそれを気にすることもなく――寧ろ激しくする事で悦んで昂ぶった。
溶け合うほどに強く烈しく身体を打ち付けて悦に溺れて振り乱れる。
「…ッあ!ぁあッん!」
跳ねるたびに、崩れた袷の隙間から自由になった乳房が上下に揺れた。
「ふ…ぁ…!しゅ…じょッ」
身体の一部を取り込まれ淫欲を掘り起こされた景麒は無意識の内に呼び声を上げた。
制止の為か、欲求の為かそれとも他に理由があるのかはわからない。
正常な思考能力などもう欠片も見当たらなかった。
今はもう、与えられる快楽に震え、官能に身を焦がして喘ぎを上げる事しか出来ない。
――壊れる、毀れる。
全てが崩れて無に返る――。
雑ざり落ちて滴る秘液の音韻が狂艶の調べを放つ。
景麒の視界に淫靡な舞媛がぼやけて映った。
舞い踊る嬌姿の妖美が現実と虚ろの境を取り払う。
景麒は主の放つ女色に迷い、己を見失った。
――真っ白になって何も判らなくなる。
叶う事はただ、快楽に身を投じる事――。
淫楽が生命を剥離し、精神から獣に還っていく。
押し寄せる情欲の波に呑まれ、景麒はただ只管溢れる情交に揺られた。
だらしなく綻んだ口角から透明の液が溢れる。
嫌がる素振りを見せていたのは一体いつの事だったのか、
今は感じえる快楽全てを?ぎ取るかのように乱れ、
猥らに喘いで昂奮を貪った。
淫猥に躍りながら、陽子は虐げている男がいつの間にか悦楽に塗れていることに気付いた。
その瞬間、忘れかけていた苛立ちがちらりと甦る。
先刻まで躙辱に震え、厭を唱えていたのが嘘のような卑しい姿。
思考を破壊され、孤高不恭と称せられる矜持など一片も見受けられない浅ましい貌で、
景麒は法悦に酔っている。
陽子の中に孵った苛立ちが、澱んだ怒りを帯びて胸を侵食し始めた。
揺れれば揺れる分だけ、深く快楽に狂った牡の姿が浮き彫りになる。
「ぁあ……」
景麒は恍惚とした表情に顔の筋肉を弛緩させて息を漏らした。
497陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜11:04/01/09 05:44 ID:4cs3nxCj
――これは最早、気高き神獣の面影もない――。
そう思った瞬間、堪らず陽子は激高した。
「何を悦んでいる…!!」
陽子は沸き上がった憤りに任せ、景麒の華奢な首に掴み掛かった。
尖った爪を立て、表皮を抉りながら項に指を食い込ませる。
白肌に薄く血が滲み、掻かれた処から赫い蚯蚓腫れが伸びていった。
「こんな状況で…!!瀕死の身体で虐げられているというのに、
お前は昂奮に咽ぶというのか…ッ!?」
繋がって攻め立てながら、喉頭を潰す勢いで首を絞め上げる。
快楽から一転し、暴行を押し付けられた景麒が喘鳴にもがくが、
その苦悶に構わず、陽子は景麒を尚強く縊り続けた。
「――お、…お前は、お前は何処までわたしを弄すれば気が済むんだ?!
――どれほど、わたしを…ッ!!」
怒りが転じ、積年に昂じた怨嗟が陽子の口先から迸る。
「お前が――お前が、わたしを見付けさえしなければ…ッッ!!」

――――それを解って受け入れた筈なのに。

矛盾を知りながら、陽子は身を焦がす憤怒を、下僕の身体に灼き付けた。
498陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜12:04/01/09 05:46 ID:4cs3nxCj

――――世界は移ろう。時が過ぎれば、様相は容を変える。
…なのに自分は、時間の狭間に縫い止められたまま。
人影地形が変われども、己を封じる時の流れは至って平坦で。
半永久を約束された身体に、時間旋律は無きに等しかった。
季節はただ繰り返されるだけ。一年過ぎれば、また元に戻り、
同地点から朝が始まる。
年毎に多少の変動が見受けられても、それで大凡の情景が変わることはない。
日々同じ事の繰り返し――それは、国が安定すればするほど強まっていった。
国は栄え、平穏と呼ぶに等しい時が流れていく。
その時の中で人は流れる。――王城に仕える者ですら。
官吏は辞めることが出来る。だが、王は辞めることが出来ない。
――玉座を降りる事は、死を象徴するから。
微細ながらも、宮仕えする者の顔ぶれも変わっていく。
下界ではそれ以上の速さで、姿形が変化する。
――時は自分を避けて流れていく。
その潮流に取り残される。
――自分ばかりが。
それに気が付いた時、玉座に坐す者などは、栄誉と崇拝の頂点に立つ
人柱に過ぎないと言うことを思い知った。
為政者として君臨し続ける為に、政の重責を背負い、治世という路を、
終焉の兆しを見せない未来を目指し、外れないように歩いていく。
499陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜13:04/01/09 05:47 ID:4cs3nxCj
それは恰も、宛ての無い旅路を歩んでいるようなものだ。
そしてこの旅は、どんなに歩いても、どれほど時が過ぎようとも、目的地には辿り着けない。
旅の終わりは、朝の終わり。即ち、人生の終幕をそのまま意味する。
民は王が立って居るから自分の人生を生きられるのに、王にはその自由がない。
人柱として、歴史の礎としか生きられない。――傀儡なのだ。
覇権を手にし、朝の長に立とうとも、所詮自分は、世界を創りし意志の操り人形でしかない。
王として生き続ける限り、一生その範疇を超える事はない。
それに気付いた時の虚無感――。
途端に、何もかもが莫迦らしくなってしまった。
最早、玉座に繋がれる事に何の意義も見出せなくなった。
――もう、如何だっていい――。
総てが疎ましくなると、その根源が恨めしくなって。
そしてその怨情の矛先は、自分をこの世界に誘った存在に向けられた。
彼を責めても仕方が無いのに――それでも恨まずには居られない。
500陽子×景麒『崩壊の夕べ』:乙夜14:04/01/09 05:48 ID:4cs3nxCj

陽子は胸に溜まる遣る瀬無さを、乱れた言葉と力で吐き出した。
「畜生…畜生畜生畜生畜生ぉぉ!!!」
潰された気道から僅かに流れる吸気を望みながら、景麒は絶え絶えに何かを呟いた。
「――さい…」
吐かれた声に虚を突かれ、陽子は軽く怯んで締める手を緩めた。
ハッとして見詰めた彼の瞳には、理性の色が戻っている。
僅かに与えられた余裕から、景麒が細々と呟いた。
「――…あ、貴女が…苦悩しているのを知りながら…――。
私は、それ…を、解いて差し上げる事が、――出来なかった…」
――こんな時に。
陽子は愕然と目を見開いた。
これほどまでに虐げられていながら、最後に憐憫の言葉を掛けるなど――――!
「い、いまさら…ッ!今更何を――…!!」
抜きかけた指先に再び力が戻る。
景麒はその酷悪を受け容れ、細く謝罪をささめいた。
「――憂さない思いを、――…させてしまいました…」
「――――――っっ…!!」
その声色があまりに脆弱で、哀切で、惨烈で、――それなのに懇情に満ちていて――。
陽子には、それ以上の暴挙は振舞えなくなってしまった。
「…ッぅあぁ…!!」
陽子は呻き声を上げ、殺戮の手を離すと、嗚咽を漏らし、身体を丸めた。
咽喉から搾り出すように鳴き声を上げる。
しかし、涙は流れなかった。――否、流せなかった。
――涙は疾うの昔に涸れ果て、長いこと罅割れた心を癒しはしなかったから。
そしてこのまま、身体の内から溢れる慈雨が焦燥に乾いた胸を潤す時は、永久に来ないだろう。
次々に蘇る想い。憤慨、憂苦、悲嘆、煩悶、絶望――。
あらゆる負の感情が咽喉元にせり上がり、声を潰す。
「ぁぁぁあぁぁ…ッ」
行き場のない陰惨な慟哭が、仄暗い空間を切り裂いた。
501陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丙夜1:04/01/09 05:51 ID:4cs3nxCj
「――――…苦しいだろう…?」
一頻り哭いた後、陽子は虐待を与えるだけだった掌で、虫の息の下僕を優しく撫でた。
触れる仕草に、反応は殆ど無い。
細い首に刻まれた赤紫の索条痕が、ただ只管痛々しかった。
――手も顔も、信じられないくらい冷たい。これでは、生き永らえるだけ苦しもう。
陽子は虚ろな瞳で思いを巡らせた。
――瀕死の彼を救う手立ては三つある。
一つは己が立ち直ること。
もう一つは、彼の前の主人がそうしたように、願い出て玉座を退くこと。
そして最後が―――…。
陽子は蒼白の景麒にそっと近付き、静かに唇を重ねた。
そう言えば、もう久しくこの唇と体温を分かち合う事などなかった。
――嗚呼、いつから。
いつから彼を見止めなくなったのだろう――。
これまでの暴虐が嘘のような、優しく甘い、触れるだけの接吻をすると、陽子は小さな声で囁いた。
「――恨んだのは、確かだ。…今でも、お前が憎くて仕方が無い…。
――だが、それ以上に愛しているのも事実なんだ…」
彼は、自分をこの世界に連れて来た張本人。
陽子の『日常』を破壊し、王の座に括り付けた存在。
――意固地で気難しい割りに意思の疎通が下手で。
そして、孤高の気高さを持つ癖に、被虐を好むという二面性を持つ、陽子だけの下僕。
自棄になってからは殆ど八つ当たりだったのかも知れない。
その発端に、造作に。彼を司るもの総てを憎み、疎んだ。
しかし、心の奥で強く厭いながらも――嫌いになる事だけは出来なかった。
――寧ろ、憎いが故に愛さずにはいられなかった。
「……存じて、――おりました…」
やっと聴く事の出来た主人の本心に、景麒は緩慢に手を伸ばす。
目はもう、霞んでしまってぼやけた陰影しか感知できない。
502陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丙夜2:04/01/09 05:53 ID:4cs3nxCj
しかし、気配は何時でも何処にいても判る。
――喩え道を失っても、彼女は今の世界でたった一人の、主人なのだから。
「主上…」
「…ん…?」
「私は――…倖せでしたよ…?」
途切れがちの息の下、景麒はやっとの事で想いを伝えた。
――本当は、まだ言いたい事が山程在る。
しかし、それを伝える時間は、もう幾許も残されていない。
だからせめて、一番解って欲しい事を、伝えておく。
自分が彼女を愛していた事と、屈折してはいたけれど、確かに愛されていたという事を、知っている事。
――そしてそれが、何より嬉しかったと云う事を。
長く薄い息を吐くと、景麒はほんの少しだけ口端を綻ばせた。
喜愛を上手く伝える事が出来なくて、いつも中途半端になってしまう、不器用な微笑。
陽子はその貌を見て、少し間を置くと、ぎこちなく昔のように微笑んだ。
「…そうか。――良かった…」
呟いて、冷えた景麒の身体をそっと起こし、優しく抱き竦める。
腕に抱く身体は驚くほど軽く、力の入る気配がない。
陽子は景麒の胸に耳を押し当てた。――心音が、遠ざかる。
生命が潰えるのが判る。
最後まで忠義を仕え尽くした下僕が先立つまで、もう幾等もかかるまいと陽子は思った。
だらりと弛緩し、生ける屍の如き姿と化した憐れな麒麟を瞥すると、
陽子は棄て置いた水禺刀を取って鞘を抜き、白刃を煌めかせた。
――再び己を律する力は残っていない。そして、先王のように彼を遺して逝く気もさらさら無い。
選択肢は、初めから一つしか残っていなかった。
503陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丙夜3:04/01/09 05:54 ID:4cs3nxCj

――己と等しく、国の御柱と云う崇高な椅子に一生を縛られた彼を、共に連れて行く――。

「…我儘は、これで最後だ」
無反応な下僕に囁き、陽子は景麒の白い背に宝重を突き立てた。
「もう、終わりにしよう…」
そう言って微かに口角を上げると、柄を強く握り締め、自分の方へ一気に引き込んだ。
肉を絶つ耳障りな音を響かせ、宝刀は陽子ごと麒麟の身体を貫く。
錆を知らない宝剣は、景麒の胸を貫き、斜上に橋架けて陽子の頚動脈を疵付けた。
ぶつりと皮の切れる音と共に、首筋から鮮血が溢れ出る。
身体の下から赤黒いものがどろりと溢れ、敷布を真紅に染めていった。
陽子の腕に収めた肉体が、小刻みに痙攣している。
陽子は悲愴と惜別と悔恨を混ぜ合わせたような曖昧な貌でそれを見詰めると、
血塗れの手で水禺刀の刀身を掴んだ。
下僕の身体から生えた刃に、生肌を深く食い込ませる。
与えた傷が、刀を飲み込んで深さを増した。
陽子は景麒を抱いたまま、ゆっくりと崩れ落ちる。
地に滑るように落ちた陽子の身体は、景麒の上に折り重なるようにして衾上に倒れた。

――死ねない…。

溢れ出る勢いで体外に血液が排出されるのに、この特殊な身体はしぶとくも生き続けている。
――本当に、往生際が悪い。
陽子が自嘲すると、歪んだ唇の端から一筋の血が溢れた。
刻一刻と時が経るにつれ、体内が空に近付いていく。
それでもこのままでは死にきる事は出来ないのだろうと、陽子は思った。
504陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丁夜1:04/01/09 05:57 ID:4cs3nxCj
首飾りに刀を刺し、先立った下僕の上に伏せてどれほど時が過ぎたろうか。
――静寂の中に、扉の蝶番が軋む音が広間に響いた。
その微かな音に、陽子は閉じた瞼をゆっくりと開ける。
霞んだ視野に翻る人影。見覚えのある姿形が、無骨な甲冑に身を包んで佇んでいた。
陽子はその影に向かって少し微笑う。
「―――似合ってない、な…」
慶国随一の切れ者と称えられ、長年女王の膝元にいた元冢宰が、其処には居た。
浩瀚は右手に長剣を携え、ゆっくりと牀榻に立ち入った。
その目に少し、昏君を見詰めるのとは違った彩が映っている。
「…何用か、とは最早問われますまい。
主上――貴女を、弑し奉りに参りました」
開かれた扉の向こうから、怒号に似た響きが漏れてくる。
反逆を誓う者が王城に集っていた。
「――ふふ…そうか…ならば、さっさと片付ければいい…」
最期の足掻きと言わんばかりに、陽子は低く忍び笑う。
この有様で弑逆を厭う気など勿論無い。
それに、遥か昔、先王討伐を最後まで頑なに拒んだ彼が、
不慣れな軍事に自らを投じて此処まで来た理由を、陽子は知っていた。
「――約束を―――守りにきてくれたのだな…?」
浩瀚は、この問い掛けには答えず、ただ黙って刀を抜いた。――それが返答に対する肯定だった。
――本当に、絶妙な間に現れるのだな。
陽子はそっと微笑った。――嘗て彼を魅了した艶かしい微笑で。
やっと来てくれたんだな、と透明に呟くと、陽子はゆっくりと瞼を降ろした。
――喩え総てを失っても、女王の右腕と愛人を兼じた男が、きっと約束を守りにくるだろうと、信じていた。
そして彼はその信頼を果たしに来てくれた。
――これでもう、総てが終る。
505陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丁夜2:04/01/09 05:59 ID:4cs3nxCj

――さぁ、封じてくれ。
この目が二度と光を見ないように。
この耳がこれ以上喧騒を聞きつけないように。
この身体が、再び何かを欲してしまう事が無いように――。

―――わたしはもう、つかれた。

浩瀚は黙って目を閉じる陽子を見下ろすと、嘗ての寵愛の主に白刃を向けた。
「……浩瀚……―――――。」
陽子は目を閉じたまま、振り抜かれる凶器を前に、ポツリと何か呟く。
しかしその声は、浩瀚に届くより先に殺生によって消し飛んだ。
――ごとり
咲き誇った花が首ごと折られたかのように、鈍い音を立てて、それは落ちた。
とんとん、とモノのように臥台の下に転がる。
褥と言わず天蓋と言わず、牀榻は朱に染まりきり、紅い空間が血染めの花を彩っていた。
――赫い華の散華。
冬器を手にした女王の腹心は、冷め行く躯を静かに見詰めた。
生命の灯火を掻き消す動きを前に、浩瀚は極めて理性的な瞳で過ぎ去りし日を振り返る。
『――…覚えておけ』
屍を通して過去を覗く浩瀚の脳裏に、昔、彼女が語った言葉が鮮やかに蘇った。
506陽子×景麒『崩壊の夕べ』:丁夜3:04/01/09 06:00 ID:4cs3nxCj

――今となっては遠い昔。彼女と抜き差しならぬ関係になり、幾許か過ぎた日の夜だった。
彼女は遠い目で、いつか訪れる終焉の時を思って語った。
『…わたしは自分の気に入ったものを易々と人に譲れるほど心が広くない。
だから、いつかわたしが斃れる時が来たら、その時はきっと景麒を連れて行くだろう。――手離すのが惜しいから』
そう言って彼女は艶やかに微笑った。
妬ける御言葉ですね、と軽口で答えると、彼女は不図真面目染みた貌をして、『でも、お前は連れて行ってはやらないよ』と先を続けた。
面映げな微笑が引っ掛かって、思わず「何故」と問い掛けた。
彼女は其処で、意思の計れない貌をした。
『――連れて行くのが惜しいから』
濁りの無い翡翠の瞳を凛と輝かせ、彼女は言った。
『道連れにするには勿体無いから、お前はこの世に置いていく。
…その代わり、いつかわたしが壊れてしまったら、その時は、お前の手で終らして欲しい。
……そして、空になった玉座は――』
遺言のような言葉は、「縁起でもない」と途中で遮ってしまった。
すると彼女も微苦笑し、『そうだな』と頷いた。
『…だけどこれだけは忘れるな。お前が最後の砦だということを。
お前は、わたしの未練を命ごと斬り落とす懐刀なんだ。
…だから、わたしは一生お前を愛してやれない。
だけど、終る時まで手離してやる事も出来ない』
それでもいいか、と彼女は言った。
――正直、卑怯な訊き方だと思った。
離れる筈無いと判っていて、敢えて確認するのだから。
――しかしそれは、空蝉の言葉で愛を囁かれるよりもずっと心地好く、胸に響いた。
誇り高く美しい彼女が、自分に命を預けていると――自分を欲していると――解ったからだ。
密通の関係になったからとはいえ、彼女に愛されたい訳ではなかった。
否、愛されたくなかったと言えば嘘になるが、それよりも、
一人の人間として必要とされたがる気持ちの方が強かった。
だからその告白は、或る種の優越を胸に植え付けた。
自分の心を奪った彼女の最期を征するのは――彼女という存在を最後に手中に収めるのは――他の誰でもない、自分だと云う事を約束されたからだ。

「――…仰せの通りに…」
浩瀚は転がった馘を取り上げ、その時返した言葉と同じ言葉を呟いた。
麒麟とその主ほど強い絆ではないが、それに匹敵するほどの繋がりと想いで、傍に居続けた。
凛と輝く様も、惑うて悩める様も、快楽に溺れる様も、
自暴に崩れる様も総て、遠ざけられるその時まで、皆間近で見守ってきた。
どの貌も美しかったから、ずっと眺めていたいと願っていた。
だが、それも今日で終りだ。彼女は、もう散ってしまった。
――その花を、自ら手折ったのだから。

「――総ては貴女の望むまま…」

色褪せた朱唇に最後の別れを告げると、浩瀚は血塗られた手で彼女を臥台の上に連れ、
彼女の下僕の隣に残した。
さようならと口だけで呟き、背中を向ける。
別離の感傷を断ち切ると、浩瀚は二度と振り向かず、牀榻から出て行った。

『――景王、崩御』

王宮の奥。人声が、王朝の終わりに哭いて命を落とす。
白雉の声に続いて咲いた鬨の声が、昏く長い夜の深まりを告げた――。
《了》
508484:04/01/09 06:06 ID:4cs3nxCj
終了です。
長く、暗い終わりでしたが、御付き合いいただきまして有難う御座いました。
509名無しさん@ピンキー:04/01/09 06:07 ID:5SsoM3Fb
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

こんな時間なのにリアルタイムで読ませていただきました。
もう深すぎて、言葉も出てきません。
大作をありがとうございまつ。
510名無しさん@ピンキー:04/01/09 08:40 ID:Z0TLO/wB
朱晶が人妖にずたずたに犯されるやつきぼんぬ
511名無しさん@ピンキー:04/01/09 12:54 ID:epmT5Kjq
神キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
最高です。乙!!!
512名無しさん@ピンキー:04/01/09 20:51 ID:owLGuwUl
神様って本当にいたんですね・・・・・

513名無しさん@ピンキー:04/01/09 20:54 ID:owLGuwUl
さっ、下げ忘れた!!!

すみません
514名無しさん@ピンキー:04/01/09 21:00 ID:no5tZJGE
不覚にも泣いてしまいました
515名無しさん@ピンキー:04/01/09 23:55 ID:JtBghhkd
>>484
最高でした!有り難うございます!
516名無しさん@ピンキー:04/01/10 00:11 ID:PMJTScpb
切なくて、哀しい。
でも、紛れもなく、これもひとつの「愛のかたち」だね。
あああ、エロパロで泣くとは思わなかった。
484氏、乙でした。ありがとうございました。
517名無しさん@ピンキー:04/01/10 00:15 ID:0nb5W1/9
ああ、新年からええもん読ませていただきました。
多謝!


司書さま〜
「紺青の鬣」もぜひ書庫にお願いします。
518名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:48 ID:aZ/1z3O9
>>517
ログデータが壊れちゃったからしばらく待てって書いてあるじゃん
519名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:58 ID:JzBRmJ/n
鳥肌が立ったよ。
読めてよかった。投下してくれてありがとう>484様
あなたは ネ申 です。
520名無しさん@ピンキー:04/01/11 10:47 ID:MonXGYq2
>>518
もう2ch倉庫でhtml化されてるよ。
521名無しさん@ピンキー:04/01/11 23:29 ID:fjd4fA7B
脳内工房ケイキキボンヌ。
522名無しさん@ピンキー:04/01/12 03:23 ID:YgHhtj4r
すみません、
延王×李斎タン を読んでみたいです。
どうぞよろしくお願いします(ペコリ
523名無しさん@ピンキー:04/01/12 23:16 ID:ztCx8rk8
あと心中的な亡国がありそうなのは・・・奏・範くらいかな?
範は300年の山がポイントになりそう。奏なら利達が嫉妬逆上するとか・・・。

恭は絶対置いていくと思うんで。
524名無しさん@ピンキー:04/01/12 23:38 ID:B/CMnmUA
>>523
はラノベの誤爆だろうなきっと。
525523:04/01/13 00:11 ID:OXxMhaFb
ごめ、誤爆じゃなかったんです。上で慶の亡国ネタがあったから・・・
526524:04/01/13 00:18 ID:kHUOu0UC
こちらこそすまない。
ラノベ板でちょうど、次はどこの国が失道するって話だったのでつい・・・
527名無しさん@ピンキー:04/01/13 03:54 ID:Oo0Qfvqr
>>523
漣国もその傾向があると思う
主従がラブラブだけに王としてより人であろうとして。
528名無しさん@ピンキー:04/01/13 21:11 ID:csMfstxf
保全
529名無しさん@ピンキー:04/01/14 03:02 ID:lOr6Uju/
オナニーモノきぼーん!
530名無しさん@ピンキー:04/01/14 03:45 ID:CU+YXgAf
>529
漏れもー!
自慰ネタはすっげぇ萌える…(*´Д`)アハァ
531名無しさん@ピンキー:04/01/14 09:05 ID:dqEmsCtc
自慰か・・・ネタとしてはグッと来るんだけど、具体的に誰がやるのか思い浮かばない。
532名無しさん@ピンキー:04/01/14 11:26 ID:RGuorRI8
ここは鈴で一つ
533名無しさん@ピンキー:04/01/14 12:13 ID:uQwF+ahZ
陽子がいい
534名無しさん@ピンキー:04/01/14 12:21 ID:CeEChL6s
楽俊、鼠バージョンで。
535名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:03 ID:LH54bauW
偶然祥瓊の自慰を目にしてしまった鈴が夜更けに牀榻で……
それを覗いていた虎嘯が堪らず襲い……
更にそれを見てしまった桂桂のオニンニンが……
536名無しさん@ピンキー:04/01/14 23:34 ID:xRU2Z5C8
>535
さぁ、キーボードを叩け!
537名無しさん@ピンキー:04/01/16 21:17 ID:wZ+gNNQY
ほしゅ
538名無しさん@ピンキー:04/01/16 21:34 ID:neSNFI1E
死ぬほどエロい虎嘯×鈴が読みたい。
むしろ死ぬほどエロい鈴が読みたい。
539名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:32 ID:l4CZo4rK
いや、死ぬほどエロい桓たい×祥瓊が読みたい。
むしろ死ぬほどタジタジしているうぶな桓たいが見たい。
540名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:33 ID:Qd1E9iz7
夕きのがイイです
541名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:55 ID:vR7UzGUX
書きかけのものがいくつかあるんだが、なかなか最後まで書ききれず…。
早く投下したい…。
542名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:09 ID:+hzReqds
>>541
いつまでもお待ちしています。
543名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:24 ID:UClNQVRl
>>541
どんな内容?
544名無しさん@ピンキー:04/01/17 16:29 ID:rXssXDzV
黄昏を見ると虎嘯×李斎だったな。
夕キは寮生活なので鈴をおかずにあれこれ考えているに違いない。
545名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:59 ID:sMocwwTr
オカズのひとことで鈴の女体盛りが浮かんだわけだが
546名無しさん@ピンキー:04/01/18 02:10 ID:rfizjeU7
梨耀×鈴で見たい<女体盛
547名無しさん@ピンキー:04/01/18 23:14 ID:AbNvPQQE
女体盛りとはエロイイですね。
548名無しさん@ピンキー:04/01/18 23:17 ID:nR7vwUnJ
>534
やはし、一緒に旅してて打ち解けたときの、陽子行水シーンでの「楽俊も一緒にどう?」
のところでは.....。
アニメでは、ついたてのむこうに陽子の裸のシルエットが浮かび上がってたし...。
楽俊は、さっと顔背けてたけど、ぢつは見ていたとか。
.......いまさらですが。
549名無しさん@ピンキー:04/01/18 23:24 ID:ylLSTec2
>>548
あれは萌えた(*´Д`*)ハァハァ
550if書き:04/01/19 06:23 ID:pWqnmH8d
そろそろくどいと言われそうですが短い自慰モノを書いてみました。
停滞気味のここの起爆剤にはなりそうもないものですが・・・
以下2レス、お目汚し失礼します。
5511/2:04/01/19 06:24 ID:pWqnmH8d
さみしい。
今、彼は自分達の為に出稼ぎに行っているのだから文句を言う方が間違って
いる。そんなことは分かっている。しかし
「淋しいものは淋しいのよ」
そう、ひとりごちた。
心と同じくらい、身体も彼を欲している。初めに彼女に快楽を教え込んだのが
彼だから、だから彼が欲しいのだというのに、帰還までに後十日はかかるだろう。
それまでこうして自涜でまぎらわすしかないのだ。
下腹部の疼きは耐え難いほど甘く、彼女を誘惑する。牀榻の中で横になった
まま指を伸ばし、縮れた茂みに触れた。ふわふわと其処を擽りながら目を閉じた。
そうして彼の手を思い浮かべる。その無骨な指が自分に触れるときのことを。
『・・・珠晶』
照れ臭いことが大の苦手で、甘い言葉など滅多にくれはしない。だから、稀に
くれる言葉が嬉しい。自分の名を読んでくれる声が愛しい。
「・・・ン、頑丘・・・」
じれったくなって、指を進める。少し冷えた指先が自分でも驚くほど濡れていた場所
に触れる。その温度差にびくりと震えた。
『もう、こんなに濡らしていたのか』
薄く笑い、ぐちゅぐちゅと音を立ててかき混ぜる。こんなふうにしたのは彼だというのに、
そ知らぬ顔で珠晶の淫乱さを嘲るのだ。日中の、色事などとんと縁がないとでも言
いたげな顔が嘘の様に、閨での彼は珠晶を乱す。
5522/2:04/01/19 06:25 ID:pWqnmH8d
「は・・・ん、ぃや・あ・・・」
嫌だと言うのは其処が悦いと言う事に他ならない。だから嫌だと言うのだ。頑丘も
それを知っている。言って、珠晶の期待通りに苛めてくれるか、逆にわざと愛撫を
止めてしまうかは彼の気分次第だが。
『嫌なのか?・・・止めるか?』
わざと、気遣う振りで尋ねてくる。その意地悪さに勝てるはずも無く、最後には懇
願させられてしまう。
「あっ・・・や、止めな・・・でぇ・・・っ」
『・・・嫌なんじゃないのか?』
最も敏感な場所にたどり着く寸前で翻される指や舌。その切なさに涙が滲む。
「違っ、イ・・・イイ・の・・・あんっ、頑丘・・・!」
欲しいのならば、降伏してしまえば良い。他の誰にも見せない、いやらしい自分を
曝け出してしまえば彼は満足して珠晶を追い詰めてくれるから。肉芽が指の腹で
嬲られる。背が反り、脚が突っ張る。
「あぁっん・・・いっ、ちゃう・・・!」
『珠晶・・・達け』
快感がそこで弾けて、一拍遅れて体が断続的に痙攣する。

暫らくは思い出したように来る痙攣の名残に震えていた。それもゆっくりと冷めていき、
闇に取り残された空しさが珠晶を苛む。一時の欲望を解消できたとしても、彼に早く
会いたいという想いは更に強くなる。
女々しい気持ちを振り払おうと強く目を瞑ったら逆に泣きそうになった。
553名無しさん@ピンキー:04/01/19 06:39 ID:pWqnmH8d
あんまエロくないですね・・・失礼しました。
554名無しさん@ピンキー:04/01/19 07:25 ID:wdk+NFKF
平日早朝からネ申降臨ワショーイ!!
激しく(;´Д`)ハァハァ...!!!
555名無しさん@ピンキー:04/01/19 16:46 ID:1DQI3GDz
イイッスー(*´Д`*)ハァハァ
556名無しさん@ピンキー:04/01/19 19:23 ID:BFli2iRm
>>549
同意。
557名無しさん@ピンキー:04/01/19 22:02 ID:xnMA3wmX
if書きさんの書く珠晶大好きだ(;´Д`)ハァハァ
558名無しさん@ピンキー:04/01/20 02:09 ID:OkY0duM9
>>549
ハゲドー
559if書き:04/01/20 20:31 ID:B2jXGGZu
ありがとうございます!

でもそろそろ他カプも書きたいな・・・コソーリ虎×李に挑戦中なんですけど、
く・・・暗い・・・。・゚・(ノД`)・゚・。救いがないよママソ・・・
560名無しさん@ピンキー:04/01/21 00:41 ID:mKiArfEn
>>559
み、見たい!暗くても見たいよif書きさんの虎×李!
楽しみにしてますガンガレー
561名無しさん@ピンキー:04/01/22 00:00 ID:IUfzWDvL
神様、降臨しないかな〜
562名無しさん@ピンキー:04/01/22 18:53 ID:AeXNL7Yy
小野不由美の書く人物は男でも男性らしさを感じられないのだが。
つーか、小野不由美って根暗な中年オバハンだろ?
563名無しさん@ピンキー:04/01/22 19:25 ID:eZ9gg4pY
>>562
あなたは板違いだと思うの。
564名無しさん@ピンキー:04/01/22 21:11 ID:6Syt5A6p
>562じゃないが確かに男が男のような感じはしないな。
どこかなんか、男独特の汗臭いような香がしてこ無さそうっていうか…
かといって虎嘯がフローラルとは思いませんが。

つまり、どの男女ものもユリに見えると言いたいんじゃないか?
>562は。
565名無しさん@ピンキー:04/01/22 21:48 ID:JAAnkczW
いやいや、562は「この原作も俺の手にかかればこのとおり」ってなSSを
落してくれるつもりなのだろうよ。
とりあえず漏れ、久々に尚陽が読みたいな。
五百戦錬磨な尚隆と黒豹陽子キボン。
566名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:00 ID:Vneip3Kq
最近、テスト課題や、卒業制作なんかで非常にやばいスケジュールなんだが、
そういうときに限って、違う事をしたくなるんだよなぁ。
そんな私は、myベスト萌カプの尚陽の初エチーを妄想・・・。
携帯にちまちまメモっていつかSS投下を夢見たり。


なんていうかいろんな意味で、もうだめぽ・・・_| ̄|○
567名無しさん@ピンキー:04/01/23 11:08 ID:cHyaume/
なんで学生はテスト自慢をしたがるかね。
お前のスケジュールなんか誰も興味ねえっつの。
568名無しさん@ピンキー:04/01/23 12:46 ID:8RoyaFjN
そういうなよ、>>567よ。
566のSSをマターリと待っていてやろうよマターリヽ(´ー`)ノ
569名無しさん@ピンキー:04/01/23 13:21 ID:gq/Ixbwn
職人様いないからねぇ・・・
570541:04/01/23 22:12 ID:fg5MXl6Q
やっと1本書き終えたので投下させていただきます。
やはりエロ描写甘めなのでハード好きの方には物足りないかもしれませんがおつきあい
よろしくお願いします。
そしてタイミング良く尚陽だったりする…。
571名無しさん@ピンキー:04/01/23 22:13 ID:ZW1/jh1m
わ〜い♪ わくわく(タイミング良く居るワタシ)
572尚陽『今宵の月』1:04/01/23 22:13 ID:fg5MXl6Q
やっと国が落ち着きを見せた頃、陽子は尚隆の招きで玄英宮を訪れた。
まだ陽も高い頃、禁門へ到着するとどことなく違和感を感じた。
大行人に案内をされ、客殿に到着すると尚隆は陽気に酒を飲んでいた。
「おお、ようこそ参ったな」
酒は飲んでいながらも目は正気だったので陽子は一息ついた。
「延王、こんな昼間から…お仕事はよろしいのですか?」
するとにこやかに尚隆は返した。
「かまわん。今日は仕事にならんからな。まぁ、政務の話は明日でないといけないからな」
「はぁ?」
「…いやっ、六太も明日の朝にこちらに戻るので悪いが今日はくつろいでいてもらえんか?」
陽子は何やら含みのある尚隆の言葉に首を傾げた。
しかし尚隆は肝心なことは語らなかった。
語らぬかわりに酒やら食事を勧められ諸国の話などめずらしい話を聞くうちに陽子の疑問は少しの間、忘れてしまっていた。
席を立ち、宿泊することになる客殿へと案内される際、陽子の耳に小声が聞こえてきた。
尚隆に内小臣が耳打ちしたのだ。
「主上、このような日に景王をお招きしてよろしいのですか?」
すると尚隆はやはり小声で返した。
「大丈夫だ。明日になればいつも通りになっておる。景王も静かなところの方がくつろげるだろう」
573尚陽『今宵の月』2:04/01/23 22:14 ID:fg5MXl6Q
この時、まだ陽子はよく理解できていなかったが客殿の堂室に落ち着くと先ほどのやりとりを頭の中で反芻した。
そして陽子がはじきだした答えは…
「そうか、官吏…いやここで働いている者たちが少ないのか…」
禁門で感じた違和感はいつもより人が少ないということだった。
「それではゆっくりとおくつろぎくださいませ」
そう言って去っていった女御を最後にやはり人影はなかった。
おそらく呼べば来るのだろうが「なぜ人がいない?」と問うのも嫌だったのでそのまま静かな場所でゆっくりと長旅の疲れを癒すこととなった。
とっぷり陽も暮れて夜になったのですっかり寝る準備を整えていた。
何気なく外を見ると露台の先、雲海の上に見事な月が見えた。
あまりの美しさに陽子は惹かれるように露台へと出た。
潮の香りの中、欄干に手をかけ月を見上げていた。
「…月見かな?」
突然、背後で声がする。
振り返って見るとそこには尚隆が上着を羽織り、被衫のような姿で立っていた。
「驚かさないでいただきたい…」
正直驚いていた陽子は決まりが悪そうにつぶやいた。
その表情を見て、尚隆はクスリと笑みをもらした。
「まだ宵の口。少し戯れに付き合ってみないか?」
何やら企んでいそうな口調だった。
陽子は一瞬、眉をあげたが先ほどうたた寝をしていたのでまだ眠気が去ったままだった。
「いいでしょう。延王のお誘いとあらば…」
574尚陽『今宵の月』3:04/01/23 22:14 ID:fg5MXl6Q
わざとらしく拱手した。
「では、ついて参れ」
尚隆の後に陽子はついていった。掌客殿を出てずいぶん歩かされたような気になる。
いくつもの堂屋や回廊を抜け、歩いていたがなかなか尚隆は足を止めようとはしなかった。
空には月が出ていた。夜のせいか、やはり人影は見かけなかった。
やがて、広い園林に出た。
「この辺で良いかな」
整えられた園林は静まりかえっていた。
月明かりといくつかの灯籠が灯されているので目は利く。
「何か…ここにはあるのですか?」
陽子の目には普通の園林に見えている。
すると尚隆は月を見上げて答えた。
「いや、何もない」
あっさり答える尚隆を陽子は呆れた表情で見詰めた。
「これが戯れなのです?」
「そんなわけなかろう」
ますます陽子はわけがわからなかった。そんな陽子をおかしそうに尚隆は見ている。
そして尚隆は羽織っていた上着を脱ぎ捨てた。そのまま陽子の腰に腕を回し強引に接吻した。
咄嗟の出来事で陽子はなんの抵抗もできなかった。
しかし、我に返ると尚隆から離れようともがいたがしっかり回された腕はびくともしなかった。
「んぁ……やっ、やめて…」

575尚陽『今宵の月』4:04/01/23 22:15 ID:fg5MXl6Q
やっとのことで尚隆は唇を離した。
「なにをなさいますっ!」
必死の表情の陽子に対して尚隆は余裕たっぷりに愉快そうにしていた。
「接吻どころか、互いの体液まで知っている仲に何の遠慮がいるか」
ますます真っ赤になった陽子は恥ずかしそうに顔を背けた。
「…わかってます。わかってます。もちろん期待はして参りました」
「ならば良かろう?」
そう言って陽子の耳朶に舌を這わした。
「どこか…臥室に…ぁん」
陽子は早く牀に潜り込みたいがっている。
それを察した尚隆は意地悪そうに口の端を歪めて笑む。
「いや、戯れをすると言っただろう。今宵はここが臥室だ」
「…えっ??」
陽子の襦裙の合わせに手を忍ばせて答えた。
「だから、今宵はこの園林で陽子を抱く」
「…そんな…」
必死に陽子は抵抗した。
しかし尚隆に敵うはずもなく陽子はそのまま組み伏せられた。
「それは嫌っ…!」
まだ抵抗を示す陽子に尚隆は困ったような表情を浮かべた。
「いつもと違った状況は嫌か? ではこれで良かろう」
576尚陽『今宵の月』5:04/01/23 22:16 ID:fg5MXl6Q
そう言って片手で陽子を押しとどめ、先ほど脱ぎ捨てた上着をもう片手で広げた。
そして陽子をその広げた上着の上に移動させた。
「これなら背中も痛くないだろ?」
それでも陽子は首を振った。
「でも誰かが来たらっ!」
「来ない。人払いはしてあるし、今夜は人がおらん」
先ほどまでの疑問がよぎった。
「来たときから人が少なかったのは…まさか?」
するとやれやれと尚隆は腕の力を緩めた。
「差し向けたわけではない。藪入りのようなものだ。多くの者が里帰りしている」
「では、それを狙って私を招いたのですね」
肩で息をする陽子に尚隆は手の甲で陽子の頬を撫でた。
「気にするな。ただオレは陽子に会いたかっただけだ」
両手を陽子の襦裙の肩口に乗せると勢い良くそのまま腰の辺りまで脱がせた。
「やはり…ここでなさりたいのですね?」
形の良い胸が露わになった。その胸に尚隆は吸い付いた。
「そうだ、そのために用意したんだからな」
やっとのことで陽子は抵抗をやめた。
確かに行為は慶を出た時から期待をしていた。
しかしこのような場所でするとは思わなかった。
尚隆に愛撫されつつも、やはりどこか頭の隅に羞恥心が燻っていた。
舌で乳首を転がされ、思わず声を漏らす。
「ぁぁん…」
577尚陽『今宵の月』6:04/01/23 22:17 ID:fg5MXl6Q
力の緩急をつけながら胸を揉みしだく。
慣れた手つきは的確に陽子の感じる場所を探がしだそうとしている。
恥じらいのあまり、必死に声を出すのを堪えて歯を食いしばっている表情を尚隆はちらりと見た。
すると尚隆も先ほどよりも強く力を込めて愛撫を続けた。
「…いやぁぁあん…」
「陽子はここが好きだったな…」
そう言って尚隆は臍を責め始めた。
指で弄くられ、舌で責められる。
「はっ、恥ずかしい…」
陽子の目尻から一滴の涙が落ちた。
尚隆は人の悪い笑顔を浮かべ、さらに舌のやや赤味のある茂みに指を入れた。
「口では嫌がっているようだが、ここはもう蜜が溢れはじめているようだ」
湿った割れ目に指が届く。最初は指の腹で軽く撫でられるだけだった。
しかしその勿体ぶった動きに割れ目がひくひく動いた。
「…不満げに抗議しているようだな」
陽子は羞恥のあまり、仰向けのまま両手で顔を覆った。
「どれ、期待に添えるようになればいいがな」
指は傷をつけないように注意しながら指先で割れ目を刺激しはじめた。
緩急をつけた動きに陽子の息も荒くなる。
「…はぁん…そこはきつ…いやぁあぁ、もっともっと!」
578尚陽『今宵の月』7:04/01/23 22:17 ID:fg5MXl6Q
指の抜き差しを続けながら今度は舌で直接肉芽に触れた。
唾液と愛液が混ざり合い、大袈裟に音がするように尚隆は舐め続ける。
ますますその音が陽子の羞恥心を煽り、今までにない快感を引き出す。
「あ…いやぁぁ…」
陽子の指は尚隆の肩を掴む。
しかし、そんな力ごときでは抵抗にもならずただ尚隆を煽るだけだった。
「最初はこの辺で良かろう」
尚隆は己の刀身を剥き出しにした。
それはもう出番を待っていたかのようにそそり立っていた。
そして準備を終えた陽子の淫らな割れ目に宛う。
その熱さに陽子の興奮を頂点の直前の声をあげた。
「早く、早く入れてくださいっ!」
尚隆は頷くとそのまま蕾へ入り込んだ。
尚隆も今にも精を吐き出しそうな刀身を御しつつ、腰を動かした。
「早く…その熱を…」
その陽子の声を引き金に尚隆は陽子の中に精を吐き出し、陽子もそれを受け入れた。
579尚陽『今宵の月』8:04/01/23 22:19 ID:fg5MXl6Q
「陽子…やはり最高だ」
尚隆は額の汗を手で拭った。
陽子は虚ろな、そして満足した笑みを浮かべていた。
「ありがとうございます…」
見上げた尚隆の上には月が見える。
『月がこちらを見ている…』
ぼんやりそんなことを考えた。
「陽子…今度は陽子が楽しませてくれ」
そう言って尚隆は膝で立ちして陽子の前に逞しいその体を晒した。
陽子はゆっくりと半身を起こして、尚隆の刀身を手に取った。
刀身を握り、愛おしそうに撫ではじめた。
やがて再び熱く熱を帯び始めたのを指先で感じると、今度は顔を近づけ舌先でその先端を啄んだ。
「…ん…くっ…もっと続け…」
余裕のある笑みを残しつつ、尚隆も押し寄せる感覚に目をきつく閉じた。
陽子は必死に先ほどの感覚を思い出しつつ、愛おしげに舌先で撫で上げる。
立派な刀身だけあってやがて陽子の顎も疲労を感じ始めた。
「陽子…そろそろ限界のようだ。このまま出して良いか?」
陽子は目だけで了解を伝え、その時を待った。
そして勢い良く熱い液が陽子の口腔を満たす。
「んぁ熱い…」
陽子の口の端から精が流れ落ちる。
580尚陽『今宵の月』終:04/01/23 22:20 ID:fg5MXl6Q
尚隆は刀身を抜き出すと陽子顔に自らの顔を近づけた。
「まだ、舌使いは未熟だな。しかし、その情熱は誰よりも淫らで刺激的だ…」
そう言って、まだ自分の精液の残る陽子の唇を舐めた。
接吻とは違った感覚に陽子の喉も震える。
「…もう一度…お願いしても構いませんか…?」
陽子はうっとりとした笑みを浮かべ、尚隆にねだった。
尚隆も陽子のその妖しい表情に笑みを返す。
「これで終わるわけがなかろう…次はどんな形がいいかな…」
園林にほんの少し風が吹いた。草の匂いが野外であることを思い出させる。
尚隆は立ち上がって、脱ぎ散らしてあった被衫を拾い上げて再び着る。
襦裙を陽子に羽織らせると笑むと立ち上がるように促した。
「次は湯浴みしながらでも一戦交えるとするか」
陽子は妖しく微笑む。
「本当にいつになったら柔らかい牀に辿りつけるか…」
「さすがに回廊で官吏に会ったらかなわんな」
そう言うと陽子の手をとって立ち上がった。

まだ月は夜空に留まっている。
次の場所まで二人を照らしていた…。
581541:04/01/23 22:22 ID:fg5MXl6Q
エロくならんな…_| ̄|○
まだ書きかけを抱えていますので自分に時間的な余裕が出てきたら投下させてください。
本当にうまい人の後の投下はつらいよー
582名無しさん@ピンキー:04/01/23 22:32 ID:ZW1/jh1m
充分えろうございます、春官長。(拱手)
583名無しさん@ピンキー:04/01/23 22:34 ID:gq/Ixbwn
キターーーーーーーーー!!
イイっすよ!ゴチです!!(*´Д`*)ハァハァ
584名無しさん@ピンキー:04/01/24 00:00 ID:I7mFY8Sg
ハァハァさせていただきました!
第二ラウンドに激しく期待しております。
585名無しさん@ピンキー:04/01/24 08:53 ID:OoOq9YV5
しかし神々は文章巧いよなぁ
慶の女帝が短命だったのは邪陰の道に堕とす呪がかけられているせいで
なんてのを考えたんだが自分の文才ではとても…
586名無しさん@ピンキー:04/01/24 22:54 ID:12ry6zCd
IDに12が出たよ記念レス。
587名無しさん@ピンキー:04/01/25 00:12 ID:jcMiBbAJ
おめでとう。
588名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:13 ID:nVZ7kntC
イフ書き誘い受けうざい。下手で原作にそって書けないくせに調子に乗るなキモ
589名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:18 ID:nVZ7kntC
みんなヘタクソばっかり馴れ合いでバカみたい
590名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:23 ID:nVZ7kntC
こんなクソスレきえろコテハン気取るなバーカ
591名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:26 ID:3LMo0+HF
知ってる方も多いかと思われますが、一応。

2ちゃんねる十二国記用語辞典
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1074854822/
592名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:29 ID:nVZ7kntC
きえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろきえろ
593名無しさん@ピンキー:04/01/25 04:43 ID:aEbdPxyX
麒エロ?
594名無しさん@ピンキー:04/01/25 05:56 ID:u5dOx7NM
俺の好みは麟エロ
595名無しさん@ピンキー:04/01/25 06:32 ID:VVokJnjd
麟エロイイね
596名無しさん@ピンキー:04/01/25 10:45 ID:skzFdbjB
麒エロ(受)が好きな自分は801板へ逝って来ます
597名無しさん@ピンキー:04/01/25 10:52 ID:3XveS736
>596
いや、女王に押し倒される麒と言うのも、なかなかオツな物。
598名無しさん@ピンキー:04/01/25 12:44 ID:NAwqAlEF
とりあえずエロそうな麒を連れて来ますた

   〃⌒ヽ、
   〃ノ人ヽヽ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ ノ(´<_`从リ< ・・・私ですか?
  }/  Y ハ {  \_______
  ∪|  | ∪リ
    |___|_|
     U ...U
599名無しさん@ピンキー:04/01/25 13:19 ID:k4jnzoYE
泰麒じゃないあたりがマニアだな
600名無しさん@ピンキー:04/01/25 13:41 ID:jcMiBbAJ
いや、彼をおいて他に居ないでしょう!
601名無しさん@ピンキー:04/01/25 13:47 ID:irnPZBav
>>599
押し倒したい麒、ならそれでいいんだろうがね
602名無しさん@ピンキー:04/01/25 14:50 ID:jl+I0CHf
>>598は押し倒しそうな麒、か……。
603名無しさん@ピンキー:04/01/25 17:34 ID:RRmdTZNh
>598->602 蓬莱から来て何も知らない泰麒の前で
いきなり転変してみせた御仁ですからね・・・。


いつどこで何のお手本を見せているのやら、油断はできませんよ。
「女仙とは泰麒のお世話をするためにいるもの。ほら、このように・・」
「あ・・・・・景台輔・・・・ああっ、しょ、生国に御下りになられる前より
より・・いっ・・そう・・・・っっ」
あんなふうに成獣して女人と交わるのは、どんなに心地のよいものだろう、

とかなんとか泰麒は思ったりして。
604名無しさん@ピンキー:04/01/25 19:51 ID:snEDDRsj
>597
惜しいな。
「女王に踏み倒されそうな麒」だったら供麒をおいて他にはいないんだけど。
605名無しさん@ピンキー:04/01/25 22:05 ID:ICynkbvR
されそう、ではなく・・・
606名無しさん@ピンキー:04/01/26 01:47 ID:1BRnaIG0
間違いなく、やるなぁ…  蹴り倒す勢いで。
607名無しさん@ピンキー:04/01/26 01:54 ID:bHBrHbh3
いや、多分、常にされてるっつーか、…寧ろ、日課くらいの有様かなぁ?
608名無しさん@ピンキー:04/01/26 01:58 ID:uQVEkRqj
つまりロリ女王に足コキされていると
609名無しさん@ピンキー:04/01/26 02:55 ID:3NkZ9zmd
珠 #`д´)  「ほぉらほらぁ!!どーしたのぉ?もう降参なわけ?!(ぐりぐりぐり)」
供 ( ´∀`リ 「(ハァハァ)ぁあっ!ごめんなさい、お許し下さい、珠晶さまぁっ!!(ハァハァ)」
珠 #`Д´) 「ちがーう!!(ぱし−−ん!!)女王様でしょー?!じょ・う・お・う・さ・ま!!」
供 ( ´∀`; 「じ…っょぅ…ι゛ょぉぅさまぁ…!」
珠 Σ#`Д´) 「だっ…誰がょぅι゛ょですってぇぇぇぇ?!(パンパンパンパン!!!)」


…なんだか楽しそうじゃねえか。
610名無しさん@ピンキー:04/01/26 08:10 ID:UzUGp8P3
AA板の方に供麒がMに目覚める瞬間があったyo(*´д`)ノ


    「あの…」

    γ∞               _,.....、
    / /´⌒`ヽ           〃⌒ヽヽ
    l ((,_((()))          ( ´∀`リl{  「お迎えに参じました…」
    i ヽリd;゚ー゚)         /  Y  .ハ  (おいおい、まだ子供じゃないか)
    VとV y Vつ        ∪|  |  |∪
      l_:::::l:::_l            |.__.|.__.|
       ∪ ∪            ∪ ∪

26年間、蓬山でマターリ過ごしていた供麒はようやく王を見付けだし…


    「…あの…あたしを?…本当に?」

    γ∞               _,.....、
    / /´⌒`ヽ           〃⌒ヽヽ
    l ((,_((()))          ( ´∀`リl{  「はい…蓬山から王気が見えましたから」
    i ヽリd;゚ー゚)         /  Y  .ハ  (明日から子守りかよ、ヤレヤレ)
    VとV y Vつ        ∪|  |  |∪
      l_:::::l:::_l            |.__.|.__.|
       ∪ ∪            ∪ ∪

王と誓約を交わそうとしたが…
611名無しさん@ピンキー:04/01/26 08:11 ID:UzUGp8P3

    γ∞ 
    / /´⌒`ヽ   「――だったら、あたしが生まれたときに、どうして来ないの、大馬鹿者っ!」
    l ((,_((())) _,.....、
    i ヽリ#`Д´)〃⌒ヽヽ
    V ⊂彡☆))´∀`*リl{ (こ、この感触はっ!?ヨウジョハァハァ…)

いきなりひっぱたかれ、供麒はMとロリコンに目覚めたのであった…おしまい?
612名無しさん@ピンキー:04/01/26 14:04 ID:YC7e9cOT
感動した
613名無しさん@ピンキー:04/01/26 15:09 ID:80W2zn1/
まあ、あの身長差だと正拳突きしたらコカソにヒットするでしょうし・・・
614名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:47 ID:GAX0VuCW
ワロタw
コカンを押さえてぴょんぴょん跳ねる麒麟・・・
615名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:07 ID:pBpYczZS
跳ねる前に蹲るんでは・・・?
616名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:55 ID:XnW2qqf2
そういや子供の頃喧嘩で相手の股間に思い切り蹴り入れたら、
蹲ったまま動かなくなったっけ。
617名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:57 ID:wFIylmZU
蹴った相手が王じゃなかったら
うずくまることもできない罠。
618名無しさん@ピンキー:04/01/27 04:10 ID:XflLVrsP
>>617
Σ(゚Д゚)ハッ!
619供麒:04/01/27 10:18 ID:Vjzmawxx
ああー主上に蹴られてよかった……
620名無しさん@ピンキー:04/01/27 11:28 ID:pBpYczZS
すばらしいオチがついたね!
621名無しさん@ピンキー:04/01/28 14:49 ID:fT9dHlnA
M麒麟の称号は伊達じゃないというところか・・・
622名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:02 ID:FEy5JRlj
どなたも投稿が無いようなのでへたれですが・・・
慶陽です。風の万里の後ぐらいの設定です。
623慶陽  1:04/01/28 21:06 ID:FEy5JRlj
雲海の見えるこの場所がとても落ち着く。陽子は手摺に凭れ掛り煌く水面を見つめる。
――何で私が王なのだろう――
登極して随分経つのに陽子は未だに戸惑っている。
信頼出来る臣下も増え、慶という国が抱える難題に少しずつ取り組み始めた。
しかし、貧窮した国の状況では何を優先するかが難しい。
毎日、朝議の席では激論が交わされて、時には陽子に判断を委ねられる事もあった。
学校のテストと違って、正解のない問題に最善の答えを出さなければ、この国は立ち行かない。

そんな疲れが溜まってきているのか、ここ何日か良く眠れない。
食欲もなく女官たちに口煩く『少しでもお食べ下さい』と言われる。
心配してもらって心苦しいけど、そういう女官達の存在にすら疲れてしまう。

だから正殿から逃げ出して、この雲海の見える路亭にやってきた。
王とは、こんなにも孤独で苦しいものなのか。
逃げ出すことは出来ない。国民の幸せを願い、国の安泰を願う。
――では、私の幸せは?――
信頼できる者が増えて友と思える祥瓊や鈴も側にいるのに、王という立場がどうしても重い。
特別な者に成ってしまった孤独。麒麟もそうなのだろうか?
そう思って陽子は慶麒の顔を思い浮かべる。
麒麟は慈悲深い生き物だと言うが、景麒はいつも冷静で冷たい感じがする。
それは陽子が女であるからかもしれない。
前王は慶麒に恋情を抱いて国を滅ぼした。
だから、二の舞にならないように、主従の関係を超えぬようにと楔が打たれる。
本当にそうなのか。麒麟は孤高の生き物なのか。
麒麟は王に寄り添うものなのではないのかと陽子は思う。
そうでなければ、この孤独が埋められない。
624慶陽  2:04/01/28 21:07 ID:FEy5JRlj
「こちらでしたか?」
不意に声を掛けられる。振り向くと慶麒が立っていた。
「…慶麒、どうしてここが分かった?」
吃驚して陽子は尋ねる。
「王気を辿ってきました」
慶麒は素っ気無く言う。王気とは何だろう。この麒麟は私の何処に王気を見たのだろう。
「お食事を召し上がらないと女官達が心配して私の所に来ましたが、お体の具合でも悪いのですか」
女官達と同じ事を尋ねる慶麒の顔を陽子はじっと見つめる。
――私の僕だと言うのに、私の孤独に気付かないのは何故?
それとも、この孤独さえ王は一人で乗り越えなければならないのか――
「主上、いかがされました」
慶麒は困った顔で問う。陽子は、慶麒が自分を前王の姿と重ね困惑していると感じた。
――私は王という運命から逃げていない、予王とは違う。それなのに慶麒は私から遠ざかろうとしている――
自分の半身の筈の麒麟が遠い存在に思え陽子は悲しみに包まれる。
陽子の頬を涙が一滴零れ落ちた。
慶麒に涙を見られまいと慌てて雲海を見る。
――そう言えば、こうやって雲海を見ながら涙が流れたことがあった。
あの時は楽俊が涙を拭ってくれたっけ。――陽子は半獣の友を思い出す。
「…主上」
何でも無い、と顔をあげる。
「ここで雲海を見ていると落ち着くんだ。
雁で王になる決心がつかなかった時にも雲海を見ながら考えてた。
何で私が王になる天命を受けたのだろうかって。王って何かかも解らなかった」
慶麒は何も言わない。陽子の言葉を静かに聞いている。
「それは今も同じ。自信の欠片もないけど、でも私は逃げない。
逃げてないと自分では思ってるんだ」
625慶陽  3:04/01/28 21:09 ID:FEy5JRlj
私も主上は頑張っていらっしゃると思います。少しお疲れになってるのではありませんか」
「そうだね、疲れてる。……慶麒、聞いてもいい?」
何でしょうかと、慶麒は答える。
「麒麟も孤独を感じるものなのか」
陽子の問いに慶麒はしばらく沈黙する。その沈黙を陽子は拒絶されたように感じ慌てて
「すまない、つまらない事を聞いた」
と、話しを終わらせようとした。しかし、慶麒は何かを決意したように口を開く。
「麒麟は王と共に居られれば繋がりを感じていられます。でも主上は孤独を感じていらっしゃったのですね。
良き相談相手も出来て、時折楽しげなご様子も見られましたから、私の出番は無いかと思っておりました」
そう言われて陽子は雲海から目を逸らして慶麒を見つめる。
「私を避けていたのではないのか?」
「何故、そう思われる。麒麟は王と共にあるものです。避けることなどしておりません」
――嘘だ――陽子は強くそう思う。反面、慶麒の言葉を信じたい自分も居たが、それを口に出来ない。
王と麒麟の絆を感じたいと願っているのに前王の事が頭を過ぎって素直になれない。
言葉の替わりに涙が頬を伝う。溢れる涙で視界が霞む。慶麒は無言で陽子の頬に手を伸ばし涙を拭く。
「主上の涙を見るのは蓬莱にお迎えに上がった時以来です。辛い時は泣かれてよろしいかと」
うん、と肯き陽子は慶麒の胸に顔を埋める。
「少しでいいからこうさせて…」
慶麒の言葉が優しくて、張り詰めていた糸が切れたように陽子の頬を涙が零れる。
怖ず怖ずと慶麒は陽子を抱きしめる。背中に回された手の温もりに陽子は慶麒の思いを感じる。
彼もまた過去の失敗に囚われているのだと解る。
――思い出さないで、私は彼女とは違う!――
このまま二人で過去に囚われ続ければ道を誤る。
陽子が先にそう思ったのか、慶麒が心を決めたのが先かは判らない。
陽子が顔を上げると慶麒の顔が近づき接吻を交わす。
初めは触れるか触れないかの接吻だったが、唇は次第に熱を帯びて何度もお互いを求め合う。
慶麒の手がもどかしげに陽子の背中を撫でる。陽子もいつしか慶麒の背に手を回し抱きしめていた。
626慶陽  4:04/01/28 21:13 ID:FEy5JRlj
――もっと慶麒を感じたい――と陽子は思うが、女子高に通い男性経験など無い陽子にはどうしたら善いものか見当もつかない。
級友達がその手の話題でキャーキャーと騒いでいた光景は思い出しても、その輪の中に自分は居なかった。
慶麒は陽子の体をそっと離し、
「ここでは女官達が探しに来るといけません。正寝に戻りましょう」
と、言う。陽子は慶麒の言った意味が解らない。
――離れたくない――そう思って見つめた慶麒の目は微笑んでいた。
「私も一緒に参ります。よろしいですか?」
初心な陽子にはそれでも慶麒の意図がわからない。
きょとんとしている陽子を慶麒は抱き寄せ
「主上…貴方を抱きたい」
と、陽子の耳元で囁いた。髪を撫で額に唇をあてる。
耳に息がかかると陽子は体の中を電気が走ったようにビクリと反応する。
そして、ようやく慶麒の言葉を理解し、陽子は頬を染める。
しかし、ぼーとした頭に浮かんだのは、慶麒の背に乗り禁軍の元に向った時のことだった。
あの時に感じた麒麟の暖かな存在感をもう一度感じたい。
「…慶麒に乗りたい」
口から漏れた言葉に陽子自身も驚く。一瞬の間があり、慶麒が小さく声を出して笑う。
「貴方という方は…」
慶麒が声を立てて笑ったことに吃驚している陽子に
「後ろを向いてください、主上の前で転変するのは憚られます」
と、慶麒が言う。その言に素直に従う陽子。
「もう、よろしいですよ。私の衣はお持ち下さい」
うんと肯き、陽子は慶麒の衣を持って背中に乗った。慶麒は、しなやかに走り出す。
――愛しい――陽子の中に溢れ出す思い。
背の上の陽子は軟らかな金色の鬣を撫で、慶麒の首筋にそっと唇を押し付ける。
その行為が慶麒に変化を与えているとも思わずに、陽子は体を前傾させて慶麒の体に凭れ掛る。
627名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:14 ID:RydTTRQL
投下中スマソ
“景”麒でおながいします。
628名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:21 ID:Bq3pEp2V
誤字の時点でスルー確定
629名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:32 ID:o4+VpPe9
然り。ローカルあぼーんも已む無し。
630名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:44 ID:JTq627wK
>627-629
気持ちはわかるし禿同だが、もうちょっと生暖かい目で見守りませんか?
いきなり叩いたら、せっかくの職人候補が潰れてしまいまつ。
631名無しさん@ピンキー:04/01/28 21:58 ID:xOcTv0P9
続き読みたい。
632名無しさん@ピンキー:04/01/28 22:22 ID:0ZH5J8Wr
そうだな。当方景陽萌えなので、めげずに投下してくだされ。
633名無しさん@ピンキー:04/01/28 22:54 ID:GqOzHD5l
同じく続き読みたいです。
お待ちしてます。
634628:04/01/28 23:04 ID:RydTTRQL
正直スマンカッタ。
635634:04/01/28 23:07 ID:RydTTRQL
違った。自分627だ。
続き待ってます。
636名無しさん@ピンキー:04/01/29 00:05 ID:ur12CM6Y
ID記念書込み。
637名無しさん@ピンキー:04/01/29 00:07 ID:0Oeb4Bk6
>636
>>587
638名無しさん@ピンキー:04/01/29 08:13 ID:dB592L/p
>623-626です。
うわーごめんなさい!!!!!
何て間違いだ。漢字登録間違ってそのまま使ってました。
気分を害した方、本当にごめんなさい。
そして、大ボケの投稿なのに続きを読みたいと言ってくれた方感謝・感謝です。
残り部分はちゃんと訂正しましたので嫌でなければ読んでください。
639景陽 5:04/01/29 08:17 ID:dB592L/p
漸くのことで景麒は正寝の寝室に辿り着く。
「主上、着きました」
景麒の声に返事が無い替わりに微かに寝息が聞える。景麒は苦笑を浮かべ、陽子をそっと牀榻に横たえた。
すうっと人の姿に戻り、景麒はそのまま陽子の寝顔を見つ、燃えるような髪をした主の髪にそっと触れる。
陽子は少年のような格好をしているが、微睡む姿は紛れも無く女を感じさせ、景麒の雄としての本能が疼いている。
景麒は牀榻に腰を降ろし、陽子の帯を解いた。そして、覆い被さるように顔を近づけ優しく接吻をする。

「ぅ……ぅん?」
陽子が目を開けると、景麒の顔がある。
――優しい目をしている。やっぱり麒麟だ――嬉しくて陽子は景麒の頬に手を伸ばす。
と同時に先程の路亭での光景を思い出す。
「…景麒、ここは何処?」
「主上の臥室です」
景麒の声はいつもと違って優しい。顔もこんなに近くにあって――えっ!ひょっとしたら牀榻の上?――
よく見ると景麒は裸のようで、自分の襦も帯が解けてしどけている。
既に未知の部分に足を踏み入れている事を陽子は漸く悟る。
「えっ?あの……いつの間に……その……」
陽子の動揺に気付き、景麒はもう一度優しい接吻をする。
陽子は、これから行なうことを怖がっていたけれど迷いは無かった。
今度は陽子から唇を合わせる。でもその先がわからない。
「私はどうすれば良い?」
景麒は微笑んで、
「感じてくだされば」
と答えて唇を塞ぎ、強くて甘い接吻を繰り返す。
舌が唇を割って入ってくる。陽子は景麒の金髪に触れ、首に手を回して抱きしめる。
640景陽 6:04/01/29 08:18 ID:dB592L/p
何か言葉を発したいと思うのだけど表せないから、
狂おしいほど相手を欲していことを手で、唇で伝えたい。

景麒は体を起こし、陽子の襦に手を掛ける。陽子は一瞬体を硬くしたが、ぎゅっと目を閉じて何も言わない。
素肌がひんやりし裸の自分が見られている事を実感し、恥じらいから手で胸を覆い隠したかったけれど、陽子の手を景麒が掴まえている。
「――綺麗だ」
そう言って景麒が首筋から鎖骨を指先が触れ、舌が這う。
その感触に息を詰めてしまい、苦しくて息を吐くと、ぁぁ――と声が混じる。
乳房を景麒の手が包み込む。ゆっくりと揉み解されて、陽子は自分の乳首が硬くなっていることに気が付く。
指で摘まれ舌で撫でられて、陽子は体の芯からの甘く疼く感覚に意識が支配されていく。
「……ぁぁっ……っぁ」
声にならない声が漏れる。秘所が熱く景麒の与える刺激でヒクヒクと動いて、それが余計に陽子の淫欲を誘う。
目を開けると自分の胸を弄る景麒の金色の髪が見える。
髪を手に取り唇を付けると、景麒が顔をあげたので額に接吻して唇を求める。
舌と舌を絡ませて求め合う。
閉じていた足の間に景麒の足が割って入って来て、陽子は太腿に触れられただけで声が漏れる。
景麒の手が秘所に伸び、指で花弁が押し広げられると陽子にもそこが濡れているのがわかる。
グチュっと何とも卑猥な音がする。景麒が指に愛液を絡ませ陰核に触れると、陽子は身体をビクン動かした。
景麒は陽子の反応を見て、そこをコリコリと指で撫で上げる。
陽子は今までとは違う強烈な刺激を受け呼吸が激しくなっていくのだった。
「ぁぁ……っぁあ……」
溢れて来る。――怖い――初めての快楽に身を委ね、行き着く先の分からぬ恐れ。
それなのに自分の中からは熱い物が溢れ出し止める事が出来ない。
「景…麒……」
僕の名を呼ぶ。怖い、と呟くと景麒は唇を重ねて陽子の言葉を遮る。
「大丈夫です。もっと感じていいのですよ」
その言葉に陽子はコクリと頷き、身体の疼きに身を任せた。
641景陽 7:04/01/29 08:20 ID:dB592L/p
景麒は再び陰核を刺激し、そっと指一本を秘口に挿入する。
秘口の中はヌルヌルと滑り景麒の指に絡め付く。
暴れる分身を宥めて景麒は、陽子の秘口の中を解す様に指を動かす。
初心な陽子には、そんな雄の生理など気付くはずも無く、景麒の指に翻弄されている。
「んぁ……はぁぁっ……ぁっぁん……」
陽子の喘ぎ声が切迫してくる。それを見て景麒は指で陰核と秘口の中を同時に攻める。
足の先まで力が入り、陽子の腰が浮き上がってくる。
陽子は昇り詰めるような、墜落するような甘く激しい感覚に為すすべも無く、夜具の端を握り締めて
「……ぁぁぁああああっ……」
押えきれない声を発した。

――今のは何?――陽子はうろたえる。自分の身に何が起こったのか解らなかった。
景麒が微笑んで陽子を見つめている。
「イッたのですよ」
えっ?何?と、景麒に尋ねる。
「快楽の先にあるところに、主上は行かれたのです」
「今のが……イクってこと?」
そうです、と景麒は答える。
陽子は恥じらいを感じるが、身体の中に残る疼きに流される。
「もう一度、感じたい――」
そう景麒の耳元で囁いて、陽子は唇を重ねる。
このまま宥めようと思っていた景麒の分身が激しくその存在を主張する。
景麒はその欲求を押えれなかった。
「――よろしいのですか?」
「だって、景麒だって……」
その先は口に出来なかったが、陽子にもそれなりの知識はある。
陽子の言葉に景麒の身体が反応してしまう。
景麒は荒荒しく陽子の唇を奪い、貪るように吸い、手はもう一度陽子の秘所に触れる。
花弁を分けて指を入れ、陰核にも刺激を与えと、陽子の体は直ぐに快楽へ飲み込まれていく。
「ぁっ……ぁんん…ぅん……ぁああっ……景…麒、いいよ」
景麒は充分に潤った秘口に己の分身を宛がうが、陽子は痛みを覚悟し体を硬くする。
642景陽 8:04/01/29 08:23 ID:dB592L/p
「無理にはしませんから、力を抜いてください」
うん、と陽子は頷き、景麒にしがみつく。
「入れますよ」
ゆっくりとそれは陽子の中に入ってきた。――痛い!!!――破瓜の痛みが体を貫く。
はぁはぁと肩で息する陽子の顔を景麒が心配そうに覗き込む。
陽子は笑顔を見せるが痛みを堪えているのが景麒には解り、それ以上動けない。
「……景麒、愛してる。私はお前をいつも感じていないと駄目みたい――だから……大丈夫」
「主上――」
健気な陽子の言葉に景麒は自制が効かなくなり、激しく動き出す。
痛みと闘いながら陽子は先程まで感じていた甘い疼きが体の奥から湧き上るのを感じる。
先刻まであんなにも陽子を孤独を感じさせていた景麒と一つになっている――私はずっとこうしたかったんだ――
激しく突かれ、余りに強い刺激に陽子は景麒の背に手を回して抱き付いた。その瞬間、景麒も精を放った。

繋がったまま暫く放心状態の二人だった。景麒が我に返り、そっと分身を陽子から抜き、体を陽子の横に移す。
肩で息をして目を閉じている陽子の頬には涙の跡が判り、景麒は指で撫でる。
目を開けた陽子の手を取り接吻する。そして、陽子を見つめる。
「貴方を愛しています――ずっと言えなかった。貴方の全てが欲しくて堪らなかった」
本当に?と尋ねる陽子にしっかりと肯く。
「ばかみたい……もっと早く言えば良かった」
二人で見詰め合い唇を重ねた。
「また、感じさせてくれる?」
自分でも大胆な発言だと思ったが、陽子は不思議なほど羞恥心は感じなかった。
全てを受け入れてくれるだろうと言う確かな確信。
微笑む景麒に安心して陽子の意識はすうっと薄らぎ眠ってしまった。
「……貴方という方は――」
景麒は陽子を起こさぬよう小声で笑う。
そして、自分の腕枕の中で眠る主の額に僕はもう一度、接吻した。

  ―― 了 ――
643景陽 :04/01/29 08:27 ID:dB592L/p
名前を間違えるなんて前代未聞もミスをして
すっかりご迷惑をお掛けしました。
もう一度お詫びします。
やっぱり、自分だけの楽しみに留めておいたほうが良い様です。
本当に失礼しました。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
644名無しさん@ピンキー:04/01/29 14:57 ID:sOEA5cUc
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
たまには正統派の景陽も良いものです。GJ!!
645名無しさん@ピンキー:04/01/29 15:59 ID:tZbdQGe3
グッジョブ!楽しませて頂ました!
良かったらまた投下してくださいね。お待ちしてます!!
646名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:53 ID:zJ7VitLL
GJ!!
正統派で美味しかったです。こと十二国は名前間違いしやすいですが、
これを期に気づいたことですし、また投下してくださると嬉しいです。
647名無しさん@ピンキー:04/01/31 10:32 ID:1MCliZyY
景陽 書いたものです。
>644さん、>645さん、>646さん感想をありがとうございます。
大失態の後なので、本当に嬉しかったです。
またいつか投下するかもしれませんが
その時はヨロシクお願いします。
648名無しさん@ピンキー:04/01/31 18:20 ID:YAdxOeqk
遅れ馳せながら、読み始めました>647
良い感じにドキドキしてます。
ゆっくり訪問の私もおりますので、今後とも投下のほう
よろしくお願いします。
649名無しさん@ピンキー:04/02/01 12:57 ID:wdd9qmim
傲濫×汕子  щ(゜д゜щ)かも〜ん
650名無しさん@ピンキー:04/02/01 14:42 ID:izkJbJPQ
素朴な疑問だがどこに入れるの
651名無しさん@ピンキー:04/02/01 15:16 ID:sVPCxkM6
遠甫×采王  щ(゜д゜щ)かも〜ん
652名無しさん@ピンキー:04/02/01 15:21 ID:31aa97UY
素朴な疑問だがどうやって入れるの
653名無しさん@ピンキー:04/02/01 15:45 ID:M+HPmH8j
供王×延麒 щ(゜д゜щ)かも〜ん
654名無しさん@ピンキー:04/02/01 16:00 ID:e6apDckT
素朴な疑問だがどこが萌えるの
655名無しさん@ピンキー:04/02/01 16:04 ID:TZ9STkUd
おもろいな、も前ら
656名無しさん@ピンキー:04/02/01 22:33 ID:HiOMJbjh
>>653
むしろ延麒×供王キボン
自分より小さい麒麟にあんな事やこんな事を…
657名無しさん@ピンキー:04/02/01 22:43 ID:M+HPmH8j
外見ロリショタだけど中身年齢がすごいから有りだよね!
658名無しさん@ピンキー:04/02/02 01:18 ID:NbT2lSj+
閑古鳥が崩御を鳴きそうな勢いだな。職人様〜!!
659名無しさん@ピンキー:04/02/02 02:22 ID:iP24XI4B
アニメ終了まぢかになって
ここも急にさびれたな。
まあアニメは終わるし原作の続きはいつ出るか
わからないからしかたないかも。
これも作者が余計な仕事して十二国記を
全然書かないからだな。
660名無しさん@ピンキー:04/02/02 05:04 ID:nMaJeWPB
>659
そう結論付けるのは簡単だけど、一年で一番忙しい時期だからね。
予告もいっぱい出てるし(忘れてませんよ…ニヤリ)、自分にも四本ばかし
ネタがあるんだな。
つうことで、萌え話でもしながら書き手の首が回る時期を待とう。



ところでさ、蓬莱のタレ目陽子を虐めてわんわん泣かせたいんだが、いい設定ないかな。
二冊目にあるネタ以外で。
661名無しさん@ピンキー:04/02/02 05:47 ID:NbT2lSj+
うお、忘れてなかったんだ・・・。

二冊目のって、景陽ゴカーンモノだっけ。
私の凡庸な頭で思いつくのは、巧でリンカーン位かなあ?
662名無しさん@ピンキー:04/02/02 12:09 ID:ENBlb+O/
>>660
妓楼に一度売り飛ばされてもらおう。
663名無しさん@ピンキー:04/02/02 12:43 ID:jClh4Drh
>>660
コーカン物じゃないが陽子と杉本の百合ネタギボン
664名無しさん@ピンキー:04/02/02 19:46 ID:K/gHNfod
杉本ってリクエストが多い割には、書く職人さんがいないよね。
自分で書いてみたら? >>663
665名無しさん@ピンキー:04/02/03 00:36 ID:ZAIZenvl
書庫が模様替え中だね。
666名無しさん@ピンキー:04/02/03 22:37 ID:iqcucjlU
蒼猿×陽子(タレ目)キヴォンヌ
667名無しさん@ピンキー:04/02/04 03:07 ID:OsTg8LqH
蒼猿は清いままにしておいてくれ・・・
668名無しさん@ピンキー:04/02/04 15:57 ID:2+Ryvrtj
蒼猿言葉攻×陽子(タレ目)強制自慰・・・
ごめん>667
669名無しさん@ピンキー:04/02/05 08:36 ID:vdqC1dl9
>668
それいいな。手を汚さずに陽子たん(タレ目)いじめる蒼猿。
書いてくれ。
670名無しさん@ピンキー:04/02/05 17:34 ID:fffyc6+C
668は>660氏への提案ということでひとつ。
671名無しさん@ピンキー:04/02/05 23:32 ID:5qKH8FfR
この小説のキャラ色気がない
672名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:16 ID:ui0KYOar
どの?
673名無しさん@ピンキー:04/02/06 01:36 ID:ui0KYOar
実生活が人生最大級の余裕の無さにも関わらず、現実逃避に書いてました。
前編、エロ無しです。後編は明後日あたりになると思います。

つか、つまらん話ですみません。・゚・(ノД`)・゚・。
以下3レス、行きます。
674虎×李1/3:04/02/06 01:37 ID:ui0KYOar
大きな音が臥室から聞こえて、虎嘯は立ち上がった。何事かと飛び込んだら、臥牀から
落ちたのだろう、床に倒れている李斎が目に入る。
「大丈夫か!?」
慌てて駆け寄り抱き起こせば、床に身体を強かに打ちつけたらしく整った顔を痛みにゆが
めた。
「っ・・・大丈夫だ。驚かせて済まない」
「いや、どうしたんだ?」
「・・・窓まで、行こうと・・・」
言いかけたその時、痛みに大きく息をついた弾みで、転げ落ちたせいで乱れていた被衫の
右半身がするりと落ち彼女は言葉を失った。
かなり回復して、乾かすために包帯も不要になっていた赤黒い傷口と、肉の削げ落ちた
身体にそれでも存在を主張する小ぶりな乳房が曝け出され、虎嘯が固まる。
痛々しい傷口と、そんなものは知らぬ気に震えている、いかにも柔らかそうな肉。その対比が
酷く生々しく映った。
675虎×李2/3:04/02/06 01:38 ID:ui0KYOar
無言で前を合わせてくれる彼の顔を見ることができない。言っても仕方のない繰言が溢れる
のを李斎は抑えられなかった。
「・・・情けない・・・こんな、臥牀から無様に転げ落ち、被衫の襟さえも人の助けがなけれ
ば満足に直せないんて・・・!」
吐き捨てるように言った彼女はしかし、虎嘯の手が衿を持ったままであることに気付き、見
上げ、そして目を丸くする。
「・・・・・こ、虎嘯?」
彼の顔は、首まで真っ赤だった。そのあまりに見事な赤面っぷりに、見ている方が心配になる
程だ。
「虎嘯?大丈夫か?」
再度問いかけられて虎嘯は我に返った。戸惑い顔で見上げている李斎。
「・・・いや、悪い。・・・その・・・」
その目の真っ直ぐさに狼狽して顔を背ける。
「・・・あんたが、あんまりに綺麗だったから・・・吃驚したんだ」
「な・・・!?」
何を言っているのか、と思った。ありえない、と思い、まさか慰めのつもりかと反発が先に立つ。
彼はたった今確かに李斎の傷口を見た筈なのに、そもそもこんな貧相な体にどうやったら
『綺麗だ』などという言葉がひねり出せるのか。
それが顔に出てしまっていたのだろう、むっと黙り込んだ李斎へ虎嘯が慌てて詫びた。
「ああ、済まない。・・・そりゃあ嫌だよな、好きでもない野郎に・・・」
「無理な慰めなど要らない。虎嘯こそ、こんな醜いものを見てしまってさぞ気分が悪かろう」
刺々しい言葉に男は瞬く。
676虎×李3/3:04/02/06 01:39 ID:ui0KYOar
「何を言ってるんだ?醜くなんかない、本当に綺麗だと思ったから・・・」
「綺麗なわけがないだろう!?こんな身体のどこが綺麗だ!見ただろう、この傷を!!」
「見たけどな、本当に綺麗だと思ったんだから仕方ないだろう?」
「だから・・・っ!」
虎嘯は激昂して息を切らす彼女を抱き上げ、牀榻へと降ろす。素直に寝かされる気になれな
くて起き上がろうとした李斎は、相手とぶつかりそうになって牀榻へと押し戻された。
「醜くない。というか、もう一度見たい位なんだが、駄目か?」
李斎は再び絶句した。虎嘯の言葉の意味を図りかね、ただ見返す。彼はひどく真面目くさ
った顔で李斎を見ている。
「・・・それは・・・どういう・・・」
「や、言葉通りだ」
そう答え、虎嘯の顔が近付いて。あとほんの僅かで互いの唇が重なろうという瞬間に、
「虎嘯―っ?」
彼を探す桂桂の声とぱたぱたと廊下から軽い足音が聞こえてきて、慌てて虎嘯は身を起こした。


続く
677虎×李入れ忘れ:04/02/06 01:41 ID:ui0KYOar
すみません、冒頭入れ忘れました!
最初に以下の文を入れてくださるとありがたいのです。お願いします。
失礼しました。


何故だ、と思う。
人の少ない・・・ましてや若い娘など三人しかいない正寝にずっと詰めていれば、餓えて
いてもおかしくないのかもしれない。
「・・・陽子・・・主上まで数にいれるたぁ、オレもたいがい罰当たりだな」
しかし、違うのだ。気安い主にも、最も親しい鈴にも、美人で女らしい祥瓊にさえも抱い
たことのない感情が彼を支配する。自国を憂いて暗く沈む横顔に目を奪われ、気がつ
けば心を奪われていた。今ではよろけた彼女に縋られるのでさえ辛い。抱き締めたくなっ
てしまうから。
678名無しさん@ピンキー:04/02/06 01:43 ID:q/sKgwwp
いいね。
続き期待。
679名無しさん@ピンキー:04/02/06 02:10 ID:qN6NJVpL
虎嘯と李斎イイ!
続き楽しみにしております
680名無しさん@ピンキー:04/02/06 14:14 ID:pQFhLfzD
いいよいいよー。
忙しいみたいですががんがって下さい。
楽しみに待ってます!
681名無しさん@ピンキー:04/02/06 19:12 ID:7bygnBn4
保全
682名無しさん@ピンキー:04/02/07 05:17 ID:8IULSRD6
いいねえ、非常にいいねえ。
続きのうpを祈願しながら舞っています。
683名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:37 ID:Os5JH5Jf
舞うのか?
藻前いいやつだな。
684名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:43 ID:BkjxJkNr
雨乞いのようだなw
つか他の職人様方は何処へ行ってしまったのか
685名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:31 ID:7IK18uvB
ツマンネ最低。目が腐る。
このヘタレSS書きが!よくこんな下手な文章で恥ずかしげもなく発表できる。
おまえのせいで他の職人様達が来なくなったんじゃねーの。
どう責任取るつもりだ。
686名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:46 ID:gIvnqTyF
450 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2004/02/08(日) 11:29 ID:HpMv6BYq
(某カップリング)なんてマイナーなのに正統カプの(某カップリング2)を当て馬みたいに酷く扱うなんて最低。
このヘタレSS書きが!よくこんな下手な文章で恥ずかしげもなく発表できる。
おまえのせいで他の職人様達が来なくなったんじゃねーの。
どう責任取るつもりだ。



451 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2004/02/08(日) 11:39 ID:/4AD7hsE
池沼はスルーでお願いします
687名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:52 ID:7IK18uvB
せっかくあらしてやろうとおもったのに。ザンネン
688名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:53 ID:7IK18uvB
元ねたは金岡だよw
689名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:55 ID:7IK18uvB
てゆーかさ、実際下手ジャン?
なんで皆こんな腐れ駄文マンセーしてるの?理解できない
690名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:05 ID:S8BMLVC8
いきなりで悪いが、
蘭玉タン×陽子タンのお話きぼんぬ。
蘭玉タン死んでしまってるけど何とか…。
691名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:06 ID:uyWDZFNV
陽子×蘭玉じゃなくて……?
692名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:13 ID:7IK18uvB
あの下手な作家気取りのチョソでなければ誰でもいいよv
693名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:21 ID:7IK18uvB
本人降臨しないかな〜
あたしにくってかかってくれればここの住人にも分るのにね
これだけ馬鹿にしてるんだから来いよ
694名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:24 ID:WOmhZuvd
菊地寛の小説にそういう戯曲形式で書いたもんがあった。エロじゃないけど。
695名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:26 ID:WOmhZuvd
↑スマソ誤爆

>690
俺も蘭玉と陽子で妄想すると蘭玉のほうが上になるよ。なんとなく。
696名無しさん@ピンキー:04/02/08 15:18 ID:2FTrFgzU
漏れも。
積極的な蘭玉に戸惑い翻弄される陽子キボンヌ。
697名無しさん@ピンキー:04/02/08 18:33 ID:KZ96r/sW
やはり蘭玉の誘い受けだろう。
698名無しさん@ピンキー:04/02/08 19:05 ID:Zi8YPccF
氾麟×尚隆キボン
・・・だめでつか?
699名無しさん@ピンキー:04/02/08 19:37 ID:s/oJleDn
えっと、虎李書いた者です。すみません、明後日とか言って置きながら本業が終わらなくて…あと2、3日かかりそうなので、他の作家さん、投下したい方いらしたらどうぞ。それと前編読んで下さった方も本当にありがとうございます。携帯からなので読みにくくてごめんなさい!
700名無しさん@ピンキー:04/02/08 23:35 ID:7IK18uvB
ツマンネーノ
701名無しさん@ピンキー:04/02/09 01:50 ID:1Dy9XMvD
蘭玉タンいいね〜。
蘭玉タンって死んでんのが問題だなぁ…。
彼女の死を前提とすると、過去話しか無理かなぁ。
文章能力者、どうかお力を!
702名無しさん@ピンキー:04/02/09 03:25 ID:xg2qdnXF
夕暉たんと鈴たんを激しく希望します
703名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:23 ID:GM6abCUK
>702さん
>>298で提案した手前、今スレが終わる前に投下したいと思いつつちんたら作文してます。
すみません、カメで。
このカプでお話を書いている職人さんがいらしたら、気にせず投下してください。
704名無しさん@ピンキー:04/02/10 02:10 ID:NyRvw97C
>>703サマ
文筆、ごゆっくりどうぞ〜。
読ませていただくのを楽しみにしてます。

…蘭玉タンの画像かサイトか、誰か知らないかなぁ…。
蘭玉タン激モエ。
705名無しさん@ピンキー:04/02/10 04:20 ID:pRsm0nU6
>>703
なんと!それは楽しみな・・・ 是非がんがって下され〜
夕鈴も可愛らしくてかなり好きなのであります
706名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:04 ID:zh0AyrRu
保守
707名無しさん@ピンキー:04/02/14 04:08 ID:fMBsErA5
鈴タン萌え〜
708名無しさん@ピンキー:04/02/14 07:31 ID:bZ/5Erki
割と新参者な自分、AA板の景麒や陽子に見慣れてたせいか
ここの景×陽がえらい新鮮ですた。(゜◇゜*)モエ〜
709名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:50 ID:OAYfrs7v
ゲーム新作ではきつと蘭玉タンを救へるはず
710名無しさん@ピンキー:04/02/14 21:35 ID:eXNq7Biu
桓祥ないの?
711名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:34 ID:kfQlLmrJ
蘭玉タ〜ンどっかで出てきてよ〜。
蘭玉タンが殺されるより
弟が殺された方が良かったと思ったオレは悪…。
蘭玉タンを金波宮に呼んで欲しかった…。
蘭玉タ〜ン!
712名無しさん@ピンキー:04/02/15 04:23 ID:n2TLikzm
>>710-711
気持ちは解るが取敢えずsageろ。
713名無しさん@ピンキー:04/02/19 00:49 ID:aIAO/xsZ
だいぶ廃れてしまったな……。
714名無しさん@ピンキー:04/02/19 00:51 ID:bu48Y/dN
>713
もうずっと人大杉だし。専ブラ使ってないと入れないよ。
(…といってみるテスト)
715名無しさん@ピンキー:04/02/19 14:38 ID:9E4C2AC1
>714
じゃあとりあえずageて
「i-modeからみんな書き込めるよ」って教えるか?
716名無しさん@ピンキー:04/02/20 05:40 ID://aETjO+
>714
久しぶりにIEで見てみたけど、TOP20までのスレしか見れなくなってんだな。
しかも最新レスが10見えるだけ…どうりで人いないはずだ。

今ざっとスレ見まわしてみたら読めませんスレが板の連絡網っぽく使われてる
みたいだから、ここと一緒にそっちもあげとくよ。
まあこんな時間にあげても、人もいなさそうだけどな。
717名無しさん@ピンキー:04/02/20 05:43 ID://aETjO+
いかんageてなかった
718名無しさん@ピンキー:04/02/20 19:57 ID:RBvmWxx5
虎李ハァハァ虎李ハァハァ
>>673タソ、続き待ってまつ(・∀・)ノ

ageといた方がいい?
719名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:51 ID:lqtnSx4R
>718
同意
720名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:56 ID:eCEzUBrj
この板はそんなに住人が凄く多いわけではないのに
なんで人大杉になったの?
しかもずっと続いているし。
721名無しさん@ピンキー:04/02/20 23:12 ID:0c5lEpPO
bbspinkの処理能力では、その"すごく多いわけではない"負荷でも厳しいんだよ。2chとは違うからね。
722名無しさん@ピンキー:04/02/21 02:45 ID:Lz4hBtv1
虎李書きの代理です。
本人が、その若さではちょっと考えられない病気で倒れて入院した為、
しばらく投下しに来られないとのことなので伝えに来ました。
お待たせしている方には申し訳ありませんが、最低1週間程度、
長ければ数カ月かかってしまうと思います。
それでも昨日様子を見に行ったら、想像していたよりずっと元気そうだったので、
比較的早く復活できるんじゃないかな、と思っています。
多分暇を持て余していろいろ書き綴っているだろうと思いますので、
気長に待っててくださいな。







私信:見てるかどうかわからんがリハビリ頑張れよーー!!
723名無しさん@ピンキー:04/02/21 03:59 ID:TE238fvG
住職じゃないのか?
724名無しさん@ピンキー:04/02/21 14:03 ID:tgV3G2Rv
書けんからってそこまでせんでも。。。
「人生最大級に余裕のない時期」で「本業終わらない」んでしょ

21歳未満は(ry
725コピペ:04/02/21 18:09 ID:nj7xmCZN
Internet Explorerでスレを見ている奴ら、2chブラウザを導入汁
●ウェブブラウザで快適閲覧
├ p2 http://akid.s17.xrea.com/(上級者用・PHP・鯖の知識が必要)
└ 2chturbo(壷) http://tubo.80.kg/(マァブ(^_^;)もお勧め)
●Windows
├ OpenJane OpenJaneDoe Jane総合掲示板 http://jane.s28.xrea.com/bbs/
│├ OpenJane OpenJaneDoe http://sakots.pekori.jp/OpenJane/
│├ Jane View  http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/7474/
│├ OpenJaneDoe マサオ http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Vocal/2670/index.html
│├ OpenJane 狂っぷー http://freett.com/fa24/
│├ OpenJaneDoe nono  http://nonomi5.hp.infoseek.co.jp/
│├ OpenJaneSiro  http://otori12.at.infoseek.co.jp/
│├ Jane橙  http://news-kyokutou.hp.infoseek.co.jp/browser/JaneDaidai.html
│├ OpenJaneBorujoa  http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3908/yBEncckFOU/software/
│├ さっかーじぇーん http://catwave.at.infoseek.co.jp/
│└Jane Plus+ http://janeplus.com/
├ ホットゾヌ2 http://members.jcom.home.ne.jp/hotzonu/
├ ギコナビ http://gikonavi.hp.infoseek.co.jp/
├ かちゅ〜しゃ+kage http://kage.monazilla.org/
├ A Bone http://abone.pos.to/
└ Live2ch http://aaesp.tripod.co.jp/live2ch.html
●JAVA
└ jBV。 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/8188/jbv.html
●Macintosh
├ マカー用。 http://tmhkym.net/maka/
├ MacMoe http://macmoe.fc2web.com/
└ CocoMonar http://www15.big.or.jp/~takanori/Software/CocoMonar/index.html
●Linux
└ Navi2ch http://navi2ch.sourceforge.net/
●携帯
└ iMona http://soft.spdv.net/imona
726コピペ:04/02/21 18:10 ID:nj7xmCZN
◎2chブラウザ総合サイト
└ monazilla.org[w http://www.monazilla.org/
◎導入方法
└ http://chiba.cool.ne.jp/earnestness/pop.txt
◎ファイル解凍ソフト
└ Lhasa http://www.forest.impress.co.jp/library/lhasa.html
◎ボード一覧取得URLいろいろ
├ 2chオフィシャル http://www.ff.iij4u.or.jp/~ch2/bbsmenu.html
├ マァヴ氏作成  http://www6.ocn.ne.jp/~mirv/2chmenu.html 
├ 実況その他   http://azlucky.s25.xrea.com/2chboard/bbsmenu.html
├ 実況その他   http://tmhkym.net/maka/board/out.php?mode=html
├ 凄い    http://hima2908.hp.infoseek.co.jp/update/bbsmenu.html
├ 過去ログとtaco2chなど http://zonutan.hacca.jp/bbsmenu.html
└ 上のライト版   http://zonutan.hacca.jp/bbsmenul.html

【特徴】
1、ダウンロードもインストールも無料。
2、鯖にやさしい。→「人大杉」規制が出ても普通にスレが見られる。
3、dat落ちしても今まで読んでいたスレのデータが残る。
4、さらに●を買えば、過去ログ倉庫にあるdat落ちスレも読める。
5、透明あぼーん機能で、うざいレスを目にしなくて済む。すっきり。
6、設定もいろいろお好みにカスタマイズできる。
7、とにかく軽い。
8、レスのアンカー(>>96とか)がポップアップで読めて便利。
9、レジストリもいじらないから安心。
10、目欄が表示されてる状態で見れる
11、直リンクでもメガピンクに飛ばされない
12、その他色々
727名無しさん@ピンキー:04/02/21 20:53 ID:SI1aBFVy
どうも、虎×李書き本人です、先の書き込みは本当に友人ですお疑いなら節穴しますが。前回は卒論期限、今回は脳梗塞で倒れました。今、電話箱の傍らで携帯で書き込みしてます。
728名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:03 ID:GabvKmpB
いや疑ってないし。
そこまでせんでも。
お大事になー。
729名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:29 ID:SI1aBFVy
ありがとうございます。遅くなりましたが、待って下さっている方、本当にありがとうございます&ごめんなさい改行できないので読みづらくて申し訳ないです。
730名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:34 ID:UJSJqVrv
無理しないでね。
731名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:35 ID:+PPK6goh
の、脳梗塞((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
732名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:37 ID:CALu/OzN
いつからネタスレになったんだ
733名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:26 ID:1mz4F5Rj
ネタにマジレスするが、卒論て普通12月中に提出するのでは?
734名無しさん@ピンキー:04/02/22 01:10 ID:pQiLyfFh
>>733
そうでもない
735名無しさん@ピンキー:04/02/22 03:37 ID:PTyAZfl8
全然関係ないんだけど、ここのスレタイを何故か
「悩殺の十二国記」と勘違いしたよ。
逝ってくる。
736名無しさん@ピンキー:04/02/22 11:12 ID:hyh68zmw
蘭玉タンにハアハア(;´Д`)してレイプSS書いてみました。
内容が少し乱暴だから(でも猟奇逝くほどでもないと思うので)
そういうのが嫌な方は絶対にスルーしてください。

止水郷長・昇鉱は和州候・牙鋒の走狗だった。そして和州候・牙鋒は暁天と密かに通じていた。
彼らは以って相い朋党を組み、競って虐を嗜んだ。昇鉱には数百人からなる食客があった。
食客とは云っても要するに私剣の徒だった。死肉を貪る主人に似て頗る残忍だった。
今、彼らは身に兵を帯び、黒衣に装して瑛州は黒亥県のとある里家に結集していた。
里家の閭胥を遠甫と云う。その遠甫を戮すことが任務である。

「蘭玉、逃げなさい! 早くっ!!」
(嘘よ……こんなの嘘……)
背中越しに遠甫の悲痛な叫びを浴びて、蘭玉は走った。後ろから肉の斬れる音、血飛沫の壁に掛かる音、が聞こえた。
里家は中庭を囲んで成る。逃げ道はない。蘭玉には一室に駆け込み、ささやかな障碍を戸口に設けるほかなかった。
信じたくなかった。自分の目を、耳を。耳目を通じて流入してくる感覚刺激を、それを現実として受けいれることを、
蘭玉の心は拒否した。蘭玉は房間の隅でうずくまり、顔を手で覆っていた。
(桂桂……桂桂……死なないで……お願い、死なないでえ……っ!)

ドガァ ガッシャン!!

けたたましい騒音が狭い房間に響いた。それが蘭玉を現実に引き戻した。
一分の慈悲もない現実世界に。五、六人許りの男たちが室内に踏み込んでいた。
手に持つ白刃は人の脂でぬめっていた。



「ほう……」
男の一人が感嘆したような声を漏らす。涙を流し、震えている少女の姿態に見惚れているのだった。
「これは、ただ殺すには惜しいな」
それだけ、蘭玉は美しい娘であった。しかも、皮肉な事に悲痛と恐怖とがその儚げな美を青白く彩っている。
男なら誰しも加虐心を掻きたてられただろう。――こうして、蘭玉の末路は決まった。

男たちはまず、逃げられないように蘭玉の膝蓋骨を砕くと、かわるがわるに蘭玉を犯した。
蘭玉が暴れ、泣き叫び、半狂乱で抵抗すると、男たちは蘭玉の顔を拳で殴りはじめた。
血飛沫が散って、艶やかな黒髪に赤黒く染みを作った。殴り続け、犯し続け、切り刻み、それで漸く蘭玉は大人しくなった。

「ひゅ……ひゅ……」
蘭玉の口からはもう声は出ない。ほんの少し前まで「桂桂を返してえっ!!」だとか「陽子、陽子、助けて!」などと
仕切りに泣き喚いていたのだが、今は膨れ上がった顔から虫の息を漏らすのみである。
拳で砕かれた蘭玉の顔は原型を留めず、風船のように膨れ上がっていた。
「うっ、来る!」
蘭玉の上に圧し掛かっていた男がくぐもった呻きを発した。蘭玉の膣内に精気を放ったのである。
これで十五、六回目の神気注入である。
「しゃあ! もう一度 俺じゃ」
男がぺっと唾を吐くと、隆々と反り返った陰茎に手で塗りつけた。陰茎には血が乾いてこびり付いていた。
破瓜のとき蘭玉は苦痛に白目をむいて絶叫したものだった。失神した蘭玉を、
男達は交々に殴りつけて現に引き戻したのだった。蘭玉はまだ処女だった。

「喝ーっ!」
男が蘭玉の玉門に肉茎の先端を宛がった。蘭玉の女性は桃色にぴったりと閉じて、
桜の蕾みのように楚楚としていたものだった。今は鮮血に塗れてざっくり裂けていた。
穴からは白っぽい濁液がどろりと漏れている。無理やり広げられ、強すぎる力で引っ張られた為、
陰唇の右の襞は千切れてもげかかっていた。


「嗚呼、締め付けるぅ!」

男は少し前まで処女だった膣圧を悦んでいる。男は散乱した襤褸の上で蘭玉を犯している。
床に散乱しているのは襤褸ばかりではなく、血痕や骨片、挫かれた歯、
そして千切れた乳首などの肉体のかけらも散らばっていた
。蘭玉の右の乳房からは、乳首が噛み千切られて無くなっていた。
まだ熟しきっていない膨らみは、その未来と共に永久に潰されていた。

「唖々! ああーっ!!」
男は嬌声を上げて腰を激しく突きこんでいるが、蘭玉は男のセックスにまったく無反応のまま横たわっていた。
黙々と、陰茎を挿入され、犯されている。光を失ったひとみから不意に涙がこぼれた。
思い浮かべていたのだ。あの人の、面影を。

(お願い……陽子……この国を……みんなを……救って……)

蘭玉はもっと楽な死を遂げることができたのかもしれない。だが、敢えて男達を自分の身体に引き付けた。
だから、苦痛に充ちた最期を遂げることになった。だけど、それでも彼女は満足だった。
たった一つの希望を守り通すことができたのだから。



この後、蘭玉は男達に屠殺される豚のように解体されていった。
まず手の指を一本ずつ切り取られ、次に手足を付け根から切り取られ、
乳腺からリンパ液を散らしながら乳房を根元から抉り取られた。
最後は手足を切断されて達磨にされたまま、男達に抱き抱えられて陵辱された。
そうして男達は気が済むと、すっかり小さくなった蘭玉に、
代わる代わる尿を引っ掛けて引き上げていった。
それでも蘭玉はもうしばらく息がったが、間もなく失血多量のため死亡した。

その無残な死体を陽子が悲しんだことは言うまでも無い。
景麒などは血の穢れに中てられて、大分しばらくの間、体調を崩していたという。



<了>
741名無しさん@ピンキー:04/02/22 14:07 ID:BEttUjpo
グロありならありって書いてほしかった・・・・
742名無しさん@ピンキー:04/02/22 19:52 ID:NNMWU6Yg
>736のアナウンスは2ちゃん用語で言うところの確信犯ってやつ?それとも愉快犯?

もし素でそう思って書いたのだとしたらこれだけの内容で「ちょっと乱暴」なんて感覚が((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


743名無しさん@ピンキー:04/02/22 21:41 ID:MBQkRFR6
>>736
う〜ん…
>737-740が猟奇でなかったら、
>736さんの猟奇ってどんななんだろう?
744名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:50 ID:LAQdUzWP
もちょっとエロに重点をおいてあると良かったなと思った。
でも個人的に嫌いじゃない。
陽子が西太后みたいな暴君になって臣下を陵辱〜とかいうの見たくなった。
745名無しさん@ピンキー:04/02/23 01:09 ID:dggMcBMW
>736
猟奇じゃん
746名無しさん@ピンキー:04/02/23 02:23 ID:ZetdlGFF
今までいろんなエロを見てきたけどこれはちょっと・・・・
微グロならかなりハアハア(;´Д`)なんだけどここまで来るとハアハア(;´Д`)できない

>>作者様
こうゆうのもありだと思うのでがんがって下さい、文句ばっかりで御免なさい


なんか鬱になっちゃったよ
747名無しさん@ピンキー:04/02/23 19:56 ID:svVes3/e
>744
西太后より武則天だろう
皇后ではなく皇帝。朝廷内に於いては自分の血を引いていようと邪魔者は次々に葬り去り、
密告制度による恐怖政治をしく。その反面有能な若手を門地関係なく登用、その治世下は
外憂なく大いに富んだという。若手官僚の美男を愛人にしてたという説もあったな。
748名無しさん@ピンキー:04/02/23 22:48 ID:T2nffw3v
書いてしまったので投下します。
「風の万里 黎明の空」での桓たいと祥瓊を、桓たい視点で書いています。
※ エ ロ な し ※ です。
749【 想い・1 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:49 ID:T2nffw3v
いつからこうなったのだろう。
気になって目が離せない。
食客の多い男だらけのこの家で、若い娘の存在はそれだけで浮き上がる。
ましてあの美貌と身体つきだ。
厨房や中庭であの紺青の髪の色を目にする度に、大丈夫だろうか、辛くはないだろうかと目で追っている。
むさ苦しい男どもの中で不自由な思いをしてはいないだろうか、誰かが無礼な振る舞いをしてはいないだろうかと心配になる。
これはごく当たり前の気遣いだ。
行きがかりで連れてきてしまった娘が、嫌な思いをしないように気にしているだけだ。


祥瓊――きれいな名だ。いかにも容姿に相応しい字だ。
初めのうちこそ、ただの無鉄砲な小娘だと思っていたが、妙に人にものを命ずるのに慣れた態度、見かけの若さに似合わぬ知識や判断力など、なにか事情のある娘だと察するようになった。
今、このご時世に、隠し事のある者を信用するわけにはいかない。たとえ軍人としての俺の直感が、どんなにこの娘はそんな裏表のある人間じゃないと言っていたとしても。
しかし、この家の中で祥瓊は存在感をどんどん増している。ついには大事な取引の場に遣いを頼むほどに。
どこの馬の骨とも知れない女を迂闊に信用するなと諫める者もあったが、俺は自分の直感を信じたかった。
事実、祥瓊は見事に遣いを果たし、どうやってか貴重な情報も仕入れてきた。
750【 想い・2 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:50 ID:T2nffw3v
祥瓊は信用できると皆も認めるようになって、どれほどにほっとしたことか。
しかし同時に、あの頭の働きの良さと観察力に気をつけねばならないことも忘れてはならないのだ。
誰かが俺を訪ねてくるたびに、俺が誰かに指示を出すたびに、決して詮索するのではないが、もの問いたげな祥瓊の視線を感じる。
俺にしても、いろいろと頼み事が増えるに連れて、用心しないとうっかり漏らしてしまいそうなことが増えてきた。
麦州侯のことや、俺の以前の役職のことや――俺が半獣だということ。
半獣だというだけで、大抵の女は怯えたような哀れむような視線を投げかける。
祥瓊にそんな目で見られるようになるかも知れないなど、考えるのも怖かった。
怖い――麦州の州師を率いて戦ったこの俺が。なにを怖がることなどあるものか。馬鹿馬鹿しい。

そして今日、拓峰に反乱軍が立ったという報せを聞いて、自ら志願して加勢に同行しようとしている。この混乱の中、反乱軍に顔を知られている自分を連れて行けば話の通りが早いと言い張って。
確かに尤もな話だが、それを不安に感じるのは、祥瓊が女だからだ。力の弱い、剣も使えないような女が、前線に乗り込んでどうするつもりだと考えているだけだ。
決して、戦乱の中で怪我をさせたくないなどと心配している訳じゃない。
だが、祥瓊が言い出したら聞かない性格だと言うことはこの短い付き合いの中でも判っていた。自分がこうと信じたら、余程の理由がない限り後には退かない。
その勝ち気さが可愛いと、堪らなく可愛いと思う。
だからどうしても、拓峰行きを思いとどまらせる、納得させる理由が見つけられない。
それに、俺自身が拓峰に行く以上、祥瓊をここに残してゆくことも不安なのだ。
751【 想い・3 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:51 ID:T2nffw3v
騎獣の数は限られている。
祥瓊のために一頭割く訳にはいかないから俺の騎獣に乗せる。
祥瓊自身が、当然のように俺の後ろに乗るのだと言ってのけたのだし。
だからそう決まった。
それだけのことだ。
祥瓊を負ぶって初めてここに連れてきたときのように、その柔らかな体が俺の背中に押しつけられ、息が首筋にかかることなど考える必要はない。
祥瓊の細い腕が俺の腰に回され、しっかりとしがみつくだろうなどと考える必要もない。
他の誰かの騎獣に乗せて、他の男に祥瓊の守りを任せるのがいやだと思ったなんて、そんなことは関係ない。
そんなことに意味はない。
そう決まったから、そうする。それだけだ。
752【 想い・4 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:53 ID:T2nffw3v
厩で騎獣を検分していると、後ろから軽い足音が近づいてきた。
足音だけで判る。それに俺の真後ろから、こんな風に恐れ気もなく近づいてくるのはあの娘だけだ。
こんな場所で二人きりになるなんて、隙をつかれた気がした。こんな事態になることを慎重に避けてきたはずなのに。
畜生、背中が強ばる。
「桓たい」
屈託のない声で名前を呼ばれる。
蜜のように甘く、深い声。背筋がおののく。

「どうした、眠れないのか?」
振り返ることが出来ない。
自分の声が非道く遠くから聞こえる。
「ちょっとだけ。いよいよ明日ね」
そんなに近寄らないでくれ。
「怖くはないのか?」
「ここまで来てしまったんだもの。自分がやらなきゃいけないと思うことをやるだけよ。でしょ?」
俺の隣に立ち、馬房の柵に凭れる。
並の人より嗅覚の鋭い俺の鼻を、祥瓊の香りがくすぐる。
皆と同じ湯を使い、普通に清潔にしているだけのはずなのに、祥瓊はいつも佳い匂いがする。
753【 想い・5 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:54 ID:T2nffw3v
その祥瓊が、真っ直ぐに俺の方に顔を向けてくる。口元が微笑んでいる。
「明日は桓たいが乗せてくれるから安心だわ」
「大層な信頼ぶりだな」
祥瓊の方を見ないで済むように、騎獣の手入れに集中する。
「貴方の腕なら信じられるもの」
苦々しい思いが胸に満ちた。騎獣を操る腕を見込まれたってことか。
「俺は、お前に隠していることがある。そんな男を軽々しく信用するものじゃない」

祥瓊の言葉に対する返しになってない。
案の定、少しだけ間が空いた。だからいやなんだ、頭の回転の速い女は。
「それは……、私が完全には信用して貰えていないってことね? 
仕方がないわ、こんな風にいきなり仲間に入れて貰って、むしろここまで中に入れて貰ったことの方が不思議なくらいよ」
苛々する。苛々する。苛々する。
「違う、そんなことじゃないんだ。
そんなことなら、俺は……、俺たちはとっくにお前を信用してる。
隠しているのは俺自身のことだ」
腹立ち紛れに、金輪際口にするつもりのなかったことを言ってしまう。
「桓たい?」

不意にばからしくなった。
明日になったら、どうなるか判らないのだ。ずっとしてみたいと念じていたことを、今してしまって何が悪い。
持っていた布を投げ捨て、何も言わずに肩を抱き寄せた。
抗う隙を与えずに腕の中に囲い込み、唇を奪う。
祥瓊の肩が強ばる。
頭の中に電光が走る。
こんなに甘くて、こんなに柔らかくて、こんなにいい匂いなのか。
嫌がらないでくれ、俺を避けないでくれ、逃げないでくれ、祥瓊、祥瓊。
何も考えられなくなって何度も唇を重ね直し、華奢な身体を抱きしめる。
754【 想い・6 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:55 ID:T2nffw3v
受け入れて貰えるかも知れないなどという考えとは初めから無縁だったから、祥瓊の腕の動きは俺を押しのけようとしているのだと思った。
いやだ、離したくない。
そのまま厩のざらつく壁に背中を押しつける。
身体を押しつけ、両手で頭を押さえ込んで唇を貪った。
何度も何度も合わせては離す。
切羽詰まった感情に押し流されて、祥瓊が俺に応えようとしていることに気づくまで時間が掛かった。

細くひんやりとした手のひらが俺の胸を押さえている。
祥瓊の方から触れられて、俺は硬直してしまう。
「桓たい、待って、待ってよ」
何を待てと言うんだ。
「その……、女の子は言って欲しいものなの。いきなり抱きしめるんじゃなくて」
「何を言えと?」
「こんな風に抱きしめたいってことや、口づけしたいってことを、優しく言って欲しいものなの」
そういう科白を口にしている自分を想像してみて、照れくささに全身が火照った。
「どんな顔をして言えばいいんだ、そんなこと」
こういうぶっきらぼうな言い方はないだろう、と自分でも思う。
「名前を呼んでくれるだけでも良かったのに」
「いつも呼んでる」
「そういう事じゃないのよ」
抱きしめて動きを奪っているのは俺の方なのに、この場の主導権は完全に祥瓊が握っている。
755【 想い・7 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:56 ID:T2nffw3v
滑らかな肌の、人形のように整った顔が間近にあって、俺はそのことしか考えられなくなる。
「桓たい……」
目を閉じて、祥瓊の方から唇を寄せてきた。
柔らかくて弾力のある、すべすべとした感触がそっと俺に触れる。そして俺の胸に頭をもたせかける。
互いの身体に腕を回して、長いことじっとしていた。なんと暖かく満ち足りた時間だろう。
そうして、ようやく自分の言葉が見つかる。
「怖かったんだ。気持を伝えたら嫌われてしまうんじゃないかと」
「――莫迦ね……」
くすりと笑い含みに。

あっさりと言われた。確かに莫迦かも知れない。俺は、莫迦だ。
「莫迦だよ」
ふれ腐れている。まるで16かそこらの若造みたいに。
「名前を呼んで? 桓たい」
甘く深い声。その声を聞いたら、どんな願いでも叶えてやりたくなる。
「祥瓊」
口が渇いて囁くような声しか出ない。でもそれで判った。呼ぶだけで良かったんだ。
もういちど口づける。
今度は祥瓊の受け入れてくれる気持が伝わってくる。
ただ唇を重ねて、互いの吐息を交わす静かな口づけ。
756【 想い・8 】 桓たい×祥瓊:04/02/23 22:57 ID:T2nffw3v
身体を離して、祥瓊を見つめた。
紫紺の濡れた瞳が真っ直ぐに見かえしてくる。
俺にだって、その瞳から読みとれる感情がある。
半獣であることを打ち明けていない後ろめたさがあるが、でもこの女はそんなことは気にしないだろうと思う。
だから今はそれを持ち出さない。
こうして抱きしめて、唇を重ねていることだけで胸がいっぱいになる。
明日どんな戦いがあるのか読めない今は、今は――これ以上のことは望まない。
抱き直してまた唇を合わせる。視界の隅で祥瓊の髪が揺れるのが見えた。
一度目にしたら忘れられない、きれいで珍しい紺青の色。

そのとき、ようやく気づいた。
あの日、処刑の広場でこの色を初めて目にしたときから、俺は恋をしていたのだと。

《 了 》
757名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:20 ID:VcBb2Fgt
>748
乙です。
たまにはチューで止まるのもいいですね。
ずっと薄いのが続くと欲求不満になりそうだけどw

それにしてもこのスレの祥瓊は全体的に妙に可愛いな。
自分の中で祥瓊株があがってしまったよ。
758名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:55 ID:gnxZT8I+
>748さん
乙です。
祥瓊は苦手なキャラなんですが、
この祥瓊は好きだ。
759名無しさん@ピンキー:04/02/24 23:03 ID:VhzpgOLB
>748さん
ラーヴv
乙ですた。祥瓊も良かったですけど、やっぱクマー!!
こんな餌でこの俺が釣られるかクマー!(AA略
な感じでした。
クマの使用目的間違ってるかもしれないけど。
760名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:42 ID:DURGCzOC
くだらないネタを思いついたので投下します。
エロ度低めな上、おふざけが過ぎるのでお好みに合わない方はスルーを。
えらそうな陽子がお嫌いな方もご注意ください。
761名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:45 ID:DURGCzOC
  陽子は高揚する気持ちを抑えるかのようにゆっくりとそのきめ細かい白いふくらみに手をかけた。
  裂け目を押し開くとしずくが零れ落ちる。
  慌てて陽子はその形のよい唇を押し当て、一滴もこぼさぬようにすすり上げる。
  満足するまですすると、漸く唇を離した。
  甘美な肉汁に恍惚の表情を浮かべ、唇の周りや指についたしずくをも残さず舌で舐めとる。
  その淫靡な仕草は無意識のものなのか、意図して誰かを誘っているのか・・・
  再び陽子はふっくりとした裂け目に指を這わす。
  ゆっくりとゆっくりと裂け目を押し広げ、陽子は再び顔をうずめた。

夕暮れまで今しばらくの時を待つ金波宮の一室。
景麒は熱心に筆を走らせていた。
「・・・先ほどあれほどすすったにも関わらず、さらにあふれ出るしずくに陽子の理性は消え去った・・・と」
時々ハァハァと思案(妄想)しながらも、筆はほとんど止まることなく次々と文を紡ぎだす。
「もう陽子の行動を止めるものはない。
 歓喜の表情を浮かべ、陽子は本能のみに従って・・・」
「ほう、私がいつ本能だけで動いていると?」
彼の背後には今しがた書き進めていた文章のモデルが仁王立ちで立ちはだかっていた。
驚愕に筆が手から滑り落ちる。
上気していた白い肌が一気に青ざめるのが自身でもよくわかる。
無駄と知りながらも慌てて隠そうとした書き付けを陽子が力ずくで取り上げた。
762名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:47 ID:DURGCzOC
こちらの文字がよく読めない陽子だが、ここに書かれている内容は先ほど景麒がうわごとのように喋っていたのでよくわかっている。
「最近、市井で怪しげな読み物が出回ってると聞いたのだが、まさか最愛の臣下であるお前が出所だったとはなぁ・・・」
最愛、といわれて一瞬口の端が緩んだが、陽子の声音は最愛とは程遠い、冥府の底から響いてくるような雰囲気を漂わせていた。
「いえ・・・その・・・私は・・・その、日々の出来事を書き連ねていただけで・・・そう!
 日記です! 日記を書いていたのですよ!」
「日記、ねぇ・・・」
陽子はひらひらと書き付けを景麒の眼前で振って見せた。
「これが日記なら、ここに書かれているのはさしずめ昼食に肉まんを食べたくだりなんだろうが・・・。
 なにゆえこんなに淫靡にかかれなくちゃならんのだ!?」
「それは、その方が書いてても楽しいから・・・で・・・」
得意げに答えるその途中、陽子に睨まれて景麒の語尾は消え入った。
「まあ、お前がなにをどう書こうと勝手にすればいい。が・・・
 昼食の席にいなかったはずのお前がなぜ事細かに書けるのか、納得のいく説明をしてもらおうじゃないか」
景麒の視線が助けを求めて空中を彷徨うが、彼の従順な使令は隠遁して気配も感じさせない。
−−・・・逃げられた。
内心舌打ちをして、なんとか主人の機嫌を直そうと言葉を探す。
「お、王と麒麟と言えば一心同体・・・主のことならどんなことでも知っておくべきだと思いますし、
 主にいつ何時どんなことがあるやも知れぬと思えば、常に主の動向に気を配っておくのが臣下の務め」
「は、なんとも忠義あふれる臣下だ。この分だと沐浴も寝所も筒抜けなのだろう」
「それはもう・・・いや、そんなことは・・・」
勢いで相槌を打ってしまい、慌てて訂正するが遅かった。
763名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:49 ID:DURGCzOC
夕暮れの赤い日差しが部屋に差し込む。
陽子の心情を映すかのように部屋中を赤く染め上げ、陽子の紅い髪をいっそう燃え立たせる。
「そんなに私の動向が知りたいのなら、四六時中私に張り付いてるがよかろう。許す。
 今日の夕餉は蓬莱風だが、それでもよければ同席するがいい」
陽子の思わぬ申し出に景麒は耳を疑った。
陽子の怒りが解けるまでどこか地方の査察にでも送り出されると思っていたから。
「今日の夕餉は肉を細長く棒のように調理したソーセージと言うものを料理長にお願いしておいたんだ。
 そういえば麒麟は肉は苦手だったな。無理にとは言わないが・・・」
肉!
棒!
そう聞いて景麒の分身がかすかに反応する。
「いえ、主上のお誘いをお断りするわけには参りません。
 ご相伴はかないませんが同席することをお許しください」

一刻後。
陽子の私室に2人分の席が設けられる。
蓬莱風の変わった料理が並ぶ卓を前に、へたり込んでいた。
「どうした。冷めるぞ」
「こ、これはいったいどんな料理なんですか・・・」
「これか? これはソーセージと言って、動物の腸に調味料を加えた肉を詰めて煮たり焼いたりしたものだ。
 こちらにも似たような料理があると聞いたのだが、今回は無理をお願いして蓬莱風に作ってもらったんだ」
そう言って陽子は景麒に構わず料理に箸をつける。
764名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:51 ID:DURGCzOC
ぶつりと皮のはじける音がして芳醇な肉の香が広がり、陽子の鼻腔をくすぐり、景麒は青ざめた。
アレによく似たモノを陽子が口にくわえるのを期待してやってきた景麒だが、こう獣の油脂の臭いがしては身動きが取れない。
しかも、陽子はアレによく似たモノをこれ見よがしに口に入る大きさに小刀でブツブツと切るものだから、妄想も先細りである。
無礼を承知で退席しようとしたところ、陽子が並べられた皿の中でも ひときわ太く黒光り をした
ソーセージに手を伸ばしたのをみて、景麒はごくりと生唾を飲んだ。
景麒の熱い視線を見て取って、陽子はそのソーセージはナイフで切ることなく、景麒に見せ付けるかのように先端から口に運んだ。
陽子の形のよい唇がソーセージの先端を軽く口に含む。
それだけのことに景麒の分身は着物の下でもぞもぞと起きだした。
陽子は景麒に見えるようにいったんソーセージから口を離し、反り返ったソーセージの中ほどを舌で舐めあげる。
ゆっくりと・・・ゆっくりと・・・
景麒の視線を十分にひき付けてから、陽子は再びソーセージの先端を口に含み、ゆっくりと歯を立てた。
景麒の本能が、男の性が麒麟の習性をなぎ倒して立ち上がっていた。
陽子の歯がソーセージを噛み切ると同時に、景麒は陽子を押し倒し、その鮮やかな唇を奪った。
そのまま暴走・・・するかに見えたが、景麒は陽子を押し倒したまま突っ伏していた。
「しゅ・・・じょお・・・いま、なにをおたべに・・・」
自分より上背のある景麒に押し倒されたままの状態で、陽子は平然と言い放つ。
「今食べてたソーセージは『ブルートヴルスト』と言って・・・まあ簡単に言えば『血』で出来た肉詰めだ」

その後、景麒は10日ほど寝込むことになり、城下で人気の『イ・ケ・ナ・イ・主上』は二度と続刊が出ることはなかった。

(終)
765名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:56 ID:FuBU48Ys
タイムリーにオモロイ作品を読みました。
760さん乙です!
766名無しさん@ピンキー:04/02/26 15:12 ID:DDaLCcgw
景麒…アホで最高ですなw
個人的には『イ・ケ・ナ・イ・主上』の続きが見てみたいとこだw
767名無しさん@ピンキー:04/02/26 21:30 ID:FlHeGWeb
>760
笑わせていただきましたw
面白かった〜!
768名無しさん@ピンキー:04/02/27 20:33 ID:p49VU8v/
……すまんが、エロ度が低くても、カプは書いておいてもらえんだろうか。
苦手カプがあるゆえ、話の途中まで薄目で確認しなきゃならんのだ。
シチュを最初にかいておいてくれて、ありがとう、なんだが……。
769名無しさん@ピンキー:04/02/27 23:54 ID:qKYHEYKT
>768
そんなに景陽は許せない?不思議だなあ。
よかったら、理由を語ってもらえないだろうか?
770名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:04 ID:nWeKr+cB
>>769
人の好みはソレゾレ。
771名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:05 ID:tyFRb5yO
>769
ちゃうて。
>768が言うてんのはカプを表記してくれ、いうことや。
注釈の所には陽子が出ることは書いてあるけど、
相手役が誰かは書いてないやん。
苦手なカプがあるから、カプ表記してもらえるとありがたい、言うてるんで、
景陽が許せないとは言うてへんで。
772名無しさん@ピンキー:04/02/28 01:18 ID:nvIFSr0k
760です。
すみません、素でカプ表記忘れてました(;゚Д゚)
羊の腸の塩漬けに巻かれて逝ってきます∧‖∧
773名無しさん@ピンキー:04/02/28 01:29 ID:jFZ2UZJf
>772
いってらっしゃいませ、太子さま。
出来れば新刊が出る頃までにはお帰りくださいね?
あと、帰られましたら、騎獣は厩の方までお戻しになって、
ちゃんとした出入り口から入られますよう(ry
774名無しさん@ピンキー:04/03/01 11:58 ID:OGzPQh7j
活気age
775名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:04 ID:A/Y8Db3Q
>771
ああそう。
薄目しなきゃならないほどの嫌カプってどんなのかと思ってね。
陽×楽で、ネズミは童貞でいてほしい主義とか?
×娘どっちかで、百合は受け付けないとか?
776775:04/03/02 01:12 ID:A/Y8Db3Q
それで思い出した。
陽子×女だったら自分は蘭玉がよかったな。
あと、猟奇創作スレをこの板で見つけたんで、七冊目のテンプレには
虐殺はそっちでやってねって言うのを入れようよ。
777名無しさん@ピンキー:04/03/02 04:05 ID:nwtjAn7Y
>>776
何ルール作ってるのさ。投下前に申告すればヨシ。
778名無しさん@ピンキー:04/03/02 23:33 ID:TvmoQ2WJ
>775
藻前痛いな。
779名無しさん@ピンキー:04/03/03 01:33 ID:dzC9zh+s
スマソ
780名無しさん@ピンキー:04/03/03 03:56 ID:vuDD5t3h
かなりシモな話題だがちょっと疑問。
供麒と珠晶のエチーって、供麒の宝重は全部入りきるもんだろか?
781名無しさん@ピンキー:04/03/03 04:00 ID:wmL9WYxL
自分の妄想世界の中では入る。かなりキツめだけど。
でも素股の魅力も捨てがたいな。
782名無しさん@ピンキー:04/03/03 20:57 ID:k0skVloE
物理的に無理だと思う。ていうか、恭主従のエチが想像できない。
783名無しさん@ピンキー:04/03/03 21:20 ID:gwJZK0vV
好きで恭主従はよく妄想するんだけど、確かに寸止めとかが多いな・・・
つかギャグ体質なのでいい場面になるとつい珠晶が突っ込んじゃうんだよ・・・(;´・ω・`)
784名無しさん@ピンキー:04/03/03 21:46 ID:7787xA4R
……珠晶が! 突っ込む!!
785名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:50 ID:Q4d+7u9Z
供麒の小さいケツの穴に珠晶たんの(ry
786名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:53 ID:Xanh+you
珠晶タンがもうちょっと成長していれば、立派な女王様にry
787名無しさん@ピンキー:04/03/04 03:29 ID:hdRhCdCO
ロリ女王の幼な声で「もう我慢できないですって!?だらしないチンポね!」と
激しくなぶられるのも一興だぞ。
プラス電気あんまで10杯はいけます。
788名無しさん@ピンキー:04/03/06 14:33 ID:9zpLXCUU
電気あんま、言うても珠晶タンのがょぅι゛ょパワーでは
思ったよりも微弱な電流ぽくてハァハァ
イケそうでイケない程度に焦らされ、ハァハァ五割増。
どうよ?
789名無しさん@ピンキー:04/03/06 23:13 ID:fwFLYCwM
珠晶タンなら絶対潰す寸前までやると思う……
全体重以上の力をかかとかつま先かに掛けて踏みにじってくれるんじゃなかろうか。
790名無しさん@ピンキー:04/03/07 03:19 ID:7WTG1Vnj
>489 名前:イラストに騙された名無しさん sage 投稿日:04/03/07 00:12 ID:D9bEv7n5
>承継の肉体に溺れる石器きぼん

不覚にもカナーリ萌えてしまたヨー (*´Д`*)ハァハァ
791名無しさん@ピンキー:04/03/07 04:18 ID:lapD4mHb
そう言えば節気は影が薄いな。陽子×とか鈴×とか祥瓊×とか
かなりおいしいキャラのはずだが。新刊で再登場か?
792名無しさん@ピンキー:04/03/08 01:22 ID:0u61rWnw
どーでもいいけど全部女が責めなのなw。>>791
793名無しさん@ピンキー:04/03/08 02:33 ID:PCt/32WN
影の薄い夕暉を活躍させておくれ、というわけで
祥瓊×夕暉キボンヌ。・・・・・いややっぱり、×陽子で

(*´Д`*)ハァハァ
794名無しさん@ピンキー:04/03/08 14:25 ID:9UPcR1c2
夕暉って攻めにしてもおいしいキャラだと思うけどな。
795名無しさん@ピンキー:04/03/08 22:08 ID:lVmK8aSd
>>787

「またなの!!」
いつものように可愛らしい少女の声に似つかわしくない叫びが宮殿に響き渡り、
臣下のものはあぁまたかと言う顔で苦笑する。


珠晶は、そんな臣下の事など気にせずにいつものように
目の前でしょんぼりと項垂れる自分の麒麟の膝に向かって足をおろしたつもりが・・・
間違えて股間に行ってしまった。
勢いが良いせいでさすがに痛かろうと思って顔を覗き込むと。

「( *´Д`*)=3<ぁ・・・」

ナ二やらハァハァとした顔つきの麒麟のだらしない顔。
カーッ!と頭に血が昇り、はずした足でもう一度強烈に踏みつける。
「こんの愚鈍麒麟!何を変な顔になっているの!人の話聞いているの!?」
頭に久々に血が昇りきっているせいでグリグリと足を踏みつけたまま捻り込む。

「((((*´Д`)))ぁっ!!!しゅじょぉ〜v」
「ナ二よ!何でそんな変な顔のままなのよ!痛いとか思わないの!このバカ麒麟は!」

それから1時間ばかり、彼は幼い足の微妙な刺激に悶え苦しんでいたという・・・・・・

796名無しさん@ピンキー:04/03/08 22:09 ID:lVmK8aSd
まだ嬲る事を知らない珠晶ですがいかがでしょうw
797名無しさん@ピンキー:04/03/08 22:17 ID:r6Tt7G5W
疎そうな珠晶萌え。
甲高い声できゃんきゃん言われたいかも。
いいな。供麒は何処までもシアワセそうで。
798787:04/03/09 01:00 ID:aRGBgJLU
>795
おお、ありがとうございます!
し ゅ じ ょ  う ...(*´q`;*)ハァハァハァハァ.....ウッ

頑丈で変態な麒麟に笑いました。
799名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:07 ID:W0YN98fH
これが発端になってどんどん供麒はマゾに目覚めていくんだろな。
臣下たちにとってはかなりウヘァかと(w

もろSな珠晶もいいけど、自分的にはSの中にもちょいMっ気ありの珠晶も萌え。
でもそうなると根っからMの供麒と絡めない…_| ̄|〇
800名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:21 ID:yZZloAsR
おいこそが800ゲトー
801名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:25 ID:pmQ2uW4f
果たして、供麒は本当にMなのかな?といってみるテスト。

表向きMと見せかけて夜枷では攻めな供麒・・・。
エロ知識0%で翻弄されてチョット弱気な珠晶。
強気供麒×初心で受身の珠晶タン(*´д`*)ハァハァ
802名無しさん@ピンキー:04/03/11 01:03 ID:MGuZQnuo
>>794
禿同 いっつもひっついてる鈴とは、情けないお姉さんを優しく導く少年て感じでイイ!
どう見ても夕暉のが上手だし
803名無しさん@ピンキー:04/03/11 02:34 ID:BcUrvU2h
ちょっと連れてきますた。

466 名前:メロン名無しさん sage 投稿日:04/03/10 20:11 ID:???
尚隆が驪媚に牧伯を頼んだ夜、絶対ヤッたと思う
804名無しさん@ピンキー:04/03/12 04:23 ID:mCrMmdGW
おいちゃんと連れてこいよ!

ところで漏れの男性キャラでの最萌えキャラは更夜なんだが、更夜は恵まれてないよー(;´Д`)ぁっゅ命だし・・・
でも更夜のエロイSSが読みたい! シチュは六太を逃がした女官さんを食う前に更夜が犯っちゃうとかでも・・・
それはちょっとグロすぎるかな?

いっそ驪媚でもイイ・・・
805名無しさん@ピンキー:04/03/12 05:25 ID:dg7OZ2jl
更夜×驪媚にイピョーウ(・∀・)ノハーイ
更夜をヤヲイ用キャラにしとくのは、余りにも持ったいなさすぎる!
犬狼真君になっても珠晶以外に絡みが無くて残念。
いっそ真君×玉葉様で行くしかないのか?



こ、濃ゆい(;´д`)チョットモエ
806名無しさん@ピンキー:04/03/12 14:01 ID:/U2Kl6QC
>>802
>情けないお姉さんを優しく導く少年(石器×鈴)

そのシチュ想像するとめちゃめちゃ萌えました(*´Д`*)ハァハァ
807名無しさん@ピンキー:04/03/13 01:06 ID:U+VyY3ZB
同意 でも何故石器だけ伏せ字なのですか?
808名無しさん@ピンキー:04/03/13 11:19 ID:tVbPG5tB
ひさしぶりに、スレに戻ってきた(・∀・)!ので
遅いレスだが。

「い・け・な・い 主上」イイ(・∀・)!

発行を止める=慶、載
売上を国庫に入れることを条件に奨励=雁
無条件で奨励=蓬山
自分で書く=範
気がついていない=漣

ネタにならない=(略



実はコンプリート=采麟
809名無しさん@ピンキー:04/03/13 21:20 ID:M9nVniya
>>808
恭はー?














よもや「ネタにならない」に該当してるのではあるまいな?
810名無しさん@ピンキー:04/03/14 05:19 ID:3Jl5rDsL
恭は文字通り「イ・ケ・ナ・イ主上」なのになぁ。
いや、恭は逆に「ア・ブ・ナ・イ麒麟」とかになるのか?





…って、珠晶が書くのかよ…_| ̄|〇
811名無しさん@ピンキー:04/03/14 05:25 ID:3Jl5rDsL
「イ・ケ・ナ・イ」→「い・け・な・い」だったのね。スマソ
エローンな妄想しすぎて気付かなかった…逝ってきます
812名無しさん@ピンキー:04/03/14 22:20 ID:f/RrSWq3
どこがどう「イケない」のか、小一時間かけて書いて
投下してください>811
813名無しさん@ピンキー:04/03/15 10:13 ID:n1+3ogcY
つまり主上が不感症だと
814名無しさん@ピンキー:04/03/15 12:00 ID:YdyGxpZV
不感症の主上をイかせる為に奮闘する麒麟たち…

プロジェクトX風で。
815名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:49 ID:re3dCygk
すみません。ちょっとお邪魔しますね。

SS書庫の方へ
リンク張ってしまったので都合悪ければ言ってください。
「2ch・小野不由美関連まとめサイト」
http://onomatome.hp.infoseek.co.jp/
816名無しさん@ピンキー:04/03/19 11:41 ID:ZaqXtcyL
風の中の麒麟〜♪
土の中の使令〜♪
817名無しさん@ピンキー:04/03/19 14:55 ID:J6aniVDK
>>816
新刊のタイトルですか?
818名無しさん@ピンキー:04/03/19 15:08 ID:tMGkXe8v
>>817
>>814に乗っただけ

>>816
続きは?
819名無しさん@ピンキー:04/03/21 19:24 ID:zflw6dRk
みんな勝手にイった〜♪
イかされることもなく〜♪

…だと、微妙に歌詞がかぶるな。
820名無しさん@ピンキー:04/03/22 20:57 ID:VT2bX+Rs
>>818
なんとなくそれっぽいという事では?
821名無しさん@ピンキー:04/03/24 07:50 ID:POgpAwoY
372 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 メール: 投稿日:04/03/04 10:36 ID:+bJQtnBa
数字板に書くと予告して、書けない言い訳をダラダラ垂れ流すへたれ。
友人を騙って住職降臨w
挙句に脳梗塞だってプ
ありえねえ。
藻前なんかに期待してねーよヴァーカ。

380 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 メール:sage 投稿日:04/03/04 11:24 ID:f1rU3ja1
372の言ってる人、数字板以外にも12の国のエチ板とか出没してるあの人かな。
そっちでも卒論と脳梗塞で書けない旨報告来てたけど。
全部が全部嘘ではないと思うけど、そう決めつける人もいるんだね。
822名無しさん@ピンキー:04/03/24 10:29 ID:beFxMt9F
鬼畜女王様として陽子より勝る人っていないんだろうか。
珠晶は鬼畜じゃないような気がするしなぁ
823名無しさん@ピンキー:04/03/24 12:05 ID:JR5zwa0Q
壊れ初めた頃の舒覚。
824名無しさん@ピンキー:04/03/24 12:59 ID:PSxTOeDg
碧霞玄君とかどうよ?
825名無しさん@ピンキー:04/03/24 15:10 ID:SiUeBsdg
ここはやっぱり西王母で。
826名無しさん@ピンキー:04/03/24 16:20 ID:LEBGj2si
どうも西王母はマグロっつーか不感症なイメージが抜けないんだが。
827名無しさん@ピンキー:04/03/24 16:39 ID:1OAoSDa8
玉葉さま(・∀・)イイ!!
828名無しさん@ピンキー:04/03/24 19:48 ID:4fPMYwNL
ここは1つ、西王母と天帝で・・・
829名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:20 ID:/a74yG+F
天帝出てきてないし。つーか、実在するのか?(作品内で)
830名無しさん@ピンキー:04/03/27 04:26 ID:PE84Keep
それは小野さんがうわなにをするやめr






もしいたとしても(仮に男性としても)
勃たなそうなイメージ。だめじゃん、天帝。
831名無しさん@ピンキー:04/03/29 16:13 ID:DN+Oq6NO


俺 し か い な い 予 感 !








〇| ̄|_
оП_
onz …ウトゥ
832名無しさん@ピンキー:04/03/29 16:24 ID:VeV0/LeC
居るけど、神が塙麟しないと盛り上がらないのは仕方ない
833名無しさん@ピンキー:04/03/29 16:39 ID:RhaUeibg
というか最後のひざつきうなだれは間違っている‥‥‥
正しくは  orz  ←こうですぜ旦那。
834名無しさん@ピンキー:04/03/29 17:08 ID:+k18o7Pi
胴体と足が切れてますがなw
835名無しさん@ピンキー:04/03/29 17:08 ID:+k18o7Pi
くだらないレスでageてしまった…すみません。
836名無しさん@ピンキー:04/03/30 02:36 ID:ik10m8vt
最下層だという事を言うまいと只管耐えて来た我等であるが…

今、我等の意志は一つになった!
837名無しさん@ピンキー:04/03/30 03:13 ID:mHYEepue
>836
ゴバクデスカw?
838名無しさん@ピンキー:04/03/30 03:20 ID:T4LhDA3P
向こうで言うと上がるからでは?
839名無しさん@ピンキー:04/03/30 04:26 ID:mHYEepue
>838
ナルホード。
840831:04/03/30 17:14 ID:TgSyrRWJ
オオオーオオオー ご指摘ありがとうございます。
onz←これじゃ切腹してるな…ハズカスィ



orz
841脳梗塞虎李・if書き ◆m6IcfrMeKI :04/04/02 18:06 ID:OyIa/fUK
こんにちは。先日は皆様に御心配をお掛けしてしまったようで申し訳ありません。
おかげさまで三月頭に退院できまして、自宅リハビリに励んでいました。
ついでに人大杉にキレて壷を導入してみましたw

以前に褒めて下さった方やお待ちいただいている方には大変申し訳ないのですが
元々無いに等しい、書く能力が枯渇して今すぐには続きが書けません。尻切れ
トンボではありますが一旦アレで結ということにしておいて下さい。
さんざん引っ張っておいて最低だと自分でも自覚しております。ごめんなさい。
またいつか名無しで投下させていただきたいと思います。
最後になりましたが、他の職人様の降臨を心からお待ちしています。
842名無しさん@ピンキー:04/04/02 22:54 ID:EiYKNjXr
>841タン
無事、快復されたようでよかったですね。
またいつの日か投下されるのを心待ちにしています〜。
でも、ご無理はされませんように・・・
843名無しさん@ピンキー:04/04/03 02:02 ID:GMsxSJl7
中日まで御無事で。
844名無しさん@ピンキー:04/04/04 00:41 ID:vYp+9hK/
中出までゴムして。
845名無しさん@ピンキー:04/04/04 21:34 ID:9yRWclPR
age
846名無しさん@ピンキー:04/04/04 21:36 ID:9yRWclPR
失敗age
847名無しさん@ピンキー:04/04/04 23:49 ID:SJAMdDyI
うおおおおおおおおおお!! 鈴萌え!!
ついでに高山梨耀萌え
848名無しさん@ピンキー:04/04/05 00:58 ID:6BTqY+Fm
そこで梨耀×鈴ですよ
849名無しさん@ピンキー:04/04/05 13:39 ID:zbx8YNNZ
>841さん
無理はしないで下さいね。
また気が向いたら続きを読ませて下さい。
850 ◆m6IcfrMeKI :04/04/06 18:03 ID:/aoBdmbV
温かいお言葉、ありがとうございます(感涙。・゚・(ノД`)・゚・。
しかし此処も寂れちゃいましたね・・・
851名無しさん@ピンキー:04/04/07 01:21 ID:hDGSujgZ
他の職人さんが書き難い雰囲気を作っておいて寂れたって……
852名無しさん@ピンキー:04/04/07 01:44 ID:IZruXu71
確かに・・・すみません。以前は素敵なお話を書く方がたくさんいらしたのでつい。
しかし私一人の書き込みのせいで職人さん全員遠慮されてるとは思えないの
ですが。もし本当にそうでしたら申し訳ないのですが、私ごときにそんな影響力
があるとは思えないですし、躊躇されている方がいらしたら是非投下していただ
きたいです。
853名無しさん@ピンキー:04/04/07 09:05 ID:9gSwCIg5
たんに年度末年度頭で皆さん忙しいだけじゃ・・・
こんな漏れは年明けから地獄のスケジュールヽ(`д´)ノ
時間が空いたら萌えるぞ〜。
待ってろよ、藻前ら!

と、書き込んだはいいが次はいつこのスレを見に来れるのやら・・・_| ̄|○
854名無しさん@ピンキー:04/04/07 12:25 ID:3MDzA7Po
風の万里で、虎嘯が夕暉の嫁になるってのはどう?
と鈴にオススメしているシーンが、ただイチャついているようにしか見えない私に
虎嘯×鈴を恵んでくだせぇ
855名無しさん@ピンキー:04/04/07 12:59 ID:DRu5X4P1
下手が調子に乗るなってことだよ。でももう書かないんだよね。
あー良かった☆
856名無しさん@ピンキー:04/04/07 16:52 ID:Xa2TV1MO
荒らす機会となると沸いて来るんだなぁ。
851と855は、取調べでやたら饒舌だった、陽子の同級生たちみたいだ。

不運にも粘着がついちゃったようだけど、2ちゃんに雑音はつき物、
虎李書きさんは、気にしないで養生するがよろし。
857名無しさん@ピンキー:04/04/07 17:02 ID:hQ6csMt3
だってつまんないんだよ。なのにいい気になってバカみたいじゃん。ていうかめざわり。
のうこうそくでしょ?なんで寝たきりにならなかったの
858名無しさん@ピンキー:04/04/07 18:30 ID:mJ+2rekG
>>857

           お  前  が  な 


859名無しさん@ピンキー:04/04/07 19:02 ID:hQ6csMt3
むかつくなあ。皆ゴカイしてるのに。あいつはあたしの作った話をぱくったの!
サイトに上げる前だったしだれにも話してないから、まるであいつが作ったみたいジャン。
そうゆうことを許して良いの!!!!?
本当に正しいのは誰か、本人はわかってる筈だよ。今なら謝れば許してあげるのに。。。。。
860名無しさん@ピンキー:04/04/07 19:14 ID:0ycRH3DS
>857=>588-590
此処は 21 禁 だっつの。

つか、人が少ないとかSS来ないとか今に限った事じゃないし。
1.書けるが時間ない
2.時間はあるがネタがない
3.人大杉で入れない(IE派)
4.萌え尽き症候群
5.その他の諸事情
こんなとこかね。
色々あんのよ。大人には。
861名無しさん@ピンキー:04/04/07 19:24 ID:6tVkPzRo
人大杉っつーかさっき鯖自体少し変じゃなかった?
862名無しさん@ピンキー:04/04/07 19:59 ID:hQ6csMt3
あたし24なんですけどー?
863名無しさん@ピンキー:04/04/07 20:19 ID:hAEVx3Jq
>854
おお、自分も当たり前のように鈴と胡椒がくっつくものだと…
ネットの旅に出て少数派だと知ったわけだが。
つう訳で私も虎嘯×鈴キボン。
864名無しさん@ピンキー:04/04/07 20:35 ID:tRbwUTky
>863
じゃあ漏れは少数派だったのかΣ(゜Д゜)ハジメテシッタゾ…
鈴タンの相手は虎嘯だとばかり思っていたYO
だってセッキだと遠恋だし、王付きのメイドさんだと中々外出出来ないし。
その点、虎嘯だと社内恋愛でいつでもどこでもエチー出来…ムグムグ
865名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:04 ID:09+yizE9
鈴虎嘯が少数派だったとは・・・
866名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:38 ID:yU310g8l
同じくらいどっちもありだと思ってたんだが…
867名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:06 ID:25RUwlQJ
あのね、「続き書きます。でも今は無理だからずっと後になってから書きますね(ハァト」とかされちゃうと
それが終わるまで他の職人が書き込みにくいのは当然だと思わない?

その人の事を待っていましょうね、という雰囲気ができたら
もう職人としては、その人がその作品を終わらせてくれるのを待つばかりなの。
868名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:17 ID:3dN+nnOE
ヽ(´ー`)ノ
869名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:18 ID:3dN+nnOE
(((((((((((( ´_ゝ`)
870名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:19 ID:3dN+nnOE
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
871名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:27 ID:Xa2TV1MO
>867
カマーン
872名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:37 ID:S30vYAI0
>>867
貴方のレス痛かったです。
873名無しさん@ピンキー:04/04/08 00:48 ID:xyw2HBZk
で、前レスを読まないでずっと投下を遠慮してくださっている職人867さんはまだですか?
874名無しさん@ピンキー:04/04/08 04:55 ID:Oyt1sVev


  あ
   盛 り
        上 が っ て
                  ま 
                    い り ま し  た









つーか構ってる奴らアニメ再々放送で嬉しいからってテンション上がりすぎ。
溜まってんなら垂れ目陽子と電波杉本で一発ずつ抜いとけ。
875名無しさん@ピンキー:04/04/08 09:09 ID:HuVyCx4r
再々放送!? マジ? テンションageよっと
876名無しさん@ピンキー:04/04/08 10:57 ID:xyw2HBZk
オンザ陽子、どもり杉。そしてアニキャラ嫌いなんだけど、屋上の上、誰もみないようなところで二人きりで
アサノはスギモトにナニをしようというのかハアハア



職人様、867サマ〜
877名無しさん@ピンキー:04/04/08 13:07 ID:fiYkJUBX
おお、なんか盛り上がってきたなぁw
878名無しさん@ピンキー:04/04/08 16:25 ID:FOEmwE0X
攻王×杉本で、王の巧みな話術に騙されて調教されていく杉本。
↑あえて誤字
879名無しさん@ピンキー:04/04/09 03:41 ID:KxZFhsdZ
ぁっゅぃゃぁ ぇっチ、ぃゃぁぁっゅ
880名無しさん@ピンキー:04/04/09 17:29 ID:uEZjRxee
Sの陽子と、異常に感じやすい景麒でハァハァ・・・
881名無しさん@ピンキー:04/04/09 22:59 ID:KQSoa0dS
レス遅めかな〜。釣りだよな〜。釣られてみようかな〜。
>>867
ここではROMオンリーだけど一応SS職人ですが、「とりあえず続きは又今度」と記載していただければ投下に問題は無いものかと。
当たり前の事ですがね。一人の職人が完結させるまで投下待ってたらスレは寂れる一方ですし。
実際いろんな作品が入り乱れてるスレなんざゴロゴロしてるわけでして。

釣られついでに書くならば
脳梗塞には脳血栓の脳塞栓があって症状も違うわけでして。
症状が軽ければ薬なんかでも治せることが有名でして。
まぁつまり結論としては痛いというか物を知らないというか釣りというかなんと言うか。

物を知らない人の文章はたかが知れてるという事は物書きなら大体誰でもわかる事なので
そんな人の小説は 
読 み た く な い で す ね
882名無しさん@ピンキー:04/04/09 23:15 ID:proLY+yh
>881
儂にはおまいさんが釣られではなく荒らしに見えるよ
883名無しさん@ピンキー:04/04/09 23:19 ID:tfbKLWNn
>>882
しっ、かまっちゃいけません
884名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:39 ID:wZxwU/DM
>>882
だが言ってることに間違いはないだろ?
885名無しさん@ピンキー:04/04/10 03:58 ID:2LaeQszB
>>881
前半はともかくとして、真ん中のは誰に向けて言ってるの?
886名無しさん@ピンキー:04/04/10 09:17 ID:Nni9In5O
>885
>857
887名無しさん@ピンキー:04/04/10 13:02 ID:4XzmIgv/
  人          ││                              ●\  ●\
   ノ二\  ナ ゝゝ   V                 ●●●        ●\     ●\
     /   / 乙 つ  O               ●\   ●\      ●\       ●\
                  ●●●        ●\     ●\    ●\       ●\
                 ●\   ●\      ●\      ●\    ●\        ●\
       ●●\     ●\     ●\    ●\       ●\   ●\        ●\
        ●\    ●\      ●\    ●\       ●\    ●\       ●\
        ●\    ●\      ●\    ●\      ●\    ●\     ●\
       ●\    ●\       ●\    ●\      ●\      ●\    ●\
       ●\    ●\      ●\    ●\     ●\        ●●● \
      ●\     ●\      ●\      ●\   ●\           \\\
      ●\     ●\     ●\        ●●● \
     ●\      ●\   ●\           \\\
     ●\        ●●● \                              ┌┐ ┌┐
    ●\          \\\      ┣━┳┃┃      ┃          ││ ││
   ●●●\                      ┃   ┃┃┃ ┣┓ ━╋ ━╋  V   V
   \\\\                     ┛     ━┛ ┃   ┏┫ ┏┫  O  O
                     (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
888名無しさん@ピンキー:04/04/10 16:14 ID:FyiSKt7h
>>880
陽子タンに調教されるヘタレ受景麒もかなり(・∀・)イイ!よね。
また深夜再放送始まったが、最初の説明不足のヘタレ景麒への恨みつらみを
すっかりSにおなりになった陽子タンが…(;´Д`)/ヽァ/ヽァ
889名無しさん@ピンキー:04/04/10 19:02 ID:xcKm/0tw
>>888
再放送観たい! 最近はまったクチなので観たことない故。
生真面目で無口な景麒たんを調教…はぁはぁ
890名無しさん@ピンキー:04/04/10 21:02 ID:Pp0ucmAD
>>889
毎週木曜の0時に教育だよ。
もうすでに一話は放送済み。
最初は見ていて辛いと言うかつまらないと感じるかもしれないが、
あとでそれ以上のお釣が来ることはすでにお分かりでしょう。
それにしても残念だ。一話は無能大活躍wなのに
891名無しさん@ピンキー:04/04/10 21:35 ID:S6Czzal0
>>890
サンクス!!
お釣りを楽しみに来週から観まつ。
892名無しさん@ピンキー:04/04/10 21:41 ID:iIAtFC+T
誰か一人くらいは>887に反応してやりなよ・・・


    どこの誤爆なのかと・・・
893名無しさん@ピンキー:04/04/11 00:44 ID:HP6uTCzj
>>887
  ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ!
 o/⌒(. ;´∀`)つ
  と_)__つノ  ☆ バンバン

894名無しさん@ピンキー:04/04/11 01:06 ID:tv/U/PKl
優しいなw
895名無しさん@ピンキー:04/04/11 14:13 ID:21pZMzSJ
今からスライディングしてたら腹がはげるぞ
896名無しさん@ピンキー:04/04/12 12:56 ID:nuqOEboF
思いやりにあふれてるなw
897名無しさん@ピンキー:04/04/12 23:38 ID:HrJwJlN+
\どうせ、私は無能ですよ・・・。/
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        〃⌒ヽ、
        〃ノ人ヽヽ   ∬ お茶がマズー。
      _ノノ ´_>`从{_旦._
       / ※ ̄※7 ̄※ ̄※ ※\  
     /※ ※ / ※ ※ ※ ※\
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

898名無しさん@ピンキー:04/04/13 13:38 ID:p1zcZewN
>>897
そんなことをやってるから無能と呼ばれるのだ!!
少しはこっちにきて私に奉仕したらどうだ。
……来い、景麒ッッ
899名無しさん@ピンキー:04/04/14 20:35 ID:A8RwTvNf
暇だな
900名無しさん@ピンキー:04/04/15 00:17 ID:D/896Zif
\暇に任せて、無能が900・・・。/
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        〃⌒ヽ、
        〃ノ人ヽヽ   ∬ 主上、一緒にお茶でも・・・。
      _ノノ ´_>`从{_旦._
       / ※ ̄※7 ̄※ ̄※ ※\  
     /※ ※ / ※ ※ ※ ※\
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
901名無しさん@ピンキー:04/04/15 21:18 ID:dtOce7mb
    へヘ
   // ⌒丶
   ( 从ハ从) ついにあっちが落ちました。
   )§´∀`リ  
  ( ( つ旦O 
    と_)_)
902名無しさん@ピンキー:04/04/15 22:05 ID:9UDlnQh3
保守っとけばよかった…!
903名無しさん@ピンキー:04/04/15 22:19 ID:1TOToy02
再放送、水曜深夜だった……のわーーーーーん!!!!
904名無しさん@ピンキー:04/04/15 22:22 ID:B5RwhBfv
しまったぁぁぁぁ!!!!!
905名無しさん@ピンキー:04/04/16 01:15 ID:5DjXP6Oc
まー前から最下層最下層って落ちるの怖くないのかコイツらって思ってました

ageたのは俺じゃないよ?
906名無しさん@ピンキー:04/04/16 02:50 ID:XwQb1+fw
>901
そっか。
いつかは終わるはずだったけどね。

もう、あの陽子たんには会えないんだろうな。
職人が現れては消え、良スレが光っては流れてゆく中での稀有な出会いだったと思うよ。
合掌。
907名無しさん@ピンキー:04/04/16 06:46 ID:QTRGIS1e
>>902
2chブラウザで見てログが残っている俺は、勝ち組み
908名無しさん@ピンキー:04/04/16 22:33 ID:VmbMePBQ
>901
陽子タン、さよなら・゚・(つД`)・゚・
909名無しさん@ピンキー:04/04/16 22:40 ID:BSv/mZxx
>899
陽子タン&他のメンバーズ、こっちに遊びにおいでね。

>903
最下層でも落ちないんですよ。
最終書き込みからどれくらい時間が経ってるかが問題なだけで。
910名無しさん@ピンキー:04/04/16 23:17 ID:jODfaeka
最後の芥瑚保守が・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
911名無しさん@ピンキー:04/04/16 23:51 ID:oj0GvvsW
その切なさを原稿用紙にぶつけるんだ!
さあ!さあ!





・・・・・・・・・・・・末声もの・・・?・゚・(ノД`)・゚・。
912名無しさん@ピンキー:04/04/17 00:27 ID:QRy1e5As
十二国記のネタスレがどんどん落ちていくなあ…
913名無しさん@ピンキー:04/04/17 00:28 ID:qDgf7Duv
>911
ホウギョ(・◇・)
914名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:50 ID:z9pv5IXU
    へヘ
   // ⌒丶
   ( 从ハ从) 最後にお茶淹れて置くね。
   )§´∀`リ  
  ( ( つ旦O 
    と_)_) 旦~~旦~~旦~~旦~~
  

向こうでたまーに貼ってたもんです。
落ちてましたねえ・・・
いろいろ楽しかった(笑えた)です。
書き手じゃないので、自分はこれで一ROM者に戻ります。
いろいろありがdでした。(AAずれてないことを願うw)
915名無しさん@ピンキー:04/04/17 13:08 ID:V3aGQY8u
そんな…つД`)
916名無しさん@ピンキー:04/04/17 13:33 ID:J+gLYrrj
最後のお茶ゲットォォォ!!   (´´
  旦~ ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
>>914
ご苦労さんした。コピペしか能がないけど、漏れもたまに貼ってますた。
気が向いたらまた十二国記スレ和みAA貼ってください。
色々ありがとうでした。
917名無しさん@ピンキー:04/04/17 14:09 ID:aSaPlN5R
こんなスレがあったとは!
遅レスすまんだが、

>496
>景麒は恍惚とした表情に顔の筋肉を弛緩させて息を漏らした。

やべー、股間直撃したよw
いいもの読ませていただいた。
918名無しさん@ピンキー:04/04/18 07:20 ID:kO8xef1n
十二国キャラをマリみてに当て嵌めてみる。

景王・・・小笠原祥子  
景麒・・・福沢祐巳   
延王・・・佐藤聖
延麒・・・水野蓉子
泰王・・・藤堂志摩子
泰麒・・・二条乃梨子
供王・・・島津由乃
供麒・・・支倉令
氾王・・・柏木優

若しくは、

驍宗;祥子
泰麒;祐巳

で、阿選:佐藤聖 これ最強
聖に幽閉され、汁塗れに陵辱される祥子様(*´Д`)ハァハァ

若しくは、
驍宗;志摩子
泰麒;乃梨子

で、阿選:柏木優
(*´Д`)ハァハァ
919名無しさん@ピンキー:04/04/18 09:13 ID:GTw1JMty
>918
マリみてスレにいってこいや。
十二国記状況のマリみてキャラでハァハァされてモナー…
920名無しさん@ピンキー:04/04/18 15:04 ID:SKsLoZ0i
>914
乙でした。
某お二人が迷い込んだときからずっと見てました。
本当にあのスレでは和ませていただきました。
ありがとうございました。

旦~~

最後のお茶、頂きます。
921名無しさん@ピンキー:04/04/18 15:24 ID:IE7azBk8
そうそう。情報室経由の情報だけど、
一定期間はpieサーバのゴミ箱で落ちスレ閲覧できるって。
ログ持ってなくて保存したい人はゴミ箱行って拾ってくるとよいよ。
詳しい情報は「エロパロ総合情報室 2号室」を見てね。
922名無しさん@ピンキー:04/04/18 21:44 ID:k1Y7Zd9p
>>914
つ旦~~
自分もたまーに貼っていた者です。(後ろ姿楽俊とか)
ここ最近忙しかったので、崩御の瞬間を見逃しましたつД`)
いつも和ませてくださりどもですた。
923名無しさん@ピンキー:04/04/19 16:33 ID:trbIhLVR
ラ板にヴァカがわいてる・・・。
何?春だから?木の芽時だからなの?
924景×陽:04/04/19 20:49 ID:p6SlMY8Z
『黄昏の岸 暁の天』 ラスト付近より

書き逃げゴメン。
925景×陽:04/04/19 20:51 ID:p6SlMY8Z
淹久閣で謀反の騒ぎの後、陽子は酷く疲れて自室に篭っていた。
榻の上で膝を抱え、まるで幼子の様に座っている。

――まだまだだ――自分の及ばなさが身に堪える。
「主上」と、部屋の外から声が掛けられる。景麒の声だ。
さっきの騒ぎについての小言かと思い少しうんざりする。
「何だ」
立上リ、入室を許すと、景麒が部屋に入ってくる。
「さっきの事なら反省してる。心配掛けて……」
何か言われる前に謝ってしまおうとしたが、景麒はいきなり陽子を抱き締めた。
「――景麒?」
戸惑う陽子を景麒は黙ったまま強く抱き締めつづける。
あの時、駆け付けた来た景麒の蒼白な顔を思い出し――ごめん――と詫びて陽子は景麒の背に手を回した。
「……ご無事で良かった」
そう言うと景麒は陽子の頬を両手で包み、口付けをする。
景麒の舌が入ってくると陽子もそれに応え舌を絡める。
そのまま陽子は後ろの榻に押し倒される。
慌しく帯を解かれ、袷から手が入り込み陽子の乳房を揉みしだく。
「景麒、人が来る」
女官達が来るのを恐れて陽子が抗うと
「人払いをしてあります」
と、さらっと答える景麒だった。
926景×陽:04/04/19 20:52 ID:p6SlMY8Z
陽子の口からは直ぐに声が漏れ始める。
「ぁ……ん…」
何処をどうすれば感じるのか熟知している景麒は、あっという間に陽子を快楽の海へ連れていくのだった。
「貴方は直ぐに私のことを忘れてしまう」
「そんなことな……ぁっ……ぁぁ……っ」
弱い所を攻められて陽子は反論することすら出来ない。
乳首を口に含まれ、指で陰核を攻められて陽子はあっという間に高みに駆け上って行く。
が、そこで景麒は愛撫を止める。
荒い息の陽子はもどかしそうに景麒を見上げる。
「まだイカせてあげませんよ」
そう言うと今度は乳房の捩りあげ、肌に跡が付くほど吸った。
荒々しい愛撫が逆に陽子の沈んだ心を解きほぐし、程よい痛みは生きている感覚を取り戻させたが、
一度火のついた体は湧き上る疼きに耐え兼ねていた。
「景麒……痛い…」
「当たり前です。罰なんですから」
乳首を噛まれ、陽子はうめく。
「ごめん……だから、痛いの嫌…ぁあっ!」
足を抱えられ剥き出しになった臀部を叩かれ、パチンっと乾いた音がする。
陽子はそのままくるりとうつ伏せに姿勢を変えられ、腰を高く突き出すようにされた。
いつもと違う体勢に陽子は酷く戸惑う。
「やだ……こんなの嫌」
陽子の声など耳に入らぬように景麒は分身を秘部に宛がう。
充分湿ったそこは易々と男のモノを咥えこむ。
「ぁぁ……っん…あぁ……んぁ…ぁぁ……」
景麒が激しく責めたてながら、陰核へ指で刺激を与える。
927景×陽:04/04/19 20:57 ID:PTMOOK7m
その刺激に陽子の身体は反応して行く――尻を振り、景麒の分身をより深く咥えこもうとするのだ。
「淫乱な姿だ」
景麒の言葉に羞恥を覚えるが、陽子の身体は心とは裏腹に悶え、もっと、もっと感じたいと妖しく動く。
湧き上る喜びに身悶えし、景麒に身を擦り付けて行く。
乳房を揉まれ、陰核を捏ねられ、背筋を唇が這い、まるで牝犬のように尻を上げている。
その余りに淫らな己の姿に戸惑い、その恥じらいが陽子に新たな淫楽をもたらして行くのだった。
何度も何度も高みに上り詰め、真っ赤な髪が汗で身体に纏わりついて、より陽子を淫乱な姿にして行く。
「ぁ……っぁぁ…あっ……ぁん…ぁぁああっ」
景麒は、挿入したまま陽子の身体を反転させ、足を抱え込み身体を沈める。
溢れ出すもので結合部はヌルヌル光り、景麒が腰を振るとクチュクチュと卑猥な音が響く。
陽子の口からは絶え間なく喘ぎ声が漏れ、意識も半ば手放して、ただ快楽に身を任せているように見える。
自分の愛撫で牝と化し悶え続ける陽子を見て、景麒は動きを早め漸く精を放った。
「……ぁあああああっっ」
陽子にもまた、大きな波が身体を突き抜けていった。
928景×陽:04/04/19 20:58 ID:PTMOOK7m
陽子が意識を取り戻し、重い瞼を開くと景麒の顔があった。
先程までの荒々しさが消え、穏やかな、陽子にだけ見せる笑みを浮かべている。

「愛しております――いつ如何様な時でもお忘れ下さるな」
陽子がコクンと頷くと、愛しげに髪を撫で景麒は囁く。
「私の激情の儘、ご無体させました」
今度は首を振り、弱々しく微笑む陽子の額に恭しく唇を当てた。

景麒が唇を離すと、陽子は目を見つめて恥ずかしげに呟く。
「今度は優しく…して」
景麒は頷き、愛しい者に優しい接吻をする。夜はまだ始まったばかりだ。

【了】
929景×陽:04/04/19 21:00 ID:PTMOOK7m
書き掛けで放置してあったものを
再放送記念で仕上ました。

930名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:52 ID:zaJkBhmo
(;´Д`)ノシ  ハァハァ
931名無しさん@ピンキー:04/04/20 11:25 ID:A+Sbty7U
>925->928(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!


まだまだ、数年くらいじゃ慶はおさまらないだろうな。
陽子たん、また弑逆に遭うんだろうな。
その度にエスカレートしていくお仕置き・・・・・・(;´Д`)
932名無しさん@ピンキー:04/04/20 16:18 ID:cXeM13nC
乙あげ
933名無しさん@ピンキー:04/04/20 20:29 ID:DM6MGPEO
おしりパチンの陽子タン(*´Д`)ハァハァ
934名無しさん@ピンキー:04/04/22 23:36 ID:soT05YG+
人大杉からやっと戻ってこれたよ・・・
ただいまー

で。
「2ch・斧不由美関連まとめサイト」にSS書庫のリンクを貼るのは
正直やめてほしいんだけど・・・
935名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:01 ID:mX+iAZ7r
というわけで、リンク無に
936名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:26 ID:uyf5oivM
仕事早!
>935さん
運営これからもがんばってください!
陽子タンのアイコン可愛くて好きですよ
937名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:35 ID:mX+iAZ7r
Σ(゚Д゚)
どっちにもとれそうに書いてみたのに、やはりばればれでしたか…。
では、あらためて
リンクの件すみませんでした。

>>936
どうもです。・゚・(*´Д⊂ヽ・゚・ウレスィ
938名無しさん@ピンキー:04/04/23 04:30 ID:KJNMfHVN
ラ板かどこかにあった小文字ネタ
ぁっゅぉゃっょ
939名無しさん@ピンキー:04/04/23 04:37 ID:uyf5oivM
ょぅ:ぉっゅょ
940名無しさん@ピンキー:04/04/25 23:50 ID:l/N+Eyv7
ちょっと保守しますよ

    〃⌒ヽ、
   〃ノ人ヽヽ
   ノノ*´_ゝ`リ
   }|    /
    | /| |
   // | |
 ((( ∪  ∪
あーどっこいしょ…
941名無しさん@ピンキー:04/04/26 16:04 ID:t859ZTq7
景麒キモイヨー
942最もポピュラーな景麒AAw:04/04/26 17:53 ID:/kIfDwuy
私の準備は万端ですが何か。出番マダー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  〃⌒ヽ、  >>924-928
  〃ノ人ヽヽ  陽子タン'`ァ (;´Д`) '`ァ久々の投下GJ!
 ノノ*´_>`从{ 
 }/  Y ハ {
 ∪|  つ ∪リ
   |___|_|
    U ...U  
943名無しさん@ピンキー:04/04/27 13:28 ID:cPWH3uyq
アニメ景麒のぐるぐる巻き(風の万里・「下僕が来た」ときの扮装)を見ていたら、
街へ降りてエロい本を求める姿が浮かんだ。
漏れの脳内では、陽子たんをいかせてあげられないのでエロい本に指南を求める景麒だった。
けなげじゃないか。もちろんコソーリ読むためでもいいな。


「本を買う」って行為はあるはずなんだけど、
流通はどんな風になってるんだろう。リアル中国で、どんな感じだったんだろう。
おしえて、エロい人。
944名無しさん@ピンキー:04/04/27 16:55 ID:wdYOijqN
>>943
ただでさえ無能なのに、夜のお勤めまで無能では陽子タンにポイ捨てされてしまう!
と焦った景麒はエロ本で大研究。しかしヘタレゆえ尽く外してしまう、と…
春画とかはありそうだけど、どうだろう。絵をみてとんでもない体位を試しそうだな景麒w
945珠晶の大胆なオシッコ:04/04/28 01:26 ID:pHLBiXn8
珠晶が供王に即位して三年目のことであった。
珠晶は、鉦担と共に諸州を巡察することにした。
そして、連檣の郊外を流れる川に差し掛かったとき
珠晶は、激しい尿意を催していた。
珠晶は、川岸でオシッコすることにした。
珠晶は、衣服を捲り上げてその場にしゃがみ込んだ。
鉦担は、珠晶がオシッコすることを察知して
密かに、珠晶のワレメを覗き見ることにしたのである。
珠晶は、そのことに勘付いた。
しかし、これ以上オシッコを我慢できなかった。
珠晶は、仕方なく彼の目の前でオシッコする覚悟を決めた。
「鉦担、あたしの恥ずかしいとこを覗くつもりなんでしょう!」
「・・・」
鉦担は、珠晶に勘付かれたことを悟って震えるあまり声も出せなかった。
「いいわ、こんなところで勝手にオシッコするあたしが悪いのだから文句は言えないわ。」
「珠晶さま!」
鉦担は、珠晶の度量の大きさに改めて心から尊敬の意を表した。
鉦担は、珠晶の股間を覗いた。
珠晶は、恥ずかしかったが仕方が無いと割り切った。
そして、パンツの股の部分を手でずらしてワレメだけを見せた。
946名無しさん@ピンキー:04/04/28 20:49 ID:e0PM1Axi
以前もあったコピペの改造なんだろうけど、細部の微妙な違いに
続きが気になってしまった>945
947名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:41 ID:p3ZdCojq
普段ならそろそろ次スレの季節なんだけど、
この進行なら980で立てるくらいがいいんだろうか?
それに、今の状況では次スレ立てたところで、即死しそう。
948名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:21 ID:eiF0pQHK
>>947さん
>>749-756で桓たい×祥瓊のエロ梨小話を書いた者です。
あまり深く考えずに書いた後から、
あの二人にちゃんとHさせてやりたくなって続きを書いてます。
まだ完全に仕上がってはいないけど
さしあたって新スレの即死回避くらいの容量にはなると思います。
その先のことまではわかりませんが。

人大杉も解除されたことだし
アニメが懲りずに再放送されてるし
それなりにまだ需要はあるんじゃないかな。
それにつけても、主上の新作が待たれますねえ。
949名無しさん@ピンキー:04/04/29 01:14 ID:+ss6YrZ/
まぁ、急いで次スレたてなくてもいいでしょう。
人多杉解除で、離れていた住人がもどってくるまで
このままマターリいきましょうや。
950名無しさん@ピンキー:04/04/29 06:32 ID:yyxPnnyI
>>948
これを機会に2chブラウザを導入してください。
主なブラウザ一覧
●2chブラウザ総合サイト monazilla.org[w http://www.monazilla.org/
●Windows
├ OpenJane OpenJaneDoe Jane総合掲示板 http://jane.s28.xrea.com/bbs/
│├ OpenJane OpenJaneDoe http://sakots.pekori.jp/OpenJane/
│├ Jane View  http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/7474/
│└ その他多数あり。詳細は http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8598/index.html
├ ホットゾヌ2 http://members.jcom.home.ne.jp/hotzonu/
├ ギコナビ http://gikonavi.hp.infoseek.co.jp/
├ かちゅ〜しゃ+kage http://kage.monazilla.org/
├ A Bone http://abone.pos.to/
└ Live2ch http://aaesp.tripod.co.jp/live2ch.html
●Macintosh
├ マカー用。 http://tmhkym.net/maka/
├ MacMoe http://macmoe.fc2web.com/
└ CocoMonar http://www15.big.or.jp/~takanori/Software/CocoMonar/index.html
951名無しさん@ピンキー:04/04/29 23:17 ID:A+sds0wI
948じゃないが。

950さんサンクス。
ここしばらくの人大杉ラッシュと鯖移転に嫌気がさして導入したよー
便利です
952名無しさん@ピンキー:04/04/30 06:32 ID:TgJ07AxR
948じゃないが。
>>950さん乙。

950越えたんで、マターリと次スレテンプレの相談を始める時期かと。

それはそうと>>749-756の投下時期を見ると
948は専ブラ遣いだろ。
953名無しさん@ピンキー:04/04/30 16:03 ID:QNDN70HQ
(´-`).。oO(>>948は単に人大杉解除で見る人が増えるから需要がある、って言っただけなんだろうな…)
954名無しさん@ピンキー:04/04/30 17:25 ID:M1aIsOr8
誰でもいいから、早く>>945の続きを書いてほしいですね。
955名無しさん@ピンキー:04/04/30 20:28 ID:vxIoUS4i
初めて来たが(・∀・)イイ!ですねここ
956名無しさん@ピンキー:04/04/30 20:36 ID:tWGCAgWg
>>929です。
アク禁で書きこみ出来ませんでしたが
感想いただき感激してます。皆さんどうもです。
957テンプレ案:04/04/30 22:45 ID:FM3EFXvd
●お約束●
1 SSを投下する際は、カップリング(A×B)と特殊な場合は傾向(レイープ、
鬼畜など)を事前申告のこと.
  見やすいところに『続く』『終わり』等の区切りを入れることを推奨。
2 エロなしSSはスレ違いです。直接行為がなくてもエロい雰囲気で
あれば可
3 カップリングや作風など、自分の趣味嗜好に合わないSSに対して、
文句を言うのは止めましょう。
4 絡みや煽り、荒らしにはスルーの精神で、マターリ萌えで参りましょう。

関連スレは >>2-5あたり
958テンプレ案:04/04/30 22:47 ID:FM3EFXvd
959テンプレ案:04/04/30 22:48 ID:FM3EFXvd
●関連スレ●
2ch・小野不由美シリーズ過去ログ置き場
 ※管理人さん多忙のため、管理を引き継ぐ有志を募集中。
http://juunikokuki.hp.infoseek.co.jp/
2ch・小野不由美関連まとめサイト
http://onomatome.hp.infoseek.co.jp/
十二国記お絵かき掲示板
http://juunieita.hp.infoseek.co.jp/
【臣下】801十二国記4冊目【民草】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1074642513/l50
【王様】801十二国記【麒麟】 別館
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/32/801x12.html
【十二】キャラ萌え part4【国記】
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/anime/1073043559/l50
960947:04/04/30 22:51 ID:FM3EFXvd
言いだしっぺなので取り合えずテンプレ修正してみました。
新しいまとめサイトとお絵かき掲示板のリンクを追加したんだけど
良かったかなぁ?

他に何かあれば修正してください。
961名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:20 ID:rl0EqTGN
>960
乙です。
いんじゃないすか?
そんな感じで。
まとめとかお絵描きとか入れてくれてありがたい。
お絵描きには18禁コーナーもちゃんとあるし。
962名無しさん@ピンキー:04/05/01 03:38 ID:2TzMdah/
>>960さん
乙です。
追加リンクもあった方が良いと思います。


ところで、まとめサイトとお絵かき掲示板、初めて行ってみたんですが
お絵かきの方に書庫のリンクが貼ってありましたね。
いいのかな?
963名無しさん@ピンキー:04/05/01 05:41 ID:OHxreUNv
学生運動崩れ×杉本きぼんぬ

学生運動崩れが性懲りもなく共産主義を吹聴して延王に始末される話きぼんぬ
964名無しさん@ピンキー:04/05/01 11:41 ID:k13IEzAM
吹聴と言うより教育だね。
日教組も真っ青な真っ赤な教育。
965名無しさん@ピンキー:04/05/01 13:25 ID:D3Xl6G0E
これも追加して下さい。

有志関連リンク
小野不由美関連まとめサイト(暫定)
http://onomatome.hp.infoseek.co.jp/
2ちゃんねる十二国記用語辞典
ttp://www.globetown.net/~12dic/
966名無しさん@ピンキー:04/05/01 17:24 ID:9jClGhy6
うわ〜〜か・ん・げ・き♪ 初めて書き込めた〜・・・と思ったら・・終間近・・

967名無しさん@ピンキー:04/05/01 17:41 ID:M+myZ5pa
>>958
テンプレ案だが2chブラウザ推奨と入れてほしい
>>950を参照

968名無しさん@ピンキー:04/05/01 20:06 ID:IOZ3bU+Q
>※管理人さん多忙のため、管理を引き継ぐ有志を募集中。
ってまだいるの?
新しいまとめサイトがあるけど…。
969名無しさん@ピンキー:04/05/02 07:11 ID:d59LkJX3
>967
専ブラ推奨に関しては>950そのまま入れるよか該当スレへ誘導のほうがいいンじゃないかな。
そのままブラウザ比較検討話もできるし。
970テンプレ案ちょっと改造:04/05/02 07:13 ID:d59LkJX3
●お約束●
1 SSを投下する際は、カップリング(A×B)と特殊な場合は傾向(レイープ、
鬼畜など)を事前申告のこと.
  見やすいところに『続く』『終わり』等の区切りを入れることを推奨。
2 エロなしSSはスレ違いです。直接行為がなくてもエロい雰囲気で
あれば可。エロい雰囲気というのでもなければ、こっち↓
エロくない作品はこのスレに2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073364639/l50

3 カップリングや作風など、自分の趣味嗜好に合わないSSに対して、
文句を言うのは止めましょう。
4 絡みや煽り、荒らしにはスルーの精神で、マターリ萌えで参りましょう。
5 できれば鯖に優しい2ch専用ブラウザ導入推奨。人大杉でも閲覧可。
専ブラに関してはこっち↓
スレが読めません
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1036668331/

十二国関連スレは >>2-5あたり
971名無しさん@ピンキー:04/05/02 10:47 ID:+o/t3bUT
>958テンプレ案の
●前スレ●
煩悩の十二国記*六冊目*
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070237472/l50

urlの「l50」は外しといた方が見やすくね?
972名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:19 ID:x4vEcrzD
今から新スレ立てるぞ。
973名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:33 ID:x4vEcrzD
煩悩の十二国記*七冊目*
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083500601/l50

新スレ立てました。
974名無しさん@ピンキー
ID:x4vEcrzD乙

向こうにレスつけるととAA割り込んでしまいそうなんでこっちで。