おんなのこでも感じるえっちな小説2

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11-808
みんな「女の子でも感じるえっちな小説」見たいでしょ?
じゃ、ややこしいことは終わり。
素敵な作家たちの登場を待ちましょう。
あの、みんな、、、、準備できました?

元スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1001766305/l50
1 名前:ナナ 01/09/29 21:25 ID:OUsScwrY
女の子でも感じるえっちな小説ってありますか?
なんか「おま○こ!」とか直接ドーンと言ってるのも
冷めるけど、「秘密の果実」とかとおまわしすぎるのも
かなりわらっちゃう(笑)
ネット上で読める小説ならなおよろしーです
2名無しさん@ピンキー:02/02/19 21:38 ID:Aj5fpsf9
元スレ453さんの小説はこちらで読めるのですか?
31-550:02/02/19 21:43 ID:YUqVmJjl
元スレ453さんの小説の続きは、エロ漫画小説板に新スレ立てられました。
引き続きそちらでお楽しみください。w

『453作 〜虜囚〜 DEEP NIGHTMARE』
453 ◇rBQWtf4
エロパロ板の「おんなのこでも感じるHな小説」
より独立することにいたしました。

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1014120561

今夜アップ予定だそうです、お楽しみに。
41-550:02/02/19 21:46 ID:YUqVmJjl
忘れてた、新スレおめでとうございます。
1-808さん、お疲れ様でした。w
52:02/02/19 22:54 ID:Aj5fpsf9
>3
ありがとうございます
61-634:02/02/19 23:27 ID:A7PHo2YX
>3
ということは、ここに来る人は少なくなっちゃうんでしょうね。
それも寂しいかも。せっかく新スレになったのに。
71-550:02/02/20 09:05 ID:dvdOd1Dg
>>6
両方ロムできれば、より楽しいかな〜?なんて。w
てゆーか、それには書き手さんが現れないことには・・・

とりあえず、旧スレで誘導できないので、こっちを定期上げさせて貰います。
求む!書き手さん!
それから「虜囚」の続きはあちらで!
8名無しさん@ピンキー:02/02/20 13:25 ID:tUexcfod
とりあえず、あげとこう・・
9 :02/02/20 14:33 ID:mgFmUN9B
10名無しさん@ピンキー:02/02/20 23:25 ID:W7nA3jTi
大長篇はやめてほしい……
11名無しさん@ピンキー:02/02/20 23:36 ID:rQRptYo7
>10
大長編ったって、453さんの虜囚は単行本や
文庫本にしたとして、そう長くもないよ。
短くて面白いのもあるし、そういうのを報告しあったり
情報交換するスレでいいんじゃない?
12名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:05 ID:L7KSEE/b
言葉が見つからない。
といっても、
今この状態に、ぴったりの言葉なんてないよね、たぶん。
キーでドアを開けて、スリッパに履きかえて、
目に入ったのは、ドーンと大きなベッド。
ちゃんと覚悟はしてきたつもりだったけど、
恥ずかしい。やっぱり。


ほんの1ヶ月前、
ユウジに、私の部屋に来てもらった時のこと、思いだす。

ユウジを案内して部屋に入るとき、最終点検。
よし、ちゃんとパジャマも片付いてる、問題なし。
「女の子の部屋に入った感想は?」なんて、
お決まりのこと聞こうとして振り向いたら、
突然しっかり両腕つかまれて。

いたい!って言うひまもなく、
気づくとユウジの顔が大接近中だった。
あ、初めてのキスだ、これって。
知らないうちに目つぶってた。

頭の中が、白くなっていく。
腕と唇に全ての感覚が集まってる。
それ以外は空っぽ。
すごく変。でも、とっても気持ちいい。
13名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:07 ID:L7KSEE/b
唇が離れたとき、
私のひざが、ガクって曲がって、崩れ落ちそうになった。
あわててユウジが私の体を支える。
「だいじょうぶか、ユミ?」
「うん」
って言ったけど、全然だいじょうぶじゃない。
まだ全身が麻痺してるみたい。力が入らない。
ユウジが手を離したら、多分そのまま床にすわりこんじゃう。
私の気持ちが伝わったみたいで、
そのまま、静かにベッドの上に座らせてくれた。

03
自分の心臓の音がすごく早いのがわかる。
なんとか息を整えなくちゃ。
(今思うと、なんでそう考えたのかわからないけど)

ユウジが、いつのまにか私の隣に座って肩を抱いてくれていた。
空いたほうの手で私のあごを持ち上げて、
もう一回キス。
あっ、また頭の中が白くなってく。
そのままベッドに押し倒された。

私、知らないうちに両腕をユウジの背中に回してた。
ユウジも同じようにしてた。
きつくて息が出来ないんだけど、とっても落ち着くのが不思議。
14名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:09 ID:L7KSEE/b
気づくと、ユウジの体が少し離れてた。
私の胸にユウジの大きな手が置かれてるのが見えた。
その手は、ゆっくりと回転しながら、
私のふくらみを確認するように動いてる。
とても恥ずかしくて、目をそらしてしまう。

ブラとブラウスの上からなのに、
胸から来る感覚が、背筋を伝わって、
スッと下半身へと走り抜ける。電気みたいに。
決して嫌な感じじゃない。
そうじゃなくて、逆になんか、、気持ちいい?

ユウジの手が離れた。
おねがい、やめないで。もっと続けて、、、
、、なんで私こんなこと考えてるんだろう、、

胸の谷間に、圧迫感があった。
目を開けたら、
ユウジがブラウスのボタンを外そうとしてた。

とっさに言葉が出てしまう。
「、、やめて」
「えっ?」
沈黙が続く。
ユウジが固まってる。
「どうして? 
 俺はユミが大好きだし、ユミも俺のこと好きだろ?」
「うん、、」
「じゃ。どうして?」
15名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:11 ID:L7KSEE/b
だってこれ以上のこと全然考えてなかったし、
さっきみたいに、
頭の中が真っ白になったり、
もっと続けて欲しいって思ったり、
私、自分自身がわからなくて怖い。
でもどうやってユウジに伝えたらいいのか。

「ん〜〜〜〜。わかった。今日はここまで」
「えっ!」

目の前ににユウジの笑顔があった。
「強気のユミも、やっぱり女の子だったんだなって、
 わかったから、これだけでも収穫だよ」
おでこにチユッってキスしてくれた。

「強気の、、」は正直言って余計だと思ったけど、
私の気持ちを大事にしてくれてるんだってことは、
痛いほど感じた。

そうおもったら突然涙が出てきた。
ばか、場違いだぞって自分を叱っても、全然止まってくれない。

「なんで、ユミ泣いてるんだ?」
「、、、、、、、、」
「そっか。じゃ抱っこしてあげましょう」
そういってユウジは私を強く抱きしめた。
私、馬鹿みたいにぽろぽろ涙流しながら、
ユウジの胸にしがみついてた。
16名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:12 ID:L7KSEE/b
帰りぎわ、
「ごめんね、わがままばっかで」
「たいしたことないよ、ユミが可愛いからノープロブレム、、、
 てのは表向き。
 俺、昔からさ、おいしい料理は最後に食べるのが好きで」
「スケベ!」
「真っ赤になってるあなたもスケベね〜〜〜」
「ばか!」


ショーツ、一番お気に入りの。でも、あまり派手じゃないの。
ブラ、はずしやすいフロントホックでパッド少ないやつ。
だって「20%増量(当社比)」がばれちゃうシチュエーションだから。ね?
はい、すべての準備完了。
気持ちのほうも、OK。
いいんだ、あとは全部あいつにまかせれば。

で、フロントでキー貰って部屋にはいって。
やっぱり凍っちゃった。
17名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:14 ID:L7KSEE/b
「こっち向いてご覧」っていわれて
凍ったまま向き直った私は、突然抱え上げられた。
やっぱ、男だから力あるんだ。変なこと感心してた。
そのまま運ばれて、ベッドの上に。
でもその前に、足でベッドカバー、はぐってる。
器用なんだ。

横になった私の上に重なって、キスしてくる。
舌が入ってくる。長い時間のような気がした。

唇が離れた。
胸のボタンが外される。
ブラのホックも。
今、とってもすごいカッコのはず。
とても目を開ける勇気なんて無い。
それに、どんな顔を彼に見せればいいのかわからない。

すごく鋭い衝撃があって、体がビクンってなった。
右の胸、吸われた。
ユウジの唇がその辺をついばんでる。
時々舌で、下のほうから乳首をなめ上げる。
この間のときより、もっと鋭い感覚が体の中を走る。
どうしたらいいのか分からなくて、
おもわずユウジの頭を両手でおさえていた。
18名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:15 ID:L7KSEE/b
左のふくらみには手がのせられてる。
さわられてる。こんなふうに男の手に、、、
乳首を指ではさまれた。
思わず「痛い」って言った。
「ごめん」
それかはら、とてもやさしくしてくれた。

あれ?なんだろうこの感じは?って思ったら。
さわるかさわらないぐらいで彼の手が通りすぎていく。
胸、腰、首筋、お尻、太もも、私のからだのいろんなとこ。
ちょっとくすぐったいけど、
それだけじゃない甘い刺激が一緒に押し寄せてくる。

胸のほうの唇の刺激が来るかな、って待ってると、
太ももの外側のうぶ毛をかすめて、
手のひらが通過していく。
私、そのたびにビクンと反応しちゃう。声が出ちゃう。

さっきから、
なんか、あそこのあたりが変。
ちょっと、そう、おりものが多いときのような違和感。
もしかして、、、、濡れてる?

くるくる円を描くように、舌が乳首を刺激してる。
そのうち、右と左の乳首を行ったり来たり。
そんなの駄目、、
もうだめ、全部の刺激が、あそこにつながってるのが分かる。
多分、あそこ、すごいことになってる。
誰ともこんなことしてないのに。初めてなのに。
19名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:15 ID:L7KSEE/b
ユウジが私の服を、ショーツを残して全て脱がせる。
電気をかなり暗くしてくれた。
さっきからそうして欲しかったけど、
このあいだのわがままがあったから、言えなかった。
裸になったユウジが隣に入ってくる。
あったかい。なんてあったかいんだろ。

ショーツに手を掛けてきた。
そのまま脱がそうとしてお尻が邪魔する。
ちょっと腰を浮かして、協力する。

太ももに置かれた彼の手が、
あそこに向かってゆっくり移動している。
太ももの内側に来た。
もう、すぐそば。
さわられてしまう、、そして濡れてるのがわかってしまう。
どうしよう?

期待と不安をはぐらかすように、
彼の指は、あそこのまわりをゆっくりと円を描いて動いている。
じらされてる?
そう思ったら、あそこの中が急に熱くなった。
なにかが、さっきよりもっと溢れてくるのがわかる。

二本の指が、あそこの二つのひだを広げようとしてる。
わざとなのか、初めてで難しいのか、
なかなかすっと開いてくれない。
やっと、、、
20名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:16 ID:L7KSEE/b
その瞬間、中にたまっていた液体が、
外に向かってあふれ出たのがわかった。
そして彼の指にからんだだろうことも。

「ユミ、おまえ、もしかして、、、、?」
「知らない!」

あそこの中のいろんなところを、
彼の指が、ゆっくり触れていく。
恥ずかしすぎるよ。ユウジ。もういいよ、、

「おねがい、、来て」
「うん」

ユウジ突然ベッドから抜け出して、
なにかガサゴソしてる。
すぐにベッドに入ってきて私を抱きしめる。
「心配要らないよ、コンドーム付けたから」
「、、、ありがと」

あそこの入り口に、ユウジの固いものが触れてる。
「痛かったら言うんだよ」

彼がグッと力を入れてきたとき、
思わず「痛い!」って言葉が出た。
「大丈夫?」
「うん、、」
「もっと時間掛けたほうがいい?」
「ううん、私、早くユウジとひとつになりたいの。
 痛くても我慢する、、続けて、、」
21名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:19 ID:L7KSEE/b
髪をなでてくれて、キスを繰り返して、
「大丈夫だよ、力抜いて、、」と耳元でささやいてくれる。
私の呼吸とタイミングを合わせるように、
少しずつユウジが私の中に入ってくる。
そして奥まで入ったとき、
ジンジンするような痛みはあったけど、私、とてもうれしかった。
ユウジの背中に回した手で、力いっぱい体にしがみついた。

「動くよ」
「うん」
「なるべく早く終わらせるからね」

少しずつ動き始めて、
そのうちに早くなったかと思ったら、
突然ユウジの全身がこわばって、
痛みの感覚の中で、
あそこの中のユウジのが、ピクッピクッてうごいたの、わかった。
あ、ユウジ気持ちよくなったんだ、って思った。

「とってもよかったよ、ユミ」
そんなこと、耳元で言われて、
私、恥ずかしくてユウジの胸に顔を埋めてしまった。

ユウジ。
大好きだよ。
私は心の中でつぶやいた。
「ん?俺のこと好きだって?」
いけない。声に出してたみたい。
それわかってて聞いてきたんだ、ユウジ。
「バカ、、、」
22名無しさん@ピンキー:02/02/21 10:21 ID:L7KSEE/b
「おんなのこでも感じるえっちな小説」
というよりも
「おんなのこでも『なつかしいなって』感じるえっちな小説」
になってしまいました。
すみません。
23http://mokorikomo.2ch.net/:02/02/21 11:18 ID:v9Ml+Nzs
ura2ch
24名無しさん@ピンキー:02/02/21 11:39 ID:jshxiOMS
前スレに誘導が無かったので、危なくエロ小説板に新スレ立てるとこだった。(汗
1さんは旧スレの最後に誘導リンク貼ってくださいよぉ。
ところで板このままで逝きますか?
それとガイシュツリスト作ってみたけど貼った方がいいかな。
かなりずさんなリストだけど。
25sage:02/02/21 12:41 ID:L7KSEE/b
test
261-550:02/02/21 12:44 ID:LVlll8+w
>>12-22
懐かしくて可愛かったです。ありがとう。w
>>24
1さんじゃないですが(汗
旧スレはKBオーバーでカキコできません、誘導できないのですよ。
しばらくはこちらの定期上げで誘導しますので、お許しを。
板、いいんじゃないですか、このままで。w
リストよろしく!
27名無しさん@ピンキー:02/02/21 18:17 ID:64gQ9dkk
やっと見つけた〜!!嬉しくて感激age(w
前スレが容量オーバーになってどこに移動したのかと随分彷徨いました(汗
453様は別板に移られたようですが新たな書き手さんの登場に期待しつつ
これからもロムっていきたいです・・・
自分が書ければ一番良いんですけどね(滝汗
28:02/02/21 21:27 ID:fFcrNSug
遅くなってすみません。事情はそういうことで、、
どっちにしろ、どの板に置いても似合わないスレッドですので、
このまま参りましょ。なんでもありで。
2924:02/02/21 21:33 ID:zvmo9Uho
>26,28わかりました〜

ではいちおうのリスト:前スレのオススメの作品やサイトを抜き出して見ましたが、
スレの主旨にのっとり、「いいよ」とすすめられたものでも、
「そんなの萌えない」と反論が入ったものは除外してあります。
その反対に、萌えないものでも反論が出てないものはリストに
のってるかもしれません。
ブラクラも全部外したつもりですが、もし残ってたらごめんね。(w
取りこぼし、チェック漏れ御免。あとでどなたか追加してください。


星野ぴあす「私立H学園中等部 美少女調教委員会」
ttp://www.muvc.net/fbimi5/
ttp://www.aa.alles.or.jp/~sarashina/index2.html「アイツ」
創作文芸板ttp://cheese.2ch.net/test/read.cgi/bun/980232536/l50
ttp://cgi.sainet.or.jp/~hinata/
杉村春也「淫牝奴隷」
ttp://www6.plala.or.jp/los/index.html#menu
松田美智子「女子高校生誘拐飼育事件」
ttp://www.clickjump.net/kubiwa
山口椿「雪香ものがたり」「リラの門」
エリーシア戦記ttp://harryhp.hoops.ne.jp/
ポーリーヌ・レアージュ「OI嬢の物語」
鳥山仁「テレパラサイトコール 小悪魔たちの囁き」
館淳一
安達瑤「淫獣の「餌食」」
ホワイトプリズンU、ホワイトプリズンVttp://www.microgroup.co.jp/
ttp://momiji.sakura.ne.jp/~ram-head/「首輪の彼女」
ttp://members.tripod.co.jp/boybird/
ttp://home.europa.com/~chako/p2a01.htm
ttp://www.bx.sakura.ne.jp/~saizer/set.html
ttp://www2p.biglobe.ne.jp/~pnm/paj/pajamaop.htm
ttp://www.tomato.sakura.ne.jp/~ddd/ddd/novel/bun_new.htm
ttp://www.kcat.zaq.ne.jp/h-novel/main.htm
ttp://motoya_mutsuki.tripod.co.jp/about.html
ttp://timidmacer.s5.xrea.com/
「アンジェリーク」や「遥かなる時空の彼方で」の2次創作ttp://www.webring.ne.jp/cgi-bin/webring?ring=sabway;list
ttp://www2p.biglobe.ne.jp/~pnm/paj/makura/syosetu.htmセイドメイドシリーズ
NOV.FALL「秘密の箱」
3024:02/02/21 21:34 ID:zvmo9Uho
3124:02/02/21 21:36 ID:zvmo9Uho
ごめん。
URLと題名が繋がってるものは、URLだけ切り離してくださいませ。
32名無しさん@ピンキー:02/02/22 08:06 ID:acxSKqVQ
>24さん 前レスまとめお疲れさまです。ひとつだけ訂正を……

誤> ポーリーヌ・レアージュ「OI嬢の物語」
正> ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」

ですよ。
『O嬢』は古典だけど好きな作品です。これでエロ小説に目覚めた自分(ワラ
33名無しさん@ピンキー:02/02/22 22:09 ID:J+ZFLp1k
上げましょう・・・
3424:02/02/22 22:51 ID:JBI+nW0r
>32
作業中にiキーに触れちゃったのね…スマソ…宇津田氏脳
351-550:02/02/23 09:13 ID:g8JxR9Fc
24さん、乙〜。w  定期上げです。
36名無しさん@ピンキー:02/02/23 09:42 ID:KxxFkVx3
美香ちゃん主人公のはもう終わっちゃったの?
あれ好きだったのにな。
371-550:02/02/23 13:10 ID:cdOgWcH6
>>36
続いています・・・エロ漫画小説板に、単独で移動しました。
>>3のリンクに飛んでください。w
38名無しさん@ピンキー:02/02/23 13:51 ID:3IQ6A6EL
>>37
ありがと!逝ってみます。
391-550:02/02/24 09:17 ID:MqawNU4/
朝っぱらから定期上げです。
>>36
あとそれから>>30の一番最後の、こちらもどうぞ。

ttp://www2.gol.com/users/kyr01354/ryoshuu/

「虜囚 DEEP NIGHTMARE」のみ、1さんがまとめて載せておられます。
作者による扉絵つき、アップ後 随時更新中。

で寂しいなあ、誰も書いてくれんのか…書き手は女の子に限定していないよ。
「おんなのこ」が感じれば、モチロン男の子でも。w

40名無しさん@ピンキー:02/02/24 22:38 ID:hW81NSYO
ナポレオンXXノベルズの「いもうと。」って、読んだ人います?
主人公が女子高生で、心理描写とかを結構細やかに書いてあるんですけど。
作者は女性だそうなんですが、女性読者からすればどうなのかな、と。
41名無しさん@ピンキー:02/02/26 02:12 ID:3ooEI/Ep
ここってさりげなくリクエスト入れちゃっていいですか?
SMの女王様がお気に入りのM男君に
逆に調教されちゃうようなお話が読みたいです。
同趣味の作家さんよかったらお願いします(w
また、そういう話が載ってるサイトご存知の方いらしたら教えてくださいませ。
421-550:02/02/28 14:20 ID:HnJh2noD
上げよう。。。
43名無しさん@ピンキー:02/02/28 17:51 ID:JccXxzFg
最近このスレッド元気ないよねぇ。
453さんの抜けた穴は痛かったのかしら。
お気に入りスレなのでコマメにあげることにする。
44名無しさん@ピンキー:02/02/28 23:18 ID:x3iOmreC
うーん、具体的にどんな内容ならおんなのこでも感じるのでしょうか?
453を見てるとレイプ願望があるようにしか見えないんですけど。

たとえば、逆に年下の男の子に、
「ひっひっひっ、かわいらしく子犬みたいにブルブル震えやがって
 その割にゃ先っぽはもうヌレヌレだぜ。い″ひひひひひひひ」
なんつーのは駄目でしょうか?
45名無しさん@ピンキー:02/02/28 23:45 ID:hflZWdlp
>44
年下の男の子にいぢめられるのは悪くないですけど
私は主人公がその男の子に「惚れる」要素がないと萌えないかな。
責め手に嫌悪感を覚えちゃうと駄目なんだよね。
私は「好きな男」にならレイプされても良いと思ってしまうけど
嫌いな男には出来ることなら手も握られたくないのが本音。。。

あと個人的に身動き取れない状態で視姦されるってのが激しく萌。
足を大きく広げられて縛られたまま放置されて
余裕綽々でたばこでも吹かされるとヘナヘナになります(経験ないけど)
私もSS書いてみようかと思ったけど・・難しいよね・・・・(w
46名無しさん@ピンキー:02/03/01 00:40 ID:+VNEmUJ8
一応書いてるんだけど…
出来るまでこのスレが持たないかな。
471-550:02/03/01 07:21 ID:zFyycJaZ
>>46
待ってますよ。保守しときますから。w
481:02/03/01 14:01 ID:gq0Va8B1
>>46さん
待ってます。
スレたてた責任感じてるんで、非難されてもage。
というより、単純に、はやく読みたい!
ほらみんなも書いて書いて。
49名無しさん@ピンキー:02/03/01 17:08 ID:HssgraOM
自分も書いたことありますが書いた自分すらも萌えなかった(爆
待ってますよー>>46さん!
50名無しさん@ピンキー:02/03/01 21:58 ID:sXbwz30g
私も待ってますよーいろんな人の話をやっぱりよみたいし・・
453さんもおもしろいけど、違うアプローチというか違う想像の話が
読みたいです。
51名無しさん@ピンキー:02/03/01 22:06 ID:lJra/azc


http://www.media-0.com/www/adult/
WinMXで苦労して手に入れた中学生炉利動画大量アプ!

52くり生剥けの女がいたYO.:02/03/01 22:16 ID:rvvT9RnT
くり生剥けの女がいたYO.
http://voo.to/manko
53名無しさん@ピンキー:02/03/02 03:20 ID:9Mi1jqOo
ハーレクイン出身(と言っていいと思う)のリンダ・ハワード。
二見文庫から怒濤のように出版されてます。ソニーマガジン文庫にも1冊ある。
一応ミステリ仕立てのラブロマンスだけど、かなりきわどい描写が必ずあります。
エロ満載ではないけれど、きわどさにハーレ好きの中でも賛否両論らしい。
個人的にお薦めは「あの日を探して」。
54_:02/03/02 11:02 ID:RTDroUu/
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/4143/

これどう??なんか一回完結して
また復活して、沈黙してるけど。

この手のサイトにしては荒れてないよ。
55名無しさん@ピンキー:02/03/02 11:53 ID:weVOs7/B
直リン・・・すんなよ・・・・身障・・・・市ね・・・・氏ね・・・・
5646:02/03/02 21:22 ID:OmysZ05t
 なんていうか、今の靖之にすごい不満があるかって言うと、
そうでもないんだよなぁ。
 ソフト会社に勤める彼は、そんなにオタクって感じでもないし、
服のセンスだってまあまあだ。たまにアニメとかみてるけど、
大人も楽しめるやつだから、私も一緒に見るし。ちょっとぼんやり
して頼りない所もあるけど、あちこちの女の子に手を出す軽過ぎ
なやつよりマシだし、マジメなぶん、私を大事にしてくれてると思う。

 セックスはお互いあんまり興味無いのか、月に5〜6回のデート
のうち1〜2回。彼があまり仕事が忙がしくない時だけだ。
 初めの頃は何回かブッ続けでヤッたこともあるけど、だんだん
マンネリになってきてしまった。彼が疲れている時に無理にエッチ
なこと始めると、途中で寝ちゃうんだよね。仕事忙しいから無理も
ないとは思うんだけど、やっぱり気持ちよく舐めてもらってる最中に、
コックリコックリされると、わかっていても頭にきちゃう。
 だから無理にセックスを要求しないの。
 ちょっと欲求不満な時は自分のマンションのトイレで、なんとなく
オナニーして紛らわすけど、そのあと凄く鬱になるので、オナニーも
嫌い。
 なんだかぼんやりとした日常で、こんなんでいいのかなぁ。
5746:02/03/02 21:24 ID:OmysZ05t
 今日もデートなんだけど、は〜、あんまり気乗りしないっていうか、
どうせまた同じパターンだよ。
 私が会社で仕事してると、ブルッと携帯が震えてメールが着信。
『いつもの「鳥まる」に6:30ね』
 即返信。
『あいあーい。りょーかいだよ〜(^_^)/』
 顔文字も含めて定型文だ。ザマミロ。
 仕事が終わって、がさごそと着替えて、鳥まるへ行く。鳥まるは
彼のマンションの近くにあるちょっとオシャレな焼鳥屋で、安いし、
常連になっちゃってわがまま利くので会うときはだいたいそこだ。

いつものカウンター席に座って、彼を待つ。靖之の方が職場が遠い
ので、私の方が大抵先に着いてしまう。
「おまたせ」
 背後から声がして、靖之が来た。
「んー」
 マンネリな気のない返事をする私。
「今日さあ、課長に小言言われてヘコんでんだ、あたし」
「ヘコんでるようには見えないけどなぁ」
「悪かったわねぇ、顔に出なくて。これでも繊細なんだぞ」
「そうかそうか、よしよし。ほら飲みねぇ」
「んー。」
 そうだなぁ、コイツはこんな時、ふにゃっとかわすからケンカに
ならないんだろうな。なんか物たりないんけど、贅沢かなぁ。
コイツ癒し系?へんなの。
5846:02/03/02 21:25 ID:OmysZ05t
「そういえばさぁ、俺最近2ちゃんねるにハマってて、ちょっとヤバ
 いんだ」
「あー?あの危なそうなトコロ? 大丈夫ぅ?」
「いや、大丈夫じゃないかも。 なんか妙な気分になる話題がいっ
 ぱいだよ」
「妙な気分って?」
「あー、えーと、あの、エッチな気分」
「アッハッハッハ!! 淡泊なアンタが何言ってるの!第一、何に
 そんなにエッチな気分になるの?」
「うーんと『キスだけ濃厚スレ』とか」
「スレって?」
「なんていうか、『お題』かな」
「ふーん。それで?」
「彼女とか、奥さんと、キスだけねっちりやる話題」
「へー。どんな風に?」
「こんな感じ」
 エッ!?
 ちょっと!
 ばっばか!
「むッ…」
 いきなり後頭部に手を回され、こんな飲み屋のど真ん中で
唇を重ねられた。焼き鳥の味のする舌が唇を割って入ってきた。
 激しい嫌悪感に手で靖之の後頭部の毛を掴み、思い切り
引っぱろうとしたところで、私の口の中でお互いの舌のツブツブが
ざらざらと絡まり合った。その瞬間、ゾクリと背筋を何かが這い
昇る感じがして、フッと陶然となってしまった。
 口の中をゆっくりと舐め回される感覚に、嫌悪感はそのままに、
快感が少しずつ頭をもたげてしまい、靖之の後頭部を引っぱる手は、
いつしか彼のうなじを抱いていた。
5946:02/03/02 21:26 ID:OmysZ05t

 ちゅく。
 ちゅく。
 ちゅく。

 煙草の紫煙と焼き鳥の煙の立ち込めるカウンターで、淫らな音を
立てて唾液を交換する。背中に刺さる痛いほどの視線。いくら飲み屋
でもハメを外しすぎだ。唇を吸われながら、背中や腕が総毛立つほどに
人目に晒されていることを自覚する。

 ちゅく。
 ちゅく。
 ちゅく。

 ぷあっ。

「はあっ!はあっ! いったい何考えてるのよぉ!!」
「いやあ、オレ、公衆の面前でキスしたの初めてだ」
「あ!あたしだって! ……ばか!!」
 真っ赤になりながらコソコソと周囲を見回す。物見高い連中はもう
視線を外してしまっている。とりあえずホッとした。
「なんでこんなことするのよぉ!」
「うーんと、キスだけに集中すると、性感が高まるんだってさ」
「なによそれ! あ。あたしちょっとお手洗い。 口拭いておきなよ」
 唇にベットリ私の口紅付けている靖之に、ポケットティッシュを投げ
つけてカウンターを立った。
6046:02/03/02 21:27 ID:OmysZ05t

 トイレのドアの前に立ったとき、ちょっといやーな予感がした。トイレに
入ってショーツを下げてみると、やっぱりネットリと濡れていた。
 たったあれだけのキスで?他に刺激されたわけでもないのに?
 いやだなぁ。
 さっさと小用を済ませると、もう一度湿気たショーツのクロッチ部を
指で触り、ちょっとしかめ面しながらそのままぐいっと穿いた。
ちょっと冷たい。
 今日は不幸にもポーチの中の予備のナプキンを切らしているのだ。

 憮然とした顔で席に戻ると、
「今日、うちに来ない?」
 と靖之が言う。
「何しに?」
 知ってて嫌みな質問をする私。
「キスだけしに」
「キスだけぇ?」
「うん」
「またずいぶんとかぶれたわねぇ」
「さっきのイヤだった?」
「うん」
「そうかぁ」
「そりゃいきなりこんなとこでされれば当然でしょ?」
「ちょっと驚かしたかっただけなんだけどなぁ」
「いいよ。 行くわよ。 キスだけしに。 お手並み拝見ね」
 靖之んちでショーツ替えよう。
6146:02/03/02 21:28 ID:OmysZ05t

 鳥まるを出て、コンビニに寄って替えのショーツを買った。
 彼の部屋に入るなり、私はトイレに入ってショーツを替えた。
 靖之はガシガシ歯を磨いている。
「あはは!マジでやるつもりなのぉ?」
「んー」
 口から泡を飛ばしながら、靖之が答える。
 仕方ないなぁ、つきあってやるか。
 私も置いてある自分の歯ブラシで、ガシガシ歯を磨き始めた。

 明りを落とした部屋の真ん中に二人で立ち、映画の中の恋人達
のように見つめ合う。今更すぎて激しい照れ臭さ。
「プッ!」
「だめだよ。笑っちゃ」
「はいはい」
 私は目を閉じて少し唇をすぼめる。

 ドック
 ドック
 ドック

 あれ?どうしたんだろう。
 たかがキスにこんなに興奮するなんて。

 初々しい恋人同士とは違い、なんのためらいもなく唇が重ねられ、
貪るように舌が分け入ってくる。

 ちゅく。
 ちゅく。
 ちゅく。

 ちゅく。
 ちゅく。
 ちゅく。

 ちゅううぅぅっと口中を吸われ、意識がまたフゥッと不明瞭になる。
ザラザラと、そしてぼってりとした、彼の舌。私の口の中で広がり、
私の舌を舐めまわし、今度は尖って前歯の裏をツルツルと触る。
その舌をふざけるように舌で押し戻し、今度は私がちゅうぅぅっと吸う。
ぱっと口を離して、お互い顔を傾けてパフ、パフと軽く唇を合わせては離し、
またねっちりと重ねては舌を絡め合う。
6246:02/03/02 21:28 ID:OmysZ05t

 不意に、自分の口の、性器としての激しい性感が私を襲った。ボーッと
顔が火照り、動悸がどんどん激しくなる。舌の上の柔らかい毛が、ビロー
ドを撫で摺るような安堵感と快感を与え、何度も舐め上げられると、徐々
に高みへと押し上げられてきた。
 ついに耐えきれなくなって、頭を後ろに反らすようにして口を離した。
「いやっ」
 自分でわかるドロドロに潤んだ瞳、上気した顔で言っても、何の説得力も
無いと思う。靖之は少しマジメで、少しニヤついた顔をしながら、ガバっと
私を抱きしめた。
 はうっ!
 え?
 ちょっと!
 両肩が軋むほど強く抱きしめられ、両腕の毛穴が鳥肌立つほどゾクゾク
している。だらりと垂れ下がった両手にはジットリと汗を掻き、不意の興奮に
小刻みに震える。
 バク!バク!バク!バク!バク!
 動悸がさらに激しくなり、心臓から押し出される熱い血流が脳に衝突する
のを感じる。
 たかが……
 たかがキスと抱擁で、こんなに感じるなんて……
 私の顔は彼の肩の上にある。彼の顔は私の耳の横。スーッ、スーッと彼が
深めの呼吸をしているのが聞こえる。
 私の両腕ごと抱きしめた彼の手は、私の背中をスルスルとまさぐる。まるで
童貞が処女を抱くようにぎこちない手つきで。私は、私の口のすぐ横にある彼
の耳に、囁くように言う。
「……ねぇ、……しよ?」
 自分で言っておいて、さらに真っ赤になる私。
 どうしちゃったんだろう。でも、もう我慢できない。
6346:02/03/02 21:30 ID:OmysZ05t

 靖之は手を離し、私の顔を見つめながら、ちょっとニヤニヤ笑って、
「ダメだよ。 今日はキスだけ」
「そんなぁ! 自分だってしたいくせにぃ!」
「そりゃそうさ。 でもね、キスだけ」
「ヤダ!」
「じゃあもう一回キスしている間にスカート脱いでよ」
「う、うん」
 お互い見つめ合いながら、立ったまま、またちゅくっと唇を重ねる。
 成り行きで目を閉じる。舌のザラザラとザラザラを摺り合わせながら、
ちゅっちゅっと唾液を送り合い、その間に私はスカートのジッパーに指を掛け、
ジジジっと下ろし、口を離さないように気を付けながら、ホックを外してストンと
スカートを落とした。

 彼は左手を私の背中に添え、右手でいきなり股に触れてきた。
 パンストの上からつつっと割れ目をなぞられる。
「んん…」
 感じるというより、絶対濡れてると思う恥ずかしい部分を、指で触れられる
嫌悪に声が出た。お臍の上を探られ、パンストの縁を探り当てられると、
そのまま股の下までズルリと下げられた。いっしょにショーツが捲れて、変に
よじれて嫌だ。
 と思ったら、ショーツの両脇を引っ張られて、そのままショーツも下げられて
しまった。

ちゅく。
ちゅく。
ちゅく。

ちゅく。
ちゅく。
ちゅく。

 相変わらずキスを続けたまま。股間がスーッと寒くなって、内股まで濡れてる
のが自分でもわかってしまった。
「んんッ!!」
 キスをしながら悲鳴を上げた。彼がいきなり潤みきった割れ目に指を突っ込み、
粘液をかき分けるように割れ目をなぞり上げて最後にクリトリスをツンと押したからだ。
 いやぁだ。もうビリビリくるほど感じてきている……
6446:02/03/02 21:32 ID:OmysZ05t

 また指が入ってきた。お尻に近い方からぬめりのままにアソコの入り口にくちゅっ
と差し込み、そのままゆっくりと前に移動して、割れ目を掻き分け、クリトリスの付け
根で止まった。少しキスがおろそかになったのを感じたのか、再び力任せにちゅうちゅ
うと吸われ、息が苦しくなってさらにふわふわとした高みに押し上げられた時、コロ
コロと指でクリトリスの周りを触られた。
 私はガバッと靖之に腕を回し、これから離陸する飛行機の加速に振り落とされ
ないようにしがみついた。

「んああああ…」
「んああああ…」
「んんんんッ!」

 唇を吸われ、コロコロとクリトリス周囲を刺激されるたびに、ふわぁっ、ふわぁっと
足が床から離れる感じがする。オッパイだって服着たままなのに、たったこれだけの
刺激でイカされそうな自分がちょと情けないと思ったが、吹き上げる風に運ばれるよ
うな気持ち良さから抜け出すことができない。

 とうとうクリトリス本体をコリッとつねられた時、目の前にバババッと火花が出て、
反射的に唇を離し、
「んああああああああああああ〜〜あっッッ!!!」
 とあられもない声を上げて、達してしまった。
 でも靖之は止めない。イって敏感になり切った私の充血した赤い突起を、周りの
粘液をまぶすようにして、押し、つまみ、弾く。
 ガクッ!ガクッ!と、反射的に体を痙攣させながら、とうとう膝がカックンと抜けて、
彼の部屋の床にへたり込んでしまった。

 靖之は、そんな私の前にしゃがんで、また唇を無造作に吸う。汗でベタベタの顔
のまま、無抵抗に唇を吸われる。こっちから舌を絡める元気は無い。
 彼が汗で貼りついた前髪を掻き分けてくれた。
6546:02/03/02 21:33 ID:OmysZ05t
 やっと少し醒めて、ヨロヨロと立ち上がり、ショーツを戻そうとして困った。コンビニ
で買った替えのぱんつも汚しちゃったじゃないか〜
「ねえ、ぱんつ買ってきてよ」
「え?」
「替えもなくなっちゃったんだよぉ。責任とれよぉ」
「あー、しょーがねーなー。ちょっと待ってろよ」
 私をそのままにして、台所でジャブジャブと手を洗うと、靖之はバタンと部屋を
出て行った。

ふぅ。

 ずり下げられたまぬけなパンストとショーツを脱いで、風呂場を借りてお股を
洗ってから、スカートだけを戻した。勝手知ったる冷蔵庫から缶ビールをとり出
して、プシュッと開ける。ソファに座って缶ビールを飲むと、やっと落ちついた。

 いったい何て日なんだろう。

(つづく)
(仕事の都合で4,5日あきますスマソ)
66名無しさん@ピンキー:02/03/03 11:23 ID:YULZjI8r
わーい(^.^)
46さん、サイコー!
このスレでじっとお待ちしてたかいがありました。

ここROMしてる人も、ほら、続いて!

特に女性の方、あーして欲しいこーして欲しいとかの妄想、
あのとき思いっきりテンション上がっちゃったとかの経験、
三つ四つつなげたら、ショートストーリーできちゃったりするかも?
67名無しさん@ピンキー:02/03/03 12:27 ID:OsV16yrt
新たな書き手様降臨!!\(^O^)/

いつかここの住人達でリレーやってみたいと思っている自分(汗
荒らされなければ結構期待できるのでは?
681-550:02/03/04 02:41 ID:KTa2tSXX
>46さん
あ〜ゆっくり読めてよかった。w
好きですよぉ、こういうの。出だしがまた新鮮で良いっ!
なんかドキドキしちゃったよ。続きお待ちしてま〜す。♪
6969:02/03/04 21:53 ID:VNmGt+06
えーと、萌えそうなシチュをいくつか考えてみたので、ご意見ください。
70その1@69:02/03/04 21:54 ID:VNmGt+06
神倉あずさ、16才です。
22才の兄がいるんですが、実は私たち、親が再婚どうしで血は繋がっていません。義理の兄妹ってやつ。
年が離れているせいか、兄は私をとても可愛がってくれました。私も優しい兄が大好きでした。
ところが、最近兄がみょうに冷たくなって。それとなく理由を聞いても、話してくれないし。
私は思い切って、バレンタインデーにチョコレートと一緒に手紙を渡しました。『昔みたいに仲良くしたい』って。
それを読んだ兄はこう言いました。「俺はお前のことを女として好きになった。妹として見れない、兄貴じゃ嫌なんだ」
私は思わず兄に抱きついて、ぼろぼろと泣いてしまいました。二人とも同じ気持ちでいたことが嬉しくて。
抱き合ったまま長い長いキスをしました。子供の頃に何度かしたことはあったけど、それとはぜんぜん違うキス。
そのまま最後までして欲しかったんだけど、兄がそれは駄目だって。私が高校を出るまでは、えっちはしないって。
私はいつでも構わない、いえ、むしろ早々に既成事実を作って、お父さんやお母さんに許してもらいたいのに。
こうなったら、きわどい格好で兄を誘惑してみようかな……。
71その2@69:02/03/04 21:55 ID:VNmGt+06
私、春日歩美。二十歳の大学生。
近所に住む正太くんが高校受験やからって、家庭教師をする羽目になってもうた。
人様に教えられるほど、大した成績やあれへんねんけど。
ところが、正太くんに会うてビックリ。しばらく見ぃへんうちに、めちゃ格好ようなってて。
けど、外見は変わってても、中身は昔のおませな正太くんのまんまみたいで。
胸の谷間をじっと見つめたり、スカートの下からのぞき込んだり。
しまいにはなんやて、60点以上取ったら胸触らせて?
アホ。私の胸はそんな安うない、触りたかったら80点以上取ってみぃ。
え、胸の大きさに免じて78点にまけて? あ、あんた、なんで私のバストサイズを?!
72その3@69:02/03/04 21:57 ID:VNmGt+06
滝野智史と言います。
僕には付き合っている人がいます。水原こよりさん。彼女は姉の古い友人で、僕が子供のころから家に遊びに来たりしていました。
実は僕らが付き合ってることは、姉さんには内緒にしています。
と言うのも、姉さんはこよりさんを困らせることを無上の喜びとしているようで、二人の仲がばれたらなにを言われるか分からない、と言うのが理由です(何故そんな姉さんとこよりさんが友達付き合いをしてるのか、僕には謎ですが)。
秘密にするのは、まあ、良いんです。なにも知らない姉さんの前でアイコンタクトを取ったりするのが、ちょっと快感だったりしますし。
ただ最近、姉さんの行状の責任をとらされるんです。
姉さんが掃除をさぼったと言ってはちんちんに噛みつかれたり、姉さんが宿題を忘れたと言ってはぎりぎりで挿入させてくれなかったり。
こないだなんか、姉さんのせいでダイエットに失敗したという理由で、えんえんと手でイカされました。5回も射精して、ようやく膣内に入れさせてくれたと思ったら、自分だけさっさとイッて帰ってしまいました。
僕は姉さんの保護者でもなんでもないのに、八つ当たりもいいところです。
一度でいいから、こよりさんが泣いて許しを請うくらいにイカせてみたいよ〜。
73名無しさん@ピンキー:02/03/04 22:27 ID:SApL5+PS
>70-72
全部男の子萌えの内容と思われ。(´Д`)
74名無しさん@ピンキー:02/03/04 22:37 ID:vVcLV1Th
>>73
そうかなぁ?私は>>70好きです。
あ、自分の現状とかぶってるだけだからか…(逃

75名無しさん@ピンキー:02/03/05 01:11 ID:7KOFbLE/
ごめんなさい。。あたしも萌えない。。
7669:02/03/05 07:36 ID:gmaAcUbP
そっか、出直してきます……。

>74
出来れば詳しい内容を(w
7746:02/03/05 09:25 ID:Yz8qSUrV
みなさまご感想ありがとうございます。
続き書いてますので少々お待ちを。
78名無しさん@ピンキー:02/03/05 09:49 ID:WXSpPNUj
From: [email protected] To: [email protected]
Date: 2002/01/05
Subject: 会いたい

今朝は、ハーブティとトーストで朝食です。
あなたも一緒に食べて欲しいな、って思ったけど、
それは無理な相談だよね。やっぱり。
じゃ、香りだけお届けします。届いた?

でもいいんだ。気にしなくていいよ。
あなたと出会えただけでも、私、幸せだから。
本当だよ。

今週は夜、ずっとあいてます。
あなたが都合つく日でいいから。
あっためてね。

仕事行ってきます。またね。


「もしもし」
「あっ、今日来てくれるの?」
「これから行くよ。あと30分ぐらいだと思う。」
「コーヒー飲んで待ってる」

会えなかった時間の分だけ、
こうして待ってる今が、とても楽しい。

ホテルに向かう車の中、手をつなぐ。
雅彦の手があったかくて気持ちよくて、つい寝てしまう。
がっしりとしてるけど、繊細に動いて私の体に火をつける手。
79名無しさん@ピンキー:02/03/05 09:54 ID:WXSpPNUj
1行オーバーしてしまった、、
69さんがうけそこなったようなので、次なるシチュ。
気に入ったら続きどうぞ ← 他力本願モード(w
8074:02/03/05 18:13 ID:w2NrxMDy
>69
現状とかぶってると言ってもそんな幸せなんではなく…
ただ、私が一方的に兄が好きなんです。
だから自分の妄想がそのまんま…って感じで、って訳ですね…
兄は私を妹としてしか見てないと思うんですけど…多分。
もし、>>70のシチュみたくなったらなぁ…って思ったのですよ…

スレ違いsage
81名無しさん@ピンキー:02/03/05 18:28 ID:U4vK6a91
>>71はヒロインがそれなりに美人だが地味目の処女で、
高校生が昔は優しかったが今は荒れてる不良少年ってのならどうか。
母親の不倫現場を目撃して以来、完全に女性不信の高校生。
すっかり「男」に成長してしまったその姿に戸惑いつつも、昔のように打ち解けようと努力するヒロイン。
「あんたもどうせオンナなんだ。大学でヤリまくってんだろ?」とすっかりやさぐれキャラな高校生。

不良行為を叱ったり口論になったりで逆切れ高校生にレイープされたり、
更生させようとししたら不良仲間にリンカーンされたりとか。
もちろんラブラブ方面もアリで。
821-550:02/03/06 01:41 ID:Eo9/Rn/J
>>78-79
もうちょっと書いてみてから、続きを頼むってのはどうです?w
8369:02/03/06 23:12 ID:72ucxJda
あのー、>70-72は女性が優位に立った状態でセクースする状況を考えてみたんですが、あんまりそーゆーのはお好みでない?
男性優位というか、(レイプも含めて)優男に強引に迫られる、っつー位のがいいんでしょうか。
8446:02/03/07 01:17 ID:06macpeZ

ガチャ。

「お待たせ」
「有ったぁ?」
 ガサガサとコンビニの袋をまさぐり、
「こんなのしか無かったけど」
 とショーツを見せる靖之。
「良く買えたわね」
「他にスキンとか野菜ジュースとか買ったからな」
「野菜ジュースがどう関係あるのよ」
「あははは」

「あ、オレも飲ーもうっと」
同じく冷蔵庫からビールを出して飲み始める。
 私は勝手に袋からショーツを取りだして風呂場で穿いた。

ソファーで2人でぐびぐびとビールを飲みながら、
なんだかいつもと雰囲気違って、ちょっと落ち着かない。
「あたしさぁ、今日は帰るわ」
「エッ!? 嫌だった?ねぇ」
「……」
 無言でうつむく私。
「ごめん」
 急に真顔になる彼。

 ストッキングも穿きなおし、スカートを直してから、ちょっと勿体つけて、ニコーッと笑い、
「ばか。 ……気持ち良かった。 さんきゅ」
 と言って軽くまたキスをした。 唇に靖之のビールの苦さが残った。

 自分のマンションに戻ってからも、ちょっと悶々としてしまったが、いつものように
オナニーする気にはならなかった。なんだか、普段雑に扱っているものが、急に
大切なものに思えてきた。
 シャワーを浴びながら、さっきの感覚を確かめるように、中指でそっとクリトリスを
皮の上から押してみて、全身がお湯に浸るるような、甘い痺れに酔った。自分で
触れるだけでは決して行くことのできない、甘美な甘美な世界。
 キスだけであそこまで気持ちいいなら、もし入れたらどうなるの?
 ドクドクドクドクドク。
 ああ、いけない、いけない。
 シャワーをぬるめにして頭を冷やす。セックスに関する一つ一つのことがすべて
大切に思えてきた。何かを自分でだけで勝手にするのがすごく勿体なく思えてきた。
 次に靖之が何をするつもりなのか、それが楽しみになってきた。高鳴る心臓をなだめ
つつ、私は浴室を出た。
8546:02/03/07 01:18 ID:06macpeZ


 2〜3日はお互い仕事が忙しくって、メールさえしない状態だった。いや、今まで
なら2〜3日間が開いてもそんなことすら気にならなかった。メールが無いのは元気な
証拠、お互い忙しいんだよねって以心伝心のつもり。

 あ、またメールだ。
 彼からかな?と思いながら開けては、仕事の連絡ばかりでちょっと鬱。

 げ。ビンゴ。靖之からだ。
 ど、どうしてこんなにドキドキするの?

『いつもの「鳥まる」に6:30ね』
『あいあーい。りょーかいだよ〜(^_^)/』
 自分で定型文の返信をしてから気が付いた。
 あいつも定型文だ!きっと。
 その後の仕事が手に付かないほど、なんだかウキウキしてしまった。
 あたしどうしちゃったんだろう。
 ぜったいヘンだよ。
 ちょっと待って。彼からのメールには定型文のあとに続きがあった。
『今晩はお泊りのつもりで(^〜^)』
 ボーン!
 何の音って…… 血が頭に昇る音。

 大胆なこと言ってくるメールにもあきれたけれど、そのメールを見て濡れ始めた自分にも
びっくりした。急いでドキドキを収める。
 よーし。
 よーし。
 濡れ始めたといっても着替えるほどじゃない。
 仕事に集中だ。

 そして終業。

「待った?」
「そうでもない…」
「どうしたの?また叱られた?」
「ううん……」
「なんか、らしくねぇなぁ。 ひょっとしてこないだのこと?」
 自分じゃあれだけドキドキしたくせに、靖之の前だとなんだかトーンが下がっちゃう。
 んなプラトニックなわけじゃないのに。
「えー? ……うん」
「あーもう飲め。ずんずん飲め」
「うん!」

8646:02/03/07 01:18 ID:06macpeZ

 ウップ。
 ずいぶんヘロヘロになって彼のマンションに到着。
「ケケケ。今日はヤルんでしょ」
 うわ。ヨッパライだ、あたし。
「ん?やんないよ」
「エ”ッ!お泊りって書いてあったのに〜!」
「ん〜と、触ったり、舐めたりだけ」
「うそ〜! 帰る」
「まぁ待てよ」
「やだ! ムぁんッ……」
 またいきなりキスされた。
 だめだ…… この前のこと思い出しちゃって……
 お互い酒臭い鼻息を掛けあい、ちゅっくちゅっくと唾液を交換すると、どろーんとエッチモードに
連れて行かれた。
 ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 酔いも手伝って、頭がグルグルになり、どんどん切なくなって妙なことを口走る。
「ねぇ…… したいよぉ……」
「だーめ。 今日はキスと、触るだけ」
 規制をかけられたとたん、じわわわわっとさらにオツユが溢れ出してきた。なんでダメって言わ
れて濡れてくるのぉ?
「ちょっとずつ、大事に大事にやるのさ」
 ドキーン!!
 それだ!
 規制で濡れたんじゃなくて、丁寧にしてくれるって気持ちに濡れたんだ。
 そして私の頭の中で、『物足りない』と『どうなるの?』ってドキドキが、ぐるんぐるんと廻り、
最後に『どうなるの?』が勝った。
「うん…… そのまえに、お風呂……」
 素直にうなずいたものの、舐めると言われてこのまま事に及ぶほどお互い野獣モードじゃない。
「おう」
 二人でお風呂場に行った。
8746:02/03/07 01:19 ID:06macpeZ

 少し酔いを醒ましつつ、ユニットバスの狭い湯舟にぎゅうぎゅうと浸かる。湯舟の中で、また
ディイイプなキス。
「くっはぁ〜」
 お互いの口と口の間に、唾液が糸を引く。
「うわぁ、由利のそんなユルんだ顔見たことないぞ」
 恥ずかしすぎるので、それには答えず、また唇を重ねた。
 たった2回目でキスの虜だ。
 キスって大事だ〜
 貪るように口を重ね合い、唾液を交換し、舌を絡め合う。
 気持ちイイ、気持ちイイ、気持ちイイよぉ!

「こっち向きになりなよ」
 私は一度立って靖之の前に同じ向きの体を沈める。キスはもう出来ない。
 ベチャベチャと耳の後ろで音がして、彼がうなじを舐めてきた。
「ひゃ!くすぐったい!」
 あんまり感じない。
「んあっ!!」
 いきなり乳首をつままれた。お湯をまぶしながら、気を遣ってるのかかなり緩めにクリクリと
つまむ。左右のおっぱいの下にを手を添えて、伸ばした人差し指と親指で乳首を揉む。
 あ〜ん、そうじゃないって。
 イタッ。
 そっち方向は痛いよぉ。
 そのうち、指が単調な摺り上げる動きになった。
 おっぱい全体をふわっと揉んで、シュッ、シュッと乳首をしごき上げる。
 ああ……
 優しいけど……
 ちょっと物足りない……
「あの…… 少しつまんでみて……」
 自分でねだるなんて恥ずかしい……
 耳が真っ赤になって千切れてしまうのでは、と思うほど顔が熱くなった。
「このくらい?」
「はううッ!!」
 ちょっと強めに捻り上げられると、乳首から心臓が絞り出されるかと思うほど、きゅううぅぅん!
と甘い衝撃が走り、とたんにドクドクと心臓の鼓動が倍のスピードになる。
「きもちいい?」
「あ…… う……」
「ほら、ちゃんと言わないと、止めちゃうよ?」
 くりっ。 くりっ。 くりっ。
「はあぁううぅぅ…… きもちいい……」
「良くできました。 上がろうか」
 視界までドロドロに溶かされて身動き出来ない私を、彼は後ろから抱えるように立たせた。

 良くバスタオルで体を拭かれ、朦朧としたまま素っ裸でベッドに連れて行かれた。

(つづく)
881-550:02/03/07 07:27 ID:CFdyIblX
あらぁ〜、いい所で…46さんたら放置プレイですかあ?w
いつも思うんですけど、46さんの小説は凄〜く「いい匂い」がしますね。
今回もそう。「キスだけ(クリ愛撫つき!)」の後は「キスと触るだけ」かぁ…
何か素敵だ…きっといい恋を重ねてらしたんだろうな…と勝手に想像。ww
続きをまた楽しみにしてます。
いつ頃アップなさるのか?等書いておいて頂けたら嬉しいな。♪
朝からいい気分で一日が始められそうです、どうもありがとう。
8946:02/03/07 09:36 ID:B5e5Lhe4
>88
ありがとうございます。
また少し書いてから読み返して投稿しますので2〜3日後でしょうか。
遅筆スマソです。(^^ゞ
90名無しさん@ピンキー:02/03/07 10:00 ID:YRH6Etdu
>46
お待ちします、、、
911-550:02/03/08 09:15 ID:nSmK21e7
ただいま保全中…そして書き手サン募集中…
921-550:02/03/08 09:17 ID:nSmK21e7
そして上がっていなかった…ふみぃ…無駄レスごめんよ…
9369:02/03/08 20:06 ID:Mz/8ngOe
>70を改訂してみましたが、どうでしょうか?
-----
神倉あずさ、16才です。
22才の兄がいるんですが、実は私たち、親が再婚どうしで血は繋がっていません。義理の兄妹ってやつ。
年が離れているせいか、兄は私をとても可愛がってくれました。私も優しい兄が大好きでした。
ところが、最近兄がみょうに冷たくなってしまったんです。
朝晩の挨拶も無視される、食事の時も一言も喋らない、休みの日も部屋に閉じこもりっきり。
それとなく理由を聞いても、なにも話してくれません。
私は思い切って、バレンタインデーにチョコレートと一緒に手紙を渡すことにしました。

1.チョコは当然手作り
2.お小遣いはたいて高級チョコを買う
941.を選択。:02/03/08 20:07 ID:Mz/8ngOe
2月13日、キッチンを焼け野原にして、チョコレートが完成しました。
うきうきした気持ちで部屋に戻った私は、おかしな事に気付きました。先に書いて置いた手紙が無いのです。確かに机の上に置いたはずなのに。
ともあれ、無くなった物は仕方ありません。気を取り直して、手紙を書き直すと早々にベッドに入りました。チョコの甘い香りに包まれ、いい夢が見られるかも、と思いながら。
真夜中。息苦しさに目を覚ました私の目の前に、兄の顔がありました。
「お兄ちゃん……?」
呼びかけると、兄は怯えたように身を引きました。その動きを追って身をよじった私は、胸元に違和感を感じました。
見るとパジャマのボタンがすべて外れており、そのうえズボンも脱げていました。寝ぼけていた私は、乱れたパジャマを兄が直そうとしてくれたのだと思いました。
はだけた胸を隠そうとした私の腕を、兄がつかみました……。
952.を選択。:02/03/08 20:08 ID:Mz/8ngOe
2月14日、兄の部屋に無理矢理乗り込んで、チョコと手紙を押し付けるように渡しました。そして、こう宣言したのです。
「いますぐ食べて。いますぐ読んで。でないと出ていかないから」
私が簡単に出ていきそうにないことを悟ると、兄は渋々チョコを食べはじめました。
兄が手紙を読んでいる間、私は壁際で身をすくめていました。言葉に出来ない想いを書きつづった手紙です。恥ずかしさに身を焼かれるようでした。
やがて手紙を読み終わった兄が、立ち上がってこちらに近づいてきました。私は兄の顔をまともに見ることが出来ず、うつむいたままでした。
兄の手が伸び、私の胸をつかみました。私は一瞬なにが起きたのか解りませんでした。
心臓に突き刺さるかのような痛みに我に返りました。兄が私の乳房を、握りつぶさんばかりに揉みしだいていたのです……。
9678:02/03/08 21:33 ID:OtphKpNh
ジェットバスの中ではいつも抱っこしてもらう。
向かい合った形で私が雅彦のももの上に乗って。
バスルームの灯りは消してある。
刻々と色を変えるライトで水と泡が七色に変化している。

「こずえ、最近ちょっと重くなってない?」
「そんなことは、うぅ」
ないって言おうとした瞬間に、私の背中を雅彦の手が、なでていった。
背筋を走る快感に言葉にならない声が出る。目をつぶってしまう。
流れていった手がお尻のところに止まって、そっと離れて、触れる。
つい、「ビクッ」となってしまう。
その瞬間キスをされた。舌が入り込む。
私の口の中を、まるでひとつの生き物のようにうごめく。
泡のあふれる池の中で、二匹のけものがむさぼりあうようにからんでいる。

雅彦の手はゆっくりと、もっと奥、そして中心へと移動していく。
もう後ろの方のすぐそばに来ている。
やめて。恥ずかしい。そんなとこ。
でも、指はもてあそぶようにタッチをしてくる。
逃げようにも、もう片方の手がしっかりと私を拘束している。
キスしたまま唇から受ける感覚と、指からもたらされる感覚が、
変なふうに交差する。
9778:02/03/08 21:34 ID:OtphKpNh
気づくと指は移動している。
ひだの合わせ目の上を1ミリ刻みに止まって。そして動いて。
そのたびに、ずっと止めていた息が、声となって出てしまう。
一番敏感な場所の手前で、迷うようにとどまっている。
早く、早くさわって、おねがい。
どうしようもない思いをはぐらかして、指はひだから離れ、
はるか先に着地する。
そして敏感な部分の周りをゆっくりと回転する。
まださわってくれない。
少しずつクリトリスが堅くなっているのがわかる。

もう一度、入り口のそばに指が来る。
今度はさっきより少し深い。でも入り口には触らない。
お風呂の中なのに、粘り気の強い液体が雅彦の指に絡んでいる。
とても遅い動きの1秒1秒に、わたしのひだの中が刻々と違う感覚を生み出す。
そしてクリトリスのそばに、、、私は息を止めている。
今までよりも、もっと遅い指の動き。耐え切れない。
まだクリトリスに触ってもいないのに、腰が動いてしまう。
雅彦が唇を離す。でも指はそのままの位置で、
「こら、これからがいいとこなんだから、動いちゃ駄目だろ?こずえ」
話しながら、かすかに指を動かす。
「そんな、、、、いじわるゥ、、、」
「じゃ、お願いさわって下さいって言えるかな?」
そんなこと、、でも私の意思とはうらはらに腰は、
触れて欲しくて、指に押し付けるように動いてしまう。
「ほら、正直になってみたら?」

「、、、お願い、、、さわって、、」
「よし、いい子だ」
9878:02/03/08 21:35 ID:OtphKpNh
「ああっ、、、、」
クリトリスをかすめて指が通過したとき、ためていた息を吐き出すように、
自分でもびっくりするぐらいの大きな声が出てしまった。
そのことが恥ずかしくて、よけいにあそこが熱くなる。
「ふーん、やっぱりこずえって、すけべなんだ」
「そんなこと、な、、、、ああっ、駄目っ」
ふたたび指がかすめる。
幾度となくくりかえすうち、雅彦の指が私の理性をねこそぎ奪っていく。
無言の雅彦に抱かれ、絶え間ない私のうめき声がバスルームに反響する。
絶頂は突然訪れた。雅彦の背中に回した手でおもいきり抱きしめた。

呼吸困難な状態から、息が出来るようになるまで、数分かかったろうか。
いつのまにか部屋が明るくなっている。
バブルも止まっている
「おれ、さきにあがるよ」
雅彦はやさしく私を降ろして、バスタブから立ち上がる。
ふと見ると、スーッと流れるように並行したすじ。
背中に私の爪あとが、、、
「ごめんね、気をつけようと思ってたんだけど、、」
「いいって、気にするような問題じゃないから」

雅彦が悪いんだよ。
あんなふうに言葉で責められて、いつもよりよけいに感じちゃったんだから。

「乾杯」
ビールを飲んでから、ベッドへ。
有線のチャンネルがスタンダードジャズに切り替えられる。
こんなふうな関係になってから、このジャンルを知った。
部屋が暗くなる。
9978:02/03/08 21:36 ID:OtphKpNh
向かい合って座ってる雅彦が私のバスローブの紐を解く。
ベッドに横たえて、上に布団を掛けてくれる。
自分も脱いでベッドに入り、私を横から抱きしめてくれる。
私たちの呼吸がひとつになるまで、ずっとそのまま。
私はこの瞬間が大好きだ。

会えなかった長い時間。
携帯の画面を見てため息をついていた日々。
仕事の中でいつのまにかたまっていたストレス。
なんと言われても、どうしようもなく好きという感情。
冷たい布団の中で求めていたぬくもり。

こうしてじっと抱き合ってるうちに、
すべての私のこわばりが溶かされていく。
あまりにも蓄積されたものが多い日には、
その胸に涙をこぼれてしまうことがある。
彼は何も言わず、ずっと抱きしめてくれる。髪をなでていてくれる。

私の感情がなだらかになった瞬間、
雅彦は私の全身を愛撫し始める。いつものように。
1001-550:02/03/08 21:40 ID:mthXPcEO
書いてくれたんだ、ありがとう!! >78さん
せっかくのリアル遭遇だ、地味にしないで、上げていこう。w
感想はまたあとで。
10178:02/03/08 21:43 ID:OtphKpNh
なんか1-550さんになぶられてるような気が、、、
文面はやさしいけど、言葉責めみたいな、勘違いかな?
反射的に続き書いてしまった。
102 :02/03/08 22:10 ID:tPpTCfeU
10346:02/03/09 00:44 ID:LhspT3Iw
なんか78様とカブる内容になりそうなんで、78様を優先して下さい。
でわ。
1041-550:02/03/09 06:58 ID:Zvob+yde
>>101(78さん
あいた…私の文章、ちょっとキツイ印象を与えるようで…(素はちょっとSだったり
>なぶられてるような気が、、、
ちゃいますって(藁)カワイイ女の子をなぶって言葉責めしようなんて願望は
そりゃありますけど。(違うって 汗
せっかくイメージ固まってるようだったから、勿体ないなって思って、続けて欲しかったんですよぅ…
でもいーんです、なんと思われても、要は続きが読めれば。ね、皆さん?w
そしてそして…感想入れたかったんだけど、じっくり読めない…ううう…
夜の楽しみに取っといて、仕事いきます。(涙
>>103(46さん
だからぁ…放置プレイは嫌いなんですってば。w
間があくようなら様子を見つつ、どんどんupして下さいね。
お2人とも同じラブラブシチュでも、文章の違いでニュアンス違うと思うし。
ねっ!お願いします!(懇願…「でわ。」なんつって、逝かないで下さいよぅ…
10578:02/03/09 14:38 ID:8OhnhA2M
背中をさすっていた手が、体の側面に回る。
かすかに爪を立ててゆるやかに、滑りおりていく。
体がこわばって、
起きてくる快感に歯向かうように、知らず知らず足がピンとのびてしまう。

左の胸を覆うように、大きな手が包み込む。
やわらかく、ゆっくり、マッサージみたいに。
私の体が受け取るのは、快感というよりも、、安心?
ついウトウトしてしまうぐらいのおだやかな気持ちになる。

手が離れ、かわりに舌が乳首のまわりをうごめいている。
意識だけが乳首に集中してしまう。
今触れたれたら、ビクンって絶対なっちゃう。
ふくらみの下のほうから舌が上に動き始めた。
あと少しというところで止まって、
そう、彼、私の体の反応を楽しんでる。
あまりに長い時間。
息を止めていることができす、吐き出し始めたとき、
舌が乳首にかすかに触れて通過する。
ビクン。
乳首から全身へスパーク。
気持ちいい。とっても。
収縮したあそこから、さっきより熱いものがしみだす。
ひだの表にすこしあふれてるのがわかる。
反対の乳首も刺激されて、私は感覚の奴隷になってしまう。
10678:02/03/09 14:38 ID:8OhnhA2M
布団がはねのけられ、彼の手が私の腰に触れる。
うながされるまま、うつぶせになる
無言の希望が続く。今度は腰を持ち上げた。
彼が後ろに回る。薄暗いライトの下でも見えているだろう。
私のあそこが。

見られている。じっと。
そう思った瞬間、大量にあふれ出た液が、
合わせ目の上を伝って、
クリトリスの上を通過して、
太ももと陰毛を濡らしながら流れる。
恥ずかしくて声が出そうになったけど、必死で我慢した。
「見ちゃった」
「え?」
「こずえ、もう、、、」
「言わないで、、恥ずかしい、、」

舌が合わさった二つのひだを開いたとき、
そして、中から粘り気のある液体がながれでたとき、
私はおもわず腰を振ってしまう。
声が出てしまった。多分とても大きな声。
彼の唾液と混ざったものが私の太ももを濡らす。陰毛に絡みつく。
私の羞恥心をあおるように、ことさら大きな音を立てて舐めまわす。
そのことでさらにあふれてしまう。

「ねえ、、、」
「なに?」
わかっていてそう答えている。とっくにわかってるはずなのに。
「いじわる、、」
10778:02/03/09 14:41 ID:8OhnhA2M
突然、私の手を取り、彼の固くなったものをにぎらせる。
「自分でさ、入れてごらん」
それは、熱く脈打っていた。
そしてそれが入ってくる瞬間を思ったとき、
私を引き止めるものは何も無かった。

入り口のところにあててそのまま、少しの間そこの快感をむさぼる。
ゆっくりと腰を後ろに動かす。
中を押し広げるように彼のものが私を満たしていく。
そして奥まで。
私の中は埋め尽くされ、息が出来ないほどの幸せが呼び起こされる。
好きな人とひとつになる瞬間のために、女は生きてるんだと思う。
私の体全体が彼に満たされる、そんな気がする。

私の腰を横から押してくる。それに合わせて位置を変える。
私はあおむけで、上から雅彦が私の顔を覗き込む。
でも下半身はつながったまま。
腕を背中に回す。
こうして抱きしめていたい。雅彦の愛を受け止めるときは。

じわーって、腰が押し付けられる。
私の中を雅彦の固いものが奥までふさいでるのがわかる。
何度も何度もゆっくりとしたサイクルで繰り返される。
私の中のひとつひとつのひだが、雅彦の固いものに粘りついていく。

そのうちに、突然に、奥のほうで何かが降りてくる。
そして、雅彦のものに絡みつき始める。
どうしようもないくらいの快感で、全ての感覚がそこに集まる。
雅彦も同じように感じてるにちがいない。
10878:02/03/09 14:44 ID:8OhnhA2M
「こずえ、、」
わたしはうなずく。そうだよ、とっても気持ちいいよ、雅彦。
同じリズムで繰り返されるなかで、快感が徐々に高まっていく。
「こずえ、大好きだよ」
もうすぐそこだ、、
「大好きだよ」
あ、とても変、
「ダメ、もう、ダメ、、」
息がつまる。息を吐き出すタイミングを、押し寄せる快感が邪魔する。
「雅彦、、、大好き、、」
言葉と一緒に感情が大きくゆれたとき、私に絶頂が訪れた。

髪をだれかがなでている。雅彦の手だ。目を開ける。
雅彦の顔がそこにある。やさしい顔だ。
じっと見つめられて、恥ずかしくて目を閉じてしまう。
もう一度目を開けるとキスをされた。そして耳元でささやく。
「かわいいよ」
おかえしにありのままの私を告げる。
「大好きだよ、雅彦」
10978:02/03/09 14:45 ID:8OhnhA2M
雅彦が動き始める。さっきと違う動き。
まっすぐに退いた後、私を貫くように侵入してくる。
一度はおさまりを見せた私の感覚が、
動きの全てをひとつの場所でとらえ始める。
さっきよりももっと強く、そして急角度で、
快感が私を押し上げていく。
「いや! だめ! あっ もう」
雅彦のものが私をめちゃくちゃにしてしまう。
私、どうなっちゃうんだろ。こんなに、こんなに。
「いくよ、こずえ」
うれしいよ。雅彦。
「いくよ」
その瞬間、私は二度目の絶頂を迎えた。
つつみこむように収縮する場所に、雅彦の吐き出す熱いものがあふれる。
ただ、雅彦を抱きしめる、思いのままに力いっぱい。
幸せだよ、今、とっても。
11078:02/03/09 14:48 ID:8OhnhA2M

       Fin
1111-550:02/03/10 12:52 ID:QbWxKBqq
>>93-95(69さん
う〜ん。。。>>70-72なら強いて言えば71かなぁ?と思ったり。
兄妹モノは守備範囲外なので、何とも…どっちかっつうと94の「1.を選択」でしょうか。

>78さん
おおーーっ、完結してるし。素敵なラブラブごちそーさまです。
「すけべ」って平仮名だとなんか可愛いなあ。

 >好きな人とひとつになる瞬間のために、女は生きてるんだと思う。

今回の名セリフですね。(思わずコピペ
次回作のご予定なんかは如何でせう?(シツコクにじり寄りっ

>46さん
お待たせ致しました、そろそろ出番です。どうぞよろしく。(ペコリ

他の方々も、新作・萌えシチュ・感想その他どんどん入れていきましょうね。w
11246:02/03/10 15:20 ID:czi6J4tY
シチュが似てるのですっごいやりづらいんですが、書いた分だけでもうぷしますね。
11346:02/03/10 15:21 ID:czi6J4tY

 私はまだ火照ってて、毛布を全部下ろしたシーツだけのベッドの上で、ぐったりして彼を待つ。
冷たいシーツが背中に心地よい。枕も無い完全な仰向けになっていると、なんだか体がひっくり
返ってしまいそうで、上目遣いに枕を見つけて引き寄せ、バフッと頭を載せた。
 ベッドがギシッと傾いて、靖之が乗ってきた。
 またキス。
 むん。むん。
 ふん。ふん。
 べちゃ。べちゃ。べちゃ。
 あきれるほど、わざといやらしくキスをする。
 胸を揉まれる。
 乳首を摘ままれる。
「んん……」
「ンふんッ……」
 文字通り唇を奪われ続けたまま、乳首で感じて鼻息を荒げる。そしてゆっくりとキスの快感を
反芻する。舌を絡め、靖之の舌のザラザラを舐め上げる。このざらざらが気持ちイイ。
たっぷり舐める。

 彼が私の乳首をつまむ指に力が入る。
 きゅううううううッ!!
「んあああんんん……」
 口を離して声を出してしまう。
 彼が少し摺り下がり、私の首筋から鎖骨にかけてを舐める。彼の頭が私の顔より下に来た時、
両手で頭を抱きしめた。首を少し舐めると、彼はまた下がり、私の右の乳首を口に含んだ。
 パクッと乳首全体を温かいものに包まれて、なんともいえない安らぎを感じた直後、ザラリと
舌で舐め上げられた。
「あああああッ!!」
 指で摘ままれるのと全然違う、貼りつくような粘っこい快感に、ゾクッと快感が走り、叫び声に
近い喘ぎ声を出してしまった。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
「んあああああんっ……」
 今までのセックスでだって散々舐められてるのに、なんでこんなに感じるんだろう。
 ぞんざいに、形だけちゅぱちゅぱ吸われたって、気持ち悪いだけだったのに。
11446:02/03/10 15:21 ID:czi6J4tY

 こんどは左乳首。
 パクッ。
 チュパッ。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
「ふわぁぁああ!」
 ゾクゾクゾクゾクゾク!
 き、きもちいい……
 いやあぁ……
 アソコがすごく熱くなってきた。
 欲しい……
 入れて欲しい……
『触るだけ、舐めるだけ』なんて、ちょっとひどいや。

 ドロドロにエッチな気分にされ、乳首を舐められてるだけなのに、もう目茶区茶に掻き回してほし
い衝動にかられてしまってる。でも彼は残酷なほど舐めるだけに徹している。
「ねぇ…… 入れてよ……」
 切な過ぎるので、また口に出してしまった。
「だーめ。 もう少し我慢して」
 ああん、ひどいぃ〜 どうにかなっちゃうよぉ!
 朦朧とする頭で、くやしいから罵りの言葉をいくつかこねまわし始めたていると、つううっと舌が
下がって、おへそをかすめ、私の茂みの中に入った。
「あ!」
 なんだかすごい身の危険が迫ってる感じがして、手で靖之の頭を押しのけようとした瞬間、
「あ”!あッ!!」
 ビクーッと電気が走って全身が硬直した。
 クリトリス直撃。
「いやああ!」
 直撃は痺れすぎて痛いほどだけど、その余韻はとろけるほど気持ちいい……

11546:02/03/10 15:22 ID:czi6J4tY

 こんどは左乳首。
 パクッ。
 チュパッ。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
 ザラ〜リ。
「ふわぁぁああ!」
 ゾクゾクゾクゾクゾク!
 き、きもちいい……
 いやあぁ……
 アソコがすごく熱くなってきた。
 欲しい……
 入れて欲しい……
『触るだけ、舐めるだけ』なんて、ちょっとひどいや。

 ドロドロにエッチな気分にされ、乳首を舐められてるだけなのに、もう目茶区茶に掻き回してほし
い衝動にかられてしまってる。でも彼は残酷なほど舐めるだけに徹している。
「ねぇ…… 入れてよ……」
 切な過ぎるので、また口に出してしまった。
「だーめ。 もう少し我慢して」
 ああん、ひどいぃ〜 どうにかなっちゃうよぉ!
 朦朧とする頭で、くやしいから罵りの言葉をいくつかこねまわし始めたていると、つううっと舌が
下がって、おへそをかすめ、私の茂みの中に入った。
「あ!」
 なんだかすごい身の危険が迫ってる感じがして、手で靖之の頭を押しのけようとした瞬間、
「あ”!あッ!!」
 ビクーッと電気が走って全身が硬直した。
 クリトリス直撃。
「いやああ!」
 直撃は痺れすぎて痛いほどだけど、その余韻はとろけるほど気持ちいい……
11646:02/03/10 15:23 ID:czi6J4tY

 あ!
 またクリの皮を剥かれた。それだとちょっとキツイってばぁ!
「いやっ!」
 あ! あ? あッ!!
 含んでる。口に含んでる!クリトリスを!!
 ドーッと大波に流されるように快感の濁流に巻き込まれ、足の先をキュッとシーツに絡めて、
ガクガクと震えて、イッてしまった。
「あっく…くうん……」
 余韻に震えて、息が出来ず、唾が飲み込めない。
「ふわああぁぁぁああ!!」
 ひいいっ!もう既に一度イッてるのに、更に舌でクリを舐める靖之。全身引き付けてビクビク
とイッてるのに耳がカーッと熱くなって、頭が白くなってきた。二の腕がぞわわっと鳥肌立つ感じ。
「もおいいよぉ!んあぁッ!!」
 だめだ!ぜんぜん止める気配なし。股の付け根がガクガクして止められない。ゾッ、ゾッと無
造作に舐められる度に、更に高みへイク……
「…… ……」
 強烈にイクと声出ないんだ… 私の体は、私の意思から既に離脱してまって、クリトリスが
スイッチになったかのように、舐められる度にビクンと機械的に引きつける。

 私の反応が鈍くなったのを見て、靖之が口を離した。私のオツユがたっぷり着いた口を無理
矢理重ねてくる。
「うぺッ!ヤっ!!」
 強引に重ねられ、ベタベタヌルヌルが口につく。自分のを無理矢理舐めさせられて、ちょっと
クツジョクなんだけど、キスの快感に逆らえない。
「んむッ…… んんんんっ……」
 乱暴に舌を絡ませながらも、次第に緊張のネジを緩めてゆく。絶頂の快感から次第にトーン
ダウンするのを、こうして受けとめてくれると最高に嬉しい。
 ふうっ。
 ふうっ。
 ふうっ。
11746:02/03/10 15:23 ID:czi6J4tY

 私の体にばふっとタオルケットを被せ、ギシッとベッドを傾けて靖之が離れていった。全身びっ
しょり汗まみれの私は、そのまましばらく荒い息をしながら、少しずつ醒めてきた。心地よく汗が
乾いてくると、とても大事なことに気付いた。
 彼はぜんぜん気持ち良くなってない!
 ああ、ごめん。私ばっかりで。
「靖之ぃ……」
「あん?」
「こっち来てよぉ」
「あ? ああ」
 ギシッとベッドに上がり、私の横にドサッと寝る。
 手でタオルケットを捲くって、靖之にも掛ける。
 裸同士で一枚のタオルに包まる。
「あのさ…… さんきゅ……」
「お? おお」
「あの…… 靖之のも触らせてよ」
「え? いいよ、そんな…… あ!」
 妙にはにかんで遠慮する彼のアレを指先でつまむ。まだカチンコチンだ。
「ばか、止めろよ」
「ずるいよ、あたしばっかり。 あたしも研究するんだ」
「いいって。 う……」
 私は彼の先っぽを中指と親指でつまんで、人差し指を先っぽのところに当てて、そこから出て
くるネバネバをヌルヌルと塗り広げてみた。
「お! う! こら!」
「あたしだって恥ずかしいの我慢したんだからね」
「あ、ああ。 お!」
 クリクリと塗り広げると、先端をこじるたびに靖之がビクビクと体を震わせる。ちょっと面白くなっ
てきた。

11846:02/03/10 15:24 ID:czi6J4tY

「ねえ…… 口でしてあげようか?」
「え? いいよ……」
「何今更カッコつけてんだよぉ! しゃぶらせろ〜」
 なんか、責められ続けだったんで、反動で悪戯っぽい気分のあたし。ガバッと起きて、タオル
ケットを捲り、ベッドの上を膝でドスドスと体勢を変える。靖之のお腹の横に跪まずき、ビキビキに
そそり立っている靖之のものを手で掴む。
「をいッ! やめ……!」
「へへ〜んだ」
 顔に掛かる髪の毛を左手で掻き上げ、先端をペロリと舐めた。
「う!」
 軸を握る右手にドクドクとすごい拍動を感じ、表面の硬さも増した。靖之も感じてるんだ……
 おずおずと口を開きながら、亀頭部分だけをパクッと口に含む。歯が少しでも当ると痛いらしい
から、慎重に唇だけでカリ周囲を包む。口の奥に引っ込めていた舌をそーっと伸ばし、先端の
粘液を舐め取るように、チョロチョロと小刻みに動かす。彼の体がビクビクと痙攣する。
 ……いいみたい……
 チョロチョロをしばらく続けていると、溢れた粘液とあたしの唾で、さきっぽがびちゃびちゃに
なってきたので、一旦口を離し、ゴクンとその粘液混じりの唾を飲み込んだ。
 再びパクっとくわえ、今度は舌の広い面積を使ってざらりと亀頭を舐め上げた。
「あうっ!」
 今、横から舐めてるので、今度は舌を亀頭の上面に這わせ、そっちばかりベロベロ舐めてみる。
「ぐ! んっ!」
 結構気持ちよさそう。今度は反対に舌を回し、カリの張り出しが一周して接合する合わせ目
を舐めてみる。
 無言でビクビクする彼。
 人によるのだろうけど、靖之はこっちがツボみたい。

 ねぶりまわすように舐めていると、ぐわっと口がしょっぱくなった。ぐへ〜。にがい。しょっぱい。
「ごめん」
 申し訳なさそうに靖之が言う。ゴクリと飲み下してから、
「あたしがするって言ったんだからいいよ、へへへ」
 って笑ってみせた。
 彼があたしの口でイッたことがちょっと嬉しかった。なんとなく新技を会得したような気分で。

 先端からまだドロリと溢れて来る白いものを舐めとって、
「お返し!」と言って靖之とキスした。
「ぎゃー!!」
「わはははは!」

 二人してうがいして、ひとしきり笑い合ったあとで、その日はもう寝てしまった。
11946:02/03/10 22:41 ID:OCAb6fnY
あ、書くのわすれた。
(つづく)
です。スマソ
1201-550:02/03/10 23:50 ID:wAp6YP3B
>46さん
重ね重ねサンクスです。(恐縮
もちろん(つづく)で宜しくおながいします。w
次回うpまでまた保守しますんで。(もししそこなったら、そこの誰か!頼んだよ!!

>シチュが似てるのですっごいやりづらいんですが
そーかもしれませんが、極論しちゃえば、どれもHシーンなんで(ニガワラ
似てるっていえば、ぜんぶ似ちゃうんです。w
でも個性の違いはあるし、それは読んでる人にも、それぞれ伝わると思うんで。

強いて言えば、78さんのはスピリチュアルで、46さんのは少しフィジカル。
あと文体から感じる違い…そんな所でしょうか。
私はどちらも好きです。ww
1211:02/03/12 11:06 ID:2oE4e1o1

勝手にランキング!!!
(私見版、反論不可(w、以下敬称略)

■妄想の部
1-550 > 69 > 1-453 >...> 46 > 12.78
■言葉責めの部
1-453 >...> 1-550 > 46 > 78 >...>12
■Mの部
1-550 > 1-453 >......> 69 >78.46.12
■ラブラブの部
12 > 78 > 46 > 1-453 > 1-550.69

見てるけど発言しづらい女性の方、1行で結構です、
1-550さんの激しさが好き
46さんの文章読むと感じます
とか言ってもらうと、書き手の皆さん喜びます。
もっとたくさん、えっちな小説がでてきます。

前スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1001766305/l50
1221-550:02/03/12 18:15 ID:wIKcOFRH
>>121
反論不可ってのが、いーですね。(藁
でも意外だったなぁ、何でそんなに評価高いんですか…??(Mの部…はまあ、分かる
この板ではぜってーウケナイと思ってたのに。。。
はぁ、でも嬉しいっす、マジで。(照れまくり
1さんみたいに、たくさん読んでる人から言われたら、感謝です。
ちょっと質問ですが、「妄想の部」ってなんですか???
1231:02/03/12 19:24 ID:2oE4e1o1
>>122
妄想の部
マイケル・ダグラスが相手で、ところかまわずやる?感じ。
サスペンスタッチで、BGMはダークな不協和音で決まり。
ということで、日常からの距離で、はかってみました。
たとえそれが実体験であったとしても、、、ん?
1241-550:02/03/13 07:58 ID:5eTdnNpW
>>123
よく分かりました、距離感か…なるへそ。距離感あるほうが好きだからな〜。
マイケル・ダグラズ…ほー、そこら辺がツボと…めもめも。w

ぼちぼち46さんがうpでは…と思い、朝から上げてみよう。
125名無しさん@ピンキー:02/03/16 18:30 ID:4Gh+k82q
ageてみたりする。
12646:02/03/17 03:15 ID:c5/VxJd8

何日か後。
「由利さあ、最近お肌ツヤッとしてない? 化粧品変えた?」
「え〜? 変わらないよ?今までと」
更衣室で芳江がきく。
「なんか隠してない? イイこと」
「なによう」
「彼とは?」
「ぜーんぜん、変わりなし。あ!」
「なに?」
「あ、いや、なんでもない」
まさか、エッチがネチッコイ系になっただけで、お肌まで変わらないよねぇ……
でも、毎日の気持ちが潤った感じがするのは事実だ。

つきあい始めたころのがむしゃらなエッチから、もう一段深い部分に進んだ気持ち。
たったこれだけで毎日の気分が違うなんて、不思議だなぁ……

あ。メールだ。
『いつもの「鳥まる」に6:30ね&またお泊りのつもりで』
『あいあーい。りょーかいだよ〜(^_^)/』
マンネリになり切ったメールの応酬。

絶対、今日も何かされる……
ついに…入れられちゃうの?
ドキドキドキドキ…
今まで何回も経験した、ただのセックスのはずなのに、
なんでこんなにドキドキするのォ?
やああああ。
夜まで持たないよぉ…
少し顔が火照ってる。
12746:02/03/17 03:16 ID:c5/VxJd8
なんかトロンとした目で仕事してるので、最近男性の同僚がチラチラ私の方を良く見るようになった。
でも彼氏居るってバレてるので、意識するだけみたいだ。
同じ課のコ達に「フェロモン出してんじゃないわよ」って嫌味言われないように、
やたらと仕事をガシガシこなしてみたり。

やっと仕事が終った。
なんだか複雑な気分で「鳥まる」で待つ。

「お待たせ」
「お〜。」
「うわ。なんだか色っぽいぞ」
「そっ、そんなつもりは全然無いんだけど、なんかずーっと低空飛行でエッチな気分」
「へぇ〜」
『今すぐ靖之んち行ってエッチしよう』
口元まで出かかって、ゴクリと飲み込んだ。

「最近仕事順調でさぁ」
靖之が明るく言う。
「よかったじゃん」
「おー。 普段の気分が満たされてると、何でも調子イイな」
「そうかもね。 あたしも実はそうなんだ」
「そっちこそ、よかったじゃん」
「うん。 でもちょっとだけ満たされない感じ…」
「あはは。 アレのこと?」
「う… うん…」
「ちょっとずつ気持ちいいことを積み重ねると、だんだんやめられなくなっちゃうよね」
「なんか意地悪な言い方だなぁ」
「してほしい?」
「ば、ばか、声が大きいよ」
「わかりゃしないって」
「やめてよ」
「ねえ、して欲しい?」
あからさまに聞いてくるデリカシーの無さには腹が立ったけど、
どーんと頭に血が昇って、頭の中がぐちゃぐちゃしてきて、まともな思考ができなくなってきた。
「…うん…」
心臓がドクドク言ってる。
掌にじわっと汗が出る。
12846:02/03/17 03:18 ID:c5/VxJd8

「そしたらね、ちょっとだけ条件があるんだ」
「なによう」
「これ着けて」
靖之がゴットンとカウンターに置いたのは、ベージュ色の犬の首輪。
「ばッ! バカ!何これ!SMする気ィ?」
「こら、声が大きいよ」
「あ…。  …イヤよ、そんなの」
「じゃあ、アレは無しね」
「ひどい!」
「して欲しいなら、自分がエッチなこと覚えちゃった証拠として、その首輪を着けるんだ」
「それって、あたしのこと、ちょ…調教…した、つもり…?」
自分で『調教』って言った瞬間、じわぁあっとエッチな汁が溢れ出した気がした。
「そんな大それたことじゃないよ。 でもそんなに嫌なら…」

いったいどうしたんだろう…
自分の心の一部が、靖之に創り変えられてしまったことに、今気付いた。
気付いたとたん、最初にここでキスされた時みたいに、
腕の産毛が鳥肌立つようにゾクゾクと甘美な悪感が走り、
どうにも堪らなく首輪を着けたくなった。
自ら犬の首輪を身に着けることによって、
完全に靖之の所有物になれるような気がした。

「…でもそんなに嫌なら… …いいよ」
ちょっと済まなそうに言う靖之が、ぐっと目を剥く。
私が首輪を掴んだからだ。
カチャカチャとバックルを外し、
その真新しい、染めてない厚手で幅広の革を、ギシギシと開いて、
髪の毛を持ち上げて首の後ろに回した。
首の前でバックルに通し、ちょっときつめに引いて留めた。
12946:02/03/17 03:19 ID:c5/VxJd8

そう、
別にSMとか犬とかペットとかっていう、変態の意識は全く無く、
所有物の証、という気分。
それでも自分の心臓の音がゴンゴン耳に響くほどドキドキしまくってて、
周囲の様子などまるでわからなくなっていた。

「もう、出るか」
「…うん…」
夢遊病者のようにぼんやりと頷き、
全く味のしない、冷めた焼き鳥を口に頬張った。
残ったビールでゴクンと呑み下し、席を立つ。

首輪は自分が意識してるほど目立ってはいないようだ。
肌色に近いベージュ色だし、
周りはみんなヨッパライだし、
後ろからは髪の毛に隠れて見えないし。
だが脳にドクドク血が昇り、頚動脈が拍動するたび、
首輪はその血の流れを少しせき止め、息苦しさでその存在を誇示している。

足元がフラフラしてしまって、靖之の腕にすがるようにして歩く。
ショーツは股がぐちょぐちょになってて気持ち悪く、
早く脱いでしまいたい。

靖之の部屋に入るなり、
「ああ…」
って声が出た。
何の意味も無いんだけど。
「ほら、そんなに焦らないで。 今までのおさらい。 まずキスからだ」
バッグとコートを投げ出しただけで、
そのまま居間のど真ん中で立ったままキスされた。
13046:02/03/17 03:20 ID:c5/VxJd8

獣のようにお互い貪り吸う。
ちゅく
ちゅく
ちゅく
ちゅく
唾液の応酬。

靖之がジャケットを捲るように引っ張るので、腕を片方ずつ伸ばすと、
ジャケットをするりと後ろに落とされた。
スカートのジッパーを外され、スカートはただの布の環になって足元に落ちた。

唇を離し、靖之がブラウスのボタンを外す。
私は自分でブラウスを後ろに落とすように脱いだ。
ぐちょぐちょのショーツを見られるのがいやだったので、
彼に脱がされるより先に、パンストごとショーツを脱いだ。
普段なら帰る時のことを考えて濡れたショーツの始末まで気を遣うのに、
もう何も考えられなくて、ただぐるぐるとパンストごと丸めた。
最後にブラを外す。

突然首がグッと引っ張られた。
靖之が人差し指を犬の首輪の、鎖を繋ぐ金具に通して、手前に引いたのだ。
「これ…すごく似合うよ」
一瞬首輪のことを忘れてた。
首輪してたんだ。
13146:02/03/17 03:21 ID:c5/VxJd8

全裸に首輪だけ。
本物の犬の首輪。
彼の所有物としての証。

「……」
何か言いたいんだけど、言葉にならない。
内股をはしたない汁がつうーっと伝った。

そのまま抱えられ、ベッドに運ばれた。
靖之も服を脱ぎ、ギシッとベッドに乗ってきた。

首筋に舌を這わされた。
ちゅっと吸われる。
もう前戯なんて不要なほど濡れているのに、
吸われたら吸われたで、甘〜い痺れが走る。

「はあうッ!」
こんどは乳首を吸われた。
乳首が敏感になり過ぎている。
心臓が吸い出されそう。
「ああああぁぁぁん……」
口を離されると余韻が戻ってくる。
13246:02/03/17 03:22 ID:c5/VxJd8

乳首を吸われながら、下腹部に手が触れる。
ビクッと身が縮む。
今そこに触れられたら…
どんな衝撃が来るか想像もつかない。

靖之の指はいきなりその核心には触れず、
周りに溢れ出したトロみをすくうようにヌルヌルと円を描く。
触って欲しい…でも…
触られたら死んじゃう
二つの激しい想いが交錯した瞬間、
ガバッと股を割り開かれ、
ずちゅるっと靖之のモノが入ってきた。

「はあアッ!!!」

口を全開にして喉の奥底から絶叫。
目の前が真っ白になる。
普段だと「あ、入ってきた」っていうちょっと軋みのある挿入感なのに、
今は、極太の超快感となって私のアソコに突き刺さる。
拡げられ、突かれ、擦られる、それらの感覚の一番甘美な部分だけがミックスされ、
0.1秒ほどの間に快感神経に叩き込まれる。
靖之のモノも、今までと比較にならないくらい硬い。
今までのマンネリなセックスの時って、それなりにフニャっとしてたってこと?
13346:02/03/17 03:23 ID:c5/VxJd8

ゆっくり3回くらい前後に突かれたところでギブアップ。
「あううぅ… ごめん… 動かないで…」
「エッ?」
動くとビリビリ来過ぎてちょっとキツすぎる…
「ごめん… ちょっとじっとしてて…」
腕を回してぎゅうっと彼を抱きしめる。
はああぁぁ…
この中一杯に満たされる感じがイイ…

じっとしてても、彼のモノがビクビク脈打つのがわかる。
じわっと広がる、充足と快感…

突っ込まれたままキスされる。
上の繋がりと、
下の繋がり。
体同士が濃密に接合している快感…

「ちょと動くよ。 キツかったら言って」
「うん…」
靖之が体を少し起こして、ゆっくりと前後に抽送を始める。
ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
さっきまでキツかったのが、一回のピストン運動ごとにドクンと血が昇る快感に変わった。
自分の膣が靖之のモノを強く握ってるのがわかる。
きもちいい…
13446:02/03/17 03:25 ID:c5/VxJd8

ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
すごい…
もう止まらない…

ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
だんだん靖之が早くなる。
彼のモノが深く差し込まれるたび、入り口のクリトリスがプチュっと捻られ、
脳の芯が痺れるような快感が走る。

ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
ジュップ。
「んあっ!」
「んあっ!」
「んあっ!」
快感の上昇と、腰の動きが同調してきたとき、
今まで経験したこともない、甘い甘い甘い甘い凄まじい快感が襲ってきた。

(翔ぶ)

真剣にそう思った。
アソコ周辺と脳の中心に同時に大きな火の玉が出たようになり、
体がガクーンと弓なりになって、
つま先まで突っ張り切ってふくらはぎが痛くなった。
でもその引きつけた姿勢が解けない。
13546:02/03/17 03:26 ID:c5/VxJd8

彼が動動いてるかはもうわからない。
ひたすら気持ちいいだけ。
きもちいい
きもちいい
きもちいい
きもちいい
昇る昇る昇る昇る
昇る昇る昇る昇る
昇る昇る昇る昇る



「あ”あ”あ”あ”あ”〜〜〜!!!」
喉を裂いてこぼれる悲鳴。
そんな限界までイッてる私のクリトリスを、指で摘まむ彼。
紅潮した顔から更にババッと汗が噴き出し、
弓なりの体を支えてる腕が、快感の震えでガクガクとわななく。
この快感にまだ先があるなんて…
「………」
また声が出せなくなった。
息が切なくて、もう本当に死にそうだ。
摘ままれるクリトリスの刺激で、機械的にガックンガックンと体が跳ねる。

そのうちググッと彼のモノが太くなったかと思うと、
こんどは少ししぼんできた。
「はあっ!」
「はあっ!」
「はあっ!」
「はあっ!」
私と彼の激しい呼吸。
13646:02/03/17 03:30 ID:c5/VxJd8

少しずつ降りてきた…
彼はまだ抜かず、ゆっくりと味わうように前後運動をしている。
私も弓なりの姿勢からドサッとベッドに背中を着け、
肩で息をしながら余韻を噛み締める。

ズルリと彼が抜いた。
汗まみれの私の顔を優しく手で撫でて、
チュッとキスをした。
私が仰向けになっている横に、ドサッと倒れ込んで、ごそごそとスキンの始末をしている。
私はまだ首輪したままだ。

私は靖之の方に向き直り、
「ありがと」
と言って笑った。
「すげぇ良かった」
「あたしも」
「結婚するとさぁ、ずっと毎日こんなこと出来るのかなぁ」
「うふふふ、きっとそうだよ。
 でもたぶんまたマンネリになったりして」
「そうだなぁ… きっとなっちゃうよな」
「何十年も顔つき合わせてるわけだからねぇ」
「いいよ、そしたらまた2ちゃんでも見て、ネタ仕入れるから」
「あははは! こんなに気持ちいいネタなら大歓迎だよね」

(おわり)

1371-550:02/03/17 22:30 ID:TYGfcOtu
>46さん
一気に最後まで…お疲れ様でした&ありがとうございました。
「首輪」の登場はちょっと意外でした、でも予想を裏切ってくれて嬉しかったり。
女の子は結構好きかも…首輪。そしてホントに濃密でした…堪能。
んで2ちゃんで始まって、2ちゃんで終わるんですね。w
138名無しさん@ピンキー:02/03/18 00:54 ID:Gmjo0pFS
>137
ありがとうございます。
実は最初から「繋ぐもの」というタイトルが付けてあって、首輪は出すつもりでした。
恋人にしろ夫婦にしろ、セクースが惰性になってもちょっとした味付けで結構ドキドキするって話が
書きたかったです。
139名無しさん@ピンキー:02/03/18 02:53 ID:vgWiYPHU
ずいぶんと時間がかかった。
製造ラインについての問題点を洗い出すのに半日。
とりあえずの解決策の指示と、継続検討策の分離にさらに半日。
会議室を出て自分のセクションに荷物をとりに向かう時には、
両側の部屋は皆すでに暗く、廊下の灯りだけがついているだけだった。
この調子では、私のセクションも閉められているかもしれない。
1階の守衛にロック解除してもらうか、と考えながら角を曲がった。
灯りがついている。誰だ?残ってるのは。

部屋に入ると、そこに居たのは小山内だった。
小山内由紀。
私のセクション、企画室ではもう7年になるだろうか。古株になる。
ディスプレイを真剣に見つめていて、私に気づいていないようだ。

「なんで、いつも無茶ばっかり言うわけ?。あいつ、、、いつか殺してやる!」
大きなひとりごと(?)が聞こえる。
いつも冷静で、合理的なあの小山内が?
隙のないダークスーツ、きっちりした顔立ち、
その眼鏡の奥からクールに睨まれると
だれでも一瞬凍り付いてしまう、あの彼女が。

「どうしたんだい?こんなに遅くまで。」
「あっ、室長、いらしたんですか。」
小山内はあわてている。かまわず話を続けて、そ知らぬフリをしてみる。
「会議に手間取って、すっかりこんな時間になっちゃったよ。
 、、、それより、なにやってるの、一人で?」
私の言葉に、落ち着きを取り戻した彼女が、いつもの調子で説明する。
「例の横浜の物件、経理部から朝一番で修正報告書出して欲しいといわれました。」
「またか。早く言ってくれればちゃんと用意したのにな。」
「ま、そうですけど、恩を売っておくのもいいかと思いまして。」
140名無しさん@ピンキー:02/03/18 02:54 ID:vgWiYPHU
小山内らしい言い方だ。しかし量的にはきついだろう、いくら彼女でも。
「手伝うよ。」
「いえ、大丈夫です。」
「こっちの半分よこせ。これは業務命令だ。」
プライドを傷つけられたらしく、渋々ファイルを転送してくる。
結局、修正が終わって、プリントアウトが済んだのは10時をまわっていた。

「メシ、食ってないんだろ、行くか? いや、無理にとは言わないよ。
 これぐらいのことで『セクハラ』って訴えられたくないからね。」
私の冗談に、彼女はニコリともせず、言葉を返してくる。
「奥様がお帰りをお待ちじゃないんですか?」
ジャブ。痛いところを突いてくる。
「部下をケアできない上司にはなりたくないんで、多少の犠牲はね。
 でもケアの範囲を超えたら、多少の犠牲ではすまないかもしれないな。」
端正な顔が一瞬こわばったのがわかる。カウンター炸裂。
彼女の本当の気持ちはとっくにわかってる。ずいぶん前から。
踏み出すのは私がやるべきことだ。
彼女が着替えのためロッカールームに行ってる間に、
携帯で、ホテルの部屋とバーレストランをリザーブした。

このホテルのバーレストランは、最上階にあるくせに窓が無い。
そのせいで夜景を見に来る客が来ないので、宿泊のビジネスマンがメインに利用する。
落ち着いた雰囲気がする。
いつか彼女を連れてくる気でいた。ここなら彼女に似合う。
11時までなら軽食が頼める。ワインとピッツアを頼む。
オーダーが済んだところで「ちょっと」と断って席を離れる。
フロントへでチェックインしてルームキーをもらう。
141名無しさん@ピンキー:02/03/18 02:57 ID:vgWiYPHU
「奥様に電話ですか?」
「まあそんなとこ」
ワインで、意味も無く乾杯。
ピッツアがとどく。結構ピッツアがおいしくて二人して夢中で食べる。
仕事がうまくいったあと、食欲が体を支配してしまってるケースだ。
男はそれだけじゃすまない場合もあるが、、、いまの私のように。

「ところで、、、さっき言ってた『殺してやる!』って誰のこと?」
「えっ!」
右ストレート炸裂。効いてる。
「聞いてたんですか?」
「いや、誰でも聞こえるよ、あれだけ大きな声じゃ。」
崩れた態勢を立て直そうとしたところにボディブロー。
「、、、、、、」
こうして困った顔をしてるとこはかわいい。やはり女だ。
あまりいじめてもしょうがないので、仕事の話なんかをしてみた。
私だけが知ってるとっておきの話もした。
オフィスで見たことの無い笑顔が浮かんで居るのが見てとれる。
いま、この時間を、彼女は確かに楽しんでいる。
食事が終わった。
「あれ、もうこんな時間だ。お開きにしようか」
私の言葉に、残念そうな表情がふっと横切ったのが見えた。

エレベータに乗る。
彼女が見えない位置で、リザーブしたフロアのボタンを押す。
「そうだ、大事な話を忘れてた。」
「なんですか?」
「部屋がとってあるんだ。」
ルームキーを見せる。彼女が息をのむ。
142名無しさん@ピンキー:02/03/18 02:58 ID:vgWiYPHU
同時にエレベータがとまり、ドアが開いた。
「着いたよ」
「でも、、、」
ためらう彼女の背中を押して廊下を進む。
部屋の前に立つ。キーカードを通した。カチャッとロックが外れる。
彼女の心の中のロックも、そのとき小さな音をたてて外れた。
二人で部屋に入り、ドアを閉める。

そのまま電気をつけず奥の窓際に連れて行く。
カーテンを開ける。きらめく夜景が目の前に広がる。
後ろから肩を抱くと、ビクッと反応した。
「きれいだろ。」
少し間があってから答えが返る。
「ええ、とってもきれい」
後ろから腕ごと抱きしめて、しばらく夜景を見る。
こちらに向き直らせて、キスをする。
最初は軽く。ついばむように。そうしていくうち、固かった唇が徐々に柔らかくなる。
「ずっと君とこうしたいと思ってた。気づかなかったの?」
驚いてる。二度目のキス。こんどはしっかりこたえる。
舌を侵入させる。一瞬のためらいのあと、舌をからめてきた。
下に降ろしていた手が私の背中に回される。そして力がこめられる。
これでいい。
からみ合う舌が性器のようにお互いの快感を呼び起こしている。

唇から受けた刺激で、私の分身が立ち上がってくる。
出番を感じたしょうもないやつ。いたいほどにズボンを突き上げる。
自分の存在を主張したいらしい。思い切って腰を押し付けてみる。
私の行動の意味に戸惑う彼女。下腹部にあたるその固さの原因に気づく。
それがなんであるかを知って、逃げることなく逆に体を押し付けてくる。
そして強く唇を吸ってきた。順調だ。
143名無しさん@ピンキー:02/03/18 03:02 ID:vgWiYPHU
上着を脱がせ椅子にかけ、由紀を横抱きにしてベッドに運ぶ。
そっとおろしておおいかぶさり、キスを繰り返す。
唇を離すときに、かすかな喘ぎ声が混じリ始める。
眼鏡をはずす。
「あっ」
「やっぱりね。思ったとおり」
「、、思ったとおりって、、どういう意味、、なんですか?」
「眼鏡とキャリアウーマンのベールをはがすと、可愛い女なんだよ、由紀は」
あえて名前を呼ぶ。
由紀は両手で顔をおおう。
名前で呼ばれたこと、ベールをはがされたこと、きれいだといわれたこと、、。
由紀の羞恥を引き起こしたのがどれだかはわからない。あるいはすべてなのか。
そっと由紀の両手をはがす。
「おねがいだから、目を開けて僕を見てほしい」
ゆっくりと由紀の目が開かれる。濡れた瞳がこっちを見つめる。
薄明かりの中、瞳の奥、お互いの感情を確かめる。

「わたし、、、、本当にあなたを好きになってしまうわ。、、それでいいの?」

その答えはすでに出ている。
彼女のブラウスのボタンをひとつずつ外す。
白いブラがあらわになる。
ハーフカップのブラからのぞく素肌は、すきとおるような白さだった。
そして、スーツに隠されていたその乳房は、予想外のボリュームがあった。
ブラの上から由紀のふくらみを掌で包む。
由紀は何か耐えるような表情をしている。
期待していたこと。そして、それが現実になったこと。
その間の飛躍に、由紀自身の心が追いついていない。
でも、皮肉なことに体は十分な反応を見せ始めている。
144名無しさん@ピンキー:02/03/18 03:06 ID:vgWiYPHU
ゆっくり、やわらかく、乳房をもみほぐす。
喘ぎ声がかわいい。
かすか過ぎて、注意しなければ気づかないぐらいの、小さな喘ぎ声だ。
抱き起こし、キスをし、首筋に唇を這わせながらブラウスを脱がす。
ベッドのカバーを外し、ブラとショーツだけにして上に毛布をかける。
由紀の放つ短いサイクルの息遣いが、静かな部屋の中で響く。
手早く裸になって、由紀の隣にもぐりこむ。
抱きついてくる。唇を求めてくる。舌がもぐりこんでくる。
しばらくして由紀が落ち着いたのを見計らって、ちょっと体を離す。
フロントホックをはずすと、押さえつけられていた乳房がブラを押しのける。
乳首が、小さいながらも固く勃起しているのがわかる。薄いピンク色をしてる。
男を誘うような色だ。
見られていることで感じているためだろう。
呼吸で胸が上下する以外に、乳房がときおりふるえる。
引き寄せられるように、そっとくちづける。
ビクンと由紀の体が跳ね上がる。私の頭を押さえた腕に力が入る。
私の腰に由紀の足がからむ。体全部が接触をもとめている。
舌全体を乳首に押し付けて、ゆっくりと上下に刺激する。
「うっ、うっ」というような声がする。
腰に回された足が、そのたびごとに硬直するのがわかる。
唇での胸への刺激と同時に、背中をそっと触れるように撫で上げる。
2か所からの刺激に、由紀の声が一段と大きくなる。

    今日はここまで
145名無しさん@ピンキー:02/03/18 09:16 ID:MVCPodXg
>>144
おお、男性視点ですね。
続き楽しみです。
1461-550:02/03/18 09:27 ID:R1k8gVz3
>>139-144
スレが伸びてると思ったら、新作登場だ。
>今日はここまで
ここまで…じゃ残念ながら、読んでも濡れないですよ、明日もあります?
若干「おんなのこ」ではなくて「既婚男性」のツボ、という気もするが…。
とりあえず今後の展開に期待…ということで。w
もしや書き手は男性か?と推理してみる。(違ってたらごめんね

>>138(46さん
タイトルは「繋ぐもの」でしたか、うん、そのイメージはとってもある。
>セクースが惰性になってもちょっとした味付けで結構ドキドキ
その発想はいいですね〜。それから同じHシーンでも、違った切り口で
味わいの違うモノになる、という「良いお手本」になってると思います。
首輪が、赤とかじゃなくてベージュのところが、46さんらしいナチュラルさだなぁ
とも感じました。この後の展開なども期待しちゃったりするんですが
続きはナシですかね?w
147139:02/03/18 10:06 ID:PFHw30GO
>>146
はい、ここまででは濡れません。(w
当方男ですので、「勃ちません」というべきか。

メル友や知り合いへのリサーチで面白いことがわかりました。
-単なる男性視点。ターゲット男。男スケベで精力も満点。
-女もスケベ。もしくは徐々にスケベに開発。
-セックスのハードルが低い。男ベッドでやさしく女を導く。
-嗜虐性・加虐性ともに希薄。
の小説が女性の半数で「感じる小説」でもあるようです。
できれば嗜虐性・加虐性の優先順位の高い某常連さん以外の方、
(ごめんなさい、でもそうですよね?)
こちらをご覧になってたらコメントください。

ターゲティングがずれてるようでしたら、
やり直す必要があるかもしれませんので。
14846:02/03/18 10:20 ID:Z7KYgkNw
>146
>続きはナシですかね?
書こうと思えば何でもアリなんですが、
あまり趣味に走るとSM系に収束してしまいそうなんで(;´Д`)
チョトやめときます(w
走りそうなネタ
・首輪露出お散歩
・バイブ挿入お散歩
・貞操帯お散歩
非日常過ぎ(゚д゚)(激w
149名無しさん@ピンキー:02/03/18 11:45 ID:MVCPodXg
>>40
「いもうと。」おもしろかったよ。
エッチな小説というより、少女小説っぽかったです。
しかし、タイトル内容とあんまり関係なかった気がする・・・
150名無しさん@ピンキー:02/03/19 23:36 ID:3frFReen
69さんの続きはないんでしょうか?
私は気に入ってたので。
後半は兄が積極的に妹を優しく導くというのを読みたかった。
151名無しさん@ピンキー:02/03/20 18:01 ID:HntQW30I
>150
私も同じく。それ読みたいです。
152Bros.BB:02/03/21 15:21 ID:a9aLbmZW
scone novels
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4579/
ファンタジー系戦記のようだが実は恋愛物という
「大皇女スューカ」が面白すぎる。
女性キャラの「気持ち」が入った濡れ場がよろしい。
掲示板には女性からの感想も来ておった。
がちがちのモラルや過去の悲惨な経験を振り切って
主人公がセックスの面で解放されていくところに、妙な感動が・・・。

いまのワシのイチオシ。いかがかっ?!
153名無しさん@ピンキー:02/03/21 16:39 ID:IifJywt9
↑(・∀・) イイ
久々に落ち着いて読みたくなった。濡れ場だけ飛び飛びに読んでもけっこー萌えます。
ナイス情報サンクス
あーでもヲタ系は萌えても、ヒトヅマ系は萌えないかも。
154Bros.BB:02/03/22 11:03 ID:9wj9PcaZ
↑そうじゃろ〜(^□^) まだ出来たてなんであまり知られてないのじゃ。
レイプまがいのシーンもあるのじゃが、やはり愛のある濡れ場が良いのう。
主人公の娘のお相手も、無骨な騎士、美青年、屈強な大男ときて
次回は少年・・・今から楽しみじゃ。
そうそう、ワシはこの作品を「ファンタジー系」と書いたが、
魔法とかは出てこないから正しくは「西洋時代劇系」じゃね。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4579/
「大皇女スューカ」

魔法とかが出てくるのが好きなむきには 「皇帝陛下は15歳!」じゃろうか。
「秘密の図書館」(アドレス忘れた)で連載されておる、少年視点のハーレム物な。
既出かも。
ヒトヅマ系・・・は良く知らん。 娘達よ、そんなにツボかヒトヅマが(笑)
そういえばワシの彼女も「ふたりエッチ」にハマっておるなあ(・-・;
155名無しさん@ピンキー:02/03/23 12:10 ID:xAG+Y0iz
ワシとか、じゃ、とか某板の某スレに出現してる人と同一人物?
変な話し方・・・。
156名無しさん@ピンキー:02/03/23 15:55 ID:Yv7wclH9
>>155
オカ板の・・・えーと、なんだっけ、名前忘れたけど、あの人?
157Bros.BB:02/03/24 00:52 ID:3yc+xJsi
オカルトには「と学会」的にネタにして楽しむ以外の興味はない。
ワシの興味はひとえに「よりよいエロを全ての人にもたらすこと」のみ。
よって別人じゃ。たぶんオカ板にも九州出身者がおるのじゃろう・・・。

人妻ネタあった。
「綾辻人形」の一部にけっこういいのがな。
http://www.blueroman.com/novel/sh/sh1.html
「ささやかな反抗 」 既出ならスマヌ

それで「ふたりエッチってどうなの?」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/979765296/l50
ワシはあの漫画に思い入れはないが、あれを「有害図書」に指定した
静岡県や山形県のアホなオッサンどものことを思うとゲラゲラ笑いたく
なる。
夫婦もんが浮気もせんと愛のあるセックスを楽しむ漫画(つまり不純
異性交遊だの不倫だのと決め付けられない)が「有害」じゃってか。
あんな性教育の教科書みたいな漫画を排除するとはのう。アホじゃ。
ワシはあの漫画、「避妊をちゃんとするように」と書いてあるところ
だけは評価するんじゃがな。男が避妊せんと女だって安心して楽しめんじゃろ。
158他板住人:02/03/24 21:59 ID:acN2SeBW
皆さん上手い。
いや、マジでホント。
159名無しさん@ピンキー:02/03/27 05:31 ID:mLuJzQP8
誰か小説書いてぇ〜〜〜〜!!
160名無しさん@ピンキー:02/03/27 09:45 ID:tE9IzXOO
>159
書いてもだ〜れも感想くれないじゃん。
          ヽ(`Д´)ノ モウ書カネエデゴザイマス!!
            (  )   ウワァァン!!
            / ヽ
1611:02/03/27 17:13 ID:vB4vEjJX
おーい、見てないのか〜 おんなのこ〜
放置プレイしちゃうぞ〜
162名無しさん@ピンキー:02/03/28 06:06 ID:AcJojsEb
a
163名無しさん@ピンキー:02/03/28 19:19 ID:wv/h4d4u
>1
139-144さんのつづきを大人しく待ってたんだけど…?
大人しすぎだったかな〜?
1641-550:02/03/29 00:09 ID:Z5OTng4Q
>>163
ん、そだ、何かコメントすべし。w
>>147
某常連と思われているようですが(ワラ
>嗜虐性・加虐性の優先順位の高い   …わけではありません。
他のテイストも読みたいです。許容範囲は広いですよ。
リサーチやターゲティングも良いですが、147サンが「これなら女の子が感じて濡れるかな?」
と考えておられるものを、ズバリ出してきたらどうでしょう?
是非ご自分が書きながら勃っちゃうのを、おながいします。
>>148
亀レスですまそ。
話の流れから「首輪露出お散歩」あたりだったら、良いかと。
「貞操帯お散歩」…かなりコアです。。。
>>152
遅まきながら「スューカ」読みました。(まだ「将の姫」だけですが…
面白かったです。キャラが少年っぽい点も女の子ウケすると思われ。
ちょっとオタク入ってるので、某少女漫画風のストーリーも気に入ってしまった。
165名無しさん@ピンキー:02/03/29 06:55 ID:KbOinox+
ここから独立した453の虜囚のスレがいつのまにか
糞スレになってた、、、。
好きだったのに残念。

ここはもう小説書いてくれる人いないの??
だ、だ、誰か書いてクリ〜〜〜。
166ビデオアイドル:02/03/29 09:54 ID:jifMX04n
-----本日更新今週の新作無○正ビデオ------
http://www.venusj.com/marumie.htm
***れあ すくーる*** 魅惑のぷるるんバストを持つ女子校生が超淫乱な女の子に大変身
***妖艶Face*** いやらしすぎる喘ぎ声で本気で感じながら悶える姿で抜き処満載
***イカせて欲しい*** 敏感なクリトリスをいじられ、バイブに指マン、3Pと彼女は絶頂に達する!
***美少女性教育*** 小柄でロリ顔の少女に極太のマラが・・・小さくで可愛い口一杯のフェラが最高
***体感ファック*** 脚を大きく開き、恥ずかしいヌメリを指でいじり回されると自我も崩壊寸前
***癒してください*** 男優のテクニックに喘ぎ声も高まり、素直な反応で感じる姿を大披露
167名無しさん@ピンキー:02/03/29 11:54 ID:cm/Wm2ai
女の子の自尊心を傷つけないレベルの内容での羞恥小説とかはどうなのかな。
男性は影で女性を守りつつ、恥ずかしい事をさせ最後には和姦‥みたいな。
(和姦は女性が言葉等で自ら望むまで一切手は出さない感じで)

個人的にはズーレー&裸でお散歩とかが良いんだけど、
ストーリが組みづらいのと、結果的に男性は邪魔な存在になってしまう‥
168名無しさん@ピンキー:02/03/29 12:24 ID:D5/C8gGa
>>167
イイ!
言葉で望むまでってトコが特に(w
169167:02/03/29 13:21 ID:cm/Wm2ai
>>168
女性との「行為」そのものは勿論必要ですが、シチュエーションと言うべきか、
女性の気分を高めていく上でのいわゆる前儀も重要なのでは、、と思っております。
プライドを傷つけない言葉攻めとかも良いかも。

「私は、君が何を望んでいるのか解らないんだ。言ってごらん?」
彼女は私の左腕を取ると、自身の一番敏感な部分に導いた。
「これが望みなのかい?」
彼女は潤んだ瞳を見せながら コクリ と頷いた。

文章滅茶苦茶‥
170139:02/03/29 15:12 ID:0UBp0nw/
いったん乳首の上から舌をはなす。
ふくらみの裾野。
軽く舌先でつつくように移動しながら、乳房の感触を楽しむ。
由紀は目をつぶって、微妙なタッチをすべて感じようとしてる。
白く盛り上がる、乳房のすべてのやわらかさを舌先にからめていく。

腰の上に乗っている由紀の足をおろしてから、
反対側のふくらみも同じようについばむ。
押し返してくる弾力が心地いい。

そろそろいいかな。
乳首に向かってねっとりと、舌をひきずってみる。
だんだんと、接近速度を遅くしていく。
そして、乳首の直前で止める。
刺激を予感して由紀が息をつめる。
太腿がかすかにこわばっている。
意識が舌先とふくらみの接触してる一点に集中してるのがわかる。
そしてその先にある敏感なパーツがふるえているのがわかる。

だが期待をはぐらかせて、いったんふくらみから離れ、
乳首を通り越した地点に着地する。
安堵と不満の息が吐き出される。
もう一度繰り返す。こんどは不満の比率が多い。

触って欲しいだろ?
でもね、ここで急ぐと損なんだよ。
お楽しみはゆっくりと、、ね。
171139:02/03/29 15:14 ID:0UBp0nw/
3度目。由紀が、実力行使に出てきた。
こちらの頭を押さえて、乳首に持っていこうとしてる。
予測済み。ご希望には添えません。残念ながら。
欲しいおもちゃが手に入らなかった子供のように、
彼女、いやいやをしてる。これがかわいい。
「私の好きな女のしぐさベスト3」に入るかわいさだ。
由紀の場合はトップかも知れない。

今度はちゃんと、でもふくらみの下側のふもとから、
とてつもなくゆっくりと。
今までと違うスピードに由紀は気づいてる。
そしてそれが最後にもたらす大きな快感を待っている。
直前で止まる。お約束だ。
しかしそれもほんの一瞬。
スッと乳首の一部を通過する。
「ビクン」と動く。
同時に「うっ」という声が漏れる。

二つのふくらみに、同じようにゆっくりと繰り返す。
何度目かに、由紀の太もが微妙に動いて私の足に触る。
同時に、「んんっ」という感じの低い声。
かすかな動きだけど、その意味は簡単だ。
そう、濡れ始めたんだね。
でも、まだ入り口の近辺だけだろ?
それじゃつまんないんだ。

こちらに向いていた由紀の体をあおむけにする。
意図がわからなくてもちゃんと従う。
女はこうして従順なのがかわいい。
172139:02/03/29 15:15 ID:0UBp0nw/
親指と中指で乳首をつまむようにする。
でもつまむわけじゃない。
かすかな距離を置いて、
触れるか触れないかぐらいにしておいて、
乳首を中心に回転させる。
手でねじを締めるような感じ。

あまりにも強烈な刺激に、由紀は悲鳴のような声をあげる。
体がこわばりつづける。
連続した刺激の中で、息を吸い息を吐くタイミングが見つからない。
右と左の乳首に交互に。

「ああっ」「ふうっ」
声は連続的にでている。
そうそう、理性で押さえられるものなんて少ないんだよ。
自分の感覚にすべてを委ねてごらん。

気分を変え、上から抱きしめキスをする。
いったんキスをしたあと、唇を離し、舌先で唇をつっつく。
あちらこちらと、予測をはずすように。
そして、たっぷりとしたキス。
舌を入れる。
相手の舌の下側をぬるぬると動かす。
おずおずと受け入れているうちに、
今度は由紀の舌がすこしずつ積極的になる。
私の舌と絡み合うような動きが始まった。
私の背中の手が絶え間なく移動しつづける。

首筋にキスの雨を降らす。
耳元でささやく。
「好きだよ、由紀」
173139:02/03/29 15:15 ID:0UBp0nw/
気づくと由紀が目を開けてこちらを見ている。
うれしい。恥ずかしい。楽しい。怖い。頼る。
いろいろな感情がミックスされた女の表情。
いや、そうじゃない。
由紀が見せてるのはミックスされる必要のないひとつのもの。
ただ男に抱かれる女が、すべてをさらけ出しているだけ。
この表情が私は大好きだ。

首筋から胸元を通り、脇腹を唇が通過する。
そして改めて体の中心に向かう。
頭を、いつの間につかんだ由紀の両手が押しとどめようとする。
待つ。徐々に力が抜けていく。
動く。また力が入る。
駆け引きを楽しんでるうちにショーツの近辺にたどり着く。

さっき見たときには、ピンクのビキニショーツだった。
飾りの何もない、淡色のショーツ。
ただ由紀のボディには似合っていた。
セクシーな太ももの奥に余計な飾りはいらない。
ただただ白く光る肉感、ふたつの太ももは中心へと続く。
その奥にあるべきものはショーツに隠れて男の到着を待っている。

クリトリスの位置に唇。
ふっと息を吹きかける。
「あっ」
つづけて、クリトリス一帯に向けて、
長い息をショーツの内側に送り込む。
クリトリス周辺の温度が上がる。
174139:02/03/29 15:20 ID:0UBp0nw/
ショーツの腋からはみ出した毛を唇でくわえる。
少し引っ張る。
反対側でも同じようにする。
こうすると、二つのひだが少し開かれてしまうはず。
指でショーツの上から、膣のあたりを触れる。
かなりしみているのがわかる。
この間にも、絶え間なく由紀は声をあげている。

つかむ物のない状態で彼女は所在無いようだ。
いったん元の体勢に戻ってキスをする。
しかし手のほうは別の動き。
成り行きで閉じられた太ももを、開くようにうながす。
意図を察して、すべすべの太ももが恥ずかしそうに開かれた。

ショーツの上から、指でそっと縦に触れる。
後ろから前に向かって、単に生地を触るぐらいの強さで。
そこから受ける感覚に由紀は集中している。
ビクンビクンと、連続してももがこわばる。
背中に回した手に力が入る。

さらに足を広げるように促す。
ショーツのサイドに皮膚が露出する。
ふだん外気にさらされることのない部分。
ショーツの作るラインに沿って指でやわらかくタッチ。
時々越境してショーツの中にすべりこむフリ。
由紀は口をあけたまま、のけぞっている。
「うぅ、うっ、うっ」
途切れなく声が出ている。

175139:02/03/29 15:44 ID:0UBp0nw/
>>163
そのお声が聞きたかった、、、
反応ないんで、続きやめようと思ってたんです。
>>164
はい、勝手に書いてみました。フォローありがとうございます。
>>167
>>168
>>169
言葉責めは必須ですね。盛り上がりますね必ず(w
ライトSM、気分的な露出もやはりメニューにほしい。
って、小説の事か私生活の事か区別がない、、、
3、4日構想します。
176名無しさん@ピンキー:02/03/29 16:55 ID:KyehG8It
>>139
ソフトでマッタリした感じが出てるね。
うち帰ったらお酒飲みながらのんびり読み返すとイイかも。
177163:02/03/29 19:24 ID:8GP0y9KF
>1-550
そっか、ごめんごめん。だってまだわかんなかったんだも〜ん。
ROM専だったし。

>139
イイ!私はこーゆー丁寧なかんじがスキ。
…反応するまで書いてくれないってのは、
167の言う「言葉等で自ら望むまで一切手は出さない」みたいだね(笑
いや、意味は違うんだけど…
1781-550:02/03/29 23:34 ID:FZX5ekM+
>>177
いいのよん、マターリいきましょ。
で、139サンについては禿同!丁寧さが良いですよね〜。
>>139
実は冒頭部分で「ん?某漫画の ○長 ○○作 みたい。。。」
とも感じてしまったのですが、こなれた書かれ方だったので、これは期待できそうと。
期待通りでした、ありがとうございます。
個人的には>>174の最初みたいな丁寧さが好きです。
3、4日ですか…引っ張り所がまた上手いかも、焦らしプレイのようだ。w
楽しみにしてます。
179名無しさん@ピンキー:02/03/30 13:41 ID:AIAE/mpl
139さんありがとう!!
好きです、こうゆうの。
男性目線のものだとフェラシーンが多かったりするけど、139さん
の小説は丁寧でいい。
早く続きが読みたいよぅ、、。
 
個人的に読みたいのは、電車乗ってて痴漢に会う女が嫌がりながらも
感じてしまう、、、、というの。
ありがちだけど、なかなかいいと思うのがない。
139さんに書いて欲しい。
お願いします♪
180139:02/03/30 17:06 ID:8diRmVwK
キスをしながらそっと上掛けをはぐる。彼女は気づいてない。
そして再び顔を由紀の股間に移動しようとした。
おおうものがないのに気づいた由紀が私の体をつかまえる。
「いや!」
上半身が剥き出し、男が股間にいる。
上掛けなしでさえぎるものもなく展開されるシーン。
それらを理解したに違いない。
耳元で囁いてやる。

「由紀のすべてが欲しい。由紀のすべてを見たい。すべてを。
 わがままだと思うけど、許して欲しいんだ。お願いだよ。」

少し間があって、私をつかむ力が弱くなる。
見上げると、由紀の両目はしっかり閉じられていた。
手は両脇に下ろされている。


目の前に、ピンクの布地で隠されたふくらみ。
手で、ショーツの前の部分を両サイドとも中央に寄せる。
合わせ目の部分だけがかろうじて隠れている状態だ。
中心の亀裂へと続く左右の丘が、さえぎるものもなく姿を見せている。
女の体が作り出す光景、確かにヴィーナスの丘というべきだろうが、
単に、とても卑猥な情景だ。
しばらくそのまま見る。

喘ぎ声と息遣いが不規則に聞こえてくる。
「男にあそこを見られてる」
という羞恥が生み出す快感は、波のように押し寄せては引いている。
感情をそのまま映し出すように、
目の前の剥き出しの丘とショーツのしわが、ゆっくりと伸縮をくりかえす。
181139:02/03/30 17:07 ID:8diRmVwK
感覚に身を委ねている由紀に声をかけた。

「恥ずかしいだろう?、こんなとこを見られるのって。
 あれ、ショーツにしみができてるよ。
 こんなに濡れちゃって、、、」

「、、やめて、、そんなこと」

由紀の体全体からいたたまれないような恥ずかしさがあふれる。
「あっ」
しかし下半身は素直だ。
非難のあとの喘ぎ声を合図に、
ショーツの小さなしみが急速に大きく広がってくる。

二つの丘を2本の指が散歩する。
喘ぎ声がするたびに、しみはさらに拡大する。

濡れたショーツを脱がした。
何も体を隠すものがなくなった女。
こちらの肩をつかんで抱きつこうとしてくる。

両方の太ももを押さえてホールド。
そのままひだの合わせ目に舌をおろす。
入り口のそばの飛び出し気味のところ。
「あああっ」
大きな、悲鳴に似た声があがる。
合わせ目から、とろとろと液体があふれる。

少しずつ侵入していく。
粘り気はとどまるところを知らない。
182139:02/03/30 17:08 ID:8diRmVwK
入り口に着く。
入り口と周辺のひだが、なまめかしく動いてる。
一刻としてじっとしてはいない。

少しずつ移動する。
そしてクリトリス近辺でジャンプし、
皮をむかない状態で、上から下に舐めおろす。
由紀は私の頭を強くつかんで、背中を浮かしてのけぞる。
衝撃が強すぎて、「うっ」と言ったまま、
息もせずにブリッジをしたまま数秒間が過ぎた。
徐々に力が抜けて平らになったところで、もう一度舐めおろす。

左サイドを、間接的に刺激する。
右サイドも。
由紀は左サイドが好きなようだ。
ためしに直接舌でさわってみる。
とてつもない反応が返ってきた。
この子はじかに触らないほうがいいようだな。

両足を閉じて上からクリトリスを刺激する。
左側をゆっくりと間接的に刺激する。
空いた両手は乳首にあてて。
3箇所から受ける刺激に混乱気味の彼女。
今度は右手の指で入り口を刺激。
入り口は熱く、べとべとになっている。

受け止める快感を徐々に蓄積する女。
放つ声が少しずつ大きくなっている。
私の頭をおさえることもやめ、両手は枕をつかんで快感を耐えている。
183139:02/03/30 17:09 ID:8diRmVwK
太もものこわばりが最高潮に達した。
「ぅぅぅぅぅぅぅぅ、、」
そして絶頂が訪れた。
「ああっ」

驚いたことに、悲鳴と同時に私の頭の上をなにかが通過した。
それもふたつ。足元の床に着地した音。
前後関係からすると、、、枕だ。
二つ同時に。
変わった娘だ。

つまらない分析をしているうちに、
全力疾走後の息遣いから、だんだんおだやかな呼吸に変わっていた。
そっとベッドを離れ、今のうちにコンドームをつけておく。

そばにもどって、体を重ね、由紀にキスをする。
そのまま足の間に腰を入れ、両足で足を広げるように促す。
太ももで由紀の足をもちあげていき、体勢を整える。

一方で、しっかり硬くなってピクンピクンと脈動してる奴を、
由紀の入り口にゆっくりとあてる。
クリトリスの刺激が落ち着いたところに、膣口への新たな刺激。

そのままかすかに動いてみる。
最初はそれで満足していた由紀のようすが、、、変わってくる。
すこしだけ奥に入れる。
由紀の動きが止まる。一瞬の感覚も取り逃がさないような体勢。
元の位置まで戻してしまう。
もう一度同じように。
184139:02/03/30 17:10 ID:8diRmVwK
離れていこうとする腰を、由紀の足がはさんで遠ざけまいとする。
「どうして欲しいの?由紀。言ってごらん」
由紀は首を横に振る。
「言えない?」
縦に一回。
「言って欲しいんだ。由紀に。どうして欲しいかを。」
そう言いながら、入り口のあたりでは細かく動き回らせる。
耳元で囁くように言ってみる。
「いじわるじゃないんだよ。由紀にそれを言ってもらうと、とてもうれしいんだ。」
由紀の口元に耳を寄せ、返事を促す。

意を決したように小さな声で由紀が言う。
「、、い、、れ、、、、て」
「それじゃわかんないよ」

「、、入、、、れ、て、、、もっと、、奥、、まで、、」
「もう一度、はっきりと言わないとダメ」

「入れて、、もっと奥まで、、入れて、入れて!アアッ」

自分の口にした言葉があまりにも淫乱に思えて。
恥辱が生まれ、快感へと変わる瞬間。

リクエストにおこたえして、ゆっくりと奥へと進む。
その間も由紀の内部は、侵入するものを途切れなくしめつけている。
「あっ、ううぅ、ううぅ」
満たされた声を由紀が出す。
185139:02/03/30 17:11 ID:8diRmVwK
奥まで入れて、さらにぐっと押し付けるようにして、キスをする。
すべてが満たされた由紀の舌が、なまめかしく私を迎える。
今、唇さえも性器と化している。
2箇所でつながった愛の神の絵になりそうだ。ひとつに溶け合うモチーフ。

ゆっくりと動かす。
気づくと由紀の左足が右足に比べて高くあがっている。
こっち側が好きなのか、、、。
リクエストにあわせて挿入角度を変える。
一瞬驚いてあえぎ声が止まった。
でも次の瞬間にはボリュームがワンランクあがる。
体が激しく波打ち始める。

私に気づかれた事自体が、また羞恥と快感のサイクルを生み出す。
そのままスピードを上げていく。
由紀の乱れ方は半端じゃない。
「だめっ、いや、もう、あうぅ、」
そして2度目の絶頂を迎えた。私と一緒に。

今度は枕がないので安心していたが、それは大きな間違いだった。
両手で思いっきり背中を叩かれた。パシッと大きな音がした。
攻撃の後、由紀の両手と両足はドーンとベッドに投げ出された。
頭の中は真っ白だろう、おそらく。見た目は息が絶えた人のようだ。
心配になって口元に耳を寄せる。ちゃんと息をしてる。
気配に気づいて目を開けた。
抱きついてくる。

まるで子供のように。

   第一夜 終了
186139:02/03/30 17:17 ID:8diRmVwK
急襲!意表をつく続編UP攻め(責め?)

176-179 みなさんコメントありがとうございます
>>179
つい先日、パートナーに「どっちがいいんだろう」って聞いたら、
「口に入れても気持ちよくないけど、あそこに入れると気持ちいい。」
とのお答えをいただきました。そのとおりですね。
男ってバカで、そんな単純なこともわかってないわけで。

第二夜については、、、
「どうしても見たい? ほら、ちゃんとお願いしなきゃ。もっと大きな声で。
 いい? やめても? こんなになってるのに?」
187139:02/03/30 17:18 ID:8diRmVwK
age忘れた スマソ
188177:02/03/30 18:10 ID:N9BMkeEZ
>139
ゆ、油断していた…見事な責めだわ!
タイミングも、内容も…
これは個人的な好みだけど、折角の男性視点モノなんで、
もっと主人公の女に対するキモチの描写があると萌えるな〜
今のが十分イイっ!てのが前提での感想なんだけど。

第二夜については…
「…あぁ……!お願い…やめないで……!!」
まだ明るいうちから何書いてんだろ、私…(恥
1891-550:02/03/30 22:07 ID:ttSyjE/i
>139
いや、お見事…もしかして書き溜めていたでしょう?w
ちょっとじんわり。
フェラシーンについては、書き方によりけりって気もしますが。
女が男を責め立てて、男の興奮を受け止めて満足ってパターン(女性が能動的)や
行動自体は能動的なんだけど、それこそ「口が性器」みたいに感じていくってパターン。
あ、駄目だ…説明になってない、これで分かります?
後者の方が個人的には読んでみたいのですが。(藁

んで、第二夜…待ってますぅ。
「続けてくれないと…私…もう…止まらないから…」w
190139:02/03/31 00:24 ID:OEmSVozm
「室長、確かお出かけでしたよね、これから。
 さっきのプレゼン、私のほうでクラスBにアップしておきます。」
「ああ、そうしてくれると助かる。じゃ、あとは頼む。」

車で打ち合わせの場所に向かう。
信号待ちの間にふと考えた。

あの夜以来、何の変化も無い由紀。
あいかわらず、クールできっちりした仕事ぶりが続いている。
それでいいはずなんだが、なにか物足りない。

「わたし、、、、本当にあなたを好きになってしまうわ。、、それでいいの?」

私の遊び半分の気持ちを見透かしたようなあの言葉。
手のひらに余る白い乳房。私を迎え入れる時の声。
それに続く、けだもののようなSEX。
そして、子供のように私に抱きつく由紀、、、。

後ろからのクラクションが昼下がりの回想をさえぎる。
信号はとっくに青に変わっていた。アクセルを踏み込む。

打ち合わせは思ったより早く済んだ。
会社に戻ると、由紀を含めて数人しか残っていなかった。
時計を見ればまだ6時前、いつもより早いほうかもしれない。
仕事は残ってないが、メールをチェックして必要な返事をする。
思いついて、企画室→小山内と選んで、メールを送信した。
191139:02/03/31 00:25 ID:OEmSVozm
--------------------
このあいだの場所
メインダイニング
7時
会いたい
そして抱きしめたい
--------------------

送信ボタンをクリックしてからほんの数秒で、彼女のPCからメールの着信音がした。
由紀の席は私の正面で、全てがよく見える。

いつもと同じようにメーラーをアクティブにする由紀。
そして内容を理解したのだろう、顔がこわばっている。
しかし、動揺してこちらを振り向くようなことはしない。
画面を見つめ、しばらく考え込んでいる。
そしておもむろにキーボードをたたき始める。
あっけないほどすぐに終わって、クリック。

私のメーラーは着信音をはずしてる。二人ともそれを知っている。
受信ボックスが点滅する。新着を表示する。

--------------------
会いたかった
ずっと、、、、、、
--------------------

あやうく、こちらが動揺して彼女を見つめてしまいそうになった。
私の問いかけに答えてない小山内が、その短い文字の中にいた。
いつもの由紀ではない。
192139:02/03/31 00:26 ID:OEmSVozm
待っていたんだ、彼女。あれからずっと。
この瞬間に、私は由紀の想いの全てを受け入れてしまった。
かわいい。かわいい女。私のもの。小山内由紀という名の女。
おまえの存在が、私の何かを変えようとしている。
しかしそれに対して、躊躇する気持ちはまったく無かった。

先に社を出る。二つの予約をして、まだ時間が余る。
目の前のジュエリーの店に、なんとなく入る。
銀色に輝くイヤリングを見ながら、
「由紀の雰囲気には、プラチナやシルバーではきつくなってしまうか?
 ゴールドのほうが、、」
自分の考えてる内容に思わず苦笑してしまう。

店員が声をかけてくる。
「何かお探しですか?」
「特に、、」
そのとき、目の前のイヤリングに目が引き寄せられた。
バネ式の留め金を持つ、ゴールドのイヤリング。
ぶら下がるハートも小さく、由紀に似合いそうだった。
由紀はピアスの穴をあけてはいない。これだったらいいだろう。
勢いで買ってしまった。上着のポケットにねじ込んだ。

メインダイニングに着いたのは、約束の5分前。
名前を告げてるところに由紀が来た。時間に正確な娘だ。
二人して席に着く。
193139:02/03/31 00:29 ID:OEmSVozm
「ああいうのはちょっと危ないかな。」
「さっきのメールですか?」
「ああ。」
「ちょっとじゃなくて、『だいぶ』ですね。」
笑ってる。言葉とは裏腹に、男と女として会ってる今を喜んでいる。

食事を終え部屋に入る。
抱きしめ、キスをし、空白の時間を急いで取り戻そうとする。
私も、そして由紀も。

二人の気持ちが落ち着いたところで、体を離す。
上着を脱ごうとして、固いものに触れる。イヤリングだ。
「忘れてたよ。」
「なんですか?」
「はい、これ。開けてごらん。プレゼントだよ。」
ふたを開けて由紀が息を飲む。
「きれい、、、」
取り出してつけてやる。離れて見る。とてもかわいい。
窓のそばの小さなライトをつける。
室内がぼんやり明るくなって、窓が半透明の鏡になる。
由紀を窓に向かって立たせる。

イヤリングをつけた由紀がガラスに映る。その後ろに私がいる。
耳元のハートがきらきらと輝く。
「ありがとう。うれしい、、、」
由紀の目に涙があふれている。
「あれ、由紀らしくないな。」
「ちがいます。今の私が本当の私なんだと、、、思います、、、。」
194139:02/03/31 00:31 ID:OEmSVozm
彼女の告白に、私は言葉を失った。
できることといえば彼女を抱きしめることだけだった。

二人でベッドに入る。
全てを脱がせ、愛撫をしてる最中に、急に裸の彼女を見たくなった。
恥ずかしがる由紀に、強引に許しを得る。上掛けをとる。
何も隠すものがない女の裸。
身に付けるものはアクセサリだけ。単なる裸よりもっと挑発的だ。
白い肌の柔らかな曲線と陰影の中に、金色のきらめきが色を添える。
私の下半身の一部は、どうしようもないほど硬くなる。

しばらく見つめているうちにいたずら心が起きた。
そっとイヤリングを外す。いぶかる由紀。
外したイヤリングを胸のふくらみの頂上につける。
もうひとつも。
由紀は私の行動にただ驚くばかりで声が出ない。

悪乗りしたいときもある。
由紀をベッドから抱えあげ窓際に運ぶ。
「やめて、やだ、お願い、、誰かに見られる、、、、」
有無を言わさずさっきと同じところに立たせる。
「見てごらん。」

窓に映る裸の女。薄暗がりの中に乳房の陰影。くびれた曲線。太ももの翳り。
胸のふくらみのトップには金色の光。
由紀のふるえにあわせて揺れる、ハートのきらめきの残像。
195139:02/03/31 00:34 ID:OEmSVozm
うしろから、そのふくらみに手をかける。
私の手が乳房を下から包みこむ。イヤリングがすぐそばで揺れる。
目の前で展開される光景の生々しさに、由紀は思わず目をそらす。
「見なきゃだめだ。」顔を正面に向かせる。
片手で乳房をいたぶり、もう片方で太ももと尻をなでまわす。
徐々に前面に動かしていく。
出会ったことの無い不条理な状況と恥ずかしさに、なすすべもない由紀。
陰毛をかきわけるようにして、クリトリスのそばまでたどり着く。
すでに由紀は立っていることができない。
クリトリスの上のほうを触っただけで、ひざが力なく抜ける。
慌てて抱きかかえてベッドに運ぶ。もう十分だろう。

   続く
196名無しさん@ピンキー:02/03/31 00:46 ID:+h59PJ8V
>139
可愛いなぁ。イイ感じ♪
197139:02/03/31 00:51 ID:OEmSVozm
勢いはこわい。つい書いてしまいました。(w
>188
>189
見てますね、こまめに。驚きです。
今回は4時間ぐらいで一気に書いてからあげました。
前回も全く書き溜めてなくて、同じぐらいかかっております。
読み返してみてわかったんですが、皆さんのご要望は、
ストーリー展開にいつのまにか影響してますね。
>196
これ書いてる間に感想が、、。Thanks です。
1981-550:02/03/31 00:51 ID:wYikx4Gx
あ、寝る前にクリックしたら続いてた。。。
せっかくだから、上げておきます。w
1991-550:02/03/31 00:55 ID:wYikx4Gx

あ、ダブった、ごめんなさい。>139

>見てますね、こまめに。
みんな読みたいのよ。w
200名無しさん@ピンキー:02/03/31 14:44 ID:HnIGF7SK
>少しずつ侵入していく。
>粘り気はとどまるところを知らない。

この言い回し好きです。
139さんの書く文章はどことなく文学小説の匂いがする。
官能だけじゃなく、純文学も読んでみたいです♪

枕投げ、やけにリアルでした。
もしかして実体験?
由紀をもっと乱れさせてください!
早く続きがよみたいです。
楽しみに毎日チェックしま〜〜〜〜す。
201名無しさん@ピンキー:02/03/31 15:50 ID:wwErYJgA
202Nao:02/03/31 23:02 ID:VfHhNoIb
女性に読んでもらいたいです^^
よろしく♪
http://muvc.net/naoko1966/
203名無しさん@ピンキー:02/04/01 04:22 ID:0NaDo5Rw
139さんの続き楽しみにしてます!!
204名無しさん@ピンキー:02/04/01 08:30 ID:WJwNIPNe
202(Nao)さんへ
見る順番にもよるんですが、202さんのページ文字化けを起こします。
text/cssとの兼ね合いは、私、知らないんですが、
<META content="text/html; charset=x-sjis" http-equiv=Content-Type>
を<head>〜</head>内に配置すればとりあえず解消します。
見に行く人が混乱すると思われますので。
202さん直しておいてくださいネ。
205188:02/04/01 16:14 ID:F9vuQq8W
>139
ROMってた時はそうでも無かったんだけど、
カキコしたら気になるのでこまめに見てマス。
それにしても書くの早〜い!すごい。
第2夜さらにイイ!
も、もしかして私の個人的な要望を取り入れてくれちゃったのかな?
ありがと〜。かなり萌え萌え。
遊びの関係を愉しんでる微妙なカンジがよく出てて。
イヤリングプレイ(笑)もHで…

>189=1-550
フェラシーンについて、私も禿同!
後者のがいいなあ。
206139:02/04/02 00:00 ID:EAo++PjQ
こんな時間に、このスレで君に会えるとは思わなかった。
来てくれたんだね。
でも、今日は言わなければいけないことがあるんだ。
私は君の声を聞いたことがない。一度も。そう、一度もだ。
目の前にいるはずの、君の気持ちがわからない。

忘れてしまったのかい、あの夜のことを。
私の手のひらの中で徐々に硬くなっていた君の乳首。
君の髪のにおい。恥ずかしそうに閉じられたその太もも。
あの夜のすべてが、私の記憶の中に今も鮮明に残っている。
でも、どの場面でも君の声が欠落している。
たった一言でもいい、話しかけて欲しい。
ほんの、少しでも、、

 口でしていて、感じてしまった経験があるんだろ?

 自分から攻めるのが好き、そうだろ?

 そんな女の小説を読むと萌えるのか?

 どれもありのままの自分じゃない、そうなのか?

   名前:[空欄のまま]  E-mail : sage
   123
207名無しさん@ピンキー:02/04/02 03:33 ID:8fITZUH4

 >自分から攻めるのが好き、そうだろ?

よく、わからない、、、でも好きな人に悦んでほしいから、あなたの喘ぎ声を
子守唄にしたいから。そしてあなたの悦びを、私のモノにしたいの。
声を出して、、感じてるっておしえて、、そうしたらもっと嬉しい、、、。

 >口でしていて、感じてしまった経験があるんだろ?

感じてほしくて、夢中になって、、キスしたり舐めたり咥えたりしているうちに
私の口がなんだか不思議な音をたてはじめる。
その音を聞きながら、食事をしたりワインを飲んだりする口、、、なのに全然ちがうモノ
他のモノになりかわってしまったみたいに思う。
大事なモノを受け入れるためだけに、存在している、そんな気がして、感じてしまう。
まるで夢の中にいるように、、、とろけてしまう、、、。

そう、そんな小説を読むと、切なくなって、誰かの前にひざまずきたくなる。

私の声が届きましたか、、、?どれもありのまま、、そのままの私なの。
208139:02/04/03 01:56 ID:6NDBmXQJ
207、いや、君のイニシャルでYって呼ぶよ。
名前で呼んで他の人の反感を買いたくはないからね。

Y、ありのままの君を伝えてくれてうれしいよ。
第3夜ではおそらく君の希望を叶えることができると思う。

K、起きてるかい?
君の話も聞きたかったのに、黙ってままだね。
今からでもいい、声を聞かせて欲しい。待ってる。
209205:02/04/03 10:52 ID:4bWxT9qC
K…が私のことかしら…?それとも他の女と間違えているのかしら…
いいわ、どちらでも。私達の間に名前なんて関係ないもの。
あるのは押さえきれないこの昂りだけ……そうでしょ?

私の絶句は、そのままあなたへの答えになってしまった気がするわ。
あなたの言葉に喘いでいただけなのに。
羞恥心が体を駆け巡るようで…
あぁ、言わないで…分かってるから。
恥ずかしいのは私がそれを意識しているから。自分の淫乱な心を。
>>207はすばらしいわ。ありがとう。
あなたの言葉があんまり素敵で、惚けてしまったのも事実よ。
まるで、つたない私の言葉を代弁してくれるかのようで。
あなたのおかげで私、少しだけ素直になれそうよ。
>>139。そう、そのとおりよ。あなたの問い、すべてYESだわ。
自分で自覚が無かっただけなのね。
口の中ででそれが脈打つ度、いつも不思議な満足感を覚えるのに…。

それにしても貴方、ほんとうに責め上手ね。
210139:02/04/04 01:15 ID:Uzmdysx2
ベッドの上、横にした由紀に覆い被さり、深いキスをする。
胸を圧迫すると痛いだろうと思って、体重をかけないようにする。
非常識なほどの羞恥から開放されて安心したのか、唇がはげしく私を求める。
そのしぐさに、私を非難する色はまったく見えなかった。
由紀の舌が卑猥な動きで私の舌に絡みつく。あきることなくいつまでも。

体をずらし、下半身に手を伸ばした。
入り口近くのひだを触ると、指に粘り気がまとわりつく。
さらに奥に進める。
息を詰めていた由紀は、入り口に指がたどり着くと同時に、
ふさがれた唇から「うっ」とくぐもった声を出した。体が震える。
入り口の周囲を散歩する指の接触に合わせて、うめきが連続する。
指をはずし、唇を離す。深い安堵の吐息がもれる。

こんどは、唇と舌と指先で、体中を愛撫する。
どこにも通過しない所がないくらい、体中を。
直接的ではない穏やかな愛撫は、まちがいなく由紀の中で蓄積されてゆく。
今も乳首についているイヤリングとともに。

足元に移動して、両足をつかむ。広げようとした。
抵抗があった。2度目とは言え、あえて強要するつもりは無かった。
両膝の作る隙間に唇をつける。間に舌を差し入れる。動かす。
たまらず由紀の足が少し開く。顔を入れる。
両足の間で、徐々に顔と唇を移動させる。閉じようとしても無理なように。
同時に両手で足をつかんで膝を立てるようにもっていく。

由紀のそこを隠すものはなにもない。剥き出しのまま。
再び襲う羞恥に、私の視線に、由紀は声をなくしている。
211139:02/04/04 01:18 ID:Uzmdysx2
「とってもきれいだよ、由紀のあそこ。」
賞賛を受けた嬉しさよりも、恥ずかしさに由紀は身をよじる。
唇をつけようとした。
「やめて、、」
消え入りそうな声を出すとともに、私を引き寄せようとする。
かなり強引な雰囲気がある。
「どうしたんだ由紀?この前は許してくれたのに。」
「もういいの、、、」
「もういいって、、、もしかして、、もう挿れて欲しいのか?」
コクンとうなずく。

乳首のイヤリングからの刺激、そしてそれに伴う羞恥、官能。
由紀のそこが、すでに私を求める段階に来ていた。
イヤリングを外し、枕もとに置く。由紀の体を傷つけるのはやだ。
明かりを落とした。外からの街明かりの反射だけで、ほとんど顔も見えない。
コンドームを付けにベッドから出ようとした。

「このまま、、、お願い、、、」
「でも、、、まだ。」
「大丈夫、、、、」
「えっ?どうして?」
「、、このあいだから、、ピル、飲んでるから、、」
恥ずかしそうに由紀が告げた。

私と彼女の間のコンドームにさえ、由紀は違和感を覚えていたのだろう。
私をありのままに受け止めたい。それが由紀の希望なんだ。
快感の為ではなく、私とのふれあいを大切にしたいから。

「触れ合いたいのか、、、」
私の独り言のような問いかけに、再びコクンと由紀がうなずく。
212139:02/04/04 01:19 ID:Uzmdysx2
由紀の気持ちは、いたいほどよくわかった。
淫乱な女に思われることがイヤで、言いにくかったのだろうことも。

由紀の入り口にあてがう。待っている由紀。
私に満たされる瞬間を、今か今かと。
奥まで入れる。抱きしめ、キスをする。
全く動かさず、触れ合っているたがいの皮膚で、細かい感触を追い求めあう。
そうしているうちに、私を包む由紀の内部が怪しい動きを始める。

奥のほうの上の部分が、さかんに先のほうに圧迫を加える。
それもくねるような動きで。接触面積と圧力が強くなる
由紀の上半身はすでに半分反り返った状態になってる。
うわごとのように、同じことばをくりかえす。
「いい、、いい、、いい、、」
「由紀、、由紀、、」
「いいの、そこが、、とっても、、ああっ、いいの、、いい、、いい、、」
一気に登りつめていく由紀。
そのまま絶頂を迎える。

由紀の呼吸が落ち着いたところで、大きく動かし始める。
なだらかに降りてきていた由紀が、再び上昇を始める。
前と同じに、左足が余計に上がっている。
挿入角度を変えると、お約束のように由紀の声が大きくなる。
両足の角度がさらに上がっていく。
さらに奥までさらに激しく。由紀が無言で要求している。

由紀の手に私の手をからませる。強く握り返してくる。
口を開けたまま意味をなさない言葉が吐き出される。
私の分身は、入り口、中、奥、どこともつかない肉ひだにもてあそばれる。
とってもいいよ、由紀。
213139:02/04/04 01:20 ID:Uzmdysx2
そして大きな絶叫と一緒に、2度目の頂上へと由紀は登りつめた。
熱くなったひだに包まれた私は、
その強烈な締め付けに、一気に射精へと導かれる。
由紀の中に、私の精液が何度も注ぎ込まれる。

時を経て、緩やかに由紀のこわばりが解ける。
私の腕に抱かれた由紀は、
アフロディテのように、おだやか表情をたたえていた。

体を離そうとしたら、由紀が止めた。
「このまま、、」
「えっ」
「、、このままがいいの、、」

しばらくこうしていよう。
由紀がそうして欲しいのなら。

「お願い。」
「なんだい。」
「遠くに行かないで。わたしの手がとどかないくらい遠くへ。」
「行かないよ。」
「ほんとに?」
「もちろんだよ。」
「死んだりしたら駄目。」
「なんでだよ、こんなにピンピンしてるのに。」
214139:02/04/04 01:23 ID:Uzmdysx2
いつのまにか由紀の瞳に涙が浮かんでいた。

「あなたのそばで、あなたを見ているだけで、わたし、幸せだった。
 そう思うことで長い間自分の気持ちを押さえていた。でも、今は違うの。
 こうしてあなたに抱かれて、あなたのぬくもりを覚えてしまった。
 あなたの優しさを知ってしまった。
 あなたが死んでしまったら、、、、
 わたしには何も残らない、何も、、、。」

私の胸を由紀の涙が濡らしていく。嗚咽が止まらない。
「ここにいるよ、ずっと。だから、泣かないで。
 ほら素敵な笑顔が台無しだよ。」

泣き笑いの顔を見せる由紀。
彼女に悲しい思いだけはさせたくない。そう思った。

   第二夜 終了
215139:02/04/04 01:32 ID:Uzmdysx2
ふぅ、第二夜がやっと終わりました。
ネット上の友人から、「由紀をこれ以上いじめないで」
とのメールが到着したため、途中から演目を、
トリプルアクセルからダブルアクセルにダウンした感じになってます。
第三夜は、いじめなしでも「おな感」の名に恥じない構想が、
すでに出来上がっております。ご期待ください。
2161-550:02/04/04 09:54 ID:kwl/6psI
>139さん
第二夜 終了お疲れさま&ありがとうございます。
イヤリングプレイについて…前半部で、可愛いけどビジュアル&羞恥だけ?と思って
いたのですが、蓄積刺激になるんですね。そういえばバネ式だった。(納得
男性視点の膣内描写に萌え〜、ちょっとゾクッときました。
>>206 あたりで、正直 固まっていました…この先どないなるねん、と。w
(ロムしながら、そう思ったヒト多いはず!
読み手参加型?方式で良かったのですか?(はずしてない?…不安
>>208-209
レス読んでホッとしました…でも悪戯みつかった子供のようです。。。

>いじめなしでも「おな感」の名に恥じない構想
それでは第三夜、楽しみにしています。

また萌えさせて下さいね。             ( by Y
217K(209):02/04/04 10:38 ID:1RSlW/X8
おはよーございます。朝のお勤めに参上。
と思ったら、続きが上がってる〜!ありがと〜〜!!
>139
さらに激しいSEX…深みにハマる2人…
それにハマる私(笑)
第3夜もよろしくおねがいしま〜す

>Y…(笑)
やっぱり1-550だったのですね。どーりで上手いわけだぁ。
218139:02/04/04 22:55 ID:IJJoFebT
私は、サンフランシスコから成田に向かう便に乗っていた。
由紀との2度目の夜から、既に1ヶ月が経とうとしている。

朝、私はコーヒーを飲みながら、昨夜の由紀を思い出していた。
二人で過ごした時間の中、すべてをさらけ出していた彼女が可愛いと思った。
おそらく数ヶ月のうちに、心から彼女を愛してしまうに違いない。
たとえ、たどり着く場所が、出口のない迷宮であったとしても。

海外事業部長からお呼びがかかった。
話を聞いて、前の晩の余韻が一瞬にして吹き飛んだ。

シスコの支社長が急病で倒れた。
正式な後任が決まるまで、ピンチヒッターが欲しい、と現地から希望が来てる。
シスコ支社に何年か籍を置いたことのある私に、白羽の矢が立った。
次長がいるはずなのにと思ったが、次長は現地採用のアメリカ人だという。
はんこを持ってないのが、支社長代理になれない理由なのか?
そんなジョークが浮かんだが、口にすることはやめた。
理事クラスに頭を下げられては、嫌といえるはずもなかった。
期限は1ヶ月。
即OKして、企画室の業務引継ぎに1日。支社の現状のブリーフィングに1日。
3日目には成田から飛び出すという強行スケジュールだった。

シスコ到着から4週間が経過した。つじつまだけは何とか合わせた。
そして、約束どおり、本社から新支社長が到着。
商工会議所の6Fで、夕方、地元の有力者を集めてパーティーを開いた。
一応の顔つなぎが終わって、夕暮れの Golden Gate Bridge を眺める。
突然、気づく。この1ヶ月、街の景色を見る事さえ無かったことに。
そして、日本で待っている一人の女のことも。不思議な切なさと共に。

到着ロビーから家に電話を入れた。軽い気持ちで、企画室にも電話した。
驚いたことに小山内が出た。まだ朝の7時半だというのに。
219139:02/04/04 22:58 ID:IJJoFebT
「お帰りなさい。」
私はそのことばを聞いただけで、全てを理解した。
確かに到着便はメールで知らせてあった。
だが、私の声を少しでも早く聞くために、小山内はそこで待っていた。
来るかどうかもわからない私の電話を、彼女は待っていた、、、

「これからそちらに戻る。9時ごろの予定だ。
 お偉いさんに挨拶したら、すぐブリーフィング、」
「はい、昨日のうちに用意してあります。」
「わかった。じゃ。」

私の動揺をそのまま見せるのに、ためらいがあった。
由紀のようには素直になれない自分がそこにいる。

帰国挨拶を済ませて企画室に戻った。彼女を見る。
「もう、よろしいんですか?会議室はおさえてありますから、いつでも。」
「みんな。1時間で終わらせるから、電話は折り返しにしてくれ。頼む。
 行こう。大特急で済まそう。」

書類を持った彼女と一緒に2フロア上の会議室に向かう。
彼女がテーブルに書類を置く。同時に、私が部屋の鍵をしめる音。
こちらに振り返った由紀を、思いっきり抱きしめる。
突然のことに、体をこわばらせている。
でも次の瞬間には私の背中に腕を回し、顔を胸にうずめてくる。
肩が震えている。素肌に着た私のシャツが濡れるのがわかる。
耐えてきたさびしさが私にぶつけられる。
由紀の香りがした。
220139:02/04/04 22:59 ID:IJJoFebT
どれぐらい、そうしていたのだろうか。
あごを持ち上げるように由紀の顔を上向きにして、
軽いキスをしてからゆっくりと体を離した。

少し距離をおいて、彼女はハンカチで涙をぬぐいながら私を見てる。
上から下まで、記憶と照合するように。
突然、由紀が「クスッ」と笑った。なにがあったんだ?

由紀の視線を追う。
私のズボンの一部が変な形に盛り上がっていた。
そういえば仕事オンリーの1ヶ月で、こいつのケアはしてなかった。

由紀が近寄ってくる。無言で、私の前にひざまずく。
ズボンのファスナーに手を掛ける。

「由紀、、?」

おもわず声を掛ける。
由紀は私を見上げて、先ほどの問いかけに答える。小さな声で。

「お願い。」

ファスナーを降ろして、やんちゃ坊主をなんとか引き出した由紀。
なんのためらいなく、唇で迎え入れた。
いかにも普通のことのように、薄い紅色をした由紀の唇に、私のものが。
目の前に展開されるシーンの強烈さも手伝って、強い快感が私を襲う。
私の分身は強烈な硬さになる。実際、痛く感じるほど。
彼女の口の中で、とても激しくピクンピクンと脈打っている。
その脈動さえいとおしむように、由紀の薄紅色の唇が私にまとわりついている。
221139:02/04/04 23:01 ID:IJJoFebT
私の尻を両手でつかむようにして、由紀の顔が動き始めた。
唇が、舌が、そしてのどの奥も、
すべてのパーツが意志をもって、私を包み、粘りつき、さらに絡み合う。
私に快感を与えるために、由紀は体のすべてを投げ出す。

唾液と唇がもたらす卑猥な音の中に、かすかに由紀の喘ぎ声が混ざり始めた。
この行為そのもので、由紀はまちがいなく感じ始めている、、、
私は、呆然として、ただ由紀の髪を撫でていた。

今、由紀は、私の快感のための奴隷ではない。
自分自身が、この行為の中に、快感をむさぼることに目覚めてしまっていた。
彼女の欲望は、より深い快楽を求めて加速する。自らのために。
そして、それは同時に私のためでもあった。

由紀のうめき声が響く。
「うっ、うっ、んんんっ」
私も押さえきれず声を出してしまう。
「由紀、いいよ、、、由紀、素敵だよ、、」
由紀の唇は性器と化している。
私のものから、すべての快感を享受しようとして、あやしくうごめいている。

終わりが近づいてるのがわかる。もう耐え切れない。
放出に備えて、ずっと下の根元のほうが硬くなっていく。
「由紀、出るから、、、」
由紀は小さく首を横に振る。このままでいいのか?
「由紀、、本当に、、」
喘ぎ声をさらに大きくしながら、由紀は動きをやめようとはしない。
222139:02/04/04 23:02 ID:IJJoFebT
そしてそのときが来た。
由紀の口の中で、それは断末魔のように脈打ちながら、
大量に精液を吐き出し始める。
由紀は動きを止め、それを受け止めようとしている。
少し仰向きのその顔は、目を閉じ、
注ぎ込まれるものをいとおしむ、穏やかな表情をたたえている。

こんなにも私を愛してくれている由紀がそこにいた。
私をコントロールしていたものが、音を立てて砕け散る。
ありのままの自分が、言葉になる。
「大好きだよ、由紀。」

由紀がちょっと口を離した。
私の目の前で、口の中のものをそのまま飲み込んでしまう。
のどを通過する私の精液に、首を少し傾げ、満ち足りた声を出す由紀。
そして、再び私のものを手にとり、先のほうを咥える。
キレイに舐めまわして、そして、、、

私を濡れた目で見上げる。

「欲しいのか?」
私は由紀に聞いたのだろうか?
それとも自分に?

由紀を立たせてテーブルのほうに向かせ、タイトスカートをまくる。
ストッキングとショーツを、もどかしく一度におろす。
由紀は自ら上半身をテーブルに伏せ、無防備な下半身を私に向ける。
太ももまで透明な液体がたれている。
私が見つめていることで、余計感じているのか、
誘いかけるように、ひだがあやしく動いている。
次々と愛液が吐き出され、くさむらと太ももを濡らす。
223139:02/04/04 23:03 ID:IJJoFebT
由紀の背後から、一気に貫く。奥まで押し付ける。
満たされなかった月日を補ってやれるぐらい奥まで。
由紀は自分の右手を口に押し当てている。
それでも声が漏れるのを、完全には押さえ切れない。
くぐもった由紀の声と、私の息遣いが部屋を満たす。

少しずつ前後に動く。
不自由な体勢なのに、私の動きに合わせて、由紀の腰がくねる。
尻、そして腰をわしづかみにして、膣を蹂躙する。
由紀の体は喜んで私の暴虐を受け入れる。
手を強く噛んでいることが意味をなさないほど、由紀の声が大きくなる。

既に刺激の頂点に近いところにいた二人にとって、
そう長い時間は必要なかった。

「あっ、あっ、あっ、、もう、ダメっ」
「由紀、、由紀、、いくよ、、」
私が再び大きな脈動とともに精液を吐き出し始めた瞬間、
「ああああああああっ」
由紀の体が大きくのけぞる。由紀も絶頂を迎える。
私の脈動をつかまえるように由紀の収縮が同期する。
二つの動きがおさまっても、私たちは残る感覚に身をゆだねていた。

由紀の抱いていた愛情のエリアに、
私の愛情は、完全に、隙間もなく、オーバーラップしてしまった。
それは同時に、出口のない迷宮に二人が踏み込んでしまった瞬間。

逃れることすらかなわない、ラビリンスに。

 『ラビリンス(迷宮)』 完
224139:02/04/04 23:20 ID:IJJoFebT
はい、ここまでやってしまいましたね。
二人の女性のおだてに乗って、いったい、なんてことを、、
しばらく普通のおじさんに戻ります。
と言いつつ、男と女が綴るスレッドリレー小説もいいかな?なんて、、
2251-550:02/04/05 04:09 ID:D+I873JD
あぁう〜〜、それで何で「完」なんですか…まだほんの『ラビリンス(迷宮)』の入り口ですよ。w
>二人の女性のおだてに乗って
いや、ちゃいます…みんな息詰めて読んでるんですって。(きっと、、多分
>しばらく普通のおじさんに戻ります。
戻らんといてくださいっっ!!
>男と女が綴るスレッドリレー小説もいいかな?なんて、、
ちょっとイイ!かも…誰か手ぇ上げない?w

フェラシーンについて…う・うれしい…こーゆーの読みたかったんですよぉ。(感涙
でも自分から希望を出しておきながら、読みながら自爆してしまひ…逝ってきます…撃墜。
226K:02/04/05 09:41 ID:3Af8E+42
>139
お疲れさま〜&ありがとうございました!
つくづく器用な方だな、と思いました。
私達の要望(ってゆーか妄想)を上手い具合に調理してくれてるなぁと。
終わってしまうのは寂しいですけど、上手い引き際だと思います♪
違うのをぜひ……とおねだりしてみたり(はぁと

>1-550
私も撃墜。一緒に逝ってまいりましょう♪

スレッドリレー、難しいかも、だけど
次の書き手さん&話題待ちながらちょっとづつやってみても面白いかも……
2271:02/04/06 05:56 ID:ZmJwrGeI
http://www2.gol.com/users/kyr01354/links/index.html

当スレおよび前スレで紹介された本とWEB作品のリストです。
24さんのまとめてくれたものをリンクチェックして、
一部修正、追加しました。お使いください。
228名無しさん@ピンキー:02/04/06 15:23 ID:cgKseYZN
>1
ごくろうさまです!ありがとうございました。
早速頂きました。ごちそーさま〜
229ぢつわ24=46:02/04/06 15:56 ID:gz2unDEv
>227
>リンクチェック
これがいちばん大変なんですわ。
コツコツ再度調べて下さったのね。
感涙(T▽T)でございます。
2301-550:02/04/06 20:59 ID:tonnHkYA
>>227
すごい労作…しばらくこれで楽しませていただきます。
ありがとうございます。
231名無しさん@ピンキー:02/04/10 14:40 ID:JhYBx26K
えっちリンクあげ
232名無しさん@ピンキー:02/04/10 15:32 ID:wf9WJEfP
233139:02/04/13 16:04 ID:26AH/lVh
「ずいぶん殺風景だね。由紀の部屋って知らなきゃ
 男の子の部屋って思っちゃうね、絶対。」

古い女友達は、私の部屋に入るなり、そう言った。
ついこの間のことだ。

濃い茶色の柄のカーテン。
ダークなフローリング、中間色のソファー。
パイプベッド。グレーのベッドカバー。
黒とシルバーの配色のコンポステレオ。
ここまでで、女の香りがかけらもない。

そこにいる女というと、
デニムのスカートとフリースって、
いつもの、色っぽくない地味ないでたち。

唯一、女っぽいと言えるかもしれないのは、
テーブルの上のアロマ。今日はカモミールの香り。

「由紀って、高校の時、全然男子に興味が無いって感じでさ、」
「そんなこと無かったよ。」
「うそ、誰から手紙貰っても、ゴミ箱にポイだったじゃない。」

確かに、そうだった。でもそれは少し意味が違う。
読んでしまって、その人の気持ちを知ってしまったら、
多分その人の好意を断れなくなる、と分かっていたから。
234139:02/04/13 16:05 ID:26AH/lVh
私は自分の弱さがわかっていた。
まわりの友達は、つかず離れずで男たちと付き合うすべを知っていた。
私はそれほど器用じゃなかった。みんながうらやましかった。

高校、大学と、私は特別な彼氏ができることもなかった。
一度だけ、なりゆきで夜を過ごしてしまったこともあったけど、
その人とはそれっきりだった。
私に残ったのは、好きでもない人と体をつないだ後悔だけだった。

会社に入って、企画室に配属。
あの人はそこにいた。自分でも情けないぐらいの一目惚れ。
既に結婚していて、私の気持ちを表に出すことは許されなかった。
少なくとも好きな人の為に精一杯のことをやろう。
気に入ってもらおう。

自分の感情を隠すために、クールに振る舞う芝居を覚えた。
たいして必要のない眼鏡をかけた。仕事のできる女になろうとした。
そうすれば、いつもそばにいて話ができる。
それだけが私の幸せだった。

そうだった。
あの日までは。

キスを交わし、腕に抱かれ、心も体も深くつながって。
決してそんな日は来ないと思ってあきらめていたのに。
あの人のぬくもりは、いつでも私にやすらぎを与えてくれた。

これでいいんだ。私が望んだことだった。
くよくよするなんてどうかしてる。
235139:02/04/13 16:06 ID:26AH/lVh
心の整理がついて、取り込んだままの洗濯物を片付け始める。
一段落したら、外の空気を吸いに出かけようと思った。

一応、携帯も持った。何のために?番号を教えてもいないのに。
言い訳は得意じゃない。特に自分には。

エレベータを降り、外に出る。晴れている。
とりあえず、アロマショップに行こうと思った。

3連休もあと1日。明日は何しようか。
とりとめもなく色々なことを考えていた。
突然、着信音がした。
まさか?
そんなことはないよ、由紀。もう一人の自分が冷たく反応する。
見たことのない番号。歩きながら耳にあてた。

「もしもし」
この声は、、、
「もしもし」
「はい」
「由紀?」
「はい、そうです。」
立ち止まってしまう。あの人だ。

「ちょっと、会いたいんだけど。」
どういうことなんだろう?大丈夫なの?お休みの日なのに。
「少し時間が空いたから。」
理由はいらない。会えるなら。今、会えるなら、、
「今、、、どこにいるんですか?」
「君の後ろ。」
236139:02/04/13 16:07 ID:oUAnTqDX
思わず振り向く。
そこに立っていたのは、まちがいなくあの人だった。
やっとのことで、かけよって抱きつきたい衝動を押さえた。
立ちつくす私を見て、近づいてくる。

「こんにちは」
「、、こんにちは」
変な雰囲気。二人とも妙にぎごちない。


沈黙を彼が破る。
「遠出しようか。車で来てるんだ。」
「えっ」
「だめ?」
「そんなことない。全然。」つい、大きく首を振ってしまう。
時間はもてあますほどある。

「じゃ、お泊りの支度しておいで。」
予想もしない言葉に私は固まってしまう。
耳元に彼が口を寄せた。
「朝までず〜っと、由紀を可愛がってあげたいんだ。いや?」
私は耳まで赤くなっていたに違いない。
ぎりぎりのところで自分を取り戻して、言った。
「車は?」
「さすが。立ち直り早いね由紀は。車は、ほらあそこ。」
「じゃ、支度する間、車で待っててください。すぐ来ます。」
「そうだね、そうするか。」
237139:02/04/13 16:09 ID:oUAnTqDX
部屋に戻って、荷物を詰める。
たかが一泊なんだから、たいした量にはならない。
下着をつめる時にふと手が止まった。
どれがいいだろう。
明るいところで見られても大丈夫なのは、、、、
いやだ。なんてこと考えてるんだろう。
適当に下着を選んだ。
そして、ジーンズではしょうがないので、それなりの服を選ぶ。
彼の服を思い出して、あんまりアンバランスじゃないのを。
ハートのイヤリングは忘れずにつけた。
鏡の前で、一応化粧する。すっぴんではあんまりだろう。

鏡の中の私は、ウキウキした表情を隠そうともしない。
はしゃぐ心が、手元を狂わせる。
口紅のラインが決まらない。やりなおす。
やっとできた。
時計を見ると結構時間がたってる。急がなくちゃ

助手席に乗ると、私を見て不思議そうに聞いてきた。
「あれ、眼鏡は?」
「コンタクトしてるんです、普段は。」
「そうなんだ。」
「なんか、違和感ありますか?」
「違和感はないけど、、怖くなくて、とてもよろしい。」
「そんなに怖いんですか?私、会社で。」
「いや、私にとっては単に可愛い女だから問題はない。」
はぐらかされる。でも、返す言葉に困ってしまう。
238139:02/04/13 16:11 ID:oUAnTqDX
沈黙を救うように車が動き出す。
どこへ?
私の疑問を雰囲気で感じたのか、話し始める彼。
「やっぱり定番なら熱海でしょう。行く先は。」
「それってあまりにも古くありません?」
「そう。それが問題。ということで、那須のペンションにしたよ。」
「この季節、寒そう。」
「支障はない。ベッドの中で抱き合ってれば関係ないだろ?」
どうしてこう話がそっちに行くのか。男って嫌い。

車はかなりのスピードで走ってる。横顔を盗み見る。
この人と今、こうしていることが夢みたいだ。

「あのさ、」
「何ですか?」
「そのイヤリング、気に入ってくれてる?」
「ええ、とっても。それに初めて頂いたものですし、、」
「それに、とても刺激的だし、、って?」
私は彼の太ももを思いっきり平手でたたいた。

「ドライバーをそんなふうに扱っていいのか?」
「ヘンなこと言うから、、」
「できれば、もうちょっと上のほうを、もっとやさしく、、」
「知・り・ま・せ・ん!」
239139:02/04/13 16:13 ID:oUAnTqDX
もう少し、あやしい雰囲気になるかと思ってたのに、
とんでもない成り行きだ。
でも分かってる。ちゃんと。
今、私たちは単なる恋人。他のことは何もいらない。
彼は、私にそう言いたくて、おどけて見せてる。
やさしさが私を包みこんでくれてる。

那須インターをいつのまにか降りて、並木道を走っていた。
小さな道に入り、ゴルフ場の横を通り過ぎて、ペンションの前に止まる。
荷物を持って玄関をくぐる。夕暮れが迫っていた。

「東京から来た山賀ですけど。」
「はい、こんにちは。確かに承ってますよ。一泊ですね。
 道路、混んでませんでしたか?」
「途中、ちょっと渋滞に巻き込まれましたけど、なんとか。」
平然と答えてる、彼。やっぱり度胸あるな。
「じゃあ奥さん、疲れたでしょう。」
え、私のこと?あ、そうだよね当然。
「いえ、それほどでも。」
「よかった。じゃこちらにお名前を。」

山賀 誠一
   由紀

不思議な思いで記入された名前を見ていた。
「ほら、行くよ。」
現実に引き戻され、部屋に案内される。
240139:02/04/13 16:15 ID:oUAnTqDX
部屋の中は二人きり。言葉のとっかかりが見つからずにいた。
「お風呂行こうか。」
唐突に言われた。
「ここには露天風呂があるって言ってたよ。ちょっと汗流そうか。」
そうしよう、今日は体中ピカピカにして、、、あっ、、
「いくぞ。なにボーッとしてるんだ。」
「あっ、はい。」
着替えを持って、お風呂に向かう。

二つのお風呂があって、片方は露天風呂。
「いこう、あいてる。」
「?」
「二人だけで、はいるんだ。鍵がかけられるんだ、ここ。」
ひきずられるように中に入る。でも面白そう。

さすがにここで、彼の目の前で脱ぐのはつらい。
「先にはいってて。すぐ行くから。」
無理は言ってこない。手早く脱ぐと浴室に消えていく。
脱いだものを、下着を下にしてたたんでから、
小さなタオルで気持ちだけ前を隠して、浴室のガラスをあけた。寒い。

木の床と、そのまますっと入れる檜のお風呂。
ふちだけがかすかな段差になっている。ちょっと幅広で。
真正面だけ壁がなく、外が見える。近くの小川の音がする。
外はほとんど薄暗いのに、浴室はかなり明るい。どうしよう。
「そこの左手にスイッチがあるから。」
スイッチを押すと、灯りが消えた。薄闇になる。
桶でお湯をすくい、少し流してからお湯に入る。
241139:02/04/13 16:16 ID:oUAnTqDX
「もっとそばにおいで」
そばに行く。並んで座る。
彼の手が私の頭を肩に押し付ける。
肩にもたれて、並んで外を見る。顔だけが冷たい。
「気持ちいいね、露天風呂って」「そうだな」
ちょっと無言。
やさしいキスが降って来た。受けとめる。
唇を離して顔を見合わせる。
「来てよかった?」「ええ」

肩にあった彼の右手が、いつのまにか背中に降りていた。
背筋に不思議な感覚が走る。
そのてのひらは脇腹を通過して、タオルの下にもぐりこむ。
右の胸をさわってる。おだやかな気分になる。
「、、、、、あっ」
突然乳首に触られて、声が出る。その声は暗闇に吸い込まれる。

今度は別の手がタオルをはずす。そして左の胸をつかまれる。
そして首筋にキス。
だめ、ダメだってば。私、変になりそう。
「そうか、由紀、そんなに気持ちいいんだ。」
ばれてる。なんでわかるんだろ?
やわらかく揺り動かすようにしている二つのてのひらが、
時折乳首を刺激する。予想できないタイミングで。
そのたびに体がビクッとなってしまう。壁に声が反響する。
242139:02/04/13 16:17 ID:oUAnTqDX
左の胸に置かれた手が離れ、私の左手をつかむ。導かれる。
その先にあったのは、とても硬いもの。
手のひらで包んだ。
それは手の中で大きく暴れる。ピク、、ピク、、
「由紀のだいすきなもの、、、だろ?」
そう、私の中に押し入って来るときには、
とても幸せな気分にしてくれる。
動き始めると、今度は狂おしいほどの快感がもたらされて、
私はのぼりつめてしまう。
何度も、何度も、、くりかえし、、、

「何考えてるのかな〜、由紀ちゃんは。
 もしかして、、これが入ってくるときの事思い出してた?」
だめ、どうして全部分かってしまうの。
「答えがない。しょうがない、ちょっとチェック。」
彼の手が下のほうに伸びてくる。
「だめっ、やめてっ」間に合わなかった。
彼の指がひだの間に分け入る。
さっきから、ぬるぬるしてるのが、
自分でも分かるほどだったんだから、、
「由紀って、こういう女だったんだ。すごくスケベで、、」
「ちがいます、、、あなたがこんな風にしちゃったんだから、、
 あなたの、、、せい、、だから、、、、あっ」

入り口のとこを触られてしまうと、話なんか続けられない。
それが面白くてイジワルしてるんだ、絶対。
そう思いながらも、彼の指がもたらす快感に、私は身を任せていた。
243名無しさん@ピンキー:02/04/13 16:29 ID:J/Jskluf
上げちゃぉ。。。
244139:02/04/13 16:32 ID:oUAnTqDX
すみません。性懲りも無く戻ってまいりました。
前フリ長いんですけど、まあ、焦らしプレイってことで。
24593:02/04/13 16:37 ID:cI3kHm62
本日の巡回報告ロリータ情報

http://moviefever.com/kodomo

2461-550:02/04/13 19:01 ID:O1iHI1k6
>139
さっき名無しで上げちゃいました、すいやせん。。。
女の子視点でも書けるんだ、何でもいけますね。(感心…
続き楽しみです、由紀ちゃんカワイ。w
247139:02/04/14 11:56 ID:1TOE0+wW
あ、指が離れる。
「ちょっと、体冷やそう。つかりすぎた。」
確かに、変なことするから、余計のぼせてしまった。
二人して風呂のふちに腰掛けて、ほてりを覚ます。
先ほどのタオルを見つけて、私は前を隠した。

彼は裸のまま。当然にょっきりと、、
目のやり場に困る。やっぱり変な形だと思う。好きだけど。
「出ようか?食事の時間だし。」
「うん、そうしよ。」
正直言って、助かった。
あまりにもむき出しの欲望と面と向かうのは、やはり恥ずかしい。
先にあがって、服を身につける。くつろげそうなもの。
遅れて彼。待って、手をつないで部屋に戻る。あったかい手。

「すぐ食事に行こう、のども渇いたし。」
「先に行って。これでも女には支度があるの。」
彼を追いやってから、トイレに。
だって、あそこがぬるぬるで、ひどい状態だったから。
ショーツも濡れてて気持ち悪いから、新しいのにした。

食事はとてもおいしかった。地ワインの味もそこそこ良かったし。

部屋に戻って、なりゆきというのか、
セミダブルのベッドの上で、服を着たまま二人でたわむれる。
突然、真顔になって、彼の『お話』が始まった。
248139:02/04/14 11:57 ID:1TOE0+wW
  とっても足の速いねずみがいました。名前はアシュトンといいます。
  広い野原をかけまわって、、
  こら、くすぐったくても動いちゃ駄目だって。由紀。
  ちゃんとお話を聞いてなさい。そう。じっとして、御行儀よく。

  こうしてアシュトンは野原をかけまわって毎日を暮らしていました。
  いつものように走ってると、目の前にちょっとした山が現れました。
  結構な高さがあります。それもふたつも。
  頂上がなんだかとんがっていて、見たことのない形をしています。
  アシュトンはどうしても登ってみたくなりました。

  ふもとのほうから、アシュトンはゆっくりと登りはじめました。
  ヨイショ、ヨイショ。さすがのアシュトンでも、走ることはできません。
  なぜって?それは、けっこう急なのぼり道だったからです。
  ヨイショ、ヨイショ。歩きながらアシュトンは考えました。
  まっすぐ登るから大変なんだ。ぐるぐる回りながら登れば楽かもしれない。
  さっそく行動に移りました。ぐるぐる、ぐるぐる。ほら、こうやってね。

  やっと頂上にたどり着いたとき、
  アシュトンは背中がかゆいのに気づきました。
  そこで頂上の大きな岩に背中をこすりつけ始めました。
  ゴシゴシ。ゴシゴシ。あれ、急に岩がふくらんできました。

おはなしはずっと続いていた。私の体の上で。
いつか、樹海を抜ける話にかわって、泉にたどり着く話へ。
そこには『ほらあな』があって、、、、
この頃には、私、とてもひどい状態で、
残りのショーツの数を考えてしまってたぐらい。
249139:02/04/14 11:58 ID:1TOE0+wW
アルコールのせいもあったんだけど、正直に言うと、
さっきお風呂で握ったものが欲しくなり始めていた。
こんなこと、絶対、口にできないけど。

「はい、アシュトンの大冒険、前編はここまで。」
突然話が終わった。彼の手が離れていってしまう。
「ちょっと一休み。お風呂はいろうか。」
物足りないけど、、、、、。今夜はずっと一緒なんだから。
それに私、露天風呂の誘惑には勝てなかった。いろんな意味で。

行ってみると、うまいことに誰もいない。
彼が脱がせてくれる。私は、さっきと違ってなすがまま。
横抱きにされ、お湯の中まで連れて行かれる。
赤ん坊のように彼のひざの上で抱かれた。
とても落ち着いてしまう。

しばらくして体が熱くなった頃、
湯から出され、湯船と床の境目のところに乗せられた。
背中にぬるぬるした木の感触。
ここで?うそでしょ、、
すぐに、彼が入ってきた。
準備はできていた。十分に。十分すぎるくらい、、
とてもスムーズに入ってきた。奥まで。

でも、ちょっと動きにくいみたい。
私も、背中が痛くなりそうで、集中できないし。
「部屋に戻ろうか、由紀。ここじゃちょっと、な?」
「うん。」
同じ事、感じてたみたい。
250139:02/04/14 11:58 ID:1TOE0+wW
部屋に戻って、どちらともなく服を脱いで、
無言で二人してベッドに入る。彼が上になって、
すぐに奥まで入れられて。私は幸せな気分になる。

今の私の気持ち。あなたに全て伝えたい。
心も体も全部満たされて、とっても幸せ、今。
あなたのことが、すごくいとおしく思えて、、、、
大好き、、、、大好きだよ。離れたくない、ずっと。

不思議。とっても気持ちよくて、
悲しいわけじゃないのに、涙がこみあげてきた。
次から次へと、あふれて、こぼれて、どうしても止まらない。
おかしいね、こんな幸せなのに。こんなにやすらいでるのに。
私、いつのまにか、子供のように大きな声を上げて泣いていた。
一度体が離れる。そのまま続けられる状態じゃなくなってる。
しゃくりあげている私。横から抱きしめる彼。

しばらく、私の髪をなでてくれていた。
私の高ぶった気持ちが、引き潮のようにおさまっていく。
彼の胸に頭を乗せて、鼓動をしばらく聞いていた。
おだやかな気分でいっぱいになって、目を閉じた。

のどの渇きを覚えて目がさめる。あれ、ここどこだっけ?
そばのあったかさに気づいて、彼と一緒だと思い出す。
そうだ二人で『お泊り』したんだ。
251139:02/04/14 11:59 ID:1TOE0+wW
外の自動販売機でウーロン茶を買って、戻る。
窓際のソファーに座って、きのうの出来事を思い出してた。
突然の携帯。車。おしゃべり。お風呂。アシュトン、、、
そう、ねずみのアシュトン。とってもセクシーな童話だった。
あれ?結局二度目のお風呂のあと、そのまま私寝ちゃったんだ。
悪いことしちゃった。彼、気持ちよくなってないもの、、

「今、、、何時、、?」
かすれた声がベッドから聞こえる。私が立てた音のせいだろう。
ウーロン茶を口に含んで、ベッドの彼におはようのキス。
ゴクッゴクッっておいしそうに彼。
「ねっ。お散歩いこうよ。」
枕もとの腕時計をみて「人が起きる時間じゃない、、」
「せっかく高原まで来たのに、景色ちゃんと見てないよね。」
ちょっと反応がある。
「それに、腕組んであるいてみたい。人の目を気にしないで、、」
ちょっとしおらしいバージョンで言ってみる。窓の外を見ながら。
ベッドの上に起き上がる気配。私を見てる。
「よし、行こう。朝の散歩。」
ひっかかった。単純だ、男って。

服を着て外に出る。すっかり明るくなっているけど、かなり寒い。
腕にぶら下がるようにして歩く。結構、本音だったし。
ところどころの野草が、可愛いい花をつけている。
空気もきれいだし、誰もいない。車も通らない。
どこまでも歩いていけたらいいのに。
252139:02/04/14 12:00 ID:1TOE0+wW
横道にはいる。ちょっとした林の中の道。緑のにおい。
少し奥まったところで彼の足が止まる。キス。
あいさつで始まって、すこしずつディープへと。
私の体の奥のほうが、うずきはじめてる。

背中の手が私のお尻にまわる。両手でわしづかみされる。
彼の腰にぐっと押し付けられる。硬いものが感じられる。
脈打ってるのがわかる。
そのままスカートをまくりあげて、ショーツの中に手が。
直接彼の手がおしりに触れる。だめだってば、そんなことしちゃ。
誰か来たら、恥ずかしい、、

むこう向きにされる。フリースの下からノーブラの胸へと手が移動する。
今度はお尻に硬いものがあたってる。両手が乳首をこねまわす。
「あっ」
刺激が強すぎて、下半身にダイレクトにつながってしまう。
濡れ始めた。たったこれだけの愛撫で。
片手がショーツの上からクリトリスをなでた、的確に。快感が走る。
「だめ、あぅ、、、」
今度は、入り口の近くを中心に、指が円を描く。
私の意識はどうしてもその中心部へ集中してしまう。
もう、ひだの中に粘液がたまり始めてる。

彼の指が入り口近くを強く押した。
ひだが押されて、中からあふれたものがショーツにしみていく。
「由紀、あそこ、びしょびしょだね、もう」
気づかれてしまった。その言葉で、また、よけいに感じてしまう。
「いじわる、、、」
彼の指が上下に往復を始めると、押さえようもなく声が出てしまう。
人に聞かれてはいけないと思うと、逆に高ぶってしまう。
253139:02/04/14 12:01 ID:1TOE0+wW
ショーツが、、、ショーツがおろされてる。だめ。やめて。そんな。
「だめ、こんなところで、、」
「ほらさわってごらん。由紀の中に入りたい入りたいって言ってるよ。」
外に出された彼の固いものを握らされた。指から受ける感触が私の心を乱す。
下半身に火がそそがれる。あそこが熱くなる。欲しくなる。
突然に指をいれられた。
「うぅっ」
「ほら、由紀のもいれて欲しいって、、」
入れられた指を包み込むように、私の中がくねる。指を圧迫してる。
腰が動いてしまう。動きを止めようとするけど、できない。
抱え上げられ、ひざに引っかかってたショーツが脱がされた。

「ほら、体を前に傾けて、お尻突き出すように。」
私はもう彼の言うがまま。だって、彼の硬いものが早く欲しいから。
スカートがまくり上げられて、むき出しのお尻がひんやりする。
入り口にあたってる。彼のが。そして貫かれた。一気に。奥まで。
頭の先まで衝撃が走る。体中がばらばらになりそう。
私の両手がつかまれた。身動きできない。犯されてるみたい。
動きが始まる。ゆっくり、それからだんだん早く。
出入りのたびにピチャピチャと音がしてる。
あっ、わたしのすきなとこにあたってる。あたってるよ、、
私は頭の中が半分白くなってしまって、
大きなあえぎ声が出てるの、わかってる。でも、止められない。

彼の動きが速くなる。こんどは、奥のほうが、、、すごい、、
「ああっ、だめ、、もう、、だめっ、、いっちゃう、いっちゃう!」
「由紀! 由紀!」
彼が動きを止めて、ぐっと奥に突き入れてくる。
同時にピクンピクンってしながら熱いものが私の奥にそそぎこまれて、
それが感じられた瞬間、私もいってしまう。
254139:02/04/14 12:01 ID:1TOE0+wW
呼吸が元に戻って、彼が体を離した。
私の粘液と彼の精液が混じったものが垂れてくる。大量に。
何かがそこに押し当てられた。とりあえず止まった。
「ありがと」
「でも、それ、由紀のショーツ、、」
当然ショーツはぬるぬる、着替えなんてもってないし、、。
しょうがなく、ショーツなしで帰ることになってしまった。

歩き始めた途端、彼の手が後ろからスカートをめくる。
「やめてったら。」手で押さえる。
「いや久しぶりのスカートめくり。いいなあ。
 子供の頃と違って、新鮮だし。なにより由紀のお尻、丸見えだし〜」
「ばか」
どうしようもないやつなんだ。こういうところ、やっぱり、男。
部屋に戻る階段だって、先に行かすのに一苦労。
それでも散々ぼやいてたっけ。

部屋に戻ったら、そのまま私、ベッドに押し倒された。
「お掃除しなきゃ。」
何言ってるんだろ?
「中のほう、ちゃんとね。」
その言葉が終わらないうちに、彼のものが入ってくる。
グッと奥まで。ゆっくり引き戻されて、また奥に。
「あっ、うっ」
さっきの興奮がまだ残ってて、また火がついてしまう。
「だめだよ、感じたら。おそうじなんだから。」
急に抜かれる。だめ、抜かないで、お願いだから。
枕もとのティッシュを抜く音。私のあそこに当てられてる。
「はい。お掃除完了。」
255139:02/04/14 12:02 ID:1TOE0+wW
たしかに散歩のときの分はすべてティッシュに吸い込まれた。
「すっきりしたろう?じゃ、朝ごはん食べに行こう。」
「待って。このままじゃ駄目でしょ?」
「いいよそのまんまで。」
なんてこと言うんだろ。この人。自分の言ったことわかってる?
私、そんな趣味ないんだから。
「別に、誰にもわからないだろ?二人だけの、ヒ・ミ・ツ。」

確かにこのぐらいの丈のスカートなら、外から分かるわけも無い。
大丈夫かもしれない、、
「じゃ、合意ってことで。行こう。」
ひきずられるように部屋を出る。
OKしてないんだけど、私。

ダイニングは、家族連れとカップルであふれてる。
一組のカップルは、こっちが見てても恥ずかしいくらい、
無言でうつむいたままトーストを食べてる。
ゆうべのこと、思い出してしまって、顔も見られないんだろ。
それに引き換え、こっちはとんでもない事態。
なんで、こんなことになってしまったんだろ。
何も覆うものがない状態って、なんか落ち着かない。
256139:02/04/14 12:03 ID:1TOE0+wW
「あのさ、」コーヒーを飲みながら彼。
「な〜に?」平然を装う私。
「今朝の散歩、気持ちよかったね。」
魂胆みえみえ。
動揺を押さえ、「そうね」と軽く流す。ちょっと間があく。
サラダに手をつけたとき、また彼が話し出す。
「アシュトンの話、途中だったよね、そういえば。」
思い出してしまった。つい。
「どこまで話したっけ、ゆうべ。」
じわっ。濡れてくる。だからダメだってば。
「続きはまた今度でいいから。ねっ、今は違う話、しよう?」
「そうだねこんどゆっくりとしよう、あの続きは。」
私をじっと見つめながら言う。
その目が私を犯してる。
体を貫かれたような気がして、また感じてしまう。

朝食の味なんて何もわからなかった。
彼の言葉だけで感じてしまった自分も情けないし。
「ごちそうさま」って言って、先にダイニングを出る。
追いかけるように彼。
さっさと階段を上る私。部屋に入る。彼も、遅れて。

「由紀、言いにくいんだけど、、、」
「なんですか。いまさら謝っても許しません。絶対。」
「ちがうよ。由紀のスカート、、」
彼がスカートの後ろを指差す。
鏡の前に行って肩越しに見た。
ちょうどあそこのあたりに大きなしみができてる。やだ。
「もう、ばかっ!」
257139:02/04/14 12:04 ID:1TOE0+wW
帰りの車で、いっさい口をきかなかった。
当然のむくいだ。私にあんなことしたんだから。
私のプライド、ずたずたにされたし。
スカートにあんなしみ作って、自分が女だと思い知らされて。
意地でも無視してやる。話し掛けられても無言。

彼、絶句してる。いい気味だ。もっと困らせてやる。
2日間、とぎれなく私をいたぶった罰だ。
それを全部感じてしまってる、わたしもわたしだけど。

無言のまま、車だけは東京へと近づいている、着実に。
右手一本だけでハンドルを握る彼。
そっと、あいてる彼の左手を握った。

私を見てる。怪訝な面持ちで。
「危ないから前を向いて。」
あわてて正面を向く彼。考えてる。
「、、、、怒ってないの?」
「もう、落ち着いたから、大丈夫。」
「よかった、、」
そういうそばから私の太ももに手が伸びる。
「それがいけないんだってば!」
「はい、すみません。」
258139:02/04/14 12:04 ID:1TOE0+wW
私のマンションの前で車が止まる。
降りようとした彼を押しとどめる。
「ここでいい。」「でも、、」
彼のおでこにチュッとキスをした。
「とっても楽しかったよ。また行こうね。お泊り。」
荷物を持って下りて、ドアをバタンと閉めて手を振る。
未練を残して彼の車が発進した。
遠くの角を曲がるまで見送る。

部屋まで送ってもらったら、私、絶対言ってしまう。
「帰らないで、、」って。
そして泣いて叫んで、彼を引き止めてしまう。
そうならないようにする自信なんて、、全然無い。

部屋に帰る。私一人の部屋。暖めてくれる人もいないベッド。
明日、また会えるんだよ由紀。だから、我慢するんだよ。
私は自分自身に、そう話し掛けていた。いつもと同じように。
259マルダシ。:02/04/14 12:08 ID:dIRdN4i7
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260名無しさん@ピンキー:02/04/14 14:10 ID:QEYofdVN
ee!
261名無しさん@ピンキー:02/04/15 11:28 ID:65PQZoKZ
お、久しぶりに来てみたら、
139さんが戻ってきておられる。
うれしいな〜

由紀ちゃんかわいいですね〜。
女性視点も違和感が無くていいです。
細かい描写がなんとも……
「よくわかっていらっしゃる」ってかんじで…
かなりリサーチをされていると見た(ニヤリ

>229(24=46)
亀レス申し訳ないんですが、
来てらっしゃるのがわかってちょっと嬉しかったりしたもんで…。
またお願いします……えへ。(図々しいのを笑ってごまかす)
262名無しさん@ピンキー:02/04/15 14:03 ID:dnTTwlbV
139さん…(・∀・)イイ!です。
今までROMってましたが、ここまでされたらもう…書き込まずには
いられませんぜ、えっ旦那!
今度は女性の視点ですか…男性の視点からでは知り得ない
かわいらしさがよく出ていますね〜。なんか健気でいいなあ、うん。

続くんでしょうか…二人のせつない関係に注目中です(はぁと
263139:02/04/15 21:46 ID:eDOsppfq
「山賀君とは、君のほうから別れて欲しいんだ。」
私は自分の耳を疑った。

海外事業部長から社内メールが来たのは、今朝だった。
接客室に招かれ、そして突然、この言葉。

「私の友人が、那須に遊びに行っててね。
 山賀君を見かけたんだ。そして同伴の女性も。
 彼は、奥さんだと思ってたようだけど、
 話を聞いてるうちに、私には君だとわかった。」

「山賀君にはニューヨーク支社に行ってもらう。
 支社長のポストだ。栄転になる。
 私が無理を言って企画室から引き抜く形をとる。
 根回しも済んでる。そして、君には企画室に残ってもらう。
 誤解しないで欲しい。ペナルティじゃないんだ。
 まして、人の恋路を邪魔する趣味は、私にはない。
 私は単純に、君たちの才能を惜しんでる。
 このままにしておいても、
 いずれ君たちのことは、どこかで分かってしまうだろう。
 そして会社は有能な社員を二人同時に失う。」

ちょっとした偶然が、私たちを引き裂こうとしている。
目の前の役員が、彼の才能を惜しんでいるのは確かだ。
そして私に協力を求めているのも。
私が断れないのも。
そんな私が悲しい。すべてが終わろうとしてるのに。

「わかりました。」
264139:02/04/15 22:11 ID:eDOsppfq
人事異動が公表された。
「もう、会いたくない」私はそれだけ繰り返した。
それ以上のことばで、私の思いを嘘で塗り固めたくなかった。
1ヵ月後、山賀は奥さんとニューヨークに旅立った。
半年後、若い子たちに業務を教え込んでから、
私は円満退社した。そして、全く分野違いの会社に入った。


新しい会社で、一人の男の人が私に気を使ってくれた。
そしてその優しさにくるまれているうちに、
いつのまにか一緒に住むようになっていた。
あたたかさに飢えていた、のかもしれない。

「どうして、私と、、?」
「さびしそうで放って置けなかったんだよ、君が。」
「わたし、、、」
「いいよ、つらいことは話さなくて。
 正直言うと、聞いたら嫉妬するよ、俺。必ず。だからいい。」

いつもそばにいてくれる人。私を包んでくれる人。
これでいいんだ。傷ついた私をまるごと愛してくれてる。
やっとたどり着いたんだ。そう、この腕の中が私の居場所。


「行きたくないよ〜」
「わがまま言わないの。接待ゴルフも大事なんだから。」
「俺が居ないほうがいいのか?由紀は」
「もう、馬鹿なこと言ってないで。遅れるよ。行かないと。」

やっとのことで大きな駄々っ子を送り出す。
265139:02/04/15 22:12 ID:eDOsppfq
あーあ、こっちだってつまんないんですよ〜。
せっかくのお休みなのに、今日はひとりぼっちだ。
とりあえず、お洗濯しようか?それとも、、。
ファー、眠いや。
ゆうべ寝かせてくれなかったし、、、
もう一度ベッドに入ろう、やっぱり。

携帯が鳴った。

「由紀?」
この声、、、、

「由紀なんだろ?」
忘れていた感情が瞬間的によみがえる。切なく。

「今、成田に、、、」
体があのときの刺激を思い出している。
あの人の愛撫、ぬくもり、快感、、

「由紀、聞いてるのか?」

、、もう携帯からの音も聞こえない。
まわりの景色が消える。暗闇が私を包む。

かすかに見えるのは、遠くまで広がる静寂の迷宮。
出口の無い回廊で、私は立ち尽くす、、、いつまでも。

   - fin -
266139:02/04/15 22:24 ID:eDOsppfq
あるいは、皆さんには、この展開が唐突に見えるかもしれません。
でも私の中では、早い段階でこのエンディングが決まっていました。
そして、このタイミングも。
スレ作家としての我儘? 多分そういうことです。お許しください。
ご愛読ありがとうございました。
267名無しさん@ピンキー:02/04/16 12:54 ID:PGQtuf1I
>139
いえいえ、こちらこそありがとうございました〜〜
私は、よくまとまっていると思いますよ?

今カレとのsex描写を入れてもよかったかもしれませんね。
テク系じゃない癒し系のやつを……
268名無しさん@ピンキー:02/04/16 13:23 ID:KZjJB1fT
う〜ん、そうですね、彼氏とはマターリしたえっちを…
そして物足りなくて、元彼とのえっちを思い浮かべて
妄想にふける…とかね。

でも、よくここまで男性が女性の心理を描けると
感心しました。
また今度、139さんの新作読めたら嬉しいです♪
269139:02/04/17 19:25 ID:fjqBvxFa
ぢつは
1-808 = 2-001 = 2-012 = 2-078 = 2-139
ということでして。見逃してください。m(__)m
スレの立て逃げもなんなんで、へたな小説あげて、
「これぐらいなら私でも書ける」って、
誰か出てきてくれると思ってたのに。
そのうち139あたりから無性に書きたくなっちゃって。
すみませんね。
今からでもいいから、誰か、書いて、欲しい、、

http://www2.gol.com/users/kyr01354/bbsstory/index.html
「おな感 縮刷版」作りました。よろしかったら。
270名無しさん@ピンキー:02/04/17 19:31 ID:fU0U3Wph
こっそり通信販売
    ↓
http://210.155.140.39/user/nmasa/
271 :02/04/17 19:43 ID:X5YVpFPH
とりあえずロリネタ

http://kodomo.moviefever.com

272名無しさん@ピンキー:02/04/17 20:25 ID:M5vBjANF
>139
ま、まじっすか〜〜
1の鑑だねぇ。お前さん(←誰だ、私;)
しかし「へたな小説」ではないと思ったけど……
「おな感 縮刷版」ありがとうございます。

誰か書いてくれるといいっすねぇ。
私は139さんの新作も読みたいよ〜。
わ、私はダメだよ、他スレで二次創作やってるから……
そんな私は267=261=Kだ。
逃げろ!ピューーーーーーーッ
2731-550:02/04/17 22:15 ID:vReXWEd1
>>269
あ〜〜んぐり。。。
でもちょっと納得、女の子視点に変わったとこから、別の人に代わった?
って感じたんですよねー、だって女の子そのものだもの。w
「縮刷版」ありがとうございます。スレじゃなくこんな風に仕立てると美麗だわ。
本人さんの分は、加筆訂正されてるんですね〜。78のエンドロール良かったっす。
「迷宮」のエンディングも変えてるじゃないすか…必読モノ!

もちろん、また今度も書いていただけますよね?!
274139:02/04/17 23:22 ID:jTicQxwV
>>273
中学生で姉貴の「別冊少女フレンド」を愛読し、
高校生で渋谷の映画館でおじさんに痴漢され、
道路を歩けばナンパされ公衆トイレに連れ込まれそうになって、
今、娘が「りぼん」を買わなくなったため、愛読書が減った。
「だって女の子そのもの、、」、マジで当たってるかも知れん。
2751-550:02/04/21 06:11 ID:0rCBFZ00
>>274
いい年した大人が本屋で「りぼん」やら「なかよし」やらを買うときの注意。
他の本や雑誌と一緒に、「頼まれちゃって困っちゃうなぁ」という風を装い
エロ本を買う、みたいにして買います。(私はいつもこれで…

139さんが、すてきな名前をつけて下さったので、調子にのって
「おな感」の1に書いた話の続きを、ちょっとだけ書いてみました。
まさしく「お目汚し」と思いますが、最近しずかなスレなので
保守sageということで、どうかお許しください。
1-551〜557 の続きになります。
図々しくステハンはYにさせていただきます。w
276:02/04/21 06:12 ID:0rCBFZ00
あれからほんの4日しか経っていない・・・
なのにまた欲しくなる、あの快感と、歓喜の気持ちを。
男にいつものように胸を弄られながら、私はそう考えていた。
「胸をいじるとスイッチがはいっちゃうんだよなあ・・・もう濡れてる?」
少し微笑みながら男が尋ねる。
ふうっと頭にまた膜が降りるのを感じながら、私は小さく頷いた。
この前のセックスは衝撃的だった・・・
まさかあんな風に縛られて、スパンクされるとは思ってもいなかった。
今度は普通に優しく愛してほしい・・・男はダイニングの椅子に座っている。
私は立ったまま向かい合って、抱きかかえられるようにしながら
着衣のまま、愛撫されている。
素肌にTシャツ、その上から、軽くかるぅく、触れるか触れないかのタッチで
そして時々つよく弾かれる・・乳首への愛撫。
だんだん立っていられなくなる。
椅子の肘掛けに手をついて、男に覆い被さるような姿勢になる。

・・はぁ・・はぁ・・・

男の手が移動する。今度はピッタリしたスパッツの上から
下腹部をなぞるのを感じながら、私は喘ぎ続けていた。
277:02/04/21 06:13 ID:0rCBFZ00
「んんっ……ダメ……」
「何が駄目?・・・感じているんでしょう?」
あぁ・・まただ・・また駄目になっちゃう。
好きなように弄ばれて、すぐに蕩けてしまう・・
何故こんな風になってしまうんだろう・・
快感と同時に、髪の毛がふわりと揺れる、椅子がきしむ。
いつの間にか男の手でするりとスパッツが脱がされてゆく。
私はいつもされるがままだ・・
下着の隙間から指が入ってくる・・
「ほぉら・・溢れてる・・・」
「ああっ………」
そこは駄目・・ダメだから・・クリトリスを弄られながら、声を抑えきれなくなる。
今日は執拗になぶり続ける・・膝がガクガクする・・椅子を掴んでいる手に力が入る。
男の膝の上で足を開いて・・とても恥ずかしい姿勢・・立っていられない・・
私の愛液で滑らかにすべる、指の動きに合わせるように、
腰は小刻みに律動して、足はもう爪先立ちになっている。
このまま逝くのは嫌・・クリトリスをいじられて逝くのは嫌い・・
何故だかとても上滑りな気持ちになるから。
もしこのまま続けられたら・・止めて!!
・・私は崩れ落ちた・・男の目の前で、床の上にへたりこんだ。
278:02/04/21 06:14 ID:0rCBFZ00
はぁ・・はぁ・・荒くなった呼吸を整えながら、私は男を見上げる。
優越感に浸っている男の顔を。
男はニヤリと笑って、ズボンを脱ぎペニスを取り出す。
「バックが好きなんだよな・・」
男の腕で体を支えられながら、私はゆっくりと立ち上がる。
すでに逞しくなっている男のモノをぼんやりと見つめる。
・・欲しい、後ろから・・・無言のまま下着を取り去ると
まだクリトリスへの快感の余波で、ゆらゆらする体を椅子で支えながら、私は男に背を向けた。
「んあっ………」
いきなりなんの前触れもなく、男のモノが膣に侵入してくる・・・
今日は興奮しているのだろうか・・ストロークが早い。
性急に奥まで突かれ、ギリギリまで抜かれ、そしてまた・・・
・・そんなに激しく突かれたら壊れてしまう。
男は私の腰を掴み、自分に引き付けるようにする。
「いや……だめぇ…!!」
体の奥を突かれている辛さから、自然と前に逃げるように、
私は椅子の上に乗って、膝をついた。
「抜けちゃうよ・・・欲しくないの?・・もうお尻の方までグチョグチョだぞ?・・」
もうこれ以上逃げられない、男のペニスを再び体の芯に受け入れながら
私は自分の秘部が奏でるいやらしい音を聞いている。
279:02/04/21 06:15 ID:0rCBFZ00
・・ぬぷっ・・ぬちょっ・・・

男から逃れようとして、かえって秘部が丸見えの、恥ずかしい姿勢を取らされている。
椅子の座面に四つん這いの様に膝をつき、椅子の背を掴んで体を支える。
私はいま一匹の獣のような姿を男の前に晒している・・
顔は男のほうを向いていないのに、自分がどんな姿で男の眼に写っているのか
突かれながら、そんな想像をしている。
「いや……苦しい……やめて……」
うわ言の様に呟きながら、男の深い動きと共に、私の胸が椅子の背に擦り付けられる。
乳首が冷たい椅子の背にあたって、敏感に反応する。
それも心地よい刺激となって・・
「もう…許して……ダメなの…こわれちゃう……ああんっ……!」
背中が仰け反り、椅子がぐらりと揺れる。
男は急に動きを止めて、焦らすようにペニスをするりと抜いた。
「どうしたい?・・・向こうに行くか?」
「あ…う……ん……」
クラクラする頭の中で、何も考えられずに私は頷く。
寝室に誘われているのだ・・まだこの続きがある、
こんなに苛められても、まだ許して貰えないのだ・・
280:02/04/21 06:16 ID:0rCBFZ00
男はベッドに横になり屹立したモノを見せつけながら言う。
「乗って来いよ・・・」
さっきもう充分だと思ったはずだ・・
でも、すぐに欲しくなる・・騎乗位の体勢で私は男の上に跨った。
「どうした?・・入れないのか?・・」
私は少し躊躇している、膣はもう充分に再び疼き始めているのに。
手を添えて亀頭で割れ目を擦るようにしながら、このままもっと感じていたいと思った。
「…ん…はうっ………」
突然、男が腰を突き上げる、濡れそぼった膣に、ぐいっとペニスが侵入してくる。
「だめ……また…」
「また・・・何だ?・・・」
「また……よくなる……変になっちゃ・う……」
男のモノを味わい尽くすように、ゆっくりと腰を動かし始める。
だめだ・・また・・感じてしまって、体を起こしていられない・・・
体を前倒しにして、男の顔の両脇に両手をつく。足も少し浮かせ気味にして。
一番感じる膣の中の部分を擦るようにして、ちょっとずつ体が揺れる。
「それが好きなんだな・・お前は・・気持ちが・・いいか?・・・」
「…ああ……すごく…イイ……いいの…たまら・ない……はう……ん……」
浅い波にさらわれていく・・・頭の芯が痺れる・・
びくっと体が反応して私は軽い絶頂を迎えた。
281:02/04/21 06:18 ID:0rCBFZ00
余韻に痺れて崩れ落ちそうな体に、男のモノはまだ動きを止めない・・
「あ・だめ…また・・よくなっちゃう……いや・うごいちゃ……んんっ……」
「いくらでも良くなるんだな・・果てしがない・・・・・」
「…あ・いや……」
男の上に乗ったまま、蕩けきっている私の体を
男はグイっと押し戻すようにして、立てて起こした。
「だめよ…ふか・・い……深くて・・苦しい……」
膣口から頭のてっぺんまで繋がったような快感が走る。
体を前に倒したい・・苦しすぎるから・・でも許されない・・
男は私の両手を握り、ぐっと押すと、より深く下から貫ける体勢をとった。
「だめなの……いやあっっ……」
ひときわ大きな声を上げて、内腿を震わせながら、私は二度目の絶頂を迎えた。

「どうした・・?」
「もういや…すぐに……良くなっちゃうから…いじわる……」
男の上に覆い被さるようになって、ゆっくりと横に体を倒す。しどけない姿。
「もういっぺん、乗って来いよ・・」
「むりよ…もう……まだ…しびれてる………」
「しょうがないヤツだな・・今度はどうされたい?・・」
なんと答えよう・・知らぬ間に、私はこう言っていた。
282:02/04/21 06:18 ID:0rCBFZ00
「また…縛って……この…まえ・みたいに……」
男は意外そうな表情になる・・
ああ、言ってしまった、どうしてこんな事を・・・
顔から火がでそうだ・・思わず横を向いてしまう・・
「そうか・・縛られるのが・・そんなに好きか・・」
いつもの焦らすような、悪戯するような表情でなく、
僅かに熱をおびたような眼で、私を見つめる。
男は私からTシャツを脱がすと、それで縛り始めた。
「じゃあ、今日はこうだ・・・」
何をされているのか、見ることができない・・
また恥ずかしい格好をさせられているんだ。
私の右腕を取り、左足を大きく持ち上げる・・絶頂の余韻で痺れているアソコが露わになる。
・・右肘と左膝がシャツで結ばれる・・・少し・・きつい。
「これで・・どうだ・・・?・・」
今度は私の左手首を掴んで、右肩の向こうに押さえつけた。
交差している腕のせいで、乳房がぎゅっと中央に寄せられて隆起する。
「…あ………」
「こんなのが・・好きなんだ・・お前はほんとに・・マゾヒストだな・・・」
縛られているだけで、拘束されているだけで・・・
感じはじめている私の顔を見つめながら、男はそう囁いた。
283:02/04/21 06:20 ID:0rCBFZ00
縛られて、すっかり露わになった秘所を、男の指がまさぐる・・・
「ん……だ・め………」
「何がダメなんだ?・・・」
膣口をもてあそびながら、指は上へ移動していく。
「どうだ・・?おしっこを・・したくならないか?・・・」
「あ……や……でな・・い………」
「そうか・・・したくなったら・・言え・・・ゆっくり見てやるから・・・」
「…ん……は…い……」

パシンッ!パシッ・パシンッ・・・スパンクが始まった。
・・今日はこの前よりすこし強く・・・
「ん…んんっ……ああっ………」
頭の中にずうーーんとする痛みと快感が走る・・
・・・ああこれだ・・男の興奮も高まっていく・・これがされたかった・・・
男は強い力で、私の腰をそれから二の腕を、叩き続ける。
・・痛い・・・痺れる・・でも快感に変わっていく・・
「あう……んっ………」
「こんなにされるのが好きか・・・この淫乱・・・」
284:02/04/21 06:28 ID:0rCBFZ00
そう言いながら、男はぐいっと私の中に入ってきた。
「…あ……はうっ………」
「こんなのが・・好きなんだ・・変態だな・・お前・・」
ぎゅいっと乳房が掴まれる・・痛・・い・・・
「あああ……んんんんっっ………」
中をこねくり回されながら、尋常ではない興奮に、体が熱くなっていく。
「お前は・・変態で・・・淫乱な女だ・・・」
よりひどい言葉で、罵倒されればされるほど、私の体は歓喜に打ち震える。
胸を掴む指に力が込められる、肩先を軽く噛まれながら、
乳首を強く捻るほどに摘み上げられる。
「くうぅ……ん…あぁ………はあぁ…んっ………」
いつもと違う声が出る・・・
ほんとうに・・頭が・・おかしく・・なってしまう・・・
まるで犯されているような、激しい交わり・・・
でも、こういうのが・・本当に・・・好きなのだ・・・
自分の体に・・何がされているのか・・
全身が痺れたようになって・・もう・・何も分からない・・・
男は激しい律動と共に、私の太腿の上に白濁液を流して、崩れ落ちた。
2851:02/04/21 11:23 ID:8nS/a4bM
『卑猥』だ、、、、
286:02/04/21 17:07 ID:aDwgeREo
むぅ…『卑猥』になっちゃいましたか、Hじゃなくて。
もちょっとマターリ大人のHを書くつもりが、軸がずれてしまい…。
でもDVと言われなくて良かったです。(ホッ
1歩間違うと、そう見えてしまうかな?と不安でした。
「マターリ」が発酵するのを待ちつつ、今回は退場いたします。(ペコリ
2871:02/04/21 20:24 ID:73GC32tm
氷で体中を愛撫してた、あの映画の感じ?
『卑猥』=ウルトラH のつもりだったんだけど、
って、男の意見など、どうでもよろし。
ここはおんなのこが感じるかどうかが勝負のスレですから、はい。
288名無しさん@ピンキー:02/04/21 21:59 ID:8IY+8IHL
はい、話題の(?)「おんなのこ」の意見でございます。

Yさん(こっちの方が呼びやすくて良いです)ありがとう!
なんだか、1行1行から淫猥な気が漂ってくるようです(w
その気にあてられて、こちらまで頭の芯が痺れちゃいました。
(「感じた」ってハッキリ言えよ>私!)
289288:02/04/21 22:01 ID:8IY+8IHL
しまった……ageちゃった!
逝ってきます……
290139:02/04/26 00:15 ID:vF4/qCBN
こんな時間に、君はここに来るんだ。知らなかった。
ディスプレイの前の君を、さっきからずっと見ていたんだけど、
僕の視線、気づかなかった?
ふとした瞬間、仕草がとてもセクシーだったりして、
かたときも目が離せなかった。
それで今、ちょっと変な気分になってきてる。

見えないところで体の一部がちょっとね。
キーボードの載った、このテーブルの下、見ればわかるよ。
急に硬くなって、痛くて。これは女の君には分からないだろうな。
さっき、ファスナー開けて自由にしてやったんだ。
見たら、まだ小さくならないでピクンピクンしてる。
ちょうど、君のショーツの奥をまっすぐ狙ってるみたいだ。
服を着たままの君を見てただけなのに、不思議だよ。

あれ、その笑いはどういう意味かな。
疑ってるんだったら、ちょっと覗き込めばわかるよ。
なんだったら、そのままこっちまでテーブルの下を這ってきて、
唇で包んでくれたら、とてもうれしいけどね。

私はそんなふしだらな女じゃない、、って顔してるね。
そんなことに興味ありません、って?
じゃ、こちらからうかがいましょう。

まずは下に潜って。
こら、逃げちゃダメだって。足首つかんじゃえ。
291139:02/04/26 00:16 ID:vF4/qCBN
いいからいいから、そんなに膝を固く閉じなくても。
無理やりは好きじゃないから。安心して。
目の前の膝っ小僧がかわいい。キスしてあげましょう。
それと、反対側がすねるといけないから、こっちも。ちゃんと。
くすぐったくないって、がまん、がまん。

すべすべ〜。ももの感触、これ、いいんだ。大好き。
すべすべ、すべすべ。おんな、って感じ。
外側も、、内側も、、、すべすべすべすべ。

今度は人差し指で、すーって、、、あれぇ、ビクンとしましたね。
ここが感じるんだ。
じゃこっちは、っと。、、、おっと、ここもか、、
じゃ、もしかして、、、、、、やっぱり、、、
ここも感じるんだね?
ということは、全部気持ちいいんだ。すけべな体だね。

今日はピンクのショーツか、、かわいいね、それ。
こら、閉じたらダメでしょ。素敵な景色なんだから。
ダメだってばスカートで隠しちゃ。
そういう娘は、、、こうやっておっぱいをもんじゃいましょう。
うん、その可愛い声も大好きだよ。

まわりを十分にもんでから、それから、、
ここが、乳首かな? はずれか。
じゃ、ここかな? ちがうか。むずかしいな。
こっち?
あたり〜、わかりやすいな、当たり判定が。
292139:02/04/26 00:17 ID:vF4/qCBN
背中もぐりこんでなでなで、ついでにブラホックはずし〜
うまくなったろ、片手だよ。やっぱり訓練が、、

って話しながら、
意表をついてクリ直撃!
油断してたね。足閉じるの忘れてたでしょ。
ついでに、ショーツの上からスリスリ、ぐるぐる。
ふーん、クリがふくらんできたね。ずいぶんおっきいよ。
はっきり、分かる。ぼこって。

お尻もうちょっと前にするよ。よく見たいから、ね。

さて、あそこはどんな具合かな、、、
しみてますね、しっかり。さっきまでなかったよ、これ。
こういうの好きなんだ、君って。見かけと違って。
いやだ、って、、、嫌なら、こんなに濡らしちゃだめでしょ。
こういってる間にも、目の前でどんどん広がってるし。
ほら、こうやると声も出ちゃうし、、これでも嫌なの?

ちょっとショーツを横にずらしてみようか。
だめだよ、手で隠しちゃ。この手はこっちに置いといて、
ほーら。
あーあ、全部ぐちょぐちょ。ヌメヌメって光ってるよ。
好きなんだね、こーゆーの。
まだ、どんどん出てくるよ、中から。
しょうがない。僕の指でフタをしよう。
なんか、オランダの少年の話にあったね、こういうの。
293139:02/04/26 00:18 ID:vF4/qCBN
どんぐらい深く入れればいいのか、分かんないな。
まず、周囲の濡れ具合を確認しよう。二本の指で開いて、、
これはひどい、、、ぐちゃぐちゃだ。やはり塞ぐしかない。

指の腹を上にして作業開始。
これぐらいで。それとも、もうちょっと奥、これぐらいかな。
ちょっと回転させてみたりして。
まわりから漏れてる。これではダメだ、まだ浅すぎる。
ぐーっ、、と、、一気に、、奥、ま、で、、、
もも、つっぱってるね。でも声が聞こえてこない。
そうか、手が見当たらないのは、口を押さえてるからだね。

指先をちょっと上に曲げて、、フック。
ちょうど何かにあたる。これはなんだろう。ぐりぐり。
どんどん突き出してきて、ゆびにまとわりついてるよ、、、
あーあ、せっかく塞ごうとしたのに、
ここからもたくさん出ちゃって。

指じゃ駄目なんだね、もう。
もっと大きいものでふさいであげるよ、そこ。
今すぐにネ、、、
294139:02/04/26 00:19 ID:vF4/qCBN
こういうの、好きなんだろ?
295名無しさん@ピンキー:02/04/26 03:35 ID:bqNJl+GY
bbspinkなのになんだか爽やかなスレだ(笑
296名無しさん@ピンキー:02/04/26 15:33 ID:76+7bAA3
好きです、めちゃめちゃ。

つか、私今会社からなんですね。
机の下で足開いちゃうんですけど・・・
なんか、濡れてきてるので、トイレいってきます。
297名無しさん@ピンキー:02/04/26 22:20 ID:lcrQutgb
(・∀・) イイ
298名無しさん@ピンキー:02/04/27 17:40 ID:OgwDphr8
だめだよぉ、大好きだけど、そんな風にしちゃあ。

ふさいでくれるの?もっと大きいもので?
でもやっぱり困る。
今度は、手で押さえてられないほど、おっきな声がでちゃうもの。
この続きは、2人だけの秘密の場所で、してほしいな。

あぁ、でも、やっぱりちょっと困った。
だんだんと焦れて、もっとここで、続けてほしくなっちゃうもん。
どうしよう、なんだか溶けちゃう。


ってマジ濡れしそうです。こういうの好きだけど、やめてくださいってば。w
あぅ、ホントに視姦されてるようだ。(感涙
299298:02/04/27 17:51 ID:OgwDphr8
>139さん
あ、上のは、もちろん続けて書いて下さい、っていう意味なので(汗
どうぞよろしく。w
              
300名無しさん@ピンキー:02/04/28 15:58 ID:q47EfuN2

ずざーーーっと 300 ゲト。

良スレなので、上げましょう。
301 :02/04/28 16:45 ID:qQS//+JA
http://muvc.net/11111/index.htm
毎日画像アップしてるので見に来ててぃんぽ。



302アナグラビア:02/04/28 16:45 ID:MFeNUiic
携帯ホームページアナグラビア管理人じゃー
巨乳アイドル画像欲しければおれのホームページまで来い。
総画像数1000枚強の画像がてめーらをまっている
欲しけりゃ速攻見に来い。何時消えてもしらねえぞ。
リクエストは断固禁止じゃー
今バイトで忙しい UPする気も起きんからじゃー
それでもいいなら来い。

アドレスはこれじゃー
http://k.excite.co.jp/hp/u/sukeboing/
303 :02/04/28 17:00 ID:mnBxZqdv
304139:02/04/29 13:19 ID:XDG1tT4E
この前はごめん。
急に人に呼ばれて、出かけてしまって。
戻ってみたら君はいなかったし。
あんなに濡れた状態にしておいて、
フォローもできなくて、悪かったと思ってる。ほんとうだよ。

あのあと、、

自分で?
それとも誰かに続きを?

後のほうだったとすると、、、ちょっと嫉妬。
男の嫉妬はやばいかも。

僕のほうは、きみのあそこ(ぬるぬるバージョン)思い出して、
夜なんかお世話になったりしてたんだけど。
こんな話し、いや?

で、そのとき思ったんだけど、
君って一人でセクシー気分のとき、どんなこと考えてるの?
予想もつかないんだ、おんなのこって。
複数の見知らぬ男に強姦されてたり?

なんかとんでもない答えが返ってきそうな気もするけど、、、
305139:02/04/29 13:37 ID:XDG1tT4E
あ、言い忘れたけど、今日はずっとここにいるから。
あとでもいいよ、答えは。
そばに他人がいると、言いにくいだろうしね。
306名無しさん@ピンキー:02/04/29 13:51 ID:Lo0Eq81u
なんか指入れとか即入れフェラ系多い?
男ですか?
美香ちゃんやyさん激しくきぼんぬ
307139:02/04/29 14:55 ID:XDG1tT4E
>306さん
男です。
>美香ちゃんやyさん激しくきぼんぬ
この点、激しく激しく同意です。
個人的には、「繋ぐもの」の続編とか、
前スレ7と141(新田君とまち、葉子)の作家さんとか、待ってるんですけど。
というか、あなたのえっちストーリー、書いてみません?
308名無しさん@ピンキー:02/04/29 17:37 ID:DSE72upY
え?「繋ぐもの」待ってるの?
反響少ないので鬱出芯でました。
でも今時間ないのでチョト待ってね(; ・∀・)
309139:02/04/29 18:01 ID:XDG1tT4E
>308
いらしてたんですか。46さん。
ここから独立したスレが荒れてしまったため、
みなさん雑談控えてるみたいですね。感想も。
別にいいんですけどね。好きなこと書いちゃって。ここは。

ファンの方が待ってますよ、次を。
とっても静かなファンの方々がね。
310K(せっかく名付けて頂いたので…):02/04/29 18:17 ID:/eD2BY2M
>139
お久しぶりです。いつもありがとうvv
ああ、私的には指入れとか好きだからOK。
レイプ、SM系はちょっと苦手な人なんで。

****
>304へのレス

ひどい人……
わたしをあんな状態で放っておくなんて。
いいの。分かってるの。
それがあなたの常套手段。

焦らされた私の体は、次の時、すぐに燃え上がってしまう……
それを知ってるんでしょ?

あの後。
耐え切れなくて……その……自分で慰めてしまったわ。
誰かに続きをなんて、そんな器用な真似、出来ないもの。
あなたの他の誰かなんて。

あなたの熱い吐息、優しい囁き、ねっとりとした舌、
それから悪戯な指と、私を埋める「もっと大きいもの」。
これが私の全て。

そして、あなたへの解答。

****

あう〜〜不出来ですね。スマソ。逝ってきます。
311名無しさん@ピンキー:02/04/29 20:40 ID:DiyionGD
>>304
くすくす…ほんと。とても困ったのよ、あのあと。
下着はびっしょりで、替えなくちゃいけなかったし
あそこは ぬるぬるで、どうにかなっちゃいそうだったし。

まだ仕事をしてたんだから、誰かに続きなんか、してもらえるわけないでしょ。
せつない感じ、おさえるの 大変だったんだから。

え?思い出してくれたの?夜に?
教えてほしいな、今度 ゆっくりと。
だって知りたいもの、私をどんな風に 思い出したか。

えっちな気分のとき?そうだなぁ いろいろ。
あなたが 出てくるときもあれば 違う人のときもあるよ。(ナイショだけどね
おどろいた?
だって 頭の中では 普段できそうもないことを してるんだもの。
そう たとえば 昨日 電車の中でみつけた ステキな人
そんなこと できっこないのに 頭の中の私は 足を広げて誘ってる。
それで ほしくてたまらない目をしながら 「来て。。」って言ってるの。
それから あなた
いつもより もっと優しくて それでもっと意地悪で
耳元の吐息を 感じながら とけるほど 抱きしめてくれるの。
そんな時 心だけじゃなくて 他のところも とろけちゃうんだよ。
312名無しさん@ピンキー:02/04/29 21:05 ID:mShsoVUG
313:02/04/30 02:44 ID:BammJtjT
>>288>>306
ありがとうございます。
まだ発酵中につき、いつになるか自分でも分かりません。
もしかしたら、ネタ切れでこのまま逝っちゃうかも。
(気まぐれなんで w
>>308
私も個人的に、激しく待っています。楽しみぃ。
>139(1)さん
「おな感 縮刷版」に追加分うpしていただき
アリガトウゴザイマス…感涙でした。
314139:02/04/30 13:22 ID:9R8NvdaU
K。
ちゃんと僕の問いかけに答えてくれてありがとう。
そんな素直な君が大好きだ。

>それがあなたの常套手段。

そんなことはないよ。君を苦しめるなんて、僕にはできない。

>焦らされた私の体は、次の時、すぐに燃え上がってしまう……

そんな潤んだ目で見られたら、、、
昼休み、誰もいなくなった、ここで。
今ここで君を犯したい。テーブルの上に君を載せて、
濡れて重くなったショーツをはがして、、まっすぐに貫いて、、
きみのももが快感を求めて直角に上がる光景を、、、

>それから悪戯な指と、

僕の指は特別なんだ。
君が「こうして欲しいな」って思うことを、敏感に感じて、
君の希望どおりの動きをするんだ。ほんとだよ。
そんな感じ、、しない?
思い出してごらん。ほら、あの時も、、、

>誰かに続きをなんて、そんな器用な真似、出来ないもの。
>あなたの他の誰かなんて。

こんなにかわいい君を放っておくなんて、僕は最低の男だ。
そして一人の夜も僕のことを、、
おいで、こっちに。K。抱きしめてやりたい、今すぐ。
315139:02/04/30 13:25 ID:9R8NvdaU
311。そこにいるね。ちゃんとわかってるよ。

>だって知りたいもの、私をどんな風に 思い出したか。

あのときの光景。
半開き状態で。よれて少しめくれて。
その部分に透明なぬめりが、半球体のようにあふれてる。
さわれば朝露のように落ちそうなのに、
実際は指にまとわりついて、糸を引いてしまう。
指で開けば、ひだとひだの間が唾液のように細くつながる。
ゆっくりと、恥ずかしそうにひだがうねってる。ゆっくりと。

手に残った感触。
きめこまかいもも。手のひらを柔らかく押し返す白い乳房。
硬くなって僕を誘う乳首。
かすかに触れただけなのに、すぐ大きくなるクリ。

そして君の声、そして君の吐息。
せつない、やるせない、でも希望をはっきり伝える、
君のあえぎ声。
息を飲み込んだまま吐き出せないときの、苦しそうな息遣い、
解き放たれたときの悲鳴のような吐息。

>いつもより もっと優しくて それでもっと意地悪で

わかった。そんな君の為にあたらしい小説を考えた。
最初は、とことん意地悪にしてみるよ。それでもいいのかな?
よければ始めるよ。
316名無しさん@ピンキー:02/04/30 14:49 ID:xFLYe+KE
巨乳娘をバックで・・・
http://japan.pinkserver.com/adaut/wakana.htm
317連華:02/04/30 14:50 ID:lO5lB/eI
「フリト2」ってなんですか?
ご存知の方、↓に書き込んで下さい。
http://poteto.itits.co.jp/b.asp?S=seijika-minna&KBN=INPUT&RESNO=6
318http://mokorikomo.2ch.net/:02/04/30 14:58 ID:5sL2u+SA
ura2ch
3191:02/05/01 12:45 ID:W9ZbsmLE
>312さん ありがとうございます。
私も先週そこ見つけてて。
「ロフトインサマー」おすすめです。
320139:02/05/01 21:36 ID:bChlLGDD
今読み返すと、ものの見事に外してます、314と315。
このままだとエロチャットになっちゃぅ〜(w
要再考。
気分を変えて、少ししたら小説カキコします。
321139:02/05/02 18:51 ID:vSeBN6/M
意識が戻る。
なにも見えない、真っ暗。
ちがう。何かで視界がふさがれている。この感触は、、、スカーフ。
私がさっきまで首に巻いてた、、さっきって、いつ?

和也と二人で飲んでて、結構ピッチ上がっちゃって。
そして、、、、思い出せない。居酒屋を出たあとの記憶がない。

タバコのにおいがする。そばで誰かが吸っている。
違う、これは和也の吸ってるタバコじゃない。
誰なの。ここはどこ。

お尻が冷たい。木のいすに座らされてる、直接。
下着、つけていない。服も、、、

手首が痛い。両手がうしろにまわされ、きつく縛られてる。
足もちくちくする。
ひざがまげられ、ももと足首を束ねる形で、
いすの手すりらしいところに、左右とも縛られて。
両足は広げられ、浅く座ったまま腰が上向きになっている。
あそこがむきだしで、、きっと、、、

なんとかしないと。
体を前後にゆすってみたが、ほんの少ししか動かない。
全身で体をゆすって逃れようとした。
まったく変化がない。
322139:02/05/02 18:52 ID:vSeBN6/M
もう一度動こうとした瞬間、突然両肩をつかまれる。
かなり強い力。男の手だ。
恐怖。瞬間的にあげた悲鳴は、口の中で吸収された。
くぐもった自分の声を聞いて初めて、口の中のものに気づく。
なにかの布。口一杯に。声が出せない。

その手はなにもせずそのまま強くつかんでいた。じっと。
これは、何かを待ってるのだろうか。
動くのをやめて、男から言葉が発せられるのを待った。
それが、唯一私の選択できる行動だった。

意味がなかった。私が暴れなくなったのと同時に、
乳房が力いっぱいつかまれた。二つとも。
痛い。のけぞるほどの痛み。ひきちぎられるかと思うほど。
今、なすすべもなく、乳房を男にわしづかみされている。
耳元に気配。男の荒い息遣いが吹き込まれる。意図的に。
おぞましさが体中にいきわたる。

しばらくして、つかんでいた手が離れる。耳元の吐息も。
痛みから開放されて、呼吸ができるようになる。

こんどは脇腹に、ヌメヌメしたものが動く。
男の舌がそこを這っている。軟体動物が吸着するように。
右、そして左。気持ち悪さがこみ上げる。
かまわず動きが続く。

ひざに手が置かれた。徐々に太ももの奥に向かう。
体をよじって逃れようとしても、開かれた足が閉じられない。
もうすぐそこまで来てる。
323139:02/05/02 18:53 ID:vSeBN6/M
いや、いやぁ、こんなの、、
誰か、助けて、、、おねがい、、

手のひらがおおう。私のあそこを。
いつのまにか脇腹の愛撫は止まっている。
手のひらがゆっくりと波うつ。

指が一本だけ離れるように曲がって、入り口を探ってる。
上半身では、男の唇が乳首の周囲をすっぽりとおおった。
乳首そのものには触れてこない。
指が少しだけ中に入る。痛く、、ない。
意識が下半身に集中するのを見計らうように、男の舌が乳首をなめた。

反射的にあそこの入り口が収縮して、男の指を締め付ける。
私の膣の中で得られた感触が背筋を伝わってくる。
気持ち悪さとは違う何かが、体の奥から湧き上がり始める。
何度も乳首を舐められ、そのたびに収縮して。
そこの感覚がますます鋭敏になっていくのが分かる。

指が少しずつ、私の膣をかきわけて侵入を開始する。
あいている乳房をもう片方の手がもみ始める。
そして、舌の刺激が絶え間なく乳首に供給されて。
それにあわせて、何度も締め付けてしまう。
指の感触のすべてが分かってしまう。
関節の固ささえ。

だめ、こんな。こんなひどいこと、、、
そう思ったとき、奥まで入った指が動きを止めた。
乳房から唇が離れる。今度は何を、、
324139:02/05/02 18:58 ID:vSeBN6/M

続きは明日、ということで、、、



おーい、 誰もいないのかーーーーー!?
325名無しさん@ピンキー:02/05/02 22:17 ID:qX0zX1ag
を〜えすえむだ〜
きんばくだ〜
期待〜!
こっちは今(.Д.)φ カキカキちゅうナリ〜
326:02/05/03 00:32 ID:gBgRBrs/
>>320
いやぁ、特別 はずしてるとも思いませんが?
いかようにも料理してくだせぇ。(311でもありますが w
うむ、確かにエロチャット風ではある。。。
>>324
という訳で、毎日チェックしてます。
タッチが違ってドッキドキの展開で…ハアハア。
>>325
もしや46さんでわ?(こっちもドキドキかも
327139:02/05/03 22:58 ID:CANvb9be
ふとももに男の息。
顔がそこに来ている。足を閉じることができない。
すべて見られてる。あそこのすぐそばで。
指が半分うずもれたひだも、クリトリスも、全部。
私のクリトリスの包皮の上に舌が触れる。
ビクンと体が勝手に反応する。
男は満足してるにちがいない、私の反応に。
ちがう、それは反射的な動きだから、誰が感じてなんか、、

男の指が、奥を刺激する。そこは、、そこは、、、
タイミングを見計らうように、舌が下方へスッと動く。
ああっ、だめ、、
大きく腰が動いてしまう。
どうしようもなく膣が収縮をくりかえす、勝手に。
奥のほうでは、ずっと指が動いている、、

そのとき、中から、じわっとあふれるものが。
感じてしまっていた。私の意思とは関係なく。
それは、男の指に絡むようにあふれ、おもてまで達した。
肛門のほうまで垂れているのが分かる。
理不尽な一方的な愛撫に、私の体がこんなに反応してる。
こんな、ひどい、、ひどすぎる。
328139:02/05/03 23:01 ID:CANvb9be
突然、指も、唇も、手も、すべて私から離れていく。
空白の数秒。私は男の視線を感じた。体中につきささるような。
男は私を見ているにちがいない。あざ笑いながら。
こんな状態でこんなにも感じてしまった私を。
開かれた太ももの奥からとめどなくあふれるものは、
いすの表面にしたたり落ちてるに違いない。
入り口でうねるひだを、男は見逃していないだろう。
何かを求めて動くわたしの欲望を。
絶望的な思いが私を襲う。

私の太ももの内側になにかが触れる、両方とも。
男の腰、、それは。
だめ、和也、助けて。いやだーーーーー

入り口に当てられ、ゆっくりと挿入される。
私は泣いている。涙があふれる。声も出せないまま。
容赦なく見知らぬ男に犯されている。
奥まで男のものが届いた。
無意識に自分の腰が動いている。男を奥深く迎え入れるように。
私の悲しみをよそに、ひだは男に媚びようとする。
奥も、入り口も。
男の官能を煽り立てるように蠢く。止めようもない。

男が動き始める。
私の官能をあおるように、的確にポイントを突いて。
どうして、、そこは、やだ、ああっ、、
だめ、もうだめ、、だめ、、、
こんな、、やだ、、い、いっちゃう、、いやー!
329139:02/05/03 23:02 ID:CANvb9be
突然、口の中にあった布が取り出される。
同時に目隠しが外される。

「へへっ、わかんなかった?」
目の前の笑顔は、、、間違いもなく、、和也。
少なくとも、変な男じゃないってわかって、
ほっとしたのも、つかのま。

あっ、ううっ、、
あそこから、強烈な刺激。
足元を見ると、そそり立ったものが送り込むように動いてる。
この態勢では見たくなくても見えてしまう。

私の体液がからんで、光っている。ぬるぬるで。
その動きに合わせて、ひだが引っ張られるように形を変えてる。
出たり入ったりするたびに。よじれて。こんな、、、
光景の生々しさに目を離すことができない。

下半身からこみあげる、とてつもない感覚が私を襲った。
感じまいとしていた分の官能が解き放たれて、
心も体も一気にうずめつくしたみたいだ。

私の感じる場所すべてを順番に、硬いものが刺激する。
とぎれなく責めたてられて、私は息を吐き出せない。
330139:02/05/03 23:07 ID:CANvb9be
抵抗もできずに、男の欲望を受け止めるだけの女。
「あっ、、あっ、、うっ、、あっ、、」
私はなぶられている。男の思うがままに、激しく。
「ああっ、だめ、、そんな、、だめっ、、いや、、、」
見知らぬ男に私は犯され、辱められて、、、絶頂へ、、、。
「いっちゃう、、いっちゃう、、いっちゃうぅぅぅ」


いましめを解かれ、私はベッドの上に運ばれた。
体中が痛い。
「大丈夫?」「なんとか、、、。」
「でもどうしてこんなこと?」
「覚えてないのか。あそこで話してたこと。」
なんのことだろう。それ。
「おまえのリクエストなんだよ。これ。知らない男に無理やり、って。
 酔っ払ってポロッって言ったんだけど、、」

そんなこと言ったのか、私。
確かに前からそういう妄想、好きだったし。
言っちゃったのか。

「でも、タバコのにおいが、、」
「目隠しされると嗅覚が鋭くなるはず。だから違うタバコでわざと。」
いくら凝り性だからって、そこまでやるか?

「感想は、、って聞くまでもないな、あんなに乱れるんじゃ。
 またこんどやってやるよ。バージョンアップ版で。」
「ばかっ!」

でも、、どんなこと、、やってくれるんだろ、、
331139:02/05/03 23:08 ID:CANvb9be
私、どうしても鬼畜の持続力がなくて。
候気味に逝ってしまいました。
途中まで期待された方、スマソ。
332あけみ:02/05/03 23:14 ID:mCcaDoWH
私はここの話を読んで興奮しました
ご参考までに http://members.tripod.co.jp/boybird/
3331:02/05/03 23:24 ID:R/7rAtWU
◆◇◆◇ロリータ掲示板◇◆◇◆
http://sail.to/lolikon
             ____     
           / - -)\    
           / // ⌒ハ⌒ヽ   
           | |§(从从从)|  / 'し'つ
          ヽ (从 (l  l |) / / ̄
           λ ハ _~ ワノ/ /
           /⌒ ー   ' /
           | _ . ,   . )
           | |     |
           | |  ,   |
           | |     |
           | | \,ノ ノ
           ( lゝ |  /
334名無しさん@ピンキー:02/05/05 18:38 ID:/7BhzeNn
>139
(・∀・)イイ!っす!(;´Д`)ハァハァっす!!
ありがとうございましたぁ!

どうもGW中は人が少ない様ですね……

>325
期待しておりまする〜
335:02/05/06 23:43 ID:gES3PLrH
>139
静かなGWになってますね(ニガワラ
「縮刷版」の方の、縦書きになった 「弄ばれた夜」 (>>321-323>>327-330
同じ内容なのに、ちょびっと味わい違って、も一度ドキドキしました。w
33646:02/05/08 23:59 ID:PIFHRiog
「……で、今度は何なの?」
「ええと、今度は細部にこだわってみようかと」
「細部って?」
「たとえば、ココだ」
「いやっ!」

 毎度の靖之のマンション。ベッドの上で裸の2人。私の首には……首輪。
靖之が『ココ』って言ったのは、わたしの……ク……クリトリスだ。
 キスや愛撫を大切にして、セックスの深みを増してはみたものの、多少
貪欲になってきた私達は新たな刺激を求めてしまう。
「こんなところの細部って……ただの突起じゃない」
「そうかぁ? それじゃ俺が何しても平気だよな?」
「痛いのイヤよ」
「痛くないよ」
 靖之はそう言うと、小さな薬局の紙袋を取りだした。中から出てきたのは指
サックと薬のチューブ。
「何よ、それ」
「これは指サック。 もともと指に怪我した時に水仕事なんかが出来るように
 するためのもの。 こっちは、潤滑ゼリー」
「潤滑ゼリー?」
「いや、アダルトショップへ行けばもっと安く買えるんだけど、指サック買うついで
 に薬局で買っちゃった」
「何するの?」
33746:02/05/09 00:02 ID:DGaRYFMm
ヽ(´ー`)ノ
さーて超ショートですが「繋ぐもの」続編です。
いきなりでサパーリわからない方はこちらを。
>>56-65
>>84-87
>>113-118
>>126-136

ちびちび書き込みます(・∀・)
33846:02/05/09 00:29 ID:DGaRYFMm
「さて、まず枕をベッドの背に斜めに立て掛けて、そうそう。 次にそこへ座って。
 背中をその枕に着けて。 股はこう」
「いやっ! 恥ずかしい」
「いいから言われた通りにして」
「……うん……」
 愛撫のなりゆきでクリニングスされるならともかく、直接視線に晒されるように
股を開くのは超恥ずかしい。足はM字に開かされてしまった。
 靖之は右手の人差し指と親指に指サックをはめ、潤滑ゼリーを少量絞り出した。
先ほどからベッドの上でじゃれあって、すでに適度にほぐれている私の秘所に、最初
左手の人差し指で触れる。
「ネットとかで調べると、由利のって少し大きい方らしいぜ」
「いやぁ! なんてこと言うのよぉ!」
「いや、良い意味で言ったんだぜ。 だってほら、こうやって剥くと、こんなに飛び出
 して……」
 左手の人差し指で包皮の付け根を押され、赤く充血したクリトリスが露わになる。
「ひっ!」
 湿り気を含んだソレが空気に触れ、一瞬スッとした感覚が走って思わず声を出して
しまった。
339名無しさん@ピンキー:02/05/09 20:11 ID:WSwoBmj1
おお、待っていたかいが、うるうる。。。
でもクリ剥いたままの放置プレイはいかんですぜい。(ハアハア
つ・・続きを・・・パタリ。
34046:02/05/09 20:57 ID:uH91KyFR

「剥けなくて悩んでる人も多いらしいぜ。 ほら、付け根まで剥けるのを感謝しないと」
 今度は左手の人差し指と中指で、クリトリスの左右の少し離れた部分を押され、
クリトリスと包皮の境までもが露わになった。
「やめてぇ!」
 恥ずかしさに叫ぶ。
「そしたらこれをちょっと付けて……と」
「ヒッ!」
「平気だよ。 さっきのローションさ」
「なんか冷たいよぉ」
「おっと、滑るな」
 靖之は一旦左手を離し、しっかりと私のクリトリスを剥き出すように指を当て直した。
「さて、細部の解説をしようか」
「な、なに?」
「女のココって、男のペニスだよな」
「そ、そうみたいね」
「由利のは……少し、右に曲がってるかな?」
「う!ウソよぉ!」
 突然、尖り切っているクリトリスをクイッとつままれた。
「ヒッ!」
 ローションで適度にぬめったゴムの指サックの感触が、異物っぽくて悲鳴を上げた。
「ほーら、これでまっすぐだよ。 そして、手を離すと……」
 コロリとぬめりの上を滑り、敏感な肉の芽にピクンと快感が走る。
「ほら、右に戻った」
「い、いやあぁ!」
34146:02/05/09 20:57 ID:uH91KyFR

「それとね……ちょっと血管が浮き出てて、グロだな。 ここにも血管出るんだな」
「ひどいよ!」
「少し、いじるよ」
 何をされるか分からないので、身を硬くして待つ。
 1秒、2秒、3秒……
 つううぅぅぅっと、股の芯から身体の中心を突き抜ける、甘美な感覚が走った。
 クリトリスを付け根から先端に向ってなぞり上げられている。
 さらにつうぅぅっ、つうぅぅっ、と続けざまになぞられる。そのたびに身をおののかせて、
とろけるような快感のパルスに耐える。

「次は、コレ」
「あふっ! 何?」
 突然、今度は全く未知の感覚に襲われた。
「フフフ、自分でもこんなところは触らないだろ?」
「ど! ドコ触ってるの?! ……はうっ!!」
 ゾク〜リと、口が半開きになるほどの快感……
 靖之の指が動くたび、ゾクゾクと際限ない快感の波が襲う。
「クリトリスの付け根の周囲を指でなぞってるのさ」
 自分ですら滅多に触れたこともないような身体の芯の奥の溝を剥き出しにされ、
指でなぞられる羞恥に、言葉では表せないほどの快感に襲われた。
「……」
34246:02/05/09 23:46 ID:NHTTF22+

「どうした?」
「……」
 もう頭の中がドロドロになってきた私は、ちゃんと返事することができなかった。
「由利、どうなの?」
 いきなり、クリトリスをきゅーんと強くつままれた!
「ぁぁぁあああああ!!」
 わけもわからず絶叫!
「ちゃんと答えて」
 またクリトリスをつまもうとする。
「ああ……」
 耳たぶが熱い……
 時折指先に私が吐き出したぬめりを追加され、良く滑るようになったところで
スピードを上げてコロコロと嬲られた。
「んあああぁぁ!!」

「ほら、ちゃんと答えないとまたつまむよ。 どんな気持ち?」
 こんどはシュッ、シュッとペニスをしごくように指で擦り上げられる。
「き…… きもちいい……」
「もっとはっきり」
「き、気持ちイイのぉ!!」
 クリトリスを剥き出しにされ、好き勝手に指でいじり回されただけで、簡単に絶頂の
高みへ連れてゆかれる私。
 そんな自分をすべて認めてしまう一言を口にして、あと一押しでイクところまで
昇りつめさせられた。
34346:02/05/09 23:47 ID:NHTTF22+

「良く出来ました」
 不意にズルリと体を引き擦り下ろされたかと思うと、トロトロにほぐれ切ったソコに
靖之がズンと入ってきた。
「ズチュッ!」
「んんあああああぁぁぁぁあ〜〜んん」
 淫汁が蜜壷から溢れる恥音に、消え入りたくなりほどの羞恥を感じながら、侵入
してきた靖之の雁首が奥へと進むさまを一瞬のうちに感じとって、悲鳴にも似た
よがり声を上げてしまった。
 激しく突く靖之。
 お互いの体が合わさる一瞬に、恥毛の狭間で潰される敏感な赤い尖り。
 そして一瞬ペースを落とした時にフッと感覚が砥ぎ澄まされ、次に突かれた時に
めくるめく絶頂を迎える。
「イク……」
 一声漏らして頭が真っ白になったのも束の間、同じペースで何度も突かれて、
呼吸を整える暇も無いほどの絶頂の連続を迎えた。
「はひッ!」
「はひッ!」
「はひッ!」
「はひッ!」
「んああああぁぁぁん」
 膣の内側がドグッと膨らむ感じがして、靖之が果てた。
34446:02/05/09 23:48 ID:NHTTF22+

 ズルッと抜いて、ごろりと仰向けになる靖之。
「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
 耳の中までドクドク言っていて、ちっとも動悸が収まらない。
「ふうっ…ふうっ…ふうっ……」

 そのうちやっと気分が下りて来て、隣で靖之がグウグウ寝てるのに気付いた。
 しぼんだスキンが情けない。

 あーもう気分ブチ壊し!

 ……
 ふと、自分の首にまだ首輪があるのを思い出した。

「ふふ」
 私は自虐的に笑い、自分の指先で首輪に触れて、寝てる靖之にちゅっとキス
した。
「しょーがないなあ!」
 誰に聞かせるでもなく、わざと大きな声で言ってから、靖之のスキンを始末しに
ベッドを下りた。

おわり。
34546:02/05/09 23:51 ID:NHTTF22+
(; ・∀・)焦(じ)らせるほどの量ではないのでイッキうp。
なんかものたりなくてスマソ
346名無しさん@ピンキー:02/05/10 00:48 ID:M+UTdS6R
どうもゴムつけてるのには萌えないんですが。
危機感が足りない・・・
347名無しさん@ピンキー:02/05/10 01:21 ID:8P94FLPI
>346
(; ・∀・)ほのぼの系のつもりなんで危機感は不要かとオモタよ
348139:02/05/10 12:30 ID:+y0JyRB3
やっぱ文章って、経験とか実感が中心ですね。私の場合だと。
プロじゃないから、しょうがないけど。
ためしに自分で書いてみるとわかりますよ〜
つい自分のセクシーパターン、トレースしちゃいますから(w
って、そんな目で見ると、
すご〜く、生々しいんですよ、みんな。プロにないリアルさが。
っていう点を踏まえて、
>346さん
実は「犯される」シチュ好きだとか?
「だめ〜!妊娠しちゃう〜 、やめて、、」に萌えたりして?
349Y:02/05/10 15:03 ID:vh+RytcD
わーい、一気うpありがとうございます。w  >46さん
こうゆうの、面白い、やっぱり。
危機感というかリアリティあって、この場合はイヤじゃなかったけど、ゴム。w
35046:02/05/11 00:44 ID:N5V55T8j
早ッ!!
もう縮刷版にうpされてるよ。
ご苦労様です〜
皆様ご意見どうもです(ペコ
351346:02/05/11 00:52 ID:4F5Z0tEb
意味不明な書き込みでスマソ
ゴムが萎えるという理由は、レイープ願望ではなくて、ゴムの処理に萎えるという意味でした

カプールだったらゴムつけてるんだし、終ってからゴムの処理をしたと書かないほうが私は萌えます。
35246:02/05/11 01:46 ID:WDe7GYlG
>351
大変参考になりました。ありがとうございます。
妙なリアルさを持ち込まない方が良かったですね。
やり込むカップルこそ、いちいち目に付くのがゴムで、
ある時は行為後の退廃的な気分の象徴として情けなく映り、
ある時は精液をたっぷり含んだまま欲情の滾りの証として映ると思ってました。
毎度らぶらぶ過ぎると思ったのでチョトブレーキ踏んだのがまずかったですね(; ・∀・)
3531:02/05/11 11:19 ID:tC/vvJuP
既出をまとめたリンク集
http://www2.gol.com/users/kyr01354/links/index.html

「おな感」縮刷版(1.2ダイジェスト)
http://www2.gol.com/users/kyr01354/bbsstory/index.html

ですです。
354前スレ7:02/05/12 02:22 ID:KtpjyW2x
ものすごく久し振りに覗いてみたら、
>「おな感」縮刷版(1.2ダイジェスト)
なんてものができていて驚きました(笑
自分の文章が綺麗なレイアウトでまとめられているぅ。
(ちなみに、新田&まちの作者です。)
なんかすごい恥ずかしいです。でも嬉しいな〜。
まとめてくださった方ありがとうございます。
最近純愛モノばかり書いているので(ははは!)
なかなかこちらに参加できませんが、スレ成長したなーとしみじみ…。
独り言で申し訳ないです、またコソーリ覗きに来ますだ。
おやすみなさい。
3551:02/05/12 11:58 ID:U8ehyaHA
すみません、
スレちがいなんですけど、m(__)m
354さんの純愛もの読みたいんで、
置いてあるとこ、そっと教えて欲しい、、、
[email protected]
356Y:02/05/12 14:35 ID:tOxE+m+A
トロトロと眠りについている所で、男が布団に入ってくる気配がした。
気がついたけど、そのまま少し眠ったふり。
男は、どこをどう触れれば反応するのか、熟知している鋭さで乳房を弄ってくる。
ちょっと寝ぼけまなこ、でも触れられれば・・身体は正直に反応する。
「やめようよ…ねむいよ……」
体を反転させ、そんな抵抗もしてみる。
すこし眠くてすこし気持ちいい、とろけるような夢見ごこちの快感。
気がついたら太腿を擦りあわせ、身悶えしていた。
そんな反応が楽しいらしい・・・男は胸を愛撫していた手を引っ込めると、ニヤついて言う。
「どうしたの・・・?」
「ああん……もう………」
すでに濡れてしまっているのに、もう疼いて・・・
男の手が私の手を男の股間に導く。
「さわって・・・ごらん・・?」
手で触れるのはすごく好きだ、愛しい気持ちで満たされる。
棹をさすり、鈴口を指先でいたぶる、
睾丸をまさぐり、戸渡りをなぞり・・・また棹を・・・
私の手が欲望のままに、生き物みたいに移動する・・
我慢できなくなってきた、体を起こしてフェラの体勢をとろうとする。
グッと頭が押し戻された。
357Y:02/05/12 14:37 ID:tOxE+m+A
「そのまま触って・・・あいた手で自分のを触りなよ・・」
「…えっ……いやだ……あなたが・さわって………」
ひどい意地悪をいう・・触れてほしいことを分かっているのに。
「どこを触ってほしいの?・・さわってほしいこと、自分でするの・・わかった?」
「あ……おっぱいを……さわって…ほしい…の……」
「だめだよ、自分で触るんだ・・」
男の語気がすこし強くなる。
「いやあ……」
そんな恥ずかしいことを私にさせようというのか
ぶわっと、羞恥心が急激に膨れ上がる。
いつも1人で楽しむ時には、していることだ。
でも・・・触れられたいところを、自分で触って感じて、
それを冷静に見ている眼がすぐそばにある。
身体を小さく動かして身悶えしながら、それでも私は言われた通りにしてしまう。
男の言葉と視線に、操られるようになって・・・
左手で棹を擦りながら、右手で乳首を手の平で、柔らかく転がしはじめる。
「そんな風にしたいんだ・・・」
じっと見ながら男が言う。恥ずかしいからやめて・・・
それでも火がついた快感を求めて、私の手はとまらない。
もう顔が見られない、でも突き刺さるような視線を感じる。
358Y:02/05/12 14:38 ID:tOxE+m+A
「んんっ……ああんっ……」
より感じるように、自分から乳首を少し強く摘まんでひねる。
そう、いつもこんな風にするのが好き。ちゃんと見ていてくれているだろうか?
見つめられているのが分かっていながら、静かに私は興奮している。
「胸だけでいいの?・・・下の方もさわれば・・?・・・・」
「いや…だ…さわって…ほしい……」
羞恥で声が消え入るようになる。
「だめだ・・・自分でさわるんだ・・・ほら・・・」
男の手が私の右手を足の間に導く。
「…あ…やっ………はずかしい・・い……」
「自分で気持ちよくなるとこ、触ってごらんよ・・・」
「ああんっ………」
ビショビショの割れ目をなぞり、クリトリスをゆっくりと刺激する
触ってしまった、自分から・・・続けていられないくらい、快感が強い。
「・・・そう・・・その調子・・・もっと下もさわってごらんよ・・ほら・・指を入れて・・・」
いやだ・・自分の指を入れても気持ちよくない・・あなたに触ってほしいのに・・・
「ほら・・・やるんだ・・・」
手の上に男の手が重なり、ぐいっと膣の方へ導かれる。
「やだったら……」
ますます羞恥の気持ちが強くなる、どうしてこんなことをさせるんだろう。
359Y:02/05/12 14:39 ID:tOxE+m+A
「そう・・・指を入れて・・・そうだよ・・」
言いながら男は手を添えて、私の指を上から応援するようにグイグイと押し込む。
中はもうとろけきって、したたりおちている。
「ん……んんんっ………」
言葉にならない喘ぎ声が漏れる、私の指は短い、そんなことをしたら益々焦れてしまう。
焦れて昂ぶりを見せる私の顔を見ながら、男が尋ねる。
「ん?・・どうしたの・・どうしたいの?」
「……あぁ…………もう…だめ………」
「ほしいか?・・・」
「ああ・・ん………ほしい………」
「我が儘だなあ・・・よし、それじゃあ・・・」
ああ、もう欲しい、入れて欲しくて堪らない・・・
仰向けのまま膝を曲げて、アソコがよく見えるように足を自分から開く・・
・・・早く、早く来て・・もう待ちきれないから・・・
ビショ濡れのアソコにずいっと入ってくる、熱いかたまり
でもまだ入り口だけ、どこまで焦らすつもり・・?
「ああんっ……いやっ………」
男の腰に足を絡みつかせる、もっと奥まで欲しいから。
すっと腰を引き、浅くツンツンと軽くつく
そのあと奥へ深く入ってきた。
360Y:02/05/12 14:41 ID:tOxE+m+A
「あああんんんっ…………」
私の声が高くなり、尾を引く。待っていた、このときを。
中が満たされて、足が強く絡みついていく。

もっと もっと もっと   みたして ふさいで こわして

ずっと味わっていたいから。
堪らなくなって腰がせり出す、すこし起き上がり後ろ手をつく。
深く子宮口まで味わうように、腰を打ち付ける。
「はあああっ…………」
「気持ちイイ・・・?」
「………う・ん……すご・く…たまら・な・い……」
中をゆっくり掻き回されながら、いつまでもいつまでも、こうして繋がっていたいと思った。
膣の中が別の生き物のように、動き始める、私の意志と関係なく。
「ああっ……ああっ……んんっ………」
喘ぎ声がだんだん短く、せわしくなる、のぼりつめていく。
「逝くぞ・・・逝っていいか・・・?」
「ん・ん・んんっ……一緒にっ………」
「うっ・・・・・・」
私の中で波が押し寄せる、持ち上げられ、ふわっとさらわれて・・・墜ちた。
361Y:02/05/12 17:02 ID:IRpsIRNH
以上 今回はセルフサービス編?!でした。
あまり激しくなくてスマソ。。。
書きながら「私がマターリえちーを書くのは100年早いのか?」
と小1時間自分を問い詰めたくなりました、もっと修行してきます。。。
>1さん
「縮刷版」へのうp早くてビクーリしました。(いつもサンクスです
「オン ライティング」 に急かされるように、つい書いてしまいました。
意地悪されたのかしらん…
「いま書き込み中(w 」ではなく、今回はこれでオシマイです。w
362電気屋:02/05/13 17:20 ID:DJTXDMxn
やはりココで訊いてしまいましょう。
やつがれはこんなの
http://www.esbooks.co.jp/myshop/kurenai
とか、こんなの
http://www3.plala.or.jp/Denkiya/ugbooks/ugbooks.htm#kannoh
とかやってまして、日夜えっちな小説の普及にいそしんでおるのです。
で、今度「女の子でも感じるえっちな小説」の特集コーナーを造ろうと思いまして、
コチラの皆様のご意見を伺いたい、と。
はい、コチラがオンライン志向で、紙に刷られた小説の方を向いていないってのは
重々承知しております。が、他に適当な場所も無い物で。
よろしかったら過去に読んで「感じた」小説などご紹介いただけましたなら幸いなのですが。
どうかひとつ、よろしくお願いいたします。
3631:02/05/13 17:55 ID:IkR9Tf/M
電気屋さん、いらっしゃいませ。
すでに様々なところで、
当スレの方々もお会いしてることでしょうね。

過去にピックアップされた書籍は、ブックマーク内にありますので、
353 で、参照していただければOKかと。
というお答えでよろしいでしょうか?

453 さんの作品が小説化されたりして?
364名無しさん@ピンキー:02/05/13 21:44 ID:aKMQcndG
結局、電気屋さんの儲けになることに協力したい人はどうぞ。
いじわるな見方だが、私はちょっと虫が良すぎると思ってしまう。
365名無しさん@ピンキー:02/05/14 12:28 ID:QOKfmnCL
イ−エスブックスの『みんなの書店』システムは、
クリックすると購入できる事ができるのが便利ってだけの
単なるお薦めコーナーで、電気屋氏には一円の利益も入ってないよ。
個人サイトの方にも広告バナーは無いみたいだし。
366名無しさん@ピンキー:02/05/14 22:03 ID:hkGFbm4i
この間イーエスブックスで本買ったけど、
本当に中身見えなくて良かったよー。コンビニ受け取り便利!
今後は官能小説コレで買おう!と思いました。
(やっぱり本屋だとはずかしい。だっていちお女だもの。)
ちなみにその時買ったのは「官能小説用語表現辞典」でちた(w
この本、オススメ〜。奥深いですよ。
367364:02/05/14 22:45 ID:7m0A+X5y
>365
大変失礼しました。
クリックすると紹介料くらい入るシステムかと思ったもので。

逝ってきます。
368電気屋:02/05/15 23:48 ID:VK+i30AD
>>363
をを、こんな便利なものかあったとわ。
が、残念ながら紹介されていた本は絶版だったりするのが多い模様。
やはりやつがれ自身のストックからチョイスしたが吉みたい。
でも、数点知らなかった名作もあるっぽいんで当たってみやう。
いちおー過去記事見て……
1)やっぱ男性キャラはカッコよくないとネ。
2)女性キャラが破綻してるよーなのはアウト。
3)大勢にやられまくりよか一人にジックリ。
てな方向性でチョイスしてみたいと思うっス。
ご希望ありましたらゼヒどうぞ。

>>364
すんませんお騒がせして。ぢつわes!books店はもーかってます。
キホン的には364の方の言われる様に一文にもならんのですが、
ランキング上位者にはご褒美が出るんですよ。
で、ウチはおかげさまで三月以来トップ独走状態でして。
こーなると逆にプレッシャーで、機械的に新刊情報流してるだけじゃ
イカンなァと思って今回の企画する気になったんスよ。
ちなみに個人サイトの方は張ってあるbk1のリンク使ってお買い上げいただくと、
3%のポイントバックが入ってやつがれが喜んじゃうのですが、
送料がかかっちまうので近所にセブンイレブンない人以外はオススメできません。
ただ、ココはエラくはやくて、夜中に注文出して翌昼にはもう付いてたりします。
コッチは月にン百円くらいになるかな?最高で六百円程度だったっスね。
bk1は書評一本で三百円相当のポイントバックあるんで、コッチのが断然効率いいっス。
おかげでbk1はおそらく日本一官能小説の書評が充実したオンライン書店になってます(笑)。
369 :02/05/16 00:23 ID:7iVblQVH
最新ロリ画像多数あったぞ
http://veryweird.com/marumie










最新ロリ画像多数あったぞ
http://veryweird.com/marumie

3701:02/05/17 16:38 ID:axqTDVMf
広告が最新レスというのもなんですから、ちょっとカキコ。
「新田&まち」の作者の方と連絡取れまして、
夏コミケ行って、
その人の純愛小説を買って来る気になってるんですが。
その件とは別に、どなたか、
こちらのスレタイトルにマッチした、作品やサークルや作家、
同人系(で、あってますか?)エリアでお勧めあったら、教えてください。
あったら買って来たいんで。
読んで、私が感じなくても文句言いませんから。(w
371Bros.BB:02/05/19 16:43 ID:Bqz+I7bG
Bros.BB :02/05/19 16:26
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4579/
scone novels
[大皇女スューカ]更新

西洋時代劇風大河冒険官能小説。忙しい時には読まないこと。止まらなくなるから。

372名無しさん@ピンキー:02/05/20 15:44 ID:qT2nLUMc
このコのうんちなら食える人!台湾人ハーフアイドル<イリナ>ちゃん!
http://www.prettyhips.net/yirina/
373365:02/05/22 14:14 ID:Hg7mrg51
Σ(゚Д゚)ガーーーーーーーーーン!!

・・・俺が間違っていた・・・
364さんごめんなさい(;´Д`)
374名無しさん@ピンキー:02/05/23 11:31 ID:w0dBUBEf
いづれにせよ、直リンする人はどうかと。
375名無しさん@ピンキー:02/05/23 21:52 ID:dW3giqi4
なんだか閑散としてますね〜。
376名無しさん@ピンキー:02/05/24 05:30 ID:R7k2KedP
そうだね。
是非「虜囚」や「まち×新田くん」のような
力作を読みたいですね〜。
377名無しさん@ピンキー:02/05/29 07:36 ID:ioNNNckB
マターリあげ
378名無しさん@ピンキー:02/06/01 01:25 ID:18Bd+vET
今さっきからこのスレと前スレ読んでいました。
とりあえず、 星野ぴあす「私立H学園中等部 美少女調教委員会」 を買ってみようかなと思います。

私も試しに蘭光生の陵辱 マドンナメイトベストセレクションというものを読んでみました。
男性が女性を凌辱していくのですが、なんていうかおっさんが男子用に書いているっていう雰囲気
が強くて、短編集だったのもありますが、完全に男子向けですね。
責めの描写も高速過ぎて読んでいて浸れなくて、、、トロトロと責めてほしいのに。
こっち側のことが全然考えられていないってか当たり前ですね。
私はMなのでハード目がいいのですが探すのは難しそうですね。
379電気屋:02/06/01 12:19 ID:lPDXlFl4
蘭選手はかな〜り固ゆでで、感情がカワいちってますからねェ。
「トロトロと」した感じにゃあ乏しいっスね、たしかに。

会社つぶれたんで入手しにくいかもですが、クリーンドアから出てた
『兄と妹倒錯の恥宴』by渡辺真澄
をプッシュ。
女性が感じさせられてM化してゆく様を、過去最も見事に描いてると思う作品。
作者はむろん女性。
上記の感想は所詮は男であるやつがれの物であるので、女性が実際に読むと
どう感じるかは定かじゃないけど、大ハズしは決してしないと思うっスよ。

美文調がお好みだったら千草忠夫でとどめ。人によっちゃ高尚すぎでエロにゃ
向かないつう人がおるくらいのかっちりした文体で、それこそトロトロと責めて
くれますゼ。オススメは……『美肉の冥府』や『快楽病棟』あたりがいいかな?

あとは館淳一ですかねェ。
ご自身のホームページ行くとタダで旧作をいくつか読めるので、
お金をかけずにお手軽に作風を確かめられるっス。
URLはどっかいっちまったんでご自身で検索してみてくだされ。
380Y:02/06/01 21:23 ID:720HZiED
館淳一 オフィシャルホームページ

ttp://jun.ient.or.jp/~tate/Japanese.html
381名無しさん@ピンキー:02/06/02 21:01 ID:oh4ykCS1
>>379,380さん
ありがとうございます。
そうですね。固茹ででパサパサもいいところですよね。
また、館さんのページも見てみようと思います、 
382Y:02/06/05 12:23 ID:ISFv/sIP
>>379
実は館さんの作品、チョト気に入りました。
筆致や設定より、性戯的に…かな?サンクス。w

萌えた勢いで、1つ書いてみたのですが、どうしよう。。
前回はずしたみたいなので、少し (´・ω・`) ショボーン
マターリトロトロ でなく、「緊縛編」など如何でせう…? 
383名無しさん@ピンキー:02/06/05 13:21 ID:8PovngZu
>>電気屋さん
最近エロ漫画小説板の方で見かけないですが、もうあちらへは行かれてないんですか?
と、激しくスレ違い。
3844:02/06/05 15:18 ID:dizm7evN
>>382
書いてるとき、あんなに濡れてたんだから、
迷う必要ないんじゃない?
皆さんにお見せすれば?
385Y:02/06/05 16:13 ID:kJ0HDq1m
>>384
驚いた…言葉責めされてるし…。
でも、それが分かるあなたも、実は書き手さんですね?w
4さんてどなたかな?と思って探したら、このスレの4=Yだったりする。(爆
前スレ or 他スレの方でしょうか。(ジサクジエーンじゃないからね、念の為
できればビアンなら、タチにまわりたいですが、
直球の責めに感動したので、素直にうpしまっす、ハイ。
386Y:02/06/05 16:14 ID:kJ0HDq1m
「緊縛」の話が出たのはいつ頃のことだったか・・・
冗談めかした その話が、実現するとは思っていなかった。
軽くシャツやタイツで手足を縛って、ソフトSMの経験なら・・ある。
縄を使ったり、体そのものを縛られたりすることは、いまだ なかったのだ。
「なぁ、本当に縛られたいんだよなぁ・・?」
「え?う、うん……」
セックス中ではなくて、素のときに急に訊かれると、さすがに言葉に詰まる。
「どうやって縛ったらいいんだよ・・」
「どうやってって?」
「だって分からんだろう?ビデオでも見て研究するか?・・ん?」
「研究ってあなたが?」
「そりゃそう。縛るのは俺だから。」
たしかに私が研究しても何にもならない、自縛という手法があるのも知ってはいるが。
じゃあ お手並み拝見だね・・その時はそう思って微笑んだ。
387Y:02/06/05 16:19 ID:kJ0HDq1m
「さて、じゃあ やってみるか・・」いきなりそう言われて私は息を呑んだ。
いつの間に?・・ベッドの脇には縄が準備されている。
男の口調は軽やかで、何かの実験でもするようだ。
全身をひとしきり愛撫され、素裸になったそのあとで。
「これ…すごく長い・・よ…?」
束になった縄を横目でみながら、恐る恐るたずねる。
今日はどんな風にしようとしているのだろう。
「あれから、研究したの?」
「研究?してない。してないけどやってみる。」
自信満々な態度、大丈夫なんだろうか、少しの不安が胸をよぎる。
「ほら、こうやって・・・」
横たわっている私の胸に、するすると手際よく縄がかけられていく。
両の乳房を上下から挟み込むように、縄がまわされる、
私の体をオモチャのように、右へ左へと転がしながら。
それでも抵抗せずに、されるがままになっている。
いや、されるがままになるのを、私は楽しんでいるのだ。
キュッと胸がきつめに縛り上げられたとき、ふいに股間に熱いものを感じた。
胸を強く締め付けられているので、息苦しいような感じもある。
自分の体にゆっくり縄がかけられる・・・
それだけで興奮して、すでに感じて濡れ始めていたのだった。
388Y:02/06/05 16:20 ID:kJ0HDq1m
ドキドキドキ・・・胸の鼓動が高鳴り、ますます息苦しさが増す。
乳房のまわりを緊縛した縄は、首の後ろを通り、それから・・・
「ほら、こうだ・・」
縄がもう充分にしっとりと濡れている股間を通っていく。
尻の双丘の谷間も、濡れた膣のあたりも、それから敏感なクリトリスも、
こすれて圧迫されて・・・少し痛い。
でも足を広げられ、縄をかけられているその状態に、不思議と欲情する。
体に縄が触れるたび、感じて濡れそぼる。
「あああ……ん…あ……」
「ふぅむ・・好きなんだろ?こういうの・・堪らなそうな顔をしている・・」
「少し痛い…痛くしないで…お願い……」
「だって自分から縛られたいって言ったんじゃないか。今更なに言ってんだよ。」
男は、広げられ 縄が食い込んでいる股の間を、面白そうに眺め、
そして縄のすき間から、敏感な部分に指を入れていじり始める。
「それにほら、こんなに溢れて・・感じてるのに・・・スケベだな。」
食い込んだ縄のすき間から、指をいれて溢れる私の液をすくいとる。
「もう・・こんなに とろけてるくせに・・・」
「言わないで…おかしくなっちゃう……」
腹のあたりにかかっている縄を、男がぐいっと上に引っ張りあげる。
食い込みがきつくなり、思わずうめき声が漏れてしまう。
389Y:02/06/05 16:22 ID:kJ0HDq1m
「はぅ…うぅ…痛い、ダメ…許して……ほどいて……」
「駄目だ、許さない・・」
続いて、片方の足首に手荒く縄がまかれ、そしてもう片方にも。
「ほら、こんな風にもできるぞ?どうだ?・・・いい眺めだ・・・」
足首を縛った縄が、上に高く掲げられる、それと同時に縄の食い込んだ股間が露わになる。
縄の一部を箪笥の取っ手にひっかけ、ちょうど両足首が引っ張り上げられて
仰向けのまま、両足をあげて大きく開かされている格好になる。
最後に乳房の少し上で、両手首を拘束して・・・これで「緊縛」は終了らしい。
「ほら、もう逃げられないよ。好きなように弄り放題だ・・・」
そう言いながら、股間の縄を腹の上で片方の手で持ち上げて食い込ませ、
もう一方の手は、乳首をきつく摘まみあげる。
「はあああぁぁぁ………」
声とも溜息ともつかない音が、口から洩れる。
足の自由を奪われて、高く掲げさせられている。手の自由もきかない。
「緊縛」による興奮と息苦しさが、ますます強まる。
足首の縄の部分が、引っ張り挙げられているせいか、ちょっと擦れて痛い。
おかしくなる、おかしくなる、どうかなっちゃう。。。
私のいやらしい液体は、とっくに溢れ出て、股間の縄に沁みこんでいるはずだ。
足首の痛みに耐えながら、思わず哀願の口調になった。
「だめ、なの……ほんとうに。ヘンになっちゃう・・の。おかしいの、早くほどいて…」
390Y:02/06/05 16:29 ID:kJ0HDq1m
男はやっと私の哀願の声を聞き入れたようだ、黙ったまま縄をほどきはじめる。
「足はほんとに痛かった…もっときつく縛らないと、かえって痛いのかも。」
そんな感想を言ってみる。
「でも分かったよ、お前が何を好きか・・」
「えっ?」
縄のいましめから解放した後に、男はそんなことを言う。
「多分な・・『拘束』がいいんだ、お前には。」
そういいながら、男は縄を手に取り、その匂いを嗅ぐ。
「お前のあそこの匂いが沁みこんでるな。」
その言葉を聞いて顔が熱くなる、恥ずかしさが再び蘇る。
「起きてごらん?」
そう言われて、私はベッドの上に正座の姿勢になる。
「どうするの?」
私の問いかけに答えずに、また乳房の周りに縄をかけ始める。
「ええっ?もういいよ、やめてよ、今日は…もう……」
「やめない・・・もっと楽しむんだ・・・」
縄はまた乳房を挟むようにかけ回され、続いて両手を背中のところで拘束する。
「あ………」
「こういうの好きだろ?」
微笑みながら、男は私の前に仁王立ちになった。
391Y:02/06/05 16:36 ID:kJ0HDq1m
続きはまた夜に。w
392Y:02/06/05 22:11 ID:ZGTEm2My
眼の前の光景に一瞬 釘付けになる。
すこし膝立ちになった、ちょうど私の口元に、付きだされた「男のモノ」
蕩けるような顔になって、吸い寄せられるように近づいた私の唇を、
男は両手で頭ごと抱えよせた。
「はうっ……う……」
言葉をだす暇もない、愛しむように髪の毛を撫でながら、
それでも男の両手はしっかりと私の頭を抱えている。
なすすべもなく、咥えさせられている・・・そんな状況が、自分の中の興奮を呼び覚ます。
手の使えないフェラチオはとても苦しい。
咥えたモノにゆっくりと舌を絡めながら、呻き声をあげる。
「んぐ…ぐ…うぅ……」
男の手によって、フェラを手伝うように揺らされる私の顔。
私の口は、いま まさに犯されて、性器そのものになっている。
頭をつかむ男の手に少し力が入る・・興奮しているのだ、この男も。
小さな微かな、喘ぎ声が頭上から聞こえる。
男の興奮を感じ取って、私の体が熱くなる、歓びに震える。
あぁ・・でも、苦しい、やっぱり。
喉の奥のほうまで押し付けられて、吐き出したいような苦しさが増す。
もっと喜ばせたい、耐えなければ・・・でも・・・
「あぐ…んんん……ああっ……」
393Y:02/06/05 22:12 ID:ZGTEm2My
苦しさに耐え切れずに、自分から逃げるように唇を離した。
「ごめんなさい、苦しくて…もう…ほんとに、ごめんなさい……」
荒い息をつきながら、思わずベッドに腰を落とした。
眼の前の「男のモノ」は一段とそそりたっている。
「うつぶせに・・なれ・・・」
「あ……でも……」
「いいから後ろを向いて・・」
バックの体勢で貫こうというのだ、でもこのままでは手がつけない。
後ろ手に緊縛されたままでは、いつものような四つん這いの体勢がとれない。
「ほら、早く・・」男が私の肩を押す。
このまま前に倒されたら、頭からベッドに突っ込んで、息ができなくなってしまう。
ベッドの向こうに、椅子がひとつ置いてある。
膝立ちで移動して、それから頭を椅子の上に乗せて、お尻を男に向けた。
「どうされたいんだ?」
「後ろから…ほしい……」
「どんな風にされたいんだ?ちゃんとお願いしないと・・・」
「ビショビショの所に、奥までたくさん…ほしいんです…ダメ、もう我慢できません…」
焦れたような気持ちになって、お尻をもじもじとさせ、そして突き出す。
背後からの男の視線を痛いほど感じる。
こんな姿を、ねめつけるような目で、見つめているに違いない。
394Y:02/06/05 22:13 ID:ZGTEm2My
そう思ったら、再びとろとろに濡れていく。
「そうか・・そんなに欲しいか・・」
尻を大きく撫でまわし、腰をつかむようにしながら、男はその光景を楽しんでいる。
そして今度は焦らすことなく、いきなり一気に奥まで貫かれた。
「あぁんっ……はあぁっ……」
思い通りに中を満たされて、思わず歓喜の声が上がる。
「こんな姿でされるのが好きなんだ、お前は・・・」
「ほら、出し入れするたびに、あそこの音がするぞ、聞こえるか?」
「あ…あっ……聞こえます、あそこの音…私…なんて…いやらしい……」
「そうだ、いやらしくて淫乱なんだ、お前はこんなに・・・」
背中の上に覆い被さるようにして、男が耳元でささやく。
耳元に熱い吐息をかけられる快感と、言葉による屈辱・・・
「んふっ……言わないで……いやっ……」
体を緊縛され、手の自由を奪われ、感じる中を掻きまわされて、言葉で心を犯される。
背筋を下から這い上がる快感・・・しとどに濡れた太腿のあいだから、
男の指がしたたる液体をまたすくいとる。
「凄い濡れ方だな。もっとよくしてやる・・・」
その指でゆっくりとアヌスを撫で回す。
「どうだ?ここに指が欲しいか?」
じわじわと指を押し付けながら、私の答えを促す。
395Y:02/06/05 22:14 ID:ZGTEm2My
「ん…んんっ……」
「言わないと抜いちゃうぞ?ほら、ちゃんとお願いして・・・」
「あ…ください…後ろにも指が……ほしいです……」
最初はゆっくりと、そしてずぶっとアヌスに入れられる指・・・
ぞくっとする快感で、気が遠くなりそうになる。
「はぅんっ………!」
「お尻にも、指いれられて感じちゃうんだ・・・なあ・・・」
「どこが気持ちイイんだ?言ってみろよ、ほら・・・」
そう言いながら、もう片方の手は、前に回って乳首をつまんで悪戯し、
それから、充血しきって膨らんでいるクリトリスを捏ねまわす。
「あぁっ…あ……わかんない…きもちいいの…全部いいのぉぉ………」
3ヵ所の部分を同時に責められて、理性など消し飛んでしまう。
それぞれの快感を別々に受け止めて、そして一緒になって大きな渦になる。
拘束されて、貫かれて、いたぶられている自分の姿も、何もかも全部・・・
見えなくなって、混沌として、何度も何度もおそってくる・・快感の波のとりことなる。
「おかしいの…ヘンなの……どうか…なっちゃう………はぁあっ……!」
男の突き入れるリズムが早まる。それに合わせて、自分から腰を動かす。
はっ・・はっ・・はっ・・・絶頂の予感が近い・・・
でもどこかで抗うように、椅子にのせた頭だけが小さく、イヤイヤをする。
「いいんだ、もっとおかしくなれ・・逝っちゃえっ・・・!」
396Y:02/06/05 22:22 ID:ZGTEm2My
あつい、あつい、あつい・・・体が燃えてしまう。。
男の言葉に導かれるように、おびただしい熱に溶かされるように、
言葉にならない声を大きくあげて、私は絶頂に昇りつめた。
「う・・・俺もだ・・・」
快感の余韻で、少し震えている私の臀部の上に、男は射精した。
力尽きたように、男の身体がゆっくりと、私の背中にもたれかかる。
はぁっ・・はぁっ・・・荒い息をつきながら、
貪りあった余韻に浸って、しばらくの間 不自然な体勢のまま、2人で体を重ねていた。

ようやく男が起き上がって、思い出したように縄を解いていく。
「さぁ、シャワーを浴びないと・・・」そう言って、ポンと私のお尻を叩く。
「動けないよ……」うつ伏せになって、私はベッドの上にへたりこんだ。
「縛られるの、気に入った?また今度やってみるか?」
「……うん。」
「早く来いよ、そのまんまだと風邪ひくぞ。」
そう言って、男は軽くキスすると、立ち上がってバスルームに向かった。
見ると手首にうっすらと、拘束の縄の痕がついている。
この痕もすぐに消えてしまうのだろう、残念だけど。
でも、また・・・あの興奮がきっとほしくなるに違いない。
強ばった体をほぐすように、私はゆっくりと立ち上がった。
397Y:02/06/05 22:26 ID:ZGTEm2My
以上で、オシマイです。
>1さん
「縮刷版」相変わらず、早っ!!
でも嬉しかったです、ありがd。w
398名無しさん@ピンキー:02/06/06 00:06 ID:pPMol2Hi
>Y
久々に来てみればうpされている!乙〜〜♪(;´Д`)ハァハァ
>前回外した
いや、このスレの要求レベルが高いのかと。
特に新スレになってから意見が厳しいような気がするっス。
>4さんてどなたかな?
1つ心当たりのあるところが……そこでこの御名でssを書かれている?
ヒントは「懐かしいトコロ」かな。違ったらごめん。
ぢつわ自分もそこで書いた。
3991:02/06/06 01:46 ID:w4Kb8s0c
>Y
緊縛なのにラブラブな二人。
前に、コンドームつけた痴漢とラブラブなのもあったし、、、
男にゃ分からん女の気持ち、深いと見るか浅いと見るか?
>398
はい、某懐かしい所にてssであそんでいた1=4でした。
クッキーしまいわすれておりました。
しかし世間は狭い。、、って2chで書いてればそりゃね。
400Y:02/06/06 20:07 ID:LXOOQ0ao
>>398
>このスレの要求レベルが高いのかと。
おお、たしかに。
「つまらん、ゴルア!」とか「ごめん、萌えない・・」とかの
否定的感想もなかったので、益々ショボーンでありました。
このスレでの沈黙は、放置=無視…なのかしらん、と。
どこら辺が (;´Д`)ハァハァ なのかも、良かったら教えてくださいませ。
>>399
>懐かしい所
わかんない。。。w
>緊縛なのにラブラブな二人。
言われてみればその通り。。。
ラブラブを超えた信頼がなければ、「緊縛」には至らないのでは?
などと言ってみるテスト。
でもそんなリアリティは、ここには必要ないのかもしれませぬ。
読み手としては、無理やり緊縛シチュは萌え〜なのですが、書くのはどうも…。

1さんはじめどなたか、是非おながいします…とリクエスト。
40146:02/06/06 22:01 ID:0bIX/e3F
Y様マンセー
>緊縛なのにラブラブな二人。
はー。自分のほむぺでイヤというほどやってますからねー。
陵辱もん書いてもラブラブになっちゃうし。
>無理やり緊縛シチュ
これやっちゃうとスレ違いにならないですかね。
お馴染みの二人にイヤイヤ緊縛やらせてみようかしらん。
4021:02/06/07 19:04 ID:vKkTFMSY
>Y
いやいや。そうでもないって。

読んでて濡れて、
終わったらブラウザ閉じて、
次の日から、更新チェックしてる人が、
ほら、そこと、そこと、そこに、、
403電気屋:02/06/08 11:08 ID:Unu0e4eO
あー、そのー、なんです。
コチラのに刺激されてらぶらぶ縛りモノの短いの書いちゃいました。
よろしかったら、どぞ
http://www3.plala.or.jp/Denkiya/ugbooks/ugbooks.htm#sibaru
404.娘:02/06/08 11:12 ID:yLdAkFoh
40546:02/06/08 13:58 ID:YXXGK5jh
>403
(・∀・) イイ
電気屋さんの作品の中では初めて趣味に命中。(失礼)
でも良い意味で新鮮でした。
406JSサイト発信!!:02/06/08 16:32 ID:MaEO2h6l
407Y:02/06/09 01:10 ID:qDEI4GT1
>>401(46さん
様とかつけたら、痒いってば。w
>自分のほむぺでイヤというほどやってますから
よ・・読みたい。。。
>お馴染みの二人にイヤイヤ緊縛やらせてみようかしらん。
そら、もう是非にも。(ジュル
>>403(電気屋さん
刺激されて、、等と……嬉しいっす。。(どんな刺激なのだろ?
実は電気屋さんの作品はかなり好きなのですけど。
(特に「カミラさん」萌え〜
今回の「縛る」、おんなのこ向けなのは、○○と××のあたりかしらん?
(未読の人のためにあえて伏せ字で…
可愛くってヨカッタですよん。w
40846:02/06/10 12:03 ID:wgeh3T+W
>繋ぐもの3
ちびちび書き始めました。
でも「イヤイヤ縄」って言っても、なんかハードじゃなくて打つ出し脳。
ま、いいや。
>よ・・読みたい。。。
多分既にお読みと思はれ(;;;;;; ・∀・)いや、わかんないケド
4091:02/06/10 12:20 ID:r8q7lEX0
46さん、このスレじゃなくて、
縮刷版とかリンク集からのリンクじゃダメかな〜?
おな感スレで好評を得た作家さんのサイトに、
みんな行きたいと思ってるでしょうから。
(おぃおぃ、自分が見たいだけだろ、、)
しかしこのスレで、間接的とはいえホムペ晒すのも、
自殺行為ではありますね。ほんと。
上記をふまえてメールなんかくれたりして。
4101:02/06/10 12:23 ID:r8q7lEX0
>>408
おっ、書いてる間に、、
ちょっと待ってください。、、、ってことは?
41146:02/06/11 00:00 ID:6PlaGgKo
 靖之にデートすっぽかされた〜!!
 土曜に仕事入れるなよぉ!
 そりゃね、待ち合わせが地下のライブハウスで携帯が通じなかったってのは認めるよ。
そんで、私がムクれて自ら連絡取ろうとしなかったのも認めるよ。
 でもくやしー!!
 2次会予定のバーにのこのこ現れた靖之に食って掛かった。
「ちょっと! 一体どうゆうつもり?」
「携帯通じなかったじゃんか。 まあいいや、オレが悪かった」
「そーよ」
「ま、誕生日も近いことだし、何かいいものくれてやるよ」
「とーぜんです」
「でも、ただくれるのも面白くないから…、そうだ、ちょっと待って」
 靖之はバーのテーブルに置いてある紙ナプキンを5枚取り、
  ”ヴィトンのバッグ”
  ”グッチの新作”
  ”エノテカで夕食”
  ”すんげーいいワイン”
  ”縄”
 と書き込んだ。
「おやまあ随分張り込んだわねぇ。 バッグって、予算いくらよ」
「んー、2ケタは無理だから、その範囲で。 あ、消費税入れて2桁になるのは許す」
「うそー! それでもすごい! …… ちょっと待って…… この『縄』って何?」
41246:02/06/11 00:23 ID:6PlaGgKo

「あ、それは落とし穴。 由利が縄で縛られて、未体験ゾーンへ」
「ばばばバッカじゃないの? なんであたしが縛られるのよ!
 もともとそっちのペナルティでしょ?」
「だからぁ、他がスゴイぶん、ちょっとは遊び心が無いとね」
「あたしドウーイしないからね!」
「だって、確率5分の1だよ? 絶対引かないって」
「そう言われればそうね」
「さぁ、そしたらくじ引きだ。 俺もハラを決めたぜ。
 ”すんげーいいワイン”だと助かるな。 比較的安く済むから」
「あたし絶対グッチのポーチ!!」
「くうう、予算いっぱいまで使う気だな」
「当然でしょー! さあ、どれにしようかなっと!」
 靖之が巻いた状態で握っている5本の紙ナプキンの、真ん中の1本をピッと引いた。
「さーて、何かな〜」
 紙ナプキンの巻きを解きながら、ニコニコ笑っている私の目に飛び込んできた文字……
 一瞬、顔を引き攣らせ、
「えーと、もう一枚ね」
 と言って手を伸ばす。
「何言ってるんだよ、一枚だけに決まってるだろ?」
「ああう」
「何が出たの?」
「えと…… その……」
「貸してみな」
 靖之に渡した紙ナプキンには、『縄』の文字が……
「アッハッハ!!」
「ねえ、ウソだよね? ジョークでしょ?」
「約束は約束だよ。 さ、ウチへ行くよ」
「ややややヤダッ!!」
「だーめ」
41346:02/06/11 00:26 ID:6PlaGgKo

 靖之のマンションに着くと、ムードも何も無く脱がされた。
「ねぇ、せめてシャワー……」
「そのままでいいよ」
 靖之はどこからともなく赤い綿ロープを出してきた。
「ねぇ、どうしてそんなの持ってるのよ!」
「ん〜? このまえ、なんとなくネットのアダルトグッズのサイト見てて、
 安かったんで買っちゃった」
「そんなもん衝動買いするなよぉ」
「さ、真っ直ぐ立って」
「止めようよぉ」
「だーめ」
 言うが早いか首に綿ロープを回され、胸の少し上で結び目を作られた。
「わ!」
 私の出した声は、恐怖と驚愕の声。
 なんだかわからないうちに、本当にSMの緊縛の対象になってしまいそうな恐怖と、
靖之が信じられないほど手早く縄を操作するのに驚いたのだ。
 それでも使い慣れているわけではないらしく、縄と一緒に取り出した手順を書いた
紙を見ながら、胸の下あたりとお臍の下あたりにまた結び目を作った。
「足開いて」
「エッ?」
 言われるままに少し足を開くと、股の間に縄を通し、下から背中にまわして、
最初の首の縄の背中側に通した。
 最初、股の下を緩く通っていた縄のことは気にならず、その凶悪な目的にすら
気付かなかった。
41446:02/06/11 00:28 ID:6PlaGgKo

「あ、失敗」
 と靖之が言い、うなじに通した縄を一回抜いた。縄は股の下に垂れた。
「これが無くちゃね」
 靖之はちょうど股の辺りに当たる部分に結び目を一つ作ると、そこから10cmほど
下にももう一個結び目を作り、再び縄を背中からうなじへ通した。
「痛かったら言えよ」
「?」
 最初意味がわからなかった。ところが、靖之が首の後ろの縄をツーッと引っ張られると、
体の前を縦に通る縄全体が引かれて、股を回って背中を上る2本の縄が次第に密着して、
まだ閉じたままの私の秘所の入り口に、ぎゅっと結び目のコブが食い込んできた。
「あ! やッ!」
 やっとそのコブの役割を理解した私は、一瞬蒼ざめて叫び声を上げたが、そのとたんに
靖之の二本の指が割り入ってきて、左右の花弁をぱっくりと開いた。
 なんの前触れもなくその部分を無防備にくつろげられ、心臓がばくんと高鳴った瞬間、
心の片隅で感じていた最悪の予測に違わず、ごつごつした綿ロープの結び目がまだ勃起の
甘い赤い突起に、ぴったりと寄り添った。
 ところが、そっちに気を取られているうちに、さらにロープが引かれ、今度は後ろの穴、
普段圧迫されることなど未経験のすぼまりに、ゴロリと結び目が触れた。
「ひいいっ!」
 とても普段感じることの無い未経験な2点の圧迫感に、思わず悲鳴を上げた。
「痛い?」
 靖之が聞く。
 ふるふると首を振る。
「痛くないなら続けるよ?」
 首の後ろでロープを一度結ぼうとする。
「あ! ちょっ!」
「え? 痛い?」
「痛く…… は…… 無い……」
 あたしバカだぁ。こんな時こそ『痛い』ってウソつくべきなのに、なぜか正直に
答えてしまう。首の後ろで縄を結ばれると、股にかかるチクチクとした圧力はもう
緩まなくなってしまった。
41546:02/06/11 00:30 ID:6PlaGgKo

 首の後ろからまだ余っている縄を左右に振り分け、前に回し、前を縦割りに走る二本の
縄をくぐらせて、また背中へ戻す。そして、キューッと圧力をかけ、また前に回し、
先ほどより一つ下の区切りを通し、また背中に戻した。
 オッパイがくびりだされ胸郭が圧迫され、呼吸が制限される。 実際は綿ロープが
しなやかにまとわり付きながら僅かに伸び縮みするので、窒息するほど苦しくはないが、
何かに押し込められたという包まれ感がある。縄という『線』で包まれているのに、
『面』を感じる不思議。

 そして、縦割りの縄が左右に引っ張られることで、アソコへの食い込みがきつくなり、
少し体を動かしただけでもゾロリとクリがなぞり上げられるような快感が起こるように
なってきた。
 ロープはまだ余っていて、靖之がそれをあたしの腰に回したとき、
「い、いやっ!」と靖之の頭を押してしまった。
「こら〜!何すんだ」
「だ、だってぇ…… これ以上食い込んだら……」
「食い込んだら?」
「い、痛いと思う」
 よし、良く言ったぞ、あたし。
「あははは。 痛くてこんなになるかい?」
 靖之はいきなり股を通る縄をぐっと少し引いた。
「あヒッ!」
 一瞬クリをザッと擦る衝撃的快感とともに、ニチッと粘り気を含んだ音が漏れた。
41646:02/06/11 00:33 ID:6PlaGgKo

「正面から見てわかるほど、縄が濡れて色が変わってるよ」
「ああああああ」
 さっきから心の底でわだかまってた、ある単語がむくむくと頭をもたげてきた。
「さあ、言い直すんだ。 『これ以上食い込んだら』どうなるの?」
「……」
 もう心臓がバクバク音を立てて、自分の耳の付け根が赤熱しているのがわかる。
「さあ、『これ以上食い込んだら』……?」
「き…… ……」
 靖之が、股縄を僅かずつ指でクンクンと引く。
 ちゅくちゅくと淫らな音を立てながら、腰を引いても逃げられないほどの割れ目の奥深くで、
クリとアヌスに送り込まれる淫らな刺激に、もう脳の中まで溶かされてきた……

「さあ、『これ以上食い込んだら』……?」
 ちゅくちゅくを緩めない靖之。
「き…… …… 気持ちよく…… なっちゃう……!」
 あああああとうとう言っちゃった!
「よくできました」
 靖之はすばやく腰周りの縄を下腹部の縦縄に通し、しゅるしゅると背中めがけて引き絞った。
「んああああぁぁぁっ!!」
 クリトリスを転がしながら潰す前のコブ、アヌスに分け入らんばかりに食い込む後ろの
コブ、二つの淫靡な刺激に頭がぼうっとなって喘ぎ声を漏らしてしまった。
41746:02/06/11 00:35 ID:6PlaGgKo

 自分がだんだん、快感に蕩けた肉の塊になってゆくのがわかる。逃げ道を絶たれ、
どれを爪弾いても、喘ぎの音色を奏でる吟線に絡め取られている。身を捻っても、
しなやかに付いてくる残酷な凶器、そのコブの威力を嫌というほど思い知らされて……

 手がまだ自由なのに、もう体の戒めのことばかりで頭がいっぱい。
「後ろで手を組んで」
 と、靖之に言われて初めて思い出した。後ろ手をお尻の上で組むと、それをグイと
背中の中心まで捻り上げられ、ごってりと縄を巻きつけられ、さらにオッパイの上と下に
3重に縄を巻かれ、きっちりと縛られた。

「はふぅぅぅ……」
 ドロドロに甘い嘆息が漏れる。もう、自分が自分で無いみたいだ。
「ここまでハマるとは思わなかったな」
「フーッ」
「フーッ」
「フーッ」
 靖之が嫌味っぽく言う言葉も耳をかすめるだけ。あたしは呼吸を整え、胴体の下方から
チクチクと上ってくる甘い刺激を受け流すだけで精一杯だ。
41846:02/06/11 00:45 ID:6PlaGgKo

「由利、キスのおさらいしようか」
 足元がおぼつかないあたしを、小手高手の後ろ手縛りごと抱いて、むちゅっと唇を奪う。
口の中の唾液を全部吸われ、入れ替わりに靖之の唾液が流れ込んでくる。だらしなくしか
動かない舌をれろれろと舐められ、上の口も下の口もぐちゅぐちゅにされてしまう。

 そのまま抱えてベッドに寝かされたが、軋む体に纏わり付く縄は、あたしに僅かの休息も
与えてくれない。
「んんんんん……」
「んあああんん……」
 もぞもぞと体をくねらせながら、あと僅かで高みを越えるもどかしさに喘ぐ。
「なんとかしてよぉ……」
「どうしたいの?」
「い…… 逝きたい……」
 自分の口をついて出た言葉に自分で赤面する。
「靖之の入れてよぉ」
「ふふふ、ごめん、この股縄のキツさじゃ俺のは無理なんだ。 代わりにこれで我慢して」
 股縄がぐっと引っ張られ、
「アッ!」
 ビクンと突き上げる衝撃に叫んだ直後、蜜でふやけそうなあたしのソコに硬い棒が入ってきた。
「なに?」
「バイブ」
 もうこれ以上蕩けることはないと思っていたのに、更に心臓が鷲掴みにされる衝撃が走る。
ズルズルと火照る肉壷をかきむしるようにごつごつしたバイブが奥まで入れられると、
クリトリス用の小さな突起がトンとしかるべき位置に当たった。
「じゃ、ご希望通りに」
 『逝きたい』って言ったけど、こんなの死んじゃう!!
「やあああっッ!!」
 そんなあたしの絶叫も空しく、靖之がバイブのスイッチを入れた。
「ヴイイイイ……」
 音の前半しか耳に残らず、あたしは昇天した。
41946:02/06/11 00:46 ID:6PlaGgKo

 気付くと縄は解かれ、ベッドに寝かされて、毛布を一枚掛けられていた。
「お、気が付いた?」
「あああ」
 時計を見ると、大して時間は経っていなかった。
「入れてもいいか?」
 突然の問いに、『何を?』って聞き返しそうになった言葉をぐっと飲み込み、
「いいよ」
 と言って笑った。

 体力使い切って少しマグロなあたしの足を抱え、靖之が侵入してくる。
十分すぎるほどの前戯?のおかげで、あまり抵抗無く受け入れてしまった。
 靖之が抽送をはじめると、やっぱりバイブよりコレだよなぁって思う、熱い肉と肉との
触れ合いに、あれだけ強烈に逝ったくせにまたふわっと気持ちよくなってしまう。
 出入りする肉棒で、縄のコブに苛め抜かれたクリトリスが擦られると、過敏になった
肉芽の発する快感に、またまた絶頂へと運ばれる。

 しばらくのピストン運動の後、靖之のモノがプクッと膨らんだ感じがして、
彼が射精したのがわかる。と、同時にあたしもじわじわ〜っと逝った。
42046:02/06/11 00:49 ID:6PlaGgKo

 コトが終わって、シャワーを浴びたら全身にロープの跡がクッキリ。
明日が日曜でよかった。

「さて、靖之さん」
「は、はい」
「明日こそは、お時間ございますかしらねぇえ?」
「ご、ございますとも」
「では、おデート、お付き合い下さいますかしらぁあ?」
「ま、まあ、いいでしょう」
「ではブランドなお店でおデートいたしましょうねッ!」
「ひー」

「ところでさ、くじ引き、イカサマじゃないよね」
「それは無いぞ」
「でも話がうますぎる〜」
「由利ってさ、選ぶものが奇数個あるとき、絶対真ん中を引くじゃない」
「ぎゃあああああ!!」


おわり
421Y:02/06/11 04:20 ID:Y0rt9cfg
>46さん
いやん、イイ!コブ付き股縄かぁ、ジュル。。(おいおい、しっかりしろ、自分
お疲れ様でした〜。
上げちゃお…。w
42246:02/06/11 12:57 ID:LFmDU3CJ
またしても早ッ!
縮刷版登録ありがとうございました。
4231:02/06/12 08:22 ID:+pdYGLIA
こちらと同じ板の
「コナンで想像しよう!エロく・・エロく・・はぁはぁ」
パロディ属性除いても読めます。量あるし。
まだのかた、一読を。
424すげー!!:02/06/12 08:38 ID:ScfIEooa
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42546:02/06/12 10:50 ID:eo3Gh0ju
>423
読んできた… ハァハァ
あっちに負けず書くぞゴルァ!
      ∧ ∧
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)
 UU ̄ ̄ U U 

と、言うだけ言ってみるテスト
426あっちの書き手:02/06/12 11:57 ID:pZ2EEMaA
コソーリ……
>423
ハ、ハズカスィ……こんな、すごい書き手さんが揃っている所でのご紹介。
いかんせん主人公が小学生なんで、そのへんの「無茶」は無視して読んでいただけると……(冷汗

>46
いつもながらの「軽いタッチでもエロはしっかり」に(;´Д`)ハァハァ。
言うだけだなんてイヤ〜〜〜!!と言ってみるテスト(w

>Y(遅レス……スマソ)
>>386-396、縛られていく過程にカナーリ(;´Д`)ハァハァ。
彼女の感じていく様が、なんともリアルで鮮やかで!
これの影響であっちでも縛りモンやってみようか、などと思った事は秘密です(w
427Y:02/06/13 02:46 ID:S7vE0JIq
>>423
ほんと、読みごたえたっぷり…眠い目こすりながら読み続ける自分にちょっと鬱。。。
>>425
ここにもあんなにたくさ〜んの書き手さんが現れたらイイね。
で、もちろん書いてる最中でしょ?w
>>426
ドモドモです。
神の手を持つあなたを、こちらにスカウトしたいくらいなんですが。(マジ
やって下さい、あっちでも縛りモン。

しっかし46さんじゃないけど、刺激を受けすぎてしまったな。
うぅ〜〜〜ん。。。
42846:02/06/15 13:19 ID:MfdxrcbX
ヽ(´ー`)ノマターリヽ(´ー`)ノ

ネタギレあげ。
4291:02/06/15 14:11 ID:gY2AhZG+
http://www2.gol.com/users/kyr01354/links/
http://www2.gol.com/users/kyr01354/bbsstory/index.html
おな感1と2のリンク集および縮刷版です。定期告知。
話違いますが453さんのサイト、おな感パワー全開ですね。(w
辱めて、、いや違った、、初めての方は、
縮刷版経由で逝けます、、
(ぅ、もういいや、変な変換ばかりしてるせいだよこりゃ)
430名無しさん@ピンキー:02/06/15 22:43 ID:zinM2d81
>Yさん
亀レスですが・・・「緊縛編」読ませて頂きました。
縛り上げられていく様子に萌え〜♥ 私も緊縛に興味津々なんで。(w
拘束される快感、その心理描写がとても(・∀・)イイ!!!
欲を言ってしまうと、縄が食い込んでいる具体的な描写&その時の痛いけれど切ない気持ち・・
その辺りをもうちょっとリアルにおながいします。
なんていうか、苦痛に耐えている自分に感じてしまいブッ壊れちゃうっていうか。
また次回作、期待しております。m(_ _"m)ペコリ

でもあんまSMっぽくなっちゃうと、需要が少なくなっちゃうのかなあ?
個人的にはそういうの好きなんですがね・・。
431Y:02/06/17 02:58 ID:9xTKqs/K
>>430
亀だろうと鶴だろうと、感想を頂けるだけで…。(ウルウル

>縄が食い込んでいる具体的な描写&その時の痛いけれど切ない気持ち・・
>苦痛に耐えている自分に感じてしまいブッ壊れちゃうっていうか。

まったく仰るとおりで…しまった、描ききれていない、と思った時は後の祭り。。
BBSの恥は書き捨て…出直してきまっす。
自分でも書きたいのはそこの所、『壊れていく過程』なのだと思います。

>でもあんまSMっぽくなっちゃうと、需要が少なくなっちゃうのかなあ?

いつもそこで悩んでしまうのですが、普通のエチ〜を書くつもりはないし…。
(てか、書けないだろっ!w
ターゲット的に狭くても、ちょっと興味アリ、の方は意外といらっしゃるのでは?
などと思っておりますが。
でも「アナル編」とかになっちゃったら、みんな引くだろうな〜。。。
ま、ほどほどに自分の趣味全開で逝ってみたいと。
43246:02/06/17 10:31 ID:mrpC8hJ6
>431
>「アナル編」
やばいです。(;´Д`)

……書きそうです。 あああ自主規制(w
433名無しさん@ピンキー:02/06/17 23:50 ID:et61H63D
コナン君盛り上がってますなぁ…
434名無しさん@ピンキー:02/06/19 09:12 ID:ZXMCgZ/W
誰か、乱入しちゃったり。。。してません?ヽ(´ー`)ノ
435Y:02/06/19 13:28 ID:3mW1th4U
>>432
「アナル」の3文字みたら自主規制が効かなくなった。。(ワラ
>>434
み…見逃してね。。(汗
てか他にも誰か乱入してないか?w
436名無しさん@ピンキー:02/06/19 14:50 ID:UfSDsPiS
ふー。
アナール表現タプーリ書いてスキーリ…
って、別スレやん!

>435
ぎくっ(;・∀・)
4371:02/06/19 16:26 ID:oDCVqR0p
いかんぞこれは。
専属作家を他スレにレンタルする結果になってるではないか。
ま、オリジナルはパワーが必要なんで、
よそでパワーためてからカムバーック。
って、私も、ちょっと、別なとこで、、ハハ、、
438あっちの人:02/06/20 09:20 ID:cVUOtAdZ
乱入ありがとうございました(w
そして、こちらの住人のみなさま、申し訳ありませんでした〜

やっぱり皆さんすごい。そんな皆さんに(;´Д`)ハァハァ
439名無しさん@ピンキー:02/06/23 07:15 ID:UWqw5r1h
ヽ(´ー`)ノマターリヽ(´ー`)ノage
440名無しさん@ピンキー:02/06/24 09:15 ID:Y3gC5rs/
マターリしすぎあげ(ウトゥ

         ∧_∧
  (○)   (∀・  )
  ヽ|〃    (∩∩  )
441名無しさん@ピンキー:02/06/24 10:03 ID:k10YhVDv
コソーリ、一応告知
「名探偵コナン/エロ萌えスレ(2件目」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1024840969/l50
442名無しさん@ピンキー:02/06/24 10:13 ID:7PHcLukb
http://www8.plala.or.jp/nasuka/rumsses.htm

http://www.h3.dion.ne.jp/~kody-art/index.htm

ここ最強!パチンコ業界裏情報BBS+アダルトリンク。
443.musume:02/06/24 10:20 ID:UxJQwMt7
444:02/06/24 11:39 ID:Cnm3rc8L
かちゃり。
「……ふぅ……」
シャワーを浴び終わって、タオルを使いながら、小さく溜息をついた。
気分をすっきりさせようと思って、シャワーを浴びたのに
体のどこかが・・・火照りをおびているような気がする。
いまは抱かれたい時期なのだ、たぶん。
男はめずらしく長期の出張で部屋を空けている。戻ってくるまで、あと3日。
虚ろな気分をかかえたまま、洗面所の鏡に自分の裸身をうつす。
確認するように、顔からだんだんと視線は下へ。
臍のすこし下・・・本来なら繁みがこんもりとしている筈のところ・・・
恥丘には 薄っすらとした翳りしかなく、ほんのりと割れ目が透けて見えていた。
成熟した曲線を描く上半身から腰へのライン、
そこに思春期の少女の恥丘があるようなアンバランス。
気恥ずかしさに、そっと手の平で恥丘を覆い隠してみる。
繁みに覆われていない此処は、こんなにも柔らかで頼りない感触をしているのか。

 ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※ 

数日前、はやめに帰宅した男に、後ろから抱きすくめられた。
「なぁ・・・あそこの毛、剃ってみないか?」
いきなり問いかけられて私は逡巡した。
剃毛・・・興味は、ある・・・
でも剃ったあと、生えかけの時はチクチクすると言うし。
「どうする?剃ってみたいか?・・・今やってみる?それともまた今度?」
かさねて聞きながら、シャツの上から胸をやさしく撫でる。
その感覚にとろけそうになる。
445:02/06/24 11:41 ID:Cnm3rc8L
「……どうしよう…あの……」
「剃ってください、って言ってみなよ。」
敏感に尖りはじめた乳首を手の平で転がしながら、すこし強い口調で耳元にささやく。
びくんっ・・・普段の自分から違う自分に・・・切り替わる瞬間。
そのスイッチは、快感や言葉、男の表情や視線だったり。
「…あ……剃って…ください…」

・・・じゅんっ・・・

自分が呟いた言葉で、私の中のなにかが弾けた。
ストン・・・と頭に霞がかかったようになる、眩暈にも似た感覚。
これから起こるかもしれない光景を想像して、すでに濡れているのだ。
そしておぼつかない足取りで、ゆっくりとバスルームにむかった。

男より一足早くシャワーを使う。
浴び終わった頃、男は手にハサミと、
それから髭そり用の使い捨てカミソリを持って入ってきた。
「ハサミも…使うの?」
「いきなり剃ったら・・・多分カミソリが即、いかれると思う。」
そう言いながら、シャワーで濡れた繁みを手でなでまわす。
「それからここでは喋るなよ。外に丸聞こえだ・・」
そうだった、バスルームの窓は外廊下に面していて、
普通の会話でも漏れ聞こえてしまう。
「さて、始めるか。」
その言葉に こっくりと頷いて、浴槽に腰をかけ、ゆっくりと足を広げていった。
何度も肌を重ねて、慣れ親しんだ男の前なのに、なぜか気恥ずかしい。
男は裸のまま胡座をかき、私が足を広げている目の前に、どっかりと座り込んだ。
446:02/06/24 11:42 ID:Cnm3rc8L
ハサミを取り上げて、ショキ ショキ ショキ・・・
男は私の陰毛を、少しずつカットしていく。
静かな空間にハサミの音だけが響いて・・・
「なんだか床屋さんみたいだね。」
小さな声でそう囁いても、男は無言のまま、作業に没頭しているように見える。
冷たいハサミが肌にふれる感触、眼の前で視姦されている効果は、凄まじい。
緊張と恥ずかしさのために、内腿はわずかに震え、背筋に走るゾクッとした感覚。
たまらなくなって、私は男から視線を外した。

それから、肌が透けて見えるほど繁みの薄くなった恥丘にも、
ひっそりと濡れている秘所にも、まんべんなく泡立てた石鹸が塗られていく。
すっかり毛が薄くなってしまった恥丘を、優しくなでまわされる感触・・・

・・・びくんっ・・・

あぁやっぱり、いつもより何倍も敏感で、感じやすくなっている。
「これからは動いたらダメだぞ。でも もうびしょ濡れなんだよな。」
そんな風に言われても、感じてしまうのを抑えることができない。
しょり しょり しょり ・・・カミソリの当てられる音・・・
意外にも冷静に、男は作業を続けていく。
私もちょっとずつ、そんな静かな時間に慣れていく。
途中まで剃り終わって、その成果を見るように、シャワーのお湯をかける。
「けっこう時間がかかるものね……」
「そうだな、ここから先はホントに動くなよ?」
「うん、分かった…」
より敏感な部分を剃るために、男はふたたび石鹸を泡立たせはじめ、
そして私はすべてを任せるように、もっと大きく男の前に足を広げた。
447:02/06/24 11:48 ID:Cnm3rc8L
えっと、それで 「つづく」 です。
今回は地味〜に、『剃毛&××××&○○○編」(何のことやら…藁
珍しく全部書かずに、見切り発車でうp。
明日までに続きを、と思ってます…でわ。
448名無しさん@ピンキー:02/06/24 14:12 ID:Y3gC5rs/
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< グッハー! テモー イイゾゴルァ!
 UU ̄ ̄ U U  \_____________

Y様外角低めのストライクゾーンを突いてきますね〜
バスルームの描写のような、こーゆー日常の非日常、モロツボです。
自分が受け容れてしまえば、本当にそれが現実になりそうで。
じゅるるるる。
449名無しさん@ピンキー:02/06/25 03:30 ID:ybOvXDfP
(;´Д`)ハァハァ…
450あなる:02/06/25 03:56 ID:yH7tnIMh
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かわいい女の子を見ながらチャットができるよ。
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451Y:02/06/26 00:33 ID:d/TRriZ1
まるで愛撫のような、カミソリのひと剃りひと剃りを受け入れて、

・・・びくっ びくんっ・・・

感じて動いてしまいそうになる、体を必死で大人しくさせる。
横の鏡には、あられもない格好で足を開いている女と、
そこに張り付くように、顔を寄せている男がうつっている。
少し滑稽な、そしてまた猥雑な光景。

「さぁ、おしまいだ。」
暖かいシャワーのお湯をかけられて、やっと終わりになった。
湯を少し熱く感じるのは、陰毛がなくなって より敏感になってしまったせいか。
そしてやっと足を閉じることができる。
「ほら、みてごらん?」
鏡のほうをまっすぐ向かされると、はっきりと見てとれる割れ目に、
おかしな落ち着きのなさを覚える。
「もう一度シャワーを浴びて、暖まってから出ておいで。」
そう告げると、男は一足先にバスルームを出た。

部屋に戻って男に寄り添い、こちらからキスを仕掛ける。
「どうしたんだよ?」
「ん?なんとなく…んふっ……」
探り合うように絡まる舌、甘く感じる唾液、下唇を強く吸われて頭の芯が痺れそうになる。
そして男は体を入れ替えて、上にのしかかってきた。
「…は…んっ……」
足の間に、男の体が割って入る・・・むきだしの下腹部が、相手の体温をじかに感じるとる。
452Y:02/06/26 00:34 ID:d/TRriZ1
「どうした?・・・感じやすくなってる?」
「はんっ……うん、そう……」
「洗い流しても、また湧き出てきてるよ、ここ・・・」
「んぁっ…ダメ…んんっ……!」
乳首を舌でやさしく転がされて、震えるほどの快感が走る。
その隙に ぬぷりと指が差し込まれ、濡れてあふれはじめた秘所に到達した。
ダメ・・だ・・・今日はなんかヘン・・・
肌を合わせて体を擦りあわせるだけで、いつもと違う衝撃がある。
割れ目の中のクリトリスは、押しつぶされて悲鳴をあげそうだ。
それほど感覚がダイレクトになっている。
今まで恥丘にあった繁みは、敏感な部分を保護し、覆い隠していたのだろうか。
ゆっくりゆっくり・・・胸やわき腹に、唇や手の平で愛撫を続ける男に、
焦れたような気持ちになって、足がちょっとずつ暴れてしまう。
「んぁああぁ〜〜〜ん……」
指が太ももの付け根に触れた時、たまらなくなって、吐息とともに大きな喘ぎ声をもらした。
「どうした?足がモジモジしてる・・・もう我慢ができないのか?」
笑いを含んで男がたずねる。
「ぁふっ…んっ…あぁっ……」
内ももの弱い部分を、指圧のように圧迫されて・・・もう、何も言葉にならない。
いつの間にか私の足は、男の足に纏わりつくように絡みついていた。
片手でスルリと割れ目が下から撫で上げられる。
そのひと撫でで、興奮で膨らみきったクリトリスへの愛撫は十二分だった。
「……ぅふっ……」
喘ぐ声と一緒に、体がビクンと跳ねる。
足は挿入をせがむようにますます強く絡みつき、
焦らしに耐え切れないように、いやいやをするように首を振る。
もう・・・待ちきれない・・・
453Y:02/06/26 02:41 ID:d/TRriZ1
密着した下腹部には、男のモノがびくんっと脈打っている。
男は無言のまま、私の足首をグッと持ち上げると、
腰の下に枕を差し入れ、そしてそのまま突き刺してきた。
「はぁぁぁんっ……んっ んっ……んふぅっ……」
内襞がえぐられ、こすりあげられ・・・狂おしいほど待ち望んでいた感触。
熱くて満たされて、そして奥まで到達する。
「あぁ、ダメ…だめ……あたる、奥にあたるの……ぁんんんっ…!」
深い角度の挿入と、快感のあまり男のモノを迎え入れるように降りてくる子宮口。
男は無言のまま、深い抜き差しと、奥まで押し付けて揺するような行為を繰り返す。
このままでは、私はすぐに昇りつめてしまう。。。
「はっ…はっ…ぁあっ……!!」

・・・ばしんっ!!!・・・

今まで味わっていた蕩けるような感覚とは、まったく異質な衝撃が全身を走った。
昇りつめていく寸前で、男の手で私の尻に激しい打擲が与えられたのだ。
「あ……どうし…て……??」
不可解な想いで目を見開いて、男の顔を見つめる。
・・・ばしっ  ばしんっ・・・
「はぅっ……イヤ!…なんで……あぅっ……!」
より激しいスパンキングが続く、これは・・・お仕置きなのか、それともご褒美なのか。。
スパンクは打たれてすぐは痛みとして、それから痺れるような感覚が広がり、
むず痒いような、なんともいえない快感となって、全身を駆けめぐる。
続けて打擲されることは、痺れて快感に変わる前に、立て続けに苦痛を与えられる結果となる。
「駄目…ホントに痛いっ……ああっ……」
続けてまた2打・・・衝撃のあまり体がびくんっと跳ねあがる。
454Y:02/06/26 04:11 ID:d/TRriZ1
「お前は感じてる・・・いちだんと濡れてるじゃないか・・・」
男の言葉に自分の耳を疑った。
・・・え・・わたし、濡れてる・・・??・・・こんなに苦痛を感じているのに。。
「はぅんっ……はぁっ……」
そしてまた続けて2打、そういえば今まで挿入中に打擲された事はなかった。
ああ、そう・・・確かにそうだ、私はいっそう感じている。
ひりつくような痛み、ジンジンとして、もう私の尻はスパンクで赤くなっている。
「自分で触ってみれば分かる・・・ほら・・・」
男の手に導かれ蕩けている部分に触れてみる、いや、触れなくても私には分かっていた。
スパンクに興奮し、そこがおびただしいほど濡れていることに。。
打たれた痛みが熱い刻印に変わり、からだ全体が切なく熱い疼きに満ちていく。
男にはよく分かっていた筈だ・・・スパンクの1打ごとに愛液があふれ、
中では締めつけるように、男のモノに内襞が絡みついていたのだから。
・・・ぱんっ  ぱん  ぱんっ・・・
「はぁうっ………」
私の苦悶の表情を、逃さず捉えようとしている男の眼・・・
苦しさで身をよじるたび、男の顔も紅潮していく。
何度 打たれたのか、もう分からなくなった。
しびれてとろけて、そしてまた昇りつめていく。。。
「今日は中で逝きたい・・・いいか??」
「……は…ぅん……あ、ぬか…ないで、あたしも…いっしょに…逝きたい……」
ようやくスパンクは止んで、爛れたようにとろけた所を、抉るような激しい抽送。
そして強く乳首がつまみあげられる・・・
「ぁああぁぁっ…はぁぁんっ……!!」
のけぞりながら高みに昇っていく・・・んっ んっ んっ・・・
どろどろに2人で溶け合って、痛みも痺れもすべてそのひとときの為に。。。
455Y:02/06/26 05:54 ID:d/TRriZ1
荒い息をつきながら、男も私も高みに打ち上げられた。
・・・はぁっ はぁっ はぁっ・・・
汗ばむ体を抱き締めあいながら、たがいに呼吸を整える。
ようやっと体を離した男が、ゆらりと立ち上がる。
少し遅れて私も立ち上がると、男の放った精がとろりと足の間を伝わっていく。
バスルームで軽くキスを交し、先に男は部屋に戻っていった。
体を洗い流しながら、ふと鏡にむかう。
立て続けにスパンクを受けた尻は、いまだ赤く染まり、
そして対照的に幼げに見える無毛の恥丘は、照明にてらされて白く光ってみえる。
さっきまでの興奮を思い出して、余韻を噛みしめるように、尻にそっと手を触れる。
ほんのりとひりつく感覚が、ちょっとだけ まだそこに残っていた。

 ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

無毛だった場所は、今では少しだけ翳りを取り戻し、
そしてもうとっくに、尻の赤味は消えてしまっている。
想いを振り切るように、部屋に戻り下着を取りだし身にまとう。
誰に見せるわけじゃないのに・・・クスリと一人笑いが洩れる。
身につけたのは、白いレースのショーツとブラ。
胸元や恥丘、股間の部分は裏打ちの布がついているが、
後ろの部分はレース地のままなので、尻の双丘は割れ目までがくっきりと見てとれる。
衣服に袖を通そうとして、手をとめた。
そのまま そっとベッドに横たわる。
ほのかに残された今はいない人の香り・・・
やるせない想いに負けて、ほんの少し自分に悪戯したい、そんな気分だった。
456Y:02/06/26 07:11 ID:d/TRriZ1
このところ自慰を行う回数は、めっきりと減っていた。
男が私の「被虐」の気質に気づいてから、精神的興奮は、ほぼ満たされているのかもしれない。
でも今日は特別・・・そんな言い訳をしながら、そっとブラの中に手を差し入れた。
ゆっくりと指で乳首を転がしたり、そっと摘まんだりする。
押し寄せる柔らかな快感に、体がしびれていく。
時にはやさしく、そして時には強く、胸に刺激を与え続ける。
股間に手を這わせて、クリトリスをかぁるく刺激して、溢れる場所に辿りつく。
・・・もうすっかり濡れているじゃない・・・
男とした行為を思い出しながら、ヒップを撫でまわす。
そう、男はこうやって愛しむように、撫でまわすのが好きだ。
そしていつも・・・ヒップを覆っているショーツに手を伸ばすと、
ぐいっとお尻を剥き出しにするように、ショーツを双丘の間に食い込ませる。
「んくっ……」
食い込んだショーツが、アヌスや膣口を擦り上げるように刺激する。そして・・・

・・・・・・ばしっ・・・・・・じゅんっ・・・・・・

・・・え??・・・いま私はいったい何をした?!?・・・

呆然として自分の手の平を眺める・・・自分の尻を打擲した痺れが、まだそこに残っていた。
自室のベッドに横たわり、自らスパンクをほどこす・・・こんな滑稽な光景はあるまい。
醒めた頭でそう考える、でも手の平はさっきの刺激を求めるように、もう一度ひらりと翻った。
・・・びしっ・・・ばしんっ・・・
じゅわっと溢れでて、再び股間を熱く濡らす感触がある。
「はぁんっ……」
たまらなくなって、思わず声が漏れる。
457Y:02/06/26 08:28 ID:d/TRriZ1
打擲しているのも私、そしてそのひりつく痛みを受けているのも私。。。
自分でする行為だから、どことなく手加減してしまう。
もっと・・・貪欲な被虐の気持ちが頭をもたげる。
思い切って、再び手を振り上げる。そしてもう3打・・・
「…んくぅんっ……」
苦痛を受け止め、しびれる感覚が広がっていくその刹那、
スパンクする自分と、打たれている自分が、ひとつに溶けて混じりあった。
手の平もお尻も、両方ともビリビリと痺れている。
身体中に広がっていく、焼けつくような切なさ・・・
自然と打擲する手は止まり、腰がうごめき、指で乳首をより強く摘みあげる。
興奮と快感の渦に巻き込まれて、もう止まらない・・・
両方の足はきつく閉じられ、膣口からからだの芯に向かって、
らせんのように、快感が突き進んでいく。
乳房をわしづかみにしながら、駆け上がるように私は絶頂に達した。。。

・・・はぁっ はぁっ はぁっ・・・
荒々しい絶頂感に満たされて、しばらくはまともに呼吸する事ができない。
息を整えおわると、さっきまで体にあった火照りが、
まるで憑き物がおちたように、消え去っているのに気づく。
嵐のような、ひとときが過ぎ去って、静寂の時間。
もう一度シャワーを浴びて、着替えをしなければ・・・
・・・ぐっしょりと濡れてしまって、下着もひどい状態になっている。
でもまだ少しだけ、余韻を味わうように、そのままで横たわっていたい。
男がこの部屋に戻ってくるまで、あと3日。。。

              part.5  〜終〜        
458名無しさん@ピンキー:02/06/26 08:49 ID:ZyYICIMb
てててててーもーあんどすすすすぱんきんぐ!
えすえむだー!(今更言ってどうする

こーゆーのって、「その行為をどう解釈して受け容れるか」の描写が
一番難しいんだけど、お見事です〜! (゚д゚)ウマー
459Y:02/06/26 09:09 ID:HB5XF1SE
>>448
>外角低めのストライクゾーン
半歩踏み込まないと、ヒットにならないっすね。(藁
でもストライクゾーンぎりぎり入ってて良かったです。
続きはストライクになったかどうか…さて、どうであろ??
>>449
ドモドモです、過去ログや縮刷版も読んで、もっと(;´Д`)ハァハァしてくだされ。w
>>458
えすえむしか書けない、とかいう説も。。汗

がむばって書いたから、ちょと上げてみよう。。ドキドキ
でもネタ切れにつき、あとはヨロシクおながいします。
(って誰に言ってるんだ w
460名無しさん@ピンキー:02/06/26 09:20 ID:qCYSBI6W
私はSMって興味ないから、実際がどんなものだか分からないんだけど、
その行為が「どんな快感なのか」がよくわかって(・∀・)イイ!!

でも剃毛って後が痛いんだよね。
そっかぁ、アレってSMに入るんだ〜(されたコトはある・笑)
461名無しさん@ピンキー:02/06/26 10:43 ID:jepGTuvL
462名無しさん@ピンキー:02/06/26 14:51 ID:xRCnJzCd
Y様
>>外角低めのストライクゾーン
>半歩踏み込まないと、ヒットにならない
逆でござんす。
Y様ピッチャーでこちらがバッター。
ちょいと普段あまり見ない分野で攻められて、
ボールかな?とヲモタらスパーンとストライクで一本取られたです。
細やかなソコの様子まで手に取るようで、エロエロでした。
463Y:02/06/27 00:07 ID:LV9wDrty
>1さん
縮刷版うpサンクスです。(感謝
>>460
>そっかぁ、アレってSMに入るんだ〜(されたコトはある・笑)
どーなんでしょーか、入るといえば入る…ま、気の持ちようってことで。
ふむふむ、されたことは…にゃるほど。(メモメモ
でもYの書いた話=えすえむ、とか受け取られると、ちょとヤバヒかも。(藁
>>462
あまり見ない分野…言われてみればそうカモ。。
エロエロでしたか、ヨカタ。w
4641:02/06/27 03:18 ID:ma+31W8N
>Yさん
どういたしまして。
ところでみなさん、
Yさんの作品に出てくる男って、とってもやさしい感じしない?
なんか、分厚い信頼感の上で男に甘えるYさんが目に浮かぶ、、、
Yさんを縛っておいて、羽毛でくすぐってトイレも我慢させて(w
その男が理想なのか現実なのか、白状させたい気もするきょうこの頃。
465名無しさん@ピンキー:02/06/27 12:48 ID:+3E7cB1a
↑羞恥責め(w
466名無しさん@ピンキー:02/06/27 17:08 ID:CY0x4Y64
>464-465
ワラタ
467名無しさん@ピンキー:02/06/29 12:42 ID:J518XSQV
羞恥あげ(w
468Y:02/06/29 12:46 ID:F7CXGio7
>>466
同じくオオウケ。
>>464
『この作品はフィクションであり…なんたらかんたら…』
のテロップを脳内で流してくださいませ。(苦ワラ

>縛っておいて、羽毛でくすぐってトイレも我慢させて(w

そのシチュもらっていいですか?w

ヽ(´ー`)ノマターリヽ(´ー`)ノ  ネタギレあげ。
4691:02/06/29 13:08 ID:HjiE5U/5
>468
そうか、脳内テロップありか。
じゃ、あんなことや、、こんなことも、、
よし!!
     って、何する気なんだ(w
470「 」:02/06/29 14:09 ID:gkkNf3BD
471名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:14 ID:udvB+0LC
テロップあげ
472名無しさん@ピンキー:02/07/03 09:19 ID:4sNoIyZi
みんだコナンにばっか溜まるなよォ
こっちはどォなるんだよォ
と言ってみるテスト
473Y:02/07/04 15:24 ID:fkFDv9YC
>>472
あ…きっと誰かカキカキ中なのかも…
とか、無責任に言ってみるテスト。w

某サイトもひと区切りついた事だし。(シミジミ
とりあえずヽ(´ー`)ノマターリ

ちょっとここをロムしてる住人サン達に聞いてみたいんだけど、
(ホントに静かだな、オイ
直接セクース無しの、脳内モノ(相互オナーニ)みたいなのは
受け付けないですかね?どうでしょ??
やっぱり美香チャンみたいなのが、いいんだろうなぁ…うむ。
474名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:29 ID:I/H9/CRg
>473
>直接セクース無しの、脳内モノ(相互オナーニ)みたいなの

よ、読んでみないとわからんッす。
よ、読ませて……(;´Д`)ハァハァ
475Y:02/07/06 12:00 ID:k/iY70wI
>>474
へ?まじっすか?
とりあえず長考、かな…ボツになりそうだったら、自己レスいれまふ。
あまり期待なさらぬよう。。

で、他の書き手サンは?新しい人でも…。(と話題をふる
476前スレ7=H:02/07/09 01:56 ID:B5ty46Am
縮刷版のほうで作者名「by H」になってました(笑)前スレ7です。
ずっとROMってましたが、みなさんの和やか〜な雰囲気が羨ましくなりました。
ということでなにか書きます、もとい、書かせてください(ぺこり)。
しかし夏の新刊(私信:1さん!できました!甘々ノーマル官能小説集)の原稿
終わって、燃え尽きています。ネタ…ネタをくだたい…。
好きなシチュエイションでもなんでも良いのでネタをー!
和姦しか書けませんが、どうぞよろしくお願いします***
4771:02/07/09 03:27 ID:ryC9U00m
いらっしゃいませ。お待ちしておりました。
さ、さ、奥へどうぞ。よそで遊んでた方も、つい先ほど戻られてますよ。
7番テーブルに、「シチュ」一人前、おねがいしま〜す。
478前スレ7=H:02/07/09 21:02 ID:LY+rH++s
あ、1さんどもです〜。
まだどなたもいらっしゃらないようなので、ageつつちょっと雑談を。

エロとラヴについて。
私が官能小説(もどき)を書くと、上の比率が4:6くらいになってしまうのです。
エロがラヴの小道具っぽくなっちゃうんですよね。ちゃんとえっちなの書いてるつもりでも。
官能小説なら8:2くらいでないと! ラヴがエロの小道具になるくらいに!
…って思うものの、好きなように書くとどうしてもラヴ(すきすきなきもち)主体に…。

あくまで個人の嗜好なのでしょうけども、このスレの住人さんは、
ラヴ度がエロ度を上回っていても許せる派ですか?
性別も併せてお答えいただけると参考になります(w
479名無しさん@ピンキー:02/07/09 23:43 ID:riUAn4Ri
ラヴ度はエロ度より割合多くても構わないです。
前提としてラヴがないと、私は萌えないタイプ(w
ラヴ6>エロ4くらいなら全然オッケです。
そんな私は女ですが。

>>476
シチュ、年齢低め設定でもいいんでしょか。
私的には、期間限定で急遽赴任した養護教諭と敷地は違うけど隣の高等部に通う
女学生の話なんかがツボなんでつが。
素直になれないはねっかえりな娘をちょっと意地悪な愛情で篭絡してったり…
でも基本的には愛のある2人(w なーんて。

あれ?自分の萌えポインツって男性視点ですか?
480前スレ7=構想中hゅょ:02/07/10 03:07 ID:ATj+W1GU
「前スレ」のコテハンを名乗りながらも
前スレ全部は読んでいないことに、突然気付いたのでした。
たった今、読破しました…楽しかったです…ね、ねむいです。

>479
レス&詳細なシチュ、ありがとございます〜!
設定が具体的すぎて生かせるかどうか自信ないのですがっ(w
先生×女生徒モノで構想してみまつ! 遅筆ですが必ず戻ってきますー。
期待しないでたまにチェックしてくださると嬉しいです♪
スレこっそり保守しつつ構想しようっと。
いやー人少ないスレで、良いなあ(w ←いや厭味でなく本当マターリでスキ。
481480=h:02/07/10 03:09 ID:ATj+W1GU
あ、名前が変だった…。
(今後はコテハン小文字hにしまっす。)
482電気屋:02/07/11 13:15 ID:kdXpLW1h
まだ暫定ですが、女性向コーナー設置しました。
よろしかったら参考にしてみて下せー。
【くれない書房】
http://www.esbooks.co.jp/myshop/kurenai/shelf_id=09
483139:02/07/11 13:48 ID:v5E0pjri
男と女の出会いなんて、どこにでも転がってる。
私たちのスタートラインも偶然だった。
それでも、
二人で積み重ねた時間が増えていくうちに、
手に入れたやすらぎを失うことが怖くなる。

そして今、肩を抱いていると、
私の心に君の感情が入り込んでくる。ゆっくりと。
それは、「切なさ」と表現するのが近いかも知れない。
すぐに許容量を超えてしまい、私の心は落ち着きを失う。

そこにいるのは、
すべてを私に委ねて、無防備に待っている女。
言葉であっても触れあいであっても、
これから自分の全身に降り注がれるものが、
愛であることを疑わず待っている女。

でも、一つの疑問が湧く。
逆に私の感情は君にどんな形で伝わっているのだろうか。
本人に聞いてみる。

「おんなじだョ」
それはそれで恥ずかしい、と思う。
「恥ずかしくなんかないよ、わたしは。
 ホントのことだから。あなたのこと大好きだから。」
絶句してしまう。
484139:02/07/11 13:49 ID:v5E0pjri
私の胸の下に、由衣の胸がある。
呼吸で上下すると、固くなった乳首が触れるのが分かる。
そしてそれだけで由衣の体が震える。そのたびに。

髪を撫でる。
背中の由衣の手が力を増す。
もう既に由衣の感情のすべては私の中にコピーされてる。
正直に言うと、
私のものなのか由衣のものなのか、それさえわからないほど、
二人の思いは混じり合っている。

その中に見かけないものがあった。
今すぐひとつになりたいという、要望めいたもの。あるいは「思い」。
わたしのもの?それとも由衣のもの?わからない。

位置を変え、先端を入り口にあてがう。
やはりまだ濡れていない。
しかし、私は「思い」に従うことにした。
すこしだけ中に入る。
由衣の両腕が私の背中をつかみ、促すように引っ張る。
目を見た。
「おんなじ?」
「そう、おんなじ」
ほほえんで由衣が答える。

しばらく、入り口のところで楽しむ。二人で。
焦らすためではなく。
だれがだれを? 今の二人には意味がない話。
485139:02/07/11 13:50 ID:v5E0pjri
おたがいの接触している場所が、熱くなる。
触れ合ってる場所の、とても細かい場所まで、
あるいは細胞の一つ一つが、官能を受け取っている。
位置が少し変わるたびに、組み合わせが変わるたびに、
この人のこの場所が、わたしのこの場所に、
とても明確にわかってしまう瞬間が、とぎれなく続く。

あまりの期待感に狂ってしまいそうな今。
すこしずつ奥に向かう。

由衣の喉から、あふれだす快感が言葉となって飛び出す。
私も全く同時に心の中で叫んでいる。同じ言葉を。
息遣いまで同じタイミングになる。
下半身だけでなく、すべての接触してる皮膚が熱い。

由衣の中に私のすべてがおさまったとき、
張り詰めていた息が、長い吐息となってベッドの上に広がる。
唇の奥からすべてをもぎ取ろうとするほどの、深いキスをする。
舌が激しく絡み合う。
じっとキスをしていられない。
どうしようもない感情に支配され、こすり合わせるように唇を回転させる二人。
それでも手に入れられないものがある。
欲しいと思う気持ちだけがかえって増幅してしまう。もどかしい。
答えは一つしかない。
486139:02/07/11 13:51 ID:v5E0pjri
ゆっくりと動く。
それでもそれぞれの場所が異なった快感を生んでいるのがわかる。
由衣の声はほとんど意味のない叫びと化している。
先ほどのキスで満たされなかった分を、
今、ふたりで貪欲に求めている。

背中に痛みがある。由衣の爪がかきむしっているのだと思う。
由衣は既に、顔さえじっとしていない。
獣のような叫び声をあげ、顔を左右に激しく振り、
しかし腰は私のものを迎え入れる動きを、片時も休まず繰り返している。

由衣の背中がバウンドし始める。不規則にうねる。
そうか、もう近いんだね。

それからすぐだった。
咆哮とともに、由衣の体が硬直したのは。
そして私へのいましめのすべてが解ける。
由衣の両手と両足は、ベッドに投げ出された。

少しの間、私も息を整える。
そして、由衣の両足を開き、もう一度入れる。

休んでいた由衣が、間髪を居れず反応を始める。
さっきよりももっと強く。
中に入れた私のものは、由衣のひだに強くつかまれている。
私の動きを正確にトレースするように、タイミングを合わせて。
487139:02/07/11 13:53 ID:v5E0pjri
ひだから受ける刺激が気持ちよくてビクッと無意識に動くと、
由衣のひだがそれを受け取り、増幅して返してくる。
あっというまに私は絶頂を迎えていた。

何回かの射精の収縮の間にも、
由衣のひだが、こんどは自分自身のタイミングで収縮をくりかえす。
次に備えて弛緩した瞬間のわたしのものが、強い力でしめつけられる。
ずれた周期が、余計大きな快感となって私を襲う。

会ったときから二人を苦しめていた渇望が、
嘘のように消えていた。
由衣は既に眠りに入りつつある。
満ちたりた顔をしている。

私も、穏やかに変わった心と共に、つかの間の眠りに落ちる。
由衣の後を追うように。
488名無しさん@ピンキー:02/07/11 17:01 ID:Cw6YH1oy
>139
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

マターリ・ジンワリ・シトーリそしてシミジミ〜と大人のエチーですなあ。
で、で、続きはあるのだろうか・・・
489名無しさん@ピンキー:02/07/11 23:22 ID:2HNGVaEw
>139さん
うーっ…せつなくていい!
ただのHじゃなくって、好きだからこその情熱が伝わってきますね…
私には他の誰よりも139さんの文章が合っているみたいです。
(他の方ごめんなさい)
男性側の心理で感じさせてくれる存在ってとても貴重なので
ぜひまた書いて欲しいです、
490139:02/07/12 12:46 ID:xqHUfTRN
目が覚めて、隣を見た。
由衣が静かな寝息を立てている。
この部屋の中は、私たちの安らぎで満ちている。
疑いも、ためらいも、最初から存在しなかったみたいに。


さっき二人でドアの鍵を開けたとき、
ベッドルームにつながる階段のそばに、
変わったものが見えた。

壁のX状の木。4つの先端に鎖でぶら下がる皮の拘束具。
そして赤いライトがそれらを暗闇に浮かび上がらせている。
「こんなの置いたんだ」
「えっ?」
「ほら、この部屋改装中だったろ?」
「うん」
「こういうわけか、、」
由衣はきょとんとしていた。

そうか、これがなんだか分からないのか。

「これはね、、」
ちょっと説明しにくい。
決めた。

無言で由衣のバッグを奪って、そばのテーブルに置いた。
X状の木の前に立たせる。
両手を上げさせ、右手を拘束する。続いて左手も。
491139:02/07/12 12:47 ID:xqHUfTRN
由衣は何も言わない。
私は、
「なに?これ、変なの、」
ぐらいの反応を予測していた。
しかし由衣は私のとった行動に全く逆らうことをしない。
すべてが当然のことのように、私の促すままに。
それも喜んで?

私はとても驚いた。
しかしそのときは、由衣のとった行動の意味が分からなかった。
説明のためと思って、かまわず両足の拘束にはいる。
足を広げさせベルトで拘束する。

「痛くない?」
「ぜんぜん」

お約束の通りに進行してみる。
胸をわしづかみにして、キスをする。
「無理やり」感がここでは大切なんだけど、
素直に受け止められてしまう。あまりにも素直に。
ちがうんだけど。なんか。
そう言おうと思った。
けど、、、

私は気づき始めた。
492139:02/07/12 12:51 ID:xqHUfTRN
スカートをまくりあげ、ショーツを下にずらす。
むきだしにされた部分の奥、
由衣の敏感な場所に舌の先を這わせる。そっと。
由衣の体が激しく反応する。体全体が波うつ。
こんどはひだに触れる。
おとなしめの反応が、両足のこわばりとして見てとれる。
いつものベッドの中での反応と変わらない。

拘束を解き、
「っていうこと。ほんとは裸でやって、ムチなんか使ったり。」
一応の解説を入れた。

「へー、そうなんだ。」
やはり、期待したこの言葉は聞くことができなかった。
由衣はただ私を見つめてる。次のことばを待っている。

私は、由衣の手を引いて、
道具たちから逃げるように部屋に向かった。

由衣に深く愛されていることは、
階段の途中で、推測から確信へと変わって行った。
そして私は苦しいほどの愛おしさをおぼえた。
手をつないでいる由衣に対して。
私が気づかなくてもじっと待っていた由衣に。
493139:02/07/12 12:52 ID:xqHUfTRN
不思議なことに、すべてが許容されているとわかったとき、
私のいたずら心も欲望も、すべて消え去ってしまった。
あとかたもなく。

残されたのは、
痛みすら覚えるほどのまっすぐな由衣の気持ちだけ。
心の半分をふさぐ、心地いいもの。
それだけ。


目の前の由衣の寝顔を見つめながら。
私の心は落ち着きを増していく。

  Fin
494139:02/07/12 12:58 ID:xqHUfTRN
ここまでです。おほめのことば、ありがとうございます→All
途中まででいろいろと期待された方、ごめんね、はずしちゃって。
あ、そうだ。「テロップ」入れておいて下さいね。いちおう。(w

じゃ hさんを待ちましょうか。
495:02/07/12 16:33 ID:2uqV3B6s
>139さん
乙〜〜です。
>途中まででいろいろと期待された方
490あたりで妄想と期待が…(爆
優しくて、けっして鬼畜にならない所がいいな〜。

>>480(hさん
亀ですが、ラブ度上回ってて全然オッケーっす。あ、一応女でつw
(書きたいけど、そういうの書けないのさ…
楽しみに待っとります。

>>482
昨日遊びにいきました。気になってる作品もあり。。

>>489
皆そう思ってるとおもうから、お気になさらず。
男性視点とこの柔らかさ、どちらも貴重です。
496:02/07/13 00:09 ID:GDKN1gXx
>139=1さん
前スレに続いて、本日しっかり!このスレ読んで、男のかただったと知りました(今更
てっきりお姉様だと思い込んでました! 失礼しましたん。
>>483からの作品良かったです。
>495=Yさん
ラヴでも大丈夫ですか。うれし♪
>479
教師×女生徒リクを頂いたのに、私ったら全然違う会社員ラヴものの構想が
拡がってしまって(;´Д`)ハァハァ
週末それを書きたいので、ひとまづ「教師×女生徒」はもすこし先になりまつ。
ゴメンナサイ。お詫びに新刊から短編プレビュウします。
まだ本は印刷の最中なのですが、やっぱりこのスレの皆様に先に味わって頂きたく思い。
よければ感想くださいませ。でわいきます……あ、長いので2日に分けるかもです。
では、前編ですー。
497:02/07/13 00:15 ID:GDKN1gXx
ぎゃー。済みません。邪魔が入って途中で送信してしまいました(うぅっ
>>483の感想書きたかったのに。愛があって良いなぁとしみじみしましたよv
邪魔のせいでUPは2〜3時間後になりまつが(>_<)その間、誰も見てませんように。
498139:02/07/13 00:33 ID:SlUzMfpZ
なにやってんの?こんな夜中に。
邪魔ってなんだろう?ねー、みんな。
ここ、妄想すれだから、好きなだけ妄想しよ。(w
499:02/07/13 00:57 ID:743H/48x
>>496-498
わくわく・・・(ちゃんと見てたり 爆
500:02/07/13 01:08 ID:GDKN1gXx
500げとー!(じゃなくて
ひえぇ、おふたかた見てらしたのですね…お恥ずかしい。
邪魔って、ヲトコに決まってるじゃないですか。うふふ。
では今度こそいきますです。「火曜日の恋人」前編です。
501:02/07/13 01:09 ID:GDKN1gXx
矢島くんの硬いペニスを丁寧に舐める。
亀頭を唇で優しく包んで、舌先でちろちろと小さく舐めてゆく。
くびれた部分に舌先を這わせて、一周させるようにひとまわりなぞっていった。
しばらく先っぽを弄んでから棹を深く含む。のどまで達したところで、
口を窄めながらゆっくりと戻る。何回も、する。
わたしの唾液がいやらしい音をたてていた。
「……菜子」
ため息まじりのかすれた声で、矢島くんがわたしの名を呼ぶ。もう離せ、という意味。
口からは出してあげたけれど、まだやめる気はない。手で包みながら裏側を舐め上げ、
ゆるやかに上下に擦ってゆく。
亀頭にキス。
「菜子、もう」
「らめ」
だめ、と言ったつもりだった。舌を動かすのに忙しくて言葉が不明瞭になる。
黒々とした陰毛に包まれる根元を舐め擦りつつ、手の動きに緩急をつけていった。
ペニスがびくん、と動く。
もういちど棹を口に含んで、唇で強く吸って、擦る。
一分後、矢島くんは耐えきれずにわたしの口の中で果てた。
あんまり美味しくはないけど、息を止めて全部飲み込んだ……つもりが、
口の端から垂れてしまってシーツを汚した。今日は量、多いみたい。
息を整えた矢島くんが、
「……飲まなくていいのに」
って言った。
吐き出しに洗面所へ行くのも、失礼かなって思うんだもの。
矢島くんは、転がっていたポケットティッシュの袋を取って一枚取り出すと、
顎に垂れる白い雫を拭いてくれた。
502:02/07/13 01:10 ID:GDKN1gXx
「ありがと」
「上手になったな。いかされるとは思わなかった」
「ふふ」
はじめて、フェラだけで最後まで達してもらえたのが、なんだかすごく嬉しかった。
「今日はもう終わりでいいか」
そう言いながら、わたしの下半身を大きな手がまさぐる。
下着ごしに太い指で撫でられて、身体が震えた。
「濡らしてるな」
「あ……っ」
触られる瞬間は、いつも身体中がきゅん、ってなる。
とっても、切なくなる。
布地をずらして指が侵入してきた。抵抗なく飲み込まれるいやらしい中指。
「このまま入れても平気かな。溢れてるぞ」
本当、はしたないくらいに、蜜が溢れてる。
彼のを舐めてただけで、まだ触ってもらっていないのに。いつのまにか、こんなに……。
矢島くんの指が奥へ伸びてゆく。深く入って、くる。
目を閉じて、身体を横たえる。
脱がせやすいように腰を浮かせると、矢島くんがわたしの下着に手をかける。
「菜子。何本も糸、引いてる……、濡らしすぎだぞ」
羞恥心を煽る囁きと共にショーツを脱がされた。
下着だけつけて御奉仕していたから、のこりはブラだけ。
アンバランスな格好になってる、ってぼんやりと思う。
ゆっくりと脚を広げて、矢島くんが全部を見られるようにした。
彼とはなんどもエッチしてるけど、こんな格好はやっぱり恥ずかしい。
ぞくぞくする……。
503:02/07/13 01:11 ID:GDKN1gXx
「は……っ」
中指をゆっくりと出し入れされてため息がこぼれた。
彼の指が膣内を動くたびに、陰唇もゆるやかな刺激を受けて、たまらない気分になる。
もっと強く触ってほしくて、もどかしくて、腰をくねらせてしまう。
指が二本に増える。
膣内を擦る前後の動きに、円を描くような動きが加わった。
同時に親指が、いちばん敏感な尖りを擦る。愛液にまみれた無骨な指がしなやかに滑った。
「気持ちいいよぉ……」
すぐにでも、いっちゃいそうなくらいっ……。
「ちょっと待って、俺も」
え、と思う間もなく指が引き抜かれた。
閉じていた目を開けると、もうコンドームを装着し終えた矢島くんが、
わたしにのしかかってくるところだった。いつもながら早業すぎる。
「さっき出したばっかりなのに、矢島くん……っ、や……っ。あ、ん……!」
指なんか比べものにならない圧迫感と、ひきつるような甘い痛みに襲われた。
わたしの内部に腰を沈めた彼が、深い息を吐いた。
「やらしい菜子見てたら興奮してきた」
ばか、と言おうとした口をふさがれる。
わたしの舌に絡みついた彼の舌は、ゆっくり唇を通過して、頬と耳へ移り動く。
耳たぶに熱い吐息がかけられた。
繋がったまま、矢島くんはわたしの上半身を抱いて起こした。
体勢を整えてキスを続けながら胸をまさぐる。
ブラの下から入ってきた両手がふくらみに触れる。
矢島くんはわたしの下着を外さないで、そのまま上にずらした。
全部取っちゃうよりもエッチな感じ、だと思う。
504:02/07/13 01:12 ID:GDKN1gXx
乳房が弾み出て、彼は唇でそれを受け止めた。
ざりっ、とした舌の感触が、興奮して紅く色づくわたしの乳首にからみつき、
思わず甘い声を上げてしまう。小刻みに動く舌と、強く吸いつく唇が、
変になっちゃうくらいの快感を与えてくれる。
間髪入れずに矢島くんが腰を突き上げた。わたしは喘ぎながら彼にしがみついた。
胸への愛撫をやめない彼のかわりに、わたしが腰を使う。
彼の肌に、敏感な芽を擦りつける。
この体位、クリトリスが擦れてすごく気持ちいいよぉっ……。
子宮口まで届くほど深く沈んだら、すぐに引き返す。何度も何度も。……だめ、止まらない。
こんなの、まるで動物みたい。恥ずかしいのに、やめられない。恥ずかしさが快感をさらに煽る。
乳首への執拗な刺激も加わって、頭の芯がぼうっとしてきて、身体が熱くてたまらなくなった。
「いきそう……矢島くん、もう、わたし、だめっ……。悦すぎるよぉ……っ」
荒い呼吸のまま囁くと、彼は大きく腰を突き上げた。
びくんと全身が震えた。
ひときわ激しい快感の波が溢れる。
心地良い余韻を残しながら、徐々に、静かに波はひいてゆく。
力が抜けてしまって、矢島くんの身体にもたれかかった。
ぎゅっ、と抱きしめてくれたあと、再び身体を倒されて、激しく腰を打ちつけられる。
あ、矢島くんはまだいってないんだ、と思う。
確かに、さっき出したばかりだったものね……。
熱いペニスに何度も貫かれて、また息が乱れる。
受け続ける刺激のために、下半身がたまらなくじんじんする。
途切れることのないわたしの喘ぎ声。
止まらない、淫らな声。
あ、やだ……っ。
また頭がぼんやりしてきたよぉ……。
505:02/07/13 01:14 ID:GDKN1gXx
***
「タエコが矢島にお弁当を渡してる」
その噂はびっくりするほど速く、クラス中に広まっていた。
タエコはクラスの地味グループに属する女の子。
二年C組、女子のグループは大きく分けて四つになる。
全然目立たない地味グループ、テンションが無駄に高いマニア娘グループ、
すっごく普通の子たちが集まるご町内グループ。
あと、わたしの属する「お嬢様グループ」……。
この名称、ばかみたいだと思うけど。
単に家がわりと裕福、ってだけで、別に品のある女の子が集まっているわけでもない。
わたしだって「お嬢様」なんて柄じゃないもの。
とりたてて苦労もなく、気楽に人生を楽しんでいる女子高校生たちが属している、という感じかな。
「あのふたりって付き合ってるの?」
知里ちゃんが鼻息も荒く、わたしたちに言った。
いまはお昼休み、教室でお弁当広げてるところ。
「全然そんな風に見えないけど。しかし矢島を好きなのか、タエコって」
紙パックのいちご牛乳を啜りつつ浪江が言った。
「趣味悪いよねー」
知里ちゃんも賛同する。
506:02/07/13 01:14 ID:GDKN1gXx
矢島くんはクラスの女子から嫌われている。
言葉遣いや態度が乱暴だし、にやけたところがなくて女子にも優しくないし、
外見はごつくてスマートじゃないし、授業中は寝てるし、掃除はさぼるし。
男子にはけっこう人気があるようだけど。硬派な男って同性にもてるみたいね。
だから、女子の間では「矢島はホモである」というのが定説になっている。
「今日も渡してたよ、お弁当箱」
わたしの言葉にふたりが振り向く。
「ほとんど毎日ってことか」
「うん。わたしがはじめて目撃したの、先々週の水曜日でしょ。それからほぼ毎日見てるもん」
ハンディポットに入れてきた熱い紅茶を飲みながら、教室の中を見渡した。
タエコは地味グループと一緒にお弁当を囲んでる。
矢島くんの姿は見えない。いつも裏庭あたりに行ってひとりで食べてること、わたしは知っていた。
おにぎりしか持ってこられなくて恥ずかしいのかも、なんて思ってたけど。
タエコがおかずを提供してくれてるなら、堂々と教室で食べればいいじゃないのよ、ね。
そのほうがタエコだって喜ぶでしょ。
……いけない。むかむかしてきたわ。
もう一杯紅茶を注いで、カルシウム入りのお砂糖パックを開けて、甘くして飲んだ。
507:02/07/13 01:15 ID:GDKN1gXx
***
「タエコのお弁当って美味しい?」
火曜日、矢島くんに聞いてみた。
「うん。素朴な味付けで、かなり旨い。特に卵焼きと唐揚げが」
彼は両切りの煙草を、指が焼けそうなほど短くなるまで吸う。
薄い布団の上にあぐらをかいて、無防備な表情で幸せそうに煙を吸い込む。
「貧乏なんだから、煙草なんてやめればいいのに」
たゆたう煙を避けて、わたしはゆっくりと服を身に着ける。
「まあ、無駄遣いなんだけどな。でも、我慢だけの人生なんて辛いだろ」
くく、と口の端をゆがめて笑う。その表情も、言ってることも、すごく年寄り臭い。
本当に十七歳なのかしら。わたしと同い年とはとても思えないんだけど。
わたしは立ち上がって台所へ向かう。
彼のアパートにはひと部屋しかないから、数歩移動すればいいだけ。
小さな冷蔵庫を開けて、買っておいた缶コーヒーとグレープフルーツジュースを取り出した。
コーヒーを彼に投げる。
「サンキュ」
からっぽの冷蔵庫を少し眺めて、閉めた。
矢島君がプルトップを開ける。
「わたしだって……」
その音と同時に小さく呟いた言葉は、彼の耳には届かない。
まともな料理したことないから、タエコみたいにお弁当は無理だけど。
わたしだって、この冷蔵庫にいろいろ入れてあげたいんだよ。矢島くんのために。
可哀想なんだもん。
508:02/07/13 01:16 ID:GDKN1gXx
ごくごくと甘いコーヒーを飲む彼を見つめた。
だけど。缶コーヒーくらいならおごりで済むけど、食料品まで買ってあげるなんて、
却って失礼なことじゃないかな、って思う。
まあ、たとえ申し出たとしても、断られるに決まってるけど。
わたしのお金は矢島くんみたいに自分で稼いだものじゃないし。
毎月のお小遣いで彼のごはん代を出すというのも、なんだか、ね。
金額的には、全然無理じゃないんだけれど。
矢島くんはこのアパートにひとり暮らし。
家賃とか学費とか、わずかな貯金と毎日のバイトで稼いだお金で、全部賄っている。
お父さんは行方不明らしくて、お母さんも北海道だかの実家に帰っちゃってて、
わたしには想像もつかないくらいの苦労人なんだ。
とりあえず高校を出るまでこの街で暮らしてゆくために、
火曜日以外はフルにスケジュールを入れて、バイトを三つくらい掛け持ちしている。
授業中に寝てるのは、深夜まで続くバイトのせいだ。
今日は火曜日で、彼にとって大切な休息の日。
週に一回、わたしと過ごす時間のある日。
放課後、わたしは家に戻って着替えてから、ここに来る。
矢島くんのアパートにはお風呂がないのよ……。
制服を脱いでシャワーを浴びて、飲み物だけ買って、ここを訪れる。
飲み物は絶対にはずせない。エッチのあとでのどが乾いても水道水しかないんだもん。
当たり前だけど浄水器もついてないし、そんなの飲めないし。
「……タエコって矢島くんのこと好きなの?」
わたしも自分の缶を開ける。
グレープフルーツの果肉がたっぷり入ってて、すごく美味しい。このジュース、好き。
「知らね。好きなのかもな」
やっと煙草の火が消えたから部屋に戻る。煙草の煙、嫌い。
窓を薄く開けた。
509:02/07/13 01:17 ID:GDKN1gXx
「毎日、つくってくれるんでしょ。すごいね」
「自分とこのついでだから、とか言ってたぞ。
 弁当箱も洗わなくていいって言うから、なんだか悪い気がしてさ。
 めんどいから、そのまま返してるけど」
コーヒーを飲み干した矢島くんは、わたしを真顔で見た。
「菜子、妬いてんの」
飲みかけていたジュースのつぶつぶが、のどに詰まりそうになった。
「……変なこと言わないでよ」
わたしも真顔で答える。
「わたし矢島くんの彼女じゃないし、恋愛感情だってないんだから……、
 タエコと付き合いたかったら、好きにしていいんだからね?」
そう、別に矢島くんのこと好きなわけじゃない。
週にいちどの密会。
こういう関係を続けて一年以上になるけど、純粋に、身体の関係しかないんだもの。
「教室でもお互いに無視してるから大丈夫、だれも気付いてないよ。
 ひとことも喋ったことないし……目を合わせたこともないんじゃない?」
「おまえがそうしろって言うからだろ」
「おまえ……」
「あ、ごめん。菜子」
そう。菜子、って呼ぶのも別に親しいからじゃない。
恋人でもないのに「おまえ」なんて呼ばれるのやだし、
わたしの名字が「宇多小路」なんて長いものだから、名前の方が呼びやすいだけで。
矢島くんだってわたしに「好き」なんて言ったことないし……。
お互いに割り切った関係なのだと思う。同級生、兼、愛人ってとこなのかな?
矢島くんだって、そう思ってるよね?
……なんだか変な気分になってしまった。よく判らないけど、あんまりいい気分じゃないことは確か。
「暗くなっちゃった。もう、帰るね」
飲みかけのジュースを置いて、部屋を出る。矢島くんは座ったまま手を振った。
また来週。
当然、家まで送ってもらったこともなかった。それで全然問題ない。
付き合ってるなんて噂が流れたら、困るから。
510:02/07/13 01:18 ID:GDKN1gXx
***
前に付き合ってた男は、顔が良くて背が高くて女の子に人気があって、
おまけに親がお金持ちだった──わたしの家よりも。
クラスは違うけど同級生だから、いまでもたまに、校内ですれ違う。
そのたびに違う女の子といちゃいちゃしてる、軟派な男。
わたしは見た目で彼を選んで、多分彼も見た目でわたしを選んで、
何ヵ月か付き合った。彼の浮気が原因ですぐに別れちゃったけど。
はじめてのエッチはそのひとと。あんまり気持ち良くなかった。
わたしも慣れてなかったし、彼も下手だったのかも、と思う。
矢島くんと知り合ったのは、前の彼と別れてからすぐ。
家の近くの道路で工事をしていて、毎日うるさいなぁって思っていたのよ。
暑い日に横道を通り過ぎたら、なんだか見覚えのあるような大柄の男の子が
ヘルメットをかぶって、汗まみれで忙しそうに働いていて。
次の日も、その次の日も見かけて。
誰だったかなあって、ずーっとずーっと考えちゃった。
失礼ながら、ルックスがかなりオヤジっぽかったものだから、
同級生だと気付くまで時間がかかった。
あ、となりのクラスの男の子だ、って判ったその日、わたしの家には誰も居なかった。
夕方、彼の仕事が終わったのを見計らって声をかけて、家でお茶を飲んだ。
どうしてそんな気分になったのかよく判らない。
わたしたちは初対面も同然だった。
でも、そのあと自然に、こうなることは決まってたみたいに、矢島くんはわたしを抱いた。
511:02/07/13 01:19 ID:GDKN1gXx
肉体労働のあとで疲れてるはずなのに、彼はすごく逞しかった。わたしも、信じられないくらいに乱れた。
……あの夜のことを思い出すと、いまでも恥ずかしいほど。
わたし、どうして彼を家に上げたりしたんだろう。
ただの暇つぶしだったような気もするし、ひょっとしたら粗野な男に犯されたい、
なんて願望があったのかもしれない。
知らない男にめちゃくちゃにされたかったのかもしれない。
理由なんて、もう覚えていないけど。
新学期がはじまってから、彼に関するいろんな噂を聞いた。
お父さんが失踪したとか、バイトを認められた校内唯一の生徒だとか。
女子にはすこぶる評判の悪いことも。
学校では声をかけないでね、って頼んだ。前の彼と別れて一ヵ月も経ってなかったし、
矢島くんは学校で浮いた存在だったから、噂好きの周囲に好きなことを言われたくなくて。
前の彼は格好良かったし、その彼と矢島くんを較べられるのが厭で、
つまらない見栄を張りたかった気持ちもあったと思う。
とにかく、わたしたちの関係は絶対に秘密だった。
火曜日の放課後にしか逢えないこともあって、その秘密はずっと守られてきた。
進級して同じクラスになったときには驚いたけど、スリルを感じてどきどきした。
毎週、あんなに何回もいやらしいことしてる相手と、教室で一緒に授業を受けてるなんて。
友達との会話に出てくる矢島くんの話題も──もっぱら悪口だけれど──
適当に話を合わせて聞いて、胸の中でちょっと腹をたてたり、笑ったりして、可笑しかった。
タエコが矢島くんにアプローチしはじめたときも、
わたしは優越感を抱きながら余裕で様子を見ていた。
ごめんね、タエコ。
矢島くんはわたしと毎週エッチなことしてるんだよ。
わたしが矢島くんのペニスを舐めていることは、誰も知らないの。
512:02/07/13 01:24 ID:GDKN1gXx
はいっ、前半終了でつ…。全然エロくないよ〜(泣
後半は少女漫画になりますので、更にエロくなくなります。
先に謝っておきますね。 ご め ん ! !
エロかラヴか、中途半端な作風なんですな。もっと修行します。
ではまた明日〜。ねむねむ…。
513Y:02/07/13 12:22 ID:alTOWoeM
>hさん
ん?しょっぱなからエロ度が上回ってましたが、何か?w
少女漫画風はキライじゃないので全然オッケーっす。
(好きだってハッキリいえ、自分…「宇多小路」に爆!

>わたしが矢島くんのペニスを舐めていることは、誰も知らないの。

少女漫画タッチの中に、この最後の1文…ゾクリと萌え詩にでつ。。
続きは夜までオアズケなのかな、わん。
焦らされあげ。w
514:02/07/13 14:34 ID:mOKUuc9u
>513=Yさん
わー、早速ありがとうございます!「宇多小路」(笑)
お金持ちっぽい名前ならなんでも良かったのですが、雰囲気伝わります??

サイト持ちでないため参加できないんですが、
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1025902807/l50
「成人向けオンライン小説の筆者によるアンソロ」
ここもおんなのこ萌え小説が読めますよ! 好きなスレです。

では、まっ昼間から後編UPしてしまいますねー。
住人の皆様方に、ほんのすこしでも楽しんで頂ければ幸せです。
少女漫画テイスト爆発なので、お嫌いな方はスルーしてくだたい(泣)。
515:02/07/13 14:35 ID:mOKUuc9u
「ぁあ……っ……」
後ろから犯されて、突かれながら肌のあちこちを愛撫されて、気が遠くなりかける。
「矢島く……っ、わたしもう……いっちゃう……っ!」
彼の動きが激しさを増す。腰ががくがく揺れる。あ、あ、もう……、
「…………!」
痺れるような感覚。声にならない絶頂を迎える。
同時に、矢島くんの硬いものがわたしの膣内で脈打つ。
しばらくしてゴムに包まれたペニスが、ずるりと引き抜かれた。
使用済みのそれを始末する、彼の姿。
もやのかかったみたいな頭でぼんやりと見つめた。
快感の余韻を味わいながら、わたしは頭の片隅でタエコのことを考えていた。
達したあとはしばらく放心状態になるから、わたしにぼうっと見つめられても、
彼はなにも言わない。いつもの煙草を取り出して火をつける。
煙を吸い込んで、窓をちょっとだけ開ける。
ああ……下半身、べとべとする。
彼がこっちを見て、ポケットティッシュを放って寄越した。だらしなく寝たまま受け取る。
ティッシュには「おこづかいの欲しい女の子、大募集!」と書かれている。
女の子が貰うやつじゃないの、これ。道で配ってるのを、無理矢理奪ったのかなぁ。
「ティッシュって買うと高いんだっけ……」
「それ、俺が配ってるやつだからいくらでもあるぞ」
「あ、そうなんだ」
そんな仕事もしてたのか。
これまで、道で宣伝のティッシュを差し出されても無視しちゃってた。
明日からは受け取ってあげようかな、なんて思った。
これは遠慮なく使うことにして、濡れた部分をごそごそと拭いてから、あらためて声をかけた。
なるべく、無関心っぽい声に聞こえますように。
嫉妬してるなんて、思われませんように。
「ねぇ。最近、タエコと仲いいよね」
516:02/07/13 14:36 ID:mOKUuc9u
先週、休み時間に廊下で喋ってた。三回も、見ちゃった。
「矢島くんが女の子とふたりきりのところなんて、はじめて見ちゃったよ……」
ふざけてるように、精一杯軽く言ってみた。
けど、矢島くんはなにも答えない。黙って煙草を吸っている。
だから、わたしも黙るしかなかった。
毛布を引き寄せて裸の身体を包む。暖かい。
矢島くんの使っている毛布には、汗と煙草の匂いが染み付いている。
男のひとの匂いだ。そして、わたしたちのセックスの匂い。
……タエコにとられちゃうのかな。
わたしたち、本当に、身体だけの関係だから。
矢島くんがタエコを好きになったら、わたしはもう必要なくなっちゃう。
そう考えたら、哀しくなってしまった。さっきまでひとつになっていた彼なのに、
本当は遠いところに居るんだなぁって急に実感して。なんだか涙がでそう。
さみしい。
どうすればいいんだろう。

次の火曜日は矢島くんの部屋へ行かなかった。

その次の火曜日も。

517:02/07/13 14:37 ID:mOKUuc9u
***
金曜日の放課後。
はじめて彼が、校内で声を掛けてきた。ついて来い、って目で合図された。
彼の後をついて、いつも空いている図書室へ向かった。
教室の中には二、三人の人影しかないし、同学年の子も居ないから、大丈夫みたい。
椅子一個分の距離を空けて、隣に座った。
低い声で彼が囁く。
「調子悪いのか?」
まともに顔が見られない。
「……ごめんなさい」
「連絡もないから、妊娠でもしたのかと思った。心配させんな」
校内ですごいことを言うひとだ。
「心配、したんだ」
「当たり前だろ、おまえが来ないと一週間の調子が狂う。生理のときだってキツイんだからな……」
菜子、なんて呼ぶのを聞かれでもしたら大変だから、今回の「おまえ」には目をつぶる。
矢島くんはまだ、わたしのこと必要としてる。
思わずため息が洩れた。
──わたしも、多分彼を必要としている。
ここ二週間、教室でも家でも、おかしいくらいにあなたのことばかり考えてた。
火曜日の放課後なんて、行かないと決めたのは自分のくせに全然落ち着かなくて、
部屋でひとりいらいらして、なにやってるのか自分でも判らなくて、神経がすり減った。
もちろん身体だって寂しかった。
だけど意地でも行きたくなかった。
わたしが行かなくても、あなたは大丈夫なんでしょ、って、試すような気持ちだった。
518:02/07/13 14:38 ID:mOKUuc9u
矢島くんがどんな反応を見せるか、毎日どきどきしながら待っていた。
それはもう、待ちくたびれて疲れるほどに。
そして今日。
やっと彼の言葉を聞いて、安堵と達成感と優越感がごちゃまぜになった複雑な気分を味わってる。
矢島くんは、まだわたしのこと欲しいって思ってくれてるんだ。
……良かった。
「来週は来いよ」
彼はそれだけ言うと立ち上がった。
そういえば、いつもならバイトのために一目散で帰るのに、
今日はわたしと話すために都合つけてくれたのかなぁ。それってちょっと嬉しいかも。
彼が図書室から出ていっても、わたしはしばらくそこでぼんやりしていた。
まだ胸がどきどきしてる。
こんなことが嬉しいなんて思うわたしのことを不思議に思う自分も、心の中に居た。
だって、これじゃまるでわたし、矢島くんのこと好きみたいじゃない。
……あれ?
好きなの?
思い当たった考えに自分で驚いた。
す、好きなのかな? まさか。わたしが、矢島くんを?
えっ。ええっ?
──ばかみたいだ、まったく。
519:02/07/13 14:39 ID:mOKUuc9u
***
月曜の昼休み。
我がお嬢様グループ内にて。また、矢島くんの悪口大会がはじまった。
今日の議題は、マナちゃんへの態度について。
隣の席で授業中にお喋りしていたら小突かれた、とかなんとか。
何人かに分かれて付き合ってるぶんにはみんないい子たちなのに、
このグループ全員(わたしも含めて六人)が集まると、矢島くんのことに限らず、
噂や悪口が多くなっちゃうんだよね。どうしてだろう。
悪口言ってるときって、無条件で自分が優位に立てるものね。だからなのかな。
くだらないなぁと思いつつ、いつも適当に話を合わせてる。結局わたしも同類だ。
「ひどくない? 矢島になんの権利があって、あたしのお喋り止められるワケ?」
うんうん、ってみんな頷いて。
「だいたい、授業中いつも寝てるじゃないのよねー」
知里ちゃんも言う。
いや、寝てるのって完全に捨ててる古文や科学とかの授業中だけなんだよね。
あれでいて大学進学目指してるもん、矢島くん。
マナちゃんが小突かれたっていうのは、矢島くんにとって大切な授業だったからじゃないかな。
マナちゃん声高いから、きっとすごくうるさかったんだろうなー……。
「顔も怖いしさー、やだよホント。近付いただけで妊娠しそう」
おいおい。それはないって。
いつのまにか話題が逸れて、小突いたこととは別の次元の話になってゆく。
単なる言いがかりにすぎないようなこと、ばっかり。
タエコのことをばかにするような発言まで出てきた。
あんな男のどこに惚れたのかしらねぇ、なんて。
……気分悪くなってきた。
トイレへ行くふりでもして席をはずそうかな、と思ったとき、
妙な沈黙が流れていることに気付いた。
ふと振り返ると、緊張した面持ちのタエコがそこに立っていた。
みんなの視線を受けたタエコは、同じく緊張したわたしの顔を見て、
ちょっとだけ微笑む。そして。
「菜子ちゃん、いいかな?」
と、ひとこと。わたしだけを、屋上へ誘った。
520:02/07/13 14:40 ID:mOKUuc9u
屋上にはだれも居なかった。
金網から校庭を見下ろして、ふたりは微妙な距離を取って並ぶ。
「けっこうひどいこと、言ってたでしょ。聞いちゃった?」
わたしの言葉にタエコは苦笑した。
「うーん、悪いかなとは思ったんだけど、ほとんど全部聞こえちゃった。
 マナちゃんが矢島くんに怒られてるところも見てたしね」
「あれって……マナちゃんが悪いんだよね」
ごめん、裏切っちゃう。矢島くんをひいきしなくたって、
どっちが悪いのかはあきらかなんだもん。
「ふふふ」
タエコはやわらかく笑う。地味ながらも可愛い子なんだなって、はじめて気付いた。
手足とか白くて、細くて、とても女の子っぽいんだわ。
「菜子ちゃん、わたし、趣味悪いと思う?」
ぎくんとしてタエコを見ると、その顔はこちらに向けられていない。
すこしうつむいて、哀し気に微笑んでいる。
そんな顔されたら、わたしまで切なくなるよ。
「全然そんなことないと思う。ごめんね、さっき言ってたこと本当に気にしないで。
 軽い気持ちできついこと言っちゃうんだよね、わたしたちって……」
「菜子ちゃんは、矢島くんの悪口言ってなかったよ」
そんなことを指摘されても、なんて答えたらいいの。
冷や汗なんてかいたことないけど、そういったものが出るとしたら、こんな状況なのだろうか。
き、気まずい。
521:02/07/13 14:41 ID:mOKUuc9u
「……矢島くん、いいひとだよね」
タエコが言った。わたしは曖昧にうなずく。
「あ、……うん」
「バイト、三つも掛け持ちしてるんだって。すごいよね」
「すごいね」
知ってる。なのに学校休んだこと、ないんだよ。
水曜日、わたしは身体がだるくてサボっちゃったこともあるけど、
同じコトしてた矢島くんはちゃんと登校したって言ってたし。
毎日遅くまで働いてるし、勉強も必要な科目は選んでちゃんとしてるし、
煙草は吸うけど一応健康管理だってできてるし。
本当に、矢島くんは立派なひとだと思う。
悪口言ってる子たちのほうが却ってあさはかで軽薄に思えちゃうほど、努力しているもの。
「タエコは……」
矢島くんがどんなに格好良い人間なのかってこと、タエコと話してみたかった。だけど。
「矢島くんのこと、好きなんだね」
言えない。
「うん、でも」
予鈴が聞こえる。お昼休みがもうすぐ終わる。
「振られちゃったの」
タエコはちらりと舌を出した。
522:02/07/13 14:42 ID:mOKUuc9u
教室に戻る途中で、歩きながら話した。
「矢島くんは菜子ちゃんのこと、好きみたい。知ってた?
 わたしこれが言いたくて、菜子ちゃんと話したかったんだ」
「……そうなの?」
「好きなひとが居る、って断られたんだよ。くやしいけど見てたら判った。
 他のひとと菜子ちゃんを見る目、全然違うんだもん」
「嘘」
本当なのかな、それって。
「嘘じゃないよー。あ。ねぇ、告白されたりした?
 見ちゃった、このまえ。図書室に入っていくところ」
「あ」
見られちゃった、のね。
「あれは、告白……じゃない、と思うよ。わたしにもよく判んないから、そのうち聞いてみる」
混乱してきて、余計なことまで口走ってしまう。
「わたしも矢島くん、好きかもしれない」
「菜子ちゃんも?」
タエコは驚いたように目を見開いたけれど、すぐに笑った。
「くやしいな。わたしのほうが先に、矢島くんの良さに気付いたのに!」
うん……そうだね。
「わたし、お弁当箱もう持ってこないからね。これからは菜子ちゃんよろしくね。
 すごく喜んでもらえるよ」
「む、無理……」
それはほぼ不可能に近い。
「矢島くん、毎日おにぎりだけなんだよ。しかもいまどき塩むすびだよっ!?
 おかずなくちゃ可哀想じゃない」
知ってるけど、でも。
「わたし、料理だめなんだものー」
「簡単だよ、教えてあげよっか」
教室に着く。
矢島くんは机に突っ伏して思いっきり寝ていた。
わたしたちは顔を見合わせて笑った。
523:02/07/13 14:43 ID:mOKUuc9u
***
このときを待ち焦がれていた。
壊れかけているチャイムを鳴らすと、瞬時にドアが空いて、驚かされる。
いつもは眠たそうな顔で、もしくは面倒そうにだるーくドアを開けるというのにね。
日焼けした腕が伸びてきて、部屋へ引っぱりこまれた。
まだ靴も脱いでいないのに。強く抱きしめられて息が止まりそうになった。
玄関先は照明もなくて薄暗い。そっと見上げたら矢島くんと目が合った。
ゆっくり唇が下りてくる。
ああ、なんだか照れちゃうよぉ。心臓がどきどきする。
出だしからこんなことされたら、幸せすぎて溶けそう。
矢島くんの唇がわたしの唇を強く吸う。くらくらして全身の力が抜けてしまった。
傾く身体を彼が支えてくれる。舌を深く絡めながら。
「んん……、っ……」
キスって、こんなに気持ち良かったっけ。なんだか酔いそうな気分だ。
なんどもなんども、くちづけた。彼の唇がまぶたに下りた。柔らかくて温かな感触がくすぐったい。
そうしながら彼の手はわたしの脚を撫でて、ミニスカートを手繰り上げる。
ショーツの中に手が入りこんだ。指が簡単に滑るほど、蜜はたっぷり溢れている。
濡れやすい自分が、恥ずかしい。
「菜子。このまましたい」
矢島くんが囁いた。
「立った、まま?」
「うん」
彼がベルトをゆるめてジーンズを下ろす間に、わたしは靴と、ショーツを脱ぎ捨てた。
荒い息を堪えながら壁に手を突いて待つ。
矢島くんが、怖いくらいに勃ちあがったペニスを取り出した。そのまますぐに後ろから挿入してくる。
「あ、あんっ! はぁ……、んっ……」
彼が入ってくる瞬間に、感じる刺激。電流が奔ったみたいに痺れる。
表面は濡れているのだけれど、充分に愛撫されていない膣が侵入を拒んだ。すこしだけ、痛い。
けれどその抵抗は長く続かず、やがて痛みが悦びに変わる。
「や……っ、気持ち、いい……よぉっ」
524:02/07/13 14:43 ID:mOKUuc9u
激しいグラインドを加えながら腰が打ち付けられる。
繋がっている部分から卑猥な音が響いて、興奮を煽る。
「菜子、すごい。……熱い」
くぐもった声が聞こえた。彼の言う通り、わたしの膣内も彼自身も、灼けるように熱い。
「ひぁ……ん!」
次に突かれた瞬間、かすれた喘ぎ声とともに、わたしは絶頂を迎えてしまった。
「菜子……、いった?」
「……う、ん……」
だめ、もう、立っていられない。
矢島くんはもういちどだけ深く、捻るようにペニスを突き立てて、ゆっくりと抜いた。
くたっと膝をついてわたしは床に崩れる。
「ごめんね……わたし、ひとりで」
座ったわたしの目の前に、濡れた赤黒いペニスがあった。
さっきまでの抽送のため、わたしの愛液が小さく白い泡を立てている。
脈打っている矢島くんの性器。
愛おしい。
わたしはぬるりとした感触のそれを優しく掴んで、口に運んだ。
生臭い匂い。でもこれは、わたしの体液。
舐めながら見上げると、矢島くんは切なそうな顔をしていた。
「気持ち、いい?」
「……死にそうなくらい、イイ」
硬い肉棒を吸いながら、目を閉じる。前後に唇を動かして強く擦った。舌に、彼の脈動を感じる。
「菜子、離せ。もう出るから」
「いいよ……このまま」
全部飲み込んであげるから。
「だめだって、もう本当にすぐ」
「だから、いいってば──」
言いながら口を離した瞬間に白い飛沫が飛んできて、わたしの顔と髪を汚す。
「わ。ごめん。だから言ったのにっ」
その勢いは止められないものらしく、謝りながらも生暖かい液体がわたしの頬にかけられていた。
顔射なんてはじめてだったから、思わず呆然としてしまった。
525:02/07/13 14:44 ID:mOKUuc9u
汚れた服を脱いでもういちど抱き合う。
裸のまま布団の上でじゃれあった。矢島くんの肌の感触、とても心地が良い。
「河内の弁当、貰えなくなったぞ。おまえのせいで」
……もう、おまえでもなんでもいいや。
河内って言うのはタエコのことだ。
「ん、聞いたよ。……そういえば矢島くん、好きなひと居るんだってね?」
わたしのことじゃなかったらどうしよう、なんて、一抹の不安を感じながら。
どきどきして聞いた。そしたら。
「菜子、俺に恋愛感情はないんだったよな?」
にやにや笑いながら、からかうみたいに言うから、気持ちを素直に告げられなくなる。
赤くなって黙るわたしを見て矢島くんは吹き出した。
「よく言う。はじめて逢ったときから、好きだったくせに」
「だっ、誰がよっ……」
「菜子が俺を。決まってんだろ」
身をよじらせて笑ってるから、枕をぶつけて殴った。
「俺だって好きでもなきゃ相手してねーよ。毎週毎週飽きもせずやりまくりだぞ?」
矢島くんはわたしの身体を抱き寄せて、胸のふくらみに顔を埋めた。
「菜子がいるから、俺は地獄のようなバイト生活を耐えられるんだぞ。知らなかっただろ」
優しい声でそんなこと言う。殺し文句だ。
「……ひとことも言わないんだもん、知らないよ」
「言葉にしなくたって、そういうことって判るぞ、普通」
「判んない……」
わたしは気付かなかった。あなたがわたしを好きなことも。わたしがあなたを好きなことも。
……情けないなぁ……。
526:02/07/13 14:45 ID:mOKUuc9u
だけど、開き直って言ってしまう。
「女の子は、言ってもらわなきゃだめなんだもん。
 同じ状況のふたりでも、告白したカップルとそうじゃないカップルでは、
 すごい差が……あ……るのっ、やだ、ちょっと、舐めないでっ」
温かい唇が胸の先の尖りを包み、さらに舌で転がしてゆく。
敏感な部分を柔らかく押しつぶされて、高い声が洩れた。また、身体が熱っぽくなってくる。
「……は……ぁっ」
愛されてるんだなぁ、なんて考えたら、怖いくらいに快感が増した。
身体の中心が熱を帯びてじんじんしてる。彼に触れられている部分、そのすべてが総毛立つ。
わたしは彼にしがみついた。なんだか涙が出そうなくらい感じている。
愛撫だけでこんな気持ちになったら、あとはいったいどうなるのだろう。
好きだと気付くだけで、こんなにも受ける快感が違うものなのかしら?
たぶんはじめての夜よりも、昂揚した感情に包まれている、この瞬間。
わたしは大きく息をついた。
「矢島くん、……すき」

先のことは判らない。
けど、矢島くんに包まれているのは、とても気持ちが良いから。
とうぶん、離れることはできないと思う。
とりあえず次の日からわたしは、お料理の勉強をはじめた。

おわり。
527名無しさん@ピンキー:02/07/13 18:16 ID:kpshW2Bm
hさん、(・∀・)イイ!!
次作も期待してます。
528名無しさん@ピンキー:02/07/13 23:13 ID:8Gg7X1AK
か…かわいい!なんていじらしいんだ、二人とも…
なんだか忘れてた気持ちを思い出させてくれるような、どこかせつない
Hがよかったです。
途中修羅場になるかとドキドキしたけど、ならなくってよかった。
純愛モノ、(・∀・)イイ!
次回もらぶらぶもの待ってますね♪
529名無しさん@ピンキー:02/07/14 00:54 ID:8Sq3MSjh
(´д`)かなりイイ…
530Y:02/07/14 16:28 ID:sQb7oFL7
>hさん
ありがと〜&面白かったっす。
読んでる途中で「新田君とまち」&「火曜日の恋人」
両方の共通項に今更ながらハタと思い至り。
外しちゃいけない「お約束」がちゃんと入ってる〜。
個人的には、屋上のタエコとの会話シーン、とても好きでした。
勝者と敗者なんだけど、癒しといたわり、共犯者めいた感情…グッときますた。

hさんのはエロ度が少ないんじゃないです。
エロはちゃんとあるんだけど、爽やかラブの読後感が、
ついついエロを上回ってしまうのです。
是非ぜひ次作も、このまんまで逝っちゃってください。w

教えていただいたスレ熟読。
作品の楽しさもさることながら、批評の楽しさに…(以下略
他の「お題」でもイロイロやってほすぃ、と思ってるのは私だけではないでせう。
531:02/07/15 00:52 ID:LnHdLXqQ
拙作を読んでくださった方々には、ただただ感謝です!
しかもレスまで、皆様本当にありがとうございますー…みんな良い人だよぅ…。
私はこのまま、ラヴで逝っても良いのですね!?(つか、他の書けないのね(;´Д`)
女の子がドキドキできる、泣けるエロ(?)をなぜか目標にして、精進します。

できれば夏が終わる前にリクの「教師×女生徒」で1本書きたいな〜。
ありがちな話にならないよう頑張りまする(難しそうだけど
他の方の作品、またはオススメエチ小説紹介も、切望。
532名無しさん@ピンキー:02/07/15 13:42 ID:ODSy7i1q
Hさんがんがって下さい。ファソですー、激しく応援してます!
533:02/07/15 15:31 ID:AIza/DbY
スタンディングオベーションが続く中に、ちょっと割り込みます、スマソ。
えっと今度のはエロはあるだろうか?(汗
ラブはう〜ん??なんとか、ある、かな。(ラブラブには遠いな…泣
今回、苦痛系ちょっと入ってます。
痛いの読むのキライな人、飛ばしてくだせー。
すんまっそん。
つかhさんの後にうpするのは、勇気がいるな。(ポリポリ
534:02/07/15 15:32 ID:AIza/DbY
その日の私は、少しコンディションが悪かった。
なんとなくだるくて、肌を合わせる気がしない、そんな日もある。
でもそういう時に限って、男はいつも仕掛けてくる。

「今日はイヤだよ、したくないの」
「ふぅん・・・そうなんだ・・・」

言いながら、横になっている私の傍にするっと近づく。
男の態度はその言葉とは裏腹だ。

「疲れているの、このまま眠ってしまうかも……」

伸ばされた手を邪険にふりはらうようにして、ゆっくりと目を瞑った。

「いいよ、寝てしまっても・・・」

耳朶から顎へ、そして首筋、肩先へと…男の手の平が包み込むように辿っていく。
肩から二の腕へ…着衣越しにじんわりと体温が伝わる。
あたたかい…さっきまでの刺々しい気分が、ちょっとずつ溶けていくようだ。
そう、セックスなどしなくても、触れ合っているだけで、こんなにも気持ちよくなれる。
いちど離れた手は、今度は膝の外側から太腿の外側にかけて、
手の平がひたりと吸いつくように、そおっと撫ぜるように、少しずつ上っていく。
腰のふくらみ、ウエストのくびれ、
そして脇腹にまで辿りついた時、思わず小さな溜息を漏らした。

「ほぅっ……」
535Y:02/07/15 15:34 ID:AIza/DbY
しまった、と気づいた時はもう遅い。
胸の少し手前で止まっている手の平、いつの間にかそこから先を期待して、
体のどこかがモヤモヤと疼いて、そして小さく失望している・・・
そんな気持ちを、すべて見抜かれてしまっている。

「しないんだったよね?」

男は確認するように、耳元で小さく囁く。
首筋に吹きかけられた吐息で、ぴくりと感じてしまうのを、
必死で気づかれまいとして、思わず横を向く。

「そう…よ……んっ……」

止まった手が再び動きだした、胸の丘陵を下から上がってくる。
頂上の手前で一旦とまり、脇の下あたりから、そして胸の谷間から・・・
胸の裾野のあちこちから、マッサージをされるように、撫でられ・・・そして。
手が胸の頂点に達する期待感に、肩先がこわばった一瞬を見逃さず、
指の付け根のくぼみが、着衣ごしに乳首の尖りを的確にとらえ、
軽く引っ掛けるように弾きながら、男の手の平が丘陵の頂を乗り越えていった。

・・・びくん・・・今度は声を漏らさないことに成功した。
それでも、体全体をゆっくり撫でさすられた事で、少しずつ熱くなって昂ぶって、
最後の乳首へのひと刺激だけで、足がゆるりと蠢き、背が小さく反りあがった。
それを見て男は手を止めずに、畳み掛けるように上下に乳首を擦って弾き続ける。
・・・くっ・・・唇を小さく噛んで堪える、じわりと足の間に熱く溢れる感触がある。
『今日のコイツはちょっと強情だ・・・』男はそう思っているに違いない。
536Y:02/07/15 15:35 ID:AIza/DbY
被虐の気持ち、支配されたい気持ちは、いつも持っている。
感じてしまえばすぐにでも、「されるがまま」になってしまいたい。
スイッチは、感じればいつでも入ってしまうから。
でもそれでは、単純すぎてつまらない。
セックスも音楽のセッションと同じ、響きあってより感じられるものだ。
ほんのささやかな抵抗、それを押しのけて圧倒的に支配する力。
そして屈服・・・そんなものを今の私は望んでいるのだから。
そんな気持ちを知ってか知らずか、男は愛撫の手をとめると、私の胸に顔を近づけた。

「…ぁくっ!…」

衝撃で体が大きく弾んだ。
与えられたのは快感ではなく「痛み」だった。
男は私の服の上から、乳首を口に含み、そして軽く歯でぎりりと噛んだのだ。
それまで快感にたゆたっていた私は、驚きと怒りの両方で、
自分の真上に体を入れ替えた、男の顔をあらためて睨みつける。
無言のうちに視線が絡みあった。
男は私の両脇に両手をついて、見下ろしながら、
私の苦悶と苦痛の表情を見逃すまいとする。
その表情は、普段の穏やかな雰囲気と、微妙に違っている。
私が快感や苦痛で「被虐」のスイッチが入ってしまうように、
この男もまた、私の抵抗や苦痛の表情で、スイッチが入ってしまうのだ。
睨みかえす私の視線から目を離さずに、そのままもう1度シャツの上に口をつける。
着ているシャツの胸元は、男の唾液ですでに色が濃く変わっていた。
537Y:02/07/15 15:36 ID:AIza/DbY
再びぎりり、と乳首に「痛み」が与えられる。
さっきよりもう少し強く噛まれる・・・痛みから逃れようと、体が少し暴れた。
それでも「痛み」の感覚が、どこかゆるやかに「痺れ」に近くなっていくのを、
私はじんわりと感じていた。

「痛いってば、やめて!」

次の瞬間、反射的に私は男の両手で押さえつけられた。
両手は左右に広げられて、握力の強い男の両手で掴まれている。
足の間には、男の片足が入り、大きく広げさせらる。
大の字で何かの標本のように、布団の上に留めつけられている。
服のままでも大きく広げられた足は、秘部を視姦されているような、
濡れた部分を見透かされているような、そんな不思議な感覚がある。
きつく握りしめられた手首からは、じわりと快感に近い痺れが伝わってくる。
このまま蕩けて、堕ちていってしまいそうだ・・・
それでもささやかな抵抗を試みる、もっと貪欲な被虐の気持ちのために。
少しだけ動く手首から先を、抗うように動かしてみる。
その途端に、手首にかけられた圧力がもっと強まる。抗うこともできないほどに。

「離して、ほんとに痛いの…」
「いや・・・離さない・・・」

血流が止まってしまいそうな手首への強い圧迫、じんじんする痛みと痺れ。
舌なめずりをするような、男の強い視線に晒されながら、
私の苦悶の表情は、やがて陶酔に満ちたものへと変わっていく。
538Y:02/07/15 15:37 ID:AIza/DbY

「く…くぅっ!……はぁ…はぁ……」

今の私は、男の愛撫を受け入れている訳でもない。
ただ、強い力で抑えつけられているだけだ。
それなのになぜ、感じてしまっているんだろう。
荒くなっていく自分の息遣いのなかで、小さな疑問が湧く。
でもその理由も、もう考えられない。
私はここで、すべてを男に委ねて屈服する。
何もかも放棄して解放して・・・心地よさだけに浸るために。

はぁっ はぁっ はぁっ 離して 許して お願い
心のどこかで、そう叫んでる、でも言葉にならない。
抵抗する気持ち、受け入れる気持ち、せめぎあってぶつかりあって、陥落する。
男の唇が、再び胸元に近づいた。

「…ふ…くはっ……ああっ!!……」

もう1度つよめに乳首が噛まれる。
そして噛んだまま、少しの間じっとしている。
苦痛の時間がひきのばされる。
ほんの少しの身じろぎ、それに合わせてくいっと手首にかかる力が強まる。
胸と手首と、両方の痛みで、頭の芯が痺れたようになって、
つきぬけて、それから白くなった。
539Y:02/07/15 15:39 ID:AIza/DbY
ふと気がつくと、手首の力は緩められ、乳首への痛烈な刺激は終わっていた。
肩を揺らして息をつきながら、私はたった今イってしまっていたのだと、
やっと気がついた。
脱力したようになっている、私に向かって、頭の上から男が呟いた。

「お前はほんとにマゾヒストだな・・・」

背筋がぞくりとする。
自覚はしていても、何度言われても慣れることのない、その言葉。
そう、でもたしかに私はマゾヒストだ。
でもそれなら、この男はどうなんだろう。
自分からサディストであると、告白した事はない。
最初に縛ってくれと言ったのは、私だ。
男はいつも私に合わせてくれていると、ずっと思っていた。
たとえ私のMの蓋を開けてしまったのが、他の男の手によってだとしても。
それとも私の小さな裏切りを、この男はとっくに気づいているのだろうか。

「続きは、また明日・・・な」

そう言って、立ち上がろうとする男の首筋に、私はそっと両手を伸ばした。
縋りつくようにして、こちらから唇をあわせる。
男は一瞬とまどったような顔をして、それから深く唇をむさぼった。
互いに唾液を絡めあい、舌で探りあう。
540Y:02/07/15 15:40 ID:AIza/DbY
男の口腔内に侵入して、絡まりあった私の舌が、急に強い力で吸いとられる。
引っ張られ、舌の付け根がじんとする。
綱引きに負けたような思いで、糸をひく唾液とともに、私は唇を離した。

「いたい…舌が抜けちゃうよ……」

もう1度力を失って、私は呟いた。
嘘をつくと地獄に堕ちて、閻魔さまに舌をぬかれるんだったよね。
じんじんする舌の痛みと一緒に、そんなつまらない空想が、頭の中に湧いてくる。
ふふっと小さく笑いながら、体を離し、男は立ち上がった。
小さな嘘、小さな裏切り、それでも私はここに、この場所に帰ってきた。
すべての赦しを得るために。
そうして私はこの男と交わるたびに、またひとつ衣を脱ぎ捨てるのだろう。
たとえそれが独りよがりの錯覚だったとしても、今はそれで良いのだと思う。
男に微笑みかけながら、私はゆっくりと目を瞑る。
そしていつか、この男に聞いてみたいのだ。

「あなたはサディストですか?」

と。もうその答えはわかっているのだけれど。
今日でなくていい、きっといつか……。
そう考えながら、私は深い眠りにおちた。
541Y:02/07/15 16:01 ID:AIza/DbY
>>533
いかん、自己レスだ。
今回、苦痛系…じゃなくて、今回「も」だ。

「やってない」エロですまそ。(滝汗、これでエロなのか?
それから、ダラダラと続けてきた駄文シリーズ(シリーズと言えるのか、これで)を
今回で打ち止めと致しまする。
Part6&オシマイ、ってことでひとつ、区切りをつけたいと思いまふ。

>>473に書いていたのは、これとは別のお話なのですが、
まだまだ当分完成には至りません。(;´Д`A ```
なので暫く名無しに戻って、カキカキしてまいりまつ。
このスレがある間に戻ってこれるといいな〜、と思いつつ。
542名無しさん@ピンキー:02/07/15 17:00 ID:VqwY6rYU
ttp://www.ff.iij4u.or.jp/~keizoh/junr_index.htm

「純R」
二次創作ですが、文章が切なくてエロいです。
543名無しさん@ピンキー:02/07/15 17:43 ID:suRCT87y

巨乳アイドルぷるるん満開!
アイドル大好きナマ撮りマガジン撮影快調!
http://www.graphis.ne.jp/
544139:02/07/15 19:51 ID:Gu6cz0yY
服着たまま両足の間で太股が密着するようにうねって、
お迎えするように腰が動いて、
いいところで両腕押さえつけちゃったり、
わしづかみしたり、噛んだり、
Yさんに私生活覗かれた気がしたのは、私だけではないはず。(w
545名無しさん@ピンキー:02/07/16 04:46 ID:UFOflONL
うわ、M気あるので心当たりが…w
良かったです。Yさんありがとー。
546:02/07/21 10:16 ID:mbewTvy7
Yさん乙です〜。>>473のおはなしも頑張ってくださいね〜!
私はM気ゼロなのですが>>534-540はなんだか虐められている気分で
ちょっと胸の先が痛くなりました…(w
どんな関係の男女なのか(一緒に住んでるのかとか?)が明確に判れば、
より楽しめたかもですよ。でも匂ってるくらいがイイのかな〜。うふふ。

私も静かに執筆中です〜。乙女チック官能小説。(c)h
547名無しさん@ピンキー:02/07/22 08:34 ID:ASgppVRC
>>544-545
するってぇと、あんな事やこんな事も???
(脳内妄想入りまくり中 w
>>526
どうもでっす。
>M気ゼロなのですが〜はなんだか虐められている気分で
>ちょっと胸の先が痛くなりました…
じゃぁもっと苛めて…じゃなくて、そう感じてもらえたら嬉しいっす。w

>どんな関係の男女なのか(一緒に住んでるのかとか?)が明確に判れば
う〜〜む、いっつも「やってるだけ」の2人なもんで、匂わせる位で勘弁です。
縮刷版のPart5あたりで、少し分かりますかね…。

>私も静かに執筆中です〜。
待ってま〜す!!!
548名無しさん@ピンキー:02/07/22 08:39 ID:ASgppVRC
はっ!違うやん……、凹。
>>547
>>526>>546 でした、逝ってきまつ。。
549名無しさん@ピンキー:02/07/24 12:52 ID:YoY1fjy5
|
|∧∧
|*>_<)オンナノコデモカンジルエッチナショウセツ ショウカイモトムニャ
|⊂
|/
|
執筆中の方々頑張ってください・・・
一方、オススメ本やサイトなども知りたいのでageだす。
550名無しさん@ピンキー:02/07/24 17:50 ID:B9nceYv/
>549
前スレ含めて全レス読んでから、もう一度どうぞ。
オススメ出尽くしたので小説スレと化したです……
5511:02/07/24 18:49 ID:HYBvhFwD
ttp://www2.gol.com/users/kyr01354/bbsstory/index.html
おな感縮刷版です。そこのリンク集お持ち帰りになり、
たどれば山のようにあります。よろしく。
552:02/07/24 22:41 ID:gTWYERP6
>オススメ出尽くしたので小説スレと化したです……
そ、そうだったんですか!!

[誰も知りたくないhの執筆状況報告]
エロの神様が逃げてしまわれた…。
微妙に違う存在である、オリキャラ萌えの神がご降臨されております。
でも、やるよ…やるしかないんだ…犯るしか…っ
553名無しさん@ピンキー:02/07/25 11:57 ID:X7FMOr5O
>>1さん
 ttp://crimson.jpweb.nu/airaira/ 「レポート」
 ttp://member.nifty.ne.jp/miru2/AngelGarden/index.html 「年上の恋人」
この辺も女性向きかと。
リンク集に無かったからご報告。
554名無しさん@ピンキー:02/07/28 02:43 ID:lzvQ4yUA
>553
さんくす〜
555名無しさん@ピンキー:02/07/30 06:45 ID:RHU8RrSx
ヽ(´ー`)ノマターリヽ(´ー`)ノ
556名無しさん@ピンキー:02/07/31 21:26 ID:70ZgcH9q
保守sage
557名無しさん@ピンキー:02/08/02 21:25 ID:5sdhSlf2
保守
558名無しさん@ピンキー:02/08/02 21:26 ID:dl87F+MP
保守
559名無しさん@ピンキー:02/08/02 21:26 ID:cqlSbdij
保守
560名無しさん@ピンキー:02/08/02 21:29 ID:oRqNlD3V
こちらのミスにより多重に保守レスされてしまいました。荒しではありません。ご迷惑をおかけしましたm(_ _)m
561名無しさん@ピンキー:02/08/05 05:03 ID:rjrbzng4
47さんこないかなあ・・新作きぼー
562名無しさん@ピンキー:02/08/05 08:29 ID:Klmi3UGP
私も待ってまつ。
てか それを言うなら46さんでわ?w
56346:02/08/05 12:41 ID:djWEEs/5
――アヒャ(゚∀゚)!―→
こっちへ流れ弾が飛んできた!
ああた、自サイト更新と他スレ連載1件、
スレ管理1件抱えてどーしようって有様ザンス。┐('〜`;)┌
564名無しさん@ピンキー:02/08/07 13:15 ID:BMAdxpcF
>>563
さみしいよぉ……。
時間のある時にでも、短いの1発!!書いておくんなまし。
565名無しさん@ピンキー:02/08/08 01:11 ID:J3+OTIIc
このレスはやっぱり現代モノが1番!!かなー?
エセSFネタがあるんだけどエロ書いた事がないのもあって不安が。
むー、とりあえず書けたらお伺いたてに来ます。
566名無しさん@ピンキー:02/08/08 02:36 ID:0F1zadnI
>565
(・∀・)イイ!
期待してます。エロSF。
567名無しさん@ピンキー:02/08/08 23:32 ID:uZGhghc5
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
ね!ね!ね!ね!
「紫陽花」って何時載ったのよ!何時載ったのよ!何時載ったのよ!
し、しらなんだ…… 漏れが遅レスすぎ?

おもしろいおもしろいおもしろいおもしろい!!

確かに王道だけど、
脳の底にこびり固まってた、ノスタルジックな記憶の塊をずいっとほぐし出してくれました。
モチーフに使われている紫陽花が、その花弁に散る水滴すら目に浮かぶようで。
淡い紫が、お互いに知りすぎていながら越えられない、素直になるべき一線を、
全編通してイメージしているようで。
「かわいい」と素直に吐露する気恥ずかしさと、そうさせてしまうシチュ、
そのシチュを受けてのやりとりが、さらに状況を照れる方向へ流してしまう……

そして、冷却期間。
そして……キーワード。

大団円も定石だけど、この流れならむしろすがすがしいほど。

あああああ! いいいいいいい!!!
(・∀・) イイもの読ませていただきますた。
568139:02/08/09 00:32 ID:nTLuHNC1
申し訳ございませんが、
こちららのスレとは無関係なしろものですので、そーっと見といてください。
自分で広告しといてなんですが、そーゆーことで。
みなさん長考にはいってしまわれたので、あくまで暇つぶし程度に。
569567:02/08/09 00:49 ID:ZpUT+yR0
>568
し、失礼しますた…… 逝ってきます……

  (    ||
  ∞ ∧||∧
    ( / ⌒ヽ
     | |   |
     ∪ 亅|
  ブ-ン | | |
      ∪∪ ∞〜
   ∞   :   ブ-ン
   丿   :
570Y:02/08/09 01:46 ID:EdyG0oAF
>>568
いや、でもホントに面白かったですよ。w
軽妙なテンポで楽しませてもらいいますた、ありがd。
>>473
自己レス。
エロが足りない……等など色んな意味で発酵不足のタメ、ボツに。
571名無しさん@ピンキー:02/08/09 23:20 ID:IyYeImz7
エセ中世西洋話もいいですか。
572名無しさん@ピンキー:02/08/09 23:28 ID:bM/3O0+j
乙女向けエロならなんでもおk
573:02/08/10 01:54 ID:vJ9CxIS4
(*´∀`*)
574565:02/08/12 02:10 ID:LzcDKPx9
有明への旅から帰って来ました……疲れた。
似非SF、ちょっと書いたんですけどまだエロに到達していないので
ただの少女小説(汗)。

人がいないみたいなので一応経過報告に参りました〜。
5751:02/08/12 02:20 ID:zkEZgtjR
>565 はいお疲れ。私めも有明への旅でへとへと。
しかし天王洲アイルまで我慢して、飲んだビールうまかったこと。
人が居ないんで雑談。
576571@01:02/08/12 12:30 ID:UI/3JH6R
では載せます、エセ中世西洋話。


 ・・・彼は、自分がどのような状況に陥ったのか、まるで分からなかった。
地下道を歩いていた時、突然現れた何者かに薬らしきものを嗅がされ、
気を失ったのは確かなのだが、今は厚みのある敷物の上に仰向けになり、
両手両足それぞれに鎖がつながっていて、動きを封じられている。
 石の壁に覆われた室内の灯りは蝋のみで、それも迷い込む風に揺られて、
今にも消えそうだ。自分の、いつの間にか一糸まとわぬ、
あられもないことになっている姿を見下ろしている人影は二つ。
いずれも彼の知る人物だった。知りすぎているほど。
 二人は、彼が何故目覚めたのかを話しているようだった。
内の一人が口を開く。
「薬が切れてしまったようです。どうやら中途で目覚めるほど軽いとは
思うに至らず、申し訳ありません」
 中年で、白髪混じりの小柄な男が一礼する。彼はこの国の臣でも実力、
地位ともに頂点にある男だ。現在の王の伯父にあたり、
その即位に関する内外の争乱で、人知れず敵の首を掻き斬り、自らも又、
多くの者を闇で手にかけたと聞く。その彼が礼を取る相手といえば、
城はおろか、国でも一人しかいない。
「構いません。嗅ぐ者にしてみれば、軽いに越したことはないのですから。
強いものでないと分かって、却って良かったぐらいです。
それより、この者ですけど」
577571@02:02/08/12 12:31 ID:UI/3JH6R
 通りの良い声とともに、その人の顔がこちらに向けられる。大きな緑色の瞳、
雪よりも白い肌に細い顎、赤い、形良い唇。背は女性達より頭半分は出ているが、
夜会のための服を着込んだ姿は、どのような貴婦人よりも華奢に見えた。
それでいて、その手で数知れぬほどの人を斬り捨ててきたことを、
国中が知っている。
 事実、側の卿は彼女を「陛下」と呼んだ。
「三年前に近衛となった者です。父は先の第五十七領主で、彼は現領主の弟かと」
 まさか卿のような人に自分のような端の者が、覚えられているとは
思いも寄らなかったので、確認のためか向けられた視線に「恐れながら、
その通りです」と即答してしまった。口にしてから、後のことを考えると
汗が引くのが分かったが、親が誰かも含めて覚えられているのでは、
虚偽を口にしたところで彼に有利になることは何もないのは明白だった。
「それだけ分かっているのなら、良いでしょう」
 そう言って、彼を見やってくる。その緑の瞳の輝きに息が漏れた。
 王家最後の人間として、戦場でその手を血に染め、王都でも辣腕をふるった女。
その怒りを買った者で涙を流さずに済んだ者はなく、ある臣などは
背いたことが発覚したその場で斬り捨てられ、斬った本人は返り血を浴びても
眉一つ動かさなかったと聞く。それでいて、この王はまだ、二十の半ばであった。
彼より年が二つも下なのである。
「後はどうとでもなるのだから」
 その目を彼から話さずに、そう口にする。彼も又、その瞳から目をそらせずにいた。
そして少し、恐れを感じた。自分が全裸であることを思い出したのだ。
王がさして気にしない様子である分、余計に気まずい。
578571@03:02/08/12 12:33 ID:UI/3JH6R
 不意に、その口が笑みを浮かべた。
「その格好が恥ずかしいのかしら。服を着たい?」
 尋ねられたのにどう答えるべきか悩んでいると、近寄ってきて膝をつき、
左の腕を掴まれた。・・・たちどころに、鼻先に柔らかな線を描く体と、
えもしれぬ芳香とがあり、彼を刺激する。何より、手袋をはめているとはいえ、
側に近寄ることもかなわなかった人に手首を握られるのは、
目眩さえ引き起こしかねない。
「答えなさい。沈黙を許した覚えはない」
 微笑みはそのままに、何度も腕を撫で下ろしてくる。絹と思われる肌触りに、
更に目眩が起きかねなかった。
 しかし今は、答えを口にする方が先だった。
「私はこの国と、陛下に仕える身です。・・・陛下が望まれる姿になっていることを、
どうして恥じましょうか」
「躾通りの言葉はいい」
 唐突に、腕を恐ろしい力で締めつけられた。女性のものとも思えぬそれに、
体が自然と震え出す。
「嘘でしょう」
「虚偽でありましょうな」
 卿が答えたことで、口の笑みが更に広がっている。腕が赤黒く染まるのでは、
そう思ったとき、耐えきれずに彼は口を開いた。
「恥、・・・ずかしい、です」
 途端、呆気なく腕が解放された。腕が落ち、鎖が一つ、大きく鳴る。
思わず息を吐くと同時に、自分の息が荒いことに気付く。普段は滅多に
荒くならないのに。
579571@04:02/08/12 12:35 ID:UI/3JH6R
 その顔を王が見下ろしている。
「そうね、気付いているかしら。お前、卿からでも分かるぐらい、
顔が赤くなっているのよ。ねえ?」
 卿が頷くのを見ると、満足そうに頬に手が伸びてきた。それで更に
顔が赤くなるのを感じる。先ほどまで腕を締めつけていたのが
信じられないぐらい、指先から受ける力は繊細なまでに弱い。
「精悍な顔ね。荒々しい、怒ったときが絵になるような」
 頬をさすられながら言われたことが、誉められているのか、よく分からなかった。
彼の顔は整っているとは思っていない。四角い顔に大きな各所が乗っているような顔で、
誉められたのは親からで、それも少年の頃の出来物の跡が残らなかったことぐらいだ。
今まで誉められたことなど一度もない。それを。
「でも、さっきの顔がもっと絵になるでしょうよ。何かを耐えるときのお前」
 指が、頬から離れた。首を伝い、胸元へと続く。
「そして、この体。岩みたい」
 すべてが信じがたい。柔らかい布越しに、王の指が胸部を伝う。体がひくつく。
 しかし、更に衝撃が襲った。二本の指が離れたかと思うと、あらぬところを挟み、
ゆっくりとさすり上げたのだ。
「・・・!!・・・」
 そうと気付いたときには遅く、声を挙げることもできなかった。彼の体は
大きく跳ね、瞬時にすべてを解き放った。己を抑えることもままならなかった。
 震える体を必死におさめようとする、自分の息の音だけが聞こえる。
恐る恐る目を上げると、王は瞬きを二、三、するのみであった。
580571@05:02/08/12 12:36 ID:UI/3JH6R
すると卿がどこからともなく手巾を取りだし、「陛下」と王に手渡すのが見えた。
受け取ったそれで己の腕や肩を拭いた王は、
「どうしたのかしら、彼は」
とつぶやいた。「恐れながら」と卿が答える。
「彼には刺激が強すぎたのかと」
「というと」
「はい。彼のような近衛は特にでありますが、己で慰めることは
禁じられております。それでも、普通は人の目を盗むなり、娼館に通うなりして
ある程度の楽しみを覚えるものでしょうが」
「彼はそれすら己に許さぬまま、私に触れられてしまったと」
「はい」
「そうね。こんなに大きな体では、娼館に行けば目立ってしまうでしょうし」
 そう言って、自身の手袋に目を落とす。それも又、水滴が滴っていた。
その目が彼に注がれたかと思うと、舌先がわずかに出て、その水滴を舐め取った。
今、起こった衝撃も冷めやらぬ内に、その仕草で再び何かを覚える。
 そして手が又、彼の頭に触れた。
「それに、こんなに綺麗な髪ではね」
 少し伸びてきたそれを手に取られる。髪や瞳の色は焦げたような茶色で、
面白味も何もない、と思っていた。王はそれを何度も何度も撫でた。
指の感触が心地よい。
 夢のようだ、と思った。
581571@06:02/08/12 12:49 ID:UI/3JH6R
 卿の推測は当たっていた。幼い頃に受けた、母や乳母からの親しみある抱擁以外で、
彼は一度も女性に触れたことがない。本来ならば成人した折りに家族の誰かが
娼館へ連れていくものだそうだが、彼の亡父は厳格な人で、息子たちに
そこへ行かせることばかりか、男女で行う舞踊すら、快楽の行為として固く禁じた。
当然ながら十代に母と結婚した父や、父の後を継いで領主となった折りに
妻をめとった兄とは違い、彼は三十も近い今日に至っても、浮いた話の一つすらない。
それは父の教えを、彼ももっともだと思って生きてきたためであり、又。
 王の体が目の前にあった。ふと、目前にある曲線の正体が何であるかに気付き、
目をそらす。腕を掴まれた箇所が、ジワジワと痛み出す。しかしその痛みに何か、
堪えきれぬものではなく、むしろ、締めつけから解放されたのを感じる心地良さもあった。
 髪が握られる音がした。
「綺麗な髪は、かき乱してやりたくなるのよ」
 むしられこそしないが、そうされる可能性はいつでも感じていたし、
この人からならそうされてもいい、と思えた。
 けれどむしられなどされず、一つ、問われただけだった。
「ところで卿を下がらせた方がいいかしら」
 言われて初めて、卿が最初から彼を見ているのに思い至って、
一気に肝が冷えた。本来ならば、王から受けた行為を理性的に受け止めるべきものを、
恥ずべき反応を示してしまったのかもしれない。
 王は、卿へ向けた彼の表情に気付いたのか、両者を交互に見やり、
彼に笑いかけた。
「気にすることはないから。卿が気にするのは私が愚かな傷を負わないか、
それだけ。後はお前が何度果てようと、私が散々お前に蹂躙されようと、
卿は何ら気にしない」
言葉の意味がはっきり分かったとき、自分がこれからどうなるのか具体的に
分かって、血の気まで引いた。
582571:02/08/12 12:51 ID:UI/3JH6R
今日はここまでです。
次は近い内に。
5831:02/08/12 19:21 ID:ncnpOCqm
ご参加ありがとう御座います。
女性陣になりかわり、御礼申し上げます。
反応はありませんが、皆様しっかり成行きを見守っております。
過去と毛色が違っていて驚かれてるだけでしょう。おそらく。
ごゆるりと御続け下さいませ。では、これにて。
584名無しさん@ピンキー:02/08/13 08:38 ID:NmRkoPux
>571
待ってました!
SFとかファンタジー好きの私にはたまらないものがあります。
続き、ハラハラしながら見守っております。
585571@07:02/08/14 14:55 ID:+3I/IJgL
だから、彼が大きく首を横に振ったところで、誰が責められようか。
「恐れ多いです、私のような者が今日のような方について何かを願うなど」
 頬に、手の甲が触れた。それで数度、軽く叩かれる。
「お前ぐらいの者の本音など、私たちにはいくらでも見破れるのだからね。
もう一つ言っておくけれど、卿は私がいつ、どんな危険にさらされるか、
いつもいつも不安で仕方がないから、こんな所まで来ているの。娘同然の女の
秘事など見て、何が楽しいかは分からないけど」
「楽しいなどと申し上げた覚えはございません。いつも、これが最後であって欲しいと
申し上げているはずですが」
「そうでしょうね。さて、どうしましょうか」
 頬から離れた手が、腹へと移る。「う」と短くうめいた彼を見て、
声を挙げて笑った。
「もうやめましょうか。それとも続けましょうか」
 その手がもたらすものは拷問に近いのに、わずかな間でもその動きを緩めずに、
彼に尋ねてくる。へそ周りと脇が特に弱い自分を、彼は否が応にでも知らされた。
ただ、首を振ることもできない。
 しばらくして、「そうだ」と、空いた方の手が彼の前に差し出された。
「外しなさい。上手くできれば、鎖のどれかを外します」
 手袋は、はめるだけの簡素なもので、本来ならば簡単に外れるものだった。
しかし、今の彼は神経を高ぶらされている上、手足の自由が効かない。
どうにか思案を巡らせた末、鎖の許す限り頭を起こし、手袋に唇を挟むことが出来た。
破れないように、又王の手を噛むことがないように、祈りながら引くと、
ほんのわずかながら弛みが出来た。
586571@08:02/08/14 14:57 ID:+3I/IJgL
 更に身を起こして、甲の側にも口をつけ、同様のことを行おうとしたとき、
軽く手が動き、彼の顔が払われた。
「挟んだ」
 たった一言、そう口にして、元通りに手が同じ位置に置かれたが、
彼の顔から再び血を引かせるには十分だった。頭をもう一度持ち上げ、
今度は慎重に唇を挟む。王は何も言わなかった。
 時折、頭を床に寝かせて休みながらも、わずかずつだが引いていった。
背は汗ばみ、息は荒い。その間、王は彼がまた肌を挟みそうになって、
顔を払ってきたとき以外、指一つ微動だにしなかった。
 やがて、三分の一ほどめくれたとき、少し、指先に隙間が出来ているのを見た。
ためらう余裕などなく、思い切ってその隙間を唇の先に挟む。唇から、
血が出そうなまでに痛みを覚えたが、それでも離すまいと、渾身の力を持って引いた。
一度動くと、後はこれまでの苦労が嘘のように、手袋はあっさりと抜けた。
最後に、手袋の口の方を顎で挟み、もう一度引くことで、
不格好に縮んでいた箇所が直ったのを確認して、ようやく崩れ落ちた。
 その口から、王は手袋を取り上げた。その指は武器を持つ者のそれで、
細くはないが長く、そして手袋の布地よりもなめらかに見えた。その指が、
今度は直接、彼の頬に軽く触れた。熱いその先に触れられたとき、
無意識のうちに頭を起こし、指と手の平に口づけた。我に返り、
今度は強く払われるのを覚悟したが、王は彼を払うことなく、今度は手の平で頬を撫でた。
 呆気に取られる間もなかった。身をかがんできた次に、耳朶を軽く噛まれた。
587571@09:02/08/14 15:01 ID:+3I/IJgL
 全身の肌が逆立ったかのようだった。生温かく、柔らかな物体が、
耳の奥に入ってくるのを受け止めている耳は、今まで、無造作に洗うとき以外は
何とも思っていなかった存在から、全く別の器官に変わったかのようだ。
更には、通常ならば結わえられている金色の髪が流れるまま、彼の体にかかり、
頭のどこかが呼吸音を大きく聞きつけている。
 そこへ、手が胸の上に置かれた。耳の中を下が這い回ると同時に、胸の上を手が撫でていく。
どちらも彼がどうすれば耐えられなくなるかを測っていた。確実に彼の弱い箇所は探り当てられていき、
出来ることといえば先ほどの失態を繰り返さないために歯を食いしばることだけだった。
 しかし円を描くようだった指先が何もしてこなかった胸の先に触れ、強くつままれたとき、
「は・・・!」
 と、体中に痺れが走った。それは一瞬で去ったが、息を肩でしてしまっていた。
よく見えないがまだ、我を忘れるに至ったのではないようだった。
かなり、そこへ近いところまで迫ったが。
 王はまた、胸をさすり上げていたが、もう一度耳たぶを、今度は強く噛むと、離した。
「卿」
「はい」
 返事が側から聞こえたのに、彼は頭を動かすこともできず、固まった。
確かにそうやって人に近付く以上のことをしてきたのだろう、
足音もなく彼の右側まで来ていた卿は、跪くと、彼の右手を掴んだ。
取り出したのは小さな鍵で、それが金属の音を鳴らすとともに枷が外れ、
あっさりと落ちる。汗ばんだ手首に微かな空気の流れがあたった。
「では、陛下」
 もう一つ、小さな瓶を取り出すと、こちらは王に手渡し、卿は何処ともなく部屋を辞した。
 ただし消える前、もう一度彼の右手を、全身に走るほどの痛みをもって掴むと、彼の耳元に、
「陛下の御身を傷つけること以外は、いかなる命にも従うように」
 と囁いて。
 卿が下がると、「さて」と王は微笑んだ。
588571:02/08/14 15:14 ID:+3I/IJgL
本日はここまでです。

>>583
御礼を申し上げていただくようなことはしておりませんが、
お言葉に甘えて、ゆるゆると載せていきます。
すぱっとは終わらせたいですが。

>>584
コメント、ありがとうございます。
ご期待に添えられるようなものになるよう、
最後まで載せられたら、と思います。
589名無しさん@ピンキー:02/08/15 00:57 ID:tW9CV6o2
>571
あああぁ、続きが気ーにーなーるー。
ぞくぞくしますねぇ、飴と鞭状態。


590565:02/08/16 22:35 ID:fjPrQyqV
ううーん、エロ難しいです。うpは取り下げます。
修行し直して参ります〜。
591名無しさん@ピンキー:02/08/17 06:03 ID:EvcJ/9l7
NGC2787は、何の変哲もないレンズ型の棒状渦巻銀河だった。
大熊座の中にあって、地球からの距離は約2400万光年。
7年前、私たちはその中心部で敵と遭遇した。
友好関係を結ぶ試みは既に意味のないものとなり、
この銀河のあらゆるところで、毎日のように白兵戦が展開されている。
昨日の任務では4人が帰ってこなかった‥‥‥
781中隊は、この3ヶ月で既にその数を半数まで減らしている。
ラウンジでコーヒーを飲みながら、私はなんとなく予感していた。
地球からはるか離れたこの辺境の地で、近いうちに訪れるだろう自らの死を。
隣にいた女に気づく。顔は知ってるが話したことはない。目が合う。
同類。
私を見つめる目で、彼女の考えていることが分かった。
欲しいのはひと時のやすらぎ。それだけ。言葉は要らなかった。
手を取り、居住区に向かう。
歩きながら私の中で強烈な欲望がわきあがり、それは形になる。
気づいた彼女が、歩きながら触れてくる。そのまま手を離そうとしない。
逆に、服越しにその形をなでるように。
明らかな生の証を彼女は今欲しがっている。私も同じだ。

ということで、「SF」で妄想した139でした。
あとは皆さんの頭の中で、あんなことこんなことしてください。
今回は、書き逃げです ピューッ、、
592139:02/08/18 09:03 ID:RJYRpIX8
立ち止まる。
肩をつかんでこちらを向かせる。
彼女の表情の奥にあるもの、それは待ちきれない欲望。
背中を押し、通路の途中のくぼみに二人して入り込む。
そこは監視カメラの死角。警備員もこのブロックには来ない。
壁を背中にして私が立つ。
彼女は腰を落とし、排泄用のジッパーから私のものを取り出す。
迷うことなく口に含む。
私の尻にまわした手を基点に、長い黒髪が揺れる。
横からくわえようとして顔を傾けた時に、横顔が見える。
私の硬いものを、いとおしむようになめあげている。
そのままの態勢で動きをやめ、私を見上げる。
見つめ返す。
再び彼女は作業に没頭する。
喉の奥深くまで吸い込み、ゆっくりともどす。
先端の段差のところで唇を止め、舌をうごめかせる。
私が息を詰めたのに気づいて、一度、離す。
むきだしのそれは、細かく上下に動く。私の心臓の鼓動と同期して。
それは、私が生きていることの証。
再びくわえる。
ゆるやかに髪が揺れ始める。
泣いている。唇がたてる卑猥な音のすきまに、嗚咽がまじっている。
私はただ彼女の髪をなでていた。
それ以外に、私が彼女にしてやれることは何もなかった。
593571@10:02/08/18 15:11 ID:f4polKbi
割り込み失礼。

「いい顔をしてきている。汗と熱で紅くなった顔と」
 両手で、自由になった彼の右手を取る。
「大きな手ね。たくましい手。これで、自分に触れたことが無いのでしょう」
 言葉の意味に気付いて、「ありません」と答えると、王は彼の右手を動かして、
彼に触れさせた。驚いて起きようとすると、左手の鎖がそれを制した。
それでも起きようとしながら、
「陛下、何を」
「今から教えます。左手はまだ動かせないから私がしますが、
・・・これからは日に一度はなさい。一度だけですから、できるだけ長く。
では、まず上下に」
 手の甲を抑えられて、外すことはかなわない。これまで厳しく己に
課してきた制約を破るのは、彼に葛藤を強いたが、どうにか動かした。
更に硬くなるのを己の手で感じるのは、なんとも奇妙な気分だったが、
先端を何かが掠めるのを感じて、その気分も飛んでしまった。王の手の平が、
彼のどこが窪み、どこが膨らんでいるかを調べているように動いている。
「く、う、う」
 危うく我を忘れそうになるが、それに気付いたのか、王は自身と、
彼との手を離れさせた。汗が流れるのを感じる。熱はだんだんと引いていったが、
引ききる前に、また手が動き、触れられるのを感じた。また一定以上に高まってくると
手が離れる。これを何度も繰り返し、彼が王に命じられて己に触れ回っている間、
王の左手は彼を蹂躙した。
「何度も何度も止めなさい。本当に我慢できなくなったら、終わらせてもいいけれど、
・・・そうね、何かほかの事を考えるのも手ね。何故、ここに来たの」
594571@11:02/08/18 15:12 ID:f4polKbi
「ここ、とは」
「地下道以外の何があるというの。地下水路と間違えて、お前のいたところまで
迷い込めるはずが無い。持っていた中には、明らかに地下道が目当てで来たと
思われるものもあったし」
 答えられないでいると、左手が激しく蠢いた。かと思うとまったく動かなくなるのを
交互に繰り返された末、「答えなさい」と言われながら首根をつかまれるままに、
彼は必死に頭を動かし、口を開いた。
「地下に、・・・亡霊が出る、と聞き、ああ、真相を、知りたいと」
「亡霊?どのような」
「じょ、女性と、聞きまして、それで、興味を、持ち、まして」
「興味だけで、お前のような人間が禁じられた場所まで来るとも思えないけれど」
「・・・も・・・もう、おやめ、下、さ、い」
「それだけ?」
「わ、わ、わた、た、あ、あ」
 王は手を離した。面白そうに眺めていた表情を消し、息を弾ませている彼を、
ただ、見下ろす。彼は、長い間それを見つめ返していたが、やがて、観念して目を閉じた。
「・・・陛下に、似ているかと思ったのです。その亡霊が」
「私に似ている、というだけで、遭いたくなったと」
「はい」
「お前は私を怖がらないのね」
 額に濡れた感触がしたので目を開けると、目の前に顔があった。
「理由は自分でも分かっているけれど、卿を除けば、私に少しでも怯えた目を
向けない者はいない。お前は緊張はしているけれど、痛い思いをしたとき以外は
まったく怯えていない。どうしてかしら」
595571@12:02/08/18 15:13 ID:f4polKbi
 誰よりも、慕わしい人の姿が。


 ×××


 父の領で生まれ育った彼は、少しでも外を駆ければすぐに熱を出すほど、
病弱な幼少期を過ごした。
寝込んでいる間の楽しみといえば母や乳母の語る物語、兄が語る外での出来事、
そして父が持ち帰る、王都の話だった。父は厳格な人だったが、二人の息子が
子供だからといって、生々しい話を隠すようなことはしなかった。
「王女殿下が、家臣の首をはねてしまったよ」
「まあ・・・」
「元々、評判の悪い者でね、近々王から位を返上して、後進の者に譲るよう命が
下されるはずだったが、それを逆恨みして、事もあろうに殿下を背後から
斬り捨てようとなさったらしい」
「恐ろしい。殿下は、本当にその者の首をおはねになられたんですか」
「いや。でも、背後から斬りつけてきた奴の剣を奪い、ご自身の身を護られたらしい。
止めの一刀をくれてやったのも、殿下だそうだ」
「・・・ご果敢だったのですね」
「ああ。御年、十におなりだということだが、陛下も王太子殿下も、
どう思われたことやら」
596571@13:02/08/18 15:15 ID:f4polKbi
 話を聞いた母や兄は怯えているようだったし、父は渋面を作ったままだったが、
彼は、怖いとか気持ち悪いとか感じる前に、その王女への憧れと、
己の身の情けなさに挟まれることとなった。彼は十二で、ろくに邸宅の外へ
出られぬ身だった。それに比べて、十の王女は刀を操り、大の男を殺したという。
(どんなに大変だったことだろう)
 父に、王女の肖像画をせがんでも、別に不審には思われなかった。
少々どころではなく変わっていても、王女は王女なのであって、
姿を見たいと思うものなのだろう、父もかつてはどこかの王女の肖像画を
欲した過去があったので息子のそうした要求も嬉しく思えた、
と、後で聞かされた。
 国の王族の姿を知りたいという思いは民の誰もが抱いており、
肖像画は安価で流布されていたので、父は毎年、王女の肖像画と、
血生臭い話とを持ち帰った。王女はあらゆる所へ向かい、あらゆるものに交わることで、
あらゆる人間の血を流させた。彼も大きくなるにつれ、人を多く斬った者が
より英雄とされるものではない、ということを理解していったが、
それでも悪辣な者と、腑抜けた者を踏みつけて回る王女への思いは弱まりはしなかった。
 やがて、王女の周囲で次々と人が死んでいった。中には王女の実兄である
王太子が毒殺され、母である王妃はその死による嫌疑をかけられ、
悲観して自ら命を絶った。一連の死の最後となったのは、王妃の兄である卿が
黒幕として捕らえられた翌日のことで、罪を解かれた卿は、新王の前に膝を屈した。
・・・王女が王の下へ出向いたとき、偶然、王が急な病で伏せられ、
そのまま身罷られた、というのが表向きの見解だった。形の有無に関わらぬ反論は、
瞬く間に封じられた。
597571@14:02/08/18 15:16 ID:f4polKbi
 その間、彼は変わりつつあった。少しでも王女の、いまや王となった人の下へ
向かいたい一身で、わずかずつだが体を鍛えていった。激しい剣術の訓練や、
馬での遠出に耐え、領の誰よりも強靭となっていったが、
それでも近衛に加わることを許されたのは、新王が即位した数年後、
ほんの二、三年前だった。式で王の剣が彼の肩に触れたのが、
二人の唯一の接触となるはずだった。

「地下に亡霊が出るらしいぞ」
 そんな噂が仲間の中で流行ったのは、半年前のことだった。
「何の話だ」
「噂だよ。夜な夜な、庭に現れては男を引きずり込むらしい。美しい、女の亡霊だと」
「あれ、俺の聞いた話では、王族の亡霊だという話だが」
 彼が問うと、仲間は次々と答えを返し、そのまま他愛の無い議論を始めてしまった。
加わる気になれなかった彼は、下らない、と言い捨てて、その話を忘れるつもりだった。
 地下とは、数代前の王が造らせた、巨大な地下迷宮のことだった。
造らせた理由は、いまや内部構造とともに闇に葬られており、
危険なため入ることも禁じられていた。そこに亡霊が出るというのは、
いかにも似つかわしい話だった。
 忘れようとして、だが、と彼は思った。もし、本当に亡霊か、
もしくは生者が迷宮に人間を引きずり込んでいるとしたら。
 近衛といっても、王の御座とはかけ離れた箇所を回る日々だった。
かといって彼は気を抜くどころか、気を抜いている同僚に怒って喧嘩となり、
隊長に「少し肩の力を抜け」と注意されてばかりだったが、それでも、
王に近しいところにいるのに、逢えぬ現実を紛らわせる役には立たなかった。
598571@15:02/08/18 15:18 ID:f4polKbi
 迷宮の探索は、その苦しさを紛らわせてくれそうに思えた。
子供の冒険めいた行為だが、同年代の少年たちに混じって遊べなかったことが、
心のどこかで引っかかっていたのかもしれない。それにその亡霊が本当に王族で、
もしも王にどこかに通っている方ならば。
 入るのを禁じられていたが、入り口は無数にあり、人目を盗んで入ることは容易かった。
数週間に一度訪れる丸一日休みの日と、就寝前の半刻に満たぬ時間が、
探索にあてられた。少し進んでは戻り、隠し持った巨大な紙に図を記すことを繰り返した。
亡霊の噂はそのうち消えたが、図はだんだんと広がり、亡霊に逢えぬまでも、
迷宮の図の完成という達成感は得られそうだった矢先、
現れた何者かに薬をかがされた彼は倒れ、そして。


 ×××


 話をしている間でも、彼はまだ許されていなかった。体は許しを欲して焦がれるほどなのに、
王は黙々と、短く、彼に己を慰めることを許しては、離した。
 けれども彼が口を閉じると、すべてを止めてしまった。
「ここは、迷宮の最も奥深くにある」
 上気した顔を自覚しながら見上げている彼を見つめ、淡々と語る。
「そして、王の寝所には最も近い場所だから、ここへの道を知るものはごく僅かで、
見つけるにはお前のように、地道に迷宮全体を探索する以外に無い。
・・・五代前の王は、愛妾を逃がさないためにこの部屋に閉じ込めて、
迷宮を造らせた。寂しい話でしょう」
599571@16:02/08/18 15:25 ID:f4polKbi
 両手が頬に伸びた。
「造らねばならないほど、悲しいことがあったからですか」
「違う。こんなものを造らなくても、こうすればその愛妾もお前も縛られたのに」
 更に返答することをする前に、唇を塞がれた。少し緩められた隙に舌で唇を舐められ、
角度を変えられて何度も吸われた唇の間から、舌が歯を割り込んで入ってくる。
その舌の動きは、耳の中に入ってきた時以上で、彼は己の舌を、
絡まれるままにされていた。手は頬から髪とうなじとへ移り、彼の頭をかき回す。
 耐え切れなくなったところへ、足の間を何かが割って入った。
「!・・・ぅ、っ!」
 声も呑まれるかのようだった。王の膝が直ちに彼を捕らえ、
翻弄するように動いているのだ。同時に口を強く塞がれた。
 駄目だった。もう一度叫んだ筈だが、舌で嘗め尽くされていたので分からない。
 ・・・気がついた時、足の間にはもう、何も無かったが、口は塞がれたままだった。
しかし彼は塞がれた口の中から、声を発そうとした。王が、喉の奥で笑った気がした。口が離れる前に、もう一度、唇で軽く、触れられた。
「どうしたの」
「服が、・・・服を、汚してしまったのでは」
「そうね。お前の体も汚してしまった。でも、構わないでしょう?」
 少し休みましょう、といった口で、再び塞がれた。しかしそれは緩慢な動きで、
彼も同じ速さで絡ませられるものだった。ふと気付いて、彼も、
動かせる右手を王の頭に添えて、その体を支える。やっと気付いたことをからかうように、
指で軽く、うなじをつつかれた。
 手の中の髪を、そうされているように指でさすってみると、心地よさそうに目を閉じた。
嬉しかった。
600571@16:02/08/18 15:34 ID:f4polKbi
本日はここまでです。
最後の最後で一行、はみ出させてしまいました。ごめんなさい。

>589
というわけで続きですが、どうでしょうか(も何も終わってない)
今回もぞくぞくされましたか。
601名無しさん@ピンキー:02/08/19 01:37 ID:NTCtT65m
すごいいいです・・・自分、女ですがうっとりしてしまいました。
602589:02/08/19 01:37 ID:x0aJWXY3
しました。
淡々とした描写が良いですね、好きです。
今はほんのり甘い気分の所で続いてますが、
このままの気分で居て良いものかどうか量りかねて、
それがまた私のハートをガッチリ掴んで離さないのです。

や ら れ っ ぱ な し。 



603名無しさん@ピンキー :02/08/20 00:05 ID:WNvwoT6Y
571さん………!
素晴らしい………!!
604名無しさん@ピンキー:02/08/21 00:59 ID:Vkm1hFl1
うーーーんと。
あんまり会えない遠恋カップルの
話し書いてくれる方!!熱望します。。☆
605風と木の名無しさん:02/08/21 23:51 ID:j4VRxIpN

606名無しさん@ピンキー:02/08/22 21:54 ID:JD4neIl1
>>571さん
歴史物やちょっと古典的な文章が好きな自分は、すっごく萌えました!!
現代的なライトなのもいいけど、こーゆうの大好きです。
思わずじっくり読んでしまいました。
「彼」も可愛いけど、「姫」の優しげな口調とは裏腹な容赦ない攻撃がツボです(w

しかし、まだ前戯にも到達してないのに、このエロさはすごい!!
続き、とても気になります。頑張って下さい〜(*´∀`*)
607:02/08/23 23:25 ID:V/y4orIn
>>590(565
いつでも気が向いたら、遊びに来てくだせー。
>>592(139
で、この続きはどうなるのです?w
>>602
禿しく同意。
>このままの気分で居て良いものかどうか量りかねて
そうなんだ。
ウトーリしながらも、脇腹を短剣でスルッと撫でられてる気分とゆーか。w
王も主人公も、まだまだ謎に満ちていて……た、たまらん。(萌詩に

文体もストーリーも、そして何よりこの雰囲気に、はまりまくり。
そういや、責める女のパターンって、今までなかったよね。
縮刷版の装丁もイイ!!! >1さん

つーことで、いついつまでもユクーリと続きを待っておりますので。
ワクワク&ゾクゾク…… >571さん
608名無しさん@ピンキー:02/08/25 01:15 ID:ix3sXvmH
>>604

 遠恋カップル、どういうシチュエーションなんでしょうね。

 ・明日は久々のデート、どこで遊んで、何を食べて、そしてどんな風に抱かれるのか
  あれこれと妄想してベッドの中で「いやんいやん」な彼女。
  (…翌朝寝坊して遅刻、というオチがつきそう)

 ・デート当日のあれやこれや

 ・深夜に電話ごしに(略)

 ・彼からかかってくるはずの電話がかかってこない。
  色々と不安になる彼女のちょっと頓珍漢な妄想。

609608:02/08/25 01:17 ID:ix3sXvmH
>>608 補足

 もちろん同じ事を男性視点でやっても「あ〜あ男って本当に馬鹿でエッチね(^_^;」というものになりそうですが。
 普段ロクに切らない爪を丁寧に切って、尖ったところが無いように丸めてたり(笑)
610名無しさん@ピンキー:02/08/25 15:02 ID:PPJPQHaV
>>608
どれも面白そうですよね。で、手を上げてくださると?w
>爪を丁寧に切って〜
ワラタ。

館淳一 オフィシャルホームページ 移転

ttp://tate.32ch.com/ ブックマークの変更をどうぞ。
611608:02/08/25 17:41 ID:ix3sXvmH
>>610

>どれも面白そうですよね。で、手を上げてくださると?w

 あうっ(汗)
 でも今、3つのスレッドで小ネタ書いてるし、SSの投稿もしないといけないし(汗)
 

>>爪を丁寧に切って〜
>ワラタ。

 実体験(笑)
 普段はぞんざいにしてるのに、爪きりについているヤスリで丁寧に丸めてさ(^_^;

 あとワキガ体質というか体臭がキツいので、彼女と会う日は朝風呂浴びてから、とかいろいろ。


 部屋は割と片付いているほうなので、彼女が来るときに慌てて片付けたりすることは無かったですが。
612608:02/08/26 22:00 ID:VDlZjfNT
 女性視点のテレホン(略)を書いてみようかと思って書き始めたけど、「なんか違う」って感じで保留状態(汗)

613604:02/08/28 02:12 ID:00wrT9oi
シチュエーションかぁ。。
やっぱり久しぶりのHだから、最初は恥じらいも
必要ですよねぇ。・・で、(本当はめちゃしたいけど)恥ずかしがる彼女
を、後ろから襲っちゃう。。みたいな。
愛情たっぷりで、激しいヤツ希望です。
でも私的に、ハードなSMとかは苦手かも。ちょっと目隠しされたり
言葉攻めされるのは◎なんですけど・・(^。^;)
相当待っております☆
614:02/08/28 09:45 ID:lcOrDu5R
>>612
保留のママなのでしょうか?
>>613
いっそ そのシチュで自分で書いてみるのも一興かと、なんて。w
いや言葉攻めじゃなくて、マジで。
615608:02/08/28 10:09 ID:XG+JuYp9
>>614

 リライトを試みてはいます。
 それでも自分で納得できなかったら保留のままでしょうねぇ(汗)
(それでもこれまでこのスレッドで作品を公開された方々には及ばないと思いますが(^_^;)
616608:02/08/28 20:40 ID:XG+JuYp9
>>614

 リライトしてみました。
 結局、女性向けとか意識せずに自分の調子で書いてしまいましたからお気に召さないかもしれませんがご容赦のほどを。
617608:02/08/28 20:42 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #01


 23:00ジャスト。
 篤志からの電話。

『聡美? うん、俺』

 高1の時にクラブで知り合って、高2の夏に告られた。
 同じクラブに入るだけあって結構趣味が似てた。
 ちなみに歴史クラブ。私はどっちかというとミーハーで、新撰組とかああいうのが好きだった。
 篤志はなんか、ゲームから入ってきたみたい。前に見せてもらったけど地図の上で馬とか兵隊とか戦ってるの。
 将棋みたいなものって言ってたけど、将軍さんの絵がもっと美形のほうが良かったかな。
 持ってる本を貸し借りしたり、議論みたいなことしてみたり。
 文化祭の前、図書館で一緒に資料漁りしたり、本屋さんをハシゴしたり。
 気が付いたら一緒にいる時間が長くなって、休日も一緒に過ごしてて。

 正直イイな、と思ってたから、告ってこなかったらこっちから告ってたと思う。
 というかホワイトデーに告ってほしかった、と後で教えたら頭抱えてたっけ。
 バカ、そんなことで何ヶ月も悩むなっての。何のための本命チョコだと思ってたのやら。
 前にゲームの話をしてくれたときに、「常に相手の先を読んで手を打っておいてから攻め込むんだ」なんて言ってたけど、考えすぎも時と場合によるってば。
618608:02/08/28 20:42 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #02

『え? 仕事? あぁ、調子いいよ。修羅場は先週で終わったしさ。大丈夫。来週の土日はあいてるから』

 大学を卒業して、篤志は遠い街で就職した。
 離れ離れになってどうなっちゃうか不安だったけど、うまくやってる。
 むしろ近くにいたときの方が喧嘩してたかも。
 ううん、今別に遠慮してるとかじゃなくて。

 月に1度しか会えなくて正直寂しい。おしゃべりは、こうして電話でできるけど、手もつなげない、ましてHもできないのが寂しい。
 こう言うと飢えてるようでヤだけど、これも篤志が悪い。
 あげちゃったのは高校のとき。若葉マーク同士でおっかなびっくりだったっけ。
 でも、いつの間にかあいつってばあたしのこと知り尽くしちゃって、身体中どこが弱いかまで把握されてた。
 あたしがエッチになったのは篤志のせいだ、っていつも言ってやってる。

「今度どこ行こうか?」
『久々に○○ランド行く?』
「や! 並んでるだけでつまんない!」

 遠くから来てくれる篤志と一緒にいられる時間はほんの少し。一泊二日って本当に短い。
 だから、あんな並んでるだけのところに行きたくない。
 そりゃ、二人で一緒に並んでる間のおしゃべりだって楽しいんだけど、だけど、他にできることがあると思う。

 そんな風に話してるうち、二人の声がちょっと躊躇いがちになる。
 お互い何かを期待してて、でもそれを言い出せない雰囲気。
 でも、このあとの言葉は、いつも篤志のほうが切り出してくれる。
619608:02/08/28 20:43 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #03

『今何着てる?』
「ん? パジャマ」
『ふーん、前みたいにタオルだけじゃないんだ」
「もう!」

 帰宅が遅くなって、いつもより遅い時間にシャワーを浴びて髪を乾かしてたら電話が鳴った。
 慌てて出たからもちろんそんな格好だった。
 篤志ったら、『TV電話だったらなぁ』なんて本気で言ってた。
 その後、電話ごしに脱がされた。変な言い方だけど、篤志の言うなりにタオルを取っちゃって、ヌードでベッドに入った。
「ちょっと寒い」なんて言ったら、『温めてあげる』なんて言い出すの。
 何をしてくるかと思ったら、いつもベッドの中で囁いてくれるような言葉を電話越しに。
 そりゃもう恥ずかしくて真っ赤。確かに温まったけど。
 こっちもヌード、という特殊な状況だったせいもあって盛り上がっちゃって。
 あんなことしたい、こんなことしたいって篤志の妄想につきあって、テレホンSEXってのを始めて経験しちゃた。
 それ以来ときどきこうしてる。そして今夜も。

『じゃ、こっち来て』
「ん」

 これがゲーム開始の合図。ここで私が拒否すればそこまで。
 気分の乗らないときには無理にしてこないのが嬉しい。
 時々、襲ってほしいだなんて思うことが少しだけあるけど、恥ずかしくて口にしたことないし。
 篤志って優しいから、無理強いってのはしてこないだろうな。
620608:02/08/28 20:44 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #04

『聡美』
「うん」

 二人同時に「チュッ」ってキスの音。
 さすがにその後音だけじゃなんだから、言葉に出してやりとり。冷静に考えると凄く恥ずかしいことやってるんだけど、『その気』になってると気にならない。
 一人で…その、する時と違って篤志が聞いてると思うとドキドキするし、そのぶん感じるみたい。

『唇、あけて』
「ん…」
『舌…いれるから』
「んんっ…」
『聡美、美味しい』
「やんっ」
『胸、触るよ』
「うん…どっち?」
『左』

 篤志は右利きだから、右手で自分の左胸を撫でる。いつも篤志がしてくれるみたいに、服の上からソフトに。
 じれったいくらい時間かけて愛撫されて、いつもこっちから「して」って言わされちゃう。
 今日も、なかなかパジャマのボタンを外そうともしない。
 ボタンを1つずつ外して、胸をはだけさせられる頃には、あたしはすっかり出来上がってる。
621608:02/08/28 20:44 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #05

『胸に頬ずりしていい?』
「うん」

 あたしのさほど大きくない胸にいつも頬ずりする篤志。そのうち舌を伸ばしてあたしのことを舐めてくる。
 前にベッドの中で「大きい方がいいの?」って尋ねたら、「敏感なほうがいい。だから聡美は100点」なんて言われて反射的に叩いちゃった。
 片手でもう一方の胸を揉みながら、先っぽにキスしてくる。

『乳首美味しい』
「やだぁ」

 もちろん、本当にベッドインする時にはこんなこと面と向かって言うような篤志じゃない。
 電話越しだからってのは解ってる。でも、乳首、とか露骨に言われるとやっぱり恥ずかしい。
 前にそう言ったら、凄く遠まわしな言い方された。官能小説風言い回し、とか言ってたけど、笑えちゃって崎が続かなかった。
 だからこんな風に、ストレートに言わせてる。
 受話器から漏れる声が、耳元で囁くようだからすごく恥ずかしい。
 だってそうじゃない。本当に篤志に抱かれてるのなら今は胸のあたりから声がするはずなのに、耳元にくるんだもん。
 なんか二人がかりでされてるみたいに妄想しちゃうことがある。
 篤志の『手』がわき腹を撫でて、ヒップを通って太股に伸びる。肝心なトコロを敢えて迂回されて、こっちも期待が高まってくる。
 内股を上下に撫でられて喘ぐ。篤志って意地悪だからこの時点じゃ絶対に触ってこない。
622608:02/08/28 20:45 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #06

『じゃ、ズボン脱がすよ』

 ズボンのゴムに手をかけられて、引き下ろされる。誰も見てないと解ってても恥ずかしくなる。
 おかしいよね。いつも着替えるときは平気だし、面倒なときはシャワー浴びてバスタオル一枚でうろうろしているのに。
 ショーツの上から撫でられる。篤志って、女物の下着やパンストの感触が好きなんだって。いつもこんな風に撫でてくる。
「履いてみる?」って訊いてみたいけど、返事を聞くのが怖くて試してない。

「あ…ん……」
『凄い、もうぐっしょり』
「やぁ…」

 あたしがどんな風になっているか篤志もわかってるんだと思う。ショーツごしでも、そこが洪水だってわかっちゃう。
 それを塗り広げるようにして指を上下に使われる。

『クリちゃん、見つけた』
「やああっ」
『だってほら、プックラしてる』
「ああっ」

 指先一つで弄ばれるあたし。受話器の向こうの篤志の思うままに乱れて、声を漏らす。
 ここで激しくされたらそれだけで達しちゃう。でも意地悪だから、そこまでしてくれない。
623608:02/08/28 20:46 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #07

『じゃ、脱がすから…』
「うん…」

 ショーツに手をかけて引き下ろす。ヘアも、お尻も、あそこも剥き出し。

「見える?」
『おいおい』
「ふ〜ん、せっかく脚開いてあげたのに」

 TV電話じゃなくてよかった。ううん、少しだけ残念な気もするけど。
 まさかカメラつきのケータイってこういうことに使ってる人いるのかしら。

『それじゃそのまま、脚を広げちゃおうかな』
「え? え?」

 たぶんあれだと思う。私の脚をM字型にして広げて…って、一人じゃこの姿勢辛いよ。
 ちょっとズルして膝立ての姿勢で許して。

『じゃ、大事なところにキス』
「あ」

 恥ずかしいくらいに濡れているそこにキスされるイメージ。舌を伸ばしてディープキスしてくる。
 恥ずかしい、恥ずかしい、気持ちいい、恥ずかしい、気持ちいい。
 頭の中がぐるぐるしてくる。
624608:02/08/28 20:46 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #08

『ん、おいし』
「やだ…あ…」

 どんな風に舐めているか、舌の使い方を耳元で囁かれながら、そのとおりに指でなぞる。
 手で広げられて真ん中を舐められたりすると、首をかしげて受話器を固定して、両手でしなくちゃいけない。
 ハンズフリーの電話買おうかな。でも、耳元で囁かれるの気持ちいいし、ちょっと複雑。

「あ、あ、あ」

 篤志って、いつもあたしの漏らしたおツユを飲み干そうとするくらいに舐めまわしてくる。今もそんな感じで責められてる。
 下から上に舌を使ってくる。丁寧に、優しく、じれったいくらい何度も何度も。
 またクリトリスにキスの雨。受話器越しに『チュ、チュ、チュ』なんてやってくる。
 ああ、もう駄目。耐えられない。手だけじゃなくて腰も動き出してる。

「あ、ア、ね…お、おねが、い」
『なに?』
「い、いかせ、て」
625608:02/08/28 20:47 ID:XG+JuYp9
受話器ごしの戯れ #09

『イきたいの?』
「うン…ああ…は、はやくぅ…」
『何でもする?』
「する、するの、ああっ、ア」
『それじゃクリちゃんの皮を剥いて…』
「イ、ア、アアッ』
『噛んじゃえ!』
「アアアーーーッ!」

 指先でキュ、とそこを摘み上げた瞬間、きつく閉じた目の奥でパシパシッと何かが閃いた。
 曲げたままの膝がベッドにつくくらいに仰け反って、あたしは果てた。

「あ…ン…」
『可愛いよ。聡美』

 耳元でキスの音がする。
 私、イかされちゃったんだ。篤志に全部聞かれながら。
 時間が経つに連れて恥ずかしさが襲い掛かってくる。
 さっきまでとは違う意味で真っ赤になっちゃう。

「今度は私の番だからね」
『オーライ。聡美様』
626608:02/08/28 20:51 ID:XG+JuYp9
…というわけで前半部ここまで。

 後半は聡美たん責めパートです。
(プロットはできあがってますが…)

 実はずいぶん短めにはしょって書いたんですけどね。
「記事が長すぎます」とか「二重カキコですか?」と言われてリロードしなおすのが面倒であまり長くしたくなかったもので(^_^;

 実際自分がするときはもっと長々と…ゲフゲフッ。
627:02/08/30 00:18 ID:JpJpTOJT
>608
乙でっす。
テレホン(略)って、う〜〜ん??! とか思っていたのですが
なるほど〜、こうなるのか〜。(メモメモ
2人の普段のセクースが、2重写しになってて楽しい。
言葉攻め好きの、604タンの要望も満たされた?w
逝かされちゃう聡美タン、カワイイ!

んでは後半、聡美タン責めパート、よろしくおながいします。
628571@17:02/08/30 12:02 ID:cdyQ2bPY
またもや割り込み失礼。


 しばらくすると、口内を緩やかに動いていた舌が彼の舌に絡み、唇の向こうに
引き込もうとしてきた。その動きの真意に気付いて、目眩を覚えたが、
絡んでくる舌が強引に己の方へ引き込もうとせずに、一旦離れたり、
また絡まれてきたりを繰り返すので、思い切って従った。唇は薄く開いており、
通ろうとする舌を軽く挟んで、離した。
 口内は彼のものよりも小さく、至るところで迎え入れられるように
舌に触れてきたが、その中を彼の舌がはい回るのは暴力とさえ思えて、
主にもう一つの舌と戯れる方を選んだ。しかしそれはそれで王の舌を痛ませないかと
不安に駆られながら、出来るだけ力を抜きながら舌の表面をはい回ったり、
側面をなぞり、裏側をつつく。それから他に手が思いつかなくなってきたのに困りながら、
ゆっくりと舌先同士を撫で合わせた。
 その時、右手の中で何かが動いたように感じた。耳も何らかの声を聞き取っており、
知らず知らずの内にどこかを噛みでもしてしまったのではと、一度引いたが、
目の前の人は瞼を閉じて、何も訴えようとはしない。それどころか、
噛みつかれるように彼の唇を捕らえて、再び彼の中に舌を入り込ませてきた。
ようやく、彼にも先ほどの意味が分かって茫然となったが、今度の奔放な動きに対して
出来ることといえば、むしってしまいそうになるのを耐えつつ、
必死に髪にしがみつくことだけだった。
 彼をかき回す唇と舌は、どこまで強くすれば己の、今にも溶けそうな柔らかさを
保てるかを知っているだろう上、今では彼の口内も隅々まで知ってしまっている。
どのような動きをするのか彼には予測がつかず、どうにかその内の二、三が
どのようなものか、理解できただけだった。
629571@18:02/08/30 12:05 ID:cdyQ2bPY
 それからは彼に選ばせる余裕など与えず、舌を引き込まれたが、
今度のそれは彼の舌を伸ばして細部に渡って丹念に触れるためのものだった。
触れてくる舌は互いの口内を行き来しながら彼の舌を翻弄し、唇はしぼませることで
舌を上下から撫でてきた。もはや彼が出来ることは、唇が重なったときに返すことだけだった。
 やがて動きをゆるませながら唇が離れたとき、どちらからともなく溜め息が漏れた。
「・・・いいことを教えましょうか」
 首筋に、溜め息混じりの声がかかってきた。王は彼の横で寝そべっていたのを、
身を起こし、彼の顔を見下ろすようにして座り直す。彼が右手を髪から背に移すと、
王は喉の奥でもう一度、声を漏らしてから、身につけていた服に手をかけた。
 細部までは知らないが、女性が夜会に着る服といえば上下が一繋ぎになっており、
留め金が後方についている仕組みの筈だ。しかし目の前の服は繋ぎ目を
飾りなどで隠してあったらしい。前方の飾りに手をあて、ほんのわずかに
指を動かすと、あっさりと服が開いた。
 上下も分かれていたらしいその服がはだけそうになるのところで、
ようやく彼は顔を背けようとしたが、見つめている両の目がある手前、
動かすこともままならない。幸い、王はそれ以上服を脱ごうとはしなかったが、
彼の右手にもたれように、やや体を横に傾けて、微笑んだ。
「左手を解放する鍵は、私のどこかに隠してあります。お前が探しなさい」
 傾いた際、更に服がはだけて、彼は灯りからは影になった箇所に僅かな間、
目を奪われたが、そこにあったものに気付くと慌てて目を背けた。
 王は服の下は、何も身につけていなかったのだ。
・・・とはいっても足下では服の裾から白い下履きが覗いていたので、
下着を全く身につけていない訳ではないだろうが、上半身は服と、
先ほど片方を彼が外した手袋の他は、何も身につけていない。
630571@19:02/08/30 12:07 ID:cdyQ2bPY
 ふと、卿が部屋を辞する際に言い残した言葉を思い出した。鍵がどのようなもので、
どこに隠されているかはまだ分からないが、探す過程で王の肌を傷つけることは
あってはならない。卿の言葉が、もっと重い、深い傷の場合であることは分かっていたが、
彼はどんなに浅い傷でもつける気はなかった。
 となると、慎重に探していくしかないが、服の上から押さえつけるように
調べるのは少し危険があるので、残された方法を試すしかない。
 王の服に手をかけた。生地は薄く、指で弄ぶことでためらいをごまかしていたが、
いつまでもそうする訳にはいかない。口を開く前に息を三度、吐いた。
「御身に触れます、どうかお許しを」
 目が伏せられると黙って肩に手が置かれ、身が寄せられたのを了承ととらえ、
手を差し入れていく。とはいえ最初から肌に触れるようなこともできず、
服の内側に手の平をすべらせていった。熱を吸った布地は彼の指を
くるむように受け入れるが、留め具を除けば金属らしきものはない。
実を言うと先ほどからずっと服の内部を見まいと顔を背けているが、
目に入った光景には、肌に鍵のようなものをくくりつけているようには思えなかった。
 では、腕の中か、背か。それとも更に他の箇所か。どれにせよ、
服を脱がさなければならないし、脱がす際に鍵が肌に引っかかるようなことが
あってもならない。まず可能性は低いが、服を脱がさなくても調べられる背の方向へ、
服の上をすべらせる。すると手の甲に柔らかな感触がした。
 服はそもそも体の線が浮き出るような作りなので、手の甲に体が触れるのは当然で、
そこに思い至らなかったことを恥じていると、さらついているのに一度触れると
離れそうにないその肌が、彼に動くことを命じているかのように揺れた。
 王が自身の手で、彼のうなじを掴んだのだ、と理解したときには、
背けていた顔をこちらに向かされた。
631571:02/08/30 12:13 ID:cdyQ2bPY
続きは少々お待ち下さい。
お返事はその時にいたします。
632571@20:02/08/30 16:27 ID:uzoPDru9
「私は許したつもりだけど、体も調べないのはどういうことかしら」
 許されているのはそれだけではないらしい。固定された彼の顔は、
どうしても服の間を目の当たりにしなければならない。合わせ目は彼が
手を差し入れたことで更に開いており、僅かに揺れる度に、白い膨らみが
見え隠れしている。その下へ差し入れているのは己の手であった。
 恐らく、これ以上何かされたら、彼はまたあられもない声を発してしまうだろう。
しかしうなじを掴んでいる手は、そこから動かない。
 すると微かに、うなじを掴まれる力が強まり、また元に戻った。
しかし彼の方は思わず、それに答えるように手が少し、動いた。指の節で、
背骨を撫で上げてしまったらしいのに、目を閉じた人は、今度は自分の方が顔を背けた。
 肩が震えている。何かあったのかと、彼は背にあった手を返して、
手の平で肩を掴んだ。王はすぐに目を開けるとまた彼を覗き込んで、
「それで、続きはどうしたの」
 言いながらうなじから手を離し、腕から脇腹、脚へと移り、腿で手を止めた。
肩にある手を思う。今更また甲に返すのも情けない。彼の指は大きく、
王の肩にあってもまだ余った。乱暴にならぬようそれで軽く引き寄せると、
王は抵抗もせず、彼の肩に己の頭を預けた。固い腿の上にある手と、
体に押しつけられている熱をもった存在はなるべく考えまいとしながら、
手を背に回した。
 王の体は着やせする方なのだろう。服をつけているときは華奢だったが、
体の弾力は鍛えられた者の持つそれだった。それでも力を抜いているからか、
手の平に感じたのは彼の固い体とはまったく違っていて、しかもそこにある肌は、
やはり湿り気もないのに彼の手に密着してくる。手を動かすと、心地よく滑っていった。
633571@21:02/08/30 16:34 ID:uzoPDru9
 同時にうなじに息をかけられながら、腿を指が伝わるのを感じた。
鎖こそあるものの左手で己の身を支え、歯を食いしばり、
どうにか背を掴んだりせぬよう、調べていく。
 やはり、背に鍵はないように思えたが、それを確認することは
背の形を調べ尽くすことでもあった。王は肩に顔を伏せたまま、何も言わない。
ただ、彼の手の動きに合わせるようにして息を吐き、指を動かしている。
彼もそれに合わせるように息を吐く。背は柔らかでなだらかなばかりではなく、
二、三、明らかにそれと分かるほど肉が斜めに盛り上がっているところがあった。
幾度もその後を撫でると、首が揺れ、髪が彼の首や肩を撫でた。
 しばらくすると下半身を覆っている服の布地に手が当たり、
背ではそれ以上調べるところはないと分かって安堵した。
しかしそこで手が止まってしまう。次は腕を見なければならないからだ。
王の服は腕にゆるやかな作りになっていたが、更に彼の腕を入れられるほどでもなく、
調べるならば脱がせるしかない。先ほどは必死に、服の間からちらつくものを
見まいとしたが、脱がせば見ることになってしまう。
 彼が手を止めたままでいると、その意を自然と汲んだのか、王が手を止め、
上半身をまた起こした。彼の腕を取ると、手を無造作に引き抜いて、
服の襟に置く。少し引けば、ちぎれそうなまでに繊細な作りの襟を彼につまませる。
何か言葉を発するのは今日を削ぐことになるのは、彼もさすがに
分かってきたので口をつぐんでいたが、そうすると今度はどう、
指の中のものを引けばいいのか分からなくなる。
 どうにか気力を出して少し、横に引いてみる。肩ならば目に入っても
大丈夫かと思ったが、灯りの中でさえ顔や手よりも白いそれを見ると、
かぼそい望みはあっさりと潰えた。それ以上ずらすと肩以外のものも見えてしまうだろう。
634571@22:02/08/30 16:40 ID:uzoPDru9
 自分から、王の顔を見上げる。王が小さく頷いたのを見て、左手を支えに
身を起こした。見るのを恐れるなら見なければいい。目を閉じて肩口に唇をあてると、
腕の中に己の手を入れ、何もないのを確かめながらずらしていく。
彼の背に手が回り、強く支えられた。
 何もないまま、腕から服が脱げたのを感じて、目を開ける。腕の肉は、
極端に盛り上がっていない代わりに無駄もない。目を開けたとき、
真っ先に見えたのは腕の内側で、知らず知らずの内に肩から口を離すと、
そこにも吸いついていた。彼の手の中で小さく動いた手首は固く、
やはりここも長い道を歩いてきた人のそれなのだと思った。
 手が一度離れて、今度は彼の手首が固く掴まれた。
 半分だけはだけた体に、彼の手の平では完全に隠れてしまいそうなほど
慎ましい膨らみが片方、晒されている。生々しいものを覚えながら
魅入られていると、王は彼の手を握った手の力を、きつくした。
そのまま自身の唇までゆっくりと運び、指先を一つ一つ吸う。彼がうめき、
手首にしびれが走るのを覚えるほどの力を入れてなお、その動作は優雅だった。
含んでいる指を唇から離し、
「もう半分もなさい」
 と言って、爪と肉の間を細かく舌でくすぐっていく。
 しびれを覚えているためか、覚えているにも関わらずか、彼の指は正確に
舌の動きを感じていた。しかし、今は命じられたことをしなければならない。
右手はこの有り様なので、口を少し開いて、顔をもう一方の襟に
近づけようとしたときである。もう一つの手が顎にかかり、親指が下唇を
撫でてきた。身じろぎすると指は離れ、今度は上唇を撫でられる。
 手も口も封じられて、ただ、されるがままになっているしかない。
635:02/08/30 16:57 ID:e9dHwWBf
571タン、キタ━━(゚∀゚)━━!!!!

>「それで、続きはどうしたの」
至極フツーなこのセリフに、何でこんなに萌えるんだろうか…。(感涙
636608:02/08/30 18:07 ID:xRMpzCBD
>>627

 まぁこれは、面識もあれば実際に抱き合った経験のあるカップルでのテレホン(略)
ですので、こういうスタイルになっています。
 面識がない者同志だと、想像力を駆使するんでしょうねぇ。
 男性AとTELしながら、以前抱かれた男性Bの愛撫を思い出してしまうヒロイン
とかだと不倫風味かも。

 さて 604 さんにはどう思われたやら(^_^;
 文章力の乏しさとかについてはお許しを。


>>571さん

 キターー(殴) ←Yさんに殴られたらしい

 焦らし方が素晴らしいですねぇ。
 なかなか先に進まないぶん「あんなことするかな? こんなことするかな?」と
妄想が広がります。

 なんとなくロマン文庫の「閉ざされた部屋」を思い出したり。

637571:02/08/30 19:24 ID:uzoPDru9
本日はここまでです。
返事を打つ前に用事で席を外しておりました。

>601
このスレは女性のためのものですので、
そう言っていただけると書いた甲斐があります。

>589=602
また感想ありがとうございます。
最後まで離れないで戴けると嬉しいですが、
その希望こそほんのりどころでなく甘いか。

>603
その言葉にふさわしい話になれるよう、
最後まで書いていこうと思います。

>606
エセなりに文章は気をつけたつもりでした。
でも更にじっくり見ると有り得ない言葉があるかもしれません。
しかし二十代後半で可愛いと言われてしまう男というのも。
638571:02/08/30 19:34 ID:uzoPDru9
>607=635
まさかその言葉を自分にかけて下さる日が来るとは。
萌詩にから生き返って下さって何よりですが、
お待ちいただくだけの価値ははたしてあるのでしょうか。
脇腹の短剣を放り投げて逃げないよう、最後まで書きたいと思います

>608
こちらこそ遠距離話キター!であります。
電話で、というのは通常以上に集中力と
他者の邪魔が入らない環境が必要とされて大変そう。
書かれるのはもっと大変でしょう。後半、待ってます。
「閉ざされた部屋」、読んだことありません。勉強不足。
639608:02/08/30 19:52 ID:xRMpzCBD
>>638

「閉ざされた部屋」は、ロマン文庫で邦訳版が出版されていた、ヴィクトリア朝時代の古典ポルノです。作者不明、とされています。
 内容は簡単で、とある令嬢に人前で恥をかかされた貴族の男性が、その令嬢を豪奢な部屋に誘いこみ、監禁して犯す、ただそれだけのお話です。
 しかし何がすごいといって、その女性を身動きできないよう拘束してまず服の上から長々と愛撫、1枚服をとっては長々と愛撫。
 時代が時代ですので服の枚数も多く、また他人に肌を晒すことが極めて羞ずかしいこととされていただけにヒロインの嫌がりようも念入りで、文庫本まるまる一冊かけてただ1つの陵辱シーンをねっちり描いている作品なのです(笑)
 実際、本の冒頭が状況説明で、終わりの部分は解放なのですが、それ以外はみーーーっちりと陵辱シーン。
 ですから、読者は焦らしに焦らされるという展開で、571 さんの作品を読んでいてそう連想したんですよ(^_^;
640名無し(h)さん:02/08/30 21:14 ID:gJ4HGGwh
皆さんスゴイですね〜。参加したい…(うずうず)。
が現状では無理なのでロム専でつ。楽しませて頂いておりますv
嗚呼、夏が終わってしまいますね…。
641どきっどきっ:02/08/31 04:03 ID:a/uLb2fn
百合なのも欲しいもうあったらゴメソ
642名無しさん@ピンキー:02/08/31 11:39 ID:MbH5KFr2
男の書く百合と女の書く百合って全然違うよな。
正直百合って、別世界の話しだなと思ってたんだが
女性の書いた百合見たら、悪くないなって思った。
そりゃ女の書く801は男は嫌いだろともw
643608:02/08/31 13:15 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #10

「篤志はどんな格好?」
『ジーンズとトランクスだけ』
「上は?」
『ハダカ』
「だらしなーい」

 そんな格好をしている篤志を想像する。中肉中背。太ってもいないし痩せてもいない。
 学生時代に比べて少し筋肉が減った気もするけど、デスクワークの仕事だと仕方ないよね。
「ムキムキになる気はないからいいよ」とか言ってた。「聡美のこと『お姫様抱き』できるだけの筋肉があればいいよ」だなんて。
 初めてされた時は正直驚いちゃった。そういうことするタイプと思ってなかったから。
 でも、たったあれだけのことだけどされた時は嬉しかったな。
 特に「これ以上太るなよ」なんて禁句を口にしなかったあたりは評価に値するゾ。

「キスマークなんてついてないよね?」
『どこに誰がつけるんだよ』

 受話器の向こうの呆れた声。

「本当かなぁ…チェックしちゃうから」
『へいへい』
「じゃ、首筋ね。指で撫でて順に見てく」

 きっと受話器の向こうでは、篤志、自分の首筋に指を滑らせてる。
644608:02/08/31 13:16 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #11

『くすぐったいってば』
「だーめ」

 首筋を隅々までチェック。合格。

「じゃ、合格のしるし。チュ」

 首筋にキスしてあげる。他の女のキスマークは許さないけど、あたしのならいくらでもつけてあげる。

「それじゃ、次は右胸。うふふ」

 仰向けに寝ている篤志の胸に顔を埋めるようにして頬ずりする。

「頬ずりしちゃうから」
『だからくすぐったいよ』
「だーめ」

 さっきはあんなにあたしのこと弄んだくせに。

「乳首のまわり、重点的にチェック」
『えー』
「くすぐったくてもするの!」
645608:02/08/31 13:17 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #12

 篤志って結構ビンカンというか、くすぐったがりやなの。
 だから、ベッドの中でこうして抱きついて頬ずりしたりしてあげると可愛い声出すのよね。
 それが楽しくてついついいじめちゃう。

「合格かなあ…」
『そりゃそうだって』
「じゃ、合格。うふふ。チュ」

 軽くキスだけじゃなくて、舌を使ってレロレロ舐めちゃう。
 いいよね? いつもあたしがされてるんだから。
 でも篤志の乳首って勃たないからつまんない。勃ったらもっといじめがいがあるのに。
 もう片方の乳首もチェック。その間、あたしの片手は篤志の股間へと伸びていく。

「ジーンズの上から撫でちゃうぞー」
『あ、うん』
「もう勃ってる?」
『まぁね』
「どれくらい?」
『んー、8割』
「ふーん、じゃ、もっと勃たせてあげる」
646608:02/08/31 13:17 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #13

 乳首をしゃぶりながら、ごわごわしたジーンズごしに篤志の先っぽのあたりを撫でてあげる。
 自分がクリちゃんを攻められる時のこと想像しながら。
 うふ、実はあたしも今、ベッドの中でクリちゃん撫でてる。
 篤志にバレないように、声を出さなくて済む程度のソフトな愛撫だけど。

『勃ってきた?』
「ん」
『もしかして窮屈?』
「ま、まぁね」

 そりゃジーンズの中じゃキツいよね。少し楽にしてあげようかな。

『それじゃ、ファスナーを開けちゃいまーす』
「う、うん」
『まだ出しちゃだめだぞ。こっちから侵入していくからねぇ〜』

 なんか痴女にでもなった気分。男の人の履いてるズボンの前を開けて、中に手を潜り込ませて。
 満員電車の中で篤志にシテあげたら喜ぶかな? 今度電車の中で触らせてあげる代わりに頼んでみよ。うふふ。

「もう勃ってるよね?」
『100%』
「先っぽ濡れてる?」
『…少し』

 よしよし、もっと濡らしてあげるからね。
647608:02/08/31 13:18 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #14

「トランクごしに掴んじゃうぞ」
『うん』
「堅い?」
『…カチカチ』

 ちょっと恥ずかしいのか、篤志の声に間がある。あたしだっていつも恥ずかしいもんね。おあいこおあいこ。

「そーっと撫でてあげる」
『ん…あ…』
「篤志のっていつも元気だよね」
『いつもってわけじゃないぞ』
「そう?」

 こうして手で触ってあげるときはいつも元気一杯。そんな篤志が大好きだから、優しく名で撫でしてあげたくなる。

「直に触ってあげようか?」
『お願い』

 うんうん、素直が一番だぞ。
648608:02/08/31 13:18 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #15

 こんな風に篤志を少しずつひん剥きながら愛してあげる。
 男の人って回数に制限があるじゃない? だから1回1回をじっくり楽しませてあげるのがいい、って本に書いてあった。
 でも女だって何回もしたら疲れちゃうけどね。

『あ…う……ん』
「そろそろいかせてあげようかな?」
『うん』
「このまま手がいい? それとも…」

 恥ずかしいからこの先は言えない。だけどいつも、挿れさせてあげて中で出させてあげる。
 電話越しだからゴムなんて要らないし、何回でも中で許してあげる。

『…お願い、していい?』
「なに?」
『…口で…駄目?』
「え、えええっ!?」

 そんなそんなそんな、だってそれって前に駄目って意って、それ以来求めてもこなかったのに。
649608:02/08/31 13:18 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #16

 男の人のが不潔、って思ったから断ったわけじゃなかった。
 フェラチオって、男は気持ちいいけど女はそうでもないよね、なんか一方的に奉仕させられているみたいで屈辱的って思ったから、だから応じなかった。

『駄目?』
「…でも…」

 そりゃ、電話越しだし。本当にするわけじゃないけど。
 でも考えてみたら、乳首舐めるのだって別にこっちが気持ちいいわけじゃないのよね。
 恥ずかしがったりくすぐったがったりする声が可愛いからしてあげるんだし。
 そう思うと、電話越しならしてあげてもいいかな、って気が少ししてきた。

「どうしてもしてほしいの?」
『うん』
「う〜ん、どーしよっかなぁ…」

 それとなくその気があることを匂わせてみる。迷ってるそぶりでそう感じてくれるよね。

「さっき、何でもするって言っちゃったしね…」
『そうそう』

 あ、こいつなんかワクワクしてる。電話の向こうでちんちんピクピクさせてるとこまで想像できちゃった。
 そんなに嬉しいのかなぁ…あたしなんて別に舐められたって…そう思った瞬間、『ボッ』って感じで真っ赤になっちゃった。
 そう言えばあたし、クンニされるのって大好きだったっけ。
650608:02/08/31 13:18 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #17

「それじゃ、さ」
『うんうん』
「今度のデート…サービスしてくれる?」
『そりゃもう! 腰が立たなくなるまでご奉仕いたしますとも』

 あーっ、そう来るか。こ、腰が立たなくなるまでって本気ぃ?
 ま、いいや。その代わり、いい声聞かせてくれなきゃ、2度目はないゾ。

「じゃ…してあげる」
『やったぁ』

…電話越しなのにそんなに喜ぶなって。
 でも、ああいうことを口に出して言うのもなんか恥ずかしい。口に出して言うこっちの方が恥ずかしいよ。
 だから、ちょっと逃げの一手。

「前を開いて出しちゃうぞ…元気だよね?」
『もちろん!』
「じゃ…最初にどうして欲しい?」
『え?』
「だから、したこと無いじゃない。どんな風にしてほしいのかな、って」

 篤志がどんなふうにして欲しいのか、欲望とか妄想とかこの際聞きだしちゃお。
651608:02/08/31 13:19 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #18

『それじゃ…キスして。先っぽ』

 いきなりそう来るかぁ!

「いいよ…先っぽ、気持ちいいって言ってたよね」
『うん』
「じゃ…     ちゅ」
『んっ』

 は、は、恥ずかしいっ。
 でも篤志の声が可愛いからいいかな。続けて2回、3回とキスしてあげる。

『それじゃ、舌伸ばして…先っぽ全体を舐めて…』
「…うん…じゃ…先っちょだけ。れろっ、とか」
『あ…』
「続けて舐めてあげるね」
『うん…あ…』

 篤志のそれを、先っぽの剥けてるところだけ重点的に舐め続ける。アススクリームを舐める感じかな。
 本当にこうしたら喜んでくれるのかな…。
652608:02/08/31 13:21 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #19

 最初の一線を越えちゃったらあとは私もダイタンになってきた。
 篤志のリクエストに応えてあげる。
 先っぽを咥えてあげたり、シャフトを根元から舐め上げてあげたり。
 アドリブで、袋の方を揉んであげたり。

『あ、そ、それ、いい』
「今度は先っぽ吸ってあげる。カウパー全部吸い出しちゃおうかな」
『あああああああ』

 悶えてる悶えてる。その声がとても可愛い。
 この時、なんとなくわかった。自分か奉仕させられると思うから嫌だったけど、こうして可愛がってあげてると思うとフェラって楽しい。
 あたしが楽しくて、篤志が気落ちイイならそれって素敵なことだと思う。

『ご、ごめん、聡美,俺、もう…』

 なんかいつもより早いぞ? んん?

「そんなにイイ?」
『たまんない』
「じゃ、イかせてあげる」
『えっと…あのさ…』
653608:02/08/31 13:21 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #20

 篤志が何を言いたいかなんとなくわかっちゃった。
 でも、こっちから言うのも恥ずかしいから、篤志に言わせちゃう。

「なに?」
『あ、あの、聡美の…中で出したい』
「なかって、アソコ?」

 うふふ、イジワルイジワル。

『そうじゃなくて、その、聡美の、く、口の中』
「くちぃ〜?」

 キターって感じ。でもって飲んで欲しいんだ、男ってさぁ。
 なんか申し訳なさそうに言うのがおかしくて、これ以上虐めるのはやめにした。どうせ電話越しだしね。

「いいよ。口に出して。…飲んであげる」
『聡美?』
「えへへ、ぱくっ、って咥えちゃったからもう返事できないよ〜」

 あとはひたすら、吸って、舐めて、篤志を喘がせてやった。
 篤志ったら可愛い声上げて、あたしの口の中でイッちゃった。
654608:02/08/31 13:21 ID:sQMnBYaT
受話器ごしの戯れ #21

 さすがにお互いダイタンすぎたのか、急に恥ずかしくなってきちゃった。

「じゃ、じゃあ、そろそろ切るね」
『あ、うん』
「じゃ、今度の土日、楽しみにしてるから」
『へいへい』
「サービス、忘れないでね」
『了解』
「じゃ。お休み」
『お休み』
「『ちゅ』」

 プツ。
 電話を切る。半裸のままベッドに横たわるあたし。
 フェラチオ、か…。
 今度、ってのは急だけど、いつかシてあげてもいいかな。うん、今夜以上に可愛い声で鳴かせてあげたらいいんだ。
 えへへ。
 サービス…かぁ…何してくれるのかな…腰が立たなくなるって,何だろ?
 もしソレが凄かったら、うーん、大盤振る舞いで、ゴムごしで咥えてあげようかな。
 うふふ。
 
 そんなことを思いながら、あたしは眠りについた。
655608:02/08/31 13:25 ID:sQMnBYaT
…というわけで、聡美たん攻めパートでした。
 実のところテレホン(略)の場合、攻め側の方が「○○する」と具体的に口にしなければならないので、ただ喘いでいればいい受け側よりも実は恥ずかしいという罠。
 だから攻めパートといいつつ聡美たん羞恥プレイのような有様(^_^;

 書いてて一番不安だったのは「今時の女の子がフェラチオくらい躊躇するわけないじゃん」と言われたらどうしよう、ってことでしたが(笑)
 ま、その場合は個人差ということでお許しくだされ(汗)
656608:02/08/31 13:29 ID:sQMnBYaT
>>640

 おおむね同意。
 でも私自身、男性側の願望こねたような百合物を書いたことがあるので耳が痛い(汗)
 
 あと、私の書くショタ物ってのは男性向けのロリショタだから、女性のショタの人とはまた違う視点だろうと思ってますしね(^_^;
657名無しさん@ピンキー:02/08/31 18:17 ID:q6NE3OKA
清水マリ子「終末の過ごし方」
ゲームのノベライズですが、かなりいけます。
658名無しさん@ピンキー:02/09/01 22:39 ID:d8Ln9/pi
>>657
ノベルズは読んだこと無いけど
ゲームの方は私も好き。
659名無しさん@ピンキー:02/09/01 23:46 ID:l/FrIQAl
では、ぜひ>658
清水マリコ(マリ子ではなく、マリコだった)が書いている
ゲームノベライズは、どれもなかなか良いです。
陵辱ものも書いてますが、ラブラブものな方が私は好み。
女性の視点で、思い出せる快感が書かれている感じ。
マカーなので、ゲームができないので鬱>終末
660名無しさん@ピンキー:02/09/02 17:54 ID:3n9ZGR2t
初々しいの希望
661名無しさん@ピンキー:02/09/05 15:51 ID:xnNJzXdN
保守 age
662名無しさん@ピンキー:02/09/07 15:40 ID:ZUaixcvA
608さんお疲れ様です。
すっっっごい良かったですよ!
かなり萌えました(・∀・)!!
この二人が久々のデートで・・・(あとは言わなくても判りますよね)
っていうのを是非書いていただきたいです(ペコリ
663608:02/09/07 19:26 ID:0pvmNNnG
>>662

 あ、反応があった(T^T)
 
 なんかスレッドストッパーになってしまったのではと、ガクガクブルブルしてました(汗)


 デート編ですかぁ。やっぱり「サービス」のくだりとかでしょうかねぇ(^_^;

664608:02/09/07 19:29 ID:0pvmNNnG
 げ、上ゲちゃった(汗)

>>659

 あ、Macお使いですか?
 自分もそうですよ〜〜〜。
 かつてはエロゲのために SoftWindows 使ったりしてましたが(笑)
(しかもそれでプレイしたエロゲが「プレジャー・サーキット」というショタゲーだと
いう駄目っぷり)
665(:02/09/07 20:11 ID:iphyaU+2
666名無しさん@ピンキー:02/09/08 23:37 ID:o0oc0t4Y
保守
667名無しさん@ピンキー:02/09/08 23:42 ID:7x9Kv0S5
>500
668bloom:02/09/08 23:42 ID:aXz9PNE6
669Y:02/09/09 15:08 ID:MCB0xPWr
お疲れ様でした。
このまま落ち着くとイイですね。>1
6701:02/09/09 15:08 ID:ShNvqwba
ふっか〜つ!!
671608:02/09/09 22:44 ID:2nhrS9DR
 あ、復活してますね。よかよか。
 あちらはしばし凍結…既に変な宣伝らしきものが書かれているあたりがアレですが(汗)
672:02/09/09 23:52 ID:E5QpELnV
え? え? 何の話です??
673608:02/09/10 00:43 ID:62i6R9BE
>>672

 今朝、こんなことがあったんですよ。

> 9月9日朝、bbspink全板、又それ以外の多くの板で大量のスレッドが
>突然dat落ちしました。
> スレ立て日の古いスレッドに対して足切りが行われました。

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031536948


 どうも一時的な実験だったらしく(?)現状復帰したのですが、それまでの間に dat 落ちしたスレのいくつかが新スレを立てまして。

 当スレも例外ではなく、こんなスレが。

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031529909/l50

とまぁこういうことで(^_^;
674Y:02/09/10 16:22 ID:CQbPXMdJ
今日からは通常営業かな?

>571さん
是非ぜひ最後までおながいいたします。
脇腹の短剣、それでグッサリ刺されて、再び萌詩にカモです。
>608さん
遅レスですが、聡美タン責めパート、乙です〜。
>具体的に口にしなければならないので〜〜聡美たん羞恥プレイのような有様
おー、たしかに。w
フェラについて……色々あってイイのではないか、と言ってみるテスト。
で、「デート編」よろしくおながいします。
>hさん
有明疲れを癒されましたら、是非ご参加を。w

百合モノお探しの方へ
エロパロとエロ漫画小説、両方に該当スレ各1個ずつあります。
そちらで聞いてみるのも手かと。
小説だと中々満足の行くものに出会えませぬが。

ではbbpink復活祝いに、遠距離でもう1本。
675Y:02/09/10 16:24 ID:CQbPXMdJ
「え? 海外?」
 思わず秀行の肘をつかんで聞き返す。そんなの初耳。
「痛い、離してくれよ。海外って言ったって、たったの1年間だぜ?」
 雑踏のなか。今日は2人で秀行のスーツを見立てるつもりだった。そのあとに、
お気に入りの店で食事して。でもウキウキした気分が途端に崩れる。
「そんなの聞いてないよ、あたし」
「やっと本決まりになったんだ。それで最初に裕未に言おうと思った」
「そう……」
 沈んでいく私の声。付き合い始めて2年半、どうなるんだろう、私達。
「別に行ったきりって訳じゃないし。そりゃ今までみたいに毎週は会えないけど」
「そうだね」
 無理して笑顔を作ろうとする。でもどうやら失敗のよう。
「そんな顔するなよ。断りようがなかったんだよ。1年っていうのも、目一杯交渉した
成果だと思ってくれよ」
「うん……。それで、いつ出発するの?」
「来月3日」
「10日しかない。そんなに急に」
「まだこれでも余裕があるほうだぜ?」
 私の頭をポンポンと手の平で軽くたたいて、髪の毛をくしゃくしゃとかきまわす。
ほんとに行っちゃうんだ。
676Y:02/09/10 16:29 ID:CQbPXMdJ
 秀行が出発した。日本を離れるまでの間、私達は寸暇を惜しんで会ったし、体を
重ねて愛し合った。そして私の生活は一変した。
 何しろ休みの日に、暇を持て余してしまう。誰かに拘束されるのはダイキライだった
のに、こんなにも私の生活は秀行を中心に回っていたのかな。自分でも少し呆れて
しまう。
 昨夜 友達から電話があった。彼と喧嘩したこと、どんなに腹が立ったか、どんなに
ムカついたか、そんな愚痴を聞きながら、私達はいま喧嘩もできない状態なんだ、そう
考えると少し寂しくなった。
 秀行とは何度か電話でやり取りした末、連絡はメールを中心にすることに決めた。
いま寝てるんじゃないか、疲れてるんじゃないか、電話だと声が聞けて嬉しいけど、
そんな心配はいつもついて回るから。
 週に1・2度のメールが楽しみになっている自分に気づいた。いくつかの発見もあった。それは会話をしている時と、文章に書く時とでの言葉の違い。たぶん口では上手く
言えないようなことも、メールだと書けてしまう。
『裕未はメールだと別人みたいにしおらしいな』
『そういう秀行こそ、ときどき薄気味悪いよ』
 それでも会えない分、気持ちをこめてメールを書く。きっと秀行もそうなのだろう、
いやそうだと思いたい。
 秀行の誕生日が近づいた。何がほしい? そう聞いた私に、裕未の写真が欲しいと言った。上司のところに、家族の写真が定期的に届くのだそうだ。それがとても
羨ましいって。
677Y:02/09/10 16:33 ID:CQbPXMdJ
『だから、デジカメ買って送ってくれないかな? 裕未の写真。
できればエッチなやつ、撮って』
 機械オンチの私に、そんなこと言って、正気だろうか。
 それよりエッチなやつって、どんな写真よ。
『無理だったら、普段の裕未の写真でもいいから。買っておいでよ、デジカメ。
あ、それから、リクエスト画像を送ります。こんなの撮ってくれたら嬉しいけどな』
 添付ファイルを開いて、一瞬 言葉がなかった。お尻のオンパレード。
 秀行がオッパイ星人じゃなくて、オシリ星人だって知っていたけど、ここまでとは。
 どこから探してきたのだろう、全裸女性の後姿の写真ばかり。でも同性の私が見ても
綺麗な人が沢山いる。なんだか落ち込むなぁ。こういうの見て、秀行は、その、自分で
して……るんだろうか。私のことを思い出して、してくれたらいいのに。
 そんな訳で、会社帰りに電器店に足を運んでしまった。本当は、写真を撮るのも、
撮られるのも、あんまり好きじゃない。自分の意志じゃなくて、秀行に「命令」されてここ
まで来ちゃったような気がする。カタログみたり、説明聞いたりして、値段も画素数も
中程度の商品を選ぶ。
 やれやれ。欲しいモノを買うんじゃなくて、「買わされる」のって始めてだ。でも実際に
お金払って買っているのは私か。なんか変だな。きっと今の私は、秀行に上手に乗せ
られてるんだ。メールの最後のセリフ、これにやられちゃったのかも。
『無理いってごめん。でも離れているから、裕未をもっと身近に感じたいんだ。
そう、できれば写真の裕未を見て逝きたい』
678Y:02/09/10 16:38 ID:CQbPXMdJ
 私も……秀行を思い出してすることがあるから。秀行の指を、唇を、それから
彼自身も。触れられたり、抱かれたりした事を思い出す。
 だから、そんなセリフはちょっと嬉しい。
『デジカメ買いました。でもただいま取扱説明書と悪戦苦闘中。
何か撮って送ることができるようになるまで、もうちょっと待っててね』
『やったーーーー!! 楽しみにしてます。
 そうだ、こんなのはどうだろう? 裕未のエッチな写真を見て、僕は逝くんだ。
だから裕未も、僕に見られている気持ちになって撮ってほしい。シャッター音を、
僕の視線だと思って。
 セルフタイマーの使い方、覚えた? それを使えば、好きなポーズを撮ることが
できるよ。裕未が僕に見られている気持ちになって、感じながら取った証拠に、
感じている顔なんて撮ってくれたら嬉しい。
 あぁ、あと2日で誕生日か。なんだか待ちきれない』
 うわぁ、秀行ったらプレッシャーかけまくりだ。
 仕事しながら、どんな写真を撮って送るか、あれこれと考えてしまった。そして考え
ながらすごく恥ずかしくなった。ベッドの中で、秀行の前で、今までたくさん乱れてきた
のに、どうしてこんなにドキドキするんだろう。
 やっぱり恥ずかしいから、そんなの送れないって、言ってしまおうか。でも本当は、
私の事を、もっと身近に感じて欲しい。私で感じて、逝ってほしい。
 そんなことを考えていたら、遠くにいるはずの秀行が、とても近くにいるような気が
した。
679Y:02/09/10 16:47 ID:CQbPXMdJ
 秀行の誕生日。いつも通り起きて、いつも通り会社に行った。普段どおりの日常。
でもなんだか仕事が手につかない。周り中に迷惑をかけながら、上の空で一日を
過ごした。 
 帰宅して、ご飯食べて、お風呂に入る。いつもより念入りにゆっくりと。お風呂から
あがって、髪の毛を整える。ほんの少しだけメイクをして、カメラを手にとった。
 秀行が感じる写真、好きなポーズは想像がついた。ベッドの脇のテーブルに、カメラ
をセットしてアングルを決める。タイマーをセットして、その角度に入るように、すばやく
ベッドの上に移動して、ポーズを作る。
 なんだか笑ってしまう。お風呂上りに裸のまま、こんなことをして。シャッターが下りる
までじっと待っている時間、恥かしいというより、滑稽だわ、これ。
 フラッシュが光ってシャッターが下りる。その瞬間、ちょっとドキリとした。背中が
『何か』に敏感に反応した。
 できあがりを見てみる。ちょっと私の予想と違う。位置をほんの少しずらして、もう
一度 撮り直す。今度はどうだろう? 秀行が好きな、お尻を突き出した四つん這いの
ポーズ。お尻の丸みが強調して見えるように、足元側から撮る。でも、恥ずかしい部分
は、もちろん写らないように。
 シャッターが落ちるまでの間は、意外と長い。2回目は少し余裕をもって、後をふり
むく。他に誰もいない部屋の中で、全裸の私を見つめているレンズ。私だけを見ている。
シャッターチャンスを告げる赤い点滅、その瞬きが次第に早くなる。ドキドキして呼吸が
荒くなる。フラッシュが光った。なんだろう、この感覚。
680Y:02/09/10 16:55 ID:tEs36Iz3
 もう一度カメラを覗いて、少しだけ自分でも気に入らないので、撮り直すことにする。
カメラをセットする時、なんとなく頬が染まる。これはただのカメラなのに、他のものに
いきなり変わってしまったよう。
 元の位置に戻って……その間にも、誰かに見られているような気がする。背中に
感じる視線、舐め回すような眼。カメラに向かってお尻を向ける。いま私はなんて
恥ずかしいことをしてるんだろう。
『とても恥ずかしい格好だね。もっと僕に良く見えるようにお尻を突き出して』
 秀行の声が聞こえるような気がした。見られている……フラッシュの光は、背中に
突き刺さる秀行の視線。すごくおかしな気分。
 カメラを手にとって、また確認。うん、これならイイ感じかな。ベッドの上で一息つく。
私さっき、撮りながら感じていた。肩先をきゅっと掴む。まだ恥ずかしさが残っている。
あぁ、違う。まだ見られているような気がするんだ。
『シャッター音を、僕の視線だと思って』
 そっと胸に触れてみる。胸から全身に震えが走って、すごく敏感になっている。きっと
これのせいだ。そう思ってカメラを見つめる。おそるおそる、足の間に手を伸ばす。
 指を差し入れると、そこはもう大洪水だった。自分でもびっくりするくらい、溢れるまでに
濡れている。
『裕未が僕に見られている気持ちになって、感じている顔なんて撮ってくれたら嬉しい』
 やられちゃったよ、私。もう、感じまくりだ。溜息をつきながら、指でツンと硬くなって
いる乳首をはじく。もう片方の手で、ベッドに置いてあるカメラを手に取った。
681Y:02/09/10 17:18 ID:tEs36Iz3
う、改行ヘンです、ごめんなさーい。 >>676

『シャッター』……続きはまた今度。
なかなか「やるシーン」に到達しなくて、スンマソン。>604

>>623 の「カメラつきケータイ」を
頭の中のボツネタと合わせてしまい…陳謝&土下座中…汗。>608
682608:02/09/10 17:53 ID:62i6R9BE
>>674

 感想コメント、ありがとうございました。
 フェラについてはOKな人とNGな人がすっぱりわかれるみたいですね。
 最近の女の子向けの本とかだと結構当たり前のように書かれていたりもする
ようで、昔よりはOKな人が増えているのではと期待…あわわ、想像しますが。

>デート編

 現在構想中です(^_^;
 デートそのものよりも、ホテルでのベッドシーンのほうが割合が多くなって
しまいそうですが。
 デート中の羞恥プレイでもするならともかく(爆)

# というかそれだとよそのスレで書いたネタの二番煎じ…


>>681

>カメラつきケータイ云々

 いえいえ、他の書き手さんの一助になったと思えば幸いというもので。
683:02/09/10 22:22 ID:T52Lwsd8
>673(608さま)
わかりやすいご説明ありがとうございましたー!!
私以外の方にも状況説明になったのではないかと…感謝感謝。
きのうはエロ同人板の方も大変なことになっていて(スクリプト爆撃…)、
はらはらと成り行きを見守っていたので、
こちらのスレが落ちたことに気付かず…(笑
2.5で「かよこい」について触れてくださった方、
ありがとうございました(*´∀`*)ウレシスギル

>675-680(Yさま)
いやーん、行為がナイにも関わらずエロティックでどきどき〜。
オシリ星人…うぷぷ、可愛いねぇ。つづきも楽しみにしてまつv
夏の疲れも取れぬままに冬の有明に向けて、健全小説を苦しみつつ執筆していたり…、
エロ書きたいよ〜!! あとひと月経てば書ける、はず。
でも最近は書き手さんいっぱいいるから任せちゃっていいかな、なんて。うふうふ。
684139:02/09/11 09:45 ID:ROfgVvu7
ハァハァ‥‥
お願いです! 裕未ちゃんの写真、
1枚目のミスった奴でもいいですから、ください。
欲しいよ〜!! ほんとに‥

これ、Yさん気づいてないだろうけど、
滅茶苦茶、男うけする話です。保証します!!!

会社で読んでて、椅子から立ち上がれなくなっちゃ、やばいっすよ(w
685139:02/09/11 09:59 ID:ROfgVvu7
age
686608:02/09/11 16:10 ID:YV3Criqq
 視線とか羞恥とかって、エロスの源泉だとも思ったり。
 羞恥プレイマンセー(笑)
687名無しさん@ピンキー:02/09/15 02:04 ID:ZsV19jiN
保守age
688名無しさん@ピンキー:02/09/16 23:08 ID:YPtGsPzV
保守。次スレできたのかな?
689608:02/09/16 23:14 ID:Zov0EgwW
 先日の dat 落ち騒動でまだみんな引いているんだろうか(^_^;
 私は今別件が忙しくて、「デート編」に手がつけられないでいます。
 ごめんなさい。
690シャッター続き@Y:02/09/17 04:37 ID:9DdpVZ69
 感じている時、自分ではどんな顔してるかなんて、わからない。パシャリ。
もうアングルもフレームも構わずに、シャッターだけを押し続ける。ファインダー越しに
見つめられている感覚。
 もう片方の手は、忙しく私の体の上を這いまわる。胸を撫でまわし、てっぺんの乳首
を指先で転がす。そっと優しく、それからクリリと強く。
 フラッシュの光を浴びながら、声も出さずに自分のからだに悪戯する。

『ふーん、いつも1人でそんなことしてるんだ。いやらしいね、裕未』
 そんなことない、今日は特別なの。だって秀行に見られて感じちゃったから。心の中
で言い訳しながら、そろりと指先が下腹部の先まで伸びる。
 しっとりと湿った繁みをかきわけて、もうトロトロになっている部分にたどりつく。自分
で触れて、濡れているって気づくとき、その瞬間がいつも1番恥ずかしい。
 ぷっくりと膨れたクリトリスを、指でつるんと撫であげる。体がびくんと震えて、頭の芯
まで気持ち良さが走った。
 無意識のうちに指がシャッターを押す。パシャリ。私のこんな姿を、まだ秀行には
見せたことがない。本当は見せたいんだろうか。それとも見られたくないのかな。
 だんだん、どちらだか分からなくなる。
 シャッター音と、私がたてている湿った音と、喘ぎ声とが重なり合って。片手だけで
触れているのが、もどかしくなってきて、カメラが手からぽろりと落ちる。指を自分の
液体でぐしょぐしょに濡らしながら、もう片方の手が、脇腹から胸元、肩先へと走り
ぬける。イヤだ、逝っちゃいそう。
691:02/09/17 04:39 ID:9DdpVZ69
『気持ちイイのに、どうして逝きそうになると、裕未はいつも「イヤ」って言うんだろう?』
 耳元で秀行の声が聞こえる気がした。だって気持ち良すぎて、怖いくらいなんだ
もの。

『逝きそうなんだね、裕未。いいよ、見ててあげるから。逝っちゃいなよ、ほら』
 ずるり。指がクリトリスの上を強く滑った。昂ぶっている気持ちを後押しする、頭の中
で響く秀行の声。コップにいっぱいになった水が、あふれてこぼれる瞬間の、最後の
ひと触れ。
「は……んっ……いやぁ。……見ないで!」
 首を振ってイヤイヤをしながら、カメラのそばにいた『秀行』に、私はそう叫んで
いた。

 達した後は、夢から醒めたみたいだ、といつも思う。
 写真を撮るために、部屋の灯りをつけていた。裸で息遣いを荒くしている自分が、
明るさの中で、とても気恥ずかしい。体のすぐ脇にコロンと置かれて、無機質に鈍い
光を放つカメラ。さっきまでのあれは何だったんだろう。
 ベッドの上でうつ伏せになりながら、カメラを手に取り、撮った写真をチェックする。
思わず苦笑してしまった。最初の3枚以外、感じながら撮った写真は全部、何をどう
撮ったのか訳の分からない画像になっていた。お臍のアップに、肩のアップ、太腿
だけ…なんてのもある。
 残念ながら、『感じている顔』の写真は一枚も撮れていなかった。プロじゃないん
だから、偶然に期待してもやっぱりダメか。ごめんね、秀行。
692:02/09/17 04:41 ID:9DdpVZ69
 シャツを羽織って、PCに画像を取り込もうとして、ふと悪戯心が湧いた。感じている
顔、は撮れなかったけど、感じていた証拠、があればいいのよね。
 まだ下着をつけていない足の間に、そっと手を伸ばす。逝ったばかりで、まだ
火照っている部分に指を差し入れて。
「くぅっ……」

『ほーら、みてごらん。こんなに濡らしちゃってる』
 いつも秀行は、私で濡れて光った指を、見せつけるようにする。私が恥ずかしがる
のを分かっていて、そうやっていじめる。
 中は何かを待ち受けているように、熱くなっていた。抜いた指を目の前にかざす。
パシャリ。フラッシュの光に、濡れた指がきらめいた。

『お誕生日おめでとう、秀行。
 あなたにとって、すてきな1年でありますように。
  追伸
 添付の画像は、私からのプレゼント。
 受け取ってくださいね。  
                        裕未』
693:02/09/17 04:43 ID:9DdpVZ69
 画像を2枚挿入して、作業を終える。後姿の裸身と、私の指。いつもより緊張して
送信ボタンをクリックし、いつもより長い『メールを送信中』の画面を見つめた。
 メール送ったよ、って電話をしようとして、やっぱりやめた。今は何て話していいのか、分からない。
 さっきまでの自分を振り切るようにして、バスルームに直行し、熱いシャワーを頭から
浴びる。どうかしている。ずっと会えなかったからって、あんなになるなんて。
 ひと心地ついて、部屋に戻る。PCの電源を落とそうとして、新着メールの表示に
気づいた。秀行からだった。あれから30分ぐらいしか経っていないのに。

『すごい、凄いよ、裕未。とてもすてきなプレゼントだ。ありがとう!
 裕未のまぁるい白いお尻を見ていたら、すぐに逝っちゃったよ。
 2枚目は…いや、説明してくれなくてもよく分かる。湯気が立ちそうだね。
 ホントにありがとう!もう遅いから今日はおやすみ。明日も仕事だろう?
 またゆっくりメールします。良い夢を。
   追伸
 僕も1枚撮ってみました。オナニーする前の光景。
 それではまた。
                     秀行』
694:02/09/17 04:45 ID:9DdpVZ69
 メールの文面から、弾んでいる秀行の声が聞こえてくるみたい。男の人って可愛い
なぁ。私で感じて逝ってくれた。それだけでとても嬉しい。画面を見ながら、顔が自然と
ほころんで、蕩けそうになっていく。今まで感じていた恥ずかしさや居心地の悪さが、
いっぺんに喜びに変わっていく。
 続けてスクロールして画像を見つける。オナ…する前の光景って……きゃあ!!
びっくりして、思わずPCの画面を両手で隠してしまった。
 そこに写っていたのは、ちょうど彼自身のモノを握っている、秀行の股間のあたり。
もちろん、手で隠れていて、そのものは写っていないのだけど、太腿のあたりとか、
周囲の毛とかそういうの、全部写っていて……。とにかく生々しくて、それで……。
 どきどきどき。いちど大人しくなっていた場所が、またじゅわっと濡れ始めてくるのが
わかる。ひどいよ、秀行。これで「おやすみ」って言われても。
 今夜はなんだかおかしな夜だ。長い夜になりそうな予感がした。
 
 早く、会いたい、あなたに。
695:02/09/17 05:05 ID:9DdpVZ69
>>683(hさん
オシリ星人、気に入っていただけたようで。(爆
「かよこい」、このスレが落ちてしまったら、もう読めなくなるのでは、
と思っていたら、縮刷版にスレッド保管がされている〜〜!
嬉しいっす。 >1さん

>>684(139さん
お気に召して下さって何よりっす。
でもここは「おな感」、なんだか嬉しさがビミョー。
「おんなのこ」より「おとこのこ」に、オイシイ話になってしまった??!
ま、いっか。ww
縮刷版うp、サンクスです。おまけに壁紙が……とてもステキ。(嬉々

>>686(608さん
>視線とか羞恥とかって、エロスの源泉だとも思ったり。
同意です〜。
見る・嗅ぐ・食べる…食欲と性欲ってソックリだな、とか思ったり。

次回はこの2人、食べさせ、もといヤラセないと……。
696名無しさん@ピンキー:02/09/17 13:59 ID:9tVFvCom
Yさん、私は女ですけど十分感じましたよ〜。
おな感というスレの名前に反しない、いい作品だと思いました。
この二人の話に続きがあるならそれも期待してます。
6971:02/09/18 10:09 ID:WP2oGIMz

夜中に作家さんが我慢できなくて、
「いっちゃゥ〜!」って感じで(w 
大量に書き込みますので、
ちょっと早いのですが、リスクヘッジのため新スレ立てます。

おんなのこでも感じるえっちな小説 3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032311145/l50

どうぞこちらへ。
6981:02/09/18 10:19 ID:WP2oGIMz

スレ一覧の下のほうにある「おな感スレ」Ver. 2.5 の説明です。
Ver. 2.5 は、
9月9日に発生したCGI不良に対応するための緊急避難スレです。
スレ2が無事復活したために、すでにその役目を果たし終わりました。
見かけても「放置」してください。‥‥‥得意ですよね? ^_^;

くりかえします。新スレ立ちました。
どうぞこちらへ。

おんなのこでも感じるえっちな小説 3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032311145/l50
699Y:02/09/18 17:58 ID:Fb2m9yfE
>>696
アリガトウゴザイマス…696タンの優しさに滝涙。w
続きは、一時帰国した秀行クン&裕未チャンのお話です。
それで終わりになると思います。
宜しかったらもう少しだけ、お付き合い下さいませ。

>>695
誤解のないように、自己レス。
男女共の萌えツボはビミョーに違っても、重なっている集合の図、みたいに
「重なり部分」はきっとアル、とか考えているのです、うん。

>1さん
スレ立てお疲れ様です〜。
「いっちゃゥ〜!」って……爆!
とりあえず、このスレ使い切ってから移動、で宜しいでしょうか?
(ってまだ、続き書いてないけどw
7001:02/09/18 18:58 ID:WP2oGIMz
>699
そこでも、あすこでも、
つかえるとこならどこでもOK?
って、意味ちがうやん!
7012-139:02/09/18 20:24 ID:WP2oGIMz
冷蔵庫から麦茶のボトルを出し、じかに口に注ぎ込む。
角度が悪かったのか、口から少しあふれた。
下あごを伝わって床にこぼれる。
あごを手でぬぐう。
さらに飲んで一息ついたところで、少し口の中に含む。
そのまま冷蔵庫にボトルを戻しドアを閉める。
周囲が、ここに来たときと同じ暗闇になる。

ベッドルームに戻って、横たわる美樹にキスをする。
冷えた私の唇の意味を理解させたところで、
口の中の液体を注ぎこむ。
美樹は喉を鳴らして飲み込む。
ゴクッゴクッという音が部屋の中に鮮明に響き渡る。
あふれないように一口ずつ入れていく。

飲み終えた美樹は首をかしげ、
「おいしい〜」
と、とびっきりの笑顔をこちらに見せる。


美樹と私は、二人でさきほどまで激しい運動をしていた。
もう涼しい季節だというのに、滝のような汗をかいて。

彼女が背中を反らしながら声をあげる姿は、
いつ見てもかわいい。
背中にまわした手で私を強く引きよせ、
「もっと、もっと」と際限の無い要望を告げるのも。
7022-139:02/09/18 20:25 ID:WP2oGIMz
奥へ、さらに奥へ、
すべてを埋めつくして欲しい、

そんな欲望を美樹はベッドの上で隠そうとはしない。
欲しい気持ちをそのままに。言葉の中に込めて。

抱きしめる。キスをする。押し付けるような挿入を繰り返す。
それらを同時にされることが、美樹は好きだ。
そうして美樹は、ついさっき絶頂を迎えた。
私の胸の下で。


「ドライブ行こうか?」
裸で横たわったままの美樹に提案をする。

「え?」
「しばらく行ってないだろ?」
「そういえばそうね。うん。行こう!」
真夜中のドライブが突然決定した。

「でさぁ、ひとつ美樹にお願いがあるんだけど。」
「なーに? あらたまって。」
「下着つけないで欲しいんだけど」
「う〜ん まあいいか、夜中だし」

簡単に了承される。
ベッドタイムの後、美樹は下着もつけないで、
そのまま寝るのが好きだった。
それに近いものがあるのかもしれない。
7032-139:02/09/18 20:26 ID:WP2oGIMz
裸のお尻を見せて、クローゼットを覗き込む美樹。
そばにいって一緒に服を見る。

「これにしたら?」
長目のコットンのワンピースを指差す。色はライトブルー。
「そうする」
ボタンは前ボタン。上から下までの。


走り出してすぐ、タバコを忘れたことに気づく。
コンビニの前に車を止める。

「ちょっと行こう。飲み物も欲しいし。」
素直についてくる。
私が飲み物を選んでるときに、
美樹は別な売り場で、ぶらぶらしてしていた。
ちょっとした反応を、内心期待していたのだが、
普段と変わったところは何も見えなかった。ごく普通。
いや、まだドライブは始まったばかりだ。

首都高速にはいり、都心環状線に向かう。

昼間なら、神田橋で決まって渋滞する外回りも、
今日だけは車の数も少なく、運転は楽だった。
左車線を軽く流す。
じきに、ライトアップしていない状態の東京タワーが見えた。
正面には、立体的な浜崎橋のICが見えてくる。
左には倉庫と暗い海が広がる。
7042-139:02/09/18 20:28 ID:WP2oGIMz
浜崎橋からレインボーブリッジに向かう。
左に車線変更して羽田線に別れを告げる。
ここから先の道路は直線が多い。

私は左手を助手席に伸ばした。
腿のうえ、前ボタンワンピースの隙間から指を入れる。
シャリッとした感触。
予想していたのか、美樹は何も言わない。
そのまま指を進める。

車はレインボーブリッジにさしかかった。
遠くに停泊中の船が見える。

「あれって屋形船?」
「ちがうよ、そんなに小さくないだろ、あれは。」

会話と無関係に指は動いている。
指先が、膨らんだものに触れた。
クリトリスの上の部分。カバーがついた状態。

「やっぱりレインボーブリッジってさ、
 遠くから見たほうが綺麗だね。」
美樹はしみじみと言う。

軽く触れるように下方向へ指を動かす。
腿に力が入るのがわかる。
その先、飛び出しているひだに触れていく。順番に。
あまった指で足を広げるようにうながす。
私の意思を汲み取って、両足がおずおずと恥ずかしそうに開かれる。
7052-139:02/09/18 20:29 ID:WP2oGIMz
上から下まで、なんどもなんどもやさしく指を動かす。
美樹の口から、腿のこわばるタイミングと同時に声が出る。
そのまま運転を続ける。ずっと。

一度、周囲の車が少なくなったときに、横を見た。
唇を軽く開き、目が半分うつろな美樹がそこにいた。
意識は下半身の一点に集中してるに違いない。

指をそっとそこからはずし、右の乳房をつかむ。
乳首を探り当てる。既に大きくなっている。
薄いコットンの生地越しなので、かなり簡単だ。
円を描くように愛撫する。
美樹の手が私の手首をつかむ。
かまわず服越しの愛撫を続ける。
反応はさっきより強くなってきている。

しばらくそんなドライブを楽しんだ後、
途中の埠頭で湾岸線を降りる。横浜に行くと帰りが大変だから。
カーブが多く、さすがに危ないので両手でハンドルを握る。
美樹は途切れのない刺激に疲れたのか、座席でぐったりしてる。

降り口のすぐ先で通行止めになっていた。道路の反対側も。
一般車は、夜間、締め出されるようだ。
期待はずれの思いはおくびにもださず、一般道へと向かう。

じきに産業道路に入った。
一般車は少なく、時折トラックが走ってるぐらい。
スピードは抑え目にして、左車線を走った。
いたずらを再開する。
706名無しさん@ピンキー:02/09/18 20:38 ID:LhMAHzID
安全運転でお願いしまつ。
7072-139:02/09/18 21:40 ID:WP2oGIMz
美樹のワンピースの胸のボタンを外す。
右の乳房をつかみ出す。
ちょうど信号待ちで停車する。
あわてて腕で隠そうとする美樹。
「誰かに‥ 見られる‥ 」
「誰もいないよ、こんな時間。」

無理やり手をどかす。
助手席の美樹は、剥き出しの乳房を見せてる。
綺麗な半円形の乳房が、闇の中に光る。そのまま発進する。

さきほどの下半身の愛撫は、外からは見えないものだった。
しかしこんどは外からも見えてしまう。
美樹は恥ずかしさのあまり絶句してる。走る車の中で。

指で乳首をこねる。
次には手のひら全体でもむ。
運転しながら、ずっと続ける。交互に。
美樹の抵抗は全くなくなっていた。

カーナビで、ひとけの無さそうな道路をさがす。
ここだ。
下水処理場のそばの道。
ウィンカーをつけて右折レーンに入る。

美樹が行く先について質問してくると思ったが、それはなかった。
あるいは、私の考えてる淫らなことが、もうわかってるのかもしれない。
それとも、拒否できないほど、うずいてしまってるのか、すでに。
7082-139:02/09/18 21:42 ID:WP2oGIMz
道を探すあいだ、再び太もものあいだに指を入れた。
ひだの中は、たっぷりとした愛液で満たされている。
そして入り口から徐々に差し込む。
抵抗を示すものがなにもない。滑らかに奥まで。
逆に、指にまとわりつくように、
迎え入れるように、美樹のひだが動いている。

美樹の両手が突然私の左手をつかむ。強い力で。
それは、私のいたずらを止めるというよりも、
何かをつかんでいないと感覚の波にさらわれそうで、
ついそうしてしまった、そんな感じだ。

目当ての場所に着く。停車する。
こちらを不審そうに見る美樹。
耳元に口を寄せ、言う。
「ここで、入れたい」
「やだ、それは。ひとが来る。」

かまわず助手席のリクライニングを倒す。
ワンピースの下のほうをまくりあげ、露出する。
「やだ、やめて。変な人が来たらやだ。」

意外なことに、
その瞬間、私は冷静に美樹のその言葉を分析してた。
変な人が来なければ‥‥ 
そういうことか。
欲しいんだろ、今すぐ。他人の目さえなかったら。
大丈夫。こんな夜中に誰も来ないさ。
7092-139:02/09/18 21:44 ID:WP2oGIMz
手早く下を脱いであてがう。奥まで入れる。
シートに垂れそうなほど濡れていたから、一気に入ってしまう。
美樹は抵抗を続ける。恥ずかしがっている。
何度か出し入れしてみる。
でも、やはり快感に身をゆだねることが無理なようだった。
彼女に喜んでもらえないと、私も楽しくない。
中断した。

「んもう!」
運転席に戻る私を非難する美樹。
手早くめくれあがったすそを戻しながら。
でも怒ってない。

車を動かす。産業道路に戻ってそのまましばらく走った。
多摩川を越える。
しばらく走ると15号線に合流する。
平和島のライトを右に見て走る。車の数も多い。

その間も、私の手は太ももの奥を探りつづけていた。
美樹はすでに半分眠っているようだ。
いつのまにかハンカチを私の手の上に載せ、自らの手で押さえ、
横の車両から見えないようにしている。

しかし、指の感触からは、
次から次へと中からあふれているものがわかる。
ネトついた指を動かす。
クリトリスへ。そして入り口の周囲へ。

しばらくそのまま走って、家に着いた。3時をまわっていた。
7102-139:02/09/18 21:46 ID:WP2oGIMz
部屋に戻る。
先にベッドに横になった美樹は、両手を広げこちらを見て、
「ねェ、」
と私を呼ぶ。
あまりのセクシーさに理性を飛ばされた私は、
つられるようにベッドにはいり、服のまま美樹の上になる。

美樹は唇を押し付けながら、腰をくねらせる。
私が見たことの無い美樹に驚いて動きを止めると、
手が腰の下を通過して、固くなったものをつかんできた。
揉みほぐすように手のひらを動かしながら、
「ねぇ、お願い、はやく‥ ‥おねがい‥‥‥」
自分の中心へと導こうとする。
くねる腰の真中へと。
あまりにも、あからさまに。

2時間ほどのドライブ、
途切れることの無い愛撫と、さらされ続けたことの羞恥。
そして中途半端な挿入。
美樹の欲望は、すでに極限にまで膨らんでいたようだ。

二人分の服をはぎとり、両足のあいだに入って、
お約束のものをあてがう。美樹の足が私の腰をはさむ。
そしてゆっくりと入れる。
美樹は全く動かない。入ってくるものを体全体で待ち受けてる。
押し付ける。美樹が声を出す。満たされた声。
そして私の体を引き寄せようとする。
すぐにポイントがわかる。そこに押し当てる。
奥のほうで、私の先端を押し返すように動く場所だ。
「そこ! いい!」美樹が絶叫する。
7112-139:02/09/18 21:48 ID:WP2oGIMz
そのままの体勢で、押し付けるように動くと、
美樹の声は次第に大きくなってゆく。

「いい! いい! もっと! もっ‥‥‥と!」
「好き! だいすき! ああっ、だめ!」

あっけなく美樹は絶頂を迎える。
挿入からほんの数分しか経ってなかった。
そして私も彼女の声と同時に射精してしまった。
美樹の乱れるさまが、あまりにセクシーだったのもあるが、
彼女のひだが、中に入った私のものをこねるようにうごめいて、
いつのまにか射精させられてしまった、というのが本当のところ。

力尽きた私たちは、そのまま寝てしまった。
夢を見ることも無い熟睡。
美樹と同じベッドで。いつもと同じように。

--終わり--
7122-139:02/09/18 21:59 ID:WP2oGIMz
ということで、
2-139 = 2-1 = 3-1 がお届けしました。
あくまでもこれは小説ですので、
(突っ込みを入れたそうな表情のYさん、小説だってば!)
事故等を起こされても責任は負えませんので、よろしく。
ではお次の方、どうぞ。
713:02/09/19 17:57 ID:Mni1M9Zq
>>700
了解しますた。
>>706
ナイスなツッコミ。w
>139さん
いえいえ、突っ込みどころか、読み終わってウトーリ&トローリです。
608さんではないですが、羞恥プレイマンセー!w
ゴチソーサマデシタ。
7142-139:02/09/19 20:58 ID:heHAKSDj
そうか、今読み返したら、
Yさんのエリアでしたねぇ、これは。

いや……だめぇ…見られちゃう。
そう思った瞬間、じわっと中から熱い液体が溢れてきた。
こういうのが…私…本当に…好きなんだ。

なんて女性視点で書くと、ほぼドンピシャ。
いつのまにか感化されてたんですね‥‥
715Y:02/09/20 16:30 ID:tGq3XbBd
>>714
ウケマクリ…特に、女性視点の三行目に爆!でした。
でも、手の内バレバレみたいで、なんだかなー。。
悔しいので、機会があったら男性視点で書いてみようか、なんて。
(でも、ただ視点が男性なだけ、とかになりそうで激鬱

では、最終パートいきまっす。
716シャッター続き@Y:02/09/20 16:34 ID:tGq3XbBd
 あくる朝、不思議な気持ちで目覚めた。秀行と、気持ちだけはいつでも繋がっている
つもりだったけど、昨夜のような感覚は始めてだった。距離を飛び越えて、体ごと
繋がって興奮しているような。こんなの悪友に話したら、「脳内錯覚だよ、裕未!」って
断言されそう。
 それでも私は秀行から、カタチにならない素敵な贈り物をもらった、と思った。私から
は秀行に興奮をあげられただろうか。単なるオナネタ、と言ってしまえばそれまで
だけど。他の誰でもない『彼』だから、もしそうであったら嬉しいと、素直に思う。
 ドギマギするような、秀行からのメールを読んだ後、それでも昼間の疲れからか、
いつの間にか眠りに落ちていた。覚えていないけど、たくさん夢を見たような気がする。
起きぬけに寝ぼけた頭でトイレに行って、用を足したあとペーパーで拭くと、ぬるりと
した感触があった。その生々しさに驚いて、それから赤面した。
 これは昨日の興奮のなごり? それとも夢の中で私は何かをしていたんだろうか。
恥ずかしさと自分に対する嫌悪感、そんなのが交錯する。興奮はできても、抱きしめて
はもらえない寂しさを、あらためて噛みしめる。
今もしここに秀行がいてくれたとしたら、私は何をしたいだろう。熱いキスをする? 
セックスをする? それとも……。
 後からきつく抱きしめられて、秀行の体温だけを背中で感じとりたい。それさえあれ
ば他には何にもいらない。天気もよくて爽やかな朝なのに、なんとなく泣きたい気分で
そう思った。
717Y:02/09/20 16:36 ID:tGq3XbBd
 それでもそんな喪失感は、月日とともに薄れていく。『会えないこと』にだんだんと
慣れていくのが、ホッとするようなもの寂しいような。けだるい気分だけで、ルーティンの
日常生活をこなしていく。
「裕未ちゃん、最近ハツラツとしてないなぁ。彼氏と喧嘩でもしたの?」
 そんな上司のからかいにも、曖昧に笑ってごまかすだけ。今の私は、糸の切れた凧
みたいだ。ただ風に流されて。
「あの、お電話ですけど」
 盆休み直前の忙殺されている最中、私と秀行との事情を知っている後輩が、
ウィンクしながら受話器を渡してくれた。
「あ、裕未? 急だけど来週そっちに帰ることになった。短い休暇だけど」
 少しだけ笑いを含んだ秀行の声。どうやら凧になっているのに飽きて、風船に乗り
換えたようだ。足元からふわりと浮いてしまったような気持ちで、耳慣れた懐かしい声
を聞いていた。

 秀行が帰ってくる日、緊張と嬉しさがごっちゃになって、着る洋服を選ぶのが一苦労
だった。あれこれ悩んだあげく、麻混の生成りのワンピースに決定。この猛暑だもの、
しかたがない。
 出迎えのために車を走らせる。秀行はアパートを引き払っての転勤だったから、
今日はとりあえず私のところに泊まって、明日の朝 実家に帰る予定、と言う。その
予定を聞くだけで、ほんのちょっと胸がどきんとした。
718Y:02/09/20 16:41 ID:tGq3XbBd
 ロビーに現れた変わらぬ人影、同じ笑顔と、同じ姿で。でも少し髪を短くしたのかな。
五ヶ月前の残像と重ね合わせながら、そんなチェックも楽しい。
「お、ただいま」
「うん、おかえり。疲れた?」
 キスも抱擁もなく、淡々と普通の会話を交わす。ドラマのようにはいかない。でも一緒
にいるだけで気持ちが暖まる。
 ちょうどお昼どきだったので、何が食べたい、と聞くと
「すし、寿司〜。回転ずしでいいから、腹いっぱい!」
 と秀行は答えた。笑いながら、会えなかった空白を埋めるようにたくさん話をして、
それから2人でたくさんお皿を積み上げた。
「じゃ次は食後のコーヒー。裕未特製で頼みます」
 おどけたように秀行が言う。走り慣れた道を、特別な景色をみるような気分で、軽快
に車を走らせる。

 帰宅した部屋はすこし暑さでむっとしていた。急いでエアコンを入れて、やかんを
火にかける。部屋の中をぱたぱたと動き回っていたら、秀行に後ろから抱きしめ
られた。
「ひ、秀行、コーヒー……」
「あとで」
 短く言って、秀行はそのままじっと動かない。うなじにピタリと寄せられた顔、吐息が
くすぐったくて胸の鼓動がおさまらない。
719Y:02/09/20 16:43 ID:tGq3XbBd
「くすぐったいよ。それにあたし、汗だく、だし」
「いーの、このままでいる。いま裕未の匂いを嗅いでるんだから」
「わ、やだ。シャワー浴びてくるッ」
「いっちゃ駄目だ」
 逃れようとする私を、痛いほどムギューッと強く抱きしめて、少し強い口調で言う。
そしてその後に小さく呟いた。
「写真の裕未には、匂いが、ない。汗臭くても全部、裕未の匂いだ。ぜんぶ」
 その言葉に背中がふっと溶けた。伝わってくる秀行の体温をダイレクトに感じて、
タバコと汗が混じり合った秀行の匂いを、鼻腔から胸いっぱいに吸い込む。
 うん、私もあなたの匂い、嗅いでいるよ、いま。
 昼下り、部屋の中はまだ暑い。こめかみから汗が流れる。その汗を耳元で、秀行の舌が掬いとる。
「ひで、ゆき……」
 ゆっくり首を回して、秀行を見つめる。間近にあった唇が、求めるように近づいた。
もっとあなたの顔を見ていたい。目を瞑るのがもったいない。そう思いながら、唇を
合わせた。
 荒々しく、私の唾液を汲みあげるように、唇を吸われる。まっすぐに私に向かってくる
気持ちそのままに、舌が口の中を自在に暴れ回る。こすって絡まって、誘うように
離れる。追いかけて舌を絡めると吸い取られ、私の中の欲望も剥き出しにされていく。
首をひねった窮屈な体勢で、私達はそんな長いキスを交わした。
720Y:02/09/20 16:48 ID:tGq3XbBd
「会いたかった?裕未」
「うん……」
「寂しかった?」
「う……ん」
 そう聞きながら、服の上から少し乱暴に胸を揉まれる。もどかしそうに服の前の
ボタンを何個かはずすと、ぐいっと肩先まで襟元を開かれた。ブラの上から乳首を探り
当てて摘まむ。首筋から肩までを舌が這って、次第に立っていられなくなる。秀行は
そのまま肩先を軽く歯で噛んだ。
「や……いたいよ。跡ついちゃうし」
「いいの。跡つけてんだから。僕のものだっていうしるし」
 後から、腰のあたりに熱く硬いものが押し付けられている。
「裕未すこし痩せたかな。あぁでも、ここは変わらない」
 からだ全体を確認するように手の平で触れていき、最後に両手でワンピ越しにお尻を
ぐるぐると撫で回した。
「あの写真を撮ったとき、裕未、ホントに感じてた? したいと思った?」
 咄嗟に答えられずにいると、秀行は裾をばさっと捲って、下着だけのお尻を剥き出し
にして、私の足元にしゃがみこんだ。顔をお尻の割れ目あたりに押し付けている。
「何する……やんッ!」
「ここも匂いを嗅いじゃう。それから、今日の裕未、素直じゃないから、すこし苛めて
やる」
「やめ、て、秀行。あ、お湯わいてる……」
721Y:02/09/20 16:51 ID:tGq3XbBd
 台所から届くしゅんしゅんという音、でもそんな事にはお構いなしに、ショーツの上
から下腹部を、お尻を、それから太腿を撫でる。その仕草は肝心の場所に触れずに、
私を焦らしていく。
「裕未、ますますエッチになったんじゃない? ほら……」
 足をゆっくり広げられて、覗き込むようにされる。恥ずかしさと焦れた気持ちが
ごっちゃになって、訳が分からなくなる。
「触らなくてもここ、色が変わってるよ。裕未、やらしい」
 股布の端を秀行の指がひっぱって、中の熱い部分に吐息を吹きかける。
「や……。いじわる……」
 一気に足元までショーツを引き下ろされた。そのまま舌でずるりと、クリトリスを舐め
上げられる。
「ひゃあッ!」
 強烈な刺激に崩れ落ちそうで、壁にもたれていないと、体が支えられなくなる。立ち
上がった秀行は、もう一度私の唇を後ろから吸った。熱く硬いものを私の入り口に
あてがいながら。
「あ……ここで、このまま?」
「そう、このまま。立ったまま」
 いきなり奥まで押し入る勢いに、からだ中が悲鳴をあげそうになる。軽く2・3度 擦り
上げられるだけで、啜り泣きが洩れる。ずっと待っていた快感、触れてほしくて、埋めて
ほしくて堪らなかった。
722Y:02/09/20 16:53 ID:tGq3XbBd
「あ、そうだ。ガスの火、止める?」
 悪戯っぽく笑って、半分ほど抜こうとする。追いかけるようにお尻を突き出してしまう。
「どうしたいの? 聞こえない」
「や…やッ……やめちゃいやぁッ!」
「片足あげて、裕未」
 言われるままに、ほんのちょっと足をあげる。秀行は私の膝裏を手で持ち上げて、
腰を沈めて突き上げる。再び奥まで送りこまれる熱いものに、痺れが走る。ブラを
ずり下げられて、そこからあふれた乳房を手の平で覆われ、ときおり指のすきまで
乳首を摘ままれる。押し付けるような、擦りあげるような秀行の中の動きに反応して、
あっという間に高みまで、追い上げられていく。
「いいよ、裕未。見ててあげるから、逝っちゃえ」
 私の最後の砦をつき崩す、いつもの魔法の言葉が、秀行の口から放たれた。気持ち
イイのに、どうして達するのがイヤなんだろう。きっと、気持ち良すぎて、ずっとそのまま
でいたいからだ。
「裕未の逝くときの顔、みせて」
 頬に手をあてられて後を向かされると、秀行の視線と絡む。慌てて目だけそらす。
「なんで……そんな、意地、悪……」
「会えなくても覚えていたいんだよ。裕未のやらしくなってる顔。ほら」
 掛け声に合わせるように突き上げる。片足を支えてくれていた手が、前まで伸びて、
敏感な芽を捏ねまわした。
723Y:02/09/20 16:55 ID:tGq3XbBd
 全身がすみずみまで強ばって、頭の中で火花が散った。秀行の、クッ……ていう
小さな声が耳元で聞こえて、私の中で一瞬おおきくなって弾ける感じがした。
私達は繋がったまま、床の上に崩れ落ちた。

「参った。裕未のなか、気持ちよすぎる。もっと苛めようと思ったのに。ばかやろ」
 誉めてんだか、貶してんだか、わかんないような事を言って、秀行が毒づく。
「もう……」
 部屋の中はやっと涼しくなってきたけど、2人とも汗だくだ。
「シャワー借りるぞ、いいか?」
「あ、うん」
 床にへたりこんだまま、ボウッとして返事をする。何にも考えられなくって、しばらくの
間、私は放心していた。
「お、これが例のデジカメかぁ。こいつが、Hな裕未を色々と知っているわけだ」
 カラスの行水みたいに、さっさとバスルームから出てきた秀行が、からかい半分で
そんな事を言う。棚の上に置いてあったのを見つけたようだ。
「Hって、そんな……」
 言いながら振り向くと、パシャッとシャッター音がした。
「ちょっと止めてよ。なに撮ってんのよ!」
「Hのあとで放心している裕未、1枚ゲットォ」
724Y:02/09/20 16:58 ID:tGq3XbBd
 信じらんない、秀行ってば。ワンピの前を開けて、ブラもずれて胸も丸見え、
でもって足首にはショーツが丸まって引っかかって、おまけにボケーッとした顔してる。
うわぁ。
「きゃあぁー! ウソでしょ。すぐに消して、それ」
 慌てて立ち上がって、秀行からカメラを取り上げようと頑張ってみる。ちょっとまだ
足元がふらつくけど。
「だーめ。これも秀行‘s ライブラリィに追加するんだ。それより……」
「許さん……」
「そのパンツ、履くんだか脱ぐんだか、どっちかにした方がイイと思うんだけど?」
 あぁ、なんか情けないや、私。とりあえず足首に丸まってたショーツを回収して、
後ろ手に持つ。
「あ……」
「ん? どした? 裕未」
「何でもないッ! シャワー、浴びてくる……」
「あ、じゃぁ、コーヒー淹れとくわ」
「うん」
 ちょっとおかしなヨタヨタ歩きで、バスルームに向かう。さっき中で弾けた秀行の
モノが、とろりと足の間から流れ落ちてきたのだ。久しぶりのこの感触、嬉しいけど
なんだか気恥ずかしい。

 これからも、離れていても、私達はなんとかやっていけそうだ。熱いシャワーを浴び
ながら、そう考えていた。肩にちょっとだけついた、秀行の歯型、私につけられたしるし
を、鏡にうつしながら。
725Y:02/09/20 17:17 ID:tGq3XbBd
「シャッター」 終わりです。
なんだか激甘路線(らしくない…
書いているうちに、裕未チャンがだんだん可愛くなってきて、
珍しくエロ無しパートが多めになってしまいました。
エロ度15%減(当社比w

>>613(604さん
>(本当はめちゃしたいけど)恥ずかしがる彼女を、後ろから襲っちゃう。
>愛情たっぷりで、激しいヤツ希望です。
>ちょっと目隠しされたり言葉攻めされるのは◎なんですけど・・

ご希望に添えたでしょうか?
目隠しは…入れられなかったっす、スマソ。
久しぶりに会うのに、相手が見えなかったら可哀想だな、なんて言い訳。w
726571@23:02/09/22 00:02 ID:Y9uQFYHx
大分間が空いてしまいました。


 少し腫れた唇は過敏になっており、指にかけている息を押さえようとしても
余計に荒くなる結果になっていた。
 王は指先の一つ一つをくわえていた。最後に中指の先を軽く噛んだ後、
払うように彼の手を離した。
 手がしびれていた彼はとっさに何もできず、物のように王の肩へ落ちていくのを見る。
むき出しの肩から、その下の膨らみに滑り落ちかけたところで我に返って引いた。
しかし離す直前に、手の甲は自分が何に触れたのか、正確に彼に教えていた。
また反らそうとした顔を、唇にあてられた手が顎にかかって、向き直される。
 服の上からでも凝視など思いも寄らなかった彼にとって、たとえ片方だけでも
晒された胸の先端が、目の前で震えている光景は、ある想像を抱いてしまう。
どうにか意識すまいと思っていても、できなかった。できずに息をかけている。
すると先端は、吐く息に呼応するように震えていた。
 意識から反らせぬままに、解放された手に探索を再開させる。しかし右手では
王の体の左側を探るとなると、もう一度引き寄せなければならない。
 強ばっている手を開いては閉じ、しびれを引かせてから、肩に指先をかけた。
 しかし、引くことを告げる必要はなくなった。王は身を傾けると、彼の体に己の体を、
はだけている左側だけ隙間なく擦り寄せた。先程と違い、今度は間に布などない。
そして今度は、擦り寄せられていることで、彼の胸に押しつけられている
膨らみが動いていた。更に熱くなっていた膨らみの中に、固くなっていく
小さな先端があるのが分かる。そして、唇は執拗に弄ばれている。
 考えまいとしながら、手を動かすしかなかった。体に挟まれていることも
ないので脱がすことはできるだろう服は、しかし独りでに外れることもなく、
彼の指を待つように王の体から動かないでいる。鍵らしき物に触れることもなく、
何とか腕を伸ばしてずらしていく。まるで密着している側を
きつく抱き寄せているかのようだった。
727571@24:02/09/22 00:10 ID:Y9uQFYHx
 そして擦り寄せられた膨らみの先端が、彼のむき出しのままの胸の先を
とらえると、止まった。
 動いているのは彼の腕だけではなかった。体を密着させているからだろう、
それぞれの胸の鼓動がよく分かる。
「分かるでしょう」
 どちらについて言ったものかは分からないが、彼は口に出して肯定して、
腕から服を離していった。やはり体勢から多少、先程より調べきれない。
調べなかった箇所に鍵がないのを祈りながら、最後まで袖をずらせた。
 手の中に、完全に王から離れた服が残る。背にあてながらどうすべきか
悩んでいると、一度、大きく震えてから王が身を起こす。震えた際に、
胸の先を大きく擦られていったため、合わせて彼の体も震えだしたが、
どうにかおさまった。
 背にあてた手はそのままに、後を追うように少し、身を起こした。
不思議と目の前の二つの先は、片方は固く尖っているのに、今晒された側は
柔らかく丸みを帯びている。また、想像が過ぎったが、
今度は目をそらすことができなかった。
 口を弄んできた手が離れ、頭を引き寄せられたが、本当はそれより彼が顔を
近づけた方が早かったのは、自分でも分かっていた。
 長い間晒されていた側に頬をあてると、これまでにないほど頭を優しく撫でられる。
「好きなの?これ」
 返答に詰まると、小さな笑い声が降ってきた。
「男の人はみんな好きだ、という話は本当なのね」
 体が熱くなったが、違和感を覚えた方がより強かった。しかし何が引っかかるのか
今は考えられない。心のどこかが後々まで覚えていることを自分に願いながら、
現状に目を向ける。
728571@25:02/09/22 00:13 ID:Y9uQFYHx
 背や腕は柔らかい中にもはっきりと弾力に富んでいたが、頬が受けた
胸の質感はひどく頼りなく、指で触りでもしたら傷つけてしまいそうだった。
それでいて彼が顔を離すと、何事もなかったかのように元の曲線に戻る。
 先端の側に唇で触れる。彼が唇をつけるというより、
唇が胸に擦られるような心地だった。指よりも遠慮ない擦られ方は、
その柔らかさのために指のときとはまた違った感覚が与えられたのを感じながら、離れる。
 次いでもう片側にも頬をあて、やはり先端の側に唇をつけたが、
今度は短く吸いついた。胸だけでなく、手も震えているのを感じる。
目の前にある存在はこの上なく意識していたが、それ以上何かするのは
はばかられて、顔を離した。
 頬に手をあてられて見上げ、息を飲んだ。明らかに先程より王の目が潤んでいる。
そして、王にそう促したのは自分なのだ。
 しかし目の前の人は、楽しそうに微笑んで、
「上手ね」
 一言囁いてきただけで、彼の頬を更に熱くさせてしまった。
「残りを調べます」
 自然と口早になりながら、胸の下へと視線を走らせる。身を横に傾げると、
彼の横に寄り添っている体の腰から下はやはり服に覆われており、
裾からは靴が覗いていた。
 やはり、靴からの方がいいだろう。手を伸ばしたが、さすがに届かない。
左手の鎖も伸びきっている。
 どうするか。まさか、腿から探すのか。
 胸にした行為だけでも胸が痛いほどに高鳴っているのにと、
うめいた彼の手を握られると、前触れもなく微かにあった灯りが消え、
息苦しさに襲われた。
729571:02/09/22 01:01 ID:Y9uQFYHx
今回はここまでです。
730Y:02/09/22 11:03 ID:V+K/MGvL
>>729
いいところで切るなぁ……ううぅ〜〜。
いや待て、マターリ待つんだ自分。。(ハアハア…
731608:02/09/22 11:18 ID:73pKknWI
 こっちのスレまだ生きてたとは不覚(汗)
 どうして「3」の方は静かなんだろうと懸念してました(^_^;

>>719

>「写真の裕未には、匂いが、ない。汗臭くても全部、裕未の匂いだ。ぜんぶ」

 あぁこれ、あるなぁ、きっと。


732名無しさん@ピンキー:02/09/22 15:54 ID:hFgmDm7+
初めて先日婦人科検診に行きました。
クリトリスや膣口を念入りに消毒され、先生が指を入れてグニュグニュしてきました。
診察なので別にその時は変な感じはなかったのですが
少し時間が長いかなぁと思っていると、先生の指が微妙にゆっくりと
ピストン運動をしていたのです。
私は恥ずかしいのと気持ちいいのと腹立たしいのとが一緒になり
頭が混乱し、固定されていた足をバタバタ動かしました。
すると先生はすぐに指を抜き「ごめんねぇ、もう少しがまんしてねぇ」
と言いながら、ゼリーのようなものをクリトリスに塗り始めました。
もうその時点で膣口付近は濡れてベトベトだったと思います。
下半身がしびれてしまい、すぐにオナニーをしたいような状況でした。
先生は「ここ痒いでしょ、少しかぶれてるみたいだから薬塗っときますね。」
と言いクリトリスを念入りに指で摘みながら揉んできました。
たしかに最近クリが痒かったので納得したのですが
先生は皮まで剥いて激しく揉んでくるので、私は声を抑えるので必死でした。
かなり濡れているのが自分でもハッキリ分かって、お尻に液が垂れる感じがしたとき
「グボボボボ」と音がして掃除機のようなもので液を看護婦さんが吸い取りました。
自分の状況がとても恥ずかしいと思い「先生、も、もういいです」と言いました。
先生は「はいはい、もうすぐですよ」と淡々と言いながらクリトリスを揉みしだいています。
恥ずかしいので絶対逝ってはいけないとして我慢しました。
やっと診察が終わり、すぐにトイレに駆け込みオナニーをしました。
10秒ほどで逝ってしまいました。
翌日、会社の同僚にこのことを話すと「それ絶対変だよー、そんなことする医者いないよ」
と言われました。あの医者はやはり私で遊んでたのでしょうか、とても悔しいです。
7331:02/09/22 22:00 ID:E8DHYHYC
732 は思いっきりコピペですね。
8月頃から2ch各所に、スレ内容と無関係に貼られてるものです。
新人か! と思ったのに、残念ですね。
734名無しさん@ピンキー:02/09/23 01:26 ID:vTOtBn8u
シャッター、楽しませてもらいました。 けれど再会の交歓が
ふたりの羞恥を捨てた欲望のままの交わりであってもよかった気も。
萌えのキスまでだったのが、ちょっと残念でした。
735Y:02/09/24 14:13 ID:BCH3+REN
>>731
>あぁこれ、あるなぁ、きっと。

あまり現実的でも楽しくないし、絵空事すぎても何だかなー、だし。
そこいらへんって微妙ですよね。

>>734
そう言えば、キスシーンをまともに書いたのは、今回が初だった気が。

>再会の交歓がふたりの羞恥を捨てた欲望のままの交わりであってもよかった気も。

レスを拝見していたら、モヤモヤ〜と脳内補完が始まってきたり。
最初は羞恥、次に垣根がちょっと取れて欲望のまま……うん、いい鴨。w
久しぶりに会えて、また暫く会えなくなるなら、
1回キリで済むなんて事があるわけな…(以下略
そんなの蛇足だ、いらねー!と言われても、書いてしまうかもしれません。(爆
736名無しさん@ピンキー:02/09/25 01:00 ID:NgkQ1f+7
ほんとのこと言うと、匂いから熱情のキスに至ったところで、
あることを思い出していたんです。 遠距離恋愛とかのヤワな話ではなくて
戦没画学生が出征前に恋人の裸婦像を描いて残していったということとか、
帰還兵が家に還るなり出迎えた妻に会って、すぐに玄関で情交に、という
話をです。 イヤらしいとかじゃなくて、きわめて刹那的で人間らしい
自然な感情だと思うのですが、初めて聞くとやっぱり淫靡・・・なんです。

ボタンがもどかしくて、彼女からむりやり服をはだけてボタン飛ばして
・・・床に崩れても、また愛し合って・・・バスルームでも、尽きるまで。
駆け引きなしの、あまりにも激しい刹那的な交わりを期待してました。

その後のベッドなりの安らいでの会話とかも、気になったりして。
・・・そんなんじゃ濡れませんか?
737139:02/09/25 08:30 ID:bEVLZmqM
>736
>すぐに玄関で‥‥

切ないよね、そのときの気持ち。
体をつなげて確認したい、って感じかな〜
738名無しさん@ピンキー:02/09/25 11:36 ID:MbrnobAJ
縮小版、今スレ読みました。
自分の願望を満たしてくれるスレがあったとは…。
もっと早く気づけばよかったー。

巷に転がっている男性向けエロ小説よりずっとおもしろいです。
スレタイにふさわしいお話が
たくさんあって萌えっぱなし、濡れっぱなしでした。
139さんの合間合間に入ってくる
エロチャのような書き込みにもやられました。

やっぱり、ラブの上にエロがないと濡れません!
自分で書くことはできないのですが、
書き手の方々楽しみに待ってますのでがんばってください〜。
739名無しさん@ピンキー:02/09/27 12:15 ID:37o15WPG
>>264
由紀が辿りついたところがほんとの居場所なら、いつか傷も癒えて飛翔できる
ことも。 ふたりして羽ばたく日も。 やはり、そんなふうに思いたいです。

そして、ある日どこかの別の場所。 偶然出会って視線を絡めて、ただ手を
重ねただけのお互いのしあわせの確認。 それだけで、また別れていく。

まんがみたいな・・・そんなこともあるらしいです。
嫌いでもないのに別れなければならない時に、山賀はどれだけ大人だったん
でしょう。 由紀がかわいそうですよ。

また由紀に会いたいですね。 それと山賀の妻にも・・・彼をどれだけ憎んで
どれほど愛しているのか覗いてみたいです、いっしょに行くくらいだから。
そつなさそで、どっかこの男ぬけてるからばればれ?・・・ごめん。

ひたすら堕ちていくってのも、ちょっとは見てみたいかも。
740139:02/09/27 17:23 ID:YyQSRNUZ
>>739
うぅ‥‥ そんな風にまともに読んでくれてるなんて‥
書き手冥利に尽きます。うれしすぎます。
エンディングをどっちにするか、実はまだ迷ってるような
軟弱作家の私には、身に余る光栄です。有難うございます。
741Y:02/09/27 22:14 ID:IaYtOObt
>>736
いえ、切なくて濡れます。
その雰囲気では遠距離恋愛ではヤワですね、たしかに。
磁石が惹き合うように、躊躇の間もなくって感じでしょうか。
期待はずれにさせて、申し訳ありません…。

ところで「情交」という言葉、味わいありますねー。
これがセックスって片仮名四文字では、情緒のカケラもない。

>>738
どうぞごゆっくり。マターリしてください。w
742名無しさん@ピンキー:02/09/28 00:48 ID:lu1J2YWc
決して遠距離恋愛のひとたちの感情を否定するつもりで引用したのじゃなくて、
ことばが強くなってすみませんでした。

ただ、「この写真には匂いがない」と聞かされた裕未の感情から湧き起こる衝動とか、
秀行をそこまで追い詰めていた事情ってなんなんだろうって考えてしまいます。
そういうのって、結構楽しいですから。

もちろん次回作も期待しています。
743Y:02/09/28 02:46 ID:yWU5OMgI
>>742
いえいえ、とんでも……。
「ヤワ」って言うのは、気持ちのストックが全然違うだろうな、という想像から。
あのシーンから、そこまで「濃い」イメージをして下さったのが
嬉しいのです、すごく。w

>聞かされた裕未の感情から湧き起こる衝動
>秀行をそこまで追い詰めていた事情

そこいら辺りも含めて作品でお返しできたらいいな、と。
今ちょっと他で寄り道してますので、しばしのご猶予を。
744139:02/09/28 09:19 ID:OAV+krGC
>>743
Yさんが書けば、くんずほぐれつ
あんなことこんなことをやり放題って、普通期待するでしょ(w

↑で思い出した。欲求不満をぶちまけろスレ消滅しちゃいましたね。
こちらのスレ1と入り乱れて大騒ぎしてた頃って、なんか懐かしいですね。

ちょっとうちわばなし。
ねぇねぇ、Yさん。
742さんってさ、某コナンスレのあの人じゃない?
結構早とちりで謝ってばかりで、でも感性は鋭いんだよなって感じが。
745Y:02/09/28 12:57 ID:1eCUHegW
>>744
期待って……トホホ。

>消滅しちゃいましたね
はい、ちと目を離したすきに倉庫の海に沈んでいました。

>742さんってさ
さて、どうなのでしょう?
違う方のような気がしますが。(悩
746名無しさん@ピンキー:02/09/29 23:46 ID:aPSAgu4p
保守
747:02/09/30 22:12 ID:pbtqoipU
スレ3の方で住人性別チェック中(w
覗きにきてくださいね〜。
748名無しさん@ピンキー:02/10/02 18:53 ID:PI5uGnxY
残り少ない容量を考慮して、
ここは雑談スレにしちゃいましょう!

で、スレ1の453さんて、どっかに出没してそうな気がするけど、
ここに居たりして? いますか〜?
7491:02/10/02 23:47 ID:kWzsuV23


http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032311145/l50
スレ3に移動します。みなさんもこっちへ。
750:02/10/05 01:33 ID:Zi4mXA5S
こっそり保守。
間に合えばこっち(スレ2)に投稿したかったので、ちょっと頑張ってみる。
751:02/10/05 02:10 ID:Zi4mXA5S
うわー、でも右下の赤い文字が484KB。
って他の900レス逝ってるスレよりもおっきいですね。
みんなよく頑張ったなぁ……(w これ、何KBまで書き込めるのかなー。
752:02/10/05 02:11 ID:Zi4mXA5S
右下じゃなくて左下だった。
753:02/10/05 08:56 ID:1XoVXoJX
500KBまで。もちょっとしたら赤表示でますー。w
あと10レスくらい?! 
754名無したちの午後:02/10/05 20:22 ID:/BNkbAaB
私的マゾヒズムの目覚め、文字通りの覚醒。
だとしたら、ふたりが辿りつく未S来Mは埒なきその果てなんでしょうか?

そんなこんなで、今更ながら悶々。
755:02/10/06 00:46 ID:LFHux1EH
>753
おぉ、そうですか〜。
じゃあもう余裕ないですね、書くとしたら次スレですな。
赤表示、見たい。見たいわ。
756608:02/10/06 13:45 ID:cR13WX6K
赤い玉が出たら打ち止めなんですよね(激違
757:02/10/07 23:57 ID:lirLx3/a
旅に出ます。
帰ってくるときには新作もってきます…。
みんな、元気でね。
スレの神様、おな感スレをお守りください。
ではでは。
758:02/10/08 00:16 ID:k0V/okWE
ああん、でも、赤い玉……もとい赤表示見たかっただす。
759139:02/10/08 15:56 ID:Rbs7xCwE
最近、道端を歩くカップルをしげしげと見ちゃいます。
男性に話しかける女性の横顔が、
ほとんど100%キレイなのに気づいてから。
見てるだけでドキドキしますね。その笑顔は。
その点、男の表情には統計的な有意差がありませんね。
ま、はっきり言えば、つまんない。
760名無しさん@ピンキー:02/10/08 18:54 ID:0AfqFQVZ
表情の豊かな女性はイイものだからな
761608:02/10/08 19:25 ID:Qc2R/ctT
>>759

 ポーカーフェイスであることを強いられるからかもしれませんよね。
「男たるもの人前で泣くべからず」とかさ。
 私は幼少の頃転校を繰り返し、いじめられっこで泣き虫でした。
 そのせいか未だに涙腺が緩かったりします。

……いいじゃないか。
「ちっちゃな雪使いシュガー」の最終回を観て泣いたっていいじゃないか。

# スマソ(笑)
762名無しさん@ピンキー:02/10/09 02:05 ID:89H3BfMI
私は交合やペッティングだけがセックスだとは思いません。
あそこが濡れるとかじゃなくて
街中で手をふれるだけで熱くなる。 笑顔を交わしてやさしい気持ちが拡がって
いく、それだって立派なセックスだと思います。 それが綺麗になること
なら、その見ているものも観察してみてはいかが?
763139:02/10/09 02:59 ID:z7QDLcBY
>>762
手をつなぐことって、街中でsexを他人にお見せしてる感覚、ありますね。
10代の頃って、手をつなぐの、めちゃくちゃ恥ずかしかったですよね。
今思うと、そのことが持つ意味を直感してたのかもしれません。
別に今は何でもやっちゃうわけだけど‥ いや、妄想で(w

観察‥ 自分が男なんで100%わかってて、観察不要なんです。
照れて、マジ顔になってるだけなんで、どうせ。
内心嬉しくて、天まで上る気分で、
「こいつと出会えてよかった!」と思ったりしてるけど、
んなこと、口に出すわけがない。その程度のもんです。
764名無しさん@ピンキー:02/10/12 00:14 ID:YMAzmonH
ほしゅ☆
765名無しさん@ピンキー:02/10/12 16:31 ID:4wR439ZX
王と虜、完結なの?
766名無しさん@ピンキー :02/10/12 18:44 ID:qBFTanvc
新スレに移行してますので、質問はあちらでどうぞー。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032311145/l50
767Y:02/10/14 23:07 ID:RvKdVXPk
>>754
もしかしたら読み返して頂いたのでしょうか?(だったら嬉
覚醒には、肉体と精神とのふたとおりがあると思われ。
書きながらイメージしたのは精神の覚醒でした。
うまく伝わったでしょうか。
「未S来M」って表現、ウマイ!w

>>762-763
50〜60代と見える年配のカプール、照れるでもなくマジ顔でもなく
とても自然に手を繋いでいて思わず見とれました。
でも自分に置き換えてみたら、やはり照れてしまいそう。

>>757(hさん
お帰りをお待ちしております。(赤表示まで保守カキコ。w
768571:02/10/15 10:25 ID:F4/AG761
お待ちいただいている方、申し訳ありません。
終わったのではないんです、書いている本人の筆(?)が遅いだけです。
新スレの方でお待ちください。ごめんなさい。
769名無しさん@ピンキー:02/10/15 15:30 ID:8V85szV+
SMを小説などで語るとき、一方に危険な愛みたいな描き方されることって
ありますよね。「このままいけば……君を死なせてしまうかもしれない」
それは、いき過ぎだとしても、真にサディズム刺戟を求めたときの辿りつく場所って
なんなんだろうと思います。深入りする前に手を引く(関係の崩壊)ことなのか
それとも愛幻想もとめて彷徨うだけなのかって……こんなこと言えるのもフィクションの特権ですね。
だから、その先も覗いてみたいという我儘なんです。

571さんの帰還を、首を洗ってじゃなく、長くして待ってます。
王の名前、教えてほしいのですけれど、ダメでしょうか? やぼと知りつつも、つい。
770名無しさん@ピンキー:02/10/16 17:20 ID:D9ZC9J1f
ふぉっしゅ
771名無しさん@ピンキー:02/10/18 21:36 ID:kOpssIlU
そして、今日も保守。
772Y:02/10/19 14:35 ID:55yDTkZ9
>>768(571さん
マターリとお帰りを待っております。
>>769
>真にサディズム刺戟を求めたときの辿りつく場所
う〜〜ん、難しいお話だ。w
真にマゾヒズム刺戟を求めたときの、でも同じ答えになるかも?
心からの衝動とその結末とは、矛と盾になるかもしれません。
そんな話も書けたらいいな、と遠い将来に向けて心に留めておきます。
>>770-771
いつも保守サンクスですー。
埋め立て用として「シャッター」の蛇足のおまけをうpするべく
ただいまヒソーリとカキカキ中ですので。w
773名無しさん@ピンキー:02/10/19 15:04 ID:ZfU6WJeY
772さん、お待ちしております。


ひととよお「もらい泣き」をBGMに聞きながら。
774608:02/10/19 15:46 ID:Nn0tc7BX
 いつまでここに書き込むことができるかというチキンラン状態ですな(^_^;
7751:02/10/19 19:10 ID:lweym67Q
最後に書き込んでアウトした人は、罰ゲームとか?
実はスレ荒らしコピペをやってみようかと思ってた1。
立て主があらすのも面白そうで(w
776名無しさん@ピンキー:02/10/21 01:25 ID:RL/DYYFZ
嗜好に合うステキサイト様をみつけて、
うれしいはずなのにちょいヘコみ気味。
自分で書く必要性を感じなくなっちゃったりして。
エロ神様降りてこないし。
ぐっつん保守。
7771:02/10/21 06:14 ID:klUE09wy
>>776
泣かないで! お願いだから‥‥
778スレ1の453:02/10/21 09:46 ID:KyGBvUh1
>>748
私は、スレ2になってからはROM専です。
ときどきこちらを覗いたりしていますが、執筆はしていません。

>>1
1さん、掲示板への書き込みと、リンクありがとうございました<(_ _)>
縮刷版からのリンクのお陰か、週末はカウンターが回る回る(^^;)
お客さんの数が確実に増えました。
ところで1さんのサイト、本体は何処なのでしょう?(^^;)
7791:02/10/21 10:05 ID:H00v0C0q
>>778
いらっしゃいませ。時々は母校を散歩してくださいな。
あと、私めのエロサイトは存在しますが、中身は縮刷版のままです。
書くたびにここにあげちゃうんで、しょうがないんですが。
お心遣い有難うございます。

閑話休題
Yさん見てる? あちこち書き散らかしてて(失礼!)
相当の量あるよ、Yさんの作品。縮刷版以外に。
勝手にサイト立ち上げたくなっちまいますよ。ほんとに。
780608:02/10/21 12:04 ID:iJO3jO2k
>>775(1さん

 そ、それは(^_^;>スレ荒らしコピペ
 本当の荒らしさんを召還してしまうとマズーなのでやめておいたほうが(汗)


>>776

 きっとそのうち書きたくて書きたくてたまらなくなることもあるっす。
 電波が降って来るのを待つっす。
「書かねば」と思って書くより、書きたくて書いたほうが楽しいし、大抵の場合作品の室も高いと思いまする。
781Y:02/10/21 12:22 ID:I2bEKrYW
>>773
一青 窈さん、私も好きです。w
♪君からもらい泣き ほろり ほろり ふたりぼっち♪

でもマジ残り容量とのチキンランになってきますた。(爆 >>774
遅筆ゆえ新スレになってしまったらゴメンナサイ。

>>776
あなたの作品を読みたいと思っているヒトは、きっといるのです、ここに。

>>778
先日リンクに気づいてカンドーしますた。最強の縮刷版かもしれん。

>>779
あぅ。あっちとこっちの縮刷版以外にはそんなに量ないです。(ソラトボケ
サイト等とは恐れ入谷の鬼子母神であります。
先日PCが逝ってリカバリー時に、不精者の私はバックアップがなく
半泣きだったのですが、縮刷版のおかげでスピーディに再収集できました。
ほんとに感謝、1さんに足を向けて眠れない。w
782608:02/10/21 12:24 ID:iJO3jO2k
 すんまそん、age てしまいますた(汗)
783776:02/10/22 10:56 ID:+GTUQ9RO
>>777(1さん
はい…。でも、そんな優しくされるとよけい泣いちゃいます。ぐしっ。
ありがとうございます!&777おめでとうございます(w

>>780(678さん
そうですね。電波を待ちます! ありがとうございますっ!

>>781(Yさん
だと良いのですが…!
ありがとうございますっっ!

みんなやさしいなぁ(ほろり
スレ3に作品載せられる日がくるように頑張ります。
結構ペース早いし(汗 目を離してるとパート4になってたりして…。
784名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:56 ID:Fu/JI6v/
風邪気味保守…。
喉が痛いよ〜。みんなも家から帰ったら手洗い・うがいを忘れずに。
785名無しさん@ピンキー:02/10/25 20:37 ID:f3rm5OzY
ブラジャーパンツ!
786名無しさん@ピンキー:02/10/25 20:37 ID:7YK2JdL8
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787Y:02/10/26 06:39 ID:6Q3AlLs6
>>783-784
あ、出てしまいましたよ、見たかった赤表示。w
カゼ治りましたかー?

念のために誘導。次スレはこちら。
『おんなのこでも感じるえっちな小説3』
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032311145/l50

ぢゃ 中途半端な残り容量ですが、埋め立て開始しまーす。
いちお内容は「シャッター」の続編なのですが
出来心で書き方を変えてしまったので、別のお話と思っていただいてもオッケーかも。
788彼の事情@Y:02/10/26 06:40 ID:6Q3AlLs6
 久しぶりに来た裕未の部屋は、半年近く前とそう変わっていなかった。いつものように
僕のために準備された灰皿、さりげなく洗面台に立てられた2人分の歯ブラシ、そんな
他愛のないものが心を落ち着かせる。
 こうやって誰かの部屋を眺めているのは好きだ。部屋は住人のひととなりを表している。
裕未自身が、あんまり女の子らしくないのよと笑うように、花柄やらフリルやらとは無縁
の部屋だ。シンプルだが暖かさのある部屋、まるで裕未そのもののように。
 タバコをふかしながら、慌しく過ぎていったこの数ヶ月間を思い返す。少し気持ちが
ささくれていたかもしれないと。そんな折、裕未の柔らかい肌がふと恋しくなったのだ。
写真が欲しいと言ったのは、そんな僕の我儘から。この意地悪な申し出に裕未はどう答え
るのだろうと、それも密かな楽しみだった。どぎまぎして驚いたり、拒絶したり怒ったり
する、いつもと違う裕未の顔を覗いて見たかった。僕はあのとき、裕未がほんとうに写真
を送ってくれるだなんて、夢にも思っていなかったのだから。
 デジカメを買ったという裕未のメールを読んで一番驚いたのは、言いだしっぺの僕自身
だったのかもしれない。思わず有頂天になってしまった僕は、小さなカメラ越しに裕未を
立たせて、シャッターを押すごとに一枚ずつ服を脱がせ視姦する、そんな夢想をした。
 あのとき裕未は何を想ってひとりでシャッターを押したのだろう。
 部屋中にコーヒーの香りが漂いだした頃、シャワーを終えて出てくる音がした。
「いい香りー。淹れてくれたんだ、ありがとう」
 上気した頬に濡れた髪、さっきと違う裕未がバスタオルを巻いてそこに立っていた。
789Y:02/10/26 06:42 ID:6Q3AlLs6
 熱いうちにとコーヒーを勧めながら、一緒にテーブルにつく。コーヒーを味わっている
ように見せて、こっそりと裕未の丸い肩先を、そこから続くなだらかな胸のふくらみを、
僕は目で愛撫する。巻いたタオルの先からのぞく膝頭をみて、その上の柔らかい太腿の
感触を想像している。
「どうしたの?」
 急に無口になってしまった僕を裕未は訝しんでいる。とはいえ頭の中で欲情している
とも言えず、ただ曖昧に笑うだけ。
 裕未がブルッと肩を震わせ立ち上がった。
「湯冷めしそう、服着てくる」
 僕の横を通り過ぎる裕未からは、シャンプーの仄かな甘い香りがする。バスタオルを
巻いた姿を、頭の中ではとうに裸にしていた。
「ここへおいで」
 とっさに腕を捉えて裕未の体を引き寄せる。
「あ」
 驚いて小さくあげた叫び声。でも抗わずに僕の膝に腰掛けて、疑問形の顔で僕を見て
いる。
「こうしていたら寒くない」
「うん。あ、チクチク」
 少し冷えた肩を抱いて囁く僕に、甘えるように頬をすり寄せる。ずっと前にそんな事を
して痛くないのと訊ねたら、伸びかけのヒゲのチクチクする感じが好きなの、と答えた。
僕と出会う前に亡くなったという裕未の父親に、小さい頃に頬ずりされた記憶を思い出す
のだと。
790Y
 不謹慎ながら彼が存命でなくて良かったと胸をなでおろす。少なくとも もし彼が僕
だったら、自分の娘に悪戯を仕掛けるこんな男を許しはしないだろうから。
「きゃ」
 タオルの裾から手を入れて繁みに触れてみる。抗議するように裕未が軽く睨んだが、
気づかないふりをして続ける。泉に辿りつこうと指を伸ばしたところで、今度はキュッと
裕未の両足に手を挟まれた。
「ダメ」
 そう言いながらも膝の上から降りないのは、もっと甘えたいというサインらしい。
ちょっと怒った顔で僕の頬にキスをしてくる。ひとまずは下腹部を責めるのを諦めて
僕も裕未の頬にキス。と見せかけて、唇をすべらせて耳たぶを軽く噛む。
「や。その噛み癖、直してよ、秀行」
「噛まれるのはいや? それじゃあ舐めてやる」
 蝸牛みたいな耳の表面をぐるぐると舌でなぞっていく。仕上げには耳の中まで舌先を
捻りこむ。耳の穴まで犯す気分で。
「ん、ん……ふぅ……」
 甘い声を漏らして、こわばっていた裕未の背中が柔らかくなった。力を失って僕に
しなだれかかる。挟まれていた手も自由になって、膝から太腿にかけてを撫でさする。
「ひどい。あたしが弱いの分かっててするんだから。莫迦」
 裕未の弱点は耳、僕は知っていてそうしている。『ひどい』が『嬉しい』に、『莫迦』
は『大好き』に聞こえてしまう。トロンとした瞳で見つめられて、近づいてきた唇を僕は
思わず強く吸った。