1 :
1 :
02/07/12 06:32 ID:zbK19VcI グレングールドが居なかったらイーヴォポゴレリチのようなピアニストも ミハイレプレトニョフのようなピアニストも生まれなかった。 おら!!そこの音大生!!時代遅れの先公のアンチグールド論なんか 鵜呑みにするな!!
2グールド
3 :
反転 :02/07/12 06:39 ID:???
やったー3げっと! 鼻の刑事。
>>1 お前みたいな低能にそうやって騒がれると
グールドの名が安っぽく響く。だまってろ。
音大生にグールドは100年早い
7 :
名無しの笛の踊り :02/07/12 07:40 ID:srLu8anE
グールドも乞食。
1=SME営業部社員
12 :
名無しの笛の踊り :02/07/13 09:26 ID:gmscBtqU
グールド好きな人は特権意識持っていればいいじゃん。 嫌いな人は見識があることを誇っていればいいじゃん。
「好きなピアニスト:グールド」 「好きな作曲家:サティ」 これで偽クラオタが見抜ける。
で、>>1はGGのなにがすごいと思うのよ?
川|川川 川 ‖川 | | | ー ー|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川 | |ー□--□l < これで偽クラオタが見抜ける 川川| | \ J/|| \_______________ 川川‖ | ロ|/| カタカタカタ 川川|‖\|__|l|l _____ /川川川__/川川 | | ̄ ̄\ \ | 川川| |/川l__,| | | ̄ ̄| | \_|__|_|、__| | |__| | \____|つ |__|__/ / | | | | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 | | ̄ ∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ((( ´∀ `)つ < ぷ。アホか。 (つ (⌒) )) \______ (_ノ⌒ ̄ ゲラゲラ
川|川川 川 ‖川 | | | ー ー|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川 | |ー□--□l < グレングールドは神!! 川川| | \ J/|| \_______________ 川川‖ | ロ|/| カタカタカタ 川川|‖\|__|l|l _____ /川川川__/川川 | | ̄ ̄\ \ | 川川| |/川l__,| | | ̄ ̄| | \_|__|_|、__| | |__| | \____|つ |__|__/ / | | | | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 | | ̄ ∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ((( ´∀ `)つ < ぷ。アホか。 (つ (⌒) )) \______ (_ノ⌒ ̄ ゲラゲラ
18 :
17 :02/07/13 14:28 ID:???
ドッカーン! (⌒⌒⌒) ||| _____ /::::::::::::::::::::::::::\〜プーン /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〜プーン |:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|〜プーン |;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ〜 |::( 6∪ ー─◎─◎ )〜 |ノ (∵∴ ( o o)∴)〜 | ∪< ∵∵ 3 ∵> ムッキー! \ ⌒ ノ_____ \_____/ | | ̄ ̄\ \ ___/ \ | | | ̄ ̄| |:::::::/ \___ | \| | |__| |:::::::| \____|つ⊂|__|__/ / |:::::/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 カタカタカタカタ
ドッカーン野郎晒しage
そういえばTBSの「さんまのからくりTV」の加藤淳! 人生相談に来た女の子に髪型について尋ねられらたら グルードみたいにすると逝っていたぞ・・・
21 :
1 :02/07/13 22:57 ID:???
>>15 中村紘子に握手を求められてOh don't touch me!!と言ったところ
グレングールドの弾くBachのパルティータは全曲ともに神!!
紙
髪だろ、加味か。
グルド否定論者はグルドを超える技巧の自分の演奏を披露してみろ でなければ消えろ。厨房逝ってよし。
27 :
認定証 :02/07/15 15:24 ID:???
26は真性厨房に認定されました
本当にグルヲタって低脳だね(w
今グールドのフランス組曲5番を聴いています。
これよりいい演奏を知りません。
でも一曲目の装飾音が楽譜と違いますがグールドの解釈のほうが好き♪
>>1 さん わしょーい グールドは神?(笑)
厨房はグールドを理解できません。
今後も28のような低能な煽り厨房が煽り続けるでしょうが
グールドを理解できない腹いせでやっているのです。不幸ですね。
みなさま、ここはひとつ憐れみをもって
>>28 を迎えてあげましょう。
>これよりいい演奏を知りません。 そうでしょうとも。グルヲタはグルしか聴かないし(w
グールドは大好きなんですが、 オルガン演奏にだけは激しく萎えます。 彼が弾いた「フーガの技法」聴いたときには首をひねったなぁ。 やっぱ彼の本領はピアノではないかと。
>33 チェンバロも萎え。ヘンデル=変出る。
結論:ぐーるど=ピアノ OK?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | グールド=ピアノでいいのかしら \____ ___ \| /⌒ミ. /⌒彡 / 冫))). /冫、 ))) ノ ,` (((( ノ ` , (((( イ´γ 、ヽ(((( ,,ノ,_i⌒))))) __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (⌒r´⌒y/ )))) .(;:..(..:::;ノ /((((( \ いいわよ ハ::,;、::::ノ〈//`´ (二二ノノ | |ノ:::::::〈\./ (_ミ:::〈 \__________ ィf::::::::::;ヽ、 〈;::::::;::ヽ (ミ:::;;:::;;:::::} 〉;;;::::)::) 人;;;;;y;;;;;;ノ /^i;;:イ;;;ノ | / / / /| / `y / 〈 < | | || | ヽ `ヽ| i | ト.、 \`ヾ:| | |/^〉 ノ ^〉| ノ__.|ヘ;| しヘ;|_ 〉 ∠_ノL! ∠_ノL!
37 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 17:38 ID:0BlPC3dI
タワーで10CDのバッハ箱買ったらオランダ盤だった…。 オランダ語わからん…。録音した年の記載もない…。
38 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 20:58 ID:0eOHkojo
>>33 >>34 まあ、好みがあるからねえ(^−^)
自分的には、グールドの弾くオルガン、チェンバロともに萌え萌えっす(o^^o)
なぜって、フーガの技法の、あのなんていうのか、まるで「汽笛」みたいな響きが
なんとも朴訥な感じがしてイイって思ってしまう。チェンバロでのヘンデルもそう
だが、結局グールドは、わざと「非オルガン的」、「非チャンバロ的」音響を創出
したかったんだよ。オルガンやチェンバロで、どこまでピアノ的に演奏することが
出来るか?って感じでね。
でも、あんまり評価の高くない「フーガの技法」も、あの盤の最後の「第9番」だ
けは、ホント、スゲーo(><)oって思っちゃうよね? あんなにファンキー・
モンキー、パンクでイカス、ナイスな演奏なんて、そうそう聴けるもんではないと
思う。技法の「9番」は大好きな曲だが、気に入ってるのは、このグールドの
オルガンと、スィングル・スインガーズがアカペラで歌ったやつが最高!!
グルヲタはなんでも前向きに受け止められて幸せだな(w
40 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 21:16 ID:0eOHkojo
>>30 兄さん、いいセンスしてるよ(^^) 激しく同意(死語)します。
「5番」は、6番と並んでフランス組曲全曲ん中でもとりわけ人気の
高い曲で、従来、ピアノでもチェンバロでも、どっちかっつうと流麗
典雅な演奏が多かったんだけど、そこは、ホレ、グールド兄いのこと、
「右にならえ」の地味な演奏は決してやらない。で、出だしからあの
印象的な装飾音を独自に変えて演奏。タタータ、タッタラタラタラ、
「タッター」♪、そう、この「タッター」というのが彼が独自に変え
て弾いてる部分。この辺のナイスな工夫は極めて聴く者に衝撃的な印
象を与えているはずだ。続く、クーラントも弱音主体に流れるように
弾かれ、最後はやっぱり、独自の長いトリラーを添えて終結させるな
ど、微に入り細に入りの意匠が光ってる(^−^)
こうした結果、なんつうのかなあ、このメジャーな耳慣れた曲が、ま
るで「第5番・グールドバージョン」のように別曲みたいんなってて
たいへん、キュートっつうか、コケイテッシュな曲に仕上がってるん
だわさ。
>31は予言者ですか?
グルヲタって、 やっぱグールド>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>作曲家&作品 なんですか? ま、これはグルヲタに限らず、特定の演奏家に嵌った奴に多かれ少なかれ 言えることだが……
>>42 グルヲタはカルト教団ですから(スレタイ参照)
44 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 21:27 ID:0eOHkojo
>>42 そんなこともないのでは・・・。
オレはもともと、バッハが好きだから、「音楽の父・バッハ」が、
グールドの手によって、いろんなコスチュームに着替え、ジャケ
ットにチノパン履いて、で、足組みながらコーヒー片手にこっち
見てるような姿に変身し、よりオレら現代人に「とっつきやすく」
なったから、グールドに惹かれてるわけで・・・。
いくらグールドが好きでも、興味の無い作曲家に関しては別段聴
こうとも思わない。たとえば、自分的にシェーンベルクやカナダの
現代作曲家がそう。
45 :
42 :02/07/16 21:31 ID:???
別に絡むわけではないんだけど、 そういうバッハは「変だ」と思うことは 一瞬でさえないわけ? たとえは極めて悪いが、 「俺はメイド服着たA子に惚れたのであって、私服のお前なんか 好きじゃないんじゃ!」 ってのとそう変わらない気がするんだが。
46 :
42 :02/07/16 21:37 ID:???
よく考えてみたら、44は他のバッハ嫌いだとは一言も書いてないから、 これはこれでいいのか。 というわけで、お騒がせしました。
作曲家&作品>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>演奏家 なんて奴は、自分の演奏しか信じられないナルシストだと思われ。 イコールよりちょっと演奏家の方が上、が一般的なクラヲタなんじゃないスか
48 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 21:52 ID:0eOHkojo
>>45 あはは(^0^) 難しいっすね。
バッハに限らず、モーツァルトだって、ベートーベンだって
同じことが言えると思う。それぞれの作曲家には、いつの間
にか「こんな風に弾くもの」って感じで、固定観念つうか、
まあ、イメージみたいなもんがついて回ってるよね。特に
バッハなんかだと、モダン楽器とオリジナル楽器のそれで
は、ぜんぜん違う曲のように聞こえて、どんなスタイルで
演奏するかによって、同じ曲がまるで違ってしまう。
>>45 さんの「例え」にならえば、バッハというおんなじ顔
した人を、どうメイクして、その人の素材のよさを引き出
し、「イケテル」ように演出させるかっつう、いってみれ
ば「スタイリスト」的な作業をするのが、演奏家なんでは
ないか思います。グールドだったら、今まで、重い荘重な
バロック様式の盛装が一番似合うってされていたバッハを、
「こっちのほうがイケテルじゃん」みたいに、カツラをは
いで、茶髪のサーファー・カットに直し、ポロシャツに着
替えさすみたいな感じで・・・。で、オレら聴くもんも、
「おっ、こっちのほうがカッコいいじゃん!」みたいにグ
−ルドの演出に共感して、で、惹かれてくって感じになる
のが、グーオタの辿る道のような気がしてならないんです
が・・・。
お、また来やがったな。いつもよんでます。 それはそうと1よ、前スレを張っておいてよ。
>グールドだったら、今まで、重い荘重な >バロック様式の盛装が一番似合うってされていたバッハを、 この辺がまさに、 グルヲタが演奏様式に全然無知無頓着であることの現れだね。 そうでないというのなら「重い荘重なバロック様式の盛装」の ような演奏ってどんなのか挙げてみ。あ、リヒターなんていうなよ。 ありゃバロック様式でもなんでもないぞ。
もう粘着野郎は飽きた。 ランドフスカ レオンハルト ところでリヒターはどういう様式なん?
まぁその後にだな、 その様式について50自身が語ってくれや。 勉強になりまーす
53 :
50 :02/07/16 22:55 ID:???
俺には分からん。ボケが。
54 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 23:02 ID:0eOHkojo
>>50 そんな真剣に考えんでも・・・。あくまで「好み」の
話しなんすから(^^)
正直、オレら真性グーオタにとっちゃあ、「演奏様式」
なんてどうでもいいの。こう、なんつうか、もっと感覚的
つうか、直接感性にアプローチしてくる音の「刺激」っつ
うか・・・、そう!この「刺激」がグールドにはあるん
だな。たとえば、>盛装したバッハ つうことだと、オレ
的には真っ先に「ニコラーエワ」、古くは「ランドフスカ」
のソレを起想するんだが、これらの演奏はCDで一回聴け
ば充分ていうのか、単純に「面白くない」ってことになる
わけ。けど、グールドのソレは、タッチの歯切れのよさ、
シャープな響き、贅肉をそぎ落とし、輪郭のはっきりし
た音楽をいつも聴かせてくれる(重い荘重な衣装を、カ
ジュアルに着替えてって意味はこういうコトなんだ)、
で、こんなことは古来から言われ続けて、もう誰もが知
ってる周知のことなんだけど、結果として、やっぱバッハ
ってば「普遍性」がある天才なんだなあ・・・ていうの
をしみじみ再認識させられるっつう寸法なわけ。
だから、バッハ=グールドっつう具合に手前勝手に思い
込んでるわけではなくて、いろんな「可能性」があって
面白い、ジャズでも、スキャットでも、サックスで無伴奏
チェロやっても、シンセでインベンションやっても違和感
がない。つまり、「何着てもサマんなってんじゃん」み
たいに、バッハの素晴らしさを改めて痛感させる、そんな
演奏のひとつとしてグールドみたいなスタイルが評価を
得てるっつうふうに思うんだ。
グールド聴いて、今まで気づかなかった「バッハ」の何か
を知って、いよいよバッハ・マンセー\(^○^)/に
至った人って結構多いと思うよ。
つまりね、
>>48 の言うような「重い荘重なバロック様式の盛装」なんてのは
存在しない幻影だと言っているんだよ。
初回ゴルトベルク録音の1955年で見ると、当時あったのは
「ロマン派を引きずった厚ぼったいポリフォニー犠牲スタイル」か
「模索中の、まだこれというスタイルを成していない古楽演奏」
そしてトゥーレックらの導いた
「ポリフォニーは尊重するが楽譜の音価は即物的に捉えるモダン演奏」。
グールドはこの最後のトゥーレックの延長線上で活動した演奏家であり、
60年代以降やっと盛んになってきたいわゆるピリオドスタイルとは
肯定的・否定的双方の意味で関わりを持っていない。
だから、まだ発見されてもいない「バロック様式」に対して
グールドが新たなスタイルを提出した、とかいう言い方はオカシイということ。
ちなみに漏れは全否定型アンチではない。
グルの弾くフーガは大好きだよ。舞曲はイタイと感じるが・・・
いうまでもなく
>>53 は偽者だ。いっぺん芯でくれ。
最近クラシックを聞くようになり友人にグールドのCDをかりました。 彼の死因について書いていなかったので疑問です。
58 :
名無しの笛の踊り :02/07/16 23:11 ID:0eOHkojo
>>57 20年前、新聞で読んだときは「心不全」って書いてあった
ように記憶してるんだけど、その心不全に至った要因は「脳
卒中」だったように思う。
脳ですか。ありがとう。
60 :
42 :02/07/16 23:17 ID:???
>>47 そういう考え方は持ってないよ。
>>42 は、グルヲタにはこんな人が多そう、というアフォな思い込みから来た、
無知蒙昧な書き込みなんで、あんまり気にしないでね。
ていうか俺、楽器弾けないし(鬱)。
なお、グールドがバッハの「何か」のごくごく一部を体現しているの
は間違いないと思う。
でも、恣意的な部分のほうが多いのは、認めざるを得ない。
これはこれで魅力的であることは幾重にも認めるけど、
グールドしか聴いてないような人は、バッハにほんのちょっとしか
触れられていないような、そんな気がする。
単なるリテナーがそんな事言ってもなんの説得力も無いぞ!
>>60 そんなお前はバッハが弾いたバッハ聴いてろ。アフォ
バッハヲタがグールドヲタを叩いてるスレはここですか?
鬱病患者かとマジに思ったズラ
65 :
名無しの笛の踊り :02/07/17 23:35 ID:ADg5BKgk
>>47 の発言には正直興味を持った。
俺はグルド信者でかつ>>>演奏家よりも作曲家&作品が上という信念
の持ち主なのだがここから自分の演奏しか信じないナルシストという結
論が導きだされる事に興味を持った。
正直俺は顔も頭も運動神経もいいのでなにをやらせても目立ってしまう。
ゆえに目立つことが嫌い。勢いちやほやされたりかまわれることを嫌う。
ナルシストとか呼ばれるのはそれの最たるものだ。
俺はそういう自分を騙しすかしてどちらかというと馬鹿に見られるよう
に振舞ってきたつもりだったが
>>47 のように「演奏家よりも作曲家&作
品が上」と言っただけで「ナルシスト」と分析されたのではうっかり物
も言えない。
煽りではなく、
>>47 の解説を求む。
66 :
名無しの笛の踊り :02/07/18 11:27 ID:iV0Zhs1A
グールドに比べたらバッハもそれほどではないね 人気とか
で、グールドCDはどう? SBMの音はやっぱよくないのか? DSDはバランスがおかしいのか? バッハ箱はSBMだったか?
グールドのバッハは現代的ってとこが評価されたんじゃないの?
え、バッハって大人気じゃないの
ところでグールドのモーツァルトソナタ全集は神!! グールドはバッハばかりが有名だがこれ聞いて認識改めたね。モーツァルトもいい かもと思ったよ。ガイシュツだったか? ・・・100程度のレスも読み返さない俺は反粘着(そんな言葉はない)でよく人か ら「こらえ性がない」と言われるごく普通のグールド信者 ルド信者
71 :
70 :02/07/26 01:36 ID:???
ルド信者 ↑なんだこれ?なんでこうなった?
>>67 バッハ箱はSBMです。自然な音だと思いますよ。
SBMだのDSDだのってなんだよ〜 グールドのレコードは西独ノイマン社製SX68カッティングヘッドが 使われているんじゃないのか?
オイル・ショック期のペラペラCBSンニーのLPか(W 米コロンビアはウエストレックスのザックリした音で萌えるよ。
75 :
お邪魔します :02/07/28 02:05 ID:41xiZhj.
普段ロックやポップスしか聴かないんだけどさ、 BGMにピアノでも聴いてみっかーと思って、たまたま図書館でグールドの 借りたんだよ。 イギリス組曲ってやつ。 いいじゃんコレ!!って思って、ゴールドベルクってのが有名らしいから 買ってみたんです。 これがメチャハマリ。 んで、今他のもいろいろ聴いてるところで、真っ最中です。 何というか、こんな心癒される音楽に初めて出会ったよLOVE…って感じです。 この人がもう死んじゃったのが、とても残念です。
76 :
名無しの笛の踊り :02/07/29 22:05 ID:NwxPSjig
そう、そう、そう、そうo(^0^)o なっ、君もそう思うだろ? とにかくスンバラスイんだよ! グールド兄いは!! 今、目下何聴いてんの? もし、バッハが気に入ったんなら是非「平均律」 を聴いてみなされ。そうすれば、短いたくさんの前奏曲とフーガん中から きっと、お気に入りの楽曲を見出して、それを繰り返し聴きたくなること だろう。 あと、少しロマンチックな気分に浸りたい時や、仕事や恋愛に疲れて、深い ため息なんかつきたくなった時は、ブラームスの「間奏曲集」や、ビゼーの 「夜想曲」なんか聴いてみるとイイよ♪ 「えっ、これがグールドなの?」 って感じで、いろんな側面を持つグールドの魅力に惹かれること請け合いだ から(^−^)
77 :
名無しの笛の踊り :02/07/29 22:10 ID:NwxPSjig
でも、まあ、>>普段ロックやポップしか聴かない つうんだったら 「イギリス組曲」、そう、特に「2番」の前奏曲やブーレ、ジークな んかは、思わずノリノリだっただろ? ニャロメ(^0−)
>>75 はグールドというよりバッハに感動したんだろ
79 :
名無しの笛の踊り :02/07/29 23:54 ID:xhG.N8jg
ブラームスの「間奏曲集」はマジにいいな。 普通に弾いてることに逆に驚かされる(w まあ、晩年のブラームスを20代で録音、しかも超名演ってあたり、 やっぱりグールドらしいのかもしれんが。
今更蒸し返してもいいか?
>>55 いつからか知らないが古楽ブームということでバッハの時代の演奏を再現しよ
うとする試みがあると聞く。しかしそれは何のためなんだ?
今でこそクラシックと呼ばれているが古来より演奏家はより「新しい様式」を
取り入れようとし、今日にいたってきた。
バッハが現代にいたとして依然として古楽器に固執していただろうか?より自
由にイメージを表現できる楽器を求めていなかったか?
だとすると演奏家としては現在の楽器における最良の表現を追求するべきでは
ないのか?当時のハープシコード演奏における装飾音が実際にどうであったか
などを論ずるのは無意味だ。
俺はバッハの音楽を「古い」から聞くのではない。「素晴らしい」から聞くの
だ。
>>55 のいうのは断じて「バッハの音楽」、「バッハの意図した音楽」では
ない。単なる考古学だ。
バッハの演奏、よりバッハらしさを感じさせる演奏としてはグールドの試みこ
そ最良に近い。これを理解できず、「古楽だ古楽だ」と騒いでいる不感症の輩
はまず己の音楽家、演奏家としての資質を疑うべきだろう。
俺は考古学者の仕事を否定するのではない。だが、考古学者と音楽家、演奏家
は別のものだ。考古学ファン、音楽ファンと言い換えても同じだ。それを勘違
いしている、「音楽」を語る「考古学者」、バッハを感じさせることのできな
い「考古学演奏家」は逝ってよしだ。
81 :
名無しの笛の踊り :02/07/30 02:38 ID:BLAd8jG6
私はクラシックはもとより、音楽自体あまり聴きませんが、 平均律クラヴィーア曲集、いいですね。誕生日にもらったんです。 まだ第1巻を数度かけただけですが、第2番プレリュードにうっとりです。 1:10くらいから、何というかメロディが変りますよね、 あのへんにさしかかると、つい動きを止めて耳を澄ましてしまいます。 曲とともに高揚し、終りと同時にふっと何かに吸いこまれるような気になります。 このとき、無意識のうちに瞑目し首をのけぞり、恍惚とした表情を浮かべているらしく、 傍から見ている人に「何昇天してんの?」なんていわれたりして… あと、本質的じゃないでしょうが、グレン・グールドという名前がなんか好きです。 ピーター・ブラウンとかウィリアム・ゲイツとかじゃない、グレン・グールドが好き。
>>80 グル信者ってやっぱ凄いわ(w
>バッハの演奏、よりバッハらしさを感じさせる演奏としては
>グールドの試みこそ最良に近い。
↑いきなり断定、この自信はどこから来るんかね〜
83 :
名無しの笛の踊り :02/07/30 02:57 ID:hOCsPscg
>>80 グールドに対する愛情はわかるが、
「考古学」とか言ってるあたり無知蒙昧晒しまくり。
批判している当の古楽器演奏をろくに聴いてないだろ?
君の書いてるのはモロ20年以上前のありがちな古楽批判の引き写しだ。
恥をかきたくないなら、好きなものをただ好きと言っておれば良いじゃないか。
ここの住人さんたちはゴルトベルグの新録と 旧録と、どっちが好きですか? いや、ちょっと興味があるだけです。
旧録!! 新録はAriaがキモイ
旧録のおまけについてる平均律第2集のE-durのフーガが あの2枚の中でいちばん好きだったりする。
>>76 いろいろお薦めサンクス!
平均率ですか。早速聴いてみます。
81さんもベタボメしてるね。楽しみだー!
ブラームスの間奏曲いいっすよね!
こういうのも弾くんだーってビックリした。
あの最後の切な〜い曲、自分で弾きたくなって楽譜買っちゃった。
子供の頃ピアノやってたから、真似事してみたくなって…。
ビゼーってのは知らなかった。探してみます。
88 :
名無しの笛の踊り :02/07/30 23:06 ID:Mta6jTCY
おおー\(^○^)/♪ みんな、純粋にグールド兄いが紡ぎ出す音楽に
感動してるんすね! なんか、思わずドキドキしてきちまったよ。まじで、
グールド最高!!
>>79 ブラームスの「間奏曲」・・・、あの最初の「変ホ長調」の出だ
しを聴いた瞬間から、まるで清澄な森の中を森林浴してるみたいな、不思議
な「癒し」を覚えるよね。グールドが奏でる澄んだ響きと、アルペジョをさ
りげなく織り交ぜた絶妙の演出で、知らず知らずのうちに、詩情溢れる世界
へと引き込まれてく、って感じで。あのCDは、ホント、10編のポエムだ
よ・・(T▽T)
>>81 >>誕生日に「平均律」っすか? 素敵ですね(o^^o)
第1巻第1番の、あの何度もテーマが畳み掛けるように頻出するフーガに、い
い加減飽きかけた頃、突如ハ短調で、トッカータみたいなカコイイ第2番が始ま
ると、なんかグッと来るもんがあるよね。何かに追われて、逃げ惑うような
光景をイメージする両手16分音符の連続、で、終いに嵐のようなカプリッ
チョ風の崩れ落ちてく音型・・・。たまんないっすねo(><)o
89 :
名無しの笛の踊り :02/07/30 23:16 ID:Mta6jTCY
でさあ、「平均律」なんだけど、
>>81 さん「第2巻の12番」なんて
どう? オレ的には、この曲集ん中でもとりわけ気に入ってて、なん
つうか、ジャズっぽくって、前奏曲もフーガもすっごく「オシャレ」
に弾かれてる♪ ちなみに、携帯の着メロも、この曲をチェレスタの
音色にして入れてます(^^)
90 :
84 :02/07/31 02:04 ID:???
>>85 あぁ、貴方は某スレで有名な方ですか?
ピアノを弾かれてるようですが・・・。
旧録ですか。
漏れは新録派なんですが、Ariaがキモイ
っていうのは初めて聞きました。
差し支えなければどの辺がキモイか少し
具体的に教えてください。後学のため。
因みにこのスレの人気者?の
>>88 さん
はどっち派ですかね?
91 :
名無しの笛の踊り :02/08/01 19:11 ID:sGQStaSM
♪「旧録」o(^^o)=(o^^)o「新録」♪ うーん、どっちも 甲乙付け難いっすね・・。「旧録」の凄さは、なんといっても、あの 「スピード」!それこそ目もくらむほどのアクロバットが各変奏で繰り 広げられ、まるで「魔法の指」で弾かれてるかのよう! 特に「第5」 変奏なんかは、曲芸だよ、ありゃo(><)o ただ、グールド自身も「新録」を吹き込む際の動機として、「旧録」 では、アリアを中軸とする各変奏が銘々勝手に好きなことやってるみた いで、曲全体に「統一感」がない、即ち、バラバラに弾かれていて、な んか「締りがない」。そこで、アリアを「親」とする30の子供たち (変奏)に統一性を持たせ、アリアと各変奏の結びつきを明確にさせた い、といったことを言っている。 そのせいか、「新録」のほうでは、旧い盤にはない「一貫性」が感じ られ(各変奏が間断なく続けて弾かれてるせいもあるのだろうが・・) この曲の論理性つうか、意図する何かが判るようになっている。あと、 比較的テンポが遅く弾かれてることも、一層ポリフォニックな構造を 浮かび上がらせる結果となって、聴くモンの知的興奮を誘ってんじゃ ないかなー、って思います(^^)
92 :
84 :02/08/02 03:08 ID:???
>>91 レスサンクスです。
だいたい同じように認識してます。
やっぱり好みの問題ですかね?
どこかで旧録しか認めない、
みたいな記事を読んだので、
質問させていただきました。
ありがとうございました。
>>80 だが一応レス。
>>82 懐古主義者のカビの生えた演奏をバッハが望むか?
>>83 俺は
>>50 で48に煽りを入れた50=55にレスしたのであって別に古楽批判をして
いるつもりはない。俺は君のいうように古楽演奏など聞いたことないし、知ら
ないものの批判はできないからな。考古学者の仕事は尊重する。広い世の中カ
ビ好きがいたっておかしくはない。興味はないが。
改めて、
>>50 =55
あんた、物の聞き方ってあるだろう?あんたが48にしてるのはただの煽りだ。
「様式についてはどうなの?」っていう質問だったら俺が答えよう。
「様式なんか糞くらえ」だ。
・・・これ以上まだ絡みたいってんなら俺はグールドスレでの荒らしにはなり
たくないからどっかへ逝こうか?
あげますよ
もいっちょ
96 :
名無しの笛の踊り :02/08/07 21:54 ID:MSZMonk.
いやー、さっき仕事帰りにウォークマンで、グールドの弾く ベートーベンのコンチェルト「4番」を聴いてたけど、イイ ね!特に終楽章のノリのよさって言ったら・・・♪ バスん中で、思わず一緒にハミングしたり、指揮真似して時 にはオケに指示与える素振りで、右手を高く掲げたりして夢 中んなってたら、周囲の人に白い目でみられて、恥ずかしか った(*^^*)
>俺は君のいうように古楽演奏など聞いたことないし、知ら >ないものの批判はできないからな。 >懐古主義者のカビの生えた演奏 この矛盾に早く気づけよ、このDQN。
>>97 俺は「懐古主義=カビの生えた演奏」という「事実」を述べているだけで良し悪し
の判断なんかしていないぞ。よく読め。
お前の中ではカビの生えた演奏ってのは「批判」になるのか?
カビ好きでも別にいいと思うぞ俺は。好みなんか人それぞれだからな。
>>98 おまえ、もう話にならんわ。無知を居直るにもほどがある。
「古楽演奏=革命」であって「懐古主義」などという
「事実」など存在しない。するなら挙げてごらん。
・・・正直、貴様には「事実」一般に対する好奇心も敬意もなければ
グールドの業績を評価しようとする意志すら感じられないよ。
グルヲタってこんなのばっかじゃないと信じたいが・・・
>>99 >「古楽演奏=革命」
これは初耳だな。
俺は「古楽演奏=懐古主義」だと思っていたからな。
逆に教えてくれよ。少し興味がある。あんまり長いんなら別のところでな。
やっと聞く耳を開いてくれたか。 つまり古楽演奏は一度完全に失われた伝統なので、スタイルを 「懐古」したくとも、耳で確認できる伝統はなにもない。 蘇らせるには大胆な想像力が必要とされる。 そこでアーノンクールだのブリュッヘンだのクラ界のはみ出し者たち (グルと同世代)が文献や楽器を頼りに、あるいは口実に「好き勝手」 やってつくりあげてきた世界なのだ。だから今の古楽は作曲当時とは ぜんぜん似ても似つかぬ代物かもしれない。 この「好き勝手」の部分はグールドもお仲間だ。結果は全く異なるが とりあえずバロック関連のスレを見てくれ。じゃあ寝る。
付け足し。
というわけで、方法もアウトプットも全く異なるし
>>55 で書いた通り肯定的にも否定的にも関係ないのだが
その反逆精神だけはグールドと古楽運動は似ていなくも無い。
その精神面を取り上げ「チェンバロのグールド」と呼ぶ者もいた
スコット・ロスのゴルトベルクなんか聴いてみるのもいいだろう。
じゃあな。
>>101 、
>>102 レスサンクス
言いたいことは分かった・・しかし俺の中では何かが違うな
実際、「古楽だからだめ」とか「現代音楽だからいい」ということは
ないとおもう。「・・だから」という「理由」で音楽、演奏に感動す
るということもない。現実には「新進」を気取っていても保守的な奴、
またはその逆もいる。俺は勝手にバッハを「新進音楽家だった」とい
ったが実際はしらない実は後ろ向きな奴だったかもしれない
ただ、誰かも言っていたが俺ら(という言ったらまずいか?)がグー
ルドが好きなのはその方向性、スタイルなんだ。
その「前を向いているか後ろを向いているか」、「昔を見るか未来を
見るかっていう(これも異論があろうが)
それが違っていたら例え同じイメージの音楽を出されていても意味が
ない。わかるかな?一番肝心なのはその演奏家の「かっこよさ」なん
だよ。そう、わかるかな?
あの自前の椅子がかっこいい
あの猫背がかっこいいとかっていう・・・そう、
「グールドはかっこいい」
信者なんてそんなもんじゃない?俺がグールドを聞くのはそんな理由
だと
>>101 にレスしていて初めてわかったな
104 :
103 :02/08/09 05:02 ID:???
誤字脱字ありまくりだな。俺も相当眠いんでねるわ。 じゃあ、おやすみ>>誰か
>「グールドはかっこいい」 >信者なんてそんなもんじゃない? あんたと一緒にすんなバカ!
107 :
81 :02/08/10 15:56 ID:???
えー、誕生日に平均律を手に入れた81です。
>>88 さん おすすめの「第2巻の12番」ですが、すみません、
どうも時間がなくまだ1巻しかかけておりません。
2巻のそこまで辿りつける日を、自分自身楽しみにしています。
さて先日、「グレン・グールドの生涯」という本が平積みだったので買いました。
その分厚さにもかかわらず瞬く間に読み終えました。良い本ですね。
グールドをほとんど知らず、演奏も2時間分しか聴いたことがなく、
音楽の知識は二アリーゼロの私でも面白かったのだからえらいものです。
P504の真ん中あたりのエピソードでは、なんだかほろりとしてしまいました。
これからグールドを色々聴こう、という気になりましたが、
慣れれば速読できる書物に対し、音楽は70分なら70分、
聴いていなけりゃならないんですね。素人も玄人も。当り前ですが。
とりあえずゴルトベルク2枚買ってきます。
108 :
名無しの笛の踊り :02/08/10 17:27 ID:rcK90foA
「off the record on the record」のグールドはかっこいいね。 ただちょっと気になったのはこの人は広い意味で強迫神経症なんだなってこと。
ん。
グールドのバッハの真価は、古楽演奏でも懐古主義でも無い。 バッハをどれだけ現代人にアピールして来たかだ。
111 :
ハンス :02/08/12 18:46 ID:DAW/au8k
そうだそうだ110の言うとおり
112 :
名無しの笛の踊り :02/08/12 19:55 ID:DWOxddNW
>>108 「オフ・ザ・レコード・・・」、ねっ、カコイイでしょ(^^)
今ふうのイケてるミュージシャンのイメージ・ビデオと比べても
見劣りがしないと思うよ、ホントにまじで。
とかく、クラシックっつうと、長髪に黒ぶちメガネかけたオタク
ふうのネクラが聴くダサイジャンルの音楽っつう先入観もつ人が
多いけど、そういう意味においても、グールドの存在は、クラシ
ック界にありがちな臭い固定観念を払拭する、本当にイイ意味で
のキャラんなってると思うよ。おそらく、車ん中で、茶髪にグラ
サンかけて、ガム噛みながら片手ハンドルで走りつつ聴くことの
できるカーステBGMつったら、グールドの弾くバッハくらいな
もんじゃないかな?クラシックん中で・・。
クラシック = ダサイを、クラシック = カコイイじゃん、みたい
にイメチェンできるミュージシャンは、グールドを置いて他に思い
つかないんだけど・・。まあ、バイオリンだったら、あえて言えば
ナイジェル・ケネディがそれに相応するかと思うんだけどね(^−^)
革ジャン着たカラヤンも捨てがたい。
タクシードライバーの扮装したグールドが革ジャン来てましたが何か?
シオドラ=スラッツのことね。
>>84 新録のAriaは、アゴーギクがオドロオドロしてると思うんですよ。
中身の変奏曲は、いつものグールドなんですけどねぇ。
カッコイイね〜
118 :
名無しの笛の踊り :02/08/15 17:12 ID:aFVGDYjQ
「平均律」で盛り上がっていたんだね、、 参加出来なくて残念だ。 私も「平均律」は大好きです。 第1巻より第2巻が断然好きだ。 CDで聴いてる時、第1の最後のフーガが終わって 第2のプレリュドが始まるんだけど 最初のCにシビレてしまう。なんていうか、 そのシフトが、静かに息を吹き返す感じなのだ。 フーガも最高にイイ。
エイフェックスツインに似てる。 強迫神経症っぽい弾き方だ。 周りと協調するのを拒む。
120 :
名無しの笛の踊り :02/08/16 23:56 ID:VTe6fYFN
このスレの人達は、グールドのイタリアコンチェルトはどう評価されますか?
第3楽章の早さは生理的に快感。 あのビデオ「on the record」を見たあとでは他の演奏は聴けなくなるという両刃の剣。 素人にはおすすめでき(以下略)。
>>121 通は2と恋に落ちるの
3を語ってるようじゃダメだ
あなたが素人
クラッシックでグールドみたいなトリッキーな音鳴らしてる有名な音楽家って他にいるの? いるなら教えて。あ、俺クラッシック全く聴かないテクノ&音響馬鹿です。 あと映画ハンニバルに使われてるゴールドベルクのアリアってグールドの 演奏したものですか?
>>125 サンクス。できれば誰の演奏か教えて欲しい。
ピアノって弾く人のタッチによって音色や曲調ってほんと変わるね。
>>126 どうなんだろ。
その曲のもつ本来の良さを引き出せる演奏家が少ないってだけなんじゃない?
・・とか言ってみるテスト!(大汗、またやっちまうところだった・・
>>126 知らない。サントラに書いてあるのでは?
でも何でGGの演奏を使わなかったんだろうね
ぐぐってみたら見つかったよ The Silence of the Lambs soundtrack * "Goldberg Variations" Performed by Jerry Zimmerman Written by J.S. Bach
130 :
125 :02/08/19 23:24 ID:???
>>124 ああ、ごめんなさい!!
羊たちの沈黙と勘違いしてました…
ハンニバルの映画見て無いんだけど
そっちはGGらしいです。
すいません、逝きます…サヨナラ
||
Λ||Λ
( / ⌒ヽ
| | |
∪ / ノ
| ||
∪∪
131 :
127 :02/08/19 23:48 ID:???
The Silence of the Lambs ・・って(w あぁ、本当だ。俺も気づかなかったよ。 と言う訳で126。ハンニバルのゴールドベルグはグールドだって!
132 :
126 :02/08/20 00:37 ID:???
良かった。俺の耳が悪いのかと思ったよ。 やっぱグールドは良いですね! グールドが好きな人ってケージとかロバートワイアットとかも好きかな? 前衛的なにおいがするものがとにかくスキです。
うーん、私にはテンポが違うように思えたが。 作中で演奏されているやつとごっちゃになったらしい。修行不足。 サントラでは第2曲目で、Aria da Capo (From Goldberg Variations, BWV 988, Written by Johann Sebastian Bach--Performed by Glenn Gould) だそうな。
グールドは好きだがケージは大嫌い
>>134 なんで?
おれ坂本竜一は嫌いだけどケージは好き。
グールドも勿論好き。
136 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 08:11 ID:f0O4E54p
ケージのこれは聴け、買え。 という2枚を紹介して欲しい。 買うから。
137 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 10:13 ID:ZJIPmfB6
John Cage:Three Dances for two amplified prepared pianos /Michael Tilson Thomas&Ralph Grierson(Capitol S-36059) 2台のプリペアドピアノによるダンス音楽ですが、子供が聴いても 喜びそうな、楽しくてかっこいい作品だと思います。
グールドの例えばモーツァルト演奏はケージ の思想との類似性が指摘されるけど、グールド はケージの音楽など認めていないのではないか。 グールドは後期ロマン派音楽が大好きだし、 プログラムをみてもどっちかというと保守的な 作曲家ばかりだしね。(ギボンズ、バッハ、 シェーンベルク、ヒンデミット等)
前衛音楽家 (JC) と、古典音楽の新解釈の得意な音楽家 (GG) は、 やはり似て非なるものですな。
140 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 20:34 ID:mybmXeSm
137>ケージ情報ありがとうございます。早速タワレコ行って試聴しました。 試聴しました、というのは買わなかったということです。 理由は、グルードのブラームス間奏曲集がお手ごろな値段で存在していたからです。 われわれはなぜグルードを好むのか。ああ。ため息。
グールドは前衛的とかよくいわれるけど、 同時に、すごい共感できて心癒される感じがあるんだよなぁ。 あの「共感性の無さ」に共感できるというか…。 なかなか他人と共感し合えないとか、そういった疎外感を持ってるような 人ならそういう感じするんじゃないのかな? そうでもない?
私ははじめて聴いたバッハとモーツァルトとベートーベンがグールドです。 (なぜなら親がファンだったから) グールドは前衛的とか非正統とかいわれるらしいけど、 これがデフォルトになってしまっている私には、そういうのがわかりません。 ただ、現代的な感じはします。 よくできたチャーハンのようにパラパラした音色が 機械の演奏を思わせることがあるからです。
143 :
125 :02/08/24 02:47 ID:???
144 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 07:06 ID:FNdi5K7+
>>143 横からメンゴ(^^)
>>138 さんが言うような「保守的」な姿勢っていうのは、学者たちが
「アポロン的」(古典的、禁欲的)とかって称してるグールドの音楽
への興味をさしてるように思う。コンサートや録音での選曲も、メ
ロディー至上のロマン的なものや、華々しい技巧を駆使したものを
回避して、敢えてメロディーは地味だが、構造力学的には面白い、
みたいな曲を選んで弾いてるよね。
で、グールドが他のピアニストと大きく異なる点として、何てい
うのかなぁ(><)、華々しいビルティオーゾを目指して、演奏
の技巧を追求するというよりも、楽曲のアナリーゼに異様なほど
凝って、音楽を論理的、構造的に明らかにしようとしてる、そう、
言うなればグールド兄いは人一倍「学者」だったんだよ(^0^)
だから、初回「ゴルドベルク」の自作ライナーノーツなんか読む
と、23歳の青年がここまでやるか!ってほど「理屈っぽく」あー
でもない、こーでもないと考え込んでる様子がよく判る。
145 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 07:24 ID:FNdi5K7+
で、音楽を外からではなく、中に潜り込んで「潜在化」されたその曲の 本質を掌握し、オレら聴き手に「どうよ」って感じで紹介してんのがグー ルドなんじゃないかなって考えます。楽譜の中に「潜って」、そん中でさ んざんさまよって、何かを発見してくるんだから、どうしたって彼の創る 音楽は、斬新ていうのか、新鮮っていうのか、まあ時には意表を衝かれる ような思いがするわな。 グールドは一時「奇をてらってる」みたいな評価をされた事があったみた いだけど、そうではなくて、あまりに勉強家のために、普通の演奏家が気 づかない事に気づき、それを演奏という手段で表現しているように思うん だけど・・・。こういうピアニストは、関係ないかも知れんが、やはり女 の人よりも、どっちかっつうと男が惹かれるんじゃないかなって思う。男 は理屈っぽいの大好きだからねぇ(^^) グールドみてると、なんかお もちゃ壊して、1日中そん中のメカニズム探って興味津々に遊んでる子供 みたいなもんをイメージしちゃうよ。
146 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 07:57 ID:FNdi5K7+
連レス、スマソm(_ _)m それから、保守とか前衛とかってコトが話題んなってるけど、前衛も よく考えれば、詰まるところ保守的なんだと思う。新しいことをやろうと すればするほど、結局は古いほうへと退行してしまうっていうのか・・・。 たとえば、「ピカソ」は、途中からキュービズムを見出して、新たな 表現の方法を獲得していく。そうして次第に描写は対象の内面的、本質的 姿に傾倒していき、どんどん純粋化していって、終いには何だか幼児の 落書きみたいな絵になっちゃった、てふうに思えるよね(><) 勿論 こういう絵の表現は、子供の乱画の他、大昔の原始人達が洞窟や、土器の 類に描いた最も純粋な表現の仕方とも似ている。 てことは、結局、前衛とはより本質に近いものを見出す為の行為に他 ならず、放っておいたらどうしても、創生時の姿へと逆行していかざる を得なくなるんではないか、とまあ、こんなふうに思うんです。類例はい くらでもあり、舞踏だったら華美な衣装や、背景、音楽を捨てて、丸裸 んなって純粋な肉体の動きだけに関心が寄せられていく。今、流行の老人 の介護にしたって、昔は福祉施設へ入所してケアされていたものが、最近 はノーマライゼーションとかで、自宅で家族と一緒に暮らす在宅福祉が主 流で、ホームヘルパーが増えていったり、家庭的なグループホームやユニ ットケアがもてはやされたりと、これもやはり「昔」の、もともとの姿へ と逆行している。しかし、誰もこれが古い処遇とは言わずに、むしろ最新 のケアの方法とかっていわれてるから、面白いよね(*^^*)
147 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 08:10 ID:FNdi5K7+
よって、グールドは「前衛でり、保守的である」ってコトでいいんじゃない(^−^) ストラビンスキーは前期古典派の音楽に魅せられ、高橋悠治もフーガの技法に拘ってる とこみても同様に。 長文、シンズレイしますた\(^−^)
148 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 08:25 ID:FNdi5K7+
また出ました(^○^) スンマソン、何だか小便後の残尿感みたく、スッキリしないトコがあったもんで。 要約すると、グールド兄いは、より「純粋」な音楽をやりたかったんだよ、多分。 あの演奏を聴いても判るように、いわゆるピアニスティックな演奏からはほど遠い 何だか無機質な音の羅列も、より純粋な音楽を表現しようとしてのことなんだと思 います(そういう意味で、ショパンやリスト、チャイコやラフマニノフは、彼的に は純粋じゃなかった、で、興味なしってことだったんかな)
149 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 12:37 ID:juOCWAFK
おいおい、すごいとこに迷いこんじまったよ
m(_ _)m
\(^−^)
(^○^)
>>144-148 は昭和中期生まれとおもわれまくり
グールドがきらきら星変奏曲弾いてるCDナイかな・・・
151 :
にゃい :02/08/24 13:11 ID:YxR4UI1F
にゃい
>>144-148 の
>>145 に禿同しとく
>>150 あるよ。モーツァルトのピアノソナタの「きらきら星変奏曲」。
グールドがモーツァルトソナタ全曲を弾いたのをたしかSONYあたりで出して
いたはず。CD3、4枚組みで。そのなかの一曲。
ただ、このソナタ全曲集を聞くのは俺にもなかなかつらいものがある。
トルコ行進曲などは指示より異様に遅いテンポで弾いていてグールドの意図
がまったくわからない。素人・・っていうか玄人にもおすすめ出来ない。
まぁ、シャレで買ってみるのはいいんじゃないか?
153 :
152 :02/08/24 19:47 ID:???
久々に見るとグールドスレでレスが伸びている。
グールドの話題が盛り上がっているとうれしいね。
ところでさりげなく放置の
>>120 が気になった。
バッハでフランス、イギリス、ドイツ(パルティータ)は知ってるけどイタリア
ってあるの?
って単に俺の無知を晒しただけかもしれないが・・
154 :
125 :02/08/24 20:07 ID:ziIXs+9w
FNdi5K7+殿、長文とっても面白かったよ、 ありがとうございました。 そだね〜GGはピアニストっつーより音楽家だよね。 ピアノは表現法法の一つにすぎないと。 ちょっとソレるけど 私はハープシぴあので演奏されたものも好きだ。 フェルトに画鋲をはったもの? >どっちかっつうと男が惹かれるんじゃないかな 私は女だがGGはたまらなく好きだよ。 音(ノート)と音との空間、間(マ)を見事に醸し出す演奏が大好きです。 スローなフーガなんてしびれてしまう。 それと同時に、聴いてて一緒に踊りたく(?)なってしまうような 鼓動を感じる速い曲も好きっす。 (嫌いな曲だから早く終わらせちゃおうと、 速く弾いてる?と思う時もあるけど) GGが映画監督だったら面白いだろうなー 好きな監督は勅使河原監督だったっけ?
グスン。 私の持っている CBS/SONY CSCR8349〜52 (国内盤)には入っていない。 「きらきら星」ってK.265 だよね。
156 :
152 :02/08/24 20:17 ID:???
>>154 おぉ、急にあがったんでびっくりした!煽られたかと思ったよ。
>>155 「ない」と言われると自信がなくなる・・確かに聞いたと思ったんだけど・・
157 :
名無しの笛の踊り :02/08/24 20:29 ID:9gyJHtyZ
>153 イタリア協奏曲,BWV971のことでしょう。 若いときと晩年の2テイクCDが出てるよね。 これもゴルトベルク同様全然違うものです。 ゴルトベルクは1981年、こっちは若いときの方が好きだな、私は。
158 :
152 :02/08/24 21:54 ID:???
>>157 なるほど、イタリアもあったんですね。ありがとうございます。
で、グールドの「きらきら星変奏曲」。
その昔、モーツァルトを弾こうと思い、勢いでオーディションに出ようとして参
考に買ったCDがグールドのモーツァルトソナタ全集だった。
確かそのとき買ったCDのなかに「きらきら星変奏曲」があった。
「これが有名な「きらきら星変奏曲」か・・」と思った記憶があったんだけど。
すいません、楽譜もCDも手元にないもので。
ちなみにオーディションは結果はぼろぼろ。素人丸出し。
関係者の方々、審査員の先生にはお詫びのしようがなかったね。いや、顔をあわ
せられません。どうかこのスレを見てませんように・・
演奏した曲は出だしADAD#FD#FA・AAで始まる奴。K3??だった。
グールドのこの曲もやはり超早。参考にするべきCDじゃなかったね。
きらきら星のこと訊いた者です ありそうでつね アマゾンではヒットしませんでしたが じみちにさがしてみまつ どうもありがとう
きらきら星の正式名はなんですか?
>>160 フランスの歌「ああ,お母さん聞いて」による12の変奏曲ハ長調K.265(300e)
12 Variationen über ein französisches Lied «Ah, vous dirai-je, maman» K.265(300e)
164 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 00:41 ID:YEDQlpWD
きらきら星はソナタじゃないし、 本でディスコグラフィ調べたけどなかったよ? ネタなのでは・・・
165 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 00:46 ID:gSKIbCqI
オレも、グールドに「キラキラ・・」あるってんなら聴きたいよo(><)o
多分、テーマなんかわざとユクーリ、ユクーリ、トゥッ・トゥッ・トゥッ・トゥッ♪
なんて口ずさみなら弾き始めて、旧いゴルドベルクのように第1変奏に入った
途端、一転してもの凄いスピードで、タラリラリラリラ・タラリラリラリラ♪ なーんつって
弾きまくるんだろうなぁo(^0^)o 構造が単純なだけに、それを補う
グールド兄いのハミングもいつになくイッパイ聞こえてきそう!
>>154 グールド特製「ハープシピアノ」、あの針のようなチンチンっつう
音色も心地イイっすよね。で、かの楽器を駆使してグールド自らが
弾き振りした、バッハのカンタータ「罪に手向うべし」は大好きな
演奏の一つ。CT独唱のラッセル・オバーリンも、入魂の歌いっぷ
りで迫力がある。
>スローなフーガなんてしびれてしまう
「平均律」でいうと、どの曲かな? オイラは1巻なら「第8番」と
「22番」に (T▽T)って感じっす。
速いほうなら、1巻でいうと「3番」、「5番」あたりでしょうか、
特に5番は、もう神業的な速さで、この曲聴いて、じっとしてられる
人が居るんだろうかって思ってしまうくらい、ファンキーでパンクな
弾き方ですよね(^^)
あと、モーツァルトのソナタ、分けてもK310、K333の第1楽
章や、K332の終楽章なんかが、速い、速いって感じで、いつも白
目剥いて頭振りながら、トランス状態で聴いてます(*^^*)
166 :
152 :02/08/25 00:57 ID:???
>>164 え〜っ?
銀座のヤマハでグールドのモーツァルトソナタ全曲集を買ってその中にあった
と思ったけど・・俺の幻聴かな?誰か買った人いないかな?
いずれにせよ不確実な情報をあげてしまって申し訳ない。
お騒がせしました。今のうちに逝って来ます。
167 :
154 :02/08/25 01:13 ID:???
「キラキラ☆」すでに脳内で演奏されてます。 だいたい想像がつくような。 スローなフーガですが Book1 22番(プレルドも好き)b Book2 3番-C# 9番-E 165さんの8番もすごくよいね。プレルドがすげーっす 時間がとまった感じがする 夢うつつに聴くとすごい体験しそうだよね。 しかし、平均律って曲名が番号だけなので 調べるの結構面倒だったりするw
168 :
154 :02/08/25 01:18 ID:???
>>165 書き忘れスマソ
カンタータ「罪に手向うべし」はビデオにはいってるやつよね。
私は逆にラッセルの歌はいただけなかった。
だってすごく無理してそうな声だすんだもん。
トークで本人見たけど太ったおっちゃんになってた。
あの白黒ビデオシリーズだったら
私はブランデンブルグ5が好き。
最後の楽章(ウロ覚え)のソロすごすぎる
169 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 01:33 ID:YEDQlpWD
グールドがBGMだとウザくてかなわん。 カフェで流すなよな... なんかしながら聴きはじめると すべての作業がとまってしまう。
170 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 01:50 ID:gSKIbCqI
>>167 そだね(^^) 「8番」の前奏曲は、まるで憂いを帯びた乙女が慰め
のために竪琴つまびいてるかのような情景を思い浮かべてしまうよね。
グールドってば、この手の曲んなるとホント、ロマンチックに弾くんだ
よなぁ・・・(T−T) あと、何曲かある「トッカータ」の緩徐部分
なんかも、ユクーリ、マターリ、しみじみ〜っと情緒満点に弾かれてて、いつも
涙ながらに聴いてます・・・。これから、秋んなって、いよいよロマン
チック・グールドの旬の季節。人の居ない紅葉した山ん中、クルマ駆って
行って、で、カーステで「バード・ギボンズ」とか、ブラームスの「間奏
曲」とか聴いたら、さぞや!って感じだよね(o^^o)
171 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 23:28 ID:2CFyFe4O
グールドのビデオ、ようやく見たよ。若い頃のやつ。 彼は脳卒中で亡くなったらしいけど、なんかわかる気がするね。 あんなイレこんで弾いてたら、あるときプツッと頭の血管切れちゃいそうだ。
ネットで試聴できるとこある?
>>172 何を?
何でもいーんだったらアマゾソ。
的生命体はいずこ 探査機ボイジャーの旅、満25周年 米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機ボイジャー2号が20日、77年8月20日の 打ち上げから満25年を迎えた。同年9月5日に打ち上げられた同型の1号とともに 今も健在で、冥王星の軌道よりも外側から信号を送り続けている。バッハや モーツァルト、尺八奏者の故山口五郎氏の音楽などを刻んだ金属製レコードとともに、 太陽系外で知的生命に出会う日を待っている。 現在の位置は、2号を追い越した1号が太陽から地球までの距離の85倍、 約126億キロに達して、人工物体としては地球から最も離れている。2号も太陽と 地球までの距離の68倍の地点を太陽系外へ向けて飛行中だ。1号からは電波でさえ、 片道12時間近くかかる。 惑星探査の任務を終えた2機の次の目標は、太陽系の果てにたどり着くこと。 いつになるか分からないが、信号を送る電池は20年ごろまではもつという。 我らがグールドの演奏は太陽系の彼方に向かって飛んでます。 といってもサヴァリッシュやリヒターやクレンペラーも一緒なんだけどね。
ここよんで、CDのあの音がハミングだったことを知った夏
結構歌うまかったりする罠。 音程ずれてないし。 ゾウにワグナー歌っちゃったりするし。
177 :
1 :02/08/28 05:57 ID:???
178 :
名無しの笛の踊り :02/08/28 20:23 ID:QZeX3ljw
いやー、
>>177 のサイト楽しませてもらったよ(^0^)
グールドの「お宝」がいくつかあったけど、そん中でも気に入ったのが、
彼の遺品ともいうべき「パスポート」。写真添付のところも、あたりまえ
だけどグールドの顔なんだよね。オレのパスポートは指名手配犯みたいな
ツラだけど、グールドのそれは、超シブくてカコイイ!! そのまんま、CD
のジャケットか何かに転用できそうなくらいだよ。
あと、今何気に気づいたんだけど、ある時期のグールドのルックスって、
洋画の「ミッキー・ローク」を彷彿させないかい? 特に「オフ・ザ・レコ
ード・・」ん時のイタリア協奏曲収録風景なんか、特にそう感じさせるんだ
けど・・・。
グールドのDVDってゴルトベルク以外でありますか?
180 :
名無しの笛の踊り :02/08/28 20:43 ID:TSJsLyGV
アメリカのアマゾンでフーガの技法のビデオ注文してるのに全然来ない。 もってる人どんな内容か教えて。
どっかにグールドのゴルトベルク第一変奏のmp3落ちてたぞ。 ま、グールドみたいな神には著作権なんて凡人的問題は皆無だろうが・・・
今 日 も グ ル ヲ タ が ア タ マ の 悪 い レ ス を 垂 れ 流 し て ま す
ま た メ シ ヲ タ か
保持あげ
185 :
1 :02/09/02 05:07 ID:???
保守ついでに。 こないだ、『オルガニスト』って本を読みました。 作中人物に、どこかグールドに通じるものを感じました。 もうすぐ秋ということで。
保守
188 :
名無しの笛の踊り :02/09/07 20:56 ID:I16wodVl
グールドは神\(^○^)/ 残暑厳しき折、全国のグルオタ諸氏は如何お過ごしのことでしょうか。 各々業務ご多忙の折と察せられますが、私は、仕事が山ほどたまって もはや極限状態のパニックに陥ってますが、それでもなお頑張って仕 事に没入しております。 グールド兄いの、あのピアノに「没頭」する光景を思い出し、まるで 憑かれたように己の仕事を全うせんとする姿を見習い、小生も「何ク ソ!」とばかりに猛進する所存でございます。 深夜、職場のデスクに噛り付いて、一人「フーガの技法」を口ずさみ ながら書類を書き、時折、ビスケットとミネラル・ウォーターで気を 紛らわす・・・。 音楽のみならず、かように「生きるためのヒント」をグールド兄いは 与えてくれてるんだなあ(T▽T) 親知らず子知らずのこの厳しいご時世、何事にも、どんなときでも全 身全霊で挑むグールド兄いを見習って、オレらも頑張ろうo(^○^)/ オー!!
189 :
152 :02/09/07 23:30 ID:???
グールドは神(w 仕事の行き帰りのテーマはグールドのパルティータ。古くは古楽荒らしを撃退 し、最近ではきらきら星でネタ扱いされてへこんだ、煽りはきついが煽られる と弱い、人に厳しく、自分に甘いヘタレの152です。日々自分以外と戦ってお ります。 多忙につき未だきらきら星の確認は出来ていません。すいません。 連日のタクシー帰り。今週やっと休出を回避したがやることいっぱい。死ぬ。 しかしこのスレにくるとほっとするね。リアルでグールドについて語れる 奴がいないから俺的には昔の友達>グールドスレ>同級生ぐらいの懐かし さだ。
別に語らなくてもいいんじゃ? 聴いて満足して昇華すれば? クラオタの語りって音楽自体が汚されるような気になっちゃう 後々語りがフラッシュバックしちゃってメイワク
イタリア協奏曲、はじめて聴いたのがグールド盤。 比較対象皆無だったわけだけど、第三楽章の速さにゃのけぞりましたね。 すごいけど、こんなことができるのはこの世にグールドだけだろうけど、 その意味では彼の偉大さの証なんだけど……、いくらなんでもやり過ぎだyo!! 旧ゴルトベルクは受け入れられたけど、これはダメっす。 まさか映画を意識してのパフォーマンスだったのでは…なんて考えてしまう。 再録音された数少ない作品のうちのひとつだし。 映画のパルティータもえらい速かったけど、録音ではそれほどでもなかった。
192 :
名無しの笛の踊り :02/09/09 20:21 ID:L4ec5T23
>>191 イタリア協奏曲終楽章については、かの吉田秀和氏も「最初にアレを
聴いてイイ!って思っちゃう人は、本当の意味でグールドの良き理解
者とは言い難い」と、意味深長なことを言ってますよね(^^)
あと、パルティータつうと、映画ん中で出てきた「2番・ハ短調」の
ことですかね? 確かにアレもびっくりするくらい速いが、まあアレ
は彼のウォーミングアップつうか練習の風景なんで、即興的にああな
ったんでしょう。
2番のCDだったら、グールドよりも、アルゲリッチのほうが速くて、
奔放つう印象がある。
同僚にカナダ人が加わった。ラッキーと思ったが、 「グールド?スティーブンじゃないの?」くらいの認識しかない人で萎え。 祖国の偉人もろくに知らないなんて、というと、 「僕はたいていの日本人よりソーセキにくわしいのです」と突っ込まれた。 彼にグールドの、音楽の話は語学がおっつかないので、 エキセントリックなエピソードを話してきかせた。(自己満足) 「逆じゃないんですね」といわれた。 「すごい暑がりで、真冬でもTシャツと半ズボンで、 靴下以外の服を着ると、最高の演奏ができなくて、 逮捕される前にコンサートをやめた、ではないんですね。アハハ」 ・・・それじゃあ変人じゃなくて変態だよ。 というとまた、「変人」と「変態」の使い分けについて 十分ほど講義するはめになってしまいますた。 彼は「グールドは変態ではない、変人でした」 という例文をコピー紙にしたためご満悦。 マティアス、お前とは長い付合いになりそうだよ。 とりあえずビデオ貸すぞゴルァ!!
194 :
名無しの笛の踊り :02/09/10 13:48 ID:yqvD003M
グールドも草枕愛読していたね。 カナダでは漱石はやってるのか?
トラカス?>194
グールドは、「草枕」の愛読以外にも、勅使河原宏監督の「砂の女」(原作/脚本 安部公房) を百回以上も観ているというのだ。 だって。
198 :
152 :02/09/11 00:36 ID:???
>>197 激しくスレ違い!(嘘
ていうかグールドってそんなに最近の人間だったのか。
しかもエロいのか。俺の中のグールドのストイックなイメージが・・
・・俺はグールドを曲以外にあまり知らなかったりする(曲もよく知らなかっ
たりして)。
さて、パルティータは俺はコンサートもやったこともないのに「コンサートは
死んだ」を宣言して録音活動に熱中していたころ取り組んでいた。
超速パルティータ第二番ハ短調KEY+6そりゃハ短調じゃないだろうで彼女を口
説いたのはいい思い出だ。
当時俺はスピードで「グールドを越えた」と思っていたが何人かに聞かせると
「あらがある」という。よく聞くとグールドは早いだけでなく正確でもあるん
だよね。やはりプロの技術ってすごいねって思った(当たり前?)。以来、イ
ンベンション、平均律以外に幅広くいろんな曲に取り組むようにしている。
ここ数年忙しくて楽器から遠ざかっていたけど最近デジピも手に入れたのでま
た再開しようかな・・ていうか忙しすぎるぞ仕事!!ゴルァ!!
・・グールドへの道は遠い。
199 :
152 :02/09/11 00:49 ID:???
>>192 遅レス。そうです。パルティータ第二番ハ短調。
っていうか1〜6全部演奏していませんでしたっけ?(とか不確かなこと言
うとまた怒られる?)
200 :
199 :02/09/11 00:58 ID:???
>>192 あれ?しかも
>>192 は191>>へのレスでしたね。
意味不明なレス、申し訳ありません。
201 :
191 :02/09/11 16:57 ID:???
イタリア3楽章はですね、ワタシには「処理しきれない」って印象でございます。 いうなれば、環境をはるかに上回る動作条件のソフトを突っ込まれて固まっちゃったマシンのきもち。 見合ったスペックで再生されれば、きっといい演奏なんだと思います。
202 :
名無しの笛の踊り :02/09/11 19:26 ID:v3B5GOfU
葛連・顧爾徳あげ
神は私だ。
206 :
名無しの笛の踊り :02/09/13 20:06 ID:yT7aJP54
>>189 カナーリ遅レスだけど、メンゴ、メンゴ(^^)
いや、ほんと、大変っすね(T▽T) くれぐれもお体を壊さぬよう、ご自愛
下さいませ。2ちゃんじゃ、「グルオタ見参」てな感じで笑われたりしてる
けど、ひとたびシャバに出りゃ、スーツに身固めて、東奔西走してるサラリ
−マン諸氏がほとんどだろう。
オイラも、今度の3連休は返上で仕事っす(><) で、今ネット喫茶で一
服して、またこれからサービス残業・・・・。たぶん、徹夜んなるだろう。
ああ、かのグールド兄いみたいに、気まぐれにボートん乗って、湖なんか
に漕ぎ出したら、これからの季節さぞ気持ちいいだろうなあ(T▽T)
おそらく、グールド愛してるような人達は、人一倍ロマンチストで、その
上、繊細なハート持った人が多いだろうから、このストレス社会で、潰さ
れないよう、ともに力強く生きていこうではあーりませんか\(^o^)/
「グルオタに悪人なし!」 コレ定説、なーんちてネ。
207 :
名無しの笛の踊り :02/09/13 21:16 ID:tk5tn3Gu
あざらしの帽子にあらいぐまのコートage
208 :
名無しの笛の踊り :02/09/13 21:51 ID:76ULjrpU
「グレン・グールドとの対話」ジョナサン・スコット著 晶文社 を買ってきて、今読んでるんだが、翻訳がひどいです。 訳者は高島誠という人、白百合女子大の英文の教授で、登山家で、オーディオ評論家だそうで。 凄い訳の例 「三十二小節のベースの九番目に九番目のコードがあるね、」 ・・・ninth chord を「9番目のコード」って訳は凄い。 あと、「低域線」なんて言葉も何度も登場。3分ほど考えて、これbass line の直訳だとわかった。 グルオタの皆さんは当然原書で読んでるのでしょうね・・・
209 :
1 :02/09/13 22:45 ID:???
言っておくが俺はグルヲタでは無い。 グールドマニアだ!!
↑グルヲタ
212 :
名無しの笛の踊り :02/09/14 03:18 ID:YZUMxoJi
>208 専門用語はともかく、そもそもその本のグールドの口調が好かんです。 宮澤訳のグールドはよいです。とくに書簡集は名訳です。 育ちが良く考え深くそして善良なイメージがたちのぼってくるようです。 「エキセントリックじゃない」は欧文直訳のごつごつした感じながらまあ合格。 「アトワーク」は「どうお」とか「それはそれは」とかおっさんくさいが結構すき。 地の文が滑稽みがあって楽しい。うずくまってすくんでいるグールドマンセー!!
213 :
名無しの笛の踊り :02/09/15 01:14 ID:A0qTg46S
いろいろ聴きましたけど、変だと思いました。 好き嫌いという以前に、どれも変な演奏だと感じます。 その上でどうかというと、嫌いではありませんが、好きでもありません。 理解はしますが、私にとって特別必要ではありません。
214 :
名無しの笛の踊り :02/09/15 06:50 ID:jnRxIfqP
好きな人だけ聴けばよい。
>>213-214 そもそもグールドに限らず音楽なんて「好きな人だけ聴けばよい」もんだろ。
自分の好きな演奏(者)や曲や作曲家を絶対的に崇めて、
他人を折伏するヤシが多すぎ。
216 :
名無しの笛の踊り :02/09/15 15:05 ID:om+GzuVy
>>171 遅レスですみません。
この方の曲に対する入れ込みようも凄いですね。
だから早く死んでしまったのかも?(髪もはげてしまったのかも?)
演奏も翻訳時の口調もどうでもいいんだ、本当は。 グールドが何を考えていたのか、だけに興味がある。
218 :
:02/09/15 16:10 ID:???
>>205 うわぁ。これで数日間愉しめる!
グールドが好きだった。65年にパルティータ聴いて人生観が変わった。
でも、浅田彰が出てきて、グールド、グールドって騒ぐんで
ひとには話したく無くなった。
上司の息子が荒れていたんで、ブラームスの間奏曲のLPを貸してやった。
15年ほどしても一向に還って来ないんで諦めて、又買ったらライナーが
変わっていた[?]ので紛くしたら、CDなんてのが流行りだしたので
こっちに乗り換えて購って聴いたら涙が出た。
>>208 初版はもっとひどかったらしい。
てか、どうしてこの人が訳者として選ばれたのかわからない。
FMfanなんかに書いてたオーディオ評論家なのに。
まあ死者にむち打つのも何なのでsage
220 :
名無しの笛の踊り :02/09/17 00:02 ID:hlGJyPqE
おくればせながら、 シルバージュビリー買いました。 イタリア協奏曲をきいています。 ・゚・(ノД`)・゚・
222 :
名無しの笛の踊り :02/09/17 10:20 ID:hlGJyPqE
>216 「天才の悲劇とエクスタシー」の作者(医者)によると、 晩年は薬物乱用のツケが一気に出てたと。ハゲ、肥満、手の震えなどなど・・・ でもグールドパパも結構薄いみたいですよ。 この本で印象的だったのは、グールドが晩年、 前立腺不調をしきりに訴えたという話。 専門医が調べても異常がない。原因不明。不定愁訴カナ? 彼を診たお医者さんは、死後、彼がどんな椅子を使ってたかを知って、愕然としたそうです・・・ ナンデジブンデオモイアタラナカッタンダヨウ、グールドタン…・゚・(ノД`)・゚・
グールドはあれだな、ジャンル?だよな。w
224 :
名無しの笛の踊り :02/09/17 12:16 ID:C7XhiyRQ
グレングールド墓見!!Part2
よーしパパお墓参り逝っちゃうぞー
228 :
:02/09/17 17:48 ID:Cob193Kp
>>221 でもなんでカンタータ・スレに行ったんだろう?
良いスレではあるが…。
229 :
本人 :02/09/17 21:25 ID:nvlqJOpC
>>228 クラ板初心者だからです。
改めて聞く、グールドを超える音楽というのはあるのか?
主観でもいいからあったら教えれ。
折れは苦しい。
230 :
名無しの笛の踊り :02/09/18 00:41 ID:e/4Ehegx
グールドを超える○×という音楽を教えたら教えたで、 「○×を超える音楽はないか・・・」 とあらためて身悶えるだけだろお前。なんの解決にもならん。
>>208 >「グレン・グールドとの対話」ジョナサン・スコット著 晶文社
英語で読んでみたら。文章は会話みたいに進行してるし
あんまコムズカシクないよ
ちなみにコットです。
>>229 「グールドを超える音楽」って何?
おまえの言いたいのは「グールドを超えるキャラ」だろ。
他にどんな演奏家を聴いてきたの?
隣の女が掃除機かけながら「じゃあフーガがかきたいの」をかけてたんだけど この曲きいてるってことはヲタ確定だよね? 声をかける勇気もないしこっちはブラコン1でも流すか・・・
>>229 ちをよろずに神宿る。
アーチストや演奏家にひえらるきーを点けるのは
音楽を知らない評論家だけ。
Jone Lewisの平均律でも聴いてみたら?
いかん、間違えても〜た。 John Lewisね。
>>234 > 隣の女が掃除機かけながら「じゃあフーガがかきたいの」をかけてたんだけど
すげえ、そんなモロなグルオタに出会えるとは...
まさかラジオで流す曲じゃないから、「当たり」ですな。
ビスケットとミネラルウォーターの空の袋をゴミに大量に出しておくと食いつくかも。
238 :
名無しの笛の踊り :02/09/18 22:05 ID:+YNcdtnj
>>229 グルスレ的には、グールドを超える音楽はないという結論でいいんじゃない?
しかしさ、「グルオタはどうせキャラ優先だろ」的な偏見多いね。 キャラ知ったのなんて、音楽そのものにハマッた後なのに…。 やんなちゃうよ。
盲信的な感じがするんだよね。「グールドしかないでしょ」みたいな。 まあ、スレタイからして、「神!!」だから、 他人が口をはさむ筋合いではないのかもしでなが。
241 :
240 :02/09/19 02:06 ID:???
↑しでなが→しれないが です。ごめん。
グールドの独自性はその演奏の驚くほどの明晰さと制御、
片や陶酔を誘う程の自在性、魂の躍動、のアンピバレントにある
ってのは吉田秀和氏が64年頃から指摘していたが、
フーガでこれをやられた日にゃ、聴く方は耳が4つあっても足りない
訳けだから、
>>238 の言う事は誤っていないと思う。
従って、
>>229 の望みは生涯叶えられないって事になるのかな。
贅沢な悩みだと思って諦めなさい。
でも235で言った事は本音だよ。
ジョン・ルイスてMJQの? 機会があったら聴いてみよ。
シオドア・スラッツ萌え
245 :
カンタータスレ住人 :02/09/19 18:56 ID:kNIKoGjc
みなさん突然すみません。出張してきました。(w
>>229 ロ短調ミサは聴きました?
今まで聴いた演奏とか好みとかもう少し教えてくれると、カンタータ系でもお薦めの曲を
探せると思いますが・・・。
246 :
242 :02/09/19 19:45 ID:???
>>229 さん、良かったね。
わざわざカンタータスレから出張して来て呉れたんだから
以て銘すべしだな。
折角だからここで相談しちまったら?
カンタータスレはホントに親切で、小生もテレフンケン盤の
106番について相談したら即座に教えて呉れたのには感激した。
かなりのスレ違いだが心は同じだから…。
247 :
234 :02/09/19 20:01 ID:???
>237 ねっねっ、凄いっしょ。ゴルトベルクが聴こえてきたら キムタクヲタの懸念すらあるが、、、 なんか柄にも無くときめいてしまう俺です。 今夜はリスト編曲の運命でも流すか・・・窓開けて・・・
カールハインツ・クロップヴァイザー萌え
249 :
,b :02/09/19 22:07 ID:6lUijR9q
良質な演奏には大体、意外性と必然性が両立してると思うんすよね。 意外性だけだとハァ('_'?)だし、必然性だけだとおもしろくない。 その両方をどうとらえるかは演奏家の個性だと思うんすけどグールド みたいにアクルバット的な表現等が実はグールド内の溢れんばかりの 歌からでたものと理解するとき(大体それは同時)、なんか音楽そのもの に触れたような気持になるんすよねぇ。 で192さんの吉田秀和氏の「最初にアレを.....」ってのもまず意外性 を感じなきゃ始まんないってことだと思うんす。 自分も、演奏家になりたいっす。 で、聴いてる人に演奏会場ではハァ('_'?)でも帰り道でなるほど(◎_◎) って言わせる演奏をしたい.........。
250 :
名無しの笛の踊り :02/09/20 17:41 ID:b771y2X6
グールドのベトベーンソナタを評した吉田氏の文章の一節。 モーツァルトが出始めた頃だから、たぶん70年代はじめなんだけど、 (変奏の連続からなる作品では、変奏一つ一つの出来だけでなく、 各変奏の関連づけによっても別の解釈が可能になるので) 「私は、グールドが同じ『ゴルトベルク変奏曲』をひいたものでありながら、 私たちが知っているものとは、ひどくちがう経過をたどり、 結末をむかえるレコードを想像することができるのである。(中略) グールドのような人間が、同じ作品について、まったく別様にひかれた 二種類、あるいはそれ以上のレコードを発表する日が、絶対にないと、 誰が断言できるだろう?」
251 :
242 :02/09/20 20:06 ID:???
「グレン・グールドの芸術」その2 バッハ:パルティータ全曲 日本コロンビア[CBS原盤]OS-423〜4-C [1965年4月] のライナー・ノーツで吉田秀和氏はこう書いた。 [後年発刊された書簡集に収録されていたと思うが] "彼のレコードをきいている時、私は、ある時は必死になって その音を追いかけ、できる限りの力でもって、<<この音楽>>について、 また<<音楽>>について、考えようとする。 私は、そのために音におぼれず、音に酔わず、自分をできる限り透徹した 意識で目ざめた状態においたまま、考えようとする。 ところが、そういう努力をしているその時間こそ、音楽が終わって ふりかえってみると、私は一番深く音に酔い、音に没頭し、音楽に 憑かれていたのである。" 聴き手としてこれだけ的確にグールドの本質を抉りだした文章は、 この吉田秀和氏が芸術新潮に連載した『現代の演奏』と、 氏がグールドの平均律第一巻のライナーに記した文章以外には知らないが 他にあったら読みたいな。
11月にグールドのCDでるよん。 外盤はもう出回っているみたいだが、日本盤を買うべし! ゴールドベルク81年録音の疑似ステレオ版とかあるらしい(こっちの方が 音質がイイらしい)よ。 よって、age
>>252 「81年録音の疑似スレテオ版」って・・・・疑似にする意味あるの?
宮澤淳一さんによると、日本盤は
1)55年盤のアウトテイクとティム・ペイジとの対話の両者のトラック分けが細かい
2)ブックレットの解説が、外盤の翻訳だけでなく、
1968年疑似ステレオ盤(!)のライナーノーツ全訳,
1981年盤のライナーノーツ全訳(日本初訳),
ティム・ペイジとの対話の全訳,
宮澤氏と野平一郎氏の解説
がつくとのこと。
>250 すげーよしださん予言者だね、カコ(・∀・)イイ! 本国カナダ、コロンビアレコードのお膝元アメリカのほかにも、 東洋の島国にも、いっしょうけんめいアナタの音楽をきいている人が沢山います。 新しい録音を心待ちにしています。いつまでもお元気で。 なんてバースデーカードが出せたらなあ・゚・(つД`)・゚・
泣かせるなよ…
急に盛り下がるよな、このスレw
まあ25日になったらあがるんじゃないの
保全あげ
259 :
age :02/09/23 21:14 ID:gtgExWoN
んじゃ他愛もないネタふりです。皆さんお気に入りの写真ある? いやね、アマゾン込むに新装丁のCDが並んでたからさ、見たことあるのばっかだけどね。 俺には、グールドエディションでいえばインベンションのがこよなくカコイイ。 同じとき撮った写真を使ってるグールド・バリエイションというBOXをジャケ買いしますた。 それなりに渋く、目方も髪の量もほどよい、男盛りってやつだ。 若いときは痩せすぎはしゃぎすぎ、晩年は禿げすぎだじょ。 さあおんなたち、お語りなさいw
んじゃ、男ですまんが、『images』付属のブックレットの30ページの写真。 ハンチングにサングラスで口半開きの横顔はどう見てもJohn Lennon。
261 :
189@充電完了 :02/09/23 23:17 ID:tN1gLZmK
また男だけど俺は例のロングコート着て横向いている奴(ア、アバウトすぎる・・)
>>206 さん お気遣いありがとうございました。明日からも頑張ります。
では、おんなが語ります。 ブラームスピアノ協奏曲のジャケ。 男二人妙〜に親しげに見つめ合ってるのが、和やかっつーか 微妙に気色ワルーないい雰囲気。
あれ、二人ともカメラ目線じゃなかったっけ? と思ったら二種類あるのね。ブラコンのジャケ。 ヤロー共といえばローズと共演した写真はイマイチ。 ダルマとコケシのツーショットかよっ! おんなとしては、モーツァルトソナタ集の笑顔がイイ!
264 :
名無しの笛の踊り :02/09/24 05:21 ID:U4kwN6SD
ロクソラナとのLP(not CD)のジャケットが英語のMLで人気でした。 「肌色が健康的!」 「とってもお似合い!」 「彼女と結婚すればよかったのに!」 「ヒンデミット嫌いもジャケ買いの価値あり!」
266 :
名無しの笛の踊り :02/09/25 19:29 ID:U3rsAOZi
70歳おめでとうage
>>253 輸入盤昨日買ったけど、これの事?
ゴルドベルク2枚とボーナス1枚
(ティムペイジのインタビューと1955アウトテイク12分ほど)
アウトテイクは聞いていて面白い。もっと長くしてほしかった。
台本を棒読みするだけのインタビュー50分よりこっちがイイ!
268 :
261 :02/09/25 23:27 ID:???
269 :
名無しの笛の踊り :02/09/26 20:05 ID:Sh+pQABb
いま、モーツァルトピアノソナタ聴いてます。 エクスタシー感じまくり。まさに「野生の異例者」って感じですね。 ゴルドベルクの55年盤、ずっと迷っていたんだけど今度こそ買おうっと。
ドイツのGG写真集にあった ひざまづいてピアノ弾いてるグルードが好き。 ダイナミック!結構デカい体してるね
ドイツのってたぶん、デカイやつだよね。九千円の。 人人に囲まれ喝采を受けるタキシード姿のスマートなグールドがとてもかっこよかったけど、 がらんどうのホールで帽子とコート姿でピアノ弾いてる変なおじさんグールドに、やっぱり萌え〜。
グレン・グールド、、、、、名前に萌え〜♪
273 :
名無しの笛の踊り :02/09/27 23:33 ID:Rk5fkFff
年に一度のグールド週間(9/25-10/4)だよ。もっと盛りageようよ!! 新録ゴルトベルクの10&22変奏萌え萌え〜。
バッハのフランス組曲を、レオンハルトとグールドのCD両方を同時期に買った事があって (もちろん何も知らずに)、あまりの違いに驚いた。それがグールド聴いた最初。 (レオンハルトも最初だったんですけどね) 鼻歌うたいながら弾く人、位しか当時は知らなかったわけだけど(恥 フランス序曲の終わりの方で鼻歌うたってるグールドには、 この人弾きながら、マジで感動してるんじゃないか、と思って胸に来た。 最初は、なんでこの人こんな氷のピアノでも弾いてるみたいなんだ、と 軽くショックだったんですけどね。でもそれは切断の連続ではなくて、 ポツポツとした音を聴いてる内に、グールドが消えて、バッハの音楽が見えてきて、 でもそれがグールドなんだな、と思った時、演奏家という職業にすごく感動したものです。 長文失礼
275 :
名無しの笛の踊り :02/09/28 15:00 ID:jEAOx+AQ
brad meldhauってジャズピアニストだけど 聞いてるとGGを思い出してしまいます。 かなり(・∀・)イイ!
276 :
名無しの笛の踊り :02/09/28 17:45 ID:2Mr2nrI9
シュトラウスのオフェリアの歌、シュヴァルツコプツ(?)とマーシャル(?)のが ありますな。これも、あまりの違いにのけぞりますた。 前者をきいたあと後者が聴けませんでした。下手に聴こえて。。。 名前からしてたぶん前者はドイツ人しょ、ドイツ語の歌がうまいのかもしれませぬな。 声楽はとんと無知なので、アホな感想だったらフォローよろしこ〜。
277 :
名無しの笛の踊り :02/09/28 18:08 ID:bN7MN9+7
良かったね〜えいくら無知でも前者と後者が逆じゃなくて(藁)。
>>276 シュヴァルツコップ(フ)を知らんのか・・・・
マジで知らないよ〜(;´Д`) 歌はまったく苦手だから勘弁して。(だからポップスは聴けないのさ…) 前者と後者の差は、前者は歌詞がハキハキしてる。後者はたまに地声が出てしまう。 だから前者の勝ち。
グレングールドって「頭でっかち」って感じ。
絶対にあるとと思ったスレがこれ。通俗の極み。 どーせ坂本龍一スレだとかくだらないスレ立てたやつしかいないだろ、このスレ。 そういう臭いがする。ニュー・アカ・ゴキブリがホイホイやってくる。
>>280 そうかな。俺はむしろ思い入れたっぷりで手がついていっていない人の方が
「頭でっかち」と感じるが。
>>281 他所に出張ってきて騒ぐなよ厨房。
お前人としておかしい。よく言われない?親はどんな人?
・・そういうお前は別スレ立てて通俗でない何かを語ってろ。厨房のお前がど
んな高尚なスレを立てるか、どんな高尚なレスがつくのか見物だな。
あ、ここはクラシック板だからな。板違いはするなよ。スレ違い。板違い。一応
ここのルール分かってる?
厨房にマジレスしちまったよ俺。やさしくない?
・・って皆様申し訳ない。もう相手しません(泣
284 :
名無しの笛の踊り :02/09/30 08:02 ID:Vl1bOWx0
DVDがドサッとでると思ったんだけどなあ。
結婚・・・・・・してないだろうなぁ・・・・・・
>>281 お前がゴキブリだよ。気付いてないのか?
さらに自分がグールド好きだってことも気付いてないな。
>>283 これだけ充実しているスレなんですから、
無内容な拙い煽りは『完無視』して下さい。
そんな暇があったら
>>274 さんのようなホンネの話に潜む
このピアニストの根源的な魅力を語った方がベターですな。
289 :
2チャンネルで超有名 :02/09/30 13:37 ID:7IYVpr/c
290 :
クラシック板で超有名 :02/09/30 14:44 ID:3NYGaZty
シュヴァルツコプフも知らんグルヲタって なにかが歪んでいると云わざるを得ないね
>>281 にえらく反応するバカは隠れ坂本ヲタ。つまりゴキブリ。
293 :
名無しの笛の踊り :02/09/30 19:47 ID:ZQFuPVJp
>>274 「氷のピアノでも弾いてるみたい・・・」、このフレーズめっちゃ
気に入っちゃったいo(><)o 兄さんイイボキャブラリーして
るよ♪ それから、「この人、弾きながらマジ感動してるんじゃな
いかと・・」同意! 同意だよ。いやホントに(^o^) いやー、
久しぶりで純粋なグールド・ファンの意見を聞いた様で、おじさん
感動した。今、青島ビール飲みつつ書き込んでるんだけど、こうい
うカキコを読むと、日本の若者もまだまだイケるじゃんって思うよ
ね。あ〜気分イイなあ(*^^*)
294 :
名無しの笛の踊り :02/09/30 19:59 ID:ZQFuPVJp
さあ、芸術の秋、みんなはこの季節どんなグールドの音楽聴きたい? 俺は、秋っつうと真っ先に連想するのが、彼の弾くバッハ、そう、そ れもとりわけセンチメンタルなBACH(−。−)・・・。 てことで グールド兄いの手で思いっきりセンチメンタルに弾かれた「トッカータ 集」、こいつが「秋」のなんつうのかなあ・・、こう、侘しさっつうの か、寂しさっつうのか、そんな気分をほどよく演出してくれるんだわさ。 ことにトッカータ「ニ短調」や、「ハ短調」の緩徐楽章なんかは、ま るで落葉を踏みしめながら、枯れた木立の合間をさまようような感慨が ある。これから仕事で山間部出かけるときは、この演奏のテープを持っ て行って、運転に疲れたら木立の中に車停めて、タバコくゆらせながら トッカータを聴こう・・・。ストレスで疲れた心が浄化されていくよう な気持ちんなるから\(T▽T)/
295 :
名無しの笛の踊り :02/09/30 20:06 ID:ZQFuPVJp
ロマンチック・グールドっていうと、まず思い浮かぶのが ブラームスの「間奏曲」、それからバード・ギボンズらの 「バージナル曲集」ってとこか・・・。でも、俺的にグール ドがほんと没我的なまでに、もうメロメロにロマンチックん なって弾いてんなあ、って感じるのは、やっぱ「トッカータ」 なんだよなあ。ていうか、あそこまで聴いてて感傷的になれ る演奏っつうと、ザラに思いつかん。 グールドの印象を四季に例えるなら、やっぱ「秋」、それ も晩秋から初冬にかけてって気がしないか?
296 :
zaqdb739ae3.zaq.ne.jp :02/09/30 20:07 ID:tJcR701c
テスト
>291 意味がわからないよ お前はグルオタではないといわれればそれまでだけど。
298 :
名無しの笛の踊り :02/09/30 20:26 ID:tJcR701c
失礼しました・・・
>>293 お恥ずかしいっス。
レオンハルトとグールド同時に買ったってのが、後になって笑いのツボなんですけど。
古楽器演奏に興味もあったんですけど、楽器が変わっても、音楽・曲の本質は
変わらない気がします。演奏によって見える形になるのかなと思いました。
(と言いつつ楽器フェアでは二段チェンバロにかじりついてたりするんですが)
自分ピアノ初心者なんで、演奏家は皆上手く聴こえてしまって、良し悪しが
よくわからないんです。技巧や表現力の違いは解るけど、演奏家の個性や主張、
曲へのアプローチとかって何なのかな、と。グールドを聴いたのは、それを
考えるきっかけになったように思います。
>>284 出ないね。とりあえずLDボックスは宝物である。
>>300 う〜ん。しかしあれほどの物をいつまでもDVDで出さないってのも
解せないが。
ヤキの回ったLDPを何とか誤魔化して使うしかないのかな?
まあ、Pioneerが生産中止を撤回したので多少ホッとしたが…。
ところで、LDボックス、本編、続編ともそれぞれ出た時に一回
観たきりでLDPが具合悪くなってしまい込んじゃったんだけど、
こないだ漸く手に入れて観てみたゴルドベルクのDVDってのは
LDボックスからの抽出なんですか?
杜撰な質問で申し訳ない。[自分で引っ張りだして観て見ろかな]
302 :
300 :02/10/01 01:50 ID:???
>>301 端から分売と思って買ってもいないのだ。スマソ
グルスレはいつ覗いても異様な臭気が漂ってるね
厨房うざいなあ なにしにきたんだろ?
>>303 同意。ここにはニュー・アカのゴキブリがいるからそういうやつは無視が一番。
306 :
名無しの笛の踊り :02/10/01 06:08 ID:JH76m9na
ピアノとセックスしてるみたい って評した人がいたそうな
確かに映像のグールドは卑猥ではあるな。 なんか見てはいけないものを見たような気になることがある。
「俺のエクスタシーは俺の音楽だ」と言ったのって、グールドじゃなかったっけ。 じゃピアノ演奏はまさにセクースそのものなのでは。
310 :
名無しの笛の踊り :02/10/01 23:44 ID:iJEFbqYy
久々にグールドのシェーンベルクのP-コン聴いた・・・・。 あまりの素晴らしさに唖然・・・。
グールドがラヴェルの左手協奏曲やったら、ずっと右手で指揮してるのかな?
初心者ですが・・・ 鼻歌交じりなんだけど、この人のCDは全部こんな感じなの?
そうだよ
314 :
名無しの笛の踊り :02/10/02 17:27 ID:p9VhTfL0
グールドとケコーンしたいです
神とケコーンですか?
はい、神と。 しかし指一本触れて・触れさせてくれなそう。
グールドのウェーベルン萌え〜
いまさら言ってももう遅い。 グールドが死ぬまで放置した全地球の女が悪い。
後悔です。 でもグールドが生まれた年に生まれました。無理です。
おっと間違えた グールドが死んだ年に生まれました。 生まれた年だったら一体何歳やねん。
今、売っている没後20年のCDの音質はどう?フランスSONYらしいが。 ワルター他盤のように、本家とはまた違う音質となっているのだろうか。 ヤフー掲示板のほうではA STATE OF WONDERが問題になってるな。
悪くないよ
326 :
名無しの笛の踊り :02/10/03 18:34 ID:NEc325Yn
明日は一人でグールドを偲ぶ会でもやりますよ。
明日命日だっけ?
1965年ごろ、既にその当時良い歳だったが、 半年だけピアノの先生ってのに生まれて初めて教えを受けた事を想いだす。 通っている子供たちに笑われないように最終の22時半頃こそこそ行った。 せっかく恥を忍んで金払うんだからと、グールドの感想を訊いてみたら、 『アラ、存じませんわね。グルダなら中々良いと思うけど…』だって! あたま引っぱたいてやろうかと思ったが諦めてすぐ辞めた。 それ以来ピアノを習った事はないが、後悔していない。
グールドはラベル弾いてないの?
330 :
名無しの笛の踊り :02/10/03 19:28 ID:IJFX4KXW
ラ・ヴァルスがあったと思う。
>>328 グールドを否定するピアノ教師って多いよね。
やつら何が言いたいんだろ?
>330 グールドのト長調のコンチェルトあれば是非聴きたかった。
>>331 清水和音もグールドのショパンを鐘ひとつ(歌自慢の...)の
価値しかないと言ってた。
和音のふやけたショパンこそよっぽど聴く価値ゼロじゃ!
>>331 単に、それだけセオリーから外れてるってことだろ。
>>333 鐘ひとつ?その言葉には激しく殺意を覚えるなあ。(w
>>334 言いかえれば既成概念を逸脱している。
グールドは生前「手垢にまみれたものではない」と評されたが、
その通りだと思う。
グールドの非凡なインタープリテーションは今も生きている。
具体例を上げればストコフスキーと演ったベートーベン皇帝
モーツァルトのトルコ行進曲
グールドを否定しないと自分が否定されるからでそ。 あぁ、かたくるすぃ。 音楽は一体誰のものなの〜♪
>>336 なるほど、そういった危機感からだったのか・・・
338 :
命日あげ :02/10/04 06:25 ID:6NUIFYrk
本を読んだ。
グールドがモーツァルトやベートーベンの後期作品が嫌いだった理由。
功なり名とげた作曲家の自意識過剰。自己中心的なところ。
芝居ががったところ、才走ったところ、尊大さ・・・そういうものが感じられるからだって。
皮肉なことに、それと全くおなじ気配を年配のグールドから感じて、
同様に鼻につくことがあるのは俺だけですか。
そして、彼がベートーベンらの初期作品を評価したのと
これまた同じ理由で、勿論ゴルベルは旧録を高く評価している。
グールドと俺は似た感性の持ち主かもね。
>>307-308 off the recordのフーガの技法は、恥ずかしくてもう、見てらんない。
フーガの技法の演奏映像は1985年のNHKのBach生誕300年記念番組で 見ましたし録画もしました。 なんか上半身がぐるぐる回ってて顔は上向き眼は逝っていました。 まるで交霊術を見ているようで怖かったです。 でも・・・βで録画してあるしビデオデッキはとっくに壊れた。 からもう永久に見られない。 ところでグールドはカトリックだったんだろうか? プロテスタントだったんだろうか? バプテストだったんだろうか? もしプロテスタントだったんならBachと同じ宗派で説得力あるが。
グールド没後何年?
20年
342 :
名無しの笛の踊り :02/10/04 09:38 ID:qngvKEwO
記念CDとか、DVDとか出ないの?
もう20年かぁ。そっか。私が二十歳だもんなぁ・・・。
なんでグールドスレがアシュケナージスレより下がってんだよ ウゼ
>>345 あいつの後に宇宙人がうpしてあいつ氏んでやがんの(藁
あいつって?
自自君
自自まだこのスレにいるべ
ちょっと神聖なグールドスレで何やってんの? うpスレでやってくんない。
グールド様の好きな食べ物はなんですか
>>339 『最後のプロテスタント』ってのが口癖だったんじゃ?
でも、ラジオ・ドラマの『北・3部作』や、北方指向ドライブ、
ヨットの『シェーンベルク号』での孤独な海との対話などは
まるでクウェーカーみたいだけどね。
バッハに出会わなかったらどうなってたんだろう?
合掌
スクランブルドエッグ、ビスケット、ミネラルウォーター、砂糖二個クリームたぷーりのコーヒー。 食事嫌いで可能なら錠剤で済ませたい、と小室哲也のようなことを言っていた。
355 :
352 :02/10/04 18:00 ID:???
>>354 そうだった。失礼。>>G.Gにもお詫び。
いえ、ぜんぜん。どういたしまして。
357 :
G.G :02/10/04 20:38 ID:???
うん、ぜんぜん、かまわないよ。
グールドが一年くらい同棲に近い形で付き合っていた 米国の有名なピアニストで作曲家兼指揮者の妻・・・って誰? お顔を拝見したいものだ・・・。
コーネリア・フォス。画家。
グールドの命日なので、久々に、モツのP-コン24番を聴いてる。 1958年のストックホルムライヴ。 G.L.ヨッフム/スウェーデン放送響との共演のやつ。 いいね!
361 :
名無しの笛の踊り :02/10/04 21:24 ID:pvU/XYD/
>>333 うん、確かにずっと前の音楽雑誌のインタビューなんかでも、清水和音氏は
グレン・グールドについてどう思いますか?っていう記者の質問に対して、
誠にはっきりと「嫌いです」って応えていたのを覚えてる。あと、FMの
リクエストアワーで、彼がパーソナリティを担当してた時、「ゴルトベル
ク」の旧録を放送したあと、簡単な感想をしゃべったんだけど、その時も
「何しろ調律がイイから」って私見を述べてたことも思い出す。もっとも
こうした意見が多いほど、真性グルオタにとっちゃ、ある意味ゾクゾクし
て心地イイんだけどねo(^−^)o グールド兄いが万人に愛されるよ
うになっちまったんじゃあ、なんかつまんない・・・。
>>334 「皇帝」かあ・・・・。グールド兄いと、ストコフスキーのソレは最近
ほとんど聴いてないような気がする。俺の耳が肥えてないせいもあるん
だろうけど、さすがにグルオタ会員番号359番のオレでも、どうもあの
皇帝は好きになれないんだよなあ(><) ていうのも、音があまりに
も大味で、しかも「皇帝」自体がなんていうのか構造的に単純つうのか、
グールドの言うように和声的にも単純で、いわば表面的な華やかさはあ
るが4番のコンチェルトのような詩情、つうか内面性に乏しい感じのす
る曲を、あえてゆっくり、マターリと弾いてるっつうのも、なんかグー
ルドらしくないような感じがする。
ていうか、あの種の曲を「ゆっくり弾いたら、かえって凡長でつまんな
い曲だ」ってコトが皆に判っちゃうじゃん、って気すらしてしまうんだ
けど。
あくまで、妄想だけど、66年のあの時の録音で、グールドはもしかす
ると、わざとユクーリ弾いて、いかにあの曲が内容的には凡庸であるか
ということを皆にアピールしたかったんじゃないのかなあ・・・と漠然
と感じます。
362 :
age :02/10/04 21:24 ID:6NUIFYrk
最後のピューリタンとかいって、モラルに厳しい保守的な人物な はずなのに、不倫には抵抗がなかったのだろうか・・・
363 :
名無しの笛の踊り :02/10/04 21:29 ID:pvU/XYD/
でも、グールドの後日談を読むと、「皇帝」を録音したスタジオは、ニュ ーヨークの古いビルにある冴えない場所で、音響効果がすこぶる悪く、彼 自身当時それを気にしていたとのこと。確かに、ちょっと変わった響き方 してるよね。音に深みが感じられないっつうか・・・。
364 :
名無しの笛の踊り :02/10/04 21:41 ID:pvU/XYD/
アレレ(><) なんか、レスの流れと食い違ったカキコんなってますね。
まあ、グールド板らしく話題もポリフォニックであるということでご容赦下
さいませ〜(*^^*)
ところで、
>>339 で出てきた「フーガの技法」の映像。あれは、本当に衝撃
的だった。もち、超、超、超、カッコえぇ〜\(T▽T)/ って意味でね。
もう、何かに憑かれたみたいんなって、恍惚状態で、時折髪の毛をバサッ、バサッ
ってなびかせて、演奏に没頭してる姿は、あらゆるグールドの演奏ん中で一番
カコイイ!!って思ってしまう。あの映像、もうホント、忘れらんないよ・・・・。
365 :
名無しの笛の踊り :02/10/04 21:53 ID:pvU/XYD/
>>362 「最後のピューリタン」て意味は、オレあんましわかんない
んだけど、それは、私生活とかグールドのパーソナリティを
さしてるんじゃなくて、あの「演奏」のことを言ってるんじゃ
ないのかな。
ピアニスティックな技巧を誇示することを嫌い、バッハやウェ
−ベルンといった、なかば禁欲的なプログラムを好んでとりあ
げるといった、演奏家としての方向性つうのか、姿勢つうのか。
弾きながらハミングしたり、足組んで、オーケストラ指揮真似し
つつコンサートやるようなキャラが、ピューリタンだとは到底
思えないし・・・・。
“愛の死”を弾きかつ歌いつつ恍惚となって 周りに人がいるの忘れちゃったんだそうだ。 ろまんちすとだね。そこが好いね。
367 :
288 :02/10/04 23:51 ID:???
ピアノ教師がグールドに否定的…という話。 荒らしが来る前に言っておくと、俺はある意味納得できるんだよね。 結論から言うと、グールドの奏法ではドビュッシーあたりの何派って言うんだっ け?あのあたりの曲を感情こめて演奏するのってできない(グールドが出来ない って言う意味ではない)。 バロックのポリフォニックでメカニカルな演奏ばかりをやっているとショパン、ド ビュッシーあたりの和音のふやけた曲(wって正直出来ない。やっぱり退屈でいらい らする。慣れるとそれなりに味わいはあるのだが。 …汎用的な技術を身に付けるためにはグールドってのは極端だからどうか?…という 意味ではないかと思うのだが。 まあ、ピアノ教師が保身のためにグールドを否定…ていうのもないとは言えないだろ うけど。
368 :
283 :02/10/04 23:56 ID:???
すいません、 367は288ではなくて283の誤り
マクルーハンがカナダ人じゃなかったら、グールドはラジオ[CBC]や レコード・メディアに全幅の信頼を置いて身を投じただろうか?
370 :
283 :02/10/05 00:16 ID:???
(367の続き)そういった意味で言うと「グールドを超える音楽はないか」と騒い
でいた
>>229 (今更だけど)
グールドを超えるのはグールドだけ。グールドのスタイルでグールドを超える音楽
は俺の知りえる限りではグールドだけだ。
371 :
288 :02/10/05 00:52 ID:???
>>368 いや、お間違えになってもさして気にするような人は居ないんじゃないですか。
私が助言申し上げたのは、このスレでグールドの驚くほどの魅力を語る様々な人の
言葉を早く『聴きたい』ので、お怒りを押さえる為の『消炎剤』として
『完無視』がベストと申し上げただけです。
ちなみに、328は私ですが、
『あたまを引っぱたいて…』はちょっと言い過ぎでしたが、
すぐさま止めた[辞めたではありませんでした]のは事実です。
そのピアノ教師は某美術評論家の御姉堂でしたが、
某氏に『Paradox of Tradition』[英訳が出ているかは知りませんが、
日本語タイトルで言うとすぐ分かるのでマズい?⇒でもすぐ判る?]
という有名な著作があったのにわらってしまった記憶もあります。
仰っているグールド的なポ・演奏[ポリフォニック?ポルタメント?]で
ドビュッシー、ラベルは無理でしょうが、
グールドがピアノ『演奏以前』の楽曲解釈で『最後のピューリタン』的
態度を選択した事の結果としてあの演奏手法がある事に思いを馳せれば、
ピアノ教師論も瑣末な事になるのではとも思いますがいかが。
蛇足ですが、基発言を除いて、余り発言番号に拘る必要もないと思います。
372 :
288 :02/10/05 01:05 ID:???
>>370 仰る事その通りだと思います。
ところでご参考までに申し上げますと、228、235、236、242、246は私の発言です。
[ねえ!面白くないでしょ]
373 :
288 :02/10/05 01:15 ID:???
せっかくですからついでに… 352、255、269も私です。
374 :
288 :02/10/05 01:18 ID:???
あら、間違えたすみません。 352、355、369でした。[こんな事して何の意味があるんや、命日に!]
375 :
283 :02/10/05 02:18 ID:???
>>371 恐れ入ります。まあ、なんとなく習慣で。
>グールドがピアノ『演奏以前』の楽曲解釈で『最後のピューリタン』的
>態度を選択した事の結果としてあの演奏手法がある
そうですね。私もグールドはドビュッシー、ラベルの演奏が出来ないと申し
上げたのではないですし、グールドがもしドビュッシー、ラベルに本格的に
取り組んでいたとすればその分野でも大家となっていたことでしょう。
自分は完全な独習者で言うのですが、バロック、古典派のようなメカニック
な音楽?では「正確さ」「音が明瞭さ」が命だと思うのです。
グールドの演奏はまさにそれ。「正確」「音、声部が明瞭」「速い」という
ことで、このスタイルでは私はグールド以上の演奏家を知りません。
ただこれをショパンとかでやろうとすると違うんですよね。
グールド風に「正確」「音、声部が明瞭」「速い」ということを意識すると
タッチに意識がいかなくなるとか。
それはそれで面白いんですがなにか元々の曲のよさは表現できない。やはり
バロックとそれ以外では奏法が違うと言わざるを得ません。その戒めとして
ピアノの先生は「グールドを真似るな」と言うとか…
まあ、独習者の言うことなので…
376 :
288 :02/10/05 04:00 ID:Hu1fAKHV
>>375 『完全な独習者』。なんて良い響きでしょう!良く時代[19世紀]を想いだします。
決して揶揄でも皮肉でもありません。
グールドに教えて貰ったバッハのパルティータの4番の音を何とか直かに
『耳にしたい』が為だけに、ピアノに向かい、オーバチュアを必死でなぞった
ウン十年前を思いだします。
まあ、それだけグールドの演奏が底知れない魔力を秘めていると言う事を
言いたかっただけですが、ゴルトベルクにしても、その頃はランドフスカや
バルヒャ位しか知らなかったものですから、はっきりいって、別な曲かと
思った位です。[出だしの第1変奏で既にショックを受けました。]
>バロック、古典派のような『メカニック』な音楽?
>での『正確さ』『音の明瞭さ』
は将にグールドのいわんとしている事
そのものだと思います。特に『声部の明瞭さ』はグールド以外のなんぴとも
なし得なかった奇跡で、物真似は無理みたいですな。
こういった事は、専門家の『埒外』ではないものの、どうしてそうなったか
については論じていますが、どうしてそうしたかったかについては、
余り言及はないみたいですね。これは『演奏以前』の楽曲解釈、
ひいては、楽曲解釈以前のグールドの心性に対する共感なしには論じられない
からでしょうかね。
メカニックという言葉に考えてしまいました。では、あのアルペジオ風の
処理とか、[パルティータの第2番のシンフォニアの出だしからしてそうです]
ブラームスの間奏曲でのあの『ぱらぱらタッチ』もメカニックなんでしょうかね。
タッチに関して辛うじて想像できるのは、ゲートの立ち上がりと終了に関して、
尋常ならざる感覚を持っていたのではと考える他ないですな。
つまり、一音一音に全部コントロールが効いているとでも言う事でしょうか。
命日なので、今回だけは長文[駄文]ご寛恕を。
377 :
283 :02/10/05 14:55 ID:???
>>376 うまくは言えないのですが、個々の独立した声部が並列して進行していくフーガ
のような曲と、和音を一つの音として聞かせる曲とでは違うと思うんですよね。
一見無関係な音の羅列に見えても個々の音がちゃんと機能を持っている。そう言
った曲を自分はメカニックと表現しました。そうですね。グールドのパルティー
タ2番のシンフォニア。指示のないアルペジオで処理している辺りはまさにそう
です。
バッハの曲の本来の機能に思いを馳せ、追求していくとやはり「声部の明瞭さ」
に行きつきます。
…最もバロック音楽などは歴史も古く、専門でやっている人も多いし、自分の先
を行っている人なんかいくらでもいると思うのでこれくらいで。
グールドはその最先鋒にあって体現させた人なのだと思いますね。
>>283 Fugaが関係調で構築されてる以上随所に発生する和声も機能を持ちます。
そうですね。だからポリ、ハモ、を同時統御しているバッハは見えにくい。 その見えにくい部分を見え易くしようという使命感もグールドには あったんでしょうね。
381 :
名無しの笛の踊り :02/10/06 19:57 ID:SZDa+bmv
『最後のピューリタン』について、思ったこと… この小説は「内なる理想と矛盾に満ちた現実社会との折合い」がテーマかと。 大抵の人はそこをなんとか妥協して生きてるわけですが、 この小説の主人公オリバーは、それができなかった。 彼の理想は、一個人の恣意を超えた「ピューリタニズム」だった。 その重荷に苦しみ、ついにはつぶされてしまう。殉教者のように。 グールドも非常に理想家だったようだ。 音楽がどうある(なる)べきかについて、強い確信を持っていた。 それはもちろん、本来彼個人の解釈でしかないはずなのに、 まるで音楽の神様の絶対的な法則であるかように、 いわば誇大妄想的に、信じていたのではないか。 そこが、一個人には大きすぎるものを自分の理想にすえてしまった オリバーの悲劇と似てるような気もするのです。 理想と社会の不一致において、理想のほうを疑えないとしたら、 社会を変えるか、社会から離れるか、しかない。 だからグールドの音楽はああいうふうであり、 彼の生き方はああいうふうなんだろうな。
382 :
377 :02/10/07 01:34 ID:???
>>379 さん、そうそう、そういうこと。
どう言おうかと考えていたんだけど簡潔にまとめてくれました。
グールドは8分音符をスタッカート気味のアーティキュレーションで弾くよね。 16〜32になるとスタッカートは人間工学的に無理ですよ。 みたいにレガートになる。
age
385 :
名無しの笛の踊り :02/10/08 19:26 ID:5mpz0iTN
全国のグルオタさん、こんにちは。 音楽はヒット曲しか聴かないテキトーな私。 たまたま有名なクラシックってことでグールドのゴルトベルク入手。 ウォークマンに突っ込んで三週間ばかり聴き続けました。 その後、人に貸していたミスチル(wがかえってきましたので、 入れ替えてスイッチを入れましたが・・・ 「・・・!!!」 規則正しいビート!単調なベース!ひとつだけのメロディ!! サビの盛りあげかた、ハモりかた、間奏部も・・・なんというか。 すべてが、あまりにも・・・あまりにも・・・うーーーーん。 「単純(ボソッ」 まるですべてが透けて見えるかのようでした。 どうやら、まったく気負っていたつもりもないけれど、 ゴルトベルクでは、知らず知らずのうちに集中してたらしい。 いま何がどうなっているのか聴きわけようと。 ミスチルでは、そんな努力はいりませんからねぇ・・・ その後しばらくすれば、またミスチルのほうに耳が慣れましたが(w、 なんか、グルオタというかクラオタの気持ちがわかる気がした瞬間でした。 もー最近の流行歌なんか、単調で初歩的すぎてつまんないって感じ? その後もミスチルを聴き続けていますが(カラオケの持ち歌w グールドももっと聴きたいですね。ゴルトベルクの次は何がよいですか?
386 :
名無しの笛の踊り :02/10/08 19:54 ID:lZoHaeUj
>385 インヴェンションとシンフォニア
うんにゃ絶対パルティータ
388 :
名無しの笛の踊り :02/10/08 22:04 ID:m8JoTBo7
イタリア協奏曲はダメ?
>>387 全くその通り。2番のクーラントの後半の出だしなんかを聴いた日にゃ…。
インベンションも好みは分かれるね。 正直狙いすぎかなと思う。
391 :
385でっす :02/10/09 00:40 ID:59pBGqm/
全国のグルオタのみなさん、こんばんは。 グールドのCDは、最寄の山野楽器の棚一列にどどどぉーっと並んでいて、 ドシロートな私には、どれを選べばよいのかさぱーりわかりません。 ちと自分の希望を考えてみました。この曲を聴けば、 1.踊れる。 2.または眠れる。 3.さもなければ有名な「歌声」とやらがたぷーり聴ける。 そんな路線の選曲だとうれすいです。 今月はCD予算を1万円余分に切ります。よろしくお願いします!
端から順番に毎月買っていくのがよい
393 :
名無しの笛の踊り :02/10/10 12:01 ID:PHDgSZfC
ブラームスのラプソディ一番は踊れるような気がする
さすがグールドスレ
おすすめを教えてあげないのはグルオタは門外漢に冷たいからか
はたまた「これ以上グル中毒をつくってはならない」という良心の表れか・・
てかせめてスレ立てた
>>1 !おまいのおすすめ教えてあげれ
395 :
385 :02/10/11 00:19 ID:uI7Bk1P6
津々浦々のグルオタさん、ごきげんよう。 棚の端をチェックしてきましたよ。 左端が未完のイタリアアルバム、その隣はビゼーなんちゃら、 右端が輸入盤のベートーベン・リストno.6、その次は映画のサントラ。 どっちの端から買いましょうか?
396 :
名無しの笛の踊り :02/10/11 06:00 ID:a9gcnDoZ
真ん中から行け。
グールドがアスペルガー症候群だったのでは?・・・という疑惑について いろいろ臆測してみたという方はいらっしゃいませんでしょうか。 晴れた日や、他人に触られる事が苦手だったこと 他人関係が一方的になりがちだったこと 譜面を覚える能力が驚異的だったこと ものまねが得意だったこと 喫茶店で同時に複数人の会話を聞いて楽しむことができたこと等・・・ 話題になった事がないみたいなので・・・
400 :
名無しの笛の踊り :02/10/12 21:00 ID:yr6Vdb1m
>385さん、マジレス。 踊れる系 →やっぱ一度は聴くべし、イタリア協奏曲。 次点はベートーベンのピアノ協奏曲5番。 眠れる系 →バード、ギボンス、スウェーリングのアルバム。 バッハのような小難しさではなく超然としたひややかさでもなく、おだやかで満ち足りてる。 もう何も考えることも思い残すこともないっていう涅槃の境地。 死の眠りの床で聴きたい。よく成仏できそうだ。 次点、バッハのフーガの技法。 歌声系 →知る限りでは、インベンションとシンフォニアが一番歌ってる。椅子の音も入り放題。 ていうかCDもいいけど「グレン・グールド 27歳の記憶」というDVDは必ず入手して!
>>400 「グレン・グールド 27歳の記憶」って
銀座の映画館(名前忘れたゴメン)でやったのと
同じですよね?
DVD持ってないけど、あの映画面白かった。
>>397 まずは自分の見解を述べる。>他人の見解を求めるために話題を振る時のコツ
403 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 00:23 ID:0WRQ2ORp
>>397 グールド関係の本を読むと、グールドの人間性に関する興味深い考察は
けっこう豊富にありますね。
そのいくつかを挙げてみます。
ピーター・オストウォルド『グールドがのちにおおやけにした児童期や
青年期の行動のいくつか――特定の物体に対する著しい恐怖心、
他人への共感の欠如、引っ込み思案、孤立を好む傾向、
儀式行為への強迫的な執着――は、アスペルガー症候群と呼ばれる
自閉症の一種によく似ている。アスペルガー症候群の子供は、
音楽、数学、演劇、運動競技、美術といった特定の分野において
非凡な才能を発揮することがある』
福島章『精神医学的に言えば、グールドの性格は典型的な分裂気質であった。
分裂気質とは、内向的・非社交的で、彼らの関心がまず自分の内面へと
向けられているような人々である。外界の周囲や社会には、無関心であるが、
むしろ恐怖や嫌悪の感情を抱くことが多い。人間嫌いなのである』
根元豊實『グールドの生涯を貫く特徴は、徹底した孤独癖と奇をてらった
言動である。これらは、われわれ精神科医の目から眺めると、
分裂病圏に属する病者に見られる特徴と重なり、病状学的に「自閉」、「衒奇」
と呼ばれるものを容易に連想させる。また、彼の知性の特徴は、
物事の本質を無媒介的、直感的に捉えることにあり、この点も
分裂病者の世界の捉え方とよく似ている』
神ねじーヽ(´ー`)ノ
405 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 02:10 ID:MVjuU06e
我々凡才が天才を推し量るよすがの一つとして精神分析論に興味を抱くのは しょうがないとしても、福島章氏はどうかなぁ。 この10年位の社会的に衝撃的な少年犯罪についてのメディアでのコメントは かなり杜撰だったと思うが。 『分裂気質』『躁鬱気質』なんて全ての人に当てはまるし…。 グールド関連の本は山程あると思うが、邦訳されてる中で的外れではないと思える ものを少しだけ挙げさせて貰うと、 ご存じティム・ペイジ篇の 『グレン・グールド著作集』 1,2 みすず書房 1990年 は、ほぼ本人の 重要な文章を網羅しているので必見。翻訳もきめ細かい[のではと思う]。 先に最近の本を挙げると、これまたご存じのモンサンジョンの編・構成の 『ぼくはエクセントリックじゃない』音楽之友社 2001年 は愉しい。 レコード・プロデューサーとしてグールドと15年組んでた アンドルー・カズディン著の『グレン・グールド アットワーク』音友1993年は レコードでしかグールドに接する事が出来ない我々リスナーにとっては ある意味での『創造の現場』を推し量る貴重な記録満載。 ケヴィン・バザーナ著で、カナダ政府と翻訳契約を結ぶ在カナダの サダコ・グエン女史が翻訳した『グレン・グールド演奏術』白水社 2000年は グールド演奏の精緻な分析なので、他の本とは一線を画すがピアニスト必見か。 オットー・フリードリック著『クレン・グールドの生涯』リブロポート1992年は 分厚いが、さすが生誕60年没後10年を銘打っただけあって内容充実。 宮澤淳一氏が翻訳しているのも頼もしい。 長くなののであと少し、出版された当時評判が良かったものを挙げると、 『グレン・グールド変奏曲』ジョン・マグリーヴィ編 東京創元社 1983年 『グレン・グールドとの対話』ジョナサン・コット著 晶文社 1990年 このジョナサン・コットはロックを知る人は誰でも耳にした事のある 雑誌『ローリング・ストーン』の編集者兼レヴュアーとして余りにも有名。 以下十数行は長過ぎてアップできなかったので省略。
精神の病でも肉体的なそれでも、教科書に出ているような典型的な 症例をすべて示すような患者さんはほとんどいませんよ。 何かが欠けていたり何かと重なり合っていたりするものです。 グールドがアスペルガー症候群とかノイローゼとか診断されたとしても、 病名は便宜的かつ常に暫定的なもので、だれかの病は、結局、 その人独自のかたちでしかありえないことを忘れないでください。 >401 そう。その映画です。 >385 踊れる R.シュトラウスのピアノソナタとブルレスケ。 眠れる グールドによるピアノ編曲版ワーグナーのジークフリート牧歌。 歌が聴ける 「27歳の記憶」のDVD。 でも何か一枚だけ選ぶとしたら、やはりインベンションとシンフォニアですね。
408 :
397 :02/10/13 09:48 ID:AsRjAz4l
>402 見解らしい見解が出せるほど クラシックにもグールドにもアスペルガーにも精通してないんですよ。 なので詳しい人の意見が聞きたくてカキコした次第です。 >403 オストウォルドは「グールドは分裂病ではない」と考えてたんですよね。 レイ・ロバーツはグールドのアスペルガー説には賛成だったような。 生前身近だった人の意見は貴重ですね。
409 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 10:08 ID:H5vImJDz
わあぁぁぁぁぁーo(><)o ずっと、レス読んできたけど、我慢できなくなっちゃったんで、オイラまた 出てきたよ(^−^) つうか、みんなグールドへの造詣っていうのか、見識っていうのかホント凄 いねぇ〜、グールド兄い親衛隊のオイラにすりゃ、全くもって頭が下がりま すですm(_ _)m 特に精神医療の「福島章」がグールドについてなん か言ってるなんて初めて知ったよ。 著しく社会性が欠如している万年幼児のオイラからすると、グールド兄い が、かの「アスペルガー症候群」だったかも・・っつうだけでなんか興奮し てしまう。ていうか、グールド兄いには誠に失礼極まりないが、なんか嬉し い。 でも、グールドはよく「自閉的」とかって言われてて、なんかいかに も「精神疾患」を背景疾病に持ってそうだけど、少なくともビデオや、著作、 あるいは活動の軌跡を見る限り、ふだん自分らが意識してる「自閉症」とは、 なんか違うような気がする。もちろん、人間は生まれたときは皆「自閉的」 な状態で、発達の過程の中でしつけや教育でもって、次第に社会性を培養し ていき、社会適応に都合の悪い要素や、無意味な要素は淘汰され(もしくは 無意識へと抑圧され)、適宜一応の人格を形成していくのではないかと思う。 だから、言わば誰もが元来は、自閉的っつうのか、なんていうのか、ナル システィックな部分を持っていて、それを水面下へ「潜在」させてるんじゃ ないかと思うんだけど、そういう潜在化された意識が、表現という手段でも って「顕在化」されるのが、いわゆる芸術に相当するのもなのではないかと 漠として思う。
410 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 10:28 ID:H5vImJDz
>>409 たとえば、作家は自己の内面を小説の登場人物の口を借りて吐露することに
よって、それがどんなに荒唐無稽な妄想であっても、なんか許容されてしま
うってところがある。ていうか、普段抑圧されている、そういう私的妄想を
表出することによって、作家自身の心の「リハビリ」になってるのかも知れ
ない。
では、グールドはどうだろう・・・。なんで、オレらはこんなにまでグー
ルドに惹かれるんだろう・・・・。演奏が素晴らしいからか、曲へのアプロ
ーチが非凡で刺激的だからか? もちろん、それだけではないよね。グルオ
タなら誰でも知ってることだと思うけど、その私生活やら、クラシック界で
の独特の位置付けやら、ハミングはするわ、足は組むわ、真夏に厚手のコー
ト羽織るわ、演奏前に独自の「儀礼的行為」をやって周囲を驚かせるわ、信
じらんないテンポで曲を弾くわ、等々・・・。そういう一風変わったキャラ
に無意識的に共感して、好きになっちゃった人も多いはずo(><)o
そういう本来ならば、とっくに淘汰されていなければならない「非常識」
な部分というのが、実はオレらの中にも残滓が残っているからこそ、それを
メディアを通じて体現しているグールドに共感してるんじゃないかと、そん
なふうに最近思うんです。
411 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 10:37 ID:H5vImJDz
>>410 そう、グールドはオレらの「自閉的」な妄想を、独特のキャラ
で体現してるからこそ、まるで兄貴のように慕いたくなっち
まうんだ。不登校児が「尾崎豊」に自己を投影するように、
役立たずのダメ人間で、そのくせプライドだけはいっちょ前
の奴が「ドストエフスキー」の登場人物に、鬱入ってる逃避
人間が「太宰治」に惹かれるように・・・(TーT)
412 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 11:05 ID:H5vImJDz
>>411 よって、グールド聴くことは、オイラにとって内面の「変わり
者」風情を癒す、絶好のリハビリんなってるんだo(^−^)o
それはそうと、グールド → 「アスペルガー説」だけど、ホ
ントに主観的な言い方になっちまって恐縮なんだけど、アスペ
ルガーって、確かに数学とか、絵や音楽に非凡な才能を示すか
も知んないけど、実際多くは、社会性の欠如から、一見「知的
障害」に見紛うようなケースが多いんじゃないかと思う。多動
や、執拗なまでのある対象への固執、社会生活に必須のコミュ
ニケーション能力の欠如など、言わば、親や行政の保護がなけ
れば暮らしていけない、そう、もはや「福祉サービス」の援護
がなければ生きていけない人が実際にはほとんどなんじゃない
かな、って思います。
よく判んないけど、自閉症とか、アスペルガー、ADDなんて
いう類の(昔は知的障害と、健常者のボーダーラインなんて言
われてたよね)器質疾患は、結局、自己の私的妄想と、外側の
(社会の)共同妄想が相容れず、内と外の接点がほとんど見出
せないことによって引き起こされる、「人間関係の障害」なん
じゃないかな・・・・。
413 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 11:35 ID:H5vImJDz
>>412 んでね、グールドは、やっぱりどう考えてもアスペルガー症候群に
類するとは思えないんだ(><)
というのも、グールドは「ああ見えて」、実際のところ普通に社会
に適応できていたから、って思うんです(^^) 対談やインタビ
ューなんか聞けば判るけど、全然普通に他者と意思疎通できてるし、
有名な「27歳の記憶」でも、スタッフと談笑し、まともに受け答
えできている。本格的な自閉症や、ここでいうアスペルガーだった
らこうは行かないんじゃないか? まして、アメリカは大変ビジネ
スライクな世界で、CBSと契約している以上、最低限果たさなけ
ればならない約束や、ビジネスマナー、平たくいえば、どんな天才
でも、ある程度の社交辞令を心がけなければ生きていけないのでは
ないか? それも、あんなに長いこと第一線でリタイアもせず、ピ
アニストとしての評価をキープし続けるというのは並大抵ではない
から、ある意味グールドは、普通の人以上に「世渡りがうまい」っ
ていうのか、娑婆に適応できる能力を備えていたのかもしれない。
概して、アスペルガー等の人はストレスや、プレッシャーにすこぶ
る弱く、もし、グールドが本当に気質的な精神障害を有していたの
なら、きっと中途で潰されていたのではないか。
ピアノだけを弾いていればよいわけではなく、他にいろんな事も
しなければならないのがショー・ビジネス。そんな生存競争の激し
い世界で耐え抜いてきたことを思うと、どうしても我々の知る狭義
の意味での自閉症や、アスペルガーといった類と、グールドは結び
付き難いと思うんです。
414 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 11:41 ID:H5vImJDz
>>413 あれれ、気が付いたらオイラが「自閉的」なカキコ延々と綴っ
ちゃったい(><)
おかげでなんかスッキリしました(*^^*)
ほいじゃ、また(^o−)/ (吉田秀和風に)
タンタンタリラ〜リ・タ〜リラリ〜ラ・・♪(ゴルドベルクのアリアのふしで、消え入るように)
415 :
名無しの笛の踊り :02/10/13 12:29 ID:AsRjAz4l
アスペルガー症候群は 1944年に小児科医ハンス・アスペルガーが症例報告し、 1990年代にようやく学会で観とめられた 高機能広汎性発達障害で、対人関係と情緒に問題があるが 古典的な自閉症とは異なり、知的・言語的発達は保たれる。 圧倒的に男性に多く、アインシュタイン、ナボコフ、ヴィトゲンシュタイン、 バルトークなどがこの障害を抱えていた可能性があるという。 宮澤淳一「グールドと精神医学」より
416 :
名無しの笛の踊り :02/10/14 00:09 ID:na8dW8F3
>>413 グールドにだってマネージャーはいただろうに。。。。
本人はピアノ弾いてるだけで良かったのかもよ。
ヽ(`Д´)ノ ボッキアゲ!
グールドたんの精神障害はまーおいといて、 個人的には奴は清潔だったのかどうかきになる・・・ 着膨れして人ごみを避けて身体接触を拒むふうなら潔癖症なのかと思ったら、 部屋の様子は空巣に入られた後みたいなずぼらぶりだったりするし(←写真集にあったよね)。 風呂はちゃんと入ってたのかとか服はちゃんと替えてたのかとか・・・
まぁ、ベトヴェンの晩年は部屋にウソコが転がってたとか聞いたことがあるし(ソース無し)・・・ 音楽を美しくするために全ての力が使い尽くされてしまい、部屋を美しくする力は 残ってなかったのでは? なんて。 手だけはお風呂に入れてあげてたようですが・・・。 ホント、ゴメンナサイw
420 :
名無しの笛の踊り :02/10/14 11:54 ID:VYDJkGle
「不潔」ってことならオイラもグールド兄いに引けをとらんゾイ o(^0^)o 風呂はだいたい週2回、3〜4日着替えしなくてもへっちゃらだし、特に自信 があるのは部屋の「汚さ」。学生時分なんかは、ゴミ袋が数十個溜まって、足の 踏み場もなく、かろうじて座るスペースだけが確保されていた、ってな具合だか ら。 けど、グールドのポートレイト(レコード屋に貰った)だけは、埃をかぶん ないよう毎日拭いて本棚の上に大事に飾ってたよ。 あと、グールドの潔癖症だけど、「潔癖」な割に自身の身なり(バーンスタイ ンの奥さんが初めて彼を見たとき、あまりの汚さに驚いてソッコー風呂に入れて やったって逸話があるくらい)には無頓着で、そのくせ他人と握手するのを嫌が ったり、不潔恐怖みたいなフシも窺えるよね。 この気持ち、オレもなんだか判るんだ。オレも相当な不精者で不衛生な男だけ ど、そのくせ子供のころから絶対に人の箸をつけた料理が食えんかったり、たと え家族のものでも食器を共有したり、ジュースの回し飲みなんかが出来なかった。 あと、洗濯物に他人の者が混じってたり(コインランドリーも行けない。なぜな ら前に誰かが使ったから)するのも嫌な気分になる。 こういう気質は結構大変で、特に困るのは病院! 特に「歯医者」は絶対に 行けない。万が一、万が一よ!感染症等に罹患しちまったらどうすんの、あーた!! おかげで、虫歯が辛くても我慢、歯茎が腫れ上がっても我慢(ToT) 職場の 健康診断で採血なんかする時は、必ず看護師に「注射針の消毒は完璧ですか?」 って確認するようにしている(><) すると看護師いわく「どういう意味です か?」ってくる。ハァ〜、グールド兄いの気持ちが判るよ。辛かっただろうなぁ・・・・。
>418 靴下が左右で違ってたり、スボンの後ろが完全に裂けてたり、 入浴しわすれた事もあったようだけど・・・ でも、録音スタジオに篭もる時は、こまめにシャワーを浴びるので タオルの束と下着を何枚か持ち込んだりしていたらしい。 でも衛生面が気になったというより、気分転換をはかりたかったか、 はたまた濡れた下着でいると風邪をひきそうな気がしたからなのかも。 グールドは夏でもとんでもない厚着をしていたけど 寒いからではなく、風邪をひくのを極度に恐れていたからのようだ。 彼は27℃以下の部屋では上着を脱ごうとしなかったけど、 いざ脱いでみると汗びっしょりだったりしたそうだ。 結論――とりあえず録音のときは清潔だった。
422 :
421 :02/10/14 20:52 ID:???
すごく矛盾のあることを書いてしまった・・・。 濡れた下着で風邪をひくと思うなら、 夏の厚着で汗びっしょりは許容できないはずだよなあ。 結局なに考えてるのか分らないな・・・。
もしグールドがアスペルガーだったとすると 自分の生理的欲求の信号をうまく感じ取れなかった可能性がある。 アスペルガーの人がトイレに行きたい感覚が感じ取れなくて、 何日間も具合が悪くなるまでトイレを我慢してしまった、という記述を 読んだことがある。私はグールドのトイレ事情は知らないのだが、 彼の夏でも変らない服装は、汗だくになっても不都合を感じないほど 彼が暑さを感じ取れていなかった現れでは・・・と想像してしまう。
424 :
423 :02/10/14 23:53 ID:???
グールドがアスペルガーだったとして、もう少し書かせてもらうと 423で書いたような身体感覚の鈍感さに加えて、同時に 極端な過敏さも持ち合わせていた可能性がある。 グールドの有名な「触ること、触られることへの嫌悪」は アスペルガーを含む自閉症には良く見られるらしい。 赤ちゃんの時から自分の親にでも、抱かれたり撫でられたりするのを 嫌がったりするようだ。本人は触られると、恐いし、痛い、と感じるらしい。 身体を締めつけるような服装も嫌うようだ。 また身体感覚の過敏さは、味覚に現れれば偏食につながり、 視覚に現れれば光や色や形へのこだわり(晴れた日、黄色への嫌悪)等につながる。 聴覚に現れれば・・・。(門外漢なのでとても書ない) 397の言いだしっぺです。責任とって少し書いてみました・・・。
あのー、下世話でもうしわけないんだけどさ、 グールドたんとかo(^0^)oさんみたいなタイプだと、 やっぱりキスとかその上とか相当抵抗あったりする・・・のだろうねえ・・・ >421 煤i ̄ロ ̄;)ズボンの後ろ!?
>靴下が左右で違ってたり、スボンの後ろが完全に裂けてたり、 入浴しわすれた事もあったようだけど・・・ ああ、オレのふだんの生活と一緒だ・・・・・
グールドさん靴下が右と左、色が違いますよって言ったら これ珍しいでしょう 家にもう一足同じのがあるんですよって答えた 俺の作り話
>靴下が左右で違ってたり 実はゲイのサインでもあります。あちらでは
429 :
名無しの笛の踊り :02/10/15 16:40 ID:HSWBacej
>>425 グールドのような観念的なタイプは、女性に対しても
現実的な接触によって喜びを得るというより
頭の中の観念的な満足感こそが重要だったのではないでしょうか…
カズディンの本の記述でちょっと面白いものが。
『グールドには、正常な発達がどこかで阻害されたのでは
あるまいかと思われるようなところが幾つかあった。
それはいろいろな形で表に出てくるのだが、
特に感情的な振る舞いとか情緒的な面でその傾向が顕著だった。
世間一般の常識からすると、たしかにグールドの女性に対する態度は
変わっていた。それは私にもはっきり感じられた。
彼は女性を、あたかも思春期前の少年のような純真な眼差しで
見ていたのである。彼が抱く想像の世界では、十代の若者にありがちな
未熟な要素と、年輪を重ねた者でなければ決して持ち得ない、
創造性に富んだ高度の知的素養といったものが分かち難く同居していた。
そして、その二つが同時に顔をのぞかせることが多かった。』
430 :
名無しの笛の踊り :02/10/15 18:41 ID:B8NWlxgW
グールドの幼なじみロバート・フルフォードの証言 シムコー湖畔の別荘では、彼(グールド)が一晩母親と眠ると、次の晩が父親が 母親と眠る事になっていたそうで、この取り決めは数年前から続いていると言う。 一家はキリスト教の家庭で、どんな罵り言葉も恥ずべき物として強く戒められた。 ……同世代の男性の仲間の中で、彼だけが決して猥雑な冗談を言わなかったし、 女の子の性について話すことも、「ファック」という言葉を口にすることもなかった。 <中略> ときどき兄と私が卑猥な言葉を使うと、グレンはひどく腹を立て、私達に説教し、 やめるように言いました。脅すことだってありました。――従わないと、 『もう家に来ないでね』と言われたのです。母親の真似です。彼の母親はいつも 言っていました。『そんな言葉を使ってはいけません』と。彼はそれを受け入れ、 どうも信じて疑わなかったらしいのです。地球上の十代の少年では考えられない ことですが、グレンは女の子の肉体に関心を示す言葉を一切口にしませんでした。 ピーター・オストウォルド「天才の悲劇とエクスタシー」より でも後年には猥談は嫌いじゃなかったようですが・・・
中学か高校のころ熊本マリはグールドにあこがれて カナダまで会いに行ったっていう話だね
>>425 o(^0^)o氏ではないけど・・
あったな。なんていうか総毛立つという感じ。
ただ楽器の得意な奴って小さい頃から大人しくてそれを称してアスペルガー症候 群という名前を付けて逆から証明するみたいな呼ばれ方をされるのには抵抗があ る。初めに結論ありき、みたいな。表面をなぞられてる感じ。誰しもとやかく自 分のことは言われたくないと思うが? 正直ためにはなるけどあまりいい気はしないです。
ロンドンHMVでバッハ集10枚組買った。セールで£26.99だったよん。 でもインヴェンションとシンフォニアが入ってないんだねage
435 :
名無しの笛の踊り :02/10/17 04:58 ID:bXBT7PrW
>>434 もしかしたら評判イマイチのを外してあるのかね
平均律とか
436 :
397の言いだしっぺ :02/10/17 06:06 ID:yrsl5hWl
>433 私のレスで気分を害されたようですね。ごめんなさい。 「誰しもとやかく自分のことをは言われたくない」という貴方の言葉は まったくもって正論なので、我が身を反省するしかないです。 しかも私は素人で、専門的で微妙な見解を述べれるような知識がありません。 しかし私としては、グールドが“謎めいた天才の奇人”のままで、それ以上の 理解が進みにくいのが、すごく悔しいと思ったのです。たしかに一面的に なりますが、彼がアスペルガーだったという仮説に立つなら、間違いなく今以上に 彼への正確な理解がのぞめると思います。アスペルガーという視点からならば、 彼の内面をもっとシンプルに推し量れるし、深く潜り込めるのです。 私は、グールドがアスペルガーであるという説については、かなり信憑性があると 思っています。手元の貧しい情報ですが、彼の伝記や、アスペルガーの人の自伝、 アスペルガーの関連サイト等の情報を自分なりに照らし合わせた結果、 彼がアスペルガーだったというのは、ごく尋常な結論であると考えました。 しかし、ここにカキコした理由はそれだけではありません。 グールドによって分け与えられた圧倒的な音楽体験、その美しい恩寵を支ていた <自閉症の世界>に対して、奇跡のような畏敬の念に打たれたからです。 グールドがアスペルガーだという説はかなり世に広く知られたものだと思うので、 こういった掲示板なら、きちんとした見識を深めさせてくれる意見に出会えるかと 考えていました。反対意見も聞きたかったのです。しかし空振りに終りそうです。 このスレで、私のレスにまともに拘わろうとする人はいないようです。 しかも半端なカキコしかできず、これではアスペルガーに対する誤解を広めて しまうことにもなりかねません。加えて私の未熟なレスではここの雰囲気を壊して しまうようです。中途半端でかなり心残りですが、退場することにします。 お目目汚しでした。
437 :
名無しの笛の踊り :02/10/17 06:35 ID:/XmotiAf
中途半端で心残りなら退場することないよ。 存分に続けてください。
そんなひきこもることはないよ。 グールドがアスペルガーであったという見方も、 グールドをとらえる見方のひとつであります。 但し、それが全部ではないことは、スレの流れからおわかりのとおり。 見たところ、このスレの住人の大部分は、ぶっちゃけ、 グールドがアスペルガーであってもなくても、どっちでもイイ!ようです。 たとえば、ソクラテスという哲学者がいますね。 「弁明」に、かれの神との対話とそのエクスタシーが出てきますが、 (「わたしが何かしようとするとダイモニオンがそれを阻む」って台辞が有名) そんな神秘体験は、じつはテンカンの発作症状であったというのが、現代では定説です。 しかし、ソクラテスの哲学を読み解く人の多くにとっては、 まあテンカンの結果だろうがなんだろうが、どうでもよろしい。 病がソクラテスをして、あれほどの思索思想を生み出させしめたのなら、 まあテンカンもいいんでない、という程度の感想かもしれません。 ただ、現実にはテンカンならソクラテスになれるわけではないので、 患者の多くは「畏敬の念」とは無縁に暮らしています。(「敬遠」はしょっちゅう) 現在は発作を抑える薬がありますが、自閉症はいまでも治療手段がありません。 そんな現状を思えば、グールドに親しみを感じる人で、 アスペルガー説自体ききたくもないという人もいそうですね。(ホモ説も同様かも)
そりゃ皆さん専門家じゃないだろうし、基本的に2CHは雑談の場(しかもかなり 胡散臭い)だから、397さんが求めるような 「きちんとした見識を深めさせてくれる意見」には残念ながら出会えないかもね。 でもここの皆さんなりに思うところをカキコしてくれたりもしてるんだから、 思うようなレスが得られなかったからといって 「空振りに終わりそう」とか「私のレスにまともに拘わろうとする人は いないよう」とか言うのはちょっと思いやりが無いと思うよ。 私としては、アスペについてはほとんど無知なもんで 皆さんのカキコ(397さんのも)とても興味深く読ませてもらってるんですが。
440 :
433 :02/10/18 02:33 ID:???
>>397 さん
ただ声をあげたかっただけなので気にしないでください。
気にしていません。むしろここのスレの住人は善意で理解してくれようとしている
のだと分かるので。
誰かになにかを言われるというのは誰しもままあること。社会に出て自活する齢
になって今更自分がどうとか悩んでません。暇もないし。
ただ、行き過ぎた蔑視もそうだけど、行き過ぎた賞賛もやはりうるさいと感じて
しまう自分がいるのも事実。そういうふとしたとき、今でもこもりたくなる自分が
いる。「分かってくれてないな」と感じてしまう自分がいる。人に対していらぬ敵
意を向けてしまう自分がいる。
「理解してもらうのには声をあげるしかない」
この当たり前のことを理解するのにとても時間がかかった。
俺はかつて自己表現の手段として楽器を手にした。それ以上それ以下でもない。
グールドはどうかしらない。
ただ、「自分と違う人が声をあげたからといってどうか恐れないでください」
声を上げた結果、恐れられて「退場する」などと言われるのは本意ではないし、
傷つけたとしたらとても悲しい。またこもりたくなる。
グールドの音楽は、まさしく神様のたまものといった感じだが、
グールドその人については、あまり神秘的なイメージがないな・・・
Glenn Gould Fantasyなど聴くと、相当酔狂なヤツだと思うが、
たとえば↓の一連のテストテープだと、まともな人のように思われる。
http://www.gould.nlc-bnc.ca/ra/real.htm 内輪では、変り者であるにしても、わりと普通の人だったんじゃないか。
公開の場と明らかに態度が違うのは、まあお出かけのときは化粧するようなもんでしょう。
すっぴんと化粧時、どちらが「本当の自分」かはわからないけれど
442 :
1 :02/10/19 04:58 ID:???
あのあまりにも現実的なBachが神たる所以よ!
けっこう手や腕が毛深いんだね〜 晩年のもみageも立派だしね〜 胸元もモシャだったりするのかな〜 晩年のグールドの写真にバッハのかつらと服装をコラして遊んでいるよ。 キャラ萌えで御免よ・・・
444 :
433 :02/10/19 23:07 ID:???
日々現実に追われ、何かを振り返ったり考えている余裕などない毎日。 そのなかでも442=1の「現実的なバッハ」というフレーズが妙に印象に残ったので 今日、彼女と街を歩きながら漠然と考えていた。 「現実的なバッハ」とは、 「現実を感じさせてくれるバッハ」か?或いは 「現実を知らしめるバッハ」か? …俺は前者だと思う。俺は思う。 音楽は本質的に暖かい。 俺にとってはかつてバッハの音楽に触れたことは暗闇の中で一筋の光を見いだした ような感覚だった。確かに一時期俺の中ではバッハは「神」だった。そういった意 味で言えばバッハの音楽をより体現させているグールドは「神の使い」とでも言え るかと思う。 結局はスレタイに落ち着くのか… 1は預言者か?名スレビルダーの1に拍手。
バッハ=神 グールド=キリスト グールドのバッハ=聖霊
バッハ=小川 グーグル=単位 グーグルでバッハ=検索
しかしグールド聴くと何か語りたくなるんだね(w
一度聴いたが,二度と聞きたくない一人。
グールドを評価するにあたって賛否両論が激しく対立する現象は、 今に始まった事じゃない。
美しさからかけ離れた、自己陶酔型。 うつ病 破壊されたものを感じる。
なんでモーツァルトがきらいだったのか。 俺が一番好きな作曲家だから超残念。 アパッショナータも大好きなのに。もっとちゃんとひいて。 ていうかイヤならひくなよ・・・ 人気曲では人と違う解釈を出すことに熱心だったようだけど、 大丈夫だよ、アンタがひけば何でもアンタのものになるよ。 名人ってそういうもんでしょ?(東洋的な感性かもしんないけどさ)
452 :
名無しの笛の踊り :02/10/20 17:04 ID:BUMyUIzL
オレもモーツァルトが大好きだ\(^0^)/♪ で、たしかにグールドの弾くモーツァルトを最初に聴いた日にゃぶっ飛んだo(><)o だってさ、「イ短調ソナタ」のあの1楽章、初めレコードの回転間違えたかな?って 思ったほどだよ。とても現代のピアノで弾かれてるとは思えない速さで、グールドの 「びっくり体験」第1位にオレはあの曲の演奏を迷わず推しちゃうよ。 でも、映画「アマデウス」なんか観ると、モーツァルト自身「曲芸」じみたピアノ テクで、聴衆を驚かすのが得意だったような感じだから、案外当時は、グールドみた いに叙情性とかナントカを気にしない、アクロバティックな演奏でよかったのかも知 れない。モーツァルトも、きっとグールドの弾き方を「面白い!」って思ったかも。
453 :
アントンくん :02/10/20 17:09 ID:M9U/7RFc
454 :
451 :02/10/20 21:58 ID:???
そーなんだよ。 なまじ「なんだよ、なんか文句あんのか、ああん?」的な バカテクでぶっとばすから、「な、なんでもないっす、ハイ」と 小声で引き下がらざるをえないんだよな。 そんな俺の横を超高(or鈍)速でとおりすぎるとき、 グールドがニヤリと笑っている気がする・・・ でもねでもねっ、モーツァルトがいかに下品な俗物だったにしても、 その音楽はそうじゃないの!!(アマデウスの受け売り) あんな優雅であったかくて何処までも広がってゆく音楽がほかにあるか。 チキショー、狭量なのはお前のほうだ〜〜〜>グールドたん
>>454 狭量とは…グールドの本質を言い当てている気がする…
と実はリヒテルみたいな優しい音が好きだったりする俺(ボソッ
広い心…永遠の課題だ。
>>454 、
>>455 だから〜! パルティータでも聞き直してご覧なさい!
何処から『狭量』なんて文字が出てくるんや。
モーツァルトについては本人が嫌がってるンだから〜!
2番のクーラント。4番のオーバチュア、サラバンド、何でも良い!
そんなにモーツァルト聴きたかったらいくらでも素敵なピアニストがいるでしょが!
ショパンとラベル聴きたかったらフランソワを聴きんしゃい!
ベトベンの32番聴き比べたかったらミカエルエンジェル聴きんしゃい!
451はあくまでモーツァルトとベトについていってるんでしょ。 それなら『狭量』という感想もあながち外れてないのでは。 思わず辞書をひいてしまったよ。『狭量』とは、 「自分が気に入らないものを、まさにその理由で拒否する、心の狭さ」 自分もモーツァルト好きだし、世界にモーツァルト好きは グールドファンより沢山いると思うが、そんな愛好者の多い作曲家について あんなメタクソいうんなら、眉をひそめられても仕方なし。 自分としては、なんかとっても大好きな子にトンカツが好物っていったが最後、 「私ベジなの。動物を殺した肉を食べるなんて野蛮だと思うわ。 健康にも揚物はよくないのよ、クドクドクド…」と思いきり説教されてショボーンな気分だ。 ていうかなんで嫌いなのに全集まで作るか…
458 :
名無しの笛の踊り :02/10/21 19:50 ID:7hEYuS6u
おぉ(^o^)、グールドとモーツァルトが絡んできやしたね。
グールド兄いを語るにつけて、「モーツァルト」は避けて通れないって感じが
するよね。
>>457 さんも言うように「全集」まで出してるくらいなんだから、嫌
いとは言いつつも、「なんか気になる存在」だったってことは言えるかも知ん
ない。
あくまで個人的な主観なんだけど、モーツァルトってオペラやシンフォニー、
様々なコンチェルト、それから幾多の室内楽・・・、どれをとっても「伸びやか
で歌うように」書かれてて素晴らしいよねo(^0^)o〜♪ ことにディベル
ティメント15番の4楽章(アダージョ)や、ピアノ・コンチェルト第17番の
2楽章、それからK379のバイオリンソナタなんか、「あぁ〜もうどうにで
もしてちょーだい」ってくらいに叙情的で感動すると思うんだ(T▽T)
けど、ピアノソナタっつうと、どうしてもオレ的には、「ん・・?」ってな
感じでイマイチ聴いてて「興に乗れない」っつうのか、なんか「もの足んない」
って思ってしまうんです。もちろん、個人的な好みの問題や、自分の耳が肥えて
いないってことも関与してるんだと思うけど・・・・。
で、オレはこんなにモーツァルトを愛しているのに、なんでピアノ曲だけは
理解できないんだろ?って考えてみると、概ねこんなふうに思うんです。漠然と
だけど・・・。
459 :
458 :02/10/21 20:03 ID:7hEYuS6u
ピアノ曲は「どうも・・・」と言いながら、ピアノ主体でちょっと オブリガートを付けただけの「バイオリンソナタ」んなると、俄然興味 が沸いてきて、「おお!やっぱモーツァルトはミューズの子だ!」って 思ってしまう。ピアノ独奏を管や弦で縁取っただけのコンチェルトでも モーツァルトは本領発揮とばかりに、その美しさを余すところなく伝え てくれる。 てことは、モーツァルトは音が伸びて、まるで声のように歌う楽器を 操ることは得意だったが、「音の持続しづらい」ピアノに関しては、う 〜ん、大勢のアマデウス・ファンの前では口幅ったくて言い辛いが・・、 まあ、アレだ・・・ってことだったんではないかと思う。率直に言うと、 ピアノを使って歌わせることが出来なかったんじゃないかと・・・。ま あ、モーツァルト自身、ピアノに歌わせることに拘ったかどうかは別と しても。
460 :
459 :02/10/21 20:29 ID:7hEYuS6u
まあ、「ピアノで歌う」って言っても、クリストフォリのピアノ からそう何年も経ってない当時のこと、楽器の性質上の問題もあっ ただろう。モーツァルトの全作品を通じて一貫している特徴は、そ れがシンフォニーであれ、室内楽やコンチェルトであれ、とにかく 「歌」があるということ。弦もフルートも、オーボエも、ファゴッ トも、まあみんなよく歌うこと! こういうことはモーツァルト・ ファンは皆よく知ってることだと思う。 それが、モーツァルトのピアノソナタでは、どうしても表出しき れなかった。だから「もの足りない」って思いを禁じ得なくなるん ではないかと・・・。例えば、K545の「アンダンテ」を皆が弾 くようにユクーリ、マターリ弾いてしまったら、なんだか間がスカスカ空い て音楽に「隙間」が出来てしまう。もし、あそこを弦楽四重奏でや ったら、さぞ綺麗だろうに・・・こんなふうに思うのはオイラの 手前勝手な妄想に過ぎないんだけれども・・・。 そういうこともグールドはなんとなく気になっていたから、音楽 に「隙間」を感じさせぬよう、いっそ一気呵成に弾き飛ばし、速く 弾くことによって音の密度を濃くしたかったんじゃないかなと、まあ、 荒唐無稽な独りよがりではありますが、漠としてそんなふうに感じて います。
461 :
460 :02/10/21 20:53 ID:7hEYuS6u
不思議なもんで、モーツァルトの「ソナタ」をピアノで 聴くともの足りないが、フルートとギターのデュオなんか で聴くと、すっげぇ綺麗じゃん\(T▽T)/ って陶酔 してしまうんです。つまり、メロディーはやっぱ、歌って たんだな、ってことが判る。ピアノじゃ、どうしてもモー ツァルトの歌を表現するのには限界があるみたいな・・・。 あと、これはかの吉田秀和氏も評してるんだけど、グール ドがモーツァルトを弾く場合、異常なほど「左手」を強調する。 構造的に複雑なポリフォニーを好んだグールドにとって、和声 は綺麗だが対位法的には単純なモーツァルトのソレは、どうし ても好きになれなかったんだろう。そこで少しでも音楽を立体 的に表現する上で、左手を強調しなければならなかった。その 好例が「K330」の第1楽章で、もう、のっけから、タカ・タカ・ タカ・タカ♪ってうるさいくらいに左手で主張しているのが判る(W まあ、こんな感じでモーツァルトのピアノソナタを弾く上での ジレンマを、グールドは「速く」弾くことと、メロディーと伴奏 ではなく、対位法的な2本の線で表現することによって解決した かったんじゃないかと・・・、勝手に思ってます(^-^)
462 :
461 :02/10/21 21:03 ID:7hEYuS6u
青島ビール2本飲んだせいか、訳わからんカキコ延々と 綴っちゃいました(*^^*) もう毎日仕事が忙しく、同時に尋常ならざるストレスから オイラ仕事終わると、このスレ開けるの楽しみにしてるんだ。 だって、職場じゃ「変人」扱いで、無論グールドやバッハ語っ て、一緒にマンセーって人皆無だからね(T−T) さぞ、モーツァルト・ファンの方々からのご叱責、賜りそう だけど、「書き逃げ」ってことで許してチョンマゲ パッパラパッパ・パーラ・パーラ、パッパラパッパ・パーラ・パーラ♪ (モーツァルト「イ長調ソナタ」の第6変奏、逃げるように!)
モーツァルトのフーガはグールド自身「お気に入りの」と言ってるんですけどねぇ
モーツァルトのフーガってCDになってたっけ?
466 :
385 :02/10/26 12:00 ID:???
全国二万人のグルオタさん、いかがお過ごしですか。 どしろーとの385です。おすすめ教えてくださった方々、感謝です。 山野楽器のダブルポイントデーを待って、買いました。 結局、インベンションとシンフォニア、パルティータ、DVDです。予算オーバーです。 でもうまく聴けば一生モノらしいので、大事にします。 いまウォークマンに突っ込んでるのは、パルティータ一枚目です。 ていうか、ピアノの音ってこんなんだったっけ?? ゴルトベルクのときもそう思いましたが。 とにかくきれいです。ビューティフルです。 デルモとかダイヤのネックレスとか「わーきれいー」ってのとは違う、 夕日とか夜明け前の空とかきれいさです。 神さま今日もありがとう系です。 これはちょっとどういう経歴の人間かと思いますね。 スレでプライベートが話題になるのも納得です。 いまんとこトラック1と29が好きです。でも最後のほう音質が変なのが萎え〜 これからやっとDVDみます。楽しみです。
467 :
名無しの笛の踊り :02/10/26 19:10 ID:8WFRKmVC
グールドって、哲学者でいうところのウィトゲンシュタインみたい な感じだね。
468 :
名無しの笛の踊り :02/10/26 19:44 ID:5oMRXUqF
文学者でいえば宮澤賢治みたいな感じだね。
>>486 それはヒドイ。
グールドから土の匂いはしない。
470 :
名無しの笛の踊り :02/10/27 05:58 ID:BaXw+01M
ゴールドベルク(遺作)はヤマハCF2が使われたって本当? だとしたらちょっと驚き、スタインウェイを弾き続けたとばかり思ってたから。
471 :
名無しの笛の踊り :02/10/27 06:40 ID:mc5CDrOO
本当です。
>>451-465 モーツァルトの話題になっているけど、煽りにならない程度にこっそりと…
モーツァルトって簡単に言うと弾きやすい。なんか音符の数の割には弾き易いと
いうか、運指の指定も無理がない。必要最小限の労力で最大限の効果を出すよう
につくられているって感じ。モーツァルトソナタを弾いてみた第一印象。
曲想を重視して創ったというよりかは明らかに演奏家よりなんだよね。テクニッ
クのための音楽というか…とにかく明らかにバッハとはスタンスが違う。これを
演奏家におもねっているとみるか、洗練されているとみるかの違いだろうと思う。
グールドはそんなモーツァルトを「小賢しい」とでも思ったんじゃないだろうか
と想像してみる…い、いや、俺は好きですよ。モーツァルト。勉強になります。
ちなみに俺は「きらきら星」の
>>152 ですが、グールドのきらきら星はやはりネタ
でした。どっかで聞いたのをグールドを勘違いしたようです。
先日、グールドのモーツァルトソナタ全集にきらきら星がないことの確認をしま
した。今更ですがお騒がせして申し訳ありませんでした。
・夏目漱石、芥川龍之介、中野重治、etc...といった当時の 近代文学の伝統(主に個人の自我と社会の関連を扱った)と無関係な作風。 後につづくものすらない、一代かぎりの才能。 ・宗教家、科学者、教師、音楽家、農民、詩人。多面的な人物像。 ・非常に理想家。啓蒙大好き。やりたかったこともやり残したことも多数。 ・「氷のようなmisanthropy(人間嫌い)」と「伝説的な愛情深さ」。 ・表現はきわめて平易。作品はとてつもなく深遠。 ・情動と理性、両極の同居するスタイル。 ・「ただならぬ緊張感」「たぐいまれな構築性」「この世ならぬ純粋さ」←批評の常套句 ・上京はするも故郷に戻る。 ・いつも同じ服。麦藁帽子と農民コートがトレードマーク。 ・食事嫌い。動物も植物も、それを食べねばならぬ人も哀れ、といって。 ・モーツァルトよりベートーベンが好き。 ・色白、猫背。普通の人と違う、特徴的な所作、歩き方をしたらしい。 ・実は見栄っぱりでけっこう意地悪な「道化」だったという周囲の証言あり。 ・生涯独身。 ・早死。親より先に死ぬ。 ・死後も忘れられる気配がない。 まあグールドだって、人物としては、ド田舎トロントのイモおやじなんだよね。 でも作品に泥臭さや古臭さが全然ないのは、賢治もおなじ。 「読者はあなただけですと錯覚するくらい、直に語りかけてくるスタイルを 持っている。ほんとに自分が選ばれた、たった一人の読者だというふうに錯覚します。 これは天才が全部自然に持っている緻密な作戦、いや才能なのでしょう」by井上ひさし
水を差すようで悪いけど、俺も宮沢賢治好きだけど、 ちょっと違うと思う・・・。
475 :
472 :02/10/28 01:23 ID:???
>>473-474 宮沢賢治はなんかイメージが違う。共通点はあるのかも知れないけど。
まぁ、俺としてはモーツァルトがちょっと「あれ」というだけで「嫌い」とまで
言い切ってしまう愚直なグールドに激しく萌えなわけだ。ある意味羨ましい。
>>473 う〜ん、アスペルガー論議よりずうーっとおもしろいですね。
んでは、テーブルに乗って少しだけ…。
賢治の作品は『音楽的』という以前に、賢治自身に『共感覚』的な要素は
なかったんでしょうかね。 いわゆる、色彩と音、ひいてはあらゆる事象が
内感で谺するというヤツですが…。
「銀河鉄道の旅」の朗読CDをボーッと聴いていて思いました。
あまり賢治の作品に詳しくないんで申し訳けありませんが。
それと、ゴーシェはやはりベト好きだったんでしたかね?
まあ、特徴を挙げていらっしゃる中で、
『Misanthrophy』はグールドとも共通するかも知れませんが、
これは、余りにも類まれな感受性を持った天才が、自身の感得と
他人の感得との差に愕然として身を引くという、一種の処世なので、
天賦の才を持った少年とその少年時の純粋さを持った儘育った人間には
割と一般的な特徴ではないでしょうか。
この場合、別に他人とのコミュニケーションを拒否している訳けではないので、
当然、その代償行為としての作品はその分実り多いものになると思いますね。
>情動と理性、両極の同居するスタイル
良い表現ですね。大好きです。
グールドが同郷の[おっと、同国の]マクルーハンに遭遇せずとも、
あの、精緻な思考の積み重ねのようなインタビュー録音[昔のLPです]を
ちょっと聴けば、如何に論理的な人間だったかは[無論その著作物でも]
一目瞭然です。[1回答が5分なんてのはザラでした]
ところで、グールドの漱石好きはどう思われますか?
グールドのモーツァルト嫌いは 「いやよいやよもすきのうち」ってヤツかしら。 自分はもともと賢治が好きで、のちにピアニストのグールドを知って好きになって、 それは彼の音には彼のことばと同じ何かがあるからだと、勝手に感じたからなんだけど、 両者のイメージが違うという人の気持ちも、結構わからなくはないです。 ところで、ヴィトゲンシュタインとはどんな類似点があんの?
>>466 >結局、インベンションとシンフォニア、パルティータ、DVDです。予算オーバーです。
予算オーバーでものちのち決して後悔しませんよ。
ゴルトベルクを含め珠玉の演奏です。
このスレの人達は決して冷たいんではありません。
『どれを?』という問いに少々辟易しているだけです。
初心者も練達も全く関係ありません。
でも…[ちょっと矛盾しますが]私はパルティータをお求めになった事は
あとを引くので良かったとは思います。[グールドの叙情と硬質な構築が
紫の彼方に消えていくような至上の演奏だと思います]
トラック29というのは良く判りませんが5番でしたらモノラル録音です。
パルティータは5番は6番はモノラルです。
[モノラル録音をステレオで聴くのはしばしイライラすると思いますが、
そのうち5分と経たず、演奏に引き込まれて忘れてしまいます]
当然、イタリアン・コンチェルトも是非聴く事![驚くヨ]
グールドからヴィトデンシュタインを類推するのは 宮澤賢治とはちょっと違うような気がするが。 初期の『論哲論考』か、後期の『哲学探求』か、 或いは、その両者の隔絶に近い距離を以てグールドを推し量っているのか。
そういや、グールドもヴィトも強迫的かも。 あと、伝記が面白いとかさ(W
>宮澤賢治とグールド 似てると思いたくないような。 宮澤賢治は自分の人生や作品に熱烈な思想をこめたけど、 グールドは他人の作品で自分を語ろうとしたからなのか、もっと冷めてる。 それに自分の思想に殉じるような特異な姿勢という点でも、 宮澤賢治は猛進してまさに信じるところに殉じたようだけど、 グールドはどちらかというと自分の快楽に流れた結果のような気がする。 例えば宮澤賢治の殉教ぶりは、もう有名だから書かないとして、 グールドの方は「動物が尊厳をもって死を迎えられる島を作りたい」と 公言してたのに、実際にはその為の資金は溜めていなかったとか。 でも両者の差が特定宗教への傾倒の著しさに根差すと考えて、それを差し引くなら、 自身の世界観がめっぽう強烈で、周りは見えなかったらしい所は確かに似てると思う。 >473は、両者は裏表のように似ていると言いたかったのですか? それともう一つ、特徴的な歩き方ってどんなの?
482 :
436 :02/10/29 01:02 ID:???
>437,438,439,440 丁寧なレスを頂いていたとは知らず、決まりが悪くて しばらく覗きに来るのも控えていて、反応が遅れてしまいました。 煮詰まったレスのせいで御心配をおかけしたようで、申し訳ありませんでした。 失礼な物言いもあったので反省します。ご指摘はかなり身に積まされました。 お言葉に甘えて、また参加できそうな時には参加させて下さい。
483 :
名無しの笛の踊り :02/10/29 20:10 ID:VdIuQMxl
晩年のグールドは夏目漱石の草枕を愛読していたんだろ? 宮沢賢治なんて関係無いよ。
484 :
385 :02/10/29 20:12 ID:maF8i9Si
にちゃんねらなグルオタさんたち、寒くなってきましたがお元気ですか。 どしろーと385は若いグールドさんのDVDに大感激です。ももももも!! シャツ出てる!バンコーかわいい!っていうか、一番ラストでスタッフと 「いいテンポだ。速すぎない」というのは、挑発ですよね? 調子に乗って最晩年のDVDまで買ってしまいました。(来月の予算が!) ズガーーーーーーン!!! かつてはあんなにカッコよかったのに!!!(という感想は間違いではないはずだ) でも、でも・・・、なぜなのでしょうか。 こっちの映像のほうにより見入ってしまう自分がいます。 若さとともに失ったもののかわりに、深まり、豊かになったものがある気がします。 こんな演奏、若いときにはできなかったとすれば、人間、年はとってみるものだ。 にしてもすごい集中力です。スプーン曲がりそうです。 額に汗してせっせとピアニッシモするグールドさん萌え〜
ずっと前から気になってるんですが、晩年のバッハシリーズで使われたピアノ、どうして「YAMAHA」のロゴが消してあるんですかね???
宮澤賢治に意見くれた人ありがとう。でもこれ本格的に語るとスレ違いだよなぁ。 グールドのことは皆知ってる。主に賢治の話をすることになるから・・・ >476さん グールドの漱石好きについて 自分はグールドの本はカズディン、フリードリク、オストヴォルドを 読んだくらいで、詳しくありません。上述の本に漱石は出てきません。 グールドを知るよすがとして、少しでもとりあげても良いものを、 全然ふれてないのは何故なんでしょう。 西洋人で彼と漱石の思想についてまともに言及した人はいるんでしょうか? というのも、グールドと漱石を考えるとき、 自分には一種の「負荷」がかかっている気がするんです。 それは、日本人の自分が漱石から読み取るようなことを、 カナダ人のグールドも読み取ったとは限らない、という点です。 グールドが日本通だったならともかく、中国に行かずに 中国に関するドキュメンタリーを作ろうとするような人でしょう。 何も知らず、ただ思い込みというか、イメージだけもっていたっぽい。 それはどんなイメージでしょう。 禅やヨガに対するような、西洋知識人のスノビズム? 未知なる東洋の文学で、なんか芸術観や孤独感が共感できるってことで、 ことさらお気に入りにされちゃっただけだったりして・・・ そんな悪い予感すらしてしまうんですよ。 こういう違和感のおかげで、自分はグールドと漱石について、あんまり考えることができません。 彼が草枕を好んだときけば、「ああ、そうかもね。わかる気がする」 でもそれなら、カフカとかトマス・マンだって、座右になっていいじゃないですか? なんで草枕? グールドと同じ西洋の知識人で、このテーマを扱う人はいないでしょうか。 彼が漱石から何を得たか、その解釈は、日本人の分析とはやや違ったものになる気がするんですが。 >481さん 宮澤賢治の特徴的な歩き方 片方の肩を上げ、もう片手を大きく振るような動作だったそうな。
487 :
476 :02/10/30 05:04 ID:???
>486さん 「漱石好き」については、私もほぼ同意見です。一連の関連本は気にはなり、 本屋で何冊かパイパラめくってはみましたが、主情が基調となっているような 気がして、購入する気にはなれませんでした。 ただ、横田庄一郎氏という朝日新聞の記者が出された 『草枕変奏曲』朔北社 1998 は出版当時かなり書評で好意的に迎えられていた ような記憶があります。この人が、翌年この自著に対する各氏の反応と分析を纏めた 『漱石とグールド〜8人の草枕協奏曲』朔北社 1999 は読んでみたいと思いましたが 本屋では中々お目にかかれないようです。 因みにこの横田氏には、なんと『チェロと宮澤賢治 ゴーシェ異聞』という 著作もあるようです。[朔北社のホーム頁で発見しました]
488 :
476 :02/10/30 07:17 ID:???
>草枕 ちらっとめくっただけだけど面白いね。(グールドが読んだと思えばこそだけど) 世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、 いやな奴で埋まっている。元来何しに世の中へ面を曝しているんだか 解しかねる奴さえいる。しかもそんな面に限って大きいものだ。 浮世の風にあたる面積の多いのを以って、さも名誉のごとく考えている。 とか あの女の所作を芝居と見なければ、薄気味がわるくて一日も居たたまれん。 <中略>現実世界に在って、余とあの女の間に纏綿した一連の関係が成立った とするならば、余の苦痛は恐らく言語に絶するだろう。 とか。かなり痛烈。これがグールドさんのウヒヒ…なツボだったのか。 それから主人公の画家がこんなこと言ってるのを見つけた。 「不人情じゃありません。非人情な惚れ方をするんです。小説も非人情で読むから 筋なんかどうでもいいんです。こうして、神籤を引くように、ぱっと開けて、 開いた所を、漫然と読んでるのが面白いんです」 一体グールドはどんな風に小説読んでたんだか。気になるなあ。
ラジオで朗読してなかったっけ?草枕
491 :
名無しの笛の踊り :02/11/01 22:29 ID:Jby+1LN2
age
グールドがすきだったというから、 バーブラストライザンドのCD買ってしまった。 「草枕」の英訳本もほすぃナ。
加藤鷹も神!
494 :
476 :02/11/02 03:41 ID:???
グールドと漱石の繋がりについて本まで挙げてしまった手前、 気になったので、横田庄一郎氏の『草枕変奏曲』をめくって見ました。 当時、好意的に迎えられた、との記憶を書きましたが、 う〜ん、これならまあ読んでまず損はない、と一安心。[笑] グールドが読んだ英訳本の訳者のイギリス人、アラン・ターニー氏 [聖泉女子大学教授]他も独自に取材して堅実な事実関係を探り出した上で 漱石の草枕執筆の本意とグールドが共感したであろう内面を比較していますね。 英訳本のタイトルは『The Three-Cornered World [三角の世界]』 これは、第3章に出てくる有名なくだり『四角な世界から常識と名のつく、 一角を磨滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう』から 取ったとターナー氏から聞き出しています。 >492さん 私も大昔、草枕をめくったものの、難解なうえ韜晦めいた文章に途中で 投げ出してしまったくちですが[漱石の弟子だった大岡昇平氏でさえ、 現代人は注釈抜きでは理解不能だろう、と言っているとか] この本に時々引用されている英訳文は実に簡にして要を得ているので こっちを読んだ方が遥かに草枕への近道かも知れませんね。 >490さん ゴルドベルクの再録音をした1981年の12月にグールドは CBC[カナダ放送協会]のラジオ番組『ブックタイム』のために草枕を紹介し、 自らも第一章を15分に纏めたものの朗読を録音している、と言う事です。 また、横田氏の推理によれば、草枕をラジオ・ドラマ化する構想もあったとか。 この朗読は是非とも聴いてみたものです。 前にも述べたように、グールドのインタビューは自在ながら、恐ろしいほど 論理的で、まるで、『音楽そのもの』のような処がありますからね。 [モンサンジョン編纂のLD集でも充分堪能できますが。]
すごいコアな人がこのスレにカキコしている。しかも文化的水準も高そう。 いったいどういう人か?
496 :
476 :02/11/02 04:19 ID:???
>495 小難しいゴタクを並べてスレを汚したとしたらお詫びします。 私はコアでもなければ、文化的にも音楽的にも水準は高くありません。 読んでいて一番愉しいのは>385さんのような実感に基づく新鮮な感興です。 私も1963年からのリアルタイムのビートルズ・ファンでしたが、 1965年にグールドに遭遇して以来、とりこになっただけです。 語るのは良しとしても、文献はもう辞めようと反省しています。
497 :
476 :02/11/02 05:44 ID:???
参照用ナンバーの一時固定Hはこれで終わりにします。 グールドが西行を読んだかどうかは知りませんが、 >476[しなむ]に因んで 願はくば 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ もう霜月です
宮澤賢治うんぬん書いてた者です。落ちられる前にコテハン476さんに、 文献・リンク等紹介していただいたことに対して一言お礼を… 賢治とグールドの類似性については、自分なりに考えてますが、 (おっと、カキコはしないので皆さん安心して…) 文学と音楽が似ていることを証明する方法論がまだ見つからなくて苦しんでます。 (だからヴィトゲンシュタインと似てるという人の考え方も参考としてきいてみたかった) 紹介していただいた資料の中にヒントがあるかもしれない。 いずれ目を通します。ありがとうございました。 なお、違う表現形式のものが似ていると感じたことが、最近もありました。 上野のカンディンスキー展を見たとき、もう一瞬で、(グールドの弾く)スクリャービンが脳裏に流れました。 ネットでこの画家について検索したら、なんとシェーンベルクの文通相手で、 スクリャービンにも興味をもっていたというではありませんか。ほんと、ビックリしました。 グールドは西行を読んだか?賢治はどうか? 読んでないに10万アリアですが(だって詩歌は翻訳不能!)、もし読むことができたなら、 彼は彼らに憧れたかもしれません。「北の孤独」に憧れるような意味合で・・・
499 :
385 :02/11/02 15:02 ID:NHheeIj2
聡明なグルオタの皆様、毎度ためになるカキコたのしみです。どしろーと385です。 若い頃のDVD、タクの運ちゃんとのやりとりがベタベタではずかすぃーです。 2楽章のとき「縁起を担ぐ?」ってどーいう意味かと思ったら、そうか13を避けたノカ! 映像ゴルトベルクにはまってるんですが、CDの解説はちとーもわかりません。 3つずつ組になってる(らすぃ)けど、「〜度」って何かとか、 なんで30変奏は10度のカノンにならないのかとか・・・ そもそも自分にゃほとんどの変奏がカノンにきこえます。ダメじゃん・・・ クラシックって言葉がないから、情景を勝手に思い浮かべます。 ゴルトベルクは、なんか、塔とか建造するイメージ。 ドイツで家建てるさまを見たことありますが、 何もない空間に、下から順番にレンガを積んでくんですよ。 そんなかんじで、まず最初のアリアで布石を敷きます。 それから壁と床と階段を作っていきます。 グールドさんの仕事は、ピシッ!ピシッ!と水も漏らさぬ正確さ。 3変奏ごとに「一面クリアー!!」みたいな。 上へ上へ積んでいき、29変奏で8階建て+屋上のタワー完成。 30変奏で、施幕をとっぱらい、床そうじ。窓を開けて、新鮮な空気と光を入れます。 30変奏大好きです。さわやかで。終わり方がラジオ体操みたいだし(w 最後のアリアは、やぱーり眠りの曲かな。施工者自身への。 グールドさんが大の字に寝転がって、自分がつくった塔をながめて、 「あー、思い通りのものが立派にできた。百年はもちそうだ。もう思い残すことはないよ」 満足して眠りにつく。そんなかんじです。 もう二度と目覚めなくたって悔いはない。それくらい安らかな眠りです。 うーん、語っちゃってごめんなさい・・・ でもなぜか、語りたくなるんですよあのビデオ。男は髪の毛じゃないっすね。 長文すいませんでした〜〜
500get!!!
どいつもこいつも正気の沙汰ではないな・・・ ここは隔離病棟か?
502 :
名無しの笛の踊り :02/11/02 22:31 ID:gJoMJ4uY
男は髪の毛じゃないっすね、、まったく エッシェンバッハも、かつらしてたときはアカンでした
>501 至極良い感想だ。でも沙汰の限りではないな せっかくなら、ソルジェニツィン的隔離病棟じゃなくて 堀辰雄風サナトリウムとでも言えよ
504 :
名無しの笛の踊り :02/11/03 10:30 ID:FssoN8W8
>>499 独創的な発想、イイ!!!
月光速すぎage
速すぎと言えば悲愴の三楽章もだね。 なんかBach弾くときのノリでパラパラっと弾いてあっと言う間に終わるって感じ。
506 :
読書中 :02/11/04 11:21 ID:???
ところで、グレン・グールド・ファンのみなさんは 他にはどんなのがお好きですか? 俺は超ミーハーだが、演奏家だとアルゲリッチとジ ャクリーヌ・デュ・プレです。 特に、ジャクリーヌのエルガーは鳥肌ものでした。 ゴルドベルグに匹敵する衝撃度だった・・・。
507 :
名無しの笛の踊り :02/11/04 12:05 ID:hxTQijbS
アルゲリッチの腕には、こころならずもモンキーボーンしてしまいまつ ホロビッツのトリッキーな演奏や、ケンプの異常に柔らかい音を聞くのも好きでつ 今や夢昔や夢とまよはれて いかに思へどうつつとぞなき 建礼門院右京大夫集でつ
508 :
名無しの笛の踊り :02/11/05 19:56 ID:UCOVXs+t
>>506 オレもチェロのデュプレは好きだよ。特に小品集で弾いた、オルガン伴奏の
バッハの「アダージョ」はホント涙ものでした(T−T)
指揮者では、モーツァルトが好きだから、やっぱ「ベーム爺」かなあ(^^)
てか、話変わるけど、グールド兄いは、なんつうかピアノ界の「不良」って
イメージしないか? もち、あくまで若いころの外見上のコトだけで言うん
だけど。あの感じで、土曜の夜の渋谷の若者が集まるクラブなんかで、煙草
の煙の中、ハンチング帽にコート引きずってバッハ弾いても、全然サマんな
ってるって感じがするんだけど・・・。
思い切って言うと、グールドのピアノはでっかいコンサートホールでかしこ
まって聴くというよりも、ちょっとアングラな不良音大生なんかが、渋谷と
か六本木のバー、クラブに集って体スウィングさせながらくわえタバコでノ
リノリで聴くのがピッタシって思うんだけど。
509 :
名無しの笛の踊り :02/11/06 01:34 ID:VwHYqKBy
50年代に南米で撮影された写真のグールドはDQNぽいかも。 でもグールドの演奏は非常に知性的だと思う。 明大前のバナナBarでグールドの平均律を聴いた事があるが 薄暗い今風のBarにこれまたぴったり来るんだな。
510 :
名無しの笛の踊り :02/11/06 19:24 ID:LFjaLJvA
クラ板の鯖が飛んでもこの名スレはあがる。 なぜなら・・・グレングールドは神だから。
511 :
名無しの笛の踊り :02/11/06 19:53 ID:j22CsIk0
ていうかさあ、かしこまったクラシック喫茶じゃなくて、なんて いうのかな、例えば、バー「グールド」とか、クラブ「ポリフォ ニー」とかいって、グールドが弾くピアノ曲ガンガン流して、そ んでもって、グールドのイケてる写真壁中にベタベタ貼ってあっ て、時々思い出したように「オン・ザ・レコード・・」なんかのビデオ 流したりして・・・ で、聴衆、いや、もとい、客も概してラフな感じの奴が多くて、 茶髪にピアスの女の子なんかが当たり前のように飲んでて(もち、 カクテルのネームも、「ゴルトベルク」、「フーガの技法」、あ んまり飲めない子には「インベンション」とかってつけて、「マ スター! シンフォニア ワンウェイ入ります!!」なんてバー テンが叫んだりしてね o(^0^)o そんなグルオタ御用達 の飲み屋ってないかな(*^^*) で、そこで朝までグールド兄い皆で讃えて、気持ちよく酔える ような、オシャレな、クラシック・バーなんかが渋谷や六本木な んかにゃ当然あってもイイと思うんだけど。
確かに! 渋谷「らんぶる」や「エトワール」ではグールドは似合わないかもなぁ。
513 :
名無しの笛の踊り :02/11/06 20:02 ID:j22CsIk0
>>511 それから、それからo(^^o)=(o^^)o んとね、
毎月一回は、金曜or土曜の夜なんかに「イベント」催す
んだ。例えば、今月のテーマは、「なりきりグールド・ファ
ッションショー」とかいって、皆常連がハンチング帽被るも
良し、コート羽織ってバレエ踊りながら登場するも良し、
洗面器に熱湯入れて、手を浸して税に入るのも良し、ピアノ
の心得のある奴なら、バッハの曲を据え置きのグランド・ピ
アノで、超低姿勢んなって歌いながら弾くのも良し、みたい
な♪ で、今月誰が一番「グルオタ」入ってたかなんかを投
票してキング決めるとかさあ。
>>513 いや!そこまでやったらカコワルイ
でも「魚釣りはするな!」と釣り人目掛けてモーターボートで妨害していた
グールドがなぜハンチング帽なんてかぶっていたのだろうか?
また下らぬ疑問を醸し出してくれた
>>513 さん
ありがとう
グーーーレーーーーーン!!
あなた歌いすぎよっ!!ちょっとは控えてちょうだいっっ!!
(ところで
>>513 さん、「税に入る」ってナシの方向で・・・)
516 :
513 :02/11/06 21:21 ID:j22CsIk0
>>515 もとい「税」→「悦」に訂正でげす(><)
今、ピーター・F・オストウェルドの『グレン・グールド伝』読んでます。 面白いね、やっぱ。 今年の秋は、グールド関係の本を読み漁りたいと思います。
518 :
スティーブン・J・グールド :02/11/07 22:56 ID:MuPnzuui
ゴールド・ベルグ変奏曲のメモリアル・エディションが出たぞ。 81年録音の音源がデジタル・マスターでなくアナログ音源なんだ。理由は当時の技術レヴェルからすると、アナログ音源の方がすぐれているからとのこと。 ボーナスCDもついておりティム・ペイジとの対話が入っている。
>ゴールド・ベルグ変奏曲
520 :
スティーブン・J・グールド :02/11/08 07:33 ID:i+QYd829
スマソ、ゴールドベルク変奏曲。
ヒンデミットのソナタが一番好きだ。
522 :
スティーブン・J・グールド :02/11/09 08:53 ID:ucxRT+PH
歌曲集しか持っていません。彼はこういったwonder and serenityな世界がすきなんですね。幽玄の美?
あの世でも聴いてるんですか、S・J・グールドさん?
グールドはハンサムです。 グールドが好きだという男性はハンサムではありません。 知る限り。 なぜだろう。
いまタワーレコードにたくさん入荷してる イギリス組曲の紙ジャケットのデザイン(・∀・)イイ!! 廉価盤の輸入CD
トッカータとフーガとか小フーガト短調の録音はないの?
マーク・グールドの親戚ですか?
528 :
スティーブン・J・グールド :02/11/09 20:19 ID:ucxRT+PH
わしはブルガリア・ヨーグルードの親戚じゃ。皆断続平衡によって進化してきたんじゃよ。 グレンと違って食いすぎてアンパンマンみたいになっちまって早死にしてしまった。 死んで名を残すのはグレン・グールドのほうじゃな。くやしいが。進化論者は山師が多くてな、どれが本当かわからんのじゃ。
ゴールドベルグ変奏曲のメモリアル・エディション買ってきたよ。 あの初回限定デジパック、耐久力なさそう・・・。 けど、中身はいいです。ファン必携です。 ところで最近出たグールドの紙ジャケの廉価盤輸入CD、音はどうなんだろう?
530 :
名無しの笛の踊り :02/11/09 20:36 ID:2FXEDC8L
>>526 ないです(^^) けど、バッハの曲を専門に扱ったサイトの
MDIには、ピアノ版で入れた「小フーガ」や「トッカータと
フーガ」があって、そのデジタルっぽいサウンドを聴いてると
あたかもグールド兄いが弾いてるような錯覚に陥ってしまう(^0^)
とくに気に入ってるのが、MDI板ピアノ仕様の「パッサカリア
とフーガ」で、「もしも、グールドが弾いたら、きっとこんな演
奏んなったんだろう・・」って感じがします。
531 :
スティーブン・J・グールド :02/11/09 21:01 ID:ucxRT+PH
おお、買いましたか。そこでそれに付いてきた小冊子の表紙。グールドの若い頃の写真と彼の言葉が英語で載っている。 『芸術の目的はアドレナリンの瞬間的な放出ではなく、むしろ gradual,lifelong construction of a state of wonder and serenity』とある。 映像かなんかで彼がこう言ったのはうっすらと覚えているが、誰か後半うまく訳してみ。 それで要するに彼は感情過多はあまり好きでないとところどころで言っている。だからショパンは嫌いなんだと。 このconstructionというのは重要ね。バッハはまさにこれそのもだもの。そういったものの中に、摩訶不思議な美や心のやすらぎを感じる。 人の心がこの世界の様々な構造に深く繋がっているという認識。一流のアーティストの作品の多くに共通してみられる特徴だ。 なんてまた独り善がりに書いてみたりして・・・。
>>531 state of wonder and serenity
「驚きと平穏の状態」…ってなんだろな?
533 :
スティーブン・J・グールド :02/11/09 22:35 ID:ucxRT+PH
バッハを聴いているとそんな気持ちになりませんか? というか、グールドのピアノそのものに。 ただ、お涙頂戴で弛緩してしまったような、耽美的なものではなく 硬質な、水墨画的な色彩感を取り除いたエッジと抑制のきいた情熱。 わしはキース・ジャレットもよく聴くが、なんか胡散臭い後味が彼にはあるんだ。 彼も病気した後は大分そういったアクは抜けてきましたが。 つまり日常的な感情の世界にとらわれると、その先が見えなくなる。 映画『シャイン』のエンディングでヴィヴァルディのモテット 《まことのやすらぎはこの世には無く》が使われていましたが、 その“やすらぎ”に近いものかしら。 うまく言えませんが。
レニングラード1957年というLIVE録音知ってるか? バッハのピアノ協奏曲1番とベトの2番協奏曲を演奏しておる。 入手困難になりつつあるから買っておけ。 グールドは終生、この時のレニングラードの思い出を 大事にしていたそうだ。
このスレに書いてる奴は不細工揃い。
俺じゃない
>>524 がそう言ってるんだよ。
一度でいいから、不細工じゃない人間が
「グールド好き」と言っているのを聞きたい。
俺じゃない
>>524 がそう言ってるんだよ。
wonder つーのは 驚き、というよりゃ 不思議、不可思議、 驚き、というのなら「哲学とは驚くと言うことだ」というような意味での驚き
器量はいいが、音楽は不細工
グールドの演奏には他のplayerにはない昂奮をおぼえる。教科書の内容と少しでも 違うように見えると我慢のならない人はしょうがない。それはそのひとの問題なんだよ。
<━━━━━━━━> >━━━━━━━━━━< こうすると下の棒の方が一見長く見えます。これが目の錯覚です。
つまんねえいじけたミサイルがとんできたー。
542 :
名無しの笛の踊り :02/11/09 23:28 ID:dh/5bgs8
たくさんの演奏のなかからもその発する才気によってすぐグールドのもの とわかる。嫌いなひとは縁がなかっただけなんだよ。俺達のせいじゃないんだよ。
>>534 >レニングラード1957年というLIVE録音知ってるか?
それ、探してるんです。ライブ盤のでは最高らしいですね。
どこから出てるんですか?
新宿のHMVに行きゃゲットできるのかなぁ・・・。
>>535 ,536
そういや、木村拓哉も好きだって言ってたよ。
あっ、そういやあいつも不細工なのかW
546 :
スティーブン・J・グールド :02/11/10 09:34 ID:ILiHt/ID
ただ、若かりし頃のグールドが実際にも美しかったことは確かなようです。 彼に関する逸話や関連資料はたくさんありすぎて、今となってはどこに書いてあるか 失念いたしましたが、グールドがバーンスタインの家に招かれて、髪の毛がぐしゃぐしゃだったので彼は風呂を勧められる。 風呂上りの彼を見たら、その美しさにバーンスタインが感銘した話がありました。 わしは、それより彼の指が美しいと思う。
西洋人の美醜はよーわからんナ。 とりあえずグレンの指はピアノひく以外何もやってない指だな。 石橋貴明もまったく労働してないきれいな指してるゾ。
548 :
スティーブン・J・グールド :02/11/10 10:02 ID:ILiHt/ID
「GLENN GOULD in Leningrad」はVDC−1223 で、国内版はビクターから出ていました。
グールドは何で最後の録音にヤマハを使ったのだろう? リヒテルに影響されたのかな。
550 :
名無しの笛の踊り :02/11/10 16:41 ID:YDfzXWJx
たまたまじゃないの?「安かったから」とか。 グールドは楽器に拘っていなさそう。天才だから。「弘法筆を選ばず」というやつで。 なのに549みたいに聞いてくるヤシがいる。 「グールドさん、なんでヤマハなんですか?ヤマハは使いやすいですか?」 「え?、、あ、、うん、、たまたま」 みたいな。 で、毎回聞かれるのがウザイのでYAMAHAのロゴは消してある、と想像してみる、、、 さすが天才(wそんなグールドに萌え(www!!!
>>550 脳内妄想やめたら??
グールドは楽器にかなりこだわっていたのを知らないの?
552 :
名無しの笛の踊り :02/11/10 16:56 ID:YDfzXWJx
>>551 そうですか。失礼しました。では549の疑問に答えてやってください。
スタインウェイほど自己主張が強くなく 『ぱわすて』外し易かったからじゃないのかな
554 :
スティーブン・J・グールド :02/11/10 17:53 ID:ILiHt/ID
一言で言えばアクションかな。寒い時はハクションだけど(寒む〜) これは説明が難しいけど、彼の音楽の本質を理解する参考になる。上級スキーヤー程 スキー靴とスキーの止め具(ビンディング)をきつくする。それは足の微妙な動きをスキーに伝えるためだ。 または、雪面の状態をより明瞭に足に伝えるためでもある。そうすることで、自分の 感覚と雪面を滑る動作の間にある道具の介在を最小にすることができる。 グールドはピアノの音色よりこのような、自分のタッチにすばやく反応するピアノの動きを重視するんだ。 彼は楽曲においても、音色を響かせて聴かせるショパンなんかより構造のしっかりした バッハなどを好む。構造をきちんと明確化させるためには、タッチに鋭いエッジをたてる 方が表現しやすい。赤丸を描いて、赤を抜くとそこには円がより明確になる。ここでの赤は 音色だ。彼はその円の線を強調したかったのだ。 当時YAMAHAは、そのアクションがよかったからとどこかで読んだことがある。
555 :
スティーブン・J・グールド :02/11/10 17:58 ID:ILiHt/ID
>553 きゃ〜!たった一行で説明してある。 その通りでございます。頭よすぎですね。
556 :
名無しの笛の踊り :02/11/10 18:02 ID:YDfzXWJx
557 :
532 :02/11/11 01:20 ID:???
>>533 彼自身の言葉には納得です。感情過多はあまり好きではないという。
なので俺は以前、ピューリタン云々で言われていた彼が理想主義者で誇大妄想
云々というレスにはなにか違和感を持っていた。
確かに彼は結果的には大きな仕事を成し遂げた。努力なしには成しえなかった
だろう。途中では理想主義的に仕事を行っただろう。だが果たしてその最初期
、音楽の道を選ぶときに「理想主義的」で「誇大妄想的」であったのだろうか
と。
俺はむしろ逆だと思う。彼の場合は「努力をしない」「なにも思わない」結果、
音楽という道を選んだのではないかと。
ある意味それはグールドにとってはとても自然なことだった。ゆえに「アドレ
ナリンの瞬間的な放出」などという一時的なものではなく、lifelong constr-
uctionだと言っているのではないか。
グールドは好む好まざるに関わらずそういった世界にいなくてはならなかった。
俺は情であるとか世俗のそういったものから一切廃された悲哀みたいなものを
彼の音楽から感じます。そして彼のいる世界はとても静かな世界なのだろうと
思います。ゆえに彼の音楽は純粋で余分なものがないのだろうと思います。
グールドが解りにくい最大の理由として、本人が自分自身の凄さを 余り理解していなかった事が挙げられるのでは…。 多声部の弾き分けの絶妙さについて「どうしてあんな具合に弾けるんですか?」 と質問されて、 「自分でも考えた事がない。そんな事を分析して弾いていたら『ムカデが脚を からめて転んじゃうような事になる」とかなんとか答えていたような記憶が。 おそらく、ハミングや左手の指揮?を止めたら『転んじゃった』のでは。 >554さんが述べられた、タッチに即応するアクションをピアノに求めたのも 脳内で熟成された音楽の構造をできる限りその儘で現実の音にする為では。 [アクションを制御、克服するための無駄な努力で転ばないために] ところで、グールドが生涯懐かしがってたチカリングの音ってどんなだったのかな?
今出てる、20周年デジパックのCD、フランス盤とオーストリア盤があるのだが、違いは ジャケット : オーストリア盤のほうが厚手でゴージャス。全面、オリジナルレコードのデザインだし。 (フランス盤は枠で囲ってあって若干小さめ) CDの品質 : フランス盤のほうがしっかりしてる。(オーストリア盤のほうは再生面にちょっとムラがある) 音質 : フランス盤のほうがまろやかに聴こえる。(なんでだろ?)
560 :
補足 :02/11/12 00:37 ID:???
品番は フランス盤 : SK〜 オーストリア盤 : SKM〜 になっている。
さすがに、同時発売の写真集まで買った人は・・・いるかな?
グールドのライブ拒否は、営利を問題にしても、適時をえてきた。 コンサートマネージメントの手伝いをした体験から言うと、器楽のコンサートは 絶望的だ。儲けどころか、収支トントンも無理。 コンサートホールの活動は、遅かれ早かれ絶滅する。 グールドのようにやるしかないんじゃないかといっております。 グールドの演奏活動モデルを今、真剣に検討しているひとがふえてきてます。
>>544 >レニングラード1957年というLIVE録音
>どこから出てるんですか?
正規盤だよ。SONY CLASSICAL
"GLENN GOULD LIVE IN LENINGRAD 1957" SMK-52686(輸入盤)
極私的グールド愛聴アルバム
買いますた
565 :
スティーブン・J・グールド :02/11/13 07:56 ID:uvshWnKU
>>563 わしの持っているのは、1987年ごろにビクターから発売された国内盤で
耳を澄ますと背景に全然関係ない女性の歌声やオーケストラが
“オーバー・ダブ”のように入っている。
それはベートーベンのピアノ協奏曲第2番の開始6分30秒あたりで女性ボーカル、
11分55秒あたりから別のオーケストラが明瞭に聴き取れる。
第二楽章においては、開始早々耳を澄まさなくても明らかにわかる。
輸入盤ではいかがですか?
>565 心霊現象か!こ、怖い!
グールドのCDに幽霊の声が入ってたとしても、誰も気づかなそう・・・。 どうせ、彼の声だろなぁ、って感じで。
568 :
名無しの笛の踊り :02/11/13 23:48 ID:jqjG79KE
女の声きこえますね、録音時のクロストークではないでしょうか。 ヤマハのピアノを選んだ理由、音楽之友社の「ピアノの巨匠たちとともに―あるピアノ調律師の回想」 に、結構詳しく書かれています。 スタインウェイは、グールドのおきにいりのピアノをオーバーホールに失敗して 探し回った結果、グールドの弾けるピアノはヤマハの使い古されたピアノだったとか、 たぶん録音の契約とか期日とかいろいろあったんだと思われるです グールドのピアノは、限界に近いチューニング(メカの)がしてあったみたいで 音が出なくなるぎりぎりまで、鍵盤を浅くしてたとか こじきに間違われて国境で足止めをくらったとか、いろいろかいてました。
グールドって結構使用譜に関してはアバウトなのですか? モーツァルトのK.331のメヌエット聴いてるんですけど、 Cナチュラルになってる音をCisで引いたりしてるんですけど。
あらら、バッハには真摯なのにね
普通A minor の和音になってるところがA majorになっています
使っている楽譜は悪名高いペータース版だとか・・・・
レニングラードライブなんてあったんですね。 ここ見てアマゾンで探したけどなかった。カナスイ 漏れは、グールドまだあんまし聴いてないけどシェーンベルク歌曲集 の伴奏が大好きです。凄い官能的ですよね。
576 :
名無しの笛の踊り :02/11/14 15:58 ID:an9bjnpK
>>549 グールドのピアノにアクションが特殊な改造が施されていたのは有名ですが、
アンドリュー・カズディン著の「グレン・グールド・アット・ワーク」によれば、
グールドがヤマハのピアノに変えた理由は次のようなことからだったそうです。
その、グールドのお気に入りだったCD381というコードネームのスタインウェイ
のピアノをいつぞやの運送の際に業者が落として傷めてしまいました。
この修理にかかるあいだにグールドは、ヘンデルのハープシコード録音をしたそうです。
そして、修理が終わりグールドが弾いてみたところアクションが微妙に狂っていました。
その狂いは微々たるもので、聴いている者にはほとんどわからないぐらい。
グールドがやりたいように弾くのに、少しばかり難しくなった程度のものだったらしいです。
しかし彼はそのピアノに見切りを付け、ヤマハのCF−2モデルに変えた―。
そんなわけで、グールドがピアノをヤマハに変えた理由は、「前のピアノを落とされたから。」
ということになるのではないでしょうか。
ピアノを落とされなければ、そのままCD381を使い続けていたと思います。
577 :
スティーブン・J・グールド :02/11/14 17:51 ID:LcJjAjrI
「生物は必ずしも、もともと存在していた問題に適応するのではなく、その生物の進化によって生じた問題に適応する」これはわしの友達の進化学者のルウォンティンが言った言葉です。 576さんの意見は確かに一つの因果関係を示しているが、YAMAHAのピアノそのものにグールドの気に入るところがなければ使用はしなかっただろうと思うのです。 ゴールドベルクの再録だもの、もしそのCD381でなければ嫌だというこだわりがあればピアノの修理を待って録音したのでは。 こういう逸話は結構あって、コルトレーンの「バラード」は彼のサックスのマウスピースが壊れて、早い演奏が出来なくなったのが動機の一つだと本人が話しています。 何を言いたいか?歴史的な出来事というのはいろいろな偶然が重なってなされるものだということです。
偶然ピアノが必要になったのだとしても その時に(あえて、と言うべきか)ヤマハを試してみようと思ったのは リヒテルが使ってるから、というのもあったんじゃないかな。
579 :
1 :02/11/14 18:29 ID:???
CD318だろ?
レニングラードLIVEがみつからないよ(悲しい
581 :
スティーブン・J・グールド :02/11/14 19:18 ID:LcJjAjrI
そうです。CD318ですね。BMW318なら見たことありまっせ。 確か改造しすぎてバッハの「インヴェンション」の録音では中音域が“しゃっくり”になってしまったと グールド自身が認識していたにもかかわらず、そのままリリースしたという。 第一番をピアノをやっているやつに聴かせると必ず指摘されます。と言うか素人でもわかる。 ゴールドベルクの再録にこんなオンボロ使われなくて本当によかったわい。
582 :
名無しの笛の踊り :02/11/14 20:42 ID:ip40AQgq
574さん<いいでつあれ、なにげにグールドは伴奏とかしるときイイおと出すナ ショスタコも、すげーイイ感じで、なんか涙がでてしまう いろんな人のを聞いたが、あんなにクールかつロマンチックなのはおらんな!
583 :
名無しの笛の踊り :02/11/15 04:26 ID:PVh5QgUO
なんかここ好き。気持ちが和みます。 また来ます。
584 :
名無しの笛の踊り :02/11/15 05:17 ID:AECW2gqK
写真集、余裕で買いましたが何か?
内容は六十年代頃までのがほとんどで、晩年のむさいのがいい向きにはつまらんが、
赤ん坊フェチor美少年ハァハァな人は大満足でせう。
水着でクロッケーのやつの上の写真、どれがグレンかわからんかった。鬱だ。。。
>>568 ででてる本、記憶あいまいだけど、カズディンの本と食い違う内容もあった気がする。
グールドのピアノはエドキストさんがみていたんじゃないのとか。気のせいでしたかね?
BSに出演中
586 :
名無しの笛の踊り :02/11/15 11:33 ID:9yARq/T2
みましたBS、ずいぶんリヒテルほめてますね、めずらしい ホロビッツとかには、無茶苦茶冷淡なのに(笑 >>584 うちもあいまいなんですが、フランツモアという人でつ<調律士 ガスチンは、グールドの肩をさわって、訴えられたしとではないでしょうか? はふぅー、、リヒテル、、人生は最低なのかぁ、、終わり、、(涙
斜視だね
588 :
576 :02/11/15 20:41 ID:FHVhIqcZ
間違えました。 CD318でしたね。
589 :
スティーブン・J・グールド :02/11/15 22:27 ID:mdITrgLr
「進化論で不思議なことは、誰もがそれを理解したということである」というイギリス人の言葉に アメリカ人であるカウフマンは感心する。こういった言葉はアメリカ人には真似ができないと。 ビートルズはイギリス人、ジャコ・パストリアスはアメリカ人、グールドはカナダ人、宮沢賢治は日本人。 彼らの作品にはやはり生まれ育った風土を感じる。 少なくともグールドはカナダで生まれて良かったのである。オーストリアのウィーンなんかに生まれていたら どうなっていただろう?
590 :
318 :02/11/16 06:35 ID:swWF8OkL
CD318
あぼーん
>>499 さいこう!!あなたの新報告、お待ちします。
593 :
スティーブン・J・グールド :02/11/18 07:50 ID:Y9kCc/aq
>>591 人のホームページを荒らすのは確かに悪い作法じゃ。
わしなどは悪意がなくとも論戦をふっかけただけで書き込みが抹殺されていたことが
ニ三回あった。(音楽以外で)
その点2ちゃんねるは居心地がいい。
批判は、ものごとの真実に肉薄していくときは必須である。
だが、個人のホームページはそこの管理者が “偉大な将軍様”だから従わねばならん。
そしてこのような環境からは決してグールドのような創発的な感性は生じ得ない。
と言っても岡田氏を批判しているわけではありませんよ。人の家にお邪魔する時は
文字通り邪魔すんなということですからね。ご招待ありがとうございます。
594 :
名無しの笛の踊り :02/11/18 11:40 ID:GtyvOYW2
587さん うん、斜視の老人が頭を抱えていた、手の大きさが印象的だ。
595 :
名無しの笛の踊り :02/11/18 16:52 ID:GtyvOYW2
そう言えば、グールドも美しい手をしていました。写真を見たときびっくりした(ホレボレ) エゴンシーレも、きれいな手だった
あぼーん
597 :
1 :02/11/18 18:10 ID:???
>岡田克彦 ◆ikGay75MZI 迷惑なんだが
迷 惑 だ と 。 スレ主が言ってますので。 未来永劫、来ないで下さい。>>岡田克彦 ◆ikGay75MZI
あぼーん
あぼーん
あぼーん
岡田克彦クンは全スレにセコイ宣伝を貼っているんじゃないかな。 「『2ちゃんねる敵』いのち」ってだけで 2日で全勢力使い果たしたんだろうからもう来ないっしょ。 自分以外は全て敵だと思うのは痴呆の失認識と被害妄想の前駆症状。 意識的アラシとは違うのでご安心を。
>スティーブン・J・グールドさん あなたの書込結構好きです。 私はラマチャンドランもオリヴァー・サックスも大好きですし、 カイヨワも好きですが[関係ないか]、 有名人の実名をハンドルにするのはちょっとどうかと…。老婆心ながら
604 :
スティーブン・J・グールド :02/11/19 06:47 ID:4e9PHlXx
>>603 わかりました。最初はしゃれのつもりだったのですが、今となっては重いので
これを最後に、「名無しの笛の踊り」に戻ります。
605 :
名無しの笛の踊り :02/11/19 07:50 ID:4e9PHlXx
う〜ん、岡田氏のHPを除いてきたが「2ちゃんねる対策」を張り巡らしてあった。
なのに「2ちゃんねる」に広告を載せるとは意味不明じゃ。
両価性と言ったらいいのか、はたまた壮大なジョークなのか。
>>602 さんの、“自分以外はすべて敵だと思うのは痴呆の失認識と被害妄想の前駆症状”
というのはちと違う。痴呆の場合はまず記名力障害があって、そこから被害妄想が生じる。
失認識ではなく、失見当識という用語ならある。
彼の場合、無理に精神医学用語にあてはめれば、「自己愛性人格障害」じゃな。
まあ、精神医学もレッテル貼りのつまらん学問だからあてにせんほうがいいが。
606 :
名無しの笛の踊り :02/11/20 07:17 ID:3+esuu1n
↑よく見たら字の間違いが二箇所ある。 除く→覗く 私は削除人ではありません。 記名力障害→記銘力障害 痴呆症でも自分の名前を書ける人はいる。例えば自分で置いた財布の場所を忘れたりする。 それが、「嫁が盗んだ」と被害妄想に発展する。 以上訂正してお詫び申し上げます。
ああやって訪問者数が伸びていくのが楽しいだけじゃないんかな。
608 :
名無しの笛の踊り :02/11/20 07:33 ID:3+esuu1n
ワンギリみたいなやつですね。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
616 :
名無しの笛の踊り :02/11/21 18:53 ID:jNokPG2I
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
622 :
名無しの笛の踊り :02/11/21 19:00 ID:jNokPG2I
あれ、この岡田さんという人、クラッシクの掲示板のほとんどにこれを書き込んでいるよ。こういう場合はどうすんのさ? 悪質な荒らしじゃん。
623 :
名無しの笛の踊り :02/11/21 21:57 ID:hSBu+ugC
こんな状況ではこぴぺに埋もれるだけかモナー。 グルオタの皆さんご機嫌うるわしゅう。妄想厨どしろーと385です。 つぎはモーツァルトのCDがほすぃです。 ひとつ知ってる曲があります。手元のイージーリスニングCDに入ってて、 それはシフという方の演奏です。これをグールドさんで聴こうと。 すでにアマゾンで視聴はしてみました。 感想ですか? おーーーーーーそーーーーーーーーいーーーーーーーーぞーーーーーーーー!!!!! でまた後日ですが、楽器屋の棚で実物をハケーンして手に取りました。輸入盤でした。 ツラツラと表裏を見ていると、またひときわなぞめいた数字をハケーンし釘づけになりました。 ・・・・・・・7分???あんなにのろくてななふん??? シフさんは13分かかっているのに??? おおいったい、どのような魔法をお使いあそばしたのですか、ミスタ・グールド??? その場でレジ持ってきゃよかったのに、なぜか一度棚に戻したのが不運・・・ 先週のマイルCSで吹っ飛んで、それどころじゃなくなってしまいますた。 JC勝ったら買います。(負けたらゴルトベルクの26曲目を聴きながら樹海に逝ってきます・・・
グールドって童貞?
625 :
名無しの笛の踊り :02/11/21 23:11 ID:GRBFSaLF
うわっ、それっぽい おねーさんと とか
626 :
名無しの笛の踊り :02/11/22 18:41 ID:MHr/W5Hp
>>624 ついにでましたね、その質問。
彼に欠けているものは何かと考えるにそういうイメージが浮かぶ。
彼は作曲家としては成功しなかった。
一方、ショパン、モーツァルトは女たらし、バッハに至っては精力絶倫の子沢山だ。
彼のドキュメントにはニ三の女性の影はあるようだがはっきりしない。
そして、これは実に不可解で興味のあることだが、自分が音楽を創造する時
音を、あるいは旋律を紡ぎだす時の根源的な動機あるいはエネルギーというのは、
実は身体性を抜きにはなし得ないのではとないかと思う。
グールドほどの演奏家が一方では作曲家としては平凡であった理由はここにあると
考えますが、どう思いますか?
627 :
名無しの笛の踊り :02/11/22 19:18 ID:ksrPOfrZ
>>623 グールドは繰り返しを省略することがよくあったので、それではないでしょうか。
>>626 作曲家として平凡かどうかはともかく、彼が残している作品ってCD1枚分ぐらいしかないですよね。(表に出てないだけかも知れないが)
"So You Want to Write a Fugue?"(じゃあ、フーガを書きたいの?)なんか、けっこうおもしろいと思うな。
ピアノのほかテレビやラジオへの出演で多忙であまり作れなかった…なんて説得力ないよね。
>624 多分違うでしょう。 真面目につきあっていた女性がいたことが複数の伝記に出てきます。
629 :
名無しの笛の踊り :02/11/22 20:41 ID:MHr/W5Hp
>>627 そう、それは確かにパロディとしてはおもしろい。だけど私はそれを聴いて
確信した。「ほ、星!おまえの球は軽い!」と看取した伴宙太のように。
バッハなら、その一部を聴いただけで心がひかれる。
あるいはサザンの桑田の作る曲のように。
しかし、グールドの作曲した作品は心の琴線に触れないのだ。
グールドの突出した感性の殺ぎ落として捨て去ったものの中に
実は創造の泉があることを危惧させる。
それは、トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」に通じるものがあるかも知れない。
きびしい禁欲的な芸術の追及の果て、やはり金髪の美しい女性の中にやすらぎを見出し、さめざめ泣く
トニオのように。
そう、これは以前私がカキコした内容と少し矛盾するかも知れない。だがグルオタなら
やがて遭遇する問題だ。
グールドは解釈者であり、それは非常に抜きん出てはいるが、解釈の多様性の中の
一つに過ぎないことをやがて知ることとなる。
630 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 05:43 ID:GAjlu/DY
ねぇねぇ、グールドって人のはじめて聞いたんだけど、 なんで口づさんでんの? はじめ、そうそう大きな音で聞いてなかったので、ノイズだと てっきり思ってたよ。うちのオーディオ機器が壊れたのかと。 よくよく聞いたら、結構音痴だし。 録音するときに消さないのかね。
631 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 06:08 ID:c/oy9d3s
>>629 おおっ、なんだか面白い話っすね。
確かに、恋愛・セックスが人によっては創造へのエネルギー源に
なりうるだろうという事は容易に想像できるが、
>身体性を抜きにはなし得ないのではとないかと思う
とまでそこに必然性を見るのはどういった考えからなんでしょか?
強い精神的高まり・恍惚感が創造にリンクしてるってのはわかるが、
それが何か他のもの(例えば信仰とか)によってもたらされる事も
十分あると思うけど。
演奏しながら歌っちゃうぐらいだから、グールドも一概に禁欲的な人とは
いえないしねぇ。
バイセクシャルです。有名な話し。
633 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 08:50 ID:k+PD1G0d
>>631 これはね、以前NHKの討論番組で“機械は心を持つことができるか”というテーマが
あったんです。その時数学者の藤原正彦が、別れの悲しみとか春の夜のなまめかしい甘美さ
とかを例にだし、人はやがて死ぬと言う有限の時間しかないゆえに深い情緒を持つことができる。
そしてここからが重要なんですが、こういった情緒は論理的思考にも必須なものであると
彼は言うわけです。AならばB、BならばC、CならばD・・・そして結論Zで終わる時
世の中にあまたある仮説から最初にAを選ぶには情緒の働きが重要であると。
そして、この情緒というのが身体の総意なわけで、神経科学者のアントニオ・ダマシオ
なんかも、これを裏付ける科学的な証拠を発表している。
私はもちろんグールドが機械的な冷たさがあるなんて言っているのではなく、彼の演奏は顔の表情
からしてエクスタシーですよね。ただし、作曲すること。あまたある音からなにを選ぶかという
動機の深いところにバッハクラスの作曲者に彼を押し上げることの出来なかった、ある種の欠落
があったのではないかとふと思ったのです。
つきつめれば、なぜ偉大な演奏者よりも偉大な作曲家が数的には圧倒的に少ないのかという
問いになるのですが。
634 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 08:59 ID:k+PD1G0d
>>630 なぜ、ハミングするか?それは常にピアノよりもグールドの頭の中にある音楽が
豊かだからです。ピアノは一回音が出ればあとは減衰していくし、例えばドとレの間に
は音がないでしょ。歌やサックスみたいには表現できないのです。
若いとき、ピアノの練習中、お手伝いさんの掃除機の音にピアノの音をすっかり
消された時、悟ったみたいですよ。頭の中で鳴る音楽に。
635 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 11:17 ID:FaRZI1AU
グールドのハミング、その他演奏に付随する「お宝」が詰まってんのは、 なんつっても、バッハの「インベンションとシンフォニア」だと思うよ。 もう最初の「第1番」からして、あの渋いしわがれた「声」が聞こえて くるし、「第3番」に至っては、有名な椅子をギシギシ鳴らしながら弾い てるのが判る。
>>633 大変おもしろいですね。
パルティータが日本で出た頃、
輸入レコード屋でたまたま彼の弦楽四重奏を見つけて聴いてみた時の事を
想いだしました。
まさかグールドが作曲するとは思ってもみなかった頃なんで、
湧く湧くしながら針を落としたんですが、甘ったるいロマン派風の作法には
正直言って『何かの間違いか』と思ったモンです。
後年、ブラームスの間奏曲を聴くに及んで『ロマンチスト・グールド』が
はっきり見えてきたんですが、パルティータの演奏での類稀な叙情性は
まだパッハそのものに潜んでいる豊穣な叙情を前人未踏の感受性で
拡大深化させたとしか考えていませんでしたから…。
グールドが自身で、作曲家になりたかったものの、挫折した旨を述べている
訳けですから、他人がとやかく言う必要も無いかも知れませんが、
敢えて『作曲家グールド』失敗の原因を問うとするならば、
思春期の『餌付け効果』としてのシェーンベルクへの偏愛と、
それに起因する『構造』信奉[12音作曲技法などは典型でしょうか]が
挙げられるんじゃないかと思いますがどうででしょうか。
そういう意味ではグールドも充分時代の刻印を付されていると思いますが、
音楽の構造把握は『音楽』ではなくて『音学』のジャンルなのに、
明晰な作品解釈を旨とする[その作曲家以上に?]演奏家になってしまった故、
『音学作品』は提示できても『音楽作品』は無理だったのかなとも思いますが。
637 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 20:37 ID:k+PD1G0d
>>636 『音楽』ではなく『音学』ですか!なるほど。
私は音楽の専門教育を受けたわけでないので、詳細はわかりませんが
実際は演奏家になる人はいろいろなことを学ぶようですね。
しかし、理論を熟知したからといってすぐれた演奏家になれるわけではないし、
まして作曲家にもなれない。巨人軍の松井だって、打法の理論を越えたところで
ホームランを打っている。解説者の江川みたいな屁理屈をこねても実際打席で打てる
わけが無い。いかにやるかの知識 know-how の深部は理論化や言表化できないこと
が多いと思うのです。
雪の結晶が六角形の構造だと分っても、それが私達の感性とどう繋がるのか。相転移の
不思議さを、ある天才の文章で表現するとこうなります。
雪がすっかりこおって大理石よりもかたくなり、空もつめたいなめらかな青い石の板で
できているらしいのです。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」
このような文章がなぜ書けるかは本人自身も理解はしていないのです、きっと。
638 :
名無しの笛の踊り :02/11/23 20:55 ID:k+PD1G0d
ああ、また字の間違いだ。スマソ 相転移→相転位
ブラ協1番はスピーチで有名なバーンスタイン盤以外にもあると聞きました。 共演者、メーカー、演奏や音質の詳細など、くわしい情報を教えてください。 ぜひ聞いてみたいです。
けっこー真面目な質問だったんだけどな、童貞。 どうやら違うみたいだね。 ドンタッチミーの人だったのに・・・・。
641 :
名無しの笛の踊り :02/11/24 00:02 ID:4DEB5V+i
>>639 ハンス・アドラー指揮ボルティモア響との放送録音あり。
ミュージック&アーツで出ていたけど、入手はむずかしいかも。
レニーとやった時とは別人のような颯爽とした快演。
ステレオ録音で、ピアノの音はクリアです。
がむばって探してね!
642 :
名無しの笛の踊り :02/11/24 01:16 ID:S/RiMrkr
>>641 そうそう、テンポが速くて、なんとなくビジネスライクに弾かれた、
ブラームス=グールド風って感じの演奏だった。で、第1楽章が終わ
ると、聴衆が拍手してしまってるとこなんかも収録されている。
音質は、バーンスタインとのそれより、ステレオだし、ずっとイイ
よ(^^)b
でも、一緒に入ってるR・シュトラウスの「プルレスケ」は、ピア
ノの音がとんでもなく遠くて、なんとも聴きづらいのが難点(><)
>>639 >>641-2 ヤフオクで出ている。1000円。
ついでに書けば同じ出品者がブランデン5番も出している。
ま、ソニー卒業者のマニア向けレア・アイテムだな。
ビスのストックホルム・ライブも人気あるね。
昨日は4000円位で落ちて、只今二匹目のドジョウが泳いでいます(w
ビスのストックホルム・ライブは廃盤なの? 昨日は4000円位で落ちて、マジすか!
645 :
名無しの笛の踊り :02/11/24 13:36 ID:S/RiMrkr
>>643 「ブランデンブルクの5番」って、グールドがピアノで弾いてる
やつだよね。んで、他にメニューヒンとのバッハやベートーベン
とかの入ってる、グールド・プレイズ・室内楽みたいな・・そん
な感じのCDだっけ?
「ブラ5」のほうは、グールド兄いにしては珍しくだいぶ抑制さ
れた感じの演奏んなってて、なんか期待外れって感じを否めな
い。超ハイ・スピードで、カデンツなんか目が回るほどのアク
ロバットで弾くんかなと思ってただけに、終始中庸のテンポで
アンサンブルもどこか重く、ノリの悪い演奏で、以来ほとんど
聴いていない。
けど、メニューヒンとのバッハ(ソナタ第4番)は、面白かった。
グールドは、まるでパルティータかなんかを弾くみたいにノッて、
独奏楽器の存在も「我関せず」って感じで弾くんだけど、メニュ
−ヒンも、それに負けじとガンガン鳴らしてくるo(^0^)o♪
ハイメ・ラレード(Vn)とのソレとはまた違う、双方互角のかけ
合いに萌え〜な演奏となってます。
何はともあれ 正規盤が出ていないライブ物は 見つけたら躊躇せずゲット これ、鉄則だね
648 :
名無しの笛の踊り :02/11/24 18:51 ID:S/RiMrkr
>>647 そうそう、このジャケットだよ。懐かしい〜(o^^)o
確か何気に秋葉原の石○かどっか徘徊しててメッケたん
だった。あの桜の模様のやつ。
今、両方とも普通のレコード屋で買えないの!? グール
ドはこんなに人気があるのに、なんで継続して売らないん
だろ?
思えば、一頃やたらと短期的にこの手の企画モノみたいのが
出てたよね。もち、夢中で買い漁ったよ(><) 輸入版な
んかのコーナーで、グールド兄い見っけて、慌ててジャケッ
ト手にとると、19歳の時の録音だの、ショパンだの、メン
デルスゾーンだの、カンタータの弾き振りだの・・、予備知
識なしで、いきなりそういう「お宝」に遭遇して、もう心臓
がバックン・バックンいうくらい興奮したのを覚えてる。で、早く
聴きたくて、帰りの電車ん中が非常にもどかしかったのを覚
えてる(*^^*)
649 :
648 :02/11/24 19:05 ID:S/RiMrkr
あと、バッハの「カンタータ第54番」が収録されたCDも魅力的だった。 あれは、輸入版じゃなくて日本でプレスされたんじゃなかったっけ? ベートーベンのピアノ版「田園」とか、ショパンとかと同じ一連のシリ ーズで、青い鉢巻がついてたよね。最近まで店頭で売られていたように 思うんだけど、ソレも今ないの!? 何にしても、「カンタータ」を含んだあのCDは、全部で70分以上 も含んでて、イタリア協奏曲(モノラル版)や、フランス風序曲、他に珍し い「聖アンのフーガ」の断片をオルガンで弾いてたりと、1枚で随分充 実しており、特に好んで聴いてたよ。「フランス風」なんかは、正規で 出てるやつよりも、どっかセンチメンタルな雰囲気があって、古いこっ ちのほうがイイなあ(T▽T)
90年代半ばに著作権隣接法が変わってから、
この手の非合法CDはおおっぴらに売れなくなっなんだよ。
グールドの場合、ソニーがかなり圧力をかけつつ
自社で正規発売してきた(レニーとのブラ協1とか
ザルツのゴルトベルクとか)
で、正規盤が出ていない奴は、海賊で再発されるわけでなし、
いきおいレア・アイテムになってしまう、というわけ。
>>648 さん、まさか処分していないよね?
651 :
648 :02/11/24 19:26 ID:S/RiMrkr
懐かしくなったんで、ついでにもういっちょ(^^) 今から15年くらい前だっけかな、CDが今ほど普及する前だった から、レコード盤で出てたんだけど、グールド時に19歳、そんでベ ートーベンの「2番」を、サー・アーネスト・マクミランの棒と、ト ロント・シンフォニーとで弾いた、もの凄いライブ録音があった。何 が凄いって、とにかく速い、速い!! まるで曲芸みたいで、信じら んないテンポで弾かれてる。人間の指って、あんなに速く回るもんな んだろか!?って思うほど( ̄□ ̄;) 他に、バッハのパルティー タ6番や、ギボンズのバージナル曲など、いろいろ入って当時2000円 だった。 あの時のベートーベンの「2番」(1951年録音)って、姿かたちを 変えてでもイイから、今どっかで売られてるんかな・・?
652 :
648 :02/11/24 19:49 ID:S/RiMrkr
>>650 処分した記憶はないんだけど、知らず知らずのうちに「散逸」しち
まった可能性は多分にあるo(><)o
昔から、ディスク護るために即座にテープへダビングして、以降
専らカセット・デッキで聴く、っていう習慣があるから・・(汗
オレは、レコード会社のコトとか、CDの流通事情なんかにゃホ
ントに疎くて、件の録音なんか全部今でも市販されてるって思って
たよ。マジで(ToT)
他にも、レコード盤の「モスクワ・ライブ」(グールド兄いがピア
ノ弾きながら、聴衆に楽曲の解説してんの)や、「ザルツブルク」、
「ストックホルム」のライブ盤を購入してるはず。ダビングしたテ
−プは手元にあるけど、「ディスク」本体は、もう何年も見ていない。
引越しとかなんとか経緯があったから、どうかな? もし、なくして
たらどうしよう(T−T)
所有CD数枚。実はゴールドベルグを持っていない。ダビングしてもらったテープ もすぐ無くす。片っ端からなくすなくす…今持ってるのなくしたらグールドのピ アノ聞けないよどうしよう…って買えばいいのか。
655 :
名無しの笛の踊り :02/11/25 07:55 ID:Pdq2BXrV
グールドを好きになると、音源や音質、あるいは作曲者に関係なくすべて欲しくなりますよね。 私は彼のタイム感覚が好きで、揺らぎのない正確なコントロールで、音楽を水晶のように 透明化させる。彼のタッチそのものが快感なんですね。
656 :
( ゚Д゚)! :02/11/25 08:11 ID:JUBzhfn+
>>648 2chでこの手の顔文字見ると、罵って欲しがってるようにしか
見えないな。。。
実際、なんか腹立つし
ブランデン、いいよ。 ピアノで弾いたやつのなかではコルトーとならんで愛聴盤だな。 これはカツカツ弾く曲じゃなしね。
グールドに抱かれ隊はどこへ行ったらいいのでしょうか?
>658 黄泉の国へ。どうぞ。
ソニーへ、どうぞ。
おれもブラームスの第一なら レニーよりアドラー盤だな。 正規盤になってもレニー盤は音が悪すぎるし、ソロもオケもテンポが保ち切れていないのでは。 後年ツィメルマンとやったときのほうが成功しているね、さらに遅いけれど。 アドラー盤はタッチが明瞭に聞こえてよい。 こんな感じで誰かとチェロ・ソナタの1番なんかを やってほしかった。
662 :
名無しの笛の踊り :02/11/26 00:40 ID:L/joZaSj
グールドってそんなにレア・アイテムあったんだー…
知らなかった。逝って来ます。
>>652 さん、昔からグールドスレに出現する貴方のカキコ
楽しく読ませてもらってます。定年後は「グールド喫茶」
開いてくださいね、是非。俺、常連になりますからw
今度ニューヨーク一人旅行くんだが、グールドのレアアイテムとか
グールドゆかりの場所ってないかなぁ。思いつくのはスタインウェイ・ホール
(27歳の記憶の最初に出てきたところだよね確か)くらいしかない・・
CBSぼスタジオはもうなくなっちゃったなしいし。
663 :
662 :02/11/26 00:41 ID:???
なしいし、じゃなくて、らしいし、でした。 厨でスマソ。。
あぼーん
665 :
名無しの笛の踊り :02/11/26 08:21 ID:qe2MlTOx
グレン・グールド<音のカタログ>持っていますか? 非売品で全部で49曲入っています。
666 :
名無しの笛の踊り :02/11/26 18:07 ID:qe2MlTOx
フランソワ・ジラール監督 『グレン・グールドをめぐる32章』という映画は、今ビデオやDVDで見ることが できるのですか? サウンドトラックだけなら持っていますが。
アナログ収録の「ゴルトベルク」聴いた方、感想をお願いします。 それと付録のインタヴューの中身なども併せて。
最近でた2枚組のヤシね。
昨日の朝日新聞に吉田秀和さんが、グールド24歳のソ連演奏旅行についてとか、 興味深いこと書いてたね。
>>669 さん
最近、新聞はほとんど読まないのでご指摘大感謝。
吉田氏は、
グールドの70才の誕生日に当たる9月25日の前日にCBCTVで放映された番組で
57年にグールドがソ連に招聘された時の事についてのインタビュー集について
確かに興味深い事言ってますね。
スターリン死去直後のモスクワでの演奏会でBach中心のプログラムに
ほとんど音楽専門家しか集まっていなかったのが、フーガの技法等を聴いた後の
休憩時に『クチコミ』であっと言う間に後半の客席が満員になった事とか。
[これは、昔どこかで読んだ話だと思うんだけどデ・ジャ・ヴかな?]
それより、スターリン死去後の西欧演奏家解禁で北米初のピアニストとして
モスクワに入ったグールドの楽屋には、やはりリヒテルも現れていたんですね。
気になって、グールドLDの解説をほっくり返してみたら、
『リヒテルについての一考』[サダコ・グエン訳]があった。
いつ頃の文章か不明ですが、
57年5月、モスクワ音楽院でリヒテルのシューベルトを聴いて素晴らしい体験を
した事が例によって的確な文章表現で述べられていますが、
何故か、グールドについて言われる言葉と酷似してますな。
バッハの平均律はグールドとリヒテルしか聴かないって人も多いのも頷けるかも
ちなみに、64年頃『芸術新潮』に吉田氏が連載していた「現代の演奏」で
グールドを「いわゆる『ヴィルトオーゾ』と区別するにはどういう呼び方が
相応しいのだろう?」と書いていたのを今もって忘れる事ができません。
671 :
名無しの笛の踊り :02/11/27 04:17 ID:9EauRVPN
グールドとリヒテル、どっちも好きって人は多いのでしょうか?
どちらも嫌い、という方も これまた多し。 片方だけ熱烈に追う「ヲタ」は、あまりいないのでは。
クラシックはほとんど聴かないのですが、グールドは 結構好きです。 おまえに何がわかるのか?なんていわないで〜。
675 :
名無しの笛の踊り :02/11/28 19:45 ID:VSSrjSlP
好きなものを増やしたほうが人生が楽しいと思う わかる、わからない よりもさ、、 あぁ、あぁ、いいなぁ! でいいんじゃないですか? 嫌い、で聞かないのはもったいない と
676 :
名無しの笛の踊り :02/11/28 20:31 ID:ZOfZwQcX
おまいら、グダグダいう前に”グレングールド 孤独のアリア”ってのを読みなさい。 マイ・ベスト・グールド論です。 グールドの録音したパレストリーナって無いのかなぁ? ないよね。 あったら聴きたいです。
ない
以前、文献参照はほどほどにしようと思った者です。 んで、極私的なグールドの最初のゴールドベルクとの遭遇印象を少し 有名なVariation25を最初に聴いた時のことですが、 それまでバルヒャなどでは想起もしなかったショパンのマズルカの Op.17の4曲目がなぜかすぐさま頭に浮かんで来ちまったんですね。 当時マズルカはブライロフスキーの録音位しか聴いていませんでしたが、 あの頃からグールドの演奏はレントゲン写真みたいに、聴く人に曲の構造を 押しつける[失礼!]ところがあったんでしょうか。 その後、逆にマズルカの作品17-4を聴くと、ゴールドベルクの25変奏を 思いだしてしまうという後遺症に悩まされたモンです。 ショパンが前奏曲集をバッハに見倣って思い立ったという話は時々聞きますが、 マズルカはま〜ず無いとは思いますが、一度聞き比べて見られると、 その追求しているものの共通性に驚かされると思います。 さて、これは最近思いついた暴論で、グールドが避けていたモーツァルトですが 世界的に最も有名なモーツァルト作品の一つの交響曲40番。 ベトの悲愴と同じ位、ポップスでの利用率が高い曲ですが、その出だしこそは、 ゴールドベルクの25変奏にインスパイア[あ、うまい言葉ですな]されたのでは と、思うきょうこのごろなんですが、如何? は
てすと
生まれて始めて聴いた平均律はグルダだったから平均律に限っては 自分はグルダが標準だなぁ。 グールドの1巻プレリュード1番なんか左手のレガートと右手の スタッカートそしてあのテンポ・・・なんかいまいちなんだなぁ。 パルティータやフランス組曲なんかだとグールドがいいな。 自分が曲を好きになったきっかけになった演奏が標準みたいの無い?
もし知ってる方いたら教えて頂きたいんですが、 グレン・グールド・コレクションってDVDにはならないんでしょうか。
グルダが標準 プッ
>681 以前、同じ疑問を書いた者ですが、どなたかが『今年は出ない』と。 没後20年は最高のタイミングだと思うんですがねぇ… LDボックスはクソ重い上、プレイヤーも壊れ掛けているんで 是非とも早期DVD化希望、というより『早く出せ!』
684 :
681 :02/11/30 13:34 ID:???
685 :
680 :02/12/01 04:05 ID:???
>>682 壷臭いリアクションありがと
いや〜俺がグールドのイタコン聴いて何の先入観も無くぶっ飛んだのは消防の頃だが
グルダの平均律聴いたのも消防の頃でグールドの平均律を始めて聴いたのは
30代に入ってからな訳。
くだらん先入観なんて年追うごとに増幅するような気もするが
年追うごとに疑念が晴れて吹っ切れる事もあるしな〜。
MIDI音源とリヒテルが標準の俺は逝ってよしかもしれない… ベスト1を選べと言われたら間違いなくグールドだけど。
>>686 そうね…
でも、標準がナニでも、高みがちゃんと捉えられれば問題なし。
688 :
JSB :02/12/01 23:09 ID:j7mLZE1D
没後20年だからか、輸入DVDでとんでもないものが出ました。 The Alchemist 石丸電気で3000円もしないで売っています。 これはモンサンジョンが1970年代にグールドを撮影した通称「4部作」で 「隠遁」「錬金術師」「グレン・グールド 1974」「パルティータ」の計150分余。 LDグールドコレクションにも含めれていない映像てんこもりです。 個人的にはバッハのパルティータ6番(のトッカータ)を映像つきで観れるのが とても嬉しい
689 :
686 :02/12/02 00:25 ID:???
>>687 ううっ、やっぱリヒテル標準の俺はアレすか。
高みを捉えろって…きついフォローありがとうございます(半泣
690 :
◆8zKeithZRc :02/12/03 18:49 ID:BqE5MIE3
>>689 リヒテルはLive盤がすごかった点でコンサートを拒否し続けたグールドと
対極にある。
まあ、今さらだけどさ、この<<1って切ないよね。 まあ、好きずきだとは思うけど、あんたに「神」はほかにいないのかい? グールドとか、そんなのしかいないの? 寂しい人生だな。もっと勉強しなよ。世の中にはいろんなすばらしいものが ある。あんたらはそれを知らないだけだよ。
これまでのレス見ると、2Chとグールドとは極めて相性が良いと思っている >1さんのスレタイも、グールドの特性を活かしながら、程よくキャンプで スグレモンだと思うがね。
>>692 >煽り文句としては及第点以下。
あんたにそんなことを言われる筋合いはないな。
グールドを「神」とか言ってるんじゃ、ものを知らないのでは? と心配して
るだけだけど。それが何か?
ああああああ
>>694 じゃあアンタにとって何が神なの?YHWHか?
>>691 は何でそんなにむきになるんだ。「神」というのは比喩(たとえという意味)だろ。
1だってグールドだけが神なんて言っているわけではないだろ。そんなことも解らんようでは
世の中の人々と付き合う上で、あんたみたいなのは苦労すると思うよ。いろいろな人とコミニケーション
していくうちにそんなことはわかってくるはずなのに、、もっと世の中を知りなさい。
>>696 >じゃあアンタにとって何が神なの?
ないよ、そんなもん。「神」なんか信じてるのは、アホだよ。
グールドが好きでもかまわないけどね。「神」なんて言うな、そういう
ことです。
>>698 >逝ってよし。
あああ。権威主義者の登場だね。余計なお世話だよ。邪魔だよ、あんた。
>699 このスレは住民だけでうまく回ってるから、外部の燃料補給は いらないんだ。特に頭の悪い煽りなんてね。
>>701 >このスレは住民だけでうまく回ってるから、外部の燃料補給は
いらないんだ。
スレってのは、あんたのものじゃないんだよ。公的なものだ。
だれが書こうと、あんたにとやかく言われる筋合いじゃないな。
それとも何かい? けんかでも売るんですかい?
691に1票。
>>701 >特に頭の悪い煽りなんてね。
あんたよか、間違いなく頭がいいけど。それで何か文句でも?
>702まさか任侠 (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
>702、704 うん。
>708 うん。
クラヲンチにグールドのことでがたがた言われたくねぇぞ。 あんたにはすわないぐらいがちょうどいいの!!
「リング」は本質的に金持ちの 見るものざんす。ベートーヴェン自身スノッブの極 だったのさ。ビンボー人はワーグナーでも聴け。 俺は金持ちだあああああ。 銀行員だ。どうだ悔しいかあああああああ。 あははははははは。 俺は銀行員だあああ。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
がたがた言われるだけ、 しあわせなんですよ。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
なんじゃこりゃーーー!!
あぼーん
あぼーん
岡田級になるか?
あぼーん
岡田というより、前の岡田と同じじゃねーか。
銀行員 氏ね!
728他=730?
732 :
730 :02/12/04 20:24 ID:???
違いますぞ。
あぼーん
あぼーん
735 :
730 :02/12/04 20:26 ID:???
733の香具師をなんと呼べばいいのだ??
あぼーん
737 :
732 :02/12/04 20:29 ID:???
730スマソ 銀行の窓際族かな。
738 :
730 :02/12/04 20:31 ID:???
銀行の窓際族!!! 第2の岡田になりえるか!!
なんか荒れてるけどかまうものか。 688サンのいうアルケミストみたよ。 マイスタージンガーで涙が止まらないよ。 ワグネリアンかつグールディアンである者にとって、 この映像は祝祭すぎるね。 晩酌のしたくしたんだけど、食欲なくなっちゃった。 たのしそうだね。 なんでこの人がもうこの世にいないんだろう。 脳卒中のバカーーーーーーーーーーーー!!!! ヘ( TД)ノ ウワァァァァァァン!!! ≡ ≡ ≡ ≡ ( ┐ノ :。; /
740 :
名無しの笛の踊り :02/12/04 22:25 ID:Ef+MBKu6
山野ガッキで写真集があった。 ゴールドの帯のやつ。 印刷のクオリティ、最悪。 あれじゃカラーコピーの方がまし。 凸版スレ読んでなんとなく納得。 クオリティひどすぎるので買うのやめた。
グールドファンの皆様には、とっくに既知の事とは思いますが、 ゴルトベルク新盤の第15変奏でポップスの曲のようなノイズが 混入しているように聞こえるんですが、あれは何なんですかね。
で、どうなった?>385
>>739 うわ〜! すっゲー観たくなっちゃうじゃないの。
ゆえあって、家を空けられないんで秋葉まで行けない[哀]
通販じゃ手に入らないんですかねその『錬金術師』
744 :
名無しの笛の踊り :02/12/05 16:58 ID:UV7kGhUU
>>741 ポップスの曲のようなノイズ…。何だろう?
グールドの歌声がそう聞こえるんでしょうか。
>>744 ヘッドフォンで聴かなくちゃ分からないほど
極僅かなんですけど確かに聞こえます。
747 :
744 :02/12/05 22:15 ID:UV7kGhUU
>>746 それは、継続的に聞こえてくるのですか?それともどこか一ヶ所って言う感じですか?
もし場所が特定出来る場合なら、何分何秒という風に教えてほしいです。
>>747 第15変奏全部です。冒頭からポップス特有のシャカシャカという
ベースの音が聞こえます。
メモリアルエディションのブックレットで宮沢淳一氏がこのノイズについて
言及していたので、改めて聴き直してみたら確認できました。
まあ、大した問題ではないかもしれませんが、
そのブックレットにはノイズの原因までは書かれてなかったので
何かな、と思ったのですが・・・
g
750 :
名無しの笛の踊り :02/12/06 14:06 ID:4I1ZKSVn
じ・あるけみすとDVD 今日買いました。 石丸伝記3号店3Fにまだ6枚ほどあったよ。 心配なら電話しとくといいかも。
751 :
743 :02/12/06 19:45 ID:???
>>750 電話しみした。何とか明日取って来るつもり。
ゴールドベルクの新らしいほう聞いてリラックスしますた。
753 :
743 :02/12/07 19:26 ID:???
『錬金術師』こりゃ確かに凄い! モンサンジョンのモスクワ留学中のグールドとの出会い[ヴァーチャルな] から産まれた仏TV放送の大元だったんですな。 しかし、ハヤクチグールドは字幕が無いとつらい
ちょっと、失礼。 レスがあぼ〜んされてるので、削除人さんにお礼言っといてもらえるとうれしい。 おせっかいスマソ。
尊敬するグルオタのみなさま、週末はいかがおすごしですか。 「錬金術師」がHMVで小澤征爾より高々と飾られているのを、指をくわえて眺めているどしろーとの385です。 JCDもJCもとばしますた。(あんな馬券、とった香具師の顔が見てみたい・・・) モーツァルトを買う金はありません。樹海に逝く金すらありません。シフさん、これからもよろすく。(泣 ところで、また違うビデオを見ました。タイトルは、、、なんかあったっけ。 「27歳の記憶」「ゴルトベルク」とはまったく違っていて、 1.NHKの教育テレビを思わせるお行儀のよいセットで、 2.スーツにネクタイで小奇麗にめかしこんだグールドさんが、 3.オーケストラと一緒にピアノを演奏する。(ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」) そんなビデオで、たいへん新鮮でした。 前半はソロ曲ですが、ピアノ協奏曲というのがはじめてなもので、これをじくーり見ました。 グールドさんについても、自分なりに、新たなハケーンがありました。 そしてますます、モーツァルトのCDがほしくなったのですが・・・ ええーと、絶対おさまりきらないので、分けてまた書きまつ。・・・すいません・・・
>755 まってるよー
グールドさんはイパーン的に「変な人」といわれてますよね。 でも、いままでのDVDでは、彼のどのへんが変なのか、さぱーり実感できなかったのです。 編集のときカットされたのか、それとも「うまい」なんてもんじゃない絶妙の演奏を「変」とよぶのか・・・ 今回のビデオでも、前半のソロ部分は、べつに変ではなかったのです。 ところが後半、協奏曲がおっぱじまると・・・・、思わず、アッ!と身を乗り出しました。 「変な人ハケーーーーン!!!」 オーケストラをバックにしたグールドさんは、まるで、金魚の群れにまぎれこんだグッピーでした。 ういてました。彼ひとり。・・・ていうかこれ、周りの人たち、淡々としすぎでは。 ジャジャジャジャーンならともかく、タラランタラランとした曲で、指揮者さんもオケの方々も、終始へのへのもへじ・・・ グールドさんは、ぱくぱくぶんぶんぐるぐるはーはー、えらい騒ぎですが、むしろナチュラルに見えますた・・・ 両腕ふりあげてびょんと椅子からとぶとこなど、まさにエンペラーペンギンのようで萌え〜。 でもこの動作、少しムリヤリっぽい。そう思ったとき、また、ナルホド!と膝を打ちました。 「そうかー椅子が低すぎるんだーーーー!!」 なお蛇足ですが、オケとピアノが交互に映るラストでは、オヤッ?と違和感が・・・ グールドさんが真横から映るとき、真正面に映るハンプティダンプティみたいなバイオリンのおさーんが、 上着のボタンをとめているのといないのと、2種類の映像がまぜられているではありませんか。 誰かトチって撮り直したのでしょうが、ここまでバレバレだと、ちょっと感心しませんよ・・・ 結論として、グールドさんの「変」が、自分なりに納得できたこと、 その「変」はバックグラウンドとの対比でわかるとわかったことが、今回の鑑賞の収穫でした。 すると、クラシックの素養のないどしろーとにとって、シフさんとの対比が可能なあのモーツァルトは、 変なグールドさんの衝撃をとくと味わえる貴重な曲であるわけです。期待超高まる!! しかし、いかんせん・・・・・・手元不如意で・・・・・・・(泣
や、リロードしてビクーリ、すごい長文になりました。ごめんなさいごめんなさい・・・
いや、おもろかったよ。わらわせてもらった。
>>757 確かに醒めてるよな〜外野。レコーディング時のエンジニアとかもそうだし。
>>385 =
>>755 =
>>757 さん
JRAに貢ぐのも CBSSONYに貢ぐのもスポンテニアスでいいじゃあ〜りませんか。
でも、あなたのレスを愉しみにしているモンとしてはネェ…
穂前age
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000とり合戦いくぞゴルァ!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \ ぶーぶーぶー / //三/|三|\ タリー ∪ ∪ (\_/)タリー タリー まだ早えよ〜 ( ´Д) タリー タリー / つ (\_/) (\_/)ノ⌒ヽ、 (_(__つ⊂(´Д`⊂⌒`つ(´Д` )_人__) )) / ////
写真集(;´Д`)ハァハァ
石丸電気って昔、日の丸電気っていわなかって? まだテレ音なんて評判の悪い店もあるそうだしちょっと恐かったが 歩けミストと一緒にテルミンのDVDまで購ってしまいましたが 左手の指揮するような動きはなぜかグールドに酷似[言い過ぎ] 右手を瞬間、音から振り払って[これはグールドは左手か]、 次の音に出向く風情も良い。ムーグ博士の解説も。
それはそうと、2チャンのひろゆきは、中央大学の文学部で心理学勉強 してたとか、ぼくは、早稲田大学政経学部経済学科の卒業ですけど、 中大の文学部ねぇ、よっぽど勉強できなかったんだね。 ま、そのひろゆきがやってんだから、2チャンは低学歴のバカの集まりに 違いないですね。納得できました。ハハハハハ・・・。
上に参ります(・∀・)ノ
糞スレ上げるなよ、ヴォケが!
ここは名スレだろ
迷惑スレだろ。
凸┃┃ (/) ┃┃凸
Ш┃┃ (/) ┃┃Ш
.|| ┃┃ (/) ┃┃.||
∧_∧ (/) ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) (/)(´∀` ) <
>>769 が死にますように
(つ つミ (/)(⊃⊂ ) \_________
|_|_|_I(/)_|_|_|__
/////ノ,,,,,,ヽ ////|
//////////// |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 奉 納
糞スレ上げるなよ、ヴォケが!
age
みなさんNHK・FMで今夜7・20〜9・00から
ベストオブクラシック
〜北欧とバルトの響き 最終夜
/エストニア国立交響楽団演奏会〜
北欧、バルト諸国からオーケストラ、合唱団の演奏会を届けるシリーズの最終夜。
エストニア国立交響楽団が今年6月に行った演奏会をおくる。
指揮は、今年1月のN響定期公演初登場で見事な成功を収めたことも記憶に
新しいエストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィ(1962〜)。
偉大な父ネーメをはじめ、叔父ヴァーロ(故人)、弟クリスチャンも
優れた指揮者として知られている。1986年に指揮者デビュー。
ロイヤル・ストックホルム・フィル、バーミンガム市響の首席客演指揮者などを経て、
昨年からシンシナティ響の音楽監督を務めている。1980年に家族とともにアメリカへ移住する以前は、
父が指揮するエストニア・オペラや放送オーケストラの練習・
本番を見学して育ったというパーヴォ・ヤルヴィ。
馴れ親しんだ祖国のオーケストラとともに、覇気に富んだ音を響かせている。
曲は、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ピアノ・ソロにヴァルド・ルメッセンを迎えての
エドゥアード・トゥービン「ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ」、
ラヴェル「『ダフニスとクロエ』組曲第2番」ほか。
お聴き逃しなく!
■永遠の命■を欲しい人はこのHPをご覧ください。
http://www12.brinkster.com/uhikaru/a&w.htm あと、おしんちゃんのスレもよろしくね。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1037874647/l50 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■?,
モーツァルトのソナタ全集買いました。 聴いててなんかアマデウスちゃんが可愛そうになってきますた。 でも、アマデウスちゃんを嬲るグールド好き。 K.333はビデオとは正反対の快速演奏でびっくりです。 K.284はM&Aから出ている演奏のほうが超快速で萌え。
モーツァルトのソナタ全集買いました。 聴いててなんかアマデウスちゃんが可愛そうになってきますた。 でも、アマデウスちゃんを嬲るグールド好き。 K.333はビデオとは正反対の快速演奏でびっくりです。 K.284はM&Aから出ている演奏のほうが超快速で萌え。
>>774 >聴いててなんかアマデウスちゃんが可愛そうになってきますた。
>でも、アマデウスちゃんを嬲るグールド好き。
ははは… 実に的確ですな
グールドのモツァルト演奏は鈍行なのか超特急なのかを聴き手に気にさせる
事で、モツァルトの本質から目を逸らしたいという意図丸見えで大好きです
\(・∀・;)上に参ります
他スレの話をしてもしょうがないが、 サンソン・フランソワ・スレが無くなってる! ミケ・スレは健在。グルダ・スレは興味が無い。 このグールド・スレ以外観る気がしないので皆さんの沈黙が非常に寂しい。
779 :
名無しの笛の踊り :02/12/17 08:24 ID:81SCzwfg
スティーブンです。お久しぶりです。 グールドの演奏は、非常にブレのない正確なタイム感覚に裏付けられていると 思います。単なるスケールでも、それがあまりに的確にそろっていると、それだけで 美を感じてしまう。音楽の構造を浮き立たせるために、一つの曲の途中においては恣意的に テンポを変更しないようにしている。曲そのもののテンポを恣意的に変えることは あっても。 今、フルトヴェングラーのバイロイトの「第9」を聴いていますが、これなどは そういう演奏とは逆で、テンポをどんどん揺らがせて行きます。これはこれでよい。 なんと言っても「第9」だからね、皆燃え尽きてくださいー!という感じですね。
780 :
1 :02/12/19 01:41 ID:S0ndUiG6
さてageて見るかな。
>>779 グールドのテンポって極端に速い場合や
極端に遅い場合もあるな。
速い例→Beethoven/悲愴
遅い例→Mozart/トルコ行進曲
この2つの例はグールドの独創的演奏解釈の代表的な例
タワ渋谷に行くたびに、紙ジャケで買おうという誘惑にかられるYO! ダブってしまうからいつも悩むのよね。
782 :
名無しの笛の踊り :02/12/20 23:34 ID:j043zo2Z
わ、スティーブンさん。お元気でしたか? さて・・・今日モーツァルトのソナタk.331がちっとも弾けないと 嘆いているお子さんとそのお母様にグールド聴かせてしまいました。 これが意外にもウケまして、ビックリです。時代は変わったのねー。 でも真似して弾いたら先生に叱られるだろうなぁ。
783 :
名無しの笛の踊り :02/12/20 23:41 ID:8B5eHSMa
784 :
○ :02/12/21 02:23 ID:/8inJWzj
>783 良いね!美だね。
785 :
385 :02/12/22 09:49 ID:oxK2I7j+
全国のグルオタ諸兄おはようございます。有馬の買目はお決まりですか? 馬連1−3、6、9、12→勝ったらモーツァルト!!などしろーと385です。 ところで今朝は、中古CDであぼーんな話をきいてください。 缶コーヒーほどの価格、made in italyのそのCDは、 一聴してのけぞるほど、音が悪かった・・・ オタの方々ならピアノやバイオリンがどんな音か知っているでしょうから、 モザイクごしでも現物を想像しハァハァかもしれませんが、どしろーとにはきついものですた。(泣) いちおう最後まで聴きはしましたが、最後の曲で、( ゚Д゚)・・・・・ポカーン・・・・ あのー、なんなんでつか、あの、最後の・・・ オ チ の な い ジ ョ ー ク の よ う な 曲 は ・ ・ ・ バッハの音楽なら、胎教にイイとか、農作物にきかせると生育がイイとか、 そういわれるとなんとなく、そうかモナーと思うのですが、(それはモーツァルトだったかモナー) しかし、この曲はいったい・・・・・ 子供はきいてもイイんでしょうか。 畑に流したら、キャベツがぼこぼこ地中にもぐっていきそうです・・・ Gould meets MenuhinというCDですた。 ジャケはカコイイですが、内容はどしろーとにはまだ早かったみたいでつ。・・・(;´д⊂
べトコン1番の自作カデンツァがフーガになってて笑った。
787 :
名無しの笛の踊り :02/12/23 14:30 ID:MKz3cL/4
ベートーヴェンのピアノコンチェルト一番って、一楽章の第一主題あるいはその展開型を ピアノが一度も演奏しないんだよね。それでもってベートーヴェンのオリジナルだと カデンツァになって第一主題が待ってましたとばかりに展開されるんだが、グールドは ここも第二主題によるフーガを思うままに弾きまくっちゃたりして、素晴らしい発想力。
789 :
名無しの笛の踊り :02/12/24 22:30 ID:b6PdM8Px
マジでDVD-box出せやゴルァ! 石丸情報、もっと早く見ておけばよかった(ショボーン
790 :
名無しの笛の踊り :02/12/25 20:31 ID:5AKzAISq
The Alchemist どっかほかで売ってない?Amazonとか探したが、ないぞ。 門三ジョンが書いた「リヒテル」の中での、グールドをめぐるエピソードが好きだ。 グールドが「あんな偉大な演奏家なのに、あんなひどい録音のレコードしかない。 なんなら、僕がプロデュースするのに」てなことを言う。 で、門三ジョンがリヒテルに伝言すると リヒテルは「よかろう。申し出を受けよう。 でも条件がある。私の主宰する音楽祭で弾いてくれ」 ……グールド・プロデュースのリヒテルのCD、聴きたかったな。
791 :
JSB :02/12/25 22:39 ID:TxioVdAY
>The Alchemist どっかほかで売ってない?Amazonとか探したが、ないぞ。 googleで探したところドイツとフィンランドで売っているらしい
〜♪ キャッキャッキャッ!!
793 :
名無しの笛の踊り :02/12/26 17:36 ID:dt6PK8/K
錬金術師 HMVで売っていた。
794 :
名無しの笛の踊り :02/12/26 22:25 ID:wHEMuZ3+
HMVに逝ってきます。DVDプレイヤー持ってないけど。 そのうちBOXが出ても、これは入らなそうだし。
795 :
名無しの笛の踊り :02/12/27 12:07 ID:yhajXubH
タワーでも錬金術師発見。
796 :
( ゚Д゚)! :02/12/27 12:44 ID:XD49JcEq
おいおい、なんだそれ。 これのことか? 忙しくていく暇ないよ。 通販で買える? ↑のだったら買えそうだけど。
>>796 EMI CLASSICSで最近他には無い筈だから多分それだろうけど、
なんで正式タイトルを冠さないのかな?
タイトルは GLENN GOULD The Alchemist [DVB 4901289]
ただ、裏面惹句に performance&interviews with Bruno Monsaingeon
てな文もあるけどね
799 :
名無しの笛の踊り :02/12/27 15:34 ID:M2OSKiD2
↑それだ。
800 :
名無しの笛の踊り :02/12/27 22:45 ID:pfojgnts
じゃ、タワレコで買えるのか。
801 :
名無しの笛の踊り :02/12/27 23:00 ID:kii9hXra
だから、タワレコで現物見たって。
802 :
名無しの笛の踊り :02/12/28 00:04 ID:jylrp9h0
なんでアマゾンでは売ってないのか。
803 :
名無しの笛の踊り :02/12/28 00:06 ID:CFeFuuqE
やまのがっきにもあったよ。>歩けミスト
804 :
名無しの笛の踊り :02/12/28 19:24 ID:W84PApd1
グラミー賞の過去データを見てたんだけど、 グールドってノミネートの常連だったんだね。 しかし同時代にホロヴィッツが居合わせたのが不運だった。 グールドとホロヴィッツ、両方がノミネートされた年をピックしてみた。 ■はホロヴィッツ、◎はグールドが受賞したことを示す。 59 60 ■62 ■64 ■65 70 ■71 ■◎73 74 ■76 77 ■79 (グールドの死後 ◎82 ◎83) (ちなみにグールドはノミネートされなかったがホロヴィッツが受賞した年 67 68 72 78 81) なんか、グールドがホロヴィッツ大嫌いだったワケがわかる気がする(w またテメーかよって。生前は一度も勝てなかったね。 73年はフランス組曲でノミネートされたけど、賞はホロのスクリャービンにもってかれた。 代りにもらったのがアルバム解説賞って(w その文章読んだことないけど、面白いの?
805 :
名無しの笛の踊り :02/12/28 22:14 ID:jylrp9h0
グールドも賞がほしかったので賞か。
ラフな恰好で脚を組んでピアノ弾いてる写真がカコイイ。
メディアには人一倍敏感なお人だったから、 自分の出したレコード評は可能な限り全て眼を通していた筈で、 見当違いの評が出るとえらく機嫌が悪かったと何かに書いてあったような…。 しかし、賞が欲しかったとは思えないな。 もちっと高い所に眼が向いていたんでしょう。
アルケミスト買えたよ! (^ー^)v 君たちのおかげだよ。 これから見るよ ギボン図・バードはいってるよ 最高に楽しみ 大好きなんだ。
809 :
( ゚ Д ゚)! :02/12/30 23:27 ID:Ifae3KON
ついでに安芸
810 :
名無しの笛の踊り :03/01/03 21:11 ID:BJC6A6GC
811 :
名無しの笛の踊り :03/01/03 21:41 ID:nFpg8Ysp
賛否両論のあるグールドのベートーヴェン三大ソナタを買ってみたけど なんだよ、素晴らしいじゃないか。
>811 熱情が良いと思ったオマエはバカとちゃうか?
813 :
名無しの笛の踊り :03/01/03 23:33 ID:4fWvIc6m
三大ソナタかー。悲愴はほぼ全体好きだぜよ。 特にロンド、聴いた途端にプッと吹いたね。うれしいね、こういうの。 月光は、第三楽章がどーもね。 速いの自体はいいけどさ、速すぎて弾ききれてないとこないか、グールドとしたことが。 八分音符の連打はツブレ気味だしフェルマータはつんのめっちゃうし、 それでもたたみかける部分はまだいいが、繊細な第二主題が味気ない… あそこはインテンポじゃ美しく響かないけど、かといってあの速さじゃうまく揺らせないだろ、いくらグールドでもさ。 熱情にいたっては、通して聴いた事すら…たまーに第三楽章だけ。 810サン、よかったら君の感想もきかせてくれヨ。
814 :
810 :03/01/03 23:50 ID:BJC6A6GC
は。 わたすですか? わたすはあまりベートーベンは。。 でもずいぶん昔にそのCD買って結構愛聴してましたよ 僕の場合、グールドに全体のバランスや響きの美しさは 求めないんで。 つぼにはまるのは左手のリズム感かな。 右手の癖(や歌)はどーでもよかったりする。
815 :
( ゚Д゚)! :03/01/03 23:54 ID:BJC6A6GC
おまいら、Byrd、Gibbons盤の楽譜のありか教えれ。 Alchemistの演奏は鍵盤のうpが多くてうれしいけど、 さらにもっと鍵盤うpでいいだろ! 死にそうに老けた本人のうpはいらんな。
816 :
JSB :03/01/04 00:11 ID:xMeUZbzN
死にそうって、Alchemistを撮影したときはまだ45ぐらいだぞ。 ByrdやGibbonsの楽譜は輸入版でしかないと思う。 東京なら銀座のヤマハ、(渋谷のヤマハはまだあるのか?) 国立(くにたち)の国立楽器とかに置いてあるかも。 店に行く前に電話で在庫を確認したほうがいい。 電話番号はgoogleあたりで調べてくれ
818 :
813 :03/01/04 00:42 ID:???
まちがえた。811さんですた。810=814さん御免なさい。 Alchemistのグールドは確かに顔色が悪いねえ。頭髪も気の毒な有様(ww 靴下に穴が開いているのは演出かどーなのか…
819 :
811 :03/01/04 01:13 ID:TswjK5Ng
やはりグールドのベートーヴェンには賛否両論が出るか。 漏れは聞いた限りじゃ全部好きだけどな。
820 :
( ゚Д゚)! :03/01/04 01:36 ID:jRWKeBI3
>>816 過去10年以上にわたって銀座のヤマハ行くたびにのぞくけど
(といっても1年に1度くらいだが) みかけたためしがない。
>>817 おお!ありますた
しかしこなれないWebサイトで、どんな中身か、どう発注
したらよいのかさっぱりわからん。
しかしなんとかなりそうだ サンクス
あと
Acadia Early Music Archive
http://ace.acadiau.ca/score/archive/ftp.htm ってとこでEPSファイルの楽譜拾ったけど、Acrobatや
AcrobatReaderで読めん。中見ると確かにPSなんだが・・・
もうちょっとなんとかしてみる。
以前にもオンライン楽譜のブックマーク持ってたんだけど
なくした。おまいらのお気に入りを教えれ。
イラレで開いてpdfで保存して見てます。 当方、Mac。
>>822 なんだ、イラストレータ持ってるんなら話がはやいや。
持ってないと思ったので、フリーのGSを出したのでした。
グールドの場合ピアノソナタよりもリスト編曲の交響曲5〜6番のほうが ベートーヴェン的だな。
>824 バガテルが最もベートーヴェン的
>825 変奏曲集が最もベートーヴェン的
30年近く前にはベト32はグールドと三毛の4虎しか持ってなかったな
828 :
名無しの笛の踊り :03/01/08 23:37 ID:xFnJCS0x
DVD出るまで上げつづける。
829 :
名無しの笛の踊り :03/01/09 13:17 ID:EogKs+20
今日も上げつづける
830 :
名無しの笛の踊り :03/01/10 13:42 ID:o1X+/Vir
今日もだ。
831 :
名無しの笛の踊り :03/01/11 03:19 ID:ret697Zg
,、-―-、 丿 <`) ,、- ''' "二ヽ_(ヽ'`( / 、 !__'、_┌´ / ヽ | ` ___ | ヾ__| | _,、r‐'',ニ=- _| '、| ミ/ ゙、 |_,∠-''´ ̄`'ー、 \|. | l___l / ̄ヾ`´` | ̄ ̄ ̄`'''iー、 . |/゙|  ̄ ヽ_,、-''´`ヽ _,、,、,、,、_|______|_ | ( ´ ,、- ''゙ 丿 ヾ二二二二二二二二二|ニ! ヽ<二二二二二>~/ / / └‐┬─‐────┬┘ フ,||, / / / │ │ ''´ | | _ノ /. │ │
>>831 それを改造してグールド作れないかなあ?
833 :
名無しの笛の踊り :03/01/11 17:31 ID:ZjTNrRr8
>831 ていうか、なにこれ?
>>833 猫背のおばちゃんが、オリベッティのタイプライターを打とうと思ったら、
静電気が走り、びっくりした図
・・・だと思うが。
既出かどうかしらんが, SME(Geramny)からでてる11枚組みのkultur spiegel editionってやつの 10枚目にある1954年録音のゴルトベルク って何? 手元の「グレン・グールドの生涯」(オットー・フリードリック)をみても それらしき記述は見当たらないのにょ. 当該CDのライナーノートをみると,Aircheck?とか書いてあるのだけど, ドイツ語なので詳細がわかりませぬ. だれか解説してちょ.
837 :
JSB :03/01/13 00:06 ID:hvY8n8ts
>10枚目にある1954年録音のゴルトベルク って何? 結構前からCDになってるよ。あんまりいい演奏じゃない
838 :
836 :03/01/13 01:35 ID:???
>>10 枚目にある1954年録音のゴルトベルク って何?
>結構前からCDになってるよ。あんまりいい演奏じゃない
CBCのラジオ放送用の音源という理解でよろしいでしょか.
それにしても,"公式の"ないしは"公認の"伝記に該当する
記述がないというのは,腑に落ちないでしゅ.
839 :
( ゚Д゚)! :03/01/13 05:18 ID:C3TMH/fK
前スレより CBC 1954ゴルトベルク 特徴は ・ノイズが多い。(1955やライブに比べても、音は明らかに悪い) ・唸り声が聞こえない。 ・アリア・ダ・カーポだけ繰り返してる。(全部で42:30) ・ミスタッチが同じく一発どりのライブ盤より多い ・全体的に、狙ってる、という感じがしない。 ・奇をてらってると思われるほど速いテンポの変奏が少ない。 といったところ。
840 :
836 :03/01/13 09:50 ID:I/74a9al
>>839 どうもありがとう.
1954ゴルトベルク あらためて聴いてみました.
確かに,伝記的な価値以外はなさそうな録音ですね.
こういう録音が公開されることは,グールド本人にしてみれば,
まことに不本意なんじゃないかと思いますが・・.
ちなみにこれ,いわゆる正式な音源なんでしょうか?
841 :
名無しの笛の踊り :03/01/13 11:15 ID:C3TMH/fK
842 :
山崎渉 :03/01/13 12:26 ID:???
(^^)
843 :
836 :03/01/13 13:02 ID:I/74a9al
>伝記的な価値以外ないかどうか、おまえが決めるな。 54年の録音と55年の録音を比べると,ずいぶん演奏に差がみうけられるので, レコードデビュー前のグールドになにがあったのかなぁと,興味深い妄想を 惹きたてられるのだけど,という意味で伝記的というか資料的な価値のほうが 多いと"思った"だけ. おっしゃるように,録音状態もよくないし,鑑賞には堪えない.(少なくとも 私には) ま,感情的にゴルトベルクを弾くグルードという点に価値を見出す諸兄も いらっしゃるかもしれないですけど. 個人的にはグールドのイメージに合わない演奏と思いました.はい.
祝日のマターリした午後、俺はバード/ギボンズ作品集でも聞こう。
845 :
名無しの笛の踊り :03/01/13 15:34 ID:kixHLT8f
じゃ、俺はバッハのピアノ協奏曲集。DVD〜
846 :
名無しの笛の踊り :03/01/13 17:00 ID:XM5x+UI3
熱情第3楽章でも聴くか。
847 :
名無しの笛の踊り :03/01/13 21:51 ID:kixHLT8f
新宿タワレコでアルケミスト買ったゼ! プレーヤーもついでに買ったゼ!
848 :
GG21c :03/01/14 02:25 ID:RJtJAIQL
>>669-670 過去mes読んでて興味惹かれ、原文に当たってみました。
いや、すごく感動的な一文でしたわ。さすが吉田翁、伊達に年とってない。
冷戦真っ只中の1957年、モスクワ音楽院大ホールでの演奏会。「当初会場には
わずかのきき手しかいなかった」のが、プログラム前半の「フーガの技法」と
「パルティータ」を聴いて感動した聴衆が休憩時間中に知人を呼び上げ、会場
は「忽ちいっぱいに」。ブラヴォーが飛び、満場に手拍子が響き渡ったそうだ。
「この劇的な変化はまたモスクワの聴き手たちの質の高さ、判断力の確かさと
感受性の鋭敏さの証明でもある。私はここに、そういう人々が閉ざされた社会
に住む時、本当に新しいものに接した場合、どう反応するかの一つの顕著な例
を見る」「リヒテル……、それから特にガヴリーロフ、アファナシエフら若い
世代の受けた啓示、刺激は否定できまい。……私はその聴衆の中にシュニトケ
やグバイドゥーリナの顔を思い浮かべてしまった。察するに、グールドの出現
はソ連のある人たちにはそれまでと一味違う自由の味の舌触りの経験となり、
新しい出発への促しの働きをしたのではあるまいか」
あえて明確には書いていないけど、グールドの一夜のコンサートがその後ソ連
=ロシアに大きな変化を齎した一石となったことを仄めかしている。おそらく
音楽面だけでなく、社会すべてに。さらに深読みすると、吉田翁はきっと北朝
鮮を念頭に置いてこの文章を綴ったのではなかろうか。今の日本で「閉ざされ
た社会」について語るとき、その連想から無縁でいられる人はいないだろう。
社会主義リアリズム教育の下とはいえ曲りなりにも芸術家が厚遇されクラシッ
クの素養がそれなりに豊かだった旧ソ連の聴衆と、北朝鮮の将軍様マンセーな
聴衆を同列には考えられないけど、異国に単身で乗り込み自らの腕で価値観の
違う人たちを納得させ感化できる21世紀のグールドはいないものだろうかねえ。
音楽じゃなくてアニメとかなら可能なのかなあ。
アルケミスト=錬金術師 錬金術師には、イカサマ師的なニュアンスも含まれますが、 グールドは錬金術に成功したのでしょうか? それとも。。。。 アルケミストのDVDを見ずに書いてみた。
850 :
名無しの笛の踊り :03/01/14 16:12 ID:nZV2sEs+
あげれば?
851 :
JSB :03/01/14 23:40 ID:wuIHh2Od
>じゃ、俺はバッハのピアノ協奏曲集。DVD〜 グールドのバッハ ピアノ協奏曲のDVDって世に出てるのですか? アート・オブ・ピアノというDVDでバーンスタインとやってるのがほんのちょっとだけ観る事ができるが,,,
852 :
名無しの笛の踊り :03/01/15 23:54 ID:htkEL0sK
ごめん、CDで聴いたのだ。「DVD〜」は、DVD-BOXはよ出せや、ってことでした。ゴメン
853 :
名無しの笛の踊り :03/01/17 15:52 ID:yF1PCm+S
アルケミストの通販サイトって無いの? hmvには無かったっす。
854 :
名無しの笛の踊り :03/01/17 17:41 ID:o2jLzsdf
タワレコ逝け
855 :
名無しの笛の踊り :03/01/17 18:30 ID:HSSpjXWU
でもグールドってジャズやったりして面白いと思うぞ。 若い頃はウイーンで注目されてたんだよね。
856 :
名無しの笛の踊り :03/01/17 22:30 ID:K6TCdHQi
>855 グールドは、ジャズはやってないはず。興味ないって言ってたみたいだし。 それって本人もわかっていたグルダの誤りじゃないかな。
857 :
名無しの笛の踊り :03/01/17 22:37 ID:o2jLzsdf
ぎゃはは!!悪いけどウケた
あぼーん
859 :
853 :03/01/18 11:11 ID:II9T+ALI
>>854 タワレコのサイト逝ったけど無かったよう。
塔の新宿店にはあったぞ。
861 :
853 :03/01/18 11:19 ID:II9T+ALI
新宿店にあったって田舎者はどうすりゃいいんだよう?
863 :
853 :03/01/18 13:21 ID:/T7yQKXu
864 :
名無しの笛の踊り :03/01/18 14:39 ID:qSgAg5qQ
>>831 あっはは(^○^)
>>831 の絵が正にオレ。だって、職場でパソコン叩く
時、意識的に背中丸めて、鼻がキーに触れるくらいの位置で、そんでもって
ハミング♪しながら、打ってるから。あと、椅子の背もたれにコートかけて
おくことも怠らない。
ちなみに今日のファッションは、グレーのジャケットに黒のコート、茶色の
マフラーして、右手で小刻みにリズム刻みながら、時にオケに指示与える真
似ごとして歩いてます(^−^)
地元のCD屋で\2,540だたーぞ 塔タケーヨ
あぼーん
867 :
名無しの笛の踊り :03/01/19 18:48 ID:2uWGq/40
>>863 俺もバッハだけが好きだ。R.シュトラウスなんかもウザイ。
868 :
名無しの笛の踊り :03/01/19 20:38 ID:Py35zGln
>>864 ダサい顔文字野郎うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
870 :
山崎渉 :03/01/21 07:42 ID:???
(^^)
871 :
863 :03/01/22 13:56 ID:abaHwQk/
>>868 おれは
>>864 じゃないけどバードもギボンズも聴いた事無いので
何も言って無いぞ。
それより塔から何も言って来ない!!
塔も犬も終わってるよ
873 :
名無しの笛の踊り :03/01/24 12:23 ID:/1h+kyHQ
アルケミストいいね。マイスタージンガーが聴けるとは思わなかった
「グレン・グールドといっしょにシェーンベルクを聴こう」なんて本があるみたいですね。 読んだ方はいますか? どんな内容なんでしょうか。
875 :
863 :03/01/26 15:01 ID:NO8YrBo5
バードもギボンズもすばらしいじゃないか。 パルティータ6番も圧巻 パルティータ6番はコロンビア盤とCBSソニー盤と、このDVDと 3つのVersionを聴いたが、どれも違う印象だな。 Bachでペダル踏んでるとは思わなかった。 あと驚く程無駄の無い指の動き。 まさにグレングールドは神!!
お店でCD見てみた。 月光ソナタの演奏時間がトータルで10分くらいしかないのですが、これは本当ですか。
877 :
名無しの笛の踊り :03/01/26 22:31 ID:GX2gn9PO
>>876 1st mvt 4:11
2nd mvt 1:56
3rd mvt 4:58
ようするに色物?
今急に思いついたが、グールドはバッハでもベトでもモツでも 皆シェやベルクのように分析して弾いてたんちゃう? バッハでは物の見事に決まったが、他はそれほどでもなかったのかな[暴論]
BWVあげ
みすず書房から出てる『グレン・グールド書簡集』を読んでみた。 この人が「神」でも「変人」でもなく、 細やかな心配りのできる、ある種常識人以上の常識人だということがわかって、 本を買った当初の目的とは少し違ったけど妙に感動してしまった。 特に、書いたのに投函されなかった手紙に、涙誘われる箇所がいくつかあった。
882 :
名無しの笛の踊り :03/01/29 20:37 ID:vRRa7Kew
>>881 まだ書簡集は読んだことなかったけれど、そういう意見があるなら読んでみようか、
という気になってきたよ・・・・。
でもグールド関連の書物で代表的なやつって厚いよね。高いし(涙
図書館を利用すればいいのだろうが、本は手元においてゆっくり読みたいという思いもあるし・・・。
884 :
名無しの笛の踊り :03/01/29 23:53 ID:lBLavCu+
書簡集よい。それは宮澤先生の功績が大きい。 礼儀正しくも思いやりのあるグールドの人柄があの文体から伝わってくる。 グールドがトロントについて書いた文章の訳も三種類みたけど、 宮澤訳が私の想像するグールド像に最も近い口調で好きだった。
6,800円だからねえ‥‥‥‥‥‥ でも、同じみすずから出てる他の著作集(論文とか。これもまた高い!)と比べて 「人間グールド」がより強く伝わってくる気がする。 >特に、書いたのに投函されなかった手紙に、涙誘われる箇所がいくつかあった。 わかるわかる。ファンレターみたいなのへの返事とかで「投函されなかった手紙」があって、 推敲に苦心した跡が読みとれたりして、そこがまた泣かせるんだよね。
良スレだ・・・。
887 :
名無しの笛の踊り :03/01/30 15:53 ID:lnC09cPj
>>884 同感。書かれている内容と、日本語の文体が違和感なく調和してますよね。
と書きつつ、私はこの本を持ってません。
おそらく弟子入りのお願いをしたとおぼしき日本の女性(実名で出てました)に対して
「日本でも立派な教育は受けられると思います、
お力になれなくてすみません」
みたいなことが書かれていた書簡がありましたよね。
この返信は未投函だったように覚えているんですが、
この女性が存命なら、この本の編集段階で
グールドが自分への返信を書いてくれたことを知ったかも。
どんな気持だったでしょうね。
888 :
名無しの笛の踊り :03/01/30 23:37 ID:NEGLJOoJ
グールドが書いた文章が読めるのは書簡集だけ? 論文みたいなのを読むには何の本がいいですか?
『グールド著作集』1と2。
間違えた。 『グレン・グールド著作集』みすず書房
891 :
名無しの笛の踊り :03/01/31 00:10 ID:GkZVNS3t
>>876-877 月光の三楽章に関しては、繰り返しが省かれてます。ソナタの場合、演奏家の
判断で繰り返しをカットすることがあるんで。演奏自体は疾走する感じが素晴
らしいです。自分的には月光三楽章の理想型。
写真集をみたらグールドは左利きらしいね。左にペンを持って楽譜をチェックしていた。 確かにうまくいえないけど、左利きっぽい演奏だよね。早死にしたのもうなずける。
給料出たので『グールド書簡集』買ってきたよ。 2月は小遣いカットだ。とほほほ。 日本人への手紙が意外と多いね。 まだバーンスタインへの返事のあたりまでしか読んでないけど、 これまで抱いてたイメージががらっと変わってしまいそう。 本当にやさしくて誠実な人だったんだね。 最後のゴールドベルグのアリアが全然違って聴こえる。涙‥‥。
トルコ行進曲をはじめて聴いた時の感想・・・・ 伴奏 グレンさん 唄 グールドさん って感じ しかも途中巻き舌になってるし
死んだ男をいとおしむのも良いけど、 シェリンクとハイフェツは明らかにちがうように…。 私はグールドの心根の元唄としては断固[リック・ダンコでは無い]として、 パルティータの4番を挙げる一員となりたいなぁ…。 なんたった、どしろーとの俺が譜面全曲弾きたかったのは[まあ弾けた] 4番だったかな。[昭和41]城[」なんていう宿歌舞町のセコPに興味が惹かれたのも
896 :
名無しの笛の踊り :03/02/01 12:36 ID:wTUYtYCW
フーガの技法の5番を聴いてて、スゴークHな気分になったことがある。
897 :
名無しの笛の踊り :03/02/02 02:04 ID:D3Dc/DY7
ほとんどの演奏に幽霊の声が入ってます。
さらに他の曲を聞いても幽霊の声が聞こえるようになります。
加藤鷹キボンヌ
900ゲト!一度やりたかった
901 :
名無しの笛の踊り :03/02/02 19:08 ID:kSbgdaTl
テレビドラマ「赤い激流」で主役のピアニストの水谷豊が 毎回ベートーヴェンの「テンペスト」を弾いてたんだけど、 あれってグレンの録音なのかな? 誰かご存知でしたら教えてください。
64〜65年頃、グールドがスィングル・シンガーズやウォルター・カーロスを 『転げ回って』笑って喜んで聴いたと自分で書いてたのに、 ビートルズは『まるで雑音』と言いながら、カナダのポップス歌手や、 録音スタジオでのストライザンドにぞっこんだったのに感興を覚えた記憶。 カナダのポップス歌手⇒有名過ぎて忘れた〜ぐーるどびーとるず爺い。
↑ ペトラ・クラークでつた。
904 :
1 :03/02/04 02:05 ID:???
アルケミストでは肌も手も白いが晩年のグールドは肌が赤黒くて血圧高そう。 いろんな錠剤を常用していたらしいが、その影響か?
>>902 じゃあ、ウェンディ・カーロスも大好きだったのね♪
>>905 はいはい?
ウェンディお嬢さんのバッハはつまんないけど、
最初はグーでしたね。それと、シュトクハシゼンとかノーノとかべリオとか
クセナキスとか、みい〜んなんな『最初』は良かった記憶もあります。
907 :
名無しの笛の踊り :03/02/04 07:42 ID:4b1Qf4mn
55年のゴールドベルク聞いたけど、すごいな。
908 :
名無しの笛の踊り :03/02/04 23:39 ID:TS00Uyx2
>>907 正規にリリースされた81年盤も聴いときな.
DVDもおもしろいにょ.
どうでもいいが、グールドって若い頃は凄く美男。 まるでデュランデュランのメンバー。 しかし年をとるにつれてトムサビーニのメイクしたゾンビのよう。
>>902 64〜65年頃のビートルズなら確かに雑音かもね。
だから生粋のロッ糞ヲタはかえってそこらへんが好きみたいよ。
911 :
1 :03/02/05 06:32 ID:???
図書館で、読んだグル本でグールド自身がBeatlesについて聞かれて 暴力的だと批判していた様に記憶する。
グールドマニアの皆さんにちょっとお尋ねしたいのですが、 ベートーヴェンのコンチェルト1番のカデンツァ(グールド作)って採譜されているのでしょうか? そして、もしされているなら、どこで手に入るのでしょうか?
913 :
名無しの笛の踊り :03/02/06 23:34 ID:IsiEVoDR
自分で財布しる
映画でしってる曲が挿入されてると(しかも演奏者まで特定できたりするような) つい我に返ってしまうよね。知らない人にはムードあるBGMでも。くらおたはツライっす。 スローターハウスも、グールドの音が聴こえる度に「おおっ」てなっちゃって、 なんか友達が出演してる芝居を見てるよーな気分になります。
>913 やっぱり、そうするしかないですかー・・・。 今、少し試みているところだけど、マッハなテンポの上にポリフォニックすぎてキツイっす。
>>915 PioneerのDJ用CDプレイヤーにはかなり前から「ピッチを変えずにテンポ変え」
「テンポ変えずにピッチ変え」の機能が付いています。
DJでピッチ拍数合わせをする為のものでしょうが、採譜には結構役立つようです。
私はロック好きの知人に貸してありますが、「採譜には実に重宝だ」と
7〜8年経っても返って来ません[笑]
ただ、デジタル処理ですので、ピアノのような正弦波成分の強い音は
ピッチ不変で大幅にテンポを落とすと多少震えが出ましたが[昔の機は]
↑ ついでに、当然「部分リピート再生」機能も付いてますので、 開始と終了を指定して好きな部分を何度でも繰り返し聴ける訳けです。
最近出たゴルトベルク新旧&未発表テイクの 日本盤のライナーノーツはどうですか?
>1 >グレングールドは神 あんまり馬鹿なこと書いて、荒らすんじゃないぞ! グレングールドは人間です
その通り。 グレン・グールドは人間。 但し、只の人間じゃないけどね。
921 :
名無しの笛の踊り :03/02/09 19:16 ID:bCRidJru
>>912 確かにグールド兄いの弾く「1番」は衝撃的だよね(^0^)♪
あえてロココ風に、まるでモーツァルトでも弾くみたいに愛らしく
奏でられている。で、1楽章のカデンツァもフーガとパッサカリア
を織り交ぜたみたいで、めっちゃイケてるけど、オレがカコイイって思
うのは、むしろ3楽章のこれまで築いてきた古典的均整美を、ごわ
さんにするっていうのか、ぶっ壊して、なんか滅茶苦茶にピアノ叩
いて、「爽快!!」みたいな印象をもたせるところ。前のカデンツ
ァはバロック風に、で、後の方は近代の無調音楽風にと、グールド
は考えたんだろう・・・。カー、憎いね、まったく(><)
あとさあ、
>>914 の「スローターハウス」も、グールドが音楽やって
るってんで、昔夢中で観てたことあったけど、あん中でもとりわけ
なんか陶器の人形のような物がクルクル回って、BGMにゴルトベ
ルクの愛くるしい「18変奏」がかかって、モノクロの時はチェン
バロで、回りながら映像がカラーになった瞬間ピアノの演奏に変わ
るところなんざ、思わず演出の仕方に「ウマイ!」って唸ったよ(^^)
922 :
名無しの笛の踊り :03/02/09 19:52 ID:bCRidJru
>>902 グールドが「スィングル・スィンガーズ」の歌うアカペラ板・バッハ
を聴いて思わず「転げまわった」ってのも充分頷ける。オレも20年
位前に、スィングル・スィンガーズのバッハ聴いて、やっぱおんなじ
ように大喜びしたもんo(^0^)o
特にイキナリ出だしから、パッパー、パラララララ・・・♪って男女
のスキャットが、激しいドラムのビートに乗って飛び出してくるところ
なんざ、マジひっくり返った! 冒頭の曲は、我らがグールド兄いも
弾いた「フーガの技法」から9番。これを見事な声のアンサンブルで、
その上ハイ・スピードで歌うんだ(^0^)♪
ほかにも、古いフィリップスのアルバムん中には、G線上のアリアやら
無伴奏パル・3番のガボットやらが入ってて、楽しめるんだけど、あの
人達の凄さは、やっぱ「平均律1巻」の「3番」とか、2つのバイオリ
ンのコンチェルトとかいった複音楽効果が効いてる曲をヤルところ。
むしろ、オリジナルの楽器でやるよりも、対位法的な曲の構造がハッキ
リ判って、知的興奮を高めてくれるんだ。コーラスでやってんのに、ち
っとも線が濁らず、入り組んだ複雑な各声部が面白いほどに明瞭に聴き
分けることができる。そんな風に彼らは歌ってる。
だから、スィングル・・のレコードを聴いてると、どうしてもグールド
のピアノとイメージが被っちまうんだ(><)
グールド・ファンは、一度はスィングル・スィンガーズのバッハを聴いた
ほうがイイよ。で、聴いた人、感想教えてチョンマゲ(^^)
923 :
902 :03/02/09 22:44 ID:???
>>922 フーガの技法のコントラプンクトゥス第9番は、あのころあんな解釈の演奏は
グールド位しかなかったんじゃないかな。
因みにグールドのオルガンの録音は1962年、スウィングル・シンガーズの
録音は63年。スィングルはグールドに触発された可能性大だと思うね。
私がグールドのフーガの技法を聴いたのは西新宿の青梅街道沿いの古レコード屋で
自作弦楽四重奏と一緒に輸入盤を見つけたのが65〜66年頃だから、
スウィングルを聴いた後だったんで、当時は深く考えなかったが。
jazz Ssbastian BachTに入っている平均律や特にパルティータ第2番シンフォニア
なんかを聴くとまるでグールドの運指をなぞっているような気がするね。
伝統的にバッハのジャズ・アレンジ大好きのフランス・ミュージシャンにとって
グールドは最高のお手本になったのかも知れない[笑]
グールドの文章は当時のライナーか何かだったと思うが、
スィングルもカーロスも好きだった私はそう言われてホッとしたのを覚えてる。
アルケミストほしーい、けど金が無い・・・
925 :
名無しの笛の踊り :03/02/11 20:37 ID:UrayuEs7
あげ
926 :
名無しの笛の踊り :03/02/12 21:09 ID:GXAvEnQh
オラオラー、気合い入れていくぞーo(^○^)/ なんでお前らテンション下がっちゃってるワケ!? お前らのグールド に対する熱い思いを、思いっきりぶつけてみなよ。若いんだからさ(W あらためて考えてごらん、あのバロック音楽の巨匠、もとい音楽の父 大バッハの鍵盤楽曲を、金髪で長身のめっちゃイケテル、見た目不良の ヤンキー兄ちゃんがノリノリで鼻歌歌いながら弾いてんだぜ\(^0^)/ それもワイシャツをズボンの上からだらしなく出しっぱなしで、腕ま くりまでして、でもって足組んで、鼻先がキーに触れるくらい前のめり んなって、もう無我夢中で弾いてる姿を思い浮かべると、これはもうク ラシックつうよりも、「アングラ・ミュージシャン」、ヘビメタとか、 ゴス系の世界を彷彿させないか? それは「27歳の記憶」の映像から もビンビンその臭いが嗅ぎ取れるんじゃないかと思う。 周知のことかと思うけど、そのせいか、こんなに有名になっちまって もグールドには「巨匠」とか「大ピアニスト」なんつう形容詞が当ては まんない。むしろオレの心の中ではいつまでも(昔のように)インディー ズ系であってほしいんだ。 正当な音楽愛好家からすれば邪道に思われるかも知れないが、オレが グールドに魅かれるのは、ポリフォニーの扱いがどうだとか、テンポが どうだとか、そういうことじゃなくて、単に「カッコイイ!!」。それ だけなんだ(T▽T) ああいう青年が、ああいう風にピアノでバッハを 弾く。今の若い人風に言えば「ありえな〜い」(*^^*)、てな感じで ね。
927 :
名無しの笛の踊り :03/02/12 21:27 ID:GXAvEnQh
もちろん、グールドが素晴らしいのは、風貌がカコイイってだけ じゃなくて、その生き方、行動、ファッション、そうして何よ りもその演奏のスタイル、比類なき独創性、閃きの妙、総じて センスの良さ、そう、「センス」いいんだよ、グールドは。 ここに居る多くのグールド・ファンは、なんかウマク言えんけ ど、そうした「センス」の良さに魅かれて、あるいは憧れてグ ルオタの途をだどってるんじゃないかな? もし、オレが今大学生くらいの年頃だったら、彼女をドライ ブに誘う際、きっとグールドのピアノをBGMにすんだろうな あ(*^^*) 車のキー回してエンジンがかかった途端に、 「イタリア協奏曲」のあのFの和音がジャーン♪って飛び出す んだo(^ー^)o で、冒頭のトゥッティが流れてる間、 助手席のシートに手まわして、バックミラー確認しながらクル クルとハンドル回して車庫を出る。車道を国道に向けて走る 間に、小刻みな伴奏に乗って右手のソロがメロディーを歌う んだ♪ こんな風に彼女乗っけて聴いても全然ダサくない。 つうか、カッコイイ! こんなクラシック音楽他にあるかあ!
928 :
名無しの笛の踊り :03/02/12 21:49 ID:GXAvEnQh
今でこそCDが普及して、でもって情報も氾濫して手当たり 次第に音楽が「手に入る」ようになった。 オレが初めてグールドに目覚めたんは高校生の時( ̄-  ̄) そのころステレオ装置持ってる奴は希少で、オレはろくにプレ ーヤーもないのにグールド聴きたさの一心で、当時は高価な LP買って抱えて、懸命にチャリンコ漕いで金持ちのステレオ のある友人宅へ「聴かせてもらいに」行ってたんだ。で、はや る気持ちを抑えつつ(抑えられんかったが・笑)、期待で震え ながらレコードに針を降ろしてた。そこで、かかるのが「イタ リア協奏曲」だったり、「パルティータ」だったり、旧の方の 「ゴルトベルク」だったり・・・・。 もうね、ジッとしてらんなかった。気持ちイイんだよ、妙に。 その音のクリアで、鋭角的で、歯ごたえのある演奏に思わず嬉し くなって、部屋ん中クルクル踊りながら聴いてた(W 飢えてたんだね、音楽に・・・。たまにしかグールド聴けな かったから余計にその機会があると喜びも倍増してたのに違い ない。だから、今の若い人たちの耳が捉えるグールドの音楽って どんなふうなんだろう・・・とかって漠然と思うことがあります。
929 :
名無しの笛の踊り :03/02/12 21:55 ID:wecDAya0
生まれて始めて買ったLPがグールドのインヴェンションとシンフォニア 消防の頃ですた。
>>930 ひゃあ。
実際に習ってないと、その年齢では買わないだろうな・・・。
932 :
◆Keith./SXw :03/02/15 05:39 ID:prAuf+j1
つか下がり過ぎ。 で生まれて2番目に買ったLPがグールドのゴールドベルグヴァリエーション 消防の頃ですた。
933 :
◆Keith./SXw :03/02/15 05:45 ID:prAuf+j1
で生まれて3番目に買ったLPがBeatlesのLet it be 工房の頃ですた。
顔文字の人、熱くて好き(笑
左利きのピアニストって結構凄いよね。 世の中では左手は右手に比べて操りにくいというのが前提になってるわけで、 “左手のための〜”とか左手を鍛えるエチュードと等が多いのもそのためだし。 左利きの人って、その点ほとんどの普通の曲が“右手のための” エチュードと化しているわけでしょ。 と思ったけど、3歳とかからピアノ始めてる場合は関係ないのかな。 左利きなのにハシやペンは右手に矯正されてる人とかも結構いるように、 ピアノにおいては“利き腕は右手”になるのかも。 その場合、日常では左手も利き腕だから基本的に良く動くわけで、 むしろピアノにおいては有利かな。
936 :
名無しの笛の踊り :03/02/15 12:21 ID:tb+5DRXl
世の中左利きの人のほうが多かったら鍵盤楽器は右が低音で左が高音になってたかもね
>>935 >左利きのピアニストって結構凄いよね
特に対位法を処理する場合は最高かも知れないね。
話はちょと飛ぶけど、昔のジャズのダラー・ブランドのアフリカン・ピアノは
左効きだけあって低音が極厚のステーキ喰ったみたいに『来た』なあ
左利きは苦労してるぞ 右手の処理とか
保守
940 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 14:16 ID:9Os1W37m
あげ
私は箸を持つ時に左利きから右利きに直されたけど、走る時の用意がいつも右足が出る。左足を出すと凄く違和感がある。 体の記憶は左利きなのかな。
942 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 20:58 ID:MFxFCKHR
ねえねえ、みんな「OFF会」って知ってるo(^^o)=(o^^)o 最近知ったんだけど、共通するマニアックな趣味持つ同士が飲み屋とか、 なんかそういう場所に集って、マターリ語り合おうとかっていうイベン トみたいなもんらしいね。 そこで思いついたんだけど、たとえば「グールド・オフ」みたいな企画 する人って出てこないんかなー? 新宿の「ロフトプラスワン」みたい なトーク専門のライブハウスで、全国のグルオタと、それを指揮するそ の道の専門家みたいなのが対峙して、熱くグールド兄いの魅力を語り合 うんだ。勿論、席上にはみんなグールド・マンセーな奴らばかりじゃツ マンナイから、アンチ・グールドみたいな輩も呼んで、弁証法的に議論 を詰めていくみたいな・・・(^q^) たとえば、パーソナリティっつうか、進行役みたいなのに黒田恭一氏。 それからゲストとして、わが国にグールド・マンセーを引き起こす発端 を作った吉田秀和爺、リアル・グールド見たっつう、熊本マリと、園田 高弘氏、アンチ・グールド派としてこれらのキャストとぶつかるのを期 待して、そこへ清水和音氏を招いて、座をいよいよ盛り上げるとか・・・。 これじゃあ、いかにもクラオタのイベントだっつうんなら、熊本や園田と 時間入れ替えで、坂本龍一とか矢野顕子呼んで、多角的視点からのグール ド論語ってもらうとか・・・・。
943 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 21:33 ID:MFxFCKHR
10年か、20年位前か忘れたが、その頃NHKで確か「You」と かっていう毎回異なるテーマを掲げた、若者中心のトーク番組があって (司会は、糸井重里だったと記憶している)、その番組の企画ん中で、 ある日「クラシック好きの若者」に論点を置いた、かなり長い討論形式 の番組があった。スタジオには、それこそ10代、20代の若い男女が 集まって、ダサイ、ダサイと言われ続けるクラシック音楽に、いかに俺 達は惹き込まれていったのか・・、みたいなことを語り合い、同時にク ラオタ(勿論、当時はそんな隠語は存在しなかったが)の生活振りや、 一風変わった活動風景なんかを紹介していたことを思い出した。 そのとき思ったのが、コイツらはクラシックがまだまだ市民権を得て いないっつうのか、ダサイ、ダサイと言われ、陰に追い込まれてること にむしろ「喜び」を感じているんではないか? 世の中の流行に迎合し ない、ていうか、むしろ反発するような、そんなインディーズ的な要素 を理解し、受容し得る自分のセンスを結構「誇り」に思ってるんではな いかな?と、漠とそんなふうに思ったんだ。 だから、オイラは今でも「クラオタ」=ダサイ、キモイって言われる ことに奇妙な快感を覚えるんだ。もともと、インディーズ系のミュージ シャン、ことに過激ロックバンドや、かつてのヘビーメタルに興味があ ったことも手伝って、「グレン・グールドが好き!? オメエ変わって んな(w」とか、昔付き合ってた彼女にグールドを訊くと、「ああ、あ の歌いながら弾く人でしょ(^^)」とかって言って肩をすぼめて弾き 真似する仕草した後、「レコード変なの多いよね」と付け加えられると、 益々グルオタ冥利に尽きたんだ。 でも、最近つまんない事に、あんまり「グールド」=「変」てなふうに 言ってくれる人が少なくなっちまった(T▽T)
944 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 21:59 ID:MFxFCKHR
「グレン・グールドぉぉ・・!?、まじ、ヤバくねぇー?」みたい な偏見や罵倒が、真性グルオタにとっちゃあ、これに勝る賛辞はない と思ってるo(><)o グールド・ファンにとって一番の宝っつうか、 なくてはならない存在にグールド嫌い、いわゆる「アンチ・グールド」 の存在があるんだ。叩かれれば、叩かれるほど燃える、それが真性グ ルオタなんじゃないかな?って思ってます\(T▽T)/ インディーズ系のロック・ミュージシャンは、有名んなってメディア への露出が高くなると、なぜか本来の魅力が薄れていって、知らず知ら ずのうちにファンや信者が離れていってしまう。で、そんな経過で自然 消滅していくっていうのが常道だよね? そこへいくと、グールドは「隠遁生活」からも判るように、有名にな ればなるほどメディアを警戒し、自己の内的世界を護ろうと心がけるよ うなライフスタイルを徹底させた。そうして、ホントに最後まで「その」 イメージを固守したまま死んでいった。つまり、オレらの憧れを壊さず、 期待通りの人生を歩んでくれたっていうワケ。最後までコンサートを開 かず、最後まで独創性に富んだ「奇抜」な演奏スタイルで、聴く者を驚 かし、興奮させてくれた。だから、通常イメージされる勤勉タイプのク ラシック音楽家っつうよりも、「伝説の・・」とかって言われるロック ミュージシャンに近い風情を感じさせるモンがある。つうか、こんなに ファンキーでパンクな野郎はいねえよ、みたいな。 (ここで、フル・スピードで狂ったかのように弾かれた、平均律1巻 第5番の前奏曲が流れる・・・・♪)
945 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 22:40 ID:MFxFCKHR
そんなこんなで、多少使い古された言い回しを借りればグールドは、まさに クラシック界の「異端児」のイメージを貫き通したと言えるんではないか、と 思います。 ここ来て「グールド・マンセー\(^○^)/」とか言ってる若い人達も多 くは、「アウトサイダー」とか、「孤独」なんて言葉に陶酔しちまうタチなん じゃないのかなって感じがするんだけど・・。 そうそう、オレの脳内妄想(← このコトバ、最近ネットで覚えた・笑)で、 新宿とか渋谷のライブハウスでグールド・イベントやるとすれば、テーマっつう か、キャッチ・コピーは何がイイかな? やっぱ、『Bahaで、ロケンロール』 とか、『俺達、グールド愚連隊』みたいな感じんなんの(^−^)♪ で、ドレ スコードは、ハンチング帽とか、手袋、黒いジャッケットとかコート、あるいは、 身なりは普通でも、ポケットに手え突っ込んで、うつろな目えして「ポイパ・ポ ポピー♪」とかハミングしながら入店すんのが条件だったりして(*^^*)
>『Bahaで、ロケンロール』 (´-`).。oO(なんだろうこれは?)
947 :
名無しの笛の踊り :03/02/17 22:53 ID:MFxFCKHR
いけね(*^^*) 酔っ払ってるみたい。 もとい『Bach』
週末に、木の本棚を自作してたわけよ、 そこで余分な角材を組んで、あの椅子を再現してみたわけよ。もち、座板のない状態。 で、イタイ。男の人はもっと痛いんじゃないの。 ヘンタイなんていわないけど、ほんと、痛くなかったのかなー、これ。
女性で大工さんとはめずらしい方ですな
950 :
名無しの笛の踊り :03/02/20 14:46 ID:faq2TIDQ
保守
951 :
967 :03/02/20 14:54 ID:i/K/wF4a
952 :
名無しの笛の踊り :03/02/20 23:53 ID:S01451+K
保守
アルケミストはパルティータ6番ばっかり見てる。
948はオカマ. グールドはゲイ.
955 :
名無しの笛の踊り :03/02/22 21:17 ID:Yb/2GYCC
グールドの映像作品について、ちょっと質問させてください。 今のところ私は ・ゴールドベルグ新録の映像 ・アルケミスト ・27歳の記憶 については確認済みなんですが、これら以外に国内で比較的簡単に観ることのできる映像って あるのでしょうか。グールド関連の書物みてると、「グレン・グールドをめぐる32章(だったかな?)」 とか、カナダでTV番組用に製作された作品がある、等の言及があるので気になってしまいます。 こういうのは日本では未発売なんですかね? ところで、アマゾンでDVDの検索をしてみると、 「27歳の記憶」以外にもうひとつヒットします。 3月後半に発売予定になっているDVDなんですけど、 これはどんな内容なんでしょう。 知っている方いらしたら、情報提供お願いします。
956 :
名無しの笛の踊り :03/02/22 22:26 ID:A5M3XBwz
>>955 「グールドをめぐる32章」は好みの問題もあるかも知れませんが、
私は嫌気がさしました。まがいモンだと思います。
『グールド・コレクション』のLDの本篇と続篇については、
何故DVD化しないのかと、このスレでも度々怒りのレスが続きました。
私自身は本篇続篇とも持っていますが、再生機の調子が悪い上、
あの重さは極めてしんどいのでよう観ません。
忘れていてゴルドベルクのDVDを買った位です。
没後20周年だった去年の好機に『コレクション』をDVD化しないなんて…。
はっきり言って論外だと思います。みんなでプレッシャーを掛けましょう。
『27歳の記憶』は20年程前に初めてグールドの映像として観ました。
没後だったかどうかは覚えていませんが感激しました。
今もって最高の映像だと思っています。
追加 『コレクション』はNHKのBS2で2001年9/23、9/30、10/07の3夜に亙って 深夜に全篇[本篇のみか?]放映されました。これもほぼ収録してありますが、 アタマ出しが出来ないので観る気がしません。 NHKに再放を求めるより、やはり即刻DVD化を求めるべきでしょうね。
再追加 『コレクション』の続篇の中の1枚に「ゴルドベルク新緑」も入っていますが、 この盤には更にパルティータの4番のスタジオライブの全曲が入っています。 驚くべき演奏です。
960 :
955 :03/02/23 08:36 ID:Dn4ZWY49
961 :
955 :03/02/23 08:49 ID:m37dQNIx
>>957 情報ありがとうございます。
そうですか・・・過去に既にLDで出ていたんですね・・・・。
そんなことを聞くと尚更、DVD化して欲しいと思ってしまいます。
>「グールドをめぐる32章」は好みの問題もあるかも知れませんが、
>私は嫌気がさしました。まがいモンだと思います。
こちらは、グールド本人は出ていなくて役者さんなんですよね?
私も、どうせ映像で見るなら本人が出てるものがいいので、
957さんの意見もあることだし、この作品については
あまり固執しないでおこう、と思いました・・・。
>『コレクション』の続篇の中の1枚に「ゴルドベルク新緑」も入っていますが、
>この盤には更にパルティータの4番のスタジオライブの全曲が入っています。
>驚くべき演奏です。
それは凄そうですね。是非みてみたい・・・(垂涎)。
あと、私が気になっているのは、グールドがメニューインにも見せたという、
「じゃあ、フーガが書きたいの?」の歌が聞ける番組です。
いかにも面白そうでいいですよね。
962 :
名無しの笛の踊り :03/02/23 11:18 ID:WTRkwfcR
オレ、グールド兄いのLD関連にゃウトくて、どの場面がどのセットん中に 入ってんのか判然としないけど、なんか、マーラーの「復活」ん中の「原光」 を指揮してる、メッチャ若いころの映像があったように思う。オレらがよく 知ってる兄いの、あのナルシズム丸出しの恍惚とした表情が忘れらんない。 あと、「どうせなら、もっと聴きたかった!」ってシーンも沢山あるo(><)o たとえば、ロシア音楽かなんかを誰かに説明してるシーンだったように思う けど、そん中で急に思い立ったような感じで、いきなりグリンカの「ルスラン とリュドミューラ・・」序曲を、超ハイ・スピードで弾き出すんだm(^0^)m♪ グールドが弾くと、本来オーケストラの為に書かれた作品も、ピアノで聴いた ほうが面白い!って感じがしないか? けど、残念なことにそれらはいずれも 数小節弾いただけで、グールドの手が止まってしまう。 バッハの「クロマチックファンタジーとフーガ」のファンタジーの所もそう! 「やだなー、弾きたくねえなー」なんて言いつつ、嫌々ピアノに向かいながら も、始まったら、今まで聴いたこの曲ん中で一番「スゲェ!!」って思わせる くらいの迫真の演奏だった。こうなったら、是が非でもフーガん所も終わりま で聴きたいよね? グールドがウォーミングアップを兼ねて弾いた、ピアノ版管弦楽曲なんかを 集めたCDがあったら面白いだろうに・・・・。
ファンではないのでラ・ヴァルスのピアノ編曲を眉をひそめて聴くんですが、 こういう音が彼の中でいつも吹き荒れてるのかな、なんて思ったりもします。
964 :
名無しの笛の踊り :03/02/24 16:18 ID:aP+siJ6d
アマゾンみてたら、アルケミストの日本語版が出るらしいね。 輸入盤もってるけど、買っちゃうよっ!!
965 :
名無しの笛の踊り :03/02/25 22:18 ID:2Sn/pNTy
ガーン!!!!日本語版が出るまで待てばよかった。
ヒンデミットをたくさん録音してくれたのには まじで感謝してる。
英語わからないとこはドイツ語字幕で見て大体理解した。 でもお金あれば・・・買うかも。 Kein Ritardando, kein Accelerando...Aber Ueberaschung, Ueberraschung... というところで毎度ため息がでる。 まあ、この程度は字幕なくてもわかるか(w
968 :
名無しの笛の踊り :03/02/28 01:34 ID:NVu52DZA
おまえらageろよ dat逝くだろ!
>968 お言葉に従ってage ついでに >967 独語は一人で呟けや。乃至はカンタータ・スレに戻るKEINE
グールドのイギリス組曲でも聴こうかな・・・。 久しぶりに。
アルケミストなんかで対話してる場面も、前もってグールド自身が 台本を用意してそれを「演じている」んだろうね。
あげてみるテスト
>>971 Contrary to what has been written here and there, our dialogues
were not scripted. They were improvised and completely spontaneous,
all the while following a carefully thought-out dramatic sequence.
と、このDVDのライナーでモンサンは書いてるけどね。
巷では他のモンサンのシリーズでは「細かいアドリブまで台詞化されたものを
熱演している」と言われ続けたのでアタマに来てたのかも
[翻訳能力ないんで原文ママ]
>>973 確かに全面否定してるね。
でも、個人的にはそれがたとえ演技だとしても興醒めにはならないな。
どっちみちグールドの場合は極親しい人との会話でも
何かしら自分を「作っていた」のだろうから、大した違いはないような気がする。
使った事ないんだけどDVDって字幕消せるんですよね? LDで、演奏してる指の位置に字幕張ってるの見た日にゃアンタ ジュンイチゴルルァ!ってブチ切れましたよ。 グールドやピアノに字幕被らせるなって。 輸入版買っときゃ良かったと後悔・・・
976 :
975 :03/03/02 04:42 ID:???
普段は「宮澤先生」と 畏敬の念を込めて呼ばせて頂いていますです。ハイ
978 :
◆Keith./SXw :03/03/03 13:34 ID:Ztb5gtiI
私が持ってるアルケミストには、スローモーション映像は 入っていなかったと思う。 1.のドキュメンタリーフィルムにはパルティータ6番の一曲目が 入っていた。
1000!まであと少し
qooo
既成マンせー
はやく1000!
最後に踏むのは俺だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次スレ欲しい
985 :
名無しの笛の踊り :03/03/03 22:03 ID:YXGfXcXH
グールドのゴールドベルク、若いときの方2枚買ってしまいました… 晩年のゴルドベルグをレンタルしてMD録音→気に入って若いときのを買う(輸入版)→ 晩年のもCDで持っておこうと考えアマゾンで購入→届いて聴いたら若いときのゴルド→ 国内版を買っていた どうしよう… まだグールドCD10枚も無い初心者なのに…
初心者かなあ
987 :
977 :03/03/04 00:59 ID:???
>>978 サンクスです。
>1.のドキュメンタリーフィルムには
>パルティータ6番の一曲目が入っていた。
だとするとドイツ語版は買わなくても良さそうですね。
でも、こっちの方がモンサンジョンのオリジナルな
構成に近いんだろうなー。
988 :
985 :03/03/04 01:42 ID:???
殊、グールドを聴いてずきんと来た人に限って言えば、 初心者も練達も一切無いと思いますが…。 私自身は65年位からの一ファンですが、最初にグールドから受けた ずきんが一番大事だと思ってます。〜初心忘るべからず〜
990 :
985 :03/03/05 15:57 ID:zYwvLJxE
>>989 過去レス読みましたか?
間違えて同じ内容のCDを国内版・輸入版と
2枚買ってしまったからどうしようって言ってるの。
何十年もファンやってて国内版も輸入版も集めるほどの
マニアってわけじゃないし、同じCD買うなら別のCD買えば良かった、って言ってるんです。
991 :
989 :03/03/05 19:28 ID:???
>>990 ありゃりゃ、御免。
感じる人にはずきんと来る名演だから、人選んでプレゼントかな[笑]
>990 私も初心者の部類に入るものですが、なんとなく輸入盤と国内盤の両方を持ってますよ。 あのね、国内盤と輸入盤ってよくよく耳をすますと音が違うと思います。 けっこう人によっては音の好みもあるみたいだし、まあこの際だから重箱の隅をつついてみてはどうでしょう(買っちゃったんだしね)。 それにCDジャケ(もしくはブックレット)に表示されてる時間も微妙に 違います。 何でこういうことが起きるんだろうね。私はそういうことを思いつつ、 両方聴き比べました。
米番の音の方が好きかな。ジャケは日本盤もCOOLですけどね。
×米番 ○米盤
995 :
1 :03/03/05 23:32 ID:???
使い切る?
997
998
999
/ミミミ\\\\\\\ /彡ミミミ\\\\\\\\ |彡ミミ/\\\\\\\\| |彡 | \\\\\\\| ヽ |へ、_ _,へ\\\\/ | __ __ | / ) ゲッツ!! | |/ ノ | ( / _ ) / 1000ゲッツ!! ヽ ヽ | ヽ ヽー‐‐‐ァ /\ //ヽ ヽ-‐' / /\ \ / / ヽ_ / / / \ / \ |\ /| /\ \ (⌒\ / (⌒ヽ |二| | / \ \ __ゝ ヽ ___ ゝ \ \| / / | ( ヽ─ ( l ) ヽヽ / / / |  ̄ ̄( ̄丿 |  ̄ ̄( ̄ ゝ \ / / | ( ̄ノ | ( ̄ ゝ | ̄ ̄ ̄ ̄ | ( ̄ノ | ( ̄ ゝ |
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