1 :
名無しの笛の踊り :
2005/10/13(木) 17:24:03 ID:VQaZHusR 古楽鍵盤総合スレです。過去スレは2以降に。
2 :
名無しの笛の踊り :2005/10/13(木) 17:30:03 ID:VQaZHusR
3 :
名無しの笛の踊り :2005/10/13(木) 21:11:19 ID:LKhIDrwE
>>1 O2
ホットな話題少ないけれど、またりと騙りませう
4 :
名無しの笛の踊り :2005/10/13(木) 22:02:44 ID:Sxq30ltZ
チェンバロ落ちてたのですか。 でも新すれはめでたい。
5 :
名無しの笛の踊り :2005/10/14(金) 12:07:07 ID:r8yN/Li4
今度こそ落とさずに1000まで頑張るぞ〜。
6 :
名無しの笛の踊り :2005/10/15(土) 02:02:53 ID:jBG6cC6P
7 :
名無しの笛の踊り :2005/10/15(土) 09:22:01 ID:8Ri00fqc
8 :
名無しの笛の踊り :2005/10/15(土) 20:10:33 ID:U5tBPRTm
9 :
名無しの笛の踊り :2005/10/15(土) 23:17:17 ID:jBG6cC6P
新スレ乙
10 :
名無しの笛の踊り :2005/10/17(月) 00:51:30 ID:mp2HiMFX
>>8 オルガンは古楽器とそうでないの両方あるよね。
11 :
名無しの笛の踊り :2005/10/18(火) 01:01:44 ID:JSVyoXqH
ウトレミファソラ age
12 :
名無しの笛の踊り :2005/10/19(水) 21:00:23 ID:lz3UWVvT
2の過去ログ見れないのがある。。
シュタイアーはイケメン。
14 :
名無しの笛の踊り :2005/10/20(木) 23:11:50 ID:RHCBAcay
保守
15 :
名無しの笛の踊り :2005/10/20(木) 23:37:33 ID:8Aq4DAxF
いけめんかな〜?
二十年前にははげてたな はげといけめんは両立するが
かなり傷んでるような音色のフォルテピアノのCD知りませんか? 小島さんのアレアーレ盤は私にはキレイ過ぎました・・・ 知っていたら教えてマクレガー!
18 :
名無しの笛の踊り :2005/10/21(金) 12:22:09 ID:s0OCHl9t
フレスコバルディのチェンバロ曲でお勧めのCDはありますか?
あぶねぇ〜 ショルンスハイムのリサイタルがあるのを今更気付いた。
20 :
名無しの笛の踊り :2005/10/21(金) 23:45:45 ID:L6Qrm2cQ
>17 デムスが60年代に録音したボン・ベートーヴェンハウス所蔵のフォルテピアノで ベートーヴェンの31番を録音した盤はどうだろう。 確かドイツはるもにあむんでぃだったような気がするが かなり痛んでる感じの音色だった。 録音がよくないこともあるのかもしれないが。 >18 ロスのトッカータとかいいと思う。 ヴァージンの二枚組みのバジェット版シリーズで バッハのゴルトベルクとのカップリングで出てる。
21 :
17 :2005/10/22(土) 00:44:01 ID:bMT8jMFL
>>20 ありがとう。
arsmusiciから出てるのがそうかも。買ってみます・・・
ところでベトといえばスコダの全集(astree)は廃盤なんですね。残念・・・
>>18 フレスコバルディはレオンハルト(philips)の新録が良かったけど廃盤かもね・・・。
チェンバロヲタのピエール・アンタイ(astree)はジャケ絵が美しいw
22 :
18 :2005/10/22(土) 22:45:23 ID:8FMVwu03
23 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 00:35:13 ID:or8XHm2A
ずっとクラヴサン好きでしたが、さいきん、フォルテピアノの音色もいいなあと思い始めました。 でも、シュタイヤーの弾くモーツアルトは、あまり好きになれませんでした(潤いとか弾む感じが足りない?) フォルテピアノの良いCD、お教えいただけませんでしょうか? CPEバッハ、ハイドン、でも、もっと新しくて構いません。この演奏家のこの演奏、っていう名盤が知りたいです
24 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 01:00:32 ID:bytwiDgX
フレスコバルディなら何をおいても レオンハルトのカプリッチョ集(DHM) アレサンドリーニのトッカータ第一巻(ARCANA)を聴くべし
アレサンドリーニのARCANA盤はイイね
26 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 01:39:45 ID:bytwiDgX
フォルテピアノの良いCD: インマゼールのベートーヴェン(月光、悲愴、バガテル) デーラーのシューベルト(即興曲集) レオンハルトのモーツァルト(マニア向け) レオンハルト妹のシューベルトもいいよ
27 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 04:47:03 ID:L0f+7i8A
>>26 サンクス!!
シューベルトのフォルテピアノ演奏があるとは知りませんでした
さっそく買い求めてみます
28 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 06:17:36 ID:L0f+7i8A
__,,,,... -―‐-、__ =ニ_" ̄-...._,二 ,,..=''" ""''=-、_ ~~'''''‐、_ ''=;;;>ー`'―――--、 ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ `/ ヽ ヽ‐-、 ヽ / .り り と | |エ` =''''エヱ,'' ‐/ /\ .l l. り り う 〈 {0}` {0} ヽ \| |. り り り 〉 | "' , ' i /\ | 〉 .り り り | . /¨`ヽ 。゚ , ' l ヽ__ / 〈 り り り | / ノ / ,r、`i/ l. り り り 〈 . |_/|| / 2り / _ノ り り ,〉 |_/ / / (_/|-=二__ り / |_/ / 入. | \____/ ヽ、,,,........,,,,_/ / || |l| ________ | | | / ̄ ̄ ヽ, | | / ', | | {0} /¨`ヽ {0}, ! はいもしもし |.l ヽ._.ノ ', | リ `ー'′ ',| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __( "''''''::::. つ --;;;; ______,,,,,,---'''''''"""" ヽ ゛゛:ヽ. つ つ つ ::::::::"""" ・ . \::. 丿 つ つ ドッピオ!! ::::::: ..........::::::::::::彡''ヘ::::....ノ つ ::::::::::;;;;;,,---""" ̄ ^`` /  ̄ ̄ \ /:::::::: : ヽ |::::: :: ヘ ヽ:::::: :::.. ノ \::::::: /\:::;;;;;;__ ノ
30 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 06:35:00 ID:bytwiDgX
>>28 Vol.2持ってるがこれは割とマイナーな曲ばかりなのでどうかな・・・
気になる曲でいいんじゃない?
>スコダって言わない これだからシロウトはw
34 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 19:54:54 ID:NV/xybFV
>31 ”バドゥラ=”を必ずつけなさい、ということですか? で、バドゥラ=スコダのアストレのベト全だが、これは超名盤。 演奏は文句なしに味わい深いいい演奏。 使用楽器も確かコピーではなくすべてオリジナル使用だったはず。 録音もいい。 俺はバークシャーレコードのHPを定期的にチェックして入手。
35 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 19:59:35 ID:NV/xybFV
>26 いいとこをついてきましたな。 セオン復刻のやつを一枚持ってるが、リズムの取り方がすごく面白かった。
>>33 だけど解った。 でもアストレ廃盤orz orz orz
38 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 22:18:17 ID:bytwiDgX
アストレ廃盤あり杉 ヴェルレのFクープランとか
ナイーヴにオーパス111などと統合されちゃったからねぇ・・・ ジャケも妙にこじゃれた感じでいまいち。 昔の(現在のアルカナのような)商売けのない素朴な感じが良かったのに orz orz
40 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 23:13:31 ID:bytwiDgX
>ジャケも妙にこじゃれた感じでいまいち。 うむ。昔はジャケ買いできたのに・・・
41 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 23:30:40 ID:+91H31vE
>>23 ソロでなくて申し訳ないのですが、ロバート・レヴィンというピアニストがガーディナーと共演した、ベートーヴェンの4番のコンチェルトは絶品です。
冒頭の和音を崩して弾くあたり、センス抜群! 機会がありましたら、ぜひ聴いてみてください!
音楽学者としてもモーツァルト作品の新版を作ったりして有名な人ですね。
>>23 メルヴィン・タンのベトソナ選集(virginの黒箱)も・・・。
バドゥラ・スコダのアストレ盤が入手できない今、まとめて聴けて良い演奏てのは
これくらいでわ?
ピアノに負けた楽器の何がいいの?
45 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 02:57:20 ID:FmscRxA+
フォルテピアノの名盤追加 ドゥヴォス/ショパン:夜想曲全集(RICERCAR) トゥヴェスルカヤ/ヴォルジーシェク:即興曲とソナタ(OPUS111) インマゼール/ドビュッシー:前奏曲集(ARCANA) マニア用 シュタイアー/クレメンティ:ソナタ集(TELDEC) ブルンナー/ブルックナー:ピアノ曲集(CPO) ケイティン/シューベルト:即興曲集[スクエアピアノ使用](ATHENE)
47 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 20:22:57 ID:xWSXQYVo
バドゥラ=スコダは、モーツァルト(Astree)とシューベルト(Arcana)が まだ入手可能だと思います。 ベートーヴェンならブラウティガムが全集録音を開始して(BIS) 2枚目まで出てますが。音きれいすぎるかな? コーメン(Globe)もまとめて聴けて良い演奏と思うけど、 今入手可能かどうかビミョー
48 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 21:46:12 ID:85j5zGvG
フォルテピアノ欲しいけど高くて買えない。ところで素朴な疑問なのだがフォルテピアノの 保有者ってチェンバロみたいに自分で調弦するのかな。それともピアノみたいに定期的に調 律師様に来て頂くのかな。
49 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 23:16:21 ID:TDqGEbnv
>45 ブルンナーのブルックナーってフォルテだったの? 興味あります、使用楽器・年代教えてくだされ。
50 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 23:33:01 ID:Fk9dcnkf
51 :
名無しの笛の踊り :2005/10/24(月) 23:35:57 ID:FmscRxA+
>>49 いま手元にないけど19世紀半ばのオリジナルだよ。
曲目は完全にヲタ専用。
>>48 普通は自分で調律するよ。
毎日どころか一日何回も必要だから。
>>47 おお、ブラウティガムはハイドン10巻を買いました。
「2ちゃん」ではショルンスハイムの全集が人気ですが、ハイドンはフォルテピアノで聴きたいと思いまして。
やわらかな響きがとても気に入りました。
この喧嘩が強そうな風貌のおいちゃんはルドルフ・ゼルキンにも師事したそうですね。
カプリッチョや鰤に比べると桁違いに高価になりますが全部揃えるつもりです^^;
因みに鰤のハイソナ全も注文中^^; これはあまり評判が良くない感じですけどね・・・
ブラウティガムのベトはSACDなので(ハイブリッドだけど)購入を思案中。普通のCDではリリースされないのでしょうかね?
最近のBISは真っ黒路線をやめて(裏はやっぱり黒だった)気が利いたジャケになったので
シュパーニのcpeバッハ:ソナタ集なども気になっています。
あと
>>45 さんが推薦しているスクエアピアノやタンジェントピアノのソロで他にもCDがございましたら
教えてマクレガー!
55 :
名無しの笛の踊り :2005/10/26(水) 03:30:53 ID:xrvGBQDM
スクエアピアノ BISにはリストの作品集も出てたような…。
56 :
名無しの笛の踊り :2005/10/26(水) 03:44:06 ID:KObrsbSQ
57 :
名無しの笛の踊り :2005/10/26(水) 23:01:20 ID:myctPwAs
>56 >モーツァルトのKlavierstucke(小品集) 10枚組のうちの3枚ね RICERCAR原盤で演奏も良 他の7枚は変奏曲、四手P、オルガン作品集など
有橋淑和、12月に東京文化でやるよ。今回は去年神保町で 共演したハンドベルと一緒です。
タンは最近どうしてるんかね〜
62 :
名無しの笛の踊り :2005/10/27(木) 23:09:13 ID:HvyWEmnU
>61 最近モダンピアノでシューベルトの録音を出したらしい。 フォルテに戻ってきてくれないかな。
メルヴィン・タンってそんなにいいかいな?
俺も
>>43 さんがあげたベートーヴェン・ソナタ選集聴いてみたんだが
スタンドプレーが空回りしてる感じで好きになれんかった。
65 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 22:55:20 ID:yTwg/Tto
>64 ノリントンと組んだモーツァルトのコンチェルトが良い。 23番とか特に。 ヴァージンの2枚組みバジェットで安いし、お試しあれ。 あと、同じくノリントンと組んだやつで、 合唱幻想曲とかコンチェルトの4番とか好きだな。 マニアックなやつで、メリディアンから出ているドニゼッティの歌曲の伴奏をしてるやつがあるが、 これは最高。 もしかしたらタンの最高傑作かも・・・?
合唱幻想曲でフォルテピアノを使うとしたら、 声楽のソロと合唱は、古楽発声かな。
>>66 ノリの第9(LCP、シュッツ合唱団)は聴いたことある? そんな感じ。
ノリントンLCP、タンはいいぜよ。
結構2ちゃんの古楽好きは穏健というか真面目なのが好きで個性的な演奏はいまいち評価が低いようにお見受けする。
例えば、チェンバロならコープマンよりレオンハルト、みたいな。
68 :
名無しの笛の踊り :2005/10/29(土) 22:47:09 ID:SA1bIlqv
>67 レオンハルトはフランス物は良いと思うが バッハはどうも硬い感じで苦手。 バッハはルセが好きだな。 個性的な演奏、というところでは、 ウィリアム・クリスティのチェンバロとか面白いと思う。
タンのベトソナだけど、この黒boxで初出の音源もあるのでわ? 5枚もリリースされていた記憶がない・・・・ これに収録されていないが「エリーゼのために&バガテル集」(シューベルトの作品とカップリング)、 ルールブリタニアなどの変奏曲集もあった(以上EMI reflexe 廃盤)。
帯に「世界初の左利き用フォルテピアノによる録音」みたいなことが書いてあるCDが売っていたんですけど、演奏者も知らない人で曲も知らない曲ばかりなんで、皆さんのご感想など聞かせて欲しいんですが、どうでしょうか?
71 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 01:10:56 ID:lFX05BWD
>70 音だけ聴いてるとただのフォルテピアノ。 曲はなかなか良い。 なんか少し寂しげ、はかなげな雰囲気だけどセンチメンタル過ぎない感じ。 この季節に夕空でも眺めながら聞いてるといい曲。
72 :
名無しの笛の踊り :2005/11/04(金) 23:56:36 ID:Hpi+mOLf
ポジティフオルガンの”Positif”って、どういう意味?
73 :
名無しの笛の踊り :2005/11/05(土) 00:00:38 ID:jDQKHIde
>72 持ち運べる
>73 ポルタティフと勘違いしてまいか
>73 ラテン語の"positivus"から、らしいぞ 意味としては「(ある場所に)設置する」とか 「据え付ける」とか 言葉足らずだがあながち間違ってない…か? ところで、ポジティフは"positiv"だとおもうんだが
76 :
72 :2005/11/06(日) 00:36:08 ID:+Py9dNSd
みんな、ありがとう。
>>75 ”positiv”だったんだ。”Positif”でぐぐったら、62,800 件ヒットしたので、これであってるのかと思ってた。でも、”positiv”で再度検索したら、その10倍出てきた・・・
77 :
75 :2005/11/06(日) 00:49:28 ID:ibq55e2E
英語でもpositive organだしな どこからpositi"f"が出てくるんだろう…やっぱり音からそう思っちゃうのか?
ラテン語のpono(置く)の過去分詞positusからきている。 でもほんとうにpositifってどこから出てきたんだろう?
フランス語
>79 フランス語でも女性形はpositiveなんだー! とか言ってみたり。 あっさり解決か…逝ってきます
あっさり Organ of the position これでよいのでは。 終了。
82 :
名無しの笛の踊り :2005/11/06(日) 20:58:44 ID:7m8MP06X
話がグチャグチャになる前に出てきましたよ。 この場合の positif は「実際的な、実利的な」って意味です。 だからオルガンの場合、結局 portatif(持ち運べる)と結局対象は同じものです。
>結局対象は同じものです。 おい、マジで言ってるのか? ちゃんとググって画像確認してみたか?
84 :
名無しの笛の踊り :2005/11/06(日) 21:26:47 ID:7m8MP06X
85 :
83 :2005/11/06(日) 22:06:48 ID:PL3ve8sx
まともな文章を書こうとしなくなって久しいが、やってみよう。 突っ込むところがあったら言ってくれ。 語源は、 positiv → positus>ponere(置く) portativ → portatus>portare(持ち運ぶ) 形状としては、 ポジティフ・オルガンとは、可動式の足鍵盤なし小型パイプオルガンのことである。 一般的な形状は、椅子の中にふいごが入っており(演奏する際にふいごの上に座る、と言い換えることもできる)、オルガン本体とパイプで連結して空気を送り込む。 この楽器が出現したのは、少なくとも中世以降である。通奏低音に参加するのは、このオルガンが多い。 ポルタティフ・オルガンとは、携帯用小型パイプオルガンのことである。 一般的な形状は、ひざの上などに乗せて、左手でふいごを操作しながら右手で演奏をする。 紀元前から存在したといわれており、中世の天使や聖人(主に聖チェチーリアなど)の絵画にしばしば見られる。 よって、実際にその二つの言葉が差しているオルガンの種別は、全く異なるものである。 どうだ?
オルガネット、西山まりえが弾いているのを見た事がある。 本当にふいごなので、アコーデオンのように両方向で音が出せる訳ではない。 そのため空気を吸い込むためにブワっと開き、それを力を込めて押し込む といった感じで弾いていた。 西山さんは顔を真っ赤にしながらの演奏で、何もそこまでしなくても、と思いますた。
88 :
名無しの笛の踊り :2005/11/08(火) 00:33:15 ID:tlK87Smn
昔はパイプオルガンも全手動ふいご式で ふいご係にチップを弾まないと演奏途中でスト打たれて オルガニストは赤っ恥をかかされたらしいね。
>>88 そうなの?
ふいご係は奴隷だから,そんなの無いと思ってた.
90 :
83 :2005/11/08(火) 22:32:35 ID:P9wP4raC
>89 奴隷じゃねぇよ
カルカントといって立派な職業
武久源三のCDで、ちゃんとふいご手の名前がクレジットされてたのがあった。
カルカンというまんじゅうもあるよ。うまいよ。
選んでカルカン、猫まっしぐら。
何だ、この流れは。
謎…。
ベートーヴェンの月光のフォルテピアノ演奏 どんな人が弾いていますか。 できれば CDのレビュー簡潔にお願いします。
98 :
えろ魔王 :2005/11/12(土) 13:59:07 ID:T0o4193n
あんなカタカタ、シャラシャラした音色がええんですかあ?
99 :
えろ魔王 :2005/11/12(土) 14:04:20 ID:T0o4193n
バッハもモーツアルトもベートーベンも 現代のコンサートグランドのほうを絶対 的に支持すると思いますよ。 ベートーベンはその当時のピアノの性能に相当 頭にきていたんと違いますか?
100 :
えろ魔王 :2005/11/12(土) 14:04:56 ID:T0o4193n
100GET!!文句あっか?
101 :
名無しの笛の踊り :2005/11/12(土) 15:05:11 ID:J+kqFgiB
その当時のピアノに満足していたかは分からないが、 彼らが今のピアノのほうが優れていると思うかは疑問だ。
>>97 インマゼール。
名演。(つーかどなたかCDのレビューお願いします)
103 :
名無しの笛の踊り :2005/11/12(土) 17:34:38 ID:bLEPH5US
月光演奏リスト 1、バドゥラ=スコダ(ASTREE) スタンダードな感じ。フォルテピアノらしさが良く出ている。 2、インマゼール(ACCENT) 使ってるのが1820年代の6オクターヴのグラーフなのでやや音色が重い。 3、ビルソン(クラーヴェス) 録音が良い。ちょっと前のめりな感じだがスピーディーな演奏が好きな人にはお勧め。 4、小倉貴久子(本人のHPで買える。レーベル忘れた) 個人的にお勧め。ダンパーの使い方がベートーヴェンの指示通りでGOOD. 5、リビュモフ カップリングのヴァルトシュタインは良かったが、月光はあまり印象に残らなかった。 6、その他 タン(EMI→VIRGIN),ブラウティハム(BIS)などの演奏がある。 きっとさがせばほかにもたくさんあるはず。 まだ聴いてないので演奏内容は不明。
104 :
バンダナ ◆Uryba1pp4E :2005/11/13(日) 01:04:33 ID:OfsZ7osT
>>98 >>99 はじめまして。
少なくともバッハが現代のコンサート・グランドを支持する根拠が分かりません。
チェンバロとピアノは全然別の楽器ですよ?
あと過去の事物に対して現在の価値観を当て嵌めても、
意味がないとも思うのですが。
釣りにマジレスしなくても…
それが2ちゃんだ
107 :
名無しの笛の踊り :2005/11/13(日) 23:43:32 ID:65i3nkbg
教会でオルガン、家でクラビコードつかっていたようにホールサイズ等で使い分けるんでないかな? ピアノとチェンバロ。
108 :
名無しの笛の踊り :2005/11/14(月) 00:01:26 ID:1XUL1dpz
109 :
名無しの笛の踊り :2005/11/14(月) 08:50:02 ID:hi/gJ0vr
クラヴィコードとかヴァージナルって、チェンバロその他に比べて録音少ないよな。あの音色、最高なのに。なんでだろう??
音量と音色的に、録音しにくい楽器な気がする。
やっぱり生が最高
112 :
名無しの笛の踊り :2005/11/14(月) 19:18:51 ID:G2wy9TKn
クラヴィコードはいいよね。地味でマニアックで貧乏くさいけどね。
貧乏くさい ってうまい表現だよなあw もともと安価で場所をとらず、小音量の室内向けのまにあわせの楽器だったのだが 構造的にはピアノへ続く重要な存在なんだよね。
115 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 21:01:16 ID:pbwtIgSD
〉109 ヴァージナルいいよねえ。 ソフィーたんの2枚とベルギー楽器博物館で見つけた一枚しか フルにヴァージナルのアルバムは知らんが。 ファミコン世代の俺にはあの昔のファミコンぽい音色がたまらん。
116 :
バンダナ ◆Uryba1pp4E :2005/11/15(火) 22:43:55 ID:U7ub9mjq
>>115 私は「スコット・ロスの遺産」というCDでヴァージナルに出会い、
それ以来「憧れの楽器」になりました。
117 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 23:02:26 ID:1ntBHuMI
118 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 23:54:47 ID:EwPJn7cj
>>110 むしろ、録音向きというか、録音じゃないと聴こえない楽器じゃないかなあ。
ホグウッドか誰かのバード「ヴァージナル曲集」を買ったら、いくつかの曲がチェンバロで演奏されていてがっかりした。「ヴァージナル曲集」なんだから、ヴァージナルで弾いてよ・・・
119 :
バンダナ ◆Uryba1pp4E :2005/11/15(火) 23:57:10 ID:U7ub9mjq
>>117 買いたいのですが、
値段がちと高い(150〜300万位、これ位なら「車」を一台買ったものと考えて何とかなる)のと、
保守が普通のチェンバロより難しい(大型チェンバロより気温や湿度に敏感)のがネックなんです。
お金の問題は何とかなりますが、メンテは今の家から引っ越さないと厳しいです。
>>118 ヴァージナルって鍵盤楽器全般を意味するらしくて
レオンハルトのDHM盤なんか全部チェンバロで演奏されてたりする・・・
121 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 06:04:06 ID:9s3QivuS
>>119 80万位であるよ。
検索してみれば?
環境はエアコンがあればなんとかなるんじゃない。
122 :
バンダナ ◆Uryba1pp4E :2005/11/16(水) 23:22:53 ID:ux1f9HHc
>>121 情報ありがとうございます。
リュッカースがそれくらいで買えたらいいな・・・。
>>122 フレミッシュ(リュッカース系)の楽器なら,
100万しないで買えますよ.
8”×1ですけど.
自分で作ったら? キットもでてるし、博物館によっては収蔵楽器の計測図を売ってるから腕に覚えがあれば リュッカースも簡単にできるよ。
125 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 01:27:50 ID:LPocF/ao
マジレスすると ルッカースだけどな
126 :
124 :2005/11/21(月) 02:03:16 ID:6WL9Ehk4
>>125 マジレス乙。
バンダナ氏に合わせて書いてみたのだが気に障ったか。(w
127 :
名無しの笛の踊り :2005/11/24(木) 23:23:01 ID:YLnYUwfD
ショルンスハイムのモーツァルト、良かったよ
129 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 08:00:54 ID:61iJQrJd
↑ ワンクリック詐欺。 良い子はスルーしてね。
130 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 11:26:35 ID:61iJQrJd
131 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 23:55:47 ID:4Vzp0+Br
アストリのバドゥラ=スコダのモーツァルトのソナタ全集がボックスで復活だってね。 次はベトキボンヌ!
クリスティーネ・ショルンスハイムという演奏家って古楽の世界では有名だったりするんでしょうか? どなたか教えてください
>>132 今回のハイドン全で一躍有名に。 いわゆる古楽の老舗レーベルには録音なかったと思われます。
>>133 ありがとうございます。
ハイドンの演奏で有名な方なんですか。CDがないのは残念です。
>>132 テルデックにシュタイアーとチェンバロの二重奏でボッケリーニのファンダンゴを録音してますた。
136 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 18:12:27 ID:60HzbqCG
>132 >クリスティーネ・ショルンスハイム ハイドン全 出す前から知る人ぞ知る演奏家 カプリッチョ、ベルリンクラシックス(ドイツ・シャルプラッテン)などでかなりの枚数がでている。
スコダの演奏ってなんか違和感あるんだよな、初めて効いたHM録音盤の印象が強い所為かもしれないが・・ 特にベートーベンが・・・フォルテピアノの弱音を使い切ってない演奏という感じがする。
138 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 03:27:44 ID:gOJC4hHM
忘れないうちに書いておこう CHRISTINE SCHORNSHEIM FORTEPIANO RECITAL 2005/11/24 武蔵野スイングホール WOLFGANG AMADEUS MOZART *Sonate Nr.13 B-Dur K333 *Rondo a-moll K511 *10 Variationen uber "Unser dummer Poebel meint" aus der Oper "Der Pilgrimme von Mecca" von Gluck G-Dur K455 ------ *Fantasie c-moll K475 *Sonate Nr.14 c-moll K457 [Fortepiano : Anton Walter model by Paul McNulty(2002)] アンコールはモツ2曲、ハイドン1曲 後半が特に良かったです
139 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 03:37:56 ID:gOJC4hHM
141 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 20:03:35 ID:vf+i2PZx
>>130 サンクス。
味わい深い、いい演奏でした。
演奏会場のルンデが来年6月で閉鎖ということを知りショック!
お別れコンサートにハンガリー四重奏団が来るらしい。
聴かなくては・・・。
142 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 01:00:58 ID:3tS14YCM
>>141 名古屋のお客の反応は?
アンコールは?
武蔵野は地元のジジババが過半数なせいかイマイチ薄かった。
143 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 01:12:52 ID:vaqW5viV
>>142 お客さんは50人くらいしか入っていなかった。
でもルンデの常連が多そうで、ハイレベルでした。
アンコールはD・スカルラッティのソナタとバッハのインヴェンションから。
144 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 01:20:28 ID:3tS14YCM
名古屋のほうが雰囲気良さそう・・・。 あるオッサンなんか2曲聴いて出てったし・・・ 多分フォルテピアノが苦手なんだろう、じゃなぜ来るのかと・・・ ただショルンスハイムはハイドンのほうが適性高いような気がした。
>>137 ウィーン3羽烏はみんながしがし弾くタイプだね。
武蔵野じじばばか。鍵盤に関係ないけど八王子でも室内楽でじじばば多かった。
これからはじじばばの時代ですよ
武蔵野だろうが八王子だろうがコンサートが開催されるのがうらやますぃ 千葉にはロクなのこないんよ〜
フレスコバルディのチェンバロ作品集をグスタフ・レオンハルト(Philips盤)で聴いて感動しました。 チェンバロは、他の方が弾いてもこのように格調高くなるものなのですか? あと、他にレオンハルトでオススメのものがあれば、教えていただければと思います。
千葉か 浜離宮とかカザルスとか東京文化(小)とかまめに出かけることだ これが結論なのだ
有橋淑和、東京文化会館小ホール満員にならなかった。orz
155 :
資 :2005/12/05(月) 06:28:17 ID:trq4QZc6
>>152 わぁー面白そう。
ちょいと値が高めですが、お年玉で購おうか知ら。
156 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 22:33:53 ID:I1UqNaGo
age
157 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 00:36:56 ID:pbmQHCb5
158 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 00:46:34 ID:dYfllIeT
Christopher Clarke, Cluny, 1994 after Anton Walter ca. 1795
159 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 21:31:04 ID:/TeM3KWq
ヴァルターピアノだったんですね。ありがとうございます。
(・∀・)<ショルンスハイムGJ
チェンバロ買いたくなってきました。
t
163 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 22:00:17 ID:uRGEVcig
(・∀・)<コジマタンGJ&さようなら
164 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 00:36:44 ID:pWuebExq
>>152 そっからリンクたどってったら、
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1429219 に
>J.S.バッハが作曲と教育に重用し、
>その多彩な表現力を好んでいたことでも知られており、
>最近の研究では、『インヴェンションとシンフォニア』、『平均律クラヴィーア曲集』、『パッサカリアとフーガ』などが
>この楽器のために書かれたものであることがわかってきました。
って書いてあったんだけど、
パッサカリアとフーガもクラヴィコード用なの?!
オルガンでしか聞いたことないから全然イメージ違うんだけど。
繰り返される8つの低音をクラヴィコードのツブツブした音に脳内変換してみてよ。
165 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 09:13:54 ID:6uTY6sq6
チェンバロのおすすめアルバム教えて!
えらい大雑把な質問だなあ。チェンバロで「何を」聴きたいんですか?
167 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 09:34:11 ID:aCXjjBsh
>>167 どーせレオ師だろうと思ったらやっぱりw
そんなに持ち上げるほど特別優れた演奏とは思えないけど
レオンハルトの演奏スタイルとバッハチェンバロ曲は巷で評価されてるほど相性良くない
169 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 09:51:46 ID:aCXjjBsh
>>168 じゃあキミのオススメあげてごらん。
少なくともこれよりイイやつね。
>>169 いや、遠慮しときますw
別にレオ師の演奏が嫌いなわけじゃないし
好きな盤はたくさんあります
171 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 10:09:53 ID:aCXjjBsh
口先野郎逃亡www
173 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 18:03:24 ID:Glw0YnaI
>165 >チェンバロのおすすめアルバム トレヴァー・ピノックの東京録音(オムニバス)とか中野振一郎のバッハ名曲集とか親しみやすいよ。 漏れは168さんではないので。念のため。
>>165 スコット・ロスのスカルラッティ全集買え
>>168 レオンハルとのスタイルと相性が良いのは例えばどんな作曲家だと思うの?
178 :
名無しの笛の踊り :2005/12/16(金) 21:28:22 ID:nTv5XXEi
168じゃないけど、 ルイ・クープランとフォルクレ。
ダングルベールとかルルーとかロワイユとかもよいよ
180 :
名無しの笛の踊り :2005/12/16(金) 22:09:28 ID:8gg/XH5B
バッハとの相性とか言ってる奴は いったいどの演奏家を基準にしてるんだろう?
181 :
名無しの笛の踊り :2005/12/16(金) 22:59:40 ID:kzHfsRbH
>>176 コープマンはいいね。1,000円のCD買ったけどあとから6枚組の輸入盤も買っちゃったw
>>180 どの演奏家を基準にしているとかそういうことはありません
183 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 00:54:50 ID:hypVXTIk
>>182 じゃあ「相性がいい演奏家」ってのは誰だよ?
>>183 自分の音楽の好みに自身持ったら?
何でそんな不躾な言い方して執着する?
別にどうでもいいけどね
185 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 01:47:08 ID:hypVXTIk
何をたずねても逃げ回るおまえ、おまえこそ自信持てよw
とりあえず
>>168 を説明してみろや
素人が本気にするとアレなんでな
レオンハルトとバッハがあまり相性良くない、と言ったことがよっぽどお気に召さなかったようでw
187 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 01:59:33 ID:hypVXTIk
だからケチつけるならもっと良い物を実例で示せばいいじゃん。 イギリス組曲とパルティータの名演をあげてくれよ。
イギリス組曲なら ユゲット・ドレフュスかな。
おまいら寝ぼけもいいかげんにせよ。
レオンハルトのイギリス組曲とパルティータは名演です(きっぱり)。
>>181 コープマンの音楽は理屈抜きに楽しいよね。
なので、音楽を深読みしたいやつらにはウケが良くないみたいw
190 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 23:58:38 ID:3mSDKZHv
コープマンの演奏は、精神性に乏しい
レオンハルトを貶すと叩かれる コープマンは貶しても誰も咎めない レオ信者恐ろしや
192 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 00:08:06 ID:cz8lls8p
レオヲタの俺様が コープマンをレーベル毎に公正に評価するから参考にしてね ASTREE→ソロも伴奏もハズレ無し!フィオッコおすすめ ERATO BOX→ゴルトベルクは◎、他はイラネ CAPRICCIO BOX→スカルラッティ、バッハ◎、インヴェンチオはレオ超えた。 BRILLIANT BOX(オルガン)→好みが分かれるが、はまれば○ TELDEC(オルガン)→好みが分かれるが、はまれば○、録音いいね ARCHIV(オルガン)→どれも最高
コープマンの平均律(エラートだよ!)はレオンハルト以上。 以上。
194 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 00:16:20 ID:cz8lls8p
番外編 PHILIPS→ピッキ、フレスコバルディが◎ 楽しいよ モーツァルトは臭みが強くて△ ALIA VOX→サヴァルとのバッハ、癖強杉て俺はダメ△ EMI(VIRGIN)→ガンバソナタの旧盤、買うならこっちがいいよ。◎ というわけでコープマンのチェンバロ三大名盤です バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ERATO) バッハ:インヴェンションとシンフォニア(CAPRICCIO) スカルラッティ:ソナタ集(CAPRICCIO)
オレ様のコープマン:チェンバロ三大名盤はこれだ! バッハ:平均律全曲(ERATO)と バッハ:フランス組曲(ERATO)はレオンハルトを超えてる。 フォルクレ:pieces de viole (ASTREE) 伴奏だけど・・・
196 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 00:36:21 ID:cz8lls8p
>>195 まったく不同意だが、好みだから口出しはせん。
フォルクレは禿同。マレもクープランもフランス物は全部イイけど
なぜかソロをほとんど入れてない。辛うじてベルギーのフィオッコがフランス風。
>>196 さんに喧嘩うってるわけではないが
インヴェンショ、ゴルトベルク(dhm)はレオなんだよねw
これほど好みが逆ってのも・・・ なんやら面白いね・・・
フォルクレのソロ(邦題:フォルクレ夫人のクラヴサン曲集)はエラートに録れてる。
エラBOXには入ってなかったと思う。
BRILLIANT BOX(オルガン)→好みが分かれるが、はまれば○ TELDEC(オルガン)→好みが分かれるが、はまれば◎どころか三重丸、録音いいね ARCHIV(オルガン)→普通 こうだろ 公正とか言ってふざけてんのかと
199 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 00:58:12 ID:cz8lls8p
>>197 >フォルクレのソロ(邦題:フォルクレ夫人のクラヴサン曲集)はエラートに録れてる。
シラなかった、名演に違いあるまい。
だがレオ師の超名演も控えているからな・・・。
今日はピエール・アンタイのジョン・ブルで腹いっぱい、大満足でした。
もっともパヴァンの演奏は師の足許にも及ばないが・・・・
なぜか語られないヘンスラーレーベルのコープマン・バッハ:オルガン曲集 2枚組み。 オルゲルビュヒラインのハーレキン録音(初期)もある(未CD化)。
>>199 レオンハルト(セオン、ヴィヴァルテ)、ルセ(2枚組み)と フォルクレはどれもイイね。
アンタイのブルはチェンバロの音がキロキロと変じゃない?w
musidisc(adda)に録れたジャイルズ・ファーナビーが超お薦め!
202 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 01:25:53 ID:cz8lls8p
おれイタリアンの音好きなもんで問題なし。 ファーナビーか、ADDAは入手困難だからな・・・・
203 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 07:27:21 ID:EUfxI883
>>191 別にw
尊師信者ウゼー
あとコープマンごときでうんちくたれるなよw
ひとむかしまえならピノックで云々いってそうな香具師だな
コープマンごとき、て・・・ 何様だよ貴様
薀蓄たれてる奴なんていないじゃん
プーランクのチェンバロ田園コンセール! 大好きよ。だれかお話ししたいわ。
208 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 17:46:55 ID:15mmSaBz
ベーレンライターから出ているフローベルガーの楽譜ってどうですか? HeugelとDTOのは持ってるけど、それらともかなり違うのかな? 買うべきかやめとくべきか・・・
>>204 きっとコープマンよりも上手な方なんですよ。
210 :
資 :2005/12/19(月) 06:21:30 ID:q67EnHyv
何故か、 去年に引き続き、今年も7-11の「おでん」CMにイタリア協奏曲が。 昔、池袋でコープマンによく似たオジサンを見かけたのですが、 本人でした。 とても好い方でした。
池袋だったら コープ饅を街頭で売ってる オジサンが毎日いそうだー。
212 :
181 :2005/12/22(木) 23:38:39 ID:SvZAG9V6
なんだかすごいことになってますね・・。 コープマンはあのアグレッシブな弾き方がいいでつね。 特にブランデンブルクの1049-1番、三重協奏曲(1044番)、 チェンバロ協奏曲の1061番、それにヴィヴァルディの曲を編曲した1065番。 なぜか1059番がオルガン協奏曲になっていたのが不思議。 1044番は三枚買ったけど、リヒター盤の超スローテンポには笑えましたw
213 :
181 :2005/12/22(木) 23:47:05 ID:SvZAG9V6
1059番でお勧めのCDって何かありますか? age
>>208 どれか一つというんなら、当然ベーレンライターを勧めるけど、
他のを持っているならあなたのふところ次第。
>>214 おぉぉぉ!
マリガトーゴザイマス!!!
ちなみに「当然」勧める理由は?
やっぱり最新だからですか?
あけましておめでとうございます。 年明け記念であげてみます。
>>ちなみに「当然」勧める理由は? やっぱり最新だからですか? 色々な写本をかなり綿密に検討して、どれか一つという 決定版にせずに、検討過程でのぼった譜面も印刷されていること。 同じ作品番号の曲でも、写本によっていろんな発見があるし、 なかには、アルマンドだけ同じで、あとは全部別なんて組曲もあったりして。 もう一つは、小節線の引き方が独特で、慣れると視覚的に捕らえやすいし、 演奏もしやすい。3拍子の曲でも、曲の途中で1小節6拍になったり、 4拍子の曲が一小節に12拍入っていたりして、最初はちょっと奇妙な 感じがするけど、フレーズのまとまりなどを考えると、この変則的な 小節線が何か意味ありげに見えてきます。
ちなみにランペはヴァージンから"Meditaion"、MDGから "The Unknown Works Vol1, 2"を出していて、こちらもなかなか 興味深い演奏です。あとFischerの譜面も編纂していますが、 これもヴァージンからCDが出ています。
ランペはコープマンに師事した。
あけおめ!
>>217 なるる。
とても興味深いでつ。
紅梅意欲がめらめらと。
>>218 おぉぉ、Meditationをamazonで検索したらモノはあるようですが、購入できませんorz
The Unknown Worksは買いますた。
ランペがヴァージンから出してるフローベルガーはもう一枚あるよ 「Fantasia」ってタイトルで
Fantasiaはどんな楽器で、どんなピッチで弾いていますか? Meditationはハンブルクにあるリュッカースを370で弾いて いて、これが楽器と音楽の特徴を引き出しているなと思いますが。
223 :
名無しの笛の踊り :2006/01/05(木) 22:40:51 ID:kPfiiQnn
ランペだったらこれもヴァージンから、J.C.F.フィッシャーの作品集が出ている。 これ、自分的にすごくお気に入り。 ウラニア終曲のパッサカリア、冒頭の分散和音がまるでカミナリみたいにかっこよく響いてる。
>>222 Meditationで使用しているものと同じものを含めて
6種類の楽器で弾き分けてます
確かにリュッカースの音色が一番印象に残りますね
あと大オルガンで弾いた曲も収録されてます 96年録音
>>220 Meditationは暮れに新宿のタワーにありましたが。
現在あるかどうかは不明。
>>224 さっそく注文しました!
>>223 ランペのフィッシャーはいいですねぇ。ものすごいテクニシャンて感じ。
226 :
名無しの笛の踊り :2006/01/08(日) 23:17:14 ID:GA64Lb7U
ショパンの幻想即興曲やソナタ第二番全曲をフォルテピアノで演奏したCDってありませんか? ずーッと昔にレコ芸でそれぞれ一枚ずつ紹介されていたんですが、当時すでに入手不能でしたorz
可能性は今後も低い。今後100年はあきらめなさい。
>>226 30年代には交差弦が一般化しているし、40年代になると
チッカリングが鉄のフレームの特許を取っているし・・・
フォルテピアノという言葉をどういう意味で使っているのかな?
229 :
名無しの笛の踊り :2006/01/09(月) 20:45:39 ID:U3qOhx6L
>228 同時代楽器のピアノと言う意味合いで使ってます。 ですので、プレイエルやエラールやブロードウッドの、 ショパン存命中に(できれば当該楽曲の作曲年以前に)作成された楽器を想定しています。
新しい技術が広がったとしても古いものがすぐ終わるわけではないしね。 古い製法も、古い楽器の利用も。
ここで演奏の質問はよろしいのでしょうか。
先日ブックステフーデの組曲の楽譜を見つけて購入したのですが、どうしても
解らない装飾音?があります。右上から左下に短い斜線を二本、ちょんちょんと突けた様な
記号なのですが、検索してもよく解りませんでした。
誰にも習わず、独学でやっている素人ですので、訊ねる人がおらず困っています。
楽譜のその部分をキャプしました。
ttp://vipquality.orz.hm/imageup/file/onz22317.jpg あと、この画像のレの音がタイで結ばれていますが、レの音を維持したままラを弾いて、次のレは
弾かなくて良いのでしょうか。
もう一つ・・・この時代の楽譜でタイが点線で書かれている場合があるのですが、これは普通の
タイとどのように違うのでしょうか。
たくさん質問して申し訳ありません・・。どなたかご教授お願い致しますm(__)m
>>231 " は「次のフレーズとか主題がここから始まります」という
解釈をしています。
譜例は弱起(アウフタクト)の曲でしょうか?
タイの演奏はその通りです。
233 :
231 :2006/01/15(日) 21:00:53 ID:Pb8qO7CE
>>233 小説の頭から始まっていないで、余分な拍が
最初にあるから弱起の曲です。
クーラントなら、なおさら次のフレーズが
始まるという意識を持って演奏すると良いと
思います。
235 :
231 :2006/01/16(月) 20:03:12 ID:pS9DNIVT
>>234 アドバイスを頂きありがとうございました!
あまり時間は無いのですが少しずつ練習中です。ゆくゆくはフローベルガーの
組曲をレオンハルトのように優雅に弾けるようになりたいなぁ・・
236 :
名無しの笛の踊り :2006/01/19(木) 10:45:09 ID:6YB/MLxX
237 :
名無しの笛の踊り :2006/01/19(木) 12:08:28 ID:gJZDsKJo
コープマンの「J.S.バッハ/フーガの技法」ってどう?
238 :
名無しの笛の踊り :2006/01/19(木) 12:13:31 ID:xxlEaxCt
>>237 あまりオススメしない。二人で低いギガ感じられない。なんかズレてるし。
チェンバロならレオンハルト(DHM)、デルフト(Brilliant)、モロニー(HMF)の順にお薦め。
ロバート・ヒルのフーガの技法は?
240 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 23:28:30 ID:4sXI9KKO
241 :
名無しの笛の踊り :2006/01/23(月) 23:34:13 ID:c/ugkObg
アンタイの平均律を聴いた。天才だな・・・
なにをいまさら・・・ アンタイのヴァージナルのCDがアルファから出たね。 メインはリュート3〜4人の合奏でそれにたまに加わったりソロもほんの少々だけど。 ジョンソン、ホルボーン、ダウランドといった英国もの「Love is Strange」。 これ最高でつ・・・・ リュート・スレの方がよかったかなあ・・・
フォルテピアノが入った室内楽で、おすすめCDをお願いします。 とりあえず他の楽器はさておき、フォルテピアノの演奏内容の良いものを探しています。
244 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 21:33:29 ID:Hr7nXHdg
>>243 シューベルトの鱒 インマゼール
直球マジレス
245 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 21:44:11 ID:wzFTmpO0
>>242 あれを「アンタイのCD」と呼ぶのはどうかと思う。
それよりMIRAREのスカルラッティ、
「2」がなかなか出ないと思っていたが、
いきなり「3」が出た。
輸入元が寝過ごしたのか?
246 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 22:03:42 ID:FTUAz9CY
>>242 みたいな
イヤミったらしいレスしか返せないキモいクラヲタって、いやだね。
他人を見下すことでしか
そのブヨブヨと肥えた自尊心を満たすことができない、
かわいそうなお方。
>>246 イヤミったらしかったか? 文字だけっていうのはむつかしいんもんだ。
>>245 そだね。 他にアンタイがヴァージナル弾いてるCDが思いつかなかったもんで
珍しかったから紹介しますた。
248 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 22:59:10 ID:FTUAz9CY
そだよ。
>>242 はイヤミったらしいよ。
>なにをいまさら
これだけでも十分イヤミったらしくて、人様を見下した態度だろ?
今になってアンタイの平均律を初めて聞く人だっているんだよ。
それで「あ〜よかった。へ〜、他にも何か聴いてみよう」って思った人間に
それが返すレスかい?
ま、お友達すらいないであろう
腐ったキモヲタには何を言っても無駄かもしれないけどね。
249 :
243 :2006/01/24(火) 23:09:23 ID:oni4hRX8
>>244 サンクス、さっそく探して聴いてみます。
250 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 23:23:06 ID:aQKQD2VQ
>>245 >それよりMIRAREのスカルラッティ、
「2」がなかなか出ないと思っていたが、
いきなり「3」が出た。
待ってました! 2をとばして3とは、アサヒビールみたいだね。
251 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 23:34:48 ID:HiNfDrWv
フリーデマン・バッハのソナタ全集が欲しいんだが そもそもあるのかな? マタックスとルセしか持ってない
ヘンデルのチェンバロソナタでいい録音があったら教えてほしいです。 Verletが持ってる中では気に入っています。・・・といってもほとんどもっていませんが。
ヘンデルのチェンバロ組曲のことでは。
254 :
名無しの笛の踊り :2006/02/08(水) 20:14:27 ID:SsVYmRVR
>>253 いい演奏見当たらないね。コープマンあたりに期待したいけど。
255 :
名無しの笛の踊り :2006/02/08(水) 23:51:37 ID:JswasRYc
ヘンデルの組曲ならソフィ・イェーツたんで決まり
256 :
名無しの笛の踊り :2006/02/10(金) 22:37:26 ID:RWxj14I8
258 :
名無しの笛の踊り :2006/02/11(土) 16:28:16 ID:vm7fMShT
259 :
名無しの笛の踊り :2006/02/12(日) 15:55:14 ID:g6NWvrog
Oort シューベルトの全集も録れておくれ
260 :
名無しの笛の踊り :2006/02/26(日) 08:46:58 ID:SvHWy2ji
レオンハルトがクラヴィコードでフランス組曲を弾いているCDって廃盤?
261 :
名無しの笛の踊り :2006/02/26(日) 21:15:02 ID:apKPGDlK
伊福部昭は時代劇映画の音楽でチェンバロを使っていて、晩年に独立した作品として CDの企画で改作している。遅ればせながら、合掌。
ホグウッドのシークレット・バッハとヘンデル、評判良さそうだから買おうかな
264 :
名無しの笛の踊り :2006/03/09(木) 20:49:53 ID:UhBKR6G3
モダンチェンバロ、
265 :
名無しの笛の踊り :2006/03/10(金) 00:28:49 ID:/u6i6TRX
クラヴィコードを2台並べて無理矢理ゴルトベルクを演奏したCDをゲト。 なかなか面白かった。
コープマンがラ・マルセイエーズを主題にした変奏曲みたいなのを 録音してると思うのですが、題名、作曲者がわかりません。 楽器はたぶんチェンバロ 曲の途中でコープマンが色々しゃべる 「カノーン!」と叫んだ後、鍵盤を思いっきり叩く そんな曲でした。 わかる方おりましたら教えてください。 宜しくお願いします。
エロい人、カモーン!
268 :
名無しの笛の踊り :2006/03/10(金) 22:22:28 ID:VnKHrK5i
>>266 バルバトルのやつだろ
オルガソ盤(廃)ならもってるよ
269 :
266 :2006/03/12(日) 16:25:13 ID:IKVOay9e
>>268 たった今、引き出しの古い地層からテープを発見
バルバトル(バルバドル?)
行進曲「ラ・マルセイエーズとサ・イラ」
トン・コープマン(ハープシコード)
でした。
しかしながら現在ウチじゃテープ再生できねぇ・・・
デッキ買わなきゃ・・・
お騒がせしました〜
270 :
名無しの笛の踊り :2006/03/29(水) 12:03:29 ID:6NrdEPG7
W.F.バッハのポロネーズ集とファンタジア集を探してるんだけど、 さっぱり見つからないなぁ。新譜が出るのを気長に待った方がいいかな…。
271 :
名無しの笛の踊り :2006/03/29(水) 14:19:55 ID:Y+Qngjwo
>>270 WFBはずっと無視されているね
ゴルトベルクなんていいからこういうの出して欲しいね
フリーデマンは自筆譜自体ほとんど行方不明だからじゃない?
273 :
名無しの笛の踊り :2006/04/05(水) 13:47:37 ID:nOUhTQTD
シュパーニのC.P.E.バッハ全集、どれから買うべき?
>>265 もしかしてトゥーマの?
俺も欲しいんだけどチェンバロ演奏まで入って2枚組みなのがちょっとね
274 :
名無しの笛の踊り :2006/04/05(水) 14:06:19 ID:hcxw0W5h
>273 有名曲はいったのから買うべきでは レオ師、中野と比べると生真面目なのがわかる もしくは世界初録音から入る手もあるな 比較せずにすむ
>>270 ドレフュスのファンタジア集が、大分前に出たことがありますね。
奔放でエキセントリックで、今でも愛聴してます。
276 :
名無しの笛の踊り :2006/04/06(木) 21:50:35 ID:K3YI+Jr7
チェンバロってバロックとか古典音楽だけのものかと思っていたが(失礼) 現代物でもデュティユーの2番とかで使われているんだな 今さらながら感心
277 :
名無しの笛の踊り :2006/04/06(木) 21:54:44 ID:4b9AfbGa
279 :
名無しの笛の踊り :2006/04/08(土) 12:18:36 ID:zGw6mybq
デュフリやロワイエなど、フランス物を数多く録音してくれているブロス氏が新譜を出すみたいですね。 ブロス氏のCDは結構買ってるし演奏も好きだから気になる所です。 しかしシモン・シモンという作曲家の事を全く知らないので 購入に二の足を踏んでしまうチキンな俺…。
280 :
名無しの笛の踊り :2006/04/14(金) 02:37:19 ID:cHMSvWrI
NAXOSのNewReleasesを見てたらセイシャスのハープシコード作品全集のVol.1を発見。 早速Amazonで予約しました。到着が楽しみ。
281 :
名無しの笛の踊り :2006/04/19(水) 05:48:28 ID:iuV4UPOu
バドゥーラ=スコダのフォルテピアノ演奏ってどうですか?
282 :
名無しの笛の踊り :2006/04/25(火) 01:24:14 ID:HZVQ+mLk
>>281 粗いというか雑な感じ
フォルテピアノでのベートーヴェン・ソナタ全集というとあまり選択肢がないので仕方なく買った
こういのが「正しい」演奏なんだなあと思いながら我慢して聴いてる
Concerto Royalというレーベルで3枚組が安く買えるので聴いてみましょう
HMVだと1,200円くらい(ドイツのJPCだと約500円)
ただし3枚のうち1枚は別の人の演奏
>282 仕方なく買ったのなら売ってホスィ バドゥラ=スコダにテクニックやオーセンティックを求めるなら失望する ローカルなヴィーン味を求めるなら温もりや優しさを味わえるだろう
284 :
名無しの笛の踊り :2006/04/25(火) 05:02:10 ID:OTnJ6fiK
バドゥラスコダ テクニック 二流 音楽性 二流 嫁 デムパ
285 :
名無しの笛の踊り :2006/04/25(火) 13:40:54 ID:4/ghXlg9
>>285 それはフォルテピアノじゃないほうだ・・
287 :
名無しの笛の踊り :2006/04/27(木) 01:33:37 ID:OZuUu4qc
バドゥラスコダ好き。 オーセンティックじゃないけど楽器に対する愛情があふれてる。 フォルテピアノの雰囲気だけを追求したような…。 リチャード・バーネットなんかにも通じるとこがある。
288 :
名無しの笛の踊り :2006/05/01(月) 03:16:19 ID:tNcv9YPY
Nm Classicsから出てるスヴェーリンク全集は買いですか
レオンハルト 尊師 コープマン 上祐 アスペレン 井上 鈴木 荒木
290 :
名無しの笛の踊り :2006/05/01(月) 11:04:31 ID:jx6bXWaJ
291 :
名無しの笛の踊り :2006/05/01(月) 13:46:38 ID:ZZMSDQT9
レオンハルト 釈尊 (未来永劫超えられない壁) コープマン 麻原 アスペレン 上祐 渡邊 井上 鈴木 荒木
レオンハルト=釈迦 アスペレン=文殊 コープマン=普賢 鈴木雅明=西野の提灯持ち
ヴァルヒャとかリヒターは どんな位置づけ?
MIRAREレーベルのアンタイ/スカルラッティ、 後回しになってた第2巻が入荷してたよ。 チョイ高かったけど貯めてたポイントでゲト。
295 :
名無しの笛の踊り :2006/05/01(月) 23:15:02 ID:C1O78pIV
西野って誰よ???
297 :
名無しの笛の踊り :2006/05/02(火) 00:40:09 ID:hmKKs9/K
ヴァルヒャ 桐山靖雄 リヒター 大川隆法 ランドフスカ 出口なお
298 :
名無しの笛の踊り :2006/05/03(水) 01:13:15 ID:VjyO9wT0
チェンバロやってみたいです、 教本は何を使うのですか。やっぱりバイエル(1843年)ですか?
299 :
名無しの笛の踊り :2006/05/03(水) 01:16:00 ID:Wa2d+QBL
Fクープラン クラヴサン奏法 CPEバッハ 正しいクラヴィーア奏法 がオススメです
300 :
名無しの笛の踊り :2006/05/03(水) 01:23:43 ID:VjyO9wT0
ありがとうございます。探してみます。
スカルラッティやるならカークパトリックの本も
えらく間のとんだスレですね(寂れてるとも言うが)
>>301 連休に”Prestige du Clavecin"というカークパトリックのリサイタル盤買って来ました(仏DGG’60年頃)
A面のパーセルとクープラン、ラモーはまぁ普通。
B面のヘンデル第八組曲はレオンハルトとも甲乙付けがたい出来。(と言うか酷似した解釈)
スカルラッティはやはり流石でした。これほど説得力あるスカルラッティは、
私は’80年頃のプヤーナの録音くらいしか聴いたことがありません。
アンタイのスカルラッティ(MIRAREの方)Vol.2と3って、 ライナーがアンタイのインタビューなんだけど、よく見たら まったく同じ。強いて言えばVol.3の方が字が小さい。orz あと1,2,3と並べるとVol.3だけ背文字の印刷方向が逆。orz フランスのマイナー・レーベルらしいユルさではある。 演奏と録音は相変わらず素晴らしい。
304 :
名無しの笛の踊り :2006/05/18(木) 19:37:58 ID:vIoOwTHy
超良スレあげ
Naxosから出てるセイシャスのチェンバロ・ソナタ集Vol.1が最近のお気に入り。 俺の中でソレルに迫る勢いでセイシャス株が急騰している。
306 :
名無しの笛の踊り :2006/05/27(土) 12:53:00 ID:icFLNq2o
age
307 :
名無しの笛の踊り :2006/06/04(日) 01:53:31 ID:zsanN2ye
308 :
名無しの笛の踊り :2006/06/10(土) 00:04:21 ID:UHwtmPgt
309 :
名無しの笛の踊り :2006/06/10(土) 23:25:45 ID:eFlFYvHA
>>308 にも入ってるけど(1〜6トラック)ルー・ハリソンの6つのソナタは良いよ(・∀・)
あぼーん
311 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 09:33:05 ID:oDaq+njJ
313 :
名無しの笛の踊り :2006/06/24(土) 09:06:32 ID:2r3l5WHG
マルタンのクラヴサン協奏曲は名曲
マルタンに限らず、ファリャ、プーランク、マルティヌー、フランセ、リゲティなど、 モダンチェンバロを想定して書かれた曲はこれからどうなるのだろう。
315 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 23:08:18 ID:Q5eqaGXs
20世紀音楽のオーセンティックを目指す人々が復興するでしょういずれ >>モダンチェンバロ ネスカフェゴールドブレンドのCM楽曲もモダンチェンバロがオーセンティック楽器ぞよ ビーチボーイズのペットサウンドも然り
金延幸子「明かりが消えたら」も ペドロ&カプリシャス「別れの朝」もモダンチェンバロなしには考えられません いい実例が出なくてスミマセン
317 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 13:26:30 ID:gyJmZDJ/
age
318 :
名無しの笛の踊り :2006/07/19(水) 00:28:22 ID:T/MRBr17
あぶない
昨日ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラのブランデンブルクを 聴きに行ったのですが、チェンバロにガラスのような透明な蓋が してあったように見えました。 てっきり反響板で、演奏する時には上げるのかと思ったら演奏中もその まんまでした。そういうチェンバロもあるのですか?
320 :
名無しの笛の踊り :2006/07/20(木) 13:12:45 ID:sF40FsGo
>>103 が月光のCDリストを挙げてくれてるけど、今となっては入手不可のも
ありますよね。現在入手可能な「月光」のfp演奏でお勧めを教えていただけますか?」
103のリストが現在も使えます。 ただしバドゥラシュコダ、ルビモフは廃盤。ブラウティハムは未リリースのはず。
322 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 01:57:09 ID:nM2R93ci
シューマンのピアノ曲をピリオド楽器で演奏したCD出てますか?
sage
>>323 >>324 ありがとうございます。あんまりCDないんですね〜〜
これからのリリースに期待といったところでしょうか・・
327 :
名無しの笛の踊り :2006/08/01(火) 21:43:00 ID:l22oi8Ux
age
メルヴィン・タンはコロコロコロコロよく指が回る奏者だね。 心地よく聴いてるといきなりのffに驚く。 フォルテピアノから整った爆音を出す ダイナミックレンジが広い演奏だ。 またフォルテピアノやっておくれお!
さげ
330 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 00:37:10 ID:Ow7gImHB
>>326 シューマンは技巧的に難しい曲が多いのでフォルテピアノ奏者で弾ける人はほとんどいません
今後も録音される機会は少ないでしょう
シューマン+フォルテピアノで記憶にある限りでは A・シュタイアーでピアノ協奏曲CD、プレガルディエンと詩人の恋CD、 コンサートでは子供の情景。 ピアノ5重奏も誰かの演奏で聴いたことある。
>>331 コンチェルトの録音が出てるんですね。
調べてみたら廉価だし聴いてみます。
保守 今、クラヴィコードの演奏聞いてるんだけど、表のアブラゼミの声に かき消されてまともに聞けない。
ワロス
もしもーし! 誰かいませんかー?
誰もいませんよー
11人いる!
俺も不安だったんだ
住人はいるけどあまり話さない奥ゆかしいスレやね。
鍵盤ってどっちかって言えば、人ぞれぞれの好みに依存する割合が大きいような気がする... 有無を言わせないのって結局のところレオンハルトくらいなのかなぁ?
おはよー、それとも遅いのかな?
>>340 サン
チェンバロ奏者は最近なんかどんどん新しい人が出てきて把握しきれない気が。
確かにレオ師はやっても説得力がありますね、
それこそバードからフローベルガーに至るまで。
343 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 23:08:11 ID:fvX854EC
皆さんには特に好きなチェンバロの音色ってありますか? 僕はレオンハルトが使用したルフェーヴルの音が大好きで CDで聞くたびに陶酔してしまいます。
346 :
名無しの笛の踊り :2006/09/16(土) 00:04:10 ID:WVOLAK4G
>>343 あのルフェーヴルは英国組曲によく合ってるね
タスカンはフランス組曲によく合っている
ツェルは半音階的幻想曲に相性ピッタリだし
ミートケの響きで聴くバルティータは絶品
レオ師の選択は適確だなあ
>>345 あ、スマンす
今、自分の手持ちを調べて聞いてた。その2枚は自分も持ってます。
スコヴロネク修復によるフレンチですね。
確かにいい音ですよね、これ。
(イギリス組曲はちょっとオンマイクすぎて音がキツいけど)
レオンハルトが使ってる中だとあと、
フランス組曲の新盤で使ってるダウド(原型ミートケ)が好きかな。
バッハだとどうしてもジャーマンの方がいいなと思ってしまう。
あと最近聞いていいなと思ったのは
アルファから出てるバードの曲集でベルトラン・キュイエが使ってる
フィリップ・ユモー製(アンドレアス・リュッカース原型)
とか、
ミートケ、リュッカース系の音がどうも好みみたいです、自分は。
間違えた、 フランス組曲ではなく、パルティータだ(ダウド製・ミートケ原型) 実際に聞いたことがある中だと、 キース・ヒル製のタスカン原型 ダヴィッド・レイ製のデュモン原型 が素晴らしかった。
おれはコープ万が使ってるクルースベルヘン製のチェンバロの音が好きです。 ちゃらちゃらしてなくてたっぷり響く。低音もヴォリウムがあって・・・ マイクセッティング(録り方)が良いのかもね。
ピアノがあるのに、なんでチェンバロなんて引いてんのかねぇ
351 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 14:55:08 ID:xsjZzu0a
│ │ │ │ │ _ │ /  ̄  ̄ \ │ /、 ヽ J |・ |―-、 | q -´ 二 ヽ | ノ_ ー | | \. ̄` | / O===== | / | / / |
352 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 18:14:25 ID:fnMWXz5G
MIDIがあるのに、なんでピアノなんて弾いてんのかねぇ
353 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 15:29:39 ID:LoG057wF
何か買ってみようかな。
356 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 12:26:02 ID:evnGH/q2
>>353 久保田工房ですね。
あそこの楽器は音いいですよ。安いし、
(ってもだいたい90万スタートとかだけど)
357 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 19:54:21 ID:83mkoRyv
age
358 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 13:55:58 ID:jg9Ls6Z0
デュフリかロワイエのチェンバロ曲でレオ師以外の良いCDないですか?
360 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 21:39:18 ID:uaEsrbPK
>>358 デュフリならインマゼールが素晴らしい。
ブロスなんかどうかな? 俺はこの人のデュフリもロワイエも格好いいから結構好きだよ。 あとデュフリならメイヤーソンもいいな。
362 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 00:12:57 ID:rdObuJ1r
>>359-361 サンクス
ルセのロワイエは廃盤、インマゼールのデュフリはapexから出てるらしいので
インマゼールとブロスのロワイエ買ってみることにします
363 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 13:44:15 ID:WdOPcWQh
ロワイエみたいな超絶技巧のチェンバロ曲書いてる作曲家っている?
フォルクレとか?
365 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 14:51:36 ID:QbBsWw2z
チェンバロの音色は安っぽいから嫌い。 やっぱモダンピアノ最高!
366 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:24:32 ID:hl7L6vPL
モダンピアノの音色は何トンもの張力に耐えているピアノ線の緊張感が嫌い。 やっぱ古色蒼然のチェンバロ最高!
チェンバロとモダンピアノ比べても仕方ないと思うが・・ 全然違う楽器なんだし
368 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 18:59:33 ID:kLG9qz/4
今更ながらショルンスハイムのハイドン全集買った 正直ハイドンは嫌いだがチェンバロやクラヴィコードで弾かれるとたまらんよ
369 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 23:11:21 ID:VZTNg3r0
370 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 13:04:38 ID:75QdJwC2
ボーモンのクープラン全集はまだBOXで入手できますか? ルセでもいいんですが若干高くなっても分売で入手するしかないのかな
ルセなら廃盤セールで国内盤仕様のが出品されてた 悔しいことに既に所有している俺
ボーモンの国内盤全集なら売ってるけど
水戸ボーモン
もしかしてそれ水戸黄門の駄洒落? 超ワロスw
375 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 13:09:01 ID:+5MZSwva
スピットの全集が気に入っている
376 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 22:16:01 ID:Uw/lt4G/
鍵盤楽器小品集 Gradus ad Parunassum /イェルク・デムス(鍵盤楽器)DEMUSICA 75 ってどうですか?
今夜の芸術劇場でこんなのあるよ。 23:41〜24:15 NHK教育 芸術劇場 アンドレアス・シュタイアー フォルテピアノ・リサイタル <曲 目> 幻想曲 ハ短調 K.475(モーツァルト) ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457(モーツァルト) <演 奏> フォルテピアノ:アンドレアス・シュタイアー <収 録> 2006年5月11日 トッパンホール(東京)
吉田じいさんがFMでシュタイアーのことをシュタイエルっていってた いちいち笑えるじいさまだね水戸の吉田くんは!水戸ボーモンw
379 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 17:05:56 ID:QsotsV+6
嫁さんドイツ人だし本場の発音なんだろ
本場のというより古式正しきという感じかな
381 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 17:50:24 ID:2hztBVsQ
なにしろ レッナァド・バレンシュタイン (バrrrreン、って感じ) だからな
Rの痰がからんだ感じがいいよね
383 :
376 :2006/10/15(日) 21:46:59 ID:l+pe8Vox
どなたか・・
まずは今夜の芸劇を観れ。話はそれからだ。
譜面みながらじゃだめだよ 音楽が荒い
>>369 のCDについて、誉め方の文調があやすいので、セカンドオピニオンほしいんだけど
388 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 00:35:00 ID:9F2qNEuL
389 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 00:41:30 ID:PGECKz++
音符目で追いながら音楽に集中なんかできるものではない あの手抜きで雑な演奏聴いてありがたがるほうがおかしい。 悪しき習慣は排除すべし。
392 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 01:06:06 ID:PGECKz++
│ │ │ _ │ /  ̄  ̄ \ │ /、 ヽ J |・ |―-、 | q -´ 二 ヽ | ノ_ ー | | \. ̄` | / O===== | / | / / |
393 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 10:18:16 ID:MqNtmdj8
>>391 自分で演奏とかしないでしょ?
聞きかじったか、読みかじった知識でしょ?
で、譜面見る=雑、とか自動的に思ってない?w
あー、あと楽器の音と演奏内容の区別がついてない可能性も大だね。
おれは普通にいい演奏だと思ったが、
(好みのど真ん中からはちょっと外れるけれど)
394 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 10:29:40 ID:eHBooy/d
初心者の質問です。 古楽器もやはり平均律で調律、調弦されるのでしょうか?
>>394 絶対ということはないと思いますが、普通はまずされません。
近代的な平均律が広がったのはつい最近のことで(19世紀の後半以降)、
それ以前は、それぞれの時代に美しいと思われた和音のあり方があって、
それに従い調律がなされています。
ものすごく大雑把に言うと、昔は3度、5度の和音を重視したため、
これらの和音を完全に響かせる代わりに移調、転調の自由が利かなかった。
なので極端には違う調の曲を弾こうとすると、調律をやり直すはめになる。
当然、曲の途中での転調も出来ない。
ただ、バロック期にもなると、かなり転調する曲が書かれているので、
当然それなりの調律がなされています。
この辺の話はかなり議論も多く、小難しい本もいっぱいあって
正直、把握し切れません。
ただ、チェンバロなどの古楽器を演奏する際には自分が弾こうとする曲が
どのような時代に書かれていて、その時代の調律がどうだったかというのは
必須の知識になって来るようです。
知人のチェンバロ演奏家は習い始めた当時、演奏のテクニックそのものよりも
調律を覚えるのがものすごく大変だったと言ってました。
曲の途中で転調する場合は、 むしろ転調による響きや音程バランスの変化を織り込んだ上で 曲を書いていた場合も多い。 つまり、平均律で転調していたのでは作曲者の想定外ということも。
古典調律に慣れてみると 12音平均律って物凄く個性の強い音律なんだなって思う。 確かに中身は平板(調の差異がない)だけど、 響きはやたら刺激的でクールで、時々弾きたくなる。
>>397 なんか知ったかくさい臭いがプンプンと・・・
古典調律ってどれのこと?
ピタゴラス音律とかツアルリーノ音律とか純正律とか中全音律とか
ヴェルクマイスター音律とか色々あるんだけど?
(実際の古楽器演奏で使われるのは後の2つが殆どだろうけど)
まあ、これにわざわざ突っ込む自分も大人げないかとは思うけどねw
絶対音感のない自分は正直、聞いてもほとんど区別つかないっすね。
違う調で弾かれると「げっ、なんじゃこりゃ」とはなるけど。
(多分だれでもなる筈だが)
399 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 23:17:03 ID:Oept2MWQ
鍵盤音楽で使われる古典調律といえば A 中全音律 B 上を基調として手を加えたもの このいずれかが99%を占める。鍵盤奏者が自分で考えてる場合も結構ある。 18世紀末ウィーンはキルンベルガーが基本(これもBに属する)
>>399 ヴェルクマイスターもキルンベルガーもミーントーン(中全音律)に
手を加えたというレベルでは既にない気がするのだが?
ミーントーンでは不適切な転調だと聞いてられないが、
ヴェルクマイスター以降は実用的には今の平均律にかなり近い気がする。
401 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 00:05:14 ID:kGAeK8Dh
>>400 「レベルでは既にない気がする」って単にあなたの印象でしょ
上のは起源発生的に言ってるわけ。
>ミーントーンでは不適切な転調だと聞いてられないが、
だからこそバロック時代の多彩な調律法が生まれたわけで。
どれもミーントーンを改良するために出てきた案。
>>401 それこそ起源発生的に言うなら西欧の音律は全てピタゴラス音律に
手を加えた物になるでしょう?
そこで中全音律だけを取り出してその後の音律の基礎のように
扱う理由がわからなかったのであのように書いたわけです。
403 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 00:41:34 ID:kGAeK8Dh
じゃあもっと親切に書いておこう。 ピタゴラス音律は純正5度が基本、単旋律目的 中全音律は純正3度が基本、(当時の)和声目的 だからこの二つは根本的に発想が違う。 中世までは3度は不協和音だったしそういう問題も無かった 音楽が複雑化し和声の扱いが変化するにつれ、3度をキレイにする必要から生まれたのが中全音律。 その3度をなるべく濁らさないように、転調に対応できるよう追い求めたのがバロック〜古典期の ヴェルクマイスターやキルンベルガーってこと。だから中全音律が基礎ということ。 ついでにいうと平均律は異名同音が目的、これも根本から違う。セント値だけ見ると ヴェルクマイスターやキルンベルガーは結果的に平均律のセント値に近づいても、目指す方向は全く違う。 つまりいかに平均律に頼らずにハモリを追い求めるか、そのために当時の人達がいろいろ頭を悩ましたわけで。
404 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 01:10:38 ID:kGAeK8Dh
ちょっと訂正。 ヴェルクマイスターやキルンベルガーは部分的にピタゴラス5度の復活を意識したのは明らかなので、 「ピタゴラス音律に手を加えた物」という言い方も成り立つね ただ、流れとしては直につながっているわけではない。
405 :
369 :2006/10/17(火) 18:49:41 ID:CfgyZ4sp
>>387 聴き終わったあとの興奮の中、勢いで書いたせいか、
確かに宣伝臭い怪しい文ですが業者とかじゃないです。
繰り返しになりますが、演奏は急の部分ではダイナミックにかっこよく、
緩の部分では情感豊かにしっとりとメリハリがきいていて良いと思います。
録音もクリアで良いですし、ヴィヴァルディ好きでチェンバロ好きなら、
買ってみてもきっと損はしないと思います。多分。
でも好みに合わなかったらごめんなさい…。
あとCDに収録されている9曲中4曲が、バッハが編曲した物とカブっているので、
それと比べながら聴いても面白いかもしれません。
>>390 僕も初めはあの気味悪いジャケットのせいで敬遠していました。
絶対ジャケットで損をしていると思うw
店頭だと渋谷のタワレコでこの不気味なジャケットが拝めます。
確か店員さんの推薦文が付いていました。
>395-404 いやー、勉強になる
ピタゴラスイッチ
408 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 23:18:31 ID:Nwn5z5SI
サーストン・ダートのクラヴィコードのCDってまだ入手できますか? JMSで復刻されているようなんですが日本の代理店は アリアCDしかないらしく困っています・・・
>>408 フランス組曲はテンポがファン帝なのが聞き辛くて売った
保守
411 :
名無しの笛の踊り :2006/10/31(火) 00:01:25 ID:dq6Y2wx8
レヒシュタイナーのCDを聴いてペダルチェンバロの重厚な響きが結構気に入ったんで 他にもペダルチェンバロを使用したCDがないか探してみたんだが全然見つからない。 レヒシュタイナー以外にも意欲的な奏者がもっといればいいのになぁ。
412 :
名無しの笛の踊り :2006/11/05(日) 14:02:14 ID:v+wDe+iA
コープマンのブクステ全集あげ
413 :
名無しの笛の踊り :2006/11/05(日) 15:57:38 ID:Wa0t4YpJ
いちばんいいのって何ですかね?
バッハの次はブクステですね。コープマン師。 これには鍵盤曲、カンタータなど完全な全集になるけはい。
415 :
中州八一J从‘∀‘リし♪ ◆cNAKaSU9Gc :2006/11/09(木) 18:03:19 ID:DuBHjduZ
パトリックコーエンのモーツァルトのコンチェルトはどうですか?
416 :
名無しの笛の踊り :2006/11/09(木) 22:05:16 ID:Qsr7Zk4H
417 :
名無しの笛の踊り :2006/11/13(月) 00:34:54 ID:ETnxEgSa
レヒシュタイナーにはこれからもペダルチェンバロで、 バッハやブクステあたりのオルガン曲を録音して欲しいな。 ところで、今他にペダルチェンバロで演奏してる人っているのかな?
418 :
中州八一J从‘∀‘リし♪ ◆cNAKaSU9Gc :2006/11/16(木) 18:20:13 ID:C3ttALE5
hosyu
モーツァルトピアノ協奏曲といえば マルコム・ビルソンだよね?
>>419 質問の意図は?
@これから買おうと思ってるが、どんなもんだろうか。
A聴いてみて良かったけど他の人はどう思ってるのか。
B他にもいいのがあるのか?
421 :
419 :2006/11/16(木) 20:09:35 ID:/FX4rxx5
>>420 う〜ん 特に意味はないんだけど・・・9番ジュノムはいいなと・・・
やっぱインマゼールではないかと。
完成していればレヴィンだな
レヴィンいいっすか。どんな感じ? ちなみにインマゼールはピアノもさることながら、オケが結構好き。
425 :
名無しの笛の踊り :2006/11/18(土) 22:31:00 ID:WrGGG777
ガーディナーの指揮も好きだけどな
>>425 そうですね。
ビルソンのピアノというより、ガーディナーの指揮・オーケストラが素晴らしい。
こういった総合力で私はビルソン盤がNO.1に感じます。
ガーディナー指揮でfpがレヴィンかインマゼールだったらな
嫁がチェンバロ奏者だったら楽しい人生だろうなぁ
ありゃりゃ。俺はガーディナーの指揮がダメだわ。 なんかすごく機械的に聴こえる。
俺もガーディナー指揮はダメな口だ。 このスレで言うのもなんだが、古典派の協奏曲はモダンのが気持ちいいわ・・・。
431 :
J从ヽ´д‘リし♪ ◆cNAKaSU9Gc :2006/12/02(土) 19:48:12 ID:OhHm9iMQ
( ^ω^)おっおっお
ガーディナーの演奏は端正に聴こえる。古楽器版マリナー。特に21番の伴奏は 同曲のあらゆる演奏の中でもトップクラスでは。 古楽器特有の響きの美しさや音色の暖かさでは、ホグウッドをとる。
おれはホグウッド好かん。 演奏がいつも何か硬くて楽しめない。 なんつーか、音楽聞いてるというより 楽譜を読んで聞かされてるような気分になる ま、好き嫌いは人それぞれだろうけど
この前レヴィンの演奏を聴いてきた。 アンコールの即興演奏では、会場からの注文でビートルズのイエスタデイのパ ロディを弾いたよ。
435 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 23:58:08 ID:vRYyBxGM
Richard Troegerの新譜まだかなあ? 早くクラヴィコードによるバッハ全曲録音聞きたい
436 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 00:04:15 ID:Ayf9wbJP
新譜といえば、NAXOSから出てるセイシャスのハープシコード・ソナタ集の第2集を もう半年以上wktkしながら待ってるんだけど何時ごろ出るんだろ。 やっぱり一年は待たないとだめだろか。
438 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 00:13:23 ID:8GgqlNCg
明日はオペラシティで西山まりえ〜♪ 生でゴルトベルク聴くの初めてだ。
明日じゃなくて、もう今日か・・・
やー、西山まりえ、良かった。 ・・・ただ事ではない演奏だったがw
442 :
名無しの笛の踊り :2006/12/17(日) 07:17:17 ID:xmgucZ5o
ロスのスカルラッティを聴きすぎて最近食傷気味になってきたので、 他の奏者の演奏を聴いてみようと思い立ち、 まずはお国ものという事でバイアーノのCDを買ってみました。 初めは情熱的なというか、奔放なというか、演奏の目まぐるしさに付いていけるか不安でしたが、 聴いている内にこの独特な乗りにはまってしまってすっかりお気に入りになりました。 という訳で色んな演奏を聴いてみたいのですが、お薦めの演奏を教えて頂けませんか? 皆さんのお気に入りの一枚を教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
443 :
名無しの笛の踊り :2006/12/17(日) 07:20:46 ID:N1tHT7BI
>>442 レオンハルトの二枚
ものすごい緊張感だよ
特にゆっくりした曲の味わいが深い
>>442 ピエール・アンタイの変態演奏がええがね。
クセナキスみたいなスカルラッティが聴けるで。
アンタイ、確かにチョー変態w 個人的にはスカルラッティは柔らかい演奏の方が好みなのでアレだが、 一聴の価値はあると思う。 ところで、おれも最近スカルラッティのFp.の演奏探してるんだけど、 どなたかいいのご存じない?
448 :
442 :2006/12/18(月) 00:25:50 ID:ceEunXb+
皆さん本当にありがとうございます。 教えて頂いたCDは入手し易い物から順に購入しようと思います。
449 :
名無しの笛の踊り :2006/12/24(日) 10:23:12 ID:Mdm+A9RT
アンタイのスカルラッティいいね。
450 :
名無しの笛の踊り :2006/12/24(日) 20:23:12 ID:Q4oe+w0B
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタのピアノパートを チェンバロで演奏したCDを発見したんだが、これはいいよ。 聴いてたらピアノよりチェンバロの方が曲に合うような気がしてきた。
>>450 それは初期の曲じゃないの?
ガキの頃の曲ならピアノじゃなくてチェンバロは普通。
452 :
名無しの笛の踊り :2006/12/24(日) 22:11:24 ID:Q4oe+w0B
>>451 収録されてるのはKV301,305,377,379だから
二十歳すぎてからの曲だった。
チェンバロで演奏したの初めて聴いたから
何というか曲に惚れ直した気分みたいな感じ。
そろそろW.F.バッハのファンタジア集をCREST1000でリイシューしてくれないかな。 探し回るのは疲れたよ…。ルセあたりが録音してくれるように念を送ってんだけど無理そうだし……。
取り敢えずコロムビアに要望のメールを送ってみた。 すぐに返信を頂いた。今後の企画の参考にするとのことだったよ。 もしよかったら賛同してくれる方は同様のメールを送って頂けないだろうか。 一件では無理かもしれないけど、何件も届けば違ってくるかもしれない。 本当によろしくお願いします。暇だったらで良いんで…。
>>455 まずはYOU TUBEに自演UPしろ
話はそれからだ
>>446 噂をすれば昨日の朝にFMでやってたな>プヤーナ
おめ、 保守しとく
NHK-BSの「ぴあのピア」三鷹い?
460 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 18:52:50 ID:F/VcDrLs
1/4のクラシック倶楽部で放送したニコラウ・デ・フィゲイレドのチェンバロ・リサイタル見逃したorz
>>453 ドレフュス盤?
あのCDが出た時、レコ芸の評があんまりいい加減なんで、
怒りの投書をしたら掲載されたことがある。
>>460 思っていたほどでもなかった。本スレで持ち上げていた人もいたようだけど。
NHK-BSの「ぴあのピア」はスルーかよっ! ┌─┐ |も.| |う | │来│ │ね│ │え .| │よ .| バカ ゴルァ │ !!.│ └─┤ プンプン ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д) | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U 〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
>>463 まあまあ、そう怒らずに、
おれも何かコメントしてあげたいが、いかんせん、
うちにはテレビがないので・・・
>>464 昨日はクリストフォリの肖像画が出たよ。ヴィヴァルディみたいな顔でした。
今日は見忘れました。なにせスキマ番組なもんで・・・
桜子ちゃんことあおいちゃんがんがってほしいです。
466 :
名無しの笛の踊り :2007/01/10(水) 15:28:29 ID:zm7hFZuy
バッハのチェンバロ協奏曲のお勧めの演奏を教えてください。
467 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 14:22:48 ID:0GkZoVds
ぴあのぴあ見たよ 中野振一郎さんはいいですね 生で見たことありますが
フレスコバルディの「100のパルティータ」 どのCDで聞けるか、おしえていただけないでしょうか。 楽譜もほしいのです。どなたかよろしくお願いします。
469 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 19:00:02 ID:oJILGd3O
>>468 「トッカータ集第一巻」で探すべし
Frescobaldi: Toccate e Partite d'Intavolatura di cimbalo et organo, Libro Primo
楽譜はBarenreiter版が入手しやすい
録音は
・レオンハルト 1968年(dhm)
・ヴァルトーロ(歌つき) 1987年(Tactus 580670)
・アレッサンドリーニ 1992年(Arcana)
いずれも良い演奏
470 :
名無しの笛の踊り :2007/01/14(日) 15:29:45 ID:zmyImfYM
クリスティのロワイエ全集再発
471 :
名無しの笛の踊り :2007/01/16(火) 00:38:21 ID:4D72SYvL
今日の「ぴあのピア」はクープランでした。明日はラモーです。よろしく観てね。
472 :
名無しの笛の踊り :2007/01/16(火) 04:28:12 ID:PGDNgFDn
ホグウッドのヴァージナルブック選集を塔で再発してくれ
>>471 見たよ。
「勝ち誇った女」が聴きたかったなぁ。
>>472 ソレなぜか持ってる。フィッツウィリアムのだろ?
どこで買ったかかはおろか、持ってたことさえ忘れてたよw
ピアノぴあはいまのところ「チェンバロ&フォルテピアノぴあ」ですな。 この調子だとショパンもあの時代のプレイエルとかで演奏させそうなふいんき。
「ぴあの」のタイトルからクープラン、ラモーまで、しかもチェンバロでやるとは思いませんでしたね。 歴史的な鍵盤番組なんで砂。 日曜の朝6時から一週間分纏めてやってくれるのも助かる。 そういや楽器博物館所蔵のオリジナルのチェンバロも演奏されましたな。 フォルテピアノも見たい聴きたい・・・
478 :
名無しの笛の踊り :2007/01/26(金) 22:19:21 ID:mIogt409
保守
479 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 22:33:15 ID:2FY2vvkN
シュタイアーの演奏するスカルラッティのソナタK.517が、 音の奔流というかジェットコースターみたいでカッコよかったです。
480 :
名無しの笛の踊り :2007/02/07(水) 02:15:52 ID:HadEO1AC
人いないな
待機してるよ
ダントーネのスカルラッティ中々楽しいです。 繰り返しの時の装飾音が即興的で一々華麗です。
今年は暖冬ね・・・
新春はとっくに終た・・・
485 :
名無しの笛の踊り :2007/02/14(水) 03:06:29 ID:f9p1Gi9X
cpoのフローベルガー集 ・・・・またハズレを引いた。 レオ師が居なくなったらフローベルガーの演奏史は断たれてしまうぞマジで・・・
ダントーネといえば、ヘンデルのハープシコード組曲もいいよ。
487 :
名無しの笛の踊り :2007/02/15(木) 02:34:44 ID:lqp6PjG2
488 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 07:29:02 ID:GQxnYRcm
489 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 12:48:33 ID:4Ydke1Ue
うわ素で忘れてた>スカルラッティ没後250年 それにそんな催しがあるのも知らなかった・・・教えてくれてありがと バイアーノのチェンバロ・リサイタルは是非行きたい
490 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 18:02:24 ID:Fjw6CiJU
今年こそは全集を・・・
491 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 01:49:22 ID:2MbXfa+d
イタリアのレーベル、ストラディヴァリウスからはスカルラッティのソナタの全曲録音が続行中だよ。ダントーネとバイアーノの先生であるエミリア・ファディーニっていう人がやってるらしい。
492 :
名無しの笛の踊り :2007/02/17(土) 01:53:17 ID:4sgbQEko
K1-K30だけのセットがほとんど存在しない件について
493 :
名無しの笛の踊り :2007/02/19(月) 19:40:01 ID:/1sTcA7O
>>492 ロスが全集を作る前にK1-K30を入れた2枚組LPを持っているよ。
なかなかいい演奏だったと記憶している。
それ以外は知らない・・・。
494 :
名無しの笛の踊り :2007/02/19(月) 19:55:29 ID:sanKYMJl
>>493 STILのだね。新盤のほうがやっぱりいい。
K1-K30は作曲者自らチョイスして出版した唯一の曲集だから、
バッハの24曲集などと同等に扱うべきだと思うんだがなー
495 :
493 :2007/02/19(月) 23:55:23 ID:/1sTcA7O
>>494 そうそう懐かしいSTILの輸入盤。あの頃のロスは髪もふさふさだった。
他に、K1-K22までを1枚のCDに収めた廻由美子のピアノによる演奏があるが、
中途半端に切らず、2枚組にしてK30まで入れて欲しかった。
曲の配列なども含め確かに統一感があり、セットで出す意味は大きいだろう。
また、短調の曲も多く変化に富んでいて、初期のベストチョイスといった感じがする。
496 :
名無しの笛の踊り :2007/02/20(火) 09:58:32 ID:TzuuBCVo
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックの全曲録音ってまだないのか
497 :
名無しの笛の踊り :2007/02/20(火) 10:25:47 ID:Fa6R17Om
498 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 01:30:02 ID:uT64m2gV
バロック総合スレで紹介されてきました
スカルラッティのソナタで「とりあえず、これを聴いとけ!」という盤はどれでしょうか?
本家はチェンバロだと思いますが、できればピアノ版でお願いします
まったく未聴だし事前知識もないのですが、気になっているのはケフェレックです
http://www.hmv.co.jp/product/detail/494696 既聴の方がいらっしゃったら、ご感想をお聞かせ願えれば幸いです
よろしくお願いします
499 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 06:28:18 ID:ZhDhNTpr
500 :
名無しの笛の踊り :2007/02/21(水) 11:44:57 ID:8uLl9+FS
501 :
名無しの笛の踊り :2007/02/22(木) 01:56:53 ID:cL8n4hhk
>>498 ケフェレックもオススメだけど、ホロヴィッツもいいよ。
聴いてると陶酔してきて幸福感に包まれます。
502 :
名無しの笛の踊り :2007/02/22(木) 17:56:33 ID:PUddlspP
渡邊順生の「チェンバロ・フォルテピアノ」の第2刷ってまだ出てないのかな? 以前買いそびれて今度こそはと思ったのに
ヴァルヒャのアンマーチェンバロ、いい音色で鳴くので弾いてみたいなあ
>>504 釣りにあえて一言。
チャンバロは古楽器じゃねえよ。
アンマー社もノイペルト社も現在はヒストリカルモデルしか作ってないよ
>>502 おれも待ってる。
以前借りて読んだがすげーいい本だ。
>>506 ヴァルヒャのアンマーチェンバロ
~~~~~~~~~~~~
509 :
名無しの笛の踊り :2007/03/01(木) 16:18:25 ID:choyDHeC
ホグウッドのシークレットシリーズいいね モツ以外はマイナーレーベルのせいで入手に時間がかかったけど
シークレットハイドンも出してくれーる? 無理か・・・orz
511 :
名無しの笛の踊り :2007/03/02(金) 07:32:44 ID:9L/9EsXU
>>510 ハイドン出すらしいよ
その後ベートーヴェン、ウェーバー、シューベルト、ブゾーニ、ハウエルズ、バルトークを予定してるらしい
512 :
名無しの笛の踊り :2007/03/04(日) 19:08:38 ID:b7O2Sro6
>>502 第一刷が手元にあるけど、amazonのUSEDで18000円くらいなのな。定価の3倍かあ。
欧州やアメリカの美術館で古楽器のコレクションはできるだけ見てるけど、この本は凄いね。
詳しくてわかりやすく、もの凄く役にたつ。
513 :
名無しの笛の踊り :2007/03/04(日) 21:15:55 ID:wpGXOC3f
著者のサイトには2006年10月16日第2刷刊行って書いてあるが どこもまだ絶版だな・・・
初刷の方はあっちゃこっちゃの本屋では見かけるけどね。
>>502 本人のコンサート行けば6000円で買えるよ。CDも500円引き。
もっともコンサート代が3000円とかだから意味ないかもしれんが、
休憩時間を見計らって侵入して買うもんだけ買って出るとかなw。
516 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 14:54:07 ID:0FYFwkgT
ところで、おまえら 御大レオンハルトの「最後の来日w」公演 チケット買った?
豊田でやらないのか
フォルテピアノって、個体差かなり大きいですか? 録音によって全然音色が違う風に聞こえるんだけど、なんか種類とかあるのかな?
しょせん過渡的な楽器だからね。 そういうものとして考えないと。
>>518 年代、制作者によって音はかなり変わってくる。
バドゥラ=スコダ先生のベートーヴェンやシューベルトの全集は
作曲年代によってフォルテピアノを何種か使い分けており
そのへんの違いが、楽しめます。
ありがとうございます。 そういうもんなんですね。
>>518 凸のは買った。
晴海は仕事的につらいのでパス。
>>520 スコダの特に古い録音はモダンピアノ弾きが無理して弾いてる感があって
楽しめない。
バドゥラ=スコダは奏法やテクニックには目を瞑って聴くのが吉 フォルテピアノのコンディションと優秀録音はそれを補って余りある(最近のな)
>>523 >奏法やテクニックには目を瞑って聴くのが吉
をいをい。(w
やっぱりモダンからフォルテピアノを目指すのよりチェンバロ、クラヴィコードからフォルテピアノを目指した弾き手の方が奥行きがあると思う。
初めて聴いたレオンハルトのモツは度肝を抜かれたなぁ
525 :
名無しの笛の踊り :2007/03/07(水) 03:03:07 ID:cPLhGk3v
レオンハルト「(フォルテピアノは)私には合わないので弾くのをやめました」
>>518 初期のクリストフォリのピアノ(コピー)なんてほとんどチェンバロみたいな音じゃないか
>>524 レオ師いわくあの録音は黒歴史らしい。
ソニーセオンからCD化もされたけど今は廃盤なのでわ?
528 :
名無しの笛の踊り :2007/03/12(月) 21:20:58 ID:Dr6X+Ogp
ピヒト=アクセンフェルトがホリガーと共演してるPHILIPS盤の 音色が好きなんですが、同じようなCDありませんか?
JOHN KHOURIってやつが1832年製のブロードウッドでショパンのエチュードを弾いてる CDを買ったが、これが破裂しててなかなか面白い。 フォルテピアノのショパンはノクターンとか緩いのは今までもいくつかあったが こういう技巧系のやつが無かったんで、かなり新鮮。 細かいパッセージでの点描的な音色のカラフルさが楽しい。
>>530 サンクス
小倉さん、この間のすみだトリフォニーでのベートーヴェン凄く良かったですよ。
コンチェルト4番の室内楽版面白かったし。(客がやや少なかったのはもったいなかった)
CDも良さそうですね。小倉貴久子結構チャレンジしてますよね。。。
532 :
名無しの笛の踊り :2007/03/15(木) 15:32:57 ID:fZ4o3msb
>>496 バード全集とかブル全集って出るといいよね。
エリザベス朝の鍵盤曲って教会旋法色がプンプンだよね。
一次的な転調らしきメロディーはソルミゼーションに
よるものだから転調とは呼ばずに単なる読替ってところが
面白い。
533 :
名無しの笛の踊り :2007/03/15(木) 18:16:43 ID:mwsbQISR
バード全集はモロニーがあるじゃん
534 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 12:32:02 ID:Tj3SJq0W
こりゃ、失礼しました。 お礼にヴァージナル曲っぽくハ調のAメロを・・・。 C F G C F G C F G(旋律では導音f#を出す) C D(旋律では導音C#を出す)
535 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 20:28:59 ID:ODnpjD6r
モダンチェンバロでない「普通のチェンバロ(= ヒストリカルチェンバロ)」で 「16フィート弦付きの楽器」 は現存しているのですか? もしあるならば、どのCDで聞けるでしょうか? モダンチェンバロでは、全部の楽器に付いているように聞こえますが、 ヒストリカルチェンバロでは手持ちのCDではわからないもので。
>>535 オリジナル(後世の付加ではない)は5台現存しているといわれている。
コピー楽器や復元したペダル付チェンバロ(Harassモデルを参考に製作)によるCDはある。
オリジナル楽器によるCDがあるなら私も欲しい。
537 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 21:20:28 ID:ODnpjD6r
>>536 情報ありがとうございました。
>コピー楽器や復元したペダル付チェンバロ(Harassモデルを参考に製作)によるCDはある。
CD番号または「発売元とタイトル」がわかれば教えて下さい。
お願いします。
・J.S.BACH 半音階的幻想曲,ソナタと編曲集 Yves Rechsteiner(ペダル付チェンバロ) (Alpha 027) 収録曲 BWV564/1,2 528 530 903 912 1001 1004/4 ・J.S.BACH Solo Concertos 第5集 Musica Alta Ripa (MD+G 309 0685-2) 収録曲 BWV1042 1050a 1058 1060 ただし16フィートストップ使用はBWV1050aのみ
チェンバロ演奏のCDでライブ録音のものって少ない気がする。 自分が寡聞なだけかもしれないですが。 俺はスコット・ロスのライブ録音くらいしか持ってないけど、 他にお薦めのCDってありますか?
曽根麻矢子のAVEX録音は1st以外ライブ録り お薦めではないけれど興味あるならドゾー ロスが好きなら多分気に入るかも
版が変わった訳じゃないから初刷でも二刷でもどちらでもいいじゃん
545 :
543 :2007/03/21(水) 08:48:34 ID:M4yI5EDl
>>544 これから買う人ならば値が張るだけにぜひ第2刷をというつもりでしたが、
買い換えまでされるとは恐れ入ります。
準拠CDの渡邊さんの解説には本書を書く際
「言葉で説明することのもどかしさ・空しさをいやというほど思い知らされる羽目に」
とあり、本書を手に入れた暁には、
実物にも触れるべく近くの工房を訪ねてみようと思ってます。
>>540 情報どうもです。
自分でも調べてみたんですけど、あんまり無いっぽいですね。
ライブの音が聴きたいなら、やっぱり実際に足を運ぶしかないか。
547 :
544 :2007/03/22(木) 02:15:48 ID:IgpVVyNY
シュタイアーの新譜、チェンバロフォルテピアノでも触れられている
シュタインのヴィザヴィによるモーツァルト!
シュタインの初期メカニズムの楽器って初めて聴いたけど面白い。
ちなみにこの楽器のチェンバロ部分には16'が付いてるから
>>535 も
一聴してみる価値があるかも。
フォルテピアノのチェンバロストップに美音は期待しないほうがいい
>>548 フォルテピアノのチェンバロストップはチャンバロにおけるバフストップの様に
フォルテピアノの打弦されて振動する弦を象牙などでビリ付かせてチェンバロ様の
音にするもの。
ヴィザヴィはチェンバロとフォルテピアノのコンビネーション楽器。
関係ないと思うが??
550 :
名無しの笛の踊り :2007/03/28(水) 05:49:30 ID:BqjhiwPw
保守
551 :
名無しの笛の踊り :2007/04/01(日) 14:44:50 ID:D0OiQXVM
水戸ボーモン
>>551 おおお!これは買わねば!
情報サンクス
クレメンティのフォルテピアノ曲難しそう
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『
>>551 のCDを予約したら、
いつのまにか販売価格が二千円高くなっていた』
(略)ものの片鱗を味わったぜ…
558 :
名無しの笛の踊り :2007/04/21(土) 18:51:24 ID:2sleXM0d
輸入元が違うからじゃね
値段が上がったり、発売日が延びたり、一体どうなってるんだぜ?
563 :
名無しの笛の踊り :2007/04/28(土) 12:57:08 ID:0DfHr46V
>>563 ベートーヴェンやシューベルトの時代のフォルテピアノなんかも紹介されるのかと思いきや
ごく普通〜のピアノ曲番組になってしまったね。。。 だからもう観ていない。
あおいちゃん何でだよーー!orz
565 :
名無しの笛の踊り :2007/04/30(月) 01:24:34 ID:8KP2pRvT
ゲテモノの一歩手前で踏みとどまっている感じだな
NAXOSのセイシャス ハープシコードソナタ集の第2弾コネ━━━('A`)━━━ !! 第1集購入からもう一年も待っているのに。
569 :
名無しの笛の踊り :2007/05/09(水) 11:16:06 ID:f+br+bdv
ブルの12の調に転調する曲ってなんてタイトルだっけ?
570 :
名無しの笛の踊り :2007/05/10(木) 04:31:53 ID:9SufF2L8
ひよっこじゃなくてよかった
573 :
名無しの笛の踊り :2007/05/14(月) 23:19:14 ID:/uFYI/2Y
レオンハルトの日本公演行く人いる?
凸のへ行く予定
俺は26日のProgrammeVに行く予定 クラシックのコンサートは初めてだから正直ちょっとビビってる
東京3公演。凸のが楽しみ。
>>575 レオンハルトは特にマニア客が多いのでその雰囲気にビビるかもw
周囲は気にせず音楽を楽しんで
逆にビギナーの入り口としても楽しめる演奏家は曽根麻矢子あたりでしょうか。 もっとマイナーな演奏会だと目の前で聴けたりして、そんなのもなかなかいいですよ。
580 :
名無しの笛の踊り :2007/05/19(土) 16:58:21 ID:JwKm6kmU
>>551 今日、入手したよ。ボーモン盤はボルグステーデ盤より
音色のヴァリエーションがあっていい感じだったよ。
水戸ボーモン
582 :
名無しの笛の踊り :2007/05/19(土) 19:39:03 ID:isKLNZ3y
>>580 途中まで聞いたけどすでに感激だよ!
ボー君の演奏はボル君より繊細な感じを受けたよ。
キーボードのタッチ音、ジャックの撥弦音、サウンドボードへの
豊かな響き、オンマイクなセッティング・・・。
どれをとっても私としては申し分ない録音だと思う。
入手してない方は
現時点ではまだ在庫あるから興味あるならGO!
>>580 >>582 抜粋盤聞いた時点で感じてたけど、
俺もボーモン盤の方がボルグステーデ盤より好きだな。
水戸ボーモン
585 :
名無しの笛の踊り :2007/05/19(土) 22:18:46 ID:LSiQ7wSt
?(゚Д゚;)
ボルグステーデって誰? って一瞬思ったが、鰤のあたらしいやつね。 じゃあ廉価版になる前からボーモン(とルセとロス)を愛聴している俺には 鰤は買う必要なしですか。
無理して買う必要はないが、ききくらべの幅が広がるかと。
鰤はとりまきがウザいな…鰤なんて買うな といってみるテスト
ボルグ氏の演奏は若さのせいかちょっとハデ気味だけど ボーモン氏の演奏は優しさと気品のようなものが漂っている。 後者はクープランの意図を忠実に理解していると思う。
確かにボルグの演奏はなんとなく単調だな。 それに対してボーの方は18世紀によくある即興的な装飾が あってF.クープランが乗り移ったかのような演奏に感じる。 ボーモンに決まりでしょ! ルセ派の諸君にも意見を聞きたいところだな。
水戸ボーモン
593 :
名無しの笛の踊り :2007/05/21(月) 21:48:25 ID:Jq9fgb1f
>>591 私も同感。
ボルグってなんか和音ばらしすぎじゃない?
重ねとバラシを上手く使い分けているボーの方がステキだと思う。
例えば6枚目の「凱旋」なんかにかなり差が出てるよ。
ボルグが元気一杯に弾いているのは曲想からして
問題ないと思うケド即興がなくで単調w何となく疲れるw
ボーの方は面白い装飾を付けて少しずつ変化させているから
長いこの曲でも飽きが来ない。
クープランはロココ期の作曲家だから全く同じメロディーを
何回も繰り返すようなことはしなかったハズなんだ。
変化をつけていくことで聞き手を引き付けるジャズみたいな感じイメージ。
坊門忠清
目白バロックでフィゲイレドの演奏会があるよ。
フィゲイレドは名前も含めて興味あるんだけど音源が少ないんだよな
597 :
名無しの笛の踊り :2007/05/22(火) 11:12:47 ID:vw9rpBJo
だれかタイムマシンで本物のクープラン連れてこいよ、 と逝ってみたくなった
ボーモン冬二
599 :
フルチン博士 :2007/05/22(火) 13:49:15 ID:yZl/Sig+
乱ボーモン
600 :
名無しの笛の踊り :2007/05/22(火) 14:11:07 ID:zo5oh0eK
スコット・ロス ブランディーヌ・ヴェルレ オリヴィエ・ボモン クリストフ・ルセ ノエル・スピット ミヒャエル・ボルグシュテーデ(ドイツ出身) 他に全集あったっけ?
ルセとボーモンって楽器の音も随分違うよね ルセって太い音が好きなのかな
603 :
名無しの笛の踊り :2007/05/22(火) 18:23:24 ID:6oJrViRN
>>600 ローレンス・カミングスって全集出してないよね?
ナクソスでは全集って書いてあったけど。
ボクルステーデ盤を聞いていて思ったんだけど
調律データには18c French Temperamentとあった。
ボーモン盤の方はFrench Mean-Toneとあった。
演奏者によって微妙に調律法が異なるのが面白い。
ボーモン盤はオルドルごとに調律替えをしてあるから
調子外れな音があまり出てこないけどボルグステーデ
の方は調律替えをしていないのがオルドルによって響き
が異なることでわかる。ハ調に近い調は濁った響きがないけれど
へ調では同主短調へ転調した時かなり濁っている。(例:バッコス)
もっとも嬰ヘ調のパントマイムは最初のアグレマンでEisが出てくる
所から濁っているからパントマイムの滑稽さが良く出ていていいと思う。
結局調律法に関してはボルグステーデ盤の方が好きだな。
作曲者が変ロ・変ホ・ロ・嬰ヘ調のオルドルで同主調への転調を
していない時点で調律法替えをしないのが原則だと思うけど、
ボーモンは調律替えしている所をみると響きの美しさにこだわったのかな?
この分野に詳しい方はどうお考えですか?
604 :
名無しの笛の踊り :2007/05/22(火) 18:36:55 ID:IK510tvw
水戸ボーモン
605 :
名無しの笛の踊り :2007/05/23(水) 05:07:59 ID:DnMAvhkm
つローランス・ブレ
606 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 10:23:16 ID:h+wnuXsp
>>603 ボーモンもボルグステーデもルセもギルバートも
全員同じダランベールのミーントーンだべ。
これはウェルテンペラメントの一種だから調律基準点の
変更とか一切無いはずだよ。
奏者によっては微調整してるはず 水戸ボーモン
608 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 18:39:24 ID:Dn58pkSL
調律の話が出ているけど 綺麗に響けばそれでいいんじゃね!? 作曲者のクープランもダランベールとかミーントーン とかっていう調律法の名称までは知らなかったのでは? この時代の音楽家は専門書を読んで調律するのではなく 師匠から技術を伝授されるのが一般的だったはずです。 ライバルの曲を聞いて調律法を耳で盗んだりもした、と 何かの本で読んだことがあります。 熟練者は独自の調律法を編み出していた可能性が高いので 調律法はマル秘の事が多いです。例えばダングルベールの クラヴサン曲集、クープランのクラヴサン奏法、18世紀末 のニコロ・パスキーニのハープシコード奏法にも調律法の事 は一切触れられていませんね。 現代のハープシコード奏者G.レオンハルト氏らも独自の調律法を 幾つも開発しているそうです。
チェンバロの調律法とオルガンの音栓配合の微細は企業秘密の面が多いだろうな
アーティスト各々の隠し味みたいなもんだろう。 綺麗に響くほどそのしわよせが出るわけだが 流行でみると、音の濁り・うねりも味のうちと認識されつつあると思う。
水戸ボーモン
612 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 21:09:51 ID:WhjXHpDR
ところでクープラン全集(クラヴサン曲集第1巻〜4巻と奏法)を 聞くものいいけどクラヴサンの初心者にとって1番始めやすい曲は なんでしょうか?ボーモン聞いていてはまちゃって自分でも弾いて みたくなりました。(スピネットのレンタルも考えています。)
613 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 10:51:49 ID:COeQ/kJi
クラヴサン奏法の最初の説明に出てくる指使いをマスターした?! 「糸紡ぎ」、「たぐいなきグラースたち,別名 コンティ公夫人」、 「小さな風車」、「プロヴァンスの水夫の踊り」なんかが弾きやすいよ。 初めはアグレマンとか入れないで演奏したほうが上達が早いと思うよ。
614 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 11:00:25 ID:oO+bnoj1
確かに「クラヴサン奏法」をまず買うのがベストだね
615 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 14:08:33 ID:udpfcDsw
>>612 クラヴサン奏法に出てくる前奏曲ってどれも難易度は高くて
初心者には敷居が高すぎるかも・・・。
意外にもクラヴサン曲集第1巻〜4巻の中に613氏が言って
いるようなわりと易しい曲があるね。でもこういう易しい曲でも
雅やかに弾くのはけっこう難しいよ。
616 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 16:47:15 ID:oO+bnoj1
>>615 あの前奏曲程度で「難易度は高くて」なんて言ってたら
他の曲も無理です
617 :
名無しの笛の踊り :2007/05/26(土) 22:22:49 ID:IXZhPVrR
>>615 ということは前奏曲1番はクープランのクラヴサン曲の基本中
の基本ということですか?
618 :
名無しの笛の踊り :2007/05/27(日) 03:57:57 ID:0m2jeaXQ
前奏曲1番も弾けなければ他は全滅ですよ
619 :
名無しの笛の踊り :2007/05/27(日) 07:30:55 ID:K3xlUKpm
620 :
名無しの笛の踊り :2007/05/27(日) 11:59:11 ID:oSLRQlgG
>>618 オレも前奏曲1番はハードだと思う。
この時代の鍵盤曲ってな現代でいうところのバイエルやハノン
のような練習曲がなくいきなりクラヴサン奏法に出てくるような
難しそうな曲ばかりなんだろうか?だからバロックの曲ってとっつき
にくいんだよね。
621 :
名無しの笛の踊り :2007/05/28(月) 11:39:13 ID:chnbunMG
確かに18世紀までの鍵盤曲って練習曲が極端に少ないか見当たらない。 なぜだ?!
ピアノは5本の指の独立と均一を重視するから ツェルニーみたいな練習曲が発達したんだろうな チェンバロだとむしろ5本の指それぞれの特徴を利用して弾くから 練習曲はそれほど必要ないし、初心者にはアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳などがある と適当に書いてみる
624 :
名無しの笛の踊り :2007/05/28(月) 15:10:35 ID:71rEllxW
>>620 指使いも音数も最もシンプルな1番がハードという理由を書いてくれ
あれ弾けないとバイエルも終われないよ
625 :
名無しの笛の踊り :2007/05/28(月) 15:31:40 ID:U4T2PGFL
なんと、バッ、バイエルより簡単とは! 恐れいります。やっぱクープランは奥が深い・・・。
626 :
名無しの笛の踊り :2007/05/28(月) 21:59:44 ID:0mLNpBE3
>>625 キミは弾く前から余計なことを考えすぎるタイプだね。格好悪う〜w
とにかく何も考えず前奏曲1番を弾いてみなよ。
そうすれば少しは自信がつくだろうからさ。
>>623 中世
・職業音楽家→師弟伝授
・生まれながらの音楽的環境
・高価なチェンバロ(現代においても)
近代
・中産階級愛好家
・音楽市場拡大
・技術革新とピアノ量産化→購入可能
・職業教師
→練習曲出版需要
楽器の特性に注目すれば鍵盤楽器でも、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンと
個別に練習曲があってもおかしくないが、ピアノに多いのは需要からでは。
現代でも音楽教室で扱うような楽器には練習曲が作られるし。
628 :
名無しの笛の踊り :2007/05/28(月) 23:36:00 ID:71rEllxW
中世にチェンバロ? それに職業音楽家はルネサンス以降のはずだが?
失礼。中世→近世
近世という時代区分は日本特有だよ。
631 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 19:31:44 ID:bFT5Nx9T
ところで、バロック中期頃までは長調の曲より短調の曲の方が圧倒的に 多くないだろうか?長調ではハ長調よりト長調の方が多く、短調は イ短調よりもニ短調の方が多い。短調ブームとかあったのだろうか? 大作曲家の鍵盤曲を見ていて気になった。
632 :
名無しの笛の踊り :2007/05/31(木) 09:22:45 ID:0jpJU7CR
短調はドリア旋法の血を引いているからね。
633 :
名無しの笛の踊り :2007/05/31(木) 09:32:51 ID:mqyrcEU4
>>631 何をもってそう判断しているのかさっぱりわからない
聴いてるジャンルが偏っているのではないか
634 :
名無しの笛の踊り :2007/05/31(木) 22:11:46 ID:eoN7YKW8
>>631 ヴァイオリンの開放弦の音が多く含まれているのとドリア・ミクソリディア
旋法の影響かと。
確かにヴァージナリストたちの曲には短調が多い。もっともここではドリアとか
エオリア旋法というべきだろうが。
どこで読んだかは忘れたが声楽のパレストリーナはリディア旋法では殆ど
書かなかったらしいよ。ドリアが1番多く次にフリジア、ミクソリディア
だって。しかし鍵盤の分野ではフリジアは増音程をつくりやすいなどの理由で
まれにしか作曲されなかったようだ。
これでどうだろうか
ドメニコ・スカルラッティの鍵盤曲はト長調よりニ長調が多いらしいよ。
ニ短調はドリア旋法、ト長調はミクソリディア旋法と関係が深いのは確かだな。
>>634 それで合ってると思う。ヴァージナリストのなかでもギボンスあたりが典型か。
>>631 バロック中期ごろまでということはやはりスウェーリンクの影響が考えられる。
弟子が沢山いたから。あとこの人は半音階も好きでしたね。
ギボンスをキボンヌ
>>637 ギボンスってヴァージナリストの中でも末期の方だからタリスからの豊かな
伝統を受け継いで総まとめをしたって感じだね。
スヴェーリンクは誰から学んだのか知らないが確かに妙に半音階の曲が多い。
面白いことにブルも半音階好きだからスヴェーリンクと影響を及ぼしあって
いたのだろうね。半音階といっても異名異音の原則はきっちり守っている点が
この時代のポイントだね。平均律ではなく不等分律である何よりの証拠だと思う。
ところでこの時代のフランドル・イングランドの鍵盤曲は変奏曲形式など何かと
カベソンの影響が強くはないだろうか?
640 :
名無しの笛の踊り :2007/06/04(月) 21:32:29 ID:58JIuVjJ
>>637 >>639 フィッツ・ウィリアム・ヴァージナルブック第2巻みてみ。
17世紀初期英国のW.ティスドールっていう鍵盤奏者も半音階進行の曲
を書いてんぞ。しかもこの時代でロ長調というマセた調を使ってるから
おもしろい!17世紀のショパンだww
641 :
名無しの笛の踊り :2007/06/04(月) 21:35:37 ID:58JIuVjJ
あ、ロ長調じゃなくて正確にはBを主音にした第7旋法だ、失礼w
642 :
名無しの笛の踊り :2007/06/05(火) 11:26:52 ID:ApjJMdFe
今日のBS2はすごいなぁ。 カザルスホールだろうか? エマカークビーがヘンデル歌ってるよー。 かっけー フル古楽器にシビれる。
643 :
名無しの笛の踊り :2007/06/05(火) 11:32:43 ID:PCunkY/n
>>640 Pavana Chromaticaですね。
644 :
名無しの笛の踊り :2007/06/06(水) 13:33:01 ID:gt3eDgON
ピカルディーの三度について発見したことがある。 タリス・バード・モーリー・スヴェーリンク・ファーナビー・ギボンスらは それそれの鍵盤曲の中で使っている三和音は13種類しかない。具体的には、 Eb Bb F C G D A E Cm Gm Dm Am Emとなる(Cを基準に調律している)。 アロン律を使っているから、といえばそれまでだけど興味深いのは短三和音 の使い方だ。本来、アロン律では上にあげた5つの短三和音以外にも3つ の和音が使える。Bm F#m C#mね。でもピカルディーの三度が適応できない 短三和音は使われない。結局Bm F#m C#mがそれに該当するわけで使う三和音は 13種類になるらしい。 なお、増・減三和音は殆ど使われなかったようだがブルの曲の順次音階進行で Bmdim/Dが一箇所だけ出てくるのは有名だね。未確認だけどw
645 :
名無しの笛の踊り :2007/06/07(木) 11:56:01 ID:3wHxsVJ/
違い、わからんわ
647 :
名無しの笛の踊り :2007/06/11(月) 11:24:31 ID:DZTQwVck
>>644 J.P.スヴェーリンクの半音階のファンタジア大好きなヤツです。よろしくね!
スヴェーリンクの時代のオルガン曲でニ・イ長調をほとんど見かけないのは
当時の楽器の調律に問題があった、というわけですか。だとしたらナットクです。
ピカルディーの三度はダンスタブルからバッハの時代まで重要な要素を持って
いたようですから。
短三和音を人間界、長三和音を神の世界としてとらえていたので楽曲に出てくる
短三和音はピカルディーの三度によって神の世界に救済されるのが望ましい、と
されていました。ですからBmやF#mのような和音はピカルディーの三度が適応
出来ないので「神に救済されない和音」として嫌われ、そのような和音を使う
可能性のある調性(ここではニ・イ長調)は滅多に作曲されなかった、という
ことでしょう。
ニ長調のYの和音とイ長調のU・Yの和音がピカルディーの三度を適用出来ない
から表現のバラエティーに欠け、残りの和音を使った曲では結局ニ・イ短調の
和声進行と似たり寄ったりになってしまう、と作曲家たちは考え、これらの調
で作曲するのを控えたのかもしれませんね。
反論がある方はどうぞ。待ってます。
648 :
名無しの笛の踊り :2007/06/11(月) 11:43:47 ID:DZTQwVck
>>631 ニ短調とト長調はスヴェーリンクでも圧倒的多いですよ。
短調ブームというよりむしろ第1旋法と第7旋法に由来することは明白です。
平行オルガヌムの時代でD主音の第1旋法の4度上の対旋律がト短調、5度上が
イ短調というようにオルガヌムは調性を生み出すきっかけを作りました。
同じように第7旋法からはハ長調とニ長調、第5旋法からは変ロ長調とハ長調
が誕生しました。ムジカ・フィクタは9世紀頃の文献でも見出されているので
この学説は正しそうです。(なお、16世紀になってA主音の第1旋法とC主音の
第7旋法はエオリア・イオニアと整理されましたことは有名ですね。)
「チェンバロ・フォルテピアノ」が尼で注文可能になってるよ たぶん2版かな
650 :
名無しの笛の踊り :2007/06/12(火) 16:38:08 ID:seHhwjk2
>>648 ピカルディーの三度って古典派以降は廃れたんでしょ?
651 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 20:23:23 ID:k6wYkQTD
チューナーを使わずに出来る1番簡単な調律法ってピタゴラス律ですか?
>>651 確かに。でもピタゴラスだと三度がやや濁っていて響きが硬い。
だから三度が純正なミーントーンが19世紀まで用いられてきたわけで。
ちなみにミーントーンはピタゴラスの次に簡単な調律法だよ。
653 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 19:37:11 ID:spvn8Ap1
>>651 ヴォルフだらけで鍵盤音楽には使えません
654 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 21:36:06 ID:r+vFA19Z
>>653 フローベルガーなんですけどミーントーンなら大丈夫そうですね
ピタゴラス律の次に簡単らしいし
655 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 22:11:04 ID:y8MeM94T
ミーントーン大好き。 半音階的な曲で脳ミソがよじれるような感覚がたまりません。
656 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 22:47:10 ID:6LHs2NzS
みんな耳が良いね。
657 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 23:04:46 ID:spvn8Ap1
>>654 むしろミーントーンで弾くべきです
師匠のフレスコバルディもね
658 :
名無しの笛の踊り :2007/06/16(土) 10:53:47 ID:pKE3SJdI
>>657 サンクスです!!
ミーントーンなら調べてみたらくわしい調律法がのっていたのでやってみます。
C-G-D-A-Eって基本となる音のうなりが1秒間に2回で残りの枝となる音は
うなりが出ないようにするっていうシンプルで覚えやすいところもイイです。
659 :
名無しの笛の踊り :2007/06/16(土) 18:42:38 ID:lYEg67l/
確かにシンプルで実用的だな。逆にいえばミーントーンができなかったら ヴェルクとかキルンなんかは論外って考えもできるからこわい。 この調律は鍵盤系の調律の基本みたいだから是非初心者はチューナーに頼らず できるようにしたい、というてみる。
>>659 その通り。
ミーントーンができれば、あとは応用で。
661 :
名無しの笛の踊り :2007/06/17(日) 22:06:27 ID:R/Rm+COa
やっヴぁい!!うち、めっちゃあやしいわ! チューナーのストロボ頼りに合わせとった(*ノノ)照 何がうなりやかよぉ分からんとこっすわ〜・・ アナログは難しいネ!謎
662 :
名無しの笛の踊り :2007/06/18(月) 10:37:17 ID:UjxupI3j
663 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 11:07:17 ID:v7RmT+Bf
>>662 おおーきに(^o^)丿ガンバるで!!
P.S.
でも寒かったわ)p
何減6度的発言してウルフトーン出しとんねん)p!!
sageてええか?(笑)
664 :
名無しの笛の踊り :2007/06/20(水) 11:31:42 ID:yT2Ddk1q
私もミーントーンファンです。チューナー使わずに チューニングするのはめんどくさいですけど自力できた ときには達成感がありますよね。 メジャーな古典調律を1つ自分のものにしたというか・・・? >>半音階的な曲で脳ミソがよじれるような 私もです。フローベルガーは意図的に音階をはずす ことがあるから面白いと思います。ずっこけちゃう けどそれがまた楽しいんですよね。 最初に「 憂鬱を紛らわすためにロンドンで作られた プラント/サラバンド」を聞いた時に古典調律に興味 を持ちました。
フローベルガーにとってイギリスは退屈な場所だったんだね
666 :
名無しの笛の踊り :2007/06/21(木) 16:06:07 ID:Skrrmnyr
いじめられたからな
667 :
名無しの笛の踊り :2007/06/22(金) 10:50:49 ID:pwTftZRZ
そういやピーター・ゼルキンは昨年オペラシティで武満とバッハをミーントーンで弾いてたね
668 :
名無しの笛の踊り :2007/06/25(月) 21:11:36 ID:il5Wk/1a
日本製のチェンバロって リュッカース一段あるいは二段鍵盤 (1623 or 1633) 音域 GG-d''' 移調鍵盤 392/415 ストップ バック8' 4' フロント8' バフ 鍵盤材質 ナチュラル 牛骨 シャープ 黒檀 ってのが多い。 なぜチェンバロ=リュッカースってイメージが強いのだろう。
669 :
名無しの笛の踊り :2007/06/26(火) 10:44:12 ID:EsFV7Dp/
>>668 1633?
リュッカース(1638)だと。
日本とオランダは16世紀以来の友好国だから、
とガセってみる 笑
リュッカースのチェンバロは作りやすくて地域や時代、
演奏形態を問わない汎用性があるからでは?
どんな環境にも溶け込める万能型チェンバロを開発した
リュッカース一族は優秀だと思います。
P.S.
>>チェンバロ=リュッカースってイメージが強いのだろう。
中1の時の教科書に載っていたヴィヴァルディの「四季」の演奏風景
のチェンバロはイタリアンじゃなくて明らかにリュッカース一段鍵盤
(1638)でした。(出版社失念カンベン)
670 :
名無しの笛の踊り :2007/06/26(火) 19:37:43 ID:4k8Z2kCT
なぜ日本ではルッカースをリュッカースって言う人が多いのだろう。
671 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 17:48:23 ID:AlTjMFmd
英語流に間違えたんじゃんない?
>>670 こまかい指摘だなあ
トゥッティのことをトュッティといったり
アンドルーをアンドリューと「ュ」をいいたがるのさ日本人は
673 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 20:59:44 ID:61kecQ3L
では日本人ならばブルックナーをブリュックナーと言いたがるのかな? そういう御仁には生憎お目にかかったことはないが 真相はおそらくウムラウト付きと勘違いした誰かがリュッカースと言い出したのだろう。 あとは右へ倣え。
Ruckersを「リュッカース」と「読む」ことが本当に間違いなのだろうか? つまり、オランダ語(フラマン語)で、uを「ユ」と発音するのは はたして誤りなのだろうか? たとえば、Brugesはフランス語名で、「ブリュージュ」。これはおk。 同じ街をオランダ語ではBruggeと称する。これには、日本語表記が二様あり、 「ブルッヘ」とも「ブリュッヘ」とも読む。
675 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 23:45:58 ID:SYVB6enK
そんなこと言っていたら、アルゲリッチとアルヘリチのようにきりがないよ アーノンクール、クイケン、ヤコプス、ハゲット・・・本当に際限がないw
676 :
名無しの笛の踊り :2007/06/28(木) 12:14:11 ID:vVGVXMq/
外国語の表記って人によってまちまちだよね。 極端に違ってなきゃいいんじゃない? さすがに"Das wohltemperierte Clavier"を「平均律ピアノ曲集」と 書くのには納得がいかんけどね。「平均律クラヴィーア曲集」とかなら わかるけど。
友人宅のチェンバロはいつ行っても「てきとーに調律されたクラヴィーア」だ
678 :
名無しの笛の踊り :2007/06/28(木) 22:56:57 ID:EeKnwOE/
>>676 wohltemperierteを「平均律」とするのは19世紀末ドイツの平均律主義者達のコジツケ解釈
日本の音楽教育はドイツを手本としていたため
運悪くその解釈が導入されたまま21世紀に至るの巻
679 :
名無しの笛の踊り :2007/06/29(金) 17:51:26 ID:HX/meUkX
「ほどよく調律されたクラヴィーア曲集」か「適正音律クラヴィーア曲集」 どっちがオリジナルに忠実なのかな?
680 :
名無しの笛の踊り :2007/06/30(土) 00:51:48 ID:8GN7ZHHL
ゴルトマルク変奏曲はピアノの方が好きだなぁ
681 :
名無しの笛の踊り :2007/06/30(土) 10:33:33 ID:B+7Ezwvr
>>680 言えてる
自分はバロック音楽専攻なのに(笑)しかもなぜかバロックピッチより
モダンピッチの方がステキに感じる
682 :
名無しの笛の踊り :2007/06/30(土) 12:27:51 ID:bpXGJl4S
調律法もピッチも気のせいじゃない? 違いが分からない。。
683 :
名無しの笛の踊り :2007/06/30(土) 21:10:45 ID:uMSurf8Z
>>682 手持ちの鍵盤で実際やってみると良い
電子ピアノならプリセット古典音律でも劇的に違うのがわかる
シントニックコンマの開きやミーントーンに出てくる絶望的な5度のヴォルフを
体感すれば、「気のせい」とはいえなくなるはず。
もしそれでも分からなければ黙っている方がよい(音痴を公言するよりはね)
ゴルトマルク変奏曲ってどんなもの? (と釣られてみる)
ゴルドマルクの主題による変奏曲、じゃないの? (と釣られてみる)
686 :
名無しの笛の踊り :2007/07/01(日) 10:26:43 ID:S73ZtD8N
>>683 >>ミーントーンに出てくる絶望的な5度のヴォルフ
これは西洋古典音楽ではまずありえないハーモニーだよね。
ケルト伝統音楽や東洋的な響きを連想させられるんだけど。
687 :
682 :2007/07/01(日) 12:10:06 ID:D5vqvPds
きっとビオラなんてやってるから漏れはダメなんだと思う
688 :
名無しの笛の踊り :2007/07/01(日) 17:15:45 ID:S73ZtD8N
バロック音楽では調律の違いは問題になるがピッチの違いはどうでもいい アンサンブル組む時、美しくハモればいいのさ。
>>688 鳴っとく
アンサンブルの時、ヴァイオリンの調弦はチェンバロの中央のC
を弾いた時に第4弦のGがしっかりとけ合えばいい。あとは第4弦
を基準にしてD、A、Eをとけ合うように合わせれば完了じゃん。
響きのとけぐあいや美しさはたいせつだけどA=415とかの基準音は
無視しても確かに問題ない。
ピッチにこだわっていると脆そうな弦だったり楽器のボディーが
軟らかい材質のときに弦が切れたり楽器を傷めることになっちゃう
から楽器の現状を見ながらその場その場でピッチを決めるようにしてる。
19世紀以降の音楽では強制的にA=443とかに合わせるのかな?
だとしたら楽器がなんだかかわいそう。
690 :
名無しの笛の踊り :2007/07/02(月) 11:11:49 ID:Gv7Ywh/r
確かにクラヴサンと弦楽器だけのアンサンブルならピッチはどうでもいいかも しれないが管楽器が加わっているならそっちを優先にすべきです。 特に替え管がないフリュート、通低オルガン、ヤワな弦楽器と組む時はそれら を最優先にしてチューニングしないとまずいですね。 管楽器はチューニングできないが弦の張ってある楽器はフレキシブルだという ことをバロック時代の演奏家は熟知していたからハーモニーに関する調律法 には気を使ってもピッチに関してはわりと大雑把だったのかもしれません。 そして楽器1つ1つの最適な弦の張力と響きを大事するということは楽器に 対しての愛着みたいなものが感じられますね。
あんまり美化すんなよ。 ガット弦なんか品質が安定してないから博打みたいなもんで、 とりあえず最高弦を上げられるだけ上げて、それに合わせて下を張っていくとか だし、外で弾く楽器は高くして、内でやる楽器は低くしてとかそんな音量 目的のもんもあるし。
692 :
名無しの笛の踊り :2007/07/02(月) 20:39:40 ID:W0d59gHk
クラヴィやチェンバロを作ってみたいと思ってるんですが 設計図ってどっから手に入れられるんですか?
693 :
名無しの笛の踊り :2007/07/02(月) 20:46:10 ID:D6guyji5
694 :
名無しの笛の踊り :2007/07/03(火) 00:11:33 ID:17cGy+qP
>>外で弾く楽器は高くして、内でやる楽器は低くしてとかそんな音量 やっぱり野外では騒音に負けないように弦をきつめに張るよね。
695 :
名無しの笛の踊り :2007/07/03(火) 14:27:15 ID:AfteBbaC
ありがとうございます。とりあえず設計図だけで良いのですが。
リコーダー・ハープシコード・ガンバのアンサンブルって本当に相性いいよね
697 :
名無しの笛の踊り :2007/07/06(金) 05:31:22 ID:DG6JUWN0
しょせん笛と弦と鍵盤のアンサンブル
698 :
名無しの笛の踊り :2007/07/06(金) 09:10:58 ID:mPTskAbU
口笛,手拍子,エアギターのアンサンブルが最強
最近は品質の良いガット弦がありますよ。 切れにくいやつ。
>700 特定の箇所だけを見るのではなく全体の流れの中でもみよう。 音楽にも役立つよ。
702 :
名無しの笛の踊り :2007/07/07(土) 18:26:16 ID:Hm4ZSqnE
うちのスピネットの弦をガット弦に張り替えてみようかな エレガントな響きになりそう
チェンバロは美人多いよね
>>702 すぐに破線するにきまってるからやめとけ
707 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 07:47:15 ID:cXcR1ErN
708 :
名無しの笛の踊り :2007/07/09(月) 08:58:29 ID:bIeRxzSe
>>705 やわらかい鴨の羽だったら大丈夫じゃね?
確実にミーントーンで弾ける曲 さくらんぼ happy days SMILY 絶対ミーントーンでは弾けない曲 甘えんぼ プラネタリウム
710 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 10:54:30 ID:vNPzh8/T
>>709 よく調べましたね。納得しました。
でもこれからはポピュラースレに逝け。
よくミーントーンの話題になるけどミーントーンってそんなにいいか?
712 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 18:43:25 ID:KTdpyA+n
いい悪いという次元じゃないことは知ってるよな?
713 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 22:34:31 ID:s37+41lz
(^ω^)中野振一郎の奥さんになりたいおう!
714 :
名無しの笛の踊り :2007/07/12(木) 07:33:37 ID:uHBHporT
確かにホモも似合いそうだw
あの集まりは取り巻きも含めてもーほーの巣窟
717 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 07:46:19 ID:i681axif
タイプじゃねーな
ラ リュミエールの中村○美チェンバロかなり×だった。中村の前に弾いたガンバのがよっぽど上手かった。そのせいかブログにコメント無し。
かわいそうだよ、いじめちゃだめだよ
失礼 上手じゃない上に会場でも態度Lだったからつい。
722 :
名無しの笛の踊り :2007/07/16(月) 22:01:24 ID:XRALKwQK
ソレルのチェンバロソナタ集13巻目がでたよ〜ん! これで全集出そろったんかいな...?
欠番があるからまだだよ
平井千絵ってどうよ?あまり話題にならないけど。 話題にするほどでもない? そこそこ経歴はあるけどインパクト薄かなと思ってる。
話題にならないのはソロのダィスクがないからじゃない?
726 :
名無しの笛の踊り :2007/07/18(水) 11:53:44 ID:xGRlt+we
コレッリやテレマンのトリオソナタで数字付き低音の和音の再現や旋律の即興 を勉強すると和声法の勉強になるだけでなく作曲の勉強にもなるからいいですね。 特にコレッリはクセがなくて分かりやすいと思います。数字の再現に困っても 二つの高音メロディー自体が解答のようなものなので初心者には最適です。 旋律の即興は数字の再現になれてから挑戦します。 作品Op1〜4まではバロック時代に一般的やったあらゆる調で書かれているので いいトレーニングになります。 バロック音楽のハーモニグラマーが芽生えるといいと思いました。 理論書的な分厚い赤や黄色の和声法のテキストって一体役に立つんやろか。
>赤や黄色の和声法のテキスト ぶっちゃけ役に立たない 時間のムダ 実技あるのみ
18日フォルテピアノのコンサート行ってきました。すごく良かったo(^ヮ^)o 特に最後「幽霊」トリオで演奏してたけどヴァイオリンもチェロもすごく良かった。 久々にレベルの高い演奏聴けた。
空気読まずにマニアなネタ投下。 銀座の山野楽器に行ったんだが、とっくの昔に廃盤になったHARMONIC RECORDSレーベルのデッドストック(?)で、アブリゼルの弾くクープラン「教区のミサ」、ブクステフーデ1・2・3・5巻、ティトゥルーズ作品集が何枚か出てましたよ。 その他同レーベルのバルトーク、コダーイ、デュファイなども。
730 :
名無しの笛の踊り :2007/07/19(木) 18:48:24 ID:2rN3U/e2
>>429 7月16日までだったら一割引だったのにね〜
もう入って来ないからこの際買っておいて良いと思ふ
731 :
☆←─--('ε`∞) :2007/07/20(金) 18:51:47 ID:LtaEL8rx
(≧ε≦)中野振一郎様結婚して
733 :
名無しの笛の踊り :2007/07/20(金) 19:15:38 ID:UzegwFLj
>>729 7月16日までだったら一割引だったのにね〜
もう入って来ないからこの際買っておいて良いと思ふ
734 :
名無しの笛の踊り :2007/07/23(月) 20:04:50 ID:SgH/B1XJ
山野楽器といえば。 シンフォニアからエンリコ・バイアーノのD.スカルラッティ第二集が並んでいました。 8月4日のコンサートの予習によろしいかと。
保守
スカルラッティといえばレクター博士
737 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 11:10:59 ID:dVjQOQIK
ヴァージナルと言えばブル博士
不二家レクター
739 :
名無しの笛の踊り :2007/07/28(土) 01:09:00 ID:40Gnz9dD
にゃかのさんと結婚ちたいにゃ(o^-^o)
つまらん質問していいですか? 18世紀後期まではなぜ大作曲家たちはヘ短調で曲を書いても 平行調の変イ長調で曲を書かなかったのでしょうか? 平行調は同じ音で構成されているはずなのに不思議です。 クラヴィア曲でもインヴェンションとシンフォニアで同じことが おきてますね。 同じ問題はシャープ系でもあります。ホ長調はよく見かけるのに 平行調の嬰ハ短調はないですね。 平均律クラヴィーア曲集、ハイドンの疾風怒涛期のシンフォニー という例外はありますが長短合わせて16の調しか作曲していません。 ロ長調、変ロ短調などがない理由が知りたいです。
741 :
名無しの笛の踊り :2007/07/30(月) 22:50:00 ID:e/cHXWEW
だから中野振一郎さんと結婚ちたいよ(*^∇^*)
742 :
名無しの笛の踊り :2007/07/30(月) 23:33:28 ID:7mDu9tGL
>>742 くわしい解説ありがとうございます。
しわ寄せの箇所はGis-Esのパターンが多数派と習いましたが、
1/4ミーントーンでCis-Asにしわよせを持ってくるメリットは
何でしょうかね...。
クラヴィア独奏曲ならば他の楽器とのアンサンブルを考慮しなくて
いいのでC以外の音を基準にして調律替えをすれば全ての調で作曲
出来るはずなのになぜCの音を基準とこだわっていたのでしょうか?
それにホ長調の属和音であるロ長調の主和音は濁っていて使えないような
気がします。嬰へ短調もわかりません。
考えているうちにつっこんでしまい、すみません。
744 :
名無しの笛の踊り :2007/08/01(水) 00:02:09 ID:uvMR5Bgz
>>743 そこまではちょっとわからないけど、
例えばルイ・クープランがfis-mollのパヴァーヌを作ったのは
ヴォルフの歪んだ響きを進んで取り入れるためと言われてるよね
Cを基準としたのは、独奏曲であっても多くの場合は「古い」オルガンでも弾くことを想定していた
からじゃないかな? 古いオルガンは大部分ミーントーンだったわけだし・・・
また、合奏の都合もあるから、他の調律にしたあと通常のに戻すのも大変。
745 :
名無しの笛の踊り :2007/08/01(水) 04:18:20 ID:LdMTjYas
(つд⊂)中野さん…
>>744 詳しい解説ありがとうございます。目からウロコです。
ルイ・クープランはウルフトーンの悪い響きを積極的に容認したのですね。
確かに彼はfis-mollのpavaneの他にもe-mollの組曲も作曲しています。
しかし、fis-mollは近親調の和音にピカルディーの3度が適応出来ないので
どのようなスコアになっているのかもきになるところです。
近親調すべての和音が純正でなければその調は使えないと思っていました。
私なりの結論としてb-mollが使えなかったのは
近親調の和音全ての響きが悪くてはウルフトーンが際立たず、気味の悪
い曲になるだけ。良い響きの和音とのバランスが大切。
As-durは大事なトニカが特にヤバい響きなので例外的に即アウト!!
f-mollならばドミナントは問題ないし時代的に3度の和音は滅多に
つかわないからOK。
またダブルシャープが出てくるH-dur、cis-mollは一般的に演奏困難と
考えていたから使用しない。
E-durもダブルシャープが3度の和音で出る可能性があるが前に
触れたように3度の和音は滅多に使われないのでOK!となる。
つづく
ルネサンスのクラヴィア曲ならもっと単純で キレイな和音しか使わないのにバロックになって不協和音的な響き も重視したのは時代の流れかなあ...。 C基準の1/4ミーントーンではきれいなコードは E Bb F C G D A E Cm Gm Dm Am Em Bm F#m C#mで、このうち ピカルディーの3度が使えないBm F#m C#mは嫌われこの借用和音 を使う可能性のあるD-durとA-durも作曲されなかったとありました。 直接関係ないですがとても勉強になりました。 また、調律替えはオルガンの場合や宮廷のクラヴサンなど公共物の場合を 想定してグチャグチャいじらないのが暗黙の了解であったともいえそう。 記述に問題があればご指摘願います。
748 :
名無しの笛の踊り :2007/08/02(木) 21:06:43 ID:Kq1O/KDw
イギリスのハープシコードってフランスやドイツのものより野暮ったく ない?良い言い方をすれば素朴な自然体で木の素材を生かしているという 感じで鍵盤も現代のピアノと一緒。 なんだか面白みや優雅さに欠ける気がするんだよね。
749 :
名無しの笛の踊り :2007/08/02(木) 23:08:08 ID:cPuC87rb
>746 つエンハーモニック鍵盤
751 :
テラコッタ延原 :2007/08/03(金) 03:40:02 ID:J3D2aQyY
中野さん、およめさんにしてください。
>>749 早速聴いてみようと思い、購入しちゃいました!
結局、よく調律関係の書物でバッハはヴェルクマイスターV
と書いてあるのを見かけますがそれは一面的な見解であって
正確には「平均律クラヴィーア曲集」はバッハ独自のウェル
テンペラメントでそれ以外の曲はミーントーンだったのかも
しれませんね。そうでなければ16の調にこだわって作曲
するはずがないように思えたからです。
余談ですがエンハーモニック鍵盤の愛用者ヘンデルや天才奇才
ドメニーコ・スカルラッティでさえ16の調で作曲しました。
彼の場合は以下のようになっています。
Major Cb Gb Db Ab Eb Bb F C G D A E B F# C#
0 0 0 2 15 48 57 61 69 76 50 21 4 2 0
Minor Ab Eb Bb F C G D A E B F# C# G# D# A#
0 0 2 20 23 25 32 17 13 12 5 2 0 0 0
Bb minorやC# minorは実験的に作曲されたのでしょうね。
753 :
名無しの笛の踊り :2007/08/03(金) 19:42:28 ID:VB/yxQGO
>>752 昔からあまり注目されてないけど、ヘンデルは鍵盤曲も大したもんですよね。
個人的にもバッハ、スカルラッティとも甲乙つけ難くなってきました。
755 :
名無しの笛の踊り :2007/08/03(金) 21:07:13 ID:hAGvX9wH
あしたのイタリア文化会館行く方おられますか〜?
ノシ
バイアーノのリサイタルに行ってきました。 コンサートに行くのはまだ二回目ですが本当に楽しかったー。 演奏に熱がこもってくると、椅子から腰を浮かして 前につんのめるようになって弾くのが印象的でした。 演奏に聴き入るあまり、つられて自分も腰を浮かしそうになっちゃいました。 それからサイン会の時「ありがとうございました」って声をかけたら、 「どういたしまして」と日本語で返されてちょっと驚きました。
>>758 が女の子だったら聴き入る姿を思い浮かべてみるのもいいかな。
760 :
名無しの笛の踊り :2007/08/05(日) 01:58:50 ID:Fl7PjN9v
チェンバロの曲でお薦めを何曲か教えてください
水戸ボーモン
762 :
名無しの笛の踊り :2007/08/05(日) 12:40:58 ID:CIPJUaUn
バイアーノ凄かったですね! 装飾音を追加しつつ、パッセージごとにテンポ・性格を大きく変えるアプローチ、スカルラッティでああいう演奏が可能だということを初めて知りました。奏者の集中力があんなに観客をぐいぐい引き付けるライブも珍しいです。 そのバイアーノや、先日のレオ師の第一生命初日・千秋楽を聞いて思ったのだけど、チェンバロって奏者の集中力で音がよく鳴ったり鳴らなかったりするのですね。 「よく鳴る」というのも曖昧な言い方で、音がよく粒立って、でも箱もよく響いてる気がする。 どんな楽器でも奏者の集中力が高まると、一音ごとに理想に近いタッチが実現する、というのはありそうだけど、チェンバロはそれが顕著かな?
763 :
名無しの笛の踊り :2007/08/05(日) 19:18:34 ID:BsZwCBo1
>>762 感動した。
CDではありえないライヴ感。
洗練された技巧と名人芸が折り目正しく調和していた。
バイアーノは学校の先生をしているからツアーとかはしないわけだけど、ほんとに南イタリアのセンスのいい芸術に浸れた。
しかしまあ去年のトゥルキーニもそうだったけど、一日だけとは実にもったいないはなしだ。
いやほんとCDではあんなスリリングな演奏、絶対体験できませんね。 再来日してくれないかな・・・。
765 :
名無しの笛の踊り :2007/08/06(月) 01:16:03 ID:hRUobyry
そういえば、CDではどうなの? バイアーノ先生、スカルラッティを2枚出してますね。 CDとライブ両方聴かれた方、どうでした?
勿論ライヴ同様CDの演奏も素晴らしいです。 スカルラッティだけでなく、パラディエスやヴィヴァルディの編曲物もお薦めしたいです。 でもやっぱりライヴならではの、そこでしか味わえない感動に勝るものはないと思いました。 だって、ライヴはもっと凄いんだもん。
767 :
名無しの笛の踊り :2007/08/06(月) 21:58:43 ID:Wa3+XmCD
765です。愚問だったね。 ライブ聴いて会場売りのCD欲しくなったんだけど、持ち合わせがなくて買えなくてさ。 聴いてみますよ。
768 :
名無しの笛の踊り :2007/08/09(木) 00:26:55 ID:8QPQtVfs
渡邊順生氏がクリストフォリ・ピアノのコピーでスカルラッティを弾いた 新譜(コジマ録音)を聴いてみた。シュタインやヴァルターはもちろん、 ジルバーマン・ピアノとも違う最初期ピアノの音色への注意を喚起するという 目的は達したものの、バイアーノの興奮冷めやらぬ耳で聴くと 絶望的なまでに凡庸、聴くに耐えない。 それと、これは個人的意見だが、フォルテピアノを弾く氏のタッチは 適切でないと思う。強く叩きすぎて美しく響かないのだ。 私は氏の熱心な啓蒙・普及活動には心底感謝し尊敬申し上げており 今でも氏の文筆活動で大いに勉強させて貰っている。 貶そうとする意図はまったくない。 しかし・・・才能とは残酷なものだ。 ヨーロッパで優れた演奏者が増えた昨今、氏が新たな録音を 発表する意義はあるか。 そのあたり自分でよく見切りをつけ、演奏家として以外の 録音への関与を目指されては如何かと思う。 スカルラッティという作曲家は、つまらないCDが いつの間にか多数棚を占めていて驚く。アンタイの新録音とか。 ここに来てる諸兄もそうじゃないか?
>>強く叩きすぎて美しく響かないのだ。 禿げ上がるほど同意。 強く叩き過ぎず、しかもニュアンス・音色が豊かな フォルテピアノ奏者って、なかなか出会えないなあ。
770 :
名無しの笛の踊り :2007/08/09(木) 01:27:08 ID:YIoe9qSM
問題は、インマゼールが最近ちっとも弾かないってことだよ
>>768 アンタイ盤の新しいバージョンはイイじゃんか
772 :
名無しの笛の踊り :2007/08/09(木) 18:30:27 ID:PUsfEEV3
当時は強く打鍵すると大きな音がするっつんでガンっガン弾かれたんじゃまいか? 長かったチェンバロ時代のフラストレーションを解消するかのごとく・・・
774 :
名無しの笛の踊り :2007/08/12(日) 00:23:08 ID:JAqJw0E3
ビルソン門下もガンガン弾いてるよな チェンバロ云々とは関係なしに
775 :
768 :2007/08/12(日) 18:33:07 ID:hiy8JHPy
>>773 当時のことを知る手段がないけれど、そういう奏者はいたかもね。
個人的には、「そっと弾くと小さな音で鳴る」って事のほうが
むしろ衝撃的だったんじゃないかと思うんだが。(渡邊氏も書いてたっけ?)
それに最初期のフォルテピアノは、チェンバロよりも
音量の小さい楽器だったみたいよ。
古典派期のピアノの音量はどうなんだろう?
ちょっと違う話。70年代にフォルテピアノを弾いた音源
(デームス、バドゥラ=スコダ、デーラー、コンタルスキー等)は
けっこういい音で響かせてると思うんだ。
使用楽器はロマン派期のものが多いけど、十分なメンテナンスが
なされてるか怪しいにも拘らずね。
次の世代のビルソン、インマーゼール、シュタイアー等の録音の
初期はまだそれに近い響きだけど、だんだん今日主流の
「鳴らない楽器を無理に叩いているような」響きに移行してゆく。
何が変わったのかな。
新しい録音のほうがちゃんと時代考証した楽器を使ってる筈でしょう。
弦の材質?張力?古典派期のピアノを美しく鳴らすのはそんなに難しいのかな?
どういう意味で「叩きすぎ」と言ってるかの参考になるかわからないが、
私の感想ではベルダー好ましい、ブラウティハムほぼ可、
オールトちょっと嫌。
スホーンデルヴルト未聴、聴いてみるよ。
776 :
768 :2007/08/12(日) 18:37:47 ID:hiy8JHPy
>>771 ごめん、軽率な発言だった。
個人的な感想として、MIRARE盤はじっくり聴くと内省的な味わいが伝わるが
以前のAstree盤は漫然と聴いていても耳に引っかかる楽しさがあった。
バイアーノ、デ・フィゲイレド、ボニッツォーニなどイイやつが増えてきたので
アンタイ新盤は処分するか?と迷ったりしてたんだ。
777 :
ヒギンズ准教授 :2007/08/12(日) 19:54:13 ID:BzPAv5F5
(*‘∀‘)<ヒギンズ准教授です♪ 「ピアノはいつピアノになったか?」買ってきた。これから読む。
>>775 面白い考察だね
「叩きすぎ」の元祖はビルソンじゃないかな?
ベートーヴェンを弾くときに無理をしていた感があり
インマゼールはレクチャーも聴いたが、決して荒々しい音は出さなかったよ
780 :
768 :2007/08/13(月) 20:57:44 ID:twaUxk3l
>>779 そうだったか。ありがとう。
CDで聴いただけで物を言うのは危なっかしいもんだね。
叩き過ぎと言ったが、自分で改めて考えるに、それが
フォルテの打鍵が強すぎることについてだけでなく、
強弱を問わずつぶれたような音を出すタッチについても
言いたかったのだと思い当たった。
私が考える美しい響き:
音が際立って、はっきりと響く。「ポロン」と鳴る。
弦のツボを適正に突いたようなイメージ。
叩きすぎ:
つぶれたような音色。「ダム」「ビーン」と鳴る。
ハンマーに押されて弦がたわんでいるようなイメージ。
アクションの構造上、そんな事は起こりませんが。
あくまでも音色が想起させるイメージである。
また渡邊順生氏の話になるが(それだけ勉強させて貰ってるって事だ)
彼はベートーヴェンのソナタにフォルテの指定が少ないこと、
フォルテピアノという楽器は弱音が美しいことを著書の中で述べている。
しかし彼の『悲愴ソナタ』の録音は弱音が美しいとは思えず
フォルテ指定の音符が多いかのように私には聞こえる。
彼はまた『音の美しさを捉えきった録音はまだない、
是非オリジナルの楽器を生で聴いてごらん』とも言っているのだけど。
この、タッチ・音色に対する違和感は私にとって大きいもので、
ほとんどの奏者にそれを感じてしまう。
自分だけなのかな?といつも訝っているんだけど。
フォルテを美しく響かせる なんてのは20世紀も後半になって 楽器や奏法が洗練されてからの美意識なんでねの? 当時はビリビリするようなつぶれた音も良しとされたんじゃまいか・・・ 極端な例だがクルムホルンと現代のオーボエを一緒に考えたりはしないよ
時代楽器「古雅な音」の魅力は 現代楽器のただひたすら美しく響くように調整されたものとは違う、もっと複雑な 繊細だったり雑味があったりするところに意義があると思う。 確かに録音では限界もあろうが、奏者によって表現や解釈がまちまちでもいいと思うなあ
モダンチェンバロのギラついた音色をバロック時代の人が聴いたら 怒るだろうなあ。 チェンバロはバフなしのバック8’ではくすんだ柔らかい音色が最適、 と考えるフランスや明るく力強い音色がいいと考えるイタリア・ ドイツといったように国によっても解釈が異なるよね。
>>783 いや、全く別の楽器とみなすだろうな
現代ピアノとフォルテピアノだってそうだろう
>>780 俺にはあんたの話を聞いていると実際に渡邊氏の演奏を一度も聞かずに
CDを大音量で掛けてそれを評価しているようにしか思えない。
一度でも渡邊氏のフォルテピアノ演奏を聞いたことがあればとてもこんな論評は書けない筈。
更に言えば彼のスカルラッティのCDもホントに聴きいたのかも怪しい。
一見尤もそうなことを書いているようだけどとてもフォルテピアノを知っていて書いてるようには思えない。
まあまあ... 日本のレオンハルトは武久源造氏ってことでおk?
>>786 そういえば日本にはレオ氏のようなじいちゃん奏者いないね
788 :
名無しの笛の踊り :2007/08/16(木) 22:47:35 ID:HXbFJAvY
いない
パイオニアなら故鍋島元子女史 大家なら小林道夫か 泣く子も黙るような人物は確かにいないな
790 :
768 :2007/08/17(金) 02:33:27 ID:bP9PrGYr
>> 781、782
私は「誰それのフォルテピアノの音はモダンピアノの音のような透き通る美しさがない」と言いたかったのではないよ。
仰る通りの、ビリビリする音や雑味を古楽器の美しい音の重要な要素と考えた上でなお、よく聞かれるフォルテピアノの響きに違和感があるんだが。
録音も無いし音楽を享受する姿勢も異なる往時、楽器の響きの美しさは聴き手の耳を音楽へ引き付ける大きな要素だった筈でしょう。
誰もがフォルテピアノを、惚れ惚れするような音色で鳴らしたんだと思うけどな。(惚れ惚れするような音色が、現代人の感覚からすると非常にしょぼく聞こえる、ということはあるだろうけど。)
古楽のリスナーは「古雅な音色」への期待を持って聴いてる。「古雅なる滋味」を聴き取ろうとする傾斜があるわけだよ。
ところが奏者たちの手つきは期待したよりは粗雑だった、という事もありうるでしょう。たとえば健康食品の生産がきわめて怪しげに行われているようにね。
>>785 否定的な評価をしたのに腹を立ててる?そう、上に書いたのはあくまでもCDについての感想だよ。でも再生時の音量が大きすぎるからということではないと思う。
生で聴かないと話にならんのは、まあその通りかも。チェンバロだって同じ楽器・奏者で条件によってまるで鳴りが違ってくる「生モノ」だし、生モノを生で味わい続けることで音色への見識がようやく生まれるのかもしれないさ。
「仰る通り」で気付いたけど、
>>790 はあいつだったか・・・
それ以上このスレで暴れないでくれよ。
通奏低音の勉強中です。 ハイドンやベートヴェンの交響曲で通奏低音(ハープシコード&バスーン) を伴う盤があったら紹介求む!!
>>792 ハイドンならピノック、ソロモンス/レストロアルモニコ、グッドマン/ハノーヴァーバンド。
ベートーヴェンの5番までならホグウッド(フォルテピアノ)AAM盤で聴けるお。音が微弱で聴き取れるかどうか・・・
>>793 サンキューです★+
古楽界第一人者のピノックの指揮やから安心して聴けそうや♪♪♪
フォルテピアノの通奏低音というのは18世紀に実際にあったんやろか?
タクトを持って指揮をとるという習慣は未だなかったようで、 第1ヴァイオリンまたは鍵盤楽器からオケをリードしたというのは事実らしいです。 ハイドンのロンドン・コンサートでも観客へのサービスとしてハイドン自らピアノ を弾いたそうですね。 この頃になるとバロック時代ほど厳密なものではなかったのでしょう。
この時代では既に作曲の際、通奏低音がベースではないにも関わらず ロンドン市民のためにチェンバロをわざわざ挿入したというのは面白い ですね(笑)ロンドン・セットの「軍隊」「時計」「驚愕」「ロンドン」 あたりの作品でしょうか。初期の作品よりも内声部が充実していますね。 そやからヘタにチェンバロで即興入れたりすると一人歩きしそう(´`*) やっぱハイドンは天才やなd(゜Д゜★)
グッドマン/ハノーヴァーバンドの「時計」は フォルテピアノでかな〜りのアドリブ入れてまっせ d(゜Д゜*)
>>797 おお、サンキューです(^∀^;)
フォルテピアノの通奏低音、聴いて見とうなった♪♪
799 :
名無しの笛の踊り :2007/08/18(土) 14:15:48 ID:rLV4Q5t3
タスマニアンデビル! あfふyぅgtrb!
以前のをむしかえしているがスウェーリンクのオルガン曲ってニ長調がないな。 なぜだ?
802 :
名無しの笛の踊り :2007/08/19(日) 18:38:24 ID:Bt2V1DTI
>>799 サンクスです(●>U<*b)b
「運命」の通奏低音聴いてみとうなった!即注文やね♪♪
>>801 当時のオルガンの調律を考えれば分かりますよ⌒ん(・∀・)ノ
カデンツの流れや偽終止の時にロ長調の主和音が出てくると
厄介やもん(´`*)
>>803 モーツァルトのシンフォニーで通奏低音を使ったという
話は聞いたことがなかったので...(*ノノ)
もしかしてあるのですか(◎△◎) ???
>>804 その発想、根拠が良く分からん。
ハイドンであるんなら、同時代のモーツァルトの演奏でもあると思わないのか?
>>807 いや、だからさあ、
「ハイドンやベートヴェンの交響曲で通奏低音(ハープシコード&バスーン)
を伴う盤があったら紹介求む!!」
と、書いてあるから、モーツァルトには興味ないか、すでに持っているのか
なのかなあと思ったわけ。
でも、そうではなくて本当はモーツァルトにまで考えが及ばなかったみたいね。
>>808 「考えが及ばない」でっか!丁寧に私の解説おおきにm(__)m
優しいんやな、ツッコミ入れて楽しいの??
私は妥協を許さんかったモーツァルトが通奏低音を入れる
っちゅう事自体抵抗あると思うて本で読んだ事のある確かな
人物から当たってみようかなと思うたんよ(ーー;)
あなたの暖かいご指摘に感謝せんとね?え
モーツァルトはピノックの全集なら通奏低音ありそうやね(`・ω・´)
まずハイドンから始めますよ(´`*)
モーツァルトの交響曲ならマッケラスの全集がチェンバロ入りまくりで楽しい。 ベートーベンだとホグウッドが英雄でチェンバロを入れてるよ(録音のせいか 余りよく聞こえないけど)
>>810 おおおっ!サンキューです(^∀^;) 当たってみますm(__)m
P.S.
1800年代に入ってもロンドンでは交響曲でチェンバロ
入れとったっちゅう話聞いたことあるんやけどチェンバロは
人気やったんやなd(゜Д゜★)
ちゅうか指揮者の通奏低音での即興が人気やったわけで
鍵盤楽器なら何でもえがったんやろか?謎
オルガンですけどナクソスから出ているカミングス盤クープランの 「ルソン・ド・テネブレ」いいですよね。ゆったりとした響きで。
すこぶるテネブル
調性格の勉強のためにマッテゾン著「新設のオーケストラ」 を読みたいのですが大学の図書館になかった。 訳されて市販されてないのでしょうか?
816 :
名無しの笛の踊り :2007/08/21(火) 15:36:50 ID:KENcladr
鈴木雅明ガンバ!!
17世紀の指使いって親指や小指を使わなったりするらしいけどなんででしょう。 どういった根拠でそうなるのかわかりません。
820 :
名無しの笛の踊り :2007/08/23(木) 19:40:58 ID:BTes5MBK
その時代の撥弦楽器も薬指と小指を使わないので三本で弾きますが 関係ないでしたorz
>>819 五指の特徴を生かした運指法ですよ⌒ん(・∀・)ノ
短い親指や小指はあまり使わん方が合理的やと考えたみたいね!
メインフィンガーというてよう動く指は大事な音に割り当てられる
ことが多かったようですな♪同じように悪い音には動きの悪い薬指
に割り当てる事が多いよん!素
あと、全く親指が使われへんかったわけやのうてフレーズの始まり
や終わり、6、46、オクターブの和音や音階を弾く時には多少は
使うたみたいやで(*ノノ)
参考までに17世紀以前の運指法を載せとくで★+
J.P.スヴェーリンクのオルガン曲集によると オクターヴの音階を弾くときは 右手:上行12343434で下降は54323232 左手:上行54323232で下降が12343434 6度の音階は 右手:上行123434で下降が432323 左手:上行543212で下降が212345 5度の音階は 右手:上行12345で下降が54321 左手:上行54321で下降が12345 4度の音階は 右手:上行2345で下降が5432 左手:上行5432で下降が2345 3度の音階は 右手:上行234で下降が432 左手:上行432で下降が234 3度音程は左:42、右:24or35or13 4度音程は左:41or53、右:25or24 5度音程は左:41or52or51、右:25 6度音程は左:51or52、右:25 8度音程は左:51、右:15 cgc'は左手:521 三和音は cegは左手:421で右手:245 6の和音egc'は左手:431、右手:235 46の和音gc'e'は左手:521、右手:245 のようです。
>>740 単純に五度圏で平均律でいうところの異名同音調は打鍵の様子を
第三者が見たり、演奏を聴いたりしてもロ長調だか変ハ長調だか
区別が付かないので気味悪がられたのでは?
変イ長調と嬰ハ短調がないのは同主調が五度圏の端であって近親調へ
の転調に一部制約のようなものを感じたからではなかろうか?
変イ短調の下属調とか嬰ハ長調の属調といったように。
17〜18世紀の曲は同主調を含む近親調への転調が必須になって
いましたからね。
824 :
名無しの笛の踊り :2007/08/29(水) 18:24:05 ID:w+fEy5ZE
>>823 確かにロマン派になるまではエンハーモニック調やGis-durやDes-mollは
考えにくいかも
PIERRE VERANYから出てる「2台のチェンバロによるピアソラ作品集」 のことが気になってるんですけど、聴いたことのある方いますか?
826 :
名無しの笛の踊り :2007/08/31(金) 18:44:23 ID:Q0e0oFLO
リュートの語法って具体的になんだろ
827 :
名無しの笛の踊り :2007/09/02(日) 15:45:06 ID:sRl0TEe+
ゴーティエ
828 :
名無しの笛の踊り :2007/09/03(月) 16:44:57 ID:ArYv+2Ea
リュート=ハープシコード
829 :
名無しの笛の踊り :2007/09/03(月) 22:09:16 ID:HqIgDMfs
lute-harpsichord
830 :
名無しの笛の踊り :2007/09/03(月) 22:14:38 ID:g5Qi1Ipd
アルペッジョ
>>826 スティル・ブリセ
他の弦の残響があるうちに旋律弦を弾く方法
あのー、テオルボって和音弾けますか?
833 :
名無しの笛の踊り :2007/09/05(水) 18:06:58 ID:uLxmrHDY
ここは古楽オタが集う場所です
>>740 >>823 バロック時代の記譜法では変ホ長調とヘ短調はフラット三つ、
ホ長調と嬰ヘ短調はシャープ三つの調号で書き表された。
記号が三つなのでこれらは三位一体の調とされ調和がとれている
と見なされたのでそれ以上に調号をつけると調和が乱れる
と考えて調号4つ以上の調では書かれなかった。
第一、ウルフが多くて気持ち悪いからね。
835 :
名無しの笛の踊り :2007/09/09(日) 17:08:36 ID:eM6CSSoO
貝和裕美子氏って今もチェンバロリサイタルやってんの?
>>823 >>834 調性論を極めたかったらヘンデルの「メサイア」を勉強しろ。
あの曲にはバロック期に有効だった全ての調が使われている。
その使われ方や転調の仕方はすごい面白い。
>>825 のCDですが、すっきりした感じで中々良かったです。
ピアソラの曲がクラシックの要素を含んでいるせいか分かりませんが、
チェンバロで演奏しても私は違和感を感じませんでした。
あと心なしかいつもよりも音色がモダンに感じられて不思議な感じがしました。
>>836 リサイタルの情報なないが同志社大で先生やってるよ
シャンボニエール氏のトンボーとか音楽家や国王の墓を題材にした曲が 17世紀のフランスのクラヴサン曲には多いね。