1 :
名無しの笛の踊り :
2007/09/15(土) 20:13:24 ID:7yeF5T/1
2 :
名無しの笛の踊り :2007/09/15(土) 20:17:56 ID:3zOBLSmS
゚ *. (_ヽ + ' * /⌒ヽ| | + おっ おっ おっ! . ( ^ω^ / / 。 + y'_ イ * 〈_,)l | * 。 ガタン lll./ /l | lll +
3 :
名無しの笛の踊り :2007/09/18(火) 09:30:20 ID:X5nEl8JB
前スレ落ち上げ。 HMVの日替わり特価のシフラ5枚組が届いた。 さすがフランス盤。解説はフランス語だけだった。 ふつー英独仏三ヶ国語くらいは入れるよなぁ。
4 :
名無しの笛の踊り :2007/09/18(火) 10:18:54 ID:/9oxkvXc
そーとも限らん。ドイツ語解説だけのを何枚か持ってる。
5 :
名無しの笛の踊り :2007/09/18(火) 17:48:12 ID:X5nEl8JB
マゼッパ最速は誰ですか?
6 :
名無しの笛の踊り :2007/09/18(火) 18:08:24 ID:odgoUcwY
ペトリじゃね?
7 :
名無しの笛の踊り :2007/09/18(火) 19:45:05 ID:0bPuE+7p
8 :
名無しの笛の踊り :2007/09/19(水) 12:24:12 ID:yFwhqXG2
>>3 とりあえず超ギコから聴いた。
今までに聴いたことがあるのは、
ボレットの全曲とアシュケナージの抜粋。
1番からまず感じたのはスピード感。速い。
でもマゼッパは速いけどなんかギクシャクした感じを受けた。
改めてボレットを聴き返したが、手堅く安全運転。
こんな荒馬ならどうにか我慢もできるかもしれん。
というわけで、YouTubeにベレゾフキのマゼッパを見に行きましたとさ。
9 :
名無しの笛の踊り :2007/09/22(土) 10:56:22 ID:ZKZuioLL
というわけでぼちぼちシフラ5枚組を聴いているのですが 強烈に思うのはやはり「見たい」。 演奏しているところを見たいもんですね。 YouTubeの半ギャとかで我慢しるか。
ほしゅ
オットー・クレンペラーとアニー・フィッシャーによる、リストのピアノ協奏曲第一番ってどうでしょう? とっくに廃盤になってるシロモノですが、聴いたかたいます?
交響詩集 マズア&ゲヴァントハウス管弦楽団(5CD) 交響詩全集 アルパド・ヨー&ブダペスト響(5CD) どっちか買うならどっちでしょうか。
13 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 21:17:27 ID:eqFmBs4w
14 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 21:29:24 ID:bIY8P+57
リストは音楽家ではなく、サーカスか曲芸を披露する大道芸人である。 皿回しやジャグリングが上手いから、音楽に無知な大衆は拍手喝さいをおくるのである。 技巧が邪魔して、うるさくて、肝心の音楽が聞こえてこないのだ。 ショパンやシューマンは、どの曲を聴いてもちゃんと音楽に聴こえてくる、一流の音楽家である。 ちなみに「超」一流の作曲家はモーツァルトやバッハである。 あくまでリストは二流、三流にすぎない。テクニックを見せるために曲をつくった安っぽい芸人にすぎない。 音楽とは精神活動であり、テクニックを売り物にするものではない。 リストなんて一度聴けば十分であって、ショパンやシューマンのように何度も聴きたいとは思わない。 政治家にも、政治家ではなく唾棄すべき政治屋がいるが、リストは音楽家ではなく、ただの音楽屋にすぎない。リストがサーカスや曲芸であるひとつの証拠に、 ランランみたいな中国雑技団のメンバーが弾きたがるわけである。 聴衆のほうも、よい音楽を期待しているというより、 サーカスや曲芸を見に来ているという印象である。 音楽に対する拍手というよりも、大道芸に対する拍手である。 リストを擁護すると、ものには例外がつきものである、というところ。 『愛の夢』はショパンのような詩情豊かな音楽性あふれるすばらしい 名曲である。ショパンのような叙情性、精神性があって、技術に 偏っていない。また、『アッシジの聖フランチェスコ』では、バッハの ように、宗教性、芸術性が感じられ、高い精神性が感じられる。 こういった、精神の追求がなされて、はじめて音楽だといえるのだ。 技巧に偏ると、芸術を貶めることにもなりかねないので注意すべき。
15 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 21:37:19 ID:ZpXJpFd4
なつかしいコピペだ…
16 :
ヒギンズ(*‘∀‘)♪教授 :2007/09/26(水) 21:39:51 ID:7Zb/lIFH
>>14 氏はこの過疎スレに一石を投じるべく
故意にステレオタイプなリスト批判を書き込んだのである。
だが長文ゆえ誰も最後まで読まないのは自明であろう。
17 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 21:43:07 ID:ZpXJpFd4
長文もうざいが糞コテはもっとうざい
オレはサーカスや曲芸が大好きなので問題ない。
つ透明あぼーん
20 :
ヒギンズ(*‘∀‘)♪教授 :2007/09/26(水) 22:04:41 ID:7Zb/lIFH
糞名無しも同様にうざいけどな。
21 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 23:08:18 ID:5YDF0W7p
この世はとかくウザイもの
>>12 それとも黙ってハイティンク、でしょうか。
23 :
名無しの笛の踊り :2007/09/27(木) 18:23:01 ID:woCODbhF
マズアとハイティンクは正統派で大人しく、 ヨーは結構面白いことをしている。 好みの問題と思われ
>>23 なるほど。
コストパフォーマンスだけでいくと
ハイティンクがちょっと落ちる感じなので
『表明と国家』幻想曲というのが気になるヨーを聴いてみようかと思います。
でも正統派ってことだったら
「まずはマズア」なのかな?
>>23 マズアはブラスや弦の刻み(すちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ・・・とか
クカッカッカッカッカッカッカッ・・・)の部分が
ものごっつぃダサダサなんだけども、なんとかならんかったんかね
ベロフと組んだピアノ入りのは、それほど気にならんのだけども
正統というのなら、ハイティンクの方が品があると思うけどな
全集(1〜12)としては、柔らかい音色のゴロワノフが好きだ
ただし演奏カットして短縮している部分が多し
ちなみにヨーがやってる結構面白いこととは、どんなあたり?
なんかハイティンクは日本以外では廃盤っぽい感じなので あるうちにまずハイティンク買っとくかなあ。
ヴォロドスにパガニーニの超絶技巧練習曲集を録音してほしい。
29 :
名無しの笛の踊り :2007/09/28(金) 20:57:23 ID:PzYUQ1dl
正直、向いてないね。 というか、弾けるだけの技量は持ち合わせているだろうけど 本人がその気にならないだろうな。
30 :
名無しの笛の踊り :2007/09/29(土) 20:46:40 ID:G+7BszqA
ライヴならこんなもんだろうな。
誤爆しまくりだがスピードとストレートな解釈は好ましい
33 :
名無しの笛の踊り :2007/09/30(日) 02:41:12 ID:dEDP2f4g
マゼッパとか、もともと音楽性のないサーカス曲なんだから ミスタッチとか芸術性は気にする必要ない。
とりあえずステレオタイプ以下のレスはやめよぜ
「ミスってるのかわかりません」という疑念を抱かせた時点で
パフォーマンスとしては「負け」だな。
でもそういうことが一番に気になる人には向いてないタイプの楽曲かもね。
(多分
>>33 と言っている事は同じだろうけど、違う視点で言い換えてみた。)
曲芸なんですね、リストの曲はほとんど聴かないので見てびっくりしました。
Liszt: Rhapsodies hongroises, S. 244: No. 6 in D flat major ラジオ体操の曲に聞こえちゃう俺はどうすればいいですか?
>>38 一緒に体操してみてください。
途中からなんだかとても忙しくなりますよ。きっと。
40 :
名無しの笛の踊り :2007/09/30(日) 20:14:09 ID:naNMyE1q
ショパン、シューマン以下の作曲家なのにやたらと持ち上げられるな >リスト
41 :
名無しの笛の踊り :2007/09/30(日) 21:38:28 ID:tP2vu8o6
>>40 美形だし
サリエリの生徒だし
ベートーヴェンに会って才能を認められたんだし
ショパンの親友だし
コジマの父親だし
ワーグナーの義父だし
漫画って、それまずい要らない要らない要らない
三つの忘れられたワルツの後奏の楽譜って出版されてる?
46 :
名無しの笛の踊り :2007/10/03(水) 12:00:41 ID:08SygfvW
わっふるわっふる
誤爆しますた
会社の電話の着信音が少し変わった。 −−−−− −−−−− プルルルッ プルルルッ という通常のパターンに加えて 特定一部の回線に着信したときは − −− −− −− プップルッ プルッ プルッ みたいな感じで鳴る。 これがなんとなくハン狂6の出だしみたいなんだ。
皆さんお気に入り/おすすめのハン狂は誰の何番ですか?
ハンガリー狂詩曲を反共と省略するのが気に入らない
失礼しました。では改めて。 皆さんお気に入り/おすすめのハンガリー狂詩曲は誰の何番ですか?
52 :
ヒギンズ(*‘∀‘)♪教授 :2007/10/06(土) 15:06:43 ID:s4Ll7srQ
フレイレの10番
クライバーンの12番
Michele, Campanella はどうでしょう。
57 :
名無しの笛の踊り :2007/10/07(日) 15:04:16 ID:nTn64M7e
シフラ、旧録音の8番は是非聴いて欲しい
ピアノ・ソナタのロ短調、さいこー
>>57 シフラはハンガリー狂詩曲を全集で2回録ってるんでしょうか?
リストの曲に今まで,苦手意識を持ってたのですが ぼちぼちピアノ曲から集めていこうと考えています。 4枚から6枚程度の購入でピアノ曲の有名どころと名演奏の網羅をしたいと思うのですが どの演奏家のどんなCDがおすすめでしょうか? よろしくお願いします。
61 :
名無しの笛の踊り :2007/10/08(月) 12:34:28 ID:EAptc/by
弾けない奴が偉そうに言う事ほど間抜けなものはない。
>>59 EMIのシフラ5枚組、
録音データが見づらいというか、
何書いてるかよくわからん。
少なくともこのセットは時期はバラバラってことなんかな?
>>63 ありがとうございます。
シフラはステ6とかでたまに見るのですが、やはりピンとは来ませんね。
むしろルービンシュタインとかのほうが好きです。
試しにポリーニ購入してみます。
>>59 EMIの録音では1番〜15番があって、これが50年代に録音したやつで
そのほかに1番〜16番、19番の70年代の録音がある。(正確な年数は失念)
どうせなら17番と18番も録音して欲しかったね
>>64 ボレットの巡礼の年、ブレンデルのフィリップス録音全般、ツィマーマンのソナタ
ワッツのパガニーニ練習曲、アラウのエステ荘の噴水と孤独の中の神の祝福
ぐらいから入るのがいいと思う。
どういう系の曲が好きですか?
ワシもボレットを勧める。DECCAの9枚組があったでしょ。
ベートーヴェンとショパンばっかり集めてた初心者です。 リストはカンパネラと、ピアノソナタ、ベートーヴェンの交響曲編曲、 あと超絶技巧程度しか聞いたことありません。 シフラのGrand Galopとルービンシュタインのカンパネラを聴いてみて、リスト集めようと思いました。
>>66 ああ、オレも最初にまとめて聴いたのはボレット9枚組ですね。
まんべんなく広い範囲から選曲されてて、
未だに「力の置き所」を変えて聴いてます。
最近は、最初はつまんなくて飛ばしてた
シューベルト編曲集あたりを聴いてたりします。
>>65 > EMIの録音では1番〜15番があって、これが50年代に録音したやつで
EMIのシフラ/リスト5枚組のはこれですかね?
>>69 CD1 MONO
Rhapsodies hongroises
[1]N°1 en mi majeur [12’41] 24 VI. & 12 XI. 1957
[2]N°2 en ut die`se mineur [10’10] 21 VIII. 1956
[3]N°3 en si be'mol majeur [4’20] 31 X. 1957
[4]N°4 en mi be'mol majeur[5’18] 24 VI. & 12 XI. 1957
[5]N°5 en mi mineur[9’00] 31 X. 1957
[6]N°6 en re' be'mol majeur [6’56] 21 VIII. 1956
[7]N°7 en re' mineur [5’06] 24 V. & 12 XI. 1957
[8]N°8 en fa die`se mineur 《 Capriccio 》 [6’39] 24 V. 1957
[9]N°9 en mi be'mol majeur 《 Carnaval de Pesth 》[11’44]31 X. & 12 XI. 1957
CD2 MONO
Rhapsodies hongroises
[1]N°10 en mi majeur 《 Preludio 》 [5’01]2 & 9 XII. 1957
[2]N°11 en la mineur [5’16]2 & 9 XII. 1957
[3]N°12 en ut die`se mineur [10’05]21 VIII. 1957
[4]N°13 en la mineur [8’31] 25 II. 1958
[5]N°14 en fa mineur [12’09] 30 V. 1958
[6]N°15 en la mineur 《 Marche de Rakoczy 》 [4’48] 21 VIII. 1957
[7]Rhapsodie espagnole FR-Z11-57-07400[12’23]23 II. & 15 III. 1957
http://www.hmv.co.jp/product/detail/911936
前スレ948のロ短調ソナタのおすすめを尋ねた者です。 >アルゲリッチも一聴の価値あり ということで、ひょんなことからアルゲリッチを聴けました。 いやーダイナミックですねー。 シフラも聴きましたが、シフラよりもグっときました。 ホロヴィッツもどうにかなんとか聴いてみよう。
スケルツォとマーチ S.176 大演奏会用独奏曲 S.177 って、現在入手し易い音源ありますか?
73 :
名無しの笛の踊り :2007/10/12(金) 12:52:52 ID:Oya33Y9y
ハワードとナクソスならすぐ手に入るでしょ?
>>73 やはりハワードとナクソスくらいですかね?
S.177はデミジェンコという人のを見つけました。
>>74 デミジェンコもあったね。人気あるみたいだけど、自分は好きじゃない。
ハワードの方が好きかな
ハワードの28巻はなんか面白そうですね。 でも最近は安CDばっか買ってたので、なかものすごく高いような気がしてしょうがない。
>>76 デミのやつはたしか安かった。
とりあえず聞きたいだけならそっちでいいと思うよ。
Demigenko
>>78 えなりかずきが「だめじゃんか」って言ってるみたいな名前だよな。
それにしても何でジェミジェンコでもデミデンコでもなくてデミジェンコなんだか。 ひょっとしてウクライナ語だとそうなるんか?
>>73 S.176は
リヒテルやホロビッツのが
あったような気が
>>72 このスレで曲名とサール番号が逆だということに何人気づいているのか疑問だ
演奏会用〜:S.176
スケルツォと〜:S.177
>>82 ばーれーたーかー。
お恥ずかしい。わざとじゃないです。転記ミス。
Naxosのリスト関連で「これだ!」ってのは何かありますか? 俺が使ってる通販サイトがNaxos $5.99祭りやってるもんで。
86 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 14:03:41 ID:nmkukq8D
ブンテ・ライエ ポロネーズ、バラード集 Beethoven/Lisztの#3,6,7,2あたり
シュトラウス2世の爆発ポルカ。
ゲ吉のウィリアム・テル序曲はどうでしょうか。
89 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 19:33:20 ID:nmkukq8D
>>86 > ポロネーズ、バラード集
>>87 > シュトラウス2世の爆発ポルカ。
これがよくわからないです。
>>73 現在、Naxosカタログ精査中。
第10集 スケルツォと行進曲(S.177/R.020) イェネ・ヤンドー(p) 8.553595
第24集 Grosses Konzertsolo, S.176 / Giuseppe Andaloro 8.557814
ついでに。
ハワードは28にS.177、3にS.176最終稿、51に初稿。
92 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 23:21:32 ID:v6gnz7HH
>>85 > Naxosのリスト関連で「これだ!」ってのは何かありますか?
> 俺が使ってる通販サイトがNaxos $5.99祭りやってるもんで。
ヤンドーの「巡礼の年」第1年のみ(第2年と第3年は糞)
なお、ヤンドーのリストはほぼ全部ダメだと思っておいて間違いない
「超絶技巧練習曲」もシフラばりの雑然とした演奏
シチェルバコフのベートーヴェン交響曲編曲版全集は非常に評判が良いが、全然良いと思わない
カツァリスの方が演奏・録音ともに数段上
8.553073
リスト:ピアノ曲全集 3「詩的で宗教的な調べ(第1番 - 第6番)」/「死者たち」/他 Philip Thomson
8.553961
リスト:ピアノ曲全集 7「ロッシーニによる編曲集 T(音楽の夜会, ウィリアム・テル序曲)」 ケマル・ゲキチ
8.557814
LISZT: Mephisto Waltzes / 2 Elegies / Grosses Konzertsolo (Liszt Complete Piano Music, Vol. 24) Giuseppe Andaloro
8.557904
LISZT: Verdi Paraphrases and Transcriptions (Liszt Complete Piano Music, Vol. 25) Alexandre Dossin
上記4枚は薦められる
ゲキチは別格としても、ドシンはかなり良い
音色も粒が揃って美しいしメカニックも上々
あと、1枚$5.99というのは全然安くない
Berkshireなら常時1枚$3.99(ただし1枚ごとに$1.1追加になる上に基本送料がかかるが)
Berkshire Record Outlet - SEARCH(piano と liszt で検索)
http://www.berkshirerecordoutlet.com/cgi-bin/seek.pl?StartRow=1&Label=NAXOS&QueryText=piano+liszt&RPP=20&AndOr=OR&Meth=Some&Cat2=CD&pprice=&genre=
>>92 いろいろ親切にありがとうございます。とても参考になります。
Berkshireは話には聞くけど使ったことはありませんでした。
交響曲全集は
シチェルバコフとカツァリスと両方聴きました。
おおむねカツァリスの方が好きなんですが
7番だけはシチェルバコフの勝ちじゃないかと思います。
とりあえず少なくともゲキチは必ず買うと思います。
>>92 ヤンドーだめなんだ
ナクソスのは聴いてないからわからんけど
昔ライブ聴きにいったときのアンコールで弾いた
ハンガリー狂詩曲6番おもしろかったよ
最近リストのCDで面白そうなのでないね
96 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 05:24:00 ID:2Q6y9536
ベートーヴェンの交響曲を ピアノ曲にアレンジした作品があると聞いた 聴いてみたい
97 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 05:47:12 ID:n24Pe3xe
リストはピアノ曲以外の管弦楽やオラトリオに限る!
98 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 08:00:43 ID:u2BAyaJv
ナクソスの全集でパガニーニ大練習曲をヤンドーにやらせたのは 失敗だったと思う。
ナクソス・リスト全集の所感 ヤンドーは常に腰が落ち着いている。 シチェルバコフはいい意味でも悪い意味でも志向が変わった。 ビレットは驚くほど健闘。 ゲキチのウィリアム・テルは断然生演奏がいい。 コーエンはもっと弾けるはず。 トリオンは生ぬるい。 ヨーの演奏は漫然。 ドュベ、ポンティは快速。 ウルフラム、ドーシンは堅実に上手い。
俺はコーエンが一番うまいと思う。
>>101 ペトロフのやつね。
S.140は6曲全部入ってるよ。
あとはおおむねレビューの通り。
・このページの説明ではちょっとわかりにくい
・パガ超に興味があって持ってない人は黙って「買い」
>>99 オレが1枚だけ持ってたのはヨーだったよー。
>>96 あるけど、やっぱり交響曲は交響曲として聴く物だと再認識するよ
聞いてみると、たしかに技巧は凄いと思える。
けど迫力というか、音の艶みたいなものがやっぱり違うなと思う。
逆にワルトシュタインなんかは交響曲でも良さそうだけど。
でもワインガルトナー編のハンクラのオケ版て面白くないよな スレチ御免。
107 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 23:23:19 ID:W6NbRrCG
NAXOSのベルリオーズ=リスト「幻想交響曲」が面白いよ。
>>96 あれマイナーな曲(4番、8番)はいい感じで聴けるけど、
有名曲(5番、9番)はちょっと物足りない感じがするよ。
>>108 オレは3番はとても気に入った。
特にカツァリスの3〜4楽章の疾走感は
オケとはまた違う魅力で。
>>98 パガニーニ練習曲はまだナクソスで出てないだろ?
>>111 ほんとだ。
第2集でS.139超絶/ヤンドーは出てるけど
S.140/S.141ともに全集では出てないみたいね。
ヤンドーは全集以外でカンパネラだけは弾いてるみたいだけど。
>>107 これもリスト全集とは別ですね。
■幻想交響曲(リスト編曲ピアノ版)
●イディル・ビレット(p)
8.550725
なんかリスト関連は全集にまとめられてるように勘違いしてたよ。
114 :
名無しの笛の踊り :2007/10/19(金) 10:04:06 ID:Ok20I6J5
>>107 ビレットの牛歩テンポで?
ビレットの牛歩テンポが?
まっとうなのを探すならペトロフか自分で手をいれてるデュシャーブルあたりなのでは?ハワードでもいいけど
>>114 ペトロフを持ってるがかなり面白かった。
元曲の仕掛けというかたくらみというかが
オケで聴くよりもっとよくわかるような気がする。
たしかシューマンもリストのピアノスコア使って
幻想交響曲の解説したんだったよね?
ペトロフも自分で手を入れてると思うけど、デュシャーブルもなのか。
リストの比較的初期の仕事なので、まだ手を入れる余地もあるってことなのかな。
116 :
名無しの笛の踊り :2007/10/19(金) 13:55:40 ID:Ok20I6J5
基本は厚すぎる音を抜いて、テンポを上げる方向だった気がする。あとは、音楽的に洗練するってのももちろんあるだろうけど。 デュシャーブルはずいぶん手が入ってたかと。
>>113 それはナクソスがリスト全集のプロジェクトを立ち上げようと決定する前の録音だから
全集の中でVOL.〜とナンバリングされてないだけで、実質的には全集の一部だろ。
もう一度、誰かに幻想交響曲を再録音させるとは思えん。
突然だけど Totentanz [Danse macabre] Boris Berezovsky これやばい、格好良すぎるwww
>>92 Naxosのヤンドーは確かにダメだね。
アテネの廃墟なんか切れ味抜群なんだけどなあ。
>>119 ということは
弾き込んでない曲を割り当てられたか
老化現象でテクがオチたか
なのか?
121 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 04:52:52 ID:kMAI5AFH
話ぶった切って悪い 今度演奏会で忘れられたワルツ1、2、4番 を弾くことになったんだけど 参考になるCDってあります?
1番はホロヴィッツの晩年の録音は聴いたほうがいいかと。 そういやMusic&Artsからのニレジハージの新譜は発売延期になったらしいけど、いつ出るのだろう?
123 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 10:51:37 ID:S409JHXO
グノーの別れ(リスト編)が出たのでage この手の編曲ものって楽譜やら録音やら手に入りにくいね
124 :
121 :2007/10/20(土) 11:10:34 ID:kMAI5AFH
>>122 ホロヴィッツですね?
ありがとうございます
>>121 なんで3番は弾かないの?
4番はエルネー・セ(ツェ)ゲディ(1911生まれでドホナーニ門下)の
メリハリの利いた構成対比と速度感とシンコペーションの取り方はぜひ参考に
イメージとしてはあだち充の「タッチ」で鬼監督がカーブの打ち方を伝授した間の取り方
場合によってはオクターブ連打でワンポイントの爆裂音があってもよいかも
この曲の場合はとにかくペダルの使い方は非常に難しいよ
このピアニストは独特の選曲センスで忘れられたワルツは4番だけ
メフィストワルツは3番と4番と無調のバガテルだけ弾いている
ただしその理由は明らかにされてないので不明であるけども
やはり全曲をまんべんなく弾くよりは見識を感じさせるところがある
特に平坦でのっぺりした均質的な演奏は意地でもしないというような
2番はセトラックよりクリダの軽妙でつんのめるような独特なリズム感を取りたい
リストは記譜を工夫することでその意図するところはかなり理解しやすいはず
曲目全体を通して一貫するこのリズム感をいかに表現するかがポイントだし
テンポの揺らし方やルバートのかけ方で演奏者のセンスがモロバレする怖い曲だ
全くアプローチの異なるリヒテルのソフィアライブも参考になるかも
1番は草野政眞のライブを勧めようと思ったがCDになってなかったっけかな
確かどっかに入ってたような気がしたけど勘違いだったらスマン
魅せる演奏というのがどういうものかの参考にはなる
強烈な打鍵と3本のペダルとホールの残響も工夫することで
こんな表現もできるのかというよい例かもしれない
あとは2本足の人間がワルツのテンポをどうとればいいかの参考にもなるかも
そういえば3番の演奏で特徴的なものは記憶にないな
調律と共鳴をきちんと調整して低音のロングトーンを強調した演奏がない
ちなみに以前にどっかに書き込んでた メフィスト2番を舞台に乗せようとしてた人と あなたは別の人かな? いずれにしてもあまり生演奏を聴く機会のない曲だし プロだったら本番を聴きに行きたいからぜひ教えて下さい! 昨日メフィストの2番をサラッててわかったのだが 3番と同じようにリズム処理を突発で変更してるところがあって その謎を解明することがこの曲を理解するキー・ポイントかも 未完成とはいえ4番にもその片鱗があるのにも係わらず なぜだか1番にはそういう突発は存在してなかった気がする もしも1番を勝手に改編する場合どこをいじるべきか悩むな ヨハンセンが4番に対してどんなアプローチを施してるか興味あるけど 誰か聴いたことある人いる?
>>122 >Music&Artsからのニレジハージ
それ全くでる気配がないから、デマ情報なのかと思ってた。
楽しみにしてるから、早くだしてくれー
>>119 ヤンドーは Naxos 以外に「アテネの廃墟」の好演がある、ってことですか?
>>122 >>127 伝説化している「波を渡るパオラの聖フランシス」も収録されるんだよな。
某サイトで聴いたが、左手の轟音ぶりに苦笑してしまった。
あんな音は全盛期のホフマンかホロヴィッツでも無理だw
>>128 昔どっかから出した
3枚組の管弦楽付ピアノ曲全集
のことじゃないのか?
知られざるリスト・ピアノ曲集
というものの3巻もヤンドーだよん
3つの葬送頌歌全曲、オラトリオ・聖エリザベス伝の3つの小品〜1番
なんてのも弾いてるよん
>>129 サンフランシスコでの隠し撮り録音のやつ?
>>130 あああああー
鰤からも出てるやつね。
あれの「アテネの廃墟」ってヤンドーだったのか。
音源持ってるのに知らなかった。
改めて聴き直してみよう。
>>129 こんなのは収録されないのか?
1938年 エステ荘の噴水
1973年 さすらい人幻想曲
133 :
ヒギンズ教授 :2007/10/20(土) 20:20:07 ID:L0zxyD9E
134 :
121 :2007/10/20(土) 22:06:32 ID:kMAI5AFH
>>125-126 すごい詳しく教えてくれてありがとう
でも残念ながら学生でプロじゃないしすごい身内(っていうか大学のサークル)の
小さな演奏会なのでちょっとお招きできません
ごめんなさい
>メフィスト2番を舞台に乗せようとしてた人?
2番は大好きですけど違います
>なんで3番は弾かないの?
理由は前の演奏会でメフィストワルツ3番と忘れられた3番は弾いたのと
持ち時間に入らなかったからです。全部やりたかったんだけどもorz
メフィストは1番だけはつくりが違いますよね。1つのフレーズが終わるときは
そこで終わってもいいかのような途切れ方をしますし。自分は作曲年代の
違いだと単純に解釈してます。
>>129 ニレジハージが30代前半で、全盛期であろう1935年以前の演奏について
1874年生まれで当時60歳を越えたシェーンベルクをして
空前絶後の響きであるとか、聴いたことがない
と言わしめているのには注目する必要があるだろう
例によって、当時からバカでかい轟音を鳴り響かせていたのは想像に難くないが
世紀末以降の様々なピアニストの実演に接していたことは確実な
60年以上の人生経験でそれなりの見識眼を持っているであろう
プロの言であることは、広告的な誇大表現であろうことを考慮しても
とりわけ重要なポイントと言わざるを得ない
そのことはニレジハージの先生でもある、1877年生まれのドホナーニや
1868年生まれでリストに接したことのあるラモンドなんかの
記録された演奏と比較しても、かなり特異なものであろうと推測されるはずだ
だからといって19世紀のピアニストが、ニレジハージ級の轟音を
叩き出していたことを完全否定するものではないはずだけども
>>135 ラフマニノフも基本的にフォルテで音楽を構築してたはずだが
ラフマニノフの場合は和音ですら完全に一体化した鐘の音のように聞こえるのに対して
ニレジハージの場合は雷鳴か瀑布のような自然現象を思わせる音だからなぁ
137 :
名無しの笛の踊り :2007/10/24(水) 02:07:57 ID:a09WYsnD
ベルマンの巡礼の年持ってる人感想プリーズ
>>137 ミラノライブの夕立が凄いことになってるよ
弾き終わったときの聴衆の興奮も凄いことになってるし
ニレジハージの 3人のジプシー 聴いたことある人いる?
141 :
137 :2007/10/24(水) 20:55:49 ID:zwdcC25s
ベルマンの巡礼の年は良い。 間の取り方がいい。 チッコリーニが好きという人には勧めない。
>>141 ジャケットの解説にある図版の数々がとにかく素晴らしい
初版譜の表紙とか題材となった素材のエッチングプリントの紹介とか
それだけのために入手する価値はある
他にジャケットの表紙買いする価値のあるのが
パテマルコーニ盤のチッコリーニの巡礼3枚バラのやつ
他に詩的にして・・・+バラードなどの2枚組み、パラフレーズ集もよい
これらは額装をきちんとして飾る価値もあるぐらいに素晴らしい
当時1枚3000円以上したが誘惑に負けて買ってしまったよ
中古屋だったら中身を確認して判断してみてほしい
ちなみに最近廉価版で出てるのがどうなってるかは知らんから自己責任で
ひょんなことから、映画「リストマニア」のサントラを聴くことが出来ました。 イエスの鍵盤奏者、リック・ウエイクマンのソロという扱いになってますが リストのピアノ演奏は、David Wilde という人が弾いているそうです。 1曲目に ワーグナー:「リエンツィ」の主題による幻想曲 S.439 なんちうのをやってますね。初めて聴いたわ。
145 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 16:48:15 ID:Z/DkIhFW
ハンガリー狂詩曲12・13番は難しいですか?
>>144 David Wildは1961年のLiszt-Bartok International Competitionで優勝してる人ですね。
リストマニア用に弾いた曲をオーバーダビングなしで彼のピアノだけ収録したCDが15年ほど前に出ました。
リエンツィ幻想曲はFrancesco Libetta(いまいち)やEndre Hegedus(まあまあ)らのCDもあります。
ウェイクマンは最近出た"The Real Lisztmania"というリストマニアの没テイクを集めたディスクで、
「愛の夢」をサントラに入ってるロック調のとは違うアレンジ(ピアノとロジャー・ダルトリーのヴォーカルのみ)でやってますね。
イエスや他のソロよりもずっときちんとピアノが弾けているのでちょっと驚きました。
リストマニアの次に出た"White Rock"収録のAfter the Ballは、あきらかに「愛の夢」にインスパイアされてますね。
147 :
名無しの笛の踊り :2007/10/26(金) 07:26:36 ID:QnCFicUd
パガニーニ大練習曲のアムランのライブ音源(☞゚∀゚)☞ゲッツ!! すげええええよコレ!!!!
ふとワッツの来日ライブの話題を思い出した
ペトロフの鐘 初めて聴きましたが超絶技巧練習曲の初稿と大練習曲の51年版では大分違うのですね 鐘の音そのもののような澄んだ高音が美しい51年版のほうが聞きやすいですけど 超絶技巧の複雑な音色も良いです。
>>149 お。聴きましたか。
鐘目当てだと少々拍子抜けだったかもしれませんね。
カンパネラは完成度としてはやはりS.141/3の方が高いと思います。
でもワタシはパガニーニのヴァイオリン協奏曲1番が好きなので
S.140/3後半で高らかに鳴り響く第3楽章のメロディがお気に入りです。
S.140のほかの曲だと、やはり4番6番が圧巻ですね。
特に6番はまさに超絶。
151 :
137 :2007/10/26(金) 22:15:17 ID:DG1LF/ND
みんな解説ありがとう 買ってくるよ
ブゾーニが大幅に手を入れたパガニーニ練習曲の譜面が 1曲あたり900円(6番だけちょい高かったけど)で売ってたから衝動買い 昔と違って綺麗な表紙が付いていてオンデマンド出版なのかな? 昔は1曲確か3000円とか4000円とかしてたんだよな ブゾーニ編のハンガリー狂詩曲19番なんてのもあるんだね どこに手が入ってるんだろ? ブゾーニ編のハンガリー狂詩曲20番は出てないのかな? まあとにかく週末にでもじっくり譜読みしてみるとするかな
かなかなうるせーぞ
ええええーー! IMSLP閉鎖。 ががーーん。 とっととリストだけでも全抜きしとくんだったよ。とほほ。
うっそー。 良サイトはえてして短命だけどな・・・
156 :
名無しの笛の踊り :2007/10/28(日) 00:28:02 ID:lYveXgzX
あ、でもなんかIMSLP続行する準備中みたいな風に書いてあるね まあ実際に復活できるかは別問題だけど
158 :
名無しの笛の踊り :2007/10/29(月) 10:39:38 ID:Sll4dmOp
ところでリストの独奏曲は一応ハワードが 全集だしてるけど連弾とか2台って全部音源ある? メフィスト2番の連弾を聴いてみたいんだが
>>158 全集の計画があるという話はかなり前にきいたことあるけど
その後どうなったかというのを知らないな
その記事をスクラップしたように思ったがどっかいっちゃったから
演奏者とかの名前を確認できなかったんだけどもさ
メフィスト2番の4手版に関しては
まずは譜面の入手を考えてみることをすすめるよ
オケのスコアもね←これは出版されていて録音されたこともあったはず
ハワードの全集に入っているソロ・ピアノ編曲ヴァージョンの 交響詩(「前奏曲」「オルフェウス」「マゼッパ」「祭りのどよめき」「ハンガリー」)と レーナウのファウストの挿話〜「夜の行列」の楽譜の出版予定はないのだろうか 特に「祭りのどよめき」と「夜の行列」は出来が良かったから弾いてみたい
162 :
名無しの笛の踊り :2007/10/31(水) 18:25:30 ID:P07i+hOi
>>160 なんかいろいろと目から鱗だw
実は2番の4手は楽譜持ってたりする(実家の屋根裏にあった)
でもオケが録音されてるのは知りませんでした
探してみますありがとう
音楽とは関係ないけど12歳くらいのリストの肖像画が
めちゃくちゃ可愛くて萌えた
163 :
名無しの笛の踊り :2007/10/31(水) 20:01:13 ID:2YKx1Cp0
今度の発表会で、「海を渡るパオラの聖フランチェスコ」を弾くことになったんですけど、 難易度ってどれくらいなんですか? 先生には「かなり頑張れるならやってみるといい」って言われてます。 ちなみに、最近まではショパンのバラ1を弾いてました。大体半年くらいでとりあえず完成した感じです。 発表会までは1年ちょっとです。 無理なら先生に言って他の曲にします。
バラ1ちゃんと弾けるなら楽勝。
165 :
名無しの笛の踊り :2007/10/31(水) 20:33:22 ID:P07i+hOi
>>163 問題ないと思います
バラ1とは違う技術を使う曲ではありますが
全然大丈夫
大丈夫
大丈夫
166 :
162 :2007/11/02(金) 18:00:51 ID:6wR1HmbO
今日CDが届いたのでメフィスト2番のオケ版を聞いてるんだけど 2番に対する印象がだいぶん変わった ピアノだとドレミ♭ファソッソ〜っていうのがただ軽快に突っ走るように聞こえてたけど バイオリンだともっと悲痛で叫んでいるような感じがする
質問させてください。 少し前に視聴した曲が欲しいのですが、曲名も奏者も忘れてしまい ジャケットで同じCDを探そうとしたのですが、見付かりませんでした。 唯一覚えているのは、緑色のバックにリストの顔のジャケットと、 奏者は日本人女性だったということです。 曲はピアノ曲で、確か舞踊とか書いてあったような、なかったような、、、 心あたりある方いらっしゃいあましたら、是非教えてください。
死の舞踏という曲ならあるが。
幻想交響曲の舞踏会なんてのは? 日本人女性奏者のCDがあるかどうかはともかく
岩波文庫「音楽と音楽家」/シューマン 重版出来&入手。 これは面白い。
かつて幻想交響曲の楽譜がなかなか手には入らなかったときに その本を参考にして断頭台の行進を弾いてみたことがある ちなみに著者は1856年没で、晩年は気が狂っていたらしいので リストの練習曲の決定稿を含むワイマール時代の作品を、きちんと評価できたのかは疑問であり あるいは一聴したことすらもなかった可能性がある ということは割り引いて読んだ方がよいかと思うのである
>>167 視聴したということは、メジャーレーベル。かつ、最近の日本人女性であれば
ジャケットからして恐らく「佐藤美香」のリスト集。
バックは緑というより深緑だが。
舞踏では「死の舞踏」しかないが、最近では女性によるS525もS555も出てない。
恐らく「歌劇」の記憶違いでは。
ドンジョヴァンニやソナタを弾いている。
>>170 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
175 :
名無しの笛の踊り :2007/11/11(日) 02:21:16 ID:6bNiEdU/
期待しすぎてガッカリになる予感 > ニレジハジ
あの 波 聴いて驚かない奴はいない
ピアノでもなけりゃ、人間に出せる音でもないものな。
まあ、録音状態によるものでしかないな。 ニレジハージだから出せる音だとか、馬鹿かとw
179 :
名無しの笛の踊り :2007/11/12(月) 05:27:27 ID:17ylBpIg
どんな感じの人? 爆演タイプ?
180 :
名無しの笛の踊り :2007/11/14(水) 22:15:48 ID:V6Jyyioi
カンパネラ弾けないんだけど、どう練習したらいいですか?
181 :
ヒギンズ(*‘∀‘)♪教授 :2007/11/14(水) 22:20:10 ID:B8K6v2r2
跳躍の練習 右手2・3・4の指での同音連打の練習 4・5の指でのトリルの練習 右手クロマティックスケールの練習 右手オクターブ連続の練習 これらを取り出してひたすら練習
182 :
名無しの笛の踊り :2007/11/14(水) 23:28:08 ID:V6Jyyioi
ありがとうございますヒギンズ教授!!頑張ります。
183 :
名無しの笛の踊り :2007/11/16(金) 01:41:10 ID:wT72bHBR
ベルマンの1975年メフィストワルツ持ってる人感想よろー。 噂によると凄いらしいが聴いた事ないからわからない。
184 :
名無しの笛の踊り :2007/11/16(金) 08:19:09 ID:J39bAhT5
俺は初めてこの曲を知ったのが、ベルマンの演奏だった。 冒頭から仰け反った覚えがある。
>ベルマンの1975年メフィストワルツ 1975年てどれだっけ? アルカディア?メロディア?
186 :
183 :2007/11/16(金) 18:06:42 ID:wT72bHBR
ロ短調ソナタとかと一緒に入ってるものみたい。 メロディア音源でビクター国内版の物なんだそう。 それはそれはたまげるほどの?演奏らしい。実際はわからないけど。
「愛の夢」なんてましてやシフラの演奏なんてと 今まで聴きもしなかったんだが聴いてびっくり感動感涙。 リストってすごいんだとふるえている。 もっと聴こうと思う。
188 :
名無しの笛の踊り :2007/11/19(月) 18:16:41 ID:aSD7ZP21
愛の夢は第2番がいい。なぜ3番だけが有名なのか…
3番いいではないか。2番もいいのか。聴いてみるよ。
190 :
名無しの笛の踊り :2007/11/21(水) 10:54:36 ID:L1YgXxEy
リストのオラトリオ「聖エリーザベトの伝説」
フェレンツェク指揮スロヴァキア・フィル他の1974年録音の演奏
ハンガリー放送のネットラジオではじめて聞けた。
ヨーの指揮(同じフンガロトンの録音)より、音楽がダイナミックで派手。
オラトリオは、やっぱりそういう感じの方が個人的には良い。
独唱者も合唱も、やや大味だけど堂々としている。
2007年に再発されているみたいなんで、買おう。
ttp://www.hungaroton.hu/en/node/4174
191 :
名無しの笛の踊り :2007/11/21(水) 16:46:10 ID:3NzTRHge
あんま評価高くないけどyundiの弾く 献呈と愛の夢と巡礼タランテラは心地よい音色で嫌味がない音で素敵だなぁ・・ 自分の中で小川を散歩したりする時は絶対ipodにいれてあるから持っていくww リストな一日& ってオニムバスの内容とジャケが素敵すぎるから思わず注文した 楽しみ チラ裏すまそ
レ・プレ以外の12曲の交響詩だと どの曲が好き?
フン族の戦い
ファウスト
「死の舞踏」のお薦め、おしえてください
>>192 オルフェウス、プロメテウスはいい。
理想に挑戦中。
197 :
名無しの笛の踊り :2007/11/24(土) 20:45:30 ID:geI8TGqr
ゆりかごから墓場まで
>>195 ティエンポの公式サイトでダウンロードできるやつ
>>193 ,194,196,197
演奏者は誰のがいいでしょうか?
珍盤とかありますか?
200 :
193 :2007/11/25(日) 02:24:20 ID:AmhwMaDi
エリック・カンゼル/シンシナティ がお勧めなんだがどうやら売っていない。 ハイティンクかマズアの全集、メータのもある。
バラードでオススメの演奏ってありますか?
>>200 ウエリントンの勝利
とカップリングされてるヤツ?
203 :
名無しの笛の踊り :2007/11/25(日) 15:36:25 ID:MQWCm13D
204 :
名無しの笛の踊り :2007/11/25(日) 17:00:02 ID:u0mDIV4k
>>195 シフラ/ヴァンデルノート、フレイレ/ケンペおすすめ。
206 :
193 :2007/11/25(日) 21:56:43 ID:AmhwMaDi
大御所が振る交響詩 シューリヒト/シュテュットガルトラジオO「人、山上にて聞きしこと」 ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送SO「タッソー」 メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウO「前奏曲」 ビーチャム/ロイヤルPO「オルフェウス」 ショルティ/ロンドンPO「プロメテウス」 クナッペルツブッシュ/ベルリンSO「マゼッパ」 コンドラシン/ロンドンSO「祭りのどよめき」 メンネリッチ/ミュンヘンPO「英雄の嘆き」 フェレンチーク/ハンガリー国立O「ハンガリー」 ミュンヒンガー/パリ・コンセルヴァトワールO「ハムレット」 アンセルメ/スイス・ロマンドO「フン族の戦い」 ゴロワノフ/モスクワ放送SO「理想」 トスカニーニ/NBC SO「ゆりかごから墓場まで」
208 :
名無しの笛の踊り :2007/11/26(月) 19:44:31 ID:FJLBvamB
ピアノ独奏で 愛の夢が1番〜有名な3番が収録 されてるのCDでお勧めありますか?? 収録が新しくて音がクリアだと嬉しいですv
209 :
名無しの笛の踊り :2007/11/26(月) 20:34:12 ID:KMzWPBgQ
何はなくともボレットを聴くべし。 一時期、音楽がマターリしすぎる感じがして避けていたが 改めて聴いてみると、その歌い回しの見事さと美音に舌を巻く。 正直、他は要らない。
210 :
名無しの笛の踊り :2007/11/27(火) 21:02:11 ID:3kND0xR2
自作編集の『12人の名ピアニストが弾く「愛の夢第3番」』を聴いている。 お気に入りはやっぱり…アレだな。
>>210 アレという人は知らないなあ。名演なの?
212 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 13:53:16 ID:BJTwFJ3i
ヤマハが買収したベーゼンドルファはリストの愛器だったとのこと。 大日本帝国が旧オーストリー・ハンガリー帝国と国交樹立したとき 明治天皇にベーゼンドルファが献上された。
ベーゼンはリストが無茶やってもぶっ壊れなかったんだよな
ライブの最後にギターをぶっ壊すギタリストがいるように、 ピアノを腕力でぶっ壊して締めるというパフォーマンスはどうだろう?
>>214 全く面白くないし楽器に失礼だよ
ロックやパンクなんかと一緒にするのは
どうかと思う
別にロックパンクを馬鹿にしてる訳ではなくてね
>>214 いわゆるクラシックではちょっと。
というか、ピアノはコスト的に引き合わんでしょう。
まー反逆とか破壊とかいうテーマの楽曲以外では場違いだろうし。
ロックでは
シンセに日本刀刺してた人は居ましたね。
オルガンも揺さぶってたけど、さすがに壊すとこまでは。
>>214 ピアノを壊すなんてピアノ弾きに出来るとは思えない。
悲鳴を上げる観客続出だろうな。
219 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 18:09:07 ID:ePt6hx6s
ボレットのバラード2は絶品 ホロヴィッツより断然良い
>>214 あれさ、壊すためにつくったギターのフェイクだよ。
そういやナムジュン・パイクだったかピアノを鋸で引き切るっていう パフォーマンスやったとか聞いたような気が。
222 :
名無しの笛の踊り :2007/11/29(木) 22:18:08 ID:kVIbEPdA
そんなことで競ってどうすんだ。www
デュシャーブルは湖に沈めたよーな
寺を沈めたのはドビュッシーだっけ。
ところでJoyce Hattoの Liszt Operatic Transscriptions って「盗品」なの?
流れ切るが、ニレジハージの二枚組みがHMVでも記事になったな。
227 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 08:43:44 ID:O+nRj/VN
Hattoのスレ、別にあるからそっちを参考に
229 :
名無しの笛の踊り :2007/11/30(金) 19:20:27 ID:LHn338/K
大学の先輩からハワード全集を譲り受けた コピーだから解説がないのがつらいけど嬉しい
230 :
名無しの笛の踊り :2007/12/02(日) 22:00:50 ID:f3bd8tbx
>>217 >
>>214 > ピアノを壊すなんてピアノ弾きに出来るとは思えない。
デュシャーブルがやった
231 :
名無しの笛の踊り :2007/12/03(月) 03:00:06 ID:0zqEzV0m
>>229 なんだが
メフィストワルツ2番を聞いてて気になったところが。
曲の最後が自分のもってる楽譜(EMB)のと違うんだけど
これはossiaなのかハワード自身が編曲してるのだれか詳しい人教えてください
232 :
名無しの笛の踊り :2007/12/14(金) 12:07:15 ID:80L9ERmK
233 :
名無しの笛の踊り :2007/12/14(金) 17:28:08 ID:iknpy+M5
リストのピアノ独奏曲を総点検した結果、ピアノソナタがブッチ切りの1位、 エステ荘の噴水とメフィストワルツが同列の2位という結果になった
伝説は何位だ? そもそもなんのランキングだよw
一位 ノルマ 二位 スペイン狂詩曲 ダンテ 三位 超絶技巧練習曲
236 :
名無しの笛の踊り :2007/12/15(土) 07:10:28 ID:4n0Wlobg
ユーラ・ギュラーのロ短調ソナタ聴いてみれ
>>236 詳しく
ニムバスのCDに入ってないよね?
>>236 それは手に入るの・・・?
あるなら是非欲しいんだが
正直ギュラー女史の演奏はロマンチック過ぎて苦手だが
そういうのが聴きたい気分のときに聴いたらもの凄いはまりそうなので
是非揃えておきたい演奏家です
239 :
名無しの笛の踊り :2007/12/19(水) 21:52:00 ID:PoFOuygt
>>187 1978チューリッヒでのライブ録音聴いてみれ。
これはロマンティックの真骨頂。
ロマンティックあげるよ
242 :
名無しの笛の踊り :2007/12/22(土) 19:47:15 ID:LEvH7mjF
>>241 俺も持ってるけど、それ聴いてオグドンというピアニストが
いかに弾き飛ばしが多いかを痛感した。録音も何だか
シャリシャリした音だしさ。
繰り返し聴いたのは、「物思いに沈む人」だけだな。
でも、楽曲の良さに助けられたようなものだ。
>>242 それオグドンが精神を患いかけている時期に
日本で2日間、カンヅメになって録ったやつだからしょうがないよ
オグドンはCDによってムラがある。 上記の盤は最悪の一枚。 オグドンで一番買っちゃいけないものですよ。
245 :
241 :2007/12/24(月) 02:16:21 ID:mrmg1EK3
あははは。そうだったのかー。 そこそこ面白かったからよかったことにしとこう。 ところでオグドンのお勧めはどのへんでしょ?
247 :
241 :2007/12/24(月) 09:37:01 ID:mrmg1EK3
>>246 ありがとう。
オグドンで唯一持ってたのがそれです。
オレって引きが強いのか(笑?
>>241 を「面白い」と思ったのは
ライブっぽいというか、
「弾き飛ばしっぽい感」はたしかに感じるものの
(先入観もかなりあるのでしょうが)
その背景に
>>243 のような事情が垣間見れるような気がして。
イっちゃってるというか、アブナイというか。
そういう意味での「面白い」です。
なんかさびしいね。 超絶技巧練習曲の2番と10番の愛称でも考えないか?
249 :
名無しの笛の踊り :2007/12/27(木) 00:23:20 ID:sLo8gEXm
250 :
名無しの笛の踊り :2007/12/28(金) 21:44:50 ID:r7BOMxoa
10番 悪魔の教会
ソラブジの練習曲のタイトルみたいだな
スペイン狂詩曲でオススメは?
ギレリス
俺もギレリスに一票 でも今でも買えるっけ?
買えないかも。 ワシも2年ほど前に駅のバッタもん売りで見つけたくらいだから。
ところで
>>236 が言ってるギュラー女史のピアノソナタって何に入ってるの?
探してみたが見つからないんだが・・・
こういうノボセには、どう対処すればよろしいでしょう?
ハフでいいでしょ リストのCDで最高の一枚じゃないかな
260 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 19:18:44 ID:YjaAIBOB
>>248 時々、10番に「熱情」とかってタイトル付けてる場合があるね。
>>252 シフラ。EMIのではなくて、ライブの演奏。
ハフのスペイン狂詩曲は恣意的なアクセントの付け方が気になる。 全体的なまとまりは一番だと思うが。
263 :
名無しの笛の踊り :2008/01/01(火) 01:42:11 ID:WP92vd2H
即興円舞曲の改訂版の楽譜って出てないのかな?
ため息難しいの? ため息と月光3楽章どっち難しいかな?
月光は見せ場がなくてコンペ向きではないと誰かが言ってた。
ため息と月光3楽章はどっちが難しいの?
誰も書かないけど、オラトリオ「聖エリザベートの伝説」の新盤2連続発売に 狂喜したよ。
>>267 どっちがおすすめ?
スヴェトラーノフのを買わないで後回しにしてたら
あっという間に廃盤になってしまったので後悔ずっとしていたんですよ。
>>269 ちょwwおまww
できすぎー、どのショット、キャプションも秀逸
腹抱えて、大笑いさせてもらった〜〜〜ぁ
全部、いただきますた
小学校の時の道徳の教科書に載ってた 『リストの弟子』って話が好きだった。 リストはすごくいい人。
のだめ特番で、突然予想もしてなかったマゼッパが出てきて驚いた。 代わりに、「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ』は聴けなかった。
マゼッパとか4番とか言われなかったな。 リスト超絶技巧だけだった。 ショパンエチュードの時と一緒。エチュードだけで4番とは言わず。 曲名言えよw
>>273 ショパンのエチュード。
リストの超絶技巧練習曲。
まー「記号」なんでしょうね。
今朝は題名のない音楽界で コロッケがホロヴィッツ版ハン狂2を弾いてた。 と思ったらランランだった。
>>271 まじで? くわしく
音楽の教科書にもリストはあまり出てこないのに、道徳ってw しかも弟子w
>>271 ,276
これってひょっとするとあの話かな。
リストの弟子を騙ってあちこちでピアノ指導をやっていたピアニストが、
ひょんなことからそのことがリスト本人にばれてしまった。
リストがそのピアニストに「ピアノを弾いてみてください」というので
恐る恐るピアノを弾いてみせたところ、
リストは「これであなたは私の本物の弟子になりましたね」
と言ったというお話。
>>277 そうそう、それです!
弟子を騙った女性は親が病気だったのです。
この話を励みにピアノのれんしゅう頑張った
小学生時代…。
でもリストは何も弾けませんw
女でなく男だった記憶・・・ 伝記ものは美化されるので話半分にしとくのが良い
2008年 1月9日(水) 10:55〜11:50 Bモード・ステレオ シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル 1. 歌曲集「白鳥の歌」 から セレナード ( シューベルト作曲 /リスト編曲 ) 2. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」 から イゾルデの愛の死 ( ワーグナー作曲 /リスト編曲 ) 3. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 ( バッハ作曲 /カツァリス編曲 ) 他
もう終わってんじゃねえか
のだめの弾き方にもよるだろうが あれだとマゼッパが技巧見せびらかしのための曲って感じだな。 自分もそんな良い曲だとは思わないが(ぁ
超絶なら12番の雪が好き
>>277 >リストがそのピアニストに「ピアノを弾いてみてください」というので
>恐る恐るピアノを弾いてみせたところ、
>リストは「これであなたは私の本物の弟子になりましたね」
>と言ったというお話。
一発ヤったのかな?
287 :
名無しの笛の踊り :2008/01/15(火) 00:16:38 ID:16Tq4ckv
実話かどうかはともかく、 もともとのお話では、そのピアニストは男。 リストってば両刀使い?
289 :
名無しの笛の踊り :2008/01/15(火) 14:53:25 ID:HsMRO7M1
衆道 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E9%81%93 衆道(しゅどう)とは、若衆道(わかしゅどう)の略であり、日本においての、男性による同性愛・少年愛の形態。別名若道(じゃくどう)、若色(じゃくしょく)。
平安時代に公家や僧侶の間で流行したものが、中世以降武士の間にも広まり、その「主従関係」の価値観と融合したとされる。
日本への男色の渡来は、仏教の伝来と時期を同じくするとされる。仏教の戒律には「女犯」というものがあり、僧侶が女性と性交する事を忌避するものであった。
そのため、代替としての男色が寺社で行われる様になった。(男色の対象とされた少年達は、元々は稚児として寺に入った者たちである。)
近代までの資料によれば衆道の元祖は俗に弘法大師空海といわれている。
平安時代にはその流行が公家にも及び、藤原頼長が『台記』で複数の男性と同衾している事を表しているため、その様子が伺える。
また源義経と、弁慶や佐藤継信・佐藤忠信兄弟との主従関係にも、制度的な片鱗を見出す向きもある。
北畠親房が『神皇正統記』の中で、男色の流行に言及しており、その頃にも流行していた証拠とされている。(室町時代においては、足利義満と世阿弥の男色関係が芸能の発展上、大いに貢献したと評価されている。)
戦国時代には、戦国大名が小姓を男色の対象をした例が数多く見られてくる。織田信長と前田利家・森蘭丸[1]ら、武田信玄と高坂昌信、伊達政宗と只野作十郎のほか、上杉景勝と清野長範なども例としてあげられるが[2]、
その他も含めて、中には主君の主導に因らないとされる関係もある。
一例として、信玄から昌信へ宛てられた手紙は浮気を謝罪する内容である。
江戸時代においては陰間遊びが町人の間で流行し、『好色一代男』には主人公が一生のうちに交わった人数を「たはふれし女三千七百四十二人。小人のもてあそび七百二十五人」と書かれており、この中で「小人」とは少年を意味する。
このように近代まで男色は盛んに行われていたが田沼時代を経て幕末には廃れており、明治維新以降は脱亜入欧の考えからキリスト教的な偏見が入って異端視されていった。
>>289 (キリスト教の)僧籍に入ったからといって、真面目だったかどうかはわからんが
少なくともリストは公家でも(仏教の)僧侶でも武士でもないわなあ。
貴族の使用人だったんだから掘られる側だよね
ローマ時代の別名が確か「法衣を纏ったメフィストフェレス」 ところで週末に交響詩やるけど、聴きに行く人いる?
>リストがそのピアニストに「ピアノを弾いてみてください」というので >恐る恐るピアノを弾いてみせたところ、 >リストは「これであなたは私の本物の弟子になりましたね」 >と言ったというお話。 なんでこの文で、やったやらないって話題になるんだ? 意味がわからない。
>>293 おまえ、つまらないヤツってよく言われるでしょ。
>>294 おまえの面白いってのはそういうことか。ははーん
>>294 下らないことで盛り上がってるだけだから、冷静な突っ込み入れんなってこと?
まあ、どうでもいいやw
297 :
名無しの笛の踊り :2008/01/18(金) 16:33:42 ID:+7GykZp2
リスト「ダメ…僕…男の子だよぉ…」
298 :
ヒギンズ(*‘∀‘)♪教授 :2008/01/18(金) 20:23:02 ID:Jl7SOGUt
ツェルニー「ヴィルトゥオーソに成るためはこういうことも必要なんだよ」
299 :
名無しの笛の踊り :2008/01/18(金) 20:31:20 ID:QXxKi8Ay
ツェルニー先生ってあっちの人だったの?
野暮なマジレスばかりしている中学生がいるスレはここですか?
いえ、ここは下らない話題を出して自分は粋だと思い込んでる人がいるスレです
つまんねーから他所でやってくれ
リストは好色家だったというのは(リストファンなら)常識。 このスレならではの展開じゃね?
ギュラーのロ短調ソナタの録音ってあるの?
どうして下ネタに過剰反応するヤツが多いんだろう? そんなヤツにリストが理解できるとも思えないが。
リストのエロネタに興味が無いわけじゃない おまえ個人の妄想に興味がないだけw
ピアニスト兼作曲家のパーシー・グレインジャー(知ってる?)が むち打ち愛好家(それも打たれる方)だったらしきことは 複数の文献によって知られるところなんだけど そういう趣味嗜好を持ち合わせていた人だと思って 作曲された譜面を眺めると極度に神経質そうな性格が伝わってくるんだが リストにはそっち方面でそういう分野の文献はないのか? ちなみにリストの譜面は、わかれば(弾ければ)いいじゃんのテキトーなとこが結構ある
リストオタは程度が低いなw リストが作曲家として程度が低いからしょうがないかw
フフフ。2点。
「超絶技巧の曲が多いリストには珍しく、ショパンのノクターンを思わせるような曲」 リストの慰めの解説、NHKミュージックプラザ第1部1/22放送(いま再放送中)から。 リストの晩年作品(期間は長い)が、いかに世間一般に聞かれていないかが解る。 最近読んだ「コチシュ・ゾルターン」(ファーイ・ミクローシュ、コチシュ・ゾルターン著) でも 「リストは本当に聞かれるべき作品が聞かれていない。」って著者(ファーイ)が言っていたけど まさにその通りだと思う。「Via Crucis」なんかは、すごくいい曲なのに…。
そりゃひどい解説だな。 晩年でなくたって、巡礼の年第1年・第2年聴いただけで技巧曲だけの作曲家でないことはすぐわかる と思うんだが。 やっぱり解説するくらいの人でもあんまり真剣には聴いてないのかなー。 それに曲ごとに適任の解説者を起用するってわけにもいかんしなー。
それでもオレは超絶技巧の曲が好きだ。
315 :
名無しの笛の踊り :2008/01/23(水) 17:03:25 ID:5xZmtZhL
>>311 自分も晩年のほうが好き クリスマスツリーとか
>>314 ちょっと軽く調べてみたけどわからなかった
TOWER RECORDならあった
316 :
名無しの笛の踊り :2008/01/23(水) 17:48:02 ID:M71p7V8d
>>316 ありがとう。
検索でうまく引っ掛けられなかったもので。
よし。買おう。
>>311 ハワード版全集の宗教曲集冒頭の「ローマの鐘」「めでたし海の星」の叙情性はすばらしいねえ
>>317 ポチって来た。
ついでにベレゾフスキの超ギコも一緒に。
う〜ん、
>>236 さんはいつ帰ってきてくれますか?
321 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 09:02:15 ID:/bHyC1o1
バラード2番のいいCDありますか? あんまり多くはないですよね>バラード2のCD
322 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 09:36:43 ID:8fBqIpz1
>>321 ここは質問スレじゃないんで。
質問スレで聞いてください。
終わり。
過疎ってるんだからネタにくらいすればいいじゃん。
ショパンの質問っつーわけじゃないんだろ?
専スレは念仏だけ書いてる場所かよ。
>>321 さんは今はどれか持ってるんですか?
324 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 13:55:10 ID:U2REky7y
リストの質問だから、いいでしょう。
325 :
321 :2008/01/27(日) 14:25:06 ID:/bHyC1o1
すみませんm(_ _)mありがとうございます。 自分はボレット・ホロヴィッツを持ってます。 あとアラウの演奏もyoutubeでよく聴いてます。 再生頻度が多いのはアラウですね。
>>325 アラウがいいよ。
youtubeのはライブだよね。
ライブのやつはテクニックが衰え気味だが、CDのやつはうまい。
327 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 19:41:00 ID:/bHyC1o1
>>326 youtubeのアラウは確かにミスがありますね。
途中カットがあるのはわざとなのでしょうか?
マゼッパ最速のCDは誰の?
>>314 買った。来た。面白い。
これであと残るは宗教曲関係かあ。と思ったら。
交響詩の2台のピアノ編曲版なんつーのがあるのね。
なんか面白そうで困ってしまうわ。
>>328 ベレゾフスキーが速い(たしか6分ちょうど)
が、もっと速いのもあるかもしれない
>>329 オルガンや室内楽曲(デュオからアンサンブルまで色々)と音楽伴奏付き朗読劇もよろしく
後者はアムランが録音してくれんかな
>>330 Teldec版は6'33"でした。
でも充分速い。
こないだからゲーテの「ファウスト」を読み始めた。
おそらく、デュシャーブルが最速 淡白な演奏で余白に伝説も入ってたと思う
クラシック倶楽部 −アラカルト ウラディーミル・ミシュク ピアノ・リサイタル−
チャンネル :BShi
放送日 :2008年 2月 8日(金)
放送時間 :午後1:00〜午後1:55(55分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
音楽>ライブ・コンサート
番組HP:番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/index.html 番組内容
− アラカルト ウラディーミル・ミシュク
ピアノ・リサイタル −
「楽興の時 作品94 D.780」 シューベルト作曲
「パガニーニによる超絶技巧練習曲から“鐘”」 リスト作曲
「愛の夢」 リスト作曲
(ピアノ)ウラディーミル・ミシュク
〜東京オペラシティで録画〜
>>337 またミシュクかよorz
去年見た「華麗なる大ポロネーズ」は空前絶後の酷さだったよなぁ
カンパネラなら弾けるのか?
ノルマの回想でおすすめのCDってあります? 録音している人少ないのかな・・?
>>340 オレはカンパネラが好きだな。
は。いや、パガ練の話ではなくて
そういうピアニストが居てですねえ(以下略
オイラの持ってるピアニスト事典によると「ストロング・テクニシャン」だそうだ。 オイラんちは、ブゾーニのエレジーとインディアンの日誌弾いてるのがある。 「ノルマ」というと、他に「オネーギン」とか「ファウスト円舞曲」とか「スケートをする人々」なんかと一緒のやつかな。 1976年1月に初来日らしいが、オイラはいつだったかの再来日のとき、チケット買おうとしたら予定がキャンセルされた。そのとき以来、来日はしてないはず。 他にはワーグナー編曲集を2回出しているな。 2回目はワーグナーに関わりのあるリストのオリジナル曲(「RWヴェネツィア」とか「ワーグナーの墓に」とか)なんかも一緒に、バイロイトにあるワーグナーのピアノで弾いてるようだ。
>>342 フィリップスの「Liszt: The Great Transcriptions」ってやつです。
ファウストワルツやオネーギンのポロネーズなんかがガツンガツン来てます。
カンパネラは全然知らない人だったんですが、このアルバムの演奏で好きになりました。
他にはフィリップスからハン狂全集も出してるようですね。
ミケーレ・カンパネッラ、彼の不幸は名前が「カンパネラ」であること。
検索かけてもほとんどまともにヒットしてきません。
カンパネッラといえば、昔、フィリップスのオーディオチェックとかいう ハイファイ録音が売りの1500円の廉価LPで「死の舞踏」を聴いた。 ホントにガツンガツンという表現がぴったりのテクニシャンだ。俺は大好き。
あひゃひゃ。アラウの「鬼火」、出だし違う曲かと思ったよ。
>>340 CDじゃなくてもいいなら
YouTubeのアムランのが凄かった。
一見の価値はあるのではないだろうか。
347 :
340 :2008/02/06(水) 19:34:25 ID:X5P8RlmD
>>341 情報ありがとうございます。HMVに注文しました。
>>346 ありがとうございます。midiでしか聴いたことが無かったのでうれしいです。
>>347 あわわ。注文…しちゃったデスカ。責任重大。
アムラン、どうでした?
part2の4:45あたりからの「戦争だ!戦争だ!」のとこ、すごくない?
パターンが3回繰り返されますが
1回目は左右重音でガンガン畳み掛けてきます。
2回目は音が左右に振り分けられて凄い事になってきます。
そして右が驚異の3回目。
今度は左右に交差して振り分けられてもう何がなんだかわかりません。
リスト、スゲエ。アムラン、スゲエ。
責任重大って…(´・ω・`) アムランって人うまいですね。映像で見るとこの曲の難しさがさらに分かる。。 アムランのCDもさっき注文しました。
>>348 あ。もちょっとタイムは後ろだな。
5:00あたりからジョーズのテーマっぽくきて上がっていって
そんで「戦争だ!」3回。
>>348 どれ注文しました?
「責任重大」と言いわしましたが、
「Liszt: The Great Transcriptions」だったら
かなり面白いと思いますよ。個人的には。
352 :
349 :2008/02/06(水) 20:08:10 ID:wi/bl49R
ISPが規制されたので携帯からです。
>>351 それを購入しました。楽しみです。
Music & Artsに問い合わせたら在庫があって約3000円だったので注文しました。
>>355 amazonじゃなく他所か。
オレが見つけたのは$10.99だけど、Back Order: Usually ships in 2 to 3 weeks.だったわ。
すぐ発送してくれるようですが、送料ケチって船便にしたから……youtubeみて届くの待っています。 HMVでは3枚買うと安くなるみたいなのでこのスレででていたCDでスペイン狂詩曲が入っているのを購入しました。
>>357 アムランは初体験だったすか?
超人ですよ、彼わ。
>>358 youtubeの他の演奏見てみましたけど…本当に超人ですねw
>>360 追加。
リスト・スレからは外れちゃうけど、YouTubeのベレゾフスキは、
ショパン/ゴドフスキ・エチュードシリーズがさらに「目が点」ですぜ。
マゼッパ早いなあ。。。 ショパンの練習曲の編曲の演奏もすごいですね。
>>362 だいぶ前に偶然このマゼッパの映像見つけて衝撃受けて。
とうとうこないだベレゾフスキの超ギコ買ってしまいました。
HMVのマルチバイ抱き合わせで。
マズア/リスト管弦楽ボックスのお供に。
ハフのフィガロ幻想曲がでるね 演奏時間的にガッカリしそうだけど。
ハフが来日したときユダヤのオンナやったけど、なかなかよかったよ 今後もしばらくは、コンサートでプロが弾くことはいないだろね アンコールに「四羽の白鳥」や「私のお気に」とかも弾いたんだよな また弾きに来ないかな
ギレリスの「フィガロ幻想曲」を ダイソーで105円で買った。
ハイビジョン クラシック倶楽部 2008年 2月 7日(木) 06:00〜06:55 Bモード・ステレオ 中野 翔太 ピアノ・リサイタル 1. 「鏡」 から 1. 蛾 2. 悲しい鳥 4. 道化師の朝の歌 ( ラヴェル作曲 ) 2. ピアノ・ソナタ ロ短調 ( リスト作曲 ) 3. 「慰め」 第6番 ( リスト作曲 ) [ アンコール ] 4. マズルカ イ短調 作品17 第4 ( ショパン作曲 ) ピアノ : 中野 翔太 [ 収録: 2007年11月17日, トッパンホール ]
中野 翔太(ピアノ) プロフィール 1984年茨城県つくば市生まれ。 5歳からピアノを始め、所属していた南青山音楽研究所の招きで来日したモスクワ中央音楽院のムンドヤンツのレッスンを受ける。 江戸弘子に師事し、1999年からジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。 その後、同音楽院に進み、ピアノをカプリンスキーに、室内楽をパールマンに師事、現在も引き続き研鑚を積んでいる。 これまでに明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、財団法人江副育英会の助成やソニー・フェローシップ・グラントを受けている。 1996年第50回全日本学生音楽コンクール小学生の部で全国1位および野村賞受賞。 1998年1月「故江戸英雄翁を偲ぶ会」で小澤征爾と共演、同年4月にはワシントンの日本大使公邸における演奏会に出演し、ワシントン・ナショナル響音楽監督の指揮者スラトキンに絶賛される。 1999年第15回<東京の夏>音楽祭では卓越したテクニックと豊かな音楽性で話題を独占する。 2000年3月に飯守泰次郎指揮東京シティ・フィル定期演奏会に出演、その後、バーメルト指揮N響、デュトワ指揮N響、小林研一郎指揮読響、ギルバート指揮新日本フィル、 小澤征爾指揮ウィーン・フィル、またロストロポーヴィチらと共演したほか、日本各地のコンサートに出演して好評を博す。 アメリカやフランスでもリサイタル、オーケストラ演奏会、FMなどに多数出演している。 2004年は5月と7月に読響の名曲シリーズに出演、また同年7月に第20回<東京の夏>音楽祭におけるリサイタルで大成功を収める。 2005年第15回出光音楽賞受賞。
なんかしらんが乙。 あとは誰か、見所・聴き所のポイントをプリーズ。
373 :
名無しの笛の踊り :2008/02/09(土) 13:29:53 ID:TALMpFcs
漏れはリスト嫌いなんだが、ライブラリー整備の目的で交響詩全集を買おうと している。だがイマイチ踏み切れない。そんな漏れの背中をドンと押すように だれか交響詩の聴き所を語ってくれまいか。
>>373 オレは実は
>>314 なんだけど。今少しずつ聴き込んでいるところ。
コンパクトで派手。といってもハンパな長さなんだよなあ。
リスト本人がワーグナー振ってたりもするのもあるかもしれんが
オレはプチ・ワーグナーっぽいもんも感じたよ。
ベートーヴェンの交響楽
→拡大方向:ワーグナー
→凝縮方向:R.シュトラウス
と乱暴に考えるなら、その中間に位置するもの、って感じかな。
リスト好きが「リストだから…」っつーて聴くんじゃない場合はどうなのかは、見当がつかない。
375 :
名無しの笛の踊り :2008/02/09(土) 17:17:28 ID:TALMpFcs
>>374 >ハンパな長さ
レス サンクス。
適当に4つ繋げて交響曲みたいな聴き方できるかしらん。
>>375 ラーメンチャーハンセットみたいになるで。
>>373 ヴィオラがリズム動機のキー楽器としてQ出しするあたり(リストの交響曲や交響詩の特徴なので、どこにどんな形で出てくるのか色々探してみてね)
終結部をオルガン曲「宗教的なアンダンテ」で予習し金管弱音器の効果を確かめる(1番)
冒頭トレモロと「アテネの廃墟幻想曲」の各版のトレモロの(オーケストレーションの)比較(1番)
ゴンドラの歌でチェロのソリストの歌心と息の長さで腕前をはかる(2番)
ポルティメントやルバートかけたらどうなるか脳内で楽しむ(2番)
弦楽奏者に音階練習曲と言わしめた最初と最後のパートは、どこがどう異なるのか比較する(3番)
ハープ2台がバックでそれぞれどんなことやってるかに注目する(4番)
ヴァイオリンとチェロのソリストに着目(4番)→サン=サーンスがピアノトリオに編曲してるぐらい効果的
弦楽アンサンブルによるフーガ(マイクを調節したステレオ録音だと、左の方とか右の方からテーマが次々聞えてくる状態になる)(5番)
後半の凱旋テーマで金管に隠れる律動(実は主題の変形)をチェックし
ピアノのスコア(「マゼッパ」じゃないよ)と比較する(6番)
ポロネーズの躍動感と低弦の共振で部屋がビリビリするぐらいの迫力を楽しむ(7番)
グロッケン・ソロの圧倒的な存在感とくりかえしの妙味と小太鼓の扱い方(8番)
ヴァイオリン・ソロのラプソディックなコブシで腕前をはかる(9番)
全体を統一するビッコをひくようなキーリズムの扱い方(10番)
「死者の追憶」みたいに独特な拍子感覚と「ズレ」により多層構築されたリズム感覚(11番)
曲の最後がオルガン・ソロの圧倒的なロングトーンで終結するところ(11番)
きっちり作り込まれた論理的な構成と、手を変え品を変えの変奏手法の妙味(12番)
もしもスコアとシラーの詩の対訳が手に入ったら
各セクションとセクション間のアナリーゼを試みてほしい
「墓場」セクションで「ゆりかご」テーマの再現後、調性的に半音上げて不思議な響き
(ピッチを調整してそう聞こえる響きにしなくてはいけない)を造ってること(13番)
(響きがどんな感じで不思議さを生じるのかは、ソロピアノ編曲譜で音を出してみるとわかりやすい)
>>374 マーラーの交響曲とリストの交響詩の関連を
比較して論じることはできますか?
>>377 うわーすげえ。
オレは373さんじゃないですけど。
よくわからんところもあるけど頑張って勉強してみます。
>>378 あわわ。
半可通なのがモロバレですね。>オレ
お恥ずかしい。
マーラーってよくわかんないんですよ。ちゃんと聴いた事がないという。
リスト嫌いっていう人に曲のことを語っても仕様がないから (実は語る能力のない俺^^;) 歴史的重要性ってことで。 「リストの交響詩を知ってから私は和声的に別人になった」(ヴァーグナー) 「近代音楽の獲得物の多くはリストのいわゆる悪趣味に負っている」(ラヴェル)
383 :
373 :2008/02/11(月) 00:53:47 ID:C2npxih5
>>374-382 ご親切に色々教示いただきアリガdクス。
で、買ってきましたヨー 恐怖の交響詩全集。鰤箱5枚組、ブダペストSO、
指揮ARPAD JOO(なんて読むんだ? アルパド ジョー?)。プクオフであれこれ
悩んで、貯めた買い物券総動員して実質800円で賄いますた。
>>377 氏の解説参照しながら怖いもの聴きたさでこれから聴きマッスー。
だけど何で16曲あるんだ? 曲名もフランス語だかハンガリー語だかでよく
わからん。
>>383 購入おめ。
サール番号(Sなんちゃら)は書いてない?
1. 「人、山の上で聞きしこと(山岳交響曲) (Ce qu'on entend sur la montagne (Berg-Symphonie) ) 」 S.95, R.412 (1848-56) [約30分]
2. 「タッソー、悲劇と勝利 (Tasso, lamento e trionfo) 」 S.96, R.413 (1848-54) [約21分]
3. 「前奏曲 (Les pre'ludes) 」S.97, R.414 (1848-53) [約15分]
4. 「オルフェウス (Orpheus) 」S.98, R.415 (1853-54) [約11分]
5. 「プロメテウス (Prometheus) 」S.99, R.416 (1850-55) [約13分]
6. 「マゼッパ (Mazeppa) 」S.100, R.417 (1851-54) [約16分]
7. 「祭典の響き (Festkla"nge) 」S.101, R.418 (1853) [約20分]
8. 「英雄の嘆き (He'roi"de fune`bre) 」S.102, R.419 (1849-54) [約27分]
9. 「ハンガリー (Hungaria) 」S.103, R.420 (1854) [約23分]
10. 「ハムレット (Hamlet) 」S.103, R.421 (1858) [約14分]
11. 「フン族の戦い (Hunnenschalacht (Battle of the Huns) ) 」S.105, R.422 (1857) [約15分]
12. 「理想 (Die Ideale) 」S.106, R.423 (1857) [約27分]
13. 「ゆりかごから墓場まで (Von der Wiege bis zum Grabe) 」S.107, R.424 (1881-82) [約14分]
>>384 あとはこの3つか。
・レーナウの『ファウスト』による2つのエピソード S.110
・メフィスト・ワルツ第2番 S.111
・『表明と国家』幻想曲
この「『表明と国家』幻想曲」てのが謎なんだよなあ。
詳しい方、教えてください。この曲、何?
「表明」 ハンガリー第2国歌とみなされている 作詞:ミハイリ・フェレスマーティ(ロマン派詩人)、1836年 最終行は「皆のものはこの地で生まれ、そしてこの地で死ぬべきだ」 「国家」 ハンガリー国歌 作詞:フェレンツ・ケルセイ、1823年 出版されたスコアの表紙には次のように書かれている 作詞:ミハイリ・フェレスマーティ、フェレンツ・ケルセイ 作曲:エグレシー・ベニ、フランツ・エルケル 管弦楽化:フランツ・リスト 初期の交響詩のようなヒロイズムと、後期様式の繊細さを併せ持ち 2つの旋律をリストなりに対位法的に組み合わせて発展させた幻想曲 みたいなことが、ジャケ解説に書かれている 早い話がハンガリー国歌のオケ編曲(それもトランスクリプションでなくファンタジー)ですな ちなみにサール番号は353、作曲は1872年から1873年にかけて ピアノソロ用に編曲された作品もあり(サール番号は486)
ヨーのヤツを買っちまいましたか。 せめてマズアか、ハイティンクがおすすめだったんだけど。
>>383 「買ってきましたヨー」とあるから Joo にひっかけたのかと思っちゃったw
多分「アールパード・ヨオー」て読むんだと思うけど、「ヨー」になってることが多いみたい。
実質800円だったんならええんえでないの? 今日もドライブの友にマズア箱を聴こう。
>>389 結局、交響詩じゃなく、「さすらい人幻想曲」と「アテネの廃墟幻想曲」を聴いた。
これらの「ピアノと管弦楽のための作品」というか協奏曲的管弦曲ってのは
きっと交響詩以上に演奏機会が少ないんじゃないだろうか。
いい曲だと思うんだけどなあ。
まーどっちも「編曲」だけど。
>>390 ヨーの演奏は平板でメリハリがない感じでつまらない。
いや、単なる個人的嗜好だから。
ゴロヴァーノフの全集 CD復刻せんかのう カットが多いけど味のある演奏だよ
394 :
名無しの笛の踊り :2008/02/13(水) 21:21:36 ID:EnEo06Qg
それは聴きたいな、ゴロワノフ
最近改めて、アシュケナージの超ギコを聴いている。 ぜんぜん何もよくわからなかった頃、 店頭で見つけて「超絶技巧練習曲だ!」と思って買ったわいいが 抜粋のくせに他の曲やリスト以外の曲まで入ってて なんか「だまされた」感が満々であんまり聴いてなかった。 でも結構いいわ。 全曲じゃないのが残念だけど。
今夜8時からエフエム群馬(86.3MHz)の群響アワーで こないだの定期演奏会で取り上げた 交響詩「ゆりかごから墓場まで」の放送をやるらしい 指揮者はカナダ出身の日系でディック・イノウエ 譜面にミスがあるらしくアーティキュレーション変更をしたらしいです
397 :
353 :2008/02/17(日) 00:14:21 ID:1qSksOpX
いまさらですが、アムランのノルマの回想が入ったCDが届きました。 やっぱりアムランうまいですね。テンポ的にはカンパネラのほうが好みですけど"戦争だ"の部分はアムランに感服です。
>>397 よかったですね。
アムランのノルマの回想、オレも欲しいなあ。
レートにもよりますが、レーベルから輸入して3000円でおつり来ますよ。
>>391 どういうわけだか「さすらい人幻想曲」はたまに演奏されるな
ヘタするとコンチェルトの2番や「ハンガリー幻想曲」よりも演奏頻度が高いかも
「マレデクション」でさえ数年前にFL室内楽団で日本全国縦断ツアーやり放送されてる
来月交響詩「マゼッパ」の演奏あるけど(2年ぐらい前にも日本のオケでやってた)
この曲のためだけに1万円以上払うのに気が引けてるんだよな
4000円とか6000円の席は売切(ていうか8割以上がS席14000円てナメてるんかい!!)
当日大量に売れ残ると思われるS席に3000円で聴ける学生が正直うらやましいよ
リストのAAみつけた ,, ‐  ̄ ̄Y⌒ヘ、 , イ 彡――v彡くヘ、 // / V} // / 'l} ,',' ,イ _,ノ ,廴.〉 // ノミ イノひ> 〈ひト、 ,',' ハミ `´ ', 〉;! ト、 イ⌒ヽ) \ , rt_,r〉l.}.| }} .|h、) _,_,{ } :| 川 川|lh、 ´ ̄⌒ .}从 川 ミ川l八 _ j_ノ | | ヽハ ハ川リ、  ̄ 二入} }リ リ川>'’ | \ / ハ、_
うーむ
,, ‐  ̄ ̄Y⌒ヘ、 , イ 彡――v彡くヘ、 // / V} // / 'l} ,',' ,イ _,ノ ,廴.〉 // ノミ イノリ> 〈スト、 ,',' ハミ `´ ', 〉;! ト、 イ⌒ヽ) \ , rt_,r〉l.}.| }} .|h、) _,_,{ } :| 川 川|lh、 ´ ̄⌒ .}从 川 ミ川l八 _ j_ノ | | ヽハ ハ川リ、  ̄ 二入} }リ リ川>'’ | \ / ハ、_
ワラタw
>>400 カルチャースクールの学生として行くがいいぜ
>>405 「学生席は社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。」
だってさ
シフラのハンガリー狂詩曲全曲、 ポリーニのピアノ・ソナタ、 ゲキチの超絶技巧練習曲全曲。 これらはすでに聴きました。 次に聴くべきリストのピアノ曲を全曲盤で教えてください。 とりあえずベルマンの「巡礼の旅」全曲は候補に入れてあります。
全曲盤って何wよくわかんないけど。 ソナタはブレンデルを聴いとけ。 超絶はベルマンを聴いとけ(ってそりゃ無理か)。オフチニコフでも可。 それからハフを聴いとけ。 以上。
>>407 その中ではどれが良かったですか?
その組み合わせで、ソナタがポリーニってのがちょっと面白いと思った。
>>408 ひとつの標題を持った曲集なら、抜粋でなく全曲盤を、という意味です。
例えば「巡礼の旅」は抜粋でなく全曲聴きたいので、ベルマンの全曲盤
があると知って嬉しかったです。
>>409 ソナタと超越技巧がおもしろいと思いました。
ハンガリー狂詩曲は一部モノラルでした。
リストのピアノ曲全集ってnaxosからも出てるけど、全部買うのは難儀
ですなあ。
>>410 全集と呼ばれるものは、
ナクソスもハワードももっと後から考えたんでいいと思います。
じゃあ、だれかの巡礼聞いて、
あとは超絶やソナタの他の人のを聞いてみれば?
ちょっとまだあなたがリストの何を求めてるのかが不明だけど。
>>410 巡礼は全曲で買ったほうがいいけど
リストの曲って曲集の全曲にこだわって聴く必要ないと思うけどなぁ。
>>412 確かに。つーか、リストに限らず、だ。
ソナタや組曲なら全部通すのが前提だけど、曲集はそうじゃないからね。
(別に聴きたければ通しで聴いてもいいけど、こだわる必要はないって意味。誤解なきよう)
まあ微妙な場合もあるけど。
単にコレクションとして揃えるのに楽だからじゃないのか?
>>413 1票入れとくか。
ペトロフは幻想交響曲も面白かったよ。
今日NYフィルの北朝鮮公演らしいけど 曲目が十八番のドボちゃんの新世界とアナウンサーが紹介してる リハ風景の映像がトライアングル協奏曲の1楽章で 白い服着たピアノを弾くソリストのアップだった オイオイ、違うだろが だったら、もっとトライアングル協奏曲やソリストについてコメントしろよ
419 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 20:45:27 ID:ZaXBUTTk
YOSHIKIのピアノは世界でも非常にレベルが高いです ドラムよりピアノの方が上手いという評価もあります 実際ライブでもフランツリストの難曲や,バッハのインベンションなども弾きこなし,また天皇の前に呼ばれてピアノを弾いたコトもあります YOSHIKIは今,指を痛めていますが原因は一日16時間ピアノを弾く生活をずっと続けていたからですし (それでも現在もピアノを弾き続けているそうです) ちなみにYOSHIKIのピアノ歴は40年近くになります
420 :
名無しの笛の踊り :2008/02/26(火) 20:56:49 ID:9pxofJpV
難曲って何さ? 「愛の夢」か何か?
インヴェンションと同レベルの難曲?
>>419 ぜひ歴史に残るようなピアノ曲を作曲していただきたいものですね。
ヨシキは幻想即興曲を、駄目だ速くて弾けねえ、と言ってたぞw その程度
へえっ、一日16時間ピアノを弾いても幻想即興曲が弾けない?
コピペにいちいち反応すんなよww
だって話題がないんだもん。保守代わりだ。
1日16時間なんてパガニーニに影響された時のリストでもやってなさそうw そういう芸能人の嘘話イラネ
じゃあプッチィの噂話でもしようぜ。
ガヴリーロフで検索したら、ニコニコにもあった しかもペトロフのも入っててびっくり
431 :
名無しの笛の踊り :2008/03/02(日) 23:55:17 ID:a1lLk8i+
ガブリーロフの異様に速いカンパネラには笑った。
いやぁ、リストの交響詩は渋い味わいでもっと聴かれるべきだよ。 R・シュトラウスの交響詩が脳天気すぎて興ざめするのに比べると 奥深い作品が揃っているね。
自分は交響詩とダンテ、ファウストを聴いてリストを見る眼が確実に変わった。 全部が傑作とはいかないかもしれんが、「プロメテウス」や「理想」が知られてないのは いかにも勿体ないな。 シュトラウスは、あれはあれでいいんだと思うけど(笑)
リストの管弦楽ってだけで ( ゚д゚)、ペッ ってなる人もいるからなあ じつにもったいない
435 :
432 :2008/03/03(月) 21:36:27 ID:YziWQ7ei
>>433 シュトラウスを貶してすみません。シュトラウスの交響詩の中にも当然
傑作はあります。死と変容とか、メタモルフォーゼンとかは僕も好きです。
何かを誉め称えるために、別の何かを貶めようとするのは、宇野功芳と
同じで人間の品格を落とす非常によくないやり方ですね。以後気をつけ
ます。
それにしても、リストの作品は作曲家が自らのピアノの腕や管弦楽法の
手腕をひけらかすために書いた外面的作品だという通念はやはり嘘だと
私は思います。そういう嘘はしばしば、通俗的評論家が書くのですね。
リスト作品というのは、逆に、理念が遠大で規模が大きいために、演奏
されるチャンスに恵まれて来なかったのではないでしょうか。
リストの真価を知るということも、クラシックの今後の課題のひとつだと
思います。
>>435 に禿同!
リストの作品にはさまざまな深遠な思想や文学的観念が込められていると思う。
しかし、その思想や文学自体が特に日本では、ほとんど知られていない、紹介
されたこともない状態。だから、もしも本当に少しも歪められていないリスト
あるいはその作品を知るためには、膨大な研究が必要なのです。けれども、たとえ
その研究が世に出てもいったいどれほどの人が関心を持ち、また、これまでの
イメージががらっと変えられてゆくのかはとても疑問です。とりわけ今の即物的な
世の中では…
サールもウォーカーも邦訳ないしなぁ 出しても売れないと踏まれてるんだろうな
上の方で交響詩全集を最近購入した人が何人かいたけど この件についてはどういう感想をもつんだろな まだこのスレ見てたら書き込んでほしい 昔日本でも没後100年記念で、交響詩全曲を2台ピアノで演奏したピアニストがいたけど 無理してでも聴きに行っとくべきだったと後悔してるよ 辛うじてその演奏家達で「ゆりかごから墓場まで」の連弾だけは、実演に接することができたけど このスレには、この一連の演奏を聴きに行った人が誰かいるんじゃないか?
>>438 はい。
>>314 (317 319 329 374) です。
マズアのリスト管弦楽集はちびちび少しずつ愛聴しています。
「Rシュトラウスの交響詩よりビビっと来る」感じです。
地味に気に入っています。
ただ、うまく言えないけど
オレの中ではまだ、ピアノのリストと交響詩のリストは別人です。
どっちも好きなんですけどね。
ただ、まだつながらない。
でもどっちも好きです。
>>437 ウォーカーの"The Virtuoso Years"のP368-369にはリストの作品を深く精神的
に理解するためのものすごく重要なヒントが隠れていると思う。この事実を追求
すると、今までとは別世界の解釈があったことに気がつかされる。あたかも
闇から光のただ中に出てきたように。例えばリスト晩年の作品に「不眠!問いと
答え」なんてあるけれど、どうだろうね?
ただ、あれこれ深いことを考えなくても音楽的に素晴らしい作品が多いので、
誰もが思想を勉強しなければリストの精神がわからないとは思っていませんが。
>>440 ウォーカーの"The Virtuoso Years"のP368-369には
どんな事が書かれてるの?
>>441 In mis-September Liszt visited Frankfurt-am-Main and become a member
of the Freemasons Lodge there.(中略)Liszt signed the formal document
of enrolment on September 18,1841.
で、369ページには、この時のFreemasons入会の書類のファクシミリが載っています。
ドイツ語の書類で、最後にリスト自身のサインが入っています。
また、368ページの注には、リストがこの団体の人との関係で作曲した幾つかの作品の
例が挙げられています。"Rheinweinlied""Studentenlied""Reiterlied"など。
>>442 世俗的合唱曲の「男声四部合唱曲集」S.72(1841年作曲)
1.ラインワインの歌<こんな火がどこにあろう>、ピアノ伴奏付き
2.ゲーテの<ファウスト>より学生歌、無伴奏
3.騎士の歌(第1稿)、ピアノ伴奏付き
4.騎士の歌(第2稿)、無伴奏
モーツァルト財団の基金獲得のために出版(初版が1843年、ベルリン)
と書かれているけど、これがそうなのかな?
>リストの作品を深く精神的
>に理解するためのものすごく重要なヒントが隠れていると思う。この事実を追求
>すると、今までとは別世界の解釈があったことに気がつかされる。あたかも
>闇から光のただ中に出てきたように。
フリーメイソンに入会したことは、作品理解にどういう関係や影響があるのですか?
>>443 世俗的合唱曲てのは、コブクロとかEXILEとかみたいなもんかね?
>>442 この思想はリストに限らず多くの大作曲家の作品の底に流れているもう一つの
波(あるいはいくつかの波の一つ)なのだけど、ここではとても書き切れない。
そうした見方を詳しく知るには作曲家の吉田進氏の「フリーメイソンと音楽家
たち」という本を読めばよくわかる。
また、その思想はそれを実践するために行った具体的な行動(ケルン大聖堂
修復の費用、ベートーヴェンの彫像建立基金など)、そのために開いたコン
サート、作品の構成(男声合唱とか独特なリズム)などに現われるため全部
を分析するには数十年を要するだろう。だから、結局、こういうことを書き
込んでも、リストに対する一般の見方は一世紀、二世紀の間では変わらない
なあなんてね…
446 :
名無しの笛の踊り :2008/03/05(水) 16:07:52 ID:f8wLpp4I
リストをセックスにたとえると、 テクニックはあるが 愛のないセックスなのだ。 聴衆は感じることができるが それはテクニックであって、 愛ではないのだ。
俺は変態だから テクはそっちのけで愛ばかり感じてしまう
>>445 なるほど、吉田氏の書籍を探してみることにします/感謝
一連の活動に伴う作品としては、ベートーヴェンの彫像建立基金に関わるのが
「ボンに於けるベートーヴェン記念碑の除幕式のための祝典カンタータ」でいいのかな?
「大公トリオ」テーマの部分で、原曲がニ長調のアンダンテ・カンタービレに対して
リストはハ長調の宗教的なアンダンテとし、コーダをカンタータ原調のホ長調に転調させ
最後に大公テーマと第1主題を歌い上げて終曲させるなど、意味深なことをしてますね
30分程度の大曲でピアニスティックでもないが、ピアノ独奏用の編曲も残してほしかった
・ソプラノ、テノール、バス各2名と混声合唱と管弦楽版で、世俗的合唱曲としてS. 67
・ピアノ1台4手連弾としてS. 584
・第1主題を基にしたピアノ独奏用の小品としてS. 507
この3つは演奏を聴いたりしたことがあるけど、付点のついた独特なリズム動機が
「ガーデアムス・イギテュール(<さらば楽しまん〜>ドイツ学生歌)」を想起させるが
(「男声四部合唱曲集」の「学生歌」も同じモチーフに起因するテーマが使用されてる)
これもフリーメイソンの「思想」や「作品の構成」と関連あるのかな?
この曲はイエナに於けるアカデミー演奏会の100年祭祝典のために作曲されたらしいが
独唱(随意)に男声もしくは混声合唱と管弦楽版は未聴に付きコメントできないものの
ピアノ独奏版の「ユモレスク S. 509」にしても、S. 67にしても、楽曲構成としての
主題の扱い方や変容の手法については、理知的で熟練の技を繰り広げて興味も尽きない
1.具体的な行動、2.そのために開いたコンサート、3.作品の構成といった要素に対して
フリーメイソンと関連付ける着眼点は面白そうですね
ヤーノシュ・マチャシュによると、ビーダーマイヤー浪漫主義より出でしリスト以前には
誰もなし得なかった形而上的な諸々の万物を、作品として提示した楽曲群であるとして、
なぜこれら楽曲群で男声合唱を選択したかについても、男声で歌われることによって
どこか閉塞感のある1840年代のドイツ音楽文化全体の打開をするための優位性を示せると
考えたからでないかとしているが、この説についてはいかが思われますか?
>>444 「世俗的 Secular」合唱曲とは、「宗教的 Sacred」合唱曲に対して
宗教儀式典礼に基づかないというあたりの意味で、さしたる不都合はないと思うのですが
リストの場合、上記のような祝典目的の曲の他に文学や真理に素材を求めた曲があって
交響詩の「前奏曲」←「四元素」[1839][1845]、「理想」←「芸術家に寄す」[1853]、
「プロメテウス」←「プロメテウス・カンタータ(通称)」[1850/1855改訂]、
「マゼッパ」←「労働歌<ここに泥石と鋤とを飾らん>」[b.1849]
このあたりの曲と親和性があるなら、関連する合唱曲も一聴してみることを薦めるです
「コブクロとかEXILE」がどんな合唱曲なのか、寡聞にして知らないのですが
楽曲のテーマや世界観のよりどころに関して、その類似性は指摘できそうですか?
>>449 いえ。単に世俗的な合唱曲です。
いわゆる大衆音楽で、思想性は無いものと思われます。
451 :
445 :2008/03/06(木) 17:20:19 ID:09oeNQRM
>>448 >「ボンに於けるベートーヴェン記念碑の除幕式のための祝典カンタータ」でいいのかな?
まさしくそれのことです。
>付点のついた独特なリズム動機が
>「ガーデアムス・イギテュール(<さらば楽しまん〜>ドイツ学生歌)」を想起させるが
>(「男声四部合唱曲集」の「学生歌」も同じモチーフに起因するテーマが使用されてる)
>これもフリーメイソンの「思想」や「作品の構成」と関連あるのかな?
独特なリズムについてだけど、フリーメースンはそれぞれのロッジに集まった時に開会や
閉会に手拍子を打ったりする。そのリズムは階級と流派によって微妙に異なる。リストも
三段階のうちの一番上位まで登りつめたので、その階級の手拍子のリズムをそのまま曲に
込めることは普通にあったと思われる。私がその辺りで実にそれらしいと思っているのは
あの唯一のピアノソナタロ短調かな。一見標題もないので純粋音楽で、それらしい分析も
多くなされているけど、本当はメースンの象徴的なことを知れば知るほど理解が深まるよ
うな気がしてならない。
学生歌などに関してはロッジで皆で歌う目的で作曲された、歌詞もある種の信条に貫かれ
たものもあれば、そういった思想を器楽だけの音楽で表現する時に動機的にしのばせるこ
ともあると思う。
452 :
445 :2008/03/06(木) 17:40:09 ID:09oeNQRM
>>449 ヤーノシュ・マチャシュの説は物事の表層を見ているに過ぎないと思う。しかし、元来、
フリーメースンは秘密の組織であり、特にある時代の皇帝(マリア・テレジアとか)や
ローマ・カトリックの法王の前では秘密にしなければならなかった(リストも愛人との
結婚問題でローマ法王にゴマをすらなければならない時代はフリーメースンと縁を切った
ように見せかけたりもしたようだ)ので、表にはなかなか出なかった思想であると思う。
さて、交響詩「前奏曲」なんてめちゃくちゃメースン曲ですよね。そもそもオートランの
詩による男声合唱から出発しているのだし。四大元素とかゲーテ(この人もメースン。た
だし、メースンになった動機は、恋人の父親がそうだったから)の世界にも結びつくし、
「ファウスト交響曲」なんて、その思想の塊だと感じます。プロメテウスとか理想なんて
タイトルもね。
こんな濃いやり取りを普通の人の前でやったら「ヲタくさい」とひかれるだろうな マニアにしかわからん事を列挙してもリストを正しく評価してもらうなんて無理だと思うぜ
いいんじゃないか?専スレなんだから。
456 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 18:26:38 ID:mreiJ7wU
長文が多くてよくわからなくなってきたけど フリーメースンの思想って具体的にどんなものなんでしょうか?
>>455 真価を探求するというのもありだろうし
オレみたいに「派手なヴィルトゥオーソ時代最高!晩年はよくワカンネ」って人も居るだろうし。
オレみたいな評価はきっと表層的で正しくないんだろうけどさ。
まあ、相手は音楽だからな。 いかに面白い背後関係がわかっても、それで曲が面白くなるわけではない。
459 :
445 :2008/03/06(木) 23:12:12 ID:AdFJH4Kc
誤解のないように言っておくけれど、音楽を理解するために「背後関係」を知るべ
きであるとは一度も言っていないよ。むしろ、そういう考えは一般には普及しない
だろうなと思っています。
また、「背後関係」に関しては、例えば素晴らしい建築物とか何かの写真集を見て、
ひたすらその美しさとか雰囲気を堪能するのが一つだとすると、その説明を読んで
歴史的な真実を知って再び感動するというのがもう一つ。つまり、二度美味しいと
いう感じかなあ。面白いと感じる音楽の背景を知ってさらに感動を覚えるという
体験は私にとってはとても親しいものです。
>>456 フリーメイソンについては歴史的な出来事と非常に密接であり、なかなか短い言葉では
説明できなくてごめんなさい。
気が向いたら書くかもしれないけど。
>>451 非常に興味深い考え方だと思う
「ソナタ」と「ユモレスク S. 509」のリズム動機の共通点としては
フガートの部分の付点のリズムと3連譜の前打音の組み合わせが、まず思い浮ぶ
音楽的には緊張感がどんどん高まっていき、弾き手にも爽快感があって
ソナタのフガートは、古今東西のピアノ曲の中でも屈指の名場面の一つだと思っている
オルガン曲「マイヤベーアの<預言者>のコラールによる幻想曲とフーガ S. 259」の
フーガにも同様の場面(ほとんど足鍵盤を用いないフーガ冒頭の部分)があって
(リストのオルガンの譜面そのままに、ブゾーニがピアノ独奏用にも移し換えている)
特にソナタは、3連譜を曲の構成する主要動機の変容としか捉えてなかった点もあり
(「ペトルーシュカ」や「ローエングリン」にも出てくる、ごくありふれた動機だし)
今までこれらを、リストのピアニズムが為せる作曲家のクセだと単純に思っていたけど
あのリズム動機を採用する必然性のある、積極的な理由が存在したのかもしれませんね
ちなみにS. 259のフーガ部の冒頭フガートの後では、
>>448 で書いた方のリズム動機と
類似性を指摘できる(相違点はある)、別の異なる付点リズムの動機も出現してくる
こっちのタイプのリズム動機が、「ソナタ」だとどの部分の何になるのか考えてみたら
3/2拍子のグランディオーソ(その後も3/4、3/2で出現)の付点リズムかな?
>>452 検索かけてみたら「労働歌<ここに泥石と鋤とを飾らん>」は、フリーメイソンの
ゾーリンゲン支部のために作曲されたという記述にヒットしましたね
つまりは交響詩「マゼッパ」の英雄伝説の勧善懲悪的な大団円のフィナーレなんかは
一挙に説教臭くなるような、フリーメイソンの信条が絡んでるのでしょうかね?
>>440 >例えばリスト晩年の作品に「不眠!問いと答え」なんてあるけれど、どうだろうね?
この曲もフリーメイソンに絡めて論じることができるのなら、ぜひとも伺いたところです
晩年の曲には解決が宙ぶらりんなのがあって、それはそれで余韻の含みがあってよいが
副題に「トニ・ラープ(リストの弟子)の詩によるピアノのための夜想曲」とある
この曲の終結部は2種提示されており、それぞれで印象が多少異なってくる
イシュトヴァン・ツェレンニーによると「答えは明確ではなく、問題は残されたままだ」
という解説があるものの、とりあえずは「ある種の回答」は提示した形にはなっている
というように考えていたのだけれども、もっと「絶対的な真理に基づく不定形の何か」
のようなものを、「答え」の対象としては考慮する必要とかもありそうですかね?
とりあえず、このラープの詩の大要とかを紹介している資料があれば参考になるかも
パノラマ リスト作品集 オムニバス【CD】-リスト/音楽/HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1507051 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シューラ・チェルカスキー(ピアノ)、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ロンドン交響楽団、指揮:クラウディオ・アバド、
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)、
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
中途半端と言えば中途半端だけど、お値段的に手ごろ。
>>460 ピアノソナタロ短調のフガート(アレグロ・エネルジコ)はメースン的な試練を
表していると思う。モーツァルトの魔笛にも(あれこそフリーメースン参入の儀
式をそのまま表しているのだが)主人公たちが大変な試練に臨む前にフーガにな
って緊張感が高まってゆく場面があったはず。また、この思想的発想はベートー
ヴェンのピアノソナタ第31番のフーガにも見られると思う。
マゼッパは人民から多くの支持を得たウクライナの輝かしい英雄による建国スト
ーリーなのだろう。リストが楽譜の末尾にユーゴーの詩の一部、つまりマゼッパ
が蘇った部分(古代の密議的でもある)を書き込んでいるのはとても意味深いで
すね。その再生は死の試練を超えたメースンの思想の実現なのでしょうか。ちな
みにアメリカ独立戦争も、そもそもヨーロッパのメースンが「新世界」樹立の大
いなる理想を掲げて参加したのでしたね。
>>460 「あのリズム動機」はもちろん、他の多くの曲にも出てくる普通の動機のようでも
あります。しかし、突然のフーガの意味などと照らし合わせてみると、何か壮大な
思想が隠れていると想像できるのではないでしょうか。ソナタとは呼びながらも、
古典的なものとはまた別の思索的モティーフが織り込まれているとしたら、これか
らの研究に値する何かがあるとは思います。ブレンデルの研究も無論素晴らしいの
だけど。
それから、マイヤベーアも1842年にフリーメースン会員になっています。彼の作品
もひと言でいうと、メースン的思想の見え隠れした何かであるような。
>3/2拍子のグランディオーソ(その後も3/4、3/2で出現)の付点リズムか
な?
あのテーマは信条を表しているのかも知れない。問いかけに対する、あの暖かな豊か
な和声で確信に満ちた信条告白をしているのかも知れない。もっとも証明は難しい。
そのことを明記した書簡が見つからないからね。ワーグナーとの書簡でも、演奏につ
いてしか触れられていなかったような記憶がある。何かそうした書簡があったら、知
らせてほしいです。
>>461 問いと答えはそもそもフリーメースン参入の最初の一種の面接の時に交わされる重要な
儀式です。
吉田進氏の本の313ページにリストが1841年9月に参入した時の問いとリスト自身の答え
が訳されていますよ。人間の使命は何か?が最初の質問です。恐らく音楽自体、一種の
プラトン的哲学になっているのかも知れません。もっとも、フリーメースン関係で残っ
ている資料は実に少なく、当時のあらゆる人間関係、思想の流れをつぶさに調べていっ
て、ようやく少しずつその真実が知られてゆくことになるのでしょうね。
必ずしもすべての問いに的確に答えた自信はないけれど、まあ、答えられることはこん
な感じかな。
>>463-465 とにもかくにも、フリーメイソンに絡めてリストの思索的な作品を論じるのは
非常に面白そうなので、チャレンジしてみる価値があるような気がしてきたよ
リストが組織を一方的に利用しただけのか、リストが組織に一方的に利用されただけのか
それとも利害が一致して共存共栄関係を築く見返りが何かあったのかは興味あるけどね
「ソナタ」の3/2拍子のグランディオーソの動機を、「死者の追憶 S. 173-4」の
<深き淵より(御身を呼ぶ、叫びを聞き、祈りに耳を傾けたまえ:詩編130番)>の
コラール風テーマの動機と関連付ける説を、どこかで読んだことがあるよ
原曲となった「詩的にして宗教的な調べ S. 154」の序文に、ラマルティーヌの
同名の詩集から引用されてる<汝の言葉を我らの祈りとし、汝の涙を我らの涙とし、
汝の歌を我らの祈願としよう>というのも、参考になるかもしれない
「ソナタ」のテーマをファウストに準えて、各種テーマの変容手法を論じたものが
あったはずだけども、ファウスト的なものをフリーメイソンと絡めた方向から
「ソナタ」の各種テーマと楽曲構成や終結部の意味を、もう一度洗い直してみるのは
面白い試みのような気がする
>>466 フリーメースン事典によると、ラマルティーヌという人はフリーメースンの会員には
ならなかったけれど、友人、知人の多くがメースンで、また、彼の詩自体も多くはメ
ースン的思想に貫かれているようだ。「レ・プレリュード」「死者の追憶」などはそ
の代表かも知れない。
要するに、リストにしろ、ラマルティーヌにしろ、ある種の魂の傾向が神秘的、あるい
は労働者階級の人が貧困で苦しむことのない理想的な社会をつくりたいなどの博愛精神
に満ちていたことは確かだろう。
リストの豊饒なコンサート旅行も、音楽を普及させたり、貧窮者や洪水の被災者を救済
するという目的があり、メースン的使命でもあったと思う。そもそもリストは空想的社
会主義サンシモン主義や民衆のためのキリスト教のラムネ師に傾倒していたのだから。
>「ソナタ」の各種テーマと楽曲構成や終結部の意味を、もう一度洗い直してみるのは
面白い試みのような気がする
それこそが、今まであまり知られていなかったリストのワン・サイドを皆に知ってもらう
最上の機会になると思う。
468 :
名無しの笛の踊り :2008/03/15(土) 11:44:23 ID:f3UP7aq5
巡礼の年全曲演奏会とか無いかな
「詩的宗教的調べ」全曲を一晩で、というのは何年か前に聴いたけどな
ニレジハジ買った人いる? 感想聞きたいな
ベートーベンの交響曲を弾いてみようと思うんですが、技術的にとっつきやすいのってどれですかね? ちなみにスキルは幻想即興曲や別れの曲が弾ける程度です。
技術的に、という質問をあえて無視して(というかワシにはわからんし)、 どうせやるならピアノ向きの曲がいいんじゃないかと思う。 個人的には田園。次に9番。次に英雄。
>>471 技術的に弾きやすいのは圧倒的に1番。
かっこいいのは3番、5番、6番。
7番はピアノで弾くのはやはりちょっときついと思われ
オケのような音色の多彩さが・・
カツァリスに出来たんだから君にもできるよ!
>>469 ここ20年ぐらいで全曲演奏したのは
佐々木よりこ、野原みどり、アンスネス
あともう一人ぐらいいたはず(北欧の男性だけど名前忘れた)だけど
誰の演奏で聴いたの?
478 :
469 :2008/03/17(月) 15:41:50 ID:kZdACZc9
hosyu
質問です。 リストの4手/2台もんはまだ聴いたことがないんですが、乱暴に言うなら (1) 2手の下位バージョン。一般人向け。 (2) 2手の上位バージョン。超人コンビ向け。 のどっちなんでしょうか? それともまた別の感じのもんでしょうか。 わけわからん質問で申し訳ありません。 鍵盤板で聞いたら「楽譜を見て自分で判断して下さい」と言われてしまいましたが 手元に手頃な楽譜がありません。
無調のバカテルのお薦め盤を教えて下さい。
482 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 02:04:19 ID:izeCE382
>>480 メフィスト1番2番とマゼッパの連弾をやったことあるけど
ソロより簡単という印象はなかったです。
どちらが音楽的に優れているとかはわからないけど。
演奏会用大独奏曲の二台版の悲壮協奏曲もかなり推敲されて作られていることですし、
リストの連弾、二台はプロフェッショナル向けだと思います。
追記。 上位でも下位でもなく並列だと思います。 プロフェッショナルっていうのは 独奏版がプロフェッショナル→連弾、二台もプロフェッショナル ってことで
>>482-483 ありがとうございました。
質問の意図は「2台版は1台版を2台に分担して弾きやすくしたものなのだろうか?」というものでしたので
「上位でも下位でもなく並列」という見解は、参考になりました。
連弾、2台はそれによってさらに演奏効果を高めた作品、ということなのでしょうね。
リストの連弾作品に対する興味がますます深まりました。
でも、なかなか音源が無さそうな感じですねえ…。
交響詩の2台版が激しく聴いてみたい。
>>478 今日のチッコリーニは聴きに行かないのか?
>>484 12曲の全集で3種類持っているよん
へぇチッコリーニあるんだ! 金と暇があれば行くとこだが(泣)。 もう何年も生は年1〜2回という状態。 情報収集も積極的にはやってないし。 チッコリーニのCDは持ってるけど、何十年も前の録音だな。
家にブレンデルのリストのボックスCDあるんだけど、これは評価良いの?
ブレンデルは基本中の基本と思うんだが、 どうもこのスレでは積極的に推す人は見かけないね。なんでだろ。
俺もどのスレ行っても好きな演奏家けなされるよ(泣)
ブレンデルは下手だし、華がない。 ベートーベンでもおとなしく弾いてろ、と
そ〜か、リストヲタってのはこういう手合なんだな(w)
聴く人間がこんなんだから、リストの曲は演奏効果だけの中身がないとか言われるんだな。
チッコリーニまだ死んでなかったか。 詩的で宗教的調べ全曲は聴きに行きたかったなぁ
ベルマンの超絶とペストの謝肉祭が入ってるCDを 新品200円でスーパーで売ってて買ったけど、謎だなぁ。 何でこんな安いのかな
496 :
名無しの笛の踊り :2008/03/23(日) 17:06:41 ID:ojtq+AsL
チッコリーニ凄かった。聴けたことが一生の宝物になるようなコンサートだった。二曲のアンコールの後は総立ちのスタンディングオベーション。
昨日からずっとPCに張り付いて仕事。ぐやぢい。
>>496 とはいえ
詩的で宗教的調べ全曲演奏
としては多々疑問の残る演奏
アンコールは手放しで絶賛
500 :
名無しの笛の踊り :2008/03/24(月) 02:23:09 ID:5N+yPTiY
疑問を全て列挙してみ?
>>500 譜読みの間違いor記憶がすっとぶ→さりげなくなんとか着地させた
の箇所が結構多かったぞ(聴いててかなりハラハラした)
何年か前のリストのオペラパラフレーズのリサイタルのときは
「そういう即興的な弾き方」をしてなかったから
あえてそういう弾き方をチョイスしたとは思ってない
中には「主の祈り」みたく、解決できずに諦めちゃったのもあったし
それとは別に、即興的に音を足し演奏効果を追究した箇所はよしとする
以前だと「アイーダ」のコーダへの経過句で、面白いことしてたしね
他にはノンアルペジオが望ましい10度和音を、8度にしたりとかあったが
これはアルペジオを回避したと、良心的に解釈できなくはないかもしれない
感心したのは「アヴェ マリア」のソフトペダルの使い方が絶品だったこと
この曲でああいう弾き方している例は知らないが、非常にセンスがよいと思う
前打音の付け方も、ピアノの性能と会場の響きも相まって概ね素晴らしかった
今度はオヌシの気が付いたことでも書いてはもらえぬものかのう
これは何? こういうのってコンペティションの審査員風批評?
503 :
名無しの笛の踊り :2008/03/25(火) 00:38:02 ID:S/WP+/oH
自分がチコリーニより上だと思ってる勘違い野郎のオナレス。
大抵のレスがそうじゃん(笑)
>>502 どうやら理解至るに能わなかったようで、誠に遺憾ですな
単に500氏の要求に対して、大要をしたためてみただけなのですが
それが何か?
506 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 12:35:41 ID:Pn3soSjJ
最近、「ファウスト交響曲」を聴いてます。 なにか「聴き所」があればご教示ください。
ファスト交響曲の聴き所は、メフィストフェレスだと思うんですよね。 ファウストもグレートヒェンも、フィナーレへの準備というか前奏曲というか。 そんな気がします。
「呪い」のテーマの歌わせ方 今までビーチャム以上に感情の起伏のある 「呪い」のテーマを聴いたことがないけど
今日、リスト作曲の交響詩「前奏曲」を演奏しました。
>>509 そういうのは、ここで事前に教えてくれよ
あの曲はシンバルとかティンパニとか気持ちよさそうだよな
ちなみに楽器は何を演奏したの?
ホルンの一番でしたwアマチュアで経験の浅い俺には死にそうだたorz でもソロとかはおいしくて良かった。本番はあんま上手くいかなかったけどね ちなみに吹奏楽部の定演でやったので、オケではないです
>>512 エサがまずいので釣れません
涙目の502乙
建設的な発言は一切しないくせして いちゃもんだけは一丁前の 営業成績が伴わない給料泥棒みたいなもんだ スルーするがよろし
>>514 わかってないようだからはっきり言ってやろう。
>>501 のような分析的な聴きかたして、面白いのか?
面白い、というのなら、もう何も言わん。
スペイン狂詩曲だー@コンクール
>>518 マジか・・自分はスムーズに見れるのだが・・・
まあもう寝るからいいんだけども プログラム見たけどもっとマイナーな曲も演奏してほしかtt
ファイナルまで残ればノルマの回想弾く人もいるのか・・・
>>516 わかってないのはオミャーだがや
501は500に対する返答であって
面白いとか面白くないとかの次元の話じゃないだろ
501に対して一体何が不満なんだよ
もしも話をしたいのならそれからだ
分析的にみるアタマすら持ってない奴が突っかかってるようにしか見えんな。
EMBのリスト集を3冊ほど注文したらやっぱり在庫なかった 出版元に発注するときは3ヵ月以上かかるのね てかEMBは高価すぎるよなぁ
昔は共産圏だったから安かったよ 製本もちゃちかったからページを拡げるとすぐばらばらになったけど 巡礼の年報あたりだと1500円ぐらいだったから 西ドイツ版ペータースの半額以下だった 共産主義が崩壊して一挙に5000円ぐらいになっちゃったんだよね 東ドイツ版ペータースがこれまた安かったんだけど、製本は悪かった 旧ソ連版のムジカなんか紙が本文も表紙もわら半紙だったからね でも新全集とかにも収録されてない曲が結構あるんだよね
じゃあ共産主義を支援していればいずれ安価になるかなw いや高いのは別に構わないけどせめて国内に在庫置いてほしい 演奏会に間にあわんし…
>>526 安価になるかもしれんが
初版限定部数(人気アイテムも不人気アイテムも等しく平等に同部数)が売り切れると
どんなに要望してもなかなか増刷されなかったりする
>>527 /' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
>>506 ずっと「ファウスト交響曲」を聴いてます。
いい曲ですよね。
もっと知られててもいいように思います。
せっかくだから俺はこのダンテ交響曲を選ぶぜ
ダンテ交響曲はリストの曲の中では糞曲。 あれを聞いて感動したラフマニノフは頭が悪い。
現代では、交響詩は人気がないのかね?
確かにシュトラウス、シベリウス等々に食われた感がある。 個人的にはもったいないと思うけど。
ここ半世紀ぐらいで、リストの宗教曲や交響詩やマイナーなオケ付きピアノ曲まで トータルに系統立てて取り上げたのは、リストイヤーでの各国協会イベント以外だと ブーレーズが芸術監督やったNYPが、1970年代前半の年間テーマで取り上げた程度 今そういうプランニングできそうな人は、世界的に見て誰かイメージできるかな?
リストの交響詩は、戦時中のドイツ週間ニュースで盛んに使われているせいも あって、ナチ色が強い印象で損をしているのでは。
536 :
名無しの笛の踊り :2008/04/21(月) 23:18:04 ID:WGl1/mzS
なるほど、レ・プレリュードはそのままナチのテーマ音楽にできる。
そんなのはショスタコだって出来るよw
538 :
名無しの笛の踊り :2008/04/25(金) 23:05:22 ID:hQVhyRSk
539 :
名無しの笛の踊り :2008/04/26(土) 14:30:21 ID:B9/omkWu
シュトラウスも人気ないだろ シベリウスにしたってダイハードの影響で多少知られてるくらいだろ 世間的には
そのレベルの「世間的」を持ち出したらクラシック全滅に近いんじゃね?www
アムランのノルマの回想が入ったCDが再販だ。
今までリストと言えば超絶技巧ってイメージがあってほとんど聴いてなかったけど 巡礼の年とか、詩的で宗教的な調べとか一日中聴いてても疲れないね 素晴らしいわ 今クラウディオ・アラウの演奏とボレットの演奏とで聴いてるけどお勧めとかありますか? ベルマンという人のは購入予定です
,, ‐  ̄ ̄Y⌒ヘ、 , イ 彡――v彡くヘ、 // / V} // / 'l} ,',' ,イ _,ノ ,廴.〉 // ノミ イノリ> 〈スト、 ,',' ハミ `´ ', 〉;! ト、 イ⌒ヽ) \ , rt_,r〉l.}.| }} .|h、) _,_,{ } :| 川 川|lh、 ´ ̄⌒ .}从 川 ミ川l八 _ j_ノ | | ヽハ ハ川リ、  ̄ 二入} }リ リ川>'’ | \ / ハ、_
youtubeで聴いた愛の夢第3番で気に入ったのが ヴァン・クライバーンと白のペトロフ弾いてる人
545 :
名無しの笛の踊り :2008/05/06(火) 03:44:52 ID:eV1+yoKK
>>534 出来るかどうかはわからないけど
コチシュ・ゾルターンにやってほしい。
指揮もピアノも室内楽もできる。
自分がシェフのオケも持っているし、レコード会社や放送局との関係もある。
普段からリストを演奏することの多い
ハンガリーのオケや合唱団、室内楽奏者を使って
放送局やレコード会社との協力、近隣の国への演奏旅行を組み合わせると
不可能ではないと思う。
546 :
名無しの笛の踊り :2008/05/06(火) 19:25:31 ID:8Y5gMqCh
>>546 ありがとうございます
ブレンデルも定番みたいなんで買い物カゴに入れておきました。
リストのピアノ曲は外面的で人間の息吹が感じられない。 そこが彼の限界だな。
なんだマルチか 他スレでマジレスして損したwww
>>548 「暗い雲」や「無調バガテル」、あと各種宗教曲も知らないのか?
あれらのどこが外面的なのか説明してもらおうか
>>545 ラ・フォル・ジュルネでリストをテーマに
各会場で各分野の楽曲を連休中ぶっ通しで
同時にマラソンコンサートとかは?
チケットの半券があると無料聴講できる催しで
野本さんがリストについて熱く語る
徹夜で朝までマラソンレクチャーとかしてるわけさ
チェーンソーで演奏する愛の夢とかハンガリー狂詩曲や
オーケストラ編曲されたピアノソナタとかも
無料聴講の催しの中にあって誰でも自由に聴けるんだよ
2011年の生誕記念祭で オケ曲や室内楽や合唱曲色々やってほしいな 日本じゃムリか
hosyu
S.137 と思われるデータを拾ったのだが 2005年くらいにS.137を発表した人って誰か居たっけ?
マッシモ・ゴンの超絶技巧練習曲・初版。 誰も手出さないためか、これまでひとつのレヴューも見たことないな。 そもそも初版なのかどうか疑わしいけど。 それにしてもウェーバーやハワード以降、全く続かないね。 難しいという以外にポイントがないから仕方ないけど。
おっと。初版じゃなくて2版か。 初版の全曲録音も同じくらいの扱いだけど。
>>556 554です。
S.137は今まで聴いたことがないのですが、聴いただけでもS.139超ギコとは違うのは確実です。
もしかしてシンプルにハワードだったりすんのかな。
でも全12曲きっちりしかないんだよね。
誰か分かる方居たら、1曲うpするので鑑定してくんないかしらん。
鑑定できますが
>>559 お願いできますか?
とりあえず「ハワードか否か」がわかるだけでも。
何番にしましょうか?
>>560 遅れてすまない。
とりあえず、ハワード(の第2版)か否かなら何番でもおkだが。
ハワードの3版は聞いたことないけど。
2、4、10、12番とかが分かりやすい。ってか、違いを言えば誰でもわかる。
例えば、4番なら最初のほうにスケールがあれば3版、鳴ければ2版。
12番なら、しょっぱなからずっとトレモロなら3版、最初に低音のほうで何かやってれば2版。
ってか、どっちにも取れる書き方をしてしまったorz 2版で、ハワードではない です
>>565 え。
謎は深まる。
ゴンか?ゴンなのか??
曲は24の大練習曲で間違いない。 奏者はハワードではない。 これでおk?
>>567 おkです。ありがとうございました。
とりあえずのまとめ。
・2版=S.137。
・演奏者はハワードではない。
ってことで。
次のステップは「じゃあ誰の演奏やねん?」ということ。
S.137全曲録音してる人って、ハワード以外には誰が居るんだろう。
マッシモ・ゴンの他には。
569 :
名無しの笛の踊り :2008/05/13(火) 04:01:18 ID:PMMdbIJG
>>556 海外でウェーバーとハワードとゴンを比較してレビューしてた人がいたから多分2版だよ。
ゴンのやつは
>>569 一応直後の
>>557 で訂正されてます。
オレも一応ゴン=2版という前提。
そのレビューってまだ見られますかね?
リストの有名どころのピアノ曲 DVD欲しいんですけど、どんなんがオススメっすか?
>>556 ギコ練、パガ練ともにきちんと弾ければ
いくつかの曲は10度の響きがキレイだよ
>>568 > S.137全曲録音してる人って、ハワード以外には誰が居るんだろう。
> マッシモ・ゴンの他には。
今のところ、S.137の全曲録音は
ジャニス・ウェーバー
レスリー・ハワード
マッシモ・ゴン
の3名だけなのかな。
>>574 録音があるかないかと言われれば
あると言うことができるが
演奏レベルをどうこう言うには値しないのがあるよ
2chで悪名高い黄色いHPと同じ色の紙を使った
ジャケ表紙のCD-Rという頒布方法だったけど
川上なんとかという女性ピアニスト
>>576 それだと、海外でRipされたものがネットで撒かれたりってのは考えにくいよねえ。
あわわ、オレ何言ってんだ(うぐぐ
リストの曲って集めようと思ったら大変だよね? モツやバッハより大変だ
とりあえずいくつか出ている全集や選集でお茶を濁すのはどうだ? ・ピアノ曲全曲 ・2台ピアノ曲、連弾曲主要曲 ・交響詩&交響曲全曲 ・オルガン曲全曲 ・宗教曲主要曲 ・オペラ ・室内楽曲主要曲 ・歌曲主要曲(男声女声別、伴奏楽器別) ・メロドラマ主要曲 ・その他(リストの曲を他の作曲家が編曲したものなど) 多分このスレの人でも上記全部の範囲でCD持ってる人少ないと思うし それで物足りなくなったら主要曲以外や、廃盤ものを入手すればよい もしも好みの演奏者があれば奏者別に入手してもよいだろう LP時代(ものによってSP時代)に結構重要な録音があるようだが CD化されてないものが結構あるみたいだよ
580 :
名無しの笛の踊り :2008/05/15(木) 23:37:28 ID:bEmPL91j
ペトロフのリスト=ベルリオーズの幻想交響曲、 録音がデッド過ぎて気に入らんかったから手持ちのソフトで リヴァーブをかけたら凄くよくなった。多少不自然だけど。 ジョバンニ・ベルッチが2001年のフスム城ライヴで、 ヴェルディ=リストのアイーダ・ファンタジーを弾いていて、 これがなかなかの名演だと思うんだけど、 他にいい演奏ありませんかね?
こういうの時々あるな 具体的な情報が全然ない商品説明なんて・・・
>>582 V/A とあるけど実はボレットだったりして。
V/A表記は管弦部分。
585 :
名無しの笛の踊り :2008/05/18(日) 11:21:53 ID:x7iwHM2G
>>585 すんません。反省します。
でもゲキチ先生のリストCDが欲しい…
ゲキチといえば、リストみたいな髪型にコスプレして、ジャケットに使っていたな。
ゲキチは紀尾井ホールに聴きに行って失望した
>>583 アンスネスはテクニックはしっかりしてるが、音楽に華やかさがない。
だがそれがいい。渋い。
アンスネスのベトソナタ31番の神演奏で泣いた
591 :
名無しの笛の踊り :2008/05/23(金) 23:04:04 ID:Bf3MMYb/
アンスネスの演奏には興奮要素がない。音楽は知的で冷静さを失わず、ウィットというものからは程遠い。 ストイックで面白味はないが、リストという作曲家の多面性を知るにあたって 「無調のバガテル」などの晩年の作品は正に彼にうってつけではないだろうか。 とか言ってみたりw まあ俺はアンスネス嫌いなんだよな。つーか音楽は熱があってなんぼだろ? リスト弾かなくていいよ、この人。興が醒めるわw
592 :
名無しの笛の踊り :2008/05/23(金) 23:09:56 ID:/E3XXZVL
>>581 Deccaのリスト録音というとボレットしかいないじゃないか
ルガンスキーのリストはイマイチとか言ってる人いたがバカウマじゃないか。>よつべの演奏
>>591 アンスネスのリストは去勢された感じがするなあ。押しがイマイチかな
596 :
名無しの笛の踊り :2008/05/24(土) 19:40:31 ID:tvRNSPEd
力技でねじ伏せたっていいじゃない だってリストだもの
>アンスネスのような演奏は国内の女性ピアニストで十分だね。 国内の女性ピアニストってなに? 国内の女性ピアニストはみんな無個性で同じような演奏をするとでも? そんな貧弱な耳しかもってないなら、クラシック聴くのやめたほうがいいよ
>>588 去年だろ。ゲキチは時々やっちまうんだよな。
むしろリスト限定で、珍曲、難曲だけをレパートリーにしたほうがいいかも。
一昨年は非常に良かった。
602 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 00:21:33 ID:+BGeH+Qf
初カキコです。 作曲的観点から見たソナタロ短調の評価ってどうなんですか? 傑作?駄作?
603 :
名無しの笛の踊り :2008/05/28(水) 00:29:50 ID:jmdFpCEd
田吾作
作曲的観点て何?
605 :
602 :2008/05/28(水) 01:31:40 ID:+BGeH+Qf
>>604 例えばラカンパネラやハンガリー2番なんかテクニック的にはかなりの力量が必要とされるけど単純なメロディーを難しく変奏してるだけで、和音なんか超単純。
作ろうと思えば俺でも作れる作曲的に稚拙。
その点ショパンのバラード1や英雄ポロネーズ、別れ、木枯らしエチュードなど作曲家ショパンの才能がいかんなく発揮されている。
なんだ、どっからのコピペか
>>605 > 作ろうと思えば俺でも作れる作曲的に稚拙。
ロ短調ソナタがあなたにも作れそうなら稚拙ってことでいいんじゃないかな。
オレはカンパネラやハン狂2番は作曲技法云々だけではなく
演奏効果や音響効果なんかも重視したい。
他人が結果を出した後で「俺でもできる」ってのは凡人の常www それはともかく、 演奏効果や音響効果 − リストはまさにこれらを重視したわけだ。 作曲技法だけにスポットを当てるのはブラームス派の言説戦略みたいなもんだろう。 (ま、俺も心情的にはこっちに肩入れしたいけどなw)
リスト記念祭のために目玉となる曲を探していたフバイが作曲したという ヴァイオリンと管弦楽のための (リストの「3人のジプシー」のパラフレーズによる)ハンガリー狂詩曲 聴いたことある人いますか? 新録音とか出てないすかね?
610 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 17:56:01 ID:PNOnYPSA
ナイヨ
611 :
名無しの笛の踊り :2008/05/31(土) 22:37:40 ID:xQMAlvIo
>>605 確かにあなたがそこであげたラ・カンパネッラやらハンガリアン・ラプソディ
なんかは作曲技法的には単純だろうけど、彼のロ短調ソナタは特別だね。
ここで用いられた作曲技法はおよそ他のリストの曲からは考えられないほど
精緻で気の抜いたところがない。なぜ彼がたった1曲、この曲だけ飛びぬけて
構造的な曲を書いたのか、皆不思議に思っているよ。
同意。
バッハ変奏曲なんてのも結構すげーんじゃね? (俺は素人で作曲技術なんてわからんけどそんな気がするだけだが)
お題拝借による主題変奏と標題音楽の鬼が 純粋な絶対音楽を作曲してみるとどうなるかという例 小説家でも伏線を至る所に張りまくって それらの展開や謎解きを楽しむようなストーリーテラーがいるが リストはそういうタイプの作曲家で形而上的な事象を 独自のセンスで形にするのが得意だったから そんなレトリックそのものをも楽しむような美学もある
↓噂をすればロ短調ソナタ。 BS2 クラシック倶楽部 2008年 6月5日(木) 10:55〜11:50 Bモード・ステレオ 上野 真 ピアノ・コンサート 1. トッカータ ( シューマン作曲 ) 2. 練習曲 から 第1番「5本の指のために」 第2番「3度のための」 第3番「4度のための」 ( ドビュッシー作曲 ) 3. ピアノ・ソナタ ロ短調 ( リスト作曲 ) 4. 東洋風の幻想曲「イスラメイ」 ( バラキレフ作曲 ) ピアノ : 上野 真 [ 収録: 2005年10月19日, NHK大阪ホール ]
ソナタのサン=サーンス編曲版聴いてみたけど オルフェウスのサン=サーンス編曲版ほどには成功してないな ショパンの葬送ソナタのサン=サーンス編曲版と リストのソナタのサン=サーンス編曲版の両方チェックして 比較論書ける人いる?
>>615 リストはロ短調ソナタだけ格別に好きな自分。
あらゆるピアノ作品の中でも最高傑作の一つだと考える。
で、今聴いているわけですが・・・上野真、すごいテクだなあ。まだこのあとイスラメイ弾くとはw
良くも悪くも「テクニシャン」という印象だ。
ピアノソナタは聞いたけど、鬼のように暗く激しい部分には暗さが足りず、光が差して花が咲くような部分には雑さがあった気がする イスラメイって初めて聴いたけど、ナポリのタランテラに似てる感じだね プログラムをヴェネツィアとナポリ→イスラメイにしたら面白かったのに
>>618 そうだねえ。特に後半は疲れも目立っていたね。
残念ながら特別心に残る演奏ではなかったかな。
この人はもともと技巧で勝負しているような面のあるピアニストだから、
今回のプログラムはいかにもこの人らしいと思ったよ。
ソナタはもう少しドロドロした妖艶さや、きらめくような繊細さが欲しかったね。
でもこの曲の演奏は本当に難しいと思う。
自分が一番気に入っているのはポゴレリチ。たまらん。
ユンディリはどう思う?
ビデオ見た。
>>619 > ソナタはもう少しドロドロした妖艶さや、きらめくような繊細さが欲しかったね。
ここんとこ同感。
ルックスのことは言ってもしょうがないが
それも含めて淡白だったと思う。
技巧的に破綻してるような部分は(たぶん)なかったが
その分、意外性も無いというか。
安心して見れてしまったというのはいいことなのか、悪いことなのか。
622 :
名無しの笛の踊り :2008/06/06(金) 03:54:03 ID:KWZW32zZ
ウィキペに無調バガテルの楽譜あったw こんなとこで無料で手に入るとはびっくりだw さっそくさらおう。
聴衆を魅了させるのも演奏者の資質の一つ 本人の志向性からすると そういった意味では技量不足じゃないのか
>>620 ピアノソナタの棚にユンディ・リのCDも並んでてびっくりしたことを思い出したw
聴いてないのでなんとも言えないけど、彼の好きそうな曲ではあるよね。
ショパンコンクールの時は荒削りだけど可能性がある感じに思えたんだけど、
いつになったら花開くんだろうか・・・。自分も彼のソナタは気になるなあ。
聴いた人いたら感想お願いします。
>>621 >ルックスのことは言ってもしょうがないが
ワロスw実は上野さんを間近で見る機会がちょくちょくあるんだけど、確かに淡泊だね。
>>623 同意。
反対に、技巧不足は否めないけど素晴らしく聴衆を惹きつけるピアニストを知っている。
でもそういう人は残念ながら世に出るのが難しいんだよね。
批評もとにかく「技術不足」ばかりで。もっと多面的に評価してもらいたいもんだと常々感じる。
日本は特に技術を重視する傾向にあると思う。
スレチでスマソ
>>623 内容的には同意だけど
世間一般ではあまり「技量不足」って言い方はしないよね。
「華がない」とか言うかな。
ただ、それなら、「武士のような」質実剛健路線を目指す、という方向性もあるだろうけど
それならリストという選択はあまり適切ではないかもしれない。
演奏などのテクニックとは違い、天性のものが大きそうだ。
リストのそのテの曲目を弾くのなら 開いた口が塞がらないほどの唖然とするテクニックを 自由自在に使った余裕のある演奏が望ましい そういった意味では評論家の評価する「テクニックは素晴らしいが・・・」 の「テクニック」ほどアテにならないことはない ホロヴィッツやリヒテルやギレリスの初期録音を聴けばそれはわかるし ホフマンやフリードマンやローゼンタールの神がかった演奏を聴けば 今の人はすべからくテクニックが不足していると言わざるを得ない
,,-―--、 |:::::::::::::;;;ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |::::::::::( 」 < 今の人はすべからくテクニックが不足していると言わざるを得ない ノノノ ヽ_l \________________________ ,,-┴―┴- 、 ∩_ /,|┌-[]─┐| \ ( ノ / ヽ| | バ | '、/\ / / / `./| | カ | |\ / \ ヽ| lゝ | | \__/ \ |  ̄ ̄ ̄ | ⊂|______| |l_l i l_l | | ┬ |
>>626 なるほどね。
ホロヴィッツがパガ超を「演奏不可能」と言ったらしい、という話を思い出した。
彼なら「弾ける」かもしれないが
自分のパフォーマンスとして「演奏する」とこまでいかんかったんだろう。
質問です。 ピアノ4手/2台版の曲の 入手しやすい音源はなにかありますか?
>>630 どうもありがとうございます。
うわー、あるもんなんだなあ。
ちなみに、ハワードの全集は2台/4手はまではカバーしてないんでしょうか?
ハワードは基本独奏曲と協奏曲かな 二台、連弾は1曲か2曲くらいのはず
633 :
名無しの笛の踊り :2008/06/12(木) 12:24:41 ID:mE5pCYnm
孤高のリスト弾き 金澤亜希子
イエローサブマリン音頭の人?
今、図書館でたまたま借りた本に晩年のリストのことがかなりの量書かれている。 シュミット木村眞寿美「左手のピアニスト ゲザ・ズィチから舘野泉へ」 ゲザ・ズィチって言う人が事故で右手を失ったハンガリーのピアニストで リストの弟子(かつ年の離れた友人)だった感じ。 基本的には「リストの偉大なところは、心の大きさと気高さです。」(ズィチの言葉) みたいなよくある感じで、彼の人格の高さや人の良さが書かれているけど 同時代人でリストに反発していた人や、ハンガリーとリストの関係 聖エリーザベトの伝説のブダペスト上演の経緯が書かれていて面白い。
182:06/13(金) 23:36 DYjKXD2e [age] 今日のファウスト交響曲とても良かった上げ 183:06/14(土) 00:01 wKEH03Rl [sage] 今日の定期良かったね。 ボリュームたっぷりだったけど充実してた。 どれも拍手が早めに起こっちゃったのが惜しかったけど、楽しみました。
>>636 そんな演奏会があったことに今さっき気づいた
くそおおおおおおおおおおファウスト交響曲を生できける機会なんて
そんな多くないのにorz
東京フィルもう一回やってくれないかな…
これでも読んで聴きに行った気分になってくれ。
クラシカル・ウォッチ
ttp://merrywillow.blog35.fc2.com/blog-entry-733.html ・ソリスト・アンコールは「恐らく予定外のことで、格別のスリルに満ちてい」た
・オペラの感性で交響曲を振る指揮者で「芝居ッ気」に富んだ表現が特徴
・オケ配置は「対抗型」で、交響曲第3楽章の掛け合いで効果を上げてた
・プログラム解説は邦文が野本由紀夫で、解説というよりアナリーゼに近い内容
・欧文解説はエイプリル・L・ラカーナで、指揮者の意図の入った要領のよいもの
・コンサートは結構な長丁場で、プロ終了後に時刻確認したら10時10分前だった
河童メソッド
ttp://kappamethod.blog.ocn.ne.jp/kappa1/2008/06/62122008613_754a.html ・交響曲第1楽章終了後、わけわからん状態で退場したと思しき聴衆が約10名
・交響曲第3楽章の盛り上がりは異常であり、加速する音楽はエキサイティングで見事
・テノールソロはハイトーン連発、男声合唱はエッティンガーの解釈についていってない
・近くに座ってたおじさんが熱心なファンらしく、ピアニスト演奏終了後に叫んでた
・ソリスト・アンコールが絶品で、オケ共演より訴求力や表現の幅が明確
・アンコールや休憩含めて、開演から終演まで3時間に迫ろうという演奏会
640 :
名無しの笛の踊り :2008/06/18(水) 14:28:33 ID:wOwYZArI
リストのピアノ曲で比較的安易でちょっとしたコンクールや発表会で弾ける曲教えて下さい!
>>640 ルチアの回想、イゾルデの愛の死、イエルサルムのマリアよ目出度し、グレートヒェン、
彷徨えるオランダ人より紡ぎ歌、
エステ荘の糸杉に、顕現、アンダンテ・ラクリモーソ、ペティーフィのために、即興曲、夕べの調べ
>>641 みたいな曲は「形」に仕上げるのが案外難しいから、勢いでイケる曲を薦めたよ
コンクールの場合は規定に照らし合わせて確認してね
歌心があればルチアは、難しそうな曲を弾いてるように聞こえておトクかもしんない
夕べの調べは、実は平易な曲だと審査員にバレてるので逆に損するかもしんない
643 :
名無しの笛の踊り :2008/06/18(水) 20:49:15 ID:wOwYZArI
ぺとラルカのソネットとか即興的ワルツは難しいですかねー?
>>643 あなたの腕がどのくらいか分からないからどうにも。
ただ、リストの作品の中では音が少ないほうでしょね。
645 :
名無しの笛の踊り :2008/06/18(水) 21:44:25 ID:wOwYZArI
チェルニー40番程度です。
わははは。ハワードの全集が転がってたよ。 恐ろしい世の中になったもんだ。
どういう意味でゴミ箱息なんだ?
おお。ベルマンの超ギコも転がってた。59年の方だけど。
ちょっと待った転がってるって、ネット上にダウンロードできる状態であるってことか?
>>650 これ以上はスレチっぽいけど、どっかテキトーな場所ある?
トレントじゃないよな
>>653 プロとしては普通じゃね?
その人プロなの?
656 :
名無しの笛の踊り :2008/06/23(月) 00:08:53 ID:nrRJSPn1
リスト自体あまり聴いたこと無かったのですが バルトークが良かったので イェネ・ヤンドーのリストを買おうと思ってます リストのピアノ曲で最初に聴くとすれば何がいいですか?
リストのPillow Talkっていい曲だよな!
660 :
名無しの笛の踊り :2008/06/23(月) 01:18:26 ID:h4W0Xpsh
ベルマンほすい。再発きぼんぬ
661 :
名無しの笛の踊り :2008/06/23(月) 16:32:08 ID:+/u+AFDc
巡礼の年って ヴェネツィアとナポリなのはなんで? 北海道と沖縄くらい離れてるのに… 詳しい方いませんか?
663 :
nanasi :2008/06/23(月) 18:00:06 ID:7gVwfIka
7月にゲキチの演奏会行きます。 リストも弾くみたいです 行く人いますか?
>>663 今週の新潟行くよ。オールリスト超楽しみだ
東京でもオールリストやるの? 福井直昭とのジョイント以外にゲキチ単独もあり?
666 :
名無しの笛の踊り :2008/06/24(火) 00:07:48 ID:QdIKSuMN
>>665 東京はやらないらしい
やるのは福井、新潟、大分(既に終了)で
2伝説、ロッシーニのソワレミュージカル×2、ダンテ、
葬送、シューベルト歌曲×3、ペストの謝肉祭
浜松がショパンの練習曲×13、幻ポロ、
シューマンのロマンスFis-dur、リストの葬送、ラヴェルのガスパール全曲
>>666 ピアノと管弦楽のための曲全集(リゲティ指揮、ブダペストSO)とか
3つの葬送頌歌〜死せる者たち、夜、タッソーの悲しき凱旋
聖・エリザベス伝説の3つの小品〜序奏
なんてのもヤンドーならではで捨てたもんでないと思うぞ
ハンガリー狂詩曲や巡礼なんか他にいくらでも聴くチャンスあるけど
こういうのは狙わないと一生聴く機会なんてこないと思われ
>>660 avaxsphere belman 12
でググるとなにかいいことがあるかもしれんよ。
>>663-664 荒天に気をつけて!
大分は暴風雨だったらしい。ゲキチは嵐を連れて来るからね。
>>667 シューマンはトッカータも弾くそうな。
シフラってハンガリー狂詩曲の17,18番録音してないの?
今、Yahoo!のトップページに載っていたニュース 「巨人を支えるリストラトリオ」 キリストとか聖エリザベートの伝説のネタかと思って、 クリックしてしまった…。
672 :
名無しの笛の踊り :2008/06/25(水) 07:13:50 ID:nKwHUOqZ
ダンテ交響曲のピアノ版が予想外にヒット こういうのは演奏者が重要なんだということがわかる ライナーによると12曲の交響詩もレパートリーにしてるらしいから 是非とも同じピアニストでシリーズ化してほしい それと児童合唱とのコラボも素晴らしい出来だ 久しぶりにカンドーした
グランのミサってCDでてますか?
ラヴェルのピアノ協奏曲が聴いてみたくて探してて
↓こんなんを発見した。
Amazon.co.uk: Great Pianists of the 20th Century - Martha Argerich:
Franz Liszt, Maurice Ravel, Sergey Rachmaninov, Johann Sebastian Bach,
Claudio Abbado, Riccardo Chailly, London Symphony Orchestra, Berlin Philharmonic Orchestra, Martha Argerich: Music
http://www.amazon.co.uk/dp/B00000DBU3 アバド/BPOとのリストのピアノ協奏曲第1番も入ってた。
ついでに、↓こんなんも見つけた。
Amazon.co.uk: Great Pianists of the 20th Century - Martha Argerich, Volume 2.:
Fryderyk Franciszek Chopin, Franz Liszt, Robert Schumann,
Martha Argerich: Music
http://www.amazon.co.uk/dp/B00000JNPU おお。前から欲しいと思ってたマルタ姐さんのBソナが入ってるぞ。
こりゃいい。
早速、目的のラヴェル+リスト特集(ピ協1、Bソナ、ハン狂6)で1枚に編集した。
本日のドライブの友にしよう。雨だけど。
>>677 > アバド/BPOとのリストのピアノ協奏曲第1番も入ってた。
違った。アバド/LSOだった。
アバド/BPOはラヴェルの方。
>>672 ゲキチの新潟聴いてきました。全体としてかなり良かったです。
パオラは早すぎテンポと不自然アゴーギクで期待はずれ。
ラダンツァは技巧が危なっかしかった。
ただ、アッシジ、ダンテソナタ、葬送曲、ペシュトの謝肉祭はかなりの名演だと思った。
葬送曲はミスはあったが今回最も感銘を受けた。
ペシュトの謝肉祭は編曲してるのか、明らかにシフラの録音を上回る演奏効果だった。
アンコールの半音階的大ギャロップもシフラよりテンポは落ちるものの、
炸裂する轟音とコーダのホロヴィッツがやるようなコーダ付け足しが効果的で、
これもまたシフラ以上ともいえる演奏効果だった。
さらにショパンのエチュード5曲もすごかった。Op10-7と25-12はカツァリスも真っ青の内声強調が
冴えていた。(オーシャンは昔のがようつべで聴けます!)
最後はリストのコンソレーション3番でした。
あと音色は単調、席のせいなのかペダル踏みすぎだとは思った。
それで細かいパッセージがちゃんと弾けているのかが良くわからない部分があったが、ミスは少なかった。
おお 今日のオペラシティ楽しみだ
682 :
672 :2008/07/04(金) 07:22:30 ID:6ZG3VUio
>>679 詳しいレポ、ありがとうございます。
やっぱり爆演だったようですね。
ショパンのOP10-7で内声強調ってどういう感じなんだろ。
想像つかないけど聴いてみたい。
ゲキチは相変わらずだったけど 日本人のソロははっきり言ってイラネの演奏だった 2台ピアノのときだけ出てくればよかったんだよ アンコールはなんで1台4手にしないんだろと思ったら 最後のアレをやりたかっただけかな
まぁギャロップはよかったよね
ギャロップは ゲキチ一人で演奏した方が もっとよかったと思う 珍しい曲を聴けたからよしというのはある 連弾で弾いてるのはうちにも1種類しかない
>>682 すみません、Op10-7でなく、Op10-8の間違いでした。
驚いたことに会場は満席に近かったけども 拍手の仕方がどうしようもないくらい下手だったのが気になった ということは日本人ピアニストの学校の生徒が チケット買うことが単位の条件で大勢来てたのかもしんない とってつけたようなブラボーのかけ声も興を削いだ ちなみに会場に入ってたカメラはDVDになるらしい さまよえるオランダ人のバラードのミスタッチなんかどうするんだろう
単位の条件というより、ノルマのために友達に捌いたかと。 彼らにレッスン受けた学生はノルマが課せられるでしょう。
690 :
名無しの笛の踊り :2008/07/05(土) 14:38:30 ID:Ol6uKYSA
福井直昭ってもともとソロとしてどうなの? 某大学の学長の御曹司ってだけしか聞いたことないんだけど。 ゲキチとやるくらいすごい人? チケット結構値段したよね?
ゲキチがよいかどうかは異論もあろうがある種の成功は納めてる点で ゲキチと比べると演奏で優れている点を見つけることはできなかった これは2台で弾いてるときにもゲキチとの違いが明確になるだけだった 今後このスレ的に注目に値するポイントとしては 本人曰くリストのマイナーな曲の好みがゲキチと同じらしいので レコーディングや演奏会で弾いてくれるかもしれないことぐらいで 逆に言えばそういう方向でしか独自性を出せない人なのではないかと チケットは常識的な価格だが高く感じたのであれば内容のせいだと思われ 今月の「音楽現代」と「ショパン」には本人のコメントがあるけど アンコールに2人でギャロップをやるのはある意味告知済みの状況で ゲキチとの演奏の違いを歌手の個性の違いに例えているがおこがましい まずメカニック的には伸びしろが全く感じられず演奏にも余裕がない ピアニスティックやシンフォニックな効果でも主題の強調でもよいが 舞台で曲を披露するという点で特別にアピールする主張を見出せない 強いて言えば「珍しい...を弾く」「レアな曲であるが...演奏してみたい」と プログラム解説でアピールするのは見識だが演奏に説得力が結実してないし ヘタすると名誉が欲しいだけの虚栄心のアピールなのではと勘ぐりたくなる 大学図書館・楽器博物館館長という肩書きから察するに学究肌なのだろう リストの宗教曲や室内楽曲のプロデュースとか向いてそうだからそういうのに期待
ピアニストはそれこそ掃いて捨てるほどいるから、 何かしら差別化を図らなければ食っていけないだろうな。 リストの場合、珍しい曲の発掘なんかは近年かなり進んだけど、 それでついてくる聴衆がいるかどうか疑問だ。 個人的にはもっとやってほしいが。
693 :
名無しの笛の踊り :2008/07/06(日) 05:49:18 ID:S+GT3dmR
ふくいセンセとゲキチはお友達。 ゲキチは関野なおきクンとも一緒に弾いたりする。 まだふくいセンセの方が100倍いい。
ディヒターってピアニストが忘れられたワルツ2番を コンチェルトと共にCDに入れてて好感度増した。 演奏は特に特徴もなく、ぱっとしない。
ミシャ・ディヒターは面白くない、は定説。 ハンガリー狂詩曲集は教科書的な演奏で面白みがない。 いやもちろん、そういうのが好きな人がいるのは否定しない。
696 :
名無しの笛の踊り :2008/07/09(水) 21:01:48 ID:cXQNzwuX
>>694-695 歌心はあるのだが技巧不足なんだよね > ディヒター
「詩人」という苗字なのである意味やむを得ないか?
ベルマンのリストの演奏もの凄い良い・・・ヴェネツィア・ナポリ聴いただけだけど 重厚に音が響いて、音が絡まり合うみたいで、少しセンチメンタルな感じ ソナタが入ってるライブの買ったのですが、巡礼の年集や、ミラノライブなどの演奏も買って後悔無いでしょうか……? とりあえずベルーシャのライブ演奏は凄い良かったです
ベルマンは良いですよ。単なる技巧の人と思われがちですけど、それは誤解。 間の取り方がよい。和音の響きが重厚で綺麗。後から来たロマン主義者。 「低音を強打するような演奏は、本来リストには無縁なのです」
>>699 バカだな俺。「在庫あり」って書いてるじゃん。とほほ。
昔NHKでやってた来日公演のときのタランテラがとても素晴らしいと思った。ベルマン。
BSで、ラウマ・スクリデって人の演目に「ダンテを読んで」があったので録画しといたのを夕べ見た。
若い女性だが、なんというか、なんだかムッチリ・ムチムチと逞しい人で
立派に力強く弾いていた。
全然予備知識なく見てたので、あとから検索してみたが
↓この写真はちょっとアレじゃないか?と思った。
Amazon.co.jp: ラヴェル:ヴァイオリンソナタ: スクリデ(バイバ)&スクリデ(ラウマ), ラヴェル, シューベルト, ベートーヴェン, スクリデ(バイバ), スクリデ(ラウマ): 音楽
http://www.amazon.co.jp/dp/B000GLKNF0
ソナタ聴きくらべると ユンディ・リが一番いいと思った。 他にアルゲリッチ、ポリーニ、ポゴレリチ、ツィメルマン聴いたんだけど どうもこの中だとユンディ・リがいいなと思ってしまう。 何でもっと評価されないのかな? ポリーニのなんて全くぎこちなくて聴いてられないよ。
ポリーニがぎこちないって? この曲そんなに滑らかに弾くもんじゃなかんべ
ポゴレリチのライナーノートには笑えたなあ。貶しまくりw 普通、演奏者を褒めちぎるもんだろ、ライナーでは。 あれ、誰が書いてたんだっけ?
Bソナは、ヴィタリ・クープリのが笑えた。
お笑いならアンサンブル・オーパス95の管楽アンサンブル版を忘れないでくれ。
>>703 そん中ではポリーニとマルタ姐さん聴いた。
マルタ姐さんのはおれはかなり好きだな。豪快でシャープで。
ツィメルマン聴いてみたい。ボゴも。
>>702 ハイビジョン クラシック倶楽部
2008年 7月 24日(木) 13:00〜13:55
ラウマ・スクリデ ピアノ・リサイタル
1. ロンド ニ長調 K.485 ( モーツァルト作曲 )
2. 組曲「12か月」 から ( ファニー・メンデルスゾーン作曲 )
3. 巡礼の年 第2年 イタリア から
ソナタ風幻想曲 「ダンテを読んで」 ( リスト作曲 )
4. アダージョ ロ短調 K.540 ( モーツァルト作曲 )
ピアノ : ラウマ・スクリデ
[ 収録: 2007年7月12日, 浜離宮朝日ホール ]
711 :
名無しの笛の踊り :2008/07/24(木) 12:42:08 ID:WNTpkt1S
ダンテ交響曲のピアノ2台版って リスト自身の編曲があるんでしたっけ。
713 :
名無しの笛の踊り :2008/07/31(木) 14:34:33 ID:g0q+Ejln
2、3年前にも聞いたけど、ロ短調ソナタの声楽版ってある?
ヴェルビエフェスティバルでルガンスキーのリスト聴いたけど 絵捨てそうの噴水と鬼火劇ウマじゃねぇか!!!!!!!!!!
その絵捨て僧が切れ切れなんだよぅ。 噴水が時々断水します。 いや、うちだけだけど・・・
>>712 サールではS.548でダンテ2台ピアノ版あるけどねー
リストが編曲したのかほかの弟子とかの編曲を容認したのかはわからんな
717 :
名無しの笛の踊り :2008/08/05(火) 12:01:53 ID:+RXT0WYU
「ため息」は「ノスタルジア」というタイトルだったらもっと有名になっていた。 勿体ない。せめて俺の脳内でだけでも…。
なにその厨臭いタイトル
>>717 今でも充分有名に一票
超ギコの9番と混ざるだろが
720 :
名無しの笛の踊り :2008/08/06(水) 21:28:27 ID:zTNyWNsW
>>719 あっちの9番は「回想」だろ?ノスタルジアは「郷愁」という意味合いだ。
un sospiro より語感が良く、発声しやすい。馴染みやすい。
何よりも楽曲の雰囲気がノスタルジア。以上!
>>720 そういうことは自分の日記にでも書いてなさい
>>717 >>720 …分かる気がする
確かに昔を思い出しているような雰囲気は感じる
アラウのは最高の演奏だった
724 :
名無しの笛の踊り :2008/08/09(土) 12:19:45 ID:gpvqOb1d
ため息の一番キレイな演奏を教えなさいっっ(><;)
726 :
名無しの笛の踊り :2008/08/12(火) 18:21:55 ID:FHz9/SiB
小菅優さんの超絶技巧練習曲のCDは聞いてみる価値があるでしょうか? アマゾンのレビューに録音があまりよくないと書いてあったので、購入を ためらっているのですが。。。。
>>726 個人的には「小菅ファン」でない人には奨め難いです。
横山盤と同じ程度の出来。
横山盤も「横山ファンのためのCD」と同じ程度です。
>>727 レス、ありがとうございます。
まだ20歳のときの録音みたいですしねえ。
今回は購入を見送ってみます。
安いんだから買って聴いてみればいいじゃん
●-、 r´ - ● ` =='\ | ヽ UUてノ
731 :
名無しの笛の踊り :2008/08/16(土) 23:10:03 ID:pXjbAQJR
>>726 視聴してみたら?
自分は視聴して購入を止めたw
733 :
名無しの笛の踊り :2008/08/21(木) 12:01:13 ID:ioEydLT0
【キーワード抽出】 対象スレ: フランツ・リスト総合スレ6 キーワード: 及川浩治 抽出レス数:0
ペトラルカのソネット104番最高ー^q^
735 :
名無しの笛の踊り :2008/08/21(木) 22:56:33 ID:1ry5HzIF
お。IMSLP復活してるやん。
739 :
名無しの笛の踊り :2008/08/23(土) 00:16:53 ID:O7nME0Hj
ラーザリ・ベルマンって「超絶技巧練習曲」と「巡礼の年」ではぜんぜん違う演奏だね。 おれは巡礼の方が好きだ。
>>736 >>738 アーメンというか、関取が手を合わせてるように見えるwww
でも、意外とこういうデブが繊細な音出したりするんだよなあ。
買ってみようか。
742 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 08:29:21 ID:CWI5Zw+P
「ストラスブールの大聖堂の鐘」が収録されているCDってない?
743 :
名無しの笛の踊り :2008/09/02(火) 21:18:58 ID:apmKdK/A
>>735 の収録曲って、いいんでしょうか?(ソナタ以外)
合唱曲ですな
リストスレってショパンスレの半分しか伸びてないね なんでだろ
ショパンスレは見たこと無いからしらんが、俺はこれで良いと思う。 というかこれくらいがいい
アンチも少ないし。伸びるところはアンチが多いからな。
ワシが知ってるようなことはこのスレの人たちは百も承知だし
コルトーのソナタ良かった
753 :
名無しの笛の踊り :2008/09/10(水) 22:29:06 ID:eLXgfm0+
ワーグナーとかベルディのオペラの編曲は、どのような評価をされているのでしょうか? リストの作品のなかでは、やはり傍系扱いなのでしょうか?
754 :
名無しの笛の踊り :2008/09/15(月) 15:35:21 ID:txG/We9W
>>753 ロンバルディとイゾルデは
ピアノの響きがとてもキレイだから
自分でもたまに弾いたりするよ
メカニックもシンプルで弾きやすいからお勧め
指の独立とソステヌートペダルの練習にもなる
ピアノ書法的にはイゾルデはリストのピアノ曲としては
傍系というより例外的ではあるけどモシュコフスキのよりは
演奏者の自由度が高いし制御しやすいと思うよ
リストの作品で交響曲っぽくて出だしがこんな感じの曲ってありませんか? ティンパニーらしき楽器のソロ演奏からはじめリ タッタランx12回 その後パッパッパーンというというフレーズがきて またティンパニーの独奏があって繰り返しです。 その後に一転してストリングスで甘い調べのフレーズがあります。 曲の長さは約18分です。
>>755 レス、ありがとうございます。
何か聴いてみます。
758 :
名無しの笛の踊り :2008/09/25(木) 18:16:39 ID:7Rz4zZ/2
波の上を渡るパオラの聖フランチェスコって難易度としてはどんな感じでしょうか?
いい感じ
760 :
名無しの笛の踊り :2008/09/26(金) 00:18:46 ID:AczK+DLx
超絶技巧練習曲の11番だよ
762 :
名無しの笛の踊り :2008/09/26(金) 20:32:29 ID:AczK+DLx
>>761 どうもありがとうございました。
探してみます!!!!
763 :
名無しの笛の踊り :2008/09/27(土) 04:37:05 ID:ufp7KaIy
発表会でリスト弾こうと考えてるんですが ラカンパネラとメフィストワルツ1番とどちらがオススメですか? また他に発表会映えする曲があれば教えて下さい
釣りかもしれませんが。 それだけの難曲を選曲できるんなら、あとは自分で考えられるでしょう。 それに演奏時間も倍違いますし。。。。 どちらも跳躍があって事故りやすいですよ。
アリス・サラ・オット嬢が12月に超ギコとパガ大を2夜連続で演奏するらしいね。 超ギコのほうは聴きにいこうかな…
766 :
名無しの笛の踊り :2008/10/08(水) 22:18:16 ID:Mzj5C8pq
十字架の道行を弾きたいけどまわりの目がこわい こういう曲を理解してくれる人がもっとふえたらいいのに
>>766 技巧的な曲じゃないからですか?
悲しみのゴンドラなど、
技巧バリバリでないリスト晩年の曲はかなり見直されていると思いますが、
その中でも「Via Crucis」が一番だと思います。
あまり知られていないのは、すごく残念ですね。
>>767 これまでもマイナーな曲を弾いてリストを広めようとしてきて
結構リストいいねって言ってくれる人はいるんだけど
そこで十字架なんて弾いたらせっかく獲得した好意が
あっという間に消えそうな気がするんです。理解されにくいだろうし。
だからこの曲はもっと段階を踏んだあとにやった方がいいのかなーと思いまして、ええ。
>>766 周りの目なんて気にせずガンガンやってください。
もしも演奏会のプログラムに載せるんなら聞きに行きますよ。
>>768 もしかしてF井さんですか?
「レノーレ」(メロドラマ)とか、「芸術家に寄す」とか舞台に乗せたことある人に、
「十字架の道行」はやらないのか尋ねたことあるけど、あまり乗り気でなかったな。
聴衆を納得させるだけのモチベーションが、楽曲の性質上かなり難度が高いせいかも。
合唱なしの独奏楽器(特にピアノソロ)版は、音響的にさらに難易度が高い気がする。
加えてソロ版演奏を、合唱版のB独唱(イエス)・合唱(賛美歌)・鍵盤(情景描写)の
どこに視点を置くのか(あるいは複数の視点を俯瞰するように解釈するのか)の
プレゼンテーションは、キリスト教文化に縁のない人には必須と言えるかも。
最後の最後に、#2個でアヴェ・クルクスと連呼する大胆な転調は何の意味があるのか、
どの音形が誰の何を意味したものなのかの説明だけでも、聴衆の理解の一助となるはず。
(例えばプロコの「ペーターと狼」の登場人物の、動機と展開の説明みたいなのね)
もちろん純粋に器楽曲として、記譜された音譜だけで勝負するのも一つの方法ではあるが
(そして、それらすべてを想定して許容するべく構成・作編曲したリストも凄いのだが)
大半の聴衆は頭の中が???となって、苦痛の時間を過ごすことになりかねないような。
ニレジハージ(はこの曲の録音ないが)みたいな弾き方ができれば、それも面白いかも。
ショッキングな場面では、いかづちの轟くような爆音を補強しても解釈上良いと思う。
そこまでせずとも、合唱版から省略されたフレーズを復活させるのも悪くはないかと。
聴衆に理解されるかどうかは、プレゼンテーション次第である程度クリアできると思う。
もしも舞台に乗せる機会があったら、私も聴きに行きたいと思うから情報よろしくね。
ちなみに、演奏会のプログラムはどのように構成する予定なの?
恐らく主義主張やテーマを設定してそうな気がするので、よろしければ披露してほしい。
なんという読む気の失せるレス
よまないからw
さっき見てた海外のエロ動画のBGMで 唐突にファウスト交響曲がサンプリングされててたまげた。 あれはなんなんだろう。 ちょっと気になるので探してみよう。
バラード2番のお勧めってありませんかね。 腕前はそこそこある人がいいです。前に評判のいいアラウ演奏の超絶技巧 練習曲集を買って、シフラを聞いた後だったので下手糞さに愕然としました。
775 :
768 :2008/10/13(月) 11:40:00 ID:8iVvnasC
>>770 残念ですが私はF井さんではありません
趣味程度にピアノを弾いてるただの大学生です
勘違いさせてしまってごめんなさい
アラウとかチェルカスキーを聴いて下手糞とか思うんだなあ。 ハイドシェックは別格だが。
>>774 単純に闊達さだけ求めるならアラウは下手に聞こえるでしょ。
ま、実際どたばた弾いてるけど。
アラウも若い頃のライブ聞くと結構やるよ。
音楽探偵アマデウスだったか、ちらっと見たらカンパネラの各稿を実演で比較してた。 ちょっとびっくりした。 最終稿の全曲演奏はイマイチだったけど。
>>778 俺もみていた。
第1稿は全然違う曲だったんだよね
>>779 俺は最初のあたり見てないんだわ。
今朝のハイビジョンのを回してあるので、あとでちゃんと見てみる。
あの番組自体は全然期待してなくてノーチェックだったし
今回もメインのストーリー自体はなんだかなあ…だけど
冒頭部分だけとはいえ、実演付きというのは画期的ではないかと。
個人的には最終稿では無くなった
第2稿後半のV協1番3楽章の編曲部分が見たかったんだけどな。
でもまああれは完全に別の曲だから、今回の趣旨からは外れるし
演奏者への負担も…。でも見たかったわ。好きだし。
>>780 > あの番組自体は全然期待してなくてノーチェックだったし
> 今回もメインのストーリー自体はなんだかなあ…だけど
> 冒頭部分だけとはいえ、実演付きというのは画期的ではないかと。
そうそう。全然期待なんかしてないのに
マニアが喜びそうな実演含む内容が良かった。
> でもまああれは完全に別の曲だから、今回の趣旨からは外れるし
> 演奏者への負担も…。でも見たかったわ。好きだし。
あの番組じゃそこまでは無理でしょ。
でもあれみて別稿全部きいておきたいとは思った。
>>778 ベニスの謝肉祭付きのは物の数に入ってないのかな
784 :
778 :2008/10/15(水) 10:10:15 ID:Ga7NXdaK
>>781 別稿はどれかは聴いてる?
俺はハワードと
S.140は大井とペトロフ
S.420はオグドンを聴いた。
S.140のペトロフは絶品。一聴の価値あり。
S.420のオグドンはかなり微妙。聴いてるだけではちっともピンと来ない。
難易度のわりには演奏効果が望めない、ってことなのか
それとも「リスト本人が弾くのを見る」ための曲なのか。
S.700はハワード以外に発表している人は居るんかいな?
S.140のペトロフって廃盤ですか。amazonもhmvで検索かけても見つかりません。
>>785 大変手に入りにくいようです。
オレもかなり苦労して、大手以外の通販で買いました。
ちなみにだいぶ前にこのスレにも書いたことあったかもしれんけど S.140の録音で、比較的手に入りやすいのは大井とハワードくらいか。 ペトロフはあるにはあるようだけど大手通販では扱いが微妙。 海外の通販のサイトで「S.140」でバカバカ引っかかったりすることあるけど 大半が単なるS.141の間違い。 カンパネラ単曲をS.140と誤記してあるケースも多い。 「誰でもいいからとりあえずS.140が聴いてみたい」という方はご注意を。 ちなみにオレはそれで騙されて間違って買った ワッツのカンパネラが結構お気に入りだったりするので 世の中なかなか面白い。
>>787 それと、カンパネラについてのみ言えば
S.140はあんまし期待するほどのもんじゃないと思う。
オレはパガニーニのヴァイオリン協奏曲の1番の方も大好きなので
それの3楽章が高らかに鳴りまくるS.140はかなりお気に入りなんだけど
ヴァイオリン協奏曲2番の方、いわゆる「鐘のロンド」の部分は
最終稿のS.141の方が完成度が高いと思う。
1番を知らない人とかの場合だと
「思ったよりパッとしない上に、途中から別の曲になってしまう」
と思ってしまうんじゃないかな。
でも、カンパネラ=3番以外の4番とか6番とかはS.140を聴く価値は大きいと思う。
詳しくは↓あたりを。
Virtuoso Piano Transcription: Paganini-Liszt
http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/Paganini2.htm
>>789-790 あら、3つのURL全部既読の色になってます……。
パガ超の方のラ・カンパネラ好きです、かっこいいです(midiで聴いたことがあるくらいですが)。
S.140は数年前から気になってたのですが、なかなかこの曲の話が出来る人もいなくて――。
>>791 おお。
ワタシは元々ロック・ファンだったのですが
リッチーブラックモア→イングヴェイ・マルムスティーン→パガニーニ→リスト
という道筋をたどってきました。
あと別線で、ベートーヴェン→リスト。
というわけで、ハン狂、超ギコよりも先にパガ練/パガ超/ベト交からリストに入門しました。
S.140の幻想をもとめてあれこれ苦労しましたが、お話しできる人に出会えてうれしいです。
>>784 鐘による大幻想曲はゲキチの実演が、技巧、音楽性、構成力ともに
素晴らしい演奏だった。
他に音源の少ないレパートリーだし、ぜひとも録音を残して欲しいところ。
>>793 ゲキチ先生かあ。
ナクソスあたりがどうにかしてくれんかね。
リスト全集の一環で。
>>792 こちらこそ。色々助かりました。
ゲキチといえばyoutubeにある普通のラ・カンパネラの動画を思い出した。
一部ちょっとアレンジしてたが、それもよく、きらびやかだった。
偶々、数年前から欲しかったボレットのリサイタルでバラードの第2番が入ってるものを店頭で見つけた
801 :
778 :2008/10/16(木) 09:06:31 ID:B3bsi39g
トホホ。なんか妙な空気になってるなあ。
802 :
名無しの笛の踊り :2008/10/17(金) 15:10:24 ID:/Jq8Cez8
俺はカブリーロフのカンパネラが好きだな。
>>802 カロリーオフのカンパリソーダに見えた。
リストってこんなにコアなファンが結構いるのに なんで普及しないんだ? ショパンと同程度くらいには扱われてもいいような
普及しないからコアなファンが居るんだろ?
>>804 ショパンは物凄い派手で華やかだからなぁ。
ラ・カンパネラ意外と簡単なんだな。1週間で音だけは完成した。
フジ子みたいな綺麗な音は一生かかっても出ないんだろうけど、コンサートのフジ子よりミスタッチは少ない。
普及しまくってると思うが。。 ロ短調ソナタ、うんざりするほど録音されてる スクリャービンの練習曲なんて・・><
>>804 普及すると真っ先に難色を示すのがお前のような奴。
クラヲタはホント身勝手。
ショパンは親しみやすい曲が多い
まぁ、親しみやすさでいえばリストは何かと劣るわな。
巡礼の第1年、第2年がするめ、第3年は眠い
するめは第3年だろjk
ゲキチの超絶きいた。さいこー!!
リストの親しみやすい曲って何がある? ため息、エステ荘の噴水、ハン狂2、メフィストワルツとか?
ハンガリー突撃行進曲
小人の踊り
半ギャ!
大練習曲の6番も有名だよね リストって知らない人が多いんじゃなかろうか
819 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 20:02:32 ID:2lx5fbbS
マゼッパ
ヤンドーのリストが悪いとは思わない。 むしろバランスがとれていて良質な演奏だと思うけど。 切れ味だけ求める人には向かない。 大局観の良い演奏を求めるにはむいてる
(予言)シフは、死ぬ間際にロ短調ソナタを録音するであろう。 そして、こういい残す。 「私は人生のほとんどをあやまった」
824 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 15:43:22 ID:0T+40QIe
>>793-794 ゲキチの鐘幻想曲ならば、一昨年の紀尾井ライヴ録音をゲキチ自体は持っている筈。
本人超多忙のため、編集作業が進まないらしい。
俺としてはどこを編集するのか?あのままでいいから早く発売してくれ、と思っている。
ハイビジョン クラシック倶楽部 2008年 10月 29日(水) 06:00〜06:55 2008年 11月 5日(水) 13:00〜13:55 Bモード・ステレオ クラシック・アラカルト ウラディーミル・フェルツマン ピアノ・リサイタル 1. ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-49 ( ハイドン作曲 ) 2. 歌曲集「ミルテの花」 作品25 から きみにささぐ ( シューマン作曲 / リスト編曲 ) 3. 楽興の時 作品94 D.780 から 第3番 へ短調 ( シューベルト作曲 ) ピアノ : ウラディーミル・フェルツマン [ 収録: 2007年4月25日, 王子ホール ] クラシック・アラカルト アリス・紗良・オット ピアノ・リサイタル 1. ロマンス 第2番 嬰ヘ長調 作品28 第2 ( シューマン作曲 ) 2. ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」 作品129 ( ベートーベン作曲 ) 3. ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 ( リスト作曲 ) 4. 慰め 第3番 変ニ長調 ( リスト作曲 ) ピアノ : アリス・紗良・オット [ 収録: 2006年11月22日, 三鷹市芸術文化センター 風のホール ]
若林顕のたった一人の第九って期待していいんかなあ?
>>825 やっと聴けたよ。アリスちゃん。
若いちれいなおじょうさんだった。
赤いドレスが素敵だった。
リストは…ハン狂はちょっとパワー不足を感じた。
ダイナミックさというか、強弱のコントラストが物足りない。
あと、テンポの揺らし方が(こちらが)馴れてないせいか気色悪かった。
時々外してたりもしてたような。
超絶全曲、生で見てみたいなあ。
829 :
名無しの笛の踊り :2008/11/02(日) 01:53:12 ID:uqNnkzYy
モスクワ時代のリヒテルのリストって、恐ろしいほど素晴らしい。 「泉のほとりで」を聴いて卒倒しかけた。 下草のあいだから止め処なく清らかな水が地表にあふれあふれてくる感じ
>>829 > モスクワ時代のリヒテルのリストって、恐ろしいほど素晴らしい。
リヒテルは外国に移住したのですか?
831 :
名無しの笛の踊り :2008/11/04(火) 02:52:30 ID:RwGwzne7
森のささやきっていい曲だなぁ。 レベル的にどのくらいですか?教本で言うと。
832 :
名無しの笛の踊り :2008/11/05(水) 22:57:16 ID:DtTcHQNq
ポリーニのロ短調ソナタを聴いた。 カチッと弾けてて名演奏だと思うけど、ロマンが足りない。 ロマン派にふさわしい感じの名演はありませんか?
キラキラ分が欲しいのかね?
>>834 このスレでアルゲリッチ挙げるとフルボッコにされるよ。
アルゲリッチのは普通に名演だと思うんだがなあ
さて。 オラトリオ “クリストゥス”を聴こう。 どんなんだろう。
>>834 このスレの住人は、アルゲリッチやツィメルマンとかDGレーベルを挙げると「初心者乙w」とかいって
罵るから、なるべくマイナーレーベルのマイナーなピアニストを挙げると良い。
840 :
名無しの笛の踊り :2008/11/07(金) 22:53:14 ID:VmJlyNwN
ソフロニツキは?
家にあるCDは確かに昔はDGが多いけど最近は減ってきたな
>>839 別にオレは初心者だからいいけど。
前スレの最後あたりで質問して
すすめられたから聴いたんだぜ。
で、ドンピシャはまった。
いいスレだと思ったよ。
殺伐としてるのは別にいいけど、寂しいのは寂しい。
オラトリオ「聖スタニスラウス伝説」のCDが売ってたから買ってきた。 世界初録とクレジットされてるけど、完成され19世紀に既に出版されてた 詩編129「深き淵より」と間奏曲「サルべポローニャ」の部分は単独で LP時代にハンガリーとポーランドの国営会社から発売された実績あり。 「サルべポローニャ」のピアノソロ版は、ハワードさんのCDで聴ける。 労働歌を基にしたポロネーズの部分は、ピアノスコアでのみ残されていて ハワードさんのCDに同じく収録されて、譜面も1983年に出版されてる。 「ポロネーズ」が何を指すのか不確定要素があるけど、クリスマスツリーの 終局と同じく、タイトルに反し奏でられる音楽はマズルカでもある。 恐らく「ポロネーズ」には、「ポーランドの」=公爵夫人という隠喩があると思われ。 それらを全て引っ張り出してきて、今回諸々チェックしてみたが、 もしもオラトリオとして完成してたら、傑作は間違いなしの出来具合。 「聖エリザベス伝説」が好きな人は、堪らない楽曲だと思われ。 出版されたピアノ譜には、マニュスクリプトの写真が掲載されてるが、 ピアノ書方的にかなり興味深い技術を要求する部分がチョイスされてる。 グレインジャーの譜面を見たことがある人は、わかるだろうけど メロディーライン以外の声部の音譜を、小さく記譜する方法の箇所ね。 印刷譜と比較してみると、マニュスクリプトは実に興味深い。 メフィスト2番と同じ巻に収録されてるから、持ってる人は参照のこと。
EMBの新全集I/17巻だったっけ? ポロネーズ弾こうと思ったけど音がおおくて挫折した
>>840 > ソフロニツキは?
スクリャービンは素晴らしいが
リストはその域には達していないと感じる。
さあ、今日は鰤のオルガン作品集を聴くぞ。 オルガンもんをちゃんと聴くのは初めてなので楽しみだ。
Paul Lewis のBソナってどうよ?
地味だったと思う、あんま覚えてないけど。
>>848 確かに地味というか、良くも悪くも突出したものがなかったわ。
たしかにあんまり覚えておけなさそう。
>>846 なんていうか、オルガン=バッハという間違った固定観念がしみ込んでて
何聴いてもバッハにしか聴こえないような気がする。
というか、バッハとしてしか認識できないというか。
プアーなフィーリングのオレ。
>>850 そんな君に「シナチク大王」の称号を送ろう
リストのオルガン曲がバッハに聞こえるとは。。。
>>853 聴こえる以前にオルガンの音→バッハと短絡してるだけだろ?
まったくお話になってない。
>>852 S.403 スルタン・アブドゥルメジト陛下のために作曲されたドニゼッティの行進曲による大パラフレーズ
ってちょっと珍しいんじゃね?
さすがはトルコ出身。>ビレット
アンスネス王子のメフィストワルツ1番、いいじゃないか。 さほど期待せずに聴いてちょっとびっくりした。
だんご3兄弟>>>>>>>>>>>メフィストワルツ
今日、やっとゲキチのウイリアム・テルが届いて聴いた。 こりゃええな。景気がいい。オケ版の方も久々に聴きたくなった。
ポゴレリチのメフィストを聴きに行きます。 どんだけ遅いか楽しみ。
>どれだけ遅いか楽しみ ワラタ
昔、家にあった百科事典についていたレコードをよく聞きました。 中でも「ラ・カンパネラ」が気に入っていまして、 最近その音をまた聞きたいと思い、CDを探してみようと思ったのですが 百科事典を処分してしまい、奏者が分かりません。 どなたか、学習研究社の「原色学習図解百科 楽しい音楽と観賞」に入っていた レコードの「ラ・カンパネラ」の奏者をご存じありませんでしょうか。 事典自体は1960年代後半のものと思います。 よろしくお願い致します。
862 :
名無しの笛の踊り :2008/12/01(月) 21:11:58 ID:pbBh1KH0
前奏曲
パパーン
864 :
名無しの笛の踊り :2008/12/09(火) 20:06:05 ID:ZGDB/e8u
865 :
名無しの笛の踊り :2008/12/09(火) 20:14:29 ID:8zWMmhKz
>>856 あのアルバムに入ってるやつは全部いい(・∀・)イイ!
アンスネスのリスト集は全体的にいいけど、 唯一メフィストワルツだけは好きになれなかったなあ ちょっと真面目すぎる
>>866 「メフィストフェレスは自由奔放」という固定観念を「否定」したんだよ、きっと。
868 :
名無しの笛の踊り :2008/12/12(金) 14:59:22 ID:T6T9hnLH
昨日ののだめカンタービレで流れていたリストの水のやつってなんて曲名ですか?
869 :
名無しの笛の踊り :2008/12/12(金) 15:38:32 ID:h86h5XCa
2つの伝説曲 No.2 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
ハイティンクの交響詩全集の二巻が廃盤になってるんだね。
>>870 昔、どっかの国の麻薬撲滅キャンぺーンCMで
BGMがダンテ交響曲の「地獄」の冒頭部分〜ドラムロールだったのは
やっぱり意図的にチョイスしたんだと思うよね
どこの国だか忘れたけど、過去スレには書き込んだはずだ
>>872 へー。そりゃ多分きっと狙ってるわ。
>>870 のビデオのBGMのサンプル元はメフィストフェレスなので
メフィストの罠による誘惑なのかもね。
>>872 昔アフラックのCMで交響詩《前奏曲》が使われてて笑った
>>874 あれは製作サイドがラマルティーヌの序文まで知っていたかどうかで話が変わるが。
まあ知っててやったんだろうな。生命保険と結び付けるとは、ある意味ブラックだよね。
リストじゃないけどリンナイのCMが「断頭台への行進」だったこともあるしな 直後に死亡事故発生
若林顕の「たった一人の第九」行ってきた。すごいわ、これ。
879 :
名無しの笛の踊り :2008/12/24(水) 01:57:04 ID:d2yXuOXG
世界一凄まじいハンガリー狂詩曲第2番を教えて下さい。
880 :
名無しの笛の踊り :2008/12/24(水) 08:00:41 ID:Gr6DvR+v
ランランのホロヴィッツ編曲かなぁ、ピアノだけど
ハン狂2のホロヴィッツ編って 自身以外ではランラン、ヴォロドスの他に音源あります?
>>878 いつどこの公演に行ってきたの?
1楽章からエンジンちゃんとかかってた?
883 :
名無しの笛の踊り :2008/12/27(土) 04:24:50 ID:gyt9x8Pb
予定してくれたらもっと人かもね
885 :
名無しの笛の踊り :2008/12/27(土) 05:23:16 ID:gyt9x8Pb
クリスマスオラトリオ(第1部)だけですな。 元の演奏会では、全曲演奏したのかな? 今、三賢人のマーチのところだけど、良い演奏、 おとなしくなりすぎていないのが良い。
886 :
名無しの笛の踊り :2008/12/27(土) 05:26:24 ID:gyt9x8Pb
最後の方、なんかいつも聞いている演奏と違う。 省略されている気がする。
887 :
名無しの笛の踊り :2008/12/27(土) 08:47:39 ID:gyt9x8Pb
ちなみに、ネットラジオ関係で
リストのピアノ協奏曲「呪い(Malediction)」、
ハンガリーの放送局のオンデマンドで聞ける。
本当なら、もう聞けないはずの高音質の分も、今、サイトの方が不調みたいで
聞けます(Élőbenが今の日本時間-8くらいに移動していなければ大丈夫)。
http://real1.radio.hu/bartok/MP3/B-mp3.htm Péntek 19ora Hallgatをクリック
RealPlayerなどが開くと思うので、52分20秒くらいから始まります。
1時間ごとになっているので、途中で曲が切れますが20oraで続きを聞いてください
ピアノ Vitalij Piszarenko 、リスト室内管弦楽団(コンサートマスターRolla János)
2008年10月10日ブダペスト、リスト音楽院大ホール
http://212.92.28.75/bartok/2008/12/19/081219-b.htm ↑のアドレス、19.35をクリックすると、同じように聞けます(17分35秒ごろから)。
こちらはビットレートが低いので、AMラジオ以下の音くらいだと思いますが
かなり長い間聞けると思います。
888 :
名無しの笛の踊り :2008/12/27(土) 10:51:19 ID:WSniaBuY
もうじき発表会でカンパネラ弾くので練習してるんですが、 右手でトリル?しながら左手で主題弾く所の右手 レミレミレミレミ レ レ ↑ここだけが上手く弾けないんだけど何かいい練習方あります? ゆっくりなら出来るんだけどテンポあげるとついていけなくてもたつくのです
>>888 1-2でオクターブ取って、2323のトレモロでぶっとばすのが
一番テンポが上がるはずだけど、それだと手のサイズはきつい?
どうしても3535で取るなら、田園2楽章やショパンop.10-2なんかで
3〜5の指の強化訓練をする必要があるけど、発表会までに間に合うかな?
その次の変奏も1343でなく、1232の方がスピードが上がるよん
890 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 08:09:25 ID:hDWowB7f
その次のとこは1343で弾けるんだけど トレモロのところは2323だと届かなくてキツいです… リスト自身は2323で弾いてたのかな?手デカいし 本番まであと2週間です。
それなら親指と人指し指で鍵盤に当たる場所がオクターブの距離で最短になるように 1.右手首を45度くらい右に回転させる 2.人指し指を、黒鍵の縁の斜めになってる部分か、その近辺に引っ掻けて 3.中指を、(12でオクターブを取る時に)手の自然な形で着地する白鍵部分に当てる 3本の指で、親指が一番黒鍵の奥に延びる形になるけど、やってみる価値はあるよ 場合よっては1と3の指が当たるタイミングで、ドアノブを回すみたいに手首を回転させる 肘が突っ張らぬようピアノと椅子の距離や座る位置と姿勢、椅子の高さも調整してみてね
892 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 19:30:35 ID:zsGpw2QE
愛の夢を結婚式で弾くのはよくないってきいたけど、どうして?
893 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 19:32:07 ID:xcZcjjyM
>>892 それ、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」とワーグナーの「結婚行進曲」の間違いだろうw
894 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 20:09:56 ID:HwCtXQ+5
十字架の道行きはすごい。これは音による調和福音書。
895 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 20:47:36 ID:zsGpw2QE
>>893 そうなの?副科ピアノの先生が言ってたんだけど勘違いかな
896 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 20:49:08 ID:xcZcjjyM
>>895 副科ピアノの先生が弾けなかったのかも知れないねw
897 :
名無しの笛の踊り :2008/12/28(日) 22:51:14 ID:zsGpw2QE
うわぁなんか気持ちわるい人・・・
899 :
名無しの笛の踊り :2008/12/29(月) 04:30:09 ID:DHk1asbx
先生のせいにしちゃったんだろうな。
>>882 京都。エンジンはわからん。先に一曲(ベートーベンの熱情)弾いたからかかってたんじゃない?
俺はピアノがさっぱりなので一定水準を超えると判断できんのだスマン。
俺のエアピアノをはるかに凌駕する手の動きだったのは確かだ。
ただCDとは緊迫感が全く違った。これは絶対に生で聴くべき。
意識が一点に集中してるせいか、オケより強烈だと思った。
アンコールは千住明のエターナルストーリーとバッハのプレリュード
>>888 自分ははじめ4545でやるもんだと思い込んでて必死こいてやってましたww
4545で実用レベルで弾けるのなら、それはそれで凄いよ そういう訓練は決して無駄にはならないけど 楽して弾いて問題ないなら、やっぱそっちに転ぶよね
903 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 12:34:33 ID:AaPcbV82
>>891 遅レスですが頑張ってみます
詳しくありがとうございました!
905 :
名無しの笛の踊り :2009/01/09(金) 15:23:05 ID:G4fOSQQZ
亀だがカンパネラのトリルのメロディの所は1353がいいと思う
906 :
名無しの笛の踊り :2009/01/10(土) 02:25:34 ID:Pmie5vs4
先日、YouTubeで半音階的大ギャロップアラビア風というMIDIの映像を見たのですが あれはなんですか
907 :
名無しの笛の踊り :2009/01/12(月) 18:43:50 ID:IBCi3tY5
908 :
名無しの笛の踊り :2009/01/12(月) 18:45:32 ID:IBCi3tY5
俺は評価する。
>>908 私はピアノ弾けないからテクニック的なことはわからないけどすごいと思いました
911 :
名無しの笛の踊り :2009/01/13(火) 20:03:52 ID:J2lo7PhE
>>626 「すべからく」の使い方が違う。
無教養のくせにクラシック語るなよゴミ人間。
つーかそもそもショパンの方が上なのにリスト聴いて通ぶってる時点で糞。
糞にたかる蠅、乙。
悉くのつもりで須らくを使ったのか
恐らく。 「須らく」を使いたき者は、須らく辞書を引いて確認すべし。 ってことだな。
915 :
名無しの笛の踊り :2009/01/14(水) 17:48:32 ID:YSvSzSxA
半年以上も前の誤用に偉そうな突っ込みを入れるのも 教養ある人間のすることとは思えんがな
マツーエフ、おもしれえじゃん。
>>916 続き。聴いてるのはこれ。↓
Amazon.co.jp: Tribute to Horowitz: Grigori Ginzburg, Vladimir Horowitz, Franz Liszt, Denis Matsuev: 音楽
http://www.amazon.co.jp/dp/B0006VXM6M 「CD聴き比べ」でも言ってたけど
「ホロヴィッツ・トリビュート」でありながら
ハン狂2はホロ編ではなく、自作のカデンツァを弾く、ってのが面白い。
「ホロヴィッツの編曲をなぞる」のではなく
「自作のカデンツァを弾く」という姿勢をトリュビュートしてんだな。
マツーエフ、おもしれや。
カーネギーのライブも探してみるか。
最近マクドナルドでピアノ曲が流れてる。 昨日はリストの夜想曲「夢の中に」がかかってた。 有線?とはいえ、あの場所で聴くのはなんか不思議な気がしたなあ。 個人的にはピアノ曲のBGMが一番落ち着くからうれしい。
920 :
名無しの笛の踊り :2009/01/18(日) 14:59:29 ID:MyVaUwmW
オシャレなレストランのBGMでリストの宗教曲が流れてるはいいと思う
>>919 マクドナルドは朝だと室内楽が多いね。
ピアノトリオとかクインテットのたぐい。
九段下ととある定食屋のBGMもクラシックで
ある時なんてラヴェルのマ・メール・ロア4手版だったぞw
とんかつ屋ではショパンのノクターンがいろいろとひたすら流れてた
オグドンつまんね。
925 :
名無しの笛の踊り :2009/01/29(木) 16:25:20 ID:FwDa4shE
オグドンは超絶技巧と破天荒さを合わせた感じがいい
テレ朝の絶叫マシンのバンジーで どっかで馴染みのある旋律が使われてて 何かと思ったらハンガリー狂詩曲19番のラッサンの主題だった この曲の管弦楽版があるなんて知らなかった ちなみにその主題はクラリネットソロだった
編曲はどこのだれがやってるかわからんよ ガッコの水槽レベルでもピアノ曲やオケ曲を水槽用に編曲できるヤツいたし。
レコード棚を漁ってたら ベラ・ヴァヴリネチュ編曲の19番が出てきた 編成は弦楽5部にツィンバロン、クラリネット、牧羊の笛 番組の人は、よくもまあクラリネットソロの部分だけを抽出したもんだよ
>>925 > オグドンは超絶技巧と破天荒さを合わせた感じがいい
技巧は全くない
タダでもいらん
930 :
名無しの笛の踊り :2009/02/10(火) 22:44:25 ID:rYBhc1zY
同意
931 :
名無しの笛の踊り :2009/02/15(日) 19:24:22 ID:a/9UhYBn
大幻想曲の話しじゃないけど、 ギンズブルクどうよ?
933 :
名無しの笛の踊り :2009/02/17(火) 15:55:11 ID:4wcVZGYb
昔「いる・いないのひみつ」という本で、リストが死後、おばさんに憑依して自分の未完の曲を作曲したり、ベートーベンやら死 んだ作曲家を呼び寄せる、という話があったんだけど、本当?しかもレコードで出たそうだけど。 どこかに情報あります?
936 :
名無しの笛の踊り :2009/02/17(火) 21:55:46 ID:OgrGACkG
>>931 フィオレンティーノより良いな
テンポも速すぎず遅すぎず
しかし、低音が弱い気がするな
録音が悪いのかわからんが
937 :
名無しの笛の踊り :2009/02/18(水) 01:54:38 ID:q2jcU732
939 :
名無しの笛の踊り :2009/02/19(木) 08:14:51 ID:P6g4Q+4z
最近購入したアイテム 「孤独の中の神の祝福」オルガン版 「スペイン狂詩曲」管弦楽版 「ダンテソナタ」ピアノ協奏曲版
941 :
名無しの笛の踊り :2009/02/20(金) 08:06:26 ID:/7BOKByG
>>931 途中苦しいとこあるけどなかなか
てかDeezerってサイトにさらに感動w
違法サイトではないんだよね?
>>581 忘れたころに。
Ultimate Liszt - The Essential Masterpieces | ArkivMusic
http://www.arkivmusic.com/classical/album.jsp?album_id=202058 Performer: Claudio Arrau, Lajos Kozma, Clifford Curzon
Conductor: Sir Colin Davis, Kurt Masur, Antal Dora'ti, Sir Georg Solti
Orchestra/Ensemble: London Symphony Orchestra, Leipzig Gewandhaus Orchestra, Royal Concertgebouw Orchestra,
Royal Concertgebouw Chorus, Orchestre de Paris
管弦の比重が高いのにびっくり。
943 :
名無しの笛の踊り :2009/02/27(金) 10:20:46 ID:sFAXDIEi
エルンスト・レヴィという人のBソナを聴く。 どんなんなんだろうな。幻らしいけど。
944 :
名無しの笛の踊り :2009/03/06(金) 23:10:23 ID:U2oFvtiB
最近は愛の夢第2番のCDが手に入りやすく嬉しい! 今あるCDはボレットと山本なんとか(たぶん美樹子)とダルベルト
945 :
せっ☆マ ◆wwwwWwWWWw :2009/03/07(土) 21:48:41 ID:XV7gZ9m0
シフラのリスト聞いてたらなんとなく気持ち悪くなってきた
受験板から出てくるな糞コテ
947 :
名無しの笛の踊り :2009/03/08(日) 20:41:30 ID:auybBufi
ホロヴィッツ演奏の「ヘクサメロン」の存在を初めて知った。 なんという怪物的爆演ww
ようつべで見られる?
見られるよ。ルウェンサールのCD持ってるが、もうイラネw
auのCMの愛の夢がうざったい
951 :
名無しの笛の踊り :2009/03/10(火) 08:42:27 ID:MZRQ7pb0
ロジャー・ダルトリー版、歌入り「愛の夢」。 あ。元々歌曲か。
952 :
名無しの笛の踊り :2009/03/10(火) 11:35:29 ID:DIINH1qq
白鳥英美子の歌う愛夢持ってる
俺様がフランツ・リスト大先生だ!
ニレジハジ 乙
955 :
名無しの笛の踊り :2009/04/02(木) 10:07:59 ID:7V5NusoT
ベルマンのミラノライブを聴いた。 すげー。 見たかったなあ、これ。 超ギコ全曲もだけど、たぶんアンコールの「夕立」がすげえ。 夕立ってこんなすげえ曲だったのか。 書いてて自分のボキャブラリの貧困さが情けなるわ。
956 :
名無しの笛の踊り :2009/04/03(金) 15:27:31 ID:vAX1UglB
グールドやポリーニと 誰が一番上手いのですか?
>>956 30 :名無しの笛の踊り:2009/04/03(金) 11:14:41 ID:vAX1UglB
スキルはポリーニの方が上でしょう
んな事ぁない
959 :
名無しの笛の踊り :2009/04/03(金) 19:28:31 ID:GGxpMdlZ
最近変なポリーニ厨が涌いてんだな。 比較はできない。 ペダリングがめちゃくちゃなポリーニと そもそもほとんど踏まないグールドは 比べてはいけない。
960 :
名無しの笛の踊り :2009/04/03(金) 20:41:26 ID:MIfclH00
グールドってリスト弾いてんの? あ、ベト交/運命&田園があったか。
961 :
名無しの笛の踊り :2009/04/03(金) 21:18:13 ID:vAX1UglB
>>957 余程、暇なんだなあちこちROM乙
wwwww
962 :
名無しの笛の踊り :2009/04/03(金) 22:43:22 ID:fCZxGBEc
田部京子さんのロ単調ソナタは再販せんのかのぅ。 Amazonのマケプレでの法外な値付けを見るとわしゃ悔しゅうて悔しゅうてのぅ。
>>961 面倒くさい奴だな。かまって欲しいなら素直にそう言えよ。
965 :
名無しの笛の踊り :2009/04/04(土) 22:30:12 ID:WQF9qX9d
>>964 2ちゃん素人ドイエ乙
相手にならん消えろ
年寄り丸だな
前奏曲のお薦めってあります?
967 :
名無しの笛の踊り :2009/04/05(日) 22:12:51 ID:ovXrUiHT
ナイヨ
ナイコトハナイ
カラヤン
リストって 殺そうとしてない。
973 :
名無しの笛の踊り :2009/04/11(土) 03:39:38 ID:RTrirdc6
じゅんれいのとし
974 :
名無しの笛の踊り :2009/04/12(日) 23:10:39 ID:lU13jVz3
スレ違いでしたらごめんなさい。 シューベルト作曲リスト編曲のピアノ曲『ます』は 難易度はどのくらいでしょうか? ショパンのエチュードを練習している者ですが、 まだ手を出すには厳しいでしょうか? 綺麗な曲だからいつかは弾きたいです。
>>974 ツェルニーの50番が終わったら可能。
そもそも譜読もできずにここで聞くような人には無理。
弾きたいならまずは弾いてみれば?
Victor Merzhanov のパガ練聴いた。 なかなかシャープでいい感じ。 録音はもっさりしてるけど。
977 :
名無しの笛の踊り :2009/04/14(火) 12:14:05 ID:NwRBPfOV
リストもショパンも意外性がない。どの曲も同じ感じで表現の幅がない。ピアノの枠を拡大はしたが発想は超えられなかった。枠の中で良くやったって感じ。
>>977 あなたがショパン練習曲を弾いたことがないことはよくわかりました
>>977 ショパンのソナタ2番も葬送行進曲までしかないとか思ってそう
980 :
名無しの笛の踊り :2009/04/17(金) 03:36:24 ID:GJTGXAPj
リストを知ったかしてるだけの駄スレかよ ワロタ
981 :
名無しの笛の踊り :2009/04/17(金) 09:56:09 ID:u+63vooU
S.1 の音源を聴く機会に恵まれそう。 どんな感じなんだろう。楽しみ。 まーあんまり期待せんほうがええんだろうけどね。 音源があまりない作品、という時点で。
983 :
名無しの笛の踊り :2009/04/18(土) 17:01:05 ID:7JTJQXSK
名曲探偵アマデウスの鐘の回見ました。 若い頃の技術的に難しい鐘よりも最後の鐘の方がいい曲だと感じました。 私のような素人には最後の鐘の方が難しいように聞えました。
チッコリー二のBOXを購入したんですが、HMVでヒットしないのは何故でしょう?
986 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 14:18:48 ID:+sF0pjwb
987 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 14:26:50 ID:+sF0pjwb
>>985 失礼。貼ったものは見当外れ。
ここリスト・スレでしたな。
HMVでは2枚組までしかヒットしませんね、確かに。
なにやら仏EMIかなんかの5枚組BOXがあるっぽいですけど。
見当外れな返答、すんませんでした。
(てっきり引っかけか釣りだと思ってしまって…。本当に失礼しました)
英文表記だとヒットする場合があるよ。
989 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 17:02:55 ID:8HiqJ3P2
ブダペスト版の楽譜高すぎるだろjk しかもブダペスト版でしか手に入らない曲が多すぎる。 ヘンレ版はどのあたりまでリストの楽譜をだすのだろうか?期待はしたい… 特に晩年の作品群とポロネーズ第1番。