連続ドラマ小説「ニホンちゃん」のエロ画像小説

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連続ドラマ小説「ニホンちゃん」のエロ画像スレです。
なお本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 17クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1046677620/l50
>>2-15
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628
大河ドラマ「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995270347
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 3クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995710507
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=996515142
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 5クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/997/997449486.html
愛と憎しみのドラマ小説「ニホンちゃん」 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/998/998497708.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/korea_refuge_old/999011509.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 7クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1003202607
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 8クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1006483116
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 9クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1010/10103/1010376182.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 10クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1014/10143/1014327874.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 11クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1018599620/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 12クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1021604702/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 13クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 14クール目(dat落ち)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1028225672/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 15クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/
<丶`∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動!」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=994649225
<丶`∀´>このスレのミラーニダ
http://members.tripod.co.jp/sute2ch/
<丶`∀´>このスレのHPニダ
http://funshei.tripod.co.jp/
<丶`∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶`∀´>画像掲示板ニダ
http://cgi.www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/gazou/imgboard.cgi
<丶`∀´>このスレの大辞典ニダ
http://www7.plala.or.jp/nihongatyo/dic/dictop.htm
<丶`∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
<丶`∀´>このスレの検索エンジンニダ
http://isweb41.infoseek.co.jp/novel/mrcopa/
主な登場人物 (一部抜粋、順不同)
ニホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。ニホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

<丶`∀´>ここに詳しい登場人物紹介があるニダ
http://funshei.tripod.co.jp/about.htm
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100
さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。

問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?

答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。

剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/

これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
http://academy.2ch.net/korea/

色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。

それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
9名無しさん@ピンキー:03/03/26 10:19 ID:4yrq5IoZ
こんなスレがあったとは・・・・・・
応援しまつ
10名無しさん@ピンキー:03/03/26 11:49 ID:C4xoY2RJ
ハングル板にカエレ
11名無しさん@ピンキー:03/03/26 13:28 ID:TaJMwOfm
禿しくスレ違い
12あぼーん:あぼーん
あぼーん
13名無しさん@ピンキー:03/03/26 18:06 ID:yJblHge7
・板違いやエロネタなど、削除ガイドラインに抵触するスレは放置しましょう。
http://ex.2ch.net/korea/
14名無しさん@ピンキー:03/03/27 10:57 ID:yLsYqu1J
名スレの予言
15名無しさん@ピンキー:03/03/27 19:42 ID:gCeeax+n
「……カンコ君!? どうして…… 」
ニホンちゃんは驚愕のあまり、同行者の名前を呟き、立ち尽くした。
しかし、カンコ君と呼ばれる朝鮮人は、放心状態に陥ったニホンちゃんの言葉には答えず、
普段と全く変わらない、サムソン日和のような微笑を浮かべているだけである。

「ニホン、逝くニダ…… 」
そして軽く呟いたカンコ君は、何事もなかったかのように、
呆然としている少女の胸と股間への愛撫を再開した。
「い、いや! や、やめてよ、カンコ君……
 こ、こんな所で、えっちなこと…… ダメ…… ん、んくぅ…… 」

ニホンちゃんは、秘所をまさぐり続けるカンコ君の手を抑えながら、
押し寄せる快感をこれ以上受け付けまいと、必死の抵抗を続けている。

しかし、既に彼女の大事な部分は、これまでに執拗に繰り返された愛撫によって、
充分な湿り気が与えられており、攻撃が再開されて直ぐに、粘性が強い、
熱を帯びた分泌液を、これまで以上に溢れ出してしまっている。

くちゃ、ぐちゃ、ぴちゃ――
快感と苦痛の狭間で悶え続けるちよを苛むように、
愛液を弾くリズミカルな音が鳴り響く。
「あっ……あ、ああああっ…… やあぁ…… もれちゃう、もれちゃうぅぅーーっ! 」
カンコ君による、無慈悲な手の動きは速さを増し、
急激に尿意が高まったニホンちゃんは、悲鳴交じりの声をあげて、激しく身体を悶えさせる。
16あぼーん:あぼーん
あぼーん
17名無しさん@ピンキー:03/03/28 19:02 ID:NmCq8Nei
 アーリア×ゲルマッハの近親和姦、ハプスブルク先生×ウヨ君の年の差和姦、きぼんぬ。
18名無しさん@ピンキー:03/03/29 00:08 ID:suABz1MZ
age
19名無しさん@ピンキー:03/03/29 11:02 ID:9MzKwemD
漏れとしては
アーリア×ニホンちゃんで…
20名無しさん@ピンキー:03/03/29 12:20 ID:47ZRmqOZ
>>19 漏れはそれにタイワンちゃんが入ってきて3Pキボンヌ
21名無しさん@ピンキー:03/03/29 20:28 ID:lWJkv3pc
ゲルマン兄妹キボンヌ。
22名無しさん@ピンキー:03/03/30 01:39 ID:teRFxZMO
皆他力本願なのにワラタw
23名無しさん@ピンキー:03/03/30 09:36 ID:nI3c/HoN
 まあ、いろんなシチュエーションを出していけば、作家さんの心にヒットすることもあるんじゃないかな。
 半角の方は落ちたようだが、こちらでも画像とか欲しいな。
24名無しさん@ピンキー:03/03/30 13:04 ID:AHf3seM/
25名無しさん@ピンキー:03/03/30 17:44 ID:j2ulX9xu
「唐突だが、性活権の拡大という訳だ」
ゲルマッハ君は無慈悲な宣言とともにポーラちゃんのブラウスをひきちぎりました。
「へ?」
びりっという繊維が力任せに壊される音。
ぱつん、ぱつんと、ボタンが弾け飛び、下着と、そのしたの柔らかい肌があらわになりました。
26勝手に続き。:03/03/31 00:05 ID:NAtapHYx

「あなたなんかに屈するものですか」
「そのやせ我慢がいつまで続くかな」
 ゲルマッハの掌がエリザベスの肌をなでまわします。
 ろくに食べていませんので胸には肋骨が浮き、無残にも痩せた肢体をさらされていました。
 それでも形を見せている乳房を握り締めると、ゲルマッハは唇の端に笑みを浮かべそれを取り出します。
 その流線型をした凶暴な機械にエリザベスは嫌悪の色を浮かべます。
「わが科学の結晶、V−2だ。この責めに耐えられるかな……」
「フフッ。我慢せず彼女のように受け入れてしまえば楽になるぞ」
 アーリアが耳元でささやきます。
 その視線の先にはうつろな表情で横たわるフランソワの姿がありました。
 そこにはエリザベスといつも喧嘩をしていたことの面影はありません。ただ貪欲に快楽を求める牝の容貌でした。
 股間に顔をうずめ舌を使っているのはポーラです。最初に調教された彼女は自ら進んで陵辱に手を貸しているのでした。
 他にも精液まみれになって襤褸屑のようにうち捨てられている紫苑の姿も見えます。
 正直それらの光景はエリザベスの意気を挫くに充分でしたが、夜中にこっそりと差し入れをするアメリーのことを思えば、抵抗する勇気もわいてくるのでした。
27勝手に続き。:03/03/31 00:18 ID:NAtapHYx

「ここでやめにしよう」
 アメリーの言葉にエリザベスは呆然として反論しました。
「どうして? もうベルリンはすぐそこだよ。あのキャベツ野郎に仕返しするんだからっ」
「いや、それはもう充分だろう。あそこはロシアノビッチに任せると約束したんだ」
 二人が視線を向けるその先には「ベルリンの部屋」とかかれた扉があり、閉ざされたまま中の惨劇を覆い隠していました。

「お高くとまってんじゃないよこの女!」
 太い腕がアーリアの頬を張ります。その腕には飾るように何本もの腕時計が巻きついていました。戸棚から持ち出したものです。
「この大祖国戦争でどれだけ俺が傷ついたと思ってるんだ。その借りは充分に変えさせてもらうぜ」
 下卑た笑い声を上げながらズボンを緩め兇悪な勃起したそれを引っ張り出します。
「……!」
 そのあまりの大きさにアーリアは息を呑みました。そしてそれを挿入されるという事実に戦慄したのです。
「さぁ、たのしませてもらおうか」
「……にいさんっ! たすけ……」
 その悲鳴はむなしく虚空に消えていくのでした。
28勝手に続き。:03/03/31 00:21 ID:NAtapHYx
>25さんのおかげでインスピレーションがわきました。
でも、こんな感じでシーンは浮かぶんだけど、ストーリーになりません。
29名無しさん@ピンキー:03/03/31 01:33 ID:bkLvSZgn
>>25>>26-28
(・∀・)イイ!
30間違ったニホンちゃん:03/03/31 22:33 ID:BzclU9Ls
 ゲルマッハ君とアーリアちゃん。
 この兄妹は、五年地球組の大ゲンカのあと、仲たがいしてしまいました。
 それぞれアメリー君、ロシアノビッチ君とつきあうようになり、溝は深まるばかりです。
 そこで二人の両親は、子供たちの部屋の壁を取りはらい、一つの部屋で寝食を共にさせることにしたのです。
 この試みはうまくいって、ぎくしゃくしながらも二人の心は歩みよっていきました。
 そして、ある晩のこと。

「兄さん、起きてる?」
「ん?、ああ、起きてるよ。なんだい、アーリア」

 部屋の東西、離れたベッドの上で、ささやくように会話する二人。
 しばしの沈黙があって、アーリアちゃんが口を開きます。

「兄さん、そっちに行ってもいいかな?」

 一呼吸の沈黙。

「ああ、おいで」

 ごそごそと布のすれる音がして、カーテンの隙間からさす月明かりの中、ひたひたと歩く少女。
 たどり着いた先では、上体を起こした兄が迎えます。

「おはいり」
「うん」

 夜の空気は肌寒く、パジャマだけで冷えた身体に、兄のベッドが暖かい。
 毛布に包まれ、兄と向き合い、少女の顔が安らぎの笑みを浮かべます。。
 その頭をなでながら、ゲルマッハ君が口を開きました。
31間違ったニホンちゃん:03/03/31 22:33 ID:BzclU9Ls
「アーリアは甘えん坊になったね」
「兄さんは昔とおんなじに、やさしいね」

 少女は兄の胸にほほをすりよせ、頼もしい背中に手をまわして、抱き着きながら、言葉を続ける。

「なのに何でケンカなんかしちゃったんだろう」

 ゲルマッハ君は妹のあごに手をやり、自分の顔を向かせて、語りかけます。
 二人の顔はよく似ていて、まるで鏡のよう。

「アーリアと僕はよく似ているけど、違う人間だからね、そんなこともあるさ」
「そうだね、兄さんは男で、私は女だから、だからケンカしたり、だから……」

 少女の瞳がせつなそうな色に変わって、細い声を絞り出します。

「だから好きになったりもするんだ」

 妹の告白を聞いて、それでもゲルマッハ君のやさしげな表情は変わりません。

「だめだよ、アーリア。僕達は兄妹なんだ」
「だめじゃないっ!」

 いつの間に外したのか、少女のパジャマの前がはだけて、白い肌があらわになっています。
 少女はそのまま起き上がり、ベッドの上で兄に馬乗りになり、そのパジャマのボタンを外して行きます。

「兄さんはずるい。だめだなんて言って、抵抗もしないじゃないか」


 こんなのはどうでしょう。文体がニホンちゃんから離れてますが。
32名無しさん@ピンキー:03/03/31 22:55 ID:H6xtp/U5
>>31
続きキボン
33名無しさん@ピンキー:03/03/31 23:30 ID:NAtapHYx
>31は「ニホンちゃんのエロ画像」
http://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1015/10158/1015871857.html
で書いている人と同一人物ですか?
34間違ったニホンちゃん:03/03/31 23:51 ID:BzclU9Ls
>>33
 過去ログ貼りつけサンクス。

 そうです。思えばあれが初めての創作でした。
 百合なら軽いタッチでギャグっぽく書けると思うんですが、男女だとシリアスになってしまいます。
 あれから色々書いて、現在の作風に落ち着きました。まだまだ発展途上ですが。

 うらてらすは感想とかリアクションが来ないので、執筆意欲が維持できないんですよね。知っている人も少なそう。
35名無しさん@ピンキー:03/04/01 00:24 ID:SB0JDtAc
本スレの専用HPみたいなのがいるな。

http://ueno.cool.ne.jp/saku_tan/
ちょうど訳ありでここの管理人にアポとったんだけど、
管理人、21歳じゃないみたい。
・・まあ形式上この板が21歳以上なんだろうから、
別に専用HP作ってもいいとは言ってたけどさ。
ここから外ならエロ=18禁なんだし。
36あぼーん:あぼーん
あぼーん
37名無しさん@ピンキー:03/04/01 07:41 ID:HTGxD/eA
>>15>>27>>31
続きキボンヌ〜
38名無しさん@ピンキー:03/04/01 19:51 ID:msiQkwJt
さて、凍るどうぉーもまっさかりの5年地球組ですが、なかでもロシアノビッチ君の隣の席に座るフィンランちゃんは毎日が貞操の危機。
そこでフィンランちゃんはロシアノビッチ君に提案しました。
「ええと、ルスキのあれ、口とお尻で慰めてあげるから、処女を奪うのだけは許してくださいっ」
フィンランちゃん大胆発言。
据え膳喰わぬはなんとやらで、ロシアノビッチ君も「ダー」と承諾。早速お道具を取り出します。
赤黒いそれを手にとって、フィンランちゃんは上目遣いにロシアノビッチ君にいいます。
「ええと、わたしガンガルから」
「おぅ期待してるぞ」
ぱくっと、小さなお口でそれをくわえますが、あまりに大きくて半分も入りません。
「うぐっ、うぅぅ、うん」
「なんだよおい全然入らないじゃねえか」
髪をつかんで乱暴に引っ張るロシアノビッチ君。
フィンランちゃんはいまにも泣きだしそうに目尻に涙を浮かべました。
39名無しさん@ピンキー:03/04/02 21:35 ID:S6Hh+epm
あげ
40bloom:03/04/02 21:39 ID:epRjinSX
41名無しさん@ピンキー:03/04/03 13:43 ID:JfWKTQTh
>>39
(゚∀゚)ツヅキキタイシテルヨ!
42名無しさん@ピンキー:03/04/04 02:09 ID:s8SfzONB
保守
43名無しさん@ピンキー:03/04/04 19:52 ID:HhYOiSzn
ペットを殺したタイワンちゃんと
約束を破ったチューゴ君と
やっぱり約束を破ったロシアノビッチ君と
恩知らずのカンコ君と
盟友だったエリザベスちゃんの敵のゲルマッハ君と
盟友アーリアちゃんから借りたフランソワーズちゃんと
言い掛かりをつけてきたアメリー君と
盟友アーリアちゃんの敵になったエリザベスちゃんと
ついでに裏切ったマカロニーノ君を
陵辱するニホンちゃんのお話??
44名無しさん@ピンキー:03/04/05 02:30 ID:Fh7UyE1f
つーか日本の名誉の為にも


ニホンちゃんが×××を犯す小説キボンヌ
45名無しさん@ピンキー:03/04/05 14:48 ID:43j03321
だれでも何でもいいから
うpきぼんぬ
46統一朝鮮-1:03/04/06 01:36 ID:XkE/+8s0
北朝鮮のキャラがいないから作った。
---------------------------------------------------------------------
その日、家にはカンコ君とキムちゃんの2人だけだった
両親は2人とも出張で家を空けている
ウリはというと昨日サークルのメンバーと俺の誕生日パーティーと称して、
酒を飲まされたため二日酔いになっていた。
薬を飲んだからだいぶ楽になったけど…
メシの後は特に何もすることが無いので、ベッドで本を読んでいた。
コンコン
「開いてるニダ」
ウリは体勢は変えずに返事だけした。
この家は今、俺と妹しかいないから入ってきたのは妹だろう。
ガチャ
「………」
「?なんか用か」
「…お母さん達…今日は…帰ってこないのね……」
「ああ、そうらしいニダ」
「………」
「?どうしたニダ?いったい…」
47統一朝鮮-2:03/04/06 01:38 ID:XkE/+8s0
ウリは少し様子がおかしいと思い、顔だけ向きを変え妹を見た。
見ると顔がいつもより赤く、ハァハァと息が荒い
「どうしたんだ?火病か?」
ベッドから起き上がろうとした時、妹が近寄ってきた。
「…もう………我慢…できない……」
「?なにが」
「私……一緒に…なりたい……」
「…はぁ?」
何を言ってるかよく理解できない
「私、お兄ちゃんと……したいの…」
そういって妹は兄に覆い被さるような状態になった。
そこでようやく理解した。
「な……何馬鹿なこと言ってるニダ! ウリナラたちは同胞ニダ!?」
「そんなこと関係ないよ! 私は……お兄ちゃんが………好きなの…」
「!」
そう言って妹はウリの唇と俺の唇を重ねた。
48統一朝鮮-3:03/04/06 01:39 ID:XkE/+8s0
シュル…
「?」
ウリは何か違和感を感じた。
(手首に、何か…)
ギュ!
「!?」
それが何か気がついた時には遅かった。
……両手を縛られたニダ……!
「ん……くっ…ぷはぁ! キム…急にどうしたニダ!」
ウリは妹を怒鳴りつけた。
「…お兄ちゃんが悪いのよ……お兄ちゃんが…」
妹はウリの目を見ながらゆっくりと言った。
「昨日のお兄ちゃんの誕生日……私待ってたのに…お料理とかケーキとか
 いっぱい用意して……でも……お兄ちゃん帰ってこなかった……」
昨日?…昨日ウリはサークルのみんなと飲んでて…
ベロベロに酔っ払って……………あれ?
49あぼーん:あぼーん
あぼーん
50統一朝鮮-4:03/04/06 01:44 ID:XkE/+8s0
「で……でも……ウリ…帰ってきたはずニダ!」
そうだ、ウリが目を覚ましたのは翌日、自宅のソファーの上ニダ。
つまりあの日、ウリは家に帰ってきたことになるニダ。
「うん…お兄ちゃんは帰ってきたよ……夜遅くに……ニホンちゃんと…!」
ギリッ!
「痛っ!」
つかんでいたウリの手を強く握ってきたニダ。爪が食い込み、少し血がにじむニダ…
「に、ニホンはただのサークルのメンバーニダ…」
「嘘!お兄ちゃんいつも毎日でニホンちゃんの名前言ってたもん。
 私…その人について調べたの、お兄ちゃんの兵器模型や財布の中を
 そして見つけたの…ゴミ箱の中に…ニホンちゃんを……」
「………」
妹はウリに抱きつき、ウリの胸に顔をうずめたニダ。
「ねぇ、お兄ちゃん…なんで…私じゃダメなの…?」
「な…何でって……ウリナラは同胞、レイープはタブーニダ!」
「さっきも聞いたよ…その台詞……でもね…そんなの理由になんないよ…」
51統一朝鮮-5:03/04/06 01:46 ID:XkE/+8s0
「…私の方が…ニホンちゃんより…誰よりもお兄ちゃんの事想ってる…」
ジィィィ…
妹が顔をうずめながら右手でウリのズボンのチャックを下ろしたニダ。
「!な、何するニダ…」
「安心して……お兄ちゃんを…楽に、気持ちよくしてあげる」
そう言って妹はウリのモノをズボンから取り出した。そして…
「ちゅ…ちゅ…ん…ちゅる……ちゅぷ…ぺろ…ぺろぉ……」
妹はウリのモノに舌を絡ませ、丹念になめ回す。
「ぺろぉ……ちゅ…ちゅぷ………ぷはぁ…気持ちいい…?お兄ちゃん」
ウリのモノから唇を離す。唾液が名残惜しそうに唇とウリのモノの間に糸を引く
妹はウリの体の上から起き上がるとベッドから少しはなれ、服を脱ぎ始めた。
「…今ならまだ間に合うニダ…もうやめるニダ!」
「フフッ…まだそんなこと言ってるの…?もうダメだよ……もう…戻れない…」
そう言いながら妹は着ているものを脱いでゆき…すべての衣装が床に落ちる。
「見て…お兄ちゃん……私…綺麗でしょ…?」
綺麗だった。
52統一朝鮮-6:03/04/06 01:49 ID:XkE/+8s0
何も着ていない。生まれたままの姿の妹は月明かりに照らされて美しく輝いていた。
「私はいつも待っていたのよ…お兄ちゃんが私を迎えに来てくれるのを…」
そう言いながら再びウリに近づいてきたニダ。そしてウリの上にしゃがんだニダ。
横になっているウリの肩に手を置き、腰をウリより少し上にあげたニダ。
しかもその位置が……ウリの怒張したモノの上だったニダ。 
妹はウリのモノを秘所にあてがったニダ。
もしウリがこのまま腰を下ろせば確実に妹の膣(なか)に入ってしまうニダ。
「お、お前…まさか…」
「お兄ちゃん………大好き…」
そして……
めり…めりめり………ぶつん
「!いっ、ぁぁあああぁぁーー!!」
越境の痛みに耐え切れず声を上げる。目からは大粒の涙を流し、
それでも痛みをこらえようとウリの肩を強く握ってきたニダ。
妹の膣はウリのモノを強く、儚いまでに締め付けてきたニダ。
「うぅ……くっ…あぁ……ど、どう?お兄ちゃん?」
「お前…なんで…こんなこと…」
53統一朝鮮-7:03/04/06 01:51 ID:XkE/+8s0
「んっ……お兄ちゃんは私のものなの…これからもずっと…私だけの……」
妹はゆっくり腰を動かし始めたニダ。まだ痛いはずだがそれをこらえ、ゆっくりと動かしてきたニダ。
「あ…ん……くっ…んあ…ん…あ…あ」
破瓜の血と愛液が潤滑液となり、予想以上にスムーズにウリのモノが膣を出入りするニダ。
「あん…あ…あ…ん……お、お兄ちゃん…私の膣…気持ちいい?」
「………」
何も言えなかったニダ。いけないことだと分かっているのに体が反応したニダ。
やはりウリナラの血は争えないニダ。妹が動くたびに脳髄に火病のような衝撃が走ったニダ。
もしこのまま続けたら3分と持たずに出てしまうニダ。
「んあ…あ…お、お兄ちゃん……お兄ちゃん…お兄ちゃぁぁん!」
妹はウリの心情を察することも無く、狂ったようにウリを呼ってきたニダ。
…!マ、マズイ……もう…
「た、頼む、どいてくれ。ウリ…もう…だめニダ…」
そんなウリに気づいたのか、妹はクスリと笑ったニダ
「もう出そうなの?…ん…お兄ちゃん……イイよ…私の中でイッて」
54統一朝鮮-8:03/04/06 01:54 ID:XkE/+8s0
そう言い、さらに腰のスピードを上げたニダ
もう……駄目ニダ…
「で…出るニダァァァァ―――――!」
「ああん、出して。お兄ちゃんので私の膣、いっぱいにしてぇぇ!!」
どくっ、どくん、びゅう、びゅるびゅる、びゅ……びゅ………
「あ、ああ、出てるぅ。お兄ちゃんのが、私の膣でいっぱい、ああぁぁぁ!!」


妹は一瞬ビクンと痙攣すると、糸の切れた操り人形のようにウリにもたれかかったニダ…
「……ずっと一緒よ…お兄ちゃん……もう離さないんだから………」


妹はウリの上でスゥスゥと寝息をかいてるニダ。ウリはまだ縛られたままニダ。
ウリは考えたニダ。これからの生活を…妹にもてあそばれることを考えたニダ…
その時不意な考えが頭をよぎり、思わず笑ったニダ。

「……案外、それもいいニダ……」

 お わ り
55名無しさん@ピンキー:03/04/06 11:19 ID:HHww0Qk/
北鮮はキッチョム君というパーマ眼鏡小太りのキャラが居たんですが……。

 こ れ は こ れ で よ し !
56朝曰新聞:03/04/06 15:42 ID:FyqMJrGz
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | アサピ―!アサピ―!エロ!エロ小説持ってこい!ニダ――――!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \ オナネタギレ ハァハァ・・
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(@∀@;||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|  (@Д@; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
57名無しさん@ピンキー:03/04/06 15:58 ID:ytpN7abW
加護ちゃん似の爆乳キャバ嬢の女の子を発見(・∀・)ノ
http://211.10.20.71/ii.cgi?0897352569
加護ちゃん似の爆乳キャバ嬢の女の子を発見(・∀・)ノ
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58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59名無しさん@ピンキー:03/04/07 04:23 ID:0qoQWZfI
         /│
       /  │
      /   │
    /     │
   / ∧/|_ │
  │ /  /  │
  │∠  > / 
  │∠ ヘ| /  凵        Λ_Λ ヘッヘッヘッ!!
  │ ∨ /∴ ∵″         (@∀@ ) テレ朝様を慰安しる!
  │  /″  ″″        /) /ノ
  │/  ∵′′凵諱@  Λ∞Λ⌒⌒) )
      ∴″       ⊂(`Д´;)⊃ Uヽ
      凵戟戟嵯ネガイヤメテェ-

            うーあち。やっぱり
           | ビールと女は生に限るナ。
 \  /         \_ ____
  (⌒)           ∨
/ ̄ ̄|               Λ_Λ      ∧ ,
| ||.  |            (w)(@∀@ )    〜| |二|
\__|           .  と ) /ノ       ∨ ||
 |   | イアーンヤメテェ-  Λ∞Λ⌒⌒) )       | ̄|
   ̄ ̄        ⊂(`Д´;)⊃ Uヽ      
60名無しさん@ピンキー:03/04/07 22:24 ID:uvPD1nkU
>>59
ワロタ
61あぼーん:あぼーん
あぼーん
62名無しさん@ピンキー:03/04/08 00:02 ID:qjKFb5MS
63名無しさん@ピンキー:03/04/08 16:05 ID:I5xJ80pG
どうして誰もこれのエロ描かないんだ…
エロドウガー(虹板参照)と肩を並べる画像があるくらいなのに。
ハン板の奴ら、何か勘違いした潔癖症じゃねぇのか?
半島のレイープネタを出さんのも意図的にやってるだろ(藁
64名無しさん@ピンキー:03/04/08 18:05 ID:qjKFb5MS
潔癖症なのは多いけどね。
>33の旧スレのアドレス貼っただけで荒らし扱いされたこともあるし。

65名無しさん@ピンキー:03/04/08 18:22 ID:oE68gZOV
>>63
ていうか元のやつは在日に釣られてるようにしか見えないよな。
ネタでやるとかいってて、もうかなりマンネリ化してるじゃんあれ。

半島の犯罪を糾弾する広い意味で
あえてエロモノをやる意義は大きいはずなんだがな。
まるで任天堂のエロ画像に過剰反応する任天堂信者だな。

例の画像ってこれだろ。
エロは嫌とかぬかして、それ系統のやつの中心にいるじゃんか(w
http://members.tripod.co.jp/supererodouga/image/haisyaku4.jpg
66名無しさん@ピンキー:03/04/08 22:10 ID:PYPaaQav
>>31
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                        >>31
続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが
続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが続きが
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67名無しさん@ピンキー:03/04/09 01:10 ID:6kHN3JWg
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                        >>31
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68あぼーん:あぼーん
あぼーん
69あぼーん:あぼーん
あぼーん
70あぼーん:あぼーん
あぼーん
71_:03/04/09 16:47 ID:URbph0cp
age
72名無しさん@ピンキー:03/04/09 18:26 ID:SK0IkXSW
何だここは…
73間違ったニホンちゃん:03/04/09 22:47 ID:myBgY3gX
>>30-31の続き

 最後のボタンが外したその手が兄のパジャマの前を開き、あらわになった肌をそっとなでる。
 てのひらが心臓の鼓動を探り、鎖骨をなぞる指が腕をなでて、兄の、男の筋肉を堪能する。
 それだけでは足りないと、ふくらみかけた胸もあらわに、少女はパジャマの上を脱ぎすてる。
 そのしなやかな脚からショーツごと下を抜きすて、兄の目に自分のすべてをさらした。

「見て、兄さん」
「ああ、アーリアはきれいだね。でも寒いだろう、おいで」
「あっ」

 彼は妹の身体を胸に抱きよせ、上に毛布を引き寄せる。
 発展途上の乳房と胸筋がふれあい、互いの熱を伝えあう。
 温もりの中で笑みをうかべる少女。その頭をなでて髪をすいて、彼はやさしく口を開く。

「アーリア、僕はただ、僕の勝手な想いがアーリアを傷つけるのが嫌だったんだ」
「えっ!?」
「心が離れて初めてわかったよ。僕もアーリアが好きだ」
「あぁ、兄さん」

 至福の笑みを浮かべて、少女は兄にほほをすりよせ、愛しい人の身体をしっかと抱きしめる。
 彼はそれに応えて、腕の中の妹の、ほほや首やうなじにくちびるをふれて、想いをキスにして与えていく。

「あっ、んっ、兄さんっ」

 肌を重ねてふれあって、二人の身も心も高まっていく。
 こもる熱さに耐えられず、毛布をはねのけ、もはや一糸まとわぬ兄妹の裸身が姿をあらわす。
 向かい合って腰を下ろす二人、その兄の視線は妹の下腹部に向けられていた。
74間違ったニホンちゃん:03/04/09 22:48 ID:myBgY3gX
「アーリア、アーリアの女の身体が見てみたい」
「うっ、うん」

 月明かりの下ではわかりにくいが、きっと少女の顔は紅潮しているのだろう。
 さっきまでの勢いが嘘のように、ぴったりと閉じた脚をもぞもぞさせている。
 その様を愛しく思ったか、彼は少女の右に並んで腰を下ろし、見つめてくる妹を見つめ返して口を開く。

「恥ずかしがっているアーリアもかわいいね」
「えっ、兄さん!?」

 彼は妹に覆いかぶさり、そのおへそに軽くキスする。
 そのまま少女をまたいで馬乗りになり、未開の秘陰にくちびるをすべらせた。

「えっ!?、あっ、うわぁ」

 兄の手により脚が開かれ、なまあたたかくて柔らかいモノが敏感な秘裂に侵入してくる。
 しかしそれ以上に少女を驚かせたのは、目の前でゆれる、興奮して大きくなった兄の性器だった。
 とまどい視線を下に向ければ、見えるのは自分の秘部に顔をうずめてむさぼる兄の姿。
 同時に伝わってくる、自分の指でふれた時とはとはまるで違う、熱く柔らかい秘所の感覚。
 そうすることがとても自然に思えて、少女は目の前の兄の性器を口に含んだ。

「んっ、アーリア、気持ちいいよ」

 兄の言葉が聞こえて、モノを咥えたままでうなずけば、それでちゃんと伝わったようだ。
 つたない舌技は互いに官能を与えるには足りないけれど、男女の想いを伝えるには充分だ。
 信頼しあう二人にだけ許された幸せが、肌寒い部屋を楽園へと変えていた。

続く?
75名無しさん@ピンキー:03/04/10 07:26 ID:BZBy9zqo
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
続き激しくキボンヌ!
76あぼーん:あぼーん
あぼーん
77ハン板住人:03/04/10 21:18 ID:E27vV9T/
ハン板って結構オヤヂ率高いから、妄想大爆発
というのは少ないのよ。
それに向こうは小学生という設定だし。過激に
走るのは似合わんだろうて。
78名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:00 ID:J6LsZA2U
いっそゲーム業界板あたりにニホンちゃんスレを立てたら盛り上がりそうだ。
あの板は面白いぞ。
79名無しさん@ピンキー:03/04/12 01:31 ID:VLw95YAM
>>78
ゲーハー板か(w
80あぼーん:あぼーん
あぼーん
81名無しさん@ピンキー:03/04/12 17:23 ID:0yRE99Jd
>>74
最高です!続き待ってますよ
82名無しさん@ピンキー:03/04/12 17:33 ID:tN4a/Vbl
83あぼーん:あぼーん
あぼーん
84名無しさん@ピンキー:03/04/13 17:57 ID:BiLxPU3R
保守
85あぼーん:あぼーん
あぼーん
86あぼーん:あぼーん
あぼーん
87名無しさん@ピンキー:03/04/13 22:49 ID:itXdLcnN
 それは『火あぶりの丘』というあだ名を持った赤ワイン、コート・ロティ。フランスはコート・デュ・ローヌで産出される香りの強い好みの分かれる酒であった。
 それをゆっくりと口に含み、口の奥で充満する香りを楽しむ。
 自分の股間に顔をうずめる金髪の頭を眺めながら。
 これが自らの勝利を確信するゲルマッハの至福の一時であった。
 勃起した肉茎に奉仕するフランソワ。調教されかつての高慢も影を潜め、いまや男根が無くては生きてはいけない肉奴隷の身分である。ときおり瞳に浮かぶ不服従の色は調教の未完成を示していたが、それを理由に折檻するためにあえて見逃していた。
 桜色の唇からのぞく小さな舌は陰茎を柔らかく舐め、唾液でその部分を光らせていく。そして口を大きく開けると先端を咥えるのだ。
 美少女が行うその光景は、肉体の快楽よりも征服したという実感を持って精神を甘く蕩けさせるのである。
 だが、無粋なノックの音が現実に引き戻させた。
「なんだ? アーリアか?」
「にいさん。すまない。マカロニーノが……」
 扉越しに妹の控えめな声が聞こえてくる。
「なんだ。マカロニーノくらいお前でもあしらえるだろう」
「違うんだ。私たちとの同盟の証として女の子を襲い始めたんだ」
「な、なんだと!?」
 それは狼狽と言っていい。剣幕に尻餅をついたフランソワの姿も目に入らないほどに動転していたのだ。
 
 以降、ゲルマッハは破滅への階段を転がり落ちていくのだが、それはまだ未来の話である。
88名無しさん@ピンキー:03/04/14 03:17 ID:3tPAFq1B
>>87
マタマタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
89名無しさん@ピンキー:03/04/15 20:54 ID:H8jreroz
>>77
こっちの設定年齢を上げるとかダメかなぁ?
ネタはあるんだが、正直、年齢とか設定の壁が、、、、
二次大戦やりたくてもニッテイのジジイの時代になっちまうよ、コンチクショウ、
というのがありまして……

つか、エロで学ぼう国際情勢、にしちゃったほうが個人的にやりやすいんだが、
あくまで、ニホンちゃんをベースにしたエロをしたほうがいいのかね……?
90名無し君@お腹いっぱい:03/04/16 00:30 ID:ruqpMToS
>89
自分の好きなように書いてください。
その話が面白ければ受け入れられますし、駄目ならばスルーされるでしょう。

「エロで学ぼう国際情勢」
自分はこの精神で書いてます。
91名無しさん@ピンキー:03/04/16 08:15 ID:gto9+moi
じゃあ時事ネタでイラク戦争を手始めにキボンヌ
アメリー君とエリザベスちゃんが手を組んで、イラクキャラを攻めるのかな?
イラクのキャラっていたっけ??
92名無しさん@ピンキー:03/04/16 08:26 ID:2eZ27n+N
男キャラでイラク君がいたようだな・・・801板の腐女子に任せよう
93名無しさん@ピンキー:03/04/16 13:27 ID:qZp1pV85
>>89
期間限定(なんのこっちゃ)で年齢上げて
書いてみるもいいんじゃない?
ネタはあるうちに書いたほうがいいと思う。
94名無しさん@ピンキー:03/04/16 17:08 ID:ATBFDUrx
ペルシャちゃんってのがいたような気がする
95名無しさん@ピンキー:03/04/16 17:47 ID:K7Xfh0NJ
にほんちゃん万歳!!
96名無しさん@ピンキー:03/04/16 21:55 ID:15+ncrcb
遂にニホンちゃんもエロパロに出る日が来たか・・・。
97名無しさん@ピンキー:03/04/17 00:51 ID:MVTvCX70
98名無しさん@ピンキー:03/04/17 03:09 ID:WzcnG2W3
>>96
むしろ出なかったほうがおかしい。
99bloom:03/04/17 03:15 ID:Cdcn4A6c
http://www2.leverage.jp/start/
219.176.243.78 , YahooBB219176243078.bbtec.net , ?
100名無しさん@ピンキー:03/04/17 04:44 ID:EX1ZhX0a
                ______
               /      \
       ∧_∧    /        .\
      ( ・∀・)  ./           .\   ____
..∧_∧  と 11 つ/             .\ |\\+++\
<;`Д´> │ ☆つポコッ             \| |\\+++\
と 2 つ .し/                   \..+\\+++\
≡ヽ_つつ☆バシッ          ∧_∧     |.\++\\+++\
                    <Д´;>つ   | |.\++\\+++\
     ∧_∧            と 1ノ     .| |+\++\\+++\
     <   ;>          とと ノ       ̄ ̄ ̄.\ ̄ ̄| | ̄+ ̄+|
    と 13 つ                     ヒュー   \  .| |++++.|
     と_ ノ                           . \.| | ++++|
      し                                .| | ++++.|
                               ∧_∧    ..| | \+++..|
                               <   ;>   .| |+("ミ)++|
                               ( 12 つ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    \  入った!入った!         ./   │  ノ      パサッ
     \ 日本ゴーーーーーール!! /      し し
101山崎渉:03/04/17 12:11 ID:TKWjnpQP
(^^)
102名無しさん@ピンキー:03/04/18 08:24 ID:6+ZwaSfG
ほしゅあげ
103山崎 渉:03/04/20 04:17 ID:IxIHzNin
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
104名無しさん@ピンキー:03/04/20 08:00 ID:M9oeUtQM
保守
105名無しさん@ピンキー:03/04/22 00:24 ID:hC/pd5ea
801板の某スレッドよりコピペ・改変。

「クソ! クソ! どうして他の奴らはお前みたいに言うことを聞かないんだ」

 イラクを欲望のままに蹂躙したにも関わらず、いきり立ったモノが収まらないアメリーはその欲望を突き立てる矛先を物色していた。
 胸倉をつかまんばかりに黒髪の清楚な少女に、小国ならばおびえるほどの剣幕で迫る。
 それをいなすように少女は、ニホンちゃんは柔らかく微笑んで見せた。
「アメリー君。少し落ち着いて、そんなに興奮しては身体に悪いよ」
「シット! 俺は遣りたいようにヤルんだ」
 乱暴な物言いに動揺することも無く少女は笑みを崩さない。
「そうだね。あなたは思うがままに振舞えばいいよ。後始末は私がするから」
「ふん。お前にはそれがお似合いだ。そうだ、お前にこれを咥えさせてやろう。口を開けろ。好物だろ」
 今思いついたように、いや最初からそれが目的だったのだが、ズボンから勃起した男根を露出させた。
「うん、私はアメリー君のこれが大好きだよ」
 戸惑うことなく先端に口付けするニホン。可憐な桜色の唇に醜い肉の凶器が咥え込まれていく。そして、長年の経験から熟知しているアメリーが感じるポイントを丁寧に刺激していくのだ。
 繊細な舌が敏感な亀頭の粘膜を裏側から攻撃し、それに気をとられているとたおやかな掌が尻を這い後背から挟撃してくる。
106名無しさん@ピンキー:03/04/22 00:24 ID:hC/pd5ea

 昂奮したアメリーはニホンの頭を強引に掴むとその喉の奥まで挿入し、彼女の都合など考えずに貪るように腰を振った。
「くっ…」
 甘く蕩けるような蜜壷の口腔におびただしい量の白濁液を放出する。それをニホンはごくりと美味そうに飲みこんだ。
 自分の体液が白い喉を嚥下していく様子を眺め、アメリーは笑みを浮かべる。
「いい子だ。褒美に北朝鮮を話し合いのテーブルに付くように取り計らってやろう。そうやってちゃんと飲み込めるのはお前だけだな」
「わーい、ありがとうアメリー君。あなたはなんて素敵な国なのかしら」
「当たり前だ。俺は正義だ。世界の警察だ。世界の秩序は俺が担っているんだ」
「うん。私は君にいつまでも付いていくよ」
 花のように綺麗な微笑を浮かべるニホンにアメリーは満足そうに肯いた。
 再びアメリーが自らの正義の押し付けをするする相手を物色する後ろで、ニホンの笑みが変質するのを彼は気付かない。
 気付くはずも無かった。

「あなたは私を調教したつもりになっているようだけど、はたして調教されたのはどちらの方かしらね、アメリー君」

 それは高々数百年の歴史しか持たない力自慢の田舎者には理解できない、極東の千年の歴史を越える者だけが見せる凄惨な微笑であった。
107名無しさん@ピンキー:03/04/22 08:09 ID:drkhvhuN
(・∀・)イイ!!
108名無しさん@ピンキー:03/04/25 00:46 ID:j++XpoRt
してみるとニホンママはサキュバスか何かですか(笑
109名無しさん@ピンキー:03/04/27 00:38 ID:NbJyE3Iq
保守
110あぼーん:あぼーん
あぼーん
111あぼーん:あぼーん
あぼーん
112名無しさん@ピンキー:03/05/02 01:35 ID:w3mwzSiF
保守。
113名無しさん@ピンキー:03/05/03 11:47 ID:J54VHTnG
m
114名無しさん@ピンキー:03/05/08 22:32 ID:PkvnYoXp
ふぉっしゅ
115名無しさん@ピンキー:03/05/14 17:44 ID:GuYZumzy
早く無修正タイワン×ニホン出せよ
116名無しさん@ピンキー:03/05/22 00:14 ID:+78kiHZC
ageとく
117山崎 渉:03/05/22 02:12 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
118名無しさん@ピンキー:03/05/26 00:10 ID:0r+3xzEn
保守
119あぼーん:あぼーん
あぼーん
120名無しさん@ピンキー:03/05/27 12:14 ID:AN0Rx2G8
ニホンちゃんのエロ絵ってあんまり無いね
角煮の過去スレ見たけど、殆ど画像残ってなかったし…
やっぱり向こうでスレ立てても需要無いかなあ。
121名無しさん@ピンキー:03/05/27 22:39 ID:2wZQJolm
>120
いや、需要はあっても供給が無いので……。
122名無しさん@ピンキー:03/05/27 23:35 ID:0xKqcDUm
萌えを喪ってしまっているからね、最近。
123名無しさん@ピンキー:03/05/28 01:03 ID:3Jz4WNwC
 画像に関しては本スレの神に遠慮して描けない面があると思うんだ。
 いっそこのスレのデフォルトのキャラデザでも募集したらどうかな?
124山崎 渉:03/05/28 13:23 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
125保守:03/05/28 19:19 ID:c1H0Gw17
あげ
126 ◆nb8zR0K60M :03/05/28 23:21 ID:GiTsx2o9
「こいつめ……手間取らせやがって」
 マカロニーノは足元に横たわる褐色の肌の少女を見下ろして呟きました。。
 こんな小娘、簡単に手篭めに出来る。
 そう思っていたのに激しい抵抗にあい、鉄砲から機関銃、ガスまで持ち出してようやく無力化することが出来たのです。
 意識を失い、無防備な姿で横たわるのはエチオピアちゃんでした。バネのようにしやなかに伸びた手足。褐色の皮膚。小ぶりで硬そうですがその存在を主張する両の乳房。くびれた腰。上向きに引き締まった尻。
 その野性味溢れる少女の肢体にマカロニーノは唇を嘗め回します。
「俺だって出来るじゃねえか」
 それは過剰な自信ともいえる台詞でしたが、彼は気付いていません。無論強烈なしっぺ返しが近い将来に待ち受けていることも。
 漆黒のビロウドのような肌に指を這わせました。しっとりとした感触とはちきれんばかりの弾力。
 もう我慢は出来ませんでした。
 愛撫もそこそこに欲望のまま少女の膝を割り、勃起した男根に導かれるように押し入っていきます。
 先端を秘密の裂け目にそっとあてがいました。
「あっ……しまっ」
 その瞬間。期待が大きすぎたのか、入れようと先端が触れたわずかな刺激で射精してしまったのです。
 黒い肌に白濁液が散りました。
「まだだ、まだ終わらんよ!」
 マカロニーノは吼えると、挿入しようと足掻き続けるのでした。

 とりあえずおわり。
127 ◆nb8zR0K60M :03/05/28 23:22 ID:GiTsx2o9
ちょっとマイナーネタなので解説。
ムッソリーニイタリアのエチオピア侵攻がモトネタです。
前近代的な部族主体のエチオピア軍にイタリアは大苦戦。機関銃に飛行機、毒ガスまでも使用して何とか勝利したとか。
しかもこの戦訓により、充分通用すると錯覚したイタリア軍は近代化の波に乗りそこね二次大戦で酷い目に……。
128名無しさん@ピンキー:03/05/29 08:21 ID:KW9uPI5+
>>126
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
歴史ネタでエロもハァハァ
マカロニーノ君の最後のセリフの出所はやっぱアレっすか?

一度も描かれていないキャラっているのかな?
個人的に見てみたいエロ絵は、ゲルマッハ君とアーリアちゃんの
禁忌めいた絵なんだが・・・どっかないかな?
129名無しさん@ピンキー:03/05/29 14:00 ID:Pv+AuolW
久しぶりに
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
130名無しさん@ピンキー:03/05/29 17:18 ID:Wh26r7He
>>126-127
                           神   認   定
131名無しさん@ピンキー:03/06/01 19:29 ID:SNDybETq
『おていれ』

「アフガンちゃん、ちから抜いてね」
「う、うん」
横臥したアフガニスたんのお肌をもみもみ。
「ちゃーんとお手入れしないとだめなんだから」
「でもお金ないし・・・」
「それなら問題ない。僕とニホンちゃんに任せておきたまえ」
ゲルマッハ君が鉄バイブを素股に這わせながらいいました。
「ひぁ」
「あ、感じちゃったんだかわいー」
じゃあこれはどうかなーとニホンちゃんが耳朶を甘噛みすると、アフガニスたんはびくびくと躯をふるわせてしまいました。


元ネタはこちら
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030531it11.htm
132 ◆nb8zR0K60M :03/06/08 22:16 ID:GvB90QZT
ちょっとお聞きしますけど、夏コミでニホンちゃんの同人誌、欲しいですか?
当然エロで、文章誌で。

前回出した本、再販するかどうかちょっと迷ってます。
133名無しさん@ピンキー:03/06/08 23:10 ID:4rdDm07y
>>132
激しくキボンヌ!
欲シ(・▽・)イイ
134あぼーん:あぼーん
あぼーん
135名無しさん@ピンキー:03/06/09 07:14 ID:HfsZnH3d
>>132
な、な、な、なんデスト━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
こりゃ今年の夏コミは、何としてでも行かないと!!
136 ◆nb8zR0K60M :03/06/09 22:16 ID:KKWEIytf
でもここをこまめにチェックしているような人は既に持っているかも。
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ3の185を参照。

要望がありましたので再販させていただきます。

137名無しさん@ピンキー:03/06/11 13:43 ID:9VjoSVp8
>>136
ニホンちゃん物の土人は持ってないんで、楽しみにしてます。
138名無しさん@ピンキー:03/06/11 17:11 ID:KWeayx8h
ここでニホンちゃんのエロ画像を描いて、貼ってもいいんでしょうか?
それとも文章オンリーですか?
139名無しさん@ピンキー:03/06/11 17:43 ID:iDuYyn49
スレタイは、「エロ画像小説」です。
140名無しさん@ピンキー:03/06/11 19:48 ID:WN8/FCu+
最近の本スレには厨房しかいねーYO。
141名無しさん@ピンキー:03/06/11 23:09 ID:Dhs2xurH
>>139
ふむふむ、了解です。
142名無しさん@ピンキー:03/06/14 22:33 ID:FZ1+pdk8
本スレ、厨と在日にとりつかれてる、、、。
143名無しさん@ピンキー:03/06/24 17:08 ID:YnVIU3Br
保守sage
144名無しさん@ピンキー:03/07/02 17:14 ID:DNbAxoYz
一応保守っとく
145名無しさん@ピンキー:03/07/08 19:08 ID:lpU5QV1e
hosyu
146あぼーん:あぼーん
あぼーん
147あぼーん:あぼーん
あぼーん
148あぼーん:あぼーん
あぼーん
149あぼーん:あぼーん
あぼーん
150 :03/07/13 00:26 ID:UhrxbXq5
保守保守
151名無しさん@ピンキー:03/07/13 22:50 ID:J+Y7R7GP
個人的にこのスレには期待しているんだけど・・・人少な杉(´・ω・`)
152名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:35 ID:KqGa01oG
気が付くと私は、暗い部屋の床に転がっていた。
全身が痛くて、首が異様に重く感じて触ってみると、固い皮の感触。
…それが首輪だと分かるまでしばらく時間が掛かった。手も足も包帯でグルグル巻きにされてる。
真っ黒なスーツを着た恐そうな男の人がドアの入り口に立って、ずっと私を見ていた。
やがてドアが開き、見慣れた男の子が入ってきた。
「目を覚ましたって?」
…アメリーくん。
私が凝視している事に気付き、彼は笑顔で私に近づいた。
「やあニホンちゃん。気分はどう?」
「…ァ」
爆弾を打ち込まれた事を思い出してガタガタと震える。
痛い。熱い。熱い。
「  」
声にならない声をあげ、一際大きく震えた私を見るアメリー君の瞳は心底愉快そうで。
背中が冷たくなる。恐い。
153名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:36 ID:KqGa01oG
アメリー君は優しげに続ける。
「ココは嫌だよネ。僕の部屋に行こうか?」
でも、でも身体中が痛くて動けない。
アメリー君は笑った。
「大丈夫。歩けなくても」
抱っこして連れてってくれるの?
「僕が連れて行ってあげるから」
首輪にリードをつけ、乱暴に引っ張られた。痛い。
煌々と明るい廊下や階段を四つん這いの姿で強引に引き擦られて、やっと一つの部屋の前に着いた。
中へはいると私の身体は大きなベッドの上に引き上げられ、
リードの先はそのベッドの支柱に繋げられた。
喉の粘膜が張りついて上手く出ない声を、振り絞って言った。
「…お水」
「? …あぁそうだった、喉乾いてるよね」
意外にすんなりと、アメリー君はミネラルウォーターを持ってきてくれた。
冷たいのか、そのペットボトルは白くなってて、キラキラ光ってとてもおいしそう。
なのに。
アメリー君はキャップを開けると自分の口に付ける。
ひきつれた、絶望的な声が私の喉の奥から出た。
アメリー君は笑った。
「大丈夫、ちゃんとあげるよ…」
154名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:37 ID:KqGa01oG
「僕って優しいよね…」
「…ふ」
アメリー君の唇が私の唇に押しつけられ、そこから水が流れ込んできた。
乾いた口腔が少しずつ水で満たされる。
「憎たらしい敵に水を飲ませてあげてるなんてさ…」
ペットボトルの残りが半分ぐらいになるまで、口移しで水を得た。
アメリー君の唾液が混ざってるのが分かる。
「おいしい?」
「…うん」
でも、もっとゴクゴク飲みたい。
「わざわざ飲ませてくれなくて良いから、自分で飲ませて」
水で潤ったおかげで、ちゃんと声を出せた。
「駄目だよ」
アメリー君は楽しげに答える。
155名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:38 ID:KqGa01oG
股の間に私を座らせた。
何をさせたいのか分かったから。
私はアメリー君の手で出されたそれに自分から舌を這わせた。
アメリー君は無言でそれを眺めてる。
唇で先端を吸い上げてみたり、舌全体を使って撫で上げてみたり。
手は痛くて動かしたくないから、口だけ。
アメリー君の硬さはどんどん増し、時折足や指がぴくぴくした。
上から下までゆっくりと行ったり来たりしていると、
突然頭を押さえつけられ、喉の奥まで無理矢理入れられる。
…焦らされるのは嫌いみたい。
その後アメリー君がいくまで髪を掴んで振られた。
頭の中までシャッフルされそうだった。
156名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:39 ID:KqGa01oG
…おいしくない。
吐きそうになって、我慢した。
涙目になりながら飲み込むとアメリー君は感心したように言った。
「今、全部飲み込んだ?…君が初めてだよ」
私は何も答えず、ペットボトルを奪い取って後味を流し込んだ。
アメリー君は満足そうに続ける。
「さすが僕と全力で喧嘩しただけの事はあるね。優秀だよ…僕のペットにしてあげる」
ペット?
「嬉しいだろ?」
ペットって…?
「嬉しくないなんて言わせないよ…?」
顎を掴まれ深く口付けられる。
「だって君は僕に負けたんだから。一生僕のペットだ」
157名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:43 ID:KqGa01oG
当方女で、エロとか初めてだし男性のツボを外してるかもしれない。
しかもよく見なおしてみるとあんまりエロくなかった…ごめんなさい。
またチャレンジしてみます。
158 ◆nb8zR0K60M :03/07/14 00:32 ID:JjYvaIww
>157
いやいやご謙遜を。
雰囲気は出ていますよ。
実質的な描写はありませんが、そのぶんメンタルな部分がグッドです。
女性ならではの視点を生かして次回作に繋げてください。
期待してます。
159あぼーん:あぼーん
あぼーん
160あぼーん:あぼーん
あぼーん
161名無しさん@ピンキー:03/07/14 15:41 ID:1iUXZb44
>157
広告に負けず、耐えてきた甲斐があった。
女神光臨
162名無しさん@ピンキー:03/07/14 16:24 ID:fmNd4v1M
>>152-156
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
すげー(・∀・)イイ!!
続きを激しくキボンヌ!!!!
163157:03/07/14 18:26 ID:fKaBZRi5
おぉ、反応が!ありがとうございます。・゚・(ノ∀`)・゚・。
この先も少しだけ考えてるんですが、
具体的な元ネタもなかったり、エロ話でない方が多かったりするのでどうしようか迷ってます。
一応第二次世界大戦直後辺りをベースにしてるんですが、自分に都合良くぼやかしてます…。
設定も大分変えてるし、首輪つけたりして遊んでるし、世界観潰してしまったらごめんなさい。
年齢も上げて考えてます。
ソースなしでOKなのか訊く前に投稿しちゃったので、
>>152-156は脳内でお好みに変換して頂けたら嬉しいです。
164名無しさん@ピンキー:03/07/15 01:51 ID:MhqjUb4P
(序章)

「さくらー、アーリアちゃんからお電話よー」
「は〜い」
ニホンちゃんは部屋から猛ダッシュで電話のある居間まで急いだ
(アーリアちゃんから電話だ〜)
友達から電話がかかってくるのは家に遊びに行くことと同様に楽しいことだと
彼女は考えている。母から受話器を受け取り、
「もしもし、アーリアちゃん?どうしたの?」
「あっニホンか、いや、用というのは・・・その・・・・」
「ん?な〜に?」
アーリアちゃんは急に黙ってしまった。
何時に無くなかなか用件を言わないアーリアちゃん。彼女がそういう態度を電話でも
人前でも見せたことはあまりない。
「アーリアちゃん、何かあったの?相談事だったら乗るよ」
「違うんだ・・・・つまり・・・その・・・」
165名無しさん@ピンキー:03/07/15 01:52 ID:MhqjUb4P
どうしたんだろう?アーリアちゃんが困ってる・・・・ニホンちゃんは困惑の表情を浮かべている。
ニホンちゃんのお母さんも心配そうに自分の娘と、電話越しの娘の友人を見つめた。
そして、ニホンちゃんは一向に進まない現状に対して何とか歩を進めねばと
悩める友達に切り出した。
「アーリアちゃん、今から会える?私でよかったら話して」
「お願い!お菓子の作り方を教えて!」
「え?」
一瞬のやり取りであった。
「・・・・・・悪い・・・・・変なことを言ってすまなかった」
「え、そんな!大丈夫だよぉ。教えてあげるよ!うん、今からアーリアちゃんの家でいいんだね?」
「ありがとう・・・・・」
恥ずかしげに感謝を述べるアーリアちゃん。実は彼女、料理が全く持ってダメなのである。
料理以外の家事は大抵こなせる。掃除なんかは趣味の一つに本人は数えているのだ。年頃の女の子が嫌がる四つん這いになっておこなう雑巾がけも
学校で教室の掃除をしているときにやってしまい、クラスの男子の鼻を伸ばさせ、兄のゲルマッハ君に慌ててやめされられたほどである。
そんな彼女でも料理は苦手なのだ。
ニホンちゃんがアーリアちゃんの家に着いた。
インターホンを押しドアが開いたとき、迎えてくれたのはアーリアちゃんではなく、兄のゲルマッハ君であった。
「ようこそ、ニホン君。アーリアは台所で仕度しているから案内するよ」
「あ、ありがとう。おじゃましま〜す」

166名無しさん@ピンキー:03/07/15 02:26 ID:MhqjUb4P
 ゲルマッハ君に案内され台所へ行く。台所へ向かう間、大理石でできた廊下に
赤と黒の二色のマットがひかれており、廊下の壁にはドイツ家に代々伝わっている絵画が
掛けられていて、ドイツ家の気品のよさを無言に表していた。
それらにニホンちゃんが見とれている間に台所に着いてしまった。
そして台所でニホンちゃんが目にしたのは、目の前の敵を今まさに倒さんとするような表情をしている
アーリアちゃんの姿だった。
声を掛けてよいものなのか躊躇させてしまうぐらいの迫力である。
ゲルマッハ君が
「アーリア、ニホン君が来てくれているのに挨拶も無しか?」
兄の声が聞こえ、緊張の糸が切れたように我に返るアーリアちゃん。
「すまなかった兄上、あぁ、ニホン、よく来てくれた」
「うん、気にしないでよ。私も暇だったから丁度よかったよ」
「それじゃアーリア、僕は部屋に戻るよ。何かあったら呼んでくれ。ニホン君、また後で」
「うん、ありがとね」
167山崎 渉:03/07/15 11:06 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
168名無しさん@ピンキー:03/07/15 16:03 ID:04pSDax8
先の展開が気になるので続きをおながいします。
169名無しさん@ピンキー:03/07/16 00:50 ID:Qarfwa/6
「あ、そうだ。ゲルマッハ君」
呼び止められゲルマッハ君がニホンちゃんのほうへ振り返る。
「これ・・・・私が作ったんだけど、よかったら食べてね」
ニホンちゃんから風呂敷で包まれたお土産を受け取るゲルマッハ君。彼の頬が自然と赤く染まった。
「・・・・ありがとう」
照れながらニホンちゃんに顔を向け、感謝を述べるゲルマッハ君であった。
「ニホン、あまり兄上をまじまじと見つめるな。天使に見つめられる気分はどうだ、兄上?」
「アーリア、からかうな。僕は部屋に戻る」
「ごめんね、ゲルマッハ君」
「いや、その、だから。気にしなくていいよ」
彼は台所を後にし、自分の部屋に戻った。
「ねぇアーリアちゃん。私、ゲルマッハ君に何か変なこと言ったかな?」
「なに、さっき兄上も言ったように気にするな。ニホンは変なことなんか言ってないよ」
「それなら安心した」
「じゃあ、早速だが・・・・・」
「うん、何作ろうか?」
「そうだな・・・・」

170名無しさん@ピンキー:03/07/16 00:51 ID:Qarfwa/6
一方、こちらゲルマッハ君の部屋。
机の上にさっきニホンちゃんからもらったお土産を置き、何が入っているのか、誕生日プレゼントを
もらったときのようにドキドキしながら風呂敷の結び目を開いていった。
風呂敷の結びを一つ解く度に風呂敷の奥から甘い香りと、ニホンちゃんの家の上品な香りが流れてきた。
最後の結びを解いたとき、そこには布で丁寧に包まれた竹串と、日ノ本家独特の綺麗に光沢を放つ器が入っていた。
器のふたを開け、彼の目に映ったのは、白玉にきな粉が塗されている和菓子と・・・・・
「なんだろう?ジャムかな?」
黒いジャムみたいなものが目に留まり、小指にそのジャムをつけて銜えた。
「なるほど。このジャムに白玉をつけて食べるんだな」
彼は試しに一個を口に運んでみた。
(すごい、前にマカロニーノとフランソワーズが持ってきたお菓子とは違う次元の味だ)
「これは紅茶じゃなく日本茶のほうがよさそうだな」
彼は再び台所に戻り、日本茶を探しにいった。
台所に行くとそこにはニホンちゃんしかいなかった。
「ニホン君、アーリアはどこに行ったの?」
「アーリアちゃんだったら小麦粉買いに行ったよ」
「そうなんだ・・・・」
「何か用?」
「ん?大したことじゃないよ。ちょっと探し物をね・・・・・」
ゲルマッハ君は話しながら戸棚を調べたりしていた。
「あった」
「あ、それって私があげたお茶だよね」
「うん、やっぱり和菓子には日本茶じゃないかなと思ってね」
「それなら私がお茶淹れるから、ゲルマッハ君は自分の部屋で待ってて」
「そんな、悪いよ。自分で淹れることぐらいできるよ」
「飲むなら本格的なのがいいでしょ?」
ニホンちゃんが無邪気な笑顔を見せ、ゲルマッハ君もこれ以上断ることはできなかった。
「ありがとう、よろしく頼むよ。僕の部屋はアーリアの隣だから」
「うん、わかった」

171名無しさん@ピンキー:03/07/16 00:52 ID:Qarfwa/6
しばらくして。

ゲルマッハ君の部屋をノックする音が聞こえた。
「どうぞ」
「おじゃまするよ〜」
「ありがとう、ニホン君。じゃあここに座って」
ゲルマッハ君がクッションを置き、ニホンちゃんを座らせた。
「ありがとう、でも私アーリアちゃんいない間暇だったし丁度良かったよ」
「そういえばアーリアは遅いな、何処行くとか言ってた?」
「ん〜とりあえず欧州町を全て回るみたいなこと言ってたっけ」
「!!?」
ゲルマッハ君、口の中のお茶を噴き出しそうになった。
「ゴメン、ニホン君。アーリアはしばらく帰ってこないかもしれない。欧州町は小麦粉を作っている家がとても多いんだ。
それを一つ一つ回っていくなんて・・・・!?」
そこで彼はある重要なことに気づく。
(まてよ、ということは今この屋敷にいるのは僕とニホン君だけだ!父上母上はアメリー家を訪問しているし
アーリアはしばらく帰ってこない・・・・って僕は何を考えているんだ?!)
思春期一歩手前の少年が目の前で悩み苦しんでいるのをよそにニホンちゃんは
「ちょっと、いい?」
ニホンちゃんは四つん這いでゲルマッハ君に近づいてきた。
(ニホン君、まさか?!)
172名無しさん@ピンキー:03/07/16 00:53 ID:Qarfwa/6
「動かないで」
ゲルマッハ君は目を瞑ってしまった。自分の頬にニホンちゃんの香りが近づいてきたとき、彼のボルテージは最高潮を迎えた。
(ああ、ニホン君って見かけによらず積極的なんだ・・・・)
しかし
「ほっぺに黒蜜がついてたよ」
ゲルマッハ君の頬に付いていた黒蜜をニホンちゃんがハンカチで拭ってあげただけだった。
だがその会話のやり取りは距離にして30cmほどか・・・・・
ニホンちゃんは優しく微笑んだ。そして離れようとしたとき
ゲルマッハ君の右腕がニホンちゃんの左脇下を通り、背中を抱き自分のところへと抱き寄せた。
彼の「男」に火がついてしまったようだ。
「ゲルマッハ君?」
「君が好きだ」
そう言うと優しくしかし力強くニホンちゃんの唇を自分の唇につけた。
彼は両腕でニホンちゃんの頭と背中を抱き、ニホンちゃんとキスを繰り返した。
ゲルマッハ君はニホンちゃんを下にして覆いかぶさる状態になり、愛しいその相手に対しキスを惜しまなかった。
当のニホンちゃんは黙って受け入れていた。彼女自身も数いるクラスメイトの中でゲルマッハ君に対しては特別な気持ちを抱いていた。
愛し合うもののキスは舌を絡ませるものだと小学生の彼らでも映画などを見ており理解していた。
自然とお互いに舌を絡ませるキスをはじめた。ニホンちゃんとゲルマッハ君はお互いに身を抱き合い、少しでも離れることの無いように
キスをし合った。
173名無しさん@ピンキー:03/07/16 01:03 ID:Qarfwa/6
堕ちそうなのであげます
174名無しさん@ピンキー:03/07/16 01:18 ID:Y35VMS+S
(;´Д`)ハァハァ
続きを・・・・
175名無しさん@ピンキー:03/07/17 00:40 ID:K/4EjYyF
むう、アーリア×ゲルマッハネタ書いたのにゲルマッハがかぶっとる。
また後日にするか。
176名無しさん@ピンキー:03/07/17 01:53 ID:J/JE7c0f
>>175
キャラかぶるのは別にいいと思うよ
是非読んでみたい!
待ってます!
177名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:41 ID:juyNFFuH
 ニホンちゃんの柔らかい髪を指で挟むように、ゆっくり流れるように撫で、呼吸の暇も無いぐらいに激しく濃厚なキスを
ゲルマッハ君はニホンちゃんに送った。
そして彼はニホンちゃんの唇から右耳へと自分の唇を運んだ。ニホンちゃんの耳タブを上唇と下唇で軽く挟むと、
舌をまるで耳たぶが触れたら壊れるかもしれないというように慎重に、優しく舞わした。
その作業をしているときに彼の耳元でニホンちゃんの女の吐息が聞こえた。
彼は耳から首、肩へと自分の唇を運んだ。彼の手は自然とニホンちゃんの腰へと移っていた。
(彼女の、ニホン君の裸を見たい)
彼はニホンちゃんのスウェットを脱がせた。スウェットを脱がされたときニホンちゃんは両腕を交差させて震える自分の肩を抱き、胸を見せることにまだためらいがあった。
ゲルマッハ君はニホンちゃんの耳元で
「大丈夫だよ」
そう一言呟いた。ニホンちゃんは今まで自分の身をゲルマッハ君に委ねていたものの、今自分が家族以外の人間に裸を見せていることに恐怖して、
今行われていることを直視することができなかったため目を瞑っていたのだ。
その瞑っていた目を勇気を出して明けてゲルマッハ君を見た。
178名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:47 ID:juyNFFuH
彼女の目に映ったゲルマッハ君の顔は今まで見たこともないほどの彼の、純粋と無邪気をそのまま顔に表したような笑顔であった。
普段学校で彼は表情をあまり変えず、いつも強張っている感じだった。しかし彼はニホンちゃんに対し、自分をさらけ出すことを許したからこそ
この笑顔をニホンちゃんに心を許し、恥ずかしくないと思ったからこそ見せたのだ。
ニホンちゃんもゲルマッハ君の笑顔を見て心の奥から安心したと同時に、アーリアちゃんに今までゲルマッハ君のこの笑顔を自分より多く見てきたことに対して
嫉妬と羨望をした。
ニホンちゃんは胸を隠す両腕をゆっくりと解きはじめた。ゲルマッハ君はニホンちゃんの背中に手を回し、桜色のブラジャーのホックを不慣れな手ではずした。
家の手伝いで洗濯物をたたむときにブラジャーの構造がどのようになっているのかという知識が役に立った。
ブラジャーをゆっくりはずしたとき、彼女の頬はまた紅潮した。
しかしそれとは裏腹に彼女の肌は雪原のごとく白く、華奢なようで肉付きもきちんと整って、乳房も未熟だが、しかし膨らみはあった。
ゲルマッハ君は思わず息を飲んだ。彼はついニホンちゃんの裸に見とれてしまった。彼は顔をニホンちゃんの胸にうずめた。
赤ん坊のように乳房に唇を当て、口で含んだり、舌を回すように舞わし、両手はニホンちゃんの乳房を円を描くように揉んだ。
179名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:48 ID:juyNFFuH
ニホンちゃんの口から吐息が漏れる。ニホンちゃんの両手はゲルマッハ君の頭を抱いていた。
輝かんばかりのその金色の髪の毛は、よく手入れのかかっているサラサラしたものだった。
ゲルマッハ君の両手はまたニホンちゃんの腰に向かった。彼はニホンちゃんのスカートをはずしにかかったのだ。
スカートを下ろし、そしてブラジャーと同じ色の桜色のパンツも下ろした。ゲルマッハ君は自分でも気付くぐらい自分の呼吸が激しくなっているのを感じた。
そしてニホンちゃんの膝を割った。露わになった彼女の秘部が現われた。まずは感触を調べてみようと手を伸ばした。
(あれ?濡れてる・・・・・汗じゃなさそうだ)
指の腹でニホンちゃんの秘部をさらに愛撫した。そうしたら彼女の秘部からさらに愛液が流れてきた。ニホンちゃんの呼吸が激しくなる。
「・・・・ッハ君・・・・」
「なんだい?」
ニホンちゃんはゲルマッハ君の頭を抱き寄せ耳元で
「・・・・・ずっと前から好きだった・・・」
「僕もだよ・・・・・・・・・・・・・・さくら」
彼らはまたキスをした。さっきよりも濃厚な、慣れたように舌を絡ませあった。
ゲルマッハ君の手が自分のYシャツにいき、一個一個ボタンをはずしていった。
Yシャツを脱ぐため、キスを終え、無造作にYシャツを放った。そして彼の上半身は裸になった。
彼は膝たち状態であった。鍛えているのだろう、胸筋は少し厚みを成し、腹筋も割れていた。
ニホンちゃんもゲルマッハ君の部屋の明かりを背負っている彼の裸に見とれた。
ゲルマッハ君はさらに、さっきから窮屈にしていた自分のモノを解放するためにズボンを脱いだ。
180名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:49 ID:juyNFFuH
そして彼はボクサーパンツだけの姿になった。そのパンツも脱いだとき、ニホンちゃんの顔は引きつった。
(えぇ?!男の人のってこうなってるの?)
驚きだった。それもそのはず、彼女はいつも一緒にウヨ君とお風呂に入るのだが、ウヨ君のはそのような状態になったことはなかったのだから。
彼女は無意識にそのゲルマッハ君のモノに手を伸ばしていた。軽く握ったとき、ゲルマッハ君が女の子みたいに悲鳴をあげた。
ここが男の気持ちの良いところなのかと彼女はすぐに理解した。それがわかるとゲルマッハ君のモノを軽く握ったり、離したりし、上下にしごいた。
膝立ちのゲルマッハ君が、力が抜けてしまい、腰が下り尻餅をついた状態である。ニホンちゃんはなおもゲルマッハ君のモノを上下にしごいた。
彼の呼吸が荒くなっているのをよそに彼女は積極的にゲルマッハ君のモノを口に含んだ。その瞬間ゲルマッハ君は思わずまた悲鳴をあげた。さらに彼の呼吸が激しくなった
ニホンちゃんの愛撫がたまらず、嗚咽がでてしまっているようである。
(ゲルマッハ君って結構可愛い声出すんだなぁ)
口の中にゲルマッハ君のモノを含んで、舌を絡ませ、顔を上下運動して愛撫した。
「ふぁ・・・・あっ・・・・んはぁ・・・はぁ・・さくら・・・・君にも・・・・」
ゲルマッハ君はうつ伏せになりニホンちゃんの腰を抱き寄せた。
互いに互いの秘部を愛撫する形になった。ニホンちゃんもゲルマッハ君から受ける愛撫に夢中になった。
「さくら・・・・そろそろ・・・」
「・・・・・・・・・・・・うん」
181名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:50 ID:juyNFFuH
ニホンちゃんを下にゲルマッハ君が覆いかぶさる状態になった。二人とも学校の授業で性について学んでいた。そして男と女のモノをどうするかも。
ゲルマッハ君が自分のモノをニホンちゃんの秘部に挿入しようとするが上手くいかない。ニホンちゃんもゲルマッハ君のエスコートするために自ら足を開いたり、膝を抱えたりしていた。
そしてゲルマッハ君のモノがニホンちゃんの中に侵入した、そのとき。
「ひぃぃぃいいぃっっっ!!!」
「どうしたの!」
「・・・・うぅん・・・・なん・・・・でもないの・・・」
ニホンちゃんの処女膜が破られ、秘部からは血が流れてきた。
ニホンちゃんは瞬時にほとばしった激痛に我慢できなかった。しかしゲルマッハ君に心配させまいとなんでもないかのように振舞ったが
彼女の表情は激痛に歪みそうになった。だが、歯を食いしばり耐えようとした。
ゲルマッハ君が腰を振るたびに激痛が走る。
目には涙が溜まっていた。ニホンちゃんはゲルマッハ君を抱き寄せると力いっぱい抱きしめた。なおもゲルマッハ君は腰を振り続ける。
ニホンちゃんが激痛に悩まされているときゲルマッハ君は彼女と一つになれた喜びと、彼女の膣中の心地よさに絶頂しそうになっていた。
そして彼は絶頂を迎えた。
182名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:50 ID:juyNFFuH
「さくら・・・僕・・もう」
そしてニホンちゃんの膣中から抜き出し彼のモノから精液が勢いよく飛び出した。ニホンちゃんの下腹部から顔まで彼の精液は飛び散った。
なおも精液が出続けニホンちゃんの体の上にかけた。
ニホンちゃんは激痛から解放されたことと、ゲルマッハ君と一つになれたことを思いつつ、気を失ったように疲れて眠りについてしまった。
もしかしたら本当に気を失ったのかもしれない。
ニホンちゃんに飛び散った自分の精液を拭き取ろうとしたとき、ゲルマッハ君はあることに気付いた。
「精液と血が混ざって桜色になってる・・・・」
ゲルマッハ君は眠ってしまった自分の恋人に静かに口付けをした。

ニホンちゃんが目覚めたとき、彼女はベッドで横になっていた。
(夢・・・・じゃないよね)
服もきちんと身にまとっていた。
ベッドから降りようとしたときいきなり股間に激痛が走った。
「いったぁぁい・・・・・」
(やっぱ夢じゃなかったんだ・・・・・)
そうとわかると彼女の口元は笑みにほころび、再び床に就き、たまらず枕を抱いた。
(ゲルマッハ君・・・・ヘヘ)
しかし彼女は重要なことを思い出した。
「あ!アーリアちゃんは?!」
彼女はベッドから飛び起きた。また股間に激痛が走った。
「いったぁい・・・・・」
台所へ向かった彼女はアーリアちゃんとゲルマッハ君に迎えられた。
183名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:52 ID:juyNFFuH
アーリアちゃんは開口一番に
「さんざん待たせてすまなかったニホン!」
「え?」
時計に目をやると針は6時を回っていた。
(え〜とアーリアちゃんが家を出たのは一時過ぎだから・・・・・ええ!)
「アーリアちゃん!一体どうしたの!」
「いや欧州町は直ぐ回り終わったんだがエリザベスのヤツが追いかけてきて小麦粉について薀蓄をたらしてきて、埒が明かないとか言い出して家に引っ張られて紅茶を三杯飲むほどだったんだ、
そうしたら都合悪く、フランスワーズとマカロニーノがエリザベスの家に遊びに来て、私以外の三人で討論を始めたんだ」
(それは災難だナァ・・・・)
ニホンちゃんも思わずその状況を思い浮かべた。しかしそれがなかったら・・・・・・と考えると気持ちが複雑になった。
「さっきやっと帰ってきたところなんだ。今日はもう遅いからまた今度でいいか?」
「うんいいよ。また呼んでね」
「ああ」
「それじゃ私帰るね」
「ああ、玄関まで送るよ」
「ありがとう」
「兄上も一緒に来ないのか?」
「え!ああそうだな」
そして玄関まで送ってドアを開けようとしたときゲルマッハ君が近づいてきた。
「?」
ゲルマッハ君はドアを開けてあげただけだった。戻ろうとした擦れ違いざま、ニホンちゃんの耳元に彼は
「また遊びにきて」
と呟いた。ニホンちゃんは静かに微笑んだ。そして彼女は二人に見送られ家路に着いた。
ニホンちゃんの胸は嬉しさに心弾ませウキウキしていた。何故なら今日がゲルマッハ君との新たな関係の序章なのだから




お・し・ま・い(・∀・)サ!
184 ◆aOlD4fDGBI :03/07/17 02:57 ID:juyNFFuH
\(`д´)ノウワァァァァン
>>175さんゴメンナサ〜イ

( つд`)ってか長文でみなさんスマソ
>>ALL
近々また現われますのでその時もまたよろしくオナガイシマス
(コテ名乗っておきまふね)
185名無しさん@ピンキー:03/07/17 17:03 ID:J/JE7c0f
>>184
素晴らしい・・・・
初々しさが(・∀・)イイ!
186名無しさん@ピンキー:03/07/17 20:17 ID:kW8XzBa7
ドイツとニホンて似てるよね。どっちもマジメでカタブツなフリして実は超助平なとことか
187175ことにわかハン板住人 :03/07/18 01:27 ID:R8TKxe1P
トリップ忘れちゃった。実は前にチューゴ×アサヒを書いた香具師でつ。
自分や他の人の昔のエロSSは↓のページで何も入力せずに「検索」を押せば一覧が出るはず。
ttp://mrcopa.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/urtrs000/sample.html

ちと後半部分を書き直したいので今日は前半のみでスマソ。

>>184
いや別に謝る必要無いッス。興奮しますた。処女喪失イイ!
188にわかハン板住人 :03/07/18 01:28 ID:R8TKxe1P
「娼姫アーリア」 前編


「うう……ひもじい……」
 アーリアちゃんは自分の部屋のベッドに横たわり、辛そうにお腹をさすりました。
 三度の食事はちゃんと摂っているとはいえ、アーリアちゃんは成長期の活発な女の子。とてもそれでは足りないのです。
 どんよりした目で壁を睨みながら、アーリアちゃんはぶつぶつとつぶやきます。
「耐えるんだアーリア……家が東西に分かれていた時を思い出せ……これくらいの空腹など」
 ぐぎゅるぐぐぐぐぐぐ〜、とアーリアちゃんのお腹が弱々しい悲鳴をあげます。
「あう。くじけそうだ……」
 とそこでアーリアちゃんは気がつきました。もう家が分かれていた時とは違うのです。家の方針は「みんなで仲良くわけましょう」から「所詮この世は弱肉強食」に変わったのです。
 アーリアちゃんは、ゲルマッハくんがアルバイトをして小遣いをもらい、そのお金でおやつを買ったり趣味のものを買ったりしているのを思い出しました。
「兄上にいいバイトがないか聞いてみるか……」
 お腹の虫をなだめながら、アーリアちゃんはゲルマッハくんの部屋へ向かいました。
189にわかハン板住人 :03/07/18 01:28 ID:R8TKxe1P
 ゲルマッハくんは、自分の部屋で読書の最中でした。
「む、邪魔したか。出直す」
 アーリアちゃんがそう言って開いたドアをしめようとすると、ゲルマッハくんはしおりを本に挟みながら
「かまわんよ。何の用だい」と言いました。
「すまない兄上。実は相談があるのだが」
「僕にできることなら協力しよう」
 ゲルマッハくんは小学生らしからぬ冷静な表情と口調で答えました。しかし内心は、健気な妹の役に立てるというので実は少し張り切っているのです。
「実はアルバイトの働き口を探しているのだ。選り好みをするつもりは無い。心当たりがあったら教えて欲しいのだ」
「アルバイトか……うーむ」
 ゲルマッハくんは目を伏せ、顎に手を当てて考え込みました。実はここのところ、あまり仕事が無いのです。彼のお小遣いの中からいくらか彼女に分けてあげることもできますが、それでは誇り高いアーリアちゃんのプライドが傷つくと、彼は思いました。
 ゲルマッハくんはきれいに整頓された本棚の中から一冊のファイルを取り出し、パラパラとめくりはじめました。
 しかしほどなくしてファイルを閉じて元に戻すと、また別のファイルを取り出してめくりはじめます。
「兄上。無いなら無理してまで探さなくてもいいのだが……」
 アーリアちゃんがそう言った瞬間、彼女の言葉を遮るようにゲルマッハくんが叫びました。
「あった!」
 彼はファイルを逆さにしてアーリアちゃんに向けました。そこには一枚のチラシが入っています。黄色と赤の原色で刷られたちょっとケバケバしい感じの広告でした。
『マッサージ・パーラーで働く女性募集! 高額給料即日払い! 素人の貴女もわずかな研修ですぐに稼げます!!』
「とりあえず、アーリアが面接を受けられそうな募集はこれだけだ。これからこの会社のことを調べてみるから……」
「いや、選り好みはしないと言っただろう。これで構わん。兄上、世話になった。恩に着る」
 アーリアちゃんはそう言うと、素早くメモ用紙を取り出してチラシに連絡先を書き付けます。
「しかし会社の素性を確かめないと……おい!」
 働き口が見つかった嬉しさでゲルマッハくんの呼びかけも聞こえないのか、アーリアちゃんは振り返りもせずに部屋を出ていきました。
190にわかハン板住人 :03/07/18 01:28 ID:R8TKxe1P
「ふっふっふ。よく考えてみたら、マッサージ師というのはわたしにぴったりなバイトだな。人体構造は東時代の訓練のおかげで熟知しているし、力仕事も得意だ。兄上は本当にいいバイトを紹介してくれた……」
 あの後、すぐに連絡先に電話してみたら、今日にでも会って面接したいとのこと。一刻も早くお金が欲しいアーリアちゃんは、さっそく家を出て面接会場に向かいました。
 会場だと言われて教わった場所は、地球町の繁華街の一本裏道に入ったところ。昼間だというのに閉まっている店が多く、なんだか人も少ない感じです。
 教わった通り、三階建てのあまりきれいとはいえないビルの地下へと降りていくと、顔中ピアスだらけの若い男が立っていました。アーリアちゃん、ようやくなんだか様子がおかしいことに気づきはじめましたが、せっかくのバイトを逃すことも惜しいと思い、声をかけました。
「さきほど電話をしたアーリアという者だ。マッサージ・パーラーでのアルバイト面接を受けに来たのだが」
「こっちです」
 ピアス男はそう言って分厚いドアを指しました。
191にわかハン板住人 :03/07/18 01:29 ID:R8TKxe1P
「なんという失態! 僕ともあろうものがあんなバイトを紹介するとは……!」
 ゲルマッハくんは愛(自転)車のメルセデスベンツを全力でこぎながら、唇を噛みました。
 あれからしばらくして、どうにも悪い予感がおさまらないゲルマッハくんは、先ほどアーリアちゃんに見せたチラシを調べてみました。そこにはホームページのURLが書いてあったので、ゲルマッハくんはますます強くなる不安を必死で噛み殺しながらホームページを開きます。
 そこに書いてあった言葉は……。

『熱いキスと優しく愛に満ちたマッサージ、限りないセックスで甘やかしてあげる』

「いかん!」
 叫んでゲルマッハくんは部屋を飛び出し、アーリアちゃんの部屋へ行きます。しかしノックをしても返事は無し。そこへ通りかかったゲルマッハくんのお母さんが、
「アーリアなら、30分くらい前にアルバイトの面接を受けに行ったわよ」
「!」
 ゲルマッハくんは顔色を変えると、電光のように駐輪場へと向かい、メルセデスベンツに飛び乗ったのでした。
192にわかハン板住人 :03/07/18 01:31 ID:R8TKxe1P
明日後半を書き込みます。前半エチシーンなくてごめん。後半は用意してあるから。
導入まで長いのが漏れの欠点なんだよな。

まあ、読者をじらすのも職人のたしなみってことで。
193 ◆aOlD4fDGBI :03/07/18 19:24 ID:v5FlDWYz
>>192
(;゚∀゚)=3 ムハァ!続きをque bom!
194 ◆nb8zR0K60M :03/07/18 20:44 ID:vY/JbdgP
最近にぎやかになってきて良いですなぁ。
195にわかハン板住人 :03/07/19 00:01 ID:vQhxzw9t
「娼姫アーリア」後編

「畜生、まさかアーリアの奴、売春の仕事を引き受けたりしてないだろうな。あいつ金に困ってたし……。いや、もしアーリアが拒否しても、店の連中に無理矢理あんなことやこんなことを……」
 ゲルマッハくんの脳裏に、すっかり娼婦として調教されたアーリアちゃんの姿が浮かびます。
 彼女はうっすらと化粧をしており、胸から下を隠すようにバスタオルを巻き付けている以外は全裸のようでした。
「兄上……」
 アーリアちゃんが、なぜかトランクス一枚で後ろ手に縛られ、ベッドの脇に立っているゲルマッハくんに歩み寄ります。
 ゲルマッハくんは、改めて妹の顔を見て息を飲みました。
 うすい化粧、唇に引かれたルージュ、両耳の金色のピアス。それらが普段は少年のような顔つきの彼女から、驚くほど艶っぽい女性を引き出しています。
「兄上が、最初の客で嬉しいよ」
 そう言って、アーリアちゃんはゆっくりと微笑みました。もちろんゲルマッハくんはアーリアちゃんの笑顔などいつも見ています。しかし見慣れているはずの妹の顔が形作っていたのは、今まで見たこともないほど色気のある微笑だったのです。
 アーリアちゃんは、まるでじらすようにゆっくりとバスタオルを脱ぎ捨てました。
 少年のような、引き締まった手足。しかし胸の幼いふくらみ、腰の細さ、尻の丸みは充分に女を感じさせるものでした。
「ふふ……しばらく一緒に風呂に入っていなかったが……わたしの体も少しは成長したろう? 兄上……」
 ゲルマッハくんは、自分の股間のモノがずくん、と膨らむのを感じました。妹の艶っぽい笑顔と、これからおこることに対する期待が、血の流れとなって下腹部に流れ込んでいるのです。
196にわかハン板住人 :03/07/19 00:02 ID:vQhxzw9t
(違う! 僕は期待なんかしてない!)
 ゲルマッハくんは心の中で激しく叫ぶと、言いました。
「やめろアーリア! 僕たちは兄妹なんd」
 ゲルマッハくんの言葉を遮るように、アーリアちゃんはさらに一歩近づきました。鼻先と鼻先が触れんばかりの距離に、思わずゲルマッハくんは言葉を飲み込んでしまいます。
 アーリアちゃんは甘い吐息と共に、言葉を紡ぎました。
「熱いキスと……」
 そっと両手をゲルマッハくんの両頬に当てると、彼女は兄の唇にキスをしました。
 びっくりするほど柔らかで、暖かく、なめらかなアーリアちゃんの唇の感触に、ゲルマッはくんは危うく脳が溶けそうになります。
 しかしなんとか理性をつなぎ止め、目を閉じて首を振り、禁断の口づけを振り払おうとしました。しかしアーリアちゃんの指先がすっと首筋をなでるとなぜか力が入らなくなってしまいます。
 それでも前歯を閉じて抵抗しましたが、アーリアちゃんの舌が前歯と歯茎、唇の裏側をじっくりとなめ回すと、まるで魔法のように顎の力が抜けてしまうのです。
 アーリアちゃんの唾液をまとった舌が、躊躇なくゲルマッハくんの口の中に侵入し、ゲルマッハくんの舌をとらえました。
 硬直して動かないゲルマッハくんの舌に、アーリアちゃんの舌がもてあそぶようにからみつき、ちゅっちゅっとわざと音を立てながら唾液を交換します。
 ゲルマッハくんの股間は、自分の喉に妹の唾液が流れ込んでくること、そして妹が自分の唾液を飲んでいることを意識してますますその硬度を増すのでした。
197にわかハン板住人 :03/07/19 00:02 ID:vQhxzw9t
 ゲルマッハくんがもう何も考えられないほどキスの魔力に浸かった頃、アーリアちゃんはようやく唇を離しました。
 いまだキスの余韻でぼうっとしているゲルマッハくんの隙をつき、彼の両手が後ろに縛られて動かないのをいいことに、トランクスをひきずり落としてしまいます。
 はちきれそうなほどに固く、大きく勃起したゲルマッハくんの性器が、バネじかけのように勢いよくトランクスから飛び出しました。小学生にしては、かなり立派なものです。
「アーリア、やめるんだ……」
 己の体を守る最後の砦をあっさり崩されたことで、ゲルマッハくんは意識を取り戻しました。しかしアーリアちゃんは意にも介さず、言葉を続けます。
「優しく愛に満ちたマッサージ……」
 言いながら、右手で竿を、左手で袋をそっと掴むと、ゆっくりとさすり、揉み始めました。
「うあああっ」
 思わずゲルマッハくんは声をあげてしまいます。彼も年頃の男の子。自慰はすでに覚えていましたが、女性のやわらかな手でこすられ、揉まれるのは、自分で行うのとは比べものにならない快感です。
 アーリアちゃんの手つきはまるでじらすようにゆっくりとした動きで、決して激しく射精をうながすものではありません。しかし逆に言えばそれは、達することなく快感のみを高めていく絶妙な手さばきでありました。
 強弱をつけながら先端から根本へとアーリアちゃんの手のひらが快感を送り込み、袋を軽く握ったり転がしたりしてアクセントを加えます。
 もはやゲルマッハくんは意味のある言葉を発することもできず、ときおりうわごとのように「アーリア……」とつぶやく以外は激しい呼吸の合間にあえぐのみでした。
 ゲルマッハくんの性器が脈打ち、あと少しの刺激で決壊するような印象を受けるほど張りつめます。アーリアちゃんはそれを見計らい、ゆっくりとゲルマッハくんの胸を押しました。
 かすかに抵抗しようとするゲルマッハくん。しかし快楽に運動神経までも支配されたのか、なんなくベッドに押し倒されます。
198にわかハン板住人 :03/07/19 00:05 ID:vQhxzw9t
 アーリアちゃんはゲルマッハくんの肉棒を手で軽く支えると、そこに向かって淡い金髪で縁取られた淫裂を降ろしていきます。
 頭を九割ほど性欲漬けにされていたゲルマッハくんですが、妹が何をしようとしているかを悟って青ざめました。目の前にかかっていた桃色の霧も一気に消し飛んで、悲痛な声で叫びます。
「アーリア! それだけは、それだけは駄目だ! 自分が何をしようとしているのかわかっているのか!?」
 しかしアーリアちゃんは意に介した様子もなく、兄の亀頭と自分の入り口を接触させ、キャッチフレーズの最後の部分を歌うように口にします。
「限りないセックスで甘やかしてあげる」
 一気に根本までねじこみました。
 意識が飛びそうなほどの快感が、股間から腰椎を経由、背骨を通ってゲルマッハくんの脳髄を灼きます。
 少女特有の締め付け、熱い体温、絡みつく襞。実の妹、それも二卵性双生児の片割れを相手に童貞を喪失するという事実がもたらす背徳的な快感。それら全てに抵抗して、ゲルマッハくんは射精に耐えました。
 アーリアちゃんはそんな兄の様子にあざ笑うような、愛おしむような、可愛がるような笑顔を見せ、騎乗位から上半身を倒して体と体を密着させました。
 唇を奪い、
 舌をねじ込み、
 幼い乳房を押しつけ、
 両手で耳と首と脇腹を探り、
 締め付けながら腰をバウンドさせ、
 ゲルマッハくんの最後の防波堤をうち破りました。
 己の子宮に満たされる熱い刺激に、アーリアちゃんは媚薬いらずの妖艶な笑顔を見せました。
199にわかハン板住人 :03/07/19 00:08 ID:vQhxzw9t
「しまったぁぁぁ!」
 ゲルマッハくんは大慌てでブレーキ。暴走した妄想に気を取られ、うっかり目的地を通り過ぎてしまったのです。急いで180度方向転換しながら彼は叫びました。
「駄目なんだアーリア! いくらお互いが求めていてもそれだけは犯しちゃいけないタブーなんだよ! 畜生なんで俺たちは兄妹なんだ!」
 どうやらまだ妄想からうまく抜け出せていないようです。
 そんなこんなで数分後。ようやくチラシの売春宿があるビルに到着したゲルマッハくん。愛車を乗り捨て、鍵もかけずに地下へと向かう階段に走り寄ります。
「待ってろアーリア! お前を娼婦になんかさせな……ん?」
 階段へと一歩目を踏み出そうとしたとき、下の方から何か大きなもの打ち上げられてきました。危ういところで身をかわし、何が飛んできたかを確認して目を見張ります。
 それは人間の男でした。全身がまるで大勢にリンチにあったかのようにズタボロで、腕が一本曲がってはいけない方向に曲がっています。ピアスだらけの顔面は元の人相がわからないほど殴られています。
「これは……!?」
 その時、ゲルマッハくんの体が感電したかのように震えました。地下から、目に見えるほど濃密な闘気……いや、殺気があがってきます。
 ゲルマッハくんが振り向いた先には、全身から蒸気のように怒りを吹き出すアーリアちゃんの姿がありました。拳・肘・膝・爪先・踵の全てが赤く染まっています。
「おおアーリア! 無事そう……で……良か……」
 両手を差し出して出迎えようとするゲルマッハくんですが、アーリアちゃんの両目に灯る地獄の炎を見て思わず口をつぐみました。
「兄上……売春宿でチャンスをつかめとでも言うつもりか……?」
 奈落の底から絞り出すような声に、思わずゲルマッハくんは後ずさりします。
「す、すまんアーリアまさか売春宿だとは知らなかったんだ。僕だって驚いてるんだ」
 しかしそう言った時、アーリアちゃんはすでにロシアノビッチ家直伝KGB流暗殺術<シュタージ>の構えを終えていました。
 怒りの眼光と共に、無言で拳をゲルマッハくんの顔面に叩き込みます。
 はるか彼方へ吹っ飛ばされながら、ゲルマッハくんは叫びました。
「カンコの言う『アイゴー』の意味を、今、実感として理解したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 おしまい
200にわかハン板住人 :03/07/19 00:08 ID:vQhxzw9t
ゲルマッハファンの人、すいません。前半とキャラ違いすぎ(w
できれば感想くだされ。


今回の話のソース
ttp://cnn.co.jp/fringe/CNN200307120010.html
あとゲルマッハくんが乗ってた自転車
ttp://www.nikkei.co.jp/style/special/0001/body2.html
201 ◆aOlD4fDGBI :03/07/19 00:40 ID:oP09k8Vt
>>200
うおおおおおおお!
すげー!感動しました!!ごっつぁんです!
しかし文章表現が素晴らしいかったと読んでいて思いました
ゲルマッハ君の妄想と現実を区別できないところととラストにワラタw

オイラもガンガロウっと
202名無しさん@ピンキー:03/07/19 01:58 ID:mR47g11I
上手いなぁ。ゑろゑろな展開でありながら、ちゃんとニホンちゃんの世界観に沿ってるし。
にわかハン板住人さん、グッジョブ!
203名無しさん@ピンキー:03/07/19 10:44 ID:NCnNrBYx
あのぉ・・・・・レイープものもありですか?
204 :03/07/19 12:53 ID:aHOT4F8V
>>203
もちろんアリ。
205名無しさん@ピンキー:03/07/19 13:23 ID:WRtjKGyQ
インドネシアちゃんがご奉仕したり
フィンランちゃんが屈服したりする

なんてのをキボンヌしてみます
206名無しさん@ピンキー:03/07/19 15:57 ID:lNW/opdU
>>152-156の続きです。
今度は小学生でも大丈夫だと思います…。

アメリー君は本来の大きさに戻ったそれをしまった。
それから足の間で私の身体を後ろ向きにすると、トレーナーを脱がせて背中に軽く触れる。
ガーゼか何かがしっかりと貼られてるみたい。
「…ここと、ここに大きな火傷があるんだ。その分薬もたっぷり塗ってある筈だけど」
「……跡になっちゃう?」
「んー、そうだね…うちで預かってる間に出来るだけ治そうね」
?と思ってる私に、アメリー君は最初から説明してくれる。
端的に言うと、怪我の治療と『歪んだ私の再教育』の為一時的にアメリー君のおうちに預けられてるらしい。
…アメリー君にとっては再教育というよりペットの躾なんだろうけど。
みんなを巻き込んだ2度目の大喧嘩で私は負けた。
あっさり降りたマカロニーノ君や、頑張りすぎて力尽きたゲルマッハ君とアーリアちゃんを置いて、
私だけ最後まで意地を張り続けた。派手に暴れて色んな人を傷付けたと思う。
だって負けるわけにはいかなかったの。
でも背後からアメリー君に見た事もない爆弾を2つもぶつけられて、ついに私は負けを認めた。
アメリー君、エリザベスちゃん、チューゴ君、そしてロシアノビッチ君の4人で私を再教育する案が出たらしい。
ロシアノビッチ君がずっと主張してたらしいけどチューゴ君が反対して譲らず、廃案になったって。
それで結局アメリー君に任される事になったという。
ロシアノビッチくんの事は一度負かしてるし、どさくさに紛れて私を裏切ったから、
もし彼のおうちに預けれたらどんなひどい事をされるか分からない。
きっと首輪なんかじゃ済まない。考えただけでもぞっとする。
…そう思うと今の状況は少しだけましなのかもしれない。でも、でも…。
207名無しさん@ピンキー:03/07/19 15:58 ID:lNW/opdU
色々考えてると後ろから手が回ってきて、そぉっと抱きしめられた。
「ニホンちゃんのお腹、気持ちいい」
だからってプニプニしないで欲しい…。
「きっと全身こんな手触りなんだろうね…早く治して、包帯取ろうね」
今はほとんどの部分が包帯で隠されてる。
身体を向かい合う形に戻されて、…アメリー君の視線がブラに詰められた胸に突き刺さった。
「あれ?もっとペッタンコなのかと思ってた」
………。ブラも脱がされた。
「もう立ってる」
先端を人差し指で押し込まれた。
「…っちょっと肌寒いからだもん」
「へぇ…寒いとこうなるの?」
「んッ」
指を離すとまた先端がひょこん、って戻ってくる。
「ただ脱がせただけなのに…こんな子初めてだよ」
アメリー君は面白そうに出し入れする。
「…アメリーくん」
益々顔を近づけてきて、間近でその様子を見てる。
「ほら、色が濃くなってきた」
フウって息がかかって、ピンピンになった。
やだもー…すごい恥ずかしい…。
「アメリーくんってば…ねぇ、あんまり見ないで…」
アメリー君は答えずに突然
ちゅうっ
「―――!」
いやぁぁぁぁ!
いきなり目の前で乳首を口に含まれて頭がパニックになった。
208名無しさん@ピンキー:03/07/19 16:00 ID:lNW/opdU
信じられない思いでアメリー君のやってる事を見る。
あまりにも生々しい感覚と、目の前のショックな光景に目が離せない。
ふと、私は男の子をお口でいかせた事はあっても、
自分が責められる事はなかった事を思い出した。
よく考えれば今まで男の子の前で上半身だけでも裸になった事は無かった。
服に隠れてる肌を直接触られたことだってない。
そこまで考えてやっと、これが自分にとってどれだけ異様な事態なのかを思い知った。
パニックに新たな羞恥心と焦りが加わって、本格的に頭が壊れる。
どうしよう、どうしよう、ああどうしよう…
その一方で、舌が動く度に胸がキュウッて切なくなる。意識が蕩ける。
アメリー君の口の中はぬるぬるして、温かくて変な感じ…。
全身から力が抜けて意識と一緒にフニャフニャになってく。
下半身が熱くなって、溶けてくみたい…。
「んふうぅぅ…んにゃぁ…」
「何て声出してんの」
アメリー君がクスクス笑う。今のホントに私の声…?恥ずかしい…。
フカフカのベッドに注意深く寝かされ、足をアメリー君の太股に掛けられて、
足を広げられたかたちになる。
溶けた部分をパンツの上から押さえられた。
「あ」
「ニホンちゃん、ぐちゃぐちゃになってる」
アメリーくんは胸の先端をくわえたまま喋る。声の振動でピリピリして、変になりそう…。
指で押さえられた所がプクーって腫れてるような感じがする。
209名無しさん@ピンキー:03/07/19 16:01 ID:lNW/opdU
「まだ胸だけなのにね…」
さっき指でやってたみたいに、先っぽだけ舌で押し込まれた。
もうじっとしてられなくて手や足をもぞもぞさせてたら、またアメリーくんに笑われた。
「ホンットに弱いんだね…覚えとこ」
ああぁ…頭ん中もホントに蕩けちゃいそう…。
「あっっ!」
仰け反ったら背中が滅茶苦茶痛かった…火傷の事すっかり忘れてた。
「大丈夫?」
覗き込まれる。心配する位なら、もう…
「もうやめてぇ…」
「駄目だよ」
「あ」
今度は大きな口でパクンってくわえられた。
「ふあぁぁ」
気の抜けたような声が出る。
それまでパンツの上からぐっと押してただけの指が、カリカリ引っかくような動きを始めた。
「あ、あ、、」
うずうずする刺激に、二の腕に力が入る。
急にピリッとした痛みが走った。
「! ったぁ」
見ると、腕の包帯に血が少し滲んでる。
バタバタ動かしてた他の部分の包帯も、めちゃくちゃに緩んでた。
我ながら痛々しい。
「うーん…今日はもう無理っぽいね…」
アメリー君が口を離し、包帯を整える。
「直接触ってないのにこんなになっちゃうんじゃ、ね」
それから私の目を見て優しく笑った。
「この身体じゃこれ以上は負担が大きすぎるだろうし」
「…うん」
…あれ?そういえばペットとか言ってた割には以外と優しいなぁ…。
210名無しさん@ピンキー:03/07/19 16:03 ID:lNW/opdU

と思ってたら。
「僕って思いやりがあるよね」
…私に優しいんじゃなくて『優しい自分』が好きなんだ。
「ありがとうは?」
「…ありがとう」
「じゃあもう一回口で」
「…」
矛盾してるよアメリー君…。
ずきずき痛む足で再びアメリー君の股間の前にペタンと座る。
痛みで重い手を動かすのは嫌だったから口でジッパーを下げて、
唇でパンツの出口辺りを探ってたら笑われた。
「横着」
笑いながらアメリー君は自分でパンツから出した。もっかい口に含む。
てっぺんのとこを舌先でくるくるしてたらアメリーくんの声が漏れた。
裏側の窪んでるとこやぷっくりと浮き出た血管に沿って、力を抜いた舌でなぞる。
なんかすべすべしてる。
舌触りが気に入って、口から外れるギリギリまで出してまた元に戻す動きを繰り返す。
何度も何度もやってたら、また頭を押さえようとする気配を感じた。
その前にぺっ、って口から出して逃げる。
アメリー君びっくりしたみたい。
「な、何…?」
「何でもない」
211名無しさん@ピンキー:03/07/19 16:03 ID:lNW/opdU
そう言ってまた口に入れて、また出す。
それからさっきアメリー君が私の胸にしたみたいに、空気ごとパクンってくわえた。
「うん……っぅ」
苦しそう。でもそんなにすぐには楽にさせてあげない。
「く、ん…」
限界まで焦らして焦らして焦らして、半泣きのアメリー君を見て、ちょっとだけ気が済んだから。
私は歯が当たらないように唇だけで包んで、動きを加速していった。
「ィ…っ」
肩を掴んだアメリー君の手が汗ばんでる。
好みの加減がまだ分からない。だけど私は必死になって頭を動かした。首輪が擦れて痛い。
アメリー君の息が荒くなってきて、口の中で急に膨らんだ次の瞬間
ビクビクと温かい液体が連続して口の中に広がった。
さっきより濃くて苦くて、また涙目になる。今度は唾液と一緒に一気に飲み込んだ。
「…また飲み込んだ?」
「うん…」
「…そっか」
アメリー君が息を整えながら、嬉しそうに私の頭を撫でる。
それより頬や顎がだるい。全身痛いし、ぴくぴくして変な筋肉使ったし、もうクタクタだわ。
「ねえ、ホントに気に入っちゃったよ」
差し出されたコーラのボトルを抱えたまま、力尽きてコロンと横になる私の耳元でアメリー君が言った。
「ずっと僕のペットでいてね…」
…ずっと?
ポカンと見上げた私のおでこにキスをして、アメリー君はシャワーを浴びに出て行ってしまった。
急に静かになった部屋に、新たな不安を抱えた私だけが残される。
再教育と称してみんなにシェアされずに済んで良かった。
ロシアノビッチ君じゃなくアメリー君に預かられる事になってちょっとはマシ。かも。
だけど。
わたし、おうちに帰してもらえるのかな…?
212 ◆nb8zR0K60M :03/07/19 23:47 ID:YDJFtjRj
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
女性視点はハァハァですよ。
「教育」されることにより、快楽によって堕落する過程が楽しみですね。
213にわかハン板住人 :03/07/19 23:50 ID:aHOT4F8V
>>201
ども。お互い究極のエロ職人目指してがんばりましょう。

>>202
キャラと世界観がある程度確立してる話だからね。それに沿ってないと萌えないのでつ。要は趣味の問題。

>>206-211
むお。女性の書くエロは男性の書いたものと違うところがあって新鮮ですなあ。ソフトSMっぽくていいですね。
これで完結ですか?
214金魚:03/07/20 02:05 ID:EFrQGx1F
>>212
ありがとうございます。
私だけ場違いでオロオロしながら書いたので、そう言って頂けるとホントに嬉しいです。
リアルな感じと雰囲気を出せるように頑張ります。

>>213
実際の出来事とつじつまを合わせようとしたら長くなってしまって、まだ続きそうです。
にわかハン板住人さんはニホンちゃんそのままの設定でも違和感なく書かれてて素晴らしい…(´∀`*)
出来ればゲルマッハ君がまた出てきてくれる事を期待してますw
ごちそうさまでした。
215206-211:03/07/20 02:06 ID:EFrQGx1F
上の金魚は206-211です。
番号入れようとして寝ぼけてました…スミマセン
216 ◆aOlD4fDGBI :03/07/20 02:20 ID:NrVOHrfK
>>214
素晴らしかったです(*´ω`)フぅ・・・・

ニホンちゃんが服脱がされてアメリー君に責められているところで
混乱してる様子が生々しく(;´д`)ハァハァ

217 ◆aOlD4fDGBI :03/07/20 02:35 ID:NrVOHrfK
>>213
究極のエロ職人・・・・

なんて熱く素晴らしい言葉でありましょうか・・・
お互い頑張りましょう・・・・
ってオイラは人一倍頑張らなければいけないっす。修行の身ですから(´∀`)b
218名無しさん@ピンキー:03/07/20 03:12 ID:Ikod5n9F
>>151って自分なんだけど・・・

神様次々降臨━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
(;´Д`)ハァハァさせてもらいますた。
続きや次回作も楽しみにしています!!
219 ◆MaCHINAyH. :03/07/20 09:07 ID:JXRh+KCG
コソーリROM。
でもエロは書けないので永遠に_という罠。

220本スレ常厨者:03/07/20 10:36 ID:kWcrUOxi
大理石を敷き詰めた、人気の無い廊下。
白を基調とした西洋風の内装。

そこに、一人の黒髪の女性の姿がある。

日ノ本菊子は、その時ドアの前に立っていた。
その沈んだ表情が、白く美しい顔に暗い影を落としている。
一瞬躊躇した後、部屋の中に辛うじて届く程度の控えめなノックをした。
このまま、返事が無ければいい。何事も無かったように、この場を立ち去ってしまえればいい。
例えば、昼寝をしていた、もしくは音楽を聴いていた、それでノックの音を聞きそびれた・・・・
僅かの間に様々な可能性と、それらの齎す安堵すべき状況を思い描く。
しかし、そんな都合のいい淡い期待は、中からの声にあっけなく裏切られた。

「・・・・どうぞ、入ってくださいよ」
「・・・・・・失礼いたします」

音を立てずにため息をつき、菊子は部屋のドアを開けた。
その室内には、廃墟と化した建物の外とは別の世界が展開されている。
豪勢な細工が施された深紅の絨毯。体ごと沈みそうなやわらかさを想像させるベッド。
アンティークとしても十分通用するであろう年代物の家具。幾重の金色の輝きを放つシャンデリア。
その部屋の主は、白い軍服を身に纏い、悠然と正面のソファに腰掛けるサングラスの男である。
義父を死に追い込み、夫に重症を負わせ、娘に一生消えることの無い瑕を刻んだ・・・・・
そして今、何の非難も受けずに家に居座り、この家の全てを塗り潰そうとしている男。
マドロスパイプを咥えた口元に下卑た笑みを浮かべ、男はソファの上で軽く身を前に乗り出した。

「いやいや、わざわざお呼びだてしてすまないねぇ、菊子さん」
221本スレ常厨者:03/07/20 10:37 ID:kWcrUOxi
・・・・この男に名では呼ばれたくない。それだけで背筋に冷たいものが走り、鳥肌が立つのが分かる。
しかし、彼に露骨に反発する事は日ノ本家の断絶を導くのもまた事実であることも良く分かっていた。
家族のことを思い出す。怪我をおして家の復興に奔走するジミン・・・・・
花火の後遺症で未だ目を覚まさないさくら・・・・あらゆる力から抗うには幼すぎる武士・・・・
自分の個人的な嫌悪感が、その全ての未来を奪う事だけは避けなければならない。
男の座るソファに歩み寄った菊子は、感情が漏れないよう、つとめて抑揚の無い口調で言葉を紡ぐ。

「何の御用でしょうか」
「ん?・・・・ああ、そのブラウスとてもよく似合いますよ。着物もいいが洋服もそそりますなぁ」
「・・・・・・・・御用が無いのでしたら、さくらの看病がありますからこれで・・・・・・」
「まあまあ、そう言いなさんなって菊子さん・・・・・・・ワインはいかがかな? 年代物ですぞ」

男はパイプを下ろし、テーブルに置かれたワインを持ってラベルを見せた。
しかし菊子にはその銘柄どころか、名前を読むことすら出来ないので何の意味も無い。
尤も知っていた所で、その男が薦める代物に喜色を浮かべるわけでもないが。
ただ、男のサングラス越しに舐めるような不快な視線を感じ、菊子は伏せ目がちに眼を逸らした。

「・・・・・・・・私、洋酒は嗜んだ事がございません」
「おや、それはいけない。文化の相互理解は友好の基本ではありませんか」

人の家の文化を、伝統を、魂を、誇りを・・・・土足で踏みにじるようなマネをしておいて、
相互理解・・・友好・・・この男の脳のどこから、そんな言葉が出てくるのだろうか。
そんな菊子の内面の憤怒を余所に、男は手際よく2つのグラスを用意し、それぞれにワインを注ぐ。
そして片方を菊子に押し付け、「我々の未来に」などと言いながらグラスを掲げた。
グラスを立ったまま受け取った菊子は、暫し中の液体を見つめた後、一息で飲み干した。
男を納得させつつ、この場を早めに退散するには、この方法が最良と考えたからだ。
そのまま静かにグラスをテーブルに置き、僅かに濡れた唇を指で拭う。
222本スレ常厨者:03/07/20 10:38 ID:kWcrUOxi
「Wow! いい飲みっぷりですな〜。どうですか? 初めての洋酒の味は?」
「・・・・・・やはり、日本酒の方が私の口には合います」
「HAHAHAHA! 言ってくれますねぇ。ですが飲まず嫌いと言うのは頂けませんよ?」
「・・・・・・・・何を仰いたいのか理解いたしかねますが」

男が肩をすくめつつサングラスを外した。青い眼が菊子を射すくめる。
しかし、その青は菊子の人生で知るどのそれとも違っていた。
空の青でもなければ、海の青でもない。何処までも濁り、奥の見えない汚れた青。
それは、爬虫類を思わせる粘着した眼球。
その眼で見据えられただけで、息が詰まる。全身が硬直する。反応が出来ない。
トカゲが、口を開いた。

「酒は日ノ本家のばかりじゃないって事です」

ゆっくりとした動作で、トカゲが立ち上がった。
菊子の本能がけたたましい警戒音を発する。だが、動けない。動くきっかけがつかめない。
足が、底無しの沼地に埋没した錯覚に陥る。見てはいけない。その目を見てはいけない。
頭の中であらゆる状況が目まぐるしく回転し、その全てが自分の身を危険に晒している。
揺れる残像を残しながら、トカゲが近づいてくる。動けない。
トカゲが、菊子のおとがいを掴み上げ、口を開いた。青い眼に菊子の強張った顔が映る。

「・・・・・・・・男も、日本男児ばかりじゃない」
「・・・・・・・・・・・・・・・!」
「どうですか、西洋の男も一つ味見してみませんかね?」
223本スレ常厨者:03/07/20 10:39 ID:kWcrUOxi
トカゲが唇を突き出し、菊子のそれに覆い被せた。
そして爬虫類の舌が、まるで別の生き物のように菊子の口に割り込み、内部を激しく蹂躙する。
粘液にまみれた生暖かい感触が、卑猥な音を立てて菊子の舌に絡みついてくる。

「んんっ!んーーーー!!」

身の毛もよだつ様な嫌悪感が全身にまわると同時に、爬虫類の呪縛が解けた。
菊子は無理矢理唇を引き剥がし、男の胸板を突き飛ばすと、身を翻し一目散に部屋の出口へ向かう。
ドアははるか遠くに見え、自分だけ時間の流れが遅れているようにすら感じる。
もどかしい、早く、早くここから脱出しなければ。
倒れこむようにドアにすがりつくと、そのノブを慌てて回す。
だが、望む半分もノブは動かなかった。何度繰り返しても、ノブは回りきらず、ドアは閉じたままだ。

「無駄ですよ、鍵は外から掛けられています。私の合図が無い限り開きません」

自分の言葉に、菊子がドアノブに手を掛けたまま、膝から絨毯の上に崩れ落ちていく様を、
男は憐れむかのような、それでいて笑いを押さえ切れないといった表情で見下ろしていた。

「私もねぇ、酒と同じ数だけいろんな女を犯してきたんですがね、やはり死ぬ前に一度は
 町内一との噂の日ノ本女性を犯してみたかったんです。この仕事を引き受けたのもそのためですよ」

静寂。
男の言葉に何の反応も示さず、菊子は項垂れたままの姿勢で完全に静止していた。
その様に拍子抜けしたのか、やや表情を薄めた男は何気なく彼女の体に触れようとする。
と、その指先が肩に触れた瞬間、風船が破裂するような音が部屋に響き、男の手が大きく弾かれた。
思わず手を引いた男の目の前で、菊子は胸を張ってすくりと立ち上がり男に向き直る。
224本スレ常厨者:03/07/20 10:40 ID:kWcrUOxi
「下がりなさい! これ以上私の体に指一本触れることも許しません!!」

毅然とした態度で、男を拒絶する菊子。
一方男は、一瞬目を丸くしていたが、徐々にその口元の両端が吊りあがっていく。
どす黒い悪意と嗜虐が、爬虫類の眼から溢れ出してくる。
先程までの慇懃なまでの態度は、そこにはない。寧ろ、この男を覆う鱗が剥がれてきたと言うべきか。

「んん〜、つれないなぁ菊子ぉ・・・・・・」
「それ以上、私に近づくなら・・・・・この場で、舌を噛み切ります」

それは決意。夫に立てた操。何人たりとも、奪う事は許されない、誇り。
ドアを背にし、男に見下ろされながら、強い意思と曇りない視線を返す。
しかし、そんな菊子の決然とした表情にも、男は余裕の態度を崩さずひとり言のように呟いた。

「Fuuu・・・・・・、そりゃ〜残念だ。可愛い可愛いさくらちゃんも悲しむだろうなぁ」

決心が揺らぐ。愛娘の名を呼ばれ、表情に僅かな陰りが入る。
男の下衆な笑みが更に濃くなった。

「ま、あんたを犯せないなら代わりを探すとするか。俺は日ノ本家の女なら誰でも構わんし」
「・・・・・・・・・・・・・」
「そう言えば、ちょうど、泣く事も喚くこともできない眠り姫がいたなぁ?」
225本スレ常厨者:03/07/20 10:41 ID:kWcrUOxi
・・・・・・・・・・・・・何を、何をこの男は言っている!?
全身の血の気が引いていくと同時に、心臓が信じられないような鼓動を繰り返す。
足の筋肉が不気味な痙攣を起こし、ドアにもたれかからなければ立っていられない。
歯の根が噛み合わない。何かを言おうとしても、その全てが絶望を導くような気がする。
やめて! それ以上言わないで! どこまで私を・・・・・・・・・・・・

「あ〜、でもその娘、まだちっちゃいんだよねぇ、俺のなんか突っ込んだら
 二度と子供が作れない体になっちゃうかも知れないねぇ〜、可哀想でおじさん涙出ちゃう」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こ、この鬼畜が!!」

菊子が辛うじて発した言葉に、男が更に豹変した。

「うっせぇんだよ雌猿! 生意気に人間の口聞いてんじゃねぇ!!」

顔を紅潮させた男が平手で菊子を横殴りに張り倒した。
倒れこんだ床から鈍い音が響く。視界は歪み、暗転し、意味のない回転を見せる。
遠のいていく意識を、口内の錆びた鉄の味が辛うじてその場にとどめさせていた。

「・・・・・・まあ、お望みなら、鬼畜らしい持て成しをしてやるYO」

男がベルトのバックルを外す音を、菊子は遠い夢の中の出来事のようにぼんやりと耳にしていた。


えー、203でレイープものの許可申請を出した鬼畜野郎です。
一応前半部分だけ出来たのですが、長い上ちょっと殺伐としすぎておりますので、
ひとまずここまででうpしておいて、後半はご要望があった場合のみ続けようと思います。感想よろ。
226名無しさん@ピンキー:03/07/20 10:49 ID:Ikod5n9F
>>220-225
ヤヴァイくらい(・∀・)イイ!!!
続きがとてもとても気になるのでおながいします。
227にわかハン板住人 :03/07/20 14:07 ID:vK4g8x5E
そういやこのニッテイさんと現代ニホンちゃんの間の時代って、本スレでもまったく書かれてないんですよね。
各家の親世代の設定も無きに等しいし。ニホンパパが政治の擬人化でママが経済の擬人化ってことくらいしか
決まってないし。

相手はマッカーサーですか。徹底的に悪役にするなら個人的にはカーチス・ルメイが適任かなーと思ったり。
でも知名度低いか。

それはそれとして新妻レイプハァハァ。早急に続きキボンヌ。
228 ◆aOlD4fDGBI :03/07/20 14:34 ID:NrVOHrfK
>>225
>後半はご要望があった場合のみ続けようと思います

要望大有りですw
229 ◆nb8zR0K60M :03/07/20 17:16 ID:xdLtMMea
>225
>後半はご要望があった場合のみ続けようと思います

続きキボンヌ。このままじゃ生殺しです。

>227
ルメイの場合だと後からジミンさんから勲章貰わなくちゃいけないので、ハルゼイあたりのほうが適任かと。
230本スレ常厨者:03/07/20 17:38 ID:auu4VgUn
し、暫しお待ちを・・・・・ただいま進行状況30%ぐらいでふ・・・・・・
新作が完成されている方はお先にドウゾ。今日中にうp出来るか微妙なんでw
231金魚:03/07/20 17:47 ID:EFrQGx1F
>>225=230 本スレ常厨者さん
ニホンママが━━━(゚Д゚;≡゚Д゚)━━━━!!!
ふたりの間にある緊張感がたまらーん。。ヾ(゚д゚*)ノ゛
続き待ってます。



ちょっと訊きたいんですけどレズ(っぽい雰囲気)とかはどうでしょう?
本スレ見てても苦手な方が結構いらっしゃるようで…、こちらでも止めておいた方が良いですか?
232にわかハン板住人 :03/07/20 18:37 ID:vK4g8x5E
>>231
このスレは無法地帯だからレズだろうがふたなりだろうがスカトロだろうが猟奇だろ
うがソース無しだろうが夢落ちだろうが設定無視だろうが好きにやりなされ。

>>229
ハルゼーって日本統治に参加したり市民に非人道的なことしたりしてましたっけ? 
あれはただ性格が乱暴ってだけのような。

しかしこの先どう話が進むのか。
ニホンママはマッカーサーのテクニックにメロメロになって愛人化。ニホンパパは
ママを差し出したことでアメリー家と関係改善とか。ハン板住人にとっては鬱な展
開か? まあ寝取られ属性ってのもあるし。
233名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:53 ID:FPnvbsY3
レズを、、、もっとレズを、、、ハァハァ
234本スレ常厨者:03/07/20 23:17 ID:PGvtxJQL
服を脱ぎ全裸になった男は、未だ床に倒れたままの菊子の体を軽々と持ち上げ、
部屋の一角に置かれたベッドまで運び、壊れた人形を扱うかのごとく投げ捨てた。
シーツの海にうつ伏せに沈み込む菊子の肢体。
それを追うように男もベッドに上がると、菊子の腰を持ち上げ、スカートを捲り上げる。
朦朧としていた意識が痛みによって明瞭になってきた時には、
菊子の両腕は男の片手で背中にまとめて捻りあげられ、その両足で膝裏を押さえつけられていた。
抵抗の出来ない屈辱的な姿勢のまま、下半身を露わにしていることに気付き、羞恥に顔が紅潮する。
そして、男の無骨な指が、飾り気のない白いショーツ越しに菊子の秘部を乱暴に揉みしだいた。

「〜〜〜〜〜〜〜!!!」

ベッドに顔ごと押し付けられているため、菊子はくぐもった声しかあげられない。
愛撫などとは呼べない、その指先の暴力が生み出す痛覚に、身体が自然と防御反応を見せる。
僅かに動かすことが出来る臀部の揺れを、男は嬉しそうに眺めていた。

「クククク、そうか、そんなにいいか?」

男の嗜虐に熱がこもる。指の動きが激しくなる。
親指を菊門にねじ込み、残りの指で秘裂をまさぐり、クリトリスを穿り出そうとする。
それは相手を慈しむためではない。ただその相手が見せる反応を愉しむだけの自己満足。
男の本能的な部分に存在する征服欲。己の欲望のままに女性を嬲るサディズム。

その男の粘着的な責め苦を、菊子は奥歯を噛み締め耐え続けながら、夫の事を思う。
お互いに初めての相手。知識は持っていても、全くと言っていいほど経験が欠落していた初夜。
特別技巧を凝らす事はなく、触れる手付きももどかしいほどに不器用であった夫。
それでも、自分は恥ずかしくなるくらいに熱く濡れていた。深く感じていた。悦びに溺れていた。
そして、その夜、さくらを身に宿した。間違いなく、彼女は自分達の愛の結晶・・・・・・・・・。
235本スレ常厨者:03/07/20 23:19 ID:PGvtxJQL

「SHIT!! このアマ不感症かYO!!」

先程とは一転し、男が心底不愉快そうに菊子の身体を突き放した。
執拗な行為にも全く潤いを見せない下着から顔を背け、ベッドを降りてテーブルに向かう。
そこに置かれたワインの瓶を手にすると、腹立ちを紛らわすように一気に呷った。
ようやく拘束を解かれた菊子は全身を脱力させ、浅く荒い呼吸を繰り返す。
尤もそれは身体の疼きからではなく、単にベッドに押し付けられ呼吸困難に陥っていたからであり、
顔が林檎のように紅潮し、瞳が潤んでいるのも酸欠状態だったからである。
やがて、男が落ち着きを取り戻してきた頃、菊子の吐息に、僅かなうめきのような声が混じった。

「・・・・・・・・・・く・・・・・・・・・・・・・・」
「WHAT?」

それに気付いた男が瓶を置き、顎に滴るワインを手の甲で拭いながら、菊子に顔を近づける。
菊子は男の濁った目をうつろな瞳で見据え、口元を歪め、そして言った。

「・・・・・・・・・へ・・・・・・・た・・・・・く・・・・・・・・・そ・・・・・・・・・・」
「!!!!」

男は、発狂した。
意味不明な汚い言葉で絶叫をあげ、菊子の肢体を仰向けに返し、
その顔を何度も張り倒した後、乱暴に下着だけを剥ぎ取る。
更にテーブルからワインの瓶を持ってきて、その口を菊子の秘裂めがけて強引に突き刺した。

「っくぁ!!」
236本スレ常厨者:03/07/20 23:21 ID:PGvtxJQL

全く濡れていない菊子の陰部は、周囲の秘肉をガラス瓶に巻き込まれ、引き裂くような痛みを発した。
男は菊子の短い悲鳴に耳も貸さず、彼女の肢体を海老状に折り曲げ、瓶を垂直に立て、更にねじ込む。
菊子もまた、自分の股間に瓶という異物が突き立てられ、
膣内にワインが満たされていくという異常な様を、目の前で見せ付けられることに半狂乱となった。

「いやぁ!いやああぁぁぁぁぁ!!」
「ヒャハハハハハハハハ!! どうだ!? 濡れてきたかヲイ!? ヒャハハハハハ!!」

男はワインを流し込む為、瓶を前後左右に揺らし、陰唇が歪む様を涎を垂らしながら観察している。
暴れる菊子を強引に手や脇下などで押さえ込み、なおも見せ付けるように瓶を大きく回す。
菊子の膣から溢れ出したワインが、痙攣する下腹部を伝い、白いスカートを葡萄色に染めていく。
一つの悲鳴と一つの歓声、そしてぐちゃぐちゃという水音が交じり合い室内に響く。
やがて瓶の中身が無くなると、男は興味がなくなったように壁に向かって瓶を投げつけた。
壁に衝突した瓶は断末魔をあげて粉々になり、床に無残な亡骸を晒す。
男は支えていた菊子の腹部から手を離し、満足げに身体を後ろに引いた。
ぐったりとした菊子の秘裂がひくつき、中からはワインがとろとろと流れ出ている。

「ひひひひひ、たまんねぇ・・・・・たまんねぇYO!」

男は更に醜く破顔し、菊子の片足を自分の肩にかけた。
腰を抱え寄せ、膨張しきった肉棒をその入口に押し当てる。
その気配に、菊子は頬を引きつらせながら、反射的にその男の逸物に目をやってしまう。
瞬間、息を詰まらせ、言葉を失った。夫のものとはまるで違う。
娘の足ぐらいの太さと大きさ、おぞましく赤黒い色彩、そして歪な形状・・・・・
そして、それが視界から、消えた。

「・・・・ぃいやああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
237本スレ常厨者:03/07/20 23:22 ID:PGvtxJQL

悲鳴は、一瞬遅れて発せられた。
身体を中央から引き裂くような激痛と、肉塊の凶暴な熱が菊枝の身体を抉る。
液体で満たされていたとはいえ、受け入れるための準備が何もされていない膣内は
突然の侵入者を拒絶すべく、頑強に肉壁を閉じようと抵抗する。
しかしそれは、かえって男を悦ばせることになるだけだった。

「き、きつい・・・・すげえ締め付けだ・・・・・・これがジャパニーズか!」

男は一瞬何かに耐えるような表情を見せた後、力任せに肉棒を一気に根元まで埋め込んだ。
男の下腹部に菊子の太腿がぶつかり、ワインが飛び散る。

「ひっ!!」

菊子は目を限界まで見開き、身体を仰け反らせた。今まで体験したことの無い衝撃が子宮を襲う。
男が、狂ったように抽挿運動を開始した。ベッドが軋むたびに、菊子の喉が裏返った声をあげる。
男の肉棒に埋め込まれた何かが、往復するたび膣壁を巻き込み、菊子に苦痛を、男に快楽を提供する。

「ぐ・・・・・がぁ・・・・・ぅ・・・・・・や・・・・・ぅ・・・・・」

やがて、男が思い出したように菊子のブラウスに手を伸ばし、引きちぎった。
ボタンが弾け飛び、中から雪のように白い肌とブラジャーが現れる。
男はそのブラジャーに指をかけ無理矢理ずらし、形の良い弾力性のある乳房を露出させる。
男が桃色の乳首を挟み込むように乳房を揉みしだくと、菊子の全身が緊張に強張り、
膣壁が収縮してより一層に男の肉棒を絞り上げる。男の腰の動きが一段と速くなった。
男は野獣のような荒い息を吐き、その汗の雫が菊子の身体にぽたぽたと落ちる。
238本スレ常厨者:03/07/20 23:23 ID:PGvtxJQL

「くぅ・・・・・・・あ・・・・・ぐ・・・・・・ぅ・・・・・・・」

膣内のワインは既に流れ出て、男の肉棒との潤滑剤はほとんどなくなっていた。
その分、膣壁への摩擦は大きくなり、菊子の苦痛は増大している。
菊子の喘ぎ声に艶かしさは無かった。かすかな喘ぎも、痛みに自然と喉から漏れるているだけである。

形の良い眉を歪めながら痛みに耐える菊子。その胸に去来するのは、
最も嫌悪する男に凌辱されているという屈辱感、愛する夫に対する罪悪感、
そして、自分のおかれている状況をどうにも出来ない無力感であった。

 
  力が欲しい
  誰にも負けない強さが欲しい
  もし、その願いが叶わないのならば
  愛する娘と息子を守るだけでも構わない
  そのためならば、この命などいつでも捨ててやる
  望むものは、それだけ・・・・・・・・・・ただ、それだけ・・・・・・・・


男が訳の分からない雄叫びをあげて、肉棒を菊子の最奥に突き入れた。
同時にその根元が膨れ上がり、噴射された精弾に子宮が歪む。
男は哄笑をあげながら、何度も、何度も、菊子の膣内を己の精液で満たしていった。
239本スレ常厨者:03/07/20 23:24 ID:PGvtxJQL

・・・・・・・・あれから10年近くが経った。
男はその後別の任務を与えられ、我が家から去ることになった。
その先で何があったのかは知らないが、上司と対立し、左遷されたらしい。
もう、どうでもいい、昔のことだ。

家督を継いだ夫の事業は成功し、今では我が家は町内有数の富裕層となった。
しかし、その分新しい問題に直面することとなり、必ずしも幸せになったとは言えないだろう。
尤も、私にとってはそれもどうでもいいことだ。彼が彼である限り、それ以上求めるものはない。

武士は武道に精を出し、「僕が姉さんを守る」と意気込んでいる。
ただ、私にしてみれば、そんな武士こそ危なっかしくて見ていられないときもある。
それでも、まっすぐに育っていてくれている事が、何よりも嬉しい。

さくらは、痕は残ったものの花火の瑕も癒え、今はアメリー君とも仲良くやっているようだ。
最近では友達も増え、明るくなり、言いたいこともはっきり言うようになってきた。
ただ、時折見せる淋しげな横顔に、胸を掻き毟られるような思いになる。
この子に何かあった時には、何をおいても私は駆けつけよう。
「命をかけて守る」その誓いを、私は忘れたわけではないのだから・・・・・・

「お〜い、菊子〜、発泡酒くれ〜い」
「だめよあなた。それよりこっちにしたら?」
「ん? お前ワインなんか飲むのか?」
「ふふ、身体にいいんですよ? ワインに含まれるポリフェノールが・・・・」


おしまい。
240本スレ常厨者:03/07/20 23:25 ID:PGvtxJQL

ふぅ・・・・・・・・おまっとさんでした!!
なんとか今日中に完成しましたので、うpいたしまする!
でも、完成したのをそのままうpしますので、十分な推敲が出来てないかもしれません・・・
特に、肝心のレイープシーンが慣れていないもので、上手くかけているか凄く心配です。
ちなみに参考図書:小説版「悪夢」1・2(w

えー、確かに、安易に悪役をマッカーサーイメージでやってしまっています。
るめいさんもはるぜーさんも存じ上げない厨房なのでゴメンナサイ。
ちなみにマッカーサー→バーサーカー→発狂ってギャグが・・・・・・アア、ゴメンナサイ、モノハナゲナイデクダサイ・・・・・

そ、それと、戦争が終わって強くなったのは女と靴下って小話が・・・・・ゴ、ゴメンナサイ・・・・・

>まあ寝取られ属性ってのもあるし。
ゴメンナサイ。期待を裏切ってしまったかもしれませんね、こっ・・・・・ゲフンゲフン。

普段ROMっていますけど、自分も一読者としてこのスレ愉しませて頂いております。
気が向いたら、また新作引っさげてお邪魔するかもしれません。その時は宜しく。でわ!
(実は名前どおり、ちょいちょい本スレでも新作作ってます。お暇でしたらどうぞw)

(追伸)・・・・・・・・・・・・やっぱり、愛のあるセクースがいいなあ。純愛マンセー!
241本スレ常厨者:03/07/21 09:43 ID:+L4zddE1
・・・・・なんか、レスが無い様なので、一人淋しく没ネタ晒し。

1.リメンバーパールハーバー
  「な、なに・・・・・・・・・・それ・・・・・・・・・・?」
  「これか? こいつはあの時の屈辱を忘れないために埋め込んだ真珠だYO! くらえ!」
  「いやあああああああああ!」
  「リメンバーパールハーバー!」
2.2発目
  「よかったぜぇ・・・・・・でも、一回で終わると思うなよ・・・・・・お前の娘も2回喰らったんだからな」
  「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
  「ニ発目はこっちの穴に喰らわしてやるYO! 悦べ! 娘と一緒だ!!」
  「いやあああああああああ!」
3.トーキョー大空襲
  「元帥・・・・・・・・いいんですか?」
  「ああ・・・・・・・・・・お前らのを思う存分ぶちかけてやれYO!」
  「いやあああああああああ!」
  「HAHAHAHAHA! これぞトーキョー大空襲だ!」

・・・・・・・・・・・嗚呼、厨丸出し・・・・・・・・・・止めといてよかった。
あと、エピローグは10年後じゃなくて5年位にしたほうが良かったかも知れませんね。
適当に脳内訂正してくださると恐悦至極。
242金魚:03/07/21 11:30 ID:/zlAe5DH
>>240
完結乙です。
なんか、切ない…。
身体を張って家族を守るママに泣けました。
幸せになってねママ…ウワーン・゚・(∩∩)・゚・。


…と思ったら最後の真珠入りにチョトワラタ
243 ◆nb8zR0K60M :03/07/21 22:50 ID:9ZAxUKsv
>240
ちょっと短めなのは残念です。
粘膜でアルコールを摂取すると大変なことになるので、てっきり菊子さんが酔っ払って男をぶちのめしてしまうかと思ってしまいました。
244にわかハン板住人 :03/07/22 00:24 ID:6IGH1F5O
>>240
乙です。
ん〜〜>>238>>239がうまくつながってない感じですかね。
エロ部分はもうちょっとネチネチやるともっとエロくなると思うですよ。
私も鬼畜に挑戦してみたいんだけど、いい題材が思い浮かばない……。
(私の場合、ニホンちゃんは題材を思いついたら半分出来たも同然)
なんかリクエストとかあります?
245名無しさん@ピンキー:03/07/22 01:47 ID:9kTF6+mZ
↑ぜひぜひタイワソちゃんネタをお願いいたします。
246本スレ常厨者:03/07/22 06:47 ID:/fVH1wCm
>>243
>>244

・・・・・なるほど、流石に極みを求めるエロ職人さん方のご意見は一味違う(平伏
自分で見直してみても、少々アイデア先行で作った感があったようです。
やはり細部への拘り、推敲が欠けていたかもしれません。
そういう意味では、本スレよりも厳しいかもw
勉強になります。出直してきますです、はい。

247名無しさん@ピンキー:03/07/22 07:10 ID:S4TRQWme
>>244
>>なんかリクエストとかあります?
チューゴ君がエリザベスちゃんに嬲られる話などをおながいします。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~k-hina/ahen.htm
逆レイプ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハァハァ。
248にわかハン板住人 :03/07/22 09:19 ID:bSClB/Zb
>>245
タイワンちゃんと誰が、どこで、どんなシチュで、とそこまで書いて
いただかないと、こっちも妄想しづらいのよ。

>>246
SS書き終わるとすぐにでも公開してくなっちゃいますよね。本当なら一晩置いて
推敲しないとやっぱり荒いものができちゃうのですが。「娼姫アーリア」も今見直すと
書き直したい場所がいくつか……。
あと本スレは見てる人が多い分、つまらないとすぐカエレ!!って言われちゃいますから、
厳しさは同等かと。
実は漏れも本スレでいくつか書いてたり。

>>247
ちょっと考えてみるですよ。キャラはチューゴくんとエリザベスちゃんのまま? それとも
先祖?
249名無しさん@ピンキー:03/07/22 11:56 ID:T1ccl29E
>>248
おおっ、これは失礼しますた。
う〜ん、タイワンちゃん×ニホンちゃんで、尖閣ぱんつを狙うタイワンちゃんが
持てるテクを総動員してニホンちゃんをたらし込もうとして、そのうちにニホンちゃんに対する不満やコンプレックスが出てきてどんどん行為がエスカレートしていく〜
みたいな感じでwお願いいたします。クレ暮れ君申し訳ないです。。。
250名無しさん@ピンキー:03/07/22 17:40 ID:9sUaSsFp
>>244
チュ、チューゴ君とアサヒちゃんで・・・
策士チューゴ君に翻弄されるアサヒちゃんとか

>本スレ常厨者
面白い話をありがとう。
最後まで男を反発する菊子さんに萌えますた。
251金魚:03/07/24 00:43 ID:c+c3qeuy
>>206-211の続きです。


一度だけ、学校に連れてかれた。
その日は熱っぽくてだるかったのに、アメリー君は普段よりもやけに強引だった。
アメリー君ちに朝から来ていたエリザベスちゃんは、首輪にリードをつけたがってたけど、
エ:「今日はバー*゙リーのリードを持って参りましたのよ。えいっ」
ニ:「キャー!はずしてよぉ」
エ:「とってもお似合いですわよニホンちゃん。これでお出掛けしましょう」
ニ:「やー!絶対イヤ!!」
ア:「いいじゃん犬の散歩みたいで」
フ:「いかにも成金らしい趣味ですわね」
ア:「…」
フ:「と言うよりお下品なエリザベスの影響かしら?クス」
エ:「なんて言いつつやる気満々で隠し持ってるその*ルメスのリードは何かしら?クス」
フ:「こっ…こ、こっこれはリードじゃなく新作のベルトですのよ!最高級ブランドのセンスはあなたには理解不能かしら?クス」
エ:「なぁんですって!キーーー!!!」
フ:「文句ありますの!キーーー!!!」
ニ:「アワワワ…」
ア:「ま、まあまあ落ち着いて…」
…同じく来ていたフランソワーズちゃんのお陰で、それだけは免れた。
そうして連行された学校では『サイバン』というテーマの、冷静さに欠ける特別ホームルームが待っていた。
そこで滅茶苦茶に糾弾された後、傷が治るまで学校は休んでる。
もうおうちに帰りたい。甘いチョコパンよりお母さんのおにぎりがたべたい。
そんな私の気持ちなどお構いなしで、アメリー君は「プレゼントだよ」と言って
constitutionと刻まれた新しい首輪に、『9』の文字が入ったシルバーのドッグタグをつけた。
すごく目立って、派手好みのアメリー君は満足そうに首輪を弄う。でも私は嫌。
だから出掛けるときは、オフタートルの服で隠した。
252金魚:03/07/24 00:44 ID:c+c3qeuy
「ニホンちゃんさぁ、最近ずっとオフタートルばっか着てるよね?鬱陶しくない?」
「んー、何となく首が隠れてると落ち着くんだよね」
今日は学校帰りのタイワンちゃんと会って、お買い物に付き合ってる。
おしゃれ好きな彼女は、私の身体を気遣いながら似たようなお店を何軒も覗く。
「これなんか、ニホンちゃんに似合うと思うんだけどなぁ…」
そう言ってタイワンちゃんが持ってきたのは、
淡いピンクのビーズや貝殻がついた、ふわふわのキャミソール。
「わー可愛い…けど似合わないと思うよ…」
「試着もしないで分かんないよ!ニホンちゃんピンク好きでしょ?ねー、着てみてよぉ」
手にしっかり握らされて突っ返す事も出来ない。どうしようどうしよう。首輪が。
「えーと、えーと…あ!コレ可愛いー!これと重ねてくるねっ!」
私はそこにあったゴキブリ色のシャツを引っ掴んで、彼女が何か言う前にフィッティングへ飛び込んだ。
数分後、首輪だけはしっかり隠し引きつる笑顔の私を見た彼女の悲壮な顔を、私はずっと忘れないだろう。

「ニホンちゃんってセンス無いね…」
「あ、アハハ…そうかな…」
その後、ゆっくり話そうって言って学校の屋上に行った。
まだ学校にいる筈のアメリー君に見つからない事を願いつつ。
「もー!『アハハ』じゃないよ!かわいーのに勿体ない!」
久しぶりに校舎に入った懐かしさに浸ってた私をよそに、タイワンちゃんが不満そうに続ける。
「よし。私が垢抜けたニホンちゃんをプロデュースしてあげる!」
「ぷろでゅーすってタイワンちゃん」
「そうと決まったら、えーいっ脱げー!」
「あ、待っ…」
止める間もなくオフタートルの首を引っ張られ。ピカピカの『9』がぶら下がった首輪が晒される。
「………!」
…この瞬間の顔も、私はずっと忘れないだろう。
253金魚:03/07/24 00:47 ID:c+c3qeuy
「ひどいよ、アメリー君……」
「ううん…仕方ないんだ」
私はタイワンちゃんに何もかも話した。思い出して震えながら話す私の手を彼女は優しく握る。
だけど私は俯いて、顔を上げられない。
「私が悪かったの…。タイワンちゃんにもいっぱい嫌な思いさせた。ごめんね…」
「もういいの。そんな事言わないで、ニホンちゃん」
両手で頬をふわりと挟まれる。でも私はまだ俯いたまま。
「あのね、確かにあの時のニホンちゃんは厳しくて、すごく恐かったけど…」
「………」
彼女の顔が近付き、唇が私の鼻先や頬に触れてくる。
そう言えばこの子はスキンシップが好きだったな、と私はぼうっと思っていた。
「だけど、辛い事ばかりじゃなかったよ」
「…え?」
「出来れば、もっかいニホンちゃんとグループになりたいと思ってる」
「…タイワンちゃん」
彼女は、今はチューゴ君のグループに入ってるってアメリー君から聞いてた。
犬が去り豚がどうとか言って、彼女自身も愚痴ってた。
「きっと私だけじゃないよ。知ってる?あのHRでイン堂君がずうっとニホンちゃんの事庇い続けてた事」
「………!」
やっと顔を上げるとタイワンちゃんの顔はすぐ近くにあって、キラキラした目で私を見ていた。
「追い詰められて仕方なかったんだよって。一生懸命言い続けてた」
254金魚:03/07/24 00:48 ID:c+c3qeuy

「うそ…」
涙がこぼれた。
「嘘じゃないよ。
ニホンちゃんその時エリザベスちゃんと保健室へ行ってたから、多分知らないとは思ってたけど」
涙がどんどん溢れ出て止まらない。
決して正当化出来る訳じゃない。だけど分かってくれる人が居る。
嬉しくて涙が出たのなんていつぶりだろう。
嗚咽でもう何も話せなくなった私をタイワンちゃんがぎゅうっと抱きしめる。
「だから、もう謝らないで…この首輪は外してもらいなよ」
タイワンちゃんの唇がそっと首に触れる。
「…それは…多分、無理だよ…」
舌が、首輪が擦れてヒリヒリする部分をなぞった。痛いのとくすぐったいので変な感じ。
「じゃあおうちに帰った時、首輪つきのこの傷をウヨ君に見せるの?嫌でしょ?」
「…きっとそれも無理だよ…帰れない…」
きっとこの先ずっとアメリーくんの支配下に置かれる。
「無理って…駄目だよそんなんじゃ。諦めないでよ」
どうすればいいかなんて、もうこれ以上考えたくなかった。
おうちに帰りたい。それだけ。
抱きしめられたまま、私は彼女の肩におでこを乗せた。
後頭部をゆっくり撫でられて、こめかみにキスされる。
息がくすぐったい。
耳朶の裏にキスされて身体がぴくんってなった。
長い髪をかき分けられ、うなじにもキス。
気持ちいい。このままここで眠ってしまいたい。
「それに、学校に通い始めたらどうすんの?」
そうだ、学校。怪我が治ったらまた通いたい。
「普段はオフタートルで誤魔化せても、体育ン時とか…絶対見えるよ?」
どうしよう…。だけど今は無性に眠くて、何も考えられない。
255金魚:03/07/24 00:50 ID:c+c3qeuy
そのままの体勢でうとうとし始めた私に気付き、タイワンちゃんは体勢を変えて膝枕にしてくれた。
「ん…ホントに寝ちゃうかも…」
「いいよ…」
そうして前髪を優しく梳いてもらうと、心の奥にある憂鬱の塊がふわりと溶けていくみたい。
脇腹からおなかに、撫でられるような微かな感覚。風かな…?
顔の上に影が落ちて、唇の隙間を柔らかい舌がなぞるのを感じた気がした。
「もう寝た…?……ニホンちゃん…」
切ない声で名前を囁かれた、かもしれない。
だけど夢かもしれないから黙ってる。
「ニホンちゃん…っん…ふ」
また、胸をそうっと撫でられるみたいな感触。
その微かな感触が胸のてっぺんに来た時、ひくんと身体が小さく反応した。
さっきから一生懸命唇を吸われてるような気がする。
くすぐったい…。
眠たくてたまらない目をやっと開けて…タイワンちゃんの大きなどんぐり目が間近にあった。
「ニホンちゃん…っ、あの、これは…」
「ねぇ、タイワンちゃん…?これ、ゆめ…?」
「……そう。コレは夢だよ…だから目を閉じて…」
「うん…」
言われるままに目を閉じると、今度ははっきりとキスされたのが分かった。
甘い感覚に、変な気分になる。
だけど、きっとこれも夢の中での出来事。
彼女がそう言うんだから、多分そうなんだろう…。
そっと服の中へ入ってきた手が、鎖骨やおへその所を微風みたいに撫でていった。
何か、なんか…柔らかくってとろけそう…。
身体も頭ん中もフワフワする…。
私はそこで意識を手放した。
久々に味わう、束の間の安らぎだった。

ハン板住人さんへのリクエストとカブってしまうかなーと思ったけど
設定が違うので良い事にしました…。中途半端に切ってごめんなさい。
256名無しさん@ピンキー:03/07/24 02:40 ID:wQ9snCB4
uoooooおおおおおおん(血涙
中途半端な所で切ったって言うけど、イイ!むしろそれが正解だと思いますた!
257名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:03 ID:rswQ2M5A
金魚・・・・・・文章のセンスいいね。
258にわかハン板住人 :03/07/25 01:03 ID:sP2dMAjn
>>247
返答が無いのはYESと取っていいのかな? 今週は予定が詰まっているので来週書く予定です。

>>249
というわけで、せっかくですけどすいません。他の方に任せます。同時に二つのリクに答えるのは
無理なので……。


>>250
ttp://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1015/10158/1015871857.html
上の339からのじゃ駄目? むかし書いた奴なんだけど。

>金魚氏

タイワンちゃん編ですな。うってかわって優しげな話になりそうですね。期待してます。
259 ◆aOlD4fDGBI :03/07/25 01:14 ID:TKm3cJ00
って最近顔出してなかったんですが、こんなにも良作が・・・・
260名無しさん@ピンキー:03/07/25 18:43 ID:aWQM5vMx
>>258
チューゴ君とアサヒちゃんネタはもう書いていたんですね・・スマソ
つーかその昔の作品、読んだことあるような気が・・
面白いと思ったから、またリクしたのかも。
まさか同じ作者だったとはビクーリです。

チューゴ君がエリザベスちゃんに嬲られる話、楽しみにしてます〜
261名無しさん@ピンキー:03/07/25 19:10 ID:/Q72EggR
本家は最低だけどここは良いね
262名無しさん@ピンキー:03/07/25 21:49 ID:opYobc/S
厨房作家と風紀委員が占領してるようなもんだからなあ。本家スレ。
ちょっと前なら、エロ抜きでも(;´Д`)ハァハァ させてくれるような人もいっぱいいたのに。。。
263名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:24 ID:ebCRJ5GZ
今の本刷れ締め付け強いけんね。
264名無しさん@ピンキー:03/07/26 09:57 ID:GtNH3jLe
まあ、ここが本スレって脳内変換の方向で・・・・
265名無しさん@ピンキー:03/07/26 10:29 ID:cYTfpPMi
面白い人が消えて、補給されるのは厨房ばかりなんだよな。本スレ。
実力のある人に魅力を覚えさせる場所ではなくなったのか。
266本スレ常厨者:03/07/26 11:24 ID:LUXjwG6O
>>263
「くぅ・・・・・なんて強い締め付けなんだ・・・・・ハァハァ」
なんて逝ってみるバカな漏れ。

なんと言うか、厨房作家の一人としては耳の痛いお話ですなぁ・・・・・・。
267金魚:03/07/27 06:32 ID:D8wGbu4D
>>251-255の続きです。


「首輪を外して欲しい?」
その夜のお風呂上がり、アメリー君がの私をベッドに座らせて
新しい包帯をつけてくれてる時に、思いきって言ってみた。
「よくそんな事が言えるな…」
…思った通りの答えだった。
アメリー君は包帯やバンドエイドのゴミを投げ捨てる。
「いいかい、この首輪は君がもう二度と喧嘩できない事を証明する物だ。
 みんなに見せてやればいい。隠す必要はない。」
「でも…!」
もう一度同じグループになりたいと言ってくれたタイワンちゃんの言葉が忘れられない。
「アジア班の子達はみんな君を恐れてる。君が始めたあの大喧嘩を今も忘れられないで居るんだよ?」
「でも、でもあれは私だけが悪いんじゃないって…イン堂君が私を庇ってくれてたって!」
…言ってしまった。
アメリー君の動きが止まる。後悔してももう遅い。
「…どこでそんな事覚えてきた?」
凄い目で睨まれる。恐い。
「誰に吹き込まれた?」
「え、あ…アジア班の子、とか…」
しどろもどろになってそれだけ答える。
「具体的には?」
「…アジア班の子」
「名前を訊いてるんだろ!」
アメリー君が初めて怒鳴った。周りの空気がどんどん冷えていく。
268金魚:03/07/27 06:34 ID:D8wGbu4D
どうしようもなく恐くなった私はぎゅうっと目をつむり、ベッドの上でうずくまった。
さら、と髪が流れてく。
「………へぇ〜。キスマーク」
え?
「自分から外へ出てたなんて、珍しいと思ってたら」
キスマーク?
「発情シテ来たんデスカ?」
何で?
「俺には中断させるくせに」
うずくまったまま、頭だけ動かしてアメリー君の顔を見る。
呆けた顔をしているであろう私に、アメリー君はバカにしたように笑った。
「どこの事か分からなくなる程してもらった?」
トン、と指先でうなじをたたかれた。
…あ!
瞬時にタイワンちゃんの顔が浮かぶ。
「首輪の事もHRの事も、そいつに言われたんだろ」
全身から血の気が引いていく私を、アメリー君の静かな声がじわじわと締め上げる。
「俺を本気で怒らせたね?」
いつの間にか一人称が変わってる。
恐ろしくて顔をベッドのシーツに押しつけて隠す。頭とうなじも手で隠した。
「…言わない事でそいつを庇ってるつもり?」
何を言っても頑なに口を閉ざして防御態勢の私に、アメリー君はふぅ、とため息をついて。
気を取り直したように優しく私の頭を撫でた。その豹変ぶりが余計に怖い。
「じゃあもう一度勝負をしよう」
「え…?」
269金魚:03/07/27 06:36 ID:D8wGbu4D


突然アメリー君は私の身体をひっくり返した。
お風呂上がり用のキャミソールとショートパンツを素早く脱がされる。
「勝負って?」
下着までも抜き取られ、明るい電気の下にそこをさらされる。
私はただ呆然としていた。
この生活が始まってからもアメリー君が私を全裸にしたのは、今が初めてだった。
何をされるのか。
「俺の舌でいかなかったら、君の勝ち。首輪を外してやってもいいよ」
足を90度に曲げられ、軽く開かされる。
「だけどいったら首輪の事は諦めて、お仕置きを受けるんだ」
み…、見られてる…。
隠そうとして、アメリー君に両手を押さえつけられてる事に気付く。
「リードで固定してあげるよ。今度は中断せずに済むように」
支柱に繋げられていたリードを引き寄せ、頭の上で両手首をまとめて結ばれた。
やめて。お願い。
泣きそうな私を見て、アメリー君がまたあの愉快そうな目をした。
お願い、見ないで…。恥ずかしくて涙が滲む。
「い、嫌だよ…」
声が震えた。
「アメリーくん、口でいくだけじゃ駄目なの?」
口だったら、わざわざ私に触らなくたって気持ちよくなれるよ。
それとも、もう飽きた?
「そういう問題じゃないんだよ」
「………っ、や…!」
270金魚:03/07/27 06:36 ID:D8wGbu4D
柔らかくてぬるぬるした物が吸い付いた。
滑らかで温かくて、なのにその感覚が明瞭に脳へ伝わってくる。
だけどそれが何か認める事を、頭が拒否していた。
固く目を閉じて、リードで縛られた手を無理矢理下ろし、包帯だらけの肘で耳もふさぐ。
恥ずかしくて恥ずかしくて、気を失いそう。
むしろそうなりたかった。失ってしまえればどんなに楽か。
やがて混乱した私の中で、一つの感覚が突出する。
「あ、あ、んぅ、 あふ、…んぁ」
無理矢理されて感じている自分が心底嫌になる。
「んくぅ…」
背中が仰け反る。また痛んだけど止められない。
声を出したくない。
感じてる事を悟られたくない。
だけどそんなの無理。
身体がビクビクと痙攣しはじめた。
だめ、いっちゃだめ、いっちゃ…!
「ん、あ、あああっ…いやあぁぁっ!」
頭が真っ白になって。私は…。
271金魚:03/07/27 06:37 ID:D8wGbu4D
「はぁ、はぁっ…はぁ…」
「――俺の勝ちだね」
アメリー君がニヤリと笑った。
「〜〜〜〜〜…」
「泣かなくてもいーじゃん」
大粒の重たい涙が耳の方へボロボロ零れてった。
悔しくて、恥ずかしくて、ショックだった。
「約束通り、首輪の事は諦めな」
ああ、そんなぁ…。
「ふえぇぇ…」
いった後徐々に自分を取り戻しながら、私はずっと泣いていた。
アメリー君はどこかへ行って、しばらくしてまた戻ってきた。
その手にはいつもとは違うボトルと、白いフロストガラスのコップ。
「いつまで泣いてんの」
「ひいぃっく…」
「これ、飲んだ事ある?」
珍しくちゃんとコップに注ぎしっかりかき混ぜた後、また口うつしで飲ませる。
オレンジジュース…?でも何か味が普段のより甘くて濃いように感じる。
口を離すと、アメリー君が優しい声で言った。
「もーちょい厳しくしつけなきゃ駄目かな…?」
272金魚:03/07/27 06:39 ID:D8wGbu4D
どなたのお話もなかったので続けて投稿してしまいました。

>>256
>>257
>>258
ありがとうございます・゚・(ノД`)・゚・長いけどちゃんと完結させます。
他の話もちょこちょこ書いてみてるんですが、
どうやってもニホンちゃん特有の、童話風というか児童書っぽい雰囲気が出せません(TДT)
あの楽しげな雰囲気を出すには何かコツがあるのかなーと思いつつ。


本スレはなにやら難しいようですが(´・ω・`)、こちらではマターリ出来ると良いですね。
273名無しさん@ピンキー:03/07/27 14:34 ID:bxgooxPX
かちゅーしゃ
から
本スレ
消した
274名無しさん@ピンキー:03/07/28 23:29 ID:NCoM0wZl
まあ、それもいいかもね。
本スレやかましすぎて書く気なくすんだよな。批評しなくていいからほっといて欲しい。
275名無しさん@ピンキー:03/07/29 00:27 ID:GKmq5SvG
>>261-265>>273-274
つーか、本スレの連中のこと散々甘やかしておいて何言いやがるよおまいら。
本家は最低だが、見えないところでしか批判できないおまいらも最低。(ここの作者神は除く)
276名無しさん@ピンキー:03/07/29 02:20 ID:buRNP6a/
少なくとも、ここはそういう本スレの諸々の問題からは無関係であってホスィ。
277名無しさん@ピンキー:03/07/30 15:23 ID:hds29/rH
ハァハァ
278金魚:03/07/30 20:22 ID:BcpgEkKx
なんか急に人少なくなっちゃったかな。
続き貼っても良いですか?
連続になってしまうのでもし良ければ貼らせて頂きます。
279名無しさん@ピンキー:03/07/30 21:50 ID:73w28583
ぜひ貼ってくだちい。
280金魚:03/07/31 02:02 ID:icaDyWVx
「これからは一人で出かけるの禁止ね」
「…ずっと家に居たら気が滅入る」
いった後寝かされたまま、私は延々とお説教を受けている。
「大丈夫。俺は優しいから毎日『散歩』させてあげるよ」
「…」
「勿論リードも着けてね」
優しく頭を撫でながら、とんでもない事を言ってる…。
だけどさっきからそれどころじゃなくなっていた。
身体の内側が疼いている気がする。
「俺を成金呼ばわりするフランソワーズにも見せびらかしてやろっかなー」
目が回る。
何か暑い。身体の中も熱い。
いつの間にかアメリーくんは黙ってて、私の困惑なんて見透かしたように笑ってる。
…あれ?見透かしてる?
「アメリー君…、何かした?」
「さぁ?」
…何かしたんだ。
「…。さっき、飲ませてくれたの…あれ、何?」
何故か言葉が途切れ途切れになった。
全身が重たくて、怠い。
まだアメリー君は無言で、面白い物を見るように見てる。
「アメリーくぅ…」
息が上がる。何これ…おかしすぎる。
アメリー君が静かに口を開いた。
「弱いね」
ひどく穏やかで、不気味な目。こういうの、なんて言うんだろう。
「ほんの少し混ざり物を飲ませただけで…」
首に手を掛けられて。
「…」
軽く圧迫される。
一瞬ひやりとして、でも静かに…このまま死ぬと思った。
281金魚:03/07/31 02:03 ID:icaDyWVx
「怖かった?」
アメリー君は手を離した。
「このまま死ぬとか思ったろ」
くすくすと可笑しそうに笑われて安堵する。
ポン、とおでこに手を乗せられて、ふうっと緊張が解けていった。
「こんなに弱いくせにこの俺に喧嘩を売るなんてね」
さっきのジュースの後味が残ってる。
「あのころ君は、本気で勝てるとでも思ってた?」
「…」
「馬鹿だね」
馬鹿だね
頭の中で、そこだけ繰り返される。
私、馬鹿なのかな…?
馬鹿かもしんない…アメリー君がそう言うのなら。
「でも君がどんなに馬鹿でも、酷い事はしないよ…」
こうしていることがすでに酷い事なのだ、と自分に言い聞かせる。でも。
「手当てまでしてやってさ…こんなに優しい飼い主、他にいないよ…?」
そう言われればそんな気もする、ような気もする…。
四角いチョコを口に押し込まれた。
ほっぺたがチョコの形に膨らんで、軽くつつかれた。
ゆっくり溶かして食べる様子を、アメリー君はニコニコと眺めている。
「おいしい?」
そんな風にされると、本当に優しいように思えてくる。
282金魚:03/07/31 02:04 ID:icaDyWVx
「ニホンちゃん」
上から覗き込んでた顔が近づいてきて、鼻と鼻がくっついた。
「今は現実を受け止められてないかも知れない。負けた事も認めたくないかも知れない」
青いビー玉みたいな目の中に自分の顔が見える。
「だけど君がやった事は本当に悪い事なんだよ…?」
優しい声で何度も何度も言われて、
「でも大丈夫。これからは俺が正しい道に導いてあげる」
穏やかな声で惑わされそう…。
こくん、と頷くと頭を撫でられて、小さい頃お父さんに同じように撫でてもらってたのを思い出す。
自分がどんどん懐柔されていくのが分かる。
『植民地支配』とは違う新たな種類の支配が始まるのだとおもった。
「良い子だ。ちゃんと躾してあげるからね…」
心地良い声がフワフワと頭に響く。
きっと今のこの気持ちを物質化したら…熱くて、ぐにゃぐにゃで、どろどろの物が出来上がるだろう。
頭の芯がぼうっとなって、目の前が霞む。
でも頭のどこかで、こうして私は支配されていくのだと。
支配?
そんなの
「嫌!」
ぺち。
突然腹が立って、首輪を弄う手をはね除けた。
どうして急にカッとなったのか。感情の針が大きく振れる。
頭の中と現実がぐちゃぐちゃになって、もう訳が分からない。
「…まだ立場が分かってないようだね」
混乱というより錯乱する頭で、どうやら彼がまた機嫌を損ねたらしい事だけ理解した。
「物覚えの悪いペットにはもう一回しないと分からないかな?」
「え…っ」
足をぐっと開かされる。
しまった、と我に返った瞬間、中心部に突然物凄い圧力を感じた。
283金魚:03/07/31 02:06 ID:icaDyWVx
「っっっ」
びっくりして身体が跳ねた。
「…力抜いて」
「……ヒゥ」
息が詰まったような変な声が出た。
「…。初めて?」
何?何?
指の何倍も太い何かが。
「…痛い?」
「んん、だいじょう、ぶ」
……あぁ、わかった…。えっちしようとしてるんだ。
「ちゃんと息して」
「ヘ?」
「息、普通に」
ちゃんと呼吸出来てない事に気が付いた。とりあえず深呼吸。
「もっと力を抜いて」
なかなか難しいことを言う。
痛みでこわばった身体は私にもコントロールできない。
アメリー君の舌がするんと入ってきて、唇の裏側をくすぐった。
「……フぅ」
わずかに力が抜けたその一瞬の隙をついて
「………!!」
284金魚:03/07/31 02:07 ID:icaDyWVx
切れたような痛み。…だんだんヒリヒリしてきた。
ううっ…。
「痛いぃ…」
「もうちょっとだよ」
ゆっくり、ゆっくり。
少し進んで、後退して、戻って…一呼吸置いてまた進んでく。
眉間に皺を寄せながら、自分の身体のそんな所に、入る場所があったのかと関係ない所に感心する。
みんなでお泊まり会した時、誰かが話してたのを何となく思い出した。
『あれは殺人事件だったわ』
『……Σ(゚Д゚|||』
『音で表現するならブツッて、その後メリメリって…』
『……((((゚Д゚;))))』
『…わ、私……尼になろう…』
…そこから想像してたよりは。
めちゃくちゃ痛いけど、殺人事件と言う程ではない…。
ブツッ、はきっとさっきの切れた痛みの事だろうから…何とか乗り越えた事になる。
ただ無理矢理入ってきてる感じがする。
中を広げられる圧迫感が苦しくて、痛い。
ヒリヒリがどんどんひどくなる。
「ううぅ…」
も、もう無理…。
「ほら、もう全部入ったよ」
アメリー君が目を細めて、どこかホッとしたように笑う。
「ほんとにぃ…」
分かんない。
痛くて、圧迫感を感じるだけ…。でも何か、
「…なんか刺さってる」
アメリー君がいつもみたいにふっと笑った。
異常事態の中で少し緊張が緩む。
「そう、刺さってるんだよ」
あぁ、そういえばそうだ…。
285金魚:03/07/31 02:08 ID:icaDyWVx
ゆっくりと動かれる度痛くて痛くて、絶えず与えられるキスで紛らわす。
「もう、いっていい?」
そんな事を訊かれたのは初めてで、ホントに初めての事をしているのだと改めて実感した。
「少しの間だけ我慢だよ」
我慢…?何の事か分からないまま頷くと。
ガンッ。
え?
いいいいいっっっ痛いいぃぃぃぃ!!
我慢って、これの事?
きつく抱きしめる腕に安心して、もう心の緊張はほどけていた。
だけど痛い。
ほんっっとに痛い。
痛いよ…痛いって、イタタタタ…。
確かに、確かに殺人事件だわ…。
ふと、ぐちゅぐちゅって音がしてるのに気付いた。
「ち…血の音…?」
せーりではない鮮血が吹き出してるのを想像しかけて、ぞっとしたからやめておく。
「と言うより、条件反射でちょっとだけ濡れ始めた音、だよ」
「そ、っか…」
よく分からないけど。
動きが早くなってきて、痛みもエスカレートする。
「もう、いくよ」
「うん」
激しい痛みと…なんだかよく分からない感情で、意識が暗くなっていった。
286金魚:03/07/31 02:09 ID:icaDyWVx
「初めてだったんだね」
「………」
やけにすがすがしい笑顔。
「初めて」
「キャー!!!もう言わないでっ」
改めて気恥ずかしいような複雑な気持ちになって、顔を隠した。
ほんとに、ほんとに?
どうしよう、ねぇほんとにした?この私が?
今更だけど、恥ずかしさと非現実さに目が回りそう…。
頬がかぁって熱くなって、両手で押さえた。
アメリー君はそんな事お構いなしに、自然と内股になってる私をぎゅうっと抱きしめて喋り続ける。
「フェラ慣れてるっぽいし、でも責めると戸惑ってたし…。
なのにキスマーク付けて帰ってくるしさ…どっちかなーと思ってたんだけど」
キスマークは誤解なんだけど…タイワンちゃんとの事はひみつ。
でも矛盾してるように思うかも知れないから、ちょっとだけ説明だけしておく。
「…口でいかせたら満足して、それ以上なにもされなかったから」
だから今まで無事だった。
「…やっぱり以前誰かにした事あるんだ。誰?」
黙っていたい…けど後が恐ろしいから答えた。
「へーぇ」
こわい。
「あいつムカつく」
怒るなら訊かなきゃいいのに。
でも口ではそう言いながらも何となく満足そうなアメリー君を見て、もう黙ってる事にした。
首輪の事も、忘れる事にした。


次の朝、血まみれのシーツを見た私は『殺人事件』の真の意味を理解する事になる。
287 ◆nb8zR0K60M :03/07/31 23:57 ID:BzZFjnmK
ニホンちゃん(ttp://funshei.tripod.co.jp/)の画像貼り付け板になかなか萌える九〇式の絵がありましたので、SSをちょっと書いてみました。
金魚さんの後ではちと気が引けますが、枯れ木も山の賑わいと言うことで……。

288 ◆nb8zR0K60M :03/07/31 23:58 ID:BzZFjnmK
 最近みんなの間にサバイバルゲームという遊びが流行っています。孤島に取り残されて何日間生存できるか―――というゲームではなく、昔からある銀玉鉄砲合戦の現代版ですね。もっとも鉄砲は昔とは比較にならない最新のものです。
 たとえばアメリー君のエイブラムスはこまめなアップデートで常に世界最強の座を保ち続けていますし、エリザベスちゃんのチャレンジャーは防御力はピカイチ、淑女のたしなみですね。フランソワーズちゃんは貪欲に最新モードを取り入れたルクレルクを使っています。
 そしてニホンちゃんの九〇式は……。
289 ◆nb8zR0K60M :03/07/31 23:58 ID:BzZFjnmK

「やーん、広すぎるよぉ」
 文句を言いながらも息を堪えて走り回ります。
 今回の会場はロシアノビッチ君のハリコフ庭園。いつも狭い庭のさらに狭い一角で練習をしているニホンちゃんにとって傾斜も遮蔽物も無い大陸の平原はあまりに勝手が違いました。擬装して待ち伏せしてやっつけるという得意の戦術が使えません。
 一二〇ミリ滑腔砲と複合装甲という世界標準を具え、最新の自動装填装置を採用、射撃管制装置も一級品で、走行間主砲射撃命中率は九九・八パーセント。ドラえもんの手を借りているだろうと言われたりします。
 ただ、最大の欠点は値段が高すぎることでしょうか。
 そのニホンちゃんを見つめる影がありました。
 ゲルマッハ君です。
 彼の装備する「レオパルト」は第三世代のさきがけとなり、戦車王国の名に恥じない猛獣シリーズ最新作です。
「九〇式はブリキ缶だぜ」
 呪文のようにゲルマッハ君は呟くと、射撃を開始したのでした。
290 ◆nb8zR0K60M :03/07/31 23:59 ID:BzZFjnmK
「!?」
 突然の衝撃にニホンちゃんはたまらず尻餅をつきます。着弾の衝撃により前面装甲は大破。胸元は多きくはだけ鎖骨から胸乳までも露わになってしまいました。
 スカートは大きくめくれ足の付け根までも剥きだしになってしまいます。当然、その場所を隠す白い薄い布地までも。
 それを見たゲルマッハ君。鼻息荒く駆け出しました。もはや猛獣ではなく野獣です。屹立させた股間の一二〇ミリ砲を隠そうともしません。
 普段真面目な人間が一旦キレるとどうなるか良い見本ですね。
 彼の目にはニホンちゃんしか映っていません。漆黒の長い艶やかな髪、透き通るほどの白い肌、華奢な鎖骨とつつましげに膨らんだ胸の双丘、ぴったりと陰阜に張り付きその形を露わにする薄っぺらな布切れ。
 そんなものを見せられたらたまりません。V型十二気筒多燃料式液冷ターボディーゼルエンジンを咆哮させて一目散に駆け寄ります。
 だから、上空の影に気付かなかったのでしょう。
 不意に驟雨のような弾幕が降り注ぎます。けたたましい音を立てて上面装甲を貫通されゲルマッハ君は擱座してしまいました。
291 ◆nb8zR0K60M :03/08/01 00:00 ID:LAg74Nhm
「タケシ!?」
 そうです。降下してきたのはウヨ君です。十二式装甲歩行戦闘車のように格好よく着地を決め、姉にまとっていたマントを羽織らせると、ローラースケートダッシュで新たな敵に向かって走り去っていきました。
 見守るニホンちゃんを残して。

「というか、おまえバランス壊すから無しね」
「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」
 固まるウヨ君を残して他のメンバーが集まります。
「やはりレギュレーションを明確に設定しないと」
「じゃぁさ、次はWWIIにしない?」
「いいね。ヒストリカルゲームというわけだね」
 みんなが思い浮かべるのはニホンちゃんの勇姿です。
 薄くわずかな装甲と豆鉄砲を装備したかわいらしい「九七チハ」ニホンちゃん。
 ハァハァしながら即決します。次は二次大戦だと。

「うわわぁぁーーん。もうこりごりよぉ〜」
 後日、ニホンちゃんの悲鳴が響いたそうな。
           とっぴんぱらりんのぷう。
292 ◆nb8zR0K60M :03/08/01 00:02 ID:LAg74Nhm



よく見たら、ここに投稿するほどエロく無かったですな。
申し訳ない。
293ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:25 ID:JhYl1NY6
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
294名無しさん@ピンキー:03/08/02 11:37 ID:hNMcou2H
>289-290
「創龍伝」ネタはやめれ。解ってやってるとは思うが、90式の装甲は120mmL44砲弾を複数発止められるぞ。
295 ◆nb8zR0K60M :03/08/02 23:58 ID:D+WhW2v4
>294
パロディのモトネタを明かすのは野暮なんで、あまりやりたくは無かったのだけど誤解があるようなのでちょっと説明を……。

モトネタはサターンのゲーム、「ガングリフォン」のOPムービからです。
正確には九〇式改なんですけど、レオパルト3に赤子の手をひねるようにやっつけられて「九〇式はブリキ缶だぜ」と言われてしまいます。
296にわかハン板住人 :03/08/03 00:41 ID:PDVrMLOX
>>金魚氏

ニホンちゃん処女だったんだ……(;´Д`)ハァハァ 初々しい様が萌えますね。
金魚さんの書くアメリーくんはちょっと好きです。なんていうかな、長所と短所のどちらもクローズアップ
されていないのに、血が通ってるっていうか。大抵反米丸出しの三文悪役キャラになるか、あるいは無個性
なロボットになるか、童話的に役割をこなすだけの人形になるかなんですけど。
しかしそのシーツ、誰が洗濯するのだろうw

>>◆nb8zR0K60M氏

乙です。そこでアメリーくんのスチュアートやロシアノビッチくんのBTに犯られちゃうところまで書いてあれば
完璧ですよ。


>>294
創竜伝ネタって戦車にクーラーつけたら底面の装甲が薄くなって石で割れるって奴でしょ? そんなの
入ってないと思うけど。あと最新のレオパルト2は55口径だし。そもそも絵が最初にある話なんだから
正面装甲が抜けなかったら話にならないし。萌え&エロ優先のスレなんだからそれぐらい大目に見なされ。
297D-13:03/08/03 03:04 ID:DuvMMb/a
>>287-292
マンセー(T▽T)/

95式軽戦車の擬人化絵ならありますた(エロくはないですが)
ttp://mil.homeip.net/bbs/img-box/img20030526194156.jpg
298にわかハン板住人 :03/08/03 23:23 ID:PDVrMLOX
「中華の黄昏」
 ──カチャリ。
 金属の触れあう音と共に、闇一色だった室内に光が差しました。
 間を置かず、パチンという何かスイッチを入れる音。数回光と闇が交互に瞬きます。天井から吊られた裸電球はようやく部屋の中を照らし出しました。
 狭い部屋の中央に、ベッドにうつぶせにされた全裸のチューゴくんがいました。
 両手・両足に、いかにも重そうな、金属製の巨大な枷がはめられています。肌はところどころ内出血で青くなり、右の二の腕には包帯が巻かれています。
 彼がいるのはせいぜい2メートル四方の狭い部屋で、壁紙もなければ絨毯もありません。ベッドの脇の台に木でできた粗末な皿とスプーン。部屋の片隅にはしきりもカーテンもないトイレ。部屋の中はサビと血と汚物の臭いが入り混じった空気がただよっています。
「う……」
 光のせいで目覚めたのか、チューゴくんがうめき声と共に顔をあげました。口元とシーツが乾いた血でくっついており、それが剥がれてビリっと音を立てます。
 彼はほんの少しの間ぼうっとしていましたが、自らの手をいましめる巨大な手枷を見てぎょっと体を強ばらせました。
 細い目を大きく見開きながら身じろぎし、それで足にも枷がはめられていることを知って後ろを振り返りました。
 そこで彼はようやく、部屋に入ってきたのが誰であるかを知りました。
 粗末な電球の光を反射して、心なしかすすけた色の金髪。赤黒のチェック柄の服。右手になにやら大きめのバッグ。エリザベスちゃんです。
299にわかハン板住人 :03/08/03 23:23 ID:PDVrMLOX
「あら、ちょうどお目覚め?」
 エリザベスちゃんはにんまりと笑いました。
「……ここはどこだ? これはどういうことだ?」
 チューゴくんはきっとエリザベスちゃんを睨みます。カンコくんあたりならその視線だけで額を床に打ち付けて服従を誓うでしょうが、エリザベスちゃんはあろうことか鼻で笑いました。
「ハダカで手足も動かせず、そこら中あざだらけキズだらけで何をすごんでいるのかしら。ここは私の家にあるひみつの部屋よ。あなたは私にケンカを売って逆にコテンパンにやっつけられたの。だからこれから私にさからった罰としてお仕置きされるの」
 いかにも嬉しそうにエリザベスちゃんは言いました。
 チューゴくんはぐっと歯を食いしばります。それはチューゴ家四千年の拳法が、エリザベスちゃんの科学的理論に裏付けされた近代格闘技にまるで通用しなかったことを思い出したからであり、また彼女の無茶苦茶な言い分に反発したからでもありました。
「ふざけるな! ケンカを売ってきたのはそっちだろう。家の者に変なクスリを売って……!」
 エリザベスちゃんはふうっとため息をつくと、首を左右に振りました。
「あなたのその、ナマイキな態度をなんとかしないとダメね……。今日のおしおきには力を入れることにしましょう」
 そう言うと、彼女はバッグを床に置いたあと、いきなり服を脱ぎ始めました。
 戸惑うチューゴくんをよそに、エリザベスちゃんは次々とその真っ白な肌をあらわにしていきます。ついに上着と同じチェック柄の上下の下着が取り払われ、エリザベスちゃんの未成熟な肢体があますところなく明かになりました。
 まだ完成には遠いとはいえ、両の乳房は同世代の少女より少しだけ大きく、くびれた腰に両手をあて、うっすらと毛の生えはじめた股間を隠そうともしません。
300にわかハン板住人 :03/08/03 23:24 ID:PDVrMLOX
 エリザベスちゃんは再びバッグを手に持つと、チューゴくんの横たわるベッドへと歩み寄りました。
 バッグをチューゴくんの足元に置いた彼女は、うつぶせになっている彼の腰を両手で掴むと、えいっと上へ引き上げます。その結果チューゴくんは膝と肘で体を支える、四つん這いの体勢にされてしまったのです。
 まるで犬のようなその格好にチューゴくんが屈辱を感じて顔を歪めた瞬間、エリザベスちゃんはいきなり彼の背中に抱き付きました。
「!?」
 予想外の事態にもがくチューゴくん。しかし手枷足枷のためにそれもままなりません。
 一方エリザベスちゃんはというと、興奮のせいか頬を紅潮させながら、幼い乳房をチューゴくんの背中に押しつけています。首すじについた青あざを舌でそろりそろりと舐めまわし、左手でチューゴくんの乳首をいじりまわし、右手は彼の肉棒を掴んで上下に動かしました。
「う……あ……」
 思わず声を出してしまうチューゴくん。彼の子供らしかった小さな性器は、次第に大きく、固くなっていきます。
 エリザベスちゃんは手の感触からそれを知り、(・∀・)ニヤニヤと笑いながら、首すじごしに彼の耳にささやきます。
「あら〜? こんな状況でもオチンチンたっちゃうんだ。男の子ってかなしい生き物ね!」
 チューゴくんはその言葉に、顔を赤くしてそむけます。
 エリザベスちゃんはそれを追いかけるように、今度は反対側の耳にささやきかけました。
「あなたにするお仕置きについて色々考えたんだけど、あなたのことだもの、単に痛みを与えるだけじゃあますます反抗するだけよね。大切なのは、あなたが私より下の存在だって理解させることなのよね」
 エリザベスちゃんはそこまで言うと、上体を起こして体をチューゴくんから離しました。しかし右手だけは彼のペニスを握ったまま、上下に動かすのを止めません。
ただ、その動きはチューゴくんの勃起を維持するためだけのもので、射精には至らないようにペースを落としていました。
301にわかハン板住人 :03/08/03 23:24 ID:PDVrMLOX
 チューゴくんは不安にかられたのか、エリザベスちゃんが何をしているのか見ようと首をひねって後ろを見ます。
 彼女は左手一本でバッグを寄せ、チャックを開いていました。そこから彼女は二つのものを取り出します。
 一つは円筒形の、少し太い水筒のようなもの。エリザベスちゃんは肉付きは薄いながらも滑らかな両の太ももでそれを挟んで固定すると、フタをくるくる回して取りました。やはり水筒のようで、ベッドの脇に置いた時、タプンという水の揺れる音がかすかにしました。
 もう一つを見て、チューゴくんの顔色が変わりました。それは、言ってみれば女性用のパンツの、前の部分から男性器を生やしたものでした。
 黒一色に塗られた張り型の部分は、亀頭の割れ目から首周りのくびれ、さらに竿の血管までもがリアルに再現されていて、太さ・長さともに勃起した今のチューゴくんのそれを二周りほど上回っています。
 エリザベスちゃんはちらりとチューゴくんの顔を見て、薄い笑いを浮かべました。
「気づいたようね」
 張り型の根元を持つと、エリザベスちゃんはそれを水筒の中につっこみました。ぐるぐるっとかき混ぜるようにしたあと、出します。ぬらぬらと濡れたそれは、裸電球の昏い光を反射して、まるで人殺しの凶器のように獰猛に光りました。
 エリザベスちゃんはいったんチューゴくんの股間から手を離し、ベッドから降りるとその下着をはきました。未成熟の美少女の股間から、成熟した男性の性器が生える。
 その不自然かつアンバランスな光景は、さながら漆黒の翼と角を生やした天使のように、美しさと醜悪さを併せ持っています。
「これであなたのお尻を犯してあげる。自分が女の子に負けたあげく、強姦されちゃうほど情けない男だって知ったら、もう逆らえないわよね」
 恐怖、そして痛みと最悪の恥辱の予感か、チューゴくんの顔は蒼白になり、ひきつります。尺取虫のように逃げようとして、当然ながらすぐに壁に進路を阻まれ、腰を取り押さえられました。
 真っ黒な凶器の先端が、チューゴくんの肛門にあてがわれます。チューゴくんは無様にも尻を振って逃れようとしました。
302にわかハン板住人 :03/08/03 23:25 ID:PDVrMLOX
「やめろぉぉおぉぉぉおおおぉぉ!」
 鼓膜を破かんばかりの絶叫に、エリザベスちゃんは顔をしかめます。パチンとチューゴくんの突き出された尻を平手打ちしてして言いました。
「大声出さないでよ。じゃあ一つだけ安心させてあげるわ。痛みはそんなにないと思うわよ。だって、この張り型を入れたさっきの水筒の中身……あれってね、アヘンを水にといたものなの」
「!」
 チューゴくんの動きが止まりました。まさにアヘンこそ、今回の喧嘩の原因です。彼の中で怒りが恐怖を上回ったのでしょうか、まるで血の気の失せていた顔に朱が差し、腰の逃げる動きがほんの一瞬だけ止まります。
 エリザベスちゃんの思うつぼでした。
 狙いが定まったのを見逃さず、黒い槍が狭く閉じた門をこじ開けました。先端が、強引に彼の中に踏み込みます。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
 チューゴくんは全身を硬直させ、大きく口を開けましたが、あたかも声帯までが激痛に麻痺したかのように声が出ません。両手はシーツを破らんばかりに掴み、目を大きく見開いて、全身の筋肉を痙攣させながら必死に痛みに耐えます。
 侵入を拒むチューゴくんの菊座は、一撃目を数センチ侵入を許したところで止めていました。しかしエリザベスちゃんは少し体勢を戻すと、さらにもう一撃を加えます。張り型が数センチめりこみ、チューゴくんの声にならぬ悲鳴。さらに一撃、さらに一撃。
 それは彼のプライドを、気概を、反抗心をうち砕く破城槌でした。
303にわかハン板住人 :03/08/03 23:25 ID:PDVrMLOX
 張り型が根本まで埋まって、ようやくエリザベスちゃんの動きは止まりました。チューゴくんの肛門は、裂けてこそいないいものの、限界まで押し広げられています。
「…ぐうぅ……はぁっ、はぁっ……ぐ……はぁっ」
 猛烈な痛みと屈辱に歯をギリギリと強く噛み、その合間合間にあえぐように呼吸をするチューゴくん。エリザベスちゃんは、少しの間そんなチューゴくんの様子を見下ろして楽しんでいました。
 やがて彼女はゆっくりと、そして小刻みに腰を動かしはじめます。人工の肉棒に内壁をこすられるたびに、うめき声をあげるチューゴくん。エリザベスちゃんは、そんなチューゴくんに遙か高みから、実にはずんだ声で話しかけました。
「あはっ、ねえねえ、女の子にお尻を強姦されるって、どんな気持ち? しかもさ、あなただんだん気持ちよくなってるでしょ」
 チューゴくんの体がビクリと震えました。
「大当たりだったようね。そろそろアヘンが効いてきてるんでしょ?」
 エリザベスちゃんはちょっと上半身を横に曲げて、チューゴくんのペニスを掴みました。声も出ないほどの激痛を受けているはずなのに、あろうことかそれは勃起しかけていたのです。
 チューゴくんの竿をこすりながら、器用に徐々に腰の動きのペースをあげるエリザベスちゃん。チューゴくんの声から、痛みの比率が徐々に下がっていきます。
「はあっ、うう、う、ああ、や、あぐっ、やめ……やめろ」
 シーツに顔を押しつけながら、チューゴくんはアブノーマルな性感を必死で拒否しようとします。しかし彼の肉棒は少しずつ硬度を増していくのでした。
304にわかハン板住人 :03/08/03 23:26 ID:PDVrMLOX
 エリザベスちゃんは、ある程度まで固くなったのを見計らって、ペニスから手を離し、本格的に動かしだしました。単に前後に突くだけでなく、回してみたり角度を変えてみたりします。
「オチンチンいじってあげてもいいんだけど、どうせならお尻だけで感じさせてあげる」
「うあっ、うあうぅ!」
 恥辱まみれの快楽に声をあげるチューゴくん、彼の肉棒はいまやビクビクと震え、いつ射精してもおかしくないようです。
 エリザベスちゃんはチューゴくんの髪の毛を掴むと、ぐいっと引き上げます。えびぞりにされたチューゴくんが苦しげに息を吐きました。
 エリザベスちゃんは逆さまになったチューゴくんの顔をのぞき込みます。彼女は体を刺激されているわけでもないのに、まるで激しい愛撫を受けているかのように呼吸を荒げ、顔を真っ赤にしていました。
「さあ、あなたが達する時の顔を見せてちょうだい。アジア町の盟主はお尻を犯されて射精する時どんな表情をするのかしらね」
 そういうと、エリザベスちゃんはいっそう腰の動きを激しくしました。それにあわせ、チューゴくんの声も高まっていきます。
305にわかハン板住人 :03/08/03 23:26 ID:PDVrMLOX
「ああ、あう、いやだ、いやだ、うぁぁぁあっ!」
 チューゴくんの肉棒の先端から、白い液体が数度に分けて飛び出しました。シーツの上に点線状に着弾します。
 エリザベスちゃんはチューゴくんの射精の瞬間から出し終わった直後の恍惚と虚脱の入り交じった表情、そして我に返って屈辱と後悔に沈むところまでを、まばたきもせずにじっくりと観察しました。
 エリザベスちゃんは小さく、「この瞬間がたまらないのよね〜」とつぶやきました。
 エリザベスちゃんはさらに追い打ちをかけます。四つん這いのチューゴくんに覆い被さったままベッドの脇の台に手を伸ばします。置いてあった木製スプーンを取ると、それでシーツの上に落ちた精液をすくい取りました。
 そしてそのスプーンを、射精直後で力が抜けているチューゴくんの口に突っ込みました。
 チューゴくんは反射的に前歯を閉じようとしましたが、すでに先端が口の中に入っているため、エリザベスちゃんが力任せにねじこむとスプーンはぐいぐいと入っていきます。
「ほらほら、こぼしたものの後始末くらい自分でしましょうね」
 エリザベスちゃんはおどけた口調で言いながら精液つきスプーンでチューゴくんの口の中をかき回し、チューゴくんは自分の精液の無理矢理味会わされるのでした。
306にわかハン板住人 :03/08/03 23:27 ID:PDVrMLOX
 その後、チューゴくんはさらに2回、肛姦だけでイかされました。そしてその度に表情を観察され、出した精液を飲み込まされました。
「さて、それじゃ4ラウンド目、行きましょうか」
 エリザベスちゃんがはつらつとした声で言いました。すでに息もたえだえなチューゴくんとは違い、彼女自身は一度も達してないので元気なのです。
 その時、チューゴくんが小さくつぶやきました。
「もう許してください」
 エリザベスちゃんの動きがピタリと止まりました。エリザベスちゃんはゆっくりと上体を倒し、チューゴくんの肩の辺りに頭を乗せました。
「聞こえなかったわ。もっとはっきり言ってちょうだい」
 小さな声とはいえ、2人きりなのですから聞こえないはずは無いのですが、エリザベスちゃんはそう言いました。
 チューゴくんは、体と声を震わせながら、さきほどより少しだけ大きな声で言いました。
「もう、許して、くださ、い」
 チューゴくんの目から、ぽろぽろと涙の粒があふれ、頬を伝っていきました。
 エリザベスちゃんは上体を起こすと、満足げな笑みを浮かべて言います。
「そうね。許してあげてもいいけど、条件付きね。とりあえず……広州・上海・福州・厦門・寧波の五つの門をフリーパスで通れるようにすること。あと香港館は私のものね。もちろん賠償金も払ってもらうから。
 それと……チューゴ家の掟を私に使わないこと、私の家とチューゴ家で物のやりとりをするときお金を上乗せしないこと、常に私を最高のお客としてもてなすこと」
 チューゴくんは思わず首をひねってエリザベスちゃんの方を見ました。
「ばかな! そんなことできるわけが」
 言い終える前に、エリザベスちゃんは無言で腰を大きく振って深い一撃を加えました。チューゴくんは「あぐっ」とうめき、うなだれて悔しげな口調で「……はい」と短く答えました。
 そして彼は、糸が切れた人形のように崩れ落ち、意識を失うことでこれ以上の屈辱から逃れたのです。
307にわかハン板住人 :03/08/03 23:27 ID:PDVrMLOX
 しばらくして。
 幾人かの話し声で、チューゴくんは目を覚ましました。
「えーと、これ、こうかしら?」
「いや逆だって逆。それじゃ布がねじれて反りが逆さになってるよ」
「あ、わかりましたわ。でもアメリー、本当にあなたもするの? あなたの家は同性愛についてうるさくないとは聞いておりましたけど」
「ふっふっふ、俺はノンケでも構わず食っちまうような人間なんだぜ」
「あのー、わたしも参加したいなー」
「ニホンちゃんは経験浅いからまだ駄目だよ」
「うわーん、いいもんカンコくんで練習してくるから」
 チューゴくんは会話の内容に不穏なものを感じ、ぐったりとした体をおして、声の方を見ました。そこには、フランソワーズちゃん、アメリーくん、ニホンちゃんの三人がいます。
 フランソワーズちゃんは例の張り型を身につけ、アメリーくんは股間のものを堂々と屹立させ、ニホンちゃんはうらやましそうにフランソワーズちゃんの張り型を見ています。
 と、三人はチューゴくんが目を覚ましたのに気づいたようでした。
「どうしたのかしら、そんなに驚いた顔をして。もうエリザベスがあなたに何をしたのか、地球町中に広まってますわよ」
「俺たちも同じことさせてもらおうと思ってな。ああ、あとアーリアとロシアノビッチも後で来るようなこと言ってたぜ」
「ごめんねチューゴくん。でもここで乗り遅れると、わたしも同じことされかねないから」
 チューゴくんはこれからはじまる長い長い夜を予感し、絶望に再びくたりと意識を失いました。
308にわかハン板住人 :03/08/03 23:27 ID:PDVrMLOX
スマソ、ちょっと遅れたけど、日曜日ならギリギリ「来週」だよね(汗)。
登場人物の言葉を小学5年生並にするのが一番苦労したw っていうかこれはできてない。
張り型に麻薬を塗るのは「男樹」のパクリです。
逆レイプってあんまり書いたことないんだけど、こんなんで充分エロい?

>>297
その掲示板イイ!
309名無しさん@ピンキー:03/08/04 14:36 ID:t0nYFwaJ
ビクトリアさんに性の手ほどきを受けるヤングニッテイさんキボン、とか無責任に言ってみる。
310名無しさん@ピンキー:03/08/04 15:05 ID:HNxF4zl/
>>308
依頼した当人ですが、ありがとございます。
ぎゃくれいぷ〜ハァハァの御礼に駄文を(・ー・)ノドゾー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
両手両足に枷を嵌めら床に転がされたチューゴ君を生暖かく見つめる双眸。
「とても、とても不様ですこと」
エリザベスちゃんは長煙管を一服すると、その唇から気怠い鈍色の吐息を漏らしました。
「眠れる獅子も、起き上がらなければ、ただの張り子の虎というわけね」
「うるはいえりさへすかくすりを」
クスリで呂律の回らない反論は、頬を張られることによって封殺される。
「文句だけは一人前ね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このあと、銀ピアスで乳首を貫通されたり、チャイナドレス着せられて服越しに足コキされ・・・などと補完してしまいました。
エリザベス「あなたが泣き叫んで許しを請うまで射精なんかさせない」
チューゴ  「あぎっ・・・・ひっ・・・い・・あ゙っああああ!!」

はらり
311金魚:03/08/05 20:45 ID:d2MO9MYh
>>287-292 ◆nb8zR0K60Mさん
何だか書きにくかったですか…ガクリ_| ̄|○
人が少なくて寂しいなーと思ってボコボコ投稿してたんですが、確かに余計書き込みにくかったかも…。
以後気をつけます。ほんとにゴメンナサイ(;´д`)



>>298-308 にわかハン板住人さん
エリザベスちゃんがカッコ良い…惚れましたw
屈服させられるチューゴ君の屈辱感と悔しさが伝わってきて、何かもう…(*´д`*)
エリザベスちゃんって下克上も似合いそうだなーと思いました。



>>310さん
エリザベスちゃんと言うより既にエリザベス様な感じですね。
チューゴ君のチャイナドレス、可愛いだろうなぁw
ゴチソウサマデシタ(*´¬`)
312金魚:03/08/05 22:17 ID:d2MO9MYh
>>286の続きです。


兄上に言われて、私はあの大喧嘩からずっと家にいた。
こう暑いのは苦手だし、何よりポーラや紫苑が私を嫌がるからあまり出歩く気にもならない。
たまにロシアノビッチの兄の所へ遊びに行くし、別にこの生活でも耐えられない事はなかった。
こうして庭の木陰でゆっくり過ごすのも悪くない。
…だけど、一つ気になっている事がある。
ニホンはどうしてるんだろう。
きっと喧嘩の終盤のアレで、大変な火傷を負った筈。
元気かな。泣いてないかな。
我慢強いニホンの事だから、辛くてもきっと心にため込んでるだろう。
会いたい。声が聞きたい。
「アーリアちゃんは…?」
私は…って、え?
うそ、今の声。ニホン?
「…アーリアには会わせられないよ。今部屋で勉強中だ」
「そっか…じゃ、またねゲルマッハ君」
………。
兄上が喧嘩の事やニホンとの事を忘れたがってるのは何となく気付いてた。
四方八方から責められ続けて、兄上がずっと苦しんでるのを見てるから、
私もニホンと会いたいなんて言えなかった。ずっと黙っていた。
でも、せっかくニホンがここまで来てくれたのに。
313金魚:03/08/05 22:18 ID:d2MO9MYh

慌てて生け垣の隙間から覗くと、ニホンが丁度目の前を通り過ぎてった。
腕にも足にも包帯が頑丈に巻いてあって痛々しいけれど、
別にそれを隠す風でもなく、爽やかで明るい印象すら受けた。
桜の花びらを幾重にも重ねたようなシフォンのワンピース。
首にはお揃いのスカーフ。氷みたいなクリアサンダル。
まるで避暑地へ遊びに行くような姿で、ヒョコヒョコとゆっくり歩いてる。
待って。帰らないで。
「ニホン」
バラの生け垣の中から首を出して呼び止めた。
ニホンは振り返り、目を丸くして固まった。
「アーリアちゃん」
「こっち」
兄上が居ないのを確認して、こっそりニホンを家に入れる。
「アーリアちゃん」
部屋のドアを閉めた途端、背後からぽふ、と抱きつかれた。
「ずっと会いたかったんだよ」
そんな事をニホンから言われるなんて思ってもみなかった。
だけど深い意味はない。
「…私も会いたかったよ。だけど私が外出するのを周りが嫌がってね」
「知ってる。だから来ちゃったよ…後で怒られるのは分かってるんだけど」
ニホンが自嘲の笑いを漏らす間に、一生懸命心を落ち着けようとする。
「アーリアちゃん元気かなぁって。頭ん中そればっかりになっちゃって」
深い意味はない。筈。
ドキドキしてきたから無理矢理話を変える。
「ほらニホン、お茶にしよう」
「あ、うん」
314金魚:03/08/05 22:19 ID:d2MO9MYh
私はまた部屋を出て、キッチンでゴソゴソとお茶の用意をする。
あった、クーヘン。でももっと見栄えの良いヤツないかな。
木苺のがあった筈なんだけど。…そーいやさっき、お昼のデザートに食べたっけ。
どうしようかな。
派手な音を立ててハーブティーの用意をしてたら、本を片手に兄上が入って来た。
「アーリア」
「兄上…うるさかった?」
どうやらリビングで読書中だったらしい。その割に大きなあくびをしたのは見なかった事にする。
「構わないよ。このクーヘンはアーリアの分?」
「うん」
「ふーん…こんな大きなのを二切れも?」
「…えーと。……うん」
「…ならこっちにしておけ」
冷蔵庫の奥から冷えたグラスとキルシュトルテを出してきた。
「ニホンも冷たい方が良いだろ」
ぎく。
「…気付いてた?」
「当然だ」
ばつの悪そうな私の顔を見て、兄上が苦笑した。
「いいよ、僕だって別にニホンを嫌ってる訳じゃない」
それから優しい目をして言った。
「…今日は特別だし、ね」
「……うん」
315金魚:03/08/05 22:22 ID:d2MO9MYh
「うっわー、さくらんぼのケーキ」
食べ始めてすぐに、ニホンはサワーチェリーの部分に感動してる。
「そんなに珍しい?」
「アメリー君のおうちではアップルパイと、後はチーズケーキが多いから」
「あれも元はうちのケーゼクーヘンだったんだよ」
「へー」
ニホンとの会話は普通で、まるで私達には何事も起こっていないかような気分になる。
ちょっと会えなかっただけで。
食べ終わってお皿を重ねると、ニホンがコロンとベッドの横になった。
私もベッドに腰掛ける。
「このままアーリアちゃんを連れてっちゃいたいなー」
ニホンが笑う。
すぐ笑顔になる所や屈託のない雰囲気が、どことなくアメリーに似てきたと思った。
「そこの窓から、ぴょんって出てさぁ」
「また怪我増えるぞ」
「いいもーん。…アーリアちゃんって赤も似合うね」
ゴロゴロしながら、私の着てる赤いポロシャツの裾を弄う。
その姿が子犬か何かのようで、私は自然と頭を撫でた。ニホンはふにゃーと笑って私のお腹に手を回す。
以前からこんなに甘える子だったかな?と思ったが、生活が変われば新しい習慣が出来るものなのだろう。
アメリーは甘い物や新しい遊び道具を次々与え、ニホンを骨抜きにしていると聞いていた。
私は静かに口を開いた。
「今日、会えて良かった」
「んー?」
ニホンは私に前髪を梳かれながら、目を閉じて聞いている。
「…今夜には、この家を出るから」
「え?」
いきなり飛び起きた。


切り分けたら長くなったので、続きはまた後で貼ります。

316名無しさん@ピンキー:03/08/06 18:18 ID:BQlBkuYz
>>312-315
ハァハァ
317 ◆nb8zR0K60M :03/08/06 22:30 ID:1r+5KCwX
>311
ああん、そういう意味じゃないですよう。
あなたのような良作と自分のような駄文が同列に並べられて恥ずかしいと言う意味です。
318名無しさん@ピンキー:03/08/07 22:20 ID:K2/OZBic
エリ様とフランソワーズたんのレズプレイも見たいなあ…ハァハァ
319金魚:03/08/08 00:17 ID:LZbkQ/0+
>>312-315の続きです


「どこ行くの?」
「ロシアノビッチの兄の…ソレンスキーの所」
「何で?」
何で、と言われても。
「喧嘩で負けたから」
「…そんなの」
「ニホンはアメリーに一任されてるんだろう?私の場合それがソレンスキーだったというだけだ」
「…」
ニホンは俯いて話を聞いていたが、やがてぽつりと言った。
「…負けたくなかった」
「…ニホン」
「負けたくなかったぁ…」
それはきっと、ずっと言えなかった正直な気持ち。大粒の涙が次々頬を滑り落ちていく。
「悔しいぃ…」
たまらなくなって、抱きしめた。ニホンの泣き声がくぐもる。
「どうしてこんな事になっちゃったのかな…?」
「…喧嘩したから、かな」
もし喧嘩しなければ、負ける事もなかった?
だけどあの時はただ必死で、そうするしかないと思ってた。
どうすればあの喧嘩を回避できたか、私達は今でも答えを見つけられないでいる。
腕を少し緩め、濡れた頬をタオルで拭ってやる。ニホンは決まり悪そうに笑った。
「かっこ悪いよね」
「私の前で、格好なんて気にするな」
320金魚:03/08/08 00:18 ID:LZbkQ/0+
もう一度抱きしめて、瞼にくちづけた。…嫌がらないから、そっと唇にも。
暫くの間ずっとそうして、唇を離すとニホンが笑った。
「変なの…なんかホッとする」
涙を浮かべたままキラキラ笑う瞳が、黒曜石だと思った。
フルーツみたいな唇。
つん、と尖ったちいさな鼻。
フクフクの頬。
ああもう…。このまま連れていってしまいたいのは私の方だった。
ねぇ、ニホン。
「ここから、逃げる?」
「…え?」
どこか。どこでも。誰もいない所へ。
ニホンとなら行けるかもしれないよ。
「……」
ニホンは腕の中で、暫く私を見つめていたけれど。
ふ、と笑って言った。
「…出来ない、ね」
そんな事しても、何も解決しない。
「アーリアちゃんも、ホントはそう思ってるんでしょ?」
「まあね」
私達は顔を見合わせて笑った。
逃げたってどうにもならない。ここから前に進むしか無い。
321金魚:03/08/08 00:20 ID:LZbkQ/0+
「大体こんなトロいニホンと逃げようなんて、虹の果てに金の壷があるのと同じ位非現実的だな」
「アーリアちゃん…そこまで言う?」
ニホンはふくれたフリをしながらも、くすくすと笑う。
「アーリアちゃんだってブラコンだから無理でしょー」
「うるさい」
またキスをしたら、今度はニホンも返してきた。
触れて、離れて、もう一度。
優しい兄上も無邪気なニホンも、夏の爽やかな風のようだと思った。
…行きたくない。
こんな事を思ったのは初めてだった。
負けたんだから仕方ないって、そればっかり考えてきた。だけどほんとは…。
ニホンの笑い声が、心を縛り付けていた鎖を緩めていく。本当の気持ちを解き放つ。
ずっとココにいたい。
穏やかな兄上に包まれていたい。
こうしてニホンと笑っていたい。
泣きそうになっていると、きゅうっと抱きしめられた。
「お昼寝しよっか、アーリアちゃん」
「うん」
私もベッドに上がり、ニホンの隣で寝転ぶ。
午後の風に乗って、庭で咲き誇るバラの甘い匂いを感じた。
322金魚:03/08/08 00:21 ID:LZbkQ/0+
「アーリアちゃん」
穏やかな目で、まっすぐ見つめられた。
「アーリアちゃんは私の親友だと思ってるよ」
その声が、あまりにも柔らかくて……私の目はとうとう涙を零した。
「ニホン…」
きっとまだ痛むだろう腕を私の首の所に回して、ニホンは私を胸に抱き寄せる。
「行きたくない…」
「うん…」
「ほんとは、ずっと…ここに居たいよ…」
ニホンの唇が目尻やおでこに押し当てられる。泣きやむまでずっと頭を撫でていてくれた。
「なんか、さっきと逆だな…」
「おそろいだね…ふふっ」
さっき私がしたみたいにキスをしてきた。私もニホンを抱きしめ返し、キスに応える。
そうやってずっとニホンとくっついていると、すごく落ち着いた。多分、ニホンもそう。
腕の中で安心しきって微睡むニホンの、唇の隙間をそっと舌でなぞってたら。
「ね、アーリアちゃん…」
大好きだよ。
「…私も」
ずっと、ずっと特別だった。ニホンの事。
この気持ちが何なのか…何て言えば良いのか、分からないけど。
照れくさかったから、耳元で小さく。
「私も、ニホンは親友だと思ってる」
ニホンは嬉しそうに微笑んだ。
「ずっと親友でいようね」
「うん。約束」
夏の午後の清涼感と、気持ちが通じ合った嬉しさ。
ニホンの体温。感触。頬を撫でていく甘い風。
この瞬間の全てを、ずっと胸に焼き付けておこうと思った。
323金魚:03/08/08 00:22 ID:LZbkQ/0+
こんこん。
ノックの音で目覚めた。
「んくぅ」
ニホンが寝返りを打った。腕を身体の下敷きにしてしまって痛いのか、寝たまま顔をしかめて…可笑しい。
ボーっとした頭でゆっくりと起きると、開けっ放しの窓の外は既に夜の闇。もうあの風は入ってこない。
「アーリア」
ドアを開けると、眩しい光と兄上のシルエット。
「寝てたのか?ニホンをそろそろ…」
兄上が部屋に来てまだ眠るニホンを見て。
慈しむような優しい顔をしたけれど…それも一瞬の事。
「アメリーが来た」
「え、何で?」
廊下からリビングを見下ろすと、確かに紺地に白い星のTシャツ姿が足を組んで座ってる。
向かいに座っているロシアノビッチとは、そこまで険悪な雰囲気ではないけれどあまり話さない。
階段の上から覗いてる私達に気付き、アメリーが上がってきた。
「ニホンちゃんは?」
「寝てるけど」
「そっか。迎えに来て良かった」
電気をつけてやると、アメリーは部屋に入ってニホンの首元のスカーフを解く。
…黒い革ベルトと金属製のドッグタグが現れた。
もしかして、首輪?兄上やフランソワーズ達から話は聞いていたけれど。
そういえばニホンは私に何も言わなかった。その意味を一生懸命考える。
私と居て、首輪の存在を忘れてたのなら嬉しい。
私に隠したくて黙ってたのなら…。…きっと私が怒る事を見越して、私の心を乱さないようにしてくれたのだろう。
そうだったら…それもまた、嬉しい。
324金魚:03/08/08 00:23 ID:LZbkQ/0+
アメリーはまだ半分夢の中のニホンの首輪に白い革紐を繋げている。
「…何だそれは?」
「リード」
ベッドと身体の隙間に手を差し込んで、抱き起こす。それじゃあリードの意味なんてないだろうに。
「いいんだよ」
怪訝な顔をする私に。
「自分が敗者だと、彼女が自覚する事が大事なんだ」
まだ理解してないからね。
やっとニホンが目を覚ました。
「あぇ?」
「帰ろうニホンちゃん。もうこんな時間だ」
「えーと…そっか…寝てたっけ…」
首に繋げられたリードを見ても何も言わない。
ニホンには自覚がないようだが、私はニホンが確実に変わった事を感した。
「折角だから夜の散歩しよう」
「うん」
私からすれば胸焼けしそうな…気持ち悪い程優しい笑みをアメリーは浮かべる。
信じられない事に、ニホンもそれにニコニコと返事を。
ああ、ニホンは眠らされてしまったんだ。アメリーに甘やかされ、夢見るニホンになった。
思わず目を瞑る。…見ていられない。
………。…だけど。ニホンの本質は変わってない筈。
ニホンを信じよう…。親友だと笑ってくれたニホンを思い出し、気を取り直す。
環境が変わって、新しい生活が始まって。習慣や印象が変わってしまっても。
私達はずっと、ずっと親友だから。
325金魚:03/08/08 00:25 ID:LZbkQ/0+
「アーリアちゃん」
別れの時だというのにいつまでもニホンを直視しない私に、とうとうニホンが声を掛けた。
「また、会えるよね…?」
「……」
「駄目って言っても会いにいくもん…」
とろけてしまいそうな笑顔。
「…」
ニホンがこの家へ来ても、もう私はいない。ソレンスキーはアメリーと極端に仲が悪い。
そこへ行くという事がどういう事なのか。ニホンも理解していない訳がない。
だけど。
「…うん。また会おう」
「ほんと?」
「私が嘘をついた事があったか?」
ふ、と私は自然に笑った。
「ない…」
「じゃあ、分かるだろう?」
ニホンも嬉しそうに…ほんとに嬉しそうに笑った。
今はそれで充分。
「約束だよ…?」
私は黙って頷いた。
胸がいっぱいで、何か言うとまた涙が溢れてきそうだった。
「またね」
「うん…またね」
326金魚:03/08/08 00:30 ID:LZbkQ/0+
遠ざかってく二人の姿をいつまでも見ている私に、ロシアノビッチが声を掛ける。
「行こう」
「…ああ」
昨日の晩に用意してあったかばんを、兄上から受け取る。
「アーリア」
兄上と固く抱き合う。
「身体に気をつけて」
バラの匂いと、兄上のぬくもりを身体中で感じる。
「兄上も、元気で」
私はそっと腕を離し、ニホン達とは反対の方向へ。
先に歩き始めたロシアノビッチの後をついて行く。
彼の兄の元で、これから私はどんな生活を送るのだろう。
まだ何も分からない。
ここへ帰ってこれるのかも分からない。…でも。
『またね』
あの、心地良い…夏の涼風の二人に。
また会える気がするから。
きっと会える。きっと帰ってくる。
きっと、大丈夫。



ニホンちゃんと同じく彼女も大変だっただろうな、と思ってアーリアちゃん視点にしてみました。
327にわかハン板住人 :03/08/08 22:48 ID:28edM/7s
>>310
気にいっていただけたようで嬉しいです。うーん、でも書かれたもの見ると、ちょっと逆レイプ
として想定してたのがずれてたかも。精神的な責めより肉体的な責めを強調した方がよかった
かな?

>>金魚氏

女王様はカッコよくないとね。初音姉様が理想ッス。
たわごとはさておき、今度はアーリアちゃん編ですか。少女二人の戯れっぷりが微笑ましくて
激しく萌えますた。でもエロが薄いのが難点かな。このあとロシアノビッチ家で調教されちゃう
アーリアちゃん希望と言ってみる。
328名無しさん@ピンキー:03/08/08 22:52 ID:Xrigz3R5
329名無しさん@ピンキー:03/08/08 23:09 ID:XHxvXVdP
ハブスブルク先生が優しく性教育しちゃいますよー、といった話をキボンヌしてみます。
問題は相手ですな。ゲル兄か、それともウヨ君か。。。チョブ
330 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 00:54 ID:g3lPPmGm
>>金魚さん
>>にわかハン板住人さん

乙です
見ていて勉強になりますし、楽しませてもらっております
しかし読んでいてつい溜め息が出ちゃうんですよねぇ、こんな感じにw
( ´д`)=3ハァ
近々自分も作品をうpしてみますので
331金魚:03/08/09 02:39 ID:8D34e0MU
>>にわかハン板住人さん
最初はエロ部分もあったんですが、きれいに終わらせようとしたら滅茶苦茶長くなってしまったのと、
シャワーとかゲルマッハ君にバレるだろー、と思って削ってしまいました。でも思いっきり需要に反してましたね…。
自分が楽しんでるだけなので、そもそも需要にきちんと応えられているのか謎ですが…。
ロシアノビッチ家の事はいまいち理解しきれてないので、萌えポイントを見つけられたらチャレンジしてみます。


>>329
ハブスブルク先生だと相手が誰でもホニャーンとなっちゃいそうですね。
フワフワして幸せそう。私もウヨ君あたりで読んでみたいですw


>>◆aOlD4fDGBIさん
私も勉強させて頂いてます。
二人の初々しさと、>>177-178あたりでニホンちゃんが勇気を出して一線を踏み越える所が特に良いなーと思いました。
新作楽しみにしてます(´∀`*)


落ちそうなのでageますね。
332あぼーん:あぼーん
あぼーん
333 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 14:25 ID:g3lPPmGm
>>331金魚さん
今夜にでもうpしましょうかしらねぇw
334名無しさん@ピンキー:03/08/09 14:45 ID:8x3q0QJM
素晴らしいスレだね
335本スレ常厨者:03/08/09 23:02 ID:CR6HRMrW
『おしえて、おにいちゃん』

 アメリー家のとある一室。
 一面を支配する暗闇の中で、人工的な青緑色の淡い光が、数々の奇怪な道具を照らし出しています。
ある物はプラスチックの珠を連ねた物。またある物は鳥の嘴を思わせる金属製の器具。それぞれが
一見した所、その使用法がなかなか想像ができないのですが、一度知ればその形状、機能が如何に
その嗜虐的な目的を達成するのに合理的か分かる代物です。

 さて、その室内にてアメリー君が、机に置かれた赤黒い不気味なY字型の器具を前に何事かブツブツ
呪詛のように呟いていました。
「こ、こいつであの小生意気なペルシャをヒィヒィ言わせてやるぜ……ハァハァ
 ククク……あいつが上から下からスケベェな涎を垂らす姿が目に浮かぶ・・・・・・ハァハァハァ」
 アメリー君は焦点の合わない血走った瞳を爛々と輝かせながら、卑猥な妄想を繰り返しています。
醜く口元を歪め、両手で一物をズボンの上から擦り、一人興奮を高めるその姿は、正に狂人、というか寧ろ変態。想像の相手よりも先に、自分の方がだらしなく涎を垂らし続けていました。
 そんな彼が、その少女がいつからそこにいたのかなど、知るよしもありません。

「……アメリーおにいちゃん……これなあに?」

 鈴の音色のような可愛らしく響く声。
 しかし当のアメリー君はメドウサの呪いをかけられたが如く、ぴきーんと石化してしまいました。
そして、錆びたブリキ人形の様に首をギシギシ言わせながら、無理矢理顔を横に向けます。
 その視線の先には、机に指を掛け、いかにも興味津々といった感じで、奇妙なオブジェに見入る
妹のラスカちゃんの姿がありました。

「……ぬううううわあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!」
336本スレ常厨者:03/08/09 23:04 ID:CR6HRMrW

 内臓も吐き出しそうな絶叫をあげたアメリー君は、弾かれたようにラスカちゃんの小さな体を捉え、
超音速のスピードで部屋を駆け抜け、ドアを思い切り蹴破り、弾丸のように廊下に飛び出しました。
さらに小脇に抱えたラスカちゃんをそっと床に下ろすと、倒れたドアを背負い投げの要領で放り投げ、枠から外れたドアを強引にはめ込み、止めとばかりにソバットを叩き込みました。(この間0.7秒)
ちなみに、ドアノブが最初とは逆に位置していたのですが、そんな事気にしていられません。
「ハァハァ、だ、だめだ、ろ、ラスカ、ハァ、ハァ、部屋に入、る前、には、ノックしろ、YO! ハァハァ」
 全身で荒い呼吸を繰り返し、いろんな意味で厭な汗を流しながら、ラスカちゃんを叱るアメリー君。
しかし、暫しきょとんとしていた当の本人は、言われた事を理解するにつれ唇を尖らせてゆきます。
「……ラスカ、ノックしたもん。でもおにいちゃん、ぜんぜんへんじしてくれなかったよ?」
「(はうっ)……そ、そ、そりゃ悪かったな、うん、お兄ちゃんが悪かった、ごめんな?な?」
 一瞬にして形勢逆転されたアメリー君、更に厭な汗が全身から吹き出てきます。
 しかし、どう弁解しようにも全てが自分の立場を悪化させるだけなのでひたすら低姿勢に出るしか
ありません。そんなアメリー君を憮然とした表情で、じ――――――――っと見つめるラスカちゃん。
「うぅぅ……そ、それよりラスカ、お兄ちゃんに、何か用……………かい?」
 その上目遣いのプレッシャーを何とか逸らすべく、話題を変えようとするアメリー君、必死です。
 ですが、これが思いのほか効果あり。ラスカちゃんは突然、何故かもじもじしだし、重圧感を失った
視線は何処か甘えるような少女らしいものに変わりました。
「…………うん。ラスカね、おにいちゃんにおしえて欲しいことがあるの」
「うん、何だい? お兄ちゃん何でも教えてあげるよ?」
 今がチャ〜ンス!とばかりに畳み掛け、お兄ちゃんラブラブポイントUPに挑むアメリー君。
 キラーンと歯を輝かせながら、精一杯の笑顔でラスカちゃんの顔を覗き込みます。
「………………おにいちゃん………………」
「うん?」
「”せっくす”って、何?」
「…………………………………………………………」
337本スレ常厨者:03/08/09 23:05 ID:CR6HRMrW

 ………吐息が一つ漏れた。天窓から降り注ぐ淡い月の光だけが、この薄暗い部屋を照らしている。
 今、俺の目の前には、両手を胸の上で重ね横たわるラスカの一糸纏わぬ肢体がある。その粉雪の様に
透き通る肌は、ベッドのシーツと白く重なり、その姿を朧に見せている。俺はラスカを見失わないよう
に目を凝らして、月明かりに照らされたその一つ一つを、慎重に網膜に焼き付けていく。
 その胸は僅かに脂肪の隆起があるだけで、小さな乳首が控えめな自己主張をしている。恥丘に陰りは
無く、短い手足は抱いたら折れてしまいそうに華奢だ。ただ全体的に肉付きのバランス良く、健康的で
はある。枕の上に広がる金色の髪が月光に煌く。その光景に神秘性すら感じ、俺の眼は釘付けになる。
 そんな俺の視線に気付いてか、ラスカは恥ずかしそうに顎を引き肩をすくめ、目を閉じた。一呼吸
置いて、再び瞼を上げ、上目遣いで俺のことを見つめ返す。
 これから始まる事に対する期待と不安に潤んだ瞳。目尻には既にうっすらと涙が浮んでいた。緊張
に頬を引き攣らせながら、無理に作ろうとしている笑顔が、その儚さが、堪らなく愛おしい。
 小さな唇が、吐息に震えた。
 俺はベッドに腰をかけ、ラスカの顔を見下ろしながらその髪に触れ、耳の後ろに梳いてやる。くす
ぐったそうに身を捩った後、ラスカの喉が上下した。熱っぽい視線で俺に訴えてかけてくる。
「……………………………………」
 ラスカが瞳を閉じ顎を上げた。唇も突き出しているように見える。まるで餌をねだる小鳥のようだ。
うすく微笑を浮べた俺はラスカに顔を近づけ、その震える唇に、啄ばむ様に自分のそれで触れ、離す。
大きな瞳をぱちくりするラスカ。あまりに予想通りの反応が可笑しくて、俺は自然と笑みが零れる。
「………いや、ラスカがあんまり可愛いから、ちょっと悪戯したくなったんだ。ごめんな?」
「………もうっ………」
 朱くした頬を大きく膨らませ、ラスカは唇を尖らせた。そのままぷいっと顔を横に背けてしまう。
ラスカが怒った時の、いつもの子供っぽい仕草。だが、その口元に浮ぶ笑みを俺は見過ごさなかった。
 さっきまで突っ張っていた肩からも力が抜け、全身に縛っていた緊張感も解けてきたようだ。
338本スレ常厨者:03/08/09 23:06 ID:CR6HRMrW

 俺はラスカの頬と枕の間に手を差し入れ、ゆっくりと自分の方に顔を向けさせた。大した抵抗も
見せずされるがままになって、そのまま俺の目を見つめてくるラスカ。微笑み合い、再び唇を重ねた。
「………ん………んん………………」
 今度は時間を掛けて互いの唇の感触と温もりを確かめ合う。ミルクのようなほんのりとした甘い香り
が鼻腔を擽る。唇の隙間から舌先を出すと、ラスカの眉がピクリと動き、長い睫が微かに揺れた。
 そのままラスカの唇に分け入り、前歯の辺りを軽く舐め回す。すると歯の隙間から、柔らかく温かい
感触が生じた。おずおずと俺に触れてくるそれを、優しく受け止める。湿った音が室内に響く。
「………んちゅ………んん………んふぅ………んー………」
 互いの唇を唾液に濡らしながら、俺はラスカに覆い被さるように体の位置をずらした。
 折り重なるように小柄なラスカの体を抱きしめる。しっとりとした肌が熱を伴って吸い付いてきた。高鳴る鼓動が胸元から溢れてくる。
 絡めていた舌を引き唇を離す。甘く引いた糸が、月光を宿す。
「………………………ふぁ………………………」
 うっとりとした表情でキスの余韻に浸っているラスカ。もう一度だけ軽くキスを交わし、俺は体を
後ろに引いて、位置を下の方にずらす。そして目の前にあるラスカの胸の谷間(と言えるようなもの
は無いが)に唇をあて、軽く吸う。
「ひゃんっ」
 びくりと震えたラスカの全身。肌を吸われるという感覚に慣れていないのだろう。俺は舌を出して、
つつとラスカの胸に、唾液の跡を刻んでいく。ぽちりと存在する、その小さな乳首の方へ。
「〜〜〜〜〜〜」
 ラスカは目を固く閉じ、指を軽く噛み締めながら、声が漏れるのをいじらしく堪えている。感度が
いいのか。それとも擽ったいだけなのだろうか。
 俺は数回乳輪の辺りに舌を這わした後、軽く乳首を舐め上げた。
339本スレ常厨者:03/08/09 23:07 ID:CR6HRMrW

「ふぁあん!」
 どうやら、前者だったらしい。ラスカの乳首がみるみる勃起していく。大きく口を開けそれに吸い
付きながら、細かく舌を震えさせる。もう片方の胸も指先で撫で、頂上もこね回す。こりこりとした
感触がなんとも心地よい。
「ひゃん、あん、ふぁん、あひっ……………くふぅん、あ、あはああんっ……はぁ……はぁあん!」
 ラスカがその艶かしい色に染まった胸元を押し付けるように、大きく仰け反る。握り締めたシーツが
引き寄せられ、幾筋もの皺を刻む。
 俺は唇を腹に這わしていく。可愛らしいヘソをちろちろと舐めるとラスカが泣きそうな声で喘いだ。俺は胸を撫で回していた手をラスカの膝裏にあて軽く持ち上げ、左右に開かせて秘部を露わにする。
 視界の隅で、ラスカの顔が火が出そうなほど真っ赤になったのが映った。
「やだぁ……………おにいちゃん……………はずかしい……………」
「……………そうか……じゃ、止めようか?」
「………………いぢわる……………」 
 俺はラスカの股間に顔を近づけた。ぱっくりと露わになったラスカの陰部は淡いピンク色の光沢を
帯びていた。陰毛も全く生えておらず、うっすらと産毛が見える程度で、赤ん坊のようにつるつるだ。
陰唇も小さく、覗く膣口は指先が辛うじて入る程度か。ただ、そこからは既に肛門まで濡らす程に、
愛液がとろとろと溢れ出していた。
 そのアンバランスな光景に、俺は無意識の内に唇をつけて、舌を差し入れながら愛液を吸い上げる。
「ひゃああん!!」
 ねっとりと、それでいて僅かに刺す様な刺激が舌上に広がる。ラスカが思いっ切り、俺の頭を手で
抑え、太腿を閉じて顔を挟み込んできた。構わずその腰に手をやり、自分の顔の方へ引きつけ、さらに
ラスカの秘裂を貪る。鼻頭を使って、小さく膨らんだ蕾もぐりぐりとこねる。
「やぁん、あん、ああん、あん、はぁ、ふぁ、ひゃ、やん、あん、はあん……………!」
340本スレ常厨者:03/08/09 23:09 ID:CR6HRMrW

 顔全体を包むぷにぷにとした柔らかい感触と、とめどなく溢れ出る肉蜜、微かに漂う刺激臭、
そしてラスカの唇から漏れる幼い喘ぎ。その全てが俺の理性を著しく奪い、思考を停止させる。
 半ば酸欠状態になりながら、俺はラスカの股間を貪り続けた。時折、小さく腫れたクリトリスを唇に
挟んでやわやわとこねる。ラスカの声が更に甲高くなっていく。
「だ、だめぇ、や、やん、あああんっ、は、はあん、っや、やあ、だめぇ、だめぇ……………!」
 ラスカが激しくかぶりを振り、体を反らせながら腰の位置をずらそうとしている。未知の領域に
達する恐れからか。だが、俺はそれを許さない。しっかりと腰骨辺りを両手で掴んで体を固定し、
舌と唇の動きを早め、更なる快感をラスカに与える。
「ああん、お、おにぃ、あああんっ、あ、ああ、あああん、やあ、やあん、やあん、や……………!」
 顔全体をラスカの股間に抉りこむように激しく動かす。
「だ、だめ、や、やあ、ああん、ああん、ああ、あん、やん、あ、あ、あ、あん……………!」
 片手を伸ばして、軽くラスカの乳首をつねる。
「ひゃああんっ、だめ、だめ、やあ、やんあ、やん、んあ、あ、あん、あん、あん!」
 舌が、ラスカの膣口に強い締め付けを感じた。
「あああん、だめ、だめ、だめぇ、ああん、やあん、だめ、だめえぇーーーー!!」
 ラスカの体が限界まで仰け反り、丸いおなかが痙攣を起す。
「だめえぇーーーーーーーー!! んあ……ああーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
 ……………口の中に噴射された何かを、俺は何も考えずに、ただ喉を鳴らしながら飲み干した。
 
341本スレ常厨者:03/08/09 23:09 ID:CR6HRMrW

「…………はぁ……………はぁ…スン…………は……………スン……………はあ……………」
 ラスカはだいぶ呼吸を落ち着けてきた。ただ、まだ時折鼻をすするような音を出し、目尻に涙を
溜める。ぽろっと頬に零れ落ちるそれを、俺は唇をあてて吸った。
「……………どうだった? ラスカ……………」
 俺はベッドに寝そべり、頬杖をつきながらラスカに尋ねた。ラスカの前髪を指先で弄ぶ。
「…………はぁ……………はぁ……………うん……………よく、わかんない……………」
 ラスカは顔だけ俺のほうに向け、潤んだ瞳で俺を見つめた。
「…………ラスカ、すごくきもちよかったけど……………あたままっ白になっちゃって……」
「……………そっか……………」
 俺は肘を崩しラスカと並んで天井を見上げた。真っ白な見慣れた天井。何故か笑いが込上げてくる。
 相変わらず、俺達の生まれたままの姿を、満月が天窓からじっと眺めていた。
「ねぇ、おにいちゃん……………」
「ん?」
「……………これで、おしまい?」
 ラスカが不安げに上目遣いで見つめてくる。俺はなるべく穏やかな、安心させるような笑みを
浮かべた。
「……………いや、まだ……………むしろ、これからかな……………?」
「じゃあ……………おねがい、ラスカに………もっと…………おしえて…………………」
 ラスカがまっすぐな瞳で訴えてくる。俺は、微笑みとキスで応える。

 ………ああ…………ラスカが望むものなら………何でも教えてあげよう………………
 ……………例えそれが、神の意思と、人の道に外れるものだとしても…………………

「……………んん……………おにいちゃん……………」
「……………おにいちゃん……………」
342本スレ常厨者:03/08/09 23:11 ID:CR6HRMrW

「……………おにいちゃん、どうしたの?」
「……………………………………………………(゚Д゚;)ハッ!?」
 ふと気がつくと、ラスカちゃんが怪訝な表情でアメリー君を見上げていました。
 その顔に先程の不純な妄想を重ね、脳みそが音を立てて沸騰しそうになるアメリー君。
「い、いや、何でもない……………ちょっと疲れてたかな?ハッハッハッハ……………」
 ラスカちゃんは小首を傾げて不思議そうな顔をしていますが、直に気を取り直します。
「ね、おにいちゃん、”せっくす”ってなに? ラスカにおしえて」
 曇りの無い澄んだ少女の瞳に見つめられ、アメリー君は本気で消えたいほど自己嫌悪に陥りました。
それでも額に手をあてながら、なんとか頭の中を整理し気持ちを落ち着けようと必死です。
「ちょ、ちょっと待てラスカ……………その言葉、一体何処で覚えたんだ?」
「えっとね………ベガスちゃんがね『ラスカは”せっくす”も知らないお子ちゃま』って……………」
(ベガスめ……………あとでお尻ペンペンだ)
 いろいろな意味で困る原因を作ったベガスちゃんに、一人お仕置きする事を心に決めたアメリー君。
しかし、現状は何一つ変わりません。ラスカちゃんがTシャツの裾を引っ張ってきます。
「ね〜、おにいちゃ〜ん、おしえてぇ〜」
「い、いや、そういうことはダディやマミィに……………」
「二人ともお出かけだよ」
「じゃ、帰って来てから……………」
「今知りたいのっ」
 梃でも動かんとばかりの決意に満ちた表情のラスカちゃん。余程、『お子ちゃま』扱いされたのが、
カチンときたようです。尤も、そういうところが『お子ちゃま』なわけでもありますが。  
 そんな幼いプライドにとことん追い詰められたアメリー君、あらぬ方向を見つめながら、クラス
メイトからすれば白々しく聞こえるであろうセリフを口走るしかありませんでした。
「……………いやぁ、実はお兄ちゃんも”せっくす”って何だか知らないんだ」
343本スレ常厨者:03/08/09 23:12 ID:CR6HRMrW

 ラスカちゃんは僅かに眉を顰めながら、わざわざアメリー君の目が向いている方にてくてく移動し、
その瞳の中をまじまじと覗き込みます。
「……………おにいちゃん……………なんかウソついてない?」
 思い切り見透かされて、またもあらぬ方向に目を向けるアメリー君。
「そ、そ、そ、そんなことないぞ、うん……………お兄ちゃん本当に知らないんだ」
「……………わかった……………」
 くるりと背を向けて、自分から離れていくラスカちゃんの姿を大きなため息をつきながら見つめる
アメリー君。信頼回復は出来ませんでしたが、ようやく言いようも無い緊張感から解放され、全身を
脱力させます。そしてふと、先程蹴破ったドアが、逆さまにはまっていることに気がつきました。
「……………ありゃ、しくじってたか……………」
と一人呟きながら、ドアを外そうとのろのろとドアノブを掴んだ時、居間からラスカちゃんの声が
微かに聞こえてきました。

(あ、ウヨ君?うん、ラスカだよ。ねぇ、おしえてほしいことがあるんだけどいい?………”せ)
『ガチャン!!』

 またも音速の壁を超えたアメリー君、瞬きする間もなくラスカちゃんから受話器を奪い取り、乱暴に
切りました。
「あっ、今、そうたった今思い出したよ! さ、俺の部屋に行こうさあ行こう早く行こうすぐ行こう」
 何か言いたげに口を開いたラスカちゃんよりも先に、早口でまくし立てるアメリー君。
 再びラスカちゃんを小脇に抱え、埃を巻き上げながら、自分の部屋に疾走して行きました。


続く(?)
344本スレ常厨者:03/08/09 23:13 ID:CR6HRMrW

畏れ多くも、再び勉強させていただきに参りました、本スレ常厨者でございます。
特別要望などがあったわけでもないのですが、個人的な趣味でラスカちゃんです(w
一応前回ご指摘のあったエッチを、がんがって長めにしてみましたが、如何なものでしょうか? 
あ、ツッコまれる前に白状しますと、ツッコまれるのはもうちょい後と考えております(w

>>298-308 にわかハン板住人さん
ウリにも後ろから頂きたい気分で早漏。さ、切れない程度におながいします!→_| ̄|○
当厨房としては、エリザベスちゃんが香ちゃんを嬲り、その様をクスリでヘロヘロなチューゴ君
に見せつけヘコヘコさせるというのも、グッとくるのですが如何でしょう?

>金魚さん
それだけのレベルの文章を、これだけのペースで書き続けられるのって本気ですごいと思います。
ウリなど、この程度を2週間もかかってようやく出来たくらいでふ(涙
はぅ・・・・・・・・・
345 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:46 ID:g3lPPmGm

校庭には桜が咲いていた。
淡い桜色の花びらが風に合わせて舞っていた。それは別れを惜しむように、巣立ちを祝うように。
今年卒業していく私達のように華々しく散っていた。
同級生が私の肩を叩き話しかけてきた。
「卒業おめでとう。って来年も私達同じ学校だから何だか実感わかないね」
「小中高一貫だもんね」
そう、私が通っている学校は地球学園。ここは小中高一貫している学校なのだ。
来年私は中学生になる・・・・アイツも同じ学校にやってくる・・・・・
私がそう思い憂鬱になっているところにアイツは現われた。
雪のように降る桜の花びらと一緒に・・・
アイツは普段、髪型や服装は乱れていたけども儀式のある時には身なりをキチンとしてくる。
髪型はオールバック、真っ黒なスーツを着こなしていて、ほのかに香水の香りもしている。ウォッカの匂いは全く無い。
アイツが私の近くまできた。
346 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:47 ID:g3lPPmGm
アイツの身なりが整っているとき、私は恐怖に心が覆われる。あの忌々しいことがあって以来から・・・・
近づいてきたアイツは無表情で突き刺さるような冷酷な目でポケットに手を突っ込みながら私を見ていた。その出で立ちはとても凛々しく雄々しかった。
しかし私にはそれが怖かった。私は怖くて体が動かなかった。そんな状況を見てか親友は私に救いの手をさしのべた。
「ロシアノビッチ君、何か用なの?」
「特に用はねぇ」
アイツはぶっきら棒にそういうだけで校舎に向かって歩いていった。
「スオミちゃん大丈夫?顔色悪いよ・・・」
親友に・・・ニホンちゃんに救われた。私は彼女を尊敬している。
あんな大男のアイツを彼女は苦戦しながらも一度、御家抗争の時に勝っているのだから
「ありがとう・・・私は大丈夫だよ。それよりも早く教室に行こ。みんないるんじゃないかな?」
「そうだね」
彼女は優しく私に微笑んだ。

そう、あれは私の家の会社が独立経営することが決まり、新たに企業設立するということでの記念パーティの前日に起きた。
私が小学六年生になって間もない春だった。
347 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:49 ID:g3lPPmGm
「スオミー、ちょっと下まで来てー」
私の部屋の電話から母の声が呼んでいた。
「明日のパーティの招待状をロシアノビッチ君の家に届けてくれない?送ったんだけど返事も無く返ってきちゃったのよ。出来れば返事もいただいてきてね。
明日のパーティに間に合わなくなっちゃうから」
「何で呼ぶの?」
「そこらへんは義理だからね・・・・じゃないとまた厄介なことになるから」
「とりあえず直接渡してくれば・・・・いいのね?」
母は頷いた。正直私や私の家の人間はロシア家にいい感情は持っていなかった。だけれども私達に力が無かったからロシア家に自分の家の会社が
乗っ取られたわけだから、惨めになるので極力口には出さないようにしていた。

アイツの家は私の家のすぐ隣にある。だけど私の家よりも何倍も大きな敷地ですごく広かった。母が執事に車の手配をしてくれた。
車に揺られて私はアイツの家に向かった。私はロシア家の門にあるインターホンを押した。背の高い細身の守衛が門を開けてくれた。彼とは顔馴染みなので特に不審な目で見られるようなことはなかった。
守衛と一言二言挨拶を交わして彼の軽いジョークを聞いたあと、今日伝える用件を言った。
「ロシア家の方はどなたかおりますか?」
「え〜っとねぇ、旦那様と奥様は日ノ本家へお出かけしてて屋敷には坊ちゃんしかいないなぁ」
「ルスキが?」
「呼ぶかい?」
あまり会いたくなかった。会ったらまた意地悪か何かされて泣いて帰ることになりそうだから・・・小さいときからいつもそうだった。
でも家の用事のこともあるからそういう訳にもいかなかった
「お願いできます?」
「お安い御用でw」
348 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:50 ID:g3lPPmGm
彼は門のすぐ側にある守衛室に向かい、屋敷に連絡していた。
数分経って、一頭の馬が門まで駆けてきた。馬にはアイツが乗っていた。髪型はオールバック、服装はワイシャツと真っ黒なズボンと手入れの行き届いている真っ黒な革靴だった。
あれが喧嘩っ早い乱暴者で服装も乱れ着のルスキなの?と我が目を疑ってしまったが、正直あの時私はルスキの姿に見とれてしまった。
そしてルスキはいつものようにぶっきら棒に私に話しかけてきた。
「おい、何か用があるんだろ?早く言えよ」
服装は整っていても性格はいつものままだった。私は慌てて用件を言った。
「明日・・・・パーティがあるから・・・・その・・・」
「あぁ?それで俺にそのパーティに来いって言うのか?」
「御家族でってことなんだけど・・・・無理なら構わないよ・・・・」
「・・・・そうだな」
ルスキはしばらく黙りこくって考えていた。
「すまねえが即答はできねえ、何せ親父とお袋がいねえからな」
「それじゃどう・・・するの?」
「俺だけでも行くか・・・・どうせ親父達は今日と明日は家に戻らねえし。戻ってもまたどっか行くみてえだからな。
俺だけでも顔出しゃスオミんところには義理は通るからな」
案外御家間の付き合いのことをルスキが考えていたことに私は感心した。用も済んだので私は帰ろうとした。
「用はそれだけだから・・・私帰るね」
「おい」
(え?)
ルスキが私を呼び止めた。
349 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:50 ID:g3lPPmGm
「せっかく来たんだ、もてなしぐらいさせろ」
意外な言葉に私は驚いた。拒否したかったけどルスキの身なりが何で整っているのか聞いてみたかったからその申し出を受けた。
「ありがとう、でもいいの?」
「うるせえ何度も言わせるな。馬に乗れ」
「でも私・・・・スカートだから・・・・」
「んなこと気にしてんのか?またいで乗る必要はねえよ、横に座りゃいいじゃねえか」
「・・・・・うん」
一言一言が怖かった。でも小さいときからずっとこんな感じだったから慣れてしまった。
馬が早く乗れと言わんばかりに嘶いていた。馬がまるでルスキのように思えて私は慌てて馬に乗った。またいで乗らず横に座って・・・
「しっかり捕まってろよ、落ちて泣いても知らねえからな」
私はルスキの腰に両腕を絡め頬をルスキの背中につけた。ウォッカの醜悪な香りではなく香水の綺麗な香りがした。
(ルスキの背中・・・・お父さんみたいに大きいな・・・・・)

350 ◆aOlD4fDGBI :03/08/09 23:51 ID:g3lPPmGm
(・∀・)続きは明日ということで
351唐繰りの中の人:03/08/10 00:24 ID:fB5yxhGc
アサヒちゃんレイプ物を構想中ですが需要があるでしょうか?
352名無しさん@ピンキー:03/08/10 10:42 ID:Fvp1l0c8
アサヒちゃんレイプキボンヌ
353名無しさん@ピンキー:03/08/10 14:15 ID:2WaWiMRq
補完スレのあれ、なにげに凄えな
354 ◆aOlD4fDGBI :03/08/10 15:43 ID:9cN0yngY
>>353
物語に感動したのと同じに人間のあらゆる可能性に感動しますたw

(*´д`)ー3フゥ
すっげーなぁマジで・・・
(あれってあれのことですよね?)
355にわかハン板住人 :03/08/10 23:05 ID:qOAdLmtb
>>329
ハプスブルク先生いいですねえ。でも相手がウヨくんだと小3ですから、射精どころかそもそも
立つのかどうか……。もうちょっと成長させて5年か6年にすればいいのかな。

>>aOlD4fDGBI さん
うお、ロシアノビッチくんがちょっとかっこいいですな。これからスオミちゃんが何をされちゃうのか
期待してまつ。

>>本スレ常厨者さん
ワラタしエロイし最高でした。ロリータイイ! 続き大期待です。
あと金魚さんのスピードはマジですごいですな。

>ウリにも後ろから頂きたい気分で早漏
うれしいこと言ってくれるじゃないの。
356金魚:03/08/11 02:43 ID:tln59PSA
>>335-344 本スレ常厨者さん
乙です(´ー`)つ旦~ドゾー
やらしいのにやけにパワフルなアメリー君にワラタwえろくて楽しい雰囲気が思いっきりツボです。
でも相手がラスカちゃんってだけで何時になく背徳的な気分になるのは何故でしょうw
もしラスカちゃんがせっくすの事を訊く流れでマミィにアメリー君との事まで喋っちゃったら…?考えるだけで恐ろしいw
私は、これからはゆっくり書いてこうと思ってマス。


>>345-350 ◆aOlD4fDGBIさん
上の方でどなたかがキボンヌされてたフィンランちゃん登場ですね。
画像掲示板にあった、フィギュアスケート中のロシアノビッチくんを思い出しました。
続き楽しみにしてます。


>>351 唐繰りの中の人さん
読んでみたいです。良ければお願いします。


補完スレのやつすごいですね。
三毛さんのお話も素晴らしくて、何回も繰り返し見てモエーでした(´¬`*)
357名無しさん@ピンキー:03/08/11 14:56 ID:ab3e8dPn
補完スレのは良かったけど・・・抜けないもんな・・・
358名無しさん@ピンキー:03/08/13 20:47 ID:tFQKvXMK
>>357
第四話まで逝けば、ラスカちゃんのシャワーシーンがあるぞ。
359名無しさん@ピンキー:03/08/14 21:44 ID:/ZiwDyai
よーし、ネタ投下しちゃうぞー。

台湾の暴力組織、済州島で幻覚パーティー
http://japanese.joins.com/html/2003/0814/20030814165810400.html

タイワンちゃんハァハァ
360 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:12 ID:vcHdhM0n
私は徐に後ろを振り返った。
レンガ造りの色あせた紅い門には守衛と運転手が見送っている姿が見えた。
「とばすぞ!」
ルスキが突然、馬を猛スピードで走らせた。
後ろに乗っている私なんか気にも留めていないようでルスキはどんどん馬を速く走らせていた。
そのため私は振り落とされないようにルスキに強く抱きついていた。怖くてつい目を閉じてしまった。
「スオミ!」
ルスキが大きな声を出して私を呼んだ。目を開けてルスキの方を見た。
「お前泣いてやがんのかぁ?」
気付いたら私は目に大粒の涙を溜めていた。
「やっぱりな!お前みたいな弱虫だったらこれぐらいですぐ泣くもんな?!」
ルスキは大きな声を出して憎らしいぐらい笑っていた。私も怒って顔をルスキから背けた。
「あっ、コイツ怒りやがった。顔が真っ赤になってやがるw」
ルスキは私の反応を楽しんでいるようだった。やっぱり断るべきだったと後悔した。
そんなやりとりをしている間に屋敷に着いてしまった。
「こっちだ」
361 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:13 ID:vcHdhM0n
そう言うなり屋敷の門で待っていた使用人に馬を渡して屋敷へと入っていった。
ルスキの家は来るたびにその大きさに圧倒される。だけど電気は点いていない箇所が少し目立つぐらいあり屋敷内は不気味に薄暗かった。
ルスキの家が一時期マルクス型経営の時はもっと使用人の数が多かったけど今では必要最低限と思われる人数しかいなかった。
大広間にある階段を上りルスキの部屋に向かう。途中の階段と廊下の壁には以前は有名な絵画が掛けられていたであろう額の跡が延々と続いていた。
ロシア家の衰亡が浮かんで見えるようであった。そして今ではただの物置部屋と化した部屋も多々あった。
かつてそこにはロシア家で面倒をみていた家庭の子供達がいた部屋であった。ドアに掛けられた子供の名前の札がそのときの名残である。
今通っているこの廊下も三つに一つしか電気が点いておらず、この長い廊下は私を地獄へ誘う様な雰囲気であった。
「入ってくれ」
私が感慨にふけている内にルスキの部屋に着いた。
私はそのあと部屋に入ってルスキと紅茶を飲んでいたことまでははっきりと思い出せる。そのあとのことを私の記憶は薄暗い天井と白いシーツ、
そしてルスキの悪魔のような冷たいけれど、凍えるような寂しい目しか覚えていなかった。
362 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:14 ID:vcHdhM0n
教室に着いた俺は何をするわけでもなくただ椅子に座って遠くの景色を眺めていた。
「よぉロシアノビッチ!いくらお前でも卒業式だと身なりもよくなるみたいだなw」
「うるせーほっとけ」
「さっき校庭で彼女と見つめ合ってたらしいじゃねか?振られたか?」
「おいアメリーよ、お前俺に喧嘩売ってンのか?」
「ちょっと二人ともやめてよ!今日は卒業式なんだからさぁ、ねぇ?」
「そうだよぉアメリー君にロシアノビッチ君〜、こんなことで怪我したらつまらないよぉ?」
カナディアンとモンゴルが俺とアメリーの間に割ってはいる。こいつらがいなければ俺はアメリーと何度喧嘩していたかわからない。
「ったく中学行ってもまたお前と一緒なのかよ。冗談じゃねえ」
「そりゃこっちのセリフだバーカ」
アメリーが先に自分の席に着いてから俺も席に座る。そしてまた遠くを眺めた。スオミのことが気になる。
思い出せばあの日のことが鮮明に浮かんでくる。頭の中でドアを何層作っても、鍵をかけても・・・・俺の意思とは関係なく勝手にやってくる。
今まで生きてきた中で一番の後悔をしたあの日のことが・・・・



「適当に座っといてくれ。今から下に行って茶の準備してくる」
「うん」
スオミはそう言って小さく頷いた。
363 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:15 ID:vcHdhM0n
俺は台所へ向かった。台所へ向かう間、かつて一緒に暮らしていた兄弟たちの部屋の前を通った。
廊下が一本だけだし俺の部屋が一番奥で行き止まりだから当然通らなくてはならなくなる。兄弟たちがいなくなったあと親父は俺に部屋を手前に移せと言ったが
俺は断った。俺も弱い人間だと思った。弟、妹達の部屋の前を通ることによりあいつらとの思い出を亡くさないようにしていた自分があのときいたのだ。
長い廊下、階段を経て台所に着いて茶の準備をした。スオミは甘党だったから砂糖を多めに入れてやるか、だがあいつはどのぐらいが好みなのだろうか?
考えても仕方ないから角砂糖を多めに数個程カップを載せる皿に置いた。エリザベスに以前もらった紅茶を使うか。菓子はなにがいいかな?フランソワーズに送られてきたやつにするか。
準備も整い部屋に向かった。部屋のドアを開けるとスオミはベッドに座って窓の奥の風景を眺めていた。
俺に気付いたらしく
「あっごめんね。床に座ってたらお尻痛くなっちゃったからベッドに座っちゃった」
スオミだって座るときぐらい柔らかいものに座りたいだろうに、俺の部屋にはクッションなる他人に気を利かせたものなど置いていない。もちろん俺が寛ぐ事も無い
「そうか。気にすんな、俺の机の上に紅茶置いておくぞ」
「うん、ありがとう」
この日、最初にスオミの笑顔を見た。赤ん坊が笑うときのように尊く、純粋無垢であった。
机の横にベッドがあるから手を伸ばすときには苦痛はない。スオミと俺は紅茶を飲み、菓子に手を伸ばし口に運んだ。お互い黙ったままだ。
しかしスオミは何か言いたげであった。俺が何かする度に目を合わせてくる。だんだん俺も気になってきたので聞いてみた。
364 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:19 ID:vcHdhM0n
「何かようか?」
アイツは待ってましたと言わんばかりに俺に喋りかけてきた。
「ルスキは何で今日オールバックでワイシャツなの?しかも香水までつけてるしw」
「はぁ?」
スオミは悪戯に笑いながら聞いてきた。たしかにスオミが気になるのもわからなくもない。普段俺はカッコに関していえばだらしないと自負していた。それが突然身なりが整うと周りが興味を抱くのも当然かもしれない。
「なんで〜?」
スオミが再度聞いてくる。からかわれている気がしたから俺は怒って
「うるせえなぁ、いいだろうが別に!」
と言ってしまった。スオミは黙ってしまった。顔が泣きそうになっていた。
「それなら・・・もういい・・・」
スオミはそう言うと飲みかけの紅茶を手元の皿に置き、涙目になりながらゆっくり下を向いて、黙り込んでしまった。
俺は理性を失いかけた。俺はスオミのそういう仕草が溜まらなく好きだ。言うなれば怯えているウサギを見ると抱きしめてやりたくなる衝動と同じだ。
俺は不意にスオミの手首を掴んだ。スオミは驚いて怯えた顔をして俺の目を見ていた。殴られると思ったのだろうか?
「今日は・・・・兄弟たちが来る予定だったんだ・・・・」
スオミはなおも俺の目を見ていた。俺は続けざまに言った。
「だけど・・・・来なかった・・・・あのバカ親父のせいで・・・・・」
「だから今日も馬に乗っていたの?」
365 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:20 ID:vcHdhM0n
驚いた。俺が一人で馬に乗る理由をスオミは知っていた。
「今日も・・・ってお前・・・?」
スオミは何故か視線を逸らした。そう、俺は今まで一人で馬に乗るときは決まって自分がどうしようもない不安や、悲しみ、寂しさにあったときに
憂さ晴らしとして馬に乗っていたのだ。一度目は家の会社が破産し兄弟たちが俺の家から離れていったとき。三度目は今さっきスオミに言った通りだ。そして二度目が・・・・
「私の家の会社が独立経営が決まった時に一回・・・・確か4年生のときだったよね?」
「・・・・・・」
「私が部屋で寝ようとしたときに・・・・外で番犬がほえる声が聞こえたの・・・」
「・・・・」
「何だろうって思って外を見たら、ルスキがさっきとは違う馬に乗って外にいたわ・・・確か白い毛並みの馬だったと思うけど。
ルスキと目が合ったときに・・・・」
俺は自分の唇に人差し指と中指を当て、スオミと向き合っていた。俺とスオミが向き合ってしばらくしたらスオミの家の使用人がこちらに向かって走ってきたので
俺は踵を返し自分の家に馬を走らせた。
「ルスキ・・・・私ね・・・」
「うるせえ・・・・」
「でも・・!」
俺は気づいたらスオミの口を閉ざしベッドに押し倒していた。馬乗りの状態でスオミを見下しながら俺は言った。
366 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:23 ID:vcHdhM0n
「うるせえんだよ!てめーは俺のものだ!俺だけのものなんだ!!他の誰にも渡しはしねぇ!」
俺はスオミの口を閉ざしていた手の代わりに自分の唇をスオミの唇に当てた。しかしスオミの小さな唇と大きな可愛らしい人形のような目は堅く閉ざされていた。
スオミのサラサラした綺麗な金色をした髪の毛を俺は鷲掴みして拳を振り上げた。スオミは片目を僅かに開いていた。俺の拳を見て驚いたのだろう。アイツの大きな目は恐怖に引きつっていた。
拳を振り落とした。スオミの顔面すれすれのところに振り落とされたがスオミの抵抗を無にするには効果は覿面だった。スオミは震えた声をだしてこう言った。
「ルスキ・・・お願いだから・・・痛いことしないで・・・言うこと聞きますから・・・」
「無駄な抵抗するんじゃねぇわかったか?」
「・・・は・・・はい」
スオミは震えながら、嗚咽しながらアイツの小さな力を振り絞って答えた。俺も自分の息が激しくなっているのを感じる。
俺はもう一度スオミの唇に自分の唇を当てつつ、自分の上着とズボンを脱いでいった。スオミの服を引きちぎった。だがスオミはそれを拒んだ。スオミの頬に平手を打った。
「ざけたマネしてんじゃねぇ!もう一回殴られてぇのか!」
か細い声を出しながらスオミは泣いていた。スオミは抵抗をやめた。透き通るような白い顔が真っ赤に紅潮している。俺はスオミの上着を強引に引きちぎった。華奢な体の割には肉付が整っていて、乳房も盛り上がって腰の括れもあった。
キャミソールを脱がした。スオミの乳房は俺の手では少し余るぐらいであった。確かにスオミは暮らすの中でもペルシャやメニス程ではないが、デカイ部類に入る。
367 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:25 ID:vcHdhM0n
アメリーやクラスの野郎共がスオミのデカ乳を見て鼻を伸ばしているところを見るのが俺には苦痛でならなかった。
俺は夢中でスオミの乳房を揉みしだいたり、口に咥えて乳首を舌で転がすようにしたり、吸ったりしていた。両腕できつく抱きしめながら上半身の主要な部分を俺は可愛がった。スオミの顔がどうなっているのか見てみたかったので再度キスをした。
今度は唇だけではなく舌を絡めてだ。俺は呼吸するのを惜しむぐらいキスをした。スオミが俺の体を弱いけれども強く抱きしめてきた。呼吸できなくて苦しかったのだろう。俺は唇を離しスカートと下着を下ろした。
するとスオミの体は真っ白なシーツに溶け込むようであったのだ。家に雪が降ってきたときのことを思い出した。真っ白に輝いていて・・・・スオミの肌はまさに雪のそれであった。
その雪原を俺は今、土足で侵している。俺の一物はかなりいきり立っていた。我慢ならない様なのでパンツを脱いで解放してやった。
「おい、口に咥えろ」
俺は自分の一物をスオミに咥えさせた。自慢ではないが俺のはクラスで1、2を争うぐらいだ。スオミの小さな口で咥えきることができるのかわからなかったが、俺は無理やり咥えさせた。
スオミの口の中の温もりと舌の絡みつきが更に俺の理性を失わせる。
「もっと舌ぁ使えよ。休んでんじゃねぇ!」
「・・・ふぁい」
スオミは涙目で咥えながら答えた。俺は膝立ちでスオミは四つん這いだった。スオミの口の動きが遅くてじれったくなり俺はスオミを仰向けに寝かせた。
俺は自分の一物を愛液で濡れているスオミの秘部に入れようとしたがなかなか入らない。スオミのでは狭すぎたのだ。だが俺は無理やり入れた。
「いやぁぁぁぁぁあぁ!!!!」
スオミが目を大きく見開き泣き叫んでいた。割れ目からは血が大量に出てきていた。スオミとは正反対に俺は徐々に挿入してスオミの膣内の温もりに快感を覚えていた。
368 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:26 ID:vcHdhM0n
「ルスキィぃ!痛いよぉぉぉ!!!」
スオミは俺の体を強く抱きしめていた。俺の一物が根元まで挿入し、腰を振るたびにスオミは痛みが増すようだが俺は快楽が増していった。俺もスオミを強く抱きしめた。
互いに体は密着していた。俺は絶頂を迎えるまでずっとスオミとディープキスをしていたと思う。スオミの足が俺の腰に絡みつく。
俺は絶頂を迎えた。
「スオミ・・・だすぜ・・・もうだめだ・・・」
「やめてルスキ!それだけはやめて!お願い膣内にださないでぇ!」
スオミはキスしている唇を離し必死にやめてくれと言っていた。
スオミの願いを無視し俺はスオミの膣内に射精した。するとスオミの秘部がそれに応えるように締め付けがいっそう強くなり俺からのものは最後の一滴まで出し切ってしまった。
「ルスキのバカぁ・・・・・」
スオミは俺の胸を抱き寄せて泣いている。俺は聞こえないフリをした。やがてスオミは泣き疲れたのか眠ってしまった。俺はパンツとズボンをはいて台所へ向かった。台所に着くと女中が一人、俺の晩飯を作っていたようである。
「もうそんな時間か・・・」
俺はスオミが心配になった。部屋に戻ろうと長い廊下を歩いているとき俺は真っ暗闇な後悔に後悔に突然襲われた。何故あんなひどいことをしたんだ?あんなことをして許されるとでも思っているのか?スオミは口を聞いてくれなくなるぞ?
俺は廊下の途中で膝をついて下を向いてしまった。肩が震える。気持ちの悪い汗が流れてくる。喉がカラカラだ。俺は恐怖に泣いた。
正直焦っていたのだろう。華奢で気弱ですぐに泣く泣き虫のスオミを俺は早く自分のモノにしたかったし守ってやりたかった。だけど俺は・・・・
369 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:27 ID:vcHdhM0n

「あーあ、卒業式終わったけど何か実感わかねぇなぁ・・・・」
「でもフラメンコ先生とかとお別れするんだよ?」
「バーカ、校舎が繋がってんだから会おうと思えばいつでも会えるよ」
「あ〜らフランソワーズ・・・・無事に卒業できましたの?」
「あ〜らエリザベス、あなた義務教育を御存知なくて?」
「(ヤバイアル・・・荷物置いたままだったアル・・・そうアル)カンコ!来るアル!」
「な・・・何か用ニダか?チューゴ君?」
「朕は疲れたアル。お前朕の代わりに朕の荷物を家に運ぶアル!」
「わ・・・わかりましたニダ(アイゴー!)。やいニホン!ウリの代わりにチューゴ君の荷物を家に持っていくニダ!」
「ふぇ〜やだよぉ」
「口答えするとはニホンのくせに生意気ニダ!!謝罪と(ry」
「調子に乗んなこのバカンコォ!」
「カンコ君、君が頼まれたのだろう?なら君が持っていくのが筋だろ?」
「兄上・・・・何故でてくる?」
370 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:29 ID:vcHdhM0n
教室からクラスメイトが次々と家路に着く。俺たち二人を残して。スオミはずっと机に座ったままだった。声をかけるべきかなのか?するとスオミは立ち上がって俺のほうへ歩いてきた。
スオミと俺は互いに正面から向き合う状態になり俺の肩ぐらいの身長を堂々と伸ばしていた。不意にスオミは平手打ちを俺に見舞った。俺も手が出そうだったがスオミは続けざまに
「ルスキには負けないからね」
そう一言言って俺にキスをした。教室から出ようとしたとき
「責任とってね?」
「はぁ?!ちょっと待て!責任ってのはなんだ?!」
「将来よ、しょー・お・ら・いー!」
スオミは走って逃げていった。だが何か俺の肩の荷が下りたような気がした。俺はスオミを追いかけて走った。


教室には桜の花が舞い降りてきた。互いに交差し合い寄り添っていた。まるでこれからの俺たち・私達のように




(;゚д゚)オ・シ・マ・イ!
371 ◆aOlD4fDGBI :03/08/15 02:33 ID:vcHdhM0n
さんざん待たせて申し訳ありませんでしたぁ!(つд∩)エーン
しかも思ったほどエロ(・A・)クナイ!!気が・・・

(つд・∩)チラ
(つд∩)エーン
お目汚しスマソ
372唐繰りの中の人:03/08/15 15:48 ID:B6hbgiY1
『蹶起』



・・・部屋から出てきたウヨ君は、黒詰襟の学生服に、脚はゲートルを固く巻き、足は地下足袋。
額を飾る鉢巻には2本の懐中電灯が差し付けられていて、胸には首から袈裟懸けにライカを吊り下げている。
腰には張型一振りと尻穴用の御道具が2つほどさして皮ベルトでしっかりと締めていた。
常夜灯の弱弱しい光を反射する鞭を手に、音もなく廊下を歩むその姿はまるで阿修羅さながら。
「今宵、サヨを討つ」
ウヨ君は双眸に力を漲らせていた。

春とは名のみの、雪の降りしきる睦月の夜のことである。
373唐繰りの中の人:03/08/15 15:57 ID:B6hbgiY1
>>372
とりあえず、序文だけ作ってうpしてみました。
なんだか元ネタがバレバレで先が思いやられますが、先を書き続けてもイイヨーという鷹揚な方がいることを願いつつ、少しづつうpしていこうと思います。
こんなものイラネという意見がありましたらおっしゃってください(T−T)ノ

>>371
陵辱物と見せかけて純愛ですか〜ハァハァ。d
個人的にはフィンランちゃんはナイチチですw
374山崎 渉:03/08/15 17:08 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
375 ◆aOlD4fDGBI :03/08/17 19:13 ID:AvfL2m9x
自分のうpした作品を読み返してみてあまりの誤字脱字の多さに自分でも驚いております。

見てくださった皆様にお詫びします。申し訳ありませんでした。以後気をつけます
376本スレ常厨者:03/08/17 23:21 ID:5/HOe5/e
亀レスにてスマソ。

>にわかハン板住人さん 金魚さん
お気に召していただけたようで、一安心です。
基本的にシリアスよりお笑い系の方が書くのは楽しいので、
もう少しこのおバカな調子にお付き合いいただければと思います。
ちなみに、続編の進行度は50%ぐらいです。
もうオチまで構想は出来ているのですが、如何せん筆が遅くて遅くて(T T)
焦るとまた失敗するので、マターリと参りまする。

>唐繰りの中の人さん
ウヨ君キタ―――――!!
怨敵アサヒちゃんをどういたぶるか、気になって気になって夜も眠れませんw
続きキボンでふ。

>◆aOlD4fDGBIさん
さりげなく素直になれない純愛マンセー! 
>「責任とってね?」「将来よ、しょー・お・ら・いー!」
ずがびーん!ときますた! こんなセリフ、一度でいいから言われてみたいでふ。
二度目は危険ですがw
>あまりの誤字脱字の多さに自分でも驚いております
誤字ならウリも負けないニダヨ!………ハァ………
377にわかハン板住人 :03/08/19 22:56 ID:nFJW4OHH
え〜と、ハプスブルグ先生×ウヨくんを計画中なのですが、探してみたところ先生のビジュアルが大
きく分けて三つあるんですよ。どれがいいかアンケートで決めたいと思うのでできれば投票してくだされ。

保母さんタイプ
ttp://page.freett.com/nihon_chan/pict/353.html
眼鏡+巨乳タイプ
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/nihon-chan/img-box/img20030112172953.jpg
お姉さんタイプ
ttp://page.freett.com/nihon_chan/pict/920.html


>>◆aOlD4fDGBIさん
遅レスですが乙〜。
なんでしょうな、鬼畜な純愛って感じですかな。どっちかっていうとスオミちゃんよりロシアノビッチくんに
萌える(笑)。視点は彼一本にした方がよかったかと思われ。スオミちゃんが前半はっきりと「怖い」と
感じているわけで、そこからどう心境が変化して「責任とってね」になるのか分かりづらいのが難点かと。

>>唐繰りの中の人さん
はやく続きを……ハァハァ

378 ◆aOlD4fDGBI :03/08/19 23:30 ID:eV5QmtGT
>>にわかハン板住人さん
正直なところ、二人の視点で進めようか一人の視点で進めようか迷ってました。
ですが私としては二人を描いてみたかったので、その結果、にわかハン板住人さんが指摘してくださったように
ストーリーがわかりづらいことになってしまったことは事実だと思います。(そこを描ききれば問題は無かったと思います、スマソ)

ですので今回のことを教訓にして次につなげようと思います。
御指摘サンクスです
( ´∀`)つ且
麦茶ドゾ〜

ちょいとあげますね
379名無しさん@ピンキー:03/08/20 00:47 ID:WU+rQ1Gt
>> にわかハン板住人さん

保母さん風(でも脱いだら凄い)キボン。
380 ◆aOlD4fDGBI :03/08/20 02:15 ID:LBYej+gN
>>にわかハン板住人さん
オイラは保母さん風をキボンヌしますw
381あぼーん:あぼーん
あぼーん
382あぼーん:あぼーん
あぼーん
383金魚:03/08/21 19:28 ID:Q6hmQaG8
>>360-370 ◆aOlD4fDGBIさん
乙です。
彼を恐れているのに、ついお父さんに重ねてしまうフィンランちゃんの複雑さが良い感じでした。
ロシアノビッチ君も泣かせておいて何も言わないけど、
彼女が眠るまでずーっと肌をくっつけて側に居てあげたんですよね…不器用な愛ですね…(*´∀`)


>>372 絡繰りの中の人さん
文章からウヨ君っぽくて格好良いですね。
続き楽しみにしてます。


>>377 にわかハン板住人さん
他の2タイプも気になりますが、私も保母さん系が良いですw
384金魚:03/08/21 21:51 ID:Q6hmQaG8
夏休みのある日。家に届いたのは、フランソワーズからの招待状。
お人形遊びをしましょう、と。
「…そういえば、彼女はドールが好きでしたわね」
コレクションの部屋には、素晴らしいビスクドール達が大事そうに飾られていた。
…でもお人形遊びだなんて。何て少女趣味なのかしら。
是非とも顔を見て笑ってやろうと思ったわたくしは、その日の午後、フランソワーズの家へ出かけていった。
フランソワーズの家へ着くと。彼女はわたくしを部屋に入れ、白いドレッサーの前に座らせた。
大きな楕円形の鏡には、わたくしと…背後からわたくしの肩に手を掛けるフランソワーズ。
「随分素朴なお人形ですわね、ふふっ」
「…それはわたくしの事かしら?」
素朴とは何事か、とわたくしが反論した途端。フランソワーズは眉をひそめた。
「お人形がお喋りしてはいけませんわよ、エリザベス」
「…フランソワーズ」
何をおっしゃってますの?
「お人形遊びと書いておいたでしょう?もう惚けが始まったのかしら?」
…自分がドールになるなんて聞いてませんわよ。
……けれど。これもお人形遊びには違いない。変に納得してしまったわたくしはフランソワーズに反論できなかった。
ドレッサーの引き出しを開けて、お化粧道具を出すフランソワーズ。
黙って目を閉じるとパウダーを軽く乗せられる。
パフの感触が柔らかくて…。花びらがひらひらと落ちてきているような、不思議な気分になった。
瞼や唇にも色を乗せられ、その度に筆で軽くなぞられるのが気持ち良い。
心地良いお化粧が終わって、フランソワーズが一言。
「いまいち気分が乗りませんわ」
…知らないわよそんな事。
385金魚:03/08/21 21:52 ID:Q6hmQaG8
フランソワーズはわたくしを立たせて、その周りを一周する。
「…やっぱりこの消し炭みたいなお洋服がいけないのかしら?
お人形遊びだと言ってあるのにこんなの着てくるなんて…ほんっとにエリザベスったら気が利きませんのねーウフフ」
フーラーーンソワーーーーズ…。後でおぼえてらっしゃい…。
「仕方ありませんわね…わたくしが脱がせて差し上げますわ」
……え?
言うが早いか、フランソワーズはわたくしの胸元のリボンを解き始めた。
…ちょっと、ちょっと!フランソワーズ!
「フラ…」
「喋っちゃ駄目!」
「むぐ」
…凄い剣幕で口を塞がれた。
思わず黙ってしまったわたくしを見てにっこりと笑うと、フランソワーズは再びわたくしを脱がせ始める。
やがて、パンツだけ残して他は全て脱がされてしまった。
フランソワーズに促され、既に諦め半分のわたくしは長細い窓の前に置いてあるベッドに腰掛けた。
「着せ替えて、ビスクドールのように飾って差し上げるわ。そうすれば貴女も少しは女らしくなりますわよきっと」
…いちいちムカつくわね。フランソワーズの白い指先が、そっと瞼に触れてくる。
「…でもその前に、ビスクの肌にしなければいけませんわね」
フランソワーズはクローゼットの中から、海賊漫画に出てきそうな大きな宝箱を引っ張ってきて、パカッと開けた。
中には数え切れない程の艶やかな羽根やお化粧の筆。刷毛。それとしっかりと蓋をされたガラス瓶。
………?
フランソワーズは瓶の蓋を開けると、中の液体を手に受ける。見る限り油のよう。
386金魚:03/08/21 21:52 ID:Q6hmQaG8
「綺麗でしょう」
よく見るとそのオイルにはキラキラの細かい粒が入っていて、光を受けて煌めいている。
フランソワーズはそれをわたくしの鎖骨の下に塗り始めた。
キャーちょっと!何なさいますの!!
無言のまま取り乱すわたくしを無視して。
フランソワーズはその宝石だらけの宝箱から小振りな刷毛を取り、オイルを塗り広げ始めた。
刷毛でスウッと伸ばされる感触は、少しくすぐったい。
けれど少し、心地良くもある。先程のお化粧に似た心地良さ。
「ねぇエリザベス…わたくしは…」
優美な笑みを浮かべ、フランソワーズはうっとりと刷毛を滑らせる。
「美しいモノが大好きですの」
刷毛が乳首の先を掠めていった。
「んく」
突然の事に、思わず声が出てしまった。途端に、ぱちん、と頬をはたかれた。
「誰がお喋りしても良いと言いましたの?…ああ、赤くなってしまったじゃないの」
自分ではたいておいて…。フランソワーズは僅かにチリチリとするわたくしの頬を柔らかな手のひらで撫でる。
「…貴女の話す言葉は嫌いですわ。わたくしのように、もっと軽やかにお喋りできませんの?」
…わたくしの家の言葉は、地球町のどのお方にも通じるのよ。その事をわたくしは誇りに思う。
それぞれのお家でユニークなアクセントをつけられ、各家庭色の濃い言葉になっていたりするけれど。
それを貶すだなんて。今度こそ何か言おうとしかけたわたくしを、フランソワーズが遮った。
「ああ、でもこんなふんわりした言葉…貴女には似合わないわね、ふふ」
今度はベッドに横たわるように促された。…でも、ベッドが汚れてしまうわ。
「汚れても構いませんわ。ふふっ…リラックスなさって」
妙な緊張状態のわたくしに、フランソワーズが笑いかける。弱者に対する笑顔と同質のそれ。
…普段だったら絶対にただじゃおかないのに。
387金魚:03/08/21 21:55 ID:Q6hmQaG8
身体中に塗られたオイルの表面が乾くのを感じるにつれて、わたくしの皮膚は異常を訴え始めていた。
何かしら…ちくちくするわ。
初めは気付かぬ程の…ほんのささいな刺激だったそれは、そのうち我慢できない程強烈に。
…カユイ。
目を固く閉じて身体をよじっていると、乾いた羽根で突然くすぐられた。
「………っっ」
チクチクとかゆい上にくすぐったい刺激。
危うく声が出そうになって、わたくしはフランソワーズを睨み付けた。
「んふ…辛そうね…」
フランソワーズの楽しそうな声。そうよ、辛いの。だけどなにか…。
……いいえ、そんな筈無いわ。新たに芽生えた感覚をわたくしは懸命に否定する。
けれどフランソワーズには全てを見透かされていた。
わたくしの目を見つめながら下着の上からそこに触れ、フランソワーズはわざとらしく溜息をついた。
…わたくしの下着の中は、既に熱くドロドロになっていた。
「まぁ、だらしのないお人形ね…」
フランソワーズは侮蔑の笑みを浮かべる。何ですってー!貴女が変な油を塗ったからでしょう!
だからわたくしは敏感になって、かゆくて、辛くて………気持ち良くさえなってしまった。
下着の上から、羽根の芯で軽く押される。微かな感触しか伝わってこない、けれど。
「こんなに苦しそうにしてるのに…おかしいですわねぇ…?」
待ち望んだ刺激にピクピクと反応し、わたくしは自分でも気付かぬまま足を開いていた。
「辛いのが気持ちいいのかしら…?貴女って心底変態ですのね…」
フランソワーズの言葉で、わたくしは途方に暮れて酔いしれる。
「嗜虐趣味を持ちながら、実は隠れMでもあるなんて…。
 こんな姿、普段貴女が好んで虐げている男の子達が見たらどう思うかしらね…?」
その恥ずかしい言葉さえ、今は苦痛に満ちた快感だった。
フランソワーズは相変わらずわたくしの目を見つめながら羽根を進める。
わたくしも彼女の目をじっと見つめていた。
何となく、逸らしてしまうと負けを認めてしまうような気がして…最後の意地でもあった。
触れるか触れないかの強さで脇腹を撫で上げられ、おへそをくすぐられ、気が狂いそう。
388金魚:03/08/21 21:56 ID:Q6hmQaG8
フランソワーズの羽根はまた胸に戻って、乳首の周りだけを慎重になぞっていく。
期待で神経がキュウッと集中し…さっと羽根が横切るとわたくしの身体は大袈裟に思えるくらい仰け反ってしまう。
いちいち反応する身体がとても悔しくて……わたくしはとうとうフイと顔を背けてしまった。
視界の隅で、フランソワーズが満足そうな笑みを浮かべるのが見えた。
「声、出してもよろしくてよ…?」
羽根がすうっと降りてきて、再び下着の上から下腹部をスルスルと撫で始めた。
「そうしたら、わたくしが…たぁっぷりお仕置きして差し上げるわ…」
また羽根の芯で…今度は尖りを集中して突かれて、快楽に支配された意識に急に危機感が巻き付く。
やめて、やめてそんなにしたら…!
「いやあぁぁっっ」
堪えきれなくなって遂に、高い声が口から飛び出した。
「…あらあら。出してしまいましたわねぇ」
フランソワーズは嬉しそうに笑いながらも手を止めない。わたくしも声を止められない…。
「や、やぁぁっっ、ん、あ…、」
媚びるような甘い声を聞いて、フランソワーズはまるでペンで字を書く時のように羽根を動かし始めた。
「もぅだめ…!イキそ…っっ」
そう口走った次の瞬間。ピタ、と動きが止まった。
どうして…。あと少しでいけたのに。
高ぶった快感が急速に抜けていく。残った物は虚無感と、わずかな快感の名残。
「…簡単に楽になれるとでも思って?」
わずかに潤む視界の中、フランソワーズは綺麗に微笑んだ。
「お仕置きだって言ったでしょう?」
389金魚:03/08/21 21:57 ID:Q6hmQaG8
目を閉じて、あがってしまった息を整える。
「誤解なさらないでね」
フランソワーズは先程からわたくしの耳朶を弄っている。
「貴女を気に掛けた事なんてただの一度たりとも…」
そこまで言って、初めてわたくしにくちづけた。フランソワーズの柔らかな舌が、わたくしの上顎をくすぐりに来る。
唇が離れると、唾液がつう、と糸になって切れた。
「今だって、好きだとか嫌いだとか…少しも思ってませんのよ…?」
鎖骨をそっとなぞられて…その刺激すらわたくしをたまらなくさせる。
「ただ少し…ほんの少し、憎たらしいだけ」
空色のグラスアイがチラリと光ったのが分かった。
「ご安心なさって。痛い事は決して致しませんわ」
うっとりと…夢のような笑みを浮かべるフランソワーズ。
「この肌に跡が残るような事も、ね…」
滑らかな光沢を持ったクリーム色の羽根が、腹部を撫でていった。ひく、と反応してしまう。
「わたくしの可愛いお人形ですもの…」
拷問だわ…。
テーブルの上に並べられた様々な筆や羽根達。
それらがどのように使われるかわたくしは知ってしまった。肌に触れるとわたくしをどれ程昂ぶらせるかも。
ああ、こんな事…痛みの方がまだ耐えられるかもしれない…。
夜までにはまだ遠い。フランソワーズはまだまだわたくしを解放しそうにない。
わたくしはこれから行われるであろう事を想像して、気が遠くなった。
390金魚:03/08/21 22:06 ID:Q6hmQaG8
>>318のをちょっとだけ拝借しました。エリ様が逆になってますがw
最近レズネタばっかりですみません。
391 ◆nb8zR0K60M :03/08/21 22:18 ID:Wnqcy8SX
良いですなぁハァハァ……。
ところで>384の冒頭を読んだ限り、誰が主人公かわかりにくく、これもニホンちゃん視点かと思ってしまいました。
392金魚:03/08/21 22:43 ID:Q6hmQaG8
>>391 ◆nb8zR0K60Mさん
あーほんとだ、エリザベスちゃんだと分かる事を何にも書いてませんね。
全く気付きませんでした。失礼しました(´・ω・`)ゞ
393D-13:03/08/25 00:21 ID:4v/YFQg1
                          : 、 、  
                      ,,,、−: 、.,'''llllfザヷ,ヽ,,, 
                       ..-"‐`ン ,ヽ″`:-. `: '゚゙',,,
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                     .!".】ll| 'll、 [!、゙l. 「!'ト, 私 _  ."
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                       .广 l,=@ .il゙゚u'゙,f',[_ .:,./ェ   ゙l 
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394D-13:03/08/25 00:21 ID:4v/YFQg1
                        ゙l_ : ..,,/ド゙i、      ,l, ひ:レl`j"l ’  ヽ
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                      ,r" l|,       .,‐  ] .|'、    ヽ   ト
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  ..,,,,w・''`: : 丶l,,ト   : : ''″      ‘'l、,ll,l''!气┛    ,l゙llサ`”`: `´   N, .f  ∠'`
 ,llレ'   .l:   .゙l,、.,,r‐`         【,ll″      .,l゙°         "'、r‐―='ヤ
.,llシ、..,ii,,i´  .,,ll・″           ,ll″      .,l°
.'゙,,rヤ´ ,l  .,r'″              ,,,ill″      .i゙′
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     .,| ,、         ,,,e・'゙゜  ,i´       ," 
     .l,i´      .,,,w/'”    .,F          ,i°
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                  ,l°    .,,,,iill―ー `-- -、-…¬・'''''~`  、.,,,r  ゙゚`ザrl,,*'ョ 
                 ,l゙   .,,rl'゙’                  ,,,,,,、、-‐"'・+v、、--lザ
                    《  .、-f゙゜           、..,,,v-ー冖`
                 ]          _,,,,yr━`´:   
                 ゙y、   ._,,,,,,,a=''“″ 
                    ゙゙”"'"'゙゚゚゙~`  
395D-13:03/08/25 00:23 ID:4v/YFQg1
>>393-394
もともとはニホンちゃんのネタで↑な感じのエロ絵の落書きしていたものの、
扇情的で"もはや国際情勢擬人化と関係ないだろ"的な絵ズラなため、
どうも画像掲示板(ニホンちゃん仕様) に上げるのは憚られるので、
trace.exe でAAにしてみますた。
396machina ◆iCCnqNOeLs :03/08/25 10:57 ID:z5fWnF+f
む、AAEで自動変換したニダね。

AA化しるのは手書きが一番。自動変換で楽するのはお勧めできない。
まあ敏郎さんは素直に得ろ画像うp汁ってことです。
397本スレ常厨者:03/08/31 15:10 ID:f5fabO11
『おしえて、おにいちゃん その2』

 さて、アメリー君の部屋では、アメリー君が机に辞書を置き、ぱらぱらとページを捲っていました。
それをラスカちゃんがすぐ横から覗き込みます。肩に触れる肌の感触に妙にどきどきするアメリー君。
「え、え〜とだな……これによるとセックスと言うのは、『男女の区別・性別』ってことになるな」
「……そんなのラスカにもわかるよ? ベガスちゃん、そのこといいたかったのかなぁ?」
 何処か釈然としない表情で、顎に人差し指を当てるラスカちゃん。
「ああたぶんそうだよきっとそうだうんまちがいないそういうことにしときなさいそうしなさい!」
「………おにいちゃん………なんかごまかそうとしてない?」
「そ、そ、そそそそんなことないぞ! お兄ちゃん本当に誤魔化そうとなんてしてないぞ!」
 またもやアメリー君はあさっての方向に顔を向けました。横顔に無言のプレッシャーをひしひしと
感じますが、ここは一つ我慢の一手です。
「………あれ?………これなに?」
 不意に、視線を辞書に向けたラスカちゃんが、アメリー君に訊いてきました。ほいきたとばかりに
ラスカちゃんの指差す一文に目を向けます。
「どれどれ………『あなたは結婚する前のセックスは悪いと思いますか?』………」
「???????」
(シット! ガッデム! サノバビッチ! なんて例文を載せやがるんだYO!!)
 心の中で血が滲むほど舌打ちを繰り返すアメリー君を、ラスカちゃんが見上げました。
「おにいちゃん………ラスカぜんぜんわかんない………どういういみ?」
「お、お兄ちゃんも全然わかん」
「ウソついちゃだめだよ、おにいちゃん? ラスカ、おにいちゃんのウソすぐわかるもん」
 大きな蒼い瞳でまっすぐに見つめてくるラスカちゃん。そこに映るのは、怒りや不信などではなく、
自分への信頼。その純真さが故に、その視線は鋭利な刃物の様に胸のど真ん中を軽く貫通します。

(………やめろ……やめてくれ……そんな瞳で、お兄ちゃんを見ないでくれ……)
398本スレ常厨者:03/08/31 15:11 ID:f5fabO11

 溜息を吐いたアメリー君、完全に諦めモード。嗚呼、何故神は俺にこんな試練を与え賜うのか畜生。
一度深呼吸をして精神を落ち着かせ、せめていつもの冷静な自分らしく振舞いながら、応えました。
「………実はセックスにはな………性行為っていう意味も………あるんだ」
「せーこーい………ってなに?」
「………基本的に好きな男女同士で……やることだ」
「なにを?」
「んー………言葉で説明するのは……ちょっと難しいかなぁ」
 さすがに、アソコにアレを突っ込んだりイロイロとなんて馬鹿正直には言えません。
「………ふ〜ん………じゃ、おにいちゃん」
「ハイ………ナンデショウ?」
「ラスカとせっくすしよ?」
 聴覚より伝達。脳内にて分解。単語の意味を認識。前後より文章を再構成。一瞬の間。反応。

「……ぬううううわあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!」

 弾かれた様にラスカちゃんの隣から飛びずさるアメリー君。勢い余って部屋の壁に激突しながらも、
更にラスカちゃんから逃れようと、手足をじたばたさせます。全身から汗が滝のように流れ出ます。
 ラスカちゃんは一瞬キョトンとながらも、すぐアメリー君の方に四つん這いで近寄って来ました。
緩々の襟元が揺れ、隙間から幼い胸元がチラリ。その小ささが胸の奥まで見通させて逆に大ピンチ。
「だってラスカ………おにいちゃんのこと大すきだもん………すきな人どうしでやるんだよね?」
 その写真をばら撒けば、町内中の喧嘩が収まるのでは? そんな気にすらさせる、ラスカちゃんの
天使のような笑顔。そして、普段ならお兄ちゃん冥利に尽きるセリフですが、今は寧ろ悪魔の囁き。
「た、た、たしかにそ、そ、それはそうだが………いや、それは………しかし……」
「………おにいちゃん………ラスカのこと………きらいなの?………………ふぇ…」
「いや! そ、そんなことないぞ!! お兄ちゃんは誰よりもラスカの事が」
「じゃ、しよ♪」
「…………………………………………………………」
399本スレ常厨者:03/08/31 15:12 ID:f5fabO11

 ………
「さ、次はラスカの番だよ」
「え?………あっ」
 俺はラスカの小柄な身体を抱きかかえ、優しく絨毯の上に下ろした。そしてそのままベッドに浅く
腰をかけ、両足をやや広めに左右に開く。両膝のちょうど真ん中にラスカの顔が位置するように。
「こいつを大きくするんだ。続きはそれから」
 ラスカはアヒル座りしながら、眼前につきつけられたペニスと俺の顔の間に交互に視線を走らせた。
暫しペニスをじっと見つめたかと思うと小首をかしげ、何とも情けない表情で再び俺を見上げる。
本当にどうすればいいのかまるで分からない、そんな困りきった表情のラスカを見下ろしていると、
悪戯心がむくむくと涌いて来る。
 俺は促すように、半立ち状態のペニスをラスカの顎にぴとっとくっ付ける。驚いて、その幅と同じ
だけ頭を後ろに引くラスカ。俺の顔を見上げ、少し怯えの色を帯びた瞳でラスカが訊いてきた。
「おにいちゃん………どうすれば………いいの?」
 俺は何も言わず、ただ顔をニヤつかせるだけだ。まずは、ラスカの思うようにやらせてみたい。
「………うぅ〜………」
 不平そうに唸るラスカ。俺のペニスを凝視しながら、恐る恐る手を伸ばす。棹と亀頭に指先で触れ、
くにくにと揉んでくる。快感が得られるような指使いではないが、あまり体験したことの無い感覚が
割と愉快だ。と、鈴口から少し粘り気のある透明な液体が垂れてきた。
「ひゃっ」
 ラスカは反射的に俺のペニスから手を離した。夜道で未知の生物にでも遭遇したかのような表情だ。
 ラスカが落ち着くのを待っている間に少々萎えてしまっていたのだが、先程のラスカの痴態で一度
痛いほど勃起していた俺は、既に先走り液を分泌していたのだ。それが残っていただけのことである。
「お、おにいちゃぁん………なにこれぇ………?」
 涙目で訴えてくるラスカ。俺は妙に愉快な気分になる。
「カウパー腺液………俗に我慢汁、先走り液とも言う」
「か、かうぱ?」
「まあ、身体に害は無いさ…………ふむ、物は試しだな。味見してみろYO」
400本スレ常厨者:03/08/31 15:12 ID:f5fabO11

 ラスカの目が点になった。言われた事が理解できなかった……いや、意識的に理解しなかったのか。
それならと、俺はラスカの耳元に口を近づけた。石鹸の仄かな香りがする。
「ラスカ、こいつを舐めてくれないか?」
 ラスカが目を見開いた。恐らく想像だにしなかった要求だったのだろう。傍目から見ても分かる位、
ラスカの頭の中はパニックに陥っているようだ。
「え?え?え?な、なめ?え?なな、なあ、えええぇ?」
 ……このままでは埒があかない。まあ、強引に咥えさせるという手もあるし、それはそれで魅力的
ではあるが、今はラスカが納得ずくで自発的に俺のペニスを舐めようとしなければ意味がない。
 俺は苦笑しながら、未だ目を白黒させているラスカのおとがいを掴んだ。
「ふぇ?」
 身体を屈ませて、やや間抜けな感じで半開きになっているラスカの唇に、自分の唇を重ね合わせる。
 そして、たっぷりと舌上に唾液を乗せ、ラスカの口内に流し込んだ。
「んんんっ………………んん………………んちゅ………………んぐ………………」
 執拗に舌を絡ませ、唇の隙間からなおも唾液を注いでいく。
 やがて、ラスカの喉が口内の液体を嚥下し、こくんと音をさせた。とろんとした目で俺を見つめる
ラスカ。どうやらキスがお気に入りのようだ。
 ラスカの鼻先に自分のそれを軽く押し付けながら、俺はラスカの瞳を覗き込んだ。
「ラスカ………お兄ちゃん、ラスカのこと大好きだぞ?」
「………………」
「お兄ちゃんは、大好きなラスカが気持ち良くなってくれると、すごくすごく嬉しいんだ……」
 キスをする。ラスカが切なげに鼻を鳴らしながら舌を求めてきたが、俺はすぐに唇を離した。
おあずけを食った子犬のような顔のラスカに、俺は問う。
「ラスカは、お兄ちゃんのこと………嫌いかい?」
 ゆっくりとラスカは首を横に振る。金髪が丸く広がり、揺れる。
「ラスカ………おにいちゃんのこと………だぁいすき………」
「じゃあ……お兄ちゃんを、気持ち良くしてくれないか?」
 俺はラスカの小さな手をとり、自らのペニスに添えさせた。ゆっくり、そこに視線をやるラスカ。
401本スレ常厨者:03/08/31 15:13 ID:f5fabO11

「……おにいちゃん………ラスカがオチンチンなめると………おにいちゃん、きもちいいの?」
「………ああ……さっきのラスカみたいにね」
「……う、うん……」
 頬をほんのりと朱に染めるラスカ。淫らに悶えた自分を思い出して恥ずかしくなったのだろうか。
 ラスカが一回深呼吸した。そして目を瞑ると、小さな口から桃色の可愛らしい舌を伸ばしてくる。
そして、恐る恐る、俺の股間に顔を近づけ、両手に持ったペニスの先に、触れた。
「んっ」
 ちょうど、鈴口から垂れていた先走り液がラスカの舌を迎えた。一瞬、僅かに引いたラスカの舌と
粘液の糸を作る。ラスカが眉根を寄せた。それでももう一度、おずおずと舌先を突き出し先端に触れ、
また離れていく。はやる気持ちを抑えこんで、俺はじっとその様を眺め続けた。
 繰り返す内に慣れてきたのか、舌が俺のペニスに触れる時間が長くなる。触れ方も、最初の舌先で
つつくような感じではなく、舌腹を使って舐め上げるような動きに変わった。ざらついた感触が、
最も敏感な部分を通して脳髄に伝わり、更なる先走りを誘発する。
「ん……はぁ……んん……れろ……ん……ぅん……ぁん……は…ん……」
 ひたすら、鈴口辺りを舐め続けるラスカ。その姿は、子猫がミルクを舐める姿を思い起こさせた。
自然と吐息が漏れる。ラスカの息がペニスに絡まる。そこに、血液が集中していくのを感じた。
何よりその視覚効果が、そして血の繋がらない義理の妹にかしづかせているという現実が、俺の身体
の芯をじんと熱くさせる。背徳と呼ぶには余りに甘美過ぎる感覚。
 ラスカが薄目を開けた。
「……おにいちゃん……おおきく……なってきた……よ?……それに、あつくて……」
「……ああ、男の人は、気持ち良くなると、こうなるんだ……」
「じゃあ……おにいちゃん、いまきもちいいんだね?」
 ラスカが俺の顔を見上げ、本当に嬉しそうに微笑む。全く影を感じさせない、無垢な少女の笑顔。
頭を撫でてやると、気持ちよさそうに俺の手に擦り寄せてくる。ころころ表情が変わり、その全てが
心の内を正直に映し出す。この素直さ・純粋さがラスカの魅力の一つだ。
「ラスカ……その周りの方も舐めてくれないか?」
「うんっ」
402本スレ常厨者:03/08/31 15:15 ID:f5fabO11
 それから俺は、ラスカにペニスの愛撫の仕方を教えていった。亀頭は舌全体を使い包み込むように。
雁首は舌先でなぞるように。棹は唇でぐにぐに挟みこむように。袋は軽く吸い込み舌で転がすように。
指先で棹を上下に緩急もつけながら、擦り上げる。袋も手の平で撫で、中の珠を軽く揉みつつ転がす。
 ラスカは俺の指示に懸命に従おうとするが、その不慣れさから時折想像もしない刺激が与えられた。
それがかえって、新しい快感を生み出す。その度に、俺は不覚にも、思わず呻き声をあげてしまい、
その度に、不安げに俺の顔を見つめてくるラスカに、ばつの悪そうな苦笑を浮かべていたことだろう。
 だんだん、俺自身も余裕がなくなってきた。はじめは、ある程度勃起し、ペニスが挿入可能な程に
濡れればそれでいいと思っていた。だが、俺の先走りや自分自身の唾液を可愛い顔に塗れさせながら、
一生懸命に俺のペニスに奉仕し続けるラスカの姿に、それを止めさせるタイミングを逸し、俺は結局、
このまま行為の結末まで体験させてやろうという、随分と自分に都合のよく、押し付けがましい理由
を思いつきながら、己の昂ぶるままに、欲望を吐き出す時を待ちわびていた。
「……はぁ……ラス、カ……はぁ……次は………先っぽを…んん……口に、咥えて……」
「ん……うん」
 ラスカは小さく頷き、そのまま口を開いて咥えようとしたが、途中亀頭の中程に前歯がぶつかった。
「あ……歯は立てちゃダメだ、絶対に」
「ご、ごめんなさぃ」
 素直に謝った後、ラスカは再びペニスを見つめながら、唇全体を軽く舌で湿らせた。一呼吸置き、
そして、先走りが漏れるその先端に優しく接吻し、ゆっくりと自分の唇を亀頭の形に歪めてゆく。
表面を滑らすように呑み込んでゆきながら。柔らかにぬめる唇の感触に俺はかあっと血が昇ってくる。
 少しずつ、少しずつラスカの小さな唇に吸い込まれていく俺のペニス。やがて、サーモンピンクに
染まった亀頭が、完全にラスカの口腔に収まった。
「ああ…………」
403本スレ常厨者:03/08/31 15:16 ID:f5fabO11
 俺は喉を反らしながら目を瞑り、暫しモノに意識を集中させる。
 ラスカの口腔はしっとりとした高い温度が保たれていた。裏筋に、濡れた柔肉の存在を感じる。
ラスカが口や舌をモゴモゴと動かすたびに圧迫感が生まれ、亀頭の中の粘液が絞り取られる。
「んー………んんー」
 ラスカのくぐもった声は俺のペニスに微妙な振動を与え、心地よい刺激となり背筋を痺れさせる。
 目を開けると、ラスカが少し苦しそうに顔を赤くしながら、鼻で荒く息をしている。そんな表情も、
棹に絡まり陰毛を揺らす吐息も、俺の男の部分を激しく駆り立てる。
 ラスカが潤んだ瞳で、上目遣いに俺を見上げた。
「ほひぃはう……」
「ラスカ……唇をすぼめて、顔を前後に動かすんだ……」
「んん…」
 ラスカは言われるがままに目を閉じて、恐る恐る顔を動かし始めた。金色の前髪が前後に揺れる。
「ん…………んんぅ………んっ…………んん………」
 膣そのものとなったラスカの唇が、ヌルヌルとその内部の粘液を俺のペニスに塗りつけていく。
単調ながら優しい動き。動く幅はあまり広くはないが、時折感じるラスカの乳歯の感触は悪くない。
怒張が一瞬ビクンと跳ね上がり、ラスカの口蓋に当たった。また肥大したようだ。
「んはぁ………………」
 ラスカがペニスを咥えたまま息を吐いた。口の端の僅かな隙間から零れる涎が、ペニスを伝い、
根元まで幾筋もの唾液の軌跡を作る。
「……次は…………さっきのようにし、舌と指も…………使って…………」
「んんぅ……」
404本スレ常厨者:03/08/31 15:18 ID:f5fabO11

 ラスカは少し顔を引いて動きを止めると、ゆっくりと舌を蠢かし始めた。ぎこちなく這い回る
柔肉が、亀頭全体をぬめらせながら押し付けられる。俺の大き目の亀頭がその狭い口腔内の空間の
大部分を占めている分、舌の動きはそんなに激しいものではない。だが、ラスカの頬が舌の形に
歪んだりする様は堪らなく俺を昂ぶらせる。
「…ん、んぅ、んちゅ、んる、んー、んくぅ…」
 拙い手付きで、俺の棹をしごき擦る。両手で輪っかを作り、自らの唾液をペニスに塗りこむように
上下させる。ラスカの濡れた小さな両手が、月明かりを仄かに反射した。
「…ん、ちゅぴ、…くぅん…、ちゅ、くちゅ、あふ…んぐ」
 ラスカが口腔の唾液を飲み込むたび、俺の自身が吸い込まれるような感覚に襲われる。
「くぅ……い、いいよ……ラスカァ……」
 快感は、伝染するものなのだろうか。
 俺の呻き声に反応するかのように、ラスカがピッチを上げた。
「んんぅ、ん、ん、んんっ、ぅはぁん、んん、んん、んんぅ…」
 両手の愛撫が激しくなり、俺の精液を求めるかのように、搾り取らんばかりに動きを早める。
ぴちゃぴちゃと卑猥な粘液の摩擦音が聞こえ始めた。
405本スレ常厨者:03/08/31 15:19 ID:f5fabO11
「ん、くぅぅ……! んん、ん、んふ、んんんっ……ふくぅ! んん、んん、んんっ、んんっ!」
 ラスカが唇をすぼめ頭を左右に振りながら、俺のペニスをしゃぶる。更に、喉奥に飲み込もうと
顔を突き出す。その顔は真っ赤に紅潮していた。
「ん、ん、んんぅ! んく、ん、んはぅ!あ、んん、んぅ!んく、んく!ん、んんん、んっ!」
 身体の奥底から、熱いマグマのような欲望が這い上がってくる。絶え間なく押し寄せる快感の波に
麻痺しかけた思考は、ただ、衝動の加速を傍観する。心臓が爆発的な鼓動を刻む。
「あぅん、ん! んん、んんぅ、んふぅん、んっ! んく、んんく、んふん、んん!」
 口の端から零れる声。苦痛に歪む眉。揺れる睫。乱れた髪。熱い息。濡れたラスカの顔。
 ……何処か俺の冷静な部分が、妙に慣れた感覚がペニスに生じたのに気付いた。そして、
 
「くっ!」
「んんぁ!!」
 
 膨れ上がった亀頭から精液が噴出した。突然の咽るような感触に驚いたのか、ラスカがペニスを
吐き出し顔を背ける。だが、鈴口からは更に3度4度…とねっとりとした濃い白濁液が飛び出し、
ラスカの頬を…顎を…鎖骨を…胸を…腹を…両手を…汚し、ゆっくり垂れていく。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…はぁ…はぁ……はぁ……はぁ……」
 唇から唾液と精液が入り混じった薄白色の液体を滴らせながら、手の中でなおもぴくぴくと律動し
続ける俺のペニスを、ラスカが表情無く、ただ潤んだ瞳を大きく見開いて見つめていた。

 ……幼い肢体にまみれる様々な粘液が、艶かしく月光を映した……
406本スレ常厨者:03/08/31 15:20 ID:f5fabO11
『ふぁん、やあ、いぅ、んんぅ、んっ、はあああぁ!』
「……………………………………………………(゚Д゚;)ハッ!?」
 ふと気がつけば、アメリー君はゆったりとした豪華なソファの上に座っていました。で、目の前には
ラスカちゃんの後頭部。淡い肌色の仄かな明かりに照らされた周囲には、綺麗に整頓された本棚が整然
と並んでいます。落ち着いた雰囲気の中、かすかに漂う葉巻の香り。そうそこはダディのお部屋。
(……なのはいいとして、一体なんなんだこの状況は!?)
 ソファに座るアメリー君の足の間に、ちょこんとラスカちゃんが腰をかけていました。普段、居間で
テレビを見る時のスタイルです。問題はその先、ラスカちゃんの視線の先にあります。
『いいぃ、いいよぉ、うん、は、あ、も、もっとぉ!』
(なんで俺がラスカと一緒にオヤジのAVを見ているんだYO!?)
 そのままの姿勢で硬直しながら、バラバラの記憶のピースを懸命に探し出すアメリー君。

 ―― い、いや、いきなりは身体に良くないんだYO!
 ―― そーなの?
 ―― うん、そうなんだだから…
 ―― ラスカ、へいきだよ? おにいちゃんが…やさしくしてくれたら…
 ―― (ファッビョ〜ン!)

(いやいや、ここじゃないここじゃない……)

 ―― そういう問題じゃなくてだな…えーと…
 ―― ……もういいよ、おにいちゃん。ラスカ、ウヨ君におねがいしてくるから……
 ―― ちょちょちょっとまてまてお願いだから待ってくれ! そ、そうだラスカ!
 ―― ?
 ―― ビデオだビデオ! まずはビデオでイメージトレーニングだYO!

(……俺は、アホか?)
407本スレ常厨者:03/08/31 15:21 ID:f5fabO11

 状況を理解したアメリー君は、自分の迂闊さにため息をつきつつ、視線をテレビに移しました。
『や、やぁ、だめ、だめぇ、わ、あああん、はあっ!!』
 四つん這いの金髪のお姉さんが、切なげな喘ぎ声を発しながら、豊かな乳房を揺らしています。
野獣のような雄叫びをあげながら、バックから腰を打ち付ける顔の見えない男優。
(………いつか、ラスカもこんな風に………)
 自分でも胸糞が悪くなる想像に、誰とも分からぬその相手に一人勝手に嫉妬心を燃やすアメリー君。
しかし、燃え上がったのは嫉妬心だけではありませんでした。
(………畜生……俺って一体………)
 気がつけば、トランクスの中で息子sonがジャイアント息子sonになって、解放を叫んでいました。
画面の中ではダディコレクションのうち、アメリー君がコッソリ見ているお気に入りが再生されて、
その上ラスカちゃんが無意識にか、何故かもじもじと股間にお尻を摺り寄せてきているのです。
柔らかい腰肉の感触と、高い少女の体温。先程から何度も繰り返している、背徳的な生々しい妄想。
 …ぐにぐにぐにぐに…  …むくむくむくむく…
(だ、ダメだラスカ! そ、そんなに動かないでくれ! 気、気持ちいぃ〜)
 先走りがトランクスに丸い染みを作っているのが、悲しいくらい分かりました。
 今すぐここから脱出しなければならないという理性と、頑として動かない快感に正直な身体。
(これが……本能という奴か……って言ってる場合じゃねぇYO!)
 …グニグニグニグニ…  …ムクムクムクムク…
 更に加速する熱き衝動。嗚呼、性春の日々よ。
(ぐあああぁぁぁ!! か、神よ!! 我に力を!!)
 …ムクッ!
 大きくなりました。
(だああああぁぁぁ!!………もう……ダメだ……)
『い、いい、ぃひぃ、いいぃ、いく、いく、いく、い…いっちゃうぅぅぅぅーーーーー!!!』

 …もわ〜…
408本スレ常厨者:03/08/31 15:22 ID:f5fabO11
(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……)
 この状況下に於いてどう取り繕えばいいかを考えるアメリー君ですが、全く頭が回りません。
(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……)
 もはや、どうしよう、という単語しか出てきません。半ば現実逃避気味です。
 と、ラスカちゃんが首を捻って、こちらを見ているのに気がつきました。何故か唇をへの字に曲げ、
肩をふるふる震わせています。その瞳には大粒の涙が溜まっていました。
「ど、どうし、どうしたん、だい?」
 とりあえず笑顔でごまかせ。引き攣った不自然な笑みのアメリー君。
「………ぁ…ぃ」
 消え入りそうなラスカちゃんの声。アメリー君は急速に冷静さを取り戻しました。
「……どうした?ラスカ……ん?」
 アメリー君は気がつきました。自分が射精していないという事に。ホッとするとともに、大きな疑問
が頭をもたげてきました。では、この股間を包む生暖かく濡れた感触は一体……?
「…ご、め…んな……さぃ……」
 ラスカちゃんが俯きながら言いました。零れた涙が、太腿の上で弾けました。
「……………………………………………………(゚Д゚;)ハッ!?」
 全てを理解したアメリー君。考えてみれば、何も知らない純真無垢な少女にいきなり無修正AV
を大画面で見せ付けるのは、余りに刺激が強すぎたのです。いくらなんでも配慮が足りな過ぎました。
「いや……謝るのはお兄ちゃんの方だ……ごめんな?」
「……グス、グス」
「とりあえず、お風呂に行こう。綺麗にして着替えしないとな?」
「……グスン……うん」
 アメリー君は机の上にあったティッシュで自分達の濡れた所やソファを軽く拭いた後、いまだ
しゃくり上げ続けるラスカちゃんの手を引いてお風呂場に向かいました。


続く…
409本スレ常厨者:03/08/31 15:23 ID:f5fabO11
どうも、今度は3週間もかかってしまいますた。
出来た作品も馬鹿みたいに長くなってしまって、途中で萎えたニダ!と言われるのがこわひでふ…。
ちょっと、クドクドやり過ぎましたでしょうか?
410名無しさん@ピンキー:03/09/03 04:02 ID:BV5w/Jc+
(・∀・)イイ!
411名無しさん@ピンキー:03/09/03 12:36 ID:VgD7TvGH
変態クンニ。ここであっけなくイっちゃう敏感すぎるコンパニオン!死ぬほどマブイ!
http://www.hamedori.net/video.html
412金魚:03/09/04 07:59 ID:qmRiHT4f
>>本スレ常厨者さん
乙です。葛藤しつつしっかりエロモードのアメリー君がスバラシイ(w
それと描写が細かくてとても勉強になりました。この後どうなっちゃうんでしょう。続き楽しみにしてます。
413名無しさん@ピンキー:03/09/04 11:24 ID:s/vn50HD
アァ、、、ニホンちゃんで抜きたい
414名無しさん@ピンキー:03/09/04 21:14 ID:s/vn50HD
ニホンちゃんで抜きたい
415名無しさん@ピンキー:03/09/04 21:42 ID:o2Wp1Bm5
「ニホンちゃんが主役のSS」で抜きたいのか、「ニホンちゃん世界のSS」で
抜きたいのか。
416名無しさん@ピンキー:03/09/05 22:19 ID:YMwxOwOi
エロ画像で
417 ◆aOlD4fDGBI :03/09/06 02:03 ID:5+Fr+DTB
>>本スレ常厨者さん

アメリー君の妄想シーン最高っす(*´∀`)
しかしラスカちゃんに無修正のAV見せるとはw
続きが楽しみッス
418金魚:03/09/07 22:34 ID:Ow+OE+Op
>>326の続きです。

暫くアメリー君の元で居た私は、おうちに帰って、学校に通い始めた。
だけど随分進んでしまった授業に付いていけなくて、成績の良いアメリー君に教えてもらってた。
「アメリーくーん、今日おうち行っていい?」
「えー…今日も?いいけど、今日は俺帰んの遅いよ?」
あれほど憎んだ人に、今度は自分からお願いして近付かなきゃいけない。
情けない。まだガーゼや包帯だらけの身体に、カンコ君の射るような視線が痛い。
…だけど仕方ない。こうするより他にないんだから…首輪だってもう隠さなかった。
「わーい、ありがとうアメリー君」
私が笑うと、アメリー君も笑った。私が泣くと、アメリー君も不機嫌になった。
だからずっと笑っていた。アメリー君が居てくれて満足だよ、嬉しいよ、ありがとう、と。
そうしてアメリー君の後ろにくっついていると、彼の機嫌はますます良くなった。
ずっと笑って、笑って、笑い続けなければいけないような気がしていた。
それは特に苦痛という訳ではないけれど。よく分からない気分になった。
笑ってるのはアメリー君のため?…私のため?何のため?
考え出すと決まって無限ループで、モヤモヤした気分になって。そういう時はとりあえず笑う事にした。
「あらニホンちゃん。やっと帰ってきたと思ったら今日もアメリー君の家?」
「アサヒちゃん…そんなに嫌そーな顔するなら、アサヒちゃんが教えてよ」
「わたし世界史しか興味ないもん。他の科目なんて分かんないもーん」
「姉さん、勉強だけだよ。勉強が終わったらすぐ帰ってくるんだよ。何なら俺も一緒に――」
「へーきだもん。行ってきまーす」
私の居ない間に仲が悪くなったらしい武士とアサヒちゃんは、そんな私をすごく嫌がるけど。
419金魚:03/09/07 22:35 ID:Ow+OE+Op

「…あ、そっか!やっと分かったー!さっすがーアメリー君教えるのも上手だね」
「ふふーん、そうだろ?流石俺」
もう慣れたアメリー君の部屋。ふたりで並んで座ってるソファは、ちょっと硬めで落ち着く。
「うん、助かったよ…」
…あ。お礼を言う前に口を塞がれた。…アメリー君の唇で。
キスをしたまま手が背中に回ってきて、そのまま引き寄せられる。…スイッチが入った。
少しだけ開いた唇から、私も軽く舌を出してみた。力を抜いて、柔らかく滑り込んでいく。
「ん、んんぅ…ん」
息継ぎが上手くできなくなってキスを止めたら、頭を押さえ込まれてまた唇がくっついてきた。
歯の裏側を舌で優しくなぞられて身体が熱くなる…。腰の力が抜けてく…。
どれ位そうしていただろう。キスの終わりに下唇をそっと吸われ、やっと唇が離れた。
居心地良いその腕の中に収まったまま、何気なく目を開けて見上げると…アメリー君の喉元があった。
どきんっ。……あれ?
アメリー君は宙を見て、じっと何か考えてる。抱きしめられているという事を私は変に意識してしまう。
バクバクバク。心臓が変。目の前が変。
ほっぺたがカァァって、あれ?あれ?
何でっっ!
嫌だ、何でこんなに緊張してるの?どうしてこんなに心臓バクバク言ってるの?
今から脱がされるから?
でもそんなの今まで何回もあったし、もう半ば開き直ってたのに。どうして今更…。
420金魚:03/09/07 22:36 ID:Ow+OE+Op
その時ふと彼の体温が伝わってきてるのに気付いて、ドキドキが一層大きくなる。
…私もしかして「アメリー君に」緊張してる?アメリー君にドキドキしてる?
どうして…。クラクラしながら、アメリー君の肩におでこを押しつけて俯いた。
「……何か今日、熱っぽい?」
意識をこっちに戻したらしいアメリー君が、耳元で話しかけてくる。
「え、う、ううん。平熱だけど」
「ふーん?じゃあ気のせいか…」
言いながらTシャツの裾から手が入ってきて、手のひらが直接肌に触れる。
脇腹からおへそを通って、そのまま上に這ってきて、その先はやめて…そこでストップしてお願い。おねがいー!
…なんて私の心の叫びなんて届く筈もなく。むに、とアメリー君は何のためらいもなく私の胸を掴んだ。
ブラ越しに手の温度と感触が伝わってきて…さっきから跳ね続けてる心臓に気付かれたらどうしよう。
「…ほんとに平熱?」
「うん、んっ」
カップの上から手が入って来ようとして、ゴソゴソ動いてる。
いやーーー!だめだめだめ!それ以上触られたら、あと一秒で心臓破裂する!
「ああああのっアメリー君!」
「ん?」
「今日は口でイッてください!」
アメリー君が固まった。
421金魚:03/09/07 22:37 ID:Ow+OE+Op
「…何、いきなり」
「えーと、えーと、今日は服を着たまま口でパクってしたいよーな気分で…」
うぅっ…何ですかそれは。我ながら言い訳の下手さに目の前が霞むわ…。
手をブラの中から抜き取りながら、アメリー君は私の取って付けたような言い訳を一蹴する。
「それは俺が決める事だろ。……何かあるんだろ?」
…何かって?
「またキスマーク付けてきたとか」
アメリー君の声が低くなった。あらぬ方向へ傾き始めた会話に、私は再び慌てる。
「そんな事ないよっ」
「じゃあ脱いで見せてみろ」
厳しい瞳でアメリー君に睨まれて。いつもは恐いと思うのに、今は何故か悲しいと思った。
「それはダメだけど、違うよ」
「信じられるかよ」
そんな風に見ないで欲しい。わたしのこと嫌いになった?お願い嫌いにならないで、ねぇアメリー君。
カンコ君にいくら睨まれても平気だった。…だけどアメリー君に睨まれるとこんなに動揺してる。
きっと、アメリー君に嫌われたら……考えるだけで悲しすぎて、どうなるか分かんない。
「ほんとだよ…」
「じゃあ何で脱ぎたくないの?」
「はずかしーのっ」
目が熱くなって、ブワって視界が滲み始める。でも泣くのは嫌で、涙を何とか押し留めた。
「恥ずかしいって何だよ急に。何で?」
何でって、だからぁ…そんなのこっちが訊きたい。もー、何でぇ…?自分で自分が嫌になる。
ほらほら、早く何とかしないとアメリー君の機嫌がどんどん悪くなっちゃうよ。
アメリー君怒って、わたしの事嫌いになっちゃう…嫌われる…。抑えてた涙がボロボロ零れてった。
「〜〜〜だって!分かんないんだもん!」
「何言って…。……」
涙を零しながら、真っ赤になって混乱する私の様子を見て。アメリー君はそれ以上何も言わなかった。
422金魚:03/09/07 22:39 ID:Ow+OE+Op
プクッと浮き出た血管をゆっくりなぞって舌が辿り着いたのは。
矢印の先みたいな形のきれいな窪み。
「…そこ、気に入ってんの?」
「はわ…」
「くわえたまま喋らなくて良いよ」
スベスベしてて、舌の上に心地良い。
口の中でアメリー君が反応してくれるのが嬉しくて、ますます夢中になる。
時間を忘れて吸い付いてたら、アメリー君の腹筋に一層力が入ったのに気付いた。
…あ。もういかせなきゃ。ウエってならないように心と口の準備をする。
ギュッと目を瞑って一番奥まで飲み込もうとした私をアメリー君が止めた。
「いいから、そのままで…ゆっくり」
…いつもなら早くいきたがるのに。
不思議に思いながらも言われた通りにする私の頭を撫でながら、アメリー君はぽつりと言った。
「今、頭ん中空っぽになってたね」
「…?」
「上手にしようとか、早くいかせようとか…考えてなかったろ?」
…そういえば。顔を上げると、アメリー君が笑って見てた。
「そっちの方が、いい」
どうしてそんなに細かい事まで分かるんだろう。
「続けて…」
423金魚:03/09/07 22:41 ID:Ow+OE+Op
最初はあんまり好きじゃなかった。口が疲れるし、おいしくないだけだと思ってた。
こんなイヤな事をさせて満足するなんて、サディスティックな趣味の一種だとさえ感じていた。
でも、それだけじゃない事に気付いた。
ちょっと動きを変えた時に漏れる声とか、口の中でフーって膨らんでいく感じとか。
何か、たまらなくなる。
私の口の中で気持ち良くなってるんだと思うと、ドキドキする…。
最初の頃あんなにあった嫌悪感や、無理矢理させられてるという思いは、もうどこかへ去ってしまった。
今はこんなに好きで、好きで……すき?
…まさか。好きじゃないよ。アメリー君の事なんて。
ちょっと良いなぁって思ってるだけ。
好きと良いなぁのどこが違うのか。それ以上考えたくなくて、頭から追い出した。
先の方をそっと口に含む。
「んく、う…っ」
呼吸が荒くなってきた。今度こそ、かな…?私は利き手を添えて、ちょっと強めに握った。
アメリー君の出した透明なやつと、私の唾液が混ざってヌルヌルしてる。
頭を軽く押さえられて、でも抵抗しない。いいよ、いって。いいよ。
424金魚:03/09/07 22:42 ID:Ow+OE+Op
最後に少し出てきたやつまでちゅう、って吸ったら。アメリー君の腰がぴくんって動いた。
顔を上げるとアメリー君は固く目を閉じて呼吸を整えてる。
…カワイイ。
――はっ。かっっ可愛くなんか無い!!今の嘘!気のせい!
頭を振りながらふと気付くと、アメリー君が怪訝な顔でこっちを見ていた。
「…」
バフッて音を立てて、何かを言おうとしたアメリー君の膝の下に潜り込む。
可愛くなんか無い。好きなんかじゃない。
うがいして部屋に戻ると、アメリー君はじっと黙って何か考えてる風だったから、そのまま部屋を出た。
わたしが休んでる間に、クラス内で大きな2つの派閥が出来ていた。きっとその事で忙しいんだわ。
おうちの人に挨拶して、晩ご飯のお誘いを断っておうちを出る。いつもと同じ帰り道。
なのに、全然違う道を歩いてる気分…。足がフワフワと地面についてないみたい。
さっき見た喉元を思い出して、また身体が熱くなって…胸の辺りがキュウッて締め付けられる。
これ、何て言うんだろう。ドキドキする。今までの自分じゃないみたい。
アメリー君の顔が頭から離れない。
さっき別れたばっかりなのにもう会いたい。またあの肌に触りたい。
ああもっと抱きしめてもらえば良かった…。
家の門をくぐって…玄関の前に、武士が立っていた。
「あれ。どうしたの?」
「…遅かったね。迎えに行こうかと思ってた」
ほんっとに過保護なんだから。…でも、嬉しいけど。
苦笑しながら玄関のドアに手を掛ける私に、武士が静かに口を開いた。
「…もう、アメリーの所へ行かないで欲しいんだ」
突然の事にきょとんとして、武士を振り返る。
「…どうしたの急に。なんで?」
「いつも遅くなるし…それに、姉さん。あいつの事好きなんでしょう」
…今まさに考えてた事を話題に出されてうろたえた。
425金魚:03/09/07 22:44 ID:Ow+OE+Op
「…好きじゃないよ?」
どうしてそんな風に言うの。ちょっと気になるだけだってば。
「最近の姉さんはあいつの御機嫌取りの為に無理して笑ったりして、見てて辛い」
「そうじゃ無いよ…私はアメリー君に笑って欲しいから笑うだけだよ。それのどこがいけないの?」
アメリー君の笑顔が見たいから笑うの。今解った。私は、私のために笑ってるわ。
武士は大きく溜息をついた。
「…それのどこが、好きじゃないんだよ」
……好きじゃないもん。
「…あいつ上っ面だけは優しいし、誰かを好きになる気持ちは仕方ないと思う。…でもね。
 あいつが気に入ってるのはペットとしての姉さんなんだよ」
…いきなり冷や水を掛けられたように、頭が真っ白になった。
………。
「……。知ってるよそんなこと。それでもいいもん」
「良くない。喧嘩に負けて、姉さんは強さだけでなく誇りまで捨てたの?」
誇りって何。またアメリー君と敵対する事が誇り?プライドのための痩せ我慢が本当に誇り高い行為?
ペットでも何でも良いから…アメリー君の側に居たいと思うのはオカシイ?
いつの間にか限界まで溜まっていたらしい涙がほっぺたを滑っていった。武士がしまった、という顔をした。
「……ごめん」
「…んーん。私さっきから、ちょっと変なんだ」
話し声を聞いてか、おかあさんが玄関に出てきた。武士のうしろに隠れて慌てて涙を拭く。
「そこで二人とも何やってるの?早くゴハン食べちゃいなさい!」
片付かないじゃないの、とごちるお母さんが、ふと思い出したように私の方を振り返る。
「そうそう。さっきアメリー君のお母様からさくらに電話があったわよ」
「え、どうして?忘れ物でもしてた?」
「いつも挨拶して偉いわねっていうのと、今度ゆっくりお茶しましょうって」
…?そう言えば、帰りにいつもご飯に誘われるけど。何か話でもあるのかな。
「ただ単に気に入られたんでしょう。これで将来の嫁姑関係は安泰ねぇ〜ウフフ」
「もう、おかーさん!」
真っ赤になった私と、面白く無さそうな武士の声が重なった。
426金魚:03/09/07 22:48 ID:Ow+OE+Op
部屋に戻って、服を脱ぐ時。一瞬アメリー君のおうちの匂いが復活した。さっきのアメリー君を思い出す。
全身が熱い。感情が昂ぶって、悲しくもないのに胸が苦しくて泣きそう…。
パンツの中が、プクーって熱をもってきて。…。……うずうずする。
…アメリー君はいつも、どんな風に触ってたっけ…?
ベッドの上に寝転んで、自分でパンツの上から触れてみた。…何ともならないや。
どうすればあんな感覚になるんだろう。自分の身体なのによく分からない…。
きっとアメリー君は、私より私の身体の事を知ってるんだと思うと不思議だった。
私の知らない私を…。アメリー君はどう思ってる?
指先が磁石のように引き寄せられて、自然と尖った部分を弄い始めた。
声が聞きたい。…キスがしたい。思い出すと心も身体も蕩けていく。
無意識のうちに、パンツの上から引っかいたり押さえつけたりする指の動きが早くなって。
――あの感覚を掴んだ。
「あっ、、」
これだぁ…アメリー君はいつもここを弄ってるんだ…。あ、あっっ。。
「うぁ、あふ…。はぅ」
気持ちいいよぉ…。ん、そこ、そこ…。
「…アメリーくぅ……」
……そこでハッと我に返った。ばかっ何やってんの私!
濡れて気持ち悪いパンツを脱ぐ。ぬるぬるになってる…。どうすんのよこれ……泣きそう…。
………。……。…恐る恐る…さっき触れていた所を直接触ってみる。
途端に全身がビクッて跳ねた。びっくりしてすぐ手を離す。
…コワイ。熱い。アメリー君。
触って、いったらきっとこの熱と疼きは治る。
だけど自分がどうなってしまうのか恐ろしくて…触れる事も出来ない。
…ここにアメリー君が居たら、仕方ないなぁって笑って…触ってくれるのかな…?
アメリー君の笑顔が見たい。満足げに頭を撫でられていたい。…本当はずうっと一緒にいたいの。
だけどきっと、好きじゃない。好きなんかじゃない。好きになるわけ無いじゃない。
じゃあ、こんなに狂おしくなるのはどうして…?分かんない…。
分かんないけど、会いたいよ…。早く、早く明日になって……。
その夜は、殆ど眠れなかった。
427金魚:03/09/07 22:50 ID:Ow+OE+Op
「ニホンちゃん、帰らないの?」
「えっ?…あ、フラメンコ先生」
次の日の放課後。終礼が終わってからも一人でぼーっとしてたら、フラメンコ先生が声を掛けてくれた。
「怪我が治りかけてると言ってもまだまだなんだから、家帰って安静にしてなきゃダメよ」
「はーい」
さっきから少し頭が痛い…。こんな時は多分。もうすぐ、雨になる。
さっさと帰ろうと席を立った私は、ドアの所でアメリー君に呼び止められた。
「…なんか、避けてない?」
……だってまともに顔見れないんだもん。今だって、側に居るって思うだけでキュウって胸が苦しい。
「そんな事無いよ、アメリー君の気のせいだよ」
「………。まあいいや。今日俺掃除当番だから代わりにやっといて」
アメリー君がフイと横を向いた瞬間。ゆうべの事がフラッシュバックして、顔が熱くなった。
「何?」
「…んーん。何でもない」
「んじゃ、ヨロシクネ。雑だと俺が怒られるんだから、丁寧にね」
「…うん」
武士にバレたら、また姉さんは誇りがどうのって言って怒るんだろうなぁ…。
裏庭の掃除当番。アメリー君と一緒の筈のカナディアン君は今日はお休みで、私一人。
雑草だけ抜いて、腰を下ろした。…思えば、私の異変にはいつもアメリー君が絡んでいた。
嫌になって引き籠もってばかりいた私を連れ出してくれたのも。
最終的に私をあの大喧嘩に追い込んだのも。…そして私にとどめを刺したのも。
全部アメリー君。私にとって彼の存在は大きすぎる…。
…好きとか、嫌いとかじゃなくて。ただちょっと気になるだけ…ちょっと、特別なだけ。
思った通り雨が降り始めた。どんどんひどくなって、少しも経たないうちに大雨に。
どうしよう。寒い。雨に濡れたからだが急激に冷えてく。帰りたい。早く帰らなきゃ。
だけどアメリー君は特別なんだと自覚した私は、ゆうべの武士を思い出して何となく帰りづらい。
さっきからの雨で、全身の傷や関節がしくしく痛みはじめていた。
…とにかく帰ろう。こっそりタイワンちゃんに会いに行って、全部相談してみよう。
掃除用具を拾って立ち上がると、人の気配を感じた。
振り返って、そこに立っていたのは。
………カンコくん。
428名無しさん@ピンキー:03/09/08 01:14 ID:W/7bIiaL
続きを・・・早くぅ!
朝鮮戦争勃発前てかんじ?
429金魚:03/09/08 01:23 ID:eFbvJxen
えーと中途半端な所で切れてしまったんですが、エロ部分が途中一部分抜けた上に
続きのファイルがサヨウナラなさってしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。
その上なんだかスレッドストッパーになってしまったっぽい…ゴメンナサイゴメンナサイ
つДT)良ければまた投稿させて下さい。
430金魚:03/09/08 01:38 ID:eFbvJxen
>>428さん
あぅ、失礼しました。そうです。でも朝鮮戦争辺りの事が書いてある本って
一冊しか読んだ事ないのと、私の妄想でかなり偏ってると思います。
もし良ければ待っててやってください…お願いします(TД⊂
431 ◆aOlD4fDGBI :03/09/08 02:33 ID:PGjU80Wj
>>430金魚さん
(*`・ω・)待ちますとも!
焦らずガンガッテ下さい!
432本スレ常厨者:03/09/08 23:18 ID:VO6H7p2f
>金魚さん
相変わらずいいなぁ…
女性視点は自分にはなかなか書けない物ですから、こちらこそ勉強させて頂いております。

>その上なんだかスレッドストッパーになってしまったっぽい…ゴメンナサイゴメンナサイ
うふふ、何を仰います事やら。
自分など、3日放置プレイされて思わず首釣って逝ってしまう所でしたよ……
村八分のオカーン……(つAT)

> ◆aOlD4fDGBIさん
ありがとうございます。手持ちの少ない資料(エロゲー・エロ小説)をかき集め、妄想を膨らませて
気入れて書いてますんでそう言っていただけると嬉しいッス。(ギャグ部分はノリだけでふw)
一応次で完結の予定ですが、やっぱり筆が遅いので今度は一月後かもw
のんびりお待ちいただければ有難く思う次第であります。

ところで全く関係ない話なんですが、某ライアーソ○トというメーカーから出ている
『行殺☆新○組ふれっしゅ』というゲームのヒロインがニホンちゃんのイメージにかぶるのですが
………誰かご存じないですか、ないですか、ああそうですか……ショボーン(´・ω・`)
433名無しさん@ピンキー:03/09/09 10:01 ID:vR+gB0ea
>432
近藤勇子のことかな?
434名無しさん@ピンキー:03/09/09 16:19 ID:oe5eXEm4
435 ◆aOlD4fDGBI :03/09/10 16:26 ID:Kd1OWWSV
あえて言おう・・・萌えであると!!
436名無しさん@ピンキー:03/09/18 15:16 ID:yqzLtDAb
ニホンちゃんで抜きたい
437名無しさん@ピンキー:03/09/19 06:16 ID:2jVa9FjU
神待ち
438名無しさん@ピンキー:03/09/23 01:54 ID:Oc6JB94W
定期保守
439名無しさん@ピンキー:03/09/23 01:54 ID:1bMLDj07

440名無しさん@ピンキー:03/09/26 05:11 ID:83VvCcDy
アーリアタソハァハァ
441℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/26 20:11 ID:Qj6BgfYC
SS書きました。
まだエロ部分は書いてないですけど、
すぐに書けると思います。(パソコン居間にしかないんで、家族に見られると
少々困る。)
まあ駄文なんで、気が乗ったらみてください。
442℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/26 20:11 ID:Qj6BgfYC

体育館の裏の草木が生い茂る、
暗いじめじめとした場所に2人の女の子がいました。
女の子の一人は壁にもたれかかり、もう一方の女の子はホウキをもちながら、
そのホウキを女の子の顔にジャッジャッと
まるでそこが床であるかのようにはたいてました。
「や、やめてよ紫苑ちゃん」
その女の子の声は枯れていました。
顔は真っ赤で、眼からは涙を、鼻からは鼻水を流しています。
「あれ、何いってるの?掃除しなきゃだめなんだよ。先生からいわれたんだもん。
だから私は貴方の薄汚れた眼、人を誘惑する淫乱な口、雑菌まみれの鼻、
この学校の中で一番汚いあなたの顔を掃除しているのよ。ラスカちゃん、わかる?」
「わたしの顔はそんなに汚くないよ、、ひっく」
「あれ?また汚水がラスカちゃんの眼からでてきた。これじゃきりがないよ。」
そうすると紫苑ちゃんは洗剤を持ち出して、
「これを使うしかないかな。。」
「やめて、ひっ・・」
ザッ
その時足音がしました。
紫苑ちゃんはびくっとして、ラスカちゃんの口を塞ぎました。
そして、花壇の下に身を伏せて、じっと亀のように隠れました。
「もし、あなたが騒いだりしたら・・
もっと酷いことしちゃうからね。」
紫苑ちゃんはにこっと笑いました。
そうしてじっとして、
いつまで経っても、誰も人は来ません。
紫苑ちゃんは10分程度経ってから、すくっと立ち上がって、こう言いました。
「今日はこれくらいにしておくよ。明日は貴方の仲間も一緒にもっと凄い事してあげるから
楽しみに待っててね♪」
そういって紫苑ちゃんは去っていきました。
443℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/26 20:13 ID:Qj6BgfYC

「全く、なんであんな子が人気あるの?あたしのほうがお金もあって、顔もいいのに、
ふふ、まあいいや。明日はパキスちゃんを遊んであげる。」
紫苑ちゃんは川べりを歩いています。
そして、川にかかる橋のすぐ上にいくと、そこから橋の下へと降りる階段を下りていきます。
その降りた先には、なんとダンボールで作られた家がありました。
紫苑ちゃんは何の感慨もなく、その家に入っていきました。
そして、ちょこんと座るとリュックを砂利の上に置きました。
そうです。
ここは紫苑ちゃんの家なのです。
紫苑ちゃんは別にお金がないわけではありません。むしろお金持ちの方なのですが、
ご近所づきあいが下手なのか、それともただ単に性格のせいなのか、
家が決まってもすぐ追い出されてしまうのです。
昔はこんな家もなく、公園や駅などで眠っていました。
ここはエリザベスちゃんがお金を貸してあげる事を条件に
特別に貸してくれた家でした。
紫苑ちゃんは携帯ガスコンロに日を点け、ペットボトルに入っている水を鍋に注いで、
料理を作り始めました。
「ふんふんふん♪」
鼻歌を歌いながら、夕ご飯をつくっています。
まだ夕日が出ている時間で、食べるにはまだ早い気がするのですが、
日が暮れると電気が使えないため、真っ暗になるので、
日が落ちる前に食べるのが、紫苑ちゃんの習慣でした。
「はー、一人で食べるのって暇なのよね。。誰か一緒に食べる人がいないかな。
まあこんなところに家があるなんて知られたくないけど・・・」
その願いは叶えられるのでした。
444℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/26 20:14 ID:Qj6BgfYC

「オイ!ここか?」
「ああ。ここだな」
「僕の家の近くだったのか。こんなところに女の子が住んでたなんて、
僕のアイセンサーが暑さで狂ったのかな?」
「お前の機械はポンコツだらけだろ。」
「・・・それは君の家に比べればね・・」
そしてドンっと一番ガタイのいい男がダンボールで出来た扉を開けました。
紫苑ちゃんはいきなりの音に、お玉を落としてびくっと、目を丸くして驚きます。
「誰・・・?」
びしっとキマッタ制服を着た男の子がはっきりとした声で言いました。
「私はゲルマッハだ。そしてこの大男がロシアノビッチ、そしてこの優男がマカロニーノだ」
「一体なんなのよ・・」
ゲルマッハは後ろ手に手を組んで、紫苑ちゃんのほうへ近づいていきます。
「いやはや、今日の午後、水をやろうと花壇へいったらね。」
「そうしたらもう先に誰かいるじゃないか。」
「それでようくみたら、なんだかいじめている様子だったんだよ」
紫苑ちゃんは汗を大量にかいていました。
「ん?熱いのかね?ちょっと外へでたらどうだ?まあそこで料理が煮上がるまで
少し話しでもしようじゃないか。」
「わかったわ・・・」
3人はほくそえみながら、外に出て行きました。
そして、紫苑ちゃんは制服にエプロン姿のまま幽霊のようにふらっと
つられるようについて行きました。
445℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/27 00:52 ID:Zw9Mn8a7

「さて、誰からやりたい?」
「もちろん僕がやるよ。ロシアノビッチやゲルマッハじゃ彼女が痛がるかもしれないからね。」
「おい!最後までやるんじゃねぇぞ!」
「わかってるよ。」
紫苑ちゃんは彼らが私に何をしようとしているのか。
まだ理解できていませんでした。
「一体何をするつもりなの・・」
「大丈夫だよ。だんだんと気持ちよくなっていくから。」
マカロニーノはじりじりと近づいてきます。
紫苑はまだ3年生、性に関する知識はまだ薄く、男達が自分に何をしようというのか
わからなかったけれど、男達の何か怖い気を敏感に感じ取っていました。
紫苑は逃げようとしました。
ですが、時はすでに遅く、マカロニーノに手をつかまれ、柔らかい肢体を仰向けに倒されてしまいました。
男の固い筋肉の鎧がおぶさり、そして男はその手を自分の秘部へと伸ばしていきました。
「いやっ!」
紫苑ちゃんは反射的に体をねじり、男の行動を拒否しますが、他の二人が手を地面に押さえつけ、
動けないようにされていました。
そしてマカロニーノは手馴れた手つきでパンツを下へと、擦り落としていきます。
そうして、彼はぷっくらとした割れ目に人差し指を入れました。
「ひぅ・・」
まだあまり使われたことのない肉壁は彼の指に絡み合います。
だんだんと甘い液が垂れだし彼の指はすぐにべとべとになってしまいました。
さらにその液を紫苑ちゃんのクリトリスへと塗りながら、転がしたり、つねったりしてきます。
「うぅ・・」
446℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/27 00:53 ID:Zw9Mn8a7
紫苑ちゃんはなんだかわからない興奮に体が占領されていくのを感じました。
紫苑ちゃんのエプロンから制服とスカートの間に余っていた左手を入れ、
ブラジャーもまだつけていない、
汗びっしょりの小さな胸を揉みはじめます。
「もう止めてよぉ。。お願い」
そういうとマカロニーノは逆に手の動きを激しく動かしだしました。
「大丈夫だよ、どんどん気持ちよくしてあげるから。」
紫苑ちゃんの顔は桃色になり、秘部から出る甘い液も増えだしていました。
「もう少しかな、そろそろ僕も挿れようかな・・・」
「挿れる・・?」
「そうこれを紫苑ちゃんの中に挿れるんだ」
マカロニーノはおもむろに胸を揉みしだいていたほうの手を外に出し、
彼のズボンのチャックを開けて、彼のそそり立ったモノを彼女に見せました。
「これを挿れるんだよ」
「え・・そ、そんなの入らないよ・・」
「ふふ、すぐにはいるから頑張って。」
彼は手を止め、彼女の割れ目へと挿れようとしましたが、、
彼のモノが彼女の中にはいろうとした瞬間。
「オラァ!マカロニーノ、それは俺様の仕事だ!!」
横からロシアノビッチがマカロニーノを蹴飛ばしました。
彼はごろごろと転がって、川の中にジャボンと落っこちてしまいました。
「全く、何が途中で止めるだ!大嘘つきが」
「憐れだな・・マカロニーノ・・」
447℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/27 00:54 ID:Zw9Mn8a7
「さて、俺はもう我慢できないぜ。すぐにやっちまっていいよな?ゲルマッハ?」
「まあいいぞ、元から俺は口でしか、やらないつもりだからな。こんなところで混血児を
作ることは我々の純血主義を否定することになる。」
「へへ、頑張れよ。フィンランドちゃんは俺のを挿れて、1ヶ月車椅子生活になっちまったからな
まあ見舞いくらいにはいってやるぜ」
そういうとロシアノビッチはマカロニーノとは比べ物にならないくらい大きなものを
だしました。
「ひっ・・」
間髪いれず、ロシアノビッチはそれを一気に彼女のなかへといれました。
体が壊れるかと思うほどの激痛が彼女の中に迸りました。
「痛!痛い、」
彼女は必死で彼を押しのけようと抵抗しますが、ロシアノビッチの力には全然及ばず、
その微細な抵抗がロシアノビッチの興奮にさらに高めるのでした。
ロシアノビッチは彼女を持ち上げだっこして上下に揺さぶります。
「げほ、う、痛い!痛い!もうやめて!」
ロシアノビッチの亀頭の部分に彼女の割れ目が絡みつき、
愛液と赤い鮮血がすべりをどんどんよくしていくのでした。
「痛い!ひいぅ、ひっ、ひぅ」
「うるさいなぁ、おいゲルマッハ下に下ろすから口の中ふさいどけ!」
紫苑ちゃんを地面に下ろし、上下の運動から左右への運動へと動きへと変化させました。
そしてゲルマッハは彼女の口に自分の物をあてがい、ロシアノビッチとおなじようなピストン運動を
しはじめます。
448℃沸点 ◆JQFZtjWnSs :03/09/27 00:55 ID:Zw9Mn8a7
彼女の口の中はゲルマッハのものが根元から亀頭までいっぱいにはいりました。
彼女の舌がからみつき、そして悲痛なくぐもった声が亀頭を刺激して、
ゲルマッハはすぐに快感へと導かれていきました。
ブジュブジュと口と膣を動かされ、
彼女はほとんどの痛みと少しの快感を感じていました。
「オイ!もう!」
ロシアノビッチは動きをどんどんはやめていきます。
「ハッハッハッ」
ロシアノビッチはペニスの奥にある精液をもっと快感をもらうために貯めていました
しかし、ロシアノビッチは紫苑ちゃんの予想以上にしめつけの強い膣
により、すぐに絶頂に達してしまいました。
「あ!あ!あ!んんぁあ・・・」
ロシアノビッチは白い精液を彼女の中に最後まで振り絞りだしました。
「お、俺も!ん、ん!・・ぷはぁ・・」
ゲルマッハも同時に彼女の口の中に射精しました。
「飲み込め!」
彼女はもう痛みでわけがわからないのか、
ゲルマッハの白い精液をごくごくと飲んでいました。

紫苑ちゃんは彼らがいなくなってから30分くらいぼーとしていました。
疲れて、ぼろぼろの服を見て彼女は一言
「絶対復讐する。。」
と言い、ダンボールの家へと帰っていきました。
449名無しさん@ピンキー:03/09/28 10:07 ID:YjnGZC2u
職人さんキターーん!

おいしくいただきますた
450金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:26 ID:s+E26jHk
ちょっと羨ましかったので私もトリップつけてみます。


>>℃沸点 ◆JQFZtjWnSsさん
乙です。紫苑ちゃんもイイカモ(゚д゚*)
曲がりなりにもいじめっこを懲らしめに来たロシアノビッチ君が信じられないw
さすがの紫苑ちゃんでも3人に仕返しするのは至難の業っぽいですね。
復讐編もあるんですか?
451金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:30 ID:s+E26jHk
>>427の続きです。

カンコ君と二人きりになるのは久しぶりだった。こうして向かい合う事さえなかった。
ずっとアメリー君達の後ろを追っかけてばかりだったし、何より彼の…突き刺すような視線が居心地悪かったから。
「カンコくん…」
とりあえず笑顔を作る。…カンコ君はムスッとしたまま。
「どうしたの?まだ帰ってなかったの?」
「…」
「あ、もしかして置き傘が無くて帰れないとか?だったら私持ってるから一緒に帰ろうよ」
「…」
「……えーと。カンコ君とこのひまわりの種チョコおいしいね」
「…」
……どうしたらいいのよぅ…。
「うーん…そうだ、キッチョム君は?」
…地雷だった。カンコ君の目が一層つり上がる。
「ど…っどうしたの?」
「謝れ」
「え?あ、ご…ごめん…?」
条件反射で謝った。最近は喧嘩の事で謝らなきゃいけない事が多くて、慣れてしまっていた。
…でも何について謝ったんだっけ。考えてるうちにカンコ君の機嫌はますます悪化した。
「気持ちがこもってないニダ!」
「んーと…言いづらいんだけど、私、何かした…?」
カンコ君が大袈裟な程引きつった。
452金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:37 ID:s+E26jHk
「突然ウリの家に押し入って、慌てふためき嫌がるウリに無理矢理『関係を迫った』ニダ!」
あれ?そうだっけ…?確か、最近物騒で恐いから一緒にいて欲しいって言ってきたのはカンコ君自身じゃ…?
カンコ君とは昔から喧嘩したり色々あったけど、カンコ君が泣きついてきた時…これからは仲良くなれたらいいな、と思った。
だけど彼も本当は大喧嘩に巻き込まれるなんて嫌だったでしょう。謝る事かも知れない…。
でも。何で?…わたしが勘違いしてるのかな。『関係を迫った』って何?泣きついてきた事じゃなくて?
「『関係を迫った』っていう、意味が分からないんだけど…どういう事を言ってるの?」
「キーーー!!!つまり、ウリを無理矢理『ニホンのもの』にしたニダーーーーー!」
カンコ君は急に大声で騒いで身悶えし始めた。
「…。…えーと…?『わたしのもの』にするって?」
「ウリのテーソーを奪ったニダ!」
テーソー?…貞操?   …。…聞いててこっちが恥ずかしくなっちゃうよ……。
「…あのねカンコ君」
わたしが口を開いた瞬間、ギロリと睨まれる。…。
「あの…無理矢理『わたしのもの』にした覚えなんて無いんだけど…?」
453金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:38 ID:s+E26jHk
ちょっと、ちょっと…何その反応。待ってってば。
どうしてそんなに青ざめるの。どうしてそんなに恨めしそうなの。今度は赤くなり始めた。もう訳分かんないよ。
休んでる間に、こういう…ギャグか何かが流行り始めたのかな。でも今そんなのについて行くテンションじゃないや…。
「さてはニホン、まだ反省してないニダね!!!
 全くニホンは卑怯な手でウリを手に入れて悲惨で弱くて惨めで情けなくて格好悪くて短足で(∞)とにかく最低で、
 にも関わらず、そーゆうニホンをウリ様は謝罪と賠償だけで許してやる、かもしれない。と言ってるニダ!
 有り難く思うニダ!だから素直に謝ってお小遣いを全部差し出して大人しくウリ様のものになって竹島パンツを被らせるニダよ!」
「…つまり、カンコ君はその最低な私にたかってプライドを確認するんだね」
…不必要な事を言ったかも知れない。うんざりして頭が働かない。
「そんな事言ってないニダーーーーー!!!それじゃウリが最低男みたいに聞こえるニダ!
 ニホンのくせにあんまり舐めた事言ってるとウルトラファビョン発動するニダよ!」
カンコくんの顔が、今度は興奮と怒りで真っ赤になっていた。だけどもう構いたくない。
「…もういい。よく分かった。カンコ君は私の事がすごく嫌いなんだよね」
早く話をまとめておうちへ帰りたい。これ以上カンコ君と話す事にさえげんなりして、溜息と共に出た言葉だった。
…なのにカンコ君は凄い勢いで振り返った。
「嫌いじゃないニダ!」
「…?」
「嫌いじゃなくて、その…態度が気に入らないニダ!」
態度?
「あ、あの頃は仲良くしようって…ずっと一緒に居ようって言ってたニダ!なのに最近じゃ見向きもしなくなって!」
それで怒ってるの?
「どうしていつも目を逸らすニダ!?もっとずっとウリの方を見るニダ!以前みたいにウリに集中汁!」
454金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:38 ID:s+E26jHk
…もしかして。戻りたい、の…?まさか。でも、そうかもしれない…。…言ったら余計怒るだろうけど。
「今なら許してやるかもしれないし、もう一度ウリの仲間にしてやっても良いニダ。だから早く謝罪するニダよ」
カンコ君の言葉は、いつかドラマで観た、告白の言葉みたいな色をしていた。
…何となく、重なった。何となく、何となくだけど…。…んーん、でも…まさかね…。
よく分からない。これは…彼なりの仲直りしようのサインなのかも知れない。
「ニホン」
カンコ君の事は…特に嫌いな訳じゃない。仲良くなれたらいいと思う。でも。でも…。
「…むり」
少し乾き気味の口で、それだけ言った。カンコ君が凍りついた。
もしカンコ君が心の奥で私を望んでくれてたら嬉しい。でも…無理なんだ。もうあの頃の状態には戻れない。
カンコ君の言ってる事は何だか違うし、納得できないから…認められない。謝りたくない。
カンコ君の言う『仲直り』は出来ない。
それに…何より…。…特別な人が出来た。ずっと見ていたい人が出来た。
無意識に目で追っていて、気付けば胸がいっぱいで…他の事になんて集中できない。彼の事だけをずっと考えていたい。
…それはつまり、好きって事?
私に大火傷をさせた事を誇らしげに語るアメリー君を…?…まさかね。好きだなんて思える筈ない。
大体アメリー君は自己中で、意地悪で、面倒見が良くて、一緒にいたらどきどきして…あれ?…とにかく嫌い。嫌いっ。
不満げにチラチラくすぶってるものを、一生懸命否定した。昨日から私おかしい。
455金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:40 ID:s+E26jHk
「…まぁ良いニダ。話の続きは家でするニダ」
黙り込んでしまった私に、ケンチャナヨなカンコ君の手が伸びてくる。
そんなに素早い動きじゃないのに、私はギリギリの所でカンコ君の手をかわし…。

ヘニョ〜。

「…あれ?」

…しりもちをついた。
今の、何? ヘニョ〜って、急に力が抜けてった。
「…ニホン?」
カンコ君もポカンと見ている。
何で?そりゃ、怪我も完全には治ってないから全力ではないけれど。
体力が落ちたからかな…?いや、でも…。
…。
…。
あ。
…首輪。9。関連事項が断片的に脳裏に浮かぶ。
『二度と喧嘩できない』
アメリー君の言っていた意味がやっと分かった。9は私の『喧嘩できる力』を消してしまう番号なんだ。
自分の身を守る事も出来ない。考えてどんどん背中が冷たくなる。
私と同じように首輪の事を思い出したらしいカンコ君が、今度こそ嫌な笑いを浮かべた。
「…つまり今のニホンは何やっても無抵抗って事ニダね?」
「い、いや…そんな事ないよ…」
余裕ぶって笑いながら否定したけど内心焦っていた。
どうしよう…。
456金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:44 ID:s+E26jHk
力が抜けてしまった私はあっさりカンコ君に捕まった。カンコ君はよろめきながら私を肩に担ごうとする。
「あは…お、重いでしょ…」
「このまま、家へ連れて帰るニ、ダ、二、ニホン…。結構重いニダね…」
「…下ろしてくれていいよ…」
「いーや。家族全員の前でウリに謝罪させて、土下座させて、とにかく謝らせて、
 ウリの気が済むまでずーーーー(息継ぎ)ーーーー(息継ぎ)ーーーっとお小遣いもパンツも寄越しますから、
 許して下さいカンコ様お願いしますって言わせるニダ」
「…カンコ君ちに行ったって絶対そんな事言わないからね」
「じゃあウリのものになるって言うまで部屋に閉じ込めておくだけニダ。ほーら楽勝ニダ」
「謝らないよ」
「そんな事言ってられるのも今のうちニダ」
カンコ君は妙に自信あり気だった。
「ウリは」
一呼吸置いて。
「…アメリーがどうやって躾たか知ってるニダよ?」
…全身が粟立った。アメリー君のやった事って、その、その…そんなの嫌!
457金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:46 ID:s+E26jHk
「いやーーー!放してぇ!!」
カンコ君の背中をパーでバシバシ殴りまくる。放せーーーーー!
「イタタタタ痛いニダ!」
カンコ君が痛みで仰け反って、バランスを崩した。
「きゃあああっ」
「ニホン!」
芝生の上に思いっきり投げ出された。すごい衝撃と痛みで目の前が一瞬暗くなる。
だけど。
「待てニホン!」
くるんと起き上がって私は弾かれたように校舎の中へダッシュした。
階段を一段飛ばしで駆けのぼる。以前はもっと早く走れたのに。
自惚れかもしれないけど、あの頃の自分はもしかしたら凄かったのかもしれないと…今になって思う。
もう失くしてしまったんだ。何て無力なんだろう。身を守る為に立ち向かうどころか、逃げる事さえままならない。
職員室に逃げようとして、
「フラメンコ先生?」
…職員会議中で誰もいない事を思い出した。会議室は別の建物の中。まさかそこまで行く訳にはいかない。
そうしてる間にもカンコ君の足音がどんどん近付いてきて、咄嗟に窓を開け一階下から張り出したテラスに飛び降りた。
「い…ったぁ…」
ビリビリとした痛みが足下から上ってくる。だけど気力を振り絞って立ち上がり、また走る。
ほとんど火事場の馬鹿力効果だった。
458金魚 ◆eJUICYi646 :03/09/28 23:47 ID:s+E26jHk
走って走って、隠れて、また走って、どれ位の時間逃げ続けているのか分からなくなった頃には、校舎内はかなり暗くなっていた。
足の痛みと動かし辛さが増して、既に走ると言うよりヘロヘロと歩いているよう。
そうだ、女子トイレ…ああでも今のカンコ君はきっと何の抵抗もなく入ってくる。閉じこもってしまったらほんとに逃げられない。
そこでやっと私は、カンコ君が追い掛けて来てない事に気付いた。振り返ると長い廊下は静まりかえってる。
まだ夕方の筈なのに真っ暗な校舎に一人で立っていると言う事が急に怖くなって、階段の電気を探して点ける。
一番下の段に腰掛けた。あー、疲れた…。全身がズキズキして痛い…。
こんなに暗くなってるのに、先生達の戻ってきた気配は無い。職員会議まだ終わってないのかな…?
あーあ…。私はお腹の底から溜息をついた。…と、アメリー君が溜息をつく姿が思い浮かんだ。
…アメリー君。わたしの事、どう思ってるんだろう…。私は…。私は…。………好き…?
…これ以上考えちゃダメ。いけない結論が出てしまう…。
それにしてもカンコ君、どこ行ったのかな…。飽きてお家に帰ったのかな?
…。…あ。そうだ。夢中で校舎をぐるぐる逃げ回ってたけど、外に出れば良いんだ。
どうして今まで気付かなかったんだろう。荷物は後で、お父さんと取りに来よう。
でもその前に、もうちょっと…もうちょっとだけ休憩…。
ホッとした瞬間。
「…!」
背中に。気配が。
「隠れてるのに電気をつけるなんてアホのやる事ニダ」
しまった…!
痛みと疲労で咄嗟に立てない。四つん這いの姿でカンコ君の手から何とか逃れて、立ち上がってまたフラフラと走り出す。
だけどこんな至近距離ではもう逃げられる筈がなかった。
「ニホン!いい加減に…っ」
背後から胸を鷲掴みされて言い様のない不快さがこみ上げる。
「いやっ」
ムカムカして気が滅入る。身体に絡みつく手を振りほどこうとして、
「きゃあぁっっ」
カンコ君を巻き込んで思いっきりこけた。
459名無しさん@ピンキー:03/09/30 06:53 ID:79Sk+mQw
ワーイ金魚さんだ〜
続きがワクワク


って人稲杉…
460名無しさん@ピンキー:03/09/30 18:32 ID:8v3x7rtu
やった!待ってましたよ金魚さんv
しかし、カンコ君のゴカーンは予想していたが、ドロドロした感じじゃなくてイイ!
カンコがかわゆく感じますな。
461 ◆aOlD4fDGBI :03/10/03 01:21 ID:GqvuZ8cP
>℃沸点 ◆JQFZtjWnSsさん
おいしく頂きますたw
・・・・・マカロニーノ君・・・

>金魚サソ
どうなるんでつか?一体この先どうなるんでつか?w
楽しみにしてます!
462名無しさん@ピンキー:03/10/08 21:03 ID:nnEE9+4Q
ホスる
463 ◆zEhxJVJBCw :03/10/10 17:48 ID:N/uNvsEW
みんないなくなってしまったのでせうか?
464名無しさん@ピンキー:03/10/10 18:57 ID:VMIaYFrg
ニホンちゃんで抜きたいのに・・・
465名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:38 ID:AcCZ0ySA
盛り上がるには作者の力だけじゃ不足だよ。
読者も意識してレスしないと。
466名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:46 ID:023p4uD/


只今、女の子が自宅から生放送中です。
見るだけなら無料です。

ttp://www21.brinkster.com/deelings/goa/index.html
467名無しさん@ピンキー:03/10/11 15:06 ID:4EgjH9CF
>>465
どうすればいいかね?
活性化させたいYO・・・
468名無しさん@ピンキー:03/10/13 17:39 ID:qIOfXsw4
只今、ニホンちゃんがカブキの間から生放送中です。
読むだけなら無料です。

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1048616206/
469名無しさん@ピンキー:03/10/16 02:06 ID:X++mJxZi
>>468
なんでこのスレのアドレス貼ってんのさ?

なんとかして盛り上げたいねえ…。
470名無しさん@ピンキー:03/10/16 17:09 ID:PHcvGJ2n
ニホンちゃんで抜きたい
471名無しさん@ピンキー:03/10/17 05:53 ID:AoYCSIO+
ココの住人何人ぐらいいるかね?
挙手ヨロ

ノ <1
472名無しさん@ピンキー:03/10/17 06:37 ID:6jBLc08J
2本目
473名無しさん@ピンキー:03/10/17 10:13 ID:IMHHxEXe
3抜き目
474 ◆nb8zR0K60M :03/10/17 19:54 ID:XGO1etnH
点呼? はーい。4人目。
475本スレ常厨者:03/10/18 00:05 ID:sfbO1WSP
コソーリ5人目。
476471:03/10/18 04:04 ID:AO6pRLw5
巡回してるのは五人かぁ…

ちょいと活性化は難しそうですね
ま、マターリ職人を待ちつつ保守りましょうかね〜
477名無しさん@ピンキー:03/10/18 04:14 ID:wNErScKY
漏れも・・・6人目
478名無しさん@ピンキー:03/10/18 06:03 ID:x+yn0/nu
はいはいはーい、7人目。
479名無しさん@ピンキー:03/10/18 09:55 ID:tLiEQw+R
8番手。
480 ◆pOZmaChInA :03/10/18 10:46 ID:g3o0Cnjv
ROMはしとります9人目?
481本スレ常厨者:03/10/18 11:24 ID:kqECqp++
『おしえて、おにいちゃん その3』

 ……
 俺のモノが最後の脈動を終えた。その様を、ラスカは靄がかかった瞳でぼんやりと見つめている。
全身を白濁に塗れさせながら口元を拭う事すら忘れている彼女の姿に、多少の罪悪感を感じつつ、
俺は枕元に置いてある箱から数枚ティッシュを引き抜いた。
 ラスカの顎を中指で軽く支えつつ上に向かせる。残った方の手に持ったティッシュで顔に掛かった
精液を拭いてやる。……なんだか食事時にやるような仕草で、ちょっと照れくさい。
 顔に掛かった分は一通り拭き終えたが、ラスカの胸から下にはまだ、まるで、ナメクジが這った跡の
ように幾つものぬめる筋が、下半身にかけて延びている。我ながら、よくもこれだけ出たもんだと
苦笑しつつ濡れたティッシュを部屋隅のゴミ箱に向け放り投げる。狙い通りに、ゴミ箱がポサッという
音を立てた。と、枕元に伸ばした手が空を掴む。目をやれば、ティッシュ箱はもう空だった。
 どうしようかとふと視線を巡らしていると、どこか不安そうな表情でラスカが俺を見つめていた。
「おにいちゃん……ラスカ……いけないことした?」
「え? なんで?」
「だっておにいちゃん……こまったかおしてる……それに……」
 ラスカは視線を落とし、胸元に掛かった精液をそっと指に絡めた。
「これ……ラスカのせいでしょ……?」
 一瞬、何を言っているのか分からなかった。どうやら俺が射精したことを指して、俺に対し悪い事
をしたと思っているらしい。確かに、過度に繰り返せば体には良くないが……
「いや、これは気持ちよすぎて、もうこれ以上我慢できなくなった時に出ちゃうものなんだ。
 ラスカは悪い事してないし、それどころかラスカが頑張ったお陰で、俺はすごく気持ちよかったぞ」
 俺が微笑み、その頭をそっと撫でると、ラスカはホッと安堵の溜息をついた。
「……そう? そっか、そうなんだ……」
 そして俺の手を自分の頬へ導きながら顔を上げ、朝露に咲く白花に似た笑みを浮かべる。
「えへへ、よかった……おにいちゃんがよろこんでくれて」
482本スレ常厨者:03/10/18 11:26 ID:kqECqp++
 俺は思わず無言でラスカの体を抱き上げると、背中からベッドに倒れこみながらその唇を奪った。
 スプリングが軋み、軽く抵抗を返しながら、俺達を受け止める。俺はラスカごと体を反転させ、
自分の胴体をその小さな体に密着させて覆い被さる。ラスカの体についた粘液の感触を胸に感じつつ、
俺は夢中でラスカの唇を、そして口腔を貪った。
 ふと、この唇がついさっきまで俺のペニスをしゃぶり、俺の精液を受け止めたのだと言うことが
頭を過ぎったが、みずみずしい柔肉の感触がすぐにそんな思考を掻き消した。
 俺は、狂おしいほどにラスカを求めた。激しい音をたてて唾液ごと舌の根まで吸い込む。
「んんっ、うんん、んっんっ、んんぅ」
 ラスカもまた、それに応えてくれる。まるで甘い果実かのように、互いの舌肉にむしゃぶりつく。
 攻守は目まぐるしく入れ替わり、俺がラスカを悦ばせているのか、俺が悦ばされているのかわから
なくなった。
 俺は顔を引き、舌先だけを残した。ラスカも可愛らしい舌を伸ばして、俺と舌先だけで舐めあう。
唇に意識が行かない分、表面のざらついた感触まで存分に愉しむ事が出来る。
 間違いなく、ラスカはこの営みを頭よりも体で理解しつつある。
 俺はもう一度、ラスカの唇を塞ぎ、ラスカの口腔を蹂躙した。

 暫くして、ラスカの鼻から漏れる声に苦痛の響きが混じったのに気付き、俺は体ごと後ろに引いた。
そう言えば、ラスカのことを思い切り抱きしめながら、体重も全部預けていたような気がする。
それに、長時間唇を塞いでいたものだから、もしかしたら呼吸がしにくかったのかもしれない。
 ラスカに男女の営みを教えてやるどころか、俺の方が夢中になってどうすると言うのだ。
 頬を上気させたラスカは、その薄い胸を小刻みに震えるように上下させていた。
「あ……ラスカ……」
 完全に我を忘れていた恥ずかしさから、なかなか詫びの言葉は出てこない。
483本スレ常厨者:03/10/18 11:29 ID:kqECqp++

 呼吸を整えていたラスカはうっすらと瞼を上げた。
 そして、俺の胸に指先を当て、そっと滑らせる。
「おにいちゃんも……ぬれちゃったね?」
 ラスカのなぞる先には、俺自身の精液がついていた。ラスカを抱きしめた時についたのだろう。
「そうだな……ラスカと一緒だ」
「うんっ、いっしょいっしょ♪」
 ラスカのいつもの無邪気な笑顔に、俺は少し、救われた気持ちになる。
「……でも、いつまでもベトベトじゃ気持ち悪いな。一緒にお風呂で流そうか?」
「うん」
 自然と、笑みがこぼれた。
 俺はラスカが起き上がろうとするのを制し、横からその背中と膝下に手を通した。
「えっ?」
「ラスカ、お兄ちゃんの首に手を回してしっかりつかまるんだ」
「う、うん」
 ラスカが俺に捉まった所で、俺はラスカを持ち上げ、立ち上がる。
 決して重いわけではないが、想像していたよりは両腕にずしりとくる。一体いつの間にここまで
ラスカは成長していたのだろうか。一緒に生活している分、日々の成長には気がつきにくいのか。
 暫しきょとんとしていたラスカだが、自分がどんな状態にあるのか理解したのか、頬を赤く染めて、
潤んだ瞳で俺の方を見つめてくる。
 俺は微笑を返す。
「では、浴室へご案内いたしましょう、お姫様」
「じゃあ、よろしくおねがいします、王子さま♪」

 ニッコリと微笑んだラスカが俺に抱きつき、その唇で俺の頬に触れた――。
484本スレ常厨者:03/10/18 11:29 ID:kqECqp++

「……兄さん……そんなところで、なにしてんの?」
「……………………………………………………(゚Д゚;)ハッ!?」
 不意に掛けられた声に、うろたえたアメリー君。反射的に手にしたものを背後に隠しながら、
声が聞こえてきた方に体を向けました。そこにいたのは、不審の色を帯びた瞳のベガスちゃん。

 アメリー君はまずラスカちゃんを脱衣所に連れて行きました。そのままラスカちゃんには風呂に
入らせ、その間に自分達の着替えを用意するために自分の部屋へ、そして今ラスカちゃんの部屋で
着替えを探していたのです。王子様と言うよりも、従者か召使いの仕事です。

 もっとも、そんな事情は露知らず、ベガスちゃんの視線はますます鋭くなっていきます。不審の
色は濃くなる一方。引き攣った笑いを浮かべるアメリー君を、頬に手を添えながら見つめました。
更にその視線は、アメリー君の背中に隠された何かに向けられます。
「ラスカの部屋で……クロゼットの引き出し開けて……私から慌てて隠すような物……」
 そこまで言って、ベガスちゃんはハッと弾かれたような表情になりました。
「ま、まさか兄さん! ラスカの下着を盗んでハァハァ……」
「ばばばばばばかなこと、言うな! そそそそんなんじゃない!」
 すごく厭な汗をかきながら、真っ赤になって反論するアメリー君。しかし、ラスカちゃんのくまさん
パンツを見た瞬間、思わずトリップしてしまったのは事実なので、声が震えてしまうのは隠せません。
 ベガスちゃんは、まるで浮気の核心を突いた妻のような表情でアメリー君に迫ります。
「じゃあ、隠してた物見せてよ。違うなら見せれるでしょ?」
「う……か、勝手にしろ!」
 アメリー君はやけくそ気味に、背後に置かれたモノをベガスちゃんの足元に放りました。
それを、ベガスちゃんがしゃがんで手に取ると、
「あれ? これって兄さんの服じゃない……あ、ラスカのも……」
 そこまで言って、ベガスちゃんはハッと弾かれたような表情になりました。
485本スレ常厨者:03/10/18 11:31 ID:kqECqp++

「ま、まさか兄さん! ラスカと駆け落ちしてハァハァ……」
「何でお前はそういう発想しか出てこないんだYO! これはだなぁ、えと……ラスカが俺の部屋で、
 ……そう、ジュースを零してだなぁ……汚れたから風呂に入っている間に……着替えを用意……」
 と、そこまで言って、アメリー君はハッと弾かれたような表情になりました。
「そうだベガス! お前ラスカに『せっくすも知らないお子ちゃま』って言ったらしいな!?」
「え゛?」
 一瞬にして頬が強張るベガスちゃん。思わず一歩後ずさりしてしまいました。
 その様子を見てアメリー君、まるで妻の浪費を知った夫の如くベガスちゃんに迫ります。
「お陰で俺はずっとラスカのおしえて攻撃を喰らってたんだぞ! 俺の身にもなってみろ!」
「あははは……兄妹の親交を深められて、よかった……じゃない?」
 乾いた笑いを発しながら、壁を背にするベガスちゃん。
「馬鹿言うな! 大体俺がこんなことしなきゃならないのも、元はと言えばお前のせいじゃないか!」
 ベガスちゃんは、瞳を潤ませながら、顎に人差し指を当ててアメリー君を上目遣いで見上げました。
「おにいちゃん……ベガス、わかんない……」
「ヘタなラスカの真似は止めろ……ベガス、お仕置きの時間だ。覚悟はいいか?」
 アメリー君は冷たく見下ろしながら、ベガスちゃんの両肩にその手を掛けました。
「ちょ、ちょっと待って兄さん……、こ、これには小一時間では説明しきれない複雑な事情が……」
「聞きたくないYO」
 あっけなく倒すと、スパッツごと下着を引き摺り下ろしてしまいました。
「きゃあ〜〜!! 兄さんのスケベ!! 変態!!」
「うるさい黙れYO」

 ですが、ベガスちゃんの泣き声は止むことなく、パンパンというお尻をひっぱたく音とともに、
アメリー家に響き渡るのでした。
486本スレ常厨者:03/10/18 11:32 ID:kqECqp++

「まったく……一体誰に似たのやら……」
 アメリー君は未だにぶつくさ文句を言いながら、自分とラスカちゃんの着替えを抱えて脱衣所の
ドアの前に辿り着きました。そして強めにノックし、中に「入るぞ」と声を掛けました。
 返事は聞こえてきませんでしたが、脱衣所にいるなら返事をするはず、返事が無いのは浴室の方に
いるからだと自分に言い聞かせて、そのまま構わずドアを開けました。
 それでも、何となく後ろめたくて頭だけコッソリ入れると、そこはがらんとして人気はありません。
ただ左右を見渡すと、右手の曇りガラスに、揺れるモザイク状の人影が映っていました。
「……やっぱ、浴室か……」
 アメリー君が脱衣所に足を踏み入れると、ガラス越しにエコーが掛かった声が響いてきました。
『……おにいちゃん?』
「ああ。着替えここにおいて置くぞ」
『……うん……』
 アメリー君は二段式の脱衣籠の中に着替えを入れました。浴室からはシャワーの音が漏れてきます。
 ラスカちゃんはそのまま、何か考え込むかのように沈黙していました。
(……まだショックが尾を引いてるのかなぁ……やっぱAVなんて見せるんじゃなかったな……)
 実は、ダディの部屋から脱衣所に連れてくるまでの間も、手こそアメリー君と繋いではいたものの、
ラスカちゃんは終始俯きっぱなしで、まともな会話が一つも無かったのです。
 先に立たない深い後悔を胸に力なく溜息をついて、アメリー君が廊下に出ようとした時、脱衣所に
ラスカちゃんの声が響きました。

『ねぇ……おにいちゃんもいっしょに、おふろはいろ?』
 間。
『おにいちゃんも、はやくきれいにしたいでしょ?』
 間。
『……おにいちゃん? ねぇ、おにいちゃん、きいてる?』
 間。

そして……………………続くw
487本スレ常厨者:03/10/18 11:34 ID:kqECqp++
 
 ども。ちょっぴり人が稲杉で淋しかったので、途中でうpしてみますたが、
その分、ちと短くなってしまいますタ。得炉も少なでごめんなすわい。
ま、中継ぎという感じで適当に読み飛ばしてくだちぃ。次こそ完結篇となる予定でつ。
 それにしても……にわかハン板住人さんは、帰ってこないのかなぁ……?
488名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:05 ID:AO6pRLw5
グジョ-ブ!
ハァハァ
待ってました〜
489にわかハン板住人 :03/10/18 23:47 ID:Nd8uT3pR
>>487
明日まで待ちなされ。
490にわかハン板住人 :03/10/19 23:15 ID:iNh7yIkj
「ハプスブルク先生の性教育」

 放課後、西の空が真っ赤に染まる頃。もう部活で残っていた生徒達もあらかた帰ったと見え、校舎はしんと静まりかえっていました。ハプスブルク先生は、そんな学校の廊下を静かに歩いています。
 左肩からバッグを下げ、帰り支度のようですが、その足は5年地球組、彼女の担任するクラスへ向かっています。実は、家に帰ってから行う予定の仕事に必要な資料を、うっかり教室に忘れてきてしまったのでした。
 しかしそこは普段から「早送りのボタンが壊れている」と評される彼女のこと、慌てず騒がず、足音もほとんどたてずに進んでいくのでした。
 教室の前まできたハプスブルク先生は、中でなにやら動く影があることに気づきました。
(泥棒……?)
 と、反射的に先生はしゃがんでドアの陰に身を潜めてしまいます。
 しかしよくよく考えれば、給食費が銀行振り込みになった今、学校に盗むようなものなどないはず。自分と同じように、忘れ物を取りに来た生徒であろう、とハプスブルク先生は思いました。
 が、立ち上がる直前に、大人らしからぬいたずら心が芽生えました。後ろからいきなり声をかけて脅かしてやろうというのです。
 ハプスブルク先生はしゃがんだ状態でそっとドアの窓から教室の中の様子をうかがい、タイミングをはかろうとします。
 のぞいてみると、教室にいたのはウヨ君こと日ノ本武士君でした。
 3年生の頃から彼女が担当してきた、よく知っていす生徒です。しかしハプスブルク先生は首をかしげます。ウヨ君のいる場所は、彼の席ではなく、同じく3・4・5年とハプスブルク先生が担任をしてきたラスカちゃんの席だったからです。
 ウヨ君は、ラスカちゃんの机をさぐっているようでした。そして、彼は机の中から細長い包みを取り出します。
491にわかハン板住人 :03/10/19 23:15 ID:iNh7yIkj
(ウヨくんまさか……!)
 ハプスブルク先生はある予感にとらわれましたが、ウヨ君にどう声をかければよいかわからず動けませんでした。
 以前、カンコ君がニホンちゃんに同じようなことをしようとし、フラメンコ先生が<情熱の教育的指導スペシャルフルコースバージョン・ゲルニカの悪夢>によって阻止したと聞いたことがあります。
 しかしハプスブルク先生は胴回し回転蹴りもできませんし、サブミッションのかけかたやマウントポジションの取り方も知りません。
 ハプスブルク先生の悩みをよそに、ウヨ君は包みからラスカちゃんのリコーダーを取り出しました。西日に照らされているからでしょうか、その顔は朱に染まっています。遠目にも呼吸が荒く、彼が激しく興奮しているのが先生にもわかりました。
 ウヨ君は包み机の上に置き、かすかに震える手でリコーダーを構えると、その吹き口にそっと口づけしました。次いで舌を出し、表面をぬぐうように丹念になめ回しました。
 一通り舐めおわると、次は深く口の中にくわえ込み、ちゅうっと音を立てて吸います。最初はこわごわとためらいが見えたリコーダーへの愛撫は、次第に熱を帯び、大胆になっていきました。
 とその時、ガラッというドアの開く音が教室に響き渡りました。ウヨ君の体が数センチもとびあがり、ドアを開けたハプスブルク先生を振り返ったその表情は、恐怖一色に染まっています。
 数秒の間、教室は死のような静寂のみが我が物顔でその場を支配していました。
 やがて、ハプスブルク先生が口を開きました。
「ウヨくん、生徒指導室にきなさい」
「……はい」
 彼の表情は、夕日に照らされているにもかかわらず、瀕死の病人のように青ざめていました。
492にわかハン板住人 :03/10/19 23:16 ID:iNh7yIkj
 生徒指導室に来た先生は、扉に鍵をかけ、同じく窓にも施錠し、カーテンを引きました。そしてウヨ君を椅子に座らせます。
 ハプスブルク先生はあらためて部屋の中を確認します。
 広さは12畳程度。教室においてあるような机と椅子が2組。10人ほどが座れる大きな会議机が真ん中にどんと配置され、折り畳み式の椅子が10脚以上、部屋の隅に畳んで積み重ねてあります。
 ハプルブルク先生はひとつうなずくと、会議机の上のバッグを置き、次いでウヨ君の前の机をどかすと、彼の正面に椅子を持ってきて座りました。
 5年生になって成長期に入り、ウヨ君は身長が高くなると共に一層の少年らしい精悍さを増しています。しかし今はその体が消え入りそうに小さく見えました。彼自身、消えてしまいたいと思っているかもしれません。
 ハプスブルク先生はスカートの上に手を乗せ、いつもと変わらぬ優しい声で尋ねました。
「いつも、あんなことをしているの?」
 ウヨ君は慌てて首を横に振りました。
「は、はじめてです」
 ハプスブルク先生は、少し前かがみになってウヨ君の瞳をのぞき込むようにして、次の質問をします。
「ウヨくんは、ラスカちゃんのことが好きなの?」
「…………はい」
 ウヨ君は顔を真っ赤にしながら、小さく答えました。
 2番目の質問に正直に答えたからには、ウヨ君の性格からして最初の返答もウソではないだろうと、先生は考えました。
 ハプスブルク先生は、1つ深呼吸をして言いました。
「先生は、ああいうことはいけないと思います。好きな子の持ち物が気になるのはわかりますが、本人に断りもなく私物を取り扱うのは卑怯なことですし、何より不衛生です」
「はい」
 ウヨ君はうつむき、かぼそい声で応えました。特に「卑怯」という部分がこたえたようで、左の目からぽろりと涙の粒が頬を伝っていきました。
493にわかハン板住人 :03/10/19 23:17 ID:iNh7yIkj
 ハプスブルク先生は続けます。
「それでね、先生は考えたんだけど、ウヨくんがああいうことをするのは、本当のキスをしたことがないからだと思うの。ウヨくんは女の子とキスしたことある?」
 目をぱちくりさせて首をふるウヨくん。どうもいきなり妙な質問をされてとまどっているようです。
 一方ハプスブルク先生は、うんうんとうなずいて話を続けました。
「そうだと思ったわ。本当のキスの味を知っていれば、間接キスになんか魅力を感じるはずないもの。それでね、ウヨくんさえよければなんだけど、先生がキスの味を教えてあげましょうか?」
 ウヨくんは口を半開きにして、ハプスブルク先生の顔を見つめました。声を出さずに口を2、3度開けたり閉じたりしたあと、「ど、どういうことですか」とかすれた声で言いました。
 ハプスブルク先生は身を乗り出し、ウヨくんの左手に自分の両手を重ね、顔を近づけます。
「先生と、キスをして、女の子との、正しいつきあい方を、学ばない?」
 一文節ごとに切って、ゆっくりとハプスブルク先生は言いました。
 ウヨくんは近づいた先生の顔をまっすぐ見ることができず、あちこち視線をさまよわせます。
「どうする?」
 もう一度先生は問いかけました。ウヨ君の手を握る手に、ぎゅっと力を込めます。
 ウヨ君はその手を握り返し、目を力一杯閉じると、「お願いします!」と大きな声で言いました。
 ハプスブルク先生はウヨ君の仕草にくすっと笑うと、目を閉じ、体を強ばらせたウヨ君の両肩に手を置きました。
「そんなにかたくならないで……」
 耳元にそうささやくと、ウヨ君の体がびくっと震えます。しかし緊張は解けないようで目を開こうともしません。
 ハプスブルク先生はゆっくりと顔を近づけると、自分の柔らかな唇をウヨ君のそれにぎゅっと押しつけました。
 そのまましばらくの間、2人はじっと動かずにいました。
 やがて、ハプスブルク先生はそっと顔を離しました。ウヨ君はずっと息を止めていたらしく、ふうっと大きく息を吐きます。
 緊張が解けたその一瞬を狙って、ハプスブルク先生は今度はやや強引にウヨ君の頭を抱き寄せ、再びキスしました。今度はウヨくんの開いた歯の隙間にすばやく舌を滑り込ませます。
494にわかハン板住人 :03/10/19 23:18 ID:iNh7yIkj
 予想外のことに大きく目を見開くウヨ君。彼の口の中で、柔軟で暖かく、唾液でぬるぬるとしたハプスブルク先生の舌が自在に動き回りました。
 びっくりして縮こまっている彼の舌を捕らえ、ぎゅっと絡みつかせてちゅっちゅっと音を立てて表面の唾液を飲み込みます。
 ハプスブルク先生は、そこでいったん唇を離しました。
「あ、あの……」
 何かいいたげなウヨ君。しかし先生は彼の言葉を遮って言います。
「ラスカちゃんのリコーダーにしたみたいに、先生の口にも舌を使ってみて」
 そして間髪入れずに三たび唇を奪いました。
 ようやくウヨ君も状況に慣れてきたらしく、ハプスブルク先生の入れてきた舌を自分から迎え入れました。
 ハプスブルク先生の舌がウヨ君の口の中をひとしきり動きまわると、今度はウヨ君が同じようにしてハプスブルク先生の口腔内を味わいます。それが終わると今度はハプスブルク先生がウヨ君に、それが終わるとウヨ君がハプスブルク先生に。
 先生のキスを生徒がトレースして返すという形が、いつの間にかできあがっていました。
 二人はそうやって、舌先と舌先をくっつけてうねうねとからませ、もつれ合った舌を伝わせて唾液を交換し、頬の内側、上顎、舌の裏側、歯茎のまわりと、それぞれに質感も舌触りも違う口の中のあらゆる場所を舐め合います。
 お嬢様然とした風貌、おっとりとした物腰からハプスブルク先生は異性に対して奥手と思われがちですが、実はその男性遍歴たるや実に華々しいものがあります。
 ハプスブルク先生は様々な男性と愛し合ううちに覚えたいくつもの技法を、丹念に、一つ一つウヨ君に教えていきました。
 水っぽい音を立てながら、ハプスブルク先生の授業は30分も続いたでしょうか。お互いに口から溢れた唾液が顎を伝って床に落ちるようになった頃、ようやく終わりました。
 ハプスブルク先生は会議机の上のバッグからハンカチを取り出し、自分とウヨ君の口の周りを拭きました。そして、まだキスの余韻でぼうっとしているウヨくんの頭を抱え、自分の胸元に押しつけるように抱きしめます。
495にわかハン板住人 :03/10/19 23:19 ID:iNh7yIkj
「ウヨくんは物覚えがいいのね。キスがとっても上手になったわよ。先生がウヨくんに教えたこと、今度はウヨくんがラスカちゃんに教えてあげてね」
 柔らかい胸に顔を押しつけられたウヨ君が、わたわたしながら「は、はい」と答えると、ハプスブルク先生はウヨ君を解放しました。
 と、彼女の視線がウヨ君の股間に注がれました。素早く手で隠しましたが、明らかにズボンの前が内側から突き上げられています。
 ハプスブルク先生は上体を倒してウヨ君の股間をまじまじと見ると、顔をあげてウヨ君と目を合わせていいました。
「ウヨくん、おちんちん大きくしてる?」
 ハプスブルク先生の口からそんな言葉が飛び出すとは思っていなかったらしく、ウヨ君はガタっと椅子を後ろに引いて激しく動揺したようでした。
「え、あ、あの……はい。その、キスがとても気持ちよかったし、それに、先生の胸が……」
 しどろもどろに答えるウヨ君。ハプスブルク先生は人差し指を下唇に当てて少しの間考えていましたが、やがて、「うん」と何かを納得すると、ウヨ君の目の前で上着を脱ぎ出しました。
「せ、先生何を!?」
「どうせだから、もう一段階先の授業もしちゃいましょう」
 あっけらかんと言うと、ハプスブルク先生はさらにスカートも脱ぎ、下着姿になりました。
 新雪のような真っ白な肌にはしみ一つありません。肌の色とよく調和した上下お揃いのデザインの下着は、アクセントに黄の入ったピンク色。過剰なフリルや刺繍はないものの、自己主張しない程度に上品な飾りがあり、実用一辺倒というわけでもありません。
 下着姿になって体のラインを露わにすると、腰のくびれと長く見事な足のライン、そして何より服の上からでは分かりづらかった豊満な両の乳房が際だちます。
496にわかハン板住人 :03/10/19 23:20 ID:iNh7yIkj
 普段は露出の少ない服ばかり着ているハプスブルク先生の半裸を、ウヨ君はただ口をぽかんと開けて見ているのみでした。
「うーん、座ってはやりにくいかな……」
 そんなウヨ君をよそに、ハプスブルク先生は立ち上がると、会議机に歩み寄り、その表面に手のひらを当てました。
「ちょっと冷たいけど、まあこれくらいなら」
 ハプスブルク先生はいましがた脱いだ服を会議机の上に広げ、即席のシートにします。そしてちょこんと会議机に腰掛けると、ウヨ君に向かって両手を差し出し、ニコッと笑いかけます。
「ウヨくん、いらっしゃい」
 ウヨ君はまるで操り人形のようにぎこちない動作で立ち上がると、ふらふらと夢遊病患者のように、先生のもとへと歩いていきました。あるいは、ウヨ君自身、この状況を夢だと思っているのかもしれません。
 目の前まできたウヨくんに、ハプスブルク先生は「じゃ、バンザイしよっか」と言いました。
 ウヨ君は一瞬、不思議そうな顔をしましたが、すぐに理解して両手を上にあげました。ハプスブルク先生はウヨくんの上着とシャツを優しく脱がしました。服は自分の服と並べて会議机に起き、シートの面積を増やします。
 次いでハプスブルク先生は、ウヨ君のズボンのホックを外し、ブリーフごとズボンを落としました。ウヨ君の仮性包茎の性器が勢いよく飛び出します。
 天を向いていきりたつウヨ君の肉棒に、ハプスブルク先生は思わず「まあ」と目を丸くしてしまいました。
 先に全裸になってしまい、股間を両手で覆いながらもじもじするウヨ君に、ハプスブルク先生はそのサイズの大きな胸をぐっと突き出しました。
「今度は、ウヨくんが先生の下着を脱がせてね。ラスカちゃんも、もうブラをつけているから、練習よ」
 ウヨ君はごくっと唾を飲み込むと、おそるおそるといった手つきで桃色のブラに手を伸ばしました。フロントホックとはいえ、初めてみる構造にやや手間取りましたが、不器用ながらもホックを外すことに成功します。
497にわかハン板住人 :03/10/19 23:22 ID:iNh7yIkj
 ブラを外してもハプスブルク先生の乳房はまるで形を崩すことなく、見事な曲線を維持したままウヨ君の目の前に現れました。滑らかな雪山の頂点には、桜色の小粒な乳首がちょこんと乗っており、乳房全体は先生の呼吸に合わせてゆっくりと柔らかに上下しています。
 ウヨ君はその光景にしばらく見とれていましたが、はっと我に返り、先生のショーツに手をかけます。ハプスブルク先生はウヨくんがショーツを下ろすのに合わせて両手を机について腰を浮かせ、脱がせやすいようにしました。
 脚を閉じているので性器自体は見えませんが、ハプスブルク先生の髪の毛と同じ、淡い緑色のヘアが太股の付け根を飾っていました。淑女の身だしなみか、ヘアはきれいに整えられており、大人の女性を感じさせるその部分を見たウヨ君の呼吸はいっそう激しくなるのでした。
 ウヨ君は脚からウエストのラインに視線を這わせ、次いで豊かな乳房を目に焼き付けるようにじっと見つめています。しかし、体は石化したように動きません。
「ウヨくんどうしたの? 先生の体に好きなことしていいのよ」 
「先生!」
 その言葉がスイッチになったかのように、ウヨ君は飛びかかるようにハプスブルク先生を押し倒しました。
「きゃっ」
 思わず悲鳴をあげてしまうハプスブルク先生。しかしそれすら耳に入らないのか、ウヨくんはハプスブルク先生の両胸をぎゅうっと掴み、谷間に顔をうずめています。
 ハプスブルク先生の乳房はウヨ君の手で掴みきれないほど大きく、彼が手に力を込めるとくにゃりと形を変えます。ところがそれでいて素晴らしい弾力を持ち、すぐさま元に戻ろうとするのです。
 ウヨ君は飢えたオオカミのように激しく息をしながら、とりつかれたようにハプスブルク先生の胸を揉み回します。
498にわかハン板住人 :03/10/19 23:25 ID:iNh7yIkj
 ウヨ君はさらに、右手で胸を揉み続ける一方で、左手を先生のすべすべの背中と机に敷いた服の間にねじ込み、先生の体を抱くようにしました。そうして、激しい愛撫を逃れたハプスブルク先生の右の胸にむしゃぶりつきます。
 乳首を音を立てて吸い、舌で乳輪をねぶり、乳房をほおばる乱暴で技巧もない愛し方。しかしその猛々しくも幼いウヨ君の行いに、ハプスブルク先生は身を震わせました。
「まあまあ、ウヨくんたら、あっ、そんなにおっぱいが、んっ、好きだったのね」
 ハプスブルク先生ウヨ君の頭を抱きかかえ、慈しむように自らの乳房に溺れる生徒を見つめました。
 ウヨ君の愛撫はさらに激しくなり、乱暴に胸をこね回しながら、乳首に歯を立てたりもします。ハプスブルク先生は快感と痛みの混じり合った感覚に思わず身を反らせてしまいます。
「ウヨくん、ウヨくんっ、ちょっと待って。待ってったら」
 先生は両手でウヨ君の頭をはさみ、一心不乱に乳首に吸い付いていたウヨ君の顔を上げさせました。
 ハプスブルク先生と目を合わせたウヨ君は、目はとろんとして焦点さだまらず、唇のまわりは唾液で濡れていて、淫魔にとりつかれたようでした。
「ウヨくん、女の子の中には、跡が残るくらい強くされるのが好きな子もいるけど、そうでない子も多いのよ。そんなに乱暴にしたら、ラスカちゃん心も体も傷ついちゃうわ。セックスはコミニュケーションなんだから、一方的に愛するのはよくないでしょ?」
 その言葉に、ウヨくんははっと我に返りました。自分の眼下にある、今まで陵辱してきた先生の胸に視線を落とします。
 ハプスブルク先生の二つのふくらみは、若い雄に欲望任せの愛撫をされた結果、いたるところ手形、爪痕、歯形、キスマークが刻印され、白い肌が真っ赤になっている部分も少なくありません。
499にわかハン板住人 :03/10/19 23:27 ID:iNh7yIkj
「ごめんなさい。僕、我を忘れていました……」
 しょげかえるウヨ君をハプスブルク先生は、彼の頬を自分の胸に押しつけるように抱きしめました。
「初めてだもの、無理ないよね。次は優しく先生をさわってみて」
 ウヨ君は頭を抱きかかえられたまま動かすと、自らがつけたいくつもの傷跡に口づけしました。
 歯を使わずに、唇だけで表面をなで、あるいは動物が傷を癒す時そうするように、唾液をたっぷりと含ませた舌の先端で跡のついた場所をさすりました。
 胸を触る手も、形を変えるほど力強い愛撫をやめ、上を向いてなお形を保つ乳房の表面をさするように這い回ります。
「うん、ウヨくんはコツを覚えるのがはやくて嬉しいわ。先生も気持ちよくなれたよ」
 ハプスブルク先生は、自分の胸をさすっていたウヨ君の右手をとると、自らの性器に導きます。整えられたアンダーヘアが、水気をたっぷりと含んでいました。
「最後まで、教えてもらいたい? それとも初めての相手はラスカちゃんがいいかな?」
 ウヨ君は逡巡の色を顔に見せましたが、すぐにハプスブルク先生の目をまっすぐに見つめて答えました。
「僕は先生に、知識がない状態で愛し合うことに危険があることを教わりました。僕はさっき先生にしてしまったみたいに、ラスカを傷つけたくありません。指導してください」
 ハプスブルク先生は満面の笑みを浮かべると、頭を上げてウヨ君に唇だけのキスをし、彼の背中に手を回してぎゅっと抱きしめました。
「先生とても嬉しいわ。先生の言いたかったこと、ウヨくんがちゃんとわかってくれたんですもの」
 そう言うと、ハプスブルク先生は手を机について、上体を起こそうとしました。覆い被さっていたウヨ君が慌てて膝立ちになります。
500にわかハン板住人 :03/10/19 23:29 ID:iNh7yIkj
「ウヨくん、そこのバッグとってくれるかな」
 ウヨ君が会議机の隅に置いてあった先生のバッグを渡すと、ハプスブルク先生は中をごそごそとさぐり、コンドームを取り出しました。コンドームを、先ほどからガチガチになっているウヨ君の若いペニスにつけながら言います。
「いい? セックスで一番重要なのは、避妊よ。先生は、お互いの合意と正しい知識さえあれば、若い年齢のセックスも構わないと思うわ。
でももし相手を妊娠させてしまっても、あなた達の年齢じゃ責任のとりようもないし、女の子の方は産むにしても産まないにしても、取り返しのつかない傷を負うことになってしまうでしょ? 
避妊はコンドームだけじゃ不充分だから、セックスは安全日にだけ、それになるべく外に出すようにね(※)」
 コンドームをつけ終わったハプスブルク先生は、再び横になりました。今度は少し脚を開き、膝を曲げます。ハプスブルク先生の緑色のアンダーヘアの向こうから、ウヨ君にとって未知の部分が顔をのぞかせました。
「さあ、はじめましょう」
 ウヨ君は膝立ちで先生の両足の間に進み、緊張した面もちで両手を先生の顔の両側に突き、四つん這いになりました。そのままゆっくりと腰を下ろしていきます。
 ハプスブルク先生はウヨ君の肉棒に手を添えると、自らもブリッジの要領で少し腰を浮かし、先端がうまく挿入できるよう誘導します。
「どこに入るか、よく見ていてね」
 先端が、割れ目の中心にぴとっと触れ、ウヨ君がため息をつきます。一瞬そこで止まった後、ずぶりと中に入りました。
「ああっ」
「ん……」
 ウヨ君とハプスブルク先生は同時に声をあげます。そのまま根本まで差し込むと、ハプスブルク先生は両手をウヨ君の腰に回し、ぎゅっと押さえつけました。
 ハプスブルク先生がウヨ君の顔を見ると、彼は眉根を寄せ、何か痛みに耐えるのにも似た表情で歯を食いしばっていました。
501にわかハン板住人 :03/10/19 23:31 ID:iNh7yIkj
「動いていいよ、ウヨくん」
「は、はい」
 返事をすると、ウヨ君は腕立て伏せのようなその体勢で腰を上下に動かしはじめました。最初は大人しいものでしたが、快感の味を覚えたのか、すぐに激しくなります。
 加減を知らぬウヨ君ではピストン運動の途中で抜けてしまうところですが、ハプスブルク先生がそうならないよう両手で腰をホールドしています。
「うう、はっ、はあっ、はぁっ、先生……!」
 ウヨ君は呼吸を荒げながら欲望を打ち込みます。ハプスブルク先生は、そんなウヨ君をニコニコしながら見ていました。しょせんはただ上下させるだけの単調な運動ですので先生自身はそれほど感じてはいません。
 しかし教え子の頑張る姿を見ることは、ハプスブルク先生に無上の幸せをもたらしてくれます。
 と、1分と経たずに彼の体はふと硬直し、脱力してハプスブルク先生の上に覆い被さるように崩れ落ちました。腰の動きが止まります。
 ウヨ君はすぐに顔をあげ、ばつの悪そうな表情をしました。
「ごめんなさい、はやくて……」
 ハプスブルク先生はにっこり笑うと、答える代わりにウヨ君にちゅっとキスをしました。そしてウヨ君を抱きかかえるようにして上半身を起こすと、ウヨ君の肉棒を抜きました。
 そして、急速に萎えかけているペニスからコンドームを注意深く、丁寧に外すと、バッグから出したポケットティッシュにくるみました。
 ハプスブルク先生は辺りを見回します。ゴミ箱はちょっと遠いところにあったので、もう一重余計にくるんだ上でバッグの中に入れました。
 ウヨ君はハプスブルグ先生のその作業をずっと物も言わず見つめていましたが、やがて意を決したように言いました。
「先生、あの、もう一度練習したいんですけど」
 ハプスブルク先生の裸を見ているうちにそうなったのか、見ればウヨ君の肉棒は再び興奮しはじめています。
 ハプスブルク先生はバッグの中からもう一個コンドームを取り出していいました。
「一度と言わず、ウヨ君の好きなだけ練習しましょう。次は自分でつけてみる?」
502にわかハン板住人 :03/10/19 23:32 ID:iNh7yIkj
 もうすっかり暗くなった校舎の中、ハプスブルク先生は、教室に向かって廊下を歩いていました。よく考えてみたら、本来の目的である『忘れ物を取りにいく』をすっかり忘れていたことに気づいたのです。
 もちろん先生のことですからちっとも慌てず、静かに進んでいるのですが。
 しかしハプスブルク先生の足取りは、少しふらふらとし、ぎこちないものでした。
(まさかあれから5回もするとは思わなかったわ……。あの年頃の男の子の回復力ってすごいのね。でも回数を重ねた分上達したし……)
 実は最後には1回だけとはいえ、イカされてしまったのです。
 さて、教室のすぐそばまでやってきたハプスブルク先生。と、教室の中でなにやら動く影があります。
(もしかして……)
 本日2回目ということで、ハプスブルク先生はバッグを抱えながらそっと、ドアの窓から様子をうかがいました。
 教室の中にいたのは、ラスカちゃんでした。すでに日はとうに落ちたというのに、電気もつけずにたたずんでいます。
 彼女が立っているのは、自分の席ではなくウヨ君の席でした。そして手には細長い物……リコーダーを持っています。ウヨ君の机の上には、彼が使っている空になったリコーダー入れの袋が有りました。
 ラスカちゃんは、リコーダーの吹き口を熱心になめ回し、時おり口にくわえたり唇を這わせたりしています。
 ハプスブルク先生の口元に、思わず笑みが浮かびました。
(もう、似たものカップルなんだから。ラスカちゃんにも補習が必要ね。そのあと明日の放課後にでも、ウヨくんと合同授業することにしましょう)
 ハプスブルク先生は立ち上がると、ガラッと大きな音を立ててドアを開けました。

 終わり
503にわかハン板住人 :03/10/19 23:35 ID:iNh7yIkj
※オギノ式は本来妊娠しやすくする為に考案されたものであり、実際には安全日といえども本当に安全なわけではありません。
また、性交の経験の浅い者がうまく外出しできるかどうかも疑わしいところです。責任を取る(=子どもと相手を幸せにする)能力が無い場合は本番は避けましょう。
本作品の場合は、舞台が2人が愛し合っていないと子どもを授からない世界ということでご理解願います。無粋な注だが念のため。
504にわかハン板住人 :03/10/19 23:38 ID:iNh7yIkj
おーまーたーせー!
言い訳、そのいちー!
別口の、割と長い話に3週間ほどかかりきりで、こっちの話まるで手につかずです。すいません。
言い訳、そのにー!
研修で2週間死ぬほど忙しく、そもそも物を書いている時間がとれませんでした。ごめんなさい。
言い訳、そのさんー!
1ヶ月以上空いたせいで、1週間前まで自分が予告をしたこと自体忘れてました。申し訳ないです。

んじゃ感想。
>>本スレ常厨者さん
うおお、ラスカちゃん話いいですねー。それにしてもアメリー君はロリの魅力をよくわかってる(笑)
妄想の中の淫靡なラスカちゃんも、実際の無垢なラスカちゃんもそれぞれに素敵です。さてこの両者は一つになるのか……楽しみです。

>>金魚さん
相変わらず少女の心理描写が秀逸ですな。アメリー君に対するニホンちゃんの混乱した恋心がよく伝わってきて、少女漫画読んでるみたいな気分です。
カンコ君の愛情も歪んでいていい感じですな(笑)

>>℃沸点さん
お、これはまた珍しいキャラが出てきましたね。
最近ここは愛のあるエッチが多いのでレイプものはちょっと新鮮です。
私はどっちも好きなのでオッケーですが。それにしてもマカロニーノ君はこんな役回りばっかりだ(笑)。
ひょっとして、これまでのSSでは主要男子キャラでヤってないの彼だけじゃないか?
505本スレ常厨者:03/10/20 23:14 ID:vcBaig5F
>>にわかハン板住人さん
(いろんな意味で)勉強になりますた、先生! ごっつぁんです!
アア、何かちょっとウヨ君がアレですが……教えちゃうハプ先生、素敵杉w
大人の魅力満点ですね。華々しい男性遍歴が気になるw

>それにしてもアメリー君はロリの魅力をよくわかってる(笑)
ニヤリw
506名無しさん@ピンキー:03/10/21 20:46 ID:qShfQHLL
>>489-504
半万回くらい抜きました
507名無しさん@ピンキー:03/10/22 00:22 ID:y0EEyx+X
おーつーかーれー。
待った甲斐がありました
508にわかハン板住人 :03/10/22 00:34 ID:i+RAq26l
みなさん感想どもです。

>>本スレ常厨者さん
>>ちょっとウヨ君がアレですが
アレってなんでしょ??? 笛舐め?

>>華々しい男性遍歴が気になる
ちょっとネットで調べながら作ってみた

5歳……幼なじみのシュタウフェンくんとファーストキス。しかし彼は6歳の時病死。
7歳……ヨハネ君のお父さんとお医者さんごっこ。
11歳……当時大金持ちだったフランソワーズちゃんの親戚、ブルゴーニュくんとお付き合い。しかし中学が別だったので卒業と同時に別れる。
13歳……フラメンコ先生のいとこ、ファナくんと初体験。
14歳……家の都合でハンガリー家のラヨシュくんとつき合うよう命じられる。
15歳……密かに兄、カールくんと近親相姦。
17歳……家庭教師のメッテルニヒ氏に勉強とかそれ以外のこととか色々教えてもらう。
19歳……使用人のサラエボ氏にレイプされ、それをきっかけにハンガリー家との婚約が破談。家は没落する。
20歳……ナッチ氏にかなり強引に恋人にされる。ナッチ氏が倒れた時、もう誰ともつき合わない宣言。
23歳……コクレン先生とこっそりお付き合いをはじめる。

ちなみに、漏れの中でハプスブルク先生は27,8歳。
付き合った人10人、エッチした人7人は「華々しい男性遍歴」かどうかちょっと微妙かな?
あ、これはあくまでこの作品内のみの歴史ですので他の方はとらわれる必要ないです。
509 ◆nb8zR0K60M :03/10/24 00:03 ID:nR/vmD05
どなたかこれで一本お願いします。
ttp://japanese.joins.com/html/2003/1013/20031013181550400.html
510名無しさん@ピンキー:03/10/28 02:11 ID:Ane2cGlo
ほしゅ
511金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:23 ID:5V59kqC2
>481-487 本スレ常厨者さん
口が達者なベガスちゃんが憎たらしくて良い感じですw
ラスカちゃんとベガスちゃんのこの差は一体w 可愛い妹達に慕われるアメリー君が羨ましい…。
…というか悩ましい誘惑がいっぱいで気の毒な気もしてきますw つづき楽しみに待ってます。


>490-504 にわかハン板住人さん
何か今回はいつも以上にすっごいエロく感じました…(*´д`*)アフーン
ウヨ君が可愛くてたまりません。経験豊富なハプスブルク先生も萌えー(´∀`*)
その男性遍歴を持つ先生の恋愛相談教室とかあったら通い詰めたいw
512金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:34 ID:5V59kqC2
「はぁ、はー、はー、…はぁぁ」
カンコ君の息はまだ上がったまま。私は床に仰向けに転がされてる。
全力で追いかけた疲労で抱える事も出来なかったのか、私は仰向けの状態で一番近くの理科室に引きずられた。
火傷部分が敷居や床のタイルに当たって、焼けるような痛み。暫く起き上がれそうもない…。
「シッパル!予定が狂ったニダ!アメリーに勘付かれたからさっさと終わらせる計画だったのに」
…アメリー君が、何?突然出てきた名前につい反応してしまう。予定?何を言ってるの…?
「まー良いニダ、ニホンが手に入ればウリはキングオブアジア班ニダ…」
言いながら私の腕を引っ張って、上体を起こさせた。
背中の痛みが、ピキピキと割れるような痛みに変わって泣きそうになる。
目の前でパンツを下げて深緑色の丸椅子に腰掛けたカンコ君は、
それでも顔を背け、抵抗し続ける私の頭を両手で押さえ込んで、強引に口に含ませた。
「あぇ」
喉の奥まで突っ込まれてえづいてしまった。
「失礼な奴ニダ」
気持ち悪い。吐き気が収まらない。気持ち悪い。気持ち悪い。
胃がせり上がってくるような錯覚。抑えたいのに口が嘔吐の形を作る。
パックリと開いた口に、カンコ君は更に…根本まで押し込んだ。
胃袋ごと吐き出してしまいそう。
何にもしてないのにカンコ君のはどんどん膨れていって、最高に憎い。
いっそのこと噛み切ってしまいたいのにそれも出来ない。
「もっと何とか出来ないニダ?ニホンは下手っくそニダね…」
「いぁ、は…」
「キーーー!!!喋るな!歯が当たるニダ!!」
513金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:36 ID:5V59kqC2
埒が明かないと判断したらしいカンコ君は、掴んだままの私の頭を揺さぶってとうとう自分で動かし始めた。
喉の奥や舌を容赦なく圧迫され、凄まじい吐き気で全身が強張ってしまう。
舌で追い出そうとするのに、亀頭の割れ目に填り込んでカンコ君が身を捩る。
うまくいかない。私はほぼ完全に無抵抗でそれを受けていた。
さっきから大量に出てくる唾液や、カンコ君の出す液体が口の中いっぱいになって、
唇の隙間からダラダラ零れてく。
「んぐ」
苦しい…。カンコ君の様子は涙でよく見えない。
どうしてこんな事になっちゃったんだろう。
わたしには、カンコ君の事を特別に虐げたつもりは無かった。
だけどもう訳が分からなくなって、悲しくなって。
謝れば良い?謝っちゃう?だけど身に覚えのないことに謝るなんて…。嘘はつけない。
そうして突然喉の奥から引き抜かれたかと思うと、どろりとした熱い感覚が顔を伝う。
何?…血?
……棚のガラス戸に映る自分を見て、やっと分かった。
「やだ…」
顔にも、髪にも、しろいものがついていた。
今まで生きてきた中の何よりも。…汚れた気分になった。
「や…嫌だぁ…」
汚い。
顔や手をビーカーの側に重ねてあった雑巾で拭く。
汚い。汚い…。
514金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:40 ID:5V59kqC2
脳裏にふわりとアメリー君の笑顔が浮かんだ。
この先私がいくら笑っても、御機嫌取りをしても。彼はきっと笑い返してくれない。
それどころか近寄っただけで、汚いものを見るような目つきをされるかもしれない。
よごれてしまった私はこんなもので拭いたって元には戻らない。
実際にさっきからいくら拭いても、髪に飛び散った精液はきれいに取れなかった。
ムキになってゴシゴシ擦るのに、取れない。
アメリー君。何でもするから嫌わないでなんて、もう言えない。
そこで唐突に、私はもうアメリー君だけ、って心のどこかで思ってた自分に気付く。
それはアメリー君からは逃げられないという諦めかもしれないし、彼が良い、と望んでいたのかもしれない。
どうして、いつから、そういう風に思うようになっていたのかは分からない。
だけど、今になってはどっちでも同じ。
結果的に嫌々でも他の人を口で受け入れてしまったのだから。これじゃただケジメがないだけだ。
どうしてもっと抵抗出来なかったんだろう。
後悔したってもう遅い。もうおしまい。何もかもサヨウナラ。
瞳がかあって熱くなって、上目でカンコ君を睨み付けて…ぞっとした。
「…カンコ君」
「ニダ?」
カンコ君は、心底愉快そうな顔をしていた。どうしてそんなに、笑ってるの…?
「…たのしい?」
「勿論ニダ。ニホンが苦しむと胸のあたりがすっきりするニダ。良い気分ニダー」
「…っ」
謝罪だとか何とか理由をつけてはいるけれど…。純粋に、私を苦しめたいだけだ。
嫌いじゃないって言って…やっぱり嫌いなんでしょう…。
「嫌いなら私に構わないでっ!」
「だぁーから!嫌いじゃないって何度言ったら分かるニダ!!?」
「じゃあどうして私が苦しむとすっきりするの?嫌いだからでしょ!?」
「嫌いじゃないニダーーーーーァァァーーーー!!!」
515金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:42 ID:5V59kqC2
火病寸前のカンコ君は無視してシンクの縁に掴まって立ち上がり、水道でうがいする。
口の中で出されなくてましかもしれない。だけどまだ舌に残るカンコ君の後味が気持ち悪い。
指で歯の裏や歯茎を擦って、またうがい。まだ気持ち悪い。何度も何度もそれを繰り返してると、
「生意気ニダ…てゆーか本気で失礼ニダね…」
あぁ、吐きそう…。でも吐いたら身体が怠くなって…抵抗できなくなっちゃう…。
頭ん中がグルグルになって再び座り込んだ私の上体を、カンコ君は突然蹴り倒した。
「痛…」
「さー、観念して謝るニダよ〜」
勝ち誇った笑みを浮かべてカンコ君が私を見下ろす。尾てい骨がずきずき痛い。
「わたし、わたしは謝らないからっ」
「まだそんな事言ってるニダ!!?」
キーッという音が似合いそうな顔でカンコ君が怒る。
「ふん、まあ良いニダ。それはウリにヤられる方を選ぶという事ニダよ?」
誰がカンコ君なんかにっ!怒りで熱くなった頭で単純な護身術の存在を思い出す。
卑怯かもしれないけどこの体勢ならきっと。思いっきり蹴り上げようとして、
「――もう、どおしてぇ!」
持ち上げた足が横に崩れてく。思い通りに動かない。力も入らない。
くにゃくにゃの膝を必死で動かそうとしている内に、カンコ君の体重が伸し掛かった。
服を捲られ隠れてた肌が晒されて、乱暴に引っ張り出された胸元は、そのままカンコ君に噛み付かれた。
「ひ………っっっ!!」

……キャーーーーー!!!……

516金魚 ◆eJUICYi646 :03/10/28 21:54 ID:5V59kqC2
スイマセン、何だかこのまま続けるのが今まで以上に怖いのでここまでで切ってみます。
どういう風にしようか悩んだ結果こんな感じになったのですが、
カンコ君があまりにも酷過ぎるかもしれないとか、ニホンちゃんも激しすぎる気がしてきたので、
受け入れて頂けるか非常に恐ろしいです。こんな雰囲気でもおっけーですか?
受け入れられない感じだったらちょっと変えますんで、良かったらご意見下さい…。

見苦しい言い訳スマソ。。


それと、えづく=吐き気 です。
他に良い表現を知らなかったので使いましたが、さっきぐぐったら一応方言らしいので書いておきますね。
517名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:09 ID:ahkIX5QB
乙です。ここまできたらこのままごーしかないっすよ!
でもカンコに本懐を遂げさせるのが腹立たしい漏れは民族差別主義者でせうか?

いざというところでキタの兄さんが面倒事をおこしてそれどころじゃなくなる
対馬侵攻計画ネタキボン。
518名無しさん@ピンキー:03/10/29 22:24 ID:FrdakCIN
正直言ってチョンだけは・・・
519名無しさん@ピンキー:03/10/30 10:14 ID:q2lCAnyc
>>516
お疲れ様でした。
お気になさらず、行き着くとこまで行っちゃって下さい。
520 ◆aOlD4fDGBI :03/10/30 14:04 ID:VqxULhPE
ttp://flash.dempa2ch.net/flash50/fb_mirrar/fb_html/ipyou.html
ニュース極東板のFLASH職人さんの作品

>職人のみなさん
おいしくいただきますたw
521名無しさん@ピンキー:03/10/30 17:47 ID:YXYx2KOs
>>516
ええっと、この話にも何か元ネタがあるのでしょうか?
確か上の方で朝鮮戦争がどうとか言ってたような記憶があるのですが・・・。
522にわかハン板住人 :03/10/30 22:45 ID:HS0z8eLH
鬼畜も純愛もいける漏れとしてはこのままレイープもよし、直前でアメリー君辺りが助けにくるのもよしでつ。
ハングル板的には、対馬を狙う韓国にアメリカが懲罰として軍隊を引き上げ、それをきっかけに朝鮮戦争という流れを採用でしょうか(ただこの歴史認識は明らかに誤りであることが過去に何度も論証されてますが)。

>>520
こりゃまた賛否両論を巻き起こしそうなフラッシュですな。個人的には思想が全面に出過ぎる作品は嫌い。
自分が好きなのは↓のようなやつ。
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/4559/koreawar1950.html
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/4559/koreawar1951ver2.html
523本スレ常厨者:03/10/31 22:40 ID:EFnQHFk9
……えーと、厨房な自分は、

キッチョム「カンコ待つニダ。ウリにケツの穴をくれニダ」
カンコ  「うー……しょうがないニダネ。じゃあ、早く入れるハセヨ」
キッチョム「ウリナラマンセー!」
カンコ  「アイゴー! ウリのケツだったニダカ〜〜!!」
キッチョム「ウェー、ハッハッハッハ〜、トーイツマンセー!」
ニホン  「……ハァハァ」

という訳のわからないおバカな展開を妄想してしまったので激しく逝ってよしですか、そうですか……
個人的には、結局「アイゴー」なカンコ君が好きなので、寸止めでしおしおってのがいいかな〜。
でも、やっぱり金魚さんの指先が導くままに書かれるのがよろしいかと思う次第です。
524名無しさん@ピンキー:03/11/03 21:31 ID:zuwNiJ20
ホシュ ホルホルホルホル
525金魚 ◆eJUICYi646 :03/11/04 00:16 ID:py/z8q3b
「キャーーーっっっ!」
やだ、やだ気持ち悪い。
気持ち悪い。全身の毛が逆立った。
「いやあぁぁっ!!」
怒りで身体が凍り付いて、一瞬抵抗出来なかった。
他人に…好きでもない人に身体を触られるのがこんなに腹立たしいものだとは思わなかった。
嫌悪感。屈辱感。それと何度目かの後悔。
ああどうしてカンコ君に関わったんだろう。関わらなきゃいけなかったんだろう。
太ももに張り付く手の熱が嫌。『触られている』感触に鳥肌が立つ。
「 っや、や!」
ヌラヌラと『舌らしきもの』がデコルテの辺りを執拗に行き来しはじめた。
気持ち悪い。なめくじが這ってるよう。
「嫌だってば!やめてっっ」
こんな風に言われて些細な反論すら許されない。何もかも滅茶苦茶なのに、抵抗も出来ない。
ああもう、本当に。負けたくなかった。
「やめてぇぇ!」
頭の中で非現実的な三文字がチカチカ点滅する。レイプ。レイプ!?
おとうさん、武士、…アメリー君、助けて、助けて!!
膝の裏を持ち上げられ、カンコ君の肩に乗せられてしまった。
526金魚 ◆eJUICYi646 :03/11/04 00:17 ID:py/z8q3b
「じゃあ謝罪するニダ」
「嫌っ」
滅茶苦茶に足を振り回してたら偶然カンコ君の眼球にヒットして、反動で足が床に落ちた。
カンコ君が目を押さえた隙に私は無理矢理うつ伏せになって、
もうどこがどの傷なのか分からない位に傷だらけの腕でカンコ君の下から這い出す。
「はぁ、…っん」
少し離れた所で何とか体勢を整えて、やっとの思いで立ち上がった。
けれど次の瞬間背後から飛びつかれて、またこける。思いっきりぶつけた膝がタイルの溝に食い込んだ。
「あ…っ」
「無駄な足掻きは止めるニダ」
こけた体勢のままカンコ君が馬乗りになった。背中が焼け付くように痛い。
吐き気が収まらない。
朦朧とした頭で、バリバリ、とどこかの縫製が切れていく音を聞いた。
何とかしなきゃと思うのに、手も足も動かせない。
背中の火傷。頭痛。傷の生々しい痛み。吐き気。
そして何より精神的なショックで、わたしの頭は思考停止していた。
わたしの全てが、ボーダーラインを超えていた。
「や、だってば…」
わずかに残った気力で弱々しく抵抗する私の腕を器用に踏みつけて、カンコ君が笑う。
もうだめだ。どこもかしこも、何もかもが痛い。肺を圧迫されて呼吸さえ難しい。
だけどこのままレイプされたって私は絶対に屈しない。
絶対に。
それだけは心に決めておく。
527金魚 ◆eJUICYi646 :03/11/04 00:18 ID:py/z8q3b

ゴォン…、…。
少し前から、何かの音が響いていた。
「全然濡れてこないニダ。こんなもんニカ?」
「寒いよぅ…それに、何か聞こえない?」
「…ニホンは不感症ニダ」
ひ…ひどい…。
最初に追いかけられてから結構時間が経ってたせいか、それとも覚悟を決めたせいか。…抵抗を諦めたせいか。
私は妙に冷静だった。だけど落ち着く程の余地は無い。
あざや傷に混じって、包帯で隠れてたはずのお腹や二の腕に歯形がついていた。
「あ…っ」
カンコ君はさっきから私のパンツを脱がせようと苦労しているらしい。
雨や湿気で肌にペッタリと張り付いていて、カンコ君が引っ張ってもひも状にごわつくだけで、なかなか脱げなかった。
「あぅ、ほら…き、聞こえるよ…?」
「気のせいニダ!」
今から失おうとしているのだと思うと、嫌な汗が全身から吹き出る。
ズシリと身動きが取れない。恐ろしくてたまらない。
「んっ、ぁ」
時折カンコ君の指や手が乱暴にそこへ触れ、その都度鳥肌が立った。
冷静なようで、実は呆然としているだけだと気付く。
恐怖と苦痛で気がどうにかなってしまいそう。このまま意識を手放してしまいたい。
だけどそれは、そこで全てが終わってしまうと言う事だ。
私は相変わらず朦朧とする意識を、ギリギリの所で呼び起こし続けていた。
528金魚 ◆eJUICYi646 :03/11/04 00:19 ID:py/z8q3b
ご意見ありがとうございます。遅くなってスマソ。。
展開予測になってて別の意味でビクビクですが…バレバレのネタ使った自分の首を自ら更に絞めてしまった感がw
どうやら好きなようにやっても良さそうなので最初に考えてたまま行かせて頂きます。
なので気に入らなかったらもう好きなだけ石投げて下さいw;
お礼だけじゃあれなので少しですが寝かせ終えた部分だけ書き込みました。
529名無しさん@ピンキー:03/11/04 18:19 ID:G1ellDe8
マッテタヨー
乙!
530名無しさん@ピンキー:03/11/08 15:21 ID:xWx41yQQ
>>金魚さん
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
うーむ、相変わらずカンコが憎たらしいですな。
(当方レイープものには触手が動かないもので)
早くも続きが気になります。音の正体とか。
ところで「デコルテ」って何です?
531金魚 ◆eJUICYi646 :03/11/09 20:12 ID:TgsVIINY
>529さん、>530さん
ありがとうございます。
デコルテは鎖骨から下辺りの部分のつもりで使いました。多分あってると思います(´∀`;)
532保守派:03/11/13 04:28 ID:zr/W0pJV
言いたいこと言えないこんな世の中じゃ
533名無しさん@ピンキー:03/11/13 09:43 ID:Bq216sV8
>金魚さん
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
続きが気になります! 女性視点は新鮮でイイ!
534名無しさん@ピンキー:03/11/13 18:55 ID:MZ90VrZV
age
535名無しさん@ピンキー:03/11/13 20:49 ID:/wiAardr
536名無しさん@ピンキー:03/11/16 16:36 ID:VIzojw5k
過疎ってるなぁ
537名無しさん@ピンキー:03/11/16 16:48 ID:Mi9mg7ab
sage
538名無しさん@ピンキー:03/11/17 18:14 ID:FAqde7aU
抜きたい抜きたい
539名無しさん@ピンキー:03/11/18 16:51 ID:YMAL5Ifg
ハン板の方のスレはもう終わったのかな?
次スレはなし?
540 ◆pOZmaChInA :03/11/18 17:01 ID:TL54LmZX
>>539
本刷れをどうするかは総督府で現役の方々が現在意見取りまとめちう。
541名無しさん@ピンキー:03/11/18 18:53 ID:YMAL5Ifg
ベリーどうも。
今携帯しか使えない状態なんで総督府がどうなってるか知らんかったと
ですよ!
542名無しさん@ピンキー:03/11/18 19:04 ID:KW/79Fl5
本スレいらねーよ
くだらねー自治ばっかりで見ていてムカムカする
書き手の側になって考えろYO!って思いました
543名無しさん@ピンキー:03/11/18 19:54 ID:YMAL5Ifg
自分で本スレの話題出しておきながらアレなんですが、
その論争をココに持ち込むのはやめましょうゼ。
544名無しさん@ピンキー:03/11/19 00:30 ID:g7bTYNmw
職人待ち保守
545名無しさん@ピンキー:03/11/21 08:06 ID:02hy3Xbx
保守
546名無しさん@ピンキー:03/11/22 23:10 ID:aJ8rN3sE
良スレ
547名無しさん@ピンキー:03/11/23 00:55 ID:2gldrSuy
本スレ新しいの出来たみたい
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1069476618/l50
548 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:00 ID:NFnMFdBj
よし、紫苑ちゃんの話の続きを作りましたー
面白くなければ読み飛ばしてくだちぃ。
エロ部分は最後のほうなのでエロだけ(σ・∀・)σゲッツ!
な人は途中からみてくだちぃ。
549 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:02 ID:NFnMFdBj
地球町は寒い冬の季節にありました。
枯葉が舞い落ちる街道に子供達がたくさん集まって、
その子らはラムネやアイスなどといった駄菓子を手に持ち、目を爛々と輝かせています。
そこでは5、60年前に流行った今は珍しき紙芝居を行っていたのです。
弁士はその奇妙さを際立たせるためか、西洋の魔女の格好をしていました。
杖で紙芝居を指差し巧みに弁舌を振るい、
またあるいは体に纏う黒い布を紙面に覆い、次の紙がでるまで待たせるといった演出をします。
弁士はとんがり帽子を深く被って、一切顔を見せません。
それがまたこの場に、面妖な雰囲気を漂わせていました。
これだけ不気味であると、親たちから苦情がきそうなものなのですが、
実際はまったくといっていいほど苦情はきませんでした。
何故か?
それは、どう見てもこの紙芝居をする弁士は、周りにいる子供達と同じ子供だったからです。
長すぎる杖、ぶかぶかの服、大きすぎるとんがり帽子、さらにひとつ間違えれば周りの子供達より小さすぎる背丈が、明白に子供である事を証明していました。
大人たちは笑いながら、それを見て去っていきます。
ですがそこは、美しいダイヤモンドダストのように怖い風景だった。
中にいる子供達はきれいな氷の結晶を吸い、肺から体中を凍り付かせていきました。
550 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:03 ID:NFnMFdBj
「はい。これで黄金バットは終わりね。さて次、
ソドムとゴモラを始めるよ〜」
そういうと弁士は服の中に入れていた紙を枠の中に入れて、
そそくさと演劇を始めます。
これはこの紙芝居にしては珍しい新作。
子供達はどんな話かとわくわくしながら、弁士の一子にも神経を尖らせてみていました。
「さてこの話はある家の兄妹から始まります。
その二人は小さな家に住んでいました。
お兄さんは山へスコッチ作りに、妹さんは川でソーセージ作りをして生計を立てていました。
ですが、」
そこで弁士は仰々しい絵の書かれた紙面へと紙を移していきます。
その絵には兄妹の顔がまるで、カルラなどといったような悪魔のような顔になっていたのです。
「彼らはその家には満足せず、隣に住む家をどんどん奪っていったのです。
初めは南の家を、次は西の家を、最後に大きな東の家を取っていったのです。
その兄妹は別に貧乏だったわけではありません。
いえ、どちらかといえば周りの家より裕福だったかもしれません。
ですが、その兄妹は欲深かったのです。
だから、すべての物が欲しかったのです。
そんな時、ある旅人がこのお兄さんの山の近くを歩いていました。
その時、運悪くお兄さんに出くわしてしまったのです。
お兄さんは言いました。
「ほぅ、お前は随分お金を持っていそうだな。渡したまえ。」
お兄さんの予想は的中しました。
551 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:04 ID:NFnMFdBj
この旅人は唯一神ヤハウェに金のお布施を持っていこうと、山を上っていたところだったのです。
村人は殺されてはかなわないと思い、仕方なくお金を差し出しました。
「ふむ・・・これで全部か?」
村人は怯えて何も話せませんでした。
お兄さんは優しくいいました。
「別に危害は加えない。ずっと神様の奉仕をつづけなさい」
村人がほっと胸をなでおろした一瞬。
お兄さんは冷たくなりました。
「キョウセイシュウヨウジョでね。お前は一日中監視員に銃を突きつけられながら労働しつづけ、
遊び半分でSSに殺され、さらに働けなくなればガス室に入れられて死ぬ。
そんな人生を歩んでいくのだよ。」
そして、お兄さんはその旅人をキョウセイシュウヨウジョへと連れて行ってしまいました。
そのまま、その旅人さんは餓死して死んでしまいましたとさ。

最後には白屍化した死体の絵が描かれていました。
552 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:05 ID:NFnMFdBj

そう話終わると魔女の格好をした弁士は、うつむき加減で片付けをし始めました。
無垢な子供達はこの途中で終わったような結末と、弁士の逃げるような態度に混乱していましたが、
その中のドレスを着た一人の子供が勇気を振り絞って、疑問を投げかけていきました。
「何故、この物語は途中で終わっていますの?
何故、旅人さんは助かりませんの?
何故、前の物語と同じように、正義の味方が助けにきませんの?
こんな風に、中途半端なところで終わらせるべきではありませんわ。

その子供の呼びかけに、小さな弁士は片付ける手を止めました。
そして、子供達の方を向いて先ほど話しているような優しい口調ではなく、はっきりとした口調で口を開け、言葉を発していきました。
子供は今が冬だと気付いて、素肌に寒さを感じ始めていました。
「このお話は、私のお爺さんに起こった本当の話です。
私のお爺さんはある兄弟に騙されて、キョウセイシュウヨウジョに入れられて、
そして、地獄の責め苦を受けてしまったんです。
ただ、お爺さんはユダヤ人だっただけなのに。
・・・」
その時、子供の一人がいいました。
「そんな話聞きたくない。
僕らはただ楽しみたいから来ただけなんだよ!
自分の怨みを話にされて、僕らは嬉しくもなんともないよ!
僕らは面白い話だけが聞きたいんだよ。そんなむかつくだけの話・・・」
「ちょ、ちょっとアメリー君言い過ぎだよ」
アメリー君は友達の静止に自分のしてる行動が解ったのか、ハッとした表情で魔女さんを見直していました。
魔女さんは泣いていました。
553 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:06 ID:NFnMFdBj
「皆に知らせたかっただけなのに、
ただ皆に悪い奴がいると知らせたかっただけなのに、
あんなゲルマッハ兄弟みたいな・・・」
魔女さんは口に手を当てて驚き、
焦ったように荷物をまとめて走ってその場を去っていってしまいました。
魔女さんが去っていった後、子供達の視線はその前に発言をしていた人物へと一気に集中していました。
その人物は頭を人差し指でポリっと掻くと、半笑いをして、冗談めかして言いました。
「ハハ・・・やっちゃったかな?ごめん。」
「アメリー君、それはあの人に言うべきなんだよ。」
「解った。明日来た時に謝っておく。それにしてもさ、世の中酷い奴がいるもんだな。
やはり正義ヒーローの僕にとってはそんな悪い奴はやっつけないと、それがあの人のためになるだろうし」
「えぇ・・過激だよ。」
「過激じゃないさ。悪い奴を放って置くほうが危険だし、そっちのほうが良くない。」
「うぃー、ひっく、その悪い奴なんだが、それってゲルマッハ兄弟なんじゃないか?最後にそんなこと
言ってた気がするぜ」
ざわめく群集。誰も友がそんなことをするはずないと口々に言い出していた。
聞き間違えでないのか?
そんな意見が多数を占める中でアメリーが決定的なことを言う。
「もしかしたら、そうかもしれない。確かあいつの家には今は使われていない別荘が
あった気がする。」
「それは本当なのですわね?嘘だったら、ただでは済みませんわよ。」
「あ、いや。あくまでも可能性だ。断言はできない。明日聞いてみるよ。」
「聞いて教えてくれるのかなぁ?」
ゲルマッハに疑問が投げかけられる中、
話は収集もつかずにバラバラと子供達は離散していった。
554 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:07 ID:NFnMFdBj

みんなが楽しく何か騒いでいる。
さっきの話は中途半端に終わってしまって、あんまり面白くなかったから。
僕は皆がなんでそんなに談義しているのか、よくわからなかった。
そんなことより、僕はアメリーの傍にいるニホンちゃんが気になって仕方が無かった。
過激なことばっか言うアメリー君を、まるで母親のようにしょうがないなぁなどと思っているんだろうか。
様々な表情で、諌めつづけるニホンちゃん。
でも、彼女が焦ったり、深刻になったり、困ったりする表情を見るにつれて、
大地は氷原のような寒さなのに、僕の心は湯たんぽがあるみたいに温かくなっていった。
そんな表情を引き出せるアメリー君はすごいなぁと思ったり、
僕には出せないのかなぁと思ったりと
そんな風に僕は馬車の車輪のように心を巡らしていく。
そのまま、僕はぼぅっと眺めていたら、二人は一緒にどこかに歩いていってしまった。
あれ?と思い、周りを見ると僕以外誰もいなかった。
555 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:08 ID:NFnMFdBj

僕は見失った二人の方向に走っていった。
そうすると、すぐ目の前に二人の姿が見えてきた。
二人は楽しそうに歩いている。
そして、僕はある一定の距離を保ちつつ、二人をつけていった。
なんかストーカーみたいだな。僕
そんなことを思ったけど、二人の仲に入っていく勇気もニホンちゃんと話す勇気も今の僕には無いからこんな風にいるしかない。
でも、いつか普通に楽しくお喋りできたらいいな。
アメリー君がいきなり振り返る。
僕はびくっとして、電柱に隠れる。
僕の行動に気付きかず、アメリー君はニホンちゃんと何か話していた。
その時間はたった数秒。
さよならとでも言ったのだろうか。
その後、アメリー君は横の喫茶店に入っていき、ニホンちゃんはそのまま街道を真っ直ぐ歩いていっていしまった。
チャンス!
と思って、ニホンちゃんの跡を追いかけようとしたけど、
やっぱり怖くて足が動かなかった。
僕は今後のニホンちゃんと話す作戦を立てようと思い、
仕方なくアメリー君をチェキするために、見つからないように喫茶店へと入っていった。
そこ、男色ストーカーとかいうんじゃない。僕にはそんな趣味はない。
・・・と思う。
556 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:09 ID:NFnMFdBj

ぱた
見つからないように扉を開けた僕は、アメリー君が座ったところの裏側に座った。
そして、耳を傾けると、アメリー君が誰かと話していた。
「これでいいのか?台本通りやったけど、」
「十分だよ。後は私がやるから、ありがとね、アメリー君。」
「礼を言われるのは嬉しいけど、一言だけ言うぞ。
ゲルマッハに何をやられたか知らないが、こんな腹いせみたいなことをしたって・・・」
「まだまだだね。アメリー君は、これからするのはあいつの一家を全滅させる計画なんだよ」
「は?全滅?」
「私の計画はね・・・」
それから語られた計画に僕は汗を滲み出していた。
僕はなんでこんなところに来てしまったのだ。なんでニホンちゃんの方に行かなかったのだろう。
僕の胸は恐怖で一杯になっていた。
でも、その時の恐怖はまだ小さいものだったのかもしれない。
しなければいいのに僕は、そんな恐怖を言う人物の顔をみたいと思ってしまったのだから。
恐る恐る、長いすの隅へと体を持っていき、
僕はそぅーっと後ろの席に顔を向けた。
そこで僕が見たのは、
とんがり帽子を横に置き、僕の瞳を凝視する。
魔女の服を着た紫苑ちゃんだった。
「あれ?みぃーつけた。」
僕の体は、気付いた時には見知らぬ男にがんじがらめにされていた。
「な、何するんだよ。紫苑ちゃん。僕何も知らないから。。」
やばい、逃げないと、
僕は必死で抵抗しつつ、何も知らなかったといって逃げ出そうとしていた。
「嘘ぉ、後ろにいたんだから聞いてるはずだよ。まあいいや、モサドさんちょっと路地裏にいこうか?」
そして、アメリー君がぽかんと口を開けたまま、僕はずるずると路地裏へと連れ去られていってしまった。
557 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:10 ID:NFnMFdBj


どさっと路地裏に落とされた僕は、卵が腐ったような匂いが充満するこの場所に胃液はでないまでも、
口を開け嗚咽していた。
「モサドさん。下がっていいよ。」
こつこつと遠ざかっていく足音に刹那の安堵を感じている。
「それじゃあ、立って、別に痛いことはしないよ。それどころか、二人で気持ちよくなれることをするんだから。」
僕はよくわからなかったが、従わなければあの男がまた来ると思い、素直に立ち上がった。
「じゃあ、ちょっと開けるよ。」
すると、いきなり、紫苑ちゃんは僕のズボンのチャックを開け始めた。
「わわ!何!外でズボン外すなんて恥ずかしいよ。」
「そのまま、あんまり抵抗すると、モサドさん呼んじゃうよ。」
僕はかちんと固まってしまった。
そして、僕はズボンを脱がされてしまった。
冷たい空気が肌に刺さる、でもなんだかぬるっとした温かいものがぼくの下腹部に当たっていた。
それは紫苑ちゃんが僕のモノを口で舐めていたからだった。
くちゃくちゃ
僕の垂れ下がったモノは段々と起ってきた。
「紫苑ちゃん。汚いから・・・うっ、止めたほうがいいよ・・・」
僕は体の中から湧き上がってくるものに耐え切れず。淫靡な声をあげていた。
その後、紫苑ちゃんは僕の金玉を手で揉み解したり、管のある所を人差し指ですぅーっと触りつづける。
僕は何だかおしっこがでたくなってきた。
でも、こんなところでしたらそれこそ、あの男の人に何をされるかわからない。
僕は必死で我慢していた。
558 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:11 ID:NFnMFdBj
紫苑ちゃんは僕の我慢をよそに、突起の部分や柄の部分を舌で舐めまわし、
そのざらついた舌の感覚を僕のモノに伝えていた。
「紫苑ちゃん。ちょっと、ちょっと、ゴメン。出そうだから止めて」
紫苑ちゃんは本当に不思議そうな顔で首を傾げていた。
「何が?」
そういうと紫苑ちゃんは手のひらをわざと舌で舐めて、僕の亀頭にべたべたした状態でまた擦り付けだした。
僕の方はもう限界に近かった。
「だから、おしっこがでちゃうんだ。だから、本当に」
子猫のような目で紫苑ちゃんは言っていた。
「出していいよ。」
そしてさっきからしていたことをどんどん早めていく。
がんばらなきゃ・・・
こんなところでだしちゃったら、クラスのみんなに笑われちゃうよ・・・
でも紫苑ちゃんはさきっぽを猫みたいにぺろぺろ舐めて、
僕の限界を振り切ろうと一生懸命に遊んでいた。
駄目だ。もう・・・
そして限界が訪れる。
僕の中から白い液体が紫苑ちゃんの顔へとぶしゃっと振りかけられていた。
その液体は紫苑ちゃんの黒い魔女の服にもかかって、まるで体じゅうにヨーグルトをかけられたみたいに
汚くなっていた。
「ご、ごめんあなさい。なんで、あ、変な白い液がでちゃった。あ、本当に本当に本当に!ごめんなさい!」
僕は頭を何回も下げた。
そしたら、ぼくのびくっびくっとなっているモノが彼女の顔に擦られて、顔にまた白い液がついてしまう。
それで、紫苑ちゃんがすごく怒るのかと思ったら、実際はまるでお母さんのような笑いで僕に声をかけていた。
「どう?気持ちよかった?」
「え?あ・・よくわかんないけど、体がぽかぽかしてる」
「うーん。ごめんね。気持ちよくなかったのか。じゃあ仕方ないや。そこに横になって」
「ごめんなさい」
559 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:12 ID:NFnMFdBj
僕は仰向けになって汚い地面に横になった。
すると、いきなり、紫苑ちゃんは自分着ていた黒い服を脱ぎ出した。
そして、僕の顔に紫苑ちゃんの僕にとってちんこがある所、確かマンコとかいった気がする。
それを顔につけてきた。
「私がさっきしたみたいにして、私だってやったんだからあなたもするべきだよ」
「でも僕がしたら、また白い液がでちゃう・・」
「女の子からはでないのよ。」
僕はあんまり納得できなかったけど、
なんだか無性にこのぷりぷりした肌色の割れ目をみていると、
体が興奮してきて、手で触ってみたくなってきた。
触ってみると、それはすべすべしていて中に何かころっとしたものがあった。
どきどきして、僕は紫苑ちゃんがやったみたいに、舌で舐めていた。
紫苑ちゃんはちょっとびくっとすると、はぁはぁ息を荒くしながら、僕のモノをまた手で触り始める。
でも、その手はさっきよりも力強くなくて、弱弱しい、
僕は面白くなって、指さきを中にいれたりだしたりして、紫苑ちゃんを驚かせてみた。
「ちょっと、あんまり、あ」
そんなことをやっていると紫苑ちゃんのマンコからは透明な汁がでてきた。
なんだろうと思っていたが、舐めてみてもちょっとしょっぱいだけで、変な味はしない、
だから、気にせずそのまま舐めつづけていた。
そして、いきなりマンコが離れていく、
紫苑ちゃんは体を反対向きにして、今度は僕の腹の上に座った。
「これからが本番だよ。全てにおいてね。」
紫苑ちゃんは小さい胸や手や体を夕方の赤い光に照らして輝く。
その眼光は微笑みつつも冷たく、
その体はか細いながらも締まっていて、
その割れ目は小さいながらも熱かった。
紫苑ちゃんは上下へと体を揺さぶっていく、
560 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:13 ID:NFnMFdBj
「どう?気持ちいい?」
僕は天国にいるみたいに気持ちよくなっていた。
「うん」
「そう、じゃお願いがあるの。ゲルマッハ君家のキョウセイシュウヨウジョの話をアメリー君と一緒にニホンちゃんに
信じ込ませて欲しいの。あなた、少しはニホンちゃんと親密でしょう?過激なアメリー君よりあなたが
言ったほうが効き目があるから。」
ぐちゃぐちゃ
紫苑ちゃんの温度が僕に伝わってくる。
冷たい路地裏で僕は彼女の温度をもっと感じたくて、彼女の胸を揉み解した。
「あと、ゲルマッハ君家の別荘も調べといてね。もしガス室とかが無かったって証拠があったら、
きちんと処分しておいて」
僕は体を駆け巡る快感に頭が一杯になっていった。
僕は狂ったように紫苑ちゃんの体をつき、
抱いて、彼女の温度を確かめていた。
「わかったよね」
「うん」
僕の温かい精液が彼女の中へと入っていった。

「・・・これから、ゲルマッハ兄弟をどうするつもりなんだ?」
「え?それは私と同じ冷たくて汚い世界へ住まわせるだけだよ。」
「何?」
「これから、カンコのような中途半端な謝罪と賠償じゃない。
本当の謝罪と賠償ってものを見せてあげるよ!」
時は12月くらい。
本当の寒さはこれから始まっていく。
561 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 14:14 ID:NFnMFdBj
紫苑ちゃんホロコースト編第一話終了。
ふぅ・・・描き上がって良かった。
562 ◆pOZmaChInA :03/11/23 15:37 ID:x1pqlzbE
喩えば、たとえばの話ですよ、いぢわるな魔法使いがいてですね、美少女を蛙に変えてしまったとします。
普通なら正義の騎士が魔法使いを倒して、美少女に掛けられていた呪いが解けるわけです。
が、もし、騎士様が通りかからなかったりしたら、元美少女の蛙はどうなるんでしょう。
ルーマ「奇跡でもおこらない限り元に戻れない?」
奇跡は起こらないから奇跡っていいますし・・・
ルーマ「葉鍵板に(・∀・)カエレ!!」
(´・ω・`)
563名無しさん@ピンキー:03/11/23 20:40 ID:j2zbtXJ9
(^ω^)キター!!!!!
実はまだ読んでなかったりする!
今からぬっくり読みますワ〜
564 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 22:19 ID:TNbfewf7
あ、、しまった。紫苑ちゃんにやられてる人が誰か言うの忘れてた・・・
やべ・・・まいいか。
565本スレ常厨者:03/11/23 22:41 ID:tCOjLPw9
(・∀・)イイヨイイヨー!
>紫苑ちゃんにやられてる人が誰か言うの忘れてた・・・
逆に想像力を掻き立てられて、感情移入も出来ていい感じですよー。
しかし、紫苑ちゃんはすっかり汚れなキャラですねw
続きもありそうなので期待大です!
よし、自分もガンガロ。
566 ◆c.Z8AcgBYE :03/11/23 23:30 ID:TNbfewf7
はっ!貴君にそういって貰えるとは光栄であります!
本スレ常駐者さんの話はいつも見ておりまして、
今回も続き、楽しみに待っております。
次いでだから、E-mail欄にやられてる人の名前書いときますね。
見たくない人は見なくていいっす。
567名無しさん@ピンキー:03/11/26 15:00 ID:kg3UaWPW
これは町内を巻き込んだ大喧嘩中にあったお話です

ここはかつてニホンちゃんが住んでいたお家。
今よりもずっと大きく、豪華でニホンちゃんのお部屋はとても広い。
そこには人影が5人。
部屋の主ニホンちゃん、性欲処理用の奴隷チューゴ君とカンコ君、
ニホンちゃんの身の回りのお世話をするタイワンちゃん、給仕係のタイラン君。
広い部屋には2人位横になれる位の大きなソファとガラスで出来たテーブルがあり、
そのテーブルの上にはおつまみとドンペリ、日本酒、ワインといった物が並んでいる。
「カンコ!、チューゴ!」
肩を肌蹴けた艶やかな着物姿でソファに背中を預けてるニホンちゃんの怒号が飛ぶ。
「さくらをバカにしてるの?ホントにグズなんだから!!」
左右の足を舐めていたチューゴ君カンコ君に荷馬用の鞭を容赦なく振るう。
ビシッ!!バシッ!!
「イタいニダ!!」
ビシッバシッ!!
「イタいアル!!」
などと鋭い何かを打ち据えるような音と2人の泣きそうな悲鳴が聞こえてくる。
「はぁホントクズ、使えないわねぇ。」
568名無しさん@ピンキー:03/11/26 15:30 ID:kg3UaWPW
溜息をつくと
ニホンちゃんは両脇に控えて立っていたメイド服姿の少女と
ボーイのような格好をした美少年タイラン君の手を引っ張って
寝転がっているソファに引っ張り込んで優しく抱きしめる。
先ほどとは打って変わって優しい声で
「タイワンちゃんタイラン君あなた達は本当にいい子だわ。
こいつ等みたいなクズになっちゃだめよ。」
そういって今でも見られる太陽の微笑みを向け
二人をソファに寝転がらせて覆いかぶさる。
タイワンちゃんの首筋に下から上にツーッと妖しく舌を這わせながら
胸のボタンを外して優しく愛撫していく、
余った手でタイラン君の胸元を肌蹴させて右手を差し込んで弄る。
「あっ・・・ダメぇ・・・」「うっ・・・さくら様ダメです・・・」
2人の反応に気を良くしたニホンちゃんは
艶っぽく笑い、ますます行為をエスカレートさせていく
「ふふっ・・二人とも遠慮する事ないわ」
そう言ってタイワンちゃんの耳たぶを甘噛みしながら優しく胸を揉み
タイワン君の胸元を弄っていた手は臍を撫でながら下に下りていく。
「ふぁん・・・胸はダメですぅ・・ぁあ」「ああぁ・・・だ、ダメです・・・クッ・・」
ニホンちゃんを含める3人の表情は上気してきてその行為に没頭していく。
ニホンちゃんはチューゴ君、カンコ君が物欲しそうな顔を
しているのを目ざとくみて
「チューゴ、カンコあなた達も元気が余ってるなら自家発電でもなさい」
あははと声を上げて笑うニホンちゃん。
ホントに自家発電し始める2人を見て大笑いすると
「嘘嘘よ。あんた達も参加しなさい自分だけじゃなくて私も気持ちよくして。」
そう言って淫靡な蕩けそうな目を向けるのでした。

この時日ノ本家の教育は間違っていたのでした。
569金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/03 02:21 ID:W3q99fFD
>◆c.Z8AcgBYEさん
ワーイ紫苑ちゃんキターーー
けろっとしてる紫苑ちゃんも良いけど、主人公の男の子がめちゃくちゃ可愛くて萌えました。
続きがあったら良いなーと期待してます。


>567-568さん
女王というか女帝カコイイ!
痛そうなのは苦手なんですけど、
>さくらをバカにしてるの?
に惚れました。良いなーニホンちゃん大好き。我が儘風も可愛いですね。
570名無しさん@ピンキー:03/12/08 03:03 ID:11uBoC2M
保守新党
571金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:30 ID:F9EAx0Cn
>527の続きです。


……まだ何か聞こえる。
タイルの床から、ゴォンと響くような音が伝わってきた。
「近づいて、きてない…?」
「黙るニダ!ウリが縮こまったらどうしてくれるニダ」
言いながら急に指を突っ込むから、私の身体が跳ねた。
「それどころじゃ…あっ………それどころじゃ、ないと、思うよぉ…」
もう逃げられないって分かってるのに。今後一生正気で居られなくなる目に遭うって分かってるのに。
私はさっきから何とか話を振って、何とか引き延ばそうとしてる。我ながらしぶとい。
こんな時でさえ虚勢を張って平静を装いたがる自分が変な感じだった。
痛くて、気持ち悪いよぉ…。眉間にギュウっとしわを寄せているのが、自分でも分かった。
ペタン…ガラガラ…。ガラガラ…ゴン。タ、タ、タ。。
…まただ。ほんとに…何?
「…おばけ?」
「言うなニホン!本当に出てきたらどうするニダ!」
話しているうちに、物音はさらに大きくなった。
「り、理科室の怪談って何かあったよね…人体模型が」
「ヒィィィ」
言い終わる前に、カンコ君は私の上に乗ったまましがみついてきた。
「ん…お、重いよカンコ君…」
ピシャッ。バタバタバタ。バタン。バン!
…違う。誰か居るんだ…!きっと先生!
「先生!せんせえぇぇ!!助け…」
「黙るニダ!」
我に返ったカンコ君に、強い力で口をふさがれた。
…と。
572金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:33 ID:F9EAx0Cn
「見ぃつけた、ニダ」
ドン。
突然の衝撃と共に、物凄い重みが身体にかかった。
重…っっいき、息!息が出来ない!
只でさえ肺を圧迫されて息苦しかった上に、口を押さえていたカンコ君の手がズレて鼻まで塞いでしまっていた。
完全に酸素を遮断された私は今までの比じゃない程焦って、無我夢中でバタバタと暴れる。
「重いニダ…っニホン、ニホン落ち着くニダ!!引っかくなニダーー!!!」
息をさせて!息を、そこをどいて!
助けて!潰れちゃう…!死んじゃうよぉ!
「 ニ ッ ダ ァ ー ♪ 」
場違いに浮かれた声が聞こえたと思った瞬間、カンコ君の身体が転がり落ちた。新鮮な空気が肺に流れ込んでくる。
「ゲホ、ゲホ…ごほん…」
むせながら空気をいっぱい吸い込んだ。身体中に取り敢えずの安堵が一緒に広がってく。
何が起こったのか分からない。滲む視界にシルエットが二つ。カンコ君が二人に見える…。
「 カ ァ ン コ ォ ー ー ー ♪ 」
…ふたり?
もしかして、キッチョム君?
「ぶ、ぶらじゃー!!?どうしてここに…」
「帰ってこないからオモニに言われて迎えに来たニダ。ついでにあーっそぶぅーニダー♪ 」
歌声朗らかなキッチョム君は何故かカンコ君の背中にへばりついてる。
…どうやらさっきの重みの正体は、キッチョム君が私達の上にダイブしてきたものらしかった。
「どう考えても、遊ぶニダー♪な体勢じゃない気がするニダ…」
「暗い校舎は興奮するニダ。乗馬ごっこするニダ〜」
「ううぅ…幼稚園児並ニダ…」
私は仰向けのまま、乱暴に『じゃれ合っている』カンコ君とキッチョム君を呆然と眺めていた。
酸欠で頭の中がぼんやりしてる…。
次の瞬間、教室が急に明るくなった。パキン、と軽い音を立てながら蛍光灯が天井全体に灯る。
眩しいぃ…。
「やーっと見つけた」
…あ。
「随分探したよ、ニホンちゃん」
カンコ君の表情が変わる。ドアの前に立っていたのはアメリー君だった。
573金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:35 ID:F9EAx0Cn
「あ…アメリー君?」
「アメリーくん」
「弟君から連絡あって、まだ帰らないけどそこに居るのかって訊かれて…まさかまだ学校に居たなんてね」
アメリー君はそう言いながら、私に向かっていつものように笑った。……カンコ君にも、同じように笑顔を向ける。
キッチョム君に乗っかられたままのカンコ君が急速に強ばってくのが分かった。
「さてと。うちのカワイイペットちゃんに何か?」
…ペットちゃん。
「遊び相手になってくれてた訳?」
「そ、そうニダ…かくれんぼしてたニダよ」
「こんなに服が乱れるなんて、よっぽど熱心に相手してくれてたんだな。なぁ?」
その言葉で、自分が今どんな姿かを思い出した私は、出来るだけ急いで服を整える。
「彼女は俺の代わりに裏庭で掃除してた筈なんだけど」
「終わってから少し遊んでたニダ…一緒の傘で帰って欲しいってニホンが頼むから」
「ふーん」
アメリー君がカンコ君の言葉をそのまま信じてるのを複雑に思う。
だけど危機を脱したという安堵には変えられないし…、それに…。
…さっきまでの出来事は、バレてないならこのまま隠しておきたい。むしろ隠し通さなきゃ。
彼らが『談笑』してるのを聞きながら、私は未だ寝転んだままボタンを留めていた。
やっとの事で起きようとして、足の指に激痛が走る。靴下が血塗れになってるのを見つけて慌てて脱ぐと。
「あ…っ」
身体がゾクッてなった。親指が切れて、何か……黄色いものが出てきていた。
アメリー君の顔が引きつる。
「…カンコ」
怒鳴るかな、と思ったけど、アメリー君はそれ以上何も言わなかった。
怒りを堪えたのが、何となく分かった。
574金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:36 ID:F9EAx0Cn
「…アメリーくん」
「帰ろ」
アメリー君。声にならない。
「んしょ」
ぺたりと座ったまま、涙の溜まった目でアメリー君を見つめる私を立ち上がらせた。
「遊び相手になってくれるのは良いけどさ。もっと考えてくれないと」
「ウリは女だからって手加減しないニダ。これからはヂェンダーフリーの時代らしいニダよ」
「ふーん。俺はそれ以前の問題だと思うけどね」
縫い目の途切れたスカートの裾を直してくれながら、アメリー君は笑顔で私の目を覗き込む。
「こんな姿で帰ったら大騒ぎだろうね…帰る前にうち来る?」
ホッとして泣きそうになるのを堪える。黙って頷くと、優しく頭を撫でられた。
「じゃー久々にゲームの相手になってもらおうかな。さっきもやってたんだけど皆下手くそでさー」
ペラペラ喋り続けるアメリー君の話を聞いて、背中にキッチョム君を乗せたままのカンコ君の目が輝いた。
「アメリー君、ウリも行きたいニダ…ゲームやりたいニダ」
「えー?良いけど早く帰れよ」
あっさり答えるアメリー君に私の方がうろたえる。
これ以上カンコ君の傍で平静を装うなんて出来ないよ。カンコ君も来るなら、私…。
「じゃあその前に、ウリも助けて欲しいニダ。」
カンコ君はまだキッチョム君に乗馬ごっこと称してお尻で踏みつけられていた。
起こして欲しいと手を差し出されたアメリー君は、何言ってんだ?という顔をした。
「ハァ?何で。ニホンちゃん、背中で良い?」
私を背負ってくれるつもりらしい。で、でもここ4階だよ…。
「わたし、重いから…」
「平気だよ」
575金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:37 ID:F9EAx0Cn
アメリー君はもう一度カンコ君の方に振り返って言った。
「来たけりゃ自分で起きて、勝手に来れば?」
「…う、ウリ今いじめられてるニダよ?起きられないニダ」
「え?遊んでるんだろ?」
「違うニダ…」
泣きそうな顔になったカンコ君を、アメリー君が笑顔でなだめる。
「まーまー丁度良かったじゃん。キッチョムにムカついてたんだろ?話し合う良い機会だよ」
瞬間、それまで我関せずな顔で遊んでいたキッチョム君が凍り付いた。
「………!」
「それはそうニダ…でも…」
「いっその事殴り合いの喧嘩でもして、すっきりしてみれば?」
「…カンコ?そんな事考えてたニカ?」
「ぶらじゃーもヒトの事言えないニダ…ウリは知っ」
「アイゴー開き直ったニダ!カンコはウリを殴りたがってた事を認めたニダ!」
息をつく間もなく言葉が暴走して、誤解したままキッチョム君が火病状態になった。
かわいい弟が自分を嫌っていたらしい事に、よっぽどショックを受けたらしい。
「殴りたいなんて言ってないニダ!誤解ニダー!」
…アメリー君以外、3人とも涙目なんだ。おかしいの。
「アイゴーアイゴー、アイゴー」
キッチョム君、頭そんなに振り回したら首からもげちゃうよ…。
「アワワワ…ぶらじゃーが発狂しそうニダ…アメリー君何とかして欲しいニダ」
「…フウ」
アメリー君は一つ大きなため息をついて言った。
「あのさ。俺もうカンコの面倒は見ないって言ったよな?」
「…あれ本気で言ってたニカ?」
「そんな事どーでも良いニダー!!カンコーーー!」
576金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:39 ID:F9EAx0Cn
「カンコを懲らしめるためにも、今から家帰ってリアルプライドごっこするニダ!」
「プライドごっこ?リアル??」
おもちゃみたいに手足をバタバタさせるカンコ君の四肢を、キッチョム君が上から押さえつけた。
「それで、カンコが勝ったらウリの子分にしてやるニダ。負けたらウリが有り難く掘ってやるニダ」
「ホル?……………………はっ!?」
白かったカンコ君の顔色が、今度は青紫へ変わってく。何かに気付いたみたい。
…掘るって何を?
「ニホンは知らなくて良いニダ」
「ぶっっぶらじゃー、冗談きっついニダ!いやいやいや、ホントにやめるニダ!」
「うるさいニダ!」
ゴン。
キッチョム君がグーでカンコ君の後頭部を殴った。あれ痛そう…。
「こらニホン!ボケッと見てないでウリを助けるニダよ!!」
「で、でもプライド『ごっこ』って…」
言いながら、痺れを切らしたアメリー君に促されて背中に乗った。
重心が移動し、足がふわりと地面から離れる。
「こんな乱暴な遊びは止めさせるべきニダ、アメリー君、アメリー君待つニダ!」
「拳で分かり合える事もあるらしーぜ。良かったなー」
ここからは見えないけど、アメリー君はきっと今も笑顔なんだろう。
「アメリぃー君〜〜、待って欲しいニダ〜、ニダー!」
くるっと視界が回って、アメリー君に負ぶわれた私は暗い廊下へと出た。
「アーーーイィーーゴォォォーーーーーー」
階段の踊り場まで聞こえてきた泣き声には、エコーが掛かっていた。
カンコ君が、何だかとても気の毒に思えた。
577金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:42 ID:F9EAx0Cn
「い、いいの…?」
「いいの。兄弟仲が良いのは良い事さ」
…仲、良いのかな?
「それよりしっかり掴まってくれる?」
言われて、首のところに回した手に力を込める。苦しくないかな?
「電話があったの?」
「うん。それで立ち聞きしてたママが、捜したらきっとヒーローになれるって言うから……」
急速に現実へ戻ってく気がした。アメリー君らしくて微笑んでしまう。…表情は、動かなかったけど。
「色々捜してたんだけど、もしかすると学校かなーと思って…。
 エントランスのトコでキッチョムが居るの見つけて、実は後ろついて行ってたんだよね。
 近づいたら話し声聞こえてきたし、正解だったな」
「…他に、誰か居なかった?」
アメリー君の、背中の温度があったかい。暗い廊下も怖くない。
「え?居ないよ」
「でも…」
あの物音は、きっと他にも誰か、一緒に居たはず…。気配だって…。
キッチョム君は本当に一人だった?
「気のせい。あーそれか先生達じゃない?」
先生達が帰ってきたのなら、もっと賑やかじゃないかな。
まだ納得しない私に苛立ったのか、アメリー君は私を背負い直しながらもう一回言った。
「気のせいだよ」
ビリッと走る痛みに顔をしかめる。
まだモヤモヤが残ってたけど、それ以上何も言えなかった。
アメリー君を大きな…逆らっても無駄な程大きなもののように感じた。
578金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:44 ID:F9EAx0Cn
おうちについて、気がつくと脱衣所に居た。ヨレヨレになった服が、足下で丸まっている。
アメリー君は捩れて張り付いた私の下着をあっという間に脱がせて、全部一緒に洗濯機に放り込んだ。
そのままバスルームに連れて行かれる。
「シャワーは分かるよね?外で待ってるよ」
「…」
それでも突っ立って何も出来ない私を見て、アメリー君は無言で私の頭からシャワーをかけた。
「……熱くない?痛いのは我慢ね」
「うん…」
さっきまでの凍てつくような苦痛よりマシだった。肌にくっついてた血や埃がお湯で流れてく。
足の黄色いのが固まって、傷口を塞いでるのが見えてきた。恐る恐る手を伸ばしてみる。
「脂肪だよ、それ…どこで切ったの?」
「…分かんない」
「何だそりゃ」
アメリー君が笑う。…つられて、私も唇だけで笑う。
「すっかり遅くなったね…一応ママから連絡してもらったけど」
「わざわざごめんね…そこまでしてもらって…」
お湯が止まった。アメリー君はバスタオルを取りながら続ける。
「だってニホンちゃんの弟とかアサヒちゃんって心配性じゃん…それでも、ここまで迎えに来たりしてね」
クスクス笑うアメリー君の声が、また柔らかく響いた。
固まってしまった感情がゆっくり解れていくみたい。身体の芯から、解凍されていた。
だけど顔を上げて鏡を見て、また固まる。
579金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:46 ID:F9EAx0Cn
「……あ」
大きな鏡に、ボロボロの私が映っていた。
肌が温もったせいで、カンコ君の跡が露骨に浮き上がっていた。上半身に点在する真っ赤な跡から目が離せない。
……アメリー君も、見たんだ。かくれんぼなんて嘘、分かってない筈が無い。
もしかすると、私が隠そうとしていた事にも気付いてるのかもしれない。
なのに何事もなかったように笑ってくれるアメリー君の声を聞きながら、…今頃になって震えが。
「…ニホンちゃん」
「こわかった」
両腕を軽く広げたアメリー君の胸にしがみつく。全力で。
「こわかったの」
「うん」
言いながら涙がボロボロと零れていく。
「こわくて、ほんとにこわくて」
抱きしめてくれるアメリー君の腕は力強くて、私はどうしようもなく安心して、わんわん泣いた。
「怖かったよぉ…」
「大丈夫、ほら、もう大丈夫」
「っうわあああぁぁん」
タオルでモコモコにされながら、私は大声で泣き続けた。
580金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/08 23:51 ID:F9EAx0Cn
今回こそエロの欠片もないのでコソーリ置き逃げ。
相変わらずスレ消費激しくて申し訳ないです。暫くダイエットさせて何とかこのサイズまで痩せました。
えーと、こんなカンコ君とキッチョム君は嫌だって方にはごめんなさいでしたw
581 ◆pOZmaChInA :03/12/09 00:29 ID:TxiCwdDM
>>580
うほっ(AAry
やらn(ry
582金魚 ◆eJUICYi646 :03/12/09 01:43 ID:Zs3Y3dAb
ところで俺の(ry
と返せないのが悔しい所です。
583名無しさん@ピンキー:03/12/09 02:41 ID:WCbd6dHf
遠慮なく返しちゃってください。そっちの展開も期待してます。

それは兎も角力作お疲れ様です。カンコの魔の手からニホンちゃんが逃れられて一安心しました。
これでアメリー君への従属ガ強められてしまったわけですねw

朝鮮戦争特需ネタも含められるかな??
584名無しさん@ピンキー:03/12/12 06:56 ID:VBTxoB8w
保守
585名無しさん@ピンキー:03/12/22 17:34 ID:RGiEb+6Y
保守
586名無しさん@ピンキー:03/12/25 13:06 ID:isaKXxyW
 本スレで書いているけれどこっちにも書いていい?二人で書いているけれど
相方がこっちも勧められて書いてみるって言ってるんだ。
587名無しさん@ピンキー:03/12/25 20:39 ID:6Z9HL/fb
>>586
歓迎します
588名無しさん@ピンキー:03/12/25 21:14 ID:cOSi0BBO
勧められてってのが物凄い勢いで気になるんですけどw
どっかでこのスレが晒されてるとか?
589名無しさん@ピンキー:03/12/25 21:25 ID:isaKXxyW
 そういうわけじゃない。ただ相方が本スレで叩かれてどうしていいかわからない
状況で困っていたら教えてもらっただけで。
 今本スレは相方と私を追放しようとしているし。もう毛色の違った作品は絶対に
認めないような状況で相方は人の話聞かないとか言われて作風替えても叩かれてで
かなり参っている。私は少年犯罪板の住人だがあそこまで酷い自治と叩きのみの
状況は知らない。相方も人の話聞いているのに、と塞ぎ込んで苦労して書いているし。
 そういうところがあるならと勧めてみた。ニホンちゃんの世界が好きで書いていきたい
らしいし。何分アダルトは書くのはじめてらしく慣れていないがこれから私が構成して
投稿する。
590名無しさん@ピンキー:03/12/25 23:01 ID:QvUpmGzC
呆れた…
やっぱり何が問題なのか全然理解してないんだね。
作話意欲は買うけど、ちょっと長期間離れてみればどう?
それと同一人物キャラ使い分けはいくら2chといっても…
591名無しさん@ピンキー:03/12/25 23:08 ID:6l4npYaz
議論スレで言われたことを良く考えて、人格統合してから来てくれ。
エロだからって何でも許されるわけじゃないんだ。
592 :03/12/26 00:56 ID:gdhxuRdk
「あそこまで酷い自治と叩きのみの状況」が誰のせいで始まったか、
相棒にだか自分の胸に手を当ててだか知らんが、聞いてみろ。
593名無しさん@ピンキー:03/12/26 06:24 ID:T/TCJXPM
あ〜あ。
とうとうここまで荒らすのか。
良作で埋まったこのスレが一気に臭くなるぜ。
594 ◆pOZmaChInA :03/12/26 12:59 ID:tYcNvSS0
『魔法が解けたその後で』

玄関の呼び鈴が、鳴る。
体の疲れが取れずに起きてからもぐずぐずとしていたわたしにとって、この音はスキじゃない。
おとーさんやウヨが出てくれないかなぁとか思いつつそのまま目を瞑っている。
一回、二回、三回。
「ねえさーん、でてよー」
ウヨの声が遠くに聞こえる。
四回、五回。
「さくら〜お客さんだぞ〜」
おとーさんの気の抜けたような声。
六回、七回、そして狂おしいほどの連打。
誰もでない。どうやらお客さんを満面の笑顔で出迎えるのはわたしの義務らしい。深く息を吐いて胸の中のモヤモヤとした熱を身体から逃がして、ついでにウヨの内弁慶とかおとーさんの不精とかごちながら重い瞼を持ち上げる。
これでもかこれでもかと御日様を浴びて輝く庭木を臨む縁側の、よい加減に日陰がさすひんやりとした床にわたしは寝そべっていた。
まだ呼び鈴は鳴りつづけている。悲鳴のように。
手足をもぞもぞとうごかして、具合を確かめる。
・・・あまり痛くはない。
大丈夫、いける。。。そう自分に言い聞かせて、わたしは立ち上がった。
「はーい、ちょっと待ってくださーい。いまいきまーす!」
自分でも信じられないぐらいの大きな声が、喉からでていた。


たぶんつづく

595 ◆pOZmaChInA :03/12/26 13:13 ID:tYcNvSS0
全然ゑ炉くないですがここはひとつ生暖かく見守っt(ry
ゴメンナサイゴメンナサイモノヲナゲナイデクダサイ
596 :03/12/28 23:15 ID:JyKr6aca
きましたねぇw
ところで、ウヨ君アサヒちゃんレイープものの続きはないのでつか?
597 ◆pOZmaChInA :03/12/29 17:54 ID:h76TEOub
>>594のつづき

突っ掛けを履いて引き戸を開けると、知らない女の子がわたしのことを睨んでいた。
「ニホン遅い! ボクをどれだけ待たせるわけ!?」
ちょっと釣り気味の目に眉を寄せて彼女は怒っている。
「せっかくの日曜日に遊びにきてやったのに何分も玄関に立たせてまったくニホンは躾がなってないんだから! まったく教養のない猿はこれだから困るわ」
かわいい声を精一杯ドスを利かせる女の子。
「でも許してあげる、ボクは東海よりも心が広いから」
そうのたまわいてくださいました。
「ねえはやく中に入れてくれないかな、それともなにニホンはボクのこと嫌いなわけ? そうきっとそうに違いない。だってボクはいつもチューゴくんやロシアノビッチくんと仲良くしてるから、ニホンはボクに嫉妬してるんだ。そうでしょ、ボクにはわかってるんだから」
ワカラナイ。
見知らぬ彼女がきゃんきゃんとまくしたてているのコトバはちっとも理解できない。
頭の後ろのほうがなんだかシビレてきて、何も考えたくなくなる。とっても眠くなる。でもここで大欠伸なんかするともっと怒るだろうから、わたしは必死に彼女に瞳の焦点をあわせた。
598 ◆pOZmaChInA :03/12/29 17:55 ID:h76TEOub
背はわたしよりちょっと小さいぐらい。顔かたちは親戚の子といわれればそうかーと信じちゃうぐらいに違和感がない。男の子みたいな短い髪の毛と、これまたやっぱり男の子が着るようなTシャツと半ズボンといったいでたち。
そーゆう趣味でもあるのかなあ。。。そういえば文学町のユキちゃんとかはそこらへんの男の子顔負けの元気さだけど、この子の感じはユキちゃんのそれとは違う。そしてなにより、うちの親戚の子とか結構いっぱいいるけど、はじめて見る顔。
「こらニホンっ、聞いてるかっ!」
はいはい聞いてマスヨ。ところで。。
「えとあなただあれ?」
「だれ、だれだって? ニホンの大親友のボクにむかって誰とか言っちゃう」
ただでさえ怒りに震える女の子は沸騰した薬缶のようになった。湯気こそあがらないが、頬をぶうぅっと膨らませて、見ているこっちが噴出してしまうくらいに面白い。
「ニホンの冷血動物! 卑怯者! ちんちくりーのへんぽこぴーの・・・」
口泡飛ばしてとんでもないことをまくしたててくる。
まるでお隣の家のあの子みたい。
「で、誰なの?」
「まだわからないのかっ」
女の子は腰に手を当てて、上目遣いでわたしを見る。
いかにもボク怒ってますっていう身振りだけどこれまたかわいい。
「カ ン コ に決まってるじゃない!」
あ、なーんだカンコくんか。一晩見ないうちに立派な女の子になっちゃってスゴイね。感動した、よくやった。

。。。ってそんなことあるかあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!


つづくかもしれない
599名無しさん@ピンキー:03/12/30 16:39 ID:3iknEDvE
  「2004年と同時に1000を迎えるスレ3年目」

 おととし、去年と続いた祭りが今年も「大晦日の夜8時」よりモナ板当スレで開催されます。
                        ~~~~~~~~~~~~~~
前回、前々回とも、たいへん盛り上がりましたが惜しくも5スレ目で失敗となりました。
今年は成功なるのか?書き込み協力&記念カキコをお願いします。

    http://aa.2ch.net/test/read.cgi/mona/1072398869/l50


600名無しさん@ピンキー:03/12/31 13:11 ID:NcOQognb
>>590-593
わざわざ煽る為だけに向こうから来たのか。こっちのほうが呆れるわい。
601 ◆..twbOLB1g :03/12/31 21:18 ID:kvzxib29
年が明ける前に一つ懺悔をさせてください。

以前オイラが書いたスオミちゃんとロシアノビッチ君のお話。
実はあれ、ファイル間違えて貼ってしまいました。完成ファイルとネームファイルで後者の方のほうを
貼っていたんです。
個人的勝手なスレ汚しで申し訳ありません
602 ◆aOlD4fDGBI :03/12/31 21:23 ID:kvzxib29
鳥まちがえちゃった。度々すいません
603 ◆pOZmaChInA :03/12/31 23:24 ID:RYdY43c9
604金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/01 01:50 ID:Rz9GBXa3
新年一番乗りかな?明けましておめでとうございます。

>◆pOZmaChInAさん
カンコちゃん…w オエビで言ってたのってこの事だったんですかね。
どうなるのかすごく楽しみです。続き待ってマス。

>◆aOlD4fDGBI
私もよくコピー飛ばしまくって後から落ち込みます。投稿失敗すると結構悲しいですよねw

今年もニホンちゃんでたっぷり楽しめますように。
605金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/01 01:56 ID:Rz9GBXa3
言ってる傍からコピー間違い…。◆aOlD4fDGBIさん呼び捨て失礼しました。
606李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:48 ID:1EPaLpYv
本スレのために書いたけど、途中までしか投稿できなかったモノです。
ま、こっちだったらいいだろと思って書き込ませていただきます。
題名:「眠る記憶・完全版」
607李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:49 ID:1EPaLpYv
パン、と音がして、私の頬をBB弾が掠めた。
「ねえ、チューゴ。私に石を投げたでしょ」
振り向くと、ニホンちゃん。
その手にはエアガンが向けられていて、銃口はあたしに向いている。
「謝罪と賠償を要求するわ」
「ちょっと、ニホンちゃん。どうしたの?バカンコみたいなこと言って。それにチューゴ
って何の冗談……」
「人に石を投げた上、うちの家族をバカ扱い?失礼にもほどがあるわ」
「ちょっと待ってよ、ねえ」
私には何がなんだかわからない。
「そう……謝罪してもらえないなら……私は……私はあなたを撃つしかない」
彼女はぎゅっと目を瞑り、エアガンの引き金を引いた。
「ひっ」
弾は私の髪留めを破壊した。なんだかよくわからないけれど、彼女は本気らしい。
あたしは後ろを向き、そして全速力で逃げ出した。
608李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:50 ID:1EPaLpYv
ニホンちゃんはエアガンを撃ちつつ、あたしを追ってくる。
あたしは逃げるけど、彼女の足は信じられないほど速くて。
どれくらい走ったろう。とうとう追いつかれてしまった。
「はぁはぁ……やっと、追いついたわよ。さあ、謝って……」
息を切らせながら彼女が言う。
でも、あたしは首を振る。
「ダメだよ……」
悪いことをして謝らないような馬鹿じゃないけど、わけもわからず謝るのは良くない。
自分にとっても相手にとっても失礼だ。
だから。
「あたし、やってないことは謝れない」
「お願いだから……お願いだから謝ってよ、チューゴちゃん。でないと、私……」
それっきり、彼女は何も言わなかった。
かわりに、ぽとりと音がした。
あたしは顔を上げた。
609李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:51 ID:1EPaLpYv
普通、人に銃口を向けるときは、その人は怒っているのだと思う。
あるいは残酷な人間ならば冷たく笑うのかもしれない。
でも、ニホンちゃんはそのどちらでもなかった。
彼女の頬には涙が伝っていた。
唇をかんで、必死に泣き出すのをこらえていた。
「あなたが謝ってくれなかったら……私はもうあなたを無視するよ」
彼女の瞳が、悲しそうに私を見つめた―

沈黙を破ったのは、突然やってきた自転車だった。
乗ってきた男はあたしをすばやく荷台に乗せ、走り出す。

「待って!」
ニホンちゃんが後から追ってくる。
「待てといわれて待つバカがどこにいるアルか」
自転車をこぎながら悪態をついたのは、あたしが一番毛嫌いしている男。
細い目の奥に光る冷徹な瞳。
帽子の赤い星。
正真正銘のチューゴだった。
「危なかったアルな」
その笑いはいつも通りの蛇のような冷たい笑いだったけれど。
今のあたしにとっては知っている顔を見たというだけで安心する。
「ニホンが追ってくるアル。スピード上げるからしっかりつかまっているアルよ」
「え、あっ、待ってよ。ニホンちゃんにきちんと話を聞かないと」
「無駄アルよ。ニホンを振り切ったら教えてやるアル」
610李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:51 ID:1EPaLpYv
自転車がついた先にはこれもまた良く知っている人たちが待っていた。
「無事につれて来れたようね」と言ったのはエリザベスちゃん。
「ボクが買った自転車だからね」と言ったのはアメリー君。
「僕の脚力も評価して欲しいアル。なにしろこいつのせいで長い旅させられて随分鍛え
られたアルからな」
チューゴがあたしの手を取って、自転車からおろしてくれた。
「さて、と。僕の話じゃ信用してもらえないかもしれないから、アメリー、頼むアルよ」
「そうだね」
アメリー君は、まだ心臓がバクバクしてるあたしに言った。
「ニホンちゃんは、悪魔に取り付かれてしまったんだ」
「!」
「マカロニーノ、アーリア、トル子ちゃん、ゲルマッハ……そしてフラメンコ先生。みんな
みんな、狂ってしまった。フランソワーズは一人抵抗しようとして……」
アメリー君が言いよどみ、エリザベスちゃんが悔しそうに顔をそむける。
「ボク達はニホンちゃんを助けてやりたいと思っている。それにはひとまずあのエアガ
ン何とかしないといけないんだ。ニホンちゃんの家のエアガンがどれだけ優れていても、
エアがなければ役に立たない。だから、ボクとエリザベスはニホンちゃんのエア補給を
させないようにすることにした。これにはネーデル君も協力してくれることになっている。
……君も協力してくれるよね?」
「え……あ、うん」
曖昧な返事を返すと、突然目の前にニホンちゃんが現れた。
「そこまでして謝りたくないの……?ひどいよ……」
「ニホンちゃん!」
「落ち着け、ニホンちゃん。さあ、そのエアガンを捨てるんだ」
「……いやよ。これを捨てたら、みんなにいじめられちゃうもん!」
げしっ
「アウッ」
アメリー君がうずくまった。
「金的……」
あたしは思わず呟いて、合掌する。
返す刃でエリザベスちゃんにエアガン連射。
エリザベスちゃんは「覚えてらっしゃいよ!」と捨て台詞を吐いて逃げ出す。
611李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:53 ID:1EPaLpYv
ニホンちゃんはアメリー君を相手に、見事に戦いつづけた。
だけど、ニホンちゃんとアメリー君の体格の差はどうしても埋めようがない。
アメリー君の拳がニホンちゃんのみぞおちに入ると、すぐ形勢は逆転した。
「ビッチ……思い知らせてやる」
「やっと本性見せたわね、鬼畜。正義の仮面かぶって、本当はマンチュの身体が目的
なんでしょ。この恥知らず」
まもなくエアガンのエアが切れる。
ニホンちゃんは銃をかなぐり捨て、アメリー君に体当たり攻撃をかける。
意表をつかれてひるんだのも一瞬。
助けに入ったリュー君を蹴飛ばし、ニホンちゃんを押し倒し、その上にアメリー君は
馬乗りになって殴った。
でも、どれほど殴られようとニホンちゃんの瞳はアメリー君を睨み、屈服しなかった。
か細い女の子の悲鳴が聞こえるまで。
612李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:54 ID:1EPaLpYv
悲鳴の聞こえた方を振り向くと、ロシアノビッチが立っていた。
そしてその腕には……小さな女の子。
「マンチュ!」
ニホンちゃんが叫ぶ。
「よう、アメリー。ニホンにてこずってるようじゃねえか。そいつは死んでも屈服する奴
じゃねえ。いいこと教えてやるよ。そいつを屈服させるにはこうするのが一番さ」
「きゃぁぁぁ!」
もう一度悲鳴が響く。
ロシアノビッチが女の子の服を引き裂いたんだ。
「なあ、ニホン。お前、自分が傷つくより人が傷つく方が痛いって感じるんだよな。早く
屈服しないと……」
「ひっ」
指が女の子の大事なところを広げる。
「やめて……やめてよ。私はどうなってもいいから」
「どうなっても?」
アメリー君がにやりと笑う。
「じゃあ、一生ボクのペットとして過ごすかい?」
ニホンちゃんはびっくりしたように目を見開き、それから視線をそらして無言で頷く。
それなのに、アメリー君はさらにニホンちゃんを追い詰める。
「黙ってちゃわからないよ。きちんと口で言ってもらわないとね」
「……私は……さくらは一生アメリー君のペットとして過ごします……」
「よし。おいロシアノビッチ。マンチュちゃんを放してやれ」
「なんだ、せっかく脱がしたのに」
「後だ後。それよりニホンちゃんを徹底的にペットにするほうが先だ」
「ああ、そうだな」
彼らはニホンちゃんを一糸纏わぬ姿にし、首輪をつけた。
そして身体を弄ぶだけじゃなく、とても卑猥な事を何度も言わせるんだ。
「さくらはあめりーくんのぺっとです」とか。
「さくらの××にごほーびください」とか。
613李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:55 ID:1EPaLpYv
……悪魔に取り付かれてるのはどっちよ。
唖然とする私の後ろに誰かが近づいて来て囁いた。
「人の心配してる場合じゃないアルよ」
「え……?きゃぁぁぁ」
チューゴのナイフがあたしの服を切り裂いた。
胸を隠してうずくまるあたしを彼はひょいと持ち上げて池に叩き落した。
「チューゴは二人も要らないアルよ。蛮民の慰み者にでもなるヨロシ」

気がつくと、布団の中だった。
ちゅんちゅんすずめが鳴いてるのは、朝が来た証拠だ。
(夢……だったのね)
あたしはほっとため息をついて起き上がる。
614李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 22:56 ID:1EPaLpYv
「おはよー!」
あたしが挨拶すると、
「おはよう、タイワンちゃん」
ニホンちゃんの柔らかな挨拶が返ってくる。
あたしはなんか嬉しくて、ニホンちゃんに抱きついた。
「どうしたの、タイワンちゃん。いいことでもあった?」
「ううん。別に」
ニホンちゃんのシャンプーの香りがあたしの鼻をくすぐる。
「ねえ、あたしたちはいつまでも友達だよね」
「うん。友達だよ」
「えへへ」
「こら、タイワン。あんまりニホンにべたべたするな」
アーリアが私の頭をこづく。
いつもの朝。
あたしはそんな普通の朝が大好き。
615李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/01/04 23:10 ID:1EPaLpYv
ソースは日中戦争(十五年戦争)でつ。
洗脳に負けるな日本。
616名無しさん@ピンキー:04/01/05 11:45 ID:txiyXqiG
>>615
良かったよー、良作だねえ。これからも頑張ってね
617名無しさん@ピンキー:04/01/10 23:50 ID:hbfgTN90
李さん、グッジョブでした。

ttp://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1069476618/216

この完全版を向こうにうpできたならこんな侮辱を受けることも無かったろうに・・・
さりとて、こんな奴をこっちに呼んで文句を垂れられても困るし・・・やれやれ。
618名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:54 ID:YkkkNW9F
>>617
糞スレ出さなくていいよ
619名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:55 ID:YkkkNW9F
漏れのIDカコイイ!
620名無しさん@ピンキー:04/01/11 22:18 ID:3sSHZHaH
誰か>>615-617を向こうに貼った奴がいるな・・・。
もう向こうのリンクは貼らないほうが良いな。
こっちまで荒らされたらたまったもんじゃない。
621アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:38 ID:q7XvDGzY
ホロコースト編第二話
落とします。

622アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:38 ID:q7XvDGzY
僕達は今アウシェビッツにいる。
アウシェビッツ改造計画をするために。
虐殺が行われたというガス室やその関係資料を捏造するという壮大な計画。
一つの施設をありもしない絶滅収容所へと変質させることは可能なのだろうか?
いや、不可能であってもやらなければならない。
ここまできたら引き返せない。もし僕達がやったのがばれたらそれこそ、クラスの皆にどういう扱いを受けるかは想像に難くない。
そう、ゲルマッハ達が気付く前に、僕達でこれを作り出さねばならないのだ。
「ついたね。それじゃ始めるよ。」
「はい、突貫します。」
「うむ。元気が良い。幸運を祈るぞ。その間私はコーヒーでも飲んでくるわ。」
「え?紫苑ちゃんはやらないの?」
「当たり前でしょ。私がやったら共犯になっちゃうじゃない。」
「えーそんなぁ・・・」
僕が軽く拒否の反応を示すと、あっけらかんとした表情の紫苑ちゃんの後ろの方から何か黒くて巨大なものが迫ってきた。
「わかりました。紫苑さま。やらせて頂きます。」
「それでいい。色んな目にあいたくないなら」
すると後ろの影は消えていった。
僕はそそくさと前に用意しておいた梯子で屋根に登ると、
とんかちを手に持ち、死体安置室の上にある穴に手際よく木の板を当てかけ、
世の中の理不尽さを思いっきり釘にぶつけた。
あらかた釘を打つのが終わると紫苑ちゃんの声が下から聞こえてきた。
「終わった?早く降りてきて」
僕はガス室ってのは密閉状態にすべきなのに木のふたでいいのか?と思ったが、
何か反抗するとまた色々きそうなので喋るのはやめておいた。
「じゃ、次、はいこれね。」
ハンマーをぽんと手に渡された。
623アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:40 ID:q7XvDGzY
よくゲームとかで出てくる筋肉質の男が使うやつだ。
「これでこの壁ぶち抜いて♪その間私はベットで寝てるわ。」
「へー」
僕は何度も何度も石の壁にハンマーを叩きつけた。
叩けば叩くほど壁には亀裂が入っていくが、逆に僕の腹の底からは何かがどんどん湧き出てきた。
そして、人が通れるくらいの大穴が空くと、紫苑ちゃんが穴の先に現れた。
「煙突作っといて、煙突。じゃ私はその間プールで泳いでるから」
紫苑ちゃんはそういうと僕の返事も聞かずにそそくさと駆け出していった。
・・・そんなもんどう作れと。
僕は考えた挙句。
鉄の筒を屋根の上に刺した。
「まあ、建物には繋がってないけど気にしない。気にしない。
にしても腹たつな・・」
僕はあぐらをかいて小一時間その場に座ると、紫苑ちゃんを見返せる方法がないか考え込んだ。
その数分後。
僕は周りに誰もいないことを確認すると、
頬を軽く吊り上げ不気味な笑いを浮かべてみた。
624アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:41 ID:q7XvDGzY
水しぶきをあげてプールを泳いでいく。
この真冬なのにプールをできるのは、ここがボイラーつきの温水プールだからだ。
このプールで泳いでいるのは彼女一人。
だが一つ、特異な点がある。
彼女の水着だ。
学校の授業でもないのに、やぼったいスクール水着を着ている。
さらに体に合っていないのせいか、腿の当たりが食い込んでいる。
食い込みが痛いのか、時たまクロールをしている最中に股に指を入れ、水着をずらしていた。
僕は人差し指で素早く一眼レフのシャッターを切っていく。
泳いでいるところの丁度後ろ側から写真を撮っているので、こういうシーンは撮り易い。
顔が見えないのが問題だが、まあこれだけでも十分脅せるだろう。
僕が一体全体何をしているかって?
簡単には教えられないが、まあいい今だけお正月特別セールだ。
紫苑ちゃんをどうにかして見返せないか悩みぬいた末に思いついたのは、
紫苑ちゃんの女の弱みにつけこむ事。
いくら冷徹で残酷で狡猾な彼女でも、自分のあられも無い姿をばら撒くと言われたら、
素直に僕の言うことに従ってくれるだろう。
都合よくプールで泳ぐと言ったのが運の尽き、これにさらに着替えの場所をフィルムにおさめれば完璧だな。
っとやっと折り返し地点に来たか。
これでちゃんと顔つきの写真が撮れる。
僕はぼやけたカメラの焦点を合わせた。
すると、すらっとした体格だが筋肉質で、まるで人魚のような華麗な泳ぎをする、青い瞳で金髪のアーリアちゃんが目の前に現れた。
ああ、やっぱり紫苑ちゃんにしてはおかしいと思ったんだよなぁ。
紫苑ちゃんはもっと胸も小さくて、背丈もちんちくりんに・・・
625アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:42 ID:q7XvDGzY
「よう」
あれ?今度はアーリアちゃんが紫苑ちゃんになっちゃった。
「何をいっとるか」
カメラから目を離して、目の前を見ると無表情の顔つきの紫苑ちゃんが見えた。
「全部聞いたよ。冷徹で残酷で狡猾なちんちくりんの紫苑ちゃんでーす。」
体からどわっと汗が流れて、血の気が引いて、さっきまで寒くなかったはずなのに、今は指先からひしひしと寒さを感じている。
まずい。
まずすぎる。
他の人なら冗談で済むだろうけど、紫苑ちゃんの場合は洒落じゃ済まない。
もしかしたら、ずっと学校で虐められ続けるかもしれない。
もしくは、アフリカ町に奴隷として売られるかも。
どっちもやだなぁ。
そんな僕の想像はちっぽけでつまらないものだった。
現実はもっと厳しい。
「さて、どうしてくれようかしら、磔で学校じゅう引き回しがいい?それとも足先から寸刻みに切り落としていくのがいい?
どちらでも選べるわよ。」
ギラギラする瞳のなかの怨念の黒いブラックホールが僕を吸い込んでいく。
しかし、氷ついた目線の先が一瞬途切れた。
彼女は立ち上がって僕を見おろすと軽く冷笑した。
「ふん。別に気にしてないわ。人間がそれくらいのことを考えているのは百も承知だから。
それより、そのままカメラを切っていなさい。
面白いものが撮れるから。」
僕は安堵し、それと同時に彼女のセリフに微かな違和感を感じたが、それを口に出せるような雰囲気では無かった。
そして、僕らが話している間にアーリアちゃんはプールから上がっていた。
そこで奇妙なことに立ち止まってずっとプールの入り口を見つめていた。
626アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:43 ID:q7XvDGzY
何かあるのだろうか?
僕は首を横に動かして入り口を見た。
そこには一人の男性が海パン一丁で突っ立っていた。
体はやはり筋肉質、背丈はアーリアちゃんとおなじくらいだろうか、しかし何より特徴的なのが体に針金でもついてるかのようにかちっと微動だにせず固まっていることだった。
顔は一応見えるのだが、いかんせん名前が思い浮かばない。
「あの人一体誰だっけ?」
「え?何言ってるの?ゲルマッハじゃない?」
「あ、そうか」
「・・・」
僕はカメラでもう一度アーリアちゃんに焦点を合わせた。
627アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:43 ID:q7XvDGzY
「兄さん・・・」
「どうだ。アーリア、いつも勉強ばかりではなく、休みの日はこのように遊んでいるのもいいだろう?」
「確かに。」
私はとりあえず同意をしてみる。
そして、油断した兄さんに近づいて、手の甲を指でつねり、横目で兄さんをキッとにらめつけた。
「あいたたたた」
兄さんは二、三歩たじろぎ、ふらふらっと壁に寄りかかる。
「このスクール水着さえ着ていなければね。ワンピースでもセパレーツでもビキニでも幾らでもあるのに、何故こんなものを着なければならない?
それに大体これ私のじゃないじゃないか。最初は洗濯して縮んだだけかと思ったけど、
よく見ると綻び一つない新品。兄さん何が目的でこんなもの着させた?」
「む、それは・・・」
実は兄さんのやりたいことは解っている。
この間、兄さんの部屋に漫画を借りに黙って入った時、いつものAV隠し場所にスク水ものが大量にあったからだ。
同級生の皆にこれ見せたら、兄さんやばいことになるだろうなと思いつつ。
一応言わないでそのまま置いておいたのだ。
「ばればれだよ。エリザベスの使う二枚舌と違って、兄さんはこういう嘘はど下手だ。
素直にいってくれれば、私も簡単に同意したのに。」
「何、そうなのか!?それでは」
「そうだ。善は急げだ。寝室にいこうか。兄さん」
「え?いや・・・違う・・・いやいやなんでもない。そうか・・・」
兄さんは地面に顔を向けて酷く落ち込んでいた。
私は兄さんの時々見せるこんな解り易い表情がとても好きだ。
だから、ついついからかってしまう。
私自身は別にいいのだが、こんなものを着せた見返りにはちょうどいいだろう。
私は出口から出るような振りをして、兄さんの近くを通り過ぎた瞬間。
628アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:44 ID:q7XvDGzY
落ち込んで下を向いた兄さんの顔の正面に顔を向け合わせ、軽く唇にキスをした。
兄さんはまるで野イチゴのように赤くなっていたが、
こんなことを言うと兄さんは怒るだろう。
このごろ兄さんは赤を嫌っていた。
原因はロシアノビッチが大嫌いだから。
でも、自分の旗に赤い色が多かったりと変なところで優柔不断だったりする。
もしかしたら、私が赤が好きだからかな。
そんなことはないか。
ちゅくちじゅ
私は兄さんの口の中に舌を入れたりだしたり、まるでいつもする前戯のようにキスをしてみた。
兄さんは驚いているのだろうか。
兄さんの舌はだらんと下あごに垂れ下がって、私との絡み合いを拒んでいた。
これでは気が乗らないので、舌をすっと兄さんから抜き出した。
「ご、ごめん。いきなりだったから。そんなにふてくされないでくれ。」
「兄さんらしくない。」
「いや、だから。すまないと」
「じゃあ、次からはきちんとしてくれる?」
「え・・・あ・・もちろんだ」
次にした兄さんの唇は温かくて、なんともいえない甘い感じがした。
私達はそのまま水の流れる床へと横たわった。
兄さんは私と見つめあったまま、手を胸に当て、ふわふわっとした感触を肌に感じながら、
波打つように揉みしだく。
私は手から伝わる波打つ心音を感じながら、兄さんがすることを受け入れていた。
兄さんの意外なほどに細い指先が私の乳首を押したり、滑らしていた。
629アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:45 ID:q7XvDGzY
「どうだ?」
「いいよ。もっと」
「わかった」
兄さんは口を胸に押し当て、舌で赤い乳首を舐めまわす。
ねっとりとした唾液が私の胸にこびりついて、私は何か心臓の奥のほうから沸きあがってくるものを
感じていた。
何かこう痛いような、それで気持ちいいような、もどかしい感じの感覚。
私達はそのだんだんと上がっていく感じを、もっと知りたくてこれを続けている。
周りの友達がどんどんしていく時に、私達が焦って始めた遊び。
遊びではすまないことは、成長した今だから知った。
だけど、やめられなかった。この快感と喜悦と豊満と
後悔とが、私達を止めさせることを無くしていた。
そうだと思う。
気が付けば、兄さんのものは大きくなっていた。
兄さんははぁはぁと荒い息遣いをしている。
相当に我慢をしているらしい。
私の秘部に手を触れてもいないのに、始めるのを我慢しているのだろう。
兄さんの剛直な性格を私は察して、私は先に欲しがってみた。
「兄さん・・・欲しいよ」
兄さんはまたびっくりしたように私の顔を見た。
そして、すぐに陰鬱な表情になり、顔を背けてしまった。
「すまない・・・」
兄さんは自分のものを私の秘部にあてがうとそぉっといれだした。
630アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:46 ID:q7XvDGzY
藍色の水着を右に押しのけ、ずぉっと硬いものがお腹のなかに入ってきた。
それはまだ皮がついていた。
その皮が子宮の先のほうにこびりついて、挿入した場所と擦れて、嫌な感じがした。
ああ、まだ私達は子供なんだなと。
体が一定の周期で揺らされる。
まだ、あまり濡れていないから、
私は痛さとあの感覚が入り混じっていた。
じゅぷじゅぷ
私のなかが磨り減る音が聞こえる。
この年からこんなことを続けていたら、ちゃんと子供ができるのだろうか。
もしかしたら、駄目になるかもしれない。
その時、必死な声が聞こえてきた。
「大丈夫だから・・・」
何度も聞こえるその声に導かれながら、
兄さんの速さは早くなっていった。
逝くと思った直前。
兄さんは動くのをやめた。
私の液体でぐちょぐちょになっていた兄さんのものは一回抜き出された。
私は上げていた足を下げて、突然の静止にきょとんとする。
「後ろ向いてくれないか」
「バックは・・・」
やった時の後悔の量が多いから。あまりやりたくない。
「そうか。じゃあ仕方ないな。」
兄さんは私の体を硬い体で優しく包み込んだ。
熱い鼓動が鳴り響く。
631アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:46 ID:q7XvDGzY
さっきより早い速度で私達は揺れていた。
時が進むのを忘れ、ただただ、ずっと続けていた。
兄さんが背中に回した手は温かくて、
兄さんが子供っぽく、胸を舐めるのは恥ずかしかった。
水着の部分からはみ出た感じの乳房がいいとビデオでは言っていたけど、
兄さんも同じようなことを考えているのだろうか。
段々顔が火照ってきた。
体の内部をかき乱す兄さんを私はみつめながら、
私はぐったりと兄さんの胸へと倒れこんでいた。
その後はただがむしゃらにキスをし、時が忘れるまで抱き合い、体の中に溢れ出ていくものを感じて泣いていた。
632アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:47 ID:q7XvDGzY

「あーやだやだ。レベルが低くてピーがピーしそうだぜ」
紫苑ちゃんが言った事はあまりにも過激すぎるので一部分カットしてお送りしていきます。
「お前。写真撮ってそれだけで脅してどうするの?現像した時カメラ屋のおじさんに盗られる可能性は考えてるの?
半端もんが!!!
時代はビデオですよ。
音声と画像で両方お徳。
これから、私が本物の脅迫者ってもんを見せてやるぜぇ
ピーピー」
いやん。
そのまま僕達は日が暮れるまでアウシェビッツのプールでデバカメをしつづけたのでした。
633アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:55 ID:q7XvDGzY
>>622-630
以上です。
ちなみにアウシェビッツには温水プールはありません。
当然ですが、野ざらしプールです。
主人公の性格変わりすぎとか、紫苑ちゃんがいきなり男になってるとか。
そういう突っ込みはせんでください。
わかる人にはわかるからいっときますが、これは某サイトからの引用が多々あります。
引用した部分のサイトを載っけておきたいところですが、
如何せん。隠しサイトなので引用は控えさせてくだちぃ。

それじゃ、もしもの時のために免罪符をはっときます。
これはフィクションなので実際の登場人物と施設は全く関係がありません。
634アウシェビッツの作り方:04/01/14 00:56 ID:q7XvDGzY
ぐふ・・
>>622-632
でした。すいません。
635名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:27 ID:Rpib7duF
>>633
某サイトって、もしやソフ(ry
636熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:39 ID:Fs1S84/G
                    「無題」
 その日ニホンちゃんはエリザベスちゃんの屋敷に招待されていた。クラスの皆を呼んでお茶会をする
らしい。
 ニホンちゃんはその誘いを受けた。そして振袖と袴を着て喜んでエリザベスちゃんの屋敷に向かった。
「ようこそ」
 ブレザーに短めのタートンチェックのエリザベスちゃんが出迎えた。
 だが屋敷に着いた時ニホンちゃんは不思議な事に気付いた。
「あれ、何で……?」
 クラスの皆は誰もいない。それどころかエリザベス家の人達もいない。
「さあ、こちらですわ」
 だがエリザベスちゃんはそれに構わず彼女を屋敷の奥へ導いていく。
「皆は・・・・・・?」
「まだですわよ」
 エリザベスちゃんはこちらを振り向かずに答えた。だがその声は何処か楽しげである。そう、
まるで獲物を捕らえた猫のような。
(エリザベスちゃん、普段と違う……)
 ニホンちゃんは内心そう思った。だが内気な彼女はそれを表立って言おうとはしない。
 やがて彼女はエリザベスちゃんの部屋に案内された。そこで扉の鍵を閉める音がした。
「えっ、何で鍵を……?」
 彼女は振り向いた。そして疑問の言葉を出した。だがそれを全て言う事は出来なかった。
637熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:40 ID:Fs1S84/G
 不意にエリザベスちゃんが抱き付いてきた。そしてベッドに押し倒される。
「えっ……!?」
 ニホンちゃんは最初何が起こったか理解出来なかった。だがエリザベスちゃんの
唇が自分の唇と重なり事態をようやく理解した。
「やっ……!」
 ニホンちゃんは咄嗟に唇を離した。そして必死に逃げ出そうとする。
 だが彼女の力は強かった。ニホンちゃんの両手を完全に押さえ付けていた。
「ど、どうして……!?」
 ニホンちゃんはエリザベスちゃんを見た。彼女は子供とは思えぬ妖艶な笑みを
浮かべて言った。
「わたくしこの時を待っておりましたの」
「えっ……!?」
 ニホンちゃんはその言葉の意味がわからなかった。
 エリザベスちゃんはその彼女に言った。
「貴女がわたくしのものになる日を」
「な、何で!?わたし達女の子同士よ、そんな……」
 エリザベスちゃんはその言葉に構わずニホンちゃんの長い髪を掻き分けその耳を
舐めはじめた。
「あっ……」
 その舌の動きにニホンちゃんの動きも言葉も止まった。
638熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:40 ID:Fs1S84/G
 耳の後は首筋を舐めていく。そしてその淡い桃色の振袖の胸をはだけさせる。
 小さいが形のいい胸が現われた。そこにある二つの桃色の乳首を摘んだ。
「あっ」
 ニホンちゃんは乳首を摘まれ反応した。身体を少しのけぞらせた。
 指だけではなかった。今度はその乳首を舐めだした。
 「うっ……くっ……」
 ニホンちゃんはエリザベスちゃんの栗色の髪を掻き抱いて身悶えている。エリザベスちゃんは
それを上目遣いに見ながら満足そうに微笑んだ。
「いかがでして、わたくしの舌は」
「そ、そんな事……」
 ニホンちゃんは言葉を発せなかった。
 貴女をいただくのはわたくしだけ。他の者には渡しませんことよ」
「そ、そんな、何故……」
 エリザベスちゃんは緋色の袴に手をやる。そしてその帯を解きはじめた。
 だがそれを止められなかった。ニホンちゃんはエリザベスちゃんの責めに
もう抵抗出来なかった。
 袴が脱がされる。その下から白い可愛らしいショーツが出て来た。
「もうこんなに濡らして……」
 エリザベスちゃんはショーツの上からニホンちゃんの秘唇を撫でた。ニホンちゃんの
身体がビクッ、と反応する。
639熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:41 ID:Fs1S84/G
 その豆の部分も口の部分も撫でる。ニホンちゃんはハァハァと息を荒わげだした。
 エリザベスちゃんはショーツの上から舐めだした。その舌で上から下まで丹念に
舐める。
「どうでして、これで止めてさしあげてもよろしくてよ」
 彼女は意地の悪い笑みを浮かべて言った。
「そんな……」
 ニホンちゃんは汗でその長い髪を身体に纏わらせながら身悶えしつつ言葉を出した。
「やめてさしあげましょうか?」
「いや……」
 彼女は遂に言った。
「今何か言いまして?」
 エリザベスちゃんは自分のブレザーを脱ぎカッターをはだけさせながら尋ねた。
その顔はニホンちゃんを見下ろしながら微笑んでいる。
「続けて……」
 ニホンちゃんは言った。
「今何て?」
 エリザベスちゃんはあえて意地悪く尋ねた。
「もっと、最後までして・・・・・・」
 ニホンちゃんは遂に言った。エリザベスちゃんはそれを聞いて満足気に微笑んだ。
「よろしくてよ」
 そう言って唇を重ねる。舌と舌を絡みつかせる。
「はぁ・・・・・・」
 二人は息を吐いた。熱い吐息が重なり合う。
「それでは・・・・・・」
 カッターを着たままブラを外す。そしてタートンチェックのスカートに手を入れ
白いショーツを脱ぎ捨てた。 
640熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:41 ID:Fs1S84/G
「行きますわよ」
 ニホンちゃんの上に覆い被さりその足を取った。そして股の間に入り込んで来た。
「んっ……」
 その下の唇と唇を合わせた。二人の全身をえも言われぬ快楽が走った。
「…………!」
 二人はその身を思いきりのけぞらせた。最早声にはならなかった。
 快楽が去らないうちにエリザベスちゃんは腰を動かし始めた。二つの口から愛液
が溢れ出て来る。
「どうでして、わたくしの味は」
 エリザベスちゃんは自分の下で喘ぐニホンちゃんに問い掛けた。
「いい、いい……」
 ニホンちゃんはもう声にならない。激しく頭を振りエリザベスちゃんの胸や背に
手を回す。そして喘ぎ声を出すだけだった。
「い、いきそう……」
 ニホンちゃんは暫くして声を出した。
「よ、よろしいですわ。そろそろわたくしも……」
 エリザベスちゃんも声を出した。彼女の栗色の髪もその白いきめ細かな肌に纏わり付いていた。
「い、いく!」
「よ、よろしいですわ、一緒に!」
「エ、エリザベスちゃん!」 
「ニ、ニホンさん!」
 二人は同時に絶頂に達した。そしてエリザベスちゃんはニホンちゃんの上に倒れ込んだ。
641熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:42 ID:Fs1S84/G
「はじめてだったのに……」
 ニホンちゃんはベッドから出て着物を着ながら言った。
「あら、わたくしもですわよ」
 エリザベスちゃんはベッドの中で寝転びながら言った。
「じゃあなんでわたしと……」
 ニホンちゃんは尋ねた。
「貴女のお祖父様とわたくしのお祖母様の話はご存知ですわね」
「うん」
 ニホンちゃんはコクリ、と頷いた。
「あの叶えられなかった二人の想いを実現させる為に……。ずっと待ってましたの」
「それだけ?」
 ニホンちゃんは再び尋ねた。もう服は着終えている。
「それだけでわたしと寝たの?」
「……いいえ」
 エリザベスちゃんはその言葉に頭を振った。そしてベッドから起き上がり
ニホンちゃんの頭を抱き寄せてその耳元で囁いた。
「貴女がいとおしいから……。それでは駄目でして?」
 その瞳はもう濡れていた。
「……ううん」
 ニホンちゃんは彼女の手に自分の手を重ねた。そしてエリザベスちゃんを
抱き締めて言った。
「わたしも……エリザベスちゃんが好き」
「ニホンさん……」
 彼女の性格は知っている。自分の気持ちに合わせてそう言っただけかも知れない。
だが彼女はそれで充分だった。長年の想いをここに適えられたのだから。
 
                               Fin
642熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/19 05:45 ID:Fs1S84/G
 ここでも書いてみました。エロははじめてなのでどうかなあ。元ネタはまあ日英同盟
ですが基本的に可愛い女の子同士のからみです。ちょっと僕は男の子と女の子は相手が
特定されるのであれですが。女の子同士だと快く書けるな。
 よろしければ御意見御感想お願いします。
643名無しさん@ピンキー:04/01/19 08:28 ID:coDMFN+i
>>642
GJ
644501話作者 ◆nb8zR0K60M :04/01/19 22:47 ID:0DZUNwcc
冒頭部分がただの状況説明であり、小説になっていません。
他人様に文章を読んでもらうからには冒頭のつかみが重要です。
まずは背景描写から入れゆっくりと人物にフォーカスをあわせるような描写をしてみましょう。

「ニホンちゃん」や「エリザベスちゃん」と繰り返され文章のテンポが悪くなっています。表現に幅を持たせるため代名詞を使用したり、読者に周知なら省略してみるのもいいかもしれません。
基本的に描写不足が目立ちます。台詞量とのバランスを考えつつ、状況を文章で説明してください。

いささか情緒的に流している感はありますが、オチは悪くないです。
このレベルの文章を冒頭から書けるようにしてください。
645名無しさん@ピンキー:04/01/20 17:12 ID:o4fgiO6d
うわっ・・・
646名無しさん@ピンキー:04/01/21 02:53 ID:63B1nasi
>熱血君
"どのあたりが"元ネタ日英同盟なのでしょう?
647熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/21 23:32 ID:u251aOEV
 元ネタは一応出しましたがはっきり言って元ネタは殆どキャラだけの百合のお話です。あくまでヒントです。
しかしエロパロも難しいな。次作はもっといいの書きます。といっても僕は百合しか書けそうにもありませんが。
648名無しさん@ピンキー:04/01/22 00:25 ID:zCFnnt7n
つーかageんなよ・・・
649熱血君 ◆O4x3A1GrPw :04/01/22 03:50 ID:W+CiNrWP
 すいません、忘れてました。
650名無しさん@ピンキー:04/01/23 17:17 ID:Yej+P8vL
>649
目欄にきっちりageと入力しといて、忘れてたもへったくれもないと思うが…。
651金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:05 ID:x78wJ2Em
>571-579の続きです。

部屋に連れて来られても、私は頭からおばけみたいに大きなバスタオルにくるまったまま。
「大丈夫だよ。もうそんなに痛くないから」
「えー…ほんとに?何かすっごいよ…」
私が泣き止んだ後も、アメリー君は眉間にしわを寄せてさっきの傷口にバンドエイドを3枚も貼ってくれた。
ついでに背中のも取り替えてもらう。
座らされてるベッドはフカフカして気持ちいいけど、バスタオル一枚だと湯冷めしてちょっと寒い。
「アメリー君」
「ん?」
もう、黙ってるのは苦しかった。何を言いたいのか分からないけど、何かを言いたくてたまらない。
昨夜からずっと、アメリー君の事ばかり考えてたよ。
アメリー君の事を思うとぼうっとなって、時々訳もなく泣きそうになってね。
胸が苦しいのに、全然不快じゃないよ。だけどやっぱり苦しい。
「変な事言うのかもしれないんだけどね…」
「いいよ。何?」
何て言うんだろう。ほんとに分からないから…そのまま言ってみた。
「アメリー君の事考えると、キューってなるの」
「キュー?」
アメリー君は目を丸くしてる。暫く黙った後。
「…何が?」
………。分かんないけどキューなの。
「ただの空腹じゃないの?」
ちょっと似てるけど違うよ…キューって締め付けられるよ…。
アメリー君の事が、気になって仕方ない。眠れない位気持ちを乱される。
「……難儀だね…そこまで分かってて、まだ分かりたい事があんの?」
だって、何もかも分からないよ。
特別なんだという事だけ分かってる。だけど。どうして特別なのかも…どんな風に特別なのかも。
「何でこんな風になっちゃったのかも、分かんないんだけど、」
続けようとして、堪えきれないような笑い声に遮られた。顔を上げるとアメリー君が本当におかしそうに笑ってる。
「な…なに?」
「何で分かんないの?つまりそれは、俺の事が好きって事じゃん」
652金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:07 ID:x78wJ2Em
……。
「…そうかな」
「そうだよ」
…何度もそこへ届きかけて、その都度ブレーキをかけた。
仲間外れにされて悲しかった事。仲直りしたいって言ったのに無視された事。
あからさまに挑発されて、全部吹き飛ぶ位怒った事。
だけどやっぱり辛くて、おふとんの中で声を殺して泣いていた事。
…負けてしまったのは悔しいけど、……正直。ほんのちょっとだけ。ホッとしてる事も。
色んな事を思い出して、複雑だった。だけど。
…認めてしまうと、全て溶けていった。
きっと、ホントは分かってた。こんなの認めたくなくて、最後まで逃げたがってただけ。
事も無げに私の面倒を見るアメリー君も、自己中で強引なアメリー君も。
きっと自己満足のためだけに私に優しくしてくれるアメリー君も。全部……。
「……うん。好きみたい」
「みたい、って何だよ」
苦笑混じりで指摘されて、私も笑う。
「ほら、ハッキリ言って」
何だかわくわくしてるようにも見えるアメリー君に促されて、向き直って、出来る限り姿勢を正す。
「アメリーくんが、好きです」
……あれ?言ってから、急に恥ずかしくなってきた。
どうしよう…何かとんでもない事を言ってしまった気がする…。
もしかして今の、告白しちゃったんじゃないの?
戸惑いと後悔で俯いてると、正面からぎゅーっと抱きしめられた。…こんな風にされたのは初めてだった。
「…知ってたけどね」
満足そうな声が聞こえてきて、また笑ってしまう。
今のは本気で言ったのかな。それともフォローしてくれたのかな…?
どっちでもいいけど、余計に好きになっちゃうよ。
笑いながら腕の中でぬくぬくしてると、
「えーと…ごめん」
アメリー君が突然謝った。……何が?
653金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:09 ID:x78wJ2Em
「さすがに今日は駄目かなーって……一応我慢するつもりだったんだけど」
…さっきとは違う苦笑いを見て、すぐに理解した。私もまた笑顔になる。
「んーん…駄目じゃないよ」
私も、もっとピッタリくっついていたい。
さっきあんな事があったばかりなのに、もうこんな風に思ってるの。おかしいかな。
「あー良かった…もう少しでキレるトコだった」
ホッとしたようなアメリー君をじっと見上げて、…ずっと気になっていた喉元に吸い付いた。
「ん…何?キスじゃないの?」
「うん」
皮膚がヒクンと動いて、ますます気になって色んな所に唇を付ける。
「ふっ…」
一生懸命舐めたり、吸ったりしてたら両手で頬を挟まれて、ぷちゅ、と引き離された。
「もう終わり」
言いながら目を覗き込まれて、唇がピタッとくっついた。
うわー、うわー…。溶けそう…。自分の気持ちを自覚してのキスがどんなに違うか、今分かった。
「んん……ん、んふ…ん」
差し入れられた舌を柔らかく吸って、流れてきた唾液を全部飲み込んだ。
その感触自体に夢中になってしまう。
好きになった要素とか、おかしいかもとか、そんなの。
キスしてたら、全部どうでも良い……。だって、仕方ないもん…。好きなんだもん。
654金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:10 ID:x78wJ2Em
身体の奥が、火帽子を被ったろうそくのようにジワジワ熱を帯びてきた。
舌を動かしたり、唇を離したりする度にちゅくちゅく音がして、余計ドキドキする…。
柔らかくて、熱くて、夢みたいに心地良い。
そうやってキスに耽るうちに、すっぽり被ってたバスタオルを取られてしまった。
「あ」
「ん?」
………もうアメリー君に隠す物は何もないよ。だけど自分だけ肌を見せるのは…。
私は黙って、ポケットだらけの黒いジーンズの上からそぉっと股間に手を伸ばした。
…怒らないから、掌を張り付かせるようにして下から撫でてみる。
「…ちかん?」
アメリー君は笑って言ったけど、止めさせようとはしなかった。
前を開けて下着越しにうろうろと触り始めると、我慢出来なくなったのか、やっと全部脱いでくれた。
だけどベッドに寝かされて、……また、身体が小刻みに震える。
「…ニホンちゃん?」
あれ?
「あは、何でだろ…」
震えが止まらない。…さっきの事を思い出して。
「き、気にしないで…大丈夫」
「大丈夫じゃないだろ」
触らないで、触って、でも触らないで。やっぱり触って。好きなのに恐いの。
アメリー君はカンコ君じゃないって、勿論分かってるのに。
…さっきの出来事は、自分で自覚している以上にショックだった、みたい。
触って欲しいのに…身体が勝手に恐がるよ…。
655金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:12 ID:x78wJ2Em
アメリー君は黙って私の頭の所に移動した。背後からゆっくり掬い上げるように、もう一度私の身体を起こす。
「これなら恐くない?」
「…うん」
お腹に凭れて、膝の間にすっぽりと収まった。……最初の日も、こんな体勢してなかった?
何となくホッとした時に後ろから手が回ってきて、膝を開かされた。
そのまま足の付け根や太ももの内側をスルスル触られて…変なの……。
恥ずかしいって思ってるのにどうしておとなしくしてるの。どうして、その先を期待してるの。
いつの間にか震えも何処かへ行ってる…。
「んゥ」
プクっと膨れた部分を、そうする事が当たり前みたいにアメリー君は指で弄い始めた。
もう既に火照っていて、…きっと昨夜みたいにぬれぬれになってる……。
やっぱりすごく恥ずかしいのに、目が離せない。
軽く撫でてたのに急に引き倒されたりして、その都度身体がビクッとなった。
熱くなったろうが溶けるように、奥からトロトロ溶けてく…。
ホントに溶けてくみたい。
「最初の時と比べると、随分濡れるようになったね」
そんな事言わないで欲しかったけど、恥ずかしいのと気持ちいいので何も反論出来ない。
指が、身体の中に埋まっていくのが見えた。
動かされるとくちゅくちゅ小さな音がして、羞恥心で消えてしまいそう…。
優しくなぞられると足の裏までピリピリして、爪先からフウっと抜けてく。放電してるみたい…。
ふと、アメリー君のが背中に当たってる事に気付く。
いつも掌でしか触らなかったから知らなかったけど…、背中で感じるとこんなに熱いんだ…。
へろへろになって手を回そうとしてると、アメリー君はゆっくり私の中から指を抜いた。
「こっち向いて」
ほんとは私も触りたかったけど、こんなに力が抜けてしまっていては無理そうだった。
ふわふわの頭で、言われたとおりに向かい合う。
656金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:14 ID:x78wJ2Em
「今日はさ」
膝立ちになっている足を開かせて、アメリー君の腰のトコに跨るような体制になった。
「自分で、入れてみて」
…じぶんで?
「…やった事無いんだけど…」
「当たり前だろ…あったら怒る」
そっと掴んで、入り口付近に押し当ててみる。…上手く入らない。
「そうじゃなくて…ここ」
正しい位置に動かされたものの、なかなか入らない…。
「ふ…アフ……」
私にしっかり握られてるアメリー君は、逃げる様に入り口付近をニュルって滑るだけ。
それだけでも、一瞬思考が停止してしまう。
「ふぁ……わ…」
なかなか入ってくれなくて、奥の方が焦れてキュンキュンいってる…。
こんなにサイズの合わないものが、自分の中に入ってるのが信じられない。
握ったまま入り口でウニウニやってたら、不意に腰を掴まれた。ぎゅ、とそのまま少しだけ下ろされる。
「ん」
「んッ」
びっくりして、手の力が変になっちゃった。
「…入った?」
「まだ」
当たってる…。というより、自分で押しつけてる…うっわ……。
ウルウルに濡れて熱くなった入り口が、彼のヌルヌルと密着してるのを意識してしまって…、
ここからは見えないけど、その様子を想像すると余計ドキドキする…。
くぷっ…。
「あ…ぅ」
先っぽだけ何とか入ったみたい。また奥の方からじわじわ溶け出すのが分かる。
アメリー君の方まで垂れちゃったらどうしよう…。
657金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:15 ID:x78wJ2Em
「くふ、ん」
「ぬれすぎ…」
アメリー君が笑う。
「面白い……段々隠れてくよ」
「わざわざ言わないでよぅ…」
余計恥ずかしくなって、うつむいたまま涙目で睨んだらますます笑われた。
ゆっくり、ゆっくり、腰を沈めていく。
火照ってネトネトの内部が、擦れながら押し広げられるのを感じて…頬が熱い。……ぅん…。
「もっと言ってあげよーか」
「だめぇ」
力が抜けて囁き程の声しか出ない。やっと全部入った。
「ふーっ」
アメリー君がゆっくり息を吐いた。私と同じように気持ちいいのかなって思うとたまらなくなる。
動いて無いのに、内側がジリジリするよ…。
きもちいー…。何かもう…これだけで充分なんだけど…。
そのまま身体をくっつけて抱きしめ合っていたけど、暫くしてゆっくりとシーツの上へ寝かされた。
「…こわくない?」
「うん」
言いながら、首のトコに腕を回した。
「後は任せて」
「…うん」
私をしがみつかせたまま、アメリー君はゆっくり引いて。またそっと押し込まれてく。
そういえばさっきから、全ての動作がゆっくりだった事に今気付いた。
気を遣ってくれてるのかもしれないって思ったら、胸がキュウってなって…
キュウ…。
奥の方が少しだけ縮んだ気がした。
今は何を考えてるのかな。もしかして、私の為に優しくしてくれてる?
どういうつもりでそうしてくれてるのか、私には分からないけど…。
すごく嬉しくて、あり得ない程嬉しくて、目の前がジワ、と歪む。
「好きぃ」
大好き…。
「うん、知ってる…」
658金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:18 ID:x78wJ2Em
キュ…ッ、きゅう…。
自分の入り口が収縮するのが分かる。なかも、奥も、フッと緩んでまた締まってく。
腫れぼったい内側を擦られて、ぞくぞくするよ……。
暫く、そのまま目を閉じて夢中になっていて…ふと動きが止まった。
目を開けるとアメリー君の額に汗が浮かび上がってる。彼にはもうあまり余裕が無さそうに見えた。
ねえ、気持ちいい?いっぱい気持ち良くなってくれたら嬉しいよ…。
「んぁ…、あ…っあ……ん、ンクゥ…」
「く…ふ、ニホンちゃんってホントに俺の事が好きなんだね」
……ふぅ?
「放したくなくて、ん、だからこんなに引っ張ってんの、かもよ」
勝手にキュウキュウになってるんだけど、そうかもしれない…。
私の身体も、アメリー君を放したくないんだ。
考えたらスゴクやらしい…。でも、でも、やっぱり放したくない。
「んっ………あ、…あ………っあふ…」
内側がヒクヒク小さく動き続けて、アメリー君はもう入ってくれてるのにまだ焦れてるような…変な感じ……。
汗で肌と肌が吸い付く。
「うん…っ」
力が抜けきって、首へ回していた腕がとうとう離れた。
ゆっくり、ゆっくり動いてるせいか、いつもより長く感じる。
その上粘膜がいつもよりもっと、ピタピタに密着してる気がして…、
実際そうなのかもしれないけど、すごく気持ちいいよぉ……。
「…っん」
ジリジリ。ヌルヌル。ぬるん。
「ふぅ……ん、んふ………ん……ぁ、………ふぅ」
659金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:19 ID:x78wJ2Em
「ん…ん…ん…ぅ」
もう、ほんのちょっと動かれるだけで声が出てしまう。なるべく低く抑えようとするのに出来ない。
「あ、あっ、…、は…」
「う…ん、普通に動いて良い?」
「い、…っん」
言い終わる前に奥まで勢いよく入ってきた。
ふぅ、あぁん…やっぱり、気を遣ってくれてた……。
「ぅん…、あっ……。ん、あ、んくぅ……ふ…うぁ…」
ギリギリまで引いて、ズブ、という感じで入ってくる。
さっきより奥まで届くから、わたし、わたし……んっ、…もう……。
無意識にたぐり寄せたシーツを、ぎゅっと握る。
「んう…気持ちいい?」
「き、気持ち…あっ……ふあぁ…」
ねっとりと熱い私の中をグリグリ乱されて、お腹の裏側や奥の方を何度も刺激されているうちに。
…唐突に、何かが変わった。
「んっ…あっ、あ、だめぇ」
え?あれ?…え??
なんか、身体の一部が膨らんでる感じする…。
……ふーせん。そうだ、風船だ。ポンプで空気を送られてるみたいに、どんどん膨らんでく。
きゅう。また私の中が締まったのが分かった。
「んーっ、んっ…あくぅ」
アメリー君も何かに気付いたのか、そこだけを刺激するように小刻みに動かし始めた。
奥の方に押し込んだまま、優しく引っ掻かれて、
「やっ、あふ…あっ、あぁぁん、や、やん」
自分でも分かるくらい切羽詰まった声に変わる。
熱くて、グシュグシュ動かされるたびに
初めての時からあった、よく分からない感覚が突然速度を上げて、もっと加速して、加速して、
「だめ、あ、やっ、やぁん」
恐ろしい程膨れ上がって、押し潰されそう。痛覚と間違える程の強烈な快感。
痛い?気持ちいい?もう訳分かんないよぉっ!
660金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:21 ID:x78wJ2Em
「あ、あ、あっ…あ…っくぅ」
奥に触れるたびに、なかで擦れるたびに、声が止まらない。
だめっそれ以上は、おかしくなっちゃう!
「やっ、やだ、怖いよぉっっ」
「大丈夫だって」
だって、だって風船が割れちゃう。極彩色の鮮やかな恐怖に目の前の身体を抱きしめる。
「いっちゃうよぉ……あ、ああぁ…っ!」
体の中で限界まで膨らんで、弾けてしまいそう。
常に失う事の無かった僅かな恥じらいすら忘れて、足まで絡めて全身でアメリー君にしがみついてしまう。
きゅ、キュウゥゥゥッ。
必死で抱きしめる身体にギュウって力を込めた。
頭ン中がスパークして、プルプル震える。
うぅん……い…いっちゃったよぉ……。フワーっと失速して、てっぺんから降下しようとして、
「今?」
うん、うん、だからもうちょっとゆっくり…。
「一回いったら連続でいけるんだって」
え?アメリー君は更に激しく動き始めた。うそおぉぉっっ!
「あぁぁ…は……ふぅ、あぁん」
もういいの、気持ちいいの、気持ちいいからこれ以上…。
「ふぁ…、…んあぁぁ…ぁっ、あ、やっ!」
そんなに動いちゃ降りれないよぉ!
いった状態のままガンガン揺れて、気持ちよくていき続けて、何が何だか分からない。声がヒュッと裏返る。
アメリー君が大きく喘いだ。きっと今度こそ最後だ。
なのにまだ奥の奥まで届いて意識が飛びそう。
ぐちゃぐちゃすごい音がして、今までよりもっと深い所を乱されて、胸がいっぱいになって、頭もパンクして。
涙がボロボロ零れる。
「あ……っ」
「もぉ無理…、いっく…、」
グッと思いっきり引き抜かれる瞬間。バチンって頭が真っ白になって、切れた。
661金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:22 ID:x78wJ2Em
「   」
多分ほんの一瞬、意識が飛んだ。
ビュッて何度か喉やお腹に、勢いよくお湯がかかったみたいな感覚で我に返る。
「…はぁ、はぁ…ふぅ」
「ん…」
なんかすっごい……ドロドロしてる…。
あったかい……。
「…じっとしてて」
アメリー君は暫くそのまま、私にぐったりと覆い被さって。息を整える。
その後わざわざ拭いてくれるのをぼんやりと目で追っていると、アメリー君がため息をついた。
「ふう……我慢し過ぎた…」
心底疲れたような独り言に少し笑ってしまう。
疲れと余韻が心地良くて、とんでもなく眠い。そのまま丸まって微睡んでいたら。
「時間、大丈夫?」
………あ!
「あああっっ!もう帰らなきゃっ!」
キャー!時間の事忘れてた!どうしよう!
もしおかあさんが許してくれたとしても、武士とアサヒちゃんが怖いよーーー!
アメリー君に持ってきてもらった服はしっかり乾いてた。
あのまま全部一緒に乾燥機で回されたみたい。まだホカホカで、ちょっとシワになってる。
「…あのさ」
あぅ、痛たたた…。靴下を履くのに苦労していると、隣で携帯の画面を見ながらアメリー君が話し始めた。
「…カンコの事なんだけど」
……一瞬怯んだ自分に言い聞かせる。…こわくない。こわくないよ。
「どうしたの?」
「さっきのあれ、ホントに喧嘩になったみたいでさ」
…もしかして、本気で気付いてなかった?
「こうなったら、やっぱり無視出来ないしさ…」
アメリー君はそこで顔を上げた。
「それで、明日。それに付き合って欲しいんだ」
662金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:24 ID:x78wJ2Em
…自分の耳を疑った。今何て言った?
「……わたしが?」
喧嘩に?
「喧嘩しろって言ってる訳じゃなくてさ」
「…?」
ますます意味が分からない。喧嘩じゃないなら、何?
「私にこんな首輪つけたの、アメリー君だよ」
私のその言葉には語弊があったけど、アメリー君は気にしなかった。
「そうだね。だから代わりにずっと守ってあげるよ」
今日みたいな目には遭わせないよ、と抱きしめてくれたけど、またすぐに言葉を続ける。
「でもせっかくだから…もっと良い関係になれたらなーとか、思ってさ」
…良い関係?
「実は、以前から狙ってたんだけどね」
話について行けてない私に気付いたアメリー君は、私の目を覗き込んで笑うとそのままおでこに口づけた。
「ニホンちゃんが味方だったら心強いだろうなって」
そんな風に思ってくれて嬉しい、ような気もするよ。でも、嬉しいけど、でも…。
私は戸惑っていた。…当たり前だと思う。急にそんな事言われたって……。
「そんなに深く考えないでさ。デートだと思えば良いんだよ。…他にも大勢居るけど」
アメリー君がまだ私を見つめているのが分かったけど、私は視線を落としたままだった。
「明日また来てくれる?それとも迎えに行こっか?」
スカートの裾を握ったままの手が、上から重なった大きな手に包み込まれる。
…それでもまだ答えられないで居ると、止めの一撃が来た。
「一緒に行こ」
一緒に。一緒に?
そんな事、そんな風に言われたら、何も考えられなくなっちゃうよ…。
アメリー君と一緒に居られるの?
「……うん。行く」
…かもしれない、という言葉は飲み込んだ。
663金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:27 ID:x78wJ2Em
「さくら、その服なあに?」
「あー…、転んで破けて、汚れてたから…洗濯して貰ったの」
恐る恐る家へ帰って洗濯物の中から着替えを漁っていると、角の生えたお母さん(多分幻覚)に問答無用で捕獲された。
「いくら何でも遅過ぎるでしょう」
ご多分に漏れず、うちのお母さんも怒るとすごく恐い。きっと心配してくれた分の反動なんだって、分かってるんだけど…。
だけど今はどうしても、アメリー君の事を相談したいの。明日、行ってもいいと思う…?
「ごめんなさい…それよりおかーさん、話があるの」
「ひとの話聞いてるの?『それより』じゃなくてね」
お父さんは居間でパソコンを開いてテレビをつけっ放しにしたまま、定期購読誌を読んでる。
……あんなに沢山の事を同時にやってるから、私の声はきっと聞こえない。
武士は……部屋かな。とにかく今のうち。
他の家族には聞かれたくない部類の、特に武士には絶対聞かれたくない部類の話だから。
「あのねおかーさん、あのね…」
「だから『あのね』じゃないのよ…ああそうだ、先にアメリーさんへお礼の電話してこなくちゃ!」
えー!待ってよー!電話の親機の所へ飛んでいくお母さんを私も慌てて追いかける。
「おか〜さぁん…聞いてよぅ…」
「もう、後で聞いてあげるから。おかーさん気を遣いすぎて擦り切れちゃうわ」
「あのね、明日ね、アメリー君と」
……お母さんの角(幻覚だと思う)がシャキーンとなった。
「後でって言ってるでしょう!!!?もうおかーさん知りません!恋愛は自己責任で!!」
キャー!!やだおかーさん、そんな大声で!
664金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:28 ID:x78wJ2Em
「さっっ、さくら!!!」
お父さんが突然居間から飛び出してきた。私はビックリして壁に張り付いて、…とりあえず笑顔を作ってみる。
「あは、お、おとーさん…ただいまぁ」
…お父さんも、つられて笑顔になる。
「お帰り、遅かったじゃないか…ところで今恋愛は自己責任だとか聞こえたようだが…」
ふえーん…お母さんってば…。しっかり聞こえちゃってるよぉ…。
お父さんはガシッと私の両肩を掴んで、不思議な表情をしてみせた。
怒ってるのか笑ってるのか、引きつってるのか分からない。
「さくらには自己責任も恋愛もまだ早過ぎる。何にも考えないでお父さんに任せなさい。
 将来の結婚相手はお父さんが厳選してあげるから、絶っ対心配ないから、いいねさくら」
……お父さーん…。
「あなたちょっと黙っててくださる?うるさくて電話が出来ないわ」
「なあ母さんまさかとは思うが、さくらはもしや既に好きな相手でも…」
「おかぁさあぁぁん…」
「ああぁ、もう!今!忙しいの!武士に相手して貰いなさい!」
違うのに〜…おかーさんに聞いて欲しいのに……。
「――何騒いでんの?」
……そんな事言うから武士が降りて来ちゃったよぅ。
665金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:38 ID:x78wJ2Em
「さくらが困ってるから話聞いてあげて」
「おかーさんっ」
もー!私は渋々、武士の入ってったキッチンへ戻った。
「何かあったの?服が可哀想な事になってるけど」
武士は牛乳パックを取り出しながら、私の言葉を待ってる。
「……ありがとうね。アメリー君へ電話してくれたって聞いたよ…」
「うん、それで?今度は何を悩んでんの?」
……何て説明すれば良いの。今日こんなのばっかりぃ…。
「えーと…あの、明日ね、アメリーくんにカンコくんの所へ一緒に行こうって言われて、約束しちゃったんだけど、
でもカンコくん今喧嘩してるみたいで、わたし首輪付けられてるし、喧嘩しないって約束してるし、
でもアメリーくんは喧嘩じゃないって、でも私にはそう思えなくて、
でもでも、でも、それで、それでどうしたら良いかなって…」
えーん…全然纏まらないよー。自分でも何言ってるのか分かんない。半泣きになって武士を見つめると。
「そんな事」
口を拭いながら、一瞬だけ私の方を向いた武士と目が合う。冷ややかな目だった。
「自分で考えれば?」
一言だけ残して、武士は。……出て行ってしまった。
「……そうだよね」
階段を上ってく後ろ姿に呟いた。けど多分聞こえてない。
あんな目を見たのは初めてかもしれない。
…きっと憤りを通り越して呆れてる。
いつもしっかりしてて、たまに無鉄砲で。
でも多分私より私の事を案じてくれていた武士を思い出して。激しい後悔に襲われた。
やっぱり言うんじゃなかった。そうだよ。こんなの自分で考えなきゃ。自分で…。
どうしたら良いのかじゃない。私は、どうしたいんだろう。
666金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:40 ID:x78wJ2Em


視界の真横から光が差し込んで、空の青が段々淡くなる。
私はそーっと、そーっと部屋のドアを閉じた。
みんなを起こさないように、靴下で床を滑りながら。見つからないように玄関へ下りた。
…でも薄暗くて、靴箱の中にあるはずの靴が見えない。わたしの靴どこー。ゴソゴソ。
「…あれ?珍しい。早起き?」
……あうぅ…早速見つかっちゃったよ…。
ソロソロと声の聞こえた方へ振り向くと、こんなに早くから朝稽古の用意をしてる武士だった。
「…お、おはよ」
「おはよ。こんな時間にどこ行くの?」
「えーと、その…学校に忘れ物して……」
「今日は休みだって分かってる?多分門の鍵も開かないよ」
「……あ〜〜、じゃあ…お散歩して来ようかな…」
「一緒に行くよ」
………うぅっ。
「…じゃあ、いい……居間でボーっとしてくる」
「……」
とぼとぼキッチンへ向かう私の後ろに、武士も付いてきた。
それから戸棚を漁る私の後ろに、武士も付いてきた。
最後にあんパンの袋を抱えてリビングへ入る私の後ろに、武士も付いてきた。
……何があっても、武士は私を一人にするつもりは無さそうだった。仕方ないか…。
いつも起こされなきゃ起きない私が、こんな早朝から出かけるなんて不審過ぎるよね…。
ソファに座ると、窓から敷地の向こうの太平池が見える。
「傷、また増えた?」
「んー、でも大丈夫」
…腰の怠さの方が気になるなんて、そんな事は勿論言わない。
667金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:41 ID:x78wJ2Em
黙って隣に座った武士とあんパンを食べながら、色んな事を考える。
アメリー君に近寄る事を、武士はハッキリ嫌がってる。
お母さんは擦り切れたらしい。アサヒちゃんを思うと頭が痛い。
心の中で、引っかかってる事もある。あんなに都合良い事言われて、私はそれで良いの?
こんなのホントにペット……てゆーかペットですらない気がする。
愛してもらえるペットの方が数段マシだよ…。
行きたくなくても行くつもりでいたけど、考えたらどんどん、本気で行きたくなくなってきた。
……このまま、行かなかったらどうなるのかな。
アメリー君、怒るかもしれない。呆れるかもしれない。…笑って許してくれるかも知れない。
…でも、確実に。遠くなる。
何もかも、色んな意味で。
「あーあ……はぁ…」
目の前に広がる池と同じ位大きなため息をついて、またぼんやりと池を眺めた。
ほんとに大きな、穏やかな池。…そう言えば、彼のおうちでの呼び名も「平穏な池」だった。
…この先に、アメリー君が居るんだ。
ゆうべ一瞬だけ優しかった青い瞳を思い出して、凪いだ池と笑顔が重なる。
こんなに迷ってる私でも、きっと待っていてくれてる。アメリー君。
…気が付くと私は立ち上がってた。次々と屁理屈を考え出す頭より先に、身体が動いた。
行くんだ。
突然立ち上がった私を、武士の視線がブスッと刺した。
「武士、あの…」
「何?」
言いかけて、ゆうべの冷ややかな武士を思い出す。
…どんな顔して言えばいいの。言えない。でも言わなきゃ、わたし行かなきゃ…。
……武士も何となく気付いてるみたいだった。じっと見つめる瞳に気圧される。
668金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:43 ID:x78wJ2Em
俯いて、行儀悪く視線を彷徨わせる私に、今度は武士の声が刺さった。
「行っておいでよ」
「え?」
何を言われたのか一瞬理解出来なかった。やっと顔を上げると、武士が続けた。
「今なら誰も見てない。黙ってればアサヒにもバレないよ」
武士も立ち上がって、私の手を引いて歩き始めた。だけどまだよく分かってないような私を見て、
「行きたいんだろ。そんな身体でも」
……どこに、とは言わなかった。
「うん…」
「じゃあ行けば?」
何でもなさそうに武士は言った。でも武士、昨夜……。
「いいの?」
「……そりゃあ何かムカつくけど…。姉さんが自分で決めたなら仕方ないよ」
そこでふと武士が笑った。
「一度決めたら馬鹿みたいに頑固だって、多分俺が一番知ってる」
馬鹿みたいって何よ。思わず頬を膨らませたけど。…でも確かに頑固かもしれない。
「……頑固って岩みたいで可愛くない」
「頑固に可愛いも何も…」
続けようとして、武士も私も、遣り取り自体に呆れたようにお互いの顔を見合わせて笑った。
……いつからか二人の間を微妙に隔ててた氷塊が、やっと溶けてったような気がした。
「…内緒にしててね」
「分かってるよ」
669金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:45 ID:x78wJ2Em
今度こそ靴を履いて、玄関の扉をそっと開く。
「…行ってらっしゃい。気を付けて」
うん。行ってくるよ。
もう一度だけ振り返ると、武士はやっぱりちょっと心配そう。だからまた笑ってみせる。
だいじょうぶだよ。
良いか悪いか分からないけど。とりあえず、進むことに決めたんだ。
「行ってきまーす」
私は一歩、踏み出した。



■■オワリ■■
670金魚 ◆eJUICYi646 :04/01/31 00:46 ID:x78wJ2Em
 最初、保守の足しになればいいな〜…と気軽に書き込んだのがえらく長引いてしまいました。
居心地が良かったものでつい好き放題に…イイワケデス ゴメンナサイ
書き始めが適当だったので展開も無理し過ぎでしたが、それでも黙って見ていて下さったり、
キターとか感想とか頂けたりで、すごく嬉しかったです。
 個人の解釈なので誤解があるかも知れませんけど、朝鮮戦争直前に当たる部分については、
米ソは直接対決を避けたかった&代理戦争の被害者というより彼ら自身がお互いを攻撃したがっていた(らしい?)
という事だけ基にしました。後は殆ど妄想です。
なので、何で最後に逆方向のアメリー君のトコ行こうとしてるの?ってのも見逃して頂けると有り難いです…。
 長々書かせて頂いてありがとうございました。
671名無しさん@ピンキー:04/01/31 00:49 ID:dAaC+18S
力作乙!
エロかったすよ。
672名無しさん@ピンキー:04/01/31 01:05 ID:k4+j6fFj
>金魚さん

あなたのニホンちゃんが一番萌えます。
673名無しさん@ピンキー:04/01/31 15:18 ID:QVu9gLtO
                ∩
                ( ⌒)      ∩_ _グッジョブ !!
               /,. ノ      i .,,E)
              ./ /"      / /"
   _n グッジョブ!!  ./ /_、_    / ノ'
  ( l    _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、 _    グッジョブ!!
   \ \ ( <_,` )(       /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//


674名無しさん@ピンキー:04/01/31 21:14 ID:OB5z+mtd
熱血君、こんな所で何をしてるんだ?
明日からキャンプ・インだし、今チームはドエライ事に成ってるぞ。
早よ、こっちに戻って来い。
675674=熱血スレ住人:04/01/31 21:18 ID:OB5z+mtd
アゲて申し訳ない。
676 ◆pOZmaChInA :04/02/01 14:26 ID:AZhEo74R
>>670
乙彼。胆嚢させていただきますた。
さて次回作マダー マチクタビレター(AAry

それに引き換え、ウリは煮詰まってまつ。
つーか休みください(現在連続32日勤務(爆
677 ◆nb8zR0K60M :04/02/01 17:44 ID:lvysrUct
>670
繊細な心理描写、堪能しました。
終りと言わずまだまだ続けてください。
678 :04/02/02 21:49 ID:vLv5zTGA
乙乙乙乙!!!
679名無しさん@ピンキー:04/02/03 03:08 ID:9nBqnQjG
金魚さんの話すっげぇ好きだぁ〜〜〜〜(;´Д`)ハァハァ
終わりなんて言わないで〜〜〜〜!
680金魚 ◆eJUICYi646 :04/02/08 00:16 ID:HB96odSD

嬉しい事を沢山言って頂いてありがとうございます。ヤターAAモラタヨー(´∀`*
もう褒められたからって調子に乗らない様気を付けるんでw、また書きに来させて下さい。
681李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:38 ID:1VcSycsY
かこーん。
鯉が消え、水もほとんど枯れ果てた池にただ一つ残ったししおどしの音が、やせたカボチャや
サツマイモの実る庭に響く。
南洋の日差しの差し込む居間に、人二人。
一人は軍服を纏う壮年の男。
一人はセーラー服にもんぺ姿の少女。
「すまぬ」
男は言った。
「何をおっしゃいますか、お父様。謝る必要などありません」
少女―ナイショウは優しく微笑みながら男の手を取った。
男は首を振った。
「俺はその名にふさわしくない。俺は馬鹿だった。つまらぬ誇りを守るためにお前達に迷惑を
かけてしまった……お前達を守ってやれなかった愚かな男を蔑め。お前にはその権利がある」
「お父様、そんなに自分を卑下しないで下さい。私は、あなたの娘となって初めて幸せとなれた
のですから」
「そうか。お前は優しいのだな。カンコックなど会うなり木刀を投げつけてきたが」
「カンコックらしいですね」
その場面がすぐに頭に浮かんで、ナイショウは思わず笑ってしまった。
682李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:39 ID:1VcSycsY
「おい。もういい加減いいだろう」
突然響いた無粋な声と、がんがんと扉を叩く音が蝉時雨を遮る。
「うるさいな。今行く。このニッテイ、逃げも隠れもせぬ」
苛立たしそうに大声で答えるニッテイ。
「ゆかれますか?」
ナイショウの問いに、ニッテイは一言答えた。
「ああ」
「干し柿は痰の毒ですからご注意なされませ」
「わかっている。お前も身体には気をつけて、強く生きよ」
「私は、血はどうあろうとも日ノ本家の娘ですわ」
「そうか」
ニッテイは満足そうに頷き、立ち去る。
ガラガラと引き戸を開ける音。
そして、入れ違いに入ってくる男の気配。

683李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:40 ID:1VcSycsY
(来たわ……)
ナイショウはぎゅっと目を瞑り、汗ばむ拳を握り締め、唇を噛んで待つ。
現れたのは、貧相な男だった。
禿げたその男は血の匂いのする服を纏い、土足のまま家に上がってきたのだ。
「お前がナイショウか」
「はい、そうです」
男の蛇のような視線に、ナイショウは微笑んで見せた。
男は答えず、ナイショウのおとがいを指で持ち上げて自分の顔を近づけた。
それまで食することしか知らなかった唇を割り、ナメクジのような舌が口内を這いまわる。
だが、ナイショウは抵抗しなかった。
気を抜けばすぐにでも死んでしまいたいほどの屈辱を、耐えて心の内に封じ込めた。
この男に逆らってはいけない。
逆らえば……
「お前、何を笑っている?何故怯えて泣き叫ばない?」
やっとのことで唇を吸うのに飽きたらしい男が、ナイショウに問う。
「怯えて、泣き叫んだところであなたにされることは同じでしょうから」
「ふん。いい心がけだな。ならば服を破かれたくもないだろう」
「ええ、そうね。ただでさえ服は貴重だもの」
ナイショウは立ち上がり、モンペの裾に手をかける。

かこーん
また、庭のししおどしの音が響いた。
684李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:42 ID:1VcSycsY
一糸纏わぬ姿で、ナイショウは男の前に立った。
いくら覚悟していたこととはいえ、考えることと実際にやってみるのとでは雲泥の差がある。
自分で脱げば、脱がされるよりは心の準備もできるし、屈辱も薄かろうと思っていたが、やはり
未だ殿方の目にさらしたことのない肢体をさらすのに、抵抗のないはずがない。
男は舐めまわすように自分の体を見ている。
一言もなく。
685李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:43 ID:1VcSycsY
くしゅん。
くしゃみが出て。
とうとう耐え切れずに、ナイショウは口を開いた。
「するのなら早くしてください」
言ってみて、まるで欲しがっているような言葉を吐いてしまったことに思わず顔を赤らめる。
だが、男はそうとは取らなかったらしい。
「うるさい。指図するな」
男はまるで蛸のように顔を真っ赤にして怒った。
「と、とにかくだ。黙ってそこに寝ろ。そして目を閉じるんだ。いいか、俺が良いと言うまで絶対に
目を開くんじゃないぞ」
「はい……」
ナイショウは男の命令に従う。
それからしばらくして、何をしているんだろうと思い始めた矢先に男の手のひらが太ももに触れた。
え?
と思うと、いきなり陰部を何かぬめぬめしたものが這った。
「ひやんっ?」
思わず声が漏れる。
「ちょ、ちょっと、くすぐったいっっっ!何してるんですかぁっ!」
痛い事されると思って身構えていたナイショウは想像しなかった感覚に、パニックになった。
「う、うるさい!濡らさなきゃ入らないだろう!いいから黙ってろ。絶対目を開けるんじゃないぞ?
仕方ないとはいえ、こんな無様な姿、人に見られたくないからな」
「黙ってろってっ……いってもっ!んん」
何故だか知らないが息が苦しくなる。この部屋から酸素が少しずつなくなっているのか、さもなくば
はるか異国で人をたくさん殺したと言うアウなんとかか。
そんな馬鹿なことを考えているうちに、男の第一攻撃は去ったようだ。
「……よし、このくらい濡れりゃ大丈夫だろう。……いいか。今から挿れるぞ。ちょっと痛いかも知
れんが……力を抜け」
「力を……抜くんですね」
すう、と息を吸い、はあと吐いた。その途端。
お腹の中で何かがはじけるのを、ナイショウは感じた。
686李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/08 21:43 ID:1VcSycsY
ちょっとどころではない。まさに身を裂く痛み。
「痛いイタイですぅひぎぃ!」
どれほど痛くても我慢しようとしていたナイショウだが、先ほどのフェイントのおかげで覚悟の壁を
崩されて、素直に痛がる。
「まあ、破瓜の痛みって言うのはすごいらしいからな。だが、もう少し我慢してくれ。せいぜい優しく
してやるから」
「はい……我慢ですね」
そうして男はまたゆっくりと動き始める。
「ぐぅっ……いうっ……」
ナイショウの瞳から涙が一筋、畳に落ちて消えた。
687李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/02/11 09:25 ID:z3Dfnrr+
読み返して鬱になった
やはりエロは書きにくいです。
688名無しさん@ピンキー:04/02/16 15:58 ID:/HdWMfTp
グッジョブ。
終戦後の台湾ですか。
689 :04/02/26 22:23 ID:M2OGLFrs
乙やね
690名無しさん@ピンキー:04/03/02 08:47 ID:qhZ7A3gK
保守
691名無しさん@ピンキー:04/03/04 16:59 ID:HCR5bcuM
人来ないな。
692名無しさん@ピンキー:04/03/06 09:46 ID:4CuDR/DR
保守
693名無しさん@ピンキー:04/03/10 21:15 ID:obBPD3+1
住人は居ないのか。
694名無しさん@ピンキー:04/03/14 09:52 ID:Ix+HDmPt
人大杉の影響か?
695名無しさん@ピンキー:04/03/19 22:00 ID:o+vUmkFp
保守
696名無しさん@ピンキー:04/03/25 23:07 ID:bU14fCJb
誰かいないのか。
697名無しさん@ピンキー:04/03/25 23:53 ID:Hy35VTov
いるよ・・SSが来るまで萌え話やら雑談でもして保温しておくのはダメ?
何人いるのか分からないけど。
698名無しさん@ピンキー:04/03/26 19:19 ID:x9bUpa/X
誰も出てこないなあw
雑談も無理か。
699名無しさん@ピンキー:04/03/26 20:06 ID:W8vq60XW
もう一人いるよー。
雑談ってなに話す?
700名無しさん@ピンキー:04/03/26 21:14 ID:HU+thkwU
そりゃ萌え話でしょ。
701名無しさん@ピンキー:04/03/27 01:12 ID:VXXYppFk
まず自分からネタをふらなくちゃ。
702名無しさん@ピンキー:04/03/27 20:30 ID:NcUbXhyx
チューゴ君にお尻を触られながらも、恥ずかしさのあまり抗議できないニホンちゃんに萌え。
703 :04/03/28 14:38 ID:qhcVw1+V
「うぅ…、やめてよぉ……」
「さっさとパンツ脱ぐアル」
「だめっ、私のだもん……うあぁ…」
ニホンちゃんは顔を真っ赤にして反論していますが、身体は強張ってしまい、思うように動きません。
チューゴ君はしれっとして、左手で彼女の身体を抱きしめると、右手を暖かいスカートの中へ侵入させました。
慌ててパンツを押さえるニホンちゃん。
「いやー!何すんのっ!」
「反抗的で気に入らないアル…だったら無理矢理脱がせるアルよ」
そう言って、チューゴ君はパンツに手を突っ込んで引っ張りました。
「んきゅっ…やめてってばー!」
「どーせノーパンでもバレないアル…」
「そーゆう問題じゃ…ないもん…」
どさくさに紛れて、チューゴ君は彼女のおしりを直に触り始めました。
「ひゃあぁっっ」
ニホンちゃんは思わず、自分のおしりに張りついているチューゴ君の手をムギューッとつねりました。
「もう!いーかげんにしてっ」
「イタタタタっ暴力は良くないアル!」
チューゴ君はパンツから手を抜き、ブンブン振り回してニホンちゃんの手を振り落としました。
「ニホンのせいで朕の手が腫れたアル…」
「…チューゴ君が私のおしり触るからでしょ?」
「抵抗したニホンの所為アル!断固抗議するアル!」
「……薄ーくピンク色になってるけど、どこが腫れてるのよ…」
「うるさいアル!ニホンがつねったから朕の可愛らしいおててが腫れたアルー!」
「………」


おソース
【国際】「日本の当局に殴られ、負傷」 尖閣上陸で強制送還の中国人、上海到着
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1080357722/
tp://www.asahi.com/international/update/0327/001.html
704名無しさん@ピンキー:04/04/01 22:12 ID:tCbrn+g0
>703
どうも、ごっつぁんです。
705名無しさん@ピンキー:04/04/07 09:16 ID:JbJd0Yzo
>>703
GJ
タイムリーですな。
706as:04/04/19 20:12 ID:+A3cZiQN
ニホン×ウヨの近親相姦ものきぼん
707ヨシナオ:04/05/03 00:37 ID:GutBQh16
みるくはどこへいった


風呂からあがったらすぐに姉さんの部屋に来るように言われてた。
コンコン
「姉さん、入るよ」
「ウヨ、はいって」
オレはドアを開けた。
浴衣を着た姉さんが布団の上に座っている。姉さんはオレの横をすり抜けると、
そのままドアに鍵を閉めた。
 すると姉さんはオレを布団の上に座らせ、姉さんも横に座った。

「ねえウヨ・・今日ね・・・」
姉さんは今日、チューゴに尖閣パンツと奪われ、貞操の危機にあったことを話した。
「アノヤロ・・・ついにそこまでやりやがったか、今度あったらたたっきってやる!」
「ウヨ、暴力はいけないわ」
「しかしねえさん」
「タイワンちゃんにまで同じことする気?」
「・・・え・・・・?」

なんと驚いたことにタイワンさや香ちゃんまで姉さんのパンツと貞操を狙っているのだ。
カンコにしては言わずもがなである。

「じゃあいったいどうすれば」
「ねえウヨ、要は私が日ノ本家の人間であって、あの人たちのものに、なる意思はないってことを
思い知らせればいいのよ。そうすれば万全とはいかないでも危険はすくなくなるから」
つまりねウヨ・・・・わたしの貞操をあなたにもってってほしいの」
708ヨシナオ:04/05/03 00:39 ID:GutBQh16
「いまなんて?」
「あんましいわせないでよ・・・つまりね・・」
姉さんは赤面してうつもいていたが決心したように俺の顔を正面から見つめるとはっきり言った。
「ウヨ・・・私を抱いて・・ ううん犯して」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談だよね・・・・?」
たのむ、冗談だといってくれ。いまだったらわらってすむんだ。しかし姉さんは微動だにせず
じっと俺の目を見つめている
「ウヨ、私が日ノ本の人間であるという証をワタシノカラダに刻んでほしい、だからそのためには」
「ちょ・・・ちょっと待ってよ姉さん!」
「ウヨ! 私のこと嫌いなの?」
「そんなんじゃなくて・・・・エット・・」

答える言葉が見つからない。オレは姉さんが相当思いつめていることを悟った。
「・・・・・ていうか・・・・オレなんかでいいの? 第一・・・・その」
「ウヨ・・・これを見て」
ねえさんは立ち上がって浴衣を脱ぎすた。スルスル ファサッ 
姉さんの体を申し訳程度に覆っているものは尖閣と書かれたパンツと、新潟と書かれたサラシブラ
だけだった。困惑するオレを尻目に姉さんはサラシを巻きとり、脇に置いた。
大きい・・・・・・
服を着ているときはわからなかったが年齢の割りに姉さんの胸は大きい。その乳房を惜しげもなく
俺の前にさらす。
ムニュ ムニュ
「ん・・・・・」
 そして両手でその乳房を揉みしだく。すると乳首から白いものがほとばしる。
これは・・・ 
「ウヨ・・・ これでわかった?」
「たしかに、これじゃねらわれるよね。わかるよ」
オレは目のやり場に困りながらそれでも姉さんの胸から目が離れない。
姉さんは部屋の電気を消した。カーテンからもれる月の光だけが周りを包み込む。
709ヨシナオ:04/05/03 00:40 ID:GutBQh16
「飲んで・・・」
姉さんが少し恥ずかしげに俺に言う。かわいい・・・・ 抱きしめたい・・・ 
オレは姉さんに愛おしさを感じた。オレは浴衣を同じように脱ぎ捨て、トランクス一枚になると姉
さんの前に座り、姉さんを布団の上に押し倒した。そしてその上に馬乗りになると、白い液体でヌルヌル
する姉さんの乳房をギュッと両手でわしづかみにした。指からはみ出した姉さんの胸はそそるような形を作る。
「ちょ・・・ そんな・・・ ああん・・・」
色っぽい声が姉さんの口から漏れる。
そしてオレの指の間から白い液体があふれ、姉さんの白い体をぬらし、布団の上にシミを作る。
オレはその片方の乳房をわしづかみにしたまま、片方の乳首に唇をつけそれをすった。
チュウチュウ・・・ 薄暗い部屋に乳首を吸う音が響く。
「ああん・・・ あっ・・ あふっ・・・ あん・・・ いや・・・ 」
さらに色っぽい声で姉さんがあえぐ。
小さいころに母さんの母乳を吸った記憶はないが、こんな感じだったろうか。オレは姉さんの乳を
飲んだ・・・・・・・・・ あまい・・・ 牛乳とはまったく違った芳醇な甘さが俺の口に広がる。
オレは片方の手を濡らす乳の温かさを感じながらさらに姉さんの乳首を吸った。そして
それを口に含むと体を起こして、姉さんの上にもう一度馬乗りになる.
そして布団の上でのけぞった姉さんの後頭部に両手を回して上を向かせると、半開きになった
口に、口移しで乳を飲ます。
710ヨシナオ:04/05/03 00:41 ID:GutBQh16
「ハムッ・・・・ ン・・・・ ゴクゴクゴク」
姉さんはのどを鳴らしてその乳を飲み干す。そしてオレの背中に両腕を回して抱きつくと
オレの口の中に舌を入れて、俺の口の中をまさぐった。そしてオレもそれに答えるように姉さんの
舌に自分の舌を絡ませる。
ピチャピチャ・・・・・ お互いに唇をむさぼる音が響き渡る。そしてひとしきり舐め終わると姉さんは
唇を離してオレに言った。
「ウヨ・・・ 下も・・・・・ 尖閣もお願い」
「うん・・」
オレもこんなところで止めるつもりはない。姉さんの腕の中から抜け出して今度は体を下にずらす。
そして尖閣パンツに手をかける。すると姉さんは少し腰を持ち上げた。それをOKサインととって
そのままパンツをひざまで下ろす。そのパンツが姉さんの股間から糸を一本引く。
姉さん・・・カンじてるんだ・・・ 尖閣パンツはそのままふくらはぎを抜けてかかとを抜けた。
もはや姉さんの体を覆うものは何もなかった。 
「ウヨ・・・ お願い・・・・ して・・・」
両手を自分の頭の後ろに回したまま姉さんは両脚をM字型に思いっきり開いた。パックリと開いた
姉さんのオマンコがあらわになる。そのまま姉さんの両脚の間に体を挟み込み、クリトリスに顔を近づける。
そして舌をオマンコの割れ目をなぞる。
「ヒッ・・・  そこ・・・・ イイッ・・・」
頭の上であえぎ声が聞こえる。そのまま舌をクリトリスに這わせ、愛撫する、あえぎ声に合わせてオレも
舌を動かす。
711ヨシナオ:04/05/03 00:44 ID:GutBQh16
「アアン・・・ アン・・・  アウッ・・・ アハン・・・・ ハウァン・・・・ ハウッ・・・」
あえぎ声が激しくなると、姉さんの体がビクンビクンと震えた。そのまま両手で脚をしっかりつかんで
姉さんのオマンコに舌をめり込ませた。
「アアッ! ダメッ! イく! イッちゃうううう!」
ぷしゃああああああああああ。
オマンコから大量のミルク、じゃなかった。精子が飛び出した。   ゴクゴク
オレはそれを飲み干した。バタッ・・・  姉さんが両手両脚を布団の上に投げ出した。
そして両脚から抜け出すと、完全にイって閉まった姉さんの横に座る。
そこには、さっきの色っぽい姿はなく、いつもどおりの清楚な姿がそこにあった。
姉さんがゆっくりと体を起こした。
「ウヨ・・・ しっかりと刻んでくれた?」
「うん,これで姉さんはオレだけのものだよ」
「よかった」
バタッ
そして再び布団の上に倒れこむ。オレもその隣に横になり、姉さんを正面から思いっきり抱きしめた。
そして意外なまでに細い体に驚く。
 こんな細い体で、姉さんは体を張って世界に貢献してきた。それをチューゴもカンコも
サヨックのじじいも、アサヒも踏みにじりやがって・・・・ 
 しかし姉さんを狙ってるのは何もコイツラだけじゃない。アメリーもロシアノビッチも
姉さんを自分のものにせんと虎視眈々と狙ってる。タイワンさんやアーリアさんだって
油断はできない。また、マカロニーノなんてやつまでいる。
 姉さんはオレだけのものだ。誰にも渡さん。腕の中で寝息を立ててるネオを見ながら俺は
決心した。
712ヨシナオ:04/05/03 00:46 ID:GutBQh16
「タイワンちゃんおはよー」
「ニホンちゃんおはよー」
「やあ ニホンちゃん、今日もきれいだね、どう? ボクとこれから・・・」
「こら、マカロニーノ! 朝から風紀を乱すまねをするな!」
「オハヨ・・・  ヒック」
「こいつのほうがよっぽど風紀を乱してるアル・・・・」
「やあ、みんな元気だね、おはよう」

朝の挨拶が飛び交う教室の中、やってきました騒ぎの種、
「ウェーーーーーッハッハッハッハッハッハッハ 今日もニホンはスキだらけニダ! 
 ウリイイイイイイイッ!」
バサッ!
疾風のごとくかけてきたカンコ君がいきなりニホンちゃんのスカートをめくります。
しかし・・・・・
 いつもだったら恥ずかしさのあまりに泣き出してしまうニホンちゃんですが今日は平気です。
「こらバカンコ!ニホンちゃん大丈夫?」
「大丈夫よ、ほら」
713ヨシナオ:04/05/03 00:47 ID:GutBQh16
ニホンちゃんは、スカートをピラっと捲り上げました。
そこにはえんじ色のぶるまぁ☆が燦然と輝いていました。
「これなら、もうスカートめくりされても大丈夫・・・・・・・・・って・・・・・みんなどうしたの?」


クラスの男の子全員が鼻を押さえます。


「ニホンちゃん・・・無防備すぎだよ・・・」
「まったく このスケベどもが」
「や・・・・やりますわね・・・・ニホンちゃん」
「今どきブルマなんかはいてる人いないよ・・・・」
「ニホンちゃん・・・・・・それじゃかえって得逆効果だよ」
クラスの女の子たちがみんなあきれてます。

そして・・・・あまり頻繁にスカートがめくられるようになりましたので、
ニホンちゃんはズボンをはいていくようになりました。
714ヨシナオ:04/05/03 00:48 ID:GutBQh16
駄文すいません。 こんなもんでよろしいでしょうか?

一応説明しときます。


乳・・・・・・・・ 石油のこと
精液・・・・・・ 同じく石油
新潟ブラ・・・・・ 新潟で採れる純度の高い石油田。
尖閣パンツ・・・・尖閣諸島で採れる油田の島

貞操を奪う・・・・採掘権を手に入れること
ブルマー・・・・・・尖閣諸島を守る防衛ライン

ウヨに飲んでもらいたい
日本で取れる石油は日本国内で生かしたい。

それと、前の方の作品を勝手に拝借してしてしまいました。
謝罪はしますが賠償はできません。ではまた。
715名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:43 ID:8WudK4vs
716名無しさん@ピンキー:04/05/03 02:54 ID:jEa7wNts
 もしかしてどぜ○さん!?
717名無しさん@ピンキー:04/05/03 09:02 ID:rGlW/CR6
……ニホンちゃん、精子出るんだ……ハァハァ。
718ヨシナオ:04/05/03 14:53 ID:Hvqz7eIH
>716
確かにどぜうさんの話をネタにしましたが、わたしはまったくの別人です。
あと、プロレスネタを考えてますが、エロではないので、やめました。
719霧丸:04/05/05 10:57 ID:2fK4LnAR
注・ほとんどエロではありません。

アメリー君の憂鬱

学校から帰るとラスカがオレの部屋の中でパソコンをいじっている。
「あれ、ラスカ帰っていたのか?」

「ねえ、お兄ちゃんってこういうのが趣味なんでしょ?」

そういうと、ラスカはパソコンを切ると、ベッドのところまで行ってスカートを脱いだ。
下はブルマーをはいていたが、ラスカはベッドに腰掛けると、脚を開いて股間をオレに見せるし
ぐさをした。
 妹のませたいたずらにオレは少しドキッとした。
さらにラスカはブルマーをキュッとあげると、後ろを向いてそのままの姿勢で後ろを振り向いたり、
横すわりしたりと挑発的なポーズをとり続ける。

学校でラスカのブルマー姿はよく見るが、こういうシチュエーションでこういうしぐさをされると、
さすがに困惑する。

 どうやらオレのPCに保存したデータを見られてしまったらしいが・・・・ってことは!

「ラスカ、まさかその画像は」
「うん、ニホンお姉ちゃん写ってたよ」

オレとしたことが何たる不覚! マカロニーノが盗撮したニホンちゃんのブルマー姿や水着姿
を今まで有料で買い取ったり、もしくは盗撮の手助けをしてしまったことがばれてしまったら・・・・
720霧丸:04/05/05 10:59 ID:2fK4LnAR
ニホンちゃんに口を利いてもらえないばかりか、女の子たち全員を敵に回しかねない!
PC画像にはタイワンちゃんやアーリアちゃん、リズ、フランソワ、地球組の女の子たちの画像が
ほとんど保管されている。

いかん! なんとしてでもそれだけは!

「おにいちゃん、最近三毛猫亭で新メニューが出たんだって! ね〜お願い」
スカートをはかないままラスカがオレにじゃれ付いてきた。・・・・・うっ・・・かわいい・・・
「わかったラスカ! とりあえずスカートはいてくれ!」

「ありがとうお兄ちゃん! 大好き」
そのままラスカはオレにしなだれかかってきた。

やれやれこのままじゃ当分たかられんな。そうは思いながらもひざのうえで丸くなるラスカを見て、
まんざらでもない気分だった。
721霧丸
ソースはありません。失礼しました。