1 :
名無しの笛の踊り :
2009/01/03(土) 02:14:55 ID:AbUJzfs3 バレエ(舞踊)音楽についてのスレです。 チャイコフスキーやラヴェル等作曲家のバレエ曲についてや 国内・来日バレエ公演の演奏、作品全体のこと またコンサートでの演奏などなどについてマターリ語りましょう。
2 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 02:16:48 ID:AbUJzfs3
3 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 12:36:37 ID:DlnQ6omy
ラヴェルのダフニスと ピエルネのシダリーズと ストラヴィンスキーの火の鳥と バルトークの不思議な役人と チャイコフスキーの眠れる森 があればいい。オレはそれで満足。
4 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 21:04:20 ID:eC/QH8xU
チャイコの「眠り」、プレトニョフ盤、いいね。最高。
5 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 22:51:49 ID:eYkOrcFd
小澤ボストンの白鳥の湖全曲版でバレエ音楽に目覚めた俺様が来ましたよ
6 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 23:05:38 ID:Ds9MnFoo
チャイコとかストラヴィンスキーとか、ロシアのバレエ曲は音楽だけで好きになれる。 チャイコとかプロコはバレエ公演で舞台見たりオケの演奏聴くのも好きだ。 でもフランスのバレエ曲の良さがよく分からんw 踊りと一緒に見たら良いと思うんだろうか…
7 :
名無しの笛の踊り :2009/01/03(土) 23:32:02 ID:eYkOrcFd
コッペリア(ドリーブ)とか音楽だけでも楽しいぜよ
8 :
名無しの笛の踊り :2009/01/04(日) 00:52:18 ID:Qn60jV2Q
レオ・ドリーブを挙げるなら、コッペリアの他にも優れた作品がありますよ。 『シルヴィア』(シルヴィアまたはダイアナのニンフ、初演 パリ・オペラ座) (ちなみに、初演後、何度か改作されていて、パリ・オペの他に知られているのは 英国ロイヤルバレエ。) シルヴィアのCDも出てますので、ご興味があればどうぞ。 フランスものでは、ビゼーの曲などもバレエに使われています。
9 :
名無しの笛の踊り :2009/01/04(日) 02:02:59 ID:+48HJs+F
>>6 ミンクスを舞台見ないで音楽だけで好きになってこそ、真のバレエ音楽ファンと言えよう。
あたしゃごめんだが。
>>8 ドリーブなら「泉」の二幕。
「ジゼル」とか音楽だけだと微妙かもな。ドリーブは良いね。
11 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 22:53:07 ID:w0uXZex5
NBS系バレエの舞台伴奏でよく登場する東京シティフィルって、 どの程度うまいのか、どなたか教えてくれないか。 これまでバレエは、新国主体で観ていたので、東京フィルの 伴奏になれきっている。 最近「ロミオとジュリエット」の音楽が好きになり、今度、 デンマーク・ロイヤル・バレエの来日公演に行こうか、とも 思うが、東京シティフィルって、プロコフィエフを難なく こなせる程度の実力があるのか、気になるのだが。
やる気がない時の東フィルよりはマシ程度かな バレエでピット入る場合、とりあえず音外したり飛び出したりしなければOKだと思うけど
14 :
12 :2009/01/08(木) 10:46:57 ID:G5f7Pz3+
サンクス>13さん ということは「可もなく不可もなく」ということですね。 >バレエでピット入る場合、とりあえず音外したり飛び出したりしなければ でもできれば、それ以上を求めたい。 ゲルギエフがバレエを伴奏するときは、踊り手を無視してでも音重視でやる、 とかいう噂をきいたが、一度、そういうのに立ち会ってみたい
>>14 同意。でも日本だと難しい。日本のバレエ公演では、指揮者はバレエ団が
専門の人(バレエ団の言うことを聞いてくれる人)を指名するらしい。
新国立劇場の方は知らんが。
とにかく指揮者主導でバレエ公演しない限り、音楽重視は無理だろうな。
>>15 ダンサーが踊りにくくなくて、なおかつ音楽的にも破綻しないように折り合いつけるのは
職人芸だろな。アニハーノフなんて上手いもんだった。ランチベリーやフェドートフも
さすがだった。
アニハーノフ、レニ国やめちゃったんだよね。 彼の本領はバレエにこそあると思ったのだが、これからどうするんだろう? ああいう人にこそ、マリインスキーバレエを振ってもらいたい。
18 :
名無しの笛の踊り :2009/01/09(金) 00:17:30 ID:dXqJI6dG
クラシック板でバレエ公演の話はやめてほしい。 何か定期的にバレエ音楽のスレってできるが この辺の話が進むとスレが伸びずに終わる。
>>18 何か困ることでもあるんですか?
興味の無いスレは読まなくていいんですよ。
20 :
18 :2009/01/09(金) 00:49:50 ID:dXqJI6dG
>>19 興味のないスレだけ読めなくできる方法があったら
教えてほしいです。
22 :
18 :2009/01/09(金) 01:05:00 ID:dXqJI6dG
ああ、レスでなくてスレってことですね。 酔っぱらいで混同して先走ってしまいました。失礼しました。 バレエ実演の生演奏ではアニハーノフ指揮のものと海外オケ付きのものでしか 良い演奏に出会ったことがないものでして。 もう書き込みしませんのでご容赦願います。
24 :
名無しの笛の踊り :2009/01/16(金) 23:06:43 ID:Gl5Y1TwI
《白鳥の湖》に「チャイコフスキー・パドドゥー」というのがありますが、 その中のヴァリアシオン2は、アダンの《海賊》の中にもあると聞いたのですが、 いまでも、その《海賊》の中で演奏されるのですか? 《海賊》は見たことがありませんので、知ってる方がおられたら教えてください。
25 :
名無しの笛の踊り :2009/01/16(金) 23:42:26 ID:myiK53VC
《役人》はバレエ音楽なのかなぁ?
26 :
名無しの笛の踊り :2009/01/17(土) 02:29:25 ID:K/NKceWC
>>16 ジュライチスも良かったなぁ・・・ロミジュリ公演だったけど。
28 :
名無しの笛の踊り :2009/01/21(水) 20:06:33 ID:+9aA/E33
>>24 > その中のヴァリアシオン2は、アダンの《海賊》の中にもあると聞いたのですが
チャイコフスキーの曲を、勝手に他のバレエに挿入しているだけです。
バレエ界ではよくやるんだ、こういう勝手なことを。
> いまでも、その《海賊》の中で演奏されるのですか?
この板で聞いても無駄。アダンとかミンスクとか、音楽的には
馬鹿馬鹿しくて、誰も関心ないから。ダンス版で聞いてみてください。
29 :
名無しの笛の踊り :2009/01/22(木) 01:19:05 ID:ixIJPAqx
>>24 時間があまり無いので、ソース確認もせずに書きますけど、
間違った部分もあるかと思いますので、その辺りはお許しを。
(誰か訂正して下さい)
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」と言うと、真っ先に思い浮かぶのは
『白鳥の湖』でも『海賊』でもなくて、ジョージ・バランシン振付の
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』ですね。これだけ独立した小品バレエに
なってます。本来はそうではなかったのですが、今日はそのように扱われています。
ただ、お尋ねの“チャイコフスキー・バ・ド・ドゥ”がこの曲のことなのかどうかは
分りません(^^; これまで、あまり上演されて来なかった『海賊』にも、近年色々な
カンパニーによるバージョン(版)があり、振付・演出によって、使われる曲も若干
異なっていますから、いくつか観てはいますが、すみません、すぐには思い浮かびません。
(眠っているDVDやビデオ、公演プログラムを紐解けば分るかも。)
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』は、『白鳥の湖』の3幕、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥの
ために、チャイコフスキーが作曲したものだったのですが、チャイコフスキーの死後、
プティパとイワノフ振付により、マリインスキーで全幕を上演した時には、使われなかった
そうです。楽譜が無かったから、らしいです。
(楽譜は20世紀半ばになってようやく見つかったそうです。)
続く
30 :
名無しの笛の踊り :2009/01/22(木) 01:19:32 ID:ixIJPAqx
続き
ちなみにチャイコフスキーは、その頃、まだバレエ音楽の作曲には慣れておらず、『白鳥の湖』の
作曲を依頼された時、ドリープの『コッペリア』を研究しながら作曲したと言われています。
チャイコフスキーが『白鳥の湖』のために作曲していて、私達がまだ耳にしていない曲は他にも
いくつかあるようです。一度、日本でも貝谷バレエ団というところが原典通りに上演したことが
あるそうですが、ものすごく長かったらしいですよ。
原曲に手を入れて、踊りやすいように曲の入れ替え、大幅カットなどをするのは、バレエの世界では
慣習のようなものになっています。
こんなエピソードがあります。ある踊り手が自分の為にプティパにパドドゥを振付けてくれるよう
頼んだ。音楽はチャイコフスキーでなくて、ミンクスに頼んだ。これが第3幕に挿入されることになった。
それを聞いたチャイコフスキーは、ミンクスの音楽が、自分の作品の中に入ることを断固拒否した。
それで、彼は、ミンクスの曲と全く同じ拍、小節で作曲し、振付を変えずにすむようにした。
(・・・もしかして、この曲が
>>24 さんのお尋ねの曲??)
『海賊』の音楽に関しては、一応、アダンがメインになっているようですが、実際は、複数の作曲家の
曲をあれこれ使っていまして(寄せ集め)『ドン・キホーテ』や『ラ・バヤディール』にも同じ曲が
登場したりします。 当時、踊り手が自分の見せ場を作る為に他から持って来る、なんてことも頻繁に
行われていたようで、その慣習が今に残っています。
あまり、答えになっていませんけど、バレエの慣習・・・という事で。
31 :
24 :2009/01/22(木) 11:40:00 ID:4KtjQaEL
ご丁寧な回答ありがとうございました。 <彼は、ミンクスの曲と全く同じ拍、小節で作曲し、振付を変えずにすむようにした。> 『ソベスチャンスカヤのパドドゥ』ですね。不思議な話です。 これと『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 とは同じものか疑問ですねえ。
32 :
名無しの笛の踊り :2009/01/23(金) 16:36:17 ID:1QVRWfFg
チャイコフスキーPDDのヴァリアシオン2って、三拍子の男性ヴァリエーションのことですか? 海賊に持ち込んだとして違和感が少なさそうなのはその曲くらいだから、多分そうなんでしょうけど うーん、チャイコフスキーの曲を持ち込んだって話は聞いたことないですねえ。 しかし、あの男性ヴァリエーションは4曲の中で一つだけメロディもオーケストレーションも 泥臭いし、ほんとにチャイコフスキーの曲なのかなあ?
33 :
24 :2009/01/23(金) 17:47:16 ID:3vBops/S
<しかし、あの男性ヴァリエーション> それは、ヴァリアシオン1の方です。 ヴァリアシオン2は、オディールが踊るだろう2拍子、16分音符の連続でヴァイオリンが ♪ミミレドファファミレミドドミレドドレミドドミソドドソレ#ファソラシドレ#レ と続くやつです。 おっしゃるとおり、ヴァリアシオン1は、もっともチャイコらしくないですね。 まあ、シェバリーンがオーケストレイションしたのだから割り引いて考えなければなりませんが・・・・
34 :
32 :2009/01/23(金) 20:42:54 ID:1QVRWfFg
>>33 ああ、女性ヴァリエーションですか。それじゃあ、ますます考えにくい、、、
もしいま実際に海賊に持ち込んだとしたら、失笑を買うでしょうね。
メドゥーラのヴァリエーションとして普通に使われてるのは、パキータか
ドンキの森の女王、ラバヤのガムザッティあたりで、全部ミンクスですね。
まあ海賊なんてアダン作曲のドリーブ補筆とか言われてますけど、ほかにも
プーニ、ドリゴ、オルデンブルグスキーあたりが混じってるそうなので
ごった煮状態ですが、チャイコフスキーPDDの曲入れたら浮きまくりでしょうねえ。
35 :
24 :2009/01/24(土) 13:20:43 ID:CofMuR02
<チャイコフスキーPDDの曲入れたら浮きまくりでしょうねえ。> 白鳥の湖の5番のパドドゥのナンバーを挿入したら浮きまくりでしょうが、 『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 のナンバーならどれも違和感無いのでは? テレビで放映されるのを気長に待つしかないですね。 ただ、1つ見たとしても、皆さんのお話では解決にはなりそうに無いですが・・・
> 白鳥の湖の5番のパドドゥのナンバーを挿入したら浮きまくりでしょうが、 > 『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 のナンバーならどれも違和感無いのでは? はぁ??? もしかして「海賊」を聞いたことなかったりします?
37 :
名無しの笛の踊り :2009/01/28(水) 21:44:01 ID:Mgjju1o/
海賊がロシア以外の国で全幕上演されるようになったのは、つい最近のことですよねぇ。 日本で上演されるようになったのも、本当にごくごく最近のことだし。(それも完全版では無いかも知れないし。) 初演は19世紀半ばのパリオペだったけど、すぐに衰退して、唯一キーロフ(マリインスキー)のレパートリーとなって命を繋いでいた訳で。 一番有名なパドドゥ(全幕ではパドトロワ)の曲だって、アダンじゃなくて、ドリコの曲ですよね。だから何があってもおかしくない気もします。 そもそも、チャイコフスキーパドドゥの曲の一部が海賊に使われている、と言う話は、それが本当だとすると、どこのカンパニー、プロダクション、演出振付のものなんでしょうね? 本当の話なら知りたいものです。 今の『海賊』は、かなり改訂、改訂されて来ている訳ですから、浮いているように思える曲も、演出によっては浮いてない使われ方をされていたのかも知れませんね。 ところで、来月ノイマイヤーの『人魚姫』には、テルミンが使われるんですね。 (最初、ツェムリンスキーかと思ったです)どんな風に使われるのか興味津々です。
38 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 08:57:02 ID:QdFPsJgF
くるみ割り人形で、クララ(マーシャ?)とくるみ割り王子がパドドゥを踊る版があるらしいですが、 そのとき金平糖の精の踊りはどうなるんですか?
ランチベリー/フィルハーモニアのくるみ割り人形で、トレパックの前に40秒程度のジーグが入っているものがあるのですが これはこのスレの上のほうで出ていたように、バレエの慣習ということで付け加えたものと解釈していいのでしょうか? 輸入盤なのでライナーは読めないし、ググっても出てこないしでイマイチ分かりません。 どなたかご存知の方おられましたらご教授お願いいたします。
40 :
名無しの笛の踊り :2009/02/13(金) 19:25:40 ID:QdFPsJgF
チャイコフスキーは、プティパの作曲指示書のとおり作曲をしていったのですが、 ジーグについては、オーケストレイションの前の段階でストップし、完成譜 からは外されてしまいました。多分、途中でプティパの考えが変わったのでしょう。 だから、誰かがオーケストレイションをして加えることはそんなに難しいことでは ありませんし、いわゆるバレーの習慣で勝手に持ち込んだものでもありません。 そのレコードは、当初の構想を知るという意味で組み込んだのでしょう。
>>38 =40
その場合は、いわゆる金平糖のGPDDをクララ/マーシャ役のダンサーが別衣裳で踊ります。
金平糖だけ踊るダンサーは出てきません。
なお、Balletはバレエと書くことになってます。
42 :
名無しの笛の踊り :2009/02/14(土) 14:45:42 ID:Lvh7Zpcf
>>41 ありがとうございます。
音楽ファンとしては、あの特徴的な音楽が他の役の人によって踊られるのに
はいささか抵抗があるのですが、クララがやっちゃうということですね。
この場合、金平糖の精(ドラジェの精)は、登場しないかあるいは登場しても
踊らないということですね。
金平糖は出てこないですね。その場合、クララはバレリーナを夢見る少女で、 ディベルティスマンの最後にGPDDを踊るのは、そうなりたいと願う理想型を ドロッセルマイヤーの魔法の力で垣間見る、みたいな設定だったりします。 まあ、演出家の数だけ解釈はあるので、、、
このスレざっと読んだけど、アダンのジゼルの曲が好きでCD集めてるオレ涙目w
>>28 じゃ「音楽的に馬鹿馬鹿しくて」とまで断言されとる。
>>44 >>28 の人はバレエ音楽が演劇上演のための実用音楽だってことを理解しようとしてないみたいで
敵意むき出しだし、あまり気にする必要ないのではw ミンクスと一緒にしてるしなあ
46 :
名無しの笛の踊り :2009/02/16(月) 00:10:48 ID:rN6oLdsN
ジゼルの音楽大好きですよ!フルートがタータララララララーと鳴り出すと、もうそれだけで涙目。
47 :
名無しの笛の踊り :2009/03/12(木) 18:32:29 ID:GetR2Mld
プロコをもっと聴こう。
49 :
名無しの笛の踊り :2009/03/12(木) 22:02:50 ID:lI8292q1
>>47 プロコはいいですよね。ただ、石の花とかはロシア以外じゃやらないから
バレエ的にはほとんどロミジュリとシンデレラだけで、ロミジュリは発表会じゃできないし
シンデレラもくるみ・眠り・コッペリアみたいな定番演目ってわけじゃないので
大衆性に欠けると言うか、お父さんお母さん方には馴染みが薄いから普及してなくて…
だれかレスピーギの幻の大作バレエ「シバの女王ベルキス」 を復活上演してくり。 スコアなら高木登古が持ってる。 日本では吹奏楽編曲の組曲版で有名だが。
51 :
名無しの笛の踊り :2009/03/13(金) 20:15:38 ID:P3Gk/dV9
プーニいいと思う。
52 :
名無しの笛の踊り :2009/03/13(金) 22:21:25 ID:C/6w7Uq0
↓この曲も舞踊音楽のカテだよね? ラヴェル/ラ・ヴァルス クラシックを好きになったきっかけがこの曲なんだよな。 すっげー思い入れがある。 主だった指揮者が結構録音を残してくれてるんでありがたい。 カラヤン、バンスタ、チェリ、ミュンシュ、アンセルメ… 聴き比べも楽しめて(・∀・)イイ!!
>>52 ラ・ヴァルスは実用音楽じゃないよ。(だから音楽的にいい演奏ができるんだろな)
カーマンってなんですか? 聞いたことの無いバレエだったので気になって買ってしまいました
The Car Man なら、マシュー・ボーンって人がアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ (AMP)って自分のカンパニーで上演するために作ったカルメンの翻案ものです。 イギリスの人らしく演劇性をとことん追求していて、バレエとミュージカルのあいのこみたいな。 この人の白鳥の湖はえらく評判良かったですけど、他は鳴かず飛ばずですね。
>>55 ありがとうございます、白鳥の湖だけ買います
57 :
名無しの笛の踊り :2009/04/27(月) 23:53:16 ID:R1dEhqZN
マシュー・ボーンの白鳥は演劇的でよかったけど、どうも男の白鳥には違和感あるし、 湖が出てこないのが残念。
アダンもミンクスもバレエとしては人気あるのに音楽の評価が低すぎる気がするな。 ジゼルはかなり優れた音楽だと思うし、 ミンクスだってランチベリー版とか編曲次第で結構聴ける。 ダンス(ビジュアル)が絡むと神がかって魅力が増すのも面白い。 確かに音楽だけ取り出せばプロコフィエフやチャイコフスキーやストラヴィンスキーには及ばないけど、 これは彼らの代表作に選ばれるほどの別格な作品だし、 舞台だと逆に演出やダンサーが音楽に負けてしまうこともある。
>>57 あの白鳥たちが住んでるのは公園だから、たいていそこにあるであろう池を思い浮かべることで
湖に代えるってことでしょw
>>58 自分でも書いてる通りで、振付や総合印象のせいで音まで良く聞こえてるんだと思うなあ。
ドンキの音なんて舞台を思い浮かべるから聞いてて楽しいんで、あれ舞台知らない人が
音だけ聞いたら単なるジンタの羅列。パキータなんて特にアッパラパーで、、、(大好きだけど)
> 舞台だと逆に演出やダンサーが音楽に負けてしまうこともある。
これを理由に、オケが手抜きを正当化するから困る、、、
ナッツクラッカーは正統派のほうがいいな
孤児院バージョンでしたっけ?
はい 孤児院バージョン、悲惨でした 孤児院経営者の意地悪娘にナッツクラッカーとられてほぼ終了 付け足しのワンシーンで今までの内容を否定するかのように、なぜかヒロインとナッツクラッカー復縁 こんぺいとうの踊りもないし
金平糖はオーソドックスな演出でも扱い方難しいですね。 主役なのか?ってとストーリーに絡みもしないでパ・ド・ドゥ踊るだけのゲスト扱いだし、 じゃあクララが主役か?ってと、たいてい子供がやるから主役と呼ぶのは抵抗あるし。 クララがそのまま金平糖まで踊ることにすると子供にはさせらんないし、 全幕ほぼ出ずっぱりになっちゃうからクララ役の負担がとても大きい、、、 ベジャール版で金平糖だけ唐突に原版通りなのは、あれ他にどうしようもなかったんじゃ ないのかなあ? 金平糖なんてなくした方がお話を創りやすいんじゃないですか?
ベジャール版は俺も受け入れられなかった。 非正統派ではマーフィー版が、よく練られた設定やストーリーで面白かった。 第2幕の曲順いじり過ぎなのが気になったけど、素直に感動できた。 くるみって古典バレエのなかでは演出による曲順変更が少ない演目だよね。 ただし、なぜかジゴーニュおばさんだけカットされる確率が高い気がする。
くるみ、一幕は曲順いじりようがないし、二幕はストーリーなんてほとんどないから 曲順いじる理由がない、、、 一度だけ二幕の頭でねずみの子供達がキャンディに変身して当該曲から始まり、 スペインはなくて中国・アラブ・トレパック・芦笛と続いてから金平糖のグラン、 最後にクララが花ワルの芯になって大団円、ってバージョンを見たことがあります。 お話としては、まあわかりやすかったかな。 しかし音と振付が綺麗だから欺されますけど、一幕は物語が集中していて踊りの見所が少なく 二幕は物語がほとんどなくてディベルティスマンばかり。アンバランスな構成だし、例の 金平糖は唐突に出てくるし、変なバレエですよねえ。
66 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 15:36:25 ID:hYJfeM/m
グノーのファウストの中にもバレエ音楽が
67 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 22:17:46 ID:MGtfTMcD
>>65 第1部は人情お芝居、第2部は華やかな歌謡ショーの
演歌大御所の座長公演と同じような構成なんですよね。
こういったやり方は舞台上演の1つの定番なのでは?
さらには、初演当初は《イヨランタ》とカップリング
されていて、それでおなかいっぱいになるという手はず
だったということです。だから、他の2曲のバレエと
比べて短いんですね。
>>67 > 第1部は人情お芝居、第2部は華やかな歌謡ショー
あはは、それ式でいうと、バレエの場合はナポリやコッペリアみたいに
一幕が起承転結の起と承、二幕が転と結、三幕はあ〜らめでたやのディベルティスマンって
古くからのパターンが一つありますし(眠りもこの派生型ですね)、 ラ・バヤデールみたいに
一幕で起と承、二幕でディベルティスマンと転、三幕で結ってパターンもあります。
白鳥もこちらの仲間ですね。
くるみは後者の派生型というか歪んだ形というか、一幕が起・承・転、二幕がディベルティスマンと
結ですよねえ。多分どうしても二幕に収めなきゃならなくて、無理が来ちゃってるんでしょうねえ。
69 :
名無しの笛の踊り :2009/05/08(金) 11:10:06 ID:Ezi5/oDl
起承転結といえば、眠りは4つの幕で、字義どおり 起承転結になっていますね。このとき、4幕ではなくて プロローグと3幕になっているのが面白い。 ヴァーグナーの指輪も規模は違うけど、序夜と3夜。 白鳥は4幕だけど、構造は全く違う。 昼夜昼夜または現実・夢・現実・夢。 2つの幕が対になっている。 プティパが3幕にしてしまって、 構造がいびつになった。 もちろん、第1幕にオデットが登場しないことが その最大の理由付けと言われているが、 3幕構造としての魅力もあったのではないかな。
リュリの宮廷バレが観たい
>>69 白鳥を三幕構成で上演しているのは、マリインスキーとミハイロフスキー位だと思います。
プティパが三幕にしたと言うより、マリインスキーがそうしたんじゃないでしょうか。
あそこはくるみもパーティが終わってクララが寝室に入るところで休憩を入れて
むりやり三幕にしてしまう位で(とても変)、何か三幕へのこだわりがあるようですが。
72 :
名無しの笛の踊り :2009/05/09(土) 23:30:32 ID:Q3g2py0V
ドリーブのコッペリア、好きだなあ
ニュース番組のテーマ曲になったバレエ音楽ってコッペリアのマズルカ位ですよね。 一幕のワルツは放送素材になってたし
75 :
名無しの笛の踊り :2009/05/24(日) 07:17:27 ID:w+p9hl2o
マリインスキーってサンクト・ペテルブルクにあるんだよね。
ええ、 Театральная пл., 1 でGoogle Mapで探すと出てきます。
77 :
名無しの笛の踊り :2009/05/24(日) 22:17:43 ID:w+p9hl2o
78 :
名無しの笛の踊り :2009/06/03(水) 16:17:06 ID:NGDBgdI7
ゴパックというバレエで、男性がロシアの衣装で勇壮にテクニックを見せる1分半くらいの作品をyoutubeで見ました。ここで使われている曲が、誰の作曲か調べましたが分かりません。 同名の曲はハチャトリアン、ムゾルグスキーも作曲してますがこの曲とは違います。作曲者及び収録されているCDをご存知の方、是非教えてください。
なんか質問スレになっちゃってるが・・・・・・
うわ、すごいマルチ。知恵袋とかにも出してるし Youtubeで見たって言ってるのにどの動画か特定してないDQN ゴパックなんて一般名詞なのに
知恵袋に顔を出すようなDQNには、教えることは何もない。
誤爆なのでは?
>>83 >>78 はダンス板のバレエ音楽スレや知恵袋にも同文載せてる。意図的だよ。
85 :
http://www.youtube.com/watch?v=bwLYSBqkhYc&feature=fvw :2009/06/10(水) 18:59:21 ID:lOr73NC1
マーチの音で雪の静止画像見せられてもなあ、、、
87 :
名無しの笛の踊り :2009/06/23(火) 13:46:00 ID:qCo0WaaJ
88 :
名無しの笛の踊り :2009/06/23(火) 13:51:08 ID:qCo0WaaJ
>>60 >>62 頼むからナットクラッカーと言ってWW
「ナッツ」クラッカーじゃ隠語みたいなんだよ
89 :
名無しの笛の踊り :2009/07/01(水) 08:06:10 ID:NrPhHEgQ
タンツテアーターの ピナ・バウシュさん逝去 朝からの涙空だ…
90 :
名無しの笛の踊り :2009/07/20(月) 21:05:04 ID:pZXfbnF5
知らない人だ。
91 :
名無しの笛の踊り :2009/07/20(月) 21:32:42 ID:1mLWRabs
音楽だけ聴いている人は知らないかもね。バレエでもクラシックだけ観てた人は知らないかもね。
92 :
名無しの笛の踊り :2009/07/20(月) 21:37:58 ID:1mLWRabs
あ…しかし、フェリーニの 「そして船は行く」の映画を観ている人は彼女を知っているはず…。 オペラ好きは見てるかも知れぬ。
93 :
名無しの踊り子 :2009/07/23(木) 20:30:12 ID:sPrE55ZP
バレエを観るのが好きで、色々行きますが、ペトルーシュカを一度観たいとおもっています。 今年、公演があったのですが、入院していて、観にいけませんでした。 また、どこかであったら、教えていただけるとうれしいです。 お願いします。
95 :
名無しの笛の踊り :2009/07/25(土) 11:05:27 ID:U1N4zCcu
ペトルーシュカって1911年初演? ならば100周年で来年、再来年辺り上演するかも知れない…とか? 自分は、パリオペラ座の来日公演と、キーロフ(旧名)の来日公演で見たなぁ…キーロフじゃ、リエパが演じてた。 あの頃って、実は、20年前の話なんだが、その頃、バレエリュスの作品、よく上演されてたね。 生で見れば印象はまた違うけれども、全然見たことが無いなら、上演を待つ間、DVDかビデオあると思うので探して楽しむと良いかと。
今年はバレエ・リュス結成100周年なので、いろいろな団体がディアギレフ作品や そのモディファイ版を上演しています。ただ、バレエ・リュスとくればニジンスキー、 となると牧神の午後や薔薇の精が最初に来るので、ペトルーシュカは後回しなんでしょう。
97 :
名無しの笛の踊り :2009/07/31(金) 22:12:02 ID:9fYSLmUq
カラヤン/BPO/ミシェル・シュヴァルベ の 白鳥の湖 聴いてます。 カラヤンとベルリンってこんなに良かったんだ…
そんなあなたには是非同じ組み合わせのジゼルを聞いて欲しい。
ウィーンフィルじゃなかったか
100ならHMV倒産
>>98 うげー、あのつぎはぎだらけの超速ジゼル、、、
102 :
名無しの笛の踊り :2009/08/23(日) 18:41:38 ID:YccDwVhV
つぎはぎだらけって編集?
>>102 そう。カルショーの自伝か何かに出てくる
104 :
名無しの笛の踊り :2009/09/26(土) 22:40:08 ID:F/qw0Ul6
そうですか。 ありがとう。
105 :
名無しの笛の踊り :2009/09/27(日) 00:10:03 ID:DEeVoJce
松山バレエ団のジャパンバレエ21でやった、ムーサの曲名知ってる人いたら教えて下さい!!
106 :
名無しの笛の踊り :2009/09/27(日) 23:14:47 ID:DEeVoJce
ムーサ
107 :
名無しの笛の踊り :2009/09/28(月) 00:43:19 ID:Uppyhf+9
ムーサ(ミューザ) その公演は見てないけど、創作モノ? だとしたら、確かマーラーじゃなかったかな。 バレエ団に電話して聞いてみたら?
108 :
名無しの笛の踊り :2009/10/01(木) 00:37:55 ID:Rxa0Kk5R
↑どうも有難うございます。
白鳥の湖秋田
白鳥の湖新潟にある
ニュースで見たことある
112 :
名無しの笛の踊り :2010/01/12(火) 22:30:46 ID:akcWLCfK
《眠りの森の美女》ってなぜ途中でハープがピアノに変わってしまうのでしょうか?
あれ、三幕はハープの音ってないんだっけ? ピアノは確かに出てくるが
114 :
名無しの笛の踊り :2010/01/13(水) 17:27:57 ID:2EKXvz/k
>>110 この正月休みに、行ってきました。
雪ばっかりだったけど、かえってその方が雰囲気、ありました。
みなさんもどうぞ。春先なんか良いんじゃないかな。
115 :
名無しの笛の踊り :2010/01/13(水) 20:49:21 ID:UC9A56T+
白鳥さんなら皇居のお堀にも2羽いました
別に瓢湖でなくても、北関東以北にはローカルな白鳥の湖ならいっぱいあるぞ。
117 :
名無しの笛の踊り :2010/01/16(土) 15:32:47 ID:H1Vy4FZO
>>113 ハープの音色ってチャイコフスキーのバレエでは《白鳥の湖》といっしょで
非常に意味深く使われていると思うんだが・・・
改めて聞き直してみたら、眠りのハープってリラの精が出てきて活躍するシーンでしか 使われてないんだな。三幕にはリラの精は出てこないし、アポテオーズには出てくるけど 強奏の中でハープ鳴らしても聞こえないし、どうせ三幕のサファイアでピアノ使うんだから アポテオーズのアルペジオその他もピアノに弾かせようとしたんじゃないか?
119 :
名無しの笛の踊り :2010/01/18(月) 09:26:43 ID:Be3WFqXE
リラの精に絡むというのは魅力的な説ですね。 ただ、第3幕メインのPdDがピアノというのはバレエでは異様に特殊な 感じがします。これはついででピアノに変えたというより、チャイコフスキー にはなにか意図があってそうしたんじゃないかな?
単に書くの忘れてたんじゃない? チャイコってハープの扱いテキト−だからさ くるみ割りの花のワルツ冒頭のハープ・カデンツァなんて 音域外の音が書いてあって楽譜どおりに弾けないしな
>>119 ハーピストを二幕までで帰す都合だろ。上演上の理由。
上演上の理由と言えば、年末の新国立のくるみはオケピの上に黒紗張って
譜面台の灯りが舞台を青くする邪魔にならないようにしてあった。
最初は音質調整上の理由かと思ったが、劇場に理由を尋ねて驚いた。
よくオケも指揮者もOKしたな。
客席から見ていて、オケピに蓋がしてあるのは異様だった。譜面台の灯りなんて
本番中は気にしたことなんかないけどなあ。
122 :
119 :2010/01/18(月) 21:08:26 ID:Be3WFqXE
>>121 ありそうな話だね。
なんせソロヴァイオリニストのアウアーは一晩に2つの舞台掛け持ち
していたというのは本当らしいから・・・・
でも、そうだとしても、スコアにわざわざそう書く必要なないのにね。
123 :
名無しの笛の踊り :2010/01/25(月) 11:32:27 ID:iHRG5X58
>>120 たった1つの音だけでそういう判断はいかがなものか?
ひょっとしたら、そういう特別の楽器を使っていたのかも知れないし・・・
124 :
名無しの笛の踊り :2010/01/27(水) 01:16:57 ID:SdeFuJzt
>>119 あれ?眠り3幕にピアノが登場する理由(憶測だけど有力説)皆さん知らないのですか・・・?
あれは百年の時が経たことを(時間経過)表現してるって聞いてますが・・・。
1幕のハープは、スピリチュアルでミステリアスなもの、精神的美徳を表現していて(リラの精など)
3幕では100年の後に、ピアノが登場したことを伝えてる。そして、金、銀、ダイアモンドの精が
物質的な豊かさ、オーロラ姫の結婚生活に、豊かさをもたらすものとして登場してるんですって。
憶測とかwww
126 :
119 :2010/01/27(水) 09:36:51 ID:aWcSQ4Jc
>>124 それ、どこかで読んだような気がする。
でも、そのこじつけの理由というのが
もしほんとうなら、チャイコフスキーが
無理やりプティパから楽器指定されて、そうなったとしか思えない。
現代のわれわれには、ハープからピアノで100年の経過を
イメージすることは不可能だから・・・
(ハープシコードからピアノならOKだけどね)
とにかく、このバレエのメインは3幕のパドドゥだから
それがピアノだというのでは、音色の面で
チャッチィ響きがして盛り上がりに欠けることは
いかんともしがたい。チャイコフスキー自身が
そんな理由(100年の経過を示す)でこの選択をしたとは
思えないのだが・・・
>>121 の方が、理由としては、まだうなずけるところですね。
127 :
名無しの笛の踊り :2010/01/27(水) 13:19:34 ID:SdeFuJzt
憶測、そうなんですw ただ、私が勝手に憶測して言ってるんでは決してないですw 巷のバレエ教室でも、そうらしいよ〜 という会話が出るくらいですから 自分の生徒にそんな説もあると話してるバレエ教師もいそうです。 実際私がこの話を聞いたのもそんなところです。
128 :
名無しの笛の踊り :2010/01/27(水) 14:02:27 ID:SdeFuJzt
ハープは特別な楽器で、その音色で精神性の高さを示したり、魔力のある存在を示したり、 象徴的な意味合いもあるから、リラの精とオーロラ姫が登場するローズアダージョ冒頭に 使ってると聞いてます。 3幕パドドゥのピアノは、そのシーンは、王子と姫の結婚式だから、 俗世というか、現実的な充足感や幸せをピアノで表現してると。 それから・・・ チャイコフスキーの音楽(バレエのスコア)には、テキトーは1つもないと聞いてますけど・・・。 すべて何か意図したものがあって、そう書かれているって、聞いてるんですが (聞いてばっかりやん) すみません、自分も本当のところが知りたいですw あと数年前にマリインスキーが原典版上演してますよね。日本でも復刻委員会っぽいものが 出来てましたが、詳しい方いるのでは?
花のワルツで弾けない部分があるのは、チャイコがハープの音域を勘違いしていたからだ って話を新国のプログラムの解説で読んだ覚えがあるな
130 :
119 :2010/01/27(水) 22:57:01 ID:aWcSQ4Jc
>>128 <現実的な充足感や幸せをピアノで表現してる>
だから、それがピアノでは不足するというのが問題提示です。
<チャイコフスキーの音楽(バレエのスコア)には、
テキトーは1つもないと聞いてますけど・・・。 >
その通り!!
<数年前にマリインスキーが原典版上演してますよね>
原典版がピアノだから問題にしているのですよ。
<チャイコがハープの音域を勘違いしていたからだ >
これも、ほんとかな?
> 原典版がピアノだから問題 ハープは3幕ずっとTACETなのに、最後のグランとアポテオーズだけ鳴らしてくれったって 現実的じゃないでしょ。んなことしたら奏者は寝ちゃうよ普通 それに、眠りの時代設定は一幕がバロック、二幕以降はロココだそうだから、物質的充足云々は ともかくとして、新時代の象徴としてその時代に登場した楽器を使ったってことはあるかもね。
132 :
名無しの笛の踊り :2010/01/28(木) 17:21:31 ID:MYH3fXSS
>一幕がバロック、二幕以降はロココ そうだったのか 勉強になるスレだわ
それで、同じ城内の広間でも序幕と三幕は舞台飾りや立ち役の衣裳を変えなきゃならない。 二幕の終わり近くまで住人は寝てたんだから、起きてから結婚式までの間に 時代遅れのインテリアを模様替えしたんだろなw
134 :
名無しの笛の踊り :2010/01/29(金) 00:24:46 ID:enn/J4nj
百年の時間経過がありますと書いた者ですが、それではもう少し追記。 この眠りは、フランス風のバレエをロシア皇帝に捧げるために作られたそうですが このバレエの曲想は 17世紀 ルイ十四世時代に活躍した宮廷バレエ作曲家 リュリ 18世紀 オペラ作曲家 ラモー 辺りに求めてるそうです。 百年経った後の3幕の終わりにもハープは使われているので、個人的には、 チャイコフスキーは、ハープは神秘的な場面以外には使いたくなかったんだろうと 思うんですよね。 ハープに近くて、キラキラした音が出る楽器、しかも18世紀の 音楽として違和感のないもの・・・そこでピアノを使ったのではないかな。 あと、音楽から話は逸れてしまいますが 王子がリラの精に導かれてオーロラ姫を100年の眠りから覚ます時、オーロラ姫の 足元がクロスしてるんですが、それは処女性を示してるそうですよね。細かく見て行くと バレエもなかなか面白いんですよね。
>百年経った後の3幕の終わり 三幕じゃなくて二幕でしょ。デジレが城内に乗り込んでいってカラボスを倒すシーン。 (最初の幕は序幕、二番目の幕が一幕なので) > 処女性を示してる うーん、どうかなあ。単に両足を投げ出して寝てるよりも、足首を重ねといた方が美しいから そうしてるのを、こじつけて解釈してるんじゃないのかなあ。
136 :
名無しの笛の踊り :2010/01/29(金) 02:06:27 ID:mRt6r71u
違うよ! どうでもいいけどどうしてそう疑うんです?w ウザいな。 ミラノスカラ座バレエ団’95年の公演時、アレッサンドラ・フェリの公演 ご覧にならなかったんですか? あの時のプログラムにきちんとこの件、 解説されてましたよ。 バレエの仕草やマイム、その他もろもろにも、色々な意味があるのです。
137 :
名無しの笛の踊り :2010/01/29(金) 02:24:26 ID:u/8mgR3b
勢いで書くと我ながらひどい文だな・・まぁいいや。 スレチになってまりましてすみませんが、 処女性ですが、例えば、ジゼルのウィリ達の仕草にも処女性を表現しているところがあるんですよ。 分かります? それから、 百年経った後の、3幕の終わりっていうのは、つまり結婚式が終わって、 終曲とアポテオーズに入ってからのことです。 リラの精がまた登場するでしょ? そこでハープがまた使われてませんでしたっけ。 違ってたらすみませんですが。 ってまた延々と続きそうなので、私はこれにて失礼した方が良さそうですよね。
138 :
119 :2010/01/29(金) 02:34:16 ID:3QChIZq/
リラの精は出るけど、ハープではなくピアノが使われています。
ハープは二幕で目覚めのドラが鳴る直前のキスまでですね。それ以降は一切なし。
>>137 ウィリって原則処女だよね
そんな未練残しまくりな霊たちが集団で無実の男に襲いかかって殺すとか…
貞子とか伽耶子を凌ぐホラーだわ
141 :
名無しの笛の踊り :2010/01/29(金) 09:21:41 ID:u/8mgR3b
>>138-139 すみません、間違えました。楽譜で確認しました。フォルテピアノ使用、仰るとおりです。
余計なお世話だと思いますが、恐らく、ここで聞いても答えは出ないと思います。
くだらん踊りなんか付けるから、せっかくの音楽が台無しになる と思ってるのはオレだけではないと思う
バレエ音楽は踊りに奉仕するために存在する劇伴です。 踊り手や上演上の都合に合わせてカットや差し替えは当たり前、 非音楽的と言われようと何しようと、踊れるテンポとタメ作るのは絶対条件。 音楽至上主義・作曲者絶対主義とは最初から相容れない分野です。 それなのにバレエ音楽を「クラシック」に入れるから無用な軋轢を生む。 「その他の劇伴」あたりでいいと思うけど。 実はオペラだって上演上の都合でいろんなことやってるのに 「くだらない演技なんか付けるから、せっかくの音楽が台無しになる」 とは言われない。クラヲタなんて身勝手なもんです。 劇場にくるお客も「オペラは高尚、バレエは幼稚」とか言い出す始末。いやはや、、、
144 :
119 :2010/01/29(金) 15:15:01 ID:3QChIZq/
>>143 <音楽至上主義・作曲者絶対主義とは最初から相容れない分野です。>
そこを相容れるように持っていくのが、問題意識を持った現代のバレエ関係者
に課された義務なのではないだろうか?
確かに<くだらん踊り>が付いてることもしばしばだが、踊りなくして
パントマイムだけでバレエが存立出来るとは思えないし、もし出来たとしても
歌のないオペラみたいなもので、それはつまらぬものにしかならないだろう。
踊りと音楽が完全にマッチした時に、素晴らしいバレエ作品が生まれるのだ。
音楽が持つ劇性を無視して勝手気ままに振りつけたって良いものが
出来るはずはない。結局のところ、バレエ作品は振付で残るのではなくて、
音楽で残っているのは、チャイコフスキーとその他の座付きバレエ作曲家
の作品を比較すれば明白だろう。振付者たちは音楽が何を表現しようと
しているか、もっと謙虚に、深く、考えてみる必要がある。
たとえば、《白鳥の湖》の第3幕ではファンファーレが4回鳴る。
いったい、これが何を意味しているのか?
考えた振付者はいるのかなあ?
おまえの思いつきより深く考えてると思うよ
>劇場にくるお客も「オペラは高尚、バレエは幼稚」 客の質のことを言ってるのなら、これは正しい。
147 :
119 :2010/01/29(金) 17:18:37 ID:3QChIZq/
>>141 間違うとトンずらするか、話をそらして悪態をつくかする奴が多いですが、
ご丁寧なご回答恐れ入ります。
あなたのような真摯な方がほかにもおられれば、
ひょっとすれば解答を教えていただけるかもしれません。
ところで、些細なことですがピアノフォルテなのかフォルテピアノなのか?
私の持っているカルマス版(多分全集版のコピー)ではピアノフォルテに
なっています。
どちらも一緒だと言えば一緒なのでしょうが、どちらかといえば、
フォルテピアノの方が18世紀的古楽器のイメージが強いような気がします。
いかがでしょう。
> バレエ作品は振付で残るのではなくて、 音楽で残っている 反証はすぐに挙がります。ドンキやパキータ、バヤデールが音楽で残ったとでも? ドンキなんて今でも人気演目ですからね。あの曲で、、、
>>148 ミンクスはオーケストレーションがチャチなんで二流呼ばわりだが、
優れたアレンジ、それに振り付け、演出が加わって、舞台で上演される作品は一流になる
ドンキ1幕全体、終幕PDDや、バヤデルカの影とかは、舞台を観ると神がかった名曲にきこえてくる
いくら舞台に感動しても、ドンキが「神がかった名曲」に聞こえてきたことなんかないぞ。 先週も見たばかりだが、相変わらずひどい曲の、まあひどい演奏だった。 バヤデールの影の坂下りとそれに続く8x4の整列ユニゾンは感動的なシーンだけど、 あれはランチベリーの功績ね。
152 :
119 :2010/01/31(日) 11:20:01 ID:+kzB9Xv2
《エスメラルダ》《エオリナ》《カタリーナ》《パドカトル》《悪魔のヴァイオリン》 《せむしの仔馬》《ファラオンの娘》《パキータ》《愛の炎》《泉》《金の魚》 《ドン・キホーテ》《カマルゴ》《盗賊》《ペレイの冒険》《バヤデルカ》 《ロクサーナ》《ムラーダ》《雪娘》《魔法の丸薬》 踊り好きのあひるのお母さんは、一所懸命醜いあひるの子を 一人前のあひるに育てようと頑張りました。 お母さんの薫陶を得て立派に成長した醜いあひるの仔は みんなから大喝采を受けました。 それが《白鳥の湖》のプティパ=イワノフ版です。
>>151 だから「優れたアレンジ」が条件に入ってるじゃん
154 :
名無しの笛の踊り :2010/02/01(月) 10:27:21 ID:PJEYZ5bF
>>143-144 さん辺りが言ってるバレエって、結局は、概ねクラシックバレエに限ったこと
(限ったこととハッキリ言うと語弊があるかな)と思ってしまいますね。
いえ、かなり大事なことを言っておられるので、日本のバレエ関係者には、特に深く考えて
頂きたいことではあるのですが。
>>142-143 さん辺りのお考えの方々は、NYCBのバランシンの作品を見たことはありますか?
一度ご覧になってから、もう一度お考えをお聞かせ願いたいです。 ちなみに、バランシンは
指揮者でもありました。
やはり近頃の日本のバレエファンを見ていると、質の低下をひどく感じます。
1つの民間バレエ団に出来ることには限界があると思うので、仕方ないのですが
美しい踊り子達が幻想的な音楽に合わせて見事なジャンプや回転をほいほい披露する
単なる見世物としての作品作りを止めて、バレエも総合芸術という視点で
観客を魅了するように努めて欲しいです。
民間が無理なら、そこで新国がやるべきことは、音楽を含めてたくさんあると思う。
155 :
名無しの笛の踊り :2010/02/01(月) 10:42:54 ID:PJEYZ5bF
ダンス板に集うバレエファンの意識もこんな感じだし・・・ >音楽はバレエダンサーがちゃんと踊りやすいスタンダードな演奏なら、 >たいていのバレエファンは気にしませんよ >素晴らしい演奏に越したとこはありませんが >ダンスの邪魔にならなければ、それで良いのでは? >これ以上音楽の話だけで盛り上がりたいのであれば、クラ板に移ってはどうでしょう? オペラ座スレでもこんなもん。 ちなみに、ダンス板は“スゴイ”“可愛い”“良かった”“感動した”ぐらいしか 書けない低レベルの集い。何か書こうものならスレチと叩く、どうも女性特有の? 群集心理が強く働いているところでもある。 いやオペラ座だからこそか・・・。
156 :
名無しの笛の踊り :2010/02/01(月) 10:59:02 ID:kavlf03Y
ロイヤルバレエのクルミ割りDVDでクララ演じたジュリー・ローズって 今はどうしてるんだろ。
>>154 > 単なる見世物としての作品作りを止めて、バレエも総合芸術という視点で
> 観客を魅了するように努めて欲しいです。
百年前とそっくりな状況ですよね。当時はディアギレフが出てきて、
バレエを救った(と言っていいでしょう)のだけど。
残念だけど、日本で同じようなことは起きそうにないですね。
クラシック好きからするとバレエファンというのは せっかく錚々たる大作曲家たちがバレエ音楽の傑作をいくつも書いてくれてるのに チャイコの三大バレエ以外はロクに興味も関心もみせず やれアダンだドリーブだミンクスだと二流三流の作曲家ばかりをもてはやす どうにも不思議な人たちという風にみえるんだよね。 もっともバレエファンにとっては音楽なんて刺身(=踊り)のツマでしかないんだろうけども。
あー、それは特定作品以外の上演機会がないから普及しないのと、 興行的成功が望めないから上演されないことの繰り返しだわ。 国内バレエ界は教わる人と教える人で成り立っている「お教室バレエ」なので 一般の好事家・愛好家はほとんど存在しない。マーケットは実に狭い。 お教室レベルでは生徒を踊らせやすい作品しか上演できないので、 くるみ二幕、白鳥三幕、眠り三幕、コッペリア三幕みたいなディベルティスマンに偏り、 親も本人も特定作品にしか親しまずに終わる。 これらから、お客が育ちにくい構造になっている。 実際、東京都内ですら白鳥以外はチケット捌きにくい状況だし、創作・コンテだと 新国立ですら中劇場が埋まらない。お寒い状況だが、それが現状。
160 :
名無しの笛の踊り :2010/02/06(土) 11:21:08 ID:W2MFq8/D
>144 なぜ4回鳴るのですか?
>>159 日本では、バレエ、オペラ、コンサートの客層が分かれてしまっているね。
これも長年、歌劇場が存在しなかったせいかもしれんが。
162 :
名無しの笛の踊り :2010/02/12(金) 18:42:41 ID:2GYLkRiK
バレエファンってなんでああまで音楽に無関心なのかと不思議だったが バレエにおける「音楽」の地位=オペラにおける「演出」の地位なのかもしれない。 いくら演劇史に残るような名演出でも、ボンクラ指揮者にグダグダのオケ、 とどめに歌手陣は揃いも揃って総崩れじゃオペラ上演としちゃ最低だし 逆に最高の歌手たちが熱唱を聞かせてくれれば学芸会レベルの演出でも素晴らしい上演になる。 バレエもそれと同じで、「ジゼル」だの「ドン・キホーテ」だの聞くに堪えない陳腐な音楽が鳴ってても 踊りさえ良ければそれはいい作品ということになるんだろう。
チャイコフスキーのくるみ、白鳥、美女 プロコフィエフのロメジュリ、シンデレラ ストラヴィンスキーの春祭、火の鳥、ペトルーシュカ ラヴェのダフニス も陳腐な音楽というなら、クラ聴くのを止めたほうがいい
いや、だからそういう名曲を聴かずに「陳腐な」曲ばかりに固執するバレエファンがおかしいって言ってんでしょ? 誰もバレエの曲が全て下らないなんて言ってないだろう。 ゆとり教育のおかげで字は読めても文章の読めない香具師が増えてるのかね。
165 :
名無しの笛の踊り :2010/02/12(金) 22:56:21 ID:zJKLx3PM
>>164 ちょっと読むとそういう風に読めるが、
ゆっくり考えて御覧。
163の言うような、バレエ音楽全般に対する、一般の音楽ファンの蔑視は
結構根強いものがあるのではないか?
たとえば、悲愴とくるみと比べて、同じ価値とみている音楽ファンが
どれだけいるだろうか?
163は、そんなことは考えていないように読めるけど(笑)。
166 :
名無しの笛の踊り :2010/02/13(土) 00:05:45 ID:Phsn8154
ごめんなさいまし。音楽が良いから、ちょっと作っちゃえで作った 日本の現代の?バレエと言えば! すぎやまこういち の「ドラゴンクエスト」がありますぜー >聞くに堪えない陳腐な音楽が鳴ってても >踊りさえ良ければそれはいい作品ということになるんだろう。 これとは逆の発想で作られてると思うのよねー え?ドラクエはクラシックじゃない? これまたすつれいすますたっ!
>>165 俺は悲愴よりくるみの全曲版のほうが好きだよ。
金平糖の精の踊りが好き
なんでバレエファンをことさらに貶めようとするのかね。 こんなところでいがみ合っててもしょうがないじゃん。
いや、むしろ音楽至上主義者は劇場に来るべきでない。 無用な軋轢の元。百害あって一利なし。 自らの主張を体現する存在であろうところのコンサートホールにだけ通ってなさい。
バレエ音楽はバレエ付でないと、本当の良さはわからないと思います。 ベルリンフィルのジルベスター(TV)だって、何だか物足りなかった。 (それにしても、どうせ演奏会なんだから一幕全部のほうが良かった) クラファンには、 バクラン指揮のキエフ・シェフチェンコ劇場公演をお勧めします。 チャイコのくるみ、白鳥、眠り、プロコのロミジュリ、シンデレラ、 ストラヴィンスキーの春祭、火の鳥、ペトルーシュカ…は、 バレエファンとしては聞き飽きてる感じですが、 自分の好きな聞き所はきっちり聞いてます。 でも生演奏だと、音色以前のヘロった音だったり、 昨年の新国のくるみみたいに、オケは好調でも指揮者がわかってなかったり。 ダンス板ではオケへの不満て多いです。 そういえば、昔ロストロポーヴィチがロミジュリを指揮したときは、 さすがに極力拍手を控えましたw。
ipod聴きながら壁に向かって一人で踊ってりゃいいんだよ 劇場でオケ付きなんて勿体ない 貴重な資源を無駄遣いするなよ
<貴重な資源を無駄遣いするなよ> バレエって貴重な資源を無駄遣いする芸術なんだよ! だから、バレエ関係者はこころして謙虚である必要がある。
174 :
名無しの笛の踊り :2010/03/02(火) 22:32:07 ID:swHgOGeo
フランスとロシアとどっちがバレエが盛んなの?
175 :
名無しの笛の踊り :2010/03/03(水) 02:20:28 ID:rH8mPge/
バンクーバーの閉会式でチャイ6も行けると思った
176 :
名無しの笛の踊り :2010/03/03(水) 03:08:07 ID:mo6Lu0jT
ダンス板見れないなぁ まだF5アタック続いてるの? ダンス板にキムヨナの批判スレなんてあったっけ…?
氷上のプリマドンナキモヨナ
178 :
名無しの笛の踊り :2010/03/22(月) 02:04:04 ID:83ETo4rd
たしかにキモイよな。
179 :
名無しの笛の踊り :2010/03/23(火) 12:24:22 ID:j+8d5R6w
バレエに限らずすべての芸術は貴重な資源を湯水の如く使います。 たぶんあなたの胃袋に収まる貴重な食料と同じくらい無駄かも知れません。 だからあなたも日々相当こころして謙虚でお暮し下さい。
180 :
名無しの笛の踊り :2010/03/23(火) 12:32:10 ID:b0avinfB
3歳の姪がバレエに興味を持っています。そのきっかけは「チュチュがかわいい」というもので。 そこで3歳の子供でも楽しめそうな、1時間程度の短いもので、チュチュを着て踊る振り付けがスタンダードなものってありますか・・? 最初はチャイコフスキーとか思いついたのですが、小さい子供には長すぎる気がするので・・・。 もちろん生演奏ではなくて、DVDで見せるつもりです。 「お勧めの曲スレ」のほうがいいのかもしれませんが、このスレの住人なら詳しそうなので聞いてみました。
181 :
名無しの笛の踊り :2010/03/23(火) 14:05:36 ID:j+8d5R6w
>最初はチャイコフスキーとか思いついたのですが、小さい子供には長すぎる気がするので・・・。
ダンス板の方が、より詳しい人たくさんいそうですが…幼児クラスの指導者も見ていると思うし。
3歳だとストーリーなど追えなくて、見た目とても綺麗で、楽しくて、つま先立ちとクラシックチュチュの
ミステリアスな部分に魅かれてると思うから(自分はそうでした)出来るだけそういう作品を見せてあげる
と良いかも。 お子さんの好みもあると思いますが。
全幕通しで見せなくても、初めは、クラシックチュチュで踊る部分だけを少しずつ見せてあげたらいかがでしょうか?
ファンタジックで楽しくてキレイな踊り。有名どころでも色々ありますよ。
コッペリアなんてお話自体も踊りもコケティッシュでとても楽しいし可愛いです。
眠りも全幕どこを使っても良いんじゃないでしょうか。くるみ割り人形もおとぎ話ですが、クララがお菓子の国に
行っちゃってからの方が退屈しないかも。ドンキホーテも楽しい作品です。クラシックチュチュに
こだわるなら、ドンキホーテの夢の場面、ドルシネア姫やキューピットらの美しいシーンがあります。
海賊にもありますね、ハーレムの場面はクラシックチュチュの踊りです。
1つ1つ探すのが面倒でしたら、ワガノワバレエアカデミーのDVDはどうですか?
ttp://www.fairynet.co.jp/SHOP/4560219321168.html ttp://www.fairynet.co.jp/SHOP/4560219321236.html 小さな妖精さん達が、きらきら輝いています。解説にもありますが、パキータ良いですよ。
パキータやレ・シルフィード(ショパニアーナ)などは、ワガノワ来日公演では必ずと
言っていいほど上演されてます。
お役にたちますかどうか分かりませんが...。
182 :
名無しの笛の踊り :2010/03/23(火) 22:22:24 ID:NIOaYSeI
チャイコフスキーのくるみ割り人形なら「クララと王子のアダージョ」が 若くてはつらつとしたクララが旅立つのにふさわしいし、 「金平糖の姫と王子アダージョ」冒頭の切ないメロデイも素敵。 有名じゃないけどね。 有名なメロデイだとお子様の頃から聴いていて新鮮味に欠ける。
183 :
名無しの笛の踊り :2010/03/23(火) 23:10:37 ID:Mth5MVVU
>>181 180です。詳細なレスありがとう。
なるほどと思うことが多いです。確かに小さい子はストーリーなんてわかるわけ無いですよね。
だからおっしゃるように、チュチュを着て踊る部分だけを10数分見せるだけでも喜んでくれるかもしれませんね。
お勧めしていただいた作品のDVDをいくつか検討してみたいと思います。
最後に上げたDVDも面白そうですね。これも検討してみたいと思います。
丁寧なレスに感謝します。
いやいや
185 :
名無しの笛の踊り :2010/06/04(金) 23:49:08 ID:fZ7jCXVN
プロコのロメジュリ放送中
186 :
名無しの笛の踊り :2010/06/06(日) 05:06:27 ID:w238LOhs
>>185 男性ダンサーが(主要数人を除いて)チビ・短足ばっかりで群舞に迫力がなく残念だった。
187 :
名無しの笛の踊り :2010/06/08(火) 14:26:54 ID:EwE4Z8cK
やっぱりプロコは名曲だね!
ラロの「ナムーナ」というバレエ音楽を期待して聴いてみたが、 たいした音楽じゃなかった。
パリオペ「白鳥の湖」(ルテステュがオデットを演じている、 2005年12月バスティーユ収録)DVDで、第2幕の ヴァイオリン(ソロ)が大好きなのですが、奏者の名前を ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
190 :
名無しの笛の踊り :2010/09/19(日) 06:25:54 ID:58lwDfDI
第2幕って 湖畔? 舞踏会?
>>190 レスありがとうございます。
DVDのチャプターで言うと第2幕の「グラン・アダージョ」です。
オデットと王子が踊るシーンです。
新国立劇場は黛の舞楽をレパートリーにすべきだと思う
193 :
名無しの笛の踊り :2010/10/09(土) 21:14:35 ID:Dybqwjhd
新国立劇場はレスピーギの「シバの女王ベルキス」をレパートリーにすべきだと思う
194 :
名無しの笛の踊り :2010/10/10(日) 08:42:54 ID:k0/F10dn
ジャン バティスト マリの仏パテ音源ドリーブを買ってくれ
196 :
名無しの笛の踊り :2011/01/06(木) 00:38:07 ID:jEps1wIo
白鳥の湖にチャイコフスキー・パドドゥーというのがあるらしいのですが、 どんなものかどなたかご存じないですか。
199 :
名無しの笛の踊り :2011/01/06(木) 11:28:34 ID:jEps1wIo
過疎っているのに素早い回答ありがとうございました。 ニコビ見ましたが、バレエも綺麗し、音楽も楽しいですね。
200 :
名無しの笛の踊り :2011/01/06(木) 13:08:59 ID:jEps1wIo
でも何故「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」なの? 「白鳥のパ・ド・ドゥ」となぜ言わないの? チャイコフスキーは1つしかパ・ド・ドゥを作らなかったからかしら?
ああ、それはね、チャイコフスキーはこの曲を白鳥の「追加曲」として作ったけど バレエ作品にはどの版でも採用されなかったの。で、放置されてた曲を使って バランシンって人が白鳥とは無関係なシアターピースとしてこのパ・ド・ドゥを 振り付けて、作品名を「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」にしたからなの。
202 :
名無しの笛の踊り :2011/01/06(木) 23:17:13 ID:jEps1wIo
バレエとしてそういういきさつがあったのですね。 ありがとうございました。 何度も質問してわるいけど、 あんなに綺麗で楽しいのに、なぜ誰も白鳥の湖に採用しなかったの?
正確には「どの版でも」ってのは言いすぎで、1953年に作られたブルメイステル版とか 1987年のマッツ・エク版みたいな、比較的新しい一部の版には採用してるのもある。 ちなみにチャイコフスキー・パ・ド・ドゥが作られたのは1960年ね。 いま多く上演されている白鳥の湖は1895年に作られたプティパ=イワノフ版が 基になってるんだけど、これは大幅に曲順を入れ換えたりカットしたり、 ドリゴによって楽譜そのものが書き換えられたりしてるのよ。 で、この版で採用されなかったので、それを下敷きにしている多くの版でも 採用されなかったんじゃないかな。 ブルメイステルなんかはかなり原スコアの曲順に近く戻したりしていて、 プティパ=イワノフ版だと三幕で「黒鳥のパ・ド・ドゥ」に使われる曲が一幕に出てきてたりする。 で、三幕の黒鳥に使う曲がなくなっちゃうから、そこにチャイコフスキー・パ・ド・ドゥの曲を 持ってきたんだわね。 マッツ・エクなんてお話そのものを大胆に読み替えたりしているし、曲の使い方も 普通とはかなり違う。まあ、イロモノだわね。 バレエの方で伝統的な白鳥の湖と言えば、プティパ=イワノフ版と、その派生版。 ブルメイステル版とかマッツ・エク版は異端。 有名どころで一番新しいのは1995年のマシュー・ボーン版だと思うけど、これも 楽曲の使い方は伝統的。つまりプティパ=イワノフ版に基づいている。
いや待てよ、当該の曲はチャイコフスキーの生前はどっかに埋もれていて、 1893年に彼が死んでからも、相当後まで発見されなかったとかじゃなかったっけ? 違ったかな。何かうろ覚えだけど、そんな話もあったような。
205 :
名無しの笛の踊り :2011/01/07(金) 00:55:00 ID:6ZiAjLqk
チャイコフスキーの博物館に眠っていた楽譜を協会が見つけて バランシンがそれに振りを点けて発表したのだよ。
207 :
名無しの笛の踊り :2011/01/09(日) 23:07:23 ID:aZsqVouC
《白鳥の湖》はバレエと音楽の乖離が最も多きい作品であるといえよう。
その理由は(1)作品自体が異様に優れていること。(2)物語の由来が
民話伝承に基づいているため1つの明確な筋立てを確定できないこと。
(3)音楽の根源にまで及ぶ他人の手が加えられていること。
などによると思われる。
バレエ当事者側から見れば、全曲版CDなど何の役にも立たない代物であるし、
音楽愛好家から見れば、現代実践されているバレエは音楽自体が持つ構造美と
必然性を無視していると言わねばなるまい。「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
はその矛盾を端的に表す現象の一つと見るべきであろう。
バレエの側から見れば、これは
>>203 の説明どおりである。しかし音楽の方
から見れば、
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Swan_Lake#Tchaikovsky_Pas_de_Deux_1877 に説明されている、いわゆる『ソベスチャンスカヤ伝説』なるものがいかなるもの
ものであるかを解明しなければならないだろう。
> 音楽自体が持つ構造美と必然性 んなもん、どーだっていいの。劇場で使うための音楽なんだから 使いやすいように手を入れるのは当然なの。劇伴よ、劇伴。 二幕のグランアダージョなんて原曲でやったらお客はみんなずっこけるぞ
209 :
名無しの笛の踊り :2011/01/10(月) 14:05:50 ID:kiNSdpJq
>>208 ばかか?
その話をしたければ、ダンス板へいけ。
210 :
名無しの笛の踊り :2011/01/10(月) 16:39:28 ID:KOHws78A
熊川哲也がフィギュアスケートのゲスト審査員を務めた時、 浅田真央に対して「僕にできることがあれば何でもやりますよ」と言っていたけれど この前のスーパーバレエレッスンの再放送を見て、浅田真央は吉田都に表現力とか アドバイスしてもらえたらいいのにな〜って思った
211 :
名無しの笛の踊り :2011/01/10(月) 18:25:16 ID:U1xOV7HT
>>208 のような発言はバレエファンとしても何だか嘆かわしいんだよなぁ…
「当然」で「劇伴」って言ってるんじゃ、このチャイパドの良さは全く解らない。
これっぽっちも理解出来てない。自分が理解していないという、それすら気付いてないのは
>>209 の言う通りおバカと言えよう。
>>209 ダンス板は、ダンサーこのダンサーが好きっステキっ可愛いっ(ハート)という話で盛り上がり
ダンサーと踊りの話が中心で、音楽の話はスレチと言われる。
作品と音楽の話をするなら、こっちに行けと言われるのだよ
212 :
209 :2011/01/10(月) 23:43:25 ID:kiNSdpJq
>>211 そりゃそうかもしれんが、だからって
>>208 のように
こっちでくだらんチャチャを入れるのはやめろってんだ。
もちろんこっちにも音楽ファンもバレエファンもいるだろう。
>>207 はそれらにもちゃんと配慮して書いているだろうが・・・・
分からんafoはだまっとるか、分からんことの質問でもしておれ。
<二幕のグランアダージョなんて原曲でやったらお客はみんなずっこけるぞ>
もちろんプティパ=イワノフしか知らん奴が見たらずっこけるだろうけど
チャイコフスキーの真意を理解していたら、当然あの終結になるんだよ。
213 :
207 :2011/01/11(火) 00:24:03 ID:8e3K9yNP
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」の音楽は、全集版の付録に掲載されて おり、全曲は4つの部分からなる、一般的な「パ・ド・ドゥ」の様式で構成 されている。 (1)導入とアダージョ(実際のテンポはアンダンテ) (2)ヴァリアシオンI(男性舞踊手のソロ) (3)ヴァリアシオンII(女性舞踊手のソロ) (4)コーダ 1953年に、ブルメイステルがモスクワで《白鳥の湖》を上演するに あたって採用されたもので、レペティトゥール(バレエの稽古のために 使われた簡易譜)しか残っていなかったものを(1)(2)(4)について シェバリーンがオーケストレイションしたものである。(3)については、 同じ曲がアダンのバレエ《海賊》のなかに流用されていたので、それを 使ったものと見られ、全集版にはシェバリーン編曲ではなく「作曲者による」 と記載されている。 チャイコフスキーと断定していないのは、その由来が不確かなためであろう。 なお、小倉重夫氏は、(1)についてもプーニの《せむしの仔馬》やミンクス の《ドン・キホーテ》に流用されていることを述べているが、それなら この曲もシェバリーンが編曲する必要はないはずで、不思議な記述ではある。
214 :
[―{}@{}@{}-] 名無しの笛の踊り :2011/01/11(火) 06:48:40 ID:0ObUW3As
せむしの仔馬(シチェドリン作曲)も、オリンピアから出てる 2枚組の全曲盤CDに入ってない曲が バレエDVDや吹奏楽編曲版(近藤久敦編曲)に入ってたりして不思議。
215 :
207 :2011/01/11(火) 15:18:36 ID:8e3K9yNP
>>214 これは、前述の1864年にプーニが作曲した作品とは違うものですね。
バレエではそういったことがごく普通に行なわれていたようで・・・・
さて、前記のように由来があやふやで、他人が編曲したことが明らかなこの
パドドゥがなぜチャイコフスキーの《白鳥の湖》に結び付けられるかというと、
そこに『ソベシチャンスカヤ伝説』(前回は小倉氏の日本語つづりに従ったが、
ウイキではソベシュチャンスカヤとも読めそうで、ここでは森田氏のつづりに
従いたいと思う。ロシア語をカタカナで表記するのは難しい。)の存在が
あったからだろう。レペティトゥールを発見した人は直感的に、有名なその
伝説を思い浮かべて、それを伝説の作品と同定したのではないだろうか。
とにかく、信頼の置ける出版者ユルゲンソンが、初演当時関係者に強要されて
作曲したチャイコフスキー真作の《ロシアの踊り》を付録にして印刷している
にもかかわらず、パドドゥを無視したのは、出版当時(1895)にプティパ=
イワノフ版に組み入れられず、すでに忘れ去られていたからではなく、
チャイコフスキー真作ではなかったからではないだろうか?
なぜなら、《ロシアの踊り》もプティパ=イワノフ版には使われず、
印刷する必要はなかったにもかかわらず加えられていることからも窺えよう。
216 :
207 :2011/01/12(水) 12:23:55 ID:TZD39I7f
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」については、チャイコフスキー自身の 痕跡が全くないということは先に述べたが、チャイコフスキーに結びつけら れた『ソベシチャンスカヤ伝説』についても非常にあやしいといえよう。 他人の作品を挿入することは全く不思議な事ではなかったということは、 充分理解できるにしても、まず、チャイコフスキーがこの曲に限って何故強硬 に導入に反対したのか?という疑問。というのは、初演時すでに作品は相当 変えられてしまっていたことが、初演のポスターから充分窺えるのである。 ポスターでは第1幕は、1.ワルツ、2.踊りを伴う情景、3.パドドゥ、 4.ポルカ、5.ギャロップ、6.パドトロア、7.フィナーレであったと 小倉氏は報告している。 ところが、チャイコフスキーのスコアでは第1幕は、1.情景、2.ワルツ、 3.情景、4.パドトロア、5.パドドゥ、6.パダクシオン7.シュジェ、 8.杯の踊り、9.フィナーレとなっており、少なくとも長大な杯の踊りは ポルカやギャロップに取って代わられたことが解るし、物語の部分はどこへ 行ってしまったのだろうか、相当縮小されたことが窺える。他の幕も同様に 変更されたことは間違いなく、《白鳥の湖》全曲の4分の1はカットされたり 他の曲と置き換えられたりしたとの解説もある。
217 :
207 :2011/01/13(木) 16:25:04 ID:h4zOl4zA
冤罪事件が時々新聞やテレビに現れるが、冤罪に問われることの譬えようも ない腹立たしさとともに、真犯人がどこかでのうのうとしていることが許せ ないとの気持ちに襲われる。 そのこととは比べようもないが、『ソベシチャンスカヤ伝説』を考えたとき、 もし、これがチャイコフスキーが書き換えたものであったとしたら、元の ミンクスのパドドゥはどうなったのかということを考えざるを得ない。 わざわざ書いてやった音楽をコケにされた彼の気持ちはいかばかりであったろう。 すくなくとも、ソベシチャンスカヤはその後ミンクスに合わす顔はなかった に違いない。 そして、寸尺(小節数)が全く等しい、もう一つのパドドゥが存在していたら、 この話もメデタシメデタシなんだが、どうもそんなものは現れそうにない。 そこが、マユツバとしか考えられない所以である。
ようするに男のタイツのモッコリが好きなんだな。
219 :
207 :2011/01/27(木) 10:45:57 ID:pvI8jzx7
上記のようにだらだらと説明をしてきたのは、
>>201 で<バランシンって人が白鳥とは無関係なシアターピースとしてこのパ・ド・ドゥを
振り付けて、作品名を「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」にしたからなの。>
と述べられていることを批判するためではない。それどころか、バランシンが
この佳曲にバレエという舞踊芸術の中での至当の位置を与えたことは賞賛に値す
るものであると言いたい。深い森の奥に存在する謎に満ちた《白鳥の湖》への
愛に満ちたオマージュと解することが出来るからである。
それに対して断固批判されるべきは、全曲盤として出されているCDの方である。
それらの中には、調性や形式、物語の流れを無視して、なんでもミソクソに取り入れようと
いう見識のなさから、第3幕にそれらを挿入しているCDがいくつも存在することである。
欠落を批判されることを恐れれて含めてしまったのかもしれないが、
もし、「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」や「ロシアの踊り」を入れたいの
なら、流れをぶった切って第3幕の中に挿入するのではなく、
スコアにあるように全曲が終わった後に本体の作品ではないというスタンス
で付録として挿入すべきであろう。
多くのCDで行なわれている非音楽的措置は非難されてしかるべきものである。
これは演奏の好き嫌い、上手下手を論ずる以前の問題であろう。
《白鳥の湖》全曲はあくまでも「導入」と29のナンバーの30曲であって
それ以上でも、それ以下でもない。
チャイコなんてクズ音楽どう扱ったところで大差ない
221 :
名無しの笛の踊り :2011/01/27(木) 22:56:58 ID:MdYNi8Fp
とくずが申しておりますwwwww
ありていにいえば、 天才チャイコフスキーの音楽を、バレエ音楽だということをいいことに、 みんなでよってたかって、グズグズにしているといった構図か。
CDに入るもんならなんでもいいから1枚に詰め込んじゃえ。お得感出るし、みたいな。 売る立場としてはチャイコだろうがバレエ音楽だろうが、そんなことはどうでもよくて 単なるジャケの修飾句。
4月からクマカワがバレエ音楽番組をやるって!
FMででそ。
見る必要は無いってことか?
227 :
名無しの笛の踊り :2011/03/10(木) 02:42:40.79 ID:aEFcKe73
バレエが付いていればまじめに語れないということだろう。
229 :
名無しの笛の踊り :2011/04/28(木) 02:51:54.75 ID:LONMwx5Y
いいでしょう?
>>223 網羅主義というのはCDファンにとってはありがたいものだが、
一つの見識のもとにそれをやってもらいたい。
「現実に劇場で上演されている版」と称しながら、CD1枚に収める都合上 黙ってヴァリエーション一曲カットしてる製品もあるし
ロミジュリ
白鳥です。トロワの第3だけ落としてある。インディーズと言うか、 バレエショップルートで売られていたCDです。
235 :
233 :2011/05/03(火) 11:45:09.50 ID:A2/pFKpj
>>234 ありがとうございます。
白鳥をCD1枚ですませられるとは、相当大胆な短縮上演ということ
でしょうね。
映画のサウンドトラックなどと同様、現場の情景を思い浮かべるためには
ただ同じ音符を演奏していればよいというわけではなく、映像と同じ音源
であることは必要不可欠であるのと同様、
そのCDが「現実に劇場で上演されている版」とうたっている以上、その現場
で演奏された音楽をそのまま欠落なく編集するのは当然の責務ですよね。
特に、普通の全曲盤は踊りを無視したテンポですので、たとえCDとはいえ
踊りのテンポ、人の動きに合わせた音楽の流れは不可欠ですよね。
ヴァリアシオンのカットなど、その音源で振りを練習しようとすることを
わざとさせないための悪意すら感じさせますね。
単にセルゲーエフ版準拠ってだけで、踊るための演奏を再現しようとか、 そんなご大層な意図はないと思います。
237 :
233 :2011/05/03(火) 19:12:00.32 ID:A2/pFKpj
>>236 なるほど、深読みしすぎたか? 知恵が浅いのか?
よく読むと、「現実に劇場で上演されている版」という前口上は
「その版による現実の演奏」とは限らないということですね。
CD用演奏を継ぎ接ぎしてセルゲーエフ版のならびにしたものをそう言っても
なんら後ろ指をさされることはない。
それならヴァリアシオンの1つくらいどうでもよいことですね。
安けりゃよい。
ただ、<ご大層な意図>というのには一言。
現実に上演されたバレエのライヴ録音CDに対して<ご大層な意図>
などという高邁な意識の存在を認める必要は全くない。
要は、版権と売れるかどうかという営業上だけの問題だから。
意味不明
239 :
名無しの笛の踊り :2011/05/17(火) 13:43:01.34 ID:ge6vS+mK
「ブラックスワン」という映画を見てきた。 始めと終わりの音楽をちゃんと使っていたのには感心した。 No.19やNo.27の素材が割と頻繁に使われていたのは、聞き慣れた プティパ=イワノフ版からの脱却を狙っていたのか(考えすぎか?)。 チャイコフスキーの和声を使いながら作曲家が手を入れたような部分が かなりあったが、丹念に原譜を探せばそういうことをしなくて済んだのでは ないか? あと、レペティトゥーアで細かい音を省略して弾いていたのは臨場感溢れて いて面白かった。
240 :
239 :2011/05/21(土) 10:09:01.99 ID:7wfKmSqN
映画では映像や尺合わせ編集に気を取られてよくわからなかったが、
ヨツベに映画のオリジナルスコア(演奏のみ)↓が出ていて、それを聴くと
音楽自体かなり変えてあるね。
最後は普通の演奏よりテンポが速いせいか、何小節か継ぎ足している。
他に、ハープのところで、ハリボテの白鳥の機械操作が間に合わないときは
繰り返してよいというユルゲンソン版や全集版の指示(多分チャイコフスキー
が書いたのだろう)を実際の演奏では初めて聴いた。
ただ両版のおざなりの繰り返し場所(212小節)ではなくて、204小節
(ホルンカット)から戻っていた。このほうが流れが良いので当然の措置
だと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=fYrQ1g35YeE&feature=related
241 :
名無しの笛の踊り :2011/08/13(土) 08:24:26.17 ID:QJD1E6YZ
グラズノフの「四季」 デコレーションケーキみたいでイイね。 こういうのはアンセルメがやっぱ上手いわ。
242 :
名無しの笛の踊り :2011/08/13(土) 17:11:38.50 ID:qJydWSJk
>>241 原色的楽器の使い方、さすがRコルサコフの弟子ですね。うまいです。
ロシア教会のゴテゴテした装飾にも似て、華麗なバレーの舞台には
合っていて私もご贔屓ですわ。
243 :
名無しの笛の踊り :2011/08/14(日) 23:28:05.13 ID:aLylhiC/
チャイコフスキーのロココ変奏曲ってバレエになっていますか? いかにもバランシン好みの音楽だと思うのですが。 バランシン作品なら見てみたいです。
244 :
名無しの笛の踊り :2011/08/15(月) 09:07:36.75 ID:gQkFdQbX
第九だってパレー音楽になるのではない? 総ての音楽はバレー音楽に 利用できます。
4分44秒で踊ってみせてくれ
246 :
名無しの笛の踊り :2011/08/16(火) 08:40:14.14 ID:XfV1UN+8
『名曲アルバム』使えばいい。
>>244 もうなってるよ。
K-Balletで熊川が踊ってる。
249 :
名無しの笛の踊り :2011/08/19(金) 11:32:19.40 ID:OZXJvCfa
>>247 なにも、わざわざ あんな踊りにくい曲を選ばんでもいい。
パレー音楽に突っ込みはないのか
チュチュ フェチ
252 :
名無しの笛の踊り :2011/08/20(土) 09:58:54.24 ID:bXMXCeVr
人気がある曲には何でも振り付けちゃうんだよ。
253 :
名無しの笛の踊り :2011/08/22(月) 10:36:10.51 ID:9N2rl5Vu
第九は全曲でなく、フィギュアスケートの音楽みたいな断片の寄せ集め、 いいところ取りの音楽だ。
254 :
名無しの笛の踊り :2011/08/23(火) 10:29:54.68 ID:ectkCuzh
まったくセンスがない。
256 :
名無しの笛の踊り :2011/08/24(水) 08:23:40.12 ID:8YcrKzaz
だから、どうした?
257 :
名無しの笛の踊り :2011/08/26(金) 15:38:22.03 ID:IjtBSJWm
既成の音楽にあわせてバレーの動きを作るほうが、逆よりつくりやすいだ ろうね。
258 :
名無しの笛の踊り :2011/08/29(月) 11:57:32.18 ID:XVQeUtat
なんでもできる。 表現は自由。
ディアゴの《白鳥の湖》買って、見た。 ダンサーにとって、バレエ音楽も衣装や舞台装置と同じであって、そこにこだわりや工夫をするより、ダンスを見せるのが本筋であるという思想がよくわかる舞台であった。 ありていにいえば、金をたくさん使った豪華な舞台できらびやかな衣装を着て貧弱な踊りを披露するのではなく、踊りに邪魔なものは極力排除してプロとしての美しい舞踊を最大限効果的に見せるように工夫されているように思った。 《白鳥の湖》という作品はそのようなものなのか?
一般論としては、できるコンテ系の人ほどその傾向が強い。 白鳥は古典的に行くか、演劇色を強めるかみたいな傾向だから、異色と言える。
ディアゴの《白鳥の湖》はアダム・クーパー版もやるみたいだね
262 :
名無しの笛の踊り :2011/11/11(金) 10:14:09.88 ID:sBdx47av
白鳥(の実演)は途中の女だけで踊るシーンが長すぎて眠くなる。
アーッ!!
男だけで踊るシーンが長いよりマシ
wc
266 :
名無しの笛の踊り :2011/12/14(水) 13:19:47.92 ID:Mr1ZtgIo
バレー曲は「白鳥の湖」に始まって「白鳥の湖」で終わるみたいだ。 20世紀になって、「ボレロ」「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」 他にはない。
ボレロは違うでしょ。 ペトルーシュカ、春の祭典、火の鳥、シェヘラザード…これも古すぎか。
269 :
名無しの笛の踊り :2011/12/17(土) 01:29:36.63 ID:DhwGMZBv
バレエ曲(コンテンポラリーダンス含め)は20世紀に入って、がぜん増えたんじゃない? 再演されていないのもかなりあるだろうけど・・・
うちの駅前、いつもチャイコフスキーのバレエ音楽が流れてるの。 もともとバレエ音楽嫌いじゃないし、全曲CDやDVDを鑑賞するほうなんですが。 会社帰りの疲れてるときに耳に入ると、あの暢気な曲が腹立たしく感じたりもします。
271 :
名無しの笛の踊り :2011/12/22(木) 15:55:22.31 ID:aNRz67I6
>>267 「ボレロ」はもともと名バレリーナのイーダ・ルービンスタインのために
書かれたバレー曲じゃなかった?
272 :
名無しの笛の踊り :2011/12/25(日) 19:06:34.67 ID:k2R+5BTJ
> どの作曲家のものを買えばいいのでしょうか? に対してお答えしますと、ミンクスです。 パキータに関する突っ込んだ話はダンス板の方がいいかも。
274 :
名無しの笛の踊り :2011/12/26(月) 18:13:22.55 ID:NGOOV3bV
>>273 どうも有難うございました。
黒鳥のバリエーションの様に、2種類別の作曲家かと思いました。
助かりました。
ボリショイのスパルタクス行った人いないか?
276 :
名無しの笛の踊り :2012/02/02(木) 19:32:01.80 ID:8ydZTvrO
>>275 今見てて休憩中
1幕終わりのスパルタクスの跳躍を下品なまでに盛り上げるオケが最高に上がったわww
277 :
名無しの笛の踊り :2012/02/02(木) 19:36:25.07 ID:nq59Pab8
>>276 レスなんかしてないで、キリッと冷えた白ワインでも飲めよw
ボリショイのオケって、なんであんなに盛り上がるんだろう? スパルタクスだから? それとももともとなの?
279 :
名無しの笛の踊り :2012/02/03(金) 04:10:56.35 ID:pgZpuZi6
いつも思うことだが、バレエ(やオペラ)の観客はナゼ幕が降り始めると 拍手を始めるのか??音楽がまだ鳴っているのに。
280 :
名無しの笛の踊り :2012/02/03(金) 07:04:12.43 ID:wPjMtqdg
演技が終わると拍手するのもうざい
>>279 ,280
演劇系の現場と言うのは、そう言うものです。嫌だったらコンサートだけ行ってなさい。
282 :
名無しの笛の踊り :2012/02/04(土) 18:16:02.67 ID:BlngwHcU
バーカ、歌舞伎でいちいち拍手するかよ 知ったかぶりするな!
283 :
名無しの笛の踊り :2012/02/04(土) 19:42:29.23 ID:UGzj2KdM
ソノカワリニ、カブキデハ「ナリタヤー」「ナリコマヤー」ナンテイウ ザツオンガカンショウヲ、サマタゲテイマスヨ
284 :
名無しの笛の踊り :2012/02/04(土) 19:50:02.77 ID:9XsjrN86
285 :
名無しの笛の踊り :2012/02/04(土) 20:14:02.78 ID:1YVFz3fE
286 :
名無しの笛の踊り :2012/02/07(火) 18:58:21.52 ID:W9dPCSlQ
>>282 歌舞伎では ”紀伊国屋 ”とか声がかかるよ。あれは拍手の代わりだろ
287 :
名無しの笛の踊り :2012/02/16(木) 10:12:43.49 ID:K0Wshnhc
ロシアバレエなら 「イリヤー」とか「スルツカヤー」とか 言えば良いのですかね。
288 :
名無しの笛の踊り :2012/02/16(木) 10:17:13.21 ID:L2w4JLBX
国の文化が違うんだから一緒にするなよ、バカ
今晩BSで《眠りの森の美女》。 スコアと対照比較したら驚くほど省略があるんだよね。 まともにスコア通り、バレエのテンポでやったら、演奏部分だけで(バレエ の場合は踊るたんびに挨拶するからこれが結構長い)3時間半はくだらな いだろうね。だから総上演時間はヴァーグナー並みに4時間超えちゃう! むかし、東京でこれを見たとき(日本のバレエ団)第1幕の最後、 オーロラ他が眠る場面で、下からカーテンが上がって来て(木や蔦のような ものが描かれている透かしみたいなもの)森になっていくことを表現して いたのに非常に感激した覚えがあるが、今の演出ではそんなことはしないん だね。まあそれはよいとして、最近ヨツベで見たものでは(たぶん明日 やるのも一緒)木が伸びていくことを上手く表現した部分の チャイコフスキーの音楽すらカットされているのには愕然とした。
290 :
名無しの笛の踊り :2012/02/17(金) 17:00:21.69 ID:UQjz/pOS
だって眠りの森の美女って途中で眠くなるんだもん。 くるみ割りみたいな全編聞き所みたいなのとはワケが違うし。
291 :
289 :2012/02/17(金) 21:07:35.23 ID:P9iV+gZo
今晩ではなくて、明日の夜、正確には日曜日の↓ 前半 0:30:00〜1:37:30 後半 1:39:30〜2:53:30 でした。失礼しました。 ザハロヴァがオーロラを踊っているんですね。 物語がチャッチイし、いろんな踊りが詰め込まれているので、 音楽的にはちょっと退屈な所もあるけど、薔薇のアダージョや オーロラとデジレのパドドゥなど充分楽しめると思うよ・・・・ 場面描写の部分など、もっと音楽に忠実であれば分かりやすいと 思うんだけどなあ・・・・
絵紗(絵を描いた紗幕)を降ろす演出は普通にあるが、下から上げるってのは見たことないな。 上げるためには予め床に絵紗を置いとかなきゃならないし、絵紗みたいな幕は 吊物バトン全体に結びつけるから、バトン昇降用のワイヤーも見えることになる。 オーロラのベッドの前だけとか、ごく限られた部分だけってことならできなくはないだろうが、 部分的な絵紗ってのも見たことがない。
ああ、袖幕の前に吊ってある最前面の吊物の長さを舞台高さの倍にして、下半分に 森の絵を描いておく。転換のキッカケでそいつを引っ張り上げるのと、黒紗か絵紗を 同時に降ろすってことならあるな。そんなんだったんじゃないの?
294 :
289 :2012/02/20(月) 08:55:55.28 ID:9IR6QJJt
BS、映像美しく、ザハロワが画面いっぱいに非常に大きくとらえられて いるように感じた(特に足の美しさと指のたおやかさ)。 例の城が木に覆われる場面は今回も当然なかった。 ずいぶん昔のことで細かいことはさっぱり覚えていないが、 スコアで1ページ1小節の細かいヴァイオリンの音形が20小節 (20ページ!)続くこの部分、その細かく上昇する音形と木が伸び あがっていく様がぴったりマッチしていて非常に印象的だった。 1幕の最後だからもし舞台の床に紗幕が置いてあったら邪魔だろうねえ・・・ どういう仕掛けなのか? 紗の奥の眠っているダンサーたちは客席からずっと見えていたように思う。 思い違いかなあ? とにかく、初演の台本には「蔦や這いまわる植物が大地から生えてきて 城も眠っている人々も覆い尽くす」と書かれ、チャイコフスキーが それにふさわしい音楽を書いたことは確かだ。 でも、オケはたいへん難しそうだし、舞台装置を扱う係りも たいへんなんだろうねえ。
もしつり上げで木を生やすんなら、袖か背景だよ。たぶん背景だったんじゃ。
チャイコってどれ聞いても陳腐だな
297 :
名無しの笛の踊り :2012/02/20(月) 19:51:47.91 ID:n+65Un6W
男のタイツ率が低くてがっかりした。
298 :
名無しの笛の踊り :2012/02/21(火) 04:41:17.95 ID:Fs5XvQvm
いつも気になるのだが男のダンサーの股間のもっこりは何とかならんのか
マジレスすると もっこりは男性的魅力の一つとして 隠したりせずにあえて見せてるらしいぞ
タイツのもっこり股間はカップ(格闘技のプロテクター的な)だからね…。 全体的に不自然に盛り上がってるでしょ。 ふつうにタイツはいたらあんな形にはならない。 亀頭の裏の形が浮き出てしまうし、女性をリフトしたら亀頭が女性に密着して勃起してしまう。
リラの精の主題が2つある。 ソミミレドレミファソー ソミミレ#ドレミファソー チャイコフスキーは、何故書き分けたのか? 使い分けられたものに物語上の違いはあるのか? 詳しい人、ご教示いただければ嬉しい。
チャイコがええ加減な奴だっただけ
序曲・序幕・一幕はすべて > ソミミレ#ドレミファソー なんだから、こっちが基本音型でしょ。んで、 > ソミミレドレミファソー になるのは二幕、百年後にデジレをたぶらかしてオーロラの幻影を見せようとする場面だけ なんだから、そうした意図はかなり明確なんじゃないの。 百年としとって半音垂れ下がったのか、魔法中は下がるもんなのかは知らないけど。
304 :
301 :2012/02/25(土) 09:44:27.07 ID:bwULqGIw
<百年としとって半音垂れ下がったのか、魔法中は下がるもんなのかは知らないけど。> そこのところが知りたいんだけど・・・・・ ソミミレ#ドレミファソー →<こっちが基本音型でしょ >仰るように 聴いた感じ、メロディーとしてはこちらの方が纏まっているように思う。 後からの方、2幕の方が少し稚拙だなあと感じることに疑問を覚えたわけで、 チャイコフスキーには、なにか考えるところがあるんだろうね。 同様、ハープがピアノに変わってしまうのにも疑問を覚える。 金の時代、銀の時代的感覚なのかな?
305 :
名無しの笛の踊り :2012/04/01(日) 16:27:48.99 ID:Q0C9Gpd/
踊り子に手を出すアバドには、バレエ音楽を振らせなかったそうな。
ドシラソファミレド