【宮崎駿】 崖の上のポニョ 19 【ジブリ】 本スレ
★スタッフ★
『崖の上のポニョ』上映時間:1時間41分 1139カット
カラー/ビスタサイズ/DLPシネマ対応/
ドルビーデジタルサラウンドEX・dts?ES(6.1ch)
原作・脚本・監督:宮崎 駿
作画監督:近藤勝也
作画監督補佐:高坂希太郎(2007/5/7〜)、賀川 愛(2007/9/18〜)、
稲村武志(2007/10/〜)、山下明彦(2008/3/12〜)
美術監督:吉田 昇
動画チェック:舘野仁美
動画チェック補佐:中込利恵、藤井香織
色彩設計:保田道世
映像演出:奥井 敦
音楽:久石 譲
編集:瀬山武司
整音:井上秀司
音響効果:笠松広司
録音演出:木村絵理子
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:星野康二
アニメ制作:スタジオジブリ
製作担当:奥田誠治、藤巻直哉、福山亮一
特別協賛:アサヒ飲料
特別協力:ローソン、読売新聞
配給:東宝
(C)2008 二馬力・「崖の上のポニョ」製作委員会(GNDHDDT)
乙
★声の出演★@
@ポニョ(ブリュンヒルデ):奈良柚莉愛(なら ゆりあ)
@宗介:土井洋輝(どい ひろき)
※崖の上の一軒家に住む、ゆったりとまっすぐな5歳の男の子
@リサ:山口智子
※宗介の母。デイケアサービスセンター“ひまわりの家”の職員。
@耕一:長嶋一茂
※リサの夫、宗介の父。内航貨物船の船長。
@グランマンマーレ:天海祐希
※ポニョの母であり、海なる母。
@フジモト:所ジョージ
※ポニョの父。海中でウバザメ号を操る。
@ポニョのいもうと達:矢野顕子
※稚魚の群。水球の中で育てられている。
@トキ:吉行和子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@ヨシエ:奈良岡朋子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@婦人 :柊 瑠美
※ポニョと宗介が出会う、赤ん坊を抱いた古風な女性。
青年(夫):岸本 卓(通称ナヨ)
@アナウンサー役 :羽鳥 慎一
ひまわり保育園の女児(?) :大橋のぞみ
♪「崖の上のポニョ」主題歌 2007/12/5〜発売中
規格品番:YCCW-30013 定価:1000円(税込)
発売レーベル:ヤマハミュージックコミュニケーションズ
♪「崖の上のポニョ」イメージアルバム 2008/3/5〜発売中
作曲・編曲:久石 譲
規格品番: TKCA-73309 定価:2800円(税込)
発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
♪「崖の上のポニョ」サウンドトラックアルバム 2008/7/16〜発売中
作曲・編曲:久石 譲
新日本フィルハーモニー交響楽団
栗友会合唱団
規格品番:TKCA-73340 定価:3000円(税込)
発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
「崖の上のポニョ」 絵コンテ全集
予定価格:3,570円(税込)
著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集
出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-862571-9)
発売予定日:2008年08月08日
※映画の設計図である絵コンテをオールカラーで収録。
※宮崎監督の映画のつくり方がわかります。
※●552ページ
※●A5判ケース入り
「崖の上のポニョ」ジ・アート・シリーズ
予定価格:2,900円(税込)
著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集
出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-810012-4)
発売予定日:2008年08月02日
「崖の上のポニョ」 ロマンアルバム
予定価格:1,300円(税込)
発売元:徳間書店 ISBN:9784197202577
旧IS:(4197202571)
発売予定日:2008年08月中旬予定
久石氏へのメモより、パヤヲの本作コンセプト
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」
・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。
・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。
・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。
・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。
・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。
・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる
・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。
・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。
・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。
「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」
「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう
やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」
っていうのは原作「ナウシカ」を完結させて以来、「もののけ」「千尋」「ハウル」と
一貫している宮崎の創作態度だね。
◆物語
海辺の小さな町
海に棲むさかなの子ポニョが、
人間の宗介と一緒に生きたいと
我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5才の宗介が
約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を
今日の日本に舞台を移し、
キリスト教色を払拭して、
幼い子供達の愛と冒険を描く。
海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
少ない登場人物。
いきもののような海。
魔法が平然と姿を現す世界。
誰もが意識下深くに持つ内なる海と、
波立つ外なる海洋が通じあう。
そのために、空間をデフォルメし、
絵柄を大胆にデフォルメして、
海を背景ではなく
主要な登場人物としてアニメートする。
少年と少女、愛と責任、海と生命、
これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。
宮崎 駿
◆あらすじ
海辺の小さな町。
崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、
ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。
アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、
宗介に助けてもらったのだ。
宗介のことを好きになるポニョ。
宗介もポニョを好きになる。
「ぼくが守ってあげるからね」
しかし、かつて人間を辞め、
海の住人となった父・フジモトによって、
ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。
人間になりたい!
ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、
再び宗介のいる人間の世界を目指す。
危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。
海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、
妹たちは巨大な水魚に変身して、
宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる――。
少年と少女、愛と責任、海と生命。
神経症と不安の時代に、
宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。
「崖の上のポニョ」関連番組
7/24(木) 22:54-23:58 NTV NEWS ZERO「ZEROカルチャー(3)音響の魔術師 井上秀司」
7/25(金) 07:26-**:** NTV 「ズームイン!!SUPER」エンパラ ポニョとく!
7/25(金) 14:55-15:50 NTV 「ドラバラPUSH スタジオジブリ レイアウト特番
〜宮崎駿独占インタビュー130分」
7/25(金) 23:30-24:25 NTV NEWS ZERO「ZEROカルチャー(4) 」
8/02(土) **:**-**:** NTV 「NEWSZERO スピンオフ スタジオジブリ最新作
『崖の上のポニョ』を創った5人の天才(仮)」
8/05(火) 22:00-23:28 NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル
宮崎駿のすべて 〜ポニョ誕生の300日〜(仮)」
8/09(土) **:**-**:** NTV 「ズームイン!!SUPERプレゼンツ
『崖の上のポニョ』のちょっと気になる雑学教えますSP(仮)」
18 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 11:44:44 ID:7SfJuipt
19 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 11:48:31 ID:DpgNB2HO
>>1乙
きっとポニョと宗助は中学生位になったらヤリまくるんだろうなぁ…
「ポニョ、宗助のちんこ大好き!」なんて喘ぎながらさ。。
そこにリサが入ってきてブチ切れるw
勃起してきた
変身したポニョの正体をニュータイプ能力で
察知した時点で宗助は試練を越えている。
あとは余韻だよ。
つうか「ハクー!・・・ハク?」の千尋といい宮崎主人公はみなニュータイプ能力高いよな。
>>1 乙
ただ
>>1は名無しまで貼り付けてるな
次スレ立てる人はでこれは消しといてね
22 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 11:57:15 ID:kWPwetNf
ちゃんと『本スレ』と入れてくれた
>>1はマジGJ!
>>1さん、ありがと☆
ハーッハッハッハ!!どうした!ポニョ様ともあろうお方がスレが止まって見えるぞ!!!
竿の下のポニョ
竿の下のフグリ
ポニョが最初に「ポニョ、そうすけ、すきー!」と話すシーンは「イルカの日」からの引用ですね。
どこか西原理恵子とか、
あるいは諸星大二郎とかそのへんのテーマを感じるポニョ
年齢的にパヤオの遺作になりそうだし、引き篭もりやめて劇場へ行こうかな('A`)
31 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 12:19:37 ID:fvIo6+lR
(*'A`) タッチャッタ・・・(恥)
ノ(ヘ♂)ヘ
トトロの入浴シーンみたいなのある?('A`)ノ
33 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 12:28:33 ID:xyCy+3rb
ポニョ見に行ったよ
結構海の中の映像とか思ってたよりおもしろかったよ
ストーリーに関しては宮崎の映画は回を重ねるごとに夢の中の話みたいに
なっていってるね
>>30 90歳を超えて映画監督をしていた市川崑監督からしたらガキみたいなもんだ
>>29 あーあのひなびた漁村やバケツ持った刈上げの子供の感じがサイバラw
>>19 海の匂いのする女は ええぞお!
「あァァァ…ポ、ポニョのイソギンチャク千本は絶品だああ」
「まだまだ、これに腰の回転が加わるよー! それ、うず潮アタック!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛出会えてよがったああ…」
どんな名匠も60過ぎたあたりから駄作しか作れなくなるものなんだけど
まあそれでいいじゃないか、と思える作品だったな。
宮崎駿には最初からある種の矛盾があって、「子供のためのまんが映画を作りたい」と
何度も言ってるんだが、同時に青年向け的な内容を意識したり、リアリズムの追及が
あったり、ドンパチが好きだったりというのがあった。これまではその矛盾を何とか
コントロールしてそれが魅力につながっていたというのがあったんだと思う。
しかし、それがもののけ姫で微妙なバランスが崩れて面白さが消えてしまうという事態が
起きた。千と千尋ではそれがまた建て直されギリギリのところで面白さが戻ってきた。
でもハウルでもちょっと怪しかったがポニョは大きく路線転換をしたのがまずかったのか。
リアリズムのレベルと絵本的な世界観との齟齬がひどく、かなりシラケた気持ちで鑑賞
せざるを得なかった。
それ以上に、ドラマ展開の常道として「グーッとためて、その上で爆発する」という、
宮崎監督自身も言っているようなプロレス的な方法論が消えている。常にチョロチョロ
小出しになってるので「うわーすごい!」と思うことが無かった。
でも、今回ので監督が反省するなら、次の作品はうまくいくこともあり得るかもな。
今回のが確信犯であれば、次はないと思う。
38 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 12:58:19 ID:dd80TaSP
駄作ではないと思うよ。
今日の特番名古屋じゃ見れねー なんという仕打ち うpたのんます
40 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:08:30 ID:Knw9qq1Q
動画うぷ場所教えろ
金なくてみにいけない
43 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:22:17 ID:JsQqHzAC
ポニョをわがままとか性格悪いとかいうけど
みんながパヤオに「女がわかってない」ってしつこく言ったから悪いんだ。
おかげで王子様が理想の女性であるお姫様を助ける物語なのに
お姫様はあんな人物造形になっちゃっただろうが。
貰える映画賞は日本テレビアカデミー賞のアニメーション部門だけだろう。
45 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:25:39 ID:O73nTyby
ジブリで一番好きな作品の一つになったよ。
今のところ2回見た。癒されにまた見に行く。
>>43 違うよ
どんな女の子も良い部分と悪い部分は同居してるから
結婚するならその全てを愛せなきゃ駄目だよって言ってる
47 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:28:58 ID:kb70UIQ3
手塚の話はもうとっくに何度も出てるみたいだけれど
あれはやっぱり火の鳥だろうな。
何かに拘って時代を変えようとしたり、時代に何かを刻みつけようと一生をかけてあがく男。
そしてそれらの営為を全て見ており、全ての死を看取り、全てを生み出し、燃え尽きた灰の中から再び飛び立つ火の鳥。
象徴的に見事に捉え直し自作に登場させている。
だからこそ、手塚キャラでなくてはならなかったのだろう。
火の鳥のアニメはちょっと悲惨なものも多々あったような気もするので
当然ながら漫画火の鳥のエッセンスを取り出したのだろう。
そこらもよく分かるような気もしたのだが、
しかし実は余り面白くなかったです。御免。
優れていると認めざるを得ない演出の端々や絵作りに対しての今回特有のアプローチなどにも
一応感心はしたのだけれど。
>>43 ポニョを理想の女性に造形しちゃダメだろ。
問題だらけのお姫様だからこそ、ソースケの決断が意味を持ってくるのに…
49 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:32:48 ID:CnyCnVEZ
ホントは大橋のぞみみたいな正統派の可愛い子が好きなのに、
ヒロインの顔や性格をブスに描いてしまうのはロリコンの照れだよ
>>43 >>46 逆に「我侭女を全部受け入れろ」と、男側を、すべて受け入れられる完璧超人にしすぎてるから
もののけ以降は男にとってずっと息苦しい話が続いている。
典型的な左翼世代の、男の罪悪感感性なんだよな。
自分はマッチョな生き方してきた癖に、その罪滅ぼしを下の世代に押し付けてフェミぶるなっての。
女の我侭な面を描くと言うのはいいとしても、男の生き生きとした部分だって肯定してくれよ、
と最近のジブリ映画見るといつも思う。
ルパンの登場人物とかコナン、ジムシーとか、クロトワとかユパ様、アスベル見てると、共感できたし生き生きしてた。
最近の男登場人物は、陶器の置物のようで、まったく感情移入できないばかりか
「ああならなければいけない」という吐き気がするほどの息苦しさを感じる。
手塚キャラといえば特に藤本は、ほぼ手塚キャラとしか言いようがないと思ったな。
手塚治虫が描くイケメンキャラそっくり。
ハウルがその原型じゃないかと思うけど、あの種のキャラはハウルより前には
なかったよね。ハウルがイケメンキャラになったのはキムタコなどのジャニーズアイドルを
声優にする前提があったのかな?という気がするけど、フジモトは所ジョージなのに
イケメン手塚キャラなんだな。
宮崎のキャラには、石ノ森章太郎の影響をわずかに感じることがあるけど
手塚に気づいたのは今回が初めてだ。
「一妻多夫」のグランマンマーレを「ポニョの見事に成長した姿」
「ポニョは生き生きと自分の欲望に忠実にしていい」
「宗介はポニョを受け入れると言う約束を守らなければいけない」「揺るがない」
じゃあ、息苦しくてたまらん。スイーツ肯定してすべて受け入れなきゃクズってか。
自分は男の生き方堪能しといてよく言うわ。ゴローじゃなくても反発したくなる
しかし、反発したくともパヤオが天才なのは痛感する。力は圧倒的。
ゴローや俺らじゃまったくかなわん。だからこそ苛つくなあー
53 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:44:40 ID:EOF/xxvI
女が常に上なのは民青趣味なんだからしょうがないじゃん。
重信から土井までみんな女をトップにしちゃうんだよ。
54 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:45:45 ID:CnyCnVEZ
お前はどんだけ女に虐げられてんの?
>>48 まったくだ
ポニョがシーターやクラリスみたいな女だったら
宗助の方が海の中に逢いに行く話になってしまう
56 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 13:50:46 ID:JsQqHzAC
>>50 違うよ
これはフェミ思想と逆ベクトルの映画だよ
ポニョは自由な力を失うことを物ともせず
好きな男の元に行く選択をした
つまり、OLで自由に遊びまわったり買い物をする快楽をすて
苦労のが伴う家庭に入る事を是とした
名前が変る事を素直に喜ぶのも姓が変る事を意味知る
これらはフェミが一番嫌ってることなんだよ
>>57 実は今回そういう印象があって、もののけ以降の中ではそんなに臭みは感じなかった方ではある
宗介もハクとかよりは自分の欲求で行動している風はあるし、リサもつっぱってるけど可愛い女だったような気がする
フェミ臭もエコ臭も薄かった。だから最近の中では好感は持てた
でも、帰ってから公式サイトの解説読んで台無し。
>>52のような事が書いてあった。
力は圧倒的なんだけど、結局もう自分の好きな作家じゃないってことだな。これはしょうがない。
それとも逆に、解説の方が、フェミに対するアリバイ作りなのかな?
>>49の言うような、ロリをあえて不細工にするところとかと同じ、照れや天邪鬼な気もする。
>>52 男の俺を肯定してくれる映画を、っていう欲望は
それこそ男版スイーツでしかないと思うんだが
60 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:02:35 ID:qFEJhvZm
>>57 なんか毎日そのポニョOL説となえてる奴がいるよなwww
特番、関西でも無いのん…
>>59 いや、初期ハヤオ映画のような極端を求めてるんじゃなく、イーブンならまあいいんだよ。
もののけ以降、逆ベクトルに極端すぎる。
ジムシーあたりにくらべて宗介、あまりにも生き生きしてないじゃん?
つーか、女が生き生きしてたら男が生き生きしなくなり、男が生き生きしたら女が生き生きしなくなるもんなのかもね。
意外と真理かもと思ったり。
65 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:12:14 ID:5FMlHnBR
黒澤もアクションとか視覚効果重視で、本人自体、
「僕は論理的な人間じゃありませんよ」
って言ってるんだが、脚本はいつも4人ぐらいで書いているから、
ま、メインストーリーはベタでもそれなりのものができるのだが、
宮崎は脚本も一人でやってしまうからなあ、どうにも他人の
口挟む余地がなく、いわゆる「物語」にはならない。
ま、それでかまわないんだよ、というのがジブリアンの主張なのだろうが。
66 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:15:42 ID:UVEuUoui
正直 今回はついていけない
千と千尋から感じるんだがラストの方ではいつももう飽きてるんじゃないかと思う。
それか天の邪鬼な性格なのか何十回もストーリーを書き直して、色々省いたり凝りすぎてしまい、パヤオ本人が理解出来てればそれでいいような話になってしまってる
見てる人が分かる様な、考えられる様なまとめ方をして欲しい
死亡説とかそんな話が出て来るような作品は他のアニメで充分
この尻すぼみ感は村上龍に似てると思った
フジモトって手塚キャラかなぁ?
これ見りゃそうだと分かるだろっていう手塚キャラを教えてくれ
>>59 あと、自己否定エライって言うのも左翼世代の病理と思うなあー
男が、男である自分自身の感性を肯定してなぜ悪い、と最近やっと思えるようになった。
そう思えるのに時間がかかった事そのものに、最初っからハヤオたち世代に
男であることの罪悪感を植え付けられてることを知る。
神経症の時代かどうかは知らないけど、もしそうだとしたら、
それを作ったのはハヤオたちフェミ世代で、彼こそA級戦犯そのものだと思うんだがなあ。
69 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:21:32 ID:G8vJk7QZ
>>65 >ジブリアンw
もののけより前までは、結構、子供向け度も強くてニュートラルだったんだが、
もののけあたりから賛否両論が出てくるようになり、今では「糞」とまで言われている。
(今、オレが言ってるのはこの作品が本当に糞かどうかでなく、そういわれてるという事実)
こうなってくると、確かに肯定派、というか絶賛派は、
『ジブリアン』という特殊な称号を持つのも的確かもな。
70 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:21:54 ID:qFEJhvZm
描きたい絵が先ずあって、
それを見せるために剥ぎ合わせてるんだろう。
ストーリーはハッピーエンドで収束させれば良し、
細部の整合性は省くと。
千と千尋以降の作品はそう見える。
71 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:22:58 ID:qFEJhvZm
72 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:24:11 ID:G8vJk7QZ
>>70 しかし、それでよし、という人間は少ないだろうね。
73 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:25:32 ID:qFEJhvZm
うお俺ジブリアンか…
>>36 「昨夜のイソギンチャクは良かったよ、今夜は僕がフジツボを責めてあげる」
「そ、そこダメッ!いやああああ」
>>64 (;'A`) ナエタ
ノ(ヘω)ヘ
やっぱり女の子は中学生ぐらいが1番ダネ('A`)b
>>52 >じゃあ、息苦しくてたまらん。スイーツ肯定してすべて受け入れなきゃクズってか。
全くその通りだとも思える。
>「宗介はポニョを受け入れると言う約束を守らなければいけない」「揺るがない」
それで宗介が本当に揺るがずに人生をまっとうできるかどうかも考えた方が良い。まず無理だから。
それでは守る事も支える事もできず、「女にはそもそも守りも支えも要らないのだ」と言い放ったとしても、
「それならば僕の支えとさせて頂きます」とまで低姿勢に出たとして、それが成就しそうにないなら意味ないだろう。
依存する弱き者の側にも依存する「事情」や「理由」といったものが存在する。強ければ依存して貰えるとも限らんのだ。
更に所詮生物として付録的な男の事情は完全無視するといった立場に立ったとする。
つまり気遣うべきは、「全てスウィーツの世の久しからんことを」。
そうであったとして、しかしその現実において
スウィーツが不幸に直面し、スウィーツが貧困に陥り、スウィーツが暴力を振るわれ、スウィーツが自ら生んだ子を殺め、
スウィーツが老いる。
それらスウィーツを危機に晒す原因の殆ど全ては、甘いスウィーツ世界の外からもたらされるものなのだ。
現にこの作品世界では晩年に入ったスウィーツの最後の快適さを保証するがために、
まだまだスウィーツ盛りであろうリサスウィーツ構成員がスウィーツ的生活を半ば諦め、人生の最終局面まで揺るがざる
スウィーツ帝国の安泰を証明するがために、一日中その老いたるスウィーツへの奉仕活動に従事させられてしまっている。
磐石たるスウィーツの人生の城壁。小石のひとかけらも欠かしてはならぬ。
スウィーツに目覚め晴れてスウィーツの仲間入りをしたポニョを、スウィーツ半ばにしてスウィーツ生活を諦めてまで
永久(とわ)なるスウィーツ帝国の礎に日々奉仕する忠実な奉仕員リサが立会人となって、スウィーツ戴冠式を敢行する。
人生の最期の快適さまで保証された老いさらばえたスウィーツの成れの果て達を観客にして。そしてその儀式の全てを
取り仕切り見守るのがスウィーツの大本尊、グランマンマーレ。儀式は祝福され参加者全ての歓喜に溢れて過ぎていった。
ところで、その歓喜の渦の中祝福を浴びて、ポニョは本当に絶望しなかったの?
気温とかに影響されて感想も変わってくのね
今日は蒸し暑いからとにかく投げやりなのが多い
>>68 男性性を総括させられてるってことですか?
なるほど。
ただ、神経症の時代を作ったというのは言い過ぎな気がするな
79 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:36:10 ID:FOBx0/Tz
>>72 そうだなー
まあ作り手自身、
正義面した主人公が大団円を迎える話は、
もう鼻について仕方ないし戻りたくもないんだろう。
となると断片化した作品から
観る側がストーリー拾うしかない←今ココ
って感じだな
80 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:38:10 ID:UVEuUoui
今回もソウスケとポニョの関係を後半、伝え切れなかったように思う
どちらかというと母親捜し、母親(老人)はどこに行ったか?の方に焦点が向いてしまった
いいシーンは沢山あるのに余計な情報や説明不足が見られ一番伝えたいメッセージが届かない
パヤオが子供の反応が少なくてがっかりしたそうだが、もし本気で思ってたらかなりの重症だ
あんなんじゃポニョ可愛いしか反応がないに決まってる
本気で子供で伝えたいなら誰かブレーキをかける人が必要だ
パヤオひとりでやるとまた同じ事を繰り返す
そもそもポニョが全然かわいくない!!
声も子どものわざとらしい演技だし。
映画を見ている間、何度、ポニョに殺意を抱いたことか・・・。
>>76 スィーツは肯定も否定も無く
女はすべからずスィーツなんだよ
ただそのスィーツがフェミカルトに洗脳されると社会に害をもたらすから
洗脳されないようにしなきゃいけないんだよ
ポニョが可愛かった
これでいいんじゃねぇの?この映画って。そりゃ変に大人びた固い頭で見ても面白くねーわ。難しく捉えすぎ
ストーリーは糞、キャラデザインはまあまあ、アニメートは絶品。
鬼太郎よりよっぽど妖怪映画だったと思う。
>>78 そうそう(笑) 総括(笑)
男性性を悪いものと全否定されて、それに代わる男が憧れる男の背中を見せてくれるわけじゃないから
どうしていいかわからなくなってエヴァンゲリオンのシンジくんみたいなのが出てきたり
ニートが増えたりしてるのかなと思った
働いて辛い時とか、やっぱり誇りとか家族の笑顔とか欲しいよね。
駄目だ駄目だだけじゃなんのために頑張ればいいのか。頑張るエネルギーが尽きてしまうんじゃねーかな。
87 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 14:53:39 ID:kWPwetNf
ポニョが可愛いかっただけじゃだめじゃね?
生きててよかった
これが今回のテーマなんだからこれを伝えなきゃあかんやろ
それはテーマじゃなくてキャッチコピー
人間として生きる事ってのは大変だよな、今の時代はよけいね
ゲド戦記原作(アースシーの物語)ではドラゴン達は人間を置いて旅立ってしまった
ゲドでは人間の属性は土と水、ドラゴンは風と火
人間は人間の世界で生きていくのみなんだが、今は自然とも切り離されてる
宮崎駿の昔の作品ではずっと葛藤していた
前向きだから、少しでも幸せに生きていくには何が必要か?という方向になった
フジモトは人間やめて自分がそうであった人間という存在を否定して自然を愛してるんだが
グランマンマーレはもっと大きな存在だ
フジモトとグランマンマーレのスタンスの違いは意味深い事なんだが、グランマンマーレが
一言で片付けてるのが笑えた
ドラゴン達が去った時代にポニョは海からやってくる
ポニョ(この作品自体も)は宮崎駿の子供達へのプレゼントであり祝福そのものなんだろな
ポニョは現実にはいないんだが、映画を観た子供達はポニョを見つけるかもしれない
世界や他の人間から切り離された孤独な人間にはならないかもしれない
大人にもグランマンマーレやポニョを現出させてくれた
ポニョには好かれないかもしれない人間もグランマンマーレが見守ってくれているよ・・・
ポニョは可愛かったけど、あのあと不幸になりそうだなぁ…
>>81 ポニョかわいくないよな。頭の中で雑巾絞りみたいにしてやりたかった。
みんなかわいいとかいうけど俺はダメだ。
みんながおいしいって言っても食べられない物ってあるじゃん。それと同じ感じ。
>>86 ハヤオは今回、規範としての大人を示すことは諦めてるのかもね。
代わりに子どもの規範を示したのかもしれない。
大人の世界はしょうもない、もう一からやりなおせっていうか。
>>92 子供にこそ、大人の背中を見せないと、「大人は汚い大人は汚い」で終わっちゃうような気がする。
でもまあハヤオこそがそういうメンタリティーなんだろうなあ。人間汚い、とか。
>>89 龍は破壊と慈雨をもたらすあらゆる生物の混合体としての境界的・包括的シンボルだから、
コレがドラゴン達が去った時代だとは思えないなぁ。ただ、西のドラゴンやゲドのことはよく知らない。
この映画のラストの方でポニョがかっ飛ばすマッハ号の時速って何キロくらいなの?
>>93 乱暴に言ってしまえば、
男性的社会の否定、女性・家庭的な共同体への回帰が理想なんだろうね。
耕一の「父親である以前に海の男」っていうプライドは完全に軽視されてるし。
フジモトはハウルに似てるかな。
化学オタクでヘタレイケメン。マンマ的な人が大好き。
どう考えてもじいさんが作った映画じゃないよな
宮崎駿はやっぱすごいわ
>>96 そうだと思う。
だからこそ、「神経症な時代に」とかどの口が言うんだ、とか思っちゃうw
もののけの時にも、「女性が元気な世の中は健康的な世の中」と散々煽ってきたんだから、
今はかなりハヤオの理想的な時代じゃないのかえ?と(笑)。
100 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 15:39:50 ID:yOHYlEob
魚はかわいいが、人型は最後だけでよかったよ。
正直、人型魅力ないわ。
>>99 ただ俺は半端にマゾだから否定されるのが好きなんだ。
エヴァの自己否定ぶりにははまったし、
ハヤオに否定されてもう嬉しくて仕方ないんだよねw
>>99 >女性が元気な世の中は健康的な世の中
どこでそんなことを言ってたの?
そもそも女性が元気な社会とは現状みたいに女が社会進出をしてしまった状況にも取れるが
江戸時代や明治時代みたいに家の中でしっかり子供を守って生き生きとしてる状況にも取れるんだが…
103 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 15:48:00 ID:JsQqHzAC
>>99 自分が神経症だから時代のせいにしちゃうんだよ。
老人が短気で粘りがないのは老化現象の一種。
>>102 もののけの時に何度か言ってたの見たよ。すぐソースが出せないんだが…。
メイキングもののけでも言ってるかも。
たしか、たたら場で元気に働いてる女性たちとかの映像をバックに言ってた。
あとエボシ御前とか、甲六(声・西村雅彦)とトキ(声・島本須美)の夫婦とか例に出して。
だから、女性の社会進出を念頭において言われてたのは確かだと思う。
江戸・明治の農耕時代ならむしろ今より女性は当然の如く働いて、子育ては地域ぐるみでも担ってたんでは
今日になって 急に人型がキライな奴らが増えたな?
今日は蒸し暑いから、暑苦しいモノに殺意を抱いてんのか…
>>100 同感。
魚のポニョが水をピューってするのが可愛かった
外出だったらスマソ
竹熊の評価更新
ただ宣伝から「トトロ」を期待するお客さんには、とてつもなく異様なものを見せられて
まずは戸惑う作品だと思うんですよ。血なまぐさい部分のまったくない、
「イデオン発動編」とか「エヴァンゲリオン劇場版・まごころを君に」みたいな作品ですからね。
これほど異様な作品を、「みんなのうあた」風に、明るくほがらかな作風で描くのですから、
俺も最初は困惑しました。でも、2日経って、今は『ポニョ』を宮崎駿の最高傑作であり、
世界映画史における問題作だと確信しております。
それを、「ポーニョポニョポニョ」と幼女の洗脳ソングCMで売りまくる鈴木敏夫さんの、
ほとんどペテンとも思える策士ぶりには感嘆を禁じ得ません。
同時に、ここまで絶望的な傑作を、「子供のためのアニメ」に仕上げてしまった
宮崎駿の才能には、改めて恐れ入りました。
どなたかもすでに書かれていますが、このアニメは「2001年宇宙の旅」と
同じ種類の「体験映画の傑作」として、後世に遺るだろうと思います。
>>108 エヴァのときもそうだったけどさあ
竹熊さんって反省しないよな
そこがこの人の魅力なのかもしれないけどさ
曲がりなりにもプロのライターがこんな褒め方したらダメだってのに
>>104 なるほどなるほど憶えてる
しかし、あれは現状の行かず後家状況を想定してない、もしくは晩婚の肯定には取れない
あくまでも労働の主は男であり、その状況で労働に加担しなきゃいけない女性であっても
それを悲観的境遇とはせず元気であると言うのは素敵な社会だと個人的には推測したいのだが…
赤ん坊をだいた夫婦が気になる人が多かったようだが、そのシーンとモールスのシーンは
ちょっとした鍵になってるな
母親が自分が取り込んだ栄養が赤ん坊に行くんだって事をポニョに言ってたわけだが
母 → 子供 へダイレクトにいろんなもの(栄養も毒も)が伝わって次世代の大人が出来上がる
今の日本じゃ男親の存在感が薄くてそれが顕著になっているにしろ、基本は母→子
スウィーツ話はどうかと思うが、母→子を支えて守るのが男ってことじゃないか
別の意味あいもあるんだが、人間単体ベースで考えただけでも宗介の「ポニョを守る」って
誓いは重要だし重大
大切に育てた我が子が別の子供に攻撃されて自殺するような神経症の時代だからこそ、少しでも
多くの子供がスクスク育たなければ未来は絶望的
現実社会は日本に限らず病んでいる大人や子供が増殖/拡大中
夢や希望を拾い集めるのも大変だ
そんな人達や世界を見捨てられないんだよな・・・希望は未来に託すしかないにしても
子供を育てていく若い世代にもメッセージが送られてるな
>>94 端的に言えば、宮崎駿は東のドラゴンを知っているからポニョが作れたんだと思う
>>110 俺も当時は結論は下してなかったけど、その後のジブリ作品を見ると、
結果的に今の状況に荷担してると確信せざるを得ない。
なにより最初に書いた通り、あのあたりから男キャラが生き生きしていない、
情けなく描かれている、ヒーローも陶器の置物じみているんだよね。
ルパンやクロトワやユパ様みたいな、男の子心に憧れられる男性キャラって、いる?
113 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:11:06 ID:FOBx0/Tz
>>108 本当にタケクマにはがっかり
評論家は辞めたはずなのに何でそんなくっだらない批評は載せるんだろう
114 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:25:00 ID:EOF/xxvI
>>112 俺は監督は左でも右でもなくかなりフラットな人間だと思ってるんだよ
反戦的とも取れる作品でも戦うべきところでは戦いを肯定してるし
フェミ的とも取れる強い女を主人公にしてても男はそれを守るとこに配置してる
もののけは環境を取り扱って太古の自然を是としてるけど
現在を否定せず住み分けようと締めくくってる
確かに強い男は扱ってないけど今回のポニョは「出産」と「契り」と「結婚」を関連付けてると思ってるんだが…
116 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:26:09 ID:k0jrs+gx
宮崎は心底、水没が好きなんだなwww
>>112 だってもう、パヤオ自身が老いちゃったんだもん。
自分の中に、ほとばしるオスのエネルギーみたいなのが無いと
具現化するのは難しいんじゃないかなー。
118 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:26:22 ID:SbY4Xw0H
>>110 >それを悲観的境遇とはせず元気である
誰が元気であると?
119 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:26:24 ID:G8vJk7QZ
リサが、息子に自分を「リサ」と呼ばしているのは、
彼女にとって、宗介が家に帰ってこない夫代わりだからだろうね。
まあ、呼び捨てまでさせている家はほとんど実在しないだろうけど、
なかば、息子が暗喩的な意味で夫代わりになっている家は掃いて
捨てるほどある。
不健全。
120 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:27:04 ID:MfO9H4hP
ナウシカ→綾波レイ→ポニョw
121 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:30:11 ID:k0jrs+gx
説明不足はゲド戦記と同レベルだなwww
千と千尋→ハウルの動く→ポニョ だんだん悪化している
子供が理解できないんだよな
てか、大人もだけど・・・
何でこう感情移入がしにくい置いてけぼりアニメばかり
作るんだろう
宮崎はボケたか?
124 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:33:00 ID:EOF/xxvI
>>68 >あと、自己否定エライって言うのも左翼世代の病理と思うなあー
>男が、男である自分自身の感性を肯定してなぜ悪い、と最近やっと思えるようになった。
>そう思えるのに時間がかかった事そのものに、最初っからハヤオたち世代に
>男であることの罪悪感を植え付けられてることを知る。
保守は保守で、お前らはあるべき人間像と違う!って他者否定ばっかやってるから
実はどちらもあんまり変わらん
否定否定否定で物事を考えるのは思想家の常
>>122 他人に従属的であることが人にとって悲観的状況ではないと?
127 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:36:40 ID:G8vJk7QZ
>>123 そう考えたら、やはり家に帰ってこない夫は、宮崎さん自身で、
宗介はゴローさん。そんで言いたいことはこうなる。
『宗介よ。ほっといて悪かったが、ママと恋人みたいにべったりしてないで、
ちゃんと自分の愛する人を作り、守ってやるのが男として大人としてお前の
義務だぞ』
でも、そんな風になってない家の子や親は「はぁ?」って感じだろうな。
>>86 >駄目だ駄目だだけじゃなんのために頑張ればいいのか。
>頑張るエネルギーが尽きてしまうんじゃねーかな。
これはサヨ連中だけの責任じゃないだろ。日本人全員がみんな同じ事やってる。
まぁこのスレにも端的に現れてるよな。
>>126 悲観的な状況を他人が自分に置き換えて判断し、さらに介入するようになったことが
現在の不安定な社会の要因なのさ
悲観的状況か否かは本人が決めることなのさ
具体例をあげると専業主婦であることに喜びを感じてた女性に対して
フェミ思想の者たちが男に隷属してるなどとその喜びを否定し始めたみたいにね
130 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:42:38 ID:G8vJk7QZ
>>127の続き
そこでポニョがどうかかわるかは明白。母の夫になってしまっている宗介を
母から独立させんがためのヒロインとして現れた存在。それも暴力的に。
つまり、大人になれない少年、男どもを暴力に近い力で救いにやってきた少女。
そこに少女というものの根本的価値があるみたいな。
暴力的に少年どもを愛してやってやれ少女たち。君たちにはその力がある!
ってこれでも、やっぱり「はあ?」だわなorz
>>130 >つまり、大人になれない少年、男どもを暴力に近い力で救いにやってきた少女。
>そこに少女というものの根本的価値があるみたいな。
>暴力的に少年どもを愛してやってやれ少女たち。君たちにはその力がある!
犯罪ですよ!
男どもみんなタイホされちゃう!
132 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:46:44 ID:aStZWu7w
>>129 専業主婦の話ではなく
労働者が他の同じような力を持った労働者に対して従属することについての話でしょう
135 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:50:42 ID:inRcWA8X
再生の話しすね。壊れた大人社会を洗い流して、また新しい世の中を創造すりゃいいって話。
136 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:51:38 ID:G8vJk7QZ
>>131 まあ、相変わらずの宮さんのロリコン、というより「少女賛歌」ってやつでしょう。
だからフジモトは娘が恋したのにやきもち妬く父親で、グランマはまあ、女、母の象徴、
最終的にポニョも達するであろう女性の全的美的存在。
ただ、もしこの構図だったら、宗介はもう少し年長で情けない感じの子の
ほうが効果でたと思う。第二次性徴前の13歳ぐらいで良かったんじゃまいか。
情けないというところを5歳という低年齢に置き換えたって感じするんだけどね。
その分、分かりにくくなってる。
>>129 なんかパトレイバー2で出て来そうなセリフですね・・・
138 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 16:55:43 ID:inRcWA8X
リサはバブル世代だから母親という役を演じようとしない。
>>133 専業主婦の例えは
他人が幸、不幸は他人が判断する事ではないと事の例えで
その「労働者が他の同じような力を持った労働者に対して従属」と言う例にしても
それを不幸な事とするか否かは当人が決めることだと言ってるんだよ
それに同じような力とは言っても付随するその他の要因(運も含めて)も否が応にもあるわけで
実際は同じではないから…
140 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:00:03 ID:G8vJk7QZ
もし人魚姫が基本ベースなら、人魚姫って結構年長だよね10代後半ぐらい?
それぐらいでも良かったかもね。宗介&ポニョ。
結局、宮さんが「自分の家の問題」に拘泥しすぎたつうか、
「ゴローのような子供をつくりたくない」という頭でいたから、それは五歳ぐらいに
矯正(やな言葉だが)しなければならないこと、みたいな感じで幼児設定に
してしまったような気がする。
141 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:03:42 ID:k0jrs+gx
ポニョは宮崎吾朗が監督なんだよ
ゲド戦記で大コケしたんで、今回は駿監督作品と
表面上はしているだけ。
ジブリの次回作は「となりの崖の谷のナウシカ豚姫ぽんぽこ」
>>130 いや、今までで一番しっくり行った(笑)。
ゲドの試写を見て「ゴローは大人になってない」と言ったらしいし。
自分がもののけ以降の中では多少、ゆり戻しを感じたのもその辺かな。
久々にあまり嫌なフェミ臭を感じない、女は精一杯男を愛してやれよ、
男は力いっぱい女を守ってやれよ、と言うシンプルなところに戻ったかな、と言うのは感じたから。
143 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:05:12 ID:G8vJk7QZ
つまり、いわばオヤジからすれば「嫁賛美」なんだよなw
「嫁となる少女たちよ。私の息子を救ってやってください」みたいな。
そして彼らは祝福されて次の世代に生命を受け継いでいく。
その中には、当然、古きものの「死」も当然、内包されているわけで。
実際問題作だと思うよ。
単につまらないとは言い切れないモヤモヤが残る
男目線で観りゃ出てくる女全員自己中過ぎw
>>139 当人が幸か不幸か決定するのが自由である時代において
>>110のように他人が役割を決定することの意味は?
>>137 後藤警部補みたいな言い回しになってます?
あぶないなぁ…
天海の声気持ち悪かった
148 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:07:24 ID:k0jrs+gx
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魚の子 !
宮崎吾郎って子供いるの?
>>140 >もし人魚姫が基本ベースなら、人魚姫って結構年長だよね10代後半ぐらい?
>それぐらいでも良かったかもね。宗介&ポニョ。
ワオッ、それはエロいな・・・
>それは五歳ぐらいに矯正(やな言葉だが)しなければならないこと、みたいな感じで
宮崎駿って凄い矯正主義者だよね
俺の感性に合わないクソども、お前らのその間違いを矯正してやる!みたいな。
もののけ以降は特にそれが表に出ちゃってる感じがする
>>150 矯正主義者だよね。
ゴローへの「大人になってない」って言葉でもそれを感じた。
自分の子供、隣の女の子の中盤での飽き方、場内で聞こえた子供たちの感想と
子供のために作ったとしたら完全な失敗作だね
個人的にはここ数作で宮崎は老いたとしか判断出来ない
153 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:12:56 ID:G8vJk7QZ
>>150 でも、もともと人魚姫ってエロチシズムバシバシじゃないですか。
なんか「もののけ」のサンみたいな年齢、イメージでも良かったんじゃないかなと。
まあ、それぐらいになったら確かにエロくなるのは不可避だから、
またぞろ宮さんの天邪鬼というか、ハニカミが出て、ガキンチョになってしまったのでわと。
それで、ちょっと分かりにくい話になったんでわと思うわけです。
154 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:15:06 ID:EOF/xxvI
ちょっとお
宮さん最近性欲衰え過ぎなんじゃないの?
>>145 幸か不幸かを決めるのは時代とか関係なく本人が判断することだよ
社会での役割と言うのは当人に拒否する選択権はあっても
好きな役割に回るというのは社会(他人)の容認が必要なこと
宮崎駿がプロ野球選手と言う役割を希望しても
その実力が当人に無ければ社会の承認を得られない
アニメっぽくて良かったと思うけどなぁ
157 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:16:16 ID:FOBx0/Tz
158 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:16:34 ID:aStZWu7w
879 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/25(金) 17:13:49 ID:a6Brtl970
あーそうか。
金魚すくいで金魚をすくってきた時に、親に
「持って帰るんだったら最後まできちんと面倒をみなさい」
って言われたような感じか。
恋愛じゃなくて、責任持ってペットを育てる義務感・・・。
159 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:18:18 ID:EOF/xxvI
宮さんらしくない。昔はフルチンだったじゃないかあ。
ちょっと隠れてバイアグラって感じだぞ。
年取ったよ。
160 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:20:26 ID:G8vJk7QZ
人魚姫って、下半身という肝心のところwが魚なわけで、やはり大人に
なる前の少女の象徴なんだと思う。その設定は必然的に10歳から15才が
妥当じゃなかろうか。それを五歳にしたのは設定ミスで、結局物語が
説得力のある方向に持っていけなかった元凶だと思うんだけどね。
162 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:25:07 ID:DpgNB2HO
十年後、一階では耕一とリサが二階では宗介とポニョがドスンドスンとヤリまくって
津波でも壊れなかったあの家が壊れてしまいそうだ…
163 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:25:31 ID:G8vJk7QZ
でも、やっぱり映画てのは総合芸術だと思うのよね。たくさんの人が作るわけだし、
たくさんの人が同じところで同時に見るわけだし。
それでこの五歳の設定ミスは、オレは痛恨の根本的失敗だと考えるんだけど、
スタッフで誰も諫言する奴がいなかったのだろうか?
「先生! 絶対これは五歳じゃないですよ! オレは納得いきません!」
って噛み付けるような奴がいなかったんじゃないのか。
むしろ、そういう奴の不在がポニョが総合芸術として失敗した理由だよ。
個人的芸術として賞賛するならご勝手にだが。
天海が野声は気色悪かった
>>160 >それを五歳にしたのは設定ミスで
だから5歳が15歳であの話だったら
パヤオ美少女のヴァギナに美少年がちんちん入れるとか入れないとか
もうそんなヤバい話にしかなりようがないじゃんw
とはいえ、5歳の子供達の愛がどうのってのは流石に無理ありすぎるよねw
ハウルでの「18歳の娘がいきなり90になっても別に不幸ではない!生き生きしてる
90のババァもいるじゃないか!」ってのもかなりズレてたけど
最近のこの人の年齢感覚はかなり独特というか
率直に言って良くも悪くも狂ってるといわざるをえまい
>>160 人魚の下半身が魚なのは、人魚が怪物だった神話時代からの名残。
169 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 17:35:39 ID:EOF/xxvI
ロリコンは手を出さないのが正統
こういう発言はロリコンじゃないと言えないよね。
参りました。墓までもってくからこそロリコンですよね。
ルイスキャロルのように。
>>77 投げやりかどうかは別にして
そろそろ公開1週間になるので
深いとこ突く時期
がんばれお前ら
>>108 愚かな大人共は全員修正してやる!
子どもだけがニュータイプとして覚醒し、他者と分かり合えるんだ!
大体同感です
そうだここでは超映画批評前田(笑)の方が人気なんだった!
>>172 いやネタではない。本気で同意してる。前田(笑)は大嫌いだ
174 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:23:05 ID:8EozIUiQ
ハヤオのフェミ思想は女性を賛美し肯定している一方で男性を否定しているから堅苦しく感じるんだよな。
女性に対しては「好きにやっていい、全てを肯定しよう」とする一方「男はかくあるべき、全てを受け入れるべき」ってのがあるんだよな。
どうでも良いけど子供に対する反応が悪かったって落ち込んでたみたいだけどそりゃそうだろ。
これは「子供向け映画」じゃなく「オレは子供向けにこういう映画を作りたいってのを大人に示した映画」なんだから。
175 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:26:26 ID:CnyCnVEZ
と負け犬童貞の分析
>>163 違うな
この映画が失敗してるのは「総合芸術」としてではなく
万人を楽しませる「娯楽大作」としてだ
「総合芸術」としてはむしろ成功している
さすがにアニメ史上の最高傑作
「千と千尋の神隠し」には及ばないが
177 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:38:09 ID:DHr1tD7h
>>149 子供は2人いる。なぜか奥さんも子供もいないと誤解してる人が多いが、顔も良くて
大カネ持ちの家族がいるし学歴もあるし、ないのは映画監督としての才能だけの人だから。
普通に40過ぎたら奥さんと子供いるよ。2人とももう中学生くらいのはずだよ。
アニメって物語だけじゃない
千と千尋の神隠しのよさもあるけど
なんというか映像が硬いしCC合成丸出しの箇所多いし動きがカクカクしてね
ポニョは線がやわらかいし滑らかでよく動くから好きだなあ
音声関係も凝ってる
>>171 これって「幼年期の終わり」と同じ結末だ。
180 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:41:49 ID:MbTvifZE
僕のポニョも凄く元気うれしいです。
「折り返し点」を読んだらリサがまだ25歳だったことにビックリした。
20歳で宗介を産んだのか。まあ美人だもんな。
183 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:46:08 ID:DpgNB2HO
そして35歳位でお婆ちゃんになっちゃうわけか
184 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:52:33 ID:G8vJk7QZ
>>165 宮さんの年齢に対する独特の自在の解釈は、ババアwがよく出てくることもあわせて、
なんか自分が老いることへの否定と、幼少、若さへの固執もあるんじゃないかな。
もちろん、それでいて老年も肯定したいみたいないろいろなせめぎあい。
だから25歳で五歳の子供がいる母親とかもそこらへんのプリズム的キャラとか、
五歳で恋が爆発するようなキャラとかが出てくる。
ん?0歳があるから19歳か?
結婚したのがさらにその1年前くらいか。凄いなw
こちら映画館より!
隣の席に幼女が座ったぜ。さあどんな反応見せてくれるだろうか?
千と千尋はビジュアルで圧倒される体験が出来たけど、ポニョはもう一つって印象だった。
津波とか、グランマンマーレとの遭遇とか、好きなシーンも有るんだけど
「魚の奔流」のイメージなんかは何回も出てきて飽きてしまった。
千尋の、色々詰まったごった煮感のある映像の方が好み。
188 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 18:59:57 ID:3myJcGZ3
夏休みということもあって、子供まみれになりながら見て来た。
賛否両論あるようだが、オレの感想は「宮崎アニメの最高傑作」。
でも、周囲の子供たちは「まだ終わらないの?」と小声で親に訊いていたw
やっぱりなー、この映画でリアル5歳児は感動せんわなー。これの面白さが
理解できるのは年齢が2ケタにならんと無理だよな。
なんとなく「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」に
似た雰囲気がある。気がした。
190 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:00:36 ID:0ChRtews
ニュー速+出没のID:z+R1JJnh0のガイドライン
ID:z+R1JJnh0の持論→売れる物は間違い無く良い物、批判をする人は一般的ではないバカ。
持論
・客観的な指標は、観客動員数と賞で計るしかない
・興行成績が全てを物語る
・ポニョは、邦画の興行成績一位である「千と千尋」と同じレベルの出足
・映画の興行収入は、結局は「出足だよ」
・興行成績が、歴代邦画1位につけるかどうかというポニョは、大成功間違いない。
批判に対する対応
・多くの人は他人の成功が妬ましくて、批判のための批判をしているだけだからでしょう
・子供の共感というのは、個々の主観の話
・あくまで君の主観の問題で、君を中心に映画界は回っていない
・各々の人間が自分の主観だけで語ったら、何の意味もない
・君がそう感じるのなら、それは君の主観でしかない。 一般向けの話ではないと言うことだよ。
・ま、トトロはかわいくて、ポニョは不気味だと感じる君の主観は否定するつもりなど毛頭ないけど、
一般的な話にするなら、一般的に通用する論にしないとね。
・合理的な考えが出来ないバカは、人間集団に一定数いるので、全ての人に理解してもらわなくても良い
・まあ、バカには何を言ってもムダ
・バカはバカなりにがんばれ
・すこしは、経済というモノを知ってから書き込みなさい
必死チェッカー結果
http://hissi.org/read.php/newsplus/20080725/eitSMUpKbmgw.html
>>189 >「まだ終わらないの?」
映画館で映画を見るとケツが痛くなるからね。
100分間ジッとしてるのって子供には辛いわな。
今日の特番ワリに面白かったな。自らレイアウトを語るところなんて映像では
レアなんじゃないかな。文字ではあるけど
ポニョスレ分散しまくりだなあ。
どこに何書き込んだやら。
>>192 羨ましいな
おれの所では放送されてなかったな
いつかあるかもしれんけど
天海の声がきしょかった
197 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:19:38 ID:DB26gfC4
>>177 なんか勘違いしてる?
吾朗さんはまだこどもいないよ。結婚はしてるけど。
今、奥さんが妊娠中と聞いたよ。もうすぐ産まれるはず。
宮崎監督にとっては初孫になるのかな?次男は未婚だっけ?
これはかなり信頼できる情報筋からの話ですよー。
>>197 へえ、そしたらこんどは孫可愛いアニメ作れるな。モチベが続きそうだ。
しかしだ・・・
関係者のプライベートを2chに書き込むヤツってどうなのかね?
以前駿の服は所沢西友で買ってるとかファミレスでどうとか書き込んでたヤツがいたが。
リサカーのモデルって何?
ちょうど軽自動車が欲しかったからあれを買うw
200 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:31:06 ID:noWdYpme
結論としてはツマンナイてことでOKなの?
>>194 「縦方向への空間の使い方(落下とか飛翔とか) は駿が発明した」みたいな
言い切りすぎなヨイショはウザくて、オイオイそんなことねえだろ?!と
突っ込んでしまったが。(ありえないくらいに効果的、なおかつ多用した事は確かだが
発明ってどうよ?)
ただ、そういうところまで入り込んで映像引用して説明するあたりは好感が持てたな。
203 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:38:03 ID:rYH9OxKG
>千と千尋はビジュアルで圧倒される体験が出来たけど、ポニョはもう一つって印象だった。
あー俺は逆だな・・・
千と千尋の映像は緻密な反面やたら理詰めでかなりつらかった
押井の受け売りは嫌なんだけど、湯屋のディティールとかかなり適当だったし・・・
ごった煮なのも、あれもこれも出さないと絵がスカスカになる強迫観念でやった感じ
でも三途の川のあたりはよかったけどね
そういや押井がキネ旬で「宮さんは無意識の天才」とか言ってたな。
多分客観的にものを考える人じゃない的なニュアンスだったけど
>>190 面白いやつだ
是非ここでも大暴れしていただきたい
>>204 スカイ・クロラみたらますますそう思うんだろうな
はっきりいって押井は映像しか取柄がないのに今回の作品では
その映像でもかなり負けてるっぽいもん
同時代の作品比較としてはやっぱり見劣りするんだよ
207 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:44:32 ID:kp2Q73JZ
>>203 今回については、手法を前もって限定したためか
それによる絵の不満足感が感じられてしまったけどね。
形、色彩、動き、全てよく考えられている事は見て取れたので
ピークと言われている千尋の時の7割程度の作画でいいから
手法を限定せずに仕上げてくれたら、もっと違ったものになっていたかもしれない。
今回主軸となるストーリーは除いたとしても、絵で構成された映像的にもちょっと不満足。
208 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:55:04 ID:GBj04z9b
都内で並ばずに見れるところ教えてくれ
210 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 19:57:25 ID:G8vJk7QZ
>>197 >吾朗さんはまだこどもいないよ
へえ、そうなの。宮さんって娘いないみたいだけど、自身も男兄弟ばかり
じゃなかったっけ? 男が生まれやすい一家なんだね。だから少女にあこがれる?
なんか日本の×室と代わってあげればいいのにとか思う。
ってのは冗談だけど、なんだかそれだったらなんとも個人事情ばかりが
反映された映画だなあって思う。
>>208 オープンしたばっかの新宿ピカデリー(旧松竹会館)は全席指定総入れ替え
かつ多分一番でかいとこでやっててめちゃめちゃ快適だったよ
213 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:03:40 ID:5Y/MesZc
シェイミの方がかわい
214 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:06:27 ID:c0S3rFAA
215 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:07:39 ID:c0S3rFAA
1939年雷電完成
1942年紫電改完成
1946年震電完成
>>207 俺は作画的な不満というほどのものは感じなかったな。
鉛筆の魅力が出ていたのは良かったし、リアリティと違う大きくデフォルメした絵柄も
決して悪くなかった。
ただし、これは演出の領域だと思うんだけど、リアリティのある作画とデフォルメした
作画との境界があいまいなのが疑問に思った。
これは、人間が所属する現実世界とポニョたちが所属する魚類的ファンタジーの世界の
ストーリー的境界があいまいなのと相互作用を起こして、作品世界全体の屋台骨を
グダグダにしてしまっていると感じた。
あと、手法を限定するべきではなかったというのも確かにところどころ感じたな。
でも作画そのものへの不満というほどではなかった。
>>208 混む事予想して平日朝一番に行ったが、席は2割ぐらいしか埋まっていなかった。
平日ならいつでも見られるんじゃない?
219 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:09:44 ID:c0S3rFAA
1939年に雷電は艦上戦闘機として完成する
1940年に紫電改の後継機の開発が開始する
220 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:10:44 ID:c0S3rFAA
>>216-218は核レールガンを撃墜できるほどの腕利き
1943年紫電改完成
1944年、震電開発開始
1948年震電完成予定
221 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:11:45 ID:c0S3rFAA
九六式艦上戦闘機は航続距離が非常に長い戦闘機であった
2000キロを凌ぎ、重装甲爆撃機の九六式陸上攻撃機を護衛した
222 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:12:49 ID:c0S3rFAA
一式陸上攻撃機も重装甲爆撃機に
プリンスオブウェールズは撃沈できなかったが、航空機と戦艦を組み合わせる戦術が生まれた
223 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:13:49 ID:c0S3rFAA
いや、一式陸上攻撃機は4発爆撃機
1939年に完成した
1940年運用開始
1941年銀河の開発をスタート
六発機である
1944年完成
224 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:14:49 ID:c0S3rFAA
陸軍もやはりすごい機体を開発する
225 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:15:21 ID:rYH9OxKG
>ただし、これは演出の領域だと思うんだけど、リアリティのある作画とデフォルメした
>作画との境界があいまいなのが疑問に思った。
何を言いたいのかすごくわかる。
妙なリアリティのあるシーンと、丸っきり夢みたいなシーンの乖離があるんだよね
だから受け取り方があれこれ分かれてる訳だ。
226 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:15:50 ID:c0S3rFAA
1936年97式戦闘機を完成
航続距離は非常に長かった
1938年には二式単戦完成。1939年運用開始なので99式単戦
1941年には疾風完成。1942年に運用を開始した
1945年にはキ87完成
227 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:16:55 ID:c0S3rFAA
>>225 1941年ミッドウェイ奇襲
1942年ミッドウェイなどを占領
1943年布哇占領
1944年アラスカ占領
1945年加奈陀占領
今日観てきた。前半は超絶おもしろかった。
映像がすごすぎるだけでも楽しいし、こまかい会話とかも良かった。
モールス信号のシーンとか最高だった。
でも、後半は刺激がなさすぎる。ボートで出発してからつまんない。
前半あんだけ盛り上げてくれたのに、なんなんだよーー。
宗介が試験に合格したーーとか言っても、カタルシスなさすぎる。
千と千尋の大当たりーーと似てないか?シュチュエーションが。
後半は話的にも演出的にも地味すぎるだろ。もったいない。
リサとグランマンマは何を話しこんでいたのだよーー。
これいいな
398:見ろ!名無しがゴミのようだ! 2008/07/25(金) 09:29:33 ID:YVVqBwlS[sage]
天才の作る作品はいつも嫌味と嫉妬でできてるんだよ。
手塚のブラックジャックが劇画への嫉妬からできたようなもの。
今回の映画は吾朗へのイヤミ30%と
ピクサーに対する嫉妬70%でできてる。
吾朗へのイヤミはルグィンのコンセプトを映画化したこと。
ピクサーへは17万枚の手書きアニメをたたきつけた、
(ただでさえ水が苦手なCGに、
意志を持った海とか見せつけるいやがらせ)
(CGでは不可能な)遠近法の呪縛から解き放たれた背景、
しかも脚本はハリウッド文法完全無視、
どれもピクサーには出来ないこと。
まさに全方位攻撃。
あのオッサン枯れてなくてスゴいわw
230 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 20:32:13 ID:B0Cfs3Ba
>>217 動く部分が全部ベタ塗り的になっている訳だよ。
>鉛筆の魅力が出ていたのは良かったし
という部分については、結果的にかもしれないが
地上のシーンの動かない背景部分によって、よく実現されてたように思う。
しかし異形の生物が満ち溢れ蠢く海中シーンこそ、そういった色彩・色調の妙が見せられるべきだとも思え
そういった意味では余り満足が行かなかった。
あれはあれで非常によく工夫されてはいるとは思うが、余り水中のようには見えないといった面もあったでしょう。
あれをベタに見えるような彩色に限定しない方法で描き出していたなら、もっと圧倒的な海中シーンが
見られていたのではないかと思う。
そこらに力を入れる事は作品の質を損なうどころか、逆に作品テーマを補強する表現要素となるはずなので
原理原則に囚われずに自由闊達な技巧のが限りを尽くした描写を見せて欲しかった。
メインストーリーについては、多少評価が分かれる部分もあるだろうから、なおさら有無を言わせない程の
海中の描写が欲しかったように思う。
吾朗へのイヤミかはともかく
ディズニーやピクサーに対しての皮肉は入れてるかもしれんね
それはかなり感じとれた
いくら美麗でもあれ系のCGアニメは10分もたつとみてられなくなるんだよな
>>231 まあ子供は動物がしゃべってるだけで喜んで見るんだろうがな
WALL-Eとか実写とどうちがうんだよ、とか思うなあ。アニメと実写のちがいって
もうあんまり意味がないキガス
吾郎との関係で言えば、吾郎に同情してしまうほど、
そうとう外道なことやってると思う
自分がモデルだとか制作の初期段階では言っておいて、
実際できたのはお利口さんの理想的な子供が、
あらゆる不思議を受け入れていくって話なんだから
宮崎駿って千と千尋のときも同じようなことやってて、
「始められない子ども」のための物語を作るとか言ってて
確かに千と千尋の物語の最初の方では千尋はウジウジおどおどしてるんだけど、
階段が腐ってて踏みはずして「わあああー」ってなった後は
もう自分からテキパキ「働かせてください」の良い子
理想をおもしろおかしく語るあんなのが親父って地獄だろう
ボニョと宗介がチキンラーメン(ハム卵入り)を食べながら「宮崎駿の映画
から滲み出る天才への嫉妬と愚者への嫌悪」についてインテリぶって会話を
するシーンは痺れた。人造生命体ゆえに自我を確立できないポニョの苦悩
が非常によく表現されていた。
>>234 >自分がモデルだとか制作の初期段階では言っておいて、
今回の作品についての話?
それについては何故か制作始まって半年くらいで、その息子の育て直し的動機を
鈴木Pが公式に完全否定してたみたいだったよ。
だったら以前の発表は一体何?とも思ったりしたのだが。
>>237 ??そうなの?
何そのマッチポンプ
そういやサイゾーが鈴木Pにゲドのことをインタビューしにいって、
映画に親父と息子の関係が反映されてるのかを聞いたら、
キレられたって話もあったが
でも、ポニョの宗介は吾郎をモデルにしてるって宮崎駿自身が言ったんじゃなかったの
よーわからんな
239 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:04:30 ID:O2tm7kpg
崖の上のホモ
ホーモ ホーモ ホモ 遅球の子 メジャアッー!の国から帰ってきた
ホーモ ホーモ ホモ 勃起した 汚い穴の男の子
ペータペタ ピョーンピョン 足っていいな 四つん這い!
ニーギニギ ブーンブン おててはいいな しごいちゃお!
あの子と同室になると 心もおどるよ
パークパクチュッギュッ! パークパクチュッギュッ!
つよぽんが大好き ガチムチの
ホーモ ホーモ ホモ 犬真似の子 ガチホモの本場から帰ってきた
ホーモ ホーモ ホモ 共演した 自分を売った男の子
二人の いい後輩 秘密のバイト 誘っちゃお!
下北へ 行ってみよう ヤクザの役も来ている
いっしょにしゃぶると ホッペがあついよ
ワークワクチュッギュッ! ワークワクチュッギュッ!
つよぽんが大好き ガチムチの
ホーモ ホーモ ホモ 遅球の子 北の大地にやってきた
ホーモ ホーモ ホモ 男の子 汚い穴の元気な子
,.--、
// `ー、
///// ~`‐-、 ,..、
__,,,,---''"")))))ヾー-、 ~\ / ノ
__,.-――'''"" )))))))))))))))))))`ヽ、ノ _/ /
/;:::::)))):、 ))))))::::)))))))))))))))))) ̄)) ヽ i
/:::::)))): 、:::::::))))::::::)))))::::))))))):::::)):::::::))))::::::| |
, ー ´` ヽ ::)))::::::::::::::::::::)))))))::::::))::::::::)))):::::::::::::::/ ヽ
、' ,.、、,.、 ';, i))):::::))):::::、)::::::::)))):::::::::::::::)))),、'" `ー-J
ゝ > 、 `; ;;::::))):::::::::::::):::::::::::::::::::::::::::,,.-''" |
Yヘ| -≧y ,_!ソ ;:::::::::::::::::::,,,,--'''"" ̄ ̄〉'"ヾ、ノ
ー y、ュヾ/ ,.-" ̄)/////// ,.-'"
. ゝ T三ゝ/ ,,.--=二、_,,,..-‐'"
.. 'ー  ̄/ `ー-'
ぽにょ マジでキモイ 人面魚じゃんこれwww
ポニョはかわいい人面魚
見てきた
感想としては5歳版紅の豚って感じかな
久々に宮崎趣味丸出しだったね
>>242 上手く言えないけど、作品の分類としてなにか共通点あるよね?
俺と同じような感覚の人がいて嬉しい。
で、紅の豚が好きな俺は勿論ポニョ大好きだよ。
5歳児がさかなを助けた事が 世界崩壊に繋がりかけるとは…
セカイ系の極北ストーリーと言っていいのでは?
>>234 >理想をおもしろおかしく語るあんなのが親父って地獄だろう
だから現実でのゴローとの関係があんなになっちゃったんだろ
現実の子供としてのゴローが
己の理想の子供像とは程遠かったから育児放棄したんじゃねぇの?
アニメ作ってた方が楽しかったんだよ。面白かったんだ。
んで、忘れてた息子が中年になって調子付いてきたからボコボコにしてやろうって。
崖の上の家以外が水没してから出会う人々が妙にあっけらかんとしているのが腑に落ちなくて
色々考えてみたんだが、実は津波の被害はたいしたことなかったし、海もそんなに荒れなかったのではないかと。
大人にとってはただの床上浸水でも、宗介にとっては大事件だから、世界全部が水没したように感じた。
つまりこの物語は、宗介(子供)が世界をどのようにとらえているか、という映画なのじゃないかと思う。
そう考えると、辻褄が合うし。
深読みしすぎかな。
紅の豚といえば飛行機の墓場みたいなシーンがよかったな
今回の船の墓場のシーン見てあれ思い出した
>>245 >忘れてた息子が中年になって調子付いてきたからボコボコにしてやろうって
ききききききちがいじゃないっすか...!
>>244 リサと宗介がのってる車を飲み込まんかのような波に、笑って走って
追いかけてくるんだもんなあ
追いかけたからあんな状況になったのか 色々な意味でこのシーン好き
250 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:46:18 ID:JsQqHzAC
>>246 宮崎は原点回帰でパンダコパンダの住人(おおらかな世界観)を再現したかったが
高畑並みの構成力と短い上映時間じゃないと観客は白けるだけだった。
リサの中の人が、世界を破壊するくらいの恋愛パワーで追いかけて来るポニョって素敵、みたいな事を言っていて
スイーツって怖ええええって思った
>>250 ポニョが赤ちゃん抱きしめるところ
可愛かったじゃん
>>246 ファンタジー世界が現実を浸食してるから。
ポニョが魔法解放して追ってきた時点で現実のルールがファンタジーのルールに浸食されてる。
嵐の後はもう画面で見えてる世界はまるごとファンタジー。(だから夢みたいな状況)
親父(とおふくろ)はこのままでは現実世界が崩壊するからなんとかしようとしてる。
親父はポニョを眠らせて魔法を封じる方を選びたい。
おふくろはポニョを人間にして現実の方に送る方がいいじゃない?派。
最後はあれで「閉じた」ので現実は現実に戻った。
途中部分での作品中の描写はあの時点では夢でもなんでもなくあの空間での現実。
でも最低1人のスィーツと契りを交わすべき
全ての生物が誕生した時からそうしてきたのだから・・・
観てきたよ。
普通に楽しめた。
でも特に興奮も感動もなかった。
何かファンタジー系の児童文学絵本を見ている感じだね。
今後テレビ放映される時にまったりと見るには最適かも。
とりあえず劇場には1回行けばもう十分って感じだった。
でも、難しい話だよな。
基本にデボン紀が、月が接近し潮の満ち引きが
産まれ、魚類から両生類への進化が始また時代ってことが分からないと
なんで3本手脚でカエル顔になるのかも分からんしな。
小学校高学年ぐらいじゃないとイミフだろうな。
>>250 しらけてる奴なんてカスばっかじゃん。
刺激しか受け付けないインフレジャンプ漫画脳になってるから
揃いもそろって「中盤までは最高。後半グダグダ」ってコイてるけど
全然グダグダじゃねえじゃん。作品のテーマは見事に一貫してる。
偉そうな口叩くなら、むしろ作品の枠組みと構造を
根底からぶっ壊してるのは(<これは非難じゃないから変なツッコミはいらんよ)
実はみんなが大満足な「ポニョ来る」のシ−クエンスだって事くらいは最低限看破しろよ。
258 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:55:49 ID:EOF/xxvI
宮さん麻薬やってるでしょ。
なんせ
ポニョ、宗介、スキー
宗介んとこ、イクー
だからな
今作の評価は難しいぞ
260 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:58:50 ID:EOF/xxvI
全米公開らしいけど
ゲド戦記の作者みたらどうすんの、宮さん。
おまえどこが引退な訳?って手紙きちゃうよ。
261 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:58:55 ID:c0S3rFAA
>>256 あの月の下りは月経の方にしか頭が働かなかったが
海の攪拌から生物の誕生を示唆してたのか…
263 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:00:12 ID:c0S3rFAA
264 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:00:56 ID:B0Cfs3Ba
>>256 >なんで3本手脚でカエル顔になるのかも分からんしな。
3本指のこと?
その頃もう少しで8本指になりそうだったといった話を
生物学者の話で読んだ覚えがあるんだけど。
265 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:01:13 ID:c0S3rFAA
>>262 レールガンを撃墜せよ
紫電改でレールガンを撃墜せよ
空戦フラップ装備複葉機でレールガンを撃墜せよ
>>253 いやそうじゃくて、この映画は頭っから宗介の見てる世界をビジュアル化したのじゃないかってこと。
そもそもポニョって見た目が全然金魚じゃないんだよな。
魚感ゼロ。服着てるし。
なのにリサもそのことを不思議がってるようすがない。
ポニョはただの人面魚なんだけど、宗介の目にはああいうふうに見えたってことのかも。
267 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:02:13 ID:c0S3rFAA
>>264 343にフォッカーDr.1を配備せよ
Su33やF14を配備せよ
268 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:02:20 ID:glbSDJ6F
で、面白いのこの映画?
二ヶ月ぶりに明日、仕事が休みなのだが観に行って幸せになれるかな?
269 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:03:06 ID:EOF/xxvI
手も出さず、口にも出さないのがロリコンの正統派だという
宮さんに泣けた。かっこいいぜ宮さん。辛いだろうけど。
270 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:03:14 ID:c0S3rFAA
>>260 もう公式コメントだしてるよ、ルグゥィン。
「悪夢と思って早く忘れたい」…だってさ。
273 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:04:19 ID:c0S3rFAA
モレモ見てきたー、
個人的には結構面白かった、でもこれパヤオさんが対象としている子供には難しいような、
お年よりの葛藤とかお話の端々に妙にリアルなネタが多々あるというか。
あと色んなテーマとか、ぽにょ父の壮大な計画、ぽにょ母の海での地位とか色々と壮大な
バックストーリーはあるもののメインのマクロなぽにょと宗介の恋?のお話にはさほど
リンクぜず、気になってしまった分結構見終わって疑問が残りスッキリしなかったなと。
>>268 面白い
駿の集大成だ
でも、出来れば入れ替え制の映画館でなく最低2回は見れる劇場が良いね
277 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:05:20 ID:c0S3rFAA
ストーリーが破綻してようが
面白ければいいんですけどね。
今日観に行ったけど、40分ぐらいに感じたわ。あっという間。
同じエコロジーなドラえもん緑の巨人伝は3時間ぐらいに感じたのに。
280 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:06:21 ID:c0S3rFAA
281 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:07:22 ID:c0S3rFAA
282 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:07:44 ID:EOF/xxvI
歳だからロリコン色はだいぶ消えてるけどな。
若い時とかバシバシ演出に込めてたんだけどな。魔女とかナウシカみたいに。
>>279 ドラの緑の巨人伝も賛否両論だったね。俺はどっちも大好きだけど。
284 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:08:03 ID:glbSDJ6F
>>272 フォレストガンプとかレオンが好き
アニメだと最近、秒速なんとかを観た
>>271 ゲドについてのコメは「私の作品ではない」だけどね。
ポニョ自体についてはルグインはおもしろがるんじゃないかな?
ある意味こういう現実と空想世界の混沌ってモダンファンタジー小説風のことを
正面からやった映画はないし。 ハヤオからの返礼っちゃあ返礼かもな。
ポニョってエコロジーだったっけ?
287 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:08:22 ID:c0S3rFAA
フォッカーDr.1を343に配備せよ
スカイリィ・J2はレールガンを撃墜できる
>>279 ドラえもんとポケモンはガキにせがまれて連れて行ったけどキツカッタ
永遠に終わらないかと思ったw
ここまで来ると宗教にはまった人と同じ症状ですね。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
257 :名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 21:55:42 ID:5Oe6NqxA
>>250 しらけてる奴なんてカスばっかじゃん。
刺激しか受け付けないインフレジャンプ漫画脳になってるから
揃いもそろって「中盤までは最高。後半グダグダ」ってコイてるけど
全然グダグダじゃねえじゃん。作品のテーマは見事に一貫してる。
偉そうな口叩くなら、むしろ作品の枠組みと構造を
根底からぶっ壊してるのは(<これは非難じゃないから変なツッコミはいらんよ)
実はみんなが大満足な「ポニョ来る」のシ−クエンスだって事くらいは最低限看破しろよ。
291 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:09:23 ID:c0S3rFAA
>>282-286は10年前に死んだ
つまり、クローンとは違うコピー体
だからこそ、45歳に名っても限界を知らない
293 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:10:27 ID:c0S3rFAA
294 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:11:03 ID:E+m6TCMl
絵が受け付けん
>>286 滅茶苦茶エコロジーでしょう。
フジモトなんて魚類繁栄のために人類全滅計画すら立ててたんだから。
296 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:11:12 ID:EOF/xxvI
もののけからエロ演出全く無くなったよね。
身体でも壊してるのか心配。
297 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:11:31 ID:c0S3rFAA
>>292は10年前に死んでいる
>>292はクーデターを起こそうとしている
50代後半ででジェット戦闘機を操縦できる
298 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:12:20 ID:EOF/xxvI
ID:c0S3rFAA
この人はツナギでも無くしちゃったの?
299 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:12:43 ID:c0S3rFAA
>>294-296はクーデターを起こそうとしている
33歳で死んでいる
し半世紀前に死んでいることである
>>284 うーん・・
楽しめるかどうかは微妙
まあそれでも
1800円程度の価値はあるぞ
>>296 リサ、エロいじゃーん 内面的に色々エロく感じるよこの作品は
「ひまわりの家」の中年職員は
ぜったい大塚康生だな。
304 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:14:51 ID:EOF/xxvI
もうロリやめちゃったのかな。もののけから全くないじゃん。
>>290 得意のザリガニ逃げ炸裂っすか?
威嚇しながらガンガン後退ww
あわれな奴
リサは近藤勝也が描いてるらしいね
>>298 だいぶ前にその辺の戦闘機系のコピペを見た覚えがあるなぁ。
たぶん最近の2chじゃあんまりみかけなくなった”ホンモノ”だからほっとけ>ID:c0S3rFAA
ポニョの舌が妙にエロかったような気がする
ショタ的には宗介のフトモモさえエロい
312 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:20:09 ID:Qa7Nyo16
今帰ってきた。
簡潔に感想をば…。
宮崎の演出はちょっとデカダンスなとこあるね。
ロゴスとパトスって言うかさ。弁証法的に止揚されるにはペダンチックすぎる。
レヴィ・ストロース的唯物史観のアイデンティティ確立されてないし、
もっと生の哲学の面からコンテクストを抽象化していかないとテロスがニヒリズムに
否定され得るアポリアだとして、そのドラスティックなヒューマニズムの上にアジェンダを
構築することがアルチュセール的構造主義における、ミームだという概念が薄い気がした。
いずれにせよ、ケイオスティックな人間存在における経験をテクネーへと、 普遍へと、止
揚することが、デカルト的パラダイムのモダニズム的出発点だと思った。
>>310 瓶詰めポニョを拾いに行くときの脚の動きからして艶めかしかったものなw
314 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:21:44 ID:EOF/xxvI
ロリやめちゃったから人間嫌い傾向が加速してるんだな。
人間から自然に完全以降しちゃった。
バイアグラとか飲ませたほうがいいよ。
317 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:23:30 ID:yOHYlEob
魚ポニョは新鮮な魅力あるキャラだが、人型ポニョは、
今まで見てきたキャラの劣化した残念キャラだったね。
>>313 半ズボンの裾を手で持ち上げる仕草にクラクラしたよ
>>300 1800円どころか、4800円(DVD)の価値がある秀作。
劇場で見逃して後悔するよりも、行って後悔した方が良いと思うよ。(俺は満たされた)
リサって明らかに産後のオソノさんじゃないか
321 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:24:23 ID:EOF/xxvI
そんなに変態じゃないんだよね。宮さんは。
今村昌平とか歳とるごとにパワーアップしてたのに。
エロ描写の汚い事汚い事。
322 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:25:14 ID:yOHYlEob
瓶詰めポニョは、良かった
キーホルダーで発売希望 (^___^)/
323 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:28:14 ID:EOF/xxvI
俺だったら、波の目玉浮き輪とか商品化するけどな。
今日になって人型ポニョを憎むレスが増えたのはなぜだ?
あれ見て子つくり決意した友人もいるのに。
ショタ的には宗介は合格のようだな
326 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:29:10 ID:EOF/xxvI
そんでゴロちゃんはポニョみて
何か言ったのか?
328 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:31:41 ID:yOHYlEob
人型ポニョは、魅力的キャラじゃなかった、それだけ
今日見てきた俺の個人的感想。
329 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:32:37 ID:EOF/xxvI
なんだゴロちゃん、ショックで自殺とかしてるかと思った。
トンネルのシーンのモデルは
俺の家の近所の多摩湖自転車道のトンネルだろうな、ジブリの人間もよく走ってるみたいだし。
凄い不気味なんだよね。
332 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:38:10 ID:EOF/xxvI
ゴロちゃんて小さい時からカス扱いされてきたから
神経が2、3本無いんだと思う。
平気でゲド戦記2どこか、親父死んだらポニョ2やれると思う。
333 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:39:00 ID:yOHYlEob
所ジョージに連れ戻され、牢獄の中で変体を始める辺りが
笑えて、かなり面白かった。(正直ここを最後にあとは、、、、)
脱走は作画が今一、、、だったのと、思いの他、その前のタメが弱く
盛り上がりに欠けたね。残念
334 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:45:44 ID:B0Cfs3Ba
しかしなんでまたここでわざわざ手塚を「導入」して来たんだろう?
他に描きたいこともあるだろうに。
しかも下手をすると遺作となるかもしれないというのに。
弔い弔われといった感覚で逆にどうしても晩年へと差し掛かった今それをしたくなったのかな。
335 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:47:56 ID:EOF/xxvI
黒澤もまあだだよは小津っぽかった。
>>334 導入?
手塚マンガ読んで育った人だろ
今さら導入も何もないだろう
>>334 手塚が死んだ時に毒吐いたくらいだから俺らからは想像できないほどの愛憎
があるんじゃね?
>>248 まぁそれは半分冗談だとしても、正直この監督かなりヤバい人種だと思うよ
>>258 脳内麻薬ってヤツだな
>>335 良く黒澤と比べられるけど、晩年に関しては駿の方が生き生きした作品作ってるべ?
340 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:51:42 ID:EOF/xxvI
>>339 まだ67歳だからな。
黒澤はそのころは乱とか作ってたんじゃね?
手塚の影響はあるかもしれんが
別にそこまで重要な要素でもない気がするんだが・・・
>>341 ハヤオに最も影響を与えた人物は手塚治虫
これだけは譲れない
ハヤオがアニメータになる前
まだ漫画家を目指していた時期に
自分の今までのマンガの作風が
手塚にそっくりな事に気がついて
全部焼き捨てたりしてるからね
影響は最も大きい
宮崎駿ヤバイよ・・
345 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:57:15 ID:RIkBIuE+
全然見に逝ってないけど
『瓶詰めポニョ』
にて
もしかしてホルマリン漬けなんですか・・・キャぁー怖い
346 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:57:17 ID:CVh9pTVl
近年の宮崎作品は観衆になにを求めて作品を作っているのだろうか。
かつて、モーツァルトの音楽も”難解”として非難されたことがあるから
これからどういう評価がなされるのか、興味深いな。
347 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 22:58:07 ID:B0Cfs3Ba
>>336 今までもさんざん指摘されてるようだが
今回わざわざ重要なキャラ二名を手塚風な絵で登場させている。
エロス的で定義しがたい曖昧なエネルギーといった点でも、もう少しは論理的構築をしたがる
宮崎の作風とはちょっと異なった特性に仕上げてきている。
当たり前だが、それについて別に手塚に屈しているとは全く思わないので、
それを余りに排除して考察するのは、逆に無意味に囚われる事になりはしまいか。
>>342 やはり町が水没してるのに町の人が妙に明るいのに別に裏は無かったか
349 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:00:33 ID:B0Cfs3Ba
すまそ。>>347でレス宛先適切ではなかったみたい。
>>343 それってもう47年も前の話じゃんか・・・
まぁ「色んな意味で最も影響を与えた」って意味なら手塚だけど
(次点で諸星大二郎なんかが入ってくるのかな・・・)
それって単にパヤオには作家としての敵が少なすぎたからだと思うよ
作家性や映像イメージでは二者はほとんど被ってない
>>349 >今回わざわざ重要なキャラ二名を手塚風な絵で登場させている。
Gマンマーレはそこまで手塚風かなぁ・・・
フジモトは髪型や顔からして確かに手塚キャラだけどさ。
>>342 >「基本的に能天気に。自分の家は潰れたけど別にローンも無いし、
>そんなに惜しいような家財道具も無いしね・・・」
これって昔からパヤオの理想願望の一つなんだよね
隠者思想っていうか・・・
■町役場窓口にて
職員「ちょ!お客様!妙な液体を撒かないで下さい!警察呼びますよ!」
フジモト「これは海洋…」
職員「本日はどういった理由でこちらへ?」
フジモト「娘の戸籍を作りに。戸籍がないと保育園に入れないと言われて。」
職員「出生届ですか?」
フジモト「いや、もう5歳なんですが」
職員「はぁ?一人っ子ですか?」
フジモト「いや、下に300人くらい」
しょーがねえなあ、コピペすんぞ。
「僕が発言してるのは、手塚さんのアニメーションに関してだけです。
手塚さんの漫画を見るのは大変な出来事でしたからね。それについては、
その尊敬の念とか彼のやった役割については全然疑問を持ちません」
「僕は手塚さんの漫画に物凄い影響を受けた人間なんですよ。それで、
自分がそういう仕事をやるときに『このまま仕事に入っては駄目だ』って
いうところまで手塚さんに追い詰められた人間なんです。実際、その後
漫画に入った人たちも一人として彼を超えてないと思うんですよ。だから
二十代の時にひどい葛藤があったんです、自分の中に」
「その人物が死ぬと安心して褒めだす人がいるんです。美空ひばりの生前には
聞こうともしなかった奴が死んだらイヤー大した奴だったな、なんて言うと
頭にきますよ。僕はいまでも手塚さんと戦ってるんだと思ってますから、
死んだと思って安心して褒めたくないんですよ。あの人のニヒリズムに
僕らは畏怖の気持ちで憧れ、影響されたんです。あの人の中に、その後の
この国の大衆文化の光と闇が凝縮されてるんです。だから、死んだって
ちっとも安心なんかできない。自分の彼への言葉は、自分への一番鋭い刃に
ならなければならないはずなんです」
>>347 威勢良く書いたはいいが
俺は手塚作品を語れるほど
良く知らないんだよなw
実際真面目に読んだのは「火の鳥」だけだし
なんでもうちょい
今作の手塚的な部分について語ってよ
>>353 いや、ここで色々言ってる人間のほとんどはそれは知ってるだろ。
>>351 手塚信者の妄言だろ
無視しとけ
もう手塚という存在自体知らない人や
作品読んだことない人も多そうだしな
特にこのアニメみている人ならなおさらだろう
必死なんだよ
宮崎の集大成であるポニョの父と母に手塚キャラを持ってきたのは
手塚が居なければ宮崎も産まれなかったっと言う意味だろ
>その人物が死ぬと安心して褒めだす人がいるんです。美空ひばりの生前には
>聞こうともしなかった奴が死んだらイヤー大した奴だったな、なんて言うと頭にきますよ。
これは確かに最低なんだよな。手塚信者の一部でパヤオを怨敵みたいに考えてる奴がいるけど
全然わかってない。
それはそうと、パヤオが色んな意味で手塚を意識してきたのは判るけど
それがパヤオの映画にイメージとして投影されてきたかって言ったら逆にそうじゃないと思うよ。
諸星漫画なんかの場合はヤバいレベルでネタを持ち出してきちゃうのに、手塚からはそういう
映画に反映されてるかどうかって意味での影響は薄いと思う。
過去スレで書かれていたけど、フジモトは容姿はドクターキリコ、
メイクは七色いんこ、性格はドンドラキュラで、やってることは
メルモという凄まじいキャラ。
本当なら「美しい地球の生態系を守り人間の愚行を憎む正義の人」
がここでは「成行きに任せればいい現実を認められなくて一人で
ジタバタあがいているマヌケ」にされちゃって、でも悪役として
否定されているわけでもなく主人公と握手する。
なんか「30年くらい前の宮崎駿」を客観的に対象化したキャラを
自分の原点である手塚キャラの姿を借りて形にした、みたいな嫌な
見方も可能かも、なんてね。
必死になって抵抗していた「越えるべき壁」の大漫画家・手塚と
「何から何までダメな御隠居」だったアニメ制作者・手塚に対して
とうとう宮崎がその全てを受け入れられる境地になった、とでも
ムリヤリ解釈してあげても罰は当たらないんじゃないかと。
>>356 >手塚信者の妄言だろ
いやそこまでは言わないよ。上でも言ったけど「色んな意味でパヤオに最も影響を与えた」
って意味なら手塚だと思うよ。
ただパヤオが手塚から受けてる影響っていうのは、手塚の感性を自分の作品に取り入れたいとか
そういう意味合いでの影響とはちょっと違うと感じるんだよな。
作中にネタを引っ張ってくる、つまりリスペクトの対象とかそんなんじゃないと思う。
手塚の作風なり影響を今でもうけついでるのは大友だろ
メトロポリスは同然だろうがスチームボーイはそれが非常に強く出ていた
子供向けに徹している
SF嗜好の強いフリーダムもそうだ
残念ながら宮崎は全く影響はうけてないね
このアニメは子供むけのようで全く子供向けではないしむしろ女性が好んでいる(観客も女性の割合がかなり多いしな)
手塚なんかこんなスレでもってきたって説得力も皆無だし誰ものらんだろう
362 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:18:45 ID:G8vJk7QZ
てか何やってかて、漫画ったらどこか手塚に似ちゃうよ。お釈迦様の手のひらの上の孫悟空さ。
それほど手塚は巨人だった。
>>356 >>358 もう一度鉛筆でアニメを作るぞ宣言のように
今作が原点回帰であれば
手塚もハヤオにとっての原点という見方もできるけど
そこらへんはどう思う?
さすがに本から丸々そんなに長く引用するのはマズいんじゃないか
>>363 >もう一度鉛筆でアニメを作るぞ宣言のように
>今作が原点回帰であれば
>手塚もハヤオにとっての原点という見方もできるけど
その書き込みから手塚ファンの手塚への愛は伝わってくるけど
俺としては本編からそれはあんまり感じなかった
つーか、アニメ作家としてのパヤオの原点は手塚なのか??
動かさないアニメを生み出した・・・人に対する当てつけか・・
これだけ豊かな作品はめずらしいなぁ
何度でも楽しめそうだ
368 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:23:30 ID:G8vJk7QZ
>>365 あまり、影響を与えた作家を「アニメ作家」というジャンルでくくることもないと思う。
>>365 いや、日本アニメの原点が手塚って事でしょ
それまでの日本アニメはアトム以降とは一線をきすから
>>361 >>365 ハヤオの描くキャラ造形は
手塚の影響無しに成立し得たものなのか?
詳しく無いから分からんけど
371 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:27:43 ID:SjTIZ36K
最後は猫に食べられて、みんな涙目ですか?
メイクは七色いんこ、
やってることはメルモ
いんこあんなメイクしてるか??
メルモのやってることって??
ニュースZEROでパヤオの対談くるぞ
漫画家/アニメ作家にとって一番重要なのは
なんといってもキャラのルックスでしょ?
ハヤオもこういう手塚のような
可愛らしいキャラが書けなかったら
ここまで国民的人気は得られなかった
>>361 お前が手塚をまるで知らない(興味がない)ことはわかった
宮崎は残念ながら手塚など眼中にはない
ほかの人も何人か指摘してるように彼が一番ライバルというか意識してるのは今のピクサーやディズニーなどの連中だろう
今の大友のほうが作品で科学なり生命なり子供に興味を注いでもらうことを作品に織り込んでるのが手塚らしい
宮崎は残念ながら科学や生命なりは興味ないんだ
彼の眼中にあるのは映像と音楽をいかに組み合わせておもしろい作品をつくるかだけだな
377 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:31:35 ID:G8vJk7QZ
なんとはなしに
リボンの騎士 → 風の谷のナウシカ
ジャングル大帝 → 平成狸
雨降り小僧 → となりのトトロ
火の鳥(古代編) → もののけ姫
海のトリトン → 崖の上のポニョ
なんでもこじつけれるぐらい手塚のレパートリーは広い。
>>376 > 彼の眼中にあるのは映像と音楽をいかに組み合わせておもしろい作品をつくるかだけだな
おれもほんとそうだと思う
だからもう、短編だけに注力してほしい
>>376 ハヤオのキャラ造形についてはどう思う?
映画見るときキャラは見ない人?
アニメ作家としての、っていうより大衆文化、つまりインテリじゃない
少年少女のためのエンタメの作劇法のすべての土台が手塚によって
作られていて、自分はそれから一歩も出られていない、っていう感覚
だろうね。マンガの「ナウシカ」のキャラクターの描き方についてまで
「手塚治虫が時代に制約されていた枠から自分は全く出ていない」と
言っていたのはさすがに考えすぎじゃないかと思ったけど。
外国人で日本漫画を研究している人が書いていたのだけれど、「日本の
少女マンガの全ての要素は『リボンの騎士』に備わっている。それは
手塚治虫が宝塚の地元で育ったことと無縁ではない」というのに魂消た
覚えのある情けない身の上なのだけれど…
宮崎が言っている、大人が子供たちに示さなければいけない『人生かく
あるべし』という生き方の基本に前向きなヒューマニズムを置いた部分と
一方で日本的土俗の部分を含めた人間の現実に対する恐ろしくペシミス
ティックな視点っていうものの両方が、自分がアニメ作家として努力すれば
するほど、どんどん確固としたものになっていってしまうことへの叫び
なんだと思うよ。我々にとって一般的な「マンガの基本的なパターン」と
思っているものが、宮崎の世代には明確に「手塚が○○の作品で見せた
思想と方法論」に受け取れてしまうのも事実だろうし。
>>379 俺ももちろん手塚漫画を読んでるが特にそこまでいうほど似ているとは感じなかった
ただもう宮崎は多少衰えているから作画監督(おそらくキャラデザインも相当担当している)
の意向や嗜好が結構強くでたんだろうと思う
魔女の宅急便もそうだけどわりかしあの作監は女性っぽい色っぽい線を好むみたいなんだ
魔女の宅急便のロマンアルバムエキストラみりゃわかるよ
382 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:42:44 ID:IXz4okXw
手塚が漫画の原点を作ったんだから、影響受けない方がおかしいだろ…。
で、影響受けてたからなんだってんだよ。影響なんて他にもいろんなもんから受けてるだろうが。
おまえら・・・テヅカ・イズ・デッドでも読めよ
>>381 宮崎作品で
普通作監はキャラデザやらんでしょ
俺はアニメとかマンガとかの制作方法は
本当に良く知らないけど
似ている/似ていないは今作に限った話ではなく
ハヤオキャラの根幹、基本造形みたいな部分に
かなり影響が見て取れるということ
もちろん手塚の影響は巨大すぎるので
ハヤオ世代の漫画家/作家は皆影響されているので
それは特別意味が無いという言い方もできるけど
それと影響のあり/なしはまた別の話
ハヤオキャラは手塚キャラの上で成立しているという
合意がしたい
大友は手塚のラインをなぞってるだけだろ。全然わかってない。
>>384 やるよ
全部とはいわんが一部はやってる
とりあえずそういう風にスタッフロールにはかかれてないがな
ただ例外的に魔女の宅急便はキャラクターデザイン 近藤勝也という
風にスタッフロールに書かれている
グランマンマーレ対海上自衛隊のガチンコバトルが見たいな。
>>386 そうなんだ
俺はアニメ詳しく無いんだよw
で、キャラの基本造形の影響についてはどう思う?
テレビ出てるぞ
まだ間に合うぞ
390 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:55:54 ID:cwPkR42q
ZERO見ろ。
アニメ界について語るぞ。
↓これは純粋に技術的な問題だろうけどね。
「やっぱり僕自身、手塚さんの影響下にいてね、そこからどうやって
抜け出すかっていうのでにっちもさっちも行かなかったっていう、その
影がね、いまだにナウシカの中にありますよ。だから、自分で見てて
嫌になるんですよね。結局、その辺をほったらかしにしてアニメーションを
やってたから」
「だからいざ漫画を描くとね、手塚さんとはぜんぜん違うように見えるかも
しれないけれども、やっぱり手塚さんの背負ってた時代的な制約みたいな
ものが、僕の世代の制約としてちゃんと影を落としていると思いますね。
例えば、女の子の描き方とかね。そういうとこから自分が抜け出せないまま
マンガを描かにきゃならなくなったってことが辛かったですよね」
何年も前から同じこと言ってるけど
パヤオのしゃべりはおもしろいなぁ
「ジブリがここまで生き延びてきたのは、一般と逆のことをやってきたから」
「時代の反逆者」と言われているぞw >日テレ
395 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:58:44 ID:G8vJk7QZ
>>384 キャラの造型という意味では、男のように武器振り回す姫、
つうだけでナウシカはサファイア思い出したけどな。
なんか手塚さんより宮さんのほうがキャラへの思い入れが強そうだけど。
手塚さんはキャラとちょっと距離置くものね。
でもその主観の強さにたまに引っ張られて、物語がお留守になる面もあると思うな。
「ジブリは時代と反対のことをやってきて生き残ってきたんです」
って言ってたな。まあコナンの頃からそうだった訳だが、これって押井言うところの
「反動」だな。自信を持って反動と言い切るのもかっこいいかもな。
近藤勝也とか吉田健一とかジブリで長年仕事していた人ってキャラクターデザインしても
やっぱりジブリ色の強い柔らかいキャラクターをみんな描くね
398 :
名無シネマ@上映中:2008/07/25(金) 23:59:41 ID:EOF/xxvI
朝から晩まで宮崎がいたら
生活が軍隊みたいになりそうだな。
399 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:00:52 ID:bzgzHYFK
エプロンルック最近はやってるみたいね。
時代と逆光してるのか。
>>387 アスロックの攻撃に体を吹き飛ばされるグランマンマーレ。
だれもが決着が付いたと思った瞬間、
まっぷたつに分かれたグランマンマーレの体がそれぞれ再生を始める。
二体に増殖したグランマンマーレの反撃が始まる。
日本各地の自衛隊基地では隊員として潜入していた半魚人達の
破壊工作が開始された。。。
こういうのか?
ポニョグッズ高すぎる気がする
403 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:02:48 ID:cwPkR42q
>>393 最近の映像では舞台挨拶以外だといつもエプロンしてる。
制作中なら、消しゴムかすの汚れを気にしてとか
あるかもしれないけど、今はそうでもないはずなのに
…マイブームなのかも。
(ひょっとして美術館用短編に入ってるのかもしれないが)
ポニョのメダル?
中国製で萎えた
406 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:03:46 ID:kVE2Ncb7
>>396 その時代への反逆心が、また時代の流れに乗れないオタのリベンジ心と
共鳴するんだよなw
典型的な俗物vsキチガイ天才の対談って感じで面白かったな
マジ狂ってるよw
今の世界は既に腐りきってるってお決まりの事を言ってけど
ああいう人種はいつの時代に生まれても文句垂れてるんだよな
文句だけで終わらないだけましだろ
俺は反動だっ!!!
>>401 自衛隊にはグランマンマーレに対抗できる兵器がないと思う。
411 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:06:49 ID:EOF/xxvI
なんかどんどん過激派みたいになってきてるんだけど。
>>408 >文句だけで終わらないだけましだろ
宮崎駿がテロ屋でなくアニメ屋だった事に、俺達は感謝する必要があるなw
最近の映像でも平気でタバコ吸ってるな。
嫌煙家に嫌われる有名人のアンケート取ったら
相当上位に入る人だな。
414 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:08:10 ID:5lgwGIlx
第三者として話を聞くなら、ジブリの宮崎、楽天の野村は最高に面白い。
でも子分として働くのは地獄だな。
ジブリに保育所があるのはパヤオが走り回る幼女が見たいからだろ
パヤオ → どろんこの幼女 (;´Д`)ハァハァ
416 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:09:12 ID:bzgzHYFK
80歳くらいで、会う度に怒ってる人になりそうだな。
417 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:10:01 ID:HmU4dVbI
見てきたが、苦笑しか出なかったな。
何だこれ・・・ってのが正直なところ。
俺はこれ駄作だと思うよ。
>>411 宮崎駿がかい?
消費社会はいけない!贅沢は堕落!文明の利器は敵だ!とか言っておきながら
自分はハイグレードのアウディを乗り回して豪邸に別荘で贅沢暮らしするお方だから
話半分に聞いておくのがいいと思うよ
キャラとしては最高だけど、主義主張が全部正しいとかそういう人じゃないし・・・
419 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:10:37 ID:eUtAk2Wq
来年テレビで見よう・・・
しかしパヤオは新人を育てようとしてるのか?
育ててないのに文句をいうのはおかしいと思う。
421 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:11:05 ID:kVE2Ncb7
なんか子供向けの作品作ってる(らしい)のに、こんなオヤジってなんかイヤだな。
どこか間違ってるよ。
答え:実は子供向けなんでは全然ない。そりゃこのスレ見りゃ分かる。
422 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:13:11 ID:bzgzHYFK
アニメなかったら絶対火炎瓶とか投げてそうだよな。
ヘルメット似合いそうだ。
424 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:14:33 ID:bzgzHYFK
共産党本部の建物も豪華だしな。
そんなもんだよ。
>>417 どうせ書くなら3行で済まさずに
ここがこう駄目だからこれは駄作だ!!
って熱く主張しろよ
3行だけ書いて何が面白いんだ?
>朝から晩まで宮崎がいたら生活が軍隊みたいになりそうだな
だからそれがジブリなわけでwww
「もののけ」の制作日誌とかメイキングとか見てみ。
宮崎自身のわがままで殺人的なスケジュールになってるのに、
社員アニメーターは呼びつけられて「映像の世紀」「人間は何を
食べてきたか」などを鑑賞させられ、大地震が起きた場合に備え
避難訓練をさせられて発電機の起動の仕方とか簡易トイレの作り方を
実践させられ、社員旅行の運営や自転車レースのルールにまで口を出され、
絵の動かし方が悪かったりしたら、それまでの全人生を否定される罵声を
浴びせられるという毎日だぞwww
テレコムにいた時は(あの会社はオタクを取らない方針なので)現代感覚
溢れるお嬢さんたちがたくさん職場にいたら、ある日突然宮崎怒り出し
「女性社員たちがみんな下着同然の姿で歩きまわっている。服装の規制を
しましょう」と喚き出し、職場の露出度を下げる顛末になったとか。
そりゃ昔から「作品より本人を見ている方が面白い」と言われるわけで。
428 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:15:38 ID:bzgzHYFK
俺は、たけしの監督ばんざいに似てると思ったが。
430 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:16:28 ID:kVE2Ncb7
世の親ごさんたちは、将来、子供をキモオタにしたければ、ポニョを見せるべし。
ま、何万分の一の確立でパヤオみたいにはなれるかも。
>>420 >しかしパヤオは新人を育てようとしてるのか?
>育ててないのに文句をいうのはおかしいと思う。
努力だけはかなりした。でも宮崎駿は
「他人の個性はくだらないから潰す」
「自分と感性が合わない奴は我慢ならないのでやっぱり潰して更地にする」
「新人でも俺と同じ事が出来て当たり前。出来ないのは才能と体験と
努力の欠如(だと考えるのが宮崎駿の大欠点だと大塚康生が・・・)」
と考えるので、結果的に若手を全部潰してしまった。
残ったのは自分に忠実なコピー職人だけだな。
なんか時期的に話が噛み合わない奴が多いが
案の定もの知らずだらけワロタ。
>>414 ワロタ。ノムさんか。
たしかにそうだな。
>>418 ナウシカの儲けを高畑のドキュメンタリーの制作費につぎ込んだりしたり
してアレだけヒット飛ばしてる割には質素だぞ。
大体アウディ一台、動かない三輪車w1台、2CV一台なんて成功した人間の中では
無駄金使ってないほうだろ。
436 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:18:39 ID:bzgzHYFK
やっぱ民青の血は濃いな。
内輪に向かって理想叫んでゲバするんだよな。
>>423 そうだよ。有名じゃん、知らなかった? (笑)
みんな純粋になれ(俺以外はな!)
みんな自然に帰れ(俺以外はな!)
って感じで、共産主義者の考え方の行く末は結局こうなる(特権階級と、清貧な愚民)んだなあと
友人と笑いあったことがある。
そういう徹底的なキチガイでエゴイストだからこそ面白い作品が作れるんだなあと。
天才なんてそんなもんでしょう。
ポニョが眠いのに宗介が無理矢理魔法使わせようとしてるシーンを見て戦慄を感じた
昨今偽装請負や二重派遣が問題になっているがそれを助長するような内容だった
宮崎駿は自分が金持ちだから庶民の気持ちがわからないのだろうそれが宗介の行動によく現れていた
ポニョは現代の奴隷労働を助長する酷いアニメだ
こんなのを子供が見たら眠くても疲れてても労働するのが当然と言う資本家の論理に洗脳される
こんなアニメを子供には見せてはいけないと思う
要するにとても面白かったです
>>427 女性社員の服装規制w
これだからロリはw
440 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:20:17 ID:kVE2Ncb7
>>437 ビンテージフェラーリとか乗り回してたらそう思うけどなw
442 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:21:02 ID:bzgzHYFK
宮崎駿の政見放送とか見たいw
かなり危険名感じがするけど,いいことも言ってる感じ。
>>437 さっきニュースゼロのインタビューでそれが良くわかった
住んでるとこは別に豪邸ではないだろ
最近建て替えたとか引っ越したってんなら話は別だが
>>431 パヤオにはゴローにもお一度チャンスを与えて欲しいな
ゴローには今度は更にぶっ壊れた映画を作って欲しい
>>441 これも付け加えよう
人間は平等!! 同価値!!! → 実際は、独裁。一君万民。
凄く…共産主義の行く末っぽいです・・・
447 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:24:58 ID:bzgzHYFK
左巻きはだいたい矛盾してるんだよ。
でも、この人は左巻きの中では最良の部分だと思うよ。
残りの人生、おもいっきり人類に対し攻撃してほしいね。
まあハリウッドの有能な才能は沢山アカだったしな。レッドパージでずたずたになったけど。
>>427 パヤオが若手に「お前がそんな絵しか描けないのは、お前の人生がゴミカスだからだ!」って
のたまうのを見て、安藤雅はジブリ抜けたんだよな。
表向きは押井アニメみたいな作画をやりたいからジブリ抜けたって事になってるけど
上の件で宮崎駿の制作スタイルにはちょっとついていけないみたいな事を言ってた。
最近の奴らの共産主義とかに関する知識が、80年代アメリカの
ニンジャ映画なみに笑える勘違いに満ちたものになってるのにワラタ。
そりゃ今どき蟹工船が売れちゃうわけだよ。大正時代の若者よりも
劣化してるんじゃないか?
パヤオが「僕らは今の時代も若者には近現代史が自然に身についてるのかと
思ってたんですが、綺麗さっぱりなんにも教えられてないんですね」と
呆れていたがまあ仕方あるまい。
架空戦記もの一つとっても「だからそれじゃ大東亜戦争と全く同じ負け方
するだろ!」というものを若い世代が真剣に書いていたりするわけで。
補給を考えないとか敵の攻撃を想定していないとか、まったくねw
451 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:27:45 ID:bzgzHYFK
おもいっきり左にいくと
何故か言ってる事が右と一致するんだよね。
三島由紀夫の檄文前半とか、全く同じ事いってる。
司馬も三島と同じ主張になっちゃったしねw
宮さんは左にいってるつもりで、右に出てると思うよ。最近。
鱸のラジオ聴いたけど、やっぱ宮崎ってスゲー熱血漢だな・・・
こりゃ身近にいる人たちは大変だわw
でもアメリカで面白い映画を作ってきた人間には保守派とかタカ派も多いんだよな。
ドン・シーゲルとかサミュエル・フラーとか、あとイーストウッド。
454 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:29:20 ID:EJ97a2tw
終盤以外は良かった、嵐のとことか見応えあったよ
ジブリの歴史の中で
駿に殴りかかった若手とかいないの?
>>451 もののけのメイキング見てみ。
「極右と極左はおんなじ」っていうのは古い世代には常識だよ。
それも「現実」に体験して言ってるとこが強いw
>>449 こらコラ捏造すんな。それ言われたのは別のアニメーター。
2ch癖すぎ。
>>435 確かにパヤオの生活はステータスに比べたら超質素だと思うよ。
あの才能なら年収100億で年に30億ぐらい使う生活しても全然バチあたらんと思う。
森林保全に億単位で寄付しちゃうし、かなり無欲ではあるよな。
でも「文明や資産は害毒だからそんなモンに犯されてる現代人はクソなんだ!」とか
主張出来る人間の生活じゃないよどう考えてもw
こんな風に他人の生活にあーだこーだ言うのはゲスだから本当は嫌だけど
自分自身を完全に棚に上げて他人の生活に対して辛辣に物申す人間を見ると
やっぱり突っつきたくなるなぁ。
>>453 ドンシーゲルとフラーは違うよ。
イーストウッドが共和党指示なのは有名だけど、晩年はよりニュートラルになってる。
出なきゃ硫黄島二部作なんてとらない
>>457 いや
安藤が罵倒されたんじゃなく若手が罵倒されてるのに
嫌気がさしたんだろ
分かるよ
パヤオは非常識w
平気で相手の人格否定ww
462 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:34:39 ID:bzgzHYFK
しかし300億も儲けても、傾きそうっていうジブリはどうなんだろうか。
年間10億とかかかるらしいじゃん。
>>455 ふつうは地力が違いすぎて喧嘩にならない。
論争一つ取ったって、若手の意見なんてパヤオには100も違う反論が
作れるくらいのレベルの差があるわけだし。
唯一作画については若手のエース・安藤が実戦で張り合い、「千尋」の直後、
パヤオは「本当に俺が必要とされなくなった時代が来たんだ」と敗北・引退を
吐露していた。
しかし千尋の大ヒットで宮崎政権安泰、安藤がジブリを追われる結果に。
ただしこういう宮崎も、保田・篠原・田中敦子といったオバサン軍団には
歯が立たず、賀川・舘野といったおねーさまにも強気に出られない。
論戦でもタジタジになったりで、宮崎アニメの女性キャラが強いのは
やっぱり現実に立脚しているwww
ちなみにハリウッドで右といえば砂漠のライオンの人な。名前忘れたけどw
465 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:36:24 ID:kVE2Ncb7
天才なんてみんなそんなものでしょう。
ベートーヴェンだって、シラーの人類愛の詩を交響曲に導入しときながら、
家政婦を人間扱いしてなかったらしいし。矛盾の塊。で、矛盾があって
初めて真の創作ができるのだ。
ただし短期間だけ。
>>452 だから人を育てるのには向いていない人なんだよ。
もののけや千尋のメイキング見てると作画監督なんかやってたら
年がら年中そばにいてあの調子で作画直してても話しかけてくるんだぞ。
それを相手にしているだけで並みの人なら心神衰弱しちゃうよ。
鈴木Pの岩波新書立ち読みしたら男鹿氏がトトロに参加したとき
あの調子でスタジオ内で話してたから我慢できなくなった男鹿氏が
「うるさい、静かにしろ」と一喝した、と書いてあったよ。
>>457 2ch癖とか言う前によく読めよ。
「パヤオが若手に〜、それを見て」って言ってんだろ。
安藤雅は、パヤオは絵が描けない人間を見ると人格の完全否定まで行っちゃう
自分はそういうのに付いていけないって千と千尋の後に言ってたよ。
それと作画監督なのに作監作業を全部宮崎駿がやっちゃうんで
自分は細かい修正しかやらせてもらえないとも愚痴ってた
>>463 もののけメイキングで篠原女史にコンテダメだしされてる駿に萌えたww
>>458 文明や資産は害毒だ、なんてどこで言ってた?
>>467 おいおいwあの発言と安藤の退職理由を結びつける根拠がどこにあるんだ?って
言ってるんだよ。ww
極左と極右は同じ>
わかるなw
左翼
個性が大事 → 競争は悪 → 運動会でみんな手をつないでゴール
→ 「走るのが速い」と言う才能を無価値化 → 無個性社会完成w あれ?www
な感じと似ているw
結局右も左も極まると全体主義(ファシスト)臭がしてくると言う事かな
>>458 同感
本当に天才丸出しのエピソード
オンパレードだよなw
実生活では近づきたくないw
我慢してないではっきりおかしいところはおかしいと
パヤオに進言したほうがいいと思う。
>ただしこういう宮崎も、保田・篠原・田中敦子といったオバサン軍団には
>歯が立たず、賀川・舘野といったおねーさまにも強気に出られない。
>論戦でもタジタジになったりで
潰す気になれば潰せるんだろうけど、女に嫌われたくないんだろうね。
池脇千鶴に「あんたの女キャラはどれも現実離れした嫌な女ばかりだとか」
ボコボコに貶されてもピントのズレた言い訳をしながら
「全くおっしゃる通りです」とか言ってた。
あれ言ったのが男だったら半殺しにされてただろうなw
476 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:42:00 ID:kVE2Ncb7
>実生活では近づきたくないw
コレ同意w
さっき見てきたが考えたら負けな映画だと思った。
古代魚こえーwとかなにあのディズニー女神とか、どこが金魚だよとか
思いながら見た俺はもう純粋な心を失ってるぜ
宮崎の「作品づくりを通した人格否定」は、常に自分に対する戒め、
プロとして自分が実行してきたルールが、期待している他人に対しても
吹き出してしまった結果だと高畑や森卓也が言ってたね。
なにしろ宮崎は自分の体調がどんなに悪かろうが仕事を休むという発想が
40年間なかった人間。スタジオが燃えるか地震で崩壊するかしないと
仕事を休むことができないと信じてる人間。例の地震対策演習について、
渋谷陽一が「あれ絶対、仕事が嫌で自信が来てくれないかって熱望して
いたんでしょ」と言っていたけどw
>>464 あれってジョン・ミリアスだっけ。あれは右翼思想と言うよりも、黒澤の
「七人の侍」にかぶれてしまった結果だっていうのは事実じゃないか。
パヤオも最近はイズムなんてものじゃなく、会っていい人かどうか、だけを
価値判断の基準にしているしねえ。
481 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:43:16 ID:kVE2Ncb7
>>475 それって、ゲイに叩かれてあせって言い訳している腐女子みたいだなw
しかしよくあれだけ頭が回るもんだなあ。
滅茶苦茶なのに何故か言ってる事がある意味全く正しいといった異常さ。
あんな理論構築しながら喋ってたら一時間喋ったら二時間休憩とかしないと
普通の人間の頭だと機能し続ける事ができないように思う。
>>478 3行で感想まとめるの流行ってるの?
遠慮しないでもっと書けよ
既にポニョスレでなくパヤヲスレになっております。
>>475 その辺の「恐女病」をそのまま世に垂れ流してるのが
そろそろ世の害毒になってきたと言う気がしないでもない
>>483 昔からずーっと同じことを言ってるんだよ
488 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:46:50 ID:VE7ARtqT
また左右の話かぇ。。。全く2ちゃんはw
俺は介護で飯喰ってる身だが、最後にばあちゃん共が歩けるようになったってのが嫌だったな。
もののけ観て「環境問題への提起がそれじゃあ浅すぎるだろ」と感じた同じ違和感を持った。
でも動画オタクなんでこの映画は最高でした。津波万歳、海中万歳、チキンラーメン万歳。
それで充分の傑作アニメーションでした。「時をかける少女」なんかより断然こっちだね!(最近テレビで観て凹んだもんで)
489 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:46:57 ID:bzgzHYFK
頭でかいよね。
>>474 今までは作品がすんなり楽しめたので「おかしい」とも思わなかったが
今回の作品でよくわかった。
パヤオはおかしいよ、さっきのインタビューとか変だよ
現実見ているだろうか
>>480 なるほどなぁ。つまり自分にも他人にも厳しいと。
昔パヤオがブタを自画像にする前、真四角な顔の自画像を使っていた
時代があったんだが、その時代に少女をいじめる悪役は、レプカ、
カリオストロ、ムスカなどとなぜかみんな四角い顔をしていて…
495 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:50:24 ID:bzgzHYFK
あと30年は死なないと思う。
自分に厳しい宮崎駿先生ならポニョが失敗作だったとご理解いただけますよね?
497 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:51:22 ID:kVE2Ncb7
衆院選なんか出馬すんなよ
498 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:51:36 ID:GjzpGqHL
お前らスレ違いだ。調子に乗るな。
499 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:52:12 ID:/rZrKXn2
>>487 その場その場で異常なほど多面的に捉えた上での
論理構築しながら喋ってる映像を見たことあるよ。
あんな当意即妙で実は論理的筋がびっしりと張り巡らされているといった
会話はなかなかできるものではないと思った。
500 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:52:21 ID:bzgzHYFK
共産党しか入れてなさそうう。
>>480 ミリアスミリアス。あいつの保守ぶりはハリウッドでは勇名だったらしいよ。
>パヤオも最近はイズムなんてものじゃなく、会っていい人かどうか、だけを
価値判断の基準にしているしねえ。
そうね日テレとかと付き合ってるし、朝日新聞はダメだとか言ってるし。
パヤオは天才。それだけは間違いない。
>>451 >おもいっきり左にいくと何故か言ってる事が右と一致するんだよね。
>三島由紀夫の檄文前半とか、全く同じ事いってる。
三島本人が言ってるしな、共産主義万歳じゃなくて天皇万歳とさえ叫べば
もうお前らは俺の同志なんだ、一緒に戦後日本を潰そう!とかなんとかw
思想家ってのは、現実否定から出発して理想万歳に帰結するから
体質としては似たり寄ったりになるよな。
>司馬も三島と同じ主張になっちゃったしねw
いやそりゃねーよ
>>499 結局同じことを繰り返し言ってるだけだよ
ポニョの半漁人はカエルじゃなくて、チキンに見える。
あのぬいぐるみもらって喜ぶ子ども、いるんかなぁ。
あと金魚は淡水魚なのに海に住んでるって言うのが納得いかない。
いまさらだけど…
506 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:54:22 ID:bzgzHYFK
左翼でも宮崎は民青系というか共産系で
旧社会党とか嫌いなんだわ。よって朝日は普通に嫌い。
>>502 その天才が作ったポニョはおもしろかった?
508 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:55:07 ID:kVE2Ncb7
三島と宮崎と一緒に語るなんてなんか気味が悪いな
510 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:55:42 ID:bzgzHYFK
>>503 司馬は最後憂国だったろ。同じだよ。不覚にも。
ポニョの宗介への想で変身の過程だと思うと、けなげで愛おしく思えるよ、僕は。
なにせ層化が社長なのに、ポニョは「南無阿弥陀仏」だものねw
映画見る前に半漁人ポニョのぬいぐるみを見た時は確かにナニこの邪神と思った
今はかわいく見える不思議
514 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 00:59:50 ID:bzgzHYFK
宮崎もあんなに嫌いだった日本に帰結してるし、
三島と同じ。最近憂国的だしね。
結局人間は根にかえるんです。みんなとは三島の弁だが
さすがお見通しだねぇ。
パヤヲ先生は昔からワガママで周りを振りまわす女の子が大好き。
ハイジ→メイ→ポニョ
516 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:00:28 ID:kVE2Ncb7
でもいくらジブリアンがここで何言おうが、ポニョうけてねえって感じ。
少なくとももはやちまたは賛否両論の構図だろ。
それであんな矛盾したこと言って、タバコ吸いまくって……
ちょっとマジで嫌われ始めてねえか?
350 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:2008/07/22(火) 08:59:55 ID:etZKAwoT
作り手の思想や理屈が先走っていて、観客が感動できるかという視点がまったくない映画。
観客の視点からの推敲がたりない。
作り手はすでに大衆の受け取り方に興味がないのかもしれない。
ほとんどの観客は凍り付き、それにぼにょの唄が追い打ちをかけていた。
だから感想も推理小説の謎解き合戦になる。
>>510 >司馬は最後憂国だったろ
アホか、憂国なんてそれ自体は色んな人間がやってるよ。
司馬は最後の最後まで「あっちの世界」には行けなかっただろ。
「鎌倉時代は自然があって人間も素晴らしくて・・・」みたいに言うパヤオを
「自然があっても人間の質や悲惨は変わらないんですよ。そんな単純じゃない」
みたいにたしなめてたのも司馬。
国を憂いる点では同じでも
理想への道程やら暴力革命やらをハナから夢想しない時点で根本的に違う。
>少なくとももはやちまたは賛否両論の構図だろ。
>それであんな矛盾したこと言って、タバコ吸いまくって……
心配御無用。
30年前からずっとそうですww
>>516 はっきり言って、さっきからの流れは雑すぎるからあまり真に受けない方がいい
映画前半の、ポニョが命の水の力を解放したシーンは圧倒的な誕生の
イメージが壮絶なイマジネーションで描かれていて、この映画が傑作で
あることを確信した。
映画後半は、一転して死と廃墟のイメージが支配するようになり、一体
どんなクライマックスでこのカタルシスを解消させてくれるのかとワクワク
した。
オチらしいオチのないまま終わった。駿は今すぐ引退すべきだと思った。
まさに捻くれた頑固オヤジの代表格、宮崎パヤオw
524 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:04:18 ID:kVE2Ncb7
>>514 三島は別に嫌いだった日本に回帰したわけじゃないし、
宮崎は別に国を憂えているようには見えないがな。
作品にも反映されてない。
むしろ国の現状、未来を憂えているんじゃなくて、
てめえの現状と未来を憂えているんだろ。
>>516 戦争嫌いの兵器好き
自然嗜好の煙草好き
ってハウルの後にも散々言われてた
>>517 元ネタ探しなんて大人なら誰でもやるちょっとした遊びだろ
そんなものは作品の評価とは全く関係無い
アホか
528 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:05:28 ID:bzgzHYFK
>>518 司馬は知識人は何も行動しなくて、論文の中でやるのが知識人の役目としてたからね。
ここがヘタレだと思うが
晩年の司馬は、三島が檄文でいった事とそっくりなことを繰り返しいってるんだわ。
あんなに否定してたのに。
宮崎も多分そうなるよ。既にその兆候がある。
>>516 ネタをネタとして楽しめない奴には発言してほしくないなあ。
532 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:08:32 ID:kVE2Ncb7
>>528 宮崎の内部の矛盾が大きくなっていってるってことには同意だね。
下手すっとこの人も自殺するぜ。なんか今雰囲気よくない。
駿も吾朗を見習ってダメ人間が主人公の映画を撮ればいいんだよ。
もちろんヒロインも周囲の大人も全員ダメ系で。
534 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:10:42 ID:bzgzHYFK
いや、宮さんは自決はしないでせうw
ただもうかなり世界に失望の度合いは深くなるんじゃないか?
>>526 元ネタ探しくらいしかやることがない作品だよ。
つまり駄作。
子供たちのために作った のではなく
子供(ゴロー)のために作ったんじゃないかとオモタ。
ポニョに5歳で支配されてしまうソースケが可哀そう
これからもずっとパヤヲという存在に支配され続けるゴローも可哀そう
そしてジブリはグランマンマーレ
一般人はおいてきぼりの作品。
でもアニメオタクなら元ネタ探しで楽しめる作品らしい。
538 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:13:29 ID:q815Gfyj
ポニョ面白かったよ。
ハウルの方が好きだけど。
まだまだ観客はパヤオの頭に追い付いてないと思ったね
子供からみたら、ただ、ポニョがかわいかったね、というだけの作品。
540 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:13:45 ID:kVE2Ncb7
>>534 でも黒澤なんかでも一回未遂おこしているからな。
なんかね、今まだ肩で風切ってるけど、なんか作品も段々理解されなくなってきて、
急にポキっと折れそうな気もするんだよね。
ID:3IQVqatm
>>535 1時間以内に
過去3スレ読んで感想を10行以上書け
お前の話を聞くのはそれからだ
543 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:15:50 ID:bzgzHYFK
宮さんが一環して書いたのって、実はパンチラじゃなくって
世界の終末だもんね。最初から悲観してる。
終末くるなら、まだ宮さんも希望がもてるんだけど来ない。
これは悩むよ。無理矢理世界よ終れって叫んだのが今回だもん。
>>537 いや、むしろアニオタは引くだろうこれ
ジブリ信者なら楽しいだろうが
545 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:17:18 ID:kVE2Ncb7
>>544 アニオタとジブリアンのあいだに差はない。
546 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:17:43 ID:q815Gfyj
547 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:18:43 ID:bzgzHYFK
ポニョかわいかったね
ゴロひどかったね
って映画つくりたいって言ってたしね。
548 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:19:24 ID:GjzpGqHL
観客は凍り付いてた、って言ってる奴は舞台に上がって眺め回したの?
全員にインタビューして回ったの?近づいて表情を覗き込んだの?
自分が楽しめなかったからって妄想フィルター全開にするのはやめてほしいわ。
別に楽しかったからって皆が皆わかりやすく騒ぐわけじゃねーだろ。
隣りに座ってた女の子は小さい声で楽しかったーと言ってたけど、
少しでも離れた奴には聞こえなかっただろうね。
俺自身だってたぶん他から見たら凍り付いてるように見えただろうな。
エンドロールが終わると憮然とした表情で早歩きで立ち去ったもの。
でも内心はポーニョポニョポニョと大ファンになっていた。グッズまで買って帰った。
要するに、勝手な印象で判断してんじゃねーよってことだ。
つまらなかった
つまらなかった。
金損した
時間損した。
子供が途中で眠りだした
子供が途中で暴れだした。
妻は何でこんなもの見ようなんて言ったのって怒った
子供の信用をなくした
はやおに騙された
はやおに騙された
10行書くのもあほらしい。
>>543 SFやファンタジーであれば主人公達が世界滅亡後に新世界を作るという
ストーリーにできるはずだがなぜか駿はそういう物語を意図的に作らない
んだよな。ドラマの主軸となる主人公の周囲の問題とは別に現代社会の
抱える問題が劇中にも存在することが描写されるが、そっちの方は全く
解決されないまま終劇してしまう。いったい何がやりたいんだ駿は。
ポニョグッズ高すぎだよ。
といいながら、5000円ばかし買い込んでしまった。
おまけにからあげくん2個買って水玉バッグまで貰ってしまった…orz
ところで、自分は耳すま見たいに町の雰囲気がぞんぶんに味わえるアニメが
好きで、それは写実的な背景から与えられるものだと思ってたんだけど
ポニョをみて、必ずしもそうでもないのだなと感じた。
デフォルメされた絵だけど、モデルらしい瀬戸内海の空気感に満たされてるね。
実家が瀬戸内海近くの場所で、アニメみたいに島がいっぱいあって
意外と貨物船が通って、ちっこい漁船も多く実際に乗ったこともあるから
懐かしく思った。たまには実家に帰るか。。
>>545 アニオタあさりよしとおとか昔トトロを絶賛していたがこれ見たら引くと思うぞ
いや、本当のジブリ信者なら余計に怒るかな・・・
>>549 ナイスw
奥さんと子供に拗ねられて災難だったね
このスレで思う存分ウサを晴らしていけw
>>551 高いよね。これだけはいただけない。
ローソンですやすやポニョのぬいぐるみを予約しちゃったけど。
あと、今はパペットが欲しくてアサヒ飲料のドリンクを飲みまくってますとも!
556 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:26:57 ID:kVE2Ncb7
>>550 結局、ほとんど異世界譚、いや譚じゃねえな、異世界の描写だろ。宮さんの作品って。
現実逃避したままだから本来、これって物語として終わらせられないものなんだよな。
それが濃く出ているので、なんか後半わけがわかららなくなったり、唐突に
終わったりする。
正直、今度は、「子供たちのために」というから、そこらへんに決着つけて、
教育指導的頑固親父になるのかと思ったが、相変わらず夢の中で遊んでいる。
これって結構、ヤバイ精神状況だぜ。
大人になってナイ。
>>543 >終末くるなら、まだ宮さんも希望がもてるんだけど来ない。
>これは悩むよ。無理矢理世界よ終れって叫んだのが今回だもん
大津波と大震災で地球が綺麗になればいいのにとか夢想してそうなフシはあるよな。
昔AKIRAを観て「あれって大破滅で東京が綺麗になったらいいなってだけの話でしょ」とか
皮肉ってたけど・・・w
この人は主張が過激すぎるだけで言ってる事自体はまぁ正論だと思うんだけど
正直あの大破滅→浄化願望みたいのだけは凡人の俺にはかなりついていけない
>>550 その点については
ひそかに待望していた世界滅亡がどうやら来ないと判ってしまった
現代社会の抱える問題は増える一方だが何も解決されない
その事を描きたいんだろ。
それに感情では美少女以外の人類皆殺し思想でも、知性がそこに帰結するのを
拒絶をしてるのかもな。熱望する一方でその願望が最低なのも理解してるんだろ。
558 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:27:17 ID:jEvs3w/O
悪口を言われるほどひどい作品とは思えなかった。
ゲド戦記もぽにょも見所はある。
エバンゲリオンの綾波巨大化を思い出しました。
559 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:27:42 ID:9wDAC0Xz
>>539 ポニョは魚形態が一番可愛かったので、割りとすぐ人間になっちゃってチョイがっかり。
人間の男の子と魚の女の子の友情の話かと思ってたら、割りと明確な男女(ってほどでもないけど)の話に
なっちゃったんで、その点でも意表を突かれた。
「となりのトトロ」 観にいったときは2本同時上映で、後が「火垂の墓」だったので何ともいえない重苦しい空気だけが残ったな。
大概の子供たちは泣くし寝るし、せっかくの楽しい映画が台無しだった。
>>552 俺は今作のデフォルメされた背景が
本当に宮崎作品に相応しいのか
いまいち疑問だ
もし仮に耳すまのような写実的な背景が
今作で使用されたら、ひょっとしたら
あなたはそっちの方を
より素晴らしいと思うのではないかな?
>>557 ではなぜ駿の映画の主人公やヒロインはみな理想的な人物なのか。
理想社会が実在しないのと同様、そんな人間は存在しないことも駿は
良くご存知のはずではないのか。吾朗とか。
>>556 >正直、今度は、「子供たちのために」というから、そこらへんに決着つけて、
>教育指導的頑固親父になるのかと思ったが、相変わらず夢の中で遊んでいる。
>これって結構、ヤバイ精神状況だぜ。
>大人になってナイ。
高い知性と感性と膨大な知識教養でカバーされてるけど、結構ヤバい人だよね・・・
美術館の防火扉で行政指導されて逆ギレするあたり、エゴ剥き出しのガキそのものだし。
まぁ完全に成熟した十全な大人の作る創作物って、往々にしてつまんねぇけどな。
>>559 魚形態
→
変態魚 と読んでしまった。まあ魚が変態したことに違いないのだが…
>>562 だから吾郎は完全放置されたんだろ。
「お前はつまらん、俺の頭の中の子供の方が遥かに素晴らしい」ってさ。
知性ではありえない理想だって気が付いてても、感情がそれを許さねぇってやつじゃないの?
>>561 正直、わからないけど、そこをあえて抽象的な感じにしたのは
意図的なのは間違いないよね。
作画も、手描きでももっと端正でCGみたいなのは描ける技術があるだろうに
わざと避けてる気がします。
568 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:39:47 ID:9wDAC0Xz
>>561 写実的な背景で、ポニョみたいな御伽噺をやるのはツライでしょ。
木に竹を接いだようになると思うよ。
569 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:40:09 ID:/rZrKXn2
>>563 >美術館の防火扉で行政指導されて逆ギレするあたり、エゴ剥き出しのガキそのものだし。
それ何ですか?
くわしく知りたいので、できましたらソースを教えてくらはい。
>>565 高畑さんは理想が見えないから怖い
皮肉にまみれてる
本人が何を信じてるのかわからない
山田くんにしても家族の温かさとか信じてないように見えた
公開時の俺の気分としては説教されたら鬱陶しいと思ってたから
そこが面白かったけど
>>566 あんなに二枚目じゃなくてもっとブサイコだったら、可愛がられたかもしれないのに。
可哀そうなゴロー
天才の息子は皆可哀そうだなぁ…(長島監督の息子とか)
572 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:43:26 ID:kVE2Ncb7
573 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:43:38 ID:QH2BRllm
ポニョの歌はまるなぁ
最後に流れるんだが
終始謎が多くて内容考えてる間にこれが流れてきてさ
もっとわかりやすくハッピーエンドの中歌だったらよかったんじゃないか
>>567-568 俺には宮崎作品の歴史を語れる知識は無くて
遡ってせいぜいコンナ(か母を訪ねて)まで
なので正確なところは分からないが
そういう人間にとって今作は「原点回帰」では決して無く
「巨匠の新たな表現技法への挑戦」と映った
過去に築き上げてきた表現技法には自信があり
効果測定も十分計算できる
それをあえて捨て去って新しい技法を打ちたてようと試みる
67歳は凄いと思ったよ
その新たな表現技法が十分な効果を上げられたかどうかは
もう2-3回見直さなきゃ正直分からない
という感想だな
コンナは無いわなw
>>571 >あんなに二枚目じゃなくてもっと
そんなに二枚目なの?アエラか何かに出てた小さい写真しか見たことないけど
余りそんな風には見えなかったなぁ・・
ふくらんだ
まんまるおなかの女の子
どうしても妊婦さんを想像してしまう。
578 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 01:51:49 ID:GKzcJXPM
宮崎駿っておもいっきり縄文系だよな
縄文土器のように芸術的
高畑勲は弥生系か
もともと駿は一見リアルでも遠近法とかは写実的でなく
印象を第一にレイアウトしてきたから、ポニョはそういう方向を
つきつめた一つの形、とも言えなくはないかな、なんて知ったか言ってみる。
>>574 俺もののけ以降のハヤオ映画はエンタメとしても思想的にも
決して好きではない、むしろアンチなんだけど、そこは同感。
本当に凄いと思った
天才であるのは間違いない
>>570 おそらく何も信じてないんだろうな
それが本当の大人ってもんだ
>>528 90〜96年の司馬の本はほとんど読んでるけど、やっぱり三島とは大分違うよ。
司馬遼太郎の現代社会批判ってあくまであの当時の現実状況に立脚してるだろ。
あるべき理想社会だの、過ぎ去りし理想時代をエキセントリックに夢想してるわけじゃない。
>>581 高畑勲・・・理想なんぞもう信用していない人
押井守・・・理想がない人
宮崎駿・・・理想の燃えカス
585 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:02:51 ID:8bwkEY4a
ジブリが今後やればいいのはにっぽん昔話のつくりなおしだと思うよ
イヤ、まじなはなし。テレビ向けもつくればいいのに
ナウシカやラピュタやトトロのようにテーマ性とエンタメ性が
見事なバランスで成立した物語を紡ぐことができた人が
もののけ姫あたりから崩れ始めたのはなんでなの?
巨匠は、みんな年食うと独りよがりになるのはなんで?
文句いう人がいなくなっちゃうからか?
>>585 それいいね。
ポニョのプロローグも“にっぽん昔ばなし”っぽかったし。
>>586 その意見には千の完成度が理解出来てないだけと言いたい
589 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:08:54 ID:cc9gE+S9
>>ジブリが今後やればいいの
ラピュタ〜魔女宅あたりをリバイバル公開するのが一番ウケると思う。
あらためて映画館で観たいわー。
眠いけ、わしゃもう寝るべ
( _ _ ).。oOグゥー・・・
>>586 その前に何で自分がその歳にもなってドンズバ観客席のど真ん中に陣取って
お客様気取りで5歳児向けアニメを見てるのか、そこから考えた方が良くね?
もうちょいスクリーンから離れた位置から見れば、印象もかなり変わるよ。
593 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:15:12 ID:sKfi2zI/
だいたいロムったけど
左な駿による
ジブリが作ったエヴァでおk?
>>590 各2本立てにして
劇場でしか買えないオリジナルグッズも販売すれば客は入るね
>>592 横レスすまんが、子供時代(5〜6歳)の自分だったら多分退屈な映画だったと思う。
曲がりなりにも凄いなと思えるのは、大人になった今だから。
大人に幼児体験させる映画として、誰にも真似できない傑作だと思う。
いや全然違いますよ
エヴァはゲドだろ
>>586 >もののけから崩れはじめたのは何故?
もののけの場合、悲劇的結末を必死で回避した結果だと言ってたよ。
監督が描きたかったのは殺戮じゃ無いんだから当然。
所ジョージは声優としては最悪だけど、舞台挨拶では気の利いたことを言ったよね。
「この映画が分からないという人は心が曇ってる」とか何とか。
これを聞いた瞬間に「あ、これはダメな映画かな」と思った。
これを誉められる人は王様の服が見えるんだって言いたいんだという以外に
所の言葉の解釈のしようがないもんね。
宮崎駿は、愛知にスタジオを作って若い奴に徹底的に修行させるそうだ。
テレビアニメは全然ろくな奴がいないから、こんなもん潰れてしまえと思ってる。
だから根底的な改革をやりたいんだろう。
社会主義革命ができなかったから、その夢をアニメで代わりに実現しようというのかな。
まだ革命ごっこのつもりなんだ。
俺はそう思わないな。労働環境を地道に改善していくことで、才能のある人間が
いろんなところから入り込んでくるようにしないといけない。ちゃぶ台をひっくり返す
ことで何かが良くなるなんてことはない。土地改良からはじめて何年もかけていい
作物がとれる地ならしをしないと。
俺小さいときラピュタときらいだったなー。ジブリが良いと思ったのはある程度年取ってからかな
600 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:24:08 ID:UkKIowb2
人魚姫+八百屋お七?
>>588 要するに、子供や奥さんではなくて、お偉い評論家向け、
あるいはただ純粋に自分の為だけに作り始めたってことな。
実際に映画みてアクビしてる子供にその論理は通用しねえけどな。
>>592 お客様気取りでって間違いなくお客だろうよ。
それとも崇高な芸術作品だとでも思えと?
アニメはアニメじゃん。単純に目の前にいる子供をおもしろいと
思わせらんないんだったら、紙とか資源を無駄遣いしてるだけで
地球に優しくないからやめとけって話だよ。
もののけ以降は基本テレビ放映で済ませてる。失望したので。
対象年齢とされてる子供が、より喜ぶのはトトロとかであって、
ぽにょやハウルや千と千尋ではないことは売り上げ見ても明らかでしょ。
ジブリは原点回帰してないよ。民衆から離れて遠くへ行っちゃったかんじだな。
>>598 的外れな恥ずかしい長文を書いてないで
映画を見て来い
>>602 言うのは自由、ズレてると思うなら スルーで答えましょうよ。
>>601 訳わからんことを…
民衆から離れてたら千尋の動員数をどう説明するのかね?
605 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:31:52 ID:q815Gfyj
魔女宅や豚の公開時も散々言われてたな
意味ワカラン ハヤオは変わった、と。
要は今回も通過点なわけだ。
・・・次回作があれば
>>603 駿を左扱いしてるとこがスルー出来ないのさ
最近のエヴァとかみるとゲドがマシに思えてくる
なんだかんだいって吾郎は病んでるアニメの表現方法の1つを提示したかもしれないな
庵野はオタクの世界に足を突っ込みすぎた
もう2度とまともな一般向けのアニメはつくらせてはもらえんだろうな
いや駿は脳ミソだけでなく精子も駿ブランドだなww
普通天才の子供はどうしようもないダメ息子やダメ娘のことが多いんだけどな
宮崎駿ってラピュタの当時からガキ向けの仕事いやがってなかったっけ?
あまりにマスが巨大になりすぎて、
作家性までガチガチに押し付けの「大衆の奴隷」であることを要求されるとしたら、
すげえ悲惨な状況だな。
>>604 でも、「宮崎映画でどれが一番好きですか」ってアンケートは、どれ見ても
やっぱりカリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロが抜きん出てるよ。次点で魔女宅、豚くらいか。
近年のでは確かに千と千尋がちょっと頭抜けてるね。
近年の方が動員数多いの見て、俺も最近の作品の方が支持されてるのかなー?
と思ってた事もあったけど、アンケート見る限り、最近の動員数って結局初期作の凄さの遺産なんじゃない?
つまんなくても、「次こそは 次こそは」って期待されるくらい、初期作が凄かったと。
今はDVDで、未見の人間、新たな子供たちも無限に入って来れるしね。
初期作の面白さは今でも通用するんで、ファンも鼠算的に増えていき、それが動員数に反映されているわけでは。
>>604 レビューサイトでもamazonでも人気投票でも
人気の高い作品とその公開時の動員数は一致しないだろ?
大体、映画なんて見る前に金はらうんだから
動員数と満足度や作品のクオリティは一致しないよ。
てか、こんな当たり前のこと説明しなくても
わかってるだろうに見えないふりすんなって。
>>609 奴隷ってなんだよ。いやなら自分がやんなきゃいいだけじゃん。
その結果が、この現状なんだろうけど。
本当のボクを見て!ってかんじなんかね。
ある意味、社会性とか客観性を失って、良くも悪くも幼児返りしてんのかも。
614 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 02:46:05 ID:9wDAC0Xz
>>600 オレ的には、人魚姫+赤いロウソクと人魚+ネモ船長(海底二万哩)
>最近のエヴァとかみるとゲドがマシに思えてくる
>庵野はオタクの世界に足を突っ込みすぎた
それはない
病んでる病んでないなんてほとんど意味がない
芸術じゃないんだから、つまらないと全く価値がないよ
そしてゲドはつまらない、正直気持ちが入ってるのは
竜が墜落してからゴ・・・いやアレンがオヤジを刺すシーンまでだった
>>611 千と千尋に子供がまったく喜んでない、ということをキミは言わなきゃいけないんだよ
>>612 キミの場合は、レビューサイトとかamazonの人気投票が本当に人気の目安になっていることを、
まず言わなければいけない
>>611 そのアンケートを何処で取ってるかだよ
それとそんなアンケートに率先して答える人たちはどんな人たちかと言う事も考慮しなきゃ
アンケートをコミケやアキバで取ってたりDVDを購入した人からだけ取ってたりするなら
何かに集中するのはわかってるジャン
>>601 千と千尋は子供にも受けたでしょ?
動き派手だし美少年も出てくる
あれは絶対女の子は喜ぶw
しかも英語版だとハヤオの鬼のように不親切な
脚本も修正されて分かりやすくなってる
ラセター頑張った
だから千と千尋の英語版は十分娯楽大作だぞ
>>616-617 まあその可能性は否定しない。実際のところは俺にもわからん。
だけど俺の言ってる事もそう的外れじゃないと思うのだが、そちらは全否定かい?
>>608 最近のエヴァというと新しいエヴァ映画のことだと思うけど、
あれの見所はシンジの心の問題ではなくて、
巨大ロボットが軍隊の強力のもとで怪獣を倒すところだから
つまり、あるべき楽しいロボットアニメ
10年も経つと少年の内面の問題を中心に据えることにリアリティが、
少なくともアニメでは、無くなったんじゃないのかな
それでも、宮崎吾郎が敢えてそれをやろうっていうのなら面白いし、
それをやろうとしているように見えたゲドは面白かったよ
>>616-618 あ、あと、千と千尋は俺個人はあまり好きではなかったけど
完成度高いというのはわからなくもない。
オタクオタクとか言う前に、もののけ以降は男の子向けじゃなくなったんだよな。
美少女が出なくなったからじゃなくて、男の子が共感したり憧れたりできる男性キャラがいなくなった。
.
>>612 >いやなら自分がやんなきゃいいだけじゃん。
宮崎駿、引退を表明するたびに強引に呼び戻されてるんじゃねーかと思う。
息子を代役に立てられるなんて、ほとんどイヤガラセかと。
>>620 >あれの見所はシンジの心の問題ではなくて、
>巨大ロボットが軍隊の強力のもとで怪獣を倒すところだから
>つまり、あるべき楽しいロボットアニメ
だよね。相変わらず庵野の感性が病気だというなら全くその通りなんだけど
少年やガキ大人の内面がどーたらこーたらとグジグジ言っても
そんな時代はもう終わってて無意味なのをあれの作者はよく判ってる。
>少年の内面の問題を中心に据えることにリアリティが、
>少なくともアニメでは、無くなったんじゃないのかな
>それでも、宮崎吾郎が敢えてそれをやろうっていうのなら面白いし
いや、なんかそれ、すげぇくだらない題材じゃないか・・・?
だから何?って感じ。
>>621 あとハウルも
某一部発酵系の女性たちには
根強い人気があるぞ
ジブリ映画って普段映画を見ない、アニメなんてジブリくらいしか見ない人もファンを名乗れるから、
そういう人達にとっての数年に一度の楽しみってことで変に期待されてるよね。
これは自分の期待してたものと違う、なんていうのは鑑賞する態度じゃないと思うんだけど。
で、そういう人達の期待も全く無視はできない宮崎駿は辛いだろうな
ジブリ座頭市が見たい
ぜんぜんポニョスレで言うことじゃなかったな
>>619 ごめんごめんIDで確認すりゃ良かったんだけど
千と千尋否定派が二人いるように見えてこんがらがってる
ID:PmTAJ3bmさんの言いたいことは、
千と千尋は興行上の業績では一番だけど、
宮崎アニメの中で一番というわけではない、ということと、
千と千尋は子供にとって退屈だ、ということかな
宮崎アニメで一番かどうかは俺は知らない
子供にとって退屈かどうかは個人差があるけど、
俺に見聞きした子供の感想は凄く肯定的なものだったし
千と千尋は優れて子供向きだと思う
言いたいことを理解し損ねてたらごめん
>>624 だからもののけ以降ほぼ全部。
女性の顔色伺って作ってるのは確かだと思うよ。
ラストがあっさりで少し物足りなかった
ワイプで画面塗りつぶされて最後1枚絵が見れなかった
EDに後日談ぽい絵を入れるとか・・子供はポニョが今後どうなるか想像しきれないんじゃない
ナウシカのトルメキア引き上げシーンみたいなフォローが欲しかったけど
宮崎は最近それをやらない
>>629 >ワイプで画面塗りつぶされて最後1枚絵が見れなかった
これには俺もビックリ
>EDに後日談ぽい絵を入れるとか・・子供はポニョが今後どうなるか想像しきれないんじゃない
最近のパヤオは引きを作るのを拒絶してる気がする。
映画の枠の「先」をあれこれ妄想されるのが嫌なのかもしれんね。
>>623 >いや、なんかそれ、すげぇくだらない題材じゃないか・・・?
だから何?って感じ
今これをやったら、
こういう反応が観客の大部分から起きるだろうな、
というのは解りきっているけど、
流行り廃りのない普遍的な題材だと思うよ俺は
多くの観客の心を射止められるかどうかは別にしてさ
それに、俺は映画ゲドのテルーとアレンが抱き合うシーンでの
「レバンネン、そうして命は続いていくんだよ」
っていうセリフが大好きなんだ
>>627 千と千尋否定派と言うより、もののけ以降つまらない派かな
上記のアンケート見ると大体一致するので、そんなに的外れとも思ってないんだが。
好き嫌いで言うと、トトロもジャンル的にはそんなに好きじゃないんだよ。典型的なドンパチ好きなんで。
だけど、トトロには好きじゃないのに魅入らせる、見た後納得せざるを得ない、うならせる面白さがあった。
千と千尋もポニョもそこまで行かなかったと言う感じ。いいところもたくさんあるんだけど。
>>631 >それに、俺は映画ゲドのテルーとアレンが抱き合うシーンでの
>「レバンネン、そうして命は続いていくんだよ」
>っていうセリフが大好きなんだ
オエッ・・・俺はあの映画のああいうセンスがすんげぇ嫌い。
奥ゆかしさのカケラもないんだよな。全編がバカの安い演説に満ち満ちてて。
なんだかんだ言っても作品には礼儀とデリカシーのある宮崎駿とか、
例えビョーキでも自分自身が何をやってるのかよく理解してる庵野は
やっぱり偉大だなと感じてしまう。
作中での説教演説御高説もウェルカムだけどさ、やっぱり頭悪い奴にそれやられるとキツイわな。
それなりの力量の作家がやらないとまったく意味がない。
>>632 じゃあID:PmTAJ3bmさんの場合ID:6dUb2fp8さんと違って
対立することはないと思うんだけどな
千と千尋に対する子供の反応で印象に残ってるのは、
俺の3歳の親戚の子が自分でも理由が分らないけど、
見たあとに泣いたっていう話で、
子供に何かを残す映画だったんだなって強く思ったんだ
俺自身も、トトロももちろん好きだが千と千尋の方がずっと心に残ってる
理由は長くなるから空気読んで割愛するけども
>>633 奥ゆかしさのカケラもなかったのは演出が下手だったからなんじゃないかと
「俺が俺が」って自己主張する監督が好きなんだよ俺は
アニメという表現媒体を使っていることを考えると、
やたらと難解なテーマを持った話をやるのは正直効率が悪いのではないか
動きがあって視覚的に楽しいと思えるようなシーンを用意してこそのアニメだと思うし、
やたらとリアリティのある映像作品作りたいなら(しかも舞台が現実世界に近いのであれば)
今の技術なら映画にすれば良いと思う
それを考えると、ポニョは作画というアニメ的な面とストーリーの表面的な単純さと
その裏にある練りこまれた設定とかメッセージ性のバランスはかなり優れていると思うんだが…
千尋とかハウルは難解さが斜め上というか、テーマ掴みにくいというか、表面的な部分が無いというか…
ゲドはアニメとして優れていると思えない(不愉快)と思う
庵野は全く別問題だけど、アニメとして楽しめるようなプロレス的バトルを取り入れているので個人的にはオッケー
もちろん意味深なテーマと結論の無い問題提起に関しては賛否両論あるとは思うけども
ゲドはたしかに出来が悪いんだが随所にホモ臭いシーンを感じた
あの監督はそういうっ毛があるね
ああいうのに敏感に反応する奴がいるんだよな
そういう奴からみりゃ吾郎は天才にみえる
まあ一般的じゃないだろうが天才にはホモが多いとかいう風説もあるくらいだからな
どっちにしろ今後吾郎はどうなるかはわからんけどね
>>616 そんなのが詭弁だってことくらい自分でもわかってんだろ?
世界中の人間にアンケートするまで納得しないつもりかよ。
すくなくとも過去の名作に比べ、
近作に批判が集中してるって事実に目を向けたほうがいいよ。
しかも批判うけてる部分ってのが思想とかならまだしも
単なる初歩的な脚本上のわかりにくさとかだったりするから
学生が作った映画じゃあるまいし何だかなあってかんじで
クオリティの低下は意識せざるを得ないよ。
クリエイターは、観客に過剰におもねる必要はないけど、
かといって、伝える相手の顔が見えなくなったら終わりじゃないのかね。
もっと心が浮き立つようなジブリ映画が見たいけど、もう無理そうだな。
>>635 4〜5年ぐらい前にパヤオがさ、「(少年の内面の問題みたいな)自我をほじくり返して
一体何になるんですかね?庵野のエヴァは自己嫌悪むき出しでやってるから許せるけど、
カラッポの40代の連中はそこまで行けなくて露悪でなく自己愛でそれをやってるから全部カス」
って言っててなるほどな、と感じたけど今思うとゲドがまさにそれだった。
ウンザリするぐらいナルシスティックなんだよな。
いや、あれが好きだって人を叩く訳じゃないんだけどさ・・・
>>632 もののけ以降の方が「アニメーション監督宮崎駿」としては面白いじゃん。
つか、作品のメイン対象年齢をはずれる歳になったら
最低限作家と時代を俯瞰で見る程度のメタ的視点を持ってしかるべきだと思うんだけど
文句言う奴は大抵「もっとスパッと割り切れる冒険活劇を見せろ」でしょ?
それこそ湾岸戦争のニュース見て、余計な外野の声なんて耳に入れず
ショーザフラッグだ!フセインをぶっ殺せ!アルカイダをぶっ潰せ!って言ってりゃ良かったのに。
しかし絵はぜんぜん可愛くない
>>640 物知らずばかりだって言うからどのぐらい面白い事を言うのか期待してたんだが
映画鑑賞におけるある種の短絡性を
戦争ニュースを見て興奮してる連中の振る舞いに感情むき出しで直結させるあたり
なんというか・・・失望したw
>>635 対立すること>ないない(笑)
自分は自分の素直な感想言っただけで、むしろ
>>616にたまげた(笑)
まあ、こちらもそれ以前のレスで2ちゃん特有の横柄な言い方しちゃってるから
どこかでカチンと来させちゃったのかもしれないけど。
うーん、千と千尋見直すかな。
どうももののけ以降のハヤオさんのフェミ志向(恐女症?女性層の顔色伺いすぎ病?)
が鼻につきすぎて、素直に見れなくなってるのかも知れん。
あと単純に、もののけ以降と言うかラピュタ以降新作ごとに、ラストの盛り上がりが物足りなくなっていっていると思う。
顕著だったのは「豚」からで、飛行機アニメなのにラストバトルが殴り合いって何? これで終わり?とオモタ
絶対ラスト二人が協力してイタリア空軍を撃退すると思ってたから
それ以降はもののけからなんから、ラストは「はあ?」って感じ。
逆に今回のポニョは、もうそれに慣れてたんでそれほど思わなかったが。
>>640 まあ、そういう楽しみ方、アーティスト観察としてならもののけ以降のほうが面白いのは同意するw
作品そのものが面白いとは思わんけど
宮崎駿は「なんども同じパターンで作っていると腐ってくる。腐ってもいくらでも同じ
ものを作れる人はいるんですよ。でも自分はそれはできないから思い切って違う手法をやる」
と言ってるわけです。
この言葉だけ聞くと、ほうほう確かにその通りだと思います。でも、待てよ?宮崎ってそんな
作家だっけ?と思いますね。初期の最も評価の高い作品群は、宮崎の好きな映画やアニメ、
自分の過去の作品のアイディアを寄せ集め、時には大胆にパクりながらひとつの作品に
仕上たものだといえる。宮崎駿は「作家」ではなく「職人」だったんじゃなかったっけ。
もちろん、職人としては引き出しがあまりに多くこれまでも少しずつ変わり身の術を使って
きたわけで、ほとんどの監督がひとつしか引き出しがないことを考えればよくやってきた
と思います。しかし67歳での大胆な手法の転換というのはどうなんでしょう。それで
面白いものができるかどうかだけが問題だと思います。
このスレじゃ千は人気ないなぁ…
あの別世界へのいざない感は凄いんだけどなぁ
千尋と共に別世界に入って千尋と共に別世界から出てきた感じになったんあだけどなぁ〜
それまでの作品は面白い映画を見たって感じだったのに
千だけは面白い体験をしたって感じにさせられたんだが
>>646 人気ないの?ぼくは大好きですよ。千と千尋。
>>638 クオリティの低下ってw
アニメとしてはハウルの爆発シーンとかやべぇぜ
そもそもこのスレにはそんなにパヤオ超えるような作家性持つ人間がそんなにいるのか
>>643 メリケン映画かぶれ乙
紅のラストの殴り合いが分からないんじゃあジブリ映画見なくていいと思うよマジで
>>648 わからないとまでは言ってないw
わかるよ、豚は決して嫌いではない
>>638 要するに、千と千尋もハウルもポニョも、興行が成功しているのは、
過去の遺産のおかげだし、上の3つには脚本上の不備に批判が集中してるのは、
揺るぎようのない事実だ、ということを言いたいのだろうけど
まず、批判はどの作品にもあるでしょう
安いエコ思想に対してか、楽観的な結末に対してか、潔癖性にも見えるキャラクター作りに対してか、
悪者を簡単に作ることに対してもあったな
そういったものが気にならなかった人たちが残っていって、
ファンになるんだから、現状残ってるファンが過去の作品を悪く言わないのは当然でしょ
まあ、多分そういうことをキミは言いたいのではないのだろうけど
脚本上のわかりやすさとクオリティの低下が同じことなのかどうかは、
よく解らないな
俺はそれがクオリティの低下だとはまったく思わない
相手の顔が見えていないかどうかについて、これははっきり言えるけど、そうはまったく思わない
過去の遺産のおかげで興行が成功しているかどうかも、わからん
そんな甘いものじゃないでしょ、っていう常識に訴える仕方でしか言えない
千は赤DVDで損してるな
それでもオリコンチャートみるといまだにランクインしてまだ買ってる情報弱者も大勢いるようだけど
まあでも公開時や海外版は適正な色だったしな
ハウルDVDもなんか画質がよくない
これも損してるような気がする
ゲドはちゃんと仕上げてきたからポニョもまともになるだろうけど
崖の上のポニョの宣伝でよく謳われる「CGを使わない」という意味は
決して「コンピューターを使わない」と言うわけではありません
便宜上そういう表現をしているわけで、崖の上のポニョは100%コンピューターを通して作られた映像です
この場合のCGとは「3DCG」という意味で、要するにポリゴンとかを用いたCGの事です
今のアニメはその「3DCG」で全て作られて手描きアニメはポニョ以外では一切やってないと勘違いしてる方も多いですが
アニメ制作は今も昔も、紙に鉛筆で描いて作られています
それがパソコンを通すか、でかいカメラ(撮影台)を通すかの違いでしかありません
つかカタルシスカタルシスって言うなら、
メタ視点で見てる人間にとっちゃこの映画そのものがとんでもねえカタルシスじゃんな。
もののけ製作中に色々なもんが一気にドカッと崩壊して、
苦悩の中で「答えはないけど一緒に悩んでいこう」ってもののけ作って、
更に世の中の混迷が深まる中「おじさんに今出来るのはこれが精一杯です」って千尋を作り
ハウルの最後で「もう判ったよ。おめーらが好き放題やるなら、こっちはこっちなりに好き放題やってやる」とブチキレ
ポニョでとうとう「どーだこの野郎!ざまあみろ!」って大爆発だよ。
俺は近年まれに見るカタルシスを感じたけどね。
下らないしがらみを平気で置き去りにしながら疾走する濃密なアニメートに
それこそマンガ版ナウシカの「否!」と同じくらいの痛快さを感じたよ。
>>650 過去の遺産だけじゃないね、確かに。
好き嫌いはおいといて、凄いな、とは毎回思うし、次こそは、と言う期待をしてしまうだけのものを出してくる
好みは違うけど、結構
>>650の内容には同意
脚本に関してだが、やはりぐだぐだになってるとは思う。
でもぐだぐだでもなんやかんや言って見れちゃうところが俺にとっては逆に驚異
物語じゃなくて体験アートになってて、まあそれはそれで凄いな、と言う感じ。
2001年宇宙の旅とかに近くなっていってて、そういうもんだと割り切ればそれはそれで凄いと思った。特に今回のポニョ。
×もののけ製作中
○紅の豚
>>640 そこまで単純バカじゃないよ。一行目は同意だけど。
つまらんものを作り始めた心境の変化には純粋に興味がわく。
皮肉に聞こえるかしれんけど、皮肉ではなくてマジな話。
だけど単純に年食って感性が鈍って偏屈になっただけかなとも思う。多分それが真実。
今後、ジブリに変わるかつてのジブリのような制作集団ってものが生まれるのかな。
ジブリは宮崎駿頼みだから、やっぱりディズニーほどは長生きはしなさそうだ。
>>648 わかるけどさ、爆発がどうとか、んなもんアニオタだけの見方だろ。
圧倒的多数の観客は「あれって、どーゆう意味だ?」「わかんね」「難しかったね」
「てか、出来が悪いだけだろ」「絵はすごかったよね絵は」ってなってたのが事実。
けっきょく作品としての感動値が低いことをクオリティの低下と言ってるわけで。
言いたいことは言い切ったぽいから、もうやめとく。
要するに俺はジブリに期待してたんだけどね。変わってしまったんだな。残念だ。
>>653 >もののけ製作中に色々なもんが一気にドカッと崩壊して、
>苦悩の中で「答えはないけど一緒に悩んでいこう」ってもののけ作って、
>更に世の中の混迷が深まる中「おじさんに今出来るのはこれが精一杯です」って千尋を作り
>ハウルの最後で「もう判ったよ。おめーらが好き放題やるなら、こっちはこっちなりに好き放題やってやる」とブチキレ
>ポニョでとうとう「どーだこの野郎!ざまあみろ!」って大爆発だよ。
あーそれはかなり同感だw
もののけ以降あれこれ迷い続けてきたのをある程度吹っ切ってるよな。
ハウルでもまだ迷ってたのが、ついにジャンプしちゃった感じがあるな。
658 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 04:03:41 ID:irOrSg5g
今の宮崎アニメはイベントムービー化しててヒットしても後世には残らないポケモンムービーみたいなモノ。
ドラえもんのび太の恐竜みたいに四半世紀立っても生き延びるのはトトロ以前だけかな。
>>630 あの丸ワイプは一体なんだったんだろうか。
冷や水をかけたかったのかな?これはアニメですよ、と
俺も
>>653はしっくり来るわww
もののけ以降ずっと気分悪かったのが、今回のポニョで久々に多少マシになったから。
ぐちゃぐちゃ悩んでるより、ハヤオさんのこの開き直りが見たかったんだよね。もう一息かも
>>646 ポニョは千尋の劣化版だと捉えている
ハヤオのユパ様みたいなキャラが出てくれれば手放しで賛美したい
ゴローのゲドはまだ不足
>>658 それはないな
もののけもTVも5回も
千尋も3回もやってるんだぞ
どれも放送時間長いわりには平均視聴率はそこそことれてる
単純に、面白くないと思った。
わくわくドキドキ一切しなかった。
冷静に考えて、5歳の男の子にポニョが人間になった責任とらせるのカワイソス。
所ジョージが声優やっていいのはアルフだけ。
もののけはもうすぐ6回目くるな
今後はもののけだな
年末あたりに放送きそうだ
665 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 04:20:03 ID:9wDAC0Xz
>>654 >でもぐだぐだでもなんやかんや言って見れちゃうところが俺にとっては逆に驚異
>物語じゃなくて体験アートになってて、まあそれはそれで凄いな、と言う感じ。
>2001年宇宙の旅とかに近くなっていってて、そういうもんだと割り切ればそれはそれで凄いと思った。特に今回のポニョ。
いや、そりゃ「見れちゃう」状態じゃないでしょ。
体験アートだとか、2001年だとか、知識の部分で補強してやらないと見れないって事じゃん。
つーかもののけの何が悪いのかまったく分からん
アレは「そういう終わり方」っていうことじゃないの
マンガ版ナウシカとかからずっとパヤオのやってること基本的には変わらないと思うし、
これ以上何を期待するのか、ていうか期待されてるパヤオが哀れになってくる
>>654 脚本が整っている訳ではないのに凄まじい人気を得て、
しかもその人気が持続しているこの状況は奇跡みたいなもので、
その奇跡を支えているのは、大衆の気まぐれではなくて、
それこそが表現の力だと思うんだよ
圧倒的な表現の力を前にしたら脚本の整合性なんてどうだって良いと思ってしまう
だから俺はむしろ、もののけ以降こそ好きなんだよ
>>662 ハヤオアニメの凄さに戦慄するのはそこだ
もののけなんて何度見てもぐだぐだなのわかりきってて最後見たこと後悔するんだが
引き込まれるアニメーションとしての動きの力が凄いんだよ テレビでやってたらつい魅入っちゃう
やっぱ酷いのは脚本だと思うなー
割り切れないものはあっていい、むしろ好き
でも8割9割はわかって、少しイミフなもの混ぜるくらいがちょうどいいと思う
思えばナウシカってそんな感じだったし。
でも全編わけわかんなかったら????としかなりようがない。
星山脚本や安彦良和ががっちり回り固めて、いい具合に富野電波がまぶしてあった初代ガンダムが名作で
富野が好きにやり出したら電波まみれになってついていけなくなった富野アニメに似ている
もののけはもう十回以上見てるがまだまだ見たい
あれほど完成された脚本は知らない
完成されすぎてるという欠点はあるが
>>667 うわー脚本どうでも良くはないわ。映画表現における脚本の役割舐めすぎ
そこが分かり合えないところだと思う
あんなにぐだぐだでも見れちゃう、
それこそがアニメーターとしての非凡な表現の力と言うのはまったく同意なんだけど。
だから映画じゃなくああいうものだと割り切るなら別に全否定する気はない。
ウタダの元ダンナのキャシャーンとかと一緒やね
宮崎アニメは、キャラクターが成長しないし変化しない。
キャラクターは異世界を探検するだけの狂言回しになっている。
ドラマがない。だからオチが弱くなる。
ただ、アニメーションの魅力だけで、観客を異世界に引き込む力がすさまじい。
>>669 同意
っていうかなんでみんな脚本ひどいとか言ってのかワカンネw
>>667 アニメーター舐めすぎ
別にパヤオが全編描いてるわけでもないからパヤオの表現力のみでどうこうなってる問題じゃない
監督・脚本家として優れているかどうかを語るなら良いけどそこ履き違えてといて何言っても詭弁だっての
最近のジブリは話が短く感じるんだよな
ハウルもポニョも
ポニョの試練はもうちょっと問い詰めてほしかった
本当に大丈夫ですかってなかんじに
神さん適当すぎやしないか?
>>671 いや、別に舐めてないよ
脚本よりも、映画全体として何を表現したいか、
必ずしもまとまっていなくたって、表現が見えていればそれで良いと思う
まあ、表現の力、なんてあいまいな言葉使っちゃって悪いけどさ
富野にしても、ファーストガンダムよりイデオンでしょ!
っていう所でも解り合えなさそうだ
>>673 ジブリの他のアニメとの違いはあるでしょ
アニメーターのことも舐めてないよw
役者にどれだけ力があっても、
映画でそれが表現されるかどうかは監督次第でしょ
>>674 短く感じるってことは楽しめたってことか
羨ましいぞ
俺なんかハウルもポニョも退屈すぎて長く感じたぞ
ストーリーがスジ通ってなくてダラダラしてたように感じたから
ハウルDVDはやっぱりスクイーズでみたら綺麗だったわ
訂正しておく
ただもののけ以前のDVDはMPEG2特有のシャープさじゃないが
フィルムやセルのおかげかしらんが凄い画質がいいよね
この画質好みって人多そう
まあ特にもののけ以前のDVDが常にオリコン上位に入ってるのは理由があるのかもしれんな
昔のドラえもんが好きって人も実はフィルム画質やテープ音声が好きって理由で無意識に好きになってることが多い
そういう奴はポニョもフィルムで上映されてる劇場でみたら普通に感動するだろうな
>>676 イデオンも嫌いじゃないけどねー。
スレ違いしすぎたんでこの辺で
あとアニメーターって言う言葉は用語間違いでしたスミマセン
>>677 ハウルは普通でポニョはすごく楽しかったな
ハウルは確かに内容が…って所あるがポニョは絵本読んでる感覚なんで特に問題なしだった
てか製作者側は絵本っぽく作ってるだろ、終わり方とか特にそう
まぁさすがの私でもゲドは退屈で長く感じましたが
682 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 04:50:57 ID:tz/iLpl+
>>669 >あれほど完成された脚本は知らない
おまえは『宮崎駿の仕事』(鳥影社)のもののけ章を一億回読み返せ
683 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 04:52:07 ID:lRAk1Phd
俺も「もののけ姫」は現状出来うるベターな結末を見せてくれたと思う。
あれ以上の何を期待して文句言ってるのかがわからん。
「引き分けだったからどっちつかずでカタルシスが無かった」という人も
いるけど「じゃあどんなラストだったら納得できた?」と聞いてみると
「自然(シシ神)に逆襲されて人類全滅エンドとか」と言ったりするし
煽り抜きで「お前アホか」と。自然が全滅しても人類が全滅しても何も解決しない。
「共存」という概念が無い人にとってもののけ姫は難解な内容らしい。
>>682 なんですかそれは
三行で説明してください
自分で言うのも何ですがアニメ界とは関係ないんで
685 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 04:53:03 ID:tvUyVPnz
前作を最後にもうつくんないっていってなかったけ?
それどうなったの?誰か知ってる人いる?
>>682 そういうならせめてそこに何が書いてあるのか要旨くらいは書こうよw
昔のルパンなりドラえもんを神格化してるやつは多い
なんでいきなりこんなスレでドラえもんもってくるのか予想もしなかったが
内容がいいから褒めてるのではなく実はセル画やアナログ神格者なだけ
それを作品がいいから褒めてるのではなくそういう温かみがあるからよく感じるのであって
それを自分で無意識に気づいていない奴が多い
もう時代の流れは必然だけどね
セルもカラーもつくってるとこなんてないだろ
作ったとしても高いだろうな
採算がとれない
まあ一度デジタルで作ったものをフィルムで撮影してまたデジタルで取り込むというアナログの暖かみを出してる押井
とかいう監督もいるようだけど
ジブリはそんなことしてるかわかんね
>>682の言ってる本は読んだ事ないけど、確か脚本完成する前にコンテから書いたとか
初めて行き当たりばったりで作ったとかそういう事どこかで言ってたような。
個人的には、もののけ見たときの強烈なぐだぐだ感が、それ聞いて腑に落ちた覚えがある。
>>687 そういう奴もいるが、そうじゃない奴もいるということはわかった方がいいかもしれない
ドラえもんを神格化してる奴はセル画だのアナログだの知ったことではないというのが多数派だろう
単純に脚本やストーリーに感動したというだけ
もののけ、人間と自然の共生なんて陳腐なオチのつけかただよ。
シナリオの問題はキャラ多すぎ、説明不足、感情移入しにくい、などなどあって
映画の中で脚本が完結していない。
宮崎監督はまずアニメーターで、脚本家としてはもう一つ。
俺の主観にすぎないけどな
もののけほど完成された脚本をまだ知らない
楽しめて感動できて感情移入できれば完成なんだよ
製作過程なんか知ったことではない
>>689 昔のドラえもんを神格化してる人たちは、
「昔、子供の頃に観た」っていうただ一点のみで神格化してるんだと思うよ
そういう連中を見るたびにムカムカしてきて...
すごくスレ違いのように見えて、
ポニョと昔の宮崎アニメとを比べるっていう点で
ポニョスレに相応しい話題なんだよな、たぶん
>>691 まあね。それでいいと思う。俺も楽しめたのなら制作方法なんて知ったことじゃないし。
楽しめなくて感動できなくて感情移入できなかったのはなんでかな、と思ったら
これ聞いて、案の定、なるほどと思っただけ。
>>693 興味はあるから挙がった変な本はいつか読んでみたいとは思うけどね
歴史認証が甘いと言われたら、逆にその現実との融和が俺にはたまんなかったりするわけで
>>688 別にコンテが脚本兼ねることは有り得るし
行き当たりばったりといいつつあそこまで出来てるならむしろ賞賛に値すると思う
>>690 そのテーマってナウシカから変わってねぇわけだからだったらジブリ作品見るなと
もののけ見ちゃって文句言うのは構わないけど少なくとも今ポニョスレで話す内容じゃない
>>689 単純な問題じゃなくて
>>687のいう無意識は確実にあると思うよ
やっぱ透過光とかはあるかないかで印象大分違うしね
とりあえず原作ヲタっていうか藤子F氏を神格化しすぎてる奴がいる事も忘れないでくれ
>>695 アニメ表現力による無意識への作用は認めるよ
もののけマンセーなのもアニメ表現の凄さが手伝ってるだろうし
ただドラえもんファンにとっては小さすぎることだと
698 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 05:14:49 ID:tgIftFb5
今『もののけ姫』を見終わった。
イマジネーション的には文句なしの最高傑作でしょう。
ただ久石の音楽のつけ方が上手くないのが惜しい。
>>695 同じテーマにしても、ナウシカと千はまとまってると思うよ。
トトロもね。
作品として完結している。
もののけがグダグダなだけで。
もののけは盛り込みすぎ。消化不良。
やるんなら大河ドラマで一年かけてやるべきだった。
それなら名作になった。
700 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 05:18:38 ID:BGrLa0bq
一言だけ言いたい
「宮崎駿の画が久石譲の音に乗って動く」
これだけで泣ける私は、宮崎アニメのある今年の夏が素直に嬉しい
>>659 アイリスアウトって言う古典的な手法だよ。
チャップリンなんかも好んで使った手法。
注目させたい部分に使ったりするよね。
映画の終わりにポニョと宗介にアイリス(瞳の虹彩の意)が絞り込まれるって事は
これ見て下さい、「めでたしめでたし」ってことじゃないかな。
ポニョの主題歌をEDに付ける前は別のED(に向けての流れ含め)だったらしいから
あのアイリスは、最期の歌に繋ぐ意図を考えて、ポニョと宗介の恋物語として、
話を終らせポニョ可愛いを強調させる為じゃないかな。
最初に考えてたEDってどんなものだったんだろう。
ルパンも東京クライシスとかワルサーとか暗殺指令とか神格化してる馬鹿は多いね
画も脚本も最低最悪なのになぜかセルひとつでまともに見えてき神格化される不思議
ルパンもファーストコンタクトあたりからデジタルになってから急に評価が下がったな
そうやって神格化されるのはひとつもない
昨日のも凄い評判悪いな
>>696,697
まぁドラえもんの原作の話が面白いのは間違いないけどね
ただ内容による神格化の問題なら宮崎アニメとは全く別の論点なんじゃね
>>687読んで受け取ったのはアニメーションとしての技法の話ね
宮崎アニメの過去作品と最近の作品の例としてドラえもん出したって話じゃねーの
>>699 そうかな…話の構造としてはシンプルだと思うけどな
むしろ1年もかけてやってほしくない
ていうかナウシカの方が全然まとまってないじゃんwマンガ版見れば明らかっしょ
704 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 05:31:01 ID:irOrSg5g
最近の宮崎アニメは計算された難解さ、奥深さではなく
説明不足で構成が稚拙なために簡単なことが結果的にわかりにくくなっているだけだからなあ。
>>701 うん、今じゃあんまり使われないでしょ。
それをなんであそこで持ってくるんだと思ったんだよ。
実際びっくりしなかった?
706 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 05:35:10 ID:tz/iLpl+
>>694 同一著者の改訂版がでるんだってさ。AMAZONにはまだないみたいだけど。
あの著者、かなり前からネット上で自説を述べ立てていて信者を敵に回していた。
でも今読むとごくフツーの指摘なんだよな。
パヤオ批判がもはやタブーでなくなったのが大きい。
>>703 ジブリスレで話す内容じゃないのは解ってるが全部をごっちゃにする人もいるかもしれないから一応ね
セルどうのこうのもだが懐古厨が多いよね
後はとりあえず今まで評価されてきた作品(もののけまで等)を無難に評価して新作が出る度に叩いて自分は映画についてよく解ってますよづらの奴が多い気がする
>>703 サンが出てくるまでが長い、頭が重くて中盤ダラダラ、後半駆け足、ラスト意味不明、え、これで終わり?な感じ
途中でハヤオサン飽きた? な印象がある
これはもののけ以降の作品に多かれ少なかれ感じる事。
後からハヤオサンの意図を汲み取っていろいろ考察したら理解できなくもないんだけどね。
脚本とか言ってる連中ってパヤオがコンテから入ってる事を知らないのか?
そして製作に入っても、そのコンテが完成していないのが普通。
作りながら考えてる。
ナウシカからな。
庵野が言っているが巨神兵の最後の一発はもっと派手なもので
頭をグルンと回転させて半立ち状態になって天を仰ぎ
そこからグシャッと崩れ落ちる筈だったがパヤオのコンテが遅くて
縮小生産となったと。
今回のも「ポニョポニョ」の歌を最後に使う事になって
そこから映画の構成を変えている。
映画を作りながら変えて行くのは普通だが
最後までの展開が決まらずに見切り発車が常態化していて
尚且つ興行的に成功させているパヤオは例外中の例外な存在。
巨匠だ、ビッグネームだと言っても、それだけで映画に行くか?
やはり何かがあるんだよ。
しかし、今まで映画人が積み重ねて来た経験では内容、展開が
あまりにパヤオの感覚頼りで作られていて説明出来る者が
居ないんだろ。
そこにストレス溜まっている連中が多い事も判るがな。
ポニョが居なくなった後の憔悴しきったソースケがかわいかった
何かあるのは全く否定しないってばw
逆にすげーと思ってるよ、心底
>>707 あーすげぇ分かるw
今の技術を使ってどこを工夫してるかとか、目の前の作品を純粋に見てどうなのか話してるやつ少ないと思う
>>708 多かれ少なかれパヤオのやりたいテーマで一定の人種を蹴る(アンチテーゼを示す)のがジブリ作品の特色
なところはあると思うから、それならもうジブリ見ない方がいいんじゃないかな?w
同感。
すげーとは思う。
昔の香港映画のつくりかただな。
でもシナリオが未完成だということも否めない。
ハウルやもののけは、もったいないとも思うね。
714 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 05:52:52 ID:tz/iLpl+
>>709 >作りながら考えてる
つまり脚本がおかしい(ない)わけジャン。
ナウシカは、全くゼロからじゃなくて、自らの原作という、「モノ」がすでにあったのが大きいと思うな。
だから行き当たりばったりでもなんとかなったのでは。
(むしろ多少の不条理感が個人的にはいいバランスになった)
カリオストロとラピュタはキッチリし過ぎてるほどキッチリしたシナリオだったと思うけど、
あれも行き当たりばったりでコンテから作ってたの? 詳しい人教えてプリーズ
>>709 忘れていた。
脚本の代わりに何があるのかと言うと膨大なレイアウト。
パヤオは「もう一人自分が欲しい」と言っていたそうだが
このレイアウトの担当者を欲していた。
後の一人はそれ以外の作業。
このレイアウトがどれだけ重要かと言う事だな。
トトロもバス停前に立つ女の子とトトロの絵から発展させた物語だし。
717 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 06:01:09 ID:9wDAC0Xz
>>709 本当にそんな作り方してるなら、ヒデェ脚本軽視だな
トトロは自分の原体験と幼女趣味が色濃いから比較的自然に感じるのかもな
>>716 トトロはそうなのか。すごいな。
まさにイマジネーションの作家だな。
>>714 ないものをおかしいとは言えないだろw
そもそもハヤオの脳内世界について第三者が是非を判断などできない。
ここでの脚本が、クライマックスにかけて悪役が出てこないとか
冒険が足りないとかそういう勧善懲悪・最終決戦への高揚感なんかを
もとめているのであれば、そういう脚本をハヤオがのぞんでないだけだから。
この世界の住人と出来事を、どう収束すれば映画として成立し
訴えたいテーマを示すことが出来るか、というのがハヤオの主たる考え。
それが自分の考えてることと違うと言って 脚本が悪い、とダダをこねるのが
2chはじめとするアンチの言い分。
だから、たいていのオタは前半部分はいいのだが、、、と但し書きを付ける。
この前半で自分が思い描く(たいていは陳腐極まりないバカシナリオ)脚本を
ハヤオが採用してくれなかった、といって非難するのがこの手のアンチの特徴。
もうずっとまえからいるよね。
世間はそういうことに関係なく柔軟にハヤオの脚本を支持し、理解し
受け入れているというのは興行の数字が雄弁に物語っている。
日本人の理解力というのはやはり凄いんだな。
それは脚本を積極的に支持してるんじゃなくて、
それ以外の部分が余りに凄すぎるから受け入れてるんだと思う
722 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 06:17:01 ID:9wDAC0Xz
>世間はそういうことに関係なく柔軟にハヤオの脚本を支持し、理解し
>受け入れているというのは興行の数字が雄弁に物語っている。
ぶっちゃけ脚本が支持されてるわけじゃないでしょ
動画が支持されてるだけ
例えばの話、脚本や絵コンテそのままで実写映画化したり漫画化したり
ノベライズ化しても、全然面白くないだろうな、という作品が最近は多いよ
ま、カリ城とかラピュタとかはリメイクもいけそうだけど
>>720 > この世界の住人と出来事を、どう収束すれば映画として成立し
> 訴えたいテーマを示すことが出来るか、というのがハヤオの主たる考え。
んなこた考えるだけならどんなアニメ作家もやってるだろ、考えるだけなら。
アンタも察しが着いてるようなことだし
世間が脚本を支持しているのかどうか
どうやったらわかるかな
725 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 06:24:10 ID:9wDAC0Xz
>>724 商業的な戦略としてじゃなく、何年も経ってからとか、他の国でとか、そういう状況でも
リメイクや他メディア展開されやすい作品は、脚本というか「お話」として支持されてるんだと思う
脚本脚本ってどんだけ脚本のこと知ってんだよw
つーか動画のことは分かるのかよ。動画だけなのかよ撮影とか編集は関係ないのかよ
2ch見ないようないわゆる普通の人が感じてるのは脚本でも動画でもなく、
それら全体を通して感じられる面白さであってそれは感性としかいいようがない
少なくともそれはパヤオ本人が言ってることなんだし
それをここで理屈づけてどうこう言ったり駄々こねてる奴の方がパヤオよりが大したことないのは一目瞭然
世間というのは、君じゃないか
728 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 06:31:28 ID:9wDAC0Xz
>>726 >ここで理屈づけてどうこう言ったり駄々こねてる奴の方がパヤオよりが大したことない
当たり前だろw
>>715 カリ城はハヤオが変えまくったとは言え一応山崎晴哉が脚本を書いている
731 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 07:30:11 ID:b8uoVwVm
>>720 >世間はそういうことに関係なく柔軟にハヤオの脚本を支持し、理解し
>受け入れているというのは興行の数字が雄弁に物語っている。
受け入れてる観客なんていないね。
リピーターがいないのが証拠。
いまは、予告にだまされて期待して見に行ったやつが多いだけ。
ハウルみたいにすぐ失速するよ。
最終的な興収は、ゲド〜猫恩くらいだろ。
そのときがきたら、自分の浅はかさを泣け。
リピーターいないと断言できる根拠は?
無能な犬でも噛み付くだけは出来る。
734 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 07:44:51 ID:TRoY1TJq
近作を否定する奴に限ってトトロを神格化してるのが笑える
あれこそ何の奥深さもない薄っぺらい話じゃん
735 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 07:46:13 ID:6zNgVLaS
ポニョに女としての魅力は無いだろ。
ロリパヤオの愛する対象かもしれんが、
一般人から見ればポニョはペットの一種。
>>734 何の奥深さもない薄っぺらい話なのは、
ハウルもポニョも同じだと思うが
映画見てないのに聞きかじった情報で語るやつはうざいなあ
>>731 >リピーターいない
バカが増えてホントに困る。ソースも示せない事象を確定情報として書き込むなよ。
「バカのやる事」では すまされない無礼ぶり。
739 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 07:58:44 ID:6zNgVLaS
ポニョをみた男児が、ポニョに恋できるか?
ポニョをみた女児が、ポニョにあこがれるか?
ポニョの立ち位置=ピカチュウと同じ、「マスコット」
今後グッズが広まるとますます、ポニョのマスコット化が進行するよ。
パヤオ観点で、「5歳児向け萌えアニメ」を作ろうとしたのかもしれないが、大失敗。
740 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 08:14:20 ID:dVQCiESD
976 :名無しさん@九周年:2008/07/25(金) 18:18:19 ID:Xvq+FwOu0
記者 新作公開したてですが、やはりファンたちは次回作の方も気になりますね。(笑)
宮崎監督 まだまったく決まってないね。やっとポニョが終わって今ほっとしてるとこなんで、
2年くらいは休みを取るよ。ただ、死ぬまでにやっておきたいなと言うのはいくつかある。
記者 と言いますと?
宮崎監督 映画のナウシカは原作で表現したかったことの全てをやれてないので、完結させたいな。
カリオストロに続くルパンも話がある。もう一本他にオリジナルもやったぐらいで死ぬでしょ(笑)
記者 そんなことおっしゃらないでください!
http://www.crazyclits.com/?cgi-bin/tm3/1d4f97.jpg
>>740 結局 宮崎は「もうネタがないのでナウシカ2、カリオストロ2で」
という事だろうね。
まぁこの人がおもしろかったのも トトロまでだよね。
>>741 馬鹿をいっちゃ困るよ!?
原作ナウシカの完全アニメ化は 全てのハヤオファンが 願ってやまなかった神企画では無いか!
R12指定確実ゆえ、やりたくても出来なかった企画に ついに手をつけるのか監督!
もう一本オリジナルって言ってるのが読めない人がいますねw
さて、1週間経ったし二回目を見に行きますか。
744 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 08:33:08 ID:dVQCiESD
>>741 トトロは失敗作
映画も大コケして苦しんだみたいよ
>>740 画像のリンク切れてるんだけど。
何処のソース?
ナウシカもルパンもパヤオが言いそうにない
絶対に無いと思える発言なんだけど。
コナンやカリオストロの続編の企画の要請は
散々やられているが、頑として受け付けなかった。
それを今更やるとは絶対思えない。
>>745 ウイルスかブラクラ?
専用ブラウザだと×が出るだけだから
判別付かないんだよな。
自分の中で終わった、と感じた作品には絶対に手を付けない人間だしな。
ポニョ自体念願の小さな子供向け童話的アニメだし。
過去のルパン発言読んだら今更リメイクに向かうモチベーション沸くとは思わん。
749 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 08:53:12 ID:dVQCiESD
しっかし今さら「結末を考えながら作ってんのかよ、脚本軽視じゃん」
なんて夏厨丸出し発言してるのはどんな人間だよ、まったく…
もともと「頭から終わりまで完璧に計算しないとモノが作れない論理派」
だった宮崎が、そういう完璧な設計図を作り上げてから約2年、ただ図面を
フィルムに再現するだけの実地のアニメ制作工程に気が狂いそうになって
「製作期間中自分自身が楽しめる」ようにするためにコンテ作業=脚本制作
をしながら画面作りをする、と宣言してからもう二十年にもなるだろうが。
「千と千尋」でしみじみ言っていたけれど、自分自身の頭の底から自分でも
意識していなかったヘンなものを掘り起こし続ける作業をしていて、ラストが
どうなるか全然分からずに作っていたのに、終わってみれば一番最初に
絵にしたかった要素がピタッとストーリーにはまった作品になっている事に
自分でも驚いている、というのが、この骨の髄まで論理的構築が染みついて
しまっている人間の自分自身に対する感慨だったわけで。
凡人の形だけの「脚本化作業」と、数十年間錬磨を続けてきた人間の一瞬の
ひらめきの凄味を同列に扱えないのは現実が一番証明してるじゃないかっていう。
「よく俺に昔みたいな作品を作れっていう若い奴がいるけれど、あれは
俺が若くて青かったから作った作品。今さらあんなものを作り直すために
時間を使いたいなんて思わない。
それよりそういうものが好きだって言う若い奴らは何で自分で作らないんだ。
そんな怠惰な奴らのために今の自分の人生を費やす気なんてこれっぽっちもない」
と宮崎が発言したのはトトロの頃。
もう二十年も前の話だ。
だから「あなたが三十歳の時に作ったような作品を60過ぎても同じように
作れ」という自称「ファン」の声に従った作品を作ることは絶対にないって
いうのはもう1980年代からハッキリしてるんだ。
宮崎っていうのは良くも悪くもフラフラしないし後退もしない。
黒澤を「僕らが通っている道のずっと前を堂々と進んで死んだ」と言った
宮崎も、黒澤同様一度通った道をもう一度安全に渡るなんてことは絶対に
しない。しかも本人が「もうあの世へのお迎えが来るのを指折り数えられる
所まできた。死んだ後の世界でお袋に会った時にどんな話を自分が出来るか、」
それがいまの作品作りのモチーフ」と言う宮崎が今さらカリ城なんか作ったら
母親に杖で滅多打ちにされる、って言うだろw
てっとり早くその辺りの考え方を覗きたければ、今なら渋谷陽一のインタビュー
集「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」がお勧めだよ。「トトロ」から
曲がることなく一直線に今の境地ににじり寄ってきたことがよーく分かる。
>>750 シナリオ展開の是非は置いといても
近作の説明を極端に省いた脚本は
まあ子供には優しくないわな
現実世界を舞台にしないファンタジーは特に
作品世界・人物に対する、誰にでも分かる
明確な意味付け・動機付けがされないと
子供にとっては集中力を持続するのが難しい
大人は常識、判断力、数々の作品外の情報から
その意味付けを補完し、楽しんで鑑賞できるものだけどね
(一部それができない観客層もいるが、まあそれは置いといてw)
まあ俺が言いたいのは
もっと子供を甘やかしても(優しくても)いいじゃん
ということだな
753 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:26:26 ID:v4YSakAD
>>750-751 しかし子供の興味は惹けなくて宮崎がっくり。
結局人生を無駄に使ったね。
コート着るリサたんハァハアァ
うーん、いや俺もムキになってるけど、明らかに最近は観客に要求する
ハードルが高くなってるなあとは思うのよ。
森卓也がもののけ姫で、アシタカだけ帯の高さが子供の衣服並みに高い
ことが「七人の侍」の菊千代や藤山完美のアホボン役に通じる「若さ」の
表現だったり、物凄く簡潔なせりふに三重四重の意味を込めたりする作劇に
「宮崎はディズニーのアニメを入り口と出口が同じ高さだ、と批判するが
この作品は入口が既にものすごく高く、出口はさらに高い。登り切れずに
滑り落ちてしまう人間がいるのじゃないか」と言っていたけれど、実際
批評家やアニメファン上がりのライターなんかは、明らかに話の途中で
ストーリーを見失ってしまっていた。
ところがそんな作品を国民の一割以上が喜んで見て、しかも無垢な子供たちが
一番受け止めてほしかったことをどうやら素直に理解してくれたらしいと
思ってしまった時、年取ってますます堪え性のなくなってるパヤオに
「あ、ガキ相手だからこういう説明をつけなきゃいけないっていう手練
手管なんて大して必要ないんだ」という確信が生まれてしまったことは
否めないとは思う。
756 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:38:22 ID:6L49g+t7
痔ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
ただねえ、自分も「千尋」見て驚いたのよ。
たとえばハク龍と一緒に穴に落ちた千尋が光が漏れている穴に飛び込んだら
釜爺の仕事部屋だった、っていうシーンがあったじゃない。あれ見てて
自分も何の違和感も感じずに「あ、あのボイラー室ね」と瞬間的に納得
したんだけど、なんで換気扇だけであの部屋だってわかっんだ?と我ながら
不思議に思って見直したら、千尋が釜爺と初めて逢うシークエンスで、
釜爺が高いところの薬棚に長い腕を伸ばすショットで、天井に回ってる
換気扇が印象づけられてたのを無意識に記憶していたからだったんだな。
宮崎の言う「自分でも気付かないうちに伏線を回収して話を作っている」
っていうのはこういうところで、それが「理屈ではワケワカなんだけど、
結局パヤオの言わんとすることは何となく受け取ってしまっている」という
感想につながってしまうんだと思う。
そして下らん理屈や今までの経験則にのっとった鑑賞態度なんてものを
持たない子供たちの方がむしろこういう直感を働かせているんじゃないかと。
実際、ガキどもで一杯の劇場で見ていて不愉快な思いをしたことないのよ。
みんな画面に集中しているし、笑い声や沸く声も画面と一体化してるし。
ポニョも終わった後の通路ロビーはポニョポニョの歌の輪唱になってるし。
そういえばラストショットの妹たちの絵を「ポニョがいっぱい!」と騒いで
いるのを見ても、最後まで画面から集中が途切れてないんだなあと実感した。
758 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:47:23 ID:C7kr2Frd
igH5zffJさんってすごいんでageときます
759 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:47:53 ID:VnMzsGRF
長文うざ…
橋の下のオオサカ
761 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:49:14 ID:dVQCiESD
ソフトクリームなめるリサ・・・
顔射精・・・
762 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:50:58 ID:v4YSakAD
>>757 漏れが見たときには、子供がみんな無言、無表情だったのが印象的だった。
試写会だったから、子供の目が映画慣れしていたのかもな。
>>753 ちなみに各国版は駿の鬼脚本に
各国の手練たちの説明が入るからな
千と千尋とハウルもそれでずいぶんと見やすくなった
実は俺自身も駿正統版よりも英語版の方が好き
分かり易くて気楽に鑑賞できる
しかも千と千尋は正版には無い
千尋ナレーションでの作品世界に対する説明が加わるので
より千尋本人に対して感情移入がし易くなるという副次効果付きだ
「分かり易い」というのは物凄い重要
その作品世界の論理を理解し、存在理由を理解し
登場人物の動機を理解して、やっと初めて登場人物に感情移入し
その世界に置かれた自らの姿を重ね合わせる事ができる
「なんでこうなるの?」「なんでこんなことするの?」
という疑問を子供に与えるのは
(駿の意図する通り)確かに教育上は良いのかもしれないけど
単純な娯楽作品を提供するという観点から言えばかなりリスクが高い
764 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 09:56:23 ID:C7kr2Frd
>>763 概ね「解りやすくする必要は無い」
というのが作品を高尚たらしめる手法なのだと
書かれてきているんだと思っているが
765 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:00:06 ID:dVQCiESD
4 :止まない雨は名無しさん:2008/07/26(土) 09:37:17 ID:B8YJ4eb10
ポニョ=精子
ポニョが首をビンに突っ込む=精子が○○に突っ込まれる
ポニョ=精子に手足が生え、半漁人になる
クラゲ=胎盤
津波=破水
陸に上がる=生まれる
そんでニンゲンの女の子に成長する。
766 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:04:04 ID:SoYL8GkO
リサと人型ポニョ見るために今日二回目観て来るわ。
俺ロリコンじゃないけど人型ポニョが可愛くて可愛くてしょうがない。
誰もソースケが可愛いとは言ってくれないんだ…
映画館でも幼女ポニョの一挙手一投足に会場が反応しまくりなのに、ソースケには無反応
か、可愛いいじゃん!「あぁ、いきてた!」 って涙ぐむ所なんか…
768 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:10:46 ID:6zNgVLaS
>>764 宮崎がリアル子育て失敗した理由がそこなんだよね。
噛み砕いて説明しないと判らない子を見棄てる。
見る側の責任にするから。
作り手側の力が足りないと思ってないんだよね。
子供相手にするには、何度も同じ事を優しく説明したり、
たとえ話を判りやすくしなきゃいけない。
興味をひかないと駄目だし、説教臭くても駄目。
子供目線で作品を作ってるような宣伝しながら、
実際は上から目線で子供を試しているような作品に仕上がってる。
敏感な子供はこういった「試されている」事にすぐに気付くんだよね。
コボちゃんだろ
770 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:12:10 ID:dVQCiESD
ロリ、獣姦、キメラ、人体欠損&改造・・・
5歳児とクリーチャーの純真な「キス」
パヤオはとんでもない物を残していきました
昨日の夜、ソースケの足に過剰反応する人たちがいたよ
一部の特殊なファンがいるみたいだよ、ソースケ
772 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:17:05 ID:SoYL8GkO
リサと人型ポニョ見るために今日二回目観て来るわ。
俺ロリコンじゃないけど人型ポニョが可愛くて可愛くてしょうがない。
773 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:18:30 ID:SoYL8GkO
宗介とポニョがセックスしてる画像ない?
>>767 宗介は「忙しいから後でね」が俺のツボ
鬱陶しくてもこういう風に丁寧に言葉をかけてあげないとな
リアルで反省した
>>771 性の対象として見る動きは ちょっとなあ…
まあ ポニョには無い「色気」を、ソースケが補完しているとの見方もアリか。
776 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:42:35 ID:6zNgVLaS
あとはさ、親の立場で、
「普段仕事ばかりで忙しくて子供の面倒おろそかだから、たまには家族サービスしよう」
とかいう考えでポニョ見るとがっかりするよ。
寂れた港町で大人はみんな無気力だったり、生活に疲れてたりする
終末を迎える世界、大人にはどうすることもできない
唯一の希望は5歳の少年と人魚の子の恋
大人から見れば、ひたすら雨乞いしながら雨を待つようなアニメ。
宮崎世界では、大人ってそんなに無力な存在なのか、と幻滅する。
神経症の人向けとかとんでもない。自殺の原因になるかもしれん。
魚が陸に上がり、鳥みたいになり、人になる。
生物の進化の過程を表現したんだろうが、進化の最終形態はやっぱり人なのかな?
もののけはナウシカのセルフリメイクにしか見えない
779 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 10:50:59 ID:q815Gfyj
昨夜はなかなか良い討論会してたんだな
ハヤオスレになってるがw
違和感があったシーン。
宗介がポニョを見つけ、金魚だ!と言った。
大人たちも、幼稚園の友達も金魚と言った。
なのに老人ホームのひねくれ婆さんだけ、人面魚と呼んだ。
どう見ても人面魚なのに、どうして皆は金魚って呼んだのかな?
>>777 鳥は鳥で最新形態だし人は人で最新形態だよ
人の進化の途中に鳥はいないからね
それと人も鳥もまだ進化の途中かもしれないから最終形態とは断定は出来ないよ
782 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:05:23 ID:6jUpyby+
リピーターいなくて長期はなさそうな映画だったな
疲れている時には最高
蒼いちゃん見ればよかった
>>780 子供にはそう見えたってことじゃないか?
自分の小さい頃を思い出してみるんだ
784 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:08:40 ID:N4VaLFAN
アクエリオンよりは酷くなかった
そーだよ、それ人面魚だよ、絶対ヤバいって
ひねくれ婆よくぞ言ってくれた、と思った
さて、どんぐり共和国へ行って人面魚グッズ買ってこよっと
20年後のそーすけとポニョを見たい
正直、ここまで恋愛脳のビッチなヒロインは見たことがない
>>776 >寂れた港町で大人はみんな無気力だったり、生活に疲れてたりする
>終末を迎える世界、大人にはどうすることもできない
それについては、スレ上のテンプレにある
・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。
みたいな話でしょう。
そして
>唯一の希望は5歳の少年と人魚の子の恋
というのについては、
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
ここらに触れて、「生命を甦らせなさい」。という話なんだろうね。
しかし、その一方で
>大人から見れば、ひたすら雨乞いしながら雨を待つようなアニメ。
>宮崎世界では、大人ってそんなに無力な存在なのか、と幻滅する
「それで、どうやって生きていくんだ?」と言いたくなってしまうよね。
人には社会があり、それが有効に機能していなくては、人の生活はできない。そういう事をつい言いたくなってしまう。
子供向きの物語なのかもしれないが、実はそういった大人が形作る社会の風潮や情勢を察し敏感に反応する存在が
子供である。取ってつけたような絵空事の展望は出す必要はないが、衰退しつつあるにせよ、その社会との関わりも含めた中で
主人公の子供達も何かを回復するといった話にして欲しかった。
あの仕上がりでは
「とにかくもう人間は生魚にでも触れて魚の如く生きていきなさい。生命の根源はメスですからね。メスだし繁殖だし。それで大丈夫だから」
と無理やり言われているようで、なんだか余り感心できないものだった。
「ここに人は居るのか。日本の現在を活写しているのかもしれないが、ここに人は住めるのか」と問いたくなるような
気がしてならなかった。無理やりな身勝手とも思える「救い」に逆に少し欝になってしまったという感想については同意する。
789 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:32:46 ID:kVE2Ncb7
五歳でも異性は好きになるけど、それ以前にやはり同性の友達だろ。
五歳でバーニングラブを描くのは無理があるよ。やっぱ。
二回目見に行ったが、
何回も見にいく映画じゃないな。
八回位にしておこう。
791 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:34:30 ID:dVQCiESD
(゚∀゚)ぽーにょぽーにょぽにょ さかなのこー
あおいうっみっかっら やあーってきたー
幼女・人妻・大人の女が盛りだくさんでした
後ろの幼児が泣き出す程度の能力を秘めたポニョ
世のチビッコたちに新たなトラウマを刻むことは間違いない
792 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:36:59 ID:QlRa1ji4
>>791 ああ、確かに、子供たちにとっては、トラウマになるかもしれないね。これ。
793 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:40:08 ID:Sei9WKWP
宮崎の演出ってもっと生の哲学の面からコンテクストを抽象化していかないと
テロスがニヒリズムに 否定され得るアポリアだとして、そのドラスティッ
クなヒューマニズムの上にアジェンダを 構築することがアルチュセール
的構造主義における、ミームだという概念が薄い気がする。
エピステーメー的に論考するならば、リングイスティックターン以降の日
常的言語学派におけるアフォーダンスをシラバスにおいてエキュートす
ることがアカディメイアのタスクで無ければ想像の共同体はサイバーカ
スケードの上にもろくも崩れ去ってしまう訳だから。
いずれにせよ、ケイオスティックな人間存在における経験をテクネーへと、
普遍へと、止揚することが、デカルト的パラダイムのモダニズム的出発点
だと思う。
生きてゆくってことはトラウマの連続じゃないか
795 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:43:19 ID:QlRa1ji4
>>793 そんな書き方しても無駄だよ。ここの人は冗談なんか分からないんだから。
796 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:43:45 ID:i1oO4Hvb
朝一で見てきた
ガキどもいっぱいいて終わった後「よかった〜」とか口々に言ってたが
俺にはストーリーがよくわからなかった・・・
おもしろかった気もするしつまんなかった気もする
もっとわかりやすくしてくれよ
>>789 しかも一生の愛の誓いみたいなのを立てさせられるんだよ。たった五歳で。
まあ単なる子供向けアニメのストーリーで余りムキになるもんでもないんだろうけどね。
そういえば、あの誓いを女性的存在一般への愛の誓いと捉えて、その中に教訓として
「とりあえず一生涯生身の女好きで過ごすなら、余り自殺とかしようとも思わないし。
結局スケベの本性は人を救うよ。ただし生身ね。エロゲーとかダメだからね。女性はCGじゃないから。
女性という存在の中には奇麗事ばかりでなく魚も半魚人も女も混じって存在する訳だから
それを丸ごと愛して、逃げちゃダメだよ」
と言っていると、取る事もできなくはない。
実は個人的にだが、そういった身も蓋もない下世話な事を言う人については嫌いではないので
そういった解釈をするなら、「まあそれもいいかもね」などと、ゆる〜く納得したりしなくもない。
798 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:50:52 ID:QlRa1ji4
>>797 >逃げちゃダメだよ
だったら、そのメッセージを真摯に受け取らなきゃならないのは、
子供たちより、オタクたちだな。
800 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:56:15 ID:QlRa1ji4
宮さんはものすげえ、純粋信仰というか、純愛指向も強いよね。
脚本の「耳すま」でも中学生で「結婚しよう」とか、なんか三世代前の少女趣味。
なんかエロいんだけどそれを巧みに隠蔽するような、それでいて露出させているような。
「もののけ」の口移しなんかにもそれ感じる。なのにサンとアシタカのあいだでは
年頃なのに恋愛的感情を描かない。最後にサンが「でもアシタカは好きだ」というのも
全然、男女関係でないし。
ここでも誰か言ってたが、恋愛不器用だね。エロスの指向性はあるのに。
>>798 今の子供達は素直にそのまま育てば自動的にそのまま普通にヲタクになる訳だろう。
小学生以下の段階から、外で体を使って遊ぶのでなく、携帯ゲーム機ばっかりイジってるし。
だからまあ余り複雑な事言っても分からない時期に、
「とりあえず女性は素晴らしいんだよ、面倒な事も色々あるけどね」などと
一応刷り込みをしておく事は、それなりに正しいのかもしれないよ。
でも正直言って、こちらが年端のいかないいたいけな子供でないからか、
映画は余り楽しめませんでした。途中の演出や絵造りはやっぱり素晴らしい部分が沢山あったけどね。
ポニョはヒトじゃなくて人頭魚
というか魚でもない
生命の源グランマンマーレの子
生き物の行動原理は、食べる、種族繁栄、とにかく生きる
ヒトが動物だってことを忘れてるってことだ
ヒト社会の枠から離脱して
直接のヒト以外の生命体と交流する話
パンコパは全くの作り話みたいなもんだし主旨も違うが
ポニョは宮崎駿の新領域の話だね
803 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 11:59:02 ID:QlRa1ji4
>>801 >今の子供達は素直にそのまま育てば自動的にそのまま普通にヲタクになる訳だろう。
そうなのか?
少女と少年が出逢うだけで相思相愛だから恋愛もクソもないという。
耳は一応最初は無理矢理反発してたけどあっという間に惹かれ合うしw
描きたいのが恋愛そのものじゃないから当然といえば当然かもしれないけど。
805 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:02:37 ID:QlRa1ji4
>>804 なんかエロとか恋愛に照れがあって堂々と描けない世代って気がする。
ましてや、アニメは基本子供向けだろって頭もあると思うの。
なんたって、戦争前に生まれた人なんだからね。
>>805 現在のアニメは子供の見る時間帯のものでもエロシーンのオンパレード
(オッパイ揺れ、無意味に半裸に近い、セックスあり)
でも女性経験のないオタクが作った臭気ありあり。
対照的だね
808 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:11:12 ID:bzgzHYFK
惜しい人をなくしたましたね。
日本のアニメも終わりです。
ブリュンヒルデを「ポニョ」と改名するところがミソなんだよ
それが運命を変えてるね
810 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:15:57 ID:QlRa1ji4
>>807 自称「ふるいタイプの人間」という発言もまんざら虚栄心でなくて、
内心は最近のアニメ見て、
「なんだ。今の若いオタとかいう連中は、アニメで萌えだとか、エロだとか
メイドだとか、ゴスロリだとか、童貞がアニメでセックス描くなんてなっとらん!(波平調)
それで、その萌えとやらの元祖がオレだと。ふざけるな。そうじゃねえんだよ。
オレは。オレはおまえらとは違うんだ。今度こそそれを見せてやる。キモオタと
同じアニメ業界にいるなんてまったくぞっとする。アニメ声優の「ンフッ♪」なんて
媚びた声も聞いただけでムシズが走る。やめろ、やめと、ったく、もうこうなったら物心まだつかない
世代にしかオレの味方はいねえよな」
と思ってるんじゃないかな。
>>800 >「もののけ」の口移しなんかにもそれ感じる。
口移し系は宮崎作品内でかなり頻出してたと思う。
そういえばゴローもゲドのどこかで、口移しに類似するようなことやってなかったか?
(ゲドは余り好きではないのでよく覚えていない)
そういえば、ポニョにおいても
「指の傷を舐めてやる」と
「ハムをやろうとして一旦口で小さく噛み切る」がそれに類似してるシーンではなかろうか。
ハムに関しては、「おお、今回も口の関係するシーンで来たか」と思わせておいて、
口の端に咥えた切れ端のほうではなく、残りのハム本体の方にポニョが飛びつくといった
軽い裏切りで喜ばせてもらえた。「おお!結局そう来たか」と思ったもの。
しかし系統としてはやっぱりあれは口移し系でしょう。
>年頃なのに恋愛的感情を描かない。最後にサンが「でもアシタカは好きだ」というのも
>全然、男女関係でないし
宮崎の作品の登場人物は、思想やらそれに基づく行動やらを必死に背負って生きている者達が多いので
なかなかすぐに手放しで恋愛とはいかないんじゃないのかな。元々恋愛描写苦手というのも当然あるだろうけど。
だからもう脊椎動物の原初的形態である魚にまでわざわざしてしまって、しかも最後には生命系全ての女神たる存在から
祝福され承認されるといった極めて「大げさな」舞台装置を作っておいてやっと恋愛物語が描けるといった
なかなか見苦しくも困難な状況にある人なのだと思う。
ポニョの両親は過保護すぎる。
陸はおろか、家の外にすら出そうとしない。
で、出て行ったら強引に連れ戻そうとする。
ラストは一見、ポニョの自由を認めたように描かれてるが、
宗介に愛を誓わせている。
つまり、ポニョを絶対的に信頼してくれる人がいるなら、
ポニョは陸で生きていいよってこと。
宗介が断れば、ポニョは泡になる。
自分を信頼してくれる人なんか、自分で見つけるものだし、
その人がダメでも、次の出会いを求めるのが生きるってこと。
最初に出会った相手に全て任せて、その人がダメなら消えてしまえってのはあんまりだ。
これも何かの比喩か?
一回挫折しただけで、すぐに人生を諦め、
何か保険がないと前に進めない若者。
813 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:20:44 ID:QlRa1ji4
>>812 そこらへん、昔的な、貞女二夫にまみえず、という観念が宮さんには
あるんじゃない? そこらへんは恐ろしいばかりに保守的だよね。
その保守性は、いつまでも童貞キモオタのシンパシーを少し呼び込む。
>>810 ま、声優を起用しないのは批判も受けるけど、分からないでもない点だ
最近の、特にロボットアニメ計のエロさは
「子供たちにこんなの見せてんのか・・・」と
見ると怒りで寿命が縮むかもしれないので見ないでほしい・・・(苦笑
816 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:32:53 ID:QlRa1ji4
本人子供みたいだけど、性欲とかは抑えてしかるべき、ましてや元来
子供向きであるアニメでは何をか言わんや、というのはあると思うな。
少なくとも作品見る限りは「ロリコン」なんて一度も描いてない。
カリオストロ伯爵だって、少女クラリスをものにしたかったんじゃなく、
彼女と結婚することで財宝を得たかったからだもの。
それをフロイト的解釈か、漫画キャラレイプ妄想をした連中が、
宮さんを勝手に「ロリコン」って呼んだだけだと思う。
817 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:34:06 ID:uPYPJHwO
もののけあたりから始まったニュルニュルうねうねの描写を完全封印するだけで
説明のつかないファンタジー現象の何かひっかかる感じがかなり緩和されると思う。
次回作で検討してほしい。
818 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:35:06 ID:ABXFAvvf
819 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:35:33 ID:SjGFXu0T
見てきたよ、こりゃ「はれときどきぶた」じゃん。
宗介=十円安
ぽにょ=はれぶた
だ。
はれぶたが女の子だったらこういうオチになるのね。
できれば映画じゃなくてテレビシリーズで見たい話だった。
あ、あのお母さんはハイドラかシュプ=ニグラスだと思う。
821 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:39:42 ID:QlRa1ji4
>>768 > 宮崎がリアル子育て失敗した理由がそこなんだよね。
単に息子ばっかりで娘が産まれなかったので、子育てする気力がわかなかっただけだと思う。
本人ももっと子供が欲しかったと言ってるから、本当に女の子が欲しかったんだろうね。
まぁ娘が産まれてたらここまで幼女愛にあふれる映画は作らなくなってたろうけど。
823 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:41:47 ID:QlRa1ji4
>>817 あのドロドロは、世界を破壊してしまいたい毒気の暗喩というのはうがちすぎかね?
ちょうどラヴクラフトにおけるクトゥルーのようなもの。
824 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:44:16 ID:8O9yxBlv
xX'' `YY"゙ミ、
-=-::. 彡" ..______. ミ.
/ 谷口 \:\ ::::: ::;
.| ミ:::| ,=ミ______=三ミ ji,=三ミi
ミ|_≡=、´ `, ≡=_、 |;/ i 、'ーーー|,-・ー |=|,ー・- | 好
||..● .| ̄|. ● |─/ヽ i; ':: ::: ーー" ゙i ,ーー'j き
|ヽ二/ \二/ ∂> ,, - '"r' ーi:: ::i: /`^ー゙`、_ ..i ̄ヽ、 な
/. ハ - −ハ |_ ./ / { |:::. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i l 人
| ヽ/ヽ/\_ノ /-、 i |〉::.:.. 丶 " ゙̄ .'.ノ i ! が
. \、 ヽ二二_/ヽ/ ヽ |_ \`ー-、.,____,___ノ/ //
. \i __,/ : i/" !  ̄ ヽ\.,二ニ/ / // 集 団 ス ト ー カ ー 要 員 を 使 っ て
_,.>-:、: ノ ̄ ̄ ''' l \__/-、 / / /
/: : :/ | "~ `´ / ' > 麻 薬 密 輸 と マ ネ ロ ン 脱 税 と 保 険 金 殺 人 を 繰 り 返 す
{: :/ = 、 ! /_ -‐<-,
/` { ニ\ /、 ヽ- // { 朝 鮮 系 カ ル ト 暴 力 団 の 親 玉 で し た
/i : _ヽ_, -'" ̄ ` ´} _ _,-‐-=ゥ‐- イ > r '  ̄ ト
/ :i / <_ _,, ィコ  ̄ 、 -ノ_, / \/\ l,-、,,-、_
/ : \ _ヽ_ ヶ、'~ \,_, -,‐_T`‐--イ/ 、 _,, - +‐ti;;;;,、 ヽ , `、
【創価】スタジオジブリ新社長に元ディズニー星野氏 創価大6期生 過去に「必ずや創立者の偉大さ証明しよう」と決意★2
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1202131423/
まだ層化キャンペーン張ってるバカがいたのかww
層化作品でいきなり登場人物が「南無阿弥陀仏」って唱えるのは
パヤオが大作に喧嘩売ってるってことかい?
ぜひ824には層化の本拠に行って「ナンマンダブ」と唱えてほしい。
丹波哲郎大先生は実行したぞww
826 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:53:40 ID:bzgzHYFK
ジブリが修道僧みたいな道場つくるらしいけど
鬼軍曹宮崎さんらしいね。
827 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 12:58:08 ID:QlRa1ji4
オタクの性根を叩きなおすつもりだろうw
なんか、戸塚ヨットスクールみたいになってきたな。
>>826 あれ?やっぱりジブリは宗教法人化するのかね。
ご本尊は宮さんか。
サティアンでアニメーターが修行するわけか。
829 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:01:26 ID:bzgzHYFK
後継者が欲しいのか潰したいのか分からないなw
ポニョが人間になったら苗字つけなきゃダメだろ!
どうするんだよ苗字?
831 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:04:30 ID:jOgIB6s9
最近のアニメーターってなんであんなにモヤシしかいないの?
832 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:05:42 ID:7tPMWzSr
>>829 嫉妬するような天才の出現を期待しているらしい。
高畑を例にだして、一人天才が出現すれば現場、業界を変えることが
可能だ、と以前言っていた.。
833 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:06:13 ID:Bn34v9w0
子供のいう「よかったぁ」はアテにならない。
同じ子供にポケモン見せても感想は同じだろう。
ジブリだから面白いと錯覚する大人はごまんといそうだ。
あるいは世間や大人に気を使って、面白いと言っておかないと…って
子供はマジで考えてるって。そんな純粋な存在じゃない。
>>830 嫁入りするまではフジモトポニョでいいじゃん。
835 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:06:43 ID:bzgzHYFK
ジブリの存続がかかる人材育成を最後の仕事にするつもりだろう。
長野の富士見あたりにつくって、宮さんも隠居しながら軍曹やるんだろ。
そこでやりたい放題の短編制作じゃない?
昔はマッチョだったのか?
837 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:08:59 ID:bzgzHYFK
>>832 天才はまたそういうところに来ないんだよなwこれが。
水が澄んでいないところにいたりする。
昔書かれていたものをコピペ御免。
■町役場窓口にて
職員「ちょ!お客様!妙な液体を撒かないで下さい!警察呼びますよ!」
フジモト「これは海洋…」
職員「本日はどういった理由でこちらへ?」
フジモト「娘の戸籍を作りに。戸籍がないと保育園に入れないと言われて。」
職員「出生届ですか?」
フジモト「いや、もう5歳なんですが」
職員「はぁ?一人っ子ですか?」
フジモト「いや、下に300人くらい」
駿のいう天才というのは作家性の天才というよりも
独自の世界観もつ奴やアニメーターやスタッフを動員させる天才なんだよな
台詞や脚本や作家性の天才なんていうやつは五万といる
ハリウッドにも比較にならないほどいるわ
840 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:11:52 ID:8YJp98PS
>>830 やんごとなき存在なので、日本国内では苗字要らないのかもしれないぞ。
ところでパンフに
「フジモトは「海底二万マイル」に出てくるノーチラス号の中で唯一のアジア人」
とあるんだが、そもそもネモ船長がインド人なんだから唯一のアジア人なわけないだろ。
近藤喜文が後継者になればよくない?
843 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:13:14 ID:bzgzHYFK
アニメはもうエロ、ロリ、ロボットだらけで
天才は来ないと思う。それで天才はいきなり変な所に出現する。
浅草のストリップ小屋にビートたけしがいたように。
でもアニメーターの底上げには良いアイデアかもしれないな。
844 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:14:49 ID:bzgzHYFK
天才探しの旅か。
天才幼児子役の発見は上手そうなんだけど。
>>832 宮崎作品は好きだけど、宮崎監督の社会的発言や主張はいつも間違ってるね。
高畑勲のような例は業界の黎明期の話であって、今のような爛熟期(あるいは粗製乱造期)
には一人だけ天才が出てきても動けない。
今必要なのは、ヲタ向けの作品ではなく一般向けで通用する作品を作れる人間の
裾野を広げることであって、そのためにはジブリじゃなくて業界全体として
いい作品を作れればそれなりに儲かるていう状況をつくらないと。
ジブリばっかり儲かってもしょうがない、裾野が広がっていかないというのはもう
20年以上もかけて証明して来たじゃないの。
846 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:15:35 ID:jOgIB6s9
絵が描けないが外でよく遊んだ経験豊富な若者は
たくさんいるんだろうが。アニメーターにはそういうのいないんだな…
848 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:17:41 ID:bzgzHYFK
でも、斜陽の分野に何故か天才はふっと現れる。
>>845 老衰期というのは、天才を産む条件でもあると思う。
賭けだろうね。10年やれば混じってるかも。でも宮さん潰すんだろ?
849 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:17:57 ID:QlRa1ji4
>>843 それはあるな。ある分野の天才になる人は、よその分野から来る。
抜本的な自己新陳代謝つっか、革命は無理。
ただ本当にアニメが行き詰っているなら、自然と天才は出てくる気がする。
850 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:19:14 ID:JFdqG+K8
前フレコミ多発の鈴木Pは創価の社長と一緒に高見の見物www
851 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:20:14 ID:8YJp98PS
天才探しの旅か。
さんざん探し回った挙句に、「ああ!青い鳥はこんな身近に居たんだね」と言って
いけしゃあしゃあと天才ゴローを後継者指名して隠居かますパヤオであった。
アニメの制作環境もなんだかんだいって進化を遂げ年々競争の激しさを増している
時間をかければいいアニメがつくれるというわけではない
時間をかけてればC2Dが全盛なのにペンティアム2のワークステーションが作っていたということがザラ
ソフトウェアも3DMAX3でつくっていればいつの間にか3DSMAX7までバージョンアップしていたとかね
スチームボーイは完全にそれで失敗した
やっぱり最新の機材でいかに陳腐化せずに短い期間でつくり一定の水準で作るかがカギなんだ
853 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:21:17 ID:bzgzHYFK
>>849 そうなんだよ。天才はなんでここにいるんだって所が好きだから。
ストリップ小屋で30近くまでエレベーターボーイやってた奴が
今巨匠。黒澤門下生に巨匠は一人もいないし。
アニメーターになりたいって位のアニメ好きは典型的インドアオタしかいないからなぁ
経験値の高いアニメーターはハヤオ位だろう。
なんでこう偏るかなぁ?
アウトドア好きとか、ハヤオ並みに好奇心旺盛なオタっていないのか?
藤本 歩女
856 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:24:17 ID:bzgzHYFK
自衛隊に探しにいくとか、小学校に探しに行くとか
そういうシュナの旅をしたほうが良さそうだけど。お遍路みたいに。
あの人、目は確かだから見抜くでしょ。でも潰しちゃうけどw
857 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:25:44 ID:QlRa1ji4
>>854 今、社会が安定しちゃってるからな。宮さんのときはまだ「戦後」だったし、
やっとテレビやアニメが普及したときの世代だし。
ただ、文学じゃないんだから、あまり行き詰まりとそれの打開みたいなことにこだわらなくても
いい気もするんだな。
858 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:25:44 ID:7tPMWzSr
>>845 ちがう。
その人の才能に惹かれて、賛同者たちが自然と集まってくるんだ、
と彼は言っているんだよ。高畑の周りに宮崎たちが集まったように。
>>767 既出だけどポニょの入った瓶を拾いにいく時の宗介の太腿にハァハァしたお
860 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:28:12 ID:QlRa1ji4
>>853 建築家、安藤忠雄先生のお言葉
「うちの設計事務所に天才はいらない。天才がうちにきたら不幸になると思う」
861 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:29:40 ID:bzgzHYFK
>>858 だろうね。宮さんの場合はどうしてもマオイズムじゃないけどそういう感じで
後継者があつまると思ってる。偉大な指導者の元に集まると。ここが民青っぽいんだよな。
黒澤明の所からは誰も育ってないのはどう説明するつもりなんだろう。
天才の元に集まるのはあくまでも支援者であって、次世代の天才ではない。
高畑の元に宮崎が来たのは単なる偶然。
863 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:32:32 ID:jOgIB6s9
アニメが好きでアニメばかり見てきて育ってきた
奴等がアニメの職場に入ってきてるからダメなんだよな。
864 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:35:01 ID:bzgzHYFK
天才を本気で探してるなら、宮崎はもう引退。ジブリはゴローに監督をどんどんやらせる。
職場は荒廃し会社は傾く。時代から取り残され。
そういう場所に、いきなりやってきたりする。そしてその時に宮崎はしゃしゃり出てこない事。
ここが大事。
865 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:35:01 ID:QlRa1ji4
今のアニメを打開する必要があるなら、まず「萌え」を捨てることだと思います。
866 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:35:25 ID:4SrhkYeK
今のアニメ映画界の天才だと
クレしんの原恵一かな?
原は日常を基にしたファンタジーに
不条理でリアルな残虐性を忍ばせるから
ジブリのカラーとは違うな
867 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:39:38 ID:7tPMWzSr
>>861 年寄りの自分の元に才能ある後継者があつまるとは彼は思っていない。
ジブリではなくアニメ業界の今後を危惧する発言の中で、
「どこかに若い天才が現れればそこに若い人たちが集う。」と言っている。
ジブリは「業界」を追われた人間の集まりみたいなものだからね。
よく言われているけど、宮崎は「カリオストロ」で監督としての
名声を得たにもかかわらず、以後(尾形、鈴木、高畑らが強引に
監督としてプッシュした)「ナウシカ」まで、実に五年間にわたって
実名での仕事を何一つできない境遇に置かれていた。
(新「ルパン」二話分の仕事は「照樹 務」名義の覆面仕事)
アニメージュグランプリみたいなアニメオタクの評価場では宮崎は
いっこうに人気が出ず、「ナウシカ」以後も「時代遅れ」「古い」
「レベルは高いのかもしれないけど俺たちの望むものじゃないし」
と別世界の人扱いされていた。アニメ関係者なんかでも「勘違い野郎」
「今はそんな時代じゃない」と宮崎の演出や発言、姿勢を否定する声は
けっこう公然とメディアに載っていたものだった。
宮崎がそういうファンや業界と一線を画して「狭いアニメ業界の中でも
さらに隅っこの外れのはずれで時流に乗らないマイナーな仕事をしている」
と発言していたのは実感だったと思う。
それが約20年ですっかり地位が入れ替わってしまった。巨大に膨れ上がると
思われていたアニメ業界はあっという間にマニア産業に縮小し、隅っこの
外れだったはずのジブリはみるみる巨大化して行き、それ以上に両者は
全く接点のない別世界の住人になってしまった。パヤオは「僕はアニメ業界と
何の関係もなくなった人間ですから、僕が何をやっても業界に関係ないし、
業界が潰れたって僕には何の関係もありません」と公言していた。
今はますます方向性が別のベクトルを向いてしまっているだろう。
現実にパヤオが求めている天才は「業界の天才」じゃなく「ジブリという
小宇宙内の天才」のことだろう。この両方の世界での両立は(下請け
仕事の上ではあるだろうけど)かなり難しいんじゃないか?
>>857 確かに「時代」はかなりデカイね。
今の子供は経験したくても出来ない事が多いから
本物を経験したクリエーターの映画を見て何かのキッカケになれば…と思ってハヤオは作っているんだろうけど
それじゃ、自由に行動出来るのにを選択しない大人のアニメーターはどうなんだろうって話だよな
好奇心と言うのはその人物本来の性質だから。
時代に関係無くハヤオみたいな人間が居てもいいと思うんだけれども
>>868 当時、2ndルパンを宮崎ハヤオが監督するということで話題になっていたよ。
私も楽しみにしてみたら、やっぱり顔がコナンっぽい、出てくる飛行機もコナンっぽい
のでがっかりした。宮崎ハヤオという名前で仕事をしなかったのは他の理由だったと
思う。
天才は往々にして周りをつぶしちゃうものなんだよ。
まさしくそういう意味では天災であり、巨大な重力で引き寄せ飲み込んで潰してしまう太陽みたいなもの。
やっとなんとかなりそうなのが現れても、大体がエピゴーネンと呼ばれる太陽ならぬ月みたいな存在にしかならない。
まあそこらは仕方ないでしょ。歴史上あらゆる分野でだいたいそうなってるんだもの。
872 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:45:21 ID:bzgzHYFK
>>868 そうなんだよ。天才つうのは異端だったり不遇が大好きなんだ。
だから大監督の下とか名誉がある所には来ない。むしろ調子の悪い所に出没する。
そして同期のバカはそういう奴の周りに集まりたい傾向がある。
ビートきよしみたいなやつ。
どこにそういう天才が現れるかは誰にも分からない。
とにかく水撒き続けているしか方法は無いんだが。
今更、ちょっと遅いと思いますよ。また虫のいい話でもある。
10年20年水撒いてたら、一人や二人は確保出来たと思うが。
873 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:47:22 ID:7tPMWzSr
アニメの世界の天才は、自分のやりたいことを周りの人たちに
説明して説得させる才能も持ってなくてはいけないと彼は言っている。
874 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:47:45 ID:4SrhkYeK
天才は流行りには乗らないもんだ
>>868 手元にある1997年6月号アニメージュでは、歴代ベストキャラクター部門でナウシカが1位だ。
宮崎ハヤオの受賞の言葉がある。
876 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:53:22 ID:bzgzHYFK
ビートたけしが今の若手芸人の中から天才を探すようなもんだ。
そんなのいないから。若手芸人の中にはいない。
3の倍数で騒いでるレベル。それをうらやましがってる奴らと。
877 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 13:54:40 ID:QlRa1ji4
ここのスレ見てても思うのだけど、ジブリアンってのは、アニオタと知識人の
中間に存在してるんじゃないかな。
なんとなく難解でないガキ向けアニメは馬鹿にしているっぽいけど、
かといって透明な批判ができるほど足が地面についてない客観視はできてないって感じ。
養老はじめ宮崎アニメはオッサン知識人に受けてるからなあ。
まあ、彼らはなんとなく、今の日本の文化的に誇れる成果として宮崎アニメを
ヨイショしたいのが根底にある気もするのだが。
ジブリ以外は殆ど実写映画しか見ないっていう成人層が多いんじゃね。
ちなみに私もあんましアニメ見てないです。
>>878 大人がみても恥ずかしくないアニメといえばジブリぐらいかもね。
880 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:01:50 ID:zXltnvfD
>アニメーターになりたいって位のアニメ好きは典型的インドアオタしかいないからなぁ
そんな事ねぇよ・・・
>まあ、彼らはなんとなく、今の日本の文化的に誇れる成果として宮崎アニメを
>ヨイショしたいのが根底にある気もするのだが。
嫌だよなそういうの。ああいう連中にブランド抜きで評価する奴がどんだけいるんだか・・・
881 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:01:50 ID:jOgIB6s9
おれも。
882 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:02:25 ID:QlRa1ji4
>>878 うん、そんなとこじゃねっかな。自分もアニメなんか全然見てないけど、
比較で出てくるったら、黒澤だのワーグナーだのだろ。実際、このスレの
みんなは知的レベルは高いよ。他のアニメ作品スレは見てないけど、もっと
ガキだろ。ただジブリアンもどこか大人になれてなくて、子供的な視野の狭さは
感じるんだよな。もっともオレもなんだろうが。
>>878 正直言って一般人が観れるレベルのアニメってほとんどないからな。
作画技術はどんどん進化してるけど、そんだけ。
ここ10年は特にヤバかった
884 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:03:53 ID:4SrhkYeK
ジブリブランドがでか過ぎて正当な評価が出来る人はいないよね。
885 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:04:54 ID:jOgIB6s9
アニメは殆ど観ないなぁ。ジブリ以外は押井のアニメくらいだな。
886 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:04:55 ID:snjbJTf/
>>880 昨日、宮崎ハヤオがニュースゼロに出ていたが、ジブリに就職してはじめて生火をみた
というアニメーターのことを指摘していた。アニメーターは実物を見て触れて、においを
嗅ぐ、そうゆう実体験が重要なのに、今のアニメーターはアニメをみて、アニメを作っている
からだめだという。
887 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:05:14 ID:4MXZD9KZ
888 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:05:38 ID:EFOwkCfL
過去作の既視感あふれる映像だが自作をなぞっているわけではなく、新しい表現になってる。
そこが凄い。
どことどこが似てるってのをあげていくとキリがないくらいだが、でも挑戦心を感じる。
集大成なのに意欲作というわけわからん作品。
とにかく天才なのは間違いないな。
ポニョ(ブリュンヒルデ)の妹(ワルキューレ)たちが案外重要なのでは?
889 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:06:21 ID:7tPMWzSr
>>アニオタと知識人中間に
それだな、エンタテインメントと児童文学の間に天才は現れるべきだと。
宮崎がズイヨ−時代の高畑を例にあげているのもそういうことだろう。
890 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:07:40 ID:4SrhkYeK
ジブリ映画の観客って
巨人ファンと巨人アンチが球場に集まるのと似ている
駿作品は演出の厚みや深みが全然違うからなぁ・・。
それから底を流れる思想や作品コンセプトなども。
その他全てで確かに映画として世界の一級レベルな訳だよ。
だからジブリアンとかいうよりも、単なる駿作品ファンな訳だよ。
グッズとか声優とか実は殆どどうでもよくて、そっちには興味ない訳だよ。
時にある棒読みし過ぎとか顔が思い浮かび過ぎな芸能人は避けて欲しいとは思ってるけどね。
作品本位。他の現象面などは付いていけないし、その気も全くない。
892 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:10:44 ID:QlRa1ji4
なんとなく、子供的夢想世界を大人の視点で肯定したいつっかね。ジブリアン。
ちょっと無謀、矛盾を感じないでもないのだが。
ただ、養老とかが宮崎をほめているのはすごくイヤだった。そこに自分の
顔を見つけたらかもしれないが。ちなみに対談のときは、養老が宮崎アニメを
ほめているのに、宮さんのは、そんなんじゃないんスけど、っぽい感じだった。
まあ、活字なんで微妙なニュアンスが分からず、ただの謙遜かもしらんが。
ポーニョポーニョポニョさかなの子♪
なまずの孫ではないわいな
それがなにより証拠にはやがて手がでる足がでる♪
>igH5zffJ
言いたい事は判るし俺自身も脚本構成がどうのとか求めてないんだけどさ
あんたの言い分はあくまで典型的かつ末期的なパヤオオタの見方で
一般人は映画の構成に滲み出てくる宮崎駿の意図を考えるほど
そこまでヒマじゃないんだよ。
本当はパヤオアニメにあんまり興味ない様なTV業界人連中がパヤオにインタビューして
アホみたいな質問ばっかりするだろ?あれが正常な一般人の感覚。
895 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:17:24 ID:snjbJTf/
しかし、宮崎ハヤオが、現代の大人をあれだけ批判するのをみると、
じゃあいったいあんたはどうなの?と聞きたくなる。
896 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:17:26 ID:Dfi6+7z6
>>890 確かに、昔の田舎の巨人ファンと、印象的にかぶる部分はあるなw
巨人ファン:
野球は巨人の試合しか見ない、巨人の野球が最高で他の野球は無意味だと思ってる
ジブリファン:
アニメはジブリしか見ない、ジブリのアニメが最高で他のアニメは無意味だと思ってる
897 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:19:25 ID:jOgIB6s9
養老はドラゴンボールも褒めてたよ。
今ではあまり持て囃されなくなった修行的な観点が込められてるって。
養老は河童のクゥも薦めてたよ
人間皆死ねば良いって言ってたww
>>886 >昨日、宮崎ハヤオがニュースゼロに出ていたが、ジブリに就職してはじめて生火をみた
>というアニメーターのことを指摘していた
いや、だから何?って感じ。あんた宮崎ハヤオが「今の若者はダメだ。犬に触った事もない
様なカスばかり」って怒鳴り散らしたらそれ信じちゃうの??
原画クラスでも高級チャリとか釣りキャンプが趣味のヤツなんか沢山いるんだけどな・・・
900 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:21:20 ID:Ja04ycEc
二回目見てきた
またみたい
>>833 興行の世界はそんなに甘いものじゃないから。
その感覚は単に君の内面の解説だろ?
というかさジブリの新作封切はそれでお祭りなわけよ
スポーツで言えばワールドカップやオリンピックみたいなもの
仮にジブリが毎週30分アニメ作ればサザエさん以上の視聴率が期待出来るか
ということ
この映画がヒットするとしたら(するのだろうけど)私にはよくわからない。
この映画面白いか?
>>861 近衛兵を作りたがるあたりもそうなんだよね。
愛知にスタジオ作って自分好みの兵隊を純粋培養って、ジブリで同じ事やって
失敗してるのにまた純粋培養かよって・・・w
905 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:26:49 ID:jOgIB6s9
>899
ジブリに集まってくる新人は総じてそういうのが
多いのは事実だろ。
906 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:27:58 ID:QlRa1ji4
>>894 宮崎アニメがもてはやされるようになったのは、文化人、知識人の力が強いと
思うよ。それが新聞や週刊誌に波及した。それで、宮さんに何も知らない記者が
インタビューするとなった。
それで、その知識人に旗振りをさせたのは、今、日本の文化が他の面で全然ダメ
だからでしょう。黒澤もとうに死んだしw 今世界に通用して名前が一般人にも
知られているったら、上であげた建築家の安藤忠雄ぐらいじゃないか。
(ちなみに宮さんと安藤さんは同い年)
宮崎アニメを持ち上げる知識人は自分たちの役割ってそういう日本文化の太鼓持ちみたいに
思っているところがあるからな。今回のポニョでもやたら「日本映画界の至宝」とか
「日本映画の復活」とかだもんな。公開する前から。
>>899 問題は何故ハヤオがそんな発言をしたか、だろう。
>>846 >絵が描けないが外でよく遊んだ経験豊富な若者は
>たくさんいるんだろうが。アニメーターにはそういうのいないんだな…
絵がほとんど描けないが外でよく遊んだ若者が
いざ鉛筆持ったら自分の体験が紙にフィードバックされてホイホイ描けるってほど
今の作画の要求水準って甘くないからね・・・
体験があればそれがどんどん紙に投影されるんだってのは、理想論に近いよ。
感性さえ強ければ素養や修練がなくても音楽家になれるとか、そのぐらいバカげてる
909 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:32:18 ID:QlRa1ji4
富士で若者を鍛えてって……そのうち「ポニョの会」とか結成して、文科省の建物を占拠して、
ナウシカの格好で演説したりするんじゃねえだろうな。
910 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:33:09 ID:7tPMWzSr
>>895 吾朗の作品を見て、自分は父親としての育て方を間違ったみたいなことを
言って反省していたよ。
ポニョは多方面から考察できる底の深い作品だ
宮崎駿自身の思考の変遷においても、ろう城戦の包囲網を突破したような爽快感があふれている
原初に立ち戻ること
同じ命題をかかえる者にとっては「やってくれた!」感があるんじゃないだろうか
シンプルなのがいい
思考の果てで実感するものと幼い子供が感じる世界は同じものなんだと思う
だから間違ってはいない
ただ、幼い命や他の生命や存在、自分と違う他者を許容できない者にはつらいかもしれない
立ち位置がつかめなければ、一度本気でポニョになってみるのもいいかもしれない
自由のないポニョ、自由になりたいポニョ
そこから感じてみるのはどうだろう
その後、切腹ですか?
913 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:34:55 ID:QlRa1ji4
飛んで逃げるかもな
>>907 今の日本アニメのダメさの原因をそこに求めたいからでしょ
それはあながち間違いでもない
でもちょっと考えて欲しいんだけどさ、ジブリってフリーじゃない自前の兵隊は
アニメをほとんど見ない(と面接で主張する)絵描きを中心に集めて来たんだよね。
それでジブリ生粋のメーターでそんなに凄いのが何人も出てきたか?って話。
そりゃ安藤雅司とか吉田健一みたいな凄い人も出て来たけどさ。
>>868 >アニメージュグランプリみたいなアニメオタクの評価場では宮崎は
>いっこうに人気が出ず、「ナウシカ」以後も「時代遅れ」「古い」
>「レベルは高いのかもしれないけど俺たちの望むものじゃないし」
>と別世界の人扱いされていた。
どれだけアニメージュの人気投票でナウシカが君臨してたんだよ。
当時から人気も技術も突出していて
馬鹿な批判していたのは、このスレにも居る様な自分では何も出来ない
噛み付きだけしか出来ない連中がほとんどだ。
ビデオデッキが普及し始めた頃、ルパンのテレビシリーズの
中からパヤオ担当の2本を収めたものが真っ先に出ただろう。
ファンがどれ程待ち望んでいたか。
ゲドのときも思ったけど、お前らよく他人の会社や家族のことを
熱く語れるもんだな。
917 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:43:58 ID:jbNah/Hi
・アニメ以外は全てを失ってもいいという考えがない。またはそういう状況に自分自身を追い込んでいない。
・単純にそれにかける時間の少なさや考え方の幅の狭さ。
・その割にはやたら権利を主張する。
この辺がむかつくんじゃないか? 訓練したところでどうにかなるわけではなさそうだけど。
猪木の後継者と言われた人は
ことごとく反旗を翻した
919 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:45:37 ID:QlRa1ji4
>>916 自分のこと語ったら責任もたなきゃならないでしょ。
徳間書店のアニメージュがアニメファンの聖域みたいだった時代に、
読者投票で選ぶアニメージュグランプリっていうのが作品ばかりか
スタッフも選出していた。その79年、80年の結果。
【作品部門】
1979年 1.ガンダム 2.劇場版銀河鉄道999
3.キャプテンハーロック 4.サイボーグ009 5.TV版999
1980年 1.ガンダム 2.地球(テラ)へ… 3.劇場版サイボーグ009
4.マルコ・ポーロの冒険 5.カリオストロの城 ←←←←
【演出部門】
1979年 1.りんたろう 2.富野喜幸 3.長浜忠夫
1980年 1.りんたろう 2.富野喜幸 3.宮崎 駿 ←←←←
まだまだアニメファンの中でも微妙な位置だったわけで、しかもこの
カリ城の興行失敗→東京ムービーの海外合作路線→頓挫という流れで
「宮崎駿」名義のアニメ作品は5年間発表されなくなった。
ホームズも作りたい作品じゃなかったらしいし
922 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:54:49 ID:bzgzHYFK
教育って意味で言ったら
水をきちんとやって寛容でいて、天才の仕事を近くで見せる。
100人いたら1人いるかいないかの世界だから、気長に心棒強く。
でも、天才はそれをやってられない。
だから、どちらかというとショボイが寛容でかつ地味だが腕も多少ある師匠の所から
天才が出てきたりする。
宮さんは水を思いっきりかけて、思いっきり太陽あびせれば大樹が出ると思ってる。
影も必要だし、みのがしも必要だし、師匠が駄目である事も必要なんんだよね。
だから宮さんには後継者も子育ても出来ないだろう。
923 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 14:58:23 ID:jOgIB6s9
>916
ジブリを語ることは世界の秘密を知る手掛かりになるから。
なんて…
吾朗だけどおれの次回作はなにがいい?
・指輪
・ナルニア
・ハリポタ
・はてしない物語
・モモ
ちなみに票数。「カリオストロの城」が審査対象になった1980年の結果。
【作品部門】
1位 機動戦士ガンダム 4314票
2位 地球(テラ)へ… 806票
3位 劇場版サイボーグ009 762票
4位 マルコ・ポーロの冒険 475票
5位 カリオストロの城 458票 ←←←←
【演出部門】
1位 りんたろう 3547票
2位 富野喜幸 2711票
3位 宮崎 駿 496票 ←←←←
以後演出部門が廃止されるまで宮崎は3位を超えることはなかった。
代わりとして「歴代アニメ作品部門」で「カリオストロ」を常に
表に出すようにしていたが、この頃のアニメージュは、グッズや書籍部門で
極端に言えば「東映長編一辺倒」ともいえる偏向を示していて、まあ要するに
鈴木とかの個人的なシュミなんだけど、アニメージュ文庫なんかで森、高畑、
大塚、宮崎、小田部みたいな人を売上と関係なく叢書的に優遇していると
関係者から直接糾弾されたこともあったとか。
俺は正直ナウシカの歴代キャラ1位独占も、編集部の票操作があったんじゃ
ないかとさえ邪推している。だってあのナウシカの得票だけが、それ以外の
読者の傾向とあまりにも浮き上がっているんだから。
現にナウシカの漫画連載だって読者人気は決して高くなかったと言うし。
まあ批判していた人の罵声は「バカな噛みつき」だったのは事実だし、
東京アニドウなんかの誠実な活動が今を作ったのは疑いないけど、
昔っからミーハー人気も一般人気もあって、それをバックにジブリが
我が物顔でアニメ界を引っ張ってきたなんていう誹謗には、そりゃあ
ウソだろ、というしかないわけで。駄弁失礼。
927 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:01:50 ID:bzgzHYFK
ごろーは短編とかで修行しろ
929 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:06:37 ID:QlRa1ji4
>>925 1980年、でも実際、人気はそんな感じだったね。カリオストロはナウシカ、ラピュタと出て、
宮崎の過去作遡及評価という感じだったと思う。
そういや、アニメージュは最初の読者投票を実施したときに、
作品、サブタイトル、キャラ、テーマ曲という各部門で、人気が分散せず、
あばたもえくぼ、ほれてしまえば的に人気作品だけがすべての部門で高得点を
得たので、ちょっと企画倒れっぽい感じになってたな。
あのときは、やっぱりアニオタなんて子供なんだなって思ったな。
>>925 まあそう邪推するのも無理は無いが、ナウシカの人気は異常なものがあった。
典型的なのが、日本アカデミー賞の主演女優賞はナウシカだ!とヲタがわめき
たてたという事例。
なぜそうなったかというと、宮崎自身も「売れなくてもいい作品を」という態度から
一転して、ナウシカではかなり売れる要素を意識して入れてるから。そうでないと
監督として本当に終るからね。
だからナウシカはいまだ人気キャラだし、それは疑問を持つ必要は無いと思う。
>>845 >宮崎作品は好きだけど、宮崎監督の社会的発言や主張はいつも間違ってるね。
30年前:「現代日本は堕落し腐り切ってる!中国は素晴らしい!」→数年後に現地を旅行して、予想外に
頽廃しきった共産中国の現実に叩きのめされやつれて帰ってくる。以後中国賛美無し(宮崎兄談)
20年前:「アメリカと日本が世界を腐らせた!共産主義万歳!」→グラスノスチ後にソ連崩壊。ソ連が
ひた隠しに隠してきた頽廃と堕落が明らかになってパヤオ絶望。「国というモノは全部悪い」
25年前:「ソ連は崩壊しちゃったけどやはり共産圏は素晴らしいですよ。物不足で肉を並んで買う、ああいう
社会は自然が美しいです。ソ連崩壊が何だって言うんですか?ドイツ統一なんていったって、西ドイツは
やはりくだらないですよ。平和になったユーゴスラビアの海辺を舞台にしたアニメを作りたいですね」
アメリカ並の拝金主義にひた走るロシアの現実。血みどろのユーゴ内戦勃発。「日本人みたいにアホじゃないから
民族紛争なんかもうやらないと思ってたけど懲りてないんですね。共産主義が崩壊して民族主義が台頭、一番
勘弁して欲しかった潮流」と旧東側諸国に絶望
好きなものに現実離れをした理想を押し付けて、その都度現実に裏切られるの繰り返しだな。
>>914 そりゃもう彼等に後継者になる素質が無かったという事だろ
でもジブリには貢献した事は間違いないでしょう
ハヤオは、本当は人材を育てたいんじゃなくて出来上がった人物が欲しいんじゃないのか?
933 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:13:16 ID:QlRa1ji4
>>932 だろうね。人材を育てるのが好きな人は、現役のときからやるもの。
>>930 まあ俺もあの頃は、アニメどころかエンタメ作品そのものを軽視
したがる邦画界に目にもの見せたれ、という感覚が強かったので、
長部日出雄が「紙ヒコーキ通信」で、押井のうる星2に続いて
「ナウシカ」とTV放映された「カリ城」を、これ以上はないと
いうくらいの言葉で絶賛してくれたのとかに感激したし、キネ旬
グランプリで島本須美を主演女優賞に推した人なんかに敬意を表した
ものだった。
でもまあ今は本当にエプロンかけた親父が、しょぼくれた店で
「絶品の納豆」というか「見た目しょぼいクサヤ」を出すのに
舌鼓を打つのに満足、という感じだなあ。
だって豪勢なコース料理も典雅な和食もあれだけ出してくれたんだぜ。
そろそろ還暦ジジイの好きなものを作らせてあげていいじゃないかっていう。
まあ昔からいい加減好きなものしか作っていないと言われればそれまでだがw
器が完成するのを待てないで、まだロクロが回ってる内に叩き壊しちゃうタイプの人間は
育成者に一番に向いてない
次に向いてないのは、自分が出来る事は同じ事を他人も出来て当然だと考える人種
937 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:17:37 ID:XaKfNjSW
>>925 鈴木とかの個人的なシュミなんだけど、アニメージュ文庫なんかで森、高畑、大塚、宮崎、小田部みたいな人を売上と関係なく叢書的に優遇
鈴木は許せんな
個人的な趣味を読者に押し付け
今はハヤオの言葉をオウム返しに喋ってる
「子供に観てほしい」とかも単に逃げ口上だろ??
>>931 今も売られている宮崎の発言集をみんな読んでるんだが…
恥ずかしいからやめた方がいいよ。
君の脳内で本当にそういう記憶があるなら早くリハビリに行った方がいい
子供達が人妻のエロさに目覚めちゃったらハヤオはどう責任取るの?
940 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:22:17 ID:QlRa1ji4
思想家はイデオロギー的な発言は首尾一貫しているけど、
芸術家はしてないことが多いよね。性的嗜好は首尾一貫してるけどw
>>925 80年と言えばガンダムブーム真っ最中だし。
りんたろうは幻魔や999で一番華のあった時代か。
当時からアニメファンのミーハー部分からは外れていた人だし
本人もミーハーには批判的だったな。
ナウシカの長期間の一位は編集部の票操作と言うより
ファンの組織票だと思うが。
だから水野亜美に負けた時は、「ついにこの魅力に勝てなかったか」と
思ったものだ。
あと、ミーハーな部分で言えば金田の起用での記憶。
あの独特のパース。 格好いいとは思ったていたが
「クドい」とも感じていてナウシカの時は他の部分と
違い過ぎていて笑った。
でも、トトロのネコバスのシーンを描いていると知って
やはり動きとタイミングの人で独特のパースは
装飾の一つに過ぎなかったんだなと思った事を思い出した。
ハヤオ、アニメ界の知識合戦したいなら別のスレ行けばいいのに。ここポニョスレだよ。
こういう議論してるからアニヲタキモイって思われるんだよ
943 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:24:46 ID:QlRa1ji4
>>941 >当時からアニメファンのミーハー部分からは外れていた人だし
>本人もミーハーには批判的だったな。
それは確かにそうだった。でもあのときはなんか感じが明るかったよ。
944 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:27:47 ID:uPYPJHwO
次スレよろしく
>>938 いや、そう言うならどこら辺が間違ってるのか言ってみてくんね?
リハビリ行けなんてイヤミはいいからさ。
30年前の件は宮崎駿のアニキが言ってるし、崩壊後の東側に幻想抱いてたのも
能天気にもユーゴを舞台にした企画を出そうとしたら内戦が起きて絶望したのも本当だよ
チトー時代のユーゴ映画を引き合いに出して民族紛争にもチラッと触れてたじゃん
クロアチアに偏見があるあたり民族を超克出来ないんだなってさ。
946 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:34:55 ID:QlRa1ji4
なんとなくアニメが子供だけのものでなくなったのが80年ちょっと前ぐらい
だと思うんだよな。でもさすがに大人がドラえもん見るわけにもいかないわけで、
そこに宮崎作品が現れて今に至っているという感じ。
ただ「大人でも鑑賞できるアニメ」かつうたら、オレはちょっと違うと思う。
難解な、知的分析に耐えうるアニメというか、うまくいえないが……
そういう意味ではやはり異色路線、オンリーワン的だと思うのだが。
947 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:35:36 ID:7tPMWzSr
安藤雅司 「CGの活用とか、もっと技術的な実験が進んでいくと、
最後は作品の面白さに欠けているものは何なのかという所に
行き着くと思いますね。それは、やはり宮崎さんがいつも言うような
「気分」とか「動きのセンス」になるんでしょうね。
技術的には保守なのかも知れないのですが、
そこに宮崎さんの越えられない凄さがあるんだと思います。」
>>945 宮崎作品が好きでもいいしぼくも好きだけど、思想的背景をよく知らない人が
宮崎駿の社会的発言を真に受けないようにちゃんと知らしめていかないとね。
例えば80年代の終わりごろか90年代の始め頃だったか、絶対平和主義を
唱えてた。完全非武装無抵抗主義で、家族が殺されても一切抵抗しないと。
それが何のためになるのかは知らないけど、そう言ってたね。
いまだに左翼の気は抜けないようで、ピースウィンズジャパンの大西健丞とも
交流が深いようだ。ポニョの原点である瀬戸内の街を紹介したのも大西健丞
だそうだ。
949 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:37:14 ID:jbNah/Hi
執念じゃないか?
>948
そのころ模型雑誌で珍兵器やポルシェタイガーの話を連載したような。
951 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:42:25 ID:QlRa1ji4
昨日ルパン見てたら、風に飛ばされたりオープニング結構笑えるシーンもあったが、
あのカリオストロのコメディーセンスにはかなわないと思ったな。
水道の滝でルパンが落ちまいと必死に平泳ぎするとき、外からのカメラアイでは
滝の音がしていて、滝の中の次元の視点では、滝の音がしてない、あの視点のスイッチのしかたなんて
思い出しただけで笑える。
ああいうセンスは本当に手ばなしで天才と呼びたい。
952 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:48:11 ID:jbNah/Hi
その天才ってのやめろよ。
953 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:48:53 ID:P9Zz9EVl
>>948 >社会的発言を真に受けないようにちゃんと知らしめていかないとね。
なんでそんなに人の心配するの?
954 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:49:21 ID:QlRa1ji4
ん? 君のためにある称号だからか?
956 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:53:10 ID:jbNah/Hi
おめーに天才って呼ばれても誰も嬉しくねーんだよ。
957 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:53:42 ID:CHrKR7U0
呼んだか?(′Α‘)
ぽにょって、おもしろいの?
テレビでは、いつやるの?
たのしみ(′Α‘)
958 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:54:30 ID:Dfi6+7z6
>>939 ソウタの母親は確かにエロかったな
亭主が急に帰ってこれなくなって、不貞腐れてるあたりとか特に
ところで、あの夫婦って何で息子に自分達を名前で呼ばせてるんだろ?
最近はああいう夫婦って多いのかな?
959 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:56:11 ID:Dfi6+7z6
ああ間違えた
ソウタじゃなくてソウスケな
>>958 エロかったかな?そうゆう意見は何回か見たけど。
エロを感じる人って何をみてもエロを感じてしまうんじゃないか?
自分はエロは感じなかったな。
むかし、あっぱれさんま大先生?見ていてその回が親も一緒に出てる回で
普通に子供が親のことを呼び捨てで読んでるのを見て
オレの周りではそういう家族を見たことがなかったから驚いたことがあったけど
友達親子みたいな家庭って相当増えてきているのかもしれないな
962 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 15:59:42 ID:SQ7buW9k
o
。
。
ノ ̄ ̄\______
ノ / /::::::ヽ
ヽ | |;///Vヘ|
)L、 (・) (・)
--(__へ__。_ノ
>>961 それって、親が親の役割をはたす自信がないことを意味しているのじゃないか?
ポニョの場合は、宗助の独立性の表現のためと思うけど。
964 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:01:23 ID:QlRa1ji4
>>961 親の名前に「さん」づけなら、よく漫画にもある。
あれはやっぱり、帰ってこない夫の代わりをさせられているのでしょう。
965 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:02:15 ID:Dfi6+7z6
>>960 >エロを感じる人って何をみてもエロを感じてしまうんじゃないか?
んなわけねーだろw
単に人によってエロのツボが違うだけだよ
ええ齢したおっさんなんだがところどころで泣けてしまって仕方なかった。
整合性やカタルシスなどとは無縁な部分で琴線に触れるものがある。
個人的には、ここ数本の宮崎作品の中では忘れられない一作。
一人で観に行ったのだが、すぐ帰って娘の頭を撫でたくなってしまった。
>>953 社会的影響力の強い人間の発言が間違っているなら、指摘する。
それに何か問題でもあるのかね。
ポニョの出来を比較するためにカリオストロを持ち出す人って
なにか根本的に倒錯してる気がする
969 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:07:06 ID:Dfi6+7z6
>>963 >ポニョの場合は、宗助の独立性の表現のためと思うけど。
だとしたら効果上がってるとは思えんなぁ。
アレを見て「名前で呼び合ってるって事は父母子の関係じゃないのか? あれ?やっぱ父母子なの?」
みたいな感じで、彼らの家族関係に引っかかりを感じちゃう客は結構いると思うけど、「父母を名前で呼ぶ
なんて独立性の高い子供だ」なんて思う客はほとんどいないと思う。
970 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:07:17 ID:h4mG/upl
971 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:07:58 ID:a6AQJAo+
友達親子って設定が薄ら寒い。
>>971 そだよね。逆にオジンが、今風に見せようと無理に導入した設定みたいな
痛さを感じる。
∧||∧
( ⌒ ヽ すみません
>>972は誤爆です…
∪ ノ
∪∪
>>974 首くくるな、オレはBWV1061が大好きだぞw
>>786 日灼けした船員とインスマウスのカップルか
>>974 クラシックのスレでポニョの画像を貼ってしまったらくくりたくなる
板自体が違う誤爆ってどんだけw
ブラウザふたつ左右に並べてたらやっちゃうんだよw
981 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:21:39 ID:Dfi6+7z6
>>981 ごめん。やっぱり、意味がわからない。
もし、「お母さん」と呼ぶとすると、親子の関係の強さが目立ってしまって、宗助とポニョの話を
組み立て行くのが難しくなるかなと思った。あの嵐の夜でも、宗助がお母さんと呼ぶ関係なら、
リサも子供を家に残していかない気がする。
>>963 >親が親の役割をはたす自信がない
あっぱれで見た親子の場合は、親がヤンキー上がりな感じで
子供を所有物として全然見ていなくって一人の人間として見ているから
あんな風に平気で名前で呼び合えるんじゃないかと思った
>>983 じゃあ、この作品はヤンキーあがりの人にウケそうだね。
エロは感じないけど、リサはマジ最高
惚れた
986 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:34:23 ID:UQbn8GUX
芸人芸人 芸人が多いな
次スレ
ヨロピクポニョ。。。ポニョ
988 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 16:52:30 ID:jOgIB6s9
ポニョポニョしたい
ポニョ 初心者だから たてかたわからないポニョ。。。
だから 誰か たててポニョ〜〜
>>985 だが山口智子の演技がな
どうもイマイチで
991 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 17:14:23 ID:QCcD2Pj4
ここって工作員のオベッカコメントばっかだな
もう20スレ目か
>>991 まぁ、見てつまらなかったら、ここにすら来ないからかと。
つまらない物を見て、時間を損した挙句、
わざわざ2chで「つまんねーつまんねー」と連呼するような人は、
あんまいないからじゃないかな。
994 :
名無シネマ@上映中:2008/07/26(土) 17:22:25 ID:QCcD2Pj4
そういうのが工作員ていうんだよ
反撃しんだったらもう少しまともなレスしろよ
おまえみたいな奴は笑いもんだぜ
工作員ねぇ…昨晩観に行ったときは
一番大きいスクリーンあてがわれていたにも関わらず
10人ほどの客入りだったから必要かもね
>>994 え、俺が工作員かよwwwどんな理屈だww
まだ見てない一般ピープルですがwww
工作員はヤフースレにいるらしいじゃん。
☆の評価が下がったら連続して☆の評価上げたりするっていう。
反撃とかどうでもいいし落ち着けw
>>995 マジすか、人がまばらになったら行こうと思ってたんだけど、
もう空いてるのか・・・。ンー。盛り下がってるのかな・・・。
興行収入額と周りの友達の話聞いてから決めようかな。
ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ
さかなのこ♪
ポニョだいすき
1000
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。