>>644 ああ、バーチャルネットアイドルのニホンちゃんですね。
確か本家の方にもリンクが張ってあったと思いましたが。
650 :
マンセー名無しさん:04/03/18 00:09 ID:/YBN99/x
転生の翻訳家さんは女性ですか。
652 :
マンセー名無しさん:04/03/18 13:21 ID:yPFidpEG
鹿に顔面蹴られて全治2週間のケガした友達がいる
653 :
650:04/03/18 21:29 ID:/YBN99/x
651さん、転生の翻訳家さんすみませんでした。しかもあげているし。
今回はルールを知らなかった初心者ということで大目に見てください。
作家さんがた応援しています。
「塩辛」
カンコ君家の新しい商品は塩辛です。家の前で早速商いです。
「さあ、安いニダよ!」
皆に売っています。滅茶苦茶安いので好評です。しかし匂い
がかなりきついです。
「これは・・・・・・」
「かなり・・・・・・」
しかし元々キムチを売っているカンコ家、皆鼻を曲げながらも
買っています。
「それにしても凄過ぎる匂いだな」
ウヨ君がそれを玄関から見ながら言います。
「一体何をどうしたらあんな匂いがするんだ」
彼はその匂いに何か怪しいものを感じていました。
「くさややチーズよりも酷い。まるで腐った生ゴミだ」
彼はとりあえずその塩辛を一切れ買って調べてみることに
しました。
「さてと」
ウヨ君その塩辛を自分の部屋に帰って調べてみました。まずは虫眼鏡
で監察。
「・・・・・・おい」
何と腐っていて小さい蛆までわいています。
「これが人の食べ物か!?」
ウヨ君呆れ果てた様子で言います。
「毎度のことながらあの家の衛生観念はわからんな」
それにしても酷い。匂いもよくみれば汁をかけて誤魔化しているのです。
「あれでか。それにしても魚の内臓とかなら余計神経を使わねければ
ならないだろうに」
彼は怒りを露わにして呟きました。
「それにしても食材の調達はどうしているんだ」
彼はそこに考えを巡らせました。
「いくら安いといっても調達する食材に金がかかるだろうに。幾ら何でも
安すぎるしな」
そこで彼はにーちゃんと共にカンコ君達を見張ることにしました。
「行くか」
「あい」
二人は出撃しました。
「それにしてもあいつ等は食材を何処から調達しているのだろうな」
「お魚屋さんが怪しいですね」
カンコ君を尾行しながら話しています。電柱の陰からこっそり。
カンコ君を見張ります。
「じゃあ先回りしておくか」
「そうですね」
二人はカンコ君より先にお魚屋さんへ行きました。
「ああカンコ君ね、最近よく来るねえ」
お魚屋さんのコメント。
「何か買っているんですか?」
「いいや、いつも勝手に裏に回ってるだけだよ」
「裏か」
「益々怪しいですね」
二人はそれを聞いて相談します。
カンコ君の声が聞こえてきました。二人は身を隠すことに
しました。
「いよいよだな」
「はい」
見ればカンコ君はゴミ箱を漁っています。そしてそこに捨ててある魚
の切れ端を持って行きました。
彼が去った後ゴミ箱を調べる二人。そこは腐った魚を捨てるゴミ箱で
ありました。
「やはりこんなことか」
「いつもながらあこぎな」
二人はゴミ箱を見下ろしながら怒りに満ちた声で言いました。
さて二人は家に帰りました。そして今後のことについて相談します。
「だがあいつが逃げられる状況では駄目だな」
「そうですね。壁新聞は効果が期待できません」
アサヒちゃんだけでなく日之本家の面々はカンコ君には優しいところ
があるのです。あのサンケー君ですらそうです。
「ならにー、頼めるか?」
「はい」
にーちゃんは頷きました。こうしてカンコ君家の塩辛の解剖が
行なわれネットに拡がることになりました。
かくしてカンコ君達の塩辛のことがネットに拡がりました。これには
町の皆が激怒。
「生ゴミ売ってたのかよ!」
「本当だったら容赦しねえ!」
かくして皆カンコ君家に殺到します。
「そんな筈ないニダ!」
「そうニダ、これはニホンの陰謀ニダ!」
必死に言い繕います。しかし誰も信用しません。
「じゃあ証拠を見せてみろ」
ウヨ君とにーちゃんが詰め寄ります。
「それは・・・・・・」
カンコ君達口篭もります。そこへチョゴリちゃん登場。
「証拠はうちにあるニダ」
「なっ!?」
この発言に皆驚きです。
「チョゴリ、何を出まかせ言うニダ!」
カンコ君が詰め寄ります。しかしチョゴリちゃんそんな兄達を哀しそう
な顔で見つめます。
「いい加減こんなことを繰り返していたらウリ達は町にいられなくなるニダ。
そうしたらどうやって生きていくニダ?」
「うっ・・・・・・」
カンコ君妹に涙目で言われてタジタジです。パパさんやママさんもです。
「悪い事は悪いと素直に認めるニダ。兄さんがいつもニホンさんに言っている
ことニダ」
「・・・・・・・・・」
その言葉はカンコ君達の心に突き刺さりました。
「チョゴリ・・・・・・」
これにはウヨ君も沈黙しました。他の皆もです。
「証拠は家の裏にあるニダ。そこで腐った魚を塩漬けにして匂いを誤魔化す
汁をかけていたニダ」
「そうか・・・・・・」
皆その言葉に頷きました。しかし家の中には入りませんでした。
「それがわかったならもういい」
「今度からやるなよ」
皆そう言うと去っていきます。
「今日はチョゴリに免じて勘弁してやる」
ウヨ君とにーちゃんもそう言い帰っていきます。
「今度からこんなことするなよ」
後にはカンコ家の面々が残されました。
「・・・・・・・・・」
皆何も言いません。しかし冷たい風とそれ以上に冷えてしまった空気が彼等
の心を何時に無く責めていました。それが何なのか彼等にはわかりません。しかし
夕陽が沈む中で涙ぐむチョゴリちゃんの瞳が何時までも彼等の心に残りました。
誘導されて来ますた。元文はここでつ。
http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1079440091/123 「チューゴ君の葛藤」
ある日チューゴ君は、お部屋に流行の高速鉄道が欲しいと思いました。
作れる人から買うよりも自分で作れるようになる方がカッコイイし
後々安上がりなので、せっせと作り始めたのですが何度やっても
うまく作れません。
仕方なく、高速鉄道が作れる人から買うことにしました。
「フランソワーズからTGVを買ったカンコ君がトラブッてるようだから、
フランソワーズのは没アルな。
高速鉄道はニホンとゲルマンスキーに競争させて、できるだけいい条件で
技術を奪い取るアル! そして奪った技術で高速鉄道作って、他の奴に
売ってこづかい稼ぎアル!!」
チューゴ君、人の技術を盗んでこづかい稼ぎすることに罪悪感はないようです。
一方高速鉄道を作れる3人は、チューゴ君が高速鉄道を買うと知ると
売り込みを始めました。
フランソワーズ「ボンジュ〜ル! ぜひTGVを買って! 安くてお得よ!
TGVは買った後の維持費も安いのよ!」
ニホンちゃん「新幹線がいいわよ。大量輸送できて性能が良くて安全、
実績No.1よ」
ゲルマンスキー 「ICEがいいよ! リニア技術を出さないニホンと違って
オレはリニアも出すよ!」
チューゴ君「フランソワーズは呼んでないアル…でもニホンとゲルマンスキーへの
当て馬として利用できるアル。
ニホンとゲルマンスキーを躍らせて、どんどん条件を良くするアル!
技術全部奪うアル!」
チューゴ君は、ICEを買いそうなことを言ったり、新幹線を買いそうなことを
言ったり、TGVを買いそうなことを言ったりして、3人をうまく手玉に取ろうと
しました。そして………
フランソワーズ「ボンジュ〜ル! TGVをどうぞ♪ チューゴ君の部屋って素敵!
特に香港は素敵ね」
ゲルマンスキー 「リニア実用化は難しい…売るの無理かな…」
ニホンちゃん「良く考えたら、チューゴ君に新幹線を売ってもコピー品を作られたり
後で言いがかりつけられたりするだけなんじゃないかな…。
売らない方がいいかな…」
フランソワーズ「TGVをどうぞ! チューゴ君の素敵な部屋にはやっぱりTGVが
似合うわ!」
チューゴ君「しまったアル! 売り込みに積極的なのが、いつのまにか
フランソワーズだけになってるアル!
しかしTGVを採用した韓国はトラブッてますます大変アル…。
フランソワーズは売る前は調子いいけど、売った後のトラブルは
知らん振りで全然頼りにならないアル。
しかも新幹線を買ったタイワンがイヤミなくらい順調アル。
馬鹿なカンコ君の二の舞は嫌アル! 新幹線にしたいアル!
しかしニホンが頭下げてこないアル! 万事休すアル〜〜〜〜!」
665 :
マンセー名無しさん:04/03/19 11:02 ID:+y7ijGa/
皇室典範
第1条
陛下たんは、あくまで架空の人物であり、実在する【日本国の象徴であり日本国民統合の象徴】たるかたとは一切関係ありません。
誤爆スマソ_| ̄|○
667 :
マンセー名無しさん:04/03/19 12:15 ID:5aJ1Zg26
_-=─=-=_
__-=≡///:: ;; ''ヽ丶\
/ '' ~ ヾ:::::\
/ \:::::::\ ははっはウリナラマンセー!!!
| 彡:::::::::| 日本人だまして儲けるニダ
ミ| , 、 |:::::::::|
ミ| _≡=-、__, =≡=_ 、 |:;;;;;;;;/
| | /▼> | | /▼\ |─´ / \
| ヽ二二/ \二二/ >∂/
/ /( )\ |__/
.| / ⌒`´⌒ \ ) |
| │ | |
( \/ ̄ヽ/\_/ / |
.\ 、 \ ̄ ̄ ̄/ヽ / /
\ |  ̄ ̄ // /
\ ヽ____/ /
\_ ー─ __ /
668 :
マンセー名無しさん:04/03/19 12:33 ID:1sE9Fxo5
アドレス文字に入るな危険!!
海外サイトに入り2ちゃんの思う壺だ!!
669 :
マンセー名無しさん:04/03/19 12:37 ID:eeGH9GRc
アドレス文字に入るな危険!!
「振り上げた拳の行く先」
さあ、今年もこの日がやってきました。カンコ君家がニッテイさんの支配から
独立しようとしたあの日です。
「それは煙草をくれとせがんで柳とかいう女学生が暴れたあれか!?」
ウヨ君の突っ込みはスルー。今回狙うのはニホンちゃんとシシローおじさんです。
特にシシローおじさんにはやられっぱなしなのでかなり目をつけています。
「シシローめ、見ているニダ」
カンコ家の玄関で抗議活動です。けれど誰も相手にしません。ちなみに
シシローおじさんも涼しい顔です。
「ニホンは過去を反省するニダ!」
し〜〜〜〜〜ん
ニホンちゃんはいません。そして家の中ではウヨ君がシシローおじさん等
と一緒にカードで遊んでいます。何かカンコ家にとって・・・・・・な面子のようです。
「ウリナラは今は自制しているニダが・・・・・・」
カンコ君達の抗議は続きます。
「何処が自制してるんだよ」
ウヨ君が言いました。
「武士君の番だよ」
シシローおじさんがそれをスルーするようにそっと促します。何かもう完全に
慣れています。
「シシローは靖国のお墓に行くのを止めるニダ!」
「おじさん、あんなこと言ってますよ」
ウヨ君が顔を顰めて言います。
それに対してシシローおじさんは柔らかにスルー。
「まあ人それぞれだからねえ」
これで終わりです。
「な・・・・・・」
これにはカンコ家もびっくり。慌ててニホンちゃんを批判しよう
としますが。
「姉さんの侮辱は許さないぞ」
ウヨ君が木刀を持って現われました。
「で、さっきから姉さんやシシローおじさんに何の用だ?何なら俺が
話し相手になってやるぞ」
「う、うう・・・・・・」
カンコ家の人達が束になってもウヨ君は論破出来ません。困った時の
ファビョーーンは彼の場合木刀で叩かれるので通用しません。
「さっきから黙って聞いていればうちの家のことにまで。うちに何か
文句があるのか?」
「それは・・・・・・」
カンコ家のメンバー口篭ります。
「ウリは別にシシローに言ったんじゃないニダ!」
ここでいきなり責任転嫁にかかりました。
「さっきおじさんの名前出したじゃないか」
「あれは言葉のあやニダ!」
強引に取り繕います。
「ウリ達はニホンやシシローに言ったのではないニダ、この場合は
シンタローとかも入るニダ!」
「じゃあおじさんに来てもらおうか?」
「いや、遠慮するニダ・・・・・・」
おじさんには散々痛い目にあっているので断ります。
こうして暫く睨み合いが続いていました。そこへ一緒にカードをやっていた
フクダさんがやって来ました。
「おや、またお元気なことですね」
いつものポーカーフェイスで言います。
「そちらも色々と大変でしょうに。ご苦労なことです。ンフフフン」
プッと鼻で笑いました。その場はそれで終わりましたが真夜中になりようやく
思いっきり馬鹿にされたことに気付きファビョーーンするカンコ家の面々でした。
それを一人見るチョゴリちゃんの溜息。
「うちもいい加減こんなことの繰り返しは止めるニダ」
彼女の言葉が適う日は来るのでしょうか。
熱血さんへ。
エロパロ板でも指摘されたことですが、地の文が抽象的・素っ気なさすぎて
小説の文体になっていません。
あなたには頭にうかぶ情景をそのまま箇条書きにする悪癖があって、逐一想像を
めぐらすことを面倒くさがっているためと思われますが、何の意外性もない展開
とあいまって全体の印象を平坦きわまるものにしています。
これではたんなるあらすじ紹介です。
べつに毎日新作をアップする義務が課せられてるわけでもなし、もうすこし
「筆力の限界に挑戦する」という姿勢があってもいいのではないでしょうか。
素人が手なりで書いて面白くなるわけないです。
本当にプロの模写、やってみたらどうですか。
あるでしょう? 夢中になってむさぼりよんだ思い出の名作が。
それを最初から模写してみるのです。自分に足りないものがありありと
見えますよ。
平井和正の「狼の紋章」を模写して愕然とした体験からいうんですけどね…。
675 :
北極星:04/03/20 00:14 ID:3J9cvtiz
上の発言は私のものです。
名前が空欄でした。
ちょっと補完スレでコメントさせてもらいます。
677 :
らんまる:04/03/20 02:31 ID:1WWcEd9A
ニホンちゃんの決断
ある日ニホンちゃんは、今までに無い重大な決断をしました。
「やっぱり、イラク君のおうちに行きましょう」
アメリー家とイラク家の間でおきた喧嘩のおかげで
今のイラク君の家はぼろぼろです。
ニホンちゃんはアメリー君の応援をしたともあって罪悪感を
感じています。
それに、以前にあったアメリー家とイラク家の喧嘩のあとで
ぼろぼろになったクエーちゃんの家を修理したときに
ニホンちゃんは沢山のお小遣いを出しましたが、クエーちゃんの
「感謝する家リスト」にはニホン家の名前はありませんでした。
「誠意を示すには、汗を流すのが一番よ。でも、ちょっとこわいな」
イラク家に行きたいのはやまやまですが、アメリー家との喧嘩で
すっかり興奮してしまった、イラク家の人の一部が
「アメリー家の仲間は来るな」
と、花火で脅かしているのです。
か弱い小学生の少女が行ったのでは、何が起こるかわかりません。
そこで、ジエイ3兄弟に相談しました。
「そういうことなら私が行こう、しかし少しでも安全を確保したいな」
リクジさんが言いました。
リクジさんは、なかなか腕の立つ大工さんで配管工でもあります。
壊れたお家を直したり、きれいなお水の出る水道を造ったりできます。
しかもニホン家の各種武道に精通しています。
でも、相手は花火を持っています。丸腰では不安です。
困ったニホンちゃんはニホンパパに相談しました。
678 :
らんまる:04/03/20 02:32 ID:1WWcEd9A
>677続き
「よしわかった。ゴム鉄砲と花火とトラックを持っていきなさい」
これはとても、珍しいことです。
ニホン家にはアサヒちゃんが大好きな”平和の決まり”というのがあって。
ニホン家はどんなことがあっても、戦わないときまっているからです。
アサヒちゃんやサヨックおじさんは、ゴム鉄砲や花火があるだけでも
「よくない」とうるさく言うほどです。
それを、外に持ち出すことを許すなんて、本当に珍しいことです。
しかも、トラックは連発式の強力なゴム鉄砲を乗せています。
これなら安心です。
ニホンちゃんは、再びジエイ3兄弟の所へむかいました。
「これだけ装備があれば、何とかなるだろう。
でも、イラク家の詳しい様子も知りたいな」
リクジさんは、腕を組んで言いました」
「じゃあ、さきに私が行って様子を見てきましょう」
そう言ったのはクウジさん。
足が速く背高のっぽのクウジさんは遠くまでモノがよく見えます。
彼に先に行って様子を見てもらえば安全です。
「荷物は私がもっていくよ」
そう言ったのはカイジさん。
カイジさんはとても力持ち。リクジさんの使う大工道具だけではなく
リクジさんが泊まるテントやトラックまでも一度に運べます。
運送は彼に任せれば大丈夫です。
「それじゃあ、おねがいね」
679 :
らんまる:04/03/20 02:33 ID:1WWcEd9A
>678続き
「よしわかった。ゴム鉄砲と花火とトラックを持っていきなさい」
これはとても、珍しいことです。
ニホン家にはアサヒちゃんが大好きな”平和の決まり”というのがあって。
ニホン家はどんなことがあっても、戦わないときまっているからです。
アサヒちゃんやサヨックおじさんは、ゴム鉄砲や花火があるだけでも
「よくない」とうるさく言うほどです。
それを、外に持ち出すことを許すなんて、本当に珍しいことです。
しかも、トラックは連発式の強力なゴム鉄砲を乗せています。
これなら安心です。
ニホンちゃんは、再びジエイ3兄弟の所へむかいました。
「これだけ装備があれば、何とかなるだろう。
でも、イラク家の詳しい様子も知りたいな」
リクジさんは、腕を組んで言いました」
「じゃあ、さきに私が行って様子を見てきましょう」
そう言ったのはクウジさん。
足が速く背高のっぽのクウジさんは遠くまでモノがよく見えます。
彼に先に行って様子を見てもらえば安全です。
「荷物は私がもっていくよ」
そう言ったのはカイジさん。
カイジさんはとても力持ち。リクジさんの使う大工道具だけではなく
リクジさんが泊まるテントやトラックまでも一度に運べます。
運送は彼に任せれば大丈夫です。
「それじゃあ、おねがいね」
680 :
らんまる:04/03/20 02:38 ID:1WWcEd9A
>678続き(679は、無視してください)
そして、次の日
「ぐんくつの音が聞こえるわ!」
「ニホンはニッテイの様に暴力主義になろうとしてるニダ!」
アサヒちゃんとカンコ君が騒いでいますが、いつもと違い
ニホンちゃんは揺るぎません。
「リクジさんやクウジさんがかわいそうだわ!」
「謝(以下略」
なにせニホンちゃんは決めたのです。
普段は、少しオドオドしているニホンちゃんは、本当は石橋を叩いたくらいじゃ
渡らないくらいの慎重派なだけで、一度決めたらテコどころか
ケミカルアンカーでも動かない強い心の持ち主です。
だから、今回は二人がなんと言おうとオドオドはしません。
そして、胸を張っていいます。
「わたし、決めたの!」
ニホンちゃんの決定に幸あれ
『ボヘミアン・ラプソディ』
とある日の放課後、二人の子供が誰もいない教室で剣呑にやりあっています。
「タイワン、いい加減おまえん家は朕の分家筋だって認めたらどうアルか!」
「うっさいわねえ、そんな古い事言う男なんて大っ嫌い!少々血の繋がりがある
からって何だってのよ。あんたの家のその体質が気に食わないのよ!」
「だから朕は認めるだけで今までどおり付き合おうって散々言ってるアル!なんで
その辺スルーしてるアルか!」
「へーえ、あんた私の事散々許婚呼ばわりしてるけど、身内の結婚てどうなの?
やっばいんじゃない?世間体とかあるし。」
「それとこれとは…」
「一緒よ一緒!大体さあ、パパが『うちは独立した家系です』って言った途端に
チンピラまがいの連中がどかどかうちにやって来るのはどうしてなんでしょうねえ?」
タイワンパパが仕事の区切りごとに発表している会社の方針発表で、チュウゴ君
はじめ中華マンションの一部の面々が事あるごとに茶々を入れてきて、タイワン
ちゃん随分煮え湯を飲まされています。去年なんかはチュウゴ家から無理矢理
ねじ込まれている会社役員を放逐しようとして、逆にチンピラがタイワンちゃん
の家に押し入る始末。トウキ叔父さんが体を張って追い返したので事なきを得ましたが、
このしこりは暫くお互いに残りました。
「アーアー…チンノシラナイコトアル」
「目が泳いでるわよチュウゴ君。」
嫌がらせのように君付けでタイワンちゃんが詰め寄ると、チュウゴ君しどろもどろ
です。
「ま、近々パパの会社が今後あんたの所とどう付き合っていくか決めるみたい
だし、そこんとこよろしくね。もっちろん会社の方針はうちの方針と一緒。ほら、
オトナの言うことに子供が逆らうのは家訓に逆らうことになるし。」
「む、それじゃあタイワンパパの出方次第では…」
「もっちろん、それを判断するのはワ・タ・シ。」
その辺の詭弁はさすがチュウゴ家の血…ではなくてオリジナルですねオリジナル。
チュウゴ君矛を収めて退散します。とっても悔しそうです。最も、そのチンピラ
乱入でご近所中から総スカン食っているので、迂闊に行動できないのかもしれま
せんが…。
*
さて、その3日後―――
「タイワン、手紙きてるわよ。」
「てがみぃ?誰から?ニホンちゃん?」
「さあ…差出人書いてないし。取り敢えず見てみたら?」
「なんだろ?」
「あ、もしかしてらぶれたあかな?」
タイワンちゃんのママがいたずらっぽく笑いながらタイワンちゃんをからかいます。
「んなわけないって。どれどれ?」
ママがくすくす笑いながら部屋から出て行くのを無意識に確かめながら、タイワン
ちゃんは無造作に封を破ります。しかし入っていたのは写真が一枚だけでした。
しかし…
写っていた写真は、夏休みの間だらだらしていたタイワンちゃんが下着姿で部屋で
お昼寝しているものでした。しかも、寝相が…
「な、な、ななななんじゃあこりゃあぁ!」
タイワンちゃんジーパン状態で驚愕しています。
だだだだだと部屋から駆け出し、キッチンにいたママに詰寄ります。
「ママ、ママ、こここここれこれこれ!」
目の前3cmに突きつけられたら見えるものも見えません。
「タイワン、ちょっと落ち着きなさいって…あらら、すごい寝相。」
「だー、もうそうじゃなくって!この写真さっきの手紙に入ってたの!」
「あなたが無防備すぎるんじゃない?ごらんなさい女の子なのにハシタナイこと。」
「そういう問題じゃなくって!これ脅迫よ脅迫!いたいけな娘が脅迫に遭ってんの!」
「あら、自分で言うこと?ジサクジエーンとかじゃないの?」
「んな訳ないでしょ!なんでわざわざ自分の恥ずかしい写真人にわたさにゃならんのよ。」
「ほら、あれ、男女の機微ってやつ(はあと)」
「そんな相手いやしません!それより誰がこんなもん送りつけたかって事!」
「うちに入ってくるって、そんなに多くないでしょ?」
「だーかーらー、誰が送ったかって聞いてるの。」
「ママだってわかんないよ。でもタイワンの部屋に入るってそんなに色々いないでしょ?」
「むー、それじゃあ…ニホンちゃん、はないなあ。逆ならありえ…いやいやいや、
まさか、パパとか…」
そういった瞬間ぐわしっとママがタイワンちゃんの頭を掴みます。
「パ・パ・は そんな人じゃありません。」
「…ハイ。」
「タイワン、パパのせいにする前に誰がうちに来てたか考えなさい!」
「むぅー!…あ、このぱんちゅママのだ。」
「エ?」
「夏休みこっそり借りてたんだよね。ほら、ママ可愛いの買ってくれなかったし…」
瞬間、ママの態度が一変しました。
「タイワン、これは誰が差し出したのか詳細に調べる必要があるわね。勿論、パパも
例外じゃなくってよ。」
「は、はあ…」
タイワンちゃんのママはそう言うとすぐに電話機にかじりつき、ものすごい勢いで
方々に電話し始めます。
「ちょ…、ママ落ち着きなって。」
「可愛い娘の貞操の危機に落ち着いてられません。これは貴方のためでもあるのよ!」
「いや、なんていうかその…派手に調べたらあのおぱんちゅママのってバレルンジャア…」
「…」
「…」
「タイワン。」
「はい。」
「慎重に調べましょうか。」
つづく…のかなあ?
どーでもいいが細かい突っ込み。
ケミカルアンカーじゃ、余計に固定されて動かない。
>>686 話としては面白かったけどチョト話からはネタ元が解りにくいっす
後、ママ桑の下着を無断着用って事はブカブカだと言うことで無問題ですか?
それと『ぼへみあん(略』の意味を教えるニダ!いや下さい
やっぱQueen?
でも『ママ、あたし撮っちゃった』じゃなく『撮られちゃった』だし。(w
細かい突っ込みスマソ。
自業自得1/2
ある日曜日の午前中、日ノ本家は家族でTVを見ていました。
9時からの討論番組を見た後、ニホンママはアサヒちゃん司会の番組にチャンネルを変えました。
「母さん、走ってくるよ」ニホンパパはイーグル号の散歩を兼ねたランニングに出かけました。
「私、図書館に言ってくる」ニホンちゃんは低迷気味の成績を上げるために必死です。
「武士はどうするの?」ニホンママの問いにウヨ君は、
「ネットで情報を集める」と言い、リビングの端末に向かいました。
(飯嶋研究スレをチェックしなければ…)
基本的には、研究三昧のニホンパパ、開発命のニホンママは普段TVを見ません。
その代り、研究室や開発室では、BBCとCNNが24時間流れています。
また、マニアックなニホンママは、月一のアサヒちゃん主催の深夜討論会や
日曜朝10時からの討論会を冷めた目で見ています。
しかし、毎月送られて来る「日高レポート」は真剣に研究しています。
自業自得2/2
『今後、カンコ家は独自のご近所付合いを行い、アメリー家に盲従しない』
(…アメリーさんと30分話して「一生付いて行きます」って言ってたっけ…)
『ニッテイの残虐行為の犠牲者に哀悼の意を表します』
(…丁度その日に我が家の晩餐会に闖入してきたのは誰?…)
『キッチョムの脅しには屈しません』
(…幼稚園児の運動会で2回も謝ってたのよね…)
『私に不満があるのならば、家族会議で決めましょう』
(…結局、有耶無耶じゃない…)
『私の資産が、反対派の資産の1/10なら家長を辞任します』
(…とっくに1/10を超えているんじゃない…)
『ウリグループを応援するのは家訓違反では無い』
(…十分違反よ…)
『家訓違反していないのだから、謝罪はしない』
(…ほら、弾劾されちゃった…)
ニホンママは溜息を吐きながら、こう呟きました。
「カンコ君のおとうさんて、只の莫迦なのね…」
飯嶋研究者でもあるウヨ君は嘆息しながら、うんざりした口調で母親に言いました。
「カンコの親父は莫迦だって5月から言ってたろ。」
元ネタ、某日のサンプロ語の母と拙(サンプロ未聴取)との会話
母「ノムヒョンで只の莫迦なのね」
俺「5月から言っていたろ」
696 :
691:04/03/22 22:49 ID:arxHslsP
>>692 多分解りました ありがとう御座います
でも間違っているとややこしくなるからあえて書かない(w
>>695 >>マニアックなニホンママは、月一のアサヒちゃん主催の深夜討論会や
>>日曜朝10時からの討論会を冷めた目で見ています。
>>しかし、毎月送られて来る「日高レポート」は真剣に研究しています。
すげーママだ・・・シビれる
家は増刊号しか見てねえ
ニホンママって油の染みた白衣の似合う和装美人?w