1 :
Nobody:
器楽もアカペラもいいが、オケと合唱が重なり合った時の壮大な音楽、表現の幅の広さに魅せられた方も多いであろう。
愛聴者、合唱人、オケの方々も交えてそれぞれの思いを語り合いませんか。情報交換も交えて。
2 :
Nobody:02/05/12 08:38 ID:o31TZf9s
ああ、合唱付き交響曲も加えましょう。
3 :
名無しの笛の踊り:02/05/12 08:45 ID:N03Fs28Y
婚礼の合唱
水夫の合唱
徒弟の合唱
(・∀・)イイ!
4 :
Nobody:02/05/12 09:25 ID:o31TZf9s
いいですね。ワグナー 厳粛なのから馬鹿騒ぎまで
ロマンの極致! 痺れます
タンホイザーも加えておきましょか。大行進曲、巡礼の合唱
ん?いかん ワグナーの夕べ になっちまう
5 :
名無しの笛の踊り:02/05/12 18:23 ID:z1cGEhFM
コンサートピースとして扱われる一般的な合唱もいいですが、オペラなら
フィナーレの大コンチェルタート系の曲が好きっす。ヴェルディの『オテロ』の
3幕大詰めとか、プッチーニの『マノン』の囚人点呼の場あたりとかはもう、
みんながみんな、違う歌を歌ってるという感じが凄く好きです。ドラマが
浮き彫りにされるようなこれらの場面はオペラの白眉っす。
おお、舞台が錯綜して大きくうねる辺り オケ+独唱+合唱ならではですね。
ワグナーだと水夫vs幽霊辺り あれは3幕ラストか
有り難うございます。マノン詳しくないので期待して探してみます。
あと プッチーニ トゥーランドット冒頭 というより 一幕全部。北京の大群衆
やっぱりバッハのミサロ、その中でもクレドの部分がが一番すごいと思う。
宗教曲はヴェルディのレクイエム ディエスイレで取り付かれたミーハーもんです。
その点、バッハは終曲で なんか ああ終わっちまうと泣いてしまう 独特な存在。
マタイもそう。 私には大き過ぎて未だ中身が消化できてないのかも。
10 :
名無しの笛の踊り:02/05/16 00:44 ID:Ykg.00Zk
どうしてこんな真面目なスレにレスが少ない。
これ、クラヲタの大半が桶しか聴いていない証拠。
モンテヴェルディ“聖母マリアの夕べの祈り”
わーん どこまで下がるか実験中やったのにー (あり?543くらいやったっけ??
って、最近500ぐらいに刈り込まれたとも聞くし。 危なかったのか?サンクス
歌系はのんびりしてるから ここの議論には向かんのかもなぁ。
モンテマリア挙げる人結構いますね。そおかあ私は勉強不足だー!
13 :
5:02/05/16 01:31 ID:TWxFAH/s
>>Nobodyさん
『マノン』の囚人点呼の場ってのは、3幕の大詰めなんですよねこれも。
ジェロント氏の館で捕らえられたマノンが、アメリカに流刑の為ルアーヴルの
港まで護送され、乗船の点呼の際に愛するデ・グリューに別れを告げるという
場面です。リズムをとるかのように淡々と囚人の点呼を取る軍曹、囚人達に
野次をふっかける群集、妹マノンの哀れな身の上を語る兄レスコー、それに
聞き入るもう一つの群集、そして自分の事は忘れてくれと悲しげにつぶやく
マノンと運命を憎むデ・グリューの悲痛な嗚咽…これらのパート(?)が
渾然一体となって同時に耳に迫ってくるんです!これは必聴っすよ!!!
オススメはやっぱりEMIのセラフィン盤かな。あざといまでに哀れを誘う
ための聴いたオケとスカラの熟練の合唱陣、そしてカラスとピッポ氏と
きたらこれはもう…
14 :
名無しの笛の踊り:02/05/16 01:44 ID:Y09P5yag
単純と言われるかもしれませんが、洩れ、ベルリオーズ「レクイエム」のコーラス大好きです。
あの曲は、ヲタクの間では、8台のティンパニなどの要素で有名ですが、コーラスの率直で力強い感じが好き。
あっ、Nobodyがこのスレ立てたのか。ちなみに、氏にそうになっていたこのスレを上げたのはこの洩れだよ。
WAKWAK こういう煽り?やったら大歓迎。CD矢へ一直線したい気分ですわ。起きれー!
どうしよう。LD DVDでも見てこようかと思ってたけど、セラフィン盤かあ。サンクス!
わ、急に盛り上がって かぶりっぱなしや。 ありがとおおお
ベルリオーズなあ、いっぺん歌ってみたい曲です。よお知らんくせに。
凄い編成らしいとは聞いてたが ははは八大? トラトラトラ大変ですな。ひえー
1元気になったな。上げた甲斐があったというもの。
19 :
名無しの笛の踊り:02/05/16 02:08 ID:Y09P5yag
その筋では有名なんだろうけど、ミサ・ソレムニスのクレド終盤のあのテノールの強烈な速さのパッセージはほんとわくわくするよ。
モンテヴェルディ“聖母マリアの夕べの祈り”
宗教声楽曲のスレではか・な・ら・ず・出てくる曲だけど
良さがいまいちわからん。
バッハに比べるとまとまりに欠けるというか。。
魅力を教えてくれ。
>>19 誰の?ベートーヴェンですよね。
何段階かの加速ロケット点火! 昇ー天ー みたいな。
あれも大変
そうそう、あれはいいよね。
>>20 バッハの何と比べるの?
受難曲みたいなドラマとは比較しようがないだろ。
カトリックの典礼音楽、しかもマリア信仰。
全くの別ジャンルだよ。
>>20 たしかこの曲、モンテヴェルディが就職活動の一環として?書いたもの。
だから当時の彼の作曲技法が次々に開陳される反面で
まとまりに欠ける印象も無理ないかな?
だから、という訳でもないが、この曲を聴く自分の“姿勢”は
他の宗教曲を聴く際とは微妙に違っていることを自覚しています。
個人的には、色々な演奏を聴き比べてみることを推奨。
まとまりのなさが、
かえって不思議な「懐の深さ」みたいな感じを出してるような
バッハのマタイなら冒頭合唱とか47曲目とか
よく知られた聴きどころあるじゃないですか。
モンテ聖母でそういうのあります?
>>27 Ave maris stella 「めでたし海の星」じゃないかな。
この曲だけ独立で演奏されることもあるくらい、
モンテヴェルディの作品のなかで有名な曲。
あと最後のマニフィカトとか。
でも冒頭合唱からみんな好きという人もいるような。
いずれも負けず劣らず個性的な曲ばかりだからね。
>>27 注) 47は アルトアリア 憐れみたまえ ね
31 :
28:02/05/16 03:02 ID:???
あ、よく考えてみたら、けっこうどの曲もよく単独演奏されてるカモ。
合唱じゃないが、Duo Seraphim 「ふたりのセラフィムが」の
単独演奏なんかも聴いたことあるし。
独唱者向けレパートリーも重唱用レパートリーも入ってて、
合唱団だけでなくソリストにとっても便利な曲集なんじゃないかねぇ。
モンテヴェルディの話が続いているところに
シェーンベルクの“グレの歌”の話をするのは場違いかもしれませんが。
モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」の
お薦めCDはやはりガーディナーですか。
それ以外の推薦盤をあまり耳にしないのですが。
35 :
名無しの笛の踊り:02/05/16 19:51 ID:qm87drnk
グレの歌を話そうという奴、それからどうした?
またモンテマリアの話しちゃうけど、グレの話したい人はしてね♪
>>34 いえいえ、そんなことはありませぬぞ。
モンテマリアの名盤は、たくさんあります。
私自身のお勧めは、ヤーコプス盤。これ最強・・・と思う。
ガーディナー盤は明るく覇気があって魅力的ですが、
他のガーディナーの名演と同様、
曲そのものよりガーディナー節を聴いてる感じがしてしまうんだな。
同じガーディナーで、正確な録音年は忘れたけど、古い録音もあります。
そちらのほうが好きという方も結構おられるようです。
ヘレヴェッヘ盤というのもあり、これを推す人もいますが、
ちょっと響きがモコモコしていて、個人的には好きではありません。
かなり前の録音なので、録り直しきぼんぬ。
ヘレという指揮者自体は非常に好きなので・・・。
37 :
34:02/05/16 20:06 ID:???
んじゃ、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の話をしてもいけないんですか。
どおぞどおぞ 萌えて下さい。(藁
カルミナ・ブラーナはどうですか?
ええですよ。なんでもAですよ。 グレさんはドコ? クレタ島でグレタ?zusa−
基本的に一押しの宗教曲は
>>7の「宗教曲でいい作品」に投票という手もありますが。
作品に限らず合唱&オケについてならナンデモ可としましょう。 どうぞ
シェーンベルクの“グレの歌”に話を移します。
なんか“非行に走る者の歌”みたいで語呂がちょっと....
だけど12音技法の開拓者の作という先入観で、身構えて聴いてみたら
実にわかりやすくて意外だった。
語り手が登場する場面での管弦楽が先鋭に響くのみで
マーラーの各種交響曲のほうがよほど鋭角的です。
小生、都内の楽器店で、この曲のフルスコアを見たことがありますが
当時の作曲者が48段のスコアを調達しただけあって圧巻の一語。
指揮者の“聴き分け(たしかソルフェージュと言ったっけ)能力”が
もろに試される曲です。
エルガーの「ゲロンティアスの夢」第1部終盤の合唱がカッコイイ。
44 :
名無しの笛の踊り:02/05/17 22:25 ID:tM2Cmhug
『ヴェスプロ』はパロット。『ロ短調ミサ』もパロット。
パロット信者ハケーン
でもヴェスプロの凄いのは認める。
46 :
名無しの笛の踊り:02/05/17 23:33 ID:tM2Cmhug
でも『メサイア』はパロットだめなのよ。
47 :
名無しの笛の踊り:02/05/17 23:58 ID:6Uk7xRD6
あとジョスカンの『ミサ・アベ・マリス・ステラ』もパロット。
てか、アカペラは、ここ、だめなん?
ジョン・オールディス合唱団が参加しているピンクフロイドの大作「原子心母」
みたい、よりクラシック的なプログレもいいよん。でも昔の作品なのにCD高い。
東○EMIぶっとばすぞマジで…。
>>47 パロットって指揮者アンドリュー・パロットかあ。なんやと思った。モグラってます。
アカペラは、んんんんn− ついでなら可。 宗教曲スレがあるので遠慮してます。
>>48 ピンフロっていつの頃だろう?原子心母て何の訳だろう???深まる謎
パロットのメサイアはテンポ遅すぎ+録音に問題あり。
パロットのバッハ管弦楽曲集もなんか変なテンポ。
Atom Heart Mother.原題の直訳だね>原子心母
53 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 04:26 ID:oro.4nCc
質問あるんですけど誰かいます?
僕の耳が悪いのかもしれませんがオペラって聴いているとなんか
微妙にピッチが高く聞こえるんですけどそんな事ないですか?
知識はありませんが、雰囲気としてはありそうな話ですよね。
特に、アリアなどは見せ場の決め(とでもいうのかな)で若干上ずったように高いピッチで歌うという感じはあるような気が。
よく分かりませんけど。
55 :
53:02/05/18 04:33 ID:oro.4nCc
あっありがとうございます!声楽についてド素人なもんですいません。
オペラのソリストは高めにピッチを取る傾向があります。
なぜなら、絶対的に音量の大きいオケの音を超えて
客席に聞こえるよう、自分の声を目立たせるためです。
また、ではなぜピッチを低くしないのかというと、
低くすると音が下がって目立ち、
調子が悪くというか、ヘタに聞こえるからという理由も有るでしょう。
オペラは高め
ジャズは低め
ジャズって、ソロに回るときも低めなのかな?
そういう印象は持ってないけど・・。
プライはオペラでもよく低めになてたけどよくなかたーよ。
61 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 22:58 ID:m9T/lP2c
ぶら下るより高めの方がましじゃない?
どうよ?
>>58 レイジーでブルージーな雰囲気を出すためだと思う。
>60
あれは単に芸風。フォルテではちゃんと音が合うんだけど、
弱音が下がるの。ファンしか許せないの。
>>59 おもにヴォーカルの話。
でも管楽器系のソロは微妙に低めを狙ってたりするよ。
65 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 23:03 ID:m9T/lP2c
>>64 そうなんだ。
微妙に低めでカコイイ例があれば教えて。
ソロで低めだとチョトどうかなって印象しかない。
66 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 23:05 ID:m9T/lP2c
California Dreamingのソロのフルートは
カナーリ高めでカコイイ!!
68 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 23:10 ID:m9T/lP2c
ソロは音程のとり方で味が出るけど、
合唱の音程って難しいね。
>>65 初期の Lester Youngから"The Man I Love","Body and Soul"なんてどうでしょう。
ぶらさがってから戻す例では Ben Webster の"Sophisticated Lady"
スレ違い質問にわざわざどうも。
レスター・ヤング聴いてみます。
ジャズVo、オペラSoloの話面白かったです。
合唱はハーモニー合わせる事が至上命題ですからね。時にソリストが高めにいくのを
え?とか思いながら、それも表現にかなっているなら納得感心。
合唱自身はというとぶらさがらないように高めぎりぎりを意識する事ありますね。
>71
合唱も5度は高め。3度は長調が低め、短調が高め。これ最強。
なのでしょうけど、、、(汗汗汗
実際オケと合わせる時にはそれどころじゃないです。妥協の産物。
耳の良過ぎる人には気持ち悪かったりするんでしょうか。
でもそれだと、アカペラや純正調アンサンブル以外聴けなくなるような・・・。
age