強制女性化小説ない? Part7

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1名無しさん@ピンキー
強制女性化にまつわるよもやま話やSS、強制女性化話のサイト情報を扱うスレッドです。
男性を無理やり女性化させて、屈辱や羞恥を与える話に萌えましょう!

【前スレ】
強制女性化小説ない? Part5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1040906334/
2名無しさん@ピンキー:03/02/13 02:30 ID:c9+qSf//
【過去スレッド】
強制女性化小説ない?
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1002/10021/1002186275.html

強制女性化小説ない? part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1017/10174/1017406685.html

強制女性化小説ない? part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1027/10279/1027975198.html

強制女性化小説ない? part4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032134486/

強制女性化小説ない? Part5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037720935/

強制女性化小説ない? Part6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1040906334/

【関連サイト】
投稿SS・イラスト保管庫
http://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/

前スレが容量ギリギリになっているので、新規に立てさせていただきました。

一応テンプレ
※広告を貼られるので、sage進行でおながいします。


※荒らし・煽り・萎えには徹底スルーで。
3名無しさん@ピンキー:03/02/13 02:46 ID:XwKZIFBZ
1>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>前スレ1
4乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:27 ID:rTT+c/LS
「…………」
(どこ?)
 頭が、いまいちすっきりしない。心は横になったまま、辺りを見回した。
 ふつうのキングサイズよりさらに大きい、天蓋つきの巨大なベッドのうえに、清潔な白いシーツと
これまた白いフワフワの綿毛布に包まれて、柔らかな枕に半分うずもれるように寝ている。
 空調が万全に施されているのだろう、暑くも寒くもなく、すごし易い室温だ。
 天蓋から下ろされたレースのカーテンから、向こう側が、部屋の中がかすかに透けてみえる。
(ここ……この感じ)
 どことなく、この部屋を見たことがあるような気がするのだが、よくは思い出せない。
 この部屋だけで何十畳あるのだろうか、出入り口とおぼしきドアまで、かなりの距離がある。
 ドアの辺りに、人影が二つ。
 心が身体をおこすと、
「お目覚めでございますか? 心お嬢様」
 あちらも心に気付いたようだ。
(お嬢様って、ボクのことかな?)
「……はい」
 いまの心は完全に、本来の彼に『帰って』いるわけではない。
 少々『戻って』いる状態だ。ちょうど、小学校の高学年くらいだろうか。
 むろん本人は、あいかわらず男でいるつもり――いつも通りの自分でいるつもりなのだ。
「すぐに、お知らせを――急いで」
「はい」
 シルエットと声から判断すると、双方とも女性らしい。
 ドア付近にいた二人のうち、年長者らしきほうが、もう一人に指示を出している。
 指示を受けたほうは、すばやく部屋から出ていった。

「もうしばらくで、主がまいります――よろしゅうございますか?」
 部屋に残ったほうの女性が、ベッドに近づいてきた。
 どうやら、ベッドのまわりのカーテンを開けてよいか、訊ねているようだ。
 ここで心は、いまの自分の格好に思い至った。
 薄手の白いガウンのみを羽織っており、下着は身に着けていない。両腕に、包帯や絆創膏で治療した
あとがある。それだけでなく、全身いたるところに治療は施されているらしい。
5乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:28 ID:rTT+c/LS
>>4
 寝乱れた胸元をなおし、髪にも気を配る。それも、ごく自然に。
 身だしなみを整えるのに、男も女も関係ない。人として、最低限度のマナーというものだ。そういう面
において黒姫家の、母の躾は厳しかったため、心は男だった時からきちんとしていた。
 とくに今は、幼く『戻って』いることも手伝って、母の教え通り、素直に行動している。
 しかし、そのような自分の姿が、まわりからすれば『女の子らしく、微笑ましい』という風に映ること
にまでは、まったく気が及んでいない。
「どうぞ」
「失礼いたします」
 カーテンを開けたのは、優しげな中年の女性だった。
 映画にでも出てきそうな時代がかった衣服を身につけており、いかにも、「ベテランの使用人です」と
言わんばかりだ。なんだか、
(修道服みたいにも、みえるかな?)
 などと心は思った。
「お嬢様、ご気分はいかがでございましょうか? お具合のおもわしくないところは、ございませんで
しょうか?」
 にっこり微笑みながら、莫迦丁寧に訊ねてくる。
 こそばゆい――が、ここでも『戻って』いることが幸いして、ごく自然に対応する。
 今でこそ一人もいないが、祖父の生前までは、黒姫家でも住み込みの使用人を数名やとっていたから、
『扱われ方』のようなものはいちおう心得ている。
「ありがとうございます。大丈夫です。あの、ここはいったいどちらの――」
「もうしわけございません。たいへん失礼ではございますが、そのようなご質問にお答えすることは、
主から禁じられております。どうか、ご容赦ください」
 みなまで言わさず、すっぱりと断られてしまった。
「……そうですか。ではせめて、あなたのお名前を教えていただけますか?」
「これは、たいへん失礼いたしました。吉野と申します。心お嬢様の、身の回りのお世話を申し上げる
ようにと、主より命じられております」
{やはり、本当だったのね。なんて、おいたわしい……}
 彼女は一歩下がって、深々と頭を下げる。
「吉野さん――ですか。こちらこそ、お世話になります。それでは、さっそく一つお願いがあります」
「はい。なんなりと、お申しつけくださいませ」
6乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:29 ID:rTT+c/LS
>>5
 心は、まっすぐに吉野の目を見ながら、
「お嬢様と呼ぶのは、やめていただきたいのです。ボクのことは、ご存知でしたね?」
「はい、存じております。心様とお呼び申し上げて、よろしゅうございますでしょうか?」
「……」
(様は、いやだな)
 と思ったが、彼女の態度からみて、さん付けなどでは呼んでくれまい。
「はい、よろしくお願いします」
 にっこりと、心は微笑んでみせた。
 その笑顔のまぶしさに、吉野は見惚れてしまう。
「どうかしましたか?」
「は、はい、いえ――失礼いたしました。心様、なにかご所望はございますでしょうか?」
 心はいっしゅん考えて、
「それでは、ミルクをお願いできますか?」
「はい、ただいまお持ちいたします」
 いつの間にか、心と吉野が会話しているあいだに、出入り口のところに二人の使用人が待機していた。
 その若い二人の使用人が身につけている衣服は、吉野のものとは異なっている。まごうことなき、
ほんもののメイド服というやつだ。
 吉野は二人のうちの片方に、心のミルクを持ってくるよう命じて、自分は心の側に控えている。
 どうやら彼女は、はじめに心が見て取ったようにベテランで、使用人たちの上役にあたるらしかった。
***********************************************
「吉野さんは、こちらのお屋敷にはずいぶん長く、おつとめなさっておいでのようですね?」
(使用人をまとめる立場。それに、ボクの監視までさせて――かなり信頼されているらしいね)
 少しでも情報が欲しい心は、探りを入れるための取っ掛かりとして、吉田に話しかける。

「はい、二十年ほどになります。いまは当屋敷の、使用人頭を務めております」
 これくらいの、世間話レベルのことであれば問題あるまいと判断して、吉田は正直に答えながら、
{この方は、『上』のお方だわ……記憶なんて関係なしに、以前とまるでお変わりない}
 確信のようなものを、得ていた。
7乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:33 ID:rTT+c/LS
>>6
 もちろん、あの黒姫家のお嬢様だ。特別であることは主人から聞かされているし、吉野とて、この町で
ずっと暮らしてきたのだから、どれほどの重要人物であるのかは重々承知していた。
 実のところをいえば、この少女とは初対面ではない。過去に何度も、最重要の客人として、もてなして
きたことがあるのだ。だから、彼女が受けている教育や躾の上質さ、その頭の良さなど、十分に分かって
いたつもりだ。
 ここで一つ、大きな問題があった。主からも事前に聞かされていたことだが、彼女は記憶を失っている
らしい。この屋敷のことを忘れてしまっていたことからみても、間違いないようだ。
 そんな状態にありながら、この少女の優秀さにも、魅力にも、いささかの変化も見られなかった。
 現に二・三言かわしただけで、吉田の立場や人柄をほぼ把握してみせた。さきほどからの質問も、確実に
答えてもらえることを見越して選んでいるのだろう、頭が良いことは相変わらずで、疑いようもない。
 しかしながら、それらは瑣末なことでしかない。
 目の前にいる少女は、黒姫家のお嬢様だからこのように育ったのではなく、この少女だからこそ黒姫家に
生まれたのだと、いっそのことそう考えた方が自然に感じるほど『分からせて』くれている。
 この少女自身が、本質的に『上に立つ』人間だ、ということを――。

 上に立つもの、人を支配する・使う側に立つものには、どうしても必要とされる能力がある。
 それは支配する対象・相手を『理解』する能力だ。これなくして、相手をうまく働かせることは難しい。
 不可能ではないにしても、この能力の有る無しで、効率に決定的な差が生じてしまう。
 この能力には別に、「コレだ」という典型があるわけではない。さまざまな要因が複合して現れるもの
でもあるし、どういう風に成立しているのかなぞ、はっきりいって関係がない。
 ただ、有れば良いのだ。
 さらにもう一つ、これが加わればより好ましいとされる能力がある。
 それは『理解』していることを、その相手に『知らせて』やることだ。
8乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:34 ID:rTT+c/LS
>>7
 “あなたのことは『理解』していますよ。だから存分におやりなさい”と『知らせて、分からせて』
くれることが、その下に仕えて働く者にとってどれほど勇気づけられ、やる気を与えてくれるものか
簡単に想像できるだろう。与えられた圧倒的な安心感と信頼感は、古臭い表現だが、そのまま忠誠心
へと結びついてゆく。
 それは薄っぺらな言葉でできるようなものではないし、これ見よがしな押し付けがましい態度で示せる
ような簡単なものでもない。できる者にはできるが、できない者には決して真似できない、『理解』する
ことそれ自体より、はるかに難しいことだ。
 この少女――心ほど、この二つをバランスよく持ち合わせ、完全に、そしておそらくはまるで無意識に
使いこなしている人物に、吉田はかつて出会ったことがない。
 無意識――そう、本人には全く『そんなこと』をしているつもりは無いはずだ。
 ごく表面的な見方をすれば、『知らせて』やる能力とは『考えていることを読まれてしまう無防備さ』
とも受け取れるだろう。それでは「本音と建前の使い分けができないのでは?」と思うかもしないが、
そんなものは杞憂にすぎない。
 ようするに支配する相手に対し、適切に情報を与えてやって、せいぜい張り切って働くように仕向けて
いる、その程度のことなのだと考えればいい。
{まさに下賤の者の、浅はかな誤解といったところかしら? 心様にとっては我々なんて、欺く必要すら
ないはず}
 吉田にしても、長年、使用人として自らの仕事に誇りを持ち、真摯に努めてきたからこそ、ここまで
心のことを読みとれたのだという自負がある。
{亡くなられた奥様に、本当によく似ていらっしゃる}
 少女――心の母親も、二つの能力をバランスよく持っていた人物だった。心をのぞいては、心の母が
これまで吉野の出会ったなかで、一番の『支配者』だった。
 この『理解』云々についても、心の母親から聞かされたことだった。いや、聞かされたというよりも、
話相手を務めていた間に、自然と吉野のなかにかたち作られるよう仕向けられた、といった方が正確だ。
9乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:35 ID:rTT+c/LS
>>8
 心と、心の母。この二人には大きな違いがある。それは自覚的に能力を使っているか、そうではないか
ということだ。心の母は自分の能力を受け入れて、自らそれを磨きあげていたが、心は自分の能力に対して
まるで無自覚――それどころか、人を支配することを嫌がっている印象すらある。
 そういう点ではむしろ、
{旦那様に、似ていらっしゃるのかしら?}
 心の父親のほうに、似ている感じだ。

 心の横顔に見惚れつつ、吉田はさらに考える。
 もしも家族や友人といった立場で、心に関わったとしたらきっと、『かまってあげたい』とか『願いを
聞き届けてあげたい』とか『放っておけない』だとか、そんな風に感じたに違いない。
 下手をすれば『見透かされている』などと感じて、敵意を抱くことすらあったかもしれない。
 もっとも心は外見も、芸術と呼べるほど整いすぎた美しい少女だ。たとえ同性であっても、あまりに現実
離れした美しさには、ただ見惚れてしまうしかない。よほどの馬鹿か、身の程知らずでもなければ、敵意なぞ
持ちようがないだろう。
 だが或いは、目の前の人物が男だったとしたら? 事態は少々複雑になるのかも……。
{何を考えてるのかしら……私ったら}
 大袈裟に、バカバカしいことを考えすぎた。そう思いつつ、ついでとばかりに『妄想』を飛躍させる。
 この目の前にいる少女の在りようは、もはや上に立って『支配する』などというレヴェルを超えている
のではないか? 『奉られる』というところにまで、届いている気がする。
 自分に仕える、もしくは自分のために働く相手に対して、『喜び』を与える能力をもつ存在――それは、
{人では、ないみたい。まるで……}
************************************************
「ありがとうございます」
 届いたミルクを差し出すと、優雅な所作で一礼し、心は受け取った。
10乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:35 ID:rTT+c/LS
>>9
「――おいしい」
 ミルクに軽く口をつけて、心はほうっと溜息をつく。
 ほんのりと、頬が桜色に染まっている。なんとも可愛らしい。
「お気に召して、いただけましたでしょうか?」
「はい」
 吉野に聞いた話では、いまは土曜日の昼過ぎだという。
(昨日の夜からさっきまで、ずっと寝てたのか)
 時間的にはずいぶん長く寝ていたことになるが、そのわりには気だるいというか、疲れが残っている。
 ――と、
 とつぜん音もなく扉が開く。
 現れたのは、背の高い少年だ。
「若様! おやめください!」
 扉のあたりで控えていた二人が、少年を引きとめようとするも、軽く無視されてしまう。少年のあとに
ついて現れた、大柄な男たちによって、彼女らは扉の外へと引きだされてしまった。
 吉野が、少年のまえに立ち塞がる。
「若様、このようにご無礼なふるまいをなさっては、いけません」
 いかに自分の屋敷であろうが、
{レディの部屋へノックも無しに入りこむなんて!!}
 非礼にもほどがある。たとえ自分が仕えるべき主人の一人であったとしても、吉野はこれを咎めずには
いられなかった。ましてや吉野にとって心は、『本来の主人』の、さらに『主人』にあたるのだ。尚更に、
この非礼を許すわけにはいかない。
 しかし、少年――龍鬼は、そんな吉田のようすを意に介すそぶりすら見せず、クイッと顎をしゃくって、
『出て行け』というジェスチュアをしたのみだ。声すら使わない。
 従わぬわけにも、いかない。龍鬼はこの屋敷の『本来の主人』ではないが、実質的な最高実力者なのだ。
 しかし吉野は、心をかばうように、龍鬼のまえに留まり続ける。主人から命じられた仕事を放棄すること
など、信頼を裏切ることなど彼女にはできない。彼女の、仕事にたいする誇りがそれを許さなかった。
{心様をお守り申し上げることも、仕事のうち}
 なのだから。
11乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:37 ID:rTT+c/LS
>>10
 身体をこわばらせながらも、吉野は龍鬼の瞳を見つめ返した。
 龍鬼はただ傲然と、彼女を見下ろしている。なんの感情も込められていない、凍りついた瞳で。

 にらみ合いが続くうち、吉野の額に汗がにじみ始めた。
「――吉野さん、ボクなら大丈夫です。どうか心配なさらないでください」
 沈黙を破ったのは、心の一言だった。
「心様……」
 振り向いた吉野の表情は、憔悴しきっていた。無理もあるまい。龍鬼の放つ重圧に耐え切れるものなど、
たとえ男であったとしてもそうはいないはずだ。
「大丈夫、大丈夫ですから、ね?」
 にこにこと、心は微笑んでみせる。がくりと吉野の身体から力がぬけるが、それも一瞬のこと、すぐさま
ぴしりと姿勢を正して、
「失礼いたします」
 声と表情にほんの少しだけ、「渋々……」といった感じを含ませて、吉田は部屋から出ていった。
 室内に残ったのは、心と龍鬼のみ。

「良かった。気がついて――具合はどうかな? 心配したよ。あれからずっと、目を覚まさなかったから」
 優しい声、気遣わしげな視線。
 龍鬼の姿を確認してから、心は顔をふせて、目を合わせないようにしている。
「助けていただいたことは、感謝しています。けれど――」
「心? どうしたの?」
 よそよそしい丁寧語に、違和感をもったらしい。龍鬼は心の手に、自らのそれを重ねようとする。
 さっと胸元に抱えるように、心は両手を引っ込めた。
「触らないで、ください」
 丁寧語を用いているのは、ようするに牽制のためだ。龍鬼には、こちらに危害をくわえるようなつもり
が無いらしい事は分かっているのだが、だからといって油断はできない。
 彼には色々と――されたし、いったい何者なのかも、いまだに心はまったく分からないのだ。
(あんなこと、イタズラ…? 悪戯された…なんて……どうして、あんな)

12乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:39 ID:rTT+c/LS
>>11
 完全ではないが、かなりの部分を、心は覚えている。
 龍鬼にされたことも、そして自分がどのような反応をかえしたのかも。
 彼に触れられることを、自分は嫌がるどころか、
(求めて、いた? ちがう……ちがう! 知りたかった、知りたかっただけだよ!!)
 ではいったい、
(ボクは、なにを、知りたかったんだ? あれじゃ、あんなのじゃ……)
 まるで――犯されることを、望んでいたようなものだ。
 小さな胸をかばうように、心は自分の身体を抱きしめる。
(……そう、いえば)
 龍鬼は、自分――女の子の『心』のことを、知っているらしい。それに昨日、何度も何度もくりかえし、
耳元で囁かれた「愛している」という言葉……。思い出すたびに、こころがざわつく。
(へんな、感じ)
 生理的な嫌悪とはあきらかに異なる、水面にさざ波が立つような、かすかな精神の揺らぎ。
 何かはっきりとした感じがするわけでもないし、龍鬼のことを『好き』でも『嫌い』なわけでもない。
 ただ「安心するな」・「気を緩めるな」と、呼びかけられているような、そんな気がしてくる。
(とにかく、たつきは要注意だ。しっかり、しなくちゃ)
 こころの中からの呼びかけのみではなく、龍鬼にたいする警戒には、はっきりした根拠がある。
 まず第一に何よりも、龍鬼は『危険』な人間だ。
 何故か? 心は見たのだ、はっきりと。
 龍鬼が吉田に一瞥をくれたとき、そのあとさらに見下ろしつづけた瞳は、あの中年男を『始末』したとき
と同じ――感情というものがさっぱり読みとれない、表情の無い、凍りついた瞳だった。
 そんな瞳が心を見た途端、雪や氷が溶けるように、優しげなものに変化した。
 龍鬼にとって『人間』は心だけだと、目に映る他のすべてのものは、生物だろうが無生物だろうが、
心いがいは単なる『動く物』に過ぎないのだと、その瞳が何よりも雄弁に物語っていた。
 人を人と思ず、扱いもしない人間。そして彼は力――この屋敷の主人であることから十分に想像できる
金や権力、さらに、これは心の見立てに過ぎないが、優秀な肉体的能力――を持ち合わせている。
13乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:40 ID:rTT+c/LS
>>12
 こういう人間は危険だ。扱いに注意しなくてはいけない。
 さらに自分は、その龍鬼にとって特別な人間らしい。下手な反応をすれば、まわりに被害が及んでしまい
かねない。さきほどの吉野にしてからが、そうであったように、だ。
「一人にして、ごめんね。少し、用事があったものだから――」
「…………」
 ちらりと龍鬼の方を見ると、しっかり目が合ってしまった。心はあわてて視線をそらす。
 はじめて会ったときは薄暗い場所だったせいもあって、まともに見ることが出来なかったが、優しげに
微笑んでいる龍鬼は、少しだけ死んだ父に似ている気がする。心が、一番『苦手』とする――無論それは、
言葉どおりの意味そのままではない――タイプ。
(ん……?)
 自分の頬が熱くなっていることに、心は気がついた。
「痛いところはないかな?」
 いつの間にか引き寄せた椅子に腰掛けて、龍鬼はあいかわらず微笑みながら、心を見つめている。
「大丈夫です!」
「そう――よかった」
 強い口調でこたえても、龍鬼はまるで気にする様子もない。むしろ、心が元気になったことを喜んでいるようだ。
 愚かしいほど真っ直ぐに、龍鬼は『心』に――自分に好意をよせてくる。まさに『お子様』状態にある、
いまの心にもはっきりと分かるくらいに、言葉にせずとも伝わってくるほどに強い、つよい想い。
「あの」
「ん?」
「…………」
 また目が合ってしまった。あわてて顔を伏せる。龍鬼がクスリと笑った。
 顔が、そして全身が火照っていくのが、今度こそはっきり分かる。
(う、あ……どうして? どうして?)
 どうしてだろうか? 胸のあたりが苦しい。息が詰まりそうだ。
14乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:41 ID:rTT+c/LS
>>13
 自分は男だ、男なのだ。それに自分には、環がいる。たとえ環がいなくとも、男からの求愛など、
(イヤだよ。そんなの、ボクはホモじゃない!!)
 当然ながらお断りだ。それに、
(ボク、たつきは……たつき、たつき……やっぱり、キライだ)
 本当は自分でも、はっきり『キライ』と断定できるわけではないのだが、とにかく龍鬼に対して、
よく分からないモヤモヤした、不安定な――ゆらゆらして、スッキリしない。
 このモヤモヤには、こころ当りがあるような、
(……そうか、分かった)
 似ている――清十郎との、初めての試合に負けたときと、同じような感じがする。
(くやしい、『悔しい』んだ)
 清十郎に負けたときも、その次の彼との試合に勝つまで、悔しくて堪らなかった。そして悔しさが
あったとはいえ、そのあいだ清十郎のことを『キライ』になっていたわけでもなかったから、ずっと
いわく名状し難い、モヤモヤ・イライラに悩まされた。
(きっと、そうだ。間違いない――たつきに『負けた』からなんだ)
 少なくともいまの心にとっては、龍鬼に対するこの感じも、『負けた悔しさ』で間違いないように
思えるのだ。
 この『負けた悔しさ』というやつは、ふたたび同じ相手に挑んで勝つ以外、解消しようがない。
 だから、
(勝たなきゃ――たつきに、勝つんだ。けど……)
 いったい、『何で』勝てば良いのだろうか? いまいち分からない。
 何かの勝負で、たとえば格闘技の試合で負けた場合ならば、勝つまで挑めばいいだけの話なのだが、
今回は別に、龍鬼と勝負したわけでもない。勝負がうんぬんどころか、龍鬼には、あの中年男から助けて
もらったのだ。たとえその後でイタズラもされたとはいえ、助けてもらった事実に変わりはない。
(……むぅ?)
 自分が『負けた』のは、直接にはあの中年男だ。だがあの男は目の前で、龍鬼によって『始末』されて
しまった。おそらく、もうこの世には存在しない。再戦すべき本来の相手は、目の前にいる龍鬼によって
倒され、そのうえでイタズラまでされた……。
15乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:43 ID:rTT+c/LS
>>14
 心の脳内に、
(あれがトーナメントだって考えれば、あの中年サラリーマンに負けて、そのあと敗者復活して、それで
たつきに……たつきに『負けた=イタズラされた』から――決定、たつきはボクの敵(あいて)だ!!)
 どこをどうすれば、そんな発想が出てくるのか、無茶な理屈がヒネリだされた。
 いかに今の心が、幼く『戻って』いるとはいえ、この理屈があまりにも無茶なことはくらいは分かっている。
 分かってはいるのだが、龍鬼にたいして何か判断を下さないことには、気持ちの整理がつけられないのだ。
 結局は、イタズラされたことが気に入らないのに過ぎないのだが、
(助けてもらったから、チャラにするのが男ってものだよ、ね? なんか、ほら…逆恨み…みたいだし)
 心としては、そのことを理由にするのは避けたいのだ。
 妙なところにこだわるのは、子供っぽい『男らしさ』の追求のためだけではない。
 イタズラされたことを理由にしてしまうと、イタズラされたことを事実として認めなくてはならない。
 つまり、自分から『求めた』ことも認めなくてはならないのだ。
 絶対に認められるわけがない。もう思い出したくもない。だから別の理由を、無理矢理にでも決め付ける
必要があった。とにかく『勝負』に『負けた』ことに結びつけてしまえば、
(もう一度やって、たつきに勝つ。勝てれば、それでいい)
 そちらに集中すれば、イタズラされたことは忘れてしまえる――忘れようとしているのだ。
 さて、龍鬼を敵と考えて『復讐』するには、すなわち勝負して勝つには、幾つも問題がある。
 第一に、「勝負しろ」と言ったところで龍鬼は相手にしてくれまい。第二に、龍鬼は強い。例の中年男を
『始末』したときの手並み、普段の身のこなし等をみればおのずと判断できる――心の見立てが正しければ、
もし勝負してもらえたとて、いまの心が勝てる相手ではないことは、ほぼ間違いあるまい。
 だからといって、龍鬼にたいするモヤモヤを『負けた』からだと思い込んで――正確には、思い込もうと
している心には、このまま放って置くことなど出来ない。
16乳無しさん@ピンキー:03/02/13 05:50 ID:D1YlfCei
>>15
 もともと心は、頑固で負けず嫌いな性分なのだ。そうでなければ、これほどまでに『勝負』にこだわる訳
がない。しかも幼く『戻って』いるせいで、余計にそれが強くなっている。
 心は龍鬼のことを、『危険』で『厄介な』人物だと考えているが、『厄介さ』という点では、心のほうが
よっぽど性質が悪いといえるだろう。
 なにせ、とんでもなく負けず嫌いなものだから、イタズラされたことを認めるのが嫌で、かといってそれを
見過ごして、なかったことにもできない――どうにかして仕返ししたいくせに、仕返しだとは思いたくない、
ときている。
 まったくもって始末が悪い。
(まてよ、まてまて。なにも、たつきと殴り合いすることもない……よね?)
 何かほかのことでも、勝負ができればよいのではないか?
 龍鬼と互角に遣り合えそうなものを、心は考え始める。やるからには、どうしても勝ちたいらしい。
 いまの自分に、この身体でも以前と変わらずできそうなことといったら、
(お茶? お花? それとも、料理かな?)
 幼い頃、母と祖父から仕込まれた、茶道と華道はどうだろうかと考えて、
(たつきができるかどうか、分かんないや。でも、たぶん出来そう……)
 しかし、
(ボクの得意なことで「勝負しろ」っていうのは、なんか卑怯だよ。男らしくない!!)
 自分の土俵にひっぱり込むような真似は、したくないらしい。
************************************************
17乳無しさん@ピンキー:03/02/13 06:05 ID:D1YlfCei
 お久しぶり御座います。ヘタレです。
いつの間にか新スレが立っていたり、
380様のお話がとんでもなくハァハァな展開をなさっていたりと、
着実に動きがあったようで、たいへん喜ばしい限りで御座います。
 不肖 乳無しは、実生活で久方ぶりに良いことがあったりしたもので、
少しだけ調子づいております。
そのせいで、またまたわけの分からぬ駄話をカキコしてしまいました。
つーか、いい加減に先へ進めよ!!
 まだまだ下らない、ポップコーンのような駄話が続きそうです。
いわば負け犬です。英語いうとルーザァー!!で御座います。
もうしばらくの間、お付き合いいただければ、幸いです。

 ネタだけは本当にいくらでもあるんですよねぇ……ネタだけは……
18前スレ1:03/02/13 09:18 ID:Wp4U+d/S
('A`;) オツカレサマデシタ
ノ )   モウバカナコトハシマセン
^ ^
19名無しさん@ピンキー:03/02/13 11:06 ID:T/gXQik0
久しぶりに心たん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!

乳無しさん、そんなに卑下されなくていいですから、マイペースででも終わりまで書き上げてくださいませ。お待ちしてます。
そうそう今回は改行位置が変に目だってしまいましたけど、書き方変えたのでしょうか。
20名無しさん@ピンキー:03/02/13 23:51 ID:9L8+3MxH
投稿SS・イラスト保管庫
が見えないんですけど俺だけ?
21名無しさん@ピンキー:03/02/14 00:03 ID:C1d/pRdR
 一応みてみましたけど、
TopPageはふつうに見えるみたいですよ?
ちなみに↓ここですよね?

 ttp://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
22時事物一発ネタ:03/02/14 00:39 ID:nBvG5EaJ
2月14日に女の子から『私をあげる』って言われて
チョコを受け取ったら、その女の子の身体になっていて
元の男に戻った女の子(だった奴)にヤラれるってのはどうだろう?

次のバレンタインに、男に貰ってもらわない限り元に戻れないってので
だれか書いてくれないかな?
23名無しさん@ピンキー:03/02/14 09:38 ID:5fdbt52g
心たんオヒサシブリ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
>19さんと同じです、マイペースでがんばってください、

ところで>22さん、それってXmas時にとら氏が似たようなことを
やってたような気がするのですが…
24名無しさん@ピンキー:03/02/14 22:48 ID:Mo9DAWJM
>>23
そんな細かいこと気にしなくていい!
とにかく書いたモン勝ちだろ!
25380:03/02/15 00:57 ID:E8Qfh4tt
>>24
途中まで書いて失速しますた(´・ω・`)ショボーン
そしてタイムアップ。あきらめてくだちい
26名無しさん@ピンキー:03/02/15 02:02 ID:XXKjo0Av
>>380
大丈夫、あと1年近くあります(w
まあ時期モノはタイミングが命ですからね・・・。
個人的にはそれに関係なく途中まで書いたのなら、気にせず完成させて上げていただきたいですが。
27名無しのごんべい:03/02/15 03:42 ID:nUUlg56F
久しぶりに探してみたら「強制女性化小説ない?」はもう Part7とは、
思った以上に進んでいてびっくりです。
「強制女性化小説 投稿SS・イラスト保管庫」には Part5までのようですが、
Part6、 Part7もよろしくお願いします。
28名無しさん@ピンキー:03/02/15 06:55 ID:lBQCtB2I
>>27
広告を貼られるので、sage進行でおながいします。
29名無しさん@ピンキー:03/02/15 07:10 ID:nsw4khbk
>>22
そういうことはせめて2,3日前に言ってくれないと。
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31名無しさん@ピンキー:03/02/15 08:52 ID:rftM6dII
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32名無しさん@ピンキー:03/02/15 09:02 ID:SUtIajJ/
おや?
33名無しさん@ピンキー:03/02/15 09:18 ID:SUtIajJ/
>>23
詳細きぼん
34名無しさん@ピンキー:03/02/15 11:06 ID:lReIZjHs
>>27
Part5が二つあるのでつ
2のリンクには一応Part5その2をPart6として載っていましたが
35名無しさん@ピンキー:03/02/15 14:04 ID:TqlLj+XO
なんか広告の下に赤い文字でIPらしき文字が見えるんだけど
俺だけなのか?
36名無しさん@ピンキー:03/02/15 16:43 ID:23CWVWdR
>>35
広告ばかり張ってるとIP晒されるようになったみたい。
ま、気にせずsage進行でまたーりすればよいよい。
37名無しさん@ピンキー:03/02/15 23:08 ID:pFeOWoIz
しっかし乳無しピンキーたんの小説、話が広がりまくってるな
えらく伏線が多いけど収集つくんですかね?
謎がいっぱいありすぎて色々妄想してます



関係ないけど、心たんの親友の一人 西ノ宮 環って名前が読めないんすけど
たまちゃんって呼ばれてるけど環で変換できないしワカラーン
38名無しさん@ピンキー:03/02/15 23:15 ID:SUtIajJ/
>>37
作品よんでないから、詳しくはしらんが「たまき」じゃないの?
3923:03/02/16 01:03 ID:xs7SOQ8y
>33
TSF-Navigatorに12/24〜25位の限定でUPされてた作品なのだが、
本人が公開停止した物を説明したら悪いような気がするので後はパス、スマヌ。
40名無しさん@ピンキー:03/02/16 21:20 ID:l37V7D7R
ホシュ
41名無しさん@ピンキー:03/02/18 04:02 ID:f+XPl00r
保守っと
42名無しさん@ピンキー:03/02/19 16:14 ID:8BIUZUI9
わっしょーい
43あぼーん:あぼーん
あぼーん
44名無しさん@ピンキー:03/02/19 23:25 ID:moeR27w+
そんなものよりオナニー20回できる強制女性化小説を貼りつけろや。
45名無しさん@ピンキー:03/02/19 23:50 ID:I2hIeuYC
>>44
書いてよ
46名無しさん@ピンキー:03/02/19 23:50 ID:I2hIeuYC
>>44
IDが「萌え」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
47名無しさん@ピンキー:03/02/20 00:12 ID:yRM0yehx
>>44

いいのう
48名無しさん@ピンキー:03/02/20 08:54 ID:Nb/hRfCy
>>44
言葉遣いがエラそうだから、やめとくわ。
49名無しさん@ピンキー:03/02/20 10:34 ID:KvcuflcP
傲慢な態度がmoeる>>44を強制女性化して犯したい。
50名無しさん@ピンキー:03/02/20 11:38 ID:rZ8zgAGG
>>49
(゚∀゚)ソレダ!!
51名無しさん@ピンキー:03/02/21 00:28 ID:3rtYGh/m
49>>
(σ・Д・)σゲッツ!!
(σ・∀・)σゲッツ!!
(σ´Д`)σゲッツ!!
(σ´∀`)σゲッツ!!
52名無しさん@ピンキー:03/02/22 11:33 ID:TV/rifEY
昨夜ふいに某板805さまのSSが脳裏に浮かびますた。
ククッと思い出し笑いをして、また読みたいなあとオモタヨ。
降臨お待ちしてます。
53名無しさん@ピンキー:03/02/23 09:26 ID:nQbXZQhM
上昇
54名無しさん@ピンキー:03/02/23 14:26 ID:L8N65BRF
下降
55名無しさん@ピンキー:03/02/23 18:32 ID:HJ7JA6VX
現状維持
56380:03/02/23 23:05 ID:b2YFHFiu
ちょっと停滞中。
某板805さんと乳無しさんに期待してみたりして。
307さんの突然の復活でも全然まったくもーまんたい!
今週いっぱいはレスせず、執筆に専念します。
ではとっとと執筆用ノーパソ(ゲームやネットなどの誘惑を全部排除したマシン)に向かいますか。

でも燃料が〜。エロの燃料が足りない。何か妄想を燃焼させてくれるネタを下ちい。
おながいしまつ。
この前の映画の話は、あれだけで20K話が進んだYO!
57名無しさん@ピンキー:03/02/24 01:55 ID:QzX50ADa
>>56
肉体転移でもやってくしぃ
58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59あぼーん:あぼーん
あぼーん
60名無しさん@ピンキー:03/02/25 01:38 ID:yjJrvsT/
左旋回
61名無しさん@ピンキー:03/02/25 02:24 ID:ZroRHiR2
空中分解
62飼い徒:03/02/25 10:20 ID:OaKmiG+Q
おれの、カイトたん、、、、、、、、、、、、、、、何処へ?(;_;)
帰って来て欲しいな
63名無しさん@ピンキー:03/02/25 21:44 ID:wQPMA/+y
保管庫は永遠に放置ですか?
64409:03/02/26 02:30 ID:3cOlSWen
>>63
スマン。忙しい。暇をみてやる。
65名無しさん@ピンキー:03/02/26 21:54 ID:sLT28Vcq
まぁ、マターリやろうや
66名無しさん@ピンキー:03/02/27 09:55 ID:Zmpv9l4X
ロリ・グループ(;´Д`)ハァハァ
http://www.relo.jp/fukuri/
67某板805:03/02/28 16:05 ID:iPeax9Qf
なんか停滞気味でふ(´・ω・`)
いっそ同人エロゲにしてまとめて出すかとか思っていたり。
絵かけんしプログラムも組めんけど。
68380:03/02/28 23:10 ID:OXr0EG4Q
>>67
おお、同士(おい)!
書けないときは思い切って別のことをやってみるとよろし。
ただし、逃避しすぎて忘れたりしないようにね。続きを楽しみに待ってますよー。

亜美たんの話、ラストまであらかた決まっているのに全然進まないyo...
仕方がないので全然別のことをやりながら、女神様降臨をお待ちしている現状。
いったん降臨すれば、すぱーっと書けるんだけどね。
こればっかりは気まぐれな創作の女神様のことだから、なんともいえないんですyo。

も、もしかして、漏れの創作の女神様って、TS者な(回線途絶)
69名無しさん@ピンキー:03/03/01 19:21 ID:4vwab5WE
あ、元々はSSうpするスレでもないし
全ッ然構わないから。うん





強がってみたけど駄目でした(´・ω・`)
70名無しさん@ピンキー:03/03/01 23:32 ID:0yn3FeNn
心たん(;´Д`)ハァハァ
初めて完璧に自分好みの文体や口調、ストーリーに出会いました。
頑張って下さい。
71名無しさん@ピンキー:03/03/02 02:16 ID:H14LCXXO
ファンタジーなTSFが好きな人はどじょ。( ´∀`)

「TSO戦記〜シンクロダイブシステム」
1−4章 オオトカゲ
ttp://www.netlaputa.ne.jp/~tseiya/manimani/novel/TSO/tso1-4.htm
72名無しさん@ピンキー:03/03/03 10:15 ID:CP2mGvKM
>>71
( ´∀`) …………。
73名無しさん@ピンキー:03/03/04 02:01 ID:5ibRST5p
>>71
気持ちだけありがたく頂いておくよ。

さ、どうぞ上がってお茶漬けでも食ってってくれ
74名無しさん@ピンキー:03/03/04 04:17 ID:aLbC7doK
>>73
ぶぶ漬けでつか。(^^;
トカゲに輪姦されて受精というのがちょー気持ち良さげだと思ったんよ。
この調子でこれからもモンスターに輪姦されまくりを予定してるんで。w
貴重な感想、Thanks。
75名無しさん@ピンキー:03/03/04 09:05 ID:m97YijZ2
さ、気を取り直して。
76名無しさん@ピンキー:03/03/04 09:33 ID:u/SUSwBM
ていうか本人かよw
77名無しさん@ピンキー:03/03/04 14:10 ID:m97YijZ2
自薦かよ(゚Д゚)
78名無しさん@ピンキー:03/03/04 14:15 ID:FljmwHcI
79YBB:03/03/04 14:20 ID:FljmwHcI
うわ!!書き込めた!!
やっと規制が解けたのか?

>>67
恋愛シュミレーションツクールで作ってみるとかは?
絵が書けなくて、プログラムが組めなくても
根気さえあれば作れると思う。
80名無しさん@ピンキー:03/03/04 22:30 ID:d5Y04cug
>>79
ですが、予断を許さない状況のようです。うpはお早めにどうぞ。
81名無しさん@ピンキー:03/03/05 00:26 ID:hxc7K1pj
規制が解けたとたんにまたバカが荒らし始めたらしいね。
3日以内にYBBが何とか対応しないと再規制されるそうな。
82乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:06 ID:uzCXtsAH
>>16
 なにやら真剣な表情で考えこみはじめた心のようすを、龍鬼はあいかわらずじっと見つめている。
 本当に、いくら見ても「見飽きるわけがない」といった感じだ。
「――昨日は、とっても甘えん坊だったね。あんなに甘えん坊な心は、初めてだった」
 ふいに口をひらく。心に話かけている、というわけでもなく、一人ごとのような調子だ。
「ずっと、ずうっと一緒だったのに、本当にはじめてだったね」
「?……」
(ずっと、いっしょ? 環と……おなじ?)
 考えこんでいた心が、顔をあげて龍鬼の言葉を聴きはじめる。
「嬉しかったよ。甘えてくれて、とても嬉しかった。甘えん坊な君は、すごく可愛かった」
 心の頬が、真っ赤に染まっていく。
「本当に可愛かった。心はいつでも可愛いけれど、でも、甘えん坊な心は、その……魅力的だったよ」
 ふたたび心はうつむいてしまう。かすかに、肩がふるえている。
「また、甘えてほしい。心、僕に甘えておくれ――愛しているよ。これからも、ずっといっしょに……」
 うつむいたままの心に触れようと、龍鬼の腕がのばされてゆく。
「……だまれ」
「心?」
「だまれ、バカにするな!」
 立ち上がりざま、綿毛布を龍鬼に投げかけて目くらましにすると、心は右コブシを叩きこむ。
 ビシリッという手応え。スピードもタイミングも、申し分のない一撃。
 ――だが、
「…………」
 心の表情が怪訝なものへと変わる。
「元気になったね。いつもの心だ。安心したよ」
 綿毛布がしずかにのけられると、コブシを受けるまえと何も変わらぬ笑顔があらわれた。
 すっぽり綿毛布につつまれ、完全に目隠しされた状態にもかかわらず、龍鬼は心のコブシを造作もなく
受け止めていたのだ。
 彼は掴んだままの右手を引き寄せて、心を抱きしめる。
83乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:11 ID:uzCXtsAH
>>82
「はなせ! はなせ、はなせ、はなして――はなして、ください」
 抵抗できない。どうしてなのか、心は龍鬼を跳ね除けることができない。
 抱かれることを嫌がるわがままな猫でも、扱いのうまい人間に首や顎の下などをなでられると、
簡単におとなしくさせられてしまう。いまの心は、まさにそんな状態にみえる。
「心は、こうやって抱っこしてもらうの、好きなんだよね?」
 そうなのだ。
 女の子になってからの、いままでの二週間ほどで分かったことなのだが、心は誰かに『抱いて』もらうと、
安心するとでもいえば良いのだろうか、何故だか、とても気持ち良いのだ。
 これまではもっぱら、恋や愛や玲那など年上の女性に『抱っこ』されていたから、そのせいで気持ち良い
のではないかと、そんな風に心は考えていたのだが、まさか男――龍鬼に抱かれても同じだったとは……
 なにはともあれ、このことを知っている龍鬼は、心の扱いに『慣れている』人間だといえそうだ。
「元気になったのは良かったけれど、もう少しだけ、安静にしていてくれるかな――せめて精密検査を受けて、
その結果がでるまでは、ね?」
「せいみつ、けんさ?」
「いや、心配しなくても大丈夫だよ。昨日あれからすぐに、田崎先生に往診していただいたから」
「田崎せんせいが? わざわざ、ここに? ボクのために?」
「うん。当たり前だよ。あの人以外の誰に、心の治療をまかせられるっていうんだい? できるわけ、
ないじゃないか」
{本当は、誰にも触れさせたくない。だけど、心のためには――心のため、なんだ}
 龍鬼が心を抱く腕に少しだけ力をこめると、二人の頬がひたりと触れあった。
「せんせいは? せんせいは、どうしたの?」
 玲那のことを耳にした瞬間から、まるでスイッチが入ってしまったかのように、甘えん坊な心が顔をだす。
「たつき…さん、ねえ、せんせいはどこ? どこですか?」
 鼻先が触れ合いそうになるのも構わず、心は龍鬼を真正面からみつめる。
 玲那のことが気になってしようがないのだろう、瞳を潤ませながら、龍鬼の頬に手をそえて取りついていく。
 心によってゆらゆらと揺さぶられながら、龍鬼は少しだけ、悔しそうな表情をする。
「――もちろん、昨日のうちに帰られたよ。会いたかった? 会いたい?」
84乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:14 ID:uzCXtsAH
>>83
 龍鬼の顔から手をはなして、心はこくりとうなずく。
「会いたいです、せんせいに。あ――環、環、あの…環にも、会いたい! あっちゃんも、千鶴さんも」
 次から次へと会いたい人が思いつくらしい。つい先ほどの、あの跳ねっかえりぶりはどこへいったのやら、
心の態度はすっかり『やわらかく』なってしまった。
「大丈夫。すぐに会わせてあげられるから、ね? それから心配しなくても、お家には連絡をさしあげたから、
お姉さん方は、心が僕といっしょにいることをご存知だよ」
「あの、あの、姉たちは、なんて?」
「うん? くれぐれもよろしくお願いしますって、そうおっしゃっていたよ」
 じっさいに龍鬼はみずから、電話で連絡をしていた。
 電話にでたのは恋だったが、彼女は努めて事務的な態度で応対してきた。
 恋はいった、「ご迷惑でしょうが、どうかよろしくお願いいたしますわ。龍鬼さん」と。
 それが言葉どおりの意味ではないことなど、龍鬼は当然に承知している。
 恋の言葉を意訳すれば「心に指一本でも触れてみなさい。覚悟してもらいますよ?」と、いったところだろうか。
 もちろん、
{我慢なんて、するものか、できるものか。もう嫌だ、嫌なんだ。……心は、僕のものだ}
 心を自分のものにする。
 そのつもりで、『お姫様』をさらってきたのだ。
 すでに昨夜から人をやって黒姫家の屋敷周辺を監視させ、その動向は逐一、報告させている。
 その報告を受けるため、少し目をはなした隙に、心は龍鬼の自室からこのゲストルームに連れ出されて
しまったというわけだ。龍鬼にとっては肉親のなかにまで『敵』がいるのだから、まったくもって黒姫家の
『支配』は根深いものなのだと、いまさらのように思い知らされた。
{こちらの屋敷に、心を『招待』したのは失敗だったかな? まだ、本邸のほうが良かったか?}
 自分を抱きしめたまま考えこんでしまった龍鬼を、心は不思議そうに見つめている。
「あのう、たつきさん。精密検査って、どうして、そんなことをするのですか?」
「――ああ、田崎先生がね、心を診察なさったときに、念のために精密検査もしておくべきだって、
そうおっしゃったからだよ。予定では、明日うかがうことになってるんだけど、平気かな?」
85乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:18 ID:uzCXtsAH
>>84
「はい、もう平気です」
「そう、それじゃ明日には、田崎先生に会えるね。嬉しい?」
「嬉しいです――けれど、あの」
 心はもじもじと、言葉につまってしまう。
「どうしたの?」
「ですから、その、もう平気なので――ですからもう、おいとまさせていただきたいのです。病院へは、
家からうかがいますから、家に……家に帰らせてください」
 たどたどしく言葉を紡ぐ。丁寧語を用いるのは、なんの抵抗もできない心にとって、最後の防壁だから。
「ごめん。それはできない。せめて検査の結果がでるまでは、いっしょにいさせて欲しい――心配なんだ。
とても心配でたまらないんだ」
 桜色をした艶やかな心の唇に、龍鬼の唇が近づいてゆく。軽く触れあった瞬間、心は顔を逸らす。
「いやです。やめてください。ボクは……男、です。男なんです。だから、やめてください」
「分かっているよ。心のこころは、男の子なんだって、僕は昔から知っている」
 唇が触れるほど耳元に近づけて、龍鬼はささやいた。
「それなら! それなら、どうして!! どうして、こんな……昨日だって、あんなこと」
「覚えていてくれたんだね。昨日のことを、忘れずにいてくれたんだ。ありがとう」
 心の額に口付けると、胸板におしつけるようにきつく抱きしめる。
「どうして――って、いうんだよね? それはね、心を愛しているからだよ」
「だから、ボクは男だってば!! 男なんだもん!!」
「かまわない。僕はかまわないよ。君が男の子で、僕も男で――男同士だって、僕は全然かまわない」
「そんなの、イヤだ!! ボクはいやだもん!! だってそれじゃ、ホモじゃないか!!」
 興奮しはじめたせいで、心の言葉づかいは乱雑なものになっている。
86乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:21 ID:uzCXtsAH
「僕はいいんだ。気にしない。僕が好きなのは、心なんだから――君そのものを愛してるんだ。男だろうが、
女だろうが、関係ないんだ。もし君が、身体も完全に男だったとしても、僕は君が、心が好きだ」
 このままでは、まったく話はかみ合いそうもない。どこまでいっても平行線で終りそうだ。
 心はそう考えて、
「そんなこと言ったって、どうせ君は、ボクのことなんかホントは知らないくせに!!」
(本当は、ボクは本当に男なんだからね!!)
 決め付けると、龍鬼の腕から逃れようともがき出す。
「ボクは男だから、君を好きにならないし、それに環が好きなんだから!! 恋人なんだから!!」
 自信満々に言い放つ。しかし、
「うん。知ってるよ」
 涼しい表情で、龍鬼はうけながす。
「心が環ちゃんを好きなことも、ずっと一緒にいたことも、二人が付き合いはじめたことも――」
 龍鬼の手が、心の髪に触れて、かるく撫でるように手櫛ですきはじめる。
 言葉のつづきが気になるのだろう、心は抵抗することなく、龍鬼をみつめている。
「僕ら――心と環ちゃん、それに僕は、ずっと一緒にいたんだ。小さな頃から、ずっとね」
「そんなの、知らない……。うそ、うそだ……ボク、君のこと、知らない……」
「嘘じゃないよ。心が、忘れてしまっただけなんだ」
「忘れ…た…?」
(違う。忘れたんじゃない。ボクは知らない。でも、『心』は? たつきは『心』の…なに?)
 時おり思い出す、女の子の『心』としての記憶。本来ならば『知らない』はずの『思い出』たち――
 龍鬼の言葉を待ちながら、心は女の子になって以来ふえ続けている、それらに思いを巡らす。
 自分は確かに、黒姫 心という23歳の男から、同じ名をもつ15歳の少女に『なった』のだ。
 清十郎や、男だったときの友人・知人たちの存在が、そのことの正しさを証明してくれている、と思う。
 しかし同時に、少女の『心』にも過してきた時間があり、友人や周りの人々との『思い出』が確実に存在している。
87乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:23 ID:uzCXtsAH
>>86
 男の世界と女の世界――心の世界と『心』の世界。
 それらは両方とも存在して、さらに時間という『軸』の上では、かなりの部分が同時に『在った』こと
になってしまうのだ。少なくとも、女の子の『心』が生まれてからの15年間は、『重なって』いる。
 いまの心の周囲は、女の子の世界で囲まれており、男だったときの世界は、清十郎たちとの接点にのみ、
確認できるかたちで存在している、そんな感じだ。
 もともと別々に存在していた男の世界と女の世界、それら二つの世界そのものの何処かに断面が生じて、
心を取り巻く周囲のみ『入れ替わって』しまい、同時に心という名をもつ、二つの魂も入れ替わった。
 ただ単純に女の子に『なった』というよりも、こちらの方がより正確なのではないか?
 そして、女の子の『心』の身体――脳に残っている記憶が、ときおり『思い出す』知らない『思い出』
の正体なのではないか?
 心は突然、そんなことを思いついた。
「――そうだよ。心は、忘れてしまっただけなんだ」
 思考のなかに沈みかけていた心の意識を、龍鬼の声が現実に呼び戻した。
「……忘れて、しまった? ボクが忘れている、だけなのですか?」
(本当は、違う。でも、もしかしたら――)
 先ほどの思いつきに絡んで、心の脳内に、さらにいくつかの思いつきが連鎖しはじめる。
「うん。そうだよ」
「なぜ? なぜですか? どうして、忘れているのですか?」
 頭を働かせ始めたせいだろうか、心の口調は、ふたたび落ち着いてきている。
 思いつきを悟られまいとして――龍鬼に知られると、せっかく思いついたことを確かめるのが困難に
なってしまうかもしれない――心は丁寧語を使い、冷静にふるまおうとしている。
 しかし、それがかえって不自然に映る可能性にまでは、気が及んでいない。
 この辺りが『お子様』状態にある、いまの心の限界なのだろう。
「……つらいことがあったから、かな」
「つらいこと?」
88乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:24 ID:uzCXtsAH
>>87
「とてもとても、つらいことがあったんだ。深くふかく、君は傷ついてしまった……そのせいで――」
「忘れてしまった? あなたを――たつきのことを?」
「僕のことなんて、どうでもいい。それよりも、もっと大切なものを、君はたくさん失くしてしまった。
環ちゃんやお友だちとの、大事な思い出も、長い綺麗な髪も……ごめんね」
「どうして、たつきが謝るのですか?」
「守れなかったから。君を守ることが、僕の役目なのに……守れなかった。ごめんね。許しておくれ」
 龍鬼は哀しそうに目を伏せると、心を抱く腕にかるく力をこめた。
「……ボクを、守る?」
(やっぱり……なのかな? たつきは、知っているかもしれない)
 心の思いつきはこうだ。
 龍鬼は、『心』に関して色々と知っているらしい。
 ゆえに上手くすれば、自分の知らない『心』の情報を、彼から引き出せるのではないか? 
 そこにはひょっとすると、自分とまわりが『入れ替わった』ことに関する重要な手掛りが含まれているかもしれない。
 むろん心は、龍鬼が直接に『入れ替えた』犯人を知っているなどとは考えていない。
 それに『思いつき』は、言葉にできる部分がこのようであるというだけで、まだまだ未整理のものが幾つもある。
 とりあえずは龍鬼と接することで、家族や環と接して『知らない記憶』を思い出したのと同じように、
彼との『知らない記憶』を、より思い出しやすくなるかもしれない。

「苦しいです。もう、放してください」
「――ごめん」
 龍鬼は心をいったん強く抱きしめると、ベッドの縁に腰掛させて、放してくれた。
 なんだか哀しそうな龍鬼の視線に、心は居心地の悪さを覚える。
「なにか?」
89乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:24 ID:uzCXtsAH
>>88
「お願いがあるんだ。もう二度と、『龍鬼さん』なんて他人行儀な呼び方はしないでおくれ。
それに、いつも通りの心でいてくれれば、いいんだからね?」
 小さな子供に言い聞かせるように、やさしく頭を撫でてくる。
「……はい」
 子供扱いされるのは悔しいが、撫でられることそれ自体はべつに嫌ではない。
 嫌でないどころかむしろ、
(気持ちいい……? イヤだ……そんなわけ、ないよ。でも)
 恋と愛、それから玲那や千鶴たちに撫でられたときも気持ち良かったのだから、
(同じ? ……なのかも)
 仔猫のように目を細めて、心は大人しく撫でられている。
 心がすっかり落ち着いたのを見計らうと、龍鬼は一歩ひいて、その場に跪いた。
「たつき?」
 ベッドの縁に腰かけた心に対し、下から見上げるように視線を合わせる彼の表情は、とても真剣だ。
「心――いいえ、心様。これまでの無礼、どうかお許しください」
「どうしたの…ですか?」
 急に畏まられても、心にはわけが分からない。
「穢れと禍を従え、守られし、この世でもっとも清き闇の魂を、御身に宿す――黒姫の『御子』……」
 龍鬼は恭しく頭をさげると、心の小さな白い足に両手をそえて、その甲にキスをした。
「――んっ」
 背筋が、ぞくりとする。
(…………なあんだ、『身内』だったのか)
 耳によく馴染んだ『文句』を、龍鬼が口にしたことで、心にはそれがはっきりと分かった。
 『身内』とはつまり、この町にいくつかある旧家の、その内のどれかの家の人間である、ということ。
90乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:25 ID:uzCXtsAH
>>89
 たったいま龍鬼が口にした『文句』と、それを知っている人間だという事実が、旧家の者である証明だ。
 さきの『文句』はあの他にも、「外のもの、はるか遠く旧き神……」云々とながなが続いていくのだが、
龍鬼が口にしたのはほんのさわりの部分であって、『御子』を示す決まり文句のようなものといえた。
 ――そう、心は『御子』と呼ばれる者。『お役目』に選ばれた人間。
 男であったときから、心は『お役目』についた『御子』であり、今もそれは変わらない。
 『お役目』だの『御子』だのと、ご大層な呼ばれ方をしているが、何のことはない。ようするに、
《カミサン》を祭る土着信仰のようなものの、祭司であるというだけのことだ――と、心は考えている。
 なにしろ『祭る』といったところで、何か大々的に行事をおこなうわけでもなく、せいぜい旧家のうちで、
結婚や葬儀があったときに《カミサン》に報告したり、月一で《オツトメ》をする程度のものなのだから、
心がそう考えるのも無理はない。
 他にも、町で公共・民間を問わず大きな開発・建設事業が行われるときなどにも、《カミサン》へ報告をする
という出番はあるのだが、心の代になってからはそれもなかったため、よけいに縁遠くなっていた。
 だいたい、『御子』であるはずの心自身、《カミサン》が何なのか、ろくに知らないときている。
 『儀式』のための『作法』の類は、先代の『御子』であった父母から、一応ひと通り教えてもらったが、
《カミサン》に関しては、肝心なことは何も教えてもらっていない。
 だから心は、高校を退学したときの暇を利用して、それらをわざわざ調べてみたことがあった。
 結果は――調べただけ無駄。
 まあ、それは当然といえるのかもしれない。
 《カミサン》を祭っている黒姫家の人間より、それについて詳しい人間がいるとは考え難い。
 わざわざ『こんなもの』を研究する物好きでもいない限りは、という条件がつくのだろうが――
 そもそもこの『御子』というやつにしてからが、けっこういい加減な代物だ。
 まず、『お役目』について『御子』とよばれる人間は、男でも女でも、どちらでも良い。
 それに一代に一人と決まっているわけではない。多いときには一代で三人のときもあったというし、
途中で増えたりすることまである。
91乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:37 ID:uzCXtsAH
>>90
 ほとんどは一人か二人、そのうち一人は必ず黒姫家の『御子』の血の繋がった者でなくてはいけないという、
『絶対条件』がある。
 『御子』の子が『御子』となる。
 ゆえに『御子』は結婚し、子供をもうけることを、なかば義務づけられてきた。
 子供さえつくれば良いから、かつて先祖のうちには、たくさんの妾を囲った男が何人もいたという。
 この手の土着信仰につきものの、「血を穢してはならない」とか、一生独身を守らねばならないとか、
そういった堅苦しさや潔癖さとはまるで無縁だ。だからこそ、『巫女』でなく『御子』なのだろう。
 一〜三人のうち、最低一人が黒姫家の人間であればよく、途中で増えることもある――という点から、
ピンとくる人もおられようが、夫婦で『御子』になる場合もある。
 心の先代、つまり父母にしてからがそうだった。
 だからといって、必ず夫婦で『御子』になるわけではないのが、さらにいい加減なところだ。
 ちなみに『御子』の代替わりには、これといって明確な決まりなどない。儀式の類もとくにしない。
 たとえば先代だった父母は、先々代であった祖父が存命中に『お役目』をついで『御子』となったが、
心の場合は父が死んだ瞬間から『お役目』についている、といった具合なのだ。
 『絶対条件』さえ守れば、あとはかなりいい加減な『御子』だが、次に『お役目』につく者を選ぶのは
誰かといえば、それは当代の『御子』ではない。
 黒姫家の当主でもないし、ましてや周りの、旧家の人間たちが後押しして選ぶのでもない。
 『御子』を選ぶのは、《カミサン》なのだ――と、心は母から教えられた。
 心はそれを信じていない。なぜなら母に、
「《カミサン》が選んだ、次の『御子』が誰なのか、どうやって分かるの?」
 と訊ねたことあり、それに対する母の答えが、
「それは《カミサン》が、いまの『御子』に教えてくださるのですよ」
 だったからだ。
92乳無しさん@ピンキー:03/03/06 06:47 ID:uzCXtsAH
>>91
(なんだ……『御子』を決めるのは、結局『御子』なんじゃないか……)
 少しだけ、がっかりさせられたことを覚えている。
 もっとも心は、はじめから《カミサン》の存在など、ろくに信じてはいなかったのだが。
 それでも、もしも本当に『それ』がいるとしたら、父や母との絆になってくれるかもしれないと、
こころのどこかでそんな風に想っていたことも、まぎれもない事実。
 母は生前、《カミサン》の声が聞こえると明言していたが、そんなものを、心は一度たりとも、
(聞いたことなんか、ない……)
 きちんとした『作法』に則って、『儀式』で呼びかけたこともあるが、こたえてくれた例がない。
 よって、
(《カミサン》なんて、いないよ。いるわけないじゃないか)
 これが心の結論だ。
 だからこそ心は、男だったとき、いずれは黒姫家を出て――悪くいえばしがらみをすべてを捨てて、
自分の実力と腕のみで生きていくことに、さしたる抵抗を持たなかったのだ。
 かような、その存在すら怪しい《カミサン》であり、それを祭る『御子』もいい加減なものなのだが、
どういうわけかこの町においては、ことに旧家の連中にとっては重要なものらしい。
 伝承によれば《カミサン》は気まぐれなうえ、無闇矢鱈と『祟る』または『障る』ものであるらしく、
いざとなれば失うものの大きい、いわゆる資産家だとか地主がほとんどである旧家連中にとってみれば、
その影響を恐れたり、気にかけてきたのは、『縁起かつぎ』として無理からぬことにも思われる。
 庭先やビルの屋上にいらっしゃる、お稲荷様のような存在を、もっと大袈裟にしたものなのかもしれない、
と心の《カミサン》にたいする解釈は、いまのところそんな感じに落ち着いている。
*************************************
 申しわけございませぬが、本日はここで時間切れ。
このあとも、まだまだ説明部分がつづきそうで、かなりゲンナリ……
93名無しさん@ピンキー:03/03/06 09:36 ID:bgGM2R8J
続編キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
94名無しさん@ピンキー:03/03/06 10:08 ID:QTRzN4sD
乳無しさん、あじがどーー。
恵みの雨だす。
95名無しさん@ピンキー:03/03/06 10:22 ID:EtiSt1Kj
ありがとうございます!
おかげで今日は遅刻…しかし悔いなし。
続き待ってます。お疲れ様。
96名無しさん@ピンキー:03/03/06 23:50 ID:7Jr4ZckE
旧き神って……((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
97名無しさん:03/03/07 08:26 ID:9T803FF/
98名無しさん@ピンキー:03/03/07 09:59 ID:eaTh4zux
>>97
ほかでも貼り付けてたな。
何が言いたいのかわからんが、さっさと氏ねや。
99名無しさん@ピンキー:03/03/07 12:26 ID:oypqGTPA
あれか。SSくれ厨を装ったY!BB荒らし?
くれー!くれてやるー!だったら半角二次元板あたりに逝った方がいいよ。
SSが欲しいんだったら、相応のスレでないと無視されて荒らし認定されるだけなんで貼るだけムダ。
100名無しさん@ピンキー:03/03/07 23:36 ID:S74xEFvp
>>74
俺、それ結構好きよ
続ききぼんぬ
101名無しさん@ピンキー:03/03/09 02:22 ID:zK1k5/br
>>100
おっけーっ
今度はちょっち反省して、妊娠っぽい表現を入れてみまつ
相手が獣ってところがミソ(゚∀゚)
102名無しさん@ピンキー:03/03/10 04:07 ID:aP9XyYAl
ビールを飲むと男性が女性になる?
ttp://www.asahi.com/english/weekly/study/trans.html
103名無しさん@ピンキー:03/03/10 09:16 ID:yjoHmdz1
>>102
士ね
104???¢?k:03/03/12 22:22 ID:cwTgnHRC
なんだか最近元気ないね、このスレッド、、、このまま収束の予感、、、
105あぼーん:あぼーん
あぼーん
106乳無しさん@ピンキー:03/03/12 23:01 ID:VJVE+lWd
>>92
いまさらですが訂正です。

誤 > 庭先やビルの屋上にいらっしゃる、お稲荷様のような存在を、もっと大袈裟にしたものなのかもしれない、
   と心の《カミサン》にたいする解釈は、いまのところそんな感じに落ち着いている。

正 > 庭先やビルの屋上にいらっしゃる、お稲荷様のような存在を、もっと大袈裟にしたものなのかもしれない。
    ――と、《カミサン》にたいする心の解釈は、いまのところそんな感じに落ち着いている。

 申しわけございませぬ。 続きはもう少し待ってください。
……いまは何より時間が欲しいです。 さらに燃料も。 あと根気も。 それから欲をいえば金と仕事も。 
(結局、てめえに足りねえのは『全部』じゃねえか!!)
 ……返す言葉もございません。
(自作自演カコワルイ)
107名無しさん@ピンキー:03/03/13 01:04 ID:yNzwftfu
結局新スレに入ってからの投下は乳無しさんだけなんだよな・・・・。
あと、380さんが過去スレに落した分はあるが。

一時期すごいペースで投下してた某板805さんとか
1話以降止まってるロータス123さん、
あと随分前から復活祈願が多い317さんカイトタソ・・・・
どうなっちゃったんだろうかね?

このスレこのまま消えるのは寂しいなー。
108??????k:03/03/13 03:16 ID:nkgJOqAF
とりあえずカイトたんさえ復活すれば、、、、間違いなく復活の予感
109名無しさん@ピンキー:03/03/13 04:17 ID:iYTKNmTU
なんでこうSS職人はキモイぐらいに謙虚を装うのか。
なんで鬱っぽい自分語りを入れるのか。

面白くて良い作品うpしてくれてるんだから
いちいち謙虚っぽく振舞わなくても良いんだって
110某板805:03/03/13 06:08 ID:u8KBAeIG
よござんす。この後どかどか書かせていただきましょうヽ(`Д´)ノ
ちょっと待ってて下さいな。書き溜めといた部分みると
次UP分は多分エロ無しに終わるかもですが……。

ちなみに私の場合謙虚を装うわけじゃなくビクビクしまくっとるのでつ(´・ω・`)
111名無しさん@ピンキー:03/03/13 06:26 ID:zij3FciW
文でも絵でもなにかしら書いてみたら判るよ。
112名無しさん@ピンキー:03/03/13 06:55 ID:QhyndXzP
そりゃ人によって違うが、尊大に振舞われるより
謙虚に振舞われるほうがいいだろ

「オラ、わざわざ寝る時間引き裂いてまで、お前らみたいな
愚民どもの為に執筆してるんじゃ
文句言う香具師いれば、自分で書いてみろや、カスが
如何に日本語が難しいか、白痴のお前らでも理解できるだろ」

とネタみたいなこと言われるよりイイと思うが
113名無しさん@ピンキー:03/03/13 09:07 ID:pUiStmJn
>>112
そんなやついねぇよ( ´∀`)
114名無しさん@ピンキー:03/03/13 10:07 ID:Q1G/zD6P
>>106
待ってまつ。
115山崎渉:03/03/13 17:19 ID:30NJMGzf
(^^)
116某板805:03/03/14 02:06 ID:KciQfmqC
ゼルダにはまって停滞しますた(゚∀゚)
終わってまつかそうでつか
117名無しさん@ピンキー:03/03/14 02:09 ID:LOPpUqTY
>>116
またーり楽しみに待っております。
あっ、でもそろそろ禁断症状がw
118名無しさん@ピンキー:03/03/14 11:13 ID:PZrQaoJp
>>109
基本的に物書きはマゾヒストな一面を持ってるんだよ。
119名無しさん@ピンキー:03/03/14 12:43 ID:jMenshn4
物書きの態度がどうこう言ってる奴は、一度太宰治の作品でも読んでみたらどうか。
120名無しさん@ピンキー:03/03/14 15:14 ID:fo4nyRx5
>119
生き様自体が、作品と関連してネタとして読者を楽しませてくれる彼の例は、
反論にはならんのではなかろうかw
121名無しさん@ピンキー:03/03/14 17:23 ID:MkfhtTZi
作家の態度を気にしていたらスレが傾くかもだよ。
作品の良し悪しが不安なときに、
その態度にも良し悪しをつけたら激励のつもりでも悪循環に。。。
読者が思ってるよりも作者は不安に思ってるもんだよ。
俺も某所で書いていたから、>111は当を得ていると思う。
122名無しさん@ピンキー:03/03/14 18:33 ID:iuizS5X0
>>121

     今だ!当ゲットォォォォ!!
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
        ∧∧   )      (´⌒(´
"当"  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
123名無しさん@ピンキー:03/03/14 19:46 ID:J7OIzlBw
てめぇの作品は作品と呼ぶに値するのか。
いつも考えてるわけだ。
でも、読み手はそんなもの気にしたこともない。
どーしてもズレがあるんだけど仕方ない。

対価として金をもらえる環境なら金がマナーに値するが、このような場所では
気にしてグズグズするだけアホですよ。
124名無しさん@ピンキー:03/03/14 20:58 ID:llaFn56N
    アレ・・・!!             (´´
Σ  ∧∧   )       (´⌒(´
⊂( ゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡     "当"
    ̄ ̄   (´⌒(´⌒;;

>>122
当を得ると的を射るをごっちゃにしてる奴ハケーン。
125名無しさん@ピンキー:03/03/14 21:12 ID:g9crKbig
>>124
「当を得る」という言葉を知らないバカハケーン。w

参照:
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/jp-more_print.cgi?MT=%C5%F6&ID=a4c8/14224500.txt&sw=2
126122:03/03/14 22:27 ID:U4zV9j1r
なんか話が変な方向にいってる・・・・
SSや絵描きでもあんまりそういうの気にしない人も見るから、
意外にそうでもない(当を得ているわけでもない)んじゃない?って
意味だったんだけど。

とりあえずSSの続きキボンヌ
127名無しさん@ピンキー:03/03/14 22:29 ID:tWxNLxxK
>125
意味通るじゃん。意地張るなよ。
128名無しさん@ピンキー:03/03/14 22:57 ID:g9crKbig
>>127
ん?
漏れは>>122さんの書いたことは間違ってない、といいたかったのだが。
129名無しさん@ピンキー:03/03/15 00:47 ID:xyPgY1Ik
スレが殺伐と迷走してまいりました。
神よ、あなたの尊い血肉を裂き、迷える子ひつじ達にSSを与えたまえ。
人の子はあなたの恩恵に報いるすべを持たないが、感謝の言葉を持ってその意を示すであろう。
さぁ、祈りの言葉を唱えよう。
続きキボンヌ続きキボンヌ続きキボンヌ
130乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:42 ID:BwvLDgku
>>92
 さて、龍鬼が旧家の人間であることは分かった心だが、
(どこの家なんだろう?)
 問題は、このことだ。
 例の『文句』を知っていることから、旧家のうちでも親密な間柄であり、それにこの屋敷のようすからみて、
かなり裕福な家であることは確かに思われる。
(東堂? 西ノ宮? 二本木? それとも外山? 桝田? 呉? 瀬丸ではない、よね?)
 七つほどの家が、まっさきに思い浮かんだ。
 西ノ宮家、つまり環の家も旧家にふくまれている。
 田崎家も旧家にふくまれてはいるが、先に挙げた七家に比べると、失礼なはなしだが一段落ちるし、
さきほどの龍鬼との会話からみても、違うことは間違いない。
 ちなみに瀬丸は母の実家だ。よってこれも多分ちがうはず。
 先ほどから心は『この町』という括りで考えているが、何もそれは本来の、行政の区画でいう町ではない。
 実際はもっと広い一帯であり、部分的には他県にふくまれて――つまり二つの県に跨っているので、
地域という表現の方がより適切だろう。
 さきの七家から瀬丸をのぞいた六家のうち、東堂・西ノ宮・二本木の三家は距離的にも近いし、
裕福さという点でも、頭ひとつ勝っている感じだ。
 心のみたところ、おそらく龍鬼はいまの心と同年代、15〜18歳といったところだろう。
 環に兄弟がいるという話は聞いていないし、西ノ宮家に龍鬼のような少年がいるという情報は、
男女両方の心の記憶にないから、西ノ宮家ではなさそうだ。
(東堂か、二本木なのかな? でも)
 どちらの家にも、いまの心と同年代の子息はいなかったはずなのだが――もっともこれは、
男だったときの記憶によればの話だ。
 そもそも男だったときの記憶を持ちだすならば、龍鬼のような少年は、旧家中には存在しない。
 龍鬼どころか環でさえも、男だったときには、
(いなかったはず、なんだよね……)
 ということになってしまうのだ。
(うーん……えーと、だから)
 これはもう、まったくもってお手上げだ。今のところ、心には判断がつかない。
***********************************************
131乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:42 ID:BwvLDgku
>>130
「心様、どうかなさいましたか?」
 からかっているのだろうか、龍鬼はあいかわらず畏まった態度で、心に話しかけてくる。
「いいえ、何でもありません。あの――」
「はい。なんでしょう?」
 跪いたままで、龍鬼は愛想良くこたえる。
「そういう態度は、やめていただきたいのです」
「それはできません。『御子』にたいして、失礼なことはいたしかねます」
 どうにもむずがゆいし、それについ先ほどまでは、あんなに親しげな態度だったというのに……
(からかってる? バカにされてる? ……ムカつく!!)
 龍鬼の慇懃な口調と態度を、止めさせたい。
「ならば、『御子』として命じます。必要以上に丁重な扱いは、やめてください」
「はい。承りました。いつも通りにお呼びすれば、それでよろしいですか?」
「そうしてください」
「わかりました。――心、となり、いいかな?」
 急に、龍鬼は親しげな口調に戻る。
(やっぱり、からかってたな!!)
「……どうぞ、ご自由に」
 ぷいっと視線をそらして、心は自分がいま不機嫌であることを態度で示す。
 本人はいたって真面目なつもりだが、その姿はとても子供っぽく、微笑ましいものに見える。
 龍鬼は立ち上がると、心のとなりに腰かけた。
 にこにこと嬉しげに微笑みながら、龍鬼は心をみつめている。
 ぱっと見た外見、とくに顔立ちにかんしていえば、龍鬼はかなりの男前――というか美少年だ。
 全体に女性的なつくりで、これはいわゆる日本的な美人顔というやつなのだろう、涼しげな切れ長の目、
高く整った鼻筋、細くとがり気味の顎のラインが少しだけ神経質そうな印象を与えるものの、
くっきりした濃いめの眉が少年らしさを漂わせている。
132乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:43 ID:BwvLDgku
>>131
「…………!?」
 龍鬼の腕がのばされて、心の肩に廻された。やんわりと力をこめて、抱きしめてくる。
「やっ! やめ、やめてください」
 固くて柔らかい龍鬼の腕、そして胸板。
 鍛えあげられ、適度に絞られた、逞しい筋肉の――どこか懐かしい、『久しぶり』の感触。
(イヤだ。イヤだ、イヤだ。男に抱かれるなんて、イヤだ、イヤ……なのに)
 力が抜ける。さっきと同じだ。
 抜けるというよりも、力が入らない。抵抗できない。
「よしよし、こうするのは、本当に久しぶりだね。いつ以来かな」
 心を横抱きにかかえあげて膝の上に座らせると、龍鬼はまた先ほどのように、頭を撫ではじめる。
「やあ……やだ、いやだ。いやです、やめて、やめてよぉ」
 あっという間に、心はふにゃふにゃになって、大人しくさせられてしまう。
(…あ、あ……)
 気持ち良い、頭がぼうっとして、ふわふわする。
「……なでなで、もっと」
 とんでもない事を口走ってしまう。心は自覚していながら、これを止めることができなかった。
 男に抱かれているというのに、気持ち悪さを感じない。嫌悪感はまったくない。
 まるでなんだか、身体がこうされることを望んでいるみたいだ。
 しかし、たとえ身体が「嫌ではない」といっても、
(…イヤ……いやだぁ)
 こころは、イヤなのだ。否、そう思いたいのだ。
「いい子だね。心は、とってもいい子だ。可愛いよ」
 小さな子供をあやすように、龍鬼はしつこく『なでなで』してくる。
(ヤッパリ、環トイッショ、オンナジ、ヤサシイ……キモチイイ)
 女の子になってからこれまでで、触れ合って一番心地よかったのは、環だ。
133乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:44 ID:BwvLDgku
>>132
 いまも環が一番なのは変わりない。ただ手を握り合うだけでも、彼女は深い安心を与えてくれる。
 龍鬼の『抱っこ』と『なでなで』は、その環との『触れ合い』に次いで気持ち良い。
 このことは、環と同様に龍鬼もまた、『心』にとって特別な存在である証なのかもしれない。
「……む、んぅ」
 龍鬼の胸にほほを寄せて、心はうっとりと目を細める。
(だめ、だめだ。だめだよ。たつきは、男じゃないか。男同士じゃないか! それに、なんだかちがう、
ちがうよ。たつきは、環とちがう)
 龍鬼と会ってから、ずっと感じ続けている微妙な違和感が、こころを揺らめかせて警告してくる。
 さざ波のような違和感。
 なんと表現すればよいのか、環といっしょだとまぎれもなく、こころも身体も安心できるのに対して、
龍鬼には安心『させられている』とでも言おうか、落ち着くのを『強いられている』ような感じだ。
 やわらかく『抱っこ』したまま、心を撫でていた龍鬼の手が、不意に止まる。
「怪我の具合はどうかな? 少しだけ、確かめてもいいかな?」
「へいき、へ…平気です、だから、あの……やめて」
 心はやっとのことで言葉を紡ぐが、抵抗まではできないでいる。
「大丈夫だよ、何もしないから、ね?」
 頬に口付けると、龍鬼はガウンの袖を捲り上げて、包帯につつまれた心の腕を露出させる。
 包帯をていねいに巻き取って、心の腕を注意深く見つめる。
「良かった。あまり酷い傷は、ないみたいだね。でも――」
「あ…ん、んん……やめて、やめて」
 肘のあたりに薄く拡がった擦り傷に、龍鬼は舌を這わす。
「可哀想に、こんなにたくさん傷ついて――痛くないかな? 可哀想に――」
 ぎゅうっと抱きしめて、唇を重ねてくる。口中に舌を差し入れて、心の小さな舌を絡めとってしまう。
 舌で舌を包みこみ、優しく愛撫しながら、心の唾液を飲み下していく。
(いや、いや、いやいや……やだ、やだよぉ)
 頭の中にあった違和感が、ほどけて拡がっていくような感覚を、心は感じている。
134乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:46 ID:BwvLDgku
>>133
 長いキスが終わるころには、頭の中全体に、ぼんやりと霞がかかったようになってしまった。
「――次は、足の方の具合を、確かめさせてもらうね」
 そういって龍鬼は、心をベッドに横たえさせると、ガウンの裾に手をかけた。
「ヤッ! だめ、だめ! やめて、だめです」
 すっかり子供に『戻って』しまったうえ、頭がぼんやりしてろくに働かない状態になっても、
心は懸命に男であろうと、身を守ろうとする。じたばたともがいて、ほとんど意味のない抵抗をはじめる。
「うーん、困ったねえ。そんなに、嫌なのかな?」
 しかし龍鬼には、多少の効果があったらしい。わずかに戸惑っている。
 どうやら彼は、心を困らせたり、悲しませたりするようなことは、本気でやりたくないらしい。
 よほどに心を大切に思っているのか、それとも単なる気まぐれなのか─―。
「いやです。やめてください。平気です……」
 心は必死で身体を起こし、手足を縮めて龍鬼から逃れようとする。
「そんなに嫌がられたら、僕も嫌だよ。心を困らせたりなんて、したくないよ――」
「!?」
 何を思ってか、龍鬼はみずからの人差指の先端ちかくを噛み破った。
 真っ赤な血が一瞬だけ玉のように膨らみ、それからつうっと流れていく。
 その指先で、口紅でもさすように心の唇をなぞる。 
「な!! ……う?」
 口を開いた瞬間、血が流れ込み、舌先に触れる。
 心の口中に広がったのは、むろん血の――生臭く、鉄臭い味。
 しかし同時に、
(…あま、甘い?)
 フルーツのようにさわやかな甘い味がする――かと思えば、ミルクチョコレートのような味へ、
さらにエスプレッソのようなほろ苦い味へと、それは少しづつ、しかも刻一刻と変化し続けて、
まったく捉えどころがない。ただ一つ確実にいえるのは、それは間違いなく血の味わいでありながら、
同時に心にとってはとても美味しい、大好きなものの味にも感じられるということだけ。
135乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:47 ID:BwvLDgku
>>134
「どうかな? 美味しい?」
「……ん」
 うっとりとした表情で、心はうなずいてしまう。
「――さあ」
 差し出された龍鬼の指に、心は引き寄せられていく。
「いくらでも、好きなだけ舐めていいんだよ」
 心はちろちろと舌を這わせて、流れていく龍鬼の血を舐める。
 一滴一滴が、身体の奥にしみこんでくるような感じだ。
 舐めていくにつれて、胸やお腹が中から温まってくるような気もする。
(おいし……もっと、もっと…)
 心は生まれてこのかた、一度も味わったことのない渇きを覚えていた。
「…おいち」
 そのうち、流れ出した分を舐めるだけでは物足りなくなったのか、龍鬼の指に直接しゃぶりついて、
ちゅうちゅうと啜りだす。
 血に気を取られているあいだに、龍鬼はすみずみまで入念に、心の身体を調べていく。
 左右の二の腕に、少し重い打撲傷がある――これは昨日、中年男の振るった腕をガードした際にできた傷だが、
もちろん龍鬼が知るわけもない――これ以外は、ほとんどが軽い擦り傷だ。
 擦り傷もほとんど全て、中年男に『襲われた』最中に擦りむいてできたものだが、なかには龍鬼との
『情事』のときに作られたものもあるだろう。それを思うと、龍鬼のこころは痛んだ。
「ごめん。痛かっただろうね、きっと」
 龍鬼は頬をすりよせ、心の首筋に口付けをする。
 血を味わうことにすっかり夢中になっている心は、抵抗もせず、ただくすぐったそうに顎をもちあげて、
軽く身をよじらせるだけだ。
「もっと美味しいのを、あとであげるから、少しだけ我慢しておくれ」
 龍鬼はそう言うと、心の口から指を引き抜いた。ちゅぴっと音がして、唾液が糸をひく。
「いやぁ…もっと、もっとぉ」
 心の視線は、指先に釘付けだ。瞳をうるませて、龍鬼の左手に取り付こうとする。
136乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:48 ID:BwvLDgku
>>135
「ごめんごめん。大丈夫だから、大丈夫だから、ね? 美味しいのをすぐにあげるから、たくさんあげるから、
ほんの少しだけ待ってくれるかな?」
 心の頭を撫でながら、龍鬼は親指と人差指をかるく揉むように擦りあわせる――と、血が止まった。
 それどころか傷跡すら残ってはいない。
 あれだけ血が流れた、かなりの深さの傷だったというのに、完全に消えている。
「もっと、もっと、はやく、ください……はやく」
 心は目の前で起こったことの異常さに全く気がつかず、龍鬼の首筋に手をまわして揺さぶり、『おねだり』する。
「片手だと、怪我の具合をみるのが難しいから――すぐに終わるから、ね?」
「ほんと? ほんとうですか? すぐに、おわる?」
「うん、本当だよ。だから、いい子にしていておくれ」
「はい」
 何の疑いも抱かぬ心の態度に、龍鬼は激しく愛しさを掻き立てられた。
 無言で背中をさすってやりながら、唇を重ねる。
「……ん、んん」
 心は少し驚いたが、目を閉じて大人しく身をまかせた。
 龍鬼の舌が侵入してきて、口のなかをかき回し、心の舌にくちゅくちゅと絡み、包み込んでくる。
 生温かくて、不思議な感じで、ちょっとだけ気持ちが良い――と、心は思った。
 自然と唾液が溢れてきて、どんどん飲み込まないと口からこぼれ出してしまいそうだ。
 それは龍鬼も同じらしい。彼の喉が動き、唾液を飲み込んでいることが感じられる。
 とつぜん龍鬼が顔を傾けるようにして、彼の口中から唾液が注ぎこまれてきた。
 心の口のなかで、二人の唾液が混ざり合う。
 ――と、
(…あまい、おいしい……おいし、もっと、おいし)
 さきほど血に感じたのと同じような、『美味しい味』がする。
 唾液自体の味が、血液に比べるとソフトなためなのだろうか、さきほど血に感じたものよりも、
ずっとずっと強くはっきりと、『美味しい味』を感じる。
 いままで龍鬼と、いや誰とキスをしても、こんな『味』を感じたことなどなかったというのに――。
137乳無しさん@ピンキー:03/03/15 05:50 ID:BwvLDgku
>>136
 こういう『味』が存在していることを、心が気付いて――いや、『気付かされた』からなのだろうか、
いちど『認識』してしまったからには、その『認識』に引っぱられてしまうようだ。
 龍鬼の血と唾液は、心にとって『美味しい』ものになってしまったらしい。
「ん…ん、んん、んぅん」
 心は龍鬼の首にまわした腕に力を籠め、彼の口中に舌を乱暴に侵入させると、激しくかき回して、
分泌された唾液を夢中で啜りだす。
 心が離れようとしないので、龍鬼はそのまま心のお尻をまさぐって、撫で回しはじめる。
「――んぁ、いやぁ!」
 さすがにこれは嫌だったとみえて、心は龍鬼から離れた。
「美味しかった?」
「あ、あ……はい」
 にっこり微笑んで訊ねてくる龍鬼に、抗議することを忘れ、素直にこたえてしまう心。
「それじゃあ、もうちょっとだけ我慢してくれるね? あとでたくさんあげる――もっと美味しいのも、ね」
「…………いまの、よりも?」
「うん、そうだよ。いまのより――キスよりも、血よりも、もっともっと、ずっと美味しいのを、
いくらでも好きなだけあげるからね」
「はい。あの、えーと、はやく、ほしいです」
(もっと、もっとおいしいの、たくさん……)
 こころが小さな子供に『戻って』いる心は、『美味しい味』の誘惑に勝つことなどできない。
 考えてみれば、今日はまだ起きてからミルクしか口にしていない。
 だから心はいま、とてもとてもお腹が空いている。
 お腹が空いていて、しかも何だか、いつもと違う感じで――お腹が空いて、身体が『渇く』感じがする。
 ふつうとは違う、『べつのお腹』が空いているような気がするのだ。
***********************************************
138乳無しさん@ピンキー:03/03/15 06:11 ID:BwvLDgku
 今回はここまで。

>>129
 汝が願い、聞き届けられたり――なんつって、ネ申気取り。

>>109
 ビクビクしてて気に障ったのなら、謝りません。
 ――冗談です。
 まあ、わたくしの場合は慇懃無礼なヤツだと考えて頂くのが、
もっとも正確な認識だと思われますよ、ええ。
 
>>某板805様
 どかどか投下を待ってます。などとプレッシャーをかけるわたくし。

>>380
 ラストまであらかた決まっている話が、なかなか進まないという状態、
すごくよく分かる気がします。
 人様のことと自分をことを、同じように考えるのは誤解と騒動のもとだと、
母にはよく言われますが……一応。

 ネタばかり思いついて、消化しきれねえyo!!!
 はやく終わらせたいyo!!! 次の話が書きたいyo!!!
 今回も愚痴るわたくし。ゲハハハハハッハ

 ご め ん な さ い
139名無しさん@ピンキー:03/03/15 10:15 ID:e3rN9LTE
きたよー。続きだよ。待ってたよ。
だけど、心ちゃん、どこへいっちゃうんだぁ?
140名無しさん@ピンキー:03/03/15 16:01 ID:a71H5XX5
自分の考えてることと他人の考えてることを同一視して共感したつもりに
なるような精神行動や、自分を卑下して他人に同情してもらおう、
共感してもらおうとするような行動は、典型的なBPD(境界性人格障害)の
症状の一つです。

他の典型的な症状としては、こんなのは自分ではないと自らを否定したり、
回りは自分に共感してくれないから回りが悪いのだと一方的に拒否し
職を転々とする、恋人が出来てもすぐに破局する、親友が出来ない
行き過ぎると、リストカット等の自殺未遂をすることもあります。
ですが、それ他人の同情や共感を得ようとする行動であることは
言うまでもないでしょう。周りが否定する(と本人が思い込んでいるのですが)なら、
強引にでも目を向けさせようとするわけです。

また会話では、話題の中心になろう、自分がメインであろうとするため
一方的に自分の話をし、時には嘘をつくことを厭いません。
また、自分の意図とはそぐわない話題が進行すると、いじける、話題を
否定する、話題の主を攻撃するといった子供じみた行動を取ったりします。

以上のような行動に当てはまる部分があるなら、一度自分の普段の行動を
見直してみるといいでしょう。また、日記をつけることもおすすめします。
自分を見直して、向き合うことが精神症の克服への第一歩となるのです。
141名無しさん@ピンキー:03/03/15 16:03 ID:a71H5XX5
ゴメン、盛大に誤爆した…
142名無しさん@ピンキー:03/03/15 16:46 ID:+tT59IzG
>>141
盛大すぎだ!w
143名無しさん@ピンキー:03/03/15 17:27 ID:inIHV7AP
>>141
IDカコイイ
144名無しさん@ピンキー:03/03/15 18:33 ID:aY/Ax1g5
>>140
ぎく(w
145名無しさん@ピンキー:03/03/15 19:00 ID:jDTdMVKg
>>138
激しく続き待ってました。
プロの方の漫画小説問わず、全てのこっち系創作の中で
最も萌えます。心ちゃん萌えすぎ。
146名無しさん@ピンキー:03/03/15 19:29 ID:gZvQm7ZK
>140
あのサイトに昔いたあの人も、
あのサイトから消えていったあの人もこれだったのかな。
誤爆と言い切れずに((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
147名無しさん@ピンキー:03/03/15 23:28 ID:+tT59IzG
>>146
誰だよ?言ってみ。
148名無しさん@ピンキー:03/03/16 23:26 ID:v4Gzik1U
149409:03/03/17 01:13 ID:8fUW0D/1
休める時間が少ないんです・・・・・・
仕事さぼってコッソリ更新しようかな・・・・・・
150vv:03/03/17 01:52 ID:iE0SzxNU
★サンプルムービーです★
http://bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=endouNO1
151名無しさん@ピンキー:03/03/18 22:57 ID:H82JM5XX
保守。
152名無しさん@ピンキー:03/03/19 00:24 ID:ESPLY06K
どんなに荒れてもちゃんと投稿してくれる
作家さん方に敬礼!
153名無しさん@ピンキー:03/03/19 09:35 ID:wOikh83l
>>152
サー、イエッサー!
154名無しさん@ピンキー:03/03/20 08:56 ID:t1IvjYIQ
>>153
サーを2回いってどうするよ。w
155名無しさん@ピンキー:03/03/20 10:46 ID:9/b9TJB2
>>154
    /ノ 0ヽ
   _|___|_      
   ヽ( # ゚Д゚)ノ   口の聞き方もわからんのかこの脳無し!
     | 个 |      口でクソたれる前と後に「サー」と言え!
    ノ| ̄ ̄ヽ
     ∪⌒∪
156名無しさん@ピンキー:03/03/20 13:05 ID:t1IvjYIQ
>>155
( ´∀`)ノ 「ノー!」
157名無しさん@ピンキー:03/03/20 14:21 ID:9/b9TJB2
>>156
    /ノ 0ヽ
   _|___|_      
   ヽ( # ゚Д゚)ノ   この蛆虫以下のチンカスが!
     | 个 |     お前のアリンコのクソより小さい脳味噌にも理解出来るよう教えてやる!
    ノ| ̄ ̄ヽ    そういう時は「サー、ノーサー!」と言え!
     ∪⌒∪    わかったか腰抜け!
158名無しさん@ピンキー:03/03/20 14:23 ID:faWNBdkq
>>157
イエス、マム
159名無しさん@ピンキー:03/03/20 14:26 ID:t1IvjYIQ
>>157
       / ⌒*⌒ ヽ
     /  ノ ⊃ヽ \
    /  /!     i \ \
     !⌒I  |    |  `i´ 1
    ` J  |    |    し'     
        /     ヽ        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      / /(  。A。)ト      <   ノーの反対!
       | |   V ̄V | |       \
       | |         | |          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   __| |         | |
   \  ー'~  ̄ ̄ ̄ ̄ー''~\
   ||\          \
   ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
   ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
   ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
160名無しさん@ピンキー:03/03/20 19:15 ID:X2m2J4k0
カイト
161名無しさん@ピンキー:03/03/20 19:21 ID:h0yhZ/8j
>>159
    /ノ 0ヽ
   _|___|_    まるでそびえ立つ糞だ!  
   ヽ( # ゚Д゚)ノ    両生生物のクソを集めた価値しかない!
     | 个 |     
    ノ| ̄ ̄ヽ    
     ∪⌒∪
    
というわけで、SS新作どなたかキボンヌ。
162名無しさん@ピンキー:03/03/20 22:27 ID:X2m2J4k0
カイトぉ・・・
163380:03/03/20 22:36 ID:sydmkOk6
>>161
そういうことを言う人には、お前のおか‥‥おっとっと。
ちょいと待っておくんなまし。忘れてないからね。

待っている人も少ないだろうけど(w
164名無しさん@ピンキー:03/03/22 07:22 ID:/CnPtYGu
>>163

少なくなんかないはずっすー。
がんがって書いておくんなさい。
165名無しさん@ピンキー:03/03/23 00:58 ID:bEWQZUL+
ほしゅ。
166Ts:03/03/24 00:27 ID:40WI7Uo4
神よ、、、、
167あぼーん:あぼーん
あぼーん
168名無しさん@ピンキー:03/03/24 09:47 ID:Z0HD9uTo
(´・∀・`)ヘー
169名無しさん@ピンキー:03/03/24 12:04 ID:Ha109r6h
>>161
YBBの長期規制で離れた人達結構いたみたいだよ・・・
170名無しさん@ピンキー:03/03/25 00:32 ID:3DTF/eWl
カイト捕手。
171名無しさん@ピンキー:03/03/25 17:39 ID:btMa2i7Q
(゚听)ツマンネ
172 :03/03/26 19:58 ID:lCE8eLO1
やっぱ女性化⇒レイプが一番萌だね。
173あぼーん:あぼーん
あぼーん
174あぼーん:あぼーん
あぼーん
175名無しさん@ピンキー:03/03/27 01:29 ID:TC3EjmHO
父無したん・・・
176 :03/03/27 18:17 ID:Npom3VK2
かなり停滞してるね。
忙しいのかな?
177名無しさん@ピンキー:03/03/27 21:44 ID:wdjBHZBI
>>172
禿同。
でもネット小説でもあまり見ないし、
小説や漫画でもたいして確認できず。
178Ts:03/03/28 13:17 ID:xOJIgKwH
癒え
179名無しさん@ピンキー:03/03/28 15:40 ID:BCcpAaEJ
意識にしろ無意識にしろ変化する主人公に書き手が自分を投影している場合が多いせいかと。
180名無しさん@ピンキー:03/03/29 06:19 ID:kvx9IWCQ
純粋に襲われてレイプはあまり聞かないな。
オレは女だ!ぐらいか?
181名無しさん@ピンキー:03/03/29 18:57 ID:FMvDLK0b
坂道系の話も少ないな。結構萌え入るんだが。
182 :03/03/29 20:25 ID:KEMSQn8F
意識はしっかり男でありながら無理やりレイプさせられるってのが良いかな。

TS関連の漫画・小説だけでもう100冊以上たまってるからそろそろ処分しなきゃ。
183名無しさん@ピンキー:03/03/29 20:51 ID:LW5HMLxd
>>182
100冊越えって、そんなにあるのか・・・。
できればリストキボンとか言ってみたり。
抜ける物だけでも。
184あぼーん:あぼーん
あぼーん
185名無しさん@ピンキー:03/03/29 21:18 ID:vJybkUhF
入れ替わりのスワップと違うのかよ!!期待したじゃん。
186名無しさん@ピンキー:03/03/29 21:45 ID:zj1KjSeT
もし狙ったのでないならすごい偶然だな。
参考までに、アドレスにrankが入っていたらほとんど宣伝マルチだよ。
直林、age、rankで宣伝率は99%以上に達する。
187380:03/03/29 22:23 ID:J+FCwy/R
ageが続いているので少し萎え・・・。上げても書けないものは書けないのだ。

ぽちぽち進んではいます。あっちを手直し、こっちを手入れと、なかなかまとまらない。
スランプというわけでもないのだけれど、現在は充電中かな。
半月ほどするとまたエンジンかかってくるとおもうので、それまでsage進行でよろすこ!
188名無しさん@ピンキー:03/03/30 06:10 ID:A76eqGdU
>>182
ゲームのノベライズだが、SHIFT!には該当シーンがあるな。
189名無しさん@ピンキー:03/03/30 21:48 ID:hdU+VRAk
809 :名無しの心子知らず :03/03/30 21:31 ID:KMn2RS9Z
トメとは関係ないんだけど。
生まれたばかりの妹が入院した病院で、
小さい男の子(乳児ね)が同室になりました。
その入院した理由が、

夫婦が犬を飼って、溺愛していた。
その犬が、夫婦に男の子が生まれてから寂しがるようになり、
その子に対して非常に乱暴になった。
そして、噛み付いて、あそこが噛み切られてしまった。

せいだそうです。
こえぇ……
で、手術でつくのかと思いきや、無理なんだそうです。
ホルモンで女の子に……。

犬飼ってる人は是非ご注意を。

レス違いスマソ

http://life2.2ch.net/test/read.cgi/baby/1046610433/809
190某板805:03/03/30 22:55 ID:I+z6Iv6H
数日経った。

朝起きると……体の調子がいつもとおかしい事に気付いた。やたらと体が軽い。
「………………?」変だな……と、むくッと起きる。
ベッドを降りて横を向き、窓にかすかに映る自分の姿をみる。
懐かしい姿。コレは……見覚えがある。これは……これは……。
「………!?」
ドバダダダダダ!凄い足音を立てて浴室に駆け込む。
勢い良く鏡の前に立つ。バン!鏡に手を付き、揺れる視線を合わせる……
そこには……男。懐かしい男の姿。そう、以前の自分が。鏡のなかの自分の顔がぱぁっとほころぶ。
あの邪魔な胸もない。長くて鬱陶しかった髪もない。懐かしい自分のきりりとした男の顔。
「……や、やった!やったぁぁ!!」大声を上げてはしゃぐ。青年らしい、若干太い声で。
「え、な、何!?」灰谷が跳び起きてドアの開いたままの浴室に飛び込んでくる。
「……え!?あ、た、卓哉………!」……灰谷は目を疑った。そこで見たものは以前からの卓哉。男の。
あのどこまでも女らしい、華奢な姿は何処に行ったのかと思うほど男らしい体格。
「み、みろ!灰谷!戻った!戻ったんだ!」鏡をにこにこと見つめながら騒ぎ、はしゃぐ卓哉。
あの凛として透き通った高い声は、あのアイドルも裸足で逃げ出すような整った顔は何処にいったのか。
「………………………………。」呆然と卓哉を見つめる灰谷。
「はは、やった!やったぞ!これで全部元どおりだ!」
そんな灰谷の様子を気にも留めず、鏡の前ではしゃぎまくる卓哉。
その姿に以前体中から滲ませていた女性特有の甘い花のような香りや雰囲気は微塵も感じられない。

「…………………………いい。」ボソッ。
「ははははははは………ぇ?」灰谷の変な様子に表情を強張らせる卓哉。
「もう、男でも、いい……。」ボソッ。……にじり……。
「…………………ぇえ?」何か言ってる。……にじり寄る灰谷をみて顔が引き攣った。

「……も、もう、どっちでもいい!卓哉!たくやぁぁぁ!」ガバッ!
……ぐさっ。
「ぎゃあああああぁぁぁっぁぁ後ろの口があああああああぁぁぁぁ!!!」
191某板805:03/03/30 22:56 ID:I+z6Iv6H
…………ガバッッッッ!!!!!!!
手脚をバタバタッ!とはためかせ、一気に寝ていた体を起こす。

「っはぁ…はぁ…はぁ…はぁ………。」
きょろきょろ。薄暗い室内。自分の部屋の、ベッドの上。
昇りきっていない朝日が窓から刺し込み、少しだけ照明の役割になって部屋を灰色に照らし出す。
……体を見る。シャツを押し上げる大きな胸。頭を触る。長い髪。何も変わっていない。
「……ゆめ………か……。」呟く。高い声。これも同じだ。ふぅ……と、ため息を吐く。
夢で良かったような、それも少し悲しい……いや最後のあれでやっぱり嫌なような。……どのみち嫌か。
しかし、なんて夢か。俺の夢の中にまで出てきてチン○を捻じ込もうとするってのはどういうことだ。
こいつ生き霊でも飛ばしてきたのか……。上を見あげる。薄暗い中にみえる、茶色いベッドの底板。
それごしに奴が寝ているであろう姿を想像する。耳を澄ますとグゥグゥと鼾が聞こえる。
……まだ寝ているようだ。ひょっとしてこいつは今さっきの俺を襲っている夢を見ているのだろうか?

この心労の元凶。苦しんでいるのは女になった為というか、こいつの所為というのが多いかもしれない。
こいつが俺への求愛行動を止めてくれれば、学園生活における不快な点は5割方消えそうな気がする。
大体、あの日。気分が滅入って落ち込んで帰ってきたところに、
俺のズボンをオカズに目の前でオナニーして見せるというのはどういうことか。
……ひょっとしてこいつは誰かに雇われた、俺にストレスをかけて胃潰瘍にして失血死で殺そうとしている
プロのヒットマンなのかもしれない。いや、そうに違いない。あの奇行はそれ以外に説明が付かない。
192某板805:03/03/30 22:57 ID:I+z6Iv6H
…イライライラ。……どかっ。
ふつふつと湧いてきた憤りの衝動にしたがって、下から上のベッドの底をゲンコツで1回叩く。
……ぐふーぐふー。耳を澄ますが鼾は途切れず、起きるとかいった気配はない。
……脂肪が衝撃と音を吸収したのか?この豚畜生め。
いっそこのまま下から火を放って……いやいや、それでは俺という犯人の身元が簡単に割れてしまう。
やはり雪山に連れてって滑落死に見せかけて突き落とすしか……。
いや、このデブが趣味でもない山上りにその時だけ行くのは不自然か。
そう、河原にバーベキューにでもつれてったら、林の中に誘い出して猟銃で撃ちぬいて、
猪と間違えましたごめんちゃいーとかなんとかのほうが……。いや、こんなに白い猪はいない。
物騒な思考を張り巡らす。しかし、寝起きのせいか効果的な考えが浮かばない。
上半身を起こした状態で布団を抱えて、顔を突っ伏したままで煩悶する。

……女になってからというもの、灰谷の発情し辛い朝は卓哉も普段通り接していられるのだが、
夜になると灰谷の様子が変わり、そわそわと怪しげな雰囲気を漂わせはじめる。発情した犬のような。
密室で二人きりという事実が興奮させているのだろう。ちらちらと卓哉に熱い視線を送って来る。
衝動に駈られて卓哉の風呂を覗いていたことも数回あった。……それはいずれも本人は気付かなかったが。
でも、なんとなく感じるその灰谷の怪しげな感じ。卓哉は、また発情して襲われたらどうしよう……と思い、
警戒しながら毎夜を過ごす。卓哉は常に気を張り詰めていて、ストレスが日に日に溜まって来ていたのである。
193某板805:03/03/30 22:58 ID:I+z6Iv6H
……ふと体が汗でびっしょりなのを気付く。ベタベタと気持ちが悪い。
時計を見やる。……5時ちょいすぎ。ちと早いけど、眠気覚ましも兼ねて風呂に入ろうかな……。
灰谷を起こすまいとそっと立ち上がり、タオルと着替えを引っ張り出すと足音を殺して風呂場に行く。
扉に鍵を掛けたのを確認したら服を脱ぐ。ナプキン付きの下着を脱いでしげしげと今日の具合を確認する。
……特に何も付着してない。うむ、もう収まってきたかな……下腹の痛みも特に無いし。
それをトイレットペーパーでぐるぐるとくるんで便器横の汚物入れに放り込む。
そうでもしてカモフラージュしないと、あの怪獣スカトロンの餌になってしまう。

湯沸かし器のスイッチを入れコックを捻ると、頭上にかけたシャワーから冷たい水が勢い良く吹き出す。
「っ………ぅ……。」立ったまま頭から浴びて、がたがたと体を震わせながら耐える。
一気に眠気が覚める。そこを我慢すると徐々に温かい水に変わっていく。
その心地よい温水を浴びながら頭、体を洗っていった。
体を洗いながら、ちら…と大鏡を見る。夢ではあそこに元の姿の俺が移った。
ふぅ、あれが現実ならいいのに……いやいや、それではその後灰谷が来て掘られてしまう。
……やはり奴さえ改心すれば悩みはほぼ無くなるような気がしてならない……。
しかし、お人好しの卓哉にはずっと付き合ってきた灰谷の事を今一つ本当に嫌う事は出来なかった。
そのことが悩みの溝を大きくしてることには本人は薄々感づいてはいるのだが。
194某板805:03/03/30 22:59 ID:I+z6Iv6H
そして5分も立たないうちに洗いおわった。
体を拭いたら下着を着ける。ブラジャー。最初は巧い付け方がわからなかったが、
最近コツを掴んできた。紐を両肩に通したら前屈みになり、重力で胸を丸い窪みにフィットさせる。
その状態で後手にフックを留めて、脇の下のあたりから皮を引っ張るように形を整えて……完了。
……なんでこんな事巧くなってるんだ……。とほほと、パンツをはく。ナプキンはもういらんだろう。
ダボダボの黒いバミューダ、同様にダボダボの黒いシャツを着て髪を拭きながら浴室を上がる。

髪をガシガシと拭きながら部屋に戻ると、まだ灰谷は鼾をかいて寝ている。
まあ、覗かれる心配がない分、そっちの方がありがたいが。
時計を見ると、まだ5時半。オートロックの開錠時間まであと30分ある。

暇つぶしに居間に行き、椅子に座ってテレビを点ける。
……ぶぃん。NHKのニュースの無機質な画面、そして淡々とした声が流れてくる。
この寮には一応の娯楽としてテレビが置いてあるが、NHKとNHKの衛星くらいしか見れない。
まあ、たまに漫才とかやってるからこれはこれでいいんだが。
それに教養番組も腰を据えて見れば、それなりにつまらなくはない。
しかし、こんな監獄のように何もかも制限されている中でテレビすらなかったらノイローゼものである。
望めるならば、あと民放を一つだけでも入れてくれればありがたいのだが。
195某板805:03/03/30 22:59 ID:I+z6Iv6H
バスタオルを頭に載せたまま頬杖をついて、のーん、というような感じで眉間の力を抜いてニュースを見る。
所詮暇つぶしだ。チャンネルをパッパッ、と変えてみる。……といっても3つしかないけど。
何処もつまらなそうなのしかやってない。何が楽しくて制作者はこんなものを電波に乗せるのだろう?
いいから水着のねーちゃんのビデオでも流せばいいのに。朝から目の保養をすれば犯罪率も減るだろう。
……今の自分なら風呂場で下着姿で鏡見つめてても同じか。いや、体が冷えるから止めとこう。

馬鹿な事を考えてテレビをぼけっと見ているといつのまにかもう六時。
そろそろかな……。と思ったその時。
……ガッッチャン!寮の廊下に一斉に開錠音が響き渡る。
"♪ポロンポポロンポポロポポン……♪""1月18日、土曜日の朝がやってきました。生徒の皆さんは…"
スピーカーからテープの合成音声であろう女性の淡々としたアナウンスと、
その後ろでウンザリするほど聞き飽きたピアノのメロディが流れる。
……鍵が開いたか。それなら、もうご飯食べに行っとくかな。他にやることあるわけじゃないし。

ばつっ。テレビを消して隣りの部屋に戻り、箪笥からトレーナーを引っ張り出して着る。
……ちら。横目で灰谷を見るとまだ寝てる。起こす…のも面倒くさい。
起こしてもどうせ一緒に行こうとかいって待たすに決まってる。……いいや、先に行こう。
念のため箪笥(下着入れ)の中に「触ったら鼻の真中部分をニッパーで切る!」とメモを残す。
髪をゴムで後ろで結ぶ。最近はずっとこうしている。こうしないと鬱陶しくて仕方が無い。
運動用のスニーカーに履き替え、徐々にどやどやしはじめた廊下に出る。
がっちゃ……。あまり音を立てずにドアを閉め、廊下を行く。
196某板805:03/03/30 23:01 ID:I+z6Iv6H

きょろきょろ……結構起きてる奴がいるもんだ。この時間帯にあまり起きない卓哉は軽く感心する。
「あ、蘇芳、おはよう。」「ん、おはよぅ。」
ポケットに手を入れたまま一瞥するだけで横柄に返す。
女になって数日。好奇の目は薄まったわけではない。未だ顔や胸元をじろじろ見られるのが当たり前だ。
でも周りは次第に慣れてきたようで最近は挨拶に声を掛けられるようになってきた。
無言で見詰められるよりは精神状態が遥かにマシになった事は言うまでもない。
「おはよう!」「こ、こんにちわ!」「す、蘇芳ちゃん、おはよう!」「ハァハァハァハァ!」
廊下を進むと目が合うたびに声を掛けられる。ただ、殆どが知らない奴。
男の頃はそんな事はなかった。これも女になった所以か。

挨拶を適当に返しつつ丁度来たエレベーターに乗る。卓哉が乗り込むと急に静かになり、視線が集まる。
卓哉はこのときばかりは目を合わせたくないから一番最後に皆に背を向けて乗る。
「…………………。」ばつが悪そうな顔をしてしぶしぶと。
こればかりはいつも変化が無い。皆黙ってしまい、自分の背中に視線を集中しているようだ。
……大抵、エレベータ内の空気はどうも後ろから飛び掛かられそうな気がして、とてもいられた物じゃない。
まあ5階から階段を上り下りするのは結構骨だし、使わずにはいられないのがまた頭が痛いわけだが。
197某板805:03/03/30 23:01 ID:I+z6Iv6H
扉が閉まり、エレベータが密室になるとその中に良い香りが立ち込める。そう、その原因はコレ。
卓哉の髪の、そして全身から出る香り。しかも今回は風呂上がりのシャンプーの強烈な甘い香りだ。
女性特有の強烈な甘い甘い香り。これは本人には気付かない。
そしてそれがどれだけ清々しい物か、男にしかわからない。
濡れて顔に張り付く数本の髪と、上気して少し赤い顔の色っぽさも同様に密室内の男子を煽る。
エレベータ内の男子が例外なくその香りとその魅力に恍惚とする。
女性から徹底的に隔離された青少年たちにはオアシスのような物である。
そして灰谷や一緒のクラスの連中はともかく、違うクラスの連中はここでしかこの花の香りを嗅げない。
最近では卓哉の乗ってくる事を楽しみにしてエレベータに乗る奴も居るくらいだ。
……卓哉は知らない。本人が知らない内に周囲を魅了してしまって、
そして卓哉を取り巻く周囲の環境が本人の望まぬ方向に徐々に変化していくのを。

食堂のある一階に着いた。卓哉にとって悪夢の移動が終わる。
卓哉は飛び出すように降りると早足でさっさかさと食堂に入る。
エレベータ内の他の男子も遠ざかる卓哉の背中を残念そうに見つめながら後に続く。
早足のまま中に入り見渡すとまだ閑散とした食堂内。まあ、まだ開錠したばかりの時間帯だから当然か。
……いつもは列を作っている券売機前も空いている。なので、並ぶことなく切符を買うことができた。
今日はB定食。ベーコンエッグとトースト1枚にサラダとオレンジジュースとヨーグルト。
カウンターでそれらの乗ったお盆をもらって適当な席に着く。周りにはだれもいない席。
198某板805:03/03/30 23:02 ID:I+z6Iv6H
そしておもむろにトーストの上にベーコンエッグを滑らせて載せたら、一気にかぶりつく。
……うむ、美味い。これをあみ出したパズーは天才だ。大体いつもこうやって食べるようになってる。
もくもくもく……。外見に似合わず行儀悪く食べていると、入り口に見飽きた人影が横目に見えた。
……その人物はカウンターで大盛りカレーを受け取って
辺りをキョロキョロ見回したかと思うと、気付いたように一直線に卓哉の正面の席に着く。
「卓哉、起きるの早いんだね。」座りながら言う灰谷。
良く見ると少し寝癖がついている。俺が出たのに気付いて急いで追いかけてきたんだろうか?
「………………………。」……ぴし。いつも通りサラダのコーンを投げて牽制して返答する。
「おい、たまには飯ぐらい一人で食えんのか。」ぴしぴし。トースト片手にさらに投げつける。
「い、いやあせっかくだし、一緒に食べようよ……。」苦笑いをしてスプーンを取る。
「……ええい、見てるだけで胸焼けになる。せめて大盛りカレーをやめれ。」ぴしっ。
「だ、だって好きなんだもの……。」そういうとがつがつがつと勢い良く食べていく。
「……朝食は脂や刺激物を控えてあっさり目にしろ。それ以外は人間じゃない」
ぴし……あ、コーンを切らしてしまった。

向かい合ったまま二人で適当なやり取りを交わしつつ食べていく。
最近は特にこういう風に害の無い限りはつい警戒を解いてしまって、こうして灰谷とも男だったときと
同じように接してしまう。……それだけ長い付き合いだったわけで。最近はセクハラも無いし。
199某板805:03/03/30 23:03 ID:I+z6Iv6H
その時背後から声が掛けられた。「……す、蘇芳さん、隣り良いですか?」
目をやると佐藤が上目遣いにてれてれとこちらを伺っている。
「ん、ああ………。」無下に断ることもないので承諾する。
ぞれを聞いておずおずと隣りに腰掛けてくる佐藤。
……それを見た灰谷の顔が少し強張るが、それには誰も気付かなかった。

会話のテンポが崩されたのもあって、少しの間黙々と飯を食べる3人。
「そういえば……今日は午後は休みだな。」
今日は土曜なので授業は午前中に終了する。私立なので週5日制じゃないのが悔やまれるが。
それを卓哉がなんとなく思い出して、そう話を切り出す。
「う、うん……。」「そ、そうですね……あ。」
灰谷はともかく、佐藤がなにか良い事を思い出したような表情をする。
そして佐藤が辺りを少しキョロキョロと見渡して、声を殺し、身を屈めてこそこそと言う。
「蘇芳さん……実は僕たちの部屋に内緒でゲーム機があるんですが……。」
それを聞いて卓哉の目がキュピーンと光る。食べる手をぴたりと止め、佐藤に顔を寄せて呟く。
「……マジか。」「マジです。」
こそこそと顔を寄せて囁き合う。佐藤の目の前に卓哉の顔が迫り、シャンプーの良い匂いがする。
……佐藤の顔が少し赤くなる。内心、とても嬉しいが表情に出さない。
「……やろう。是非、やろう。」「ほ、本当ですか……!?」佐藤の顔がほころぶ。
「うん。」こくこくと肯き返す。
200某板805:03/03/30 23:04 ID:I+z6Iv6H
「……灰谷はどうする?」ちら、と卓哉が正面の灰谷に聞く。
今度は佐藤が怪訝な顔をする番だった。蘇芳さんから誘われるなんて……。
普段から仲が良いのは知っているが、やはり少し嫉妬する。
でも意外な返事が。「え、あの、俺はちょっと……。」灰谷は罰の悪そうな顔をしてモゴモゴと断る。
「へ?なんで?」お前ゲーム好きじゃなかったっけ?と、卓哉が顔をしかめる。
「いや、ちょっとそとに用事が……。」もごもご。頭を掻きながら煮え切らない様子の灰谷。
「へ、外出るのか?」「うん、うちの親が届け出だして……。」もごもご。
この寮は外出は滅多に許されないが、土日や休日に保護者の申請、監督下である限り許可が出る。
たまには家族とのスキンシップを取る必要があるだろう、という考えらしい。

「ふーん、何ひに?」卓哉がもくもくと目玉焼きトーストを咀嚼しながら聞く。実に行儀が悪い。
「いやぁ、ちょっと……。」目を伏せ頬をぽりぽりとかいて、またもや煮え切らない態度の灰谷。
「……ふーん、そうか…。」まあ、どうでもいいや……と興味無さげにそこで話題を打ち切る。

食べおわって、しばしゲームの話で盛り上がった後、
カウンターにお盆を返し徐々に賑わいはじめた食堂を早々に引き上げる。

2階のエレベータで佐藤と別れ、部屋に戻る。時計を見ると……7時。まだ授業まで1時間半もある。
何をして暇を潰そうか。とりあえず居間の椅子に座って、なんとなしにテレビを点ける。
201某板805:03/03/30 23:04 ID:I+z6Iv6H
といってもこの学園での暇つぶしの方法は、仲間同士での談笑や
勉強か読書、トランプや将棋などのゲーム、テレビの教養番組か運動場でのスポーツやくらいだ。
健全すぎてウンザリする。せめて漫画かパソコンくらいは置いといて欲しい物だ。
うーん……灰谷と将棋でもするか。頬杖をつきながらつまらないニュースを見ながら思う。
「灰谷、将棋板持ってきて。」向かいのテーブルに座っている灰谷の方を見ず、気だるそうにそういった。
「え、やるの?」「……いいからもってこいよぉ。」コンコン。ぶすっと机をノックして灰谷を急かす。
灰谷は急かされてバタバタと部屋を駆け回り、言われたままに将棋板と駒を持ってくる。
テーブルの上に板を広げ、その上に駒をじゃらりとぶちまけて、二人で並べていく。
パチパチパチ……「よし、じゃあお前10枚落ちな。」「10枚……歩しかないじゃん!」

そんな感じでくだらないやり取りなどをしつつ、将棋をして時間を潰した。
……もちろんハンデは無し。結果は卓哉の3連勝。ゲームにはなにかと強い卓哉であった……。

時計を見ると8時15分。そろそろ着替え始めなければ。
着替えるからとっとと先行っとけ、と灰谷を蹴飛ばして部屋から追い払い、急いで着替える。
ダボダボのワイシャツ、同じくダボダボのブレザーとズボン。……買い替えが必要かも、と思う。
着替えた後、髪形を軽く整えて廊下に出ると、部屋の向かいの壁に寄りかかって灰谷が待っていた。
それを一瞥するだけで、さっさとエレベータに向かう卓哉。その横に灰谷が並んでついてくる。
「……先に行っとけって言っただろうが。」べし。廊下を歩きながら鞄で灰谷のけつをはたく。
「いやあ、せっかくだから一緒に行こうかなあ、と……。」照れてれとそんな事を言う。
「何がせっかくだから、だ。このコンバット越前め。」
「そんなマニアックな……。」
202某板805:03/03/30 23:05 ID:I+z6Iv6H
混み合ってるエレベータ前に着く。コレは乗れないかもな……と思っているうちにエレベータが来た。
どやどやどや……エレベータ前の生徒達が乗り込んでいく。
ふたりもその最後に続いた。卓哉の後に灰谷が乗り込む……と。
ブーーーーー。
ブザーの音が鳴り響く。定員オーバー。どうやら最後に乗り込んだ灰谷のせいみたいだ。
全員の視線が最後に乗ってきた大男に集まる。……一緒にいる卓哉もいたたまれない気持ちになる。
「………………おりれ。」
どがっ。灰谷の尻を蹴飛ばして追い出す。……ブザーも鳴り止む。やはりか。
「……ひ、酷い……。」「……うっさい。やせれ。でぶのくせに。」
ポチ………ガコン。そんな非難も気にせず、開閉ボタンを押しドアを閉める。
……エレベータが降りていく。
途中の階に止まるが、もちろん1階に向かう生徒達でエレベータは満員で乗る事など出来ない。
止まる階止まる階、そこで待っていた生徒達に残念そうな顔を向けられるが、どうしようもない。
1階に着き、わらわらと本舎に向けて人が降りていく。
卓哉もその人ごみに紛れる。……やはり目立つのか視線が痛いが。

教室に入るともう、殆どの生徒が席についていた。
「おはよー。」「おはよう。」
適当に挨拶を交わしながら鞄を掛けて席に着く。……そしてもはや習慣になった机の中の確認。
ごそごそ……机の中をまさぐるとやはり今日もあった手紙の束。今日は五通……。
中身も見ずにまとめて握り潰し、教室後ろ出口に置いてあるくずかごに座ったまま投げ込む。
ひゅー……ぽこん。ほうふつせんを描いて見事に入った紙のボール。
これって何時になったら止むんだろう……。ふぅ……とため息を吐いて机に突っ伏す。
203某板805:03/03/30 23:06 ID:I+z6Iv6H
……しばらくすると灰谷が軽く息を切らしながら入ってくる。
「ふぅ……。」やれやれとくたびれた感じで隣りの席に着く。
「……ふん、お前のおかげで恥かいたではないか。」ゲシ。卓哉が椅子を蹴って先程のことを非難する。
「…う、ゴメン……。」と苦笑いをしてかえしてくる灰谷。
「お前だけ朝は窓から跳び降りて通学すれ。」ゲシ。
「……もっと体に優しい通学方法はないの?」

キーンコーンカーンコーン……。
悪態をついているうちにチャイムの音が響き、程なく先生が入ってくる。
それで教室内の空気が引き締まる。そして簡単な朝の挨拶の後、授業開始。
教科書やノートを広げる音がバラバラと教室内に響き渡る。

さて、終わるまで頑張るかな………。
窓から射し込む土曜の清々しい日光を浴びながら早くもウトウトしつつ
頬杖を突いてダルそうに授業を受ける卓哉であった。
204某板805:03/03/30 23:09 ID:I+z6Iv6H
以上です、サー(´・ω・`)ノ
なんか久々に書き残し読んでると漏れの文章はなんか疎いのがよくわかりまつ。
日々これ精進アルヨ。シェーシェー。

近況。FF11にはまりますた。ミスラのエロ小説を書きたくなりますた。
ビバ!駄目人間!ヽ(´・ω・`)ノ
205名無しさん@ピンキー:03/03/31 00:01 ID:IP3+FkKH
ごちそうさまですた!
良い意味で夢であってくれて良かったでつ。
野獣の群れ予備軍の中の卓哉たんの明日は平穏に訪れないことを
そろそろキボン。
206名無しさん@ピンキー:03/03/31 01:27 ID:3n6rhPVo
ァ━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━ハ
207名無しさん@ピンキー:03/03/31 01:48 ID:HX2zkD9g
>>189
リアルTSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
小説だったらギャグにしかならないけど、
恐ろしい話だねえ ((((゜Д゜)))ブルブル

>>190
SSもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
208名無しさん@ピンキー:03/04/02 01:32 ID:qe/K4e6O
保守ー
209  :03/04/02 13:12 ID:9e9UuFkk
今現在連載作品は何本?
210名無しさん@ピンキー:03/04/02 13:20 ID:feb+f+My
>209
>187
211名無しさん@ピンキー:03/04/02 13:50 ID:IbgY8h5d
380サソ
乳無しさん@ピンキーサソ
某板805サソ

の3人?

作者が流動してるカイトは、317サソを最後に休止中。
あと保管庫見ると、ロータス123サソというのがいたようだが。
212380 ◆PKEHY060jY :03/04/02 18:27 ID:FgzCS2c6
前スレで、ヴァレンタイン物の改稿分をちょこちょことスレの穴埋めに掲載しています
最初はあちらを見ている人だけのお楽しみにしようと思っていたのですが、
現行スレであるここがおもいっきり寂びれているんで、予定変更して宣伝します
感想はこちらでどうぞ(あればの話ですが(わらい)

今のペースだとあと2回くらいはエロシーンとなります
亜美の話共々、マターリと続きをお待ちくだされば幸いです
213380:03/04/02 18:28 ID:FgzCS2c6
つか、ageんなよ〜
214名無しさん@ピンキー:03/04/03 10:16 ID:NEim5DuY
>>212
>(わらい)

わらうなよw
215名無しさん@ピンキー:03/04/06 13:44 ID:RBTAlpT4
ほしゅ。
216  :03/04/06 17:47 ID:62prDBHP
今月号のペンギンクラブにTSがあったYO。今回は自慰でおわり。
217あぼーん:あぼーん
あぼーん
218名無しさん@ピンキー:03/04/08 00:39 ID:9oTVqa/m
だからageんなっつーの!
219あぼーん:あぼーん
あぼーん
220名無しさん@ピンキー:03/04/09 20:13 ID:ZFVbzHOV
221ts:03/04/10 02:01 ID:gmRqa4RG
久しぶりにこの板にきたらお話がUPされてるじゃないですか!
某板805さんの小説いいですね続き期待しています。
222名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:31 ID:BTMKqlGr
父無したん、そろそろ限界なんですが・・・
223名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:38 ID:kzSYH4YJ
ボクニンスレでTS話あがってるぞ
224名無しさん@ピンキー:03/04/11 01:54 ID:Ay3nA4pT
ボクニンって何?
225名無しさん@ピンキー:03/04/11 02:04 ID:eSfKQo1c
226スカイラーク全部。:03/04/12 00:34 ID:m/CrKXni
>>225
限り無く萌えた。
だがここの住人は今の所余り出張しないで静かに見守る方が良いと思う。
227名無しさん@ピンキー:03/04/12 09:32 ID:Se2bse/f
絵師の多いスレはいいなぁ・・・
人口比が全然違うからな・・・
228名無しさん@ピンキー:03/04/12 12:48 ID:Dp3V1TwK
イイ!
続きをまったり待つことにします。
229380:03/04/12 16:50 ID:ewD0SjNE
>>227
正直、絵師でなくてすまんかった。もう来ねえよヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

8割くらい本気です。所詮SSなんてその程度の認識って事ですな。
レス不要。

とか書いてますが、続きはマイペースでやってます。でもかなーり萎えた・・・
230名無しさん@ピンキー:03/04/12 18:35 ID:YE3yhvXD
なんでそんなに卑屈なの?
別にSS<絵とは誰も言ってないじゃん。感じ悪い。
231380:03/04/12 21:48 ID:X/YybeKc
雨を期待して枯れきった天をただ見詰めていても、雨は降らない。
雨に恵まれた地方を見て羨んでも、現状は変わらない。
そういうこと。

ここにSSを書き続けたのは、このスレにとってはマイナスだったかもしれない。
いま残っているのは、口を開けて餌をねだる雛ばかり。
せっせと餌を運んでも一向に成長する気配がない雛を、親鳥はどうすればよいのだろう?

半角二次元板じゃないんだから、もう少し他にも話題が欲しい。
スレを育てるというのも大事だと思うんだが。違うかな?
話の展開に不満があるなら、自分なりに書けばいい。そこから話が広がってゆく。
俺のこの板での役割は既に終わったと思うよ。だから、今書いている話で最後にしようと考えている。

ネタが尽きたというなら、スレを終わらせればいい。必要になったなら、また立てればいい。
雨をただ不毛に待ち続けるよりは、ずっとそっちの方が健全のよーな気がするナリよ。
個人的には、乳無しさんと某板805さんの話の続きが気になるので、閉じられたくないけど。
カイトの話も、夢の中に出てきた廃墟の少女とか気になる伏線があるんだが、期待薄かなあ。
書き続けるのも、ちゃんと話を最後まで終わらせたいのと、お三方の続きが読みたいがためというのもある。
身勝手でスマン。でも、このスレの変わりっぷりをさびしく思っているのは、俺だけではないと思うのだが‥‥。
232380:03/04/12 21:52 ID:X/YybeKc
なにげにIDがX/Yy‥‥せ、染色体っすか?

やはり神は、漏れにTS物を書けと言っているのか‥‥?
昔のネタを掘り返してみても、TSネタが入っているのが多いからな。
漏れはこのスレに骨を埋めるしかなさそうな気がしてきたナリよ、トホホ。

愚痴ってスマン。ばりばり書くよ。絵師にだって負けないよ。
文章でしか書けないこともたくさんある。
読んだ人の脳味噌を沸騰させるような文章を書くよう、今晩はがんがるぜっ! じゃあなっ
233名無しさん@ピンキー:03/04/12 22:00 ID:YE3yhvXD
>380
読み手の意見だが、あなたの言ってることはよくわからない。
くれくれだけになったことを悲観しているのか?
だったら自分で書くのを止めればいいだけだと思うけど。

個人的には、書いた人がふらっと書き込むような場所で十分だと思う。
話題があれば話せばいいし、必要だと思う人がいれば保守すればいい。
書き込みたくなくなったら書き込むのを止めればいい。
たとえスレがdat落ちしてしまったとしても、それはそれでいいんじゃないか?

正直、お待ちください書き込みとか>229、>231のような書き込みは
思い上がっているとしかとれないが。
234名無しさん@ピンキー:03/04/12 22:02 ID:YE3yhvXD
>232
すまん、リロードしてなかった。
上のは231までの発言に対してだけど、
232の発言見て応援したくなった。がんがれ。
235名無しさん@ピンキー:03/04/13 00:03 ID:BD+TY2OV
(;´Д`)
236名無しさん@ピンキー:03/04/13 00:41 ID:mH1NCSH+
>>232
大理石の墓石を用意しておきまっせ
237ts:03/04/13 10:15 ID:OsVE3eKn
>>233
良いジャン別に考えなくても、、、実際待っている人もいるんだしさ。
238あぼーん:あぼーん
あぼーん
239名無しさん@ピンキー:03/04/13 13:38 ID:W+GZR6FT
みんな sageてこうぜ!
240名無しさん@ピンキー:03/04/13 15:17 ID:H0xTgwcL
>>231-232
たった4分ほどの間になにがあったんだよ。
241名無しさん@ピンキー:03/04/13 21:30 ID:byFj1pPH
>>231,232
がんがってください。

・・・本当は自分でも書ければ良いのだけども、
残念ながら380さんを始めSS書きの皆さんのような文才もなく。。。

板の隅っこの方から黙って見守っております。
書けない者は黙って待ちましょう。
242名無しさん@ピンキー:03/04/13 21:34 ID:FXluSx/g
みんな布団の中でTS妄想しながらもそもそしてるんだよね?
そんなことしてるの俺だけじゃないよね?
243名無しさん@ピンキー:03/04/14 01:13 ID:ze9YPr6m
ボク妊スレから出張してきてみるテスト

……というのは半分冗談として、>>225を発端としてTS系探しにここまで迷い込んで来た者です。
いやあもう、色々と読ませていただいて堪能させていただきました。
本当なら「よーし、お礼にパパ頑張っちゃうぞー」って言いながらSS書きたいのですが、
いかんせん文才も絵才も無い人間にはネタは思いついても……。

というわけで、自分の才能を呪いながらSS書きの皆様を応援したいと思います。
244名無しさん@ピンキー:03/04/14 18:14 ID:350yl95P
>243
ディープなTSの世界へようこそ。
245380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:05 ID:zNG8dSDN
 いつもと同じ朝が、またやってくる。

 そう。いつもと同じ……。

 7月ともなると日中は汗ばむほどの陽気だが、ヒートアイランド現象とは無
縁の緑多きこの家では、夜も八時を過ぎると昼の暑さは嘘のように静まり、肌
にひんやりとしたものを感じるようになる。
 だが、亜美が住む別館の一室はむせ返るような妖しい熱気に包まれていた。
「お嬢様、いけません!」
 かおりは言葉こそ否定してはいるが、口調がどこか甘えたようなものなのを、
本人も自覚している。
「もう、かおりさんったら固いんだからぁ……」
 うしろから抱きつき、浦鋪かおりの胸を揉みながら亜美が口を尖らせる。
「かおりさんの今のお仕事は、私とエッチをすることですよ」
「ですが……んっ!」
 陥没ぎみの乳首を亜美が爪先で掘り起こすようにしていると、だんだんと固
くなってくるのを楽しむ。
 かおりが着ているのは特製のレザー・ボンデージメイドスーツだ。表面は黒
のエナメル地になっていて、胸とお腹の部分が大きく開いて肌が露出している。
特に胸の部分はバストを絞り上げるようになっており、水着の跡がついた小麦
色の乳房がおわんのように突き出ているのだ。
 朱色の裾が広がったスカートのフレアは腿の半分までも行かないミニで、か
がんでしまえば下着が丸見えだ。だが下着が見える心配はない。なにしろ何も
履いていないのだから。
 昼間は普通のメイド服だが、夜になるとここのところ毎日のように特注であ
つらえたボンデージスーツを着せられ、かおりは亜美のなすがままにされてい
る。
246380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:07 ID:zNG8dSDN
「だめ……お嬢さま。これ……以上んんっ!」
「私がかおりさんの“彼氏”なんだから、いいわよね?」
 かおりが黙っている間は、わざと手を休めてじらす。
 やがて耐えきれなくなったかおりは、亜美の言葉通りにおねだりの言葉を口
にするのだ。
 こんなかわいい人を思いどおりにできるなんて、ぞくぞくする。
 亜美は何かから逃れるように、かおりの体に溺れていた。
 なにしろ肉体は女だから、直線的な快感しかない男とは違い、いつまでも快
感を貪っていられる。そして、その間だけは何もかも忘れることができる。
 そうでもしないと、壊れてしまいそうだった。
 例え体は女でも、男であるという思いがどこか抜けきれない矛盾した心が、
彼女を苦しめている。
 舌先を絡めあわせるキスをしながら、亜美は右手の乳首への愛撫も忘れない。
かおりの息が荒くなっている。そろそろ、頃合だ。
 ソファーの方に軽くかおりを突き飛ばすように押しやり、にっこりと微笑む。
かおりは上気した顔で恥ずかしそうにうつむき、座って亜美を迎える準備をし
た。
 どのディルドゥにしようか選んでいる最中に、ドアを叩く音がした。
「亜美様、よろしいでしょうか」
 かおりがとっさに両腕で胸を隠し、足を閉じて前屈みになり小さく身を縮こ
まらせる。
 亜美は扉に向かって言った。
「なんですか、東雲」
「ご依頼の調査の結果が出ました」
 扉の向こうからの声に、亜美は軽く片眉を跳ねあげて答えた。
「ご苦労様。後で目を通しておきます。私の机の上に置いておいて下さい」
247380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:08 ID:zNG8dSDN
 僅かな間を置いて、気配が遠ざかってゆく。
 完全に足音が消えてから、かおりは溜めていた息を、はーっと吐いた。
 恥ずかしさで顔を真っ赤に染めてうつむいているかおりを見下ろしながら、
亜美はうっとりとなって自分の唇を舐める。
「恥ずかしがっているかおりさんって、やっぱり可愛いですね」
 かおりの横に座り、ほとんど押し倒すように抱きつき、唇にキスをする。
 固くなっていた彼女の身体が、亜美の手技によって徐々にほぐされてゆく。
 悠司が亜美になってしまってから、はや2か月余りが過ぎていた。夏休みも
近い。
 この休みは、親しい友人達と一緒に海に行くことが決まっている。
 普通の高校生と違うのは、行く場所がハワイのプライベートビーチというと
ころだろうか。それもダイヤモンドヘッドなどの俗な場所ではなく、見渡す限
り他に人がいない所だ。もちろん、専用の宿泊施設付きで何も不自由はない。
 滑走路もあるので自家用機で行ってもいいのだが、布夕が小さい飛行機は怖
いと言ったので、普通の旅客機を使って行くことになっている。もちろんエコ
ノミーやビジネスクラスではなく、ファーストクラスの貸切だ。
 でもその前に、やっておくことがあった。
 自分自身の迷いに、決着をつけなければならない。
 ひとしきりかおりの体を楽しみ、彼女が眠りに就いたのを確認して亜美は書
斎に足を運んで、アンティークデスクの上に置かれた飾り気の無いB5サイズ
の茶封筒を手に取った。
 亜美は震える手を抑えながら、東雲が置いていった報告書の封を切った。
 読み進むにつれて亜美の手はさらに震え、紙を繰る速度は遅くなってゆく。
 さっきまで燃えるように熱かった体は、氷のように冷え始めていた。

 *********************************
248380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:09 ID:zNG8dSDN
 期末試験も終わり、試験休みと称する実質的な夏休みに突入した初日に、亜
美は独りで出かけた。
 今日は、車を使っていない。クリーム色のワンピースと幅広の帽子をかぶっ
た亜美は、バスと電車を使ってここまでやってきた。
 彼女が立っているのは、悠司が住むアパートの前だ。
 確かにおぼえている通りの景色だ。
 間違いない。自分は確かに、都築悠司の記憶を持っている。
 亜美は微かに震える手をぎゅっと握り締め、二階を仰ぎ見た。彼女の視線の
先には悠司が住んでいるアパートの部屋がある。
 5分ほど通りに立ちすくんでいた亜美だが、ようやく心を決めてアパートの
階段を上ってゆく。
 奥から2番目の部屋が、悠司が住む部屋だ。
 報告書には彼の詳しいパーソナルデータが詳細に記され、今でもそこに住み、
大学へ通っている事などが書かれていた。
 都築悠司という人物がいる。
 これは確かなことだった。
 亜美という少女も確かに存在し、疑う余地はない。
 あの夜、自分はそれまでまったく知らなかった少女、瀬野木亜美になってし
まった。
 それでは、自分は最初から瀬野木亜美であり、都築悠司の記憶は単に、亜美
の記憶が産み出した妄想なのだろうか。だが、報告書の中には思い出せないで
きごともあったが、大半は悠司として思い当たることばかりだった。人から聞
いたにしては、あまりにも細かく知り過ぎている。
 今の自分の記憶はいったい、どこから来たのだろう?
 あの夜、自分はヴァーチャルラバーズというソフトの開発途中版をネットか
らダウンロードし、実行した。
249380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:11 ID:zNG8dSDN
 そして、どうしてか理由はわからないが悠司は女性に変化してしまい、その
女の名前は瀬野木亜美という、それまでまったく知らなかった別人だった。悠
司は亜美の人格に乗っ取られて男性とセックスを重ねたが、やがて男としての
意識も表に出るようになり、男と女の意識の境界があやふやになってきた。
 悠司と亜美の記憶が融合したような感じだ。
 そうだ。確かに自分は女になり、都築悠司の肉体はこの瀬野木亜美という体
へと変化したはずだった。
 ではなぜ、悠司がもう一人存在しているのだろうか。
 悠司が亜美へと変化したのなら、それまでにも実在した瀬野木亜美という人
物の肉体はどうなってしまったのだろう。
 何もかもが、混沌の中にあった。
 東雲の報告書の中に、写真はなかった。亜美は写真を入れないようにと指示
したのだ。
 見るのが怖かったからだ。
 確かに写真を入れさせなかったのは正解だった。報告書を読むだけでも亜美
は何度となく目眩をおこし、結局3分の2ほどしか読み通すことができなかっ
た。
 そして洗面所へと駆け込み、胃液しか出なくなるまで吐いた。
 全身が水で濡れたように湿っている。嫌な汗だった。高熱でも出したように
全身が熱く、そして寒かった。
 怖い。これほどの恐怖を感じたのは、生まれて初めてだった。
 だが、逃げていては何も始まらない。
 こうして亜美は、悠司が住む……かつて自分が暮していたアパートの扉の前
に立っている。
 あの夜の恐怖を思い出し、逃げ出したくなるのを、亜美はぐっと堪えた。
 手を振り上げる。小刻みに体が震えているのがわかる。
 深呼吸をした。
250380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:16 ID:LIlOqs3a
 呼吸さえもが奇妙に震えている。
 軽く握った拳を反転させ、手の甲で三回ドアを叩く。
「はい」
 すぐに声が返ってきた。
 ドアを開けて顔を出した者は、当たり前といえば当たり前の、悠司本人だっ
た。
「こ……こんにちわ」
 ようやく、それだけ声が出た。
 初めて第三者の目で見る自分の顔は、まるで他人のようだった。
「亜美ちゃん、どうしたの? 家庭教師はおしまいのはずだけど……」
 家庭教師? そんなことは報告書にはなかった。
 彼と自分を結びつける接点など、どこにもなかった。なのに目の前の男は、
自分を確かに知っているようだった。
 怪訝そうな顔をする『自分の顔』を見て、亜美は顔から血の気が引いてゆく
のがわかった。手足の末端が冷えてゆく。まるで貧血を起こしたようだった。
「そんなところに立っているのもなんだから、中に入らない? いや、別に下
心なんて無いから安心して」
 青い顔をしている彼女を心配して、悠司が亜美の肩をそっと抱く。
 亜美の体が、びくんと跳ねた。
「あ、ごめん」
「いえ……」
 亜美は靴を脱ぎ、履き物も揃えずふらふらと部屋の中に足を踏み入れる。
 部屋の匂いはどこか懐かしく、しかし他人の物だった。男女の違いもあるの
だろうが、好ましく思いながらも違和感を感じずにはいられなかった。
「これ、座布団。汚く見えるかもしれないけど、一応きれいだから」
 悠司がドアを後ろ足で閉めて亜美に座布団を勧めた。部屋でごろ寝をする時
に枕代わりに使っている物で、折り癖がついている。お世辞にもきれいとは言
えないが、部屋の様子からすればましな部類に入る。
251380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:17 ID:LIlOqs3a
 亜美は黙って受取り、少し湿った座布団の上に座った。
 悠司は散らかし放題の台所からかろうじてきれいなマグカップを探し出し、
インスタントコーヒーをいれはじめた。
 やはり、都築悠司という人間はいた。それも、自分の他に。
「都築、いるかー?」
 ドアを叩く音がする。
「はい。今、開けます」
 悠司はコーヒーを台所に置いたまま、ドアを開けた。
「米借りられないかな? ちょっと今きらしちゃっててよ」
 体に隠れて見えないが、どうやらこのアパートの住人のようだった。
「またですか。仕方ないなあ。今月だけでもう、5キロくらいあげてますよ?」
「すまん! この通り。今晩、麻雀で勝ったら返すからさ」
 拝み倒すようにして小太りの男は何度も頭を下げる。悠司は仕方がないなと
言いつつ、プラスチック製の米びつを開けて、コンビニのビニール袋に米を詰
めてゆく。
「とりあえず三合もあれば十分ですよね」
「いや、五合欲しいなあ。おまえんところの米、うまいんだよな。そのへんの
スーパーで買うのと、ひと味違うっつーか……んん?」
 ようやく男は部屋の中にいる亜美に気づいた。
 扉の向こうから無遠慮にこちらを眺めているのは、あの晩、乱交に加わった
住人の一人だった。
「おっ、噂の彼女か。すごくかわいい子だな。羨ましすぎるぞ、こいつ!」
 肘でどすどすと悠司の胸を小突く。
「そんな。彼女じゃないですよ。俺が家庭教師をしていた子なんです」
「家庭教師ついでに、こっちの方も教えているんだろ?」
 腰を突き出しながら笑う男に米の入ったビニール袋を押しつけて悠司が言う。
「違いますって。ほら、彼女も迷惑そうにしてますし」
252380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:18 ID:LIlOqs3a
 亜美は曖昧に微笑んで頭を下げた。自分のことを憶えていないんだろうか、
と疑問を感じたが、すぐに思い至ることがあった。
 瀬野木家の者が持つ不思議な力で、他人の自分に関する記憶を曖昧にしてし
まえるのだ。母の叡美(さとみ)や姉の観夜はもっと強い力を持っているとい
うが、亜美でさえこの程度の力を無意識にふるえる。調子が良ければ今のよう
に、自分のことを完全に忘れさせてしまうことができる。
 なるほど、夜な夜な男漁りをしても話題にならなかったのは、こうした理由
があるからなのだった。そうでもなければ、今頃マスコミに嗅ぎつけられ、名
家のお嬢様のご乱行などと騒ぎ立てられるの火を見るより明らかだった。
 なぜこんなことを思い出せなかったのだろう。こんなことなど、小さい頃か
らわかっていたはずだ。自分の存在を隠すことは亜美にとって空気を吸うのと
同じことだった。
 おかしい。
 やはり自分の記憶は混乱している。
 瀬野木亜美としても、都築悠司としても……だ。
 まだ悠司は、住民と話をしている。亜美は心を落ち着けるべく、座ったまま
部屋の様子を眺めてみた。
 匂いも、家具の配置も、置いてある物もほとんど自分の記憶にあるものと変
わらない。懐かしさと共にわき上がる不安を、亜美はむりやり押し殺す。
 机の方を見ると、パソコンが立ち上がっているのがわかった。亜美はパソコ
ンをいじるとしても、ほとんどワープロとしてしか使用しないが、悠司はかな
りハードに使いこなしている。
 目を細めてじっと画面を見ると、なにやら数式らしいものがずらずらと並ん
でいる。何かのプログラム言語のようだ。ウィンドウの壁紙は、猫耳少女から
中華娘へと変っている。
 ようやく悠司はアパートの住人を追い返し、ドアを閉めて亜美のところにコー
ヒーを持ってきた。
253380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:19 ID:LIlOqs3a
「砂糖は2杯だったよね。あと、牛乳も半分入れてあるから。亜美ちゃん、カ
フェ・オ・レ好きだったよね」
「はい」
 カップを受け取って、亜美は自分がカフェ・オ・レが大好きだったことをお
もいだした。そうだ。ここ2か月、ずっと飲んでいなかったのが不思議なくら
い、彼女はそれが好きだった。
 少しぬるくなったコーヒーに口をつけながら、亜美は画面の方をちらちらと
何度も見た。
「亜美ちゃん、パソコンに興味あるの?」
「え? ええ……」
 悠司は立ち上がってパソコンの方に歩いてゆく。
「これさ、先輩に頼まれたプログラムなんだ。なんでも即売会で販売するゲー
ムだとかで、俺は下請というか、3D格闘……と言っても亜美ちゃんにはわから
ないか」
 説明し辛そうに悠司は頭を掻く。
「いいえ、わかりますよ」
「本当? じゃあ、話は早いや。モデリング……っていうか、キャラクターの
制作は他の人の担当なんだけど、俺はそれを動かす部分をやっているんだ。以
前先輩が作った見本はあるんだけど、やっぱり他人が作ったのはわかりにくく
てね。3Dのオブジェクトを動かすプログラムはやったことあるんだけど、格闘
ゲームみたいに複雑なのは初めてだから、いろいろとおぼえながら泥沼で作っ
ているんだ」
「先生、泥沼じゃなくて、泥縄ではないのですか?」
「そ、そうとも言うかな」
 悠司が妙に雄弁で、格好をつけているのがおかしかった。
 その一方で、彼が自分の知っている悠司とは少し違うということにも気がつ
いた。
254380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:21 ID:LIlOqs3a
 確かに自分はプログラムの知識はあった。だが、先輩ともほとんど没交渉だっ
たし、滅多に行かないが、即売会も買い専門だ。だが今ではプログラム言語の
ことを思いだそうとしても、ほとんど記憶にのぼってこない。
 やはり、自分の中の悠司という存在は、亜美が作り出した幻なのだろうか。
 亜美はコーヒーを座卓の上に置き、立ち上がって、ぼんやりとパソコンの方
を見た。悠司は彼女に説明をしようとして、マウスを動かし、ウィンドウを幾
つか閉じた。
「お、おっと……や、やばいなこりゃ……」
 プログラム途中のウィンドウの下に隠れていたのは、過激なポーズをした女
性の全裸画像だった。ビュアーのサムネイルは、そんな画像がまだ大量にある
ことを示している。悠司はマウスを忙しく動かし、次々とウィンドウを閉じて
ゆく。
 心ここにあらずといった風情だった亜美は、ぶつぶつと独り言を呟きながら
忙しく手を動かしている悠司の肩越しに画面を見ようと、背伸びをした。
「先生?」
 よりによって、ペニスを挿入をされて喜んでいる女性の画像が大写しになっ
ていた。
 悠司は本気で慌て、彼女に見られまいと指でソフトリセットキーを何度も押
した。ブルースクリーンが現れ、コンピューターをリブートさせてから悠司は
気がついた。
「あっ、しまった! プログラムをセーブするの忘れてた」
 額に手を当て、がっくりとうなだれる。
「昨日からの作業分が全部吹っ飛んじゃったよ……あーああっ……」
「ごめんなさい。私が変なことを言ったからですよね」
「いや、亜美ちゃんのせいじゃないよ。俺のミス。こまめにきちんとセーブを
していればよかったんだよ」
 苦笑しながら振り返った拍子に、亜美の胸に手が当たる。
255380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:22 ID:LIlOqs3a
「あ、いや、その……ごめん」
 柔らかい感触がした。どこまでも沈みこみそうで、それでいて手を押し返す
確かな手応え。なぜか懐かしく、悠司は胸に当たっている右手を離せなかった。
 亜美は驚いた顔をしたが、すぐに自分の手を悠司の手の上に重ね、彼が手を
離そうとするのを押さえた。
「亜美ちゃん?」
 薄い布地越しに感じる下着の手触り、そして彼女の体温、甘い体臭……。
 悠司は空いている左手で亜美の肩を握り、引き寄せようとした。だが、彼女
は反対に、彼を突き飛ばすようにして逃げた。
「ごめん」
 反射的に悠司は謝る。亜美は彼を見て言った。
「悠司さん……私のことを、忘れてください」
 胸の奥から熱い物がこみあげ、目尻から溢れ出る。
「突然、どうしたの」
「私……私……!」
 自分でも混乱して何がなんだかわからない。うつむいて髪を振り乱し、頭を
左右に激しく揺さぶる。
「わからないんです。何もかも。先生が、本当に私の先生だったのか、私が本
当の私なのか、ここにくればわかると思ったのに」
 両手を強く握り締め、うつむいたまま絞り出すように声を出す。
「どうしてだか、なぜだか、とにかく腹が立ってしかたがないんだ! 俺……
それとも私? だから……だから!」
 亜美は顔を上げて悠司を見つめた。
「今日は私の想いに決着をつけに来たんです。でも、やっぱり何も変わらない
みたいです。私の記憶は……きっと妄想だったんでしょう。だから先生……悠
司さん。私を、忘れてください」
 亜美の目尻から、つぅ……と涙がこぼれ落ちた。
256380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:24 ID:LIlOqs3a
「コーヒー、御馳走様でした。さようなら」
 振り向いて出口を目指して一歩足を踏み出した彼女を、悠司は背後から抱き
しめた。
「亜美ちゃんのことを……忘れられるもんか」
「私は、あなたのことを、本当は知らないんです。私は、あなたに何も教わっ
ていません」
「でも、俺は君の事を知っている。君は俺の事を、これから知ればいい」
「離して、ください……」
 亜美は体をゆすって、悠司の拘束から逃れようとする。だが、しっかりとホー
ルドされた彼の手の中から抜け出る事はできなかった。
「忘れて欲しいんです。お願い……」
 亜美は目をぎゅっと閉じて、精神を集中した。たちまち心の奥底が冷えてき
た。その冷気を体から放出する。体の芯まで凍てつきそうな寒さが、亜美自身
をも凍えさせた。
(これで……悠司さんは私の事を忘れてくれる)
 意識的に記憶をいじったのは初めてだったが、うまくできたはずだ。
 だが、悠司の手は緩まなかった。
「ここで俺が手を離したら、亜美ちゃんは逃げてしまう。だから離さない」
 背筋に悪寒が走った。
 男に抱かれるのは初めてではない。だが、それとこれとは違う。『自分』に
抱かれているという感覚が、彼女の中の悠司の部分を狂わせる。
 そうだ。確かに自分の中には、亜美と悠司の二人の人格が存在する。それに
間違いはないと、ようやく確信できた。
「亜美ちゃんは、亜美ちゃんだよ。人は誰だって変わる」
 悠司は亜美を抱きしめたまま言った。
「だから、忘れるなんて言っちゃダメだ。そんなの寂しすぎるよ」
「悠司さん……」
257380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:25 ID:LIlOqs3a
 彼の手が緩んだ。亜美は体をよじって悠司から逃げ出した。
「でも、だめなんです。だめだから……」
(私ガ……コワレテシマウカラ)
 もう一度、全力で彼の記憶を奪おうとする。
 悠司に肩をつかまれ、体の向きを変えられた。亜美は自分の魂も凍れとばか
りに全身全霊を込め、彼の記憶を消去しようと心を凝らす。
 引き寄せられた。そして、温もりが彼女を包む。
「亜美ちゃんの体……ひんやりとしてて、気持ちいいな」
 正面から抱きしめられた途端に、体が熱くなるのがわかった。
 彼の体臭が亜美の鼻の奥をくすぐる。
 股間が熱く蕩けてゆく。
 欲しい。
 目の前の彼の、ペニスと精液が欲しくてたまらない。彼の生命を感じ取りた
い。押さえきれない欲望が亜美の奥底から込み上げてくる。
 自然に亜美は、笑みを浮かべていた。
 そう。あの、魔性の笑みを。
「悠司さん。インターネットでエッチな絵を見ているんですか?」
「見られてたか……」
 顔を少し背けて、悠司はすまなそうな顔をする。
「亜美ちゃんが来るってわかっていたら、ちゃんと見えないようにしといたん
だけどね」
 亜美の体から力が抜けてゆく。
 細身だが、しっかりとした肩幅の男性に身を委ねる感覚は、母親の手の中に
いるのとは違う安心感がある。
 それでいて、一刻も早く離れたいという気持ちもある。
 矛盾しているが、彼女の中ではどちらも正しい。女でありながら男であり、
男でありながら女である自分にとって、この程度のことは矛盾にもならない。
258380 ◆PKEHY060jY :03/04/14 19:26 ID:LIlOqs3a
 迷いが、熱した鉄板の上に乗せられたバターのように溶けてゆく。
 それでもまだ彼女は迷いを完全に断ち切れない。
 亜美は再び悠司の手から逃れ、彼と一歩間を置く。
 床に転がっていた箱に足を取られ、下を見た。家庭用ゲーム機のパッケージ
を踏みかけていた。確かこれは、義兄の雄一郎が勤めているファンタズムとい
う会社の製品だったかしら……と亜美は思い出した。
 なんでこんなことに心を奪われるのだろう。その何気ないことで張り詰めた
緊張が解け、亜美の心の枷が、すとんと抜け落ちた。
 まだ心の一部は目の前の男を拒否しているが、圧倒的な他の部分が彼を求め
ているのがわかる。

(だめ。もしかしたら“俺”なのかもしれないのに、抱かれるなんて……)

 しかし、口から出た言葉は彼女の心とは裏腹なものだった。
「私を抱いてください。セックス……しましょ?」
 悠司が恐る恐る手を伸ばし、彼女に触れた。亜美は体を投げ出すように、悠
司に身をゆだねる。
 体が、凍えるように熱く震えた。

 もう――戻れない。


===== 今回はここまで =====
259380:03/04/14 19:28 ID:LIlOqs3a
ほぼ2か月ぶりになりますか。どこがひな祭り頃にうぷじゃ、何がお彼岸じゃと過去の自分を責めつつ‥‥
いよいよ「自分」とのアレです。多分、2〜3回に分けることになるでしょう
やっとここまで来ました。あともう一息。残りは6〜7話くらいになるはずです(へ、減ってない!)

次はゴールデンウイークあたりを予定してますが、どうなることやら
260名無しさん@ピンキー:03/04/14 22:14 ID:/LBiagPu
新作キター!!
261名無しさん@ピンキー:03/04/14 23:03 ID:dkuNNZIx
うお、待ってた続きがキテルーー!!
>もう――戻れない。
ちょっとずつ終焉が近づいているのでしょーか。
うれしいような…こわいような。
いい子で待ってますので、がんがってください。 >380タン
262名無しさん@ピンキー:03/04/15 07:44 ID:3+l6rVj9
待ってたよー。
遅れても構わないから、発表してくれてありがとー。
すげーツボな展開なんだよー。
263名無しさん@ピンキー:03/04/15 21:08 ID:kQbin47A
月姫ネタだが既出?
ttp://members.tripod.com/htknk-yap/ss/

本編知らん人は拒絶反応起こしそう
264名無しさん@ピンキー:03/04/16 20:12 ID:by6QyZy9
http://www.media-0.com/www/dvd01/index2.htm
インディーズクイーンの長瀬 愛がファンタドリームの
人気シリーズであるスーパーアイドルシリーズに遂に抜擢されて
今まで温存されてきた未収録分もふんだんに収録していて
他の作品になかった愛ちゃんのファックシーンも見せてくれる
愛くるしい笑顔が過激なファックで激しくゆがむ.
http://www.media-0.com/www/dvd01/index2.htm








210.196.104.142 , zz2000070217007.userreverse.dion.ne.jp , ?
265名無しさん@ピンキー:03/04/16 20:38 ID:OnRhgvHQ
266380:03/04/16 21:58 ID:ENSF8u1D
>>263
どっちかというと、ナデシコの方が強制っぽいです。
しかしこんなのよくみつけましたね〜。
267山崎渉:03/04/17 12:17 ID:Ac1CXwMS
(^^)
268名無しさん@ピンキー:03/04/17 15:28 ID:dSDw7cHh




269名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:16 ID:jtwTCbNX
某板805さん期待age
270名無しさん@ピンキー:03/04/19 11:02 ID:LzBOG0Gx
某板805さん期待sage

いーつまでもーまちーつづけるー
271山崎 渉:03/04/20 04:17 ID:IxIHzNin
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
272名無しさん@ピンキー:03/04/20 06:03 ID:h662u90o
ageるなよ!
273乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:22 ID:pfrXsFQF
>>137
 心を膝の上からおろすと、ベッドに腰かけさせ、龍鬼はやさしく言い聞かせる。
「今までよく見えなかったところを、確かめるだけだから――怖がらないで、いいからね?」
 心は小首を傾げるようにして、龍鬼を見つめている。
 先ほどまでのような、あからさまな警戒の様子は、もうほとんど見受けられない。が、だからといって、
龍鬼に対する注意がおろそかになっているというわけでもない。
 むしろ興味深げに、龍鬼の挙動を観察しているような感じがうかがえる。
 血を『味あわせた』ことによる効果は、龍鬼の想像以上だったようだ。
***********************************************
《心は『力』を必要としている。あれが欲しているのは、自らに従い、『力』をふるう『手足』だ》
 つづけて“声”は言う。
《ゆえに、心に選ばれたいのなら、『御子』と共に在りたいのなら『力』を身に着けろ》
 さまざまな意味をもつ言葉。それらを弄んだ曖昧な表現。
 いつものことだが、“声”は勝手だ。つねに突然やってきては、分かり難いことや意味不明なことを言う。
 龍鬼の疑問には、ほとんど何も答えてくれず、言いたい事だけいって、さっさと帰ってしまう。
「またですか…また、それですか……いいでしょう。ならば…ならばあえて、今日はあえてお訊ねします。
『力』とは? それはどういうものなんです? どういう種類の力だというのですか?」
《すべて、だ。お前が考えつく、ありとあらゆる全ての種類の『力』だ。富だ。権力だ。知だ。腕力だ。
単純な暴力だ。人を制する武だ。外面的な魅力だ。内面的な魅力だ。人徳だ。洗練された美的センスだ。
身体能力だ。何事にも動じない精神だ。法を操り社会を欺く知識と機転だ。深く複雑な思考を可能とする、
考える力だ。魔術のような超常的な力だ――すべてだ》
 今回はめずらしく、龍鬼の呼びかけに答えてくれた。
274乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:23 ID:pfrXsFQF
>>273
「分かりました。『支配する』ための方法というものがあるとしたら、その全部――と言いたいんですね?」
《そうだ。お前の思う通りだ。『力』を身に着けろ。あとは心の意に従え。心の望むままに『力』を行使しろ。
あれは、自分が『なに』を欲しているのか、今はまだ気がついてすらいない。あれはまだまだ『子供』だからだ。
しかし、案ずることはない。共に在れば、すぐに分かるようになる》
「――まってください。心は、自分の欲しいものが何なのか、まだ分かっていないのでしょう?
それなのに、どうやって『それ』を持つ者を選ぶんです? どうやって判断するんです?」
《案ずるな、といったはずだ。心は、それと知らずに『力』を持つ者を惹きつけ、その中から選り分ける。
己の望む、『力』を持つ者を》
「ただ黙って、近くにいればいいと? そのままで、心に選んでもらえるまで待っていろ――と? 
心が求めている『力』の持ち主ならば、自然と選ばれるから、それまで黙って待っていろというのですか?」
《不服か?》
「もちろんです。心が、僕に気付く前に、他の誰かを選んでしまったら? そんなことになったら、どうすれば?
それに、僕はもう待つのは嫌だ!! 我慢できない!! こんなこと、あなたはとうに知っているはずだ!!」
《そうであったな》
「だから僕は『あの時』も、あなたの言葉を信じた」
《そして失敗した。だが、失敗したのは、我のせいではないぞ?》
 “声”が、笑っている。とても愉快そうに。
「分かっています。あなたの言葉に従ったのは――いや、利用したのは、すべて僕の責任ですから。
『あの時』は準備も万全ではなかったし、それに何より、僕は弱かった。あれは、僕の力不足………力?
そう…そうだ……」
 もうすでに分かっていたのに、あえて目を逸らしていた事実を、龍鬼は噛みしめる。
 自分に足りないのは、『力』だと。いま有る『力』だけでは、及ばないのだと。
275名無しさん@ピンキー:03/04/21 05:24 ID:pfrXsFQF
>>274
《お前が『力』を持っていることを、心に知らせる方法を一つだけ教えてやる。『力』はお前の持つすべてだ。
ゆえにお前のすべてに、お前の『力』は宿っている。たとえば、お前の身体を巡る『血』の一滴の中にも……。
お前の身体を離れれば、それは力の残滓、痕跡にすぎなくなる――が、判断するためには充分だ》
 それだけ言うと、“声”は消えた。気配のかけらも残さずに。
 このあたりは、いつも通りだ。
「……あなたのいう『力』とやら、僕も多少は持ち合わせている、そのつもりだった――けれど、
今のままでは、この程度では不足……。どうすればいいんでしょうね? ……《お方》様」
 鉄格子のはまった窓から、月の光が射し込む。
 龍鬼は考える――いつからだろう? 闇の向こうから“声”が聞こえるようになったのは。
 物心ついた時点で、龍鬼にとって、これはすでに当たり前のことになっていた。
 だからといって、はじめから“声”のいうこと全てに、いちいち従ってきたわけではない。
 従うようになったきっかけは、心のため、心を守るためだった。
 “声”の与えてくれた情報に従って、心を助けることに成功してからというもの、
龍鬼はそれ以来何度も、最愛の幼馴染を守るために“声”の『導き』を利用してきた。
 “声”は、いつでも有益な情報を与えてくれるわけではない。先ほどの『力』云々というような、
わけの分からない『講釈』を述べる場合も多いし、質問にはろくに答えてくれない。
 だが、ここぞというとき、役に立つことも少なくなかった。
 はじめは“声”の正体なぞに、まるで興味を持たなかった龍鬼だが、いつの頃からか、
この“声”こそ、自分の祖先が代々仕えてきた、黒姫家の祭る《カミサン》なのではないかと、
考えるようになっていた。
 そうでもなければ、『御子』を――心を守ろうとする自分に、その『危険』を知らせる理由がわからない。
 『御子』である心は、おそらくだが、この同じ“声”を、幼いころから自分などよりもずっと鮮明に、
そして頻繁に耳にし続けているのではないだろうか――そう思うと龍鬼は、これが二人の絆のような気がしてきて、
心と自分との『運命』を夢想せずにはいられなくなるのだった。
276乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:26 ID:pfrXsFQF
>>275
 龍鬼は、“声”を《カミサン》だと思いたかった。だから、旧家の人間たちが儀式や報告のさいに、
《カミサン》に対して用いる《お方》様という呼び名を、“声”に『贈った』のだ。
 《カミサン》を《お方》様と呼ぶのは、なにも旧家の人間たちだけではない。
 黒姫家の人間であっても、『作法』に従う場合は、《お方》様と呼びかける。
 ただ『御子』だけが、彼らのみに許された特別な呼び名を用い、《カミサン》に語りかけるのだ。
 『御子』以外の者にとっては、その呼び名をただ『思う』ことですら、禁忌に触れる行為とされている。


 龍鬼は窓辺へ歩みより、鉄格子の間から夜空を見上げた。
 梅雨の切れ間、久しぶりに顔をみせた月は、心の瞳のように金色に輝いている。
{心……君に、逢いたいよ}
 殺風景な部屋。
 備え付けのベッドと机、小さな本棚以外はろくなインテリアさえありはしない。
 真っ暗な室内を、青白い月の光がぼんやりと照らす。
 月明かりに照らされた白い壁一面に、無数の紙が貼り付けられている。
 否、壁が白いのではない。それは、貼り付けられた紙の白さだ。
 紙にはすべて、同じものがスケッチされている。
 おどろくほど精密で、繊細なタッチで描かれているのは、一人の少女のさまざまな表情。
 一枚一枚、どれも凄まじい描きこみ度合いであるのにも関わらず、紙そのものの白さは失われていない。
 紙をまるで汚すことなく、描き損ねらしい描き損ねも、修正の跡もない作品たち。
 モデルは、これらを手がけた少年の脳内に焼き付けられた肖像のみ。
 その他には、写真一枚とてありはしない。
 当然だろう。
 少年がこの施設に収容された、その『原因』となった人物の写真を持ち込むことなど、許可されるわけがない。
277乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:27 ID:pfrXsFQF
>>276
 写真はおろか、ここでは新聞も雑誌もTVも、外からの情報はすべて遮断されていて自由に得られず、
たとえ学術書の類であろうとも、読書には許可が必要だ。
 内容が適切であるか否か、それが検閲されるのはもちろんだが、本の重さや大きさ、固さや紙の質などが、
より重要視されている。実際に許可がでるのは、薄く小さな文庫本や新書、いくつかの雑誌・新聞くらいのものだ。
 筆記具などに関しても、先端が尖った固いものは、人を傷付けるための「武器になる可能性がある」として、
持ち込むことを禁じられており、クレヨンやクレパスなどの『軟らかい』物のみが許されている。
 そのため龍鬼は、デッサン用の木炭を差し入れさせて、それで描いている。
 じつは収容されてしばらくの間は、サインペンやマジック、フェルトペンなども持ち込みを許されていたのだが、
ちょっとした『騒ぎ』を起こしたために、それらも禁止されてしまった。
 『騒ぎ』の『被害者』となった人物は、この施設の職員であり、龍鬼の最初の担当者だった。
 その男は、龍鬼がこの施設に入った当初から、あからさまに侮蔑するような態度をとりつづけていたが、
龍鬼はまったく相手にせず、無反応であり続けた。
 龍鬼は、男の名前を知らない。名前どころか、すでに顔も覚えていない。
 仕方あるまい。
 心と、心の大切なものたち以外の『もの』など、龍鬼にとっては単なる『動く物』にすぎないのだから。
 何か理由があるならともかく、道端の石ころに、わざわざ話しかける者がいるだろうか? 
 仮に狂人であるのなら、何の理由がなくともそうするのかもしれないが、龍鬼は狂人ではない。
 ゆえに、男がいかに失礼な態度をとり続けようとも、龍鬼は黙々と、絵を描きつづけた。
 そんな龍鬼の態度から、「組し易し」と侮ったのか、それとも「無視された」と判断して、
憤慨したのかは定かでないが、男の『いやがらせ』は少しづつ度を増していった。
 男はまず、龍鬼の描いた絵を取り上げた。
 それでも反応がないと見るや、「絵を描く事は禁止だ」とわめいたが、男にそんな権限がないことを、
龍鬼は知っていたので、無視して描きつづけた。
 つぎに男は、取り上げた絵を破り捨てて踏みつけ、唾を吐きかけることまでした。
278乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:29 ID:pfrXsFQF
>>277
 この時点で龍鬼は、男に『制裁』を加えることを決めていたのだが、あくまで表には出さずにいた。
 そのせいで、調子に乗ったのだろう。
 最後に男はあろうことか、心を侮辱した。口にするのも憚られるような、とても汚らしい言葉で。
 この瞬間、男への『制裁』は極刑――単純に命を奪うだけでなく、出来うる限りの方法で苦しめ、
後悔させること――に決定した。
 朝食を運びこむ時を利用し、男を捕らえた。その後、本来は龍鬼を『拘束』するための施設を逆手にとり、
『安全な』室内でじっくりと、ほぼ丸一日かけて、男を『処分』した。
 この施設で、絵を描くことと読書以外に、龍鬼が時間を費やしたのは、後にも先にもこの時のみ。
 かように心を描くことに熱中している龍鬼だが、彼はいままで、これほどまでに集中して、
絵を描いたことなどなかった。絵を描くという行為自体ろくにしたことがなく、せいぜいが学校での、
授業程度のものだった。
 それが、ここへ来てからずっと、憑かれたように、心を描き続けている。
「――もうすぐだよ、心、待っていておくれ」
 満足のいく出来の作品が描けたら、龍鬼はこの施設を出るつもりだ。その気になれば、
彼はいつでも此処から抜け出せる。
 例の男を『処分』したときも、そのまま出ようと思えばできたのだが、わざとそうしなかったのは、
いまだ満足のいく絵が描きあがっていないから、ただそれだけが理由だった。
 描きはじめて一月ほど経っているが、その間で彼は急激に、かなりの上達を示している。
 あと一週間もすれば、絵は完成するだろう。
{喜んで、くれるかな……?}
 描きあがった絵は、心に贈るつもりだ。
 月が、雲に覆われていき、闇がふたたび、辺りを包みこんでしまう。
 龍鬼が、心を『助けた日』から、遡ること半月ほど前、静かな夜のことだった。
**********************************************
 そうして昨日――つまりは、『助けた日』――も、やはり“声”の導きに従ったおかげで、
龍鬼は心を助けることができた。
279乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:31 ID:pfrXsFQF
>>278
《心に会わせてやろう》
 と、“声”は遠回りの道を指示してきた。
 よもや、『あんな場面』に出くわすとは、思ってもみなかったが……。
 心が無事なうちに助けることができて本当に良かったと、龍鬼はこころから安堵したものだ。


 あの夜、“声”は言った。「お前のすべてに、お前の『力』は宿っている。たとえば、
お前の身体を巡る『血』の一滴の中にも」と。
 もしも言葉どおりに、龍鬼の『力』が『血』に宿っているというのなら、いったいそれを、
どうしたら良いのというのか?
 龍鬼には、『味あわせる』ぐらいしか考えつかなかった。
{まさか……吸血鬼じゃあるまいし}
 我ながら貧弱な発想だと、そう思ったのだが……一応、これはこれで『正解』だったらしい。
 まあ、良しとする。
 心は口元に微笑みを浮かべて、琥珀色の透き通った瞳に、龍鬼の顔を映している。
 愛しさがこみ上げてきて、龍鬼は堪らなくなってしまう。
 手を伸ばして、そっと頬に触れる。と、心はその手を包み込むように、両手で握ってくる。
 龍鬼は思う――離れ離れになっていた二ヶ月ほどの間で、心の外見は、少し大人っぽくなった。
 だが同時に、以前の、彼が知っている心よりも、態度の面ではむしろ幼くなっている。
 大人っぽさと子供っぽさの、その間のふり幅が大きくなったような、色気と幼い無防備さが混ざりあった、
ちぐはぐで不安定な感じを受ける。だが、それが心の魅力を、さらに引き立たせてもいるのだ。
 ふたたび『なでなで』してやると、心は心地良さそうに目を閉じた。
 龍鬼は、心の身体を引き寄せる。
 上半身を龍鬼の膝の上にもたせかけ、心は横になる。ちょうど、うつ伏せで膝枕をしてもらう状態だ。
 心は『なでなで』されるのが、すっかり気に入ってしまったらしい。
 龍鬼の手が、背中からお尻にかけて触れてきても、抵抗しようとはしない。
280乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:33 ID:pfrXsFQF
>>279
「いい子だね。すぐに終わるよ」
 龍鬼が、ガウンの裾に手をかける。
 恥ずかしそうに身をよじり、心はガウンの裾をおさえる――が、龍鬼に『なでなで』されて、
すぐにふにゃふにゃと力が抜けてしまう。
 包帯が手早く巻き取られ、真っ白な太ももが、ついで、お尻が晒されていく。
 お尻や、太ももの裏側のところどころに、肘などと同じく擦り傷ができている。
 とくにお尻のあたりの傷が酷いようだ。
 きっと中年男に襲われたとき、乱暴に扱われてできた傷に違いない。
{可哀想に、酷いな}
「んっ」
 ピクンと、心が震えた。龍鬼の指先が、そっとお尻の傷に触れたためだ。
「ごめんね。痛む? 痛いかい?」
「…少し、ピリピリします。だけど……だいじょうぶ」
「そう――凄いな。心は偉いね」
「どうして?」
「だって、こんなに酷い怪我をしてるのに、痛がったりしていない。泣いてもいない。凄いね。
心はとっても、とっても強い子だね」
 心の頭を優しく『なでなで』しながら、龍鬼は答えた。
「ボクは、泣いたりしません。ボクは、男ですから……男が泣いて良いのは、本当に悲しいときだけです。
母様も、父様も言っていました。だからボクは、痛いからって、泣いたりしないですよ……」
 龍鬼が『褒めて』くれたので、心はなんだか嬉しくなってしまう。
「そうだね。でも僕だったら、心のようには我慢できないかもしれない――だから、偉いよ。凄い。
心は強い子だね。強い、とっても強い男の子だ」
 さすがに今の心にも、龍鬼の言葉が見え透いたお世辞だということくらいは、分かる。
 だが、そうだと分かっていても、『強い子』だと言われること自体は、まんざらでもない気分だ。
281乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:35 ID:pfrXsFQF
>>280
 否、悪い気がしないどころか、素直に嬉しい。心は『男の子』なのだから。
 嬉しくて嬉しくて、ついつい気が緩み、得意になってしまう。
 こころが幼く『戻って』いる『お子様』状態の心にとって、己を戒めるのは非常に難しいことなのだ。
「良い子だね。良い子、良い子……」
 龍鬼も、いまの心のそういう状態を何となく悟っているのだろう。褒めてやりながら『なでなで』を続けて、
心を安心させ、油断をさそおうとしているらしい。
「えへ…ふふ、ふふふ……」
(ほめられた。いい子、ボク、いい子……つよい子だって、ほめられちゃった♪)
 膝枕をしてもらいながら、心はすっかりご機嫌だ。龍鬼に対する警戒は、加速度的に緩んでいく。
「良い子には、お利口さんな心には、ご褒美をあげないとね」
 そう言いながら龍鬼は、心の髪に口付けた。
「ごほうび?」
「そうだよ。ご褒美をあげる」
 心は思い出す。先ほど龍鬼は、後でもっと『美味しい』ものをくれると言っていた。
 ご褒美とは、それのことだろうか?
「なあに? おいしいの、ですか?」
「ううん、ごめんね、違うんだ。それはもうちょっと後で、必ずあげるから、もう少し我慢しておくれ。
ご褒美とは関係なしに、絶対にあげる――ご褒美は、それとは違うけど、でも、『良いもの』だから、ね?」
「なあに? なあに? なんですか? おしえてください」
「ご褒美はね……」
「ひあ! あ、ん……なに、するの…? やめて、いたずら、やめてください」
 髪を撫でていた龍鬼の手が、すべる様に移動して、お尻に触れている。
「大丈夫、悪戯なんてしないから、絶対。優しくするからね?」
 覆いかぶさるようにして、龍鬼の顔がお尻に近づいていく。
 ペロリと、龍鬼はお尻の傷を舐めた。
282乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:36 ID:pfrXsFQF
>>281
「あうぅ! やめて、ください」
 とてもくすぐったい。舌先が触れるたびに、傷に滲みてちくちくする。少しだけ、痛い。
「うう、ん、あ……あ、だめ、だめです!」
 無言で、龍鬼は心のお尻を舐めつづける。
 その一方で、相変わらず優しく『なでなで』をして、心が抵抗できないようにしてしまう。
「い、いやぁ…あ、あんっ……はぁ、ん、やめて、やめ――う?」
 痛みが、ちくちくと滲みるような痛みが、どんどん薄れていく。
「い、ふっ…ふあぁ、ん」
(いたく、ない…?)
 程なく痛みが完全に消えて、あとに残ったのは、ただただこそばゆいだけの、かすかな心地よさ。
「あう、あ、あ……いや、もう、やめて…ください」
 心臓が、ドキドキする。頭が熱い。くらくらして、身体の自由がきかない。
 もの凄く、『イケナイ』ことをされている気がしてきて、心は恥ずかしくて堪らない。
「さあ、もう大丈夫だよ」
 ぴたりと、龍鬼は舐めるのを止めた。
「どうかな? もう、痛くない――よね?」
「あ……あ、あの、はい。いたくない、です。……でも、どうして?」
 心の疑問はもっともだ。
 たいしたものではないが、心はたしかに傷を負っており、痛みもあった――はずなのに、
その痛みが、気のせいなどではなく、完全に消えてしまったのだから。
「怪我のことだよね? 傷は、僕が治したよ。綺麗に治してあげたからね。不思議?」
「…はい」
 『治した』とは? 一体どうやれば、怪我をたちどころに治すような真似ができるというのか?
 心は、不思議でしようが無い。だから大人しく、龍鬼の次の言葉をまっている。
283乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:38 ID:pfrXsFQF
>>282
「怪我を治してあげられた、その理由はね……僕が、心を愛してるから――だよ」
「……うそつき」
 信じられるわけがない。からかわれている――としか、思えない。
「嘘じゃないよ。真剣に、本当の本気で、心の怪我が治るようにこころを籠めたんだ。だから、
願いが通じたんだよ。それで、心の怪我は――治ったよね? この通り」
 龍鬼は、唾液でべちゃべちゃになってしまった心のお尻を、優しく撫でる。
「んっ……だめです、さわったら、だめ」
「ね? もう痛くない。それに……ごらん」
 龍鬼は、心の腕を示してみせる。
「……あ」
 お尻よりも前に、龍鬼に舐められた肘の傷が、綺麗に消えている。
「この通り、肘も――お尻だって、同じなんだよ。心の身体は、綺麗に元通り」
「どう…して? どうして?」
 さっぱり分からない。まるで魔法――そう、「魔法みたいだ」と、心は思った。
「ふふ、みんな治してあげるね」
 言い終るや、龍鬼は覆いかぶさってくる。
「あ……やっ! いや、いやです。やめて、治さないで、いいです」
「恥ずかしがらなくて、いいんだよ? 心の身体を元通りに、綺麗に治すだけだから――これは、
治療なんだから恥ずかしくないよ」
 唾液でぬるぬるするお尻を、優しく撫でさすりながら、龍鬼は腕の傷に舌を這わせる。
(ま…また、また、おなじ……おんなじ)
 龍鬼の舌が触れるたび、ちくちくと傷に滲みて、微かな痛みを感じる。
 白い肌のあちらこちらに、紅くうっすらと広がる擦り傷が少しずつ消えていき、それと同時に痛みも、
まるで目に見えるかのように薄まっていく。
「う、うぁ……ぁ、あ…だめ、だめぇ」
284乳無しさん@ピンキー:03/04/21 05:39 ID:pfrXsFQF
>>283
 しばらくすると、腕の傷は完全に見えなくなり、痛みもいっしょに失せてしまった。
「綺麗になったね。これで上はお終い。さあ、次は下のほうだね」
「はぁ、はぁ…は…ん」
 身体が熱い。熱にうかされたようにぐったりして、心は抗議の声をあげることすらできない。
 ベッドに、心をうつ伏せに寝かせなおすと、龍鬼は太ももの裏側に舌を這わせはじめる。
 ぴちゃぴちゃと、湿った音。
 痛みが消えていくのと比例するように、心の呼吸はどんどん荒くなっていく。
 龍鬼の唇が、舌が触れてくるたびに、胸の奥のほうがちゅくちゅくして、息苦しい。
 太ももとお尻のいたるところ、下半身の怪我のすべてを舐めあげて、龍鬼は『治療』を施していく。
「はっ、は……はぅ…んっ、ふぅ」
 治療のすべてが終わったころには、心の瞳はすっかり潤み、いまにも涙がこぼれ落ちそうになっていた。
「――うん。これで、すっかり綺麗に治ったよ――心?」
 龍鬼が顔を覗きこんだ、ちょうどその瞬間、心の瞳から大粒の涙がこぼれ出す。
 ぽろぽろと、堰を切ったように止め処なく、涙は流れつづける。
「ごめん。ごめんね……ご褒美のつもりだったのに。怪我が治ったら、きっと喜んでくれるって――なのに、
ごめんね。ごめんね」
 龍鬼はすっかりうろたえて、心を抱き上げると、子供をあやすように『なでなで』をはじめる。
「……んっ、ひっ…ん」
「――心」
 それでも、心が泣き止まない――と見るや、龍鬼は唇を重ねてしまう。
 心の口に舌を挿し入れて、小さな舌に絡めてもてあそぶ。
 溢れだしたお互いの唾液を混ぜ合わせ、心の口にそそぎこむ。
 『抱っこ』された安心感と『なでなで』の心地よさ、そしてキスに感じる『美味しい味』――。
 それらのおかげだろうか、心は胸の奥のちゅくちゅくした感じが、少しづつ溶けて消えてゆくような、
そんな気がしてくる。
 身体が熱くて、ぐったりした感じは相変わらずだが、息苦しさは薄れて、もうさほど感じない。
***********************************************
285乳無しさん@ピンキー:03/04/21 06:02 ID:pfrXsFQF
 まあ……その…ごめんなさい。一月以上も放置して、ごめんなさい。
久々に投下したくせに、まるでエロくないし、盛り上がりも全く無いし……ごめんなさい。
 言い訳なんぞしたくないのですが、PCの野郎の調子がおかしくなってしまったり、
ネット環境の移行にからんで面倒な問題があったり、手違い&PCの異常で、書きためておいた分を、
数回にわたって消してしまっていたり……。
 言い訳したくないとか言いつつ、きっちり言い訳してるし、さらに自己弁護しようとしてるし、
ごめんなさい。なんかもう、とにかく申し訳ない。
 つづきは、なるべく近いうちに投下できるようにしたいです。
 ほんの少数でも待っていてくださる方たちがいらっしゃる限り、これは続けたいと思います……
何より、読んで頂けることは、わたくしにとって、なんというか……喜びですから。
286名無しさん@ピンキー:03/04/21 08:49 ID:xBiDORYV
すげーや・・・・・・
昨夜、無理矢理幼女にさせられて玩ばれる話を書いてみたいなんて
思ってみたけど、乳無しさんにはかなわないや。
待ってるからさ、頑張っておくれ。
287名無しさん@ピンキー:03/04/21 10:00 ID:lha1yj5U
TSに目覚めるきっかけとなった作品なんでw
ゆっくりでも全然いいから最後まで頑張ったってください。
288名無しさん@ピンキー:03/04/21 12:36 ID:C5l13qhI
>>285
乙です!待ってました!

筋の通ったストーリーがあってこそシチュに萌えるんですよー。
次回が楽しみ…(;´Д`)
289名無しさん@ピンキー:03/04/21 12:46 ID:PYXPmgZI
心たん可愛すぎです。
それにしても、いろいろと深い設定がありつつ、エッチでいいですね。
さりげにダークなんだけど、ダークになりきれてない微妙さ。
乳無しさんの作品は幼さと色気にしてもそうだけど、
危ういバランスの取り方が巧いと思いました。
続き待ってます。
290409:03/04/21 18:06 ID:63vhgjFB
ttp://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
実に久しぶりに更新しました〜
40ページくらいあった・・・・・・(;´Д`)
291名無しさん@ピンキー:03/04/21 20:39 ID:aELiDgyw
>>409 更新お疲れ様です。
でも、蘇芳 卓哉(仮)編のリンクが全部1になってますよ、とか書いてみるテスト。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  )  この程度普通に書けよ兄者、とか言ってみるテスト。
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
292409:03/04/21 22:13 ID:p1EXdXQn
>>291
修正しますた。指摘サンクス。
293元・413:03/04/21 23:41 ID:Ch75sGNH
>>409
乙です。しかし自分、28回もやってたんですな。当初は10回ぐらいの予定だったのに(w
まあ書いてる最中はそれなりに楽しかったんですけどね。
暇があればまた別なの書こうかな……。
294291:03/04/21 23:45 ID:aELiDgyw
>>292 409殿、素早い対応感謝します、と。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  )  書いてることはまともだが、
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i  AA貼り付けてるとそろそろうざがられるぞ、兄者。
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
295409:03/04/21 23:56 ID:p1EXdXQn
>>293
いえ、切り方はかなり適当なので、おおよその目安程度にしておいてください。
296名無しさん@ピンキー:03/04/23 22:34 ID:LpgJfHzp
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20030423222906.jpg

そういう空気じゃないなぁ、と思いつつ、
卓哉くんを描いてしまいました。
佐藤くんの頭部を描いてないから、ちょっとホラーだけど。
297名無しさん@ピンキー:03/04/24 00:01 ID:SgAJWCQU
>>296
うおー!!
写実的だ〜! 萌え!
298名無しさん@ピンキー:03/04/24 01:32 ID:hl2vRbS0
>296
グッジョブ!
299某板805:03/04/25 23:56 ID:/s/TyoZo
>>290
>>296

そんなことやられちゃあ……そんなことやられちゃあ……

続きかきまくらずにはいられないぢゃないかぁぁぁヽ(`Д´)ノ

       ____ .____ カタカタカタカタカタカタカタ
       |◎=.|   /  / ||カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
       |  ̄| | ̄ ̄ |   .||  (Д´ ) ウワァァァン
  ポーン! > | =|  \ ̄ \ ||¬ ヘヘ  )  妄想ガ 止マラナイヨウ!
       |二二二二二二二二|二二二」カタカタカタカタカタカタカタカタ
300名無しさん@ピンキー:03/04/26 00:28 ID:ps5whaGF
書け書け! 妄想のおもむくままに書き綴れ!
そして俺らはカキ続ける!
301ts:03/04/27 22:49 ID:FNw00VKe
書き手エ
302名無しさん@ピンキー:03/04/29 00:52 ID:CRkWHHSs
誰も書かないなら、俺カイト書こうかなぁ
303名無しさん@ピンキー:03/04/29 01:45 ID:ZgDwcE/D
是非とも書いてくれぇ〜
304名無しさん@ピンキー:03/04/29 01:54 ID:2AZ6tjho
期待sage
305302:03/04/29 23:33 ID:57na2/ug
現在、カイトシリーズいちから読みなおして
設定を自分の中で再構築中。
もう少しだけ待って。
306名無しさん@ピンキー:03/04/29 23:49 ID:1Ly01Nq0
がんがれ
307名無しさん@ピンキー:03/04/30 00:13 ID:Bes7IHo9
>>305
がんがれ
ついでにsageてくれ
308名無しさん@ピンキー:03/04/30 01:55 ID:SIxPq5KK
カイトといえば、
現在途切れている最後の場面を見て、
地上界に出てきて漁船に拾われ心細くて涙を流すバーン・バニングスを想起したぞ。
挿入歌が頭の中に流れたぜ。
だからどうという訳ではないのだが何となく言ってみる。
309000:03/04/30 02:22 ID:ceBqwNFr
302さん、お願いします、、、神認定候補
310名無しさん@ピンキー:03/04/30 04:54 ID:rU+BSB8I
アコムにはまった家事手伝いの女がすごい事されてます。
386 名前:名無しさん@ご利用は計画的に:03/04/30 04:13 ID:c5D/G3Ge
>>384
うう・・一日三回でぅ・・。
保証書握られてるから何にも言えない・・

http://life2.2ch.net/test/read.cgi/credit/1041764551/
311名無しさん@ピンキー:03/04/30 12:12 ID:aw5PBzyL
>290の
『強制女性化小説投稿SS・イラスト保管庫』に
もし理想の女性に生まれ変わったら
その1 ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/994/994529334.html
その2 ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1003521831/l50
その3 ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1021198350/-100
(現行スレは4
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1042164477/
の作品も収録してはどうでしょう?
現時点ではポキールと瓶……は完結したか。
その多数作あります。
まあ、スレその物を統合するべきかもしれませんが。
312名無しさん@ピンキー:03/04/30 12:52 ID:B+qKZpF6
>>302
がんがれー。期待sage
313名無しさん@ピンキー:03/04/30 15:18 ID:dRrGxqZO
■■メールアドレス大量販売!ビジネスにご活用ください。アダルト情報もあります。
http://nigiwai.net/ssm/mail267/mail267.html
314380:03/04/30 21:56 ID:8nQoXA2K
はしゃま○だらにぱーりと読ませていただいております>乳無し殿

私のところでは、文章は四重にバックアップされています
作業フォルダと保存フォルダをわけ、作業フォルダでもバックアップを作っています
一月に一回程度、今時珍しいMOに文書フォルダごと、その月の名前をつけて保存
半年〜一年に一度程度、メールデータと合わせて、まとめてCD−Rに焼いておきます
この間にも、気がついた時にCD−RWでバックアップを作っていますね
これで全消滅を免れたことが何度かあります
ただし、月毎のバックアップは忘れがちなんですよね。それであぼーんになった話も結構あります
できるだけ自動化できるようにセッティングする事をお薦めします

それと、47さん。今もこちらを見ていると思うんだけど、どうでしょう? 66です(w
こちらに集中しているので、あちらでエンジン全開になるには、はもうちょっと時間がかかりそうです

なお、亜美の次の話はエロまみれ
このえちーだけで二重螺旋の半分くらいはあるという呆れた長さになりそうです
脱がせるだけで1話消費というところで、どれだけ長いかわかってもらえるかな?
子供の日あたりを目途にしています(日を切るのは、そうしないと気力が出ないからです)

あと、新職人さんも、そろそろ出てくれるといいなー
315302:03/04/30 22:12 ID:TepV+nY+
 「う うぅん・・」
 かすかな悩ましい声。
 あの後、息もたえだえトイレから2階・元自室に用意された自分のスペースへと戻ったカイトは、そのままタオルケットをかぶって横になった。
叔父に剥かれていまだ裸のままだったが、人間であることを完全否定され、なおかつ自分でもなかばそれを受け入れてしまっている事に気付かされたカイトに服を着る気力などあるはずもなかった。
 食事の給仕を放棄しているにもかかわらず呼び出されないということは、♂カイトの方でもカイトの事を無視したいのだろう。
 とにかく今は人間と顔をあわせたくない。人間以下の存在なんだと罵られたくない。
 そう考えて一人になったのだが、自分以外の存在を感じなくなった途端、自分の体を這い回っていた不気味な感触が蘇ってきたのだ。
 「う、あぁ」
 体全体をじりじりと焦がす甘い疼き。今頃になって、先刻の叔父とのセックスの余波がカイトを襲っていた。
 (嫌だ、これ以上人間以下になってたまるか)
 叔父に犯されていた時に心が空虚だったのは、もちろん自分の立場に対して絶望してしまったからだ。
 しかしそれと同時に、ここで心までよがってみせなければ他人の見方はどうあれ、自分の中ではかろうじて人間でいられるという本当に最後のプライドゆえでもあった。
 それが一人になって、犯された余韻に浸って快楽に流されてしまったんでは、もう本当に性奴隷以外の何者でもないではないか。
 絶対に耐えきらなくては・・・
 しかしカイトの脚は本人の意思とは無関係にもじもじとその両腿をすりあわせてしまう。その股間からは早くも女の強烈な『匂い』を発散している。
316302:03/04/30 22:15 ID:TepV+nY+
>>315
 「う、 う」
 (寝る、とっとと寝るんだ)
 カイトは今までのように女の体の快感を否定するのではなく、ひたすら無視して通り過ぎるのを待ち続けることにした。
 この体のままならなさはもう充分すぎるほど理解していたから。
 叔父とのセックスを思い返す。ただただ自分の思うがままにカイトの胸や秘所をむさぼる動きは愛撫などと呼べる上等なものではなく、体に残る手の感触はひたすらおぞましいだけであった。だから
 (だから、我慢できるはず)
 確かにカイトの牝の体はじんわりと性感を燻ぶらせていた。時間もたち、また叔父の稚拙なテクニックでありながら、きめ細かい肌はカーッと火照り、乳首は勃起して乳房全体に鋭いと同時にとろけるような快感を与えている。
 「我慢・・・我慢・・・」
 しかし気持ちの昂ぶりはなく、自分を見失うほどには昇りつめずにすんでいた。
 (我慢・・・我慢・・・)
 頭の中でひたすらその3文字を繰り返す。頬はほんのりと紅く染まり、呼吸も荒いものになってきたが、頭の中の大量の3文字がそれの認識を曖昧にしていった。
 漠然と今の自分のやりかたが正しいと理解して、何十回、何百回と『我慢』を暗唱する。
 (がまん・・・がまん・・・)
 (がまん・・・がまん・・・)
 (がまん・・・がまん・・・)
 やがてカイトの頭は『がまん』という言葉を羅列するだけの飾り物へと変わっていった。
 ただひたすら心が穏やかになっていくのをかろうじて感じる。
 (がまん・・・がまん・・・)
 体の疼きは暖かい心地よさに置き換わっていた。
 「うぅん・・ふぅ、が・ま・・」
 なにも思考しない頭の中で、性的快感とまどろみの快感が奇妙な融合を果たし、2つの快感にぐずぐずに溶かされたカイトは急速に眠りにおちていった。
317名無しさん@ピンキー:03/04/30 22:19 ID:AbMY0Gbo
キタキタキター!
でもsageてやってくらはい。
318302:03/04/30 22:21 ID:TepV+nY+
とりあえず、前回途切れてたところからの続きをうp
ほとんど非エロになってしまってスマソ
続きは一週間後くらいかなぁ
319名無しさん@ピンキー:03/04/30 22:28 ID:g47uKLtF
>>317
神に向かって失礼な奴だ、
身分をわきまえろ。sage厨めっ!!
320名無しさん@ピンキー:03/05/01 02:12 ID:ZOm+/PdE
乳無したん他で連載してるの?>314
321名無しさん@ピンキー:03/05/01 04:11 ID:AKAkcHQO
オススメサイト
ttp://www.hinoki.sakura.ne.jp/~pisipisi/souko/

既出だったらスマソ
322あぼーん:あぼーん
あぼーん
323名無しさん@ピンキー:03/05/01 11:31 ID:kgyhLeEk
もうちょい改行をうまくやってくれれば読みやすいんだが(要望)
324名無しさん@ピンキー:03/05/01 13:26 ID:KntR53rL
戸籍の登録ミスで長男を長女に。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/unpleasant_affairs/
彼はこれから強制女性化決定ですな。
やっぱり性別は戸籍の通りにしないと(w
325名無しさん@ピンキー:03/05/01 13:32 ID:E8tbGV01
盛り上げるためにも書いてみたいが可逆ものはスレタイに反してるよなぁ。
もちあとで不可逆にするつもりだが。ご意見を。
326名無しさん@ピンキー:03/05/01 13:44 ID:F9KETfx8
強制「女性化」を「女性に変化する」という現象の部分だけを意味すると思えば
可逆もアリなのではないかと強引な解釈。



俺が可逆好きなだけだが。
327あぼーん:あぼーん
あぼーん
328名無しさん@ピンキー:03/05/01 14:19 ID:L0ur9Xu4
>>327
恋愛はわりきれるものじゃないですよ
329名無しさん@ピンキー:03/05/01 19:26 ID:m3yWKGL7
>>324
少年少女文庫の『華代ちゃんシリーズ 』にそんなネタが
ttp://ts.novels.jp/novel/kayo_chan/kayo_chan73.htm
330302:03/05/01 19:59 ID:Gt6ya4aZ
>>317
なんかスレが盛り下がってたんで
おもわずageてしまいました。
これからはsage進行でいくよ。
331302:03/05/01 20:01 ID:Gt6ya4aZ
>>323
勉強します。
332380:03/05/01 21:33 ID:pKSiACME
>>320
違います。別の人にあてたメッセージだったりします
ちょっと混乱させちゃったかな

>>325
可逆・・・漏れは別のスレで可逆物書いていましたが、スレ消滅であぼーん
続きは書きたいんだけどなー
要するにこのスレは羞恥をおぼえさせて萌えるというのが主だと思いますので、
本人の意思に関係なく他人の手によって「のみ」可逆とかいうのであればオーケーではないかと
だって自分で自由に変身できるんじゃ、羞恥なんか感じないでしょ?

>>331
読点(「。」ね)で改行するとよいと思われ
それから、記号はできるだけ書かない方が良いかと。(♂とかね)
あとは、継続は力なりです。書き続ける気力をもつのが難しいので、がんがってください

さて、これから脳をエロ漬けにして、亜美の話を書いてから寝るか・・・
ここのところ亜美の話のプレイのネタばかり考えていて、端から見るとすっかり危ない人でつ(w
333名無しさん@ピンキー:03/05/01 22:06 ID:w+U5VkTT
クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!?
334325:03/05/01 22:45 ID:E8tbGV01
>>332
>本人の意思に関係なく他人の手によって「のみ」可逆とかいうのであればオーケーではないかと
だって自分で自由に変身できるんじゃ、羞恥なんか感じないでしょ?

そう!そこなんだよ。悩みどこがさ。俺はオンナの快楽に抗いもがくオトコの心って
のが一番萌えるんだ。今の時点では「人に変身権をとられる」と
「♀→♂の条件が過酷で♂→♀がすんげー楽」ってとこ。
個人的に後者の線で考えてるが難しんだなこれが。
335名無しさん@ピンキー:03/05/01 23:06 ID:euQOVI9t
有名なところでらんまだよなぁ
お湯の調達って結構むずいかも。
336302:03/05/01 23:47 ID:L8Azc+IH
>>332
サンクス サンクス サンクスー!
ありがとうございます!
頑張ります! 今度はまともな長さのやつを!
さすがに前のは短すぎたので
337名無しさん@ピンキー:03/05/02 02:50 ID:lSCD/umM
>>334
何処かのホームページに載っていたけど、男女の入れ替わりモノで最初は
♂になった運命を嘆いていた元♀が数年の内に男の人生に慣れきっちゃって
でも5年後くらいにお互い元に戻っちゃったみたいなのが良かった。
折角男楽しんでいたのにまた女になっちゃって屈辱〜みたいな。
338名無しさん@ピンキー:03/05/03 02:31 ID:WxXwH/6+
302は3人目ということになるのかな?
リレー小説のようになってきたな。
339名無しさん@ピンキー:03/05/03 11:10 ID:zHi7o1/B
…私、3人目だと思うから
340380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:25 ID:P26OiRHo
>>258
 背伸びをしながら亜美は悠司に抱きついた。彼は戸惑いながらも、亜美の柔
らかな胸の感触を楽しむ。二人の服を通してさえ、下着の生地が感じられるほ
どだ。

(本当に、いいのかい?)

 という言葉が悠司の喉元まで出かかって、止まった。亜美の潤んだ瞳が、レ
ンズ越しに彼を見つめている。
 ここまでくれば、言葉は不要だ。
 顔を寄せると、亜美はすっと目を閉じた。顔を少し横に傾けて、艶やかな唇
に口付ける。すぐに唇を割って、亜美の舌が侵入してきたのに悠司は驚いた。
 離れようとしても、亜美の手がしっかりと首筋にまわっているので、それも
できない。悠司の動きを察知して、亜美がまぶたを開いた。手の力を弱めて、
唇を離す。
 亜美は軽く眉をしかめて唇を尖らせ、怒ったような表情をしていた。
 どこか親しみをおぼえる顔だった。
「ごめん」
 悠司が軽く頭を下げると、亜美もまた同じ動作をする。
 おでこ同士が軽くぶつかり、そこで止まった。
 亜美は顔をずらして、悠司のあごに頬をこすりつける。眼鏡のフレームがず
れるのも構わずに、無精ひげの感触を味わうように何度も何度も、飽きること
なく子猫のように肌を触れ合わせた。
 汗じみた脂っこい汚れが亜美の麗しい肌を汚してゆく。
 汚れる事が快感だった。
 肌を触れ合わせる事が屈辱的だった。
 饐えた汗の体臭が亜美を酔わせる。
341380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:25 ID:P26OiRHo
 まるで互いの体に匂いを擦りつけ、犬の縄張りの匂いつけのように、相手が
自分の所有物であると主張したいのか、二人は飽きることなく顔を擦りつけあ
う。悠司の手が亜美のふっくらとしたヒップを揉むのならば、亜美は悠司の背
中に手を回し、広い背中を撫で回す。
 手のひらで、相手の体を感じあう。
 互いの鼻息さえ顔に感じる。まるで顔に当たる相手の息で撫で回されている
ようだった。肌が、産毛が、犯される。鳥肌が立つほどの気持ちよさだ。
 再びキスをする。
 唾液が上になっている悠司の口から流し込まれた。
 少し、スナック菓子の塩味がした。
 亜美は自分の口の中で唾液を転がし、一度口を離して、悠司にわかるように
顔を少し上げて喉を見せ、コクンと飲み込んだ。
 今度は亜美が背伸びして、悠司に自分の唾液を含ませる。
 悠司はすぐに飲み込んでしまった。亜美が軽く眉をしかめると、彼は次を催
促するように舌で亜美の唇をつつく。
「ふ……んっ……」
 軽く吐息を漏らし、二人はくちゅくちゅと唾液を交換しあった。
 唾が顎を伝って胸まで滴り落ちるが気にしない。まるで舌と舌とセックスの
ようだった。相手の舌苔(ぜったい)まで削ぎ取るように、絡ませあい、つつ
きあい、強弱をつけながら互いの口を犯す。
 まるでペニスが絡みあっているようだと、亜美はぼんやりと考えた。
 舌がペニスならば、唾液は精液だ。亜美は気持ち悪いほど股間が濡れている
のを感じつつ、自分のペニスで男の口をなぶる。
 薄暗く狭い六畳の和室は、獣の匂いに満ちていた。
 ようやく二人の顔が離れた時には、まるで乳児のように口から胸にかけてよ
だれがまとわりつき、服が亜美の肌に、ぺとりと張りついてしまっていた。
 薄いブラウスの布地越しに、ブラジャーのレース生地が見える。
342380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:26 ID:P26OiRHo
 悠司は、ほうっと息を吐き、彼女の胸のあたりを見つめた。
「亜美ちゃんの服、涎でべとべとだよ」
「……だったら、先生が脱がしてください。早くしないと風邪をひいてしまい
ますから」
「う、うん。そうだよね。風邪をひくといけないから」
 あれほど唾液が出たというのに、再び悠司の口の中に唾が湧き出てくる。詰
まりそうになりながら、それを一気に呑み込む。
 亜美にまで、唾を呑み込む音が聞こえた。
「先生、緊張してます?」
「緊張? ……かもね」
「どうしてですか」
 亜美は悠司の胸板に顔を寄せる。
「亜美ちゃんがかわいいから」
 心臓が、とくんと大きく脈打つ。
「もっと……」
「もっと?」
 とくん、とくん、とくん。
 鼓動が遮断機の鐘の音のように早くなってゆく。心臓の動きだけで、なぜか
乳首が固くなって膨らんでゆくのがわかる。
「もっと、私を見てください。私の全てを……全部、脱がして、見て、セック
スしてください。先生と、セックスしたいんです」
 震える手を背中に回し、ジッパーを下ろしてゆく。途中までやってから、悠
司が後を引き継ぐ。
 亜美はまるで、初めて女性の体を目にした童貞少年のように荒い鼻息をもら
しながら、悠司のじらすようなゆっくりとした動きを、うっとりとした視線で
追っている。
343380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:27 ID:P26OiRHo
 衣擦れでさえも今の亜美には快感になってしまう。全身の神経が全て快楽を
受け止めようと全力で蠢いているようだった。服が亜美から離れまいと体を絡
め、彼女に別れを惜しみつつ肌を舐め回すのだ。
 ブラウスが床に落ちる静かな音が、亜美には雷鳴のように聞こえた。
 悠司は二歩離れて、亜美の全身を上から下まで見つめた。
 白の清楚なブラジャーにベージュのウエストニッパー、そしてこれもベージュ
のストッキングに、ブラジャーとお揃いの純白のガーターベルトとショーツと
いうフル装備だ。
 レースをふんだんに使った豪奢なブラジャーは亜美の胸を整え、真ん中に大
きな谷間を形作っていた。男の基準からすると露出度の少ない部類に入るフル
カップのブラジャーだが、亜美くらい大きな胸ともなると、ハーフカップでは
形良く整えるのが難しい。彼女にとってはこれが必需品なのだ。
 ウエストもニッパーで締め上げられてはいるが、決して体には喰い込んでい
ない。食事だって、きちんと栄養を管理されたものを食べている。テニス部の
練習だけではなく、エアロビクスや軽いランニングなども日課になっている。
亜美の均整のとれたプロポーションは、このように地味な努力によって作られ
ているのだ。
 小さい頃から、亜美はそのように育てられてきた。
 習い事も、勉強も、運動も、普通の家庭の子供から見れば異常なまでに厳し
いカリキュラムだったが、彼女にとってはそれが普通だった。空気を吸うよう
に、食事をするように、全ての鍛練が苦にならなかった。
 その努力の結晶が、悠司の目の前にある。
「脱がしてくださいますか?」
「あ……うん」
 胸にかかる長い髪をたくしあげ、うしろへと流す。悠司が戸惑う様子を見て、
亜美は手をつかみ、背中へと誘導する。自然にすっぽりと悠司の深い懐につつ
まれ、亜美は彼の匂いに酔いしれた。
344380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:28 ID:P26OiRHo
 この磨きあげた体は、一生を添い遂げる男性のためにある。
 母親にはそう教えられてきた。
 何事も、全ては愛する夫のためだと。
 姉もまた、そうだった。彼女はそうして、嫁いでいった。
 もはやこの考えは、古い因習に過ぎないのだろう。
 だが、今の亜美は目の前の男性がその運命の人間ではないかと思い始めてい
た。いや、信じたかった。

(彼は“自分”なのに?)

 まだしこりのように残る疑問が、亜美を苦しめる。だがそれも、悠司の愛撫
によってほぐされ、徐々に洗い流されてしまうようだ。
 耳の穴や、首筋の背骨に近い部分、肩甲骨あたりから脇腹への一帯を、彼の
指が、舌が、そして手の平が這ってゆく。唇を、舌を、指の先を、腹を、甲を
とあらゆる部位を使った足が砕けてしまいそうになる執拗なまでの愛撫。それ
も、乳房などの一般的な性感帯を避けながら、悠司の指は亜美を蕩かせてゆく。

(すごい。この人、私の弱い所を全部知ってる……)

 無数の人々によって開発され尽くされた敏感な体は、名ピアニスが奏でるピ
アノのように、甘美な快感のメロディーを奏でてゆく。
 ショーツに熱い染みができてゆくのを感じながら、亜美は自分自身の意外な
までのテクニックに驚いていた。
「先生、慣れてますね」
 亜美は自分の言葉に嫉妬の感情がこもっていることに驚いた。悠司は彼女の
質問には答えず、亜美の胸にそっと手を置いた。
「おっきなおっぱいだ……」
345380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:29 ID:P26OiRHo
「先生は、大きなおっぱいは嫌いですか?」
「いや、大好きだよ」
「良かった……」
 きっと彼の手に心臓が高鳴っているのが伝わっているのだろう。大きな男性
の手でもつかみきれない豊かな膨らみを、すべすべとした滑らかな手触りのブ
ラジャー越しに楽しみながら、悠司は尋ねた。
「サイズはいくつ?」
「65の……F」
 悠司の頭にクエスチョンマークが浮かんだのを見て、亜美は補足した。
「あの、88センチです」
「88のFカップ! すごい巨乳だなあ」
「その言い方、やめてください。それに私、この胸はあまり好きではないんで
す」
「どうして?」
 亜美は顔を背けて、ぽつっと呟いた。
「重いんです。とっても」
「自分の体なのに?」
「私のはこう……胸の上の方にありますから、その、いつも肩が引っ張られる
ような感じになるんです」
 見られているのが恥ずかしく、それがまた快感だった。
「夜寝る時も重いし、うつむきになって寝ることが多いんです。これ以上大き
くなったら、息苦しくなっちゃいます」
「嘘だろ?」
「本当です」
 拗ねた口調で亜美がすぐに言った。
 バストがこれだけ重いのは、女でなければわからないことだ。男にしてみれ
ば大きな胸は憧れなのかもしれないが、実際にはいろいろと面倒でつらいこと
の方が多い。
346380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:31 ID:P26OiRHo
 まだ亜美はオートクチュールのランジェリーなので苦労は少ない方だが、お
しゃれの面でもバストの大きい女性は、ブラの種類が選べなかったりと悩みが
多いのだ。
「それで、どこから外すの?」
「その前に、ウエストニッパーの方から脱がせてください」
 またしても首をひねった悠司にはかまわず、亜美はくるりと半回転して悠司
に背を向け、手を背中に回して指でホックを指し示した。悠司は亜美の言うま
まに、ホックを上から外してゆく。
「次は……きゃっ!」
 悠司がいたずら心をおこして、亜美の背中を指ですっと撫でたのだ。彼女が
身をすくませている間に、悠司はブラジャーのホックも外してしまった。
 亜美は肩越しに振り向き、悠司を非難めいた視線で睨んだが、ストラップを
外されると慌てて胸を隠そうとした。
「なんで隠すの?」
「だって……」
 抵抗が緩んだのを見計らって、ブラジャーのストラップに手をかけてブラジャー
を奪った。
「先生のいじわる!」
「はい、こっちを向いて」
 抗議も聞かず、悠司は彼女の肩をちょんちょんとつついて、前を向くように
と催促した。亜美は小さく息を吐いて、ゆっくりと悠司の方に振り向いた。無
言で悠司の顔を見て、腕で隠そうとしても隠しきれないふくらみを彼の目の前
に晒した。
「ほ……っ」
 悠司は息を飲んで、続いて大きくため息をつく。
347380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:32 ID:P26OiRHo
 圧倒された。
 太り過ぎでもなく、肋骨の線がでるほど痩せてもいない。そのくせ、つまむ
とマシュマロのように柔らかな皮膚が指を跳ね返す。腰は細くくびれて、腰骨
の上にはやはり絶妙な加減の脂肪が乗っている。
 将来、子を宿すことになるあたりは、早く使命を果たしたいと主張するよう
に、ふっくらと膨らんでいる。おへそを中心にした縦長のくぼみさえもが、実
にチャーミングだ。悠司は初めて、へそフェチの気持ちがわかったような気が
していた。
 だが何よりも彼の目を引くのは、豊かなバストだった。
 下着に包まれていた時に双球の間にあった、思わず目を奪われる胸の谷間こ
そないが、決して外へだらしなく垂れ下がっていない、たわわに実った白い果
実がそこにあった。
「なんか、むちゃくちゃにエロいおっぱいだね。エロゲー……」
 エロゲーのヒロインみたいな、ぱっつんぱっつんの巨乳だと言いかけて、悠
司は口をつぐんだ。
「エロゲーって?」
 もちろん亜美は知っているが、わざと上目使いで悠司を見つめる。
 眼鏡のフレームの上を越えて見える亜美の小悪魔めいた瞳に、悠司は大いに
戸惑った。
「エッチなゲーム」
「そのエッチなゲームに、私みたいな胸の人がいるんですか」
「ノーコメント」
 悠司はごまかすように、亜美の雪まんじゅうのような膨らみに手を伸ばした。
下から胸を持ち上げるようにしてバストの感触を味わう。ずっしりとした重み
がある。確かにこんなものがいつもぶら下がっていれば、重いと感じるのも無
理もない。そのまま、両手でゆっくりと柔らかいのに指を押し返す確かな感触
を味わう。
348380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:33 ID:P26OiRHo
 亜美の呼吸が時々止まる。震えるような呼吸は、緊張のためだろうか。悠司
は乳牛の乳絞りをするように、亜美の乳輪のまわりに親指と人差し指で輪を作
り、ぎゅっと絞り上げた。
「ああふぅぅっ!」
 弓のように体をのけぞらせ、亜美が悲鳴を上げた。その拍子に手の拘束から
逃れた胸が、たゆんと上下に揺れる。
 まるで2本のペニスを一気につかまれたような感じだった。一瞬、亜美は乳
首から射精をしてしまったように錯覚していた。
「へえ。敏感なんだね。巨乳の女の人は胸が鈍感だっていうけれど、乳首の周
りを弄られただけでこんなに感じちゃうんだ」
「巨乳、巨乳って、そんなこと言わないでください」
 亜美は胸を押さえながら言った。だが、手の圧力で押し潰された胸が、余計
に大きく見えているということに彼女は気がついていない。乳首が隠された腕
の下で疼く。
「ほら、手で隠さないで。俺にもっとよく見せてよ」
「もういじわるはなしですよ?」
「いじわるなんか、してないって」
 悠司はそう言うと、亜美の両手首をつかんで胸から引き剥がし、顔を胸の真
ん中に埋めた。
「ひゃあんっ!」
 目に見えない無数のアリが、一瞬にして胸から脳髄まで走り抜ける。下腹の
方、そう、子宮から股間にかけてのあたりにピンク色の爆発が起こった。腰が
抜けてしまってへたり込みそうになった亜美を、悠司が危うい所で抱きしめた。
「おっと危ない。どうしたの、亜美ちゃん」
 両わきに手を通し、密着する体勢になっていた。
 再び亜美の全身が甘い痺れに包まれた。
349380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:35 ID:P26OiRHo
 抱擁される快感があった。服を着ていた時とはまた違う良さがある。悠司は
まだTシャツを着ているが、薄い生地越しに、女にはない逞しい胸筋を感じる
ことができる。
 亜美は、ほうっと息を吐いた。糖蜜のようなねっとりとした、甘い呼気だ。
「きもち、いい……」
 固くしこった乳首が密着した悠司の胸に押し返され、亜美の体に跳ね返って
くるようだ。
「大丈夫?」
 亜美の足がしっかりと体を支えているのを確認して、体を離し、彼女の顔を
見た。
 銅色のフレーム無しレンズ越しに見える、大きな黒い瞳が濡れていた。
「ちくび、きもちいいんです。ねえ、せんせ? おっぱい、もっときゅっきゅっ
て、さわって?」
 子供にかえってしまったような甘えた、少し舌っ足らずの声には、それでも
確かに女の媚びと色気が込められていた。
 悠司は亜美を軽くパソコンがある机の方に突き飛ばし、机で彼女のお尻が支
えられるようにしてから、亜美の乳首を親指で押し潰し、ゆっくりと乳房全体
を円を描くように揉み始めた。
 亜美はのけぞりながら、悠司の愛撫を受け入れてた。
「うわあ、すげぇ。ぷるんぷるんしてるよ。柔らかくて大きくて、最高だよ」
 気持ちいい。胸がどろどろに溶け、クリームとなって流れ落ちてしまいそう
だ。悠司の手のしわさえも、今の亜美は感じ取れそうだった。揉む手から、彼
のエロチックな波動が直接注がれているような気分になっている。
 悠司が舌を伸ばし、乳首をくるりと舐め回した時は、危うく再び床に崩れ落
ちそうになる所だった。悠司は亜美の背中に手を伸ばし、お尻のあたりに片手
を置き、自分の顔とサンドイッチをするようにして彼女の体を味わい始めた。
「いや! 先生、お尻、だめぇ!」
350380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:36 ID:P26OiRHo
 だが、熱心に乳首を吸い、舐め回すのに夢中の彼が亜美の要望などに耳を傾
けるはずも無かった。
 悠司の手は背筋からお尻の割れ目に至る領域を指でなぞり、下着の中に潜り
始めていた。奥に隠されているアヌスまでは届かないが、その上の溝を指で上
下になぞり続ける。
 この一方で悠司は、舐めたかと思えばあごを乳房や乳首に擦りつけ、無精ひ
げで亜美を刺激する。ざらざらの剛毛は敏感になり過ぎた亜美にとっては短剣
をつきつけられたようなもので、快感に痺れたと思えば鋭い痛みで意識を引き
戻され、これがまた快感へと変化してしまう自分の淫らさに恐れ、おののいて
いた。
 自分は、セックスが好きな淫乱女なのだろうか?
 悠司に責められつつも、亜美は頭の芯の方で、ぼんやりと自分の欲深い肉体
を分析していた。
 こんなにも感じてしまう。男を求めてしまう。
 やはり自分は、女なのだろう。それも、淫乱極まりない変態女だ。
 自分はまだ男だと考えていた心がこの瞬間、大きく壊れた。
 いつの間にか、悠司の愛撫が止んでいた。
 胸はすっかり悠司の唾液にまみれ、開け放たれた窓から、ほんのりと涼しい
風がただよい、乳房から気化熱を奪ってゆく。
 夏の生ぬるい風さえも、冷たく、気持ちよく感じられる。
 目を閉じて愛撫の余韻と心地好い風にうっとりとしている亜美に、悠司が言っ
た。
「亜美ちゃんのおっぱいって、クリームパンみたいだね」
「え?」
 唐突な言葉に戸惑う亜美。
「ふかふかしてて、中に美味しいクリームが詰まっていそうでさ。ここをきゅっ
てしぼったら、ミルクとかでてくるんじゃないかな?」
351380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:37 ID:P26OiRHo
 普段ならセクハラ紛いの言葉も、体を重ねあうときは睦言に変わる。
「ミルクなんか、出ません。だって……赤ちゃん、できていませんから」
「でもほら。なんかクリームとかミルクとか詰まっていそうだと思わない?」
「思いませんっ!」
 ぷぅっとほっぺたを膨らませて亜美は横を向くが、悠司が乳首への攻撃を再
開したことで、その虚勢もすぐに溶けてしまう。
「もう……先生ったら」
 本当は自分でも、母乳が出そうな感じがしていた。
 乳首が痛いくらいに尖り、乳房全体が腫れぼったいような、むずがゆいよう
な疼きに包まれているからだ。
 気持ちはいいが、物足りない。もっと体の奥まで快楽をねじこんで欲しい。
 もちろん体の奥とは……。
 悠司はまるで亜美の思考を読み取ったようなタイミングで、そっと囁いた。
「亜美ちゃん。パンティー、脱いで」
「パンツ……ですか」
「それともスキャンティー?」
「もう! ……私は普通に、パンツって言います」
「みんなそうなのかな?」
「私のお友達は……そうです」
 亜美はきつく目を閉じたままで言う。心臓が破裂しそうだ。
「先生、お願い。脱がせてください……」
 しかし悠司は一向に手を出そうとしない。
 少し湿った部屋に、亜美の細く震える吐息の音だけが奇妙に響く。
 外の音はほとんど聞こえてこない。
 まるで別世界に、二人きりでいるようだ。
「先生?」
 耐えかねて亜美は、まぶたを恐る恐る開いて悠司を見た。
352380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:38 ID:P26OiRHo
 彼は、突っ立ったまま腕組みをして言った。
「亜美ちゃんが自分で脱いでよ」
 心臓を突き刺された気分だった。左の乳首が痛くなるほど痺れ、そこから全
体に甘い疼きが広がってゆく。
 見透かされている。
 相手が求めるから仕方がないのだと思い込むことで自我を保とうとしている
亜美を、悠司は突き放した。
 自分からセックスを求めたというのに、亜美はまだ心のどこかに迷いを残し
ていた。吹っ切ったはずなのに、頑固に抵抗する部分がある。
 そうだ。まだ間に合う。
 服を着て、出て行けばいい。ついでに頬の一つでも張っていけば、気が少し
は晴れるだろう。この部屋を出れば二度と会うことも無い。
 でも、それでいいのだろうか?
「亜美ちゃんが自分で脱ぐ所が見たいなあ」
 悠司の声は、どこか嬉しそうだ。
 この人は、本当に『自分自身』なんだろうか。ここまで自分は性格が悪かっ
たのだろうか?
 思考の迷路に迷いこんだ亜美は、もう一度目をつぶり、深呼吸をした。
 湿った部屋の空気が亜美の肺を満たす。どこか懐かしい匂いが、彼女の心を
落ち着かせた。
 亜美は崩れ落ちそうになる足を少し開き、お尻を机から少し浮かせた。まず
はうしろをずり下ろす。山を越えるまでは抵抗があったが、するりと太腿まで
滑り落ちる。前もだいぶ下にずり落ちている。
 今度は前だ。
 じくじくと股間が濡れ、疼きがいっそう強くなるのがわかる。
353380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:39 ID:P26OiRHo
 白い布が引き下ろされ、無毛の股間があらわになってゆく。

(ああ……恥かしい!)

 義兄に剃られ、かおりに定期的に剃られ続けている股間は、まるで少女のよ
うな無垢の肌を露出していた。
 もちろん亜美は目を閉じているから悠司がどこを見ているかわからないのだ
が、下半身に集中しているだろうということは確かだ。彼の視線が突き刺さり、
亜美に淫汁の分泌を促しているようだ。
 亜美にとっては腿を滑るショーツの感触すらも、股間を直撃する快楽の攻撃
になってしまう。全身が性感帯になってしまったようだった。
 尻を机に預け、まずは左足から、続けて右足を上げて下着を脱ぐ。悠司の手
が触れ、亜美は熱い物に触れたように慌てて手を自分の胸の上に戻した。
「すべすべしているんだね。これ、素材は何?」
 悠司の言葉に亜美は、はっとなって目を開けた。
 想像したとおり、悠司は彼女の下着を持って両手の平で挟んでいた。布切れ
に残った温もりを楽しんでいるようだ。
「やめて、触らないでください。は、恥かしいですから……」
「濡れているのが恥ずかしいから?」
「それよりも……温かいのが、恥かしい、です」
 自分でも声が段々と小さくなってゆくのがわかる。
 胸も股間も男性の目の前に晒しているのに、下着を触られたことよりも、濡
れていることよりも、下着に残った自分の温もりを相手に感じられるのが、不
思議とどうしようもなく恥ずかしくてならない。
「返してください」
「帰さないよ。俺はもっと、亜美ちゃんを見ていたいんだ」
 そっちの帰すではないのにと亜美は思ったが、悠司にじっくりと体を見られ
ると、心が蕩けてゆく。
354380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:41 ID:P26OiRHo
 抵抗が、できない……。
 少女の体は、ため息が出るような柔らかな曲線と豊かさを備えていた。
 そして、白い。
 静かに山に舞い降りる粉雪のような、なめらかな肌だ。まるで蝶が翅を広げ
ているような趣のあるガーターが花を添えている。
 股間の陰りに至る道筋を目でたどっても、薔薇色へ染まる程度で、荒淫の影
はどこにも見当たらない。陰唇は果実の切れ目からわずかに顔をのぞかせる程
度で、彼女の股間だけを見る限り、少女から女性へと変化してゆく瀬戸際の絶
妙の美しさを、今も残しているようだ。
 もはや彼女が身に着けているのは、ストッキングとガーター、そして眼鏡だ
けだった。
「うーん、マニアック」
 悠司が思わず唸った。
「俺、ガードルなんて初めて見たよ。本当にエロい下着だなあ」
「ガードル? これ、ガーターですけど」
 不意に訪れた無言の時間の後、二人は同時に吹き出した。
「よくわからないんだよ。ガーダー?」
「ガーターです」
「なんか外国のファッションモデルとか、そういうの着ていそうだよな。あと
メイドさんとか。スカートを自分でまくってみせたら、ガーターだけでパンティー
ははいてなくてさ。それで、“御主人様、ご奉仕させていただきます”なんて
言われたらたまらないよな」
 目の前で裸の魅力的な女の子がいるというのに、別の人の話をする無神経さ
に亜美は少し腹を立てながら言った。
「私の家には本職のメイドがいますよ。なんなら制服を借りてきて、先生の前
で着て見せましょうか?」
355380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:42 ID:P26OiRHo
「いや。俺が好きなのは中身の方なの」
 亜美の怒りも、悠司の軽いタッチだけで簡単に溶けさってしまう。皮膚に触
れるごつごつとした男性の指は、女同士の愛撫では決して味わえない感覚を亜
美にもたらす。
 悠司はガーターを外さず、そのまま抱きついて彼女の身体をすっぽりと自分
のふところにおさめ、背中とお尻を重点的に触ることに決めたようだ。
 大体、体を動かすメイドにガーターは必要ない。どちらかというとヒップと
腿をすっぽりと覆うショートガードルを着ている人が多く、下着も実用本位の
地味でしっかりと体を包む物がほとんどだ。
 なにしろ亜美はメイドのかおりと何度も寝ているから、そのあたりの事情は
かなり詳しいと言えるだろう。
 ちなみに現在、かおりはレース地のローレグショーツに、黒のガーターとい
う亜美専用の装いを強いられている。亜美にすっかり蕩かされてしまった彼女
は、悠司が想像するエロメイドそのものと化しているのだが、もちろん悠司は
そんなことを想像もすることすらできない。

(そうね……今度はかおりさんと一緒にするのもいいかも。私もメイドさんの
格好をして迫ったら、先生は喜んでくれるかしら?)

 三人でする淫らな遊戯を想像するだけで亜美の股間は熱くなり、淫らな液体
がストッキングに滴り落ちるほどにまでなっていた。


===== 今回はここまで =====
356380 ◆PKEHY060jY :03/05/03 17:43 ID:P26OiRHo
とりあえず、できたところまでということで‥‥長過ぎでつ>漏れ

ローレグ! ローレグ! ローレグ!(AA略)
いや、亜美がローレグというわけじゃないんだけど
ガーター眼鏡っ子で、しかも元・男というのは、微妙な萌えだな‥‥

説明とかしてたら、脱がせるだけで終わってしまいました
亜美はいつもこのような重武装です
学校へ行く時はガードルとかしてますし、意外に色気のない下着を着ています
だけど、巨乳の子は補正とかしてないとタルんじゃうんですよね‥‥

なお、ひげ擦りつけプレイは嫌がられることが多いので気をつけましょう

今気がついたんだけれど、もしかしてこのスレになってから挿入シーンのあるSSはゼロ?
でも、次回も挿入まで行くかどうかちょっと微妙な情勢だったりして
時間は、足を捻挫しちゃったので、連休一杯これにつぎ込めるんだけどね(泣き笑い)
357名無しさん@ピンキー:03/05/03 19:19 ID:ujg8l4TO
>>356
おだいじに…うがああああああああああああああああああああ!!
  =∧∧_∧=           :,∴・゜・゜・
 ≡(( ;´∀`))≡=         ~
 ≡ノ人 Y //=   ,.:∴~・:,゜・       ・∴・゜゜・
 ≡(( ヽニニつ) ~~            :      ゜・
 ≡((_)_))≡
358名無しさん@ピンキー:03/05/03 23:02 ID:sdpXVWt6
>356
禿もえ
もっとネチっこく頼むよ!w
359名無しさん@ピンキー:03/05/04 01:26 ID:/tIf4aoy
ぐへぇ。自分かも知れない男とやってしまう・・・・・・
(・∀・)イイ!!!
360名無しさん@ピンキー:03/05/04 01:29 ID:DJpCVxJM
361名無しさん@ピンキー:03/05/04 02:00 ID:MpjMF10b
ボク妊スレの方も一区切りつきそう。保管庫に加えてくれないですかね
362名無しさん@ピンキー:03/05/04 02:29 ID:/tIf4aoy
>>360
情報ありがd。
でもそっちはまだ発展途上なんだね。(´・ω・`)
363名無しさん@ピンキー:03/05/04 23:19 ID:h3uIYHYL
364名無しさん@ピンキー:03/05/05 00:23 ID:MgkLuDpu
>>363は神。




なわけねえだろおヽ(`Д´)ノ
365名無しさん@ピンキー:03/05/05 00:31 ID:kKOeYhcf
>>363
強制不可逆女性化決定
366名無しさん@ピンキー:03/05/05 23:29 ID:FfZ3bJd5
既出かも知れんけど
ttp://fantasy.nantv.com/index1.htm
の「異性に生まれ変わったら」のBBS
367325:03/05/06 00:11 ID:qjvdNE0B
だめじゃぁぁっ。おれの妄想具現化(爆)の為には辻褄が合わんンンッ。
いっそ二重人格にしちまうかァ?そうすりゃ2×2でウマーか?
かといってそれやると俺の萌えどころが失われる。
ああああああああっっ

スマソ、愚痴っちまった。
368名無しさん@ピンキー:03/05/06 00:51 ID:3LbT5kn6
(´・ω・)(V) フォッフォッフォ
369302:03/05/06 22:28 ID:i4zkGEli
スレの私物化をしたいわけではないんですが、
315、316の訂正をしたものをうpしておきます。
また今後、特に描写のない場合、
主人公 カイトのことはカイトもしくは『ポチ』、
本来のカイトの体を使っている男のことは『カイト』
と表記します。
2日後ぐらいにはこれの続きも完成予定です。
________________________________

「う うぅん・・」
かすかな悩ましい声。
あの後、息もたえだえトイレから2階・元自室に用意された自分のスペースへと戻ったカイトは、
そのままタオルケットをかぶって横になった。
一糸まとわぬ魅惑的な姿。
そう、カイトは叔父に剥かれたままの状態、つまり裸だった。
いつもなら寝巻き代わりの体操着を着てから眠るのだが、人間であることを完全否定され、
なおかつ自分でもなかばそれを受け入れてしまっている事に気付かされたカイトに
服を着る気力などあるはずもなかった。
食事の給仕を放棄しているにもかかわらず呼び出されないということは、
『カイト』の方でもいたらないメイドの事など無視したいのだろう。
好都合だった。
とにかく今は人間と顔をあわせたくない。
人間以下の存在なんだと罵られたくない。
弱った心は無意識にそう考えて、そして一人きりになったのだ。
しかし、自分以外の存在を感じないという状況が、自分の体だけに意識を向かわせることにつながり、
柔肌を這い回っていた不気味な感触を蘇らせる結果となっていた。
370302:03/05/06 22:31 ID:i4zkGEli
>>369
「う、あぁ」
体全体をじりじりと焦がす甘い疼き。
今頃になって、先刻の叔父とのセックスの余波がカイトを襲う。
息が苦しくなってくるのを抑えることができない自分が情けない。
(嫌だ、これ以上人間以下になってたまるか)
知らず知らずのうちに瞳には涙がたまっていった。
叔父に犯されていた時に心が空虚だったのは、もちろん自分の立場に対して絶望してしまったからだ。
しかしそれと同時に、ここで心までよがってみせなければ他人の見方はどうあれ、
自分の中ではかろうじて人間でいられるという本当に最後のプライドゆえでもあった。
それが一人きりになった途端、犯された余韻に浸って快楽に流されてしまったんでは、
もう本当に性奴隷以外の何者でもないではないか。
絶対に耐えきらなくては・・・
しかしカイトの脚は本人の意思とは無関係にもじもじとその両腿をすりあわせてしまう。
その股間からは早くも女の強烈な『匂い』を発散している。
「う、 う」
(寝る、とっとと寝るんだ)
カイトは今までのように女の体の快感を否定するのではなく、ひたすら無視して通り過ぎるのを待ち続けることにした。
371302:03/05/06 22:32 ID:i4zkGEli
>>370
この体のままならなさはもう充分すぎるほど理解していたから。
(間違ってる、あんなんで感じるわけがない)
叔父とのセックスを思い返す。
ただただ自分の思うがままにカイトの胸や秘所をむさぼる動きは愛撫などと呼べる上等なものではなく、
体に残る手の感触はひたすらおぞましいだけであった。だから
(だから、我慢できるはず)
確かにカイトの牝の体はじんわりと性感を燻ぶらせていた。
時間は充分経過しているし、叔父のテクニックは稚拙そのものであったが、
それにもかかわらずきめ細かい肌はカーッと火照り、乳首は勃起して鋭く乳房を刺激して
胸全体にとろけるような快感を与えている。
「我慢・・・我慢・・・」
しかし気持ちの昂ぶりはなく、そのおかげで自分を見失うほどには昇りつめずにすんでいた。
(我慢・・・我慢・・・)
頭の中でひたすらその3文字を繰り返す。
頬はほんのりと紅く染まり、呼吸も荒いものになってきたが、頭の中の大量の3文字がそれの認識を曖昧にしていった。
漠然と今の自分のやりかたが正しいと理解して、何十回、何百回と『我慢』を暗唱する。
(がまん・・・がまん・・・)
(がまん・・・がまん・・・)
(がまん・・・がまん・・・)
やがてカイトの頭は『がまん』という言葉を羅列するだけの飾り物へと変わっていった。
ただひたすら心が穏やかになっていくのをかろうじて感じる。
(がまん・・・がまん・・・)
体の疼きは暖かい心地よさに置き換わっていた。
「うぅん・・ふぅ、が・ま・・」
なにも思考しない頭の中で、性的快感とまどろみの快感が奇妙な融合を果たし、
2つの快感にぐずぐずに溶かされたカイトは急速に眠りにおちていった。
372380:03/05/06 22:48 ID:HvQrExqd
>>367
がんばれ。産みの苦しみがある分、できたときの喜びは大きいぞ!
叩かれると思いっ切り凹むがなー。
でも、煽りや条件反射的なタタキ以外は、実はけっこう的確な弱点指摘だったりする。
あとは自分のエロ妄想をどれだけ持続して文章にできるかだ。
書きたいシーンだけ書いちゃうと、それで満足しちゃって、続きが書けなくなったりするから気をつけてね。

>>369
お疲れさん。ちょっとした工夫でだいぶ読みやすくなってますよ。
ぜひ、完結までがんがってくだちい!


漏れの方は……秘密。猛烈に最初から書き直したいけど、今は我慢の時じゃー。
なんか最近、バカにされてるような。まー、いっか。完結までもう一息だし。
次回は25日頃をめどにやっとります。
次こそ強制女性化ならではの責めのシーンまで行きたいもんです。
373302:03/05/08 22:06 ID:2Smd1Eui
カイトシリーズって今までにないシチュエーションを追求していくと
どんどん非エロになっちゃうんだけど・・・
もしかしてこれが連載中断されてた理由か?
まぁ、本当は俺に文才がないだけなんだけどね。
とにかく続きです。
__________________________________
>>371
カイトが穏やかな寝息を立てはじめてから、時間にして5分もたっていないだろう、

    ギシ、ギシ

と階段を踏み歩く音。そしてドアを開けて部屋に入ってきたのは
現在のこの部屋の主、『カイト』に他ならなかった。
『カイト』はドア脇のスイッチに手をかけて明かりを点けると同時にこの部屋にいるはずの『ポチ』の姿を探した。
(ポチの奴、御主人様よりも先に寝やがって!)
部屋の片隅、ちょうど押入れの前にあたる場所で眠っている『ポチ』を見つけると、
不機嫌な表情で傍に寄る『カイト』。
そこでカイト(『カイト』にとっては『ポチ』という名のメイド)は可愛らしい寝顔を無防備にさらしていた。
374302:03/05/08 22:08 ID:2Smd1Eui
>>373
そのまま無言で『ポチ』の髪を引っ張りあげようと手を伸ばす。が、

「・・・・・あ、何やってんだ?俺・・」

何故かその手は『ポチ』の口に近付き、右手の指先は唇をそっと撫でてしまっていた。
視界の端に『ポチ』の唇が入った途端に、それに触れたいという逆らいがたい衝動にかられていたのだ。
そして触れた瞬間にそのあまりにもの魅力に驚愕した。
(なんだよ、これ・・)
その唇の感触は男のそれとは別次元の心地よさだったのだ。
荒れた部分など一点もない肌触りと潤いに満ちたその表面は
可憐でありながらも豪華という矛盾を内包した薔薇の花弁を思わせた。
軽く触れただけで伝わってくる弾力はまるでそこに極上の乳房が存在しているかのようで、
男という性がそれを手放すことを拒否していた。
「んふぅ・・」
『カイト』は思わず荒い息をついてしまった。
全神経を己の指先に集中させてひたすら陶酔する。
今まで『カイト』にとって、『ポチ』の唇、なんてものは
メイドとして服従の言葉を紡ぐための発声器官、
もしくは、フェラやその他の愛撫に使用する道具、その程度のものに過ぎなかった。
大概の18禁ゲームにおいて唇の描写は女体の他の部位にくらべておざなりなことが多い。
それだけに女性に対する知識の大半をゲームによって得ていたこの男にとって
その唇の美味きわまる感触は脳髄を破壊せんばかりの知的衝撃であった。
375302:03/05/08 22:10 ID:2Smd1Eui
>>374
思考がまったく新しい未知なる感情に埋め尽くされる様は、ある種恋愛にも似てはいないだろうか。
(欲しい・・・)
指では足りない。さらなる接触を魂が求めていた。
一旦『ポチ』の唇から指を離す『カイト』。
そして床に両手をつけて口付けをしようと身をかがめていく。

唇が欲しい

いつもは屈辱にわななきながらキッと固く結ばれている唇が

今、目の前でやわらかく膨らんでいる唇が

先刻まで俺のチンポをうまそうにしゃぶっていた唇が

その後「そんなに気持ちよかったの?」と笑って囁いた唇が・・・ !

ハッと我に返り、お互いの唇が触れ合う寸前に『カイト』は身を起こした。
風呂場での記憶が『カイト』の自制を急速に取り戻させ、同時にカイトへのコンプレックスと
怒りの感情を思い出させていた。
(そうだ、こいつはメイドのくせに俺を笑ったんだ!)
『カイト』は『ポチ』のかぶっているタオルケットを勢いよくめくりあげると、
その下から現れた裸身の胸を、胸の先端に付けられた金属リングとチェーンを凝視する。
(こいつはこんなものが付いてる奴隷なんだ!
 俺に従わなきゃ生きていくこともできない絶対服従のメイドなんだ!)
376302:03/05/08 22:11 ID:2Smd1Eui
>>375
『カイト』は『ポチ』の両乳首の間に張られたチェーンを右手で掴むと、それを力任せに引っ張った。
(俺がこいつに気持ちよくさせてもらうんじゃない!
 俺はこいつの体も心も自由に弄んで、こいつは黙ってそれに従うべきなんだ!)
『ポチ』の乳首は痛々しく引き伸ばされ、巨大な乳房はそれにともない若干長細い形に変形する。
(そら、起きろよ、痛がれよ!泣き叫んで俺にやめてってお願いしろよ!)
おそらくは相当の痛みが胸に走っているはずである。
しかし、『ポチ』は一向に目を覚ますそぶりを見せないどころか、その表情は穏やかそのものだ。
まるで「おまえみたいなゲームヲタには従わない」とあざ笑われているかのように感じた。
(俺は美形になったのに!こいつの御主人様なのに!)
「くっ!」
『カイト』がチェーンから手を離すと支えを失った胸はぶるんと大きく揺れながら元の形へと戻る。
「くそっ!」
『カイト』はそう吐き捨てながら、ベッドに横になった。
枕に頭を預けながら考える。
圧倒的に優位な立場にいるというのに『ポチ』を支配しきれない。
そのことにたまらないもどかしさを感じる。
(そうだ・・・足りないんだ・・・
 アイツを奴隷として縛り付けておくには
 まだまだ道具が足りないんだ・・・)
安らかに眠り続ける『ポチ』を眺め、そしてその首に巻かれた首輪に注目する。
(そうだ・・・リードだ・・・
 首輪に紐をつなげちまえば、もう俺のペットそのものだ)
紐をつながれ、力なく震えるしかないメイドの姿を想像する。
その紐の端を握っているのはもちろん自分だ。
倒錯した欲望を抱えながら、『カイト』も眠りについていった。
377302:03/05/08 22:17 ID:2Smd1Eui
とりあえず完成分をうp。
視点がカイトではなく『カイト』のものだったり、
エロがおあずけ状態だったり、なんかもうダメダメってかんじですね。
多分、次こそはエロありになると思うんで、見放さないでください。
378名無しさん@ピンキー:03/05/08 23:54 ID:mrq1ZZ+f
いやいや期待してマッセ
379名無しさん@ピンキー:03/05/09 02:18 ID:FmS5pLau
カイト更新sage
380あぼーん:あぼーん
あぼーん
381名無しさん@ピンキー:03/05/09 12:11 ID:cNYRdel8
>>373
>    ギシ、ギシ

アンアン

と脳内で続いたのは俺だけじゃないはずだ。
382名無しさん@ピンキー:03/05/09 15:59 ID:1nhDs22F
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/
383名無しさん@ピンキー:03/05/09 21:36 ID:/z6KrQ7I
父梨・・・・・・・・・このままフェードアウトの悪寒
384名無しさん@ピンキー:03/05/09 22:50 ID:5NEkvl/h
というか未完のままフェードアウトなパターソばかりな悪寒
385名無しさん@ピンキー:03/05/09 22:55 ID:Zi/mkK5u
そ、そんな・・・・・・・・・
ちゃんと完結したSSだってあったじゃないかっ。
386某板805:03/05/10 01:08 ID:YBnj6d6t
>>384
ふ、不定期ですが頑張りますよ〜ヽ(;・∀・)ノシ
387名無しさん@ピンキー:03/05/10 16:00 ID:QjifM6bC
>>386
がんがってくだしぃ(・∀・)
388とごたん:03/05/10 19:15 ID:zmurCLq2
何気に俺もSS書いてみようかなと思っているんですがどうでしょう(´・ω・`)
魔法みたいなファンタジーものがなかったので
そっち系のジャンルとかいいかな、と思ってんですが。
ってかまだちゃんと構想練ってはいないんですけどね
いつ投下できるかも不明だし(´・ω・)
389380:03/05/10 21:25 ID:PgPm+Qgs
>>388
老婆心ながらに忠告。
とりあえずエロシーンかいてみれ。それの前後の話が思い浮かばなければあきらめるべし。
書きたいところまでは書けるけど、そのシーンが終わると気抜けしちゃうんだよね。
それで、途中までは気力で書けるけれど、最後までもたないと。

最後まで書き抜くってのは、書き始める以上にパワーが必要です。
漏れも、エロシーンだけの作りかけ話が何メガあることやら。
それよりも何よりも、人に聞いている暇があったら書き始めるべし!
あとは、投げ出さずに最後まで書き上げることができれば、あなたもいっぱしの物書きです。

>>386
とりあえず、次よろしく。漏れは6月までは書けそうもないので。
ぬとぬとのシーンの描写に時間食い過ぎ‥‥
某板805たんのエロは粗いけどエロくてハアハアなんだよなー。
漏れも見習いたい。マジで。
390名無しさん@ピンキー:03/05/11 12:47 ID:v1IpItFT
まあエロシーンだけでも良いものだったら脳内補完で逝けますが。
391名無しさん@ピンキー:03/05/11 18:15 ID:ulvJAtJd
392名無しさん@ピンキー:03/05/12 13:24 ID:YZiKiWXj
>>391
導入部しか、まだ無かったよ。(´・ω・`)
393とごたん:03/05/13 18:41 ID:jddxdWOS
>380氏
ハゥ!(;´Д`)
忠告ありがとうございます。
しかしエロシーンだけで何メガも……。
頭が下がる思いですな。

仕事で時間をとるのが困難なのでなかなか文が進まない。
ただでさえすすまない筆が。
アドバイスをいただいたので、まずはエロシーンから書いてみようと思います
頑張ってみます。企画倒れ?いやいや……
394sage:03/05/15 22:34 ID:iGWe2XfD
sage
395名無しさん@ピンキー:03/05/16 22:57 ID:8DL0K6qy
396名無しさん@ピンキー:03/05/18 01:18 ID:IXcJXxaz
TSって素敵やん
397名無しさん@ピンキー:03/05/18 09:24 ID:yccbzusU
ご主人様、ナイス!
398名無しさん@ピンキー:03/05/19 23:43 ID:HmcrwHBH
父無したん…
399sage:03/05/20 08:53 ID:EA6NbXvT
400名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:39 ID:rNFLYZBu
保守は上げるべきか?

とりあえず400げt
401通りすがりの奈落:03/05/22 01:01 ID:YUqCeeMp
板を拝見させていただきました。
皆さんの萌えに嵌まるか判りませんが
以下に「Vスキン」を寄稿します。
402あぼーん:あぼーん
あぼーん
403Vスキン:03/05/22 01:02 ID:YUqCeeMp
 俺の下で女が喘いでいた。
 腰をグラインドさせ、快感を貪る。
 女の膣は程よく俺自身を締めつける。
「いくぞ!!」
 俺は自らの精を女の中にぶちまけた。
 女も嬌声を上げ、達したようだ。
 深く息をして満足げに微笑んでいた。

「ねぇ」
 女が言った。
「スキンを着けてみない?」
「俺は直が良いんだ。スキンは感度が鈍る。」
「すごいスキンがあるの。あそこの感覚を何十倍にも高められるそうよ。」
「本当か?」
「ねぇ、試しに着けてみない?」
「しゃぁねぇなぁ。そこまで言うんなら着けてやるよ。」
 女はいそいそと枕元からケースを取り出した。
「これは『Vスキン』といって特殊な加工がしてあるの。着け方にコツがいるからあたしに任せてくれない?」
「好きにしろ。」
 俺はベッドに仰向けに転がった。
 女は俺の股間に潜り込んだ。
 スキンをムスコに被せる。
 先端から根元まですっぽりと被われた。
 さらに…
「なんだよそれは?」
「これが、このスキンの特徴なの。袋からお尻の穴まで被い尽くすのよ。」
 玉袋がスキンに包まれる。
 そして、尻の穴に終端が挿入された。
「薬が廻る間、少し痛いかも知れないけど我慢してね。」
 その途端、ぎゅっとムスコが締めつけられた。
 それはぎゅうぎゅう押し込めるようにムスコの頭から根元まで全体を締めつけるのだ。かなりの痛みを伴っている。
 俺は天上を見つめ、その痛みに堪えた。
404Vスキン:03/05/22 01:06 ID:YUqCeeMp
 やがて、ふっと痛みが消えた。股間に痺れが残っているが、スキンの装着感も全くなかった。
「じゃぁ、いくわよ。」
 俺の股間に潜り込んだ女が言った。その直後、亀頭の先端から強烈な刺激が俺の身体を貫いていった。
「うっ!!あうっ!!」
 俺は思わず声を上げていた。
「どお?凄いでしょう?」
 それは、痛みと快感を伴った強烈な刺激だった。確かにスキンを着ける前の数十倍の刺激があった。しかし、それ以外には何も無い。股間にその存在を主張するムスコの憤りが感じられないのだ。しかし、女は更に刺激を繰り返す。次第に俺の股間が熱くなっていった。
 汗が吹き出るように湿度が高まる。

 たらりと股間を雫が溢れた。

「そろそろ良いようね。じゃぁ、次に行くわよ。」
 女は尻の割れ目から指を滑らしてきた。お尻の穴を通り越す。
 湿り気を帯びた股間に女の指が突き立てられた。
「???????」
 女の指が俺の胎内に潜り込んでいた。
 女は指先を曲げ潤った肉壁を撫で廻す。
 それは『男』にはある筈のない器官だった。

「あうっ!!う〜〜っ!!」
 俺は声を上げていた。Gスポットと呼ばれるのであろう所を刺激されたのだ。
 女の指は確実に快感のポイントを責めたててくる。それは『女の快感』なのだろうか?俺は女のように喘ぎ、悶えていた。
 果てる事の知らない快感の渦に呑み込まれてゆく。

 頭の中が真っ白になった…
405Vスキン:03/05/22 01:06 ID:YUqCeeMp
 俺はしげしげとそれを眺めていた。
 俺の股間からムスコの姿は消えていた。
 替わりに女の肉襞がそこにあった。
 さらにその奥には膣まで形作られているのだ。

 気がついた時、女の姿はどこにもなかった。
 Vスキンのケースだけがそこに残されていた。
 ケースには注意書きがしてあった。
 ・Vスキンを外すには専用の剥離剤が必要
 ・一度外したVスキンは再使用できない
 ・Vスキンを長時間着用する場合は排泄物が残らないように清潔を保つこと

 そんな注意書きを読んでいると、途端に尿意を覚えてきた。
 Vスキンを外せない事を覚悟した俺は便器の前で一瞬躊躇したものの、便器の上に座った。
 張っていた気を緩めると、股間から小水が迸った。
 ウォシュレットのダイヤルをビデに合わせ股間を洗浄した。
 ペーパーで股間を拭う。
 ムスコが居ない侘しさがこみ上げてきた。

 部屋に戻り、服を着た。
 鏡に映る俺はいつもの『俺』だった。
 その股間が『女』になっていることなど想像もつかない。
 Vスキンのケースをポケットに入れ、俺はその部屋を後にした。
406Vスキン:03/05/22 01:07 ID:YUqCeeMp
 ようやくVスキンの剥離剤が届いた。
 かなり大きな箱で届けられた。
 開けると送付状と思われる1枚の紙切れの下に、待ち焦がれた剥離剤があった。
 しかし、箱の大半のスペースは『試供品』と印刷された箱に占められていた。
 さらに、その下には分厚い通販カタログが入っていた。

 俺は案内状に目を戻した。
 御買上有り難う御座いますの月並みの挨拶文に続いて、
『Vスキンの剥離の前に是非とも弊社の試供品をお試し下さい。今までにない快感を得ることができます。』
 とあった。
 その試供品の箱を開けると、中から出て来たのはバイブレータだった。
 ただで貰えるものであっても、男の身体では使い道がない。(一部の特殊な嗜好の人たちは除くが…)
 せっかくだからと、俺はVスキンの剥離を明日まで延期する事にした。

 そして夜が来た。
 シャワーを浴び、丹念に股間を洗い流す。
 なにも無い股間。
 それも、今夜までだ。
 そして、最後に味わう未知の快感…
 考えただけで、俺の股間が潤んでいた。

 ベッドの上でバイブを手に取る。
 初心者?向けか、幾分か小振りに出来ている。
 既に俺の股間は準備が済んでいる。
 バイブを逆手に持ち替え、仰向けに横たわる。
 膝を立て、股間を広げる。
 その先端を割れ目に押し当てた。
 ズブズブと抵抗らしい抵抗もなく、俺の胎内に滑り込んできた。
 殆ど根元まで挿入された。
 俺は身体の中にその存在を感じていた。
 そしてスイッチを入れる…
407Vスキン:03/05/22 01:08 ID:YUqCeeMp
 一瞬の事だった。堤防が決壊するように、快感が一気に押し寄せて来た。言葉に表現する暇もない。俺の下腹部を起点に快感の洪水が全てを押し流していった。

 ヴ〜〜ンと微かな音が聞こえる。
 静寂が訪れていた。
 その微かな音だけが、俺の内から漏れ出している。
 その音と供に、心地好い振動が伝わってくる。
 アタシの内でそれは蠢いていた。
 膣壁を、子宮を、骨盤を通して快感が伝わってくる。
 これが『女』の快感なのだ。
 アタシは快感の波に揺られ、再び微睡み始めた。

 目覚ましの音に起こされた。
 俺は身体にこびりついた汗と体液を冷たいシャワーで洗い流した。
 そのままトランクスを穿いた。
 まだ、股間はVスキンを装着したままだ。
 俺は剥離剤をごみ箱に投げ込んでいた。
 替わりに通販カタログで「立ちションの出来る疑似男根」を注文していた。
 これで昼間の間は『男』として生活できる。
 逆に『夜』になると、俺はどんどん『女』に近づいていった。
 通販カタログで様々なアイテムを購入してゆく。
 リアルバスト
 女顔マスク
 音声変換機
 生理体験剤
 体格補正下着
 :
 :

 俺は通販のカタログを手放せなくなっていた。
408Vスキン:03/05/22 01:08 ID:YUqCeeMp
 俺は街を歩いていた。
 若い男が声を掛けて来る。
 俺の事を『女』だと信じて疑わない。
 ホテルのベッドで、俺は男に抱かれていた。
 挑発するように喘いでやると、男は快感を貪るように腰をグラインドさせる。
 俺は膣の力を巧みに操り、程よく男の男性自身を締めつけてやる。
「いくぞ!!」
 男は自らの精を俺の中にぶちまけた。
 俺も嬌声を上げやる。
 そして深く息をして満足げに微笑んでやった。

「ねぇ」
 俺が言った。
「スキンを着けてみない?」
「俺は直が良いんだ。スキンは感度が鈍る。」
 以前の俺と同じ事を言っていた。
「すごいスキンがあるの。あそこの感覚を何十倍にも高められるそうよ。」
「本当か?」
「ねぇ、試しに着けてみない?」
「しゃぁねぇなぁ。そこまで言うんなら着けてやるよ。」
 俺はVスキンを取り出した。
(これでお前もVスキンの虜になるんだ…)
 俺は『女』になったこの男の姿を想像しながら、男の股間にVスキンを装着していった。
 薬が効き始める。
 男は痛みを我慢していた。
 そしてVスキンが定着する。
 男の股間は『女』になった。
(さぁ、新しい世界を見せてやるよ…)
 俺は生まれ変わった男の股間に優しく触れた…

−了−
409名無しさん@ピンキー:03/05/22 01:16 ID:17s5+SiN
新作(*゚∀゚)=3ハァハァ
410山崎 渉:03/05/22 02:12 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
411名無しさん@ピンキー:03/05/22 03:02 ID:AJD9DbhE
ほしゅ
412名無しさん@ピンキー:03/05/22 11:32 ID:0k9tG3o0
>403-408
もしかして奈落さん(「奈落の部屋」)ですか?
文体とかガジェットの使い方とかが結構似た感じだけど…
(違ったら失礼!)
413奈落:03/05/22 19:00 ID:BQc2NhM4
>412
その 奈落 です。  ハイ…
414412:03/05/22 19:34 ID:z05WSe6T
やっぱりそうでしたか。ものぐさなものであまり感想とか送らない方なんですが
奈落さんの作品はいつも楽しく読ませていただいておりました。
思いがけず新作を拝見できるとは…。
415あぼーん:あぼーん
あぼーん
416あぼーん:あぼーん
あぼーん
417あぼーん:あぼーん
あぼーん
418あぼーん:あぼーん
あぼーん
419名無しさん@ピンキー:03/05/23 00:05 ID:/4K2cHFq
いいなあ。落ちまで完璧だー。
奈落様は有名なのですか?
ほとんどここしか読んでないから詳しくないのです。
420名無しさん@ピンキー:03/05/23 02:19 ID:ixX5s4lx
なおとし氏━━━━━━キ(゚∀゚)タ━━━━━━!!

>419
ほれ。
member.nifty.ne.jp/PFB01406/
421名無しさん@ピンキー:03/05/23 02:28 ID:+qs0to+z
奈落さんのサイトはずいぶん昔(というか公開当初?)から見てます。
感想書いたことありませんが、この場を借りて、、、
「あんたイイよ、これからもがんばっておくれよ」

なんか知らんが急に女になってしまって、周りの環境に流されて、心まで女に
なってしまう、、、この手のパターンを書かせたら、日本のネットTS小説界で
イチバンだね。

ほめすぎ?
422名無しさん@ピンキー:03/05/23 03:38 ID:jNw66JTd
奈落さんて。。。整理が苦手なんでつか?
423名無しさん@ピンキー:03/05/23 05:37 ID:/4K2cHFq
>>420
ありがとうございます。

(・∀・)イイ!!
424名無しさん@ピンキー:03/05/23 08:47 ID:kbDcrdHu
漏れも奈落氏の作品好きだから
すぐに氏だとわかったよ
時々投稿してもらえるとうれスィ
425名無しさん@ピンキー:03/05/24 02:10 ID:/YwAHPw6
奈落氏(・∀・)イイ!!

ところで父無したんは…
426380 ◆PKEHY060jY :03/05/24 21:51 ID:5deNj9/s
乳無したん、かむばっくぷりーづ‥‥
427名無しさん@ピンキー:03/05/24 23:40 ID:mZt6hZwf
蘇芳たんが大好きなんでつが某板805たんは何処へ?
428名無しさん@ピンキー:03/05/25 01:29 ID:jJhICWvD
Part5の頃の、連日誰か彼かのSSが投下されてた時期が懐かしい・・・・
429名無しさん@ピンキー:03/05/25 02:47 ID:H1xtbiEY
TSえろげラッシュも一段落して総合スレも静かになっちゃったし
あのころはヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
430某板805:03/05/25 04:29 ID:eB9NizyT
そんなことより>>427さん。ちょいと聞いて下さい。
1回分書き終えたんです。20レス一気に埋まるくらいの。
で、展開の辻褄合わせが当初思っていたのと違う方向へ行っちゃったんです。
あんまエロくなかったですし。もう書き直しですよ(;´д`)
今書きますゆえ、なにとぞしばしお待ちを……(´・ω・`)
431名無しさん@ピンキー:03/05/25 05:29 ID:erUqtG8w
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(  ゜)キタ!( ゜∀)キタ!!( ゜∀゜ )キタ━━━!!
待ちますゆえ、頑張ってくだされ!。
432名無しさん@ピンキー:03/05/25 09:20 ID:vFtsV8bG
前スレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
433奈落:03/05/26 18:38 ID:hII//YSo
>414,420,421,422,424,425
皆さんRESありがとう御座います。

>421 ほめすぎ?
ほめすぎですよ。

>422 整理が苦手なんでつか?
整理する時間があったら書いている方なので…

>424 時々投稿してもらえるとうれスィ
お約束は出来ませんが…
自分のHPに新作を上げました。
 //member.nifty.ne.jp/PFB01406/imgk_06.htm
434名無しさん@ピンキー:03/05/27 00:23 ID:0YhUWM8y
>>430
がんがれ。可愛い可愛い蘇芳たんをまってまつ。
435乳無しさん@ピンキー:03/05/28 07:40 ID:3GHrGuIW
>>284
 どれくらいの間、キスを続けているのだろう。心の気持ちは少しづつ落ち着きはじめているものの、
涙のほうは一向に止まる気配を見せない。
 心自身にも、「男は泣いたりしちゃいけない。めそめそするのは格好悪い」という思いがあって、
懸命に涙を止めようとしてはいるのだが……だからといって、そう簡単に止められるものでもない。
 龍鬼は唇をいったん離すと、心の目尻に当てて涙を啜りだす。
 いくら涙を啜っても、あとからあとからじわじわと、透明なそれは溢れてくる。
「ごめんね。僕が余計なことをしたせいで、つらい目に遭わせて」
 ベッドサイドに放置されていたカップを手に取ると、心の飲みかけのミルクを一口含んで、
龍鬼はふたたび口付けをする。
 ほんの少量づつ、心の口にミルクが注がれていく。
 それをすぐには飲み込まず、舌をつかって唾液と混ぜ合わせるようにしながら、ゆっくりと味わう。
 二人の唾液とミルクの合わさった液体が、お互いの口内を何度か行き来するうちに少しづつ消えていく。
 絡み合うものが舌だけになってしまうと、龍鬼は唇をはなした。
 別れを惜しむかのように、白く濁った粘液が糸を引きつつ、ゆっくりと切れていく。
 もう一口ミルクを含み、龍鬼は同じことをくり返す。口移しでミルクを与えながら、頬の内側や舌の裏側、
心の口内のすみずみまで愛撫してやる。
 心は瞳を閉じ、龍鬼の舌をただただ迎え入れるだけ――。
 息をしゃくり上げるたびに鼻や咽喉が、子犬のようにきゅんきゅん鳴ってしまい、情けない事この上ない。
 ちょうど四回くり返したところで、カップは空になった。
 ミルクが無くなっても、二人のキスは終わらない。鼻先を押し付けて擦り合わせるようにしながら、
夢中で舌を絡めあう。
「こぼれちゃったね……綺麗にしてあげる」
 いつに間にか二人の口の端からミルクがこぼれ落ち、首筋を伝って、心の胸元にまで流れていた。
 龍鬼はそれを舌で舐め取っていく。首筋を通りすぎて、胸のあたりに舌が触れる。
「やぁ…」
 小さな胸を庇うように、心は両手で抱えて隠す。
436乳無しさん@ピンキー:03/05/28 07:43 ID:3GHrGuIW
>>435
 両腕で抱えられたために、ささやかながらも一応谷間らしきものができた心の乳房。
 その谷間に唇を当て、龍鬼は残りの液体をすばやく啜りこんだ。
「ほらね? もう終わったよ」
 心の頭を撫でてやりながら、微笑みかける龍鬼。
 意外なほどあっさり終わったので、心はどう反応したらいいのか分からず、龍鬼の顔を見つめている。
 ――と、龍鬼の口元にもミルクがついていることに気付く。
 お返しのつもりなのか、それとも、ただ単純にもっとミルクが欲しいだけなのかは分からないが、
 胸を抱えていた腕をほどくと、龍鬼の首にしがみついて、まるで子猫のように龍鬼の口元を舐めはじめる。
 小さな舌が、龍鬼の唇やその周辺をちょこちょこ動きまわると、すぐにミルクは無くなった。
 そのままぴたりと龍鬼の耳に口をつけ、小さな声で何事か囁く。
「…………」
 龍鬼は微笑んで、
「――うん、分かった。連れて行ってあげる」
 真っ赤になって視線をそらし、心はこくんと頷きかえす。

 **

 軽々と心を抱き上げ、龍鬼は扉を目指して歩いていく。
 扉の向こうは、先ほどまで居た寝室とほぼ同じ大きさの部屋。
 たぶん居間なのだろう。テーブルとソファーが中央に置かれており、趣味の良い調度品がそこかしこに
配置されている。部屋には誰もおらず、正面と向かって左とのそれぞれに一つずつ扉がある。
 やっぱり此処には、見覚えがあるような気がする――と、心は思った。
 龍鬼は左の扉へと進んでいく。
 着いたところは洗面所にトイレ、さらに奥へと扉は続く。この並びからするとバスルームだろうか。
 トイレの真正面で、心は下ろしてもらう。
437乳無しさん@ピンキー:03/05/28 07:45 ID:3GHrGuIW
>>436
「着いたよ」
 龍鬼はニコニコしながら心を座らせる。
「…あの」
「ん?」
「…出ていって、ください」
「どうして?」
 なぜか意外そうな顔で、龍鬼は訊ねてくる。
「どうしてって…そんなの、決まってます…………はずかしいです…だから」
 吐息がかかるほど近くにいても、耳をすまさなければ聞き取れないくらいに小さな声。
「どうして恥ずかしいの? 僕たち、男同士じゃないか。恥ずかしがらなくても、大丈夫だよ――ね?」
「それは、それはぁ……だけど、でも…そんな……こんなの」
「大丈夫――おしっこだったよね? 何もしないから、安心して」
 腰を屈めて心を抱きしめると、龍鬼は唇を塞いでしまう。ガウンの裾をまくり上げて下半身を露出させ、
お腹を優しくさすりはじめる。
「ん、んぅ……んん、ん」
 抵抗したくても、心の手足はうまく動かない。龍鬼のキスは、先ほどから相変わらず『美味し』くて、
『なでなで』は気持ち良い。身体――肉体的には、まるで不快なところなどありはしないのだ。
 けれどだからといって、彼に抱かれたまま『して』しまうわけにはいかない。
 いくらなんでも、
(や……こんなのヤダよぉ。はずかしい……はずかしいよぉ)
 だが考えてみれば、龍鬼の先の言葉もあながち間違いとは言い切れない。本当に『男同士』であるのなら、
小用くらい見られたところで、さしたる問題にはならないはずだ。だいたい、公共施設・駅・店舗などの、
不特定多数が利用する男性用トイレにおいて、小用便器はとなり合って設置されているのが一般的なものだ。
438乳無しさん@ピンキー:03/05/28 07:49 ID:3GHrGuIW
>>437
 しかしながら、こういう点がいわゆる『お坊ちゃん育ち』の、さらにその上をいく甘えたい放題で育てられた、
心という人間の『心らしい』ところなのだから仕方がない。実をいえば、心はもともと男だったときから、
個室でないと用を足すのが苦手であったほどに、『繊細な子供』だった――だった、と言うべきだろう。
 なぜなら、現在の――女の子になる直前までの心は、そういう点を『克服』していたから。
 黒姫家の――つまりは母の『躾』はたしかに厳しいものだったが、それはあくまで礼儀作法やマナー、
道徳や倫理などに関する部分であり、それ以外では、むしろ過剰すぎるほどの愛情を注がれて心は育った。
 心の暮らす町の住民たち、なかでもとりわけ富や権力など、ある種の『力』に恵まれた旧家の連中にとって、
重要かつ特別な存在である《カミサン》を祀る、『御子』の血筋――黒姫家。
 その黒姫家の『御子』であり、跡取りでもある心は、周囲の大人たちから特別中の特別扱いを受けてきた。
 望むものは何でも、ほぼ全て間違いなく与えられたし、よほど道義に外れた真似をしない限りは、
叱られることも滅多になかった。基本的に『お行儀良く』さえしていれば、何をしても許された。
 心が望んでも得られなかったのは、友達――同性・同年代の友人くらいのものだ。
 けれども幼いころは病弱だったこともあって、いつでも母と一緒だったし、周りには常に使用人たち――彼ら、
いや、彼女らはほとんどが女性であり、黒姫家の子供たちは彼女らを『姉や』と呼んでいた――がいてくれたから、
友達のいない寂しさを特に感じることもなかった。それに学校――I学園の幼稚舎や初等部の低学年の頃――には、
病気で休みがちでまともに通うことができなかったため、友達ができないのは「仕方がないことだ」と思い、
心本人もそれで納得できていた。
 幼いころの心には、『男の子の友達』は一人もいなかった。
 身の周りで男といえば、父や祖父、それに旧家の優しい『おじさま』や『おじいさま』たちだけだった。
 だから心は、歳の近い『男の子』がずっと苦手だったのだ。
 そして、いまの心はその頃の、幼いこころに『戻って』しまっている。
439乳無しさん@ピンキー:03/05/28 07:51 ID:3GHrGuIW
>>438
(いや……いやぁ…)
 心は漏らさないよう、一生懸命に我慢している。
 『あそこ』に意識を集中して、おしっこが出てしまわないように身体を強張らせている。
 お腹をさする龍鬼の手の動きが、変化していく。撫でるような動きから、手の平をおしつけて、
そっと揉むような動きへ。さらに空いているもう片方の手で、背中もさすりはじめた。
 決して安易に、心の『大切な部分』に触れるような真似はせず、出来うる限り刺激の少ない方法で、
心を安心させようとしている――らしい。
 かたく強張っていた心の身体から、力が抜けていく。

 ぷしゅ ちょろちょろ ちょろ ちょろろろろろ ちょぽちょぽ ちょぽちょぽ ちょぴ

 我慢しきれずに、心は龍鬼に抱かれたまま『して』しまった。
 もちろんここはトイレなのだから、『した』こと自体には問題が無いと言えるのかもしれない。
 しかし文字通りの『目の前』で、龍鬼にすべてを聞かれてしまった。『見られた』のとは違うことなど、
何の慰めにもならない。
 排泄行為を強要される――もっともこの場合は強要されたとは言い難いが――などということは、
一個の人間にとって身体・精神に受ける『いたずら』のうちで、単純かつ直接的に『犯される』ことよりも、
ある意味ではずっとずっと屈辱的な仕打ちだ。
 ましてや、心は普段こそ、そのような素振りを見せはしないものの、とても『誇り高い』人間なのだ。
 『誇り』は、心を取り巻く様々なものと、自身の内面とに根ざしている。本人は否定するのだろうが、
由緒ある旧家に生まれたという出自も、当然にそれらのうちの一つであろう。
 心のショックをさらに大きくしているのは、排泄行為を見られたのが、これで二度目であるということ。
 一度目は昨日、透子に。そして二度目はたった今、龍鬼に。 
440乳無しさん@ピンキー:03/05/28 08:03 ID:3GHrGuIW
>>439
 心にとっては、透子のような女性――今では年上の『お姉さん』だ――に『悪戯』をされるよりも、
龍鬼のような男の子――同年代の同性――から『辱め』を受ける方が、何倍も悔しい。
 物心ついたころから、いつでも身近にいて、接することにも慣れている若い女性に『おしっこ』を
見られてしまう――それとて充分に恥ずかしいが、もっと小さな頃は『姉や』たちにお風呂に入れてもらったり、
トイレの世話もされたりしていたのだから、ショックはさほど大きくなかった。
 それよりも、ほとんど接したことのない、まるで『知らない生き物』である自分以外の『男の子』に
『悪戯』された――身体を触られ、いいようにあしらわれたことの方が、よほどショックが大きいのだ。

******************************************


 お久しぶりです。乳無しでございます。
現在、本格的にPCが危ない状態になっておりまして、
いつ完全に壊れるか分からない油断できぬ状況になっております。
具体的に言いますと、HDDから頻繁に異音がし、とつぜん勝手に電源が切れたりするような状態です。
ハードのみならずソフト面でも、不安定な状態になっております。
一応いまのところ、応急処置としてOSの修復インストールというのを行いまして、
バックアップをとっておいた文書やら、アプリのデータやらを戻しているところです。
 このまま問題が生じなければ良いのですが、はっきり言って不安です。
ぼろいノートPCな上にまったくの素人なので、HDDの交換すら自分でやるのは不安、
さらには交換のための費用・金銭面でも苦しいという……駄目駄目ちゃんな事この上ないわたくし。
 ともかく、長々お待たせいたしまして、真に申しわけありませんでした。
そして話のほうも、ちっとも先に進んでいません。………やれやれ。
441名無しさん@ピンキー:03/05/28 10:18 ID:+6PW4lgd
心たん・・・・・・待ってたよ。
待ってた間は長かったけど、良かった。くそー。抱きしめてやりてー。
442山崎 渉:03/05/28 13:21 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
443名無しさん@ピンキー:03/05/28 13:28 ID:hfCgs/An
>>440
危ないな。クラッシュの悪寒。
444名無しさん@ピンキー:03/05/28 21:19 ID:xtfCj29b
>>440
クラッシュキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
445名無しさん@ピンキー:03/05/28 23:56 ID:EO70gf4I
>433
遅れましたが新作読ませていただきますた。
イメージカプセルシリーズはまだまだ続きそうですねぇ
がんがってくださいませ。

446名無しさん@ピンキー:03/05/30 03:53 ID:zdmR5oBs
age
447あぼーん:あぼーん
あぼーん
448380:03/05/30 22:10 ID:zbmkScnL
ウィンドウズが駄々こねて、しかもセーフモードでも立ち上がらなくなりますた
再セットアップにも失敗。おまけにファイル構造まで破壊されて‥‥
泣く泣く再フォーマット&クリーンインストール(泣)

バックアップがあると言っても一週間前。それ以降のログやテキストはもう戻らない〜
しかもうっかり亜美の話のディレクトリをバックアップ取り損ねていましたよ
最新のバックアップは3ヶ月前。しかも書きかけの分のみ
ええ、偉そうなこと言っておきながらバックアップミスしてましたよ
途方に暮れながら、どうせ書き直しするつもりだったしと、ぱたぱたキーを打ってます


それから前スレの話ですが、途中で「おちんちん」→「おチンポ」となったのは、
上品にやってられなくなっちゃったんですね
あそこには書いていませんが、最後の方には「おマ○コいい!」とか平気で叫んでます
だけど疑問に思われるのは、全然精進が足りないってことで‥‥鬱だ、吊って氏のう‥‥
449ROMだけど:03/05/31 00:22 ID:LMhtWpgr
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/avideo/1049850485/638-645

勝手にリンク貼ってきた。あとは祈るのみ
450名無しさん@ピンキー:03/05/31 01:36 ID:qQ6159ig
心たん最高。
451名無しさん@ピンキー:03/05/31 03:15 ID:E/+vgXCr
>>449
はあ。
452名無しさん@ピンキー:03/05/31 03:23 ID:P86KCZ1a
>>449
向こうに張ったリンクはどういった冗談でつか?
453名無しさん@ピンキー:03/05/31 05:25 ID:DXiNV872
>>450
………(゜д゜)ハァ?
454名無しさん@ピンキー:03/05/31 05:53 ID:DXiNV872
>>58
ワラタ
455名無しさん@ピンキー:03/05/31 05:53 ID:DXiNV872
誤爆…(´д⊂
456380:03/05/31 08:34 ID:m/sQRHTF
>>449
もしかしてAVにしてくれとか、そういうオチ?
それぞれに好みがあるだろうけど、どんなもんかね。
アニメ、マンガ、実物萌えなどいろいろあるけど、私はどうかなと思うぞ。
人から見れば気持ち悪いと思われることも多々あるしね。

ここはsage推奨からもわかるとおり、コソーリやっていくスレなんだよね。
でなけりゃ、保管庫とかも大々的にリンク張ってもらっているよ。
いまだにぐぐるさんに引っかからないくらいだし。静かにして置いて欲しいな。
457450:03/05/31 10:03 ID:qQ6159ig
>>453
すいません。
>>449が勝手に張ったせいでご迷惑だったかもしれませんが
勘弁してやって下さい。
俺ら変態はsageで職人さんを待ちつつコソーリやってるんで。
すいませんでした。

荒れたらどうしよう(つД`)
458名無しさん@ピンキー:03/05/31 11:26 ID:Gt2+cWoU
何でこいつが謝るのか理解できないのですが。
459名無しさん@ピンキー:03/05/31 18:36 ID:K1wXLW1s
さ、盛り上がってまいりました。
460450:03/05/31 19:34 ID:qQ6159ig
今気づいた。
>>453って>>449のゴバクだったのね(つД`)

てっきり向こうから誘導された人に、俺が難癖つけられたと思って、
謝っちゃったよ。
混乱させてごめんね。>>458
461名無しさん@ピンキー:03/06/01 01:46 ID:G+Po9c2q
父無したん、続き待ってます。
クラッシュしないように祈ってます。
462名無しさん@ピンキー:03/06/01 16:35 ID:/MdnK9gv
>>460
すごい発想の飛躍だなw
463sage:03/06/04 02:08 ID:t0uTZohh
保守
464sage:03/06/05 01:46 ID:a/ITxFwx
ほしゅ
465名無しさん@ピンキー:03/06/05 03:25 ID:uPqBBb+i
380さん、すげーや。ありゃぁ新境地だね。
466乳無しさん@ピンキー:03/06/05 03:31 ID:fTkeD+Dq
>>440
 心の瞳に、ふたたび涙が滲む。だが、泣いてしまうのは癪なので懸命に堪えている。
 龍鬼は、唇をほとんど触れあわせたまま微かにずらし、
「綺麗にしないと――ね」
 唇の動きで、心にはこのように伝わってきた。
 サイドにある操作パネルの上で、龍鬼の片手が素早く動く。
「んんっ!」
 最弱に調整された温水が一定のリズムを刻みながら、心の大切な部分に優しくぶつかってくる。
(…ちがっ…あ…ちがうぅ…)
 おしっこの穴とは違うところに、生温かい水がしっとりとしみ込んでくる。
「んぅ……ん、んん、んうぅ!」
 龍鬼は明らかにワザと、洗うべきところとは違う部分に温水を当てている。
 柔らかな水の舌が、膣口を舐め上げて胎内にまで染み入ってきたかと思うと、今度は尿道口へと移動して、
そちらの穴もそうっと突いてくる。
 少しづつ水流を操作して、『お花』のさまざまな部分をじっくりと時間をかけて嬲っていく。
 たっぷりと1分近くの間、心の敏感な部分は温水にさらされ、弄ばれ続けた。
「ちゃんと綺麗になったかな?」
 龍鬼はようやくウォシュレットを止め、唇を離した。跪くと、目線がちょうど心の胸のあたりにくる。
「確かめさせてもらうけど――いいよね?」
「え? やっ……いやです! もう、もうきれいになりました」
 心は両膝をぴたりと閉じあわせ、さらに股間を手で覆い隠す。
「んー、でも――でもやっぱり、ちゃんと見て確かめないと。女の子は――心はとくにデリケートなんだから、
身体を清潔にしておかなくちゃ。病気にでもなってしまったら、大変だからね。それに、お姉さん方から心をお預かりして、
任させて頂いてるのは僕なんだ。万が一のことでもあったら、申しわけが無いよ――ね? お願い」
 心の膝上に手をつき、上目遣いに見つめながら龍鬼は言う。顔立ちの整った彼がこんな態度をとると、
まるで女性のよう――心の好む『お姉さん』のような感じさえ受けてしまう。心にはこころなしか、
龍鬼の瞳が、微妙にではあるが潤んでいるようにも見えた。
467乳無しさん@ピンキー:03/06/05 03:32 ID:fTkeD+Dq
>>466
「えと、あの…」
 なにか、自分の方が我がままを言っているようなばつの悪さを感じて、心は対応に窮している。
 その隙をついて、龍鬼の手が太ももの間に滑りこんできた。心は別に痩せ過ぎているわけでもないのに、
膝を重ねて組みでもしないと、どんなにしっかり肢を閉じても隙間ができてしまう。
 龍鬼はそこに手を差し入れて、太ももを開かせようとする。
「ごめんね。何もしないから、少しだけ我慢しておくれ」
「やだぁ! いや、いやだよぉ! 見ないで…見ないでよぉ」
 懸命に力を入れて抵抗するが、軽々と苦も無く、股を開かされてしまった。
「そうだ。まずは、おしっこから確かめないと――」
 龍鬼はトイレの中を覗きこんで、
「うん。異常は無さそうだね――心、昨日のことだけど……お腹とか、強く叩かれたりしなかったかな?」
 龍鬼はいかにも訊きづらそうな、「嫌な事を思い出させたくない。だが、聞いておかなくては……」といった面持ちだ。
 もしも昨日の中年男に襲われた時に、お腹に強い衝撃などを受けていた場合、今の『心』のヤワな身体では、
内臓に重大なダメージを負ってしまう危険がある。龍鬼が危惧しているのはその点なのだ。
 真剣に、全くやましい感情など無しに、龍鬼は心のことを気にかけている様子だ。
 それがはっきりと伝わってきて、心は恥ずかしいながらも、抵抗するのは我慢したほうが良いのではないかと、
そう思い始める。
「う、うんと……えと、ええと」
 おどおどしながらも、昨日のことを思い出そうとする。
 しかし、いまいち良く思い出せない。龍鬼との間にあったことなら、大部分を覚えているのだが……。
 龍鬼の顔が目の前にあるせいで、尚更に、彼との『情事』ばかりが頭に浮かんできてしまい、
心は恥ずかしさで叫び出したくなってしまう。
「あの、あの…あ…だいじょうぶ、だと…思います。お腹、たたかれたり…してません」
 顔を真っ赤にして、指先で唇をせわしなくいじりながら、おぼろげに思い出したことを告げる。
468乳無しさん@ピンキー:03/06/05 03:33 ID:fTkeD+Dq
>>467
「そう――良かった…良かった」
 心のお腹に手を当てて、龍鬼は安堵の溜息をつく。
「いや、実はね。昨日のうちに、田崎先生にも言われていたんだ。できたら確認しておくように――って。
いま見た感じだと、おしっこにも異常はないみたいだし、本当に良かった…」
 龍鬼の表情がくしゃっと歪んで、目元から涙がこぼれ落ちた。
「…あれ? ははっ…何で僕、泣いてるんだろう。ははは…可笑しいよね。男のくせに泣いてしまうなんて、
心はこんな奴……情けない奴は嫌いだよね。ごめん、すぐ止めるから……」
 照れ隠しのつもりなのか、龍鬼は涙をこぼしつつも笑顔をつくる。
 或いはもしかすると、本当に、本気で、泣いていたら心に嫌われると考えているのかもしれない。
(どうして? どうして?)
 何故この人はこんなにも、泣いてしまうほど自分を――女の子の『心』のことを心配してくれるのだろう?
 彼は強い人だと――同時に、冷たい人だと――心はそう思っていた。昨日の中年男を始末したときも、
そして、つい先ほど吉野を見下ろしていたときも、龍鬼は恐ろしいほどに冷たい眼をしていたから。
 あのときの龍鬼からは、感情というものがまるで読み取れなかった。
 しかも決して、無理をしてそういう風に振舞っている感じはしていなかった。
 ただ単純に、最初から、何ものにも左右されない不動の、凍りついたこころを持っている人間なのだと――
たぶん彼は生まれつきに、本質的にそういう人間なのだろうと、心は解釈していた。
 それなのに、それなのに――だ。
 どうして彼が、『その』龍鬼が、自分――家柄が少々良い程度の、ただの女の子である『心』――のことを、
ここまで気にかけるのだろう? どうして、『心』のために泣いてしまうのだろう?
 確かに自分は、大昔から《カミサン》を祀ってきた黒姫家の、それも『御子』という役目にある人間だ。
 いわば、ワケの分からない宗教じみたものの『教祖』とでも言うべき存在。
 そのおかげで、『信者』にあたる旧家の人々からは、本人が望もうが望むまいがそのどちらにもかかわらず、
いろいろと特別扱いをされてきた。
469乳無しさん@ピンキー:03/06/05 03:35 ID:fTkeD+Dq
>>468
 龍鬼は心のみたところ、ほぼ間違いなく、旧家の人間だ。
 よって、心を特別扱いしてくるのは、ある意味で当然といえるのだろう。
 だがいくらなんでも、こんな風に泣いてしまうほど、心配してくれる必要はないはず――と、心は思う。
 今だって一応のところ、心の無事は確認できているのだ。身体にも目立った異常はみられないし、
精神的にも、別に問題はない――心本人がそう判断しているだけで、実際はかなり幼く『戻って』いるのだから、
それを感じ取れる人間が判断すれば充分に異常なのだが、それは別の問題だ。
 とにかく、龍鬼がこんなにも自分のことを心配してくれる理由が、心は気になってしょうがない。
(どうして、泣いてるの?)
 いままでとは違ったかたちで、心は龍鬼のことが気になり始める。
 それはいわば、龍鬼から受ける刺激で、何かを『思い出す』のではないかという、
自分のことが原因となる『注意』ではなく、龍鬼本人、つまり彼そのものに対する『興味』だと言えるだろう。
(……たつき)
 こうしてあらためて龍鬼を見ていると、やはりなんと言うか『綺麗』な顔をしている。
 自分がもしも「綺麗な顔をしている」などと言われたら、以前なら『男として』腹を立てたかもしれないが、
でも今は確かに「ああ、そうかぁ。他に言い方…言葉がないんだ……」などと納得できてしまう。
 それに何度も感じてきたことだが、龍鬼は誰かに似ている。しかし誰なのかは、いまいち思い出せない。
(かわいそう……)
 龍鬼の涙を見ているうちに、心はなんだか気の毒になってきた。
 男の子は、『よほどのこと』がないと泣かないものだ――と、心は考えている。その『よほどのこと』が、
龍鬼のばあいは『心』のこと――つまりは、今の自分のこと――なのだ。
 泣いているところを見られるのは、恥ずかしいだろうな――という考えもあって、心は、自分が龍鬼を
泣かせてしまったような気がしてきた。
「いい子、いい子」
 そっと手をのばして、龍鬼の頭を撫でる。いままで、何度も龍鬼がそうしてくれたように――。
470乳無しさん@ピンキー:03/06/05 03:36 ID:fTkeD+Dq
>>469
「……心」
 龍鬼は心地良さそうに目を閉じた。
 両側から挟みこむようにして彼の頬に手をそえると、心は涙を舐めとっていく。
 涙をきれいに舐めとってしまうと、小さな胸にきゅっと押しつけるように龍鬼の頭を抱きしめ、
髪を撫でてやる。
「いい子、いい子。泣かない、泣かない」
「……」
 龍鬼はされるがままに、大人しく心に撫でられている。
(たつき、なんか……猫みたい…信綱みたい……なんか、かわいい)
 胸に感じる龍鬼の重みと体温が、心に、いつも自分に甘えてくる愛しい家族を思い出させた。
「よしよし、いい子、いい子……」
 犬や猫などの、動物を愛しいと思う気持ち――そして、小さな子供を愛しいと思う気持ち。
 それらはとても近いところにあって、けれど厳密には、まるで違うものなのかもしれない。
 人が己の子を――或いはまた他人の子をも――愛しいと感じ、守りたいと思うこころ。
 それを男が持てば父性、女が持てば母性と呼ばれるのかもしれない。
 では、犬や猫を愛しいと思う気持ちは?
 母性とも、父性とも呼ばれることはないだろうし、わざわざ区別しようとすることもないのだろう。
 それならば、いま、心が龍鬼にたいして感じている気持ちは?
 これは父性なのだろうか? それとも母性なのだろうか?
 心には、自分が龍鬼に感じた『愛しさ』がどういうものなのかを判断する必要も、つもりもない。
 ただ少なくとも、腕の中に抱いた少年を、『かわいい』と感じていることは間違いない。
「……ありがとう…心」
 小さな身体にすがるように、龍鬼の腕が心の腰に廻された。
 二人は、まるで母と子のよう。
 その身は、いまだ幼さを色濃く残す少女にすぎないというのに、倍近くも大きな身体の少年を抱く姿は、
確かに『母』を感じさせた。
471名無しさん@ピンキー:03/06/05 06:49 ID:uPqBBb+i
心たんもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! 
472名無しさん@ピンキー:03/06/05 16:06 ID:meH2DIxW
信綱と書かれて上泉信綱を想像してしまた…
473380:03/06/06 07:48 ID:8leTWoyW
乳無しさんキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

うちの穴埋めの話は、あと3回くらいで終るかな?
クリスマスものと、二重螺旋の中間くらいの量になりそうです。
えっちシーンのノリ次第で、もう1回くらいは増えるかもしれないけれど。

亜美の話は全然進まないですねー。とほー。
えっちシーンの流れがうまくまとまらず、苦戦中。
その分、穴埋め話が進むんだから、力の配分を間違えているのかも。

そういえば前に紹介された月姫の強制女性化話のページですが、オリジナルでいくつか強制女性化話が出ていますね。
もしかして作者の人もここを見ていたりして(w
リンクをたどればわかるはずなんで、興味のある人はぜひ。面白いです。
474名無しさん@ピンキー:03/06/06 12:21 ID:jLGTVRGD
380さん。配分間違えてなんかいませんよぉ。凄すぎ・・・・・・
475名無しさん@ピンキー:03/06/07 20:38 ID:EN91UJx1
保守sage
476名無しさん@ピンキー:03/06/08 14:53 ID:Akkbaior
473>
263にあるこれかttp://members.tripod.com/htknk-yap/ss/
何気にtoheartの奴もTS物だ
何故263はスプラッタの方を勧めたんだろ?
477名無しさん@ピンキー:03/06/09 02:03 ID:rEY/e+G1
お揚げ
478乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:24 ID:CZl+FO/W
>>470
 さすがに、心のようにいつまでも泣いているということはなく、龍鬼の涙はすぐにおさまった。
 心の胸から移動して太ももに頭を預けたまま、龍鬼は黙って撫でられ続けている。
 ややあって、彼はそっと身を起こした。
「ありがとう……ごめんね――それじゃあ、続きを終わらせてしまおう。ちょっとだけ確かめさせてね」
 さらりと言いつつ、にっこり笑う。
 まだ、確認とやらを続けるつもりらしい。
「あ……。…いたずら、しないで」
 不意をつかれて、心は少し呆気に取られてしまったようだ。
 抵抗も、抗議することさえ忘れて、ただ情けない『お願い』をするばかり。
「もちろんだよ」
 龍鬼は、心の太ももを開かせて、股間に顔を近づける。
「ん。匂いはしないね。一応、綺麗になってるみたい……」
 くんくんと、わざとらしいくらい大げさに、龍鬼は心の匂いを嗅ぐ。
{いつも通り、いい香りだ}
 心の『お花』からは、あいかわらず、甘ったるいミルクのような独特の体臭が漂ってくる。
 匂いを嗅ぎながら、龍鬼はどんどん顔を近づけていき、ひたりと鼻先が股間に触れた。
「や、ん、あん」
 いつの間にか廻されていた龍鬼の手が、心の両太ももを下から掴んで支えるように下半身を持ち上げ、
確認しやすい体勢をつくる。
 鼻の頭がちょうどぴったりクリトリスに当って、擦れる。
「…匂い、だけだと、ちゃんと分からない…よね?」
 すでに龍鬼の唇は『お花』に触れていて、彼が言葉を発するたびに表面が擦れ、吐息がかかる。
「あん! や、やぁ…だめぇ」
 舌先が、膣口から尿道口までを一気に舐め上げた。
479乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:26 ID:CZl+FO/W
>>478
「――ん、うん。おしっこの味は、しないみたいだね。でも、もっときちんとみないと」
 何度も何度もくりかえし、割れ目をなぞり上げるように舌が這っていく。
「う、あぅ…んぁ、あ…やだ、やだぁ」
 ぬるりと、舌先が膣口にかるく潜りこんで、胎内のごく浅い部分で蠢いている。
 入り口の粘膜を押しひろげるように、肉の壁をなぞっていく。
 しばらく胎内を味わった後、舌を引き抜いた。
 今度は、尿道口の方に舌を当てて、円を描くようにしつこく舐めまわす。
 穴のまわりの肉が、ほんの少し膨らんでいる。それを捏ねくるように、舌を押し付けて動かす。
 尿道口をかるく拡げるように、舌を強めに押し付けて味わう。
「――うん。綺麗になってるみたいだ。けど、水が入ってしまったみたいだね」
「……お水?」
「そうだよ、お水。さっきの水がね、心の大切なところに入ってしまったみたいなんだ」
「どこ?」
「おしっこの穴と、それからね、心の大切な『お花』のところの――穴だよ」
「ないもん。そんなの、ない…ないもん。『お花』……穴、ないもん」
「――あるよ。心の『お花』には、ここに小っちゃな穴があるんだよ」
 龍鬼の唇が、すばやく膣口に当てられた。
 舌先をかるく侵入させ、心に『穴』の存在を強く意識させようとする。
「ああん、いやぁ! うそ、たつき、うそつきぃ……ないもん、ないのぉ…」
 そこに穴が存在していることくらいは、いくら幼く『戻って』いようが自分の身体のことなのだから、
心とて分かってはいる。だが認めてしまうと、龍鬼に悪戯されそうな気がして――だから、認めたくないのだ。
「分かる? ここ…だよ。ここに、あるんだよ?」
 舌でちょんちょん突きながら、心に示してみせる。
480乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:27 ID:CZl+FO/W
>>479
「……うん。はい、わかり、ました…だから、もう…やめて」
「さあ、お水をとってあげようね」
 心のお願いを無視して、龍鬼は唇を膣口にぐっと押し付けると、強く吸い付ける。

 じゅる じゅるじゅる じゅり じゅるる じゅるぅ じゅるるぅう

「いやぁ、いや、いや…きたないよぉ……飲んじゃだめ、やだぁ」
 心の胎内に入り込んでいた水を、わざわざ大きな音を立てて啜り、飲み下していく。
 水はもともと大した量ではないから、あっという間に無くなってしまったのだが、すぐには口を離そうとせず、
龍鬼はしつこく音を立て続けた。
 急に強めの刺激を受けたせいで、少しづつ、心の『お花』全体に血が集まり始めている。
「さあ、次はおしっこの穴だよ」
「だめぇ! もう、だめ……なんでぇ? なんで、こんなことするのぉ? いたずらしないって、
いったのにぃ……たつきの、うそつき……いじわるぅ!」
「悪戯? 違うよ。これは意地悪なんかじゃないよ……お願いだから、きれいにさせてね」
「うぅ……ん、んん、あ……や、いや、ん…あぁ」
 クリトリスごと口に含むようにして、尿道口のあたりにかぶり付くと、今度は静かに吸う。

 ちゅう ちゅるちゅる ちゅちゅ ちゅ ちゅう ちゅるる ちゅちゅう

 膣に比べればずっと少ない量の水は、すぐに無くなった。
 かぶり付いたまま、舌でクリトリスを突く。
 敏感な蕾は、すでに充血して膨らみ、包皮からわずかに顔をのぞかせている。
 龍鬼の舌には、感触でそのことが伝わっていた。
481乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:29 ID:CZl+FO/W
>>480
 ぷっくりと膨らんで少し固くなっているクリトリスを、舌で包み込むようにして愛撫する。
「ふ……ん、んあ…あ、あぁ…や、やめ……いやっ! いやぁ…ん」
 心は腰をくねらせて逃れようとするが、もちろん逃げられるわけもない。
 まわりの肉を押し退けるようにして、クリトリスの根本に舌を這わせていく。
 もしも汚れがついているとしたら、龍鬼はそれをこそげ取ろうとでもしているかのようだ。
 むろん、心の『お花』は汚れてなどいない。
 心の身体は、『お花』はおろかそのいたるところ全てが、恋と愛の二人によって手入れがいきとどいており、
いつどこでどのように、然るべき相手と『そういう行為』に及んだとしても決して恥をかくことがないように、
文字通り完璧に磨き上げられているのだから。
「はぁ…う…うぅん、あ、ああ、あはぁ…ん、んぃ、い……あ」
 口をすぼめるようにしゃぶり付いて、女の子の身体に存在する快感を感じる神経の集中した部分のうちで、
もっとも敏感なその一点のみを、龍鬼は執拗に責め立てつづける。
「いぃ、あ……ふ、ふぁ…んぅ、んふ、んふ、んぅう……あ、あぅ…んん」
 心は頬を真っ赤に染め上げ、震えながら声を押し殺す。
 小さなこぶしを握り締めて歯を食い縛り、身体を奔る甘い感覚に飲まれまいと懸命に耐えている。
「ひいっ! …ふぁあ、ひぃ…う、うぁ、ひ…ひぁ、い、んはぁ!」
 我慢しきれなくなった心の口から、悲鳴にも似た吐息が漏れる。
 柔らかな身体が強張りかけた刹那――龍鬼の『攻撃』がピタリと止んだ。
「――うん、これで良いね。すっかり綺麗になったよ、心」
「……あ、あ?」
 あと少しで、心は軽くイってしまう――そんな絶妙のタイミングで、龍鬼は愛撫を終わらせた。
 『焦らす』という点において、これほど完璧な仕事はまずありえないと言えるだろう。
「どう…してぇ?」
482乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:30 ID:CZl+FO/W
>>481
「ん? 何かな?」
 さまざまな意味が籠められた「どうして?」だったというのに、そして、籠められた意味のいくつかは
たぶん『分かって』いるのだろうに、龍鬼は何食わぬ顔で切り返してくる。


 龍鬼は、「どうして?」自分に、つまり女の子の『心』に優しくしてくれるのか?
 優しくしてくれるのに、龍鬼は「どうして?」こんな風に、たびたび悪戯もしてくるのか?
 そしてなによりも、「どうして?」龍鬼に関する『女の子としての記憶』は『思い出す』ことができないのか?


 女の子になって以来、ことある毎に思い出してきた、女の子の『心』としての『記憶』たち――それらは、
何らかの刺激を受けると、ときおり心の脳裡に浮かんできて、一つを思い出せば今度はそれがきっかけとなり、
次から次へと新たに『記憶』を呼び起こしていく。
 恋や愛と過ごす日常生活。
 幼馴染であり、恋人でもある環との接触。
 親しい友達たち――早苗に佳奈美、忍――との、他愛の無い会話。
 本当に何気ないことがきっかけとなって、『記憶』は順調に増えてきている。
 もうすでに、心の中には、女として生まれて歩んできたこれまでの『人生』が、きちんと順をおって、
組み上がりはじめているのだ。
 しかしながら、それはまだまだ完全と呼ぶには程遠い。
 いくつもの大きな『穴』が、まるで虫食い跡のように、そこには存在している。
 たとえば、I学園の高等部に入学した直後から、女の子として『目覚めた』二週間ほど前までの間、
ちょうど周りからは「入院していた」とされている期間のことは、まったく思い出せない。
 龍鬼のことも似たような感じだ。
483乳無しさん@ピンキー:03/06/09 08:44 ID:CZl+FO/W
>>482
 彼の言葉を信じるかぎり、そして彼自身の態度や、彼と触れあったときの感じから判断するかぎり、
龍鬼は女の子の『心』にとって、とても身近で親しい人物であることがほぼ間違いないように思える。
 他の親しい友人たちとは、かるく接触しただけで、その相手に関する『記憶』を『思い出す』ことができた。
 それなのに、龍鬼とは、あれほどまでに『濃密な』接触を何度もくりかえしているというのに、
彼に関する『記憶』をまるで『思い出す』ことがない。
 龍鬼にたいして感じるものを、「この感覚は知っている」と思うことはあっても、彼自身に関する『記憶』は、
いまだ何一つ思い出せずにいるのが心の現状なのだ。
 何か不都合なことが――そう、龍鬼のことを思い出すと、何らかの困ったことが生じてしまうから、
思い出さないように、『記憶』に蓋でもしているみたいだ。



_________________________________________

 とりあえず手短に、前回は中途半端なところで(今回も同じようなものですが)たいへん失礼いたしました。
まあ、簡潔にいうと、書き込み途中でPCの電源が勝手に落ちました。
その後、うんともすんとも言わなくなって、しばらく起動すらしなくなりました。
2〜3日経って、またいきなり電源が入るようになりましたので、飛んだ分をちびちび補いまして、
本日書き込みさせていただいたという次第です。
 いつまた同じようなことが起こるかわかりませんので、あまり満足に推敲すらできておりませんし、
読んでいただければお分かりになると存じますが、内容も、ちっとも先に進んでおりませぬ。
もともと展開が遅く、さらに全然エロくないというのに、この体たらく……まことに申しわけない。

 必ずどうにかいたします。では。
484名無しさん@ピンキー:03/06/09 11:59 ID:hVkPivR2
>>483
大丈夫でつか?
無事にPC環境が復帰されることを願ってます。
続きもきになるけど、まずはトラブルをじっくりと落ち着かせておくれ。
485名無しさん@ピンキー:03/06/10 00:17 ID:6HTQ5rOM
萌え萌えでつ(;´Д`)
PCの無事をお祈り致します。
486名無しさん@ピンキー:03/06/11 22:53 ID:lNqkQ5Si
いいね、このスレ
487sage:03/06/12 00:51 ID:YVMySeRn
ほしゅう
488名無しさん@ピンキー:03/06/12 22:25 ID:PIpUVpFC
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1053024897/
と前スレに、このスレの住民が好きそうなSSが連載中だな。
489sage:03/06/13 12:01 ID:KFbKSTQ3
次の投稿があるまで、これでも見てほのぼのしよう、、、

ttp://axero3.freehost.ne.jp/A1/up/dat/0413.mpg
490sage:03/06/13 12:05 ID:KFbKSTQ3
491名無しさん@ピンキー:03/06/14 04:08 ID:SYzxlVQ1
>>488
>>223辺りで既出。

……ちくしょう、俺に文才があれば……
492名無しさん@ピンキー:03/06/14 10:09 ID:ecu4CPcd
>>489
カワ(・∀・)イイ!!
493名無しさん@ピンキー:03/06/14 17:52 ID:OXlFLRs4
>489
ほのぼのしちまったぞゴラァ!!
494あぼーん:あぼーん
あぼーん
495名無しさん@ピンキー:03/06/15 11:47 ID:viYacHTf
>>488
だれかまとめてうpしてくれや・
496名無しさん@ピンキー:03/06/15 22:17 ID:oK31FaTm
>>495
向こうのスレで途中までまとまった奴が時々上がってる。
497名無しさん@ピンキー:03/06/16 03:00 ID:xuSs4KRu
版権ものでもイイのかなー、ここって。
男女エロをエロく書く練習に、
普段書いてるカプの受けを女体化して書いてみようかと思ったり。
で、できればここで晒して、ご意見いただければ
一人でこっそり書いてるより練習になるかな、とか
目論んでる腐女子なんだけど、どうでしょうか……
498名無しさん@ピンキー:03/06/16 03:57 ID:XkQAXVV1
個人的には版権モノもOKだと思うけど、もし書きたい作品の該当スレがあった場合は
そちらで書いた方が良いと思われ。題材にした作品を、読む側が知ってる場合と
知らない場合では、評価も異なるだろうし。
そもそも普通の男女エロと、TSのエロでは萌えポイントが決定的に異なるため、
男女エロ用の練習にはならんと思う。
499名無しさん@ピンキー:03/06/16 04:37 ID:VEvm+HYX
>>497-498
そうなんよ、萌えツボが違うんよ。このスレで評価を得ようと思ったら
既存のSS読むとか他の18禁サイトを回ってまずは経験値を上げた方が良い罠。
漏れは普通に女体化してヤってるだけでは萎える・・・・・・
500名無しさん@ピンキー:03/06/16 11:13 ID:uFPKgvoM

おもしろくねえ・・・
とくに494とか、ものすごくおもしろくねえ・・・ムカつく

501名無しさん@ピンキー:03/06/16 14:32 ID:a42e2GO2
>>497
(;´Д`)ハァハァできるなら(・∀・)イイ!!
できないなら(´・ω・`)ショボーン
そしてそれ以外の事情は正直どうでもいい
502名無しさん@ピンキー:03/06/16 23:03 ID:Fzzza+Cg
>>497
501に禿同。
ここで失敗したって、失うものは何もない。がんがれ。
503名無しさん@ピンキー:03/06/17 02:08 ID:GrEmEqdD
でも、ごくまれに「女の快感に悶える男の心」を主題にした
女性向けの女体化二時創作サイトがあったりする。
それでいて女体化801につきもののメンタルな部分は全然描かれなくて
男でも十分ハァハァできる。つか下手な男よりずっと巧い。


砂浜の中から砂金を見つけるほどの確率ではあるけど。
504名無しさん@ピンキー:03/06/17 02:50 ID:s5IHAM/0
むしろサハラ砂漠から白ごまを見つけ(ry
505名無しさん@ピンキー:03/06/17 16:37 ID:s5IHAM/0
    ∧ ∧
    @@@@
   ( )´3`)<801と女性化は一線を画すものなんだよ!
 (ミ、/´断 ⌒ヽ
  ヽ( 腸  f_)ノ
   ヽ-/ ノ-、
      Y /-、ノ
     (__)
506名無しさん@ピンキー:03/06/17 23:04 ID:/fcPOWTd
正直、ハァハァできればなんでもいい気がする
507名無しさん@ピンキー:03/06/18 17:37 ID:pWtrQ6zD
>>506
それだ!
508名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:59 ID:jn7MPOrM
過疎板
509名無しさん@ピンキー:03/06/18 23:35 ID:RdiChDE7
仮装板?
510名無しさん@ピンキー:03/06/20 22:02 ID:PBlA1Pec
火葬板
511あぼーん:あぼーん
あぼーん
512あぼーん:あぼーん
あぼーん
513あぼーん:あぼーん
あぼーん
514380:03/06/20 23:59 ID:uUyszyt/
>>497
ぜひ、SSを書き上げてください。お待ちしております

しかし、萌えは肌感覚なので、外すともうダメダメちゃんです
考えるのではない。感じるのだ!
と、○ーダ師も言っておられます。嘘だけど。
フォースに身を任せるのです。しかし暗黒のフォースに魅入られてはいけません
何を言っているんだか。BSでちょうどSWやってたもんで、つい

あと、キャラの名前と口調を入れ替えただけでTS小説でござい、とか名乗ると厳しい意見が飛んでくるので御注意を
文章とかはうまいのに、そんなのばかり量産している人を見ると悲しくなります
せめて漏れにその文章力の十分の一でもわけてくれー! と血の涙が出ますね
エロに限らず、文章書きは日々是精進ですよ


前スレの穴埋めは、あと2回。再来週の金曜か土曜あたりでおしまいの予定です
次回はもしかすると少々長めかも?
そのあとは、亜美の話を再開といけばいいんですがにゃあ‥‥

亜美の話はこのままいくと、最低でもあと3回はエロシーンとなりますね
こちらはまったくわかんない、(行数が)読めねー! 和姦なのに凌辱って何?
自分でも読み直す度に心理描写や視点の振れが気になってしまう。こまったー
今回のエピソードが一通り書き終わるまではうpできないのですよ
こちらは、リアル夏休みまでにはなんとかしたい‥‥

ほかに書きたい話が浮かんだけど、封印。これ以上手は広げられないのですよ
きっと、書いたとしても尻切れトンボ。集中、集中‥‥
解脱寸前の行者じゃあるまいに、煩悩がわきあがらないのも問題かな
515名無しさん@ピンキー:03/06/21 02:09 ID:bIQC+4JC
380さん、すげーよ。
あっちのも、こっちのも。
漏れにはその感覚を分けてほすいよ・・・・・・
516名無しさん@ピンキー:03/06/22 01:06 ID:Ppstte6Y
517名無しさん@ピンキー:03/06/22 01:48 ID:zzIAaefz
その漫画、腐女子のイメージしかしないから(*´д`)ハァハァできない
やっぱオリジナルが一番イイ(・∀・)
518515:03/06/22 13:33 ID:Ppstte6Y
>腐女子のイメージ

否定できんな。
なぜか知らんが少年マンガのSSサイトは801が多いし。
(以前BJに連載中の戦海の剣の801サイト見つけて激しく鬱になった。)
519518:03/06/22 13:34 ID:Ppstte6Y
515→516に訂正。
520名無しさん@ピンキー:03/06/23 02:39 ID:7ekciLkU
>518
沈黙の艦隊もそんな扱いだったらしい。
だけど、漫画板のジパングスレも津田大尉×桃井おっかさんの
妄想で埋まってたから、ヤローもあまり人のことはいえないかもしれない。
521名無しさん@ピンキー:03/06/24 00:21 ID:grDCPhud
沈黙の艦隊・・・・キャラの思想といい、見かけがSSBNのSSNが出てきたりするのが
印象的なあれか・・・あれをどうやって801にしたんだか。想像したくはないな・・
腐女子の考えはよくわからん。
522302:03/06/24 08:46 ID:SEeYtjDp
 しばらくさぼってましたが、カイトの続きです。
__________________________________
>>376
夢。

『夢を見る』という行為は、記憶や心情や願望などといった、脳内に雑然と放り込まれている

情報を整理するプロセス。
そして『夢』はそのイメージ映像にすぎない。
たしかテレビかなんかでそう言ってたなぁ、とカイトはぼーっとした頭で考えていた。

カイトの目の前にはいくつもの十字架、つまり墓標が立ち並んでいた。
元はなんの建物だったのかわからないほどボロボロに朽ち果てた廃墟の中、
花束を抱えた金髪の少女と一緒にそれ等を眺めている自分。
前にも見たことのある夢だった。

この夢は俺にとってどんな意味を持つ映像だというのだろう?
過去の記憶?
違う・・・俺はそもそも海外に行ったことなどない。
じゃあ、俺の心の底にある願望なのか?
夢の中で墓なんか見ちまうなんて、俺は死にたがってるっていうのか?

「ちがう・・・」
否定の言葉を口にした。
否定の言葉という『錨』がないと、『死にたがってる』という言葉に
心が流されてしまいそうだった。
「ちがう・・・」
確かに消えてしまいたいと思った。
自分の存在を横取りした男に犯されて、かわいい女としてすがりよったのに拒絶されて、
人間以下の奴隷に過ぎないと罵られた自分。
そんな情けない自分を消してしまいたいと思ったのは本当だ。
でも、それは・・・
523302:03/06/24 08:47 ID:SEeYtjDp
>>522
「カイトさんは人間でいたいのよね」
「!」

突然、目の前の少女が口を開いたため、カイトはビクッと肩を跳ね上げてしまった。
しかも、カイトの心の中を見透かすかのように、そのままズバリなことを口にしたのだ。
「人にあれこれ言われて、自信がなくなっちゃったんだ」
(なんなんだ、こいつ?)
 夢の登場人物にすぎない少女に偉そうなことを言われてムッとする。
「なっ!」
 言いかえそうとした瞬間、目の前の少女はあとかたもなく消え去ってしまった。
 まわりの風景と共に・・・

(言いっぱなしかよ・・・ずりぃなぁ)
 文句を言う相手がいなくなってしまい、もやもやとしたいらだちを持て余す。
 今、カイトは先程までとはまったく違う場所に立っていた。
 コンクリートのうちっぱなしの壁と床と天井に囲まれた狭苦しい部屋・・・
 調度品はなにひとつなく、ただ天井に照明と、そしてカイトを監視するかのような
小さなカメラが備え付けてあるだけの部屋・・・
 しかし、そんな有様でありながら、その部屋は殺風景とはいえなかった。
 その部屋の壁、天井、床、目に映るすべての場所に意味不明な赤色の文字がびっしりと
隙間なくペイントされているのだ。
 目眩をおこしそうなほどの文字の羅列、文字の圧迫、文字の重圧・・・
 日本語ではない。
 それゆえに意味はわからない。
 しかし、これを書いた人間の精神はいたいほど伝わってくる。
 狂ってるんだ・・・
 なにかにとりつかれでもしない限り、こんな異様な空間を作りだせるはずがない・・・
524302:03/06/24 08:49 ID:SEeYtjDp
>>523
「くっ!」
 カイトはどこを向いても目の中に飛び込んでくる文字から逃れるかのように瞼を閉じたが、
すでに網膜にまで焼きついたのか、狂った赤い文字は脳裏から消えることはなかった。
 狂った赤い文字がカイトをも狂わさんとしているかのようだ。
(訳わかんねぇ・・・なんだよ、この夢)
 カイトが最近見るようになった夢の多くはリアルな実感を持っているにもかかわらず、
その状況は荒唐無稽そのものでおかしなものばかりだったが、それにしても今回の夢は
度がはずれすぎている。
 おおよそまともな人間の見る夢とは思えない。
(俺・・・本当に・・・もう人間じゃないのか・・・)

「それを決めるのは自分の心だけだよ」

 ふいに声が聞こえた。
「!」
 目を見開くカイト。
 さっきの少女の声が聞こえたのだ。
 首をめぐらし少女の姿を探すが、どこにもその影すら存在しなかった。
 しかし言葉は続く。

「他人にどう扱われても、他人にどう言われても、自分が人間かどうかを決めるのは
自分の心だけだよ」

「どこにいやがる!出てこい!」
 自分よりも年下であるはずの少女に説教じみたことを言われて瞬間的な憤りを感じ、
それを怒鳴りつけることで晴らそうとするも、少女の声はそれを無視して次の言葉を続けた。

「人間で居続けてね・・・どんな目にあっても・・・」
525302:03/06/24 08:50 ID:SEeYtjDp
>>524
 ガコン!

 突然耳をつんざく大きな音が部屋に響き、驚きで背中が震える。
「なにが」
 音の方向に首を向けると、そこには人ひとりがやっと通れそうな穴が口を開けていた。
(なんだよ・・・なんでそんなとこに穴開いてんだよ)
 よく考えてみればこの部屋にはドアらしきものは何ひとつなかったはずだ。
 しかし今そこには人が入ってくるための穴が用意されていた。
 他人がこのカイトだけの空間に侵入するための穴が・・・
(!)
 自分の心が訳もなく恐怖で塗りつぶされるのをカイトは感じた。
 握り締めた手のひらは汗で濡れ、歯はうまく噛み合わずカチカチと音をたてる。
(やめろ・・・だれも入ってくんなぁ・・・)
 ただの穴・・・それにどうしてここまで怯えなければいけないのか?
 まったく理由がわからない。しかしわからないはずなのに・・・
(くんな・・・はいってくんなぁ・・・)
 そこから『何者か』が恐怖をたずさえて入ってくることを既に知っているかのように
カイトの『心の一部』は怯えきっていた。
 あきらかに今までのカイトではありえないような重度の恐慌状態なのだが、
そんなことに考えを至らせるような心の余裕は持ち合わせていない。
 ただひたすらに、怖い、それだけしか心の中に浮かばず、その壁の穴から
逃げだそうと考えることさえできなかった。
(やめろ・・・くんな・・・)
 だが、カイトがどう思っていようとも・・・
(やだ・・・あついのはやだ・・・)
『何者か』の来訪を阻止することはできない・・・
(こわい・・・こわいよ・・・)

 やがてその壁の穴から4人の男が侵入してきた・・・
526302:03/06/24 08:52 ID:SEeYtjDp
>>525
 その男達は一様に同じ姿をしていた。
 白衣に身を包み、口元には医療用のマスク。
 顔つきは見えない。顔を照らすだけの明かりは充分あるはずなのに、4人が4人とも
顔の部分だけは影になっていてその顔を確認する事が出来なかった。
 にもかかわらず、その見えない顔の奥に潜む冷たい眼光だけははっきりと感じることが出来


その視線がカイトをさらなる恐慌へと導いていった。
(やめろ・・・やだ・・あついのやだ・・・)
 そのあまりにも大き過ぎる恐怖の感情によってカイトはあらゆる動きを封じられてしまう。
 逃げ出すどころか、後ずさりすることさえ忘れてしまったみたいにただただ
ひたすらに怯え震えていた。
 ふとカイトは視線の端に男達の手と、その手に握られた物体を捉える。
 4人の男達はこれまたまったく同じ形の『道具』を持っていた。
(!・・・あついの!)
 その道具は外見だけを描写するならば、塗装もなにも施されていない鉄製の筒、
もっと端的にいってしまえば表面になんの突起もないバイブ、といったかんじのシロモノで、
とてもじゃないがカイトをここまで恐れさせるものとは思えない。
 だが・・・
(あついのやだ・・・あついのやだ・・・あついの・・・)
 カイトはまだそれに触れてもいないのに、それが『熱い物』なのだと認識していた。
 まるで前にも同じ経験をしているかのように・・・

527302:03/06/24 08:53 ID:SEeYtjDp
>>526
 男達は怯えるカイトに構わず、その服を剥ぎ取りにかかる。
 カイトの服装はいつものメイド服ではなく、また家に一人でいる時の普段着でもなく、
病院内で着るようなシンプルな手術着で、下着も一切身につけていなかった。
 つまりカイトのことを全裸にすることなどいとも簡単なことだった。
「!・・や、やめろ!・・・やめぇ」
 混乱した頭でもなんとかそのことに気づいて抵抗しようとするが、恐怖にすくんだ手足は
まるで言う事を聞かず、たった一枚の服はあっという間に脱がされてしまう。
「やだ、やだ、あついの」
 その時カイトは再び4人の男達の顔を、目を見た。
「なんで、なんでだよう・・・」
 そして嘆いた。
 その男達の目はどんな感情も持ってはいなかったのだ。
 『人間』を見るような目ではない。それはあたかも実験動物や工業製品を見るような
冷たい目だった。
(なんで・・・みんな、おれをにんげんあつかいしてくれないんだよぉ・・・)
 男達が一斉に手に持った道具をカイトの肌に押し当ててくる。
「あつい!」
 それはやはりカイトの思った通りに、熱を持っていた。50℃ぐらいだろうか、やけどは
しない程度でなおかつカイトに最大限の不快感を与える、そんな温度だ。
 男達はそれでカイトの胸を下から突き上げ、乳首を押し込み、尻をまさぐり、唇を蹂躙した

528302:03/06/24 08:55 ID:SEeYtjDp
>>527
「あ・・・はぁ・・・あう」
(おれがにんげんじゃないから・・・こんなこと・・・するの・・・)
 ひっきりなしに続く熱による責め苦。胸の谷間でその鉄棒をしごくように往復させる男。
「やぁ・・・あつい・・・」
 股間に鉄棒を押し当てそのまま動かさない男。
「うんっ・・・やめて・・・」
 尻の穴に鉄棒を擦り付けるように細かく揺らす男。
「あぁ・・・だめぇ・・・」
 背中を鉄棒でソフトに撫であげる男。
「はぁ・・・もう・・・こんなのぉ・・・」
(あつい・・・あつい・・・あつい・・・)
 あまりにもの熱さにカイトの頭は次第に呆けていく・・・
 男達はカイトの身体のあらゆる場所をその熱で責めあげ、嬲り続けた。
 鉄棒の熱さと、愛撫とおぼしきその動きに、カイトは全身から汗をふきだす。
 額からたれる汗が見開かれた瞳に浸入するも、カイトはそれをぬぐうことが出来なかった。

すでに
カイトの筋肉は自身の思うままには動かせなくなっていたから。
 そう、いつしかカイトの身体は強制的に火照らされていた。こんな状況でもカイトの雌とし

ての
本能はその愛撫を受け入れ、その身体は官能の喜びに震えているのだ。
 あるいはこの鉄棒の熱はカイトの抵抗心すらもぐずぐずに溶かしてしまったのだろうか。
529302:03/06/24 09:00 ID:SEeYtjDp
>>528
 男達が突然カイトの身体から離れ、そして集合した。
(?・・・なに?)
 男達は鉄棒のうちの一本を手にとると、その後端をくるくると捻りだした。懐中電灯の電池を
取り出す動作ににている。
 数回まわしたところで引き抜くように動かすと、その鉄棒の後端はスライドし、中からデジタルな
表示部分が出現した。
 その表示を食い入るように見る4人の男達。
 やがて男達は満足したように頷きあうと、ぼそぼそと言葉をかわす。
(なに・・・いってるんだ・・・)
 その言葉も壁の文字同様、日本語ではなかった。だが
(あれ?・・・わかる?)
 カイトにはそれを言語として理解する能力はないはずなのに、しかしなぜかその意味を
おぼろげにだが判別することが出来た。
(経過・・・順調?)
(完成が近い?)
(理想的な・・・外交カード?)
 聞き取ることはできてもその意味はよくわからなかった。しかし、やはり自分のことを
道具としてしか見ていないことは言葉のはしばしから窺い知れた。
(どうぐ・・・ただのどうぐ・・・にんげんじゃない・・・)
 身体の火照りとは裏腹に、カイトの心は悲しみに塗りつぶされていった。
(おれ・・・どうぐなんだ・・・にんげんじゃないんだ・・・)
 そんなことを考えている間に、カイトの身体はいつのまにか4人におさえつけられていた。
 そのうちの一人が鉄棒を構え、それをカイトの膣に差し込もうとしているようだった。
530302:03/06/24 09:02 ID:SEeYtjDp
>>529
 しかしカイトは別段取り乱すでもなかった。そんなことはどうでもいいとさえ思っていた。
(どうぐだから・・・なにされても・・・いいんだ・・・)
 諦め・・・
 学校で男子生徒達におもちゃにされ、そこから逃げ出せば家で奴隷と罵られ、
ついには夢の中ですら道具扱いされる。
 もうカイトの心には一片の希望も残されてはいなかった。
(もういいから・・・じらさないで・・・はやくいれればいいだろ・・・)
 そして男は一瞬の迷いもなくその熱の塊をカイトの中に差し入れた。
「んっ!・・・くぅ」
(あつい!あつい!あついよぉ!)
 それは身体の中からカイトの全身を燃やし尽くさんとするような衝撃だった。
 熱い、以外の感情などまったく消え去ってしまう。
(あついよぉ!あついのぉ!)
 そんなカイトにはおかまいなしに男は鉄棒のピストン運動を開始する。
 陰唇がよじれてそこから大量の愛液を垂らす。
 鉄棒の動きに合わせてカイトの息も荒くなっていく。やがてカイトの身体には熱さだけでなく、
女としての快感も駆け巡るようになってきた。
「あっ、だめっ、ああ・・・いい」
 快感がカイトの脳を溶かす。段々と熱さも感じなくなり、気持ちのいい興奮だけが頭の中を
占めるようになる。
「あっ、く、あぁぁっ・・・んっ、ンッ、はぁっ・・・」
 身体の奥深くまで貫く鉄棒の量感に、カイトは激しく呻いた。
「あああ・・・・ンッ、ンンンッ!」
(いいよぉ・・・こんなに・・きもちいいなら・・・にんげんでなくても・・いい)
 人間であることを諦めれば、プライドを保つ必要もない。いくらでも快感に
溺れることができる。
 カイトの心の中はもはやこの快感をむさぼることしか眼中になかった。
「う・・・んっ、あぁっ、そんなぁ・・・ンンッ」
 膣壁が快楽に狂乱して小刻みに震える。カイトは腰を自分から揺すり立てた。
「あ、あ・・ああぁぁぁっ!」
 どうしようもない快感に身を任せ、カイトは絶頂を迎え、そのまま気を失ってしまった・・・
531302:03/06/24 09:10 ID:SEeYtjDp
>>530
 次にカイトが目を覚ました時には室内にはカイト以外の存在はなかった。
 赤い文字に埋め尽くされた部屋に、自分の汗と愛液にまみれたカイトだけがぽつんと
倒れていた。
___________________________________
 とりあえず今回はここまで。
 夢の話、もう少し続きます。
 あと、もうしわけないけど、527、528、改行失敗してますが
気にせず読んでくれるとありがたいです。
532名無しさん@ピンキー:03/06/24 11:00 ID:wEP5w3go
授業から戻って来たら久し振りのカイトキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
302氏に交代してからのいよいよ新展開、
意味深な夢、気になる伏線ですな。
533sage:03/06/24 23:12 ID:QbigU2uK
やっと、、、、、やっと帰って来てくれた、、、、このスレの住人が待ち望んだ“カイト”たんが!
(;_;)
534名無しさん@ピンキー:03/06/24 23:47 ID:4teQb8Dc
ああもう…兄さんエロすぎ(;´Д`)
535名無しさん@ピンキー:03/06/25 09:13 ID:Sg+JFS8l
            (´・ω・`)   あれ?
       _____(つ日_と)___
      / \        ___\
     .<\※ \______|i\___ヽ.
        ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
        \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \| テレビ台 |〜
536あぼーん:あぼーん
あぼーん
537偽物:03/06/27 21:31 ID:lG0DI4bU
ちょっと書いてみました。

気が付くと、カイトは♂カイトの部屋に戻されていた。「ほんとに手の掛かるメイドだな〜、なにかんがえてんだよ〜
トイレで寝ちゃうなんてな〜。さっきのことと言い、お仕置きだな。」
「エ!何をするの、やめて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「ふふ、お前はまだ後ろの方は調教されきってないようだね〜。 だからね、良い物を付けてあげたんだよ、ははは」
 (カイトは、かなり太いバイブレ−タをアナルにいれられたのであった、しかも、それは・・・強烈に振動し、くねり、上下に動くバイブなの
  である。)
「嬉しいかい、ポチ。これから、それで調教してあげるからね今にそれなし では、いられなくなるよ。」
「ああ〜〜ん。許して下さい。ご主人様抜いてください。」
「ダメ!おしおきだって言ったろう。それから、それは一度装着すると、これが、ないとはずれないからね〜〜イヒヒ!」
 (そう、カイトはラテックス制のパンティに付けられたバイブを装着されたのだ、しかも♂カイトの持つリモコンがなければ、絶対に
  はずれない・・・・)
「さってと、試してみようか〜」
 (スイッチがいれられた、その瞬間・・・)
「あああ〜〜〜〜いいい〜〜〜。やめて〜〜〜〜。ああん、お願い」
「ん!なにかな。なんのお願いだい?」
「はぁ〜〜ん。止めてください。気がくるちゃう〜〜ん」
「ふん、気が狂うとか言いながら、なんだよ、その腰は・・・気持ち良いんだろう〜」
 (そう、カイトは無意識の内に腰を振っていた。)
「それとね〜もうひとつ、面白い機能が有ってね、このスイッチをいれると・・・」
「あ!何、何か入って来る。何を・・・・」
「ふん、媚薬さ!ポチがもっと、奴隷になるようにね。そうもっと、もっと いやらしく、ケツを振るアナル奴隷になるように・・・うれしいだろう」
「あぁ〜ん、止めて〜〜〜」
(カイトは、媚薬のせいも有って意識が混濁してきていた、溺れていく自分が、ああ、どうなちゃうんだろう・・・でも気持いいかも・・・)

こんなんいかがでしょうか? 
538名無しさん@ピンキー:03/06/27 21:36 ID:rBuXkg5H
こっちの方がストレートで良いな。
精神分析みたいなのは個人的に好まん。
539あぼーん:あぼーん
あぼーん
540380:03/06/27 22:55 ID:82gMfVOO
>>538
まー、人それぞれだよね。人の好みにケチはつけられない

穴埋めは今の今まで奮闘したけど時間切れ。明日の夜に出します
さて、2ちゃんをさらっと見て回ったらもう一度挑戦してみてから寝るか
じゃ、明日
541名無しさん@ピンキー:03/06/27 23:39 ID:phRflXu0
どこがどうつながってるんだ?カイトの続き。
542名無しさん@ピンキー:03/06/27 23:57 ID:Fw6GqRmL
俺はTSならではの背徳感がある方が好き。正に人それぞれだね。
543302:03/06/28 06:37 ID:YAyCIGHE
>>541
 537は俺の続きではなく、
本物の317氏の続きだと思われます。
 このスレの趣旨は別に連続SSを投下することでは
ないんだから、こういう分岐もありだと思う。
544380:03/06/28 22:23 ID:uFCwpBdq
前スレに穴埋め話をうpしました
引き伸ばしたんですが、やはり告白風で延々とエロシーンを書くのは難しいです
やっぱり長い方がいいんですかねー

この話を打っている最中、IMEが「知る限り」を「汁か義理」と変換しやがりました
おもわず藁ってしまいましたよ。虚ろな声で
淫獣とか一発変換。陰謀より先に淫棒とか、俺の辞書はそんなのばっかですよ
鬱だ・・・

次回で「秘密」はおしまいです。dat落ちに御注意ください
だいじょうぶかなー?
では、らた、まいしゅう
545名無しさん@ピンキー:03/06/28 23:15 ID:koO91xyT
>>544
おもしろかったよー!萌えたよー!!

あっちのスレには最終回が上がるまで保守以外はしないほうが良いのかも
546名無しさん@ピンキー:03/06/28 23:37 ID:yWBSpWI9
>>544
萌え萌え。
547名無しさん@ピンキー:03/06/29 02:35 ID:t87YEGV7
>>544
良かったすー。最終回がんがー!
548380:03/06/29 13:55 ID:XXhxCbnp
「来週」になったのでうp
ああ、これがやりたかった。徹夜して仕上げましたよ。えへへ
まるでガキですな

ついでに、本当の穴埋めに別のSSもでっちあげてみました
コピペではなく、オリジナルだけで穴埋めというのをやってみたかったんです
微妙に残っているはずですが、半月くらいはそっとしておいて下さい
保管庫の更新も難しいようですし、
dat落ちしちゃうと、見られない人もいるとおもうので、よろしくおながいします


次は、やっぱり亜美の話の続きかな
2スレに出てきた「ナオ」の話も弄っているんだけど、なかなか出せる形にならない
キャラはできているけど、キャラと世界が噛み合わない。もう1〜2ネタ必要だな
話を書くのは難しいもんですね

次は、できるだけ早く亜美の話ということで
他の人も、ネタプリーズ。面白いネタがあると、それだけ筆も進みますんで
549名無しさん@ピンキー:03/06/29 14:27 ID:2GSyWVZR
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああい

しかも容量もちょうど。
550名無しさん@ピンキー:03/06/29 19:04 ID:t87YEGV7
凄ぇ! 業師だねぇ。
このスレでは毛色の違った雰囲気も良くて楽しめましたよ。
380さん乙!
551名無しさん@ピンキー:03/06/29 19:52 ID:rWbOpC39
蘇芳 卓哉はどうなった?
552380 ◆PKEHY060jY :03/06/29 20:41 ID:GvNdF21X
>>551
正直、805たん待ち。
はりー、はりーあっぷ! 早くはやく。漏れちゃうよ〜(違
だから、できれば早めにお願いね!>某板805氏

でないと・・・805たん強制女性化SS書いちゃうから(はあと)
脅しになってない?
553名無しさん@ピンキー:03/06/30 00:21 ID:SeyWoHVs
え〜と、これで380 ◆EHY060jY氏の『秘密』は終わったわけだけど、
保管庫を見るに、現段階で連載中なのは

乳無しさん@ピンキー氏 黒姫 心(仮)
380 ◆EHY060jY氏 ヴァーチャル・ラバーズ(仮)
某板805氏 蘇芳 卓哉(仮)
ロータス123氏 桐島 和也(仮)

に、作者が何度か変わってるカイト君シリーズでOK?
まだ他にある?
554名無しさん@ピンキー:03/06/30 21:54 ID:wgyvCZZi
age
555名無しさん@ピンキー:03/06/30 22:46 ID:wgyvCZZi
556名無しさん@ピンキー:03/06/30 22:56 ID:wgyvCZZi
557sage:03/07/03 02:19 ID:ecTPa3mX
さげで
558名無しさん@ピンキー:03/07/04 00:15 ID:pz7dQ1cJ
あげ
559名無しさん@ピンキー:03/07/04 03:45 ID:RhZMVjWh
版権モノでアレだけど格闘ゲームに強制女性化する技はあるよね。

 目の前の人外の者が笑う。月の光を背景にそれは優雅にマントを翻す。
「今宵はイイ月だ…そうは思わないかね?」魔性の徘徊者は口元から垣間見える牙を
隠そうとしない。対峙する者はその闇の気配にジリ…と僅かに後ずさる。
「こんな美しい夜に、拳を振るうなど野暮の極みだ」楽しんでいるかのような口調で
闇の者は話しかける。ダンスのステップのように歩を進め、人の子の傍らへ。
「…ハッ」いつの間にか視界を覆うほどの接近を許し、男は我に返る。月の光と放た
れる魔力に幻惑されていたと気付き、愕然とした。
「もう、遅い」ニィ、と魔物が笑った。男に身構える暇は、なかった。差し伸べられ
る腕が男の喉首を掴み、魔力を注ぐ。
「あ…グァァ…!」ギシギシと全身が軋む。与えられる魔力によって自らが変貌を遂
げるのが知覚され、声をあげた。苦痛はなく、ただ全身から力が奪われ、抵抗を封じ
られた。自身の身に何が起こっているのかは分からなかった。ただ、変貌への本能的
恐怖が声をあげさせたのだ。
「安心したまえ。命を奪いはしない…ただ、我が糧にするだけだよ…食事は見た目も
重要だからね」魔性の者は捕らえた男を軽々と引き寄せる。そして、その夜目にも白
い牙を輝かせ…。
「ウアアアアアア…!」捕らえられていた男が恐怖の限界を超え、力を取り戻させた。
暴れたせいか、捕らえていた魔物の手が離れる。
560名無しさん@ピンキー:03/07/04 03:46 ID:RhZMVjWh
「ハァッ…ハァッ…」
「…フゥ。大人しくしていれば、永劫の快楽と夜を与えてやったものを…」聞き分け
のない子供に言い聞かせるように魔物が言った。
「うるさい…! 化け物の施しなど不要!」まだ、力の入りきらない体を叱咤しなが
ら、魔性を睨み付ける。月光がその表情を美しく照らす。
「ククク…だが、私の呪縛から逃れ得るとはね。その血…勇者の血こそ美味。私の糧
にふさわしい。…今宵はこれで退こう。また逢える日を楽しみにしている…それまで
その呪われた姿で居るがいい…」吸血する魔物は楽しげな笑いを残して、飛び去って
いった。共の蝙蝠達の甲高い鳴き声と羽音が消え失せるまで、男は虚空を睨み付けて
いた。
「…ク…呪われた姿、だと?」膝から力が抜け、頽れる。そして去り際の魔物の言葉
が不吉に甦る。変貌、いかなる姿に変えられたものか。男は掌を見る。
 異常はなかった。5本の指は欠けることなくそこにある。その手で全身を確かめる。
そして違和感。硬さを持った男の肉体はそこになく、やわらかな感触が手に伝わる。
「!?」着衣の下、厚い胸板は失せ、豊かな乳房がそこにある。引き締まった腰がやわ
らかな丸さとふくよかさを持っている。
「まさか…」男は駈けて近くの水たまりを探し、姿を映す。月の光がハッキリとその
変貌を照らす。
 男は女に変わっていた。

ここから、まぁあれやこれやハァハァな話になる…みたいな。
561名無しさん@ピンキー:03/07/04 13:41 ID:AqjxyBg2
あれやこれやをキボンヌ
562名無しさん@ピンキー:03/07/04 21:46 ID:yQpUzPQK
>魔物

食品添加物は体によくないと思います。
563名無しさん@ピンキー:03/07/04 21:53 ID:yQpUzPQK
今気がついたんだが、前スレの真太郎って名前、笑うせぇるすまんの作者(名前忘れた。)が書いた
”魔太郎が来る”ってマンガからとりました?
564あぼーん:あぼーん
あぼーん
565あぼーん:あぼーん
あぼーん
566559-560:03/07/05 00:06 ID:5TLZrn6c
>561
推敲せず書いたんですがキチンと清書して「あれやこれや」書いていいですか?
ちなみにこの画像から、>559->560を書きました。
ttp://kfxnews.hp.infoseek.co.jp/photo/SVC_dm3.jpg
ttp://kfxnews.hp.infoseek.co.jp/photo/SVC_dm0.jpg

567名無しさん@ピンキー:03/07/05 00:27 ID:gKAb86Dy
>>563
藤子不二雄を忘れられとは、逆の意味で凄いぞ。
ちなみにAの方な。
568名無しさん@ピンキー:03/07/05 05:40 ID:lyvsz0Kw
一般の香具師はAとFがどこにつくかまでは憶えていないだろう。
569名無しさん@ピンキー:03/07/05 10:55 ID:K0s4tONr
>566
吸血鬼モノって言う雰囲気が出ていて良いですね。
物語の運び方も手慣れている感じで、読んでいて安心感があります。

ゴシックホラーな感じでアレヤコレヤをお願いしたく(w

期待してます(・∀・)ノ
570名無しさん@ピンキー:03/07/05 11:02 ID:4kD/wg9b
まぁ、ヲタぐらいだろうな
見分けつくの
571563:03/07/05 11:46 ID:qbxWfxOY
藤子不二雄Aか。ようやく思い出した。
572sage:03/07/06 00:52 ID:COJ80OZ+
380さん
「ナオ」のお話に期待してまつ、、、
573名無しさん@ピンキー:03/07/07 00:05 ID:QWynTGRu
560の続きがきになるよう。
574名無しさん@ピンキー:03/07/07 11:36 ID:YfrAy6ai
 前スレが落ちました
「秘密」は暫く 読めません
575あぼーん:あぼーん
あぼーん
576あぼーん:あぼーん
あぼーん
577あぼーん:あぼーん
あぼーん
578名無しさん@ピンキー:03/07/07 21:44 ID:F97l6HuQ
>>574

危ない危ない。最新50だけはどこかのキャッシュに残ってたらしくて
なんとか保存できたよ。
579409:03/07/07 22:46 ID:b3DOLx2y
ttp://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
実は取り急ぎ「秘密」「能力」は更新してあったりする。
報告しようとしたら鯖負荷でかくて書き込めなかった。
580名無しさん@ピンキー:03/07/09 00:28 ID:CaR3Smjp
ひさしぶりに過去の作品を見るのもいいねぇ
おもしろい
581名無しさん@ピンキー:03/07/09 20:33 ID:lyzZe3UF
恋愛完全否定組なのに、子供がいてエロゲーやってる20代前半の俺って一体…

_| ̄|○
582名無しさん@ピンキー:03/07/10 22:45 ID:ayGKTp7l
乳無したんよ!ボク妊スレに現れたのは貴方なのか?
583名無しさん@ピンキー:03/07/11 16:57 ID:bCOhUyud
>>581
ウチも子持ちだが、嫁のチェックが厳しくてとてもエロゲなどできぬ。
584380:03/07/11 19:53 ID:vNRqo2vT
>>580
むっ、それはもっと面白い物を書けという私への挑戦とみてよいのだな?
とりあえずそういうことを言う人は、強制女性化SSの刑に処す。
数日待たれよ。あなたをSSにして差し上げる故。ふへへへへ。
585乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:26 ID:GtLBlwFf
>>483
「何が『どうして?』なのかな?」
 龍鬼は、あいかわらず優しげな――綺麗な笑顔をうかべている。
「……え…」
 心は反射的に「どうして、やめたの?」などと言ってしまいそうになり、慌てて言葉を飲み込んだ。
 これでは――こんな言い方をしたら、まるでもっと続けて欲しいと思っているみたいに――続きを
『おねだり』しているみたいに聞こえてしまうではないか。
 何と言ったらよいものか……少し考え、
「…ええと、あの、どうして、どうして、お口で…その、なめたりしたの? きたないです」
 なるべく誤解を受けることのなさそうな、それでいて、龍鬼への『非難』が込められた質問をする。
「汚い? そんなこと、あるわけないよ。心が汚いなんて、あり得ない。心は、とっても綺麗だよ」
「そうじゃないです。そうじゃなくて…不潔です。きのうは、お風呂に入ってないのに……」
「心の言いたい事は分かっているよ。だから大丈夫。それに心は昨日、きちんとお風呂に入ったからね。
僕が全部、身体のすみずみまで綺麗にしたから」
「え……」
 心は絶句し、ほんの一瞬で、耳たぶまで真っ赤に染まっていく。
「……見た?」
「うん」
「ぜんぶ?」
「うん」
「さわった…の?」
「うん、もちろん。そうしないと洗えないからね」
 恨めしそうな心の視線を気にも留めていない様子で、龍鬼は答える。
「でも、でも……お風呂に入ったからって、なんでおしっこの……なめたりするの?」
「見た目や匂いだけだと、良く分からないから――きちんと綺麗になったのか、確かめたかったからだよ」
586乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:27 ID:GtLBlwFf
>>585
「だけど! だけど…どうして? なめたって、分かるわけないのに」
「それなら大丈夫。昨日のうちに確かめておいたから、心の味はちゃんと分かるもの」
「…………」
「心? どこか痛むの?」
 うつむいたままの心に、龍鬼は見当違いな言葉をかける。
 彼には心を困らせているつもりなど、最初からまったくないのかもしれない。
 けれどそんなことは、やられる側にしてみれば、わざとであろうがなかろうが、どちらであっても同じだ。
 大体この様子では、気を失っている間に何をされたのか分かったものではない。
 恥ずかしくて、悔しくて――心はどうすることもできず、ただ苛立ちだけが募っていく。


「……きらい」
「え?」
「たつきの、ばか。きらい」
 せめてもの抵抗として、心は子供のように拗ねはじめる。
 いや、抵抗という言葉は正しいとは言えない。精神状態が幼い子供に『戻って』いる心にしてみれば、
駆け引き云々など考えられようはずもなく、素直なこころの動きにしたがったまでのことなのだ。
「そんな――僕は、心配だったから」
「だからって、いたずらばっかり……いじわるです。だから、きらい。だから、たつきはきらいです」
 泣いたままの顔で、心は龍鬼を睨む。
 そこには、迫力など欠片とて存在していない。
 見る者に微笑ましさを感じさせ、愛しさを掻き立てるだけの姿だ。
「違うよ、違うんだ――悪戯なんて…ただ、ただ僕は――」
 しかし、心の「きらい」は、龍鬼にとって思いのほか衝撃の大きなものであるらしい。
 滑稽に見えるほどうろたえている。
587乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:28 ID:GtLBlwFf
>>586
「僕は、君が心配で……もし何かあったら…怖かったんだ」
「心配だからって、知らないうちにいたずらするなんて……男らしくないです! そんな人は、きらい!」
「違う! 違うんだ。お願い、信じておくれ……悪戯なんて、絶対にしていないよ」
 龍鬼は必死に弁明する。
「ほんとうに?」
「本当だよ――悪戯はしていない」
「でも、さわったのでしょう? 見たのでしょう?」
「それは……それは、その…お風呂に入れただけで……」
「男なら、はっきりしてください! 見て、さわったのでしょう?」
「あ……う、うん、あの……はい、見ました。見て、触りました」
「ほら! やっぱり、いたずらしたんですね?」
「――だけど、それは」
 心は、龍鬼のうろたえる様子がだんだん可笑しくなってきていた。
 自分が「きらい」というだけで、龍鬼はこんなにも慌てて、必死に弁解しようとする。
(もっと……もっと)
 龍鬼を困らせてみたい――そんな気がしてくる。
 わがままを言ったり、悪戯や意地悪をして相手を困らせるという行動は、ある意味で相手に甘えている
ということだ。
 特に幼い子供である場合は、その傾向が強い。相手の『愛情』を試そうとするからかもしれない。
 つまり、心は自分でも気付かぬうちに、龍鬼への警戒を解いてしまっているのだ。
「見たのも、触ったことも、それは心の身体に異常が無いか調べるためで――綺麗に洗うためで、
だから悪戯なんかとは違うんだ――悪戯なんて、決して」
「うそつき」
 龍鬼の言葉を遮って、心は続ける。
「いたずらしたくせに……なめたりして…ひどいです、きらい」
588乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:29 ID:GtLBlwFf
>>587
「それは……ごめん。ごめんなさい。心、許しておくれ」
 龍鬼は心の肩を抱いて、すがりつくように顔を寄せてくる。
 キスをする気らしい。侘びのつもりか、はたまた、心の好きな『美味しい』キスで気を逸らして、
誤魔化してしまうつもりだろうか。
 ――しかし、
「いや!!」
 心は、両手で思い切り龍鬼の顔を押し退けた。
「そんな、そんな汚いお口でちゅうしないで!」
「心…?」
 きっぱりと拒絶されて、龍鬼は唖然としている。
 考えてみれば、昨日、彼に助けられてから今までで、心がキスを断ったのは初めてのことだ。
 しかも、今日目が覚めて、龍鬼の『味』を『美味しい』と感じるようになってからというもの、
心は自らキスを欲しがるほどになっていた。にも関わらず、心はキスを拒んだのだ。
 これには心なりの理由がある。
 龍鬼を困らせたいというのもその一つだが、それよりも本人の言葉どおり、『汚い』のが嫌だった。
 いくら龍鬼が「汚くない」と言おうが、彼の唇や舌が触れた部分は、心にとっては『汚い』ところだ。
 幼い子供に『戻って』いる心にしてみれば、自分の股間にそなわった器官など、『排泄に使う』という
認識がほとんどで、その他の『使い方』については、まだまだ情報が不足している。
 せいぜいが、『大切なところ』だから『清潔にしなくてはいけない』とか、誰にも――特に『男の人には
絶対に触らせてはいけない』ところだとか、理由は良く分からないが、悪戯されると『恥ずかしい』とか
『気持ち良い』とか『痛い』とか、断片的なものばかりだ。
 心は女の子に『なった』ばかりで、そのうえ頻繁に幼く『戻って』しまうのだから無理もない。
 さらに家では、入浴中に身体を洗うことすら一人ではやらせてもらえず、恋と愛に『手伝われて』いたから、
心はいまだに自分の胎内(なか)に触れたこともないのだ。
589乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:48 ID:GtLBlwFf
>>588
 とにかく、いまの心にとって、龍鬼に悪戯された部分は排泄のための器官であり、しかも『おしっこ』
をしたばかりの『汚い』状態にあった。
 だから、そんな『汚い』唇で、触れて欲しくなかったのだ。
「……したいなら、ちゅうするなら、いますぐお口を漱いで――歯も、みがいてきれいにしてください。
そうしてくれなくちゃ、イヤです」
 涙目のままで、まっすぐに龍鬼を見つめながら心は訴える。
「うん、分かった。いますぐ歯磨きしてくるね」
 キスを拒まれた原因が分かり、龍鬼は安堵する。
 本気で嫌われたわけではなさそうだと、そう感じたからだ。

**********************************************
 (続く)
590乳無しさん@ピンキー:03/07/13 04:50 ID:GtLBlwFf

 っていうか続けたい……。

 もの凄くお久しぶりです。乳無しでございます。
PCのことですが、電源が入れば良し、入らなかったらお手上げという
一か八かの博打のような状態になっております。
今日は機嫌が良かったので、投下させていただいた次第でございます。

もー何でもいいから、落ち着いてテキスト書きとブラウジングが出来て、
某@Freedが使える(ネットに接続する方法が、今のところコレしかないので)
環境を手に入れたい……。

>>582
 えーと、違います。 自作PC板とかモバ板とかでしたら、
新たなネット環境を探すために覗いたり、厨な質問をしてたりしてますが、
それすらギリギリですので。
591名無しさん@ピンキー:03/07/13 07:50 ID:xJ5idJvt
心たん キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!

>>590
状況厳しそうだけど、がんがってくらはい。
この程度の応援しかできなくてスマソ。
592山崎 渉:03/07/15 11:13 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
593名無しさん@ピンキー:03/07/15 11:40 ID:E/c2KVwX
昼間からスクリプトかよ
594あぼーん:あぼーん
あぼーん
595名無しさん@ピンキー:03/07/17 00:13 ID:qvdK7+0F
↑氏ね


心たんこのまま赤ちゃんになっていきそうだねw
596名無しさん@ピンキー:03/07/17 12:08 ID:bOQApZug
折れもかこうかな・・・・
597名無しさん@ピンキー:03/07/17 12:09 ID:bOQApZug

598名無しさん@ピンキー:03/07/17 15:01 ID:/dvFfHCh
>>595
たんこのまま?
599あぼーん:あぼーん
あぼーん
600600:03/07/18 01:42 ID:cALgeZLw
600GET
601sage:03/07/18 02:48 ID:Zc43Dbsq
これが実現すれば、、、、強制女性化が現実のものに!!

ttp://x51.org/archives/000360.html
602名無しさん@ピンキー:03/07/18 04:01 ID:ioBucynF
>601
ハアハア…
603sage:03/07/20 09:35 ID:g41FdnNS
adadada
604名無しさん@ピンキー:03/07/20 11:40 ID:TeZni8B+
カイト君更新された?
605名無しさん@ピンキー:03/07/20 19:50 ID:XeqJ0IqP
http://www.ex.sakura.ne.jp/~hatakazu/kuuto.html
こんなものを見つけた訳だが、どうよ。(この話の作者は更新停止中。よって続編は望めないが。)
606302:03/07/20 23:07 ID:0oQVoeie
>>604
ゴメン
まだ手付かずッス
607sage:03/07/21 10:35 ID:6RXjfRIT
某板805さん
蘇芳タンはいずこへ(;_;?
608名無しさん@ピンキー:03/07/22 02:06 ID:vR8ceaAe
>>605
ttp://www90.sakura.ne.jp/~forest/
ここで、書いてますね。

あと、直リンはよくないぞ
609605:03/07/22 19:28 ID:2iq9zIQL
以前そこに休止するって書いてあったんですけどねえ・・・・・。
いつの間に復帰したんだ?
610名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:00 ID:zphandCW
たぶん…続きを書く気はあると思うんだけどね。
でなければ何度も書き直したりはしないだろうし。
(自分が知ってる限りでもバージョン違いが3つぐらいある)
611名無しさん@ピンキー:03/07/23 15:17 ID:ShOScQjl
チンコが取れた。  
いや、マジで。
痛みはない。
だから診断が怖いのと恥ずかしいのとで病院は行ってない。
どうすればいいんだろう。
不自然な股間に興奮を覚えるが、相棒はいない。
変化がおきた俺の身体にいつもの変化はおきない。
またいきり立つ勇姿を見せてくれよ相棒。
なあ。冗談だろ?お前流のキツーイ冗談なんだろ?
・・・・・・・・・・・・。
答えてくれよ。
ちょっと小便したくなってきたけどどうすればいいんだ。
玉袋が寂しそうだぜ。
あ、玉袋も取れた。
612名無しさん@ピンキー:03/07/23 16:24 ID:d90XkrLT
>>611
まず相棒をしゃぶれ。
次にケツのアナに入れろ。
いいか、間違っても順番を逆にするんじゃないぞ。

おっと、忘れるところだった。
玉袋も取れたんだったな。
そいつはどうするか・・・。
名案が思い浮かばないので、>>613にバトンタッチ。
613あぼーん:あぼーん
あぼーん
614あぼーん:あぼーん
あぼーん
615あぼーん:あぼーん
あぼーん
616あぼーん:あぼーん
あぼーん
617名無しさん@ピンキー:03/07/23 17:36 ID:pN2FVgyl
>>611
とりあえず名前を「玉無しさん」に変えてはどうか?
618名無しさん@ピンキー:03/07/23 18:18 ID:FzXYbC9f
619名無しさん@ピンキー:03/07/23 22:02 ID:hw4oCPHK
>バージョン違いが3つぐらいある
3つ目はいずこに?あげた2つしか知らないんで。
620610:03/07/23 22:41 ID:BRMymRyB
>619
> 3つ目はいずこに?あげた2つしか知らないんで。
作者さんが昔公開してたものだからたぶん今はWeb上には無いと思う。
大まかなストーリーは>605と同じで、前バージョンで2章になっている文章を
>605で3章に再構成したような感じ。
最大の違いは、前バージョンでは祐一は
完全女性化ではなくふたなり少女に変化ているということ。
名雪にフェラされたり処女をいただいちゃったりしており
名雪も祐一が自分と同じ体になったことを嬉しく思っている。
>605バージョンの「私と同じになってほしかったのに…」というセリフの裏には
「前バージョンでは同じ体だったのに…」という意味も含まれているのかもしれない。
621名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:00 ID:RMUuH8WN
どうも。すると、現在のバージョンの分岐はそれですか。
622621:03/07/24 00:18 ID:RMUuH8WN
623名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:31 ID:LaHO4a93
624名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:53 ID:RMUuH8WN
全部TOPページだけど?
625名無しさん@ピンキー:03/07/24 10:48 ID:sWOP5TCk
どうでも良いが、そろそろ誰かTSのHP纏めてくれ
TS研究所とかあるが、あそこ纏め方が下手過ぎて
全く分からん
626あぼーん:あぼーん
あぼーん
627あぼーん:あぼーん
あぼーん
628名無しさん@ピンキー:03/07/24 11:28 ID:l2yakhAo
>625
そういうことを言うと大抵
「言い出したお前がまとめろ」とか
皆からツッコミを受けちゃうよ。
629あぼーん:あぼーん
あぼーん
630あぼーん:あぼーん
あぼーん
631名無しさん@ピンキー:03/07/24 11:39 ID:sWOP5TCk
纏めても良いが、サイト4つぐらいしか知らんしな

ある程度纏めて教えてくれるなら
纏めサイト制作するが
632あぼーん:あぼーん
あぼーん
633名無しさん@ピンキー:03/07/24 17:04 ID:vJjLSjR5

634あぼーん:あぼーん
あぼーん
635名無しさん@ピンキー:03/07/24 17:07 ID:En4tuEyl
part1に大量にURLが貼ってあるよ。知ってると思うけどさ。
636あぼーん:あぼーん
あぼーん
637あぼーん:あぼーん
あぼーん
638名無しさん@ピンキー:03/07/24 17:14 ID:En4tuEyl
639名無しさん@ピンキー:03/07/24 17:14 ID:En4tuEyl
成功。
640名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:33 ID:u1TgfaYR
638>お、多いなあ オススメとかある?
641名無しさん@ピンキー:03/07/25 03:05 ID:jSsQagjF
残念ながら、ほとんどが801系サイトってことしかわからんのです。
642プリン:03/07/25 12:56 ID:0J2EKqTE
『悠ーーー起きなさーーい!!学校遅れるわよーー』
一階から母親の声が聞こえて来る、その声に反応するように俺は布団の中でうごめいた。
『う〜ん……』
起きようとはするが、眠気が意識を夢の中に戻そうとする。
『悠、早くしなさい』
そのまま布団にいると反応の無い俺に痺れを切らしたのか母親がやってきた。
「バンッ」
と扉を開けると共に部屋中に声が響き渡る。
『悠!遅刻したくないんでしょ!』
怒鳴り声で一気に目を覚まし跳び起きる。
『い、今起きるとこだったんだよ……』
何とか言い訳を言い母親を見ると、口をポカーンと開けてこちらを見ていた。
『ん?どうしたの?』
首を傾げながら、いつもの朝と違う態度の母に疑問をぶつけた。すると、こちら以上に疑問した口調で返事をする
『あ、あの……どちら様でしょう?』
母からの意味不明な言葉にわけがわからなくなる
『はぁ、朝から何言ってんの?』
643プリン:03/07/25 12:57 ID:0J2EKqTE
くだらない冗談に呆れながら立ち上がろうとすると胸にずしりと重みを感じた。
『ん?なんだ?……』
下を見ると目の前に見慣れぬ丘が二つ広がり目が点になる。
『ななななっ、なんだこりゃ?』
昨日までの身体には無かった物体に困惑していると母が口をひらいた。
『えーっと、悠の彼女?あの子いつのまにこんな可愛い娘連れ込んだのかしら。
悠が何処にいるか知らない?』
母親のとぼけた台詞で正気になり叫ぶ
『母さん何言ってんだよ!!俺が悠だよ!』
『…ん?さては悠と二人でからかっているのね?や〜ねぇ、私は女の子は産んでないわよ』
俺の台詞にも驚きもせずにのんびり笑っている
『誰が女の子だよ!……え!?』
怒鳴ろうとすると、今になり自分の声がおかしいことに、そして手や腕回りも細
くなっており髪も腰辺りまであることに気付いた。
『え…何これ…どうなってんの…?』
だんだん自分がわからなくなる、泣きそうな顔で母親に話し掛ける
『か、母さん……俺…女の子に……』
さすがに泣きそうな顔で言われて母親も笑うのをやめる
644プリン:03/07/25 12:57 ID:0J2EKqTE
『う〜ん確かにあなたは女の子よ。でも悠は男の子なのよ』
『だから俺が悠なんだよ!!起きたら女の子になってたんだよ!』
まだ理解できぬ母親に自分の経緯を話すと、さすがに驚きを隠せないようだが、
まだうたぐり深そうにしていた。
『あなたがそんなに悠と言い切るなら、何か証拠がないかしら?悠自身なら家族の事とかわかるでしょ?』
母の言い分も、もっともだと思い家族説明をした。
『まず俺の名は[橘 悠]高校二年で四月二日生まれの牡羊座のA型で父親が[
橘 和馬]サラリーマン、母親が[橘 陽子]旧姓が佐藤陽子、専業主婦。あと
弟の[橘 晋也]小学六年生で、よく俺の部屋にゲームしにくる……こんなとこ
で信じてくれる?』
一通り話し母の反応をみる
『ふ〜む、母さんの旧姓まで知ってるなんてね……悠が昨日から部屋出た様子も無いし…じゃあ信じてあげる。悠本人なのね?』
『だから本人って言ってるじゃん…』
まさか信じてもらうだけでこれほど疲れるとは思わなかった。
『はぁ…なんでこうなっちゃたんだろ…』
自分も信用されると自分の変化に悩み始めたが、すぐさま母の声で考えが消し去られた。
645プリン:03/07/25 12:58 ID:0J2EKqTE
『やったじゃない、私前から女の子ほしかったのよ〜今度一緒に洋服買いに行き
ましょうね』
嬉しそうに言いながら俺の肩を叩いた
(あいかわらず、おきらくな人だよ……)
母親の姿を見て呆れた。
『そうそう制服も替えなきゃ駄目ね』
『制服!?そうだ学校……』
あわてて時計をみたが今から出ても明らかな遅刻だった
『ああ…皆勤だったのに…』
比較的優等生の自分としては皆勤賞ももらう予定だったのだがその予定も淡く散
った。
『てか、この姿じゃ行けないよな…』
『あら、行けばいいじゃない。午後からでいいから出なさいよ』
母の発言に驚く
『な、何言ってんの?女の姿なんだよ?誰も信じないし、第一理由聞かれたらど
うすんだよ!』
『大丈夫よ、きっと皆信じてくれるわよ。校長先生は知り合いだから平気よ、電
話しといてあげる』
646プリン:03/07/25 12:58 ID:0J2EKqTE
母の言葉に唖然とする
(ここまで、おきらく極楽とは……何処の世界に昨日まで男だった奴が次の日に
女になってんだよ……)
呆れて溜息しか出なかった。
『じゃあ行きなさいよ、あとお金渡すからちゃんと制服買いなさいよ』
『………は!?なんで俺がセーラー服なんか着なきゃいけないんだよ』
一瞬母の言葉に我が耳を疑い反論するが、あっさり言い返され反論出来なくなる
『だって、女の子が男の子の制服着てたらおかしいでしょ?いい?今日あんたの
学校の制服着て帰ってこないと夕飯抜きだからね!!』
『うっ………わかったよ……』
制服一つで食事抜きにされては堪らないので、あっさり男のプライドは砕かれた

『とりあえず御飯食べちゃいなさい』
何事も無かったように部屋を出ていく。とぼとぼと歩きその後を続く。
『あ、身長も縮んだみたいだな・・・』
自室の扉がいつも見ていた視線とは高さが違い身体の変化を感じていくが、一階の台所に移動するだけで度々自分が女と意識させられる
『うっ…下がみえん……はぁ…』
647プリン:03/07/25 12:59 ID:0J2EKqTE
階段を降りようとすると胸が邪魔で足元が見えなく、また一段降りる度に乳房が
ポヨンポヨン上下に揺れる。途中ズボンの上から股間を触ってみたが突起したも
のは無く、つるんとしていた。
『はぁ…まじかよ……ほんとに女になってるし……』
食卓に着くとテンションは最低まで落ちていた。
食卓に並ぶ料理を元気なく食べていると母が声をかける
『な〜にいつまでしょげてるの!!元気出しなさいよ!』
『そりゃしょげるよ、朝起きてたら自分が女になっていたなんて漫画みたいな事が起きたら誰だって落ち込むだろ?』
俺の発言にも母は涼しい顔で答える
『あら、いいじゃない。普通そんな事味わえないのよ?楽しみなさいよ』
『・・・・・・・』
母の言葉に沈黙するしかできなく、黙って食事を終えた。

二階に上がろうとしたとき後ろから声がかかる。
『母さん友達と用があるから先に出るわね。お金テーブルに置いてあるから。ちゃんと学校行くのよ』
そう言うと外に出てしまった。
648プリン:03/07/25 12:59 ID:0J2EKqTE
『はぁ、まじかよ・・・学校いきたくねーー』
自室に戻りベットに腰掛けてぼやいていると、下半身から尿意を感じトイレに向かった。
『あ、そうか無いんだっけ・・・』
便器の前に立ちいつものように用を済ませようとしたが股間にいつものモノが無いと気づき
、ズボンを膝まで下ろすと便座に座った
『女ってのは不便だな・・・あっ』
視線が自分の股に注がれると、目に女性器が写る。女性経験があまり豊富で無いとはいえパソコンなどで無修正とよばれる画像を何度かみたことはあったが、実際に実物を見るのは初めてである
綺麗な桃色の割れ目が固く閉じている。見ていると不思議と身体が熱くなる何故か陰毛は生えておらず性器が丸見えになったいた。
『ここから、おしっこが出るんだよな・・・んっ』
割れ目をみながら下半身に力をいれていくと
「シャーーーーーーー」
音ともに黄色い液体が飛び出されていく、そのまま便器の中に流れていく
しばしその光景をじっと見ていた。
『・・・・あ、終わっちゃう』
649プリン:03/07/25 13:01 ID:0J2EKqTE
しだいに弱まっていく尿を見ているとと心なしか残念に思えた。終わっても余韻を楽しむかのように自分の股間を見つづけていた
『・・・確か紙で拭くんだよな』
しばらくして、このままいても仕方ないと思い、頭の片隅にあった知識を使い紙を割れ目にあてがえ付着した液体を拭きとると部屋に戻った
『さて、着替えるか。さすがに学校近くまでは私服で行くか。』
気持ちを切り替え母に言われた言葉を思い出し制服を紙袋に入れて普段着に着替え始めた
『うん?髪が邪魔だな・・・』
シャツを脱ごうとすると今まで経験の無い長さの髪が引っかかり四苦八苦した
なんとかシャツを脱ぎズボンを下ろすとトランクスも一緒に落ちてしまった。
『うわっ、ウエストがばがば。』
細いウエストに手を当て、クローゼットに向かうと途中に立てかけてある等身大の鏡に映る自分に気づいた。
『・・・・・』
艶やかなボリュームのある黒の髪を腰辺りまでなびかせ、大きく形の良いバスト、引き締まったウエスト、そして張りのあるヒップ、スラリと伸びた脚、透き通るような白い肌、そしてアイドルと思わせるような可愛い顔、その姿に見とれてしまった
『きれいだ・・・・あっ』
650プリン:03/07/25 13:05 ID:0J2EKqTE

へたれ&中途半端な書き込みすいません。皆さんの名作が誕生するまで時間つぶし
と思って読んでください。暇つぶしになるから続きを書けといってくれる方がいれば続きを
書かせていただきます。スレ汚しすいません
651あぼーん:あぼーん
あぼーん
652名無しさん@ピンキー:03/07/25 13:07 ID:wWdLc3xc
たのむ!続きを書いてくれ・・・
653名無しさん@ピンキー:03/07/25 13:10 ID:LNdEBFi9
sageできてなかった・・・・
654名無しさん@ピンキー:03/07/25 13:15 ID:K3N3MX76
お約束満載な作品になりそうな予感…
続き期待してまっせ。
655あぼーん:あぼーん
あぼーん
656名無しさん@ピンキー:03/07/25 15:03 ID:fpS1mWhb
きれいだ……と思える子にならないと損ですな。
でも十代〜二十代の女の子は例外なく可愛いよな。
みんな磨けば光る。
657名無しさん@ピンキー:03/07/25 15:11 ID:SytNX2A7
かーちゃん、まず医者行くなり女物の下着買ってやるなりしろ(w
658名無しさん@ピンキー:03/07/25 15:35 ID:UNWAecQW
>>プリソ
とりあえずsageよう。ageると広告&荒れがウザいヨカソ
659名無しさん@ピンキー:03/07/25 17:17 ID:A3q0rmj8
すんません
昔どっかのサイトで「unisex over」っていう題名の小説を
読んだことがあるんですがどこのサイトだか
知ってる人いませぬか?

ある日起きたら女になっていた男の子を友人がヤっちゃう
…みたいな話で1話、2話位だったと思うんですけど
660名無しさん@ピンキー:03/07/25 17:44 ID:d6Xq+QG5
>>659
翠微亭

ググったら1分弱で出てきた、これぐらい自分で探せ
低脳君
661名無しさん@ピンキー:03/07/25 17:47 ID:4Giwai+2
プリンさん
面白いですよ、続きを是非お願い。
662あぼーん:あぼーん
あぼーん
663380 ◆PKEHY060jY :03/07/25 20:09 ID:blM5O1TE
>>650
書いてください。お願いします。
というか、ここで止めるのは寸止め蛇の生殺しなので。
664sage:03/07/26 02:41 ID:SH4S1YBS
>>659
>>650
ググったら出ては来たがサイトが見れない(;_;
何処に移動したんだろう?
665あぼーん:あぼーん
あぼーん
666あぼーん:あぼーん
あぼーん
667名無しさん@ピンキー:03/07/26 06:33 ID:lIxJIeJc
>664
翠微亭は閉鎖済み。理由は知らんが
それとsageはメール欄に入れること
業者がうざい
668あぼーん:あぼーん
あぼーん
669プリン:03/07/26 16:10 ID:NM9cNHW1
>649の続きです

手を伸ばし美少女に触れようとするが鏡にせき止められてしまい鏡の中の美少女は残念そ
うにこちらをみている、その姿が自分と気づくには時間が必要だった。
『こんな可愛い子になってたんだな・・・』
複雑な心境で手を鏡から離し胸に当てるとほのかな暖かさが伝わる。触れれば壊れてしま
うのでは無いかと思いたくなるほど繊細で華奢な身体つきの姿をみて心が奪われたようだ
った。時が止まったような部屋でしばし鏡の中の自分と目を合わせていた。
少しして時計に気づき時刻を見るとまだ余裕があるとわかり自分の身体を観察すること
にした視線を顔の下におろす
『しっかしでかい胸だな・・・まじでけぇな・・・うちの学校の女子とは比べ物にならねえな』
シャツ越しからでもわかっていたが、実際見るとその大きさに驚いた。小柄な少女には不
釣合いな程大きな果実は自分で手を当てても明らかに手からはふれだしている。軽く触れ
るとやわらかい感触が手に残る。感心し終わると鏡越しに正面からみたり、上から見下ろ
す形で見たりと、あらゆる角度から見て楽しんだ。途中身体を左右に振ると、胸もぶるん
ぶるんと揺れるのが見ていて嬉しかった。
670プリン:03/07/26 16:11 ID:NM9cNHW1
『ああ、男の時は走ってる女の子とかよくみてたけど、やっぱいつみても、おっぱいの揺
れは見てて嬉しいよな〜』
感動しながら鏡の前で胸を寄せてみたりとグラビアアイドルのポーズをとって遊んでみた。
『生でこんな巨乳みるの初めてだぜ』
鏡に映る姿を見ているだけで涎がたれてくる。あまりに没頭しすぎ涎が胸にたれるまで気
づかなかった。
『おっと、いけねえ、見とれすぎた・・・・あっ』
口元を拭い、胸にたれた涎をふき取ろうと胸を強くなでた瞬間身体に小さい電気が流れた
ようだった。
『な、なんだ今の・・?勝手に声が・・・』
未知の体験にもう一度胸を強くつかんでみると、刺激が胸から脳に信号を送る
『ぅんっ』
鼻から息が抜ける。経験の無い刺激に驚きつつも、気持ちよさに胸から手が離せない
『もしかして、んっ、感じちゃってるのかな・・・ぁんっ、女の子がこんな、気持ちいい
なんて・・・あんっ、しらなかった』
恐る恐るではあるが、ゆっくりと乳房全体を揉み続ける。両手を使い手のひらを押し当て
て円を描くようにゆっくりこねまわしていく。口から自然と声が漏れる
『ぅぅんっ・・・ああっ・・・気持ちいい・・・』
671プリン:03/07/26 16:13 ID:NM9cNHW1
いつのまにか乳を搾り出すように力を入れ掴んで搾る。そのたびに鋭い刺激が身体を駆け
巡る、腰を落し足をM字型にして座るとベットに寄りかかり、胸をまさぐるのに集中する。
ふと、気づくと手に硬いものが当たる。手を離し胸を覗くと、白い肌の二つの丘の頂きに
あるピンク色の乳首が痛いくらいに硬く突起していた。
『こんなに硬くなっちゃった・・・・あああんっ』
乳首を親指と人差し指で掴んで力を入れると、今までとは比べ物にならない刺激が身体を
貫く。指を離しては掴み、離しては掴み刺激を楽しんでいく
『やああんっ・・はぁはぁ・・・・うううんっ・・・気持ちっ・・いいっ』
しだいに感じつつも大胆に乳首を刺激していく、乳首をつまみ引っ張り上げたり、コリコ
リとすりつぶしたりする。白い身体は上気し赤くなる。刺激が身体をめぐるごとにビクン
ビクン震え身体の奥から、中から何かが分泌されているようだ。
『身体が・・熱いよ・・・アソコが、熱い・・』
自然と脚を閉じ腰をひねり、すり合わせるたびに胸とは別の刺激を脳に伝え、くちゅくちゅ
と液体の音が部屋に、そして自分の耳に響き渡る。
『あふっっ、も、もう、こんなに・・・ゃんっ、感じちゃってるよ・・・いやらしい音が・・・
聞こえる』
672プリン:03/07/26 16:15 ID:NM9cNHW1
喘ぎ声と、甘い快楽の香りが部屋に充満していく、ここだけ別空間のようだった。
片手をそろそろと下半身に下ろし股の間にはさむと割れ目を縦になぞる。
『んんあああっ』
あまりの気持ちよさに身体が反り返ってしまう、それでも指は自分の意志とは関係なく指
の腹を押し当て擦りつづける。胸も中指と人差し指で乳首を刺激つつ、力強く胸を揉み解
す。口はひらっきぱなしで、涎をたらしながら喘ぎ声が漏れつづける。身体全体から汗が
吹き出る。
『んんぅぅぅ・・はぅぅう、もう、オマンコ・・ぐちょぐちょだよぅ、き、気持ちよすぎ
るよ』
中から溢れ出してくる愛液が指に絡みつき、擦る速度を速めていく。
『ぬ、ぬるぬるが、あぁああっ、と、止まらない・・・とまらないよ、はああぁぁぁ、
オマンコから・・どんどん溢れてくるぅっ』
気づかぬうちに股を思い切り広げ、隣の家に聞こえてしまうのではないかと思うほど声のト
ーンを上げ夢中で割れ目を擦る。快感が身体を突き抜けるたびに中から、とろとろと汁が
たれだし、お尻を伝わり、床に湖を作っていく
(もの足りない・・・もっと・・・)
673プリン:03/07/26 16:16 ID:NM9cNHW1
頭に浮かんだ言葉に反応するように指は割れ目の頂上にあるクリ○リスに触れる。
『ぐっっ!!』
刺激の強さに一瞬意識が無くなる。しかしすぐ思い出すように指は愛液を拭ってはクリ○
リスに塗りつけていくぷっくりと膨れ上がったクリ○リスの皮をめくっては、戻し、めく
ったら戻す。それだけで意識がなくなるほどの快感が得られる。秘部をまさぐる指に合わ
せるように腰が揺れ動く。もう理性は無くただ本能に身を任せていた。
『だめ、だめっ、気持ちよすぎる・・・あああっ、なにかっ何か、くる』
快楽の波が身体の中を荒れ狂う、まるで岸壁に打ち寄せる波がしだいに高まっていくよう
だった。
『ああっ、あああっ、も、もうイッちゃう・・・イッちゃうよーーーーーーーーーーー!!!!』
力強くクリ○リスを掴むと同時に、絶頂の波が頂点まで達し、ひときは大きな声を上げる
と弓なりに反り返り股間から多量な愛液が噴出した。身体がビクンビクン震えてそのまま
倒れこむと意識を失った。
674プリン:03/07/26 16:18 ID:NM9cNHW1
しばらくすると意識が戻り、自分の現状が把握できるようになる。
『はぁ、よくわかんなかったけど、俺、女の身体でオナニーしてイッちゃったんだな・・・』
途中からの意識があいまいだが、脳には気持ちよかったという記憶が残っていた。
男のときにも自慰経験はあったが、その時は自分の意志で意識を持って行なっていたが、
先程は、次第に理性は失い身体が勝手に反応して本能がおこなっていた。しかも快感は男
のときと段違いで終始気持ちよさが身体の中を巡っていた。
考えこみながら座って、身体の火照りを抜くと、タオルで汗と愛液でべとべとになった身
体を拭き、床に広がる液体を掃除した。
身体を動かすと脱力感が付きまとったが、気合をいれなんとか行動した。床に広がる液体
が自分の中から出てきたものだと思うと、また股間が熱くなる感じがしてきたので頭を振
って考えを飛ばした。落ち着かせるために裸のまま一階に降り台所に向かうと水をいっき
飲みをした。冷たい水が喉から身体の中心を伝わっていくのがよくわかる。
『ふぅ・・・』
身体の火照りがおさまると、ふと壁にかかっている時計を見た。予想外に時間が経過して
いたことに気づき、急いで自室に戻り着替え始めた
675プリン:03/07/26 16:23 ID:NM9cNHW1

とりあえず今回ここまでです。
皆様の期待はずれな稚拙な表現しかできなくて、申し訳ありません。
いちおう続きを考えてますがあくまで皆さんの時間つぶしが
できればいいと思う品なので、ご了承ください。
また前回ageてしまいまして、すいませんでした。
676名無しさん@ピンキー:03/07/26 19:12 ID:ShffcN72
キタ━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━
キタ━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━
キタ━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━
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677名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:35 ID:5pE4XJZX
いい!エロッ!!
678名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:40 ID:i3nbrVPm
なついですね!あつは?('_'?) ほや?
おんなのこもヒート中です(/o\)恥…
http://m55.jp/a.asp?aid=28
679名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:52 ID:MIDILuQU
女相手のレズプレイきぼん。
680あぼーん:あぼーん
あぼーん
681名無しさん@ピンキー:03/07/26 23:50 ID:CCgyoaqD
女相手より男相手だろうがゴルァヽ(`д´)ノ
682名無しさん@ピンキー:03/07/26 23:58 ID:k5tynBAE
男なんぞいらんわいゴルァヽ(`д´)ノ
683名無しさん@ピンキー:03/07/27 01:43 ID:LrLBlXBr
ふたなりに犯される展開キボンヌ
684あぼーん:あぼーん
あぼーん
685あぼーん:あぼーん
あぼーん
686あぼーん:あぼーん
あぼーん
687名無しさん@ピンキー:03/07/27 03:08 ID:QYXVYZOf
ママンとのレズプレイキボンヌ
688名無しさん@ピンキー:03/07/27 03:19 ID:QbPephoH
>>675
素晴らしい!
烈しく続きキボンヌ!!!
689名無しさん@ピンキー:03/07/27 03:19 ID:QbPephoH
ageちまった、スマソ。
690名無しさん@ピンキー:03/07/27 14:17 ID:LrLBlXBr
描写がエロくて良いです(・∀・)ノ
691名無しさん@ピンキー:03/07/27 14:18 ID:LrLBlXBr
続きキボン
692あぼーん:あぼーん
あぼーん
693名無しさん@ピンキー:03/07/28 04:43 ID:jP9NzyTj
693a
694プリン:03/07/28 10:44 ID:U6/A5CMr
>674の続きです

小さ目のTシャツ選んで着たのだが肩周りや丈などが明らかに大きいのに胸の部分だけは
ややきついといった感じがした、左右に引っ張られる形になったせいか、胸にプリントさ
れている絵柄が歪んだ形になっている。その部分をみてるだけで涎がでてくる。
『えっちな身体だな・・・』
上から胸を覗きながら素直な感想をもらした。胸が大きいせいなのか元から細いウエスト
がより細く見受けられた。
次にずり落ちるトランクスを抑えながらGパンを穿いた、こちらも小さめを選んだがウエ
ストはがばがばであるのに、ヒップの部分はぴったりしていた。ベルトと通して落ちるの
だけは防いだ。裾は何度か巻いて長さを調節することにした。シャツはズボンから出した
状態にしておいた。
『まあ、こんなもんかな、特に不自然でもないし』
鏡でチェックを済ますと乱れていた髪を梳かし始めた。よくわからないので跳ねない程度
に梳かして終わりにした。
『さて、次はカバンの中身をっと・・・午後は誰の授業だっけかな』
机に置いてある時間割表を確認しながら教科書類を詰め込んでいく
『今日は午後ひとつしかなくて助かったぜ、しかも担任だから教室に一緒に行ってもらう
かな・・・さすがに急に女の子が入ってきたら連中驚くだろうな〜〜』

695プリン:03/07/28 10:47 ID:U6/A5CMr
クラスの奴らが目を点にしている顔が脳裏に浮かべると自然に笑みがもれてくる
母親からの遺伝なのか、だんだん女でもいいかなっ、どうせすぐに男に戻れるだろう
という安楽思考になりつついた。

『いってきまーーーす』
荷物を持ちテーブルに置いてあった金を財布にいれ、誰もいない家に向かい声をかけて外
に出た。
悠の自宅から駅までは意外と離れているのでいつもバスで向かう、バス停に着くと丁度よ
くバスが来ていたので飛び乗った。平日の昼近くにもなると車内はガラガラだった。
駅に着きホームに行くまでに数人の人とすれ違ったが特に違和感は無いようだった。
(ふぅ、よかった。別に服装とかに問題は無いみたいだな)
心配も無くなり、すぐ来た電車に乗った。
扉寄りの席に座ると、いつもの電車に乗るときの習慣からか先程の自慰疲れからか次第に
眠くなってきてしまった
(駄目だ・・眠い、どうせ終点までだから寝ちまうかな)
手すりに肘を乗せ寄りかかるようにして眠りについた

しばらくして目を覚ますと、いつのまにか車内は込みはじめていた、ガラガラだった席も
埋まり立ってる人もちらちら見受けられた。携帯を取り出して時間を確認する
696プリン:03/07/28 10:48 ID:U6/A5CMr
(けっこう寝たな、次が終点あたりかな。・・・しかしさすがに乗り換え駅通過すると混み
だすな〜)
途中にある大き目の駅を通過したためにサラリーマンやら大学生らしき人が多数乗り込ん
でいた。
(ん?なんか見られてる気がする・・・)
男のときと違い敏感なのか正面や横に座った人、悠の周りに立っている人がチラチラとこ
ちらを見ていることに気づいた。明らかに視線の先が顔や胸に集中していることがわかっ
た。シャツを押し上げ一目でわかる巨乳がノーブラで固定されてないために電車の揺れに
あわせて、ぷるぷると揺れる。しかも顔も文句無しの美少女となれば視線を浴びないほう
がおかしいくらいである。隣のサラリーマンなど、新聞を見てるフリをしてるが、こちら
を見ているのがバレバレでだらしなく口をひらいている。悠は無意識のうちに胸を隠すよ
うに腕組みをする
(視線が痛いなんて感じたの初めてだよ・・・自分でみるのはいいが人に見られるのはや
だな・・・タオルでもきつく巻いてくればよかった・・・)
皆が自分の胸を見てると思うと微かに頬が赤くなり顔を下に向ける、不用意にノーブラで
外にでるべきではなかったと後悔した。
697プリン:03/07/28 10:49 ID:U6/A5CMr
駅に到着すると、逃げ出すように小走りで電車を後にした。学校は駅から歩いて15分後
位の位置にあり、少し回り道をした所にある公園のトイレで着替えることにした。
『ふぅ、本番はこれからだな!!』
トイレに歩きながら公園から微かに見える校舎をみて呟いた。そのまま入ろうとすると、
お婆さんが声をかけてきた
『お嬢さん、そちらは男子用だよ』
『え・・!?』
ふと入り口のプレートを見ると男子用のマークが目に付く、いつもの癖で男子トイレに足
を向けていたのだ。
『あ、はは・・・すいません、ありがとうございます』
なんとか苦笑いをしながら、そそくさと女子トイレに入った
(やっべーー女なんだから女子トイレ入らなきゃ)
当分意識しないと危ないなと思いながら個室に入ると紙袋から学校指定の夏物のYシャツ
を取り出しシャツの上から着た。ズボンも脱ぎ制服のズボンに着替える。ズボンは先程と
同じくベルトをして裾を捲り上げれば平気だった。Yシャツは大き目のを普段から着ている
性か胸の部分にも余裕があったTシャツとYシャツをズボンにしまうと少しは固定され胸
の揺れは減ったように感じられた。見た目にもYシャツが大きくて胸が目につきにくくな
った
698プリン:03/07/28 10:50 ID:U6/A5CMr
(早く替えを買わないとな・・・服だけでこんなに苦労するとは思わなかったぜ)
衣類の乱れを確認してそーっとトイレをでた。男子制服を着たまま女の姿で人に見られた
くなかったからである。お婆さんがいないのを確認して学校までの道のりを急いだ

高校は共学といっても、校舎の東棟に男子、西棟に女子の教室と性別で二分されている為。
個々の教室風景は男子校、女子高とさほど変わらない。左右の棟の間に職員室や昇降口、
食堂など共同に使うものが設置されている
悠は人に見られぬように校門を抜けると職員室に移動した、中に入ると外とは違いクーラ
ーで冷やされた涼しい空気が身体をつつむ。担任の机まで行くと、昼休みをのんびりと過
ごしていた
『あの・・・先生?』
『ん?えーっとどうしたの?誰か探してるのかい?』
学年でも優しいと評判の担任の秋元先生は予想通り暖かみのある笑顔で答えてくれた
『いや・・・その、えっとこんな姿ですけど橘なんです・・・』
なんて言えばいいのかわからずに口篭もりながら自分の名前を伝えると、予想通り驚きを
隠せないようだった。
『え!?うちのクラスの橘か?』
699プリン:03/07/28 10:52 ID:U6/A5CMr
コクりと頷くと、頭から足の先までポカーンと口を開けながら見てきた
『はぁ・・校長から話は聞いてたが・・・完全に女の子だな・・・すごいな〜』
何を感心しているのか腕を組みながら頷いていると、それに気づいた先生方が寄って来た
『秋元先生、その子ですか?今日職員会議で言われた子は。』
『ええ、そうですよ。自分も驚いてるとこですよ』
どうやら校長が他の先生方にも説明してくれたらしく有名になってしまったらしい。起き
たら性転換してたなんて有名になってあたりまえではある。
『へぇ〜どう見ても普通の女の子だねえ』
『そうですよね、こんな長くて綺麗な髪も持ってるしスタイルもいいし・・』
どの先生も不思議そうに観察してくる。その当事者は先生方に囲まれて緊張してしまい下
を向いてしまった。しかし成績が高かったために、教師に信用されているのは幸いだった
と心から思った。
『せ、先生・・それでクラスの皆に説明してほしいんですけど・・・・』
なんとか口を開き当初の目的を伝える、それに気づいたのか
『あ、ああ、すまんすまん。わかった、午後の授業一緒に教室に向かおうな』
片手を上げ返事をしてくれた。
『ありがとうございます』
700プリン:03/07/28 10:53 ID:U6/A5CMr
持つべきは優しい担任だな、神に感謝してペコリとお辞儀した。
『じゃあ、少しここで待っててくれ、ちょっと準備してくるから』
そう言うと職員室を出て行ってしまった。仕方なくまだ周りにいる教師を無視して、ちょ
こんと担任が座っていた椅子に腰掛けた。
(はぁ・・・疲れるな・・・)
これから、倍以上の人数のクラスの男たちから同じ目に合わなきゃいけないと思うと、ど
っと疲労が押し寄せてきた

『待たせてすまないな、それじゃあ行こうか橘。』
チャイムが流れると同時に秋元先生が戻ってきた。先生の後ろをついていく、途中いつも
見慣れた風景なのに今日は視線の高さも低い性か違って見える
『じゃあ、ちょっと廊下で待っててな、呼んだら入ってきてくれ』
クラスの前まで来ると、立ち止まり自分も置いて先に教室に入る。先生が中に入ると号令
の声が聞こえた。その後先生が説明してる声がぼそぼそと聞こえる、まるで転校生のよう
にドキドキと心臓が鳴り自分の出番を待つ。
『入っていいぞ、橘!!』
701プリン:03/07/28 10:54 ID:U6/A5CMr
掛け声とともに教室に入るとクラス中から驚きの声が飛び交う
『完全に女じゃんか〜』『すっげぇ可愛い〜』『まじかよ、どうみても女だろ』
(はは、やっぱりな・・・・)
予想通りの反応に苦笑いしかできなかった。騒ぎが止まらない彼らを、先生がなだめる
『まあ、見た目は変わっても中は橘なんだから、皆いつも通りに接してあげてくれな』
先生の言葉にクラスのそこらで返事が聞こえる。それを聞いて安心したのか頷くとこちら
を向いて話し掛けてきた
『よし、じゃあ授業するぞ。橘、自分の席に行きなさい』
『は、はい』
机の間を通り窓際の一番後ろの角にある自分の席に向かう、机に向かうまでに通り過ぎる
生徒皆に不思議そうな顔でみられたのは当然である。
自分の席につくと、隣に座っている奴が話し掛けてきた。
『おい、ほんとに悠なのか?』
こいつは「中村 健吾」クラスの連中とも仲はいいが、こいつとは1年の頃から一緒に行動
していて、親友といってもおかしくない仲だ。いつも俺は健と呼んでいる
『ああ、健、おはよっす。そうだよ』
702プリン:03/07/28 10:55 ID:U6/A5CMr
『うわっ、声まで女だな。そんな喋り方してなきゃ女にしか見えね−よ』
一つ一つのしぐさにも驚きを隠せないようだ。
『はぁ、俺だって好きでなったわけじゃないんだけどな』
ため息交じりで愚痴を漏らす
『まあ、そう言うなよ。後でじっくり聞かしてもらうからさ』
楽しそうに笑うと授業を聞き始めた。周りを見るとチラチラとこちらを見る連中をみて。
この後も忙しそうだなと思い、授業を受けることにした。

授業の終わりを知らせるチャイムが鳴ると
『よーし、じゃあここまでな。すぐホームルームするから黒板消しといてくれな』
てきぱきと片付け教室を出て行った。時間どおりに終わらせるのも先生の人気のひとつで
ある。担任がいなくなると、クラスの連中の大半が自分の周りに集まってきた。
『ほんとに橘なのかよ?』『この長い髪本物?』『女っぽく喋ってくれよ』
次から次へと質問をされ、その一つ一つに対応するのは大変だった。
『うるせーよ、お前らさっさと散れ・・・いたたっ髪引っ張るなよ!! おい、何胸触ろ
うとしてんだよ!』
手で追い払うがあまり効果は無い。そして誰かの発言に皆が注目する
『女なのに、女の制服着ないのか?』
皆の視線が制服に集まる、するとまた、そこらじゅうから質問が飛び交う,
まるで記者会見のように皆がこちらの回答に耳を澄ます
703プリン:03/07/28 10:56 ID:U6/A5CMr
『女で男の制服着てるなんて変だぜ』『そうだよ、着替えないの?』
単に制服すがたが見たいだけのようで、皆いやらしそうな目で見てくる
『お前らくだらねー事言ってないで席に戻れよ!』
怒鳴り付けるが所詮は数で押し負けてしまう。
『早く言えよ!』『質問の答えになってねーだろ』『女の子がそんな喋り方するなよ!』
次々と不満顔で反論して来る。もはや反論は無駄だと悟り諦めて回答することにした
『い、いちおう今日制服買うつもりだけど・・・』
注目され恥ずかしくて下を向きながら、ぼそぼそと答える。それを聞いた瞬間皆待ってましたの
ごとく大喜びする
『よっしゃーー!』『これで毎日制服見られる〜』『女子高生と授業受けられる』
(なんだか、こいつらにはめられた気もする・・まあ、着ないと夕飯抜きなんだけどね・・・)
連中の質問で言いように誘導されたのだと気付いた時にはもはや、制服着用は決定づけられてい
た。決定したところでタイミング良く先生が来てホームルームが始まった。

704プリン:03/07/28 11:02 ID:U6/A5CMr

すいません、長々と載せた上にエロシーンもなくて。我ながら情けなく感じます
さすがに急に制服など着せるにはいかなくこんな展開になってしましました。
皆様のリクエストされるシチュエーションやコスチュームで書きたいとは思いますが
ここに書き込んでもいいのかわからぬヘタレなもので申し訳ありません。
少しでも皆様の役に立てればいいと思います。
705名無しさん@ピンキー:03/07/28 13:30 ID:mz33SQ+/
>>704
気にするな、禿しくイイ(・∀・)ぞ
ガンガレ
706名無しさん@ピンキー:03/07/28 14:45 ID:Y0WjyOVa
>>704
毎回エロが入っていても下手にやったらメリハリが効かなくなってしまう罠。
ストーリーを進めるにはこういう部分も必要ってことだし。
マイペースで書いてりゃ良いんでないの?
707あぼーん:あぼーん
あぼーん
708名無しさん@ピンキー:03/07/29 00:05 ID:xDh7MCSA
>>704
乙です。今後も期待してます。
709名無しさん@ピンキー:03/07/29 00:09 ID:mlvjxjcS
>>704
問題なし。俺のティンコはもう勃ってる。
710名無しさん@ピンキー:03/07/29 10:19 ID:WEjtWPwP
>>704
全然問題ないぞ、エロばかりがティンコの勃つポイントじゃないぞ。
ちなみに今後ブルマ姿でオナシーンキボンヌ
711名無しさん@ピンキー:03/07/29 13:33 ID:5wmMjmQR
俺としては、
エロ:それ以外=1:1
ぐらいがいいと思うんだが・・・
エロ小説としたら余分なセリフが多い気がする。

712名無しさん@ピンキー:03/07/29 15:00 ID:ltylxt8E
俺はエロも好きだけど
内面の変化とかの心理描写が好きだからオケー。
713名無しさん@ピンキー:03/07/29 15:12 ID:YEEap1oB
まあそのへんは好みだろうな。
714名無しさん@ピンキー:03/07/29 15:29 ID:jRANDoo+
とりあえず、
下着の着用あたりをねっちりと
715名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:12 ID:GKduqnPj
エロより心理変化の方が好きなヒトの数→

|∀・)ノ
716名無しさん@ピンキー:03/07/29 21:41 ID:yPd20jNJ
717プリン:03/07/29 22:03 ID:TwWzoMML
激励のコメントありがとうございます。
ヘタレなりに頑張ります。

>>710
ブルマはすぐには無理かもしれませんが穿かせるの
可能ですがオナシーンは厳しいかも・・・
>>711
すいません、セリフ入れない表現は自分にはきつくて。
>>712
>>715
>>716
心理の変化は難しいですね、がんばってみます。
>>714
ねっちりですか、どんな感じにすればいいんでしょう・・
718380:03/07/29 22:28 ID:rmQOTAEd
>>715
|∀・)ノ オーレーオレオレモレー!!
719名無しさん@ピンキー:03/07/29 23:42 ID:cXOD93ws
>>715
|∀・)ノ エロイ心理変化なら、なお良し
720名無しさん@ピンキー:03/07/30 00:46 ID:+s6UWjDq
>>717
自分のサイズを店員に計測してもらったり、
ショーツの、はき心地に感激するとか、
ブラジャーで乳房をホールドされると、抱きとめられて安心感が得られる。
なんてのはどうでしょう?
下着姿を鏡で見て欲情するなんてのもいいですね。
721名無しさん@ピンキー:03/07/30 01:44 ID:+c1+X+GR
俺男なのに何やってんだ…
みたいな自己嫌悪に駆られつつも女性としての性感を堪えることが出来ないとか。

まあこのスレのアドバイスのレスはあくまで参考程度に。。
全部詰め込もうとしたりすると破綻したりしますし。
自分の書きたい話を書くのが一番いいですからね。

頑張って
722名無しさん@ピンキー:03/07/30 04:14 ID:d0PdM9Pq
女同士だからって気軽にせまってくる、
女友達(or女幼馴染)にドキドキするなんてよさげですね。
723プリン:03/07/30 10:40 ID:rwxqIKqD
>>720
>>721
アドバイス感謝いたします。下着関連を載せるのはまだ先に
なりそうなのですがなんとかやってみます。
>>722
考えではそのままレズプレイになってしまうかもしれませんが
そうなってしまったらすいません。下着関連のさらに後になるとおもいます

夜に少し話を進めようと思いますがどうか期待しすぎぬようお願いします
あくまで皆様のお暇を少しでもなくせればいいと思う話なので。
なかば話的に強引になる場面もありますがご了承ください。
皆様のネタはなんとか使っていくつもりです。
724名無しさん@ピンキー:03/07/30 11:44 ID:LUL8uf1k
次はエロシーンかい?それだけ教えれ
725名無しさん@ピンキー:03/07/30 13:28 ID:hRzfSWpc
次はレズなのか…_| ̄|○

レズは読む気さえおきねぇ

カイトタソマダー?
726名無しさん@ピンキー:03/07/30 14:16 ID:UTqvCHkm
むしろレズ物も激しくキボンですが何か?
つーか自分が嫌いなのは別に構わんが
わざわざそういうことを書き込むな。
もっとも、

>カイトタソマダー?

これだけは同意(w
727名無しさん@ピンキー:03/07/30 19:59 ID:m1Sn6OXR
このスレではカイトタンはリレーして良いと言う暗黙のルールがあるのを知っていよう。
728プリン:03/07/30 20:57 ID:ST1mEPuj
>>703の続き

『さようなら』
ホームルームが終わると部活に向かう者や素早く帰ろうとする者、皆が教室を出る前に話し掛け
て来る
『じゃあ明日楽しみにしてるからな』『サービスよくしてね〜』『言葉使いなおせよ』
勝手な事を言って笑顔で退出していく連中一人一人に『バカヤロー』と言い放つ。
『ったく、少しは人の心配でもしやがれ!!』
独り言を言っていると健吾が話し掛けてきた
『あははっ、まあいいじゃねーの。誰だってこんな男だらけで授業受けるより、可愛い子
と授業したほうがいいと思うだろ?』
『そ、そりゃそうだけどさ・・・』
するどい指摘に言い返すことができない。
『だろ、わかったとこで帰ろうぜ』
カバンを担ぎ廊下に向かおうとしたところを引き止めた
『ま、待ってくれ。あのさ、わりーが、制服買いに行くの付き合ってくれ。さすがに一人
はきついからさ』
『あん?ほんとに買いにいくつもりなのかよ?まさか・・・お前その手の趣味が・・・』
こちらを振り返り、軽蔑するような目でこちらを見てくる
『ち、ちげーよ。ちゃんと訳があんだよ!!』
女なのに男の制服を着てる違和感、そして夕食抜きのことを説明した
『はーん、なるほどね、確かにもっともだな。しかし飯抜きかよ、お前のおばさんも、
てきびしいというか、のん気というか・・』
729プリン:03/07/30 20:58 ID:ST1mEPuj
呆れつつも納得した健吾を連れて、校舎内にある文房具店に向かった、ここは文房具のほ
かに制服や体操着など、学校指定の商品も置かれている。
『あの、女子の夏用の制服欲しいんですけど・・あとソックスも。』
暇そうな顔をしている店員らしきおばさんに声をかけると、めんどくさそうにこちらを向
いた。
『どっち?ブラウスとスカート、それともリボンだけ?』
『えっと一式全部下さい』
明らかにやる気の無さそうに置くの棚に向かう
『サイズは?』
店員の質問に自分のサイズがわからないことに気づいた。
『やっべー、身長も縮んだからサイズわかんねーよ、健わかる?』
『なんだよ、お前が知らんのに俺が知るわけ無いだろ』
健吾に助けを求めたが、もっともな意見が返ってくる。二人で四苦八苦していると店員が
待ちきれなくなったのか、声を出す
『まあ、見た感じブラウスはこんなもんでしょ。今時の子だしスカートもこれくらいで。
リボンとソックスもこれで。』
勝手にサイズを選ぶとこちらに渡してくる、店員の目利きを信じ会計を済ませた。
『じゃあ、俺着替えてくるから先に校門に行っててくれ』
健吾と別れ、制服を持ってトイレの個室に入る。今度はちゃんと女子トイレだ。
『はぁ、まさかスカート穿くことになるとはな・・・』
730プリン:03/07/30 20:59 ID:ST1mEPuj
ビニール袋から取り出したスカートを持ち上げしみじみと感傷に浸った。自分の一生で無
縁なものだと感じていた品をまさか穿くことになるとは思いもしなかった。いくら女性の
身体とはいえ抵抗を感じないわけではなかったが仕方が無く着用するのだと、自分に言い
聞かせた。我が高校の制服は一般的な形で、全体的にこげ茶色でヒダとよばれる縦すじが
入り裾から10cm位の高さの所に横に白い線が走ったスカート、平凡な白の半そでブラ
ウス、それとネクタイのように首を巻きつけ胸元で縛る大き目のリボンが特徴の制服であ
る。ソックスは規定は無いが渡されたのは夏用の為か短めの黒であった。
今着ているYシャツとズボンを脱ぎ朝と同じく紙袋にしまう。先程と同じくTシャツの上
から女子用のブラウスに袖を通すと肩周りなどがピッタリで、店員を感心した。しかしや
はり、人並みサイズでは無い胸はぎゅうぎゅうで、なんとか第一ボタンまで閉めると、は
ちきれんばかりであった。知らない人と出会ったら間違いなく最初の視線は高校生とは思
えぬほど発達した胸の大きさに目がいくほど突出していた。
『胸でかい人が小さめの服着るとエロく感じるな・・・』
ガボガボだった男用のシャツの時と違い、きつきつのブラウスの明らかに目立つ胸を上か
ら見上げる形で見て素直な感想を漏らした。次にスカートを穿く、トランクスが落ちない
ようにスカートのウエストに合わせ、ブラウスの裾を中に入れ、一緒にベルトで押さえつ
けた。なんだか短い気もしたが胸が邪魔でよく見えないので後で確認することにした。最
後に赤いリボンをシャツの首に通して胸元で縛り完成である。忘れずにソックスもはきか
えた。
731プリン:03/07/30 21:00 ID:ST1mEPuj
『ふぅ、やっぱ女だからかな・・・女子の制服着てたほうが落ち着く気がする』
制服を着るの否定しても実際着ると似合ってしまい何故か心が和んでしまう自分の心情に
不思議になりながら荷物をまとめ個室をでて、洗面台の鏡で自分の姿を確認をした。
『こ、これはスカート短くないか・・・』
胸が邪魔で下がよく見えなかったから、あまり気づかなかったが鏡を見てスカートの短さ
に驚いた。ほんとに店員がいったように今時の茶ぱつの子が穿くような短さで、校則を守
るような、優等生が穿く長さではなかった
裾をつかみ下に引っ張るが、長さ的に股下10cmほどの丈である、後ろはお尻の大きさ
の性で前より少し上に裾が上がっている。少しかがめば、ばっちり下着が見えてしまうだ
ろう。鏡の前でかがんだり足を上げてみて下着が見えないかチェックしたが、特に改善す
る手段もないので諦めてトイレをあとにした、せめて下着が見えないようにとトランクス
を上に引っ張り上げておいた。
校門まで歩く間、歩きに合わせてスカートがひらひらと揺れて下着が見えてしまうのでは
ないかと不安になった。ズボンと違い風が股を通り抜けスース−する。
『遅かったな・・・・』
遅くなったせいで校門辺りに生徒の姿は無く待ちくたびれてた健吾がこちらに気づくと声
をかけてきた。しかし悠のこぼれそうな胸、引き締まった腰、下着が見えそうなスカート、
すらりと伸びたやわらかそうなフトモモの姿をみるなり、唾を飲み込んだ。
『おい!何見とれてんだよ!!』
健吾の様子に気づき怒鳴りつける
『あ、ああすまん。しかし、ちゃんとした格好して気づいたが、お前エロい身体つきして
るな〜〜』
胸と脚をジロジロと観察する
732プリン:03/07/30 21:02 ID:ST1mEPuj
『俺もそう思うよ・・・しかもこんなにスカート短いし・・・』
恥ずかしくて裾を下に引っ張る。
『いつまで見てんだよ、いいから帰るぞ』
『あ、まてよ』
ジロジロとみている健吾をおいて先に駅に向かい歩き出すと、それに気づきあわてて追い
かけてきた。
少し歩いたとこで健吾の行動が気になった
『おい、何で後ろ歩いてるんだよ』
立ち止まり、まざとらしく歩く速度を落し自分の後ろを歩く健吾に話し掛けた。
『いやーースカートの揺れを見てるだけで、なんとなくそそるものがあってね』
『・・・なんだそりゃ、好きにしてくれ』
頭をかきながら嬉しそうに話す健吾を放っておいてまた歩き出すと、
こちらと速度をあわせて後ろをついてくる、視線はしっかりとお尻にむけられている。
スカートは悠が歩くたびに、ふわりと少し浮いてはその反動でお尻に張り付くほど近づく
、そしてまた離れるといったように裾が、ひらんひらんと前後する。下着が見えそうで
みえない感じを楽しんでいるようだった。

『おい、スカート抑えないと色気の無い下着が見えてるぞ』
駅の階段を上っていると、後ろから健吾が注意をしてくれた。
『あ、すまねぇ』
頬を赤く染め健吾の言葉に反応し素早くカバンでお尻を抑える。どうやらトランクスが見
えたらしい。ズボンの時と違い、油断すると下着が見えてしまうので注意を怠らないように
しなくてはいけなかった
733プリン:03/07/30 21:03 ID:ST1mEPuj
停車中の電車に乗ると始発駅なので発車時間を待つ車内はガラガラであった.
座っていると、隣にいる健吾が腕を伸ばし急に胸を掴んだ
『ひゃんっ!!』
驚いてつい大きな声が出てしまった。
『やわらけーー』
健吾が口を開いた瞬間、突き飛ばした。
『な、なにすんだよ!』
頬を赤く染めながら胸を押さえると、椅子から転げ落ちた健吾が腰を擦りながら立ち上が
り椅子にすわる。
『いやーあんまり見事な胸だから偽者じゃないかと思ってね』
こちらに手を向けニギニギとにぎるそぶりをする。
『本物に決まってるだろ!なんでわざわざ胸を大きく見せなきゃいけないんだよ』
声を上げ言い放つと、奥の方に座っている客が、こちらを見てきたのでトーンを下げた
『今度やったらただじゃおかねーからな!!』
握りこぶしを健吾の目の前にむける。苦い顔をしてこちらをなだめてくる
『わかったわかった、いやー、しかし初めて悠から可愛い喘ぎ声も聞けたし。胸のやわら
かさも知れたから今日は満足だよ』
『喘いでなんかいねーよ!あ、あれは、急に掴むから驚いてだしちまったんだよ。それと
絶対胸触ったことクラスの奴らに言うなよ。どうせ俺も触らせろとか言って来るんだから』
『はいよ、了解!・・秘密にしてたらまた、揉ましてくれるかな?』
手を胸に伸ばしてきたので叩き落としにらみつけた。さすがにやりすぎたと思い謝ってき
た。

『明日はトランクスじゃなく、ちゃんとパンティ穿いて着てくれよな』
電車が動き途中の乗換駅で健吾に別れ際に耳打ちされた。
734プリン:03/07/30 21:04 ID:ST1mEPuj
『バッ』
文句をいってやろうと思ったが素早く健吾に逃げられてしまった。
その後自宅に帰るまでに、電車、駅前、バスと男たちの視線が胸や脚など全身に浴びまくり、
家に着いたときには慣れない体験にへとへとになってしまった

『はぁ、やっと帰ってこれたよ・・・』
くたくたの身体を前に進め自宅の玄関を開ける。
『たっだいま〜』
靴を脱いで食堂に入る、
『ただいま』
『おかえりなさい、あら似合うわね制服、可愛いわよ』
『誉めてもらっても嬉しくないって・・・』
母の第一声にあきれてしまった。
(何処の世界に男が女の制服似合うと言われ喜ぶんだよ・・・)
『あら、残念・・それにしても今気づいたけど、あんた胸大きいわね〜、
母さんに似なかったのね』
さびしそうに語る母の意見にやはりどこか抜けてると感じられずにはいられなかった。
別に産んでもらったときから女ではなかったのだから、似るも似ないも無い気がした。
『じゃ、じゃあ着替えてくるからメシよろしく』
台所をでて、階段を登って行く。自室に戻ると荷物を置き制服を脱ぎハンガーで壁にかけた。
上は着ていたシャツを脱ぎ、もっと大きめなシャツを着た下にハーフパンツを穿いて
すぐさま食堂に戻った。大きいシャツをハーフパンツから出しているからガバガバで
外目にはわかりにくいが、ブラウスとシャツで押さえられていた胸が開放されたのを
喜ぶように階段を下りるたびにシャツの中でボヨンボヨン跳ねた。階段を下りると
台所の中からドタドタっと駆け足と共に弟の晋也が飛び出してきて、
こちらをじーっと見つめてきた。

735プリン:03/07/30 21:05 ID:ST1mEPuj
『な、なんだよ・・・』
『ほんとに悠兄ちゃんなの?』
晋也の発言に女になってからまだ一度も会ってないことを思い出した。
自分が女になったことは母親から聞いたのだろうが、こちらを疑り深そうに睨み、返答を待つ
『あ、ああ、そうだよ。こんな姿だけどな』
自分の胸辺りまでしかない身長の頭をポンポンと叩いてやる。
『ほんとにほんと?』
『ああ、ほんとにほんとだ』
しつこく聞いてくるのでめんどくさくてやる気の無い声で返事をしてやる。すると
どうやら信じたのかいつもの笑顔に戻る。
『すっげー悠兄ちゃん変身できるのか〜、あれ、でも女だから悠姉ちゃんかな?』
目を輝かせて喜んでいる、心の中で変身ヒーローの見すぎだと呟いた。
『別にどっちでもかまわねーよ。でも、いちおうややこしくなるから人前では
姉ちゃんって呼べよ、あと他の人に変身したとか絶対言うなよ。いいか?』
『わかったよ、男と男の秘密だね。あれ?男と女かな?』
迷っている晋也を放って中に入り食事をした。


736プリン:03/07/30 21:10 ID:ST1mEPuj

とりあえずここまでです。
>>724
またエロ無しですいません
>カイトタンシリーズ
続き読みたいですが名作すぎてなかなか書けないですよね
737名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:17 ID:g6EQjctE
>>736

イイ!
でも、ひとつだけ・・・
女生徒用のブラウスだと右前になるから、ボタンをはめるのに苦労すると思う。
そこが表現されてたら、よりよかったと思う。
738名無しさん@ピンキー:03/07/31 01:07 ID:iayEy25J
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
痴漢オッケ〜!

次は下着買うのに一苦労かな?
739名無しさん@ピンキー:03/07/31 01:55 ID:t4EZL7Ko
(;´Д`)ハァハァ
740名無しさん@ピンキー:03/07/31 01:58 ID:AUIfHpWf
実は弟に「姉ちゃん」と呼ばれるのに激しく萌える。
エロ有りでも無しでもいいので、是非ともイロイロ絡ませてやって下さいませ。
シチュとしては「一緒にお風呂」、または季節的に「一緒にプールor海水浴」もいいかな。
741302:03/07/31 04:25 ID:2I1wjNFU
>>736
ものすごい勢いで更新してますね。
俺も見習わないとなぁ。
>>725
>>726
本当に申し訳ない。
なんとか一週間以内には形にするつもりです。
742名無しさん@ピンキー:03/07/31 05:07 ID:uuUwThHi
ワオ!
なかなかですな。
弟タンも女になるといいかも。
男と男が、女と男、そして女と女・・・
姉妹萌えというやつ、さらにママンも加わって母姉妹の3重奏になったりして。
743乳無しさん@ピンキー:03/07/31 11:49 ID:Orep5MFx
>>589
 心は少し焦っている。
 いま龍鬼は、心の『お願い』をきいて、歯磨きをするため洗面所にいっている。
 洗面所とはいっても、トイレとは壁で仕切られただけでドアも無く、距離もさほど離れていない。
 だが一応、壁が存在しているおかげで、お互いの様子は見えないようになっている。
 龍鬼はここに戻ってきたら、きっとまた『何か』してくるに違いない。
 だから、彼がこの場を離れているうちに、後始末を終わらせてしまわなくてはならない。
 後始末――龍鬼の唾液にまみれているはずの、『あそこ』を綺麗にするのだ。
 中途半端なところで途切れてしまった、龍鬼の『悪戯』のせいで、心の身体は今も火照ったままだ。
 燻りつづける甘い疼きが、心を切ない気持ちにさせる。
(……なんで? どうして、こんな風になるの?)
 女の子になってからというもの、悪戯されると、いつも、すぐ、こんな風におかしくなってしまう。
 龍鬼のことも、この身体のことも――心にとっては分からないことだらけだ。
 今の自分の『あそこ』は、一体どうなっているのだろうか?
 心は、ずっと気になっていた。妙な感じに疼くから、気になって気になって堪らなかった。
 龍鬼がいない今こそ、確認するためのいい機会に思える。
 それに後始末をする必要もあるから、どのみち確かめねばならない。
 ガウンの裾をまくりあげて、ふと、心の動きが止まる。このままだと裾が邪魔だ。
 手早く二回ほど折ってまとめ、口に咥えた。これなら落ちてこない。
(ちょっと、お行儀…わるいかなぁ?)
744乳無しさん@ピンキー:03/07/31 11:51 ID:Orep5MFx
>>743
 肢を少しだけ開いて、股間を覗き込む。
 てかてかして――濡れている。龍鬼の唾液だ。
 ジンジンと痺れているような、それなのに敏感になっているような、変な感じが続いている。
 空気にふれて、微妙に涼しさを感じる。熱をもっているらしい。
 熱くなって、それに普段よりもふっくらして――腫れているみたいだ。
 いつもはぴったり閉じているはずの割れ目が、膨らんだ『花びら』や『蕾』に押し上げられて、
内側からめくれるように少し開いてしまっている。
(ひどい、ひどいよぉ……こんな、こんな…)
 龍鬼が舐めたせいだ。悪戯されたせいだ――心はそう判断した。
 確認するために、指先で触れてみる。
「んっ……」
 ヌルンと、指が滑った。
 ぬめぬめしている。
 唾液だ。これは龍鬼の唾液だ。しかし、それにしてはヌルヌルし過ぎているような……?
 何となく疑問に思って、割れ目の内側、桃色の襞を撫でて確かめていく。
「んっんう?! んん……」
 指の腹のあたりで、ぬるぬるした割れ目を擦るたびに、お腹の底の方がじんじんする。
「んふっ……んん、ん、ん…んふ、んふ、ん!」
 どうしてなのか、手が止まらない。
(だめ…だめだよぉ……やめなきゃ、だめぇ、だめなのぉ)
 ガウンの裾を咥えているおかげで声こそ出ていないが、心の呼吸は明らかに荒くなっている。
745乳無しさん@ピンキー:03/07/31 11:54 ID:Orep5MFx
>>744
 左手で割れ目をそっと広げ、右手の人差指と中指の腹の部分をつかって、ヒダヒダの部分を擦る。
 ヌルヌルして、指に吸いついてくるような、柔らかい感触。
 微かに、くちゅくちゅという湿った音がする。
(あ、いやだぁ…なに? これ……こんなの、だめだよぅ)
 この音が、壁の向こうの龍鬼に聞こえてしまったら、もしも今ここに彼が戻ってきて、
こんなところを見られでもしたら、どうしよう――そう思って、心は止めようとする。
 しかし、肉襞を擦る感触が――同時に擦られる快感が、心を捉えて放さない。
「ん、ん、んん……んう、ん、ん、んふっ!」
(くちゅくちゅ、やめないと……でも、でも、気持ちいいよう…でも、だめ、だめだよ……でも、
ぬるぬる、いい、いい気持ち、でも、だめぇ……だめ、でも、だけどぉ)
 もっともっと、たくさん弄りたい――ヌルヌルしたい。
 自分の手で味わう快感に、心のこころは囚われていく。
(気持ちいいよぅ……もっと…ぬるぬる、キモチイイ)
 充血したせいで普段よりもふっくらしている大陰唇を、左手の指をつかっていっぱいに開き、
あらわになった桃色の肉を、右手でグニグニと強く擦る。
「んーっ! ん、んっんふ! んんー、んう、んー!」
 どんどん大きくなっていく、心の喘ぎ。
 うめき声にも似たそれは、もう恐らく、龍鬼の耳にも届いているだろう。
 ビクンッと、心の身体がふるえ、動きが止まる。
 いちばん敏感な『蕾』を、乱暴に擦ってしまったためだ。
746乳無しさん@ピンキー:03/07/31 11:56 ID:Orep5MFx
>>745
 刺激を受け続けてさらに充血が進み、クリトリスは、いつの間にか少しだけ顔を覗かせていた。
 あまりに強い刺激が、一瞬、心の思考を呼び戻す。
(おかしいよ……こんなの、ヘンだよう。いやだ、ヘンになっちゃう…いや、いやぁ)
 それでも、手は止まらない。
 指先で、クリトリスをつんつん触り、痛みがないのを確かめてから、クニクニと弄りだす。
(いや、いや、いやぁ……おかしくなっちゃう)
 『蕾』を捏ねくり廻すように、ふにふにと刺激しながら、心は少しづつ思い出しはじめる。
 亜津子に悪戯したときのこと。そして、失くしてしまった『大切なもの』のこと。
(おちんちん……ない…よ?)
 そうだ。自分は『男の子』なのに、『おちんちん』が無い。
 男の子の『お股の間』には、『おちんちん』があるはずなのに、どこかに行ってしまった。
 あの時も、亜津子に悪戯した時も、『おちんちん』が無いのに気付いて、それで――。
 この突起を、小さな肉芽を、こうやって弄った。
 『蕾』を摘んで、指先をすり合わせるように、優しく揉みほぐす。
 適度な刺激を受けて、『蕾』はますますぷっくりと膨らみ、敏感さを増していく。
(ええと……それから……あ、大きく、あ、ああん! いやぁ、いやいやぁ……ヘンに…)
 かすかに帰ってきた思考も、あっという間に、快楽に押し流されていく。
「んうーっ! んっふ、ん、んんう……んん、ん、んう、ん……んー!」
 もはや声を我慢することさえ忘れている。
 ガウンの裾を噛み締めて――丁度、猿ぐつわを噛まされて、悲鳴を上げているような状態だ。
747乳無しさん@ピンキー:03/07/31 11:57 ID:Orep5MFx
>>746
 右手でクリトリスを摘んで軽くねじり、こねくり回す。
 同時に、左手と右手の残った指すべてをつかって、割れ目の表面――柔らかな花びらを擦り、
つま弾いて、かきまわす。
 しかし、どうしたわけか、胎内には一切ふれようとしない。
 もしかしたら、心は、まだ『そこ』には気付いていないのかもしれない。
(ヘン…ヘンなの……おかしいの、おかしくなっちゃう……ヘンに……たつき、たつきぃ!)
 きっと、龍鬼が悪いのだ。彼が『いけないこと』をしたりするから――あんな風に舐めたり、
悪戯したりするから――だから自分は、『おかしく』なってしまった……。
 このままだと、自分はもっと『おかしく』なってしまう。
 『おかしく』なって――どんどん『ヘン』になって、きっと『病気』になってしまう。
 快楽に囚われた心は、愚にもつかないことを考えはじめる。
 悪いのは、龍鬼だ。
 だから『治して』もらわなくては――龍鬼のせいでこうなったのだから、彼に責任をとって
もらわなくては……。
(たつき、たつき……たつきぃ…たつきたつき、たつき、たつきぃたつきぃ!)
 龍鬼に対して、怒っているのか――それとも、すがっているのか。
 心のこころの中は、龍鬼への『何か』でいっぱいになっていく。
 そして、その『内なる呼び声』に応えるように、
「心……?」
 彼は、帰ってきた。

******************************************

(続く)
748名無しさん@ピンキー:03/07/31 19:28 ID:t4EZL7Ko
心タンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
749名無しさん@ピンキー:03/08/01 12:08 ID:rmejsnJp
ハァハァ
750プリン:03/08/01 14:04 ID:2NgsXmcf
>>乳無しさん@ピンキーさん
お疲れ様です。見事な描写お見事です
>>737
逆になるのですか、勉強不足でした申し訳ない。
>>738
下着どうしましょうか・・・
>>740
そうですね、折角ですから弟にもなんか関わってもらいたいですね
>>741
少し頑張ってみましたが次回から少しのんびりペースになりそうです
>>742
弟も女性にするのも面白そうですね
751ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:01 ID:JhYl1NY6
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
752名無しさん@ピンキー:03/08/02 06:23 ID:Ife1duQC
心たんはどこまで話が広がるんだろう・・・
380さんのマシンは無事だったんだろうか・・・
753名無しさん@ピンキー:03/08/02 15:25 ID:4PVtadhs
754380:03/08/02 20:21 ID:jXM5RXbj
>>752
漏れではなく、乳無しさんのを心配すれ。もしかして誤爆?

漏れは・・・(脱兎のごとく逃亡)
お盆までには・・・な、なんとか・・・なれば、いい・・・かも
755752:03/08/02 23:09 ID:ZkrDjOHG
>>754
誤爆スマソ (´・ω・`)

新作がんがー
756ue:03/08/03 01:11 ID:7yY3VUHT
次書きます
757あぼーん:あぼーん
あぼーん
758名無しさん@ピンキー:03/08/03 18:07 ID:0VDSh9nT
759プリン:03/08/03 20:55 ID:jWBqFl25
>>735の続きです

食事を終えて自室でのんびりとテレビを見ていると弟の晋也が入ってきた。
『悠兄ちゃん・・・じゃない悠姉ちゃん、ゲームやらせて。あとお母さんがお風呂入りな
さいだって』
『はいよ、じゃあ入ってくるかな。好きにゲームやってていいよ』
たいして面白い番組も無いので、チャンネルをゲーム用にセットし、タンスからトランク
スを取りだし部屋を出た。お風呂場は玄関の脇台所の向かいにある。
脱衣所の扉を閉め服を脱いでいく、穿いていたトランクスを洗濯機に入れ、残りの衣類は
籠にのせた。浴室に入りシャワーのレバーをひねる。勢いよく出される水の温度を調節し
て身体に向ける。
『ふぅ・・気持ちいい』
温かい湯気とともに出される水流が一日の汚れと疲れを流してくれているようだった。
シャワーの頭を壁に取り付け、シャンプーを手に出し髪を洗うが全然泡立たないことに気
づいた。
『あ、そうか、髪長かったんだっけ、そりゃいつもの量じゃ足りないわけだ』
腰まで伸びる髪に気づきいつもの倍以上のシャンプーで頭を洗う。髪の長さに手間取りな
がらも洗い終わるとスポンジにボディソープをたらし、腕、肩、首と洗い柔らかな乳房を
洗う、擦りつけると心地よい刺激が感じられた、スポンジの動きに合わせて豊かに実った
果実が揺れる。乳房から下にくだり、腹部、脚と洗い終わったところで動きが止まる。股
間を洗おうとすると脳裏に朝の自慰行為が浮かび上がる。
760プリン:03/08/03 20:56 ID:jWBqFl25
(やっぱここも洗わなきゃ駄目だよな・・・おしっこもしてるわけだし)
異物で洗うには抵抗を感じずにはいられなく、手にボディーソープをたらしあわ立てた。
あわ立てた右手を割れ目にあてがい洗っていく、まんべんに外側から泡を擦りつけていく
『んっ!あふうっ!』
ピンクの壁に触れるたびに甘美な快感が身体を襲う。しかし手を止めることは無くしだい
に力を入れて擦り始める、泡で滑らかになった手が速度を増す。くちゅくちゅと泡とは違
う液体の音が自分だけに感じられた
(な、なんだか、気持ちよくなってきちゃった・・・で、でも良く洗わないと・・)
自分に言い聞かせ擦りつづける、溝の上を擦りつづけているとしだいに足がガクガクと震
え砕ける。ペタンとお尻がタイルにつき体育座りで股を開く形になる。座った拍子に指が
突起に触れた
『ああんっ!』
甘い鳴き声浴室に響き渡り強い刺激が脳を貫く。
(ここは、触っちゃダメ・・でも、でももっと触っていたい・・)
指の位置を下げ尿道口をマッサージするように擦る、いつのまに空いた手で胸を揉み始め
る。上下からの刺激に次第に理性が薄くなる。お豆と乳首を指の腹でこねくり回す。
『あっ、あんっ!ひあっ!ああっ・・・くんっ・・もっ、もっと・・んーー!』
甘い快感が胸と股間からやってくる、当初の目的を忘れ一心不乱に胸と割れ目を刺激する。
761プリン:03/08/03 20:57 ID:jWBqFl25
中から次々と溢れ出す愛液が塗った泡を流していく。指を曲げ開ききった花びらの内側に
埋め込む、ぐちゅりと音がする。触っていただけの指が出口の出し入れにかわる。
「ぐちゅっ・・ぬちゅぬちゅ・・」
音が鳴るたびに身体が下から突き上げられる。
『ふぇっ・・ひっ!ああっ!あぐぅっ!!』
指の動きに合わせ腰が性感を求めるように巧みに動いていく。エスカレートしていくのが
喘ぎ声と溢れる音で確認できる。
(も、もっと、もっとかき回して・・・)
考えに反応して指を中でかき回す、中で指を曲げ、愛液を掻きだすように指を出し入れす
る。
「ぶちゅ・・ぐちゅ・・」
指を抜くたびに中から掻きだされた液が飛び出してくる。そんなことは気にせず指の出し
入れを早める。胸をまさぐる手も乳首だけを重点的に責める、硬く尖った乳首をひっぱっ
りつねる、その度に快感で満たされた。もう痛いと思う行為も、ただ気持ちがいいという
刺激に変わり快感という感情が身体を巡り回っていた。
『ううっ!んっ!んっ!んんんんーーー!!』
快感の波が次々と襲い掛かり、肥大した豆に指が再び触れ掴むと、頭が真っ白になり硬直
した。達してしまったのだ。
『はぁ・・はぁぁぁ・・・』
身体全体で呼吸を整える。シャワーの水流がタイルに叩きつけている音が耳に入る、しば
し一定のリズムで打ち付けられている音を聞いていると身体を流さなきゃと思いつき、座
ったまま、まだふらふらした手つきでシャワーの頭をもち身体にお湯をかけていく、まだ
頭がぼーっとしている。心地の良い水流が身体の泡を流していく、張りのある肌はすぐに
水をはじいていった。
『ここの中も、流さなきゃ・・・泡を流さなきゃ・・・』
762プリン:03/08/03 20:58 ID:jWBqFl25
とろ〜んっとした目で股を開き割れ目を指で広げシャワーをあてる。拡散する水流が花弁
に打ち付けられる。
『あうぅんっ!あっっあっ!』
1度絶頂を達したせいか、敏感になった花びらは少しの刺激にも反応する、しかしシャワ
ーの向きを変えることは無く、放出されるお湯を当てたまま動けなくなった。
『ぁんん、ま、まだ敏感に・・・っん・・・反応しちゃう・・でも、んんっ・・手が動か
ないよぅ』
身体がまだ刺激を受けつづけたいのか考えに反してシャワーを握る手が動かしても動かせ
なかった。
(なんで、なんで俺はこんなことしてんだよ・・でも・・)
否定する意識もしだいに快楽に溶かされ、こうなることを望んでいたかのよ
うにシャワーの頭をぐりぐりとわれめに押し当てる。金属質な質感と勢いよく飛び出す水
流が、否定する思考を快楽の渦にのみこませていく。
『ああんっ!ま、また・・・』
シャワーの頭の部分を膨れ上がった突起物に擦る、電気のように鋭く強烈な快感が身体に
突き刺さる
『あひいいっ!イグッイグゥッ!!!!!』
反り返り硬直すると、そのままタイルに倒れこみ手からシャワーが落ちた。
数秒後意識がはっきりするとシャワーを止め浴槽に入り身体を落ち着かせた。
『はぁ、はぁ・・・2回も、イッちゃった・・・なんでこんな身体になったんだろ・・・んっ』

763プリン:03/08/03 20:59 ID:jWBqFl25
ただ普段通りに髪を洗い、身体を洗っただけなのにそれが自慰行為に発展してしまい一度
身体に灯がつくと止められない自分が情けなくなった。乳首を軽くなでるとまだ敏感に反
応し甘美な刺激が身体を纏う。男であったときではありえない、お風呂で自慰するなどア
ダルトなどの中で見る程度のことが実際に自分が行なっていたと思うと信じられなかった。
『男のときはこんな敏感じゃなかったよな・・・』
昨日までの自分、男の豪快さの肌と違い繊細な今の肌は何事にも敏感に反応する。そんな些細な
ことが自分を男では無いことを意識させてしまう、複雑な気持ちのまま身体に灯る火照りが
治まるまでじっとしていた、その後浴室を出てバスタオルで全身を拭いた、先程の行為の
ような事が起こるのを恐れ敏感な部分は優しく拭き取った。お風呂に入る前と同じ格好に
着替え脱衣所をあとにした。
『あら、珍しく長いお風呂だったわね』
『あ、うん。髪とか洗うのにてまどっちゃって』
『そうね、確かに長いから今までより洗うの大変かもね、でもせっかくなんだから大事に
しなさいよ』
台所で冷たいものを飲もうとしていると母が声をかけた。まさか自慰していたとは言えず、
とりあえず誤魔化した。バレるのではないかとハラハラしたが、シャワーの音とテレビの
音で喘ぎ声は聞こえなかったらしく、特に突っ込んではこなかったので、ほっと安心をし
た。
764プリン:03/08/03 20:59 ID:jWBqFl25
『そうそう、お父さん夏休みにはいったん帰ってくるそうよ』
『うい、りょうーかい』
部屋に戻ろうとすると単身赴任中の父のことを伝えてきた、もはや寂しがる年頃でもない
し、長期休みに帰ってくるのは恒例のことなので騒ぐことはない。曖昧に返事をして二階
に上がった。
『このっ、早くやられろ!』
部屋に戻ると、ゲームをやり途中の晋也が悪戦苦闘していた。その光景を横目で見つつベ
ットに腰掛け髪をタオルで拭き始めた。
(はぁ、こんだけ長いと乾かすのも大変だな・・・)
タオルを髪にくしゃくしゃと擦りつけ少しでも水分を取っていると晋也の叫び声が聞こえ
た、どうやらボスを倒す前に自キャラが倒されてしまったらしくコンテニュー画面が出て
いた。
『悠姉ちゃん!こいつ倒してよ〜』
こちらを向くとふてくされた顔でコントローラーを渡してきた。
『はいはい』
行き詰まるといつも、クリアを頼んでくるので、予測していた行動に迷うことなくコント
ローラーを受け取る
『晋也、ちょっと扇風機つけて』
765プリン:03/08/03 21:00 ID:jWBqFl25
夏も近く、お風呂上りともなればさすがに暑い、髪を乾かすついでに扇風機をつけさせゲ
ームを始める。勢いよく回る扇風機のハネが涼しい風を送ってくれる、まだ湿っていると
はいえ強風に髪がなびいて、ふわりふわりと揺れる。それに気づいた晋也はちらりと悠の
方を見る、お風呂上りでほのかにピンク色した肌、頬に張り付いたまだしっとり濡れた髪、
ふっくらとやわらかそうな唇、シャツ越しでもわかる自分の顔ほどあるのではないかと思
わせる乳房。性に目覚め始めた年頃の子を魅了するには充分すぎるほどの魅力だった。兄
弟とはいえ、急に女性になった兄を兄弟と思わせる前に一人の女だと思わせてしまう。気
づかぬうちに心臓がドキンドキンと高鳴っていた。
『ほら、倒したぞ』
そんな事には気づかない悠は無事にステージをクリアして、コントローラーを晋也に手渡
した。渡す瞬間柔らかな手が触れ合った。
『あ・・・』
『あん?どうした?』
『な、なんでもないよ』
ボーっとしている晋也を不思議そうにみると、あわてて首を振ってゲーム画面の方を向い
た。しかし晋也の鼓動はとまらず、経験の無い自分の不思議な感覚にわからずにいた。
そんな晋也を無視して、やはりドライヤーで乾かそうと1階に降りていった。髪をとかし
つつドライヤーの温風をあてていくと、あっという間に乾き終わった。
『ふぅ、今度からドライヤー使わなきゃダメだな』
乾き具合をポンポンと手で頭を軽くたたき確かめた。その後自室に戻ると、もう寝てしま
ったらしく晋也はいなかった。ほったらかしのゲーム機を片付け落ち着くと1日の疲れか
ら身体がだるく感じてきた。
『なんだか疲れたな・・たまには早く寝るかな・・・』
目をこすりながらのろのろと立ち上がり電気を消しベットに潜りこんだ、明日には男に戻
ることを祈りつつ美少女は静かに目を閉じた。
766プリン:03/08/03 21:03 ID:jWBqFl25

とりあえず悠の一日目終了です。2日目も少しづつ考えて
いこうと思います。 最後少し強引ですいませんです。
767名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:52 ID:9pKLgs9m
弟の目覚めキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
目が覚めたらどうなってるんだぁ!
768名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:54 ID:rg+nvoll
近親相姦かッ!?今後に期待だ。
769名無しさん@ピンキー:03/08/03 23:37 ID:Cz128gii
770名無しさん@ピンキー:03/08/04 00:29 ID:WlfgzVj5
超萌え
771名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:43 ID:lnfDXyZX
是非とも甘えるふりして胸に飛び込んでもらいたいところ。
772名無しさん@ピンキー:03/08/04 10:14 ID:eyjfiPGF
>>771
禿同 
甘え上手な弟 イイ!
773名無しさん@ピンキー:03/08/04 12:07 ID:tiRJdSJW
けっこうペース早いですね〜
次回も濡れ場希望。
774名無しさん@ピンキー:03/08/04 14:10 ID:S8Y01m9Q
ビバオナニ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
775名無しさん@ピンキー:03/08/04 14:26 ID:EWaRQq6+

       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | 署長命令だ!
       \
          ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ∧_∧      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧_∧     ( ´Д` )    <   副署長命令だ!
         ( ´Д` )   /⌒    ⌒ヽ    \_______
        /,  /   /_/|     へ \
       (ぃ9  |  (ぃ9 ./    /   \ \.∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    /、    /    ./     ヽ ( ´Д` )<  課長命令だ!
       /   ∧_二つ (    /      ∪ ,  /   \_______
       /   /      \ .\\     (ぃ9  |
      /    \       \ .\\    /    /  ,、    ((( )))  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     /  /~\ \        >  ) )  ./   ∧_二∃    ( ´Д` ) < 係長命令だ!
     /  /   >  )      / //   ./     ̄ ̄ ヽ    (ぃ9  )  \_______
   / ノ    / /      / / /  ._/  /~ ̄ ̄/ /   /    ∧つ
  / /   .  / ./.      / / / )⌒ _ ノ     / ./    /    \   (゚д゚) シパーイシマスタ!
  / ./     ( ヽ、     ( ヽ ヽ | /       ( ヽ、   / /⌒>  )  ゚(  )−
(  _)      \__つ    \__つ).し          \__つ (_)  \_つ   / >
776名無しさん@ピンキー:03/08/04 23:16 ID:dqJ6omaR
777 :03/08/05 07:44 ID:kvaKyVqr
 
778乳無しさん@ピンキー:03/08/05 07:46 ID:7xVLo0qa
どうも、乳無しです。スレ違いであることは分かっているつもりですが、
どうしても書かずにはいられない事があるのです。
今朝、すごく変なものを見てしまいました。
霊とか妖怪の類だなんて言うつもりは、さらさらありません。
あれは生物だと――動物だと思います。あんな動物の話は、
聞いたことも無いですけど、でも、動物だと思いたいです。
自分が知らないだけだと、無知なだけなんだと、そう思いたいのです……。

それは、今日の午前4時20分ごろのことだと思います。
わたくしは、いつも目が覚めると、まず最初にトイレにいきます。
じつは、わたくしの部屋は離れにあり、ここにはトイレがありません。
だから、いったん外へ出てから、母屋に行くことになります。
ちなみに言わなくてもお分かりになると思いますが、
心の部屋が離れにあるという設定は、自分自身の、このあたりの事から、
ごく単純に思いつきました。ヒネリがないですね。

さて、トイレを済ませた後、朝刊を軽く流し読み、自室へ戻ることにしました。
その途中のことです。
わたくしの住んでいるところは、とても田舎なので、辺りは一軒家ばかりです。
隣の家の屋根の上の様子なども、特に見ようとするわけでもなく、
自然と目に入ってきてしまう――そんな位置関係にあります。
今朝は、その隣の屋根に違和感を感じました。いつもと違う『何か』が見えたのです。
隣の屋根の上、テレビのアンテナ――あれは確か、八木式アンテナというのでしたっけ?
とにかく、アンテナの支柱に『そいつ』がいました。
ぱっと見た姿かたちは、大きなメガネザルのようでした。
メガネザルの身体を歪めて、頭を大きくしたような格好。
毛むくじゃらで――その毛色は、むかし動物園で見たナマケモノのようでした。
大きな頭の大きな顔には、大きな目が二つ、ぎょろりとしていました。
目は――あれは何色というのでしょうか? 以前にテレビで見たメガネザルの目が、
ライトを反射している時のようにギラギラしていました。
大きさは、『そいつ』の丁度すぐ下にあった、BSアンテナと同じくらいに見えていました。
779乳無しさん@ピンキー:03/08/05 07:48 ID:7xVLo0qa
最初は何だか分からなくて、その姿を、見える限りにおいて観察しました。
「あれは何だろう?」と、のんきに構えていたのです。
しかし、観察しているうちに、ふと怖くなりました。
だって考えてみれば、こんなもの、見たことも聞いたこともありません。
一度怖いと思ったら、どんどん怖さは増していきます。
「逃げなきゃ」と思い、わたくしは部屋へと移動を始めました。
幸いなことに、『奴』はこちらに気がついていないようでしたので、
とにかく静かに、出来る限り急いで移動しました。
離れに着き、自室へ向かう階段を登りながら、「アイツは、まだ、いるのだろうか?」と
気になって、窓から様子を窺いました。

窓の外の、ほんの2mほどはなれたところに『奴』がいました。

わたくしの部屋は、離れの2階です。離れの室内に入って、階段を上ったところです。
階段の途中に窓があり、離れの隣にある我が家の物置の屋根が、ちょうど目の前に見えます。
先ほども書きましたが、わたくしの住んでいるところは田舎です。
ほとんどの家は農家で、作業用の小屋と物置が一体化した、離れを備えています。
わたくしの家は、作業小屋と物置が並んで建っていて、作業小屋の2階――つまりは、
わたくしの部屋――へと続く階段の途中から、物置の屋根が目の前に見えるのです。
我が家の物置と、隣の家の作業小屋はかなり近い位置にあります。
猫などであれば、簡単に伝ってくることができます。
そして、隣の母屋と作業小屋もほとんど似たような位置関係です。
猫などのように、ある程度『運動神経の優れた動物』ならば、伝ってくることができるのです。
780乳無しさん@ピンキー:03/08/05 07:48 ID:7xVLo0qa
『奴』は、目の前にいました。
2mほど向こうから、こちらを――わたくしを見ていました。
大きな、光る、ぎょろぎょろした目で、わたくしを見ていました。

さきほどよりも、ずっとずっとはっきり細かく、『奴』の姿を見ることができました。
全身を覆う毛は、固くゴワゴワして見えました。
顔の部分は、口元など、毛に覆われていない部分があり、まさに『顔』という感じでした。
口がとても大きかったです。
目と口ばかりが目立つ顔でした。
皮膚はどす黒く、がさついて見えました。
大きさは、大きめの中型犬くらいありました。してみると、BSアンテナは意外に大きいのですね。
この時点では、不思議と、あまり怖く感じませんでした。

『奴』はわたくしをみていました。
ひょっとすると『奴』の方も、わたくしを観察していたのかもしれません。

どれぐらい見合っていたのか、良く分かりません。実際はたぶん、ほんの一瞬だったのでしょう。

『奴』が、歯を剥き出して――笑いました。
間違いありません。あれは、『奴』は笑って見せたのです。
猿回しのニホンザルが、歯を剥き出して笑ったようにみせる芸がありますが、
まさしくああいった感じでした。
若干、黄ばんで見える歯を剥き出して、『奴』は笑っていました。
大きな口から、大きな歯を――尖った犬歯を剥き出していました。
781乳無しさん@ピンキー:03/08/05 07:50 ID:7xVLo0qa
猛烈に、怖くなりました。
声もでないというのは、ああいう状態のことをいうのでしょう。
わたくしは身体をがちがちに固くして、全身に、鳥肌がたっていました。
怖くて怖くてたまらなくなって、叫びだしたい衝動で、心がいっぱいになりました。
無理矢理、口を開けました。
顎が痛くなるほど口を開けて、息を吸い込もうとしました。

すると、『奴』が反応しました。
笑うのをやめたのです。
『奴』は口を閉じて、それから、そのまま跳びました。
どんっという音がして、『奴』は、わたくしの前から姿を消しました。
たぶん、物置の屋根から飛び降りたのだと思います。

あれは、何だったのでしょうか?
誰か、ああいう生き物について、何かご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?
教えてください。
あれは、わたくしの見た『奴』は、何だったのでしょうか?

怖くて、怖くて堪らないのです。
このままだと、何も分からないままだと、どうにかなってしまいそうです。
この話は、冗談やネタではありません。
782乳無しさん@ピンキー:03/08/05 07:55 ID:7xVLo0qa
スレ違いの、わけの分からない話を書き込んでしまって、ごめんなさい。

当然のことですが、これは『心の物語』とは、何の関係もありません。

本当に、本当に申しわけ御座いませんでした。
でも、本当のことなんです。
作り話や、ネタではないんです。
今朝、ついさっきあったことなんです。

わたくしは、どうしたらいいのでしょうか。
783名無しさん@ピンキー:03/08/05 08:39 ID:F5k+01+t
イシャはどこだ・・・
784302:03/08/05 08:41 ID:dBfHuMN3
>>782
 その生物がなんだったのか、専門知識のない俺にはとんとわからないので、
申し訳ないけどなんのアドバイスもできません。
 珍しい事件に遭遇できてラッキー、という具合に考えるようにして、
早めにその恐怖心を忘れてしまうしかないんじゃないかな。
 事件そのものを忘れることはできないだろうし。
 こんなことしか言えなくてごめんなさいね。
785名無しさん@ピンキー:03/08/05 10:41 ID:N0qTMlkg
ただのサルじゃねーか。
お前は自分が知っている種類のサルしかサルと認めないのか?

目が3つあったとか腕が4本あったとかならともかく
近づいて観察しあって笑っただけなら何の不思議もないただのサルだ。
786名無しさん@ピンキー:03/08/05 12:34 ID:P1KR+Eu3
あぁ・・・













    死ぬなそりゃ
787名無しさん@ピンキー:03/08/05 14:06 ID:UvLXX2ke
最近は厳しくなってきているが
裏ルートではいろんな動物が輸入されてるからなぁ。

病気や薬にやられた野良猿というのもある。

猿だとすると、軽い威嚇の表現が笑った顔ように見えることがある。
788名無しさん@ピンキー:03/08/05 14:12 ID:yfvcYEDf
強制的にメス猿に変身させられる話きぼんぬ
789名無しさん@ピンキー:03/08/05 15:30 ID:UJ6l3iIh
脳が疲れてたんだと思うよ。

つーか俺はその手の怪異現象なんぞ遭遇したことないんだよね。
はっきり言って全然信用してましぇん。
思いこみの激しい人とかがよく幽霊を見たとか言うよね。
790名無しさん@ピンキー:03/08/05 15:44 ID:cwu39igY
俺も思い込みが激しいからか知らぬが、
学生のころ模擬試験の偏差値が23と言う怪異現象と遭遇した事がある(・∀・)
791乳無しさん@ピンキー:03/08/05 16:00 ID:mWsLC2+3
今朝は取り乱して申しわけありませぬでした。

『奴』にかんして、少々、自分なりに調べてみましたが、
『キツネザル』に近い感じだったように思われます。
ただキツネザルにしては、妙なところがいくつかありましたが……。
というか、なんで日本の関東の田舎にキツネザルが?
どこかから逃げ出してきたのかなあ?

うお!! 近所に落雷発生!!



792名無しさん@ピンキー:03/08/05 19:47 ID:TGfi5jw4
793380:03/08/05 22:38 ID:XULiF57g
>>791
それより、ノートパソコンだいじょうぶなの?>乳無しさん

漏れの方は、異音がしているのはファンの方だったとわかって一安心。
と思っていたら、ロストクラスタがぽろぽろと・・・。そろそろマシンも換え時かな。
キーボードの文字も摩滅してきたし。

こう暑いと、なかなかエロに頭が集中できないので困ります。
794名無しさん@ピンキー:03/08/05 23:28 ID:cj9V4ESq
795名無しさん@ピンキー:03/08/05 23:30 ID:cj9V4ESq
796名無しさん@ピンキー:03/08/06 00:24 ID:ZNUNOjhD
>>794
イイ! でも漏れは自分が女になりたいとか女性化ハァハァ
と言うより『言葉遣いが男』な女に萌えてるだけのような気がしてきた…
自分の趣味が分からん
797TS:03/08/06 01:20 ID:pg+j4hal
>>794
>>795

見れないです(;_;
798名無しさん@ピンキー:03/08/06 01:20 ID:lR+Iw7+V
あやしいURL鑑定してもらおうとラウンジ行ったらこんなスレが……
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1060099823/
799名無しさん@ピンキー:03/08/06 01:36 ID:ZNUNOjhD
>>797
2ちゃんブラウザでも
IEとかでも普通に見られるが?
800794、、795:03/08/06 03:27 ID:deJI/uzI
801名無しさん@ピンキー:03/08/06 06:00 ID:fqSt08PS
802名無しさん@ピンキー:03/08/08 01:56 ID:L0kt4I2M
ハヤクオンナニナリタイ
803名無しさん@ピンキー:03/08/08 18:17 ID:GjW4PuKN
揚げ
804名無しさん@ピンキー:03/08/09 11:48 ID:cWutdBx+
今って上げないとまずい状況だっけ?
せっかく広告が落ち着いたというのに・・・・・・
805あぼーん:あぼーん
あぼーん
806名無しさん@ピンキー:03/08/11 10:42 ID:LevkertT
さげとくね。
807プリン:03/08/11 21:48 ID:shHrih8i
太陽が昇り柔らかい日差しが部屋に差し込む、また今日の始まりを教えてくれる。
「ピピピッ、ピピピッ」
『う、う〜ん』
目覚ましの音に反応し少女は手探りで時計を探すとスイッチを叩いた。
(起きなきゃな・・でもねみぃ・・)
悠はあお向けのまま、一瞬目を開くが眠気からすぐまぶたが下がってきてしまった。そのままで
いると気づかずに寝てしまった。
少したつと階段を駆け上りドタドタと音をたて廊下を走る音をさせたかと思うと、バンッと音と
共に弟が入ってきた。
『悠姉ちゃ〜ん、お母さんが起きろってさ』
『すぅ・・・すぅ・・・』
晋也の声も届かぬほどまた深く眠ってしまった悠に反応は無い。
『起きてよ悠姉ちゃん〜・・・ぁ・・』
今度こそ起こそうとすると、寝ている悠の少しめくれたシャツから縦長のおへそと、きゅっとし
まったウエストの白い肌が目に付いた。そしてそこから視線をずらすと昨日気になってなかなか
眠りにつけなかった二つの大きな桃に目がいく。シャツがあるとはいえ充分に大きさの解かる乳
房から視線が離せなくなってしまった。
『ゆ、悠姉ちゃん?』
『・・・すぅ・・』
808プリン:03/08/11 21:50 ID:shHrih8i
>>765,807の続きです

もう一度声をかけ眠っているのを確認する。反応は無く静かな寝息だけが部屋に流れていた。悠
が呼吸をするたびに微かに揺れる胸が自分を呼んでいるように感じられる。ごくりっと唾を飲み
込むとそろそろと手を近づかせた、心臓はドキンドキン鳴っているのが自分にもわかる。人差し
指で軽く乳房を押してみると指の先にマシュマロに触れるような感触がした。再び唾を飲み込む
と片手を思い切り広げ片方の桃の上に乗せ軽く握ってみた、砂山を掴むように指がめり込んでい
く。
(やわらかい・・・・)
気づかぬうちの股間が膨れ上がっていった。感触を楽しむようにニ、三度軽く揉むと
『んっ・・うぅん・・・』
悠の口から声が漏れた、それに反応してとっさに手を離した。ちょうどそのタイミングで押して
も数分後にもう一度鳴る目覚まし時計がピピッ・・ピピッっと鳴った。
『う、う〜〜んねみぃな〜』
それに気づき悠は目を覚まし、晋也に気づいた。
『ん、起こしに来たのか?』
『う、うん、お母さんが起きなさいだって』
『わかった、すぐ行く』
まだ寝ぼけ半分で質問してきた悠にばれてないかドキドキしながら答えると部屋を出て一階に
向かった。しかし先程の感触がまだ忘れられなかった。
(悠姉ちゃんのおっぱい柔らかかったな・・・また触りたい・・・)
何故股間が膨れたのかわからなかったが、また触りたいという気持ちははっきりしていた。
809プリン:03/08/11 21:51 ID:shHrih8i
出て行った晋也の背中を見送ると目を下に向けた
『ふぅ、特に変わらずか……』
下を向けば嫌でも目に入る豊満な乳房が自分が今だに女だと自覚させる。
『はぁ、今日行けばやっと休みかーー』
仕方なく今日も1日女を頑張ろうと腕を伸ばしながらカレンダーを見ると明日の日にちは土曜
日の列に並んでいる。悠は目を擦りながら、のろのろと一階に降りて行く、トイレに入ると男の
ときの癖で立ちながらモノを掴もうとしたが、手に当たるものは無く、ため息をはくと便器に座
った。
『んっ・・・はぁ・・』
下半身に力を入れると溜まっていた水分が勢いよく飛び出す。紙で股間を擦りつけトイレを済ま
せると顔を洗い髪をとかし台所に向かった。
『おはよう、今日は暑くなるみたいよ』
台所にはいって来た自分に気付くと母が声をかけた。
『おはよ、暑いのか、やだな〜今日体育あるのに』
明らかに不満な顔をする悠を母がなだめた。
『それより明日は洋服買いに行くから昼頃時間空けときなさいよ』
『買い物?何買うの?』
『あんた女の子の服持って無いでしょ、それに下着とかも買わなきゃいけないし』
せっかくの休みを潰されるのを嫌がったが、無理に抵抗すればまた夕食抜きなどされては困ると、
しぶしぶながら返事をした。
810プリン:03/08/11 21:51 ID:shHrih8i
『わかったよ、明日ね』
『晋也も明日は空けといてね』
『う、うん』
急に振られて焦る晋也を横目に朝食を食べ始めた。悠は気づいてなかったが晋也は先程を思い出
しながら悠の胸はチラチラみていた。

食事を済ませ自室にもどると学校に行く支度をした。服を脱ぎトランクスだけになると体操着の
上だけ着て昨日購入した女子の制服をまだ慣れない手つきでなんとか着た。一瞬男子の制服にす
るか悩んだが不振な目で見られるのも嫌だと思い着るのをやめた。体操着の下、短パンと母親が
作った弁当を鞄に詰め込み服装の乱れを確認すると部屋をでた。
『いってきや〜す』
『ちょっと待ちなさい』
玄関で靴を履いていると台所から出てきた母が駆け寄ってきた
『なに?』
『今日あんた体育なんでしょ、その髪じゃ邪魔になっちゃうから縛ってあげる』
後ろを向かせると髪を掴みゴソゴソしてきた。
『はい、いいわよ。ポニーテールにしてあげたわよ』
なんとなく髪が引っ張られている気がした、頭を振ると後ろでフリフリとまとまった感のある髪
が揺れるのがわかった。
『あ、ありがとう、じゃあ行ってくるから』
『いってらっしゃい』
母の声を背中に受け、家をとびだした。
811プリン:03/08/11 21:52 ID:shHrih8i

さすがに昨日の登校と違い朝方なのでバス停にはバスを待つ客が三、四人並んでいた、その後ろ
に並び、眠たい顔をしているサラリーマン達を見ながら駅に向かった。
電車に乗り入口辺りに立つ、なかなかの混み具合のために奥には入れず扉の前に立つしかなかっ
た、電車の揺れにあわせ扉に胸が押し付けられる。押し付け離れる度にぷにゅんぷにゅんつぶれ
る乳房をいやらしそうな目で見ているサラリーマン風のオヤジが嫌になったが我慢するしかな
いと耐えていると、乗換駅で人の流れに合わせ奥に詰められた自分にぴったりとオヤジがくっつ
いてきた。ドアが締まるとオヤジと向き合い乳房をオヤジの胸に押し当てる体勢になってしまっ
た。離れようと身体をひねるが人が多くあまり動けずかえって乳房をこすりつける事になってし
まった。
(くそっ!なんとか離れられないかな)
しばしの間そんな事を繰り返し苦い顔をして悩んでいるとオヤジが顔を寄せてきて耳元で呟いた
『お嬢ちゃん、おっぱい大きいね〜とっても柔らかくて気持ちいいよ』
車内の揺れに合わせて身体を擦り付けてくる。ギロリと睨みつけたが、気にする事なくにやにや
と笑っていた。何度睨んでも離れようとしないオヤジに頭にきて文句を言おうと口を開きかけた
時電車が停まりドアが開いた、それにあわせるようにそそくさと逃げてしまった。
(くそ〜むかつく!むかつくむかつくむかつく。)
行き場の無い怒りが込み上げて来る。
812プリン:03/08/11 21:54 ID:shHrih8i
(あの野郎、次会ったら覚えとけよ!)
心の中で拳を握りしめ通り過ぎようとする駅を睨んだ。その気迫に周りが反応したのか、その後
は特に何も無く学校に到着した。

『おい、なんで女子がこっちの校舎にいるんだ?』
『ああ、あれが噂の女になった・・・』
下駄箱や廊下でこちらを見てひそひそと会話するものがいた。友達づてに聞いたのか自分の噂が
少々広まったらしい。多少の騒ぎはしかたがないと無視をしていたが、教室に入ると無視出来な
い騒ぎが興った。
『悠が来たぞ〜制服だよ!』『胸でけぇ!!』『やべっ、かわいい!』
制服姿を一目見ようとワラワラと寄って来る、囲まれて進む道が無くなってしまい立ち止まるし
か無かった。
『お前ら、どけ!うちの制服なんか登校中見てるだろ!』
校舎は違うといえ駅から校門までは女子も一緒の道のりなのだから見るのは当然なのだが、誰ひ
とり離れようとする者はいない。
『こんなスタイルが良くて可愛い子なんかめったに見た事ねーよ、文句良いつつも自分だってリ
ボンなんかしちゃって可愛くなろうとしてんじゃん!』
『は?リボン?』
連中に言われて髪を縛ってるあたりをふれてみると布切れのような感触があった。
(まさか・・・)
嫌な予感がして鏡を取り出し覗いてみる。そこには黄色のリボンをしたポニーテールの女の子が
写し出された。リボンの尻尾がひらついて悠の可愛さが増していた。
(母さん・・ゴムじゃなくてリボンで縛ったのか・・・)
てっきり髪を束ねるだけなのだからゴムひもか何かでしばっていると思っていたが実際は女の
子に似合いそうなリボンであった。母の行動にがっくりとしょげている悠に構わずクラスメイト
はジロジロ全身を見てくる。
813プリン:03/08/11 21:54 ID:shHrih8i
『しかしまじ、可愛いな〜』『こんな子と一緒のクラスなんて最高だぜ』
そんな声にまじり、一人の男子が手を延ばした。
『下はどうなってんだ?』
ひらりとスカートが持ち上がりトランクスがあらわになる。
『うわっ』
驚いてとっさにスカートを押さえるが皆には見えてしまった。
『なんだよ〜最悪、どうせならパンティ穿いてこいよ!』
『馬鹿野郎!穿くわけないだろ!次スカートめくりなんかしたらただじゃおかねえからな!!』
ブーブー文句を言う奴らに怒鳴り付けた。まったく人の話を聞かない奴らの中から一人が皆をせ
いした。
『まあまあ、みんなよく聞け。こんな事もあるだろうと予想した俺様がいいものを持って来た!』
悠を含めて皆が注目する、それを確認するとポケットから取り出したものを悠の前に差し出した
『じゃーん!昔、うちの姉貴が穿いていたパンティくすねてきたから、これを穿け!』
こいつのありえない行動に唖然とする自分をよそに周りは盛り上がる
『おおーー勇者だ!』『いよっ、下着を持ち歩く変態!』『悠、さっさと穿け〜』
『だ、誰が穿くかーーー!!』
『いいから席につけ〜』
悠の怒鳴り声のすぐ後に教卓にいる先生が盛り上がる皆に冷静に声をかけた、いつの間にかチャ
イムが鳴り担任が来ていた。それに気付くと蜘蛛の子のように散り席についた.

814プリン:03/08/11 21:55 ID:shHrih8i
『じゃあホームルーム始めるぞ』
皆が座るのを確認すると朝のホームルームを始めた、いつも通りの報告を終えるとホームルーム
のラストに担任が先程の話題を持ち出した
『さっきは皆で何やってたんだ?朝から騒がしかったが。』
その言葉待ってましたの如く先程のパンティ持って来た男が手を上げた
『橘が女性の下着を穿かないなんてわがまま言っているんですよ』
『は、穿くわけないだろ!』
先生の目がこちらを向くのに反応して頬を微かに紅く染めながら否定するが、周りから
不満の声が漏れる。
『先生、女性なんだから制服だけでなく下着も変えた方がいいですね?』
先生の返答に注目が集まる、すると少し考え始めた。
『・・う〜ん、特にそんなことは無いだろうが、衛生的や身体の為にはやはり女性は女性用のを
着用した方がいいんじゃないか?橘?』
『は、はぁ・・・わかりました』
何故か自分一人わがままを言っていることになり、それを説得するかのように言葉をこちらに振
られつい相槌をうってしまった、するとあちらこちらで歓声があがる。先生が出ていくと強制的
に下着を握らされた、もはや逃れられぬ状況にいたった。
『もう捨てるもんだから下着はお前にやるから心配するな』『穿ーけ、はーけ』
完全に一人孤立状態になってしまい、助けてくれるものもいない。
815プリン:03/08/11 22:02 ID:shHrih8i

遅くなりましたが今回この辺りまで、皆さん時間つぶしとなるはずでしたが
今回間が空いたうえに、へっぽこ作品で申し訳ありません。
悠の二日目です、なかば強引な展開はお許しください。
皆様に教えてもらうシチュエーションは極力使用していきたいと思います

注)タイムリーなネタで台風関連でも使おうとしましたが
  思い切りすぎちゃいましたのでやめときました。
816名無しさん@ピンキー:03/08/11 22:56 ID:tKroAv3c
イイネー
817名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:25 ID:sFaIbcEG
はーけ、はーけ!

ポニー萌え!
実にツボをついてますな〜
818名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:32 ID:ieoa8ysf
(・∀・)イイヨイイヨー
819名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:59 ID:pfVfXYwX
スカートの下のトランクスにワロタ
820名無しさん@ピンキー:03/08/12 00:48 ID:umbFzy3S
男子生徒が昔くすねて、しかも夏の日にポケットに突っ込んであったパンティほど
衛生的に問題のあるものも無いと思うがw
821名無しさん@ピンキー:03/08/12 01:08 ID:OBNhlWmH
イイ!!
822名無しさん@ピンキー:03/08/12 01:50 ID:n/6rPz3V
今は、「履ーっ!履ーっ!」でも、その内に「脱げーっ!脱げーっ!」に成るんだろうなぁ(シミジミ
その日が来るのを、待ってます(・∀・)ノ
823名無しさん@ピンキー:03/08/12 04:04 ID:eofYI1oh
個人的にはトランクスの方が好きです。
だから悠は「そんなにパンティが好きならおまえが穿け!」
と言い返して欲しい。
女がトランクスを穿き、男がパンティを穿く。
新時代の萌えだな。
824名無しさん@ピンキー:03/08/12 04:36 ID:eofYI1oh
825名無しさん@ピンキー:03/08/12 17:02 ID:KoSK622H
プリン氏、乙です。
826名無しさん@ピンキー:03/08/12 22:18 ID:rKGLyno6
男子校に一人女性化したやつがいるのは萌えるな

けどアメリカで性転換した元男が犯罪を起こし
男性囚人房に入れられたら
子供産めないからレイプされ放題だったそうだ
827名無しさん@ピンキー:03/08/13 04:31 ID:4qoCPzBz
>>826
そういったおそれがあるから、いっそのこと
男を全て女に変身させてしまえばいいと思う。
みんな女になっちゃえばレイプの心配はないし、
みんながわかり合えるでしょう。
全員でストリップショーなんてすごいですね。
828名無しさん@ピンキー:03/08/13 17:58 ID:baGeT/vc
>>827
それいいね。
見渡す限り女、女、女の群れ。
こうなったらストリップでもレズ痴漢でもレズ乱交でも自由自在。
829名無しさん@ピンキー:03/08/13 21:24 ID:vetD4Q6C
乱交できても輪姦ができないではないか!!
830名無しさん@ピンキー:03/08/13 21:30 ID:6cHPZr6F
>>827
>>828
ttp://www7.plala.or.jp/mashiroyou/kayo_chan00.html
はっきりいってかなり後味悪いけど
831名無しさん@ピンキー:03/08/13 23:14 ID:dUgY5s/+
人類が滅びる罠
832名無しさん@ピンキー:03/08/14 23:52 ID:TQrxx6HB
電車のサラリーマン風のオヤジ、いずれ痴漢になるのかなぁ^−^
弟や学校の生徒にも期待。
833名無しさん@ピンキー:03/08/15 11:32 ID:YSKmPjq3
834名無しさん@ピンキー:03/08/15 13:12 ID:YSKmPjq3
835山崎 渉:03/08/15 16:58 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
836名無しさん@ピンキー:03/08/15 17:15 ID:YcqzQ4OB
さげ
837プリン:03/08/15 19:06 ID:7c9Y2l7w
>>816〜832
ご感想感謝致します。やはり感想を書いてもらいますと早く次を書こうと
する意欲が増します、ありがとうございます。
>>817
いろいろな髪型にしてもらうつもりですが今回は
ポニーテールにさせてもらいました、喜んで貰えてよかったです。
>>819
ボケたつもりは無かったですが笑えがとれましたかw
>>820
実際はあまり衛生的では無いでしょうねw
>>822
早く「脱げーっ!脱げーっ!」になってほしいですね
>>823
ご希望の台詞は言うようにできますが、ずっと穿かせないのは
厳しそうです・・・でも新感覚かもしれませんね
>>826
そんな事件があったんですね・・知りませんでした。
>>827−828
さすがにすぐには無理そうです・・・
>>832
頑張って彼もまた登場させてみますね。
838名無しさん@ピンキー:03/08/15 19:19 ID:8uX6foYf
>>837
続きが待ち遠しいッス
839名無しさん@ピンキー:03/08/15 20:00 ID:rc1aufE6
プリンさん
買い物話期待してますよ!
840乳無しとかいうヘタレ:03/08/15 20:55 ID:BCccvmO1
お久しぶりです。 乳無しでございます。
小康状態だったPCなのですが、少々めんどうな事情で、わたくしの手からしばらく離れることになりました。
現在のところ、新たなネット接続環境を得るべく画策中でございます。
もしも、わたくしのつまらぬ小話を、お待ちいただいているお方がいらっしゃるのだとしたら、
申し訳ございませんが、もう少しの間、お待ちいただくことになりそうです。
841名無しさん@ピンキー:03/08/15 21:51 ID:YcqzQ4OB
>>840
がんがー。早く帰ってきておくれ〜。
842名無しさん@ピンキー:03/08/16 12:05 ID:XxIC5WgR
843proxy119.docomo.ne.jp:03/08/16 12:06 ID:xIq+M+Np
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84452720:03/08/16 12:36 ID:wgeF37V5


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845名無しさん@ピンキー:03/08/16 21:02 ID:7fX6nqph
乳無しさんがんがってください。新作を楽しみにしてます。
846名無しさん@ピンキー:03/08/16 21:05 ID:3jpZxGWH
乳無しさん楽しみにしてます。
ここはSS作家あってのスレですので。
847名無しさん@ピンキー:03/08/17 01:34 ID:iaPk+RMU
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059815393/l50
上のスレでTS小説(現在進行中)を見つけました。
848名無しさん@ピンキー:03/08/17 12:12 ID:dT6F45jR
>>847へ、>>517の言葉をそのまま引用。
849380:03/08/17 20:42 ID:IV8NEiUN
>>848
否定してどうするね。自ら視野を狭めてどうするね。
自分には面白くなくても、他人には面白いかもしれないのだよ。
紹介してくれた 847 さんありがとう。

それより、誰かSS投下キボンヌ。俺が言ってどうする。書け>俺
850プリン:03/08/17 23:09 ID:or/M0m3p
>>814の続きです

『くっ・・お前らな、そんなにパンティが好きならおまえが穿け!』
追い詰められながらも気力をしぼり、握った下着を連中に投げ返す。するとそれを見た一人が駆
け寄ってくると頭を下げてきた。
『頼む、今日だけでいいから穿いてくれ!!この通りだ!』
下げていた頭をさらに低くするとそのまま手を地面につき土下座の体勢になる、それにつられる
ように数人が駆け寄り同じように土下座をしてきた。
『お、おいおい、何もそこまでしなくても・・・』
『お願いだ!!』『頼みます』『どうか穿いてください!』
思わぬ行動にとまどいながら声をかけようとすると懇願する声がすぐさま返ってくる。元々頼ま
れると断るのが苦手なタイプな為、誰一人頭を上げることなく必死に頼んでくる彼らを見てると
良心が動かされてしまう。
『・・わかった、わかったよ、今日だけだからな。穿いてやるよ!!穿きかえて来るよ!』
なかばやけになりながら投げつけた下着をひったくると教室を出た。その姿をみて皆が大喜びで
叫びまくった。そんな騒ぎ声を背中に受けながらトイレに向かった。悠達の男子棟には女子トイ
レが無いので最低でも中央棟に行かなきゃいけないのだが、授業開始までそこまでないので男子
トイレで着替えることにした。トイレに入ると他クラスの男子が中にいて、何故女子が男子トイ
レに?と言った顔で見たが、もはやそんな視線はどうでもいいと思い個室に入った。何人か着い
て来た連中もさすがに個室を覗こうとはせず、悠の出て来るのを待っていた。
851プリン:03/08/17 23:09 ID:or/M0m3p
(はぁ、まじかよ。制服に続き下着も穿くなんて・・・)
口には出さずに呟きながら小さく丸まっていた下着を広げた。一般的な白のショーツで前に小さ
い赤いリボンがアクセントとして付けられていた。
(こんな小さいの穿けるのかな・・)
男の下着と違い軽く広げても小さく縮こまったパンティを見つめ、少し疑問に思いながらもなん
で俺だけこんな目に合わなきゃいけないんだという考えが頭の大部分を占め自分の運命を恨ん
だ。下着のゴムを掴み力を入れてみると予想以上に伸縮性が良く思っていたより広がった。初め
て触る女性の下着は面白くしばし引っ張ったりして遊んでいたが、早くしないと授業が始まって
しまうと気付き、意を決してスカートの中に手を入れトランクスを脱ぎ、眺めていたショーツに
足を通した。スルスルと綿独特な感触が足を駆け登り着用した
(・・・ちょっと小さい気もするけど思ったより良い感じかも)
自分で文句をいっていたわりに予想外の穿き心地に戸惑ってしまった。トランクスのスカスカな
隙間だらけと違い密着してなんともいえぬフィット感が心地良く下半身が固定されたようだ。脚
を上げても腰を振っても違和感は無く、むしろさらさらとした質感が心を満足させた。生地はお
尻の肉全体を優しく包み込んでいた、脚の部分のゴムがお肉に、ややくい込んでいたがかえって
それが下から持ち上げ締まる感じでキュッとお尻が引き締められたようだ。スカートの裾を持ち
上げ覗き込むと敏感な大事な部分も今までみたく冷たい風が通り抜けることなく親鳥が卵を温
めるように優しく覆ってくれていた。
(やっぱ先生が言うようにその性別にあった下着のがしっくりくるんだな・・・)
852プリン:03/08/17 23:10 ID:or/M0m3p
思わぬ穿き心地に恥ずかしながらも感心している自分がいた。手を後ろに回しショーツの上から
お尻を撫でてみた。布越しに下着に包まれた柔らかい感触が感じられる。我ながら形の良いお尻
に満足していることに気付くとなんだか恥ずかしくなってしまった。だが今までトランクス生活
でいたのが初めて穿いたパンティの感触や質感に自分自身が魅了されてしまったことにはまだ
気付いてなかった。そんな淡い感動状態でいると外からノックされいそがなかきゃいけないのを
思い出し裾を下ろすと今まで以上に中を見られては困るとスカートを少しでも下に引っ張りト
ランクスを持ち個室を出ると、待ってましたと言わんばかりについてきた連中が駆け寄る。
『どうだ、感想は?』
『い、良い分けないだろ、俺は男なんだからトランクスのが穿きやすいぜ』
まさか実際は心地よさを否定できないでいたのだが、そんな事を言えば、こいつらがつけあがる
し、残っている男としてのプライドが正直に話すのをためらわせた。しかし悠の言葉を聞くなり
穿いているのは確実と考えスカートをめくろうとするが、素早く手を払いのけ教室に戻った。教
室は教室で入るなり着いて来なかった連中が集まって来る。下着を見られないようにスカートを
押さえ素早く席に座ってしまった。材質の違いなのか、先程のトランクスに比べショーツ越しに
お尻が椅子に潰される感覚がよくわかった。
『なんだよ〜見せろよ!減るもんじゃないだろ〜』『頼む見せてくれ!』
『なんで見せなきゃいけないんだよ!減らなくても得るものも無いだろうが!も、もう頼んでも
駄目、見せるのはダメだからな』
853プリン:03/08/17 23:11 ID:or/M0m3p
口を尖らせて文句を言う奴らを黙らせたつもりだったが一人が牙を向いた。
『なら俺様は見てもいいはずだよな〜?』
今穿いてる下着を持ってきた張本人である。
『お前は下着を得たし、俺は下着が減った。なら見るくらいはいいはずだよな?』
『うっ・・』
文句を言うにも実際穿いてしまっているわけだし下着を返そうとすれば使用料などいいかねな
い。さすがに反論する言葉が浮かばない。しかも思ったより時間が余っていてまだチャイムが鳴
る気配は無く逃げ切る手段が思いつかなかった。
『ん〜どうなんだ?』
『・・・・わ、わかったよ、お前には見せてやるよ』
得意げな顔でいる奴はムカついたが一度限りだと思い返事をした。
『まじかよ〜』『ずり〜』『ありえないだろ〜』
『ふふっ、すまないな諸君!』
悔しがる連中を静める奴を連れ教室の角に向かった。男を一番角に立たせ教室の中央を向かせて
、その向きで膝立ちにさせる。自分は男の方を向いて立つ、教室の中央を背にする形になる。
『お前らは2m以内に絶対入るなよ』
首だけを横の方や後ろの辺りに向け怒鳴ると羨ましそうな顔でこちらを見ている残りの連中が
目に入った。
『じゃ、じゃあ見せるぞ、見せるだけだからな触るなよ!!』
確認のために声をかけると自分の股間の前にある顔がコクコク頷く。反応を確認するとそろそろ
とスカートの前を持ち上げていく、男の視界に白い肌が見える面積が徐々に増えていく。そして
ついに肌と同じくらい白い布が顔を出し赤いリボンが見えた。悠は裾を最大まで持ち上げた。
『おお〜〜!!』
男は感激におもわず声を漏らす。声に反応して悠は顔を紅潮させた。
(見えてるんだよな・・・)
854プリン:03/08/17 23:11 ID:or/M0m3p
男を見ると食い入るように目の前に広がる光景を凝視していた。スラリと伸び適度に引き締まっ
た脚を昇った先には小さい布に包まれた柔らかそうに盛り上がる恥丘、サイズの違いからか縁の
所々にしわがよっており、股間の先股の付け根には丘を分断する縦筋があった、ヘアが無く小さ
めのパンティの為に割れ目にややくい込んでいた。共学とはいえ男女隔離され、ほぼ男子校とな
ってる男子棟では通学中に見えるのを期待するしかない女性のパンチラ、それが自分のすぐ目の
前にチラリどころかモロに見えているのだから興奮しないわけが無い
『はぁ、はぁ・・』
瞬きをするのも忘れ縦筋を睨みつけ、荒い息がこぼれる。周りにいる生徒たちも、下着は見えな
いものの、やや首を下に傾け頬を紅く染め恥ずかしそうな顔と目でスカートを掴んでいる悠の姿
を横から見ていると先程まで怒鳴り散らしていたイメージは無くなり純粋に可愛く、人によって
は守ってあげたい、また人によってはもっと苛めてみたいという願望が頭の中を巡っていた。そ
んな目で身体全体を見られているのを感じたのか悠はますます頬を紅く染める、見られたのでは
なく自分で見せている、そんな自分の行為を考えると胸が締め付けられ切ない気分になってくる。
皆の荒い息声が両耳に流れてくると自然と体温が上がっていくのがわかった。そんな時、不意に
目の前の男が少し動き自分に近づくと生暖かい息が腿を、股の間を抜けていった、するとそれに
身体が反応したのか、お腹の奥がキュンと疼いた。
『も、もうおしまいな!』
身体の反応に気付き反射的に身体を後ろにひきながら裾を降ろし、なんとか口を開くとさっさと
自分の席に座った。止まっていた時間が動き出すようにクラスにいた生徒も身体を動かした。
(な、なんだよ・・今の感じ?)
855プリン:03/08/17 23:13 ID:or/M0m3p
悠は耳まで赤く染めスカートの上から股間を押さえた、股間の奥が少し熱い。予想外の身体の反
応に頭がこんがらがり、胸の鼓動がとまらなかった。そんな悠を余所にパンティを見た男にクラ
スメイトが群がり少しでも想像を豊かにする為に情報を聞き出していた。
『なあなあ、どんな感じだった?』
そんな声が自分の後ろから聞こえたが、自分自身の思わぬ反応に身体を落ち着かせる事に精一杯
でかまってる暇は無かったが、その直後チャイムが鳴りすぐに一時間目の先生が来て話題も強制
的に終了となった。でも悠は自分自身を落ち着かせ、身体の反応に困惑して授業に集中できなか
った。
(落ち着こう。きっと人に見せるなんて好意初めてで、きっと緊張しただけなんだ)
自分に言い聞かせながら心の中のモヤモヤを少しづつ消していった。
授業が終わると休み時間にパンティを見せてと頼む連中が何人か来たが、断固として断った。そ
の後二時間目からはなんとか気を取り戻して何事も無く授業は進んだ。途中の休み時間、中央棟
の女子トイレに入り尿を済ませたときにショーツを見ると、秘部が触れてた部分がほのかに湿っ
ているのに気付いたが少しおしっこを漏らしてしまったと自分に言い聞かせた。
そんな感じで時間は進み午前中の最後の授業を残すのみとなった。
『よっしゃ、次は体育だぜ』
誰かの声に後押しされ皆が体操服に着替える、上は白の半袖で首回りと袖回りが青く染まってい
る、下も青の単パンである。悠も上はブラウスの下に着て来たのでリボンを外しブラウスを脱い
でいく、下は持って来た短パンをスカートを穿いたまま穿き、スカートを脱いだ。着替え終わっ
た悠に気付いた隣の席の男が話し掛けて来た。
『ふぅ、橘君。君は何をしてるんだい?』
『な、なんだよ急に。』
どこぞの教授のような口調で期待を裏切られた顔をする健吾がいた。
『先ほどあんなに下着の件で騒いでおきながら、まだわからないのかい?何度私に言わせればい
いのかな?』
856プリン:03/08/17 23:14 ID:or/M0m3p
『だから何がだよ』
『制服も着て、下着もつけて、何故そこで短パンなんだよブルマ穿け!』
目が点になる、1年生から付き合ってきたがここまでの馬鹿とは思わず、呆れてため息が出る、
無視して教室を出ようとする悠を健吾の大声にまだクラスに残っていた生徒が寄って来た。
『悠、頼む!下着は諦めるから、せめてブルマ姿だけ拝ませてくれ!』
『俺からも頼む!体育の楽しみを奪わないでくれ!!』
次々と悠の前で土下座をしていく。
『ちょ、ちょっと待てってば』
『お願いです、王女様』『姫様』『女神様』
額を床につけて、懇願してくる。一気に主従関係が決まったように、下僕どもは悠の前にひれ伏
した。朝と同じような状況が出来上がってしまった。
『うっ・・・は、穿いてあげてもいいけど、ブルマが無いから無理だろ、それに今日は短パンあ
るから、また今度な。』
恥ずかしさから連中と目をあわさぬように、あさっての方向を見ながら考えた末に最もな意見で
済ませようとした、が
『じゃあ、ブルマがあれば穿いてくれるんだな、よーーし皆金出せ〜、全員で金出し合って今買
うぞーーー』『おーーー!』
っと言うと残っているクラスメイトがいちがんとなり金の収集を開始した。
『まじかよ、そこまでするかよお前ら。』
『悠・・もう、こうなっては誰にも止められないよ』
金を渡し終えた健吾が首を横に振りながら肩を叩いてきた。もとわと言えば、お前がブルマネタ
の発端だろと言いたがったが、にやけ顔の健吾をみたら、文句を言う気力もなくなり溜息をはい
た。
857プリン:03/08/17 23:16 ID:or/M0m3p

『買ってきたよ〜〜ん』
青いブルマと女子用の体操服を握りしめて買いにいった奴が教室に帰って来た、そのまま自分の
とこに来ると両方を差し出してきた。
『いや、だから今日は短パンあるからさ、こ、今度な』
苦笑いしながら教室をでようとすると、前からタイミングよく人が飛び出してきた。
『ああ、手が滑った〜』
『うわっ!』
両手ですくってきた水をバシャっと音と共に悠の短パンにかけて来た。短パンはすぐさま水を吸
収すると布の色を変えた。
『わっりぃ、花に水を上げようとしたら急にお前が出てくるからさ・・・』
『貴様・・・わざとらしい真似を・・』
頭を掻きながら謝る男に拳を向けた。
『ああ、もうびちょびちょだな、早く違うのに穿き変えたほうがいいぞ、特にその場所だと・・』
『絶対穿きかえねぇ、このままいくからな・・・うっ』
強引な手段に頭にきて絶対穿き変えないつもりだったが、水がかかった場所が股間辺りで、まる
でおもらししたみたいに染みが広がっていた。急いで手で股間あたりを隠す。
『悠、早くこれに・・・』
ブルマを差し出してくる。自分の短パンをみると、すぐには乾きそうに無い、その上、下着にも
少し染み込んできたのか肌に冷たい感触がしてきた。さすがにこんな状態では無理だと悟ると、
残っている連中を睨みつけ体操着を掴んだ。
『お前ら覚えておけよ!!』
皆を先に行かせ、自分はトイレに向かった。股の辺りを隠しながら再び男子トイレの個室に入り
穿いていた単パンを脱ぐと綿の衣に纏われたムチッとしたお尻が顔をだす。なんとなくあまり下
着を見ないようにしながら青いブルマに足を通していく、柔らかいスポンジの様な肌触りが下か
らのぼってくる.
858プリン:03/08/17 23:17 ID:or/M0m3p
(あ、小さい・・・)
フトモモ辺りまで登りつめたブルマが下着を隠そうとする寸前で動きを止めた。自分のヒップの
サイズと違うのは明らかだった。とはいえこのままでいるわけにもいかず、強引に引っ張り上げ
る。多少なり伸縮性があるブルマが肉をかきわけ、はい上がる。
『ふんっ!』
最後に勢いをつけ持ち上げ手を離すと穿く事ができた。下着より小さいために下半身にフィット
すると言うより外側から押さえ付けられてると言ってもおかしくはなかった。そのうえ強引に持
ち上げたせいでハイレグ気味になっていた。前はややV字型で脚と胴体の境目の線というかシワ
は見えサイドも腰骨あたりまで吊り上がっており、バックも下からお肉を寄せてきたことにより、
いつも以上に形よくゴムが肉にくいこみムチムチッとしていた。
『こ、これは、恥ずかしいかも。』
常に下半身を上に持ち上げられている感覚にそしてV字にきりあがった見た目に恥ずかしくな
った。しかし自分の身体でありながら何故かそそられる姿がまだ男としての感覚を持ち合わせて
いる事を示した。しゃがんだり、脚を持ち上げて動きを確かめる。動かすたびに割れ目にくい込
む気がしたが、さほど気にはならないので問題は無かった。気持ちを切り替え、ブルマからはみ
出したパンティを中に入れ上着も着替えた、予想通り下同様にサイズが小さく首回りや二の腕辺
りややきつさを感じた、もちろん胸もきつかったがそれ以上に困ったのが胸に持ち上げられ動く
度にウエスト回りが見えてしまう。下に引っ張るが手を離すと引っ張ることでシャツに押さえ付
けられた乳房がボインッと跳ね元に戻ってしまう。困り果ててると学校内にチャイムが流れた。
『やばっ』
859プリン:03/08/17 23:19 ID:or/M0m3p
慌てて短パンとシャツを教室に戻り机に置くと走って校庭に向かった。チャイムを聞き教室に戻
る生徒の脇を走り抜けていく、当然ながら注目の的で誰もが悠が通り過ぎると振り返った。ブル
ンブルン揺れる胸、見えかくれする細いウエスト、白く縦にのびるおヘソ、柔らかそうにムチッ
としたお尻、なびくポニーテールと黄色いリボンの尻尾、性欲に耐える年頃の股間を膨らませる
にはそれだけで充分であった。そんな連中を気にもとめず遅れてはヤバイと走り続け校庭に出る
と、すでに教師は来ており出席確認が始まっていた。
『橘・・・ん?橘は休みか?』
『はいはい、ここにいます』
自分の名前が呼ばれ手を挙げながら教師に駆け寄る。声に反応して皆がこちらを見る。
『・・お前、橘なのか?なんだその格好は?』
『おおーーー!!』
驚く教師と喜び溢れる生徒の視線が集まる、見つめられると自分でもわからないが何故か自然と
胸と股を腕で隠した。
『いや、これにはいろいろ訳がありまして・・』
『まあいい、始めるから早く列に並べ!』
しどろもどろでなんとか説明をしようとするが、時間の無駄だと決め付けられ強制的に列に並ば
された。
『悠ありがとう、感謝する、これで夢が一つかなったよ』
まわりの連中が泣くそぶりをしながらお礼を言ってきたので苦笑いで返してやった。
860プリン:03/08/17 23:27 ID:or/M0m3p

以上少し載せてみました、次回は多少なりはエロシーンを入れられると思います
毎回強引な展開ですみません。
展開が浮かばなかったりで遅くなって申し訳ありません。
皆さんのリクエストを参考に頑張ってみます。

>>838
できるだけ急いで書くようにがんばります
>>839
頑張ってみますがあまり期待しないで下さいね
>>840
乳無しさん頑張って戻ってきてください、待ってますね!
>>849
たいした作品ではないですが載せました。380さんも
頑張ってください!
861名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:12 ID:NK0YZL05
(・∀・)イイヨイイヨー
862名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:44 ID:slUYZ7qH
激しくイイ!!
続き楽しみにしてます
863名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:44 ID:RFgmOLdj
>>860
無理せず頑張って
と言いたいけれどやっぱり早くよみたいな。
864名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:57 ID:rzMyLgai
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!>>クラスメイト
     /    /
865名無しさん@ピンキー:03/08/18 12:09 ID:XXMWGAjn
>>864
クラスメイトにかよ(藁
866名無しさん@ピンキー :03/08/18 17:47 ID:qr/5yDDn
>>860
服を着るときの描写へのこだわりが最高です。
この展開でどんなエロシーンになるのかな?
867あぼーん:あぼーん
あぼーん
868乳無しさん@ピンキー:03/08/19 09:13 ID:2pwaBXRc
報告も兼ねて、書き込みのテストをさせていただきます。
中古で安くザウルスを手に入れたのですが、長文書き込みについては、PCほど簡単にはいかないみたいです。
ただ単に、わたくしの技量が低いだけなのかもしれませんが……いえ、むしろそうであって欲しい気がします。
標準ブラウザだと、予めテキストに書いておいた文章を、ブラウジングしたまま続けてコピー&ペーストできない――という点が一番つらいところです。
二つの作業を同時にできない……何だか我ことのようで複雑な気持ちになります。
ブラウジングしつつメモ書き・貼り付けのできるソフトはないものでしょうか…。
環境づくりには、もう少々の時間が必要なのかもしれません。
またまた愚痴ばかりになってしまいました。では、失礼させていただきます。
869名無しさん@ピンキー:03/08/19 10:19 ID:4279h4Kr
>>868
焦らずに、環境が整ってからでいいので、
正座して待ってます。
870名無しさん@ピンキー:03/08/21 07:59 ID:np/NTEHq
871名無しさん@ピンキー:03/08/21 13:17 ID:eVOSNLrg
>>870
good job.
872名無しさん@ピンキー:03/08/21 16:11 ID:cpIo79v7
>>380さん
楽しみにしてますので頑張って書いてください
>>プリンさん
乙です、面白いですよ
>おもらししたみたいに染みが広がっていた
今度は実際におもらしをキボン
>>乳無しさん
環境が整った時のSS期待しています
>>870
女性化ではないですが羞恥が出てていいですね、感謝

個人的意見で失礼ですが最近感想とか応援の書き込みが少ないですね
昔はもっと感想言ったりみんなで論議したりしてて盛り上がってた感じです
現実では賃金が作者の方に渡されるのを、ここで無料で書いてもらっているのだから
コメントなどをどんどん書いていきましょうよ。でないとSS作家に失礼だし
書く気がなくなると思うんですよね。このままさびれるのはいやだし
もっとみんなで盛り上げていきましょう!!!
873名無しさん@ピンキー:03/08/21 16:25 ID:np/NTEHq
見つけたもの。
ttp://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1059966571/173
転載です。
874プリン:03/08/22 14:35 ID:WUqti9hm
>>861
ありがとうございます、頑張ります
>>862−863
こんな稚拙な小説を待ち望んでくれてありがとうです
>>864−865
悩んでいる子は周りが後押しして上げなきゃ駄目ですねw
>>866
気合入れて書いてみますが気に入ってもらえて幸いです
続き書いたら微妙なエロになってしまいました・・・
>>868
再び戻ってこられる日をお待ちしています
>>870−873
ひとつひとつ勉強になります
>>872
おもらしですか、書いてはみたいですが自身ないです・・・
875プリン:03/08/22 15:01 ID:WUqti9hm
>>859の続き、悠の二日目は807からです

『よ〜しとりあえず校庭三周してこい』
出席確認が終わると手をくるくる回して走ってこいと合図した。いつもの事ながら、暑さからや
る気なく走り始める。
『暑いけどやる気出して走れよ、かたまりすぎだぞ〜』
一周走ったところで教師は普段と違い人の塊が散らばらない事がやる気の無さかと思い大声で
叫ぶ、しかし実際は塊の中心にいる悠の姿を見てる為に誰ひとりとして先に行こうとする者がい
ないのである。大きく揺れる胸、チラチラ見えるお腹、柔らかそうな恥丘、キュッと締まったお
尻に舐めるような視線が集まってくる、悠を見た者は皆例外なく股間を膨らませ前かがみになり
ながら走っていた。
『お前ら集まってくんなよ!散れ、気持ち悪いんだよ変態共が!!』
『そんな事言ってもな〜』『お前の身体がエロすぎなんだよ』『女子と体育なんて中学以来だし、
しかもブルマ姿なんて・・・』
『だったら見なきゃいいだろ!!!』
『そうはいかないだろ折角の目の保養になるものがあるんだからな』『確かに、確かに』
何度追い払っても寄って来る連中にストレスが溜まっていく。どんなに怒鳴っても、可愛い顔の
女の子だとあまり怖く思えないのか離れる者もいなく、怒鳴った瞬間は少し離れてもすぐ寄って
きてしまう。
『どいつもこいつも鼻の下伸ばしやがって、いいかげんにしろよ』
ついに頭にきて集団の最後尾に行くと、自分より後ろに行こうとする奴らを蹴飛ばして前を走ら
せた。
そんな事をしながら三周が走り終わると教師の前に並び準備体操を始めた。
『いっちに、さんし・・・』
適度な間隔に広がると前に出た体育委員の声で体操を始める。悠は並びの中央部分にいる為に体
操中もそこら中から視線が飛んでくる。悠より前の列の連中は悔しそうな顔で体操の随所でチラ
チラ見るしかなかった。屈伸や足を広げ手を地面につけようとする体勢になる度に視線が足の付
け根、股間に視線が集まる。無視はしているがそんな連中達の顔に見つづけられているとしだい
に、頭の中でイラツキよりも羞恥心が占めて恥ずかしくなってしまう。なんとなく身体を隠そう
と動きがぎこちなくなる。
876プリン:03/08/22 15:03 ID:WUqti9hm
『おら、ちゃんと準備運動しないと怪我するぞ!橘、ちゃんとやれ!』
教師の怒鳴り声が響き渡る、男子の中にたった一人いる女子のせいかどうしても目立ってしまい
悠一人が注意を受ける。
(くそ〜、なんで俺だけ・・・)
仕方が無く身体を大きく動かして体操するが、恥ずかしくてしょうがなかった。しつこいぐらい
のいやらしい視線を周りから受けているとなんだか胸が締め付けられ身体が熱くなってきた。
(この感じ・・・朝、下着を見せた時も同じ感じがした・・)
視線に耐えながら不思議な感覚にとまどっていると準備運動が終わり教師が再び酔ってきた。
『今日は100m走やるからな、体育委員の末永〜準備頼むな、あとまじめにやってなかった橘お
前も一緒に行け、残りは二列に分かれて並べ』
体育委員と悠を残し100m走の方に歩いていった。残された二人は体育倉庫に器具を取りに向
かった。
『ちくしょう、なんで俺もやんなきゃなんねーんだよ』
『そ、そうだねでもやっぱり一人だけいる女の子だったから目立ったんじゃないのかな?』
『そうかもしれないけどさ〜』
校庭に転がる小石を蹴り飛ばしながら愚痴を言う悠を体育委員の「末永 徹」がなだめた。末永は
クラスでも小柄でメガネをかけており、あまり目立たないタイプで別に体力があるわけでもない
が、休んでいるうちに体育委員にさせられていた。そんな引っ込み思案で、悠のクラスでなかっ
たら間違いなく苛めを受けているのではないかというタイプだ。
『ところで、倉庫から何もって来るんだ?』
『え、あ・・たぶん、スタートの時に脚を引っ掛けるのと、ホイッスルとタイムウォッチだと思
うよ
『ふ〜ん、ん?なんでそんなビクビクしてんだよ』
最初並んでいたはずなのに倉庫に着くまでの半分くらいの位置に来たとき1m近く離れて歩く
末永に疑問を感じた。
『あ、いや、その・・・』
877プリン:03/08/22 15:05 ID:WUqti9hm
『なんだよ、別に何もしねーから言ってみろよ』
口篭もる末永の背中を軽く叩いた。
『そ、その、女の子と2人で歩くの初めてで・・・その、緊張しちゃって・・』
『・・・・あははははっ、何だよそりゃ。お前そんな事で緊張してんのかよ』
『・・す、すいません』
『ははは。いやいや笑ってわりぃ』
人見知りする方だと思っていたがそこまでの事はと驚くと笑いがおさまらなかった。でも落ち込
む姿を見せられると、すまないと思い謝った。
『ほんとわりぃわりぃ、大丈夫クラスの奴らには黙っておくから心配すんなよ』
『は、はい、そうしてくれるとうれしいです』
『しっかしまさかそんな事とはな〜他の奴らなら何も言わずとも寄ってくるのに、まさか遠ざか
る奴がいるとは思わなかったよ。そういや校庭走った時も末永は前の方に一人いたもんな?』
『はい・・そのあまり見ないようにしてたから・・・』
『でも、お前もこの体操服代出したんだろ?』
『いちおう・・出せと言われたから・・・』
『なるほどね、でもお前が一番俺の事見てないな』
『そ、それは恥ずかしいから』
会話しながらもこちらを見ようとせずに地面を見ながら歩き続けている姿を見てると少し可笑
しくなった。視線が無くなり雑談していたおかげで身体の火照りが少し治まった気がした。そん
な会話をしているうちに倉庫に着くと扉を開け中に入った、ほこりっぽくカビ臭い匂いが立ち込
めていた。薄暗く思ったより倉庫内は広かった。乱雑に並べられている用具の間を抜けて棚の辺
りを二手に分かれて探すことにした。
『・・・見つからねえな〜末永、そっちは?』
『う、うん。取り付けるのは見つけたけど、ホイッスルとかが・・・』
明かりがつかないので、入り口と天窓から差し込む光を頼りに探すしかなく、また用具全体が整
理されていない為に予想以上に目的の品がみつからなかった。再び探そうとしたとき末永が見つけた。
878プリン:03/08/22 15:07 ID:WUqti9hm
『あ、ありました・・・でも』
『ん?どうした?』
『あんな所に・・・』
指差した方角を見ると高めの棚の上にホイッスルと書かれた缶が置いてあった。
『あんなとこに誰が置いたんだよ・・・しゃあねえとりあえず取ろう』
近づいてジャンプしてみたが届きそうになかった。
『なんか台になるものも無いしな・・・仕方無い。末永俺を肩車しろ!』
『え・・そ、そんな・・』
『それしか無いだろ、それに男のお前のが力あるだろ、なんか俺女の身体になってから筋力衰え
たっぽいんだよ、いいだろ?』
『う、うん、わかった』
正直、基本的身体能力は落ちてないようだが、筋力は男に比べ段違いに落ちていた。真実を話し
説得させると立ち膝で座らせた。
『いくぞ』
『う、うん』
一言言うと末永の両肩にフトモモを乗っけると、掛け声とともに立ち上がらせた。まだバランス
が取れないらしくフラフラしている。
『末永、もう少し前に進んでくれ』
『う、うん』
わかっていても上手く前に進めない、しかも自分の頭の後ろに女性の股間があるという思うと、
緊張して体が動かない
(橘さん、いいにおいがする・・・)
顔のすぐ横にあるフトモモから女性特有の甘い香りがする、それを嗅ぐように首を動かした。
『あ・・・ば、馬鹿危ないだろ首を動かすな』
首を動かしたときに股間のすぐ脇あたりに末永の髪の毛がチクチクと刺さり微妙な感触を受け
てしまった、それに反応したのか先程の火照りがぶり返してきた。
(や、やばっ、またこの感じだ・・・)
879プリン:03/08/22 15:09 ID:WUqti9hm
『末永、早く進め』
『うん』
『んっ!?』
胸を押さえ、なんとなく今のままが続くとヤバイと感じがして急がせると、末永が頷いた瞬間頭
が股間にあたった。ドクンっと心臓が鼓動したと思うと今までになく身体が熱くなる気がした。
『頷かなくて・・いいから。はぁ、はぁ、早く進め』
必死に押し寄せる何かに耐えながら口を開いた。その声に後押しされてゆっくり進みだす、もう
少しで手が届くではないかと思えたところで悠は耐え切れなくなり肩から脚をはずし前のめり
になり缶を掴んだ。
『うわっ』
『わっ』
「ドンガラガッシャーン」
悠の急な行動に驚きバランスをくずし、二人とも倒れてしまった。
『いたたたたっ・・・末永平気か?あっ!』
『な、なんとか・・・』
無事を確認した直後、悠は自分と末永の体勢に気付いた。末永が仰向けに倒れ、その上に逆向き
でうつ伏せになるように悠が乗っている。悠の目の前に末永のモノが、末永の前に悠のお尻が、
互いに性器を舐めあえる体勢になっていたのだ。目の前のモノから離れようと悠は咄嗟に上半身
を持ち上げた、その直後自分のお尻を末永の顔に押し付ける形になってしまった。
『うーーー』
『あっ、ひゃんっ』
顔にお尻を押し付けられ苦しくて息を吸うと末永の口が悠の割れ目の上にあったために吸われ
た瞬間背中がゾクゾクっと震え、つい少し大きめの喘ぎ声を出してしまった。慌てて後ろに飛び
のき末永の顔からお尻を放す。
『ゲホッゲホッ・・・何今の?』
末永はなんとか上半身を持ち上げ呼吸を整えるた。しかし悠はドキドキが納まらず末永のことな
どどうでもいいと思った。
880プリン:03/08/22 15:11 ID:WUqti9hm
(身体が・・アソコが熱い・・・)
股間と胸を押さえ必死に襲い掛かってくる快楽の波に耐えた
『あ、あれ・・えっとメガネは・・・あった』
倒れた拍子にメガネが落ちたらしく辺りを探し見つけるとすぐにつけた。
『あ、橘さん大丈夫?』
メガネをかけ視界がはっきりすると目の前で顔を伏せ胸を押さえている悠に気がつき声をかけた。
『ああ・・それより末永・・はぁ、はぁ、今どうなってたかわかるか・・?』
『い、いや、僕メガネ無いとほとんど見えないから全然わかんなかったよ。何かが顔に押し付け
られた事ぐらいしかわかんなかったよ、何かはわかんなかったけど・・・』
息絶え絶えになりながら末次の答えを聞いて少し安心した、どうやら自分の股間を押し付けてい
た事は気付かれなかったようだ。それにフトモモで末永の耳を押さえつけていたおかげで喘ぎ声
も聞こえなかったらしい、もしそんな事言ったらこいつのことだから鼻血を出して倒れるかもし
れない。
『い、いいか・・今のは忘れろ。それと倉庫の出来事を誰にも話すなよ・・はぁはぁ』
『う、うん。わかった』
『じゃ、じゃあ俺は先戻るからな。あと頼む』
気付かれなかったことに安心すると一目散に倉庫からでた、未だに火照りがおさまらないのであ
る。胸を押さえつけながら教師のもとに向かう。
『先生、ちょっとトイレに行ってきます』
『お、おう』
たいして返事も聞かないで校舎の方に走っていく。校舎付近まで来て教師やクラスメイトから姿
が見えなくなると進路変え校舎脇にある外のトイレに向かった。
『っ。あんっ、あふぅ・・』
(熱いあついアツイ・・・身体中が熱い・・・)
しだいに胸の高鳴りが早くなり火照りが激しくなると身体中の神経が敏感になる、走るたびに揺
れる乳房が体操着に擦れて、それだけで感じてしまう。また乳首はビンビンに硬くなっており揺
れにあわせて布に擦れクニクニと向きをかえる、気を抜くとすぐにでも快楽にのまれてしまいそうだ
881プリン:03/08/22 15:13 ID:WUqti9hm
『うぁんっ、ぁぁん、あんっ』
(はやく・・早くトイレに・・・)
早く急ぐと走ると胸が揺れて感じてしまう、しかし歩いてはいられず、どうしても急いでしまお
うと早足になる、甘い喘ぎ声が口からこぼれる。
なんとかトイレにたどり着くとすぐさま中に入った、中は外に比べひんやりとしていた。扉の鍵
を閉めて入り口脇にある洗面台に手をついて体重を預け床のタイルに膝立ち体勢になり必死に
疼きに耐えた。
(ダメだ・・・ここで快楽に流されたら終わりだ・・・耐えるんだ・・・)
もう、すぐにでも花弁に指をあててぐちゃぐちゃに撫で回したいのを必死に耐え、拳を硬く握り
歯を食いしばり次々襲い掛かる波を静めようとした。もし今ここでオナニーをしてしまえば気が
すむまでアソコを触りつづけるだろう。しかし人に見られ興奮してきただけで快楽に流され耐え
ることもできなければ、またいつ同じ状況に陥るかわからない。そんなことではただの発情した
動物とかわらない。自分は男だ、快感になったら自我を失うそんなメスじゃない、昨日のお風呂
の時と同じく快楽に身を任せてはいけない。そう自分に言い聞かせる。
『うっ・・ぅふっ・・・はぁ、はぁ・・・』
(意識しちゃダメだ、意識するな・・・)
額から汗が滲み出る、股を広げ股間から少しでも意識を反らそうとする。首を左右に振り意識を
飛ばそうとする、それに合わせリボンに縛られた髪がフリフリと宙を舞う。意識を反らそうとす
ればするほど反比例するように心臓がドキンドキン激しく鼓動し、おさまる事が無く、股間が火
のように熱くなる。
(ダメだ・・熱い・・・)
咄嗟に立ち上がるとブルマに手をかけ下着ごと一気に下ろし脚から引き抜いて床に置いた。下半
身に覆うものが無くなると心持ち涼しくなった気がする。しかし下半身の中枢とも言うべき場所
は反発する様に太陽の如く熱く火照ってた。洗面台にある鏡に両手をつける、見ると目をとろ〜ん
とさせ色っぽい顔をした乙女がこちらを見ていた、顔を上気させほどよく肌をピンク色に染め
ている
(なんて顔してんだよ・・・)
882プリン:03/08/22 15:15 ID:WUqti9hm
自分の顔を見ていると切なくなる、快感をもの欲しそうに見つめる少女を・・・。
『・・・きゃんっ』
そんな感慨に浸る悠を下半身から刺激が襲い掛かる、無意識のうちに股を擦り合わせ少しでも刺
激を求めようと秘部をなぞっていた。慌てて股を肩幅ほどに広げると再び洗面台に立ち膝で屈服
する。ちらりと股に目をやると、今の刺激で反応したのか蜜壷からトロトロと蜜があふれフトモ
モを伝わっていく。蜜の香りと快感に乱れる女性のフェロモンが混じりあいトイレ全体に甘く淫
乱な香りが充満していった。トイレに女の子が一人体操着姿で下半身素っ裸、靴とソックスしか
つけてなく入り口に向けお尻を突き出している、こんな状況で誰か来たら間違いなく襲われてし
まうだろう。だが悠にはそんな自分の状況などを考える余地も無く疼きを押さえつけるので精一
杯だった。花びらはパックリと開きヒクヒクと何かをねだるように動く、それに合わせ次々と中
から粘り気のある液が滲み出る、モモを伝わる愛液が床を濡らしていく。
『くっっ、はぁ・・はぁ、うっ・・・』
(ほ、火照りが・・・火照りがおさまらねぇ・・・・・)
乳首は布越しにでも軽々とわかるほど硬く勃起し内側から体操着を持ち上げポチッポチッと豊
潤に成る桃の先で自己主張していた。ドクンドクン心臓が激しく鼓動する、蜜の甘い香りにそそ
われて左手がそろそろと股間に向かい動き出す、すぐさま右手で左手を押さえつける。まるで人
間の本能が訴えかけているように頭の中で誰かに触れと命じられている気がした。そんな意志に
反逆するように弾けそうになる何かを身体の奥に押さえつけた。
『うっ・・・・・ぷはぁ・・・はぁはぁ・・はぁ・・』
必死に耐える悠に諦めたのか長い上り坂の峠を越えたように段々火照りがおさまっていくのが
わかった。
『はぁ・・ざまぁみろ・・はぁ、はぁ・・耐えてやったぜ・・・』
苦難を乗り越えた顔に自然と笑みがもれる。珠のような汗が悠の死闘の激しさを語ってくれる。
呼吸を整え、しばらくして立ち上がると蛇口を捻り水を出すと顔を洗った。さほど冷たくない水
でも今の悠にはとても冷たく感じた、額の溜まった汗と上気した肌から火照りを奪ってくれた。
しかし胸の高鳴りもおさまりつつあるものの今だ股間の肉壁は熱くなっていた。
883プリン:03/08/22 15:17 ID:WUqti9hm
『何かで冷やしときたいな・・・』
疲れからか身体がフラフラする、辺りを見渡すと掃除用具入れのスチール製のバケツに目がいっ
た。少し危なげな足取りでバケツを掴むと洗面台に戻り蛇口を再び捻った
「ジャーーーーーーーー」
激しい音と共にバケツに水が溜まっていく、半分ぐらい水かさが溜まると床に置いた。脚を広げ
バケツをまたぐ形になると、膝を曲げそのまま腰を落しバケツの縁に軽く座りバケツが傾かない
ように左手で前の縁を押さえた
『少しは鎮まったくれよ・・・』
そう言うと右手で水をすくって火照った陰部にかけ始めた。すくってはかけすくってはかける
室内にピチャッピチャッと水の音がこだまする、水は陰唇の上を流れ肛門辺りまで流れると雫と
なってバケツに滴り落ちた。そんな自分の光景が虚しく思えた、授業中にトイレで半裸姿で何を
しているんだか・・・そう思いながらも黙々と火照りを洗い流した。しばらくして完全とは言え
ないがほぼ完璧に火照りが無くなると肌についた水滴をトイレットペーパーで拭きバケツの水
を捨ててもとの位置に戻しておいた。床に落ちている下着とブルマを拾うと脚を通し装着すると
冷やされた下半身を先程とは違う優しい温かさが覆ってくれた。冬にスカートの下にブルマを穿
きたがる気持ちが少しわかった気がした。パンパンッと頬を叩き気合を入れるとトイレを後にし
た。トイレの扉を開くとムワッとした熱気と鋭く光り輝く日差しが身体をまとった。小走りで校
庭まで戻る途中校舎の壁にかかる時計を見ると授業の大半が経過していた、ヤバイと思い足を速
めた。
『橘、今まで何やってたんだ!早く100m測定しろ!』
『は、はい、すいません』
校庭に出てきた悠に気付いた教師が怒鳴った。急いで測定地点に向かう。もう大半の生徒が測定
し終わったらしく数えるほどの人数しか残っていなかった。測定を終らせた連中はサッカーをや
ったりと自由な時間を過ごしていた。
「ピッ」
ホイッスルに反応して次々と走り出していく、すぐに自分の番が来る。
884プリン:03/08/22 15:20 ID:WUqti9hm
スタート地点に立つと正直遅れて来て正解だったと思った、スタートの姿勢がクラウチングスタ
ートと呼ばれるもので地面に取り付けた取っ手に足を引っ掛けスタートラインに手をつき腰を
持ち上げる体勢になる。自然と後ろにいる連中にお尻を突き出すような体勢にもなる。幸い後ろ
には誰もいないので後方に気にすることなくスタートができた。しかし先程の疲れから脱力感が
まとわりつき、また予想以上に固定されてない乳房が邪魔で測定結果はあまりいいものではなか
った。どうでもいいやと思い測定を終らせると木陰でのんびりしている健吾と他数名と合流した。
『おっ、やっと終ったのかよ、ずいぶん遅かったな?』
『ああ、ちょっとな』
『トイレで何してたんだよ?ほんとはオナってたんじゃないのか?』
『ああ、そうかもな』
いじわるそうな顔で質問してきたが、悠の冷たい反応を聞くと冷やかすやめた
『お、おい、ほんとに大丈夫か?具合悪いなら保健室行ッたほうがいいんじゃないか?』
『あん?まあ大丈夫だよ。それよりあいつら、このくそ暑いのによくサッカーやるな〜』
『まあ、いいんじゃねーの?やりたいんだから』
健吾と他数人で校庭を見ながらだべっていると、体育教師がやってきた。
『橘、お前ほんとに橘か?』
『え、はぁそうですけど』
『いくら女になったからといって格好まで女にしなくていいだろ?それに今日のやる気の無さ。
お前のせいで周りが授業に集中できないようなら、お前だけ体育のとき女子の方でやってもらう
からな!!』
『す、すいません・・わかりました』
いきなり来たかと思うと怒鳴りつけるので仕方が無く謝った。
『気をつけろよ!!・・ったくそんなでかい胸しやがって・・・』
嫌味を言うように言い放つと、そのまま校庭の方にあるいていった。
『俺だって好きでこんな身体になったわけじゃないぜ!』
両手で胸を押さえながら教師の背中にむかって、ベー−っと舌を出してやった。
『しかし、なんかあいつ俺にからんでいる感じじゃなかったか?健?』
『う〜〜んそういえば・・・』
教師の行動に疑問を持って健吾に話題を振ると考えた末に何かを思い出したようだった
885プリン:03/08/22 15:22 ID:WUqti9hm
『前に先輩から、あの教師ホモかもしれないって話を聞いたことあったな。女のお前に嫉妬して
んじゃないのか?』
『俺も聞いたことあるな。一人で体育教官室に呼び出された奴が、妙に身体触ってきたとか言っ
てるの聞いたな。』
『あ、俺の知り合いも身体測定のときとか、あいつの目つきはおかしかったとか言ってたな』
健吾の一言で一緒にいた連中が思い出しように次々と発言していった。
『まじかよ・・・何だよそれ・・そんな事で俺は奴から恨まれなきゃならねえのかよ・・・』
くだらない理由から起こる気力もなくなってくる。女になった事を喜ぶ奴ばかりだったのが、ま
さかこんなとこで恨まれる羽目になるとは思わなかった。
『嫉妬って・・・別に俺は何もしてないだろ?』
『向こうはそう思ってないんだろ。クラスの視線が自分ではなくお前に行くのがムカついたんだ
ろ、なんにせよ気をつけろよ』
『気をつけろって言われてもな・・・・』
『俺たちも気をつけないと、二度と悠のブルマ姿拝めなくなっちまうからな』
そう言うと慌てふためく悠を皆が凝視した。
『だ、だからそういうのをやめろっ!!』
腕で身体を隠すようにしながら文句を言い放った。
『ったく・・・しっかし暑いな〜髪の毛切ろっかな〜暑いし邪魔だしな〜』
笑いながら謝る連中を見た後、ポニーテールの尻尾を掴み前に持ってきて呟いた。黒く艶やかな
髪が太陽に照らされ、きらきら輝いている。しかし髪が長い分だけ人より多く光を集め、頭が暑
くなってくる。
『よし、切ろう。ショートヘアのが俺は好みだ』『待ってくれ〜その長い髪だけは切らないでく
れ』『お前ならどちらでも似合う、髪形よりもむしろ、いろんなコスチュームに着替えていこう』
各々が自分の好みを言い出す、呆れて何も言う気がなくなった。
『お前らの好みなんか聞いてねえっての・・・』
ため息を吐いて、連中の会話を眺めていると終了時間が近づいて来たのに気付いた教師が授業終
了の合図を出した。
886名無しさん@ピンキー:03/08/22 15:28 ID:WCn5E44z
リアルタイム降臨キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
887名無しさん@ピンキー:03/08/22 15:29 ID:HqkmCUf4
終わった?
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

連続支援入れた方がよかったかのぅ?
888プリン:03/08/22 15:30 ID:WUqti9hm

とりあえず体育の授業終了です。もう訳わかんない展開でほんとすいません。
ちょいと発情してもらいました。午前の授業は終りましたが午後の授業
どうしましょうか・・・
889プリン:03/08/22 15:33 ID:WUqti9hm
>>886-887
リアルタイムでしたかナイスタイミングでしたね
支援はいつでも歓迎いたしますよ、ありがとうございます
890名無しさん@ピンキー:03/08/22 16:06 ID:HqkmCUf4
午後の授業
着替えで一騒動
ブルマは誰のもの?
スカート捲られたらブルマ履いたままで皆ショボーン
どろどろに濡れたパンツを見られないように緊張感ある授業
とか、とか、とか・・・

でも早く母親と買い物行ってもらいたいとも思う(w

あとグランド走らせる前に準備体操しろ(W
891名無しさん@ピンキー:03/08/22 17:09 ID:zKEv77fv
むしろ女子の方に移った方が本人にとって安全なんじゃないかとも思うが。
と見せかけていろいろ振りかかる罠とか(w
学校側の都合により今後移るかどうかの検討材料として、女子部授業見学というのも良いかも。
892名無しさん@ピンキー:03/08/22 18:18 ID:Pa9A6AH7
>女子の方に移った方が本人にとって安全なんじゃないかとも思うが
やはり表向きは転校生ということに?
移らない方がいろいろと楽しみはあるわけだが。
893名無しさん@ピンキー:03/08/22 19:58 ID:u1B54rGl
女子は異端にはキツいぞ
何されるかわからんぞ
894名無しさん@ピンキー:03/08/22 20:15 ID:HqkmCUf4
当然うわさが広まっていておもちゃに・・・
ウワーンモウコネエヨと男子部へ帰りそっちでもまたエロいめに。
もう女子部へ行くことも出来ずナイスな展開に(;´Д`)ハァハァ
895380:03/08/22 21:11 ID:xyEijNJg
そろそろ次スレ立てないとヤバイんとちゃう?

プリンさんの話は、こっちも話を書いているんで封印中。感想はあとでね
面白かったら自分が鬱になるんで(ニガワラ

亜美の話は、とめどもなくデロデロなHシーンの場面つなぎで四苦八苦
八月一杯には何とかあげられそうなんで、もーちっと待ってやー
エロシーンだけでレスを百近く消費しそうな予感・・・
896名無しさん@ピンキー:03/08/22 21:18 ID:Pa9A6AH7
正体はばれてない方がいいですな。
いつ正体がばれるかわからなお恐怖の日々をすごしてもらいましょう。
897名無しさん@ピンキー:03/08/22 21:52 ID:PNiunB9S
ttp://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1060625733/249-255

>>870の続きが投下されてたので一応書いておく
898名無しさん@ピンキー:03/08/22 22:16 ID:A3V6YB0K
>>893
そこで言葉責めにされるのがいいんじゃねーか、と言ってみる。

あとシチュとして、男子の中での学校生活ってのは卓哉たんとかぶる部分もあるから。
別にその事自体を否定する訳じゃないけど。
899名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:02 ID:ejDkTS9s
>>895
期待してまつ
900名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:03 ID:jzb4M3ah
900get
901名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:45 ID:d10VwRZB
お、容量的にも良い感じで次スレの季節ですか?
902名無しさん@ピンキー:03/08/23 01:18 ID:ejDkTS9s
プリンさんへ
弟ともっと絡ませてホスィ エロありでも無しでも良いんで
903プリン:03/08/23 14:44 ID:FbygAYcy
>>890
なるほど、参考になります。展開変わるかもしれませんが少しそって書いてみますね
買い物はどんなトラブル期待なさってるんでしょうか?w毎度聞いてごめんなさい。
>>891〜898
そうですね、確かに試しで女子棟に移動ですかね?いちおう教師と一部生徒以外は
悠のこと知らないことになってるつもりなんでどうするか悩みますね。
優しい娘もいれば意地悪する娘もいるでしょうね。しかもその子に元男のことを知られて・・・
う〜ん難しいですね。でも卓哉たん話にかぶって失礼だから少し展開変えないといけませんね。
>>895−901
確かにそろそろ次スレの時期ですね〜作るだけでも先作った方がいいかもしれませんね。
自分のは380さん程面白くは無いですよ、自信持ってください!名作を載せるのを
お待ちしています。ラストスパート頑張ってください。
>>900
ナイスゲット、おめでとうございます
>>902
さすがに今は学校なので晋也(弟)は登場しにくいですね。明日から2日(悠の世界で)休みなので
活躍できそうですね・・・二人とはいいませんが遊びにでも行ってもらいましょうか・・・
ネタ浮かばないけど。
904ゴミスレAGE屋:03/08/23 15:05 ID:YXoLtUfE
ゴミスレAGE屋
905名無しさん@ピンキー:03/08/23 18:55 ID:Szpz+5oc
そういや昔エクセルサーガの強制女性化小説見たことあったっけなー
岩田だったけど。
906名無しさん@ピンキー:03/08/23 19:00 ID:ZWEluFVG
907乳無しさん@ピンキー:03/08/23 22:17 ID:fQ/4QZo4
>>747
 パサ――と、ごく小さな音を立てて、咥えていたガウンの裾が落ちた。
「…や、いや、いや……やぁ」
 ゆっくりと頭を左右にふって、心はイヤイヤをする。
「いやぁ! いやいや、いやぁ……みないで、みないでよぉ……みないで」
 両手で裾を引っ張って、『恥ずかしい部分』を覆い隠すように身体を丸め縮こまる。
 ほんの一瞬前まで、あんなにも強く、こころの中で龍鬼を呼びつづけていたというのに。
 まるで龍鬼は、その呼び声に応えたかのように、ここに戻ってきてくれたというのに。
 そういう状況であるにもかかわらず、心は彼を避けようとしている。
 いざ彼を目の前にした途端、心は、分からなくなってしまったのだ。
 もう少し細かく言えば、自分が龍鬼にどうして欲しいのか――何をしてもらいたいのか、
本当は良く分かっていないことに、いまさらながら『気がついた』のだ。
「……ん。大丈夫、大丈夫だから。ね?」
 かまわずに近寄って、龍鬼はその場に跪くと、心の頭を撫でてやる。
「僕のせい――だよね? ごめん、ごめんね。ごめんなさい……」
 龍鬼の言葉で、心は思い出す。そうだ。彼のせいで、自分は『おかしく』なってしまったのだ、と。
 しかし何故、心が言葉にする前に、龍鬼が『それ』を知っているのだろう?
 考えてみればとても不思議なことなのだが、心にはそれを疑問に感じる余裕すら無い。
「たつき……たつきが、わるいんですよ? さっき、いたずらしたから……」
 心の意識は、龍鬼を責めることに振り向けられている。
「ごめんね、本当にごめん」
 『なでなで』してやりながら、龍鬼は謝り続ける。
 心の言うことが理屈として正しかろうが間違っていようが、どちらであろうと龍鬼は構わない。
 構わないというよりも、龍鬼にとっては、心の言うことはすべからく『正しい』のだ。
 心が良ければ、心が満足してくれれば、心が喜んでくれれば、心が気持ち良ければ、彼はそれでいい。
 龍鬼にとって大切なのは心だけ。重要なことは、心の気持ちだけなのだ。
908乳無しさん@ピンキー:03/08/23 22:18 ID:fQ/4QZo4
>>907
 そして今、その心がいったのだ――「龍鬼が悪い」と。
 だから、自分が悪い。たとえ傷付けるつもりが無くとも――彼にとっては当然のことなのだが、
龍鬼はいつでも常に、絶対に心を傷付けまいと考えて、細心の注意を払って行動している。
 しかし、そういうつもりであったにもかかわらず、結果として心を傷つけてしまったのなら、
「全て自分が悪い」と龍鬼は考える。
 彼にとっては己の気持ち――どういうつもりで行動したか、それすら『どうでもいい』ことだ。
 それに今回は、確かに龍鬼が原因なのだから、心の言い分も、龍鬼が謝ることも間違いではない。
「ごめんね、ごめんなさい。ごめんね、ごめん、本当に――」
 心に詫びながら、龍鬼は、どうすれば許してもらえるのか考えている。
 何となくならば、心がどうして欲しいと思っているのかを感じてはいるのだが――とはいえ、
許可もなしに勝手な真似をして、さらに不機嫌にさせてしまっては元も子も無い。
 やはりここは、本人に直接たずねてみるのが一番のはず。
「ごめんね。僕のせいで、つらい目に逢わせちゃったね。どうすればいい? どうしたら、
許してもらえるのかな? 教えて欲しいな」
 背中をさすってやりながら、心の瞳をまっすぐ見つめる。
「たつきが、いじわるしたから……ボク、おかしくなっちゃう……病気に、なっちゃいます……」
 心は涙ぐんで、駄々っ子のように「龍鬼のせいだ」とくり返す。
「ごめんね――だから、許して欲しいから――どうしたらいい? どうしたら許してくれる?」
「……なおして。なおしてください。さっきみたいに…なおして」
「なおす……? 治すの?」
 コクンと頷く心。その濡れた瞳が、龍鬼を見つめている。
「なおして」
「どこかな? どこを、どうやって、どんな風にして、治してあげたらいいのかな?」
「……ここ、この……お股の、ところ」
 とても、とても恥ずかしそうに、心は自分の下腹部のあたりに触れた。
 うつむいたその顔は、真っ赤になっている。
909乳無しさん@ピンキー:03/08/23 22:19 ID:fQ/4QZo4
>>908
「うん。そこを、どうしたらいいのかな? さっきみたいに――」
 龍鬼は、心の唇を舌先で舐める。蕾がほころぶように、かすかに心の唇がゆるむ。
 その、ほころびかけた蕾へ舌を挿しこみながら、ゆっくりと唇を重ねていく。
 挿しこんだ舌で、心の舌を誘うように、そっと触れる。
 心は瞳を閉じ、龍鬼の舌に触れようと舌を伸ばしかけた。
「…ん、んむぅ」
 龍鬼は心の舌を絡め取り、包み込むようにして愛撫をはじめる。
 舌を絡め合ったまま、心の口内を点検するかのように、龍鬼は舌を蠢かす。
 薄く、小さく、柔らかな舌をもみくちゃにして、じっくりと弄ぶ。
 心が感じるのは、先ほどまでと同じ『美味しさ』――甘く優しい味、龍鬼の味だ。
 龍鬼の味に混じって、さわやかな香りと、微かな苦味がする。歯磨きか、口中洗浄剤だろう。
 してみると、龍鬼はきちんと真面目に歯磨きを済ませてきたらしい。感心なことだ。
「――こうして――こうやって、さっきみたいにしてあげたら、いいかな?」
 解放されて惚けていた心が、龍鬼の言葉に反応する。
「…いや…」
「うん?」
「……だめ、だめです。お口はだめ。お口は、イヤ」
 龍鬼のシャツの肩のあたりをきゅっと掴んで、心は、自分から唇を重ねた。
 せっかく綺麗にさせたのに、もう一度『汚い』ところを舐めたりしたら、また汚れてしまう。
 だから、龍鬼が口で『あそこ』に触れないように、心は先回りして彼の口を塞いだ。
 いまの心にとっては、もう、龍鬼の口付けは『美味しい』もの以外の何ものでもなく、それゆえ、
彼の唇がふたたび『汚い』ところに触れるのを我慢できない――「もったいない」のだ。
「――じゃあ、どうしよう? どうしようか?」
 唇をいったん放し、軽く触れるだけのキスを繰り返しながら、龍鬼は笑いかけてくる。
910乳無しさん@ピンキー:03/08/23 22:20 ID:fQ/4QZo4
>>909
「知らない…。知りません」
 心は、ぷいっと顔をそらす。その首筋に、龍鬼の唇が――舌が触れてくる。
「あ、あ……あん! いや、あ、ふぁ」
 つい、声が出てしまう。
 我慢しようとしても、吐息とも悲鳴ともつかないものが勝手に漏れてくる。
「口じゃ――舐めたら駄目なんだね? それなら、手で、触ってもいいかな?」
「……ん、んふ、ん、あ」
「いいかな? ねえ? 心、いいかな? いいかな?」
 心の唇や首筋に口付けをくりかえし、舌を這わせて『意地悪』しながら、龍鬼はしつこく訊いてくる。
 いかに彼が、傷を治せる不思議な能力を持っているとしても、触れなくてはどうにもできない。
 そして、心に嫌われないためには、身体に触れる『許可』を得る必要があるのだ。
「いいよね? 触らないと、治してあげられないから、だから、いいよね?」
「やめて、だめです……だめぇ!」
 龍鬼は『意地悪』を止めた。
「いいよね?」
「……ちゃんと、なおしてくれますか? いじわる、しませんか?」
「うん」
 屈託のない笑顔で、龍鬼は即答する。
「ちゃんと治すよ。意地悪なんてしない――悪戯しない」
「……」
 心は、『おかしく』なってしまった身体を、早く治して欲しいと思っている。
 治してもらうには、龍鬼が言うとおり、触る必要があるのだろう。
 だが、龍鬼に任せて本当に大丈夫なのか、不安だ。
 現に彼はいまだって、『意地悪』をしてきたではないか。
911乳無しさん@ピンキー:03/08/23 22:24 ID:fQ/4QZo4
>>910
 けれど心は、ほとんど悩むことなく――
「お願い、します」
 自分一人では、解決する自身が無い――うまく治すことは難しいだろう。
 それに、もしも龍鬼が『意地悪』してきたら、「キライ」だと言ってやればいい。
 心はおおよそこんな風に考えて、身体に触れる『許可』をだしてしまった。
「いいんだね? それじゃ、早く治してあげようね」

(つづく?)

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そろそろ、この駄話は「スレ違いなのではないかしらん」などと思い始めてきたり……。
912名無しさん@ピンキー:03/08/24 00:56 ID:ih/MH968
出会い系
http://www.h3.dion.ne.jp/~smz/i-deai.html

219.184.156.78 , YahooBB219184156078.bbtec.net ?
913名無しさん@ピンキー:03/08/24 01:43 ID:qVPCC1/P
心タンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!

つづけ!

つーか、そろそろ次スレだよね?
914名無しさん@ピンキー:03/08/24 02:10 ID:sEDkyJsO
このままだとまた容量オーバーになる可能性が高いので、早めに立てたほうが
いいとは思う。

>乳無しさん
GJ。
915名無しさん@ピンキー:03/08/24 02:37 ID:qVPCC1/P
スマソ、スレッド立てられなかった。
誰か頼んだぞ。
916乳無しさん@ピンキー:03/08/24 03:01 ID:qaZxAl+j
>>911
…恥ずかしい誤変換が……。
(ざうるすで書いて自己メールで編集するのは……)

誤 自分一人では、解決する自身が無い――うまく治すことは難しいだろう。

正 自分一人では、解決する自信が無い――うまく治すことは難しいだろう。


……スレも残り少ないというのに、こんな無駄レス……申しわけございません。
吊って参ります。
917名無しさん@ピンキー:03/08/24 03:38 ID:GfL/L9Cy
918905:03/08/24 13:59 ID:CTxeV6rW
>>906
それじゃなくて、
岩田(♀)×渡辺だった。
しかも無理矢理。(゚Д゚)グボァ
919名無しさん@ピンキー:03/08/24 16:26 ID:iyWRkoNL
ついに次スレか…
半年もよく持ちこたえたもんだ。
920名無しさん@ピンキー:03/08/24 17:22 ID:DOzuY79E
>>918
!?
是非とも詳細をおながいします(*´Д`)ハァハァ
921905:03/08/25 09:42 ID:hLJFS52d
>>920
なんか四王寺が男の体作んの嫌がって岩田を女にしちゃって、
んでせっかくだから渡辺を犯っちゃおうってな感じのやつだった。(;´Д`)ヴェー
922名無しさん@ピンキー:03/08/25 17:29 ID:4xZ1jjhb
>>921
詳細アリガd
その小説
ヨミテ━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━!!!!
923380:03/08/25 20:45 ID:qVgdqbVU
>>922
エクセルサーガってあまり好きになれんのだよなー
一応、連載開始時から読んでいるけど。時々作者が壊れた時は少し面白いが
それでも良ければ・・・いや、何でもない。忘れてくれ

いやー。亜美の視線を背中に感じたような気がして
冗談ではなく。マジで
924名無しさん@ピンキー:03/08/26 13:23 ID:ScvSejNy
part8がDAT落ちした模様。
そんなわけで見つけたもの貼りなおし。
ttp://yukito.cside.com/prettyface/
925905:03/08/26 17:23 ID:j8T6xrRv
>>922
専門スレあるからこっちで話そう
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059542950/l50
926名無しさん@ピンキー:03/08/26 19:59 ID:AxghyEoS
容量が少ないところに悪いけど、新スレ落ちているように見えるの俺だけ?
927名無しさん@ピンキー:03/08/26 20:17 ID:/2cnM4HM
どうやら即死判定に引っかかった模様
928名無しさん@ピンキー:03/08/27 10:28 ID:cSITVW96
新スレが見えないのはウチだけ?
929名無しさん@ピンキー:03/08/27 13:18 ID:s7u0cyoO
立て直したよ
強制女性化小説ない? Part8
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061957603/
930名無しさん@ピンキー:03/08/30 02:04 ID:IJ6yKH9y
ウメ
931名無しさん@ピンキー:03/08/30 02:14 ID:w1K3ngDN
さん、こんにちは
932名無しさん@ピンキー:03/08/30 14:28 ID:QTyO8VP/
埋め立て埋め立て。
933名無しさん@ピンキー:03/08/30 16:13 ID:fNDjSMM/
うめ
934380:03/08/30 19:32 ID:HXrt6GD+
書けなかった‥‥

ネタは2つ上がったんだけど、今日までにはできあがらんかった
すまん
935名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:37 ID:1dNV3mNb
ドンマイ!
936名無しさん@ピンキー:03/09/01 17:57 ID:kvX7iw3k
埋めたて
937プリン:03/09/01 20:11 ID:8z5oEGjw
380さん、どんまいです。頑張ってください。
埋めたてますね
938名無しさん@ピンキー:03/09/01 21:53 ID:6lnGpw14
埋め立てage
939名無しさん@ピンキー:03/09/01 21:54 ID:6lnGpw14
以下このスレは1000取り合戦の舞台になりました
940名無しさん@ピンキー:03/09/01 21:55 ID:6lnGpw14
940
941名無しさん@ピンキー:03/09/01 22:34 ID:6lnGpw14
1000ゲトー
942名無しさん@ピンキー:03/09/01 22:34 ID:6lnGpw14
↑気が早すぎ
943名無しさん@ピンキー:03/09/01 22:57 ID:l7CUiMxC
1001?
944名無しさん@ピンキー:03/09/01 22:57 ID:nmiCTATy
http://mishmash.mine.nu/rank/

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945名無しさん@ピンキー:03/09/02 10:21 ID:u1TQobiQ
945
946名無しさん@ピンキー:03/09/02 11:04 ID:u1TQobiQ
946ゲツ
947名無しさん@ピンキー,:03/09/02 11:41 ID:ERyP7uPK
>>1000
1000ゲット乙Curry
948名無しさん@ピンキー:03/09/03 02:43 ID:fqJXeQC/
(o^o^o)
949名無しさん@ピンキー:03/09/03 02:43 ID:fqJXeQC/
↑氏ね
950名無しさん@ピンキー:03/09/03 02:44 ID:fqJXeQC/
950
951名無しさん@ピンキー:03/09/03 22:47 ID:t3SRMiTB
951
952名無しさん@ピンキー:03/09/03 23:29 ID:fqJXeQC/
さあさあ皆で埋め立てようぜ
953名無しさん@ピンキー:03/09/04 00:22 ID:mMUUrqdZ
>>952
お前は何時間繋いでるのかと小一時間(ry
954名無しさん@ピンキー:03/09/05 00:59 ID:tFJz70vH
今日もあげます。埋め立て手伝ってくれ
955名無しさん@ピンキー:03/09/05 06:13 ID:3YYri8+p
穴埋めお手伝い
956名無しさん@ピンキー:03/09/05 13:18 ID:tFJz70vH
まだまだ先は長いなぁ…目指せ1000
957名無しさん@ピンキー:03/09/05 15:57 ID:CKYYEPjI
埋め
958名無しさん@ピンキー:03/09/05 20:04 ID:CKYYEPjI
埋め
959名無しさん@ピンキー:03/09/05 21:40 ID:2eYJYpfA
960名無しさん@ピンキー:03/09/05 22:41 ID:7Ww2gOmL
美味ぇ
961名無しさん@ピンキー:03/09/05 22:44 ID:yIcLq1CE
962名無しさん@ピンキー:03/09/05 23:12 ID:urFAy7NY
963名無しさん@ピンキー:03/09/06 00:15 ID:by3BTU2o

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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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964名無しさん@ピンキー:03/09/06 00:26 ID:PcmqRQ5r
何か書こうと思った、それなりの原案も出来た
童貞には性描写が書けないと言う事に気付いた・・・諦めた
965名無しさん@ピンキー:03/09/06 00:28 ID:ynDLrmGn
http://web.quipo.it/monika2001/xxx/

218.41.123.22 , p297b16.t128ah00.ap.so-net.ne.jp ?
966名無しさん@ピンキー:03/09/06 01:44 ID:+URj9MML
こんな夜更けにせっせと埋め立て!
967名無しさん@ピンキー:03/09/06 01:56 ID:wyERfTjx
sage
968名無しさん@ピンキー:03/09/06 07:58 ID:aeKEHwgy
>964
どっかで読んだが、エロ漫画家なんかは童貞の方が
いいエロ描写を書ける場合が多いそうな。
未経験の分、非童貞より妄想がたくましいかららしい(w
969名無しさん@ピンキー:03/09/06 09:05 ID:TUroLmpC
>>694
童貞だろうがそうでなかろうが、どうあがいても女にはなれないんだから、
女性化ネタの場合リアリティはあんまり関係ない………と思うぞ。
970名無しさん@ピンキー:03/09/06 11:09 ID:cm6cY3Bz
>>968
経験則にしてもあまりな与太話だなあ、おい。
統計的に有意なほど作家の経験の有無についての情報を仕入れたのか?
それを言った奴は。
971968:03/09/06 11:52 ID:aeKEHwgy
>970
さあ、どうなんだろ?本当のところは知らない。
俺も検証した訳じゃないし(w
まあ、>964が書く気になってもらえればいいなと思って
持ち出してきた話だから。
972名無しさん@ピンキー:03/09/06 13:06 ID:3D7a+72h
まぁ、どうせエロ関係なんてエロければどうでも良いからねぇ
結構、誇張が許されるんだからAV見たことある香具師なら誰でも
書けるかと
973380:03/09/06 13:40 ID:xp0mUxYF
>>964
そんな与太を言っている余裕があるなら机に向かって文章を書け!!

SM作家がみんなSMを実践しているわけでもないし、
ミステリー作家が本を出すたびに人を殺していることもない
宇宙で銀河を股にかけた大戦争を経験しなければSFが書けないということもない

性経験が無い? それはそれでいい要素だと思うんだが?
セックスへの不安とか、よーっく掘り下げてみるのもいいかもよ

書けないという人の大部分は、書こうとしないかったり投げ出したりするだけ
自動筆記みたいにすらすらでてくるわけないんだから、誰だって苦労するさ
ちょっとの努力を惜しんでいる人が多いと、漏れは思うよ
974名無しさん@ピンキー:03/09/06 17:56 ID:aTBu89cC
>>973
あんだけエロ素晴らしいモノを書いた御人が言うと、
やっぱ何ちゅーかこお重みってやつが違いますな。


ところで380殿? 
part8スレのアレは、我々を干からびさすおつもりか?
正直、尋常でないほどハァハァしちまったですよ。
・・・・・・さて、もう一回読んでハァハァしようっと。
975名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:29 ID:7LSDC0ZP
何度読み返しても凄いの一言に尽きる…380さんつづき期待しております!!さて、今日もせっせと埋め立てしますか。
976名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:30 ID:7LSDC0ZP
連続埋め立て!!
977名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:31 ID:7LSDC0ZP
もういっちょ…
978名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:33 ID:7LSDC0ZP
まだまだぁ!!(#゚▽゚;)
979名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:34 ID:7LSDC0ZP
979(つ´∀`)つ
980名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:36 ID:7LSDC0ZP
今日はこれで埋め立て終了!!風呂入って寝よ
981名無しさん@ピンキー:03/09/07 01:33 ID:HCAK0jKm
981
982名無しさん@ピンキー:03/09/07 01:46 ID:DYmihydN
('A`)
983名無しさん@ピンキー:03/09/07 01:49 ID:brxB5WyG
('A`)('A`)
984名無しさん@ピンキー:03/09/07 01:52 ID:oOcAz+fC
('A`)('A`)('A`)
985名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:07 ID:DYmihydN
('A`)('A`)('A`)('A`)
986名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:28 ID:a0y8Y4us
めこ
987名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:51 ID:Vmx/Fesy
ははははは!
埋まるがいいさ!
988名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:58 ID:YuKdlT3r
この頃親友萌えに目覚めてきた(´д⊂

しかも、自分がTSして親友と(*´д`)
989名無しさん@ピンキー:03/09/07 03:28 ID:zq//Vn49
>968
団鬼六はデビュー当時童貞だったそうなので、初期の作品と近年の作品とを
読んで、自分で反証してみればいい(w
そんでもって、少なくともエロ文書きのスキルが上がる事は保証する。
990名無しさん@ピンキー:03/09/07 06:45 ID:yU/Kku32
991名無しさん@ピンキー:03/09/07 07:45 ID:zR93fYhP
梅梅
992名無しさん@ピンキー:03/09/07 07:51 ID:N9Xf2DOr
さりげなく埋め立て協力♪

そうそう、私の場合は
童貞だけど、非処女です。

文は下手でもリアリティは◎
リアルすぎて。。。(w
993380:03/09/07 09:36 ID:YWeQLhDV
>>989
保証していいのか?(w

向上心があるか無いかの差だから、何とも言えないね
と、埋め立て埋め立て。今日中に埋まりそうだね
994名無しさん@ピンキー:03/09/07 09:47 ID:vU26/9l4
松2500円、竹2100円、梅1700円
995名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:40 ID:7LSDC0ZP
うお〜!!起きてみたらこんなに埋め立てが進んでる!!みんなありがとう。あと少しで1000だよ!!
996名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:42 ID:7LSDC0ZP
よ〜し!!1000をとってやる。今だ1000ゲット
997名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:43 ID:7LSDC0ZP
ちょっと早かったかな…
998名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:44 ID:7LSDC0ZP
もう998だよ…
999名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:44 ID:7LSDC0ZP
1000
1000名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:45 ID:Z0jTaAXu
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