無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ ヴァイオリン協奏曲
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……
クライスラーにティボー、エネスコは?
ハイフェッツ が 最高だぁ〜〜
新しいところでは、レーピンのチャイコン(新盤)
やったー! 待望のスレ!
だれか関連スレのリンク貼ってよ。
ヴェンゲーロフのブラームスといってもいいですか
自分も全然詳しくないので、たくさん語って下さい!
新しいもの、歴史的録音、なんでもよろしく!!
どなたか、関連スレよろしくです。よくわからないので。。。
12 :
関連スレ:03/04/29 00:29 ID:???
13 :
関連スレ:03/04/29 00:36 ID:???
14 :
名無しの笛の踊り:03/04/29 00:56 ID:HVEZURr7
個人的には、
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイチェル」
オイストラフ(VN)オーボリン(P)
で、3回公式に出ている内の初回録音の演奏が凄いと思った。この録音は
日本では一時出ただけで、すぐに2回目のEMIの録音にとってかわったが、
演奏はよほど印象に残ったのか、レコ芸の別冊シリーズにもたまに
出てくる。
自分は昔は米ヴァンガード盤を持っていて、今はフランス盤を持っているが、
この演奏でヴァイオリンソナタの面白さを知ったし、今も聴いている盤なので
お薦めしたい(少し入手は難しいかもしれないが、メロディア盤が原盤なので
案外手に入りやすいかも?)
ベト/ヴァイオリン・ソナタ全集 と言う事になりますと、
お薦めはなんでしょう?
MONOでも歴史的名盤でも。
16 :
名無しの笛の踊り:03/04/29 02:35 ID:3IwVjk53
>>15 個人的には、初期の作品でも聞き応えがあるクライスラー&ルップが良かった。
技巧的には例えば、クレーメル&アルゲリッチに劣るが、ギスギスしたところが
なく、その割りにいろいろな発見があった。
オイストラフ&オーボリンはいくつか聴いたことがあるが、
>>14で記載した演奏と
と比べると技巧的に衰えているし、演奏的にも硬さが見られた。ちなみにグミューオ
ー盤やシゲティ盤は未聴なので不明。
ただシゲティはバルトークと演奏した盤を持っていて、これも凄い演奏だった
ので全集がどんなものか期待してしまう(とはいえ、一般的に全集の方は
あまり評判がよくないので手が出しずらいが・・・)。
ムローヴァのブラームスソナタ。
ってかこーいうスレにムローヴァってあんま出ないよね。
みんなあんま好きじゃないのかな?
ムローヴァならショスタコ協1が好き。
おすすめリサイタルなんかもいいですか?
皆で聞きに以降よ
ムローヴァ漏れも好き。何よりもあの透明な音色。
マリナーとのメンデルスゾーンのVn協がいいなあ。
一番好きなのは何といってもシェリング。
「生真面目すぎ」とか「物足りない」とか言われながらも、
あの正しい演奏がイイんだよなあ。
ドラティとのシューマンVn協、今聴いてるけど極めて(・∀・)イイ!
おれ、ヴァイオリン曲はあんまりきかないけど、
オイストラフのよさって正直、よくわかんない。
今まで聴いて、ピンときたのは、アッカルド、ギル・シャハム。
前者の強くて明るい音色、後者の太い響きが好き。
もうひとりあげろといわれれば、グラッペリを加える。
>>16 詳しくありがとです(^^)
この“クロイツェル”は、62年録音モノですか?
今度聴いてみます。
全集買おうかな、と思ってたのですが、もうちょっと考えてみます。
邦人だとどう?
俺は戸田弥生タンがいい。
諏訪内さんとかサヤカちゃんにないものがあるね。
深くて農耕な。
チャイコVnコンが、協奏曲の中で一番好き。
ハイフェッツ!!!
邦人は ワラリマセン スイマセン
シベリウスがよい!
ムローヴァ。
バッハ無伴奏ヴァイオリンは、誰のが好きですか?
よく聴くのはハイフェッツ。だってやっぱりすごいもん。
俺はハイフェッツの良さが分かりません。
テクすごいってのはわかるんだけど、そんなにいいかなぁ。音楽的に。
>>25 古いけどシェリングのを愛聴。何か聴いてると安心できる。
>>26 バッハ無伴奏に関して言うと、エネスコとかシゲティも好きです。
でもそれとはまた違った意味合いで、ハイフェッツを聴くと、
すごい、って思うし、時にはそのあまりのすごさに笑っちゃいます。
>>27 67年録音の、ですよね? 全然古くないですw
シェリングはまだ買ってない自分。
やはり良さそうだなぁ。。。
>>26 そおいうひとおおいよね。
でもね、ハイフェッツがトスカニーニと演った、ベートーベンのコンチェルト聴いた?
またはシベリウスのコンチェルト(こっちのはワルター・ヘンドル+シカゴ響)。
私はそれ聴いてすっごい感激した。特にベートーベンの3楽章。
技術は完璧、表現はブリリアント。んもういうことなし。
それから、彼の弾く色んな曲に物凄いロマンチックなものを感じるようになった。
いいっすよ、ハイフェッツ。
>>25 レオニード・コーガンにシビれるのは漏れだけ・・・?
下手クソって言う人もいるけど、あの孤高の演奏はタマラソ。
ん、よくよんだら今の話の流れは無伴奏・・・失礼失礼。
先日グリュミオーのをききました。
ほんとにこの人って何弾いてもとっても楽しそう。天真爛漫な音とでもいうか、
無伴奏への評価はさておき、聴いていて頬がゆるむ。
ただ、無伴奏の演奏に「求道者の何か」を求めて聴くような方にはお奨めしませんが。
自分はけっこうすき・・・。
>>32 ハイフェッツ、大好きなんですけど、ベトコンは何故かミュンシュの方が
好きな自分はヘタレ・・・。録音状態は気にしないのですが。
バッハ無伴奏は、所謂“精神性”のようなものを求めるなら、
シゲティとか好きだから聴きますけど、でもそれでもやっぱり
ハイフェッツってすごい! って、聴くたびに思っちゃいます。
あれこそまさに“求道者”って感じがします。求めてるのは、自己に対してですけど。
自分はグリュミオーのヘンデルのソナタが好きだ。
これこそ音楽!
バッハの無伴奏はヨハンナ・マルツィのが一番好きれす。
基本的にはこれ聴いていれば幸せなのれす。
と言いながらも、最近CD化されたバッハ・ボウのテルマニー盤はよかった。
チョン・キョンファの好きな俺は逝ってよしですか?
半島的アクション。
>>36 キタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━!!!!!
チョン・キョンファねえ
うーんいつの頃の演奏かによるなあ。
70年代の「若さみなぎりまくってまつ」の演奏は好き嫌いはさておき好いと思う。
でもなあ、きょねんかおととし横浜でやったブラームス(だったと思う)のコンチェルトは
テレビで聴いてて殺意を覚えたぞ。
他のみんなの意見もきぼんぬ。
音程ずれまくりでしたね。
私は
デビュー盤などを聴いては往事を懐かしんでいます。
41 :
名無しの笛の踊り:03/05/01 00:16 ID:8hl/b7YB
数年前に出た小品集は好きだ。あとブラームスのソナタ集も。
しかし何故かブラームスの協奏曲(ライヴ)は駄目だった。
衰えすぎ、ごまかしすぎ。
>>41 >衰えすぎ、ごまかしすぎ。
これ、禿胴!
ぶらーむすのソナタ集、うちにありまつ。
ダンナと自分で意見まっぷたつ。私は良いと思ったのに
ダンナは「これはブラームスじゃない」といってゆずらなかった。
も一遍聴き直してみよっかな。
>>42 そんなことよりも、夫婦揃ってクラスキなのがすごい!!!
44 :
名無しの笛の踊り:03/05/01 00:22 ID:8hl/b7YB
ブラームスらしくはないかなー。でも好きなんですねー。
特に1番がね。
散歩してるとこれ聴きながら何処までも歩きたいって思うんだなー。
歳とったな。
45 :
名無しの笛の踊り:03/05/01 08:17 ID:7DXi1OFI
>>42 旦那さんは演奏と曲自体とどっちが気に入らないのかな?
チョンのは聴いていないんだけど
個人的にはあのソナタは情感たっぷりに演奏されると萎えます。
ヴィエニャフスキの協奏曲が好きです。ハイフェッツすげえ。
一弓スタッカートも完璧だし、ロマンスはオペラのアリアのよう。
他のCDではあんまり良い演奏に出会ってないんだけど
mp3.comで聴いたのがすごく上手かった。
第3楽章にカットというか録音が途切れている個所があるのが残念。
>>45 ダンナがチョンのブラームスを聴いていて感じるのは
陰影の無さ」といったもののようです。
「オヒオヒ、そんなに押しつけがましく弾くもんじゃなかろう」
と思ってしまうのだとか。
(これは一部の日本人演奏家にたいしても感じることなのだとか。)
また、ブラームスって「女性にはわかりづらい演奏家なのかも・・・」とも。
>個人的にはあのソナタは情感たっぷりに演奏されると萎えます。
ていうのと同じ事を感じているのでは・・・。
ただ、そんな彼女の「押しつけがましいまでの(?)情感たっぷり」が好きな人は好きなのでしょう。
そんなわけで、私は彼女の若かりし頃のラロやらサン・サーンスやらは好きですか、年取って来ちゃうと
「厳しいなあ」と感じる演奏が増えてきてしまうわけです。
長文、駄文スマソ。
ただいまチョンのブラームス(ソナタ1番)再聴ののちシェリング版にトライ中。
シェリング+ルービンシュタインで1960年録音でつ。
・・・嗚呼、これ聴いちゃうと自分が当初良いと思っていたチョン版の評価を改めざるを得ないかも・・・。
うまく言えないのだがチョンの場合、うたのツボがブラームスのそれではないのね・・・。
シェリングを聴いてそれがハッキリしてしまった。
シェリングの音の豊かさ、表現力、見事すぎる。
ちょっと前にN響アワーでやってたベートーベンのコンチェルトもすごかったなあ。
凡百の若造どもとの格の違いをこれでもかという程見せつける演奏だった。
ウェェェーン、何だか今日はすくなくってさみしいよー。
いまギル・シャハムのリサイタルFMでやってるよー。
感想きぼーん。
___ ________________________________
V
∧_∧
(つД` )
ヽ つ
Y 人
(_) J
49 :
名無しの笛の踊り:03/05/01 21:14 ID:8hl/b7YB
ヴィエニャフスキといえばみどり16歳の演奏に感服いたしました
ブラムスのソナタ、まだ持ってないんですけど、
さて、誰ので買おうかな。。。
シェリング/ルビシュタなんて、すごくよさそう!
47さんの文章に、ほれぼれ。
N響泡でのベトコンは、先日のシェリングですよね?
あれ、すごく良かった(^ー^)
ブラームスのソナタといったらアドルフ・ブッシュでしょう。
色々な演奏があるけど彼のそれは「あるスタイルの源流・原形」というもののひとつでは?
復刻版も割合聴きやすいものが多いはずですから。お奨めでつ。
シェリング/ルビシュタ
53 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 02:53 ID:IoB5gyet
ヴュータンの5番って誰のがいいかな?
パールマンぐらいしかないんちゃう?
55 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 03:43 ID:hAK/7+NJ
どっかのスレで書いたかもしれないが。
イダ・ヘンデルによるシベリウスのコンチェルト、大萌え。
それまで何度聞いても爆睡するしかなかったシベリウスのコンチェルトが
これを境に大好きになり、他のヴァイオリニストの演奏でも通して聞ける
ようになった。
一楽章の長いフレーズを丁寧に弾かれてしまうと、聞いてて溶けてしまう。
誰にでもすすめられる名盤だとおもふ。
56 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 03:46 ID:hAK/7+NJ
ヨハンナ・マルツィによるドヴォルザークのコンチェルトも萌え。
イダ・ヘンデルの丁寧さと違い、全力で体当たりしてくるような
気迫が感じられる演奏だとおもふ。
57 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 03:49 ID:hAK/7+NJ
シュナイダーハンとゼーマンによるベートーヴェンの春も萌え。
この曲を最大限能天気に弾いて、気持ちをウキウキさせること
ではこの演奏が最高のような気がする。シュナイダーハンを音
程悪くて嫌って言う知人が居て、言われてみればそうかなと思
うけれども、良いものを持ってる人だと思うのだけど・・・。
58 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 03:56 ID:hAK/7+NJ
日本人だと竹澤恭子が好き(見た目は萌えないけど)。
何がどう良いのか?って聞かれるとうまく説明できないけど。
フェドセーエフとのチャイコのコンチェルトなんて結構関心
した。将来、化けることを期待。
諏訪内とか、樫本大進も結構好きです。
59 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 03:59 ID:hAK/7+NJ
オイストラフっつぅとブラームスのコンチェルトってイメージ強し。
自分にとって最高の演奏と思ったのが、セルとの録音。圧倒される
ばかり。三楽章が終わると参りましたと言うほかありません。
コンヴィチュニーとの録音も好き。
>59 クレンペラーとのブラームス聞いた?これも凄いと思うけど・・。
61 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 08:07 ID:LW6LL8Is
>>53 ハイフェッツがいいよ!
でもヴュータンの協奏曲は7曲あるみたいで
NAXOSが録音計画を進めているようです。
62 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 08:13 ID:LW6LL8Is
>>58 いい意味でスタンダードな演奏だよね。オケも思ったより好演。
モスクワ放送響といえば雑で大味なイメージがあったんだけど。
63 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 09:50 ID:hAK/7+NJ
>>60 やっぱり、クレンペラーとの録音も良いですか?
自分は初期盤オタなのでまだ未入手なんです。
この盤、強烈に高くて手が出なかったんですが、
ちょっと無理してみようと思います。
64 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 09:56 ID:hAK/7+NJ
>>62 あ、まさか賛同者がいらっしゃるとは!
そう、バックも良いですよね。
ロシアのオケにしては珍しい音だなと思いました。
モスクワ放響だけじゃなく全体的にロシアって弦
楽器の音が濁って聞こえるようなイメージがある
んですが、この録音はそれを感じさせませんでし
た。
ウオホッ、すすんでまつねえ。ウレシヒ
>>55 イダ・ヘンデルはちょっと前に出た無伴奏を聴いた。
精緻な分析を感じさせる、落ち着いて楽しめる一枚って印象だった。
シベリウスか(σ・∀・)σグゥでつか 。聴きたいものよのお。
>>57 シュナイダーハンといえば、学生時代の友人の薦めでブラームスのドッペルをきいた。棒はベーム。
これが意外に好演。なかなかロマンチックな音色で好きでつねえ。今持ってるのはモーツアルトのコンチェルト集。これまたヨシ。
>>58 竹沢恭子、数日前にテレ東でドキュメンタリーやってたなあ(テレビ愛知製作だっけ)。
基本的にディレイ門下のバイオリニストって好きじゃないんだけど(特に落ち度があるわけではないのだが、何か「行き届いていない」印象が残る。
重音の処理とか結構雑な人多いし)、彼女はOKかも・・・。番組中で弾いてたショパンのノクターン(の筈)は泣けますた。
諏訪内・樫本両氏はCDでの判断が難しいと。なんだか演奏が見事なのか録音技術が見事なのかわからなくなってくる。
若いんだから実演聴かなくちゃね。
>>59 オイストラフって・・・なんてアレダケ大量に録音が残っているにもかかわらず明かな「ハズレ」がないんだろうって、恐ろしくなります。
工房のころきいたメンチャイのLP(ウチでは辛うじて聴けたのだ!!)はかっこよかったなあ。
そうそう
>>34 昨日ウチにあるCD聞きますた。「これこそ音楽」に禿胴!!
さて狂は何聴こうかな。
チャイコンの第3楽章アウアー版カットに萎え
カットなし演奏をおしえて
ハイフェッツ以上のチャイコン、ってありますか?
ハイフェッツは、確かアウアーの改訂版に、自分で手を加えていますけど。
ハイフェッツ、マンセーーー!!!! かっこよすぎ。
68 :
53:03/05/03 12:59 ID:IoB5gyet
>>61 ハイフェッツのは持ってるけど
彼の音あんまり好きじゃないんだよな・・。
>>54 パールマンいいかもしれない。
今度かってみます。
69 :
しってるよ:03/05/03 16:27 ID:5REFLZIW
フーベルマンの、bachとてもいいですよ。
70 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 16:37 ID:zyFOr0yZ
デュメイなんて邪道??
グリーグのソナタがすごくいいと思うんだけどなー。
あとは室内楽も好きだったりするんだが(モツ、ブラ)。
しかしライヴには縁がない漏れ。。。。
デュメイ大好き!!!大胆不敵で。ブラームスのソナタ集・チャイコンがお気に入り。
BSの放送ほとんど録画して大事に見ています、しびれます。
ムラ社会スレハケーン
都会モノはカエレ
(´-`).。oO(デュメイって 強引で粗野なところありません?・・・ グリーグのソナタはハズレだった・・・ もっとしみじみした作曲家だよグリーグは・・・)
ヴュータン(;´Д`)ハァハァ
76 :
53:03/05/05 00:30 ID:???
たんがつけばなんでもハァハァできるんか
デュメイはフランクのソナタがよかったなぁ。
デュメ ←仏語
デュメイ ←英語訛り
ヴュータンのいいCD教えてよ。
80 :
名無しの笛の踊り:03/05/05 07:56 ID:3nlUlvZ4
シェリングのチャイコンを一度聞いてみて!!
ゆったりとしたテンポでひとつひとつの音がハッキリ聞こえてきて、
あーいいな〜って感じです。
ハイフェッツのは確かにすんごいけど、こっちの方がグっときます。
目からうろこです。
>>80 シェリングのチャイコン、よいですか!
ハイフェッツとタイプが違うようですので、これは興味津々♪
グリンゴルツの無伴奏曲集、とても好きです。
ちょっとアリアっぽい漢字。
84 :
某V弾き:03/05/05 14:54 ID:S12ovJQN
若手だとヴェンゲーロフが面白いですよ。
巨匠だとフランチェスカッティも良いかも・・・
ヴェンゲーロフは味付けが濃い感じ‥‥しかも奥深くて。
嫌いな人も居るみたいね。
たまにはヴァイオリン聴きたいなぁ、と思って
初めて買ったVnのCDがヴェンゲーロフのメンコンだった漏れは
その味付けでないと物足りないのだが。
86 :
名無しの笛の踊り:03/05/05 20:57 ID:LJV2gPrG
私はフランチェスカッティもティボーもハイフェッツも大好きです。
特にモーツァルトK.218はオイストラフよりハイフェッツが断然良いです!
(個人的感想ですが)
オイストラフの場合3楽章に派手なカデンツを持ってきているがモーツァルトのコンセプトは(当時の)いかに貴族社会に受けるBGMか?否か?ということで
この場合は少々デコレーションが多くてくどく感じる気がします。その点、ハイフェッツ版ではなんなくBGMにてっしているように思います。
それはきっとハイフェッツの研究の成果ではないかと勝手に思っています。
ヴェンゲーロフは他の演奏家とレベルが圧倒的に違う。
昔の巨匠の録音ばかり聴いている人は彼の実演に接すべし。
そのうちまた日本に来るでしょう。
メンコンならクライスラー! なんていうのはさすがにもうダメ?
89 :
名無しの笛の踊り:03/05/06 02:09 ID:3OSQuQnk
クリスティアン・フェラスの小品はイイ
一聴の価値大有り!!
現在発売されているのは、'68年フランスでの録音のみだが(これは壮絶な名演)
未だCD化されていない、'71年の日本グラモフォンの録音は、是非、後世に残したい録音だ。
ユニバーサルミュージックよ、この名録音を闇に葬るつもりなら
もれがnyで、もせしちまうぜ
>>87 胴衣。実演で聴くとやつの凄さがわかる。
Vnでマジで「凄い」と思ったのはやつが初めて。
>>47 凡百の若造どもとの格の違い
いいたいことはわかりますけど、「凡百の若造ども」?
何様? とちょっと言いたくなる表現だね。
以前「ヴェンゲーロフのマスタークラス」とかいう番組で
英国(?)の学生に教えてたね。
興味深く観たけど、かなりアニメーション的な気がしたなぁ。
なんというか、ちょっとガッカリ。
でも彼自身はそんなに安易な解釈ではないとも思う。
>92
あれは明確なイメージを描くだけで音楽が変わるというのを実感として教えてるのだと思いました。
イザイ弾いてた兄ちゃんカコイイかったね。
なるほどね
お勧めのDVDないの?
もうすぐわたくし出演のDVDが発売されます。
みなさんぜひお買い求め下さい。
あなたのあきこ
97 :
前スレ1:03/05/08 20:50 ID:???
>>95 アートオブヴァイオリン
EMIのクラシックアーカイヴ
レーピンってどうなんでしょう?
99 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 07:27 ID:+I97wt7r
こんなスレたってたんですか!?わたしにも一言言わせてください!!
バッハの無伴奏はシェリングが素晴らしいですね。
さすがバッハフェチの異名をとるだけある格調高い演奏です。
緊張感のある、地に足が着いた演奏で、どの音を聞いても力を抜いた部分が
なくCD一枚を聞いたらドッと疲れがでてしまいます。
この人のブラームスなんかもそうなんですけど、演奏家としての個性は音の
後ろに隠していて。音符一つ一つにこめられたエネルギーが凄く強く感じら
れます。
賛否両論あるのがシゲティーで、以前友人にシゲテぃーのCD何でもいいか
ら買ってきてって頼んだら、リゲティーのCDを買ってこられた香ばしい思
ひでがあります。何で現代音楽やねん!!
はっきり言ってヘタクソの一言で片付けていいの?と言う出だしではじまる
CDは聞くに従ってシゲティーと一緒にバッハの世界に連れ込まれていきま
す。パルティータの三番のフーガなんかもう入神の域!サイバー・トランス
vol15に収録されてそうです。
精神性の高い演奏とか表されますが、それは作曲家の意図した様式とか
か主題に基づくものではなく、シゲティがその曲にもつ感情をヴァオリンに
何らかの飾りもつけずにぶつけた純粋性を意味していると私は考えます。
つまり、これほど個性の強い演奏家はいないのではないのでしょうか???
あ、言い忘れてましたけど音はキタナイです!
あと、マイナー系ではシャンドール・ヴェーグなども・・・。
あたたかい、あたたかい、この人のバッハに対する思いとか尊敬とか様々な
複合された感情がそのまま伝わってきます。
野太いプリミティブなシャコンヌなんかはこの曲の代表的な演奏ではないで
しょうか。
本日深夜にツィンマーマンのベートヴェン協奏曲見られます。
ヴァイオリンね。
12日のクラシック倶楽部は奥村愛さんを見られますよ。
BS2をチェーック!
102 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 14:40 ID:iK0Jjf3b
>>89 フェラス<今の若いモンは知らんだろうな...(私は辛うじて20代)
ところで、その小品集の音源は何?
フェらすラブ!
やっぱちさ子さまが、最高では。
105 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 14:55 ID:ha1Ltu1g
オークレールのメンコン、終楽章の加速はなんなんだ!
竹澤恭子さんの結婚相手って誰ですか? スレ違いでスマソ
108 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 06:24 ID:M/8ubkxw
昨夜のFPZのベートーヴェンのカデンツァは自作ですか? カコヨカタ。
109 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 21:15 ID:1sptdT8a
>102
23・4年程前に発売されたミュージックテープですが、保存状態がよかった為か、かなり状態は好いと思います。
>102
フェラス.ZIP 40,784,528 ba264f9d70161793afdda366b5be7658
きのう渡辺玲子のリサイタルを聴いたのですが、
すばらしいの一語に尽きました。
まちがいなく世界レベルで活躍できる人、していい人ですよね。
そんな人のリサイタルが、東京でも大阪でも聴けなくて
愛知県豊田市まで行かないといけないなんて。
辛いなあ。
曲目を教えてください。
感想もお聞かせ願えますか。
>>111 豊田市ってーことは、トヨタがヤパーリ呼んだのかな?
お金持ち、トヨタ。
>>112 >>113 曲目は
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第25番 ト長調 K.301(293a)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 op.94bis
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ワックスマン:カルメン幻想曲
でした。会場は豊田市コンサートホールという新しいきれいなホール。
千人くらい入るホールですが、入りは300人くらいでしょう。
下に図書館などがあるし、公立のホールだと思います
(翌日はアリシア・デ・ラローチャのリサイタルでした)。
緊張感のやや強い明晰な音楽という彼女本来の特色
プラス、今回は大人の味わいも加わったなあというのが僕の感想
ですが、他の人の意見もぜひ聞きたいですね。
115 :
102:03/05/12 13:30 ID:???
>>110 ?? まる一日ny繋ぎっ放ししたけど落ちてこないですよ ??
116 :
名無しの笛の踊り:03/05/12 18:56 ID:STmGqXTa
質問するスレはここしかないので質問しますが、
グリュミオーのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲ってモノラル盤と
ステレオ盤の2種の録音があるのですが、どちらがいいですか。
4年ほど前、あるレコード店(すでに倒産)で購入しようとしたら、
「グリュミオーといえばモノラルの録音の方が圧倒的に有名ですよ」
などと言われました。
だが色々なwebsiteではなぜか、C・ディビスとのステレオ盤をお薦め
しているようですが?
>>116 >「グリュミオーといえばモノラルの録音の方が圧倒的に有名ですよ」
というのは初耳ですね。
ひょっとしたら、ある時点までは旧盤の方が評価が高かったのかもしれませんが、
そのあたりはオールド・ファンの皆さんにお尋ねしないとわかりませんね。
でもまあ、いまは、ウェブサイトに限らず、書籍でも雑誌でも
ステレオ盤を薦めていますよね。
だからまずステレオ盤をお買いになればいいのではないでしょうか。
気になるのなら、モノラル盤も買っちゃえばいいのですよ。
118 :
名無しの笛の踊り:03/05/13 20:05 ID:WYI+o5/n
葉加瀬太郎が好きです
119 :
名無しの笛の踊り:03/05/13 22:22 ID:rWuUNHtC
今度の日曜日、渡辺玲子のメンコン聞きに行きます。
楽しみです。
へぇ。他にどんな曲?
ピアノには負けます。
私は現役だとムローヴァが好きです。
最近ピリオド楽器に力をいれているようですが。
それはそれでいいのですけど、
彼女のCDではシベリウスとショスタコのコンチェルトが
おすすめです。あとバルトークのソロソナタ。
ムローヴァといえば、今晩の「ベスト・オブ・クラシック」
は彼女のリサイタルですよ。全曲バッハだったかな。
ムローヴァよかったね!
ぜひいつか生で聴きたいですな。
チャンのカルメン幻想
サラ・チャン?
数年前に聞いたけど好きになれなかったなぁ。
なんというか、あの笑顔も違和感。
サラ・チャンはリサイタルよりもコンチェルトが合ってる感じ。
グシャっていう音も多いよね。これって若さって言えば若さだけどさ。
アイメイクがすごいのも驚いたが(笑)
歯はもちろん共生
129 :
118:03/05/15 14:06 ID:dgHe97WV
葉加瀬太郎はジャンルで言うとなんなんですか?ポップなんですか??
みなさんは葉加瀬太郎は聴かないんですか?
私はとっても好きです。葉加瀬太郎の曲を聴くとどきどきしてしまいます。
体が勝手にゆれて踊りたくなったります。楽しそうに演奏する姿も大好きです。
あたしは素人なのでこんな感じなのですが、みなさんは、それぞれ好きな演奏者の
どうゆうところが好きなんですか?弾き方の違いはありますが、すごい!好き!と思われるのは
その奏者が他と比べてどうすごいのですか?
これからいろいろ聴いていきたいので聞くポイント等を参考にさせていただければと思いました。
長文すみませんでした。
>>139 ジャンルでいえばポップです。わたしは聴きませんが彼の音楽がすきな
クラシック好きがいても全く不思議ではないと思いますよ。
>>129 葉加瀬太郎は、確かにちょっと分野が違うかな、と思います。
彼の事が好き、と言う人は世間に多いと思いますけど、クラ板で多いか、
と聞かれたら、「分野が違う」と言う事になってしまうかもしれません。
(だからレスが少ないのかな、と)
>>それぞれ好きな演奏者のどうゆうところが好きなんですか?
好きなのはハイフェッツ。あの悪魔に魂売ってるかの如く正確無比なテクニック、
だれが作曲したかなど考えずに、どの曲も同じように演奏している様に
一見感じるんだけど、聴き終わってから湧き上がる感動。
ムッターのベトコン新録音って、どうよ?
134 :
118:03/05/16 23:11 ID:qw4KVRGT
>130,132
レスありがとうございます。
そっかークラシックではないですものね。どこのスレ行けばいいんだろう?
よいヴァイオリニストってやっぱり音楽よく知らないと全然わからなそうですね
テクニックがどうとか初心者にはわからない。。。
好きなの聴いていこうと思います♪ありがとうございました!
ハチャトゥリアンの名演ってあります?
サントリーホールで行われる川久保たまきさんの演奏会に行こうと思っています。
ちなみに一度も聴いたことがない曲です。
136 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 03:51 ID:xXJOW5oN
いいなー、ハチャトゥリアンやるんだ。
俺はパールマンのが好きだけど、やっぱ定番はオイストラフかな。
テレ朝みろ
138 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 13:04 ID:cQVB7aPs
>>122 ムローヴァいいでつね。ちょっとクソマジメな感じもありますが、凄い人だなーと思います。
最近はまってるのはミルシテインです。この数ヶ月、通勤時間はほとんどずっとミルシテインを
聞いてるずら。何も持ってない人は、とりあえずAuraからなんかバカ安いCDが出ているので
(Mozartとか入ってる)、それを買ってみるとか。
139 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 18:17 ID:Icbu1nNO
数ヶ月もずっと聴いているなんて凄い!
ミルシテインの名演名盤って何でしょうか。
参考にしたいので教えてください。
>>133 よかった。メンコンも今までのアプローチと違うし新鮮。
オケももちろん独特だしね。
ただし好き嫌い別れるかもしれない。
>>139 ミルシテインなら、とりあえずバッハ無伴奏は必聴では?
142 :
138:03/05/18 21:21 ID:cQVB7aPs
>>139 名演名盤でつか。うーん。なんだろ。ってか、全部持ってるわけじゃないんだけど。
で、多分、わりと異論ない名演と思われるのは、ドボルザーク・グラズノフのコンチェルト。
なんかもう、ビョーキみたいに上手い。
バッハの無伴奏は、漏れはミルシテインでは逝けないところがあって...、実は大好き
というわけでもなかったり(無伴奏で一番すきなのは、エネスコが弾いたソナタ3番の4楽章)。
で、ミルシテインで一番すきなのは、とりあえず今のところはLast Recitalのクロイツェルの
1楽章と、同じCDに入ってるサラサーテ。このCDが今タワーで980円(ぐらい)。安すぎるぞゴラァァァ
ただ、漏れは爺さん演奏フェチなので、参考程度に...。
技術的には、1960年前後の完璧といいたくなるような演奏に比べれば、やはり落ちてます。
EMIから出てるクラシックアーカイブでミルシテインのDVDがありますが、これなんかは、
その1960年前後の時期の映像が結構あったり。なんかおっそろしく地味な人で、それも
好感度グーだったり(笑)。
143 :
138:03/05/18 21:26 ID:cQVB7aPs
クロイツェルは、シゲティ/バルトークの名演もあるし、妖怪フーベルマンの演奏も
これはこれで凄いし、メニューインやオイストラフの演奏も好き。でも、ミルシテインのは
なんだろーな、これ。漏れが死ぬときは、このCDを棺おけに入れてもらおう、なんて
思ったり(^^)
ほほぅ、かなりの入れ込みようですな。
定番といわれるバッハ無伴奏しか持っていないんで、
意外な気がしました。興味持ちましたわ。
クロイツェルがそんなによいとは。
あとビョウキみたいに上手いというドヴォ、グラも聞いてみたい。
ただワシは若手の演奏が好きなもんで、趣味的にやや微妙であります。
CD入手した暁には感想書かせていただきますわい。
145 :
138:03/05/18 21:37 ID:cQVB7aPs
>>144 無伴奏は、ステレオ録音のほうですか?
若手の演奏が好きなら、Last Recitalはやめたほうがいいかも(笑)。ただ、ハイフェッツの
最後のコンサートの録音みたいに、味で逝かせるタイプ、というのとは全然違いますが。
ドヴォ、グラ(^^)が手に入れば、そっちをとりあえず推薦しておきまつ。ではでは。
ずっと探し回っていた、ゴールドベルク&バルサムの
ブラームス・ソナタ3曲とシューマン1番のLPをゲット
147 :
138:03/05/18 21:49 ID:???
な、そんなものがあるんでつか?! ゴールドベルクのブラームス。聞きて〜。
って、LP.....。
148 :
138:03/05/18 21:52 ID:???
ちなみに、ゴールドベルクも集めたわけではないんですが...、
例のカザルスのプラド音楽祭(旧8枚組、新13枚組; Music&Arts)に入ってる、ベートーヴェンの
トリオ(OP.70-2)のゴールドベルクの演奏は、マジで神だと思ってます。ではまた〜
149 :
146:03/05/18 23:54 ID:???
ゴールドベルクのブラームスは米デッカへの録音で、現在権利は
ユニバーサルが持っていると思うのですが、残念ながらLP化される
見込みは薄そうです。LP1枚あたり2万以下なら手を出そうと
思っておりました。
150 :
149:03/05/18 23:55 ID:???
>残念ながらLP化される見込みは薄そうです。
CD化の間違いっす
151 :
133:03/05/19 01:13 ID:???
>>140 わーい、レスだ。ありがとう。
CD屋で試聴していて、味付けしすぎ? でも好きかも? 音はいいな、などと
考えているうちに途中で試聴盤が終わってしまい、釈然としなかったのでした。
152 :
138:03/05/20 00:05 ID:s9m48fTG
>>133 ムターはストラヴィンスキーのVnコンチェルト持ってるずら。好き。Vivaldiの四季だったかな、
ヒワイなジャケにクラクラ来たが、買わず。あれはどうなんですか。
ムターの四季だとカラヤン、ウィーンフィルと入れた演奏のほうがいいと思う。
もうひとつの(卑猥というほどではないだろう)は意欲は買うが今一。
ムターはカラヤンとの共演が1番だった。
ムローヴァは秋に「四季」弾き振りするね。
古楽オケとやるんだね。
154 :
138:03/05/20 00:15 ID:s9m48fTG
はい。ヒワイというほどではなかったです。見てる漏れがヒワイだっただけ。スマソ。
情報サンクスです。
で、ムローヴァ弾き振りですか! 萌え。アバドとやった四季は名演だと。漏れ的には。
アバドとやっちゃったんですかムローヴァ。ハァハァ
四季だったらケネディのがお気に。
ほとんどロックだけど爽快ですたい。
158 :
宇野:03/05/20 01:47 ID:???
ムターもカラヤンと共演していたころは、ただの太った姐ちゃんでしかなかった。
しかし、近年の成熟ぶり卑猥ぶりはただごとではないといえよう。
ミヤスコフスキーの協奏曲いいでつね。レーピンで聞きました。
ヴァイオリン協奏曲もどんどん現代曲を実演してほしいですね。
人気ヴァイオリニストがやってくれればお客さんも入るしいい演奏で楽しめる。
庄司沙耶香さんはレーガーなんてやっちゃうそうだけど、そういう点ではひっじょーに感心。
160 :
ブッタ:03/05/20 21:26 ID:???
ムローヴァは古楽にはまっているようだが、目がさめたらぜひぜひ現代ものに取り組んで欲しい。絶対いいから!!
フーベルマンのテクニックって凄くね?
絶対ハイフェッツより上だと思うんだが。
162 :
名無しの笛の踊り:03/05/21 00:57 ID:uEIHQDAv
>>155 というより、アバドとムローヴァって元恋人同士じゃなかった
っけ?ただブラームスのVN協奏曲をアバドとやってCDに出したすこし後に
ケンカ別れしたという話を聞いたことがあるが。
(記憶の範囲内なので確かではないです。すみません)
ハイフェッツ べトベン ロマンス・へ長調 が好き。
ベトのロマンスはロスタルのが超いいぞ。
165 :
山崎渉:03/05/22 04:56 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
ブルッフのおすすめCD教えてください 来月庄司沙弥香の演奏会行くつもりなんです
>>166
少年メニューイン
ヴァルガ
ハイフェッツ
168 :
名無しの笛の踊り:03/05/22 19:09 ID:4KJe2hBu
>>161 ヴァイオリン弾けないんでテクニックのことはわからん。
が、チャイコフスキー嫌いの儂がフーベルマンのチャイコンにはハマた。
チャイコを聴くためではなくフーベルマンを聴くためにこのCDを聴く。
これにハマたらハイフェツのチャイコンなぞ無味無臭に感じられて聴けん。
でもセルとのベトコンは意外とおとなしい(良く言えば格調高い)なぁ。
ま、フーベルマンの最高傑作は月並みな選択だがクロイツェルだな、やっぱり。
チャイコンていえば、最近いいなと思ったのはM&Aから出たモリーニのライブ
バックのオケがいまいちだが・・・・・・・・ナマモノが好きな人にはお薦め
フーベルマンでは小品のハンガリー舞曲なんかも好きだな
>>168、169
チャイコンのテクニックは神業だ。
これに比べればハイフェッツなんて音楽的にも技術的にも赤子同然。
無味無臭でへたくそで緊張感が無くて俺には聞いてられん。
俺はフーベルマンは最高のベートーヴェン解釈者だと思ってる。
ハルトナックが劇的な悲愴感だとか苦痛に満ちた救済への祈りだとかいってたがそんな感じ。
こう感じるのは俺とハルトナックだけらしいが。
ブラームスはコンチェルトも37年と44年の2種類のライブあって両方いいが
古い方がものすごい名演。年代の割にびっくりするぐらい音がいい。
ワルター協会のを持ってるが一般に手にはいるよう。M&Aあたりから出して欲しい。
チャイ紺コンはエルマンやプシホダなんか違う意味でいい。
往年の名演奏もいいが、たまには新譜を。
五嶋みどりがメンデルスゾーンとブルッフのコンチェルトCDをリリース。
ヤンソンス指揮、ベルリン・フィルとの共演です。
6/18発売。
よろぴこ。
172 :
名無しの笛の踊り:03/05/23 09:14 ID:DyyzLhWi
>>170 フーベルマンのブラームス!知らなかった。それはなんとしても聴きたい。
> ワルター協会のを持ってるが一般に手にはいるよう。
どうすれば手にはいるか教えてください。
173 :
名無しの笛の踊り:03/05/23 10:01 ID:34HODzjY
スターンのベトコン(・∀・)イイ!!
>>170, 172
37年のブラームスのライブは持ってるよ。Wing Discから出てたけど
もう手には入りにくいかな。
44年の方は聴いてないけど、フーベルマンは事故の後で腕は落ちたよね。
>>170 1937年ワルター指揮(?)WING DISC
1944年ロジンスキー指揮 セブンシーズ
CDはこの2枚を持っています。上の方は音質が最悪です。
176 :
名無しの笛の踊り:03/05/23 19:13 ID:Z3ddofq2
シベリウス
ウィックス(vn)エールリンク指揮ストックホルム放送so
フォーレ
ローラ・ボベスコ(vn)ジャック・ジャンティ(p)
>>172
すんません。
>>一般に手にはいるよう、M&Aあたりから出して欲しい。
です。
腕落ちたね。それにアメリカ人の審美主義的な趣味合にわせて音楽的
にもつまらなくなった。
37年って事は事故の直前の演奏ですね。
>>175
37年のライブって事を考えれば、良い方では?
指揮はバルビローリらしい。
ワルターではあり得ない。同曲のモリーニ/ワルター/フィルハーモニア管ってのを
持ってるが全然別人だ。ちなみにこれも超名演。
178 :
169:03/05/23 21:04 ID:???
>同曲のモリーニ/ワルター/フィルハーモニア管
これはどこから出たの? 聴きたい・・・
モリーニのウェストミンスターのスタジオ録音はイマイチなんで、、、
ワルター協会です。
WING DISC WCD36
カデンツァのHPのカタログにはまだあるよ。
ttp://www.cadenza-cd.com レーベルコレクションのKEN RECORDのコーナーに。
在庫切れかも知んないけど、最近このレーベルのCD注文したら届いたから
大丈夫だと思う。
ただライブで第1楽章の終わりにソリストの弦が切れたけどそのまま演奏しきる
というハプニングあり。
あと超名演ってのは俺の解釈ね。
ごめん。
×モリーニ/ワルター/フィルハーモニア管
↓
○モリーニ/ワルター/the philharmonic symphony of new york(NYPか?)
ごめん。
181 :
178:03/05/23 22:40 ID:???
サンキュ
ケン・レコードね
うちの近くでまだ売ってるかも
169で書いたチャイコンの後にもセル指揮でブラコンのライブ入ってンだけど
スタジオ録音よりもっとつまんない
182 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 01:49 ID:zObU8VYO
>>127 遅レスですが、サラ・チャンのグシャという音はミスとかテクニック不足
ではないのでは?出てもいいとこで出てるという感じで結構好きです。クレーメル
なんかにもそんなおとは有るし、タイプは違うが。彼女抜群にいい奏者だと思うな。
日本では人気がなさそうだけど。新録のドヴォコンは未聴だが。
俺もハイフェッツよりはフーベルマンを推すな。セルとのベトコンがいいんだ
これが。ベトコンはクライスラーのも好きだけど。(古・・・)
サラ・チャンはうまいよ。上手すぎる。
でも音楽性というか、そういうのは好みだからね。
彼女の表現はちょっと肌に合わない、っていう人は結構いそうな気がするな。
自分は弦楽器やってて、彼女がすごい演奏家だってことはすごく思うんだけど
好きかって聞かれると、正直好きじゃない。
サントリーでリサイタル聞いたことあるけど、感心はするんだけど‥。
184 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 09:06 ID:yPjqnAZt
古い(笑)ベトコンといったら、ブッシュ兄弟のものを忘れてはならぬでしょう。
ソロ、指揮とも一見硬派で、実は強靱なしなやかなさをあわせもつ名演奏。
あとグラモフォンのベートーヴェン・シリーズのヒストリック録音の箱に入ってる
Wolfthal(読めん)が作曲家グルリットのバックに支えられた演奏、時代からすると
意外なほど端正で貴族的風情の漂う佳演。
Wolfthalというのはカール・フレッシュの愛弟子で、夭折してしまったようなのですが、
どなたかこの人について詳しいことご存じの方います?
>>183 たぶん彼女の人気のなさは「音楽性」が日本人にあわないん
だろうな。すごく主観的な意見だけど、チョン・キョンファには韓国を感じるけど
サラにはアメリカを感じる。屈託のない伸びやかな演奏だからさ。
にしても、レコ芸でもなんでも、あまり彼女に熱心じゃないんだよね。
ヴェンゲでもレーピンでもシャハムでもハーンでもみどりでも
もっと熱心に扱われているのに。このあたり一ファンとしては憤りを感じる。
逆に、だから応援してるわけだけど。
>>184 そのままドイツ語読みするとヴォルフタールのはずだが。狼の谷か。
>>184
ヨーゼフ・ヴォルフシュタールですね。綴りsが抜けてます。
ベトコンの録音は当時クライスラーの録音と並ぶと評された名演ですよ。
夭折したために忘れ去られたらしいですが。
ちなみに以前にも1回録音していてそれは2度目の録音になります。
モーツァルトやメンコンやベトのロマンスの録音もあります。
後ブッシュもいいですね。
188 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 16:21 ID:aAs9tXQJ
ht○p://8303.teacup.com/likerev/bbs
↑
管理の『Jazzマニャアの方』が弦楽器(ジャズ&クラック)技能に関し、知りもせんで
こんな ↓ こと、ゆーました!
--------------------------------------------
前田憲男氏曰く、楽器演奏技能のオリンピックがもしあったら、ジャズ畑のミュージシャンはクラシック畑に全く歯が立たないのではないか?あのオスカー・ピーターソンでさえ。。。とのこと。
決してジャズには技能不要ということではないし、また今日ではかつてのような譜面読めないプレイヤーも皆無でしょう。
ジャズしか聞いてませんが、メロディー、ハーモニー、リズム等を自分の好きなようにできる部分がクラシックと比べて各段に多いことに魅力を感じてます。
寺井さんの演奏はラジオほとんど聞いたことがないのですが、寺井さん自身のフレーズをビシバシ感じてみたいですね
--------------------------------------------
わたしは個人的にジャズ&クラシック音楽に限らず、音楽には個人的好みもあるので
何ともお応え出来ないのですが、音楽の基本はクラシックにあると思ってます。
寺井もヴァイオリンを習いだした当初はクラシック音楽を学ばれての現在だと思うのですが、
皆様、どー思われますでしょーか?
189 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 16:29 ID:aAs9tXQJ
あ、わたし側からの書き込みで寺井さんのお名前を書き込みの際『さん』が
抜けてしまいました。すいません。
190 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 17:03 ID:gBWs9VzM
>>188 いや「音楽の基本はクラシック」というにはクラシックの定義が
必要になるよ。音楽は音楽であって、それ以外ではないと俺は思う。
ヴァイオリンという楽器は歴史的に考えても技法は西洋の近代で開拓されたの
だから、当然技法はいわゆるクラシックの方が高くなるでしょう。
でもいわゆるクラシック界では無視されてきた楽器の魅力の開拓、音楽の可能性
というのを考えると、クラシック畑のひとがポップスにいくことも理解できる
こと。
後は仰るとおり、たんなる「好み」。いわゆるクラシック畑もジャズ畑も
互いに魅力も問題も抱えています。
>>186 同意です。
日本人としてはサラ・チャンよりヴェンゲーロフやみどり、沙矢香のような
忘我没入型の情熱が好きなのかも。
サラ・チャンは上手いし余裕があってしょっちゅう笑みを浮かべるでしょう?
スマートなんだけど魂が感じられないというかアメリカ的というか。
私は彼女の演奏すごく好きなんですけどね。行き届いてますよね。
来日、すごく楽しみですね。
サラチャン&イギリス室内管弦楽団
2003年12月3日(水)19:00開演(開場18:30) サントリーホール
料金SS\15,000/S12,000円/A10,000円/B8,000円/C6,000円/D4,000円
曲目
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルn洞窟」 ロ短調 op.26
ドヴォルザーク ロマンス ヘ短調 op.11
サラサーテ カルメン幻想曲 op.25
ドヴォルザーク 伝説 op.59 より
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26
192 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 17:24 ID:gBWs9VzM
>191 そう。余裕があるんだサラ・チャンには。それでもって、カルメン幻想曲
のような作品になると誰よりも盛り上げるんだ。ヴィルトゥオーゾなんだな。
音色も他の若手誰よりも豊富だし。表現の幅もひろい。
最近は室内楽にも熱心。いろいろ可能性を探っているみたい。
情報ありがとう。
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルn洞窟」 ロ短調 op.26
ドヴォルザーク ロマンス ヘ短調 op.11
サラサーテ カルメン幻想曲 op.25
ドヴォルザーク 伝説 op.59 より
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26
ブルッフ弾くんだ。すごそうだな。来月紗矢香のブルッフ聞きに行くんで聴き比べという点でも楽しめそう。
12月までは長いけどね。
>190 早速のレス、有難うございますm(__)m
わたしはクラシック・ヴァイオリンを習いだして○十年になりますが、
1日10時間の練習時間を要しても、未だ納得のいく演奏が出来ません。
クラシック・ヴァイオリンを習いだして○十年の間、ドイツにも留学
致しましたが、技法に関しましては、わたしどもにとりまして『永遠
の課題』でもあります。
●レス下さいました『190様』、心から感謝致します。m(__)m
>182 遅レスですが、そのグシャっていう音があるというのは
仰るとおりテクニックとかではないです。
言葉が足りなかったのを謝ります。
若さ=止められない勢い、元気、情熱があるというのを言いたかったのです。
ベルリンフィルピクニックコンサートのカルメン幻想曲、すげぇ。
観客が拍手してサラ・チャンを呼んでるのに、
次のソプラノ歌手が登場して大ブーイング。
見た人いませんか?
マヌーキアン来るね!
>>195 見ました。すごい演奏でした。はげ同。
ただ、ああいうのが日本人ウケしない典型の演奏のような。
僕は最近、ルノー・カプソンが好きです。
『Jazzマニャア』
関係ないけど なんかかわいいな・・・・萌え・・・
199 :
182:03/05/25 23:13 ID:WV/edPzB
>>195 いえいえそんな・・・。勢い、そうですね。あの勢いがあるから
もっと内面的深みがとか精神的成熟がとか(良く解らない言葉ですが)
なんたらいって批判するひともいるんでしょうけど、
あの勢いを失ってもらいたくないものです。他の奏者にはない、音楽の
大変大事な部分があると思います。
もちろん、サラ・チャンもむやみやたらに勢いで弾いているんじゃなくて、
191さんのいうように余裕をもって、楽曲の曲想を考えて弾いているのが
よくわかる。メンコンなんて聴くと、3楽章では飛び跳ねるようなかわいい
表情と躍動感があって。この曲は色々聴き比べたけど、
サラ=ヤンソンス盤が一番好きなんです。
>>197 ピアニストでは、ヴィルトゥオーゾ型の巨匠(ホロヴィッツとかシフラ
とか若き日のルーヴィンシュタインとか)がいるけどヴァイオリニストでは
あまりいないでしょ。ハイフェッツもどちらかというと完璧主義で評価されてた
ような。サラはそういう要素がある数少ないひとだと思うんですが。
バイオリンやチェロは職人芸に堕しちまっとるよ
よく弾けましたパチパチの世界
私はサラ・チャンやヴェンゲーロフ、シャハム、紗矢香などもいいが
レーピンが最高だと思っている。
>>199
ヴィルトゥオーゾ型の巨匠は昔(19世紀)はいっぱいいたよ。
20世紀に入るとほぼ同時に全滅したけどね。
パガニーニがはしりになってサラサーテ、クーベリック、ブルメスターらで終わりかな。
ヨアヒムが名人芸の世界から芸術の世界へ引っ張ってきた。
俺は名人芸には興味ないが、少し前(っていっても結構前)ロシアにヴィクトル・ピカイゼン
っていう凄いヴィルトゥオーゾがいた。(まだ生きてるかな?)
カルメン幻想曲なんて神業だ。
名人芸には興味のない(ホロヴィッツも嫌い)俺も興奮したよ。これは凄いって思った。
レーピンや紗矢香は忘我没入と言っても
冷静な部分が残っていて、
オケや伴奏者を実によく聴いている。
室内楽向き奏者。
ヴェンゲーロフはそういう部分は感じられないけど、
でも圧倒的に上手い・・・。
シャハムはイマイチ個性が分からないように思う。
レーピンには余裕があるよ。あの人は天才型だと思うなー。
205 :
182:03/05/26 00:43 ID:JcYJ4irg
>>202 実際に聴いたことがないから彼らがどんな演奏をしていたか
とても興味がある。ただティボーも、フーベルマンも、僕の定義では
ヴィルトゥオーゾに近い、といったらしかられるかな?
楽譜忠実主義というより「聴かせる」演奏とといった感じ。
芸術性と名人芸がアンチテーゼだとはかならずも思わないし、
サラなんかも単なる技巧家ではないと思う。
レーピンは俺も好きだ。基本的には余裕をもって弾くタイプ。サラほどは
前に出てこないけど、落ち着きのなかで高度な技巧を示している。解釈については
まだよく解らないが、期待は大きい。
紗矢香は、それよりもう少しいっぱいいっぱいで勝負をしてる気がする。作品を
全体的に捉える感性にはあの若さにしたら非凡だと思う。少女的な初々しい感性というか
そういう部分にも少し惹かれる。もうすこし見守ってから評価したい。
ヴェンゲーロフは、確かに濃く弾こうとしてるのは解るけど、あくまでも常識的な
演奏をしている感じ。解釈面の新奇さはあまり期待していない。こういうタイプが
一般的評価を得るのかな。技巧は確かに巧いとは思う。
シャハムは全体的視野が広いタイプかな、と考えている。安定感はある。
206 :
138:03/05/26 00:45 ID:e+roymTw
技術的なことは実はよーわからんところが多いんですが、リッチなんかはどうなんかな。
あのヴィブラートの塊みたいな演奏、結構好きだったり。小品がミョーに泣ける。
なるほどー。
ヴェンゲーロフは内容の密度でいったら抜群じゃないですかね。
同じ楽譜でよくもまぁここまでと感心しますよ。
いつもは聞き流していた一音が生きてくる感じがするんです。
私はド素人ですけど。
ピアノやバイオリンがだれでも達人のように弾けるように
なったら今いる演奏家のどれほどがいきのこれるか。
テクニックやアカデミズムそれに個性という美名の裏
に隠れて、音楽が演奏家に本当に問いているものに答えない
不誠実な態度がどれだけ演奏芸術の価値を貶めてきたか。
本来、作曲や映画にも引けをとらないほど創造性を必要と
するものが括弧付きの芸術に堕してしまってる。
言わんとすることはわかるけど、「誰でも達人のように弾ける」というのはあまりにも
演奏家をなめた仮定と思われ。論評する前に、自分で弾きましょう。
209ですが。クラオタに対してよく思うけど、人の演奏に文句があるなら、自分で弾けばいいんだよね。
それだけの話。
211 :
182:03/05/26 18:17 ID:4Uf7wIc2
>>210 でもそれをいったらおしまいじゃない?「芸術」という活動が
本来的に幻想、なんらかの価値への信仰に基づいてなりたっているんだから。
芸術家と同様に鑑賞者も評論家も、芸術活動を成り立たしめている要素なん
だ。 当然「好き嫌い」をもつことも大事なことだと思う。208さんは何に
憤ってるのか具体的にはまったくわからないけども。
>>182
ごめん。ヴィルトゥオーゾっていう表現は適切でなかったかもね。
俺がいいたかったのは、フーベルマンやティボーには彼らのベートーヴェンや
ブラームス、モーツァルトやらの演奏を、当時大勢の大ヴァイオリニストが
いた中で第一級の物だって思わせるような芸術性があった。表現主義とかどうかじゃなくて
彼らがそれらの音楽をよりどころとして精神性を持って演奏できたことが重要だと思う。
俺は演奏家の芸術家としての価値を決めるのはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、
ブラームスの演奏だと思うんだよ。
楽譜に忠実かどうかなんて問題じゃない。むしろ彼らは自分の人間性と作品との間に
一致する物があったから素晴らしい演奏ができたんだろうし、その方が楽譜に忠実な演奏よりも
その演奏家の深いところにねづいてるから今の演奏家よりも彼らの演奏を選ぶ人が未だに
多いんだと思う。
名人芸はその目的に奉仕している限りは全然問題ないと思う。
ただパガニーニをはじめとして俺があげたヴァイオリニスト達に対して俺がいいたいのは
よりどころとしていた音楽のレベルと精神性の低さなんなの。俺はそういう人達に対して
ヴィルトゥオーゾって言葉を使ったんだよ。
時にはそういう演奏も楽しいけれど、それじゃあ結局芸術家とは俺的にはいえない。
ピカイゼンもあれだけのことが出来て結局はそれが原因で成功できなかったんだと思う。
ただ最近になって芸術最優先の厳格主義に対する反動みたいなのが出てきたと思う。
サラは聞いたこと無いからわかんないし、悪いと言ってないけど、ここでの話を聞いてると
俺的にはなんかなーって思ってしまう。
213 :
名無しの笛の踊り:03/05/26 22:20 ID:1gl8witT
17歳の高校生です。趣味でバイオリンを習い始めて10年ほどになります。
この前ヨーゼフ=シゲティというヴァイオリニストのCDを買いました。
曲はプロコフィエフの協奏曲とソナタです。
楽譜を丁寧に読み込んで一音一音じっくり考えながら弾いているような
演奏でとても気に入りました。
この人の来日の予定はあるのでしょうか?
また、この人のCDはそんなに見かけないようですが、
ウストヴォーリスカヤのヴァイオリンソナタやヴァイオリンとピアノの
デュエットの録音はないのでしょうか。
>>213 ・・・申し上げにくいのですが、シゲティは1973年に亡くなっております。
215 :
名無しの笛の踊り:03/05/26 22:22 ID:1cPrG4qj
↑わざととぼけてんの?
↑は213に対して
>>217 ウストヴォーリスカヤがでてくるし、ネタでしょ
219 :
182:03/05/26 23:07 ID:y7Kyb5Yn
>>212 ええ、仰りたいことはよく解ります。
楽譜とかよりも「自分の人間性と作品との間に一致する物」
が重要という意見も、僕の考えに近い。
ただ「演奏家の芸術家としての価値を決めるのはバッハ、モーツァルト、
ベートーヴェン、ブラームスの演奏」の精神性、という部分は納得する
わけにはいかないな。
これは日本のクラシックでは割とオーソドックスな「精神性」の
理解だけれども、僕はより多様な価値観に対処すべきだとおもう方。
確かに彼らの作品は優れているけど、別の作品の価値観に眼を背ける要因に
もなってるかもしれない。
精神性って結局は「スタイル」の理解と消化の問題だと思うので。
しかもレパートリーがピアノやオーケストラより限られている
ソロ・ヴァイオリンにとっては、いつまでも無伴奏ソナタやクロイツェルに
捕らわれないことも大事なことではないか、と思う。
なぜならそういう価値観のひとが「多すぎる」から。
だからポップスに向かう奏者の気持ちも解るのです。
楽器の潜在性の探究ということもあるだろうし。
かといってサラがここで挙がった作曲家に不向きだとは考えていませんよ。
自発的に曲を再構築する力に魅せられているわけで、
これらの作品にも期待していますし、期待できるひとです。
>208じゃ。
だいたい演奏評論はマンセー9割辛口1割という感じで
ここのスレでもそんな感じだけど、逆に言えばその程度に
しか聞いてもらえていないといえる。それが悲しいというか...
バンバン否定していくことでしか本当のものがみえてこない
ということがある。というより現状をみれば否定せざるをえないと
思うのはわしだけじゃろうか。
あとわしが他人の演奏を聴くのはその人の個性を聞きたい
というのがある。極稀に奇跡のように演奏家の心の中まで
のぞいたかのような神秘的な思いをすることがある。
それは自分で弾くだけでは経験することが出来ないことじゃ。
>>182
なるほどね。
でも俺は何も多様な価値観を否定しているわけではないよ。
だいたいひとまとめにされているがバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス
の4人だってそれぞれ異なった価値観の上になりたつ芸術だ。
でもヨーロッパの文化という大きな共通分母の上に成り立っているという点で共通している。
今クラシック音楽の楽器や技術が探求しようとしている方向の行く先にあるもの
あまりにもそれが今までと異なりすぎている。
上に上げた4人の音楽をクラシック音楽の楽器や技術の頂点と俺が指すのはそれが
ヨーロッパの音楽というせまい範囲の中でお互いに影響しあいながら発展してき
たからだ。
日本の古来からの芸術の価値観や精神性を俺は否定しない。むしろ大好きだ。でもその価値観や精神性は
ヨーロッパという文化の中で育ったクラシック音楽の楽器や技術で表現しようとしたなら
俺は首を横に振るよ。価値観や精神性は否定しないが表現の手段があまりにも不適当だか
らだ。価値観や精神性、表現の手段のどちらも第一級だが出来てくる作品は結局価値観
や精神性は一級だが表現の手段が不適当なために純粋な日本の芸術に比べて三流以下で
しかない。ポップスに向かったとしても結果は同じだろう。
たとえその方向でどんなに努力しても純粋なクラシックやポップスの足元に及ぶことさえ
まずないだろう。
俺が否定している価値観(?)はただ一つ、受け手の本能に訴えかけて興奮させる純粋な
指のアクロバットやただ単に煽動的な演奏だけだよ。
俺がヴィルトゥオーゾっていったのはもっとアカデミックに言うとこういう演奏家達だよ。
俺はサラはここでの話を聞いてこっち系かなと思ってたんだよ。
「自発的に曲を再構成する能力」のことを問題にしているんじゃない。
まあ俺は聞いてないし、ここまでよく考えてるあんたがそういうのならそうだろう。
勝手な推測したことについては悪かった。
>>182
追加
ヴァイオリンという楽器のレパートリーが限られているならそれはヴァイオリンという
楽器の限界だろう。
上でも言ったが他のジャンルに向かったからといってろくな物は出来ないし
それは歴史的にも残らんだろうしその価値もないだろう。
長っ。つーか、結局聞いてないんだったら、ぐだぐだ書くのやめれば >221
あとホロヴィッツの良さは別にヴィルトーゾの要素ばっかでもないんで。
224 :
182 毎度長くてご免:03/05/27 01:50 ID:JdGf7qXE
>>221 色々興味深く読みました。
この4人をひとまとめにしたのは彼らがヨーロッパでも独墺文化に属しているから。
無論、フランス、ロシア、チェコいろんな文化と民族からいろんな作曲家が
いろんな要素を持ち込んでいます。いわゆるクラシック音楽が多様な様式、
可能性をもちえたのはそれ故だと思う。だから誰が頂点か、といった議論
は僕にはさほど興味がもてないんです。
精神性はスタイルの理解と消化といいましたが、スタイルとは作品の潜在性の
拡がりのことです。だからそこには、ノーブルさ、厳格さだけでなくて、怒り、
不安、扇情性、エロティックさ、絶望なんて言葉で言い表せるものも
全部含み得ると思います。つまり一般に「精神的」と思えない要素も。
単純にアクロバティックな
ものがつまらないというのは同意見ですが、それはそんないろんな要素を拒否して
しまって、ごくありふれたものしか表現できていないからだと思います。
僕がサラにヴィルトゥオーゾという言葉を使ったのは、単に名技だけでなくて、
他の人が出来ぬ表現を体現している、という意味です。
カルメン幻想曲なんてかなり、扇情的な表現をしてますよ。
だから誤解されるのでしょうが。
確かにヴァイオリンで表現する必要のないものを表現しても、いいものはでない。
でもヴァイオリンのもつ潜在性を活かす楽曲ができるなら、ポップス系でも
いいものが生まれると思いますよ。
225 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 01:51 ID:19KmxXMU
>>223
すいません。
ただサラは議論の発端ではありますが問題の本質ではありません。
>>182
精神性って俺たちが感じてるのは怒りや絶望や悲愴感なんかをノーブルさや
厳格さで抑制したものだと思う。
それらを組み合わせたりしていわゆる精神性って物になるんだと思う。
ただ単に厳格な物ってのは出来ないんじゃないかな?
お互いの意見も一致してきたことだしこの話はこの辺で打ち切ろうよ。
まわりも迷惑しているみたいだし。
とても有益な議論だったよ。
227 :
182:03/05/27 22:11 ID:aD1FrxPp
一致したかどーかははなはだ疑問ではありますが・・・。
悲しくて、うぉーと叫んでも表現できないもの、
色気を出したくで、めかしこんだり裸になっても表現できないもの、
そういうのを他人を共感させるありかたで具現したのが様式
だと思うのね。(女優のいろんな演技が、映画の中で昇華されうるように)
だからバーンスタインのように情念が溢れるのも、
バックハウスのような厳格さもそれぞれが様式感だし
精神性だと思う。もちろん楽曲との相性てのがあって、
ホロヴィッツのベートーヴェンにはつまらないのが
あっても、ショパンでは感動的になったりするわけで。
フーベルマンとか、ティボーとか、クライスラーとかシゲティとか、
過去の演奏を聴くと、今ではあまり聴けない様式感があって面白いですね。
>>182
いや、俺はそれらを全然否定してないよ。
怒り、絶望、悲愴感ってのは飽くまで代表的なのを挙げただけでそれらの
物も当然含ませたつもりですから。
そうですね。面白いですね。
ティボーやシゲティのモーツァルトなんか一般的なイメージとは全然違うのにすごく
いいよね。
このころのモーツァルトはいろんな演奏があったね。
貴族的で気取ったところのあるティボー、悲壮なぐらいに厳格で形式に忠実なシゲティ、
情熱的なカザルス、さわやかで甘いサモンズ、そして哀愁があって深い呼吸で大きく歌わ
せたハミルトン・ハーティなんか。ハーティのモーツァルトって凄い好きだな。
しばらくたってブルーノ・ワルターの影響だと思うけどこういう演奏はみんな排除されて
いったね。
229 :
山崎渉:03/05/28 12:20 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
バッハは演奏家の試金石だよ。バッハは絶えず音楽がどう心に
映っているか問う。上手く弾いてくれといってるんじゃない。
人にどうみられたいかときいてるんじゃない。ただどう感じているかを
おしえてくれと言っている。
しかしその問いにすら気が付かない演奏家が絶望的なほど多い。
ハチャトゥリアンのコンチェルトでお勧めはありますか。
コーガンで聴いていますが今一このきょくの魅力がわかりません。
ちんどんやっぽく感じるんですけど。。。。。
232 :
_:03/05/28 20:20 ID:???
CDではないけど、おすすめ申し上げます。
●読売日響 第46回東京芸術劇場マチネーシリーズ<ハチャトゥリアン生誕100年記念>●
2003/06/22(日) 東京芸術劇場 14:00
指/アレクサンドル・ラザレフ 独/川久保賜紀vn
曲/ハチャトゥリアン:バレエ「スパルタクス」組曲より,ヴァイオリン協奏曲/ラフマニノフ:交響的舞曲
料/\7000〜5000 G\2000
それにしても西端100年というと親近感を持つね。亡き我が祖父より後に生まれてる。
234 :
名無しの笛の踊り:03/05/28 20:43 ID:TJ1KQH0C
>231さん
オイストラフ盤などいかがでしょうか?
>>231 この曲を好きになるには、1楽章の始めの部分を
ポコチンたった〜、ポコチンたった〜、ポコチンたった〜、ポコチンたった〜、
や〜っとたった〜よかったね〜
一人でたった〜ありがとう〜
と覚えましょう。
236 :
234:03/05/28 22:11 ID:t88tchrX
もしかして、231殿はこの曲が好きではないのでは?
20年程前の工房の頃この曲を気に入っていて1楽章と2楽章までは何とか弾けるように
なりましたが、今聴いてみると、なにがいいのかわかりません。
ハチャねぇ‥。
やっぱオイストラフやコーガンがいいと思うぞ。
若手の録音はあまり知らないなぁ。
238 :
182:03/05/28 22:48 ID:Z/mByR6g
>>228 すごく詳しいですね。ハーティというひとは初めて知りました。
いろいろ聴きたいけど、何しろお金がね・・・。
シゲティのようなタイプならかえってモーツァルトの隠れていた魅力が、
解るんじゃないかな。イメージに縛られると、聞き逃していることが多いので。
ティボーのモーツァルトには衝撃を受けました。
最近の演奏家の悪口をいうのもじじくさくていやだけど、価値観というのが
均一化されている気がしますね。「立派な演奏」は多いんだけど。かといって
やたら実験するのもどうかとは思うけど、ピアノや指揮者と比べるとまだ
個性的なひとは少ないんだよね。最近のひとで、めぼしいひとはいますか?
239 :
234:03/05/28 22:56 ID:W8yC3UK6
10年以上ブランクをあけた後でまたヴァイオリンを聞くようになったのですが、
ハイフェッツって昔より人気が出てませんか?
昔に比べて随分レコード屋で見かけるような。
そうかもねー。
239さんは好きなの?
ハイフェッツ。
中古だけど、ハイフェッツのコンプリートBOX入手しまつた。
第1巻のデビュー17才なんだよね? 渋い、枯れすぎ
242 :
234:03/05/28 23:34 ID:sA/j1hME
>240
実はあまり聞いたことがないんですよ。
ヴァイオリンを習っていた先生があまり好きではなかったようで、
シゲティやシェリングの演奏を薦められました。
ただここに書いてらっしゃる方の書き込みを見て、
悪くはないかなあと思った次第です。
>>238
あ、いや、ハーティは指揮者です。
シゲティのブラコンの演奏で指揮してた人です。ヘンデルの確か水上の音楽の編曲
で有名です。
サモンズ、ターティスと録音したモツの協奏交響曲の録音が残ってて(ビダルフ)
これが素晴らしいです。
最近の人は全然知らないんです。
サラも聞いたこと無いくらいでして。興味はあるんですけどやはりお金が...
私の知識は古い方に思い切り偏ってるんです。クレーメルやチョンや諏訪内さん
なんかが最近にはいるのなら少しは知ってるんですが。
知ってると思いますが前にテレビで見たヴェンゲーロフは凄いと思いましたねぇ。
クロイツェルなんか買おうかなとも思うんですが、近くに好きな演奏家のCDがあ
るとついついそっちに手が伸びてしまいます。
>>242
ラロやシベリウスなんかいいと思いますよ。
聞かれてみてはいかがでしょう。
私はなぜか彼のモーツァルトが大好きです。
それにしても楽器が弾けるのはうらやましいですね。
246 :
138:03/05/29 11:11 ID:???
サモンズとターティス...、やたらと濃いパッサカリアが好きかも〜。243さんは
濃いのが好きそう(笑)。ちなみに、フバイの演奏って残ってるんですか?
>>246
パッサカリアいいですよね。
フバイは自作とヘンデルの小品、バッハのアリアが残ってます。
バッハのアリアは超個性的で、一番好きかも知れないです。
濃い霧に包まれたかのような幽玄な演奏でまるでこの世の物じゃないかのようです。
煽動的な要素はゼロで、こんなに端正に歌わせた人は今でもいないくらいですが、
強力な知性に抑制されてはいるのですが当時のハンガリー人に多く見られた強い気迫が芯にあります。
ビダルフからフレッシュとのカップリングで出てますよ。LAB045
ミルシテインお好きなんですね。私は彼ではバッハ無伴奏、フィストラーリとのブラームス
グラズノフ、バルサムとのベトのソナタ、M&Aのライブ集が好きですね。
ドヴォルザークは私的にははあんまり好みじゃないですね。
すいません。
ベトのソナタってのはクロイツェルです。
5、8、9番があってどれもいいですこれが一番好きです。
カミラ・ヴィックス
ヴィエニャフスキー ヴァイオリン協奏曲第2番
ストコフスキー指揮 ハリウッドボール管
1948年ライヴ
250 :
ジョヴァンニ.バッティスタ:03/05/29 18:47 ID:XhoXyK7a
ヴィオッテイV.CON 22 このスレでは無視されているようですが、素晴らしい曲ですよ。
僕の知っているのは、グリュミオー、ともう一つはペーター.リバールのです、
リバールの方はLP初期の録音のせいかちょっと金属的な音ですが、他に無かった
ので。この曲が好きな方ご意見をお聞かせ下さい。又他の演奏者のがあれば教えて下さい。
>>250 リバールのLPはCDに復刻されていますか?捜しているんですけど。
国内盤で「ウェストミンスターのアーティストたち」という企画物のCDで
第3楽章だけ収録されていますが、全曲聴きたいんですが・・・。
やっぱり第一楽章と第二楽章が美しい曲なので・・・。
ハイペリオンから出ているウォルフィッシュ盤結構良かったです。
ピリオド楽器の演奏なので、音に好き嫌いはあると思いますが。
他のCDではボベスコ、パールマン、アッカルドが有名どころと思いますが
私は未聴です。グリュミオーのは持っています。
>>247 >フバイ演奏のバッハのアリア
おお!同志ハケーン!
全てが自然で心に溶け込んでくるかのような…。
このCDにヴァイオリンを伴なった歌曲が入ってますが
これは他に誰か録音してないですかね?
こういう編成で何かお薦めないですかね?
何か教えて君で申し訳ないです。
>>251 CD復刻されました。10年くらい前購入。Westminster 32xk-14
曲目:タルティーニDm協、ナルディーニEm協、ヴィオッティAm協。
ナルディーニも美しい曲。
ヴィオッティはブラームスのお気に入りの曲で
しょっちゅうヨアヒムと一緒に合わせてたんだよね。
255 :
253:03/05/29 21:34 ID:???
253の続き 和文ライナーノートが興味深いので、紹介させてください。(ヴィオッティAm協について)
西条卓夫「私は、これを処女聴したとき、今一度聴くために、聴かねばよかった!云々」
自分には、上の感慨は、ナルディーニ曲(ちょこっとペルゴレージ風)に想うのです。
(ヴィオッティ、好きですが、Vn中級の発表会で時折演奏されるので、自分には新鮮味がないせい)
256 :
名無しの笛の踊り:03/05/29 23:30 ID:ejTVo5gj
ペッテション:ヴァイオリン協奏曲第2番
名曲かどうかは評価が割れると思うが、怪作なのは間違いないだろう
イダ・ヘンデル(vn) ブロムシュテット指揮 スウェーデン放響
CAPRICE CAP-21359
>>252
おお、同志だ。自信がなかったもので心強い。
その曲の他の演奏は見かけたこと無いですね。
仮にあったとしても名演とまでは期待するのは難しいのではないでしょうか?
こういう編成でお薦めってのは歌手とヴァイオリニストの共演と言うことでしょうか?
でしたら、マコーマック/クライスラー、カルーソ/エルマンなんかいいですよ。
あと、メルバ/クーベリックなんてのも興味深いですね。
258 :
138:03/05/30 01:30 ID:???
>>247 レスありがとうございます。フバイ、注文します。昔そういえば、ビダルフのCDで、入荷まで
1年待たされたこともあったり(笑)。フバイについては、シゲティよりフバイのほうが
上じゃなかろうか、みたいなことを最近私の先生が言ってて、興味を持ちました。
ミルシテインは最近凄くはまっていて。なんというか、精神性とかそういう要素とは
無縁な気もしますが(個人的には)、これはこれで痛快、というか、うーん、痛快というと
ちょっと違うんですが、なんというかヴァイオリンを弾くことしか考えていないような
ミルシテインという人そのものにうたれるところがあります。言葉で書くとなんかクサイですけど。
とかいいながら、クロイツェル聞いて涙出たのは実はフーベルマンだったりするんで
すが。ミルシテインは、また違う良さ、かなあ。247さんほど聞いてないんで、なんか
的ハズレかもしれないですが。
ドヴォルザークでお好きなのは何ですか? 買ってみます。
>>258
ビダルフは時間かかりますよね。私は1年は無いですが。(笑)
ドヴォルザークはプシホダ(DG)がいいですよ。ケンペン/ベルリン国立歌劇場管弦楽団
との録音です。ただ録音時に問題があったらしくデュナーミクの調整が悪いです。
他でははマルツィとパイネマンですかね。
ミルシテインの魅力ですか。何でしょうね。透明感のある繊細な音が現れては消えていくと言ったところ
でしょうか。形式も凄く透明で立体的すよね。こういう要素ってモーツァルトの演奏で独特の魅力を放っ
てる様な気がします。ただ時々きちっと弾き込むべき所を通り過ぎてしまったりしますよね。
ベトコンなんか納得のいく演奏は出来なかったと思います。
この曲は隅々まできちっと弾きこむべきだし、形式の透明さではなく緊密さを要求すると思うので。
260 :
138:03/05/30 08:58 ID:???
>>259 おはようございます。情報サンクスです。ミルシテインのモーツァルトは確かに
非常にいいと思います。ドヴォルザーク、どっちか買ってみます。では〜
261 :
182:03/05/30 16:16 ID:2Ca2lsot
>>243 ヴェンゲーロフのクロイツェルは持ってます。
1000円くらいだったかな。安かった。少し前の演奏なのですが。
でも関心はしなかったな、あまり。ヴェンゲーロフって今一つ好きになれないん
だ。どこか優等生的というか。方向性がみえないというか。
今ならもっといい演奏をしてるかもしれませんが。
クロイツェルは、クレーメルあたりで聴くこと
が多いんだけど。
あまり好きな奏者じゃないけど、パールマンの演奏の方がまだましだったような
気がする。(べつの意味で、古!)
でもなんといっても、フーベルマンのクロイツェルはびっくりしましたね。
262 :
250:03/05/30 16:18 ID:vteI5yGK
ヴェンゲーロフのクロイツェル好きだけどなぁ。
っていうかヴェンゲーロフは何を聴いてもいいと思う。
すごい。
早く来ないかなぁ。
石川静さんて何かCD出されてますか。
>>261、263
うーむ。
意見が割れてますね。でも千円だっらら買ってみてもいいかな〜。
何聞いてもいいってのは多分263さんがヴェンゲーロフに魅せられてるんだと思いますね。
曲との一致とかって言うか彼の演奏に。
ハイフェッツ好きな人がどの曲でもハイフェッツがいいっていう言う様に。
私も好きな演奏家の演奏だとそういう風に楽しんだりします。
でもヴェンゲーロフファンでない私にはそうは行かないと思います。
266 :
age:03/05/31 14:45 ID:Z+SsjtyZ
クーレンカンプが好き。
漏れも好き
269 :
女性にお勧め:03/05/31 15:13 ID:ks9pvRlj
270 :
直リン:03/05/31 15:21 ID:uzh34ZQ4
ここまでなんで登場しないの?
ヒラリーハーンが大好き!
ベトコンもバッハもショスタコもみんな好き。
ヒラリー・ハーンはあまり好みではないなぁ。
彼女の録音で好きなのはストラヴィンスキーくらい。
273 :
名無しの笛の踊り :03/05/31 20:23 ID:tEBxlmzq
初めてこのスレ見ました。超亀ですみません。
フーベルマンがネットで正当に評価されたのは、ここが最初かと・・・
ブラームスのVn協。いいですね。
いつも加ROCOCO盤聴いてます。
第2楽章のVnの入り。堪らんですね。
37年/ロジンスキー盤も是非聴いてみたいですね。
あと小品では、シューベルトのアヴェ・マリア。いいですね。
極言すると、シューベルトではこの録音と、
シュワルツコップ/フィッシャーの"An Die Musik"があれば、
他は要らんですね。
ヴォルフシュタールはモーツァルトもいいですね。
クロイツェルといえば
こないだ、テレビでやってた庄司さやかのが
めちゃめちゃ良かった。
結局のところフーベルマンと庄司さやかどっちが上手いの?
pu
277 :
182:03/06/01 01:25 ID:wT/gya3r
>>273 そーですね。オイストラフ、ハイフェッツ、みどり、ヴェンゲーロフ
あたりに人気があつまって終わり、なんてスレが多いなかでは異質かも
しれませんね。 しかもかなり聴いたひとの意見がでてます。
よくあるのが、ハイフェッツがルービンシュタインとすればフーベルマンは
ホロヴィッツだ、なんて意見。それよりはかなりましな意見がでてますよね。
聴いてませんが個人的に興味があるのは、ムターのクロイツェル。だれか
聴いたひとはいませんか?
>>273
ROCOCOからも出てたのは初めて知りました。
44年盤/ロジンスキーの方ですよね。
フーベルマンはシューベルトも素晴らしいですよね。
幻想曲もいいと思うのですがいかがでしょう?
あと、シューベルトのvn曲はロスタルもいいと思うのですが、
みなさんはいかがでしょう?
>>ハイフェッツがルービンシュタインとすればフーベルマンはホロウ゛ィッツ
そんなこと言われてたんですか。それはひどいですね。
4人とも全然別物なのに。。。
>>206 リッチって確かに上手いんだけど、細部がけっこう雑というか、
完成度が低い演奏が多い。その辺が評価が分かれる原因だろうな。
ヴィエニャフスキ「近代的な技法」とエルンストのエチュードの全曲録音は
今のところリッチくらいしか碌なCDがない。で、例によってやっぱり細部
が雑なので、最近の腕自慢の若手にぜひチャレンジして欲しいものだ。
オレが好きなのはクリスティアン・テツラフ。
バルトークの協奏曲と無伴奏ヴァイオリンソナタを
弾かせたら今一番上手いヴァイオリニストだと思う。
バルトークの無伴奏はあんまり弾く人いないね。
あと数年したら庄司さんが弾いてくれそうな曲でもあるが
ヴェンゲーロフ、シャハム、レーピン、エーネス、あたりが録音してくれたらいいのに。
後 03:00 日曜クラシックスペシャル − 活躍する女性ソリスト達 −
(ピアノ)上原 彩子 (バイオリン)川久保賜紀 ((バイオリン)山田 晃子
(バイオリン)諏訪内晶子 (バイオリン)五嶋みどり (ピアノ)児玉 桃
(チェロ)ハンナ・チャン (バイオリン)奥村 愛 (チェンバロ)有橋 淑和
(バイオリン)小杉まりさ (ピアノ)小菅 優 (フルート)高木 綾子
(バイオリン)木嶋 真優 (バイオリン)庄司紗矢香
285 :
273:03/06/01 12:09 ID:r2vVvU92
>>278 大変失礼致しました。
37年/バルビローリ/NYP(ROCOCO)←273言及
44年/ロジンスキー/NYP(BWS?)
でした。
グァルネリでこんな音を出したのは彼が最初で最後でしょうね。
あんなに小さな音でオケを完全に気押してます。まさに妖刀村正。
ファンタジーは、ブッシュとは(唯一の)対極の名演ですね。
自己の内部に深く沈潜し、また神は細部に宿るという解釈ではなく、
時の流れを貫徹する一条の光を希求するような情熱と祈りを感じます。
クロイツェルは、原盤(ブランズヴィック?)の状態が悪いのが残念。
Pfも上手いのに。
ポパーがペンを以って為した仕事を、
フーベルマンはVnを以って為したのだと思う私って、変?
>>273
訂正ありがとうございます。
>>情熱と祈り
私もそうだと思います。苦痛に満ちた救済への祈りと表現した人がいました。
クロイツェルは2種類の録音があって、よく評判になってるのはコロンビアの
録音で共演者はフリードマンで30年録音です。
ビダルフのCDで聞くと音質はとても良好ですよ。
おそらく古い方の録音(ブランズウィック)の事を言われているのかと。。。
シューベルトの幻想曲はロスタルの演奏もとてもいいですよ。
ゆっくりとした暖かみのある少し感傷的な演奏です。
symposiumから出ていて簡単に手にはいると思うのでご存じないのでしたらぜひ聞いてみてください。
山田晃子さんのベトコン、FMでやってます。早熟だナァ。
>>287 素晴らしかったよ、音もつやがあって、音楽もすでに諏訪内より上行ってる。
まだ16,7でしょ、応援しよう。
この曲選んだって、自分のいい所分かってるんだろうね、もちろん先生と決めたんだろうけど。
>>288 確かに素晴らしいね。でも、やや線が細いね。
まあ、逸材なんだから、あまり細かいことは言わずに、
暖かく見守ろう。
っつかよーっ。みどりん分数ヴァイオリンだったのか。感動・・・。
それであんなに褒め称えられて伝説になってしまったんだね。すごすぎる。やっぱりみどりはすごいっ。
たくさんいる十代のヴァイオリニストから、
この番組は、木嶋真優ちゃんを選んだんだね。
マッシモ・クァルタって知ってる人います?Dynamicからパガニーニの協奏曲出してる人なんですけど。
ちょっと!
往年の巨匠と若手とでスレッドわけようよ!
なんか面白くなってきたな
>>293 ん〜〜、混在してていいと思うけどね。
前のbPヴァイオリニスト〜〜のスレもそれでうまくいってたんじゃないかな。
往年の巨匠好きの人の中には、いまのヴァイオリニストを
ほとんど聴かない人も多いらしいんだけど、
たまには若手の名前ぐらい目にしておいた方がいいと思うよ。
その逆も同じ。
297 :
138:03/06/02 02:20 ID:???
バルトークの協奏曲と無伴奏、パウクのCDが安くて良かったでつ(ナクソス)。
>>279 別にリッチファンでもないですが、小品は妙に良かった、というか個人的にツボに
来た、というだけなんですが。
ただ、リッチについて評価がわかれるとしても、演奏の完成度がどう、とかいう
問題ではないと思います。細部の聞こえ方云々については、弾く場所と録音で
全然変わるので、録音だけで判断するのは危険かと。
バッツィーニなんて結構楽しめたけどな。妖精の踊り以外にも結構いい曲があった。
299 :
名無しの笛の踊り:03/06/02 20:29 ID:JCq60ER2
私はヴィオッテイの"イ短調ヴァイオリン協奏曲22"に纏わる個人的な話をしたい。
昨日サーフィンをしてたらこのスレッド当たった。そしてこの曲の話題が出ていて、懐かしい。
もう半世紀ほど前の話 憧れていた
私の従姉はこの曲と"ショウソンの詩曲" シャルル パンゼラの歌う"リラの花咲く頃"が特に好き
だった。私はもう老境に入っているが、リラの花咲く季節になると彼女を偲んでこれらの曲を聴きます。
彼女は若くして肺結核でなくなった。思い出はうつくしい。
300 :
くたびれた中年オヤヂ:03/06/02 22:27 ID:RZRwkMhz
>299さん
ううう。泣ける話です。
>296
同感!
ヴィオッティ聴きたくなった!!
>>293
私もこのままでいいと思います。とても勉強になりますし。
ただドレスがどうとか、あんまりそっちの方の話には傾かないで欲しい。
っていうかこの名前長い間使いすぎましたね。
この名前使うのはこれで最後にします。
クライスラーが一番。
いや、パガニーニだろ
306 :
名無しの笛の踊り:03/06/03 19:30 ID:P9bnUt6h
>>302様 是非お聴きになって下さい。そしてご感想をお聞かせ下さい。299
307 :
302:03/06/03 19:36 ID:???
おすすめはありますか?私の記憶ではボスヘコ、グリュミオーがあったと思います。
あと、私のお気に入りレーベルDynamicから全集が出てたような・・・。
Enescuのソナタ第3番のCDでお薦めを教えて下さい。自作自演を超えるものは
ありますのでしょうか。
カール・フレッシュの演奏がむかしシンポジウム?という会社から出ていたけど、
これは廃盤なのかね?
311 :
138:03/06/04 13:33 ID:???
>>310 シンポジウムのは知らないですけど、オーパス蔵からエネスコとカップリングされた
フレッシュの演奏があります。いいですよ。
>>310
多分まだ出てるはずです。
ベトコンやブラコンのライブ演奏が収録されてます。
しかし前者は音が悪い、後者はその上第1楽章の途中から。
ただこの人の大曲の録音は他にないからヒストリカルファンは買っといて損はないと
思うけど。
ヴィオッティの22番はオイストラフの演奏がいいよ。
LPでよく聴いた。カップリングがプロコフィエフの1番で、これがまた
すごく良かった。多分CDになっているんじゃないかな。
ヴィオッティはクライスラーのライブ(第1楽章欠落)を持ってるが、ムード音楽にしか聞こえなかった。
サロン音楽っていうのかな?
俺にはそう聞こえたが。
>>313 299氏に触発されてここ数日グリュミオー盤聴いてたんだが、このビクター
の国内盤CDがあった。プロコの棚にあったので今まで気付かなかったが。
他のレーベルで再CD化されてるかもしれない。
今まではプロコの方ばかり聴いていて、ヴィオッティの方は実に久々だった
けれど、確かにこれもいいなあ。録音状態があまりよくないけれど。
ヴィオッティはオケの方も充実した響きでいいね。
たぶん校訂者の手が入っているんだろうけど。
モツと同世代とは思えないほどロマンティック。
逆にクールで凛々しい演奏も聴いてみたい。
ヴァイオリンのクラシックの曲でかなり難易度の高い曲って何?
夏の名残のばら?
いろいろあると思うが、一般的にはチャイコでは?
320 :
360:03/06/05 20:48 ID:???
魔王のなんとか
325 :
名無しの笛の踊り:03/06/05 21:03 ID:s5QceYvu
>>317 パガニーニのニ長調 第3楽章など サーカスみたいな感じ
落ち込んでるときに聞く事がある。
基本的に無伴奏は難しいよね
ツィガーヌは ?
328 :
234:03/06/05 21:43 ID:/kZUoYIk
パガニーニのように作曲者本人がバイオリニストの曲は
難しい事は確かですが、楽器に対する無理がないので
何とかなりそうな感じだったと思います。
チャイコフスキーは弾いてみた事はないですが、
練習していた先輩の話によると、楽器に無茶な要求を
するので難しいと言っておりました。
聞いて簡単そうでも楽譜を見ると妙に弾きにくいのもあって
なかなか奥が深かったです。
プロコフィエフのヴァイオリンソナタの2番はそういう感じでした。
楽譜を見た瞬間にこれは無理だと感じたのはシェーンベルクの
ファンタジーでした。現代曲でしかも無調の場合、音が自然に流れていかないので
本当に難しいです。
趣味でやっていた人間が言っている事なのであまりあてにならないかもしれません。
とりあえず何とか様になるというレベルの話です。
329 :
名無しの笛の踊り:03/06/06 00:09 ID:lPqpCFXx
イザイの無伴奏ですごい激しいのってない?
特にバラードで。
330 :
138:03/06/06 01:36 ID:???
>>328 シェーンベルクの
メニューインが凄い顔して弾いてた
グールドとの演奏ね。アレはグールドが必死でフォローしてるのに
メニューインが「オレはやっぱ嫌いだな」とか言いつつも、なにげに
いい演奏なのが笑えた。
332 :
名無しの笛の踊り:03/06/07 01:14 ID:+s7+t4hY
メンコン欲しいんだけど、誰のがいい?
>>328 パガニーニは難しいね。
尼で、パガニーニのコンチェルトの三度の高速パッセージや二重フラジオレットを
ちゃんと弾ける香具師なんて見たことがない。
334 :
138:03/06/07 23:26 ID:???
>>331 そうです。あれを暗譜してるグールドもかなり変だと思われ(^^
>>332 最近聞いたものでは、チェリが伴奏してる、だれかわからんソリストの演奏。
伴奏が良かった。ソリストはオマケ。
バスク奇想曲はムズイ
>>336 弾いたことないんだけど
特にどこがむずい?
やっぱ最後とか?
ハルトマン:ヴァイオリン協奏曲「葬送」
↑この曲ってどうどす?気になるけど。。。
>>339 名前の通りくらーい曲です。
ショスタコとかペッテションあたりが好きな人ならはまるでしょう。
分かりにくい曲ではありませんので、挑戦してみては?
ちなみに私が持っているのはスピヴァコフ盤。
演奏は水準以上で満足しているけど、
もっと良い(暗い)演奏が探せばありそう。
あの、デ・ヴィートのブラームス/ヴァイオリン・ソナタ、
EMIとTESTAMENTから出てる様ですが、これはやっぱりTESTAMENTの方が
良いのでしょうか?
もしよかったら、この曲でオススメありましたら、お願いします。
俺も知りたいNa−.
>>341
全曲
シェリング/ルービンシュタイン(RCA)
シュナイダーハン/ゼーマン(DG)
クーレンカンプ/ショルティ(DECCA)
スポールディング/ドホナーニ(WING)
抜粋
ブッシュ/ゼルキン1,2番(EMI、他)
ザイデル、1,2番(BIDDLPH)
フーベルマン、1番(ARBITER)
シゲティ/ペトリ、3番(BIDDLPH、EMI、他)
オイストラフ/リヒテル 2,3番(メロディア)
俺がいいなと思ったのはこんなモンです。
自分の趣味に合いそうなのを選んでくださいな。
最初に聞くとしたらシェリング/ルービンシュタインなんかいいと思います。
ただこの演奏はルービンシュタインコレクション(輸入盤)、シゲティ/ぺトリ
はBIDDLPH盤で聴くことをお薦めします。
すごすぎるよ・・・
>>343 たくさんサンクスです! デ・ヴィートはダメでしたか。。。
(特にこだわりはナイのですけど、良さそうかな、と)
シェリング/ルビシュタは輸入盤の方が良いのですね。細かくサンクスです。
3曲とも買うつもりだったので、今度探してみます。感謝!
スークとカッチェンとかシュナイダーハンとゼーマンの盤はダメなのか?
347 :
名無しの笛の踊り:03/06/10 00:54 ID:lBofH9Le
>>343 だいたいそんなとこかな。
漏れはカガンとリヒテルのがすきだけどね。(1&2)
348 :
349:03/06/10 01:00 ID:???
あ、シュナイダーハンは書いてたね。スマソ。
349 :
名無しの笛の踊り:03/06/10 01:01 ID:M2y06Hq1
今年の年末にストラディバリが7本集められて
コンサートが行われるらしいんですが、
詳細ってどこかでみれますか?
しかも番号違う。鬱。
お茶のCMのバッハ無伴奏、誰の演奏かな
>>345
いや、だめじゃないです。
すいません。
デ・ヴィート以外のお薦めかと思って省いてしまいました。
素晴らしいと思います。
シェリング/ルービンシュタインは輸入盤でもルービンシュタインコレクション41っていう
黒い本型の奴ね。ちなみにベトのソナタ集もこれで聴くといいよ。
>>346、347
スーク/カッチェン、カガン/リヒテルは聴いたこと無い。
今日、ドミトリエフ指揮関西フィルで渡辺玲子さん独奏による
ショスタコーヴィチを聴いてきましたが、あまりのすばらしさに、絶句。
技巧的に完璧に弾けているのは当然ですが、
なにより、その内容の深さに感激しました。
同じ指揮者でサンクトペテルブルク・フィルとも
札幌と東京で同じ曲を演奏するので、ぜひ聴いてください。
心からお勧めすます。
超スレ違いをお許しくださいm(_ _)m
CDからMDに落として、MDディスクにタイトルシールを貼ったんですが、
時間が経つとヴェロヴェロと剥がれて来るんですよ。
今までポータブルCDで聴いてて、MDに落した事無かったんだけすが、
この度CDポータブルが壊れましてMDを買いました。
みなさん、CDタイトルとか曲名(演奏年や演奏者)など細かい分類って
どのようにあの小さいMDに書いてます?
>>354 地味だけど技巧的にも音楽的にも素晴らしいね
レオニダス・カヴァコス
FM来週の日曜日の午後にバルトーク2番が聴けます。
>>355 MDにデジタルでタイトル入れられるでしょ?
MD自体にラベル貼るとペロンと取れてしまうから貼っても無駄。
>>353 あ、そうでしたか。わざわざありがとうございます。
では、デ・ヴィートも含めてオススメして下さった中から、
選んでみようと思います。盤まで指定してくださって感謝です。
以前ハチャトゥリアンのコンチェルトのことでカキコした者です。
コーガンのほか、オイストラフやパールマンも聞き、
だいぶなれてきて、この曲自体好きになってきたのですが
行く予定の演奏会、ソリストが川久保賜紀さんの代わりに藤原浜雄さんになってしまいました。
まったく初耳のソリストなのですが、ご存知の方いますか。
どんな演奏されるかたか、またお勧め度はどのくらいか、お願いします。
>>361 え〜〜そうなんですか。川久保さん、どうされたのでしょう、心配ですね。
藤原浜雄さんというのは、つまり、その読響のソロ・コンサートマスター
です。ですから、ある程度知られた人だとはいえます。
しかし、ぼくも、藤原さんが、
リサイタルは時々開いていらっしゃるのは知ってますが(CDもあります)、
コンチェルトを弾く人というイメージはないですね。
もっと詳しい方のご教示を待ちます。
362 :
361:03/06/11 00:23 ID:???
藤原さんはすばらしいヴァイオリニストですよ。
一度有名若手ソリストを聞きに言って、その方よりもオケの中でソロ・パートを
弾いた藤原さんの方がずっとすばらしかったので驚いたことがありました。
絶対お薦めです。
藤原さんは派手さがありませんが、とても良い演奏をする方だと思います。
ソリストはカリスマ性みたいなものがあると、人の目を惹くのでしょうが、
残念ながら藤原さんにはそれがありません。
N響の元コンマスの徳永二男さんと比べると、演奏は断然良いと思いますが、
名前は徳永さんの方が売れてますね。
川久保さんはどうされたのでしょうか・・・。
365 :
名無しの笛の踊り:03/06/11 12:17 ID:XrAEhpLH
>>354 渡辺玲子さんは、現代のヴィルティオーゾです。
川久保は・・・
正直言って、やばい気が・・・
チャイコン優勝者のお披露目コンサートを聴いたんだけど・・・
どうしちゃったんだろう。
リサイタル、ハチャトゥリアン、シベリウス、と一ヶ月間で名実ともに知らしめるチャンスだったのに‥。
空港のカートで腕を挟んだらしいけど、そんなにひどいの?
大ホールで沢山の聴衆の前で弾くなんて望んだって難しいのに、、、もったいない‥。
ブラームスの協奏曲でいいのってある?
372 :
名無しの笛の踊り:03/06/13 23:29 ID:GIkZ3lUN
ブラームス・・。
有名どころじゃなく
知る人ぞ知る名演とかないかな?
ヒラリーハーン好きな人って多いみたいね。
自分はあまり‥
とくにブラームスとかはダメだー
香りがない。
一方、メイヤー、バーバーのコンチェルトには感服した。
おすすめしまつ。
374 :
初心者:03/06/14 01:06 ID:???
最近になってヴァイオリンというものに興味を持つようになりました。
こうクラシック、というかなんというかまだ漠然としております。
もともとバンドとか軽音楽が好きだったのですが、
僕の好きだったバンドが、ヴァイオリンやピアノを交えた曲を出したんですよ
あの、オーケストラ? というのかは分かりませんが、なんかクラシックぽい。
それの、ヴァイオリンのパートが入ってくるところでゾクッときました。
ですが、そっち方面は全くと言っていい程無知なので、過去ログを読んでも
全く分かりませんでした…
そこで、初心者でも聴きやすそうな曲などありましたら教えてください。
>僕の好きだったバンドが、ヴァイオリンやピアノを交えた曲を出したんですよ
詳細キボン
>>374 何の楽器で弾くの?>弾きやすそう
バイオリンでオケをひっぱるコンチェルト系なら
一番優しくてザイツとかヴィヴァルディなどなど。
バイオリンの定番教本にも沢山載ってるよ。
ただ、ここまで弾くのには、バンド経験があって音楽センスがあったとしても
早くて1年くらいは掛かる。
バイオリンの曲を他の楽器で弾くならもっと早いだろうけど。
がんがれ。
13日、京響定期に神尾真由子さん登場、ベートーヴェンを弾きました。
天井にマイクあったし、協奏曲の時は独奏者の前にも立てていたので、
いずれ放送されるのでしょう。
お知らせしときます。
>>372
知る人ぞ知る名演ですか。
私がいいと思うのであまり知られていなさそうなの(話題にのぼらない)は
フーベルマン/バルビローリ/NYP
フーベルマン/ロジンスキー/NYP
ティボー/フルネ/コンセール・パドルー管
ブッシュ/スタインバーグ/オケは今思い出せない。
モリーニ/ワルター/NYP
ジンバリスト/クーセヴィッキー/ボストン響
スポールディング/ロイブナー/オーストリア交響楽団?
パイネマン/macal/バンベルグ響
後スターンのビーチャムとの古い録音もあまり知られてないのかな?
前々から思ってたのですがブラコンはあまり知られていない名演がとても
多いような気がします。
ブッシュは29年に第3楽章だけ録音しててこれは上に挙げた同じブッシュの演奏とは
比べ物にならないくらい凄いです。
>>377 貴方の感想きぼんぬ。
神尾さんはここ数年ずっと聞き続け注目している逸材だけど
ベートーヴェンのコンチェルトは未聴なんで興味あります。
ブラームスなら
ヌヴー/シュミット=イッセルシュテット/北西ドイツ放送交響楽団
ミルシュティン/ヨッフム/ウィーンフィル
あたりかな
ムローヴァ、ヴェンゲーロフ、が好きでつ
楽器板のヴァイオリンスレより
198 :ドレミファ名無シド :03/06/13 19:06 ID:???
20日のガラコンサート、神尾真由子が出るけど行く人いる?
199 :ドレミファ名無シド :03/06/13 19:08 ID:???
正直言って29日のmidoriより、神尾の方が楽しみだったりする。
エルマンって人気無いのかな・・・名演とはちょっと違うけど。
神尾はまだ若いし今後楽しみなホープだな。
みどりは既に全盛期を過ぎてるけど、今の演奏は聴いてて安心出来る。
期待を裏切らないって言うか、意思の強さも伺えたりして、
バイオリニストじゃなくても人間的に好きでキープ。
エルマンはユーモレスク聴いたけど、音が暖かくて好き。
スケルツォタランテラの演奏(CD)を聴いて
シェリングとミルシテインの演奏が似てる気がするけど
皆さんはどう思いますか?
聴いてるオーディオが悪いのかも知れないけど
金属音っぽい感じがした。
みどりのメンコン&ブルッフ来週発売だね
楽しみだ
>>384 >シェリングとミルシテインの演奏が似てる気がするけど
この手の楽曲は技術を極めてしまうと、似てしまうんじゃないかなぁ。
弓を飛ばすだけってわけじゃないけど。
作曲者の意図を〜とか感情移入を〜ってする必要がないから。
剣の舞 や くまん蜂の飛行 も同じ様に聴こえる曲だと思う。
387 :
初心者:03/06/14 22:49 ID:???
>>375 そんなものはとても恥ずかしくて言えませんw
>>367 レスどうも有難う御座います
あと、弾きやすそう ではなく
初心者の自分でも聴きやすそうなクラシック音楽を
教えて欲しかったのですw
もし楽器を持てるようになりましたら参考にさせていただきます
>>372 AURAから出ているオイストラフもお勧め
俺的にはオイストラフの演奏としては一番だと思ってる
389 :
名無しの笛の踊り:03/06/14 23:23 ID:oOPrR6Hr
初心者の人でも聴きやすそうな曲でしたら
メンデルスゾーンやチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は
どうでしょうか?
どちらとも、どこかで聞いたことのあるような曲です
とりあえず図書館で借りるのが良いかと
>>387 あれ。ホントだ。ちゃんと読んだら「聴きやすそう」って書いてある(w
おいら的には、無伴奏パルティータの中から"シャコンヌ"
文字通り無伴奏だからヴァイオリンだけの音をジックリ聴けて
尚且つ、すんばらしいメロディー。
おいらこの曲を始めて聴いたのが小学校2年の時だったけど
その感動は今でも忘れられないよ。因みにメニュインの演奏だった。
コンチェルトだと
>>389が書いてくれてる"チャイコン"の1楽章はやっぱりお薦め。
派手なテーマでワビサビがしっかりついてて聴きやすいと思う。
そして出来ればクラシック鑑賞の醍醐味でもある
同曲異演の楽しさを知って欲しいね。
チャイコンは第3楽章もいいぞ。
メンコンはご存知“ヨード卵 光 ”
小さい頃に見たCMだけど、インパクト強すぎw
東八郎か谷啓のどちらかが出ていた気がするんだけど・・・見当ちがい?
>>393 そうです!
小さい頃、おでこに貼って遊んでましたw
え?どっちですか?東or谷??
おぃ、クラシックにあまりなれていない人に
5分以上する曲を薦めてはイカン。
まずは手軽に、ヴァイオリンの小品を集めたものを聞いてはいかがかな。
そーゆーのには有名で聞き易いのも多いから。
あ、書き忘れました。
東八郎さんの方です。
Take2の田中美佐子のだんな様じゃない方の、お父さん。
インパクト強すぎて、顔まで覚えてます。
尤も、あのCM以外での記憶はないのですが。。
ありゃ?
流れ的にヴァイオリン協奏曲かと思ってたけど、何でも良いの?
だったら、ツィゴイネルワイゼン。 5分以上だけど。
中国の太鼓
チョン・キョンファの演奏で。
>>399 いえいえ。
あのCM、また見たいなぁ。
私は小学生でした。
当時学校で行った芸術鑑賞会で偶然メンコンをやったんですよ。(確か漆原啓子さん)
熱演でしたけど、生徒たちは冒頭でかなりウケてました。
思い出しました。
おやすみなさい♪
>>403 あのCM、懐かしいですよね。僕も小学生の頃。
その思い出、よく分かります!
でもよくソリストまで覚えてらっしゃいますね。。すごい。 そしてウラヤマ。
クラシクに目覚めるまで、この曲いいよ、って薦められるたびに、
「ヨード卵 光 じゃないかー!」 と訳わかんないこと口走ってたDQNな自分。
あぁ、はずかし・・
おやすみなさいませー
>>379 スレ、進んでますが、お尋ねなので、神尾さんのベートーヴェンの感想、申しあげます。
でも、自信ないなあ。
数か月前、泉のごとくに、といいたいぐらい、こんこんと次々に思いがわきあがってきて、
またそれがぜんぶ完璧に音になってゆくようなすばらしいチャイコフスキーの演奏を聴いて
驚いたのですが、それに比べたら、ちょと、いまいちかな、と感じてしまったんですよ。
しかし、曲の性格を考えれば、こういう感想、見当はずれかなという気もして。
客席はたいへんな喝采でした。ものすごい激しさで拍手をしている人
(床をバンバンと踏み鳴らすような音も聞こえてきて、その出所はどうも
この人のようでした)がいるので、何者かと見ると、井上道義氏でした。
ともかく、放送されたら、ご自分でお確かめください。
406 :
初心者:03/06/15 09:00 ID:???
407 :
406:03/06/15 09:02 ID:???
>>405 ありがとうございます。
私はもチャイコは聴いたことがあり、
溢れんばかりの生命力に圧倒された記憶があります。
ベートーヴェンというとあまり派手さがない分若い彼女には難しい面もあるかな、
と思いますが、彼女のことですから力強い演奏であることは想像できます。
私もぜひ実演に接してみたいものです。
409 :
名無しの笛の踊り:03/06/15 20:37 ID:OEDuLC/t
ヴァイオリンの曲で2楽章と言ったらなんの曲になりますか
有名な曲で早くて短調。
ヴィヴァルディの四季(秋&夏)←短調だっけ?
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(メンデルスゾーン)
バッハのコンチェルト1番の2楽章(BWV1041だったか?)
パガニーニの1番の2楽章
短調で早くて…って所にマッチしないな、全然。スマソ。
今晩のNHK―FM「ベスト・オブ・クラシック」は、
堀米ゆず子&児玉桃のモーツァルト・ソナタ集ですぞ。
413 :
名無しの笛の踊り:03/06/16 08:50 ID:Km3GOg1T
410
ありがとう、
411
私日本人じゃないのだ
バルトークの2番、皆さんだったらどのCDがおすすめですか?
いろんな人が録音してるし、折があれば聴いてるのですが、
今一つピンとこないというか…
バルトークはオケコンやPf3番もそうですが、意外とよい録音に
恵まれてないような気がします。
415 :
414:03/06/16 10:10 ID:???
↑ あ、2番って協奏曲のです。
バルトークの一番もはずせないね。
でも二楽章構成がしっくり来ない
>>414 ヘッツェルのがよかったけど、どの盤だったか記憶がない。
>>414
ジェルトレルのが凄く良かったけど、CDが出てるかどうか。
ジェルトレルってのはバルトークの演奏で有名だよ。
ベルクのコンチェルトも1番いい。
419 :
名無しの笛の踊り:03/06/16 22:45 ID:7Jb5/h4Y
>>385 メンコン、石丸で試聴聞いた。とてもとても良い。
買う。
420 :
385:03/06/16 22:47 ID:???
おぉ!それはお早い!
わしも明後日買うぞ☆
メンコンは思い切りスタンダードだけど(ヨード卵光でもあるw)
究極の一枚ってないんですわ。
ブルッフもたぶんいいと思う。
あんがとさん
421 :
名無しの笛の踊り:03/06/16 23:18 ID:7Jb5/h4Y
>>385 メンコンは嫁さんが好きなので家にいろいろCDあるが
その中でもトップクラス。我が家の愛聴盤になりそう。
ただし彼女の節回し、好き嫌いが出るかも。
バルトークの協奏曲もみどりさんのにしちゃったらいかがかな。
1番、2番と2曲とも入ってるし。
423 :
名無しの笛の踊り:03/06/17 14:59 ID:3yhp5/RF
バイオリン最初の1枚なら、
今も昔もハイフェッツのRCAツィゴイネルワイゼン入り小品集だと思うのだが。
オケの音古いけど、出だしの音でノックアウトされない人は
今後の人生バイオリンとは縁の薄い人だと言い切ってしまう昨今の俺。
>>432 ツィゴイネルワイゼンならおいらは絶対パールマン。
それ以外は聴く気にならんってほど。よく唄ってる。
唄わせすぎて前半で涙が出るよ。
ハイフェッツも凄いと思うけど、どうも技術に走ってしまってる気がする。
>>421 待ちきれず質問。
すごく独特なメンコンですか?
みどりの演奏は
時々流れが悪かったり音量が足りなかったり極端な節回し(楽譜にそう書いてあるっけ?みたいな)を
することがあって心配。
それともオーソドクスながらも深ーく読み込み細かく歌った幹事?
426 :
名無しの笛の踊り:03/06/17 23:06 ID:nCMBfFwb
>>425 ものすごく独特なメンコンではないと思うが、節回しは
やはりみどり節はみどり節。音の扱いはとても細やかながら
厚みがある。一段の成長を感じた。
427 :
414:03/06/17 23:20 ID:???
>417
ヘッツェルがバルトーク?意外だったのですが、
ググってみるとウィーンでの初ソロがバルトーク
だったり、聞く価値大いにありそうですね。
バックがマゼ−ルのものと、A・フィッシャーのもの、
2つでてるみたいだけどどちらがおすすめですか?
(両方聴いてみるつもりですが)
>418
アンチェルのゴールドエディションででてるものですね。
興味あり!です。ナヴァラやりヒテルとちがい、見覚えのない
名前だったので後回しにしてたのですが、著名なバルトーク
弾きだったのですね!
>422
みどりさんのは昔聞いたことあります。ものすごくうまいのだけれど
バルトークってこんなにわかりやすくっていいのかな?って
いうのがいろいろ聞き出したきっかけなのです。
皆様、レスありがとうございます。参考にします。
結局全部買うような気がしますが…
11人のプレーヤが弾いたチゴイナーワイゼンだけのCDがある。東芝EMI TOCE-8391。
サラサーテ、ロゼー、クーベリック、エルマン、メルケル、プシュホダ、ハイフェッツ、フランチェスカッティ、スピワコフスキー、リッチ、エルリ。
すべて名演。
サラサーテのは、テンポ堅実、ポルタメント清潔、ビブラート控えめ(遅い!)。悪くいうと学校的。意外。
聴く前に、サラサーテに想像していた世紀末のドロドロ感は、アンリ・メルケルの。もうベトベトっす。
一番ジプシー的だな、と思ったのはプシュホダ。ピアニスト、ふつうの伴奏とちがうぞ。即興?
おもしろいアゲ
>>418
ツィゴイネルワイゼンは私プシホダのが一番いいと思います。
428さんが言うみたいにジプシー的で音楽的にも一番いいと思うし、技術面でも
ハイフェッツと場所によって一長一短だし。
>>418
CD出てたんだ。今度買お〜っと。
>>出だしの音でノックアウトされない人は今後の人生バイオリンとは縁の薄い人
言ってくれるジャン。
俺はバイオリン大好きだけどハイフェッツの甘ったるい音よりシゲティの暖かくて
歯切れのいい音の方がずっと好きだぞ。
自分もバヨリン弾くけどハイフェッツの演奏は昔からあまり好きじゃない。
チャイコンやサパテアードなんて早いだけで音が軽くて何がいいかわからない。
でもカリスマ性があるってことは自分にもわかった。
ハイフェッツって、甘ったるいでつか?
厳しい、とは言いませんけど。
ちょっと意外な意見で反応してしまいました。
>>432
俺は曲によってはいいんですけどね。
ラロとかシベリウスの古いのとか。後フランスの小品なんかもいい。
でもラロにしろフランスの小品にしろ、全部ティボーが上を行く。
シベリウスもパイネマンやギトリスやらのがいいかも。
俺的にはハイフェッツっていつも他の演奏家の陰に隠れる。
パールマン&プレヴィンのブルッフとメンコン最高。どちらも3楽章は圧巻。
デュメイ&ピリスのフランクソナタ、ピリスうますぎて怖い。
>>433
あの音色甘ったるくない?
それに加えてあのポルタメントにヴィブラート、俺にはとろけたチョコレートみたい。
曲によってはそれが魅力にもなるけれど、たいがいミスマッチ。
特にバッハなんか最悪。
437 :
名無しの笛の踊り:03/06/18 17:44 ID:DsOxEP3D
みどりっていい意味でも悪い意味でも「日本人」なんだよね。
屈折感が足りないというか・・・。テクがあるぶんスターになったが。
ハイフェッツは嫌いじゃないけど、ハイフェッツの大ファンは苦手だな。
ハイフェッツは音楽に温かみがない気がするんだよ。
お金のために弾いてる(?)感じがしてしまう。
ハイフェッツの、カネにまつわる話にこんなのがある。
BS2放映(BBC製作)「メニューイン」から
メニューイン談:
終戦の一年前にハイフェッツが訪ねてきてこう言った。
「組合を作ったから、入ってくれ。もうすぐ戦争が終わる。
これから欧州の演奏家がアメリカになだれこんでくるのを防ぐのだ。私は断った」
しかし、少しでもVnをかじったヒトならハイフェッツは、神に近いと思わざるをえない。
あの「無伴奏」も、あえて残響を絶った録音を聴くたびスゲーと思う。
移弦やポジション移動のアラが少ない。まるで一本の長大な弦上で作業してるように。
(たいてい、無伴奏曲の録音は、風呂屋状態でアラを隠している)
確かに技術はたいしたもんだよ。
たまにはそういう風に聴くのも面白い。
でも
>>移弦やポジション移動のアラが少ない。
だから何なのって感じ。バッハ演奏における勘違いは確かに神の域に近いスケールだよ。
楽器のできん俺はあくまで他の演奏家との比較で技術を量る。
だから19世紀生まれの技術的にさらに上を行くヴィルトゥオーゾの演奏を知った後では
それまでたまに楽しんでた技術的興奮ってのは感じなくなった。
でもその事のお陰でハイフェッツの技術ではなくそれと密接に結びついた音楽性が、どう
いった作品で必要とされているのかが前よりもよく分かるようになった。
風呂屋状態でアラを隠してる(別に隠さなかったとしても)他の無伴奏の録音の方がよっ
ぽど感動できる。
ハイフェッツは好きだけどバッハ無伴奏だけは勘弁。
バッハなら二重録音のドッペルコンチェルトがいい。
>>441 ドッペルいいよな。俺は弟子のフリードマンとの録音が好きだ。
ハイフェッツの無伴奏、いいと思うけどなぁ。
勘違いとかそういう問題じゃなく、ハイフェッツはバッハに
挑戦しているのではなく、己と格闘している。ハイフェッツを聴くための盤。
“バッハ”を聴きたい時はシゲティやシェリングとかを聴けばいい。
>>437 詳説きぼんぬ。貴方の仰る屈折感とはなにぞ。
>>443
>>ハイフェッツを聴くための盤
それ言い出したらきりがないべ。
誰のどんな演奏でもその演奏家のファンならその個性を聴けてそれで満足だろう。
たとえ勘違いしてても。例えばオイストラフの厚ぼったいモーツァルトとか。
でもそんな演奏は“名演”として論じるようなモンではないだろう。
音楽的に納得の行く演奏ではないんだから。
446 :
138:03/06/19 00:26 ID:1VkCqNVJ
一言だけ。
>>440 楽器のできん俺はあくまで他の演奏家との比較で
楽器のできない人間が技術を云々すること自体が根本的な間違い。
>>445 無伴奏買うような人なら、1組だけならハイフェッツで買わないだろうし、
複数所有するならやはりハイフェッツは持っていてもいい盤だと思う。
まぁ個人的意見ではあるけど。
やはり聴けばすごいと純粋に思える。
みんな似たように弾いてたらつまらないじゃない?
それに“無伴奏”なんだから。唯一、演奏家一人を楽しめる。
みなさんに質問。
バッハ無伴奏なら誰?
おいらはEMIから出てるミルシテイン。
2回目の録音のやつ。
メニューインの1990年の教会で弾いてるのも捨てがたいけど。
聞く時の気分にもよるけどやっぱミルシテインだな。
全曲じゃなくいいんならシゲティかなぁ
1930年代のほうね
>>448 >>バッハ無伴奏なら誰?
いいですね、ミルシテイン新盤。総合評価ではミルシテインかな。
でもよく聴くのはシゲティ。やっぱり聴いちゃうエネスコ。
ハイテンションな時に聴くハイフェッツ。で、あまりのすごさに笑うw
451 :
440:03/06/19 01:12 ID:???
>>446
そうだわね。
でも優劣ぐらいは分かるもんだよ。それで凄いと感じて興奮することも出来る。
440で俺が言ってるのはそういうレベルでの話。
楽器の出来ない人間が技術についてそういう話も出来ないのなら、例えば俺は
「ハイフェッツの技術が凄い」と言うことすら出来ないのかな?
クレーメルなんて言ったらハブにされちゃう?
強気なクレーメルのシャコンヌに1票。
おおー、クレメルのやつは話題になったね。あの携帯おもちゃのしんふぉにーもよかったけど。なんか21世紀ってかんじで。
それからハイフェッツはすげぇのひとことである。
>>448 グリュミオの無伴奏はどう?
シャコンヌに限っては前半どうも慌ててるように聴こえるが美音。
455 :
名無しの笛の踊り:03/06/19 18:26 ID:fqbl9dsc
メニューインの1930年代録音やハイフェッツなど
反風呂屋系の無伴奏が好き。
でも自分でCD出すことができるなら、絶対風呂屋サウンドにしてもらう。
ノンエコーでレコード発表した人たち、ほんと尊敬する。
>>448 >メニューインの1990年の教会で弾いてるのも捨てがたいけど。
どこから出ているの?
俺が持っているのは1929年録音のものだけど。
60年以上後の録音?
いったい何才?別人?
ツィゴイネルワイゼンはマイケル・レビンのやつがよかったです。
ジョセフ・ハッシドはどうでしょう。
自分自身に苦悩してるって感じの音で聴いていて辛くなります。
渡辺玲子の無伴奏、結構すき!
フォーレ(1・2番)とフランクのヴァイオリン・ソナタの
お薦め、教えて下さい!
463 :
名無しの笛の踊り:03/06/19 22:51 ID:e3C9AOTF
すみません。クラシック初心者です。ドヴォルザークのピアノ三重奏4番ドゥムキーの良い盤はありませんか?スークトリオで聞いているのですが,いまいちしっくり来ません。
みどりのメンコン、ええ!!
>>462
グリュミオーは3曲とも入ってるし美音に酔えます。
クレーメルのフランクは知的ながらも幻想的で美しいです。ピアノの
マイセンベルクに少しミスが多いのですが・・・ライヴ録音なのでしょうがないっか。
>>465 サンクスです。
クレーメル、幻想的ですか。
グリュミオー3曲まとまってるのは魅力的w どもです。
468 :
138:03/06/20 00:53 ID:WqQs0Fx3
>>451=440
確かに私自身、自分よりはるかに上手い演奏家(CD出している連中=化物はみんな
そうです)の技術がどうのこうのといいたくなるときはあります。
が、冷静に考えて、果たして本当に「純技術的にみて」優劣がわかっているのかとも
自問します。
弦の場合、音程一つとっても、少なくともおおざっぱに言って、3種類(平均律、ピタゴラス、
純正律)がありますが、これを完全に耳で聞き分けられるかどうか。
早弾きなんてそこそこの演奏家ならある程度できるでしょうし、ボーイングの表現力に
ついては、録音で判断するのは非常に危険です。まともな演奏家なら、弾く場所と聞き手の
場所で、ダイナミックスも変化させるでしょうから。
また、例えば、決まったテンポでしか弾けないが、その範囲では非常に上手に弾く演奏家と、
場所によってテンポも変え、さらには音程の幅まで変える(とカザルスは明言していますが)
演奏家の技術の優劣を単純に録音だけで判断できるのか、疑問に思います。前提として
極めて繊細な耳が必要だと思いますが、私にはそんな精密な音感ありません。
469 :
138:03/06/20 00:53 ID:WqQs0Fx3
また、弦楽器の場合、響く音を出せるだけで一つの非常に難しい技術です(プロレベルでも)。
が、これは録音で判断するのはやや難しいと思います(少なくとも録音から生をある程度想定
できる耳は絶対に必要; ついでにあまりいじっていない録音であることも必要と思われる)。
楽器の種類は違うし、録音システムも違う、そんな不確定要素が大きいなかで、生で聞いた
わけでもない30年代あたりの演奏家の技術について、どれほど誠実な発言が出来るのか、極めて疑問と
いわざるをえません。
あと、音のタイミングの感性というのは、目に見える肉体的な要素だけでなく、他の要素も
関係すると思います。例えば、シゲティは、個人的には、音が出るタイミングが「緩い」
瞬間が少ない演奏家だと思っていますが、はたしてこれは純肉体的な技術の問題か、
精神的な問題も関係するのか、たったこの点だけを考えても私にはよくわかりません。
別の例をあげれば、ミルシテインの音の出し方の「さりげなさ」は私にとっては、異様と
いうほかないレベルだと思っていますが(「さりげなさ」という言葉で形容するとすれば、
ミケランジェリも異様)、これはいったい何なのか、少なくとも純肉体的(指・手)の技術の
基礎はあるんでしょうが、それだけではないと思っています。
曲に対する解釈の問題もありますし。ましてや楽器を触ったことのない人が語る技術と
いうのは何でしょ? 私は最近、原則として自分が出来ないレベルのことをやる演奏家の
技術についてあまり深く云々するのは控えています。どんなにわかった気がしたとしても、
やはりわかっていると断言するだけの確信はありません。結局、技術論というのは、
あからさまな差がある場合を除いては、基本的に不毛なおしゃべりだと思っています。
なお、映像を見ると、確かに脱力の程度などは伝わってきます。その限りで、「どっちが
上手い」というのはそれほど外れてはいないのかも、とは思いますが、あくまでその
程度です。
470 :
138:03/06/20 00:57 ID:WqQs0Fx3
というわけで、私はいわゆるクラヲタが、わかりもしないのに、しかもわかっていないという
自覚もろくになく、愚かとしか言いようのない下らない技術論を展開するのを聞いていると、
本当に殺意がわきます。440さんがそうでないことを望みつつ。では。
471 :
138:03/06/20 01:01 ID:WqQs0Fx3
あ、「本当に殺意」なんて書いたら、通報されるなw
別にそういうバカをいちいち相手にすることはないので、念のため。
472 :
138:03/06/20 01:05 ID:WqQs0Fx3
連続カキコ申し訳ない。別に440さんがバカといっているわけではないです。
基本的にお書きになっている点には同意できるけど、技術という言葉をあまり軽率に
使うのはやめてくれと思うだけです。とはいえ、私はもうここにはカキコしないので、
好きにやっちゃってください。では。超長レスすまそ。いろいろなHPなんぞを見ていて
常々疑問に思うことをぶちまけただけです。スルーしてくれて結構です。では
どこかでの日ごろの鬱憤が爆発しちゃったのかな?
2ちゃんはそういう使い方もあっていいのだろう、と思う。
シッタカって、どんなことにせよいますからねー。
お疲れ様でした。
3種類の音律を聞き分けられたとしても
それが何だと思うよ。
聞き分けるために聴いているわけじゃあるまいし。
しかしとにかく批評活動というものを根本的に見誤っているのは気になる。
楽器出来る奴はこれが多いからね。
でもただの楽器ヲタ、というわけでもなさそうだから、もう来ない
なんて言わずに、弾ける人ならではの穿った視点からカキコしる>138
138は録音業界の人でしょ。きっと。
これまた珍妙な奴が登場しやがったなw
478 :
名無しの笛の踊り:03/06/20 07:25 ID:xcc6Wqo/
あたしは138の言うことを納得した。
今子供に弦を習わせていろいろな人の演奏テクを勉強を自分も勉強しているのでああ、そうか、と思った。
この人に論文書いて発表してほしい。(笑)
>>138 納得したかどうかは別として、勉強になりました。
冷笑するような内容ではないと思う。
481 :
440:03/06/20 17:30 ID:???
>>138
私を含めて一般的に技術というとき、それは困難なパッセージを見事に処理する能力
のことを言うのです。これを仮に技術Aとします。
あなたが言っている音程の取り方、個人によって異なる力の使い方もアカデミックに
言えば技術でしょう。これを仮に技術Bとします。
この2つの技術が音楽において果たす役割は全く異なります。
技術Bは技術Aに比べてその演奏家の芸術性に密接に結びついています。
要するにある演奏家において技術Aは優れているに越したことはなく、それに変化が起きても彼の
音楽に与える影響はほとんど無いでしょう。しかし技術Bは彼の音楽性の1部であると言って良いほど
密接に結びついており、少しでも変化が起きた時点でその演奏家の音楽は本質的な変化を起こすと思います。
あなたがこの2つの技術を同列に論じていることは非常に問題です。
批評するさいには技術Bは音楽性の一部として論じられるべきです。ましてあなたのように演奏家の技術Bの
優劣を判断しようとするのは、演奏家の音楽性の優劣を判断しようと試みるようなものです。
そのような方法では音楽的な批評は出来ないでしょう。
ですから私は一般的に行われているように技術Bは音楽性の一部として音楽性を論じる際に論じられ、技術A
を音楽とは本質的に関係のない技術として論じるべきだと思います。
ついでですが音程の幅は人種によっても大きく異なるそうです。低く取るのはあまり耳が良くない証拠だそうです。
また音色は本人の肉体的な資質と指の指板への当てかたによるそうです。これも技術Bに入るものですね。
これらのことは本人は意識していないらしいので、技術と言うより癖と言った方が的確かも知れません。
482 :
440:03/06/20 17:43 ID:???
改行に失敗していまいました。
ですから私が技術といったのは困難なパッセージを見事に処理する能力のことです。
しかしバッハの無伴奏において楽器を演奏出来る人が神業だと感じているようなこ
とは分かりませんからその事を指摘されているのだと思っていました。
しかしそれは困難なパッセージを見事に処理する能力と基本的に比例するもので
しょうから私は451で優劣ぐらいは分かると言ったのです。
私は481で述べた考えに従って技術という言葉を用いています。
誤解を与える恐れが無いとはいえませんが、何も考えずに軽率に使っている
わけではありません。
483 :
名無しの笛の踊り:03/06/20 18:37 ID:S+CEbnFI
>>481 >低く取るのはあまり耳が良くない証拠だそうです
そうか?普通うわずってくるんじゃないのか?
だいたい漏れはソリストがオケに対して浮き出た音律でひこうとしすぎるのが
好きくナイ。(埋もれちゃ意味ナイですけどね)
>また音色は本人の肉体的な資質と指の指板への当てかたによるそうです
いくらなんでも限定しすぎじゃもう一遍>138が書いたこと嫁!
440の結論は納得するけどオモクソ技術って言葉を軽率に使ってるやん。
おい>138黙ってていいのか!
このスレッドはゲソオソイカが通り過ぎます。
通り過ぎるだけですから、なんら関知しません。
へ
/∧\
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/ ,/ i; \
< / i; >
\,i' ゲソ | /
i ⌒ |"
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|;;|;;|;;|;;|;;|;;|;;|;|
|;|;;|;;|;;|;;|;;|;;|;|
ROMっているから早く続きをやって。
>>426 買いました。聴きました。
いいですね。特にメンコンは名演ではないかと私も思いました。
本当にあらゆるところに神経が行き届いていて、ヴァイオリンが自分の体の一部になったように自由自在に操る様には舌を巻きました。
これでライヴですもんね。
実はブルッフのほうはナマで聴いたことがあるのですが
まったく同じ演奏でした。
ちょっと細部を気にしすぎるような、
そして弱音が極端に小さい気がしますがそれが彼女らしさか。
487 :
名無しの笛の踊り:03/06/20 23:15 ID:USfs6D6I
>>486 試聴盤を聞いただけで、実はまだ買っていないのですよ。
明日にでも買ってこよう。
488 :
138:03/06/20 23:25 ID:kqsxBVZs
なんか呼ばれているので一言だけ。
>>481 これらのことは本人は意識していないらしいので
それは決め付けすぎです。いったい何人のプロとそういう話をされたんですか?
あと、おっしゃる技術Bがなぜ「音楽性の一部として」論じられるべきかよく理解できません。
音楽性と技術とを単純な2分論で明確にわけることはできないと思っています。
それと、「困難なパッセージ」といいますが、弾いていないのに、困難かどうかって、
どうやってわかるんですか、と素朴な疑問。例えば、私はピアノは弾けないので、
ピアニストにとって具体的にどのパッセージがどれぐらい困難かはわかりませんが。
そこらへんをあっさり言い切るところがなんとも。もうやめましょう。レスの無駄遣いです。
では。
うるさい
490 :
138:03/06/20 23:51 ID:kqsxBVZs
おそらく440さんがおっしゃりたいのは、通俗的な意味(間違っているということではなくて)に
おいて「技術」が優れていても、そんなことにはさほど興味がない、ということだと思います。
>>440前後の文脈からはそういう意味だと思います。
というわけで、私の絡み方がちょっと間違っていたんですね(^^;
ただ、481でお書きになっている点、つまり、技術Aと技術Bというふうにあっさりとわける
ことは難しいと思います。あと、やはりある程度は弾かないと、具体的にどれぐらい難しいのか、
というのは想定できないんじゃないでしょうか。440さんがシッタカしてお書きになっているとは
全然思いませんが....。
わかりにくいかもしれませんが、例えば、宇野コウホウ(漢字忘れた)のような批評家が、
シゲティについて「技術はダメだが、音楽性は」みたいな褒め方をするのを読むと、
何か違う、と思ってしまうのです。そういう違和感みたいなものを書きたかっただけです。
暴言失礼しました。では〜
491 :
138:03/06/20 23:57 ID:???
>>489 すいません。もうやめます。ちょっと荒らしてしまいましたが、名曲名演のお話を
続けてください。なんか激しく場違いなところで場違いなことを書いてしまいました。
なお、楽器が弾ける/弾けない、なんて分け方をするつもりはないです。弾けると
いっても程度は様々、私の場合は、自分にできないこと、わからないことについては
沈黙するのが一応のルールだと(自分に対して)戒めているだけです。すんません。
楽器が分かる・分からんと、演奏を良いと感じるかどうかは別の問題に思う。
聴衆の存在しない演奏会なんてない。演奏会に来る聴衆が全て楽器を分かってるわけでもない。
にもかかわらず、演奏会の成功・不成功が論じられる。
聴衆の反応で、その演奏会が成功したか失敗したかが問われる。
金払って演奏を聞きに行った聴衆は、演奏の感想を持つのが普通だろ。良いとか悪いとか。
何人かの演奏家のコンサートに行っている聴衆なら、他の誰かと比較した感想を持つだろ、普通は。
「一般市民にはまったく批判の許されない芸術」「一般市民の批判から乖離した芸術」というものは、芸術のあり方として健全なのか?
「ハイフェッツの技術がすごいということは、楽器のことが分からなければ言えないはずだ」か。
ハイフェッツのすごいところは、楽器のことが分からんやつでも唖然としてしまううまさなんだと俺は思う。
演奏する大変さは分からなくても
気に入った演奏を繰り返し聴いていたら分かってくる何かがあると信じたいな。
信じるのはタダです。
まぁいいじゃないですか。
演奏を楽しめれば。弾けないから弾ける人のを聴く。
聴いてるとだんだん好みが出てくる。 異演を楽しめるのがクラシックのよいところ。
そうですね。
沢山の演奏に接しているうちに(楽器は弾けるようにはならないけど)
演奏者による違いや、新しい発見などからその作品が見えてくるってこともありますね。
それがおもしろいです。
>>138 嗜好も人それぞれであると同じく、誰もの意見がうまくまとまるわけない
んだから、いいんじゃないの。
まあ表層と内容という二項対立で理解していると思しき440に、弾いているか
弾いてないか、という経験則(というかいささか謙虚にすぎる138の場合は
むしろそれゆえの判断保留かも)持ち出しても、そりゃすれ違うだろ、という
気はするけど。
でもオレはあなたみたいにマジメにカキコする人は嫌いじゃない。あなたの
カキコ全てを肯んぜられるわけではないけれど煽りなんか気にせず、続けて
くれると楽しい。
技術を感じさせない演奏が名演なのだ。
なーんてね。
・・・ただ、確かに知ったかぶりは痛いです。
生きる上での戒めに。
138さんは、そういうことが言いたかったのでしょうl。
うむ。
501 :
名無しの笛の踊り:03/06/21 01:30 ID:uIapgQfe
話がそれてしまってすまないんですが、
今日(昨日)、神尾のメンコン聴いてきました。
上の方で誰かが言ってたけど、
みどりの若いとき(全盛期)を彷彿とさせる見事な演奏でした。
カルメン幻想曲もこれまた素晴らしい。
美音であり、滑らかであり、よく謳い、よく踊り、まだ16〜17歳だそうですが、
早熟な演奏だったと思います。
あのレベルのプロになると当たり前なのかも知れませんが
フラジオレットの完璧さに舌を巻きました。
カルメンにあわせ、情熱的な真っ赤な衣装はナイスな選択だと思いますが、
デザインがあまりにもお姫様チックだったんが残念でなりません。
大胆なデザインじゃなくても良いけど、もっとシンプルでシックなドレスが
お似合いなんじゃないかと密かに思いました。
神尾ageです!!
あー、おもしろかった。(笑)どの世界にもよくしってもいないくせにあれはどうだ、何がどうだっているんだし(笑)
何言ってんだよ、こいつらはよ、と、思って言い返しても返ってくる言葉はやっぱり何もかわってないし、とかね。(笑)
どれがうまいあれがうまいっていろいろ種類があるからいえることだし、面白いんだよね。
上手いからってハイフェッツだけきいててもあきちゃうしつまんないしね。
って訳で、この間チェコフィル八重奏のトップのなんとかさん、だれだっけ、聞いたけど最高ーっ!室内楽にあのひとぴったり!
>>501 7月にもNとメンコンやりますね。
いよいよN響アワーにご登場かとひそかに楽しみにしてるんですよ。
481の最後は、クレバース(だったと思う)とハルトナックの受け売りですね。
多分技術Aが衰えたが技術Bは変化しなっかたために音楽的には変化しなかった
エルマンと、Aは変化しなかったがBが衰えたために駄目になったといわれるシ
ゲティみたいなことを言いたいんじゃないでしょうか?
そんな単純な物なのでしょうかね?
まあ、私も楽器出来ないので何ともいえませんが。
それと440さんは説明の仕方からして多分哲学をかじったことがあるかも。
実践的な事を無視して頭で全部考えようとしてますね。
507 :
182:03/06/21 20:59 ID:nzHVYQ8B
哲学・・・>506 いや俺あなたとちょっとだけ議論しましたがね、あんまり
容易く「哲学」はいってもらいたくないな。哲学を本当にかじったひとは
「理屈」には神経質なんですよ。
「弾けるひとしか解らない技術」てのは確かにあるしそういうのは知りたい。
だけども、弾けないひとも含めて誰でも解る内容もあるだろう。奏者は
専門家以外のひとにも向けて弾いているわけですしね。
素人の「印象批評」も芸術理解には重要だと思う。
だから440さんの話も面白く読みましたがね。「技術」って一義的には捉えられ
ませんよ。俺、最近シゲティはある意味デクニシャンじゃなかったと感じますしね。
たぶんそんな意味じゃないかな。
完成された演奏家って演奏全体で評価
されるべきところを、その一部だけをとって比較せざるを得ないところが
技術論の問題だと思う。でも演奏者はひとつひとつそんな「技術」をマスター
せざるを得ないわけで、それもしかたないんだろうと思う。
神尾チャンは赤いドレスが好きみたいね。
サヤカとちがって迫力がある。
>>507
>>演奏全体で評価
私もその通りだと思います。ただ440さんは演奏行為の中において技術の果たす役割
を哲学しようと試みたんだと思います。
>>哲学を本当にかじったひとは「理屈」には神経質
この文章の意味がは私にはよく分からないです。芸術や倫理は理論的に考察するのが
特に難しく、プロでもある程度厳密な理論を組み立てるのはとてつもなく困難なこと
です。私も芸術について書かれたものでほぼ完璧だと思ったのはアリストテレスの詩学
だけです。(そんなにたくさん読んだわけではないですが。)
440さんが本当に哲学をかじったのかも、どの程度かじったのかも知
りませんが、440さんの考えは具体的な例を引かなかったので伝わりにくかったの
だと思いますけれども、私はなかなか見事な物だと思います。納得はされませんでし
たが反証をあげれた人はいませんしね。演奏の経験がないのは問題ですが。
それに書き込みも体系的で無駄が無く論文の書き方としてはお手本になるほどの物です。
よく学術書を読んでるか、ある程度訓練を受けてるんだと思います。
以上のことから私は440さんが哲学をかじったことがあるのかもと思ったのです。
哲学かじったって、大学での教養過程「哲学」でも、
かじったことになるの?
ちなみに、アリストテレスは嫌いです、すまそ。
あと440さんが哲学をかじったのかもと思った理由に、技術A、Bという分類の仕方もあります。
素養の無い人でとっさにこういう分類はちょっと出てこないのではないかとも思ったのです。
また哲学という言葉は「知を愛する」という古代のギリシャ語がなぜか日本語で哲学と訳された
ものです。あなたは哲学という言葉の意味を現象学などに限定してませんか?
演奏行為の中における技術の役割について知ろうとするのも「哲学」です。
>>510
まあ、一応かじったことにはなるでしょうがやはりある程度本なんか読んだりしてないと
意味無いでしょうね。
ええ、私はアリストテレス好きなのに…。
プラトンはあんまし好きじゃないけど。凄いとは思うんですが。
513 :
510:03/06/22 00:12 ID:???
>>512 「やっぱり意味ないですよね」って意味合いで書きました。
だって、自分自身何も身についてないので。
本読みましたけど、それは試験のためw もう忘れた〜
アリストテレスは、高校の時からすでに嫌いでした。
だって、分野は多義に渡り過ぎるし、しかも言ってる事が正しくないし。
何もまだ分からない時代だったからしょうがなかったとしても。
(あ、勝手な思い出話なので、煽るつもりじゃないです、スイマセン)
514 :
138:03/06/22 00:20 ID:0+IZP1Tq
最近、仕事してるか、楽器練習してるかでろくに頭使ってないですが^^
>>497 ありがとうございます。でも、技術についての話は一旦やめます。自分自身、うまく
言葉に出来ないので...。
>>492 ハイフェッツのすごいところは、楽器のことが分からん...
同意です。弾いているところがカッコイイのはやっぱハイフェッツですね。
ただ、「演奏会に来る聴衆が全て」という点ですが、グールドは面白いこと言ってました。
確か、「昔(バロック時代のこと?)は、聞き手も当然のごとく楽器を弾き、また作曲もしていた。
今は聴衆と奏者が分断されている。これが全てをダメにした」みたいな内容だったと思います。
コンサートホールでの演奏会形式って、リスト以降でしたっけ? いや、反論という意味で
書いてるわけではないんですが。
>>509 なんか面白いので、レス。アリストテレスは読んだことないですが、私が美の定義で
好きなのは、ニーチェが「偶像の黄昏」で書いている次の文です(パラパラ...; ページをめくる音)
「何ひとつとして美しいものはない。人間だけが美しい。この素朴さにすべての美学が
基礎づけられています。この素朴さが美学の第一の真理です。....すなわち、退化していく人間より
醜いものは何もない。.....およそ人間ががっくり気力を失わされる場面では、何か「醜いもの」の
接近が嗅ぎつけられます。.....消耗、重苦しさ、老齢、疲労のあらゆるしるし、...あらゆる種類の不自由...
これらはことごとく同一の反応、「醜い」という価値判断を喚起します。そのとき飛び出してくる
感情は一種の憎しみであります。そのとき人間はいったい誰を憎むのでしょうか。...人間という
典型の存亡を憎むのであります。...それはこの世に存在する最も深い憎しみです。この憎しみが
あればこそ、芸術は深いのだと言ってよいでしょう」
また長くなった^^;
重苦しさ
516 :
182:03/06/22 00:53 ID:yP1Fwqlp
特に「現象学」に限定してないけど。アリストテレスの「詩学」は
いい本だけど、そのまま信じるべき本でもないね。物語というのが、
人間の認識のひとつの原型だというのは、あの本ではじめて知った。
「国家」のプラトンは芸術に否定的だけど、「法律」とか晩年は音楽と舞踊だけ
には肯定的なんだ。
ってそんなことはどうでもいいけど・・・。
440さんが「実践的な事を無視して頭で全部考え」てるから「哲学」だ(
>>506)
というのに納得しなかっただけです。別に440がそうだとおもわんし、
ほんとの哲学なら「実践」は無視できませんよ。
でもフーベル大好きさんが、440さんを支援したい気持ちで、書いたとしたら
あの文章、納得します。批判したいのか、支援したいのか俺にはわからんかった。
(支援したい理由も貴方にあるように、僕は見ましたが・・・。)
「確かに解りづらいけどなかなか内容はあるよ」といいたいわけですね?
その点は同意見。それに俺は演奏とか芸術もそういう観点で考えるべき、
と考えてるほうだよ。(芸術の現象学も世の中にはあります)
ただAとBってどこまで明確に区別できるの、とか、そもそもBは技術なの、
とか、「解釈」とか「音楽性」の問題はどうよ、
とかいろいろつっこみどころは確かにありますね。(
>>490)
>>513
多分霊魂論や宇宙論などを読まれたのですね。確かにこれらは現代では学問的な意味は無いで
すね。倫理学や詩学などは今でもとても価値がありますよ。でも学問的に意味が無くても
23世紀前に鯨を哺乳類に分類し、利き手が生まれつき決まっていることや日食の原理やら
を発見し地球が丸いという仮設をたてた知性の凄まじさを思うと戦慄を憶えずにはいられません。
>>すいません。ニーチェは好きじゃないんです…。私は経験主義に傾いてまして…。
それにもっとアカデミックに理論的に行く方が私は好きなので…。
でも今読んでみると凄くきれいな(詩的)文章ですね。全文読んでみないと分かりませんが芸術家
の心理分析でしょうか?スタンダールに考え方は少し似ていなくもないかな?
スタンダールなんかと比べたら怒られそうですが…。
518 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 00:59 ID:b9ODCrkU
いったい何のスレなんだ?
(面白いから別にいいけど)
おまいら退散しる。
悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。
byフランシス=ベーコン
人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安…こうした神秘的な経験を表現するのには、
言葉よりも音楽のほうが適している。幾千の言葉を重ねたところで、文学は音楽にはかなわない。
優れた音楽は、疲れた知性に清涼感を与え、そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。
>>516
440さんにはおおむね好意的ですが批判もありました。
実践的な事を無視して頭で考えてるってのそれじゃだめだって批判してたんです。
440さんが哲学をかじっているかもと考えた理由では全然ありません。
頭で考えるだけじゃく、実践というか経験もとても重要だと。
走り書きでしたのでわかりにくかったですね。すいません。
詩学についてはあくまで私の考えですので。私はイデア論に否定的ですので、
(っていうか現実にイデアの世界なんて無いと私は考えてるので)
それを元に芸術を否定したプラトンには賛同しませんね。
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、
その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、
まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
byニイチェ
524 :
138:03/06/22 01:13 ID:???
>>516 つっこみどころ
そうですね。ただ、440さんはそれほど細かい議論をするつもりではなく、ざっくばらんに
上手い上手いもいいけど、それだけじゃあ面白くない、というようなことをおっしゃりたかった
だけかな、と反省してまする。
>>517 スタンダールに
ニーチェの本には、スタンダールの名前が頻繁に出てきますよ。ニーチェが評価していた
数少ない人の一人だと思います(「赤と黒」を読んで衝撃を受けたとか)。スタンダールは
「恋愛論」しか読んだことないんですが。こういうエッセー系(??)の人しか読めない頭
してるんです(笑)。
今日は寝ます。(あ、ベーコンもちょこちょこ読みます。
>>520)
525 :
182:03/06/22 01:14 ID:WPYx8ova
>>520 面白い言葉しってるなあ。どの本に書いてあるの?
アリストなら、「自然学」と「形而上学」かな俺は・・・
賢者が格言をつくり、愚者がそれをくりかえす。
byパルマー
音楽は、精神の中から日常生活の塵埃を掃除する。
byJ.バッハ
自分は哲学なんか囓ることすら出来ずにネズミ取りにひっかかったクチ
だけど、440が現象学の薫陶を受けているようには到底見えんし、おまけ
に哲学云々というよりハルトナックこそが当たりで、それ以上掘り返し
ても何もないと思うのだが、まあいいや。
>>514 今のコンサート形式以前は聴衆は当然ほとんど貴族、あとは大ブルジョワ、
って閉鎖空間だったわけで、グールドが言っているのは、そういうサロンの
延長としての演奏会マンセー、というわけでもないと思う。あと、全ての
楽器が出来るなんて奴はおらんので、当然なにか楽器触れていれば、という
ことでしょう。単に享受するものとしてあるかのような現代のコンサートに
対する彼らしいアンチテーゼ、ということで。
偶像の黄昏の引用はなかなかいいなあ。しかし引用は出典明記明記ヨロシコ。
本題に戻っておくと、今日は久々に、ハイフェッツといえば、というわけ
でブルッフの協奏曲あたりを聞き返していたけれど、いつ聴いても鳥肌が
立つ。これなんか文句ナシに素晴らしいと思うのだが、アンチの人は
これでもダメ?
>>521 音楽と文学は互いに憧れを胸に秘めあいながら遂に抱擁に至らぬ報われぬ
恋人たちである、、、歯が浮いた。しかし言語芸術をナメすぎだろ。
529 :
1:03/06/22 01:17 ID:???
無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ ヴァイオリン協奏曲
巨匠 名匠 若手
名曲や名演を語って下さい!
530 :
182:03/06/22 01:32 ID:WPYx8ova
>>522 プラトンの立場が判ってくると芸術の否定の理由も判るんですよ。
あれは 神話信仰VS知恵信仰 の対立だったわけで。知恵を愛するには
究極の真理(=神?)が必要だったんです。物語は真理に背く術だった
わけで・・・って僕らはそれを信じる必要はないんですがね。音楽は真理に
近づく術だったわけですよ。
プラトンもアリストもニーチェもカントもあたしゃ好きです。全面的に肯定しま
せんがね。って判らない部分も多いのだけど。
>>138 楽器が弾けるひとの意見、もっと知りたいです。貴方のカキコも共感
する部分が多かったです。1さんも登場したことだし、他、好きな演奏家
いますか?
すいません。
さんざん引っかき回した自分が厚かましいですが、ハイドンのVN協でおすすめの
演奏ってあります?興味あるんですが。
後、メルケルのラロってどうでしょう?この人についての評論って見たこと無いような
気がするんですけど。
言うまでもないことだけど、無茶な一般化する奴って、
「低能」です。
聴くだけの人間にも、奏者にも賢い人間と、馬鹿な人間がいます。
138のいってる技術論は変です。漏れは無視していいレベルの雑音でしかないと思います。
ピタゴラス音律を出したところでダウトです。
禿同。
同じ楽器をやっている者として
138は恥ずかしい。
ここで楽器を弾かない人たちが「技術云々」言って何が悪い。
議論に勝つ方法として、極端なことをしゃべるという方法があるけれど
138は多分、ここで聴く専門の人たちが言うであろうことを
ある程度予測して
どの発言よりも一段上の内容を出してくる。
そうすると颯爽として見えるからね。
真面目に楽器やってたら誰でも知ってそうなことを
クラ板でえらそうに・・・
と思ってROMっている楽器板住人もいることをお忘れなく。
つか、138がしゃべり疲れるしか待つ方法がないのか?
音律や録音状態の話なんてされても、
ほとんど無理な話ばっかで
「そこまで考えなきゃいけないのか。つらいな。」としか
言いようがないと思うが。
まぁ間違ってはないかも知れないけどね。
「間違っている」なんて言ったら
もっと頑張って何か言いそうだし(w
最近五嶋さんがメンコンのCDを出された話をここで知りましたが、
価格が2500円でかなり高いんですよね。1500円以内で探してるんですが
バックがオーケストラでお薦めのメンデルスゾーンのCDありますか?
537 :
↑:03/06/22 02:27 ID:???
検索はしたのか?
ミドリさんも生活があるから買ってあげなさい。
話蒸し返していい?
ピタゴラスが出てきたときは正直ギクっとした。
漏れは弦楽器奏者だが、純正か平均律かはしょちゅう気にしているけど
ピタゴラスまでは考えたことないよ。
あ、楽器板で質問してくるわ。
ここはクラ板だもんね。失敬。
540 :
138:03/06/22 02:54 ID:???
寝ようと思ってたら^^
>>533-534 議論に勝つためなんて思ってないですよ。ほんと。それってかなり強引な読みだと
思いますけど。音程の話を「例に出した」のは、技術論を純粋に語るとすれば、そこらへん
まで耳で聞けないと無理なような、と思っただけの話です。あと、録音の話は、もちろん
無理はあります。古い物もあれば、生がどうだったのかよくわからないものもある、
ということで。だから、「録音だけでの演奏で比較するのはやや無理があるんじゃないか」
と書いたまでですが。
で、534でROMっている楽器板住人、ということですが...。どこの楽器板住人が読んでいようが
どうでもいいことなんですが(笑)。
541 :
138:03/06/22 02:56 ID:???
楽器板のチェロスレで、自分のクソ演奏も何度もうpしてますし、別にここで偉そうなことを
「聞く専科」の人に語るつもりもありません。誤解なきよう。では。
542 :
138:03/06/22 03:27 ID:???
連続カキコすまそ。微妙にむかつくのと悲しい複雑な心境なので、もう一言だけ。
>>534 多分、楽器やってない人には、アカデミックに響く音律の分類の話を出したところが
「いかにも高飛車=偉そう」と感じられたんだと思いますが。
ただ、漏れの言いたかったのは、「音程の問題一つとってもいろいろ難しい問題はあるし、
そんなに簡単に技術/音楽とわけて語るのはおかしい」というような意味です。
楽器板からコソコソ隠れてここで偉そうなことを語るというつもりはありません。そういう
気持ちがあるなら、もう少し文体変えます(笑)。
とはいえ、440さんに絡んだのは間違いだと思っています。
あと、一言反論させてもらいますが、「同じ楽器をやっている者として」なんつー発想は
好きではありません。
>>481で書いたように「楽器が弾ける/弾けない、なんて分け方をする
つもりはない」と書きましたが、漏れの場合で言えば、楽器をやって得た最大のことは、
自分の中で、以前より深く音楽に感動できるようになった、ということぐらいです
(だから、
>>530さんがお書きになっているように「楽器が弾けるひとの意見」なんて
いうのは残念ながらありません。第一、そんなに弾けないし...)。ただ、技術の問題は奥が
深いと。精神と肉体の運動性とをキレイさっぱりわけて語れるほど単純ではないのでは
なかろうか、という「気がしている」だけのことです。長レス失礼。
543 :
530:03/06/22 03:58 ID:2hWaYacw
>>542 僕は理屈で説得するというより、割と素直にひとつの観点から意見を
いってらっしゃると感じましたよ。なんか書いたら反感をもつひとは
必ずいるので、気になさらないほうがいいと思います。
544 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 09:09 ID:OtYxvM69
結局ここも、コレクターさんや、自分大好きさんだけなんですね...
546 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 12:19 ID:/1YeON09
>>545 >皮肉しか書けない低能
いいえ、もっと書けますよ。
「皮」、「肉」、「骨」
でも、あなたのような難しい字は書けません。
「蠣殻」
547 :
138:03/06/22 13:09 ID:0+IZP1Tq
>>543 ありがとうございます(;_;)。そろそろ本題に戻らないといけないですね。
>>528 なるほどです。というか、528さん、要約上手すぎ(^^)。
出典というのは何書けばいいかよくわかんないですが(汗;)、白水社から出てる「偶像の黄昏/
アンチクリスト」の中の「偶像の黄昏」にある「ある反時代的人間の慫慂」の20節です(p101)。
ハイフェッツは、若い(?)頃にプリムローズとやっているモーツァルトのデュオや、トリオが
好きです。
最近買った物では、録音が非常に悪いですが、Great ViolistsというCDに入ってる
ライブがよかったです。。(他、クライスラー、Rabinのライブも入ってます)。
個人的にはどっちかというと小品を良く聞きますが、ブルッフ、そういやもってない(^^;
あさってぐらいに買います。
ちなみに、たまにビデオテープで売ってるのをみかけるんですが、ハイフェッツの
レッスンビデオ持ってる人います?
548 :
456:03/06/22 14:48 ID:???
だれか〜〜〜〜
>>548 ありましたね、そんな質問。
でもさすがにEMI同士で聴き比べた人はあまりいないと思われ(−_−)
(だって、・・・ねぇ)
リマスタは、国内盤が2088、輸入盤がARTかな?(勝手な推測)
・・・おっと、違いますね、調べたら輸入盤はReferencesでした。国内盤は、多分。
ドングリの背比べだと思いますから、お好きな方でよいのでは?
自分なら? References買います。
私はハイフェッツではモーツアルトなんか好きですね。
後、ありきたりですけど、ラロ、シベリウス、シュトラウスなんかです。
シベリウスはビーチャムとの古いのがいいですね。新しい方は伴奏が良くないです。
DOREMIからトスカニーニ/NBCとのブラームスが出てますね。
聴いたこと無いけど何か凄そう。
でもハイフェッツのブラームスってなめらかすぎてあんまりいいとは思わないな。
>>548
その2つ聴き比べた人ってちょっと少ないのでは。
あ、あたし、ハイフェッツはチャイコ、ラロ、チゴイネルがすきー。
>>547 出典乙です。みんな同じ版ではないですから、中期以降のニーチェみたい
に断章形式ばっかの人の出典は、こうやって断章番号書いてくれると
検索しやすくていいです。
ハイフェッツによる技巧的小品は、これ以上弾ける人は皆無ではないか
とすら思いますなあ。たとえばアンコール用のショーピースとしておなじみ
のバッツィーニの「妖精の踊り」におけるフラジョレットとピチカートなんか、
全てスカにならずにちゃんと鳴っているのは、ヴァイオリン弾けなくても
フツーに呆気に取られますです。
ラロ、シベリウス等々も名演だけれど、個人的にはシュポーアの協奏曲と
複弦楽四重奏の入った盤がおそらく一番聞いた盤。
後者はハイフェッツ、アモワイヤル、ベイカー、ピアティゴルスキー等々、
錚々たるメンツ。これは子どものころ図書館で借りてきて、ダビング
したテープが伸びるまで聞いたし、今はCDで手元にあるしで、何回聞いたか
知れない。だから自分は、ハイフェッツと聞くと、本当はシュポーアが
最初に出て来たりして。かなり歪んでるな。
ミルシティンは1960年代何していたの?
>>552
バッツィーニの「妖精の踊り」
私も楽器やって無いので責任もっていえませんが、この曲はヴェセイやフーベルマンの
方がよく弾けてると思いますよ。
少なくとも指や弓の方は全然早いです。
フランジョレットなんかハイフェッツが厳しそうな所をヴェセイはまるで風のように通り
過ぎます。ごまかしてるかどうかは早すぎてよく分かりませんが(私の耳じゃ付いていけ
ない)、多分ごまかしてないと思います。楽器やってる人の意見が聴いてみたいですね。
同じスレの人がここに書き子してたようなので驚き
そして音律に関するサイトめぐりをしてきました。
結構勉強になりました。
ここのスレの人たちって忍耐強いですね。
それに真剣。
恩恵に預かりありがとうございました。
関係ない話をsage忘れ。申し訳ないです。
これを機会に時々ロムりに来ますー。
「200CDヴァイオリン」って本はおすすめですか?
全然。
>>555 ヴェセイってのは悲しみのワルツなヴェチェイのことでしょうね。
(正しい読み方わからん。ハンガリーでしたっけ?)
ハイフェッツはいくつかありますから、どの盤で比較しているのか
定かでないですが、ともかく確かに彼らは速い。
ただ、自分にはSPゆえのノイズをかいくぐる耳ないというのもあり、
彼ら2人は、スゴいけどよーわからん部分もある、というのが
正直なところ。SP時代の伝説的巨匠ですし、どいつもスゴい、で
お茶を濁すしかないかも。。。
最近の録音だとカヴァコスが一番印象的だったかな。
561 :
名無しの笛の踊り:03/06/24 01:22 ID:JyZD2fYe
「誰がヴァイオリンを殺したか」という本はなかなかよかったよ。
>>561 う〜ん。漏れにはアジテーションが過ぎると思えたけどな。
>>560
おお、どうもありがとうございます。
>>どいつもスゴい
この時代の人達って素人耳に聴いてもめちゃくちゃ速い(上手い?)ですね。
ヴェセイ(ヴェチェイ?)のベトのソナタ、私はこの曲の演奏で一番好きですね。
シベリウスが協奏曲を献呈したらしいですね。
ベトのソナタの演奏にしろ、この事にしても凄い人だったんでしょうね。
(ただ指や弓がよく動くってだけじゃなく。)
>>563 フーベルマンは事故という不運があったわけですけど、ヴェチェイ(?)
は早世が残念ですね。残っている録音はホントに僅かですが、生年から
考えれば60年代まで活躍してステレオ録音遺していても不思議じゃない
ですから。というわけで、なんか世紀前半のレビンのような印象あります。
デル・ジェズの呪い・・・?
SP時代の巨匠の録音には、確かに早弾きも目立ちますよね。あれはたぶん、
端的にそれがウケたからでしょう。ポルタメントなんかも、かなり
どぎつくかけますし。
あとはやっぱ複製芸術の氾濫で演奏スタイルが随分変わったんでしょうね。
同じ演奏を聞き返すことが習慣化すると、ライヴならさして気にならない
疵がどうしても目立つし、また華々しく耳目を惹くパフォーマンスだけ
ではダメになってゆく、というか。悪くすると画一化の方向ですが。
今から聴くと、ちょっと古くさくて(音質が、ではなく)聴けないものも
ありますが、ラフマニノフとかフーベルマンのように、それでも他に
代え難い演奏を遺した人もいるSP時代、という感じですね。
ラフマニノフは良い演奏家ですね。
沢山のピアニストの録音を聴いた後に初めて聴いたけど
ちょっとしたショックを受けました。
>>565
確かに残念ですね。
後この人の他にもヴォルフシュタールとかも。彼の僅かに残された録音なんかどれも名演
ばかりなのに。でもヴェチェイは確か20年代の終わりには引退同然になってたそうです。
理由はよく分からないんですが。
どぎついポルタメントをかけた華々しい演奏でも素晴らしい内容があればいいんですが、
つまらん演奏してた人もたくさんいたらしいですね。
後フーベルマンの1899年の録音やクライスラーの初期の録音なんか聴いたときは
その異様さに衝撃を受けましたね。これが19世紀の演奏なのかと。昔こういう演奏を
していてよく後の時代に適応できましたね。最終的にはアメリカ的な審美主義にも合わ
せてましたし。時代による美的感覚変化というのは凄いもんですね。
ダルベールの皇帝なんか私たちには全く理解できなくても、同時代の人達には凄い名演に
聴こえたんでしょうね。
568 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 12:10 ID:xz+tGdWA
時代による様式の変化の問題は大きいね。
少し前まで主流だったのは、「作品は19世紀、演奏は現代」といった
好みだったと思う。ヴァイオリンでいうとハイフェッツ以降。
ティボー、クライスラー、エルマン、フーベルマンなどは余り相手に
されなくなった。
もう少したつと、ハイフェッツの技巧派的部分に批判があつまって、
技巧があっても技巧をみせつけない演奏が人気になる。オイストラフ、スターン
パールマンなんかがその代表。
「誰がヴァイオリンを殺したか」という本では、その結果次第にポルタメントが
消滅する傾向になった、というけども、それは確か。
確かに、古い演奏を聴くとかならずしもそのロマン的解釈が、違和感を
感じさせる演奏家も多い。それに20世紀初頭の演奏が、19世紀ロマン派の
演奏スタイルと同じものかどうかも疑問はあろう。とはいえ古い様式の演奏を
聴くと、現代の演奏にない魅力があるのも確か。とくに一部の天才の演奏は。
このあたり、考えてみると面白いと思う。今日の私達の耳が毒されてるの
かもしれないわけで・・・。
俺はバイオリンの演奏は過渡期にあると思う。
昔は情におぼれた演奏、今は理念に基ずいた演奏
がよしとされてるみたいだけど、いずれも奏者が音楽を
支配しようとしている。すると本来自由である音楽は
そのてから逃げてどうしても後追いになってしまう。
結果音楽のある一面しかみえないということになる。
理想は逆に音楽に支配される事。
音楽が奏者の体をかり今この瞬間に音楽が自らの力で
生れ落ちたかのようにきこえる演奏。そうしたときだけ
音楽は全身をあらわすとおもう。
バイオリンにはそんな演奏するのは皆無だった。
美音や名人芸、様式美にアカデミックな表現、...
そんなのを幾ら身に着けても巨大な音楽という氷山の一角しか
見えてこない。
技術の習得の長い道のりの中で心から歌が蒸発
してしまうかのようだ。
ある意味バイオリンのもつ魔性かもしれん。
570 :
初心者:03/06/25 22:58 ID:???
しばらく迷った挙句にクライスラーって方のアルバムを買ってみました
朝はいつもこれ聞いて登校してます
色々教えてくれた方々、どうもでしたw
突然ですが堀米ゆず子さんの演奏はどうですか?
今度シベリウスの協奏曲を聴きに行きます。
>>570 はう?
どこのカキコか分かりませんが、曲は何ですか?
クライスラーは、演奏家として?それとも作曲家として?
>>566 ピアノだと、特にラフマニノフ、それからホフマンは個人的に別格です。
まあこちらも現代の耳で聴けば古くさい部分があるのは紛れもない事実
なんですが、圧倒されます。
>>567 ヤン・クーベリックなんかも活躍時期は短かったし、ヴェチェイも
また、花の命は短くて、の典型的タイプだったんでしょうかね??
SP最初期の録音なんかは、仰る通り、すさまじいものがありますね。。。
ベルエポックから未曾有の戦禍であった一次大戦を経て暗く内省的な
時代へ、という大きな文脈での変化も関わっているんでしょうかね。
特にフーベルマンは、生きていた場所も場所ですから。。。
ちなみに好みからすると、自分はエネスコが一番よく聴くSPの巨匠
です。バッハは勿論、ヘンデルとかリパッティとの自作とか。
そういえば今日思い出してヴェンゲーロフの妖精聴き返してみた
ものの、さほどよくないような、、、。のくせ、違う盤だけれど
ワックスマンのカルメンなんかはハイフェッツに優るとも劣らぬ
凄い演奏。得意不得意ってのもあるんですかね。
>>571 堀米ゆず子さんのコンサート行ったことあります。
アンコールのチャルダッシュが殺伐と戦ってる感じ(?)で良かったです。
でもこのとき調子悪かったのか全体的に雑音がかなり気になりました。
でもCDで聴くとやっぱカッコイイんですよね。
演奏聴くとオオザッパな性格の方なんでしょうかね?
カッコイイから好きですけど~♪
シベリウスのおすすめは?
579 :
名無しの笛の踊り :03/06/27 21:20 ID:mG2IYEbo
Vcは掟破りかもしれんが、
弦楽器全般と言うことで許されよ。
旧録(アクースティック)時代の
パウ・カザルスの演奏は凄いと思うぞ。
真のヴィルティオーソだと思うぞ。
この時代のカザルスに敵うVnは無いと思うぞ。
>>579 「弓の王」と讃えたのはクライスラーだったかな
,.、 ,...、
く;>ゞ;:>く /!
,ィ` >',.イ'く
,.イ ;:r'-" (:'ノ
,. -―‐- .、. ,.ィ";:;:;/
/ ,.イ;:;:;:/
_ノ ,.ィ",'r';,/~ヽ
) ,.ィ" '// !
,.ィ //// ,!
,,..ィ^ー‐'",r' x' //x" ,.:1
, r'" 'ー'"/X X /,、 _ ,.- '/
/ //,;">、) ノ /;:ミ;;-'"
l⌒`丶 、 rイ>',</ / ,.'/
!:::::::::::::::ヽ ,ィ:::::::::ツ (_,, (/
ヽ::::::::::::::::);:r''" `>
\::::::::;:ク ;/"
ヾ'" ,;/
\ ,.ィク
`= = = ‐'"''"
おお、素晴らしい!
ウージェーヌ・イザイがいるさ。カザルスもイザイを深く尊敬していた。
_,, -―- ,,_
/´ `\
/〃 ヾヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
{ ノル'フノリリハヾ、} | 中高年
| イ〃≡ ≡ヾ い| |
!|| 〔´⌒_〕^〔_⌒`〕 |リ' < 歳をとるほどハイフェッツの偉大さに
. { 、。 ̄r(___)、 ̄ 。, } |
爪 ゝ___,_,___, ィ ,! | 気づくものやで
〃人 `亠=亠'´` 人 \__________
/ ̄ l |\_____/| |  ̄\
/ ヾ | \l>凶<l/ | ∧
586 :
名無しの笛の踊り:03/06/28 02:23 ID:+jdcag/s
クレメルが境でバイオリンの演奏スタイルが変わったという部分はありますよね。
さらに以前にはズーカーマンとかもいて、ピアノならグールドみたいな存在かな。クレメルをポリーニみたいな存在と言っていいかどうかわからないけど。
いずれにしても、一旦「歌う」ための存在から、大きく変わってきた。
ポルタメントもですけど、ビブラートのかけかたも随分浅くなったし。
しかしそれでも弦楽器は歌うように引かないと美しく響かないようできている。ピアノと違って。
|┃三 _________
|┃ /
|┃ ≡ _、_ < その話、詳しく聞かせてもらおうか!!
____.|ミ\___( <_,` ) _ \
|┃=___ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
589 :
名無しの笛の踊り:03/06/28 14:36 ID:q2LxFPf8
イザイの録音ありませんか?
クレーメルはどうなんだろう。
秋にシベリウス聴きに行く予定だけど。
突然ですが、明日の「題名のない音楽会」、
神尾真由子、戸田弥生のお2人が出ますぜ。
ほんとだ。楽しみ。
神尾さんは「カルメン・ファンタジー」とメンコン、
戸田さんはピアノの若林顕とともに望月京作曲の「ホメオボックス」を演奏。
抜粋だろうけど、観る価値十分。
あげます!
594 :
138:03/06/28 23:47 ID:IPU7uB2Y
遅れましたが、ハイフェッツのブルッフ買いました(ステレオ録音)。
わりとクールな感じで、うーむ、録音聴くだけの好みでは、やっぱハイフェッツは
モーツァルトの小品とかのほうが好きかな...。ただ、録音で聞くとクールさが耳につきますけど
ホールで生で聞くと全然違った要素が聞こえそうな感じはします。
有名人の言葉を無条件に信用するわけではないですけど、パールマンは、
「ハイフェッツの音の美しさは、録音では『絶対に』わからない」と断言してました。
同じCDに入っていたモーツァルトの協奏曲はよかったです。スコットランド幻想曲は、
オイストラフのが好きかな..。
>>573 エネスコ、私も好きです。スレ違いですけど、リパッティのバロック調のコンチェルトの
自作自演もよかったです。
>>579 カザルス、1920年以前の録音ですか? 一枚だけ持ってるなー。
>>589 ソニーから出てるのを一枚持ってます。意外に録音も良好で、結構お薦め。聞く人によると
この一枚でイザイは「ヴァイオリンの王」だとわかるらしいんですが(うちの師匠の弁)、
漏れはそこまでわかりませんでした(^^;
明日、というか本日の午前中FMで、
ハイフェッツがいっぱい聴けますよ。
>>595 サンクス。ほんとだー。
でも彼の協奏交響曲初めて聴くなぁ。
どんなだろ。
想像つかない。
チャ−ルダーシュ(モンティ)のお薦め演奏ってありますか?
または基準となってるような名演奏。
とりあえずラカトシュかな。昔キングから出ていたジプシーヴァイオリン
のLPですごい名演があったんだが、残念ながら多分入手困難。
ジプシー系ヴァイオリン奏者がよく弾いているので、大手CDショップの
ワールドミュージックコーナーで探すとよい。
>>594 うーむ、そうですか。自分は大好きなんだけど、無駄金使わせちゃってすみません。
で、ふと思ったんですが、もしかして138さんは、ハイフェッツトーン+古典派
あたりの組み合わせにエクスタシーを感じるのかも。それなら自分にとって
特別な盤でもあるシュポーアはイケるはずです。でもこれも合わないとなんなので、
図書館にでも買わせましょう。
ちなみにブルッフといえばクーレンカンプにチョン・キョンファなどの名盤が
ありますが、ごく最近の録音ではシャハム盤をよく聴きます。
エネスコといえば、なにげにピアノも上手いんですよね。個人的に愛してやまぬ
チェロのフルニエもポリオでピアノからチェロ転向。ハスキルとリバールの
DORON盤では、リバールがピアノに座ってハスキルがヴァイオリン弾いてる
写真がジャケになってるし、ピアノってのは基本なのだろうか。
600 :
138:03/06/29 02:01 ID:???
>>599 いえいえ、なんか変な書き方しちゃいました。
ハイフェッツのブルッフ、いいですよ。買ってから、通勤時間に毎日聞いてます。
私、ダメな演奏は、ほんと数分ぐらいしか聞けないので、買ってよかったと思ってます。
録音についても、手持ちのハイフェッツの中では一番いいと思いました。
ちなみに、何度もいろんなところで書いてますが、ハイフェッツはなんといっても、
弾いている映像が一番かっこいいので、もしご覧になられたことがなければ、是非〜。
あと、チョン・キョンファのブルッフは持っています。これはあんまり聴いてないな...。
シャハムは持ってないですけど、デビュー当時(?)のシベリウスは持っていて、これは
一時期はまった演奏でした。一時期というのは、このCD、数年前に人に貸して、まだ
返してもらってないという..(苦笑)。
シュボーアというのも聴いてみます。ピアノ、弾ける人がうらやましい(^^)。
それと、ハイフェッツと同時に買ったんですが、グリュミオーが1st弾いているモーツァルトの
クインテット(Va×2)も良かったので、一応推薦しておきます。これが1000円とは。
>>594 イザイの面コン3楽章なら聴いたことあるが、ヴァイオリンの王と
判断できなかったな。ヨアヒムのガリ壇は雰囲気だけ少し感じられた。
アウアーは上手いのか下手なのかさえわからなかった。w
ブルッフいいですよね。
といっても私はヴァルガとメニューインの少年時代の録音しか持ってませんが。
どちらも名演だと思いますが、この2つの中ではヴァルガの方が気に入ってます。
私はヴァルガ好きなんですがみなさんどうでしょう?チャイ、モツ、バッハなん
かも好きです。
でもクーレンカンプの買った様な気がする。何かのCDに入ってた気が…。
後で探してみよう。
>>ピアノ、弾ける人がうらやましい(^^)。
私には楽器弾ける人はみんなうらやましいです。
習おうにも左利きの私には何も出来ない(/_;)。
歌う!
もうじき始まるよ 戸田&神尾 ♪
戸田さん産後かな?
現代モノも弾くんだね。
いい感じです。
>>598 情報ありがd。
さっそく探してみます。
607 :
_:03/06/29 11:47 ID:???
今日の「題名のない音楽会」はジョン・健・ヌッツオさんが欠席された分、
神尾さんと戸田さんの放送時間が増えて、ヴァイオリン・ファンは得?しましたね。
>>605 戸田さんは、むしろ、現代曲に熱心な人と言っていいですよ。
CDも、原田敬子さんの曲を1曲弾いてるのがフォンテックから出てます。
輸入盤なら、ラビノヴィッチのが2枚。うち1曲は
オーチャードホールでの、作曲者+アルゲリッチとのライブ
だったりします。
609 :
安いよ:03/06/29 22:54 ID:???
610 :
名無しの笛の踊り:03/06/29 22:56 ID:GKoydSTc
今日の「題名のない音楽会」、寝過ごして見れなかった。
テレビで神尾聞いて、来月のN響とのコンサートに
行くかどうか決めようと思っていたんだけど。
>>609 ほんとに安いね。ゆずさんは文句なくいいし。
プログラムすごくやる気みたいだし。
皆で聴きに行かない?
>>609 ちょっと前にこのスレで堀米さんの話題が出たときに
ぼくもこのコンサートのこと、書こうかと思ったんだ。
堀米ゆず子+特別ゲスト・加藤知子で900円!!
プログラムも無伴奏の曲ばかりで、面白そうだよね。
613 :
612:03/06/29 23:11 ID:???
うわ。ほとんど同時とは!
堀米ゆず子(vn)
9/5(金)19:00 東京文化会館小ホール
全自由席 \900
特別ゲスト:加藤知子(vn)
曲目・演目 ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ ニ長調、
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番シャコンヌ付、
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、他
900円ってすごいね。
スイマセン、ちょっと教えてください。
激しくうろ覚えで申し訳ないのですが、5年(違うかも)くらい前に
話題になった天才少女ヴァイオリニストで当時中学生くらいだったのかなぁ?
名前に「タマ」が付いてた気がするんだけどそんな子いますか?
タマは付いてないかもしれないけど古風な名前だった覚えが。
ニュース番組の特集で見たんですよね。
顔はそんなにカワイクなかった(ゴメン)。すごい黒髪ですた。
ふと思い出して気になってしまって。
900円コンサート。前にも行ったことがある。戸田弥生さんだった。
コンサート、短くはないし、プロもよかった。
バルトークの無伴奏、弾くんだ!
あれは激むずいよ〜。
なかなかライヴでは聴けない。
619 :
名無しの笛の踊り:03/06/29 23:50 ID:Z1wQdbEO
あのですね、あそこは直接イープラスってところからじゃないと
申し込めないのですか?
なんかそんなかんじだったんですけど・・・
それともホールに電話してみてもいいんでしょうか。
調べたけど、ホールの方にチケット販売ってないみたいだし、
よくわかんないけど・・・まぁこの値段だし、
特別な売り方をしているのでしょうか・・・
>620
あー多分この子だわ。ありがとう。
名前全然古風じゃないじゃんね。サヤカなんてハイカラな名前だわ。
「タマ」が付くなんてどう勘違いしたのか考えてみたけど
当時テレビを見た時中村玉緒に似てると思ったからかもしれない…
>>619 チラシを見ると、まずカジモト・イープラス(03-5749-9960)
が大きな文字で出ていて、
その下に、チケットぴあ(0570-02-9990)、
CNNプレイガイド(03-5802-9990)、
東京文化会館チケットサービス(03-5815-5452)、
e+(イープラス)
が小さな文字で並んでいます。
それからこのコンサート、京都公演もあるので、
関西の方はそっちへどうぞ。9月7日(日)、アルティ、14時です。
>>616 >>621 それは川久保賜紀(たまき)さんじゃないでしょうか。
名前に「タマ」がついて、すごい黒髪というのには、
断然こっちが合致します。
616です。おぉ、こっちの方っぽいですね。ありがd。
当たり前だけど大人になってる。で綺麗になりましたね。
玉井菜摘さんは?
>>627 ちがうだろ。
川久保サンて写真ほどきれいでも色っぽくもない‥いわゆる日系
そういう方もいるんですね。私が探してる方は名字でなく名前にタマが付いてたので
川久保さんの方だと思います。ありがd
>>600 ハイフェッツの映像は細切れ程度しか見たことがありませんです。
カーネギーホールなんてのもありました。EMIから、ルービンシュタイン、
ハイフェッツ、ピアティゴルスキーの映像まとめたDVDが出てますけど、
迷い中。
グリュミオーは、先日中古屋で300円で買って来たヘンデル、スークや
エネスコとはだいぶ趣が違うとはいえ、とてもよかった。自分はどうも
脳天気すぎるように聞こえて少々苦手なタイプで、文句なく名演と思える
フォーレなど以外は好んで聴かなかったんですが、これを機会にその
モーツアルトも探して聴いてみます。
>>602 ヴァルガレーベルはほんといい演奏詰まってますね。そのほかバッハや
モーツアルトといった、CLAVES盤にも収録されてその才能を広く知ら
しめることとなった演奏なども素晴らしいけれど、自分はニールセン
とかブランコといった、比較的マイナーな曲をよく聴くかな。
ブルッフの協奏曲はかなり好きな曲なので随分いろいろ聴きましたが、
実は自分はミルシテインによる69年のM&A盤が一番の好みかも。
ミルシテインはこの上なく崇拝しているアーチストなんで、贔屓の
引き倒しを恐れて褒め過ぎないようにしてるんですが、これは文句ナシ
に最高の名演。あとはカンポリとギンペル。
ちなみに自分も左利きなんですが、演奏家って左利き多いんじゃ
なかったですっけ? すぐ思い出すはグールドあたり。
思い出すは千住真理子あたり。
ソリストじゃないけどコーリッシュは左利きゆえ
左右あべこべに楽器構えてひいてたんだっけ。
つまり左手に弓、右手で楽器を掲げて。
子供のころからやってればあんまり関係ないと思うよ。
レイトだと厳しいけど。
>>602
ヴァルガレーベルのCDってあんまり店で売ってないですよね。
自分が持ってるのはモツのVN協第3番だけで、後はCLAVES盤と何か他の
レーベルから出てたベトコンだけです。
どれもかなりの名演だと思います。
ブルッフのコンチェルト、探してみたらクーレンカンプもカンポーリもミルシテインの
69年M&Aライブも持ってました…。
他の曲目当てで買ってそのまま忘れてたらしいです…。時間があるときに聴いてみようと
思います。
>>演奏家って左利きが多い
まじですか?聴いたこと無かった。じゃあ、楽器は逆に持つんでしょうか?
>>632
そうなんだ。千住真理子さんって名前しか聞いたこと無いけど。古いモン好きなもので。
>>633
確かコーリッシュは戦時中に肩を負傷したか何かだったと記憶してるんですが。
>>635 ヴァイオリンを改造して左利き用にした人もいますが、普通は
左利きも右利きと同じ持ち方(弓が右手)で使います。
千住さんも普通に持って演奏していますよ。(ビデオを持っている)
指板を押さえる方が左手なので、取っ掛かりは左利きのほうが
上達しやすく、ボーイングが問題になってくると、右利きの
ほうがやはり有利、と聞いたことがありますが、ある程度から
は才能と練習でしょう。
千住さんが左利きなのは知りませんでしたが、それでかな?
と思ってしまいました。(自粛)
ピアノは、自分の知っている範囲で考えても、左利きは結構
有利かもしれません。
>>千住さんが左利きなのは知りませんでしたが、それでかな?
>>と思ってしまいました。(自粛)
これで長年の謎がとけました。彼女の演奏にはそういう
理由があったのですね。
左利きの人は無理せずに楽器の弦を逆に張って利き手で弓を
持つようにできないものか。当然構え方も逆にして。
639 :
Atisa:03/07/02 15:45 ID:27j33++u
>>左利きの人は無理せずに楽器の弦を逆に張って利き手で弓を
持つようにできないものか。
その場合は、楽器の中のバス・バーやポストの位置まで変えるのですか?
640 :
_:03/07/02 15:47 ID:???
641 :
_:03/07/02 16:50 ID:???
ピアノは結局左右の差が全くないところまで訓練しなくてはなりませんね。
ヴァイオリンはもちろん両方大切ですけど役割が全く違いますね。
644 :
Atisa:03/07/03 10:41 ID:umLyxNa1
>643
バス・バーはG線側のF孔から楽器内部を覗いたら見える15センチくらいの棒状の
木切れです。その場所、材質、形などで低音の響きに変化がでます。
ポスト(魂柱)はE線側のF孔から中を覗けば見える表板と裏板の間に立っている
柱です。場所や材質などで中高音の調整が出来ます。
従って、もしも演奏者側から見て右側にG線をもってくるようにするならば、
バス・バーとポストの位置も入れ替えねばならないと思うのですが、プロの
演奏家クラスの人のもっているような高価な楽器にそんなことをするのかなと
思ったのです。
>>644 プロの演奏家でviolinの改造(バス・バーやポストの位置の入れ替えまで)を
した人は知りませんが、普通に趣味で弾いている人で、改造してもらって逆に
もって弾いていた人はいるようですよ。(すなわち弦の張り方も逆になる)
646 :
Atisa:03/07/03 18:14 ID:umLyxNa1
>645
そうなんですか。だけど、オーケストラで一人だけがおっしゃるような具合に
演奏すると、客席から見て視覚的に収まりが悪いでしょうね。顔の向きも反対
だし、弓を持つ手が隣の人とあたっちゃいますよね。
教える先生も教えにくそうですね。
>>646 プロのソリストは除外して、安価な楽器や新作で普及すれば
左利きの人も苦労しないようにならない?
オーケストラは左利きだけ最後尾に隠せばいいよ
648 :
Atisa:03/07/03 20:02 ID:umLyxNa1
>647
おっしゃるとうりですね。
だけど、ヴァイオリンの場合には、ピアノは勿論、チェロなどと較べても
稽古を始めた最初はいずれにしろ不自然な姿勢を強いられるのだから、左利き
の人が反対向きにするメリットがそれ程あるのかと思うのですが・・・。
ぎっちょのチャップリン、映画の中で普通と逆向きでVnを弾いていた。
チャップリンは確か逆向き用の楽器を作らせたんじゃなかったっけ?
>>650 そのようですね。たっしゃなヴァイオリニストだったようです。
あ、今思い出した。昔、東欧の(という言葉があったころ)
Vn系全員立って弾く弦アンサンブルで、一人だけ、逆のヒトいたっけ。
FM番組誌に載った写真でビックリした記憶。
>>648 以前にも書いたのですが、習い始め指板を押さえる左手のほうが
問題になるので、(右利きに比べると)左利きのほうが有利だそう
です。初級を終わり中級くらいからは、ボーイング(弓の使い方)
が問題になってくるので、利き手に弓を持っているほうが有利だ
そうです。
実際に左利きの人で、普通の構え方で習った方がおっしゃっていま
したよ。ただ、もちろん利き手の問題だけではなく、本人の才能と
練習が一番問題ですけどね。
それくらい、ボーイングが難しくて重要ってことでもあります。
ピアノで左を鍛えた右利きが有利かと。
左手最初大変といっても最初は簡単な運指だから
利き腕でボーイングを最初から行う方が理に適っていないか?
655 :
Atisa:03/07/03 23:20 ID:umLyxNa1
>652
ふーん、そうですか。
ちなみに私自身は元々は弱い左利きで子供のときに右利きに矯正させられました。
ヴァイオリンも勿論普通に構えるやり方でやりましたが、逆向きに構えた方が
良かったどうかは今まで考えたこともありません。唯、右利きに矯正させられた
ことには現在では良かったかどうか疑問を持っています。
>>653 確かに、ヴァイオリンは「ピアノで左を鍛えた右利き」にとって
有利かもしれない。
でも、ピアノは「右を鍛えた左利き」が上手く聞こえるんじゃない?
生活の中では、右利きに矯正したほうが便利な場面が多いですが、
矯正したとはいってもその本人の頭の構造は左利きの構造に
なっていることは事実ですから、もって生まれた能力を十分に
発揮できなかった可能性は否定できません。
それで、近年は、(欧米だけではなく)日本でも、無理に
左利きを右利きに矯正しなくなってきていますよね。
ピアノは「右を鍛えた左利き」が上手く聞こえるんじゃない?
あんたマジで言ってるの?
>>657 いきなり「あんた」ですか。
真面目に言ってますよ。勿論、「右を鍛えていない左利き」の
演奏は聞き苦しい、の一言ですけどね。
同様に「左を鍛えていない右利き」も、上級まで達するのすら
難しいですが。
659 :
138:03/07/04 01:21 ID:???
>>602 左利き
レスしようと思いましたが、激しく展開されているのでノーコメントということで(^^
ヴァルガという方、初めて名前聞いた....。探してみまつ
>>605 妊娠中の戸田さんと一緒に弾きますた(トラで出向いたオケでですが)。
チョトだけ自慢。音楽性どうこうはともかく、やっぱ上手いです。めちゃくちゃ。
超名器のストラドも凄い音でした。
で、インタビュータイムがあってそのときの言葉が印象的でした。
「戸田さんもスランプに陥ることはあるんですか」
「そりゃあ何度もありましたよ」
「そういうときはどうするんですか」
「2日か3日、楽器を弾かずにぼーっとするときもあります。でも、
結局、私には音楽しかないと思って。ヴァイオリンに戻るんです」
「そうやって2、3日楽器を弾かないで、もう一度楽器をとったら、ふとスランプから抜け出ている、
ということはあるんですか?」
「いや、そんなことはありません」
「ではどうやってスランプから脱するんですか」
「自分ではいあがるんです。誰も助けてくれませんから」
最後の一言だけ今でも覚えています。自分ではいあがる...。
660 :
138:03/07/04 01:25 ID:???
>>630 能天気
そうですね(笑)。ヘンデルの演奏も、ちょっと緩いというか、独特の子供っぽい感じが
あって、スークみたいにかっちりとは違うなと。で、特にグルュミオーファンではなかったんですが、
モーツァルトのクインテットをちょっといくつか聴きたくなってみて、買ってみたら、とても良くて。
チェロは好みじゃないですけど、グルュミオーの音がとてもみずみずしくて、久々にリラックスして
聴ける一枚でした。
ずっとピアノやってたせいか、バイオリン習い始めた頃、
小指のほうが高い音ってのに慣れるまで時間がかかった。
今は楽器なしで指先でメロディー追う時も、小指のほうが高音になったけど。
ビブラートの練習始めた時も、右手だときれいに細かく震えるのにと思ったな。
そうだね。
私は指番号に困りました。
先生が「3!」「3!」と言ってるのに
中指で押さえてる。
あと、小指の付け根から真っ直ぐの状態で
上げ下ろしするのがしばらく変な感じだった。
>>660 グリュミオーのモーツァルト、ヘンデルは最高ね。文句なくいい。
あと今聴いていたんだけどルクーのソナタ、「子供の夢」、
これはもう一生聴き続けると思う。
マックス・レーガーのバイオリン協奏曲
日本初演聴きました
名曲だね
サン=サーンスの白鳥、ピアノパートが変なやつがあるんだけど、
誰のアレンジか知ってる香具師いますか。
白鳥はヴァイオリンではない
なるほど
>>660 脳天気ってのは、ちょっとファンな人にはカチンと来たかもしれない
表現だったかな。ただ、ヘンデルはそうも聞こえる彼の匂い立つような
音がやたらハマってて最高。ペライアのヘンデルのような無上の爽やかさ。
>>663さんが挙げているルクー・イザイ・ヴュータンの入った盤は、
フォーレと並ぶ今までの数少ない愛聴盤の一つです。モーツアルトは
ハスキルエディションのハコで全部あるのだけど、そもそもモーツアルト
をそれほど聴かないので、それ以外は盲点でした。。。
今日、遅まきながらグリンゴルツのチケ予約。難曲バルトークの
無伴奏に期待しつつ、さてどう出るか。
あたくしも参ります >グリンゴルツ
あとね、9/5文化会館小で行われる堀米ゆず子さんの900円コンサートでも
弾かれる予定ですよ
難曲だけどいいよね〜
ところで、ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタってご存じでつか。
>ルクー・イザイ・ヴュータンの入った盤
グリュミオーの芸術か何かのバラ売りになかったけ?
ベルギー派の面目躍如といった感じだね
ハイフェッツのコルンゴルド
>>672 おお、奇遇ですね。実はDGの方の録音はまだ2つとも聴いてないので、
BIS時代の演奏からどう変わっているのか、というのは楽しみです。
でも、どうせならイザイとかプロコつけて全部無伴奏な夕べのがよかった
かも。2年前のリサイタル聴いた人が、この横浜のピッチャーな名前の
ピアニストがダメダメだった、と言っておりました。。。
堀米さんは値段がすごいですよね。多分これも行くでしょう。
ジェミニアーニは、昔持っていた盤に、無伴奏入っていたような朧気
な記憶が、、、?
>>673 そです。長らくLPで聴いていたんですが、安いので買い直し。でも
これ新録なんですよね。これもとてもいいけれど、旧録のが耳に馴染んで
いるかな。
グリンゴルツのチャイコとショスタコはどうも異端に聞こえてしまった。
でも買って一度しか聴いてないかな。 w
もう一度聴きなおしてみる。
好評のようなのでDQNな質問で申し訳ない、させてください。
ルクーのソナタ、終楽章で
「君と会った その日から」
のメロディがあるんだけど
この歌はこのソナタをパクったもの?
子供の夢 もいいねぇ〜 すんばらすぃ〜
679 :
名無しの笛の踊り:03/07/06 02:08 ID:pTi1Mkfy
矢部達哉ってのはどうなの?
ヴァイオリンの無伴奏ソナタって何かすごく好き。
独特の世界があるなぁ。
普通はピアノないと間がもたないもんね。
☆クレーメルのリサイタルはぜひ聞きたいね☆
シュニトケとフランクが楽しみ。
10月12日(日)18:30 横浜みなとみらいホール
10月15日(水)19:00 東京芸術劇場
J.S.バッハ:フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813 (ピアノ・ソロ)
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ「クワジ・ウナ・ソナタ」
J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004
フランク:交響曲 ニ短調(エルネスト・オールダーの編曲に基づく)
ピアノ :アンドリュス・ズラビス
料金 東京:S¥9,000 A\7,000 B\5,000学生・シルバー\3,000
横浜:S¥8,000 A\6,000 B\4,000
発売 一般発売 : 東京・7/21(月・祝)10:00
横浜・7/18(金)10:00
683 :
名無しの笛の踊り:03/07/07 11:31 ID:Jw9VScdy
私が好きなのはユーリー・ブラジンスキー。
ベルリン交響楽団と昨年来日したんですが、
メンデルスゾーンのコンチェルト、素晴らしかった。
頭から鳥肌立ちました。
あとムローヴァ。生では聴いたことありませんが、
チャイコンをCDで聴いて、聴けば聴くほど、いいなぁ〜と。
チャップリンは左利き用にわざわざヴァイオリンを作り変えて左に弓を持ってひいてるよんっ。
>>683 ブラジンスキーですか。初めて聞いた名前です。
そんなによかったなら聞いてみたいです。
CD検索したらフランクのソナタやプロコの無伴奏などが入ったのと
オペラアリアを入れたものがありました。
買ってみようかな。
ムローヴァは近時出た古楽器系のCDは聞きましたか?
今年来日するときもモダンじゃないみたいですね。
686 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 12:20 ID:44jdvTTW
>>685 >>683です。
ブラジンスキーは、なんというか、迫力がものすごくて、
圧倒される感じでした。もしまた来るなら絶対行きたい。
CD出てるんですね。私も買ってみようかな・・・
ムローヴァのCD他のは聴いてません。
今年の来日公演、行こうかな・・・。美人らしいですね。
687 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 15:51 ID:p2m3yQam
オイストラフでしょう。
音の深みがすごい。
メンコン…最初から3音符めのH。世界がフワッと広がった感じ。
ブラコン…1楽章。二度目の第2主題の直後。10分30秒前後。天上の音楽。
シベコン…やはり冒頭。荒涼な大地が迫ってくる。
チャイコン…1楽章。7分ごろの主題の技巧的な変奏。雷に打たれたような(2ちゃんじゃ突っ込まれる言い方だけど)しびれ方。
個人的にはやはりクライスラー版のブラームスです。
特に1楽章。さらに言うと前半。
688 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 15:53 ID:p2m3yQam
あと,無伴奏はシャコンヌだという方が多いけど,
自分はソナタ1番のFugaが一番いいかな。
689 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 16:07 ID:gE7Oms/7
メンデルスゾーンの協奏曲 ホ短調を買うべくいろいろ調べた挙句、
ハイフェッツが一番人気だと言うので、それを買ってみたのですが、
どうも俺にとってはテンポが速すぎて......
ゆっくりしたテンポのメンコンの名盤を教えてください。
690 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 16:51 ID:3fYpphMM
ハイフェッツは好きだけど、メンコンは彼の個性にはあまりあってないと思う。
普通のテンポの演奏だったら
スターン&オーマンディの録音がいいのでは?(小澤との録音の方はダメ)
あとは手に入りにくいけどオイストラフとコンドラシンのビクター盤とか
グリュミオーとか。早めのテンポならミルシテインのものもいい。
レッスンでこの曲やってた時は、とにかくスターンを聴きまくりました。
スターン&オーマンディのメンコンいいかったでつね。
メンコンは、和の女性演奏家に限る(あ、辻さん系、天満さん系除くシツレイ)。
指が細いから、オクターブの連続で指つっちゃう、
ダブルストップで、指のまたが裂けるわ、
こんな楽勝カデンツァでも、わたしには血を吐く思いなの、
てな風情がよろしい。
音は、オイストラフとかスターンだが、眼を閉じると
Vnの表板にアブラを滴らせる、彼らの熱演が思い出され。。
↑(Vn弾きなら、(メンコンの)オクターブで指つるわけねーだろ、とツッコムであろう。あくまで「風情」)
ヴィエニャフスキのコンチェルト(1番)でお奨めはありますか。
五嶋さんとシャハムを持っていますが結構好きな曲です。
ショパンのコンチェルトと似た感はありますがね‥。
諏訪内さんのヴァイオリンを聴いていると、
力むところで文字ではうまく表現できない音がするんだけど、
あれってなんなんですか?
カシャカシャというかキューンというか
ヴァイオリンの内部で響いているような音がするんだけど。
ヒラリー・ハーンにはまったくそういうものが聴こえない。
ありがちな質問で申し訳ないのですが、お薦めを教えてください。
無伴奏パルティータで、グリミュオー、シェリング、メニューイン、クレーメル盤を持っています。
これからミルシテイン盤を買おうと思ってますが、EMIから新しく出たのと、
ライブと全てアナログみたいなんですが、特に「コレ」というのがありましたら教えてください。
ソナタは入ってなくて良いです。
ミルシテインだと一般的なのはDG盤だと思うのですが。
シゲティ、シェリングと並ぶ名盤です。
メンコンはクライスラーの馥郁たる叙情溢れる甘い演奏が捨て難い
ヴィエニャフスキはまずシェリングだろう
700 :
689:03/07/09 09:58 ID:jlzey5Yc
みなさんの助言にしたがって、スターン&オーマンディと
オイストラフ&コンビチュニーの2つのメンコンCDを注文しました。
多分明日到着すると思います。
聴いたらまた報告します。
さんきゅ!
701 :
名無しの笛の踊り:03/07/09 16:12 ID:LFCNN0NM
おやこにゃ。
703 :
名無しの笛の踊り:03/07/09 17:17 ID:LFCNN0NM
>>702 親子か。
巨匠のオイストラフ氏はダビッドのほうだね。
ダビッド&イーゴリのオイストラフ父子のバッハのドッペルは絶品ですよ!
705 :
_:03/07/09 20:17 ID:???
メンコンはシゲティが一番好き。
って人他にいないかな?オーパス蔵の復刻は今までのより断然いいです。
138さんお薦めのハイフェッツのトリオ、ビダルフ盤をアマゾンに注文しました。
来るかな?
ダメだったらRCA盤でも買おうと思います。
後、左利きの件みなさんありがとうございます。
今は時間もお金もないので無理ですが、必ず習おうと思います。
来週のハイティンク&チョン・キョンファのコンサート行く方いますか?
708 :
HOO:03/07/09 23:54 ID:J5vW9qjo
今週末のザンデルリンク(オーチャード)と来週のハイティンク(サントリー)
いづれも聴く予定です。
>>696 ほかにもエネスコ、シゲティ、ハイフェッツがあるではないか。
キョンファか・・・
このスレ、アイザック・スターンの名前がまだ1度しか
挙がってないでつね。
もう終わった人でつか・・・
むかーし聞いたドビュッシーのソナタ、とっても良かったでつよ。
712 :
689,700:03/07/11 09:18 ID:Mmr0gz3M
>>711 一度ってことはないけど、少ないね。
でも、俺はここで奨められて、スターン&オーマンディの
メンコンを購入しました。
昨晩聞きました。
今まで俺が聴いたメンコンの中ではサイコーでした。
テンポといい音色といい、俺の好みにジャストヒットでした。
もともとパールマンのファンで買ったのですが、スターンと
パールマンの競演によるバッハのドッペルは、違う個性の
ぶつかり合い、やや緩やかなテンポ、重厚な低音、という
わけで、結構良かった。
714 :
414:03/07/12 23:52 ID:???
以前こちらで紹介して頂いた、ジェルトレルのVnコンチェルトNo.2を
聞きました(知人の知り合いが、所有されてました)。
何でこんなに胸に迫ってくるのかわからない、凄い演奏でした。
ジェルトレルは、速いパッセージを出来るだけ旋律として扱おうと
苦闘してるみたい、それをアンチェルがクールに、しかし共感を
もってサポートしてました。
みどりさんのは、こうした矛盾が感じられず、それが不満の原因
だったみたいです。終楽章、不覚にも涙してしまいました。
犬にオーダーしたゴールドエディションは、届かずじまいでした。
715 :
138:03/07/12 23:58 ID:lpnTjcZ0
>>696 697さんと同じく、DG盤のほうが一般的かなあ。ちょっと録音が残響過多に感じて、それは
気にはなるんですが。
>>706 わざわざ注文してくださって、なんか恐縮します。シゲティのメンコン好きです。
ちなみに、個人的にシゲティで一番びっくりしたのは、カザルスのライブ盤(M&Aから発売。
かつて8枚組、今は13枚組)に入っている、シューマンのピアノトリオ1番の演奏です。
チェロがチューニングしている音からCDに入っているんですが、チューニングが終って
即座に演奏が始まります。その冒頭から異様なテンションの高さです。テンション高ければ
名演だなんて思っているわけではないんですが、ほんと、いきなりこの高さか、みたいな。
たぶん、シゲティファンの方には共感してもらえると思うんですが、シゲティはスケールが
極大ですね。普通の人が高まったテンションがシゲティのノーマルテンションで、
さらに高まると、なんというか、山が地面から這い上がってくるようなエネルギーを
感じます。あと、カザルスが指揮振ってるブランデンブルクの5番のシゲティソロも良かったなあ。
クロイツェルの3楽章もそうですが、付点ぽいリズムを弾くときのシゲティの生き生きした
感じにはいつも感動します。話を蒸し返すわけじゃないんですが、こんなのって技術じゃ
ないですよね、多分....。で、楽器ですが、是非トライしてみてください。
楽器がほしい。
>>715
注文しましたがレーベルがレーベルなので届くかどうか大いに疑問です。
シゲティのテンションの高さといえば、アラウとのクロイツェルも凄かったですね。
でも歯切れの良い音のせいで落ち着きがないような感じがして音楽的には自分は不満
でした。シゲティのベートーヴェンは評判はいいですけど自分的にあんまり好きじゃ
ないですね。でもシュナーベルとの春は2人の音楽的な不一致のせいでバラバラだっ
たんですがそれぞれは素晴らしいと思います。カザルス音楽祭の記録はは自分も欲し
いですが何せお金が…。
付点も解らん自分は逝ってよしでしょうか(^_^;何となくは解りますが楽器のできん
自分には技術かどうか解らないです。楽器ですが始めたばかりの別の事が一段落した
らトライしたいと思います。
親知らずが生えてきてイタイ…。学校の試験鬱だ…。はぁ…。
いままでピアノ曲ばかーり聴いてきた者です。
バイオリンの小品集のCDを聴きたいのですが
おすすめを何枚か教えて下さい。おねがいします
この前ふとパメラ・フランクとペーター・ゼルキンのブラームスのソナタ聴いたら
良かった。
>>719 ヴェンゲーロフが昔出した小品集なんかいいんじゃないかな?
(ヴィエニャフスキ、クライスラー、バッツィーニとかが入ってるやつ)
ヴェンゲーロフはその頃が一番うまかったな。
おととし出た「VENGEROV&VIRTUOSI」の方は右手の乱れが気になる。
>>720 P.ゼルキン好きなんで気になる。
聴いてみたい。
パメラ・フランクって可も無く不可も無いような女流だよね
723 :
名無しの笛の踊り:03/07/13 20:57 ID:cDVJCOc8
ちんこ
724 :
名無しの笛の踊り:03/07/14 03:20 ID:Lk3+Ptou
か
725 :
名無しの笛の踊り:03/07/14 04:41 ID:sCWJQ0s2
>>720 比較的新しい録音じゃあ結構いいですね
1番2番のテンポの設定が祖父と父の録音に
似てたりするのがいいですね
ヴィターリのシャコンヌ、ショーソンの詩曲のお勧めをおねがいします。
両方とも初めてナマのコンサートで聴いた思い出の曲です。
>>726 ヴィターリ:フランチェスカッティ+チューリッヒ室内管弦楽団 CBS/SONY CSCR8456
オケ伴奏は、たぶんこのヒトのみ。いい意味で映画音楽的感動系、涙涙のパフォーマンス。
ショーソン:たくさんあるオイストラフ演奏のどれもいい。
(聴き直して気づいたが、上のヴィターリのオケ伴、ショーソン詩曲にチコット似た響き出てる)
この2曲、Vn好きのイノチだね。
728 :
HOO:03/07/14 23:59 ID:1SPt/g9U
N響スレのが適当なのかも知れませんが、前の方で少し話題になってたので。。。
■神尾真由子(violin)
7/14みなとみらい(19:00〜20:40)
NHK交響楽団/サマー特別演奏会(指揮:アントニ・ビット)
■プログラム
@ベートベン:「エグモント」序曲
Aメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
Bベートーベン:交響曲No5「運命」
(アンコール)
シューベルト:ロザムンデNo3から
P席は半分の入りだったが、随分と入ってました。衣装はピンクで若々しくジャストフィット。
小さいティアラ(ヘアバン)も良かった。
神尾真由子は6年前に同じN響(デュトワ)でスペインConを初めて聴き、去年は読売とのブルッフを聴いている。
ラロの時は、その少し前にサラ・チャン(N響/当時13、14歳)のチャイコンが強烈に印象に残っていただけに、
さらに若年の独奏ということで聴いたが、正直なところ印象は薄れてしまっている。
今年は春に(確かブルッフ。。。ミスってたらスマソ)聴きたかったものの、外来オケに忙しくて聴けづじまいだった。
今日は良かったです。私的には3楽章は引き込まれた。音色もストラディが馴染んできたのか、綺麗だった。
それにもまして、あのケレンミのない快活な弾き方は個人的には”メチャ好み”である。今日の弾きぶりをみてると、
あのチャンを初めて聴いた時を思い出してしまったが、そのチャンも年末には来日しブルッフやロマンスを弾く。
若手では庄司紗矢香を途切らさず聴いているが、今日の彼女(神尾)を聴いて、近いうちに中堅以上の外来オケ共演が
実現すろことを切望したい心境。本人はベトも弾きたいと語っているので、山田晶子(2月にベトを弾いている)ともども
楽しみな逸材が多く順調な成長を期待したい。外来以外では横浜にはほとんど行かないが、今日は行って良かったと思っている。
この後もN響と仙台・長岡他をツアーするようなので、頑張って欲しい。
>>726
古いのでは2曲ともティボーがいいですよ。
詩曲はエネスコもいいです。
>>729 ティボー、ヌブー
典雅なフランス人演奏がいい。
HOOさま、サンクスです。
神尾さん!!聴きたかった‥。都内なら行ったのに。
来春はリサイタルもあるようですね。
Vn聴くの大好きですけど今シーズンはもうめぼしい公演ないかな。
あ、今日明日とチョン・キョンファだったっけ?
彼女は‥‥いいや‥。
山田晃子さんは聴いたことがなく、今一番聴きたいヴァイオリニスト。
わたしも紗矢香さんはほとんど聴いています。
パガニーニ2番、シベリウスも期待しています。
サラ・チャンも聴きに行きますよ。凄いブルッフになりそうだ〜。
あとムローヴァはピリオドですが聴きにまいります。
それからクレーメル。リサイタルかシベリウスか迷う。
パールマンは、パスです。
バーバー、コルンゴルトのコンチェルトなんかどうですか?
比較的現代に近い作品ではとっつきやすくてロマンも感じられて好き。
録音も結構あるみたい。
自分的にはギル・シャハム、ヒラリー・ハーンといった若手のが好みです。
>>731 うらやますぃっす
ぱーるまん生はええっすよ
もったいない
>>732 コルンゴルト、ハイフェッツのがありやす
734 :
名無しの笛の踊り:03/07/15 00:38 ID:mTu7j5f7
735 :
HOO:03/07/15 00:51 ID:yyY6DCnj
>>731 結構被ってますね。上半期もSWO、PMF、N響(特別)、オペラ(2本)で打ち止め。1月からで52回になります。
ちなみに秋から年内のヴァイオリンの主な予定は。。。
@シベリウス(ギャレット)/フィンランド・ラハティ響
Aパガニーニ2(庄司)/ミラノ・ジュゼッペVSO
Bシベリウス(クレーメル)/サンクトペテルブルグPO
Cベートーベン(ハーグナー)/ベルリンドイツ
Dモーツアルト2&3&4(ムローヴァ)/エイジEO(2回聴く)
Eモーツアルト5(千住真理子)/ベルリンチャンバー
Fブラームス(諏訪内晶子)/シンシナティ(2回聴く)
Gベートーベン(竹澤恭子)/ベルリン放送SO
Hブルッフ(チャン)/イギリスチャンバー
。。。辺りです。
VPO、CSOもピアノかヴァイオリン1人ぐらいは連れてきて欲しいもの。ムローヴァは、
古楽にハマッちゃいましたね。もうロマン派のコンチェルトは聴くのが難しいのがホント残念。
チャンは鮮烈に印象付けられただけに楽しみです。(ほぼ全部ですが。。。)
リサイタルはピアノもヴァイオリンもあまり行かないです。と、いうよりオケ、オペラをスケジュールで
優先してますので物理的に無理な場合が多い。パールマンもどこかが一日くらいCON企画してくれれば
聴きたいですが、リサは行きません。
736 :
HOO:03/07/15 00:55 ID:yyY6DCnj
>>731 山田晃子は秋に帰国しリサイタルは予定されてます。
サントリーとか都心じゃないですけど。。。
まあ、来年あたりは帰国してくれればコンチェルト企画は出ると思いますよ?
小野明子さんの演奏が聴きたい。彼女どうしてるんだろうか。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
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\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
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740 :
名無しの笛の踊り:03/07/15 22:55 ID:ELHNP2+S
パガニーニはヴィクトル・トレチャチャコフだってのに、、。
ドビュッシーのソナタ、ギトリスとアルゲルッチの妖しいヤツ
僕はクセになりました、、。
メンデルスゾーン、オイストラフのモノラルの録音、オケと指揮者は
どこだっけ?憶えてないけどカラダの芯からトロけました!
ヴィターリのシャコンヌの自分の好みのものをいくつか。
前のスレでも似たようなレスをした覚えがあるので2番煎じですが・・・。
オイストラフ(メロディア)〜情熱的で濃い。スケールの大きさは随一
海野義男(CBSソニー)〜たぶん一番美音。難所の重音の所で溜めすぎの気もする。
グリュミオー(フィリップス)〜ちょっと変った版を使ってるので新鮮 3枚目に買うならいいかも。
727さんのフランチェスカッティ(CBSソニー)はとにかく流麗。まるでロマン派の曲のように聴こえ、
面白い。個人的には伴奏のオケにソロが溶けすぎてて、なんかごまかされてるような気も・・・
「詩曲」はハイフェッツの演奏が迫力があって好きだけど、
音の輪郭等がはっきりしすぎていて、どぎつくも感じられるから
好き嫌いがわかれそう
ある人(自分の子供がソリスト)にクレーメルのことを聞いたら
「彼はどちらかと言うと柔らかい感じの演奏をする人ですね。
図書館でバッハ無伴奏を借りてきたんですか?録音だと平坦でしょう音が。
やっぱり生だと違うからね・・・。」と言われました。
でもこれって当ってると思ってカキコ。
隣の部屋でソリストさんがさらっていたけど本当に空気が振動してた。
世界的に有名なソリストのCDを聴くのも良いけど
日本の上手い人を生で聴けるのも幸せと思ったりしました。
743 :
742:03/07/16 06:52 ID:???
話がずれちゃった。
クレーメルどうですか?
バイオリン無伴奏初体験でして・・・。
クレーメルはこのスレでは数レスしか登場してないから
「ぽまい、そんなの聴いてちゃダメよ。」とかだったらマズイし。
どうでしょうか。
>>743 初めての無伴奏ならクレーメルよりシェリングかミルシテインのほうが無難です。
それからクレーメルは柔らかい演奏する人ではないです。むしろその正反対。
RCA輸入盤のウーギ独奏のブラームスとブルッフは掘り出し物でした。
特にブルッフはすごく上手かった、とても音が綺麗。
747 :
Atisa:03/07/16 12:18 ID:ZM5R52iq
>>746 でも、クレーメルも一度は聴いておかれる値打ちがあると思います。
私の聴いた範囲ではということですが、彼のすごさが一番良く判る
CDなのではないかと思います。
いきなりハーンタンから聴くというのもいいかも
クレーメル無伴奏のCD ヤフオクに出てるね。
>●弓の元で飛ばし気味に弾く独特の演奏方法でスピード感があり、怒りや切なさなどが感じ取れ、胸が詰る思いがします(個人的な感想です)。
だと。
クレーメルはピア空よりもクラシックが似合ってる。
751 :
719:03/07/16 19:29 ID:???
>>721 ありがとうございます。それはエルンストの魔王の編曲が
入っているCDですか?
他の方もよかったらオススメおねがいします。
魔王‥‥レーピンのこと?
バヨリンの曲ではないがドヴォの「ユモレスク」
VnでづくしのCDないかなあー
要求内容わかるすか?
こっちのスレはチェロすれよりずーっトマトもですね。あっちはキモイ。
755 :
743:03/07/16 21:42 ID:???
クレーメルの質問にレスくれた皆さんサンクス。
初めてのバイオリン体験ですので助かりました。
お勧めの他の人も機会があったら聴いてみたいと思います。
では。
クレーメルは、甘さのないイメージのヴァイヨリニスト。厳しい。
138さんお薦めのハイフェッツのトリオ、本日、無事到着しました。
聴いた感想ですが、上手い言葉が見つかりませんが、凄く良かったです。
私が今まで聴いたハイフェッツの録音の中では一番いいと思います。
何か私が持ってたハイフェッツのイメージとは少し違うかなという感じでしたが。
音質も良好でした。
サモンズのナクソスのCD、昨日買ったんですが、モツの協奏交響曲はビダル
フ盤の方が音質が良かったと思うのですが、ドヴォのユモレスクが絶品でした。
爽やかだけどとろけるほど甘い歌い回しが素晴らしく、クライスラーより全然いいと
思います。これも私の聴いた中では1番いいと思います。
サモンズは好きな演奏家なのでもっといろいろと復刻して欲しいですね。
後、メルケルのラロも買ったんですが、これは私にはイマイチでした。
凄い宣伝されてますけど、そんな特筆されるような人なのかなと思ってしまいます。
皆さん、バイオリン曲が好きになったきっかけは何ですか?
>>758 好きじゃないけど、親がバイオリニストだから。
オケで弾いてる。
いいなぁ。それ。
>>759 でも好きじゃないんじゃ意味ないか。
漏れの場合のきっかけってなんだろ・・・
ツィガーヌかな?
音にゾッときました。
やっぱり初めて聴いた実演かな?
思えば竹澤恭子さんでした。
初めてこのスレを訪れた者です。コーガンさんのテスタメントから
出ている6枚組BOXを手に入れて聴き始めたところです。オイス
トラフさんと活動時期が重なることもあって、蔭に隠れている存在
ですが、のめり込むような演奏スタイルが疎んじられる理由なのか
な。
>>31 さんの投稿から数えても彼の名前が出てくるのはわずか。
メンコンなんて、シゲティやオイストラフに較べたら、標準的では
ないのかもしれないけれど、これまた個性派のシルヴェストリと共
演した61年盤(オケは Orchestra de la Societe des Concerts du
Conservatoire)は凄いとしか云いようが無い名演だと思う。
無伴奏ものでなくても、
他の楽器で伴奏されている「表」で演奏されるバイオリンも
素晴らしいですよね。
バイオリンソナタナラベートーヴェン。
ベートーヴェンのバイオリンソナタどこがいいんですか?
あまりおもろないんやけど
ピアノとの辛味とか
フランクだけでいいです。
ヤナーチェクが好き。ラヴェルが好き。ドビュッシーが好き。
>765 だめ?
最初は普通にメンデルスゾーンの協奏曲でした。
その次が、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲3番。
最初。ヒンデミットでした‥
私はヴィバルディの四季で「バイオリンって凄いな」と思いました。
773 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 01:41 ID:AZ9rStcY
テレビで五嶋みどりさんのチャイコ見て驚いた。
それまでは大人数で弾いている桶ものしか見たことが無かったから驚愕。
序奏とロンドカプリチオーソがきっかけだった。
775 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 03:19 ID:OOjiA748
>>741 ヴィターリのシャコンヌについてですが、グリュミオー(フィリップス)〜ちょっと変った版。
実はこれが、原典版に一番近いんですよ。私はその楽譜持っています。
イダ・ヘンデルのものがなかなかいいですよ。はまります!
776 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 08:27 ID:XCOBfvcx
>>769 いい趣味しているヨ。
ヤナーチェクはスークでどうぞ(クレメル・アルゲもいいけど)。
777 :
Atisa:03/07/18 09:08 ID:ku9IxkBb
色々聴いているけど、結局、周期的にバッハ、モーツアルト、ベートーヴェン
に戻っていくていう感じです。Vn曲に限らず。
778 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 09:09 ID:kQrnyTfq
ヤナーチェクならアキコ・スワナイ
「チャイコフスキー ヴァイオリンコンチェルト」弾かせたら五嶋みどりがベストでしょ
ベルリンフィル・N響 両方ともビデオに録画しちゃってるもんねぇ〜〜〜最高!
でも独特だよね、みどりは‥。
彼女の演奏は気の抜けたところがぜんぜん無くて
とにかく上手くて好きだけど
この曲のベストワンとは言えないな〜。
782 :
Atisa:03/07/18 19:22 ID:ku9IxkBb
>>780 ベストかどうかはともかく、確かに、何ヶ所ものところで他の人にはああいう
具合には弾けないだろうと思いました。10代後半で、Midoriさんはヴァイオリン
を扱うことに関しては、較べられる人のほとんどいないレベルにまで達して
おられたと思います。
でも、誰とはいいませんが、音程の外れたのをポルタメントで誤魔化している
ような演奏に心を動かされることがあるのが人間の面白いところ。
去年みどり&N響を聴きに行きましたが
チャイコもよかったけど
バーバーに感嘆!感動!しました〜。
みどりがバーバー?と思いながら足を運んだのですが
その素晴らしいことったら!
におい立つ様な冒頭のメロディー、忘れられない‥。
この曲でここまで美を追求した演奏があるかしら。
終楽章プレストの粒立ちの見事なこと。
忘れられない。
総合案内所から誘導していただきました。
少し先の話ですが11月に千住真理子さんのコンサートに行く予定です。
ヴァイオリンが新しくなったそうなので、今から楽しみにしているのですが
最近行かれた方いらっしゃいますか?
過去スレ及び関連スレなど読みましたがあまり話題に上っていない様子で寂しいです。
こちらでの評価って低いんでしょうか…
785 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 22:36 ID:1PLy3vWn
>>782 そうですね。
大げさかもしれないけど、彼女にとって「ヴァイオリンを弾いている」というのは
他の奏者とは次元の違う行為の様な気がします。
「あ、今の音程」とか「弓がバタバタ‥」とか思うことないもんなぁ。
メンコンやブルッフの録音聴いてもわかる。
ところで話は変わってスペイン交響曲は誰がいいでしょうか。
最近レーピンが気に入って聴いてるけど、ほかにもいいのがあったら聴きたい。
あ、レーピンもみどり同様かなり好きな演奏家です。
786 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 22:38 ID:zNu9s00I
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787 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 22:41 ID:p2X8cAnz
チャイコンはみどりよりムローヴァが好き。
へぇ。
ムローヴァはショスタコが好きだなー。
789 :
Atisa:03/07/18 23:00 ID:ku9IxkBb
>>785 私もレーピンに一票。半ばは個人的な好みですが、若い男性ヴァイオリニスト
では、彼が一番だと思っています。
>>789 ついでにスペイン交響曲のおすすめ挙げてくださいませんか?
ぜひお聞きしたい。
>789
どこで聞いたの?。CDじゃないよね?
793 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 23:38 ID:+4h8eNHJ
>>790 メニューインのスペイン交響曲 結構いいよ。
スペイン交響曲は省略のあるのもあるから、それも断っておいたほうがいいね。
1楽章丸ごと省略しちゃうなんて、 悲しい
796 :
名無しの笛の踊り:03/07/19 00:44 ID:p/cBGgwV
>783
私もみどり&N響のバーバー愛聴(FMを録音)
してます。全楽章通してみどりの気合いに圧倒される
。ぜひヤンソンス/ベルリンフィルでライブ録音
して欲しい。終楽章の驚異的なスピードのみどりと
受けてたつオケのせめぎ合いが見てみたい。
>>794 そうなんですか。知らなかった。ちなみにレーピンは5楽章までで30数分。
これって完全?
レーピンって上手いですねぇ。
どんなにテンポを上げても乱れを知らぬボーイングにうっとり〜。
>>795 どうでしょ。一枚1000円は高くないかな?
>796
いいですねぇ。バーバーはビデオにとってあるけど1楽章がカットされてて‥(涙
でも本当に第3楽章はすごいですよねー
N響も負けじとついてくるかんじ。
弾き終わった後も
臍出しの彼女がソリストの時には
鼻の下が伸びきってる某セカンドVn氏とか
意地悪そーな視線向けてる某ファーストVn氏とか
態度が明らかに違ってた‥。
>>784 私は、千住さんのことをひじょうに興味深い音楽家だと思っています。
ところが、あなたを悲しませることを言うようですが、
千住さんを下手だの、音がきたないだの、一刀両断、
ボロクソに言う人はたいへん多いです。
とくに、なまじヴァイオリンの技術のことが分かる人に
そういう人が多いような気がします。
レーピンとヴェンゲーロフ、若手ではこの2人が双璧かな。
両者とも物凄い巧者だけど、持ち味はまた違うみたいね。
一時レーピンよりヴェンゲーロフのほうが華々しい活動をしていた気がしたが
今はどうなんだろう?最近聞かないような。
間違っても指揮やら作曲に専念しないでほしいんだけどな。
レーピンはそういうことはなさそうな気がするけど。
渡辺和彦さん、意外とレーピン信奉者だったりするよね。
最近現役の話で盛り上がっててうれしいアゲ
803 :
Atisa:03/07/19 17:05 ID:7WI6g28R
>>790 スペイン交響曲で印象に残っているのは、レーピン、ミンツ、チー・ユン、
それからお決まりのフランチェスカッティくらいです。
今日渋谷犬、新宿塔にいってきたがスペイン交響曲は意外とCDが少なかった。
その中からムターを購入。
センスをアピールした演奏だね。さすが彼女、大物だ。
でも技の冴えは今一でした。あとちょっと癖が強いね〜
805 :
名無しの笛の踊り:03/07/19 21:24 ID:BTypy/3K
スペイン交響曲の第3楽章、冒頭(オケ)どう思います?
いつも堪え切れず笑ってしまいます。
ラロってほかに有名な曲あるのかな?
808 :
784:03/07/19 22:09 ID:???
>>799 ありがとうございます。
どなたもレスを付けて下さらなかったので、何か不味い事を書いてしまったかと思いました。
私はヴァイオリンは弾けませんし、音楽の知識も乏しいものですが
彼女の力強い音が好きなので、他にもそんな方がいらっしゃればなと
思ったのですが…残念です。
>>808 別に残念がらなくてもいいと思いますよ。
千住さんを支持するファンも大勢おられるわけですし。
さる6月の大阪ザ・シンフォニーホールでのコンサートなどは
すぐに売り切れて、追加公演をしたぐらいです。
自分がよいと思う演奏家を丁寧にお聴きになるのが
いちばんの基本ではないでしょうか。
そうだよー。
でも2ちゃんではメタメタに書かれるからあまりふらないほうがいいかも‥。
漏れは散々叩かれようとチョン・キョンファが好きだ!
>>757 たしかにサモンズ良かった。味のあるいい音楽。
自分にとってはスペイン交響曲って微妙な位置にあるなぁ
気分によっては絶対聴きたくないような
テツラフとか意外と好きだったりしますけど
みどりのメンコン・ブルッフのCD買いますた。
みどりは好きなんだけど、この人ビブラート苦手みたいですな。
あまり上手じゃない。
BPOも最近のCDはご無沙汰だったが薄っぺらい音になってきてますな。
おっと、これはスレ違いだったか。
スペイン交響曲って、正直、大していい曲だと思えない…。
>>812 テツラフといえば最近出たシベリウスの録音がなかなかよいですよ。
珍しい曲も入っていたりして、シベ好きの人には嬉しい一枚では?
>>813 あんた痛い。痛すぎる。
BPOはともかく、みどりに向かってビブラート苦手だなんて。
>816
みどりのビブラート上手だと思ってるんでつか?
どう聴いてもあまりいいビブラートだとは思わないけど。
あと個人的に好きでないビブラートはムター。
神経質な感じでいまいち好きになれない。
>>817 では「いいビブラート」をあげてみてよ。
どうせ賛否両論になるさ。
おおらかなビブラートが好きなんですか? w
結局好みじゃないかと思いますよ・・・・
>>813 超ワロタ。
まさにそれはお前の耳がオカシイ。の一言。
みどりのCDに関して言うなら、
価格が高いぞ。ってくらい。
コンチェルト2曲で2500円。
2000円以内ならもっと買う人いるんじゃないかなー。
821 :
みどり:03/07/20 16:43 ID:???
どこがどう下手なのか言ってくれれば参考になります。
俺のどこがヘタクソだゴルァ
五嶋みどりのヴィブラート上手いじゃないか。
本当に上手いと思うよ。上手いからこそ
ベルリンと何回も競演できるんだろう・・・
五嶋みどりのヴィブラートが下手だなんて
きっとピッチ音痴の人間なんだろうな(涙)
824 :
784:03/07/20 21:15 ID:???
>>809 >>810 そうなんですか。今度行くコンサートでもスタニスラフ・ブーニンよりも
地元のファンが多い千住さんを招待した、と聞きました。目立たないだけで
他にもファンはいらっしゃるはずですよね。
>自分がよいと思う演奏家を丁寧にお聴きになるのが
>いちばんの基本ではないでしょうか。
仰る通りですね。自分の良いと思う演奏家を静かに応援していきたいと思います。
まあまあ喧嘩したってしかたがないよ。
「好き・嫌い」とは違って、「上手い・下手」というのは
客観性の高いものであるわけじゃが、
A楽派がよいとするものを、B楽派はダメとするということはありうるわな。
>>813氏は、ご自分がどういう教育を受けてきたのか、
それを詳しく説明してくれんかな。
826 :
813:03/07/20 22:19 ID:???
>>825 いや、漏れはバイオリンはおろか楽器は何も出来ん。
ちなみに楽譜も読めないし、メンデルスゾーンのコンチェルトもこのCDで初めてきいた。
ワラワセテイタダキマシタ
いくら何でも
>>826はニセモノだろう。
つうか、そうだと言ってくれ。
829 :
Atisa:03/07/20 22:53 ID:cpxG3K5k
>>823 Midoriさんがヴィブラートもお上手だから、メータさんやバーンスタインさん
もかって驚かれたほど音が美しいのだと思います。ピッチの正確さも・・・
これは、かなり客観的にいえると思います・・・ちょっとほかに例がないほど
正確です。
ただ、Midoriさんの音楽は、楽しい音楽ではないと思います。
15年くらい聞き続けてきたけど
ピッチの驚異的な精確さはやや影をひそめた気がします。
その分奥行きは増したか。
831 :
名無しの笛の踊り:03/07/20 23:12 ID:Y2ToO8HU
ビブラートの下手さなら、メニューインやシゲティに勝る人はちょっと
いないんじゃないか?
↑はげどう
でも漏れはシゲティ大好き
カール・フレッシュに言わせれば、ヨーゼフ・ヨアヒムでさえ下手糞って事になっちゃうしなあ。
ヨアヒムの演奏は聴いた事ないけど。
>>833に関連して
今、手に入るか不明だが英盤のOPAL_CD_9851に、
ヨアヒム(1903)、サラサーテ(1904)、イザイ(1912)の録音がある。
ヨとサに関してはコンプリートらしい。
ヨ72歳、ビブラートほぼ無し(老齢による指の震えはともかく)。グリッサンドはのべつまくなし。
バッハ無伴奏は悲惨。が、ハンガリアンダンスは(音程はともかく)リズム良い気がする。
技術云々より、演奏スタイルが感傷的。
高齢でムリめな録音残さなず、伝説のヒトであって欲しかった。
サ60歳の方は、録音さえ良ければ、現代でも聴くに耐えると思う。うまい中学生レベル。
ビブラートの緩急が感じられる。堅実なスタイル。ただし、バッハはテンポ速すぎで破綻。
老エルマンより技術が確かだし、アクがない。
しかし、16歳〜60歳まで同じレベル保ったハイフェッツと比較すべくもない。
>>834
ヨアヒムの演奏にビブラートが無いのは、それが当時の演奏スタイルだったからだよ。
かけるとしても指だけでかけてたらしい。手首でかけたり、いつもかけるようになった
のはクライスラー以降らしいよ。
サラサーテの演奏技術はそれが当時の水準においてはトップクラスだったらしい。
20世紀に入って演奏技術の水準は飛躍的に高まったらしい。だから20世紀の演奏家の
技術水準になれた私たちの世代が聴いたら、パガニーニにすら幻滅するだろうとの事。
全部ハルトナックの受け売りですが…。
でもヨアヒムの演奏、自分は何となく好きです。
技術的な進歩と音楽解釈や表現とは別だからねえ。
技術があるに越したことはないが、音楽あっての技術。
837 :
名無しの笛の踊り:03/07/21 22:31 ID:99+BMHNz
ちょっとスレから外れるが
ベートーヴェンの第九って難しいな、
特に4楽章。
838 :
名無しの笛の踊り:03/07/21 22:35 ID:7QIx5XN0
がいしゅつかもしれんが
ぶっしゅのブラームスソナタ2番どうですか
>>837 ヴァイオリンで難しいと言ってたら低弦は(ry
>>813, 818, 823
五嶋みどりさんについては、(千住さんとは逆に)信奉者が
2chには多いからねえ。期待して(CDを)聴くと、それほど
上手くないと感じる人もいると思うよ。ピッチは正確だし、
真剣さは伝わってくるが、余裕がない感じ(それがビブラート
のせいかもしれない)があるから。まだ若いので、もっと
熟成していけば、また違ってくるかもしれない。
やたらに褒める人がいうほど上手くないが、貶す人が言う
ほど下手ではない。
千住さんは、十代半ばまでは天才少女の名を欲しいままに
した方だが・・・ビブラートにもボーイングにも問題を
残したままに40代になってしまったので、演奏がある程度
分かる人(自分でも弾く人)からは、そっぽを向かれる。
ヴァイオリンは、成長過程に応じて、技術的にも音楽的
にも、細部から変えていかないと、若い頃の名声は保て
ない楽器でね。
(蛇足だが)諏訪内さんは、千住さんよりは外国留学して勉強した
甲斐はあって、20歳は何とかやり過ごしたが、その後は
まだ何ともいえませんな。個人的には嫌いではないが、
曲によって当たり外れが大きいように思う。
五嶋みどりってオバサンになっちゃったよなあ・・。
加藤みどりに似てきた気がするが。。。
842 :
841:03/07/21 22:41 ID:???
加藤知子だった・・・。w
サザエさんじゃないんだから・・・。
>>840 確か千住さんはヴァイオリンを全く弾いてなかった時期が数年あったような・・・
>>840 諏訪内さんはどういう曲が合っていると思いますか?
845 :
無料動画直リン:03/07/21 23:38 ID:ZJjGDZt7
>>840 midoriに関しては、バイオリンの演奏だけを聴いてどうのこうのではなく、
彼女の生き方や、バイオリンに対する姿勢、6000円でも完売になりそうな
レクチャーコンサートを学生1000円、大人3000円にしてしまう所(個人的にこれ大事)、
などなど、総合的に見てしまう傾向>信奉者
>>841 おれは「中村玉緒」に似てると思うぞ。
>>843 千住さんもmidoriも両方、バイオリンを弾かない時期があった。
千住さんは周りからのプレシャーに押しつぶされた。
midoriは拒食症になり4ヶ月入院。
節サンは入院してる間、一切バイオリンを触らせなかったらしい。
彼女が退院して最初に弾いたチャイコンは実に素晴らしかった。
飢えてたのかもしれないけど、あのチャイコンは今までで一番だと思う。
>>844 諏訪内さんは、直立不動で弾くから、バッハのパルティータ&ソナタあたり。
>>846 かなり意見が合致している。
五嶋みどり信奉者は、その生き方を奉じすぎる傾向あり。
千住さんは、諏訪内さん優勝のコンクールで、予選敗退
しているしね。プレッシャーは大きかったろう。
彼女のピッチそのものが問題、という意見もある。
そうすると、それまでの音楽の根底から覆される思い
だったろうから。
諏訪内さんに合っている曲・・という命題で、意見の合致
する人に、2chで初めて出会った。
848 :
みどり信奉者:03/07/22 17:58 ID:yeTmIVgW
>>847五嶋みどり信奉者は、その生き方を奉じすぎる傾向あり。
それは否定しないし、他の演奏者を全部知っているわけではないが、
780のいっているベルリン・フィルとの競演のビデオを他の人たち、例えば
諏訪内、ギル・シャハム、ベルなどの同じチャイ・コンのビデオと何回も
聴いて較べてみれば、みどりの凄さがわかると思う。
私も信奉者の部類に入ると思います。
でもまぁ生き方っていっても彼女は恵まれているとも思うし
私はどちらかというと、物事の考え方や視点、演奏を通じての感性に
惹かれていると思います。
今後、彼女には現代作品をもっととりあげてほしいと思います。
みどりさんがどんな作曲家の作品に魅力を感じるのか
とても興味があります。
クラシックはたまにしか聞かない素人です。
この前買ったベスト盤みたいなやつに
アンネ・ゾフィー・ムターって人のバイオリンでツィゴイネルワイゼンが入ってました。
昔に買った古いCDに入ってたツィゴイネルワイゼンとは別物のバイオリンで
凄く感動してしまいました。
これから、もっとクラシック聞いていこうと思うんですが
初心者が聞いて感動できるバイオリンの曲でお勧めって
なにかありますでしょうか?
俺は五嶋みどりの演奏はもちろんだけど、教育財団をなどの
社会福祉活動的なことや、生き方や発言も好きだね!
諏訪内他の長身美形ヴァイオリニストではないのも、何気にいいよ
一連のルックスだけでCD売るタイプじゃないし、やっぱり実力で
CDが売れるヴァイオリニストだ!
852 :
名無しの笛の踊り:03/07/22 21:24 ID:59fS1Yvw
初心者は、バイオリン曲なんて横道それず
シンフォニーやカルテット、ピアノetc
クラシックの本道を往け!
初心者もオタも関係ない。
自分にあったものがあるはず。
片っ端から聴きたまえ!
>>850 おいらはバイオリン房だからバイオリンに偏るけど、
無伴奏ヴァイオリンためのパルティータ(シャコンヌ)とか、
コンチェルトだとチャイコフスキーやメンデルスゾーン、
ヴィターリのシャコンヌ、モーツァルトのソナタ、悪魔のトリル、
サンサーンスの序奏とロンドなどなど。
上らの曲はテーマがはっきりしてるから聴きやすいと思う。
(耳にすぐ馴染む)
聞き飽きたら、ショスタコやプロコなど如何でしょう。
>>848, 849
五嶋みどりさんに関しては、彼女のことを書いた本を読んだり
報道を読む限りにおいては、好感をもっているくらいだ。
しかし、メンコンについては、他の演奏家と比べても
特別感心しない。
若い頃は年齢の割に凄みがあったが、25歳過ぎてから特に、
(年齢は関係なく聴くようになるから)音に伸びがないと
感じるようになった。
音楽に全身全霊を打ち込んでいる感じは、悪くないが。
信奉する方は、あくまでも信奉するわけだから、それで良い
と思うが。
>>850 曲ではなく演奏家でいうと、オイストラフ、パールマン
あたりはどうでしょうかね。(初心者ということで)
857 :
Atisa:03/07/22 22:25 ID:yeTmIVgW
初心者といっておられても、モーツアルトの曲が楽しいとか、ベートーベンの
曲が耳に良く馴染んでいるなどということはあるでしょう。そんな作曲家が
もしもいるようでしたら、その人達のVn曲を重点的に聴いてみたら如何で
しょう。
または、ムターの演奏がおきにめしたようですので、ムターのCDを重点的に
何枚か聴いてみられるのも良いかもしれませんね。
>>856 どういう点がよいのかな、オイストラフ、パールマン?
>>855 確かに高いな。でも懐かしい曲がいっぱい。
>>850 お薦め本
渡辺和彦著「ヴァイオリン/チェロの名曲名演奏」音楽之友社
これはヴァイオリン音楽のガイドブックとしてマジでとても良心
的ないい本です。とても情報量が多くて参考になる。値段も安い。
たったの980円。ヴァイオリン専攻の音大生もみんな持っていると
聞いた。
>>854さんのお薦めはなかなかいいと思います。
あと出てない曲では
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」もお薦めします。
自分がヴァイオリンの曲を好きになった初めの曲なので。
ラロのスペイン協奏曲 初心者の鑑賞向き
フランクやブラームスのソナタも分かりやすい良い曲です。>850氏
>>862 ヴァイオリン協奏曲だけど曲名は「スペイン交響曲」なんだよね。
ややこしいけどこれ重要。
>>864 そうだね。
交響曲だと、協奏曲に比べて、オーケストラに参加している人数が
多いときいたことがある。だから、ソロのヴァイオリンは、オーケストラ
に負けないくらいの音で弾かないといけないらしい。
TVでレーピンが弾いているのを聴いたことがあるが、なかなか良かった。
866 :
850:03/07/23 19:16 ID:???
こんな初心者の私にたくさんの曲や情報を教えて頂きまして
皆さん、どうもありがとうございました。
この前、ワンフロア全部クラシック置いてる店見つけたので
今週末にでかけて何枚かCD買ってきます。
パッヘルベル?って人のカノンって曲聞きました。
これもバイオリンのいい曲ですね。
CMとかでも使われてた曲ですよね。
>>866 パッヘルベルのカノンね。
超有名曲で「悲しい時〜〜!」って始まるコントのバックでも
カノンのテーマの部分が使われてる。
ただバイオリンの曲っていうと、どーしてもクラシックに拘る人が多いから(自分も含めて)、
カノンはクラシックではないのだ。
バイオリン始めた頃に、先生に「パッヘルベルのカノンが弾けるようになりたい」と言ったら
あれは俗曲であって、今で言う歌謡曲みたいなもんだから、課題曲にすることはない。
とキッパリ断られた。
で、5年後入ったアマオケでこの曲を初めて合奏し、先生の言った意味がやっと解かったよ。
でも、輪唱で綺麗な曲だよね。
この曲が1番好きだ!って言う人も自分の周りには結構いたりする(^^;
あのカノンの独特な心地よさは、輪唱の楽しさもさることながら、
固執低音の繰り返しで強調される、和声進行の反復にも依っている。
ブルースのアドリブ連続による恍惚にも似ている。
しかし、チェリストにとっては「演奏」より「今、何週め?」に気を使う天敵。
カノンってクラシックじゃなかったのか・・・ひとつおりこうさんになりますた
私の場合、ごく平凡にチャイコン、メンコン、から入って
聴きやすくてバイオリンコンチェルトが好きになり
ベトコン、ブラコン、モツコンで「音楽っていいなぁ」と思うようになりました。
その後、徐々にシベリウス、サンサーンス、パガニーニ、ブルッフ、プロコ、
ショスタコ、ハチャトゥリアン、ドヴォルザーク、グラズノフを聴きどんどん好きになり、
今ハマッているのはエルガーとストラヴィンスキー。
ほかにお勧めがありましたら教えてください。演奏家もお願い。
隠れた名曲も聴いてみたい。
パールマンのハチャトゥリアンのバイオリンコンチェルト(・∀・)ィィョィィョ
公式な場ではなくて、レッスン室で学生相手にワンフレーズ弾いては止まり、
またちょっと手本弾きしては説明をして止まる。。。
フラストレーションの溜まる聴き方をしたけど、それでもそれぞれのフレーズに惹き込まれてしまうま。
パールマンは独特の謳い方で、こぶしを回すように弾くのが特徴だけど、ハチャトゥリアンの
しつこい感じとよくあってた。コンサートで弾いた事あるんかな?是非通して聴いてみたい。
CDでてる?聴いた事ある人いる?
>>867, 869
カノンというのは、曲の形式の名前。
パッヘルベルは、有名なJ.S.バッハの父と親交があったとされる
ドイツのオルガニスト。作曲もした。
だから、パッヘルベルのカノンもクラシックではある。
ただ、あの曲を俗曲と考えるか否かは、先生の考え次第。
確かに、課題曲にするような曲ではないし、作曲家も小物といえる
かもしれない。
「こぶしを回す」は手首じゃなよ。念のため。
パールマンは、好き嫌いの分かれる演奏家の一人だと思うけど、
私はすきだな。「こぶしを回す」というのも、わかりますわかります。
パールマンが弾く小曲もなかなかいい。
パールマン/「愛の挨拶」&「甘き思い出」
みなさんはクライスラーの小品とかは、誰のを聴いてるんでしょうか?
自分はクライスラー本人自演のCDしか持ってませんが、もっと録音のいいのでお薦めのがあったら
教えて下さい。
>>870 隠れた名曲じゃないですが、そこであげてないコンチェルトでは、ヴュータンの5番とか好きです。
>>870
バッハやタルティーニなんかどうですか?
ベルクやバルトークなんかは趣味に合わないですかね?
厳密には協奏曲じゃないかも知れませんがラロやタネーエフなんかもいいですよ。
クライスラーの小品は服部譲二?ってオッサンのを結構聴いてる。
イギリス録音の逆輸入盤だけど、音がかなり綺麗だよ。
879 :
名無しの笛の踊り:03/07/24 02:14 ID:1mimZfGG
このスレで良いのかわかりませんが…。
趣味で作曲を行っている者です。
ストリングスアンサンブルの勉強になりそうな、
お薦め曲をご教授願えないでしょうか?
ピアノとストリングスの絡みが好きなんですが、
ヴァイオリンやチェロは全くの素人で…。
880 :
879:03/07/24 02:17 ID:???
あ、作曲といっても本格的なクラシックとかじゃなくて、
ゲームとかのサントラに使われるようなものです。
関係ないけどナクソスって1枚1000円なのに、
送料と振込み手数料合わせると1500円越えるんだよね。。
スペイン交響曲って昔は好きじゃなかったけど
何となくだんだん好きになってきた。
冒頭のハバネラ風(?)のリズムとか気恥ずかしかったし
第二第四楽章もメロディに馴染めなかったりしたけど。
グリュミオーで長いこと聴いてたけど次はリッチのでも買おう。
>>879 チャイコの弦セレ、音域的にも、テクニック的にも(重音にするかディビジにするかetc)可能性を尽くしていると思う。
チャイコのコンチェルトは、Vnに妥協したわりに非Vn的だけど、彼のカルテットや弦セレは、譜面ズラがいい。
あと、リットーミュージック社の「実践コードワーク アレンジ編」のストリングスの章、
MIDI向きだが、おっ!そうだね、と思わせるモノある。アタックとフレーズの関係とか。(趣味のVn弾き談)
>>879 まさしく超お薦めがあるよ!
メンデルスゾーンの「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 第1番 ニ短調 第1楽章〜3楽章」
メンデルスゾーンの曲ならではの旋律(やや演歌調)で聴きやすいです。
886 :
名無しの笛の踊り:03/07/24 18:35 ID:x9pwkl9z
>>870 へ?バルトーク(2番)とベルクは駄目?
ゲンダイオンガクとかいわないでね。
前者はスターン、後者はクレメルでどうぞ。
>>875 ヴュータン5番
>>876 バッハ、タルティーニ、ベルク、バルトーク、ラロ、タネーエフ、
>>881 ベルワルド、ステンハンマル、アウリン
>>886 バルトーク(2番)、ベルク
沢山のお勧めありがとうございます。
バッハは訳あって好きじゃないんですが、現代に近いのは割と好きです。
少しずつ聴いてみたい思います。
バルトーク、ベルク共に上でも出てたけどジェルトレルがいいですよ。こういう音
楽弾かせたら彼の右に出る者はいないと思う。
タルティーニはシゲティ、ラロはティボー/ストコフスキー/NYP、タネーエフは
オイストラフが私のお薦めです。
シマノフスキが忘れられてる気がする。
ラロはスペイン交響曲以外にも3曲ヴァイオリン協奏曲を書いている。
実演は聴いたことがないが、リッチが全曲録音している。ロシア風
協奏曲なんか、なかなか良い。
ブルッフも有名な1番以外の2番、3番と「スコットランド幻想曲」が
ある。アッカルドの全集が出ている。2番に関しては、ハイフェッツの
演奏も良い。
サンサーンスも3番のみがよく弾かれるが、1番、2番の協奏曲も面白い。
最近HyperionからCDが出た。
あと、ヴィエニャフスキの2曲を忘れてはいかんぜよ。1番は五嶋みどり、
2番はハイフェッツがお薦め。
ロマン派自作自演ヴィルチュオーゾ協奏曲では、他にもエルンスト、
ヨアヒム、フーバイあたりもヴァイオリンファンにはたまらないだろう。
Voxレーベルでアーロン・ロザンドによるCDでまとめて聴ける。
891 :
879:03/07/25 03:06 ID:TslagTjg
皆さん、親切にありがとうございます。勉強になります。
クラシックピアノ一筋だったんで、他の楽器には疎いんです。
>>884 チャイコフスキーですね。聴いてみます。
リットーはキーマガで馴染み深いので、今度読んでみます。
DTMもやっているので(鍵盤のリアルタイム入力中心)、
MIDI向きというのはありがたいです。
>>885 超お薦めとは心強い。メンデルスゾーンですね。聴いてみます。
892 :
名無しの笛の踊り:03/07/25 03:24 ID:+lktYx/V
協奏曲、R.シューマンってあんま人気ないよね。
大好きな曲の一つなんだけどね。
>>871パールマンのCDでてるよ。
893 :
みどり信奉者:03/07/25 09:26 ID:/B5IAdPD
>>891 みんな、自分でいいと思うものを進めているのには違いないと思うけど、
どうしても各自の趣味によるバイアスあるから、結局、860の人も進めている
本などを見て自分で探すべきだよ。
個人的には、もともとSPで録音されたものを自称初心者さんに進める気には
ならないな。そんなのは、同じ曲を色々な演奏者で聴くようになってからだと
思うんだけどね。気を悪くされた人がいたらゴメンナサイ。
お薦めを教えてくれと言われたら、自分がいいものを薦めるしかないだろう。
自分がいいと思わないものを薦めるってことはありえないわけだし。
ちなみにおいらもミドリ大好きだ。結婚するならミドリ。キミドリでもいいけど。
前に、みどりのメンコンをそれほどでもないと書いた者
だが(あくまでもプロとして比較して書いているだけ)、
ブルッフコンチェルト1番の後半の最後は、素晴らしいと思う。
前半は、(いつもそうだが)曲の流れがスムースではないが、
最後の最後でいいところが出ている。
896 :
名無しの笛の踊り:03/07/25 15:13 ID:95mAeUBV
何でプロコが出てこないんだ
897 :
Atisa:03/07/25 15:15 ID:/B5IAdPD
皆さん、こんにちは。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲の4番の独奏部分をヴァイオリン独奏に
編曲したものがあると古いストリングスに書いてあったのですが、この
ことについて何か御存知の方がおられないでしょうか。楽譜の情報でも、CD
(LP)の情報でも結構ですので何か情報を知っておられる方がおられたら
よろしくお願いいたします。
VnコンをP演奏したのは聴いたことあるけどな。
ミヤスコフスキーもいいです。もちろんレーピン。
900 :
_:03/07/25 19:56 ID:???
ハチャコン、オイストラフがいいんでしょ?
オイストラフは何度ぐらい録音したのかな?
2つか3ついい演奏を知りたいし、だれか教えてよ。
902 :
名無しの笛の踊り:03/07/26 00:03 ID:3BVewnhB
ヴィエニアフスキの1番2番はギトリスの悪魔的な演奏が好き!
現在の老ギトリスしか知らない人にはお薦め。
ギトリスといえば、30代の時のバルトークの2番も大好き!
ギトリスってメッチャ上手かったんだよ。
シチェドリンはヴェンゲーロフ。献呈されたくらいだもんね。
904 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 01:29 ID:9fDak99I
キャッチボールしようぜ
ほらっカーブだ
レーピンもよく調べてみるとCDが出ているね。
何の? >905
へんなひと
909 :
名無しの笛の踊り:03/07/29 22:57 ID:JgOLmee0
みどりのメンコンならその前に出たヒラリー・ハーンのメンコンの方が
個性的で面白い演奏だった気がするな。
聴いたけど記憶に残ってないなぁ・・・・ヒラリー
911 :
Atisa:03/07/30 22:14 ID:VsmqiFo+
H.ハーンさんは驚異的なテクニックで美しい音だけれども、線が細くて場合
によっては、神経質な感じがするとの印象をリサイタルで感じました。
テレビで見たショスタコは、リサイタルと違って無条件ですごいと思いました。
912 :
名無しの笛の踊り:03/07/31 02:30 ID:Svdz6uSf
>>911 うん、そう。だから必ずしも俺もハーンのファンじゃないんだけど、
みどりのは逆にもうひとつ個性の感じられない演奏だった気がする。
万人うけはしそうだけど。俺にはもうひとつ。
そうねそうね。
みどりのメンコンは結構普通だった。
もち、技術や音程は完璧だけど、イマイチこう胸に詰るものが無かった。
ブルッフの方がアグレッシブで良かったと思う。
914 :
名無しの笛の踊り:03/07/31 18:02 ID:fezJmeCd
メンコンは、ムター=カラヤン、サラ・チャン=ヤンソンス、チョン=デュトワ
あたりの女流でじっくり聴き比べたことがあるけど、ハーンのは一番クールだった。
ムローヴァのは聴いたことがないけどどうなんだろう?
サラ・チャンはどうですか? >メンコン
916 :
名無しの笛の踊り:03/07/31 19:56 ID:A3qnJLGO
サラ・チャンのは16歳のときに、ヤンソンス=ベルリンPOの伴奏のもの。
EMIの録音がもうひとつという欠点はあるけども、演奏は素晴らしい。
とにかく若々しい演奏。
あまり堅苦しくならず、巨匠風の落ち着きはらった演奏とは逆で3楽章なんかは
楽しくてならないといった躍動するような感じて弾いている。
かといって勢いだけでもなくて、音色とかは微妙に変化を付けているし、大胆な
ところは大胆だし。全体的視野も行き届いている。
瑞々しい感性を感じたい、というひとには最高の演奏だと思う。その点、
近代的で神経質なヒラリー・ハーンとは対極にある演奏だと思う。
みどりのは、もうすこし典雅さを追求してるという感じだね。
12月はサラを聴きに行こうね♪
ドヴォルザークだけど、よさげだー
渡辺玲子さんのチャイコフスキー&ショスタコーヴィチ
ライブで発売と知って、興奮していますだ。
サラチャンのメンデルスゾーンのCDいいですね。
そのあと生で聴いたリサイタルの濃い演奏とは
だいぶ違うイメージなので驚きましたが。
玲子のテクどうでつか?
920 :
名無しの笛の踊り:03/08/01 16:39 ID:FquoZ+dj
やはりバケモノレベルだと思う。
怜子とみどりってあんま比較されないね。
動かない人と動く人。
それはそうと今日の玲子タソはどうだったの?
(^^)
よかったでつよ
欠点が無さ過ぎて恐いかもしれませんでつ
>>921 どちらも巧さは抜群だけど格がちがうと思うよ。
渡辺さんはあまり胸に迫るものがないよ。自分的には。
音楽性は豊かで924さんの言うとおり欠点がないかもしれませんが。
意外とパンチが弱いし。
五嶋さんは賛否両論ありつつも、個性的という点ではヒケをとらないと思いますね。
メンコンやブルッフがそれほど平凡だとはワタシは思いません。
>925 だれとひけをとらないの?
もちろん平凡なわけがないんだけども。
みどりのは案外とキレか゛あるので好きだナ
ブルッフのさいしょの部分とかネ
体の動きが音に表れてるような木がするので
いいんでわ
バイオリン好きなクラシックビギナーです。
今年これから来る外国人のバイオリニストで
「聴いておいたほうが」というアーティストがいたら教えてくれますか。
個人的にはヴィヴィアン・ハグナーという女の方が気になります。
さらちゃん
アンネ・ゾフィ・ムター
ヒラリー・ハーン
あたりかな。あ、来ないか。w
931 :
名無しの笛の踊り:03/08/02 16:56 ID:/RghLAih
>>928 日本人のヴァイオリニストも聴いてね!!
同じ曲を色々な演奏者で聴いたら勉強になるよ。
たとえば? >日本人のヴァイオリニスト
933 :
名無しの笛の踊り:03/08/02 17:55 ID:/RghLAih
931
>>932 話題にのぼっているミドリさん、玲子さんはもちろんだけど928さんは自称ビギナー
さんなんだから、誰でもどんどん聴きに行けば、おのずと御自分の好みにあった
ヴァイオリニストが浮かび上がるんじゃないかなと思いますよ。
個人的には、ミドリさんや玲子さんなどから、ローティーンの無名の天才少女・少年
まで、時間が許す限り聴くようにしています。もちろん、ミドリさんや玲子さんと
そんな子供達では「聴き方」が全く違うけれどもね。
とはいっても、外人さんの演奏会には行かないというわけではないですよ。
ロリさんでしたか。
みどりさん来日する予定あるんでつか???
イダ・ヘンデル女史が来るよね。
ご高齢なので、いま聴いとかないと。
midoriさん頻繁に来てるよ>日本
イダ・ヘンデルはブラームスのコンチェルトなんか弾くんだねぇ
これは聴かないと
リサイタルも楽しみだが