銀行員からの反論Part2

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1前スレ699=340
前スレ↓
銀行員からの反論
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1017994408/

前スレを立てた本人は去ってしまったが、それに代わる
論客として猫二匹が登場(一匹は自称エリート)。
ゲシュタポに睨まれつつ内部告発に至るか、はたまた
ディベートの応酬となるか。ワンサイドゲームとの分析も
流れる中、議論の行方は・・・。

「100分の2」の2ちゃんねら〜、参戦せよ!
2新スレ、オメデト!!!:02/04/28 15:49
   ∧ ∧
   (,,゚Д゚) そうでしたか、、、
   /  |   頑張ってくらはい。。。
 〜(_JJ
3ちょっとマッタ!:02/04/28 16:14
>その前にまず、はっきりしておきたいことがある。数年前からある議論で、
>「低金利は銀行救済のためだ。家計に回るべき金利が銀行に回っている。」
>と言うのがある。冗談も休み休み言って欲しい。預金金利が下がると同時に
>貸出し金利も下がってる事くらい小学生でも分かるだろう。低金利の本質は
>立ち行かなくなりつつある企業の救済と景気刺激のために決まってるじゃないか。
>本当にアフォマスコミの書く事読んでいると頭が痛くなることがよくある。

「立ち行かなくなりつつある企業」とは、そもそも銀行側が無理やり融資したケース、
あるいは銀行が大株主のケースがある。
例えば信販会社が潰れたら銀行も逝くということ。
よって、低金利政策は銀行救済ではなく事業法人救済であるというのは詭弁。
但し、多くの銀行や事業法人が潰れたら「日本」自体潰れる。
よって、国民は容認してるだけ。
銀行員はもはや国民の援助のもとに存在している。
エリートとて、例外ではない。
4招き猫(ノラ):02/04/28 17:34
招かれざる猫っていのは、誰ゾが俺に言った言葉社会科は得意だが、数学は苦手
の典型のような奴だ。その上、もう一つ、適応過剰という美徳or欠点を持つな。

865 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/04/26 15:03
日経gooで過去一年間分、日本経済新聞発行4紙の記事を
キーワード検索。

「不良債権処理」…3139件
「構造改革」…4851件
「合成の誤謬」…9件←今日の小野センセの論考で+1件

そのまま、暗記してやがる。
おい、メディアリテラシーって言う言葉知ってるか?
5金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 17:37
   ∧ ∧
   (,,゚Д゚)  招かれざる猫っていのは
   /  |   表現したいことを明快かつ端的に切り出さないようだ。
 〜(_JJ
6招かれざる猫:02/04/28 17:50
ホンモノの猫、ミーシャとちょっと外へ出てくる。
その前に990番台の幾つかに回答(番号ここから見れず良く分からんが)。
一体何人の失業なら許せるのか、あと100万人か、それから自殺者10万人に
なっていいのか、ってやつね。
欧州で失業率10%くらいは珍しくもない。自殺者の統計は知らんが、
まあこれも今よりはかなり上がってしまうだろう。ただ、これについては
職を失うってことは辛いことだけど、死ぬほどのことじゃない、って社会に
変えて行かなきゃいかんね。労働市場の流動化やセーフティネットのあり方
とも絡むんだけど、それより何より、FAMILY TIESが重要だ。お父さんが職
を失ったら、家族で一致団結して、その艱難辛苦に立ち向かうんだ。こういう
気概がみなぎった社会なら、この国の国運を高めて行ける。妙なマネタリー・
オペレーションのインチキやら、財政カンフル注射で意識朦朧のまま廃人に
なってゆくよりよっぽど望ましい。
7招かれざる猫:02/04/28 17:57
ひとつだけ質問。招き猫と招き猫(ノラ)は別人か?そうすっと、ここには
オレを含め3匹ネコがいるってことか?
8金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 17:59
深尾と小宮とどっちが正しいのか。ンー、素人としては判断に苦しむ。
経済学部出たけど良く分からん。
9招き猫(ノラ):02/04/28 18:01
>>7
同一人物だよ(笑)
君は、エリート銀行員=血統書がついているアメショー みたいなもんだ。
俺は、不動産屋に飼われているただのノラってことさ。いっそのこと、ノラと
アメショーでいくか?
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:03
あの、横やりいいですか?

>インフレ・ターゲットなんか設けても
インフレにならない、財政支出はこれ以上大規模に進めると危険
水域に入りそうだ、一方で、構造改革を進めるとデフレに拍車が
かかるんではないか、と。

まずここの部分から矛盾してるんですけど。
何をしてもインフレにならないならそれこそ財政支出無制限で
めでたく無税国家の誕生でしょ。
「財政赤字が危険水域」という認識ならやはりインフレは起こる、
ってことでしょ。

それと余った供給力を削ることが将来新たな需要が生む、削らなければ
将来地獄(地獄ってのが具体的に何を指すのかわからんが)
ってのは、そのメカニズムを説明しなければやっぱりただのトンデモで
終わるし、それがいつになるかわからないなら
それこそ「我々は長期的に皆死んでしまう」だ






11金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:04
   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < 前スレの最後に1が現れていたぞ!
 (〇 〜  〇 |  \ あいつは本物か?
 /       |    \________
 |     |_/ |
12金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:08
   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < 前スレ受けて、辛い仕事ならやめればいい。
 (〇 〜  〇 |  \ 誰もやらないなんてことはない。
 /       |    \________
 |     |_/ |
13金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:11
>バックの組織があってこそエリートなの。

   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < 既得権にしがみつく姿が思い浮かぶ。
 (〇 〜  〇 |  \ 姑息なチミにはぴったりだ。
 /       |    \________
 |     |_/ |
>>11
うん。オレは、ちょっとビビッた。
パート2を自分で建てられなかった1の怨念があのような
形で現れたんだと思う。
15金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:16
>銀行の経営努力が例えば潰れかかってるゼネコンの努力よりも少ないって
>のは主観的な見方でしかない。銀行の給与水準が高すぎるって感じるのも
>然りだ

   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < 君のその意見も主観的だ。
 (〇 〜  〇 |  \ 客観的意見での再議論を望む。
 /       |    \________
 |     |_/ |
16板違いさん ◆ITA.c6v. :02/04/28 18:20
そのピカちゅのAA可愛いね。もらうよ。
>>14
    , -―――‐- 、
  /     ●  ●
 /    Y      ▼ ヽ
 |    |____人__l    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |    |/    -  - |│  < 正直、あの出方は不気味だ。
 |    |6      > | │   \_______
 |    |    ┏━┓|  |
 |    | \. ┃ ̄┃/|
 | \/ \  ̄ ̄ ̄ )/|
 |       ̄ ̄ ̄ ̄ |
18前スレ699=340:02/04/28 18:22
>>14
しかも1000とれてないんだよね。
1911:02/04/28 18:26
>>16いいよ、
って、漏れもコピペだが・・・

   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < >>18、うん、それにかあれは、かな〜り狙ってたよ。
 (〇 〜  〇 |  \ 2重カキコ防止のため一文字増やして連続投稿してる。
 /       |    \________
 |     |_/ |
20招き猫(ノラ):02/04/28 18:30
小宮って「これまでのところ、日銀の金融政策は模範的」と評している。
中央銀行の役割は、物価の安定と通貨価値の維持っという「定説」を信奉している
狂信者。こいつも速見も、ライフスペースのおっさんとちっとも違わないじゃないか

確かに中央銀行は物価を見張ることは役割の一つかもしれないが、経済運営全体に
ついても責任がある。この国のバランスシートに置いて、国富がどんどん流失し、
経済全体が縮小して言ってる事態というのは、明らかにマネタライズな現象そのものだ。

仕方ない。少しさわりを教えてやろう。
日本のインフレ率はここ15年1%だ。アメリカのそれは3.1%だ。
差は2%ある。この状態が15年も続けば通貨価値は、1.4倍近くひらく。
表面上は、確かに日本の通貨は強くなったように見える。しかし、現在のドルは
ただの紙切れだ。裏付けが何もない。いや、今や電子マネーになってしまっているから
ただの印字でしかないんだ。原価ゼロだ。こいつが自国だけで循環していても
他国は影響を受けないが、基軸通貨ドルだけが決済を必要とされずにぐるぐる世界中を
循環する。これって言うのは永遠に書き換えができる、手形みたいなもんだ。
21招かれざる猫:02/04/28 18:41
おおっ。帰って見たらねずみが随分と出没してるじゃないか。
電気ショック与えられそうだから、からかうのは止めとくけど。

>>10
インフレにならないなら、無制限に財政支出すれば良い、ってのは
実態を知らない人間の物言いだ。赤字財政の程度に応じて、それに比例して
インフレが高進するのではない。まだ行ける、まだ行けるって調子こいてる
うちに、ある日突然「それ」はやってくるのだ。チミはマーケットの暴力を
身を持って知っていないと思われる。そうなるともう理屈じゃないんだよ。
日本経済は文字通り壊滅する。だから、あと200兆円は累積赤字上乗せ大丈夫
だとか、100兆円ならOKだとか、誰も言えないの。
80年代末のバブル景気が再来しても税収は60兆円にしかならない。今より
せいぜい10兆円強多いだけだ。でもあのバブルを呼び戻すのにどれだけ支出が
必要だと思う?財政支出であの日よもう一度!ってスキームは最初っから破綻
してるのだよ。

2298/100組:02/04/28 18:49
                                   \      \
           /|             /|  ()                              /
           / |            / |     。 / ̄ ̄\   ̄ ̄ ̄/             /
          /  |           / : ;| 。 ゜        |    /     ───── / _
          /   |          /  :;:;|  ()       /   / ̄ヽ、          // ヽ、
         /    |______/   ;:;:|        /    /    ヽ_       /     ヽ/
       /     ____         :;:::;:;\二二
      /   /  |    |    \    :;:;:;:;:;:ヽ_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-  ̄_ _ _
    ___|_      |     |   :;       :;:;:;:;:;|
  /     \  :; ノ     ヽ、  ;:      :;:;;:;:|_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-  ̄_ _ _
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 |    :;:;|     ノ         ゝ        ;::|
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 |     ::ヽ、      :;::;::;:;:;:; ;:       :;:;:;:;:/
 |       ヽ、   :;:;;::      :;:;:;:;:;;:;;:;:;:;;;:;;:;;:/     _ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-  ̄_ _ _
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   ヽ、                                  :;|_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-  ̄_ _ _
     \                       :;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
       )                   :;:;:;:;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-  ̄_ _ _ ̄
23招かれざる猫:02/04/28 18:49
>>20
多分、これから議論を展開するんだろうから、チャチャを入れるのは
やめとくが、もう既に突っ込み入れたくてうずうずしてる。
一応、終わりまで聞くので、終わったら合図してちょうだい。
24招かれざる猫:02/04/28 18:51
>>22
あーーーーっはっはっはっはっ。
ここ3ヶ月くらいで初めて心の底から笑わせてもらいましたばい!
25招き猫(ノラ):02/04/28 18:54
>80年代末のバブル景気が再来しても税収は60兆円にしかならない。今より
>せいぜい10兆円強多いだけだ。でもあのバブルを呼び戻すのにどれだけ支出が
>必要だと思う?財政支出であの日よもう一度!ってスキームは最初っから破綻
>してるのだよ。

って、一銭もいらねーよ。日銀法変えて、日銀が外債買えばいい。
景気を刺激しなくちゃ、とお尻に火が着いているアメ公は戦争したくてうずうずしてる。
だから、日本に米国債買って欲しいんだよ。いま恩に着せて買ってやれば
良いものを、またまた追い込まれて無理無理買わされるんだ。
26金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:54
    , -―――‐- 、
  /     ●  ●
 /    Y      ▼ ヽ
 |    |____人__l    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |    |/    -  - |│  < 正直、>>24は性格悪い、悪すぎ。
 |    |6      > | │   \_______
 |    |    ┏━┓|  |
 |    | \. ┃ ̄┃/|
 | \/ \  ̄ ̄ ̄ )/|
 |       ̄ ̄ ̄ ̄ |
27招き猫(ノラ):02/04/28 18:55
あれの続きはここでは開陳しない。
突っ込みたかったら、どうぞ。
28金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 18:57
みずほについて言うと、高給で銀行マンを雇っても金融システムの維持・発展に
つながるわけではないという結果が出てしまった。
国民の多くがインターネットやってる時代に銀行では情報システム部門出身者は
役員になれないという時代遅れな人事になっているという。
みずほの事態はもし情報システム部門出身経営者が一人いれば、十分なテストなしの
見切り発車がいかに危険かを他の経営者に説明しシステムの統合の先送りを
説得した可能性が高かったのではないかと思う。その経営者の言うことを他の役員が
同意しなければ、それはそれで反対した経営者たちの責任が明確になる。
高給で雇わないと優秀な人が来ないというのはそのとおりだろうが
それだけではあまりにも欠落した主張で、こういう片手落ちの主張は何の意味もないと思う。
29招き猫(ノラ):02/04/28 19:03
生意気いうようだが、俺はに招かれざる猫こそが98/100の代表にしか見えないぜ。
さっきも言ったように、日経新聞A級戦犯スレのコピペのように、奴の意見はメディア
に書いてあることを、非常に丹念に微細に記憶と反復を繰り返しているようなもんだ。
奴を見ていると、日本のエリートって言う存在がいかに「過剰適応」しているか、よく
理解したよ。それ故に日本って言う国はなし崩し的に外圧に足場を崩されているんだな。

やっぱ、日本の教育はだめだな。
30招かれざる猫:02/04/28 19:06
>>28
あまり内情を明かすとどんなトバッチリが来るか分からないので、VAGUEな
言いまわしになるが勘弁して欲しい。その問題は然るべき決着をつけること
になるだろう。だが、問題はシステムだけじゃない。もっとすごいのがある。
それもこれもぜーーんぶ含めてもっと大きな絵で乗りきらざるをえまい。
キーナンバーは2だ。
あと、チミらが蛇蝎のごとく嫌う高給銀行員はどんどんいなくなる。高給のまま
残るのは真のエリート一部だ(だんだん、ホンネを引き出されつつあり、少しコワイ)。

   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ー_ ー  | < 招き猫氏、まあ、まあ、落ち着いて
 (〇 〜  〇 |  \ その類に触れると無視されるパターンになります。
 /       |    \________
 |     |_/ |
3210:02/04/28 19:08
>>21
無税国家っていうのは論理の結論でなくてあくまでレトリック。
インフレになるんでしょ?じゃあ、いいじゃない。


33招かれざる猫:02/04/28 19:12
招き猫氏への反論は色々な形でできるが、全体像が良く見えないので
どう攻撃するかちょっと迷う。
さしあたり、こんなとこでどうか。
最初に米ドルなんて何の裏づけもない紙屑みたいなもんだ、という主張が
あった(これはこれで突き崩せる主張なのだが、まあとりあえず認めよう)。
その一方で日銀法を変えて米国債を買えという。これは紙屑を買えと言う主張か?
34招かれざる猫:02/04/28 19:16
>>32
インフレになりさえすれば良いんじゃない。企業で利益があがらなくっちゃ。
財政支出思いっきり増やしました、金利暴騰しました、インフレにもなりました、
それでメデタシメデタシじゃないんだよ。ちょっと考えれば分かるように、それは今よりひどい状況だよ。
35dell:02/04/28 19:22
>21
>まだ行ける、まだ行けるって調子こいてるうちに、ある日突然「それ」はやってくるのだ。

ここのところ相次いでいる日本国債に対する格下げを見てもわかるように、市場は日本の財政赤字を注視していますよ。
日本の財政赤字が注視される中で、現在の物価水準があるわけですから、「ある日突然それはやってくる」などという主張は不合理だし、そのようなこけおどしで緊縮財政を正当化しようとするなら、
そのデフレ効果を考えた時、全く悪質と断ぜざるを得ません。
石油ショックのような供給要因によるショックを想定しているのなら理解できますが、これは一過性の現象に過ぎません。


>>30
結局、「構造改革」は、少しでも弱い競合企業が淘汰されていくわけである
から、生き残るであろう日本の一部大手企業、大手銀行、一部「エリート」
にとっては、喜ばしいこと、と大手企業、大手銀行の経営陣、「エリート」
には信じられているらしい。ところが、急速な企業淘汰は日本国内の需要を
減らし結局は、生き残ったはずの一部大手企業の存続基盤をも掘り崩し、そ
の存在をも危うくする。その点の問題の指摘は、先の日経の小野さんの論考
にも多少触れられていたが。。。
37招かれざる猫:02/04/28 19:28
>>35
格下げなんて何の痛痒もないっしょ?そういうんじゃなくて、長期金利が
本当に5%くらいにすぐになっちゃうんだよ。そういう事態を指して言ってるの。
格下げがなされるたびに、それに応じて少しづつ金利が変わるんじゃない。ある日
突然、暴力的に来るんだよ。
38招かれざる猫:02/04/28 19:34
>>36
そうそう。そこが核心だ。
小野氏は「デフレ・スパイラルになる」と言ってるわけだ。一方オレが今ロール・プレー
しているところの、構造改革派はそうじゃない、と言っている。一体どっちが正しいんだと。
ここを究明しないといつまでたっても両派は平行線だ。
前の書き込みで「親が死んでも腹は減る」という卑近なレトリックを使ったが、
その辺りを敷衍しよう。その前に腹が減ったのでキャット・フードをミーシャと
一緒に食べて来る。
3910:02/04/28 19:51
>>34
はじめに断って置くけれども漏れは財政支出拡大マンセー派ではありませ
ん。何をしてもインフレが起きないって言うから、もし本当にそうなら無税
国家誕生ですね、と言ったまでです。

ところで、
>インフレになりさえすれば良いんじゃない。企業で利益があがらなくっちゃ。
財政支出思いっきり増やしました、金利暴騰しました、インフレにもなりました、
それでメデタシメデタシじゃないんだよ。ちょっと考えれば分かるように、それ
は今よりひどい状況だよ。

巨額のデフレギャップを目の前にしてなぜ(遠い)将来の供給不足を心配
するのか理解に苦しみます。
まあ、招かれざる猫さんは「供給過剰なら供給能力を削減しろ」という発想の
持ち主みたいだから、過剰な生産設備をどんどん廃棄して日本の産業の供給能
力が異常に低下すれば、おしゃるとおり悪性インフレの芽も出ようというもの
ですが。

それと、「失業率20%でも構わない」ってのは日本の一流の経営者の発想
なのですか?たいていのマクロ屋なら黙って聞いてない数字ですよ、普通は(藁



40招かれざる猫:02/04/28 20:14
>>10
>何をしてもインフレが起きないっていうから、
そんなことは言っていない。金利暴騰がある日突然起き、それに否応無しに
ひきずられる形でインフレになるんだ。そんな状況下じゃあ企業収益は生まれないよ、
って言ってる。良く文章を読みなさい。

>巨額のデフレギャップを目の前にして(遠い)将来の供給不足を心配するのか
理解に苦しみます。
供給不足の心配などしてないよ。デフレギャップは埋めなきゃ行けないのは
間違いない。埋め方は供給を削減するのか、需要を人工的に(財政支出で)増やすのか
という問題だ。後者なら、今の構造が何ら変わらないわけだから、本当はもう
役に立たなくなった供給力をそのまま温存することになるの。そういうところを
人工的に生かしておくと国自体がどんどん弱って行くの。そうじゃなく、市場原理で
壊すべき供給力は壊して行くしかないよ、ということを言っている。
何でも良いんだけど例を挙げると、日本に粗鋼生産力が2億トンあるとする。
だけど他国にもっと効率的に生産できる能力(余力)が1億トンあったとすると、日本の
2億トンのうち、1億トンは減った方が良いという結論になる。この1億トン分を
無理に生かすと(財政などで)、ロクなことにはならないんだよ、ということです。

財政支出拡大マンセーでないなら、チミはどうやって日本をREVITALIZE
すれば良いと思ってるの?
41招かれざる猫:02/04/28 20:27
>>38の続きだ。
デフレ・スパイラルは果たして起きるのか。
これは実は誰も確かなことは言えないってのが本当のところ。だって、誰も
過去経験したことがない事態だし、何らかの理論で演繹的に結論が出る話でも
ない。だから経済学者の間でも決着がついていないんだ。こういうところは
正直にならなきゃ行けない。ただ、多少事情は異なるものの、80年代のアメリカ
はうまく難局を乗り越えた、という傍証はある。
それと、景気が悪い、デフレが続く、大変だ、節約して将来の難局に備えよう、
と消費者が幾ら身構えても節約には限度があるということだ。今よりは当然
悪くなるが、無制限に悪くなる事はない。親が死んでも腹は減るのだ。供給側が
整って来ると相応に社会が落ちつきを取り戻す。社会保障費(失業手当)は急増
するが、ずっと何年もうなぎ上りってことはない。どこかでなだらかなカーブに
なり、やがて減り始める。この過程がアメリカ化なのだ。90年代のアメリカ
みたいに新産業が出てくれば華々しい成功を遂げるが、そこまで行かなくても
そこそこの成果は必ず出てくる。痛みに耐えれば見返りはあるのだ。証拠を
見せろ、と民衆はわめくだろうが、証拠などない。強いリーダーシップで有無を
言わさず引っ張って行くしかないのだ。そのためには安定した政権基盤が必要だ。
アメリカみたいに4年間は黙ってひとりの男に将来を託す、という制度になって
いればやりやすい。



42金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 20:47
銀行員の報酬に関する、前スレの以下の2つの意見に関して、
招かれざる猫さんはどう考えてますか?

http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1017994408/917
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1017994408/920
4336:02/04/28 20:49
>>41
>これは実は誰も確かなことは言えないってのが本当のところ。

小野氏の論説には十分な理屈があるように思われるが。ひとまず、これに反
論して見て欲しい。
いずれせよ、ポイントは前スレの970、987にあった新規産業が早期に
育成され新たな雇用が拡大される見通しが今、現在の日本にあるのかとの点。
これを一定明らかにしなければ、「構造改革」は、無為無策の精神論に基づ
いた、一部軍部と一部財閥だけを太らせるためだけを目的とした太平洋戦争
への突入と同じ。
44dell:02/04/28 21:03
>37
>長期金利が 本当に5%くらいにすぐになっちゃう

???
日銀が容認しなければ、ならないよ(w
45招き猫(ノラ):02/04/28 21:04
>>33
しょうがないなぁ。あんまり、これについては2ちゃんではこれ以上書きたくないんだが・・
時期が早すぎ・・

>最初に米ドルなんて何の裏づけもない紙屑みたいなもんだ、という主張が
>あった(これはこれで突き崩せる主張なのだが、まあとりあえず認めよう)。
そう考えるなら、突き崩せよ。

>その一方で日銀法を変えて米国債を買えという。これは紙屑を買えと言う主張か?
紙切れだが、こいつはマルチ決済機能という持つ特殊能力を持った特別な財だ。
対抗馬にユーロというやつが出てきたが、ライバルと認められるためらはまだまだ何年
もかかるし、一山ふた山在るだろうな。そう考えるとドルの特殊能力は殆ど独壇場だ。
46招き猫(ノラ):02/04/28 21:08
>>41
>デフレ・スパイラルは果たして起きるのか。

間違いなく起きる。と言うより資産デフレ→円高(ドルベースの物価下落)→
資産デフレ→円高(ドルベースの物価下落)→
と言うことが、すでにデフレスパイラルだよ。日本国内で円ベースで考えてるから
脳天気なんだ。

ホント脳天気。
47招かれざる猫:02/04/28 21:08
>>42
銀行員なら誰でも彼でも高給で良いんだ、という主張が行き過ぎなのは認める。
同じ銀行員でも本当に生産性の高い又はスキルを要する仕事をしている者と
そうでない者とは給与格差ができて当然だし、内部に通じている者から見ると
実際にゆっくりとだがそうなりつつある。だが、平均給与がメーカーと同じで
あるべきだ、という意見には与しない。平均的なメーカー従事者よりも平均的
都銀従事者の方が明らかに高度かつチャレンジングな課題をこなしている。赤字
なのにボーナス貰うな、とかの主張もおかしい。ボーナスは生活給の一部を形成
しており、例えば赤字続出の大手電機メーカーなどもボーナスゼロではない。
民間は皆苦労して職を失う人もいるのに銀行がそうでないのはおかしい、クビに
しろ、というのもおかしい。それなら公務員もそうならなきゃいけないし、
日本の勤労者全部そうしろ、という極端な話にしかならない。
48dell:02/04/28 21:14
>40
>この1億トン分を無理に生かすと(財政などで)、ロクなことにはならないんだよ

どうロクなことにならないのでしょう?
生産を1億トン減らして、失業や所得減少を生むよりマシかもしれないのでは?
49招かれざる猫:02/04/28 21:15
>>45
ドルは本当は紙屑だが、それが表面化するのには時間がかかるから
その間は保有しておけという意味か?
先はどうでも良いが今だけとりあえず強引にでも円安にしろってか?
なんか先の展望がないね〜。どうやって景気を良くするんだという
筋道が見えないよ。
>>46
チミの理屈だと延々と円高が進んで行くことになるが、95年に80円で
底を打ってからは逆に円安のトレンドではないか。矛盾しまくってるぞ(w
50金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 21:17
ある日突然、日本経済がショック死するというシナリオは現実味がある。
ゆっくりした衰退の中、強いもの(一部の銀行/銀行員を含め)が生き残り、
貧富の差は広がるが、上の階級の物はそれなりにやっていけるとの主張が、
前回スレから見え隠れしているが、実際には次の経済/軍事/政治/天変地異
どんな形かわからないが、大きなダメージ/変化にはもう耐えられないのでは?
51dell:02/04/28 21:19
>49
円高を実体経済の悪化に置き換えたらどうでしょう?
すなわち、資産デフレ→実体経済の悪化→ 資産デフレ→実体経済の悪化→・・・
というスパイラルは既に始まって久しいのではないでしょうか。
52招かれざる猫:02/04/28 21:21
>>43
小野氏の議論の詳細を覚えているわけではないが、彼の論説を批判するとしたら、
やはり日本の経済構造を変革しなければいけない、という点を明示していない点
だろう。これなしには長期的に見て日本はやってゆけない。

それから、失業者の受け皿となるべき新産業がないのなら、改革路線は絶対ダメ、
というのはおかしい。それでも改革路線を進めるのと、そうでなく財政支出拡大や
マネタリー・オペレーションをする場合とを比較考量し、それぞれのメリットデメリット
を上げて、有利な方を選択すべき。財政赤字拡大は死を招く。招かないというなら
その根拠を示せ。マネタリー・オペレーションも今の現状見て分かる通り効果などない。
従って、改革路線しか残らない事になる。
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 21:23
招かれざる猫氏に押しまくられてる。
54招かれざる猫:02/04/28 21:29
>>44
長期金利の話だよ。日銀にコントロールはできない。短期金利じゃないんだから。

>>48
分かりやすく言うと、旧ソ連で鉄鋼の生産力を保持したが、全く競争力を失って
全然意味がありませんでした、ってのと一緒。それを日本でもやりましょうって
言ってる事になるんだよ、大きく言えば。

>>51
経済実態の悪化と円高は全然意味が違うよ。そう変えたら変えたで幾らでも批判
できるけど、招き猫氏の弁明を待った方が良いかな?

55dell:02/04/28 21:33
>52
>失業者の受け皿となるべき新産業がないのなら、改革路線は絶対ダメ、
というのはおかしい。

不思議な主張ですね。
受け皿となるべき新産業が誕生しないのなら、何のための「改革」なのですか?
56金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 21:33
構造改革なしに長期的成長無し、とは正統な主張だけど、現実味全く
無し。基本は「成功は失敗の母」で、成功した企業ほど、通常その成功
パターンから抜け出せず、環境変化に耐えられず衰退する。日本も
例外では無い。

では、過去大企業で一度大成功収めながら、その後、環境変化に応じて
社内改革を大幅に行い、企業の性格を大幅に変えて再度成功した物は
いるか。答えはイエスだが、2つ条件がある。社内の大幅リストラと
トップダウンでの強権政治。日産の例なども、まあ最近の馴染みだろう。

日産で首になっても、他に仕事はあるが、日本で改革を進めると、余剰
人口は難民となって外国に行くしかない。
また、日本には強力なリーダーシップで物事を進める土壌が無い。よって、
構造改革など夢。
57招かれざる猫:02/04/28 21:36
>>50
ちょっと陰謀論めいているが、チミの捉え方はある面正しい。
でも、オレがあくまでもロール・プレイで構造改革派についてることを忘れないでね。
本当はこれがオレの本音じゃないのよ。ただ、ここに集う連中がオレの即席構革路線すら
潰せないで情けね-ナーと思ってるだけ。招き猫氏も持ち上げてあげたのに、切れ味イマイチ。
じゃーね。
58dell:02/04/28 21:37
>54
>長期金利の話だよ。日銀にコントロールはできない。

とんでもない。国債買い切りオペによってある程度コントロール可能ですよ。


59招かれざる猫:02/04/28 21:41
>>55
論理が倒錯している。
新産業が生まれるかどうかは分からない。分からなくても改革は進めないと
先がない。過保護にして今の構造を保てば新産業を生み出すインセンティブは
全然高まらないが(現状維持が最善になるため)、構造改革を進める過程では
はじき出されたヤツらが何か生み出すかもしれない(生み出さないかもしれないが)。
60招き猫(ノラ):02/04/28 21:42
>>31
いや、>>29 俺が言いたいことはな、全スレで奴が
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1017994408/886
と言う奴の発言に対してだ。98/100か、2/100かは、そいつの頭の良し悪しじゃない。
2/100という孤独に耐えられるか、と言うことだ。
この力は単に知能だけではなくて、葛藤保持力や直面化力など心理的な力が必要なんだ。
在る意味、真実を追い求めるためには親であろうと対決したり乗り越えたりする力だ。

>全く逆の構造改革断行路線からも同じように至極真っ当な議論は
>展開できる。目標を達成するまでの速度と経路とリスクが違うだけだ。
と言うような、妥協の産物では達成できない。
そして、俺にとっては魅力がない。奴からは「情報」はとれても真理は引き出せないように思う。

じゃ、な。



>全く逆の構造改革断行路線からも同じように至極真っ当な議論は
>展開できる。目標を達成するまでの速度と経路とリスクが違うだけだ。

61金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 21:44
招かれざる猫氏は、議論のすり替えをしているから気をつけろ。
「ある意味正しい」などで、かわされすぎだぞ。

本質に迫られると、話題を切り替え、チミはどうなのパターンはもう飽きた。
62dell:02/04/28 21:48
>59
「新産業を生み出すインセンティブ」を問題にするのなら、まず総需要を増やす事が先決ですね。(w
総需要が少ないと、新産業を生み出すインセンティブが生まれない。
総需要が少ないと、成長産業(企業)もすぐ成長の天井にぶつかってしまう。
63招き猫(ノラ):02/04/28 21:49
>>49
為替レートと購買力平価は違うだろう?

64地銀行員:02/04/28 21:54
そもそも中小企業のクソどもがしっかり働かないから悪ぃーんだ!
売れないゴミ商品ばっか作りやがって、お前らの仕事ってのはそのツケを全部銀行に回すだけってか?ん?
それでてお前らクズどもは、「銀行が貸し渋りするからいけない」とかって言うんだよな。
ちったぁお前ら、自分がどれだけ人様に迷惑かけてるか考えてみたらどーよ?堪忍袋の尾も三度までだよ、いやマジで。
そういったセリフはせめてケイツネ黒字にしてからほざいてほしいね。
俺ら銀行員はいつリストラされるかビクビクしてるってのに、お前ら中小企業のアフォどもときたら、
地縁血縁第一でリストラ一つやろうともしやがらねぇ、
ホントお前らには負けたよ、ってカンジ。世界で一番エライのはアンタラだ。中小企業は世界最大の不良債権だよ。

まあ俺らも、お前らから回されたツケを、のしつけて国に転がすだけだけどね。
まあどいつもこいつも勝手にやってください、ってとこ。おらぁもう知らねーよ。
6542:02/04/28 21:58
>>47
>だが、平均給与がメーカーと同じで
>あるべきだ、という意見には与しない。平均的なメーカー従事者よりも平均的
>都銀従事者の方が明らかに高度かつチャレンジングな課題をこなしている。

銀行が提供するサービスの質が他の業種と比較して高水準にあると仮定しても、
公的資金の注入を受けてしまった以上、それに見合わない低水準の所得に甘んじるという
自らの努力によって企業再建を図るのが、正当な市場原理の掟だと思います。

>例えば赤字続出の大手電機メーカーなどもボーナスゼロではない。

大手電機メーカーは公的資金の注入を受けていないので、
赤字続出の大手電機メーカーがボーナスゼロではない事は、
銀行員がボーナスを受け取る事を正当化する理由にはなり得ないと思います。

>民間は皆苦労して職を失う人もいるのに銀行がそうでないのはおかしい、クビに
>しろ、というのもおかしい。それなら公務員もそうならなきゃいけないし、

銀行は民間企業なので、リストラに関して銀行員を公務員と同列に扱うのは不適当だと思います。
銀行が民間企業である以上、公的資金の注入を受ける前に、
他の業種の業績不振の民間企業と同様に速やかにリストラを実施して、
まずは自らの努力で経営再建を図るのが道理だと思います。

>日本の勤労者全部そうしろ、という極端な話にしかならない。

業績不振の民間企業である銀行のリストラを推進すべきだという主張が、
何故、この様な極論に結びつくのか、私には理解できません。
もう少し詳しい説明を希望します。
66招かれざる猫:02/04/28 21:59
>>58
なーんだ。チミは日銀国債引き受け推進派トンデモ君だったのか。
日銀が株式会社組織だってことは知ってるね?日銀のバランスシート見た事あるかい?
チミの論に沿ってバンバン国債引き受けてたら、日本国政府(国債)が信用失墜して逝ってしまう
前に日銀が逝っちゃうよ。中央銀行というものがどういう風に成り立ってるのか、
勉強し直した方が良いよ。
>>62
そうやって日銀の信用リスクまで冒して総需要とやらを人工的に持ち上げ、競争力の
ない供給力を無理に維持することが社会主義国の崩壊と同じ道を辿るよ、と忠告し続けてる
つもりなんだけど。
67dell:02/04/28 21:59
>64
それを言うなら、地価暴落を引き起こした財務省、日銀を批判した方がいい。(w
6836:02/04/28 22:03
>59
あと62に付け加えるなら、デフレで実質金利が高くなって、
起業がしづらくなっているって、こともありますよね。
構造改革は、そのデフレ圧力として起業をより起しずらく
している。
69金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:04
>>38
なんだよ。失業者100万人に自殺者10万人のネタに
カキコしてやろうと思ったら、ロールプレイだとよ。

面倒くさいから、あんたと議論するの辞めた。
70金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:05
こいつは、エリート銀行員のロールプレイもしているんだよ。
71金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:07
>>61
禿同だよ。こいつの議論展開にはもうあきた。
他のスレで遊んでくる。
72招かれざる猫:02/04/28 22:08
>>65
前回の公的資金注入時に行政側が二枚舌を使ったってことになる。
経営者は責任負わなくて良いよ、健全な銀行にしか注入はしません、予防的な
意味です。銀行の皆さん、どうか公的資金を入れさせてください、って頼まれた
から皆従ったのだ。そうさせといて、公金入れたからには責任取れ、ってのは
ひど過ぎる。ヤクザみたいだ。それなら最初から、公的資金に手を付けた銀行は
経営者にも責任取ってもらうし、リストラも自社なりに行うんじゃなく、政府の
プログラムに従ってもらいます、って言うべきだった(そうしたら誰も借りなかった
だろうけど)。
まあ、段々、政府の対応が変わってきたから、こらまずいと思って体力の
ある銀行は返上し始めたわけだけどね。
73dell:02/04/28 22:09
>66
まず、「買い切りオペ」と「引き受け」は一応別物ですので、念の為。(もちろん、経済効果は同じようなものだが)

>日銀が逝っちゃうよ

どうやって?

>そうやって日銀の信用リスクまで冒して総需要とやらを人工的に持ち上げ、競争力のない供給力を無理に維持することが・・・

そうではなくて、まず資産デフレと実体経済のスパイラル的悪化を反転させ経済の正常化をはかった上で、規制緩和などによる競争政策を推し進めれば良いのですよ。
まず経済を正常化させないと、成長産業もうまれませんよ。
74招き猫(ノラ):02/04/28 22:14
>>49
>ドルは本当は紙屑だが、それが表面化するのには時間がかかるから
>その間は保有しておけという意味か?
そんなことは何もいってないぜ。
ドルは、あらゆる通貨の中でマルチ決済が出来る特殊な機能を持った財だと言ってるんだ。
通貨の非対称性について話しているんだよ。お前、新聞や雑誌や教科書以外のことを思索
したことが無いんじゃないか?

>先はどうでも良いが今だけとりあえず強引にでも円安にしろってか?
>なんか先の展望がないね〜。
それはお前も含めた東大法出身の財務・日銀の官僚がバカだから見えないだけさ。
物事の本質にまで挑もうとしていないだろう?

はっきり言ってるだろう、お前読んでないからわかんないんだよ。
まず、金融資産課税を引いて税収を上げると同時に金融システムの不安定化を防ぐ。
同時に、マイナス金利は四次元的に作用するから貨幣の流通を促進させる働きする。

第二は金融緩和策をもっとじゃぶじゃぶにする。インフレ率が四%以上になってもだ。
つまり、金融資産課税と金融緩和をセットで行えば必ずインフレとなる。
いや、10%近くまで行くかもな。でも仕方ないだろう。充分デフレを国民は味わったんだ。
楽しんだ後には、ツケが回ってくるってことだ。

第三に日銀が外債を購入することによって、円安を望んでいる日本は助かり、ドル高政策を
望んでいるアメリカも助かる。ただし、これは長期的な国債為替市場にとって正しいことか
どうかとは別の次元の話だ。どちらにせよ、日本とアメリカという二つの国が、しかも世界
の1/15程度の人口にしかすぎないのに、世界の富の半分以上を作り出しているということ
事態がイレギュラーな話だ。ながーい歴史の中で日米双方ともゆっくりか、一挙にか
は解らないが凋落していくんだ。それがゆっくりと長い時間をかければかけられるほど
両国にとっても世界にとっても望ましいことなんだ。


>どうやって景気を良くするんだという筋道が見えないよ。
一時的にはどっちにしたってスタグフレーションだ。ただ、その後には必ず間違いなく
日本は力を取り戻す。日本の潜在的な成長力はバブルの時と殆ど変わっていないと考え
られるんだ。日本は必ず復活する。
7542:02/04/28 22:16
>>72
なるほど。
外から見ると一枚岩に見える銀行と行政の結びつきの中にも、
実は微妙な力関係が働いているんですね。
よくわかりました。
76招き猫(ノラ):02/04/28 22:22
>>72
じゃ、資本準備金を取り崩した銀行が、株価の水準が今のままで次の決算を乗り越えられるのか?
生保と銀行で資本の持ち合いやっているだけじゃないか。
77金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:23
でーーー、横入り失礼で悪いんだが、前スレで質問したのものですが、
前スレの、1=エリート銀行員=招かれざる猫
ですか?

前回は返事がないので、今度は一部例を出しますが

〜したの
〜食らってるの
〜言ってるの

等、とてもユニークな言葉遣いが似ているんですけど、どうなんですか?

78招き猫(ノラ):02/04/28 22:28
>>77
そうだよ、君の認識で正しいよ。
79招かれざる猫:02/04/28 22:41
ノラ猫君とdell君に反論して今日の閉めとする。ちなみにオレは前スレの1でないことだけ、
断っておこう(998、999の怨念を成仏させるためにも)。
まずdell君。中央銀行論を講義しているヒマはないのでゆっくり勉強してちょうだい。買いきり
オペでも国債直接引き受けでも日銀のバランスシートを傷めるのは同じこと。あと、
消費が高まらないことには何の解決にもならんのよ。人工的に消費を高めてもやがては元の木阿弥になる。
ケインズは死んだのだ。ここらあたりをじっくり考えて見て欲しい。
次に招き猫君。チミを買かぶっておだてたのは失敗だった。徹底的に論破してやる。と思ったが
それに足るような説を展開する力はチミにはないようだね(w。あるのはエリートへのやっかみと罵倒だけだった。
金融資産課税?バカかチミは!そんなことしても、金持ちの金がアングラ化するだけだよーん。それに実行性が
全く無い。金持ちの味方の自民党議員の誰がそんな案に賛成するのか。円安と資産課税で景気回復など、オレがこれ
まで耳にしたどんな案よりもDQNだ。アホらしゅうてコメントする気にもなれん。
頼むから、バカは逝ってくれ。さよなら。
「エリート銀行員」氏はここでのロールプレイ?をもとに
レポート「小泉「構造改革」と日本経済の展望、そして邦銀の今後の戦略」の
一章くらいのネタにするつもりかね。
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:45
招かれざる猫氏は、議論したいのではなく論破したいだけなんだな。
だから意見がかみ合って、発展していかないんだよ。
82 :02/04/28 22:48
銀行員による反論は法律で禁じられています
8310:02/04/28 22:49
>>79
日銀のバランスシート毀損なんて誰も困らないでしょうに。
日銀国債買い切りオペ増額でマイルドなインフレを飛び越して
一気にハイパーインフレという主張の方がトンデモでしょ。

84dell:02/04/28 22:50
どうも「招かれざる猫」氏には、この10年間の日本が、資産デフレと実体経済のスパイラル的悪化に陥っているという危機感がないようですね。



85金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:51
漏れはエリート銀行員=招かれざる猫の意見が一番まとものように感じられた。
DQNなのか?
86金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:53
>>85
ご自分を良くわかってらっしゃる
87金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 22:59
>>85
うん、DQNだと思う。
いつも長文なのと、言い切るカキコパターン、相手と自分を文章内で比較し
自分優位にしてから、チミには失望した等の文章に、うまく誘導され嵌めら
れている。

漏れは、表現したいことを明快かつ端的に、要点を絞って書きこしてもらい
たいと思う。
8885:02/04/28 22:59
>>10
過去10年財政支出してもインフレにはならなかった。この調子で景気良くなるまで
赤字垂流して、いざインフレになって対処可能か。そこが疑問。今後2―3年で200兆
くらい使ったと仮定して、インフレが昂進して金利が5%くらいになったとすると、
政府の支払い金利だけで大変なことにならない?
89イナゾウ:02/04/28 23:00
 まあ、コテハン変えても「文章の癖」だけはどうしようもないからねえ。
意識していても、句読点の付け方とかでも分かってしまう。
90金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:00
結局さ、招かれざる猫氏の論法ってさ、日本人が古くから
縛られている諺になぞらえたようだったり、民間企業の例
だったりするけど、みんなが結論だけ聞いた時に深く考え
ずに納得しちゃうような話の展開をしているだけで、何にも
説明していないよね。その点、招き猫(ノラ)氏やDELL氏は、
パッと見ありえないような結論だから深く考えざるを得ない。

まあ、ロールプレイだから、小泉やその辺のデンパエコノ
ミストの真似しているんだろうけどさ。正直つまらない。

ディベートではどっちが有利かなんて、わかりきっている
じゃんかよ。下らん。経済屋が一番嫌いな法学屋のやり口
だよ。
91招き猫(ノラ):02/04/28 23:01
>>81
そうなんだよ。彼は、ここでストレス発散しているだけなんだ。
9285:02/04/28 23:01
↑は>>10でなく>>84です。
9342:02/04/28 23:02
>>72
一応、確認させて下さい。

「公的資金を注入した銀行の平均的な所得水準が高水準に留まっている事を
 正当化する理由は、実は存在しない。
 しかしながら、銀行も行政の二枚舌政策の被害者という側面もある。」

という認識で宜しいでしょうか?
94金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:03
>>90
エリートは大衆に迎合する事で地位を確保しているん
だから、そういうディベート展開するのは至極当たり前
かと。
>>81
その割には、「構造改革」の行く末については、「座して死すより」的な
精神論的な説得力のない論立てしか展開していなかったが、、、、
(本人からすると「論破」はされていなかったかもしれんが、人を「論破」する
 には程遠い論立てであったと思うが、、、)
96金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:04
>>94
それは、日本的エリートであって世界標準ではないという罠。
97金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:06
>金融資産課税?バカかチミは!そんなことしても、金持ちの金がアングラ化するだけだよーん。それに実行性が
>全く無い。金持ちの味方の自民党議員の誰がそんな案に賛成するのか。

これは、正しいね。(秘密に資産をもう逃避させてる可能性も否定できないが)
重要なのは、銀行や政府を叩くのもいいけど、彼らは結局は金持ちの味方、との
認識を持っている事。景気が回復せずに困っているのも、自分たちの金が増えない
のが嫌なだけで、貧乏人がどんな苦労しようが、その苦労そのものに対して
同情して景気対策、打っている訳じゃない。

失業率50%になって困るのは、失業している方では無く、彼らの方だろう。
自分の財産がゼロだからな。貧乏人はどっちにしろ前から貧乏なんだから。
そのあたり踏まえて、政策を見てみると、能力の無い奴が、無理やり金を
増やそうと馬鹿言ってるなという案が結構見える。
98招き猫(ノラ):02/04/28 23:06
>>79
>日銀のバランスシートを傷めるのは同じこと。
ほんとに、ほんとにエリート銀行員か?
http://www.esri.cao.go.jp/jp/prj/020320/020320gaiyo.html
(日銀のバランスシートの悪化)
 多くの出席者は、日銀のバランスシートの健全性よりも、日本経済の回復の方が重要と述べた。
メルツァーは、中央銀行の健全性は既に陳腐化した議論であり、他の主体による通貨供給が不足す
る時、これを行うのは中央銀行の責務であると述べた。資産が赤字になって活動できなくなった中
央銀行はないし、中央銀行の負債は金利がゼロであるため将来の収益で埋め合わせることができる
と主張した。林は、日銀のバランスシートは時価会計で見れば問題はないと述べた。

これ何度目のコピペかな?

99金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:10
>>93
彼は銀行の平均給与が高い事を本音では正当化できないと考えているように思われ。
だから、前スレの最初と違って銀行員全体をかばうのでなく、自分だけは生き残ろう
と微妙に戦略を変えていったように感じた。
100金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:11
>>85
彼は常に自分は、いつカキコ出来なくなるか分からないなどと、しつこく前
提条件を作ってるよ。今は、確かディベートだよね。
その前は、転勤とか、風呂とか、ネコの散歩とか、夕食なんてのもあったか
な(w

上司に見つかったとかもあったな、もうカキコを終わりにすると言うのは
何度も逝ってるな。

「返事する価値がない」とか「自分と議論する能力に欠けるから返事する必
要はない」は、得意技だよ。

他にも前提条件を作ってからカキコしている。

2ちゃんに来たのは、初めてとか逝ってる割に、これが、いろいろなこと知っ
ている不思議君なんだよ。もう、漏れは、かなーリ前に相手するのはやめた
けど、まあ、珍しいタイプだから、ROMってる。
10110:02/04/28 23:12
>>85
「インフレになったらどんな金融政策によっても抑制できない」
という論は、つまりは金融政策は効果がない、というのを言い換えているに
すぎない。それならそもそもいまのデフレ自体が金融政策によって収束
しないのだから、「インフレになったら・・・」という疑問はナンセンス。
金融政策でデフレが収束しインフレになるなら、「金融政策は効果がある」
のだから、金融政策でインフレは抑制できるでしょ。
事実、バブル崩壊以降、金融引き締めは日銀の最も得意とするところ
じゃない(藁)
102招き猫(ノラ):02/04/28 23:17
>>79
>円安と資産課税で景気回復など、オレがこれまで耳にしたどんな案よりもDQNだ。
>アホらしゅうてコメントする気にもなれん。頼むから、バカは逝ってくれ。さよなら。

こいつ、自分が自動車にひき殺されても死んだことがわかんないドンだぜ(笑)(笑)(笑)
お前、絶対仕事出来ない窓際に置かれていると確信。
この案、一緒に担いでるのは、某金融系シンクタンク出身のエコノミストだし、コメント
くれたのは本間正明氏の一番弟子の跡田教授だ。
言って置くが、すでに財務省では検討が始まってるぜ。
お前仮に、モフでも情報収集が下手で相手にしてもらえなかったと思うよ(笑)

「エリート銀行員」氏は銀行を辞めて、ゆうゆう自適ないいジイサンで
暇つぶしにきてるのかもしれんね。そうなると、建設的な結論を出そう
との姿勢のない議論については考え直して欲しいね。
104金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:19
>>95
彼は、自分が気に入ったものに、一度レスをつけて、言いたい事を言えばそれで満
足なんだよ。その後は、論破したと言うことで、彼の中では終了みたいだよ。
105招き猫(ノラ):02/04/28 23:25
あーしかし、面白かったじゃないか、結構大勢でいたぶってたんじゃないのか?

>>97
そんな風に言い切ってしまうのは、君が資産家と会って話をしたことがないからだよ。
本当の資産家や政治家は国を憂いてるよ。
10610:02/04/28 23:25
「供給をどんどん削減すれば、必ずや将来(いつになるか分からないが)
新しい新規需要が生じ、産業構造の転換が進む」というメカニズムを
火事場のクソ力的スポ根理論以外には説明してくれなかったYO!
10785:02/04/28 23:26
>>101
際限なく国債刷って日銀が引き受けて財政出動してたら、どっかで必ず
インフレになると思うんです。そうすると金利も上がりますよね。それが
例えばあと200兆円財政赤字を積み上げた段階であると仮定し、その時に
金利が5%だったとすると赤字累計額が1000兆円近くで金利5%なら50兆円
持ってかれます。そんなので国家財政成り立ちますか?
108金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:27
一国の総理と同じ理論展開ですが、何か?
109金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:34
>>105
そんな資産家や政治家ばかりではないと思われ。
大半は自分のことしか頭にないヤロー達だと。そういうのバッカじゃん、
事件起したりとか。
110金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:35
>>107
金利が5%まで上昇している時というのは、物価も5%以上7〜8%で上がっているとき
と言うことですよね。在る意味名目成長率は、10%位になってるかも?

日銀の公定歩合はどうなるの?
111金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:37
>>110
その時は3〜4%くらいにあげればいいじゃん
112金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:37
>>103
えー、ジイサンはないと思うよ、表現がいいかげんで今風だよ。
知的な文章表現でもないしさ、子供っぽい。

どちらにしても、文章はあまり書いてないような印象を受ける。
e-mail等も、数をこなしては、いないんではないかな。
文章内容は、個性と言うことで問わないけど、改行等はメチャクチャだしさ。

ビジネスで文章に触れていると言うような印象は受けないな。
エリートと言うなら、いくら2ちゃんでも、あのような乱暴な文章展開は、自分自身
で受け入れられないはずだよ。

最低でも、どう受け手に読まれるか考え、文章構成を考えるはずだ。
113金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:41
>>110
公定歩合も5―6%のイメージですかね。90年代の最初とかそんな感じでした
よね。長期金利も。何となく利払い費に大半取られて泥縄のような気がする
のです。名目成長率が10%として、税収も同じく名目で10%アップでも焼け石に
水みたいな気が。
114金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:46
>>112
いや、学の無いおっさんや爺さんが、ネットを意識して若作り
の文章を書くと、その辺の餓鬼よりも子供っぽい文章を書く
という実例を何度も見ているので、年寄りという予想もあながち
はずれではないと思う。

最近の若いのはワープロやメールで文章書く機会が増えている
から、巷で言われているよりは、文章能力上がっているかと。
115金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:46
>>105
漏れも楽しませてもらったよ。

彼はROMしている人がいると言う掲示板の特性を知らないのかな。
たまに、カキコが入る素直な疑問を無視するよな。
自分の意見は主観で、常に客観的に見られているってことを、もうそろそろ
学習してもいい頃なんだけどな。


116金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:50
>>115
こんだけ良いように言われたらもう帰ってこねーだろうな。エリートも
ネコも。
>>113
オレも素人だからよく分からんが、
名目成長率>名目金利
であれば、GDPに対する借金の比率は増大しない(減少する)破綻はない。
あと、インフレによる借金の実質目減りがあるのだと思う。
しかし決して楽観は禁物だけど。
11897:02/04/28 23:52
>招き猫(ノラ)
金融資産課税/新円切替/外債購入からのインフレ政策っていうのは、別に
新しい話じゅないし、個人的には有り得ると思うがけど、これやる前には、
かならず、外国への送金禁止をやらないと、単にあっという間にキャピタル
フライトが起きてそれで終わりだと思うけど。本当にやる気なの?

>本当の資産家や政治家は国を憂いてるよ。
本当の資産家なら、既に海外に資金を移して儲けているはず。別に日本じゃなく
ても、成長している国はいくらでもあるよ。
本当の政治家なら、国を立て直しているはず。出来ていないのに、憂うって
どういう事。結局そういう2流の資産家や政治家が、ますます国を駄目に
してるんでしょう。
119金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:54
>>117
そうですか。私も良く分からないんですが、今の膨大な赤字財政に
さらに借金を重ねた後、金利が上がったらどうなるんだろう、と
素朴な疑問を感じたもので。レスありがとうございます。
120招き猫(ノラ):02/04/28 23:56
>>116
じゃ、ニャンフレが収束したのかな?
121金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:57
>>118
キャピタルフライトなんておきねーよ。
起きた事も無いような事をもっともらしく書いて煽るのは
小説家の手法かと思われ。
122金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/28 23:58
>>116
どうだろ粘着だからな分からんよ。
ただ、今書き込み中のほとんどは、いつものように無視されるんだとは思う。
この中で、誰が気に入られるのかなー(w
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:01
>>122
おだてて内部情報吐き出させた方が有益と思われ(w
124招き猫(ノラ):02/04/29 00:04
>>118
>外国への送金禁止をやらないと、単にあっという間にキャピタル
>フライトが起きてそれで終わりだと思うけど。本当にやる気なの?
あり得るな。だから、預金封鎖っていうスレが立っているんだよ。
あの、エリーじゃない招かれざる猫が、旧名でカキコしてたとき、良い情報
を持ってきてた。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1017994408/945
奴も知ってるんだよ。そう言う財務省の動きに関してはな。
だから、まんざら嘘じゃないと思うぜ。

で、そう言うことを真剣に考えてるからこそ「有事立法」の中に金融恐慌時
の話が書き込まれているんじゃないか。○○がキーワードだそうだよ。
125金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:04
>>116
2ch馴れてないとか言いながら以外と良く知ってたし、もういなくなった
フリしてまだ見てたり、別人のフリして書き込みしてるかもよ。
漏れがそうだったりして......
一回言ってみよう。 ”バカかチミ!”
126118:02/04/29 00:05
>>121
税金払うの好きそうだね。
起きた事ないのは、とてもじゃないけど起こせないからっていう単純な理由。

あと、知ってると思うけど、日本の企業の外債投資にしろ、中国なんかへの
直接投資にしろ、資本は流出してるよ。外人が日本株や国債をどれぐらい
アンダーウェートにしてるか知ってる?結構危ないよ。
127招き猫(ノラ):02/04/29 00:06
>>123
ホントだな。俺たちのほうが子供っぽかったかもな。
辻元清実を追い込んだ、田原の優しさが必要なんだとよ。(笑)
128金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:06
>>120の肩を持つわけではないから、邪魔しないよう議論中はROMだけど
「猫」を調子よくパクって、反対の名前にしてパロディにするのは、
失礼だよな。

しかも招き猫氏が、招かれざるみたいな名前だし、彼は気遣いとか、配慮で
きない人なのかもね。
12910:02/04/29 00:07
>>107
どのような状態になると国家財政が成り立たなくなるかどうか、考えて
みよう。通常、国家破綻というとき、その定義は名目GNPに対する国債の
残高の比率が爆発的に増えていくとき、ということになる。家計で言えば、
年収に当たるのがGNPで、ローンの残高が国債の残高となり、いくら稼い
でもどんどんローン年収比で増えて行く状態を、破綻とするわけ。

ところで財政赤字の分析手法の一つとして「ドーマーの定理」というのが
ある。細かい説明は省くけど、ドーマーの定理によれば名目GNP成長率
が金利より高ければ、国債残高の発散は避けられる。
例えば金利が5%、インフレ率3%なら日本の長期成長率2%を達成すれば
国債残高の発散は避けられる。

現在の日本の潜在成長力が2〜3%として、バブル時でさえCPIでみたインフレ
率が3%程度なのだから、完全雇用下での金利5%くらい、現在のデフレ
の破壊力に比べれば大したことないんじゃない?



130金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:08
>>124
○○って何?
131金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:11
>>126
あの?キャピタルフライトって、政府が起こすものなのですか?
個人個人の投資家が自己判断の元で行動を起こした結果、
国内の資本が一気に大量に流出する事を言うのではないの
ですか?

とてもじゃないけど起こせないって、どういう意味ですか?

それとね、資本流出して円安になったら、日本国内への投資
は一気に割安感出てくるよ。それ以前に、日本は別段外資の
資金力を必要としていない国なんだけどね。
132招き猫(ノラ):02/04/29 00:12
133金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:15
>>127
うーん、127さんは、初遭遇なんだから仕方ないよ。
これだけ、彼がいなくなると、ワラワラ漏れみたいな優しいやつがいっぱい
出てくるんだから、田原の優しさはあるんじゃないかな。
134金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:16
>>124
そうか、しかし日本が自由主義を標榜しながらどんどん非常時の名を
かりて、銀行を含め、国家の統制を強める一方、
中国が、共産主義(今は社会主義っていうんだっけ)を標榜しながら、
どんどん、自由化と改革を進めている。

伸びる国と、落ちる国って対照的だね。
135金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:16
>>132
サンクス。イラ○じゃなくってこっちですか、やっぱ。
136金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:17
>>129
今の日本の名目成長率は0〜1%程度か。
長期金利は1.5%。

いまのところ国債残高発散へ向かって一直線ですな。

つまり、名目GDP伸び率がマイナスだと、金利の
非負制約によって、国債残高は自動的に発散という
事っすね。

とりあえず、インフレきぼん
137招き猫(ノラ):02/04/29 00:18
>>128
いいさ、いいさ。
おれも調子に乗って煽ったからな。

ちょっと虐めすぎたかな?
138金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:20
なんというか、招かれざる猫氏も口ほどにもなかったね。
139招き猫(ノラ):02/04/29 00:20
>>136
ほんとだ。とっととインフレにしないと大変だ。
140金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:25
>>131

>日本は別段外資の 資金力を必要としていない国なんだけどね。
じゃあ何で、潰れた銀行は外資や外資かぶれの会社しか買手がないんだ?
量としての資金不足と、質としてのリスク資本が無い状態は、成長に対する
資本投資が起きないという意味では同じでは?
141金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:28
>>140
だって、必要じゃない銀行だったんだもん。

買ってくれと頭を下げたのは長銀や日債銀であって、
日本経済全体として誘致活動したわけではあるまい。
14210:02/04/29 00:29
>>140
その外資の金を日本がファイナンスしてるとも言える罠
143金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:35
>>140
とてもじゃないけど起こせないってどういう意味ですか?

話をそらさずに質問に答えてくださいよー
144金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:47
>>136
ってか、2001年の名目GDP成長率って速報ベースだけど-0.5%だよ。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe014-2/cyhikaku.html

国債残高発散に向かっていますね(藁
やっぱインフレだね。
145金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 00:50
>>143
いや単に、政府がこれ以上資産課税、特に流動性のある金融資産に
課税すれば、個人はお金を国外に移すんじゃないの、という話で、
特にすごい主張をしている訳じゃないよ。

で、逆に質問。
>あの?キャピタルフライトって、政府が起こすものなのですか?
日銀の外債購入って政府のキャピタルフライトじゃないの?
本人たちは、日本国債はこれ以上日銀資産の悪化を招かず買いづらい
と言ってるんだけど。
146名無しさん@1周年:02/04/29 01:48
>>金融資産課税?バカかチミは!そんなことしても、金持ちの金がアングラ化するだけだよーん。それに実行性が
>>全く無い。金持ちの味方の自民党議員の誰がそんな案に賛成するのか。

>これは、正しいね。(秘密に資産をもう逃避させてる可能性も否定できないが)

金持ちの金がアングラ化するって言う話、「イタリアでスイスに逃げた金を
課税する」と日経夕刊のコラム(4月16日頃の)に載ってたじゃん。
ドイツも検討中とあった。
日本のエリートの限界だな。
147金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 02:12
>>146
究極のアングラ化、タンス預金の可能性は消えないと思われ。
148金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 02:25
5%の消費税払ってまで金を狂ったように買ってる奴もいるしな。
149スヌーピー:02/04/29 02:44
 Part1の途中から読み出したのですが、読み応えのあるスレッドで
面白かったです。明日は、招かざる猫さんの、ケインジアン的なロールプレイ
(なんかそっちが本音らしいので)を読んでみたいです。よろしくお願いします。

 ところで、話は変わるんですが、招かざる猫さんに素朴な質問なんですが、
銀行が資本不足だったときに、国から資本注入受ける代わりに、自分で
勝手に増資して自己資本比率の基準をクリアする、という方法はとれな
かったんですか。それと、今後もし、銀行が国の優先株に配当を払えなかった
場合って、確か国の持つ優先株が普通株に変わる、ときいたことがあるんですが、
そうなるとどうなるんですか?国が銀行の筆頭株主になるということですか?
仮にそうなると、銀行にはどういう影響があるんですか?銀行の窓口の職員
が昔の国鉄の改札の切符切りの人みたいになってしまうということですか?
150金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 02:57
>>149
漏れも招かれざる猫氏のケインジアン・トーク希望。

資本増強については、素人考えだと今の生保とつるんでるのと同じように
(政府なんか入れずに)系列内でつるんじゃえよ、って思う。つまり、貸出し先の
大企業に頼んで増資株を持ってもらう。必要ならそのために必要な資金を融資
すりゃ良い。そうすっと、銀行のバランス・シートからすると自己資本(増資分)
と資産(貸出し)が同額増える。結果、自己資本比率を幾らでも吊り上げられるって
ことになる(BIS規制も楽々クリア)。なんでこうしないの?


151金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 03:02
招かざる猫じゃないけど、

>国から資本注入受ける代わりに、自分で
勝手に増資して自己資本比率の基準をクリアする、という方法はとれな
かったんですか。

無かった。今でも系列の生保と劣後債のやりとりをして、資本のかさ上げ
をお互いにやってるけどな。

>銀行の窓口の職員 が昔の国鉄の改札の切符切りの人みたいになって
しまうということですか?

今でも、総裁や理事が日銀や旧大蔵の出身で占められる銀行は多いし、
護送船団時代からの関係は基本的には変わって無いし、きっと別に何も
変わらないんじゃないの。それを理由に今までできなかった、給与水準
の訂正だの、何だのはやるだろうけどね。
152金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 03:05
>>150
おっと、時間差で先に回答されてしまった。
取引先とお互いに資本をやりとりって、昔からやってきたじゃない。
持ち合い・・・で、結局駄目だったんだよな。
153金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 03:12
>>152
でもさ、今は銀行側も系列内企業側も生きるか死ぬかの瀬戸際じゃない。
それだったらもっと大胆に、「銀行側が、5000億円増資決定。格グループ
内企業に割り振り。資金手当ては当の銀行から融資。」って出せば良いのにね。
154金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 03:21
>>153
俺も素人だからよくわからんけど、あんまり一企業の株式持ちすぎると
結局グループ企業っていう事になって、連結決算の対象になったり
しないのか?
155スヌーピー:02/04/29 03:35
それか、別に系列企業でなくても、公募増資で一般の個人
投資家に株を買ってもらうというのはできないんですか?
って、ぼくも公募増資と第三者割当増資とかあんまりわかって
ないんですが。やっぱりこのへんの話は、エリートである
招かざる猫さんに、きっちり回答をお願いしたいです。
それか、弁護士か公認会計士、若しくはそのへんに詳しい
証券会社の人がいたら、教えて下さい。
156にゃ〜:02/04/29 05:21
>>150
眠いニャ〜。
銀行のポートフォリオから考えて、
過大だと思われる一企業に対する与信は削減の方向にあるニャ。
また、企業側からしてみれば、
自己資本率は下がるわ、リスク資産は増えるわで、
株価下落要因にしかならないニャ〜。
私がその企業のトップだったら断固として断るニャン。
つまり、あなたの望むことをしてくれる企業は皆無ニャ。
157にゃ〜:02/04/29 05:22
>>154
銀行株を大量に保持するには御上の承認が必要ニャ。
連結の話はチョット違うニャン。
158にゃ〜:02/04/29 05:27
>>155
銀行側からしてみれば、「確実」に株を発行したいという意識が働くニャ。
一般的に株式を発行する際には、
希望する増資額に達するよう事前に根回し、残りを公募するニャ〜。
他にも意見はあるかもニャン。
159にゃ〜:02/04/29 05:33
長期金利について、現場の人間の意見をチョットばかしニャン。
長期金利は、
格付会社の格下げと同時に、風説の流布を伴った空売りを仕掛ければ、
個人的には5%ぐらいにはなると思うニャ。
日銀はノロマ(都銀や生保よりはマシ)なため、
急上昇を封じ込めることはできないニャ〜。
ただ、長期金利が急上昇すれば、
日銀は買い切りオペ増額に踏み切り、1ヶ月後には沈静化すると思うニャン。
160招き猫(ノラ):02/04/29 07:29


ハイパーニャンフレは終息してなかったにゃ



161招き猫(ノラ):02/04/29 07:43
>>159
>ただ、長期金利が急上昇すれば、
>日銀は買い切りオペ増額に踏み切り、1ヶ月後には沈静化すると思うニャン。

おーい、だったらさっさとやってくれよ。
俺も最近じっくり考えて「マッカム・ルール」の有効性を確信したぜ。
日銀の買い切りオペを月額3〜4兆くらいまで拡大すれば良いわけだろ?
そうすりゃ、プライマリーバランスなんてへでもないからな。
ただ、あんまりなことするとここで自民党の議員が利権求めてまたぞろ出てくる。
ま、そう言う意味では小泉で良かったのさ。
162招き猫(ノラ):02/04/29 07:52
>>159
そうか。そう言うことだな。
元日銀政策委員の中原氏による「デフレ下における日本経済と金融政策」の中にあった
イベント・ドリブンではなく、ルック・フォワード型の政策運営が必要という
ことの意味は。
163招き猫:02/04/29 07:55

で、一般諸子はにゃ〜明神のご発言を聞いて、国債ベアを買うと。
俺もちょっと考えよう。

164金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 08:30
銀行の自助努力による増資ついて、

実際、北陸銀行や足利銀行は、結構地元から増資資金を
募って、資本増強に努めているよ。

都市銀行経営者が、公的資金の導入を嫌っているのは、
「経営権を失うから、責任をとらされるから」
という、単純に理由もあるけど、

実際は、仮に公的資金を導入しても、優先株の配当が
できない。
今の利益水準では、返済するのに50年から100年はかかる・・・
ということが、直接的な理由。
165金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 09:34
俺がエリート銀行員に聞きたいのは「業績復活見込みなどまったくない」くせに
どうしてそう楽観なのか?だ。既に現実逃避入ってるのか・・
166金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 09:51
猫は、猫ネ!
日銀が買いきりやったら、どうするって??
金利は 何%??
マイナス金利にしてみろヤ!
167招き猫:02/04/29 10:05
>>164
北陸銀行と同基盤の石川銀行が、昨年破綻した。石川銀行も北陸銀行と同様
地元から出資を募っていた。いま、地元で訴訟になっている。
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/850035/90ce90ec8be28ds-0-1.html

これは大きな問題だと俺は考えている。今後地方の金融機関が立ちゆかなくなって
増資を募ったとき、この事態が足かせになるやもしれない。
銀行の問題は根が深い。
168金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 10:14
エリート銀行員よ。銀行はこれから先、何をやっていくつもりだ?
どうやって業績を出していくわけ?

中小企業を守っているなんていうけど詭弁だろ?
なにせそいつらが潰れたら次は銀行が潰れる番だ。
銀行を守る為に飼ってるだけだろ。
そうしておけば「うちを潰すと多くの企業が潰れます!!」と自己防衛できる訳だ。
その様に脅しておいて税金を投入してもらう。
しかし肝心の本業はなにも出来ずに赤字のまま。
で国から金を投入してもらうのか。だがそんな事は永遠に続けられるわけねーよな。
169金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 10:16
いっておくが、石川銀行は、たまたま銀行と言う名前が、
ついている金融機関だ。

よく、県名のついた大学を名門と勘違いする人がいるが、
石川銀行も、その類・・・

足利や北陸と同次元に話さない方がよい。
170招き猫:02/04/29 13:11
>>169
そうじゃないよ。
足利と北陸が二度と破綻しないという保証があるわけ?
特に足利は、大陸の半島での出来事次第でまだまだ揺れるよ。
破綻したとき、出資に応じた地元財界や地方公共団体のお金はどうなるの?
へタスりゃ、行政訴訟だぜ。
171金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 13:15
>>168
銀行って普通のやつには、ネット銀行で十分だよな。
銀行の不良債権ゼロだとして理想を語っても、既存の銀行は無駄が多いと思
うけどな。
172金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 17:38
>出資に応じた地元財界や地方公共団体のお金はどうなるの?
>へタスりゃ、行政訴訟だぜ。

出資にあたり、議会の承認を受ければ、行政訴訟になっても、
敗訴する可能性は低い。
どんな自治体だって、第3セクターに出資、さらに保証を付している。

銀行への出資金くらい、銀行がかつて収めた税額に比べれば、
実はたいした金ではない・・・
173金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 20:05

>>172
お か え り

174金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 21:22
>>164
中部銀行が自主破綻したのは、再建計画の中の地元頼み
の増資の計画が無謀すぎると判断されて金融庁に却下
されちゃったため。
175金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 21:28
つーかさ、リーテールからコーポレートから何から何まで
やって、支店網まで構築している、デパート型銀行って、
これからどんどんきつくなると思う。

行員の給料を思いっきり安くして、支店だけあるいはATM
の手数料だけで食ってく銀行やネットバンクと、そこから金
借りて、個人や法人に融資する銀行や外為専門銀行などと、
役割に応じて分割した方が、コスト面で有利ではないかな。

支店で自転車乗って営業活動している奴が、東大出の
高給取りって世界はやっぱり異常だよ。
176にゃ〜:02/04/29 22:36
>>161
個人的には(個人的で申し訳無いが)
急激な下げ相場になったときには、オペの買い切り額を月額3〜4兆円と設定しても
意味の無いことだと思うニャ〜。
その程度の買いオペなら、レバレッジをかけた売りを仕掛ければ
難なくこなせるニャ〜。
ウチらの売りをキッカケに
急激な下げ相場に腰を抜かした阿呆都銀とチキン生保が
ウチらが仕掛け終わった後に慌てて投げ売る行動をとることが予想されるニャン。
一時的に「下がるまで幾らでも買う」と日銀が言わない限り、
経済に影響を与えずに収束するのは不可能ではないかニャ?
177にゃ〜:02/04/29 22:43
>>161
私はもう少し娑婆の空気がすいたいニャン。

>>162
その通りだニャ。
ルック・イースト(アメリカはイーストか?それともウェストか?)型だニャン。
アメリカの金融政策に対する考え方を見習えニャ〜。
テロ後のアメリカの金融当局VS市場のように
現在の日本の状況下では、金融政策は心理戦的な面が強いニャ。
178金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 23:01
>176 今から国債ベアファンドを仕込んでおけば
儲かりますか?。
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/29 23:10
>>177

> 金融政策は心理戦的な面が強いニャ。
>
>

これ日本の役人と学者が一番苦手な事じゃないですか?彼らの想像力は
相当貧困ですよ。
180招き猫(ノラ):02/04/30 00:53
>>176
日銀は、こんな形で自らの金融政策の失敗のツケを払うのか。
やっぱり早くやってくれ。速見のおっさんがきっと心臓マヒ起こすだろう。
それは日本のためでもある。

>>177
最近のグリーンスパンの発言内容を読んで、そのすごさに納得した。
アメリカすべてが凄いかどうかはわからんが、奴はすごい。
凄い人物だと思う。日本はあかんなぁ。
181金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 00:58
>>にゃ〜
お前真性か??
何 えらそうに 3-4兆円仕掛けられんだ??
お前に、そのポジション預けるやつの顔を見たいもんだ!!
タコ!!
182招き猫(ノラ):02/04/30 01:10
>>181
にゃ〜が2〜3兆仕掛ける訳じゃない。
価格の暴落が始まったら、都銀・生保の売りは一斉におこる。
その金額は2〜3兆じゃ効かないよ、ということさ。
保有高から考えてもそうだろう。
そこで冷静さ・・・ってことだ。

あんまり、解説するとにゃ〜氏に悪いからこれくらい。
じゃな。
183金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 01:13
>>招き猫
あんた 解っていっての??
自分のポジションを理解している日本の生保・銀行が
自分の首を絞めることを、部下にやらせるのか??
今の日本の公定歩合は、何を示しているか 良く考えなさい!
184招き猫(ノラ):02/04/30 01:15
>>182
いや、やっぱりにゃ〜はレバレッジで2〜3兆動かすのか
ひぇー。
185招き猫(ノラ):02/04/30 01:24
>>183
銀行・生保は投げ売りをしない?
確かに金利はゼロだ。
だが、日銀が行っている金融緩和をさらに拡大すればインフレになる。
少なくとも2001年のPPPの予測値は120円台前半。
現在の為替水準でも物価は徐々に上がってくる。
もし、君の言うように何時までも公定歩合を0にしていてくれるなら
インフレはどこまでも収束しないことになるよな。
さて、不動産や株に相場をはるのか、どっちかな。
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 01:30
>>185
株は上がるさ!
だから、国債は暴落するのか?
保有者の95%が、日本の金融機関の日本国債が
ヘッジファンドの思惑どうりに??
質問したい<長短スブレッドが 3%に広がれば
日本の銀行の業務純益は、どのくらいにまで大きくなる??
187招き猫(ノラ):02/04/30 01:34
>>186
知らないよ。教えてくれ。
不動産屋のお飾りだからな。ただし家出中。
188招き猫(ノラ):02/04/30 01:36
さて、塩爺の代弁を聞いてみたいYo!
189金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 01:37
>>187
現在の銀行業界の業務純益をしらないのか??
190招き猫(ノラ):02/04/30 01:48
言って悪いが、資本準備金を取り崩している銀行に純益なんてあるのか?
191金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 01:51
今や銀行員は国民全体の敵。
192金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 01:58
だから、新制度で持ち株会社になったら、銀行法の定める
顧客の預金相当額の25%を引き当てるわけで、残りは
合併剰余金として、今3月期の債権処理に使ったわけです。
現在の長短スプレッドでは、各銀行の行順は、2.5〜3長で、
来期以降は、今期行った7.5〜8兆円の不良債権処理は不可能なのです。
株式市場で、銀行株がなかなか上昇できないのは、それに対する
投資家の不信感の表れなのと思われ!

193金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 02:03
>>猫たちへ
もう 寝ます!
BI !
194招き猫(ノラ):02/04/30 08:27
>>192
そんな他人の業界の儲からない話聞かなくても、1990~2000年の有形非生産試算の減少額
つまり、日本の土地の総和が1000兆円現状推定1200兆円も下落していること解れば
銀行が壊滅的って言うことくらい理解しているさ。

>>191
誤解があるようだが、俺は銀行の敵じゃないぜ。
何故なら、日本経済混迷の責任は、通貨政策と金融政策にあるって確信しているからな。
銀行は在る意味被害者の一人だ。

ただしエリート銀行員をいたぶるのは楽しかったけどな。
   . :::';;;;: . .     ..,,,;;:
   . . :;;;;;:.:;;,,    ..:.;;;;.:
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   -、_      (_二ニ=っ,、;;;:.:;.:;...:.:...'''''''''''
     `‐-、_  (  ´∀)f、 `''、:..:.:. .:
         `-,ノ   つ; /  
         (〇  〈-`'"
         (_,ゝ  ) `‐-、_
           (__)     `'‐-、,_.. 
                        `‐-、._
196招かれざる猫:02/04/30 15:17
思考実験として改革志向でも経済は必ず底を打ち、また回復して行くであろうことを
示した。意味の無くなった供給力は抱えていても重荷になるだけだ。それを削ぎ落とし
つつ、市場原理に依拠した方法を堅持しつつ、セーフティネットの確保に注力するやり方
でも展望が開ける事を示したわけだ。具体性に乏しいという反論は先刻承知だ。誰も未来
を明確に見通せるものはいない。要はその社会の価値観を信じ、そのルールに基づいて
黙々と進めば道は開けると言ったに過ぎない。過去、幾多の困難を乗り越えてきた日本民族
なら可能なことだ。
全く同様のことが、金融政策+財政政策を強化する方向からも言える。やり方さえ誤らなければ
これらも依然として有効な方策であることに変わりはない。ただ、こちらの方向を取る場合、資源
配分をマーケットが決めるのではなく、政府が決めることになるから、細心の注意が必要である。
同じ財政出動をするにしても、今後の産業構造の変革を見据えた分野に金を投入せずに今までの
構造を温存するような使い方はダメだ。今後も世界の一員として生きていく以上、中国や他のアジア
諸国と競合するような分野からは脱却して行く必要があるのは論を待たない。また、それとも関連
するが、経済のソフト化をより推進し、第2次産業の比率を落して行かざるを得ないことも自明だろう。

どちらの方策を採るかによって、銀行のサバイバルの展望は相当に変わって来る。オレがメガバンクは
2つに集約される、と予言したのは、構造改革路線が進むと想定した場合の話しだ。

もう一点言及しておくと、預金封鎖、新円切り替え、などおどろおどろしい話しが出ているが、そんな
必要は全くない。こういうバカな煽りに躍らされてはいけない。金融資産課税もナンセンス。国民を
(しかも富裕層を)敵に回すような施策は絶対に成功しないし、そんな政権はすぐに潰される。実現性
はゼロ。本間か袴田か知らないが、本気でこんなものを支持しているとしたらアフォ学者の極北と言える。
小宮隆太郎の方が業績としても一流だし、主張も説得力がある。ちなみに本間などオレの財務省のカウンター
パートに言わせれば無知も良いところで、あれで良く大学教師が務まるなと言われていた(会議でも完膚なき
までに毎回官僚達に叩きのめされているらしい)。

ニャンフレが進行中のようで、このスレの論調もだいぶdetailに入りつつあるようだ。
オレの目的は100分の98の人に目覚めてもらい、希望を持ってもらうことだけであって、
メシの種を開示してチミらを楽しませるのは本意ではない。よって静かに身を引く。
197金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 15:24
だから銀行自身はどうやって業績を回復するつもりなんですか?
あんたの話から見えるビジョンは政府が何とかしてくれるという甘えだけ。
国民を敵に回す事は成功しない? じゃあ今後銀行は成功しないね。
198金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 15:31
>>196
希望?これだけ人をコケにしたり馬鹿にしたレス付けといて、なに自己満足
しているんだ?

今回のレスも自分で自分を肯定して、自画自賛してどうすんのよ。
自分への希望か?

あなたのレスで、希望は、思いつきもしなかったけど、スレでの主張云々の
前に、胡散臭いやつとか、反感はもったな。
199金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 15:35
>>196
196のは、文章の中に、自分が存在しないんだよ。
当然自分が所属しているものも、文章中に存在しない。

その状態で、銀行の何を語りたいんだ?
200招かれざる猫:02/04/30 15:39
>>197
当行はさておき、金融システムそのものを今後維持強化してゆくのに、
政府の助けなど一切必要ない、と強弁するつもりはない。メガバンク
の今後の再編に当っても、政府主導とならざるを得ない。日本はそういう
社会だからだ。
ただ、我々だけ好き勝手にやって、高い給料取りつづけて、潰れないで、
おかしいぞ、という批判は当らない。これだけ大変な思いをしていても
我々は新生銀行のような行為はしていない。本当の資本主義なら、彼ら
の方がむしろ正しいんだ。政府系銀行がのさばって貸出し金利が上げら
れない状況も是認している。純粋な資本主義ではない日本社会で社会
から要請される形で存在したのがこれまでの銀行だったのだ。これから
は違うが。

>>198
胡散臭いやつは相手にするな。胡散臭い金融商品にも手を出すな。これが
チミへの忠告だ。
201招かれざる猫:02/04/30 15:47
>>199
様々な制約上本当の自分の姿は晒せない。
日本の社会で存在して行くためには、世間に許されることが必要。
煽ったり阿ったりしてみて、何となく世間の反応とか感触とかが分かった。
一言で言えば、極めてリーズナブル、ってことだ。
202金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 15:48
>ただ、我々だけ好き勝手にやって、高い給料取りつづけて、潰れないで、
>おかしいぞ、という批判は当らない。これだけ大変な思いをしていても
>我々は新生銀行のような行為はしていない。

これも「新生銀行のような行為が出来ない」の間違いだろ。
しないではなく「できない」だ。

貸しだし企業を生かしてやってるのではなくそれが潰れたらあんたの銀行も
存在できなくなる。つまり一蓮托生だ。企業も知ってる。何を威張ってるんだ?
これからは違う?まあ違うだろうな。淘汰は銀行にも起こる。
203招かれざる猫:02/04/30 15:58
>>202
チミはリーズナブルではないな(w。
無論、チミが言っていることが該当するケースもあるだろう。
だが、オレがここで言っているのは、主として貸し剥しの話しだ。
当局から中小からの融資を引くなという指導があったこともあるが、
特殊なケースを除いて我々はこの路線を遵守している。だが、あそこは
お構いなしにそういうことをしている。新生銀行みたいにやってみろ、
と言うならいつでもできるが?
204金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 16:01
>>203
やれば?アメリカもそれが御望みだ。
処理が進んでそうしてはじめて銀行自体が整理できる様になる。
本当はそれが筋だろ。
銀行自身が生き残りたいから貸し剥がしもしないとしか思えないね。
205金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 16:02
暴が権利を握ってる物を回収する能力も無いしな。
206招かれざる猫を揚げてみた。:02/04/30 16:07
一言で言えば、極めてリーズナブル(w、藁、ワラ、ゴルァ!!!
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    `"∪∪''`゙ ∪∪´´
207漏れは、自分の姿は晒せない:02/04/30 16:12

仮の姿で、地球にやってきているのニャ、
だから、本音も語れない(w
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧∧,..,、、.,、,、、..,_       /i
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    `"∪∪''`゙ ∪∪´´
208希望、希望、希望:02/04/30 16:21


これが チミへの忠告だ(w
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    ∧∧,..,、、.,、,、、..,_       /i
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    `"∪∪''`゙ ∪∪´´
209名無しの金持ち猫、名無しの貧乏猫:02/04/30 16:30

これだけ、ながーいレスを付け続け、言いたかったことは
「希望」をもて、ただそれだけだったらしい
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧∧,..,、、.,、,、、..,_       /i
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    `"∪∪''`゙ ∪∪´´
210金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 17:40
さんざん世間にうさんくさい醜態をさらけ出しても退場せずに居座って
いる銀行の姿を見せられている者にとっては、希望なんかわくわけない
な・・・・。憂鬱なだけだよ。
211金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 17:51
>>200
「これだけ大変な思い」ってどんな思いですか?積極的、建設的な思いですか?
答えられる範囲内で具体的に教えて下さいな。

それから、学校を出て何で銀行に就職したの?
日本みたいな半社会主義国家で、まねかれざる猫さんの卓越した能力を、
自由に行使するには財務省の方が適当だったと思うのですが…。
何か特段の矜持でも在ったのでしょうか?
招かれざる猫さんのような優秀な方が邦銀に在職している事自体、国家的損失
のように思えてなりません。

今後は、日本の銀行でも、招かれざる猫さんのような卓越した才能が遠慮無く、
その自由な手腕を行使しうるように成るのでしょうか?
212金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 18:29
>>196
個人的にはさ、銀行に金突っ込むよりは、中央リニアに金
突っ込んだ方が、政治的には上手く行くと思うんだけどさ。

それに、道路交通に金突っ込むのと銀行に金突っ込むのっ
て、どちらがより資源配分をゆがめるのかね。

というか、あなたの身の回りのネタが、段々と変わってきて
いる事に気づいている人もいるんだよ。そろそろネタだって
開き直った方がよくないか?
213金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 19:58
>>197
>小宮隆太郎の方が業績としても一流だし、主張も説得力がある。

俺に言わせれば、ただの阿呆だ。日銀の茶坊主だ。
三重野・速見、こいつらこそ年間3万人もの自殺者と数百万人の失業・破産・家族崩壊
の大罪を背負った大罪人だ。
昔なら市中引き回しのうえ、打ち首・獄門だろう。
いや、そのしでかした罪の大きさから言えば「のこぎり引きの刑」かもな。

214招き猫:02/04/30 20:09
>>196
>ニャンフレが進行中のようで、このスレの論調もだいぶdetailに入りつつあるようだ。
お前のせいでハイパーニャンフレだ。猫の価値が下落した。

>オレの目的は100分の98の人に目覚めてもらい、希望を持ってもらうことだけであって、
俺はまず君に目覚めて貰いたいね。
ルックフォワードを実践して貰いたいものだ。

>メシの種を開示してチミらを楽しませるのは本意ではない。よって静かに身を引く。
その割に、長いなぁ。良いんだぜ、いつまでいても。
215招き猫:02/04/30 20:18
>>212
うーん、ネタスレなのか?
その割には饒舌な奴だなぁ。男のおしゃべりは、おすぎ&ピーコみたいだ。

そうそう、リニアに乗ったけどよ。ホントにあれを走らせるのか?
今のアイデアだと、夜間は貨物で解放したらどうだ?とか言ってるが。
何せ、金がないからな。
216招き猫(ノラ):02/04/30 20:55
>>212
そうか、そうなんだ。ネタスレなんだ。
エリート銀行員は、誰か俺はわかったぜ。

にゃ〜、ここには書くな、もう少し娑婆の空気が吸いたいんだろ?

217金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 20:58



               完了って暇なのか?

218金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 21:05


上司に見つかったって言ってるけど、実はその上司だったりして・・

219金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/04/30 22:16
>>196
遅レスかもしれんが、
>思考実験として改革志向でも経済は必ず底を打ち、また回復して行くであろうことを
示した。意味の無くなった供給力は抱えていても重荷になるだけだ。それを削ぎ落とし
つつ、市場原理に依拠した方法を堅持しつつ、セーフティネットの確保に注力するやり方
でも展望が開ける事を示したわけだ。

全く示されてませんが?ご自身で
>具体性に乏しいという反論は先刻承知だ
と言ってるじゃありませんか。
なんで企業をバカバカつぶして景気を悪化させると産業構造が変わるのでしょうね。
不思議ですね。せっかく勃興しようとしている企業の芽を摘むことにしかならない
と思いますが。
実質利子率を高くして/新産業に飛びつく需要を縮小させて/新産業の立ち上げを
困難にし/既に形成された資本をスクラップにすることで、どうして展望が開ける
のですか?
構改論者は二言目には必ず「セーフティネット」とか言い出すけど、失業者こそ
構改論者のもっとも嫌う非効率なものではないんですかね?

>要はその社会の価値観を信じ、そのルールに基づいて
黙々と進めば道は開けると言ったに過ぎない。過去、幾多の困難を乗り越え
てきた日本民族なら可能なことだ。

結局精神論なのですか?繰り返しになりますが、資本をスクラップする(極めて
単純化すると近所のボロ工場が火事で丸焼けになる)となぜ新産業が勃興するので
しょうか?非効率的な産業の維持のための投資に資金が使われているため投資が
大きすぎ(貯蓄が不足していて)利子率が高騰し新産業への投資を阻害すると
でもいいたいのでしょうか?

>今後の産業構造の変革を見据えた分野に金を投入せずに今までの
構造を温存するような使い方はダメだ。

インフレターゲット論者も積極財政論者も誰一人として「産業構造一定として」なん
て言ってませんが。
そもそも非効率産業が整理され効率産業に移るっていうのは好況期に見られる形の
倒産の形ではないですか?
 
220招き猫(ノラ):02/04/30 22:52
>>219
http://www.asyura.com/2002/hasan9/msg/630.html
密かに進む淘汰〜既に今年18社=記録を更新中
上場企業の倒産は今年に入って、宝幸水産についで18社目。
4月だけでも6社目となった。年間倒産件数の過去最高は97年と2001年の
14社で、4月までのわずか4カ月間でこの記録を更新し続けている。ちなみに
、4月の倒産6社は、「同一月内の件数としては過去最悪」(帝国データ)とい
う。今年は大型倒産が少ないために意外感もあるが、淘汰は確実に進んでいる。

銀行への特別検査により融資基準が厳格化されたためともいえそうだ。となると、
今後も上場企業の倒産は続く公算が大きい。単純に4カ月で18社なら、年間で
は54社が破たんする計算だ。
「招かれざる猫」さんよ。
あなたホントに社会人か?
自分のことは何も開示せず、他人には開示しろ情報よこせでは、反感買うのは、当然
の事だと思いませんか?自己中心的で、自分の利益だけ欲しいでは、わがまますぎま
すよ。

あなたは、自分からの変化を求めない、自分を守るために出来るだけ他人が変われ
とも言っている様だ。どちらにしても、不特定多数の人がいる掲示板にカキコして
いるのだから、他人とのコミュニケーションを成立させ、肯定的に議論を進めるべ
きだ。いつまでも、一方的に、他人との調和もなく言いたいことだけ、言っていて
は、何も生まれないよ。もし、否定的に議論を進めたいなら、より立場を明確にす
るべきだ。

これだけ書き込むのなら、まずは信頼を作ってから、反論なり、議論をすれば、よ
り踏み込んだ有意義なものになりはしませんか?ちなみに、ここでの信頼とは迎合
すると言うことではありませんよ。せめて共通の土台を作り、スレの流れをどこへ
進めていくのか、ということです。
222金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/04/30 23:34
相変わらず、うるさい猫どもが、、、
なになに、真似飾られる猫??
誰かのまねっこで、どっかで飾り物??

なんじゃぁ〜!
223ムーディーズを叩き潰せ!:02/04/30 23:34
アメリカの手先ムーディーズを叩き潰せ!
224欧米の各付け会社はクソ:02/04/30 23:40
S&Pとフィッチも叩き潰せ!
(´-`).。oO(つまりもう技術より戦略で勝つしかないってことか・・・・・・・・)
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 01:22
>>200
>ただ、我々だけ好き勝手にやって、高い給料取りつづけて、潰れないで、
>おかしいぞ、という批判は当らない。これだけ大変な思いをしていても
>我々は新生銀行のような行為はしていない。

何故、貸し剥がしを実施しない銀行は、高い給料を取り続ける事が是認されるのでしょうか?
その点をもっと明確にしない限り、
貸し剥がしを実施しない事は、公的資金の注入を受けた銀行の平均的所得が
高水準に留まっている事を正当化する理由には、全くなり得ないと思います。
227招かれざる猫:02/05/01 06:32
204以降の質問のほとんど全部にレスする。オレは律儀で几帳面なんだ。
>>204
4/30の日経新聞経済教室に掲載されたマッキンぜーの川本さんなんかの
考え方はチミと同じだ。日本の金融界の現実を無視したこういう駄文で金稼げるんだから
良いよな。オレもマッキンぜーに鞍替えしようかしらん。彼女よりもっと洗練された論文書いてやるよ。
>>205 そこはUNTOUCHABLEだ。誰しも命は惜しい。
>>206-209
"揚げてみた"からエビフライなのか(笑。だが、衣じゃなくて灰に見えるぞ(猫灰だらけ)。
>>210
その気持ちは分かる。だが、百万回でも言うが、それは産業界ほぼ全体に言える話だ。
銀行は日本経済の縮図なのだ。
228招かれざる猫:02/05/01 06:33
>>211
積極的、建設的な「大変な思い」もあるし、後ろ向きなのも多い。もはや結論が見えている
のに堂々巡りの会議を繰り返す事も多い。だが、改革推進にしろフィスカル+マネタリーにしろ、
片が付いた後、日本のメガバンクは不死鳥のように蘇る。そのための「大変な思い」は大変でも
なんでもない。3日徹夜しても平気だ。
オレの就職動機を説明しても「また自慢か」と思われるだろう。だが、説明する。当然ながら在学中
に国家I種は受かってる。そうでないとエリートなどと言えるはずもない。だが、残念ながら大蔵省に
採ってもらえる順位ではなかった(通産なら行けたが)。金融のビッグビジネスに携わりたかったので
都銀にした。オレのようなパターンは興銀や日銀に行くのが普通だが、力のない日銀に興味はなかった
し、興銀がやばくなりそうなことは実は20年前でも分かっていたからだ。
>>212
ネタだと思ってりゃ良いじゃないか。でもオレがここで少しづつちりばめたヒントがどんどん現実化してゆくと、
そうでもないってことになるかもね。
>>213
それらの人々が通貨価値の維持に最大の眼目を置き、庶民生活の苦しさに目が届かない傾向がある
のは認めよう。だが、庶民に嫌われても冷酷にあるべき方向に引っ張って行くのがエリートの役割だ、
ということもある。他の先進国では失業率10%でも暴動も起きずに生活できている。改革後の日本は
失業率10%当たり前、という社会なのかも知れない。それでもアルゼンチンやロシアやトルコよりは良い、
と言う判断も有り得る。
229招かれざる猫:02/05/01 06:34
>>219
チミの意見は突き詰めると、「少々効率悪くたって、競争力が無くたって、失業して生産性ゼロにするより
マシだ。財政投入してそういう部分を活かせ。」と言う事だ。これは究極的には社会主義だ。必ず滅亡する。
本当は、その方向でも戦略的に上手にやればうまく行くのだが、ここでは取りあえず構造改革派の反論を
示す。サプライ・サイドを変革することは二つの意味を持つ。まず、第1に、効率化により生き残り組の収益が
拡大してゆくことだ。この点は致命的に重要だ。これにより、ステークホールダーの分け前が増え、消費や
投資の経路を通じて経済に良い循環をもたらす。第2にリストラされる側の話しだ。短期的には財政負担増
だが、いつまでも失業手当をもらいながらプラプラしているわけではない。必ず何らかの職に(本人は不満でも)
つき始める。規制改革を併用すればニッチなマーケットが生み出され、雇用吸収の一助となる。
80年代のアメリカやイギリスであっても、彼らの構造改革には長い時間を要した。日本はもっと苦しむ時間が
長いかも知れない。だが、80年代の苦しむアメリカを現実に見たものとして、安易な財政赤字拡大や
マネタリー・オペレーションで苦しむことなく難局を乗り越えられるというデマには釘を刺しておきたくなる。
>>221
チミの意見は生産的だね。それが2CHの流儀なのだろう。すまんね、慣れなくて。無論、オレにも分かってもらい、
共感してもらいたい考えがある。それをオレなりに提示しているつもりだ(長すぎる、って批判もあったが)。
真摯な問いかけには真摯に応えているつもりだが。
>>226
経済原則に従えば貸し剥がしを行って然るべきところを、貸し剥がししないということは、経済原則を無視している
ということ。なぜ無視するかというと、それが社会の要請(当局経由のことが多い)だから。つまり、同じ日本社会で
やって行くにはそうするしかないじゃないか、そういう民衆、そういう役人や政治家、そういう経営者で成り立っている
国だからね、ってことだ。そういうのはイヤだ、という国民コンセンサスができるなら、ルール変えてやり直し。
だが,前のルールで結構のっぴきならないところまで来てしまったので、ゼロクリアするのは多少高くつく。
230金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 07:18
>>招かれざる猫へ
>222だけど!
コメントつけろよ??
俺も参加してんだぞぉ〜!!
231金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 07:52
>>227
>4/30の日経新聞経済教室に掲載されたマッキンぜーの川本さんなんかの
>考え方はチミと同じだ。日本の金融界の現実を無視したこういう駄文で金稼げるんだから
>良いよな。オレもマッキンぜーに鞍替えしようかしらん。彼女よりもっと洗練された論文書いてやるよ。
>>205 そこはUNTOUCHABLEだ。誰しも命は惜しい。

>>204は日本の金融界の現実を無視した意見というがまあそうだろう。
なぜなら>>205が理由だからだ。現実には貸し剥がしには暴が入りこむからな。
ここがアンタッチャブルの内は実際>>204など実行出来ないのだよ。まともな処理は不可能。

そこで話は戻るわけだ。「銀行は(何も出来ずに)これからどうするの?」
232金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 08:06
それとさ。明日にでも貸し剥がししてもいいんだぜ?
とかいってたから >>204で「すれば?」 と言っただけ。
「しない」ではなく本当は「できない」なんだからな。>>205の事もある。

出来もしないくせに偉そうなのはなんなんだって事。
そこで話は最初に戻るが
「何も出来ない(業績回復の見込み無し)銀行はこれからどうするの?」 って質問だよ。

今後銀行はどういうビジョンでビジネスをして行こうと思ってるわけ?
元々エリート銀行員に聞きたいのはその部分一点だよ。
233招かれざる猫へ:02/05/01 08:20
>>228
>通貨価値の維持に最大の眼目を置き、庶民生活の苦しさに目が届かない
何が維持だ。バカ野郎!!!
拡大だ。一方的な権利の拡大だ。紙切れにすぎないのは円のほうなだ。
その「円」のパワーそして、日銀の利権のみの拡大に血道を上げたからだ。

それはドルという通貨で構成されている世界の富を相対的に小さくすることだ。
あいつらは、自分の権益拡大のために、自国を滅亡させようとしている「売国奴」
以外の何者でもない。

   通貨政策にこだわった財務省も同罪だ。


234金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 08:37
招かれざる猫は新生銀行を嫌っている。
つまり新生銀行のようなやり方は好まないというわけだ。
よくある邦銀の歳くった頭の固い堅物という実像が浮かんでくる。

本来銀行業は新生銀行のように低俗な業務なのだが高尚と思いこんでいる時点で
やはり護送船団方式で守られてきた邦銀特有のボンボン思考が本来の銀行業の
競争力を育ててこなかったわけだ。おそらくあなたの世代がそうなのだろう。

そして時代が後押しした実績から偉そうな事を語ってるつもりなのだろうが見る人が見れば
今までと同じやり方でなんとかならないか、という必死さがにじみ出ている。
高度成長期と同じ事やってなんとかなるわけ無い。という当たり前の事すら
都合良く忘れかつての護送船団銀行復活を夢見ている頭が薄くなり始めた銀行幹部。

しかし今や政府も火がついてるから政府の援軍はあてにしない方針を考えた方がいいと思うぜ?
235金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 11:21
よく言われる、貸しはがしの問題ってのはさ
金融機関から「一度返済してくれれば、新規融資する」と言われ、返済すると
「新規融資はできません」と打ち切られるということだぜ。

経営が健全で、資金繰りも問題ない企業が、ある日突然運転資金にさえ困ってしま
うと言うことだよ。赤字経営でないのに、倒産に追い込まれると言うことだよ。た
だ、たんに金融機関が資金を引き上げ、自己資本比率を上げたいだけということだ
ろ。
236ムーディーズを踏みつぶせ!:02/05/01 11:30
アメ公をぶっ叩け!
アメリカヘッジファンドをぶっ叩け!
担ぎ上げて、地獄に送れ!
237金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 11:30
>我々は新生銀行のような行為はしていない。
どんぐりの背比べだろ、だから、彼らは、むしろ正しいなんていっているんだろ?

いつも、他人様に、言われたから仕方なくやっています、自分は本当のところ、他
にやりたいことがあるんです、社会のためにやっているんです、だから自分には責
任がないのです。あるとすれば社会全体にあるのです。

こんな子供みたいなこといい続けるなよ。

238金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 12:37
ていうかマジでどうするんだろ・・
現実に決算はやってくる訳で。
エリート銀行員もここでギャーギャーわめいてる隙無いだろ。
239招かれざる猫:02/05/01 12:46
>>230 = 222
まあ、そう僻むな。語呂遊びは一字一句正確にやってこそ面白い。
マネカレザル猫なんだから、゛Money枯れざる"ってこった。つまり小金は持ってるよってことだ。
為替108円の時に既に3分の1の金融資産はドル転してるけどね。だが、自慢にはならない。
居住用マンションの含み損は2000万を越えている。招き猫氏は不動産屋のはしくれらしいから、
マンションの買い替え、損失の繰り延べ+所得税還付が、今後の相場動向を予想した場合、
正しい選択肢かどうかをアドバイス貰いたい。
>>232
できもしないくせに、と言うのは一部正しく大半のケースにおいて間違った認識。収益性上げるためなら
何でもあり、と当局が是認したその日から戦略はガラッと変わる。川本氏はそれをやれと言ってるのだよ。
銀行がどういうビジョンでビジネスして行こうとしているのか。大きくは3通りだが、細かく分けると18通り
くらいある。状況がどう変化するかによって採るべき方策が変わってくる。また、そのオプションそのものの
内容も変化してくる。中枢のアドミニ部門というのは、簡単に言うとこういう戦略策定ばっかりやってるんだよ。
読み物として面白いのは、hardest crashのケースだろうから、回を改めてさわりを紹介しよう。どんな環境に
なってもsurviveしなければならない。最悪は非情と言われようと、輿論から排撃を受けようとやらねばならない。
ただし、outlawの方々と争うつもりはない。
240招かれざる猫:02/05/01 12:47
>>233
日銀と財務省を買いかぶり過ぎだ。85年でも95年のドル安でも良いが、ああいう人工的な通貨誘導は日本の当局には
できない。全部FRBなり米財務省のお伺いを立てないと日本独自に通貨政策など何一つ決められないのはほぼ
常識に属すると思っていたが、わりかしチミみたいなナイーブ少年もいたのね。ついこの前の円安誘導さえ、
表立っては「誘導する」なんて言えなかった。アメリカのみならず、欧州にも中国にもアジア諸国にも遠慮しーしー
展開するのが日本の政策なんだよ。マーケット参加者は当然その事を与件と見なして行動している。
ただ、為替に関してコメントすると、日本の産業界の競争力が不均等についてしまったことは、悲劇と言えば悲劇だった。
電機業界はちょっとヘタッたが、輸出をリードする日本の企業群は1ドル=80円でも生きていける。かと思えば、
今の為替水準でカツカツのところもあるし、1ドル=400円で考えないと競争力が生まれない産業もある(農業とかね)。
上位何十社かの稼ぎ出すドルが圧倒的なため、そっちに引っ張られて為替水準が決定されているところに、今の
日本経済の問題の幾つかは根ざしていると言える。だが、何度も言うように為替水準を操ろうなど、日本政府には
100年早い所業だ。
>>234
そういうおっさんを何人も実際に知ってるよ。使えないが路頭に迷わすわけにもいかん。救済策を考え中。
>>238
今期のメドは当然ついている。
241招かれざる猫:02/05/01 12:52
>>237
だんだんと概念操作の度合いを強めて行こうとしているのに、まだそんなこと
言ってるようじゃ、置いてけぼりを食うぞ(w
242招かれざる猫:02/05/01 12:57
>>236
外資系の連中に根深い恨みを持っているようだが、妙な陰謀論に惑わされない
ようにひとつだけ言っておいてやる。連中が海外(特にアジア諸国)を食い物に
してきたのは事実だ。だが、それは法整備の不備とか、未成熟さが突かれたので
あって、冷たい言い方をするとやられる方が悪い。別の言い方をすれば、アメリカ
国内であっても付け入るスキがあったら彼らは平気でやってくる。金を増殖させる
のが唯一かつ最大の彼らの目的なのだから。それゆえ、米当局はヤツらに出しぬかれない
よう必死にキャッチアップしてるよ。
243招かれざる猫:02/05/01 12:59
改名したのがバレてないようでやれやれだ。興味が続く限り書き込み
続けるぞ!
>>243
>改名したのがバレてないようでやれやれだ。興味が続く限り書き込み
>続けるぞ!
をいをい、そんなトロイ上司で大丈夫なのかよ?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
                        |   
       ____.____    |   
     |        |        |   |  
     |        | ∧_∧ |   |   
     |        |( ´∀`)つ ミ |   
     |        |/ ⊃  ノ |   |   
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |
                        | ミ
                       ∧_∧
                       ( ´Д`)
                      ⊂>>227
                       / / /
                       し' し
246金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 13:47
>>239
そのおおまか三通りの経営方針見込みを聞かせてもらおう。
銀行はこれからどうやって収益を上げて行くつもりなのか?

質問もこの一点のみと書いてたのに都合よく答えないね。
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 14:11
>>244
ハハハ、すべてバーチャルなんだろ。
自分で改名とか逝っているし、エリート銀行員=招かれざる猫、なんて何度も出て
るんだからさ。これで、本当にばれてないとしたら、所属している会社自体、やば
いよ。今まで、せっかく所属会社のこと正当化してきたのにねー、それが、能無し
じゃしょうがねーよな。

上司がトロイだけ、とか言われそうだし、このカキコを理由にばれた、とか言われ
そうだから、ここらで抑えておくかな。

とりあえず、招かれざる猫に、賛同者が現れない最大の理由は、言っていることが
正しい、間違っているの前に、招かれざる猫自身が嫌われているってことだ。
だから、これだけレスつけているのに、何を言っても同意してもらえない、人間的
に欠陥があるんだろうね。

まあ、ばれたから、もうカキコできないと、そういう状況作りの伏線だろ。
興味がなくなるまでとかさ、ホント言い訳ばっかりだよな。
今回も、いつものパターンの、逃げ道作りでしょ。

248招かれざる猫:02/05/01 14:24
やっぱ、平日の昼間はさすがに皆真面目に仕事をしてるわけか。
>>246
約束だから、さわりだけ教えよう。3通りというのはこれまでにも言った通り、
改革路線が進む場合、現状のペースでズルズル行く場合、積極財政路線に転換する
場合のことだ。最初のケースのhardest crashを書こうと思ったが、これは関連法規
の一時的保留まで含むのでやっぱりちょっと気が引ける。守秘義務にも引っ掛かるかも
知れない。よって、それよりは少しマイルドなケースについて書く(それでもかなり厳しい
やつ)。改革路線が進むとデフレ化はさらに進行し、公的資金は注入することになるだろう。
だが、オレの銀行は辞退する。絶対に入れさせない。そのための根回しはできている。
公的資金を注入された他のメガバンクを救済合併する形を取る。我が行が税金の世話になる
わけではないので、経営の自主権は当然確保し、お役人のちょっかいは受けつけない。
後は、米銀がアメリカでやっているのとさほど変わり無いことをするだけだ。リスクに
応じた金利設定、採算の悪い貸出しの引き上げ、様々な金融商品の投入、消費者金融への
参入、証券・保険も含めた総合金融サービスの展開など矢継ぎ早に繰り出す。
2年半―3年くらいで一応の完成。
じゃあな。
249招かれざる猫:02/05/01 14:27
>>247
楽しませてもらって有難う、と正直に言え。
250金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 14:35
>>249
文が長くて、言い訳がましく、まわりくどいんだよ。
楽しませる気があるなら、要点を絞り、明快かつ簡潔に書いてくれよ。
ビジネスマンなら、まずは正確な、目的を述べられると思うんだけどねー。
251金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 14:42
終了。
252dell:02/05/01 17:35
>>229
>サプライ・サイドを変革することは二つの意味を持つ。まず、第1に、効率化により生き残り組の収益が
拡大してゆくことだ。この点は致命的に重要だ。これにより、ステークホールダーの分け前が増え、消費や
投資の経路を通じて経済に良い循環をもたらす。

ここにサプライサイダーの誤りが象徴的に出ていますね。
失業や所得減少は総需要を低下させます。
従って、生き残り組の企業収益も圧迫され、生き残る企業の数もドンドン減っていきます。
総需要が低迷する中で、勝者なき闘いが空しく繰り広げられる事になるでしょう。

ロールプレイだからそんな事まで真面目に考えていないよ、と言われればそれまでですが・・・。
ついでにもう一つ。

>だが、80年代の苦しむアメリカを現実に見たものとして、安易な財政赤字拡大や
マネタリー・オペレーションで苦しむことなく難局を乗り越えられるというデマには釘を刺しておきたくなる。

インフレとデフレの区別ついてますよね?
80年代のアメリカはインフレ経済からの脱却が大きなテーマでした。
デフレから脱却しようという現在の日本とインフレ経済からの脱却が大きなテーマだった80年代のアメリカを同列に論じるのは無理があります。
(しいて比べるなら)30年代のアメリカと比べないと。(w
それから、論証抜きに財政赤字拡大やマネタリー・オペレーションの有効性を否定するのも無理がありますね。(w
この両者を共に否定するという事は、マクロ経済政策、マクロ経済学を否定しているに等しいですからね。



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            |  ゝノ               
           __|_______|_   ■■■■■■■■
           |iiiiiiiiiiiiiiiii|  ■■■■■■■■■
           |iiiiiiiiiiiiiiiii| ■■■■√ === │
           |iiiiiiiiiiiiiiiii|■■■■√ 彡    ミ │
           |iiiiiiiiiiiiiiii|■■■√   ━    ━ \
           |iiiiiiiiiiiiiiii|■■■  ∵   (●  ●) ∴│  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           |iiiiiiiiiiiiiiii|■■■    丿■■■(  │< ポアするぞポアするぞ
           |iiiiiiiiiiiiiiii|■■■     ■ 3 ■  │  |  徹底的にポアするぞ
           |iiiiiiiiiiiiiiii|■■■■   ■■ ■■ ■   \_________
           |iiiiiiiiiiiiiiiiii■■■■■■■■■■■■__
           \iiiiiiiiiiiiiii■■■■■■■■■■■■iiヽ
             \iiiiiiiiiiiii■■■■■■■■■■■iiiiiii|
              |iiiiiiiiiiiiiiiii■■■■■■■■■■iiiiiiiii|
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>>248
>改革路線が進むとデフレ化はさらに進行し、公的資金は注入することになるだろう。
>だが、オレの銀行は辞退する。絶対に入れさせない。

「構造改革」で将棋倒し的に倒産が進み、不良債権が増大し、「エリート」氏
の銀行も債務超過に陥ってしまったら「オレの銀行は辞退する」なんて言って
はいられないのではないでしょうか?
255226:02/05/01 20:08
>>229
>経済原則に従えば貸し剥がしを行って然るべきところを、貸し剥がししないということは、経済原則を無視している
>ということ。なぜ無視するかというと、それが社会の要請(当局経由のことが多い)だから。

銀行による貸し剥がしの実施が当局の要請により抑えられている事と、
公的資金の注入を受けた銀行の平均的所得が高水準に留まっている事は、
経済原則からの逸脱という点から見れば、確かに互いに同等であると言えるかもしれません。
しかしながら、互いに同等である事が、必ずしも前者が後者を容認する理由になり得るとは限りません。

国民の税金である公的資金を銀行に注入した目的は、銀行の倒産や、貸し剥がしの様な行為によって、
日本経済全体が不安定化するのを防止する為だと思います。

それは決して銀行員の高給維持とリストラ防止が目的ではありません。

従って、公的資金の注入を受けた銀行は、まず第一に、給与引き下げやリストラを徹底的に実施して、
自らの努力で経営再建を図るべきであり、公的資金を注入した目的に反する貸し剥がしは、
それらの後回しにすべき、最後の選択肢だと思います。

故に、貸し剥がしを実施しない事は、公的資金の注入を受けた銀行の平均的所得が
高水準に留まっている事を正当化する理由には、全くなり得ないと思います。
256dell:02/05/01 20:25
そもそも新生銀行が行っている「貸し剥し」は、瑕疵担保特約という本来の経済原則に反する「特約」に基づいて行われているわけで、
こんなものを基準に銀行融資を論ずるのはナンセンスでしょう。
257今スレ1:02/05/01 20:43
>>247
本当の意味で事情に精通した猫の語る言葉の凄みが
私には伝わってきてますよ。ワショーイしなくても熟読する
だけで満足だけど、私は。それだけじゃ賛同者には
入らないか?
258金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 21:43
>>248 money枯らざる猫
オメェ〜!アドミに席おいてるなんて、言っちゃっていいの?
オラァしらねぇ〜からな!!
我が高は、入れさせないなんて 言っちゃっていいの?
資本市場部にいって、探しチャオ!!
>222
259金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 21:51
>>248
なんだよ 結局素人でも予測している&知ってる様な事しか書けないのか。
でもわが行は周りが公的資金注入になっても辞退すると言ったな。
そしてメガバンクを救済合併すると言ったな。
はっきりと意味のある回答をしたのはこれがはじめてじゃないか?
まあ覚えておこう。
260金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 22:16
>>248
あー やっぱ駄目だ。東京三菱銀行によるみずほの救済合併計画とか
みずほ3分割解体案とか結局ニュースWEBに乗ってる程度の情報だった。

しかし話す話題がえらくタイミングいいこと(w
もっと違う事言ってたら信用に値したんだけどな。
にゃーが信頼されてるのは一歩先の情報をときたま漏らすからだよ。
261金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 22:21
あまり気にしなくてもいいことだけど、
オールドカンパニーの新社長就任インタビューなどを
みると、結構T大卒が多い。

もう、社会的には影響がなくなった企業でも、
彼が新卒だったころは基幹産業だったんだろう。

さて、銀行はどうだ、といわれれば、「構造不況業種」で
あることは否定できない。

しかし、その一方で、日本の個人の金融資産は、まだまだ増え続ける。
そういう意味で、広く証券まで含めた金融機関については、
期待できる部分も、残っている。
262金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 22:23
証券会社からも金が大量に流出していますが・・
263招き猫:02/05/01 22:35
>>243

ぷっ、ばらしたろか?


264招き猫:02/05/01 22:47
>>240
自己弁護しすぎだろ?
@まず、一番は総量規制で法律としては制定されてはいなかったが、慣習としてほうの枠外で
通貨の裏付けをしていた「土地本位制」を崩壊させた。
A日本のように明治に近代文明を接ぎ木した国は法制度っていったて、全然欧米とは異なる仕組み
で成り立っているんだ。太閤検地以来の日本の土地評価システムというものを、認識できていなかった。
B通貨の裏付けをいきなり廃止すれば、通貨が為替のフロート上で不安定に動くということを全く
理解しようとしていない。だから、1990年以降PPPが170円→131円までもの上昇
ドルベースいえば20%もの大変なデフレを「良い物価下落」なんてばかげたこと
言って、放置しておくんだ。


言い訳するのもいい加減にしろ!!




265金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 22:54
>>260

もうちょっと、深く考えてごらん?

266招き猫(ノラ):02/05/01 23:16
招かれざる猫へ
君は不安でいっぱいじゃないのか?どんなロープレしてるかわからんが君の周りの「優秀な人間」
とのディベートが本当に完全なもので、君が心安らかならばこんな所に必死に
なって、書き込んだりしない。書き込まざるを得ないほどに、心が不安定なんだ。
君の立場でしか知り得ないような情報がぼろぼろこぼれ落ちていることが、解っているのか?

君は直感的に知っているだろう?
>>229
>チミの意見は突き詰めると、「少々効率悪くたって、競争力が無くたって、失業して生産性ゼロにするより
>マシだ。財政投入してそういう部分を活かせ。」と言う事だ。これは究極的には社会主義だ。必ず滅亡する。
>本当は、その方向でも戦略的に上手にやればうまく行くのだが、ここでは取りあえず構造改革派の反論を示す。
と言うようなことの結果として、数多くの自殺者や破産者や家族崩壊が起こっていることを。
その責任が背負えないようなら、今の職場を離れた方がいいぞ。

構造改革なんてホントは不必要な物だ。この国の潜在成長力はまだまだ残っていた。
資産デフレは購買力平価から見れば、物価デフレの意味なんだ。
ドルベースの頭をもて。ドルで日本経済を構築し直して見ろ。

2000万円のマンション含み損だって?
これから、不動産価格が上昇するのかどうかは君が一番良く知っているだろう?
言って置くが、PPPが再修正して130→170円というめどが立たない限り
資産デフレは止まらないぞ。
267招き猫(ノラ):02/05/01 23:32
俺は、大阪の町ではホームレスを何人も見る。大勢見る。
ひどいもんだ。人間の生活じゃねぇ。
今日もくいもんやの裏口で店のゴミ袋を破って残飯をあさっていた。
これが日本の現実だ。大阪の町は大変だ。
この間も、夫婦でマラソンしていた50代の女性が集団でホームレスにレイプされた
ご主人は、殴られて気を失っていた。
何が構造改革だ。
人の暮らしが出来ない人間を大量に作り出しておいて。俺は許せないね。

こんな社会を作ったのは誰なんだ。


268金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 23:41
>>267
あんた ボランティア やれよ!!
あんたの方が直情的な文章になってるヨ!
大阪人ののりとちゃいますがなぁ〜!!!
269dell:02/05/01 23:42
>>267
同意。
そうした事態を憂慮して、私もスレ立てた事がありますよ。
http://www.ichigobbs.net/economy/#1
この2chにも同名のスレがあります。こちらは既にPART3になり、私の序文も消えていますが・・・。
270スヌーピー:02/05/01 23:56
招かざる猫さん、戻ってきていたんですね。招かざる猫さんがくると、
このスレッドも盛り上がっていいです。やっぱり、何だかんだいっても、
あなたがこないと、つまらないです。ところで、前も聞いたのですが、
いまいち納得できる回答がなかったんで、もう一回質問させてください。
248:招かざる猫さんの話の中でも、公的資金注入がでてくるんですが、
なぜ、銀行が自分で勝手に公募増資とかしないんですか?公的資金注入
の場合、@「個人のお金→税金→銀行の資本金」という風に、お金が流れて
いくわけだけれど、公募増資の場合、A「個人(投資家)のお金→銀行の資本金」
となるわけで、Aの場合は、個人投資家が自分の意志でリスクをとって投資
したお金だから、@の場合のような、「公的なんちゃら」という議論もしない
ですむし、Aのほうが、関係者みんながはっぴーだと思うんですが。
なんか、このへんの規制ってあるんですか?

 あと、個人的な感想ですが、招かざる猫さんの日本経済話は、大筋
正論だと僕(27歳、男)も思います。一方で、僕は某メガバンクの株もって
るんですが、株主の立場として言うと、エリートである前に利益を上げる
バンカーであってください、という感じです。なんで下記のことを、
わかっているのに今すぐ始めない、というか数年前から始めないんですか?
やっぱり規制があるんですか?それか、組織的しがらみでできない、という
感じでしょうか。個人的には、そういった戦略を実行できるトップ(アングロ
サクソン可)を外部からヘッドハントしてきて、ガンガン、株価アップ、
配当アップして欲しいです。戦略立てる場合、それを実行する組織も
一緒に考えていると思うんですが、その辺りは、どうなっているんですか?
招かざる猫さんよりの回答をお願いしたいです。(僕が基本的なところを
しらないために変な質問をしているかもしれませんが、その場合、できれば
その基本的なところも教えていただけたら、と思います。)明日の昼休みに
でも回答してもらえることを期待しています。

>「米銀がアメリカでやっているのとさほど変わり無いことをするだけだ。リスクに
応じた金利設定、採算の悪い貸出しの引き上げ、様々な金融商品の投入、消費者金融への
参入、証券・保険も含めた総合金融サービスの展開など矢継ぎ早に繰り出す。
2年半―3年くらいで一応の完成。」
>>267
同意。
ただし、今問題となることは、そのような歪んだ社会をいかにして変革して
いくかとの方法、手段の問題。
「エリート銀行員」氏も「偽悪的」挑発であったのかもしれないが、以前、
現在の「弱肉強食」「富める者がますます富、貧しき者がますます貧しくな
る」社会を変えられるものなら変えてみろ、みたいなことを言っていたと思
う(彼らは彼らなりにそうした「社会」の保持、維持のための手段、装置を
築きあげつつある。例えば、マスコミ操作、愚民化、自分は「勝ち組」に残
れるのだという幻想、富裕師弟を対象としたエリート教育、民意が反映され
づらい小選挙区制の導入等々)。
272招き猫(ノラ):02/05/02 00:05
>>268
俺がか?
俺が俺の立場でボランティアするなら、いくばしかの寄付を出して仕事にせいを出し、
一人でも雇用を確保することの方が重要だと考えている。
それと、ボランティアをバカにしたらいかんのと違うのか?
俺は、マネジメントもしつつ、ボランティア組織も運営するという化けもん
みたいなパワーを持つおっさんを知ってはいるが、非常に優秀だ。
おまけに、まめだ。感心する。人間には適材適所がある。
この不況期に会社を興し継続出来るだけのマネジメントが出来る人間は日本では少数ではないのかな?
273金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:06
>>265
何を深く考えるんだ?もっと具体的に言え。
物事を具体的に言わない=逃げ論理の奴が多すぎる。
274招き猫(ノラ):02/05/02 00:15
>>252
dell氏の言うとおりだ。
>それから、論証抜きに財政赤字拡大やマネタリー・オペレーションの有効性を否定するのも無理がありますね。(w
>この両者を共に否定するという事は、マクロ経済政策、マクロ経済学を否定しているに等しいですからね。


275金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:17
>>273
>しかし話す話題がえらくタイミングいいこと(w
こいつが、誰で何の目的で話しているかということについてだよ。

276スヌーピー:02/05/02 00:18
267:招き猫さんへ
理想論かもしれませんが、そんなふうに1度、ホームレス
になってしまった人でも、もう一度頑張れば、自分の望むような
生活を送ることができるような社会に、変わること。それが
構造改革だと思います。ホームレスになってしまった人だって
それは、次のチャレンジを諦めてしまったからそうなってしまった
のだと思います。で日本の社会がまだまだ、再チャレンジの
できにくい社会なのだと思います。そのあたりを変えていくことが
構造改革なのだと、個人的には思っています。そして、それはたぶん
政府がなんかやってできることでは少なくて、個人個人の社会への
かかわりかたや価値観の変化も必要とされるの種類のものでは。
失業した人がいたら、政府の税金で助けるのも手だけれども、それ
よりも、地域のボランティア、NGOや寄付金、再教育で社会
復帰を応援するというような・・・。DQNといわれそうですが、
思っていることを書いてみました。
277招き猫(ノラ):02/05/02 00:26
>>276
お目出度い奴だな。
現在の失業率は5.9%だと言われてる。
これが10%になるかもしれない、っていうのが構造改革だ。
どこにホームレスが入り込む余地があるんだ?

>日本の社会がまだまだ、再チャレンジの できにくい社会なのだと思います。
その通りだ。まず、東大法学部出た官僚が、入省時の成績で、ずっと階段を上っていく
システムから、まず改革しろよ。そうしたら、構造改革を信じてやるよ。

自分たちは、安全な場所にいて、人を突き落とす。
自分だけが生き残ろうとしてるんじゃないか。こんな、ひどい話は無いぞ。


野口悠紀夫はその親玉だ。
278金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:41
> その通りだ。まず、東大法学部出た官僚が、入省時の成績で、ずっと
階段を上っていく
> システムから、まず改革しろよ。そうしたら、構造改革を信じてやる
よ。
>

これが出来るのは政治だけでしょう。銀行に怒りをぶつけてもストレス
が一時的に解消するだけで問題の解決にはならないと思いますが。
279金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:41
>日本の社会がまだまだ、再チャレンジの できにくい社会なのだと思います。
再チャレンジと言うより、日本では、そういう人たちの受け皿がないよ。
システムそのものがないよ。少し前まで終身雇用が当たり前だったからね。

起業した人が破産でもしたら、さらに浮かび上がるのは難しいよ。
身包みはがされ、履歴にも傷が付くからね。日本は、事業の再起を目指す場
合、資産を保護して、チャンスを与える社会ではないんだよ。
それに身包みはぐから、親族にまで波及してしまうんだよ。



280金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:46
>>265
気持ちの悪いスレつけるな。
いいたいことあるなら、自分ではっきり言いやがれ!!!
281金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:49
>>280
ここの銀行員に聞くんだな(笑)
282招き猫:02/05/02 00:51


せっかく、招かれざる猫氏がこれだけの熱弁ふるってくれているんだからさ。
みんな、もう少し彼の文章を良く読んでみようよ、ね。

283金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 00:53
>>279
だからそれをできるようにしようって話なんじゃないの。
事実それができない限り日本が立ち直るのは無理だろ。
284金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 01:36
>>282
彼の文章は非常に読みづらい
285金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 01:40
そしてわかりづらい
286金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 01:47
やはり、何度か指摘があるように、日常で文章に触れてないのだろう。

お年寄りなんだよ、きっと。
キータッチに慣れないから、
文章を考えるより、キー探しに気がいっちゃってんだよ。きっと。
288金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 02:24
>>284というより、文章構成が出来ていない。
読み手に分かりやすくや、改行などの、どう読んでもらうかの、文章に対する
思い入れやさしさも感じられない。

他人の文章にあれこれ言うのは失礼だが、これだけ何度も文章自体に注文が付く
のであえてレスをつける。

要点をまとめ、明快かつ端的とか簡潔に、等の指摘も受けているが改める
気配もない。文章自体も、形容詞・副詞などの修飾語をむやみに使うため
意図や思惑が入りすぎ、読み手が客観的に受け取り、読むのにはつらい。

文章でデータを取り上げても事実ではなく主観と受け取れてしまう事が多い。
意見、感想、提案などと、事実は明確に分けるだけで、誤解はかなり減るし、
伝えたいことはかなりスムーズに受け手へと投げかけられると思う。

これらは、普段文章に触れていたり、読書量があるだけでも自然と身に付く
ことが多い、ましてやエリート銀行員と名乗っていたのだから、文章に対す
るセオリーや、文章をまとめ展開する方法論があってもいいようなものだ。

文章の質を高めようとせず、文章の核となる言葉も考慮に入れず、ただ思い
つくことを漫然と並べているだけなので、相手に伝わらないのだと思う。

2ちゃんだから、ここまで言う必要は全くないが、これだけのレスを付けている
わけだし、指摘も受けているのだから、招かれざる猫氏には、一考を願う。
289金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 06:03
>>272
おはようさん!
あなたは、川口大臣のおっしゃるエリート意識の方のようだ!
でもね、つかれてボロボロになる前にきずいたほうがいいよ!
またね。>268
290招かれざる猫:02/05/02 06:07
249以降をフォローする。活発なスレになり何よりだ。ただ、オレとしては出勤前と昼休みしか応えられず、
ライブで論戦できないのが残念だ。 
これだけ早起きすると、妻が身体を気遣ってくれる。有難い事だ(仕事じゃなく遊びなのに)。
お前と息子だけはどんなことがあっても幸せを味わい続けさせてやるぞ。
>>250
これがオレの文体だから仕方ない。無論、鉄壁の論文スタイルも書けるが、推敲などしているヒマはない。
思いついたままに書きなぐっているのだ。そんな書き方は失礼だ、と思うヤツは読み飛ばしてくれ。
ただ、論旨は明確なはずだけどな。曖昧さや、まわりくどさを感じるとしたら、その部分にオレが触れられたく
ないと考えている事が潜んでいるのかもな。
>>252
無制限にインフレやデフレが高進するのだろうか、というのがキーだ。そんなことはあり得ない。
ただ,ロールプレーを離れてコメントすれば、チミの言うようにfiscal policyもmonetary operationも依然として
有効性は失っていない。要は、経済の現状を正しく診断し、適切にこれらを用いる腕のある人間が当局に
いるかという問題になる。大方が同意すると思うが、例えば90年代半ばまでに、一切のカンフル注射を行うこと
もなく、断固構造改革を推進していれば、ここまでひどいことにはならなかった。簡単に言うと、中途半端に
チビチビ麻薬をやり過ぎたのだ。今や政府が動くとしても90年代の失敗が原因で様々な制約が課せられている。
政策大転換を図るには、相当の説得力とビジョンとが要求される。この要請にきちんと応えられるエコノミストや
経済学者はオレの見るところいない。それゆえ、本当はそっちが望ましいと思いつつも、舵が実際に切られる
見とおしについては悲観的にならざるを得ない(あるとしたら、ビジョンも理屈もなしに自民党の旧態が出るときだけ)。
政策転換は日本にとっての一大バクチだ。これで最終的に消費を喚起できず、古い構造まで温存するとなると
本当に日本はダメになる。日本と世界が納得するグランド・デザインを描ききるエコノミストが存在するかってことだ。
291招かれざる猫:02/05/02 06:08
>>254
それはhardest crashのパターン。可能性は否定しない。98年の危機を現場で見て、「本当に何でも起こるんだ」と
震撼した。だが、多分そこまでは行かないと思う。前に1−18通り今後の対処オプションが分かれると言ったが
(1が最も辛いパターンで18がhappiest)、オレ自身は5か6あたりで片が付くと思ってる(小泉さんがこけなければ)
また、小泉政権以上に改革至上主義である政権は、現在の政治力学上日本には生まれない。
>>255
オレ直接の言及を避けるために、また4/30付日経の川本さんの議論を借用するが、あの論考にも明示されていた
ように、リストラ計画も給与水準も既に当局の管理マターになっている(公的資金の入ったとこは)。逆に言うと勝手に行員の給与を経営者が
減らす事はできない。行政には行政なりの考え方がある。詳しくは言えないが、そんなこんながあって今の給与水準
も決まっている。こういう事態を指して、「日本社会の中の銀行」論をオレは言ってるわけ。それを止めろ、
というのは社会のシステムを壊せ、と言っているのと同じなんだ。問題は銀行員の給料だけの話しじゃない。ぜーーーんぶ
繋がるのだ。そういう俯瞰ができない庶民は重箱の隅をつつくことに終始して、大事なことから目を逸らさせられている。
>>256
瑕疵担保特約条項のものだけじゃないよ。もっと幅広く見られることだ。
292招かれざる猫:02/05/02 06:09
>>257
チミはじっくり読んでる証拠だ。反感持ちつつパーっと読むだけではオレの言っていることが一般論としてしか響かない
だろう。オレは一々質問してくる者の言葉を引用しないから、質問から先に読んで論理の筋を追わないと有り難味が半減するだろう。
>>258
おい、エリート同士でケンカしてもしゃーないだろ。やめとこうぜ。それともチミ、うちのマドギワ君かい?
それと、社内服務規定には一切反してないぜ、オレは。
>>259
一般に流布している材料のみで、論理的帰結として一般人でも言えるような言い方しかできない。
そこは分かってくれ。オレはまだ愛着あるんだ、都銀に。
>>260
オレはホンモノと信じさせることに格別の情熱は感じない。ニセモノと思ってくれてても結構。
>>261
あとでまとめてコメントする。
>>264
さすが不動産屋だけあって、そこそこ問題点は掴んでるみたいだな。だが、日銀にそんな力は
ないんだ、時々の為替政策はあっても通貨政策は存在し得なかったんだ、って論点に何も応えてないぜ。

>>266
不動産屋特有のポジション・トークをしないところは誉めてやろう。不動産市況についての見方もオレと一緒だ。
チミと大きく異なるのは、オレの方が多分社会の現実をよく分かってるって事だ。幾ら泣こうが喚こうが、現実は
ある力学に基づいて進んで行く。政治家でも官僚でも銀行経営者でもこの力学は個人では如何ともしがたい。
この「方向」を変える力を得た者は歴史に名を残すんだ。あいにく、オレはエリートではあってもそこまでの力は
ないことを自覚している。ならば、予見しうるあらゆる可能性を想定し、そこでベストと思われる意思決定を都度
行うしかない。
>>267
日本だけ見て過去と比較するから、そういうおセンチな発言が出るんだ。先進国だけ見ても日本の底辺は
アメリカよりも欧州よりもまだマシだ。日本の活力を今後も維持するには、国民の生活水準の切り下げや負担増をも
視野に入れておかねばならないのは常識だ。もはやキャッチアップ型経済は否定されたのだから、そんな
何もかもうまく行くはずがない。
293招かれざる猫:02/05/02 06:10
>>270
公募増資を禁止するような規制はないけど、公募しても誰も買わないだろうね、残念ながら。せいぜいグループ内
企業に付き合いで増資割当てを引きうけてもらうのが関の山だ。そこまで収益力回復の明確な絵が描けているわけ
ではないから。
「収益回復のやり方が分かっているのならなぜすぐ始めない?」こういう株主の反応は当然だと思う。
7−8年前なら今の日産がやっているようなリバイバル・プランをほとんどの都銀が組めたと思う。
だが、もはやtoo lateだ。官民共同で立て直すしか道はない。
実は、このスレでオレが言っていることは一貫している。「日本人はどういう社会を目指すのですか。」これだけだ。
ここをはっきり言わずに、構造改革もクソもないんだ、本当は。構造改革派は「景気がもっと悪くなりますよ」
と脅すだけでは不充分だ。「日本の社会が日本の社会じゃなくなりますよ」と言う事も明確に言わなきゃいけない。
それでも良い、自己責任で、常に激しい競争に曝され、勝つヤツは圧倒的に勝つ社会が良いんだ、と輿論が言えば
そうすれば良い。オレなんかむしろそういう社会の方が住み易いのかも知れない。
で、質問へのレスに戻ると、7−8年前には銀行首脳陣は、今みたいに日本の社会構造が揺らいだり、金融システム
がボロボロになってしまうことを1ミリも考えなかったってことだ。大蔵省と日銀の言う事だけ聞いてりゃ良いと思ってた。
こりゃマジでやばいわ、となった時は遅かったと。 でも本当は遅くない。我々30-40代で必ず立て直す。

>>271
日本は世界一良い国だと外国に行く度につくづく思う。グローバリズムに伍してゆきながらも、この良さを維持できる
方向に引っ張って行く指導者が出てくれば、幕末の志士を凌ぐ国士としてオレは賞賛したい。アングロ・サクソン型
の社会に変えて行くのも、それなりに成功するだろうが、その後に残る国はもはや「日本」ではない。
>>276
チミの理想論は大事にしたい。NGOなどの活動は欧米でも本格化し始めたのは比較的最近のことで、
さしあたり、日本はこれらにキャッチアップしてゆく動きだろう。市場原理や政府の枠組から離れた
組織というのは極めて21世紀的だとオレは個人的には思ってる。様々な困難は当然出てくるだろう。
それを乗り越え飛躍するには(どういう組織でも共通することだけど)、有能なリーダーが必要なんだろうね。
>>288
既に250に回答済み。 

早めに起きて良かった。たくさんあったな。メシ食って、出勤するぞ。
294招き猫:02/05/02 08:21
招かれざる猫氏へ

俺は、今日は忙しい。大きい一発決済契約もあるし、優良顧客もやってくる。
ペイオフ解禁でどうやら不動産が動き始めたからな。
ただし、言っておく。
現実を知らないのはお前だ。大阪の町のひどさが解ってない。
農村部とは異なる大都会で、貨幣社会からはじき出された人間がどんなことになるのか
想像してみろ。永田町周辺ばかりみているから、そんなことが言えるんだ。
何より、国民に通貨政策の重要さを伝えずに、構造改革のみにとらわれていることが
狂っているとしか言いようがない。通貨政策をコントロールするだめには一時的な
痛み、インフレを我慢することなんだ。通貨供給量が増えれば、ほうって置いても必ず
円安になる。通貨も需給バランスが必ず働く。1990年の総量規制を無理矢理行わな
ければインフレが起きたんだ。そして、円安になった。

ホームレスと餓死と治安悪化を国民に押しつけるくらいなら、インフレの方がましだ
と言うことを伝えていないからだ。

何故、世界からこれほど「インフレ」誘導を言われているのかもっと考えろ。

295招き猫:02/05/02 08:29
それから、お前が絶対導入不能だと言っている、「金融資産課税」に関しても
どう通すのか、という戦略が不在なんだ。貨幣へ逃げるという問題へも、通貨
供給量を格段に増やすという行為と二本立てにして、3年の時限立法にすればいい。

貨幣偏愛のバカは別として、インフレになれば目減りすることに気がついて、株か
不動産か、ともかく投資行為に走る。また、3年後に100:95くらいでデノミ
を行うと宣言すれば、通貨で持っても同じと解る。一部の奴だけが、外貨に流れる
がそれだって、捕捉するのは簡単だろ?
実装が困難だから、直ちに排除するのではなくて、だからこそ国民に10年後の悲惨さを
はっきりと明示して、これが必要なんだと訴えるんだ。
だめだと考える前に、どうすれば可能かと考えろ。


お前達は問題解決能力が低すぎる

はっきり何度も言う。
構造改革を言う前に、お前らが構造改革される側に立つべきだ。

296招き猫:02/05/02 08:31

この10年の日本経済の失敗をが自分たちに在ることを認めるんだ。

悪あがきはやめろ。

297金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 08:56
招き猫さんに同意
298金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 11:06
招かざる猫を見て確信したよ。
こんなのが日本のエリート銀行員なら日本は駄目。このままズルズル逝くだろう。
具体的な経営戦略を考える力がまったく無い。
日本の国力低下、グローバル化がますます進むその先には淘汰された邦銀しか思い浮かばん。
299金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 11:59
>例えば90年代半ばまでに、一切のカンフル注射を行うこともなく、
>断固構造改革を推進していれば、ここまでひどいことにはならなかった。

気が付くのが遅いよね。
どうして90年代始めに諸外先進国が小さな政府化、財政健全化をうちだしていたのか
日本は理解できなかった。(日本)社会のシステムを壊す事になる。だから何もしなかった。

では今はどうだ?これも同じく日本は不良債権処理の重要性に気が付いていない。
なんとかなるだろう、と思っている。だがこれは違うだろう。
これから先の10年後を考えた時、招かざる猫の様な無能はリストラし
多くの邦銀も整理する必要があるのだ。だがまた既存社会を壊す事になるのでしない。

そして10年後にまた言うのだ。
構造改革を断固遂行し、行き詰まった社会のシステムをあの時壊しておけば
「ここまでひどいことにはならなかった」と。
300金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 12:03
ボケ猫の招かれざる猫さんよ。
読みやすく、分かりやすく書いて欲しいと、言われているんですよ。
>無論、鉄壁の論文スタイルも書けるが、推敲などしているヒマはない。

こんなとぼけたこと言ってないで、最低でも改行くらい出来るでしょ。
開き直ってないで、自分の考えを、文章表現として適切に伝えられないという
ことを素直に受け入れて、伝えられるようにしなよ。

論文スタイルも書けるなら、短い実用的文章を早く正確に書けるはずだよ。
思いついたまま書くなんて、子供が絵日記書いているのと同じレベルだろ。
何を伝えたいのかくらい、考えられないのか?

あなたは、プライドが高いだけだよ。
ここでもそうだが、イエスマンしか相手に出来ないようだ。
ダラダラ、レスをつけるなら煽りや厨房と変わらないよ。
301金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 12:25
299禿同。何か経済板でリキ入れて頑張ってみても、暴れても、結局はそう
なるよーなイヤンな予感。島国ゆえの国民性かのう、やれやれ。

ホスト国としての責務もあるし、まぁWサッカーが無事終了するまでは、
脳髄までシビレル程のPKOモルヒネ、政府も効かせておると思うけど・・

(個人的なあれだが、わしは日本が平和なのは、サッカー迄だと思ってる。)
302招かれざる猫:02/05/02 12:54
噛んで砕いて10歳の子にも分かるような書き方をしてきたが、
勘違いしているバカが多いので、一方的に主張の核心のみ再提示して、
この場を後にすることにする。
チミらはホーントにバカだね。何度も言ってるじゃないか。チミらが
幾ら騒いでも、地団太踏んでもシステムは崩れないって。銀行もだいぶ
痛手を被るしリストラを進めるのは間違いなかろう。だが、リストラ
されるのはオレじゃないんだよ。オレはする方なの。相手の主張を
良く読んでからカキコした方が良いな。日本の銀行を全部潰すのでない
限り、オレは平気だ(全部潰したら潰したで他の高給の職へ移るだけだが)。
で、全部潰すはずがないことは歴然としている。
チミらが塗炭の苦しみを味わっている時にもオレは悠然とさせてもらうよ。
バカに阿っても仕方ないので本音で行く事にした。
それと、招き猫氏へ。デフレで苦しむのは限られた人だよ。インフレへの
国民的コンセンサスなんてできるわけないじゃないか。小金持ちの老人が
全てを決める国で。チミが非現実的な妄言を吐いても別に誰も損も得も
しないから別に構わんが。
良い息抜きになった。有難う。


303招かれざる猫:02/05/02 13:07
本当はオレ、ヒッキ−のデブヲタでした。
これまでの全部ネタだよ。
304金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 13:15
招かれざる猫の苦悩を告白するスレでしたが
号泣のようです!
305金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 13:27
303がネタダロ
306金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 13:34
エリート銀行員=招かれざる猫は2回さよならして2回戻ってきた。
果たして3度目はどうか!
>>302
>一方的に主張の核心のみ再提示して、この場を後にすることにする。
>、、、、、、、
>チミらが塗炭の苦しみを味わっている時にもオレは悠然とさせてもらうよ。
こんな一行で済むだけの主張のためにこれまで長々、レス付けていたのか?
「エリート」氏の主張が「役所とつるんで、自分らはこれまで通り、高給を
維持しますよ、そのように画策していますよ」に集約されるのかとの問いは
これまでも何度か「エリート」氏に投げかけられていたのだが、、、、その
時にYESと返答していれば、「噛んで砕いて10歳の子にも分かるような書き
方」を長々してこなくとも、 「勘違いしているバカ」にも直ぐに理解できた
のに、、、ご苦労さまでした。
308金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 14:22
最近若い人の間で人気があると聞いたので、今日始めて
この2ちゃんと称する掲示板に来てみました。
一体何ですか?この下品で不健全な内容は。
他人の誹謗中傷ばかりで卑屈で歪んだ性格の人間ばかり。
何よりもひどいのはその不健全さ。
見るに耐えない絵文字や下品な言葉。
穢れのない清らかな子供達がこんな不道徳な掲示板をみて
悪質な犯罪者になったらあなたたちはどう責任をとるのですか?
いい加減にして下さい。
こんな掲示板1日も早く禁止処分にしてひろゆきを牢獄にいれる
べきです。わかりましたか。
>>308
>こんな掲示板1日も早く禁止処分にしてひろゆきを牢獄にいれる
>べきです。わかりましたか。
今日はじめて来たにしては、「ひろゆき」のことばが自然にでているね。
310金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 14:38
招かざる猫の最後の捨て台詞が初期のエリート銀行員の口調に逆戻りしている!!
311金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 14:56
銀行どころか日本が潰れます。体力の無いエリートは死ぬでしょう。老人もね。
カワイソウニ
312新生銀行:02/05/02 15:04
313金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 16:08
>>302
自分で歴史は大きな力学が働いてるって言ったじゃん。
だから今後世間から挙げられるのはあんたみたいな奴だよ思うよ。
君はエリートと言ってもかつての旗本みたいなもんだ。

明治維新後はただの浪人さ。エリート銀行員なんて言っても
家柄は起業経営陣出身じゃないし大株主でもないだろ?
一番勘違いしてる地位じゃないのか?
314金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 16:11
>>308
不健全なのは招かざる猫。
現実にこういう不道徳な奴は存在すると言う事さ。
2chの存在はそれを世間に示すだけ。2chが在っても無くても招かざる猫のような
不健全、不道徳の悪人は現実に存在しつづける。
315金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 16:44
>>314
招かれざる猫さんが不健全で不道徳?
おいらには正直で好い人に思えたけど…。
316金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 16:53
そうですか。
317招き猫:02/05/02 17:23
忙しいので、一言

・みんな、招かれざる猫を「銀行員」だと思っているのか?



318ケチケチ精神:02/05/02 17:27
どのくらいの痛みが来るか解らないから
出来るだけ、生活を切り詰めて
質素倹約しなければならない
319招き猫:02/05/02 17:28
二言目、招かれざる猫氏へ

おい、俺のネタパックって、スレ立てしてるのは、すぐばれるぞ。
あのな、お前の部下達、おべんちょうは出来たかも知れないが、問題解決能力
の低い部下達と俺は違うんだ。ホントに野口悠紀夫そっくりだ、すぐ人のアイ
デアぱくるんだから・・
お前には、プライドというものが無いのか?
320金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 17:29
>>317
えつ、銀行員じゃないんですか。
でも、金融の現場には居る人なんですよねぇ、お役人様とかですか。
321金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 17:42
ま、商売人としての無能を自分で告白したんだ、招かれざる猫氏は。

こういっている。

>実は、このスレでオレが言っていることは一貫している。「日本人はどういう社会を目指すのですか。」

商売にとって一番重要なことは他人が何を考えているかを突き止めることだ。
日本の銀行が日本人がどういう社会を目指すのか理解出来ないのならば、それは

「私は自分の商売に必要な最大の情報について入手する方法を知りませんから商売できません。」
と叫んでいるようなものだ。

政府の対策しだいでの銀行としての方策があると自慢したところでそんなのは新入社員が仕事を覚えたと自慢するようなものに過ぎない。
株をやっている人が株価が高いときに売る方法を覚えたという初歩中の初歩に過ぎない。

先に答えとくが、この問題「日本人はどういう社会を目指すのですか。」にお前は答えられるのか?と聞かれれば私は出来ない。
だが私はそういう情報を必要する仕事はしていないので知る必要もない。
だからあなたの予測や方法論が適切なのかはわからないが

あなたが自分が無能でそれを自分で知っていることはわかった。


322金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 18:04
>>321
ふーむ、そう読まれましたか。
私には、大きな政策に携わってる方の、政策的決定を前にした謙虚さや畏れの吐露
のように感じられましたよ。
323321:02/05/02 18:16
>322
個人的に謙虚や畏れをもつのは人間としてはむしろ美徳でしょう。
私はそれが悪いとは言っていません。
ただ、その政策決定に必要な資質を自分で持っていないといっているので
能力がない、つまり無能と言っているだけです。
無能だから謙虚であり恐れを抱いていることを批判するつもりはありません。

しかし、恐れを抱いたから出来なかったことが出来るようになるわけでもありません。

例えば、コンピューター技術者が
「私はこのコンピューターがどう動作するか本当はわかっていないのかもしれません。」
なんていったら、あなたはその人にコンピューターの修理を頼みますか?
わしは、マネかれざる氏が、単に自分の出世、将来の生活設計、家
族の幸せに大きな変更を余儀なくされそうな事態になっているのを
前にして、動揺し、「偽悪的」振る舞いでストレスを発散している
んだと思うぞ(マンションの含み損2000マンっていうのも結構
ショックだと思うぞ)。
325322:02/05/02 20:10
>>323
確かに、コンピュータの修理を、そのような危ないエンジニアに任せる事は
出来ません。
コンピュータの修理には客観的に正しい修理方法があるからです。
でも、構造改革路線か、財政拡大路線か、その間にある無限のグラデーション
のどれを採用するかというような政策的決定では、少なくとも無学な私には、
神ならざる人間が客観的に正しい方法を選択出来るとは思えないのです。
如何なる政策を選択するかは、最終的には価値判断の問題になると思うのです。
また、仮に客観的に正しい政策選択が可能だとしても、その政策の為、人生を
破壊されてしまう人々が生起してしまうのは、他の選択肢に比し相対的に少ないに
せよ、避け得ないことだと思います。
そういった人々に思いを寄せた時、政策策定者の心の叫びとして、招かれざる猫さん
が悲鳴を上げてるよう、私には読めてしまったのです。
でもまぁ、招かれざる猫さん本人じゃなきゃ解らないことですね。
326dell:02/05/02 21:59
招かざる猫氏は一日一回必ず出没するようなので、今回も問題提起を一つ。

>>290
>例えば90年代半ばまでに、一切のカンフル注射を行うこと
 もなく、断固構造改革を推進していれば、ここまでひどいことにはならなかった。簡単に言うと、中途半端に
 チビチビ麻薬をやり過ぎたのだ。

この場合の「構造改革」とは具体的にどんな政策のことでしょう?
もし小泉=橋本=フーバー流の政策の事だとしたら、結果も同様だったのでは?
それこそ資産デフレと実体経済のスパイラル的悪化で日本経済は壊滅していますよ。(w
アメリカだって、株価が1/10になった挙句ルーズベルトの財政出動+金融緩和のポリシーミックスでやっとデフレを止めたのであって、神様がデフレを止めたわけじゃない。(w
ついでに、本格的な景気回復には戦争が必要になってしまった事も忘れてはいけないでしょう。(w

327226:02/05/02 23:06
>>291
いつも丁寧なレス有難うございます。もう来ないとの事ですが、気が向いたらレスお願いします。

>リストラ計画も給与水準も既に当局の管理マターになっている(公的資金の入ったとこは)。逆に言うと勝手に行員の給与を経営者が
>減らす事はできない。行政には行政なりの考え方がある。詳しくは言えないが、そんなこんながあって今の給与水準
>も決まっている。

私の様な庶民の予想を遥かに上回る形で、公的資金の注入を受けた銀行の実質的な国有化は進行しているようですね。
そうすると、公的資金の注入を受けた銀行の平均的所得が高水準を維持している事が正当化できるか否かは、
行政当局がどのような基準で銀行の給与水準を決定しているかによると思います。
その基準が明確に示されない限り、銀行に対する庶民の疑念は、やはり払拭できないと思います。

>こういう事態を指して、「日本社会の中の銀行」論をオレは言ってるわけ。それを止めろ、
>というのは社会のシステムを壊せ、と言っているのと同じなんだ。

銀行員の平均的所得水準が引き下げられても、日本の社会システムに重大な支障をきたすとは思えません。
要するにこの場合、招かれざる猫さんの言う「日本社会のシステム」とは、端的には「政官業の癒着」を指すのでしょうか?
平たく言えば、公的資金の注入を受けた銀行は、行政=官僚に対しては、
「天下りを受け入れるから、給与水準は高く設定してください」
と進言し、政治=自民党に対しては、
「政治献金たくさん納めますので、行政当局が給与水準を高く設定することを容認してください」
と進言しているということでしょうか?
そうであるなら、行政当局が銀行の給与水準の決定権を握っているというのはうわべだけの話であり、
銀行の実質的な責任は依然として免れ得ないと思います。
もし、行政当局の絶対的な指示であるかの如く見せかけて高給を維持しているとしたら、
その様な銀行の姑息とも言えるやり方に対する世間の不信感は、むしろ更に増大してしまうのではないでしょうか。

行政当局が銀行の給与水準を高く設定している正当な理由が何も見当たらないとしたら、
この様に考えたくなるのですが、如何でしょうか?
328金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 23:26
>309 バレバレすね。
329金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 00:50
>>327
>平たく言えば、公的資金の注入を受けた銀行は、行政=官僚に対しては、
>「天下りを受け入れるから、給与水準は高く設定してください

そうしていただくと、天下っていただいた時に沢山の役員給与と賞与と退職金を
お約束出来なくなります。なにとぞ、よろしくお願いします。

・・・と言う事じゃ無いですか?

>>329
そうしていただくと(誤) → そうしていただかないと(正)

かな?
331エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 08:25
やはり捨て台詞でこの場を去るのは無責任だ。きちんと本当の主張を伝えて
サヨナラすることにしよう。 ハンドルネームも元に戻す。 コソコソする必要ない。
まず幾つかの質問、反論に応えておく。
>>261に回答していなかった。T大卒の位置付けについてだ。これは>>313への
回答にもなる。オレのエリート論にも繋がるのだが、やっぱりT大卒に象徴される
「お勉強のできるヤツ」がいつの世も社会をリードしているという現実を見据え
なければならない。良い、悪いではない。それが現実だということだ。太平洋戦争
では、その種の軍エリートに引っ張られて国民はヒドイ目にあった。90年代の失政も
似たようなものだといえるだろう。当たり前のことをまず認め、愚民でなく賢い庶民
にならなければダメだ。当たり前のこととは何か。学力と社会や組織の運営能力
には高い相関性があるということだ。管理屋の仕事だけではない。外銀の最前線
の凌ぎを削るオペレーションでもT大卒と三流卒のどっちを採るかは歴然としている。
プライドの高さに起因する使いにくさとか弊害は副次的なものだ。
例えばの話し、戦時中でも90年代でも三流大卒の現状把握能力に欠ける人間に
任せたらうまく言ったか、聞くまでもない。日本はT大卒というブランドに憎悪というか
ルサンチマンが存在するが、諸外国どこを見ても例外なく学力の高いものが高い地位
と責任とを有している。これから時代が好転しようが、さらに悪化しようが、そのことは
不変だ。そこを誤魔化してはダメだ。

オレのことを「招かざる猫」と呼んでいる者が散見される。発言者の名前すら正確に
呼べないのだから、その主張をきちんと読み、咀嚼しているとは到底言えないだろう。
こういう国民が85%くらいいるんだ、この国は。
332エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 08:26
>>326
フーバーの政策は簡単に言えばLAISSE FAIREだ。構造を改革しようなどとはしなかった。
構造改革とは、『抱えていると害悪をなす供給力を削ぎ、そのために発生する敗者を
社会政策で受けとめ、それらを「有効な」供給力として経済に還流してやるために(主として
供給側に関係する)規制を改革してゆくこと』だ。単なる縮小均衡容認ではない。
また、チミのルーズベルト礼賛はミスリーディングな議論であり、率直に言うと間違っている。
FDR政権下では90年代の日本と全く同じように小康状態と景気の悪化を繰り返しただけ
であり、ニューディール政策も全く有効とは言えなかった。景気を良くしたのは、戦争
であり、戦争でしかなかった。あの程度の規模の財政出動では効き目はなかった。
徹底した構造改革路線か財政支出の過度の拡張(戦争のような)+その後の超インフレ
でしか、(循環型ではない)構造変化による経済の停滞を抜け出す道はない、という認識が重要。
構造改革路線ではデフレがスパイラル化し、日本が滅ぶというトンデモ理論にも終止符を
打っておきたい。ケインズ理論出現前にデフレに陥った経済は幾つもあるが、スパイラル
で滅んだ国はひとつもない。

>>327
行政側の考えとして、一般論でも次のようなことは言えるだろう。
(1)ムチばかりでは人を動かせない。銀行側の協力がなければスムーズな行政はできない。
(2)賃金が市場原理のみで速やかに伸縮するものではないことを理解している。
今、日本で年収一千万円以下の人間で、関連諸法規を正確に理解し、あらゆる銀行実務
に精通し、官僚に対して具体的な提言をできる人材がいるか?いるはずがない。
と言うことは、それが行える者のスキルは一千五百万円なら安いということでもある(置き換えができないわけだから)。
無論、彼ら財務官僚は自分達の方が銀行員よりも上だと考えているから、生涯賃金ベース
では、絶対に自分たちが下回らないようなスキームを考えていることだろう。
グリーンスパンFRB議長の年収は13万ドルだそうだ(3年くらい前に)。MBAホールダーで入行数年目の投資銀行
の社員と変わらない。勿論、彼が清貧に甘んじているのみ、というわけはない。
彼クラスなら民間に行けばすぐに軽く年収一千万ドルを越える。日本と違い官民を繋ぐ回転ドアが整備されて
いる。今、銀行が災難を被っている時期ではあるが、行う業務内容などからしてその希少性
は不変なのだとも言える。
愚衆の嫉妬に身を任せ、銀行員の賃金一律30%カット、とか極端なことをやっても良い。
行員は大混乱するだろうが、時間が経てばまた元の賃金水準か、それを遥かに上回るところ
に戻ってゆくだろう。そういう人的資源は限られているからだ。そのような混乱を作り出す
ことが決して得策ではないことは、長年行政に携わった者には自明だということだろう。
別の面から見ると、官僚はFREE, FAIR, GLOBALのスローガンは、ある程度は尊重せざるを
得ないと考えてはいるが、業界に対するグリップを離すつもりはない、ということでもある。
333エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 08:27
オレはこのスレで何を訴えかけようとしてきたのか。
サプライサイド路線で日本が滅ぶようなことはないと言った(但し、日本の社会は大きく変わると)。
財政・金融政策は依然として有効だが、その使い方は極めて難しい局面に追い込まれており、
ビジョンの示せる真に有能な指導者でないと政策大転換は無理だろう、とも言った。
アフォマスコミに煽られて水に落ちたイヌ(自称エリートの銀行員群)を叩いても意味がない、
高度なスキルや学識に裏付けられた判断力を必要とされる職域は間違いなく存在するので
あって、うまく行っていないという理由だけで全否定するのではクメール・ルージュと同じだ、
とも言った。そんな事に気を取られて不快な思いをするよりも、自分の足元を見つめ、自分に
近い者達を大事にし、時代がどのようになっても生きて行く逞しさを持つべきだと語った。
そして最後に、「日本人はどういう社会を目指すのですか。」と問うた。
これについては、正直に本心を晒しておくのが礼儀だろう。日本人は何かを選び取るような
能動的な民族ではない。いつも被害者だ。周りの環境変化に迫られてやむを得ず対応を
取って来た農耕民族だ。五族協和のアジア進出はそうではないぞ、などと言うかも知れないが、
それもウソだ。ぜーーんぶ成り行きでそうなっただけだ。大化の改新も明治維新も戦後の民主化
も、理念を先に指し示してそれに邁進したのではない。ぜーーんぶ成り行きでやむを得ず変わって
行ったのだ。だから、「どういう社会を目指すか」なのではなく、「好むと好まざるとに
拘わらず、環境変化が日本にアメリカ化を強いる」が正解なのだ。それを食い止められる大物は
多分出ない。民衆の危機感もないだろう。「アメリカ化?いいじゃん、自由そうで。」というバカばっかだろう。
アメリカ社会の現状の暗部をえぐる報道が日本では皆無だからだ。
で、最後にオレのメッセージ。 社会も大きく変わって行くし、人と人との関係の取り結び方まで
変わって行くだろう。だけど、皆したたかに生きていこうぜ。オレも日本を捨てて外資に行くつもりは
ないからさ。  じゃあね。
>>332
>構造改革とは、『抱えていると害悪をなす供給力を削ぎ、そのために発生する敗者を
>社会政策で受けとめ、それらを「有効な」供給力として経済に還流してやるために(主として
>供給側に関係する)規制を改革してゆくこと』だ。単なる縮小均衡容認ではない

はははっ、結局、最後まで?、新産業についての具体的なロジックは構築で
きませんでしたね。

また、米国が求めている「構造改革」とは上記のような抽象的なものではな
く、米国経済依存の日本の産業構造の変革を意味するのでは。。。この点を
抑えなければ、真の「構造改革」は見えてこない。
335金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 08:59
結局チミは抽象的なヤツだったちゅうことだ。
336dell:02/05/03 09:21
>>332
>構造改革とは、『抱えていると害悪をなす供給力を削ぎ、そのために発生する敗者を
 社会政策で受けとめ、それらを「有効な」供給力として経済に還流してやるために(主として
 供給側に関係する)規制を改革してゆくこと』だ。

デフレギャップが存在する中での(これは1990年代初頭でさえも存在していた)、「抱えていると害悪をなす供給力」とは?
デフレギャップが存在する中で、抱えていると害悪をなす供給力を有効な供給力として経済に還流してやるためには、規制緩和の他にマクロ政策(金融緩和。、財政出動)で総需要を増やす事も必要なのでは?
そうでないと「単なる縮小均衡容認」になってしまう。(w

>チミのルーズベルト礼賛は・・・
 これは誤解。読み返して頂ければわかると思いますが、私はルーズベルトがスパイラルを止めたと言っているだけで、「礼賛」など全くしていない。
 1936年の景気回復は1996年の景気回復と似たようなものだと考えており、この点ではむしろ認識が一致していると思いますよ。

>ケインズ理論出現前にデフレに陥った経済は幾つもあるが、スパイラル
 で滅んだ国はひとつもない。

そう、戦争が起こったからね。
戦争以外の手段でデフレを克服しようというのが、ケインズのモチーフだったと思いますよ。
それに、そもそも「構造改革だけ」でデフレを克服できた国があるのですか?(w
「景気を良くしたのは、戦争であり、戦争でしかなかった。あの程度の規模の財政出動では効き目はなかった。」というような状況で、「構造改革だけ」でこれを克服できると考えるのはだいぶ無理がある。(w









337金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 09:35
今のアメリカ人のご先祖は、結構ヨーロッパなんかで食い詰め、新天地に
夢を抱いて移民してきたケースが多い。かつては日本でも、多くの人達が、
遠い異国に移民したけど、アメリカと同じく、その大半は既得権益層から
大きく外れて生きていた人達だった。移民後も、初期は大変な苦労をした。

東京も、よく田舎者の集まった町と言われる。なのに何故これほど関西や
他所と比べて強いのか、発展してきたのか。アメリカも東京も、元々は
貧しい田舎者が集って出来た町。何故か? ヒルやダニの如き、殿様商売を
やっても生きてゆける不耕貪食の輩、既得権益層が殆ど居なかったから。

各民族・各地から、どんどん新しい血を受け入れ、限りなくフェアな競争に
より、繁栄してきた。新しい血を拒む、アンフェアな社会には衰退のみだ。

確かにアメリカにも光と影はあるさ。厳しい競争社会の産物さ。アポロ月
着陸の偽装工作だとか、ケネディ暗殺だってあるさ。だがな、てめぇら
みたいに利権を散々食い物にしてきた輩に、薀蓄語る資格は全くない。
338金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 09:56
金持ちにかわれるのを夢見て、纏足の痛みに耐えるとしま
ってことでいいのか?

関係ないけど、アメリカンドリーム賛歌のミュージカルも
無責任一代と芸者ガールに理解するメンタリチイだったよな。
339金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 09:57
結局チミは抽象的なヤツだったちゅうことだ。
340金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 10:03
長文なのに抽象的??
神学論争の本質理解しないエリート??

なんだか不思議な国・・・
341    :02/05/03 10:37

323 :「みずほ恐慌」に備えよ :02/05/03 10:07
しかも補修は絆創膏を貼ったようなもので、預金者らはこれからも再発に怯えな
ければならない。みずほへの不安が津々浦々に広がった。みずほは口を閉ざすが、
預金者や取引企業が口座を他行に移す「みずほ離れ」は、金融庁や日銀が慄然と
するほどの勢いで広がっている。

日石三菱などが給与振込み業務からみずほ除外を決めた。昨年秋から冬にかけて
あさひ銀行や朝日生命で起きた「逃避」よりも規模が大きいはず、と囁かれる。
 東京電力や東京ガス、NTTなど大手企業の口座引き落としが滞ったばかりか、
余波は他行にも押し寄せた。

みずほの口座を解約し、他行に口座を開こうとする顧客が、三菱東京、三井住友、
UFJなどに殺到、「下手をすると他行のシステムがパンクする」事態が憂慮さ
れている。システムリスクが、信用秩序全体を混乱に陥れるシステミックリスク
——要するに「恐慌」に変じる恐怖である。
 恐慌は同じ顔をしてやって来ない。昭和金融恐慌が大臣の失言で始まったのなら、
今度はプログラマーの些細な見落としが引き金だったかもしれない。

http://www.sentaku.co.jp/keisai/zenbun.htm
342金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 10:38
ついでにこのエリート主観的。
343金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 10:49
うん?アメリカは結果に出せない奴は首チョンパですよ。
結果も出せない日本の銀行マンなど、先が見えますね。
344 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん     :02/05/03 10:57
くびちょんぱでいいじゃないですか。わかりやすくて。
外資の日本法人も「あれ?あの人どこ行ったの?」という状況らしいよ。
結果出せなければ上司に呼ばれて、即ちょんぱ。周りには、「ちょっと外出してくる」って言い残して、そのまま・・・
出来ないメンバーを率いてきた上司も、くびちょんぱにへーきでなるよ。

アメリカなんかだと、あまりにあっさりしてて銃乱射なんて物騒なことも有るけどね。
まあ、よどみを作らないから経済が活性化するんだけどね。
345金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:14
あらためて思ったけど、T大→金融、役所の連中はガラスの玉座で口をあ
けて居眠りしているんだね・・・・。
346金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:18
あっさりかネチッコイか、好みの問題だと思うが、物騒さなら、我が日本も
アメリカと肩を並べてるぜ。少年犯罪から、ジイバアの老人ホームでの痴話
もつれ殺人、親殺し・子殺し、昨今話題沸騰の、看護オバチャン達の保険金
親族殺し、職場イジメetc.. 閉塞社会・ネチネチ村パワー炸裂♪(以下略)。
347金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:28
つーかよ、よどみたい奴は、隠してた裏金で、どこかの土地でも大規模に
買い上げて、ムネオビレッジでも作れや。そしてそこで延々、既得権益
ゴッコでもやって、愛人と馬囲って、日々楽しく遊んでいてもらいたい。
348金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:30
>>331
>こういう国民が85%くらいいるんだ、この国は。

そりゃおまえだろ。
ちなみにおれは招き猫ではないからな。
349金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:34
何も悪気も能力もございません。
護送船団に乗っていただけです。
350金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 11:58
同じ殺人でも、全く見ず知らずの相手不意に狙う無差別から、怨恨等に
より、確実に相手を特定して殺すやつ、そして、全く犯罪を犯す気は
なかったのに、不注意等で、ウッカリ殺してしまうやつ等、色々あるが、
「未必の故意」だったかな? そういうのもあったと思う。

確か、積極的に殺そうとは思わないが、十分死ぬことも予見出来る立場に
ありながら、死んでも構わないと放置とかするやつ。ドキュソ母親とか、
子供虐待放置して、餓死とかさせて、よく捕まってると思うが、間違って
たらスマヌ。これら全部ひっくるめ、引き起こした結果は同じ「殺人」よ。

悪気はない、乗ってただけ、だからさほどの罪はないと、多くの既得権益を
食い物にし、サラリーに見合った仕事を全然してこなかった連中は思い込み
たいのだろうけど・・ ま、ここは、誰も責任をとらない、追求したとこで
責任の所在が、永遠全くもってハッキリしない不思議の国ですからね(略)。
351金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 12:02
護送船団の船長は我々を見捨てたりしません
きっと
352金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 12:17
見捨てないって行為が、みずぽと東京三菱、UFJと三井住友を合体させて
救済・延命するって戦略ですかい。どーなっとるんぢゃ、この国♪♪
353金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 12:21
>>352
沈みそうな船同士がお互いの浮力を当てにして繋がって耐えようとしてるだけ。
実際は全部撃沈なので浮力などない。

あと俺が沈んだらお前も一緒に沈むぜ!
助けないとみんな沈んじゃうよーって公的資金引き出す為の脅し。
354リップルウッド:02/05/03 12:21
まとめてくれれば我々の仕事がやりやすくなる・・・・
355金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 12:22
ところで船長ってダー-レ?
356ばとるふぃ〜ば〜J1:02/05/03 12:27
>>352
合体ロボは、今ははやらねーっての。
小さい上体でやられたら、でっかくなるってやつだろ。
五レンジ〜あ〜じゃね〜んだからよ。
357100分の2、85%:02/05/03 13:43
>>335
結局この人は、自分自身に問いかけて、自分で納得しているだけっすね。
まとめも自画自賛で終わってしまいました。

このスレ内で他人と、うまくいかないという現状のとおり、自分のした発言しか
触れていないですね。それが抽象的になる一因でしょうね。彼の文章内には、常
に彼しか存在しないようです。

まあ、文章内容も、彼の思考の結果と言うより、どこかから引っ張ってきたのを集
めただけ、それはそれでかまわないですが、自分の言葉に変換して語らないため
ただ並べているだけに終わり、整合性が取れず、抽象的になるのしょうね。

ある程度、コミュニケーションをとろうと、建設的意見を問いかけた者もいました
が、それも実らず終わってしまいました。

結局、彼は他人の意見は聞きたくなかったようです。
358エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 14:12
>>336
dell氏との論戦には一応の決着をつけておいたほうが良かろう。
「抱えていると害悪をなす供給力」とは何か、との質問だ。例えば
土建業界に500万人の雇用があると。過去散々言い尽くされたように
箱モノ路線、道路だ橋だダムだというのはもう行き渡っていると言える。
こんな業界でこれだけの雇用を支えるべきではないし、もう現実に
支え切れなくなってきている。この余剰人員が「抱えていると害をなす
供給力」なのだ。利用価値の少ない箱モノを財政赤字に乗っかって
ドカドカ作ってゆくだけだ。維持費は確実に食う無駄でしかない。
それでも、高度成長期のように、十分な乗数効果が期待でき、それが
呼び水となって自律的な成長に結びつけば良い。が、そうは行かない。
カンフル注射の効果が終わればまた経済は落ち込む。ケインズ自身が
言ってるじゃないか。フィスカル・ポリシーは短期の刺激、レバレッジ
としては役に立つが長期的、構造的な問題には適さないと。
チミの意見を聞いていると財政支出で効果がなければ、効果が出るまで
無制限に赤字を出せば良い、と言っているように聞こえるが、それで
間違いないか。それで本当に将来弊害はないと信じているの?
循環型のデフレじゃないから、ケインズ政策が効かないんだってとこが
重要だよ。勿論、財政・金融政策を上手に使えればさらに効果は高まる
が、やはり構造を変革することを常に主眼においておくことが第一義。
そこを無視して従来型の注射を何度繰り返しても90年代の再現にしか
ならない。

359( ´∀‘)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄):02/05/03 14:13
( ´∀‘)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)
360エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 14:17
>>357
建設的意見又は反論をオレに投げかけてみなさい。即座に答えるから。
チミのような意見をこのスレで散見するのだが、どうも言いたいことが
分からない。オレは逃げてるつもりも、わざと無視しているつもりも
全く無い。「結局、他人の意見は聞きたくなかったようです。」bなどとは
全然思っていない。オレを納得させる論には素直にそう言うよ。
さあ、どうぞ!
361エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 14:30
358の続き
常に人工的に需要を作り出せるお気楽な状況が続けば良いが、そうは行かない。
だとすれば、不要になった供給を無くし、有効な供給に作り変えていかなきゃ
しょうがない。需要だって、要らない/貯めたいと言っている者に無理矢理金を使わせる
ことはできない。使う気にさせるような供給を生み出し、使う気にさせるような世の中
の仕組みに組替えてゆく必要がある。イノベーションや規制改革の効果が思ったほど
出なければ、結果としては縮小均衡になるかも知れない。それは相応の痛みを伴うものだ。
でも、不自然・不健康に水ぶくれした均衡を保つよりは良い。要らない供給力があると
健康なものまで不健康になってしまう(例:建設業界負け組みの赤字入札)
362スヌーピー:02/05/03 14:54
 ここのスレッド面白いです。エリート銀行員さん、招き猫さん、
dellさん、その他、の方のそれぞれの意見がそれぞれの日常の中で、
みんな正しいのかな、と読んでて思うようになりました。
 株主、債権者、労働者、経営者、そして消費者のそれぞれの立場で、
企業統治に関して利害や正解が一致しないのと同様に、日本経済、日本社会
や経済政策に関しても、どの立場から発言するのか、によって何が
正しいかは変わってくるのでは。日本経済、日本社会と一言に
いっても、ステークホルダーが複雑に入り組みすぎていて、大部分
の人が納得するようなコメントをするのはなかなか難しいと思う。

 例えば、超素朴にって、物価の上昇になれば企業の実質債務負担は減る
ので、企業部門は有利だけれども、家計は資産が実質目減りしていく
わけだから不利。だけれども、企業と家計は労働市場や金融市場を
通じてつながっているので、企業、家計を含めたマクロでは物価上昇が
良いのか悪いのかは、ケースバイケースでわからないのでは。物価の下落
の場合も単純に逆に考えて同様の結論という・・・。(で、結局は、
企業ならばその提供するサービスや製品のトータルの競争力、家計ならば
その提供する労働力の品質が、さらに長期的に言えば、その競争力や品質
の源となる研究開発や教育システムが、最終的には、物価水準に関わらず
重要なのでは、というのが僕の立場なんですが、まぁ、これも僕の単純化
された小さな世界の中での結論なので、・・・。)

 というわけで、「日本人はどういう社会を目指すのですか。」ですが、
と日本人を主語として問うても実り有る回答をだすのはむずかしい。
一人一人がそれぞれの立場から、自分の能力をフルに発揮して、各人
が個別・多様に人生を充実、楽しんでいくしかないと思うのです。個人的
に回答すれば、そういった個別的で多様な才能、人生のあり方を許容・
奨励するような方向へ社会が向かっていけばいい、ということでしょうか。
それってアメリカ化かもしれませんが。

 個人的には、経済的な部分ではエリート銀行員さんのロールプレイする
ところの立場とほとんど同じような考えをもちながら読んでいました。
(エリートに関する部分はあんまり同意できる部分が少なかったですが。)
その中で時々発言して、チミと呼ばれたり、おめでたい奴と呼ばれたりしま
したが、なかなか楽しめました。ありがとうございました。みなさん、よい
GWを!
363金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 15:01
戦艦大和みたいだな。
364dell:02/05/03 15:39
>>358
>箱モノ路線、道路だ橋だダムだというのはもう行き渡っていると言える。

 これはあなたらしくないステレオタイプだ。世の常識の誤りをそのまま無批判に受け入れている。(w
 日本の社会資本整備が遅れており、故に道路や橋やダムの建設が行われているのはご存知でしょう?
 もちろん、作るべき場所に道路を作らず、作る必要のない場所に道路を作ってしまったりしているのは事実で、この点システムを改良すべきというなら賛成ですが、社会資本整備の必要性まで否定するのはマスコミ世論に毒された暴論でしょう。

>循環型のデフレじゃないから、ケインズ政策が効かないんだってとこが重要だよ。
 
 逆でしょう?
 循環型のデフレじゃないから、ケインズ政策(財政出動)が必要なわけで、循環型のデフレなら金融緩和だけで事足りる。(w
 そもそも現在の不況の原因は、地価を無理矢理抑制したために資産デフレと実体経済のスパイラル的悪化に陥った事によるものだという認識が重要。(w
 このスパイラルを止めずに、本格的な経済成長は不可能だ。(w

>勿論、財政・金融政策を上手に使えればさらに効果は高まる

 わかっているなら、それを主張すべきでしょう。








>>361
オレも「構造改革」は必要であると考えるが、ただし、それは中期的な展望
に立って進めるべきものであって、これまで、DELL氏が再三指摘してい
ると思うのであるが、今の日本のデフレ経済状況下において消費マインド、
投資マインド、起業マインドが冷え込んだ状況のなかでの性急な「構造改革」
推進は、「痛み」だけが生まれ、なんら「快方」への見通し、新しい市場、
需要の拡大の見通しが立つものではなのではないか?(郵政民営化でなんの
景気回復が期待できるのか?一体これで誰が喜ぶのか?)

また、「エリート」氏は、この十年間、麻薬的に財政出動を行ってきたにも
係わらず、なんの効果もなかった言うが、実際には財政出動によって景気の
明るさが見え来たところで、実に「タイミング」良く橋龍の9兆円負担増、
速水のゼロ金利解除政策が進められ、せっかくの景気回復の腰が折られしま
ったということが事実ではないのか?「エリート」氏もどこかで述べていた
と思うが財政出動がなんら景気に効果がなかったということはないのではな
いか?。

確かに、「構造改革」は絶対に必要であると思う(確かに橋やら、ダムやら
いつまでも作っている訳にはいかない)、しかし、本格的な「構造改革」は、
日本経済が一定の体力を回復したところで、様々のセーフティネットで安全
を確保しながら消費マインド、投資マインド、起業マインドを目配りしなが
ら進めなければ、総需要が増えつつ、産業の構造転換、新しい産業、新しい
ビジネスは円滑に生まれてくるとの状況にはならないのではないか?。
366エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 15:41
>>362
チミは若いのにバランスのとれた柔軟な考え方ができるね。良いことだ。
ただ、インフレとデフレを等価に置いて、重要なのは物価水準ではなく。。。。。
と言ったところは過誤がある。まず、どちらも極度に進むものは害悪で是正
しなければならない。これは説明を要しないだろう。次に5%以内の比較的マイルド
なヤツなら、インフレでもデフレでも良いのか、というとインフレの場合は放置しても
弊害は大きくないが、デフレはまずい。今マイナス1−2%でも大問題になっている。
金利はゼロ以下にはできないから、インフレよりもデフレは止めにくい。経済の中で
発展のドライビング・フォースになるのは言うまでも無く企業部門だが、ここの生産意欲
が無くなって行く、信用収縮が進む、失業が増える。

次にチミの語る「日本の目指すべき社会像」は理想的だし、アメリカの良い面はそういう
ところにあると言えるだろう。ただ、別の面から見ると「自分の能力をフルに発揮し」て
競争した結果、敗れる者が出てくる。皆が皆(例えば)医者になりたいと思ってもそうは
ならない。ある一定比率で牛を殺す人もいるし、ネジ回すだけの単純労働もいるし、キツイ
仕事もいる。職業選択の自由があると言いながら、あるルールや力学に基づいて
冷酷に職業の割り当てが振り分けられてゆく。どんな仕事だって充実できる、楽しめる、
職業に貴賎はない、というのは言うまでも無くまやかしだ。そんな中で人生の充実を
どこに求めるか。これは経済の範疇じゃないけどね、もはや。

オレのエリート論にチミの穢れなき思考で批判を加えて見てくれ。

>>365の続き
「エリート」氏の言われる一般論、アメリカの80年代、90年代はこうで
あったとの話は良く理解できるのだが、今、問われているのは、このデフレ
状況にある日本の経済状況において、景気回復のためにはどのような施策が
必要であり、実際そのような施策が今の日本経済の中でどうように作用し、
どのような結果をもたらすかとの、確かな見通しを示すことが必要であると
思う。「エリート」氏の「構造改革」推進論には、そのような見通しはなく、
消去法的に財政出動はもう限界である、金融政策も限界である、インフレ政
策は金持ちが許さないであろう等々を挙げ、残ったものとして「構造改革」
があるから、これしかないとの主張にしか聞こえないのであるが、、、、、

また、「エリート」氏は、これまでデフレスパイラルで滅びた国はない、と
いうが、アダム・スミスの18世紀中葉からケインズが現れる20世紀初頭
までは、資本主義的生産が本格化して以来、10年毎に過剰生産を起因とす
る恐慌が勃発し、それに付随して戦争が度重なったのではないか?「エリー
ト」氏の触れられていた第2次世界大戦は、1930年代デフレ恐慌の集大
成ではなかったのか?、、、、デフレで国は滅びなかったかもしれないが、
数千万以上の人間が死んだのではないか?

、、、以上、実は自分は、経済素人の技術者ですので、上述の内容に誤解、
無理解その他ありましたなら、専門の「エリート」氏には、誠に失礼のこと
と、お詫びしたいと考えますが、「エリート」氏の議論にもうひとつ納得が
いかず、失礼を省みず、まとめてみました。


368スヌーピー:02/05/03 15:44
 おー、エリート銀行員さんが戻ってきているではないか!
GWは、チミ(←僕もそう呼ばれたんで、銀行員さんのことも
そうよんでもよい?)はリフレッシュにどこか遊びにはいかないんですか?
 358,361は、ほぼ同意。チミ(エリート銀行員さんのことです。
怒んないでね。)の意見は一言でいって極めてリーズナブル。
(この表現も使ってみたかった。真似してすみません。リーズナブルは
安い、お手ごろ、というニュアンスもあるけれど、ここでは筋が通っている、
の誉め言葉の意味で。)
 では。みんなの意見がまた盛り上がっていることを期待して、ちょっと
外出していきます。
369dell:02/05/03 15:52
>>361
根本的に、需要をどうやって創出するのですか?
需要と供給のミスマッチの解消だけで需給ギャップが埋まるようなお気楽な状況ではないでしょう。
そもそも、「要らない/貯めたいと言っている者」が1991年頃から急に増えたのは何故?
その辺の事情をちゃんと直視してますか?

>結果としては縮小均衡になるかも知れない。
 
それは大変だ。それでは、年金も社会保障のシステムも全て壊れてしまう。終わりだね。(w


370金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 16:02
>>361
不要な供給を無くし有効な供給に変える必要性がある事、そのための手段が技術革新と
規制改革である事は了解しました。
この改革の過程を少しでも円滑かつ弊害の少ないものにするため、銀行は具体的に
どのような行動を採るべきだとお考えでしょうか?
さしつかえない範囲で、総論でなく各論のお話を具体的にして頂けないでしょうか。
371  :02/05/03 16:02
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。
銀行員のガキは苛めてよし。

372エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 16:09
>>364
日本の社会資本が十分だとまでは言うつもりない。従って公共工事をゼロ
にしろと極端なことを言っているのではない。明らかにこれまでのペース
よりは減らすべき時代に入ったということ。今の雇用者数と設備を維持する
ことは不可能だ。慢性的な財政赤字拡大を覚悟しない限りは。
そして、それはもはや不要になった供給力を温存する行為に他ならない。
建設業界は単なる例で、需要にマッチしない供給力はゴマンとある。これら
を変えていかなければならない。
チミは資産デフレと実態経済がスパイラル的に悪化したという。バブルさえ
なければこんなに経済は悪くならなかった、財政出動を続けていれば問題は
解決する、と言っているように聞こえる。
バブルが大きな問題であったことは疑う余地がないが、今次の経済の不調は
もっと事態が深刻だ。バブルさえなければ、というほど単純ではない。
最近特に中国の台頭で顕著になっているが、冷戦後のメガ・コンペティション
とグローバル化の進展で常にデフレ圧力が存在する。少子高齢化は90年代を
通じて段々とその不気味さを増してきている。高度成長を通じてほぼ日本国民
は充足の状態にある。日本の医療、年金、財政など各種制度は崩壊寸前にある。
1ドル=360円時代のような圧倒的な為替メリットは雲散霧消した。
たまたまバブルの崩壊と重なったが、日本に重くのしかかる問題(消費増加の
阻害要因)はバブルとは無関係のところにもこれだけ存在している。やっぱり
財政出動で乗り切るのは無理だ。
次の表現で同意できる?
構造を変革せずして日本の将来はない。これは断行する必要がある。ただし、
それを実行すると大きな痛みを伴うので、激変緩和措置としてFISCAL POLICY
を取る。ただし、それも従来の産業構造をそのまま温存するようなやり方では
なく、構造転換に資する使い方とする。
これで合意できたら、オレと同じだ。
373金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 16:12
スヌーピー氏、読みやすいぞ、でも外出なのか、そうでなければ通訳キボンヌ
374エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 16:23
>>367
経済の専門家と称する連中も技術者のアナタよりも何か特別な情報を
持っているわけではない。政府が発表する数字だけで判断材料としては
十分だ。372に示した通り、オレは構造改革を根幹に据えながらも、
できれば財政・金融政策も使って激変緩和を行った方が良いと思う。
ただ、前者は700兆円の累積、後者は金利ゼロ%で、もう生かす余地が
本当に限られてしまってるってことを言ってるんです。ちょびちょび
やるんじゃ意味ないから、公共投資も気合い入れて、やる分野を
良く考えてドンと行かなきゃならんでしょうね。
375金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 16:24
結局チミもインフレ政策で解決ちゅうことや。
376招き猫:02/05/03 16:42
みーんな、暗いぞ!
今日みたいに天気の良いゴールデンウィークは、外の空気を吸って上手い物を
食って、鋭気を養わんといかんのじゃないか?
俺はドライブ+バラ園散策+上にぎりというコースで休日を楽しんできたぞ。

ま、ネットが楽しいのは仕方がないかもしれないが、ちょっとは金を使えよ!
377エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 16:47
>>371
おう、久しぶり。元気してたか?
ゴールデンウイークはどうするんだ?ウチの妻の手料理でも食うか?
378dell:02/05/03 16:47
>>372
>構造を変革せずして日本の将来はない。これは断行する必要がある。ただし、
 それを実行すると大きな痛みを伴うので、激変緩和措置としてFISCAL POLICY
 を取る。ただし、それも従来の産業構造をそのまま温存するようなやり方では
 なく、構造転換に資する使い方とする。
 これで合意できたら、オレと同じだ。

だいぶ、近付いてきましたね。
でも、少し認識が違う。
規制緩和や住宅問題の解消などを中心とする構造改革は、私も大賛成。公共事業の中身の見直しも良いでしょう。
けれども、供給削減策は、資産デフレによって需要が押し下げられ需給ギャップが非常に大きいのだから、まずこれを解消してからやらないと単に失業者を増やすだけで終わってしまうでしょう。(失業こそ最も非効率)
はっきり言えば、マクロ政策で資産デフレを止めて信用創造の機能不全を解消し経済を正常化させる事が緊急の課題でしょう。
供給削減策はその後に行うべき!
これなら、失業の受け皿もあり徒に失業者を増やす事もない。





379エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 16:53
>>370
改革のプロセスを円滑かつ弊害の少ないものにするファンクションは銀行には
ないと思う。ミクロ的にはあくまでもリストラを進め、金利を上げる、引き合わない
貸出しは引き上げるなどの収益改善策を地道にやってゆくしかない。これは円滑とは
逆行する方向。
銀行員の本音を集約すると、何でも良いからとっとと(資産)インフレにしろって
言う身もふたもない話しになっちゃうだろうね。とにかく楽になりたいから。
380エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 16:59
>>378
別にオレもサディストじゃないから、あなたの言う方法でうまく行くのなら
それに越した事はないと思う。不要な苦しみは避けるべきなのは当然だ。
だが、何兆円どのように使えば90年代の繰り返しじゃない有効なfiscal policy
ができると見てるの? 無論、あなたは政策担当者じゃないから、厳密な議論じゃ
なくても良い。大雑把な話しで良いから披露してください。オレは残念ながら
あなたの言う方法で楽観的にはなれない。
381エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 17:12
>>376
招き猫氏。上にぎりはともかく、バラ園散策はあんまり消費拡大貢献とは
言えないね〜(w。
だけど、幾つか前のレスにも書いた通り、もう日本人は相当満ち足りてる。
消費、消費っていうが毎日上にぎり食うわけにも行かない。余暇の過ごし方
も精神的に満ち足りたものを得ようとすればするほど金はかからないものだ。
老齢者人口が増えていることも手伝って、消費を拡大均衡に持ってゆくことに
絶望的にならざるを得ないこともある。経済ってのはやっぱり気だと思う。
若々しく、溌剌に、前向きに、となるには人口が増加傾向にならないとね。
そうして見ると先進国の中でもアメリカってことになるのか。
382金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 17:15
山田
383金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 17:21
エリート銀行員さん、憎まれ役から善人モードにキャラ変換中ですか。
384dell:02/05/03 17:23
>>380
まず、大規模な金融緩和を行う。具体的には、月額3−5兆円国債買い切りオペをやる。
効果不十分なら増額する。
資産課税を大幅に軽減ないし撤廃する。
住宅政策として、都市部での容積率の緩和とともに住宅取得に対し補助金を出す(例えば、一世帯一軒まで住宅取得費用の50%を補助する)。
もちろん、これらの費用は国債増発による。
その他に、日銀によるETFやREITの買いオペも検討してよいかもしれない。


385金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 17:24
結局チミはインフレ政策で解決てことになるのか、やれやれ。
386エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 17:27
>>365
これはdell氏との議論と完全に重なるが、オレも90年代の財政出動が全く何の意味
もなかったとまでは思っていない。あの支えがなかったら数度にわたるミニ景気
回復もなかった。ただ、それが「ミニ」に終わり、何ら構造的な停滞からは脱却
できていないことを問題視している。単に消費税上げのアナウンスや保険料の問題
だけではないのではないか。バブル崩壊の大事件で見えなくなっているが、色々な
構造変化が押し寄せてきていて、それらが今一気に日本経済を傷めつけているので
はないか。今起きていることは、120年に一度のことなのではないか。そういう視点だ。
もしオレが正しいのだとしたら、財政出動だけではこの国を救うことはできないんじゃないか。
387エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 17:47
>>384
ものすごく大胆な住宅政策だな。
市価の半額で買えるなら、新規購入者は勿論のこと、オレみたいに含み損を
抱えている連中も今の住宅を売り払ってこのスキームに乗るだろう(不動産価値
が半分以下になってなければ必ず得をする)。でもこれやるのに財源が20―40兆円
必要だな。期限を切らずにやるのかい? 
388226:02/05/03 17:49
>>332
>(1)ムチばかりでは人を動かせない。銀行側の協力がなければスムーズな行政はできない。

これは行政が公的資金を注入した銀行の給与「水準」を決定する「基準」の説明になってませんから、
銀行の給与水準が高い事の正当な理由にはなり得ません。誰だって、たくさんお金を貰った方がいいに決まってます。

>(2)賃金が市場原理のみで速やかに伸縮するものではないことを理解している。

これも「基準」を示していません。

>今、日本で年収一千万円以下の人間で、関連諸法規を正確に理解し、あらゆる銀行実務
>に精通し、官僚に対して具体的な提言をできる人材がいるか?いるはずがない。
>と言うことは、それが行える者のスキルは一千五百万円なら安いということでもある(置き換えができないわけだから)。

エリートは高給貰って当然だと思います。少数のエリートにはその能力に見合う十分な報酬を与えて、
他の多くの下っ端行員の賃金を削減すれば、銀行全体としての「平均」賃金を抑制する事は十分に可能だと思います。
その上で上手く下々の人心掌握するのがエリートの務めです。

>そのような混乱を作り出す
>ことが決して得策ではないことは、長年行政に携わった者には自明だということだろう。

賃金カットによる混乱は銀行内部だけの話で、金融システム全体に波及するとは思えません。
行政当局や銀行上層部が本当に優秀でやる気があるなら、
金融システムに支障をきたさない銀行のリストラは十分に可能だと思います。

>業界に対するグリップを離すつもりはないということ

公的資金の注入を受けた銀行の主導権を行政当局が握っているのは自明だと思うので、
そのうえ更に高給を与えてグリップ確保する必要は無いと思います。
389dell:02/05/03 17:49
>>386
色々な構造変化が押し寄せて来たのは今に始まった事ではないでしょう。
これまで日本はそうした変化に適応しながらやってきたし、今でも適応し続けていますよ。
現に、世界一の経常黒字を続けており、輸出産業の競争力は依然強い。
最大の問題は、(政策ミスによる)大規模な資産デフレにより間接金融が機能不全をきたし、信用創造が働かなくなったことで内需が低迷してしまったことでしょう。

390226:02/05/03 17:57
エリート銀行員さんに、単刀直入にお伺いしたいと思います。

「銀行は、天下りや政治献金の形で官僚や政治家に税金還流するための中継機関として利用されている。
 その目的ないし見返りとして、公的資金の注入を受けた銀行の給与水準を、
 行政当局が高く設定する事が容認されている。」

これは事実でしょうか?
それとも事実ではありませんか?
391dell:02/05/03 18:00
>>387
期間を切らない方が良いと思っています。これは、単なる景気対策ではなく、「人の住めない資本主義」に対する処方箋であり、一種の構造改革ですから。
景気は良くなった、住むとこなくなったという80年代日本の愚を繰り返してはいけないと思うからです。

ちなみに、景気が過熱してインフレ懸念を生じた時には、消費税増税を考えるべきと思います。


392エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:07
>>388
10,000人の行員からなる銀行があったとしよう。結構な規模だ。ひとり当り
百万円年収をダウンしたとする。総額100億円のコスト・セーブだ。5百万円
カットすると500億円。確かに大きい数字だ。だけど銀行で今問題視されている
数字は一行あたり500億円の話しでは済まないくらい大きなものだよ。はっきり
言うと500億セーブしたところで焼け石に水の状況。
逆に5百万円ダウンされた時のモラルダウンたるや、大変なものになるだろう。
そういうことを行政は分かっている。そのことを「ムチばかりで人は動かせない」
と喩えた。
チミの言う給与政策も正論と言えば正論だ。しかもエリートのオレにとっては
悪い話しでもない。だけど急激にやっちゃうと、やられた方の生活は崩壊し、
尚且つ、こう主張し始めるだろう。「オレは今の銀行の低迷に対して何の責任
もない。第一、バブルの時なんかペーペーだった。悪いのは当時の経営者じゃ
ないか、あるいは当局の責任者じゃないか。そいつらの退職金を取り上げろ、
そごうの会長みたいに財産売却しろ」みたいな話しになる。責任の擦り付け合い
の泥仕合になることは明白。ただ、中長期的にはまさしくチミが指摘した通り
に変わってゆくだろう。

393金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:14
漏れがエリート銀行員に対して、納得いかないのは、「銀行はリスクを管理
する」と言う点が抜けているからだ。

リスク管理は勝負事であるし、運も大きく左右するだろう。
しかしそれが、本業だ、リスクを取り管理することで、収益を上げている。

これらのことを、景気や国の政策という観点で語り、本来銀行が取るべきリ
スクには一切触れず、リターンばかり話題にするのはおかしい。

景気や国の政策、これらは他業界もなんらかの影響を受けることには変わり
がないし、受けないと言うことはないだろう。他者からの否定スレが付くの
は、銀行が本来取るべきリスクと、景気や国の政策から受ける影響を、区別
して語らないから反発を受けるんだと思う。
394エリート淫行員:02/05/03 18:15
風俗を、株式会社にする。
日経225に組み込めば、暴騰する。
援助交際も合法にして、税金をいただく。

これで、景気回復、財政再建間違いなし。
株主には、当然、優待券。
http://www.susukino.gr.jp/sexy/pink/takugin/takugin.html
395エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:15
>>390
「税金の還流」の意味が不明。キャッシュを裏で渡してるってこと?
そうだとすると、それはあり得ないと思う。そこまで危ない橋は
役人も政治家もそして銀行側もやらない。
政治献金増額を迫るとか、天下り先を増やせとか、そういう意味での
「税金の還流」なら絶対ないとは言えない。
396エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:20
>>389
その辺の問題認識は根本的に違うようだね。
バブルだけの問題なら大したことじゃない。あなたの言うとおり金をどーん
とつぎ込めば日本は回復する。でもそうじゃないと思う。過去幾多の困難を
何とか対応してきた日本と1990年代後半からの日本には断層がある。その
亀裂がどんどん深まって行くのだと思う。本当のところは5―10年後に分かることかもね。
397金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:22
チミの話は全部抽象論だにゃー
398エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:26
>>393
そういうリスクが取れる状態に早く戻りたいよ〜。というのが銀行の本音。
甘いと言われようが、こんな状態になったのはオレ達の責任だけじゃねー、
つーのが経営陣の本音。ちなみに役人や日銀の中でバブル処理の失敗の
責任を取った者はひとりもいない。ひとりも。
399エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:29
>>394
素通りしたら文句言うんだろうな。「オレも参加してるんだ!」って(w。

>>397
何に関する具体論が聞きたい?

400金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:29
エ:人間は生きるために食事をする。
厨:具体的に?
エ:健康のためには、より良い食事を取らなければならない。
厨:具体的にって言ってるだろうがゴルァ!!!
エ:より良い食事を食べたとする、そうすれば、体調は改善されるだろうし
  病気にもなりにくくなるだろう。
厨:だから、何を食うんだゴルァ!!!
エ:チミの言うことは、もっともだ、でも認識が違うようだ。
401金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:34
>>398
はあ?今でも、銀行の日常は、リスク管理の連続だろ。
何言ってるんだ?

>責任を取った者はひとりもいない。ひとりも。
なんだこれ、だから責任を取らなくていいということかよ。
誰も責任を取らないから、ズルズルと責任の所在と、発生した問題自体が
中に浮いたままになっているんじゃないのか?

402dell:02/05/03 18:35
>>396
>バブルだけの問題なら大したことじゃない。あなたの言うとおり金をどーん
 とつぎ込めば日本は回復する。

いやー、これだけでも大問題でしょう。不動産で1000兆円以上、株で300兆円以上の資産デフレですよ。
この問題だけでも解決したら、状況はかなり違ってくる事は明らかでしょう。
それに、今「不要」と思われている供給力も、私が提示したような対策で需要が大幅に増えた暁には、実は「有用」であることがわかったりするかもしれない。(爆)
403エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:39
>>391
なるほどね。インフレ対処は金利操作じゃなくって増税ってところは面白かった。
だけど率直に言うと、この住宅政策は金がどれだけかかるか分からんぐらい
大規模なものになる。さっきの20兆円という試算は、100万世帯が二千万円の
補助を受けるという計算だ。もっと多くの世帯がこのスキームに乗る事は十分
あり得る(今全部で四千万世帯くらいだったかな、確か)。このプログラム実施
のために60兆円、80兆円、100兆円の国債増発が冗談ではなくなるわけだ。
ちょっと長期金利でも上がろうものなら利払いにすら窮するから、すぐ増税が
必要になる。そうすっと、このプランってのは、強制的に多額の税金を国民から
徴収し、住宅を買わせる(買わなくても良いが、買わないヤツは税金だけ取られて
損をする)というものに他ならない。ちょっと強烈過ぎて言葉を失うが。
404金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:43
>>398
まさに、エリート君が、無視し続け、逃げ回っている話題だな。
どうせなら、もうバブル前後に対する本音も語りなよ。
405エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:45
>>401
次の質問に答えよ。チミはある都銀の頭取だ。誰もチミ以外に責任を
取る者はいない。銀行にも役所にも。
さて、チミは明日責任を取って頭取を辞任するか。yesかnoだけで良い。
真面目に答えよ。
406dell:02/05/03 18:47
>>403
そんなにすぐに増税していたのでは、それこそ景気浮揚効果が失われる。
良く読んで頂ければわかるように、大量の国債買い切りオペを同時に行い、長期金利上昇は防ぐわけですよ。
増税はインフレ対策であって、それ以前の国債暴落対策は国債買い切りオペで対処ですよ。
日本の場合、デフレギャップが大きいから、問題となるようなインフレになるには、時間がかかると思いますよ。


407金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:49
チミは日本の経済と財政が回復する有効な方法はどれと考えるんだ二イ?。

1大増税
2インフレ
3徳政令
4構造改革
5外部からの管理
6税金バラ撒き


408エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:52
>>401
これに答えてとりあえず打ち止めだ。
リスクを管理し、リスクに応じた金利を取るにはそれなりの環境が整う
必要がある。早くそうなってくれよ〜、が銀行員の本音だと言ったのだ。
例えば、この中小企業はリスクプレミアムこれだけ必要だな、と思ってる
横から政府系金融機関がど低いレートで湯水のように貸していたら
商売できますかって話しだ。

409 :02/05/03 18:53
>>405
奇麗事言うようだけどな権力を持つって事はそれ相応の責任を持つんだよ。辞任できネェ人間が頭取になるような銀行は組織として終わってんぞ。
410金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 18:56
>>405
いつも、先行きが悪くなりそうになると、そうやって質問に質問で答えてる
んだろう、質問する前に、自分がまじめに答えろよ。
411エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 18:57
>>409
一般論を聞いてるんじゃない。チミが頭取だ。
給料や退職金を当て込んで色々なローンで買っている。それでなくても
ゴルフ会員権も都内の一戸建ても含み損だらけで返済も楽じゃない。
誰も責任取らない中で、株主から責任追求されたわけでもないのに、
チミはその地位を捨て、財産も失い、差額のローンだけ抱え、妻子とは
離れ離れになる。栄華を極めただけにつらいだろう。それでもチミは
辞めるか、と聞いている。オレなら辞めるぞ。と言えるものなら言ってみ。
412エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 19:00
>>410
オレの答えははっきりしているよ。
オレが頭取なら辞めるわけないじゃないか。誰が辞める、と言えるか
見てるんだよ。尊敬してやるからそいつはコテハンにしろ。
413金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:00
>>405
辞任するしないの問題ではないだろう。
お前が、まじめになれよ。
414 :02/05/03 19:02
>>411
ン?俺が頭取だったらやめないよ。責任逃れするにきまってんじゃん。まぁそんな俺は人の上に立つ器じゃないと思ってるけどね。
エリートじゃないからね。お前だったらどうすんだ?エリートを自認してるお前は?
415金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:04
>>411
だから、それが問題だと、このスレで、何度も言われているんだよ。
その状態を改善するにはどうしたらいいんだと、君は何度も質問され
ているんだよ。

給料や退職金を当て込んでいるのは、そいつがバカなだけなんだから
理由にもならないよ。
416エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/03 19:04
>>413
あっ、いかん、この手のヤツか。
論理を追う訓練をしようね。今の論点は、「他の役所だの銀行だの
のトップが責任取らないからって、お前が逃げて良いことにはならん」
つーから、「じゃあ、チミが頭取だったらどうする?」って聞いてるんだ。
”辞任するしないの問題ではないだろう。お前が、まじめになれよ。”
このチミの発言がどれだけずれているか、よーーく味わって見よう。
417金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:05
>>392
銀行員やる気無くしてもらって結構なんじゃない?
いらないし。
418 :02/05/03 19:10
>>エリート銀行員
なんつーかあれだなお前。
お前1945年の7月の陸軍の参謀が偉そうに自分はエリートだといって鬼畜米英に気合入れない一般市民を殴るようなエリートだな。
419金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:10
>>392
>はっきり言うと500億セーブしたところで焼け石に水の状況。

この10年続けてきていれば、5000億だよ、焼け石に水とはとても思えないな。
さらに10年続ければ、1兆なんじゃねーか。
420金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:14
>>416
だからさ、そのまえによ、>>401の質問に答えろよ。
お前のその質問自体がずれているんだよ。
421金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:16
>>392
まあ少なくともメーカーには考えもつかない理屈だ。
メーカーに限らず真っ当な人間なら誰にも考えつかないだろう。
422エリート行員へ:02/05/03 19:18
なんでさ、銀行の頭取が「辞める」以外に責任とる方法はないわけ? 
給料を1年間返上して、その間に業績回復できなければ今度こそ
辞めますくらいのことは言えないの?
上の人がそのくらいの意気込み示さないと、下は働かないぜ。
良く言うジャン、自分が嫌なことは部下も嫌なの。 だから、部下に
嫌なことをやらせようと思ったら自分が一番嫌な仕事を率先して
やるしかないわけ。

だから今の頭取は腹をくくって、まず給料を半分くらい返上するの。
そーして、血しぶきを浴びる覚悟で、不良債権を処理し、リスクに
見合った金利をとり、手数料をちゃんとコストに見合うくらいまでに
引き上げて、ちゃんとまともな企業としての体を成すような状態
になるまで頑張るしかないでしょ。 

民間企業なんだから。 役人みたいにつべこべ言い訳しないで、
やるべきことを、淡々とやればいいんよ。 ナンで、くだらない
理屈にもならない理屈をこねるわけ? 何千億円も損失を出し続けて、
国民に迷惑かけて、 それで尚言い訳しかできないなんて、
まあ、それじゃ嫌われても非難されても仕方ないと素朴に思うけど。
やるだけやったあとで、矢折れ刀尽きてそれで、もうアキマヘンって
いうならともかく、とてもとてもそんな状況じゃないじゃん。
反論あるならしてみ。エリート行員さん。
423金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:25
ただタンに、金欲しい、給料減らすな。と言ってるだけじゃねーか。
出世に影響があることも嫌だと言ってるにすぎない。
本音を語るとか言うなら、自分でストレートに言えよ。
424 :02/05/03 19:27
>>392
なんつーかあれだなお前。
お前1945年7月の陸軍将校が俺たちが戦っても戦況は好転しないからと言って沖縄の集団自殺を大変だなぁ、、やばいなぁ、、、どうやったら俺生き残れるかなぁ
とか考えるようなエリートだな。
425金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:27
エリートが責任を取らないのは日本の文化。
端的な話、太平洋戦争で作戦上の失策で責任追及された将官がいたか?
他方、非エリートの責任は無過失無限責任だがな。
まあ、十年後か二十年後に極東経済裁判でも開廷されない限り、責任なんて
追求される事は無い。
日本が日本である以上、銀行幹部は責任とる必要無し。
もっとも、日本社会を根底から変えても良いと言うなら、この限りではない。
426金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:28
それで負けて腹を切らされるってやつだな。
427金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:29
>>425
良い
428金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:29
>425
大丈夫だよ、責任取れないようなエリートは日本沈没と一緒に沈むんだから。
所詮、日本のエリートに過ぎん。
ま、自称だけど。
429ふぇち:02/05/03 19:29
なんか、変わってるわよねぇ〜このスレ。
みんなマッチョで暗いのよ。
アレキシサイミアの集まり何じゃないの?
おまけに、まだ物に執着してるのよね。家を半額にするとか・・

消費が低迷してるって、一番消費を煽るのは「男と女」の関係と、あと「宗教」なんじゃないの?
まだ、>>394のアイデアが一番消費活性化しそう。
でもね、一番はガウディよ、ガウディ。それと大仏建立。
オウムはあんまりだけど、在る意味創価学会の会館建設とかは大きな最終消費でしょ。
宗教的理念に基づいて、大規模なイベントを開催させる。
浄罪、贖罪に基づく、寄付と大イベントこそ、最高の消費なのよね。
だから、カルトを取り締まるんじゃなくて、カルト推進協議会を作るのよ。

430金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:31
>>425>>427
デジャブだな、いつかどこかで見たパターンだ。
431ふぇち:02/05/03 19:32
どうして、男達が考えると戦争になるのよ〜

戦争よりは、宗教よ。
宗教的理念と彼岸の救済だわ。
432金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:32
>>426
その前に国土は焦土、非エリートはとっくに戦死してるよ。
433金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:33
非エリートと言ってもいろいろだけどな。
434 :02/05/03 19:34
>>425
お前がエリート銀行員だとしたらだな。既に不倫は日本の文化といった石田何某並みの論理展開しかできなくなってることを気づけw
笑っちまったじゃネェかwエリートも案外ネタ上手いじゃないの。

まぁそろそろこの辺でこのネタは終了かな。経済談義の方に戻した方が良いかもね。
435金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:34
ふぇち、お前なんで話題を変えようとしているんだ(w
436金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:39
>まあ、文章内容も、彼の思考の結果と言うより、どこかから引っ張ってきたのを集
>めただけ、それはそれでかまわないですが、自分の言葉に変換して語らないため
>ただ並べているだけに終わり、整合性が取れず、抽象的になるのしょうね。

その通りだな。説明したい、主張したい物が彼には無い。
持ってくる話はすべて場当たり的な引用だ。

>ある程度、コミュニケーションをとろうと、建設的意見を問いかけた者もいました
>が、それも実らず終わってしまいました。
>結局、彼は他人の意見は聞きたくなかったようです。

そして他人の意見は聞きたくない癖に他人がどこかで提唱した物を引用してくる
訳のわからない人物です。一言で言うとキチガイか。
437金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:41
ここで得た意見もどこかで自分の意見として主張してるのだろうか。
438ふぇち:02/05/03 19:43
>>435
だって〜需給ギャップを埋めるんだとか、老人が増えると消費が増えなくて
絶望的になるとか・・

おばあちゃん達にお金使って貰いたかったら、だましちゃえば良いんじゃない。
おじいちゃん達にお金使って欲しかったら、色仕掛けで落としちゃえば良いんじゃない。

439金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:45
福祉がしっかりしてれば年寄りも金使えるだろ。
けっきょく福祉の貧困の裏返しじゃないか。
440ふぇち:02/05/03 19:52
>>439
それは違うと思うなぁ〜
だって、おばあちゃん達たっくさんもってるわよ。

この間も、孤独死して死後1ヶ月放置されてたおばぁちゃん。
近所の人達が気がついて、警察立ち会いで中に入って色々調べたら
なんと8000万円もの貯金があったのよね。親族もいたけど、仲が悪くて
全く連絡とれていなかったとか。
福祉にまいたって、同じだと思うな〜
441金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 19:53
>>437

ぱくりはお得意のようだぜ。(笑)
442 :02/05/03 21:17
今は、銀行よりもマネーの虎の時代だよ(藁
443  :02/05/03 21:20
しかし、なぜ外資系の銀行がもっと日本に進出してこないのかねぇ
ふぇち〜、

スレッドストッパーになりかかってるぞ(w
445ふぇち:02/05/03 21:58
銀行員がやってくるでしょ、そのうち
ふぇちよ

つまり銀行員が、ジジババを色仕掛けで騙して、借金させて、その後貸し
はがしでもしちぇえば、良いんじゃないと言うことでいいか
447金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 22:58
>>443

いろんな規制があるからさ。
448金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/03 23:32
日経にこんなニュースがあったのですが。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020503CEEI006303.html
これって、不良債権をRCCに高値で買わせてアメさんに安値で売却。
銀行とアメさんウマーってな筋書きなのでしょうか?
449スヌーピー:02/05/04 05:18
こんにちは。
366:エリート銀行員さんへ

 「デフレの場合、企業の生産意欲がなくなって行き、信用収縮が
進み、失業が増える」のことなんですが、また、超素朴な見方なん
ですが、物価下落の場合、企業部門にとっては、実質債務が増え、
実質利子率も高くなるので、新規借入や新規投資が減る、というのは
あると思うんですが、一方で家計部門独立では実質購買力は増えて
いるので、個人消費という面ではプラス。で、企業、家計合わせたら
各種市場を通じて企業、家計で相互に影響を与えつつマクロ
全体でみれば、物価下落の影響はニュートラル、もしくはケース
バイケースでよしあしは不明となりませんか?
 さらに、物価の下落の影響を企業部門だけでもう少しみると、
実質債務負担が増えるのは確かなんですが、一方で各種の単位当
費用負担は減る(売価もその分、下落する場合もありますが)ので、
ビジネスモデルによっては、有利になる面もあるのでは。結局、
デフレで不利になるのは、企業では、債務過多で、競争力のない製品、
サービスを提供しているために売上のあがらない企業、家計では
ローンの残っている30代、40代の被雇用者、中小企業の
経営者、という感じでしょうか。
で、マクロ全体でマイナスとはいえないのでは。実際、最近
潰れている上場企業も、債務超過で、デフレでなくてもどのみち
先のなかった企業ばかりだし、逆にソニー等の優良企業はV字回復
してますもんね、この経済環境でも。
 日本経済の中心といえる、働き盛りの30代・40代、中小企業
経営者が不利益を受ける、というのは確かに、問題ですが、それって
税制、商法、破産法等でサポートすべきで、物価をコントロール
して、というのとはまた別な気がします。また、競争で一度は敗
れた企業や人に対しても、再挑戦の機会ができるように各種法律や、
教育制度を整備する、ということのほうが大切だと思います。

 さらにいうと、物価、利子率というのは政策的に恣意的に
変えられるんものなんですか、長期的に観て。銀行という
まさに現場で日々経験している人の意見をききたいです。
450スヌーピー:02/05/04 05:30
396 :エリート銀行員 さんへ

>過去幾多の困難を
>何とか対応してきた日本と1990年代後半からの日本には断層がある。その
>亀裂がどんどん深まって行くのだと思う。

 ここ、興味あります。その断層って具体的にはなんですか?
451イナゾウ:02/05/04 05:33
>しかし、なぜ外資系の銀行がもっと日本に進出してこないのかねぇ
 潰れた銀行を買った方が儲かるからさ。虎視眈々とエモノを狙ってらっしゃいます
からねえ、それも「特に大きなの」を(藁)。以下、説明。

 例えば、昨年度の都市銀行全体の「手数料や金利収入」は約12兆円に上ります。これが
いわば「一般企業の売上」に当たります。ここまではOK?。ほんで、人件費や預金金利の
支払い等のコストが全体で約7兆5千億円になります。という事は、差し引き4兆5千億円が
銀行の利益になる訳ですねえ。もう「クソボロ儲け状態」でござるよ、全く(藁)。もちろん
、これは預金金利が「小数点コンマ幾つ」とか、消費者金融事業も始めた事が背景に在ります

 ほんでも、銀行が巨額の赤字を出してるのは、それだけ不良債権が際限無く発生している
ため。ここで注意しておきたいのは、今、銀行が四苦八苦している不良債権はバブル時では
なくて、90年代後半に新たに発生したモノな訳です。これはデフレが続く限りというか、
地価が下がり続ける限り延々と発生します。だから、このスレでdell氏が主張しているよう
に、インフレ政策が絶対必要な訳ぞなもし。あ、このスレよく読めていないのでエリート銀
行員氏も同じ事を言ってたらスマソ。

 早い話、地価が下げ止まって不良債権の新たな発生が押さえられたら4兆5千億円分が
丸儲けになるのですねえ。だから外資は、またどこかが国有化になって、できれば瑕疵担保
条項なんかもオマケでついて売りに出されないかなあ、と静観しているぞなもし(藁)。
452スヌーピー:02/05/04 05:42
384:dellさんの意見に対して、
403:エリート銀行員さんに賛成。
住宅関連でなんかやるなら、住宅買った分だけ
税額控除とか減税で対応したほうがよいかな、と
直感的には思います。って、もうそういう制度って
あるんですか?あんまり税制知らないので。
 景気対策としての公共投資や補助金は、税を通じての、
所得の不公平な移転が常に付きまとうので、なるべく
減らしたほうがよいと思います。
 景気対策として減税して、その分、役人や政治化の数
を減らしていくのは賛成ですが。
453イナゾウ:02/05/04 05:56
>オレの答えははっきりしているよ。
>オレが頭取なら辞めるわけないじゃないか。誰が辞める、と言えるか
>見てるんだよ。尊敬してやるからそいつはコテハンにしろ。

 まあ、僕も「辞めない」ですねえ。っていうか、「辞める」なんて言える人は、
絶対に信用できないというか、しません(藁)。いざ欲と道連れになったら、人間
コロリと言動が一変しますから。自分も多分その節があるだろうから、とりあえず
「辞めない」と言っておく。まあ在る意味、卑怯な設問ですよ。選択肢が他に無い。

>例えば、この中小企業はリスクプレミアムこれだけ必要だな、と思ってる横から
>政府系金融機関がど低いレートで湯水のように貸していたら商売できますかって話しだ。

 それは一理ありますねえ。例えば、住宅金融公庫が廃止になるけど、やはり銀行に
とってはオイシイ話なのかしらん?。
454エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 06:16
本当にためになった。このスレを設けてくれた人に感謝する。何がためになったか?
100分の98の人達の声がどうして指導者に届かないのか、が分かったからだ。
これらの人々には指導者からのメッセージを咀嚼する能力がなく、自分達の考えの
非論理性を省みる能力もないからだ。
個別具体的な質問には全て応えているのに、答えがない、とか、構造改革によって
日本社会が根底から変質するという視点を出しても、どっかからの借り物だとチャチャ
を入れてみたりと、小学生並の反応だ。
借り物か借り物でないかよりも、そのテーゼに対して自分はどう考えるのかが重要だ。
そういうコメントがほとんどない。考えたくないのだろう、多分。 ある種のダチョウは
身に危機が迫ると土に穴を掘って首を突っ込み、危機が通りすぎるのを待つそうだ。
目に見えないことは存在しない、ゆえに見えない状態にしてしまえば良い、と言う事だ。
チミらとまるっきり一緒だよ。
借りる側と貸す側の体質改善をセットで考えないとうまく行かない、そのために行政の
全面関与が不可欠、ってことも全然通じてない。銀行側だけがリストラびしびしやって、
金利引き上げて、貸し剥がしやってたら借りる側は無茶苦茶になる。銀行の経営問題
は日本経済の問題の縮図であって、その部分だけにメスを入れれば良いのではない
という全体像が見えないんだろう。哀れだが仕方がない。
幾つかのコメントにレスをつけるとしよう。何度も言うが、番号を個別に指定すれば
オレは幾らでも答える。逃げたりしないよ。几帳面なエリートなんだ。
455エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 06:17
>>402>>406
あなたのアイデアは分かった。敢えて刺激的な言い方をすれば、官製バブルをもう1回
生み出せ、ということだね、財政使って。オレは賛成できない。規制色は強すぎるが、
招き猫氏のアイデアの方がまだしも危機感を持ち、苦しまないで先に行くなんてムシの
良い話しはない、ってことが分かっている気がした。賛成しない理由の主要点は下記。
1.莫大な金額を要するために国としてのリスクが飛躍的に増大する。ひとつ間違えば
国が破滅するほどのインパクトになる。あなたはそのリスクはコントロール可能だと言うが
責任を伴う実際の当局者はこんな実験は恐くてできないだろう。ヘタすると太平洋戦争の遂行責任者
を上回る重罪人扱いで歴史に名を残す事になる。
2.Housingが国民の大きな関心事であることは事実だが、他にも重要なことは一杯ある。
今の家で十分と思っている人も多い。あなたのプランは過度にかつ強制的にこの業界に
資源を投入させようというものだ。とても一般の理解を得られる施策ではない。
3.真に必要な構造改革を伴っていないため、あなたのプランを実施した後、経済が自律
回復に向かう筋道が見えない。90年初経済バブルははじけた。あなたのプランによって
またバブルが発生するだろう。それが今後は一切はじけないとなぜ言えるのか。ものの
値段は不当に高ければ下落するのが当然。絶対にはじけさせないためには、人工的な
資金投入を未来永劫続けなければならない。それは不可能だ。

>>407
4を中心とした施策群が必要。これに6と日銀のオペレーションを加える。結果として
2は受け入れざるを得ない。1は10年くらいのタームで導入検討する必要ある(消費税)。
3と5は最悪のパターン。多分そこまでひどくはならない。
456エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 06:19
>>415
何度も答えているが、行間が読み取れないようだから、10歳ではなく7歳の子に分かる
言い方をしてやろう。
バブルに端を発する今の銀行の惨状は、銀行の経営だけに責任があったのではない。
護送船団方式の役所の指導、社会全体がバブルに浮かれた実情、色々と説明したから
これは分かるよね?
にも拘わらず、「過去は一切関係ない。今日からルールを変える。市場原理に基づいて
びしびしやってくれ」と言うなら、理不尽だとは思うがそれでも良いよと。その代わり、市場
原理を無視したようなunfairな政府系金融とか郵貯とかそういうものも廃止して競争のため
の市場整備をしてくれと。 それから貸し剥がし批判とか絶対するな、ってこと。
こんな無茶苦茶なことしなくても、官民共同スキームで乗り切れる。 公的資金は投入に
なるが、自由主義経済の体裁も残せる、状況如何によって具体的な手法は変わってくる
ということを言った(オプション1−18)。このオプションを具体的に開示しろ、と
言っているのなら、それは守秘義務の関係から、不可能だ。
>>419
10年もかけてられないんだよ。
>>422
これも過去のレスをじっくり読めば全部回答は出ている。一番重要なポイントは、
銀行業界というのはガチガチの規制業種だったということだ。手足縛って無益な
過当競争に追い込み、死に体になっているところをある日突然、「ルール変更、
自力で頑張れ。」と言われて誰がまともに対応できるかっつー話しだ。
頭取の給与返上なんてパフォーマンス以上の意味は何もない。内部でも反発
買うだけだ(カッコつけやがって、と)。

>>
457エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 06:20
>>429以降のフェチ嬢へ。
やっと女性からの書き込みがあり、感無量。気合い入れてレスするぞ。フェミだから、オレ。
material worldから離れて精神世界に至福を求める方向はあって良いと思う。
でもそれだったら、リアルな社会とか経済とクロスオーバーさせるんじゃなく、純粋に
そっち方面に進むべきだ。アーミッシュとかユダヤのファンダメンタルズみたいに。
大仏建立で経済活性化とか、じじばばに幻想抱かせて金むしるとか、は気味が悪い。

スレからはずれるけど、せっかく女性が来たので一つ質問したい。オレは偽悪的な
物言いでここの100分の98のヤツらから本音を引き出している。あるヤツからは「オレが
頭取だったら辞めねーよ。だけどお前らはエリートを自負してるんだから辞めろ。」
という語るに落ちるコンプレックス君の本音を引き出した。彼は正直だ。
このスレのテーマのひとつは「エリートと大衆の間の深い溝と確執」だけど、あなた
への質問は、溝の右側の人間(エリート)と左側(嫉妬大衆)の人間のどちらと人生を共にしたいか、だ。
オレを含むエリート層の意識の根底には、圧倒的かつ絶対的な優越感が間違いなくある。
人間も動物だ。動物である限り、より良いDNAを後に残したいという本能が絶対にある。
ゴリラなら、ボスを叩きのめして群れから追い出せば、それを見たメスゴリラ達が陰唇を
赤く腫れあがらせてそのオスに寄り添ってくるらしい。人間はもうちょっと複雑だ。
社会での地位が決め手になる。これが動物で言う腕力の強さだ。現実に結婚前はメスが
沢山寄ってきた。
ここのDQN達の反発には、この動物的本能に根ざしたグルグル渦巻くどす黒い嫉妬を感じる。
ここまで煽ると、物凄い反発か無視かのどちらかだろうな。。。。。。。

今日は招き猫氏の提案に従って、日本の消費拡大に大貢献するぞ。妻も誕生日だしな。
458エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 06:21
>>449
「デフレは企業部門にはマイナスだが家計にはプラス」と単純に言いきれないところがある。
その中で最も深刻な影響は、企業の利益が縮減することによって当然賃金が下落し始める
と言う点。賃金を減らされた家計部門は、減らされた率とデフレ率の比較で終わらず、将来
のことを考える。「デフレで来期はもっと減るだろう」と。この予想とか期待とかで経済の
大事な部分は動いている。
また、「債務過多の企業はデフレで困るかも知れぬがそうでないところも多い」と言うのは
完全な誤り。大多数の企業が利益を上げるプロセスにおいて、資金負担を多かれ少なかれ
被るのは当然。原材料を買ってこないと、製品は作れない。製品が先にできて後から原材料
を買うという時間の逆行はない。債務「過多」だからデフレの影響を受けるんじゃなく、債務
というものを負わずに事業などできない、という企業の宿命をデフレは直撃する。

物価水準を人工的に調整できるのか、という質問だが、これはケースバイケースとしか
言えない。図星で理屈通り進んだ成功事例は過去幾つもあるし、全く成功しなかった例も多い。

>>450
オイルショックも円高不況も大変だったが、まだ成長の潜在性が残されており、相対的な企業の
体力もあった。90年代後半はITバブルで一瞬の夢はあったが、基本的には活路の見出せない
停滞。特に金融機関が受けた衝撃はあまりにも大きい。メインバンク制も崩壊、金融仲介機能も壊滅、
過去の産業界と金融界の二人三脚はもう望むべくもない状況になっている。本当のところ、
毎日正気を保つので精一杯というバンカーは多いだろう。実情を知っていればいるほど。
>>453
これから10年以内においしくなる。
459貧乏名無しさん:02/05/04 06:59
>>331

「お勉強」能力の高い者がエリート大学に進学するという関係が
成り立ったのは、戦後のごく一時期だけだろう。戦前は言うに
及ばず、現在でも、親の階層との相関の方が「知能」との相関よりも
高く出ていると思われる。(穏当な所では「イギリスと日本」森嶋通夫P.29等)

であれば、学歴と組織運営能力の相関は、一般に信じられているよりは
はるかに低いことになる。
(優秀なはずの人々が運営する政治が、デフレ放置プレイになって
しまってることからもこのことは明らかだろう。)

スキル問題についてだが、はっきり言えばあんたのスキルは(額面通りに
聞いておくと)たまたま需要>>供給という意味で希少なだけでしかない。

たとえば清掃とか接客は、本質的には高度な知的作業なのだが(ロボットで
代替できない)たまたま供給過剰なだけで低賃金なのと同じだ。自慢には
ならない。というか、希少性を自慢するあんたを見てると、子供が
「宝物」をひけらかしているのを見ているような感じがする。
460貧乏名無しさん:02/05/04 07:00
>>358
土建屋が有害な供給力とは。元建設作業員(現失業者)として聞き捨てならん
ので言っておく。それで、多くの仲間(土建関係者)が、どのような
仕事に就ければ有用な供給力になるのか? さらには、その転換はどの
程度現実的なのか?

まさか土工全員ビルゲイツを目指せ、なれない奴は死んでくれ、とか
思ってんじゃないよな?

>>361

有効需要を増やす方法は簡単だ。ため込み好きな(消費性向の低い)
お前さんが払う税金を増やして、貧乏な(消費性向の高い)俺に回せば
よい。金があったら買いたいものはいくらでもあるが、稼ぎがなければ
買えないのでね。

>>374付近

俺は本来↑のような形で有効需要を増やすべきだという論者だが、
インフレ・ターゲットに反対ではない。なぜならば、コストがほとんど
かからない割に効果が高いと見込まれるからだ。本気でありさえすれば
口先だけで効果が得られるだろう。(本気の証明としては、少なくとも、
消費者物価指数(GDPデフレーター)が数%+に達するまでは現状の金融緩和
を止めないことが必要。)

ところが、政策担当者にはインフレターゲット反対派が多いから理解に
苦しむ。
461エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 07:53
>>460
おっ。本チャンの方からの反論か。ついに日本にもインフレターゲット論を
語る単純労働者系失業者が現われたか。

何の関係もない話しだが、実はオレの親父は土方だった。酒飲みの親父は
オレがガキの頃、いつも酔っ払ってオレの頭を掻き撫でながら「勉強して
偉くなれ。オレみたいになっちゃダメだぞ。」って呟いてた。裸電球とチャブ台
だけの薄ら寒い部屋で毎晩見てたあの親父の赤ら顔が脳裏に焼き付いている。
高2の時、親父は現場事故で死んだ。「大蔵省へは入れなかったけど、あんたの
DNAは間違いなく一級品だったぜ。」と入行後、オレは親父に墓前で語りかけた。
いっいかん、カキコしながら涙が溢れてきた。
正直に吐露すると、毎日忙しく無益なことを何やってんだろう、と思う。毎晩徒労感
と疲労感に襲われる。ここでのストレス解消に救われていると言っても良い。

あっ、横道に逸れた。回答をしなければならない。これは実に重い問題だと思う。
招き猫氏には、ドイツでもアメリカでも同じだ、大阪だけが特別じゃない、とタンカを
切ったが、本当は政治の最重要課題だと思っている。
でも、この部分を守るために業界を瀕死のまま生き長らえさせることにはどうしても
同意できない。ここを温存すると、若い労働力も投入され、彼らが同じ悲劇を味わう事になる。
勿論、オレの親父みたいなおっさん連中にビル・ゲーツになれなんて言わない。
多分、有効な策としては、こうした失業者をプールし、公共目的のプログラムに
投入してゆくことだろう。失業者のまま放置するのは良くない。自然環境保護の
ための森林警備員、災害救助要員、老人介助要員、あまりアイデアは浮かばない
が、とにかく税金で雇うしかなかろう。そのためには、皆同じ日本人じゃないか、
という一体感を失うのはまずいだろう。
462金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 07:54
フェチ嬢へ。やっと女性からの書き込みがあり、感無量ってな、おめぇ、
男言葉使って、書き込んでる女が居ないとでも、思ってるんけ? わしゃ
男ぢゃないけど、アメリカの件等で、ちょと書かせてもらったけどの。
(何故ネットで、女を出さないで書き込むか、それは皆分かってると思う。)

それと、ここのDQN達の反発には、この動物的本能に根ざしたグルグル
渦巻くどす黒い嫉妬を感じるとか、今時、銀行員を羨望しとる奴なんか
いるのけ。中には、嫉妬してるのも居るかもだが、もちっと冷静になれや。
自分に反発してる奴らが、皆非エリートで、生活困窮とでも??

(嫉妬してるんぢゃなくて、邪魔なだけなの。勘違いしないでね。国家を
真に繁栄させてゆく為には、貰うサラリーに見合うだけの仕事全然して
ない、権益しがみ付き時代錯誤ヒルダニ連中が障害なっとるっていう事。)
463ふぇち:02/05/04 08:18
>>446
ここの「銀行員」は別だけど、爺さん・婆さんは騙さなくったってお金銀行にしか
入れてないじゃない。銀行が巻き上げたお金が、つまり「間接金融」じゃ、日本では
お金回せないでしょ。そんなんじゃ、全然だめじゃ〜ん。

福永法源だったけ?「法の華」とか、言う宗教団体。あれ取り締まらなきゃ良かったのよ。
だって、あのおっさん、集めた金でお寺立てたり、施設立てたりして、で、またお金集める。
たっくさん、散在してくれたじゃな〜い。あれが良いのよ〜。無駄でゴージャスな建築と
アートょ、あ あ と。これにこそお金をつぎ込むことが必要なのよ。

失敗だったのは、正直すぎるのよね。ホラが下手なのよ。
現世利益の約束しちゃうから、金突っ込んだ奴が嘘だ〜って、叫んで金返せ〜とか言うのよ。
あの世とか、生まれ変わったらという壮大な嘘が必要なのよ。その点麻原の夢はすごいわよ。
いや、でもあのオウムって、1994年に潰れて良かったというか、凄いというか
だって、あれ野放しだったら、もっと信者増えてたわよ〜

あとねぇ、爺さんには叶野姉妹よね。援助交際なんて小便くさいんじゃなくて、ゴージャス
なものが必要なのよ。
ただね、あのボディは私みたいにゴージャスだけど、知性が欠けているのよね。
ホンモノには、ボディと知性の両方が必要なのよね〜。で、これもアート。

知性と肉体を利用して追求した あ あ と なのよ。



464金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 08:19
でもね、わしゃ個人的には、あーた好きなトコもあるよ。自分をエリート
だなんて天然もいいとこだけど、この人は、実は人生の光と影を知ってる
人なのではと、薄々気が付いてた。

本当の天然エリートは、あーたみたいに物事を深く考えはしない。ここに
熱心に書き込んで、真剣にレス付けたりもしないと思う。今の銀行員
なんて、手は血まみれ、全身は人の返り血を浴びて真っ赤さ。罪は罪。

人間って悲しいね。どん底落ちる、その時まで、大半のやつは気付かない。
気付いている賢い連中も、個人の力ぢゃ、自分と家族を守るのに精一杯で、
すがり付かれても、どれだけ見殺しにせざるを得ないか、辛くて仕方ない。
465226:02/05/04 08:48
>>392
>はっきり言うと500億セーブしたところで焼け石に水の状況。

それでも自己努力をするのが健全な企業だと思います。
決して経営状態の悪い銀行の高給を正当化する理由にはなり得ません。

>>395
>政治献金増額を迫るとか、天下り先を増やせとか、そういう意味での
>「税金の還流」なら絶対ないとは言えない。

やはり、銀行の天下り受け入れと政治献金が、銀行員の高給維持の要因のひとつになっている様ですね。

素朴な疑問なんですが、普通の経営状態の悪い民間企業は、お金が無いので、従業員に高給払いたくても払えません。
ところが、銀行の場合は経営状態が悪くても、それが可能です。その資金源はどこにあるのでしょうか?
経営危機の銀行と他の民間企業との大きな違いは、公的資金が注入されるか否かという点にあると思います。
よって結局は、注入された公的資金が銀行員の高給に転化しているという事でしょうか?

それからもう一点なんですが、銀行の労働組合が強すぎて、
銀行上層部も下っ端行員の給与削減やリストラに手が出せないという事実はありますか?
466金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 09:26
>455 やはりチミも経済、財政の回復にソノ手を使うと思ってるんだね。
私と同じ考えでした。どうもありがとう。
外貨建て債権とベアファンドを仕込んどきます。

467ふぇち:02/05/04 09:27
>>457
フランスパンとチーズ、レタスにちょっと上質のハムという奥深〜い朝食とりながらだから、
ゆっくりしたお返事で、ごめんなさいね。

ご質問だけど、そうねぇ〜。あなたに興味はあるわねぇ〜。
ああ、解ったわ。知性という点で、とても、エキサイティングな匂いがするからだわ。
戦争とか、革命の時代には硝煙の匂いが、女の心をくすぐるようなものだわ〜

>どちらと人生を共にしたいか
と、言われるとどっととも共にしたくないわね〜
だってぇ〜人間って、ゴリラなんかより、チンパンジーとかボノボなんかによりDNAが
近いって言われてる。そう言う意味じゃ、一匹のボスで群れが構成されているゴリラの社
会って、進化過程ではトロイって言うか原始的な感じがするのよ。
人間の社会もそれに近いんじゃないの。一夫多才社会ってやはり発展途上国っていう感じ
だし、一夫一婦っていうのはどうも近代的ではあるけど〜、現代的じゃないわよね〜。
チンパンジーとか〜ボノボっていうのは乱婚型で、メス社会にも序列とヒエラルキーが在
るのよね。ていうより、メス社会の人気がオスの序列を決定づけるって読んだわ〜

う〜ん、でも私が憧れているのは、女帝なのよね。
卑弥呼とか〜持統とか〜斉明とか〜古代史の中には優れた女性が山のようにいるのよね。
男は聖徳太子にばっかり目がいくけど、太子を自由に振る舞わさせる、つまり政治における
権力闘争を出来る限り排除して、政治改革を断行しつつ、政権を安定させている、すご〜い
事なのよね。で、そのすごさって言う意味を政治を知らない人間は、わかんないのよね。
468エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/04 09:30
>>462>>464は多分同一人物なんだと思うが、
462でいきなり急所を蹴り上げられて、464でそれをフェラチオ
してもらったような気分だ。
女が男のフリして打つのはネカマじゃなくて何て言うの?(ネナベか?)
この女性は鋭い。エリート行員の苦悩を読み取っている。多分オレの妻に
似たタイプだと思う。B型じゃないか?

>>465
226君との議論はきちんと決着つけておく必要があるだろう。
色んな説明の切り口があるが、こんなのはどうか。
もし今、不良債権問題が存在しなかったとしたら邦銀経営は
どうなってただろう?業務純益はあれだけ上がっているわけ
だから、まあ順調と言える(米銀みたいに利益率は高くないが)。
今はバブル崩壊とデフレの進行による異常事態だということだ。
ここを抜けると正常化する。そこははっきりしている。
と言う事は、構造不況業種なんかとは違うわけだ、銀行は。
大手電機メーカーは今期決算は散々だったが、だからと言って
給料2-3割カット、などとは打ち出さない。一時的な現象だと
思っているからだ。銀行も同じ。
唯一違うのは税金が既に入っていることだろう。これは、金の
入れ方がまずかった。政府からお願いしてきたのだ、入れさせて
下さいと。あそこで有無を言わさない強制注入だったら、リストラ
の進み方も全然違っただろう。それはそれで容認できたはずだ。
我が行は、そういうスタンスで来られたら入れさせなかったと思うが。
その意味では、銀行を責める前に金融庁が誤りを認め、政策転換を
しなければならない。
あと、銀行の組合は日本で一番の御用組合と言えよう。銀行のスト
なんて聞いたことないでしょ?

birthday presentブランドもののバッグ買ってやるって言ってるのに、
家族で外食だけで良いって。ほんとできた妻だ。今夜はうんと可愛がってやろう。
469ふぇち:02/05/04 09:31
>>462
あらら、女の人もいるのね。で、どうして女の人の言葉で話さないの?
バチャール・コスプレ?それとも、ネット・オナベ?


470招き猫(ノラ):02/05/04 09:43
おはようさん。
いゃぁ、すごい人気だな、エリート銀行員さんよ。
こりゃ、おまけに女が二人と、モテモテだ。どうなってんだ!!
俺には、信じられないぜ!お前ら、こんな男のどこが良いんだ!
こいつは諸悪の根元だぞ!!
おい、エリート銀行員、さっさと、嫁と散財に行って来いよ。
俺も、今日はガキつれてやらねぇとな。昨日の上にぎりは格別だった。

つうか、日本人ってエリートとかカリスマとか正太子とか社長さんとか、
中身のない称号がすきだねぇ・・・

征夷大将軍とかって詐称するのがはやった封建制の名残か・・・
472金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 11:10
age
473金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 12:14
パート1から見てるがそろそろ「エリート銀行員とは語る価値が無い」と
多くの人間が思う様になってきてるぞ。何しに来てるんだろうコイツ。

>100分の98の人達の声がどうして指導者に届かないのか、が分かったからだ。
>これらの人々には指導者からのメッセージを咀嚼する能力がなく、自分達の考えの
>非論理性を省みる能力もないからだ。
>個別具体的な質問には全て応えているのに、答えがない、とか、構造改革によって
>日本社会が根底から変質するという視点を出しても、どっかからの借り物だとチャチャ
>を入れてみたりと、小学生並の反応だ。
>借り物か借り物でないかよりも、そのテーゼに対して自分はどう考えるのかが重要だ。
>そういうコメントがほとんどない。考えたくないのだろう、多分。 

ちょっと長い引用だけどな。非論理性、小学生並の反応、自分の意見を言わない考えない。
それははっきり言って君の事だよ。エリート銀行員くん。

もっと具体的に抜き出せば
「借り物か借り物でないかよりも、そのテーゼに対して自分はどう考えるのかが重要だ。
そういうコメントがほとんどない。」

だから相当前から君の考え、意見が見えないと皆言ってるのだよ。
考えたくないのだろう。多分。
ただ一貫してある一つの強い思念だけは確実に見える。それは

>ある種のダチョウは身に危機が迫ると土に穴を掘って首を突っ込み、危機が通りすぎるのを待つそうだ。
>目に見えないことは存在しない、ゆえに見えない状態にしてしまえば良い、と言う事だ。
>チミらとまるっきり一緒だよ。

君が邦銀の危機をダチョウの様に見なければいいと思っている事だ。
銀行と銀行員がかつてない危機に陥ってるのは明かなのに。
国が何とかしてくれるし、いばってればなんとかなる。
ホントにそう思っている。
474金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 12:32
政府や邦銀が破綻する事を示すデータは多くあり、破綻処理には「超法規的措置」になる事が
予想されるがそこで君の身は安泰なのかね?
私はこの事態になれば多くの銀行とエリート銀行員が現状の規模では生き残れないと思っている。

そういえば君は高い買い物をしたツケを心配していた様な気がするな。
475金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 13:21
>>473
漏れは十分面白いと思うぞ。
エリートのキャラクターもその時々で微妙に変化が見られて
楽しませてくれる。
>だから相当前から君の考え、意見が見えないと皆言ってるのだよ。
反発を感じることはあるが、彼の意見は十分伝わって来るYO。
476金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 13:30
>>474
そのような、データが何処にあるのですか?
また、万々が一、そのような事態に陥っても、日本の政治家に超法規的措置
を採るなんて度胸があるとは思えないのですが…。
477金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 14:15
>>468
>もし今、不良債権問題が存在しなかったとしたら邦銀経営は
>どうなってただろう?業務純益はあれだけ上がっているわけ
>だから、まあ順調と言える(米銀みたいに利益率は高くないが)。
>今はバブル崩壊とデフレの進行による異常事態だということだ。
>ここを抜けると正常化する。そこははっきりしている。
>と言う事は、構造不況業種なんかとは違うわけだ、

証券化など直接金融化の流れには全くついていっていないよね。
不良債権の問題を別にしても金利が取れていない。
中小企業にもプライムレートで貸してるようじゃ儲かるわけはない。
よって構造不況業種なのでは?
478スヌーピー:02/05/04 14:34
458:エリート銀行員さんへ

 奥さんの誕生日、おめでとうございます。二人で楽しい休日
をお過ごしください!
 ところで、>>458 なんですが、
「企業利益の縮減→賃金・給与下落→将来の期待下落→消費減」
「債務というものを負わずに事業などできない、という企業の宿命
をデフレは直撃する」も一般論としてはわかるんですが、せっかくなので、
あのあともう少し考えました。 せっかくなので、エリート銀行員さん以外
にも、DELLさん、二人の招き猫さんにも読んでもらえればな、と思います。
で、間違っているところを指摘してもらえればな、と思います。(気が小さい
のでできれば優しく指摘してください。) (次へ続く)
479スヌーピー:02/05/04 14:35
デフレを物価下落と定義して、企業側からみると、売価(S)が下落する、
仕入値(P)、賃金・給与水準(W)、各種経費(OH)も下落する、一方で、
バランスシート上の債務(L)は一定、となると思います。

 とりあえず、「債務というものを負わずに事業などできない、という
企業の宿命」を直撃するデフレは、売価(S)の下落の場合だと思うので、
それについて考えるとして、売価(S)下落の理由に、
@各種技術革新による生産性の向上によるもの
Aそもそも需要がない。需要減退によるもの
B過当競争による価格競争によるもの
が思い浮かぶんですが、

@に関しては、他社以上に生産性を向上させて利益を確保する
Aに関しては、企業側が魅力のある製品やサービスを提供することで
 需要を誘発する。そもそも需要のある製品・サービスを提供する
Bに関しては、製品・サービスに関して他社との差別化をはかり、
 価格競争から抜け出す
という感じで、売価(S)の下落に対する対策としては
企業側の努力の有無が問題なのかなと思うのです。

 で、企業努力をせずに売価(S)の下落を止められないところに関しては、
どこかの時点で資金繰りの問題や債務負担に耐えられなくなって、市場から
退場となるのは、まぁ「神の見えざる手」として仕方ないかな、と思います。
というか、そういう企業は成熟産業に多いと思うので、よく言えば、もう
役割を充分果たしたのでご苦労さんん、ゆっくり休んでください、という感じ
でしょうか。(次へ続く)
480スヌーピー:02/05/04 14:35
 一方で、製品・サービスに需要があって、他社と差別化されている企業に関
しては、特に売価(S)を下落させずに、仕入値(P)の下落や、賃金・給与水準(W)、
各種経費(OH)の下落を享受でき、結果として、債務(L)の負担は軽くなる、という・・・。

 というわけで、物価水準の下落といっても、一律に全ての企業にマイナスなの
ではなく、個別企業によって事情は違うのでは、という意見です。つまり、最終的
に重要なのは個別企業の経営努力なのではなかろうか、と。

 では、長くなって失礼しました。天気がいいので外出します。
481金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 16:00
なんだ、また誰もいないときに現れたのかよ。
相変わらず、姑息だな。

自分と意見が合わないやつがでてくると、逃げ回り続けていなくなるのは、卑怯だ
よ。それで、誰もいなくなったときに現れて、私はやっぱり正しいなんてさ、もう
そんなことやめろよ。さっさと正面から答えて、解決しちまったらどうなんだ。ま
た、振り出しに戻って、問いかけ直されるのを何度繰り返すつもりなんだよ。
482金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 16:43
>>480
横レス失礼します。dell氏でも招き猫氏でもエリート氏でもありませんが、
私はこう思いました。
「債務を抱えざるを得ない企業の宿命を直撃」という意味は、債務が
時間を置くと実質額としては増えると言うことだと思います。L=100で
インフレ率が10%だと1年後にはLの実質価値は100/110に減っています。
逆にデフレ率10%だと1年後のLの実質価値は110/100に増える事になります。
インフレとかデフレというのは一般諸物価を表す概念ですから、スヌーピー
さんの言われるように幸運にもデフレ下でも売値を下げずに対処できる企業
もあるかも知れません。ただ、それは相当付加価値の高い財・サービスを作り
出すところに限定されると思います。身の回りのものを考えただけでも殆どの
財・サービスはインフレの時は値上がり、デフレの時は値下がりしそうです。
個別企業の経営努力というのはかなり限られた話しなのではないでしょうか。
もう一点、売価(S)と設定しておられますが、企業にとって重要なのは
売価(S)そのものよりも売上高(売価X数量)です。デフレで好況というのは
まずありませんから、不況と考えるべきです。するとたとえ売価を維持できても
販売数量が減少します。結果、売上高も減る事になります。賃金(W)や経費(OH)
は固定費部分も多いですから、販売数量が減ると利益を押し下げることになります。
やはりデフレは悪影響が多いと言えないでしょうか。
483482:02/05/04 17:03
エリート銀行員さん
独特の煽りを楽しく拝見してます。ふぇちさんのような知的な女性に
興味を持ってもらえたりして羨ましい限りです。
前スレからご主張を拝見しましたが、貴方の主張はまとめると
こういう事で良いんでしょうか。
1.もはやメガバンクは相当深刻な状況にあり、自力再生は望めない。行政
が関与した形での再編成(資金注入も含む)が必要である。
2.そうは言っても国営化になってはまずいので、形としては銀行に経営
自主権を付与することになりそう。その場合、経営責任などが比較的問われ
にくい銀行(糖蜜?)が再編後のイニシアチブを取るであろう。
3.そこから先が実は経営合理化と収益力強化の本当のスタートであって
行政の介入を除いた新しいメガバンクの収益モデルが展開される。
4.ただ経済は生き物で一寸先は闇であるから、確定した方法というのは
なくて、関係当局と18にも及ぶオプションを共同でシミュレーションして
いる。
5.できるだけソフトランディングで苦境を脱するには、デフレ解消が必要で
そのためには(構造改革を第一義としつつも)財政出動と金融政策を90年代とは
異なった展開で遂行すべきである(ただ、国民を説得できる政治家がいるか不安)。
6.これら全てが実行された後に都銀は蘇る。エリート銀行員であるあなたの
立場も安泰。但し、新たな収益モデル展開のために実は今まで高い給与を分不相応
に貰っていた行員は淘汰されてゆく。
だいぶ、貴方に好意的に解釈してまとめてみました。


484金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 17:04
デフレが企業経営にとってマイナスなのは論を待たないよ。
特に新規に市場に参入しようとする企業にとってはね。
現状のデフレ&低金利は、既存企業を温存しつつゆるやかに蝕み、
他方で新興企業の市場参入を阻害している。
これが何で構造改革なんだ?


485482:02/05/04 17:31
貴方の思うようなリバイバルが成功することを祈るのみです。失敗した時の
国民に与えるダメージは大変なものになるはずです。
議論を先に進めます。まず、下記添付の「選択」誌5月号の記事を見てください。
http://www.sentaku.co.jp/
ここに描かれる興銀、富士、一勧トップの統合に際しての暗躍には役所の影は
伺えません。ここで貴方を攻撃している連中は、こういう銀行トップの態度に
怒りを感じ、貴方をスケープゴートにしているのです。自分達は何としても
助かりたい、too big to failになればこっちのものだ、という薄汚い思惑を
感じます。確かにバブルの崩壊もデフレの進行も銀行「だけ」の責任ではない
かも知れません。しかし、銀行にも責任の一旦があったのは紛れもない事実で
それを「誰も責任取らないのになぜ銀行だけが」と言い逃れることはできないと
思います。貴方はどんな形の責任の取り方が良いと思われますか。
貴方がここにカキコした理由は、ストレス解消の意味もあったでしょうが、
エリートを自認する自らの見解の正当性をできれば皆に認めて欲しい、支持して
欲しい、という気持ちがあったことは否めないでしょう。私は貴方のような立場
の人や高級官僚や政治家をエリートと認めるに吝かではありません。ただ、それら
の人々と大衆の溝を深めず、日本国民としての一体感を維持してゆくには、さすが
エリートだ、と感心させるような潔い態度を示してもらうことが大事です。
日本人は責任の取り方を非常に気にし、注目する民族です。官庁、日銀、政治家
には改めてその責任の取り方の確立を求めてゆくとして、銀行はどうするのか、
大変興味のあるところです。勿論、今すぐじゃなくて、復活のメドが立ってからで
構わないのですが。
486ふぇち:02/05/04 21:36

う〜ん。スヌピーって、チャーリーブラウンに名前変えた方がいいんじゃないの?
好人物を絵に描いたような人だわ〜>
487ふぇち:02/05/04 21:44
>>479
>企業努力をせずに売価(S)の下落を止められないところに関しては、
>どこかの時点で資金繰りの問題や債務負担に耐えられなくなって、市場から
>退場となるのは、まぁ「神の見えざる手」として仕方ないかな、と思います。
あのね〜、


一企業の経営の問題=ミクロ   と   物価水準全般=マクロ   は


全然違うのよね。もう一度、経済学の入門書何か読まれることをお勧めするわ〜


488ふぇち:02/05/04 21:49
>>483

あら〜、うれしいわ。そんな風に言っていただいて。
知的、って言ってもらえると、ふぇち、とっても幸せだわ〜

489dell:02/05/04 21:50
エリート銀行員氏の意見は、今や一般に流布されている常識的見解とあまり変わらなくなってきており、
むしろこれに反対することは一般常識への挑戦となりそうですが、私は「小泉」スレ以来一貫してそのような立場でこの板で議論してきており、
ここから先も一般常識の誤りへの挑戦のつもりで、もう少し反論していきたいと思います。

>>455
>ひとつ間違えば国が破滅するほどのインパクトになる。

私の案で、具体的にどのようにして国が破滅する事を想定しているのでしょう?
また、どのような政策を採ったとしても(あなたの言われる「構造改革」でも)、リスクコントロールを誤れば悲惨な事態に陥るのは当たり前の話ではないでしょうか。
従って、リスクコントロールを問題にしての反対というのは「タメにする議論」と言わざるを得ません。

>あなたのプランを実施した後、経済が自律回復に向かう筋道が見えない。
 
 これはむしろあなたのプランのほうに当てはまる話ではないでしょうか?
 繰り返しますが、どうやって需要を喚起し経済成長を達成するのですか?
 あなたのプランではこの点が不明確であり、あなたのプランを強行すれば徒に失業を増やしてデフレスパイラルに陥るか、あなたの言う激変緩和措置を延々と続ける事になりはしませんか?(というより、これを続けてきたのがこの10年間の日本でしょう)
 
 ちなみに、私のプランにおける自律回復に向かう筋道は明確です。
 現在の、資産デフレ⇒信用創造の低下⇒需要減少⇒資産デフレ⇒・・・という悪循環を反転させるということです。
 つまり、需要を増やす事で、
 多くの経済が好調な国でそうであるように、
 需要増加⇒資産価格上昇⇒信用創造の増加⇒需要増加⇒・・・
 という好循環を生み出すということです。
>>489
>エリート銀行員氏の意見は、今や一般に流布されている常識的見解と
>あまり変わらなくなってきており・・・

最初から、彼の意見は、そんなもんだよ。

銀行についてのことは語りたがらないし、スレタイに沿ったことも語りたがら
ないよね。ただの経済の雑談というか、収集した経済ネタの発表の場という感
じだね。

491 dell:02/05/04 22:45
>>455
しかしよく読んでみると、エリート銀行員さんは、
>>407に対するレスでは、構造改革を施策の中心とする一方で、日銀のオペレーションと税金バラ撒きを認めており、インフレさえも容認している。
以前は、金融・財政政策はあくまで激変緩和措置という話だった気がするが・・・。それがいつのまにかインフレまで容認とは・・・。(私でさえ、資産インフレ促進ではあっても、インフレにはむしろ否定的なのだが・・・)
私の提案も少しは受け入れてもらえたとポジティブに考えるべきなのだろうか?
これでは、私とエリート銀行員さんの主張の違いは、供給削減策をいつ行うか(需要創出後か需要創出前か)の差でしかない事になる。
しかし、この点で考えれば、明らかに需要創出後に行うべきであろう。
需要創出後に行うのであれば、労働力、資本を需要の少ないサービスから需要の多いサービスに移行させる事で、経済効率が高まる。
これに対し、需要創出前に行ったのでは、解放された労働力、資本は行き場を失う。これではデフレスパイラル一直線だ。





492にゃ〜:02/05/04 22:59
商いが薄いとボヤキたくなるニャ〜。
招き猫氏が居ないと、ツマランニャ〜。
民間企業のリストラクチュアリングや債務圧縮にある程度目処がつくと同時に
年金等の問題に決着がつかないと、幾らカンフル剤を打っても
需要増加→資産価格上昇とはならないだろうニャ〜。
逆に財政赤字の拡大だけがクローズアップされて、長期金利は上がるんだろうニャ〜。
財政支出額=タンス預金増加額だったりしてニャ〜。
投資の分散はリスク資産に対してはリスクヘッジの効果があるが、
確実に効果をあげたい(インカムゲイン等)ときには、逆に非効率なんだニャ〜。
東京に重点的投資すべきなのだが、無理なんだろうニャ〜。







類は友を呼ぶというが、それにしても変な言葉遣いをするコテハンが
集まったもんだ。
494にゃ〜:02/05/04 23:10
>>491
アナタの意見に賛同するか否かは別として、
財政支出を増加する発表と同時に、
日銀が「国債を(民間から)幾らでも買い取る」ことを発表しないと
@財政赤字を拡大に嫌気した一部の投資家が売る。
Aウチらみたいのが便乗して売る。
B長期金利の上昇を嫌がった銀行・生保が損切りに走る。
という楽しいシナリオが待っているニャ。
長い低金利時代の影響から、多くの金融機関が債券の含み損を抱え、
リスクを取れなくなってしまうニャ〜。
月額2〜3兆円と考えている能天気な人間もいるみたいだが、
それだと年間24〜36兆円しか買い取れないニャン。
ニッセイ・第一生命・住生だけでその額は埋まってしまうニャ。
「兵を逐次投入するのは下策」というのは孫子の言葉ニャ〜。
金利が上昇するのは一瞬であることを考えると、日銀は国債買い切りの額を
自ら縛らない方が良いニャン。
495dell:02/05/04 23:10
>>492
エリート銀行員氏にも同じような事を言った記憶がありますが、日銀が長期国債買い切りオペ増やせば長期金利は上がりませんよ。
極端な話、日銀がある価格水準で国債を買い支えてしまえば長期金利は上昇しようがありませんよ。(w
496貧乏名無しさん:02/05/04 23:12
とりあえず謝罪。

Part1の最後尾とPart2の一部しか真面目に見ていなかったので、ディベーター
であるという、招かれざる猫氏の立場を見誤ってRes.してしまいました。
申し訳ありません。m(_@_;)m

少々熟考して、また出てくるかどうか決めます。

>all

なんつーか、招かれざる猫氏がエリート銀行員かどうかはともかく、ただもの
ではないことだけはよくわかる。よって、ただものにすらなれない失業者の俺は、
とりあえず逃走して身の安全を図る。

彼の文章は一見ハチャメチャだが、ものすげー計算されてるぞ。どんな風にかは
言わないが。
497金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:18
相変わらず、うるさい猫どもめ、
売れるもんなら売ってみろ。
おめぇ〜等社畜のくせに、歌ってんじゃない!
498にゃ〜:02/05/04 23:19
>>495
だ〜〜〜〜〜〜〜か〜〜〜〜〜〜〜〜〜ら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マーケットが分かってない奴だニャ。
商いの薄い現状では、売りが殺到すれば金利は一気に上昇するニャン。
で、日銀が翌日の9時に買いオペを発表すれば(売り圧力を消せる額)、
落ち着くだろうニャ〜〜〜〜〜。
でも、ウチらみたいのは、再び売りを集中させるタイミングを見てるニャン。
結果、平均すれば落ち着いているように見えるが、マーケットは乱高下しているニャ〜。
こういう時が、一番の稼ぎ時なのだが、
銀行・生保などのリーマンディーラー(債券はリーマンの場合が多い)は恐れて出てこないニャ。
そういう場合は、経験上、
買い切りオペに応札が殺到するが、引き受けのほうは低調となると言えるニャ。


499にゃ〜:02/05/04 23:21
>>497
失礼な奴だニャ〜(w
一度、1.3%から1.5%まで上がったニャ〜。
その時には、キチンと仕掛けてたニャ。
500にゃ〜:02/05/04 23:21
500
501金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:22
>>498
あんたがどこの社畜か、知らんが勝手にハレルのは、いくら??
100-200??
502金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:24
>>499
0.2動いて、国債の暴落とは、チャンチャラだぜ!
語るに落ちるとは、このことだ!
このスレ、いつのまにか、楽しい動物園と化したニャ〜(w
>>496
Part1の最初から読むといいよ!
とりあえず、エリート銀行員は、ヒマだから、ここに来たと宣言、2ちゃんが
始めてと告白して、実はここに調査に来たと打ち明け、上司に見つかったか
らと、招かれざる猫に改名、その後なぜか、エリート銀行員と名を戻す。

その途中、トリップを学び、何度かカキコをやめると宣言するが、何事もな
かったかのようにカキコを続ける。という珍しいタイプの人ですよ。
505にゃ〜:02/05/04 23:28
>>501
そんなチッポケな額ではないニャ〜。
ポジションを張るのが2・3日でいいなら、その数十倍までは逝けるニャン。
滅多にやらんけどニャ。
それなりの期間に係るポートフォリオについては、
私が考えたものを
上に了承してもらうという儀式を踏むため、勝手にとは言い難いニャン。




506にゃ〜:02/05/04 23:29
>>502
0.2でもバカにするべからずニャ。
想定元本がデカイから利益もデカイニャン。
507金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:30
>>505
当たり前だ!
当局からレートCHECKが入っても、君はハレルか?
君の上司はどうだ??
508dell:02/05/04 23:32
>>498
まーまー、そんな怒らないで。
でも、日銀がドンドン買い切り増やすような状況で売り仕掛けするのはあまり賢い戦略とは思えませんがねー。
敵は弾を無限に持ってるわけだから。(w
それに、政府、日銀には他にも色々オプションがある。
国債発行を短期債で行うとか、株のように空売り規制かけるとか・・・。
こんなの相手にしても勝てないよ。(w
あなたの戦略に勝ち目があるのは、現在のように日銀と政府の政策の整合性が必ずしもとれていない場合に限られると思いますよ。





>>504

私の結論は、Part1の最初から通読して得たものです。
510金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:33
>>506
想定がんぽんだぁ〜??
君はopだけか??
現物は、??
511にゃ〜:02/05/04 23:33
>>507
2・3日なら上司には事後報告であるため、上司は関係無いニャン。
当局に睨まれたときは張らないニャ〜。
というか、派手に動き回った後に彼らは「遊びに来る」から、
張れる・張れないという問題ではないんだニャ。
ところで、前スレの1は、レスつけているよな。
513にゃ〜:02/05/04 23:35
>>510
ニャ〜?
現物は当日で全てスクウェアするニャ〜。
「opだけ」とは発想が貧弱だニャン。
514金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:36
>>511
発言がカッコイイから、せめて500-600は、売ってるかと
おもったぜ!
515金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:38
>>513
貧弱だぁ〜?
おめぇ〜からだけは、言われたくない!!
516にゃ〜:02/05/04 23:39
>>508
だ〜〜〜〜〜〜〜か〜〜〜〜〜〜〜〜〜ら〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あなたの言う通り、敵(?)は無限に玉を持っているニャン。
それを武器にすべきで、玉を限定するのは止めたほうが良いと言っているニャ。
そう書いてないかニャ〜?
空売り規制ニャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
そこまで行くと私は失業だニャ・・・。

517にゃ〜:02/05/04 23:40
>>514
ウチのファンド全体のポジションは、
アナタの想像している以上だニャ〜〜〜。
518金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:41
漏れが聞いているのは
君のポジションだよ!
519にゃ〜:02/05/04 23:41
>>515
ほ〜〜〜〜〜〜、
発想が貧弱じゃないところを見せてみろニャ〜〜〜〜〜〜〜と
思ったが、煽りになるので止めとくニャ。
520金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:43
>>518
借りてうれよ!
そんなに自信あるならサ!
521にゃ〜:02/05/04 23:44
>>518
数百億ではないが数兆でもないニャ。
ピ〇コの連中よりは少ない額だニャン。
具体的な額なんぞ明かせるかだ!!ニャ〜。
522金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:44
>>519
に訂正!
523dell:02/05/04 23:45
>>516
ゴメン、ゴメン。
それについては、買い切り額を一応決めつつ、「長期金利の不適切な上昇に対しては断固たる処置を採る」とでも発表しておき、
実際売り仕掛けが起こるようなら、その時に大規模な買いオペを断行すれば、妙な売り仕掛けは止まるでしょう。
524にゃ〜:02/05/04 23:46
>>520
???
私宛かニャ?
借りて売ってるニャ。
525金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:47
>>521
OPで、屁理屈こね回してやってろ!
526にゃ〜:02/05/04 23:48
>>523
妙なとは失礼な奴だニャ〜〜〜〜(W
あと、CPだけでなく多くの社債をオペ適にすることも忘れないべきだニャ。
527にゃ〜:02/05/04 23:49
>>525
失礼ニャ。
半分ぐらいは直感ニャ〜。
528dell:02/05/04 23:52
>>526
それも選択肢の一つですね。
529dell:02/05/04 23:55
>にゃ〜 様

でも、にゃ〜 様は何で買い方にまわらないのですか?
根本的な疑問。
530金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 23:56
人類史上最低の金利モノを買い気になれます??
ドウモ〜〜〜ッ!!☆☆(*⌒ヮ⌒*)みなさんハジメマシテ〜〜〜ッ☆☆
このトピと関係ないけど聞いてほしいのぉ〜〜〜っ♪(#⌒〇⌒#)キャハ
なんかここ人がすっごくいっぱいでにぎやかですぅ〜(◎_◎)。
でねっっ♪よく見たらなんかニャとかニャ〜とか目立ちますよね(¬_¬)ジィーッ→
それに対して、動物とか書いてあるんですぅぅぅっ<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!
もうね、☆彡(ノ^^)ノ☆アホかっっと。馬鹿かっっ☆彡ヘ(^^ヘ)☆と。
サムすぎ…{{ (>_<;) }} ブルブル。おめでた〜いですよね(^o^)//""" パチパチ
文句つけるのなんて見てらんないっ(/ ∇ \)キャー

スレの流れに乗ってワンとか言ってみろよってねっ(*^-^*)
正面からワンワンと言って( `_)乂(_´ ) 勝負!
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいのらー(o^v^o) エヘヘ
でね、そこに経済が絡めば(´ё`)←こんな顔してROMしてられないですよね。
そこからが熱い議論ですよ〜〜〜(>_<)
ROMなんてきょうび流行りませんよぉ〜(;¬_¬)
ROMっ→(´ё`)して何が、動物ですかっ( ̄◇ ̄)コラ〜
アナタ本当に経済板tの住民なのかと問い(`∇´)たいっっ!
問い詰めo(⌒0⌒)oたいっっっ!小1時間問い詰めたいっっっ( ̄ー ̄)ニヤリッ
熱い議論しないで、見てるだけだったらダメ!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!

経済板通の私っσ(^_^)から言わせてもらえば今、経済板通の間での
最新流行はやっぱり、ニャンフレっ!!これなのら〜(⌒0⌒)/
ニャンフレはね、ニャン、ニャー、ニャ、ニャと語尾につけることっっ\(^ ^)/
それに、熱〜い議論、これ最強っっ(^-^)vぶいっ
みなさん、変な言葉遣いだとマークしないでくださいm(_ _)mませませ♪(* ̄・ ̄)ちゅ♪ッ
それでは、ニャンフレの一員となってみようかなC= C= C= C=┌(^ .^)┘

でも、やっぱりニャーとかニャンとか、うざすぎ、うるさすぎですぅぅぅバコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
532dell:02/05/04 23:59
>>530
だけれど、にゃ〜 様がやっているのは先物やオプションでしょう?
金利目当てでなくキャピタルゲイン目当てで買っても別におかしくはない。
533招き猫:02/05/05 00:00
おい、えりーと銀行員がいないのにえらく盛り上がってるな(笑)

にゃ〜様、珍しいっす、えらく、語調が・・・

dell氏、あっちでは、お世話になりました。
なんだか、俺挨拶しかしてないな。この頃。

ワンワン! ( `_)乂(_´ ) >>531
535招き猫:02/05/05 00:02
>>531

ありゃ〜
また、けったいなんがでてきよったわい。

536金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 00:03
>>531
ワラタ
537dell:02/05/05 00:11
>>533
こちらこそ、あっちでもこっちでもよろしくお願いします。
538(´ё`):02/05/05 00:17
>>531
爆笑age!
539招き猫:02/05/05 00:21
>>492
にゃ〜氏よ、最近俺は以前にもまして、リフレ論者になった。
小泉が国民に与える痛みは「構造改革によるデフレ」じゃなくて「インフレ」だったんだ。
クルーグマンの高率のインフレターゲットをリフレと非難する奴がいるが、それは違うと思う。
リフレをさっさとやって、経済全体を再膨張させないとホントに大変だ。

にゃ〜氏とdell氏との間で交わされたような論議だと、金利上昇を防ぐために日銀は無限に
国債を買い取らないといけないと言う事になる。
つまり、インフレ圧力が一気に強くなるって言うことだ。
ま、実はそれもちょっと期待しているんだが・・
現在のようなデフレが厳しいときには、それくらいの金融緩和が在って初めて、デフレが収束し
ここ15年のアメリカとの物価乖離率30%が少しでも、解消されるってことだ。

日本の金融機関にとっては日本国債はリスクフリーだが、外資はBIS規制上違うものな。
今度格付けが下がれば売らざるを得なくなる?違うか?
540招き猫:02/05/05 00:32
>>494
>月額2〜3兆円と考えている能天気な人間もいるみたいだが、
この時点で、プライマリーバランスがとれてるよな。

>それだと年間24〜36兆円しか買い取れないニャン。
で、うまくいきゃ、無税国家の誕生じゃないか?

>ニッセイ・第一生命・住生だけでその額は埋まってしまうニャ。
さっさとインフレ連動債発行しないことには、しかしこれを発行すると言った時点で
また、投資家が保有している国債を投げてしまうし・・

えーい、いっそのこと100兆くらい買ってしまえよ、日銀。


541招き猫:02/05/05 00:47
>>455
>90年初経済バブルははじけた
俺は経済の専門家じゃねぇ、現場の実務家だと考えている。その俺ですら、最近独学で
解ったことは、日米の物価上昇率の格差が、円の価値上昇をもたらし、為替における
「円高」を引き起こしているんだ。それは1985年から始まっている。

日銀が、1985〜以降に行った貨幣供給の拡大は正しかったんだ。
資産価格が上昇した後、バブルを潰さなければ、円安方向に為替は働き、その後物価
上昇となった。そうすべきだったんだ。低インフレが数年間続いた物だから、急激な
事態のように思えただけだ。
542dell:02/05/05 00:50
>>540
ニッセイ・第一生命・住生がそう簡単に手持ち国債を投売りするとは思えません。
だって、運用先がない。
BIS規制で縛られてる銀行は、なおさら売れない。
ただ、いずれにしても国債買い切りオペの規模はある程度大規模なものにならざるを得ないでしょうね、本格的な景気回復のためには。
543招き猫:02/05/05 00:56
>>457
それとな、エリート銀行員よ。アーミッシュって言うのは、最も「贅沢」な存在なんだ。
食生活だけじゃない、エネルギーも教育も医療も殆どが自給自足だ。彼らは貨幣経済の
外側で生きているんだ。すべてが手作り。もちろん、中には冷蔵庫を持つアーミッシュ
もいるらしいが、本ちゃんはそうじゃない。工業製品を利用しないんだ。これほど贅沢
な事があり得るか?人件費を考えれば解るだろう?
そう、そこで暮らす人間の人生そのものが、共同体に投入されるんだ。
アーミッシュにあこがれるとは、最も贅沢な暮らしをしたいと言うことと同等なのさ
544招き猫:02/05/05 00:58
>>542
どうだろう?彼らは逆ざやが相当厳しい。円安と読めば、外債へ流れんのだろうか?
現状機関投資家は、海外から資金を戻しているとは聞いているが・・
545♥ GWの最中、ようこそおいで下さいました。♥:02/05/05 01:13
経済板動物園 御一行様

にゃん様
http://member.nifty.ne.jp/tabineko/komyoji.jpg

招かざる猫様
http://member.nifty.ne.jp/tabineko/catmanga2-2.jpg

招き猫様
http://ww31.tiki.ne.jp/~manekineko/gallery/gimage/001.jpg

ドラえもん様
http://dora-world.com/format/botmdora.gif

特別出演 dell様
http://jpstore.dell.com/store/newstore/images/product/105.jpg


スレ終了まで、ごゆっくりおくつろぎ下さい。。。
546dell:02/05/05 01:24
>>544
>円安と読めば、外債へ流れんのだろうか?

ある程度は流れるでしょうね。
けれども、為替リスクの存在を考えれば、おのずと外債買いにも限度があると思います。
運用の中心が日本国債である状況は変わらないでしょう。
逆ざや解消は、予定利率の引き下げか株・不動産の値上がり待ちでしょうね。

それより、>>541の勇気ある発言、久々に感動しています。
>日銀が、1985〜以降に行った貨幣供給の拡大は正しかったんだ。
>資産価格が上昇した後、バブルを潰さなければ・・・

これは、現在の日本の世論ではタブーですよ。
「よく言った!」という感じです。
ただし、資産価格上昇はともかく物価上昇まで賛美しているように聞こえてしまうところは、チョット気になりますが。
消費者物価やGDPデフレーターが5%以上とかになったらこれは抑制しないといけないと思います。
抑制の方法には細心の注意が必要ですが・・・。


547dell:02/05/05 01:34
>>544
ある程度は流れるでしょうね。
けれども、為替リスクの存在を考えれば、外債買いにもおのずと限度がありましょう。
運用の中心が日本国債である状況は変わらないでしょう。
逆ざや解消は、予定利率引下げ又は株・不動産の値上がり待ちでしょう。

それより、>>541の勇気ある発言、久々に感動しました。
>日銀が、1985〜以降に行った貨幣供給の拡大は正しかったんだ。
>資産価格が上昇した後、バブルを潰さなければ・・・

これは、現在の日本の世論ではタブーだ。
「よく言った」という感じです。
ただ、資産価格上昇だけでなく物価上昇まで賛美しているように聞こえかねない点は、チョット気になります。
GDPデフレーターや消費者物価指数が5%を超えるようなら抑制しないとマズイと思います。
抑制の方法には細心の注意が必要ですが・・・。
548dell:02/05/05 01:38
うーん、プラウザの調子が悪くてだぶってしまった。
549545:02/05/05 01:47
あっ、いけねぇ。ドラえもんさんは苺だった。
それと、スヌーピーさんのこと、忘れてた(藁

スヌーピー様
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Ink/7773/cicona.g
550549@失礼:02/05/05 01:48
リンク先不完全

スヌーピー様
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Ink/7773/cicona.gif
551イナゾウ:02/05/05 02:07
>それより、>>541の勇気ある発言、久々に感動しています。
>>日銀が、1985〜以降に行った貨幣供給の拡大は正しかったんだ。
>>資産価格が上昇した後、バブルを潰さなければ・・・
>これは、現在の日本の世論ではタブーですよ。
>「よく言った!」という感じです。

 え、そうだったんですか?。ちと「目からウロコが落ちる」思いですねえ。
タブーというか、確かにメディアでは聞いた事が全く無いぞなもし。これって
「分かっている人」の間では「暗黙の了解」なのかしらん?。
552金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/05/05 02:24
百歩譲って、日銀の澄田総裁はともかく、
1990年以降の、日銀の行動は万死に値する。
553にゃ〜:02/05/05 03:25
>>529,532
530さんの理由の他には、
OP等を組み合わせた取引をしようにも、
こんなに値動きが少ないと手数料だけで利益のほとんどが吹っ飛ぶため、
あまりできないニャン。
昔購入した現物があるが、こんな低金利下だと資金の行き先が無く売れないニャ〜。

ちなみにデリバティブはスワップも使用しているニャ。

554にゃ〜:02/05/05 03:34
>>540,542
売るニャ。
社内規程にのっとり、損切りニャン。
その後、金利の上昇した国債へだニャ〜。
アカウンタビリティなる言葉を知っているのであれば、
ヘッジ付き外債へ再投資すると思うけどニャ〜〜〜。
555にゃ〜  :02/05/05 03:40
あれ?
556にゃ〜  :02/05/05 03:45
>>539
金利上昇が金融機関に与える影響を軽視している風潮には危機感を覚えるニャ〜。
金利上昇局面(あるいはその前の段階)での金融政策をシクジルと
再び信用収縮が起こり、景気の足を引っ張るニャ。
ウチらのようなのに付け込まれない為にも、
中途半端に金額を設定するのではなく、
国債・社債の無尽蔵買い切りを宣言すべきなんだニャ〜。
557226:02/05/05 04:00
>>468
>一時的な現象だと思っているからだ。銀行も同じ。

たとえ一時的な現象であっても、一時的に大胆な給与削減を実施して、
景気が本格的に回復した時点で、元の給与水準に戻せば良いだけの事です。
異常事態の現時点で高給を維持している正当な理由にはなり得ません。
それに、10年も続く不況を「一時的」と判断して、具体的な人件費削減策を講じないとしたら、
明らかに経営怠慢だと思います。

>あと、銀行の組合は日本で一番の御用組合と言えよう。銀行のストなんて聞いたことないでしょ?

そうでしたか。銀行の高給維持に関する組合の影響は無さそうですね。よく分かりました。

>唯一違うのは税金が既に入っていることだろう。これは、金の
>入れ方がまずかった。政府からお願いしてきたのだ、入れさせて下さいと。

これを翻訳して要約すると、次の様な事で宜しいでしょうか?

政府が>>72の様に銀行にお願いして、しかも銀行を騙す形で注入した公的資金なのだから、
銀行はその用途を限定される筋合いは無い。従って、注入された公的資金を資金源にして、
銀行員の高給を維持しても構わないし、実際にそうしている。
558226:02/05/05 04:05
>>468(続き)
エリート銀行員さんの主張を聞いてると、今度は行政当局の本音が何となく見えてくる気がします。
それはこんな感じではないでしょうか。

「公的資金は不良債権処理の為だけに注入するのであり、それが高給に転化される様な事は断じてあってはならないから、
銀行の給与削減とリストラも平行して実施するぞ、などと言ったら、銀行は公的資金を注入させてくれないだろうな。
そうして、なりふり構わず銀行だけのミクロな経営改善を画策して、民間企業としてミクロな経済原則に従って、
貸し渋りや貸し剥がしをバンバン実施するだろうから、日本経済はハード・クラッシュしかねないぞ。
銀行は、マクロ経済に対する責任感は皆無だからな。

そこで、公的資金を注入しても経営責任問いません、銀行の高給は維持します、リストラしろなどと絶対言いません、
という具合に、とりあえず銀行に都合のいいことだけ言ってゴマすって、とにかく銀行に公的資金を注入する事を、
まず第一に認めさせよう。銀行に対する主導権を確保するためにも。
そして然る後に、国民の正当な世論に配慮して、少しずつ銀行の給与削減とリストラを実施して、銀行に責任とってもらおう。」

ミクロの事しか念頭に無い銀行と、行政のどちらが正しいかといったら、マクロ経済全体の安定性を重視する行政当局の、
上記の様な銀行を騙すヤクザなやり方が当然正しいと、私は思いますよ。銀行よりも行政当局の方が何枚も上手なのでしょう。

結局、銀行に対する行政当局の二枚舌政策を誘発した原因は、他ならぬ銀行自身の、ミクロなわがままだと思います。
従って、銀行が行政の二枚舌政策を言い訳にして高給を維持する事は出来ないと思います。
559482:02/05/05 05:00
482です。さらにまとめを続けます。このスレから次のような議論が生まれました。

1.Dell氏や招き猫氏のように独自の政策案を持つ方との論戦。
2.銀行員の不当な高給に対する批判派との論戦(私もこの一派)。
3.自らの政策案はないのかという批判。
4.銀行の内部情報暴露がなければスレの存在意義なしという批判。
それ以外に
5.庶民はかく生きるべし、というあなたなりのエリート・庶民論
もありましたが、まぁ、これは個人の生き方の問題ですから捨象します。
「ためになった、エリートさんの言うように生きていきます!」って言う純粋君
は2チャンネラーには皆無でしょうね。

1と3はリンクさせながら議論を進めて戴ければ結構ですが、やはりスレの
題名からしても、2と4にそれなりの決着をつけることは必須と思います。
多分、あなたは落し所を既にお探しになっているのでしょうけど。
560482:02/05/05 06:30
dell氏とエリート氏の主張は次のように絡んでいるように思われます。
dell氏は、デフレ下では何もうまく行かないので大規模な財政出動
(住宅政策)で有効需要を増大させ、インフレ現象が出始めたら増税で
コントロールすべきと主張します。これに対しエリート氏は、dell氏
の提唱する住宅政策は規模が予測がつかぬほど大きくなる、資源配分を
歪めるなどを理由として反対し、あくまでもサプライサイドの改革を
第一義とすべきとし、財政・通貨政策は補助的に使うべき(と言いながら
も「ドンと使え」としていますが)、結果としてのインフレは受け入れる
しかない、と主張します。幾つかクリアにすべき点があるようです。
(1)dell氏とエリート氏はどちらも「構造改革」を否定してはいませんが、
両者の定義には少し差異があるようです。エリート氏のそれのほうが、より
ラディカルな印象を受けます。行きつく先はアメリカのような社会だと想定
しているほどですから。他方dell氏はエリート氏のような「90年代に生じた
断層」は認めず、あくまでも財政政策と日銀オペで在りし日の日本経済回復
が可能と考えておられるようです。
(2)エリート氏の主張に基づけば、構造改革推進(デフレ要因)と財政・金融
政策(インフレ要因)の同時履行により方向感がはっきりしないもののように
見えます。財政・金融政策を具体的にどのように実行するかが明示されて
いないことがその大きな原因だと思われます。ここをきちんと提示すれば
良いと思います。そしてそれらの政策が「構造改革」とどう整合するのか、
どんな形で新たな需給の均衡が達成されるのか、を明示して下さい。
(3)dell氏の主張では、過去10年に100兆円以上の追加的財政支出が行われ、
それが日本経済を再度浮上させることに成功しなかった事実が軽視されて
いるように見えます。無制限の赤字財政や日銀国債買取りを認め、インフレ
になればそれが収束するまで増税を継続すれば良いという日本を「実験国家」
にする恐れを否定できない面があります。今後数十年の日本の人口構成変化や
中国などの工業化の進展への対応も見据えた「90年代の財政政策との違い」を
示して行かれてはどうかと思います。日本の財政赤字の増え方はやはり尋常と
は言えず、それだけやっても回復しない経済に打つ手がなくなっているのが現状
で、日本国民もそこに言い知れぬ恐怖感と防衛本能を抱いている根拠があります。
561スヌーピー:02/05/05 06:34
>>482 さん、>>487 ふぇちさんへ

レス有難うございました。
「逆にデフレ率10%だと1年後のLの実質価値は110/100に増える事になります。」
なのですが、それはわかるんですが、個別の企業にとってデフレって
一体なんなのか、というのを少し考えてみたいんです。

 僕としては、それは個別企業の売価の下落水準かなと考えました。
巷でGDPデフレータなどの指標がいくら下がっていたとしても、個別企業
にとっては、その製品やサービスの売価が一定ならば、実質債務負担
って契約額のまんまで、かわらないんじゃないかな、と思います。
逆に、売価が半分になったとすれば、債務返済に必要なキャッシュを
得るために、倍の数量をさばかなければならないといえるので、
債務負担は実質倍になったのかな、と。

 で、仮に売価が半分になったのが、市場に出回っている貨幣の
量が半分になっていて、単位あたりの貨幣の価値が倍に増価している
ならば、まぁ、確かにマネタリーな問題だけで実質債務が増えてしまう
ので問題だと思うんですが、実際にはここ数年、金融緩和されて
いて単位当たりの貨幣の価値は減価していると思うんです。
(銀行員さんに質問ですが、金融緩和しているけれど、銀行でお金が
留まっていて、市場に出回っている貨幣の量は、この数年減少して
いるということはありますか?その場合、物価下落ってマネタリーな
要因のような気もするので・・・。)(続く)
562スヌーピー:02/05/05 06:34
 で、にもかかわらず、各種の売価が下がっているというのは
やっぱりマネタリーな問題が原因なのではなくて、実物経済の要因
が大きいのかな、と思うんです。で、その要因というのが、
推測するに、多くの日本企業の提供する製品・サービスが
@既に成熟期に入っているために価格が下落している、
A東南アジアや中国などの企業の提供する安価な製品・サービス
と代替可能なものになってきているためにそれら安価な製品・サービス
に価格をひっぱられている、等
なのではないかな、ということです。

 で、もし仮に上記の仮説が正しい場合、それらって
インフレにすれば解決するもんなのか。解決したとしても、なんらか
の大きなマイナスの副作用がでてこないか。デフレは、不況の原因
なのではなくて、日本の経済構造がもつ結果なのでは、というのが僕の
意見です。

---------------------------------------------------------

「もう一点、売価(S)と設定しておられますが、企業にとって重要なのは
売価(S)そのものよりも売上高(売価X数量)です。」ですが、
デフレが、A:「単純な価格水準の下落という意味」で使われる場合、と
B:「実物経済が収縮しているという意味」で使われる場合
の2通りあると思うんですが、ここでは、「デフレが債務に与える影響」という
文脈だったので、Aの「価格水準の下落」の意味のみで議論してました。
563482:02/05/05 07:07
>>561
詳しくは銀行員さんがレスしてくれるでしょうが、横レスした者として
コメント致します。
>実際にはここ数年、金融緩和されていて単位辺りの貨幣の価値は減価していると思うんです。
もし、この認識の通りであれば、現在はデフレではなくインフレだという
ことになりますよね。でも実際はそうではありません。間違いなくデフレです。
日銀が幾らキャッシュを生み出しても、それが各銀行の日銀当座預金口座に留まって
いたり、国債の買い入れに回されるから経済にマネーが流れ込んで行かないのです。
これはデフレ経済であるためで、本来は投資(負債)を積極的に作り出すべき
企業セクターが、逆に長期負債を返済する動きになっている、新規投資資金需要も
生まれない、という現状があり、そこが大きな問題なわけですよね。
>>562
ここで貴方のおっしゃる仮説は全く正しいと思います。メガ・コンペティション
だとか、冷戦後のグローバル化とか言うのはこの問題ですよね。デフレ化現象
が出ているのは何も日本固有の問題ではなく、アメリカなんかもこれが原因で
日本同様、物価は下落傾向にあるようです。財政支出が「人工的な」需要創出
であるとすれば、日銀の金融政策は「人工的な」物価調整手段と言えます。
貴方がおっしゃるような構造の存在を無視して、金融政策で本当にインフレを
招来できるのか。リチャード・クーは昔、日経で「そんなことができるなら、
やってみろ。」と兆発しておりましたが。ただ、一般諸物価のコントロールは
別として、資産インフレは別の議論が成り立ち得るのかも知れません。だいぶ
前のエリート氏のカキコでは、「一般のインフレと資産インフレは分けて政策
を考えるべき」とありましたが、私その発言に興味を持ちました。
564一応擁護派:02/05/05 07:17
>>562 「一般のインフレと資産インフレは分けて政策
を考えるべき」とありましたが、私その発言に興味を持ちました。

興味深いけれども、政策的にそれを分けることは可能なのでしょうか。
現状の資産デフレは資産課税などを少々いじってどうなるものでも
ないと考えますがいかがでしょうか?

それとは逆に高額商品(ブランド品等)への飽くなき消費意欲はどう捉えるべき
なのでしょうか?

565ふぇち:02/05/05 08:36
>>561
>で、仮に売価が半分になったのが、市場に出回っている貨幣の
>量が半分になっていて、単位あたりの貨幣の価値が倍に増価している
>ならば、まぁ、確かにマネタリーな問題だけで実質債務が増えてしまう

あなたの頭はとっても日本人なのよねぇ。
国内だけで考えていると、85年以降の15年間の平均物価上昇率は1%だから、上昇
しているのよねぇ〜。でもね、経済はどんどんグローバル化してるじゃない。

PPPを規準としたドルベースで日本の物価を観察すれば34%も下落しているのよねぇ〜
これなんてもっと凄いわよ。77年〜の25年で1/3になっちゃたんですもの。
http://www.map.gsec.keio.ac.jp/files/gnavi/gn020112.pdf
海外からみれば、日本の消費者物価は、一貫して下がり続けているのよね。

http://www.jri.co.jp/research/pacific/monthly/2000/200002/AM200002fexchange.html
ここに、為替の詳しい解説があるわ〜

566ふぇち:02/05/05 08:40
>>561
続きなの〜

>ので問題だと思うんですが、実際にはここ数年、金融緩和されて
>いて単位当たりの貨幣の価値は減価していると思うんです。

海外との間で、インフレつまり通貨膨張率の間に差がこれだけあれば、
「金融緩和はされていない」んじゃないの?
金利だけで考えていたらだめだと思うのよね〜
何で円高になるの?それは日本の「円」の金融緩和が不十分で、価値がどんどん
上昇しているからじゃないの〜?
グローバル経済って、そう言うことだと思うわよ〜。

日銀って、ホントに頭が鎖国しているのよね〜>
567ふぇち:02/05/05 08:47
>>545
ここって、マッチョな動物園なのね〜

ホント、変!!
でも、そのアブノーマルさが良いのよねぇ〜
住みやすいわ〜


568招き猫:02/05/05 09:00
名前: 招き猫
E-mail:
内容:
>>554
>アカウンタビリティなる言葉を知っているのであれば、
>ヘッジ付き外債へ再投資すると思うけどニャ〜〜〜。

う〜ん。日本の機関投資家の辞書には「アカウンタビリティ」が載っていないと思うぜ。
あるなら、とっくに逆ざやを解消しているはずで、こんなにバタバタ倒れていいない。

>>556
にゃ〜氏の危機感は良くわかった。しかし、日銀の態度が
>中途半端に金額を設定するのではなく、
>国債・社債の無尽蔵買い切りを宣言すべきなんだニャ〜。

となるのは、俺の金融資産課税と同じくらい、困難な問題だなぁ。
みんなで、「日本経済に対する提言」は出来ないmkなのだろうか?

569招き猫:02/05/05 09:02
ありゃ、変な書き込みになっちまった、許してくれ。
>>568
出来ないmkなのだろうか?→出来ないものなのだろうか?
570dell:02/05/05 09:44
>>560
「過去10年に100兆円以上の追加的財政支出が行われ、それが日本経済を再度浮上させることに成功しなかった」主たる理由は、
資産デフレの規模とその派生する影響があまりに巨大であったためだと考えています。
資産デフレの規模は不動産で1000兆円以上、株式で300兆円以上と言われています。
この巨大な資産デフレが、資産デフレ⇒信用創造低下⇒需要減少 及び 逆資産効果による 資産デフレ⇒需要減少
によって日本経済に与えたデフレ効果には想像を絶するものがあります。
資産デフレが巨額だからといって、必ずしもそれと同規模の財政出動が必要と主張するわけではありませんが、
100兆円程度の追加的財政支出では不充分だったとしてもそれほど不思議ではないと思っています。(しかも途中で「逆噴射」もありましたし)
「日本の財政赤字の増え方は尋常とは言えない」のはその通りだと思いますが、これはむしろこの10年間の日本経済の異常性の反映ではないでしょうか。私はそう考えています。




571dell:02/05/05 09:54
>>556
>国債・社債の無尽蔵買い切りを宣言すべきなんだニャ〜。

そういう心積もりでいる事は必要でしょう。
けれど、それをあまりに公然とアナウンスメントしてしまうと、為替市場が大混乱に陥らないかやや心配です。
その点を考慮すると 、>>523程度のやり方の方が無難ではないかと思うわけです。
572金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/05/05 10:01
>>571
為替が170円ぐらいで、ちょうど良いんでは??
573dell:02/05/05 10:08
>>572
いや、170円どころか200円でもいいと思っていますが、
一週間ぐらいの短期で急にそうなったのでは、これはチョットまずくないかということです。
それこそ国際問題になりかねない。
574金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 10:13
>>573
プラザ後の為替市場は、実際それが行われたが、
日本の国民は、土地価格の上昇が始まっていて、
安く海外旅行が出来るなどとはしゃいでおりました。
575dell:02/05/05 10:18
>>574
まー、そういう世界的合意がある場合は良いのですが・・・。
一つ間違うと、それこそ にゃー氏のような投機筋にいいように振り回されかねないし。
576金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 10:23
>>575
日本人の取り分が減るんだよ?
国民に説明もなしに、中曽根氏がレーガンに飲まされた
密約だよ。日本の輸出企業はみんな潰れかかったが、
バブルのおかげで生き延びられた?
問題はその後。
三重野総裁が日本経済の息の根をキッチリ止めてくれた。
577dell:02/05/05 10:27
>>576
>三重野総裁が日本経済の息の根をキッチリ止めてくれた。

彼の罪は非常に重いと思います。
当時の世論は彼に喝采を送っていましたが・・・。
578金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/05/05 10:29
>>577
アメリカから、トップ・バンカーの賞をもらったと
記憶していますが、ユダヤ系の組織だった??
のこのこと、もらいに出かけていった、記事を見た覚え
があるが!
579金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 10:58
どうやらエリート銀行員は自作自演を覚えたみたいだな。
最近は高い確率でそれっぽい動きが。
580金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 11:31
エリート行員ではない一般行員はこれまでの議論を
どう思っているのかな。
ガイシュツだたらスマソ
581招き猫:02/05/05 11:45
>>577
俺は、日経新聞に一度だけ大抗議したことがある。
それは、97年の貸し渋りと金融危機のころだ。
奴・三重野が日経夕刊で一面のコラムを週一ペースで担当していた頃の事だ。

こいつは、ぬけぬけと
「人は俺に勲章をもらえもらえと言うが、勲章は嫌いだ。人に序列を与えてどうする」
とぬけぬけと、書いていた。あの金融危機の最中にだ。

俺は、もうぶち切れた。アホか、バカかと。
それ以来、日経の言うことは、半分しか信用しないし、もっと経済を勉強しようと思った。
少なくとも、金融危機が起こったことについて、過去の日銀総裁は全員がそれを恥とすべき
だと考えて当然だと、思ったからだ。

ホントに、氏ね、日銀総裁は。

582dell:02/05/05 11:55
>>581
それについては、私もスレ立てて日銀批判を展開してますよ。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1002374301/l50
583dell:02/05/05 11:58
>>581
もう一つこんなのもあります。
これは本当は政治板に立てるはずが、誤爆して立ってしまったのですが。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1004181247/l50
584招き猫:02/05/05 11:58
dell氏へ

お仕事はなんですか?
585dell:02/05/05 12:03
>>584

以前、煽られてゼネコン関係でない事だけは口を滑らしてしまいましたが、その点だけは事実です。
そこから先は、ヒ・ミ・ツ。
586招き猫:02/05/05 12:07
>>583
実は、「円の支配者」りチャード・ヴェルナー氏に会いに出かけだ。
ホントに、ロスチャイルドの陰謀説を信じていた、のでちょっとびっくりだった。
同時に、彼の本をあっちこっちの自民や保守党などの政治家にばらまいたんだ。

何か、もう少し動きを変えないとなぁ。
俺の知っている在阪テレビ局経済部記者は「サンプロ」出身なんだ。
財部誠一にもパイプがある奴なんだが、俺より経済のことが解ってねぇんだ。
財部も、殆ど同様だ。おまけに「サンプロ」のディレクターはもっと解ってない
って、その記者はいうんだ、「政治は詳しいんですけどね」とな。

>>545
http://ww31.tiki.ne.jp/~manekineko/gallery/gimage/001.jpg
これは可愛い気に入った。愛用させて貰うよ。
587招き猫:02/05/05 12:10
その点、ドラエモン氏は民間とは言え、エコノミストだとはっきり言ってるからなぁ。
しかし、不動産業界の立場で、資産デフレを止める=調整インフレという言葉を言えば
絶対利権擁護だと思われる。
しかし、これが経済にとって「正解」だと言うことをどうしたら理解してもらえるんだろう?
588招き猫:02/05/05 12:12
>>585
dell氏、ひょっとして♀?
589dell:02/05/05 12:17
>>586
そういえば、以前マスコミ板にスレを立てた人がいて、彼を応援しにマスコミ板に出向いてみたことがありました。
そこでの反応も、「えっ、そうなの」という感じで、賛成とか反対とかいう以前に、驚いて目を丸くしている感じでした。
積極的に反対してくるのは、経済板住人とおぼしき人ばかりでしたね。

ところで、民や保守党などの政治家の反応はどうでした?

590金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 12:24
はっきり言えば、何もしないジジイ共をこのままデフレで肥え太らせるよりは、多少の調整覚悟でインフレを起こした方がおもしろい。
ずるずる衰弱死を待つより、何かをやってあぼーんした方がまだマシだろう。
591dell:02/05/05 12:25
>>589
民や保守党などの⇒自民や保守党などの
592招き猫:02/05/05 12:27
うん、高市早苗が先日地元で「デフレ対策勉強会」を開いてくれた。
ま、中身は竹中の講演会でそれに地元の土建屋なんかが、陳情するって言う形だった。
俺はインフレターゲットを採用する場合の金利上昇と国債の問題などを簡単に書類にして
手渡した。今は、竹中の講演会議事録が手に入ったところ。質問に関しては、連休明けま
で待ってくれとのことだ。

「金融資産課税」については、なかなかしんどいな。
ただし、別の高校の先輩で元官僚の参議院議員が、主税局と話をしてみると言ってる。

後、保守党議員(これも元・国土交通省官僚)は、話を聞いてはくれるが・・
弱いよなぁ。でも、何かレポートや、すべきことが在れば、助言してくれたら動くよ。
593dell:02/05/05 12:38
>>588
ハハハ、とりあえず性別は男性です。(笑)

>>592
とりあえず、日銀法改正を働きかけるのはどうでしょう?
政府と日銀の政策の整合性は是非必要だし(これは竹中大臣でさえ主張している)、日銀をチェックする仕組み作りも必要でしょう。
594招き猫:02/05/05 12:43
>>593
それは、失礼しました。

で、今回の中原さんの本でも、中央銀行の責任の明確化を訴えているよね。
これって、凄く重要な事だと思う。速見のおっさんは、インフレターゲット
について「そんなことは出来ない」と発言しているが、それを言う時点で
総裁は辞めるべきだと思う。諸外国は、ちゃんと運営されているわけだし。

金融調節が出来ないという中央銀行なら、必要ないじゃないか。
595スヌーピー:02/05/05 16:36
>>563 の482さん

レスありがとうございます。
「日銀が幾らキャッシュを生み出しても、それが各銀行の日銀当座預金口座に留まって
いたり、国債の買い入れに回されるから経済にマネーが流れ込んで行かないのです。
これはデフレ経済であるためで、本来は投資(負債)を積極的に作り出すべき
企業セクターが、逆に長期負債を返済する動きになっている、新規投資資金需要も
生まれない、という現状があり、そこが大きな問題なわけですよね。」

 この議論も知っていますし、わかります。だけれども、何故銀行にはマネーが
あまっているのに「企業セクターが投資をせずに負債を返済する動きになって」
いて、銀行から実体経済にマネーが流れ込んでいかないのか、そこが問題だと
思うんです。

 それが純粋に「貨幣の供給減→貨幣価値の増価→負債の実質負担の増」
が原因で、企業が負債返済の動きになっているならば、貨幣供給を適正水準まで
増やしていくべきだと思うんですが、現状では多くの企業の製品・サービスが
「成熟化していて需要の伸びもないし、新規投資もあまり必要ない」、「海外の
安価な製品・サービスとの差別化できずに競争にも負け採算に合わない」といった
ことが原因で、企業が投資を控えて負債返済の動きをしているんじゃないか、と。
その場合、金融緩和をどこまで行っても、個別企業が成長部門へ資源を移していく
能力を身に付けてそれを実行しない限り、新規の投資需要は、それほどでて
こないんじゃないかな、とも思うんです。
 想像するに、もし今の日本の産業構造中、成長産業や競争力の高い産業が
占める比率が大きければ現状の貨幣供給量、物価水準で十分、新規投資が
起きるし、信用創造も行われるのではないか、と思うのです。

 銀行から実体経済にマネーが流れていかない理由は、実際にエリート銀行員さん
からきいてみたい。
596招き猫:02/05/05 17:40
>>595
>それが純粋に「貨幣の供給減→貨幣価値の増価→負債の実質負担の増」
>が原因で、企業が負債返済の動きになっているならば、貨幣供給を適正水準まで
>増やしていくべきだと思うんですが

金利と国内物価だけをみているからだろう?
貨幣供給が、全く足りていないんだよ。その一言。
597エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 17:40
ちょっと見ない間にすごいスレが伸びてもはや手に負えなくなってるな。
とりあえず手近なところで>>595のスヌーピー氏に回答しておこう。
「なぜ実態経済にマネーが流れないか」
あなた(チミってのはイヤみたいだから)の言う通りだ。成長産業や競争力の
高い産業の全体に占める比率が下がっているからだ。だが、成長産業って何だ、
と問うてみる。年々投資を増やし売上を増やす産業だ。なぜそんなことができるの?
需要(消費)があるからだ。すると、かつての成長産業が成長できなくなったのは、
需要が落ち込んだか、投資が行き過ぎたか、外国に取られたか、ということになる。
どれも原因として正しいし、業界によって事情は異なるだろう。いずれにしても
デフレギャップが生じ、日銀があれだけ極端な金融政策を取っても過去のあれだけ
大規模な財政出動を持ってしても消え去る兆候はない。
消費拡大が鍵だ、というのはひとまず認めても良い。では消費を拡大するのは
どう言う時?所得が伸び、将来もその伸びが続きそうだと見通せる時だ。では、
どうすれば所得が継続的に伸びるの?企業が利益をどんどん伸ばして行くことだ。
どうすれば企業がどんどん利益を伸ばせるの?適切な競争環境が整い、バランス・
シートも健全であることが不可欠だ。
こうしてみると、「これから景気が良くなる」という政府のアナウンスメントと
それを下支えする政策プログラムを良きモメンタムとすることがスタートには
なるが、サプライ・サイドを企業セクターの自助努力で整えて行く(構造改革する)
ことが必須だと分かる。設備や人材を適正規模にして競争力を上げる、後進国に
取られて然るべきマーケットは取られる、規制改革やイノベーションによって
新たな供給可能アイテムを提示する、これらを通じて、何はさておいても企業が
利益を上げられるようにならないと何も好転しない。




598招き猫:02/05/05 17:47
>>597
いや、違うさ。だから、高率のインフレターゲットを日銀が発表する必要があるんだ。
日銀は、今後10年以上の長期にわたって、ドル建ての世界よりも物価水準が上がる
ことを覚悟する、と宣言する。つまり、円の価値を守らない、通貨の価値を堕落させる
と宣言するんだ。
通貨価値を守らない、一種のモラルハザードを行うとはっきり宣言するんだ。

つまり、円は売られる。必ずインフレになる。
それしかない。もう、残された道はないと思うよ。
599エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 17:58
>>598
金融資産課税の件は残念だったね。スレ読んだよ。
日銀の通貨政策についてはあなたと意見が割れ、そのまま放置してたが、
オレはこう言った。「日銀に極端な円高とか円安に導く能力はない。
FRBや米財務省にはある。日銀が過去行ったのはちょこまかした
為替政策だけであって、通貨政策はなかった。」と。
日銀がインフレ化、円安化に成功するシナリオを披露してもらえないかな?
それを一緒に考えるんや、アホ!とか言わないでね。

600エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:08
招き猫氏に共感を覚えるのは、何の痛みもなしに今の経済の歪みを正すこと
は不可能だという点だ。相当のインフレか、増税か、失業率の高騰か、
貧富の差の極端な拡大か、何にせよ今程度の痛みが持続すれば徐々に良く
なって行く、なーんてことは絶対にない。だから無制限に景気が良くなる
まで財政出動せよ、とか、それでインフレになったら金利や増税で対処
すれば良い、という態度は問題をむしろ拡大する方策にオレには見える。
601スヌーピー:02/05/05 18:10
>>565>>566 ふぇちさんへ

 レスありがとうございます。確かに、基本的に
国内のことだけ考えていました。ただ、「デフレ(物価下落)
が企業の債務負担を増加させることが問題だ」という
話に関しては、日本企業が円建て借入をして円建て
で返済している限りは、為替レートは直接的には
関係ないかな、と直感的には思います。(円高の場合、
ドル建で借りて、円の売上をもとに債務返済する場合は、
実質債務負担は減ると思います。逆に、円建で借りて、
ドル売上をもとに債務返済する場合は、実質債務負担は
増えると思いますが。)

 円高で、輸出関連企業の競争力が落ちて、輸出関連企業
の売上高が落ちて、それが債務負担を増加させる、という
ルートはあると思いますが、それは、「競争力減→売上減→
債務負担増」のルートであって、これは直接的には、輸出
関連企業のみに影響する話であって、「貨幣価値増→債務負担増」
という全ての企業が一律に影響を受ける話とは、全く無関係
というわけではないけれど、やっぱりちょっと違うのでは。

 誤解等ありましたらご指摘ください。
602dell:02/05/05 18:11
>>597

>どうすれば所得が継続的に伸びるの?企業が利益をどんどん伸ばして行くことだ。

必ずしもそうとは言えないでしょう。
賃下げや解雇で企業利益が一時的に伸びても所得は増えない。逆に減る。(w
そして総需要が減少し、さらなる賃下げや解雇が必要になる。
これではデフレスパイラル一直線だ。(w
603エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:17
>>601
10%とかの大幅デフレならともかく、1-2%のデフレで実質債務の負担増を
気にするような企業は少数派。名目金利が2.5%とすると、実質金利は
2.5+1=3.5%に過ぎず、金利水準としてはやはり低い。こんな低いバー
ですら超えられるようなROIの事業がないということが本質だと思う。




604エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:25
>>602
おお、dell氏もいるのか。フルキャストだね。
オレはちょっと途中で失礼するかも知れないけど、時間の許す限りレスする。
全ての企業が一斉に賃下げや解雇するなら、そのデフレスパイラルも分からない
ではないが、実際はそうじゃない。調整を終えた企業はまた拡大に転じること
もある。最近日産がまた人を取り出してるんでしょ?

605スヌーピー:02/05/05 18:32
>>603
に同意します。日銀の政策変更を求める前に、自分等の
経営能力、職業的能力を向上さえるほうが、本筋だと思います。

あと、銀行員さんに質問なんですが、今って
実際にM2+CDでしたっけ、マネーサプライの一般的な指標、
そのベースでみるとマネーサプライって減ってるんですか?
増えてるんですか?無知がばれる質問かもしれませんが、
教えて下さい。
606dell:02/05/05 18:35
>>604
なるほど、「供給削減策=構造改革」は徐々に分散して行うべきという話になった訳ですね?
それから、日産は外需主導の業績回復の典型例だと思いますが、日本の産業の大きな部分を占める内需産業はどうしたら良いのですか?
また、外需主導の業績回復が安定的に継続可能だと思われますか?
これでは、ゆっくりしたデフレスパイラル(=日本の現状)が続くだけでは?
607エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:38
>>605
いつと比べるかにもよるけど例えば98年くらいからずっと
基本的には減っていない。
608dell:02/05/05 18:40
>>605
>日銀の政策変更を求める前に、自分等の経営能力、職業的能力を向上さえるほうが、本筋だと思います。

全くその通りですが、こうした事は誰に言われなくても当事者企業は皆行っていることでしょう。
問題は、そうした努力にも関わらず、不況が10年の長期にわたって続いている事ではないでしょうか?
609金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 18:40
日産は回復した(?)かもしれないけど、日産の系列会社は、コストカッターに
よって、まだ青色吐息なんではないかな。
NRPって、要するに裾野の企業に泣いてもらうという政策だったわけでしょ。
610エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:47
>>606
徐々に分散して、というのは計画経済でないので無理でしょう。それぞれ
の業界がそれぞれの意志でタイミングを見定めてやるわけだが、その効果
や悪影響が出るのにはラグがあるので、集中的なスパイラルにはならない
というだけの話。
日産は外需主導と言うけど、今次の回復は決して外国向け販売が増えた
からではないよ。
内需産業もそれぞれの必要に応じて必要なことをすれば良いだけ。
ただ、構造改革にデフレ圧力が働く事は当然で、これはオレも認めている。
だからと言ってそれをストップして政府の人工的な需要に頼るのではマズイ
と言っているのです。構造改革があまりにも急でデフレ加速しそうな時は
政府の介入もそれなりの役割は果たす。
611エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:52
612エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 18:58
>>609
その通り。日産の系列の中では会社をたたんでもっと賃金の安い仕事に
しか付けない人もたくさん出たかも知れない。しかしマクロ的に見れば、
これによって日本の潜在成長能力が高まったのは間違いない。マクロで
GDP成長率が上がるのと、個々の企業や人間のwelfareが増大するかは
全く別の問題。貧富の差は極端に拡大してゆく傾向になると思う。
613dell:02/05/05 18:59
>>610
>ただ、構造改革にデフレ圧力が働く事は当然で、これはオレも認めている。

だから、資産デフレによる巨大なデフレ圧力の存在する今の日本でそれをやったらデフレスパイラルでしょう。
繰り返しますが、巨大なデフレギャップを埋めるだけの需要をどうやって創出するのですか?

>構造改革があまりにも急でデフレ加速しそうな時は政府の介入もそれなりの役割は果たす。

それがこの10年間日本がやってきた事でしょう。まだ続けるのですか?

614dell:02/05/05 19:03
>>612
>これによって日本の潜在成長能力が高まったのは間違いない。

潜在成長能力が問題になるのは、供給制約が経済成長の阻害要因になっている状況、すなわちインフレ状況の時ですよ。
デフレで潜在成長能力を問題にしても仕方ないでしょう。(将来のインフレ対策にはなるかもしれませんが)
615エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:06
>>613
この10年間、構造の改革に勤しんできたような企業はほとんどありませんよ。
従って、「構造改革があまりにも急でそれを緩和するために政府が金を使った」
という事実はありません。企業はようやく思い腰を上げて改革に取り組み始めた
のです。それをサポートする財政支出というのは過去10年の金の使い方とは
性質が異なります。政府が金使うから改革は楽だ、って言ってるんじゃないですよ。
辛いに決まってる。だが、それをやらずに財政支出に頼っていたら、問題はひとつも
解決しないという点がポイントです。
逆にdellさんに確認ですが、dellさんの考えでは、新規国債発行がたとえ100兆円
でも200兆円でもとにかく効果が出るまでやれと?
616エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:14
>>614
それは過去の潜在成長能力の阻害要因がインフレだったから誤解して
いるんですよ。
阻害要因そのものは、色々とあり得ます。経済の専門家もデフレを
潜在成長能力の阻害要因として使用している例をオレは幾つも見て
いますけどね。
617エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:18
>>614
それは過去において主としてインフレが成長阻害要因になっていた
からですよ。デフレだって立派に潜在成長力の阻害要因になります。
現にそういう使い方をしている経済の専門家の書き物を何度も読んで
ますけどね。オレは。
618エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:23
>>614
それは過去インフレが阻害要因になることが多かったための誤解で、
デフレも立派に潜在成長力の阻害要因になりますよ。その文脈で
この言葉を使っている経済専門家は多いです。
619dell:02/05/05 19:23
>>615
>この10年間、構造の改革に勤しんできたような企業はほとんどありませんよ。

あなたの業界はそうなのですか?
昔から、ほとんどの業界では、常に需要動向に気を配り、需要のなくなった事業から需要のある事業への絶えざるシフトが行われているのですよ。誰に言われなくても。

>辛いに決まってる。

辛いのはよいとして、需要が創出できるのかを問うているのですよ、巨大なデフレギャップを埋めるほどの。

>dellさんの考えでは、新規国債発行がたとえ100兆円でも200兆円でもとにかく効果が出るまでやれと?

少し誤解があるようですが、大胆な金融緩和というのも私の提案の柱であり、財政出動一本槍というわけではないのですが・・・。
ただ、新規国債発行は景気が本格的に回復するまでには、さらに200兆円ぐらい増えるかもしれないですね。
国債をどのくらい発行するか、買い切りオペをどのくらい増やすかはインフレ動向を注視しながら行うことになるでしょう。

620エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
コンピュータの調子悪い。
逝ってくる。
621スヌーピー:02/05/05 19:27
>>597 エリート銀行員さん、DELLさん、招き猫さんへ

「消費拡大が鍵だ、というのはひとまず認めても良い。では消費を拡大するのは
どう言う時?所得が伸び、将来もその伸びが続きそうだと見通せる時だ。では、
どうすれば所得が継続的に伸びるの?企業が利益をどんどん伸ばして行くことだ。


 所得を実質所得、としたうえで賛成です。で、インフレ論の人に
質問させてください。

 インフレというのは、基本的に、純債権者である家計から純債務者
である企業、政府への実質所得の移転、という面があると
思います。で、適度のインフレが成長のドライビングフォース
である企業に実質債務減という経路で、優しいのはわかるんですが、
一方で、企業が計上した売上は、最終的には回りまわって、従業員の
賃金・給与、債権者への利子、株主への配当等という形で必ず家計に
戻ってきますよね。で、インフレで企業が受けた実質債務減という
恩恵は、家計に戻ってきたときには、インフレによる家計の実質
所得減という形である程度、相殺されるという影響は無視しえる
程度のものなんですか。
622dell:02/05/05 19:28
>>618
>デフレも立派に潜在成長力の阻害要因になりますよ。その文脈でこの言葉を使っている経済専門家は多いです。

あまり聞きませんがねー。
でもその場合、成長のボトルネックになるのは需要であって供給ではない。
供給がボトルネックになるのなら、デフレではなくインフレになりますからね。(w
623dell:02/05/05 19:33
>>618
あまり聞きませんがねー。
でもその場合、ボトルネックになっているのは需要であって供給ではない。(w
供給がボトルネックになっているのであればデフレではなくインフレになりますからね。(w
624dell:02/05/05 19:34
>>620
こっちも変。
また、だぶってしまった。
625エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:45
戻ってきた。
>>619
>あなたの業界はそうなのですか?
>昔から、ほとんどの業界では、常に需要動向に気を配り、需要のなくなった事業から需要のある事業への絶えざるシフトが行われているのですよ。誰に言われなくても。
そういう従来型のものは構造改革ではありません。これまで景気が多少
悪くても大企業は雇用には手を付けず社内飼い殺ししてきたでしょ?過剰
な供給力が問題だ、と言いながらも実際に設備を廃棄するところは少数派
だった。それらに手を付ける時期に来たという事です。残念ながら。

巨大なデフレギャップがすぐに埋まるはずはありません。しかし、あなたが
想定するようなデフレスパイラルにもなりません。供給側の改革の効果が
出てくるからです。今よりはひどくなるが、それが長く続くと国民側でもそれが
常態だというある種の諦めが芽生えます。それが日本の潜在成長力の質を
高めるのに繋がるのです。

200兆円と買いきりオペですか。そこまでデカイ数字でシミュレーションした人は日本には
あまりいないでしょうが(よって言下に否定することは慎みますが)、とても
sustainableとは思えません。ちょっとどう否定するか考えて見ます。

626dell:02/05/05 19:47
>>621
チョットわからない議論です。
というのは、名目所得が増えずにインフレになれば実質所得が減少しますが、
マクロ政策によるインフレというのは、むしろ所得増によるコスト増大や需要増がもたらすインフレであり、
通常、名目所得増>インフレ率となると思います。(需要増により設備稼働率が上がるなどのコスト削減効果が一方であるため)
従って、実質所得は増えると考えています。
627エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:53
>>623
使用例を見つけたのでご参考までに。
現富士通総研の福井俊彦氏の講演内容からです。

構造改革の意味というのは、結局の所バブルの後始末を早くして
経済を新しい潮流に乗せて潜在成長能力を高めていくことが、
構造改革の本当の意味だろうと思います。
従って、今の構造改革の意味を企業経営の面で表現し直すと、究極的に
目指すところは、非常に広い範囲で技術開発とか知識想像が活発に
行われて、次々と新しい事業が興ったり、あるいは既存の企業においても
絶えず事業の再編成が進む柔軟な経済の仕組みを作っていくということに
つきるわけです。

628dell:02/05/05 19:57
>>625
>過剰な供給力が問題だ

その「過剰」の基準が問題ですね。
現在の資産デフレと実体経済のスパイラルにより過度に押し下げられた需要を基準にする事は、かえって潜在成長力を削ぐ結果となりはしませんか。

>今よりはひどくなるが、それが長く続くと国民側でもそれが常態だというある種の諦めが芽生えます。

それこそ大問題でしょう。
これでは、逆に潜在供給力を下げてしまう完全なる縮小均衡論でしょう。
残念ながら、そうした事態が既に進行していますがね。


チョット、食事のため休みます。
629スヌーピー:02/05/05 19:59
>>602 dellさんへ

 賃下げや、解雇で企業利利益が伸びた
場合には、従業員の所得は減っていますが、
変わりに、株主等への取分は増えると思われます。
従って、マクロ全体でみれば、総需要減少とは
ならないと思います。

 ようは、企業が生み出した付加価値を、
企業のステークホルダーのどこに厚く配分するか
の問題かなと思います。給与、賃金を厚くすれば
従業員の所得は増えますが、債権者や株主に
いく付加価値は減る、その逆もまた同様という
感じで。

 大切なのは、企業が生み出す付加価値の
絶対額、そのものだと思います。

 で、インフレ・デフレというのは、その企業が
生み出した付加価値の各ステークホルダーへの配分を
変えるだけで、マクロ全体で見た場合、インフレ・デフレ
というのは、付加価値の絶対額影響を変えるわけではないので
インフレになれば、経済が活性化するというのはちょっと
違うのでは、という理解をしています。

 理解に間違いがあるところがあったら、ご指摘お願いします。
630エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 20:34
dellさんへ
200兆円もの大金に目がくらみ(笑)、ちょっと言葉を失ってしまいましたが、
やっぱりトンデモ理論なので冷静に反駁することにしました。
まず、デフレギャップがどの分野にどのくらいあるかを考えて見ます。
日本の第三次産業の就業率は今7割くらいかな?この部分はデフレギャップは
さほど大きくありません。需要が急増するとすぐに供給のボトルネックに
ブチ当ります。まあ、デフレギャップは第二次産業に集中していると見て
良いでしょう。すると200兆円と言わず、また、あなたの主張される住宅政策
だけでなくかなり幅広いばら撒きを行ったとしても、ずっと少ない額ですぐに
インフレになることは明らかです(200兆円だとGDPの40%にもなっちゃう)。
国債を乱発しても、日銀が買い切りオペするそうですから、すぐには累積債務
残高そのものは問題にならないでしょう。でも、インフレは急激なはずですから、
これを押さえるために、あなたの論で言えばすぐに増税(金利引上げでも結果は一緒
なのですが)をしなければなりません。その結果、景気はまた冷え込み、今と同じ
需要不足の問題を抱えます。そこでまた政府は国債を新たに発行します。あとは
同じプロセスの繰り返しです。気がつくと、物凄い消費税率、物凄い国債発行残高が
残っている、という結果になります。企業セクターには国がいつも救ってくれる
という考えがあるため、必要な改革は行っていません。これはどうみても三流国への
転落のプロセスではありませんか。
631スヌーピー:02/05/05 20:36
>>626 dell さんへ

 銀行員さん、招き猫さん、僕の理解が違っていたらフォローして
下さい。

 マクロ経済でみたとき、@企業部門、A家計部門、B政府部門
とあると思うんですが、@の企業部門は、「債務というものを負わず
に事業などできない」(byエリート銀行員)ということで、基本的
には、家計部門から、銀行等を通じて、借入等の資金調達をします
よね。

 で、例えば、企業部門が、マクロ全体で100だけ債務がある、
一方で、家計部門は企業部門にマクロ全体で100だけ債権があると。
で、ここで、10%のインフレになると、実質的には、企業部門の
債務が10%減る(企業部門の10の利益)、一方で家計部門の債権が
10%増える(家計部門の10の損失)。で、その影響として考えられる
のが、下記、A,Bだと思います。

A:企業部門が10の実質利益をリストラ原資にして、生産性を向上する
B:家計部門が10の実質損失がもとで消費を減らす

 で、AとBの影響を比べて、Aが必ず大きいと常にいいきれるのか
という議論です。

 インフレ論の人、全員から一応、コメントをいただければ、と
思います。できれば、銀行員さんからも、こめんとお願いします。
632エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 20:38
招き猫氏は不在でしたね。
そんじゃ、失礼します。

礼儀正しくなったエリートより。
633スヌーピー:02/05/05 20:49
なんか、エリート銀行員さんと、dellさん
は論争を通じて、友情が芽生えつつあるような・・・。
いいことです!
634エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 21:01
>>629, >>631
スヌーピー氏へ。
失礼します、と言いながら目に入ってしまったのでコメントしときます。
オレはエリートではあっても経済学者ではないので、その点は割り引いてね。
まず、インフレというのは単にマネタリーな現象なのであって、本当は
カンケーないんじゃないの?というあなたの理論は机上ではその通りなの
かも知れない。「机上」という意味は、全てのプレーヤーが素早く合理的に
に動くという意味ね。ただ>>629の最初のパラグラフの議論でひとつ言っとき
たいのは、企業が上げた利益は必ずしも配当されるとは限らないという点。
内部留保されると還流が止まる。このことがGDPの再生産に及ぼす影響に
ついて20年くらい前にアメリカで結構議論されてた記憶あり(うろ覚え)。
635招き猫:02/05/05 21:03
すまん、ちょっと食事に出ていた。休日のこの時間帯は家族がいるとなかなか難しいもんだ。
エリート銀行員氏はまた戻ってこられるのかな?

さて、一つ、一つのスレに返事を出すのは難しそうなので、>>631のスヌピー氏のまとめ
に対して答える形で・・
まず、企業行動から考えると債務だけではなく、「投資行動」すべてが実は費用の先渡し
であり、企業からみれば投資家からの債務にあたる。だから、エリート銀行員氏の
「債務というものを負わずに事業などできない」という発言になるのだと思う。

では企業行動において、デフレの何が問題かというと「固定費」の圧縮が困難だ、という
事だろうと思う。1920年代にも確かに企業の形態は大規模経営なものも在ったかもしれ
ないが、現代においては企業の仕組みそのものが違う。中小企業といえども、一定規模の設
備投資(リース料や返済額にあたる)やオフィスレンタル、水道光熱費など圧縮できない固
定費の枠は大きい。はっきり言って、人件費など圧縮しやすい部類なのかもしれない。
確か、日本総研の発表だったと思うが、デフレが1%進むと企業収益が、製造業で4%、
サービス業で6〜8%圧迫されるとあった、と思う。数字が若干あいまいで申し訳ない。
つまり、僅か1%のデフレのようでも企業にとっては非常な負担となるのだ。
636招き猫:02/05/05 21:17
>>631 の続き
>A:企業部門が10の実質利益をリストラ原資にして、生産性を向上する
>B:家計部門が10の実質損失がもとで消費を減らす
>で、AとBの影響を比べて、Aが必ず大きいと常にいいきれるのかという議論です。

まず、家計は必ず投資をしないのか、と言う問題があります。
単純なモデルですと、家計の投資行動が無視されてしまいますが、家計にも投資行動
は許されているはずですから、インフレという金融資産の実質的価値の減少に対して
家計は実物資産への移行という形で、資産形成のためのポートフォリオを変更するは
ずです。
そこで忘れてならないのは、資産とは「金融資産」だけではなく土地・株も資産なのです。
そして、インフレというものはそれが安定的で尚かつ穏やかな水準(2〜5%)の場合
家計はそれに対抗する、つまり自らも負債を抱えて資産を手に入れることによりヘッジ
出来うるものなのではないでしょうか?

つまり、現実には家計にとってもインフレは損失となるとは限らないのではないですか?
637招き猫:02/05/05 21:52
>>599
>日銀がインフレ化、円安化に成功するシナリオを披露してもらえないかな?
に関して言えば、実はにゃ〜氏が良いことを言ってる。FRBを見習え、ルックイーストだと。

今、手元に「日銀は死んだのか」加藤出著があるのが、このP200に
2.FRBの国債価格維持政策と「アコード」の締結
という章がある。これは1940年代にFRBが銀行を守るために国債価格維持政策を行った
に着いて詳しく詳述している。少し抜き書きすると
景気回復に向けてFRBは1941年以降、準備預金率を引き上げて短期金利を徐徐に持ち上
げて、いわばゼロ金利を解除した。しかし、長期金利は第二次大戦後の1951年までの10
年間2.5%を上回ることは無く、債券相場は全く崩れなかったように見える。
 その原因はFRBの大規模な買いオペの存在にある。FRBは長期国債が額面割れを起こさ
ないように、人為的に債券相場を支え続けていた。TB三ヶ月物は3/8%、財務省債務証書
一年物は7/8%、長期債は2.5%に維持されていた。このFRBの国債価格維持政策があ
ったからこそ、金融機関は安心して増大する戦時国債を購入することが出来た。

以上
638スヌーピー:02/05/05 21:59
>>634 エリート銀行員さんへ

レスありがとうございます。
「企業が上げた利益は必ずしも配当されるとは限らないという点。
内部留保されると還流が止まる。」
確かに、一時的には、企業内に内部留保されるんですが、
企業の清算時に、全額、株主に分配されるので、まぁ、清算時まで
いれた超長期でみれば、全て株主に配当される、ということでしょうか。
 短期でみれば、配当されなかった分も、株式の実質価値増大→評価額の
増大という形で間接的には株主の利益に反映されているかな、と
思います。
639dell:02/05/05 22:05
>>630

もちろん国債発行を200兆円も増やさなくても本格的に景気回復するなら、それにこした事はありません。
>>619を読み返して頂ければわかるとおり、別に私も単年度でいきなり200兆円発行しろと言っているわけではないので、
本格的に景気回復した時点で国債発行は抑制されることになるでしょう。(税収は増え、財政出動は減らす)
本格的な景気回復のメルクマールとしては、資産デフレの収束と信用創造の増加がポイントになると考えています。(これが自律的景気回復の条件)
200兆円発行しなければダメだと言っているわけでは全くないので念の為。
ただ、上記条件を満たさない(もちろんインフレでもない)うちに緊縮政策に転じることは、橋本・小泉内閣の失政を繰り返すことになり、絶対に避けなければならないと考えます。




640一体日本は何をやっているんだ小泉は:02/05/05 22:09
早くしないと、手遅れになるぞ!
641招き猫:02/05/05 22:14
続き、P204から
 1951年に勃発した朝鮮戦争による特需はインフレ懸念を台頭させた。
FRBは金融引き締めの必要性を感じていた。しかし、金利引き上げや国債の
売りオペは国債価格維持政策と矛盾する。金融引き締めを巡って財務省とFRBは
激しい対立を見せた。トルーマン大統領と議会がこれを調停し、両者の間に
「アコード」という名の合意が形成された。

今必要なことは、このアコードだと思う。このアコードの締結は、金融緩和の絶対
条件だと思う。同時にアコードに関して言えば、決して国債価格維持だけに有効な
のではなくてて、資産価格や購買力平価(またトービンは失業率も指標にするべき
だと言っているが)など様々な問題に関してアコードを締結し、国民に示すべきだ。

642招き猫:02/05/05 22:14
今の日銀は物価の問題しか責任を負っていないし、その物価すら責任を背負えない
と言っている。非常にレベルの低い話だ。仕事が出来ない総裁は直ちに辞めるべき
だし、今の日銀法は日銀の権利に対して、義務を貸していない。日銀には何のペナ
ルティも無く、責任も問われない。これはひどすぎるのではないだろうか?
つまり、現在は日銀に問題があるかどうかも解らないくらいに日銀が野放しになっ
ている。その事が一番大きな問題だろうと思う。
いまの日本はFRBとは逆に日銀の仕事をもっと明確化させるために、「アコード」
が必要なのだと思う
643金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 22:17
このスレにカキコしている人は暇人ですか?
644招き猫:02/05/05 22:24
>>638
>A:企業部門が10の実質利益をリストラ原資にして、生産性を向上する
>B:家計部門が10の実質損失がもとで消費を減らす

デフレ下では、企業は内部留保を投資に向けず、また配当もせず、ひたすら
国債等安定債券での資金運用を図ると思う。これはますます債券安、金利低
下を招くことに繋がるだろう。
645スヌーピー:02/05/05 23:34
>>635 >>636 招き猫さんへ

レスありがとうございます。

 で、「固定費の圧縮が困難」ですが、基本的には、
デフレになれば、リース料や、水道光熱費って、
値下がりするので、黙っていても、名目的な固定費は
圧縮されるように思います。例えば、月3,000円だった
水道光熱費が、デフレになったので月2,500円になった、
という感じで。推測なんですが、単純に物価下落の影響
のみを考えるならば、フローの数値の比率(売上や各種
費用等損益計算書の数値の比率)は何ら実質的な影響を
受けないような気がします。売上が10%下がる一方で、
費用も10%下がる、という感じで。例えば売上高利益率は、
デフレ前、デフレ後で、両方同じ数値なのでは。

 ただ、同じ数量を売ったにもかかわらず、売価が
下がった場合は、売上高は減少するので、その分、
実質債務負担が重くなる。これは、僕もO.K.なんです。

 で、売価が下がったので、債務の実質負担が
増えるのはいいんですが、「その売価が下がる」ケースと
いうのは、
「A:マネーサプライ減→円の価値の増→売価の減」、というマネタリーな理由と、
「B:円の価値は一定だけれども、製品やサービスが成熟市場に属するもの
 だったり、競争力がなくなったために売価が減」という実体経済の理由と
と二つあると思うんです。

 で、エリート銀行員さんによれば、統計的には98年くらいからずっと
マネーサプライは、ほぼ一定なんですよね。ということは、最近色々なところで
みられる物価の下落って、Aのケースでなくて、Bのケースなのではないか、
というのが僕の意見です。で、Bの場合は、個別の企業が、経営努力でなん
とか売上を増加させていくしかないのでは、ということです。
646金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/05 23:51
>企業が上げた利益は必ずしも配当されるとは限らないという点。
>内部留保されると還流が止まる。このことがGDPの再生産に及ぼす影響に
>ついて20年くらい前にアメリカで結構議論されてた記憶あり(うろ覚え)。

内部留保だろうが、社外流出だろうが、回りまわって投資される。
と思いますが・・・
仮に、内部留保が国債に流れても、それは国債に対する投資。

つい二、三年前の米国の新規公開企業は、配当しないで、再投資を
図っていたが、株価は下がっていなかった。
配当の有無は、企業価値には基本的には、無関係でしょう。
647dell:02/05/06 00:15
>>645
>で、エリート銀行員さんによれば、統計的には98年くらいからずっと
マネーサプライは、ほぼ一定なんですよね。

これは、一貫してマネーサプライが低迷し、デフレを克服できないでいると解釈すべきでしょう。
つまり、マネーサプライの水準そのものが低過ぎるのです。
648スヌーピー:02/05/06 00:27
>>636 招き猫さんへ

 個別の家計で見れば、重いローンの負担があったり
レバレッジを効かせて金融資産の信用売買をしている
ようなケースはあると思うんですが、マクロ全体でみた
家計は、とりあえず現状の日本では、貯蓄主体というか、
企業部門と政府部門への資金提供者となっていたと思います。
なので、現状でインフレがあった場合は、マクロで
みた家計の実質資産は減少する、でよいと思います。

 この辺の統計数値は、ちょっと僕は今、もって
ないんですが、エリート銀行員さんとか、わかりますか?

 で、今後、マクロ全体でみた家計が、貯蓄よりも
借入が多くなってインフレに対するヘッジ取引をする、
なんですが、そのケースは正直考えていませんでした。
マクロ全体でみた家計が資金の借入側になる場合、
うーん、やっぱりインフレになったら実質債務が減る
ので消費にプラスのような気がします。

 ただ、企業部門、政府部門、家計部門のすべてが
資金借入れている状態って、どこからお金がくるのかが
いまいちわからない。海外から資金を呼び込むんでしょ
うか。

 ちなみに、アメリカって家計の貯蓄率が一時期
マイナスになったってきいた事があるような気がする
んですが、それってやっぱり、企業部門、政府部門、
家計部門のすべてが借入主体だったんですよね。

 このへんは、正直わかりません。銀行員さん、
明日来たら、教えて下さい。
649金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 00:28
物価の決定要因は、マネーサプライのほかに、
「通貨の流通速度」というのがある。

今回のデフレは、この速度が極端に落ちたことにある。
別の言い方でいえば、「お金が回らない」ということ。
信用制度の崩壊が、商取引にまで、影響を与えたのでしょう。
650.:02/05/06 00:35
行員。自殺しろ。
651スヌーピー:02/05/06 00:48
>>644 招き猫さんへ

レスありがとうございます。
「デフレ下では、企業は内部留保を投資に向けず、また配当もせず、ひたすら
国債等安定債券での資金運用を図ると思う。これはますます債券安、金利低
下を招くことに繋がるだろう。」

 利益処分案ってありますよね、当期利益と前期繰越利益を
たして、当期未処分利益をだして、そこから株主への配当や
役員への賞与として、分配していくあれです。あれで、たぶん
当期未処分利益から、配当や役員賞与などとして外部に流出し
なかった部分は自動的に、次期繰越利益となって、内部留保されます。
これは、バランスシートの資本の部の剰余金のなかに計上されます。
その運用形態は、バランスシートの資産の部をみてください。
国債等安定債券以外にもいろんな形態で運用されていると思います。

 会計的に考えてみましたが、間違っていたら指摘してください。

 いろいろレスしてくださったみなさん、大変勉強になりました。
どうもありがとうございました。そろそろ寝ます。おやすみなさい。
652招き猫:02/05/06 00:52
>>649
そうだな。通貨の流通速度に影響を与えようとすると、ほんとに金利をマイナス
にするしかないって感じだよな。ゲゼルの言う消滅貨幣って事だ。

行員、他スレに、カキコしてないか。
コテハン使い捨てか?
654スヌーピー:02/05/06 00:58
>>649 さんへ

 たしかに。マネーサプライと貨幣流通速度と、物価の関係を
よかったら教えてもらえませんか?たしかマーシャルのKとかいうのが
あるんですよね。昔習ったけれど忘れてしまったので。
その流通速度の話が抜けているなと自分でも思って
いたのですが、内容をわすれてしまっていたので、
無視してしまっていました。では、おやすみなさい。
655招き猫:02/05/06 01:05
スヌピー氏へ
>>645
>マネーサプライは、ほぼ一定なんですよね。ということは、最近色々なところで
>みられる物価の下落って、Aのケースでなくて、Bのケースなのではないか、
>というのが僕の意見です。で、Bの場合は、個別の企業が、経営努力でなん
>とか売上を増加させていくしかないのでは、ということです

まず、前提のマネーサプライですが私が持っています長期の資料では、1980年
代前半は平均的に7%を下ることがありません。場合によっては10%を越えています。
ところが、バブル時には確かにやや大きくなり過ぎ90年には12%にまで伸びていますが
その後滝のように真っ逆様に落ちています。そして、93年にはゼロ以下を記録
しています。その後90年代は一貫して5%を越えることなく、2〜3%なんです。

dell氏のおっしゃるように98年から始まったわけではなく、90年代ずっと一貫して
マネーサプライは低すぎると断言して良いでしょう。日銀は金利ばかりにとらわれて
もっと重要視すべき大切な問題を放置していたのです。


656招き猫:02/05/06 01:10
>>648
>企業部門、政府部門、家計部門のすべてが資金借入れている状態って、どこからお金
>がくるのかがいまいちわからない。海外から資金を呼び込むんでしょうか。

鋭い、鋭い、その通り。だから常に経常赤字で海外からファイナンスしています。
ただ、基軸通貨「ドル」だから出来ることであって、「円」が出来るわけではありません。
657招き猫:02/05/06 01:14
>>651
>国債等安定債券以外にもいろんな形態で運用されていると思います。

そりゃそうだ。ただし、リスクを考えていけばどんどん「国債」に収斂されていく。
生保の資金運用がその典型だろう。

658おおい:02/05/06 01:14
ミクロな質問だけでなくて、マクロな事も質問ですが。
日本は今後、どうなるんでしょうか?
659招き猫:02/05/06 01:25
スヌーピー氏へ
ここに↓家計のバランスシート有り
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h12-kaku/89i4-12.xls

確かに90年→01年は一貫して金融資産が膨らみ、実物資産が減少している。
しかし、それは経済がデフレで、通貨価値が強くなり、金融資産への選好性を高めた
結果にすぎない。インフレが始まれば自然と資産配分が変わるって来ると思う。
660金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 03:54
リフレ政策が必要というのはともかくとして、ミクロに視点を向けると、
日本企業って、資本コストを無視した経営を続けていて、はたして不況期
にこれが是正されたと言えるのかね?
ROE等の利益率があまりにも低いのは有名な話。
低ROE体質のまま株価はあがるのか? マクロに目をうばわれると、けっこう足元を掬われる気がする。
需要が拡大しても、個々の企業の収益性や、投資の価値計算もできないザル経営がまだ根強く残っているというのは、今後も続くのでは。
それには景気回復だといっても、バカは死にかけても直らないと思う。


661金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 04:03
>>660
米国企業はストックオプションで賃金の歳出の一部を会計から
はずしていますが何か?
662顔も名前も出さずに毎月100万円:02/05/06 05:53
Future-Web(フューチャーウェブ)登場
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663金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 07:48
フィッシャーの貨幣方程式によれば、

物価=(マネーサプライ×通貨の流通速度)/物量

ということになる。
この場合の、マネーサプライはM2+CDでよいはず。
664エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/06 08:31
>>638 スヌーピー氏へ
そうだね。長期で見れば清算されれば内部留保もstakeholderの利益に
なっているし、income gainでなくcapital gainに反映されるから同じ事だって議論も
成り立つ。でもGDPを再生産してゆくには、短期間の内に支出の形を取る必要
があるので、time spanは大事な要素になるのだといえる。「貯蓄もいつかは
必ず使われるから、貯蓄率が高くても心配ない」、とはならないのと一緒。

>>639 dell氏へ
貴方の基本的な立場は良く分かりました。90年代のような財政出動で良かった
(宮沢、小渕政権のような)、景気回復しない内に逆噴射したのが間違いだった、
ということですね。単純なモデルで良いので一回simulationして見られることを勧めます。
「sustainableでない」とオレが言った意味が分かると思います。実際に多くの
simulation結果が公表されていますが、そのどれもが今後の巨大な財政出動には
否定的です。どれでも良いからそれを論駁できればあなたの説は説得力が高まるかも。
あなたの政策を実施する結果、大幅インフレは避けられない、むしろそれにより
長期の財政のsustainabilityを確保し、老齢層から若年層への所得移転を実現し、
資産デフレ状況を是正し、信用拡大にも繋げる、って方が個人的には、正直だし、
説得力もある気がする。増税と同じことだけど、増税よりは実行しやすい。
665エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/06 08:32
>>641, >>642招き猫氏へ
日銀が情けない、ってのは同意。これだけバカにされ、結局は後手に回りながらも
民意(政治)にずるずる引きずられて行く中央銀行は世界に存在しない。
かってのブンデスバンクもインフレファイターと言われたボルカー率いるFRBもテコでも
意志を変えなかった。反論には論駁をきちっと加え、歴史的に自分達が正しい事を
証明してきた。日銀はやってることがまるっきり逆。何十年前から体質は全然
変わってない。有効な金融政策云々以前の問題として、日銀の組織と意識の改革
なくして、何も期待できないと悲観する。

>>653
どのスレのどういうコテハンがオレと似た主張をしているか、教えてくれ。
このスレ以外はあまり見てないので。
666エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/06 08:32
高度な経済理論などとはおよそ無縁な話で恐縮だが、free lunchなどないのだ
という素朴な信念を持っておく事は生きる姿勢として大切だと思う。財政も金融政策
も有効性は否定しないが、限界がある。うまく行っているように見えてもどこかに
ツケを回していたり、知らぬ間にひずみを貯め込んだりしている。
ヨーロッパ諸国は高い失業率を抱え、国民負担率も高いところが多い。今後EUの
拡大によって同一通貨圏内でのメガコンペティションが展開されるだろう。
アメリカも一見うまく行っているように見えるが実情は多くの矛盾と問題を抱えている。
莫大な貧富の差はその一例で、底辺層に位置するならあの国には絶対に住みたくない
と実情を知る日本人なら誰もが思うはずだ。
ここ何十年かの日本の直面する問題の本質は、キャッチアップする側ではなく
キャッチアップされる側になったということだ。これまでの構造を温存したいのは
激変を嫌う国民性からしても当然だが、開かれた国であリ続ける以上、キャッチアップ
される側として国のかたちをリフォームして行かざるを得ない。アメリカともヨーロッパ
とも違う日本国民が納得できる形を示す責務が、指導者達にはある。
バブルの崩壊の原因として、行政や通貨当局の対応ミスがあったのは、ここの一部
論者のご指摘の通りと思う。この結果、多くの金融機関が自力では立ち直れない
ほどのダメージを受け、多くの産業がかってない困難に直面している。
官民一体の一致協力の必要性を痛感する。そのためには互いの信頼関係が必須だ。
信頼を築くには理解するための情報開示と説明責任が果たされなければなるまい。
政府の政策が民間にとってのモラルハザードにならぬよう留意しつつ、有効に活用され、
日本が輝かしい国になることを強く望む。そのために銀行員が多過ぎるのなら削れば
良いし、給与が高すぎるなら減らせば良い。そこに勤務する人間達には、実はとうの
昔にそのくらいの覚悟はできているのだ。
ゴールデンウイークの休養とここでのストレス発散ですっかり元気になることができた。
皆さんに感謝する。
667招き猫:02/05/06 09:37
エリート銀行員氏よ、良かったな、鋭気が養えて。

>>665
>有効な金融政策云々以前の問題として、日銀の組織と意識の改革 なくして、
>何も期待できないと悲観する
そして、漸くほんものの「構造改革」の意味がわかってもらえて俺もうれしいよ。
日本人はアメリカに通貨政策や為替レートを決定されている、と考えているが、
アメリカだって「プラザ合意」が必要だったんだ。

今日本が成すべき事は、国債の格付けに文句を言うことではなくて、現状を認識し
インフレを起こすための円安誘導に向けて諸外国にお願い行くことなんだ。
しかし、そのお願いをするためには、それなりの妥協が必要だろう。それが、外債購入だとおもう。

日銀は、あまりに責任の範囲が狭すぎるんだ。日銀が独立を守るということを
主張するならば、もっと物価以外の様々な問題にも責任を持つべきだ。
「意識改革」せざるを得ないように追い込むこと、これが構造改革だろう?

今、柳沢と速見がもめているが、世論が柳沢の側に立つようになれば変わる。
金融庁が逆切れすればいい。こうなったのは、日銀の性ですよ。速見さん、
日銀のマネーコントロールの失敗が銀行の経営体質をぼろぼろにした、そう
はっきり言えば良いんだよ。
668招き猫:02/05/06 09:43
>>660
アメリカのストックオプションが成功しているのも、物価上昇率が高いからだよ。
預金で資産形成を図るより、ずっ有利だからだ。それとは反対に日本の場合は
社内積立金・年金だろう。どちらも「貯蓄」だ。資産形成を図る場合、お企業内
であっても「貯蓄」の方が資産形成がはかれると判断しているからだよ。

デフレ及びディスインフレって言うのは、
資本主義社会以前に「貨幣経済社会を否認する行為」なんじゃないか、と考えたり
している、今日この頃だ。

669金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 10:15
オチはエリート更正物語だったのか。
チャンチャン!
670金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 10:28
>かってのブンデスバンクもインフレファイターと言われたボルカー率いるFRBもテコでも
>意志を変えなかった。反論には論駁をきちっと加え、歴史的に自分達が正しい事を
>証明してきた。
禿同。正しいことを確信し、軸足をぶらさずに対応してこそ皆から尊敬される
セントラル・バンカーだ。ボルカーとかグリーンスパンだったら、絶対に今の
デフレを解消するために非正統的手段も含めあらゆる手を尽くしていると思う。
何でグリーンスパンの年収が十何万ドルで速水が四千万円なのか。
マイナス四千万円にしろ!
671金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 10:39
>>670
マイナス4兆円くらいかと。
672金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 10:45
残念ながらボルカーとかグリーンスパンでも、日本の経済構造を金融政
策だけで解決するなど不可能だよ。
673dell:02/05/06 11:42
>>664
まだ、少し誤解があるようなので、基本的な考え方を示しましょう。

まず、現在の長期不況の主因は、資産デフレを政策的に作り出した事に端を発し、資産デフレと実体経済の悪化がスパイラルを起こしてしまっていることにあると考えています。
資産価格(特に地価)が上昇に転じれば、資産価格上昇⇒信用創造増加⇒需要増加⇒資産価格上昇・・・となり自律的な回復が可能と思います。
従って、資産デフレを逆転させかつ大幅なインフレにならぬよう(インフレ率3%程度になるよう)に金融・財政政策を調整していこうというのが基本的考え方です。
金融緩和を中心とするやり方(財政は2000年程度の歳出規模で横這いとし、インフレターゲット付量的金融緩和を行う)もありますし、そのやり方も有力と考えます。
但し、このやり方では、当面の景気回復が外需主導となり、対外貿易摩擦の再燃やアジア危機の再燃などが懸念されます。
従って、大幅なインフレを招かぬ範囲内で財政出動(内需喚起)も併用した方が良いのではないかと考えているわけです。
ちなみに、住宅補助の提案は、地価抑制政策が強行される原因となった住宅価格高騰に対する勤労者の怨嗟の声に配慮し、また日本の貧困な住環境に配慮し、かつ資産デフレ対策ともなる施策として例示したものです。
もっと良いやり方があればと思いますし、このやり方に固執するつもりもありません。

それから、供給削減策を急いでデフレ期に進める事は、デフレスパイラルないし低成長を恒常化させることになり、避けるべきと考えます。
当面の「構造改革」としては、上記マクロ政策と並行して、需要創出効果の見込める規制緩和及び財政の使途の見直し(規模は縮小せず、使途を見直す)を中心に行うべきではないでしょうか。
674金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 14:16
>>673
「信用創造増加⇒需要増加」のとこ、説明キボンヌ。
ここ、よー分かりまへん。
あと、経済に金が流れないのにインフレターゲットを宣言して金融緩和
してもデフレ脱出はできないのと違いますか。どーしてインフレになるのか
説明キボンヌ。
675金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 15:26
世の中には、設備投資したいが、
担保がなくて、投資できない会社がたくさんあるよ。

もし、地価が上昇したら、担保価値が高まって、信用力も増える。
そうすれば、需要は増加する。

また、保有している資産価格の上昇により、
個人消費の資産効果も、期待できる。

ただ、インフレターゲットを宣言しただけで
インフレになるなんてわけはないよね。
個人的には、後が心配な、買い切りオペの強化よりも、
日銀が「ゼロ金利の五年間継続」を宣言するほうが
簡単で、副作用もないと思うけど・・・・
676金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 15:29
金融機関の土地担保主義自体もう無理だと思うのだが。
677招き猫:02/05/06 15:41


スレの一部分しか読んで意味がわからない人間は、

なまけものの代表格。



もっと自分で勉強するか、せめてこのスレ全部読むくらいの努力せよ。


678スヌーピー:02/05/06 15:45
エリート銀行員さんに質問。
銀行の貸出って、最近どうなってんですか?
担保のないところには貸出してないんですか?
それとも、担保がなくても、かわりにリスクに見合った金利設定をして
貸し出しを行う、ということはそれなりに広まっているんですか?
赤字でも、事業計画を検討して将来性が感じられるところには貸出すとか
やってるんですか?実務家の人には常識的な質問かもしれないけれど、
銀行の貸付基準、貸付条件について、具体的に説明お願いします。
 それが、銀行から実体経済にお金が流れない、というところを
考える材料になるとも思うので。
679金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 15:48
いや、調達サイドにとっても、不動産担保による
信用補完は重要だよ。

ベンチャー企業だって、ほとんど自宅を担保にして
起業しているよ。
もし、無担保でベンチャーに金を出すことを主たる業務とする
銀行があったら、三年も持たないね。
○○○バンクとか、いま大変でしょ?
680 :02/05/06 15:55
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
620 :エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/05 19:24
久しぶりに来てみたらレス600超えてるとは、やるじゃねーか。
それだけ今の銀行が注目されてるってことだ。気合い入れろゴラァァァ。
あー、なんかチャットみたいになってる。
ヲタスレのようで、参加しづらいな。
しかも、スレ違いの経済の雑談スレになってしまったようだ。
682スヌーピー:02/05/06 16:27
>>663 さん、説明ありがとうございます。

物価=(マネーサプライ×通貨の流通速度)/物量

物価:p
マネーサプライ:m
通貨の流通速度:k
物量:y
として、
p=km/y
で、これを微分すると、
Δp=Δk+Δm−Δy
ですよね、たぶん。(違ってたら指摘してください。)
で、Δpは、物価の変化率、Δyはたぶん実質GDPの成長率、ですよね。
で、招き猫さんによれば、Δmは、ここ数年プラス数%
Δyは、詳しくしりませんが、たぶん、ほとんどゼロ。
と思われるので、
結局、最近の物価の下落は、通貨の流通速度の減少のためだと。

で、ここまではいいんですが、
通貨の流通速度って、具体的には、どの経済主体が
何をすれば変化するんですか?
Δmは、ハイパワードマネー(だっけ?)の変化率や、企業の
借入(銀行の貸付)の変化率できまってきますよね。
Δyは、実質GDPの変化率、ということですよね。たぶん。
でも、通貨の流通速度の変化の具体的なイメージがわからないのです。
誰か教えて下さい。
683金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 16:53
物価がなぜ下がるのか、高等数学を駆使して説明されてもサッパリと
分からん。そういえば吉野家の牛丼が400円から280円になったが、社
長は中学卒で、吉野家でバイトで牛丼を盛っていて、「ハーイお待ち
どーさーん」などと昔やっていたわけだ。吉野家の業績が良いが、微
分を使った経済学を理解して値下げしたとは、とても思えんが。
684招き猫:02/05/06 16:54
スヌーピー氏へ
>>682
p=km/y
で、これを微分すると、
Δp=Δk+Δm−Δy
で、Δpは、物価の変化率、Δyはたぶん実質GDPの成長率、ですよね。
----------------------------------------------------------------
仮に、我々が考えているよりずっと、経済成長率が高く3%以上ある場合
と言うより80年代程度の潜在成長率を保有していたら
Δk=一定
Δm=6〜8%の1/2
Δy=3〜4%
の時、Pはマイナス、つまりデフレになるんじゃないのかね。
685招き猫:02/05/06 16:56

俺も、この答えが是非聞きたい。
dell氏、いちごへ行った方が良いのか?
686理系の経済素人:02/05/06 18:27
流通速度kは時間に対しては一定じゃぁ?(速度というくらいだから既に時間で微分されている)
従って、kを時間で微分したΔk〜0?
kはATM、電子マネーとか科学技術的要素でも決まってきそうな?
687660:02/05/06 20:49
>>661 >>667
いーや、バブルの頃から、日本の産業の低ROEの伝統は変わっていないし、
ストックオプションとは関係ないぜ。
米国では人員を容易にリストラできる環境にあったことは事実だが。
むしろ多少90年代に入って、対資本、対売上高での利益率は改善したろうが、
それでも収益力が改善したわけではないだろう。
マクロの問題と言えばそれまでだが、構造的の低収益構造はそれを経営の
無策に負うところが大きいのではないか。
688金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/06 20:49
潜在成長率は、1〜2%程度でよいのではないか?

通貨の回転速度のイメージであるが、
商取引を考えてみれば・・・

以前は「約束手形」で、取引していた問屋が
小売店に対して、今度から「現金取引にします」と
宣言した。

小売店にしてみれば、以前は三か月分の仕入れが
可能だったが、今は一か月分しか仕入れしかできない。

不動産取引だって同じだ。
今日仕入れた造成地が、のぼりを立てた瞬間に売れれば、
次の不動産を造成できる。

結局、通貨の回転速度は、「信用の度合い」「景気の良し悪し」等が
影響するものですね。
689226:02/05/06 22:04
>>666
随分スレが伸びましたね。

ざっと目を通したのですが、出来れば>>557>>558に、それぞれ直レスが欲しかったのですが、
あまり突っ込むのも不粋なので、>>666における以下の内容が、
ある程度、その答えになっている様な気がします。

>官民一体の一致協力の必要性を痛感する。そのためには互いの信頼関係が必須だ。
>信頼を築くには理解するための情報開示と説明責任が果たされなければなるまい。
>政府の政策が民間にとってのモラルハザードにならぬよう留意しつつ、有効に活用され、
>日本が輝かしい国になることを強く望む。そのために銀行員が多過ぎるのなら削れば
>良いし、給与が高すぎるなら減らせば良い。そこに勤務する人間達には、実はとうの
>昔にそのくらいの覚悟はできているのだ。

一応、区切りがついたのかも知れないという事で、
いろいろ教えて頂いて、お世話になりました。>エリート銀行員さん
690支援者の主婦:02/05/06 22:38
色々と、ご高説拝聴させて頂き有難うございます。然しこの、旧住友銀行の脱税事件
ご存知ですか。住友銀行の片はご存知だとは思いますが、他の方はご存知ない方が
多いのではと、思い申し上げます。詳細は
http://www.page.sannet.ne.jp/pepetaro/

を御覧になって下さい。如何に住友銀行が悪どいやり方で脱税事件を惹起したか
一目で分かります。被害者の告発状が受理されていたら今じぶん住友銀行はどうなっていた
ことやら。こんなダ−テイな銀行がある事を皆さんお忘れにならないで下さい。
691スヌーピー:02/05/06 23:41
>>664 エリート銀行員さんへ
 細かい話で申し訳ないけれど、せっかなんで、
このあと、考えたところを書いておきます。

@家計の消費が家計の(現金)収入のみ関数である場合は、>>664の結論でO.K.
A家計の消費が家計の(現金その他)収入と所有資産の関数である場合は、僕の結論でO.K.

Aは、バブルの頃、資産効果がなんとか、って話あったと思うんで。
で、現実はたぶん、現預金収入が一番影響力があるけれど、資産効果も無視できない、
という感じかな、と思います、直感的には。
---------------------------
 あと、>>678>>682 やっぱり気になるんで、
明日の朝か昼休みにでも時間があったら、コメントお願いしますね。
せっかく貴重なGWの時間を費やしてきたので、中途半端で
終わらせたくないので!
「エリート」氏は、どう見ても今のデフレ下の日本においては適用不可であると論
破された、サプライドサイド、新自由主義的な自説を、とうとう放棄しなかったよ
うであるが、、、、
米国政府は日本に強く「構造改革」を求めてきているが、その狙いのひとつは、日
本経済の米国内需依存「構造」からの脱却、そして、もうひとつの狙いは、日本国
内資産の米国投資GPによる「強奪」(破綻処理による買い叩き、高値売り)と思
われるが、、、、安易な(理屈の成り立たない拙速な)「構造改革」は、単に日本
国内において貧富の差を2極化するのに留まらず、日本の国益を著しく損なう(国
外への国富の流出)可能性があると思われるのだが、、、、。
693金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/07 01:02
でもエリート氏の弁護をするつもりはないが、日本の企業の利益率が国
際的に見て低いのは事実だよ。
694金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/05/07 01:34
このスレにカキコしている奴は大学院生だな。
具体的な話がまるでない。
695スヌーピー:02/05/07 03:04
>>692 さんへ

 サプライサイドが、現状の日本で適用不可と論破されてないと、
思います。個人的には、インフレ政策を主張する側が、なんでも
インフレにしてから供給削減、そうじゃないとデフレスパイラルだ!
と主張するばかりで、インフレや財政拡大政策をとったときのコスト
を過小評価しすぎている印象を受けました。銀行経営やエリート論
については、銀行員さんの意見に違和感を感じるところもありましたが
日本経済全体の話としては、僕は銀行員さんの意見のほうが、実体に
近いのでは、と思いました。
696t.m.:02/05/07 03:46
面白そうな議論をしているので、
ぜひ参加させていただきたいと思います。

>>682
>物価=(マネーサプライ×通貨の流通速度)/物量

>物価:p
>マネーサプライ:m
>通貨の流通速度:k
>物量:y
>として、
>p=km/y
>で、これを微分すると、
>Δp=Δk+Δm−Δy
>ですよね、たぶん。(違ってたら指摘してください。)

細かいことですが
これは微分ではなく、対数微分でしょう。
Δpは変化量を表しています。
変化率を表すのはΔp/pです。
そこで「Δp=Δk+Δm−Δy」ではなく、
「Δp/p=Δk/k+Δm/m−Δy/y」と書きます。

で、貨幣の流通速度ですが日本のデータを見ますと(M2+CD)
88年では0.95であったのが
98年では0.82と15%ほど減少しています。
そして、貨幣の流通速度の減少要因は景気の悪化だと思います。
流通速度は景気がよくみんなが頻繁にお金を使うと上昇します。
一方景気が悪く、たんす預金などをしてみんながお金を使わないと
減少します。
697t.m.:02/05/07 03:50
>>678
これは私も伺いたいです。
銀行の貸し出しが、土地や企業自体の信用を担保にしたものから、
事業自体のキャッシュフローを担保にする方向に
きているようなのですが、実態はどうなのでしょうか?
698金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/07 05:53
>たんす預金などをしてみんながお金を使わないと
>減少します。

フィッシャーの方程式のマネーサプライの部分を
二つに分けて、

@流通に寄与する通貨供給
A貯蔵に寄与する通貨供給

とすると、より方程式がリアルになるかも・・・
実際にマネーサプライは、増えているが
それは、貯蓄機能を満たすために使用されている。

話は変わりますが、銀行の貸し出しですが、
「事業自体のキャッシュフローを担保にする方向」
この手法は、以前は「商業手形割引」という方法がありましたが、
最近では「ABCP」(資産担保型コマーシャルペーパー)
という手法で、将来現金化される売掛債権・リース債権などを
担保として、借り手の信用状態とは分離した状態のCPを
発行できるようになりました。

ただ、売掛債権というのはすでに、契約された債権であり、
純粋に将来のキャッシュフローとは言えません。

そういう意味では、「プロジェクトファイナンス」という
手法が、「事業自体のキャッシュフローを担保にする」手法ですが
まだ一般的ではありません。
699金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/07 06:30
スヌーピー氏へ
>>691
賃下げや失業は即座に民間最終消費に悪影響する。一方、当該企業の株は
個人株主が全て所有している例は稀で複雑な所有関係になっているので、
資本市場が完全に効率的だと仮定しても効果波及に時間がかかる( すぐには
支出が経済に還流してゆかない)。
それと、Aの関数式の内容にも議論の余地ある。失われた所得と含み益と
が同額だったとしてもそれぞれに占めるであろう消費割合は異なろう。
>>678
大企業向けは元々無担保も結構多い。中小で今は赤字でも将来見通しが明るいので
積極融資、というのは残念ながらごく限られている。担保主義から離れることは困難。
VC的展開は子会社でやる必要ある。アメリカのcommercial bankも通常はcollateral設定
するケースがほとんど。具体的貸出基準は企業秘密(ってほど大したもんじゃないが)。
借りたい方は皆、将来をばら色のように言うが、真に受けて貸してたら銀行はすぐ潰れる。
>>682
「Velocityを高めるにはどうしたら良いか」というのは「流動性の罠を抜け出し、
各経済主体のマインドを好転させるにはどうしたら良いか」という問いと同義と思う。
マネーサプライというのはもともとは金(や銀)の採掘量の事で、生産が一定であれば
物価がマネーサプライ分だけ上昇するというものです。
貨幣の流通速度というのは利息の事で、これが0であれば(即ち、貨幣の貯蔵、運送コストが0であることが
正当化されるような状況であれば)、マネーサプライは全ての物価を均等に押し上げることになります。
701( ´∀)・∀),,゚Д)さん :02/05/08 19:24
           λ         λ 
           /λ        /λ 
          /  λ      /  λ   
         /    λ    /    λ   
        /       ̄ ̄ ̄  ノし  λ  
        i ノ      ) (   ⌒  ノ l
        l   -=・=-ノ !iヽ-=・=-   i
        |::::::.:::.... .:.  . 、`´ ,..:..:::::.....::::::::::::l
        |::::::::: (、___       .  ,)::.:.:::::l
        |::::   |\_l`=−-= ´ ̄/  .::::|            (⌒)、_ _ _
        \    .\|__i__i_イイl/ / ..::|             ) ̄ ) ) )ヽ
          \     ̄ ̄ ̄    /            ノ、 l_ノ_ノ_ノ /
            )           (            (_ノー ー l
       ,,-''" ̄              ̄"''-,,___       /     /
    
     さ て と 、 第 2 ラ ウ ン ド 開 始 だ ぜ
702○○○@祭り好き:02/05/08 21:17

・・・・
703イナゾウ:02/05/08 22:16
 まあ、昔は大企業に対する融資でも「社長による個人保証」が取られていました
けどねえ。新しい社長が誕生して「まず最初にやる仕事」が、会社の借金に対して
個人保証の署名捺印をする事なんだとさ(藁)。社長になって喜ぶのもつかの間、
銀行員がやって来て〜、

「**社長!、おめでとうございます!。早速ですが、この書類に・・・(藁)」。

 まあ、そんなに昔という話でもないでござるよ。
704招き猫:02/05/08 23:30
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1020479837/81

コテハン・スレは大切にしたいっす。
あ、ちなみに一寸、ホントのノラ仕事に出ます。
705スヌーピー:02/05/09 02:52
>>696 t.m.さんへ

ご指摘どうもありがとう。あんまり理解してないんですが、
たぶん、t.m.さんが正しいと思うので、今後、
Δp/p=Δk/k+Δm/m−Δy/y---(1)
を使います。

>> 700さん、(←エリートさんですか?)、エリートさん、
招き猫(のら)さん、招き猫さん、dellさん、t.m.さん、その他さんへ

で、その後、しつこく自分なりに、(1)式の意味を考えました。
もしかして、こういうことなんじゃなかろうか。

(1)を変形して、
Δk/k−Δp/p=Δy/y−Δm/m---(2)
で、>>700 によれば、貨幣の流通速度は、利息みたいなもの
らしいから、左辺の「Δk/k−Δp/p」というのは、
利息の変動−物価の変動、でつまりこれは、実質利息の変動
ですよね。

で、右辺について考えると、△y/yは、いわゆる実体経済の
成長で、△m/mは、マネーサプライの伸び。つまり右辺
「Δy/y−Δm/m」の値は、実際に企業、家計、政府部門
がその生産性or付加価値額?を伸ばすのにどれだけお金を利用
したか、というのを表す値といったかんじ。(続く)
706スヌーピー:02/05/09 02:53
 で、ポイントは、左辺(Δk/k−Δp/p)は右辺(Δy/y−Δm/m)
の従属変数なのではなかろうか、ということ。

 つまり、実体経済の成長とマネーサプライの伸びを比較
(Δy/y−Δm/mの値のこと)して、実体経済の成長の
ほうが小さい場合、巷では、お金が余ることになるので、
資金調達コスト(実質金利、つまりΔk/k−Δp/p)は下がる、
でその実質金利の下がる水準というのは、Δy/y−Δm/mの
値で一意に決定されるんじゃないか、と。

 例えば、実体経済が全く成長していない(△y/y=0%)時に、
日銀が頑張って日銀券を供給し、銀行も、お金を使う予定もない企業
に対してお金を借りてください、とお願いして貸出しを増やして、
マネーサプライの伸びを5%まで増やす(Δm/m=5%)
ならば、Δy/y−Δm/m=−5%、ですよね。で、この
−5%に実質金利(Δk/k−Δp/p)は固定される、と。
 なので、金融市場で政策的に利子Δk/k=0%と固定しても、
物価は実物市場で調整されて、Δp/p=5%になってしまう。
で、逆に、実物市場の価格反応速度がのろくて、物価Δp/p=0%の
ままの場合、金融市場で利子が調整されて利子Δk/k=−5%?になり
たいんだけれど、名目金利に−5%なんてないので、お金が機能不全を起こして
コール市場に滞留している、または、そもそも実体経済でもお金を使う
予定もないので、借りたお金を銀行に預け返すので、お金がコール市場に
滞留すると。これが流動性の罠の状態だと。(続く)
707スヌーピー:02/05/09 02:53
 で、結論というか主張としては、物価と金利の両方を同時に政策的に
コントロールすることは出来なくて、それは、実体経済(△y/yは、
一般企業の生産性や家計の消費、△m/mは、銀行の貸付基準や日銀の政策)
で決まってくるものなのだと。で、インフレ論は、物価と金利を同時に
コントロールして実質金利を下げようという政策なので、どこかに無理が
あるのでは、ということかな。で、問題なのは、金利や物価の水準では
なくて、実体経済側が実質金利がこれだけ低いのに、投資機会をみつけられ
ないことなのではないかな、と思います。

 最後まで読んでくれた人(あんまりいないと思うけれど)、ありがとう。
無視しないでレスをつけてもらえたら嬉しいです。
708金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/09 02:59
>1
日本の銀行には運用能力がないと言われていますが、その点については行
員の方はどのように考えてありますか!?
また、日本経済停滞の一因として銀行の責任がよくあげられますが、行員
の方はどのように感じておられますか!?
709スヌーピー:02/05/09 03:06
>>708 の質問、ぼくもそれ、聞いてみたかった。
>>699によれば、
「アメリカのcommercial bankも通常はcollateral設定
するケースがほとんど」とのことだけれど、たぶん本当に
そうだと思うんですが、アメリカの商業銀行と都銀を比べると
実際のところ、どの辺が違うんですか?
 たぶん、やってることは同じなんだろうけれど、人件費当りの
効率性が違う、ということなんかな?
710スヌーピー:02/05/09 03:14
>> エリートさんへ

 それと、ついでですが、銀行が貸付を行うときに、商工ローンみたいに、
中小企業で運転資金が何らかの理由で一時的にショートしている
ところに金利20%程度で、小口分散短期で、貸し付け、というの
はやっぱ問題があるの?アメリカでも、都銀と商工ローンみたいな
棲み分けってあるんですか?
711スヌーピー:02/05/09 03:34
>>699 エリートさんへ
 ほぼ同意。回答、ありがとう。
712金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/14 22:43
揚げてみる
さげ進行してみる。
ヲタスレになったので、さげ進行の希望もしてみる。
銀行員氏はいなくなったのかな。
聞きたいことがあったのでカキコしておく。
各付け会社によりさらなる国債格下げが言われている、話題にされている気配がな
いが、銀行員氏にとって重要な問題ではないのかな、仮にA2に引き下げられた場合、
主要行の債務も格下げされ債務の一部がジャンク化し、投資不適格と判断される事
態になるのではないか?そうなると海外からの資金調達が困難になる可能性がある
と思うがいかがなものか?

それに付随して起きるであろうことは、別スレで過剰な言い回しで言われすぎたり
しているが、そちらに任せるよ。
まだ生きてるようなのでsage進行。

>>461

日本人の一体感うんぬんは、在日の友人がいる俺にはえらく引っかかった。

漏れは>>461の、土方という表現が気になるな。
しかも親父にたいしてだろ、普通そういうかな。
取って付けた様で気になるな。

建築関係に触れる機会があれば>>460のように、土工になると思うがな。
細かいと思われるかもしれないが、とにかく気になるな。
717エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/19 18:33
ある事情で長らくカキコできなかった。 こう言ったからといって、
これからバンバンカキコするということではないが。
そもそもどうしてオレがここに投稿しようとしたか。 「銀行員の反論」という
うってつけのスレを見つけたというのもある。日頃のムシャクシャする気持ちを
解消しようとしたのも事実。 銀行業界のことを何も知らないドシロウトと論議
してオレが負けるはずがない。時にアメをしゃぶらせたり、ムチを加えたりして
遊んでいたとも言えるだろう。
だが、オレが不特定多数の人々に伝えたかった最も本質的なことは何なのか。
(エリート)銀行員の反論とは何なのか。

前にも少し触れたが、オレは日本で最高の大学の法学部を出ている。それも
トップクラスだ。事実は事実なので遠慮も謙遜もしない。入行後まもなく、米国東部の
さる名門大学にMBA取得のため社費留学させられた。帰国後も万人が認めるエリート
コースを歩んでいる。都銀に入らなければ、司法試験をパスして法曹界でも活躍できたし、
大学に残って学者の道を歩む選択肢もあり得た。役人にもなれたことは前にも触れた。
貧乏人の小倅(こせがれ)としての考えうるどのような栄達も極めることができたわけだ。
その中で都銀を選んだことをずっと誇りに思いながら、仕事に打ち込んできた。
外部から見れば色々な批判があることは承知しているが、ひとつひとつの重大な意思決定
に対して、余人を以っては無し得ないことを実現してきたという自負もある。
だが、ここ数年、底無しのヌカルミを目の前にして強烈な無力感に苛まれている。
銀行員という職業にもかつて感じた誇らしい気持ちを抱けなくなっている。
718エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/19 18:34
かつての銀行は、日本の産業社会のピラミッドの頂点に位置する光り輝く存在だった。
「その逆だ。銀行はピラミッドの底辺に位置し、全ての産業を下支えしていたのだ。」
などとキレイゴトを言うつもりは無い。 時代によって産業界の花形は変わって行く。
だが、変わらず重要で基幹部門となっていたのは、銀行だった。
これからもそうなのだと自分に言い聞かせている面がある。
だが,何かが大きく変わりつつあるのだ。日本という国がある種の一体感を保持しつつ
その頂点に君臨する銀行というモデルはもう描けなくなりつつあるような気がする。
ピラミッドも大きく崩れつつあると思うのだ。
オレの友人の中には、さっさと見切りをつけて外銀その他に転職したヤツはたくさん
いる(特に興銀の連中が多いが)。皆、それなりに苦労はしているが、残った者よりも
ヤリガイのある仕事をしているようだ。
この連中のように、地位や名誉を求めるのではなく、純粋に金を求めるべきではないか、
そうオレは苦悶している。
同情など求めるつもりはサラサラないが、人生が狂ったと考えているのは、社会の底辺の
人々だけではない。誰しもそれぞれの境遇でそう感じているのだ。
719金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/19 18:40
>>1
企業のキャッシュフローの計算できるようになって言いなさい。
新規産業(ベンチャーとか)に融資できるようになっていいなさい。
国債買う能力しかない銀行は撤退しなさい。
エリート銀行員へ

おっ、相変わらず、元気そうだね

>役人にもなれたことは前にも触れた。

だけど、旧大蔵省はだめだったんだよね。

まっ、しかし、とりあえずは、一日一日やるべきことを
やって下さい。そのうち夜明けが来ますよ。
チェーホフなんかどうですか?
「ワーニャ叔父さん」の最後、
混沌とした帝政ロシア末期の田舎の叔父さんと姪との会話は?
漏れも銀行員になります
722エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/19 19:10
>>720
オレは雑学博士ではないので、チェーホフとかドストエフスキーとか
そんなのまで覚えてないよ。
だが、中学生の終わりまでに一応全部読んだな。有名どころは。
貧乏だったオレはスタンダールの赤と黒の主人公ののし上がり方に
共感した覚えあるよ(ジュリアン・ソレルだったかな?)。懐かし。
723エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/19 19:13
>>720
オレは雑学博士ではないから、チェーホフとかドストエフスキーの
ストーリーまでは覚えていないよ。ただ、有名どころは全部中学の
終わりまでに読破したな。味読できたかはともかく。
貧乏だったオレは、赤と黒の主人公の伸し上がり方にいたく共感した
記憶がある(ジュリアン・ソレルだったかな?)。懐かし。
もう長らくフィクションは一切読んでないな〜。
724dell:02/05/19 19:15
>>717 >>718

お帰りなさい、エリート銀行員殿。
貴殿とは散々論争しましたね。途中で尻切れトンボで終わってしまいましたが・・・。
ところで、

>ここ数年、底無しのヌカルミを目の前にして強烈な無力感に苛まれている。
銀行員という職業にもかつて感じた誇らしい気持ちを抱けなくなっている

>人生が狂ったと考えているのは、社会の底辺の人々だけではない。誰しもそれぞれの境遇でそう感じているのだ。

貴殿でさえこのように感じずにはいられない今のこの状況は何なのか、私はこれが論争の背景にあった大きな問題だと思っています。
私は、この問題の答えが1990年以降の日本の縮小均衡路線にあると考え、これを批判してきました。
貴殿はどう思いますか?


725dell:02/05/19 19:25
>>717 >>718

お帰りなさい、エリート銀行員殿。
貴殿とは随分論争しましたね。尻切れトンボに終わってしまいましたが・・・。

ところで、

>ここ数年、底無しのヌカルミを目の前にして強烈な無力感に苛まれている。
銀行員という職業にもかつて感じた誇らしい気持ちを抱けなくなっている。
>何かが大きく変わりつつあるのだ。日本という国がある種の一体感を保持しつつ
その頂点に君臨する銀行というモデルはもう描けなくなりつつあるような気がする。
>オレは苦悶している。
同情など求めるつもりはサラサラないが、人生が狂ったと考えているのは、社会の底辺の
人々だけではない。誰しもそれぞれの境遇でそう感じているのだ。

貴殿さえこう感じずにはいられない今のこの状況は何なのか、これが我々の論争の背景にあったものだと思います。
私はその答えを、1990年以降の日本の縮小均衡路線に求め、これを批判してきました。
この点、貴殿はどう思いますか?
726エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/19 19:36
おおっ、オレと同じくPCの調子が頻繁に悪くなるdellさん。
お久しぶり。
オレはあなたの立論の根本は正しいと考えている。縮小均衡は、もっと
上手に避けるべきだった。日銀を始め、誰もここまで事態が悪化するという
ことを読めなかったということだと思う。
ただ、金融・財政政策を無制限にやれば良い、やりさえすれば元の日本経済
の栄光を取り戻せる、というのは間違いだと思う。
既に日本はここまで発展してしまった。これからも発展を遂げるには、
構造を変えて行かなくちゃならない。できるだけ痛みは小さくした方が
良いが、そう都合の良いようには事は運ばないんじゃないの?という
悲観論はどこかでちゃんと噛み締めておく必要がある。あなたの言うように
100兆でも200兆でも、という論法で行くと、日本が廃人になるというオレの
考えは変わらない。

727招き猫:02/05/19 20:05
エリート銀行員氏、久しぶりだ。
ちょっとまじめな話につきあってくれ。
君は、銀行の信用創造能力低下の問題をどう捉えてる?
どうすれば信用創造能力を拡大できる?
728dell:02/05/19 20:20
>>726

ハハハ。

>総需要の低迷する中では、新たな成長産業の創出など絵に描いた餅で、パイそのもの
が縮小する中で成長産業もすぐに天井に突き当たってしまいます。このままでは、国
民は自信と希望を失い、国は緩やかに衰退していってしまいます。

私は昨年の10月頃このスレに登場しましたが、実はこれ、その頃よく使ったフレーズです。
私の問題意識の一端をも表しています。
「縮小均衡は、もっと上手に避けるべきだった。」というのは決して過去形で語ることではなく、
現在進行形で語らなければならないことなのではないでしょうか。
そうでないと「構造改革」も失敗に終わるのではないかと危惧しています。




729訂正 by dell:02/05/19 20:28
>>728

このスレ⇒この板
730怒りで狂った男:02/05/19 20:39
>>690
見ました。本当に住友銀行はダ−テイな銀行だ。読んでいく程に無性に腹が立って住友
と言う銀行は最低の銀行だと痛感しました。森山法務大臣も何故、調査を命じないのか
全く不思議でなりません。5300万円もの脱税を住友銀行の副支店長がやっているの
が、これ程、判然としているのにも関わらず野放しにしておくとは。
この板で色々論じている皆さん、その前にこの事件のホ−ムペ−ジを読んで議論をして
下さい。こんな銀行が今でも、ゆうゆうと営業しているのです。銀行員として恥ずかしく
ありませんか?こんな体質の銀行、今の日本には不必要ではないですか。
取り敢えず HP のアドレス入れておきます。皆で開いて下さい。
銀行員の方なら呆然とするような話です。
       http://www.page.sannet.ne.jp/pepetaro/
    
731エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/20 08:02
>>727
招き猫氏へ
貴方の提起する問題が、銀行にとって最も重要な問題だ。今後、銀行が
日本経済の中でどういう位置付けになるのか、という根源的な問いだと思う。
この問いに答えるには、金融行政がどのように決まるのかを把握する必要がある。
ひとことで言うと、金融と実態経済はいつの世でも表裏一体だということだ。
経済のあり方に合わせて金融のあり方が決まってくる。
資産バブルの崩壊や過剰投資のツケの清算は今も続いているが、これはどこかで
ケリがつく。大事なのは、その後日本がどのような方向に向かって経済社会を作って
行くのか、ということだろう。これを主導できるのは官僚や政治家ではなく、民間企業
の活動だ。時代をリードしてゆける優良な民間企業がどれだけあるか、これにかかって
いる。銀行の信用創造は、こうした動きを後追いするだけで、その方向性が正しい
ものであれば(前もっては分からない。後から振り返って正しかったのだと分かる)、
必ず成功する。景気を上向かせるために無理矢理信用創造を増大させるのは
後に禍根を残すだけで、銀行員の本音からすると、政府の力を使ってでもそうなって
欲しいとは思うが、正しい方向とは思えない。
確かに現状の銀行は、自己資本すらまともな水準で保持できていないところも多く、
信用創造という本来業務ができていない、という批判があるのは分かるが、これは
上述のごとく、早晩解決する。政府が有無を言わさぬ一斉強制資本注入に踏み切ればより
早く解決するし(別の問題が多々出るが)、体力に見合った漸進的な手法でも5―10年
かけてやれば不可能ではない。現実的にはこの二つの中間のやり方になるだろう。
日本にとって本当に大事な視点は、金融(だけ)を個別にどうするか論じるのではなく、
日本経済全体を10―30年のスパンでどう考えるのか、というより広い視野なのだと
思う。
732招き猫:02/05/20 08:27
>>731
>資産バブルの崩壊や過剰投資のツケの清算は今も続いているが、これはどこかで ケリがつく。
ケリが付くことがないとしたら?ケリはつけると日銀が決心しないとケリが着かないとすれば?
その時はどうする。

>景気を上向かせるために無理矢理信用創造を増大させるのは
>後に禍根を残すだけで、銀行員の本音からすると、政府の力を使ってでもそうなって
>欲しいとは思うが、正しい方向とは思えない
これしか方法がないという答えが出たらどうする。
いわゆるリフレ政策にしか答えがないとしたら。
リフレを起こすには、銀行が信用創造能力を取り戻すこと。
ところが銀行が信用創造能力を取り戻すには、資産価格の下落を止めないといけない。
銀行は今大きなパラドックスの上に存在している。

普通の手段では、この縮小均衡から抜け出せないな。さぁ、どうする?
733招き猫:02/05/20 08:34
つづき
>体力に見合った漸進的な手法でも5―10年
かけてやれば不可能ではない。現実的にはこの二つの中間のやり方になるだろう。

資産デフレは止まっていない。まだ下がり続けている。
このままだと、2004年には首都圏のオフィス面積が供給過剰になり、賃料収入
が減ることになる。収益還元価格に基づいて再び地価は大きく下落する。

今年、また銀行の不良債権が25兆円に増えた。
斬新的な手法を持ってしても、強制注入であっても、資産価格と物価下落が続く間は
不良債権は無くならない。
そして、物価下落による企業収益の悪化は、また企業の息の根を止め不良債権とかす。

1990年バブル崩壊と共に、銀行が信用創造能力を失った瞬間からデフレスパイラル
に陥ってしまっているんだ。いつかは止まる。そんな甘い物ではない。
断固たる決意が必要なんだ。
734エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/20 08:36
>>728
あなたの論点は良く理解しているつもりだ。 その上でやはり限界があると考えている。
90年代に100兆円以上の財政出動を行ったが真の意味での消費回復はなかった。
オレの理解では、この景気刺激策が不発に終わったのは、消費税増税などの国民負担増が原因なのではない。
短期金利をゼロにして、量的緩和もこれでもかというくらいやっているが、景気の好転は
おろか、物価上昇すら見られない。そういう過去の経緯を踏まえ、消費低迷の真因を押さえて
今後を展望する必要がある。日銀がインフレ・ターゲットに同意しないのは、インフレになるのが
怖いからではない。この最終手段を用いても何も起こらなかった時、日銀の存在価値がなくなり
存在基盤を失うからだ。
日本はこれから老人が増え、労働力比率が低下してゆく。財政事情も悪化することはあれ、
好転は難しい。一通りのモノがあまねく行き渡り、消費の起爆剤となりうる財は見出しにくい。
国際的に労働コストは高止まりしていて価格競争力は発揮できない。将来への漠然とした
不安はより確実なものになりつつあり、国民の財布のヒモはさらに固くなりつつある。
そういう現実に沿いつつ、なおかつ人々に金を使わせ貨幣の退蔵を避けるにはどうしたら
良いか、そのために社会の仕組みはどうあるべきかを真剣に考えるべきであって、単にこれまで
のケインズ政策を行うだけでは、その規模が幾ら大きくても90年代の繰り返しにしかならない。
勿論、痛みを最小限にするためにカンフル注射としてこれらの政策が依然として有効なのは認める。
オレが言っているのは、「それが主になったのではダメですよ」、ということだけだ。
敗戦後の廃墟から日本は不死鳥のごとく蘇った。しかし、90年代に停滞を迎え、若年人口が
減るような国になってしまった。人口が減りながらも活力を維持し、繁栄を極めた国は歴史上
存在しない。しかも、大半の日本人はそれで良い、と消極的ながらも認めているのだ。
そうである以上、静かに優雅に衰退してゆくことを考えざるを得ない。ただ、それで歴史が
終わるわけではないから、2050年くらいからまた復活に向けて(明治初期とか高度成長期の
ように)ギラギラと活力に満ちた日本の活動が見られるのかも知れない。
735エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/20 08:46
>>732-733
貴方は専門家だから、今の都心の不動産事情を良く御存知だと思う。
オレはあの国鉄跡地に立ち並びつつある高層ビル群を見ると心底身震いする。
優雅な衰退を志向すべき帝都東京が、まるで上海かどこかのようにバンバン
ビルを建てている。とても正気の沙汰とは思えない。あれだけのオフィス・
キャパが、ダンピング価格で一気に需要を吸い取り、この先賃貸市場を奈落の底に
突き落とすのだろう。正直に言うと、物凄い恐怖感がある。
いつかは止まるはずだったデフレの傷口を自ら広げ、スパイラルを呼び込んでいる
ような趣だ。

736エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/20 09:02
資産デフレを止めるには、底打ち感を市場に感じさせなければならない。
企業収益が今後も下がる一方なら株価はさらに下落しようし、レントが
下がり続ければリアル・エステート市況も同様に下落しよう。
ただ10年前から比べると、地価は10分の1になったところがあり、株価は
平均で3分の1になった。都心でまたぞろ過剰オフィス・スペースの供給が
出てくる、というのは恐怖すべき話ではあるが、ここからまた地価が10分の1
になるようなこと(即ち10年前に比べて100分の1)があり得るのだろうか?
そうなれば、まごうかた無きデフレスパイラルと言えるが。
737金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 09:22
いずれにせよ、かつての大蔵省のように人工的に地価をつくるのはもう
不可能だと思うよ。
738エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/20 09:44
オレなりにdell氏及び招き猫氏との討論をまとめると次の通りだ。
dell氏はデフレの現状を抜け出さないと混迷は深まるばかりだから、
ケインズ政策やインフレ・ターゲット等を総動員すべきだと言う。
これに対してオレは、ケインズ政策の短期的有効性は認めつつも
日本経済の構造を変えて行く事をあくまでも主眼にすべきと主張した。
政府がやれることは実はたかが知れている、民間セクターにさらなる
成長を生み出すだけの起爆力が残されているかが重要なのであって、
そうでないなら緩やかな衰退の道を歩む事もやむなしとした(変に
人工的にいじると、緩やかな衰退どころか、急激かつ極端な没落が
待っていると)。これに対して招き猫氏の見方は、ある意味でより
悲観的で、自律回復はおろか、緩やかな衰退も今の日本には許され
ていない、特殊な手法を用いなければ、日本は速やかに没落する、
という、よりラディカルな視点を提示している。円安誘導とリフレ
政策がその中心をなすようで、日銀に多くを期待した視点と言える
だろう。何よりも資産デフレを食いとめねばならぬという点は大いに
同意できる。禿同だ。
ただ、円安もリフレもそうだが、実行性を厳しく問わねばならない。
まず日銀のメンバーを総取り替えする必要がある。だが、日銀メンバー
が全て円安、リフレ論者に代わったら本当にこの政策を実現できるのか。
アメリカですら、85年以降のドル安を招来するためにあれだけの大掛かり
な下準備を要した。さらに、ドル安となって然るべき、というマーケット
のコンセンサスも出来上がりつつある時期だった。日銀の力や現在の環境
を考えると大変困難な課題だ。


739招き猫:02/05/20 15:30
>>738
そう、エリート銀行員氏の言うとおり、俺の考えは慶応大学の深尾教授の意見に近い・
ごまかしや、取り繕いで現在の状況を改善できるとは思っていない。
また、ゆっくりとした衰退などというようなのんきなものではない、と考えている。

何故なら、資産デフレの原因が「円高」に由来するという確たる証拠をつかんだからだ。
そして、円高は銀行を通じて行う日銀のマネー供給システムが改善されない限り、永遠に続く。
俺がつかんだ証拠によれば、完全なデフレスパイラルにとうの昔に陥っていることを指し示し
ているんだ。その悪循環を断ち切ろうと思うと、銀行の信用創造機能を回復させるために、
銀行以外のところから大量のマネーを供給するしかない。

答えは一つしかないんだ。


>>739
どうでもいいが、景気循環が発生している以上、現状を描写するのに
「デフレスパイラル」という用語を使うのは控えてほしい。
741金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 15:38
>>738
>リフレ論者に代わったら本当にこの政策を実現できるのか
>日銀の力や現在の環境を考えると大変困難な課題だ。

これはまさにdell氏が指摘したように、「為にする反論」では?
唯一の貨幣の供給者たる日銀が貨幣価値の上昇(資産デフレ)を食い止めることが
出来ない、というほうが理解しがたいですね。

世界中の経験則や理論の信頼性で言えば、金融政策よりもサプライサイド構造
改革のほうがよっぽどその帰結が予測困難だし、政治家やら官僚やらその他もろもろ
の人たちの思惑によって正否がものすごく不安定になる場合が多いような気がしま
す。





742金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 15:45
>>1
既出かもしれませんが、『円の支配者』でいわれていた銀行(特に都銀)の
貸出は、産業別、企業別に日銀の窓口指導によって決められていて、都市銀
行はそれに従わざるを得なかった。
という指摘はあっているのですか?
窓口指導が実際に存在したというのは確認できるのですが、それがどれだけ
の強制力をもっていたのかが分かりません。
743dell:02/05/20 21:39
>>734

日本の長期的な繁栄を考えれば、金融・財政政策ではもちろん限界がありますね。
ただ、私の金融緩和・財政出動の主張は、喫緊の課題として、
非自発的失業が多数存在し(不完全雇用状態)、潜在成長率以下の極端な低成長にあえぐ1990年代以降の日本経済の病的な状態からの脱却を意図したものです。
完全雇用を達成し潜在成長率程度の成長率を安定して回復したなら、
当然その後の課題は、潜在成長率の押し上げであり、様々な構造改革が必要でしょう。
ただ、非自発的失業が多数存在し、潜在成長率以下の極端な低成長にあえぐ現在の状況下で、
構造改革による潜在成長力の押し上げを意図しても、失業を増やすのみで逆に非効率だと思います。
構造改革(もっともこれは財務省の言う財政構造改革とは別物だが)は本来的には行うべき政策だと思います。
しかし、せっかくの構造改革も、行うべき時期や行うべきマクロ政策を誤れば、それは全くの逆効果となりかねません。
潜在成長率以下の低成長を続ける病的な状態からまず脱却することこそが、
構造改革を成功させるための環境整備につながるのではないでしょうか?




744金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 22:33
このスレなかなか読み応えがあるが、観念論が多すぎるのが気になる。
良識ある若手金融マンであれば、10年デフレからの脱却策として、
@マイルドかつ持続的な円安(輸入物価のマイルド上昇と輸出競争力の回復)
A地価(特に住宅地)の収益還元価格への収斂による新産業(快適で質の高い住環境提供産業)創出
をあげてくれてもいいのではないか?
君らの上司達は、保身のあまりこうした意見を封殺するのだろうが。
745招き猫:02/05/20 22:33
>>740
デフレスパイラルという言葉使いが正しくないとしたら、どういう表現がいいのか
教えてくれるかい?

金利が1%以下まで低下させているのに、マネーサプライが15年前の1/10
5年前の1/5の水準から抜け出せない、それが永遠と10年も続く。
そんな状態を何というのかな?

俺はそんな状態を表すのに「ステルス型不況」などという曖昧な言葉でごまかす
のは、まずいと考えている。失業率が10%を越えたらそう言うのかな?
746金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 22:57
デフレスパイラルって、物価が年に20〜30%程度下落する状態を指すんじ
ゃなかったっけ?
747金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:04
ひとつだけ言いたい。理論的には正しいかもしれんが、致命的な欠陥がある。
それは日本人の心理を考慮に入れていないこと。
いつものことながら、景気が少し回復すると、もう過去を忘れてまた同じ失敗をすると思われ
748金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:04
>>738
>アメリカですら、85年以降のドル安を招来するためにあれだけの大掛かり
>な下準備を要した。
具体的にどんな準備があったのでしょうか?
今の日本がマイルド円安を招来するために適用できない性質のものですか?
749金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:10
>734 2050年というのが絶妙だな。
日本が衰退する国ならば、アメリカ(西洋)は立ち直り、
さらにもう一段と強くなるということかな?。
750金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:24
>>746
そういうこと言う人、とくに2chでよく見かけるけれど、
「その国特有の心理」でも「国の制度の違い」でも「独特の文化」でもなん
でもいいけれどそういった「初期条件」の違いがマクロ経済政策の効果の
帰結に一体どれほどの違いをもたらすと言いたいんだろう?
もし天と地ほども大きくちがうと言いたいんならほとんどのマクロ経済学の
教科書は嘘吐きということになるよね。ww
751750:02/05/20 23:27
>>750>>747
スマソ…。
752金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:34
初歩的な質問ですいませんが、
日本政府が1枚だけ「一兆円玉」を作って日銀の国債を買ったら
どうなるんでしょうか。
もうこれ以上国債を引き受けられないんでしょう。
754金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/20 23:48
さて、このところの円高はどうですか?
円安で景気回復・・・と考えている人は、
これで景気が悪くなる、というかな?

でも、株は上がっているぞ。
米国の景気回復、日本の輸出増加、経常収支黒字幅拡大、円高・・・

こんな感じかな。
いやー為替は難しい。
755招き猫:02/05/20 23:59
>>752
一枚だけでは足りませんなぁ。100枚は必要です。
756金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:05
>>752
それじゃ意味ないのでは?
1兆円玉を漱石に換えてもらって、みんなにばらまくか、減税しないと。
757金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:08
>>755
とりあえず1枚だけでも、これからだんだん枚数が増えるヨカーンって
ことでインフレにはなりませんかね。

100枚つくったらどうなるんでしょ。
758招き猫:02/05/21 00:14
>>757
あのね、すでに毎月1兆円買ってるんだよ、日銀は。年間12兆円。
それでもマネーサプライが2.75%→3.02%と1年で僅か0.25%しか増えないの。
正常なマネーサプライ10%近くに拡大させるのにどれくらいかかると思う?
759金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:16
「エリート銀行員」とか言うHNは、ネタだと思うが、それを前提に
突っ込みを入れたい。
「構造改革」のアンチテーゼとして存在するのが、東大法、官僚機構、
最大の規制産業の一つである銀行ではないのかな?
世界的に見て生産性の高い産業や企業は、その3つの影響力が
薄いところであるような気がする。
760金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:20
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761金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:21
>>758
返す必要のある(ことになっている)国債を買うのと、
すでに日銀がもっている国債をインチキ一兆円玉で買い戻すのとでは
いっしょなんですか?
762金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 00:48
>>761
いっしょじゃない。
日銀が国債を買うのは意味があるが、
政府が一兆円玉で日銀から国債買い戻しても意味ない。
やるなら、政府が直接市場から
一兆円玉で国債を買い戻さないと。
763招き猫:02/05/21 00:50
>>758
日銀の国債を買い戻してどうするの?
バランスシートの上でチャラになるだけじゃないの?
764金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:24
>>763
うん。チャラにしたら国債残高がへらせていいなと思ったんです。
国民一人あたり何万円とか新聞に書いてある数字が小さくなれば
気分が明るくなるんじゃないかなーと。返すために増税もしなくていいし♪
765金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:27
>>762
政府発行紙幣で市場から買い戻すってことですか。
一兆円玉を日銀に預金して間接的に買っても同じっすかね。。。
766 :02/05/21 01:32
小森の印刷機でバンバン馬鹿馬鹿お札を日銀が刷って、国債をきれい
さっぱり支払った後は、悪い夢だった事にして無かった事にすればいい。
国際的非難の円売りは一兆円玉3枚程用意して円を買い戻せば(・∀・)イイ!
767金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:35
>>766
え、その刷るお札って日銀券ですか?刷ったお札は誰のものなんですか?
政府発行紙幣で市中の国債を買い戻すって話じゃないとつじつまが合わないような。
768金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:36
> 悪い夢だった事にして無かった事にすればいい

現実に地獄絵図のような状況が起こると思うが。
769金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 01:38
>>768
どんな?
770エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/21 06:36
739以降の議論の流れを意識しながらコメントする。
dell氏の意見の問題点は、政府の救済が行われた後に構造改革を
進めることが可能と楽観的に見ている点だ。日本経済はあらゆる面で
「過剰」を抱えている。循環的に解消される過剰なら問題ないが、もはや
金輪際役に立たなくなっている過剰を抱えている点が問題なのだ。
例は何でも良いのだが、例えばゼネコン業界。公共投資を増大させる
ことにより、潰れるはずのゼネコンが助かるだろう。これにより、本来
消えてなくなることにより業界の健全性が維持されるはずだったものが
旧構造を温存することになる。その後から構造改革を、と言っても無理だ。
市場原理に任せて過剰に膨らんだものは、市場原理に基づいて適正サイズ
に縮減されなければならない。ただ、失敗した者は皆クビを吊れ、とは
言えないので激変緩和措置とか敗者救済はあって然るべきでそれが
政府の役割。何の痛みもなく皆が助かり、かつ構造も変わってゆく、
などと言うのは少しムシが良すぎる。
771エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/21 06:37
次に日銀に円安、リフレを呼びこむ能力があるかについて。机上の理論では
可能なはずだ。通貨防衛の逆で、通貨を下落させるのだから、外貨準備の
制限も考える必要ない。円安になるまで円を発行しつづけてドルに交換すれば
良いのだから。ただこの場合、オペレーションが極めて大規模になり、市場の
大混乱が予想される。日銀はこうした未曾有の操作を制御しきる自信がない
のだろう。マーケットの恐ろしさを知っているだけに。かたや、デフレだ何だと
騒いでも日本はこれだけ繁栄しているではないか、もっとしっかり構造改革
やらんかい、金融面でやれることは全てやり終わった、というのが日銀の本音。
従って実際問題としては、失業率が10%を越えるとか、GDPが実質5%ダウンとか
かなり極端なことにならない限り、日銀が非常手段を取る事はないと思う。
オレは日銀の能力からして、この種の大規模オペレーションに打って出たら、
失敗する確率がかなり高いと考えている。
マネタリー・オペレーションによって実体経済(構造)に影響を与える手法は
限界があるし、リスクが大きい。実体経済が主であって金融は従と考えるべきと思う。
772エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/21 06:38
東大卒を中心とした官民にわたるビューロクラシーが構造改革の障害になって
いるのではないか、という批判はかなりの部分当たっている。
銀行で言えば、40歳以上はほとんど守りに入っており、どうやって逃げ切るかを
考えている者が大半だろう。
そのメンタリティは前にオレが披瀝した通りだ。即ち、オレは元々優秀な人間だ、
何をやっても平均よりはるかに優れた業績を残す自信がある、こんな優秀な人間
が運、不運だけでその人生を揺さぶられて良いはずがない、ふざけんな、徹底的に
既得権益からむしれるだけむしってやる、とまぁ、あけすけに言えばそういうことを
考えている。役人でも銀行員でも50過ぎにはお払い箱だ。こういう考えになって
しまう個々人を責めても仕方ない。
他方、30台の先鋭達は、ジジイ達を生き長らえさせるために自分たちが喘いで
いることに不満爆発寸前だ。ただ、残念ながら組織内で力は全くない。不満を
持つ連中はとっとと辞めていっている。
こういう組織のあり方にもメスが入らねばならない。構造改革の一旦と言えるだろう。
正直に吐露すれば、自浄作用は期待できないので、外圧で潰してもらうしかない。
773エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/21 06:38
オレは財政支出のあり方をゼロから見直し、今後のあるべき日本の姿をサポート
してゆくことが重要と考えている。一時的に歳出超過になっても構わない。700兆円
の累積赤字が800兆円になったところで大きな違いはない。ポイントは日本がどの
ように変わって行くのかを徹底的に議論してクリアな青写真を描くことだ。医療、
教育、年金、産業政策、環境問題、公的資金を注ぎ込むべき分野は無限にある。
これまでの既得権益は一切無視してやり直す。そのコンセンサス作りに2-3年かかっても
やむを得ない。それに合わせて税制も抜本的に見直す。減税先行とか、チマチマした
目先の景気のことだけを考えていてはダメだ。
銀行への公的資金注入とさらなる統合はやはり不可欠だ。過去の失政を率直に
認め、注入に当たってのルールをクリアにし、強い銀行を作り出さねばならない。
銀行は弱いが、産業界は強い、という国は世界にひとつとしてない。
結局、銀行員の反論として、オレが言いたかったのは、
今や日本という国そのものを作り変える時期にさしかかっていて、銀行とか金融行政
をいじれば済むという話ではないこと、
問題セクターの個々の人間を吊るし上げても仕方なく、それらを包含する組織や仕組み
を変えていく必要があること、それには時として外部からの強制が必要であること、
政府や日銀の取組みが重要である事は間違いないが、低迷を抜け出すための基本は
民間セクターの自助努力であること、財政支出は構造変革に資するものに大胆にシフトすること
21世紀も繁栄を続ける国として存在できるかを今、日本国民は問われており、今の
低迷に安住するなら、静かに衰退してゆく道を選ぶしかない事(オレはそうなると思う)
774招き猫:02/05/21 08:14
>>771
>オレは日銀の能力からして、この種の大規模オペレーションに打って出たら、
失敗する確率がかなり高いと考えている。

何を持って失敗というのかな?
いや、すでにさんざん失敗してきた結果が現状なんじゃないのか?
問題は現状が日銀の失敗の積み重ねだと、マスコミが言わないことであって
それが日本の経済のレベルの低さを示している事じゃないのか?

責任を問われるべきなのは、日銀であってそれを「問えない体質」or金融政策
を改善できないという構造改革こそが一番必要なんじゃないのか?

日本で一番の構造不況業種は日銀をトップとした銀行という金融システムだろう?
その責任を問わないで、どうして建設業の構造を問えるんだ?

775金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 13:38
>>774
あなたの指摘では日銀の政策は将来失敗するという説を補強しこそすれ成功することを裏付ける根拠はどこにも見えないないと思うが。
だとすれば失敗する確率が高いという説を批判する意味はないと思うけど。

まったく違う反論をしているような気がするよ。
将来の展開の是非に現在の問題点を言い返してもしょうがないよ。
せいぜい、問題点があるからやはり難しいねという印象しかもてない。
776dell:02/05/21 20:07
>>770
>日本経済はあらゆる面で「過剰」を抱えている。
循環的に解消される過剰なら問題ないが、もはや
金輪際役に立たなくなっている過剰を抱えている点が問題なのだ。


私が問題だと思うのはまさにここですよ、エリート銀行員殿。
非自発的失業が多数存在し(不完全雇用状態)、潜在成長率以下の極端な低成長
にあえぐ1990年代以降の日本経済の「病的な状態」で、「金輪際役に立たなくなって
いる過剰」かどうかどうして判断できるのですか?
「金輪際役に立たなくなっている過剰」というのは、日本が完全雇用で
潜在成長率に等しい成長率を回復してもなおかつ「過剰」となる生産力であり、
それは完全雇用と潜在成長率を達成しないかぎりわからない筈ではないでしょうか?
現在の「病的な状態」(潜在成長率以下の状態)を基準にしてしまっては、
本来「有用な」生産力までも縮減してしまうことにならないでしょうか?


777招き猫:02/05/21 20:22
>>776
dell氏へ

あなたは、ほんとに良くできた人だな。
俺は少々疲れてきたよ。雲霞のごとくでてくる「構造改革派」や「ポストケインジアン」
など、デフレマンセーとまでは行かなくとも、経済にうとい人たちにマネーの収縮がも
たらす事態なんだ、ってことをたゆまず、休まず伝えている。

もし、政策が転換されデフレから脱出に成功したら、一番得をするのは「生保」や
「不動産」関係者なんだが、そいつらが全く持って無知と来ている。

俺はあなたやドラエモン氏やすりらんか氏のような、苺の人々こそ表彰されるべきだと
心底思うよ。


778金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 20:28
日銀の過去の失敗は、政策とそのタイミングが駄目だった結果、
それに基づくオペレーションも失敗ということであり、主は政策のミス。
オペレーションの技術的ミスでは無い。
オペレーションがうまく行かないかもしれないカラといって、
今後のあるべき理論的政策が前例の無い革新的なものであったとしても
それを躊躇すべきではない。
いや、むしろ日銀のオペレーションが失敗するということでさえ良い。
オペレーションの可否がどうのということが、官僚的発想であり、
日銀が無用の長物である理由。

最新号の週刊現代にスティングリッシュヘのインタビュー記事が載っている。
そこで、彼は、日銀は過去の常識にとらわれていて現在に適した政策を
実施することを怠っている(正確な表現は覚えていないが)と言うような感じ
で看破している。つまり、インフレを抑えるのではなく、デフレを脱却し
インフレにする事は日銀の責任だという事だ。
また、ハイパーインフレの危険性はあらゆる
理論的検討を行っても皆無だと断言している。
>>エリート銀行員氏
>金輪際役に立たなくなっている過剰を抱えている点が問題なのだ。
>例は何でも良いのだが、例えばゼネコン業界。公共投資を増大させる
>ことにより、潰れるはずのゼネコンが助かるだろう。
過剰な点ばかりに目を向けないで、過剰な設備をいかにすれば有効に利用で
きるのか、有効に活用できないのかとの別の角度からの考察が必要と思うが。
ゼネコンであれば、例えば、小中学校の校舎は十分な設備が整っているので
あろうか?
20人学級、15人学級を目指すのであれば必要な設備がまだまだあるので
はないか?保育園は?公園は?。国民が日本で生活ができて良かったと思う
ようになるための施設はまだまだ足りないのではと思われるが。また、オレ
は通勤で中央線を使っているが、いつも思うことは、鉄道の高架線からみる
沿線の街並みのなんと雑然としていることか?(夢のような話であるが)こ
の地に、4階建ての十分な間取りの300年、400年くらい持つような公共住
宅を整然と並べ、要所要所にかつての武蔵野の面影を思い出させるような公
園を整備できないのか、と。公共住宅を使ったライフスタイルは、独身では、
2DK、結婚して子供ができて4LDK、子離れして2LDKと住居が渡り
住み、一人になった個室付きの老人ホーム。現代の最新の建築技術を駆使し、
地震の多い日本ではかつて不可能であったような西欧的な何代、何十代にも
渡って利用できる住宅を建て、土地を有効に活用できるのであるなら、日本
の国土でも2億人くらいは賄えるのではないか?(農業、漁業の技術開発も
必要となるけどね)。現在の日本の「過剰」な生産力、製造力、技術力をフ
ルに生かせる分野、生かさなければならない分野は、考えればいくらでも出
てくるように思われるが。



>>779の続き
>こんな優秀な人間が運、不運だけでその人生を揺さぶられて良いはずがない、
まあ、これまでが、日本は平和過ぎたんだと思うが(それはそれで当然よい事
であるが)
太平洋戦争までの日本は、明治以来、10〜20年に1度の戦争、その度に若
い優秀な人たちが、「運、不運だけで」死んでいったのではないのか?江戸時
代以前に至っては、言わずもがな、まさに生まれてきたときの「運、不運だけ
」。それを考えれば、それ程、大げさになげくのも、どうであろうか?(オレ
はメーカーだが、会社にも結構あなたと同じ大学の人がいて(N中―>N高な
んていう人もいて)、かなり「不運」なことになっている人も少なくないよ。
。。最近、自殺した人も居る)


>ポイントは日本がどの
>ように変わって行くのかを徹底的に議論してクリアな青写真を描くことだ。医療、
>教育、年金、産業政策、環境問題、公的資金を注ぎ込むべき分野は無限にある。
>これまでの既得権益は一切無視してやり直す。そのコンセンサス作りに2-3年かかっても
>やむを得ない。それに合わせて税制も抜本的に見直す。減税先行とか、チマチマした
>目先の景気のことだけを考えていてはダメだ。
今、提起されている問題は、なぜ、この間、言われているところの「青写真」
が描かれてことなかったのか、との理由を明確にし、その打開のための道筋を
示すこと。この問題が解かれなければ、結局、この間の同じことの繰り返し。


まあ、もうちょっと、ひねった考え方が必要だと思われるよ>>エリート銀行員氏
781金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 22:05
社長は38歳銀行員 住友信託の関連会社
http://www.asahi.com/people/update/0521/001.html
住友信託銀行、松下電器産業、花王、全日本空輸の4社が、20日設立した人事関連
サービス会社「人事サービス・コンサルティング」(本社・東京)の社長に、住友信
託の38歳の行員が就任した。年功序列を重んじる銀行業界としては、異例の抜擢
(ばってき)人事だ。

はっん、あきれるよ。5時になったら、「みなさん、5時になりました。退社の時間です。」
とかなんとか、悠長なテープが流れる、こんなクソみたいな銀行、さっさと潰れちまえよな。

782金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/21 22:47
なぜ、マスコミは >>779 のような視点を提起しないのか? できないのか?
783招き猫:02/05/21 23:30
>>779
建てる人、建てる世代は幸せ。維持する人、守る世代は実はたいへん。
784エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/22 17:32
まず、dell氏への反論。
あなたの言う日本経済の潜在成長性という概念は、現在の日本の資本構成なり
就業構造なり産業構造を前提とした話になっている。その供給力のあり方が需要
にマッチしていないから今の低迷に繋がっているのだ。とりあえずそこを税金で
埋め合わせておいて、楽になってから構造を変えて行きましょう、という発想は
20年前ならともかく、今は通用しない、90年代の繰り返しになる、というのが
オレの主張で、あなたとは食い違っている(あなたは、90年代の財政出動が額が足りない
か、タイミングが悪かった、と考えているのだろう)。
90年代初にソ連が崩壊したが、彼らの最大の問題は何だったか。供給力?ある
セクターには十分過ぎるほどの供給力があった。需要にマッチしていなかっただけだ。
今の日本と同じだ。それを市場に委ねず、人工的に解消しようとするとヒズミを貯め込むことになる。
ドイツは10%近い失業率を抱え、労働時間も先進国の中ではかなり短い。なぜ、
財政出動してこの高失業率を解消し、GDPを高めようとしないのか?
やはり彼らはsustainabilityということが分かっているからだと思う。
見込み違いでドカンと資本投下して過剰供給力を生み出しちゃいました、人も余って
ます、じゃあそのギャップ(20%だか30%だかの)は税金で埋めときましょう、
今よりもずっと高い、水ぶくれしたGDP水準でとりあえず需要と供給を(無理にでも)合わせておいて、
そっから先はその後考えましょう。このようなイージーな財政運営でうまくゆくなら
どこの国も苦労しない。供給と需要がマッチしないのは社会の成熟化とかニーズの
変化があるからで、それを考慮に入れない政策は極めて危うい。
新たな需要などないではないか、供給側を調整すると失業者が増えるだけだ、
その主張にはもっともなところはあるが、やってみないと分からない。また、同じ財政赤字を出すなら
こういう新たな需要創造へ金を投入すべきだろう。
dell氏が上記の事情を踏まえ、構造改革も大事と本当に考えているのなら、100兆でも200兆でもデフレ
ギャップがなくなるまで(既存の構造のままに)金を突っ込む、という主張はしないはずだ。
785エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/22 17:33
次に招き猫氏への反論だが、これはチト難しい。なぜなら、氏は日銀の非常手段的オペレーションの
後に高インフレやスタグフレーションまで覚悟しているからだ。そこまで腹を括って
いるのなら、何でもできる。だが、大半の国民は「こうなるんだったら、マイルドなデフレの方が
良かった」とこぞって日銀を非難するだろう。
オレが言っているのは、緩やかな円安とかリフレを日銀が演出し、それを維持するのは不可能と
言っているもの。今のやや非常手段に近い量的緩和策も全然効果を発揮しておらず、
日銀の連中は貯め込みつつあるヒズミがいつ破裂するかヒヤヒヤしている。これに輪をかけて
今の5倍でも10倍でもとにかく効果が出るまで徹底的にやれ、という話にすると、未体験ゾーン
に入り、経済の局面が変わった時にどれほどの悪影響が出るか全く想像がつかない。
繰り返すが、そうであっても、高インフレ、スタグフレーションまで覚悟できていれば、やれる。
ファインチューニングが無理だということ。
85年にアメリカがドル安誘導を行った際には、絶妙なタイミングを見計らい、先進各国の蔵相を
集め、協調介入体制を固めた。これは政治力だ。日銀にも日本の政治家にも望むべくもない。
786エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/22 18:01
>>779
sustainabilityの問題だと思う。
人間の欲望は無限なので、住環境に限らず、もっと良くなれば良いと思う
もので、公的部門が介在できる財・サービスは幾らでもある。だが、
バブル崩壊語10年を経たマクロ的現状は、国家は大赤字、企業は青色吐息、
個人は老人中心に大金持ちということだ。ここまで広がったヒズミは
いずれどこかの時点で修正されなければならない。
787エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/22 18:10
>>780
自称日本のエリートが自らの境遇を比較するのは、戦時中とか江戸時代の
人間ではなく、同時代の(自分より劣っていると思われる)人々だ。
「何でこんなオレより明らかに劣っているヤツよりオレが不遇をかこって
なきゃいけないんだ。」という怨念がベースにある。戦時中に比べれば
オレもまだマシな方だ、と思うような謙虚さは微塵もないの。

将来に渡る青写真を明確に描く事ができるのは、日本社会では官僚しか
いない。マスコミ、政治家、学者には必要な情報がない。官僚が省益に
縛られず、自由な立場でビジョンを出せば、展開は変わって来るだろうね
(今の日本ではあり得ない話だけど)。
788エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/22 18:27
あり得ない話だが、思考実験として、日本社会にFRBが存在したら。。。。
と考えて見る。
間違いなく彼らは、インフレ・ファイターならぬデフレ・ファイターと
なり、実験的・非常手段的手法も含めあらゆる試みを行うだろう。なぜ
日銀はそうしないのか。オペレーションの失敗を恐れている、諸外国から
の反発を恐れている(円安誘導)、現状認識が巷間で叫ばれるよりマイルド
(今程度のデフレなんて大したことないと)、色々とあるだろうが突き詰めて
みると日本のエリート階層のリーダーシップの特質という問題に行きつく。
日本国民は、米国型のリーダーシップに憧憬を抱いているように見えるが
その実、ああいうのが大嫌いなのだ。リーダーに託したら何も言わずに
任せる、というカルチャーもない。政治家やマスコミだけでなく、中央
銀行ですら、その国民の民度や性質に見合ったものしか持てないのは
当然だ。

789dell:02/05/22 20:28
>>784

日本の場合、ソ連のように特定部門に生産資源がしばりつけられる事によって他の部門の生産不足を起こしているわけではありませんよね。
もしそうであれば、供給不足でインフレになっている筈でしょう?
日本の場合、逆に供給過剰でデフレになっています。
ちなみに、供給過剰でデフレになっている国って、現在のところ他にありません。
だから、「このようなイージーな財政運営でうまくゆくならどこの国も苦労しない」などと言うのはちょっとクエッション・マークです。

需要と供給のミスマッチが日本の不況の原因なら、多くの部門でかなりのインフレになっている筈です。
それがほとんど観察されず、ほぼ全面的なデフレとなっている事は、
現在の日本の不況は、需要と供給のミスマッチではなく、(貨幣要因による)異常な総需要不足が原因と考えざるを得ないのではないでしょうか。
そうした状況下で、「過剰な供給力」などというレッテルを貼って供給削減を図ることは合理的でないし、
やればその結果は悲惨なものとならざるを得ないでしょう。(そしてその最終的な帰結は、歴史の教えるところによれば、「戦争」ではないでしょうか)





790ミッキーマウス:02/05/23 03:24
 ひさしぶりにきたらまた盛り上がってますね。ところで、唐突ですが、銀行員さんは、
銀行員のバックグラウンドで話しているな、というのがわかるし、招き猫
さんは、不動産関連ですよね。で、dellさんって、どんなバックグラウンド(業種、役職、年齢等)
の方なんですか?よかったら、できる範囲で教えて下さい。やっぱ、ものの見方ってその生活して
いる環境や専門に影響を受けるし、お互いの議論を理解するのに役立つと思うので。ちなみに、僕は、
会計関連の仕事をしてます。もし不快だったらこのコメントは無視してください。
791ミッキーマウス:02/05/23 03:53
>>790
「そうした状況下で、「過剰な供給力」などというレッテルを貼って供給削減を図ることは合理的でないし、
やればその結果は悲惨なものとならざるを得ないでしょう。(そしてその最終的な帰結は、歴史の教えるところによれば、「戦争」ではないでしょうか)」

 供給削減というか、需要・ニーズにマッチしないものしか提供できない企業・個人は、何をどうやっても
最後は衰退していくしかないです。で、そういった企業に属していた人は、自己努力で自分の提供できる
スキルを市場価値のあるものにしていくしかないと思う。銀行員さんもいっていたように
金融政策や財政政策で、経済がよくなるなら、世の中、簡単です。でも、金融・財政政策は、まぁ全く無意味
とは思わないけれど、問題解決の本質じゃない、と思う。デフレで物価が下がっているといったって、数%でしょ。そんなの
で、経営がうまくいかん、といっている経営者がいたら、やっぱ引退したほうがよいのでは。まぁ、最後は一人一人
が、環境の変化に合わせて自己を変革していくしかない、と思う。というわけで、僕は一人一人の価値観の変化とか、
教育といったことがらが、物価がどうだとか、通貨供給がどうだ、ということより大切だと思う。
スレ違い、失礼しました。んじゃ、銀行員さん、猫さん、dellさんの議論、これからも
興味深く拝読しています。
792直球野郎!:02/05/23 05:30
日本の銀行は、全て悪い、
それだけだ、反駁は、許さない。
>>784

デフレってのはまず金融的な問題(絶対的にカネが不足しててカネの価値が上昇し、
相対的に物価が下がる)だと思われる。かつ、経済的理由による自殺増加や社会
不安に目を向けるならば、デフレ対策の緊急性も明らかだ。その意味では「100兆
でも200兆でもデフレギャップがなくなるまで(既存の構造のままに)金を突っ込む」
という処方は正しいだろう。

もっともデフレ退治には期待さえ反転すれば良いのであるから、実際にいくら
突っ込まなければならないかは日銀の本気度にかかってくる。今のように腰が
引けていれば、いくら突っ込んでも流動性トラップから抜けることはない。
その意味で、エリート銀行員氏の懸念は当たりだ。

>>788

>突き詰めて
>みると日本のエリート階層のリーダーシップの特質という問題に行きつく。
>日本国民は、米国型のリーダーシップに憧憬を抱いているように見えるが
>その実、ああいうのが大嫌いなのだ。

小泉内閣の支持率がどう動いたかを見れば、日本国民が必ずしも「米国型の
リーダーシップ」を嫌っているわけではないように思える。ハンセン病訴訟の
控訴断念時には支持を維持し(任せ続けるという選択を行い)、NGO不参加問題で
外相を更迭したときに支持が激減した(任せられないと考える人が大きく増えた)
ことから言えそうなことは、国民が想定している「あるべき改革」をやるか
どうか国民は冷静に見ていて、換骨奪胎なエセ改革に走ることを許していないと
いうことだ。

リーダーに任せる、といっても、それは政策目標実現のためにそうするので
あって、羊頭を掲げて狗肉を売られても黙って食うわけではない(任せた目的に
反する結果を出す自由までは与えない)、ということだ。もし、そこまで
「任せる」ことが求められているのだとしたら、それは国民に馬鹿になれと言うに
等しい。

政治家のウソやホンネまで全部計算して動く民度が必要とされていると言うの
ならば、その水準に比べれば確かに不足と言えるだろう。しかし、その想定は
民主主義の理念に照らし合わせてまともだと言えるだろうか。最下層人民と
しては、やはりこれは平気で換骨奪胎をやってしまうリーダーの資質の問題の
ように思える。
794招き猫:02/05/23 09:01
>>785
>今のやや非常手段に近い量的緩和策も全然効果を発揮しておらず・・
いや、マネーサプライは、2.75%→3.05%へと僅かだが増えた。
しかし、1980年代のマネーサプライ10%弱と比べるとまだまだだ。
裏を返せば、この10年間に不足している通貨供給量対日銀の金融緩和策
の規模の違いがはっきりするだろう。一桁足りないんだ。日銀が想定している
通貨量は現実に不足している通貨量からすれば一桁たりないんだよ。
795金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 09:11
とりあえず日本の銀行員は逝ってくれ。
お前らはバンカーではなくバンククラークだ。
796蛍袋:02/05/23 10:32
初めまして

通貨供給量を増やしても、銀行から先に行かない状況では全く意味がない。
しかも、中小企業の経営実態は全く改善していないどころか、資産価値の下落と
現在持っている商権も中国や韓国へ転注される可能性がつきまとうから
中小企業への資金供給は事実上不可能に近い。
結果、金融緩和をしてもせいぜいその場しのぎの借り換え需要などで
ビジネスの拡大には貢献しないでしょう。

むしろ、投資会社の機能をもっと技術分析に特化させて技術はあっても
資金のない中小企業を発掘し、投資会社経由でマネジメントのサポ−トを
行う。それと、特許事務を効率化して申請料を下げるなど新技術を
サポ−トする。企業定年退職者でも高い技術を持っている方は多いので
提案制度を設けて、良い物で有れば一件いくらで買い上げるなどの
小金で良いから目に見えてお金が入る形を作ることが重要だと思う。

797蛍袋:02/05/23 10:48
問題なのは、ここでお聞きしたいのは
不良債権の実体が、本当はどのくらいなのか。
額だけではなくて、今後さらに拡大するおそれがあるのか。
あるいは、景気の状況如何では好転させられるのか。

中小企業への貸し出しが実はかなり不良債権化しているとは良く聞くのですが
競争が進めば、つぶれるところも増えて結果的に焦げ付きも増える。
大手も然りであって、このまま曖昧な状態が続けばいつの日か破綻するのではないか
それがよく分からない。

この2chで菅直人氏云々の板がありますが、あそこを見ていて気が付くのは
民主党支持者はよく勉強もしているし、自民党支持者よりも経済は一見よく分かっている。
しかし、実体経済は反面理解しようとしない面があって、為に多分に教条主義になる。
枝野議員の考え方は一見まともで確かに理想かも知れませんが、金融の柔軟性は
健全性と引き替えに失われるし、結果日本の金融機関の総合力は低落する。
彼の考え方というのは、法律を戦略の上に持ってくるので最初に法的に
齟齬を来していないか、それが優先事項になってしまう。
民主党が政権を取ることは、今の自民党のていたらくから考えて別に不思議ではないし
充分あり得るとは思うのですが、たぶんに社会民主主義的な考え方やあまりに法律による
正義を追求しすぎて、真っ正直なしかし何も戦略のない経済運営になりはせんか?
そう思うのです。
798金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 22:56
>>797
>不良債権の実体が、本当はどのくらいなのか。
>額だけではなくて、今後さらに拡大するおそれがあるのか。

当然。資産デフレ=地価下落 が続く間はとまりません。
資産価格が高ければ、担保を処分して債務の精算が可能となります。

>景気の状況如何では好転させられるのか
無理です。不可能です。景気循環とデフレは全く異なるメカニズムで起きます。
デフレは貨幣供給量が実体経済と比較して足りないために起きています。

799金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 23:24
なんでもかんでも今の日本の経済をマネタリストの理論だけで説明しよ
うとするのは、かなり無理があると思うが。
>787
>将来に渡る青写真を明確に描く事ができるのは、日本社会では官僚しか
>いない。マスコミ、政治家、学者には必要な情報がない。官僚が省益に
>縛られず、自由な立場でビジョンを出せば、展開は変わって来るだろうね
この発想が理解できない。
普通?であれば、官僚に「まかせきり」あるいは官僚が必要な情報を独占して
勝手なことをやってきたから、今のような体たらくな日本になってしまった、
と考えるものなのではないのか?それを、今だに、官僚の「改心」に「期待」
をするのか、、、、、!?そもそも、官僚とは、ビジョンをたてることが仕事
ではなく、政治家、政党のビジョンを行政的に具体化することが仕事なのでは
ないのか?FRBのグリーンスパンだって官僚ではなく、議会なりなんなりの
信任をうけた米国民に選ばれた「被選挙人」なのではないか?
801ミッキーマウス:02/05/24 02:56
素朴な仮説:マクロの経済活動の水準を決定するのは、一義的に、その経済
の中の個々のプレーヤーの能力である。能力の高いプレーヤーは、環境の変化
に合わせて、自己や自己の属する組織を適応・高度化させていく。で、結局、
どのような環境でも中長期的には、高い生産性を維持し続けるものだ。
従って、物価水準は、マクロの経済活動の水準に少なくとも長期的には
影響は与えない。物価水準がある程度上下したとしてもマクロの経済活動の
水準・パイの大きさは同じで、そのパイの中で個別プレーヤーの有利、不利
が変わるだけ。例えれば、ラグビーの試合で、風が北から吹こうが、南から
吹こうが、強い2チームが戦えば、風上・風下で個別のチームで見れば有利・
不利があるけれども、その試合全体でみれば、試合の運動水準自体は変わら
ないのと似ている。

仮説2:日本の経済活動の水準が低迷しているのは、個々の能力、特に、エリート
といわれる社会をリードしていくレベルの人たちの能力が他の国の同様の地位の
人たちと比較した場合、平均してみたら低いのではないか。
802ミッキーマウス:02/05/24 03:05
>787
>将来に渡る青写真を明確に描く事ができるのは、日本社会では官僚しか
>いない。

銀行員さんは、経済話に関しては、方向性はだいたい間違っていない話
をしていると思うが、この部分は、方向性が間違っていると、僕も思う。
803ミッキーマウス:02/05/24 03:19
ついで。801のエリートは、主に、企業経営者を指してます。
804金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 03:29
長期的に物価が下落し続けたケースで経済のパイが拡大した話って
聞いたことないなあ。
とりあえずミクロの積み重ねがマクロにはならない、と言ってみるテスト。
805金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 03:35
たかだか数パーセントのデフレ、とか言ってるけど
マイルドなデフレでも放置すれば実質賃金と実質賃金の高止まりの為に
「大幅に」雇用と投資の減少を招く、と言ってみるテスト。

需給ミスマッチ論者って92年以降の継続的な消費関数の低下を
どう解釈してるのかしらん。
「92年以降、急に、毎年、人は買いたいと思うものがなくなった」
とでも?しかも、日本だけ?w
806ミッキーマウス:02/05/24 04:38
>>805
「マイルドなデフレでも放置すれば実質賃金と実質賃金の高止まりの為に
「大幅に」雇用と投資の減少を招く、と言ってみるテスト。 」
それは、企業の側から見た場合だけの風景。家計の側からみれば、
実質賃金の上昇のため、消費余力(という言葉があるかわからんが)
自体は高まっている。で、その消費余力から、消費を引き出すような
サービス、製品を提供するように企業経営を変革していく能力が日本の
経営者は、劣っているのでは、というのが、>>801の主張を少し言い
換えたバージョンです。別の言い方をすると、物価の下落は単に
企業から家計に有利さが多少移っただけで、マクロ経済の活性水準は
人の能力や社会・組織のシステムが変わらん限りは同じなのでは、と
いうこと。あと、確かな記憶ではないけれど、投資よりも消費のほうが
GDPに占める割合は大きかったと思う。いろんな議論があるのは知って
いるし、僕自身そういう議論好きなので、もっと話したいんですが
さすがに仕事もあるし、眠いのでもう寝ます。よい週末を!
807エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/24 05:44
デフレ脱却の方策についてアメリカの30年代を振り返るのは有効だろう。
Great depressionでは3人に1人が失業、GDPは最盛期の半分にまで落ちこんだ。
経済は「気」で動いているのだ。人々のマインドが一変するとここまで経済という
のはシュリンクし得るということだ。FDRが出現しなかったらもっとひどかったろう。
dell氏が言っているが、こうなるともはや戦争しか解決手段はない、と。そんなことはない。
戦費調達の代わりに同規模の公共投資をやれば同じ事だ。むしろ、破壊活動ではなく
逆に投資したものが後世に残るのだから戦争よりもはるかに生産的と言える。
では、当時のアメリカのように圧倒的な規模で財政赤字を膨らませればデフレ問題は
解決するのか。その後のアメリカの歴史を見れば分かるように、インフレという見えない
税金できっちりツケを払わされている。実質成長も伴っていたから、このネガティブな
側面が強調されないだけの話しだ。古今東西、経済にマジックはない。実体だけが
現実で、それは「気」(expectationと言っても良いが)に支えられている。消費者の、
企業家の「気」を変えない事には財政政策も金融政策も有効になり得ないということだ。
808エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/24 05:44
招き猫氏は日銀オペレーションの桁が少ないという。つまり、最低今の10倍の規模で
各種オペレーションしろ、ということだ。以前の日本経済なら今のような流動性が与えられると
間違いなく、マネーが経済に回った。消費や投資で吸収しきれないマネーは資産市場に
向かい、あれだけの価格高騰を見た。バブル崩壊の問題は、(1)過剰消費が縮減したこと
(2)過剰投資がもたらした過大な生産力(3)土地、株式を始めとする資産市場の暴落、にある
ことは衆目の一致するところだ。現下の問題は、これら要因のため、幾ら流動性が供与されても
経済に流れて行かない点にある。
過剰な金融オペレーションは、病弱な馬に元気を出させるために干し草を食べさせるのに
似ている。早く元気を取り戻させるために干し草をどんどん追加してやってるのに、馬は
一向に食べようとしない。今の10倍やれば馬の「気」分が変わるのではないか、ということだ。
大事なのは干草の量ではなく、馬が病弱になった原因を地道に取り除いていくことなのだ
(勿論、馬を殺してしまっては元も子もないので、必要に応じて栄養剤を注射するのは必要だ)。
時間がかかってもそうするしかない。健康体のウマの絵を見せ、「君もこうなるんだよ」と
励ませば、病弱な馬は「気」を少しづつ取り戻して行くだろう。
恐ろしいのは、10倍とかそれ以上に積まれた干草を、ある日ギャンブラーの荒くれ者が厩舎に
やってきて、無理矢理この馬の口に押し込み、馬を殺してしまうことだ。
809エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/24 05:45
日本社会には情報を握り立案能力を有する勢力が官僚しかいないとオレは言った。これが
良い事だ、と言っているのではない。これが日本の現実だから、それを踏まえて現実的な
活用をするしかないのではないか、と問いかけているだけだ。アメリカのように、各省庁の
一定クラス以上はポリティカル・アポインティーにする、有力政党と結びついたシンクタンクを
設立する、議員の立法能力を強化するために有能な秘書を20人くらい付ける、既存省庁を
骨抜きにする、これくらい
やれば変わってくるだろう。これは紛れもなく、日本の統治機構そのものを根底から変えることに
繋がる。日本人のお上意識とか、政治家と選挙民の関係とかあらゆることが一新されねばなるまい。
それと、新たな統治に関与するのは、組織は別でも人はあまり変わらないだろうね(官僚だった
人間が別の組織に移る)。
だが、本当に日本をこれからも伸びて行く国にするには、既存省庁組織を叩き壊すくらいの
ことをしなきゃならないのかもね(省庁再編では明らかに生ぬる過ぎた)。
オレは日本人にここまで過激な変革は無理だと思っている。革命を起した事のない国だからね。
810蛍袋:02/05/24 10:45
>>808
どうやって、資金を市場に流すのか。
実際に自分が見ている範囲では、せいぜい借金の穴埋めに使われて
銀行に金を返したら、今度は借りなくなるでしょうね。それだけ、借金では
苦しんでいるし未来を描けないくらい、ダメ−ジを被っている。
具体的な方策が出れば、それもありでしょうが可能性が考えられないくらい
現状は行き詰まりだと思いますよ。その「絵」を誰がどうやって描くかです。

>>809
私は全面的ではないですが、この考えに同感です。
アメリカの友人と話をしたときに、アメリカの調査機関が日本の市民団体を
調査していて、政策立案能力や基本的なイディオや人となりを細かく分析をした。
結果、市民団体の多くは左翼政権の出現に期待をしているし、経済活動・・・
とくに、金融に関しては罪悪視をしている。その経済に対する理解度は恐ろしく低くて
原始共産主義レベルだ・・・これも、酷評なのですが昨今の政党の主張を見ていますと
それも頷けるわけです。でも、それが大衆の意見とメディアで取り上げられてしまう。
メディアのレベル=大衆のレベルと言っても過言ではない。これでは、いくら
シンクタンクを作って政策提言をして見たところで、効果は期待できないでしょう。
結果、官僚依存は続くし不満はどんどん蓄積されて、それが臨界点に達するのを
待っている状態になってしまう。
811蛍袋:02/05/24 10:49
企業家の「気」を、変えると言うことですが
これは一番効果があると思うのです。今の企業がチェック機能を
重視するあまり、本来のアグレッシブな芽をつみ取られてしまっている。
財務や法務や総務、人事が今人気のセクションとなっているように
守ることに気が行きすぎている。銀行の評価もそうですね。開発的な面を
重視しないようです。再び、開発・営業のセクションが全面に出て
市場で闘うことで活力をもたらすようにしないと、永遠に浮かべない感じがします。
812金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 10:59
> 金融に関しては罪悪視をしている。その経済に対する理解度は恐ろし
く低くて
> 原始共産主義レベルだ・・・これも、酷評なのですが昨今の政党の主
張を見ていますと
> それも頷けるわけです。

これは極端じゃないかな。共産、社民党に関してならわかるけど。
813エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/24 13:14
ミッキーマウス=スヌーピー氏とオレの考えは似ているが、異なる点は、ミッキー氏
がインフレもデフレも実態経済に対しての影響は理論的には中立であるとしている
のに対し、オレはデフレはやはり悪影響があると見ているところだ。経済を収縮に
傾かせるデフレはやはり無条件に悪だ。経済は「気」で動くが、デフレはこの「気」を
どんどん悪化させる。デフレはマネタリーな現象でもあるが、実態経済を反映した
ものでもある。
814エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/24 13:17
>>811
管理部門が強くて営業や開発が弱くなっているのは、拡大志向よりも
水漏れ防止で利益を上げる傾向が強くなっているため。なぜそうなるか
というと景気が悪くて売れ行きが伸びないから。よって、企業家に「気」
を変えよ、と題目唱えても無駄。逆に消費動向に変化の兆しが見えれば
放っておいても企業家の「気」は変わる。
815蛍袋:02/05/24 17:46
>>812
まあ、アメリカ人というのはえてして大げさに言うのですが
介護や環境ビジネスに対する盲目的な・・・何というのですかね
期待とか、銀行ビジネスに対する、それこそ無くなってしまえばよいと言うことが
簡単に言われることを考えると、それもそうだなと思っちゃいます。

実際、私の経験でもフィリピンで孤児院などに日系企業が寄付をして
同時に市民団体が寄付をする、で同席をして落成祝いをしましょうとなると
市民団体がそれを拒否する・・・反権力も良いのですが、蛇蝎のごとく嫌うのは
如何な物かと思うのです。

>>814
そうも言えるし、それ以前に管理部門の発言力が強く成りすぎている感じもします。
どっちもどっちなのかな・・・消費動向は変わらないでしょうね・・ついでに言うと。

>>811
「気」については賛成です。心理的な面は大きいと思う。
マインド的に萎縮しているときに、しゃあしゃあとスパイラルではない・・・という
お大臣様がいるのですから、余計輪を掛けるでしょ。
816招き猫:02/05/24 18:12
>>808
そのアナロジーがあたっているとは限らないだろう?
マクロ的な問題が起こす経済の不調は、ミクロでは混乱としか見えない。
糖尿病はインシュリンの分泌低下によっておこる病だが、網膜症による視力障害・失明、
腎症によるむくみ・尿毒症、神経障害による手足のシビレ・便秘・下痢・インポテンス
など、様々な症状が出る。低血糖で倒れることもある。

>病弱な馬に元気を出させるために
藪医者にかかっていたら、治る病気も治らなくなり、ついに命を失うこととなる。
名医とはだれだ?ノーベル賞受賞した経済学者の言説をもっと重要視すべきだ。

少なくとも、野口悠紀夫や中谷巌のようなアカ・朝日新聞のちょうちん記事を書いてる
ようなクソ学者の言うことは、すべてウソと思え。

今週号の「現代」でステイグリッツがなんと言ってるか、もっと良く理解すべきだろう。



817スティグリッツ:02/05/24 18:17
Q 日銀はインフレ・ターゲットの導入には非常に慎重ですよ。
A.それは、彼らが過去に生きているからです。(中谷巌も1973年ハーバード)
  それでは現在の問題は解決できません。極端なインフレは避けなければなりませんが、
  2〜4%のインフレは過剰ではありません。穏やかなインフレがあったほうが経済は
  上手く機能しますが、デフレは経済にとって非常にマイナスなのです。
  そのためには紙幣を印刷すれば良いだけのことです。

  日銀はインフレ退治の発想に縛られてしまっているようです。そうではなくインフレ
  は必要であると考えるべきです。私と同時にノーベル経済学賞を受賞したカルフォル
  ニア大学教授のジョージ・アカロフが最適なインフレ率を主張しているのはご存知だと思うのですが。

818蛍袋:02/05/24 18:51
>>816
確かに、2−4%のインフレは理想的でしょうね。
そうあるべきだとは思いますが、実現をどうやってするのでしょうか?
今の日本で、インフレは逆に実質所得を余計目減りさせると取られてしまいませんか?
民主党の言っている金融・経済政策は今の小泉政権より、もっとデフレ政策であると
思いますが、支持があるのも所得が増える望みがない以上、物価の上昇だけは避けて欲しい
デフレ均衡で極論すれば、ゆるやかに縮小均衡していくのも、しかたがない
そう考える人が多いのではないでしょうか?
私は、民主党支持ではないですがいろいろ考えて社会民主主義的な政権が誕生する可能性は
かなりあると思います。デフレ・インフレという尺度の他に
何かはよく説明できませんが、別の尺度が必要に成りつつあるのかな、
そう思うのです。
819金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 19:01
>817
そうだぁ!お金 刷っちゃえ 刷っちゃえ
820金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/24 19:13
でも今までの自民政権も社会主義的な経済運営をしているけど、特に大
企業に対しては。
821dell:02/05/24 21:29
>>813

>デフレはやはり無条件に悪だ

素晴らしい。

この一点で貴殿と私、そして招き猫氏は完全に合意できる。
822dell:02/05/24 21:45
>>813

次の問題は、いかにしてこのデフレから脱却するかです。

デフレでは、供給>需要 なのだから、供給を減らすか需要を増やすかですが、
供給を減らせば所得が減り、需要も減るのですから、これではデフレスパイラルになってしまいます。

そうすると、デフレ脱却のためには、需要を増やさなければなりませんね。

いかにして需要を増やすか?

この点についてどのような具体策を考えていますか?

>>807
>dell氏が言っているが、こうなるともはや戦争しか解決手段はない、と。そんなことはない。
>戦費調達の代わりに同規模の公共投資をやれば同じ事だ。
戦争は破壊兵器、破壊行為に対する「新規需要」のほかに、破壊兵器、
破壊行為によって破壊された財に対する新規需要が戦後復興して創出
されるから、戦争の需要創出効果は、通常の公共投資に比較にならな
い大きな効果を生むと考えられる。
824時期不明:02/05/24 23:41
戦争で需要を増やすのはやめてほしい
825dell:02/05/24 23:57
>>807 >>823 >>824

私が言っているのは、歴史的に見て、
デフレに対して適切なマクロ政策を行わないでいると、デフレスパイラルの末に、
戦争でデフレ不況を解決しようとする危険な勢力(思想)の台頭を許すことになるよという警告であって、
私は戦争にはもちろん反対であり、むしろそのような悲惨を生まないためにマクロ政策の必要を説いているのです。
誤解があるといけないので、念の為。
826金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 00:07
まぁ心配しなくても次の日銀総裁(来年)は間違いなくデフレファイター
を選ぶことになるだろうよ。なんせ経済政策に関しては箸の上げ下ろしまで
財務官僚の言いなりになってる小泉のことだ、間違っても自分の一存で
選ぶことはないだろう。その財務省にしても来年は30兆枠を事実上撤廃
するし、3月危機が終わったあとも日銀に対して「さらなる金融緩和を」
なんて圧力かけ続けている。そーくりゃ次の総裁にはどういう人が選ばれ
るかなんて分かったようなもんだろ。
827ミッキーマウス:02/05/25 02:44
>>804
「とりあえずミクロの積み重ねがマクロにはならない、と言ってみるテスト」
ミクロの積み重ねがマクロだと僕は思ってます。ただ、その積み重なり方が
複雑なだけかな、と。例えば、GDPって結局は、各個人が生み出した一年間の
付加価値の合計なんでないの?合成の誤謬とかって言葉も聞いたことはあるけれど、
内容は忘れてしまったんよね。ミクロの積み重ねがマクロにならないテストの
答えを、心優しい人がいたら、教えてくださいな。

ところで、これはほんとに知っている人に教えて欲しいんですが、日本のGDPって、
どうやって計算しているんですか?日本の企業部門、政府部門、家計部門
のそれぞれの生み出した付加価値を合計したものだと思うんですが、
例えば、企業部門ならば、そのどこの数字を合計していったものなの?
で、政府はどこからその数字をもってきているんですか?
 また、マニアックな質問でごめんね。スレが冬眠しないことを祈ってます。
828ミッキーマウス:02/05/25 03:09
>>813
「ミッキーマウス=スヌーピー氏」
あたり!スレに猫が多かったので、僕も、猫関連にしました。それと、
前回、僕が細部に入っていったせいで、スレがオタスレと認識され
冬眠状態に陥ったように思ったので、またスヌーピーがきたよ・・・、
とみんながひいていってしまわないように、名前をかえてみたんですが・・・。
みんな、ひかないでねー。
829金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 03:16
>>827
ミクロの積み重ねがマクロになるに決まってる。
ただ、合成の誤謬の意味を正しく理解していないだけ。
ミクロの合計がマクロにならないという理屈があるなら???
ミクロでの合理的行動の積み重ねがマクロでは合理的結果にならない
といっている。
830ミッキーマウス:02/05/25 04:17
>>813
「ミッキーマウス=スヌーピー氏とオレの考えは似ているが・・・」

 そうやね。僕もずーっとこのスレ読んでるけど、経済に関する部分は
銀行員さんの考えに最も納得できるよ。銀行員さんは、さすがに(顧客の
の計算書類等を審査して、貸付先の営業状況を理解して、適正な貸付を
するという)仕事柄、マネタリーの数字を通して、実体経済にまで思考が
回っている、という気がする。お金の流れの裏には、必ずそれに対応する
実際の取引があって、その実際の取引の中身が何なのかによって、同じ
100万円の取引でも、意味が全然違ってくるという・・・。
で、その延長で、マクロの数字の裏にある、社会全体のシステムや人の生活
スタイルや価値観等といったことが変わらないと結局本質的な解決はない、
といった認識だと思います。で、このあたりは、僕もとても同感なのです。

 dellさんや、招き猫さんは、マネーサプライとか、物価水準等の数値のみ
に注意が向いていて、実体経済のほうをあんまり意識がないのかなー、と
印象を受けることが多かったです。(あくまで、僕の印象です。皆さんの
コメントに対する僕の理解不足が原因だと思いますので、生意気・失礼な発言、
許してください!僕の間違っている部分は、指摘してください。)

 ほんと、これからもみなさんの議論、楽しみにしてます。
831金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 06:04
なにやら色々書かれてるが本質は全て銀行と政府の保身の問題。
いかに体制を保つかであり外部から占領されるまで改革する気なんてない。
832金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 06:23
>>830
あなたの論に従えば、

>マクロの数字の裏にある、社会全体のシステムや人の生活スタイルや価値観等

と言った「初期値」によってはマクロ経済政策はまるで役に立たない、という風
に聞こえる。しかし、たとえば金融政策でインフレを抑制しようとしたとき
あなたの言うところの「実体経済」という「初期値」が異なるせいでその帰結
や効果がまったく予測できないor効果がないケースはどれだけあるというの
だろう?

全然帰結が予測できそうもないことがわかっていれば、「構造を変革しなくては
ダメ」という主張は非常にごもっともだということになり、標準的なマクロ経済
学の教科書の金融政策の章は全部信用できないということになる。しかし、そう
いう類のことを主張したければ実際に帰結を全然予測できそうもないという経験的
証拠を示さなければいけません。

個人的には「構造改革」 (一般にミクロの改革全般) の方がその帰結を予測するのが
難しそうに思えます。政治家やら官僚やらその他もろもろの人たちの思惑によって正
否がものすごく不安定になる場合が多いような気がします。


833BUNTEN:02/05/25 07:13
>>825

>歴史的に見て、
>デフレに対して適切なマクロ政策を行わないでいると、デフレスパイラルの
>末に、 戦争でデフレ不況を解決しようとする危険な勢力(思想)の台頭を
>許すことになるよという警告

同意。ついでに、戦争にあこがれる小泉が、適切な政策を避けてそーゆー
気分を醸成する、というのもアリだと思う。
>>787

>将来に渡る青写真を明確に描く事ができるのは、日本社会では官僚しか
>いない。マスコミ、政治家、学者には必要な情報がない。官僚が省益に
>縛られず、自由な立場でビジョンを出せば、展開は変わって来るだろうね

俺は官僚叩き論者ではないので「官僚が省益に縛られず、自由な立場で
ビジョンを」と似たようなことを余所で言ったことがある。それが目下の所
最も穏健あるいは実現性が高いからだ。
しかし、ここのディベートではあえて別の立場を取ろう。

なぜ「将来に渡る青写真を明確に描く事ができるのは、日本社会では官僚しか
いない」のか。引用文の後半にその答えがある。情報を官僚が独占しているからだ。

このため、十分な分析のための基礎データが識者に渡らず、専門家であっても
突っ込んだ提言が行ないにくい現状が存在する。(例えば、所得階層分析の
生データ)

この現状を打破することでも、現状を変えうる。具体例を出すと、(個人を特定
できない形での)生データの公開義務付けである。これにより、同じ情報がより
多角的に分析され、多くのビジョンが世に出るようになろだろう。

官僚サイドからしかビジョンが出ないままだと、視点が偏る危険は残る。
たとえば、高齢化社会(年金)問題で、基金取り崩しケースが出てこないように、
である。
(「省益」が理由で現在こうなっているのかどうかは実の所わからない。他の
理由で出てこないのなら、官僚側に「自由な立場」を認めても出てくる保証は
ないのだ。)
835エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 07:33
スレが活性化してきて、各論者の議論を全て包括した上で話しができているか
不安になるが、少なくともコテハンを使っている人にはきっちり議論を返したいと思う。
「銀行員の反論」という本来のテーマに無理矢理引き戻すのも止めた。スレの流れに
身を任す。
まず、蛍袋(何て読むの?)氏の議論だ。不良債権はどこまで広がるの?デフレは
具体的にどう止めるの?という問題提起。前者については、デフレスパイラルが
止まらない限り幾らでも増えて行く。現に今も残念ながら増え続けている。じゃあ、
永遠に増えてGDPが限りなくゼロに近づくかと言うと、そうではない。何事も必ず
底を打ち、反転する。ただ、例えば今の時点で極端な財政均衡主義に陥り、国家
予算を極端に縮減したりした場合(非現実的な想定だが)、生き残れるメガバンクは
我が行も含めて存在しない。デフレ・スパイラルを今後悪化させてはならない、
というのは鉄則。これは国の経済・財政政策というよりも国家の危機管理に近い位置付け。
で、次のデフレの具体的な止め方だが、まず、最悪の事態を国家介入によってでも避けつつ、
一方で財政・金融政策には限界があることを国民に広く徹底する。他方、今後の
日本の歩むべき方向を明示しつつ、国民に信を問う。 この時に絶対に誤魔化しは
ダメ。国民層が広く租税負担するのは当たり前。老人国家になって行くのだから
それを支える金額が増加するのは当たり前。広く世界に開かれた日本である以上
付加価値の低い産業は後進国に譲らざるを得ないのは当たり前。これまでの産業では
メシが食えないのだから、新たな産業を血のにじむ思いで興して行かなければ
ならないのは当たり前。ゆとり教育でバカの拡大再生産していたら国が滅ぶのは
当たり前。こういう当たり前の諸々の事を粛然と国民に晒し、リーダーが信任を受ける
必要がある。こういう動きが年寄りに潰される国だったら、それまでの国だったという
ことだ。静かに衰退して行けば良い。今までの蓄積があるから、いきなりアルゼンチンみたい
にはならない。
836エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 07:34
次に招き猫氏へ
オレはスティグリッツの意見にもクルーグマンの意見にも反対ではない。
彼らの言う通りになるなら、ぜひともやるべきだと言っても良い。
かつてのブンデスバンクやFRBと日銀の決定的な違いが分かっているだけに実行性に
悲観的なだけだ。あなたも指摘している通り、彼らは中央銀行のオペレーション
の本質が分かっていないのだ。90年代の施策は全て後手に回ったり規模が
不適切だったりで失敗だった。今次の金融緩和もイヤイヤやってるのが見透かされ
何の効果も生んでない。タイもイングランド銀行もヘッジファンドの前に敗退したが、
オレは日銀はBOEはおろか、タイの中銀より対応能力が劣ると思っている。
マーケットとの対話能力も持たぬ今の日銀に任せてヒズミを溜めこむと、近い将来
取り返しのつかないことになる。
それと、釈迦に説法かも知れぬが、企業利益の回復が担保されないと、インフレ
誘導しても意味はない。無理矢理値段を吊り上げたら、こぞって消費し始めるという
ものでもない。まあ、あなたみたいに「デフレは何より悪い。スタグフレより悪い。」
とまで腹を括ってるならやれるだろうがね。
一言付け加えるなら、スティグリッツもクルーグマンも日本のはまっている流動性の
罠を少し甘くみていないか?という疑念は残る。ノーベル級のヤツラには
日本は東洋の片隅の島国に過ぎず、実験動物として持って来いだろう。まあ、
彼らアメリカ人の気質からして、たとえ今回の混乱が自国のものであっても断固
やるだろうがね。
837エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 07:35
dell氏へ
デフレギャップを解消するのに需要を具体的にはどう増やすのか(財政出動しかないでしょ)、
というのがあなたの問いかけだ。あと100兆とか200兆財政出動すれば、元の健全な日本経済
に戻る、という確信があるなら、オレは一も二もなくあなたに同意する。だが、そうじゃないと
オレは考えている。循環的な景気の谷の底を浅くするための財政出動とは異なるのだと。
100兆でも200兆でもその効果が出ているうちは良いが、それが無くなると息切れして元の
木阿弥になると思っている。
バブルの生成と崩壊という撹乱要因はあったが大きく見ると、日本経済は成熟した。もはや
異様な消費の盛り上がりなど望むべくもない。アメリカみたいにいまだに移民がどんどん
入ってきて若年人口が増えているような国でもないし、欧州のように戦略的に経済圏を
拡大しようとするような国でもない。人口ピラミッドの問題を始めとした将来の不安を国民は
敏感に感じ取っている。それを打破してゆくようなリーダーシップが日本には全く見えない。
バブル崩壊の悪影響が半分あるのは確かだが、この「不安」と「不信」が消費低迷の根底にある。
この人口問題などは、さしずめ一番改革が困難な日本社会の「構造」と言えるだろう。
それと、日本国内な過剰供給力だけでなく、冷戦後パンドラの箱が開いたことで世界的に
供給力が大幅過剰になってきている。オレは欧州も米国も遠からずデフレ経済モードに入る
と見ている。
838エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 07:35
(続き)
さて、上記を踏まえつつdell氏へ回答だ。「具体的にどうやって需要を増やすの?」
ひとつは、政府主導でこれまでとは異なる分野に財政支出することだ。高度技術に関わる
物ばかりとは限らない。ODAがらみで技術要員を海外に派遣するとか、医療・教育・福祉などの
分野でこれまで手薄だったところを補うとか、できれば最終的には政府が手を引いても民間に
委ねられる形にするのが望ましい。
もうひとつは、必ずしも需要全体のパイが広がらなくとも賃金が下がり雇用が増える部分がある。
最後に失業率そのものが上がることも認めざるを得ない。ここが非常に厳しいところだが、
矛盾を抱えつづけるよりも構造を転換してゆくしかない。
80年代終わりから90年代初のアメリカもリストラ、リエンジニアリングの嵐だった。その時点で
景気は回復していなかったが、とにかく企業経営者らはガンガンクビきりを断行した。その
時点では新たな産業など何の見通しもなかったが、結果的には新たな産業の創出、勤務形態
や職業観の転換、自営業の増加などを生み出した(全てがハッピーというつもりは毛頭ないが)。
案ずるより産むが安し、という言葉もある。立ち枯れするのではなく、前に踏み出す事だ。
839エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 07:36
ミッキー氏へ
詳しいことはオレも知らんが、今のGDPは93SNAに基づいて算出している
はずだから、これで調べたらかなり詳しいところまで分かると思うよ。一般に
英語の文献に当たった方が早く解決するね。インターネット検索は。
それと、昔、経企庁の友達に聞いた話では、GDPだけ見てたら絶対に景気判断を
間違う、他のデータも総合的に見るべきだと薀蓄垂れてた(具体的な内容はすっ飛んだが)。

>>831
あなたの言っていることはかなりの部分正しい。でも、それによって日本を腐らせないように
何とかうまい方策を考える必要があるよね。 国民の大半は落ちるところまで落ちないと
危機の本当の意味が分からないだろう。

>>832
構造改革路線もケインズ政策路線も計数的に又は論理的に他の一方を打ち負かすことは
不可能。双方から提示されるある論点には必ず反論が有り得る。数学と異なり、どっちが正しいと証明はできない。
だから、ノーベル賞学者が出てきても解決していないの。
デフレ・スパイラルは間違っている、永遠に財政赤字を続けることは不可能、日本産業の
高度化は必須、と言った最低限コンセンサスが得られそうな事を手がかりにしながら、
道を探って行くしかない。従って、最後は経済理論なんかよりも有能な指導者のキャラクター
の方がはるかに有効であり有益だったりする。
840招き猫:02/05/25 08:23
>>832,>>833
はっきりと、そして「とても怖い」ことを言う。
俺が中央銀行に腹を立てているのは、その一点だ。

自分たちが無能ぶりを発揮すればするほど、「戦争」という言葉が近づいてく
ると、考えてないことだ。歴史認識のかけらもない。
現在自分たちが全力を持ってデフレ払拭を成し遂げないとき、人々は戦争の
二文字へますます依存していく、日銀はそうは考えていないんだ。


841招き猫:02/05/25 08:33
>>836
ということで、俺が少々のインフレやスタグフレーションをなんぞを怖れていない
理由が解っていただけたと思う。とことん落ちてしまってからでは遅いんだ。

俺は、中央銀行の能力より指導者の決断力だと思う。マハティールは素晴らしい。
あの、通貨危機をマレーシアは乗り越えた。俺のいとこも、同級生も、マレーシア
に工場を移したが、業績は順調のようだ。

何より、中央銀行はあくまで「政府」の金庫番だ。政府自身だけだと通貨の品質管理
がおろそかになる、そう言う点で存在している物だ。一国の経済政策は「政府」が
行い得る。それであって初めて「国家」と言える。

重要なことは、「歴史的視点」だ。このまま、デフレが続くことがどれだけ恐ろしい
ことが10%以下のちっぽけなインフレなんかより、もっと恐ろしい事が起きうると
理解すれば、我々はいま早くここから抜けでないといけないんだ。
842招き猫:02/05/25 08:45
俺は最近、墓参りに行くと爺さんの気持ちを考える。俺の爺さんは、家が貧しく
2年しか学校に通えなかった。ひらがなしか読み書きでない。しかし、まじめと熱心さ
で商売に成功し市会議員となった。ところが、戦争中「こんな戦争は絶対負ける」と反
対した物もんだから、随分とひどい目にあったようだ。無知無学とバカにされた。

だが、戦争が終わった瞬間、市会議長だ。何故なら大政翼賛界に属した議員は公職選挙法
で全員追放になったからだ。俺は、俺が生まれる前に無くなった爺さんの信念と孤独戦う
強い意志を誇りに思う。と、同時に1930〜45年の間の苦労と心労を考えると想像を
絶する。自分の大切な3人の息子が全員戦場にかり出され、家には病気に倒れた娘やまだ
小さい孫。そんな不幸な時代を俺たちはもう一度迎えたいのか?

10%の以下のインフレなんて、かわいらしいものじゃないか。トイレットペーパー買いに
並ぶくらい、たいしたことじゃないだろう?
843dell:02/05/25 11:35
>>837 >>838

>政府主導でこれまでとは異なる分野に財政支出することだ。高度技術に関わる
物ばかりとは限らない。ODAがらみで技術要員を海外に派遣するとか、医療・教育・福祉などの
分野でこれまで手薄だったところを補うとか、できれば最終的には政府が手を引いても民間に
委ねられる形にするのが望ましい。


賛成です。
非自発的失業が多数存在する状況なのですから、労働資源の有効利用という観点からもそうすべきでしょう。
しかし、

>もうひとつは、必ずしも需要全体のパイが広がらなくとも賃金が下がり雇用が増える部分がある。

これがわからない。
ご存知のように、賃金には下方硬直性が認められるのですから、これは非現実的でしょう。
百歩譲って、賃金が下がって雇用が増えるにしても、それは相当長期の話で、
その前にデフレスパイラルに陥る危険性が高いし、デフレを長期関続ける事にもなります。
これでは、「デフレはやはり無条件に悪だ」という我々の合意に反する。(w
「デフレはやはり無条件に悪だ」だと言うなら、需要全体のパイを広げる事が必須条件でしょう。

>最後に失業率そのものが上がることも認めざるを得ない。

これもよくわかりません。
構造改革で潜在成長率が上がるなら(そのための構造改革ですよね?)、自然失業率は下がる筈でしょう?
自然失業率が下がる中で失業率が上がったのでは、非自発的失業が増えてますますデフレギャップが増えることになりますね。
これも、「デフレはやはり無条件に悪だ」との我々の合意に反しています。
需要全体のパイを広げる事により失業率を自然失業率程度まで(完全雇用水準まで)回復させる事は重要ではないですか?







844蛍袋:02/05/25 12:12
ほたるぶくろ と読みます。
夏になると、薄紫の花を付けます。最近は、庭にも植えられていますね。
キキョウ科の多年草です。

>>835
私も、その意見におおむね賛成ですが
問題なのは、その税制改正が出来るのかどうか。
官僚主導が悪い・・・たしかに、悪い面もありますが同時に、
これだけの組織は他にないのです。で、その組織が出す答申がことごとく
曲解されてさも、悪巧みの智恵のように言われていますが
そのほとんどは頷ける物ですよ。それを冷静に、かつ正当に理解できることさえ
今の日本人は出来なくなっている。それこそ、ゆとり教育ではないですが
ある意味、衆愚政治家も知れません。それに輪を掛けて市民団体やNGOが
もてはやされていますが、今度の菅直人氏の中国問題に関する一連の動きを見ても、
枝野氏の金融問題に関する認識(彼は、ある意味法務ファッショをやる危険性がある。)
を見ても、彼らが政権を取った場合に経済はかけ声とは反対に収縮するだろうと思う。
現行の組織で冷静に税制のあり方を考えないと、唐突に消費税の引き上げを持ち出すような
報道のされ方ではそれこそ、国家は衰退しますよ。

>>840
確かに、有事立法の問題は審議の進め方を見ても異常とは思いますが
だからといって、短絡に戦争に結びつけてしまうのは如何な物か。
何となれば、憲法9条は依然として効力がありなおかつ、国民の中に占める
自衛隊員や防衛関係者の数は戦前と大違いですよ。
むしろ、きちんとした議論をして国を戦争に持っていかないためにはどうしたらよいか
それを考えるべきでしょう。ついでに言えば、中央銀行と戦争の関係は
こじつけではないですか?それこそ、満州での関東軍じゃないんですから。

>>843
私は福祉や教育は国家援助がないと出来ないと思います。言い換えれば、利益を産める
性質の産業ではない。特に、福祉は雨後の竹の子のように新規参入があったがコムスンよろしく
そのほとんどが行き詰まり状態です。最低の料金で安心して利用できるためには
競争の原理を持ち込むのも良いでしょうが、同時に原価割れをしてでもケアしなければ
ならないもの、それは人権ですよ。人権やプライバシ−に関わる産業は私人が触るべきではないと思います。
845招き猫:02/05/25 12:24
>>844
そうかな?
悪くなり出したら、あっとまだと思う。ヒットラー政権の前にあったドイツの
ワイマール共和国&ワイマール憲法は当時最も民主的な法体系で出来上がっていた。

第一、インフレとデフレのコストに対して鈍感すぎるんじゃないのか?
インフレは支払いが増えるから、コストがかかるように感じるかもしれないが売り上げが
増えるし、収入はもっと増える。そして、金利が着く。

それに対して、デフレはどんどん収縮してゆくばっかりだ。不良債権ってデフレのコストなんだぞ。
いったい、どれだけ金額的に付けを払っているんだ?

デフレにはコストがかからないと考えている時点で経済音痴なんだよ。
請求書は誰が払っていると思っているんだ?

846dell:02/05/25 12:39
>冷戦後パンドラの箱が開いたことで世界的に供給力が大幅過剰になってきている。

そう、まさにこれこそが最大の構造変化ですね。
問題は、その供給能力に需要が追い付いていかないことです。
冷戦後の構造変化により、世界経済は供給がボトルネックであった経済から需要がボトルネックとなる経済に移行しつつあるのです。
その結果、「供給能力が需要より高い」という日本の長所が、今や最大の短所となってしまっています。
しかし、日本の政策当局はいまだにこの構造変化を正しく認識できず、供給がボトルネックであった時代(=インフレ時代)の常識にとらわれ、
需要不足を招いています。
財政規律の維持、通貨信用の維持、これいずれも供給がボトルネックであった時代の発想です。
これらを強調することは、需要拡大の足枷となります。

そもそも、世界的に供給能力が伸びることは、人類全体にとって素晴らしい福音であり、悪いことでは全くあり得ない筈です。
しかし、供給がボトルネックであった時代(=インフレ時代)の常識にとらわれることで、
本来素晴らしい福音であるべき事が、逆に桎梏となってしまっているのです。

世界的な供給能力の大幅な増大、この構造変化に政策当局は一刻も早く対応すべきです。
総需要のより多くの部分を獲得することは民間の努力で可能ですが、総需要そのものを増やすことは政策当局にしかできないのです。
対応が遅れれば、供給能力の増大が逆に仇となり、人類の歴史で何度も繰り返された悲劇が再び繰り返されかねないのです。
供給能力に応じた需要の増大、これこそが先進国の政策当局に今求められている課題です。
そして、供給過剰の国日本は、そのトップランナーなのです。



847Mac:02/05/25 12:44
エリート銀行員様は、このスレッドのどこかで不振銀行の頭取、役員は責任を
とれとか言ってるけど、実質的に無意味、自分がその立場でも辞めたりはしない
と言ってましたよね。しかし問題は「責任」とか「モラル」じゃなくて、結果
を出せなかった経営者は別の経営者に交代すべき、ということではないでしょうか。
要するに、「失敗した人は、失敗した原因をよくわかっている」と考えるか
「失敗した人は同じ失敗を繰り返す可能性がある」のどちらをとるかですが、
賢明なエリート銀行員氏ならば、当然後者をとると思ったのですが……。
いや、もちろん場合によっては前者をとるべきケースもあると思いますよ。
しかし、それは文字どおりケースバイケースであって、一般的に言えば、後者
を選ぶべきだと思う。
それから、数年前、小沢一郎が消費税を期限付きでゼロにしろ、と言ったこと
がありますよね。私は極貧なので、消費税があがったら消費しなければいい、と
考えている……というか、そうするしかない立場なんで、五%の有無なんて
関係ないのですが、小沢の提案を聞いた時には「あ、これがいいんじゃないの」
と、あくまでも「勘」に過ぎませんが、思いました。「減税分のお金はどこから
出すんだ!」という反対論が一斉に巻き起こって、いわゆる小沢チルドレンが
彼のもとを離れるきっかけになってしまったのですが、エリート銀行員様は、
この小沢案についてはどうお考えですか? 昔の、しかも実現しなかったプラン
について考えてもしょうがないと仰るかも知れませんが、高い球を打つには
頭を下げろ、というゴルフ、野球の原則と同じで(たとえがよくないかも)
これからどうしたらよいか、と考えるには、未来の事をあれこれ想像するので
はなく(ゴルフ、野球に例えればヘッドアップだな)、むしろ過去を検証する
べきだと思うので。それも十年前なんかではなく、二十年前、いや、五十年
前(つまり敗戦時ですな)……いや、明治維新に戻って考える必要があるかも
しれないというわけで、小生、今、福沢の「文明論之概略」を読んでおります。
848エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 13:18
>>834
日本国家統治論を少しやる。
日本は法治国家=役人統治国家だ。友達の役人が良く豪語してた。
「俺達は、予算と法律と情報を握ってんだよ。この三つがあれば他の
勢力が全部束になって掛かって来ても恐くないね。」と。
この鼻持ちならぬ態度はエリート銀行員の比ではないが、言ってることは厳然たる
事実だ。学者は研究材料の情報を役人からもらってシッポを振る。そもそも牙を
向くような学者は審議会などの土俵に上げてもらえない。勲章ももらえない。
マスコミも役人からは完全になめられている。情報がないだけでなく、
分析力、構想力、視野の広さ、何を取ってもひとつとして官僚より秀でた
ところはない。おまけに首尾一貫性すらなく、下衆な大衆受けするような
路線ばかり走っている(ま、所詮客商売だから仕方ないが)。大衆を教唆
する恐れだけは警戒されているが、官庁のカウンター勢力などとは全然
思われていない。「xx新聞の今日の社説は28点だな。」などと公然と
馬鹿にされている(まあ、バカにもしたくなるような内容ではあるが)。
政治家の大半が無能で官僚の言いなりなのは言うまでもなかろう。
政治家の中にも若手で優秀なのがいるが、いかんせん、数が少ないし、
一人に集中する情報など知れている。広さ、深さで役所の課長補佐に敵わない。
当たり前だ。政治家は他にやることが一杯あるが、役人はそれだけで
メシを食ってるのだ。配下のノンキャリも腐るほどいる。
それでも、ノーパンしゃぶしゃぶの頃は、業界は役人を見下している
ところがあった。「専門知識や真の業界理解はお前らには無理だ。せいぜい
おねえちゃんでも見て喜んでろ。」と。 行政の振りつけは我々現場がやっている
という自負すらあった。ところが90年代後半からこの関係が逆転する。
彼らが本気を出すと凄まじかった。数ヶ月間でたちどころにあらゆる問題点を把握し、
その後の折衝のイニシアティブの一切を取り上げられてしまった。あとは言いなりだ。
849エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 13:19
(続き)
日本の役所には最高頭脳が集結していることは間違いない。問題処理能力も
随一だろう。同じ情報と権限が与えられても今の役所より優れた結果を出せるところ
はない。 にもかかわらずこの体たらくだ。もはや日本の官僚組織が時代の要請に
合わなくなっているとしか言いようがない。
結果として、同じ人材が任に当たることになるのかも知れぬが、それでもこれらの
人材を役所組織や省益のクビキから解き放ち、有効活用することを真剣に検討
すべきだろう。具体的にどうやれば良いのか? 分からない。
なにせ、明治はおろか、江戸時代から400年も連綿と生き長らえたシステムだ。
最近の堺屋太一の論調を見ていると役所攻撃の急先鋒になっている。だが、その
彼も、それでは役所の代わりにどういう組織が日本をリードすべきなのか、という
問いへの回答は持ち合わせていないようだ。ぶち壊せ、というだけでは無責任だと
思うのはオレだけじゃなかろう。
真のエリートとは、たとえどんな理不尽なことであっても結果責任を負う意思のある
人間でなければならない。失敗したら文字通り腹を切るのだ。それが日本の本来的
な意味でのエリートだ。従って役人はエリートではない。責任を負わないのだから。
ついでに言うとオレもエリートではない。いつでも「招かれざる猫」に戻る覚悟はできている。
極端な話だが、財務省の役人などは、本音では日本がどれだけ窮乏化しても良いと
思っているのだ。イヤ、むしろその方が自分達の有り難味が増すだろう、くらいに
本気で考えている。 日本で最も優秀な頭脳にこういう思考回路を持たせるのは
どれだけわが国の損害に繋がっていることか。 ちなみに、日銀はもっとひどい。
何も考えてないのだ。 事勿れ、とひたすら神様に祈っているだけだ。 「こんなに
風当たりがきつくなって給料まで減らされるなら、昔みたいに大蔵に支配されてたほうが良かった」という
証言をオレは複数の日銀マンから聞いている。
850エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 13:28
>>843
賃金の下方硬直性が一般に見られるのは確かだが、今はパートタイム的な
雇用形態が増えたり、かなりフレキシブルになってきている。また、普通
に考えるとどうしても働きたい失業者が増えれば、それに見合った賃金で
雇われて行くと考えるのが自然。

あらゆる意味での構造改革は、潜在成長率を上げるかどうか自明とは言えない。
少なくとも短期的には成長率には結びつきにくい。それでもやるしかないという
認識。何度も繰り返すようにそう虫の良い話は無い。だから、構造改革路線も
ばら色に描くつもりは毛頭ない。
851エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 13:35
>>844
蛍袋さん、可憐な名前だね。ひょっとして女性?
全く関係ないが、オレは花の名前に詳しい女性に弱い。自分があまり知らないから。

福祉関係に国家が大幅にコミットすべきなのはその通りだと思う。しかし、金が
かかる以上、おのずとどの程度までか、という議論になる。ここでもはっきりと
情報を公開し、青写真を示し、国民を納得させる必要があるだろう。役所は情報を
小出しにして危機感だけを煽っており、肝心のその先を一向にやろうとしない。
852エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 13:48
>>846
アダム・スミスが市場原理のことをINVISIBLE HANDと言った。
マルクスが中心的役割を担った共産主義原理はこれをVISIBLE HANDで取って
代わらせようとした。そして失敗した。ケインズもVISIBLE HANDに近い。
要するに経済というのは、需要と供給なのだ。これをどうやって合わせてやるか
という問題だ。
考えて見ると、今の最新のテクノロジーを結集すれば、ものすごい供給力になる
だろう。とにかく産み出したものは自動的に効率的に分配されるということさえ
担保されていれば、世界60億の民がかなりの物質的水準の生活を享受できる。
技術的には確立可能なそういう世界が、現実には成立しえずむしろ過剰な供給力に
苦しんでいる。VISIBLEかINVISIBLEかは別にして、分配機能が十全に働かない
からだ。これをなし得る原理を発見したらノーベル賞10個やっても良いだろう。
簡単に言えば、基礎的素材の製造業は限られた比率の人達が進んだ技術で極めて
効率的に必要なものを全部作ってしまう。多様性を追求する財はもう少し多くの比率
の人達がこれも無駄なく資源を利用して作る。残る大半の人々は、サービス業という
か、対人関係の仕事というか、効率が利かないヒューマンな仕事をやる。余暇はぐーん
と伸びて週休3―4日になると。夢見たいな話だが、大経済学が確立されれば
そうなるはずだ。
853エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 14:04
>>847
Mac氏へ
銀行トップの責任の取り方は、交代しかないと思う。オレが頭取だったら
有形無形の抵抗を必死でやるだろう。でも、有無を言わさず変えてくれ。
過激な輿論でオレのクビをすっ飛ばしてくれ。役所も日銀も政治家も皆
悪いのだが、逃げ切るヤツはいつの世にもいる。仕方ない。別に命まで
取られるわけじゃない。頭取の肩書きをなくし、まさか再就職ってわけ
にも行かず、余生を淡々と生きることにする。さあ、ひと思いにやって
くれ。そしてとっとと公的資金を注入してくれ。このままデフレが
進行すると本当にただじゃあ済まなくなる。

あと、消費税の問題だけど、消費税率をゼロにするってのはやはり国民を
なめていると思う。そこまでバカか?日本国民は?と考え込んでしまう。
全然sustainableじゃないわけだから。ゼロにした分、あとからツケになる
に決まっている。そうじゃなくて、例えば北欧の国の国民負担率は50%を
軽く超えてます、そこで国民はこういう生活をしています、というのを
見せてやる事が必要なんじゃないか。消費税は3%と比べるから5%が
高いと思うだけで、世界レベルで見ればぜーーんぜん話にならぬほど低い。
アメリカなんか州によってはsales taxないとこあるが、その分所得税とか
固定資産税がグンと重くなっている。租税は負担するが、ちゃんとそれが
行政サービスで返って来るんだからいいじゃないか、という認識が国民の
間で広がれば良い。

854エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 14:18
何かひとり相撲取ってる気分になってきた。
20回連続、10行以上の文章を一人で載せたらギネス入りかな?
妻とお茶に逝ってくる。
855金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 14:52
エリート銀行員 ◆yt8N8F6←こいつ暇人だな
土曜の昼間になにやってんだよ
856エリート銀行員 ◆yt8N8F6. :02/05/25 14:54
スレとは直接は無関係だが、戦争なんて金輪際日本とは関係ないことなのか。
憲法9条が厳然として存在する、原爆2つも落された唯一の被爆国日本が
戦争なんてするわけがない、そう思いたい気持ちは分かるが、そう簡単な
ものではない。招き猫氏のように墓参の度に不戦の思いを新たにするような
奇特な人もいるが、まあ、国民の5%以下だろう。今の70台、80台のじいさん
達が死ねば皆が「戦争を知らない子供たち」になる。冷静に考えて見れば
憲法9条なんて普通の独立国のものとは思われないような内容だ。ナショナリズム
を高揚させるような事件が立て続けに起これば、あっという間に輿論なんて
引っ繰り返る。貧困や没落が好戦的な国家への転換の引き金になりやすいのも
歴史的な事実だ。ヨーロッパってのは本当に賢明だ。NATOにロシアを繰り入れる
ようとか、拡大EUを安定させようとか、戦争が起こり得ないシステムを必死で
構築しようとしている。あれだけの殺し合いを繰り広げ、今時間をかけてああいう
取り組みをしていると信頼感が湧いて来る。少なくとも西洋諸国間では、もう
戦争はないな、という気にもなってくる(この先100年くらいは)。日本は全然そうでは
ない。いまだに中国や韓国と和解すらできていない。
>日本は全然そうでは
>ない。いまだに中国や韓国と和解すらできていない。

東アジア自由貿易圏構想なんて、現在の閉塞感の充満する日本経済を打開する
ための期待のできる中期的展望だと思うんだが、この問題が大きな足枷だよね。
あと、東アジア自由貿易圏構想における大きな足枷、阻害要因といえば、米国
の東アジアにおける経済覇権の野望ってところか(結局、米国のこの「野望」
に従うかたちで日本の東アジア外交が歪められているのではないか)

、、、、このふたつが解決できる見通しがたてば、日本(経済)の将来も少し
は明るくなると思うのだが、、、
858Mac:02/05/25 16:56
消費税ゼロを土井たか子が提唱したのだったら、もちろん、笑止だけど、常々
消費税はいずれ15%は必要だと言っている小沢が限定的にゼロにしろ、と言
ったので「おっ」と思ったのですよ。あと、反対者たちが揃って「財源をどう
確保するのか」だったのにも天の邪鬼的に反発した。もっとも、今から消費税
をゼロにしても無駄だということはわかってます。要するに、提案者が小沢だ
ったこと、提唱のタイミングが意外で新鮮だったので、断行できれば予想外の
効果があるのでは、と、当時思ったということです。言い換えれば、先に、今
消費税をゼロにしても無駄だと思っている、と書いた理由は、経済学的に、ある
いは財政学的な見地から言ったのではなく(そもそもそんなこと、私にはでき
ませんが)、今となっては新鮮な驚きがないから、実施しても無駄だろう、と
いうことです。
ところで、昨日まで下関でやっていた鯨会議で、日本代表は「自分達にも
イヌイットのように鯨をとらせろ、さもなければイヌイットに鯨をとらせる
べきではない」と主張して、それが通ってしまったらしいですね。このニュース
を聞いて、吃驚仰天。さすが「ガリバー旅行記」に実名で唯一登場する国民だ
と思いましたが、しかし冗談では済まされない。日本国政府を正式に代表する
人間が公式に発言したのだから。この発言は、穿った見方になるけれど、憲法
九条のせいかも、と思った。自分は丸腰だから何を言っても許されるべきだ、
と。鯨問題で戦火を開くとはさすがに思いませんが……でも、必ずこの決議の
撤回を求めてくるだろうから(現実に決議直後から撤回を要求してるらしい)
その時の対応次第では何が起こるかわからない……。
859金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 17:18
>>857
終戦と共産中国の成立により休戦してた中国をめぐる日米闘争が再開したというところだろう。

太平洋戦争はとどのつまり中国を巡る日米の妥協ができなかったためにおきた。
力で日本をねじ伏せている間に中国は自ら共産化しアメリカの手の届かないところへ行ってしまった。

再び中国市場を取り戻すために中共とそれを支援するソ連を排除したいアメリカと中国市場を必要としなくても生きていけるように
構造転換したうえで世界安定が必要な日本の利害が一致したのが冷戦。

ソ連が崩壊し中国が方向転換を図った時代になって中国を取り込むことができるようになったアメリカと世界全体の需要増加により
近接の中国と経済関係を樹立したい日本の利害がずれてきているのが現状。

ヨーロッパは内部でさんざん戦争と対立を繰り返した挙句、全体の統一が必要との意見に達して安定化を作り上げている。
逆に言えばさんざんやってきたからそういう合意に達しやすいともいえる。

日中韓の関係は少なくとも近代以降においてどちらか一方の被害が大きかったために全体を包む安全保障のコンセンサスがない。
中韓にとってはいつまでも日本は加害者であるので妥協して関係を構築しようという気概に乏しいし
日本は自ら過去の負い目から損得を無視して政府が宥和政策に走り民衆が遊離してしまう。
そのため日本人のほうが被害者意識に陥るという皮肉な事態になって東アジアの情勢は安定できない。

860金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 17:26
>>858
駆け引きですよ。鯨問題は。
ああいう宗教じみた場では宗教じみた発言で返すしかないのです。
本音が食うのが野蛮だから食うべきではないという人たちの場で自分たちの利益を押し通したかったら
あとは正論の隠れ蓑で相手の利益をつぶすしかないんです。

そうしないとIWCの脱退か反捕鯨国の意見の全面受け入れしかないでしょ。
というよりああいう思考が硬直化した状態の会議から戦争へ発展していくので
日本の対応がどうこう以前の問題です。
戦争につながるとしたら鯨問題に首を突っ込んだときからその危険性はあるということです。
861ミッキーマウス:02/05/25 19:05
>>832
「「初期値」によってはマクロ経済政策はまるで役に立たない、という風
に聞こえる。」

 まるで役に立たないとはいわないけれど、限界があるし
ほんと、初期値によってはまったく予想外のことになる場合も
あるんじゃないかな。
 たぶん、今の日本くらいに複雑な経済になると、箱庭をいじる
みたいな感覚で、恣意的な政策をすると逆に危険なんじゃないかな、
と思うんです。神学論争みたいになるけれど、実際、経済って
政策でどれくらいコントロールできるものなんだろうか。
マクロ経済の中での政府の位置付け、適正規模、影響力の話に
なるんだろうか。

 標準的な教科書に書いてある金融政策の章が全部信用できない
とはいってないし、正しいことを描いてあると思う。ただ、まだまだ
現実の経済を説明しきれていない部分も多いんじゃなかろうか、と。

 ちょっと、サッカー見てきます。
862dell:02/05/25 19:18
>>852

>VISIBLEかINVISIBLEかは別にして、分配機能が十全に働かない
からだ。
これをなし得る原理を発見したらノーベル賞10個やっても良いだろう。

何を言っているのですか。
そんな事はコロンブスの卵で、「曇りのない眼」で見れば簡単な話でしょう。
早い話が、供給能力に合わせて「ヘリコプターマネー」をやれば必ずデフレは解消できる。
(というより、もしそうでないなら逆に「ヘリコプターマネー」をやらない理由がなくなる!)
もちろん「ヘリコプターマネー」の金をもっと社会的有用性の高い使途に使えばより良い。
そして、貴殿の言う「夢見たいな話」に近づける。
問題は、供給がボトルネックであった時代(=インフレ時代)の常識が「ヘリコプターマネー」的な政策へのためらいや反発を生んでいるわけで、
それさえ克服できれば、「夢」は「夢」でなくなるでしょう。




863金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 19:20
age
>>854
やっと分かったようだね、気づくのが遅すぎだよ。
前にも言われているがsage進行にしろよ。
865招き猫:02/05/25 20:16
>>830
>マネーサプライとか、物価水準等の数値のみ
>に注意が向いていて、実体経済のほうをあんまり意識がないのかなー、と
>印象を受けることが多かったです。

そりゃ、ちょっと誤解してるよ。おそらく、日本経済の一番悲惨な実態を日々感じているのが
不動産やだ(笑)。夜逃げのお手伝いと不良債権処理で生きているようなもんだ。

不動産や同士で仲介の話をしていると、あれは10年前新築で一億はしましたよね。
で、売り主はなんぼ欲しい?
3500万?
ちょっと高いなー。3300万になりません?

そういやーね、この間8年前に新築の分譲マンション、仲介したんですけどね。
分譲時3800万円がね、680万円なんですわ。
これが、不動産の現場の実態だよ。

866招き猫:02/05/25 20:21
いったい、一サラリーマンが3000万円貯めようと考えるとどんな思いで
貯めないといけないんだ?
そんな簡単にたまるようなもんじゃないだろう?

それが、たまたま数年前にバブルよりかなり安くなった、と考えて買ったマンション
や一戸建ての値段がどんどん下がっていく。あがったり下がったりするのならまだ
許せるし、下がった額が数百万円までなら、また取り戻すことも出来るかもしれない

だが、数千万円物含み負債を働き盛りの30〜50代が抱えているんだ。
こんなバカな話、こんなバカな政策とっている国なんて他にないぞ。
しかも、それを放置しているんだ。どうしてみんな怒らないんだ。
867時期不明:02/05/25 21:29
>>866
怒るというより、あきれている。
買う時期で運不運が決まる現実。
狭い賃貸に耐えることで時期を待てというのか?
地価(や金融機関の貸し出し態度)がコロコロ変わることで多くの人が
混乱している。先の読める者以外はダメなのか?
安定して長続きできる地価(広い賃貸でもいい)があればよかった、、、
過去を悔いてもしかたない。
地価を戻しても長続きしなければ再混乱が待っている。
過去を切り捨てるしかない。預金封鎖か徳政令かIMFか、、
868金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 22:00
>>866
我慢して住めばいいじゃないか?
お金と違って資産価値がなくなったって自分で住む分には使い道がある。
何が悲惨なんだか?
最初から高くて買えなかった人から見れば贅沢な話だよ。

金をもうけようとしたというならそんなの他人は知らん。
儲けになるならないも全て本人の責任だろ。
869招き猫:02/05/25 22:04
>>868
苦労知らずな奴だ。
君は、月30〜40万円のローンが払えるのか?
どぶに捨てると解っていて。

870金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 22:17
>>869
その問いなら
そもそもギャンブルなんかに興味ないのでどぶに捨てるようになるものは買わん。

買った奴のことなんか知らんよ。
買うときは払うつもりで買ったんだろ。
借金してギャンブルに負けた奴がその借金払うのになぜ同情する必要がある。
それに住むつもりなら月30万ぐらいの高い家を買ったと思えばいいじゃないか?
本人の価値観の問題だ。
871dell:02/05/25 22:33
>>868 >>870

同情するしないの話ではなく、そういう人がこの日本には沢山いて、
消費の落ちこみの一因になっているという事でしょう。
「逆資産効果」と一言で言うのは簡単ですが、具体的に描写すれば>>865 のような話がいたる所で起きているわけですよ、この日本では。


872招き猫:02/05/25 22:42
>>870
衣食住は人間の生活としての基本だ。
家は、その中で最も高い買い物だ。
それを買うって言うことが、ギャンブルなる?
これが正しいことか?こんな事が許され国が在って良いのか?

この国には住むな、ってことだよ。
人口が減少して当たり前だ。若い奴は住宅ローンや住宅金融公庫なんかを通して
年寄りの預金金利を払ってる。これは、搾取だ。貧しい若年層から豊かな高齢者
への世代間搾取が行われているのさ。

速見や日銀の政策委員というのは年寄りばっかりだ。
この時点でアウトなのさ。


873金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 22:42
高かった地価が是正されただけでしょ。
バブルに踊った人間が損をするのは自然の摂理だよ。
874870:02/05/25 22:44
>>871
いや、私は同情する必要はないといっているだけで日本経済に必要な処置だったらその人たちに有利な政策でも採るべきであるという意見です。
ただその865で出てくる人が可哀相という心情的な問題で処理する必要はないということですよ。
865で悲惨とか言う言葉が出てきているからそれについてはどうでもいいといったまでです。

それ言う話で住むならそういう人たちが悲惨ならバブル時代、土地が値上がりしたために家を買うのが絶望的になった人たちも人によっては悲惨というでしょう。
そんなミクロの問題を片付けるために国のマクロ政策があるわけじゃないでしょ。
あなたの言う逆資産効果をつぶすために金融政策をとるのに反対なわけではありません。
875招き猫:02/05/25 22:45
>>873
バブルって言うのは何時の話?
俺は、1995年に買ったマンションでさえ、3800万円→680万円になった。
と言ってるんだ。
今年買っても、来年買っても日銀が変わらない限り、止まらないんだ。

876金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 22:45
バブルで踊った人間は、売り抜けたか、とんずらしたかどっちかだよ。
普通に住んでいたか、普通に住もうとした人が痛みに耐えているだけ。
877870:02/05/25 22:51
>>872
住が生活としての基本ならそれを金儲けの道具に使った時点で知るかということ。
住宅を買うことをギャンブルといっているわけではない。
買った住宅で一儲けたくらんだ時点でギャンブルだということだよ。

住宅が基本なら自分が住むと値する値段で買って住めばい。それだけの話だ。

若年層というが50代以上を40代が敵視するなら地価を吊り上げたその40代は当時もっと若い世代の敵ということだよ。
所詮相対論に過ぎない。

878873 :02/05/25 22:55
>>875
いや、だから土地を買うならそれなりの責任を持てってこと。

>>876
普通に住んでいる人間がなぜ痛むの?
879招き猫:02/05/25 22:59
>>876
ホントにバブルで踊った奴は、結構刑務所に行ってる(笑)
俺の周りにも大勢いるぜ、トン面した奴のなれのはて。
元は100人従業員を抱えていた社長が今はタクシー運転手とか。

俺は、自分が不動産でちゃんと生き残っているから、業界の奴には同情しない。
それこそ、バブルに踊った奴がバカと考えている。
バブルに踊ったわけじゃないのに、だまされたように悲惨な目に遭っている人々を大勢みてきた。
俺だって、仲介しただけの物件でも、買った人が地価下落していることに対して申し訳なく思うよ。
ここ3年間で5000万円くらい下がった物件だってあるからな。でも、それって俺の責任か?
880招き猫:02/05/25 23:02
>>878
きみはいくつ?
仕事は何?
学生、院生だったら、世間知らずと言うことで許すよ。
881金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 23:03
税金は上がりづづけるし、町は寂れるし、買い替えは出来ないし、
売れない上に担保にもならない。
882招き猫
悲惨物語その1
ローン破産による売却の相談。1960年代に相続。大阪の中心部の立地。
固定資産税の暴騰で、売却化か有効利用かをせまられる。結果、建設会社に
押し切られ、2億円の豪華ビルを建設。平成2年竣工。退職金5000万円を
手持ち資金として残り、15000万円を借り入れ、その後家賃価格が暴落。
ついにローン破産。
先祖から譲り受けた土地・退職金すべてが消えた。