1 :
名無しの笛の踊り:
2 :
名無しの笛の踊り:2007/11/01(木) 01:51:13 ID:rDrUDQ8J
3 :
名無しの笛の踊り:2007/11/01(木) 03:01:48 ID:Q+IvrmpC
ドヴォコンに対して、ブラームスがこんなやり方があったのか!
と唸ったという逸話は有名だけど
実際のところ、「こんなやり方」って何よ?
知ってる人いる?
4 :
名無しの笛の踊り:2007/11/01(木) 10:32:56 ID:URcppnqJ
5 :
名無しの笛の踊り:2007/11/01(木) 12:14:25 ID:qIuGsPfi
6 :
1:2007/11/01(木) 13:28:55 ID:82FhJwv4
>>5 携帯からのスレ立てなんで、リンクに不備があってすまん。
例のコピペ荒らし対策のため、早めにスレを立てておきました。
7 :
5:2007/11/01(木) 23:42:37 ID:qIuGsPfi
>>6 了解、テンプレの追加は作業するよ。今後立てる時は、宣言してやった方が良いよ。
8 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:45:25 ID:qIuGsPfi
チェコの作曲家アントニーン・ドヴォルザークについて語るスレです。
★お約束☆
1.マターリ進行推奨。
2.ageるもsageるも自由だが、下がり過ぎたらageる事。
3.批評にもならない誹謗中傷は、当然禁止。
4.次スレは
>>980が立てる事。
5.ドヴォの魅力をより深く知り愛聴しましょう!
9 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:45:45 ID:qIuGsPfi
10 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:46:01 ID:qIuGsPfi
11 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:52:33 ID:qIuGsPfi
12 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:54:18 ID:qIuGsPfi
★ドヴォルザークの簡単なプロフィール☆
■氏名:Antoni´n Leopold Dvo?a´k
■日本語表記:「ドヴォルザーク」が代表的
「ドヴォルジャーク」「ドボルザーク」「ドヴォジャーク」という表記もある
■1841年9月8日生まれ〜1904年5月1日没(葬式命日は1904年5月5日) 乙女座
■現チェコ/旧ボヘミアのプラハより北30km程にある現ネラホゼヴェス/旧ミュールハウゼン出身
■詳しいバイオグラフィー等については、ウィキペディアの該当項目を参照。
13 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:56:16 ID:qIuGsPfi
★FAQ☆
Q:日本語で表記する場合は、どれが正しいのですか?
A:チェコ語の中でも難しい「上にv(ハーチェク)の付いたR」をカタカナで表記するのは、非常に困難です。
実際の発音に一番近いのは「ドヴォジャーク」と言われていますが、一般的に知られている表記はやはり
「ドヴォルザーク」です。
Q:ドヴォルザークが演奏していた楽器は?
A:代表的なところでは、ヴィオラです。作曲家としてプロデビューする前は、ヴィオラ奏者として生計を立
てていました。アーノンクールによれば、「オーケストラでソロを弾いた事があり、語り草になる程の腕
前だった」そうです。
幼少期からヴァイオリンとヴィオラに親しみ、教会の合唱団で歌っていた様です。また、ピアノとオルガ
ンも弾けました。楽器とは異なりますが、自作の曲を指揮する事もありました。伝記によれば、シンプル
ながらも正確で繊細な味わいの指揮をしたそうです。
また、過去スレで「ポストホルンが吹けた」という説も出ています。真相は不明。
Q:ドヴォルザークは土臭くてダサいと思います。
A:仕様です。
真面目に答えれば、「土臭い」「ダサい」というのはステレオタイプでしかありません。「民族色の豊か
な作風」という紋切り型の評価ばかりがなされている為、こういった風評が多いのだと思われます。
様々な作品を聴くとわかりますが、彼の作風は幅が非常に広いです。「土臭い」ものだけでなく、印象派
を思わすものや深遠な宗教曲等、ヴァリエーション豊かです。
14 :
テンプレ:2007/11/01(木) 23:56:27 ID:qIuGsPfi
Q:オススメの曲はありますか?
A:一般には知られていない傑作がたくさんありますので、過去スレを漁るなりこのスレで質問してみてくだ
さい。好みの曲等を挙げると、オススメし易いと思います。
Q:鉄ヲタなんですか?
A:筋金入りの鉄っちゃんでした。自宅付近の駅の時刻表を全て覚えている等、現代の鉄ヲタに勝るとも劣ら
ないマニアっぷりだそうです。「機関車を発明できるなら、自分の作品全部と取っ替えてもよい」という
発言をしてしまう程です。他にも面白いエピソードがあるので、伝記を読んでみてください。
また、アメリカに滞在した際には、船舶ヲタにもなったそうです。彼が現在生きていたなら、恐らくカー
ヲタや飛行機ヲタにもなっていた事でしょう。
乗り物以外では、鳩が大好きだったそうです。飼っていました。
管楽セレナードって録音少ないな。
16 :
名無しの笛の踊り:2007/11/11(日) 19:03:13 ID:ezRcVK6t
鳩料理を出されて怒ったとか。
17 :
名無しの笛の踊り:2007/11/11(日) 23:47:51 ID:MNJbvham
『野鳩』もあるから、鳩好きだったのかなぁ
アントンの鳩好きは有名
19 :
名無しの笛の踊り:2007/11/12(月) 17:32:30 ID:6vo1nmPk
>>3 「こんなやり方があったのか!」ではなく、
「人間の手でこんな曲が書けるのか!」というニュアンスだった気がする
「こんな曲が書けるなら私も作ればよかった」とも言ってる
ちなみに第9番の交響曲については「響きを賞賛」し、カルベックという人が
異を唱えると「私はあの交響曲のほとんどを知ってるんですよ(注:楽譜の校訂をしている)
とても健全な曲ですよ」と言っている
これはブラームスと交流があった人のブラームス評を集めた「ブラームスは語る」、だかにのってたよ
20 :
3:2007/11/12(月) 18:50:33 ID:vMQuT1dq
>>19 では、こんな曲の「こんな」が具体的に何を示しているのか
それが知りたいんですよ
まさか、凄いとかすばらしいとか、抽象的曖昧なことじゃないですよね
>>20 いや素直にすごいとかすばらしいとかじゃないの?
ブラームスの、ドヴォルザークのチェロ協奏曲評はそれ以外知らないよ
初演が確か1896年で、ブラームスが亡くなる前年のはずだし
個人的に思うところは技巧と情感の、均衡の取れた融合ってとこじゃないかと思う
素人なので、具体的に「第何楽章の、何百小節目の、あるパートとあるパートの掛け合いが以前の主題の見事な変奏で
、この曲の価値を・・・」とかはいえないけどね
>>19 >とても健全な曲ですよ
オーケストレーションはかなりヘンなことをやってるよね
なんじゃこりゃというのがかなりある
23 :
名無しの笛の踊り:2007/11/14(水) 00:10:16 ID:3KZ5Ouhr
具体的には?
話を切ってすいません
交響曲第9番「新世界より」のCDの事で質問させてください
第3楽章の冒頭部分に一耳惚れしたので、そこが印象的なものがあれば是非購入したいのでオススメを教えてもらえると助かります
速度が遅めに演奏されているものよりは速めの方が好みですが…
質問の仕方が不慣れの為分かりにくかったらすいませんが、よろしくお願いします
プレートルの新世界っ今て手に入る?
>>24 まず、自分が持ってるCDと、その一耳惚れした演奏が誰の演奏なのか書くべきだと思う。
>>26 最初に聴いて「良いな」と思ったのがテレビCMだったので、誰の演奏かわからないです
その後セルジウ・チェリビダッケ指揮のミュンヘン・フィルハーモニックの演奏を聴いた時に「少し遅いかな」と思いました
新世界よりのCDはまだ持っていないです
28 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 01:55:48 ID:US2CLKQp
29 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 09:16:31 ID:72Cr91sy
>>24 ロリン・マゼール/ウィーンフィル(グラモフォン)はテンポ速く切れのいい
演奏だ。
>>24 新世界ならヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィルのコンビをお薦めするぞ
>>30 といっても何種類もあるからな。
定番になっている二度目のデジタル録音全集のは
二楽章のコーラングレが下手っぴい。
初演百周年ライヴ盤が千円で買えるし録音もすばらしい。
レヴァインのはなんかあざとくて好きだな
そっか、レヴァインはあざといのか
レヴァインはオペラのしか持ってなかったけど今度「新世界より」買ってみるわ
>33
あくまで俺の意見だけど
レヴァインは派手系の曲をライト層が好みそうに演じている感じがするんだ
それが好きなんだけどね。あとカルミナとか火星とかもいいよ
35 :
名無しの笛の踊り:2007/11/16(金) 22:08:21 ID:c86LBCNE
レヴァイン旧盤の新世界で魅せるポルタメントはあざとさ満点
新世界よりCDの質問したものです
マゼールとノイマンとレヴァイン、ぜひ聴いてみたいので探して購入してみます
色々貴重なご意見とても参考になりました
どうもありがとうございました
あらためて考えると、新世界の決定的な名盤はないな。
それだけ曲が凄いということなのだろう。
40 :
名無しの笛の踊り:2007/11/17(土) 07:28:53 ID:SlF45KAD
>>36 シルヴェストリ/フランス国立も速くていいよ。
変なのはロジェストヴェンスキー。
チェリとレニーの聴き比べとかも是非してほしいところだな
ぶっちゃけ決定版はないよな
ドイツ風も面白いしチェコ風もたまらん
アメリカ演奏も面白いよね
>>41 レニーのイスラエルフィルのやつ?
あれはドヴォルザークとブルックナーの近親性を明らかにした点で画期的な演奏だったな。
コーラングレの音色に魅力がないのが最大の欠点。
44 :
名無しの笛の踊り:2007/11/17(土) 13:30:42 ID:/S+sOY05
ドヴォルザークがブルックナーを訪問した帰り、ブルックナーは投げキスしていたらしいw
チェロ協よりもばよりん協の方が圧倒的に大好きなんだけど何故か人気ないよね
新世界はショルティやシャイーがバリバリしていて好きだな
ピアノ五重奏曲op81
最近初めて聴いたけど感動した。
こんな良い曲あったんだね。
ドヴォ好きな人には定番?
定番かどうかは知りませんが良い曲ですよ。
ちなみに ピアノ四重奏曲もありますが、そちらも良い曲です。
ドヴォルザークをチェコ国民楽派のメロディーメーカーくらいにしか思っていない人には
是非彼の室内楽曲と声楽曲をきくことを勧めしたいです。
彼はロマン派の巨匠の一人だということが納得できるはずです。
室内楽とかでも、あんだけヴィオラに美味し役目させてるんだし
ヴィオラソナタとか作って欲しかったなあ、としみじみ思う
49 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 00:07:23 ID:2tugq6VM
50 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 00:09:01 ID:2tugq6VM
>>46 ドヴォの代表曲だよ。ピアノ付なら三重奏曲もオススメ。
4曲共傑作揃いだが、特に第3番が素晴らしい。
51 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 01:15:57 ID:UV9so9+6
k
52 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 09:10:07 ID:GRdKZIxJ
>>47 声楽曲、いいですねぇ。
8つの愛の歌、聴いてください。
>>44 親交あったの? ザイドルという共通の友人はいるが
>>48 「森の静けさ」をスークがヴィオラで弾いているヴァージョンがあるので、
これをヴィオラソナタだと思って聴いています。
55 :
46:2007/11/18(日) 19:31:22 ID:V+YrpRrd
>>47>>50 どうもありがとう。さっそくピアノ三重奏曲聴いてみました。イイ!
次は四重奏曲行ってみます。
心温まるなあ、ドヴォルザークの響きは。優しく豊かで。
彼の卓抜したオーケストレーションは再評価されねばなりますまい。
オーケストレーションいいね
独創的で
最近の新世界よりでオススメない?
フィリップスのフィッシャー盤
このスレの空気いいなぁ。
61 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 10:46:15 ID:d628phtx
弦楽五重奏第一番作品1、を聴いているんだけど、
メンデルスゾーン的な構成、シューベルト的な叙情、
で三楽章はモーツアルトのピアノ四重奏のパクリだし、
という感じに極めてオーソドックスな
ドイツ=オーストリア系の浪漫派の佳曲だなあと思う。
要するに、ドヴォルザークは伝統的な浪漫派作曲家として
生涯をはじめたわけだ。
これって、チャイコフスキーの第一交響曲や
ロシア五人組の初期作品とかと比べると歴然としている。
一番真っ当なのがボロディンだが、なんか最初から
ドイツ的な洗練がないというか変。
真の西欧派と呼べるのはルービンシュタインだけか。
考えてみたら、チェコってのはシュターミッツやライヒャの頃から
ヨーロッパ各地に大作曲家を送り込んでおり、ヨーロッパの
伝統そのものだったわけだから当然といえば当然。
晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちも
ドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶しているわけだが、
スタートラインは違ったんだということが判る一曲ですた。
>>「 メンデルスゾーン的な構成、シューベルト的な叙情、
>>で三楽章はモーツアルトのピアノ四重奏のパクリだし、
>>という感じに極めてオーソドックスな
>>ドイツ=オーストリア系の浪漫派の佳曲だなあと思う。」
>>「 晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちもドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶しているわけだが」
チェコとオーストリアとの地理的位置関係を地図でご確認ください。
失礼ながら、対西欧という図式がドヴォルザークの評価を誤らせている好例と申さなければなりません。
ドイツ的洗練という言葉からも、うまく洗脳されてお幸せのようですね
64 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 13:26:20 ID:d628phtx
>>62 うーん、馬鹿だからか、今一つ言いたいことが理解できないんだけど。
実際、アントン・ルービンシュタインやゲーゼ(ガーデ)みたいな人は
「国民楽派」的な発達を遂げなかったから、現在はロシア5人組やスメタナなど
と比べて軽くみられているのではないですかね。
プラハは18世紀から音楽文化の中心の一つだったわけで、考えてみたら
ドヴォルザークがウィーン古典派〜初期ロマン派的な環境のなかで
育ったのは当然だろう、と。弦楽五重奏や、ワーグナーの影響がみられる
チェロ協奏曲第一番など初期作品を聴くと、どっぷりドイツ=オーストリア的な
音楽なんだなあと実感したと、書いただけで。
このまま、彼が北欧人ゲーゼみたいに忠実なメンデルスゾーンの後継者のような
作風を続けていってたら、きっと我々の知ってるドヴォルザークとは
全然別の扱いだっただろうな、と指摘しているだけで。
何かノータリンなことを書いているのでしょうか?ご指導お願いいたします。
>>64 新世界、アメリカ、チェロ協しか聴いた事がなければ、東欧風とネイティヴ
アメリカン風が混ざった作風がドヴォルザークだと思いこんでしまうが、
ワーグナーとブラームスの双方にどっぷりと傾倒した作曲家でもあった、
という点を忘れてはいけないという事でしょ。
>>65 >ワーグナーとブラームスの双方にどっぷりと傾倒した作曲家でもあった、
「でも」っていうか、ズバリじゃまいか
形式的にはブラ、細部はワーグナーの影響がでかい
67 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:11:01 ID:d628phtx
>>65 んーと、まあ、そんな感じだが、もう少し根本的なことを言いたいんだけど。
もっと言うと、「ドイツ=オーストリアコンプレックスから
ドヴォルザークが開放されたってすげぇじゃないか!」ということ。
「西欧派」と呼ばれるチャイコフスキーですら、出自はある種の
野生児だったわけだ。ロシア人の作曲家はかなりそう。
偉大なルービンシュタインの例外を除いて。
だから、ロシアの人たちが、独自の作風を開花させていったのは、
自分の出自を洗練させていくプロセスだったと理解したら、ある意味容易なわけだ。
ところが、ドヴォルザークの場合は、ヴィオラ奏者として仕事してた当初から
物凄く「きちん」としたドイツ=オーストリアの作法を学んでいた。
それを捨て去って、1870年代以降のドヴォルザークになった、というのが
大変興味深いと思った次第。いくら、民族的な流行があったとしても、
真面目な人間がなかなか捨てられるものではない。実際、Gadeや
ルービンシュタインなどは捨てていないじゃないか、という話。
たとえば、ベートーヴェンの作風の「進化」については、個人の中の覚醒の
問題として基本的には捉えることができるし、他の田舎の人々(ロシアや
北欧の人々)については「洗練」という文脈で説明できる。しかし、ドヴォルザークの
スラブ化、アメリカ化については、どういう言葉で説明するのが適切か?という問題。
>>66 嘘だ。ドヴォルザークが作品1を書いた1860年当時は、ブラームスはまだ作風を確立していない。
出版した室内楽はFAEソナタとピアノトリオの1番くらいだ。当時のブラームスは、まだまだ
弦楽だけの室内楽は書いては捨てていた時代だった。「新しい道」でスター街道は確保されて
いたものの、だな。ドヴォルザークが「手本」にしたのは、シューベルトとメンデルスゾーンと、
若干シューマン。ドヴォルザークがブラームスを参考にしたのは、弦楽四重奏でいえば9番以降で
あって、兄貴分としてブラームスの「世話」にはなっているものの、実質的なライバル関係だった
のではないか。
68 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:16:39 ID:d628phtx
あー、もっと言うよ。
たとえば、フックスやブルックナーの居るウィーンで習った
ヤナーチェクや、あるいはバルトークなんかも、
このドヴォルザークと同じ発展経路を辿っていると思う。
バルトークのピアノ五重奏などを考えると良くわかる。西欧的だ。
で、どうやって民族的に「開花」するかの方法論を、最初に示した一人が
ドヴォルザークではないかと思うのだ。
69 :
62:2007/11/23(金) 22:39:29 ID:LQtsoohl
まだほとんど習作の域を出ない作品1の弦楽五重奏第一番と後の「我々の知ってるドヴォルザーク」とを対比して、
その音楽の違いを民族主義とかチェコの風土・国民性みたいなものに根拠付けようとするのは、
はなっから「チェコ国民学派」としてドヴォルザークを評価しようとする先入見にとらわれた乱暴な議論に過ぎないと申し上げているのでございます。
あたかも彼は人間としてそして音楽家として、内的契機から成長することも、自分の個性を確立することもできなかったようにです。
そもそも、チェコの国民性やスラブの民族性に関して、ドイツ=オーストリアの国民性やゲルマンの民族性と同様に、
遠く離れた日本のわれわれが一体何を語り得るのかという問題を別にしてもです。
地理的位置関係をご確認下さいと申したのは、チェコの作曲家ドヴォルザークにとってはメンデルスゾーン、シューベルトや
モーツアルトといった先達の「ドイツ=オーストリア的」形式・作風を踏襲することは、異民族からなる音楽先進国から
剽窃・模倣することなのではなく、共有する土壌の上に立って、その伝統を継承・発展することであることをご確認いただきたかったからです。
また「晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちもドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶している」というのは
「晩年には西欧音楽と鋭く対比する独自の民族的音楽を創作した」とおっしゃりたいのだと推測しましたが、これも極端な言い方をすれば、
「われわれがドヴォルザークの晩年の作品等を通じて知っているチェコ音楽の独自性をドヴォルザークの晩年の作品は表現している」と
意味のないことをおっしゃっているに過ぎません。これまた、「西欧音楽」というカテゴライズ自体が相当に怪しいものであることを除いても、です。
70 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:46:02 ID:d628phtx
で、なんでこんなことを今日は書き始めたかというと、
「国民楽派」になりえた人たちをいわば「日なたの人」として、
一方で「国民楽派」になってない人たちのことを考えたかったからだ。
言うまでもなく「国民楽派」になるのは凄い。
エルガーの第一交響曲に英国民が抱いた期待を思えば、何も説明することはない。
でも、一方で全然「国民楽派」じゃないのに、同時代的には大変活躍して、
別に不足がなかった人たちもいることを考えると、ちょっと不思議になる。
一番の例がヴァイオリンのヴィルトゥオーゾだ。シュポアーって、結局どこの
国の人か謎。ドイツなの、フランスなの。プレイエルも謎。ハイドンの弟子なのに
最後はフランス人。というか、これらの時代の作曲家はモーツアルト的な汎ヨーロッパだったわけだ。
その最たる存在が、ベルギーのヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたち。
ヴュータンやヴィニャフスキ。その「師匠」であるパガニーニは、まだアンダンテで
朗唱する曲を聴けばイタリア人(国民楽派といえるのかは謎だが)だというのが一発でわかるわけだが、
こいつらは一体どこの国の人ですか、と。同じことが、ピアノの巨匠たるルービンシュタインや、
あるいはチェロのダヴィドフなどにも言える。超絶技巧を持っていれば、19世紀の半ばを
生き抜くのは簡単だったんだ。ショパンは、ポーランドの味がちょっとする、フランス人だ(実際フランス系の血筋だ)。
でも、血筋なんて基本的にはどうでもいい。ロマンチックであれば。
再度確認するが、国民楽派になることはこの時代の必須時効ではない、ということだ。
さて、第一弦楽五重奏曲を書いた頃のわれ等がドヴォルザークは、どんな気分だっただろう。
71 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:47:21 ID:d628phtx
あ。
>共有する土壌の上に立って、その伝統を継承・発展することであることをご確認いただきたかったからです。
だから、「前期古典派」の代表的な人物の一人であるシュターミッツやベンダなんかも
チェコ人だったと最初から述べているでしょう。
72 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:50:02 ID:d628phtx
>>71で述べたかったことは、あなたが69で述べているようなことは
先刻承知の上で、ドヴォルザークがどうしてあんなヘンテコリンな
スラブっぽい作風になっていったのかを、もう少しきちんと理解しなくては
なりませんね、と思ったということだよ。
73 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 22:57:23 ID:d628phtx
>「晩年には西欧音楽と鋭く対比する独自の民族的音楽を創作した」
これも全然違います。
晩年ではなくて、60年代の比較的シューベルト=メンデルスゾーン的あるいはワーグナー的な
作風から離れて、70年代にはスラブ的になってるでしょう。晩年じゃないでしょ。
ヴァイオリン協奏曲やピアノ三重奏、弦楽四重奏の5番、あるいは8番は34歳だ、ボケ。
74 :
62:2007/11/23(金) 23:10:06 ID:LQtsoohl
>61
晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちもドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶しているわけだが
73さんは61さんじゃないのですか?
69のこの箇所をお読みになってください
> また「晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちもドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶している」というのは
>「晩年には西欧音楽と鋭く対比する独自の民族的音楽を創作した」とおっしゃりたいのだと推測しましたが
いずれにしても、マジレスする相手を間違えていたようでした。失礼しますよ、馬鹿の相手をしている暇はありませんので。
75 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 23:14:06 ID:556tD/N6
もちつけ。仮に言ってることが良くても反感もたれるだけだと思うが。
76 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 23:21:03 ID:d628phtx
本当だ。これは、こちらも相手を間違えた。
77 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 23:24:20 ID:d628phtx
ID:LQtsoohlみたいな人は、音楽を創作するにあたっての当事者意識が
全然ないんだよね。だから、正統に対する周辺、構成に対するヴィルトゥオーゾ的直感、
のような問題点について、ものすごく鈍感なんだ。
僕ら日本人が音楽を書こうとするときに、ドヴォルザークと同じ問題を
共有するなんて発想は、きっとこの人にはカケラもないんだよ。
何か鬱陶しいのが湧いてきたな。
裏に逃げたね。
80 :
名無しの笛の踊り:2007/11/23(金) 23:51:50 ID:GECfXGBP
ドヴォルザークは、社会学/文化人類学/カルチュラル・スタディーズで取り上げ
られる問題を体現している人だと思う。
いや、面白いから続けろ。
d628phtx 痛杉。逃げてるのはお前だろ、何一つ反論できてないじゃないか。
>「正統に対する周辺、構成に対するヴィルトゥオーゾ的直感、のような問題点」
日本語おk
83 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 08:13:34 ID:rYxai/iu
>>82 ドヴォルザークがなんで「土着化」したのか?が知りたいわけ。
しかも、ドヴォルザーク方式は彼以降はむしろ一般的になるわけだが、
彼以前は一般的ではない。
汎ヨーロッパ的な音楽家として大成して苦労しなかったチェコ人
シュターミッツ一族、ベンダ一族、ライヒャ一族
最初から土着のチェコ人
スメタナ
汎ヨーロッパ的な音楽家として出発してチェコ土着化した
ドヴォルザーク
汎ヨーロッパ的な音楽家として大成して苦労しなかった人々
ヴュータン、ヴィニャフスキ、セルヴェなどのベルギー派
ガーゼ、ダヴィドフなどのライプツィヒ留学派
Aルービンシュタイン、ポッパーなどのユダヤ人
ショパン、ベルリオーズ、(リスト)、ドホナーニ
最初から土着の人々
ムソルグスキー、バラキレフなどの五人組とチャイコフスキー
汎ヨーロッパ的な音楽家として出発して土着化した人々
サン=サーンス(フランス)
グリーグ(ノルウェー)、ヤナーチェク(モラヴィア)、ニールセン(デンマーク)、
シベリウス(フィンランド)、エルガー(イギリス)、バルトーク(ハンガリー)
コダーイ(ハンガリー)
84 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 08:14:29 ID:rYxai/iu
フランス人(やイタリア人)の扱いも難しいわけだが。
>>84 ですよね
そもそもドイツ音楽でヨーロッパを代表させていることが疑問
バロック時代だと、英語の辞書には「ドイツ生まれの英国人」
ドイツ語の辞書には「ドイツ人、後に英国に帰化した」と
書いてある超有名大作曲家がいる。英国の場合は経済先進国
でありながら、パーセル以降はエルガーが出るまで土着の大作曲家
がいなかったりしているし、イタリアなんかは、他国の流れとは
無頓着に我が道をすす見続けていたわけだし、独仏だけがヨーロッパ
ではないわけで。チェコ人が能力の割に苦労してきた歴史は認識している。
日本人が西洋人ではないのに西洋音楽で重要な位置を占めている矛盾も
感じている。
88 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 12:40:58 ID:rYxai/iu
>>85-87 わかってないよ。
それだったら、どうして同時代のサン=サーンスやビゼーの初期の
ソナタ形式の作品が、まるでシューベルトやメンデルスゾーンのような
作風なのか、全く説明できない。
明らかに、独墺(で活躍した作曲家が作りあげた)音楽がデファクトスタンダードだった。
この明らかな事実を否定したって仕方がない。
英国のスタンフォードなんかはメンデルスゾーンの亜流のような音楽を作り
続けたわけだし、グリーグの初期作品もそうだ。少なくとも19世紀の前半においては
器楽曲(ドヴォルザークを語るんだから、その半分は器楽だと断定してよかろう)
独墺の音楽=汎ヨーロッパ、だった。ドイツ人がどうして土着化しなかったのか、
と問いなおしてもいいだろう。
>イタリアなんかは、他国の流れとは
>無頓着に我が道をすす見続けていたわけだし
これも間違い。スペインで活躍したボッケリーニ、フランスで活躍したヴィオッティ、
墺のサリエリ、ヨーロッパ中で活躍したパガニーニなどを見れば判るように、
イタリアはチェコと同じく汎ヨーロッパ的な音楽文化の供給源であったわけで、
「無頓着に我が道をすす見続けていた」なわけがない。
>チェコ人が能力の割に苦労してきた
こういうことを言いたいんじゃないよ。チェコ人は18世紀から汎ヨーロッパ的な
音楽を嬉々として作ってきたのに、どうしてドヴォルザークは土着に目覚めて
ある意味、茨の道を自分から進んでいったのかを問いたいわけだ。
ソナタ形式そのものが、独墺の専売特許でしょ
独墺以外の真骨頂はソナタ形式以外じゃないの
90 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 13:47:40 ID:rYxai/iu
昨日から、「上から目線」の人々が、その割りに全く説得力がない点について。
もう少し、真摯になってくれよw
>>89 ソナタ形式はオペラの序曲とフランス組曲のアルマンドから来てるんであって、
それをチェコ人シュターミッツや世界の旅人モーツアルトなどが
汎ヨーロッパの形式として完成したものなんだから、軽々しく「専売特許」と
言うのは間違っているよ。
でも、その汎ヨーロッパ的なソナタ形式が独墺において完成されたのは間違いはない。
それを、土着音楽に最終的に至ったサン=サーンスやドヴォルザークは出発点に
しているわけだ。
91 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 13:53:37 ID:rYxai/iu
で、もっと言うとだね。汎ヨーロッパ的なロマン派作風から出発した
ドヴォルザークが、偉大な作曲家として、いかにも独墺的(=汎ヨーロッパ的)な
作風のまま自己実現をしても不思議はない(実際18世紀のチェコ人たちはそうしている)
はずなのに、そうはならずに土着的な音楽言語をソナタ形式と一体化させる方法で
完成した。実際にその路線でブラームスやワーグナーに匹敵するレベルにまで
至った非独墺人(ドイツ語を母国語とするゲルマン人でない人々)が居ないのは
興味深いと思うわけだ。
いわゆるクラシック音楽の話法を摂取しつつ、
民族的なものと融合・発展させたとこに価値があるということでいいんだよね。
この人の評価って。
国内の先駆者の影響もあるだろうが
実は五人組より、チャイコの位置付けに近いことない?
93 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 14:17:48 ID:rYxai/iu
>>92 >>61で述べたことはまさにそれで、最初のイメージ的には
チャイコフスキーとかと同じ路線だと漠然と思っていたんだ。
彼はロシアで「西欧派」などといわれていたし。
しかし、本当に西欧派(汎ヨーロッパ的な作風)なのは
師匠であり仲間のルービンシュタイン兄弟なだけで、
本人は第一交響曲からして完全に土着的作風。
ボロディンの初期の室内楽(ピアノ五重奏やチェロソナタや
弦楽五重奏)の方が西欧派的と呼べるくらいなんだ。
つまり、チャイコとドヴォルザークは一見似ている立場のようで、
全然違うんだなあと思ったのが
>>61に書いたこと。
ちなみに、弦楽五重奏第一番は、作品1って自分でつけた番号なんだったら
プロの作曲家として世に訴える覚悟があってつけてるんだろうから、
>>69の「まだほとんど習作の域を出ない作品1」なんて言い方は
おかしいと思う。本人が30歳前に死んでいたら、独墺的な作曲家だった
ということで歴史には残るわけで
以上、お騒がせしました。
新盤か旧盤かわかんないけど、レヴァインの「新世界より」買ってきた。
技術的なことはよーわからんのですが、今にもレチタティーヴォが聞こえてきそうな
「新世界より」でしたw
96 :
名無しの笛の踊り:2007/11/25(日) 23:55:21 ID:wt0xiFcW
ガイシュツだろうが、ジュリーニ・CSOの8番9番は希代の名盤だな。
最初ノイマンがいいと思って、その後アンチェルに傾倒したが、ベストチョイスは上記の奴だな
97 :
名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 00:32:56 ID:Cw2Jjsq5
ワグネリアン的な和声と言えば、SQ14第3楽章の中間部ですお。
ワグネリアン的といってもいろいろあるが
100 :
名無しの笛の踊り:2007/11/26(月) 14:50:40 ID:kdSd5xbw
まあ、
>>99よりは話題豊富なわけだがw
SQの14番は、オマージュに満ち溢れているな。
スメタナへのオマージュ、ワーグナーへのオマージュもあるのかも。
オマージュでおま
インバルの8番の第3楽章は凄かった
過去スレ知らないけど、ドヴォルザークの当代一の解釈者はクーベリックってことておK?
>>102 せめて生きてる人にしろよ。
クーベリックは好きだけど。
トゥルノフスキーは?
この間高崎までドヴォ5を聞きに遠征(都内在住)した。
ほぼ文句なしの出来!
他にも群響とは七番とかスターバト・マーテルとかいろいろやってるし。
録音がすげー少ないし、高崎以外じゃめったに聴けないのが残念だが。
あとはペシェクか。正直マカルは???。
106 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 00:00:40 ID:u7GUB0Z9
チェコフィル行きますよ
107 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 00:17:03 ID:C0CTu0Va
19世紀後半の周辺地域の作曲家がドイツ・ロマン派の語法を引き継いだところから出発し、
次第に民族的な音感を強めていったのは何もドヴォルザークに限ったことではなく、
何人かと並行的な現象でしょう。
先行者としてはスメタナやらグリンカやらがいるし、一般的にも民族的な意識が強まっていく時代。
かつ、彼らが民族的な音感を強めたといっても、国民楽派としてくくられる作曲家の語法は、
あくまで古典派〜ロマン派の先行者が作った素地の上に発展させたもの。
>晩年の最終的なアウトプットは、ロシア人たちも
>ドヴォルザークも同じように西欧とは隔絶しているわけだが、
全然隔絶などしていませんので念のため。
かつお騒がせ杉氏を呼び戻したい訳ではないので念のため。
>>お騒がせ杉氏を呼び戻したい訳ではないので
お騒がせ杉氏、来て何を言ってもいいけど、うるさいだけの街宣車で終わりたくなければ、
少なくても自分の中だけでは整合性保って喋ってね。多分高校生くらいだと思うから許せるんだけど、
大人の世界ではそんな話し方では通用しないよ。62さんじゃないけど、馬鹿の一言で片付けられちゃうよ。
鰹騒がせすぎ?
110 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 05:54:51 ID:xXAlQG9s
>>107 19世紀の独墺以外の作曲家の方向性について
>>83のような分類をしたときに、
あなたの「全然隔絶などしていません」論では何も説明できていないわけだが。
111 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 06:27:05 ID:xXAlQG9s
>>106-107のような罵倒クンのレベルだと問題意識を持ちようがないから
理解しにくいだろうが、スメタナやグリンカのように土着的(標題音楽志向)で
なくて、メンデルスゾーン的な絶対音楽志向から敢えて抜け出した
ドヴォルザークの苦労は、あとから一瞥しただけでは「先行者が作った素地の上に発展させた」
なんて魂のカケラもない言い方で済ませられようが、作品1から順番に勉強していくと
大変な苦労と工夫があったとしか言いようがないことがわかる、ということだよ。
たとえば、独墺の周辺国の人たちが必ずしも土着化する必要がなかった例として、
先にはベルギーの弦楽のヴィルトゥオーゾの例をあげたけれども、今度は
デンマークの例で考えてみようね。19世紀のコペンハーゲンの王立劇場楽長は
ゲーゼ→ネルダ→スヴェンセン→ニールセンと移っていくわけだが、
ゲーゼはメンデルスゾーン直系のコテコテの独墺ロマン的作風、
ネルダはボヘミア風の作風、スヴェンセンは戻って独墺ロマン的、
で、ニールセンは誰もが認めるデンマーク国民楽派的作風、となる。
ニールセンになったら、もう20世紀だ。
だから、
>何人かと並行的な現象でしょう。
とって他人を罵倒するネタにつかうのは、かなり時間的な無理があるわけ。
「普通」は、20歳であの弦楽五重奏を書くほどの独墺的な教養があった
ドヴォルザークには、もっとスマートな、スヴェンセン的な発展の
可能性というのも大いにありえたわけだ。もちろん、そこで通史どおり
スメタナの影響というのが入るわけだが、独墺的書法を直接的に
発展させるのではなくて土着化(国民楽派的な書法化)するというのは、
随分な勇気があったと、実感すべきだね。
19世紀のチェコは、そうした意味での土着化の先進国であった
(からベルギーやデンマークは遅れていてチェコが先に国民化した)と
単純に言うことも出来るかもしれないが、そういう言い方だと
個人の苦悩、苦労に思いをはせることは出来ないだろうね。
112 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 06:30:38 ID:xXAlQG9s
で、罵倒クンの「地図をみたらわかる」という馬鹿みたなレベルの話は、
ベルギーやデンマークのことを考えたら全く採用できないということが
同時にわかるね。ロシアとの比較なら、地図を見たらいいけどねw
私が土着的と書いた、たとえばチェロ協奏曲2番(Op.104)の第一主題に
おける七度のa、の多用(スラブ的、国民楽派的)、は、作品1からの
必然的な発展の結果ではない(これを「隔絶」と書いたら高校生
>>108は発狂した)、
ということは、いい加減わかったかと思う。
チャイコフスキーやロシア五人組のようには、
彼は音楽的な人生の出発点から土着的だったわけではなかった。
クラシック・ヲタクであろう罵倒クンたちが、なぜこの話を理解できないか
について考えてみた。彼らは19世紀中盤にかけて、ピアノやヴァイオリン、
チェロのヴィルトゥオーゾが果たした役割の大きさを理解できていないんじゃないか。
交響曲や、せいぜい室内楽やオペラばかり聴いていて、楽器を弾いて
コンチェルトを練習するなどの経験がなく、かといって作曲もせず、
音楽に対して主体性のない態度でいつまでも接していては、
ドヴォルザークという存在のオリジナリティについても浅い理解しか得られまい。
ドヴォルザークが10代後半から20代という多感なデビュー直前直後を過ごした
1850年代後半から60年代という時代を考えてみると、メンデルスゾーン、
ショパン、シューマンなどのロマン派の巨匠たちが相次いで若くして亡くなり、
ブラームスはウィーン定住後ではあるがまだ第一交響曲をものにできておらず、
ワーグナーだけは全盛期、といった感じに、罵倒クンたちには見えるだろう。
しかし、楽器が上手に弾けない罵倒クンたちは気づかないだろうが、
この時代というのはヴィルトゥオーゾの全盛期でもあるのだ。
独墺の周辺国では、通常はピアノやヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちが
汎ヨーロッパ的な初期ロマン派の巨匠たちの様式を引き継いで
大活躍していたわけ。ヴュータンやヴィニャフスキ、リストやルービンシュタイン
といった人々は、民族的な出自にあまり関係なく、汎ヨーロッパ的に演奏し、
ブリュッセルやモスクワ、プラハやコペンハーゲンなどに学校を作って教えた。
というか、1850年代後半から60年代に限っていえば、器楽曲の作曲家といえば
こういう生き方の方が普通だったわけだ。現在の極東のクラヲタの視点からすると、
ベルギーの音楽といったらフランクを連想してしまうだろうし、
こうした汎ヨーロッパ的なヴィルトゥオーゾを「次第に民族的な音感を
強めていった」国民楽派より一段下に見る、あるいは無視するだろうがね。
一方、ドヴォルザークは楽器がヴィオラだったし、上述の人達ほどは
上手じゃなかった。かといって、後のムソルグスキーや伊福部昭のように
天才的野生児として土着音楽を始めるには教養がありすぎた。結局、
20代のドヴォルザークの選択としては、当時最新のワグネリアンを経た上での
土着化、というのが、最善の選択肢だったのだろう。
115 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 10:43:12 ID:rBcYqP/U
早急にブログを立ち上げたほうが精神衛生上良いと思う
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http://janestyle.s11.xrea.com/ >>105 トゥルノフスキーとエリシュカはいいね
ついに罵倒しかすることがなくなったか。
情けない。
まあ、「この曲の名演はどれ?」ばかり話している人々には、関係のない話だった。
すまないねw
>>115 これは便利。
あっという間に見えなくなった。
大したことを書いてるわけじゃないのに、あまりに理解が御粗末な
>>62が出現したため、長くなったわけだよ。
この人は、明らかな間違いを指摘しているのに、認めていないし。
まあ、しっかり反省してくれ。
なんだな、頭が悪いというよりは、頭がおかしいんだな
気違いにも論理とは言うが、自分の中では整然としているんだろうな。健常人にはでたらめでもな。
121 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 11:36:00 ID:3pOZWfPX
オレ語り、別にいいんじゃね?w
>>120 まあ、あなたの言うところの「健常」な人は、作曲をしようなんて
気違い沙汰には通常は及ばないからねえ。
晩年のスメタナみたいになりたくないだろうし。
それなのに、あの軽やかな弦楽四重奏を14番を書けた魂の強さ、しなやかさ、
健全さ、素晴らしいと思うね。1895年といったら、シェーンベルクの
SQの1番よりも、たった10年弱前なんだね。シェーンベルクの1番は、
スメタナの2番の影響が強いといわれているが、この14番の影響もあるように
思われるねえ。
ともかく、君は間違いなく知らないだろうが、モノを創作する人の
20代ってのは大変なんだよ。ドヴォルザークの生き方は、すごく参考になる。
>>123 そうだね。まあ、煽りというよりも、この人(達)は考察不足なだけという
気がするので、ついつい丁寧に応対してしまったよw
>ともかく、君は間違いなく知らないだろうが、モノを創作する人の
>20代ってのは大変なんだよ。ドヴォルザークの生き方は、すごく参考になる
いずれにしても、君には関係のないことだと思うが
狂気沙汰の情熱や創作力と単なる人格障害や知能障害とは別なものだからね
自分が後者だというのにそろそろ気が付いたら? 君の言語論理能力、相当ヤバイよ。
126 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 11:59:51 ID:3pOZWfPX
必死だな。
>>125 あなたは、どうしてそんなに必死なの?
別に
>>61以降の流れをゆっくりと読んで、
>>83に挙げた作曲家の作品を
一通り知っていたら、何も不思議はないことを書いているだけだけど。
あなたがすべきことは、議論する点があったら日本語で述べることであり、
他人の人格云々を語ることじゃないでしょう?
ダメな人だねえ。
128 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 12:49:16 ID:BKMAa3JN
単発ID、楽しいなw
xXAlQG9sのレス見てると、昔お薦め演奏者スレで大暴れしたベートーヴェン熱情オヤジを
思い出すw
知らんがな(AA略)
というか、いつもそうやって噛みついているのか。
虚しいw
スレ7から見てるが、ここはドボルザークの音楽のような温厚な人ばかりが集っていいスレだと思ってた
6以前にはこんなアフォな人たちはいたの?
xXAlQG9s の言っている事の方が遙かに理論的に整合性がとれている
みたいなんだが… 人格攻撃以外の反論は無いの?
てか理論とか整合性の問題じゃないんだが…
そりゃあ、理論とか整合性の問題にしちゃうと
都合が悪い人が居るんだろぅなぁ。
ようはxXAlQG9sの長文レスなど、このスレでは誰も望んでないと言うことだ。
ブログでも開設してご高説を開陳なされたら如何だろうか。
137 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 18:25:01 ID:8WF1b2yi
そうやって無責任に煽る野次馬がいるから、彼のような人間はかえって過激な反応をするんだ。
わたしは仕事柄毎日彼のような人間に接しているが、言動が矛盾してたり支離滅裂な部分がある
ということを本人にほんの少しでも分らせるより、地球の自転の向きを変える方が易しいと思うことがよくあるよ。
彼にはもう構うな。
>>133 ありがとう。この人達は、どうしてこんなに理解力が低いんでしょうか、
不思議なものです。
>>137 あなたは、単に音楽と付き合いが浅いんじゃないかな。
あと、
>>132の言いたいことは判らないでもないが、
「ドヴォルザークだから温厚」であるべき、という考え方は一面的だと思うよ。
たとえば、フォーレを理解するには、浮世の義理だとか、邪悪なものだとかとも
向き合わなきゃダメだと思う。ドヴォルザークも一緒で、室内楽を弾くにしても
協奏曲を弾くにしても、とてもとても温厚な態度だけでは演じきれない。
私が長い説明をはじめたのは、
>>61の単純な感想に対して
>>62が居丈高あるいは
無知矇昧、2ch的には「上から目線」で罵倒してきたからなんだけど、
62のような盲目的な権威主義的な態度こそ、ドヴォルザークの世界観からは
遠いと、少なくとも断言できるね。まあ、理解できる人は存在するようだから
愚かな人のことは、どうでもいいですが。
>>136 >>このスレでは誰も望んでないと言うことだ。
誰も の中に私は入ってない事を望みます。
あなたは、このスレッドの中でいつの間に多数決を採られたのか?
>>137 >>彼のような人間はかえって過激な反応をするんだ。
過激で支離滅裂なのは、その他の一部の人の様に見受けられます。
>>彼にはもう構うな。
貴方がこのスレッドに来ない、という良い方法もあります。
そこまで擁護するようなことかね。まあ、色々とあるんだろうが。色々と。
>>140 なんだか沢山フォローしてくれてありがとう。
>>141 いや、
>>62をはじめとする1〜2名の罵倒クン以外にとっては、
私を罵倒する必然性の方が低いと思うが。
それこそ、読みたくなきゃ透明あぼんしたら良いだけだし。
まあ、ドヴォルザークの名演・名指揮者について語らなかったのは
悪かったね。普通に、セル=クリーブランドが素晴らしいと思いますよ。
あと、最近やたらと興味がある初期なんだけど、サードロ以外の
チェロ協奏曲1番の録音のインプレッションがあったら嬉しい。
原曲のピアノとチェロのバージョンの録音はあるのかな。
オススメの新世界よりお願いしまっしゅ!
145 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 20:14:16 ID:rGZ3IR0n
流れ豚切りで申し訳ない。
ドヴォの交響曲全集のお薦めを教えてください。
やはりノイマンかクーベリック?
147 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 21:52:40 ID:Xt+ovuP0
>>144 ケルテス/ウィーンフィル
クーベリック/ベルリン
バーンスタイン/イスラエル
別にTOP3というわけではありませんが、この3つの演奏は全く違う曲のように聞こえますので、
まずこんなところを導入口にされてはいかがでしょうか。
148 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 21:57:05 ID:RIGKN2Sx
アンチェルの9番郷愁があってええやんけ
149 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 22:39:59 ID:Xt+ovuP0
>>146 クーベリックの演奏は個人的には大好きですが、ドヴォルザークと言えば「民族音楽的」と
イメージされている方には重すぎるかもしれません。
150 :
名無しの笛の踊り:2007/11/27(火) 23:03:14 ID:DMfwzTxS
>>146 スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン
>>144 ドホナーニ/クリーウ"ランド
今日、のだめでおなじみの「ポルカ」を聞きました。
弦五部に、オーボエ、ファゴット、ホルンが二本ずつ。
ハイドンの中期交響曲みたいな編成でごわした。
『のだめ』だと、おしまいがニ長調→ニ短調でジャーン!て終わってたので、て
っきりそういう曲だと思ってたら静かに終わっちゃった…
『のだめ』でヴィエラ先生が指揮してたのってつまり
ポルカ→?
の合成ということなんでしょうか?
>>141 >まあ、色々とあるんだろうが。色々と。
なるほどね 自演で幕かい
もう二度と来るなよ 独り善がりのお馬鹿さん
>>151 そう。第1話冒頭でヴィエラ先生(マーツァル)が指揮してたのは
チェコ組曲Op.39より、第2曲ポルカと第5曲(終曲)フリアント。
途中から変わった。
155 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 01:07:49 ID:SueLVDvI
>>151 BGMで使われたのは、第2曲と第5曲。《ポルカ》は第2曲。
激しい曲想のものは第5曲だよ。
156 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 01:08:27 ID:SueLVDvI
「断絶」という言葉は、例えば、古典派・ロマン派から続く形式や和声を意識的なところで排除して
民族的な旋律・音感を真に生かそうとしたバルトークになら言えるでしょうね。
ロ短調に対する下行音形でのa音を断絶というなら、ベートーヴェンでもシューベルトでも内部で断絶だらけ。
そんなに音楽史をブツ切れに見ていいと思うならそれもありかもしれませんが?
俺が「何人かと並行的な現象」と言えば、反論には(
>>111)故意にグリーグを外してニールセンをもってくる
詭弁をお使いになる。
(土着と汎ヨーロッパとで分類するという
>>83の表では自分で「並行する」作曲家をたくさん挙げてるのに(笑)
ドヴォルザークだけ特別扱いしたいらしくチェコだけ別枠なのが笑える。)
ドヴォの民族的な音楽への関心は初期のスラヴ舞曲集からある訳で、それを古典的なソナタ形式にも
浸透させていく過程で彼に一種「弾けた」時期があるのは確かで、興味深いところではあるが、
断絶といえるような特別なことをやり始めた訳ではなく、その価値は両者を非常に高いレベルで
融合させているところにあると思われます。で、それの先駆者はスメタナはもちろん、
ブラームスやシューベルトでもハンガリー的な要素が古典形式の中にも多々持ち込まれています。
62氏が地理的なことを言ったのは、ロシアがチェコよりドイツより遠いという「バカ」でも分かることを言ったの
ではなく、端的に言えばウィーンよりプラハのほうがドイツに近い、という事情を示唆したのだろう。
だから、ウィーン生まれのシューベルトがハンガリー的な音感を即興曲やらソナタの舞曲楽章に取り入れている
のはごく自然なことだったということ。
あと楽器が弾けるというのを盾に威張るってあまりに陳腐ですね(笑)
ショパンをパリパリ弾くお嬢さんだけど全然音楽的な教養の無い場合なんていくらでもあるんですよ。
逆に楽器弾けなくても音楽的な教養と見識がある人が多くいるのも同様です。
言っておくと俺自身は楽器の修練はかなり積んだほうだし大切な趣味です。
以上、俺は別に61氏を論破したいとかじゃなく自分の思うところを書いただけなので、
61氏が思うところを信じつづけることに文句を言うつもりはありませんよ。
またこれ以上議論するつもりもありません。
あなたはすでに罵倒語を多用しながら人の3倍以上は喋っているので、
私は反感をもつもの言わぬファンを代弁して書いたつもりです。
ほっておいたほうが良かったかもしれませんが…
>>158 ×ロシアがチェコよりドイツより遠いという
○ロシアがチェコよりドイツから遠いという
>>157-159 どこから突っ込んだら良いやら。今日は「上から目線」で書かせてもらうよ。
>ドヴォルザークだけ特別扱いしたいらしくチェコだけ別枠なのが笑える。
ちょっ、スレタイを100回読みなさいw
>バルトークになら言えるでしょうね。
程度の問題でしょ。少なくとも、リストにおけるハンガリー(ジプシー)音楽や
ヴィニャフスキにおけるポーランド音楽よりは、語法のレベルで土着化している。
> ニールセンをもってくる
コペンハーゲンの音楽事情について書いてる文脈だから当然でしょ。
グリーグはコペンハーゲンで学んでいるわけで、チェコ、プラハという
音楽文化の中心で「内発的に土着化」したドヴォルザークと比較するなら
コペンハーゲンの方が相応しいから出しただけ。サン=サーンスは
10歳年上で、もちろん同じ問題に取り組んでいる。
主要なポイントは、彼が土着化しなくても活躍し得る可能性が
あったのかなかったのか、という点なわけ。
>>159 「楽器が弾ける云々」というのは、何度も説明しているように
土着化せずに活躍した作曲家の多くがヴィルトゥオーゾだったため
交響曲&指揮者のセットで音楽史を捉えている人々(あなたをはじめ)が
当時の状況が理解できていないのではないかと危惧しているためなんだよ。
全く同じ時代にポッパーというチェロのヴィルトゥオーゾがプラハで活躍して
いるわけだが、彼は国民音楽というカテゴリとほぼ無関係に活躍している。
ドホナーニはバルトークよりもピアノが弾けて、土着化していない。
土着化は必然じゃない、ということだ。でも、これは楽器を弾いてないと
実感としてわかない。159のショパン馬鹿の例は論理が逆。
ルービンシュタインの交響曲なんて、やっと陽の目をあびるようになったわけだが
ピアノ曲や弦楽のためのソナタや協奏曲は昔から有名だ。
まあ、初期作品を「習作の域を出ない」と酷評するあなたとは
感性が異なるようだから、これ以上話しても無駄だろうが、
今後ますます初期作品が評価されるようになっても後悔するなよとでも言っておく。
あと、あなたに与する人々とは1番からはじまる交響曲「全集」、
あるいは弦楽四重奏「全集」話も、しても無駄だろうね。
163 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 10:37:00 ID:EIVh5HQ5
164 :
146:2007/11/28(水) 11:35:32 ID:44mqSRzc
>>149-150 レスありがとうございます。
私はドヴォさんの曲に「民族的」なものを求めているわけではないので、
ご推薦のクーベリックとスイトナー、両方ポチらせていただきます。
ドロドロ重いのが聴きたい時、快速爽快なものが聴きたい時、緻密かつ分析的なものが聴きたい時、
様々なシチュエーションに合わせて、色んな演奏を持っていたいので。
他にもお勧めあればみなさんよろしくお願いします。
しかしスイトナーのは、ブラ全とのセットで安いですねえ。
165 :
149:2007/11/28(水) 19:14:53 ID:24NgSSsv
クーベリックを重いと言ったのは、緊張感が漲った峻厳な響きによって音楽作りがされているからですが、
もちろんそれは緻密かつ分析的なアプローチによって達成されていることは言うまでもありません。
「ドロドロ重い」のではなくて、厳しく重厚であるとお考え下さい。
>>165 >「ドロドロ重い」のではなくて、厳しく重厚であるとお考え下さい。
いい表現ですね。
未だにクーベリックが支持されているのがなぜか理解できない
堅苦しいよ
168 :
名無しの笛の踊り:2007/11/28(水) 22:46:06 ID:XWQc4cwh
今なら誰を支持するのが理解に及ぶのかと素朴な疑問
169 :
146:2007/11/28(水) 23:13:17 ID:O8UuZft0
あ、すいません。
クーベリックのドヴォが「ドロドロ重い」という意味で使ったのではなく、
交響曲の一般論として、とりあえず3つのタイプを挙げてみただけです。
言葉足らずで申し訳ない。
クベの人気はレコ芸のおかげ
そしてデンオンというバックが・・・
好き嫌いは仕方ないが、 クーベリック/ベルリンほど完成度の高い全集が支持されないとしたら、
その方が不可解だ。
完成度って何よ
まあベルリン・フィルで6番以前は珍しいし、その一点だけでも価値あるからなあ
7番の分売ないかねえ・・・
オレが持ってるクーベリック/BPOは7番と8番がカップリングされたヤツだけど、
8番と比べて7番の方は録音がクソ悪くて聴く気がしない。
やっぱAデイビスだよな?
ジュリーニ>I・フィッシャー>クーベリック
179 :
名無しの笛の踊り:2007/12/06(木) 00:13:42 ID:DbsNA3/8
弦楽四重奏曲第8番から第11番まで、もうちょっと有名になってもいいと思う。
弦楽四重奏というジャンル自体が人気がないですからね。ブラームスやシューマンの弦楽四重奏曲
もたいした評価をされていない。シューベルトやメンデルスゾーンもそう。このジャンル、ベートーベンが
大き過ぎました。
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲はどれも優しく不思議な響きに満ちていますが、規模こそ違え、
ブルックナーの交響曲的なものが多分にあると思ってます。
個人的にやがて再評価されるのではと期待しています。
181 :
名無しの笛の踊り:2007/12/06(木) 01:43:19 ID:aabIM8BK
ハイドンの弦楽四重奏曲は有名じゃん
>>180 ブルックナーの交響曲よりは、演奏者に優しいというか
演奏する喜びに溢れているというか、はあるけどな。
ブルは、指揮者やってる方が楽しいという感じ。
>>182 オケ経験者ですね。あれはMっけが必要ですよ。ブルックナー。
ドヴォルザークなら、伸び伸び演奏できる。でも、その分
指揮者はストレスがたまりそう。
184 :
名無しの笛の踊り:2007/12/08(土) 00:04:38 ID:16k2qEoR
185 :
名無しの笛の踊り:2007/12/08(土) 14:05:03 ID:IFTH05By
しかし、ドヴォルザークの12番ほど有名な弦楽四重奏曲はないだろ。
こんなに有名なのに、有名じゃない曲を取り上げて人気がないとぼやくとは・・・
アメリカだけが異常に有名で、それ以外があまり知られていないのが
もどかしいという話だろう。同時代の大作曲家で、これだけの曲数の
SQを書いた人はあまりいないのにな。
ドボルザークの弦楽四重奏は良いですよね。
アメリカと第10番が好きです。
両方弾いた事があります。
セカンドバイオリンでもビオラでも弾き甲斐があって素晴らしい。
アメリカの第四楽章は他の曲と違って、跳ねる感じで、4人の音が集まって
一つのメロディーになるというのが面白かったです。
第10番は第一楽章の最後のファーストバイオリンのソロっぽいところが素敵。
第三楽章も透明感と美しいメロディーが気に入ってます。
チェロ協奏曲も大好きです。
これ目当てに演奏会にも行きます。
曲が流れるだけで泣ける位に好きです。
今まで聴いた中では、ロストロポービチの演奏が最高でした。
特にppの音の繊細な響きが素晴らしく、圧倒されました。
感動したという感想を軽軽しく使うのがふさわしくないくらいの演奏でした。
ロストロポービチの世界の中にいた。というか。
ドボルザークは素晴らしい。
>>187 188
たしかに「透明感」と「浮遊感」がドボルザークの弦楽四重奏においては顕著ですね。
これが交響曲だと少し構えている感じになるのは、やはり同世代の他の作曲家の作品を
意識していたためでしょうか。
>>188 自分もロストロを聞いたが、あれは異次元だと思う。
弦楽四重奏は第8番が気に入ってる
192 :
名無しの笛の踊り:2007/12/14(金) 23:05:00 ID:EJPbIUjI
アンゲロフ&スロヴァキア放送響の交響曲全集はどんな感じでしょうか
193 :
名無しの笛の踊り:2007/12/15(土) 09:10:10 ID:s7C2PwsM
>>192 普通だよ。
安いんで、5番以前をとりあえず聴いてみよう、という人向け。
194 :
名無しの笛の踊り:2007/12/15(土) 15:48:11 ID:+fo6W4vW
数ある弦セレの中でも、ドヴォのは爽やかな甘美さ艶かしさが特に秀でていると思う。
ドヴォルザークは弦楽器の使い方にやはり長けていますから、おっしゃる通り
芳醇な響きを創り上げていますよね。
196 :
名無しの笛の踊り:2007/12/16(日) 23:36:00 ID:yg1Pk7Iu
管楽器も上手いし、楽器の音色の使い方はすごく上手い。
197 :
名無しの笛の踊り:2007/12/17(月) 00:02:44 ID:mgWofNs5
最近《ミサ曲》をしっかり聴いてみたが、素晴らしいね。
ドヴォルザークの宗教曲/合唱曲は、一大ジャンルだと思う。
198 :
名無しの笛の踊り:2007/12/17(月) 00:04:10 ID:VmavFR3n
弦楽器も管楽器も使い方が特に魅力的で音色が多彩なのは、交響詩群や《ルサルカ》かな。
>>196 197
禿同
>>56でも言いましたが、ドヴォルザークのオーケストレーションの卓越さは
再評価されねばならないと思っています。
スターバトマーテルはわたくしの最も慈しんでいる曲の一つです。
200 :
名無しの笛の踊り:2007/12/18(火) 00:02:10 ID:hyD8GQRh
シティフィル楽しみだね
201 :
名無しの笛の踊り:2007/12/18(火) 00:39:29 ID:uHpPd27R
ドボ4好き。スイトナーで聴いていて、クーベリック最初重厚
で違和感あったが、慣れてきた。今度は、ケルテス機構と思う。
クーベリックだからいいけどBPOとか北ドイツのオケは
どちらかというとドヴォに合ってない感じがするね。
ゴツくて鄙びた感じがないし。
フランスのオケのドヴォってどうだろ? 俺はまだ聴いたことない。
>>202 感じ方はいろいろ。
あの時代のBPOの重厚な音で聴くクーベリックのシンフォニーは雄弁・壮大。
弦楽器が丸く甘い一般的に言うところのチェコ風の演奏はわたしには合わない。
204 :
名無しの笛の踊り:2007/12/18(火) 19:53:06 ID:uHpPd27R
個人的には、BRSOとの演奏が聴きたい。商業面でBPOにしたのだろうか
DGは?
205 :
名無しの笛の踊り:2007/12/18(火) 23:17:31 ID:dVga013L
そう言えば、チェロ協奏曲も決定盤がないね。
個人的にはデュプレ/チェリビダッケが好きだけど、エグ過ぎると言われればそうだし。
ブリのシュターミッツの弦楽四重奏全集が今日届いた。
まだ、アメリカしか聴いてないけど、期待していた以上に良かった。
遅めのテンポで、リズム感よりはアンサンブルの妙や色彩感を主張していて、
現代的な味付けも心地よい。
これで毎日耳を潤しながら年が越せる。
208 :
名無しの笛の踊り:2007/12/23(日) 00:57:26 ID:VwTLksjy
>>207 もし聴いたことがないのなら、「糸杉」を先に聴いては?
隠れた名曲だと思う。原曲もいいけど弦楽四重奏も秀作だよ。
209 :
名無しの笛の踊り:2007/12/23(日) 23:56:29 ID:qxh3pyB+
室内楽ならピアノトリオ第3番も最高
新宿塔でスークトリオのピアノトリオ全集を買ったのだが、後になってトリオ・フォントネの安い全集
があることを知って鬱orz
カラヤン/ウィーン・フィルの新世界っていいですか?
カラヤン/ベルリン・フィルのは聞いたことあって好きなんですが。
213 :
名無しの笛の踊り:2007/12/31(月) 23:58:11 ID:EWZOhOI7
来年もドヴォる!
214 :
名無しの笛の踊り:2008/01/01(火) 00:17:08 ID:h8vsl0m+
過去にも書き込みがあったけど、自分も「新世界より」を購入してみた(まだ届いてないが)。
購入したのは、クーベリック/バイエルンのやつ。
クラシック初心者ですが、この選択はどうでしょう?(演奏的、音質的に)
216 :
名無しの笛の踊り:2008/01/01(火) 00:33:01 ID:v9SIMnks
今年もドヴォる!
217 :
名無しの笛の踊り:2008/01/01(火) 00:33:25 ID:h8vsl0m+
年末はベートーヴェンの第九、新年明けたらドヴォルザークの第九って
何年前かに流行らせようとして失敗していたと思うが、今でもやっている
オケはあるのかな。
自分としてはドヴォルザークは8番の方が新年に相応しい気がする。
ウィーン・フィルのニュー・イヤー終わったら、ジュリーニ/シカゴで聴くか。
リヒテルとボロディンQのピアノ五重奏聴いてる。
もっと録音が良かったらなぁ…
220 :
名無しの笛の踊り:2008/01/02(水) 01:57:00 ID:TIG+suZX
iTunes Storeでプラハ弦楽四重奏団の全集がお買い得になってるね
221 :
名無しの笛の踊り:2008/01/04(金) 00:23:32 ID:dINYkw4c
P5なら、パノハとシフの演奏が良いな。
>>214-215 同じ盤もってるけど、他にあんまり聴いてない1-5番がいいなと思った。
たとえば4番の2楽章なんて、チャイコフスキーの第五の2楽章に匹敵するくらい
素晴らしい緩徐楽章なんじゃないか。
顔は骨ばってるから痩せてる印象受けないね
チェロ協奏曲イ長調て、何だか泣けるねコレ。
226 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 09:07:01 ID:51lwUMWU
ブルクハウザー版?
原典版も聞いてみたいんだけどね。
交響曲第9番のオススメ教えて
できればアメリカドイツっぽいのは除外して
230 :
名無しの笛の踊り:2008/01/06(日) 18:04:27 ID:/+auqlE9
>>227 チェロ協奏曲イ長調の原典版ってあるの?
232 :
名無しの笛の踊り:2008/01/07(月) 00:47:25 ID:2O0dYSyG
プラハ交響楽団のコンサート、楽しみだ。趙静は名手らしいので。
233 :
名無しの笛の踊り:2008/01/07(月) 02:38:19 ID:17gcXpYS
>>228 ターリヒ/チェコ・フィルは驚異。
カラヤンやムラヴィンスキーが崇拝していただけはある。
ケルテスは自分に合わなかった。
235 :
名無しの笛の踊り:2008/01/08(火) 12:26:10 ID:zj73EDUq
誰もコウト指揮プラハ行かなかったの?
237 :
232:2008/01/08(火) 22:23:12 ID:vSRVA5pf
>>222 クーベリック/バイエルンで1-5番って出てるの?
4番はどうしてもタンホイザーやマイスタージンガーを思わせるから損だね。
交響曲より弦楽四重奏の方が豊穣な世界のように思われる。
>>238 1-5は、スイットナーですたw
>交響曲より弦楽四重奏の方が豊穣な世界のように思われる。
ベトと一緒で、どちらも豊かなのでは!?
>>238ゆえ、4番は、ブルックナーの達した領域ってこのあたりじゃないかと
多少無理を感じつつも主張してみた。
わたしはドヴォルザークの音楽もブルックナーの音楽も愛してますが、
比較はできないですよ。この板では比較ブームみたいですが。
それぞれ独自の音楽言語を創造した偉大な作曲家です。どちらの言語が
偉大かと言われても、質的に違い過ぎるので比べようがありません。
例えば、ドヴォルザークの9番をブルックナーの9番と比較して何が言えるんです?
この二つを比較してどっちかがどっちかより「偉大」と言おうとすれば、
「偉大」の定義次第ということになってしまいます。つまり、それは無意味な陳述です。
ブルックナーの音楽からは得られない体験をドヴォルザークは与えてくれるし、
逆もまた然りです。
正当に評価されなければ、どんなに好意的な評価であっても、
ドヴォルザークの名誉にはならないのではないでしょうか。
ひとりでも好きな人がいれば、それだけで名誉なことだと思うよ
ドヴォルザークの弦楽四重奏の3番だけは理解に苦しむ
埋もれた傑作か、はてまた西洋音楽史上最大の珍品か
第1楽章だけで演奏時間26分とはブルックナーの交響曲より長い
243 :
名無しの笛の踊り:2008/01/11(金) 02:59:28 ID:zK6NeX6M
普通にいい曲だと思うよ。
244 :
名無しの笛の踊り:2008/01/11(金) 06:05:32 ID:0Yv6NcjC
baroque上がりのドヴォルザークビギナーです。クーベリックの交全と、SQ全をオーダーしようと思いまつが、ドヴォルザークの世界って、一言で言えばどうなんでしょうか?新世界のような雰囲気と捉えればいいのかな?因みに織田裕二はモーホって言うのは本当にれしか?
>>240 同感です。まあ2chなので。
>>244 バロックの器楽系からだったら、室内楽と協奏曲がお勧め。
だって同じ楽器(厳密には違うが)でこれだけ表現が違うというのは、
ただただ面白い。ヴァイオリン協奏曲とか、プリプリしている。
テレマン(たとえばターフェルムジーク)とかコレルリ系列の音楽って、
心を豊かにするためのポジティブシンキングな音楽だと
思うんだけど、19世紀の音楽はシューマンからマーラーに至るまで
病んでるのが魅力、みたいな音楽が多い。
ドヴォは、昔ながらの音楽そのものの健全さが
大きな魅力の一つだと思う。弦楽セレナーデとか
ピアノ五重奏(2番)とか、ああいう穏やかな空気が。
健全なイギリス人がメンデルスゾーンと並んで愛したのも良くわかる。
エルガーはオケメンだったときにドヴォの指揮で感銘を受けた。
その後のフィンジに代表されるような田園的な20世紀の
イギリス音楽の元祖になってるのはドヴォだと思う。
人それぞれだな。
マゼールやインバル、アーノンクールとかそんなのばっかり好んで
聞いてると、とても健全だなんて思えない。
>>246 いや、曲にもよるとは思うよ。
交響曲でも4番とか7番は不安が先行している感じだし、
ピアノ三重奏の3番なんかもそうだし、
上にもあったが弦楽四重奏15番の2楽章とか。
でも、基本的には哀しいときでも微笑みを絶やさない人なんだと思う。
ドヴォルザークはモーツァルトと類似性をもっている。
メロディーは流麗で親しみやすいが、人間の感情(もしくは作曲家の気分)
からは離れている。
スラブ民族的な通俗的なメロディー作曲家、と言う一般的な評価が
ドヴォルザークの本質を見誤らせる原因になっている。
ドイツ〜オーストリア〜チェコでメロディが美しい作曲家。
バッハ→モーツァルト→シューベルト→メンデルスゾーン→ドヴォルザーク。
モーツァルトとシューベルトではすでにメロディの美しさの質が異なっている。
ドヴォルザークはモーツァルト的であっても、シューベルト的ではない。
そうは言っても、ヘンデル→ハイドン→ベートーヴェンの流れとは
明らかに違うかと。シューベルトはそれなのにベートーヴェンの流れを
目指してしまった。ブラームスもメロディーメーカーなのにやはり・・・・・
なのかも。
252 :
名無しの笛の踊り:2008/01/11(金) 22:50:26 ID:tW8XPAqe
俺はモツよりはシューベルトに近いほうでドヴォを聴いているけどな。
シューベルトの歌にはスラヴ的な音感が混じっていることもあって。
>>251 >シューベルトはそれなのにベートーヴェンの流れを目指してしまった
これには激しく異議がありますが、スレ違いなのでここではやめておきます。
メロディーの歌謡性ということを考えなければ、全て美しい旋律で終わってしまいます。
シューベルトはなぜ歌曲の領域で比類のない業績を残し得たのか?
>>252 また「スラヴ的」ですか。こういう言葉を極東に住む日本民族のわれわれが
軽率に使うべきではないと思えるのですが。
「スラヴ的」の何をわれわれは知り得るのか?
254 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 00:16:33 ID:3G/BwD6Q
「ドヴォルザークって実は演奏が非常に難しい」とある音楽学者が言っていたけど、
そう思う。表面的には親しみ易さが出まくっているので、内面的にどのような演奏を
すればいいのか非常に悩む。
255 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 00:18:49 ID:3G/BwD6Q
>>245 ドヴォから影響受けたイギリスの作曲は、非常に多いらしいね。
>>253 > これには激しく異議があります
ドヴォルザーク関連という事で、kwsk。
256 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 01:07:46 ID:z/cGTCDq
>>253 5音音階的な旋律をスラヴ的(あるいはハンガリー的)と感じることはできると思いますけどね。
シューベルトもドヴォもいろいろありますよ。
文献や楽譜からやはりと確認していくわけです。
ほかにシューベルトとドヴォに共通するのは
旋律を出し惜しみしないソナタ形式というもの。人懐こい、あるいは自然を感じさせる旋律。
(この「自然」というのがモツには無い。5音音階に関係していることが多い。)
「旋律を出し惜しみしない」と言ってもただ脈絡なくさまざまな旋律を出していくというのではなく、
動機単位を見ると互いに関連しあっていることが多く、楽曲としてのまとまりを失わないようにしている。
あとは、一種の敬虔さと素朴さを併せ持つカトリック的な信仰でしょうか。
>>254 ドヴォルザークの音楽の本質を語るご感想だと思います。
シューベルトは旋律と形式の折り合いに悩んで「未完成」「グレート」
あたりで方向が見えてきたのに夭逝してしまったと言うことかな。
ドヴォルザークでいうと5番・6番にあたるか? ドヴォルザークは、
その後も3曲のシンフォニーと交響詩等々も書くことができたから
我々が聞くことができる。
>>255 >ドヴォから影響受けたイギリスの作曲は、非常に多いらしいね。
エルガーがその人なんですが。
失礼。
こういう話をする時に、人それぞれ、ドヴォルザークのどの時期のどのジャンルの音楽を
念頭に置いているかによって、意見が異なるということもあるのではなかろうかいでしょうか。
例えば、新世界や、イギリス、アメリカ、チェロ協奏曲しか知らない人にとっては
ドヴォルザークの音楽は親しみやすく、悪く言えば通俗的だという評価はあながち
不当なものではないと思えるかも知れません。
しかし、初期の室内楽や交響曲を聴いている人にとっては、全く的外れな評価だと思える。
さらに、後期の弦楽四重奏で聞かれるような、どこか懐かしいが抽象的なメロディーを
知っている人間は、一面的で皮相的な評価に過ぎないと考えるでしょう。
他の作曲家との比較で言えば、
ドヴォルザークとモーツァルトが共にオペラ作曲家であったが、
シューベルトはそうではなかった、というのは決して偶然ではありません。
アリアと歌曲は同じ「歌」ではあっても、全く性質の異なるものであって、
感情の客観的表現と主観的な表出とは別の歌作りの才能が必要である、
ということを考えなければなりません。シューベルトは物語詩の劇的表現にしても
オペラ的ではありませんでした。彼は詩的表現に卓越した天才を発揮しましたが、
モーツァルトのようにキャラクターを音楽によって性格付けたり、操縦したりするというような
オペラの作曲に必要な才能を多くはもっていなかったように思われます。
「悲しくない音楽は知らない」と言った彼の音楽はあくまで人間臭く、モーツァルトの音楽のように
人間の感情や気分とは遠く離れた、極度に冷徹で抽象的なメロディーとは全く別な美しさをもっています。
その点で、ドヴォルザークはモーツァルトほど「非人間的」ではなかったが、
通俗的に思われているほど「人間的」でもなく、むしろモーツァルトにより近かった
とわたしは考えますが、これは特に弦楽四重奏曲において、初期から後期まで通じて
顕著に表れているのではないかと思います。
iTMSでプラハSQの弦楽四重奏曲全集がたったの1500円とは!
>>262 同意だが長すぎw
>キャラクターを音楽によって性格付けたり、操縦したりするというような
>オペラの作曲に必要な才能を多くはもっていなかった
「王様と炭焼き」の改訂版ではいわゆるワーグナーばりの
ライトモチーフを使いまくりで、という話を良く読んでいるんですが、
実際の曲はそうでもない?
いや、実際にスコア読んだり聞いたことないんですが、教えてください。
>>263 ちなみに、その書き込みを見た瞬間買ってしまったw
カラヤン、ウィーンフィルの新世界より 良すぎる
268 :
名無しの笛の踊り:2008/01/13(日) 10:35:29 ID:Yu2X5CDl
頼む。
もう8番ト長調を「イギリス」と呼ばんでくれ。
>>267 なるほど確かに。
昔の門馬直美の解説では「イギリス人は7番をブラ級の傑作というが、
それくらいイギリス人はドヴォを愛している」というような書き方を
していた。イギリス人が好きなのはそのとおりだろうが、
普通にドヴォ7はブラ級だと思う。
271 :
名無しの笛の踊り:2008/01/15(火) 00:08:45 ID:WBi32VGo
>>260 RVWやコールリッジ=テイラー等、エルガー以外にもたくさんいるらしい。
>>262 同意なんだが、長いなw
272 :
名無しの笛の踊り:2008/01/15(火) 00:13:37 ID:WBi32VGo
>>258 シンプル(実は複雑)な構成の曲は、演奏が本当に難しいよ。
273 :
名無しの笛の踊り:2008/01/18(金) 01:02:56 ID:2HRJ4g4p
《スターバト・マーテル》は泣ける
>>269 7番までの弦楽四重奏をはじめて聴いてるけど、2番のラルゴのテーマは
交響曲第4番のテーマだし、5番のアンダンテは作品11のヴァイオリンのための
ロマンスだし、この二つのテーマは本人も愛着があったんだろうなあ。
ドヴォコンの2楽章の歌のように、惚れたお姉ちゃんと関係があるんだろうか。
275 :
名無しの笛の踊り:2008/01/19(土) 09:50:20 ID:oX1GU55t
ドヴォジャークの作品でテーマの流用は多いよ。
>>275 一覧表みたいな研究ってあるんだろうか。
277 :
275:2008/01/21(月) 00:10:26 ID:VwJzoJk6
>>276 ライナーノーツや自分の耳からの情報だけです。
278 :
名無しの笛の踊り:2008/01/21(月) 02:55:48 ID:JxUIhI5X
>>278 あんたいいかげんにしなよ。
謝肉祭序曲は名曲
>>279 落ち込んでいる時に聞くと元気が出るね。
281 :
名無しの笛の踊り:2008/01/22(火) 14:47:24 ID:UixxZt6/
282 :
名無しの笛の踊り:2008/01/22(火) 14:52:12 ID:sYHOYn2Q
283 :
名無しの笛の踊り:2008/01/23(水) 22:20:36 ID:5hv4qJAl
お薦めスレで、スラブ舞曲集のピアノ版についてラベック姉妹を紹介されましたが、
尼のコメントを読むと
>それほど民族色を感じさせる演奏ではないので,好みは分かれるかもしれない。
とありました。
民族色バリバリの楽しい演奏が聴きたいのですが、このスレの皆様はどのCDがお薦めでしょうか?
284 :
名無しの笛の踊り:2008/01/23(水) 22:25:15 ID:Lq+Z073f
最近発売分でのオススメってあるかい?
再販でもOK
285 :
名無しの笛の踊り:2008/01/23(水) 23:51:37 ID:AaTYhlpL
アーノンクール、《スターバト・マーテル》録音しないかな?
286 :
名無しの笛の踊り:2008/01/24(木) 13:02:59 ID:x+UOmYoY
ところで、交響曲第2番のファンってのはいますかね。
1番は全体的にヒロイックな感じがするし、わかりやすいんだが、
2番は、微妙な感じがいいですね。
まず、テーマがはっきりしない。1楽章冒頭のtuttiでffで鳴ってるところは
第一主題ではなくて、pでボソボソっと第一主題が鳴る。
しかもこれが断片的。お前はヤナーチェクかよ、ってくらい断片的。
こういうユニークな曲って、なかなかないんじゃ?
昨日の続き。
この曲が「田園」ならば、第二楽章は深い森の奧をさまよっている情景を
あらわしたような始まり方をするわけだが、その後出てくる主題は
シューマンのようだ。が、全体的には統一性の薄いパッチワークのように
グダグダの「ドヴォの二楽章」の世界がそこにある。
この愛すべきグダグダの最高傑作はドヴォ8だと思うのだが。
さておき、第一番ではリズム感のはっきりしたスケルツォ楽章だった
第三楽章も、第二番ではワルツともスケルツォともつかない微妙な
節回しに終始する不思議な楽章となる。第四楽章もおおらかさが基調だ。
ということで、第一番で直球を投げたドヴォは、第二番では既に変化球投手と
なっているのである。うーむ素晴らしい。
それにしても、この曲にしても友人に預けたまま20年ほども忘れ去られている。
こちらはオーケストレーションを初演した80年代に手を入れた可能性があるが、
素のスコアを残した第一番とレベルにおいて変わらないから、20代前半から
相当なオーケストレーションの技術を持っていたわけだ。
が、作品表の1872年あたりまでの作品を見ると、ほとんどが書かれた直後に
初演すらされておらず、されていても破棄されていたりして(ピアノ三重奏
やピアノ五重奏)、なんて素晴らしい「脳内作曲家」を10年以上も続けて
いたんだろうと思うと泣けてくる。この時代に2chがあって
在京プロオケのビオラ奏者が「漏れの書いた交響曲は凄い」と2chに書いても
「脳内シンフォニー乙」などと煽られるだけだっただろうか。
我にかえると、長文すまんw
最終楽章によく設置されてる
一旦ゆっくり&静かになった後に
だんだん早くなって盛り上がって終わる
という一連の流れが好き
ドヴォルザーク交響曲って何番から何番まであるんですか?
1-9
中古で手にいれたサヴァリッシュとフィラデルフィアの7-9番とってもいい。
緻密で華やかな感じがする
>>289 エロイカが最初の例なのか?でも、古典派以降のカデンツァを挟む協奏曲の
基本形ですな。でも、究極の形が、アンチ・カデンツァともいえるドヴォコンop104
>>290 1番(1865)以降に書かれて埋もれてる交響曲があったら素晴らしいなあ。
チャイコフスキーの場合は、3番以降は4番までスランプだったと
はっきり証明されてるけど(管弦楽の組曲)、
ドヴォはその心配はないのではないか。
294 :
名無しの笛の踊り:2008/01/26(土) 19:59:34 ID:wMpFpjsi
交響曲全集でお勧めはなんでしょうか?
特に録音の優秀なのを教えてください。
(ブリリアントの最近出た廉価盤はどうでしょうか?)
>>294 OEHMSのアンゲロフ/スロヴァキア放送響なんかいかがでしょう。
鰤から最近出てたんだ。知らなかった。
廉価盤じゃないですが、クーベリック/ベルリン・フィル(DG)もオススメできます
アバドのハンガリー舞曲いい!!
297 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 09:08:39 ID:o0iDuj85
コウト指揮のプラハ交響楽団で「新世界より」を聞いてきました。
クラシックのコンサートは初めてなので皆さんにお聴きしたいのですが、
CDで聞いていたカラヤンのウィーンフィルの演奏より、落ち着いた感じで
柔らかな印象を持ったのですが、的はずれな意見なんでしょうか?
298 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 10:15:31 ID:FpgcN7PE
>>297 その演奏を聴いたわけではないので、的外れかどうかはわかりませんが
あなたが演奏を聴いてそう思ったのであれば、それは尊重されるべき
素直な感想と言えるのではないでしょうか。
299 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 21:55:19 ID:uk6m3Qfe
スラヴ舞曲第12曲ってマイナーだよね…(´・ω・`)
300 :
名無しの笛の踊り:2008/01/27(日) 23:58:15 ID:vgPD4nCw
300
301 :
名無しの笛の踊り:2008/01/28(月) 10:14:44 ID:8hLI6FzP
ポルシェに乗るドヴォルザーク
302 :
名無しの笛の踊り:2008/01/31(木) 00:37:04 ID:wNQshU/Y
シューベルトの誕生日だよ
>>286 287
交響曲第2番の第二楽章はこれがドヴォルザークの曲か、と思ってしまう。
若く、才能に満ちた若者が自分の書法を見つけられずに、溢れ出る楽想に
押し流されそうになって、他人の声をいろいろ使って歌っているいるという感じを受けるな。
若い頃の弦楽四重奏曲もそうだが、アイデアも楽想もあるが、表現する技術が
それについていけない。パッチワークというのは的を得た表現だと思うよ。
後年改訂したのは若い頃の楽想に自信や愛着があったという証拠だね。
第二楽章は摩訶不思議な曲だ。悪く言えば、出所不明の得体の知れない音楽だが、
純粋で清らかな曲だ。くさい台詞だが、青春期の多感な詩情に満ちている。
305 :
名無しの笛の踊り:2008/02/04(月) 00:39:56 ID:Fxz4lDfe
ドヴォルザークはおにぎり
闇鍋
ドヴォ好きに聞きたい
他に好きな作曲家いる?
309 :
名無しの笛の踊り:2008/02/05(火) 07:44:10 ID:ezcyZKwV
ベートーヴェン
シューマン
スメタナ
などなど
といっても俺の場合バロックが主です
交響曲第9番しか聴いていないし
>>308 ブルックナー
マーラー
バッハ
モーツァルト
ショスタコーヴィチ
チャイコフスキー
バルトーク
>>308 シベリウス
チャイコフスキー
モーツアルト
ショスタコ−ヴィチ
ブルッフ
ラヴェル
ムソルグスキー
一途です。
>>308 モーツァルト
バッハ
ヴィヴァルディ
ヴェルディ
シベリウス
>>262の言う非人間的な音楽が好きという傾向がある
ということもできるかもしれない。
オペラ・歌曲以外なら
誰でもいい
320 :
名無しの笛の踊り:2008/02/07(木) 00:44:54 ID:L6/Rwg4m
気が向いたら集計します
321 :
名無しの笛の踊り:2008/02/07(木) 07:22:59 ID:3erjDxFa
シューリヒトやムラヴィンスキーが振ってたら恐ろしいことになってただろうな。
どっちも声部の独立性の高い演奏なわけだから。
>>322 ドヴォの歌曲やオペラは声部が独立しているから大変、という事?
>>308 バッハ
ヘンデル
モーツァルト
ブラームス
ヤナーチェク
ブルックナー
シベリウス
あたりは良く聴く
これまでの傾向からして、音楽に心情的なものや物語的なものを重ねて
文学的に聴くタイプより、音楽ならではの表現を重視し音楽それ自体を
楽しむ感じの人が多いのかなと思った。
326 :
名無しの笛の踊り:2008/02/07(木) 23:19:27 ID:JwGP8wXN
ドヴォルザークが好きだったのはだれ?
シューベルト、ブラームス、ワーグナー、スメタナあたりは見当がつくけど、
それだけ?
>>323 ドヴォの曲は各声部を聞かせられるタイプじゃないと真価が分からないということ。
ジュリーニやアーノンクールが好例。
合唱してた(指揮も)弟曰く、「ドヴォルザークは変態だ」。
その理由は「主旋律以外のメロディーも美しすぎるから」。
40.ドヴォルザーク 交響曲第8番
@カラヤン指揮ウィーンフィル<1985>(DG UCCG3564)¥1800
Aフィッシャー指揮ブダペスト祝祭管<2000>(フィリップス UCCP3300)¥1700
Bフィッシャー指揮ブダペスト祝祭管<2000>(フィリップス UCCP3300)¥1700
Cベロフラーヴェク指揮チェコフィル<>(シャンドス CHAN9048=海外盤)
Dクーベリック指揮ベルリンフィル<1966,72>(DG UCCG3304)¥1800
E-
Fノイマン指揮チェコフィル<1982>(スプラフォン COCO85080)\1785
*@を挙げるのは日本だけじゃないでしょうか。個人的にも異議あり。フィッシャーはいい演奏と思います。CからFはチェコ勢。
41. ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
@カラヤン指揮ウィーンフィル<1985>(DG UCCG3564)¥1800
Aフィッシャー指揮ブダペスト祝祭管<2000>(フィリップス UCCP3300)¥1700
Aアシュケナージ指揮チェコフィル<1999>(エクストン OVGY00010)¥3500
Bデイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管<1977>(フィリップス UCCP3121)¥1200
Cフリッチャイ指揮ベルリンフィル<1959>(DG UCCG3085)¥2039
D-
E-
Fアシュケナージ指揮チェコフィル<1999>(エクストン OVGY00010)¥3500
*上と同じく@には異議あり。アシュケナージ盤は一楽章の主題提示を繰り返していませんが、いい演奏・録音で好きです。
42. ドヴォルザーク スラブ舞曲(全曲=作品46&72)
@クーベリック指揮バイエルン放送響<1973>(DG UCCG3322)¥1800
Aアーノンクール指揮ヨーロッパ室内管<2000,01>(テルデック WPCS11225)¥2520
Bアーノンクール指揮ヨーロッパ室内管<2000,01>(テルデック WPCS11225)¥2520
Cドラティ指揮バンベルク響<1974>(ダカーポ VOX7202=海外盤)
Dクーベリック指揮バイエルン放送響<1973>(DG UCCG3322)¥1800
E-
Fセル指揮クリーヴランド管<1962~5>(ソニー SRCR2640)\1890
*クーベリック盤はいわゆる本場物。アーノンクール盤も各国で高い評価。ドラティ盤は3回ある録音のうち2回めの珍しいもの。
追6.ドヴォルザーク 弦楽セレナード
@-
Aシュナイダー指揮ヨーロッパ室内管<不明>(ASV CDCOE801=海外盤)
B-
C-
D-
E-
Fチョン指揮ウィーンフィル<2001>(DG UCCG1098)¥2548
*これ名曲だと思うんですが、ほとんどの本で取り上げていませんでした。ごめんなさい。個人的にはカラヤンBPO盤(DG)で聴いてます。
43. ドヴォルザーク チェロ協奏曲
@フルニエ セル指揮ベルリンフィル<1962>(DG UCCG9335)¥1200
Aロストロポーヴィチ カラヤン指揮ベルリンフィル<1968>(DG UCG3335>¥1800
Bロストロポーヴィチ カラヤン指揮ベルリンフィル<1968>(DG UCG3335>¥1800
Cカザルス セル指揮チェコフィル<1937>(EMI TOCE55531)¥2000
D-
E-
Fカザルス セル指揮チェコフィル<1937>(EMI TOCE55531)¥2000
*これは多くの方に納得の結果でしょう。高貴なフルニエと豪壮なロストロ。加えて神様カザルス。
331 :
名無しの笛の踊り:2008/02/10(日) 07:06:31 ID:NBXCuyGy
よいまとめだが、取り上げられてる曲が、ドヴォルザークを
好まないクラオタが教養として聴く曲の範囲に収まってるのが残念
交響曲第7番、序曲三部作、弦楽四重奏曲他のメインの室内楽は上げてほしいなあ
チェロコンで同じものがランクインしてるのは何故ですか?
335 :
名無しの笛の踊り:2008/02/10(日) 11:39:25 ID:SVWfWJZQ
>>326 シューベルトを最も敬愛していて、最も尊敬していたのはベートーヴェンだとか?
基本的にどの作曲家も敬意を表するタイプだったみたい。
モーツァルトやヴァーグナーのみならず、ベルリオーズやR・シュトラウスやプッチーニ等にも
関心があり研究していた位だし。
336 :
名無しの笛の踊り:2008/02/10(日) 11:41:47 ID:SVWfWJZQ
>>327-328 方向性は異なるけれど、ジュリーニもアーノンクールも素晴らしいドヴォ指揮者だよね。
主旋律以外の声部も旋律的だというの、よくわかる。
例えばドヴォ8の第3楽章なんて、内声部やバスもメロディアスで歌うようだ。
>>330 チェロ協奏曲でフルニエ/セルがトップなのは評論家の影響だろうね。
いい演奏だが枯れた語り口は、交響曲でカラヤンをトップにする感性には
抵抗があると思うのだが。
新世界だと、テンポ早めでバリバリした演奏のものが好きなんですが、
どの盤がいいでしょうか?
今のところはカラヤン/ベルリン・フィルのが一番気に入ってるんですが…。
バリバリなのはケルテス/ウイーン・フィルだがカラヤンが気に入っているとすれば
合わないかな。新世界のイメージを壊すくらいバリバリだけどね。
340 :
名無しの笛の踊り:2008/02/10(日) 17:23:44 ID:yGd4kSQH
>>340 どんな風に「凄く良い」のか教えてもらえるとありがたいのだが。
どんな演奏スタイル? ケルテス的とかクーベリック的とか。
クーベリック/BPOのように重厚ではなく、ケルテス/VPOのように激烈ではなく、
オケのキャラあるいは録音のバランスのせいかもしれないが、全体的に管より弦の繊細さを際立たせ、
その結果、ドヴォルザークのメロディー・メイカーとしての資質が良く伝わる演奏。
流しっぱなしでも、聴き疲れせず、家人からも一切苦情が出なかった(のだめで洗脳されているためか?)。
でも、コーダで盛り上がるべきような所はきちんと盛り上がり、次の曲が聴きたくなるような感じ。
344 :
名無しの笛の踊り:2008/02/11(月) 18:54:40 ID:IPH/YVFP
だれか交響曲全集でもっとも高音質なの教えてくれ!!
>>344 その前にあなたの環境をお聞かせください
346 :
名無しの笛の踊り:2008/02/11(月) 19:02:10 ID:IPH/YVFP
10畳の専用リスニングルームで大音量が可能。
環境ってこういうことでいい?
347 :
名無しの笛の踊り:2008/02/12(火) 19:19:40 ID:WHS6K97N
>>347 うそを書くんじゃねぇ
録音は古いが音質は決して悪くない
クーベリックの全集は5番がCD2枚に別れて収録されてるのが痛い。
ペシェクも音質、演奏とも悪くない。Virgin=EMIだけど。
収録曲も多いので、アンゲロフに比べお得感も負けてない。
俺はノイマン新がお気に入り。
ちょっと高いが。
非難を承知で言えば、全集はバラでは揃えにくい1-6番を買うためのものだ。
その意味ではさほど選択に神経質になることはない。
7、8、9番については好みに応じて大家の演奏を個別に求めれば良い。
354 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 00:08:59 ID:3ARpQ+B5
9番に関してはターリッヒが好みだが6番はそうでもない等、曲によって好みの
指揮者は変わるね。全部が全部好きな指揮者っていないかも。
誰の演奏を聴いてもそれなりに良いと思える半面、どれもちょっと違うなと思えるのは
曲の懐が広い証。
それに、一人一人のリスナーの作曲家に対する思いが異なって当然なので、「究極の絶対的名演奏」、
なんてのは馬鹿な評論家や厨にまかせておけば良い。
というわけで、今度バーンスタインとニューヨークフィルハーモニックの新世界を聴いてみる予定。
ちなみにバーンスタイン/ニューヨークフィルハーモニックの新世界はわたしが最初に聴いた
新世界。その意味で個人的に永遠の名演奏。
チョンミュンフンの録音、なんで終わっちゃったの?
6番とか7番とかすごい良かったのに…悲しす。
わたしは交響曲よりも弦楽四重奏の質の高い全集が出て欲しい。ピアノトリオも。
チェコの弦楽四重奏団しか全集を出していないのも気に入らない。
7番以降はどれも超一級の名作揃いなのに、一流の弦楽四重奏団が全集に取り組むことなしに
今に至っているのは理解し難い。やはり初期の作品が弱いためか。
ドヴォルザークは四重奏より六重奏のほうが優れている。
>チェコの弦楽四重奏団しか全集を出していないのも気に入らない。
「えっ!?」と思って家にある全集を調べたら、4つともチェコだったw
>>361 ねっ、そうでしょ。別にチェコの弦楽四重奏団が悪いいうことではなく、
曲の評価が演奏家の間でも高くないことの証みたいなのが気に入らない。
ベートーヴェン並にとまでは言わないまでも、一流どころが競い合って取り組んでも
全くおかしくない作品揃いなのだが。
363 :
名無しの笛の踊り:2008/02/15(金) 01:55:30 ID:HlKcrOOC
日本で思っている以上にあちらでは演奏する曲の選択に「お国もの」の意識があるってことも
あるかも。
たとえばフランスのオケはブラームスの交響曲全集すら作ってないからな。
いや、あるのかもしれないが…
ドイツのオケがシベリウスの全集を作るって話もないし。
ドイツのオケでシベリウスの全集はザンデルリンク指揮のがあったな。
なんにしてもカルテットの全集なんてのはベト以外はそんなに作られるもんじゃないな。
ちなみにおれはドヴォの弦四で一番すきなのはop.51 Es-durです。
1番から6番も、あまり研究されていないだけなんじゃないかと思う。
4番の2楽章だっけ、チェロがずーっとG線を弾き続ける楽章、
あれってかなり笑えるというかチャレンジングな作曲行為だと
思うんだが(チェリストにとっては、パッフェルベルのカノンより
苦行w)、ギャグで済まされたりしてるんだろうか。
たとえば、シューベルトの初期に比べたら、ドヴォの初期ってのは
バリバリ20代〜30代前半の作品であり、分析に値しないとは思えない。
単独の楽章として取り出すくらい美しい旋律にもあふれている。
旋律美を優先する作曲技法に価値がないんだとしたら、
ベートーヴェンの20番までの「初期」のピアノソナタだって
同類じゃないか、などと。
ちなみに1番は後に改訂されているから中期以後の曲風だけれどね。
2-4番は個々の旋律の美しさはともかく、あれだけ構成が緩んでいると
シューベルトとブルックナーを足して2で割らない感じだなwww
作曲者自身も評価してなかった曲のようなので、まあこの3曲は習作ということでも仕方がないが、
その他の曲は、隠れた名作であってはならない、日の当たる所で評価されるべき曲だよ。
アメリカくらいしか知られていないなんて、これは演奏家たちの不勉強の責任も大きい。
話は変わるけど、ヴァイオリン協奏曲でお薦めはないですか。
チョン/ムーティで持っているけど演奏・録音とも良くなくて。
このCDで聴いて以来ヴァイオリン協奏曲はつまらないと長く思っていたが、
今日改めて聴いたら演奏は好きになれないものの曲は良いじゃないかと。
369 :
名無しの笛の踊り:2008/02/15(金) 23:15:53 ID:FFHdRbqu
>>368 パメラ・フランクのヴァイオリンのがいいんだけど、廃盤かもしれない。
名曲なのに、意外と名演奏が少ない。
スーク/アンチェル盤は良いと思うんだけど、第1楽章にノイズが入ってるのがいやーんな感じ。
371 :
名無しの笛の踊り:2008/02/15(金) 23:27:33 ID:Xs4Foz/d
オケコン聴きたかった
>>368 漏れも、パメラ・フランク マッケラス/チェコフィルが好き。
でも今、一番入手しやすいCDなら、ツィマーマン ヴェルザー=メスト/ロンドンフィルか?EMI1300円のヤツ。
ただし、コレは漏れは未聴なので、誰か持っている人いたらどんな感じか教えていただけたらありがたし。
373 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 00:19:13 ID:4kap8UOx
>>368 諏訪内・イヴァン・フィッシャーがいいよ。
諏訪内はスラヴ系を得意にしてるし・・・
ノイマン交響曲全集買ったぜ!
明日はドヴォ祭りだ。
375 :
368:2008/02/16(土) 12:33:43 ID:SGqiYumT
みなさんご回答感謝!!
パメラ・フランク検索かけたけどヒットしなかった。残念。
協奏曲に限っては丁丁発止の激しいのが聴きたいな。
協奏曲は短調で作曲したのには理由があることなんだろうしね。
チョン/ムーティではその辺が不満あり過ぎるものだから。
ありがとう。
376 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 15:17:57 ID:9vrjCYPP
ドヴォルザークと言えば、中音域ですな。
ヴィオラ、チェロ、イングリッシュ・ホルン、クラリネット、ファゴット、ホルン、トロンボーン…。
レスピーギやリヒャルトみたいな派手さは無いけれど、絶妙な音色のブレンド具合が素敵。
内声好きなのでドボちゃん好きよ
>>376 そんな良さが特に出ていると思う曲はどれだと思いますか?
379 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 18:35:47 ID:Mdz8i10L
ブラちゃんも好きだろ。
381 :
名無しの笛の踊り:2008/02/16(土) 20:28:50 ID:xy02Eyhe
>>378 ケータイからなので、とりあえず1曲。
つ 交響曲第6番 第2楽章
わたしは376ではないが、op.44のセレナーデ、 op.47のバガテルはまさしくそれに当てはまる隠れた名曲。
管弦楽曲では「伝説曲」。
ヴァイオリン協奏曲はヨハンナ・マルツィとフリチャイ指揮ベルリン放送響のが最高だよ。
元祖ヴァイオリンヲタのハルトナックが絶賛しているので長らく探していたのだが、
数年前にグリーンドア音楽出版というところが復刻してくれたのをゲットした。
53年録音だけど克明で聴きやすい音質。
マゼール/ベルリンヒルのスラヴ舞曲は、第8番のテンパニーだけのために聴いておりまつ。
弦楽セレナーデの第2楽章を聴くと、なんかなつかしいようなやさしいような、そんな気持ちになります
386 :
名無しの笛の踊り:2008/02/17(日) 10:56:06 ID:PRO7a7yb
ドヴォルザークの交響曲は
どうも全集を聞いてみても9番だけ極端に秀でてる気がする。
387 :
名無しの笛の踊り:2008/02/17(日) 11:30:08 ID:xw1hYDPX
8番と9番は互角。
ドヴォ自身は、8番を上としていた。
7番、8番いいよね。9番も好きですよ。
漏れは7番→9番→6番→5番→4番→8番→3番…
一般的な人気からすると漏れは異端児かもしれん…
390 :
名無しの笛の踊り:2008/02/17(日) 13:27:21 ID:7r72vrak
今夜はiPodにドヴォ満載してブルトレに乗るです!
iPodのプレイリストが入れ子になれば、便利なんだが…
>>376 ヴィオラ出身のジュリーニ、チェロ(ダガンバも)出身のアーノンクールは
そういう点からドヴォを把握しているのかも。
クレンペラーが八番を録音しなかったのはレコード史上の痛恨事。
ジュリーニ&ロスフィルのドヴォがないのもそうだけど...
>>386 >ドヴォルザークの交響曲は
どうも全集を聞いてみても9番だけ極端に秀でてる気がする。
9番は知名度も人気もダントツだが、実は難解さにおいても群を抜いている。
全曲どころか各楽章においてすら統一感がなく、アンバランスな構成。
各楽章の基調となるものも不安定で、個々の旋律の美しさ、親しみ易さの背後では
支離滅裂なグロテスクな糸がそれらを繋ぎ合わせている。
「新世界より」という副題も曲の理解の助けになるどころか、神秘度をいや増すのみ。
本当に9番を曲として秀でているとお感じになられたのなら、優れた直観力をお持ちなのでしょう。
395 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 01:15:52 ID:pPUOYxKN
秀でているかどうかはさておき、異質だわな。
第4楽章のシンバルからして謎だ。
カロヤンの第7の録音がないのは人類最大の(ry
ボストックがCLASSICOレーベルに録音した新世界が面白いらしい
クアドロマニアで入手したのでこれから聴いてみる。
399 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 14:24:23 ID:QJsJFsWH
第9番は国民楽派の枠を超えていると言われる事もある位だし。
400 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 14:24:48 ID:QJsJFsWH
ド
401 :
名無しの笛の踊り:2008/02/18(月) 15:39:37 ID:pPUOYxKN
ヴォ
ル
ザ
ア
9 番の最後のディミヌエンドのやり方だけは気に食わないんだよなあノイマンは
>>394 美しい旋律、絶妙なオーケストレーションで
十分曲として優れていると思うが。
文学と違って音楽なんだからさ。
「こうこうこう…と解釈できるから素晴らしい」ってものでもない。
言葉にできないよさ、観念化されないよさといったものがある。
407 :
394:2008/02/19(火) 00:09:34 ID:+ClklPMo
>>406 曲としてわたしの大好きなものですよ、 第9番は。
ただ「9番だけ極端に秀でてる気がする」というのは
多分
>>386さんの心に訴えるものが他の交響曲と比べて一番大きい
ということをおっしゃられているのであろうと、補足しただけです。
曲としての特に構成面においては、9番はむしろ異例なものだとわたくしは
思っておりますので。
しかし、9番は標題音楽のようなものと捉えようとするとやはり理解し難い。
心象を綴ったというのも適切ではなかろう。
どなたかが「パッチワーク」という表現をされていたが、わたしなどは印象派の点描画に
近いものすら感じてしまう。
汽船や汽車の旅と捉えるといろんな疑問が解けるぞ。
汽笛に始まって汽笛に終わる曲なのだ。
409 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 09:53:31 ID:Ri2TF9ql
>>407 パッチワークと書いた者ですが、ドヴォの場合は主題(旋律)単位で
ペタペタ貼っていくような感じで、たとえば(後期の、と限定していいのか?)
ヤナーチェクが動機(モチーフ)単位でペタペタ貼っていくのよりは、
一見古典的に見える。ドヴォルザークが一見親しみやすくて、
実は良くわからないのは、これが原因でしょうか?
さらにいうと(これは異論があるかもしれないが)、
ハイドン〜ベートーヴェン的な主題労作よりも、気分に基づく
パッチワーク的な作法を示した先駆者は、モーツアルトなんじゃ
ないかとひそかに思っています。
それが一番よくわかるのが「プラハ」と「ロンドン」の比較で、
同じような調性と構成なので。
おっと、チェコ人はこういうのを好むのか?
ちなみにさらにいうと、古典派におけるスーラの点描画〜ヤナーチェク的な
作風といえば、ボッケリーニだと思います。彼も動機単位で並べている。
アーノンクールが「プラハ」と「ロンドン」の両方で名演を残しているのも面白いな。
>>408 第三楽章なんて、汽車の旅ですよね?
駅に停車して、着飾った人々が乗り降りしているし。
ちょっと質問ですが、みなさんはドヴォルザークとチャイコフスキーの違いを
どのように捉えていますか。国民楽派のメロディー・メーカーとして二人を同類の
作曲家---しかも初心者向き音楽の作曲家---と見なす向きも多いようですが。
少し前にアンケートみたいなものがありましたが、チャイコフスキーは合わない
という人はいますか。
>>413 >>409-410的にいうと、チャイコフスキーは全然パッチワークではない。
きわめて真っ当な音楽だと思います。交響曲第四番の一楽章の
ネチネチと登っていく音型を御覧なさい、という感じ。
あるいはピアノトリオでもいいけど。
415 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 22:30:48 ID:Ld9FHxSp
416 :
名無しの笛の踊り:2008/02/19(火) 23:31:00 ID:EebKmpDt
チャイコはあざといのが嫌。
ドヴォはほうが自然でさわやか。
>
>>61-93を繰り返すだけ
なんだこれウザッ!
チャイコみたいな奴だな
チャイコもドヴォも好きな俺が通りますよっと
チャイコフスキーの音楽が決して安っぽいだけの音楽だとは思わないが、
作曲家自身の感情や観念を劇的に表現・演出する点で、極めて地上的かつ人間臭い。
音楽=作曲家の人格・存在というタイプで、マーラーなどはこれに属する。
一方ドヴォルザークは人間的な感情や観念から遊離していて、旋律は親しみやすいものの
独自の浮遊感をもっている。音楽は人間よりも天上的なもの・自然を連想させやすい。
音楽と人格が乖離している。モーツァルトやブルックナーはこのタイプ。
ドヴォとチャイコは聴くけどモツは苦手ですわ
うーむ、難しい
421 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 00:39:04 ID:lPtLdYB2
クラ聴き始めた頃は、ドヴォとチャイコはそっくりだと思ってた。
それが、今聴くと全然違うんだ。
422 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 00:50:32 ID:E6UyNkfN
美旋律の国民楽派というだけで、同じカテゴリーにされるよね。
実際はかなりカラーが違うのだが。
長い交響曲書いたというだけでグルーピングされるブルックナーとマーラーみたいだ。
423 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 00:52:42 ID:E6UyNkfN
>>394 わかり易いと思わせる作風だけど、実際にわかっているかと言われると実に怪しい。
424 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 00:56:09 ID:E6UyNkfN
>>392 アーノンクールはインタビューでドヴォルザークの演奏における中音域/内声部の重要性を
説いていたし、恐らくそういう視点で解釈していると思う。
彼の楽器であるチェロは、ドヴォルザークの曲において重要な役が多いしね。
425 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 01:05:15 ID:fbP+2g0/
ドヴォもチャイコもモツもOkだが
ベトだけはどうも好かん肌に合わん、あとシュベもあかん
シュマンやショパやブラはOKなんだが
426 :
376:2008/02/20(水) 01:06:43 ID:E6UyNkfN
すみません、連投はこれで終わりにします。
>>378 基本どの曲も活用していると思うけれど、特に目立つものをいくつか。(381で挙げたもの以外)
・チェロ協奏曲:音を飛ばし難い中音域でソロを聴かせる腕は、さすがだと思う。
ソロ楽器ではないクラリネットやホルンの活躍っぷりも素敵。
・交響曲第8番 第1楽章冒頭:中音域の楽器を総動員して鳴らしているあたりが凄い。
・テルツェット:ヴィオラをベースとして十分に使いこなしているのが、さすがヴィオラ奏者と言うべきか。
・弦楽五重奏曲第3番:ヴィオラをフルに活かした作品。中音域の充実っぷりがケタ違い。
・弦楽四重奏曲第14番 第3楽章中間部:これもヴィオラの使い方に感服します。
挙げたらキリがないな…。
ヴィオラとチェロとクラリネットとコールアングレとホルンの使い方は、本当に素晴らしい。
あまり隠れて目立たないけれど、ファゴットの取り入れ方も秀逸だと思います。
427 :
名無しの笛の踊り:2008/02/20(水) 08:06:37 ID:ORcyDx3x
>>424 御大にチェロ協奏曲録音して欲しいもんだ。
誰と組むかって問題はあるが...
(いっそクレメンス・ハーゲンで「チェロ独奏付き交響曲」にするか?)
429 :
名無しの笛の踊り:2008/02/21(木) 12:13:36 ID:dpBWowl8
個人的感情からは乖離/浮遊しているけれど、天上的というよりは大地的/海洋的なイメージ。
それも言えているかもね。曲の進行の中で高みに行くような所もあるから、
そこから天上的なものをイメージするのもわかるけど。
気分的でなく抽象的という点ではモツと共通しているけど、
人によってチャイコと似た印象を受け人もいるのは、そういう大地っぽさによるのかな。
431 :
名無しの笛の踊り:2008/02/21(木) 13:14:53 ID:ga4TCId1
dov‘smusic isn‘t religeous but it is somewhat transcendental.
私は交響的変奏曲が大好きです。何とも陽気で
楽しさ極まりない作品です。トスカニーニの48年のTV中継Liveの
爆演(DVD,CD共にあり)をぜひ聴いて頂きたいです!
この曲はテスタメントからクーベリック/フィルハーモニアの57年Liveも3月20日に発売予定です
(カップリングは運命とMartinuのピアノ協奏曲第4番,フィルクスニー独奏)
天上的とわたくしが言ったのは天空のことではなくて、
宗教的な意味での超人間界、人間の理性・感覚を超えたところにある言語化し難いもの
のことですが、ドヴォルザークの音楽はモーツァルトの音楽同様、何か非人為的な創られ方を
している感じを受けます。どちらも宗教的ではないが、「神の楽器」という性格が強いような気がします。
>>432 私も交響的変奏曲は好きです。
ちなみにわたくしのドヴォルザーク必聴名曲・名演と言えば、
リヒテル/ボロディンSQのピアノ五重奏op.81。
この2楽章はドヴォルザークの作品の最も優れたものの一つだと思っています。
演奏は古い実況録音で音質は良くないが、ロマン派としてのドヴォルザークの解釈として、
サロン音楽になりがちなこの曲を熱く歌い上げています。
435 :
424:2008/02/22(金) 00:48:06 ID:e0zDfGXP
>>427 アーノンクール御大には、他にも《スターバト・マーテル》等も録音して頂きたい。
436 :
名無しの笛の踊り:2008/02/22(金) 00:51:23 ID:e0zDfGXP
《交響的変奏曲》は、演奏会で取り上げて欲しい。演奏効果もあると思うし。
特に最後のフーガは素晴らしい出来。
《ピアノ五重奏曲》は、ヴィオラ的にとっても美味しいな。
交響曲第7番の第2楽章の冒頭部分が好きな方、いますか?
あの部分の旋律とそれを支えるハーモニーの美しさは、半端ないと思う。
第7番の第2楽章の冒頭部分は映画音楽にでもなりそうですね。
逆に交響曲で苦手なのは激しいリズムで「ドンドン・チンジャラ」の部分。
8番の4楽章とかは静かな部分を除くと苦手だなあ。
>交響曲第7番の第2楽章の冒頭部分が好きな方、いますか?
>あの部分の旋律とそれを支えるハーモニーの美しさは、半端ないと思う。
たしかにハンパじゃなく綺麗ですが、1番クラリネットの旋律を支える
2番オーボエとファゴットのきつさもハンパじゃないです・゚・(つД`)・゚・
2番クラリネットならあれくらいの伴奏、すらすらと吹けてしまうんでしょうが
2番オーボエにとっては、シベリウスのフィンランディアの中間部以上の難所です。
もうオケスタに載せてもいいくらいの。
ドヴォヲタって、結構オケ経験者が多いんだね。俺も元ヴィオラ弾きだけど。
>>436 7番2楽章、冒頭から実にいいですよね。
特に楽章の中盤ト長調になる部分から
楽章の最後までが凄く好きです。
それにしても続く野性味溢れるスケルツォは最高!
1楽章も含めて全楽章まことに充実してマス。
>>437 8番終楽章、ワルターのステレオ盤のように
遅いテンポの丹念な演奏の方が
苦手意識が克服されると思います。
この楽章はクーベリック、セル、カラヤン等を
はじめとして大半の演奏が速すぎるように思う。
ワルター以外でこの楽章の遅い演奏ありますか?
>>440 じゅリーニ。
ま、漏れはマゼール/ベルリンフィルみたいに野蛮な演奏のほうが好きだが。
第3楽章だけならチョンミュンフン/ウィーンフィルかな。
442 :
441:2008/02/23(土) 19:11:51 ID:v1xoesCB
おっと、チョンミュンフンの第3楽章ってのは第7番のことね。
第8番で好きなのはイヴァン・フィッシャーかな。
>>441・442 サンクス!
第7番、モントゥー盤もいいですよ♪
マゼールの第8番、笑えますよね
(ヨーヨーマとのチェロ協も同様…)
>>443 マゼールの第7番第4楽章の終わり方もおもしろいよね。
コーダのスピード、遅→速→遅が楽しい。
ヤンソンスなんかは速→速→速であっさりやっちまってるけど、一瞬タメがあるトコなんかは、ほほぉ…と考えさせられますな。
テンポもそうだけど、アクセントのつけ方や楽器の音量のバランスの取り方で、
8番や9番の終楽章は野卑に聞こえたり泥臭く聞こえたりするね。あまり力感がないようでもいけないし。
ターリッヒクラスになるとさすがに鳴るべきものが全てバランスよく鳴っているという感じがする。
パネンカとパノハQのピアノ五重奏第1番聴いてみた。
結構大人しめの演奏だった。
今日、近所のオリンピックで Silverline Classics なるレーベルのDVDが200円で
投売りされていたので、何枚か買ってきた。その中に1996年のライブがあり、
ペーター・マークの指揮、スイス・イタリア語圏放送局のオケ、ドビュ牧神、
シュポアcl協、ドヴォ新世界が収録されている。
テレビ放送のようだが、ペーター・マークが実に良い演奏をしている。
映像もSilverlineClassicsの中では非常に良好だが、録音がもっとよければ・・・。
448 :
名無しの笛の踊り:2008/02/23(土) 22:44:23 ID:ONuVJqeU
>>446 パノハQはおとなしめなんだよね。特にCDでは。
そこがつまらない。
曲によっては、しっとりしてるのが合うこともある。
>>446 パノハSQとシフの2番も美しいがのっぺりした演奏
>>446 パノハSQとシフの2番も美しいがのっぺりした演奏
451 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 00:59:44 ID:VKipNvaV
>>438 ドヴォコンの第2楽章冒頭部分も、2番オーボエ殺しと聞いた事ありますよ。
両方共内声部としてのオーボエの使い方が試されるので、オーケストラの入団試験でよく
使われるとか? しかし、《フィンランディア》より難しいとは…。
そういえば、フルート吹きが「ドヴォは美味しいけれど難しい」と言っていたな。
ドヴォルザークのニ長調ミサってどんな曲ですか。
>>452 ソリストと合唱とオルガンのためにかかれたミサ。オケはない。
ボーイ・ソプラノと児童コーラスが活躍するほのぼのとした面もあるが、
徹底して宗教的な作品。
「癒しのドヴォルザーク」って本を、後期作品と神経症との関連探るとかの前書きにつられて
立ち読みしたけど、結局「アメリカでの自然に慰みを見出し創作活動に望郷の念の慰みを見出した」
とか馬鹿げた結論で、「新世界」の不可解さと神経症との関連づけなんかを期待したのに、がっかり
しただけだった。
453さん。ありがとうございました。興味がでたので購入してみます。
456 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 22:17:40 ID:VKipNvaV
>>453 オーケストラヴァージョンもあるよ。さすがドヴォらしく、より深い表現になっている。
>>454 まぁ、プロ研究者でない人が書いたからね…。読み物として楽しむものだね。
457 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 22:19:09 ID:VKipNvaV
《新世界》の第2楽章って、ドヴォのエッセンスが詰まっていると思った。
>>457 あなたの思う「ドヴォのエッセンス」とは何ですか。
459 :
453:2008/02/25(月) 00:44:26 ID:Jy5J4NDV
460 :
名無しの笛の踊り:2008/02/25(月) 00:51:20 ID:rm0SKvrx
ラジオで聴いたアンチェル/コンセルトヘボウの8番、すごい名演じゃないか。
セルよりいいと思った。
モノラルのチェコフィルのは買えるが、ヘボウを廃盤にしておかないで、
すぐ再発売しろ!
グレゴルの交響詩集ってどんな感じの演奏ですか?
気になってます。
462 :
名無しの笛の踊り:2008/02/25(月) 21:08:27 ID:UuS+OAHn
>>461 いいよ。おすすめ。それまでノイマンのスプラフォン盤しかもってなくて
けっこうイモくさい曲ばっかりなんだなと思ってたけどこれ聞いて認識が
変わった。音も演奏もキレがある感じで値段も安いし
463 :
名無しの笛の踊り:2008/02/25(月) 21:22:37 ID:rUXEmQUa
フス教徒のおススメはどれですか?
クチャル盤しか持ってません。
>>461 もう少しドラマチックでも良いかと思うところもあるが、
どなたにもお薦めできる出来の演奏です。
465 :
名無しの笛の踊り:2008/02/27(水) 23:49:15 ID:8esDHz/2
クーベリック/バイエルン放送響の7番、おやじ臭い演奏だな。
クーベリックはスメタナでは作曲者と一体化してるのに、ドヴォルザークは
大味で押し付けっぽい演奏で嫌いだ。
あんなドヴォルザークが世間では名盤といわれるのが、納得できない。
ジュリーニ/コンセルトヘボウの7番の方が、百倍良い。
-ー=-‐ 、__
, r '" ヽ,
l ' ,
/ 三ニ=ー-'`=ニiiiiiiiiiiil
/ ニ'" `ヾiiiiiiii|
/ ニ' 'liiiiii|
,l |,r=-;.,_ _,、-=-、|iiiiil
l .il .,rェェ、_" :;"ェェ jii |iiiiiil
| . i| ,, :; ,, iiiiiiil
,| il, , :: , liiiiiill
l iil, ` ' ,|iiiiiiii|
/ l、 ー- -,ーl イiiiiiiiiill
/ iゝ、  ̄ /|iiiiiiiiiiiil
/ i| `ー- ' " ,liiiiiiiiiiii|
バッカニーカ・マウナー[Bacchanica Mauner]
(1844〜1799 ドイツ)
北チョンでNYフィルが新世界より演奏したみたい。
>>467 26日のマゼール/ニューヨークフィルの北朝鮮公演の新世界、とても良かったですよ。
相変わらずアクの強い演奏でしたが、気合が入っていてカッコイイ演奏でした。
画面が固まったり、音声がプツンプツンしながらの鑑賞だったので、多少ストレスはたまりましたがね。
>>466 すごいね、没年が生年より過去になっている…
コピペにレスするなんて野暮だけど、
ドイツ語のつづりの規則に従うと Bakkanihka Mauner だと思ふ(´・ω・`)
先祖はイタリアなんでしょ
なあ、英雄の歌(Op.111)のスコアがいくら探しても見つからないんだけど。
もしかして出版されてない…?
473 :
名無しの笛の踊り:2008/02/29(金) 00:08:03 ID:0kz5pPHh
>>458 亀レスですまんね。
・メロディストの名に恥じない美旋律
・冒頭と終結部のコラール(オーケストレーションや和声進行)
・オーケストレーション(薄いが良く鳴る)
特に中間部の木管楽器と中低音弦楽器の使い方は秀逸
・さりげない個性(コンバスで終わらす点等)
474 :
名無しの笛の踊り:2008/02/29(金) 00:08:52 ID:0kz5pPHh
>>472 KALMSから出版されている筈。ただし、注文ごとのオーダー印刷。
真昼の魔女!
476 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 00:06:33 ID:jqo2F/4Y
野鳩!
巷で名演とされるロストロ/カラヤンのチェロコンチェルトって、
ソリストとオケのガチンコ勝負と世間が言うほど緊迫感に満ちていますか。どう思います?
オケ部分に何の魅力も感じない演奏のように思うんですけど。
478 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 00:51:57 ID:DU9SeDnu
あなたの感じ方は正しいと思う。
最近、FMラジオとかでオケの曲が流れていて、「平面的な演奏だなあ」
と思っているとカラヤンだった、という俺は、耳が腐っているかなあ。
あなたの感じ方は正しいと思う。
カラヤンってのっぺりしてるよ。
チャイコフスキーだけは、カラヤンって上手い! と思う録音があるけど、
ドヴォルザークは、やはりイマイチなのか。
483 :
477:2008/03/05(水) 22:38:45 ID:Eort+D1G
カラヤンのように上っ面をきれいに聴かせる能力しかない指揮者には、
ドヴォルザークは無理ということなのではないかと。
チェロコンチェルトもロストロが繊細に歌い上げている背後で奥行きのない
無表情な伴奏。あんな機械的なドヴォルザークはご免こうむりたい。
ロストロならターリッヒで聴きましょう。
484 :
名無しの笛の踊り:2008/03/05(水) 23:42:34 ID:jqo2F/4Y
下手なオケのドヴォコン程聴きたくないものはない。
コンチェルトと言っても、オケの比重が半端無く高い曲だし。
485 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 00:03:58 ID:9uxmlwCy
カラヤンは交響曲第9番がスゴいと思った
あの最後の乱れ撃ちには驚いた
486 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 21:00:13 ID:8RZZlgeQ
半年ほど前まで「ドボ8」というスレがあった。
ログ読み返すと、紹介された演奏が少ない。
スレタイが悪くて嫌われたようだ。
487 :
名無しの笛の踊り:2008/03/06(木) 23:23:09 ID:sw+qPxp2
ドヴォルザークは木管楽器ヲタかも
それなら協奏曲かソナタは残していると思う
中音域好きな気はする
そういやー、クラリネット協奏曲の名曲ってモーツァルトのが突出して良くて少ないなあ。
ヴェーバーのが時々演奏されるけど…
ブラームスかドヴォルザークに書いて頂きたかった。
491 :
名無しの笛の踊り:2008/03/07(金) 23:12:21 ID:QsbPONqn
おれは、オーボエかコルアングレの協奏曲を作ってほしかった。
ドヴォルザークは総じて木管を主役として扱うのを好まなかったのではなかろうかと思います。
やはりドヴォルザーク=弦の帝王かと。
493 :
名無しの笛の踊り:2008/03/08(土) 00:04:20 ID:yvmK0DUF
やや、ドヴォルザークの管弦楽曲は、木管楽器の比率が高いと思うが?
そして、非常に効果的に使っているという意味で、木管楽器ヲタだと思う。
協奏曲なら、やはりヴィオラのを創って頂きたかった…。
ドヴォルザークがオーボエ協奏曲書いたら凄く地味な曲奏になりそうww
>>493 そこをあえてヴィオラを作らずにチェロを書いてくれたことに感謝したい
チェロ弾き。でも、ソナタくらいヴィオラのを残したらと思った。
クラリネット協奏曲をwikipediaで見たら、シュポアのつぎがスタンフォード
って感じだった。なるほど、フィンジの前にスタンフォードあり、だったのか。
ピアノ協奏曲はまだ聴いたことはないんですが、聴いたほうが良いでつかね?
毎回CD屋でクライバー&リヒテルのCDを迷って後回しになってしまうんだが…
9番の第4楽章は鉄道交響曲という名前でも良いな
>>497 1楽章も、機関区の朝・火入れから出庫・一番列車みたいに聴けなくもないな。
>>496 聴いたからと言ってドヴォルザーク観が変わる程の佳作ではないが、もちろん悪くはない。
ヴァイオリン協奏曲と同じようなものと言えるかな。
500 :
名無しの笛の踊り:2008/03/08(土) 23:12:54 ID:yvmK0DUF
>>494 そうかな? 派手ではなくても、良い曲を書いてくれそうだけれどな。
ドヴォ1の第2楽章等、オーボエの魅力を存分に引き出しているし。
>>495 チェロ協奏曲はチェロならではの魅力を活かしていると思うから、あれはあれで存在して欲しい。
その他に、せめてヴィオラソナタでも作ってくれればね…。
突然だが、ドヴォ7は隠れた名曲だと思う。
何度聴いてもいい曲だ。
>>501 隠れた名曲ではなく公然と認められた名曲です。
第2楽章の情緒の深さと言ったら、シューベルト・シューマンクラスですね。
503 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 06:29:13 ID:TbAl0UMr
>>499 俺的にはVn協のほうがP協よりはるかに魅力的だ。
というかP協の魅力がイマイチ分からん。
504 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 07:33:53 ID:OHKo1sMR
>>502 シューベルト・シューマンクラスって?
あのさドヴォのほうが遥か上なんだけど・・・・
一緒にすんなよ。
確かにドボ7の2楽章は本当に美しい。
もっと演奏されてしかるべき曲だと思う。
>>503 メンデルスゾーンのピアノ協奏曲が(古典派っぽい初期作品は除いて)二曲とも
せっかちな感じだし、シューマンは劇的に走りすぎてるし、
その点、このドヴォPは優雅で雄大な音楽になってる。と思う
ピアノ協奏曲は、最初の主題が次々出てきて面白い半面、それだけという印象も
否めない気がする。
509 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 13:54:06 ID:B1jm1ZGZ
ドヴォ6とドヴォ7の第2楽章は、神々しいまでに美しいですよ。
ドヴォ6は出だしがもろに汽車ポッポ
ドヴォヲタさんたちがドヴォルザークを溺愛するのはわかるが、
過大に評価し過ぎるのも決してドヴォルザークの名誉にはならんと思うが。
シューベルト・シューマンクラスより上って、ベートーヴェンクラスじゃないか。
ドヴォルザークがあの世で赤面していそうな話だ。
513 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 20:17:23 ID:WoHlvjxb
>>511 そぅベートーヴェンと同格だ。
新世界はべト5と同格
ピアノコンチェルトは皇帝に劣る
ヴァイオリンコンチェルトは上
アメリカはラズモフスキーよりも遥か上
序曲3部作はべト全序曲よりも上
ミサ曲はミサ・ソレに劣る
ルサルカ・アルミダ・ディミートリーなどはフィデリオより遥か上
>>513 言いたいことはわかるのだが、そういう個人的な格付けは意味がないし、荒れるからやめたほうがいいのでは?
515 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 22:02:33 ID:B1jm1ZGZ
ドヴォとベトとシュベとシュマはそれぞれ違った魅力があるし実力も疑いようが
ないので、ランク付けするのはナンセンスだと思う。
「蕎麦とうどんとラーメンのどれが一番優れている?」という質問に匹敵する愚問。
旋律、メロディーの美しさではドヴォ>ベトだな。
個人的には。
517 :
名無しの笛の踊り:2008/03/09(日) 23:12:49 ID:C6HZHRHn
「一般的に」そうだよ。
>>486 それで過去スレではドボ8の決定盤はどれになっていたの。
セル/クリーブランドEMI盤ではないだろうね?
硬質な演奏でもこの曲の持つ美しさは表現できるだろうが、
あまりに即物的なのは、作曲家の遊びの部分を台無しにしてしまう。
セルの旋律の線的強調はトスカニーニ級だからね。
もっと立体的、つまりポリフォニックな演奏でないとこの曲の面白さは表現できない、
と思っているんだが。
スコア見ながら弦セレ聴くと
終楽章最後がどうしても拍を取れない
個人的にドヴォちゃんのVn2とVaの扱い方が好き
ドボ8なら昔盤ではワルター&コロンビア響が名演だと思う。
521 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 00:36:51 ID:mXoNvlwd
> 個人的にドヴォちゃんのVn2とVaの扱い方が好き
管弦楽曲に関しては、弾いている人は必ずしも面白い訳ではないけれど間違いなく重要。
セコバイとヴィオラが合同で刻みやっていても、ただの刻みじゃなくてトレモロで交互に
被さる様にする等、工夫がある。そして、その工夫が豊かな響きをもたらしている。
室内楽曲に関しては、聴くも弾くも素晴らしいのは言うまでもない。
チョンミュンフン/ウィーンフィルの第3番、第6番、第7番はとても良い演奏だとぃぇょぅ。
チョンミュンフンの若かりし時に(80年代前半?)、エーテボリ響かなんかとBISかなんかに、
第7番、第8番、第9番の録音があった記憶がかすかにあるのだが、もう入手不可能なのかしら?
523 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 07:25:28 ID:eF8XAirV
>>523 いいねえ。
ワルターは9番はそんなにいいとは思わないが、8番はとてもいい。
歌うのがとても上手な指揮者だと思う。
525 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 10:28:13 ID:laVJGuW/
セル クリ
8番に関しては、ワルタ−とセルがずば抜けている。
その後にケルテスやアーノンクールが続く感じ。
ちょっと別格なのがコリン。
この5つが俺にとっては軸。
527 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 12:23:59 ID:a4yMpFPV
ドヴォルザーク丼
廉価でお馴染みロイヤルフィルの
メニューインのやつなんかは、どんな評価なものですか?
ドヴォ4ってあまりアマオケでも取り上げられないけど、なんでだろうか?結構キャッチーなメロディが多いから、5番や6番と同じような評価でもいい気がするんだがなぁ、残念
>>528 録音がちょっとこもり気味だけど、第4楽章でホルンが吠えまくっててイイよ〜。
愛聽盤です。
531 :
518:2008/03/11(火) 19:31:30 ID:PtWfk1wn
ここにはノイマン支持者が少ないような。
昨日セル/クリーブランドEMI盤のドボ8とスラブ舞曲10番の鮮烈な演奏を聴いて、
そのあとノイマン/チェコフィルの同スラブ舞曲を聴き比べてみたのだが、
演奏は力ないものの、セルの後では何かホッとするものがあって518のような感想を書いた次第。
クーベリックやセルのドヴォルザークは鋭角的過ぎて、聴いていて疲れることがある。
>>531 俺はノイマンだと落ち着きすぎて眠くなるから、スウィトナーで箸休めってのはあるな。特に初期交響曲。
533 :
名無しの笛の踊り:2008/03/12(水) 07:26:27 ID:HnQn4MmK
534 :
518:2008/03/12(水) 10:54:58 ID:WhT/YMPw
セル/クリーブランドEMI盤の透明感はたいしたものだし、叙情性も湛えている。
しかし、田舎臭さを求めるリスナーには洗練され過ぎている、とでも言えばいいのかな。
現代の都会人の感性には合うんだろうね。
都会人の感性とはいかなるものかよくわからんが、
田舎に住んでても、いいものはいいとしか。
田舎臭さを好むのは、むしろ都会人の方だと思う。
脱サラしてわざわざ田舎に移住したり。
都会から見た田舎はてらいが出るが時に核心をつくことがある。
田舎が自認する田舎は自然体すぎて妙にわからなくなることがある。
>>537 それは言えてるね。
セル/クリーブランドEMI盤のドボ8の第三楽章なんて他の演奏にはない優しさと
抒情に満ちている。あんな柔和な第三楽章はセルの指揮とは信じられないくらいだ。
都会人のロマンティシズムをもって初めて可能な演奏なんだろう。
田舎臭いと行ってもプラハは普通に大都会な訳だが。ド演歌みたいな
演奏であることは否定しないけど。個人的にはドイツ風味が好み。
540 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 00:17:16 ID:z0ml51Aa
ヴィソカーのヴィラ・ルサルカの前に立って周囲の風景をみると、
ドヴォジャークがあのような名作を生み出すことができた理由がわかった。
541 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 00:24:09 ID:aIUpsl5p
懐かしいな、ヴィソカー。
>>540 そのおわかりになった理由とは何でしょうか。
ところで、ドヴォジャークという表記はよろしいですね。
ドゥブジャークの方が更に近いのかな。
543 :
名無しの笛の踊り:2008/03/14(金) 23:32:18 ID:fOnV7aA2
そんな風景見たなんて、うまやらし
545 :
540:2008/03/15(土) 21:51:26 ID:PlIZS3ED
>>542 眼前に広がる麦畑、その向こうの木立、農家の家先で談笑する農夫達、暖かい陽の光。
ドヴォジャークの作品の緩徐楽章を風景にしたようだ。
546 :
541:2008/03/16(日) 01:57:28 ID:AybJyFf/
アマゾンのような激しい自然ではないけれど、広々とした草原は別の意味で壮大さを感じた。
音楽に何を「見る」かはリスナーそれぞれの感性ですね。
ドヴォジャークの音楽は描写的・具象的ではないとわたしは感じ、
聴いていて風景や光景をイメージすることはないです。わたしもチェコには行ってますけれども。
同感。
オルフェウス室内管弦楽団のセレナーデ集って演奏良いですか?
>>549 とてもいいです。
積極的な音楽を聞かせてくれます。
551 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 00:21:57 ID:RdIAJCDw
弦楽四重奏曲第9番イイヨー
8番以降はどれも一級の傑作揃い。
短調の9番もいいが、明るい浮遊感に満ちた後期の長調作品は
どの一つを取ってみても音楽史に永遠に残る傑作。
いつか再評価される日が来るであろう。
>>552 少なくともカルテットに関しては、ドヴォルザークは兄貴分の
ブラームスを明らかに越える業績を残しましたね。
>>553 ピアノ三・四・五重奏曲ではブラームスを意識していたという感がありますが、
弦楽四重奏曲ではブラームスを通り越してベートーヴェンの後期を意識していたという
感じを受けます。
自分のアイデンティティーを保持しながら偉大なベートーヴェンと対峙するという、
作曲家としてのプライドもあるでしょうが、なにより創作の醍醐味みたいなものを
ドヴォルザークは作曲しながら感じていたのだとわたしは想像しています。
>>554 ブラームスの方はベートーヴェンを意識しすぎて晩年まで弦四が作れなかったというのもあるけど。
そのブラームスとドヴォルザークを超えた作曲家がソビエトに存在した。
その名はショスタコーヴィチ。
鰤の Masterworks 40 CD の 12 枚目、スターバト・マーテルの第1曲目の
4分53秒目にプチって音が入ってるのは私だけですか?
558 :
名無しの笛の踊り:2008/03/21(金) 00:10:40 ID:maEP5+/R
ど?hぉ
>>557 見つけて良かったね。
それでどうしたいの
560 :
WAA:2008/03/21(金) 00:45:14 ID:IpfI3CiK
「だっつのブログ」
>>559 もし私だけの不具合なら交換してもらおうと思いまして……。
>>557 買った店に問い合わせればよい。
マスターテープに起因するもので、不良品ではないって言われるかもしれないけど
不良品だと言い張れば、なんとかしてくれるよ。泣き寝入りすることはない。
これだからCDしか知らな「ゆとり」君は困る。CDの傷なら音飛びとかするんじゃない?
いや、個体差なのかどうか知りたいだけだろ。
持ってるやつだけ答えてやれよwかわいそうに。オレは持ってないが。
デジタル記録のCDでそういう個体差があり得るのだろうか。LPの傷みたいに。
データが壊れていたら音飛びしたりそこで再生不能になったりしそうなもんだが。
音源のアナログ編集が下手だったとか云う落ちのような・・・・・・
566 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 00:10:04 ID:3Rik1tXn
《水の精》は印象派っぽいオーケストレーションの部分がある。
ドヴォルザークって本当に作風が広い。
ウォーターゴブリン!
>>568 わからなかった。どうやって聴いたらいいのかorz
570 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 10:01:48 ID:mz1/pe14
8番の第四楽章はアーノンクールの演奏だと「ボヘミア変奏曲」って感じで面白い。
モーツァルトの音楽にヒーリング効果がある、というのはよく言われることだが、
わたくし個人的にはドヴォルザークの音楽は絶大なヒーリングとして働く。
ドヴォルザークの弦の調べを聴いていると、心がすごく癒されるのだが、それはわたしだけ?
子供に聴かせて誰か検証してくれないかしら。
572 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 13:30:27 ID:8S4LaBkk
俺もドヴォルザークを聴きながら運転すると眠くならないな。
ブラームスだと気持ちよく睡魔が襲ってきて危険だが。
574 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 22:27:15 ID:zSQs3XGg
ヴァイオリンコンチェルトって、聴いてみる価値ありでしょうか?
576 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 23:44:58 ID:RyYbVA7M
>>574 諏訪内・イヴァン・フィッシャー盤で聴け。これサイコー
スーク&アンチェル盤はとても良いんだけど、第1楽章に大きめなノイズが入ってるのが難。
578 :
名無しの笛の踊り:2008/03/22(土) 23:53:26 ID:zSQs3XGg
579 :
名無しの笛の踊り:2008/03/23(日) 00:05:52 ID:MhKOeWO9
>>573 ドヴォルザークを聴くと、生命が活性化される感じがする。
580 :
名無しの笛の踊り:2008/03/23(日) 00:12:16 ID:MhKOeWO9
580ゲト
581 :
名無しの笛の踊り:2008/03/24(月) 23:25:39 ID:YVKU9lrA
P4の第2楽章の美しさは異常
582 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 00:19:28 ID:pkWLt1is
ドヴォルザークの美しさって何だろう?
ブルックナーやある時のモーツァルトのような神々しくも純粋無垢な美しさとは
何か違うと思う。
結局、
>>579のようなことかもしれない。
人気のある曲はやはりダサイものが多いな。
584 :
名無しの笛の踊り:2008/03/25(火) 16:07:11 ID:9+XVW1xf
それはないやろ。
煽りにもなってへん。
>>582 親しみ易さという地上での仮衣を纏った、硬質な抽象性と奔放な浮遊感
586 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 00:22:09 ID:GbbztFfw
響としては、澱みがないところかね。
定評のあるカザルス、ロストロ、フルニエ、デュ・プレ以外で
チェロ協奏曲のお薦め盤があったら教えてください。
ロストロポーヴィチとミュンシュ・ボストン
ロストロじゃねえや、ピアティゴルスキーだった
シュタルケル/ドラティ&LSO
591 :
571:2008/03/26(水) 22:51:17 ID:nB8g5Hju
ドヴォルザークで心が安らぐのはわたしだけですか。人はさまざまですね。
592 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 00:26:03 ID:EUTKFHvj
や、逆に一言では表せないよ。安らぎも興奮もその他の感情も感じるから。
プロファイリングの対象者は
猟奇殺人でエクスタシーを感じるだろうし
594 :
名無しの笛の踊り:2008/03/27(木) 00:48:05 ID:KkRePYWu
ゲリンガスなんかどうよ?
フッフロ/ノイマン&チェコフィル
なんてものある。
597 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 00:09:55 ID:ixKIFCiY
ドヴォリズム
598 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 10:24:56 ID:f7rZaZF4
ドヴォってやる。
599 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 10:59:19 ID:ixKIFCiY
ドヴォリング
600 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 12:30:28 ID:i3WNW4Xv
600
真昼の魔女!
602 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 12:37:32 ID:I9cWtzwp
>>602 dovolzark
コーシー吹いたww
夢がドヴォルりんぐww
605 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 20:28:44 ID:lT/gdtKp
606 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 20:31:26 ID:z+zJjqHd
野鳩(笑)
ドヴォルザークの書いた最も悲しい曲は何ですか。スターバト・マーテルですか。
なお、なるぺくsage進行でいきましょう。ゴミの不法投棄が目立ちます。
ドヴォの曲は、悲しいっていっても、悲劇的っていうよりはそこはかとない哀愁って感じだな。
そうだね。
音楽に救いがある。
ドヴォは人間というものを信じていたんだろうね。
611 :
名無しの笛の踊り:2008/03/30(日) 00:02:15 ID:7HY0Dy9X
大阪はこれだ
先の大阪センチュリー交響楽団との演奏が良かったので楽しみにしている
大阪フィル第421回定期演奏会
2008年9月18日(木)、19日(金)18:00開場 19:00開演 ザ・シンフォニーホール
指 揮:ラドミル・エリシュカ
独 唱:慶児道代(S)
ヤナ・シコロヴァー(A)
ミハル・レホトスキー(T)
マルチン・グルバル(B)
独 奏:室住素子(Og)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
曲 目:
ドヴォルザーク/序曲「自然の王国で」 作品91
モーツァルト/交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
ヤナーチェク/グラゴール・ミサ
612 :
605:2008/03/30(日) 07:06:17 ID:zvSidtOr
>>610 レスありがとう。札幌のファンなのだけれど、あまり知名度がないので東京
の客入りを心配していたところ。札響では1回きりの公演で聴衆もオケも感嘆して
特別に「首席客演指揮者」というポストを設けて、招いたくらいの音楽家だから
期待していいよ。今回の来日でブレイクしてCDでも出ればいいのだが。
そう大事なこと書き忘れていた。
エリシュカはチェコ・ドヴォジャーク協会会長です。
613 :
610:2008/04/01(火) 22:55:27 ID:aDFHT+QS
>>612 ちょっとした伝で、エリシュカ氏の事は以前から知っていたんだ。
演奏聴くのは初めてなので、楽しみ。
エリシュカは知らなかったが、札幌交響楽団4月定期は彼の指揮で
ドヴォルザークの6番が2回か
久しぶりにコンサート行くかのう
これ行ければ6,7,8,9の交響曲、全部この交響楽団で聴いたことになるが
ジュリーニ指揮の交響曲第7番、8番を聴きました。
美しく、素晴らしい演奏で感激しました。
きっと9番も良いのでしょうね。
616 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 05:41:35 ID:ycb29MS+
>>615 それが、9番はそれほどでもないと思う。
9番は名盤がありすぎるほどあるから、いいでしょ。
617 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 07:59:19 ID:N0lSuxJi
エリシュカは東フィルで8番を聴いたが素晴らしかった。
618 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 08:05:14 ID:zIW0MpzG
ターリヒの新世界を聞いた。
音の古さはさておき、こんなに哀愁に満ち溢れた演奏はそう聞けるもんじゃないなと。
2楽章のメロディーに故郷の母親を思い出したよ。今日久々に電話でもしてみよう。
>>618 何年盤を聴きました?
昔、1949年録音のを聴いて、しみじみ感動したんだけど、
この前ターリッヒ・エディションの1956年盤を聴いたら、イマイチだったんで。
ターリッヒは硬質で即物主義的だが、無味乾燥とは対極にある演奏。
楽器のバランスが絶妙で、旋律を強調したカンタービレにはしないでポリフォニックに聴かせる。
その辺の芸の細かさが彫りの深いニュアンスを作り出しているのだろう。
ターリッヒ・エディションの1954年盤も例外ではない。
ターリッヒの《新世界》は最高
最近の指揮者で新しいドヴォルザーク解釈を提示している演奏はありませんですかねぇ。
623 :
名無しの笛の踊り:2008/04/05(土) 04:40:23 ID:7C+Us/ZH
エリシュカ氏のドヴォの演奏期待age
624 :
名無しの笛の踊り:2008/04/05(土) 04:41:54 ID:7C+Us/ZH
>>620 歌いつつも各声部を重視し絶妙なブレンド具合を見せるターリッヒは素晴らしい!
625 :
374:2008/04/05(土) 21:08:30 ID:OJ9M6gIe
ノイマンの交響曲全集を買って1〜8番は綺麗な演奏で満足。
だが9番だけがイマイチ違う。
パワーが足りないような気がする。
それで新しくスウィトナー、バーンスタイン、クーベリックの中から
9番のCDを買おうと思います。
三人の9番の世間一般の評価を聞かせてください。
世間一般の評価は知らないが、クーベリック支持派として言わせてもらえば、
クーベリックは隙のない厳しい演奏だが、深刻すぎる感も強い。
自由奔放とか郷愁漂う優しい演奏をこの曲に求める人には向かない。
と否定的なことを書いたが、逆に言えばそれがクーベリックの良さというわけ。
スウィトナー、バーンスタインは他の人に任せまっせ。
クーベリックは何枚かあるけど、個人的にデンオンから出てる1991年のライブ録音がお勧め。
バーンスタインはCBS時代の録音が日本人の耳に合ってると思う。
バーンスタイン/イスラエル は極遅で異色だが一度聴いてみるのも面白いかと。
だがあえてクレンペラーを推したい
>>625 全集としてなら、スウィトナー(特に1〜4番)、クーベリック(特に5〜7番)はお勧めできるが…
新世界ちゃんは、他にもたくさん良いのあるからね…
その中の3人の中で選ぶなら、個人的にはバーンスタインの旧盤か、クーベリックかな。
631 :
名無しの笛の踊り:2008/04/07(月) 13:26:29 ID:g7HJlVax
>>628 2楽章が18分のやつだよね
あのCDって今正規版で出てたっけ?
7番の緩徐楽章ってもろ神々の黄昏のパクリのところあるね
FMでパーヴォ・ヤルヴィ/シンシナティ響の新世界を聴いた。
当たり前だけど、ネーメ・ヤルヴィのとはだいぶ違うね。
私はしみじみした父ヤルヴィの新世界が好きだな。
636 :
631:2008/04/10(木) 17:08:55 ID:4IRmVBQR
いかん、もう消えてた。スマソ・・・
637 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 19:19:49 ID:PZx1Zk6j
>>635 パーヴォの演奏はつまらん。
あんなCDはポイだ。
638 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 23:22:18 ID:N5Ts7wrS
ドヴォドライブ
ゲルギ様ってドヴォルザークやらんのかね?
640 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 00:04:23 ID:PZx1Zk6j
ゲルギは無用。
お呼びでない。
コワイモノミタサで是非初期交響曲を聴いてみたい…ゲルギ様
ジュリーニの交響曲はどのオケのがお薦めですか。
PO
ロイヤル・コンセルトヘボウ
第7番が特に聴いてみたいのですが、LPO、NPO、Concertgebouwとあって
どれがいいのか知りたくてお尋ねしました。
他は知りませんが、ジュリーニ/Concertgebouwの7番はめちゃめちゃいい。
さっき都倉俊一のFM聞いてたらベルリン留学してた時カラヤン&ベルリンフィルの新世界聞いた話してた。
その後ドヴォ9の2楽章掛けてた。
ベルリンフィルのコールアングレあれはコッホなのかな?
日本のオケとかで吹いてるのと同じ楽器とは思えない位いい音だったな。
あれはすごいわ。
>>647 カラヤン時代のベルリンフィルのコールアングレ奏者は
ゲルハルト・シュテムプニクという人だよ。
この人は最初、首席オーボエ奏者として入団したんだけど
フルトヴェングラーの求めで、ソロ・イングリッシュホルン奏者になったの。
649 :
名無しの笛の踊り:2008/04/14(月) 20:00:14 ID:t4wLrge9
自分の中で、チェロ協奏曲3楽章と、
シューベルト『ロザムンデ』のバレエ音楽第1番が
どうしてもかぶってしまう
650 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 00:13:14 ID:uXYmze2r
ドヴォってる
ドヴォしようもないな
真昼の魔女!
話題にもならないが、インバル/フィルハーモニアの7、8番は見事な演奏
俺だけだと思うが、7番&8番のカップリングがあまり好きではない。
なぜならば、個人的に好みが7番>9番
>>8番だからである。
そういう意味では、チョンミュンフンの3番&7番の組み合わせは良かった。
コレがきっかけで、7番のついでに聴いていた3番の魅力に気づいた。
コールアングレって言い方はマルクアントワーヌみたいで違和感あり。
ドヴォヂデ ドヴォヂデ
英国式角笛 角度式角笛
659 :
名無しの笛の踊り:2008/04/17(木) 10:18:49 ID:l4PlYMWf
ドヴォたんと言えばコールアングレ
>>655 そういうのってあるよなあ
ノイマン・チェコフィルの全集は3と5がカップリングで、相乗効果で両方とも好きになった
>>660 うむうむ。例えば、3と9のカップリングで、有名指揮者がCDを出したりして、
新世界目当てでCDを買った人々が、何気なく3番を聴いて、ドヴォルザークの初期交響曲に興味が出る…
ということがあれば、ドヴォ好きの俺もうれしい流れなんだが。
ドヴォルザークの場合、2曲でCD1枚に入るか入らないかギリギリっていう曲の長さも関係してるのかな。
最初から全集にするつもりじゃないと、後から初期交響曲同士のカップリング出しても、売れないだろうしね。
>>661 最新式のプレス機ではCD1枚に90分まで詰め込めるらしいから、
そのうちカップリングに長さを気にしないようになるかもね。
ちなみにCDの規格では最大110分まで記録できるらしいし、
規格通りに作られた再生機なら、古い機械でも110分は問題なく読み取れるそうだ。
ただし書き込みの方は開発中のプレス機でも、まだ99分が限界らしいけど。
110分まで入れられたら、有名曲のほとんどはカバーできるな。
マラ3が大体そのくらいだから、交響曲は全部OKだね
スターバト・マーテルも、もう少しで1枚に収まるよね。
カップリングと言えば頭に来るのは「アメリカ」と他の作曲家の弦四のもの。
ドヴォルザークに他に良い弦四がないみたいじゃないか。「アメリカ」が最高傑作でもないのに。
ドヴォルザークとボロディンてどんなん。
>>666 弦四ではヴェルディとドヴォの9番というカップリングあるよ。
演奏はフェルメール。
※どちらがくるかはランダムです
新世界はセル指揮の1937年10月ロンドン録音
モルダウはクーベリック指揮の1937年12月ロンドン録音
だろうな。どっちもHMVレーベルへ公式録音があるから。どっちもHistoryの廉価ボックスに入ってた。
>>670 セルはともかくクーベリックの昭和12年の録音って・・・・・・
クーベリックって確か1914年生まれだっけ
だとしたら23歳のときにはもう指揮者として活動してたのか
674 :
名無しの笛の踊り:2008/04/20(日) 13:30:18 ID:jSsQcY8t
シンジラレナ〜イ!
675 :
名無しの笛の踊り:2008/04/20(日) 17:22:15 ID:AxdgwKxK
6番好きなシトいない?
個人的にすっごい好きなんだけどな〜
個人の好き嫌いを語られても…何がいいのかさっぱりわからん不毛な議論だと思うが
いや、その中に個人の好き嫌いを超えた何かがあれば、
とりあえず1枚CDを買ってみようと思うぞ
それが分かるようにレスを書かないと、掲示板では不毛。
モレも6番好きダヨ。
第3楽章、第4楽章とかは聴いていて気持ちイイよね。
ただ、第2楽章(ドヴォの交響曲の目玉だと勝手に思っている)が、ちょっと…
鬱々とした何かが足りない。
初期交響曲の第2楽章なら、第3番が一番ゾクゾクするな((((;゜Д゜)))
個人的見解終わり。
ロストロの粘っこい新世界が好きだ
ロンドンフィルがロシアのオケみたいに鳴ってるのが面白い
681 :
名無しの笛の踊り:2008/04/21(月) 00:02:53 ID:mOd+Tozo
ドヴォ寿司
しばらくスメタナのモルダウが新世界の最終章かと思ってた
「この作品(新世界)がもし未完成に終わってしまったら、第3楽章の後に、スメタナ氏の『モルダウ』を演奏するように…」
…んなワケないか。
ブルックナー自重
>>685 あの人はレコーディング・プロデューサーだから。
687 :
名無しの笛の踊り:2008/04/22(火) 00:14:40 ID:hxcTkE85
ワルターのドヴォ8、名盤って言う人がいるけど、よくない。
恣意的なあざとい演出が全然成功していない。
ただ指揮者の名前で名盤とされているのではないか?
トスカニーニのドヴォ8を聴きたかったなあ。
あれば絶対名盤のはず。
ロシア演奏の新世界よりはぶっ飛んでて好きだ
>>687 トスカニーニのドヴォ? 遠慮しときます。
>>687 第8?第7なら聴いてみたかったな。
カラヤン、トスカニーニ、ムラヴィンスキー、フルヴェンのドヴォ7。
691 :
名無しの笛の踊り:2008/04/24(木) 00:02:30 ID:airLKKot
ドヴォ聴きながらドライブすると気持ちが良い
692 :
名無しの笛の踊り:2008/04/24(木) 00:35:07 ID:UmO9J0xs
>>691 同意。俺もよく聴いてる。
お気に入りはアメリカかな。
おススメをキボン。
ドヴォ9の第一楽章とか聞いてると、ついつい加速してしまう
強拍に合わせて思わずアクセルを踏み込む。
ドヴォ好きでもこれは駄作と思う曲は
わしはアメリカ組曲
697 :
名無しの笛の踊り:2008/04/28(月) 19:51:37 ID:6tsmTeVT
アンチェルの指揮で聴くと、
ドヴォルジャークのとてつもない偉大さに
全身打たれる心地がする。
指揮者がそれだけ立派な故だろうけど。
でたアンチェル信者
盲目的崇拝で指揮者の生い立ちがーとか語って
最後に演奏に強引に結びつける
アンチェル信者は決まってノイマンを罵倒するのが特徴w
700 :
名無しの笛の踊り:2008/04/28(月) 22:10:05 ID:SwRUoQ2r
アンチェル信者よりセル信者の方がイタイ。
アンチェル信者の言うことは、少し割り引いて聞けば理解できるが、
セル信者の言うことは全然わからない。
セルのドヴォルザークが名演なんて、レコ芸盲信のたわごとにすぎない。
人種や経歴で語るのはアホらしいがドヴォルザークはセルならクーベリックの方がはるかによい。
ハンガリー人でも、なぜか全集まで残してるイシュトヴァン・ケルテスの名前が挙がらないのが
レコ芸信者・吉田秀和信者の限界だな。DGのクーベリックとDeccaのケルテスの両全集は
双璧だ。
702 :
名無しの笛の踊り:2008/04/28(月) 22:41:34 ID:6tsmTeVT
はじめて来たスレッドで「出た」と言われ(
>>698)、
しかもいわれの無い批判(
>>699)…
いずこも同じ2ちゃんの黄昏…orz
知性も品性もありやしない…ショボン
失望しますた…
>>702 交響曲・管弦楽曲全集出しながら、
あまり話題にさえ登らないペシェクの方が哀れですよ。
704 :
名無しの笛の踊り:2008/04/28(月) 23:38:00 ID:rW90bvpr
>>701 あのさ、セルって全曲録音しておらんからクーベリックなどと比べること自体
ナンセンス。
1番 スウィトナー
2番 スウィトナー
3番 チョン・VPO
4番 スウィトナー
5番 ノイマン/CPO(80年代)
6番 クーベリック/BRSO(81年)CD-R
7番 クーベリック/BPO
8番 ノイマン/CPO(70年代)
9番 カラヤン/BPO(70年代EMI盤)
これらが最強でしょうよ!
>>704 5番はケルテスの方が良いと思うな
9番はドホナーニ/クリーヴランド
あと激しく趣味に走って
8番 マゼール/VPO(1981年)
>>704 6番&7番もチョン・VPO。8番はマゼール・VPO。9番はケルテス・VPO。
前半はだいたい同意。
707 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 00:06:20 ID:Rr9zu5T5
>>705 ノイマンの8番(70年代)は筋肉質でいいよ〜
マゼール・VPOは9番がカラヤンの次に好みですね。カップリングの謝肉祭も。
あ、5番はクーベリック・BPOのほうが好きかな。
カラヤン70年代の新世界はティンパニが凄い
ケルテスはなんか聴く気しないんだよなぁ。
著名な指揮者の伝記にはよく出てくる名前だから、すごい人だったんだろうとは思うんだけど。
711 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 04:19:38 ID:xjDoIZ55
二流クベ信者氏ねよ
あんな強引で和声感ない演奏の何が良いんだか
クーベリック、ノイマン、セル、アンチェル
信者臭が強い指揮者ばっかりでほんとろくなのがいないな。
平和なはずのドヴォ・スレで、
荒らし・煽りが始まったな
クラシック音楽板とも思われぬorz
714 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 09:05:11 ID:RGnCfuA7
>>712 じゃあお前さんは誰がいいんだよ!
言ってみろ!ゴルァア〜!!
>>712じゃないが
漏れはストコフスキーが好きだな
716 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 09:45:20 ID:8+VQoiab
>>692 ・チェコ組曲:田舎をドライブする時に最適だが、マターリし過ぎてサードギア発進してしまう。
・謝肉祭 :テンション上がるが、アクセルの踏み過ぎに注意!
人気の無い高速道路を《レクイエム》聴きながら走るのも、なかなか乙でしたよ。
爽やかな気分になりたいなら、交響曲第3番とか。
自分がドヴォラーだからかもしれないが、基本的にどの曲であってもドライブの邪魔にならないよ。
717 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 11:18:38 ID:RGnCfuA7
俺は6番でドライブするのが好き。のどかで景色とよく合う
あとオペラ ディミートリーや聖ルドミラも最高に合う
スラブ狂詩曲もいいなぁ〜
ドヴォはサイコー!
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は車というよりは徒歩だが
始まりの方のぐぐぐと前に出る感じがたまらない
719 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 20:44:20 ID:JqdHodYz
半分誤爆
ドヴォルザークの音楽は芝居掛かっていて好きじゃない。
722 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 00:04:04 ID:QbxVcDbs
ドヴォたんの命日ですよ
723 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 00:05:04 ID:FVRR6XbD
>>721 スコア見るとわかるけれど、むしろシンプルなんだけどね。作りが職人的。
724 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 00:06:10 ID:QbxVcDbs
日付の変わり目って、IDが安定しないんだね。
725 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 01:33:09 ID:18YLHSue
そうだね。
「半分少女」を歌ってる頃のキョンキョンがかわいかった…。
今は、若づくりの、ただのオバサン。
おっとスレ違い
ドヴォのヴァイオリン協奏曲はじめて聴いた
いい曲じゃねえか。最初からドヴォっぽさ全開だし。人気がないのはどうしてだろう。
729 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 19:56:33 ID:18YLHSue
ヴァイオリン協奏曲の良い演奏が少ないかも?
730 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 23:44:41 ID:7HzmJOiE
731 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 23:58:10 ID:QbxVcDbs
>>717 交響曲第6番も、自分の中では定番。元々第2楽章が好きだったけど、昨年シモーノの
講演と演奏聴いてから第4楽章に開眼したよ。
732 :
716:2008/05/01(木) 23:58:16 ID:QbxVcDbs
>>717 交響曲第6番も、自分の中では定番。元々第2楽章が好きだったけど、昨年シモーノの
講演と演奏聴いてから第4楽章に開眼したよ。
733 :
名無しの笛の踊り:2008/05/01(木) 23:58:35 ID:QbxVcDbs
すまん、重複した…。
734 :
名無しの笛の踊り:2008/05/03(土) 00:54:07 ID:wm0w5lZW
ヴァイオリン協奏曲はスークとアンチェルもいい。
録音はノイマンのほうがいい。
いや、パメラ・フランク&マッケラス/チェコフィルだろう(・ω・)
737 :
名無しの笛の踊り:2008/05/03(土) 16:41:15 ID:sWK8a+69
弦楽四重奏の全集では、
パノハ、シュターミッツ、プラハのどれがオススメですか?
シュターミッツはリズムとかアクセントとか強調しないのでのっぺりとした印象を受けるが、
結構深いところでドヴォルザークを理解しているような気がする。
739 :
名無しの笛の踊り:2008/05/04(日) 00:18:05 ID:+qzD4u8A
美しい演奏がよければシュターミッツQだな。
プラハQもよい。
パノハQは、表現が薄すぎる。
740 :
名無しの笛の踊り:2008/05/04(日) 23:53:29 ID:u6K/dDO9
>738
>739
レス、サンクス。
シュターミッツ、なかなか良さそうですね。
パノハの「表現が薄すぎ」というコメントは予想外でした。
742 :
名無しの笛の踊り:2008/05/05(月) 00:37:16 ID:KwdwQQd1
シュターミッツは確かに沸き立つような迫力はないが、あっさりしているようで
浮遊感に満ち、深い。好み次第だがこういうドヴォルザークはわたしには合う。
パノハQはピアノ五重奏聴いたけど、なんか薄味な演奏って印象を受けた。
744 :
名無しの笛の踊り:2008/05/06(火) 02:02:07 ID:KxEGpHbQ
Starodavnyってなんて読むんですかね?
スラヴ舞曲の第10番ってドゥムカとか書かれてるCDもありますが、
ドゥムカじゃないだろう。
ちなみにシェイナのCDはマズールとなってました。
745 :
名無しの笛の踊り:2008/05/06(火) 18:56:46 ID:PWFIHjQx
>>742 スタロダーヴニ。
10番って72の2かしら。
フィッシャー盤の解説にはドゥムカあるいはソウセツカーと
いう説があるって書いてあったよ。
746 :
744:2008/05/06(火) 21:04:31 ID:KxEGpHbQ
>>745 ありがとうございます!
そうです。OP.72-2、第二集の2番ですね。
スタロダーヴニで早速ググッたら、第6番がそうなんですね。
これは英語のwikiと逆ですね。あちらは第6番がソウセッカ、第10番がスタロダーヴニ。
解説についてはそういうものが多いですよね。
まあドゥムカ自体が明確なリズムとか、そういうものに依るものでは
ないそうですからね。
それでは今日は寝るときにでも、久々にロジンスキ/RPOの超濃厚な
Op74-2を聴くとします。
マッケラスとLPOの後期交響曲は演奏良いですか?
748 :
名無しの笛の踊り:2008/05/09(金) 01:04:44 ID:iNsENjJI
>>743 パノハQは、ドヴォルザーク以外でも薄味なのが多い。
749 :
名無しの笛の踊り:2008/05/10(土) 00:10:49 ID:v1o+Vk28
パノハとシフのP5とP4は好きだ
ドヴォルジャークファンの皆さんはこれ聞いてどう思いますか?
http://www.youtube.com/watch?v=6ZN1xw-HlI8 イタリアのメタルバンドRHAPSODY(Of Fire)が演奏してる「The Wizard's Last Rhymes」
という曲です。
聴いてわかる様に、ドヴォルジャークの交響曲第9番「新世界より」第4楽章
のヘヴィ・メタルアレンジです。
感想お願い。
by メタルファン
>>750 歌の始まるところまで聴いたが、まあそういうのもアリじゃないかなー
ラプソディーは昔友人がはまってたな
オーケストラとの融合を目指したメロディック・デスメタルという説明であってるかな?
俺個人はクラシックはクラシックできちんと聴きたいからそういうのには手を出さないが
弦四14番の2、3楽章はベト後期と比肩できる高みにありますな
圧倒的な名演で聴いてみたいものだが生きてるうちには無理かー
ユーモレスクの最初の方を文字で表すならどんな感じが良いかな?
タンタ タタ タンタタンタ タンタタタ タンタタタ タンタタタ タンタタタタ
こんな風になったが、どうもしっくり来なくて悩んでいる
あんたがたどこさみたいになってるな。2:1分割に見える。
符点を活かすようにすると違ってくる
タン タタンッタのが近いかも
ドヴォ8の4楽章のコガネムシのところだけ頭の中で永劫回帰することがある。
もうダメぽ
コガネムシのところって4楽章のどの部分?
ほんとのラストのところ?
よくわからんです><
「コガネムシはかねもちだ〜」まで聞こえるんでしたっけ
758 :
名無しの笛の踊り:2008/05/12(月) 22:52:15 ID:GflX9whz
「コガネムシ」だけ。
「かねもちだ〜」は聞こえんばい。
759 :
名無しの笛の踊り:2008/05/12(月) 23:01:41 ID:ddtC5u5w
既出の話だろうが、
「酒、飲んで吐いて飲んで吐いて飲んで、さあもう一軒行こう」
とドヴォ8の第1楽章の主題が聞こえると人に教えてもらってから、
どの演奏を聴いてもその歌詞がかぶる。
>>757 トルコ風の主題じゃない? ハ調読みでレーレーレー・レレミファミレのところ
761 :
名無しの笛の踊り:2008/05/13(火) 21:43:41 ID:6hQ9RfpX
>>756、758
待て待て、コガネムシ〜は金持ちだ〜じゃなくて
トントントン、髭爺さんじゃなくて?
762 :
名無しの笛の踊り:2008/05/13(火) 22:24:10 ID:6EW6muBi
「髭爺さん」なんて知らねえぞ、爺さん。
763 :
名無しの笛の踊り:2008/05/13(火) 22:38:58 ID:6hQ9RfpX
764 :
754:2008/05/15(木) 01:19:34 ID:bMrgFach
ユーモレスクの最初、こんな感じになったんだけど、どう?ぶっちゃけいえば今書いてる課題小説の一部なんだよこれ。
絶対音感持ってないので、どうもグダグダになってしまうんだ。
タン タタンッタ タンタタッタ タンタタッタ タンタタッタン タンタタッタ タンタタッタ タン……
ちょっとだけでいいから意見を聞かせてもらえればとても嬉しい
タン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタン タタ〜
でいいんじゃね?ずっと同じリズムだよ。
766 :
名無しの笛の踊り:2008/05/15(木) 05:16:17 ID:ARH/dx2J
たったらったらったらったたったらったらったらったたったらったたったらったらー
また出たな、スルー推奨
絶対音感って、リズムについても言うの?
769 :
名無しの笛の踊り:2008/05/15(木) 11:53:05 ID:etLP673r
言わない。
770 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 00:16:08 ID:8319Snug
>>753 SQ14番の第2楽章は、自分にとって理想の音楽そのものだよ。
771 :
757:2008/05/17(土) 10:08:15 ID:0a1ZIObS
>>763 ここの部分かー
髭爺さんは知らなかった。
でもまんまですな
CD聞いたら思わずトントントン・・と口ずさんだ。頭から離れなくなった。
どうしてくれようww
良いスレですね。
散々既出みたいですけど、新世界よりの録音で
これだ!というのに出会えなくて、意見をお聞きかせ願いたいです。
カラヤン・ノイマン・バーンスタイン・クーベリック・マズアを持っていて、
今のところマズア×NYPが一番しっくりきているのですが、
あと一枚買うとしたら誰がいいでしょうか?
何の参考にもならないかもしれませんが、
8番はブロムシュテット×SKDが好きです。
>>772 ケルテス/ウィーンフィルは持っていない?
とりあえず、一番定番といわれているものだし、1000円だしね。とりあえず一家に一枚。
ま、ワシはマズアは聴いたことが無いから、どんなものが好みかはわからないけど(・ω・)
>>772 ケルテス/ウィーンフィルにもう一票。
どこがいいってわけじゃないんだけど、自分の中ではこの演奏が基準になっていて
他の演奏を聴いても、なんだかんだで結局このCDに戻ってしまう一枚。
マズア、たまたま持ってたので今聴き直してるんだけど悪くないね。
オレはトロンボーン吹くから(もちろんアマね)、トロンボーンが第1楽章のメロディを
ダーダー吹きしてるのは気に食わないけど、その点をのぞけばいい演奏だと思う。
ブロムシュテット、SKDの8番聞いて見たいのですが
今でも手に入ります?HMVなんかでもみつかりません・・・
>>773-774 ありがとう!定番があったんですね、今度買ってみます。
マズア結構良いですよね。あまり話題にのぼってないけど。
チェロ協奏曲もこのペアとヨーヨー・マの録音が好きです。
>>775 確かになくなってますね。何年か前にHMVで買ったのですが…
シューベルトの6番が一緒に入っています。
ケルテス/ウィーンフィルはバーンスタイン/イスラエルと同じで色物系だと思うが。
ドヴォルザークもこうやればバリバリのど迫力でっせ、みたいな。
わしはターリヒに一票。
ターリヒに同意。
アンチェル/チェコも良いと思います。
変わったところでは、チェリビダッケ/シュトゥットガルト。
ちょっと解釈しすぎだけどなるほどって感じで勉強になる。
新世界が好きでクラシック聴き始めたクラ暦半年の自分。
半年の間に新世界を8枚買って聴いてみたのだが
ケルテス/ウィーンフィルはいまいち肌に合わなかった。
フリチャイ/BPOは演奏は素晴らしかったが
うちの安システムだと金管の音で耳が痛くなるのが残念。
という事で今のところ私のお気に入りは
ライナー/シカゴとヤンソンス/コンセルトヘボウの2枚。
どちらもSACDなので音が良いのも高ポイント。
と、素人がのたまってみる。
780 :
名無しの笛の踊り:2008/05/20(火) 12:05:08 ID:pc1KtYEm
ターリッヒ/チェコ・フィルは、自分の中で今のところ最強の演奏。
あのふくよかな響きを超える演奏は知らない。
古いモノラルの録音では響きまでは分からん
>>780 確かにあの時代のチェコ・フィルの音は芳醇だね。
木管の素朴な音色、厚みのある弦。
ターリヒの見事なフレージングと声部のバランス感覚を支え、純朴で豊かな響きを作り出している。
783 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 00:07:33 ID:g+LxYjVB
プレヴィン・ベルリンフィルのDVD8番ってどうよ?
>>783 DVDといえばプラハ交響楽団他がドヴォルザーク・チクルスリリース中だけど
とんと評判きかんな・・・
新世界よりも交響曲第8番の方が枚数多い
50枚超えてから数えてない
それでも買い続け聴き続けるつもり
785ではないですが、
8番はセル、クリーブランド症候群です。
これ以上のものを求めていろいろ買ってみたけど見つからず
上に上がってたブロムシュテット、SKD聞いてみたいけど
在庫見つからずorz
セル/クリーブランドEMI盤は確かに名演だとは思います。
あの優しさと切なさは尋常ではありません。
セルの死とダブらせるのは良くないかも知れませんが、やはり尋常ならざるものが働いていた気がします。
ただ、私的なドヴォルザーク観から言えば、クールで純朴で骨太で、人間的なものから浮遊しているメロウでない演奏が好みです。
わたしは8番はケルテスとかターリヒが好きです。
私は、ゴージャスな演奏の8番が好きですなぁ。
最近買ったものだと、カラヤン/BPOのEMI録音がよかった。
あと、スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレの演奏が結構好きです。
これもBERLIN CLASSICSが入ってこなくなっちゃったので、
ブロムシュテット盤同様、輸入盤で入手できるかわかりませんが
スウィトナーの全集は徳間が権利を全部持ってるので、キングから復刻してるかも。
790 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 06:54:08 ID:gCWJogR6
おいらはカラヤンならVPO新の方が好き。
791 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 08:22:35 ID:R2sgRidJ
と、
>>789で書いたところで朗報です。
ブロムシュテット/ドレスデンのドヴォ8&シュベ6も、そのうちまた手に入るようになるかもです。
★BERLIN CLASSICS お取り扱い開始のお知らせ★
これまで入荷が不定期でしたBERLIN CLSSICSレーベルですが、今回国内の代理店
と新たに取引が開始される事になり、ほぼすべての商品が発注可能となりました。
商品リストは当店HPにございますのでご参照下さい。尚、代理店にはあまり多くの
在庫はありませんので、ご注文いただいた商品は基本的には海外に発注となります。
入荷には通常1〜2ヶ月かかりますが、ご了承下さい。
ttp://plaza.rakuten.co.jp/goodies2/diary/200805210004/ >>790 カラヤン/ウィーンフィルのドヴォ8、デッカ盤のほうは知っていましたが
新録盤もあるんですね。80年代のチャイコの後期交響曲と同じ頃の録音かな?
入手する機会があったら聴いてみます。
793 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 23:35:17 ID:gCWJogR6
おお!
794 :
名無しの笛の踊り:2008/05/23(金) 00:15:00 ID:cNlQ2vWX
8番はノイマン・チェコフィル(70年代)が歯切れよく筋肉質な演奏で俺的にはいい。
最近なぜか、チョン&エーテボリの8番が気に入ってる。
7番もいいしこの時代のチョンはけっこういいんだよな。
>>795 ウィーンフィルとのヤツも好きなのだが、エーテボリ響のは持っていない。
前からチョコチョコ探してはいるのだが、現在はほぼ入手不可能?(・ω・)?
797 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 00:06:03 ID:Hs9dzTfW
ベルリンフィルはドヴォルザークに向いてないと思う。
カラヤンも、クーベリックの全集も、満足してない。
ウィ−ンフィルはドヴォルザークに向いていると思う。
カラヤンがドヴォルザークにも向いてないだけなのでは。
クーベリックのは冷徹で、ああいうのもドヴォルザーク観の幅を広げるのではないでしょうか。
799 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 02:53:59 ID:139o8ipo
クーベリックが冷徹とは正気か?
俺はクーベリック支持者だけどドヴォ8だけはヴァルターがよいな。
クーベリックもカラヤンもAlla marciaのテンポが速過ぎる。あんなに急いでどこへ行くんだ。
801 :
788:2008/05/24(土) 08:03:10 ID:AplEYc3j
802 :
801:2008/05/24(土) 08:04:03 ID:AplEYc3j
803 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 11:18:11 ID:mZ+eyxKb
俺もやっぱり8番はクリーブランドだなぁ
セルの死どうこうと関係ない58年の演奏の虜です
疾走感がたまらん
セル/クリーブランドEMI盤を1-3楽章まで聴いてみた。
あのオケのあの録音でなかったらやっぱり凄い演奏なんだろうなあ。
ところでなぜあの美しい第三楽章にあの安っぽいコーダなんだ、とあらためて気付かされた。
必然性はあるのだろうか。次の楽章への帳尻合わせなのだろうか。
コーダ・クミ
マイナー盤でも良い演奏があるのになんで話題にならないのだろうか
カラヤン、セルの話題ばかりでちょっぴり寂しいぜ
808 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 15:59:01 ID:rzsCchOx
そうね、紹介してほしい。
ドヴォ8の良い物なら、マイナー盤でも買うよ。
マイナーでよいドボ8というのはあんまり知らないなあ。
真昼の魔女で一番カッコイイのはアバド/BPOと思う…
とか言っただけで、アバディアンとか言われちゃうんですかねぇ…(・ω・)
インバル
ああ、インバルは渋いけどいいよね。
814 :
名無しの笛の踊り:2008/05/26(月) 18:51:22 ID:epY/F+ok
サヴァリッシュ・フィラデルフィア。
これマジで隠れた名盤。
815 :
名無しの笛の踊り:2008/05/26(月) 20:15:24 ID:nDD5rUXO
《野鳩》もターリッヒ/チェコ・フィル最強
>>サヴァリッシュ・フィラデルフィア。
これ俺もおすすめ。あと8番では上でも書いたチョンとエーテボリ。
7番はそのチョン&エーテボリとボンガルツ。
6番はつきなみだけどアンチェルとぺシェク。
5番はノイマンの旧盤とトゥルノフスキー。
と聞かれてないのにダラダラ書いた、スマン。
817 :
名無しの笛の踊り:2008/05/28(水) 21:04:33 ID:yNkuuEXo
>>816 ボンガルツとかトゥルノフスキーなんてのは初めて知った名だ
検索してみたがドヴォルザークのは容易には手にはいらんようだな
819 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 20:20:33 ID:YPLHKBEs
マイナー盤って愉しそうだな。
ブラームスではみんなやってるのに、ドヴォルザークだとマイナー収集やってる人
少ないから、そういうカキコは大変有り難い。
820 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 00:16:41 ID:/Na7iQzF
収集したいがお金が… orz
821 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 00:19:32 ID:/Na7iQzF
交響曲第6番でオススメのものありますか?
第1楽章リピート有が望ましいです。
第2楽章単品だと、ナクソスのが理想の演奏かなぁ。
6番といえば今年札幌で演奏したエリシュカのが出るね。ちょっとたのしみ。
823 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 13:43:51 ID:Yc324KVe
スラヴ舞曲集ってのは、軽い曲となめてたが、自作のメロディーの美しさもさることながら、
リズムや和声にも手がこんでる素晴らしい作品だな。
16番なんか最高によいな
824 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 21:04:43 ID:QEnkSCKR
このまえクカルのスラヴ舞曲を聴いた。
オケは並みだったけど指揮はなかなかユニークだった。
病気から回復したみたいなのでそろそろ来日してほしい。
825 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 22:01:39 ID:QFCrXZ6x
826 :
名無しの笛の踊り:2008/06/04(水) 00:04:07 ID:NSkpR8tA
チェロ協奏曲の第3楽章でカデンツァ入れるのに断固反対したのは、
非常に賢明な選択だったとつくづく思う。
827 :
名無しの笛の踊り:2008/06/04(水) 00:04:54 ID:NSkpR8tA
SQ13番と14番の緩徐楽章はネ申過ぎる
14番の緩徐楽章はベト14番を意識していると思うのはわたしだけ?
829 :
名無しの笛の踊り:2008/06/05(木) 00:11:00 ID:W1VagJJk
この曲に限らず、ドヴォルザークはベートーヴェンをかなり意識しているよ。
830 :
名無しの笛の踊り:2008/06/05(木) 00:13:44 ID:4jBvxrME
ドヴォルザークが意識したといえば、シューベルト、ワーグナー、ブラームス
ベートーヴェンは相対的にそれほど意識してない気がする。
ヴィオラ弾きとして対抗意識があったに違いない。
>830
その三人を意識していたら、背後にいるベートーヴェンを間接的にも直接的にも意識しないわけにいかんだろう
ちうか、あの時代でベトを意識しないなんて無理だろ?
>>831 バッハ、モーツァルトと・・・・シューベルトもだったか?
834 :
名無しの笛の踊り:2008/06/05(木) 22:45:34 ID:W1VagJJk
オーケストレーションや展開方法等、曲によってカラーが違うのにびっくり。
ベートヴェンっぽい響きを聴かせると思いきや、ヴァーグナーっぽい響きもあったり。
そして、それでいてドヴォしているのが更に凄い。
ちなみに、ドヴォたんはかなりの腕のヴィオラ弾きだったらしいよ。
835 :
名無しの笛の踊り:2008/06/06(金) 23:58:46 ID:G7FtyPTM
スメタナの曲の初演で、オケの中でヴィオラを弾いたそうだ。
あ、話の流れ的にいえば、ドヴォが意識していたのはシューベルトも
ベートーヴェンもあるが、メンデルスゾーンだと思われ。
スメタナ的なオペラではなく、器楽で生きていこうとしたときの、
最も手近な手本はメンデルスゾーン以外にありえなさす。
839 :
名無しの笛の踊り:2008/06/07(土) 10:10:56 ID:PmAJTA+z
スメタナの弦楽四重奏曲第1番の初演は、ドヴォがヴィオラを担当している。
840 :
名無しの笛の踊り:2008/06/07(土) 10:14:07 ID:PmAJTA+z
ドヴォが「良いオーケストラの曲はピアノで弾いてもちゃんと鳴るお」って言っていたのを、
>>836を見て思い出したよ。
アーノンクール爺が「初期のドヴォはメンデルスゾーンとシューマンの影響受けている」と
言っていたよ。
841 :
名無しの笛の踊り:2008/06/07(土) 13:14:29 ID:oEbmgRJp
>>836 連弾ピアノ版のCDは持っているが、協奏曲形式とは。
ラフマニノフの5番コンチェルトみたいな羽目になるかと思ったら予想の斜め上w
>836
最初半笑いだったけど第二主題イイなこれ
>>821 亀レスですが
ロヴィツキ/ロンドン響がいいと思います。
問題は入手できるか…です。
845 :
名無しの笛の踊り:2008/06/11(水) 12:57:08 ID:dUQvbg4y
ドヴォる
847 :
名無しの笛の踊り:2008/06/13(金) 01:19:29 ID:t3hwC5XP
>>847 素早い回答をありがとうございます。
これで安心して新品を購入できます。
849 :
名無しの笛の踊り:2008/06/14(土) 00:13:44 ID:/lRDr6VO
ドヴォたんとドライブしたい
交響曲7番ジュリーニ/ヘボウを聴いてみたが、これもセルの8番と同じ系列の演奏だな。
優しく、柔和で、明鏡止水の境地を表すかの演奏だ。
しかし、セルのと同じく、どこか違うなあ、と感じるのはわしだけか?
851 :
名無しの笛の踊り:2008/06/15(日) 00:50:40 ID:JDBLk/kt
>>850 たしかにちがう。
ドヴォルザークらしくない。
しかし、それを差し引いても、十分に名演奏だ。
853 :
850:2008/06/15(日) 10:23:39 ID:hYrl4uh5
>>851 ドヴォルザークらしくない、というのはよくわかる。名演奏なのだろうが、
7番のもつ暗い情念の表現という面では力ないという気がしてしまう。
854 :
名無しの笛の踊り:2008/06/16(月) 07:30:48 ID:LCVwxeaR
7番シンフォニーについて、
クーベリック/BPO
チョン・ミョンフン/VPO
チョン・ミョンフン/エーテボリ
ジュリーニ/コンセルトヘボウ
と挙がってますが、他に名盤はありますでしょうか。
チョン・ミョンフン/エーテボリは聴きましたが、なかなか良いと思いました。
856 :
名無しの笛の踊り:2008/06/16(月) 10:56:12 ID:24BRGnLt
ブチギレしてるドラティ/LSO
857 :
名無しの笛の踊り:2008/06/16(月) 12:10:22 ID:PRkrU+E4
セルもありますが、未聴です。どうなのでしょう。
虚心で聴くとアーノンクールもなかなか面白おまっせ
シャープですっきり見通しいいドホナーニも良いよ
やっぱりレヴァイン/シカゴ響でしょ
861 :
名無しの笛の踊り:2008/06/17(火) 00:32:01 ID:BIlKCCRn
>>854 海賊でプレヴィン/ケルン放送響
シュミット・イッセルシュテット/ベルリンフィル
862 :
846:2008/06/17(火) 23:52:01 ID:pPbdyQ2O
864 :
名無しの笛の踊り:2008/06/18(水) 15:37:39 ID:JjSGnaPr
>>862 ドヴォパラダイスへようこそ♪
ルンルン♪
クレンペラーの9番、期待して聴いた
普通じゃん・・・
867 :
名無しの笛の踊り:2008/06/20(金) 00:38:27 ID:2y4g2LS7
《真昼の魔女》の中間部と終結部がカッコイイ
真昼の魔女についてなんだけど…
アーノンクールの終わり方ってなんか?ティンパニ打ってる?ダン、ダン、チョロロン…みたいな?
アバドのは、ダン、ダン、ダダダン、って立派に終わっているんです。
詳しい人教えてください。ちなみにこの2枚しか持っていません。
SACDの「新世界より」を聴いた人居ます?
そんなに高いプレーヤーは買えないし、ヘッドホンメインで聴くことになるけど、
あの異様な盛り上がり感がさらに凄くなるなら手を出してみたいです。
870 :
名無しの笛の踊り:2008/06/21(土) 08:59:50 ID:LH1k6PU6
>>868 パッセージがリズミカルで打楽器っぽく聞こえるとか?
>>869 そんなに高くないプレーヤーではSACDは意味がない
πのDV600AV(実売13000円)で十分、SACDのよさはわかる。
あのゴールドムンドがそのまま140万で売ってるくらいだから。
オーディオで値段はいっさい意味がない。
>>865 3楽章をよく聞き直してきな。
普段聞こえない物が聞こえる。
874 :
名無しの笛の踊り:2008/06/25(水) 01:59:53 ID:2b8FxlrK
新世界の第三楽章の話が出たところで便乗質問なんすが、
バーンスタイン(NYP、IPOどっちも)のテンポがどえりゃー速いんですが、
彼のスピードを超えずとも亜ぐくらい速い音盤ってありますか?
875 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 00:16:37 ID:yRcQKyM6
ドヴォかあいいおドヴォ
≫874
ストコフスキが速かったような覚えが…
うろ覚えスマン
スラブ舞曲集のおすすめは?
ノイマン・チェコフィル買ったけど、録音も演奏も微妙すぎましたorz
>>877 マゼール/ベルリンフィル
アーノンクール/ヨーロッパ室内管
フェルメールのドヴォ10、よかった。
882 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 23:15:11 ID:NlC6X4+0
>>880 おれはいまいちだと思った。
期待が大きかったから、なおさらそう思った。
883 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 03:23:05 ID:vje4G+M5
>>862 おれのチャイ5地獄に似ている。
録音古くて良いならケルテス・ウィーンフィル(非ロンドン響)にしとけ。
音が良い方が良いなら、地獄はきっと続く。
俺が最近気に入ってるのはパーヴォ・ヤルヴィのやつ。
>>877 チェコ・フィルを振ったのならシェイナの方がずっと良い
録音はやや古いけど、オケのローカル色がより強く残っていた頃の合奏力の高い演奏
887 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 08:34:46 ID:1PcGEd90
888 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 08:38:35 ID:pvsZPCAY
ピアノトリオ第3番のピアノの使い方が好き
889 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 15:11:47 ID:eUCQcQN1
ピアノトリオ4番しか聴かない人が多いけど、他もいいよ。
3番とか1番とか。
890 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 16:06:55 ID:LKMG5dXx
3番はまるでブラームスだね。
891 :
名無しの笛の踊り:2008/06/29(日) 03:08:11 ID:IzB281x7
>>876 ありがとうです。
ストコはLONDONのNPOとやってたやつですよね。
昔から本とかでけっこう評判が良かった?フィラデルフィア管のやつが
犬で聴けましたけど、まあまあ速かったっす。
やはりバーンスタイン以降にはあんな速さでやってる人はいないのかもなあ。
892 :
854:2008/06/29(日) 23:39:42 ID:nREy2ReM
>>855 ひさしぶりにノイマン/チェコフィルの7番を聴いたら、
感動しました。
びっくりしました。いい演奏ですね。
894 :
名無しの笛の踊り:2008/07/01(火) 21:27:43 ID:d8FP6ft9
895 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 00:12:16 ID:OcT5c4C0
ルサルカの声に合う歌手って、なかなかいないね。
ルネ・フレミングだと、巧いけれどルサルカがオバサンな水の精に思えてしまうw
896 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 00:13:27 ID:OcT5c4C0
《月に寄せる歌》しか歌っていないのかもしれないが、中丸三千繪がイメージに合っているかも。
ドヴォルザークのものなら曲問わずで、演奏・録音が凄いCD教えてください。
ドヴォルザークはなんか古い録音しかいい演奏がないような気がして。
898 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 22:48:17 ID:M4XqpRtL
ルサルカはハラバラとノイマン、どっちがいいの?
他にもいいのあんの?
900 :
895:2008/07/05(土) 00:45:54 ID:6oP4li9n
>>899 ヴィヴラートを殆どかけないで宗教歌を歌うように歌う人、いないかな?
901 :
895:2008/07/05(土) 00:46:20 ID:6oP4li9n
ヴィブラートの方がいいか
902 :
名無しの笛の踊り:2008/07/11(金) 00:39:01 ID:dyI2/ak4
ドヴォたんとエンジンについて語りたい
903 :
名無しの笛の踊り:2008/07/11(金) 00:45:34 ID:gXKc0GG4
エジソンについても語りたい。
7番の3楽章はまるでブルックナー
あのVc.のやられっぷりがイイ!
906 :
名無しの笛の踊り:2008/07/15(火) 21:58:14 ID:FSZgJptX
やられ?
907 :
名無しの笛の踊り:2008/07/15(火) 23:28:23 ID:I8MRhOg+
あまりに定番な曲でスマソだが、ドヴォコン(チェロ)の
超凄演は何?
909 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 00:27:59 ID:Yp07Y6Sn
うわわん(つД`)
>>906 あのアルペジオは、なかなかムチャするなぁと思う。
911 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 12:09:44 ID:y/hR4lHE
ゲシュトップフト奏法使った曲はないのかな?
912 :
名無しの笛の踊り:2008/07/20(日) 00:16:22 ID:CwoXcBoN
ドヴォパイ
913 :
名無しの笛の踊り:2008/07/22(火) 00:16:19 ID:WxOBVznD
>>910 ドヴォたんは手が大きくて弦楽器の達人だったから、日本人には辛いパッセージ多いよね
914 :
名無しの笛の踊り:2008/07/25(金) 22:39:13 ID:oZeJEZ3v
新世界しか持ってないですが、ブリ40箱はお薦めですか?
915 :
名無しの笛の踊り:2008/07/27(日) 00:16:25 ID:aSynn9KS
オススメ
916 :
名無しの笛の踊り:2008/07/27(日) 00:18:21 ID:e3dW2yQx
>>914 安いんだから買ってみ。
新世界よりもいい曲、かなりあるから・・・
917 :
名無しの笛の踊り:2008/07/27(日) 00:18:40 ID:aSynn9KS
演奏の質もそれなりだし、とにかく曲数が多いからね。
918 :
名無しの笛の踊り:2008/07/27(日) 02:47:43 ID:/wDNH4Bp
ヒンデミットの弦楽四重奏第一番
これは・・・・かなりドヴォ臭い
相当ドヴォ臭い・・・
919 :
名無しの笛の踊り:2008/07/29(火) 00:50:05 ID:ZeY8nzLF
びよら弾き同士だからか?
920 :
名無しの笛の踊り:2008/07/29(火) 00:50:43 ID:ZeY8nzLF
シェーンベルクは影響受けていて、初期の室内楽はドヴォっぽいらしいね。
921 :
名無しの笛の踊り:2008/07/29(火) 02:17:10 ID:/tPW5wvO
シェーンベルクの無番号SQニ長調はドヴォをダサくした感じ
ヒンデミットの一番はモダンにした感じ。第一楽章が特にドヴォ
923 :
名無しの笛の踊り:2008/07/31(木) 00:22:37 ID:M9TBnJiz
吹いたwwwww
924 :
名無しの笛の踊り:2008/08/01(金) 23:17:18 ID:vJ+fsuD9
ドボ8は,新世界より出来がいいのか?
925 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 00:10:38 ID:8S0CUhMw
何をもって出来が良いとするかによる
>>924 できが良いのか悪いかは分からんが
8、6、9の順に好きだ
927 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 12:40:34 ID:8S0CUhMw
6と7が特に好きだな
928 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 14:43:45 ID:/0YeNJHx
6〜9の名盤はよく挙がるけど、5番以前の名盤はめったに紹介されない。
1〜5の名盤ってある?
全集聴くしかないか?
>>928 名盤かどうかは分からないけど
ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル
の演奏はもの凄く綺麗だよ。
作った感じがしない自然見溢れる懐かしい響き。
930 :
名無しの笛の踊り:2008/08/09(土) 22:24:55 ID:5MFezZTt
ドヴォはエンジンヲタ
931 :
名無しの笛の踊り:2008/08/09(土) 22:25:35 ID:5MFezZTt
弦楽五重奏曲第3番のヴィオラの美味しさは異常
>>931 わずか40秒の間に何があったんだ…
聖書の歌でsage
933 :
名無しの笛の踊り:2008/08/10(日) 05:32:22 ID:HMZRln5v
新世界よりの最初の部分のホルンが「ププー」じゃなくて
「プップー」って感じになっている演奏でおススメありますか?
>>933 気になったので、今手元にあるCD聴いてみた。参考までにどうぞ。
「プップー派」
フリッチャイ/ベルリンフィル
ケルテス/ウィーンフィル
クレンペラー/フィルハーモニア
バーンスタイン/イスラエルフィル(むしろプープー?)
「ププー派」
トスカニーニ/NBC響
ロジンスキ/ロイヤルフィル
スヴェトラーノフ/USSR響
スラトキン/セントルイス響
エッシェンバッハ/ヒューストン響
ドホナーニ/クリーヴランド管(一番鋭いププーだった)
アーノンクール/ロイヤルコンセルトヘボウ管
イヴァン・フィッシャー/ブダペスト祝祭管
コリン・デイヴィス/ロンドン響
ま、どこまでが「ププー」でどこからが「プップー」かは、個人差があると思いますので。
この「プップー」4枚のなかでお勧めするなら、ケルテスかフリッチャイでしょうね。
クレンペラー&バーンスタイン(イスラエル)は、マニア向けでしょうから。
935 :
名無しの笛の踊り:2008/08/10(日) 14:34:10 ID:/UglF8kO
936 :
名無しの笛の踊り:2008/08/11(月) 20:59:15 ID:FVMtVM9r
リヒテルのピアノ五重奏はフィリップスのでもOKですか?
ライブ録音って書いてあって不安なんですが
リヒテル+ボロディンSQでライブ12/31 1982は超名演
938 :
名無しの笛の踊り:2008/08/11(月) 23:37:33 ID:FVMtVM9r
今ポチりました
届くのが楽しみです
>>937 鰤の室内楽箱に入ってるのもそれだよね?
同じもののはず。フィリップスの試聴で確かめたら同じテンポだったし。
フィリップスのは1982 6月となっていたけど。
でも鰤のは音が飛んでるよ
942 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 00:10:33 ID:VIT/UINi
ドヴォルザーク 交響曲第16番
943 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 01:56:02 ID:H6zO41QF
>>942 わけわからんことを書いて人の気を引きたいんだろうけど、
夏休みだからって、子供は夜更かししちゃだめだよ。
944 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 23:35:28 ID:JQXI2HEm
>>928 スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリンがベストだよ
945 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 23:44:43 ID:H6zO41QF
>>934 遅くなりましたがありがとう。
ケルテスとフリッチャイは持ってたw
んで、クレンペラーは犬のウィッシュリストに入ってるわw
プープーはちょっと...
なんでこんなこと尋ねたかというと、西本智実盤を犬のWebで試聴したら
プププー
って聴こえたもんで気になっちゃって。
947 :
名無しの笛の踊り:2008/08/17(日) 00:42:08 ID:MrN8daZN
ピアノ五重奏曲第2番も、室内楽の傑作として決して「アメリカ」に劣らない。
948 :
名無しの笛の踊り:2008/08/17(日) 12:23:39 ID:enK9uq7z
ドヴォルザーク ヴィオラ協奏曲第5番
949 :
名無しの笛の踊り:2008/08/17(日) 12:52:23 ID:6YS4Rj11
>>948 えっ?ヴィオラ協奏曲ってあるの?
って、釣りやってんじゃねえぞ、ゴルァ!
950 :
名無しの笛の踊り:2008/08/19(火) 22:36:39 ID:scnHvBY4
妄想
951 :
名無しの笛の踊り:2008/08/19(火) 22:47:24 ID:rqJNyCrj
確かにヴィオラ協奏曲はドボちんに作って欲しかったな
952 :
名無しの笛の踊り:2008/08/22(金) 17:38:23 ID:hRY6jNLU
新世界よりの1楽章をリピートしてる録音ってある?
してないCDを買うと何やら損な気分・・・
あのリピートはいらん。興ざめする。
ドホナーニはしてたはず
アーノンクールもしてなかった?
956 :
名無しの笛の踊り:2008/08/23(土) 00:34:25 ID:k/Q/ijXS
最初のホルンといい繰り返し有無といい、演奏によってガラリと雰囲気が変わるよね。
957 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 22:49:47 ID:hmkwYK/J
アメリカは駄目な曲?
958 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 22:54:36 ID:XChHu71y
名曲
終楽章によくある「盛り上がって、落ち着いて、再び盛り上がる」という
エンディングが気に入ってる
961 :
名無しの笛の踊り:2008/08/26(火) 01:16:19 ID:zEGYYJ/O
ドゥムキーを聴くたびに最後がETになる
962 :
名無しの笛の踊り:2008/08/26(火) 10:05:34 ID:gc0hYsmC
あのスレでは物凄い勢いでスルーされたのでこちらで質問します。
スターバト・マーテルの演奏のお薦めを教えてください。
手持ちはビエロフラーヴェク指揮プラハ響盤です。
合唱がうまい演奏を探してます。
963 :
名無しの笛の踊り:2008/08/26(火) 10:31:15 ID:BWz6d5Ve
シノーポリ
>>962 希望志摩スペイン村とか書いてるから、スルーされたんじゃないの?
ネタだか釣りだと思われて。
それは置いておいて、お勧めは、シノーポリかクーベリック。
965 :
名無しの笛の踊り:2008/08/26(火) 10:44:51 ID:BWz6d5Ve
クーベリック
>>963-964 ありがとう。
携帯厨なもんで「します」と打ったら予測変換で勝手に「志摩スペイン村」にされてしまったのです。
そのまま気付かずに送信してしまいました。
クーベリック盤って合唱うまい?
968 :
名無しの笛の踊り:2008/08/27(水) 00:13:08 ID:Vf2LEKm/
>>959の終止方法を「ドヴォ終止」と呼ぼうキャンペーン
969 :
名無しの笛の踊り:2008/08/27(水) 00:42:28 ID:/cIeS5AN
そういう終わり方って、シベリウスにもあった気がする。
それじゃシベ終止で。
971 :
名無しの笛の踊り:2008/08/27(水) 11:27:14 ID:Vf2LEKm/
間をとって「ドヴォーベ終止」で
973 :
名無しの笛の踊り:2008/08/28(木) 17:58:19 ID:14EYW4o2
V協奏曲の第三楽章を10分半強かけるのって、やっぱりのろいですか?
誰がのろわれてるの?
975 :
名無しの笛の踊り:2008/08/28(木) 21:10:14 ID:M7iyweMN
976 :
名無しの笛の踊り:2008/08/28(木) 21:46:29 ID:14EYW4o2
>>973 デイビス指揮のサラ・チャンのCDです。
米アマゾンのレビューに(特に第三楽章が)スローペースで、と悪い評価が
ついていたものですから。
中音域の楽器の扱い方が好き
ファゴットやヴィオラの曲作って欲しかったな
978 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 11:21:02 ID:FZcb/zPQ
中音域の響きが豊かだよね
ヴィオラ協奏曲は是非作ってもらいたかった
980 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 12:24:48 ID:FZcb/zPQ
スレ立てしてくる
981 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 14:00:50 ID:FZcb/zPQ
982 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 14:47:39 ID:0qgyVhdZ
乙乙
984 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 18:38:25 ID:lahdy8sT
アバド+BPO?のドヴォ8のDVDってありますか?
旦~
旦~ 旦~
ヽ )ノ
旦~ ⌒(゚д゚)ノ 旦~ <埋めついでに茶でもしばいてけ皆の衆!
/. ( ヽ
旦~ 旦~
旦~
最初は9番しか知らなかった。交響曲ね。
それが、8番を知り感動した。
さらに、7番を聞き驚愕した。
そして、6番を…
988 :
名無しの笛の踊り:2008/08/29(金) 22:00:39 ID:FZcb/zPQ
弦楽四重奏曲第14番の第3楽章とか、中音域のプロならではの作風だと思う。
俺のオケ部の先輩、ドヴォ嫌いの人だったけど、
ドヴォの唐突な転調を「ドヴォ転調」と名付けていた。
おまいら、何番好きなの?9番以外で。
>>990 私は、7番>3番、5番>6番、4番って感じかな。
どの楽章?って質問なら、即答で3番の2楽章だな。
>>991 おぉ、サンクス。
ドヴォの曲ってなんでこんなにいい曲が多いんだろう。
ドヴォ転調のせいなんかな。
993 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 11:54:47 ID:rKCWz8ym
994 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 12:42:39 ID:5isH2Zki
ドヴォ転調って今のポピュラー音楽の転調と似ているらしいね
995 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 12:45:36 ID:M96/mxmT
996 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 12:47:07 ID:M96/mxmT
>>994 ポピュラー音楽といっても色々あるからね。
どんなポピュラーのことだろ?
まさかJポップじゃないだろな?
>>995は厨房だから9番以外の8番を唯一知ってる俺ってカッコいいな、
とか思ってるんだろうなwww
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1001 :
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