【異能】黄昏の学園32【異端】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆YJKujNK4t6
舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら 力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。

【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定なので、民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(過度の確定、相手を無視するロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです。

テンプレ
【名前】(読みも)
【年齢】
【性別】
【身長】
【3サイズ】
【容貌】
【能力】
【希望】
【NG】
【弱点】
【備考】

前スレ:【異能】黄昏の学園31【異端】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1284376235/

避難所:【異能】黄昏の学園避難所74【異端】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1285684173/
2代理:2010/10/08(金) 14:21:20 ID:R7oFxr1x
【名前】迫水 直(さこみず ただし)
【年齢】19/3年生(2回目)
【性別】♂
【身長】188cm/80kg
ほとんど脂肪のない筋肉質な体躯。着痩せするタイプ
【容貌】短く刈り込んだ黒髪、日に焼けた肌、わずかにタレ目
【能力】妖魔寄生体宿主
体内に寄生する妖魔の力により身体能力が向上している
・増幅された新陳代謝による異常なまでの回復力
・常人の数倍に達する筋力と瞬発力、持久力
・皮膚・骨格・筋肉が変質して西洋甲胄に似た姿(220cm/150kg)に変身、更に能力が増幅される(身体の一部だけを異形化させることも可能)
・以上の能力にはエネルギーとして膨大な量の食料を必要とする(普通の食事よりも妖魔の血肉の方が補給効率が高い)
また食事は、寄生体の破壊衝動を満たす代償行為でもある

イラストを書いて貰いました
http://www.100gazou.com/sinzou/bbs.cgi?check_img=465&type=jpg

【希望】NGに抵触しなければ大概のことは
【NG】後遺症の残る身体的・精神的ダメージ、衆道
【弱点】
・直情径行
・能力の暴走
【備考】
・3年次に妖魔感染の影響で留年した元野球部のエース。現在2回目の3年生
・穏やかな性格だが、己の信条に合わない事を拒む頑固で狭量な部分を持つ
・恋人である伊織津綺子とともに、夜毎妖魔狩りを行っている
・対妖魔戦闘の経験はある程度積んでいるものの、基本は勘頼り&荒削りな戦闘スタイル
・闘争に喜びを感じる寄生体の感情を受け入れたことで同化がわずかに進行
制御しやすくなった反面、常に微弱な妖気を発する程度に半妖魔化している
3藤堂 三咲 ◆mBCag4G81c :2010/10/08(金) 16:16:36 ID:CAeE/HUv
…はい。珠子さんの事は、ちゃんと伝えておきます。
…「能」ある信頼出来る人だって。

…ふふ、そうですか。あなた方に任せておけば、何も心配する事はないですね。
(一連の行動を見つめながら、師匠と弟子がお互いに信頼しあっている様子を目の当たりに)
(それにより、自然と笑顔が零れる)
(同時に多々良の絆の強さも再認識する)

うん。…じゃあ、私たち、これで友達だね。
よろしくね、珠子ちゃん。
(同じように、先程までの丁寧な口調から、同年代の友達に話すような砕けたものに変わり)
(喜色が滲み出ているその表情からは、用件を無事にこなした事よりも、友達が出来た、という事実が何より前に出ていて)

はい…それじゃ、私の用件も、これで終わり。
おねぇちゃん、起きて、出番だよ。
(横でこっくりこっくり船を漕いでいた姉を揺すり、起こす)

「ふぁ、…ああ、よろしく」

【珠子ちゃんへの置きレスです】
4大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/10/08(金) 17:22:02 ID:XHcFUJBW
【新スレ立てお疲れ様でございます】

【プロフの投下だけさせて頂きます。】

【名前】大槻 紫紋(おおつき しもん)
【年齢】14歳 (3月10日生/中3)
【性別】 男
【身長/体重】 158cm/60kg
【3サイズ】―
【容貌】髪は黒で長さは全体的にセミロング。後ろは一本に束ねた三つ編み。
【能力】磁力操作/磁界制御と《プラズマ》生成/制御
今のところ四つの技がある
・『フォースフィールド』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化、防護壁を造り出す。
 重ね掛けが可能で二重三重に造れるが、移動は不可。
・『プラズマダガー』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化し、短剣(二刀流)として扱う。
 (イメージは『ライトセーバー』)
・『プラズマバレット』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化した弾丸を撃ち出す。
一度の戦闘につき28発した撃てない
・『プラズマ火球』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》でサッカーボール大で固定化、
掌に磁力を宿し、反発力を利用して撃ち出す

『《磁力》』…今現在できるレベルとしては
・10tトラックを片手で操る事が可能
 ・血行促進させたり悪くしたりも可能
(血液中に含まれる鉄分に作用する為)
目に見える相手限定/複数(2〜3人)可能

【希望】雑談・戦闘・質問・エロス(・他要相談)
【NG】グロいもの・等
【弱点】一部の後輩女子・綺麗なお姉さん(照)・朝礼(笑)
【備考】
最近引っ越ししてきた、ちょっと癖のある少年。
 性格は明朗快活で物事に対して熱く冷静に判断し、行動する(本人談)

裏での顔が「魔物退治」で「依頼」を受けて成功報酬をもらって生活している。
両親は海外で謎の事故死にあっており、…今は単身で
マンション(3LDK・購入済)に住んでいる。
趣味はマンガにゲームにスウィーツを食べる事。
特に最近はファミレスチェーン店『Josef』の「ストロベリーサンデー」がお気に入りらしい。

【以上、投下落ちであります!】
5紅裂拓兎 ◆upSAKE287c :2010/10/08(金) 20:23:18 ID:c3guLrLB
【名前】紅裂 拓兎(べにさき たくと)
【年齢】十七歳
【性別】 男
【身長】 183p 83kg
【容貌】 半端な長さの赤茶色の髪・右耳にリングピアス(10mm)
      紅いコートを好んで着る。 特に冬場。 
【能力】
・珪素の支配…珪素を生成して支配する能力。能力の用途は多岐に渡る。
・体術…あらゆる格闘技の技を節操無く使う。 
・感知…魔力の流れを漠然と感知できる。
     (主に人間と人外の区別に使用するが完璧ではない)
・魔術・・・『Timewalk』自分自身の時間の流れを加速させる。
      『Lunatic』相手の運動神経を一時的に混乱させる。有効射程は6メートル程度。

【武器】
【希望】戦闘・交流・その他
【NG】 猟奇・排泄
【弱点】
・魔王の加護(魔力供給・再生能力など)を失っているので
 肉体的には鍛えた常人程度の強度しかない。
・魔術と異能の同時使用ができない。
・『Lunatic』は一度の戦闘に二度までしか使用できない。
 無理に使用すれば行動不能になる。
・『Lunatic』使用後に大きな隙が出来る。
【備考】
元魔王の契約者。悪人。日中は軽薄に笑っているが最近は自分でも
制御し難いほど不安定な精神状態にある。天の邪鬼で気分屋。
基本、年下には甘い性格。気に入らなければ善人でも殺すし気にいれば
極悪人にも手を貸す。人間・異形で差別はしないが区別もしない。
人の名前を覚えない悪癖がある。

※現状
《虚影会》に反旗を翻す。
引っ越し完了。
打倒「魔女」。

【スレ立て乙だ】
【プロフ投下落ち】
6奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/08(金) 20:45:38 ID:RfAAIunv
【名前】奏 永久(かなで とわ)
【年齢】 16
【性別】 女
【身長】 162cm
【3サイズ】 B94(68)W58H86
【容貌】
艶やかで癖のない漆黒の髪(長さは膝裏まで達するほど)。右目黒、左目茶(カラーコンタクト着用で黒)。奏鬼眼発動時、睫毛のみ銀色、瞳が金色に。
奏鬼眼発動中、感情が極端に昂ぶると髪も銀髪になる。ゆったりとした服装を好む。
女子にしては長身だがかなりの細身、ただし胸は除く。当主モード時は凛々しく見えないこともない。
【能力】
奏鬼眼:第五十二代奏鬼眼継承者≪奏宗家当主≫の証である額に一つ、両目に各一つづつ顕現する金色の眼。
     立ち上るオーラが鬼の角のように見える。
     「癒し」の力を発揮する目。体液などを介して異常を治癒する能力(異常と認識されないものは癒せない)
     三つの奏鬼眼から流れる力に永久の身体が耐え切れないため、体液に「癒し」が付加されるのみとなった。
     生命の流れや感情などを視覚的情報としてみることも可能(かなり大雑把で正確性には欠ける)
     左目の奏鬼眼のみ完全に閉ることができず、視力がほぼない。
     
その他:身体能力こそ常人並だが「凪」と名づけた状態を作ることにより、ある程度の攻撃を受け流すことが可能。
     霊術や内気功をメインに扱い、試行錯誤の最中。

【武器】
弧狼&堕天:霊的な文様が刻まれたバレル部分が長い銃と巨大な折りたたみナイフがくっついたような二つの可変武器。
        トリガーがなく、打つ意思を引き金に弾丸を吐き出す。トンファー、銃、トンファーブレードとして運用可能
        霊術を強化するために用いる。     
                     
【希望】気分次第ですがまぁ、主に雑談戦闘などを望みましょう。
【NG】排泄物を強調したスカトロは勘弁してもらいたいです。損傷は治っちゃうこと前提なら。理不尽な死亡。(和姦は要相談)
【弱点】    
・奏鬼眼(攻撃されると威力に比例して思考に霞が掛かる。)  ・吸血など体液を奪う攻撃方法 
・まったくの無機物 ・左側からの攻撃 ・物理的攻撃力が低い  

【備考】
兄を取り戻し、老人達の反対を二人で押し切り晴れて第五十二代奏鬼眼継承者≪奏宗家当主≫の肩書きを手に入れた高等部一年生。
兄を取り戻す際、奏鬼眼を全開にした影響で左目が変色、さらにほぼ視力が失われる。
奏鬼眼の出力もいままでよりも抑え気味なため、物理的攻撃力が低下、それを補うために霊術を扱うようになる。
おもに「癒し」を込めた符術や武器を媒介とした霊術を操る。威力は低め、むしろ補助霊術などのほうがメイン。
現在、≪奏≫の体勢を変えるために「鬼の身体を持たぬものの為の武術の開発」「抹消された当主候補の救済」などを目的として右往左往する。
人のために人を生かし異形を殺し、異形のために異形を生かし人を殺し、人と異形の共存を目指す。
けれどぶっちゃけ主な当主の仕事は兄である従矢任せである。最近銃を使い始めた。
奏鬼眼を全開にできるのは生涯であと2回ほど。
行動力が無駄に高い。しかも傍若無人な性格も持つ。善意を押し付けに行く傾向有で無駄に前向き。

【>1媛名先輩、スレ立てお疲れさまでした。避難所が前スレのものになっていますと意地悪を言ってみるテストであります。
 プロフを置いて落ちますねぇ。】
7竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/08(金) 21:12:13 ID:4M/UWZYw
【名前】竜胆 藤姫(りんどう ふじひめ)/真名:アスーレゥル・ベリアル・ブレイズ
【年齢】二万以上(書類上においては18歳)
【性別】容貌人格ともに女性
【身長】158cm(存在を操れば変更可能)
【3サイズ】B86W60H85(存在を操れば変更可能)
【容貌】
・腰に届く金髪をふわふわにウェーブさせている。
・透き通った灰色の目(ただし、本性が現れるにつれ濁っていく。)
・かなり均衡のとれたプロポーション。
【能力】
存在吸収:対象に触れることにより、その存在を奪い自分のものにする。
奪い尽くせば対象は跡形もなく消え去る。わずかでも残っていれば時と共に回復する
存在を奪われるとその部位が動かせなくなったり、消えたりする。

存在放出:吸収した存在を解放することにより、異形を呼び出したり
異能を行使したりできる。異能の方は相性などさまざまな要素が重なり多様不可能。

存在操作:他人に与える印象や、自分がどういうものかを操作する。モブにのみ強制力を発揮する。

【希望】戦闘、交流、エロ、長考遅レスの許容
【NG】特に無し、ただ知識などが追い付かない場合もあり
【弱点】
・真名を呼ばれると呼んだものに隷属する他無くなる。
・竜胆凍の存在を完全に取り込んでおらず、一部の行動に制限がかかる。
・長期間存在を取り込まないと寿命に関わる。
・存在を操作することにより起こる印象はあくまでもモブに対してにしか強制力を持たない。

【備考】
・存在を糧にこの世に君臨することに成功した別次元の魔神。
・竜胆凍の存在を自分に置き換えた高等部三年。
・良質な存在を求めて学園に潜り込む
・日常においては丁寧で柔らかな物腰で喋るも、本性は残忍で狡猾。時々残念で迂闊。
・基本的にちやほやされたい魔神(ひと)。容姿もかなりのレベルで構成したため
学園内ではそれなりに人気がある(ただしモブにのみ。)

【新しいスレッドの用意、ご苦労様】
>>1おつと言えばいいとききましたわ。媛名様、お疲れさま】
【プロフ投下して、待機――前スレで声をかけていただければ】
8多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/08(金) 21:22:05 ID:rifTxtPr
【名前】多々良 珠子(たたら たまこ)
【年齢】13
【性別】女
【身長】135センチ強
【体格】つるぺた。太くは無い
【容貌】黒く染めた赤毛のロングヘア、ライトブラウンの瞳。実年齢以上に童顔
能力により持ち運び可能にした炉や工具と素材を納めた自作のウェストポーチ(ミニ工房)を持ち歩き、どこでも冶金・鍛冶可能にしている
【能力】逢魔異鉱(あいまいこう/アバウトフルメタル)
金属加工品へ、その品物の性質として様々な異能をある程度自由に付与する
『風を火に変える』『努力を幸運に変える』『所有者の負傷を防ぐ』『変形』など付与できる能力は当に自由自在に選べる
本人の能力は金属の加工(冶金、鍛冶、組み立て)を通じてのみ発動するが、加工品の能力は常時発動している
使用した金属の希少性が高ければ高いほど、加工品が発揮できる異能の力も強くなる
【希望】雑談、武具制作・調整依頼、バトル、エロ
【NG】スカ、死亡、後遺症が残るような事
【弱点】能力がある以外はちょっと心得があるだけの少女なので、用意してきた金属加工品が酸化・風化したり道具を失うと戦闘能力を喪失する
また、能力の行使に時間や資金がかかる事も弱点
【備考】多々良家は異形退治の道具を制作していた家系であり、珠子は隔世遺伝的に強い才能を持って生まれた
パイルバンカーのような一風変わった武器に愛着があり、作品に使いやすさがない事が特徴
隙さえあれば変わった武器を考案するか、前衛的なアクセサリを作っている
本人の戦闘力はあまり強くない
また、日本人らしくない髪色や眼の色は外人の母親側からの遺伝……と祖父兼師匠から聞かされているが、それ以上はわからない。とりあえず両親共に人間には違い無い様子
【現状】
・油断ならない記者、葛森先輩とメール広告配信/特殊弾頭の取引。受渡待ち
・『火焔使い』前山先輩、ライターと『衝撃を火に変換する』護拳具を販売
・紫紋と岩亀相手に共闘。命の借りがある
9藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/08(金) 22:46:35 ID:CAeE/HUv
>>前スレ523
うん。ありがとう。
力になってくれて助かる。
(少しほっと、したように息を一つついて)
(そして再び表情を引き締めて)

私の名前は藤堂清香。
高校1年生。
戦い方は…うーん。
強いて言うなら、攻撃しかしないで動き回ってる。
私の力は、魔術。
とは言っても、今はビームみたいなのと、ちょっとした爆弾みたいなのしか使えない。
と、まあこんな所かな。
…適当でごめん。
(大雑把かつ簡潔に自分の事を相手に伝える)
(意外と自分の事を相手に伝えるのは難しいと思いつつ、返答を待つ)
10多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/08(金) 22:59:04 ID:rifTxtPr
>>9
セイカ。…いい名前
おぼえやすい
(覚えにくい名前だと本当に記憶に残せないため、本心からそう言った…訳では無い)
(半分以上、お世辞だった。残りの半分は…想像に任せる)

攻撃一辺倒。なら、最低限の防護機能が必要かな
……魔術……とすると
魔力を変換…いや、常に変換されっぱなしになるから、どちらか片方を対象に…?
(説明を聞いてぶつぶつと呟き)
(ウウムと一つ唸って、腕組みをする)

ひとつふたつ、確認しておきたいのだけれど
その魔術は、物理的にはどういうものなの?
ビームは何のビームで、爆弾は爆発して何を発生させるか。という事

そして、どんな武器が欲しい? 形、機能、そして武器が持つべき『異能』
(返答はしない。作る、という事は珠子の中では既に前提だから)
(だから作る物を頭の中で描くべく、質問を重ねる)
11藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/08(金) 23:24:00 ID:CAeE/HUv
そうか?
珠子こそ、いい名前だと思う。


いや…防御は、いいよ。その辺はなんとかなるさ。
やられる前にやる。それだけの話。
(一瞬だけ、獲物を食らうような、鋭い目付きを浮かべる)
(次の瞬間には、ぼーっとした元の表情に戻っているのだが)


ビーム(仮)は…私の魔力を、ビーム状に変換する攻撃性の魔術だ。
まぁ、普通のビーム、だよ。

爆弾は、そのビームを魔術で収束させて破裂させるといった所。


形は…そんなに大きくないもの。理由は動き回って戦うから。
機能としては…飛び道具中心だから、近接戦闘用で。
異能は………壊れなければいいや。
強いて言うなら、なんか相手の動きを制限させるような、例えば氷、とか。
12 ◆2xKszFu4ME :2010/10/08(金) 23:38:53 ID:rifTxtPr
【ごめん、今からレスを書く】
【……読み込み範囲設定がおかしかった】
13藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/08(金) 23:40:18 ID:CAeE/HUv
【ん、あせらなくて大丈夫だよ】
14多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 00:01:33 ID:CmdBTMem
>>11
人間の速度には、限界がある
異形に普遍的に通用する速度なんて……それそのものが、異能
………邪魔にならないサイズで、分割して使う事を前提にしてみる
(家としての顧客を失う事と、個人としての顧客を失う事)
(その差は、思っているよりも大きいものだ。ここで清香の言を100パーセント信じて、万が一があったりしたら……ぞっとしない)
(それ故に妥協案を出したが、その奥の意思を――ともだちを死なせたくないというそれを、今日話したばかりなのに汲み取れるはずも無いだろう)
(だが、一瞬鋭くなった清香の眼差しにさえ動じなかった事は確かだ)

……動きを止めるなら、遠隔武装にするべき
決定力を得るなら……腕に取り付ける杭打ち機、パイルバンカー……とか
ドリルとか……その辺りが言い様な
……ふたつ、作る? 魔術の性質を変えるのと、決定力があるのと
(テンションが上がってきたのか饒舌になり、声のトーンが僅かに上がる)
(そしてややサービス過剰な提案をして、作業場の方から無言の圧力を感じたのか一瞬だけそちらを振り向いた)


【ごめん、遅くなった】
15多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 00:03:32 ID:CmdBTMem
【あぅ。エラッタ……】

【誤 言い様な】
【正 良いような】
16藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/09(土) 00:15:46 ID:rMdlD1j5
>>14
つまり…それなりに防御をしてくれ、ってこと?
…そうしなきゃ作ってくれないなら、従うしかないね。
(職人の血からか、中々頑固そうな所もあるのかなと思いつつ妥協案を受け入れる)


うーん…決定力優先のほうが、いい。
パイルバンカーもいいし…
伸び縮みする二又槍なんかもいいかも知れない。
…二つは、高くつきそうだな。
(同じように無言の圧力を感じる)
(それと同時にテンションが上がった様を見て、やはり職人の血だな、と思いに耽る)
【私も遅いから、気にしないで】
17多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 00:41:27 ID:CmdBTMem
>>16
細かく言えば、防御せざるを得ない状況になったら即、詰み……というのは
そうなるような武器を作って、それがおきてしまえば……『藤堂』に『多々良』があわせる顔が無い
信頼するしない、の問題じゃない

……二叉槍。なるほど。『魔力を長さに変換』する異能を持たせれば、魔術で起動出来るかも
それから、刃の無い側の柄半分は……ねじって脱着可能にして『血液を盾に変換する』異能を持たせる
全体の大きさは、魔力を与えなければこのくらい
(と、握り拳3つ分くらいの長さを畳に指を滑らせて示す)
(血盾の握りになる取り外し可能な部位は、それの刃の無い方から握り拳1つ分くらいであるとも示し)

魔力を大量に供給し続けなければ、長さが戻る変換率にする……
これで良ければ、『藤堂』の道具と一緒に届けられそう
(何故かやたらと満足げに、そう言い切った)
18藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/09(土) 01:03:15 ID:rMdlD1j5
>>17
うん…なるほどね。
納得した。
私が意地を張っても…珠子や、三咲、みんなに迷惑かけるだけ。
(ちらっ、と後ろにいる三咲の方に目をやる)
(三咲はというと、心配そうに清香の方を見つめていて)


ふむ…かい摘んで説明すると、
「普段は握り拳3つ分くらいの長さだけど、魔力を注入する事によって長くなる。
それで刃のない柄の部分は、着脱可能で、私の血液を盾に変換する」
という事でいいの?

うん。これでいい。
あ、質問と要望がある。
まず質問。この盾は、私が血、つまり出血しないと、使えないっていう事?
…そして要望。
刃の部分は、左右対称の二又じゃなくて、長い刃に、枝みたいにもう一つの刃がくっついてる、みたいな感じにして欲しい。
切る、突く、引っ掛ける、等色々な事が出来そう。
(珠子の提案に、満足そうに少し微笑む)

…良かったら、武器の名前をつけて欲しい。
19多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 01:25:55 ID:CmdBTMem
>>18
…あくまでも、保険をかけるに過ぎないから
蝶のように舞い続けるのが、一番良い
(念のため、今までのやり口を否定しはしない、と言う意味合いでそう言い)
(妹の方に軽く頷いて見せる。――大丈夫)

血液、とまでしか指定できない
だから盾を構築するには、他の存在の血液でも良い
きちんと盾として使うとなると…割と量が必要になると思うから、自力だと多分軽い貧血になる
(失血死、というのも怖いし。とは思っても言わない)
(無理をさせないための保険が元で無理をされたら、元も子も無いからだ)
(少し心配になったので、じ、とまた見つめて)

…ホウテンゲキやハルバートと同じ発想?
わかった、その方向性で
(大きく頷き、何度か注文内容を呟いて記憶し)

……ユミルテイン
(ぼそり、と呟くように名付ける)
(『血を流すモノの枝』。日本らしくないネーミングセンスではあるが、幾ばくか近くはある意味合いだろう)
20藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/09(土) 01:36:27 ID:rMdlD1j5
【ごめん…眠気が急に来た…】
【凍結、できるかな?】
21多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 01:47:25 ID:CmdBTMem
>>20
【うん、わかった】
【わたしも、眠かった】

【解凍可能な日時は、最短で日曜日の22時から】
22藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/09(土) 01:51:28 ID:rMdlD1j5
>>21
【了解。じゃあ、日曜の22時に解凍で】
【それじゃ、急ぎ足だけど、おやすみなさい。…限界】
23多々良 珠子 ◆2xKszFu4ME :2010/10/09(土) 01:54:29 ID:CmdBTMem
>>22
【うん、その予定で】

【わたしも……限界】
【おやつみなさい】
24瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/09(土) 02:12:34 ID:GS/xYKJ8
【名前】瑞谷 愛華(みずたに あいか)
【年齢】13 中等部1年C組
【性別】女
【身長】144cm
【3サイズ】71-54-77
【容貌】青みのかかったショートカット 優しい眼差し
【能力】〜水流操作〜
    空気中の水分を集合させ、それを自在に変化させて使用する
    基本的なイメージとしては鞭状にして攻撃する様なもの 球状にすることも可能
    
    上達すればサイズの変更や硬質化(凍結)して(一例として剣や盾として)扱えたり、
    相手を丸ごと水の牢にして閉じ込めたり出来る模様
    
    最終的には人体の水分を操作できるほどになるがいつになるかは不明
    
【希望】NGを除いて基本的に何でも 但し、性格上戦闘は苦手
【NG】排泄や切断など、他にグロいことはダメです
【弱点】流行(特にファッション)・電子機器(授業で学ぶ程度まで可)・くすぐられること
【備考】基本的に明るいが、能力の発覚以後人付き合いが苦手に
    友達は別なクラスに数名いるが、自分からは声をかけず避けている
    (未熟な自分の能力で他人に迷惑をかけない為で、普通に話しかけられれば普通に返す)
    ただ、異性との付き合いが少なかったためか、男性と話すのはぎこちない
    
    家族を初等部卒業前に事故で亡くして現在一人暮らし 休みの日はバイト三昧との噂
    (あくまでバイト"三昧"というのは噂で、能力を制御しようとほぼ特訓に時間を割いている)
    住居は生活に困らない程度の小さなアパート 料理・裁縫など、家庭的なことが得意
    
    貧乏生活なので、制服やジャージ姿でいることが多い
    能力発覚後は戸惑いながらもそれを受け入れ、「夜」の世界を生きていくためにその能力を使いこなすべく、
    日々体力トレーニングや能力を使いこなすための特訓を行っている
    
<能力現状>葵先輩との共闘で集中すれば相当量の水流で異形を撃退する事が可能である事が判明
    しかし、トレーニング上ではまだまだものに出来ずにいる
    
    基本の水鞭は並みの異形程度なら通用する
    
    空気中から生成した水は基本的に相手からの衝撃を緩和する
    なので、一点集中などで打ち破られることが弱点
    まだ純水に近づけられる程度で、電撃の類はやはり防ぎきれない
    炎系統の攻撃に関しては性質上自身に通用しない
    (隙を衝かれればその例にあらず)
    
    まだまだ特訓中に操りきれず失敗し、水浸しになってしまうことが多い
    
    日々のトレーニングのおかげで能力は2時間程度まで継続して使えるようになった
    体力維持の方法に関しては自分なりに研究している模様



【ロール凍結を確認してまずプロフ投下ですー】
25瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/09(土) 02:16:49 ID:GS/xYKJ8
>>472
異能持ちじゃ、ないんですかー………?
確かに角がある人間なんて、普通はいませんけどー………、
(わたしの思っている異能とはまた違うものなのか、「夜の世界」は奥が深い)

………あ、大丈夫ですよ…、
わからない事や思い出せない事とかは………答えられませんよね…、
(明らかに様子がおかしかったが、何らかの事情があるのだろう)
(それに、さっき目を覚ましたばかりで毒の影響が残ってないとは限らない)
(気分が悪そうに謝るいろはさんを見ていたら、質問どころではなくなってきた)

あの……、もし良かったらー………、わたしの家で休んでいきませんかー?
(奏先輩が以前泊まりに来たこともあり、その結果、誰か一人一泊するだけの準備はするようになった)
(それに、いざまた何かあろうものならすぐに対応できると思ったからである)

【遅くなって本当にすみませんですー、】
【置きにスレをお借りしましたっ】
【連続投稿で申し訳ありませんっ(礼)】
26開耶 ◆tLZaMm6zak :2010/10/09(土) 12:33:56 ID:l3tFtbxb

【名前】木花 開耶(コノハナ サクヤ)
【年齢】?(外見年齢17)
【性別】女性
【身長】156
【3サイズ】90/52/78
【容貌】
髪は引きずるほど伸びるエメラルドグリーンで肌は透き通った白。
蒼い瞳は慈愛に満ちて身体からはほのかに花の芳香がする。儚く神秘的な雰囲気が特徴的。
【能力】
植物操作。
地上のありとあらゆる種類の植物を操れる。
蔦を伸ばして絡め取ったり地中深くにはった根を動かして局地的に地震を起こす等。
植物に同化して実体化を解けば誰にも害することはできなくなり完全に身を守れる。
周辺樹木の酸素生成をコントロールして無酸素空間を作り上げることも可能。
ただし心優しい性質なので生物を害するようなまねはしない。
【希望】エロールと雑談。
【NG】戦闘。猟奇。排泄系。死亡ロール(殺すのも殺されるのも)
【弱点】優しすぎる性格で人も異形も傷つけることができない。
【備考】
樹齢2000年を超える神木の化身。
太古からこの地を見守り時にkの世ならぬ美しい娘の姿を取っては人々の前に姿を現し導いていた。
異形がはびこり人が争う世の乱れを憂いて再び姿を現した。
乱れの強い学園に人として通い始めたがジェネレーションギャップに戸惑うことしきり。
常人とは全く異なる容姿だが開耶の放つ神々しい雰囲気は、そんなささやかな違和感を感じさせない。
木々や花が自然に美しい色合いであるように当然のものとして周囲に受け入れられている。
女神と崇められた樹精でありながら傲慢な態度や偉ぶった所はなく柔らかい物腰で人と接する。
ほのかに花の芳香をただよわせる身体で求められれば慈愛をもって体を開くことに抵抗はない。
相手を精一杯癒すために恋人同士のように愛にあふれたセックスで慈しむ。
性的な匂いとは無縁な清楚さと処女性をもっている。それは誰と身体を重ねたあとでも変わらない。


【初めまして(一礼)】
【初の参加となります木花 開耶と申します】
【この度はテンプレートの投下のみで】
【待機はまたいずれ後ほど】
27名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 12:40:34 ID:nR5d0QhL
これは盛り上がる予感w
28名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 13:03:12 ID:ux286FBX
>>1には
>異能が認知されていない普通の現代日本設定
となっていますので、異能丸出しで学校に来たりすれば日本中を騒がせるほどのニュースになりますね
また>>1には
>最強設定は勘弁してくださいお願いします
>能力は(略)なんでもありです。(強力すぎなければ)
とありますが、
>女神と崇められた
>誰にも害することはできなくなり完全に身を守れる
>地上のありとあらゆる種類の植物を操れる
ではどう見ても強力すぎます。
他のキャラハンさんのプロフを見てバランスを考えることをお勧めします
>kの世ならぬ美しい娘の姿
も、他のキャラハンさんはあなたより美しくないと決め付けている設定なので
最強設定にあたります
それと>>1に書いてある「過度の確定」という意味をよくわかっていらっしゃらないようですが
>ささやかな違和感を感じさせない
>当然のものとして周囲に受け入れられている
は、相手の考えや感じ方をあなたが勝手に決めてしまっているので確定設定です

誰になんと思われてもよければ、どんなプロフでもキャラハンの勝手ですが
相手がそれを見てどう思うのかは、相手やROMの勝手ですので
楽しく遊びたいなら、人から見てどう思われるか、よく考えることをお勧めします
29名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 13:18:13 ID:fq36E5qX
30天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 13:56:06 ID:8bnvNTru
【名前】天羽 都(あもう みやこ) ※愛称はみゃこ
【年齢】13歳(中等部第二学年)
【性別】女
【身長】148cm(寝た状態での測定で正確ではない)
【3サイズ】B75/W52/H76、けっこう着痩せする方
【容貌】
栗色のさらさらショートに赤いヘアバンド、色白で目や鼻など顔立ちが全般的に丸く幼い感じ
制服に長めのエプロン、サイハイソックスに隠された部分は傷跡や手術痕で覆われている
ttp://okms.h.fc2.com/uri/amou.jpg
【能力】
・異能に分類される様々な力の増幅/抑制
都に直接触れている対象の【能力】が増幅したり抑制されたりする。
効果はランダムで強く発揮することもあれば何も起きないこともある。
例:魔法の制御が正確になる、機械の動作が不調になる
・生物が持つ一般的な力の増幅/抑制
都の手料理を食べた者は、異能に限らない様々な力が増減する。
胃に残っている間だけ作用し、効果は都の感情や意志に左右される。
一般的な範疇内であり、生物的限界を越えるようなことはない。
例:マラソンで自己ベストを出す、試験で暗算を間違える
※発動と効果はロール相手の方に一任です。
【希望】日常、怪異との遭遇 ※エロールと戦闘は要相談
【NG】猟奇凌辱、強姦、SM、グロ
【弱点】両足不随で車椅子生活、戦闘能力なし
【備考】
十年前、学園教師である両親と共にどこかから旧校舎の屋上へ転落、
下敷きとなった両親のお陰で命は取り留めたものの後遺症で両足不随となる。
引き取り手がなかったため学生寮の寮母に引き取られて学園へ通っている。
明朗活発、世話好きで少し頑固、まっすぐ真当な性格。
料理部所属で自称エース、義母(寮母)仕込みの料理は学内でも評判。
事件のことは覚えていないが両親の幽霊が旧校舎へ出る噂を知って調べ始めた。
【最近の状況や重要な出来事】
・つい最近まで能力を自覚していなかった。
・憧れていた迫水直と伊織津綺子が付き合っていると知って失恋。
・失恋時に一つ目の能力を自覚したが制御できないのは相変わらず。
・綾香お姉ちゃんがとにかく無事でいることを陰ながら祈っている。
・正ちゃん先輩の自宅に下着を置き忘れた。
・旧校舎で両親の幽霊を目撃、少しだけ母に憑かれた。
・紫からプレゼントされた十字架のお守りに仕込まれた発信機は久遠ゆりかに渡る。
・二つ目の能力を知ったショックで料理できなくなるが、伊織津綺子とのわだかまりを解いて再開。
・大怪我をしたお稲荷様の使いに憑かれている。
・はぐれ退魔刀の暴走に二度遭遇した。
・都の偽物が出現していたが、水鏡恭弥/不知火に退治された。
31天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 13:57:55 ID:8bnvNTru
【ほんと久しぶりに待機です】
【前スレは499KBなのでこっちで】
32名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:02:45 ID:3QYCoqSV
車椅子か。
大変だな。いろいろ不便だろうし。
33天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:10:22 ID:8bnvNTru
>>32
こんにちは、名無しさん。
不便は不便だけど、何とかなっちゃうものだよ。
34名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:20:32 ID:ko9DD85B
挨拶しない名無しの多くは有名なコテだから
要注意な
35名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:23:56 ID:3QYCoqSV
でもさ、もし、変質者とか、痴漢とかに襲われたら、どうするの?
車椅子じゃ、逃げるの難しいんじゃないの?
36天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:24:26 ID:8bnvNTru
>>34
【注意ありがとです】
37名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:26:39 ID:RlM/Oa67
と言う>>34も挨拶しない件について
しかし有名コテってなんだ?w

都さん、こんにちは。
一つ質問。
車椅子の人ってロングスカートやズボンだと思うけど、ミニスカートでいる意味は?
何か思い入れとかあるの?
38天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:30:13 ID:8bnvNTru
>>35
防犯ベルとか、ちょっと危ないけど防犯用スタンガンとか。
難しくても襲われるのは嫌だし、逃げられるよう頑張るだけ。
それで何とかなるのは運がいいかもだけど。
39天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:34:51 ID:8bnvNTru
>>37
ミニに思い入れというよりも、足の形を出すことに自己主張があるの。
ほんとは切断した方がよかったくらいの怪我だったのに、先生のがんばりで残して貰えたから。
それでも素肌が出せないのは別の問題があるからだけど。

ま、もしも制服がズボンだったらちゃんとズボンはくよ。
40名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:41:52 ID:3QYCoqSV
かわいいね。
俺だったら、即ナンパしちゃうよ。
41名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:42:32 ID:RlM/Oa67
でもミニなら脚の形は丸見えじゃない?
学校で車椅子の子はジャージかロンスカを履かせてもらってたし。
脚が骨丸出しになるんだよね。
何年も車椅子に乗ってると。
42名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:45:02 ID:RlM/Oa67
ゴメン、読み違えた。
足の形を出す事に自己主張か。
自己主張は大事だけどバランスはあまり良くないよね。
恥ずかしさは無いの?
43天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:48:45 ID:8bnvNTru
>>40
えー、褒めたって何も出ませんよ?

>>41
それでも、かな。
わたしは素肌の方が見られるのに抵抗があるの。
見たくないから隠せとか言われちゃうと凹んじゃうけど。
名無しさん的には、わたしって変?
44名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 15:51:34 ID:RlM/Oa67
ま、変だとは思う。
てゆーか、ちょっと気持ちいいモンじゃないしな……
可哀相だとは思うけど、手首より細い骨の形が浮き出た脚を衆人の目に触れさせるようなモンじゃねーしな。
45天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 15:58:01 ID:8bnvNTru
リロードって(r

>>42
そりゃ、バランスはよくないけど、したいものはしたいの。
恥ずかしくはないよ、靴下は太ももまであるし、エプロンもスカートよりも長いから。

>>44
う、ずばっと言われるとキツイなぁ。
そう言われるのは初めてじゃないけど。
でもそれくらいは認めて欲しいのは我が儘かな?
46名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:01:15 ID:RlM/Oa67
やっぱり膝掛けぐらいはかけてて欲しいかな。
骨丸だしじゃちょっとな。
俺が彼氏なら絶対隠させるけど。
47天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/10/09(土) 16:08:19 ID:8bnvNTru
>>46
寒い時期は膝掛けしてるけど、夏もってことだよね。
どうせ彼氏いないし、それはできたら考えるもん。

ちょっと背後が騒がしいので落ちるね。
名無しさん、お話ししてくれてあるがとう。
48久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 17:12:50 ID:AgFZ+yil
【前山 馨 ◆KAORUResvさんとのロールにお借りいたします。】

【それでは書き出しますので、少々お待ちくださいませ。】
49前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 17:15:53 ID:YYbkHynd
【お邪魔しますねー】

【久遠ゆりか先輩とのロールにお邪魔しますー】

【ではでは、宜しくお願いしますねー】
50久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 17:33:14 ID:AgFZ+yil
えぇー、もう行っちゃうのー?
(せっかく今日は、お気に入りの淡い砂糖菓子のようなピンク色のワンピースなのに。)
(大きな丸襟の縁や袖口、スカートの裾は黒いトーションレースで飾られて)
(スカートのぐるりは、レースと同じ黒で描かれたシルエットのバレリーナたちが、軽やかにステップを刻む。)
(胸元と腰の、黒いベルベットリボンを揺らしながら、噴水の縁から思わず立ち上がったその少女の)
(すこしくすんだ金色の髪を、大きな手が撫でる。)

「だって、しょーがねーだろ。俺、飛行機の時間だし、な?」
(手の持ち主は、子供に言い聞かせるような表情で、少女を見下ろす。)
(この場面を見た人間の、何人が、この二人が姉弟であると、見抜くことができるだろうか。)

うぅ〜〜〜っ
(唸り声を上げながら、唇を尖らせて見上げる。)
(しばらくそのままの体制を保った後、溜息。)
……解かって、いますわよ。
わたしはただ………アリョーシャのことが、心ぱっ、いっ、でっ。
(乗った手が、少し強めに頭をぼふぼふと叩くと、詰まった言葉が吐き出される。)
(どことなく似た面差し、金色の髪、薄い青の瞳の青年――年下だけれど――が、笑って手を振る。)
(こくりと頷き、ただ黙って見送ることしか、出来なかった。)

……………いってらっしゃい。
あーぁ、一人でお買い物かー。
ま、別に一人は慣れていますよーっと。
(んー、と伸びをしながら、秋の陽射しに目を細め、駅へ向かう背中を見送った。)


【お待たせいたしました。】
【それでは改めまして、よろしくお願いいたします。】
51前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 17:44:28 ID:YYbkHynd
ふぁーあぁ……あふ……。
(それと同じ時。
世間では休みとなっている日の繁華街に、とある少年が一人であくびをしていた。
彼は普段、学校の部活でサッカーをやっているものの、その日はたまたま休みとなっていた。
それで、気分転換に、と外に出たはいいものの……何をしたらいいか思い浮かばず、なんとなーく、出てきた駅であくびをしたのだった)

……むにゅ。
寒くなってきたなぁ、だんだん……。
実家に戻って、一回冬物取ってこないと……。
(そう言いながら、軽く手を擦り合わせる。
手には、先日、珠子ちゃんに作ってもらった手袋をしていた。
まだ使い勝手がどうなのかわからなかったということもあるが、実際の装着感も確かめたい、という意味があった。
そのフィット感はなかなかのもので、それだけで腕がいい職人だったと、改めて実感する)

……んぅ?
(犬が疑問符を浮かべた時のような声を出して呟くと、少し先に居る人物に目がいく。
あのフリフリで、背が小さくて、尚且つあの金髪の少女は。
自分が知っている限りでは、ただ一人しか該当する人物はいなかった。
久遠ゆりか先輩。
おそらく、そうなんじゃないかな、と思いつつ、ふらふらとそちらへ歩いていく)

【いえいえ、待っていませんから大丈夫です】
【それでは、こちらこそよろしくお願いします】
52久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 17:54:36 ID:AgFZ+yil
タクシーで行けばいいのに…あの子、電車好きよねぇ…
(呟きながら見送る背中とすれ違うようにして、なんだか見覚えのある姿が、視界に飛び込んできた。)
…………〜?
(記憶の引き出しを、かたっぱしから開けながら、遠めに見るあの姿を推察する。)
(やがて、はっきりと顔かたちまで見える距離まで来て)

………っあ!!
えっと―――前山くん。
(ぽふ、と手を打ったときには、すでに彼の姿は目の前まで来ていた。)

こんにちは、ですわ。
(にこり、と笑って丁寧にお辞儀をしてみせる。)
そういえば、この前の傷―――は、大丈夫そうですわね。
(視線を前山の目元にやってから、再びにっこり)
(そして、なんとなく全身を見渡してしまう。)
(他意は無く、なんとなくの癖なのだが―――その視線の流れが、前山の手で止まる。)
………手袋?
(彼の服装は、そんなに暖かそうでもなく、ましてや今の気候では肌寒いとはいえ手袋をするほど寒くは無い。)
(しばし考えをめぐらせた結果。)
―――ロックでも、されていますの?こう……ういっしゅッ
ネタとしては、少し古いですわね。
(腕を胸の前でクロスさせてみて、某元総理の孫のキメポーズ。)
53前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 18:02:36 ID:YYbkHynd
……?
(自分が近づいてくるまで、先輩の反応は何もなく。
それでいて、自分とは違う何かに注目しているように見えた。
もしかして、自分の背中に何かついているのだろうか、と感じ、そっと後ろを振り返る。
さらに、もしかして別のことか? ときょろきょろ背後を見渡す)

ええ、そうです、久遠先輩。
こんにちは。
ん、傷はすっかり良くなりました。
(そう言うと、殴られたあたりの瞼を軽く撫でる。
たんこぶにもなっていなかったし、傷にもなっていなかった)

ん、あ、これですか?
そうですそうです……うぃっしゅっ!
(握りこぶしにした両手の親指と小指だけを立て、胸の前でクロスさせて手の甲を見せるようにする。
そう、某元総理の孫のキメポーズ)
って、ロックバンドのボーカルやってるわけじゃないですけどね。
まぁ、そのうちわかるんじゃないかと思います。

ところで先輩、今日は何してるんですか?
なんか……暇そうにも、用事がありそうにも、見えるのですけど。
54久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 18:14:02 ID:AgFZ+yil
ふふ、よかったですわ。
もうあんな無茶とかなさったら、ダメですわよ?
お顔に傷でも残ったら、大変ですわ。
いまどきの男は、顔も大事なのですわよ。
まぁ、わたしは中身だと思っておりますけれど。

(同じようにポーズを決める前山と向かい合わせになって、何度もういっしゅういっしゅーと言いながら)
(くすくすと笑い、見上げる。)
あら?ボーカルじゃなかったらギターかしら?
でも前山くんの雰囲気から言うと、ベースって感じですわよね。
ちなみに、勝手な決め付けですけれど。
(前山のクロスした腕を人差し指で指し示し、そしてその右手の甲を指先でつんと突いてみせる。)

あ…えぇ、今日はちょっと…家族、と…お洋服とか色々買いに……
でも、アクセサリーショップで長居しすぎちゃいまして、時間切れ、ってとこですの。
用事があるからって、逃げられちゃいましたわ。
お洋服、重たいし…今度にしようかなって、諦めているとこでしたの。
前山くんは、なにしに?お買い物?
55前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 18:25:08 ID:YYbkHynd
>>54
大丈夫ですよー。
まぁ……他の人にも、無茶はしないように言われていますので。
大丈夫ですって。
(あはは、と笑いつつ、軽く瞼を撫でて見せる。
そして腕を組んで、うんうんと頷いて見せる)

(馨も同じように、久遠先輩に続いてうぃっしゅーと言いながら決めポーズを繰り返す。
やがて、交差させていた腕を下ろして)
んー、ギターよりも、ベースの方が楽そうですよねぇ。
ギターは六弦、ベースは四弦ですし……。
……ま、世の中には特殊な、十二弦ギターなんか、あったりしますけどね。
ま、本当にそうならかっこいいんですけど……できないので、残念です。
(ふふ、と微笑みつつ……先輩が手袋の手の甲を突いたときに、一瞬衝撃が走る。
しかし、何もなかったようで、顔に走った緊張感はすぐに解けた)

洋服とか買いに?
へぇー……そうなんですか。
(確かに、先輩の買い物は長くかかりそうだなぁ、と思いつつ。
自分のことに話が振られると、顔がぴくりと動く)
ん、買い物とか特に考えずに来ましたけど。
どうせ暇ですし。
そんなら、代わりに荷物持ちでもしましょうか?
56久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 18:37:25 ID:AgFZ+yil
わたしは、7弦ギターが一番カッコいいと思いますの。
(一瞬、柔和な前山の表情に、ぴりりとした空気が流れた。)
(こちらも一瞬だけ、訝しげに目を細める。)
(お互い、すぐにその空気は解けたけれど、その一瞬の違和感は心の中に残った。)

えっ!?ほんと?いいのっ?
(ぱああぁー、とアホかと思うぐらいに、顔が明るくなって)
(そして、その直後、徐々にそれがしぼんでいく)
……あー…でも、悪い、ですし………
わたし、持ってくださる人が居たら、見境も際限も無くなっちゃいますもの。
それに、女の子のお買い物なんて、楽しくない…でしょ?
(もぞもぞと、襷に掛けた黒のハート型バッグのストラップを弄くりながら、視線を前山から逸らす。)
……お買い物に付き合って、死ぬほど後悔した!
って思わせる自信は、ありましてよ…?

でも、もしもそれでもいいのなら―――
(顔を上げて言いかけ、また口を噤み、もぞもぞし始めて)
ぅー、でもやっぱり………
―――ほんとに、いいの?
(真夏に兵部と買い物に行った以降、家族以外とは、買い物になんか出たことが無い。)
(あまり知りえあえていないけれど、人懐っこそうな笑みは、楽しそうな買い物を予感させて)
(だけれど――だからこそ、夜に2度ほど会っただけの相手を、そこまでつき合わせていいものか)
57前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 18:45:11 ID:YYbkHynd
七弦ギターですか。
また渋いのを選びますねぇ……。
(ふむふむ、と呟きつつ頷いてみる。
しかし、こっちが怪訝な表情をしたことに気がついたらしく、思わず口が開いてしまう。
そのうち理由はわかるだろうけど、それまで不信感が漂うかも、と心に書きとめた)

え、いいですよ。
……そんな、気にしなくてもいいんですけど。
(慌てて、馨は両手を振って否定する。
折角申し出たのに、その好意を否定されてしまうと、少し気が引けてしまっていた)
いいえー、そんなことないですよ。
というか、うちの妹の買い物に付き合う方が絶対面白くないです。
うちの妹、そういうのにあまり愛着がわかないらしいですし……。
(あはは、と微笑みつつ、自分の身内の事情を漏らす。
その心の中には、むしろ「普通の女の子がどんな買い物をするか見てみたい」という気持ちもあったりして)

ええ、大丈夫です。
そろそろ冬になりますし……秋冬物も買わないと、先輩の心も休まらないでしょう?
だから、俺が買い物に付き合いますよー。
(にこにこと微笑みつつ、一度頭を下げる。
なんだかその仕草一つ一つが、純情な犬のように思えてきた)
58久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 18:57:40 ID:AgFZ+yil
妹さんが、いらっしゃるの?おいくつの妹さん?
(再び、ぱっと顔を明るくさせて)
いいなぁ、うらやましいですわ。
うちなんて、弟ですもの。
お洋服にはあまり頓着無いですし、楽しみがあんまりないんですもの。
(ぷぅ、と頬を膨らませて、前山を見上げてみる。)
(そういえば、弟と身長が近いかな?それとも、少しだけ低いぐらい?)

妹がいたらー、わたしだったら、愛着がわかなかろーがどうだろーが
可愛いお洋服をコーディネイトして、自分の着せたいものを押し付けちゃいますわ。
(実際、兵部晶には、かわいいお洋服を押し付けているが、自覚は無かった。)

じゃあ、甘えちゃおうかな。
(ちょっとだけ恥ずかしそうに笑うと、つぃと大きな駅ビルを指差す。)
まずは、あそこですわ。
あそこの7階に、わたしの大好きなお洋服のお店があるんですの。
あ、今日もそこのお洋服なんですけれどね、決めてはやっぱりベルベットのリボンかしら?
ふんわりした感じのピンクに黒のレースとベルベットなんて、ちょっと素敵ですわよね。
わたし、あんまり柄物とか多く持っていないのですけれど、バレリーナの柄なんて珍しくない?
あっ!でもフルーツ柄は別かな?だって、チェリーやベリーのイラストって、無条件で可愛いでしょ。
そういえば今日は、このワンピに似合うヘッドドレスも欲しいんですの。
ヘッドドレスってご存知?あぁ、すぐに実物が見れますわよ。
あのね、それからねこの前―――――…………
(一度決めたら、遠慮はしない。)
(て言うか止まらない。)
(前山においでおいでと手招きしつつ、駅ビルに入りエレベーターに乗り込んで、6の数字を押した。)
59久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 19:02:33 ID:AgFZ+yil
【わたし…なんで6階に行こうとしているんですの。】
【7ですわ、なな。】
60前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 19:07:06 ID:YYbkHynd
ええ、うちには妹が居ます。
今は、うちの学校の初等部の六年ですけど。
来年中学生になりますねー。
(なんで妹の話題を出すと、顔が明るくなったんだろう、と少し疑問に思いつつ。
そんな身内の話題を振ってみる)
へぇ、弟さん居るんですか。
お互い、下の兄弟が居ると大変ですよねぇ。
(あはは、と微笑みつつ、そんなことを言ってみる)

ん、なるほど。
先輩、そういう服大好きですもんねぇ。
(その言葉に対して、肯定も否定もしなかった。
実際どうなるだろう、と考えてはみたものの、そこから想像できた姿は、楽しそうな久遠先輩しか思い浮かばなかった)

ええ、ではお供します。
(嬉しそうに呟くと、そのまま歩き始める。
しかし、その直後から始まったマシンガントーク、否、言葉の竜巻が馨が襲う。
竜巻に巻き上げられた身体は、知っている言葉を見つけて時折自由に動かせるものの、あっと言う間に前後不覚に陥ってしまう。
三半規管は平衡感覚を失い、眼は点になる。
薄ら笑いとも、失意の頬笑みとも取りかねない微妙な表情を浮かべつつ、竜巻が呪文のように身体に染みこんでき始める。
体力も精神的ダメージもかなり抱えつつ、そのまま久遠先輩についていった)
61前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 19:08:17 ID:YYbkHynd
>>59
【やっぱりそうでしたか】

【ちなみに俺も一つ間違いが】
【うぃっしゅ! のポーズですが……ぐーの手から、親指、人差指、小指を立てるのが正しいようです】
【……そ、そんな細かいところまでみてなかtt】

【お互いどんまいです】
62久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 19:23:52 ID:AgFZ+yil
そう……なんだ。
(同じ学校の初等部、しかも弟と同じ学園と聞いて、少しだけ妹へ向けた情熱が失速する。)
(弟のことは、今はあまり喋りたくない。)
(もうすぐ、空港へ行くための路線に乗換えをしている頃だろうか。)
(そう思うと、なんとなく笑顔を維持できない気がしたから。)

でもうちの弟は、生意気だけれど、わたしよりもずーっとしっかり者なんですの。
……わたしよりしっかり者だから、よけいに生意気って感じちゃうのですわよね。
(真面目な顔で前山を見て、そしてすぐにくすっと笑う。)
そのぐらいの年頃の妹さんだと、ませてきちゃって困っちゃうんじゃないですの?
おにーちゃん、彼氏を紹介しまーす。とか、来ちゃったりして。
だって、前山くんの妹さんならば、きっと可愛いですもの。

(エレベーターが目的地に到着した電子音が、微かに聞こえる。)
(目の前の前山は、エレベーター酔いでもする性質なのだろうか?なぜか、今日会った時よりも、少しだけ、やつれて見えた。)
(目の前の冷たいドアが開き、目に飛び込んできたのは)
(ゴシックテイストのお店や、ちょっと可愛い系のゴスパンから、鋲だらけが本気を感じるアイテムまで揃えたパンクなお店。)
(ゆりかの身に着けている、甘いロリィタ系のお店もあり、可愛いアクセやバッグなんかを売っている雑貨屋あり)
(つまりは、いわゆるそういう偏った趣味の人たちを、ワンフロアに集めちゃえ!的な、売り場が広がっていた。)

こっち、ですわ。
(前山の服を軽く引っ張って、慣れた様子で、ごちゃごちゃと、雑多に並ぶテナントたちの間を歩く。)
(そのフロアの奥に見えてきた、一際甘くスウィートでロココな雰囲気に彩られた店舗を指差して)
あのお店、ですわ。
……あ!ごきげんよう。
(懇意の店員を見つけたのか、前山の服から手を放し、軽くそれを上に上げて会釈。)
(兵部と一緒に行った独立店舗と違って、駅ビルのテナントなので、かなり店構えも小さく在庫も少ないが)
(そういうところに、意外な掘り出し物があったりするのだ。)
(想定どおり、店員は笑顔でお辞儀をして、すぐさまハンガーから1着の青いワンピースを取り出して見せる。)
(探していた限定の品だった。)
63前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 19:33:37 ID:YYbkHynd
>>62
……あ、あれ?
(どこかおかしなことを言っただろうか、と疑問に思ってしまう。
至って普通に雑談をしただけだったのだけれど、思わず首を傾げざるを得なかった。
仕方なしに、少し黙ることにしたが……その先、問い詰めることはしない)

……へぇ、そうなんですか。
生意気、ねぇ……。
でも、歳が下だとそんな感じだと思いますけどねぇ。
(ふむ、と呟きつつ……軽く頷く)
んやー、多分彼氏を紹介するよりも先に、彼女を紹介するんじゃないでしょうかねー。
うちの妹、どうにも男勝りで……女子に人気あるらしいので。
……今年のバレンタインチョコ、俺よりもらってるんですよ!?
(ここで、衝撃の事実を告白する。
男としてはショック以上に、プライドを傷つけられていることこの上なかった)

(ただただ静かに動く金属の箱の中で、言葉の嵐にさらされ続ける馨。
なんだか、この先が思いやられたが……これが普通なんだ、と改めて思いなおすと、心が立ち直った。
そして、扉が開くとおお、と呟く)

あ、はいはい……。
(服を引っ張られると、そのままその方向についていく。
そのフロアを見て、一瞬、恐竜が生きている世界に自分ひとりが放りこまれたような錯覚に陥った。
しかし、そこでも立ち直ると……そのまま静かに先輩についていく)
ご、ごきげんよう……。
(いつもと違った、普通の声で店員に挨拶すると、かくかくと首が動く。
慣れない場所、慣れない仕草にどこか緊張してしまっているのだろうか)
64久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 19:36:42 ID:AgFZ+yil
【一旦ここで、休憩を入れさせていただいてよろしいです?】
【再開は……んー、9時以降、かな。】
【もし夜のご都合が悪ければ、このまま凍結で明日夕方再開で、お願いしてもよろしいかしら?】
65前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 19:49:31 ID:YYbkHynd
【了解ですー】
【それでは、21時にまた避難所でお会いしましょー】

【ちなみに、明日の夕方なのですが……すみません、勘違いで仕事が入ってました……orz】
66久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 19:53:49 ID:AgFZ+yil
【了解ですわ。】
【今のところはスムーズに進んでいますし、大丈夫でしょう。】
【それでは、また。避難所で。】


スレをお返しいたします。ありがとうございました。
67久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 21:03:53 ID:AgFZ+yil
【前山 馨 ◆KAORUResvさんとのロールの解凍にお借りいたします。】

>>63
(前山の力説に、きょとんと目を丸くする。)
(やがて、ピンクのグロスの乗った唇をぷるぷると震わせ)
(ついに、前山から顔を背けて、ぷっ、と吹き出してしまう。)
……っくー…し、しつれ……ぷぷっ………

(堪えた笑いのせいで、滲んだ涙を人差し指で拭いながら、前山に向かって、何度か首を振る。)
ま…まぁ、そういうお年頃なんじゃないですの?小学生ですもの。
わたし、その頃は女子高でしたけれど、女の子同士でチョコのやり取りとかしていましたわよ。
いわゆる友チョコって、やつですわね。
男の子同士では友チョコが無い分、不利なんじゃないですの?
(しかし、なるほどチョコの数、か。男の子は、そんなことを気にしているのかー、と)
(自分の弟がチョコには興味が無いせいか、そういう事は思いつきもしなかった。)
(晶くんも、気にしたりするのかな―――しそうに、ないな。)
(そんな事を考えつつ、前山の男の子らしい悩みに、さらにくすくすと笑ってしまった。)
あぁ…もう、ごめんなさい。違うの、悪気はないんですのよ。
ちょっと、可愛いなぁって思っただけですの。前山くんもまだ、中学生ですものね。

「これ、昨日本社の在庫から偶然出てきたんですよ。」
(店員は、にっこりと笑いながら、深い深い、ゆりかの瞳の色と似た青のワンピースを差し出す。)
うーん……欲しかったのは、青じゃなくて白でしたのよねぇ……
あまり、濃い色とか着たこと無いですし……

試着して、みようかしら?ね?
(前山の方を見て、重厚な手触りのシルクシャンタンのワンピースを胸に当てて首をかしげる。)
(その様子を店員が見て、ごきげんようと言う前山を発見!)
「あら……そちら初めてお見受けする―――……………………彼氏?」
(人形のような動きになっている前山を見つめ、悩みに悩んだ結果、店員が出した答え。)
まさか!わたしなんかを彼女に勘違いされちゃ、前山くんが可哀想ですわ。
学校の後輩…って言うか、えー…っと、お友達ですの。
(ねぇ?と問いかけるように前山を見ながら、再び首をかしげてみせる。)
(勝手に友達なんて言って、気を悪くしていなければいいけれど、と。)

【それでは、引き続きよろしくお願いいたしますわね。】
68前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 21:14:55 ID:YYbkHynd
……えっ!?
そ、そこまで笑うことですか!?
いやいやいや……え、ええっ……!?
(びっくりした表情をしつつ、苦い顔をする馨。
しかし、余計にそれがプライドを傷つつけようとする)

……まぁ、そうなのかもしれませんけど……。
女の子同士でチョコのやりとりは、確かにありますよ。
うちの妹だって、何年前からかもらってますし……。
……ううう。
(結局、自分で言っていて自分で悲しくなったのか、頭を抱えてしまう。
そんなに魅力ないんかなー、と心でがっくりと凹みつつ、悲しそうに目を細める)
……いえ、確かに……悪気がないのはわかります、けど……。
……可愛くないですよー、俺なんかー……。
(はぁ、と小さくため息をついてしまう)

……………………。
え、あ、うん、似合うんじゃないかな……。
(静かに、そっと久遠先輩に言葉を投げかける。
あんまりこういう場所に来たことがないため、上手い言葉が見つからず、ありふれた言葉を並べてしまう。
慣れない場所だからか、身体のみならず、頭も凝り固まってしまっていた)
……いえ、彼氏じゃないですけど……っていうか、全然そんなことないんですけど……。
ええ、友達です。
(久遠先輩に見られて、こくこくと首を縦に頷く。
まだまだ硬さは取れていないようだが、表情が曇っているようには見えない)

【はい、こちらこそよろしくお願いしますー】
69久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 21:29:45 ID:AgFZ+yil
まぁまぁ、そんなに悲しそうにされないで?
わたし、責任感じちゃいますわ。
そうだ。
じゃあ、今度のバレンタインは高等部までいらしてくださいませ。
わたし義理チョコを用意して、待っておりますわよ。
(くすくすと笑いながら、溜息をつく背中をぽんぽんと元気付ける気持ちを込めて叩く。)

(エレベーターでやつれたりしていたけれど、今の前山の表情からは緊張の色しか見えない。)
(まぁ、それもそうか、と。)
(兵部のような男の子ならともかく、普通の特にファッションに興味の無い男の子と考えれば)
(極めて一般的な道理だろう。)

(それでも、そんな状態からも似合うんじゃないかな?という言葉をもらえて、少し満足げな笑顔になって)
(その心意気に敬意を払い、試着せずに即決した。)
じゃあこれ、お迎えしていきますわ。
あとね、カタログに載ってた新作のコート…ピンク色のが欲しいんですの。
そうそう、今日のお洋服に合うヘッドドレスが無くて……
(ワンピースと似たようなピンク生地に、細い黒のレースが縁取られたものを見つけ)
よし、これは付けていきますわ。

(てきぱきと買い物を決めて、黒いハートバッグからカードを取り出し、会計を待つ。)
(やがて、大きな横長のショップ紙バッグを二つ抱えた定員が、カードをゆりかに返し)
(当たり前かのように、そのそこそこしっかりしたつくりの紙バッグを二つ、前山に渡す。)
(どピンクに金色の箔押しロゴが入ったその紙バッグは、中学生の男子が持つには少し恥ずかしいかもしれない。)

ふふー、やっぱりヘッドドレスが無くっちゃね、落ち着きませんわ。
リボンがベルベットだったら、もっと良かったですのに。
(定員にタグを切ってもらい、新しく入手したヘッドドレスの黒いサテンリボンを顎で結ぶ。)

さてと、次はあっちにあった雑貨屋さん。
特に欲しいものはないですけれど、可愛い雑貨って、見ているだけで幸せになりますわよね。
ね?
70前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 21:46:22 ID:YYbkHynd
わっ、マジですか!?
それなら俺、本当に期待しちゃいますよ!?
わーいわーい、今からバレンタインが楽しみになったなぁ。
(にこにこと微笑みつつ、だんだん足取りも軽くなってくる。
先ほどのうっ憤を晴らす様に、既にしょげた雰囲気はなくなってきた)

(なんとか、先ほどの言葉に対して答えることができて、ほっとした馨。
しかし、その直後に先輩から聞こえた言葉に、びっくりした表情を浮かべてしまう)
え?
……はぁ……?
(試着せずに、即決していいものか、ということと、お迎えする、という言葉に対する違和感だった。
雰囲気からすると、「買う」とニュアンスのように聞こえたが……そういうことなんだろうな、と察する)

わっぷ……!
(結局、会計が終わった後に紙袋を持つと、案外重さを感じさせる。
買い物に付き合うと決めた以上、恥とかそういうものはなかったが、これからこういうことがどれくらい続くのだろう、と考えると、複雑な気分だった。
また、両手が塞がると、いざというときに困るかもしれなかったが、今日はそれでもいいか、と考えることにした。
さらに、久遠先輩の顔を見ると……心底、嬉しそうで、生き生きとしている。
まさか、こんな少女が、非日常では銃をぶっ放していると考えると、なんだか笑みが浮かんでしまう。
やっぱり、人間らしさは誰にでもあるものだな、とも考えが改まった)

あれ、早速つけるんですか。
(そうして少し、ヘッドドレスを装着するまで待っていたが、いざ、つけてみるとやっぱり似合ってるな、と笑顔になる)
似合ってますよ、先輩。

雑貨屋さんですね。
らじゃーです。
そうですねぇ、雑貨屋さんって見てるだけで楽しいですよねぇ。
じゃあ、行きましょう。
(そう言うと、先輩と一緒にお店へ行こうと促す)
71久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 22:05:42 ID:AgFZ+yil
(無邪気な喜びようを、微笑ましく見つめる。)
(体格の差から言って、自分の弟と同じく、兄と妹に見えるんだろうけれど)
(やっぱり、こういう姿を見ると、まだまだ中学生だなぁ、なんて思ってしまった。)

(大きな紙袋を二つも持った前山を見て、益々満足そうになって)
(こうなったら、噴水の前で見せていたあの遠慮は、遠く宇宙の彼方ブラックホールにでも吸い込まれたらしい)
(真新しい黒いサテンリボンの艶やかさを指で撫でながら、うんうん、と何度か頷いて)
「えぇ、お似合いですよ。」
(前山と店員の二人から似合っていると言われ、白い頬を紅潮させ笑う。)
(やっぱり、可愛いお洋服は、楽しい。)

あ!見てみて!!
(雑貨屋さんの前まで来て、早速何かにつかまった様子で)
(店頭まで、てててっ、と駆け寄って、白いアンティーク風の飾り棚にに入った、クリスタル製の薔薇の花を指す。)
わたし、あぁいうの持っていますの。
もっと綺麗で、精巧なやつですのよ。
(自慢げな顔をして、前山の方を見つめる。)

(そして、手に取ったのは、たまご菓子のような淡いイエローの、ふわふわの毛並みが愛らしい)
(約30センチ程度の、ロップイヤーのぬいぐるみだった。)
……ふわふわ、かわいいですの。
(そのうさぎを抱っこして、ふにふにと垂れ下がった片耳を指先で弄りつつ)
(アラベスク模様のランプシェードを眺めたり、それとお揃いのクッションカバーを見つけては喜んだりして)

あ、あそこ。
男の子アイテムも、ありますわよ。
(再び指差した先には、男の子アイテムとは言えど、可愛らしいミニチュアのバスケットゴールとボール。)
(そして、同じシリーズ物なのだろう。ミニチュアのサッカーゴールと小さなボール。)
(ボールは、ちゃんと革製で。各セットには、ご丁寧にミニチュアのユニフォームまで付属していた。)
んー…もしかしたら、お人形さん用のアイテムかしら?
でも、このまま飾っておくが素敵ですわよね。
72前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 22:23:41 ID:YYbkHynd
(はてさて、紙袋を抱えた馨は、そのままひょいひょいと先輩の後ろについていく。
遠慮が吹き飛んだ先輩に、どこか安心感を覚えつつ、にこにこと微笑んだ表情で歩いていった)
ええ、似合ってますよー。
(先ほどから、テンプレートのように繰り返しているその言葉。
だけれども、目の前の少女が着てしまうと、本当に似合ってしまう。
なんだか、魔法がかかっているんじゃないかとも思いつつ、にこにこと微笑む)

うんっ?
へーぇ、ああいうの持っているんですか……。
今度、見せてくださいねっ。
へー、羨ましいなぁ。
(思わず、どんなものかと想像してみる。
そして、それを久遠先輩が見に纏っている姿を。
更に、妹の事を考えようとして……それは頭から振り払った。
どう考えても、似合わないな、と考え直して)

……お、なかなか……可愛いですねぇ。
やっぱり、先輩もそういうのお好きなんですねぇ。
(そんなところはやっぱり女の子だな、と心で思う。
妹にも、少しはこうなってほしいな、と思いつつ)

あ、本当だ……。
んー……でも、このボール飛ばなそうですねぇ。
それだったら、うさちゃんようにそろえるのもありかもしれませんけど。
うちには置く場所がありませんしねぇ……。
……ん?
あ、これ、FC○○のユニフォームだ。
(吊られてユニフォームを見ているうちに、有名チームのユニフォームを模したものだと気がついたらしく、小さく声をあげた)
73久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 22:41:32 ID:AgFZ+yil
ふふ……見せてあげないですわ。
(ベッドサイドに、大切に置いてある薔薇を思い出して、冗談めかして少しだけ意地悪く笑って見せる。)
だって、わたしの寝室に置いてありますもの。
わたし、あの薔薇は外に持って出る気はまったくないのですわ。

 コノぼーる、わたしニハちいサイヨー?
(声を作って、うさぎをもこもこと動かしながら、前山に話しかける。)
(弟が小さい頃は、よくやっていた遊び。)
(前山の、なつっこい瞳を見ていると、なんとなく懐かしい気持ちになって、ついやってしまった。)
(ただ、弟とはぜんぜん似ても似つかないし、兵部に感じるような「弟感」も無い。)
(なんだろう?と少し悩んで………納得。)
(そうか、近所の犬だ!犬にぬいぐるみを向けて、遊んでやっているのと同じ気持ち。)
(……なんとも、少し失礼な感情だ。)

ほら、小さいですわ。
もっと、小さいお人形用じゃないかしら?
おもちゃ屋さんで売っている、着せ替え人形、みたいなの。
(見本で飾られているサッカーボールを、ひょいと摘まみあげて、前山に渡してみる。)
(掌でころころと転がる、中くらいのスーパーボールのようで)
(確かに、抱いているうさぎのぬいぐるみには、少々小さかった。)
(自分は、バスケットボールを摘まんでは)
しゅーとぉっ
(などと言いながら、ネットの底が結ばれたバスケットゴールに、指先で押しこんで遊んで)

へぇー、そうなんですの?
やっぱりこういう小物にも、ちゃんとモチーフになっているものが、あるんですのねぇ…
ファンの人が見たら、欲しくなっちゃうのかしら?
だってこのユニフォーム、すごく作りが凝っていますもの。
かわいー
でも、こんな小さなの見て、すぐにどこそこのー、なんて解かるなんて。
前山くんって、サッカーに詳しいんですの?
 デスの?
(訊ね終えてから、ぬいぐるみ分の一言も加えておく。)
(二回目は、さすがに少し、やって後悔した。)
74前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 22:59:02 ID:YYbkHynd
えーっ!?
そうなんですか……?
ちょっと見てみたかったなー。
(口を尖らせて、そう呟く。
寝室に置いてあったら、もしかしたらもしかすると、一度見ることができるかもしれないということ。
だが……それまでの道のりは、かなり長そうだった)

うぇっ!?
あー、びっくりした……。
(いきなり、ぬいぐるみが喋ったのかと思って、動揺してしまった。
しかし、後ろで先輩が声を出していると知ると、ほっとして息をつく。
どこか安心はしたものの、その人形遊びに何故か、馨も懐かしくなってしまい……目を細めた)

ん、そうですねぇ、小さいですねぇ……。
そしたら、今はあうやつがないか、な。
(そう呟くと、小さなボールを受け取り、まじまじと見つめる。
どうやらそのボールは、4年前のW杯を元に作られているらしく、デザインも古いものだった。
だが、その芸の凝りように、どこか微笑ましく思ってしまう)
おお、入った、スリーポイント。
(先輩の仕草を見て微笑みつつ、小さく手を叩く)

そうみたいですねぇ。
このサッカーボールは古いみたいですけど……。
ま、俺はファンでも……こういうのとはちょっと、方向性が違いますから。
残念ながら、集めたくはなりませんね。
(くすくすと小さく微笑んだ)
ん、詳しいですよー。
なにせ、俺はサッカー部ですからねぇ。
(先輩の言葉は、軽く流してそう、答えた)
75久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 23:12:51 ID:AgFZ+yil
ぷっ…前山くんって、騙されやすいですわね。
夜は、気をつけなきゃですわよ?
アレにも……人間にも。
優しい顔して付け入ってくるような人間が、夜にはゴマンと存在しますわ。
(まるで明日の朝ごはんの話題でもしているかのように、さらりと言いながら)
(再びシュートごっこに興じる。)

このサイズなら、ダンクシュートも余裕ですわよね。
難点は、ゴールを両手でつかめないところ。
(むぅ、とした顔を見せながら、ボールをネットに納める。)
古いって?デザインが?
サッカーボールに、デザインなんてあったんですの?
普通、白黒じゃないです?
パンダみたいで、可愛い。
(小さなサッカーボールを前山の掌から奪って、サッカーゴールのある台に置き)
(ぴし、と軽く指先で弾いて、しゅーとっ、と小さく呟く。)

え?サッカー部ですの?
えぇー?運動部?なんだか、そうは見えなかったですわ。
でもそうですわね、言われて見れば背も高いですし、運動されているって感じは、あるかもですわ。
じゃあ、将来はサッカーで大学行ったりして。
(小さなサッカーゴールと前山を交互に見つめ)
閃きましたわ。
本物、見に行きましょ。
(レジに行き、抱っこしていたうさぎを持って、箱に入れてプレゼント包装してもらう。)
(これは、あの夜に会ったあの少女へのプレゼントだ。)
(可愛らしい花柄のエンボスが施された真っ白な包装紙に、淡いピンクのリボンをかけてもらい)
(白い紙バッグに入れてもらうと、図々しくも前山に向かってそれを差し出した。)
(この女は、自分で持つ気はサラサラ無いらしい。)
ここの3階に、フロアの半分を使ったスポーツショップがありますわよね。
サッカーボール見に行きましょ。どんなのが新しいのか、見てみたいですわ。

【このまま前山くんが移動して、スポーツショップを案内してくださってもおっけーですわ。】
76前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/09(土) 23:30:16 ID:YYbkHynd
いえいえ、いきなりだったもので、びっくりしたんですよ。
まぁ……気をつけなきゃ、いけないですしね。
(こくり、と小さく頷く。
うんうん、と心に決めつつ、またいつもの日常に戻る)

確かに、ダンクシュートも余裕ですねぇ。
ま……自分たちでやるわけじゃないですし、いいんじゃないでしょうか。
(はは、と微笑むと、自分もボールを転がそうとした、が)
え、サッカーボールにもデザインありますよ?
だいたいは、W杯の年にデザインが変わります。
それに……白黒っていうのは、小中学生向けのボールで、プロ用のボールは色どり鮮やかですよ。
例えば、今年は「ジャブラニ」ってボール。
五角形と六角形が貼り付けられているのではなく、野球のボールに近い縫い目になっています。
ちなみに、「ジャブラニ」とは南アフリカ共和国の言葉で「祝う」とか「祝杯」っていう意味だそうですよ。
これは……その前の、「チームガイスト」ですねぇ……。
(ボールを奪われ、少しだけ手持無沙汰になるものの、そのまま久遠先輩の仕草を微笑ましく見つめる)

そうですよ、サッカー部ですよ。
まぁ……あんまりそうは見えないかもしれませんけど。
サッカーで大学へ行けるかはわかりませんが……でも、プロ選手になりたいですねぇ、そのうち。
(にこにこと微笑みつつ、再び先輩の後ろをついていく。
買い物をする時にカードを出したのが気になり、ちらりとまた、支払いの様子を見つめていた。
うさちゃんを自分のために買ったのかと思ったが、そうではないらしい包装を見ると、なんでだろう、とちらりと思ったが。
その直後の言葉に、再びピクリと身体を震わせた)
んぇ?
いいですけど……行きます?
あんまり面白くないような気がしますけど……先輩が、いいというなら。
(こく、と小さく頷いた)

【それじゃあ、そうしてみましょうかー】
【サッカーに関するコアな話しかできませんけど、ね……?】
77久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/09(土) 23:46:18 ID:AgFZ+yil
………え?
(今度は、ゆりかの動きが止まる番だった。)
サッカーボールが、色どり鮮やか……
(呟いて、想像してみるものの、サッカーボールがチェックや水玉になった様子しか思い浮かばなくて)
わたし、学校でしか見たことないですもの。
そんないろんな色のボールなんて、見たことないですわ。

じゃぶらにー?
……へぇ、なんだかロマンチックですのね。
南アフリカだなんて、途方もないぐらい遠いですわよね。
そんなところの言語が、こうやって色んな場所で使われているなんて、すごく素敵。
でもやっぱり、サッカーボールはパンダ柄が愛嬌あって可愛らしいと思うのですけれど。
下のスポーツショップで、他のデザイン、見れるかなぁ

(エレベーターまで歩く途中でも、店頭の鏡を覗き込み、ちょいちょいと前髪を直したり)
(綺麗なガラステーブルの上に広げられた、ロザリオのようなネックレスを眺めたりと)
(真っ直ぐ歩けば1分もかならない距離を、ゆうに10分は費やして移動して)
(エレベーターを呼び出している間にも、乗り込んだエレベーターの中でも)
(さっきのあのネックレスは、石が赤いのがあれば欲しかっただの)
(今日買った濃い青のワンピースには、逆に真っ白のバッグや靴を合わせるだの)
(たっぷりと心行くまで、考えたことを思いつく端から、直に吐き出した。)

(そして、何人か客が乗り込んだり降りたりして、やがてエレベーターはスポーツ用品フロアにたどり着く。)
わたし、この階で降りたの二回目ですわ。
初めてのときは、今の学校に高校になって入学したとき、運動靴を買いに。
まぁ…体育の授業なんて休んでばかりですので、ほとんど履いたことはないですけれど。
78前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/10(日) 00:03:14 ID:hgFtHJl1
……も、もしもし……?
確かに、昔は白と黒のまだら模様でしたけど……今はそうではないんですよ。
一応、サッカー部も試合の公式球は、そんなものを使っていたりするんですけど……。
……んじゃあ、見てみましょうか。
(そう言うと、小さく頷いて見せる)

そうです、「ジャブラニ」って言うんですよ。
ええ、南アフリカって途方もなく遠いですねぇ。
日本とは……時差12時間ぐらいあったでしょうかー……。
結構遠い国ですから、アフリカって。
心配しなくても、スポーツショップに行けばありますよ。
むしろ、白黒のボールの方が少ないと思いますけどねぇ。

(ゆっくりと歩きつつ、飼い主を離れない子犬のようについてくる馨。
舌を出して歩いたりはしないものの、本当に犬のように人懐っこかった。
そして、時折相槌を打ったり、そんな合わせ方があったりするのかと頷いている。
こういうのも悪くない、むしろ楽しいな、と思いつつ、エレベーターの中を過ごした)

へぇ、まぁ……スポーツ用品って、あんまり使う機会、ないかもしれませんしねぇ。
じゃあ、行きましょうか。
(そう言うと、今度は馨が前になって歩き始める。
先ほどまでとは逆の立ち位置だが、案内するならこの方がいいだろう、と考えてのことだった。
入口には、これから熱くなってくるスポーツであるスキー、スケート、スノボなどが並び、サッカーや野球などの定番スポーツは、奥の方に追いやられていた)
スポーツ用品って、ファッション性があったりはしますけど……普段着こなせないものばかりで、少しつまらないかもしれませんけど。
つまらなくなったら、遠慮なく、言っていただいて結構ですから。
(そんなことを言っていると、ボール売り場に辿り着く。
そこで二人を出迎えたのは、店の壁、4メートル四方全部を埋め尽くした……ボールの大群だった。
しかも、一つ一つ柄が違い、はたまた大きさまで違うものがある。
白黒のボールは全体の8分の1もなく、オレンジ一色に黒まだらであったりとか、黄色いボールであったりと、カラフルな色どりも取りそろえていた)
79久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/10(日) 00:18:24 ID:/1nBpDRJ
だって、サッカー部の練習すらも拝見したことが無いのに
試合にどんなボールを使っているかなんて、解からないのですわ。
(ぷぅ、と頬を膨らませ、まだしつこく、パンダが可愛い…と呟く。)
(割と思い込みの激しいタイプかもしれない。)
黒白のほうが…少ない………!!
(がーん、とショックを受けた顔をして、前山を見つめた。)

12時間の時差…
飛行機では、何時間ぐらいかかるのかしら?
でも一度は行ってみたいですわね。
コアラとか、触りたいですわ。
………あれ?それは違う国でしたっけ?
でも、アフリカと言えば野生動物ですわよね。
南がつくと、また違うのかしら?
野生動物がたくさんいるアフリカって、どこでしたっけ?
キリンとか見れますかしら。
あ、わたしアフリカ料理のクスクスが好きですわ。
(相変わらず、思いつくままに口を滑らせながら、先陣を切って歩く前山について行く。)
(こちらは前山のような大人しさは、一切無く)

あっ、あれかわいー。あれ、なんですの?すのぼ…の、いた?すごくカラフルですわねぇ…
あっちあっち、あれぐらい知っていますわ。テニスのラケットですわよね。
(とかなんとか言いながら)
(店の隅っこにあるバドミントンのラケットを、自身ありげに指差したりしている。)

(そして、目の前に広がるボールの大群に、目を丸くして)
わぁ、すごいですわ。
ほんと、いろんな色があるんですのねぇ…
ここにあるので、全色ってわけでは、ないですものね。たぶん…
なにあれ…オレンジと黒の……まるで毒蛇みたいですわ。
でも、嫌いなセンスでは、ないですわね。かっこいい。
さっきのは、どれ?えぇ……っと、ざぶらにー
(早くも名前を、若干間違えていた。)
80前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/10(日) 00:31:00 ID:hgFtHJl1
……まぁ、それもそうですねぇ。
確かに、見てみないとわからないものですけど……。
(パンダ可愛い、と呟く姿を見て、苦笑を浮かべてしまう。
更に、モノトーンのボールの方が少ないという衝撃的事実を伝えると、ううーん、と唸ってしまう)

飛行機では……どのくらいかかるんでしょうね。
確か、W杯の時は、4日かけてそこまで行った人たちもいるらしいですが……。
直行便とか出ていれば、早いでしょうけど。
(そんなことを言いつつ、先導しようとする、も、何故か途中で軽い寄り道チックになってしまう。
いつもだったらそんなことないのだが、先輩と居るとそうなってしまうのが、また不思議だった)
えーと、コアラはオーストラリアですねぇ……キリンはいるみたいですけど。
ライオンとか、チーターとかも居るらしいですよ。
クスクスは……食べたことありませんけど。

ん、スノボの板ですねぇ……。
今年はやってみたいなぁ……。
……せ、先輩、それ、テニスじゃなくってバドミントンですから!
バドミントンのラケットは、縁の部分が細くて、ガットが細いんです。
テニスはもっと、太いですから!
(吃驚しつつも、そっと違いを吹き込んであげる)

さて、ジャブラニジャブラニ……あっ、あった。
(そう言うと、割と下の方にあった「ジャブラニ・トルノワ」という五号球を持ち出す。
一般的なデザインで、中心にはFIFAのマーク、そしてそのマークの下、右上、左上に当たる部分に黒い丸が描かれているのが特徴だった。
しかも、小学生が使うボールより一回り大きく、重いボール。
もしかしたら、小学校以来ボールを蹴っていなければ、微妙にわかるぐらいにサイズが違う)
た、確かに……でも、実際に毒はありませんからね。
というわけで、これがジャブラニです。
ほかにも、こんなのがありますよー。
(そう言うと、赤とオレンジデザインの「ジャブラニ・キャピターノ」を取り出して差し出す)
81久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/10(日) 00:50:23 ID:/1nBpDRJ
4日!!
そんなにかけてまで、サッカーを見に行かれる方がいらっしゃるんですの?
……っと、前山くんもサッカー部っていうぐらいですもの、お好きなんですわよね。サッカー。
(自分の暴言に気が付いて、指先で唇に触れる。)
(そして少しだけ、首を傾け)
でも、わたしが、すごく気に入って欲しくて欲しくてたまらない
それは一生のうちで、その時しか手に入らないお洋服があって…
じゃあ、4日かけて買いに行きますか?って、言われると……ちょっと。
うぅん…やっぱり、すごい情熱ですわよね。

コアラはオーストラリア?
ん、でもキリンはいるんですのね。キリンは、クールですわよね。
チーターとかは、カッコいい。ライオンは、かわいい。
(どういう基準なのか、本人にしか解からないような区分けを述べつつ)
(丁寧に、自分の話しかけに答えてくれる前山の背中を、少し感心しながら見る。)

(スノボをやってみたいとか、ラケットの違いを教えてくれたりとか)
(このさりげない生真面目さと気遣いは、まるで、晶くんみたい、と。)
(守弥なら、どうしていただろう。)
(想像してみたけれど、まずは、コアラの時点で3日分は纏めて笑われて、会話終了しそうであった。)
(うーん…どこで教育を間違えたのだろう……)

へぇ…これが、しゃぶ……じゃぶ…じゃぶら、に?
(黒い丸が描かれているボールを受け取って、抱えながら、じぃっと見つめる。)
思ったよりも、大きいんですわね。
素材は…合皮みたいな……?
ずいぶんと、頑丈なつくりなのですわね。
あっ、そっちのも可愛いですわ。色違い?
やっぱり、色違いって基本ですわよね。
(そう言いながら、再び手元のボールに視線を移して)
(手で持って、くるくると模様の隅々を眺めるかのように、回して)
(じっと見つめ、角度を調整し、自分の顔を隠すようにしてボールを掲げ)
(その姿を、自慢げに前山に見せる。)
前山くん……顔っ!
ちょっと、トンボみたいな感じで、可愛いですわ。
82前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/10(日) 00:51:23 ID:hgFtHJl1
【レス書いていたら1時になっちゃいそうなので、そろそろ凍結をお願いしてもいいでしょうか?】
【ちなみに、先輩はいつごろ、都合がよろしいでしょうか?】
83久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/10(日) 00:57:54 ID:/1nBpDRJ
【了解ですわ。】

【明日なら、たぶん大丈夫だとは思いますわ。】
【週明けは、ちょっとまだ不明ですの。】
【週明けに解凍ご希望でしたら、月曜日ぐらいに伝言いたしますわ。】
【前山くんの予定は?】
84前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/10(日) 01:03:02 ID:hgFtHJl1
【明日……は、22時半からじゃないと時間があかないのですよ……】
【できれば週明けが希望ですが……週明けも、空いているのが13日の水曜日しかないです】
【もしくは、火曜日の22時半から、になりますねぇ】

【次の土曜日以降の予定はまだわからないので……そのあと、となると、14日まで、日程は待っていただかなければなりません】
【それでよろしいでしょうかー?】
85名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 01:05:54 ID:h+8BZNl8
OK
86久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/10(日) 01:06:50 ID:/1nBpDRJ
【なるほど、了解いたしましたわ。】
【わたしはたぶん日曜日に用事が出来なければ、22時半からでも大丈夫なのですけれど】
【前山くんが、お疲れですわよね。】
【では、火曜か水曜の夜どちらかを空けられるように、してみますわね。】
【空きそうなほうが決まり次第、避難所に伝言させていただきますわ。】

【それでは、本日はわたしのまったりレスにお付き合いいただきまして、ありがとうございますわ。】
【解凍を楽しみにさせていただきますわね。】

【おやすみなさいませ、良い夢を】
87前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/10(日) 01:08:28 ID:hgFtHJl1
【了解ですー】
【それでは、お返事をお待ちしております】

【明日も忙しいのですが……なんとか、レスだけは返せるようにしたいと思いますね】
【それでは、こちらも解凍をたのしみにしております】

【おやすみなさいませー】
88紅裂拓兎 ◆upSAKE287c :2010/10/10(日) 10:28:22 ID:0aH7zGRA
【トリップ変更します】
【これが今までつかってたやつ】
89紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/10(日) 10:30:02 ID:0aH7zGRA
【これが新しいトリップ】
【今後はこれを使います】

【テストに使わせてもらいました】
【以降空いてます】
90御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 15:47:39 ID:yO8isA4I
【名前】御木本 正太郎(みきもと しょうたろう)
【年齢】男
【性別】17
【身長】168cm
【3サイズ】計ってみたら83/65/84だったねえ
【容貌】体重50kg未満説が流れるひょろひょろ体型。
    瞑っていると間違われる糸目は自称チャームポイント。
【能力】言語や五感を用いた幻術を操る。
    ・靴底の汚れなど、日常的に体験していそうな状態は一言で錯覚させられる。
    ・行動不能などの高度な幻覚には元になる痛覚や話術による精神操作、多少の運が必要。
    ・記憶については、対象の心からの同意がなければ表層を覗き見ることすらできない。
    ・相手の思考を能力によって読み取ることはいかなる条件でも不可能。
【希望】雑談、日常、戦闘
【NG】排泄物、肉体的または精神的に後遺症が残るロールは要相談
【弱点】相手が絶対の確信を持てば、比較的簡単に幻影は破れる。
    また、体型が示すとおり体力はあまりない。
【備考】余暇は漫画やアニメに費やすオープンオタク。他にも雑学に長ける。
    集中力は目を見張るものがあり、結果観察眼もそこそこ。
    人と関わりたがる一方戦闘にはあまり積極的ではないが
    頼られると嫌と言えずなし崩しで参戦させられる事多し。
    力を持って何もしないというのは居心地が悪く、見回りを兼ねた散歩も多い。
    両親が海外出張で一人暮らし、とどこかで見たような生活を送る。
91御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 15:48:48 ID:yO8isA4I
【どーもども、奏永久さんとのロールにお借りしますねん】
【書き出し引き受けてくれてありがとう、焦らずじっくりどーぞー】
92奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 16:07:28 ID:FZOvu6LW
(最近あまり物事がうまくいかない、出された課題は満足に正確な答えは出せず。
 さらに、その課題を出した本人は自分から離れていく……
 問題があったのはわかっている、感情を制御できていない自分の悪い癖も自覚はしている。それでも上手くいくように思った。)
(また現実の厳しさを忘れて、浮かれていたのだろうか。と省みる……けれども、この気持ちを偽ることはできない。
 また追おう。そう思った矢先、次から次へと自分が動くべき仕事が入ってくる。)

それじゃ、ここにいるってことで間違いないんですね。

「うむ、妾は此処から動くことは叶わんが、それでも此処から見えるものを見違えることは無い」
「その異形(モノ)だったら、此処より丑の方角へむけて移動しておった。」

(夕闇が紅を青く、そして闇に染めるような半端な時間……夜とも言うには早すぎて、夕方というのには遅すぎるそんな時間
 そうやって聞いたのが数十分前――草木をかき分け、気配を殺しながら山の中の道なき道を行く。
 ≪奏宗家≫において駆除をするほか無い、何者とも相容れない存在だと指定された異形(モノ)を追って
 学園の裏山に来ている。)
(その姿を見ていたのは、学園の裏山の一角にある≪奏≫の修行場の管理者「奏 霧雨(かなで きりゅう)」。
 兵部晶が言っていたとおり、シュークリームをお供えしたらたいそう目を輝かせていた。)

………っっ

(そして何モノかの気配に近づく。聞いていたものよりもずっと小さい……いや、別物かと思い息を潜める
 背格好からして、たぶん男の人。標的の姿とは違う
 視界が夜の色を濃くしていく中、その人影にゆっくりと近づいていき口を開く)

こんばんは………こんな時間にこんなところでどうかしたんですか?
そろそろ暗くなって、道が見えなくなりますよ。

(膝裏に達するほど長い黒髪、それをところどころヘアピンで留め、落ち着いた色合いのブラウス
 足首まであるロングスカートを身にまとう姿を現して
 柔らかく笑みながら、一応人に見えるその影に注意を促す。間合いはある程度保つ。
 とはいえ、片目が見えないので足元を確認しながらなのだが……)
(とにかく、一般人ならばこの場所は危険。「夜」にかかわらせるわけにも行かないし
 怪我でもされたら肉体的な損傷のほかにどんな被害を受けさせるかわからない。
 とにかく今は危険なこの場所から立ち去ってもらおうと、声をかけて……)

【どうでありますっ!本日はよろしくおねがいしますっ!!】
93御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 16:39:24 ID:yO8isA4I
(うまくいっていなかった物事に、先日わずかながら救いの手が差し伸べられた)
(兵部晶によれば、"奏"なる家系が異形の保護も請け負っているというのだ)
(もしかしたら、ずっと探していた大切なともだちについても知っているかもしれない)

……ありゃりゃ、長居しすぎちゃったか。
(とはいえ、夜の人脈や情報においては限りなく一般人に近い御木本正太郎)
(コンタクトをとろうにも、ゲームに出てくる情報や紛いの酒場など現実にはそうない)
(個人情報の取り扱いに神経質な現代社会では、学校で調べようにも骨が折れ)
(裏山に登って、街でも眺めながらじっくり方針を考えようかと脚を伸ばしたのだった)
(頭の中は整理できたものの、夢中で考えていて辺りへの注意が損なわれたか)
(ふと顔を上げれば陽は地平線へと飲まれかけており、闇の帳が空を覆い始めている)
(そして、夜の領域が広がると同時に薄く広がる妖しい気配――敵意はあるだろうか)

うわあっ!?
(得体のしれない力の位置と濃度を確かめ、戦うか逃げるかと考えていた最中)
(異形に集中した際にできる死角――ヒトに話しかけられ思わず声を上げた)
(高めの声にちらと半身だけそちらを向けば、相手は同世代の女の子)
(それもオタクならば反応必至な、一途な感じの黒髪ロングの美少女さんだ)
(かっこ悪いとこ見られたな、と気まずそうに頭をかきながらゆっくり振り向く)

やーやー、こんばんは。
日課の散歩が長引いちゃってねー。
帰ろうかどうか悩んでたんだ。
(落ちついて観察すれば、山は不慣れなのかおぼつかない足取り)
(方向と息の弾みかたから考えて、来た道を昇って来たように見えない)
(何より、山道に長スカートとあまり相性のよろしくなさそうな恰好だ)
(ただ暗くなりかけてきたから帰る、という風には見えなかった)

……特に不審者が出たら大変だ。
君はー、どしたの? 頂上になにか忘れ物かなん。
(まだ山を降りるとは明言せず、暗に危険な存在が迫っていると告げる)
(もっとも相手は人の形をしていないだろうし、彼女とて百も承知かもしれない)

【急いだ方が良いのは僕だった、という。お待たせ、よろしくお願いします】
94奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 17:06:18 ID:FZOvu6LW
(声をかけた直後、何かに集中していたのだろうか?自分が声をかけたことがよほど
 想定外だったらしく、素っ頓狂な声を上げられた。)
(その次に何や気まずそうな仕草、そして――)

散歩………こんなところに、ですか?
怖くないです?ここって変なうわさいっぱいあるじゃないですか、変な怪物が出るとか。
後は百鬼夜行があるとか……あ、もしかしてそういったものを調べるの好きな方だったりしちゃいますか?

(観察――特に不審なところは無いし、敵意らしきものも妖気の類――人に化けた化生の類である可能性も
 かなり薄い、ごく普通――と評価するには少しだけ頼りない要望の青年。
 その視線のわけはこちらを怪しんでいるのか、けれどそれにしては何か場慣れした者が発する特有のものが見える。)

忘れ物、では無いのですけれども、ちょっとここで見つけたいモノがあって
まだ見つかってないんですけれど……もうこんな時間じゃないですか、貴方が言うとおり
不審者が出てもおかしくないです、一応護身用グッズは携帯してはいるんですけれど。
それで…………

(チリッと首の後ろ辺りに嫌な感覚が走る。続けて左目に赤い、黒い不気味な光が自分と目の前の青年に刺さっているのが見える。
 快楽のためでも、責務のためでもなく食欲や防衛本能から来る純粋な殺意。
 ここに紛れ込んだ妖魔の類がこちらを見つけた。――早めにこの青年をここから離れさせないといけないかもしれない。)

……えっと、暗くなってきましたしよろしければ送っていただきたいのですけれど
よろしいでしょうか?
(ちょこん、軽く首を傾げてから笑みをむける。
 早くここからこの青年を離れさせるために大義名分を作る――なんとなくいい人そうだし
 この条件なら一緒に降りてくれるやも、と思いながらほぼ同じ位置の目を見て)
(そうしている間にも気配は近づいてくる。音は無く、姿も無いがそれはそこにいることがわかる。
 なんとなく、青年が答えるまでの間周囲に注意を配る――どこからソレが襲ってきても良いように
 ロングスカートの下に隠してある、銃器の長い砲身を布地の上から撫でて)

【こっちも大概急がなきゃいけないのでここのペースでいきましょう、とか言って
 保険をかけておくテストであります。】
95御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 17:40:51 ID:yO8isA4I
うーん、ほんとは怖がってたほーがいーんだろーけど。
慣れってゆーのは恐ろしいもので、あんまりなにも感じないや。
いかんー、こーゆー人ほど不慮の事故に遭ったりするのだよねん。
(糸目のまま緩み切った表情筋に、間延びした口調でまったく緊張感なく答える)
(もし彼女が怪異を知らないならこれで、下山する方向に持って行けるだろう)

お化けなんていやしないとか、いたって簡単にやっつけられちゃうとか。
油断して一人でいたら、酷い怪我を負っちゃったりしてさー。
(そして細い腕を頭の後ろで組み、無抵抗の意志を示しながら逆の場合にも備えた)
(尋常ならざる存在を知って尚山を登る気ならば、ついていく用意がある……と)

おお、二人して月夜のお散歩といくかいー?
こんな美人さんに誘われたら、ぜひともついてきたいんだけどね。
(服装こそ慣れていないものの、暗闇や不審者を全く怖がらない素振り)
(そして、思考してから登って来た山道を一緒に引き返そうという提案)
(どうやら何も知らない一般市民な美少女Aというわけではないようだ)
(まずは気遣いに感謝し、協力的な姿勢を示してから――)

でもほら、まずは無粋な邪魔者さんをなんとかしないと……さ?
(目の前にいる魔眼の持ち主さんに比べると、索敵能力は大幅に劣ってしまうのだが)
(代わりに、強い思念ならば読めずとも存在を感じ取る幻術師としての力はある)
(こちらもソレを知覚したことを告げ、異変を察知した野生動物の立てる葉音を探った)
(彼らが発する音やにおいなどを少しずつ強調、"獲物"が大勢いるよう見せかける)
(御木本正太郎にとっては、戦闘モードに入るべき距離に相手が迫っていたのだ)

(そう、接近戦では無力な御木本が逃亡から戦闘に切り替える境界線は)
(他の能力者と比べ、かなり本人から離れた大きな球を描くこととなる)

山道で慌てて走ったりしたら、その素敵な服が破けちゃうよ。
(異能者同士の共闘経験が少ないせいで、すっかり相手も同じ感覚でいると思い込んでいた)


【次で中断かな? 保険に乗っかり過ぎたけれど楽しませてもらってるよん】
96奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 18:21:10 ID:FZOvu6LW
それでもきてしまうのはやっぱり怖いもの見たさでしょうか?
確かにそんな思考だと長生きはできないかも知れませんねぇ………まぁ、そんな怪物とか
お化けなんて、漫画や小説の中だけにいるものですから
怖がるのも怖がらないのもまた違った楽しみ方ができて良いかと思います。
(ふふっ、と声をわずかに上げて笑みをつくり応じる、なるべくすんなりと下山の方向に運べそうだった
 あと少しもてばこの無関係な青年を危険に巻き込まずに下山できる。
 自分はその後にもう一度ここに来ればいい。)

いないからこそ――…………
(このまま他愛の無い会話を続けながら下山しようとしたとき
 「美人だなんてそんなこと無いです」と、相手の言葉を否定しようとしたとき、青年の雰囲気が一変する。
 奏鬼眼による特殊な視界を用いてやっと察知した獣が獲物を狩るとき特有の気配を察知した。
 次に左目では捕らえていない、そこにないはずの気配が急増する。
 ――そしてむけられる表情のソレ、相変わらず目は細く、なんだか戦う人のソレではなかったけれども
 先ほどの頼りないだなんていう印象を払拭するに十分な気配を纏い。こちらに声をかけてくる。)

(――左目で見る気配の主は、青年の起こした事象に対して行動を起こす。
 危機を察知した獣が自分以外に数匹――そして、自身が獲物と定めた二人はソレらしい行動はとらない
 野生の知恵が起こした行動は――)

――ガアァァァァァァッ!!!!

(――咆哮による威嚇。獲物とそれ以外の獣に対するソレ……自らの力を誇示して、逃げることを促す
 必要以上の狩は行わないと示す行動。
 そして永久と青年に対しては動きを止めるべき行われるソレ。)

………っっ!!きます、下がってっ!!

(わかったことはこの青年は夜に身を置いているということ、そして遠距離型の異能者だということ
 気配を増やした辺り、召喚系の異能か、それともあらかじめトラップを設置していたのか
 いずれにせよそれなりに修羅場をくぐっている、水鏡恭弥や紅裂拓兎らと似たような青年だということがわかる。)
(対して自分は接近型――悩む必要もなく判断が下る。ソレと共に巨躯が夜闇を踊るように飛び出てくる。
 四速歩行、ネコ科の鋭い牙と爪、虎のような顔つき――ただ四肢や額、背中の要所要所に岩のようなものが
 甲殻類の甲羅のようにくっついている。)
(周囲を警戒している所為か、その動きは若干迷いがある――が確実に狙いはこちら。)

(永久はロングスカートを翻し、脚に固定した銃を取り出す――左手に黒、右手に白い銃。双方自動拳銃。
 拳銃と呼ぶにはいささか銃身の長いそれを逆手にもつ。何故銃身がここまで長いのか証明するように
 ソレを回転させてトンファーとしてもつ。)
(そして「凪」と名づけた静と動が入り混じった受けの状態を作り出して
 今振り下ろされた爪を受け止め、そのまま摺り足で地面を移動――少しづつ軌道をそらして受け流す。)

(獣と二人の間に間合いが開く――)
すみません、名前………教えてもらえますか?
呼ぶときに困るので。私は奏 永久といいます………指示や注意をするときはどちらでも構いませんので
お使いください。
(左半身を後ろに引き左腕のガードを極端なまでに上げる。左目に物理的な視力が無いため、右目だけで
 対象を見るように顔は横をむけたまで――)

【そうですね、えっと……ここでいったん休憩でお願いします。 再開は20時か20時半くらいで良いでしょうか?】
97御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 18:26:27 ID:yO8isA4I
【わかった、それじゃ余裕を見て20時半ってことにしよっかー】
【二人ともそれより早く避難所に来られたら、早めの再開ということで】
【それまで、レスを作っておくねん】

【前半のお相手ありがとうだよー、後半もよろしくー】

【それじゃ、いったんスレッドをお返しします】
98奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 18:32:38 ID:FZOvu6LW
【こちらこそ、ここまでのお相手、ありがとうございますっ】

【また定時にお会いしましょう。後半戦もよろしくお願いします】

【こちらからもスレをお返しします、以下空室です。】
99名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 19:31:10 ID:h+8BZNl8
救急車
100奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 20:51:20 ID:FZOvu6LW
【ロールの再開にお借りしますっ】
101御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 21:05:54 ID:yO8isA4I
はははー、どうかな。
せっかく印刷技術やテレビが発達したんだ、危ない目に遭う必要はない。
君の言うよーなコンテンツで楽しんどくほーが正解だろうね。
(和やかな口調で雑談に応じつつも、譲れない所だけはやんわりと否定しておいた)
(きっと相手もそうだろう。楽しみのためだけで来ているような目や声音ではない)
(探し物とは単なる口実なのか、それとも真なる目的を意識しての言葉なのだろうか)

え、君は……!
(思考は中断された。脳内メモリのほとんどは、survive.exeに振り分けられる)
(確かに、幻術師である御木本がとるべき正しい行動は後退であり潜伏だ)
(が、女の子の格闘スキルもどうなのか。二人して隠れなくても良いのか)
(動きにくそうな長スカートと、美麗ながら質量のある長い髪へと視線が行く)
(生命の危機に晒されアドレナリンの支配した脳の僅かな残存領域から)
(なんとか相手を心配する言葉を絞り出すが、獣のほうがずっと速かった)

……〜〜〜〜〜。
(そして、考察が杞憂に終わったと実感したのもまた早かった)
(こちらの動体視力や反射神経では何が起きたか追い切れなかったが)
(あの質量と速度を捌ききり、距離をとるような人相手に心配などとおこがましい)
(前線を任せて――かつ逃げるわけではないと獣が納得する速度で距離をとり)
(背中を立ち木に預けて無駄な不安を追い払うと、冷たい山の空気を吸って声を発する)

おっけい、じこしょーかいといこーか。
御木本正太郎……補助と死角のカバー、それから戦略は任せちゃってちょーだいなっ
(自信に充ち溢れた内容と声で、名乗ってくれた女の子だけでなく獣にも告げた)
(怖くないぞ、いつでも君を倒せるぞと。頭も動物に近いなら、力関係の示威は有効だろう)
(ゴリラが胸を叩いて大きな音を立てるように。エリマキトカゲが襟巻を広げ威嚇するように)
(心理攻撃を仕掛け動きの抑制を図ると、わざと彼女……奏さんの左側にずれ隙を作る)
(トンファーを構える凛々しい女性に比べ無防備な後方要員が、あたかもふらりと現れたかのように)

次、左から来るよー。

【お待たせ、ちょっとだけ増えた気配についての記述を削ってたらこんな時間に】
【後半もよろしくねー、奏鬼眼が反応したことについてもこっちが気付けば作戦に入れられるかとー】
102奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 21:48:19 ID:FZOvu6LW
(御木本 正太郎、苗字をとっても名前をとっても長い、と感じた。
 数秒だけ考える。とっさに言うならばもうちょっと短いほうが良いし、失礼だったとしても仕方ない。と)
……了解です、みきさん
(名乗りに対して静かに告げる、こう呼ぶと、こう呼んだときは貴方をよんだのだからと説明はせずに
 ただ決定を突きつける。)

「ぐるるるるるるぅ…………」

(獣の喉が震える。
 力関係を誇示する青年に対して、威嚇の声を向ける。同じく自分はお前たちが怖くないと告げる代わりに
 まったく恐れなど抱いていないと尾を立て、毛を逆立てて自分を大きく見せる。
 体格で勝るもの相手に抱く恐れなど持ち合わせていないと、戦意を強くあらわし)
(同時に、御木本の威嚇行動に対して警戒をし始める――相手がこちらを恐れない以上、対等の相手であると見たのだ。)

(次の獣の行動は静かで滑らかだった。
 威嚇を行ったさっきのソレとは違い、しなやかに全身のばねを使い、御木本が作った隙に飛び込む。
 ソレがわざと作られたものだなどと、気づくはずも無い。)
(ただ本能がソレが隙だと感じたから飛び掛った。――静かに右に――こちらから見て左にとび、極端にガードのあがった
 永久の左側――死角からの攻撃が行われる。)

…………っっ!!

(永久は息を呑む。ギリギリでその姿は捉えられている――若干獣の動きがぎこちない所為もある――がそれでも
 死角である左側からの攻撃は辛い。もう少し回られれば右目だけでは捕らえられなくなる。)
(右足を軸足にして左足で地面をするようにして体をひらく――獣が左側から右に向かって爪を振ろうとするのが見えた
 見えない、不味いと感じると同時に肩口に衝撃、恐らく爪が左肩に立っている。
 ぶちぶちと皮膚が衣服ごと切り裂かれる感覚がゆっくりとする。腕の肉が根こそぎ持ってかれる前にその力を利用して右回転。
 獣一撃をいなす、も完全とは言えず方が深く切り裂かれる。
 トップスの肩口は大きく裂け、その下の白い肌に四本獣の爪痕が刻まれる。苦痛に顔をゆがめる。)
(その上、右回転をした所為で完全に獣の姿が視界の外に追いやられる――ままよとその回転の勢いのまま裏拳気味にトンファーを振るう。)

――ガキンッ!

(硬質な何か、獣が肩に備えた甲羅のようなものにトンファーが当たったのだと気づく。)

「ガァッ!!」

(咆哮、恐らく次に来るのは牙狙いは詳細はわからない、気配だけを頼りに左手に持ったトンファーを銃としてもち、構える
 破裂音、霊気がマズルフラッシュ代わりに輝く。空薬莢が吐き出されて、地面を打つ。
 右手に持った銃を展開、金属が擦れる音が鳴り響いてトンファーブレードと化す――ソレを振るう。)

(しかし響いたのは風を切る音のみ、銃の一撃を見た時点で獣は身を引いていたらしい。
 もっと感覚を研ぎ澄ませなければ………)

高天原に神留座す(たかあまはらにかみずまります)――

(集中力を高めるために、口を動かし、祝詞を唱える。そして開く
 左肩の傷を癒すための目を、額の奏鬼眼を。
 額に黄金の目が輝き、そこから鬼の角のようなオーラが発現する。睫は銀色に染まり
 何よりも先ほどついた獣爪痕が消えていき、大きく裂けた衣服と白い肌だけが残った……)

みきさん………どう思います?あの獣について……

(今のやり取りでの緊張が抜けきっていないのか、少し上ずった声で御木本に声をかけ)

【了解であります、こちらもお待たせいたしましたっ。】
103御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/10(日) 22:34:58 ID:yO8isA4I
りょーかいだよ、かなさん。
(こちらも、一文字だけだが短く呼び返して意図をくみ取ったと知らせる)
(わずか三音なのだ、実際に呼びかける時は本名で呼ばせてもらうだろうが)
(咄嗟のメッセージならば、やはり自分の名と強く認識しているものが良い)

猫ちゃーん、いーのかい?
僕らばっかり見てたら、あの獣たちが戻ってくるかもよん?
獲物に集中し過ぎて漁夫の利を得られた……なーんて。
自然界じゃーよくあることって聞いてるけどねん。
(一方異形に対しては、主語をはっきりさせられない分声の高さを変えて語った)
(女の子との穏やかな会話と、獣同士の唸り合いのような荒々しい威嚇行動)
(獅子は兎を狩るにも全力を尽くす、野性相手なら油断を期待する方が無理だろう)
(こちらに力がある、と相手の行動を縛りつつ集中だけはさせまいと方々を指さした)

そう、左から……!?
(てっきり、あのアンバランスな姿勢は左からの攻撃に備えてのものだと思っていた)
(右を選択すれば背に回られる、正対する形で弾丸なり打撃なりを叩きこむと予想したが)
(これらはあっさりと外れ、悲鳴を上げる間もなく鮮血の飛沫が数歩手前まで飛んできた)

奏さん!!
(叫ぶ頃には、既に彼女と獣の距離は開き――治癒能力でも使ったのだろうか)
(血潮を噴いていたはずの傷口は綺麗に塞がり痕も綺麗さっぱり消えていた)

――っ
(冷静になれ。動揺すれば獣にも悟られる。そうすれば、向こうには余裕ができてしまう)
(人に対する戦略と違い、相手が動物型ならばゆとりを持たせるのはタブーと言えよう)
(大脳を発達させ過ぎた二足歩行生物とは違い、彼らは驕りの代わりに自信を見出す)

ふむ、まーったく問題ないね。
君の反射神経と比べて言わせてもらえば、のろまで最高速の持続時間も短い。
怪我の原因は、僕が。お互いが、お互いのこと知らなかったからみたい。
(どの口が言うと自らに呆れながらも、安心してもらおうと有利なデータを並べた)
(回復したとはいえ、女の子に傷を負わせてしまったという悔恨から自責したが)
(あえて"互いに"と言い直し、原因をはっきりさせて必要以上の力みを抜いてもらう)

さてと、次は君の得意な右からの攻撃が来る。僕がそう仕向ける。
だからちょっと"みきさん"を信じもらって、三つ答えてくれないかな?
答えるタイミングは、実際に刃を交える君に任せる。
(今度は右へ、奏さんからまた半身をはみ出させつつ戦略の立て直しを提案した)
(本来ならもう少し間を空けて息を整えてもらいたいが、あの猫もバカじゃない)
(今の一撃で出血させたのだ、放っておけばまた左から攻撃してくるだろう)

奏さんは、左側が見えてないのかい?
右に上手く誘いこめば、相手を倒せる必殺技を持ってるかい?
それから……その回復技は、あとどれくらい使えるだろー。
(最後の一つが終わったのとほぼ同時、獣の脚に力が入った)

答え終わるまで、絶対さっきのところからは来させないっ
三つ全部いっぺんに言わなくてもいいよ、それまで必ず君を守る。
(滑稽だ、前に出て守ってもらっているのに。が、情けないと自嘲はできない)
(今の彼女に必要なのはただ庇われるもやし男ではなく、背後の戦力だろうから)
104奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/10(日) 23:22:51 ID:FZOvu6LW
(獣の動きが首位を探るようなものに変わる。じりじりと周囲の様子を伺うように動き
 当面の獲物である永久たちを狙うほかの獣がいないか、耳を立て、鼻を鳴らし、目を動かして探る。
 半端ながらも知能があるらしい、つまり御木本の能力は十分に通用していて。
 現在、獣はその思考誘導に従っているということになる………くしくもわずかな間、時間ができる。)

――なるほど、貴方ができることは仕向けること、騙ること、といったところですか。
信用しますよ、あの声、そして今の言葉を。
(なんとなく、左目が捕らえた獣の生命の流れや感情の動きが揺らいでいる気がする
 ソレも御木本が言葉をかけたときに大きく。
 現に今の言葉を聞いて獣は警戒を強めたようだ――アレは自分に十分に反応できる、正面からでは駄目だと。)
(肩から力を抜く――膝をやわらかく曲げ、足首をしなやかに、水面を滑るような摺り足を。
 軽く左肩を振って見せて、表情に笑みを浮かべる。かなりリラックスした姿勢で重心を安定させて――)

(獣が警戒を解き、飛ぶ左の木へ向けてその巨躯をぶつけ、木がしなる――
 もう一度脚に力をこめると木の反動を利用して突進速度を高めて右へ回り込んでくる。
 永久の反応速度が素の自分よりも早いのならば、この方法で速度を高めるだけだといわんがばかりの戦法
 獣らしからぬ戦法を取ってくる。)
(左に飛んだはずの獣が一瞬にして右へ、方法を得たことにより、御木本の干渉から逃れたのだろうか
 その速度は先ほどの比ではない。一瞬にして間合いは詰まり、その爪が永久を裂かんと振るわれる)

――まず一つ目!YESです!!

(だがいくら早かろうと見えている攻撃に対して反応が後れるはずも無い。
 質問の答えを証明するように、先ほどよりもスムーズに獣の攻撃をさばいてみせる――前肢をトンファーで打ち付けるおまけつきでだ。)
(そして地面に転がる獣に対して、トンファーブレードによる追撃を狙う――これは甲羅部分をあわせられ、防がれる
 もう片方の銃に打つという意思を伝わらせる。フラッシュがたかれて、破裂音が鳴り響く
 先ほど同様、獣は距離を開ける)

…………二つ目は、霊体に直接霊術を叩き込めればあるいは
ただそれには、あの甲羅が邪魔です………!

(続けて引き金を引き続ける――距離感が掴めない所為でまともな照準ができず、威嚇程度にしかならないその中で
 次の質問に答える、脚に力を入れて前に出るできるだけ御木本から遠ざけて、思考の時間ができるように。
 前衛の役割とはそういうもの、だ。)

回復は何度でも!私は守られる女じゃなくて守る女ですので!!
ですから、みきさんのこと信じてますから――

(人には役割がある、適した場所がある。
 そこにいられるのならばそこにいたほうが実力を発揮できるに決まっている。
 後方から観察眼と話術を用いたソレをつかってもらえるならそっちのほうが助かるし、自分の「癒し」も
 役立てることができる。)

腹とか、見せるように誘導とかできますか?!

(両手に握った銃をトンファーブレードにして追いたてながらもう一度、聞く。
 そうしているうちに獣は体制を整えて後肢に力をいれ再び飛ぶ)
105御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/11(月) 00:03:09 ID:euwvMxTp
うさんくさい能力だけど、僕も人間だからねん。
人に対してはそれなりに誠実でありたいわけだー。
信じてくれるなら、全力で答えて見せますとも。
(どうやら、経験のあるらしい奏さんは猫の額ほどの時間立ち直ってくれたようだ)
(格闘に関してはズブの素人だが、それでも目の前のフォームが美麗だとは感じる)
(こんな切迫した状況でなければ月明かりと合わさって、思わず見とれてしまっただろう)
(100パーセントの力を出してくれたなら、こちらも釣り合うだけの援護をしないと――)

いやはー、やっぱり右は段違いに凄いのだねん。
けど、そうとわかった時点で左を襲うのは賢くない。
相手に読まれまくってるわけだからねん。
やっぱり、もう一度右から行くべきかにゃー?
(雑木のしなりを利用したこと、にも関わらず命中率の良くない射撃に怯んでいること)
(あのネコ科の獣の行動を総合すると、どうやら知能面では最も相性が良いらしい)
(ないわけでもないが中途半端、幼子を誘導するようにもっともらしく語れば操れる)
(右へ、右へ。前衛の彼女を抜いた異形に襲われるんじゃないかというくらいにずれた)
(徹底的に不徹底な陣形を敷かねば、相手は野性の本能に基づき弱点の左から来てしまう)

答えてくれてありがとー、おかげでプランは整ったよ。
ただ、回復できても痛い思いをさせたくはないからね。
最後の手段が何度も使える……て感じで作戦を立てるよ?
(また負担を強いることになる、そう考えていたところにかけられた言葉が温かかった)
(後ろで考え込んでいる幻術師のことを、彼女は危険に晒されながらも理解してくれたのだ)
(その信頼に報いるために、勝利を。それもあの子が傷つかないで済むような勝利を!)

おーけい、それにはそうだね……あと三回くらい右からの攻撃を受けてくれるかい?
四足歩行の動物はだいたい、硬い背中を上にして腹を守ろうとするものだからね。

"最初の"左はダメだったし、右もダメ。仕方ないから上に飛ぼう。
あの子がそーゆーふーに考えるまで待たないとねん?
(と獣の意志に沿って攻略する道を示しつつ、左については通用しないと断じる)
(左からならトンファー使いを傷つけられたという結果を重視されては困る)
(第一撃、野性において最も相手の隙の大きい攻撃で仕留められなかった)
(そこを強調して、死角からの攻撃が来る確率を限りなくゼロへと近づけて行くk)

まー、その点のしかかりされたら体重差をモロに受けるわけだ。
そーとー苦しい戦いになるけど、耐えられそーかい?
(半分はパートナーの望み通りにターゲットの行動を導くため、もう半分は純粋に心配して問う)
(決してそれは、守るべきか弱い女の子に向かって発せられた上から目線の問いかけではない)
(他にも方法はとれるよ、と暗に示した上での最終確認だ)

実際にプロセスが始まったら正ちゃんは手伝えない。
だから今のうちに、良いことを教えたげよー。
(あの怪異の頭脳がこちらの示した思考を理解するまでの待ち時間、安心材料を増やそうと舌を回す)
(焦らずゆっくりと、こっちには余裕があるんだぞと甲羅の中身に示しながら単語を文章に紡いでいって)

人間ってねー、片目でもある程度の距離感はわかるんだ。
水晶体の厚みを調整する筋肉が、遠くを見る時は緊張するからねん。
どれくらい力が入ってるか、奏さんの頭に幻術で教えたげる。
(本当に無粋な邪魔者さんだ。猫ちゃんは、アドバイスが終わってないのに頭の回転が追いついたらしい)

邪魔にならないよう、銃を構えた時だけね!
(最後の一言を言いきると、あとは命を含め全てを前衛さんに託すこととした)
106奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/11(月) 00:11:29 ID:4KYLf98m
【うつらうつらとしてきましたので
 ここらで凍結のお願いをさせていただきたいのでありますっ。】
【こっちの予定としては平日ならば21時以降であれば対応できると思います。
 急な予定変更さえなければ出すけれども。】

【御木本先輩のご都合のほうはどうなってらっしゃいますでしょーかっ】
107御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/11(月) 00:15:35 ID:euwvMxTp
【りょーかい、寝不足で美肌が荒れちゃったら大変だ】
【そだね……明日、いや今日? の祭日ならいくらか時間が】
【それ以外なら水曜日だと一番ありがたいにゃー】

【というわけで、月曜の夕方以降か水曜日の21時からでいかがでしょう】
【今回は奏さんに待ってもらったわけだから、今度は僕が融通利かす番だー】
108奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/11(月) 00:20:33 ID:4KYLf98m
【お気遣いどうもでありますっ!
 さすがに寝不足はスキンケアじゃどうにもなりませんからねぇ(苦笑)】

【えと、では本日月曜日の21時辺りをお願いしますっ
 そこでも凍結になるようでしたら、置きレス交えて水曜日。ということにしていただければ幸いであります。
 もちろん、急な予定変更などあれば遠慮なさらずに避難所にどうぞですっ。】
109御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/11(月) 00:25:35 ID:euwvMxTp
【うんうん、そのお肌が荒れちゃったら人類の損失だよっ(力説)】
【わかったー、それじゃー今夜にまた避難所でってことで】
【伝言がないかも時間が空いたらチェックしとくねん】

【それじゃ、スイマーさんを待たせると怖いのでこのへんで】
【今日はありがとうございました、奏さん。また20時間後によろしくう】

【スレッドをお返ししますー】
110奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/11(月) 00:29:24 ID:4KYLf98m
【あはは、でも荒れるのって仕方ないような………こんなことやってるわけですし
 それでも綺麗な人とかかっこいい人はいるのでっ………っていうか
 それはいいすぎですってばっ】
【はいな、こちらもチェックしますので遠慮なくどぞでありますっ】

【本日のお付き合い、楽しませていただいてこちらこそ感謝するのでありますっ!
 次の再開楽しみにしていますねぇ、お疲れ様でしたっ(ふかぶか)】

【同じくスレをお返しします、以下空室ですっ】
111前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/11(月) 00:31:32 ID:GVrRpolV
【久遠先輩への置きレスに使用させていただきます】
>>81の続き

そうですよ、四日かけて行く人も居るんですよ。
もちろん、俺はサッカーが大好きです。
でも……パリコレを見に行きたいけど、お金がなくて陸地を行くしかない、って人も居るんじゃないでしょうか。
やっぱり、人それぞれでしょうけど、ね。
(W杯とパリコレなど、比べようもない出来事かもしれない。
しかし、わかりやすい例えになれば、と思って出した言葉だった。
これで、少し伝わればいいのだけれど)

チーターはかっこいい。
ライオンは……かわいい?
(その言葉に、思わずポン・デ・ライオンを思い出した)
キリンはクール……かなぁ……?
(それだけでは、なんとなくの感覚しかわからない。
しかし、やっぱりかわいいものが好きなのだろうなぁ、と想像する)
ちなみに先輩、ゾウとカピバラは?
(関係ない動物も織り交ぜつつ、どんな反応をするか、見てみたくもあった)

(なぜだか、少し顔を見られた、気がした。
何を考えているかさっぱりだったが、何かあれば話はあるだろう、と期待する)

そうです、これがジャブラニです。
しゃぶったりしませんからね?
(小さく微笑むと、そのままじっ、と見つめる。
なんだか、小さな少女が自由自在にボールを操る様は、見ていて楽しかった)
そうですね、中学生以上になったら、大きくて重いボールになりますから。
先輩には、ちょっと蹴るのが辛いかもしれませんけど……。
(そして、気に入ったように見える色違いをいくつか取り出す。
具体的には、丸の色がもっとカラフルであったり、ボールの下地が違う色であったりした。
それらを、いくつか床に置く)
んっ?
おお、カラフルで綺麗になりましたね。
(そう言うと、小さくぱちぱちと拍手する)

【お邪魔しましたー】
112開耶 ◆tLZaMm6zak :2010/10/11(月) 00:36:55 ID:g7CooKeQ
>>28
【私には合わないようですね】
【参加は辞退しますので>>26の登録は抹消してください】
【お目汚し失礼しました(礼)】
113黒上 いろは ◆zPDVctO00E :2010/10/11(月) 07:51:05 ID:tWdCCt8y
【名前】黒上 いろは(くろがみ -)
【性別】女
【年齢】15歳・中3
【身長】142cm
【3サイズ】つるぺた
【容貌】人間時:童顔、黒のショートボブ
    異形時:↑+頭部に前に突き出た一対の白い角。背中の中ほどまで伸びた髪。
    本来の姿(不完全):漆黒の巨大な四足獣、霧や影のような見た目。背に六枚の翼。
【能力】異形としての力と姿。任意のタイミングで異形化できる。
    異形時には身体能力(特に五感と筋力)が大幅に強化される。
    そこまで強力ではないが再生能力を持ち、一ヶ月ほどで片腕くらいなら再生可能。
    因みに、角や翼にも痛覚があり、折ったり千切ったりできる。
    異形故の嗅覚で、相手を「匂い」で覚えることができる。また、気配や妖気・霊力などを敏感に察知する。

【希望】雑談、戦闘 エロール可
【NG】スカ、ハードなSM
【弱点】中距離・遠距離戦(射程的に)、退魔武器(種族的に)

【備考】三年前から人間の少女「黒上いろは」の姿をとって学園に通う純正の異形。
    三年前に起こった「ある事件」を境に記憶が一部欠落している。
    日中は人として生活する一方で、夜では人・異形を襲い喰う。
    無邪気な性格故に他者を殺すのも、たまに異能者を手助けしたりするのも、遊びの内。
    人間は今のところ餌か玩具程度に考えているが、気に入っている人間には手を出さない。
    「やりたいからする」というような思考回路で行動することが多い。
    因みに、頭が弱く補修・再試常連。

    水鏡恭弥との戦闘において著しく損傷した影響でリミッターが外れたため、一定の損傷を受けると不完全ながら本来の姿に戻ることがある。
    この際いろはの意識は無く記憶も残らない。また、この姿に自由になれるわけでもない。
    兵部晶との戦闘で、『自分と本物の「黒上いろは」』が写った三年前の写真を拾われている。
    酷使しすぎた影響で翼の再生が間に合っておらず、現在異形化しても翼は現出しない。

【投下落ちーっ】
114黒上いろは@愛華に置き ◆zPDVctO00E :2010/10/11(月) 12:00:40 ID:tWdCCt8y
>>25

……うん…。なにか、思い出せない理由があるのかな…?
あたしが知らない、なにか……ぅ、っん……

(顔に手をあてて、小さく頭を振る。変だ。こんなことは今まで無かったのに。)
(兵部晶と戦った時も、そういえばどこかおかしかったような気がする。)
(…わからないことばかりだ。)

…うん。……できれば、………休ませてくれると、嬉しいかな…。
……元気になったら、すぐ帰るつもりだけど。
…みゅ……ちょっと…、疲れちゃった……から。
悪い、けど…おん、ぶ………

(そのまま目を閉じ、静かに寝息を立てはじめる。ほぼ同時に角が消え、髪が元の長さに戻って)
(実際の年よりも幼い、無防備な寝顔を見せる。)
(その後。いろはは愛華の家で朝まで眠り続けた。)


【ってことであたしは〆…のつもり。】
【何度も何度も寝落ちしたのにここまで付き合ってくれて本当にありがとう!】
【それから、本当にごめん。次は絶対に無いようにきっちり努力するよ!】
【また遊んでくれると嬉しいなっ!】
115名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 12:10:19 ID:R8wGgbsY
何度も寝落ちってチンカスだなw
116名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:31:26 ID:f5tTuQOJ
ホンマハナクソやで
117郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 20:41:58 ID:eDH3xPdd
【ロールにスレを借りるぜーっ】

http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286455008/60

ああもう……ああいえば、こういう…。
まあ、葵さん相手にすれば、どんな言葉も弄ばれるんだよなぁ。
(本気で呆れた様子ではなく、おかしそうに笑って、首をなぞる彼女の指先を捉える)
ああ、覚えておくさ。……出来ることなら、そういうのは、いつもの時にしてほしいもんだけどな。
今なにもこの状況で、そんな指南しないでもいいじゃんか?
(良いように言葉と指先で翻弄する彼女の猫のような気まぐれさに苦笑しつつ、捉えた指先を、
 お返しにと言わんばかりに唇に含み、舌を這わせて舐めまわす)

……あの人を止められる人はいないのかよ。
ああもう、あの人は人災そのものだろ。そのうち、訴えるぞっ!?
(もちろん、そんなつもりはないが、絡まれたくないというのは本音だった)
(実害があるわけではない。ないのだが、精神的なダメージが大き過ぎる)
(―――気が付けば、彼女に圧し掛かれていた。華奢かつしなるような曲線を描く肢体は、
 それだけで見惚れてしまいそうな妖しい魅力を放っている)
……いや、今の流れで言うと、此処は葵さんと答えておくのが正解だったかな、と。
主食も副食もデザートも兼ね備えてるじゃないか、うん。

むしろ、此処まで生殺しに耐えてきたご褒美を貰ってもいいと思うんだ?
第一、今日は学校休みだから、ゆっくりできるだろ?仕事もないんだろ?
なら、もう少し俺と一緒にいてくれよ。……そうだな、何が欲しい?
(ちらりと視線を彼女と同じ場所に送った後、軽く首を傾げて、笑いながらそう尋ねて)

118媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/11(月) 20:58:46 ID:kSjLDlZG
【ロールに場所をお借りいたします】

>>117
こうもそうも言わない私など、しおらしくて嫌でありましょう?
(悪戯っぽい表情でそんな無茶を言いながら、指先を捉えられるとそちらに視線をやる。
 苦笑する彼の行動を目で追っていたのだが、――口に指先を含まれると、ぞくっとして)
ん……、まったく、いやらしい舌遣いです。一体どこで覚えて来られたのですか?
(ふるりと身を震わせながら憎まれ口をたたき、どうにか彼に呑まれないようにと試みる)

―――我が当主くらいです。
まあ、もう一人心当たりはございますけれど、少なくとも私では無理なのは言うまでも無く。
だいたい、訴えて勝てるとお思いでありますか?体よく存在しない婦女暴行の加害者にされても存じませんよ。
(彼の上で軽く肩をすくめながら、長い髪をゆらす)
(そんなことを言いながら、自分がのしかかっている男を改めて見つめれば
 程良くついた筋肉に、男らしくなった身体。だというのに無骨というよりは――何であろう。
 自分の惚れた欲目か何か、シーツが少し絡みついているその様が妙に艶やかに見えるのだから仕方ない)
それは、どこの世界の正解でありましょうや。
そもそも、昨夜に散々啼かされて泣かされた私へのご褒美に今回生殺しされるべきでは?
学校も、仕事も、ないですけれど―― 一緒にも、いたいです、が……それと、これとは。
(首をかしげて、無邪気に笑うこの笑顔に弱くてやっているのだろうか、この男は)
(そんな感情を胸にしたまま、大きくため息をついて見せて)

何が欲しいと問われれば……主導権が欲しい、とお答えいたします。
(さらりと、長い髪が肩から零れ落ちる。目を猫のように細めて、指についた彼の唾液を舐めとり)
(またがるように彼のそこ――シーツで隠れているそれの上――に腰を落とすと、顔を近づけ、唇を啄ばむ)


【それでは、このように。宜しくお願い致します】
119郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 21:19:16 ID:eDH3xPdd
>>118
いや、嫌なことはないけど!
………ま、今更な話だよな。
(それをひっくるめて彼女のことが好きだ、とは流石に歯の浮くセリフで言うことは出来なかった)
(代わりに、軽く笑いながら頷いて、唾液を塗すように、彼女の指先を一本一本手に取って、しゃぶり舌を蠢かせる)
……どこで、って。葵さんが教えてくれたんだろ?
葵さんは教えたつもりはないかもしれないけどさ……だから、こういうこともするんだぜ?
(指と指の間も舌を這わせて、猫がミルクを飲むかのように、舐めて)

……………。
男尊女卑なんて、本当にあるのかなって思うよ、俺は。
(深々と溜息をついて、かぶりを振り)
(どう足掻いても、あの女性には勝てないと思う。というよりもそんな自分の姿を想像できなかった)
…俺と葵さんの世界の正解?
でも、その分葵さんも気持ちよくなってくれたんだろ?“啼いた”ってことはさ?
なら、ここらで生殺しを解禁してもいいんじゃないかなって思うわけだよ、俺も。
(屁理屈をこねながらも、彼女を見上げていた)
(何度眺めても彼女の姿は、見飽き足りない。もし、時間が余りあるのなら、ずっと眺めていたいぐらいだ)
……なら、問題ないじゃないか。それとも、何か不満?
(問答無用と言わんばかりに、ストレートに言葉を返す。どうも、こういう彼女を見ていると、意地悪をしたくなる)

………っ、主導権……っ。
いや、こういう時ぐらい、俺に主導権があってもいいんじゃないかな………んっ、ふ…。
はぁ、んっ……ほら、俺なんて、いつも葵さんにからかわれてばかりじゃないか。
いや、まあ……それも、悪くはないんだけどさ。
(唾液を舐めとる彼女の姿は、言い難いほど、妖艶で唇を啄まれれば、吸い込まれてしまいそうなほど、唇を重ね返して)
(次第に荒く舌を潜りこませて、唾液を啜る)
120媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/11(月) 21:33:29 ID:kSjLDlZG
>>119
私が教えたと仰るのであれば、――なるほど、私は余程いやらしいようです。
(指と指の間を嬲る舌先に、背筋をぞくぞくとさせてしまいながら、
 そういえば指が性感帯だと教えたのも自分だったような気がして、知らず大きく息を吐く)
男女平等の歌われる時代でありますから。
(んっ、と小さく声をあげながら、腰を落としたままに何度も何度も唇を重ねていく)
……気持ちよく――、っ、それを申し上げるのであれば、貴方も相応でありましょうに。
貴方にだけご褒美だなんて、そのようなことは不公平であると存じませんか?
(唇を離した間に、そんな言葉の応酬を交わしながら、どちらともなく唇を交わしてゆく。
 最初は軽く啄ばみあっていたものが、気づけば貪り合うようなそれに様変わりしていって)

不満は、……そう、ですね。
あえて申し上げるのであれば、この先の行為は決して、「ゆっくりする」には当てはまりません。
貴方様は私とゆっくりしたいのでは……ん、っ……はぁっ、……ん…。
(長い言葉を紡ぐには、キスの間隔が短すぎる)
(だが、中毒性でもあるのかその行為をやめることはできず。次第に息は荒げられて。
 舌がもぐりこんでくれば、反射的に唇を開いて受け入れてしまう。
 いやらしく唾液をすする音が、触れ合う肌の暖かさが、絡み合う舌の感触が、思考を溶かしていく)
……んん、…――っ、……まちな、さい……ばかぁっ……。
(このままでは呑まれると思ったのか、舌先から唾液の糸で彼とつながりながらも、
 唇を離したその合間に罵声をあびせる。昨夜もしたばかりの体だというのに、すぐ絆されそうになる)
121郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 21:48:46 ID:eDH3xPdd
>>120
そう、すごくいやらしい。いやらしくて、とても惹きこまれる。
そんな葵さんも、綺麗だと思うんだ、俺は。
(かくいう自分はもっとたいがいだと思うが。だが、それを敢えて口にするつもりはない)
そんな男女平等はいらないと思うんだ。……仕方がない。
朱羽さんに絡まれたケチは、葵さんに慰めて貰うとしようか。うん、それがいい。
(強引に話を持っていきつつ、呼吸が若干苦しくなるほど、彼女の唇を貪り、唇を離したかと思えば、再び吸い付いて)
ん、ふ………はぁ、まあ、確かに。でも、葵さんも嫌なわけじゃないだろ?
……んー……ほら、どちらも気持ちよくなれるんだから、ほら、ご褒美にもなるし。
(自分の都合のいいように言葉を練りながら、唇と唇の間に唾液が伝い)

それじゃ、やめとく
122郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 21:53:30 ID:eDH3xPdd
>>120
それじゃ、やめとく?
………まあ、俺も「ゆっくり」するつもりだったんだけどなー。
でも、こうして葵さんと触れ合ってると、つい行きすぎちゃうというか、
もっと、ってもっと欲しがっちゃうというか――――。
(淫らな水音を響かせながら、触感的にも視覚的にも、お互いの心を融かしていく)
(もちろん、ここまで悪ふざけはするつもりはなかった。なかったのだが、それだけでは止められなくなり)
……待つ?いや、俺も待つつもりだったんだけど。
なんだか、自分でもわからないうちに、身体と唇が動いちゃってさ。
いつの間にか、葵さんのことを欲しがっちゃうんだよなー。

【ごめんっ、途中送信しちまったい!】
123媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/11(月) 22:07:38 ID:kSjLDlZG
>>121-122
慰めるよりも、次に絡まれても大丈夫なように、
徹底的に扱きあげてさしあげるほうが、建設的だと思うのですけれど、いかがでしょう?
(言葉をひとつ吐きだすと、唇をかさねあう)
(そんな風に行われる会話の応酬は、より短く、そしてより息の乱れたものになっていって)
……っ、やめとく、って、これだけやっておきながら、よくお聞きになります。
別に、私としてはこのまま、生殺して良いのであれば、朝食をつくりにお暇致しますが?
(語尾をのばしがちに言う彼の言葉に、うっすらと目を細めてそんな言葉を吐く。
 加えて、それだけではなく――そこに沈めていた腰を、むしろ押し付けるようにして、動かした)

なれば、その体をしっかりと私が押さえつけていてさしあげましょう。
躾とはそういうものであります――。
(両腕を押さえつけるようにして、にっこりと笑ってみせる)
(だが、もちろん純粋な力比べとなれば男に敵うはずもないのだ。
 もちろん、彼女が糸を弄って相手の体を拘束していたなら、話は別かもしれないけれど)

……身体だけが私を求めていると口にされて、応じる可愛い女だとでも?
まあ、佳いのですけれど。いつとて身体だけで求められるのは、……ええ、慣れッこであります。
何なら今度から、――同僚のそういう相手でも買って出てさしあげましょうか。
(彼の言葉の隅っこをつつきながら、まるで相手を試すように小首を傾げる)
(もちろん、彼がそんなつもりで言ったわけでもないことは分かっているのだけれど、
 ちょっぴり拗ねたような挑発をするのも、――本当に好きな男相手の我侭、だろうか)

【頭の中で、途中送信か焦らすテクニックを覚えたかの二択が浮かびましたが、
 後者はないなと切り捨てることができたので、ご安心を、であります(←)】
124郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 22:27:05 ID:eDH3xPdd
>>123
いや、それって、耐性が付く前に、俺の心が折れるからやめてっ!
そういうのは、将来性を見込めた場合のみ行ってくださいっ!
………ああもう、あの人の話はいいんだよ。
(話せば話すほど、泥沼化してしまう。その場所にいないというのに、これだけ引っ掻き回すとか、
 どれだけ厄介なヒトなんだ。あの人は、と大きく溜息をついて、自ら振った話にストッパーを掛けた)
だって、不満なんだろ?
ほら、俺がどれだけ触れたくても、葵さんが嫌なら、俺はしたくないし。
………む、まぁ、その生殺しにされるのはそれはそれで我慢するしっ。
(むずむずと何か言い難い感覚に、押し付けられる腰へ意識を向けざるを得ず、むぅと口をへの字に曲げる)

……躾?
いやいや、これは躾というより、拘束って言うんじゃないかな?
むしろ、パブロフの犬のような実験と同じような気がするんだけどっ!
………あれ?違ったっけ。
ま、まぁ、兎に角―――、言葉でいじめられ、身体を拘束されるって!
(どれだけだよっとツッコミをいれながら、苦笑する。ああ、やっぱり彼女には敵わないな、と)

…それは色々と曲解し過ぎじゃないか?
まったく……、俺がボキャブラリーが残念な頭だと知っていて、それはずるいぜ?
(やれやれと呆れたような苦笑を浮かべて、くしゃりと彼女の頭を撫でて)
そんなんじゃないことぐらい、葵さんは知ってるだろ?
それとも―――、本気でそう思ってたのか?
(挑発には挑発を、と言わんばかりに笑いながら、のっそりとシーツを剥いで、がりがりと頭を掻く)
…なんてな。あまり、葵さんをいじめてちゃ可哀想か。俺も葵さんに、嫌われたくないし。
(べーと軽く舌を突き出して、意地悪く笑い)
嘘だよ。俺は、心も体も、葵さんだけのものだ。他の誰のものでもない。
俺は、葵さんの“所有物”なんだ。
(平然とこんなことをさらりと口にしてしまうのは、それだけ彼女に溺れているという証拠なのかもしれない)
(自分は、真面目に彼女に溺れ、狂っているのかもしれない)

【なぬっ!……よし、次回は焦らし方向で行くので、覚悟を】
【さて、真面目な話、そろそろキリがいいので締めに向かうか?】
【もちろん葵さんがまだまだ付き合ってもいいよっていうなら、遠慮はしないけど、
 このままだと、本当に“犬”コースまで行きそうなので、流石に自重しておきます】
125媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/11(月) 22:48:43 ID:kSjLDlZG
>>124
廃人になるまえに私が助けて差し上げますから、大丈夫です。
……あら、貴方が振ったお話ですのに。だいたい、私の前で朱羽の名前を出さないでください。
(すり、と腰を押しつけながら、少しだけ不満そうに子供っぽい言葉を連ねた)
不満というわけでは、ないのですけれど、
ないの、ですけれど――、そうやって耐えてくれる貴方が言いようもなく可愛い、のですもの。
(への字に曲げられた唇に舌を伸ばして舐めながら。
 なんだかんだ言いながらも、キス以上を強行しないこの相手は、――忠犬のごとくで)
(よくよく考えれば彼が自分の言葉を得ずに行為を行おうとしたのは、あの雨の公園一回きりなのだ)
(分かっている、のに。つい、そんな意地悪を言ってしまう自分は、どうにも浅ましいと、実感してしまう)

パブロフの犬は、……違うもの、でしょう。
言葉でいじめて、拘束するのは――きっと、貴方が好きで仕方ないからです。
(頭を撫でられながら、ぽつりと零す)
(自覚した。今、この瞬間、どれだけ自分が子供っぽくて、相手の方が大人であったか、を。
 舌をだして意地悪く笑う彼だけれど、実際は彼の方が、しっかりと大人であって)
わたしが、先に貴方を苛めようとしたのでありますから……、まあいいですけれど。
私だけのものって、ちゃんと――、……ん、むう…。
(言葉が支離滅裂になっていくのは、言いすぎたやりすぎたと自責中である証拠だろう。
 所有物と言う言葉に、わずかに顔を赤くしながらも、
 彼が真摯な言葉を吐きだせば吐きだすだけ、自分の先ほどの言葉の意地悪さを思い返す)

…………わたし、は、
っ、からだを求められたことがあっても、だから、その、――たいちろうさん、だけですから、
こうして、その、だから……っ、……求められて、ぜんぶ与えたいと思うのも、全部欲しいと思うのも、
ほんとうは、相手が太一朗さんだから、で……その、さっきのは、少々、意地悪でありました。
(獣耳があったら垂れさがる勢いで、申し訳ない、と、眉を下げる)
(シーツをはいで露わになった彼の体。その足の間に体を入りこませると、――鼻先を近づけて)
触れたくない、わけじゃない、のです。
わたし、朝ごはんはこれでも構わないくらいなのですから……。
(顔を真っ赤にして視線をそらしながら、あむ、と――先ほどまで刺激していたそれを咥えた)


【じ、焦らすのは好きですが、焦らされるのはじれったいのでだめであります(!)】
【締めについては了解です。軽く、一回だけ……口で、とか考えたのですけれど、
 それだと、止まらなくなりそうでしょうか?なれば、次で〆てくだされば、幸いであります】
【そして、犬セットはどこからでてくるのですk( んん。……ま、まあ。“次”の機会に、です】
126郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 23:09:55 ID:eDH3xPdd
>>125
……いや、廃人になりかけてる時点でアウトだろ?
ああ…俺もなんであの人の名前を出したんだか。話せば話すほど、どんどん話がこじれる…。
(参ったと言わんばかりに、額に手を当てて溜息を零し)
…葵さんには敵わないよ。
正直な話、そりゃ、葵さんの身体だけで言えばすごく魅力的だし、
葵さんが許す限り、ずっと貪り続けるだろうさ。けど――、やっぱり葵さんの心がそこになくちゃ、納得できない。
……まったく、どうしたら、そんな意地悪なことが言えるんだ?
(怒ったり呆れた様子はなく、むしろ楽しげに笑いくしゃくしゃと彼女の唇に触れて、ほっと息を漏らす)

いや、ほら、実験するために、鎖でつないで好きなエサをぶら下げたりするんだろ?
まあ、今の俺の状況はさながら、そんな状況じゃないかと。
……でも、まあ、悪かったよ。俺のいつもの調子なら、そう思われても仕方がないし。
当然、下心もあったし。
(バツが悪そうに、視線を逸らしながら頭を掻いて)
ダメだな、俺ってやつはどうも。もっと、男らしく、カッコよく、葵さんを満足させればいいんだけど。

……っっ…。
いや、まあ、その……そういうことを言われると、本当に心が殺されるわけで。
(彼女の言葉に、恥ずかしくなったのか、顔を真っ赤にさせながらぼそりと呟いて)
(いやがおうにも、咥えられたそれの先端に意識が行ってしまう)
………じゃ、これで、朝飯の代わりにしてくれるか?
俺、もう少し葵さんと一緒にいたいし。
(卑怯な言い方だとは思った。だが、それを拒否できるほど、理性の強い自我を持っているわけでもなく)
(生暖かい彼女の口腔の感覚が、それだけで明確に反応は見られて)

【じゃっ、こんな感じでっ……その軽い一回で、キリをつけるということでっ】
127媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/11(月) 23:23:52 ID:kSjLDlZG
あれは―――、
(エサをやるまえにベルを鳴らして、身体がそれを覚えるとベルを鳴らしただけで唾液が出ると言う反応
 を確かめる為のもの、と説明しようとしてやめた。
 説明を頭で考えるうちに自信がなくなってきたし、実験の為にエサをおあずけするのは確かだ)
……まあ、男らしくて、カッコよすぎて、私が常に満足するような
そんな男であっても癪であるばかりですから、良いのではないでしょうか?
だいたい、嫌いであったら、こ、こんな風に――自分から、触りにいったりなどしません。
(一度口から離して、僅かに反応があったそれを舌先で舐める。
 昨夜は自分の濡れた秘部に入り込んでいたそれなのだと思うと、なんだかふわふわする。
 これで散々に啼かされたのだから。……自分を翻弄する、勇ましい雄は今や大人しくて)

―――仕方がありません。
ただ、私が朝食を作りにいっているあいだに、中途半端なこれを
自分で処理させるのも可愛いけれど可哀そうだという、私の慈悲でありますからね。
……あと、お腹が減ってどうにかなりそうだから、しているだけです。
(次に何かあったときに弱みにならないように、形だけのそんな言葉を吐きだす。
 改めて咥え直して、口の中でそれを転がしたりしながら、ちゅぷちゅぷっとしゃぶっていく)

はやく、ごはん、ください。たいちろう、さん……んっ。
(唾液の糸をたらしながら肉棒をひきぬいたその合間に言葉を発し、また咥える)
終わったら、ごはん作って差し上げます。それから、しばらくだらだらして……ん、ふっ…、
それから、帰ればいいのです。一緒に、いられますでしょ、う……んむ……ん、ふっ…。
(片手で扱きあげながら口に含む。
 それこそはしたなくしゃぶり、いやらしく浅ましいと言われても仕方のない様子を見せながら、
 それでも、気づけばキスと同じ――行為は激しさを増して、淫らな音をたてて夢中になってしゃぶりつく)
(口をあけてしっかりとそれを咥えながら、しばらく口から離そうとせず、口の中に収めたまま
 その肉棒を唾液まみれにしていく。夢中になって餌にしゃぶりつく狗のように、彼のそこに顔をうずめていた)


【了解、であります。ばっちこーいです、変t……後輩さん(←)】
128郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/11(月) 23:45:02 ID:eDH3xPdd
>>127
あれ、違ったっけ……やっぱり俺は文系なんだよなぁ。
や、文系だということを理由にしているだけですけどっ。
…とにかく、俺はやっぱり葵さんに満足して欲しいんだよ。もっと強くなりたいって言ったけど、
それも含めて、俺、葵さんに相応しい男になりたいんだ。
はぁ……ま、もう少しこう、俺も大人にならなくちゃな。いつまでも葵さんに甘えっぱなしっていうのも、
なんだかカッコ悪いしな……。
(やれやれと自省しながら、やはり、彼女の舌先に触れられるその感覚からは逃れられず、
 ぞくりと肩を震わせて、きつく目を瞑る)
…葵さんが、そう言ってくれるなら嬉しいんだけどさ。
ふっ………んっ、くっ………はぁ……、そいつは、どうも。
葵さんの慈悲で、こういうエッチなことをされてるわけか……うん、それはそれでいやらしい気がするかも。
(冗談めかしながらも、ぬめる彼女の舌と唾液に、敏感に反応してびくんと上顎を打つように跳ねて)

っぁ……!それ、殺し文句……っ!
(言葉だけならふつうだが、この状況でねだられるような言葉を呟かれると、
 興奮を覚えるのは当然で、先走りが溢れて、彼女の舌を濡らす)
ふぁっ…、あ、あおいさん……そ、それ、きもち、い……っ!
んぁ、は……、ぁ……ふっ…!すご……んっ、は、ぁっ………ぁっ!
(激しく口腔で貪られれば貪られるだけ、口腔の中の肉棒は熱く滾り、びくびくと震えて)
んっ、ぁぁ……ほんと……、夢中になるって…。
(絶頂が近くなっているのか、自身も軽く腰を動かして彼女の後頭部を軽く押さえて、口腔を蹂躙していく)
あおいさんっ、あおいさん……あおいさんっ――――!
129媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/12(火) 00:00:53 ID:kSjLDlZG
………慈悲に感謝します、と。もっと恭しく仰っていただいてもいいのですよ?
まあ、あとは――、シーツにばら撒かれるよりは、私の口内に納めてしまったほうが、
んっ……ふぅ、……部屋も汚れませんし、私のお腹も満たされて良い、という効率的な点から。
だから、……私があなたのこれを、しゃぶりたくて仕方なくて、口に咥えただけで、おかしくなりそうなくらい、
……あなたのこれを、こうやってしゃぶるのが好きで、それで感じてくれる貴方が愛おしいから
……んふっ、んっ……――じゃ、ないのですからね?
(ここまで露骨な言い回しだと、もはやツンデレを通り越した故意犯だろう。
 遠まわしすぎる求愛の言葉に、彼がどんな反応をかえしてくれるか、黒い瞳が見上げているのだから)

んっ……ふ、ぅ。
(そして、口の中に入っているそれがだんだんと大きくなってくれば、言葉数も少なくなる。
 口から離す回数が極端に減り、口の中は先走りと唾液が混ざり合って溜まっている。
 それを零さないように、口をすぼめながら、根元から先端へと何度も何度も繰り返し頭を前後させた)
(唾液よりも塗るついた特製のローションが、余計にごはんをねだる彼女の口のなかで音を立てる)
(軽く腰を動かされると、今度はそれに合わせて頭を動かした。
 口いっぱいに彼のをしゃぶっていると、気づけばその行為にひたすらに夢中になって――)
ん、………んくっ、まだ、ひゃ、め……。
(口の中に溜めこんでいた少ししょっぱいそれをごくんと呑みこんで、咥えたまま言葉を発する)
もうちょっと、まって、くらひゃ……っ、んふっ……、がまん、して……
たいちろう、ひゃん、の……いちばん、濃い、ごはんが、ほし、…い、でふ…。
(名前を呼ぶ彼に応えるように、奉仕を強めながらも、口淫は激しくなるばかり。
 遠慮しなくていい、と行為で告げるように、一度ぐっ、と喉奥まで彼のを受け入れてみせた)
130郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/12(火) 00:20:16 ID:61M8aYwC
へいへい、ありがとうございます。
………そうなんだ。
俺は嬉しいぜ。葵さんが俺のをしゃぶってくれて、それを舐めてる姿が、
とても可愛らしくて、とてもうれしくて、―――とても、愛しい。
(横柄に返事をしながらも、目を細めて口淫する彼女の姿を見つめて、微笑む)
(彼女の本意が言葉通りでも、自分が考えているようなそれでも、彼女がこうして自分を愛してくれている
 その実感がこのような淫らな形でも伝わってくる。それが嬉しくて堪らないのだ)
それじゃ、慈悲深い葵さんの厚意に甘えさせて貰うぜ?……とても愛しい葵さん。
(そう優しく声を掛けながらも、口腔をゆるゆると腰を動かして犯しているのはやめる気配なく)

っ……咥えられたまま喋られると、それはっ…!
(口腔で咥えられたまま喋られると、それがそのまま振動となって微弱な刺激が肉棒へと加わる)
(ただでさえ唾液のぬめりと舌の愛撫、口腔のぬくもりでどうにかなってしまいそうになるのに、
 これ以上淫らな言葉を囁かれ、興奮を煽られてしまえば、決壊などすぐ目の前に迫ってきてしまう)
つぁっ…・・あっ、くぅぅっ……ひ、ぁ、あおいさんっ……!
これ、そんなにも、がまんできな……ひっ…!
あ、ふ……は、ぁ、はぁ……葵さんの、口の中、すごく、あたたかくて、気持ちよくて…。
(口腔の中での与えられる刺激ももちろんだが、それ以上に、自分のそれを激しくしゃぶる彼女の姿は、
 視線を外すことを許さず、視覚的な興奮を煽られ、自身でも異常だと思えるほど、愛しく思えてしまう)
(そう思えば、当然、もっと彼女のそんな姿を見てみたいとばかりに、ゆるやかだった腰の動きもだんだん激しくなり、
 彼女の喉奥まで大きくスライドして、彼女の口腔を抉っていく。その度に肉棒は跳ねて、雄臭い匂いを撒き散らす)


131媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/12(火) 00:32:38 ID:lpkHNkEa
ふっ、んぐっ……ッ、んんんっ、んふっ―――!!
(腰を激しく突き出されると、喉奥まで雄々しいその昂りで突きあげられる)
(思わず涙目になって、くぐもった声をあげはするものの。
 彼の足を必死に押さえて、まるでもっとというように自分からも積極的に頭を動かす)

(たまに、思う)
(――身体だけが欲しいのなんて嫌だ、と拗ねてみせたりするくせに、
 たとえそれでも、身体だけを求められても――自分はきっと、結局彼に全部あげたくなるだろう、と。
 こんな淫らなことで、「惚れこんでいる」なんて称するのもあれだとは思うのだけれど、
 ここまで「何をされてもいい」と思えた男は、後にも先にも彼を含めて二人だけだ)
(そして、その二人に向ける感情のベクトルは違う。愛しさと忠義は、また別物なのだ)

(涙のうかぶ瞳を細めて、彼を見つめ返す)
(口の中へと何度も何度も肉棒がつきこまれる様が、彼の目の前で繰り広げられては
 唾液と先走りの混じった液体が、彼女の唇の端から零れていくのが見えただろうか)
んっ、んふっ、……ふっ………んぐぅっ。
くらひゃ……っ、ふっ――あっ、……たいちろうひゃん、の――あふっ、んくっ………ッ、
ごはん、ちょうだい……っ、んふっ………、まっしろで、こい、ごはん、くだ、ひゃ……ふぁんっ…!
132郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/12(火) 01:09:44 ID:61M8aYwC
(少しでも動けば、それとは比例的に快感が襲ってくる。そして、視覚的に、それを
 必死で咥えてしゃぶる彼女の姿は、更なる興奮を煽る)
あおい、さん――――
(私利的なことを抜きにして考えたい。そう思っていても、このような快感と興奮を与えられれば、
 それを裏切ることは出来ず、この興奮と刺激はますます、彼女へと溺れさせていく)
はぁっ、ぁっ………んんっ、くっ……は、はぁ………。
(でも、それでも、やっぱり彼女にも、満足して欲しいのだ。
 こんなことをさせておきながら、どの口がいうかと言われそうだが、これも彼女が望んだ結果だと信じたい)
(うぬぼれにもほどがあるが、愛しい彼女がこうして、自分の為に奉仕してくれている。
 ……だからこそ、もっと彼女の姿を見てみたいと思うし、与えられる刺激はさらに強く感じていく)

―――あおい、さんっっ!!
(強く彼女の頭を押さえつける。どれだけそれが卑猥に見えただろうか。
 彼女の心も体も手に入れたい。そんな黒い欲望がふつふつと湧いてきたのだった)
(彼女の唇の端から溢れる唾液と先走りの混じった液体。それを見つけただけで、達してしまいそうになる。
 それでもまだ耐えられていたのは、彼女にもっとしゃぶっていて貰いたいという欲望だった。
 だが、そんなちっぽけな我慢は彼女の一言で、おねだりされ、あっという間に瓦解してしまった)
――――――!!!!
だ、すっ!葵さんの口のなかに、たっぷりだすっ…!!
濃いまっしろな、ごはんをたっぷり、ごちそうしてあげるっ……たっぷり、味わってくれっっ!!
あっ、ぁああああああっ…!!で、るっ、出るっ出るっ……ああああああっ!
(獣の咆哮のような喘ぎ声。その瞬間、爆発するように濃い白濁液が勢いよく彼女の喉奥へとぶちまけられる)
(ねっとりと口腔を支配するように激しく、熱い滾ったものが一気に覆っていき――)

【ごめんっ、レスを消してしまって遅くなっちまったっ】
【んー、次ぐらいで締めかな?】
133媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/12(火) 01:23:50 ID:lpkHNkEa
(ただ、彼が自分の名前を呼ぶ度に、頭の中がマヒしたようになる。
 喉を突きあげられるその行為にさえ快楽を感じてしまうのは、自分の名を呼ぶ声が、
 まるで自分の中の何かのスイッチを押すかのように、その行為を愛しいものと教え込むからだ)
(そして、獣のような雄々しい咆哮。自分のこれで、あげてくれる、愛しい声に聞き酔って)
っ、――……っ、んんんぅううううっ―――!!
(奥の奥まで突きこまれた肉棒の先端から、濃く滾り煮詰まった白濁の液が放たれる。
 一滴だけでも強い雄の匂いを放つ朝一番のそれは、
 昨夜あれだけ出したというのに、それを感じさせないほどに濃く、そして粘りとしていて、熱い)

(小刻みに身体を震わせて、黒色の瞳から涙をあふれさせながらも、
 喉を鳴らしてその『ごはん』を呑みこむ彼女の表情は、どこか恍惚としてしまっていた)
(びゅくっ、と吐きだされる最後の一滴まで――否、その肉棒に残った最後の一口分まで
 吸いついて綺麗に呑みこんでしまうと、彼の雄臭に染められた唇をようやく離し、肉棒を開放する)
(自分の行為で感じて、吐きだされた欲望を呑みこめる。そのことが、異常なくらい嬉しかった)

は、ぁっ……、ごちそうさまでありました。
たいちろうさんがくださる、ごはん……とっても、おいしかった、です。
あんなに濃かったら……――本当に、太一朗さんの濃い精液でお腹がいっぱいになります。
(喉に絡むのだろう、何度か唾を飲み込むようにして喉に残った精液を押し流しながら、
 シャツのうえから、自分のお腹の上を撫でる)
さて、おわかり、いただけましたか?わたしの、太一朗さんに対する、慈愛のほど……。
(唇の端に残った精液をぺろりと舌でなめとると、ようやくというようにベッドから降りた)
それでは、今度こそご飯を用意してまいりますから、……そうですね。
つくっているうちに、シャワー浴びてしまわれてください。――ごはんと目玉焼きで、宜しいですか?


【大丈夫です。ただ、そちらは大丈夫でありますか?特に、そろそろ眠気とかっ】
【そうですね、次で〆てもらえれば十全かと存じます。何かやりたいことがあったら、〆で盛り込んでいただいても】
134郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/12(火) 01:41:48 ID:61M8aYwC
(生殺しにされていた分だけ、その勢いは半端ない。加えて、朝勃ちしていたそれだ。
 それを激しく愛でられたなら、当然の結果として、しばらく射精は続いて、彼女の喉から口腔までを支配する)
(あまりの心地よさに、一瞬気を飛ばしかけながらも、彼女が最後の一滴を飲み干すまで、すべてを吐き出し切る)

―――はぁ、はぁ、はぁぁ……。
(どれだけの時間、そうして惚けていただろうか。呼吸を整えながらも、夢心地の気分はなかなか抜けきれず)
あおい、さん………はぁ、こっちもごちそう様、だよ。本当に……。
(彼女の声にようやく我に返り、苦笑い交じりに、彼女をじっと眺めた)
(何とか呑み込もうと喉を鳴らし、腹部を撫でる彼女の仕草に、吐き出された欲望はほのかに残留して)
ああ、十二分に。………いや、まさか、これまでとは思わなかった。
(心地よさも、興奮も、何もかもが想像以上だった。それだけ彼女の口技は魅了するに値するほど、惹きこまれていた)
そう、だな……流石に、これ以上葵さんも汚しても怒られるから、
さっさとシャワーを浴びさせて貰って着替えてくるよ。
(これ以上ベッドの上にいると、いやがおうにでも彼女のことを想起してしまい、それこそ我慢ができなくなってしまう)
(彼女に続きベッドから降りると、大きく伸びをして、ふと彼女の肩を掴まえる。そしてこちらに振り向かせると、
 とっさに唇を奪って、口腔に自分のそれが無いかチェックするように舌を潜りこませて、一周口腔を磨くように舐めとる)
(それからようやく唇を離して、いたずらっぽく笑い)
―――ごちそうさま、葵さん。
(ふと笑みを浮かべて、彼女の頭を撫でると、今度こそシャワーを浴びに浴室へと向かった)

【それじゃこちらはこれで締めということで。】
【いや、本当に長いことこちらの我儘を聞いてもらってありがとうございました】
【本当に楽しませて頂いたので、こちらとしては言うことなしですが、そちらも楽しんでいただけたら幸いかと】
【ありがとうございましたっ。また、機会があったらよろしくお願いします】
【それじゃ、そちらの返事を見てから落ちるぜー。】
135媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/12(火) 02:01:40 ID:lpkHNkEa
(今思えば、あんな風に頭を押さえつけられてもそれはさらなる興奮のスパイスでしかなかった。
 なんという倒錯であろう。
 否――、今だってそうか。彼の声に、仕草に、その吐きだす精の味にも何もかもに、
 自分を乱暴に扱うその行為や、自分の喉奥に精液を吐きだし餌を与えてくれる行為にも、愛しさを感じる。
 愛しすぎて、その感情が倒錯してしまっていた。少し冷静な頭でも、それだけ理解するのが精一杯だ)

私の慈愛のほどを、ご確認していただけたようで何より。
このていど、当たり前でありましょう? あなたとわたしは、“恋人”なのでありますから。
(これまでとは、という彼の言葉に満足そうに笑う。
 覚えたての言葉を繰り返すのが嬉しい子供のように、「恋人」という言葉を使った)
(そしてなるべくいつものようにふるまおう、と自分に言い聞かせる。
 いつものように、だ。これ以上何かで揺さぶられると、変な部分のスイッチが入りそうで。
 とりあえず、思考を切り替えて自分を律しようと、キッチンに向かおうとして―――)
あ、……ん―――っ……。
(――奪われた唇、するりと入りこんでくる彼の舌。
 小器用に自分の口の中に残った「ごはん」の残滓を舐めとり、逆に掃除されてから……、
 その感触と、行為の意味にびくんっと思わず身体が震えてしまう。頬が赤らみ、――そして)
ん……、はい。お粗末さまでした。
朝食、作るのですから……、少しはお腹の中にスペースをあけておいてくださいませ。
(ごちそうさま、の言葉にいつもの調子でそんな言葉を返してから――彼の背中を見送って)

〜〜〜っ。
(彼がいなくなったのを見てから、顔を真っ赤にしてその場にへたりこんだ)
(唇から洩れる息は彼の匂いに染まっていて、手を伸ばした先にある下着――今現在履いている、
 淡い桃色のそれ――はぐちょぐちょに濡れてしまっていた。彼に気づかれなかったのが幸いか)
……っ、……な、なんで、こんなに―――、ヘン、です、本当に、私。
(本当に我慢ができなかったのは、どちらだろう)
(彼といると、全ての統制系が麻痺しそうになる。――だが、一方で、それが幸せだとも、感じる)
……―――もう少し、くらいなら、……幸せでも、いいでしょうか。
(ぽつりとそんな言葉を呟いて、らしくないと首を振る。
 とりあえず、下着は代えよう。バレないうちに。そう決めて、ナイトテーブルの上に無造作に置いてある
 飴玉を取ると、口に放り込んだ。味と匂いが消えるのは名残惜しかったけれど、――このままでは風呂上がりを襲いかねない)


【こちらも、これで〆で】
【いいえ。こちらこそ、いっぱいの我侭を聞いて頂いて誠に感謝であります。うれしかったです】
【太一朗さんが楽しんで頂けましたら、何よりです。わたしも、とってもとっても楽しませていただきました】
【ありがとうございました。機会があれば、またどんなシチュでも是非お相手いただきたく、と】
【お疲れ様でした、太一朗さん。どうか、ゆっくりお休みになってください――最後に感謝を。それでは、佳い夢を(一礼)】

【それでは、ありがとうございました。スレッド、お返しいたします】
136郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/12(火) 02:05:57 ID:61M8aYwC
【今日は本当にありがとうございましたっ】
【そして、お疲れ様でした。今度はもっと楽しんでいただけるよう、精進したいと思います】
【それでは、おやすみなさい。良い夢を。】

【スレをお返しするぜーっ】
137名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 15:38:27 ID:qsdtSLxV
暑いな
138竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/12(火) 19:47:17 ID:Z+6fmlJz
>>7がプロフですわ。これより待機いたします】
【置きレスなど遠慮なくどうぞ】
139竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/12(火) 20:47:14 ID:Z+6fmlJz
【おち、ですわ
140久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/12(火) 20:49:30 ID:oEK4Qzyn
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんへの置きレスに、お借りいたします。】

>>111
うーん……なんとなく、納得ですわ。
でもほら、開催って、毎度決まっているのですわよね?
だったら前もって、お金を貯めておくってのが、大事だとは思いますけれど…
(パリコレには、あまり興味は無かったけれど、4日間もかけて大会に訪れる人もいる。)
(そのすさまじい情熱は、伝わった。)

えー?
ゾウとカピバラ…ですの?
んー……
(考えもしなかった動物を挙げられ、でもなにか答えなければと)
(なぜか、よくわからないプライドを刺激されてしまい。、悩み首を捻る。)
……ゾウさんは、実は腹黒。
カピバラはー……おっさんっぽい?でも、そこが可愛いんですの。

(いろんな色のボールを並べられ、じっと見つめる。)
(さまざまな色合いが犇いて、目がチカチカしそうだったけれど)
(そのカラフルなボールの海は、それ以上に楽しげな雰囲気で、見ていて飽きなかった。)

どの色が、素敵だと思います?
前山くんの一番のお気に入りを、わたし、今日のお礼にプレゼントしますわ。
あ、でも前山くんってサッカー部なんですわよね。
サッカーボールなんて、今更欲しくはないかしら?
部活に行けば、いっぱい蹴れますものね。
それに、ボールのプレゼントなんて、子供っぽかったかしら……
(自分の提案を恥ずかしがるように、もじもじとして)
(手に持っていたボールを、落とさないようゆっくりと棚に戻す。)
それとも、お食事でも?

【お借りいたしました。ありがとうございます。】
141兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/12(火) 21:50:51 ID:ZUOnlRKs
【名前】兵部 晶(ひょうぶ あきら)
【年齢】14歳
【性別】男
【身長】153cm 42kg
【容貌】全体的に髪はショート、アホ毛があり、もみ上げが長い。童顔。
    基本的には仏頂面で他人に対してツンツンした様子。
【能力】接触した物体、及びそれに接触していた物体を『回転』させる。
    また己の非力を補う為に、銃器の訓練を積んでいる。
    能力と組み合わせ弾丸の貫通力を向上させたり、弾道を曲げたりできる。
【武器】深紅色のサックスケース型ガンケース『ハーミット』or
    対異形用複合電磁兵器『ジムノペディ』+S&W M36
【希望】NG以外なんでも
【NG】スカグロ
【弱点】持久力や弾数の関係から長期戦が苦手で、またかなり打たれ弱い。
【備考】中等部二年に属する、鳶色の髪の少年。愛する家族を
    異形に殺され、そこで異形の存在、並びに父親の所属していた
    警察による対異形組織の存在を知り、復讐のためそれに入る。
    その組織、『S3』におけるコードネームは、『ガンスリンガー』。

    様々な出会いから、大切なのは憎しみによる復讐ではなく同じことを
    繰り返させないこととし、その為には何を敵とするべきか、再考しつつある。
    またとある目的を胸に、警察組織の中枢に近付こうとしている。

    紫 一久とは組織的に協力関係、紅裂 拓兎とは類似した過去を持ち、
    その心を理解しながらも、罪は許せず、断罪をすると誓った。
    天羽都はクラスメート、また黒上いろはの過去に関する断片的な情報を得ている。
    久遠ゆりかに対しては想いを告げ、恋を知らない彼女にそれを伝えると言った。

    奏永久を当主とする奏家とも手を結び、アンジェラ・トルーマンとは同じ公僕として組織的に協力関係にあり、
    須佐乃水琴は警察に雇われる立場であるため、間接的な同僚。
    また媛名葵も組織的に協力関係であり、彼女個人に対しては強い信頼がある。



>>1さん、スレ立て乙でした。プロフ投下しつつ、少しお邪魔しますね】
【どなたでも、お気軽に声をおかけ下さい】
142兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/12(火) 22:47:03 ID:ZUOnlRKs
【待機解除しますね。スレをお借りしました、ありがとうございます。ノシ】
143紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/13(水) 00:48:41 ID:fI6VvCF0
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286455008/6 への返レスを置かせてもらう】


「…………嗚呼」
(不知火の右手により、巨人の頭部に秘められた宝石は砕け)
(それと共に、ぐずぐずと不快な音を立てながら、屍肉の巨人もまた倒壊して行く)
「済まぬ、オレム。あまりに相手を甘く見ていたようだ」
「…しかし良い事もある。この身に、あの者を討とうという気力がふつふつと湧くのが分かるのだ」
「ここが私の背水陣。あの者の力は、私の窮地と未来を覆してくれよう」
「確変的変革を確信せざるを得ない、……故に、私も行こうぞ」
(芝居がかった口調でそう言うと、手にした宝石……ローズマリーと呼ぶそれに、唇をつける)
(宝石は赤く輝きを増し、その光には妖しさすら宿る)

「……少年。君に。君に言っておく事が幾つか、幾つもある。手短に行こう」
「一つに、私は、<<愛好者>>という呼び方は嫌いである。愛好ではなく、相愛しているのだ。凡百の下らない男女が下らない男女を愛するようにな」
「一つに、最後の夜を迎えるのは、君…少年、その魂だ。溢れる力と締まった身体は、私の再起に使ってあげよう」
「そして、一つに…君は何か誤解しているようだが」
(強く輝き、点滅し始めた宝石を片手に、全身の力を抜き、リラックスしたような姿勢で不知火を見つめ)
「――地に足の着いた私は、とても強い」
(次の瞬間、<<愛好者>>がゆっくりと移動を始める。その足は微動だにせず、まるで滑るか、それとも地面そのものが移動しているかのように)
(地響きのような音と振動を伴い、<<愛好者>>は不知火との距離を測り、保つように移動を続ける。その速度は、次第に上昇しているようにも見える)
「さて少年、…まずはそのスペルマを、解き放たせて貰おうか!」
(声を張り上げると同時に、宝石を持った手を前方に差し出し)
「舞いたまえ!」
(宝石の光がいっそう強く光ったかと思うと、赤い針のようなものが発射される)
(狙いは不知火――ではなく、そのポケットだ)


【以上、スレを返すぜ】
144前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/13(水) 01:53:11 ID:08gKx17c
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo 先輩への置きレスにお借りします】

>>140
(なんとか納得のいく説明ができたようで、それにほっとしつつ、言われた言葉にうーん、と考えを巡らせる)
確かに……四年に一度、と決まってはいます。
それに……開催地も、8年から10年ぐらい前に決まっていますからねぇ。
かといって……そこまで、お金を計画的に貯められるかっていうと、人間そうじゃないわけで……。
たとえば……10年後に旅行に行くと決めて、そのために100万円必要になりました。
でも、その10年の間に、先輩は結婚するかもしれないし、ビジネスをするかもしれないし……。
そうした時に、その100万をため続けられるか、ってことでもあると思いますよ。
……ま、世の中そうはうまくできないズボラな人も多いんでしょう、きっと。
(結局、最後には自分の言ったことをぶち壊すようなことを発言する)

ええ、ゾウとカピバラです。
(本当は、そんなことはどうでもよかったに等しい。
だけれども、今後の参考になれば、と思って尋ねた事。
――本音は、ゲーセンで取るプライズの、参考にしようと思っただけのこと、だが。
しかし、返ってきた言葉は衝撃的な発言だった)
ゾウが腹黒!?
そしてカピバラはおっさんっぽい……それは、なんとなくわかりますねぇ。

んー、どの色が素敵、と言われると……。
……これですかねぇ。
(そう言うと、青地に白い丸が三つ描かれている「ジャブラニ・グライダー」の青を取り出す。
実はこのボール、日本代表のマークが描かれていたりするのだが)
このボールが素敵です。
やっぱり、俺は日本代表が好きなので……日本をイメージする、青のボールが好きですね。
……えっ!?
いえ、プレゼントなんて……そんな。
あっ、でも俺、今寮に住んでて、それだと迷惑になっちゃうから……。
(本当は、寮の入り口でもいいから、ボールを蹴りたかった。
しかし、道路に面してる上に、サッカーボールを部屋に持ち込んだら何て言われるか。
それを考えると、気があまり進まなかった)
いえいえ、子供っぽいとか、そういうの全然ないですから。
それじゃあ……。
(自分もそう言いつつ、ボールを棚に戻していく)
……そうですね、どこかお食事でもしませんか?
(にっこりと、久遠先輩に微笑みかける)

【お借りしました、ありがとうございました】
145御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/13(水) 04:32:24 ID:ft/iC+Tu
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286455008/90 にお返事させてねー】

少なくとも僕は、いかついお兄さんが前にいても心配はする。
この山で実際に共闘したことあるけど、やっぱり冷汗はかいたねん。
(女の子という理由もあるにはあるが、大きな割合を占めるわけではない)
(きっと彼女の技と気力が、性差による印象をかなり薄めていたのだろう)
(男らしさ女らしさという垣根を越え、獣相手に舞う姿は勇ましかった)

だから、補助する身として補い助けられることは精一杯やろーって決めてる。
あの目だってね……良かったら散歩の間、距離感を覚えるの手伝おっか?
(命を預け合った仲というのもあったが、裏表のない笑みに好感も持った)
(親切したくなるその表情を見て、戦闘中に補った視力のことを思い返す)

(そうだ。親切したい、の、だ、が)

いいやあの、僕はあんまり異能や異形の知識がないもんで。
――と、ともかく様々な分野で経験が浅いのでありまして!?
美少女さんとこんなに接近したら、恥ずかしいとゆーかっ
(彼氏いない歴=年齢のオタクは、異性との思わぬ接近にすっかり参った)
(汗で濡れ、金魚並に頬を染め、酸欠に陥ったかのように口をパクパクさせ)
(一歩下がったところで零れそうになっている胸を視認するに至ると)
(鼻腔から赤い泡をこぽこぽ吐き出しそうになり、顔の下半分を手で覆う)

うんー、ちょっとまえに兵部晶くんがおしえてくれたんだ。
(個人の名前以外はほとんど棒読みで気まずさと煩悩を抑えつけ)
(本能に抗い視線を上へ向けて、どうにか顔面だけを見るようにした)

(自覚があるのだろうか、近づいてきたのは隠すためもあったのか)
(ならばチャック開いてるよーのノリで指摘するのはタブーとゆーか)
(そもそも服の破れじゃ簡単には閉めれないいやしかし覆うべき)
(上着なんか貸せば指摘したのと同いやいや知らぬふりじゃ隠せない)
(あの胸は凶器レベルでそれこそ変質者に狙われると言いましょうか)
(道行く男性たちの中でバストレボリューしゃらあああああああっぷ)

誰とでも仲良くできるわけじゃーないし、ジェノサイドはまっぴらご免。
(その努力の甲斐あってか、温かい顔色に差した冷気は見逃さずに済んだ)
(慌てて離れたところを見る限り、きっと口に出した以上に深い何かがあるのだろう)
(すっと頭がシリアスモードに切り替わり、あの笑みを曇らせたモノを推し量る)

基準を設けて処断できる人は、偉いよ。僕は心に決めててもすぐ揺らいじゃうから。
その子も、何かメッセージを発してくれていたのかもしれないけどー。
ふわふわしている気持ちでいるうちに、会えなくなっちゃった。

お願いしてもいい? 冬から秋にかけて保護したり……看取った。り。
(光明を得たと同時に、闇に突き落とされそうな予測も聞かされた)
(もう死んでいるかもという彼の言葉を、つっかえながらなぞり)

した中に、僕の友だちがいないか教えてほしいんだ。
島田六花って子。背丈はこれくらいで、髪型は――。

【置きレスのみで。スレッドをお返ししますー】
146久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/13(水) 21:06:41 ID:AfOCkHfZ
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんへの置きレスに、お借りいたします。】

>>144
4年の間に、なにがあるか知れませんものね。
病気するかもしれないですし、失業するかもしれないですし。
……死んでしまうかも、ですもの。
誰だって、4年後の自分なんて解からないのですわ。
そもそも、明日の自分だって、どうなっているのか解からないですのに。
でもやっぱり……
行きたいのであれば、4年後は行けるのだと信じて、お金を貯めるのが一番だと思いますけれど。
(指先で口元に触れながら、ふむ、と時折自分の言葉に納得するように頷きつつ)

変わった、組み合わせですわね。
えぇ、ゾウさんのあの優しげなつぶらない瞳は、きっとなにか裏があるに違いないのですわっ
とか思うと、ちょっとドラマチックじゃないですこと?
(驚いた声をあげる前山を、くすくすと笑いながら見上げる。)
(中学生でこの身長は、高いのか低いのかは、よく解からないけれど)
その、おっさんっぽさが、かわいいんですわよね。
温泉とか、入ってるの。すごくかわいいですわ。

青い色は、わたしも好き。
本当は、水色が一番好きですわね。
(前山が示した青いボールを見つめながら、ほんの少しの間だけ目を閉じて考える。)
(優しく涼やかな、パパの水色の瞳を思い浮かべる。)
(心の中のパパは、相変わらず微笑んでくれていて、こくりと小さく頷いて目を開ける。)
わかりましたわ。
お食事だったら、なにがご希望ですの?
駅前のホテルのフレンチは、結構美味しいんですのよ。
イタリアンなんかも、気軽でいいですわね。

【お借りいたしました。ありがとうございます。】
147奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/13(水) 21:13:52 ID:QJv6VU1T
(紡がれる言葉の数々は「何でこんな人が此処にいるんだろう?」と疑問に思うようなものばかりだった。
 女性だからではなく、共に戦ったものだから……何の恥ずかしげも無く、その人はそういった
 ――自分は≪家柄≫と≪そうあること≫を望んだから。それ以上の理由は無い。)
(言葉の端々から、その人柄が滲み出る……優しいと思った。そして、それでも立ち木を握り締めながら耐えて
 冷や汗を押さえながら声を張り上げる理由が気になる……。)

………ありがとうございます。

(ただ、気にはなったものの、好きになった人の内に入り込もうという失敗が、そこから踏み入るのを躊躇わせて
 苦笑に近い笑みを浮かべて、申し出や優しい言葉の数々に礼を告げる。)

(御木本の赤い顔やら口元を抑えるしぐさやらがよく見える。身を離してしまったからだと気づくのに数秒。
 あわてた様な言葉の数々――まさかその理由は自分にあるんだろうか?いや、少なくとも紅裂拓兎は
 もっと薄着で胸をくっつけたりしても全然まったく何の反応も示さなかったわけだし。
 距離を開けてしまって、恐らく見えているであろう肩口から、鎖骨の辺りが裂けて、飾り気の無いスポーツブラのストラップやカップの上半分
 のあたりを腕で覆ってみる――自意識過剰な気がして、顔を赤くした。)
(視線の位置が全然動かない。人間よほどの緊張状態にいない限り此処まで頑なに一点を見ないものだが
 なぜかその視線は自分の顔だけを見て、それ以外を見ようとしなかった。そして案の定、その顔はシリアスなそれになってくれて――)

(誰とでも仲よくでいないのはわかっている。だから基準を決めてそのラインから出たくいを打っていこうと決められた。
 けれど、その行為は正当化するにはあまりにも……だ。
 だから自分はできる限りの命は救おうと決めた。その一方でこうして、苦労してでも命を奪う――理由は救いたいから。)

上手くいかないですね、お互いに。
基準も処断も、私にとっては上手くいかにものだから。

(そう言って、苦笑を浮かべる。)
(……処断なんて、できてない。私は彼も救いたかったから、人を襲わずに済む方法を見つけたかったから。
 口に出さずに心で呟く。
 ――………命は大事だ、それでも、ソレをわかっていながら奪わなければならない。必ず見つけなければならない。
 全てを救う方法を。)
(眼を閉じて一つ、深呼吸をする……肺が空気を取り込んでふくらみ、吐き出されると同時にしぼんでいく。)

島田………聞いたことの無い家、ですね。
そこのリッカ……さん。見たことも、聞いたことも無い名前と姿……ですね。
――「夜」に関わっているんですか?

兵部くん同様、その伝で出会ったりして………と、ソレよりもこっちが答えるのが先ですね。
結論から言いますと、こちらではそのような容姿の異形は保護していません。
ただ、話によってはこれから保護指定の異形、もしくは異能者として≪奏≫でで行方を追うことになるかもしれないです。
よければ、詳細を教えてくださいませんか?

(兵部晶の名前が出た時点で警察組織でもなんらかの動きがあるかも知れないが
 御木本 正太郎がこうある理由の一端なのかも、と思う好奇心も手伝い、それに
 家の理念も加えて、協力を申し出ることにした。)

【ロールの再開にお借りします。今夜もよろしくお願いしますっ】
148御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/13(水) 21:54:30 ID:MFPfLN3P
よーし、それじゃ僕も毛様体の感覚を探るからちょっと待っててねー。
僕が両目で木や街を見て、奏さんの目に伝えて、遠い近いを教えるんだ。
やるにはちょっとばかし幻術をかけることになるけど、いいかな。
あまり頭の中弄られるのは良い気分じゃないだろーから。
(声をかけてから返答までに間が空き、何か考えさせるようなことをしたかなと首を傾げる)
(零ではない女の子だからという要素を見破られたか、後衛専門の身を案じてくれたのか)
(いくつか可能性を考えついた末、一番口に出しておくべき事柄を説明してみた)

あああごめんごめんごめん、見ないから!?
説得力はないだろーけど見ないからっ
(豊かな胸を隠されると、邪な部分を丸々指摘されたようで気恥ずかしさは突沸状態となり)
(この無防備な美人さんの赤面した理由が、せめて怒りでないことをひたすら祈る)
(この照れ具合も萌えなのだけど。今そんなことを言えば、セクハラにしかならないだろう)

(狼狽が収まる頃、あまり間を置かず真面目な話を始めてくれて助かった)
(状況的には救われても、内容はというと生涯つきまといそうな重いものだったが)
(力あるゆえの苦悩。他者を守れるからこその迷いはかつて御木本も抱いたもの)
(今はといえば、解決を半永久的に放棄して刹那の思いで能力を使っている)

考え続けてるだけでも、もっと誇っていいと思うよ?
正ちゃんはねー、昔失敗してから問答が止まったままなんだ。
絶対正義とか人と異形の種としての融和とか。
もし実現すれば、素晴らしい物ばっかりなのにさー。
(異形とも仲良くなりたいと願い、散り。個人単位での交流へと移った過去を振り返る)

今は、一つしかルールを決めてないんだ。
目の前の人を助けたいとゆー気持ちに、嘘をつかないこと。
て、あんまり参考にならないかにゃ。
(おせっかいも力がないと為し得ないなーと頬をかいて、眉毛を傾けた)

ううん、実は異形と見せかけて人かもしれないんだけどね。
いやー友だちなのに何をやってるのかって感じだ。
そーゆーわけで詳細は僕もほとんど知らないんだよ。
――だからこそ、余計にもう一度会いたくて。
(ふと自分の世界に入りそうになり、慌てて返ってくる)

親切にありがとう。
ただ、もしかしたらあの子の意志で顔を見せないのかもしれないんだ。
思いやりのある良い子で、大がかりに探したらその気持ちを曲げちゃうかも。
……だから、保護したら発見したら教えるくらいにしてくれないかにゃ。
せっかく提案してくれたのに、我がまま言ってごめん。
(目の前の相手に感謝の気持ちを伝え、自力で探す気持ちが萎えていないことも伝えた)

【しょっぱなから待たせちゃってごめん! よろしくお願いします】
149奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/13(水) 22:28:48 ID:QJv6VU1T
なるほど、感覚操作型の異能だとは思いましたけれど………
それが貴方の能力でしたか。
信用しますよ、初めてお会いした仲ではありますけれど、一度助け合った仲ですし。
うんうん、もしなんでしたらそのまま記憶とか探っていただいても構いませんし……
(隠すようなことは無いし、別にこれといって何をしたわけでもない。
 もしかしたら自分が忘れてるようなことで、彼の益になるようなことがあるかもしれないし
 などと考えると、笑顔を作って。)

いえ、誇れないです。御木本さんがそう言ってくれているのだからなおさら。
そうやって自分のできることを頑張っているじゃないですか。
だから、私は、そういう人たちが報われる世界を作りたいから………だから、何もできていない今の現状で甘えて
自分はすごいこと考えてる………なんて思っちゃいけないと思います。

(見ない、を強調したということは、私の胸(コレ)は見る価値が多少なりともあったということで
 対面した場合は見るものなのだろうか、いや、でも、本当に見てほしい人の反応はものすごく薄いしなぁ
 とか何とか考える。胸元を隠す腕に力が篭る。)
(怒りは感じない、ただ自意識過剰な自分が恥ずかしいなという気持ちがあっただけだ。けどそうでもなかったわけで
 人の好みは千差万別というから、大きすぎて気持ち悪いとかそういう奴だろうか。などと思考が変な方向にずれる。
 ………今度は目の前の人を置いて失礼なことして恥ずかしい、で頬が熱くなった。)

私は………私の考えは、変わらないんです。けど……
やっぱり私と違う考えの人っているじゃないですか。そういう人は「仲良くなれない人」なのかな、って。
ちょっと、そういうこととか考えちゃって

えっと………つまり今わかっているのは容姿のみ、で
詳細を知るために、そのリッカさんの意思と御木本さんの意思をすり合わせているところ、ということでしょうか?
異形か……それともただ「夜」に関わっているだけの人か、ですね。
わかりました――――大掛かりじゃなければいいってことですよね?
私が個人的に協力します………余計だというなら、断ってくださいね。口外無用で手伝わせてくれるなら、自分の脚だけ使って
私のほうは探そうと思いますから。
偶々≪奏≫で見つけた場合は御木本さんの言うとおりに……この際ですからもっとわがまま言ってくれると助かります。
その、私…………やりすぎちゃうことがあるみたいで………
(自力で探すという意思、こういうのに自分は弱い。応援したくなる。
 だから、またやり過ぎないように自分に釘を刺しつつ、顔色をうかがってみる。)
150御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/13(水) 22:59:14 ID:MFPfLN3P
おや、そーいえば説明しそこねてたっけ。
いかんいかんー、どーも本能的に口を閉ざしちゃうんだよね。
なにせ、正体さえ分かれば"気合と根性"だけで防げる力だからさ。
それなのに受け入れてくのだね……プライバシーは侵害しないよ。
もし思い出したい事があったら、その時別個で言ってくれたまへー。
(説明責任を果たし損ねた相手に記憶まで明け渡してくれるという奏さん)
(行いだけでなく、性格も裏表がないんだなーと清涼な笑顔に敬意すら感じる)
(が、遠近を教えるのには必要な事だ。相手が口に出さないことは探らない)
(その境界線を守っておかないと、あっという間に幻術師は人間不信に陥るだろう)

ふむ、確かに満足しちゃったら前進はできないか。
ただ――なんとゆーか。失礼に聞こえたら申し訳ないけれど。
無理してそうな気がしたから、少し心配になったんだ。
奏さんの周りの人は、君が苦しんだりやつれたりしたら悲しむと思う。
少なくとも、喜ばれるよーな人間には見えない。
だから、その人たちのためにも自分を大事にしたげてねん?
(その純な笑みにすら影を落とす悩みが、浅い物とはどうしても片付けられなかった)
(懲りずにまたおせっかいを焼いて、おまけに僕は自分大好きだよーなんておどけてみる)

(ついでにその男性を惑わす体も大切にガードしてください、と付け加えたくなるのだが)
(手段がない以上、瞑目するなり見上げるなりして自らの視線を逸らすしかなかった)

えええー、そんなことはないんでない?
肉が好きな人と魚が好きな人だって食事時以外は仲良くできるじゃない。
正ちゃんは夜に誰かと会う度、そんな考え方もあるんだーて発見してばっかり。
正義と正義がぶつかっちゃったら、その時は恨みっこなしだーってことで。
(可能性として言っているのか、こうあればという願望を語っているのか)
(自身でもごっちゃになりかけるが、そうありたいなら実現すれば良い)
(二つ同時に話してしまえ、と舌がべらべら動いた)

ううん、そもそも異形かもしれないと知ったのが別れた後なんだ。
何度も関わっていたつもりで、実は深い部分に全く触れてなかったんだね。
だから、もう一度会わなくちゃ――て。

本当にいいの!?
じゃ、こーゆーお仕事の邪魔にならない範囲で頼めるかい?
あまり人に負担になったら、僕だけじゃなくあの子も気後れするだろーから。
ほんとにそーゆー、とっても良い子なんだ。
ありがたいよーお礼の言葉を辞書から全部持ってきても足りないや。
とんでもない、むしろ奏さんに何か恩返しをしたいくらいだー。
(喜色満面で自らとった距離を詰めそうになり、失礼っと慌てて離れる)
(行動の代わりに、言葉を尽くし協力を申し出て強い謝意を示した)
151奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/13(水) 23:43:29 ID:QJv6VU1T
だから話術と併用してたしたのですか……。
(なるほど、と納得する。そして弱点を曝け出す行為に眼を細める。
 信用してくれたんだな、と。)
いえ、貴方なら探らせてもこちらの不利益にはならないという打算もありました。
そして、ちょっと余計なこと言っちゃったみたいですね。――あ、でも時々こういう誘惑して
しっかり耐えていただいたほうが良いのでしょうか?
なんて………
(ふふっ、と少しだけ悪戯っぽい、からかうような笑みを浮かべる。
 これも基準と処断という奴なのだろうか?
 御木本があの力を使い、あの力で事を為す――その為に必要なことが「侵害しない」という言葉なのだろう。)
それではその関係でのご協力していただきたいことがあれば呼ばせていただきます。

悲しませたくない人はいます。悩んでほしくない人や、幸せになってほしい人も
……それに、ん。
(ああ、そういえば無理しているつもりは無くても能力の関係で自分は傷ついても平気だと思ってたな。
 ソレが無理に見えてしまうのだろうか?)
それ相応に休んではいるし……(むしろ相応以上に休んで兄に肩代わりさせてる)
大丈夫だとは思ってるんですけど、うん……少し、自分の行動見つめなおしてみます。あ……もちろん
やりすぎてることがないかとかで、ですよ?
(もう一度考え直してみる、周りの友人たちが何をしてくれたのか。
 家族がなにをさせてくれようとしているか……どうしたら大事な人たちと共に歩み続けられるかを。)

そっか……そういうこと、かな。けど………うーん。
食事時以外で食べ物の好みが違う……けれど、食事は避けられないわけですから……。
あはは、難しいです。
主義主張、全て肯定しなきゃならないわけじゃない、けど理解してそのうえで否定しなきゃならない。
人の気持ちは、絶対に重ならないんです。だから努力できると私は思ってます――けど
そうですね、大事なのは自分の気持ちなんですけれど…………わかってはいるんです、けれど……。

ええ、私の――私個人としてのできる範囲で尽力を尽くさせていただきます。
実は、御木本さんの話し方からなんとなく私自身もリッカさんに興味がっわいたというのもあります。
ですのでお礼は不要です。
(何かあるのかな、と距離をつめて離す様子を見つめて首をかしげると右手を差し出す。
 コレなら、距離をつめずに互いにスキンシップによる感謝の表現が取れるかな、なんて思いながら。)
それでも甘えさせていただけるのならば眼のほう、お願いしても良いでしょうか?
これから体育祭が近いので、距離感がないとクラスの皆さんに迷惑変えてしまいそうですし
……それに、と
あまり長居してても困りますかね?
(場所が場所だ、秋らしい陽気になり、虫もあまりわいてないとはいえ、そもそもここはそれ以上のものが
 巣食う学園の裏山だ。)

私は………こんな格好ですし、街中でたら目立っちゃうので≪奏≫の回収班に彼と一緒に回収してもらおうかと。
よければ連絡先の交換を。後日、いろいろしていただきたいですし……
152御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/14(木) 00:10:42 ID:z+2BvA5W
だねー、能力による介入と知られなければいーわけだ。
それくらいの損得勘定はあって当然だよ。
逆に、夜の世界に生きてて心が丸腰じゃー心配だ。
はははー、今日のところは合格でいいかな?
(利益不利益の話へこうも滑らかに持っていけるということは)
(嫌悪感を無理やり抑えたのではなく、本当に後ろ暗さがないのだろう)
(汚点のない人生を眩しく見つつ、堂々とした歩みが羨ましくもなった)

うんうん、お互い持って帰って宿題にしよーか。
答え合わせができないのは辛いとこだけどさー。
(治癒能力を否定するつもりはないが、目の前で人が血を流すのはやはりひやりとするものだ)
(彼女の戦いに迷いが生じないよう口に出すことはせず、共闘する時は負傷を減らそうと一人決意)

はーて、何もかも一緒にやることはないんじゃない?
食事する時は別のお魚さん好きと連れ立っていったっていーさ。
守りたい豚さんや牛さんが食べられそうになったら、立ちはだかるしかないけど。
幸い僕らは人間だから、代わりにお魚さんを勧めたり大豆料理を作ったりって知恵が回る。
(彼女自身は広い心の持ち主なのに、その唇は無理やり己を硬直させようとしていまいか)
(何もかも上手くいくわけではないが上手くいかないとも限らない、と例をいくつか並べてみて)

譲れないと思っていたものを譲ってみたら、案外チャンネル争い程度だったり。
信条も矜持も趣味も好みも、違ったからといって統一以外に道はあるさー。
僕の言ったことが全体の1割にもみたいない例だとしても、ね。
寛大は正義の花と、海の向こうの小説家さんも言ってることだしー。

ふふふー、あの子も奏さんと友だちになれたら喜ぶんじゃないかにゃ。
それなら回収班のみなさんが来るまで、目の事だけ面倒見させてよ。
いやはー、散歩はまたの機会にってことで。
(魅力を自覚してくれない美少女さんにうろたえつつも、控えめに握手を交わす)
(接触面積を抑える代わりに、硬く握って受け取った温もりの大きさを伝え)

おっけい、赤外線でいーよねん。送るよー。
(この日出会った、新しい仲間のアドレスを文明の利器に蓄えたのでした)

【とー日付変更線を越えちゃったね、眠気は大丈夫かにゃ】
153奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/14(木) 00:17:54 ID:aK/isW7w
【寝落ちする前に凍結をお願いしますっ】
【とはいえ、後は置きで〆にもっていけそうですので次回解凍予定は決めなくても大丈夫でしょうか?】

【一応決めるのならば、金曜辺りが21時が妥当です。こっちは空いてます。】
【後は土の同じ時間でしょうか……】
154御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/14(木) 00:25:14 ID:z+2BvA5W
【そだね、あと数往復もすれば回収班さんに挨拶して終わり。かな?】
【目のトレーニングを詳細にやるか省くかで、けっこー変わりそうだ】
【それじゃお互いのペースで置きレスして終わらなかったら土曜でもいい?】
【もし他の人とロールの機会があれば、その期間にしてもらっても】

【いやー、なんか遅くなったり短くなったりごめんね】
【楽しんでると量や時間をついつい忘れちゃってー】
【今夜もありがとうだよ、奏さん】
155前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/14(木) 00:30:11 ID:RPZ5gbEL
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo 先輩への置きレスにお借りします】

>>146
そうですそうです。
まぁ……何が起こるかわかりませんしねぇ。
……やっぱり、計画性がないと、ダメなんでしょうねぇ、人間。
(結局は、先輩の言うとおり、そうした方がいいのだろう。
そんな結論になってしまったが、それでも情熱が伝わっただけ、いいと思った)

ええ。
(変わった組み合わせ、と言われてドキッとしてしまった。
正直、何も考えずに出てきた動物だったので、それは確かに変な組み合わせだったのだけれど。
しかし、問い詰められることはなく、ちょっとだけ、ほっと一息つく)
ゾウさんの瞳に、そんな気持ちを抱いていたのですかっ!
ふむぅ、そんなことを考えたことはありませんでしたよ……。
(口を若干尖らせつつ、ちらりと考えてみたりする。
あの純真な瞳は、結構好きだったりするのだけれど)
おっさんぽさが可愛い……。
確かに……。
温泉かぁ……なんだか、そんなことを言っていたら、温泉入りたくなってきましたねぇ。

へぇ、先輩も青い色が好きなんですか。
俺も、日本代表が青い色のユニフォームをしているので、好きだったりします。
(目を瞑って、先輩は何かを考えていたらしいが、その光景には何が見えているのだろう。
その光景を、少し聞いてもみたかったが……それは、なんだか野暮のような気がした)
フレンチ!?
イタリアンとか……いやいや、そんな……。
(そこで、はたと気がついた。
フレンチとイタリアンと言われたものの、もしかしたら単なるファミレスかもしれない。
そう考えると、どっちもあんまり変わらないのではないか。
それに気がつくと、急に気が楽になった)
ん……じゃあ、イタリアンにしましょう。
それでいいですか?

【場所をお借りしました、ありがとうございましたー】
156奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/14(木) 00:31:54 ID:aK/isW7w
【あまり詰め込みすぎてもよくないでしょうし、目の方はまたの機械を望みますっ。】
【というわけで、そんな感じで――お気遣いどうもありがとうございます。
 御木本先輩も、こっち終わってなくとも誰かのお誘いを受けたりしたら遠慮せずに受けちゃってくださいねぇ。】

【いえいえ、私のほうこそ削るのへたでごめんさいっ
 なんというか、いろいろと返しちゃうんですよねぇ、私……遅いのに。
 おかげですごく楽しませていただきましたよぅ。こちらこそありがとうございますっ】

【というわけで、置きで〆を見つつ終わらなければ土曜日21時にという形で。】
【今夜もお付き合いありがとうございました、お疲れ様ですっ。
 よい夢見てくださいねぇ、お先に失礼しますっ。
 私からはスレをお返ししますっ!それでは〜】
157名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:33:37 ID:KJU/VxLu
158御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/14(木) 00:37:09 ID:z+2BvA5W
【おっけい、またの機会に友情タッグトレーニング発動ということで(←)】
【むふうー奏さん次のロールも楽しみにさせてもらうねん】

【いやいやー、書きたい事がたくさん出てきたら全部ぶちまけてくださいな】
【一緒にお話を作らせてもらってる身としては、光栄なことだと思ってるよー】
【あはは、二人とも楽しかったよーで何より何より】

【あい、それじゃーまた明日以降に。おやすみなさーい】
【前山くんもおつかれさまーだよ、正ちゃんもこれにて】

【スレッドをお返ししまーす】
159久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/14(木) 01:46:13 ID:l5lRrUAu
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんへの置きレスに、お借りいたします。】

>>155
あら?前山くんは見た目によらず、わりと渋い趣味ですのね。
温泉、わたしも好きですけれど。
一度だけ、家族で旅行に……外でお風呂、入るのですわよね。
あれ、すごく景色が素敵でしたわ。
(両頬をてのひらで押さえて、うっとりと山奥の温泉に行った思い出に浸る。)
でもでも、ゾウさんは、その腹黒っぽさがいいキャラしていると思いませんこと?
裏がある感じって、わたし嫌いじゃないですわよ。
それだけ、味が深いってことですわよね。
真っ直ぐで素直なのも、可愛らしいですけれど。
(まるで知ったような顔をして、偉そうに語ってみせる。)

そういえば……ニュースとかで見たことありますわ。
綺麗なブルーですわよね。
前山くんにも、似合いそうですわね。
(朝食時にBGM代わりに眺めるニュースを思い出して、うんうんと頷く。)

……フレンチもイタリアンも、お嫌いでした?
(首をかしげて、少し不安な気持ちで前山を見上げ)
(やがて、イタリアンという返事を聞き、嬉しい気持ちで笑いかけて)
えぇ、ここの近くによいお店があるのですわ。
しばらく行っていなかったので、変わっていなければよいけれど。
(言いつつ、バッグから煌びやかにデコられた携帯を取り出して、操作をする。)
あ、もしもし。久遠です。
今から2席、空いています?
――えぇ、―――食後はカタラーナじゃないと、嫌よ?
じゃあ。
(ぱたん、と携帯を閉じて)
席、空いているみたいですわ。
今の時期、赤崎牡蠣のクリームリゾットかキノコと日向地鶏のフェットチーネがお勧めですって。
ふふ、楽しみですわ。
なんでもご馳走しちゃいますわよ。行きましょ。
(有無も言わさず、ぐいぐいと前山の服を引っ張っり、フロアを出ようとする。)

【そういうお店は拒否してファミレスに変更でも、そのままレストランに移動して食事でも】
【もしくは、食事は行間で処理して、食後のお茶を飲みつつおしゃべりでも】
【前山くんに、お任せいたしますわ。】


【お借りいたしました。ありがとうございます。】
160前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/14(木) 02:31:37 ID:RPZ5gbEL
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo先輩への置きレスにお借りします】

>>159
……割と渋い趣味ですかねぇ。
日本人だったら、結構温泉とか好きだと思うんですけど……。
(そんなことを言いながら、ふんふんと話を聞いている。
そんな団欒な風景、うちでも久しく見てないかも、と思うと……本当に、温泉に行きたい気分になった)
裏がある、感じ。
……その腹黒っぽさを隠すような、あの素朴な瞳と表情。
ふむ……そんなもんなんですかねぇ。
(イマイチ、ゾウについてはイメージがわかなかった。
しかし、今度見てみたら、そう思えるのかもしれない。
そんな期待をしつつ、ふむふむと頷いた)

ええ、サッカーの日本代表は、今は青ですから。
昔は、違う色をしていた時期もあるみたいですけど……。
やっぱり、日本は青い色が似合うと思います。
ああ、俺もあんな青を着れる時が来るといいなぁ……。
(FIFAのアンセムを思い出しながら、軽く頷いた)

いえいえ、嫌いって言うか……フレンチは食べたことがないので。
イタリアンだったら、たまにピザとか食べますし、ね。
(あれをイタリアンと言うべきかどうか、それほど知識がない馨。
しかし、ファミレスなら知っている料理ぐらい出るだろう、と軽く思っている)
それじゃ、先輩にお任せしますね。
宜しくお願いします。
(そう言ったものの、電話している間、聞き慣れない言葉が聞こえた。
「今から空いているか」ということと、「食後はカタラーナでないと」と。
一体何の事だかわからず、疑問符を浮かべ、首を傾げた)
……柿のクリームリゾット、とか、キノコと……??
(そこまで言われて、はっと気がついた。
先輩が言っていたのは、ファミレスなどではなく、本格的なレストランだったのだ、と)
え……ええー!
あっ、はい、行きます!
(結局、断るタイミングを見いだせず、そのまま先輩についていく)

【食事の間中、固まりながら食べていくのも面白いかもしれません】
【処理してしまうかどうかは、先輩のお好みで結構ですよー】

【お借りしました、ありがとうございました】
161名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 06:49:19 ID:WnsoL2Dr
中国への尖閣抗議デモ、日本マスコミはスルー★55
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1286783459/
162久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/14(木) 19:50:32 ID:l5lRrUAu
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんへの置きレスに、お借りいたします。】

>>160
(サッカーに思いを馳せる様子の前山を見て、微笑ましく感じる。)
(さすが、部に入っているだけあって、好きなんだなぁ、と。)
(出来ることならば、夜に出歩くことを止めて、もっと普通にサッカー少年として)
(そしていつか、その夢を叶えるような、そんな人生を送って欲しい、と願いを込めて見つめる。)

ピザは美味しいですわよね。
前山くんは、ピザの具で外せないものってある?
わたし、アンチョビが乗ったのが好きですわ。ブラックオリーブと合わせて。
イタリアンって、美味しいですわよね。
それに今、なんと言ってもカタラーナにはまっていますの。
甘くてひんやりで……
(そんなことを真剣に語っていると、だんだんとお腹も空いて来て)
(目当ての場所にたどり着いた頃には、すっかりといい具合に空腹を感じていた。)

(ビルの隙間の小さな通路には、これまた見落としてしまいそうな小さな看板が足元にぽつんと置かれ)
(滑らかな筆記体で書かれた店名に、オリーブの小枝が添えられたデザインを)
(オレンジ色の電球が、ほんのりと照らしていた。)
(その小道を抜け突き当たりのドアを開くと、まるでパティオのような空間があり、机と椅子が並んでいる。)
(重厚なアンティークの机に白くてぱりっとしたクロスがかけられて、ナイフやフォークなどといった)
(テーブルセッティングがされたいた。)

あ、荷物はあのボーイさんに預かってもらってくださいませ。
ここは割とカジュアルなお店だから、自分で言わないと預かってもらえないんですの。
ちなみに、椅子も引いてもらえないんですのよ。
でも、味は絶品。
それにほら、上見て!
(椅子に座り、見上げながら指を指す。)
(そこは、煉瓦色の壁が四角く切り取った、秋の夕暮れの空がまるで動く絵画のように見えていた。)

飲み物は、ガス入りのミネで。
食事はコースじゃなくてアラカルトで、前菜はお任せしますわ。
で、牡蠣のリゾットが食べたいですの。
シーザーサラダ付けてね。
前山くんは、なにを召し上がる?

【では、適当に食べつつおしゃべりってことで】


【お借りいたしました。ありがとうございます。】
163水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/14(木) 21:42:13 ID:e3saoh02
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286455008/111より

(手に血の汚れが、のくだりでは思わず自分の手に目線を落としてしまう。
 最初の頃は悪夢を見て夜中に飛び起きて、自分の手が血まみれでないのを何度も確認した。
 皮が擦り切れるまで洗って洗って洗っても、なんだかまだ気持ち悪いような気がして――
 今でも不意に無性に手を洗いたくなるのを無理矢理抑えつけているところはある)
逃げ回ってるのはその通りなんでしょうね。
でも、どうすべきか自分ではっきりできないうちはこの手でみんなとボクシングしたいとは思えないんです。

それに――殺すことをためらってるわけでもありません。
なんなら今から僕がこれで
(バックサイドホルスターから銃を取り出し、スライドを引いてみせて冷たい金属音を響かせる)
さっきの男の始末をつけてきましょうか?
今なら生きてるのでも死んでるのでも、人手はあるみたいだから後始末には困らないでしょう?
(強がりだと自分でも思うけれど、虚勢だって張れるうちはまだ、自分は大丈夫のはずだ。
 そして左手に銃を握ったまま、紫に返そうはしない。
 中途半端なバランス、この人の言うことは一々的確で、本当に気に障る。
 そして死んで欲しくはない、の言葉は本音のも分かる。それでも)

学校は辞めません。家を出るときに、どんなことがあっても学校を卒業するって叔父と約束しましたから。
でも、部活はまだしばらくは休みます。なんと言われても、僕なりの自分への罰ですから。
それこそ傲慢に聞こえても、殺人へのペナルティなら軽いものでしょう?
…今はまだ、どう考えたらいいか、自分の中で割り切れてません。
別の人にも覚悟が足りないって罵倒されましたよ。
(確かに宙ぶらりんでどっちつかずだ。
 前にアンジェラ・トルーマンにもなじられたっけ、とほろ苦く思い出す。
 我ながら度し難いな、と表情も少し歪めて)

そして最大の理由として、僕は死にたくないから、こっち側にいるんです。
不知火が僕に課した絶対条件が「夜に狩り続けること」ですから。
簡単に言うとそうしなければ僕、憑き殺されちゃいますんで。
そしてアイツがいる限り、そう簡単に僕は死にません、ていうか死ねません。

…一応正義感とか、他の人を守るためとか、そんな気持ちはないわけじゃないですけど、
一番の理由は不知火に全部とって変わられて僕が僕じゃなくなるのが怖いから、です。
学校とも部活とも夜とも不知火とも、これでも僕だってなんとか折り合いをつけようとしてるんですよ。
考えが足りないっていわれるのは仕方ないですけど…

そうやって昼と夜と、自分をどっち側なんだって決め付けてしまうの、僕は嫌です。
兵部くんや媛先輩や紫さんを見てると、本当にそう思います。
満足できるような答えじゃないし支離滅裂だと自分でも思いますけど、
その答えはもう少し待って、僕を見ていてください。
分からないなりに僕だってどうにかしようとしてるところですから。
それが理解できるまでは、きっとふらふらし続けるでしょうけど…
(迷っているなりに、もがきあがいてる姿勢だけは見せる。譲らない意思だけは目線に込めて、
 立ち木にもたれる紫を正面から見返して)

【紫さんとのロールに場所をお借りします。すっぱりカットしてもらって構いません。今夜もよろしくお願いいたします】
164紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/14(木) 22:11:07 ID:Y2mfNxrO
ふん。
抵抗できない外道をじっくり殺して何になる。そんな無意味な事に精神と弾薬を費やすんじゃない。
(相変わらず、機嫌悪げに踵を鳴らしながら突き刺すように言い放ち)
約束、な。
その約束に足を引っ張られて地獄に落ちたら、後悔もできないぞ。
不知火の事情は、分かった。……よくもまあそういう事を、不知火に聞かれてる事を分かって喋れるな。
ま、アレが基本的に協力的なのは俺も重々承知してる。信用しておこう。
(口ではそう言いつつ、不知火みたいな存在について、何か調査を入れられないか、とも考え始める)

決め付けるのは気に食わない、か。
まあ、何だ。そういうのは職業病みたいな物だからな。勘弁しろ。
晶も、媛名 葵も、俺も。素のままだと……本当に素のままだと、学校とか、年相応の社会には馴染めないんだ。
馴染むために…情報を得たり、広範に活動したりするために、否応なく、素ではない演じている自分を意識しなきゃいけなくなる。
昼だ夜だと棲み分けの意識が生まれるのは、その弊害だ…と、俺は思うね。
(恭弥が挙げた二人と自分とは、違う所もあるが、社会的立場で言えば共通点は多いだろう)
(自分に当てはめ、客観的に事実を言ったが、そう離れてはいないはずだ)
………まあ、お前ができると言っている事を何度も否定するような事はしないが。
お前、結構色々な奴に心配されてたぞ。溜め込むタイプに見られてるんだろうな。
適当に遊ぶなり何なりして肩の力を抜いた方が良いぜ。俺ほど…する必要はないだろうけどな。
(くく、と喉を鳴らして笑い、小さく肩を揺らす)

(少しして、特に武装もしておらず、服装も統一されていない、しかし動きはしっかりと統率だった人々が、<<愛好者>>の身体を確保する)
(その惨状を見て、遠目にも分かるくらいに表情を歪めたり、こちらをちらりと窺ったりする者もあったが)
(さしたる時間もかからず、その身体はどこかに運ばれていった)
……さて。この後は洗浄だな。俺らは本格的に邪魔になる。
退散するとしよう。
(木から背を離し、少し歩きを早め、公園の出口に向かう)


【では、今夜もよろしく頼むぜ】
165水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/14(木) 22:26:39 ID:e3saoh02
…はい。
(思うところはあったが、とりあえず他の人がいない所で少し話がしたかった。
 足早に公園を出る紫と歩調を合わせて、スポーツバッグを肩に抱え直しながら)
いろんな人、は都ちゃんと久遠さんですか?
(どちらも自分より幼く体は小さく、むしろ守るべきだと思っているのに、
 逆にこちらが心配されてしまって身の縮むような、いたたまれない思いで)

都ちゃんは…何か、そう悪い存在には僕も不知火も感じませんでしたけど、
紅雲ってお狐様なのかな?こう、とりつかれちゃってるみたいなの知ってますか?
彼女自身の能力もあってどうしたらいいかちっともわからないし、とりあえず害意はないみたいなんで、
僕としても手出しできなかったんですが…よかったら気をつけてあげてください。
(死臭と悪臭から遠ざかり、少しほっとしながら)

久遠さんとも少しお話ししました。彼女の目的を知ってますか?
それもあって紫さんに近づいたのかもしれませんけど。
…彼女の求める情報の対価って、どのぐらいなんでしょう?
案外紫さんが都合よく使ってるだけだったりしません?
仕事に関しては、彼女も紫さんを信用してるみたいでしたね。
(仕事、を一応強調しておく。何度かこの件については話はしたが、どうにも反応は芳しくないものあったのは、覚えているから)

それと、不知火に「協力しねーとおめーを祟り殺す」って一番最初にアイツに言われてますから。
あんまり広言するようなことじゃないんで今までは言いませんでしたけど、そういうことです。

あと…紅裂さんにもまた会いましたよ。
(ちらり、と反応を横目で伺って)
166紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/14(木) 22:46:59 ID:Y2mfNxrO
ああ、その通り。
どっちも、身体的にはさておき、内側の方は強靭だな。
刺す強さではないが、屈しないタイプの強さ。ある意味女性的だろう。
(ふん、と息を置くように鼻で笑う。少々評価誇大かもしれない)
そういう奴にとっては、お前みたいにふらついて我慢していつ爆発するか分からん奴が、気に食わなくてしょうがないに違いない。

……あ? 紅雲? …狐?
(都に関しては、全く、全く予想だにしない存在)
………って、まあ、そうだよな。話す訳がないか。
(驚きはしたが、自分が知らない事は、ある意味妥当とも言える。すぐに平調を取り戻し)
狐に憑かれたか。あの体質が気に入られたのかも知らんな。
まあ、害意がないなら大丈夫だろう。あいつ、基本的に強運だから。
(悪運が強いとも言うけどな、というのは胸中だけに留めて置いた)

………ああ、知ってる。現状はさておき、契機はその話だった。
一応俺も、一方的に利用している訳じゃない。代価はある。
まあ、都合よく使っているという点も、……
(否定しない、と言いかけ、言葉を区切る)
…相互の利益が一致している以上、問題はない。
別に俺だって、意地悪で情報を渡さずにいる訳じゃない。これは本当だ。
あれはあれで、自分の"作品"が実践で使われ、評価されて嬉しがってるんじゃないか。
誰だって、自分の能力を誉められたら嬉しいだろう。
お前も何か、近接戦で使える玩具とか、頼んでみたらどうだ?

……アイツか。
(その名前を聞くだけで、眉間がしわつく。心なしか、眼つきも鋭く、不機嫌そうになって)
何処で会ったんだ? 学校で事を起こしたくない以上、行動範囲は絞っておきたい。
どうだった。相変わらず支離滅裂としていたか? ……俺が殺すに値いそうだったか。
(その語調も、先程までとは一段沈み、冷たさと鋭さをまとっている)
167水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/14(木) 23:00:53 ID:e3saoh02
その≪深凪≫の一件でも協力してもらいましたけど、久遠さんの力は独特で強力ですよね。
(なんとはなしに紫の右手を見やって)
銃だってあんまり上手く使えてない、ていうか、射撃の基礎は教わったんですけど、
どうにも狙いを慎重につけすぎるせいか、すぐ不知火に頼ってしまって…
刃物とかも性に合わないですし、僕が協力してもらうのは手に負えそうもないときであり、
彼女の能力が生きる時、ってところですね。
(長袖のTシャツの上から鎖に通したハート型のブローチ、肌に直接触れているそれをそっと抑えて)

機械と異能とのハイブリッド、その、僕が殺した人ですけど、そんなのを研究してました。
まだ研究途上といってましたが異能で動く完全な機械人形を相手にしなくちゃいけなくて。
媛名先輩と二人がかりでどうにか倒しましたけど手強かったです。
もう、そのデータは火事にしたときに、てか僕が火をつけたんですけど、完全に破壊しておきました。
(実は怖くて、ハートのブローチを割って出てくるUSB端子をPCに刺したことはない。
 おそらくはそのデータはこの世でここにだけ、あるはずだと思うが…
 異能と機械、それは≪十三天梯≫も研究はしているのだろう、と紫の右手から目を離さないままで)

紅裂さんとは、街はずれの神社で。
すごくまっとうにトレーニングとかしてたんで、その…
(別に馴れ合ったつもりではないのだが、途端に気配が重く冷たく変わった紫に気圧されて言いよどんで)
スパーリングのまねごとみたいな、そんなことしました。
相変わらず、でしたけど…
奏家、ってその筋じゃ少しは名が知れたところみたいですけど、聞いたことありますか?
そこのお嬢さんとどうもまた、紅裂さんは知り合ったみたいで。
彼女自身はまあ、僕の感触じゃ信用できると思いますけど。
(話をそらそうとしたわけではないが、ついそんなことまで口走って)

あと、「番号持ち」ってどういうことですか?
(こちらで推測していることもあるが、それは言わないでおく。
 相手がどう答えるかでそれがどの程度重みを持った質問なのかは分かるはず。
 桂木「なな」華を思い出して、ほんの少し目線を落として)
168紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/14(木) 23:26:26 ID:Y2mfNxrO
機械と異能と……か。
(知らず、自分の金属の右腕を撫ぜ)
まあ、その機械人形とやらがどんな物かは分からん以上、何とも言えんが…
機械と異能というのは、元来相性が非常に悪い物だ。
異能ってのは、基本的に、学術的には深く解明されていない、言ってみれば突然変異的な物だ。
対して機械は、学術の結集。理論に理論と理論を重ねて創り上げる、芸術と言っても良い。
…俺みたいに機械を異能で動かすならともかく、双方の融合なんてのは、茨の道も良い所だろうな。
データは破壊したか。正しいが、残念だ。
その組み合わせがどれほどの結実を見せたか、全く気にならないでもなかったぜ。
(そう言う紫は、恭弥がどこか浮ついているように見えた)
(…が、ブローチの存在に気付くほどではない。まあ、さっきまで話してたことの関連だろう、と一応の答えを出す)

………そうか。
(恭弥の返事に対し、低く短く応える)
(その視線は、何か見えない物を睨んでいるようでもあり)
奏家? いや、初耳だ。
……フフ。また新しい女を引っ掛けたか。
(いつも通りに聞こえる、漏らすような笑い声も、どこか薄ら冷たく)
どんな奴だった? …別に、暴力でどうこう、とか、人質にしてどうこう、とか、そういうつもりではない。
一応、聞いておきたいだけだ。

っ……それを何処で……
(思わず出た言葉に驚きつつも、疑問はすぐに自己回答できた)
…<<愛好者>>か。あのクソが。
(吐き捨てるように言い、暫く押し黙る)
(が、不意に口を開いた)
話せる範囲で話すならば。
「番号持ち」というのは、素質はあるが開花しなかった子供…人間に、人工的かつ後天的に異能を付与し、実用段階まで持って行けた例の通称だ。
俺はその一号。お前の知ってるあのガキは、最新の七号。名前のとおりだな。
ちなみに、男には漢数字を用い、女には音を用いるようにされている。その方が名前に組み込みやすいらしい。
俺らの上にいる偉い奴の理想の一つである、「心ある兵器」のテストケース。
(そこまで言って、ふと何かに思い至り)
……一応言っておくが、俺らという成功の裏には無数の犠牲者が…なんて事は、ないぞ。
全くノーダメージの人間が少ない事も事実だが…それを言ったら俺もそうだしな。
好奇心は埋まったか? …あまりそういう事を無警戒に聞くんじゃないぞ。
知っているというその事実が、お前を殺す事もある。
169水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/14(木) 23:40:54 ID:e3saoh02
(気にならないでもない、の言葉だけを覚えておくことにして)
奏永久さん、高校の一年生です。
僕の印象ですけど、一筋縄じゃいかないっていうか、目標に向ってまっしぐら、
ほかの事はあまり目に入らない少し短絡的なところはあるけど、
その分まっすぐ進む力は強いような、そんな印象を受けました。
気持ちは未熟でも、その力は甘く見たら痛い目にあうんじゃないかな。
(あとは自分で確かめてください、と簡単につけたしておいて)


(淡々と語る紫に、予想以上の事実を聞かされて後悔する。
 そこまで言わせるつもりはなかったが、こちらが気にするそぶりを見せれば余計相手を傷つけるだけだと思う)
もうこの間みたいに、あの時は不可抗力でしたけど、他人に人の秘密をべらべら喋るような趣味はありませんから。
お返し、ってわけじゃありませんけど
(それ以上、なんと言ったらいいか分からなかったので強引に話題を変えて)

媛名先輩ですけど、ちょっと僕と一緒の時に色々あって…
こっちも詳しくは言えませんが、万が一、対立するようなことがあったときには、
あまり彼女を追い詰めないほうが得策だと思います。
彼女自身が驚異なんじゃない、っていうか、その、とにかくヤバイので。
(それ以上は勘弁してください、と断った上で)

…≪深凪≫の当主にもこの間、ちょっと会いましたよ。
なんだかこの街もいろいろ組織があって、みんな思惑が違うみたいですね。
(そのあたりはあまり自分には興味はない。
 あちこちに首を突っ込んでは深入りしている割に自覚があるのかないのか、あっさりとそんなことも言って)

【大体ネタ白状はこんなもんです】
170紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/15(金) 00:03:42 ID:nkxJcf09
まっすぐに突っ走るタイプか…フフ、なるほど。
(事があれば、使いやすそうだな、などと胸中で思いつつ)
奏家と言ったか。そっちの方も少し調べてみるとするか。
(暴力でどうこう、とか、人質にしてどうこう、とか、そういうつもりではない。その言葉に偽りはない)
(……ただ、確かめる。そう、確かめる必要がある。自分の前途を阻み得る者であるか)

………組織か? 仲間の事か?
まあ、具体的に何があったかは聞かないが…それは、俺も重々と承知している。
正直、やり辛い事この上ない。連中、得体が知れなさすぎる。
(軽く肩を竦める。敵対もせず、明確に逆を向いている訳でもない現状、その得体の知れなさが艱難に直結するわけではないが)
(それでもいずれ、ある程度のカタはつけないといけないだろうと思うと…少し憂鬱になる)
当主にも会った、のか。……どんな奴だった?
まあ、な。良い餌場は、やっぱり確保したいだろ。それは誰とて同じ事だ。
ちょっと情報の網を張れば、この町が、良い餌場だという事は、異能で飯を食おうとする奴になら誰にでも分かる。

(そこまでの言葉の合間を縫うように)
…………一つ、気になっている事があるんだが。
(歩きながら発した言葉は、少し改まった口調のせいか、先程までの話に比べると少し浮ついており)
媛名 葵には彼氏がいる。…お前はそれを知っているか。
そしてついでに、その彼氏が何者か、知っているか。
(心なしか早口で発せられた問い)
(それらを言い切り、少しだけ大きく息をついて)
……誤解するなよ!
(どこか裏返りかけた声で、質問を補足する)
別に、何だ。俺個人がどうこうという事ではない。そうではない。勘違いするなよ。
ただ、上層の方に一人、媛名…というか、<<深凪>>をいたく気にしている奴がいてな。
俺も、その上層の一人も、その情報を極度に悪用するつもりは、ない。
…つーか、そんな事したらそれこそアイツを本気にさせそうだしな。
もちろん、お前は媛名に恩があるだろう。お前自身、中立守りたいのなら、知ってても話す必要はない。
ダメ元で聞いてみているだけだ。
171水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/15(金) 00:15:17 ID:wTEc4AMa
当主さん自身はつかみどころがないっていうか、得体の知れない感じでしたね。
その、力も含めて。(当たり障りのない印象だけを述べるに留めておく)
この街が餌場、ですか…たしかにこんなにひずみが集まったところも珍しいんでしょうね。
異能も異形も、あふれんばかりですから。
(だから自分のようなはぐれ者にも居場所があるのだろう、そんな風にも考える)

…知ってます。名前も顔も、というか、会ったことがあります。
でも、紫さん自身が言うとおり、そこに触れたらきっと後は修羅場しかありませんよ?
分かってるみたいなんで(あとは好きなように、と肩をすくめて)
彼自身も夜の関係者っていうか、狩りをしてるみたいだからそのうち会うかも知れませんね。
バンダナをつけてたら、その人です。
(この程度ならまあ、と思って少しだけ情報を与えておいて)

あともう一つだけ、その当主さんは媛名先輩のお兄さんだそうです。
義理、だそうですけどね。
(こちらも調べれば分かる程度の情報だろう、と漏らしても支障がなさそうな程度に、礼代わりでもなかったけれど話しておく。
 そうこうするうちに)
それじゃ僕、寮はこっちなんで。
…あまり歓迎はしませんけど、手が必要なようならまた呼んで下さい。
(軽く頭を下げる)
172紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/15(金) 00:39:38 ID:nkxJcf09
力も含めて。
(その力はどんな感じだったのか、と尋ねようかとも思ったが)
……まあ、良い。別に正面からどうこうしてやろうという訳ではないんだ。
実際に会っても得体が知れない、というなら、仕方がない。
(変に波風を立てることはないだろう、と思い直す。どうせ、聞いても明確な事は分からないだろう)

あるのか。会った事。
(何か知っているかも知れない、とは思っていたが、まさか直に面会した事があったとは)
狩りを……だろうな。
狩りをしていると言っても、アマチュアだろう。どことなく危なっかしい感じ。
ああいう奴が好きになるタイプはそういうものだと相場が決まっている。
(その知識の輸入先は、まったくリアルでない場所だが)
バンダナか、覚えておこう。
(これは思ったとおり、銃器か何かの使い手かな、などと、密かに楽しみに感じつつ)

兄か。
……そうか。
(兄と、妹。自分の境遇を思い、少しだけ胸が締まる)
(自分との違いは、動かされている者が、兄であるか、妹であるか)
フン。
義理の血縁なんて、ロクなものじゃない。
(ぽつりと、少し寂しげに、そして自嘲気味に言い)
ああ、じゃあな。
お前も、自分の整理、早めにつけとけよ。
(そう言って、ひらひらと手を振り、その場を立ち去った)


【済まん、今日は俺の方が限界睡魔だ!】
【何度にもわたる凍結にも関わらず、付き合ってくれてありがとうだ。色々有意義で面白かった】
【また機会があればよろしく頼む】
【返しは明日見る、まだ他に言う事あるなら凍結という事で、済まん……!】
173水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/15(金) 00:46:58 ID:wTEc4AMa
アマチュアも、危なっかしいところもその通りかも知れません。
それでも甘くみてると痛い目に合うかもしれませんよ?
(そちらも実際に逢って判断してください、と詳しいことは言わずにおいて)

(兄、妹関係ではそういえばこの人もだったか、と口にしてから気がつく。
 感情を少し露にして嘯く態度には何も言わずに)
それでも、お兄さんは彼女のこと、大事にしてるようでしたよ。
僕にはきょうだいがいないんでよく分かりませんけど、ね。
忠告はありがたく受け取っておきます。
それじゃ、次に会うときまで紫さんもお元気で。
(相手を見送って、ふと夜気の肌寒さに自分の腕を抱いて)

次はもう少しお互い、もっと気楽に話し合えるといいですね…
(相手に聞こえないのを承知で口の中でつぶやくと、踵を返して家路を辿った)

【ではさっくりとこんな締めで。こちらも大分好き勝手暴れさせてもらって楽しかったです。
 またの機会があれば是非、ということで。お相手ありがとうございました。おやすみなさい、です】

【これにてスレッドをお返しします】
174前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/15(金) 00:49:48 ID:yUPp4oIZ
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo先輩への置きレスにお借りします】

>>162 からの続き
(後ろからなんだか視線を感じてはいたが、それはなんだったのだろうか。
後ろ姿を見せつつずんずん歩いていく馨は、その視線の意味を知らない)

ピザは美味しいですよね。
俺は……あれかな、えーっと……名前わかんないんですけど、丸くて、赤いアレ。
確か肉だったと思うんですけど……あれが入っているのが、好きです。
アンチョビ入りのピザは……あんまり、食べたことないかもしれませんねぇ。
……かたらーな?
(先ほど、電話でも出てきたカタラーナ。
一体それが何を指す言葉なのか全く分からず、困惑してしまう。
それは英語なのだろうか、それともロシア語、フランス語、はたまたスペイン語かポルトガル語か……。
そして、イタリアンなのだからイタリア語だろう、と推測するも……やはり、それがなにかわからなかった)
甘くて、ひんやりで……?
(食後、と言っていたから、もしかしたらデザートなのかもしれない。
しかし、甘くてひんやりしたデザートなど、自分が知らないだけでかなりの数がありそうだ。
そう考えると、想像できずに難しい顔になってしまう)

(静かに先輩の後ろをついていくと、自分が入ったことのない場所へとたどり着いた。
外で食べることはあまりなく、更に言えばこういうお洒落な場所は、今までで一度か二度、行ったか行かないか、ぐらいだ。
しかも、テーブルまでセッティングされているとなると、先ほどまでの想像のはるか上をいっている。
まさか、こんなところに連れてこられるなんて。
そう考えただけでも、身体がガチガチと、音を立てて固まっていく)

えっ、あっ、はい、ぼ、ボーイさんに、預かってもらうんですね。
じゃ、じゃあお願いします……。
(ガチガチになりながらも、なんとか荷物をボーイさんに渡す。
そして、先輩に言われるがままに指差された方向を見ると……)
ふわ……。
(思わず、溜息が漏れた。
この季節、かなりのいい景色として数えられる夕日が、今まで見たことのないほど、綺麗な赤に染まっていた)

……が、ガス入りの……峯……?
(わけのわからない言葉に、また現実に引き戻されてしまう。
身体は錆びた鉄のように動かなくなり、思考はオーバーフローし、頭からは煙が出る。
まるで、未来に製造される予定の猫型ロボットが、風邪をひいたときのように)
……じゃ、じゃあ……お、同じので……。
(普段だったら、自分の知っているソフトドリンクでも頼みたかったが、それがあるかどうかすらも怪しかった。
一番の安全牌は、先輩と同じものを頼むこと。
手に持っているものが全て危険なものに思えた馨は、小さな声でそう呟いた)
……えっと……お、お任せします……。
(そして結局、料理も全てお任せすることになる)

【了解です、まだまだ宜しくお願いします】

【置きレスにお借りしました、ありがとうございました】

175名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 01:01:34 ID:BkW64+4r
ねみぃ
176奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/15(金) 20:11:13 ID:BSgnbtYY
【置きレスにお借りします。】

>152
そうなんですけど、ね……。
(ふとらしくない、と考えるほどに言葉が出なくなる。代わりなんて無い場合はどうすれば良いのか
 いつもならば簡単に自分が代わりになれば良いと思えることに答えが出せないでいる。
 そのことを思いながらも、ただただその優しさに感謝するしかなかった。)
(命の価値観。その相違……譲れるものはあるだろうか?)
(………わからない。
 今は、なにも……でも――私は統一以外の道をとって、それでもみんなが笑ってられる世界が見たくて。
 その先にあるものを知りたくて。――だから譲れない。)
(守りたいものを、人を、気持ちを。)

そうですね、もっといろいろ見てみたいです。
御木本さんのような人もいます、ソレは事実ですから。けれど……
それとは違った形で似たようなものを大事にしている人たちもいるんですから、たぶんみんな考えてることは同じはずなんです。
避けられない中でも、自分と相手が譲れるもの………見つけていければと思います。

(それでも駄目ならぶつかろう。たとえ砕けたとしても――後悔だけはしちゃいけないから。
 できることをやらないで、難しいことをできないと思わないで――
 それでなくことしかできなくなるのは嫌だから、手遅れになる前にいろいろ知らなくちゃならない。)
(全体の一割から見えることもある。一割を見てから考えれば見えるものもあるはずなんだ。だから――)

助言、ありがたく頂戴しますね。

(そう言って笑みを向ける、ただ純粋に御木本の言葉は助かったから。
 無理に考えを留めても仕方がない。)
(優しくて面倒見のよい人なんだなぁ、と好感を持ちながら。道の作り方について離してくれた人に軽く頭を下げた。)

(話を聞く限り、島田リッカなる人物(?)は友好的な存在らしい、容姿からすると人型。
 それでこの御木本が大事だという人物――
 まだ会ってすらいない人物では会ったが、会うのが楽しみになった。)
(どんな顔をするんだろうとか、どんなところが良い子なんだろうとかまだ見ぬその人を思い笑みを零す。)

はい、今回トレーニングの仕方とかどこに気を配るべきか教えていただいて
それで、コレで連絡していただいて――
(今しがた連絡先を交換し終わった、携帯を顔の辺りにもって行きながら)
――成果を見るついでに、散歩にでも付き合っていただければ。

(送られてきた番号などをアドレス帳に登録、フォルダを整理――再び携帯をしまいこみ
 ついでに、あとどれくらいしたら回収班が到着するかを確認……まだ時間に余裕があることを確認すると
 眼の事で面倒を見てくれるという、男性に向きなおった。)

【お借りしましたっ、おじゃましました〜。】
177郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 20:39:45 ID:okr/eRpc
【名前】 郡 太一朗 (こおり たいちろう)
【年齢】 16歳
【性別】 男
【身長】 168センチ
【容貌】 はねっけのある癖の強い髪型。少々垂れ目。
     髪・瞳とも黒。中肉中背。青と黒のチェック柄のバンダナを額に巻いている。
【能力】 ・無呼吸の瞬き −ゼロ・ブレス−
      集中力を高めて、感覚を鋭敏に研ぎ澄ませる。
      そのことにより、相手の攻撃を見極めたり、(他者から見れば)高速の連撃を与える。
      発動している間は文字通り「呼吸するのも忘れるほど」過度に集中するため、無呼吸になる。
      制限時間は3〜5秒ほど。

     ・不可避の直感
      能力というより、体質。自身にとっての災いが降りかかりそうになる時に限って働く直感。
      殆どの場合において、ほぼ100%的中し、微弱な未来予測と呼んでも良いほど。
      ただし、直感は直感に過ぎず、とても曖昧なもので具体的な事象が分かるでもなく、
      事前に回避することも出来ないので、役立たず。故に、不可避。       

【武器】 切姫(きりひめ)
       :無呼吸の瞬きの要領で、集中力を注ぐことで能力を引き出し、霊的なエネルギーを裂くことが出来る小太刀。
        また、かなり不安定だが他者の傷を癒す能力もある。
     夜逆(やさか)
       :無銘の無骨な短剣。ただしひたすらに頑丈。不思議なことに刃こぼれひとつしない。
        家の倉庫から出てきた物。名前は自身で考えたもの。

【希望】 基本的には何でも。
【NG】 同性同士
【弱点】 能力発動時は無呼吸になるため、酸素濃度の低い場所では制限時間が更に短くなり、
     あるいは、能力自体が発動できなかったりする。
     また、能力発動後は酸素を取り込むため、隙が大きくなる。
【備考】 高等部所属。家族構成は父 千市・母 百花・姉 十和の四人暮らし。
     部活動は無所属、委員会は見た目に寄らず図書委員。
     性格はテンプレ的な熱血漢。ただし、変なところで悩みやすく、結構打たれ弱い面も。
     勇気と無謀を簡単に履き違える。無力なのに理不尽な不幸に逆らう。 そんな馬鹿。
     短剣(小太刀)と蹴りを主体とした戦闘スタイルで、スピードで勝負するタイプ。

     ある可能性のひとつとして、10年後、異形とそれを討つ機関の排除を目的とした
     ≪三千世界≫と名乗る組織(というよりは武装集団)を結成する。その組織の数名は、現代に時間跳躍している。

【プロフ投下ついでに、しばらく待機ー】
178瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 20:52:20 ID:+YGilD8z
>>177
【わたしでよろしければ立候補させていただきますー】
【プロフは>>24を確認していただければー】
179郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 20:59:41 ID:okr/eRpc
>>178
【おっ、それじゃお言葉に甘えて付き合って貰おうかな】
【んー、やっぱ、最初だから、パッと思いつくのは夜の異形戦中にばったり遭遇するって感じかな】
【そこから共闘って感じで】
180瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 21:06:00 ID:+YGilD8z
>>179
【了解ですー】
【書き出しはどちらからにしましょうかー?】
181郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 21:09:08 ID:okr/eRpc
>>180
【それじゃ少し待っていてくれたら俺の方から書き出すぜー】
182瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 21:12:30 ID:+YGilD8z
>>181
【それでは、先輩の方からお願いしますー】

【改めて、今夜はよろしくお願いしますねー♪(礼)】
183郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 21:31:18 ID:okr/eRpc
(闇と雲で、月も星も見えない夜空の下、さらに街灯すら届かない路地裏を駆けていた)
(異形狩り―――。幾度となく繰り返してきたことだが、慣れたというわけではない)
(それなりに経験を積んできた今でさえも、いつ何が起きるか分からない危機感を感じている)
(ただ、それを積んできた経験で最小限に抑えるように出来るようになってきただけの話だ)


……ま、“あのヒト”なら、危機感さえ、日常の感覚なんだろうけど。
俺ももう少し上手くやれないもんかなぁ…。
(溜息をつきながら、路地裏を全力疾走で駆け抜けていく)
(相手は飛行型の異形。プテラノドン…だっただろうか。恐竜に似たような、そんな凶暴な姿をしており、
 それよりかは小型とはいえ、勢いよく追ってくる速度は早く、建物と建物の間を潜って、
 時間稼ぎをしているが、どうにもこのままではこちらの体力負けが見えていた)
……どこかで打開しとかないとな。
ここで、こう……颯爽と、誰かが助けてくれると助かるんだが。
(心にもない希望を口にしながら、皮肉的に笑い、十字路を横に曲がる)
(せめて大通りに出ないことには、このままでは満足に異形の攻撃も回避できない)
(当然その分、より異形は自由に動き回り、守るにも攻めるにも有利になってしまうのだが)

【何か希望とかあれば遠慮なくなーっ】
184瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 21:48:59 ID:aEl4u1MJ
>>183
(今日は特訓の帰り道、いつもの帰り道をトコトコと歩いている最中だった)
………今日は、思った以上に上手くいったかなー?
(その証拠とするに、ジャージが少しも濡れていなかったためだ)
(操作に失敗すれば水浸しになる能力にあって、これはかなりの進歩を示しているのだが)
やっぱり、私の知らない力の使い方があるのかな…………、
(そんなことを呟きながらとある十字路に差し掛かったところだった)

………〜っ?!
(見た目高等部くらいの青年とそれを勢いよく追尾してくる"異形"が急に目の前に現れた)
な……っ、何っ???
(とっさに身を翻して青年と異形を回避する、わたしに目をつけたかどうかは知らないが)
(とにかく、第一状況にてやたら能力を披露することだけは避けておきたかった)


【その時にはコメントを入れさせてもらいますのでー】
185郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 22:07:31 ID:okr/eRpc
>>184
―――!
おい、そこの女の子!逃げろッ!
(しくじった。こんな深夜とはいえ、人が誰もいないとは限らない。
 他の誰かを危険に巻き込んでしまう――、自身に降りかかっている危機感とはまた別の危機を覚えて)
―――くそっ…!
やってやれねぇことはないか……!
(翼竜型の異形はその鋭い嘴を槍のように、この身を穿とうと突進してくる)
(幸いというべきか、まだ異形は少女の方に気が付いていないようだ)
(嘴が身に突き刺さる寸前のところで、横っ腹に飛びのける)
がっ……!
(突進をかわすことは出来たが、強く身体をアスファルトの地面に叩きつけて、痛みが走る)
(一方、異形は、消火栓の辺りを吹き飛ばし、地面を抉る。だが、その衝撃さえも、微々たるようで、くるりと
 中空で一回転したところで、注意深く、睨みつけている)

186瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 22:21:57 ID:BeaRFTPD
>>185
は………はい…っ、
(そういって、逃げるように十字路を曲がり建物のすぐ影に身を潜め、様子を見る)
(出来るなら……異形を倒して彼を助けてあげたいのだが………)

―――!
(立ち向かっていく辺り、何か異形に対する手段を講じてはいるようだ)
(しかし、異形の攻撃を交わしたは良いものの、地面に身体を叩きつけるようにして倒れこむ)
……いけないっ、
(このままじゃ攻撃を受けてしまう………)
(そうとっさに判断して、見えぬ建物の影から異形に向けて水で出来た鞭を放ち)
(異形の隙を突いて羽から胴へと縛り上げる)
(もし、青年がこの隙に乗じて異形を倒してくれるならそれでもいい)
(ここはとにかくサポートに回ろうと心に決めて)
187郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 22:40:01 ID:okr/eRpc
>>186
(襲いかかる異形に対して構えようとするが、その矛先は自分ではなく少女へと向けられる)
(水鞭によって縛り上げられた翼竜は、空を飛ぶ翼を拘束され、そのまま地面へと墜落する)
(彼女も能力者だったのか、という驚きよりも――このチャンスを逃すわけにはいかない)
(身体を走る痛みを無視しながら、アスファルトの地面を走る。―――が、同時に暴れまわる翼竜は水鞭の拘束を引きちぎる)

――――っ!この勢いのまま!
(飛び上がろうとする寸前に、翼竜の嘴を飛び蹴りを叩きこむ)
(頑丈な嘴なのか、蹴りは弾かれるが、それなりの衝撃は与えたのか、よろめく)
(そのまま、ナイフを眉間に突き刺す――が、これもまた皮膚が硬く、なかなか刃が通らなかった)
(――一旦、その場を離れ、少女の下に戻り構える)

……名前は?
悪いが、どうも俺だけじゃなかなか骨が折れそうだ。
あんたの持つ能力を知りたい。…見たところ、水を操るようだけど、
どこまでその水は強くすることができる?……そう、あの皮膚を裂くぐらいの強さに出来るか?
(ウォーターカッターというものを思い出した。あれ程ではないにしろ、皮膚に傷をつけることはできないだろうか?)
188瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 23:05:37 ID:BeaRFTPD
>>187
…!
(いくら隠れているとはいえ水鞭の飛び出てきた方向へ向き直れば察しはつくだろう)
(体勢を整えるため影から顔を出し、その隙に引きちぎられた水鞭を右手に再生する)

(この間に青年は異形に攻撃を仕掛け続けているが、異形はなかなか頑丈で光明が見えない)
………ダメ……みたい、
(なら、どうするのか)
("今の力"では水鞭は引きちぎられた、皮膚の硬さを考えるに単純に強化するだけでは足りなさそうだ)
(そして、どうすべきか考えようとしたところに青年がこちらへとやってくる)

瑞谷……愛華です、貴方のお名前は………?
(とっさの事なので名乗りはしたが、一応相手の名前くらい知ってはおきたい)
裂く……………!
(青年の言葉でなにか閃くと、そこからイメージを想像する)
(水鞭を操る特訓の際、力の入れ具合を変化させている最中に偶然出来たもの)
ん……………んっ!!!
(そして、水鞭を持つ手に力を加えて出来たものは、鞭より若干細めに出来た糸の様なものだ)
(傍目には水鞭が単純に細まっただけにしか見えなかったろう)
(しかし、当の本人にはそれなりの確信はあった)
それで…どうすれば、いいんでしょうか?
(一息ついて呼吸を整えながら尋ねる、異形を倒すための手段を)
189郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 23:16:58 ID:okr/eRpc
>>188
瑞谷か!俺は郡太一朗!
自己紹介はさておいて、出来るか?
どうもナイフじゃ刃が食い込まなくてな……やれば出来ないこともないけど、
流石に、時間がかかっちまうだろうし。折角人手があるんだ。
使わない手はないよな?
(にやりと愛華に笑いかけると、臨戦態勢のまま、じっと翼竜を睨みつける)
(翼竜も敵がふたりに増えたことに警戒しているのか、低い唸り声を挙げながら、中空に浮かぶ)

…少しでも皮膚を傷つけることが出来たら、そこにナイフを突き刺して肉を裂くことが出来る。
水ってのは、本来は不定形だ。…なら、いろんな形にも変えられるし、
そもそも形にしなくても、操れることができるんじゃねえかなって、直感的に思っただけなんだけどさ。
(水鞭に手を加える彼女をちらりと眺めながら、翼竜の様子を探る。異形は、つんざくような咆哮を挙げると、
 勢いをつけるように舞い上がり、そして、ふたりに向けて急降下を始めた)
どこでもいい!ヤツの皮膚を切り裂いてくれ!
俺はそこを、ナイフで更に引き裂く!
―――――来るぞ!
(あとは任せたと言わんばかりに注意を引きつけるように、前方へと飛び出す。
 あとは、彼女が、翼竜に一撃を加えるのを待つだけだ。そして、あとは此方の仕事だ)
190瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/15(金) 23:33:53 ID:BeaRFTPD
>>189
………やってみますっ!
(いつも通り、実戦では上手くいく)
(そう信じて笑い返すと、すぐさま異形に向き直り細くなった水鞭…いや、水糸を構える)

やあっ!!!
(細くなって力が凝縮された分、水糸を操るのは容易ではないが、偶然でも一度特訓中に操れた)
(その時を思い出して右手から繰り出された糸は異形の羽の付目に絡む)
………んっ!
(凧揚げの要領で糸を引く、すると、異形は降下しつつも羽の付目に裂傷を作り出すことが出来た)
今ですっ!!!
(そして後の仕事は郡さんに任せる)
(一応、水糸をキープしたまま、異形の攻撃に備える)
191郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/15(金) 23:55:16 ID:okr/eRpc
>>190
――――よし、やった!
(繰り出された水糸は、鋭利に翼に絡み付き、食い込み、不気味な色の血液が溢れる)
(再び動きを絡め取られた翼竜は、高位を保てず徐々に地上へと墜落していく)
今度こそは―――っ!獲った!
(地面を蹴り、さらに加速する。ぐんぐんと翼竜に肉薄し――そして、呼吸を止める)

(四肢の神経が鋭敏化し、叩きつけられた痛みなど忘れたかのように、体の反応も鋭くなる。
 思考もよりクリアになり、「これからなにをどうすれば」異形を、「殺せる」か、効率的に考えが纏まる)
―――――っ!
(愛華が食い込ませた水糸に絡め取られる翼の付け目に深くナイフを突き立てる)
(そして、引き抜き、再度、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も、数秒の間に肉を切り刻む)
(―――そして、“瞬き”が終わる瞬間、大きく振りかぶり―――ナイフを一閃。
 ずぶずぶと柔らかくなった肉を、切り落とした)

つぁっ、はぁぁぁあぁああっ…!
(時間制限(タイムリミット)が過ぎると同時に、急激に自身の動きは鈍くなり、よろよろとその場にへたりこむ)
(だが、同時に翼竜の翼は無残に引き千切られたように、破れ、多量の血液が噴水のように噴出して溢れる)
(異形は、悶え苦しむように、暴れ回った後、絶命したのか、灰のようにさらさらと屑となって、夜闇の影と一体化してしまった)

……やった、のか?
(大きく溜息をつくと、やれやれとその場で大の字になって倒れる)
192瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/16(土) 00:16:11 ID:YrGPUoGd
>>191
………お願いっ、
(水糸を手に異形を見据えながら郡さんの動向を見つめる)
…!?
(異形を倒しにかかる彼の動きが加速していく、まるで乗り物のような加速の仕方だ)
(なぜこんな"加速の仕方"になるのであろうか疑問には思ったが)
(やはり優先すべきは異形の動向で、その異形に向き直ったときには既にその肉は切り裂かれ)
(血らしきものを噴出していた)

(そして、何故か急ブレーキをかけたように動きを鈍くする彼を見つめながら)
(自らも水糸を"解放"し水鞭に戻してそれを"蒸発"させる)
………郡さんっ、大丈夫ですかっ!?
(正直何が起きたのか、全くわからない、視線はついていくことが出来なかった)
(異形が血を噴出し、消滅するのを確認して彼に駆け寄る)
大丈夫ですっ、倒しましたよっ!!!
(駆け寄ってしゃがみ、大の字となって倒れている郡さんを見下ろす)
(自分も何とか力になることが出来た、それが自然と笑顔をつくって)


【質問なのですがー、】
【郡先輩が葵先輩との未来ネタで『三千世界』という組織をしていますがー、】
【わたしも未来ネタを使わせていただいて宜しいでしょうかー?】
【もし次の機会があったときにレパートリーも増やせますしー】
193郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/16(土) 00:27:19 ID:BL5/TU5r
>>192
あー………サンキュー……。
大丈夫、…はぁ、すぐに、落ち着くから………。
(しばらくは立ち上がることができないのか、ぐでっと大の字に伸びたまま、溜息をついて)
……おまえが水を操るように、俺もそういう“能力”があるってことだ。
ま、その様子なら、他にもそういった奴らと会ったことがあるみたいだな?
(年頃は中学生ぐらいだろうか。そんな彼女が動揺もせず、異形と対峙したということは、
 それなりの経験はあるということなのだろう)
で、これは、その“能力”の反動。なに、すぐに回復するから、気にしないでくれ。

改めまして、はじめまして。
俺は高等部一年の、郡太一朗。……ま、見ての通り、こうして夜な夜なああいう化け物を退治してるんだ。
ま、退治っていう程立派なもんでもないけどな。
(ぱたぱたと手を振って苦笑を浮かべて)
やれやれ、おかげで助かったぜ。俺一人じゃ、こんなスムーズには済まなかっただろうしな。
大した怪我もお互いになかったみたいだし。よかったよかった。
(相手の笑顔につられるように、笑ってみせて小さく頷く)
……しかし、こんな夜遅くに、おまえみたいな女の子が出歩いてちゃ危ないぜ?
ま、その能力があれば、おおよそのことには対応できるだろうけど、それでも女の子だからな。
気をつけろよ?
(自分のことを棚上げにしておきながら、そう笑って見せて)

【まあ、あれは 飽くまでも未来の可能性のひとつ ってことだから、
 別に自由にしていいぜー。ま、もちろん関係する人たちにはちゃんと了解してもらってからなー】
194瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/16(土) 00:48:06 ID:gxS1gKzg
>>193
郡さんも……、異能持ち………というわけですかー?
(良かったやらそうじゃないやら)
(まあ、彼が一般人でなかっただけまだ良いほうだろう)
(不恰好に倒れこむ彼を見守るように座り込み、そして、自分は足を伸ばす)
はいー………それはもういろんな人とー♪
まだ、指折り数えるくらいですけど、異形とも出会っていますしー、
(あえて出会った人の名前を言うことはしない、それぞれにいろんな事情を抱えていそうだから)

あっ、えと、
わたしは中等部1年、瑞谷愛華ですっ!
(改めて自己紹介されるにあたり、とっさに正座して自己紹介の後頭を下げる)
高等部中等部の違いはあっても、先輩さんだったんですねー、
改めて、よろしくお願いしますねっ、郡先輩♪

異形退治ー…………葵先輩と同じなんですねー、
(さっき口止めしたはずなのだが、イメージから出会った人一人の名を口にする)
(本人はリラックスしているのでその名を口にしたことを意識せず)
そうですねー……、無傷で退治できて本当に良かったですよー♪
(ジャージ姿の身体をあっちこっち見回して確認する、汚れてはいるが、怪我・傷は負っていない)

………ご忠告、ありがとうございますー
(そして頭を下げる、例え、彼もそうであっても人の言葉を素直に聞きとめる事はする)
そろそろ、起き上がれそうですかー?
(時間がしばし経った、ここで改めて郡先輩の体調を気遣う)


【ありがとうございますー】
【では〆の文末に少しだけ書かせていただきますねー】
195郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/16(土) 01:26:57 ID:BL5/TU5r
>>194
……ま、そういうわけだ。
本当にこの街は、いろんな人がいるよな…いや、能力のことだけじゃなくてさ。
何にしろ、色々と、迷惑をかけたな。初対面なのに、こういうこと手伝って貰ったりさ?
(苦笑いうかべたまま、面目なさそうに、がりがりと頭を掻いて、軽く肩を竦ませる)
…よろしく頼むぜ、瑞谷。これからも、こういうことで世話になるかもしれないしな?
こんな、頼りない先輩で、また迷惑をかけるかもしれないけどさ。


……あおい、って言ったか?
(ふとききなれた名前を耳にして、はてと軽く首を傾げる)
それってもしかして、媛名葵って名前の人じゃないか?
……あの人とも知り合いなんだな。お前。いや、世間は狭いとは言うけれど、
こういうところでも繋がっているな。いや、…ああ、俺、あの人と知り合いなんだよ。
(流石に恋人だというには多少恥ずかしかったのか、軽く顔を真っ赤にさせて、そう呟いて)

あ、ああ。サンキュー。
……今度こそ、大丈夫みたいだ。それじゃ、そろそろ帰るとするか?
途中までなら、俺も一緒に送っていけるしさ。
(そう言いつつ、軽く手を握り開きを繰り返して、ゆっくりと立ち上がる)

【ごめんっ、少し遅くなっちまった!】
196瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/16(土) 01:54:58 ID:5hQVr+Yx
>>195
いえー、こうして無事に事を済ませれたんですからー、
今はこうしてのんびりしていられる事を喜びましょう♪
(迷惑であったのは事実だが、自分の新たな力も理解することが出来たし)
(面目なさそうに肩をすくめる先輩を見ているとそんな気にすらなれない)
それをいえば、わたしもまだまだ未熟な異能者ですしー、
迷惑をかけてしまうとしたら、わたしの方かもしれませんー………、
(少し表情が陰る、まだまだ自分の力を制御し切れていないというのは事実があるから)

へ……、あ…!
(ここでようやく自覚した、慌てて口を押えるも時既に遅し)
(知り合いのようなので大人しく先輩の言葉を聞くことにした)
はいー、媛名葵…先輩ですー
お知り合いだったんですかー………、なるほどー………
(同じ高等部であるという時点でぽんっ、と手を叩き納得する)
お仕事仲間かなにかなんですかー?
(この時点ではまだ気づいていない、その二人の関係を)
(そして、目の前の先輩が何故顔を赤くしているのかを)

ふぅ、
(倒れないように郡先輩の背に手を添えつつだったが、心配は皆無に終わった)
………それじゃあ、途中まで、よろしくお願いしますねっ♪
(にこりと笑顔で頭を下げ、道中途中まで一緒に帰宅することを決めた)


*****
―――これが先輩との出会いだったかな、
(とある街中、ポツリと呟く青み掛かった黒髪の女)
(年は20代といったところか、どこかのビルの屋上から"誰か"を見下ろしている)
懐かしいなー、あの頃は本当に平和で………いろんな出会いがあったし
(女は物憂げに、過去を振り返り表情をさらに暗くする)
……もう、あの頃には戻れないんだよね、

だけど………、まだ、出来ることは…ある………
(決意したように立ち上がり、ビルの屋上から去っていく)
(それから彼女がどうなっていったのか………それを知るのはまだ先の出来事である)

【これでわたしは〆にさせていただきますっ】
【最後の方の返信はスルーなり何なりご自由にどうぞー】

【先輩のレスを確認して落ちようと思いますっ】
197郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/16(土) 02:19:20 ID:BL5/TU5r
>>196
ん、そうだな。やれやれ、まあ、何にしろ助かった。
兎に角、まあ、これからももしかしたら協力を求めるかもしれないしな。
出来るだけそんなことにならないようには、したいと思うけど。
(自分よりも一回り小さく、年下の彼女の力を借りるということは、危険な真似に晒すということと同義で)
(だが、そんなことを言っていられるほど、自分の力が成熟しているものとは言い難かった)
何言ってるんだ。少なくとも、俺は今日おまえの力で助けられたんだし、それは誇りに思っていいと思うぜ?
(もっと自信を持てよ、と笑って軽く彼女の背中を叩き)

……ああ。あの人にも色々と助けて貰ってるんだ。
こういう“夜”のことも、教えて貰ったしな。
ま、だから、何かあればあの人に相談してみるのもいいと思うぜ?
分かってるだろうけど、ほら、色々と命がけなことも起きるだろうからな。
困ったらすぐに俺でも、あの人でも、相談してみろよ?
(誤魔化すように話を逸らしながら、ぽんと彼女の頭に手を置いて)

さ、それじゃそろそろ帰るとしようか?また異形に襲われても敵わないしな
(そう呟くと彼女と共にその場を後にした)


― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ― ・ ―

「やれやれ、見逃しちゃうのかい?たいっちゃん?」

向こうの目的が分からない以上、こっちからは手出しが出来ないだろ。
俺たちの敵と味方を見誤ったら、それこそ元も子もなくなる。
(黒スーツに身を纏った男と、その後ろを歩く柔和な笑みを浮かべる青年)
…それに、戦力も分からない。迂闊に手を出せば、こっちがやられる。

「用心深いね。ま、むけっちゃんが後を追ってるみたいだけど」
好きにさせておけ。ま、ストーカーで捕まらないといいけどな?
「だね」
(肩を竦ませる二人。やれやれと言わんばかりに、苦笑を浮かべ、その場を後にする)
………そういや。
「どうかしたのかい?」
(黒スーツの男の方は笑って、かぶりを振る)
いいや、なんでもない。少し、昔を思い出しただけだ。
「昔を思い出してもいいことなんて、ひとつもないよ。そこにあるのはただの幻か、夢に過ぎないよ」
……それも、そうだな。

(その時、一陣の冷たい風が吹いた)

【それじゃ、こちらもこれで締めってことで!】
【どうもお付き合い頂いてありがとーございました!】
【ま、これからも色々とよろしくお願いしますっ!】
【では、お疲れ様でした、おやすみなさーい】
198瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/16(土) 02:24:58 ID:5hQVr+Yx
>>197
【確認しましたー】
【では改めて、今夜はお相手ありがとうございましたー】

【これからの出来事にわくわくしつつ、またお相手よろしくお願いしますー♪】
【郡先輩もお疲れ様でしたー、おやすみなさいませー(礼っ)】

【それでは、これでスレをお返ししますっ!】
199名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 02:25:47 ID:w7qcyRXJ
200久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/16(土) 17:07:32 ID:RULyhxWr
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんへの置きレスに、お借りいたします。】

>>174
まるくて、あかいの………サラミ?
(ピザに乗っている丸くて赤い肉といったら、その程度しか思い出せない。)
(それで正解?と聞きたい気持ちを、なんとなくぐっと抑えて、小さく呟くだけに留めておいた。)

(ぎくしゃくと、ぜんまい仕掛けの人形のような動きで、前山が荷物を預ける様子を眺める。)
(もしかしたら、遠慮しているだけで、イタリアン苦手なのかな?と、首をかしげる。)
(そして、お任せします。の、言葉を聞いて)

前山くん…もしかして、イタリアン苦手でした?
わたし、押し付けちゃったかしら?
(不安な面持ちで、向かい合わせに座る前山をじっと見据えて)
(申し訳ない気持ちになって、グラスに注がれるミネラルウォーターの炭酸の泡に視線を移す。)
(考えてみれば自分だって、山ほど好き嫌いがあるのに)
(ましてや、確かに兵部と比べると、随分と体格も良く大人っぽく見えるけれど、年下の中学生。)
(そういうことを気遣えず、なにが先輩か、と自分を罵りたい気持ちになった。)

イタリアンっぽくないの…ミラノ風のカツレツとかなら……どうかな?
食べれそう?
ニョッキとかラビオリとかなら、パスタっぽくないからいけるかも、ですわよ。
チーズとか、大丈夫?
もしかして、オリーブオイルが駄目、とか?
ごめんなさいね。
わたし、自分が好き嫌い多いくせに、人のことを気遣えないなんて……

(すっかり勘違いをして、もじもじとグラスを持ち上げては、唇をつけないままテーブルに置いたりして)
あ!
食べられないものを仰ってくだされば、わたし前山くんの食べられそうなのを注文いたしますわ。
逆に、食べたいもの、とか…

【お借りいたしました。ありがとうございます。】
201奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/16(土) 21:06:50 ID:Eq0i8RIv
【ロールの解凍にお借りしようとおもいますっ。】
【本日もよろしくお願いしますねぇ】
202御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/16(土) 21:20:40 ID:Qtipy6do
あはは、助言てほど大したものじゃないよ。
正ちゃん自身なにかを悟れたわけじゃないから。
(頭の回転が速いだけに、煮詰まった際も人より多く同じところを回ってしてしまう)
(そんな印象を抱いていたこともあり、弱みをおおっぴらにして甘えることにした)
(解を示せることはなくとも、第三者としてループを発見できる可能性ならある)
(何よりも、言の通り御木本自身一人で思案するを苦にしていたというのもあるが)

こう……一緒に悩んでくださいってお願い?
(いずれにしても、ありがたい助言ととられるよりは気兼ねなく話しに来てくれるかもしれない)

ふうむ、トレーニングねー。
日常生活で気を配りすぎたら、疲れちゃうんでないのん?
まずは目を酷使しないことだーてなんか学校の健康診断みたいだね。
あとは、実戦で気を配る癖がつい出ちゃったりすると不利になるかも。
狭い視野の対策を立てるってことは、視野が狭いと相手に知らせるということでもある。
(接近戦で経験の少ない御木本正太郎は、あの左右非対称な構えを見て必殺の構えかと勘違いした)
(が、知識のある人間だったらなんらかの違和感を持つか下手をすれば意味を汲み取ってしまうかも)

やるとすれば、カモフラージュかにゃー。
片目で遠近感を掴めるよーにする。両目で見えているフリをする。
そーすれば、初対面の後衛に左へ攻撃を誘導されることもあるまい。
そーゆー訓練をしよっか。
(そう言いながら、一歩二歩と歩いて行く。枯れ枝を拾うと、びーっと線を引いて)

「近い」「遠い」は主観的なものだからね。
それを探るには、奏さんの判断基準がわからないといけない。
ちょっとここに立って、僕を異形かなんかだと思ってよ。

今は、奏さんの視覚を補助しとくから。
この距離ならこう動く、ここまで遠ざかればこうするって"メールして"みて?
口に出しちゃダメだよーどこで誰が聞いてるかわからないから。

【お待たせしました、さらに削ってみたけどこれくらいでいいかな】
【えー後者でお願いします(←)、よろしくお願いします】
203奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/16(土) 21:45:06 ID:Eq0i8RIv
……はい、ではそのようにさせていただきます。
やっぱり、一人よりも誰かと悩んだほうが良いですしね――例外はあるんですけれど。
私でよければ、一緒になやませてもらえればっ

(奥ゆかしい進言に、心が温かくなるのを感じながらその言葉と気遣いに甘えることにした。)

そうですね、意外と御木本さんはそういうお仕事に向いてるやも。
(笑みながら話を聞く。診察か何かを受けているときに似ている。
 いろいろと考えた結果、今の左半身を極端にかばう構えを取ることになったが、ソレが悪かったらしい。
 ちょっと前、まだ大鎌を使っていたときのことを思い出しながら、脚の位置を変えてみる。)
ええと、確かに……そうなりますよね、時々来る左からの攻撃にはなれてくしかないわけですけど。
うん、と………御木本さんの位置に"敵"がいるとして………

(構えを正眼にに近い形にする。左半身を引くのは相変わらず。ただ前と違うのは横を向くような極端なものではなく
 あくまでも武器の後ろに体を置く程度で。
 顔もちゃんと正面を向かせて――武器の代わりに持った携帯のボタンをカチカチと操作する。)

(枝で引かれた線の位置が変わるたびに携帯を操作する。
 遠距離ではほぼ型のない構えでいつでも銃状態で武器を扱えるように、とか近距離ではトンファーで構えを取るとか
 そんなことを書いては送信して。)

やっぱり……ですかねぇ。

(時々意味不明に言葉を口に出して、意味のある言葉をメールで送信。
 そんなことを繰り返すこと数往復。あらかた距離に関する基準を送信し終えた辺りで
 再び携帯をしまいこむ。)

これでいいですかねぇ。えっと……私の判断だと大体こんな感じになります。
ちょっと距離測るのに時間かかっちゃいましたけど、大体はこうやって動きます

【了解でありますっ!長さは全然OKでありますよぅ。】
204御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/16(土) 22:11:19 ID:Qtipy6do
例外?
うーん、悩み方が違いすぎるとそこで戸惑ったりもするのかにゃ。
僕もそーならないことを祈るのみだよー。
こんな美少女さんと悩みを共にできないなんてっ
(と、せっかく抱いてもらったら好感をぶち壊してしまうのもまたこの男なのだが)
(画面の中でなら正解なのだが、現実における経験はまだまだ不足しているようだ)

ははー、お医者さんは難しー上に忙しーからね。
趣味に生きる僕との相性がどーなることやらーだ。
(肩の力が抜けるまではぼんやりと待ち、雑談を引き延ばして自然体になってから動く)
(彼女にとっての"普通"を促しては逆にあちらこちらを意識して形作ってしまうだろう)
(幸い月が陰ってくれたせいで、破れた服の中に邪な視線を向けてしまうこともなかった)
(……そして、意識しかける度に自分の手や尻をつねっているところも隠しやすかった)

あっとう、そっか。
距離感がつかめるようになっても、視野の制限は致命的なままなのかな?
だったら左目をカバーしないといけないわけかー。
相手に悟られずにやり遂げるとなれば、よく作戦を考えないとだ。
(ちょっと躊躇った意味を考えつつ、実験で手を抜かないように目は奏さんのほうへ)
(近接戦闘の基礎をもうちょっと勉強しないと、と頭をかきながら携帯には目をやらない)

正ちゃんは、後ろから見てる人間として言ってるから。
もし実際に前で戦ってる人の理論と違ってたら、ずばずば言ってほしいにゃ。
今日はもう時間ないなら、気になった事メールしてくれれば僕の宿題に追加するよ。
(一連の流れに沿ってみた後、何番目のコールで何を書いたか照合しないと不正確になる)

おっけい、それじゃー次は反復練習の番だー。
だいたいの境界線を割り出すから、「近い」と「遠い」を脳に覚えてもらおう。
毛様体の緊張具合に敏感になればそこからわかるはずだから。
まずは正ちゃんが奏さんの脳に干渉して、徐々にその割合を減らしていくね?
(置いてきぼりにしないよう、胸にしまわないよう一言一言間を置きながら話す)
(奏さんの感覚にぴったり合わなければ、間違った遠近感を教えてしまう)
(奏さんの戦略プランに合致しなくても不自由な視覚を授けかえって邪魔になる)
(どちらも、彼女の命取りになることだ)

(回収担当さんが迎えに来ることなどまるっと忘れて、ゆっくりゆっくり訓練に没頭していった)
205奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/16(土) 22:44:54 ID:Eq0i8RIv
そうですねぇ。
けどその分左側をさえぎられたとしても問題がないということですから、という風に考えれば
意外と問題でもないかもしれないんですけれどね。
それに、近接戦闘においては両手武器でも持ってない限り半身を引いて、武器の後ろ側に隠すように
構えたほうが良いんですよ。
あと、蹴りをよく使う人は腰を動かしやすいようにガードが上か下に極端に言ってるとかありますから
蹴りとか警戒させられるんですよね。ほら、背中からこられても足刀とかありますし。
(ちなみに、主に武器による攻撃がほとんどだが、女性という筋力が不足している性別である以上
 脚での攻撃がまったくないわけではない。警戒も完全に無駄にはさせられないのだが
 意識させられる選択肢が増えれば、それなりに迷わせることもできるという考えだ。)
(自分の気をつけてることを指折り数えていく――型を作っている身として、意識してるのは遠心力と動きを悟られないようにするための
 摺り足、後は武器の可変タイミングと受けの凪を解除するタイミングだろうか。)

(偽りの感覚が脳に届く。
 見えてないはずの真実。虚構でありながらソレは確実にそこにある。
 ソレを感じさせる幻が距離を刻んでいく。)
(御木本の言葉に時折うなづき、距離が変わるたびに携帯で贈っておいた文章の構えを取るように
 脚の位置を動かしていき――)

毛様体………、と遠近……と………

(ゆっくりと、視界のハンデが埋まっていく――立ち位置や周りの景色と時間をかけて照合していた距離が
 大体でこそあれ、感じられるようになっていき――
 ――――次の瞬間、茂みが葉擦れの音を立てて、そこから人影が飛び出した。)

(その影の額、両目の眉の上辺りに輝く銀色の角――に見える眼。
 かなりがっしりと筋肉のついた腕は、豪腕と呼ぶにふさわしい太さがあり、その先の拳は硬く握られ
 高速振動を繰り返す。)
(空気が微細な振動を受け取りキィィ…とかすかに音を立てる。その振動を放つ要因である本人は
 常人をはるかに超える脚力で御木本に肉薄すると、局地的自身でも起きているんじゃないかと思えるくらいに
 力強く震脚、御木本の頭をスイカ割のスイカのように簡単に砕く高速振動する拳を顔面目掛けて繰り出した。)

(――回収班に同行してきた紅裂拓兎に似た男、永久の兄・従矢である。)
206御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/16(土) 23:17:14 ID:Qtipy6do
おおお、なるほどなるほど。
ごめんー武器持ってる人の"普通"を知らないからさ。
遠隔能力を操る人はそれなりに見てきたんだけどねー。
良かったら、もっと教えてくれない?
次までに武器を使う人に合わせた作戦を想いつくかも。
(頭の中にあった間違った普通を正して、その道の人の言葉を一つ二つと記憶)
(そうすれば、自分自身も初対面の相手に対する攻撃や援護がしやすくなるだろう)
(そして接近戦の普遍的な常識から、奏永久の主観を抽出して頭の中に箇条書き)
(基礎と応用を分けて傾向と分析……と本物の学校のようになってきた)

最終的には、僕がいない時も戦えるよーにするのが目標だからねん?
左の視野は足さないから、今日は片目で距離を掴めるようにー
(遠距離専門でじっくりと考える幻術師にとって、一瞬の回避行動というのは苦手なものだ)
(それも美少女との特訓に夢中ともなれば、もはや神速の攻撃を避けられる可能性など零に近い)

な――
(近寄る相手の気配を脳が感じる頃には、目の前に拳が飛んで来ていた)
(会話を中断する暇すらなく、中心軸を攻撃戦から逸らすのが精一杯)
(最小限の動きで頭を砕かれることは避けたものの、重い一撃をまともに食った)

――て――
(会話を中断できていないあたり、理性は全く追いついていないようだった)
(ただ本能のままに横を向き、片目を撃ち抜かれた細身が宙を舞う)
(物理法則のままに50キロ前後の肉塊は直進し、立ち木へと衝突し)

――――。
(後頭部と眼孔から血を流しつつ、「ね」という形を作ったきり唇が動きを止める)
(特に瞼の奥から湧き出る液体は鮮血で、動脈血が混じっていることを告げていた)
(良くて眼球破裂、悪ければ頭蓋骨の陥没と脳挫傷が予想されそうな重篤状態)
(高速で叩きつけられてダメージを負った内臓も多いのか、口からも血潮を噴き出し)
(背骨を損傷した者がよく見せる、嘔吐間際のような口の開閉と痙攣が手足を包む)

〜〜〜〜〜。
(どう考えても能力を行使する余地の残されていない状態。そんな中、攻撃された瞼が開く)
(中には確かに白い膜、いや球。確実に潰れたはずの眼球がぎょろりと銀の鬼を睨んでいた)
207奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/16(土) 23:50:49 ID:Eq0i8RIv
――ぁ…………

(返事をしようと開かれた口から声が失われる。
 飛んだ。さっきまで、あんなに優しく語りかけてていくれた人が。まるで打ち捨てられた玩具か何かのように。
 眼孔、が背中の辺りが赤いものが出てる、夜中だというのにその赤さは目立つ。)
(何でこうなっている――違う、考えるべきはソレじゃない。何では後だ。)

「ハン、人の妹に手ェ出すたぁ良い度胸だったなこのク――」
邪魔ッ!!

(自慢げに自身が打撃を打ち込んだ手を振る馬鹿な兄を押しのけて
 何を勘違いしたか、自分が襲われているとでも思ったのかこの馬鹿兄はっ!!
 罵るのは後でできる。だから今は重篤状態の御木本の治療が先だ、最優先されるべきだ。
 決めてからは体がスムーズに動いた。)
(いつの間にか閉じていた――たぶん、御木本の話を聞いて警戒を解いたあたりからだろうか―――――奏鬼眼を開く。
 打ち抜かれたであろう箇所を中心にその状態を見る。
 さらに口から血が出ていることから体も見る………駄目だ、全部見てたら間に合わなくなるかもしれない。)

御禊祓へ……給ひしっ、時に、生座る祓戸の大神達……っ

(喉が動くかどうかもわからない。血や唾液を摂取させることはたぶん不可能。
 ならばと御符を取り出して口につける――刻まれた術式が癒しを増幅させる。そうして作った御符を
 御木本の顔の辺りに当てにいき――)

「……あん?名にやってんだ永久」

(この事態を引き起こした本人は、自身が誤解から何の罪もない一般人を殺しにかかったことなど疑いもせずに
 襲いかかった人物を治療する妹の姿に、疑問符を浮かべる。
 そして、そんな中………気づく。潰れたはずのソレが確かにこちらをにらんできていることを。
 ぞくり、背筋に嫌な寒気が伝わったのをかんじて声を張り上げた)

「オイ、永久!そいつから離れろッ!!」

(その声に永久が従うはずもなく、ただ一心不乱に血塗れた箇所に指先を、外傷には傷口を切り裂く手間とか
 口をつけるのが恥ずかしいとか、衛生面で――ということを無視して、治療を続けようと――)


208御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/17(日) 00:13:55 ID:HQhncm6k
「妹。なるほどー、お兄さんですかー」
(と意識を失っているはずの御木本が口を……否、口など開いていない)
(頭の中に、救急救命の緊迫感すら台無しにしそうな間延びした声が響く)

むふう、仲良き事は美しきかな。
妹を守るためなら真っ先に飛び込むなんて素晴らしいですよ。
いや、口で言ってもなかなか実際に動けるものじゃーないー。
(体はぴくりとも動かない。血に塗れ札を貼られた体は抜け殻のように静止していた)

けれど、短気は損気。
気をつけないと、妹さんの友人まで死なせちゃいますよん?
(それも否。横たわっていた"本物の抜け殻"は奏鬼眼で見ると外輪がガタガタにブレていた)
(やがてそれは霧散し、茂みが揺れて回収班さんに囲まれた御木本正太郎が姿を現す)
(どうやら、従矢氏の一撃から逃げ遂せたは良いが後続の一団に見つかったようだった)
(逃げる素振りがないところをみると、奏さんの行動で"友人"という自己紹介の裏がとれた)
(もう危害を加えられることはないだろうと肩の力を抜いたらしい)

どーもども、まずはお目汚しを許してくださいなー。
あんまりすぐ偽物ってバレちゃうと、追撃されるかと思って。
グロテスクになってないといーのだけれど。
(そう、裂けることはできないが事前に察知していなくなっておくことなら十分可能だ)
(純粋な殺気に気付いた糸目のもやしは、虚像に講義を任せて隠れていたのだ)
(彼らの目は霊力だか魔力だかを視覚化するという幻術師の天敵のようなものらしい)
(まずは警戒を解き能力を休ませていた奏妹さんに、"会話が続いている"と思わせる)
(次に、後ろからやって来た誰かさんへ"妹が誰かと正対している"という場面を見せる)
(それらの思い込みが重なり合う位置に、実在しないサンドバックができあがるというわけだ)

え、あの、それともなにか変なものが映ってた?
失敗してなければ、正ちゃんが普通に転がってるはずだけどー。
離れなきゃいけないほど、こわーく見えてたのでしょーか。
(作戦は上手く行った。がこの男、致命的に場の気まずい空気は読めていない)
209奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/17(日) 00:46:20 ID:P2p8SN98
(奏鬼目に移るソレが人のもの、生命のものではないことにやっと気づく。
 ソレを形成する何かが、霧散すると治療の手は止まり、間延びした声が響く方向へ振り向く。)
(再び状況が転がる。御木本正太郎という幻術士の真価とも言える事象が起こったのだと
 理解するのにさほど時間はかからなかった、が。それ以上に心のそこから安堵して
 御木本が周囲を警戒してくれてたのかということに気づく。)

「ほほぉ……テメェの言う友人ってのは痴漢よろしく女を剥いちまうの――ガッ?!」

いい加減にして!御木本さんは私を助けてくれたのっ!!
服だって御木本さんじゃなくて、異形にやられたんだからっ!!!

(せっかくこっちの一撃をやり過ごしたはずなのに姿を現すとは良い度胸だといわんがばかりに
 拳を鳴らし始める兄の横っ面を容赦なくトンファーで打ち抜く。
 正確にこめかみにトンファーの先をめり込ませた、頭が横に傾いて――)

普通に、転がってるから……普通に、死んじゃうかもしれない怪我、して、転がってるから
心配だった、んですよぉ…………

「それなのに終わってねぇ感じもしたから――ナッ?!」

(悪びれた様子もなく、ただ油断なく御木本をにらみつける従矢のこめかみにもう一度トンファーがめり込む。)

力、使ったんですね………よかったぁ、ホントに……ごめんなさい。
ほらお兄ちゃんも謝って!はやくっ!ほら!!

(奏鬼目に捕らえられたソレが御木本の無事を語ると、兄に何度も謝罪を促して)

「当たってねぇんだし、そもそもじゃあ、なんで指摘もせずブラ見放題の状況を指摘しねーの?って話になるだろうが。」 
「被害もないなら俺は回収手伝うぜ………ぐおっ?!」

そういう問題じゃない!殺しかけたんだよ?!
それに服だって、見られても……スポーツブラだし、Tシャツとかが見えてるのとあんまり変わらないよ。
そんなの見られても問題ないよ、実際御木本さんそういうこと考えなかっただろうし。
たぶん、そういのから指摘しなかったんだってば。

(ね?と御木本のほうを振りきつつ――状況が特に問題のあるものではないと判断した回収班の者達は
 先刻二人で倒した異形の回収作業にはいっていった。)
210御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/17(日) 01:20:34 ID:HQhncm6k
ちょ、ま、何を!?
(まだ消えていない殺気に気付いて、身を固くする羽目になったかと思えば)
(殺気が乗っていないのも関わらず頭を持って行きそうなツッコミに悪寒が走る)

いやいやいや、正ちゃんこのとーり無傷だから。
奏さんもほらーそんなにしたらお兄さんの健康がっ
(正直にいえば、状況の確認もできないまま自らを殺めようとした彼に良い印象は持っていなかった)
(が、一般人なら首の捻じれる心配すらあるトンファーアタックを受け続ける奏家兄を見て考えを改める)
(強靭な肉体に死にかけの身すら治療しようという意志を衰えさせない治療術。感覚が麻痺してもおかしくない)
(幻術師の性として内面に入り込んでしまう自分自身のように、彼も人体強度や生死の境があやふやなのかも)

いやいやいや、ちょっと待ってくださいな。
ああもう、拳とトンファーを降ろすううううううううううッ
(そう納得した御木本、一度は怒りの沸点から融点を超えて頭の温度は下がりきっていた)
(ここは相手を刺激せず穏やかに話そう、そしてできれば兄妹仲良くメル友になっちゃおう)
(が、奏さんの――奏永久さんの言葉に突沸を起こしたのか命の危険も忘れ二人の間に割り込む)

(これは傷つけられそうになった怒りではない)

双方ともに控えてくださいな、よそはよそうちはうちでとやかく言いたくないけどね?
奏さん、ええいややこしいからお兄ちゃんと呼ばせてもらいます!?
あなたこそもーちょっと妹さんの気持ちを察してあげたらどーなんですかっ
(有無を言わさずなれなれしい呼称を押し付け、正面を向き直る)

ご覧になったとーり、僕は貴方がたが来ることを知っていたわけです。
つまり、身内である奏家さんちの面々が仲良く妹さんを迎えに来ると本人から聞いていたっ
この想像を働かせられないとは、PCの中ならお兄ちゃんは三回ゲームオーバーですよっ
(萌えの伝道師として許せない発言があったのだッ)

一人で下山することなしー人前にあの姿を晒すことなしー!
それならスルーするのが一番の優しさでしょうっ
隠して隠してこれを着てなんて僕が上着を脱いでみなさいな!
それこそ奏さんに意識させてしまうじゃーないですかっ
せっかく彼女はあーゆー勘違いをしているのです。
ならば邪欲を削ぎ、恥ずかしくないですよーアピールをすべきじゃないですか?
でもってやってきた貴方に「無警戒過ぎませんか」と耳打ちするのが紳士じゃないんですか?
そこで初めて「てめえこの野郎見てやがったのか」とツッコミが入るのでしょーがっ
そして帰宅後に妹さんを注意して、頼れるお兄ちゃんとして株を上げるのでしょーが!
順序が間違っている、妹萌えを語る資格なああああああしっ
(さらにその勢いのままぐるりと振りかえり、指先を奏家妹さんへと向ける)
(どうやら、美少女さんですらこの勢いの御木本にとっては指導対象らしい)

奏さんも奏さんだよ。
このとーり僕からは指摘しないつもりだったよ。他人から言われたら余計恥ずかしいだろうから。
だけどあえてここで言わせてもらう、恥ずかしくないってどーゆーこと!?
美少女なの君は秋葉原で闊歩したら十人のうち七、八人は振りかえるであろうびしょーじょなのっ
いかに自らが魅力に溢れているか自覚と責務と羞恥心を持って行動してください危ないから!
本来ならいやーって悲鳴上げてたっておかしくない場面なの。
そんで初めて「見ませんすみません僕の上着を貸します」とゆー選択肢が生まれるの!
それすらないから正ちゃん困惑しちゃったよ、もっかいゆーよ君は美少女だからね!?
(無力なまでに吹っ飛ばされたもやし。幻術に頼って拳を回避したもやし)
(その姿はここにはなかった。御木本正太郎は全てを懸けて萌道を両人に伝え)

――あ。
(異形との戦闘から蓄積していた疲労がピークに達し、がっくりと膝をついた)
211奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/17(日) 01:50:41 ID:P2p8SN98
(怒涛の勢いで高説が始まる――高説?かどうかはまぁ、この際置いておくことして。
 いつの間にやら兄妹そろってその説法を正座して聞くことになった。)

「オレはどこの戦場にまよいこんでんだよ、っつーかそもそも妹萌えを語った覚えがな……あ、いえ、すんません。」

(その勢いに押されて思わず頭を下げた。いや、何なんだこの固有結界。とか思いつつ
 くるりと振り向いたその視線の先を見ると今度は永久らしい。)

いえ、だって……ほとんど生地とか見た目とかタンクトップとかと変わらないですし
それに、えっと……好きな人は意識してくれませんので、そういうの考えるのもおかしいかなって………
すみません、困惑させてたなんて思わなくて……ありがとう、ございます。

(兄妹そろて恐縮していると、回収作業が終わったらしく従矢が後ろのほうから回収班に呼ばれて
 それと同時に御木本が膝をつき――)

御木本さん?!
ええと――…………従矢。

(ソレを見ると目の色が変わる。先ほどまでの現実的な意味ではなく、比喩として雰囲気が変わる。
 若干間延びした声音ではなくなり、目つきも戦闘中に見せた真剣そのものの状態になる。
 ただ奏 永久としてではなく、≪奏宗家≫の当主として≪阿修羅筆頭≫である従矢のほうを向いて)

回収の方は無事に済みましたね?
御木本さんも一緒に送ってあげてください。私がお世話になった方ですから丁重にお願いします。

「了解、当主殿。」

(ようやく膝を立てると御木本のほうに近づきじっとその顔を見て)

「大丈夫か、すまなかったな。とりあえず、立ってられねぇくらい消耗するほど何かしてくれたみたいだな」
「謝礼代わりに送らせてくれるよな?」

(その肩に手を置きつつその目をじと見つめる。
 その額にはもう銀色の眼――角のように見えたソレは輝いておらず。)

【そろそろ〆、でしょうか?】
212御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/17(日) 02:13:02 ID:HQhncm6k
なにぃー。その好きな人とやらを連れてくるんだー。
正ちゃんがお説教して萌えを教え込んでくれるううう。
(今にも糸目が渦巻き形になりそうなほど力を発散させた高説(?)の語り部は)
(ぐでんとしたまま肩へ置かれた手に支えられ、何やらぶつぶつと呻いている)

紅裂くん?
(体重をよそに預けてしばらくすると、意識だけはこちらへ戻ってきたようだ)
(もっとも、目は細いままなので注視しないと違いがわからないのだけれど)
(まだ覚醒しきっていなかったのか、ぽつりと洩らしてからようやく知恵熱が治まり)

とー、とー、失礼しました。知人によく似ていて今更ながら。
僕も奏さんがいなかったら命が危なかったのでー。
前衛を引き受けてもらっちゃって、むしろこちらがお礼を言わねばですよ。
(命を懸けた身代わりから全てを懸けた萌え語り、今まで気づく暇がなかった)
(一年次などかなりの時間を共に過ごした人をここまで結び付けられないとは)

あー……ただ、送ってもらえるなら非常にありがたいです。
お恥ずかしながら腰が抜けたまんまで。
(へらっと笑い、図々しくもそのまま支えてもらおうとする御木本正太郎)
(言い訳させてもらうなら、ただ楽をするために寄りかかっているわけではないが)

――つきましては、妹さんのことなのですが。
左の視界がなくて随分苦労されてました。
当主、さんなんですね。あの状態でも前線に立つ使命が?
(ずいぶん友好的になってくれたお兄さんと距離を詰めたまま妹さんから離れ)
(届かないであろう声でぼそぼそと会話を始める本日の後衛・御木本正太郎)
(左目をカバーした事、力及ばず彼女を何度も負傷させてしまったこと)
(それから、片目の遠近感だけならをできるかもしれないということを伝えた)

(それぞれの家業に深く立ち入るのはタブーだ。特にそれが夜の世界ならば)
(お兄ちゃん、否従矢さんがどんな思いで奏永久さんを送り出しているかわからない)
(だから、責めもせず慰めもせず機械のように情報を一通り吐き出す)
(判断するのは向こうだ、冷酷な肉親でないことは先ほどのやりとりでよくわかる)

【ごめん、目安を決めてたのに2時間以上オーバーしてたね】
【それじゃ正ちゃんの起こせるアクションは一通り起こしとくねん】
【次で〆てもらっても、追加でいくつか書いてもだいじょーぶだよー】
213奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/17(日) 02:38:03 ID:P2p8SN98
――………拓兎と知り合い、なんですか。
いえ、聞きたいことがあるのならば後日メールでお願いします。私もそうさせてもらいますから。

(それだけ言ってなるべく体力を消耗させないように、と最後に付け加えておいた。)

「あー、なんだ。そう言ってもらえると助かるな、けど早々甘えてもいられねぇんだ。
 後衛をふんぞり返らせて何ぼの前衛だしな、礼ぐらい素直に言わせろよ。」

(成人男性すら軽がる支えられる、そもそも体格からして戦う人のソレである
 従矢は御木本の体重を支えても揺るがず、わずかに動く口に耳を寄せる。)

「それに関してはあんまり深入りさせてやれねぇ、ただアイツはもっと前に出て力をつけなきゃならねぇ」
「俺はそれを支えなきゃならねぇ立場にいる」
「馬鹿正直に言わなくて良いことも喋るなよ。ま、嫌いじゃないがな」

「しばらく寝てても良いぜ、着いたら起こす――ああ、最低限住所くらいしゃべってもらえるか?」
「俺のせいで左目はああなったんだ、ソレが原因で起きたことならお前が気にすることじゃない」

(言ってから軽々と御木本を持ち上げて
 律儀にも報告をしてくれたその青年を連れて下山を始める。最後の言葉だけは息を潜めるような大きさで喋りつつ)

(慎重に言葉を重ねる青年との出会い、その想いが求める「友人」の行方
 弱点の克服目処…………御木本正太郎という青年に貰ったものを噛み締めて夜から遠ざかる。
 新たな出会いに感謝して告げる――――)

お疲れ様、ありがとうございました。御木本さん

【いえいえ、お昼寝したので問題なくっ!】
【こちらからはコレで〆とさせていただきますっ。】

【今回はいっぱい付き合ってもらって、それからいろいろしていただきありがとうございますっ】
【楽しませていただきましたよぅ】

214御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/10/17(日) 03:01:53 ID:HQhncm6k
むふう、奏さんからのメールなら毎日でも正ちゃん返しちゃう。
そだねー紅裂くんとは、色々と深い話しをした仲なんだ。
(拓兎という呼称に意味を感じ取ったものの、彼の恋愛する姿が疲れた頭には浮かばず)
(よもやディープな萌え語りをした同士が奏さんのいう不届きな片思いの相手とは考えず)
(ただただ大人しくお兄さんに運ばれ、かつて何も知らずに隣席で談笑した日々を懐かしむ)
(いやいや、紅裂くんこそ恋の一つでもすればいいのに。孤独なんて良いものじゃない)
(そんな呑気な独白までしてみせた)

はははー、それじゃー遠慮なく。
ふんぞり返るついでに追加させてもらうなら。
(疲労困憊になっても状況に合わせて音量を調節してしまうあたりは、夜の戦いが刷り込まれているのか)

あれだけ妹さんを大切にする人に、とやかくは言いません。
ただ、僕も謙遜はしませんよ。短時間なら貴方も騙せる幻術師です。
それでもなお、奏さん――永久さんの怪我を防げなかった。
目の事はそれくらいのハンディになってると、共闘した身として思うんです。
力をつけるのと同時に、克服の手伝いをさせてはくれませんか?
(こういった家ぐるみで退魔業をやっている人だ、孔子に論語を解くようなものだろう)
(が、未熟ながらその夜の部分が感じた事は素直に伝えておかねばなるまい)

とゆーわけで、住所と簡単な訓練方法を喋ってお兄さんのメアドなんかも聞いてから眠りたいなと言ってみます。
(へらりっと悪戯っぽく笑うと、妹さんに提案した遠近感回復の内容をそのまま伝えた)
(御木本流で測定した"奏永久の"遠い近いに基づいて、境界線を覚えさせる)
(幻術での補助はできないが、その分兄妹に絆でなんとかやってはくれるだろう)
(もしかしたら、再会までに次のステップへ。いや全回復してくれるかもしれない)

むふう、おつかれだよー。
(振りむく体力が残っておらず、ぐっと親指を立てて返事をする御木本)
(美少女の前でかっこつけたつもりが……従矢氏に殴りかかられた時だろう)
(またも、恐怖から小枝を握りしめた無様な痕を晒してしまったのでした)


【それは何より。僕もこれで〆させてもらうねー】
【やーやー楽しんでもらえたならほんと良かった】
【僕も、萌えたり燃えたり濃い時間をもらったよー】

【ありがとーございました、奏さん。僕はこれでスレを返すねー】
215奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/17(日) 03:08:43 ID:P2p8SN98
【はいな、お疲れさまでしたっ】

【お付き合いありがとうございました。また機会があれば是非に〜】
【こちらからもスレをお返しします。以下空室です。】
216名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 03:10:40 ID:6zJPFBQE
217竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/17(日) 14:07:57 ID:zayc9Km3
【待機をしよう……プロフは>>7
218竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/17(日) 15:58:21 ID:zayc9Km3
【落ちですわ】
219久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 17:11:35 ID:hd2v0iv3
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんとのロールの解凍にお借りいたします。】
220前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 17:14:44 ID:cY6yK7bz
【久遠先輩とのロールの解凍にお借りします】

>>200 からの続き
ああ、そう、それ、それです!
(名前がさっぱり出てこなかったが、人間というのは都合がいいものだ。
先輩がその固有名詞を出した途端、馨もそれが「サラミ」だと認識することができた。
頭の隅で閊えていたものが取れたようで、満足そうに頷いた)

(お店に入ってから、どうも馨の動きがぎこちない。
一部の動きだけがロボットのようにカクカクして、借りてきた猫、もとい借りてきた犬のようになっていた。
視線も落ち着かず、首も梟のように凄く落ち着かない)
えっ?
いえいえいえ、そんなことないです。
イタリアン苦手とか、そんなんじゃないですし……むしろ好きですよ。
(慌てて手を振って否定するも、その動きは振る、というよりも振動に近かった。
そこにも、緊張の色が見えた)

……ミラノ風カツレツって、それこそファミレスじゃないですか。
パスタもいけますし、チーズもいけますし。
オリーブオイルも大丈夫です。
そんな、先輩が悪いわけじゃないですから。
それに……俺、あんまり食べ物で好き嫌いしませんから、大丈夫です。
(にっこり笑いかけた顔は、いつもの馨に戻っているように思われた。
話しているうちにグラスに注がれた炭酸が抜けきってしまうような、そんな時間が流れたが、馨はそれを気にもせず、グラスを口にする。
動いているうちにすっかり乾いてしまった喉が潤うと、少しだけ、緊張の色が解れた)
食べたいもの、って言われても……先輩の好きなものでおっけーですから。
まぁ……その……。
(視線を逸らして言いづらそうに少し、言葉が濁る。
それを解す為に、馨は再び炭酸水を口にする)
……こ、こういうお店、って来たことなかったので、少し……緊張しているんですよ。
なので、気にしないでください。
221久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 17:33:43 ID:hd2v0iv3
イタリアン、苦手じゃない……好き?
パスタも、チーズもオリーブオイルも、大丈夫…
よかったですわ。
嫌いな料理のお店にご案内したのも、失礼千万だと思いますし。
それに折角このお店に来たのに、どこでも食べられるようなものしかご馳走できなかったなんて
わたしも、すごく残念に思っちゃいますもの。
でも、好き嫌いしないなんて、尊敬しちゃいますわ。
わたし、こう見えて嫌いなもの多いんですのよ。
(想像とは違った返事をもらえて、少しホッとしたような表情を浮かべるが)
(すぐにそれは、また新しい疑問符の表情へと移行する。)
(じゃあ、なぜ動きがぎこちなくなり、表情が硬くなったのだろう、と)

……………?
(グラスに唇を付ける様子を眺めていると、あからさまに視線を逸らされてしまった。)
(ちょっと見すぎたかな?と思い、同じように視線を逸らして、グラスを傾ける。)
(……沈黙が、辛い。こう、お尻の辺りがもぞもぞする。落ち着かない。)
(好き嫌いが無いのなら、この気まずそうな表情は、なぜ……?)
(そして告げられる前山からの言葉に、きょとんと目を丸くする。)
まぁ!
そんな、なんで緊張なんかなさるんですの?
(グラスの華奢な脚を持ったまま、首をかしげる。)
(視界の隅には、真新しいヘッドドレスの黒い艶やかなリボンが見えた。)
緊張なんて、する必要はないですわよ。
(にっこりと微笑み、ボーイに向かって軽く手を上げ)
えぇ…と、こちらの方のパスタは、トロフィエ。
それから軽めの肉料理とサラダ、前菜はお任せで。
デザートは、わたしと同じものを。
この方、サッカー部の期待の選手なんですの。
だから運動選手の身体にいいもの、低カロリー高たんぱくな感じで、お願いいたしますわ。
(少し自慢げな表情をボーイに見せてつつ、前山のぶんのオーダーも終えた。)
(トロフィエはショートタイプのパスタなので、気軽にフォークで突き刺して食べることが出来るはず。)
(男の子なのだから、きっとたくさん食べられるだろう、と、肉料理も追加しておいた。)

【では、本日もよろしくお願いいたします。】
222前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 17:51:03 ID:cY6yK7bz
ええ、苦手じゃないですし、大丈夫です。
なので、安心してくださいよ。
そんな、イタリアンが苦手だったら、最初から言いますし。
それに……俺のせいで、先輩の気分が下向いてしまったら。
俺だって、悲しくなってしまいます。
(眉を下げて下唇と顎を突き出す。
それが、心底悲しさを醸し出しているように見えた)

(だが、続く言葉はさっと出てこず、先輩を益々困らせてしまったようだ)
え、ええ……。
き、緊張しますよ……何せ、初めてで、勝手がわからないですから……。
(ドキドキとした心臓のある胸に手をあて、小さく、わかるほどの息をついた。
久遠先輩が、再び注文する様を見ると、やはり慣れているなぁ、と思わせる。
更に、次々出てくる言葉に、情けない顔をせざるをえない)
トロフィエ……?
……なんだか、何がどう出てくるのか、ぜんっぜんわらかないんですけど。
(はは、と苦笑を浮かべる。
確かに、いくつか料理を頼んでいたのはわかった。
単にわかるのは、それだけだ)
ん、なんだかお料理まで気を使ってしまったようで……すみません。
(軽く頭を下げると、再び先輩と向かい合う。
こうしていると、先輩と初めて向かい合ったような気がする。
先ほどまでは横に居たし、一緒に戦っていた時も、横と、前後に居た気がした。
なんだか少し恥ずかしくもなったが……それは、緊張がほぐれてきた証拠だろうか、とも思った。
それと同時に、頬に少し、紅が差す)
223前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 17:51:34 ID:cY6yK7bz
【おっと……挨拶を忘れていました】
【こちらこそ、宜しくお願いします】
224久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 18:11:07 ID:hd2v0iv3
(悲しそうな表情を見て、表情豊かな少年だなぁ、と)
(なにかに、似ている……)
(あぁ、そうだ。)
(この素直で率直な表情は、まだ一緒に訓練に出ていた頃の、弟の無邪気な様子を思いだすのだ。)
(目を閉じ、こくりと、炭酸水を飲み干した。)

勝手がわからなくとも、普通に振舞えばいいのですわ。
常識の範囲内、で。
たとえば、テーブルの上に乗らないとか、並べられているフォークとナイフで食器を叩かない、とか。
(ごく当たり前のことを言って、くすくすと笑う。)
そんな程度で、いいのですわ。
気軽に、ね。

トロフィエはね、お店によってさまざまですけれど、この店はこの位の長さでー
(グラスを置き、両手の人差し指で3センチ程度の幅を作ってみせる。)
パスタ生地を指で捻ったような、棒状の形をしていますわ。
ソースはね、たぶんここのシェフご自慢のバジルと海老で持ってくると思いますわ。
トロフィエには、バジルがよく合いますもの。
フォークでざくざく刺して食べるので、食べやすいと思いますわよ。
それにホストがゲストを気遣うのは、当たり前の話なのですわ。
この店には、わたしが招待したんですもの。
嬉しいですわ。
(真正面を向き、にっこりと笑って首を傾けて見せると、前菜の皿が出てきて)
(スモークサーモンで縁取って刻んだトマトとハーブをたっぷり乗せた、カッペリーニ。)
(黒や暗緑色の数種類のオリーブのピクルスが、ころころと可愛らしく皿の上に転がっていた。)
……こんなものは、ね。
(掌に、ちょこんと乗るぐらいの大きさのカッペリーニの縁を、親指と人差し指で挟み込み)
(かぷり、と大胆に大きな口でかぶりつく。)
(かりかりの土台が、ざくっと音を立てて、甘くて酸味のあるトマトとサーモンの塩け)
(ハーブの芳しい香りが、口の中いっぱいに広がって)
(幸せそうに、目の前の前山に笑いかける。)
美味しく食べられれば、なんだっていいのですわ。
225前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 18:32:44 ID:cY6yK7bz
……なんか……さっきっから、俺の事見てる気がするんですけど。
……俺の顔に何かついてます?
(ぺたぺたと、不思議な表情をして自分の顔を次々と触る。
頬、額、顎、などなど。
何か変なことでも言ったかな、と思わず下をちらりと見た)

……ん、普通に振る舞う、とか……。
そりゃ、テーブルに乗ったりはしませんよ……。
まぁ、その程度でいいなら……俺でも普通に守れると思います、よ。
(なんだ、と小さく息をついた。
たったそれだけでいいのなら、お安いご用。
一気に肩の荷が、下りたような気がした)

ふむ……パスタ生地を指で捻じった様な……?
(そう言われると、あるものが思い出される。
たまに、お惣菜のサラダにも入っている、パスタのアレ)
なんだか……マカロニみたいですねぇ……。
ふむ……どんな料理なのか、ちょっと気になりますね。
ま、出てくるまで、楽しみにすることにします。

(そんなことをしているうちに、前菜が出てきた。
しかし、食べ方がわからず、やはりどうしたものか、と少し戸惑っている)
……ほむ。
……へ?
(いきなり、久遠先輩ががぶっと噛みついたのを見て、驚いてしまう。
まさか、何から何までナイフとフォークで事を済ませると思っていたのだけれど、そうではないことに吃驚した)
……ふぇ。
そんな食べ方でいいんですかぁ……。
(そう言うと、ナイフとフォークを掴もうとした手を、食べ物に向け、久遠先輩と同じように掴む。
そして、先輩より数倍大きい口で……がぶっ、と噛みついた。
そのまま咀嚼すると、もぐもぐと音がする)
ん、んまいでふ。
226久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 18:46:17 ID:hd2v0iv3
あっ、ごめんなさい。
(顔になにかついているかと言われ、ごめんなさいと口にしながらも、表情は悪びれもせずに)
癖なんですの。
えっと……人間観察?
ほら…こういう生活していると、ついつい表情を見ては色々考えちゃいますの。
前山くんは、普通の中学生に見えるのに……どうして、夜出歩いているのかな?とか。

うん。
テーブルの上に乗らないのならば、上出来。
わたしの親の国に住んでいる叔父様なんて、アルコールの摂取度が一定を超えますと
テーブルの上に乗って、歌ったりするのですわ。
ほんと、困ったものですわね。
(さくさくとカッペリーニが食べ終わり)
(フォークで緑色のオリーブを転がしながら、黒いのだけを突き刺しては、口に運ぶ。)
いーのいーの。
そりゃぁ、駄目なシーンもありますわよ。
でも、この店ではこのぐらいやってもオッケーですわ。
それに一緒に居るのは、わたしぐらいしか居ませんもの。
手づかみで食べたことは、前山くんとわたしの秘密ですわよ。
まぁ…秘密にしていただいたところで、わたしいつもこんな感じなのですけれどね。
お料理だって、堅苦しく食べて味が解からなくなってしまうよりも
美味しく食べられたほうが、幸せなのですわ。
(膝に置いた真っ白なナプキンで、カッペリーニの屑のついた指先を拭く。)
(続いて、サラダと同時に前山の前に予想通りのバジルと海老のトロフィエと、自分の前にリゾットが置かれ)
(それを眺めつつ再びグラスを持ち上げて傾けると、炭酸水を一口。―――炭酸が、少し抜けている。)
(少しだけ顔を顰めて、指で口元を拭った。)

で、さっきの続き……この際だから、ちょこっと質問でもしておこうかしら。
前山くんが夜を歩くのには、なにか目的とかあるんですの?
(料理置いたボーイを見送ってから、フォークを持ち、口を開く。)
227前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 19:03:39 ID:cY6yK7bz
癖?
……んー、そうっすか。
たまに、そんなことありますよねぇ。
俺も、気になってじーっと見つめてしまうこととか……。
(そう言うと、にっこり微笑んで顔から手を下ろす。
そして、先ほどまでの視線を気にしないことにした)

……いや、上出来って言われても。
少なくとも日本ではそれは常識ですし……。
…………。
ええ?
(アルコールの摂取量が一定を超えると、テーブルに乗って歌い出す。
それを聞いて、まさか、という顔をした。
そんなことをするなんて、信じられない。
まさか……ねぇ)
それは……困ったものですねぇ。

ん、あれ、このぐらいオッケーってことは……普通ダメなんですか?
んじゃあ、秘密ってことで……。
……いつもどおりじゃ、変わらないじゃないですか。
(はは、と微笑みつつ、苦笑を浮かべた)
でも、俺も美味しく食べたいのは、同じです。
やっぱり、料理はおいしい方がいいですからねぇ。
(そう言うと、自分もナプキンで指先を拭く。
その仕草まで似ていたが、それも気にしないことにした)

んん……。
質問ですか、いいですけど……。
(そうして準備した時に、思ってもない質問を聞いて、顔から力が抜ける)
……んなこと聞いても、特に理由なんてないですよ?
それでもよければ……。
……まぁ、単にランニングするためですど。
目的と言われても……まぁ、人知れず、平和な日常を守るため、でもありますか、ね。
228久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 19:16:33 ID:hd2v0iv3
わたし、思うんですのよ。
だいたいカッペリーニなんて、手づかみで食べるように作られた料理だと思いませんこと?
じゃなきゃ、わざわざこんなカリカリパンだかなんだかの上に、具を乗っける意味が解からないですわ。
手で持ってくださいと、言わんばかりじゃないですの。
そんなにナイフとフォークを使いたきゃ、具だけ、フォークとナイフで食べればいいじゃない。
………
とかなんとか、そんな風にいつもいちゃもん付けては、こんな風に頂いていますわ。
(真面目な顔をして言い放ち、そしてすぐにくすくすと笑う。)

(顔から力が抜ける様子を見て、あれ?と、思った。)
(自分が今まで出会った人物たちは、多かれ少なかれ、夜の話をすると空気が張り詰める。)
(聞かれたなくないこと、触れられたくない部分に触れられた、そんな表情を見せる。)
(だからこそ、前山の少し呑気そうにも見えるその様子に、少しだけ表情を曇らせた。)
(それとも、誰にも言えない、心の奥底に隠し持った、もっと深い理由があるのだろうか?)
(まるでそれを覗き見るかのように、前山の目の色、表情を、注意深く見つめて)
(そして、この会話はなんでもない日常会話なんだとでも言いたげに)
(サラダをしゃくしゃくと食べ続けながら、話題を続ける。)

理由は、ないって。
それをして、前山くんになんのメリットがあるんです?
まさか、見返りも無しの行動に、命をかけていらっしゃるとか?
理由もなく、ランニングついでに、人知れず……
………死ぬ覚悟は、前山くんにはある、って言うんですの?
229前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 19:34:51 ID:cY6yK7bz
ん、そうですよねぇ。
なんだか、サンドイッチとか、ハンバーガーとか、そんな感じで、軽食みたいな感じでいいと思います。
あはは、そうですねぇ。
(楽しそうに、先輩と談笑する馨。
こんな、きっちりとしたお店に来たのだから、ナイフとフォークで全てを食べると思ったら、違っていたようだ。
しかし、こうして話している間も楽しいのか、すっかり砕けた雰囲気になってしまっていた)
ん、俺も、ちゃんと頂いています。
美味しいですよね、ここの料理ー。
(そう言いつつも、次に出てきた料理にぱくついていく)

ええ、本当に……あんまり、理由はないです。
まぁ……強くなりたい、っていう気持ちがあるくらいですかねぇ……。
(そう言いつつ、サラダに手をつけて黙々と食べていく。
最初のうちは、本当に目的はなかった。
だけれども、今は強くなりたいと、純粋にそんな気持ちが、夜へと駆り立てていた)

見返りとか、メリットですか……?
ないですねぇ……。
だって……そういうことに、見返りを求めたら、俺……なんというか……人じゃなくなるような気がしてて。
(そう言いながら、同じようにサラダにフォークを刺し、しゃくしゃくと食べている。
その姿は、至って普通の、日常が流れていた)
死ぬ覚悟は、あります。
ただ、死ぬつもりは毛頭ないです。
なにせ、俺には夢がありますからね。
(そう語っている馨の顔は、一行に変わる様子は見当たらない。
むしろ、本当に世間話でもしているような、そんな雰囲気だった)
230久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 19:51:56 ID:hd2v0iv3
(砕けた表情で料理を食べている前山の表情は、本当に美味しそうに見え)
(お世辞では、ここまでの表情は見せられないだろうな、と。少し安心する。)
(ついついその表情につられてか、こちらも満足そうな顔で、リゾットを口に入れて)
ん…牡蠣の出汁が、すっごい出ていますわ。
おいし……
(乾燥を述べつつ、はむはむと料理を平らげていく。)

なにも、見返りはイコール報酬ってわけじゃないですわよ。
(リゾットの白い海に沈んだ牡蠣をぷすりとフォークで刺し、持ち上げる。)
(小ぶりなそれを丸のまま口に放り込み、歯を立てるをクリーミィな海の味が広がった。)
(もぐもぐと口を動かし、飲み込む。)
強くなりたい………
そう、ならばそれが、前山くんにとっての今のところのメリットですわね。
全くの理由なしに命を賭けるなんてこと、進んでする人が居るのならば、それは自殺願望者ですもの。
ばかばかしいこと、この上ないですわ。
死ぬ覚悟はある、けれど死ぬつもりは無い、と。
(真っ直ぐに見つめた青い目を、少しだけ笑わせる。)
そうね、それが一番大事なことですわ。
明日にでも、命を落とすかもしれない。
だけど、その命が消える瞬間まで、死なない努力をすること。
ですわよね?
(やがて出てきた前山の肉料理は、塩胡椒でシンプルに味付けた豚肉と秋茄子をミルフィーユ仕立てでグリルして)
(バルサミコでアクセントを付けたもの。)
あ、美味しそうですわね。
一口頂戴。
(なんてことを言いながら、ボーイの背中を見送る。)

ふむ……
想像したより短絡的でしたけれど、思ったよりもきちんと夜を解かっていらっしゃるんですのね。
(なかなか失礼なことを吐いて、にっこりと微笑む。)
231前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 20:07:17 ID:cY6yK7bz
んー、美味しいっすねぇ……。
イタリアンって、安っぽくて食べやすいイメージがあったんですけど、こんな美味しいイタリアンがあるとは知りませんでした。
本当に、牡蠣が美味しいですねぇ……。
(そう言うと、満面の笑みを浮かべつつスプーンですくって食べていく。
心底美味しそうに、さっさとリゾットは平らげられてしまった)

ん、そっか、報酬だけじゃないですよねぇ。
んー、だとしたら……。
(む、と頭上を見つつ、思い浮かべると……)
そうなると、見返りは強くなること、ってことでしょうかねぇ。
先輩の言うとおり、メリットはそこになると思います。
(そう言いつつ、もぐもぐと、次々に食べていく馨。
すぐに、皿は平らげられていく)
そうです、明日にでも、確かに死んでしまうかもしれない。
だけど、俺はそんなすぐに死ぬつもりはないです。
だって、家族とか、悲しみますからね。
そんな思いは、俺、させたくないですから。
(にこにこと微笑むと、さっと先輩に料理を差し出す。
世話をしている様子は、やはり少し幼さも、感じるかもしれない)

ん、まぁ、しばらくこうして生活していますしね。
それに……夜に苦労したのは一度や二度じゃないですし。
あとは、まぁ……そこらへん、教えてくれた人が居ましたし、ね。
(そう苦笑すると、ぴくりと顔が動いた)

んあっ、そうだ、先輩が前、話していた人、一人会いましたよ、そういえば。
危ないとか、全然そんな雰囲気なかったんですけど……。
ほら、前に言っていた、紅裂って先輩なんですけど。

【ちょっと、新しいネタを提供したところで、一度休憩頂けませんか?】
【一時間ぐらいしたら、また再開したいと思うのですけど、どうでしょう?】
232久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 20:11:44 ID:hd2v0iv3
【了解ですわ。】
【では9時半ぐらいで、いかがでしょうか?】

233前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 20:15:29 ID:cY6yK7bz
【了解ですー】
【ではでは、21時半にまた避難所でお会いしましょう】
【宜しくお願いしますねー】

【それでは、一旦失礼しますー】
234久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 20:16:22 ID:hd2v0iv3
【それでは、またあとで。】

【スレをお返しいたします。ありがとうございました。】
235名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:18:14 ID:6zJPFBQE
山ちゃんやったるでー!!
236前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 21:35:51 ID:cY6yK7bz
【久遠ゆりか ◆Juli/dituo先輩とのロールの解凍に使用しますー】
237久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 21:37:58 ID:hd2v0iv3
【前山 馨 ◆KAORUResv.さんとのロールの解凍にお借りいたします。】

>>231
(前山の、いかにも男子中学生的な旺盛な食欲に、感心するやらびっくりするやら嬉しいやらで)
(弟も、驚くほどにたくさん食べるけれど、体つきが違うのだ。)
(前山も細いほうでは無いのだろうけれど、弟と比べると幾分か華奢に見えて)
(いったどこに入っていくのだろう…と)

死なないためには、強くならなきゃですものね。
危険と同時にそれがメリットでもあるのだから、頑張らなくては、ですわね。
……まぁ、本当は、前山くんみたいに特に理由が無いと言える立場ならば…
出歩くのは、止めてほしいところなのですけれど、ね。
(炭酸が抜けきって、変な風味のぬるい水になってしまったものを、こくりと一口。)
(差し出された豚肉のミルフィーユを一口ぶん切り分け、空になった自分のリゾットの皿に乗せた。)

(正直なところ、甘い、と思った。)
(強くなりたいから夜を生きる、なんて、そんな理由。)
(お前は、なんたら武道会にでも出るのかと、問いたかった。)
(だけど、以前に見た前山を思い出して、あそこまで痛い目を見ていながらも、この世界に生きると)
(そう決めた彼の意思は、自分の言葉では揺らがないほどに、きっと固いのだろう。)
(小さく、ほんの小さく溜息をついて、微笑む。)
……美味しいですわね。
この茄子が豚肉の肉汁を吸ってて、シンプルな味付けに極上のバルサミコスがきいてて。

…………っ
(目を見開き、次の言葉に迷った。)
(料理の皿が片付けられ、ボーイがテーブルを綺麗にしていく。)
(次はデザートなのに、ちっとも心がときめかなかった。)
先輩…に?
どうして、会ったの……?夜に?

【それでは、ふたたびよろしくお願いいたしますわ。】
238前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 21:54:40 ID:cY6yK7bz
そうです、死なないためには強くならねばなりませんね。
まぁ……よく言われますよ、そうやって、理由がないなら、出歩くなって。
特に一人によく言われるんですけど……。
(はは、と苦笑しつつ、右手を首の後ろに持ってきて軽く掻いた。
だが、やはりそれだけでは引き下がれない)
ですが、俺がこうなったのも、なんか理由があると思うんですよ。
普通の人だったらできないことを、俺ができる。
だったら、それは生かすべきだろう、って。
……そんなところです。
(そう言うと、乾いた口を潤す様に、グラスの水を飲んだ)

(再び料理を食べ始めると、馨はそれを楽しんでいるように見えた。
やはり、食べざかりなのだろうか。
量も構わず、ぱくぱくと次々平らげていく)
ん……そうですね、美味しいです。
いやー、こんなところで食べられるなんて……俺、幸せだなぁ。

ええ、会いました。
ただ、夜じゃなく、学校で、たまたま、なんですけど。
ほら、なんだか目立つじゃないですか、あの人。
なので、部活に行く前のちょっとした時間に、会いました。
と言っても……危険そうな人には、見えませんでしたけど、ね。
(ただ、それだけのことを言いたかったのだけれど。
先輩をかなり驚かせてしまったようで、あれ、と口を開く)
……えっと……どうか、しました……?

【はい、こちらこそ、宜しくお願いします】
239久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 22:08:20 ID:hd2v0iv3
そんなところ…ねぇ……
(腕を組み、背も垂れん胃深くもたれかかり目を閉じる。)
(前山が料理を食べる、かちゃかちゃと食器とカトラリーが出す微かな音を聞きながら)
ま、よく言われるでしょうね。
そして、これからはあまりそういうことを、言わないほうがいいと、わたしは思いますわよ。
言うか言わないかは、前山くんの自由ですけれど。
(瞳を開き、真っ直ぐに前山を見て)
前山くんと同じように思って、夜を生きる人も居ると思いますわ。
でもね、わたしの知る限り、夜の世界に生きる人たちは、そこで生きるしかないから生きている。
何か、強い決意と共に、成すべきことを果たすために、とか。
または、自分の思いとは反するけれど、そうしなければ、生きていけないから、とか。

わたし……も。
本当は、前山くんのような理由で夜を歩くのは、あまり良くは思わないですわ。
でも、きっと、そこまでしてもそうしなければならない、何かが前山くんにはあるはず、と。
強くなるために、そしてその何かを見つけるために
特に強い理由は無く、夜を生きるのも、悪くはないと思いますわ。
………おすすめは、しませんけれどね。

どうも、しないですわ。
そう、紅裂先輩に………
危険というよりかは……あの方は、とってもいい方よ。
でも………
(口ごもり、言葉を捜す。)
あの人自身が危険なのではなく…とりまく、周りの環境……が……
(やはり、言葉に詰まってしまう。どう説明しようか、悩んでいると)
(ボーイがやってきて、食後は紅茶にするかコーヒーにするか、それとも他の何かか?と、二人に尋ねた。)

……わたしは、紅茶を。
デザートが濃厚ですもの、あっさりした風味の茶葉がいいですわ。
240久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 22:18:50 ID:hd2v0iv3
【わたしの2行目は、いったいなにごとなのですの…?】
【たぶん脳内補正されていると思うのですが、あまりにも酷すぎるので、訂正ですわ。】

背も垂れん胃→背もたれに
241前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 22:30:33 ID:cY6yK7bz
ま、聞かれたら言う、程度になると思います。
そもそも、積極的に聞かれるかどうかは疑問ですけど、ね。
(ふう、と小さく息をつくと、食べ終わった皿を重ねる。
こういう話は、夜に居る者同士、あまり積極的に言うことではない。
すくなくとも、馨はそう感じられた。
だからこそ、これも数少ない暴露、なのかもしれないけれど)
まぁ、そうですね。
俺も、今まで会ってきた人たちは、そこでしか生活できない人とか、多いと思います。
でも……世の中には、そうじゃない人間も居るってこと、少しは知ってほしいな、って気持ちも、実はあります。
(そして、そこで馨は少し黙って、先輩の言葉を聞く。
先ほどまでと同じように、聞きに徹して、そのままじっと、頷きながら聞いていた)

……なら、勘違いされたくないので、はっきり言っておきます。
そんな理由、ありません。
そう言うと、余計に先輩は反対すると思いますけど。
ですけど、俺はそんなことでは、引きませんから。
単に、俺は出来ることをしているだけ、それだけですから。

(先輩が、紅裂先輩に関して口を噤んでいるのは、何か話をしづらいのだろうか、と考えた)
……なんだ、そうなんですか。
周りの環境が、ねぇ……。
(一度雑談しただけだと、そんなことはわかりっこなかった。
ということは、あの人の後ろにまだ、何か隠されているということか。
そう、隠したように言われると、興味が擽られ、もっと知りたいという気持ちになる)

ん、じゃあ俺もそれで。
コーヒーは苦手なので。
(軽く伝えると、再び先輩に向き直る。
今度はなんて言い出すだろう、と思いながら)
242前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 22:31:02 ID:cY6yK7bz
>>240
【大丈夫です、気にしないでくださいな】
243久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 22:57:53 ID:hd2v0iv3
そう。
(前山の言葉を聞き、こくんと頷く。)
そこまで仰るのでしたら、わたしからは何も言いませんわ。
別に、人のやることですもの、反対はしない。
だけど、最後にひとつだけ………

(前山の手元を、ぴ、と指差して)
……食べ終わったお皿は、重ねちゃだめですわ。
お皿に、傷がつきますもの。

(そう言うと、くすくす笑ってみせる。)
(この少年は、長く生きられないかもしれない。)
(あまりにも甘く、あまりにも頑なで、あまりにも理想すぎる。)
(でも意外と、そういう人間に限って、しぶとかったりもする。)
(前山の、真っ直ぐな瞳を見て)
(今日の晩餐の楽しい時間を思い出に、そちらのほうに賭けてみたい気持ちにもなった。)
(そんな自分も甘いのか、それとも無責任なのか、自分でも解からなかったけれど)
(案外、こういうタイプは、紫あたりがせっせと世話を焼くかもしれないし)

そう……周りの環境が、少し複雑なんですの。
プライベートな事情に関わることもありますし、あまり首を突っ込んじゃ駄目ですわよ?
(なにかを考えるような前山を見て、少しだけ釘を刺しておく。)
(プライベートな事情なんて、特に思いつく範囲では彼の姉のことぐらいだったけれど)
(そういう風に言っておけば、この目が開いたばかりの仔犬のような)
(向いている方角さえ解からないような、無鉄砲な好奇心でも、少々は遠慮するだろうと思って)

(やがて、紅茶とカタラーナの乗ったワゴンを押して、白い服を着た男が出てくる。)
「本日のお食事は、いかがでしたでしょうか?
 食後の紅茶は、ダージリンTGFOPでございます。」
(言い終えると、ガスバーナーで小さく平たい皿の上を炙る。)
(表面はぱりぱりのカラメルに覆われた、カタラーナの出来上がりだ。)
わぁい、カタラーナですわ。
平たく言うと、プリンのアイス、かしら?
口の中で、ふわっとカスタードクリームみたいになって溶けるのが、癖になっちゃいますわよ。
(前山に向かって偉そうに解説しつつ、紅茶とデザートが並べられるのをじっと見つめる。)
244前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 23:11:41 ID:cY6yK7bz
ん、わかりました。
……んぇっ?
お皿って重ねたらダメなんですか?
初めて知った……。
うち、片づけるときにお皿重ねて持っていくもので……。
(最後に出てきた庶民感覚。
どこか出てきたその感覚が、失敗に結び付いてしまった)

周りの環境が複雑なんですか……。
へー、そんなに複雑なんですかね。
(ふむ、と言いつつ、唇を少しだけ突き出す。
どこか、それは不満そうな表情に見えるかもしれないが、実はそうではないのだが)
まぁ、そこまで言うのなら、あんまり首突っ込まないようにします。
あんまり探られたくないでしょうしねぇ……。

いやー、もう、本当においしかったです。
今度はデザート?
おお。
(今度は、出てきたデザートよりも、ガスバーナーの方に視線がいってしまった。
やっぱり、炎使いだからだろうか。
思わず、そっちの方へ視線がいってしまった)
ん、おお、これがカタラーナですか。
それでは……いただきます。
(静かに言うと、並べられた器とスプーンに手を伸ばし……そっと食べ始めた)
……おいしいー。
245久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 23:25:50 ID:hd2v0iv3
ま、わたしも家で面倒くさいときは、重ねちゃいますけれどね。
それに、外で食事をするときは、お店の方に片付けていただくのも客の仕事ですもの。
フォークとか落としても、拾わないでしょう?
それと似た感覚、ですわ。
(吃驚する様子は、歳相応の少年の顔で、なんとなく微笑ましく思って)
(ついお姉さん顔をしながら、解説してしまう。悪い癖だ。)

「ごゆっくり。」
(給仕を済ませると、白い服にコック帽といったベタなシェフの格好をした――実際シェフなのだが――男は)
(深々とお辞儀をすると、ガスバーナーとティーポットを乗せたワゴンを押して、ビルのドアに消えていった。)
(まずはソーサーを持ちあげて、もう片方の手でティーカップの持ち手を握る。)
(日も暮れて、すっかりと外気温が下がってしまったことを訴えてるように、ふわりと湯気が香気と共に立ち上る。)

前山くんだって、わたしに色々聞かれて、嫌じゃないとしても、あまり嬉しくはなかったでしょう?
それと同じですわ。
彼には、あまり首を突っ込まないほうがいいですわ。
普通の人間だって、色々と興味をもたれたら、あまりいい気持ちにはならないですのに。
特に……夜の関係の人間は、色々と複雑ですもの。
なんか、色々言っちゃって、気を悪くされたら、ごめんなさい、ね?
(困ったような顔をして、でも少し笑って)
(小さく首を傾げて見せると、視線を落として、紅茶を一口。)
おいしい……
カタラーナ、気に入りました?
ぱりぱりのカラメルがまた、すっごく美味しいでしょ?
わたしも、食べよっかな。
(嬉しそうな笑顔を見せて、スプーンを手に取る。)
246前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/17(日) 23:37:12 ID:cY6yK7bz
ん、やっぱりそうですよねぇ……。
俺、外に出てもファミレスとか、ファーストフードですから。
こういうところって……あんまり、家族でも来ないので。
今後のために、覚えておきます。
(ちょっとだけ、決まりが悪そうに微笑む馨。
でも、これはいい経験かもしれない、と思った)

まぁ……少し、ありました。
(シェフを視線で見送ると、右手を取り出し……人差指と親指の間で、ちょっと、を示す。
とは言いつつも、そんなに気を害するほどではないので、気にしない、程度のものだった。
そして再び、スプーンでカタラーナを掬い、そっと口にする)
いえいえ、全然平気です。
だって、この程度でへこたれてたら、この先やってらんないっしょ?
(そう言うと、またカタラーナを味わう)
ええ、本当です。
なんか、こんなの食べたら、普通のプリンとか、食べられなくなりそうですよ。
247久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/17(日) 23:50:44 ID:hd2v0iv3
(ちょっとだけと示した指先を見て、にっ、と笑ってみせる。)
いやいや、このぐらいでしょ?
(と、手を伸ばして前山の指を押さえ、図々しくもその隙間を狭めようとさえして)

そ。さすが、頼もしいですわね。
こんな小娘がほざくことなんか、いちいち気にしていたら
それこそ命と神経が何本あっても、足りませんわよ。
でも、無理だけはしないでくださいませね。
前山くんは、まだ中学生なんですもの。
って言うお前はなんだと問われたら、高校生ですけれど、ね。
(なぜか上手いこと言った顔になって、カタラーナを銀色のスプーンで掬う。)
(唇にあたる冷たい感触が、口の中で蕩けて、舌に広がり、喉を通っていく。)
(噛む動作なんて一切必要は無い、滑らかで濃厚、柔らかでバニラの香るカスタードクリームのような物質。)
(ほわ…と、表情が解れて、深く息を吐く。)

そんなに気に入っていただけたなんて、光栄ですわ。
まぁ、作ったのは、わたしじゃないですけれど。

甘いものって、それだけで幸せになれますわよね。
なんだか少しだけ、嫉妬しちゃいますわ。
(スプーンを持った手で、頬にかかる後れ毛を耳にかけ、前山を見て笑う。)
今日は、本当にありがとう。
一人で過ごすよりも、ずっと素敵な休日が過ごせましたわ。
前山くんには、色々とつき合わせちゃって、ごめんなさいね。


【そろそろ、食事を終えて締めでしょうか?】
【なにか他に、やっておきたいことがあれば遠慮なく、ですわ。】
248前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/18(月) 00:00:56 ID:cY6yK7bz
(更に狭められるその指の隙間に、思わず笑みを浮かべる。
ともかく、嫌に感じていないことが伝わればいいのだ、ということだ)

あはは、確かに、まだ中学生と高校生、です。
まだまだ先がありますし……まだまだ、知らないことも、一杯あります、ってことで。
今日はこの辺でご勘弁ください。
(そう言うと、すっかりカタラーナを平らげてしまった。
そのあと、紅茶にミルクと砂糖を入れると、ミルクティーにして飲み始める。
紅茶は普通に飲むのも好きだが、馨はミルクティーにして飲む方が更に好きだった。
なんだか、紅茶を飲むと、食事の最後、という感じがして、少し寂しくなってしまった)

いえいえ、本当に、誘っていただけて嬉しかったですよ、俺。
こういうお店って、本当に来る機会ないですからね。
(ニコニコと微笑むと、再び紅茶を飲む)
ん……俺も、今日は素敵な休日が過ごせたと思ってます。
いいえ、また誘ってください。
こういうデートなら、俺も大歓迎なので。
(半分冗談で、しかし半分本気で、そんな言葉を付け加えた)

【そうですね、そろそろ〆になると思います】
【こちらも、やりたいことはそんなにないですねぇ……】
249久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/18(月) 00:15:30 ID:NJTeUeUe
(片手を上げてボーイを呼び、バッグから出したカードを渡す。)
(ボーイはそれを両手で受けると、シェフが入っていったドアへと消えた。)

まぁ、デートだなんて。
それって、お世辞?
わたしなんか相手じゃ、ますますつまらなかったのではなくて?
(喋りながら、紅茶にミルクを注いでスプーンでかき混ぜる。)
(最初の一口はストレートで、香りと味を確かめて、飲むのはミルクティと決めていた。)
(もちろん、ミルクティに適さないような紅茶は、ミルクを入れずに砂糖だけで頂くけれど)
(カタラーナを食べ終えて、向かい合わせに紅茶を啜る。)

さんざん荷物持ちさせちゃいましたもの。
懲りてなければ、またお付き合いくださいませ。
また次に機会があれば、同じように荷物を持たせちゃいますけれど
美味しいお料理だけは保障いたしますわ。
それに、来年のバレンタインには、義理チョコも用意させていただきますし。

(ボーイが銀のトレイに伝票とカードを乗せて戻ってくる。)
(伝票にサインをしてカードを返してもらう。)
(そして、その銀のトレイの上に乗ったオリーブの小さな枝を持ち上げて)
(椅子から立ち上がり、テーブルを乗り出して前山のほうへ手を伸ばし、その小枝を差し出す。)

ノアの箱舟から放たれた鳩が持ち帰った枝、ですわ。
前山くんに、平和と幸運が訪れますように。
250前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/18(月) 00:25:42 ID:VG/hlZif
……。
(先ほど、買い物していた時もカードだった。
あんなカードは、普通、学生の身分で持てるはずがない。
やっぱり先輩はお嬢様なのだろうか。
いろいろ不思議だな、と思いつつ、支払いは先輩に任せてしまう)

いえいえ、お世辞じゃないです。
だって、買い物しているときも店員さんに聞かれてたじゃないですか。
「彼氏ですか?」って。
あれ、俺……嬉しかったんですから。
(少しだけ頬を赤らめて少しだけ俯く。
自分の正直な気持ちを吐露すると、なんだか恥ずかしくなってしまった)

結局、荷物持ちだけじゃなかったですけどね。
荷物持ちでもいいので、是非、またお誘いください。
俺は楽しみにしていますから。
(更に、チョコの約束をされるとどこか嬉しくなってしまった。
なんだか、この先も関係がまだ続きますよ、と言われたようで。
気分が更に軽くなる)

……鳩が、持ち帰った枝。
(神話とか、聖書とか、そう言うのに興味がないので、反応に困ってしまった。
どうしたらいいのだろう、と考えても答えが出ず……)
先輩も、平和と幸運が訪れますように。
(そう返すのが、精一杯だった)
251久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/18(月) 00:39:15 ID:NJTeUeUe
お世辞じゃない、だなんて。
前山くんって、ほんと、お上手ですわ。
わたしなんかの、彼氏とか言われて……嬉しい?
そんな風に仰っていただけるなんて、光栄ですわ。
(まさか、兵部じゃあるまいし)
(兵部には申し訳ない気持ちになったが、そんな物好きは、そうそう居ないだろう。とも思った。)
(しかも、こんな狭い範囲内で。)
(心の中でそう決め付けて、でも、その言葉だけは前山からの気遣いとして、ありがたく受け取ることにした。)

(にっこりと笑って、オリーブの小枝を押し付けるように渡して)
(赤くなった頬を不思議に思いながら、願いを込めて夜空を見上げる。)
(どうかどうか、この少年に幸運が訪れますように。簡単に死んでしまったり、しませんように。)
前山くんは、どこに住んでいらっしゃいますの?
わたし、タクシーを呼びますから、一緒にいかが?
お送りいたしますわ。
(ぱちんと携帯を開き、手早く電話かかけて、タクシーを1台手配する。)

車のなかで、もうちょっとだけおしゃべりして帰りましょうか。
せっかく、星の見える夜ですもの。

(星が見える見えないは、まったく関係なかったけれど)
(秋の涼しい空気の中、なんとなくこのまま別れるのも、勿体無い気分になって)

だから、タクシーまで荷物持ち、お願いですわ。ねっ?
(少しだけいじわるそうに笑って見せて、首をかしげた。)


【それでは、わたしのほうは、これか次で締め、かな。】
252前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/18(月) 00:49:11 ID:VG/hlZif
いえいえ、本当ですから。
だって……ねぇ。
こんな年頃ですし、彼女の一人でも欲しいものですから。
……はぁ。
(自分で言いつつ、がっくりとなってしまう。
本当に、彼女の一人でも居ればいいのだが。
居ない現実が、また心に響いてしまう)

ん、俺ですか?
今は学校の寮に住んでいるんですけど……。
(タクシー、と言われるとちょっと吃驚してしまう。
何せ、お金がかかるものだから。
しかし、ここで断っては、と同乗することにした)

ええ、ではでは、先輩にお供することにします。
もう少しの間だけですけど、宜しくお願いします。
(そう言うと、先ほど預けた荷物を持ち……にっこりと微笑んだ)

【ではでは、俺はここまでで〆ってことにします】
【長々としたお相手になってしまいましたが、ありがとうございましたー】
253久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/18(月) 00:53:18 ID:NJTeUeUe
【確認しましたわ。】
【ちょうどいい感じですので、前山くんのレスを締めに】

【こちらこそ、長々お付き合いさせちゃいまして申し訳ございませんでしたわ。】
【また機会があれば、よろしくお願いいたしますわね。】
【楽しいひと時を、ありがとうございました。】

【おやすみなさいませ、良い夢を…】
254前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/18(月) 00:54:57 ID:VG/hlZif
【はいですー、こちらこそ、またよろしくお願いしますね】
【こちらこそ、ありがとうございました】

【それでは、おやすみなさいませー】
255名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 13:02:49 ID:cipX/yFu
256うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
257名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 19:52:52 ID:cipX/yFu
ホント
258竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 21:08:09 ID:JLnjdAsz
【待機をしよう。プロフは>>7
259藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 21:47:32 ID:kGKhJofJ
【こんばんは】
【立候補してみたりする】
260竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 21:50:17 ID:JLnjdAsz
【ありがたいことですわ】
【こちらこそ、よろしくお願い致しますわ……戦闘と日常どちらが】
【お好みでして?】
261藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 21:53:15 ID:kGKhJofJ
【ん―取りあえず日常で】
【戦闘はまた後で】
【よろしく】
262竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 21:58:41 ID:JLnjdAsz
【…………ふふっ、了解いたしました】
【わたくしから藤堂さまを尋ねるよりも、やはり例の生徒手帳を返しに来てくださった方が】
【自然ですわね】

【先に言っておきますと、生徒手帳の中身はなにも変わっておらず】
【竜胆凍が所持していたときのままとなっておりますわ】

【他に何かあれば質問をどうぞ、なければ書き出しをお願いしてもいいでしょうか?】
263藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 22:08:44 ID:kGKhJofJ
ん―…
(何やら思案顔で、顎に手を当てながら立ち尽くす)
(その手には、竜胆凍、と名前が記されている生徒手帳)

流石に、その辺に捨てとく訳にはいかないし…
はぁ…めんどくさいなぁ…
(一人愚痴を零し、女子高生らしからぬ気怠げなため息をつく)
(とぼとぼと、重い足取りで生徒手帳に記されている彼女の住所へと足を進める)
(彼女の身に変化があったとは知らずに―)
はぁ…ここかな。
(途中道に迷いながらも、ようやく彼女の家とおぼしき建物に)
(用件をさっさと済ませて帰ろうと手早く呼び鈴を鳴らす)

【ん、大丈夫…よろしくね】
264竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 22:22:31 ID:JLnjdAsz
(――存在を繰る。紅裂、高須賀…………そして凍。)
(凡百の存在が束になろうとも届かぬ上質なそれをナカで操る……)
(意識が混じり記憶が混じり経験が混じり……存在が混じる。)

キヒ……ひひっ、ひはははは………

(あの日、竜胆凍をくらい面倒な柵を断ち切った日を境に)
(肉体を受け、そして祝福をした…………誰にでもない自分自身に。)
(誰もが振り向く美貌を纏い、誰もが目を細める声音を発し、人と混じり人を食らう日々…………)

幸福、というのはこのようなことをいうのかなぁ?ケケッ……

(さぁ、呼び鈴がなった。来客だ)
(絹糸のような滑らかさを定着させた金髪をなびかせ、玄関へと歩く。)
(そして、そこに備え付けてある電話の受話器をとり応対する。)

はい、どちら様でしょう?

【こちらこそ、よろしくおねがいしますわ】
265藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 22:34:47 ID:kGKhJofJ
(そこから聞こえてきたのは、あの独特な、間のある声色ではなく)
(何処かの高貴な、そう正にお嬢様、といった風な声色)

んー…?
覚えてるか知らないけど、私は藤堂清香、っていう。
生徒手帳を届けに来ただけだから。
(イメチェンでもしたのかな、と呑気な事を考えつつ)
(鍵がかちゃり、と開く音がした)
(ドアを開くと、そけには―)

………………??
(金髪の髪をなびかせた、一目で美しいとわかる少女)
(その少女が出てきたのは問題ない)
(一番問題なのは、生徒手帳にある顔写真と、全く様子が違っていることであった)

……すいません、間違えました。
(はぁ、とため息をついてバタン、とドアを締める)
(学校の屋上にでもこっそり置いて置こうかな、と考えつつ、ドアに背を向けて帰ろうと)
266竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 22:48:26 ID:JLnjdAsz
生徒手帳…………
(記憶を探る、竜胆凍がそんなものを使っていた記憶があったかどうか)
(そして、すぐにその答えがでる。そんな記憶はない、と……)

(とにかく、と思いドアを開ければ直ぐ様その扉は閉まった。)
(そしてその前に見た顔――ああ、なるほど確かにあのとき、自分は凍により封印を施され)
(あらゆる感覚が凍結していた…………その時、か)

(蝶番が音をたて、控えめに扉を開く――背を向け、その場を去ろうとする背中に向けて)
(そっと、声をかける。)

――お待ちになって?
何方とお間違いになったのか存じ上げませんが……
よろしければ上がっていきませんこと?
何方とわたくしをお間違えになったのか、興味もありますし
ここまでご足労いただいたのですもの、お茶くらい振る舞わせてくださいな

(清楚な色合いのワンピース、その上にカーディガンを羽織った姿を)
(再びセイカにさらすと、竜胆凍ではできない優雅な笑みを浮かべた)
267藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 23:04:15 ID:kGKhJofJ
えーと…竜胆凍、って先輩の生徒手帳拾ったから、返しにきたんだよね…
住所はここで合ってるはずなんだけど…
(心底面倒くさそうにここまでの経緯をざっくりと話す)
(もう一度写真と目の前の女性を見比べる)
(何度みても、何から何まで凍先輩とは違っていて)


…………お茶?
…そういうことならせっかくだし、お茶貰ってく。
(お茶の誘いを受けると、踵を返す)
(いまいち状況が飲み込めないが、この優雅な女性ならきっと、上質なお茶を出してくれるかなと思って)
(二つ返事で、誘いを受け入れる)
268竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 23:23:47 ID:JLnjdAsz
ああ、竜胆凍のお知り合い、で――立ち話もなんですから
まずはこちらに………
(名乗りあってはいない、さほど深い仲とも言えないだろう、おそらく。)
(だが、竜胆凍自身は藤堂清香のなにかに惹き付けられていた)
(ナカにある存在が分かりやすくざわめく……利用、できるな。)

(黒い笑みを内心で浮かべながらセイカを客間に通す。)
(畳が敷かれた和風の作りであるそこへ促すと、座布団を敷き)
(自分はキッチンへと行く。)

お待たせいたしました。粗茶でございますが、よろしければ
お飲みになってくださいな。

(そう言って座卓の上にお盆をのせ、湯飲みに注いだお茶を出す。)
(こればかりは存在を繰る訳にもいかず、また操ったとしても)
(異能であるセイカには違和感を与えるだけだろう。)
(――たしか、あまり温度は高くなく、ゆっくりと均等だったか)
(などと、知識を掘り起こしながら宇治の玉露とかなんとか書かれてたそれを出した。)

それで、まずはお互いになんと呼べば…………自己紹介からしましょうか。
わたくし、竜胆 藤姫と申しますわ。あなたは?
269藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/18(月) 23:33:30 ID:kGKhJofJ
ん、わざわざありがと。
優しい人。
(ぼそり、と小さな声で呟く)
(誘われるがままに客間へとついていく)
(藤姫が内心で様々な策謀を巡らしていることなど、露知らずー)

(敷かれた座布団の上にちょこんと座り、お茶が出て来るのを待つ)
ん、ありがと。
頂きます。
(ずずず、と一口それを啜る)
(口の中には玉露の苦味や茶の暖かさなどが染み渡る)
(そうするとすっかりまったりした表情になって)


…私は藤堂清香。
好きに呼んでいいよ。
(啜っていたお茶を置いて、ゆっくりと答える)
270竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/18(月) 23:51:40 ID:JLnjdAsz
そう、それでは藤堂さま……と、お呼びしますわね。
勿論、こちらのこともご自由に。

(少し、舌を出すと艶かしく下唇を撫で、妖しい笑みを浮かべる。)

お煎餅、たべます?
生憎、堅焼きのものしかなかったので、苦手なら申し訳ないのですが……
藤堂さまは、竜胆凍のお知り合いでしたか――珍しいこともあるものですわ
あれも不器用なもので……誰も側に寄せたがらない、誰にも心を開こうとしないんです

(お茶菓子をだしながら唐突に語りだし、凍の存在がざわめく度に)
(声をあげて笑い出しそうになるのをこらえる。そして)
(藤堂清香の様子を見つめて、口許で手を合わせた。)
271藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/19(火) 00:01:03 ID:kGKhJofJ
…じゃあ、藤姫さんでいいや。
………………
(表情には出さないが先程からひしひしと感じる違和感)
(目の前の女性は凍先輩ではないのは確か)
(しかし、なんだか引っ掛かるような違和感が胸に残り)


うん、いただきます。
…そうだね。でもそういう人が居たっていいと思うよ。
心を開かせる楽しみ、ってのも味わえたり、ね。
まぁめんどくさいけど…
…貴女も、知り合いなの?
(煎餅をぱくつきながら、適当に雑談しつつ)
(藤姫さんが、凍先輩と何らかの関係があるのだろうと推察する)
何処に行ったんだろうね。
あれ以来見掛けやしない。
272竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/19(火) 00:14:15 ID:Mt7ErfrF
そうですわね、知り合い――いえ、アレをよく知るもの、ですわ
幼い頃、魔神と契約し……両親を殺め……呪いを受け……
アレのことならば何でも知っていますわ、例えば――――

(思考を巡らすセイカの動きを楽しむように身を乗り出すと)
(そっとセイカの頬に手を伸ばして)

――人を寄せ付けようとしない反面、好意や興味を向けられるのに弱い
藤堂さまの笑顔がとても好きだったのに、言い出せない…………とか、ね

ふふふ、何処にいったと思います?
何故、藤堂さまがアレを見かけなくなったと思います?

(藤の名の通り、自らの言葉に陶酔仕切った熱っぽい表情を浮かべて)
273藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/19(火) 00:29:22 ID:WQq92ets
ん―…そんなに一度に言われても、良く飲み込めない、というか…

そういえば、呪い、がどうとか言ってたような気が…
(一度に様々な情報が詰めし込まれた為、頭がパンク気味)
(魔神だの契約だの、なんだかめんどくさい事になりそうだな、と肩を竦めて)


ふふ…お嬢様は冗談も得意なようで。
私の笑顔が好き?
…有り得ない話。だってただの変顔だよ?
(頬に手を当てられても、眉一つ動かさず)
(むしろ笑みさえ浮かべて)

…なんだか楽しそうだね。
まぁ楽しそうで何より。
うーん……あの人学校サボりそうだから、どっかで寝てるんじゃない?
(熱っぽい表情を浮かべる藤姫さんを何の気なしに見ている)
274竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/19(火) 00:46:14 ID:Mt7ErfrF
冗談などではありませんわ……今も、わたくしのナカでざわめいていますもの
折角喰らった存在ですのに………なかなかわたくしのものになってくれませんのよ?
その、竜胆凍の存在が藤堂さまをとても好ましく思っていましたわ
これはとても利用できますの。わたくしに取り込まれることをよしとしない
竜胆凍の存在を取り入れるために――――

(そっと触れた頬を繊細な指つきでなぞると、唇の橋を吊り上げる。)
(優美からは程遠い、残忍な笑み。)

ふ、くくく…………ああ、変だと評価していた、していたとも!
だがそれ以上にその顔に!藤堂清香という存在に惹かれ!
そして求めていたのだ…………キヒャヒャ

だがヤツは畜生を救うために呪いを犯した。満身創痍の状態でなぁ!ククク!
楽しい、楽しいとも!!奴が、人非ズの獣のおかげで我はこうしていられるのだからなぁ!!

――我は思うよ、貴様を喰らえば煩わしく抵抗を続ける竜胆凍の存在も抵抗する気も
なくなるかな……と、な。ひははははははははははッ

【ここらで凍結をお願い致しますわ】
275藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/19(火) 00:50:01 ID:WQq92ets
【ん、分かった、いつがいいかな】
276竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/19(火) 00:53:29 ID:Mt7ErfrF
【だいたい21時以降でしたら時間をとれると思うので】
【それで、そちらの都合のいい日を指定していただければ、と思いますわ】
277藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/19(火) 00:55:58 ID:WQq92ets
【じゃあ、明後日の21時半はどうかな】
278竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/19(火) 00:58:31 ID:Mt7ErfrF
【水曜日のことだとしても、木曜日のことだとしても大丈夫ですわ】
【20日水曜日と21日木曜日のどちらでしょうか?】
279藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/19(火) 01:03:13 ID:WQq92ets
【あ、ごめん】
【21日木曜日の21時半ね】
【それじゃ、今日はありがと】
【先に落ちるね、おやすみなさい】
280竜胆 藤姫 ◆5komEqYA0I :2010/10/19(火) 01:05:23 ID:Mt7ErfrF
【承りましたわ、こちらこそお礼申し上げます】
【お休みなさいませ、よい夢を――キヒヒヒ】

【以下空室、ですわ。お疲れさまでした】
281媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/19(火) 01:16:26 ID:CEsJxFto
【名前】 媛名 葵(ひめな あおい)
【年齢】 18歳 / 3年 ※三年時編入
【性別】 女
【体型】 身長170cm 全体的にすっとした体型だが、胸もちいさめ
【容貌】 腰下まで伸びるストレートな黒髪。漆黒の瞳。あまり表情豊かではない。
      見かけはどちらかといえば華奢。大人しくしていれば淑やかそうにも見ないこともない
【能力】 ≪ 受 容 (レセプター) ≫
        強い力を自分に同調させて受け止める能力。霊媒体質に近い。
        異能など他者の能力については相手側から移譲された場合のみ、一時的に使用可。
【武器】 ・ 弐 式 (にしき)
        深凪伝来の霊体武器/刀型。真名は 『弐ノ完式 夜乃刀(ニノカンシキ ヤノト)』
        それ自体が意思/人格をもち使用者を選ぶのだが、葵はこれを無理矢理能力で同調させている。
        普段は無形。使用時は霊刀として具現化。霊体ゆえに形は日本刀から大剣まで刀剣なら自在。
      ・ 暗 器 各 種
        各種の糸、各種ダガー、針、圏、チャクラムなどなどの、各種暗器を使う
【希望】 NG以外、相談次第 
【NG】 ハードスカ 妊娠 (※和姦と欠損などは要相談)
【弱点】 憑依/暗示/洗脳等の精神干渉を過度に受けやすい 魔術攻撃耐性が低い
      弐式と能力使用は時に疲労感や頭痛、酷いと弐式に意識を乗っ取られるなどの副作用を齎す

【備考】 異形/危険な異能者の狩りを主業とする非合法組織≪深凪(みなぎ)≫に所属。
      糸などの暗器多種と霊刀を得物とする事から、彼女の識別名は≪剣糸(けんし/ソードストリング)≫
      外見や丁寧げな口調とは裏腹に、真顔で冗談や人を喰ったような発言をする。
      しかしその実、組織で長く育ったために当主に心酔しており、微妙に世間知らずで、たまに日本語がおかしい。
      組織育ちなので身体能力と戦闘経験値は常人以上。組織の建前上、能力は完全特異体質扱い。
      そんな彼女はこの街で大事な人を見つけ、人と触れ合い、普通の生活に惹かれていったが――。

     現在、≪深凪≫は兵部晶の所属する警察の一機関に協力。
     アンジェラ・トルーマン/御法川醍醐の師匠とは簡単な不戦協定を結んでいる。
     ときどき、知り合いの異能者をひっぱりこんで組織の仕事をさせることもしばしば。
     近日、葵自身は、幼い頃に犯された狗の異形の幻覚を見せられた為に、そのトラウマが少し尾を引いている。
     そして、このごろ時々地味に頭痛がするのが悩みの種。


【ロールお疲れさまでした。フロフィール投下落ち、です】
282名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 19:09:30 ID:jRc7zMPM
やるな
283伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/10/19(火) 20:09:05 ID:wiNyqYBU
【名前】伊織津綺子(いおり つきこ)
【年齢】17 高等部2年E組
【性別】女
【身長】168センチ
【3サイズ】85−58−87
【容貌】ショートカット、切れ長で涼しげな目元、きりりとした大和撫子
【能力】電気を起こし、放つことができる。
    稲妻を起こして攻撃するほかに、微弱な電流で治療行為なども可能。
【弱点】放出する電力量に比例して、体力の消耗がある。
    大きい電力を発するためには充電が必要なので、短時間での連発はできない。
    逆に弱い電力は意思に関係なく発してしまうことも多く、しょっちゅう精密機械を壊す。
【希望】バトル 日常ロール エロール※・グロ展開は要相談 バトル以外は多少の確定はOK
【NG】相談なしのエロール・グロ:ROMの方への警告も含めまして事前のご相談をお願いします
    過度の確定:特にこちらの考えや反応までを強制的に決められるのはNGとさせてください
【備考】高等部2年。陸上部のエース。ハイジャンプの学生記録を持っている。
    一見淑やかな優等生であり、クールでストイックなアスリートとしても知られているが、
    素の性格は素直で恥ずかしがり。育ちはいいが謙虚で努力家。
    厳しくしつけられたので、少し頭が固いところもある。
    兄を異能に殺されており、それがきっかけで退魔の世界へ足を踏み入れた。

*現在の状況
・恋人である迫水直と組んで退魔を行っている
・妖魔にレイプされた記憶を御木本正太郎によって封印され、表面上忘れている。
 迫水と御木本の二人は真実を知っている。
・兄の仇である「仮面の電撃異能者」は実は紫一久であるが、そのことはまだ知らない。
・退魔の意思を宿した妖刀を入手。時々とり憑かれている

※ロールの状況により、ご希望に添えないことがあります

【プロフ投下落ちです】
284紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 20:49:50 ID:2I8BGSqo
【名前】紫 一久(むらさき かずひさ)
【年齢】16/高2
【性別】男
【身長】172cm
無駄のない体つきに、やや大人びた顔。昼間は笑顔、夜間は無表情が七割を占める。
右腕は義腕。ただし、肌の色と質感をした装甲をつけているので、一見して義腕とは分からない。
手ばかりは間接が多く誤魔化しにくいので、常に黒い革手袋をつけている。
【能力】
*身体能力
生身でも、訓練を受けた大人と互角以上に渡り合える程度の身体能力。ただし、若干足が遅い。
*特殊能力関係
・アンビバレンス
右の義腕。手首から右手を射出できる他、五指も別々に射出する事ができる。有線でそれぞれ10mほど。
右手から電流を流せなくなった。また、右上腕部には「デオニュソス」という変圧機関が搭載されている。
首筋の端子(平時は装甲で隠している)にコードを接続して使用すると、脳の活動を活性化させ、反射神経や思考力を大きく上げる。
・ショックボルト(能力)
左手から触れている対象に電流を流しこむ(義手からは不可能)。使用には痛みを伴い、痛みは威力や相手の大きさに比例。
・刺天改
強固な補強を施した日本刀。電流を流すと刃が裏返り、流し続けるとドリルのように回転する、冗談のような刀。
・他にも様々な武器を小器用に操る

【希望】事前に相談あれば、基本的に何でも
【NG】グロ、ホモ、大きな後遺症(切断くらいならおっけー)
【弱点】
義腕の駆動に常時能力を発動する必要があるので、激しい動き(戦闘等)を長く続ける事ができない。
足が遅い。
勝利が見えると油断する(平時)。
【備考】
対異能組織<<十三天梯>>の特職部隊隊員。コードネームは<<ヴァンブレイス(剣守の篭手)>>。
異形や異能の調査および討伐、捕獲、場合によっては勧誘を行う。また、実戦の中で試作武装のテストを行う事も。
孤児だったところを組織に拾われ、ある異能を模倣した電撃能力を、人工的に与えられる。
適当な性格に見えるが、使命感はかなり強い。でも不平不満は結構こぼす。
昼間は人当たりが良いが、あくまでそれは情報収集のための仮面であり、夜の戦いの最中に現れる残忍・傲慢な性格が本性。
自身がかつて苦しい思いをして能力を物にした経験から、能力を制御しきれない異能に対してすこぶる甘い。年下にも甘い。
<<オートクレール(妖精の麗剣)>>と言われる幼い異能とちょくちょく行動を共にしている。

組織上層部で混乱(再編)があり、自由に振舞う事ができずストレスが溜まっているとか。


【投下ついでに待機と行こう!】
285アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 21:06:15 ID:nSz9RUtx
【名前】アンジェラ・『ウィーク』・トルーマン
【二つ名】「ミス・ウィーク」「英国の焼肉提督」
【年齢】17歳
【性別】女性
【身長】165cm
【3サイズ】88:60:82
【容貌】肩までまっすぐ伸びる黒髪。肌はやや白め。
    細い眉と大きめの黒い瞳が少しきつそうな印象を与える。
    やや筋肉質で、運動の得意そうな体型。
【能力】魔法
    分厚い『呪文書』を手に持ちページを開くことでそこに書かれた魔法を使うことができる。
    本人の努力の甲斐(?)あってか、曜日による制限は無くなり、いつでも多種多様な魔法が使えるようになった。
    ただし魔力量による制限は健在。
    ・魔力量
     それぞれの魔法にはLV0〜3が存在し、彼女のその日の魔力量で使えるLVが左右される。
     (LV0=その魔法は使用できないという状態)
     未熟な魔女であるため、自身で十分な魔力を捻出できず、生物の体液や肉を摂取して捻出する。
    ・『魔女』
     呪文書を通じて、自身のオリジナルである『魔女』とつながっている。
     『魔女』は呪文書無しで多彩な魔法を使えるが、一度に複数の魔法を使えないのは同じ。
     魔女とはもともとは別人格であったが、根源が同じであるため容易に乗っ取られる。
     次第に魔女の人格(=オリジナルの人格)と融合しつつあるが、当人はその事に特に抵抗はない。
【希望】会話、戦闘等
【NG】グロ、スカ、リセットが必要となるもの(要相談)
【弱点】多彩な魔法が使えるが
    ・どの魔法もそれほど強力ではなく、LV3でも生粋の「炎使い」や「超身体能力者」には劣る。
    ・呪文書を開かなければ使えない。
    ・一度に一つの魔法しか使うことができない(例:回復魔法使用中に身体能力強化魔法を使えない、時間魔法使用中に攻撃魔法を使えないetc)
    ・魔力量には限りがあり、無理な使い方をすればすぐに身体に影響が出る。
    ・魔法は決められた術式に基づいて発動されるものであるため、融通があまり利かない。
【備考】イギリスからの留学生。
    英国営機関で作られた、魔女の髪の毛から作られた魔女のクローン。
    しかし、ほとんど独学で魔術を学びざるを得なかったため、期待されたほどの力を得られなかった。
    機関の他の実験体に比べて冷静で精神は安定しているが異能者としては最低レベルとされ、扱う魔法とかけて「ウィーク」と呼ばれる。
    本人もそのことを認め、留学先では「視察任務」と割り切り、異変や異能に積極的に首を突っ込まないが、
    冷静である以上に正義感が強いため、危機に陥ることも。
    現在は戦い方も確立し、それなりの結果も出している為「全権大使」となっているが、さまざまな点から不安は残る。
    また、人道を外れるのを拒み、肉(牛や豚など)を食べることで微量ながら魔力補給している。
    そのためかバーベキューや焼き肉には異常な拘りがあり、
    焼き肉パーティーなどが行われた場合、留学先に強烈な印象を与えている。

【状況】
     【現在】
     紅裂拓兎に対しては、少し整理がついた様子。
     『魔女』が前山馨に興味を持ったようです。
     媛名葵と接触、『深凪』と不戦協定を締結。
     兵部晶と接触、『警察』と協力体制に。
     霧原朱音と協力体制。身体の用意と敵の正体を探る事を了承。但し彼女の現状を把握していない。
     郡太一郎と接触。友好、協力関係に。
     
     【10年後のある未来】
     『三千世界』の長「絶対領域」に個人的に助力。

【しばらく待機させていただきます。】
【リミットは12時ごろ、凍結置きレス有りで、よろしくお願いいたします】
286アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 21:07:45 ID:nSz9RUtx
【リロードミス、ですね。随分と失礼な事をしてしまいました。】
【と、よろしければお相手に立候補したいと思うのですが、いかがでしょう】
287紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 21:10:51 ID:2I8BGSqo
【まあ気にするな、よくある事だ。そしてこちらこそお願いしたい所だぜ】
【さて、初対面だし共闘か、それとも目撃→話でもするか】
【俺個人としては魔法というものに少なからず興味を持っているから、話すに困る事はないと思うが】
288アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 21:24:14 ID:nSz9RUtx
【そう言っていただけると助かります。では、よろしくお願いします】
【軽く共闘した事にして(トドメのシーンのみ描写)して、その後の会話をメインに行う】
【というのが、話が早くて良いかなあなどと思いました】
【どうやらお互いに、あまり頻繁にロール出来ないようですから】
【こういう形で終われば、次回からはやや濃いめのシチュエーションもできるかなあ、などと】

【ただ、そちらは戦闘時のギャップを持ち味としていますので】
【ゆっくり時間をかけて絡めていく、私を利用していくのならば、目撃→会話の方が良いかもしれません】

【私としてもそれはそれで良いので、お好きな方向を提示してください】
【あるいは、学生生活からのアプローチ(噂等から)でもかまいませんよ】
289紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 21:28:05 ID:2I8BGSqo
【ふむ、そうだな】
【まあ、じっくり絡むか利用するかはさておき…じゃあ、共闘→会話で行くか】
【なんかちょっと硬い野犬的な物を撃退した事にしておこう】
【互いのロール頻度なんて、そこまで気にする事はないと思うぞ】

【書き出しはどうする?】
290アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 21:36:11 ID:nSz9RUtx
【ちょっと変に考えすぎてしまいましたね。失礼しました】
【では、それでいきましょう。では、書き出しをお願いしてもよろしいでしょうか】
【こちらが相手の動きを止めて、そちらに止めをお願いしたという事でいかがでしょうか】

291紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 21:41:59 ID:2I8BGSqo
【了解した。…流れ、少し変えて良いか?】
【異形の群れに輪を描いて囲まれて、流れ的に背を合わせてそれらを撃退】
【で、一通り終わって俺が油断した所に生き残りがかかるので、それを仕留めて欲しい】
【多分その方が導入しやすいだろう】

【では暫し待て】
292アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 21:43:45 ID:nSz9RUtx
【了解しました。たびたび申し訳ありません】

【それでは、よろしくお願いします】
293紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 21:53:16 ID:2I8BGSqo
(力を振り絞る必要はない。行く手に刃を立てれば良い)
(今夜のように、単純な獣相手ならば、たとえ数が多くとも処理は容易いのだ)
は…ッ!
(声を上げる、というより、息を吐き出しながら刀を素早く、小回りに振るう。それで終わりだった)

(目に見える襲撃が終わり、紫 一久は大きく息を吐く)
(今夜の相手は、砂や石を身体に取り込む事によって耐久性を上げた野犬の群れだった)
(街外れ、林に少し踏み込んだ辺りで、彼らに囲まれ…どのタイミングからかは分からないが、もう一人少女もいて)
(気付けば、被襲撃者という共通の立場同士、暗黙に協力して戦っていた)
(野犬の群れが相手ではあったが、怪我はない。身体的な怪我に限れば、だが)
(包囲襲撃からの防御に、金属製の右腕は好都合だった。それに甘えて盾にしたせいで、衣服は擦り切れ偽装の肌も剥がれ、鉄の腕がむき出しになっている)
(なってしまったものはしょうがないとは言え、さして強くもない癖にそういう面倒をかけられ、苛立たずにはいられない)

……終わったか。
ったく、雑魚も雑魚の癖に、面倒をやりやがって。
(無論、得るものだってあった。少なくとも、遭遇した少女はただ守られるだけでなく、そしてその戦う手段を見る事ができたのだから)
(それでも、苛立ちと腹立ち紛れに、動かなくなった異形の死体を踏みつける)
見るに…平凡、凡百。持ち帰る価値もなさそうだな。
骨折り損八割強といった所か。
(異形を踏みつけにしたまま、武器の刀についた血糊を拭い、鞘に納め、ぐー、と身体を伸ばす)

(その瞬間、僅かに急所を外れ、生き残っていた異形が、紫に飛びかかった)
(油断、緩みきった彼の足を狙い、身体が走り、牙を剥く)

【では、こんな感じで】
【よろしく頼むぜ】
294アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 22:14:02 ID:nSz9RUtx
(今夜もまた、いつものように夜の街の舞台へと上がる)
(情報を集め、機関の役に立つ為に)
(そして、人間を助けて、自分の心の渇きを満たす為に)

(街はずれで出会った敵は、それほど特異な物ではなかった)
(起源は解らないが、野犬に似た姿をした異形の群れだ)
(多方向から連続で繰り出される物理攻撃は彼女にとって苦手な物ではあったが)
(偶然巡り合った共闘者のおかげで、大きなダメージは無いままに)
(戦闘は順調に終了へと向かっていた)

終わり、なら良いのですが。
(騒がしかった周囲の様子も打って変わり、今となっては異形の亡骸が転がるばかり)
(少しずつ緊張感を緩めれば、軽くため息をつく)
(だが、まだ本当に戦いが終わったとは限らない)
(後ろに立つ少年が、本当に自分の敵ではないとはまだ解ってはいないのだから)

さて、持ち帰ると言いましたか。
よろしければ、その目的を教えていただけ──
(警戒心を今度は彼に向けながら、振り返る)
(だが、その眼で捉えたのは、彼の足を引きちぎらんとする半死の異形)

──Thunder,Level1

(素早く雷の呪文を唱えてそれを灰へと変えれば、周囲を確認し直す)
(今度こそ、終わったと考えて良さそうだ)

お互い、少し詰めが甘かったようです。
それはさておき──そうですね。
私は、人間を助ける為に行動している魔女、アンジェラ・トルーマンと申します。
貴方のお名前と目的をお聞かせ願えますか?
(薄く笑みを作って、再び彼に問いかけた)
295紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 22:28:40 ID:2I8BGSqo
…っと!
(意識の外からかかってきた異形に、意識の内からそれを討った閃光)
(驚き足で払いのけようとした時には、既にその身に迫る危機は終わった)
………悪いな。
悪癖なんだ。
(バツが悪そうに、金属の右手でかりかりと側頭を掻く)

魔女、フロム外国か、なるほど。
存在は知っていたが、魔法使いと直接会って共闘するのは初めてだな。
(薄く、やや警戒心の篭った笑みに対し、軽薄に、少し困ったような笑みを返す)
そう警戒するな。
名前は…紫 一久。日本人だ、一応。
ちょっとした組織に所属してな。変わった異形を持ち帰るとご飯が食べられる簡単なおしごとだ。
………ただま、今日のコレだと大して良い物は食えなさそうだな。
(そう言い、再び野犬の異形を足蹴にする)
という訳で骨折り損八割強。現状ではな。

…しかし、魔法か。
(手にした呪文書に、少々遠慮がちに、しかし分かりやすく視線を注ぎ)
やっぱり、アレか。その本を持って見て唱えるとああいう風にできるのか?
(頭の悪そうな問いかけは、その力の根源を探るもの)
296アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 22:46:18 ID:nSz9RUtx
お互い様です。
まあ、貴方が私の出方を伺う為にわざと襲われかけた──
だとしたら、別かもしれませんが、なんてね。冗談ですよ。
(頭をかく少年を見ながら小さく笑う)
(自分自身の緊張感を拭いながら、彼との会話を続けていく)

私もサイボーグ、あるいはロボットと共闘したのは初めてですが……
なるほど。
私の所属している機関も、私に異形の調査をさせていますから
意外と目的は近いのかもしれません。
まあ、それは初対面の構成員同士が話すことではなさそうですから、置いておいて。
(感情をむき出しにせず、冷静な態度を保つ少年)
(今まで出会った男の異能者たちが皆、闘争本能むき出しに近かっただけに)
(彼の存在が少し異質なものに感じる)

今のところは、ですか。
なるほど、したたかですね。
(異形の屍が変化する可能性の事を指しているわけではないだろう)
(興味の矛先をこちらに変えられた事を感じ取れば、小さく苦笑して)

そう、ですね。
この呪文書を開いて、「私が」唱える事で使用する事が出来ます。
(彼を警戒しながらも、呪文書を閉じて応える)
(若干露骨な言動には警戒するが、無知や無邪気をかざされるよりは)
(自分にとっては楽な事を悟って、心の中は少し楽に構えた)

それで、貴方のその金属部分は何なのですか?
(答えた代わりに、といわんばかりに今度はこちらが彼について問う)
297紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/19(火) 23:03:21 ID:2I8BGSqo
サイボ……っ、ああ、なるほど。
(耳に馴染まない言葉を聞き、一瞬動揺するが)
(なるほど確かに、生身の身体に金属の腕が生えていれば、サイボーグという形容は不自然なものではない)
(むしろ、今までそういう風に言われなかったのが不思議なくらいだ)
…あまりサイボーグという意識はないな。
なんつーか、サイボーグというと、全身機械化してそうじゃあないか?
(生身の左腕で、こつこつと右腕を叩く)
ふん、お前も組織人か。
深凪…は、考えづらいな。警察でもなさそうだし、海外の機関か?
どちらにせよ、悪くない関係でいようじゃないか、ああ。

……フフ。
(愚昧という訳ではなさそうだが、逐一感想を口にする辺り、格別頭が冴えるという様子でもなさそうだ)
なるほど。あくまでお前専用。
残念だな。俺の組織も、そして俺個人も、魔法やら魔術やらという技術には興味津々なんだ。
多岐的で形体だてられた、学術的、数式的な力という考えが強い。
…………お前のはそういう訳でもなさそうだな。個人スキルという事か。
(現状では。その言葉を、余裕を持って飲み込む)
(先天性か、機関から与えられた物か。次に聞きたいのはその辺りだな)

ん?
ああ、義腕だ。良く動くぞ。
(一方的に情報を狙う事はしない。金属の腕を見せるように曲げ伸ばし、軽く振ったりして)
技術に関しては秘匿事項……なんて、言うまでもないか?
(今度は腕を立て、手指の動き。握り、開き、一本ずつ順番に動かして見せる)
(いかに技術が発展していても、動力の問題はどうなのか…という事には、気付くだろうか)
298アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/19(火) 23:41:28 ID:nSz9RUtx
なる、ほど。
それは失礼しました
(サイボーグ、というのはどうやら違うらしい)
(ただ単純に腕だけ武器化した、あるいは欠損したためつけたのだろうか)
組織人ですが……ええ。
ご察しのように、海外の機関です。
貴方も深凪や警察の方ではないという事でよろしいのですよね。
こちらとしても、むやみに敵は増やしたくないと考えていますが。
(妙に大人びている言動に違和感を覚えるのは)
(やっぱり、今までに出会った異能者が直情的すぎたからかもしれない)

ええ、そうです。
貴方たちの欲しているそれとは少し種類が違います。
そちらの魔法を使う異能者も、この街にいそうなものですけどね。
(重点的に問われるのは機関の事よりも、こちらの魔法の事)
(だが、彼らが求めているのはどうやらもっと別の魔術らしい)
(人間が資源と時間を費やして組み上げてきた魔術師の扱う魔法は、アンジェラは扱えない)

個人スキル。大体そのような物だと思っていただければ良いです。
私の機関はそう──異能者を人工的に作ろうとしているので。
(少しの迷いの後に、大きな情報を彼に示す)
(この情報が彼らを釣るえさになるのか、それとも彼らが欲しがっていたそのものなのか)
(それはまだ、解ってはいなかったのだが)

なるほど。素晴らしい技術ですね。
(医療現場で扱われるそれとは、性能も質もまるで違う義手)
(運動性とパワー、頑丈さについては既に見た)
その義手も、「貴方だから動かせる義手」なのですか?
(自分に問われた質問を返すようにして問う)
299紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/20(水) 00:00:32 ID:2I8BGSqo
なるほど。
(アンジェラの言葉に、薄く唇の端を歪める)
深凪とはもう接触済みか。その様子を見るに、相互不干渉、あるいは協力の話はつけてあるようだな。
敵を増やしたくないのはこちらも同じだ。戦う相手は異形だけで良い。
…基本的に、だが。
(ふと、何かを思い出したかのように目を細め、苛立ちを押し付けるようにぐっと踵で地面を抉った)

――ほ、う。
(人工的な異能の作成)
(それはこちらの、<<十三天梯>>の目的とほぼ同じと言って良い…かもしれない)
(細部は分からないが、この出会い、思った以上に……)
…そういえば名乗っていなかったな。
俺が所属する組織は<<十三天梯>>と言う。自慢じゃないが、規模はちょっとした物だ。そして目的も。

さて、どうかな。
(かり、と鉄の人差し指を噛んだまま手を引くと、指と手との間にワイヤーが伸びて…なんて所まで見せつつ)
少なくとも、現状で扱えるのは俺だけだろうな。
だが、条件を揃えれば俺以外でも扱えん事もないだろう。
(身体のどこかしらか、一程度、かつ安定した電流を出せれば、という条件は、そうそう満たせるものではないだろうが)
そういう意味では、こちらはそこそこ科学的、理論的だと言える。

……………
(口を噤み、考える)
(彼女は確かに、人工的な異能を作る、と言った)
(手段の違いはあれど、それはこちらも目的としている事…かもしれない)
(その、一応の成功例たる自分が言うのもナンではあるが)
……よし。
(思考が結ばれ、小さく呟き)
どうだ。互いに骨折り損以外の二割の幅を広げる可能性を模索しないか。
コンタクトのベクトルは違えど、まったく背を向け合っているとも思い難い。
………有り体に言う。ちょっとデートをしよう。こんな時間でも空いてる店はある。マックとかになるが。

【そろそろ時間か?】
300アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/20(水) 00:07:27 ID:HqSnQ52O
【そうですね。では、本日はここまでにしましょう】
【解凍は今週の木金土なら、21時から行えると思います】
301紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/20(水) 00:11:18 ID:aZXLmJtO
【了解した。週末なら安定して空けられると思うから、金曜九時からで頼む】
【それでは失礼。ゆっくり休んでくれ】


【以下、空いている】
302アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/20(水) 00:13:26 ID:HqSnQ52O
【了解しました。そして、本日のお相手ありがとうございました】
【スレをお返しします】
303名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 17:07:29 ID:M87Dee0r
亜希
304瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/20(水) 20:56:11 ID:GWwYuGBZ
【しばらく、待機させて頂きますねー】
【プロフは>>24にありますー】
305瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/20(水) 22:06:44 ID:4UilwhIH
【待機解除ですっ】
【スレをお返ししますねー】
306兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 21:24:34 ID:CtaOdK/e
【しばらく待機させて頂きますね。ちなみにプロフは>>141にありますので】
【よろしくお願いします】
307瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 21:37:06 ID:cFciLlv3
【いろいろ用を済ませてたらこんな時間になってしまいましたがー………】
【予告通り参上ですっ】

【こんばんわです、兵部先輩♪】
【わたしでよろしければお相手いたしますがー?】
308名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 21:41:58 ID:1BPGE3Fl
やだ
309兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 21:42:00 ID:CtaOdK/e
【こんばんは、瑞谷さん。立候補、ありがとう】
【それじゃ早速内容の相談に移るけど、黒上先輩絡みの話とか、
 後はまだしたことのない共闘関連とか、僕が思いついたのはそれくらいかな】
【他に何か案があったら、遠慮なく聞かせて】
310瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 21:48:03 ID:cFciLlv3
>>309
【でしたら、いろはさん絡みの話で進めませんかー?】
【それにおまけして共闘になるのも一興ですがー………】
【先日いろはさんと共闘になったばかりなわけですしー】
311兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 21:52:38 ID:CtaOdK/e
【だったら、まずはさくっと共闘から始めようか?】
【そこまで強くない異形を相手に、何だったら瑞谷さん一人で倒してしまっても構わないし】
【その後会話…と、そんな感じでどうかな】
312瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 21:59:13 ID:cFciLlv3
>>311
【了解ですー】
【そうなると、書き込みはわたしからでしょうかー?】
313兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 22:03:15 ID:CtaOdK/e
【ああ、大丈夫だったらお願いするね。戦闘中に遭遇するでも、遭遇後に戦闘でも構わないから】
【のんびりびりと待ってるから、ゆっくりどうぞ。では改めて、よろしくお願いします(一礼)】
314瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 22:06:08 ID:cFciLlv3
>>313
【了解ですー、しばらくお待ちくださいー】
315瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 22:23:36 ID:cFciLlv3
………はあっ、もう少し……力を…っ、
(すっかり夜も更けてきた………、辺りはすっかり真っ暗である)
(体中を体毛で覆われた、イノシシみたいな異形に今まさにてこずっていた)

(今回の事の発端も何も、いつもの裏山での特訓の最中に"異形が乱入してきた"以外の何ものでもない)
(木々を薙ぎ倒して突撃してきたので最初の突進に気づいて交わし、もうかれこれ10分くらい戦っている)

………体毛が……厚すぎる…っ、
(水鞭で短い4本足の一つを縛ったりしてみるが、体毛を収縮されて緩められ、逃れられる)
(かといって策が無いわけでもなく、水鞭の力を収縮して作り出す水糸なら、更に鋭い攻撃が出来るだろう)
(ただ、郡先輩との共闘でようやくモノにすることの出来た水糸も、作り出すのにしばし"間"が必要)
(今は水糸を作り出すだけの間すら、与えてくれない状況であった)

どうにかして………水糸を…作り出さなくちゃ…っ!!!
(紙一重で突進を交わす、このままだと体力を奪われて、攻撃を受けることになる………)

【では改めて、今夜はよろしくお願いしますねー(礼)】
316兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 22:38:53 ID:CtaOdK/e
(今日も今日とて、あの裏山で遭遇した人型の異形を探す為に、
 木々の群れの中に入り込む。寒さを増してきた昨今、
 晶は首元に濃い緑色のロングマフラーをしていた)
(しかし、今夜も結果は空振りのようだ。こんな事が重なるほど、
 嫌な方向にしか思考が進まない。異形が葬られるのは、本来の
 『ガンスリンガー』の姿勢としては、喜ぶべきはずなのだが)
(あの御木元正太郎という青年は、何か進展を見せて
 くれているだろうか。前向きに考えるならば、あるいは
 奏家によって既に保護されている可能性もあるが。それはあまり期待できまい)

(取り留めもない事を考えながら、下山しようと足の向きを変えた時、
 やや騒がしい音が聞こえた。そちらの方へ数歩進むと、疑念は確信に変わる)
(何かが争っている。深紅のケースを背負った小柄な影は、弾けるように走り出した)


あれは………。

(両手に二丁拳銃を構えながら、木の影から様子を窺う。
 猪に似た、ただし本物より凶悪なオーラを纏った異形。
 それと戦っている、水を操るショートカットヘアの少女)
(――――水龍の巫女、瑞谷愛華か)

(あれから彼女は、どの程度力を操れるようになったのか。
 少し黙って、戦闘の様子を観察しているかと思ったが、
 苦戦しているようだ。回避は見事だが、攻め手に欠ける)
(片手の銃を構え、タイミングを図る。狙いは突進の後、
 再び愛華を狙う瞬間。引き金を引き『回転』で弾道を変え、猪の四肢を正面から狙う)
(あの体毛に阻まれる可能性もあるが、まずは衝撃を与えるだけでいい)
317瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 22:59:36 ID:cFciLlv3
>>316
!!!!!!!!!!
(イノシシの様な異形はひたすらに目の前の少女を獲物として捕らえている)
(交わしても交わしても、くるんと体制を立て直して追ってくる)

(しかし、だった)

!!!……、ドシャッ!
(突進を回避した後、コンマ何秒もしない間に異形は虚を突かれたようにその胴体を横たえた)
………何!?
(異形が何故急に横たわったのかはわからないが、隙が出来た今しかない)
(異形は身体をバタつかせて、起き上がろうと手間取っている)
……………っ!
(右手に持つ水鞭に力を込め、その鞭を細めていく)
(そして、5秒くらいの間に異形は体勢を立て直して身体を震わし、突撃を再開してきた)

………、
(そして、また突進してくる異形を"敢えて"紙一重で交わしていく)
(わずかに目につく程度の細さの"糸"を仕掛けつつも)
(糸に気づかなければ、状況は変わっていないように見えるだろう)
318兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 23:09:50 ID:CtaOdK/e
『チャキッ…』

(態勢を崩すことには成功した。次にありったけの鉛弾を
 全力で放とうと、89式5.56mm小銃を取り出し――――)
(狙いを付け放つ前に、ふと水使いの少女の様子が目に入った。
 チャンスに追撃を放つでもなく、何かに集中しているようにも見える。
 と、彼女の武器である水の鞭がその姿を消していった)
(諦めたわけではないだろう。彼女なら、自分の力が本当に
 通用しないと悟ったならば、逃げ出すことも選択肢に入れられるはずだ)
(となると、ここから起死回生の一撃を決める準備でもしているのか?)

……………。

(やがて異形がまた立ち上がる。少女はそれを回避する。
 先ほどと同じ、違うことと言えば、少女が己の得物を解除したことくらいか)
(だが、このままでは終わるまい。もう少し成り行きを見守ろうと、
 照準は常に異形を狙い続けながらも、人差し指はまだ動かさなかった)
319瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 23:27:59 ID:cFciLlv3
>>318
…………そろそろ、かな?
(ふと呟き、まだ向かってくる異形を尻目にくるりと振り返る)
(相変わらず、突撃を繰り返し続ける異形はこちらに向かって一直線である)
!!!!!!!!!!!!!!!!
(異形は動きを止めた獲物を仕留めようと少し速度を上げて再突撃をしてくる)

………、
(ここまで攻撃が一直線なら対応はし易かった)
(異形を十分引き付け"僅かに"左回避、そして通り過ぎていった異形に振り向き、右手を引く)
…!!!………、、、
(先ほどと同じモーションで向き直った異形、改めて突撃しようとしたみたいではあったが………)
(異形の体毛がハラリと"切れた"ように落ちる、散髪屋のハサミで切られたように)
(そして、間もないうちに異形はぶつ切りになり、存在を保てなくなった為か、霧が晴れるように消えていった)
……………よかったぁ、
(辺りを見回し、攻撃の気配が無いのを確認すると、一息つき近場の木にもたれる)
(そして、水糸の力を解放し水鞭に"戻し"、水鞭を消した)
(ひとまず、休憩して今日は帰ろうと判断し、水筒の蓋を開けた)
320兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/21(木) 23:41:04 ID:CtaOdK/e
(何度かの攻撃と回避の後、愛華が動きを止める。
 大した知能も持たない動物型の異形は、それを好機として突進)
(紙一重で少女がこれをかわす。そして、また千日手の始まり――――
 には、ならなかった。少女が右手を引くと同時に、
 その頑丈そうな体毛が切れ、異形の体がバラバラになり、そして霧散した)

………ふむ。

(あれは一体どうやったのだろうか。目の前の少女が、
 再び水の鞭を作り出し、また消した。とすると、
 やはり水の力なのは間違いないのだろうが。水鞭の形状を変化
 させたのだろうか。あの鋭い切り口から察するに、細い糸のような
 ものなのだろうか。それならば、この位置から見えなかったのも頷ける)

『バタン』

(銃器を全てしまい、このまま家路につくべきかとも思ったが、
 少し言葉を交わしていくのも悪くない。永久との会話の意味もある)
(のんびりと休憩している彼女に一定の歩調で近付き、晶はその姿を見せた)

こんばんは、瑞谷さん。先程は見事だったね。

(相変わらずの、淡々とした口調。冷静な眼差しだ)
321瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/21(木) 23:51:38 ID:cFciLlv3
>>320
………!?
(普段はありえない物音に気づく、ケースか何かが閉じたような音)
(まだ何かが、近くにいる………?)
(そういって警戒しようと、姿勢を正そうとしたそのときだった)

あ、………兵部…先輩?
(暗がりからひょっこりと顔を見せたのは以前能力のみ明かしあった先輩の姿)
(どうしてこんなところにいるのだろうか、間の抜けた口調になって首を傾げる)
えっと………なんで、こんな場所にいるんですかー?
(先輩の分のお茶を準備しつつも、視線は先輩の方を向いている)
322兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 00:03:36 ID:CtaOdK/e
別に何て事はない、ただの異形狩りだよ。
君もそうなんじゃないのか?

(異形探しという点においては間違ってはいないが、完全に本当のことと
 いうわけでもない。だが、それを彼女に説明するのは骨が折れる)
(ひとまずそういう事にしておこう。何ら不自然なところはないはずだ)

それより、さっきのはひょっとして水の糸か?
動きも見事なものだったし、かなり修練を重ねているようだけど。

(あるいは、水龍が何らかの形で目覚め始めているのか。
 だが、それは口にしない。少女は自分がそれを知っていることを、
 知らないはずだ。彼女にも知らせない方がいいだろう。
 あの事故についても警察で調べてみた。明確な事実が判明したわけではないが、
 それでも―――――取り扱いには、注意した方がよさそうだ)
323瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 00:17:15 ID:GmDOqatZ
>>322
わたしはー………特訓で来てるんですけど、
(結果的に異形狩りになったわけだが、いつもこんなことをしているわけではない)
(とはいえ、これ以上言うことも無いだろう、話がややこしくなりかねない)

え……、あ、はいっ、
いつも使っている鞭の力を……収縮して、糸みたいに細くしたんです、
見ていたんですね、先輩……、
(そうすると、異形が横転したのも納得がいく)
(先輩が狙撃か何かで異形に攻撃を仕掛けたのだろう)
……おかげで、助かりましたー♪
(自然と頭がぺこーっと下がる、先輩が隙を作ってくれたおかげで異形を倒すことが出来たのだから)

まだまだ時間が必要なので、自由に使えないのが難点なんですけどー………
(くるっと振り返って異形が消滅した方向を眺める)
324兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 00:33:22 ID:/14PH7Ak
特訓…成る程な。
確かに君はまだまだ、もっと強くなれると僕も思うよ。

(真面目で頭も聡く、何より発展途上の異能。その特訓とやらの
 やり方は分からないが、独力でもそれなりに腕の立つ異形狩りになれるのではないか)
(もっとも可能ならば、彼女に力の使い方を教えてやれる人間に
 そばにいてもらった方がいいのかもしれない。自分は気付いた時には
 完全に異能をコントロールできていたため、天羽都の時もそうだが、
 分かりやすい説明をできるとは思わない。ましてや相手が水龍の力なら)

ふぅん…大分その異能にも慣れてきたようだな。
………良かった。

(やはりあれは水の糸だったのか。回避しながら、あの異形の体に
 こっそりと巻き付けていた。打撃の鞭では通用しないなら、
 切れ味鋭い水の糸へ――――やはり、便利な異能だ。聡明な彼女にも合っている)
…別に礼なんかいいよ。
異形は僕の倒すべき相手だから、やるべきことをやったまで。
むしろ、望んで異形を倒しているわけでないのなら、君の協力に僕が感謝すべきだ。

(真正面から礼を言われ、顔を逸らしながらそっけなく呟く)
(こういった、手放しの感謝は、何だか苦手だ。あまり言われ慣れていない)

実戦で一人で使うなら、もう少し作り出す時間を短縮しなければな。
…そう言えば、僕が話した四人…あの中の誰かに遭遇したか?

(ふと気になったので訊ねてみる。即ち頼りにしてもいいと
 判断した人間、久遠ゆりかに媛名葵。そしてこれは危険だと言った人間、黒上いろはに葛森利香だ)
325瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 00:57:41 ID:GmDOqatZ
>>324
………♪
(笑顔で顔を上げる)
(確かに以前より異能には慣れている、しかし、それは自分の力だけではない)
(今まで出会った様々な人や出来事にサポートされてのことだ)
(もちろん、兵部先輩も関係なくは無い)

それでしたらー………、お仕事、お疲れ様ですっ♪
良かったら、いかがですかー?
(前は時期的に麦茶であったが、今日は温かほうじ茶である)
(そろそろ日が沈むと寒くなってくるので、温かい飲み物に切り替えた)
(顔をそらす先輩に向けて、笑顔でカップを差し出す)

えっとー………、葵先輩はあれ以来会っていませんしー………
後は……あっ!!!
(危険といわれた2人の名前が頭に浮かんだ)
えと、葛森先輩といろはさんならー………お会いしたことがありますー、
(葛森先輩は……確かにいろんな意味で危険だったが)
(いろはさんが何故危険と呼ばれるのか、その理由がわからない)
あの………、いろはさんが何故……危険であるのか、教えていただけますかー???
(あの日いろはさんは毒にやられて結果、一晩お世話にすることにしたが)
(結局わかることは何も無かった、だからこそ、今聞いておきたい)
326兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 01:12:32 ID:/14PH7Ak
………………。
…………ありがとう。

(しばしの逡巡の後、結局傍らに座り込んで、カップを受け取った)
(年下の、しかも夜の世界に積極的に足を踏み入れているわけではない、
 どちらかと言えば一般人に近い少女の気遣いだ。無碍にはできない)
(緑茶ほど渋くない、あっさりとしたほうじ茶の暖かい味が
 口の中に広がる。冷えた体が、じんわりと熱を取り戻していくようだ)

………美味しい。

(少しためらったものの、じっと彼女と瞳を合わせ、そう呟く)

(あれ以来、とは。どうやらその後に遭遇したらしい
 両者への反応との違いからして、自分との接触以前に
 媛名葵とは遭遇していたのか。または、愛華を助けたと思わしき
 異形狩りこそが、彼女だったのかもしれない)
(だが、今はそこはさほど重要ではない。眼前の少女が、
 あの二人の少女―――――正確には、一人と一体の殺人犯に接触していたことだ)

ここにいる様子を見る限り、無事にかわせたよう―――。

(呼び方の違いが気にはなったものの、深くは訊ねずに
 晶はそう言った。だがその違和感は、望ましくない方で予測を肯定する形となる)
(何故危険か、そう問う彼女。黒上いろはの罪状は伝えてはあるのだが、
 それを信じられないほどに、“いろはさん”と親しくなったのか)

………人間を、殺したからな。僕の知るだけでも、数人ほど。
その様子から察するに、彼女と親しくなったようだな。
327瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 01:29:16 ID:GmDOqatZ
>>326
………お代わりが欲しかったら、言ってくださいねー?
(手渡し終えて、自分の分をもう一杯入れる)
(まだ温かいほうじ茶に温みつつ先輩の様子を伺う)
(……どうやら、気に入ってもらえた模様だ)


(改めて、今思い出したようだ)
………とても、そういう人には見えなかった……ですー、
親しくなれたかどうかは、わかりませんがー………、
(共闘したあの日、彼女はとても人を殺せるような性格をしてそうに無かった)
(一人の少女を助けだすために、一緒に戦ったあの時の事を思い出す)
いろは……さんは、わたしと……戦ってくれました、
一人の女の人を助けるために……………、
(先輩の様子からさん付けは躊躇ったが、黒上いろはという人物をよく知らない今はこんな呼び方しか出来ない)
(今になって思えば、あの日いろはさんが何故いたのか、何故一緒に戦ってくれたのか不思議ではあった)
(しかし、それを差し引いても彼女がとても人を何人も殺せるような性格をしているとは思えなかったのである)
328兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 01:45:00 ID:/14PH7Ak
いや、その心遣いだけで嬉しいよ。ありがとう。

(少しずつ暖かいお茶を体に染み渡らせながら、首を振る)
(それにしても、今時水筒を持ち歩くなど珍しい。
 飲み物が欲しいなら、コンビニでペットボトルでも
 買えばいいのだろうが。ホットとなると、そうもいかないのか?)
(それとも――――両親を亡くした彼女の、経済的な事情だろうか。
 頑張り屋のこの少女のことだ、仮に両親が遺産を残していたとしても、
 無駄に浪費しないよう清貧思考であろうとしても、おかしくはない)

(いずれにせよ、瑞谷愛華もまた自分と同じく家族を失っているのだ。
 それを改めて思い出すと、彼女を見る目にやや感情が混ざっていく)

人を、助けた……?

(彼女、黒上いろはは人間に恨みを持っている様子ではなかった。
 恐らく、本物の『黒上いろは』を殺された記憶は一時的に忘れているのだろう)
(だとしても、それが何故人間を助けることに繋がるのか。
 彼女と戦闘になった時は、単純に殺戮を遊びとして、楽しんでいるようだった)
(ならば、別に戦う相手は人間でなくとも構わないのか)

…偶然、じゃないのか?僕の知る彼女は、笑顔で人間を殺せる奴だ。
たまたま、その時殺したくなった標的が一致しただけかもしれない。
よければ、その時の詳しい状況を教えてくれないだろうか?
329瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 02:13:45 ID:BwrfBvPk
>>328
はいー………、結局……助け出すことは出来ませんでしたがー………、
でも、一緒に戦ってくれたの事実ですっ!
(出会ったときの事より、実際に一緒に戦ってくれたという事実の方が印象に残っていた)
(最初は確かに先輩の言うとおりだったかもしれないが、戦っていくうちに気にしなくなっていったから)

………あの日、わたしがいつものように特訓していると、
二十歳くらいの男の人と、怯えた女の人がやってきたんですー………、
(そして、回想を始める)
(出来るだけわかり易く話そうと目をつぶり、あの日の出来事を細かく思い出していく)

(その男が実験と称して、異形を操っていたこと、その少女も実験として"異形化"させて利用していた事)
(組織名「Brave」と異形・異能を利用する組織の存在、自分が狙われてしまった事)
(最初はわたしを助けるために来てくれたいろはさん、そして、少女が利用されていると知って共闘してくれたこと)
(少女に気を使いつつ戦い方をアドバイスしてくれた事)
(その最中「あんな思いはもう嫌だ」と言っていたこと、戦い終えた後、それを尋ねたが思い出せなかったこと)
(出会った時に生えていた角が消え、髪の長さが変わり、眠りについたこと)
(そして最後に、そんな彼女を一泊させた事)
(事細かに話して、どのくらいの時間が経ったのだろうか………)

………これが、あの日いろはさんと共闘したときの全容…ですー、
(一通り話し終えて、ずずーっとほうじ茶でのどを潤す)
330兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 02:18:54 ID:/14PH7Ak
【申し訳ないけれど、ここで凍結をお願いできるかな。
 再開は、土曜日の22時以降ならできると思う】
【その次となると、月曜日かな。瑞谷さんの都合のいい日はいつ?】
331瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 02:27:41 ID:BwrfBvPk
>>330
【土曜日のその時間で構いませんよー?】
【平日は大体20時頃から再開できますしー】
【ロールが伸びてもある程度大丈夫かとー?】
332兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/22(金) 02:32:23 ID:/14PH7Ak
【うん、ありがとう。じゃあひとまず土曜日の22時に避難所にて】
【明日も余裕があったら、置きレスしておくね】
【それじゃ、今日はありがとう…また明後日に。お休みなさい、瑞谷さん。ノシ】
333瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/22(金) 02:34:30 ID:BwrfBvPk
>>332
【お疲れ様でしたー、お休みなさいませー♪(礼っ)】

【スレをお返ししますっ】
334名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 17:33:20 ID:yLiEXx/h
ペコリ
335アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/22(金) 21:21:50 ID:Co9gAWdw
>>299
敵は少ないに越したことはありません。
ましてや、組織人なら尚更です。
個人的な敵対者を作る事など、愚の骨頂というものです。
(とは言いながらも、あちらの反応を見ると例外が有る様子)
まあ、基本的には、です。
(こちらにも例外が有る事を思い出せば、紫の言葉に続けた後に)
(顔をしかめながら、目線を逸らす)
(あの男だけは、誰にも譲るわけにはいかない)


<<十三天梯>>、ですか。
多少の情報は耳に入れていますが、実際に接触できたのは初めてです。
実情をよく知らなかったので、対応については決めあぐねていましたが
貴方がそういうのならば、重大性のある組織と認識をした方が良いのでしょうね。
(「人工的な異能者の作成」というフレーズに対する食い付きは良い)
(そして今までの彼の言動から、自分自身たちの事を過大評価するとは思えない)
(目的の近しいそれなりの力を持った組織と接触できた、とそれなりに喜んでもいいようだ)

条件、ですか。
それも科学的な──いえ、よしておきましょう。
いずれ知るその時が有るとすれば、無意味なことです。
(適合性、特異体質、異能の力を借りた装置)
(様々な可能性が頭をかけるが、一旦停止させて紫との会話に集中する)

デート、ですか。
(容姿のそこそこ良い男性にそう言われたら、少しでも可愛げを見せるべきか)
(否、この男がそんなものを望んでいるとは考えにくい)
ええ、良いですよ。
貴方が言わなければ、私も提案していたと思いますし。
(呪文書を一旦消失させると、最寄りのファーストフード店に向かって歩き出した)

【では、今夜もよろしくお願いします】
336紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/22(金) 21:41:41 ID:AyxhU35p
フフフ、話が分かる。
やはり考えるべきは相互の最大幸福だな。
(アンジェラに続き歩き始めた所で…気付く。自分の身なりに)
(傷つき放題のコートに、剥き出しになった金属の義腕)
(腰にぶらさがっているのは、立派な立派な日本刀)
………
(かと言って、言いだしっぺの自分がやっぱりやめよう、と意見を曲げるのもどうかという話である)
……いや。
済まん、財布をどこかで落としたみたいだ。
小銭なら…
(ある、と言いかけ、最近のファストフード店はとてもとても安価だという事を思い出し)
…小銭もない。
借りるのも悪いし、そうだな…ちょっと歩いた所に公園がある。
そこで良いか。座れれば話はできるだろう。
寒かったら、自販機もある。
(そう言って、アンジェラの行く先とは逆に、少し早足に歩き始める)
(本当は、多少でも人がいた方が好都合の事が少なからずあったんだが、まあ、仕方ない)

(いつも使っている、極度に人気の少ない、街から少しはぐれた公園)
(くたびれたベンチの傍らに建った街灯に背を預け、一息つく)
………ふぅ。
さて、何から話したものか。

【こちらこそ、よろしく頼む】
【…ちょいと強制入った気がしないでもない。都合悪ければ適宜カットしてくれ】
337アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/22(金) 21:57:20 ID:Co9gAWdw
>>336
?……
(何故か反対側へ歩き出す紫を怪訝そうに見ながらその背を追っていく)
(場所を変える為の理由である「小銭が無い」というのも、少々不自然だ)
(本当に小銭が無いのならば、自分なら「自販機」という言葉を出さないだろう)
(これでは遠回しに「奢ってください」と言っているようなものだ)

ああ。なるほど。
そうしましょうか。
(そうして思慮すること数秒後、彼の姿を見て全てを理解する)
(むしろそれを察せなかった自分が悪い。追求しないままに、黙って目的地に向かう)
(この分なら待ち伏せされている可能性も低そうだ)

(着いた場所は、人気のない公園)
(少しぐらいの戦闘行為なら可能そうな場所だが、それはないに越したことは無い)
そうですね。
お互いの希望を出して、折衝していくのが良いのではないでしょうか。
その中で訊ねたい事が有るのならば、折々質問していく、と。
(アンジェラにも時間的余裕はあまりない)
(機関への良い報告の種を、出来るだけ早く撒いておきたい気持ちはある)

私は、この街の異能者異形についてのデータの相互提供を提案します。
(ベンチに浅く腰かけながら、抑揚の少ない口調で言った)

【いえいえ、お気になさらず。問題ありません】
338紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/22(金) 22:22:18 ID:AyxhU35p
よし、それで行こう。
(アンジェラの提案に小さく頷いて同意し)
…ああ。まずはそんな所か。
(頭の中で、明け渡しても良い情報、隠匿優先度の高低を手早くソートする)
(異形に関しては…正直言って、データ提供して良い物か、自分のみで判断するのは難しいが)
(まあ、どんなのがいた、くらいなら、害は少ないだろう)

まず、紅裂 拓兎。手も髪の毛も真っ赤な狂人。多分、この街で一番危険度の高い異能の一人だろう。
(目の前の女とその"狂人"との関わりも知らず、しかし隠す必要はない、むしろ知らせるべきだろう、という判断でその名を出す)
あれは………魔法的な異能、だな。
結晶、珪素を操る能力を持つ。体術も相当。
以前はかなりエグい事をやっていたが、最近はあまり派手な事はしていないな。ちなみに俺も、被害者の一人だ。
(気を配っていなければ気づかれないほどの小さな動きで、軽く右腕を指先で叩く)
能力も人格も危ない奴だ。関わらないなら越した事はないし、可能なら捕縛……逮捕してやるべき人間だ。
………個人的には、もっと楽しい事にしてやりたいが。
(ぽつりと、ほとんど無意識に呟く)
まあ、せいぜい気をつけろ。

異形に関しては…そうだな。
基本的に、今夜遭遇したみたいな、小物が複数、というのが多い。
特筆すべき大物は、出くわしたことがない訳じゃないが、大抵は突然変異種だ。
言ってみれば、他に個体が存在しない。有益な情報を渡せるとは思えないな。
(それでも、と食い下がられない限りは、大型の異形に関する情報は渡さないつもりだ)
……ああ、ただ、異形の操作を専門に研究してる組織? というのが、そこそこ活発に動いてるらしい。
見た目は異形で、動きは人間以上に洗練されてる場合もある。
外見に頼らず、油断せず注意しろ、という事だな。俺が言うのもアレだが。
(先程の事を思い出し、小さく肩を竦め、こつこつとつま先で地面を叩いた)

………こっちも聞きたい事があるんだが、良いか?
お前の能力についてだが。
339アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/22(金) 22:39:41 ID:Co9gAWdw
【すいません、どうしても中断せざるを得なくなりました】
【明日明後日、し明後日のいずれかの21時からの境をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?】
340紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/22(金) 22:47:23 ID:AyxhU35p
【そうか、まあそういう事もあるだろう。気にするな】
【それなら、明日の九時からにするか】
【何かは知らんが、無理はするなよ】
341アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/22(金) 22:52:40 ID:Co9gAWdw
【了解しました。申し訳ありません。それでは】
342兵部 晶@置きレス ◆oWbpNIMs9M :2010/10/23(土) 01:53:04 ID:6f6ro9YZ
>>329

(一言一言に注意を払いながら、瑞谷愛華の話に耳を傾ける。
 どうやら、事態は思ったより更に複雑なようだ)

(まず、二十歳前後らしき男の存在だ。異形を意のままに操れる技術を
 有しているとするならば、それは霧原朱音を狙った組織と何らかの関係があるのではないか)
(あるいは「Brave」こそが、彼女の力を求めた組織そのものなのか。
 それはともかくとして、第二の問題は。あの間 平が管理していた
 研究所、『タルタロス』から作り出された、人間の知能をそのまま
 持ちながら、自由に異形の能力を取り入れた新種の生物――――
 『キマイラ』。晶の組織、S3は暫定的にそれらをそう呼ぶことにした)

(その『キマイラ』と「Brave」に接触があったことだ。
 話を聞く限りでは完全なコピーとは言い難いが、それが
 いずれ本物に匹敵するようになる可能性もある)
(隊長から、『キマイラ』のデータは一通り受け取っている。
 その内のどれと接触したかは分からないが、いずれにせよ
 早いうちに、全ての合成獣を見つけ出さなければならない)
(そして、彼女の話を聞く限りでの黒上いろは。
 かっての友人の姿を、この水使いの少女に重ねているのだろうか。
 人間に利用され、その犠牲となった姿を、『ユキ』という少女に重ねているのだろうか)

………そう。彼女が………。

(静かに目をつむる晶。無意識の内に、拳を握りしめていた)
(完全に血に飢えた獣なら良かった。ただ殺せばそれで終わる。
 けれど初めていろはと会った時のことや、愛華やユキという少女を
 命を懸けて助けようとしたこと。あんな事は、人間らしい心がなくてはできまい)

………記憶は、まだ完全には戻ってない、か。

(ゆっくりと眼を開き、ポツリと呟いた)
(それははたして救いなのか。全てを思い出したいろはが、
 復讐に走ったとしても、それを責めることはできない)
(だがそれにどんな理由があろうと、あの少女がどんなに
 人間らしい心があろうと、自分には彼女を殺す以外の選択肢はないのだ)

………よく分かったよ。感謝する。
君はもう、彼女、黒上いろはの事は忘れた方がいい。



【瑞谷さんへの置きレスにお借りしました。失礼しますね】
343名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 14:54:42 ID:DjK3IUxq
今夜が山田
344大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/10/23(土) 20:48:41 ID:D9+EGMi0
【暫く待機させてもらいます】
【プロフは>>4であります!】
【どなたでもどうぞー!】
345名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 21:40:08 ID:z8NVdFK5
避けられてることに気付け
マナー違反者にはみんな冷たいんだここは
346大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/10/23(土) 22:15:19 ID:D9+EGMi0
【ではスレをかえすぜ】
347名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 01:33:23 ID:8i41BUYH
t
348名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 15:21:28 ID:+upe+Te8
男キャラいらね
349奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 19:25:20 ID:KzTzHEzz
【>6がプロフィールで待機であります。】
350紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 19:39:09 ID:FPgF495u
【こんな時間から待機しようとする人がいるとは思わなかった】
【俺も待機しようと思ってたけど】
【ロールする?】
351奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 19:50:01 ID:KzTzHEzz
【反応遅れましたっ、すみません】
【お相手していただけるのならば喜んで応じさせていただきますよぅ】

【何か希望することとかあります?】
352紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 19:53:28 ID:FPgF495u
【提示できそうなのはこれくらいだと思う】

プランA 分かり合う為に殴り愛してみる(紅裂拓兎編)
プランB 奏家の仕事中ばったりと遭遇、二人で解決(虚影会の陰謀編)
プランC そっち任せ(無気力編)

【どれにする?】
353奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 19:59:20 ID:KzTzHEzz
【ふむり……どれも問題なくいけそう、ですけれど――むむむ】
【どれもいけそうなだけに、絞れませんねぇ。】

【んと、D 適当に校内であって成り行き任せとか考えましたけれど】
【Aとかいってみましょうかっ!】
354紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 20:02:10 ID:FPgF495u
【よくよく考えたらアレ以降俺のクラス訪れてないのが不思議】
【多分、流石に空気読んだのだろうと自己解釈してるけど】

【Aね、了解。俺の方から電話して、決闘申し込みって流れで】
【いいかな。これと言って希望がなければこれで書き出すよ】
355奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 20:04:49 ID:KzTzHEzz
【A,普通に当主の仕事させられててまともに学校行けてない】
【となります〜。】
【空気は読もうと頑張るほど泥沼に嵌るタイプでした。】

【了解であります、それでかまわないのでありますよぅ。】
356紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 20:05:43 ID:FPgF495u
【少しは成長したなーと感心してた俺の感動を返して?】

【では、ちょっと舞っててくれ、ふわふわと】
357奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 20:09:13 ID:KzTzHEzz
【大丈夫、明日はいつだってブランクですから!!】

【じゃあ、トンファー片手に舞い踊ってみましょう。琉球空手風で。】
【というわけでよろしくお願いしますっ!】
358紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 20:20:29 ID:FPgF495u
(紅裂拓兎は止まらない。永遠の昨日を見つめて佇むのはもうやめたから)
(虚影会の動向を探りつつあちこちを駆け巡る)
(その合間にも自己を高める為の訓練は欠かさない)
(戦い、殺し、壊し、歩き続け、探し続け、生き続ける)
(その日々の先に殺すと約束した相手が、待っているのだから)

久しぶりだな。元気にしてたか?
いきなりでアレなんだが、ちょっと頼みがあってよ。
×××寺ってとこに来てくれないか?戦う準備して。
あー、時間は夜がいいな。8時くらい。
(長らく着信拒否設定にしていた番号を解禁して、回線越しに奏永久に語り掛ける)
(この少女のことも、さっさと決着をつけねばならない事柄のひとつ)
(紆余曲折あったものの、この少女の事を嫌えるはずもなかった)

待ってるから。
(通話を切り、その日の夜を待つ。その日は少しだけ雨が降っていた)
(彼女のことは嫌えないし、嫌なわけではない。では何が嫌なのかずっと考えていた)
(彼女を受け入れて、決定的な部分が変革してしまいそうなのが怖かったと、結論に至った)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

いい夜だ。
(森の中の静かな道の先に門があり、そこが×××寺である)
(月の下、周囲の風景と溶けあう事を拒んだ紅い髪の男がそこで佇む)
(深く呼吸をして、雨上がりの少し湿った空気を肺に取り込んで吐き出す)
(ゆるりと構え、突き、蹴り、肘、膝を空に放つ。どの格闘技とも言えず全てを内包して)
(好き勝手に最適化した自己流の型だ。少しずつ身体のリミッターが解除されてゆく)


【それでは、よろしく】
359奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 20:48:53 ID:KzTzHEzz
(向かい合うは一枚の紙。視界の脇に見えるのはPCのディスプレイ――)
(書類には暗号のように数字と文字が羅列、何を意味するかはわかりたくもなかったが繰り返し処理を続けているうちに覚えてしまった。
 脇に見えるPCのディスプレイがまたもやメールを着信したことをつたえる。――用件はなんとなくわかる。
 わかるからこそとりあえず放置、向かい合ってた紙をいったん置いて、ファイルを取りだ――テーブルの上においてあった携帯が震えた。)

…………あたま、痛…今度は誰、あれ?携帯鳴ってない??
(ココのところロクに学校にも通えず、≪奏宗家当主≫としての日々を送り続ける毎日を送る。
 いい加減にうんざりとした気分が溜まっていた。今とった携帯にも見なくても用件がわかるメールがいくつか溜まっている
 そして不在着信が数件――しかし、今は震えても何かの音楽を奏でるわけでもない。仕事用の携帯だからだ。)
え、あ?……私?――――…………ええ?!!
(やっとのことでプライベート用の携帯がなっていることに気づき、それからその携帯のディスプレイに刻まれた名前
 そういえば無意味にハートマークつけてキャーキャー騒いでは消したりとか虚しい一人遊びとかしたっけ――
 いや、そんなことよりも…………だ。と通話ボタンを押す。)
……あ。はい……こんにちは!
い、頼みはいいんだけどなんでまた………その、えーいや…………あのですね。拓兎…………

えっと…………あ…………
(結局その着信では何も意味のある言葉が出せなかった――忙しい日々の中で記憶の片隅に追いやっていた……否。
 追いやっていたつもりの事柄が思い起こされる。
 好きな人との決定的な価値観の違い。どうすることもできない、何をしていいかもわからない、それでも自分のしたいことはわかっている、こと。)
(アレから、なんでああなったのかを考えた――ネガティブなことばかりが思い浮かぶようになった。ちょっと前に戻ったみたいで、そんな自分がたまらなく
 いやで、それで≪当主≫として生活することで忘れてた振りをしていた。)
(――それが、この電話でわかってしまった。)

――・――・――・――・――

(一段一段、階段を上がる………好きな人からの呼び出し、けど引っかかる「戦いの準備をして」の部分。
 視界の中にある石段が一つずつなくなっていき、だんだんとそのときが近づいてくる。)
(呼吸を何度かして、胸の上に手を置く――緊張しているのか鼓動が早い。新たな武器である堕天と弧狼は腰に
 ベルトで固定した。今身につけているのは紺色の袴、それから白の道着――本当に戦うことだけを意識した服装。)
(浮かれて会いにいく自分でいたくない――確かにあの電話があって、かなり浮かれた。考えないことがあるのにもかかわらず。
 真っ先に「嬉しい」と思ってしまった。)

――お待たせ、しました。

(雨上がりの空気を吸い込み、吐き出す。
 最近まで暑いといっていたのが嘘のような冷たい夜気をはらんだ空気の中、その人がいることを確認する。
 ――ああ、何かあるな。)
(それだけはわかって、ただ気を引き締めるのだった。)

【いきなりすみませんっ、お願いしますっ】


360紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 21:06:33 ID:FPgF495u
ふっ!しゅっ!
(首相撲から膝蹴り、そして脳天に肘を落とす。どう見ても人を撲殺する為の攻撃である)
(闘争とはそもそもからして利己的な行為であり、格闘技は素手で人を殺す技術だ)
(そこに本来、自己防衛や殺意などの、所謂「自分の為」以外の言葉や感情が存在する)
(余地はない。けれど、時に拳と刃を交えることでしかわからないこともある)
ラッ!タッ!シャッ!
(仮想の敵からの攻撃を避け、受け流し、翻って回転肘打ちを叩きこむ)
(わかりあえないのは当然だ。他人のことが理解できるなら人類はもう少しマシな社会を)
(構築しているだろう。わかりあえない理由は、それこそ星の数ほどある)
(それでも人は、愛を語る。だからここまで繁殖できたのだろうと考える)

よう、久しぶり。
(身体のエンジンが本調子になった時、待ち人来たる)
(道着に袴という見慣れない格好に、いつもと違う武器を携えて、奏永久がやって来る)
(見かけだけはいつも愛らしいけれど、脳味噌は代わりに蟹味噌が詰まっているような少女を……)
……なんか、やつれてないか?
三日くらい徹夜した後のような顔してるぞ。
(キリリと引きしまった顔をしているが、どこか疲労の色を残した少女を見て、眉宇を寄せる)
(漠然と、奏家当主の仕事が忙しいのだろうなと考える。この少女なりに頑張っている証だ)
(そんな場面は、一度として見たことはなかったから、想像でしかないけれど)

まーあいいや。一戦交えるには都合がいい。
なあ、いきなりで悪いんだが、ここで戦ってくれ。
俺がどの程度強くなったのか知りたい。お前がどの程度強いのか知りたい。
俺の隣を歩くつもりなら、それくらいやってもらわないと困るからな。
(ギチリと唇の端を吊り上げて、笑う。彼女のことは嫌いではない。そして結論に至った)
(こんな小娘一人受け入れた程度で根本から変わってしまうなら紅裂拓兎も所詮はその程度の男だった)
(という事だ。ならば、彼女の想いを受け入れて、その上で自分の道を切り拓く。これはその為の通過儀礼だ)
361奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 21:30:08 ID:KzTzHEzz
(首を折り、膝で顎を砕き、脳天を切り裂く、そして受け流しからの回転肘――身体の調子は悪くないみたいだな
 ちゃんと体調は崩していないみたいだな、と思うとなんとなく安心できた。)
そうだね、久しぶり…………
(いつもと変わらない声音に思わずほほが緩む。
 なんだか優しい言葉をかけられると妙に浮かれた気分になる――そんな段階ではないのに、と自分を律しようと
 する程度には一応何をするべきかは察せる。)

あー…………うん、ちょっとね。でも大丈夫ですよ、体調そのものは崩してませんし。
そういう拓兎は元気そうで何より、私――

(何かを言おうとしてとまる。それなりに学んだこともある――紅裂拓兎が思うことは仕方がないことで
 誰しも主義主張を抱えているんだということもわかる。だから、自分は何のために戦っているか。
 何のためにこの町の夜を行くかは決して譲ってはいけない。自分は≪奏宗家≫の当主であり、≪奏 永久≫なのだから。)

私ね、やっぱり…………貴方の傍にいたい。隣で笑って、怒られたり、呆れられたり――それで
時々でもいいから優しくしてもらいたい。
それで、拓兎が抱えてること、できる限り支えてあげたい――――私はそうしてもらったから。
やっぱり、変わらなかった………だから、ね。

(結局、……拒絶と自分は受け取ったそれも、この考えを変えるには至らなかった。
 変わったのは、受け入れてもらえるのにどうするか考えるようになっただけ。
 それから、人の命の価値について悩むようになった。迷いも生まれた――けれど)

――受けて、立ちます………私は貴方のことあまりにも知らないから。
だから少しでも貴方の傍にいるために、拓兎の傍で笑うために…………受けるよ!!

(力試しの域を超えて、殺気立つ――いつもよりも遥かにスムーズに眼が金色に染まり、額に裂け目ができる。
 可能な限りの全開――額の奏鬼眼のみを開いた状態で左半身を引く。
 ざわめく風が膝裏に達する黒髪を舞い上げる、銀の睫に縁取られた金色の眼が紅裂拓兎のほうを向いて。)
(膝に力が篭る――頸を利用した踏み込みで接近、一足一刀の間合いで摺り足に変化、そして)

フッ!!

(第一撃である右膝狙いの下段回し蹴りを放った。)


362紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 21:47:34 ID:FPgF495u
風が気持ちいい。
(永久の放つ闘気が巻き起こした風を受けて、心地よさそうに眼を細める)
(ピリピリとした緊張感は、いつもの殺し合いと変わらない)
(けれどこれは、分かり合う為の戦い。そんな矛盾を人間は時に飲みこめるのだった)

全力で、来い……!
(鬼の血を受け継ぐその力の顕現――奏鬼眼を開いて永久が一気に間合いを詰めて来る)
(プランA・退いてから対応する。プランB・退かずに押し返す)

――ガッ!
(どちらを選ぶ間もなく衝撃が走る。反射的に右足を上げて下段蹴りをカットする)
(女の蹴りとも思えない、強烈な蹴り。受け損なえば只では済まない)
(だが……)

袴は掴みやすいな。
(蹴り足と袴を掴んで、独楽回しをさせてから体勢の崩しを狙う)
(流れるように立ち位置を変え、背中と背中をくっつけて、そこから背後へ肘を放つ)
(ただの肘ではなく、右手で左の掌を叩き、肘を更に押し出す)
(衝撃が二重に連なるようにした二段仕込みの肘打ち攻撃だった)
363奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 22:00:28 ID:KzTzHEzz
(下段蹴りがあたって――ない、カットされている。
 掴まれ、回転――袖と髪が慣性に従い舞い上がり、わずかながら体制が崩れる。
 その勢いをとめるように背中に衝撃。一撃めの肘が回転方向に抗うように打ち込まれ……)

かふっ……

(背中から胸へと衝撃が突き抜ける。肝臓狙いでないのは手心か、それとも単純な身長差のせいか。
 肺にわずかながらダメージがいき、息が漏れる。た歩行からの衝撃を受けて体制が崩れているところに
 もう一撃――これは、受ける。)
(一撃めが放たれてから二撃目が放たれる間に集中。
 流れる水のごとく、漂う風のごとく。体制が崩れ、ダメージの行き場がなくなった体に流れを作り
 ダメージを逃がす、横転。)
(吹き飛ぶように回転しながら踵で拓兎の顎を狙って蹴りを放つ。袴で視界を覆うこともかねての一撃だ。)
364紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 22:13:09 ID:FPgF495u
(手応えあり。打ち込んだ肘から軋む肉体の悲鳴が伝わる)
(更に反転して回転膝蹴りを叩きこもうとした時だった)

―――ガッ!
(衝撃にふらついていたはずの永久の身体が急反転)
(受けた衝撃から逃れるように放った起死回生の蹴りが、カウンター気味に叩き込まれた)
(顎を打たれ、脳味噌が頭蓋骨の中でシェイクされる。奥歯を噛み締めて、揺れは最小限に)
(押さえたつもりだが、意思に反して足元が縺れる。悪酔いした酔っ払いのようにふらついて)
(そのまま倒れた。ぐるぐると視界が回る。平衡感覚がないので、立ちあがれない)

シェア!
(無理に立ち上がらず中国拳法の地功拳のように這いながら、蹴りを放つ)
(足元を狙って蹴り、蹴り、蹴る。揺れが収まるまでの時間稼ぎ)
(興が乗って来たのでブレイクダンスの如く背中を支点にし、開脚して回転蹴り)
(倒立して蹴り、蹴り、蹴り、蹴る。変則的な動きで蹴りつける)
(しかし、幾ら変則的でもリズム自体は一定になってしまう)
(だから、これくらいはいずれ捌かれるだろうと予測している)
(だが、これは次なる一手への布石だ)


365奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 22:27:13 ID:KzTzHEzz
(ふらついている――攻撃の仕方がめちゃくちゃだ、けど体格の分威力は申し分ない。
 無理な体勢で撃っているのにもかかわらず、性格に狙いをつけている――がしょせんは寝ながら打っている攻撃。)
…………ッ
(無理に付き合わずに後退。拓兎のリーチの外に出る。
 現在の姿勢から繰り出される蹴りは腰を支点にしての回転から生み出されるもの。
 変則的で何が起こるかわからない、一方ソレを捌き切ってできることはマウントをとるくらいだ。
 実行するには体重差があり過ぎる。)

極めて汚も滞無れば――
(腰に挿した銃を取り構える。毛様体、遠近――御木本に補助してもらったときのことを思い出して照準。
 口から紡がれる祝詞が黒塗りの装飾銃に燐光を宿す。)
―――穢とは、あらじ!!
(破裂音。燐光が弾け、弾丸が吐き出される――霊術を帯、冷帯に直接ダメージを与える弾丸が拓兎に向かう。
 あくまで対霊効果を狙った術式が施されている上、霊術で吐き出されるそれは
 指による突きとあまり威力が変わらない。)
(ソレを胸から腰にかけての体の広い面積を狙って三発ほど打ち込む。)
(左手でもう片方の装飾銃を抜き、トンファーとして構える。)
366紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 22:44:11 ID:FPgF495u
(揺れが収まった時、永久は蹴り足の範囲外にいた)
(倒立の姿勢から袴を掴み寝技に持ち込もうとしていたが、これはこれでいい)
(ヘッドスプリングで勢いよく立ちあがり、再び標的を視界に納める)

霊銃か。
(以前使っていたギミックとは違う、トンファーにも似た武器)
(祝詞を唱えて霊力を増幅している。直感的にそれは飛び道具だと悟った)
(破裂音はその直感を裏切らず、トンと胸に突き刺さった。軽い)
(効くに効いたが、霊力の練りが足りないのか、攻撃の質は軽い)
ふしゅう。
(二発目、三発目も身体の経絡に魔力を漲らせ、耐久力を向上させて耐えた)
(単に、ものすごい気合いと我慢強さを発揮したとも言えるが……)

まだ足りないな。こんなものじゃないだろう。
こんなものじゃ、これからが思いやられるぞ。
(紅裂拓兎は、魔王の契約者の暴虐なまでの力を知っている。この男と歩む)
(つもりなら彼らとの激突は避けられず、だから必然として採点基準も厳しくなってしまう)

ふーっ。
……しゅう……来い。
(観音像のように合掌して心を沈め、殺意と闘志に蓋をする。心臓の鼓動と駆け巡る血流の音が聞こえる)
(奏永久から見よう見まねで盗み取った、凪と呼ばれる技法。極めればあらゆる攻撃を柳の如く流せるだろうが)
(猿真似の悲しさか、成功率が実に低い。その日の体調と気分次第だが、成功率は三割。完成度も三割だ)
367奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 23:08:06 ID:KzTzHEzz
(わかっている足りない、足りるわけがない。大丈夫、改めて、離れてみて見えることもある
 時間にしてわずかだったが、わずかでも離れていると何かが足りなくなる。
 自分はそういう人間だということがわかった。
 だから、かわらず全てを望む――――手に入れる、証明する。)

一、二、三、四、五、六、七、八、九、十の………

(霊力の残滓が舞い上がる中、風が凪ぐ――
 自身が行ったソレを拓兎も行ったのだと感じ取る。同じ技法を使うのならば体格差と経験がものを言う。
 実戦の経験はどれくらいあるのだろうか?その差はどれほどあるのだろうか?
 その答えはそこにある。今まさに目の前でかめるその男の中に――)

これからも、居たい!貴方の傍に!!

(想いを内で燃やす、闘気に変えるのは今じゃない、殺意を持って足を動かす必要はない。
 凪の中の羽のごとく地面をすべり、接近――軽身功により体を軽くしての凪の中を漂う――)
(いくつかの打撃を放つ、踊るように、髪が舞い上がり、体を揺らし捻り、そして練る。)

萬物の病災をも立所に祓い清め給い――

(最高の一撃を放つために丹田に力を蓄え、霊力を練る、気を練る――
 いくつかの拳を交える、蹴りを喰らい会う、掴み掴まれる――
 ――そしてその時がくる。一撃を放つべきときが………前方に向けて白い装飾銃、堕天を投げつける。
 脚に力をこめる、ココで撃つ。想いと共に、傍にいるために。その強さを証明する。)
(途方もなき戦いを続ける、自分が焦がれるその人共に歩むために――――――)








368紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 23:26:23 ID:FPgF495u
(――うん、実にまずい。表情一つ変えず、内心で雑念が湧き出でる)
(押してはならないスイッチを押してしまったらしい)
(本気にもほどがあるだろうそれ、と言いたくなる軽妙な動きだった)
(繰りだされるその拳に殺意はない。制空圏を築き、殺意に反応して動くこの型では)
(同じ凪の状態から繰り出される攻撃には対応しきれない。単純な反応速度で捌いている)

―――俺は俺の道を、切り拓く!
(それでも、まだ屈しない。この程度では屈してやらない)
(風に乗って舞い踊る乱撃を弾き、捌き、受け流し、時には反撃も試みて……)
(その最中、永久の身体を駆け巡る霊力が高まるのがわかる)
(あの泣き虫の小娘が強くなったものだとしみじみ思う間にも武器を投擲される)
―――――!
(そして叩き込まれる最高の一撃。腹に突き刺さって霊力が駆け巡る)
(思いっきり吹き飛びたくなる衝撃を凪で受け流して、ぼそりと唱える)

Timewalk。
(それは自分と他人の時間の流れを切り離す片道切符)
(――紅裂拓兎の戦闘技術は、様々な技術体系を広く浅く吸収することで成立する)
(ひとつの道を特化して極められる才が無いと自覚しているからだ)
(実はこのやり方は効率が悪いのだが、彼は猿真似が得意だった)
(そして猿真似もまた使い方次第で本家を凌ぐのだと)

(駆け抜ける。駆け巡る痛みは無視。心を軽くして、凪いだ心境に切り替える)
(超加速しつつも心は穏やかという、本来ならあり得ない状態)
(身体機能を加速させているのではなく、周囲の時間を切り離しているからこそ可能な複合技)
(これが成功したのは、初めてだった。強くなったと、今、確信した)

(奥襟を掴んで重心を支配して、加速状態から背負い投げを仕掛ける)

369紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 23:33:03 ID:FPgF495u
【もうこんな時間だったので凍結を申し込みたい】
【再開は金曜日の晩か、土曜日あたりになりそうだけど大丈夫か?】
【平日、ヨリキがあれば置きレスも可と自己申告】
370奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 23:44:53 ID:KzTzHEzz
(投擲した堕天を足の裏で捕らえる――本来ならトンファーブレード状態で相手の腹部に杭を打ち込むようにして
 行い、内部から霊力を流し込むことを想定している攻撃方法だが
 とりあえずそんな完膚なきまでの破壊は必要ない、それに今の研ぎ澄まされた集中力なら刃がなくとも容易い、はず。)

――六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へ!!

(衝撃と同時に撃つ、足でも撃てる。そういう銃だ。この堕天と孤狼は――拓兎の腹部で霊力が弾ける
 そのままダメージは全身をめぐり――――
 ――――倒れない、紅裂拓兎はこの程度じゃ倒れない。呟かれる言葉、彼と魔女である先輩から聞いたことのある
 何度も聞いたことのあるソレを聞いて背中に戦慄が走る。)

(景色が反転する――拓兎の気配がつかめない、単純に早いだけなら位置は掴める。攻撃する方向も読める
 けど、それだけではないからできない。体が浮いたところでようやくどういう攻撃が行われるか察する。
 ――投げ、軽身功で体を軽くしてダメージを和らげる?否。これはそういう戦いじゃない。
 逃げない、諦めない。投げられながらも拓兎の肩を掴み、腕を掴み体を捻る――超加速した相手に対してどれだけの抵抗になる?)
(自分が投げられたのは確定、背中に痛みが走る。息がつまり、腰が痛む捻ったから妙なところを打ったらしい
 髪が乱れ放題に乱れて視界を覆う。道着が乱れて中に着込んだシャツが出ていた――痛みをこらえて上半身を起こす
 彼は、やっぱり強かった――多分何かを決めたのだろう、ちゃんと答えを出したのだろう。
 この力が敵になるのかな、と思うと違う意味でも泣けてくる――――。)
371奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 23:46:38 ID:KzTzHEzz
【あーすみませんっ!!】
【とうけつおーけーですっ!!えっと再会もソレくらいで。】
【多分、置きの件も了解であります!!】

【では土曜日、21時の解凍でいいでしょうか?】
372紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/24(日) 23:48:32 ID:FPgF495u
【それでは土曜日のその時間に】
【さーて、今日は何個誤字したかなーとか自虐的に思いつつこれで落ち】
【お疲れ様。またな】
373奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/24(日) 23:52:50 ID:KzTzHEzz
【減ってる………ハズ、デスヨ】
【0にならない…………or2】

【ハイな、コレまでのお付き合いどうもありがとうございました!!】
【お疲れさまでありますっ。すっごく楽しませていただきましたっ!!】
【おやすみなさいませ、よい夢を!】

【スレを返します、以下空室ですっ!!】
374名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 01:16:56 ID:c3qf/mfd
375紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/25(月) 20:55:36 ID:pQe6JE3T
>>370
超加速状態からの投げに成す術もなく永久が投げ飛ばされる)
(腕と肩にしがみ付いていたのが裏目に出て、受け身すら取れず背中を強打した)
(畳ではなく地面という不動の凶器に激突すれば、背負い投げですら必殺の威力を持つ)
(それでもめげずに上半身を起こしたのは称賛に値した)
(一撃で死ななければ、何度でも立ちあがって活路を見出す。それを知っている)
(だから追撃の手は緩めない。タイムリミットギリギリまで攻める)

―――――!
(背後に回って胴体に両足を絡め動きを封じる)
(二本の腕を大蛇のように首に絡ませて、締め付ける)
(胴絞めスリーパーホールド。頚動脈に重点をおいて絞め付ける技である)
(脳への血流を止め相手の意識を奪うことを前提とした技で、綺麗に極まれば後遺症はない)
(――絞めあげている間にタイムミリットが来た。切り離された時間が纏めて脳味噌を軋ませる)
(更に我慢強さで耐えていたダメージも、身体を軋ませている)

降参なら、腕を叩け。
(内部の事情を悟らせないようにしつつ、降参を促す)
(これで反撃をされれば、こちらも大して余裕がなくなる)

【置きレスに借りました】
376津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 21:29:49 ID:gfUXhHDn

【名前】津田 菘(つだ すずな)
【年齢】 18(高1)
【性別】 ♀
【身長】 160cm
【3サイズ】 82 57 79
【容貌】外はねの黒髪と茶の瞳のツリ眼。
赤い伊達眼鏡と白のワンピース。
華奢な体つき。

【希望】雑談戦闘エロール
【能力】
半妖。身体能力が高め。
また、弱いながらも再生能力を持つ。
戦闘は徒手空拳が得意。

異能
段階的な身体能力の強化。
最後には強力な一撃と引き換えに打ち込んだ手足が壊れてしまう。

【武器】
手甲
義手義足に仕込んだ銃火器や刃物

【NG】スカトロ 
【弱点】
長時間、または一度最大に発動すると義手や義足は故障する。
電撃に弱く雨の日は不調になりやすい。

【備考】
退魔の組織の一員。
徒手の肉弾戦が得意。

2年前に妖を倒す事と引き換えに仲間と両腕を失い、
力尽き身動きがとれないところを残党に襲われ両足をも失う。
数日後に救出され、2年間回復に努めていた。
現在は右腕右足と左足の膝まで再生。
退魔用の高性能な義手と義足を与えられ、非常に気に入っているため再生をわざと遅らせている。

高1として入学したことを気にして普段は16才とサバを読んでいる。
趣味は写真撮影、屋台めぐり


【とまあ、こんな感じで登録&待機してますね】
【よろしくお願いします】
377前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 21:59:46 ID:YyYnMtkO
【初めまして、黄昏の学園、略してたそがくにようこそいらっしゃいましたー】
【よろしかったら、ロールのお相手をしていただきたいのですけれども、いかがでしょうかー?】

【ちなみに俺のプロフはこんなんです↓】
【名前】前山 馨(さきやま かおる)
【年齢】14歳(中等部三年/8月26日生まれ)
【性別】男
【身長/体重】168cm/58kg
【容姿】
茶色で髪の毛が長い。
サッカー部の副部長で、体つきはいい方。
右の肩胛骨に火傷の跡がある。(能力最大発動時は熱くなる)
微笑むと人懐っこく(犬っぽく?)なる。
【能力】
・火を操ることができる。[常時]
(火の大きさに比例して精神または体力を消耗する。
例えば、マッチやライターの火程度なら増幅するのは容易だが、大火事を抑えようとすると倒れてしまう。
現在、アンジェラ先輩によって一時的にパワーダウン中)
・着火[能力最大発動時]
(自分の両手から火を出すことが可能。
炎は数百度〜数千度の火を出すことができる)
・耐火[能力最大発動時]
(炎の熱から身を守ることができる。自分のみに適用)
・無呼吸[能力最大発動時]
(呼吸をしなくても済むようになる。自分のみに適用)
[※能力最大発動時は長くて30分。その後は一日動けなくなる]
【希望】日常、エロール(要相談)、雑談
【NG】グロ(要相談)、スカ
【備考】
過去に自宅が火災にあい、その際に炎の精霊に見初められ、火傷跡と引き替えに力を得た。
その後、奇跡的に助け出されるも、しばらくは生死の境をさまよう。
そのときはまだ四歳で、当時の記憶はもう曖昧になっている。
なので、何故火傷跡がついているかと、何故泳げないかは、本人は知らない。
日課としてランニングを行っているので、たまに異形と遭遇することも。
【家族】母、義父、義妹:菫(実父、実弟は火事で他界。実父と実弟の面影は既にないため、本人は覚えていない。義妹も、実妹だと思って接している)
【性格】
人懐っこい性格で、どことなく頼られるところがある。
正義感がやや強く、平和のためなら犠牲になってもいいと思っている。
たまに頑固なところが見られる。
最近は自己を犠牲にするところが見られるが、奏先輩にキツく言われたので考え直し中。

【現在の状況】
・アンジェラ先輩に「修行」と称して異形と戦うことを課せられた。
その代わりに、アンジェラ先輩の力で少々パワーダウン中。(能力の最大発動は可能)
・いろはちゃんと同じクラスに在籍中。
・異能として、その手の人にはだんだん認知されはじめてきた。
・久遠先輩、葛森先輩と遭遇した時に大怪我をしたことをきっかけに、寮生活を満喫中
・異形の少女と出会い、奏先輩の支配下の人に保護してもらったが、結局手放すことに
・久遠先輩とひょんなことからお買い物へ。来年のバレンタインに期待中。
378津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 22:01:47 ID:gfUXhHDn
>>377
【ああ、よろしくお願いします】
【その辺りで立ち話程度が最初はいいのかな】
【おすすめや希望があれば教えてくださいませ】
379前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 22:07:50 ID:YyYnMtkO
>>378
【こちらこそ、宜しくお願いしますー】
【んー、立ち話、と言われても、中等部と高等部でどんな話をするかと言われたら、ちょっと思い浮かばないんですよね】
【と言いつつ、その選択肢もないわけじゃないので、以下の中から選んでいただきたいと思います】
【1.転校してきた先輩が迷っているところ、ばったり会ってしまう。そっからちょっと校内案内】
【2.夜の者と出会ったところで共闘する。先輩の方は、組織の人が居ても居なくても可、です】
【3.その他、例えば共闘ではなくて勘違いで敵対することになってしまう、とか】
【4.実は義手だった事を知ってしまう、など、お互いor片方が片方の弱みを目撃してしまう】
【5.まさかまさかのえろーる……?】

【約一つおかしな選択肢が混ざっていますが、さぁどれでしょう!】
380津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 22:12:52 ID:gfUXhHDn
>>379
【無難なのは1なのかな。2や3でも前山さんがお好みでしたらそちらでも。】
【4と5は最初にやるものではない気がします。】
381前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 22:16:12 ID:YyYnMtkO
>>380
【いえいえ、4はない話ではないですよ、何せ俺は傘を持っていない時に雨に降られると、危ないんですから】
【雨が降りだしたら、突然倒れた生徒が居て、それが俺で、っていうのでもおっけーですしね】

【ですが、あんまり言ってもあれなので、素直に1でいくことにしましょうか】

【書き出しはどうしましょう?】
382津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 22:22:56 ID:gfUXhHDn
>>381
【ああ、なるほど。失礼しました】
【書き出しはお任せしたいですが】
【難しいようでしたら私が。】
383前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 22:29:39 ID:YyYnMtkO
>>382
【んでは、とりあえず書き出しいってみますので、少々お待ちくださいませー】
384前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 22:35:20 ID:YyYnMtkO
(今日は、雨が降っていたので部活が休みだった。
部活はあまり休みになることは少ない。
何せ、グラウンドが使えなくても筋トレをすればいいのだから。
しかし、たまたま顧問の先生に用事があり、他の先生が見つからなかったから、休みとなってしまった。
そこで、やることがなくなってしまった馨なのだが……いかんせん、外は雨。
自分の身体にとってあまりよくない雨に当たることもあるまいと、校内をぶらぶらとしていたのだった)
ふあーああ、暇……。
……ぁれ……?
(いつの間にか、馨は中等部の校舎から高等部の校舎へと足を踏み入れてしまっていた。
どうせ来年、ここに通うことになるのだが、もう既に何回か、ここへは来ている。
来年から始まる高校生活に期待を持ちつつ、またぶらぶらと散歩を続けている)

【当たり障りもない、こんな感じでどうでしょう】
【というわけで、宜しくお願いします】
385津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 22:59:51 ID:gfUXhHDn
ここね。
さて、どうしよっかな?

(校門を潜ったはいいものの広すぎて途方に暮れる)
(とりあえず明日入る教室ぐらいは確認したいのだが)

とりあえず、ここは高等部校舎。よし。
そしてあっちが職員室……?
あれ?こっちは中学生の方?あれ?


(雨が降って義足の調子が悪く、痛みからか頭の廻りも悪いらしい)
(看板の前で立ち往生してしまっていた)
(生徒らしき少年を見てこれ幸いと声をかける。)

あ、おーい。
ちょっと高等部の職員室とか
あとは教室教えて欲しいんだけど。
386前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 23:06:10 ID:YyYnMtkO
んぉ……?
(どうも、雨が振っている最中は力が入らず、それでいて気の抜けた声をあげてしまう。
声をかけられた方を振り向くと……自分よりもやや、背の低い人を見つけた。
しかも、あまり見たことがない人で……ということは、中等部の人ではないな、と感じる)

ん、いいっすけど……。
その前に、誰でしょう?
少なくとも、俺はあなたを見たことがないので、ここの生徒かどうかもわっかんねーんですが……。
(ふむ、と呟きつつ、少し頭に血を巡らせる。
やっと、思考が不断に追いついてきたな、と実感しつつ)

あ、もしかして強盗?
だめだめ、ここの学校、でかいだけで金ないんだから……。
(そんな冗談を、唐突に笑いながら告げてみる)
387津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 23:19:47 ID:gfUXhHDn
>>386
アリガトね。
初めてここに来たもので困ってたのよ。

(傘を軽く掲げて笑いかける)
(相手はかなり年下の男の子らしい)
(自己紹介の練習相手にすることにした)

私?
転校生、津田菘、高1、……16歳。
こんなとこでいいかな?
キミはここの生徒なんだよね?

(スムーズに嘘を交えられなくて、内心舌打ちをする)
(高1と言っているし年齢なんて言う必要なかった気がして顔をしかめた)

ここ、お金はあると思うけどなあ。
とりあえず雨ヤダし、屋内に行きたいんだけど、どっちかな?
388前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 23:29:42 ID:YyYnMtkO
いえいえ。
ああ、初めてだったのですか……。
ってことは、転校生?
では、宜しくお願いします。
(そう言うと、律儀に頭を下げる。
そして、そっと頭をあげて……)

津田……菘。
高校生ってことは、年上ですね。
俺は前山馨、中学三年生です。
ここの生徒ですけど、中等部ですから。
(にっこりと微笑みつつ、一言疑問に思った。
学生なのに、何故自分の年齢を騙る必要があるのだろう、と。
本当なら、学年を名乗るだけで事足りるのに。
しかし、その思考はすぐに隅へと追いやった)

さー、どうなんでしょうね。
ともかく、集めた金はいろんなものになりますから、ねぇ。
んじゃあ、こっち行きましょう。
こっち、高等部の校舎ですから。
(そう言うと、すたすたと高等部の校舎へと進んでいく)
389津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/25(月) 23:40:45 ID:gfUXhHDn
>>388
うん、転校生。
よろしくね。

前山君前山君と……。
正直言って明日からいろんな人覚えないとだから、覚えられない気がする。
ま忘れてたら次会った時にもう一度教えてねってことで。
…・・・ダメかな?

(指で掌にまえやまと文字を書きながらつぶやくが)
(覚えられないと頭を振って笑いかける)

ん、そっちね。ありがと。
案内までしてくれるん?
ありがとね。
というか中学生なのに高校生の校舎出入り出来るんだね。
なるほどなるほど。

とりあえず職員室と高1の教室のあるところだけ知りたいな。
(前を歩く少年に軽々しくリクエストしつつきょろきょろ辺りを見渡す)
390前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 23:50:47 ID:YyYnMtkO
>>389
へぇ、転校生……。
(正直、転校生と言われてもそんなに目立つ気がしなかった。
何せ、自分もここに途中から入ってきたのだから)

ま、無理に覚えてもらわなくてもいいですよ。
覚えた後で再会して、ああ、前に会ったね、程度でも構いませんし。
(あはは、と微笑みつつ、すたすたと歩いていく)

ええ、案内してあげますよ。
ここ、初等部と中等部、高等部、大学も一緒ですからねぇ。
やろうと思えば、初等部の人間が大学に入ることも可能ですから。
(そんなことを言いつつ、すたすたと歩いていく)

職員室と、高校一年の教室、っすか。
了解ですー。
んじゃあ、職員室から行きましょうか、そっちの方が近いんで。
(そう言うと、少しずつ小出しにしながら、教室を案内して行く)
391前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/25(月) 23:51:17 ID:YyYnMtkO
【んあ、書くの忘れました】
【漢字で書くと名前は前山ですが、さきやまと読みますのどうぞよろしく】
392津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/26(火) 00:02:02 ID:Mbnp30tv
>>390
ん、了解。
それじゃー、次にあったらよろしくねってことで。

一期一会っていうからね。うん。

有難う、親切だね。
そういえばそんなこと聞いた気がする。
あんまり興味なかったけど言われて見ると珍しいよね。
一体どういうつもりで全部一緒にしちゃったのやら?

職員室ね。
いやあ、助かるよ。
(ものめずらしそうに廊下や教室を覗き込む。)
(2年振りの学校という場所には懐かしさより物珍しさが勝っていた)

【お名前間違い大変失礼しました。】
393前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/26(火) 00:10:04 ID:A9Mw0Tfq
一期一会……ま、そんなもんだと思いますしねぇ。
(あはは、と微笑みつつ、また次々と案内していく。
慣れた校舎も、こうやって案内していくと新鮮味があった)

ええ、確かに初等部から大学まで一緒、っていうのは珍しいですよねぇ。
なんのつもりで一緒にしたのかは、知りませんけど……。
ま、なんかの目的があったんじゃないですか?
それこそ、最初は金を集めたかったのかもしれませんけど。
(あはは、とそんな冗談を言いつつ、微笑んで見せた)

ええ、ここが職員室です。
ま、後ででも今でもいいんで、先生方に挨拶するのでも構いませんし……。
どうぞ。
(そう言うと、手で職員室を示して見せた)

【いえいえ、どうってことはないです】
394津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/26(火) 00:18:10 ID:Mbnp30tv
>>393
や、適当適当。
まあ前山君のことはきっと覚えてるから。
多分。

お金はむしろ必要以上にかかると思うけどね。
小学生の頃から研究者を目指す高い志の子でも集めるきだったのかしらね?
でもそんなスーパーウルトラエリート大学って話も聞かないけれど。
謎だねえ。

あ、職員室ここね。
ありがと。

(中をのぞいて)

んー、なんか会議やってるから後ででいいや。
じゃあ高1の教室……って前山君わかるの?
普段行かないと思うんだけど。
(首を傾げて前の少年を見上げる)
395前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/26(火) 00:24:31 ID:A9Mw0Tfq
あはは、本当ですか?
では、覚えておいてもらえると助かります。
(ふふん、と微笑みを浮かべつつ、再び歩を進めていく)

まぁ、そうでしょうねぇ。
必要以上に確かに、かかると思いますけど。
……ん、でも、研究者……居たかなぁ。
(確かに、学校から卒業して、成功した人も居る。
だが、学校がそういう支援をしているとは、思いづらかった)

ん……そうですか。
じゃあ、後で職員室に、もう一度寄ってみましょうか。
高校一年の教室も、一応わかりますよ。
何度か、こっちに来たことありますから。
(そう言うと、平然と再び歩き出す。
そして、高校生の教室が並んでいる廊下へとたどり着いた)

【そしてそろそろ時間が……】
【次のお約束なんですけど……】
【んー、平日なら22時半からになってしまうのですけど】
【もしくは、次の土曜の昼間、ですかねぇ……どうでしょう?】
396津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/26(火) 00:31:38 ID:Mbnp30tv
>>395
どうだろね。
次に会った時にお楽しみかな?
(前を歩く少年を見て明るく微笑みかえした)

というか、中学から研究生になろうとか思ってる人も
あんまりいないんじゃないの?
知らないけど。
エスカレーター式なのかどうかも知らないし。

そっか、ありがたい。

じゃあよろしくお願い。
・・・・・・そういえば私何組だったかなあ?
あとで職員室で聞いてみるよ。

【木曜日ならば22:30から大丈夫です】
【土曜の昼間は難しいです。夜ならば可能です。】
397前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/26(火) 00:36:18 ID:A9Mw0Tfq
>>396
【では、木曜日の22時半から、再開ということでよろしいでしょうか?】
【そして、今日のところはこれで凍結、ということで……】
398津田 菘 ◆qCOkiXbpGji9 :2010/10/26(火) 00:40:05 ID:Mbnp30tv
>>397
【では木曜日の22:30よりよろしくお願いします】
399前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/10/26(火) 00:42:05 ID:A9Mw0Tfq
>>398
【了解ですー】
【お疲れさまでした、またよろしくお願いします】
【それでは、おやすみなさいませー】
400奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/26(火) 01:01:29 ID:4HzreUYv
>375

(降参を促す声が聞こえる――ああ、そうか、もう全力を出したんだしそれでいいかと思う自分がいる。
 それに従うかのように首にまとわりつく腕に手が添えられる。
 後はもう一回上げて、叩けば終わり。後は普通にお話して、やっぱり拓兎は強かったと思っていればいい。
 視界もこんなに暗い、ただでさえ右目しか見えないんだし、こんなことばかりやってたら不安になる。さぁ、このてを――)

(――上げない、離さない、握り締める。顎を引き、むしろ頚動脈に押し付ける心中で呟く「諦めない」と
 体格差も、技術も、経験の差もすべてが拓兎が上回っている。それがこの結果だ。
 だけど、だからこそ絶対に負けてはならないものがある。全ての力を出し終えて、それでも届かなかった。
 わかっている――けれどもソレを受け入れない、受け入れてなどやらない。)
(トンファーとしても使えるようにと長くしたバレルだったが、こんなところでも役に立つらしい。脳に血が行き渡らなくなって
 手先が痺れていく、取りこぼしたりしないようにグリップを握り締める。そして、何度かこちらから抱きついた
 拓兎に抱きしめられた記憶を頼りに、拓兎のコメカミに照準――加速の後は、ふらついてたはず。)

(拓兎の腕を掴んだまま、銃口を後ろの拓兎に向けて霊力を練る――そして、乱れた魔力をさらにかき乱す術式をこめて
 ――破裂音、閃光、燐光と共に物理的殺傷能力は乏しい弾丸が吐き出された。)

【拓兎への置きレスでございますっ】
【おじゃましました〜】
401大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/10/26(火) 21:07:48 ID:j0/Kf/Z9
【週始めのこんな時間ですが…しばらく待機してみまする。】
【ぷろふは>>4あたりに】
【どなたでもどぞー】
402大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/10/26(火) 22:06:51 ID:j0/Kf/Z9
【よし、撤収ー!】
【以下、空き室でございます】
403紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/27(水) 06:16:17 ID:lg7L8obl
>>400

(腕から伝わる脈動。触れ合った身体から伝わる熱)
(全て脳内麻薬の生み出した幻想なのだと知っている)
(けれど、抱きしめた身体の形と輪郭だけは偽ることのない本物だ)

――――――。
(少しずつ力が抜けてゆく。もう数秒で落ちる)
(けれど、永久は降参しなかった。長大なトンファーを彷彿とさせる武器を手にとって)
(くるりと手先で操作して、米神に突きつける。零距離から霊銃の弾丸を撃つ算段なのだ)
(この距離で、この状態で受ければ、高確率で……)
(意識が続いたのは、炸裂音を聞くまでだ。あとは、視界を染める閃光のみ)

ぐ……がっ……!
(意識を取り戻したものの、身体の自由が利かない)
(米神から叩きこまれた霊術が経絡を通過して魔力を掻き乱している)
(気付けば、永久を抱きしめたままの状態だった。柔道で言う「落ちた」状態にいる)
(呼吸法でゆっくりと体内の魔力を巡らせて、少しずつ身体の自由を取り戻してゆく)

まったく。無茶な奴だ。
呼吸を確かめて……どうするんだったかな。
(それでも、あの場面で退くことは出来なかったのだろう。誰にでも意地はある)
(失神した永久を仰向けにして気道を確保する。酸素供給が途絶えると脳に酸素供給が)
(途絶えるだけでなく心肺停止など重篤な状態に陥る可能性が増大するのだ)
(蘇生方法を思い出しながら、呼吸をしているか確かめる)
(呼吸していなかったら人工呼吸と心臓マッサージの出番だ)
(耳を澄ますと、微かな呼吸音が聞こえた)

よし、起きろ馬鹿。もう朝だ。遅刻するぞ。
(往復ビンタでもして起そうと思ったが、軽く揺する程度にしておく)
(――反応なし。すやすやと気持ちよさそうに寝ている)
(上半身を起こして、適当に狙いを定めて適当に背中を叩いて衝撃を与える)


【置きレスに借りました】
404奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/27(水) 20:29:35 ID:YeaAH2Nx
>403
(――覚醒というものはふとしたことがきっかけでやってくるものだ。
 悪い夢を見た、だとか。体を揺すられた、だとか。
 そういうときの目覚めは決まって悪いものだ――そう、高さは肩位、丁度真ん中の辺りに衝撃を受け
 無理やり意識を引き戻されたときもあまり気分がいいとは言えない。)
(背骨の辺りがピリッと少し傷んで、奇妙な気だるさと吐き気がした。)

………んぅむ……あ、後五分――いえ十分、三日だけでもいいんです。
はぁ――――――――…………
(寝ぼけたよなことを言いながら思い切り深く呼吸をすると、肺が軋む。
 そして気づく、直前までしていたことと、今起きている
 自分が落ちていて、紅裂拓兎が覚醒していたという事実を――)
ッッ!!
あ、あのっ………おはよう?こんばんはっ?!
(今自分が言う言葉はなんだろう、と考える――何を言って、何を認めてもらうべきだろうと。
 できる限りのことはした、それで、届かなかった。
 今あるこの状況はそういうことで、届かなかったら何がどうなるのか。結局すべてのことは口先だけの絵空ごとで終わってしまった
 そういうことなんだろうかと解釈して、それを確認するすべがもてない。
 目の前にその答えを握る人物がいるというのに、口を開いては閉じ、声を出せずにいる………)
………ぁ、あの………たく、と………
(覚醒したばかりで思考が追いつかないことをあらわすように、手がゆっくりと。さまようように胸の辺りまで上がり伸ばされた。)

【置きレスにお借りしました〜】
405瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 20:41:13 ID:JMnp+zcI
【しばらく待機させていただきますねー】
【プロフは>>24にありますー】
406藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 21:22:53 ID:mmlifaQ+
【こんばんは】
【ネタを特に考えてるわけじゃないけど、立候補しても、いい?】
407瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 21:37:58 ID:Bn81p9q1
>>406
【こんばんわですー】
【大丈夫ですよー、立候補大歓迎ですー♪】

【初顔合わせなのでネタとしては………】
A.わたしが夜の特訓中に先輩がそれを見て雑談(或いは共闘)
B.先輩が異形との戦闘中に登場、ひょっこりサポート
【くらいしか思い浮かばなかったですー】
【どうしましょうかー?】
408藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 21:42:46 ID:mmlifaQ+
【ん、受け入れありがと。】
【…じゃあ取りあえず、Bにしてみようか】
409瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 21:45:34 ID:Bn81p9q1
【でしたら、お先に書き込みお願いしますねー】
【では、今夜はよろしくお願いしますー(礼っ)】
410藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 21:49:03 ID:mmlifaQ+
【…ごめん、ちょっと勘違いしてたかも】
【…私が異形と戦闘中に愛華がサポート?それとも逆のパターン?】
411瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 21:53:14 ID:Bn81p9q1
>>410
【先輩が異形との戦闘中に、わたしがサポート…ですー】
【なのでそれで大丈夫ですよー】
412藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 21:55:17 ID:mmlifaQ+
【分かった。ありがと】
【…書き出すから、ちょっと待ってて】
413藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 22:07:10 ID:mmlifaQ+
(雨が降りしきる、人気ない草の原)
(そこに広がっていたのは、異様な光景)
(返り血を浴びた二叉の槍。それを持つ一人の少女と、そこら中に横たわっている幾重もの異形が存在していた―)

…結構、倒した、けど…
…そろそろ、出てくる、かも。
(少女がそう呟く)
(そうすると、呻くような、不気味な咆哮が響いてきた)
(現れたのは、自らの背丈の倍はあるような、巨大な異形の姿)

…でかい。
…さて、どうしようかな。
(それに何ら臆する事無く、槍を構えながら思案顔になる)

【よろしく】
414瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 22:27:04 ID:WuwE6c3z
>>413
(いつものトレーニングも終わり、今日は少し早く帰ろうと後片付けを済ませ)
(今まさに帰宅の途へつくところだった)

………!?
(何処からかこの世のものではない不気味な何かが響いて聞こえた)
もしかして………異形?
(少なくとも森に存在する生き物の鳴き声ではないのは確かだ)
(何度も足を運んで、特訓を続けてきたのだからそれはわかった)

(だとすると、何故そんな咆哮が聞こえたのか)
………急がなきゃ、誰かが巻き添えになる前にっ!
(すぐその場を去り、草原の方向へと向かって駆けていった)


―――っ!
(そして、少し離れた木陰から咆哮していた異形の招待を確認する
(幾多の異形が横たわっているその中心に"大型の異形"と高校生くらいの少女が対峙している)
………、
(状況から察するに、わたしが駆けつける前から既に少女が対処しており、)
(その後わたしが駆けつけてきたという事だろう)
(…だとしたら、足を引っ張らないように彼女のサポートをするまで―――)

(異形や少女に気づかれないよう木陰から右手に水鞭を作り出し)
(異形の隙を伺おうと様子を見る)
415藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 22:40:55 ID:mmlifaQ+
……ん、味方だったら、有り難い。
…敵だったら…めんどくさい。
(戦闘中で、気が入っているからか、木陰に隠れる存在にも、敏感に反応する)
(そちらにちらっと、目線を送り、出方を伺う)

…じゃあ、こっちで。
…まだこれじゃ、分が悪い。
(そう言葉を発すると、二叉の槍がどんどん収縮して小型化する)
(接近戦の力勝負になると、分が悪いと踏んだからか)
(更に、まだ二叉の槍―ユミルテインとアールヴテイン…これらを使い始めて間もない)
(それらの事を踏まえた上での、判断だった)

(大柄な異形が飛び掛かってくる。
大柄な割りにスピードは速く)
(あっと言う間に清香との距離を詰めに掛かる)

…こっち、こないで。
(それを察知し、素早く後ろに距離を取る。そして、右手をかざすとー)
(鋭い閃光が雨の中を突き抜け、異形へと向かっていく)
416瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 22:57:10 ID:WuwE6c3z
>>415
………気づかれてる、かなー、
(こちらにちらっと目線を送ってきた)
(とすれば、異形を倒すサポートをするほか無い)

……でも、今はそんな事関係ないよね……っ、
(手に持つ水鞭を異形に気づかれぬよう送り込む)
(雨が降っているおかげか鞭は生成し易く、あまり力を込めずともいつも以上に扱いやすい)
…今だっ!
(そして少女に飛び掛らんとした正にその時、その異形の身体を縛り上げ身動きを封じる)
(振り切られるかもしれないが、異形に隙を作らせて)
417藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 23:13:46 ID:mmlifaQ+
(閃光を放つ刹那、水鞭が異形の体を縛り上げる)
(それを視界に捉えると、ここで決める、と言わんばかりに、魔力を更に注ぎ込む)

…ん、助かった。
(そして放たれた閃光は、高い威力を保ったまま、異形の体を貫き破裂させる)
(親玉とおぼしき異形が消え去ると、辺りの異形の姿形も消え去って)

…ふぁ…
(その様子を見届けると、欠伸をかきながら、木陰へと向かう)

…ありがと。
…助かった。あなたのお陰で、夕飯に間に合いそう。
…良かった。
(少し無愛想な雰囲気を纏わせながらも、本人には笑顔のつもりで礼を言う)
418瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 23:27:44 ID:WuwE6c3z
>>417
……あ、いえー………、
(自らが縛り上げた異形が消え去るのを確認して、辺りを見回す)
(すると、先ほどまで横たわっていた異形も消えていく)
(どうやら、今度の件は解決した模様だ)

………あのー、お怪我とかはありませんかっ?
(雰囲気的にその様子も無いが、目の前の少女は欠伸をし何だか眠そうにしている)
(何か力でも使って体力を消耗したのであろうか?)
えっと、よかったら………温かいお茶でもいかがですかー?
それと……少し聞かせていただきたい事もありますしー………、
(水筒を差し出して見せる、トレーニングのお供として欠かせない水筒である)
(とにかく、雨で冷えている身体には温かい飲み物で身体を温めてもらうのが今は一番である)
419藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/27(水) 23:40:56 ID:mmlifaQ+
>>418
…怪我?
お陰で、怪我しなくて、済んだ。
…ただちょっと、疲れた。
(ふう、とため息をついて今会ったばかりの自分を心配してくれるかのようなまなざしを向けてくる少女を見やる)
(…きっと、優しい子なんだろうな、と心の中で思って)

…っ!?
(手際良く暖かいお茶が出てくると、無愛想な表情を見せていた目が輝いて)

…優しい子。
…名前を、聞かせて貰える?
ちなみに私の名前は、藤堂清香、高校一年生。
(細やかな心遣いに感動しつつ、自らの名を名乗る)

…聞きたい事?
お茶をくれたお礼、…良かったら、私の家で話すといい。
…ここから、そう遠くないから。
(雨が降りしきる場所で長話をするのもなんだと思い、誘いをかける)
420瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/27(水) 23:58:00 ID:WuwE6c3z
>>419
それでしたら、良かったですー♪
(察してはいたが、本人の口から聞けて改めてホッとする)
(ただ、疲れたと語る少女にムリをさせてはならない)

………っ?
…えと、あ………どーぞ、
(お茶を出すと言った途端に目つきが変わった、何かお茶に思い入れでもあるのだろうか?)
(コップに注ぎ、まだ温かく湯気の立つほうじ茶を差し出して)
わたしは、中等部一年の…瑞谷愛華ですっ♪
藤堂……先輩ですねー、よろしくおねがいしますっ!
(背を軽く曲げて礼をする)

先輩がよろしいのでしたら………、お言葉に甘えさせていただきますねっ、
(こんな場所で話を聞くのもいい状況ではない、戦っていた先輩の手前もある)
(ここは言葉に甘えて、招待を受ける事にした)
421藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 00:13:38 ID:DBUP/aOh
……………
(良かった、と嬉しそうに語る少女)
(彼女の事はまだよく分からないが分かった事が一つ)
(他人の心配が出来、気遣いも出来る人物であるということだ)

…ほうじ茶、ね。
…うん、美味しい。
(先程まで異形を相手にしていた表情とは一変して、気の抜けた表情に変化する)

…ん、愛華、と呼ばせてもらう。
…私のことは、好きにして。
…よろしく。
(礼をしている少女を、普段しないような優しい視線で見つめて)

…ん、今日は雨だから…
妹が暖かいもの、作って待ってる。
422瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 00:26:20 ID:Bkea59f3
>>421
………気に入ってもらえたようで、何よりですー
(自分もお茶で一息入れる)
(雨で冷えた身体に(晴れてても濡れることはあるが)染み渡る温かさだ)
(自分で入れたお茶ながら、表情が緩む)

呼び方はどうぞ、藤堂先輩の自由にしてくださいっ、
わたしもこれで呼ばせていただきますからー♪
(頭を上げて、笑顔を見せる)

妹さんがいるんですかー?
……っと、夕食前なんですよね……、本当にいいんですかー???
(夕食前である事を思い出して改めて尋ねる、本当にお邪魔にならないか、と)
423藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 00:36:01 ID:DBUP/aOh
>>422
…愛華のことも、気に入った。
…お茶、ありがと。
(お茶の事で目を輝かせた以外、表情は余り変化がない)
(しかし、それでも本人は、目の前の少女を気に入った様子で)


ん、分かった。
よろしく…愛華。
(友好のしるしを示そうと、軽く手を差し出して)


…うん、中三だから…愛華より上。

…ん、大歓迎、なんなら一緒に食べていくといい。
妹も喜ぶ。
(先程まで受けた気遣いを返そうと、そう提案して)
424瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 00:57:21 ID:Bkea59f3
>>423
お粗末さまでしたー、
(コップを受け取って、水筒に蓋をする)
(誰かに自分の淹れたお茶を気に入ってもらえるのはとても嬉しい事だ)

改めて………、よろしくおねがいしますっ、藤堂先輩♪
(手をタオルで拭いて、先輩の手を握る)
(わたしよりも……握力は強そうだ)
(当然といえば当然だが、それでも笑顔で先輩と握手を交わす)

藤堂先輩の……一つ下、ですかー?
………それじゃあお二人とも、藤堂先輩ですー………、
(仲良くなったらどう呼ぶべきか、首をかしげて悩む)
…ありがとうございますー、それじゃあ……ご一緒させていただきますねー
(先輩の隣をちょこちょことついてきながら、先輩の家へと向かう)
(どんな夕食なのだろうかと少しわくわくしながら)
425藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 01:10:02 ID:DBUP/aOh
>>424
…愛華も、お茶好きなの?
(お茶の事となると目を輝かせる事から、お茶が好きなのだと読み取れる)

…うん。よろしく。
(思わぬ出会いであったが、いい出会いになった。
そう確信して、笑顔…のつもりで握手をする)

…くすっ。
…その時は、どちらかを名前で呼べばいい。
(悩む様子が可愛らしくて、小さく笑い)

うん。そうするといい。
(自らの家を道を歩き始める)
(数分もすると、自宅と思われる建物に到着して)

…ここが家。
…入っていいよ。
(普通の家が一軒、離れにもう一軒建物がある)
(玄関の前に立つと、鍵を開ける)
(鍵を開けると、ぱたぱたと足音が響いてきて―)

【…ごめん、そろそろ凍結にしてもらっていい?】
【…私は夜ならいつでも大丈夫。大体この位の時間までだけど】
426瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 01:15:15 ID:Bkea59f3
>>425
【わかりましたー】
【ではまた、28日(今日)21時の再開でよろしいでしょうかー?】
【待ち合わせは避難所でー】
427藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 01:18:45 ID:DBUP/aOh
【…ごめん、日にちは大丈夫だけど、21時半にしてもらっていい?】
【それで良ければ、避難所で】
428瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 01:20:48 ID:Bkea59f3
>>427
【了解ですっ】
【それでは、またその時間によろしくお願いしますねー】

【今夜はお相手ありがとうございましたー(礼っ)】
429藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 01:21:48 ID:DBUP/aOh
【ん、ありがと】
【それじゃ、おやすみ】
430紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/28(木) 19:29:28 ID:6EsHmLkA
>>404
やれやれだ。こんな事で何かがわかるなんて
期待しちゃいなかったが。さっさと起きろ。
(伸びて来る手をやんわりと払いつつ、いつものように言う)
(そして朦朧とした意識を集中させる為にチョップを叩きこむ)
目は醒めたか?
まーあ、そこそこいい戦いぶりだった。
(今回の戦いに関して言えば勝敗など重要ではない)
(どんな意思をこめて、どこまで戦えたか、それに尽きる)

もう立てるだろ。脳味噌にダメージはないんだから。
歩きながら話そうぜ。
(手を貸すこともなく、先に立ちあがって歩きだす)
(閑静な寺を辞して、悠然と歩きながらぽつりと切りだす)
……人は人を理解できないが、理解する努力は必要だ。
けど、理解することと思いこむことは違う。
キミは俺のことを誤解している。それだけならまだいいが、美化してるから始末に負えない。
(奏永久を受け入れられない理由のひとつはそれだ。誤解した挙句勝手な思い込みで理想像を)
(作り上げ、その上で好きと言われても困るし悲しいだけだ。騙してもいないのに罪悪感すらある)
まーあ、それはそれでいい。どうせ言っても聞かないんだろうし。
これからわかっていけばいい。キミが俺を求めるのは勝手だ。
俺がキミを愛するかは、別問題だけどな。
(これは戦う以前から出ていた結論。勝手にしろ。こちらも勝手にするから)
(結論が出ているなら何故戦ったのか。それはこの男なりの覚悟を決める為の儀式である)

それとは別に、手伝ってもらいたいことがある。
奏家の当主の力で、調べてもらいたいことがある。
≪虚影会≫がこの街で何をしようとしているのかを。
(半分の月が白い。空気は身を引き締めたくなる冷たさを孕んでいる。冬が訪れようとしている)
(ある意味で、これから切りだす話題が本題とも言えた。奏永久の家の力を利用すると、決めたから)


【置きレスに借りました】
431水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/28(木) 20:42:28 ID:+U/HOarI
【名前】水鏡 恭弥(みかがみ きょうや)
【年齢】17歳/二年次
【性別】♂
【身長】T180/W59(ライト級)
【容貌】髪はやや長め、癖毛が多少収まり悪く裾は跳ねて気味
 瞳は薄い茶色、体形はかなりのひょろ長、少し面長

【能力】戦装束「不知火」:左手の人差し指で唇をなぞることにより、
 全身に揺らめく炎または人魂のような呪術的紋様が浮かび上がる
 「不知火」時限定能力:「ハレ」と「ケ」
  「ケ」の右手から放つ波動で物質・エネルギーを腐食・減衰させ、破壊する
  「ハレ」の左手は逆に物質・エネルギーを活性化・賦活することができる
 「不知火」時は霊的・物理的防御力が大幅にアップ、運動能力も常人を超えたものになる
 気配や異形の臭いには敏感で、霊体や幽体を感じ、会話することも可能
 発動時ほどではないが、不知火を纏っていなくても異形や妖魔、人の「匂い」を嗅ぎ分けることが出来る

【希望】 NG以外
【NG】理不尽な死

【弱点】「不知火」持続時間は少しずつリミット増大中ではあるが制限もある
 能力全開なら10分程度、全く「ハレ」も「ケ」も使わなくても1時間程で霊的スタミナ切れを起こす
 スタミナ切れ後は強制的に刺青状の文様は解除され、立っているのがやっとなほどに消耗する
 また、連続使用も不可能、最低24時間は霊的スタミナを回復させないかぎり、再度「不知火」を纏うこともできない
 遠距離・中距離攻撃の手段は皆無、接近戦オンリーに特化している
 常態では平均的高校生男子よりは運動能力がやや上な程度
 動体視力は発達していて、攻撃をかわす・いなすのだけは得意    

【備考】アマチュアボクシング部所属(現在自主休部中)、普段の性格は温厚で、誰にでも丁寧な言葉を使う
 若干手足は長く、体重もあいまってガリガリ、筋肉はボクサーらしくそれなりに締まってついている
 両親とは物心がつく前に死別、兄弟姉妹なし、現在は寮生活

 不知火発動時は完全に別人格となり、恭弥自身の意思で言動をコントロールすることはほぼ不可能
 近接戦闘技術・体術に長けた「オレ様」キャラになる。人を勝手に愛称をつけて呼ぶ癖がある

 現在、紫一久から借り受けたオートマティックハンドガンcz75(後期型)を所持。
 最近の事件の影響から「右手」の破壊力は増大、人程度の大きさまでなら「破壊」することが可能に
 ただし「右手」の能力を発動すると硬直の隙が出来るのは相変わらず

【プロフ貼り、そして待機してみます】
【置きレスある方はロール開始前でしたら遠慮なく投下しちゃって下さい】
【瑞谷さんたちの開始する時間ぐらいまで待機してみます】
432奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2010/10/28(木) 21:07:26 ID:Uciev4Rr
>430
んぅっ……
(頭に衝撃を受けて唇が引き結ばれる。払われた手が膝の上に落ちて)
能力も武器も使ってない人に負けましたけどね。
こっちは両方使ってたのに…………むぅ
(若干むくれながら立ち、乱れた前を戻して、帯を締めなおす。)
わからない………拓兎が言うとおり、私、馬鹿だし。
今まで何回もお兄ちゃんと比べられて、それでいつも私が遥かに及ばなくて……
体も拓兎と違って小さいし、細い――「鬼の体」じゃない。今だってそう。≪当主≫になれたのもお兄ちゃんのおかげ。
そのお兄ちゃんを取り戻せたのも拓兎のおかげ。
――…………今だって、届かなかった。そんな事実があって、それでも拓兎がすごいと思うのは、本当に思い込みなの?
(儚げな笑みが嫌いで、ソレを何とかしたかった。結果は笑わなくなっただけだった――
 なんであんな笑い方をするのか、自分なりに考えてみた。口を出す気はなくなった。)
思い当たる節は………確かにいくつかあるよ、けど――――やっぱりわかんない。
変わらない、事実はいっぱいある……その中のものはあまりにも私に優しすぎたの。貴方が話してくれたことは
一部分だけで、本当に私が「好きになったわけじゃない」って、決められない!
だから…………勝手にする。
(結局のところ何も変わっていない、自分の気持ちも相変わらずだった。
 腹立たしいことに……「好きな人のことは好きじゃないかもしれない」なんてことを考えても見る――思い込みの部分が
 どこなのかは大体わかってはいる。けどやっぱりしってることが足りなさ過ぎる。)
(ホントに勝手にするしかないらしい。)

(ぐい、と口元を袖でぬぐう。特に口の中が切れていたりはしないけれどなにやら妙な味がした。)
ふぅ…………≪奏当主≫としての私に用ですか。
いいですよ、ほかならぬ貴方の頼みですから。≪虚影会≫については一応こちらでも調べはしていましたし…………
とはいっても、先日の襲撃騒ぎから人相のみで時宮さん達の動向を追っただけですから大した情報はありませんけど。
とりあえず、彼らは****というお店に出入りしていたらしいですね。共通の落ち合い場所だったのか
ただの馴染みのお店なのかは裏づけが取れていませんけれど。
(取りこぼしていた霊銃を背面の腰くらいに固定する。深呼吸――冷えた空気が肺に突き刺さる。
 寝ぼけていた頭には丁度いいかもしれない。)
(空を見上げて、漆黒の右目に月の光を映し、間をおく――そして拓兎に視線を移し。)
それで………そんなことをいうからには何か深く調べて欲しい情報とかあったんですか?

【置きレスさせていただきます!】
【水鏡先輩はファイトですっ!!】
433水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/28(木) 21:31:28 ID:+U/HOarI
【スレッドをお返しします、撤退です】
434藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 21:40:35 ID:DBUP/aOh
【…愛華と場所を借りる】
435瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 21:42:59 ID:c6JB/oYy
>>425
はいー、お茶は好きですよー
先輩はー………わたし以上に好きみたいですねー?
(表情を見る限り、先輩はかなりのお茶好きの様だ)

ふむー………、
それじゃあ、その時は「さん」づけて呼ばせていただきますねー
(頭の中では根本的解決ではないが、一先ずそう呼ぼうと決めたようだ)
(それでも普段は先輩と呼ぶつもりらしい)

(そして、先輩の家へ到着した、なんら変哲も無い一軒家である)
………お邪魔、しますー、
(先輩が鍵を開けた後、軽く頭を下げて入ろうとして―――)

【それでは、今夜もよろしくお願いしますねー(礼っ)】
436藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 21:57:35 ID:DBUP/aOh
>>435
…そう。それは良かった。
…一緒にお茶を飲める人が見つかって。
(抑揚のない声色をしていたが、この時は少し喜色が混じって)

…まぁ、呼びたいようにすれば、いい。
…でも、気を使う事はない。
(何処か遠慮がちに感じられたからか、気遣いは無用とばかりに視線を向けて)


「おねぇちゃん、お帰りー…あれ、お客さん?」
(エプロンをつけて現れたのは、清香よりやや低い背丈で、髪をサイドテールに束ねた、明るい雰囲気を纏った少女)
(姉の清香とは、正反対の雰囲気)


…ただいま。
…妹の三咲。
(清香が指を差した先には、微笑みを浮かべた三咲が、どうも、と言いながら頭を下げて)
437藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 21:59:06 ID:DBUP/aOh
【…ごめん、これが抜けてた】
【今日もよろしく】
438瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 22:14:04 ID:c6JB/oYy
>>436-437
それじゃあ………、今度はわたしが招待させていただきますねっ♪
(自分の家は少し狭いアパートだが、誰かを招待するのに失礼は無い)


(そして、家から誰かが駆け寄ってくるのを確認する)
あ…、えっと、瑞谷愛華と言いますー、××学園の中等部一年ですっ
(玄関に立って頭をぺこりと下げる、そして、初対面のため自己紹介は欠かさない)
ご夕食の時間なのにお邪魔してしまってすみませんー………
(恐縮気味に挨拶を済ませて)
439藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 22:26:17 ID:DBUP/aOh
>>438
ん…分かった。
…楽しみにしてる。
(短く一見愛想がない言葉に聞こえるが)
(愛華に向けた表情はとても穏やかなもので)


「私は、藤堂三咲です。中等部三年生です。
よろしくね、愛華さん。」
(にっこりと歓迎の笑みを浮かべながら二人の荷物を預かって)

「いいんです。お口に合うかどうか分かりませんが、是非召し上がっていって下さいね」
(恐縮しているかのような愛華を和ませながら、居間へと向かう)
(そこには既に料理の用意がしてあって)

「今日は寒かったからカレーにしてみたの。」

…うん。
いい判断、さすが。
(やった―、と言いながら喜ぶ三咲。それを見つめる清香)
(姉妹仲は、極めて良好のようである)
440瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 22:37:29 ID:c6JB/oYy
>>439
…♪
(先輩の期待に応えられるようなお茶を出せれば………)
(そんな事を思いつつ妹さんの方に向き直って)

はいっ、よろしくお願いしますねー
(そして頭を上げて、首を軽く傾げて笑顔を見せる)

……失礼しますー、
(案内に沿って居間へ向かう、既にカレーの匂いが漂っており)
(夕食前のわたしには食欲をそそる)
…美味しそう、ですねー
三咲さんが、作ったんですかー?
(姉妹仲睦まじい様子を微笑みながら眺めている)
441藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 22:51:38 ID:DBUP/aOh
>>440
「はい、そうですよ、お口に合えばいいんですけど…」

…三咲のカレーは、美味しい。
愛華もきっと病み付きになる。
(いつの間にか既にスプーンを持って着席していて)
(早く食べよう、と言わんばかりの気合いを見せる)

「ふふ…じゃあ愛華さん、一緒に食べましょう。」
(そんな姉の姿を見やりつつ、愛華にそう促した)


…いただきます。
(その合図と同時に、スプーンからカレーが口に運ばれていく)
(雨で冷えきった体には、カレーが暖かく染みて)

…おいしい。
…それで、愛華。
…聞きたいことって、なに?
442瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 23:14:24 ID:c6JB/oYy
>>441
わたしもカレーは作ったりしますけどー………、
三咲さんのカレーはどんな味がするんでしょうかー?
家庭によって味が違ったりしますしー………
(鼻に入ってくるいい匂いにマッタリしながら)

それじゃあ……、いただきますっ♪
(着席し、手を合わせて食前の挨拶)
(わくわくしながらスプーンを手に取り、カレーを口に運ぶ)

…美味しいですっ♪
(何秒もしないうちに笑顔を姉妹に向ける)
(冷えたからだがだんだんと温まっていく、そんな感覚が自然と表情を明るくしていく)

え………、えと、それはー………、
(聞きたかったのは異形などについての事)
(妹さんの様子を伺いながら、本当に聞いてもいいのかと悩んで言葉を詰まらせる)
443藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/28(木) 23:28:12 ID:DBUP/aOh
>>442
(愛華がカレーを口に運ぶ様子を心配そうに見つめる三咲)

「…良かった♪どんどん食べて下さいね」
(美味しい、との言葉を聞くと同じようにぱあっ、と笑顔になり)
(先程会ったばかりとは思えない程、姉妹は愛華に気を許していく)

…いつでも、家に遊びに来るといい。
…いつでも、歓迎する。


ん、大丈夫。
…三咲も、私のしている事は分かっているから。
気を使わなくて、大丈夫。
(三咲は、愛華に向けて大丈夫、と言わんばかりに頷く)
444瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/28(木) 23:53:34 ID:9aC6ySlC
>>443
お言葉に甘えて、頂かせていただきますー♪
(ぱくぱくとカレーを口の中へと運ぶ)
(カレーは本当に美味しく、気づいたときには4分の3を消化していた)

………また今度、機会があればお邪魔させていただきたいと思いますっ
(食べる手を休め、そして妹さんの様子を確認する)
(どうやら、大丈夫なご様子)

(家によって事情は様々だが、藤堂家(少なくとも姉妹)はどうやらこの件については知ってはいるらしい)
(知りたいことはいくつかあるため、順を追って聞くことにした)
えと…、いつから………先輩は「異能」に目覚めたんでしょうかー………?
「異形」とはいつから戦っていたんですかー???
445藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/29(金) 00:10:07 ID:zww4d4dG
>>444
「こんなに美味しそうに食べて貰えると、作った甲斐があるなぁ…
ありがとね、愛華ちゃん」
(気が付いた時には、三人ともカレーをほぼ食べ終えて、食事も終盤に)

…ん、待ってる。
…三咲も、きっと喜ぶから。
(愛華が食べる手を休めたのを見て、話す体勢に入る為、こちらも手を休める)

…私は、…うーん…いつだったかな。
まぁ…忘れたけど、私達の家は、そういう家系。
三咲も、「力」を持っている。
…まぁ、私の力は、少し毛並みが違うけど。

…異形とは、…何年か前から。
…余り積極的に行く訳じゃ、無いけれど。
…でも、平和を脅かすのには、容赦は、しない。
446瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/29(金) 00:37:52 ID:0p5xI7B6
>>445
いえー、こちらこそ急にお邪魔したのにご馳走になってしまってー……、
(本当に急な事だったのに、優しくされて恐縮してしまう)
(でも、本当に暖かく出迎えてもらってとても嬉しかった)

その「力」は…どんなことができるんですかー?
わたしは…「水」を生成して、それを操ったりできるんですけどー………、
(知っているのであれば、自分の力をある程度明かしても問題は無いと自己紹介程度に)
(求められれば実践してみなくも無いが、知り合ったばかりの先輩の家で、自分からは躊躇われて)

………それじゃあ、清香さんは避けられる戦いは避けているんですねー
(積極的に異形を駆ったりする人など様々であるが、先輩は少なくともそういった人物ではないらしい)
わたしも……避けられる戦いは避けたいです、けど、異形や………それを操る組織とか関係なく襲ってきてますー、
この「力」を欲している「組織」も………、
先輩は………何か、ご存知じゃありませんかー?
「組織」とか、そんな集団の事をー………?
(どちらかといえば消極的な先輩だから、何も知らなくても不思議じゃない)
(しかし、それでも何か知っていることがあればほんの少しでもいい、それを知りたくて)
447藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/29(金) 00:59:00 ID:zww4d4dG
>>446
「いえいえ、私もいつでも歓迎するから、ね。
それじゃ、私は片付けるから、また後でね。」
(三人分の食器を持って台所へ向かう三咲。
後は二人でゆっくりと、という彼女なりの気遣いでもあったのだが)

…やっぱり、あれは水、の力…
…私のは、一言で言えば魔術。
…さっき見せたような、光線を放つのと、ちょっとした爆弾、みたいなもの…
今使えるのは、この二つだけ。
(必要以上に警戒する事もなく、淡々と力について話していく)


…まぁ、そういう事になる。
…私は異形を殺して、楽しい、とか思わないし、むしろめんどくさい。
…めんどくさいけど、ね。

…「組織」…
…残念ながら、私は詳しくない。
…でも、愛華が襲われてる、という事は無視出来ない。
愛華の「平穏」を乱してくる、というのなら…
…協力する。
(今までとは、違う力強い目付きで愛華に向き合う)
(自分に出来る事があるのなら、と協力を申し出た)

【ごめん、そろそろ厳しく…】
【凍結したいんだけど…愛華の都合はどうかな】
448瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/29(金) 01:01:27 ID:0p5xI7B6
>>447
【凍結、了解ですー】
【ではまた29日の同じ時間にどうでしょうかー?】
449藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/29(金) 01:05:47 ID:zww4d4dG
>>448
【あまり凍結するのも悪いし、30日の夜なら、今の時間より遅くなっても大丈夫だから、出来れば30日の同じ時間にしたいんだけど…どう?】
450瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/29(金) 01:11:14 ID:0p5xI7B6
>>449
【わかりましたー】
【それでは30日の21時半でよろしいでしょうかー?】
451藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/10/29(金) 01:21:25 ID:zww4d4dG
【ごめん、遅れた】
【うん、じゃあ30日の21時半に避難所で】
【それじゃ、先に落ちる、おやすみなさい】
452瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/10/29(金) 01:23:16 ID:0p5xI7B6
>>451
【お疲れ様でしたー、お休みなさいませー】

【それでは、スレをお返ししますっ】
453紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/10/29(金) 19:50:38 ID:Pvu9fO9/
>>432
価値を見出している点が違うな。俺にとって、それはどうでもいいことだ。
俺がキミに価値を見出している点があると言えば……そうだな。
資格がないと言われたキミは、それでも強くなって、兄を取り戻して、当主になった。
全てはキミが諦めなかったからだ。さっきの、最後の瞬間みたいにな。
(絞め技の恐怖に屈することなく、最後まで力を振り絞って抗ったことだ)
(愚直とも言えるが、それはこの男にとってこの上ない価値のあることだと思えた)
(詰めが甘いのは経験と実力の足りなさの証拠だが、そんなものは補える)
重要なのは、その場でその決断を下せたことだ。
俺がその場面で何かしたわけじゃない。
(そっと手を伸ばして、少し乱暴にぐうりぐうりと頭を撫でてやる)
(前々から少し思っていたのだが、何かとこの少女は自己評価が低い)
(資格がないと言われ続けて育ったのが原因なのだろう)
(だからせめて、自分だけでも褒めて認めてやろうと思った)
(色恋沙汰は別にしても、この少女には多少見所がある)

俺のことが知りたいなら話せばいい。知りたいことを聞けばいい。
味噌汁の温め直し方からガスレンジの掃除方法まで、何でも答えてやる。
馬鹿な鬼を躾ける方法は知らないから、聞いても無駄だ。
(相互理解なんて絵空ごとにしか思えないが、それでも理解する為には話すしかない)
(言葉は伝わるけれど、真意は伝わらない、なら根気よく対話するしかないだろう)
(問題は、紅裂拓兎がそれを面倒だと思ってる点である)
(くだらないことはべらべらしゃべるけれど、それ以外のことはどうしても億劫になる)

そこは、画廊、か?
(それは脱会した時に記憶から削除された要素である。≪虚影会≫の本拠地であり集合場所は)
(街中にぽつりとある画廊だった。その場所の位置は、今の紅裂拓兎の頭の中にはない)
(森が途切れ、月光を浴びて光る紅い単車が待っていた)
まーあいいや。長い話になりそうだから、キミの部屋へ行こう。

【置きレスにお借りしましたっと】
454兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/29(金) 22:39:40 ID:AwAw9LRO
【ゆりか先輩とのロールにスレをお借りしますね】
【それではのんびりと、先輩の書き出しを待たせて頂きますので】
455守弥 ◆Juli/dituo :2010/10/29(金) 23:02:26 ID:qDS9U3vN
(ボールペンを唇に挟んで、ぶらぶらとさせたまま、パソコンのモニタを見つめる青い瞳。)
(差し込んだUSBフラッシュメモリからは、次々に情報がハードディスクへと移動していく。)
(あの小さな姉ならば、きっとこんなメモリを使わなくても、自分の身体の中に機密を保持して)
(ここまで持ってこれるのだろうが、自分は天使ではない。)
(周りからは流暢な英語と広東語が聞こえてくる。)

何言ってんのか、解っかんねーっつーの。
やっぱ、広東語ぐらいは覚えるべき、か。
(ギシリ、と音を立てて、モニタから目を離さないままに、パソコンチェアの背にもたれた。)
(すぐ背後のソファーには、手足を鎖で繋がれて目を閉じて身動ぎ一つしない、10歳程の黒髪の少年。)
(今日の仕事は、この『商品』の売り込み。)
(この国も、近年異常に増えてきた異形には手古摺っているらしく、珍しく…本当に珍しく、値切られずに)
(スムーズに契約が成立し、『商品』の情報を指定されたパソコンにインストールしているところだ。)

「"あれ"は、怪我とかは普通に治療しても構わないのかね?」
(ふと、通りがかりに足を止め、初老の男がモニタを覗き込みつつ、イントネーションのおかしな日本語で)
(守弥に、問いかける。)
……This child is a human being.
(モニタから目を離し、少しだけ悲しそうな色を青い瞳に浮かべ男を見る。)
普通に、治療してやってください。
食事も出来ます。
(守弥の返事に、男は方をすくめながら、小さくOKと答えて去っていく。)

完了……っと。
(キーを叩き、メモリを抜き取る。)
(椅子から立ち上がって、ソファーに座る少年の頭を軽く撫でてやる。)
……可愛がられ…は、しないか。
でも、頑張って働けよ。
(うっすらと瞳を開いた少年が見上げてくる。その瞳は何も写していないような、空虚で)
(思わず視線を逸らすと―――逸らした先、見覚えのある姿が視界に飛び込んできた。)

【なんか、しょっぱなからこんな感じですが、一応は商品としてヒトを売りに来ました。という説明を】
【それでは、改めましてよろしくお願いいたします。】
456兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/29(金) 23:21:59 ID:AwAw9LRO
(今回は、兵部晶は極めて珍しい事態に遭遇した)
(というのも、現在彼がいるのは出身国の日本ではない。
 日本から飛行機にて平均四時間ほど離れた中国の特別行政区、香港)
(当然のように、異形はこの異大陸にも現れるようだ。
 そしてどうやら現場では手こずるような強者が出たらしく、
 今回日本警察の対異形用組織である彼らに、上から命令が回ってきたようだ)
(日本と香港に、異形に関するそんな繋がりがあったとは驚きだ。
 あるいは英国からの留学生、アンジェラ・トルーマンが何らかの形で関与しているかもしれない)

(何はともあれ結果として、こうして晶は土日の休日を利用して、
 組織の隊長である加藤由美子と共に訪れた。そして、狩りは上々の結果を残し終わる)
(今は隊長がこの組織の長と、形式的なものの打ち合わせなどをしている。
 それが終われば今夜、また日本に帰国する予定だ)

(その間、自分は一旦外へ出ようとした。どうせ言葉は分からない。
 一応簡単な日常会話くらいなら勉強はしてきたが、流暢な二人の会話を理解できる気はしない)
(初めて訪れた外国、どうせならもっとその空気に触れておこうと。
 しかし、その足は途中、ある一室の前で止まることになった)

………?あれは。

(どうやら彼も、こちらを認識したようだ。小学生離れした
 体格と美しい顔立ちの金髪碧眼の少年、久遠守弥。
 ロシア名ではアリョーシャ、だったはずだ)
(どうやら向こうも仕事らしい。丁度いい、彼には色々訊ねたい事がある)

こんばんは、守弥くん。久し振りだね。
…………君は?

(近付いていった所で、後ろに控える幼い男の子に気付き、顔を向けた)



【了解しました。それでは、よろしくお願いします】
457守弥 ◆Juli/dituo :2010/10/29(金) 23:39:20 ID:qDS9U3vN
(見覚えのある姿は、自分の見間違いではなかったらしい。)
(その華奢な身体、幼さの残る瞳、だけど強い眼差し。)

…こんばんは、あきちゃん。
久しぶり、だね。
………あぁ、その子は…なんでもないんだ。
あまり、見たり話しかけたりしないでやってくれ。
(兵部の肩を抱き、くるりと方向転換させるが、それは少し遅かったようで)

「――――」
(少年は虚ろな瞳で兵部を見て―――次の瞬間、ハシバミ色の瞳を見開き)
(がちゃがちゃと鎖の音を立て、両手を落ち着きなく動かす。)
(守弥が少年の頭をぽふっと叩き、ジリフィーン、と声をかけると、すぐに少年は目を閉じて)
(身体を弛緩させ、深くソファーにもたれかかった。)

(少しバツが悪そうな表情を浮かべて、再びチェアに腰を下ろす。)
(膝に座る?なんて冗談なのか本気なのか解からない発言をしながら、兵部を見上げた。)
珍しいところで、出会うもんだね。
あきちゃんも、結局はそういう関係者だったってことか。
ま、それ自体は意外でもなんでもねーけどさ。
じゃなきゃ、ユーリャが傍に置くわけねーし。
で、俺がココにいるのを見ても驚かないとこ見ると……ユーリャから、なんか聞いた?
458兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/29(金) 23:58:39 ID:AwAw9LRO
(年上であるにも関わらず、敬語を使わない。それは一向に構わない、個人の自由だろう)
(だが、肩に手を回すのは如何なものだろうか。 
 今の自分の格好は、所々から素肌が覗くガーゼシャツに、
 上から総柄プリントの黒とピンク色のパーカー。
 下はストライプのプリーツ付きボンテージパンツ)
(女の子が来ても問題ない格好ではあるが、女の子と
 間違われるような格好はしていないはずだ。彼なら年上でも、
 女性に対しては遠慮なくこういう事はしそうではある)
(そんな訳で、少し眉をひそめながら隣の守弥を見上げようとするが――――)

(傍らの少年が動き出した。虚ろな瞳でこちらを見ている。
 そしてそれが大きく開かれると、何かをしたそうに、忙しなく動き始めた)

…?どうした、大丈夫か―――。

(そう口にした時には、守弥が高い所から少年の頭を撫で、
 魔法のように言葉を紡ぐと、少年は一瞬にして眠りに付いたように見える)
(これが彼の異能だろうか。あるいは、祖国の仕業か?)
(何にせよ、大凡の状況は把握できた)

…遠慮しておくよ。座り心地は悪くなさそうだが、きっと落ち着かない。

(そう言って、自分も彼と対面する位置にある椅子に座った。
 目を細め、憐憫の混じった瞳で少年を見つめていたが、やがて真っ直ぐに守弥を見る)

どうせここの人間に聞けば分かるだろうけど、行っておこう。
僕だけが知っているのはフェアではないしな。
日本警察における対異形組織、SATの特務分隊。通称S3の戦闘員、『ガンスリンガー』だ。

…それなりに、話は聞かせて貰ったよ。
そこから察するに、彼は祖国の道具といった所なのか?

(恐らく意識はないのだろうが、それでも少年に聞こえない声量まで絞り、金髪碧眼の美しい小学生に訊ねる)
459守弥 ◆Juli/dituo :2010/10/30(土) 00:14:06 ID:sqRjTltr
座り心地は、いいよー?
女の子たちは、皆こぞって座りたがるのに勿体ねーな。
あとから、やっぱり座らせてくださって言っても、遅いからな。
(くすくすと笑う目元は、どことなくゆりかの笑顔に似ていて、確かな血の繋がりを感じさせる。)
(兵部の自己紹介を聞き終わると、デスクに頬杖をつき、斜めに構えて兵部を見上げた。)

警察!
へぇ、驚き。
あきちゃんみたいな可愛い子になら、俺、逮捕されても悔いは残らないかも。
(平気な顔で冗談を言い放つと、赤い舌を出して色素の薄い唇をぺろりと舐めて見せた。)
それなり…ね。
ユーリャがどこまで話しをしたのか、そんなことは聞かねーけどさ。
道具かと、聞いてくる時点で、かなりの深いとこまでバラしちゃってるみたいだし。

声は、細めなくてもダイジョウブ。
今は眠ってる。
あきちゃんの可愛い声、聞かせてよ?

まぁ…道具って言うか、今日は商品だな。
俺は上からの命令で、こいつを売り込みに来た。
異形や異能に反応して、それを倒すことに特化したタイプだな。
見た目よりかは、ずいぶんと強いぜ?
余計な感情なんかをすべて排除して、その能力に細胞全部使ってっから。
この国も、俺らの街と同じ。
イロイロ困っているんでしょ。
値切られもせずに、即完売した。
違法かな?俺、あきちゃんにつかまっちゃう?
治外法権だし、見逃してくれる?
(唇に指先を押し当てて、兵部を見上げつつ小さく笑う。)

そういうあきちゃんは、今日はこんなとこまで何をしに?
まさか、ケーサツカンの社会見学じゃねーよな?
いつ帰るの?
晩飯一緒に食べる時間、ある?
460兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/30(土) 00:33:40 ID:PgYrfJWb
いつ君が何をしてくるか、分からないからな。
君は美しい男性だけれど、それだけで身を任せるには至らないよ。

(相変わらずの冗談に、やや緊張していた心が落ち着く。
 全く小学生らしくない。その時彼が浮かべた笑顔は、愛する彼女を連想させた)
(やはり姉弟、そういうことなのだろうか。自分もどちらかと言えば、
 などと言うまでもなく容姿は姉よりだ。兄の古代彫刻のような
 鍛えられた五体や掘りの深い顔立ちとは、似ても似つかないだろう)

…男だと知っても相変わらずだな、守弥くんは。
君にはスラブではなく、ラテン系の血が流れているんじゃないか?

(肩をすくめながらも、今はぐっすり寝ているとの言葉に、安心したように息を吐く)
(見た目よりかは随分強い、そう言われ改めて少年の寝顔を見やった。
 先程急に暴れ始めたのは、自分の異能に反応したのかもしれない)
(こんな、幼い子供が商品として。『オートクレール』の時も
 同じような事を思ったものだ。この黒髪の少年の瞳は、あの少女と似たようなものを感じる)
(彼女もまた、感情を捨て能力制御に用いているのかもしれない。
 二人は本当に、自ら望んでそこにいるのか?こうなってしまっては、聞く術もないかもしれないが――――)

…いや、今の僕では手を出す事はできないだろうな。
こちらへ来た理由は、『これ』だ。君の言う通り、彼らは色々困っていたようだから。

(コン、と後ろに佇んでいる、深紅色のケースを叩いて)

今夜にも帰る予定だ、明日からは学校が始まる。
…それなら構わないだろう、あまり遅くならない限りは。
461守弥 ◆Juli/dituo :2010/10/30(土) 00:51:38 ID:sqRjTltr
ちぇ。お見通し?
膝に乗ってもらったら、そりゃアレコレするに決まってんじゃん。
俺、あきちゃんなら構わないって思ってるから。
(どこまで本気なのか解からない、自信たっぷりの笑顔で兵部を見る。)

ラテン…ねぇ?
オヤジには、負けるらしいけどな。
俺も、おぼろげに覚えているのは、遊園地で知らない女の子褒めてるオヤジの姿だし。
(呆れたように大げさに両腕を開いて、お手上げ状態をしてみせる。)

(目を細め、じっと見つめてみたけれど)
(少年の寝顔を見る兵部の表情は、なにを考えているのか読めなくて)
(手を出すことはできないと言われ、にこりと笑ってみせる。)
まぁ、あんまり気の進まない仕事では、あるけれどな。
俺、お仕事選べるような立場じゃないから、さ。

ふぅん…海外からの要請にも応えられるほどの、凄腕ってわけ?
あきちゃんは。
………それとも、日本のケーサツは人材不足?
(チェアから立ち上がり、ぴくりとも動かない少年の、鎖で繋がれた小さな手をぎゅっと握って)
…元気、で。
なんて、俺が言える立場じゃないけれど。
また、様子見に来るよ。
(言葉が理解できる状態ではないのは、解かっている。ましてや、眠っている今は)
(再起動をさせるまで、音も聞こえない状態だろう。)
(だからこそ、日本語で呟いた。)

あ、月曜日に学校行っちゃうわけ?
真面目だねー
(くすくす笑って、デスクの上に置いてあったメモリをポケットにねじ込み)
(少年の隣に置いてある黒いジャケットを抱えて、兵部の背中をぽんと叩いた。)
女人街行こうぜ。
土産も買えるし、屋台でメシも食える。
(兵部にそう言うと、振り向いて眠り続ける少年の姿を再び見ることなく、出口へと急いだ。)
462兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/30(土) 01:11:57 ID:PgYrfJWb
したいと言うなら構わないが、気を付けた方がいい。
実は僕は、嫉妬深くてね。その後、同じような事を別の女性に
しようなどしたら、その腕を切り落としてしまうかもしれない。

(つらつらと笑顔でこちらを見る守弥に、同じくどこまでが本気で、
 どこまでが冗談か分からないような真顔で晶は答えた)

成る程、父譲りというわけか。
僕の父親は、基本的に誰にでも優しかったな。
ただあまり女の子に優しくすると、母さんがにこやかに足を踏みつけていたけど。

(ゆりかが父親に似ず良かったと、内心ほっとする)
(ほぼ四六時中、晶の父親は母親に頭が上がらなかった。
 というか兵部家は基本的に、精神的に女性が強いのだろう。
 姉も生真面目な兄の注意を、言葉巧みにかわしたりからかったりして遊んでいた)

…ああ、知っているさ。…辛い、だろう?

(守弥の顔を見上げ、心配そうな声色で訊ねる。
 あの商品の少年に接する態度を見ても、彼が好きでこの仕事を
 請け負ったのではない事は分かる。小学生の心で、どこまで割り切れるのか?)

警察組織内では、射撃技術及びそれを含めた対異形の戦闘能力は、トップクラスと評価を得ている。
わざわざ外国にまで行くとなると、それ相応の手練れを連れていく必要があると、隊長が判断したんだろう。

(実際は、どちらも正解だ。とはいえ必然的に人手が
 足りなければ、数少ない『使える』人間は凄腕となるのだろうが)
(だがその事実を差し引いても、並の異形狩りより腕が立つという自信はある)

隊長が抜きでは、場所もよく分からないからな。
行き先は君に任せるよ、その方が美味しい物も食べられそうだ。

(パーカーのジッパーを閉じ、ケースを担ぎ直す。
 そして外へ出る前に、静かに少年の口元に耳を寄せ)

………君がそこにいたくないと願うなら、いずれ助けに行くからね。

(こっそりそう呟くと、守弥の後を小走りで追いかけた)
463守弥 ◆Juli/dituo :2010/10/30(土) 01:24:47 ID:sqRjTltr
あきちゃんに、心配してもらうほどのもんじゃないさ。
辛いとかは、考えないようにしている。
そうじゃなきゃ、こっちがイカレちまう。
これは、俺の仕事。
海外遠征にまで呼び出される出来の良い方とは、違うから。
………今のは、ジョーダン。

(兵部になにかを耳打ちされ、眠っていたはずの少年の手が、ほんの僅か動く。)
(鎖の音もしないほどの、誰も気が付かない微かな動き。)
(少年のなかに残った、僅かな心がそうさせたのか。それとも、接近した異能の気配に反応したのか。)
(それは、誰も知る術が無くて―――)



(空は、まだ闇に覆われてはいなかったけれど、気の早い店舗が原色眩しいネオンを輝かせている。)
(色とりどりの衣服やバッグが、所狭しを軒先にぶら下がる屋台が連なるその街は)
(香港で有数の屋台街。観光客も地元民も、こぞって買い物に出かける、少し怪しくもチープ可愛い街並みだ。)
(守弥は何度か訪れたことがあり、慣れた様子でジーンズの足を運び)
(ひょいひょいと、人ごみの狭い路地を歩いていく。)

女物ばっかりなんだけどさ。
土産を買うには、うってつけだろ?
変な小物とか、いっぱい売ってるし。
あ!あれ見てみろよ。パンダのぬいぐるみが、てんこ盛り。
(金色の巻き毛を揺らし、げはげはと些か下品に笑いながら)
(店先の台に、うず高く積まれたパンダの山に駆け寄る。)
(見れば、パンダモチーフ専門の小物屋らしく)
(バッグからストラップまで、様々なパンダ色の雑貨が屋台のなかでカオスを作り出していた。)
お、これぜんまいで動くみたいだぜ。ポーズもイロイロあるし。
ユーリャが喜びそう。
(結局、ぜんまいで歩くパンダを1匹。パンダの顔型のポーチ大小一つずつ。)
(パンダ模様の下着も、悩んだ末に購入した。)
ユーリャがいつこれを穿いたかメールしてやるから、あきちゃんのメルアド教えて?
464兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/30(土) 01:56:22 ID:PgYrfJWb
【…申し訳ありません、レスが消えてしまいました】
【よろしければ、ここで凍結して頂いてもよろしいでしょうか。
 ちなみに僕はまた今夜の22時から再開できますので】
465久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/10/30(土) 01:59:39 ID:sqRjTltr
【どんまい】
【凍結、了解ですわ。】
【では、土曜日22時頃に、避難所でお待ちしておりますわ。】
【なにかあれば、伝言いたしますわね。】

【本日は、弟にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。】
【また、22時によろしくお願いいたしますわね。】

【おやすみなさい、晶くん。】
【寒いから、ちゃんとお布団かぶって寝なきゃダメですわよ。】
466兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/10/30(土) 02:06:01 ID:PgYrfJWb
【文章を打ってフリーズするのなんて、これ以外のでは見た事ないのに…】
【ご迷惑をおかけしました。それではその時間に、よろしくお願いします】
【ええ、もちろんです。先輩こそ、週末の台風には気を付けて下さいね】
【今日はありがとうございました。お休みなさい、守弥くんにゆりか先輩。ノシ】
467紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/30(土) 14:07:55 ID:XjRxEqoO
【台風の午後をロールで過ごす、ジェントリだな!】
【という訳で待機と行こう。プロフは>>284だ!】
468紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/10/30(土) 15:08:29 ID:XjRxEqoO
【それでは下がるとしよう!】
469白河 沙耶 ◆PF4Z/85Uas :2010/10/30(土) 16:09:19 ID:mUWPoS/7
【名前】白河 沙耶(しらかわ さや)
【年齢】18
【性別】女(メイドだと主張)
【身長】168cm
【3サイズ】B91W60H89
【容貌】
亜麻色の腰に届く髪、普段はほぼ、纏めているかキャップのなか。
よく言えば大人っぽく、悪く言えば老け込んでいる顔。Fカップ
【能力】
純化……対象を不純物のない純粋なものにすることにより
質の良い媒体を作り出す能力。主に対魔武器を作る時に使用。生物を対象にすることも可。

対魔効果付加…武器なら妖魔などへの攻撃力をあげ、衣服なら魔術などに耐性を得る。生物を対象にすることも可。
【希望】炊事洗濯掃除に戦闘何でもござれ。
【NG】グロテスク、排泄。
【弱点】
常人を上回る身体能力を誇るが、それもメイド服非着用時では著しく低下する。
フリルなどの装飾過多なメイド服はバランスを損なう。
人として出鱈目なスペックを誇るがあくまで人。
銃器、刃物なんでも使うが、得意武器は銀食器とデッキブラシ。
【備考】
天宮(あまみや)コネクションという大規模な財団を有する天宮家に代々仕える
従者の家系、白河家の長女として生まれ、天宮に仕える為の様々な訓練を受ける。
身の回りにあるものを武器とし、どんな状況下においても主君に奉仕する
白河流奉仕術の使い手。

天宮が金持ちの道楽的に対魔稼業に手を出し始めた。主な装備はケプラー(防刃繊維)で編まれたワンピースに防弾エプロン。キャップは普通。

【プロフを投下して通過させてもらおう。】
【これからよろしく】
470媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 20:39:50 ID:rG9+01k0
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286455008/272 より、続き】

うじうじ、というのはおかしいかもしれません。
ぐずぐず、うだうだ?――何でしょう、どうにも正しい表現が浮かびません。
(言葉で右ストレートを食らわせたことを自覚しているのかいないのか、口元に指をやって考えこむ。
 自分のことは棚にあげているのだが、それも自覚しているのか、自覚していないのか、だ)
何か抱えているくせに……、結局はあまり周りを頼って下さらなかったり、
一人でぐにゃぐにゃ考えて、誰かに声をかけられるとそれを隠して何でもないフリをしたり。
そういう貴方を見ているのは、何だか胸が苦しくて嫌だ、と申し上げたいのです。

……貴方が≪十三天梯≫の情報を吹聴しないことが、貴方の信頼の証明にはなりません。
情報は今どうかではなく、今後どうかが大事であるのですから。
ただ、それでも貴方だけのものだという言葉は、信頼したいと思います。
それは、貴方が貴方だからです。貴方が≪十三天梯≫の情報を私に流さないからではありません。
(彼の言葉に、コーヒーに口をつけながらふっと笑みをつくる)
まあ、今回のようなことが続けば、いずれは誰にと知れることやもしれません。
実際、貴方の他に――兵部さんも、ご存じですから。
別に……、止めるなどと。ただ、『夜乃刀』は強いモノが好きですから、貴方に向かっていくかもしれません、が。
(コーヒーをテーブルの上に置いてから、続いた彼の言葉にきょとんとして)
―――私は、役に立たない人間に、何度も仕事の手伝いを依頼したり致しません。
(何を言っているのですか、と。彼に対する評価の高さを、素直にていしておいた)

あと、――そんなことをして朱羽がきくと思っているのですか?
貴方も、後輩さんも……、私が朱羽にそれを伝えた時、朱羽がどんな反応をするか、
一度想像なさってください。――嬉々とした笑みが浮かんだなら、貴方は朱羽を正しく認識していましょう。


【ロールの再開に場所をお借りいたします。それでは、今宵も宜しくお願いします。】
471水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 20:58:59 ID:FZ8FVSLf
いや、その、どれもお前ダメダメだっていう表現には違いないんですけど…
(ぐずぐずうだうだよりも、後の言葉のほうが堪える。
 特に先輩から言われると、いたたまれない気持ちにもなるが――)
えっと、それでもいろんな人に話を聞いてもらって言葉を掛けてもらって、僕なりに考えてはいるんですよ?
それと先輩が苦しくなることなんて何もないと思いますけど…?
(そこは心底不思議そうに、まるっきり理解していない表情で首を傾げてから)

でも数式みたいに割り切れたり、気持ちの上でざっくり切り替えられたり、そんな簡単にいかないじゃないですか。
(ついいらだちを口調に込めてしまって、ばつの悪い思いをしながらも口答えは止まらない)
頑固だといわれようが頑なだといわれようが、傲慢だといわれようが、納得できないことは納得できないんです。
(その考え方はおかしいのではないか、と紫にはこっぴどく諭された。
 先輩も歯に衣きせず、忠告してくれているのは分かる、分かるつもりだ。
 頼りにしてくれている、その評価を貰っておいてこの言葉か、と思うけれど――)

一度やりあってますから、次はもう少しうまくやれると思います。
出来れば先輩が「夜乃刀」であるところは、もうあんまり見たいとは思いませんけど。
「仕事」の上ではヘマなんかしたりしませんよ。
(夜の狩り限定で、そちらは信用してください、と言うにとどめておく。
 迷いはのこっていたけれど、目は逸らさずに)

(朱羽に関する言葉を聞けば、ため息をついて)
一応、言うだけ言ってみようと思っただけですから。
おもいっきりいい笑顔の朱羽さんがしっかりイメージできましたよ。

(ふと気づいて、立ち上がると窓辺に寄り、カーテンを開き窓を開ける)
どうやら雨も止んだみたいですね。そろそろ――
(出ませんか、と言おうとしたところで、ふと思い出して)
先輩、最近都ちゃんに会いました?何か知ってますか?
(水鏡の表情は明らかに「知っている」と告げていて、それでも一応の探りを入れてみて)

【それでは今夜もよろしくお願いいたします】
472媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 21:18:54 ID:rG9+01k0
>>471
(そして、今度はこちらが首をかしげるハメになった)
……きちんと、話しているのですか?
ならば、どうして私にはちゃんと話して下さらないのですか――、私が関わったことなのに。
私が関わらせた故なのに。私が巻きこんだ故ですのに……そういうのは、理不尽ではないのですか。
(両手でマグを持ったままに、表情は変わらないもののとん、と指先がテーブルをはじいた)
(あの日彼が銃を撃ったのが自分の所為だとはいわない。
 だけど、彼があそこの場にいたのは自分のせいなのだ。彼を引きこんだのも自分なのだから)
苦しいものは、苦しいのですから仕方ないでしょう。いたたまれない、という表現が正しいかもしれません。
見ていられない、笑っていてほしい、悩まないでほしい、そういうような類の感情だと思います。これは。
(少し眉をひそめて、首を傾げた)

ああ、雨、止みましたか――。
(彼が言うように、窓の方を見る)
(これならば帰られるであろう。というか、靴乾燥機にかけた靴はどうなっているのだろう。
 むしろどういう仕組みなのだろう、そんなことに気をむけてから)

……天羽さん、ですか?
貴方がどこからどこまでを最近と称して、貴方が私に何を聞きたいのかによります。
ときには、率直に聞いてみた方が早い場合もございます。
変化球じゃなくて、ストレート。で……何を、聞きたいのですか、水鏡さん。
473水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 21:34:26 ID:FZ8FVSLf
>>472
(窓からひんやりと湿った空気が流れてくる。
 どこまでも深い星の見えない夜空に目をやって)
僕が自分で、関わろうと思って選んだ結果ですから。
研究所に出かける前に先輩に念を押されて、答えた通りです。
それ以上も以下もありません。
起こったことの影響を受け止めるのも、自分の責任でしょう?

人を手に掛けておいて、次の日にはけろっとして部活したり、なんでもないように笑うなんて、今の僕には出来ません。
(そうして自分の都合だけを口にすることがどれだけ相手を突き放し、傷つけることかまでは思い至らない。
 ただ頑なに、自分の洗濯は自分だけのものだ、と思い込んで)
だから先輩が悩むことなんて何もないですよ。
(背中を向けたまま、言い放つ)

よくないものじゃないと思いますけど、紅雲が憑いてるの、知ってますか?
万が一都ちゃんがおかしな態度や言葉遣いだったりしても、
それだけで彼女に危害を加えたりしないようにと思って、一応伝えておこうとおもって。
いつか狩ったような妖狐というよりは、正当な神の使いっていうんでしょうか、
少なくとも当人…というか、お狐様のほうには悪さをする意思はなさそうです。
僕も不知火も、会って話しましたから。
ただ、都ちゃんの体質を考えると、いつまでも憑きっぱなしっていうのもどうかと思って…
無理に引き離すことも出来なさそうだし、どうしたものかと思っていたところです。
(窓をそっと閉めて、カーテンを閉じて向き直る)

(更夜は葵の膝の上からそっとどいて、今は脇にひっそりとうずくまって、前肢に頭を乗せて二人の話しに聞き入っていて)
『夜分も大分過ぎたようだが、二人ともどうするのかね?
 今空気を嗅いだ感じからすれば、しばらくは雨は小止みのようだが。
 帰宅するなら調度いい頃合だと思うがね』
(くぁ、とあくびをして見せて)
474媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 21:56:26 ID:rG9+01k0
>>473
私、なんでもないように笑っておけなんて、一言も申した覚えは、ないです。
(なんだろう、このもやっとした感じ)
(わからない。もどかしさだろうか――よく知らないぐちゃぐちゃした感情)
……悩めば、いいでしょう。
貴方の選択は、貴方の選択です。貴方しか選べないものです。
最後に選ぶのは、貴方です。ただし、選択肢をひろげるのは、周りなのですから。
もちろん、まわりに全ての責任があるわけでもなければ、一旦の責任さえないこともあります。
えらぶのは、あなたですから。……でも、その結果どうであるかを、私がどう受け止めるか、
それだって、私の勝手でしょう?

わたしは別に、そんなことで悩むなとか、どうだとか、申しているのではありません……。
責任を、感じているわけでもないのです。
ただ、嫌だと言う感情を、否定されても、わたしはこのもやもやをけすことができません。
水鏡さんが、なんだかこう、もにゃもにゃなされているのが、みていて何だかもやもやするから、
何か手伝えることがあれば言えばいいと、そういうことです―――?
(自分でも何を言っているのか分からないのか、最後は疑問形の上に小首をかしげてはいたけれど)

…………紅雲については、おそらく彼女に憑いて一番最初にあった人間は私でしょう。
一応、物騒で無い方の対策は練っていますから。大丈夫――とまでは、もうしませんけれど、
ご忠告には感謝いたします。

―――水鏡さんは、いかがなさいますか?
(更夜の言葉に、彼の方に目をむける)
475水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 22:09:50 ID:FZ8FVSLf
>>474
(先輩が妙にこの話題に妙に食いついてくるのが、心底理解できない。
 事態に引きずりこんだ本人だから、気に病んでいるのだろうか?
 というか、自分の選択の結果を先輩が受けとめる?なんで?
 こちらの頭も???だらけで、さらには要領を得ない先輩の言葉を、それでも一応覚えておくことにして)

別に否定するわけじゃないですけど…
(こちらの事情で、先輩だけは手伝ってもらうわけにはいかないから)
ええと、いつものように僕に接して、何かあれば呼びつけてもらってかまわないですし、
今日みたいにいざと言う時には戦いで力になりますから。
それでいいですよね?これまでどおりで。
(こちらも歯切れの悪い、なんとも曖昧な言葉しか返せなかった)

そうですか、知ってたなら話が早くてよかったです。
(紫が都に危害を加える可能性はまずない。
 先輩も性急に手を出すような真似はしないだろうとは思ったけれど、確認が取れて安心して)
不知火に出張ってもらってもいいんですけど、あんな性格なんで都ちゃんにはあまりウケがよくなくて…
先輩も気にしてくれてるならよかったです。
(そこはほっとして、軽く微笑んで)

僕も今日は寮に帰ります。
向こうで明日やることもありますし。支度してきますね。
あ、マグはそこに置いといてください。
(そういうとリビング奥、二階へと上がっていって)

『媛名嬢、よろしいか?
 帰りがてら、私の散歩に付き合ってもらえるとありがたいのだが』
(更夜はソファからぴょん、と飛び降りて葵を見上げると、くりっとほとんど黒目の瞳で見上げて)
『水鏡恭弥以上に私の鼻は利くから、これでも役に立つぞ。
 少し聞いてみたいこともあるので、よろしければ夜の散歩としゃれこもうではないか』
(どうだろう、と人臭く軽く首を傾げて見上げていて)
476媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 22:18:14 ID:rG9+01k0
>>475
(それからは、口は閉じていた)
(何か言いたかったのかもしれないし、もしかしたら何も言えなかったのかもしれないけど、
 どうしてかどうしても、これ以上口を開くような気にはなれなかったのだ。だから全て、頷きで返す)

――――。
(マグをその場に置いて、上着を確認する。着ることができる程度にはなっている。
 大丈夫だろうと手を伸ばして、ひと息ついた。ものすごくモヤモヤする、なんだこれは)
……散歩ですか?
家に帰る道をご一緒する分は、構いません。
私個人としては、私よりも水鏡さんの方と貴方が一緒にいた方が良いとは思いますが――、
(黒い瞳を彼が消えた方に向けて、左右に首を振って)

それでも、貴方が私とご一緒でもいいというのならば、是非ともご一緒させていただきましょう。
477水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 22:29:22 ID:FZ8FVSLf
>>476
(紺のパーカーを引っ掛け、スポーツバッグをからげて降りてくると、二人分のマグをざっと流して片付けてから)
それじゃ出ましょうか?更夜は…
『私も出よう。ちょうど体も動かしたかったところでもある』
では、全員で。いつもみたいに二階の窓は鍵が掛かってないから、出入りするならそっちから、な。
(更夜に確認してから、玄関に歩み寄って靴乾燥機の電源を切る)
うん、これなら中も乾いてると思いますよ。
(自分も替えの靴を履いて、先輩の靴を揃えてから、外に)

先輩のマンションはあっちですよね?僕は寮に戻るんで。
(玄関前で分かれ道、になるようだ。
 鍵を掛けると一礼して)
それじゃ、またです。おやすみなさい、媛先輩。
(軽く手を振ると、背を向けて水鏡は歩み去っていく)

『さて、そぞろ歩きと参ろうか。
 雨だからというわけでもないだろうが、近くに妖しの気配はないようだな』
(ぶるり、と一度身を振るうとぽてぽてと更夜も歩き出して)

『随分呆れてのか、なんと言えばいいのか分からなかったのかは知らないが、
 水鏡恭弥の頭でっかちぶりには閉口していたといったところかな?
 住処を間借りしている関係上、彼に義理がないでもないが、
 他人の意見を容れない彼の意固地なところには私もほとほと困っていたところだ』
(短いしっぽをふりふりして、時折葵を見上げ、雨上がりのしんとした街を歩きながら)

『媛名嬢にも聞いておこうか。
 貴方にとって他人を殺すことは、思い悩むほど大きなことなのかね?
 水鏡恭弥から聞いたところによれば、媛名嬢にとっては任務であったり仕事であったりするのだろうとは思うが。
 そのあたりのニンゲンの考え方が、こだわりがよく私には分からないのだよ』
(小さな体に似つかわしくない、低く落ちついた声で問いかけて)
478媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 22:49:43 ID:rG9+01k0
>>477
……おやすみなさい。
どうぞ、良い夢を、水鏡さん。
(分かれ道になってようやく、彼と言葉を交わすことができた気がする)
(乾いた靴に対して「ありがとう」と感謝の言葉を短く述べたような記憶もあるけれど、
 なんだかこう、胸の中でもやもやしている何かがもやもやもやで、もうもやもやなのである)

―――そぞろ歩き、ですか。
(異形の気配がないのには同意する)
(そしてその上、鼻の効く彼が言うのだから間違いないだろうと、少しだけ肩の力を抜いた。
 それと同時に、思わず大きなため息が出た。なぜ、こんな大きなため息が出たのかは自分でも分からない)

別に、呆れたわけではないのです。
ただ、――私にもよく分かりません。これ以上何か言うことを、しようと思わなかったのです。
(目を細めて、こつこつと音を響かせながら道を歩く)
(等間隔で輝く街灯に照らされる道を二人――否、「一人と一匹」と歩きながら)
他人の意見を容れないのは、人のことを申せません。そこは別に、良いと思うのです。
必ずしも、他人の意見を容れなければならないわけではないのです。取捨選択は自由です。
それに……納得できるに足る内容ならば、容れるのでしょう。紫さんの意見を容れたように。

………。
(人を殺すことについて問われたのは、多分二度目だ)
(『あの人』はずっと昔に問うた。「……先輩は、人を殺したことってあるのか?」と)
私にとっては、重いことではあれど、思い悩むことではありません。
なぜなら、私が必要なら殺す、という選択肢を既に選んでいるからです。
ニンゲンの考え方は多種多様。一応、倫理的には殺人は悪いものとされていましょう。
それが実際普通なのでしょう。人に言わせれば禁忌でしょう。多数論ならばそうあるべきでしょう。
479水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 23:12:35 ID:FZ8FVSLf
>>478
(目に面白そうな光を湛えて、葵をちらりと見上げて)
『媛名嬢にはそれが面白くないわけだな。
 私の言葉が、あるいは気持ちが届いていないのか?と。
 言葉が通じるからといって分かり合えるわけではない、まったく人というものは難儀なものだな』

『少し私の話を聞いてくれるかね?
 私の飼育係兼、私の体を弄る係の女性はかつて文学少女だと言っていたよ。
 そのおかげで、私もいろいろと読まされた。かなり彼女は偏った趣味ようで、
 夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など、センチメンタルな近代ものが多かったな』

『――終わりは突然、やってきた。
 今でも詳しい原因は分からないが、どうやら実験していた動物の一部が暴走したようで、
 施設の中はそれは酷いことになっていた。安全対策もどうやら役に立たなかったららしい。
 彼女は私のケージの鍵を開けて、これを首にかけて、こういった』
(首もとの犬笛を前肢で示して見せ)

「今までありがとう、ごめんなさい――後は貴方の思うとおりに生きて」

『去り際の表情は今でも覚えている。
 出来れば彼女と今一度会いたいものだが――叶わないであろうな』
(ぽてぽてと先導するように歩き、お尻と尻尾を振りながらそんな話をして)

『小説を読んで、実際に生死の現場を目にしても、人の話を聞いても私にはよく理解できないことがある。
 私達動物にとっては、生きることがそのまま戦いだ。
 無論不要な殺生は極力さけるが、自分が生きるか死ぬかの瀬戸際に、善も悪もないであろう?
 倫理や法律も理解できなくはないが――』
(ふと立ち止まり、ちょこんとお座りして葵を見上げて)

『人はそれぞれの理由で、人を殺すのだな。
 自分が生きるために殺す、人を守るために殺す、ただ気まぐれに殺す、割り切っているから殺す――
 誤解しないで欲しい、媛名嬢を責めているのではない。
 おそらく水鏡恭弥は、その選択自体を自分で選びとったつもりで、
 いわば消去法的にそれしかなかった選択肢にすがっているだけなのだろう、と思うよ。
 頭では理解できていても、体と心が結果を受け止めきれずにいるのだろうと、ね』
(落ち着いた色を湛えた黒目の瞳で見つめたまま)

『互いに頼りない同士でも寄り添って人も生きるものなのだろう?
 よければ長い目で彼のことを見てやってはくれまいか?
 私にしてみれば何を面倒くさい、と思わないでもないが、それでも恩はあるのでね。
 なにより――彼をからかっていると、飽きないのが理由でもあるのだが。
 ああいう人間が一人くらいいてもいい。
 これからもからかい甲斐のある相手がいないと、私も寂しい』
(あきらかな犬の顔でも、少し面白がるような「笑った」表情を浮かべて、ちろりと短い舌を出して)
480媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/30(土) 23:30:34 ID:rG9+01k0
>>479
べつに、……そういうわけじゃないです。
(更夜の言葉に、図星的なところがないわけでもなかったのかもしれない。
 でも、面白くないとは確かにそうかもしれないが、それはどこか少し違う気がした。
 上手く伝えられない自分の言葉が、相手に届かないということは、致し方ないものなのだから)
面白くないわけではありません。――もどかしいのでしょう。
私の言葉が伝わりにくいのが悪いのは分かっています。そもそも、伝わらないものなのかもしれません。
届いていないのならば、仕方がないのです。
ヒトは……否、――「私」は想いを正しく伝えることの下手な生きものなのかもしれません。

オモイは言葉だけじゃ、伝えられません。
感情を言葉で定義してしまうと、伝えたかったものと時にまったく違うものになってしまいます。
(難しい、とそう付け加えた)
……今まで、自分の意思や感情を誰かに伝える必要なんて、ありませんでした。
世界は1か0でした。死ぬか殺すか、やるかやらないか、行くか行かないか、――生きるか、死ぬか。
0.5とかで論じなければならないことというのは、難しいです。

(それからは、ただ尻尾を見つめていた)
(そして彼の話を聞いた。
 更夜の過去を知って、驚いたと同時に――でも、もやもやした心では彼が何を言いたいのか
 正直分からない)
(会いたいのが叶わないのが辛いのかと聞こうとして、きっとこれは見当違いだろうとヤメた)
誤解はしません。別に責められても構いません。
でも、私は責められてもそれを改めるつもりもなければ、殺してきた事実をポイ捨てする気もありません。
―――私は。
(彼につられて足をとめる。彼と向かい合い、彼を見下げる形になっていたが
 ゆっくりとその場にしゃがみこむと、息を吐いた)
よく分かりません。
何ゆえに、殺したのか、何ゆえに殺したことを悩むのか。
あの時彼が殺さなくても、私が殺していたのに――……と申しますより、そもそも何に悩んでいるのか。
ヒトを殺したことを悔やむのならば、もう、異形以外の物事に首を突っ込まなければい良いのに。
前回も、……どうして深凪のことに、朱羽の誘いに乗ったのか、私には分かりません。
………ただ私は、

あのかたのこと、あんまり知らないと思ったのです。そう思うと、もやもやしました。

長い目って何ですか?
逆をいえば――……、私では力不足なのかもしれないと思っています。
……誰かを突き落とすことはあっても、手を差し出すのは、――…私には合わぬのかもしれません。
(兵部のことを思い出したのだろう、僅かに目を伏せる。
 そして思い出した。彼を引き上げた、小さな白い手――兵部がきっと今、一番求める手を)
ああいう人間が、それはもちろんいてもいいでしょう。肯定致します。
彼は彼のままです。私が何を致さなくても……だから、いいではないですか。
(髪を揺らしたのは、上を見上げたからだ)

ああ、…………私、なんでさっき、黙ってしまったのか、分かりました。
481更夜 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/30(土) 23:46:34 ID:FZ8FVSLf
>>480
『数字で割り切れたら、あるいは楽なのかも知れないが、それでは味気ないことこの上ないな。
 私としては面白かったよ。小説を読むのもね。
 ドストエフスキーやヘミングウェイは難解で首を傾げるようなところも多々あったけれどもね』
(しゃがんだ葵と目を合わせて、「微笑んで」)

『私も話を聞いた限りでは、そう思う。
 まさにそこが彼の悩みの元なのだろう。
 「僕が殺さなければ先輩が殺していた、先輩のそんな姿は見たくない」、とね。
 私に言わせればなんとも勝手な理屈で、しかも結果自分で精神的なダメージを負っているのだから、
 救いようがないと言うところだ』

『互いにその手のことには慣れていない、というよりおっかなびっくり、
 どう接していいのか分からないように私には見受けれれる。
 お互いに相手に手が届くといいのに、と思っているのだろうけれどもね。
 力が不足していると感じても、今をどうにか生き抜いて明日を迎えるだけだよ、動物は。
 人のやり方は迂遠なことだとも感じなくもないが、それでもそうせずにはいられないのだろう?
 今以上を求めるから苦しみもがいて、それでも何かを求めずにはいられない、そういう生き物なのだろう?
 ほんの時たま、うらやましいと思わないでもないよ、私も、ね』

『それと申し訳ないが、よければ私に触れてくれるかね?
 そうは言っても私も完全に自分の体と心から自由なわけではない。
 親しくしてくれる人に可愛がられて触れられて、ぬくもりを感じたい欲求がこみ上げてくることもある。
 以前に言ったとおり、人とよりそう生き物だからね、私は』

(触って触って、と雲で塗りこめられた葵を見上げ、もじもじと脚をふみふみする。
 黙った理由を、教えてほしいとは言わない。ただ自分に触れてほしいと、そっと首を差し出して)
482媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/31(日) 00:12:23 ID:T9+EqQMc
>>481
でも、それはきっと――水鏡さんの口から聞かなければならないことです。
貴方の言葉ではいけません。
実際にそう思ったのか否かは、私が彼の口から聞かなければならないことであると存じます。
……そうであるなら「そう」だと言って下さったら、いいのです。
(自分ができないことを、相手に求めるのは容易い)
(でも、そうと分かっていても求めてしまう。自分が彼の立場だったら言わないだろう。
 そのくせ、彼には自分がしないことを求めるのだ)
私はもっと、彼本人を問い詰めるべきだったのかもしれません。
本当に思うのなら、沈黙で返すことはズルイことです。
本当に相手を想うのならば、時には無理にでも聞きださねばならないのだと思います。
……言いたくないのならば言わなければいいというのは、相手を尊重しているようで現実目をそらしているだけです。
嫌われても、……もっと聞くべきだったかもしれません。
(溜息を、吐きだす。少しだけ白くなった)

…………近づきすぎると、苦しい。
誰に対しても――、適度な距離を各々にとっていたはずなのに、いけません。
(手を伸ばして、足をふみふみする彼の頭に手を伸ばす。
 ゆっくりと撫でてから、また溜息をつく。こんなに溜息をついたのは初めてかもしれない)

……今日は、ここでお別れにしましょうか。
あんまり遠くなると――あれです。
今夜はきっと寒い。もっと暖かい先ほどの寝床に戻るべきであると、私は存じております。
483更夜 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/31(日) 00:24:04 ID:D9PV8dAA
>>482
『思っていたよりもずっと、媛名嬢は心を揺らしているようだ』
(撫でられて、このあたりも、と首筋や胸のあたりにも甘えるようにふわふわの毛を押しつけていって)
『そして正しい判断だとも思う。
 傷つけるのをためらって沈黙を守るのは一時は賢くても、
 今日のように割り切れない思いを互いに抱えるだけになろうから。
 近づく怖れも分からなくもないが、今度はもやもやをそのままぶつけてみてもいいのではないかな。
 どちらからか、思いを正面からぶつけてみないことには何も始まるまいよ』
(最後にちろり、と撫でてくれる指を感謝を込めて舐めて)

『ではこれにて失礼することにする』
(人くさく、軽く頭を下げて見せてから、電話番号を告げて)
 あの家の電話番号だ。常にあそこにいるわけではないが、何か私に用があれば伝言を残してもらいたい。
 留守電メッセージになっても、その場にいれば私の名を呼んでくれればハンズフリーで応答しよう。
 次に会うときまで息災に、媛名嬢。それではここで見送ろう、さらばだ』
(ちょこんとうずくまって、姿が見えなくなるまでそうしていた)

【最後に次スレを立てて、今夜は就寝することにします】
【今回は大分ちゅうに病をこじらせて末期症状なのにも関わらずお付き合いいただいてありがとうございました】
484媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/10/31(日) 00:39:06 ID:T9+EqQMc
>>483
ええ、そしてそういう自分が思いのほかキモチガワルイので、余計もやもやします。
(指先を舐められると少しくすぐったそうにして)
連絡先、いただきました。
……貴方がハンズフリーで話している様というのは、なんと申しましょうか。
うむ。少々可愛すぎてダメな気も致します。映像にのこしておきたいシーン100選に選ばれそうです。
(むしろ私が記録に残したい。とまで、口にはしなかったけれど)

そちらこそ、どうぞ息災で。
命が儚いのはヒトも獣もなにもかも変わりありませぬ……どうぞ、貴方にも佳い夜を。
(ちょこんと座った彼にむかって一礼すれば、黒髪が揺れる)
(彼が動き出すまでと待ってはみたが、動く気配がないのを感じ取って、
 ああなるほど、同じことを考えているらしいと感づくと――もう一度一礼して、帰途についた)

――――。
(帰り道、先ほどの携帯を弄ってその電話番号を登録した)
(なかなか手で登録することは少ないので、少しばかり操作に迷ったものの。どうにかだ)
(それから、溜息をついて、少し黙って道を歩いた。
 でも、しばらくして再び携帯を取り出すと……どこかにダイヤルして)
………こんばんは、刹那こと第三席八刃さま。――その名前で呼ぶなっていいますけれど、
いやがらせに決まっているでしょう。まだ、私の部屋にいるのですか?ああ、もう出ましたか……。
そう――、ねえ、八刃。

……オトコノコの心情というものを、教えてください。

(不可解すぎます)
(彼女がそう付けくわえた瞬間、呆れたような溜息と共に電話はきられたらしい)



【それでは、このように】
【そして次スレ立てお疲れさま、でした。ちゅうに病?……こ、こじらせていたのですか気づかなかt(】
【お大事にとは申しません。いつでも末期症状大歓迎です、と】

【こちらこそ、なんだか上手く返せないところが多くて申し訳ありませんでした】
【それと共にここまで付き合って下さったことに感謝を】
【また機会があれば遊んでください。それでは、お疲れさまでした。おやすみなさい、水鏡さん】
485水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/10/31(日) 00:44:15 ID:D9PV8dAA
【うまく返しきれなかったと先輩が思うのでしたら、僕も同じコトを思っていたのでお互い様と言うことで。先輩のレスで〆でエンドにいたしましょう】
【ちゅうに病はどうしてこんなになるまで放っておいたんだ!って感じですが完全に手遅れのようです】
【ではなくて、今宵もお相手ありがとうございました。僕なりにとても楽しくお相手させてもらって大満足です】
【おやすみなさい、媛先輩】

これにてスレッドをお返しします。そして次スレです。

【異能】黄昏の学園33【異端】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1288452477/
486白河 沙耶 ◆PF4Z/85Uas :2010/10/31(日) 15:01:09 ID:xKCqCyIz
【こっそり……とな。プロフは>>469
487白河 沙耶 ◆PF4Z/85Uas :2010/10/31(日) 16:05:05 ID:xKCqCyIz
【こっそりと落ちだ】
488名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 17:32:15 ID:I+8qnUaa
test
489郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 21:09:01 ID:FUhxT7Sd
【そして、こっそりと待機してみるテスト】
490アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 21:18:00 ID:wq3+E/qw
【お相手お願いできますか、と伺ってみるテスト(真似してみた)】
491郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 21:26:23 ID:FUhxT7Sd
>>490
【オッケオッケ、むしろお願いします】
【――とは言っても、具体的な案は考えてないわけだけど】
【んー、前回は喫茶店で話……だったから、何か『魔女』に近寄れるロールがしてみたいな、と】
【他になにか腹案があれば!】
492アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 21:36:09 ID:wq3+E/qw
【そうですねえ。今のところはそちらは安定しているようですから、それでいかせていただきましょう】
【こちらが戦闘後、弱っている状態で遭遇という事でいかがでしょうか】
493郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 21:41:53 ID:FUhxT7Sd
>>492
【了解。それじゃ…んー、書き出しを任せてもいいか?】
494アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 21:45:04 ID:wq3+E/qw
【了解しました。少々お待ちください】
495アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 22:03:41 ID:wq3+E/qw
(日本に来てからの、何十回目かの夜)
(アンジェラはいつものように夜の街へ出る)
(人間を守る為。機関に与えられた任務を遂行する為)

がっ──はっ──
(けれども日に日に濃くなる『魔女の記憶』)
(自身の精神が、オリジナルのそれと融合することはそんなに苦痛ではない)
(根本的な目的は変化していないし、『魔女』の本来の力も自分の者になりつつあるのだから)

この──Thunder,Level3
(けれども、そのせいだろうか)
(人間を助ける為なら、リスクを顧みずに行動に移ってしまうようになったのは)
(そして人間を助けるたびに、人間と自分との差を感じるようになってしまったのは)

終わり、ましたよね……
(排除したのは中型の異形三体。いずれも民家を襲おうとしていたモノだ)
(以前の自分なら一体を相手にするだけで精一杯だったのだが、)
(どういうわけか自分は奴らに戦いを挑み、何とか勝ってしまった)
(低級の治癒魔法をかけて、致命傷だけは塞ぐと)
(血まみれのまま電信柱の元に座りこむ)

はあっ……
(身体の痛みと、心の戸惑いに負けて動けなくなる)
(いずれ、自分は精神も身体も壊れて人間の為に死んでいくのだろうという確信がある)
(けれども、その前に)
(彼が──紅裂が殺してくれると約束してくれた)
(その時が来るまで、まだ戦い続けなければならない)

(だけど今は、疲れた)
(休憩──ゆっくりと瞼を閉じようとした)

【お待たせしました。ちょっとこちらのネタが多い気がしますが、随時調整していきます】
【それでは、よろしくお願いします】
496郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 22:16:15 ID:FUhxT7Sd
>>495
―――これで、仕舞ッ!
(ぐじゅり、と気味の悪い感触を手に感じながら、異形の腹を切り裂く)
(まだだ。これじゃ、まだあの人の背中を守るには不十分だ。まだ、強くならなくては)
(死屍累々の異形の遺骸を、荒く呼吸をつきながら、見下ろす)
(どんな形であれ、命を奪ったのは紛れもない自分。誰かを守る為とはいえ、やりきれないと言えばやりきれなかった)
だから、俺はやっぱり『偽善者』なんだよ。


さて…それじゃ、帰るとするか。
(羽織っていた黒のジャケットを脱いで肩に掛ける)
(冬も近づいてきて、寒さも厳しくなりつつあるが、激しく身体を動かした後は、どうも暑くて敵わない)
(汗だくになった額を腕の袖で拭いながら路地裏を抜けようとすると、ふと人影を見かける)
……なんだ…?
(怪訝そうに、人影の見える電信柱へと近づく。その次第にそれが誰なのか、どういう状態なのかがはっきりしてくる)
…アンジェラさん!お、おい、どうした!大丈夫か!?
(肩に掛けていたジャケットを放り投げると、とっさに彼女へと駆け寄った)
(数度しか会っていないが、それでも知人である彼女が血まみれになっているその状況を放っておくわけにはいかなかった)
こりゃ……ここでも、異形が出たっていうのか?
(血まみれの彼女を抱きかかえながら、辺りを見渡す)
(黒こげになった異形の遺骸。眉を顰めさせながら、再び彼女へと視線を移す)
と、とにかく……しっかりしろ!おいっ!
(ぺちぺちと手のひらで彼女の頬をはたきながら、意識を取り戻すよう呼びかける)

【いや、全然いいぜーっ。俺もどんどんネタに乗っていくからさっ】
497アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 22:35:03 ID:wq3+E/qw
(自分へ近づいてくる者の足音が聞こえる)
(逃げた方がいいとは頭で思っていても、身体を動かすには至らない)
(どうかそっとしておいてください──そう願いながら瞼を閉じる)

(頬に走る軽い痛み)
(少し意識がはっきりすれば、無事を知らせようと口を開こうとする)
だ──い──
(何とか力を振り絞って言葉にしようとしたが、頬への打撃で中断される)
(心配されている。そして焦られている)
(そう思えば少し嬉しい気持ちになってしまったが、それに浸ってはいけないと)
(戒めるような感覚が背筋をつたっていく)

だい、じょうぶ、です。郡さん。
Lifeburst,Level1
(少しの間の後、目を開いて呼びかけていた者の顔を見ながら答える)
(何とか微笑みを作って、自信にもう一度治癒魔法をかけた)
意識の無い者に呼び掛けるときは、肩をたたくのが基本ですよ。
貴方の想い人には方を叩かない方がいいと忠告しておきましょう。
(胴体近くの傷をふさいで、体力の回復を早めれば、しゃべれるようにはなった)
(靴の中の足は、きっと老婆のようになっているだろうが)

ともかく、ありがとうございます。
貴方も異形を退治していたのですか?
(頬についていた血痕を拭いながら、郡に問う)
498アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 22:40:30 ID:wq3+E/qw
【誤字失礼しました。 方を叩かない→頬を叩かない】
499郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 22:48:17 ID:FUhxT7Sd
>>497
あ、悪ぃ…強くしたつもりはなかったんだけど
(返答が帰ってきて、ほっと安堵の吐息を漏らす。
 少し前に、このような死に直面した光景を目にしただけに、焦ってしまったようだ)
ああ、いや、それは知ってるんだけど…保健体育で習ったしな……って、そういう話じゃなくて。
まぁ、良かったよ。怪我はしたみたいだけど……やれやれ、驚かしてくれるなよなー。
(安堵したせいか、軽口を叩きながらこつんと彼女の額を軽くノックして)

そうだ。それにしても…最近の異形は活発だな。
ここまで蔓延ってるっていうのは。やれやれ…奴らの何がそうさせているんだか。
(楽天的な口調でそう話したが、事態は深刻だ、と思っていた)
(ここの所毎日のように大小関わらず異形を目にしているような気がする)
(気がするだけで、それは錯覚なのかもしれないが。だが、事実として彼女を襲ったような凶暴な異形だって現れている)
……どこか休める場所に移動しようぜ。
流石に此処じゃ目につく。……立てるか?
(手を差し伸べて、そう尋ねて)
歩けないようなら、俺がおぶってやるから。それとも、どこかまだ痛むか?
500アンジェラ ◆rdAV3DcvpI :2010/10/31(日) 23:07:07 ID:wq3+E/qw
ともかく、ありがとうございました。
(真剣に心配してれて、無事と解れば安心させるような事を言う)
(額を小突かれた事ももむしろ心地良い)
(なんとなく、女性にもてそうだなあなどと考えながら礼を返す)

異形を動かしている、直接の要因は解りません。
そもそも、要因が一つだけとも限らないのですから、何とも。
とりあえずは手当たり次第排除するしかないようですが……
(四肢の痛みと損傷はまだまだ大きい)
(異形の残骸が散らばっていることからも、ここから早く離れた方がいいのは解るが)
(もうしばらくは動けそうにない)

そう、ですね。
ちょっと魔力切れを起こしていて、
このままでは動ける状態ではないのですが──
(けれども、ここに郡を留まらせるのは心苦しい)
(大丈夫だから帰れ、とも言えない)
(ならば、彼の体液を──)

──っ!
……いえ、動けないです。
(今、自分は何を考えたというのだ)
(媛名葵という想い人がいる彼から、体液をもらう?)
(許されるはずもない。あの恋や貞操に興味を持たなそうな紅裂ですらあれほど拒絶したというのに)
(そんな、人道を外れた所業を、正義の味方たる郡の前で見せたくも無かった)
何か、御用があればここで手早く。
後1時間もあれば私も帰宅します、ので。
(少し顔を強張らせながら彼に答える)
501郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/10/31(日) 23:23:36 ID:FUhxT7Sd
>>500
そうだな……今のところはそうするしかないか。
ただ、このまま闇雲に戦っても仕方がないと思うんだよな。
……ま、具体的なことは、全然思い浮かばないんだけどさ。
(やれやれと憂鬱そうに溜息をつきながら、がりがりと頭を掻く。どうしたもんだかな、と呟き)
取りあえずは、俺の出来ることをやるだけ…かな。
(それ以外、自分の目的を果たすためには、手段がなさそうだから)

その状態で、異形に襲われたらどうするんだよ。
…第一、動ける状態じゃないんだろ?そんなアンタの姿を見ちまったら、放っておくわけにはいかない。
それで怪我をされたりしたら、俺の目覚めが悪い。
(がりがりと頭を掻きながら、よいしょと引っ張り上げると、背中に背負って歩き始める)
家、どこだ?それとも寮住まいか?
兎に角、このままにはしておけない。さ、案内してくれ。家まで送る。
ああ――心配しないでくれ、送り狼にはならないから。
(からりとした笑みを零すと、彼女を背負ったまま、その道を歩き始める)

……なあ、どうしてアンジェラさんは、そこまでして戦うんだ?
いや、俺だって戦ってるし、他にも女の子なのに命がけで戦ってるやつらは知ってる。
その理由も聞いたような気がする。けど……自分の身を削ってまで、守りたいものが、アンタにはあるのか?
(きっとそれは、自分の『自己満足』に通じたものがあるのだろう。だから、答えは分かり切っている)
(だが、何もしゃべらないというのも、気まずいものだ。だから、難しく考えるな、と付け加えて)
502アンジェラ ◆rdAV3DcvpI
>>501
……この状態で襲われても困ると思うのですが。
(否応無しに担がれてしまえば、不満そうにしながらも体重を郡に預ける)
(本当に襲われたなら、その時はその時で奥の手もある)
(だが、こうやって助けられてしまうのは申し訳ない気持ちになる)
アパートを借りています。
ここからなら、徒歩で30分ほどでしょうか。
疲れてきたら適当な場所で降ろしていただいて構いませんので。
(と言っても最後まで送り届けられてしまうのだろうか)

……
(郡の質問に、どう返したら良いか一瞬戸惑う)
(表向きの解凍は以前に伝えた。それでは満足していないということだろう)
戦うのが生まれた理由、力を持った理由だからです。
だから戦い続けています。
(声のトーンを落として、正直に答える)
(悪印象をもたれるのは仕方がないだろうが、少し心が痛い)

人間たちが望んでもいないのに生を受け、
正確な目標が無いのに苦痛な努力をし、
理由も無しに他人や平和を愛するのと、そう変わりません。
生きることと、努力することは義務です。
だから、その義務に苦しむ人間を、私は少しでも救いたいと思っています。
私は正義の味方ではなく、人間の味方です。
(脳内を駆け巡る、様々な記憶)
(迫害されるものを、貧しいものを、病に冒されたものを助けた日々)

貴方こそ、どうして戦うのですか?
失礼ながら、貴方の実力は異能者の中でも高い方ではないと思いますが?