銀行員からの反論

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886金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
昨日か一昨日の日経新聞の経済教室に小野という大阪大学の教授の論文が
掲載されていた。この人の言っていることなども、ものすごく真っ当で、
しかも、高校生くらいが読んでも分かるように工夫されていた。
しかし、全く逆の構造改革断行路線からも同じように至極真っ当な議論は
展開できる。目標を達成するまでの速度と経路とリスクが違うだけだ。
ただひとつはっきりしているのは、これまでの日本のあり方ではいずれにせよ
やり過ごせない時代に入ったということだ。ぬるま湯療法にしろ、激痛を伴う
治療にしろ、いずれにせよやって行かなくちゃならない。その結果、できあがる
社会を日本人にとってできるだけ居心地の良いものにすることが大事。そのため
のコンセンサス作りを進めなきゃならないのに、国民側からの声は全然聞こえる
気配が無い。例えばの話し、郵政事業民営化(官僚の抵抗で潰れかかってるが)を
国民は希望しているのか、反対なのか、どっちでも良いのか。まるっきり分からない。
どっちでも良い、と思ってるなら、でてきた結果で自分が不幸に感じても文句を言って
はならない。