1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 00:06:29 ID:tO3Q0YYv
3 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 00:07:10 ID:tO3Q0YYv
4 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 00:08:04 ID:32EOya+b
5 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 00:08:50 ID:1CtoJBcw
6 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 00:09:15 ID:6E7AZij2
終わり
お疲れ様です。
乙カルシファー!
>>1‐5
皆さん乙!!めっちゃ感謝です。
建てられなかった上に、こぴーして貼ろうとしたら技が早い人がいて
前スレと3往復位しちゃいました…ので全然引っ越し手伝えず。
よくこんな糞アニメみて語れるな
脳に蛆でも湧いてんじゃないのか
>>9 確かに。28秒差ってすごい〜w
みごとな連携プレイですた。9さんも乙!
>1-5 乙
糞と言いつつ集まる奴は「蠅」そのものだがな(´∀`)
>>11 どうもです。連携プレイの波に乗れずw
私が13以降のhtml化頼んでるので、それが出来たらここに張りますね。
前スレの最後の方でこのスレの流れが少しでも変われば良いな、と思いました。
意見の違う他人を尊重するのが大事だね。
はい。熱くならずにいけたら良いかと。書き込む前に深呼吸ですね。
本当にみんなそうであればいいんですけどね
>>17 はい。もし激しい内容のものがあれば、スルーしていきましょう。
変えていきたい人は沢山いると思うので、流れを変えていきましょう。
まずは、深呼吸。
>>18 オッケーです ノシ
お国へ帰ってゆく王子がありえない角度とポーヂングで棒につかまってる件について
あれは個人的に笑いのピークであった。
>>20 どんなんだったっけ?
セリフと話追うので精一杯で良く見てなかった。
>>20 あれはギャグじゃん?
じゃなきゃ、あの棒は魔女にとってのほうきみたいなもんで
実はカブ王子も魔法使いだったとか…?w
てか、カブ王子が、誰にどうしてカブにされちゃったのか知りたいなぁ。
荒地の魔女やサリマンはそこに関係してないのかな?
王子が棒に乗って、と言うか掴まってたところか・・・
目が点になってたので、それどころじゃなかった
>>23 よく見ると案山子の時の棒より
ずっと長くて細い棒に掴まってるw
一見、竹馬みたい。
でも棒は一本だけだし、足をかける場所もないのに
しっかり乗りこなしてる〜
>>26 d!
なんとなくそういうシーンがあったの思い出した
また見る機会があったら重点的に見ておきます
28 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 01:03:37 ID:8VVBSgnr
最初のハウルとソフィーの空中散歩はヨカタ
声優も偏見無しで見たら良かったかな
64歳オメ!
。 ◇◎。o.:O☆οo.
。: ◎::O☆∧_∧☆。∂:o゜
/。○。 ∂(*゚ー゚)O◇。☆
/ ◎| ̄ ̄∪ ̄∪ ̄ ̄ ̄|:◎:
/ ☆。|..Happy Birth Day!!.|☆
▼ 。○..io.。◇.☆____| 。.:
∠▲―――――☆ :∂io☆ ゜◎∂:.
あすこさ、サリマンの水晶?の中で描かれてて正直見ずらかったよね。
サリマンとヒンが手前でやり取りしてるから、それに気をとられちゃうし…。
>>24 > てか、カブ王子が、誰にどうしてカブにされちゃったのか知りたいなぁ。
> 荒地の魔女やサリマンはそこに関係してないのかな?
そう!確かに気になる。でもカブについて喋る人がいなかった。
唯一ハウルが「君にはややこしい魔法が掛けられているね。」とかいう位で。
これは「わからない」というのが答え?
面白くないと激怒しつつもTV放送したらビデオにとってしっかり
繰り返し観るんだろうな…映像的には良く出来てるし。
ということはやっぱり好きなのかな(w。
32 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 01:13:17 ID:epaxhfjW
個人的には、千と千尋の神隠しの方がよかったな。
銭婆が鬼のように恐ろしいキャラの様に思わせておいて、
じつはいい人っていうギャップがすごくよかった。
サリマンも実はいい人、って描き方してくれてればなぁ〜。
>>30 うん。カブ、気になるよね
何か手がかりになる描写がないか?と思うも
何も思いつかず。
ハウルの城をつれてきたり、戦争を終わらせるきっかけになってたり
キーマンっぽいのにね。
実は終盤では既にカブ王子の国からインガリーに対して降服勧告が出ていて、サリマンの最後の発言はそれを受け入れる決心を固めたのでは?
という仮説がふと湧いて出てきた。
既に勝敗は決定してるのに、意地でずるずると続けて被害を拡大させている状態なら、開戦に至るまでの経緯に関わらず、くだらない(続ける意義のない)戦争と言われるのもわかる。
サリマンが呼んだのが、焦土作戦やる気満々だった国王じゃないところからすると、以前から降服を受け入れるかどうかで意見が対立してたとか。
国王の意向を無視してでも戦争を終わらせよう、っていうのはサリマンにしてもかなり危ない賭けで、それがカブ王子の登場で多少状況が有利になったのと、ハウル関係の心配事が片付いたんで、踏ん切りがついた……
とか。
35 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 01:19:05 ID:oijc2DMi
アンチじゃないけど一意見。
何か風景は魔女宅ぽいし、
鳥への変化はハクっぽい、
てかハクが沢山いる、
ハウルが髪が染まった時がでーだらぼっちっぽい、
黒髪のハウルが顔服装ともにあまさわせいじっぽい、
これはよくわかんないけど昔会ってて再会するのはハクと千尋っぽい。
あー、これが感想ですた。
>>29 駿監督、今日が誕生日か。おめでとう!
>>34 サリマン=アンチ戦争説?
もしかすると32の望むようにサリマン=実は善人説でもあるのか?
戦況については過去スレではどちらかというと
インガリーのほうが負けが圧してると見てる人もいたよ。
結構、勢いよく爆弾落とされてたし、相手国から
降伏勧告が出てたってのは考えづらいな。
ただ、すでに意義のない戦争になっていたから
「くだらない戦争」だったってのは納得。
そういう背景はあるのかもしれない。
38 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 01:39:40 ID:6E7AZij2
>>36 君が依頼したときから見てますから、自分ここにコピペします
>>36 そのスレ、私がお気に入りしときます。
と書こうとおもたらw
>>38よろしくです♪
こんなクそアニメの考察なんかしてて、どうしようというのかね。
2ちゃんの方がレベル高い作品でも作って素人作品としてだして驚かせてしまいなされ。
>>38 >>39 うわあ〜〜いい人ばっかりで涙が…(出ませんでしたw)
が!!!それ位嬉しいです!では
>>38さんよろしくお願いします。
本当に迷惑かけ野郎で申し訳ないです。
>>32>>37 サリマンはハウルのことを心配しているのは解りますが、その方法を間違えてしまったとか?
>>34 ふむ。それもありかも。ただやはり誰もそれについて語らないので解らないですよね…
>>33 > 何か手がかりになる描写
無いですよね…wキーマンの理不尽な扱いはもうギャグなんでしょうかね。
戦争の軍艦や、飛行機などで敵味方の区別はあったのでしょうかね?
そしたらどっちが優勢だったか少しは解ったかも。
私はこれで落ちます。レポートが…(汗 週末からまた論議に参加させてくださいね!では。
オレもサリマン性善説に一票。
メルヘンの世界では、キスされて元の姿に戻れる王子サマ王女サマって、
「おまいら宮殿の中でちやほやされて育ってたら人民の心わかんないっしょ、
世間でもまれて人の気持ちが解る立派な人になってきなさい、
それまで帰ってくるな!」みたいのがお約束でしょ。
サリマンは賢者で、血で血を洗うような戦争はいつまでも終らないってことは
最初から解っていたはず。
で、1代目はもう頭固くて説得無理だから(なんせブッシュだし)次の2代目を
カブのカカシという酷い姿に変え、苦労させたのち、
生きる楽しさ愛する歓びを体験させて、戦争なんてくだらない!と意識変革させる。
→こいつを国に戻せば戦争終了。
>>41 レポート、ガンガレ!
>>42 でもカブって、ソフィーに運よく出会えたから逆さまを直してもらえたけど
そうじゃなければ永遠にひっくり返ってたんじゃない?
>>41 乙ですノシ
一昨日見た
直後は何もかもうやむやにしやがってパヤオも適当な仕事をするようになったなと
ラストの歌に絵もないしさ。最後まで何かあると期待して座ってただけにがっくり
でも不思議。なんかあまりにもよくわからん話だが
なぜかもう一回見たくなってきた
もう一回見にいかんといけん気がするのだけど
別にサブリミナルとかない映画だったんだよね?なんでだろ?
呪いだね…それも強力な奴
勝手な推測ズ
サリマンは超クールってか厭世観が漂ってる。
戦争に対して元々「くだらない」という考え方を個人的に持っているにせよ
王宮付き魔法使いとして、やんちゃで好戦的な王には従わなければならない。
カブ・カカシ王子は反戦派であり発言力もあったので(カブの行動はかなりお人好し)
好戦的な同国(若しくは敵国)の人間により策略で呪いをかけられ野に捨てられた。
それにより和平交渉の道が絶たれなしくずしに戦争になってしまったが
王子の呪いが解けたので、サリマンも和平の道が開かれた事を知って
戦争を終結させる気になった。様な気が。
サリマンの発言力は王の描写を見る限りでは相当あるような気がする。
実力もあるし、あのアッタマ悪そうな王を説き伏せるのは
サリマンにとってはかなり楽なような。
47 :
46:05/01/05 04:33:16 ID:BNr4epdO
自ツッコミ
>王宮付き魔法使いとして、やんちゃで好戦的な王には従わなければならない。
王に従うというより、国の決定、っていう流れに1人で逆らうほど
サリマンは青くないってイメージです
)あのアッタマ悪そうな王を説き伏せるのはサリマンにとってはかなり楽なような。
でないとこの記述と矛盾することに気が付いたヒロシですorz
うまく言えてないけど、多分、サリマンは状況をかなり冷静に把握してる筈だし
戦争終わらせる気になったのは、いいタイミングだったからなんだろうなー
宮崎駿の「戦争観」の完璧なインタヴュー
モデル・グラフィックス1999年7月号より
ハウルの補完にどぞ
自分の中で戦争というものへの考えが分裂してるんですね。
ジュネーブ協定を守らない非人道的軍隊だったから日本軍がいけないのか、
民主主義国家がルールにのっとって行うならよいのか、
なぜか曖昧なままなんです。
ある映画祭で出会ったクロアチアのアニメータと話した時、
彼は自分の家族を守るためなら銃を把ると言うんだけど、
それはいけないとぼくには言えなかった。
平和主義者にもなれないわけです。
しかし、銃を把るという考えにも納得しがたいわけです。
戦争という現実はそんな個人的動機をふっとばして、
必ず自分から腐ってゆきますからね。
何かいい雰囲気で良いですね!(日本語が変だけど)
本当に下らないのですが、ヒンについて思いついた事があります。
ソフィーが王宮から帰って来て、次の日に、乗って来た飛行機(?)を
城から引っ張り出しました。その時外にいたメンバー達は、
嬉しくて喜んでました。…ヒンはかなり高い位置までジャンプしてませんか?
それっておかしいと思うんですよ。階段昇れないヒンが…なぜ?
>>46 なるほど!
カブの最初の登場の仕方、まさにそれを感じた。
いかにも邪魔で野道に捨てられたって風情があったよね。
ソフィーにまとわりつく案山子は恋敵であるはずの
ハウルの足を引っ張ることもなく、優しくて親切だったし。
戦争したい人間にとって、王子のそういう性格が
邪魔だった可能性はおおいにあるね。
>>49 ヒンが体重に似合わず軽がるジャンプするシーンは
その前の、王宮からソフィーが逃げ出すシーンにもあるんだよね。
(確かそうだよね?)
ヒンの体重が重いって描写は多分、階段のシーンだけだったような気がする。
だからもしかしたら、ヒンは体重が重かったんじゃなくて
あの階段が普通じゃない階段で
ヒンの体重が重く見えてたのかなぁ…??
例えば、推測だけど、あの階段は
年齢に比例して上るのが辛くなる階段だとか。
あの階段を上りながら荒地の魔女がソフィーに向かって
「変ね、どうしてあんなに元気なの?」って不思議がってたことから
そんなことを考えてみますた。
連カキすまんけど、めちゃ、お礼を言いたい。
>>48 ハウルのラストシーンにはやっぱり
理想と現実のひずみがそのまま描かれてると思う。
自分の家族や幸せを守るために、他人の家族も殺さずにいたいと望んでみても
守るためには銃を取らざるを得ない状況に巻き込まれてしまうのが戦争なのかな。
>>51 レスありがとう。王宮脱出の時もそうだったね^_^;忘れた。
あのね、それで凄く納得出来るの。でも2つ引っかかる事が…
1]王宮の階段のシーンで、城の従者が
「ここから先は魔法は禁じられています」と言った事。
魔法は関係ないかもしれないけど。一応階段についての説明だから…
2]ソフィーと過去に行った時、結局は降りれたけど小屋の段差に戸惑ってた事。
なんでこの時はすんなり降りれなかったのかな?
あ〜でも単純に
>>51さんが言ったみたく、階段は年齢によるもの
なだけかも。ヒンが[ヒン]て鳴くのも老犬だから?
犬飼ってないから知らないけど
戦争っていうイベントがないと家族愛の一つも描けないのかね
57 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 09:44:59 ID:tguv3sEN
プロ固定・工作員に注意!
1000万人突破か。凄いね。この映画の解釈しだいで小泉政権の支持率やイラク
政策の賛否を大きく左右しかねないから、自民党や官房機密費とかで雇ったプロ
固定とかウヨクがこの板に張り付いてるのもうなずけるな。
戦争は恋愛物語の背景にすぎないから語るなとか、これは太平洋戦争の話だとかやたらに
こだわって、イラク戦争への連想を必死に阻害しようとするあからさまな工作
員がいますね。「戦争に反対するのは女性としては健全な考えだが(浅はかな
考えだからこの板では戦争や反戦を語るな)」なんていうとんでもないカキコも
前スレで見られたね。
こいつらどう考えても宮崎アニメファンでも映画ファンでもねーよ。ニュー速
に張り付いてるプロ固定か、ハン板や男女板にいるヒキコモリウヨクだろ。
58 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 09:45:24 ID:ZYTq/eqz
59 :
38:05/01/05 09:48:23 ID:ZYTq/eqz
>>57 大丈夫、今までの流れを見てて、ここの住人はちゃんとわかってるよ!!
だからこれからはスルーしていきましょう!!そしたら絶対荒れないと思うんです!
相手にしない、これが一番です。
あと、私ヒンにこだわってて非常にうざいんですが、
ヒンはソノモノが魔法だった。それか魔法を少し使えた。
だから城の階段昇れなかった…とかは行き過ぎ?^_^;
最後にサリマンとやり取りしてたのは魔法だよね。
ソフィーにくっついて来る前からスパイ犬?みたいなことしてたようだし…
ぐは…ヒンは何なんだ!!取り付かれた(;_;)
単純に短足犬ヒンを面白く描きたかっただけで、特に意味はない気がする。特に、ハウルは細かい部分の矛盾はスルーで、って雰囲気が伝わってくるし。
>61
そう言って貰えたらスッキリする!ありがとう。
だよね、深く考えなくていいね!はぁ、頭使ったら疲れたよ(どんだけだ^_^;)
ヒンに心を食われたな、こりゃ!!ため息ばっかついてたよ(誇張だけど)
63 :
_:05/01/05 10:20:31 ID:LCIhzEgT
って言うか。サリマンは時分の意見次第で戦争の継続の可否を
左右できる立場にいたのに、何でラスト近くまで傍観視してたんだ。
「バカな人間共」って心中冷笑してたのかな。
それもありかもしれないね。
もし私が魔法や殆どの人にはない特別な力を持っていたら
普通の人間をそう風に見下す、みたいに考えちゃうかもしれない。
でもサリマンは人間が出来てそうだから、そうは思わないかもしれない。
でもでも、やたら(?)ハウルにこだわってた様にも見えるから
そんなに出来た人じゃないかも…謎女だなぁ
65 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 10:39:28 ID:tguv3sEN
>>63 そりゃああれだけ大規模で洗練された兵器や爆撃機や軍艦があるんだから、
そういうのを作って戦争で儲けてるロッキードやボーイングや三菱みたいな
軍需産業からリベートを受け取るために戦争をわざとやらせていたと考えるの
が論理的でしょう。
サリマンは顔も綺麗だし、ハウルのことも心配していたし、戦争もおしまいに
してくれたからイイ人、偉い人っていう評価をしてる人のほうが多いみたい
だけど・・
>>63 隣国の王子が出てきたことも当然ある。戦争の原因が彼の失踪にあったとしたら、帰還で戦争継続
の意味はなくなるし、そうでないとしたら、直前の戦争止めさせる発言が聞こえてたのかもしれない。
>>60 魔法が使えない階段だからヒンものぼれなかった、は面白い。
67 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 11:31:36 ID:ibSiyrVf
黒い扉から過去にいったソフィーがハウルとカルの契約をみて、
地面が落ちた?後の、真下に海と小島が広がるシーンが
どうもラピュタに全く同じシーンがあったようなきがしてならないのですが・・。
ガイシュツ?
>>67 > 地面が落ちた?後の、真下に海と小島が広がるシーンが
ラピュタへ行く前のゴリアテ発見シーンだと思う
69 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 11:36:14 ID:ibSiyrVf
>>68 ありがとう。やっぱりそうか(笑
ってジブリも使い回しとかってあるんですか?
そういや、超巨大飛行機がブンブン飛び回ってる世界なのに、出てきた軍艦には
対空装備が全く無かった。
あれじゃ、瞬殺されるって。
>1000万人突破か。凄いね。この映画の解釈しだいで小泉政権の支持率やイラク
>政策の賛否を大きく左右しかねないから、自民党や官房機密費とかで雇ったプロ
>固定とかウヨクがこの板に張り付いてるのもうなずけるな。
マンセーはやっぱりアホ・・・??
マンセーをひととくくりに語ることは、ここを荒らしかねない
サリマンって一応ハウルが気に入ってるから見方のように描かれてるけど、
ハウルの「あんな恐い人に一人で会いに行けない」って言わせるくらいだから、
ある意味「荒野の魔女」より冷酷な面を持ってるのかもよ。
例えば、アメリカだって見えない所でいろいろ画策してるように同じように
表面と裏面を巧みに使い分けてると思う。荒野の魔女は、裏面のみのキャラだけどね。
まぁお好きに。でも、このスレ気持ち悪いよ。
はいはいそうかいここをみなきゃいいはなしだ
皆!!深呼吸だよ!!!
>73
あぁ…確かにハウルそんな事言ってたねぇ。サリマンがかなり怖かったんだね。
それってサリマンの愛情の裏返しじゃないかな?上手く言えないけど。
サリマンの行き過ぎた愛情は、ハウルを逆に怯えさせ怖がらせた。
ストーカーに似てる?!一歩手前位の勢いで。笑)
しかもハウルは小さい頃のまま弱虫。大人ならサリマンの愛情を
理解(受け止めるor上手くかわす)出来ても、ハウルには無理。
ただ純粋に怖かったんじゃなかろうか、と予想。
スレ違いと思う書き込みがあったら深呼吸して、スルーしましょうよ
>78
ハウルの家に盗聴機しかけようとしたこととか、愛情だけじゃ悪質だなぁ。
なんだか、FBIが有名人とかに盗聴しまくったのと同じ画策しようとする
狡猾な物を感じる。
最後の「このくだらない戦争を終わらせましょう」って、死傷者が大勢出る
戦争をまるでゲームみたな扱いしてるし。
てゆーか杖投げたのは殺すつもりで
パンダ ◎
カリ城 ◎
ホームズ △
ナウシカ △
ラピュタ ×
トトロ ◎
魔女 ○
もののけ ×
千 ×
こんな俺はハウル映画館で見たほうがいい??
サリマンも魔女だから、普通の人の情愛とはちょっとずれたものの考え方をするかも
しれない。
普通の人間が大勢死のうが、あんまり心に痛みを覚えたりしないのかもしれない。
映画以外の知識が皆無なので、自分で勝手に想像してるんだけどね。想像の余地が
大きいのが自分にとってこのアニメの魅力。
サリマン=銭婆=やまんば
じゃないんでしょうか。
84 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 13:25:15 ID:ibSiyrVf
>79
行き過ぎた愛情表現⇒盗聴器仕掛け=ストーカー
て考えたら…無理?
>80
あの杖て、帽子に刺さったよね。ソフィーの。
サリマンはソフィーを殺したかった…?怖い
ハウル前髪伸びるの
早いよね・・・。
87 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 13:29:43 ID:ibSiyrVf
>>86 髪の色はコロコロかえてるので、
私はてっきり髪型も魔法で変えてるのかと思ってましたよ。
だから早くても気にしてなかった・・・。
1000万人ニュース見て久しぶりに来たけど
公開当初みたいな面白い話してるのねー。
また読ませてもらうよw
89 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 14:23:26 ID:9SmM+bep
>86
魔法使いだからねw
>>80 そのあとサリマンの熱いキッスで蘇らせるつもりだったよ
91 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 14:33:57 ID:ZG/6hci5
千 イイ!
魔女 おもろい
トトロ かわええ
もののけ きもちわりぃ
猫 幼稚
ナウシカ ハァ?
ラピュタ ハァ?
ハウル
マァマァ
昨日見て来た。
ハウルはかっこよかったけど
話がわかりませんでした。
93 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 15:10:54 ID:Y9qwvDty
カブを案山子に変えたのって誰?カブ言ってたっけ?
同国なら恐ろしいことにサリマンかもな。あれはやりかねん
サリマンを良い人と見る椰子の気がしれん
ありゃどう見てもスネ夫タイプだ。いや、力あるぶんスネ夫より性格悪いか
もともと王宮で豪華で優雅な生活を送りたくてたまらんが
アフォ王が戦争したいという→適当に合わせる→マンドクセ→
誰か変わりに頑張ってくれないかな→ハウル→失敗
→反戦的な王子の帰還→今なら王に言える
自分第一主義者っぽいな
もめごと起きるのもマンドクセから誰にでも合わせるんだよ
荒地の魔女を追い込んだ小ズルイ策略から狡猾な人間が知れそうなものだが
どうでも良いがサリマンつきの小姓っぽいのが
全部ハウルっぽいのはなぜ?
あんなの見せられるからサリマンハウル溺愛説とか出るんでない?
説というか、サリマンはハウルを溺愛している
サリマンは自分も怖い人だと思った。
独身でそれなりの地位に上り詰めた年配女性であんな雰囲気持ってる人いるなあと。
若い弟子に執着してるのも情念みたいなの感じさせて怖いですね。
96 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 15:31:57 ID:gBgmTl+Q
俺もサリマンはあまり良い人には見えないな。
ソヒーの母親に金握らせてあこぎな事をさせてるし、
呼び出しておいて階段登らせるとかそういう事もさせたりしてるし、
基本的に高慢であまり人の気持ちを考えてるとは思いたくない。
魔女の宅急便でお婆さんのパイを孫に届けたときに
孫が「あたし、このパイ嫌いなのよね」って言ってたけど、
あの孫と同種の人間だと思う。
パヤオ監督はあの孫の事を
「あれは仕方ないんですよ。嫌いなものをもらってもホントに迷惑ですからね。」
なんて評してた気がするけど、
それと少し似てる気がする。
実際人の上に立つようになれば、他人の気持ちとか考えなくなってしまうものかもしれないし。
ハウルに執着、というか荒れ地の魔女同様、この国難の時勢にいかがわしい魔法使いを
野放しにしておくのは国にとって危険だから。海の中の岩と同じ。岩はじっとしてても
ぶつかると船が沈む。危険はあらかじめ取り除いておく必要がある。
戦争の状況を説明しない上で「馬鹿げた戦争」とか言い出すのって
考えてみればこの上ないくらい説教臭いな。
「夢」で説教全開になって堕ちていったクロサワを思い出す。
>57
>1000万人突破か。凄いね。この映画の解釈しだいで小泉政権の支持率やイラク
>政策の賛否を大きく左右しかねないから、自民党や官房機密費とかで雇ったプロ
>固定とかウヨクがこの板に張り付いてるのもうなずけるな。
>。「戦争に反対するのは女性としては健全な考えだが(浅はかな
>考えだからこの板では戦争や反戦を語るな)」なんていうとんでもないカキコも
>前スレで見られたね。
多分、私のカキコのことだろうから、お返事しますけど、
こんな適当な戦争描写の映画で戦争語ると恥ずかしいよ、って話しただけですよ。
昔、ガンダムで戦争論する人いて恥ずかしかったですけど、この映画の戦争描写
なんて、それ以下ですから。さらに恥ずかしいですよ。
という話しただけで、語るな、などと禁止する表現など絶対使わなかったはずです。
それどころか、前スレ>753では、戦争論お続けください、と書いたはずです。
誰が、語るななどと書きましたか? 捏造してるのか、最低限の読解能力もないバカ
なのか知りませんが、人の発言を勝手に捻じ曲げるのはやめてください。
書きたいなら、いくらでも書けばいいですよ。どんどん書いてくださいね。
ただし、書くからには責任もってください。正面から反論せずに、反対意見の人を
こそこそ工作員呼ばわりして自分を正当化するのは、卑怯ですよ。
そもそもこんな恋愛映画の、ペライ戦争描写で、イラク政策の賛否が左右される
わけないでしょうに。正気で言ってるとは信じられないくらい、おバカな発言ですね。
本当に左右できるほど優れた映画だと思うなら、政治板でも、国際情勢板でも、
イラク情勢板でもいって、ハウルで戦争語ってくればいいですよ。どんどん語って
ください。真性のアフォ扱いしてくれますから。
どうでもいいが
以前ガンダムWの映画を観たんだが、それの
戦争に対する抵抗のオチが「武装放棄」だったの思い出した
(TVのほうは見てないのでファンからはいいたい事もあるだろうが)。
そんだけ。
>>97 単に自分のコントロールが及ばない魔法使いの存在を嫌がった、というには
どれをとってもハウル、なあの小姓の存在が引っかかる>サリマン
愛弟子や母性よりももっと生臭い感じでハウルに執着してそうな感じ。
ハウルはそれをうすうす察知してるから、よけいにサリマンを避けたがってい
たのかも。
ハウルと荒野の魔女との関係を見ても、ハウルは相手の年にはこだわらない男の
ようだし(ハウルと荒野の魔女が一時は男女の関係にあったんじゃねーの?という
推測のもとで)。
>101
>どれをとってもハウル、なあの小姓の存在が引っかかる>サリマン
あのお小姓はハウルというより、金髪になったハクっぽいということで
単に監督の美形のボキャブラ不足だと思うが…。
>102
それより荒野の魔女がハウルにセクハラを迫って逃げられたっぽい(w。
サリマンが王の側近まで上り詰めたのは、狡猾で画策にたけてたから、
だと思うんだよね。町に偵察を張り巡らせてたのとか。
ハウルの映画が反戦メッセージって深読みし過ぎだと思うが、戦争論
語るのはありだと思う。
>101-102
あれはサリマンの趣味では? ハウルに似せた、じゃなくハウルがああいう画一的なお人形
にされたんだと。もともと黒髪だし。金髪が美しいってサリマンの美意識に洗脳されたのかもねー。
サリマンの立場上、ハウルに対する異常な執着というより、力のある存在は
自分の管理下に置いておきたいというのが本音だと思うよ。
ハウルが自分の敵につかれたら、都合悪いだろうし。
>>104 ああ、それでサリマンと対決してからは自信を持って自分の黒髪で通したと。
そういう考え方もできるね。
>>103 荒野の魔女のセクハラ
ひょっとしてハウルってあんなに女たらしふうに登場するのに、実は男女関係に疎かったり
するのかな。
(子供のままの心をカルシファーに預けてるし)
荒野の魔女のセクハラ=ハウルにとっては「怖い」こと=荒野の魔女コワー、みたいな図式?
>>104,105
そうか、そうなのかもね。
パヤオとしては金髪小姓はハウルの子供時代に似せてるらしいけど
この↑話知らないで見たとき、自分も周りもハウルそっくりと思ったよ
109 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 17:07:34 ID:YeCE8e2d
>>107 荒れ地の魔女が怖い=ハウルへのセクハラ
…ど〜〜考えてもSMやらされた、みたいにしか考えられないw
私は、荒れ地はハウルの心臓にやたら固執、執着してたから
(痴呆になってからもそれが素で出てくる位)その事で何かあったな?
と感じてたんです
>>104 > 金髪が美しいってサリマンの美意識に洗脳されたのかも
ああそうだ。その背景が頭に入っていれば「美しくなければ
生きていたって仕方が無い」のセリフがまた違った意味を
持ってくるな、ってはしゃいでいるとまたアンチが五月蝿く
なりそうだ
>109
>ど〜〜考えてもSMやらされた、みたいにしか考えられないw
そういうのを期待するなら、別の板へ行った方がいいのかもしれない(W。
ハウルの心臓=カルシファーに固執してたのは、ハウルに対してじゃなくて
指輪物語の指輪みたいなもので、カルシファーに力の魔力があったから。
荒野の魔女が「魔力」に執着するのは当然のこと。
しかし、荒野の魔女の怪しさはSMまでいかないとしても男女関係の怪しさを
感じるなぁ。
112 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 17:27:05 ID:Y9qwvDty
>>108 思い出したが、ソヒーが城に行く前、ハウルが傍にいるとか言ってたろ
俺、一瞬小姓に化けてるのかと思ったぐらいだから
誰(何)がハウルか観客をだます効果はあったよな>ハウル似の小姓
案外その程度のことを狙っただけかもしれん
ヲタ臭くサリマンがハウル似の小姓を置いた件について考えてみると
俺は溺愛とはどうも思えなかったよ
>>105も言ってるが
あの自分第一主義者な女は>ハウルを管理下に置きたいだけだと
リアルで叶わないから小姓をハウル似にしただけでないかな
言わばサリマンの心理的欲求の表れ?
で、黒髪にした件だけど
>>106の言う自信を持ってというよりは
てめーの思い通りになるかバーカというハウルの抵抗の表れの方が俺には自然
金髪?残念、俺黒髪なんだよねとおちょくるような態度が
ハウルが何者にも縛られない自由の象徴みたいな感じがしたな
とずらずら語ったがパヤオがそこまで考えていたとは到底思えん
あの出来だから
113 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 17:28:05 ID:YeCE8e2d
>110
それイイ!!
>111
SMは冗談だよ…性的関係があったにしろなかったにしろ、
SMとかはやだなぁ…みたいな?!私は率先したエロネタは
好きじゃないっす!…わかってクダサレ_(._.)_
そうか、心臓に固執してたのは魔力が欲しかったからか!
単にハウルに恋して、その心臓が欲しいだけだと思ってた。
ボケても魔力を求めてたんだね…これもこれでなかなか怖い
114 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 17:39:54 ID:Y9qwvDty
>>110>>113 そうか?俺はハウルがサリマンに影響されたとは考えられん
影響って普通は好印象を持ってる者から受けるだろ
できれば顔を合わせたくない相手の影響なんて受けないよ
卵が先か、にわとりが先かの話になるが
俺は金髪はハウル発だと思うんだよね
>>112にも書いたが、小姓をハウルに似せただけだと思うから
ハウルの金髪→小姓の金髪の順序であって
サリマンの影響による金だとは到底思えんのだよ
>114
>できれば顔を合わせたくない相手の影響なんて受けないよ
うん。自分も金髪の拘りは、ハウルの美意識の拘りだけだと思う。
サリマンがハウルに性的な執着があるんなら、ソフィーとのことは快く
受け止めないと思う。
>107
>ひょっとしてハウルってあんなに女たらしふうに登場するのに、実は男女関係に疎かったり
するのかな。
荒野の魔女は単にハウルの趣味じゃなかっただけで、顔や魔法に釣られて
きた女はハウルの本性(髪の色でヒステリー起こすような)を見せられて
愛想疲れたっぽい。
>>114 >影響って普通は好印象を持ってる者から受けるだろ
そうとも限らないと思うけど。
特に子供の頃は好き嫌いに関らず周囲の価値観に影響受けるものじゃないかな。
サリマンはハウルの師匠だし
とはいえサリマンに影響されたとはっきり示すものはないから
あなたが言うようにハウルが拘ってるだけかもしれないとも思う。
荒地の魔女の元気の源は紫色の煙だよね
そこで思ったんだけど、あれって心臓をなんとかしたときの煙じゃないのかな
だから力の強く、若いハウルの心臓に惹かれているとか
118 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 17:57:39 ID:1Ka8KhhM
サリマンて別にハウルを溺愛はしてないと思うよ。
映画の中で絡んでくるのは
>>97の理由でしょ。
ただ、サリマンにとってハウルは一時は後継者にと望んだ人物で
本当に期待していただろうし、ハウルが道を外れたことに責任も感じてるだろう。
そういう感情は持ってると思うけど。
ハウルがサリマンを恐れていたのは
「こわ〜い、おっかさん(師匠)から逃げている子供」のような印象で見ていたなぁ。
ハガレンのエドとお師匠さんみたいな・・・・。
>>54 遅レスだけど、確か初めてヒンをみてヒンをハウルだと
勘違いしたソフィーが、
「よりによって年寄り犬に化けるなんて…」って呟いたはず。
若い人にとってはなんでもないような段差も
歳をとると辛いもので、その歳の差による感覚の違いみたいなものを
あの階段のシーンには感じた。
んー、だから
>>51では普通じゃない階段って書いちゃったけど
考えてみたら、普通の階段を大げさに表現したって方がしっくりくるかも…と
>>53を読んで思いなおしますた。
>>119 サリマンってばあちゃんだけどアテナみたいだと思った。
基本的に人格者なんだけどきりすてるとこは容赦なく斬りすてる戦争の女神。
押井似の老犬を飼ってるしw
それに対してとことん優しいソフィーは人間の理想でさ。
あんな魔法使いの才がある可愛い娘キキなみにそういないけど。
ハヤオ実はハウルよりサリマンに自分の事かさねてるのかもしれないね。容赦ないし。
ハウルって、ハヤオ=ハウルってよりハヤオの理想の最後にして最高の弟子像なのかもしれない。
>119
エドは師匠の事は怖がってるけど愛情を感じたな。師匠が被害を受けたと知って
激怒する当たり。ハウルはサリマンが自分を戦争に駒のように扱おうととするのを
感じて、心底関わって欲しくないって思える。
>>112 そもそもサリマンちのミニハウルって
サリマンがハウルのこと好きなわけじゃなくて
あの格好があの世界ではやってんのかなと思った。昔のアムラーみたいに。
三高みたいにさ、あの世界では
ああいう風に金髪似合ってる事が魔法使いの勝ち組みの証でさ。
サリマンの家は渋谷みたいなもんでそんな若手がたくさんいると。
で、ソフィーのおかげでハウルは流行とかブランドにそんなこだわらなくなったのかと思った。
そういう風に現代をファンタジーに勝手に重ねてみれるとこがハウル面白かった。
>>120 その辺は、「ヒンも実は魔法使いだった説」が一番納得いくな。
階段より先は魔法が使えないから年寄犬のヒンは登れなかった、と。
>>60 あ、なるほど。ヒンも魔法関係あるかも
てか、ログ読みきってからレスすべきでした。;
サリマンには一種の母性愛が感じられるけど
荒地の魔女の魔力を容赦なく奪い取るとこなんかから、
相手の人格を一切無視しているような利己的な一面が
感じられて怖い。
>>125 だぶりましたね。同意ですw
以前にどこかでうpされてたけど
マグカップのヒンには王様のような髭が描かれてました。
映画では割愛されてるけど、
水晶玉でサリマンと連絡取り合ってたことと言い
ヒンも魔法が使えるっていうのはありえる!
ヒンは魔法使い犬だろうね。
サリマンに自分の判断で報告したり、ソフィーが過去から戻るときに空中を案内したり。
会話もできるだろうから王子の「戦争やめる」発言も報告したと思う。
あの耳を羽ばたかせての大ジャンプも一種の魔法だったと
考えると納得だなあ。
>ソフィーが過去から戻るときに空中を案内したり。
ちなみにここ、絵コンテでは「こわいヒン」とメモされてて笑った。
ヒンについては結構確信に迫った感じですね!!!!
人の言葉を理解してる犬に見えたよね。
ヒンがソフィーになついたポイントってなんだったんだろう?
ソフィーのサリマンへの大演説は一番のポイントにはなってたと思うんだけど。
階段を抱っこして上ったり、見知らぬ犬なのにソフィーが人懐っこく(犬懐っこく?)
話しかけたこともヒンにはきゅんときたのかなぁ。。
ソフィーと出会う前のヒンとサリマンの関係からも
サリマンの人間性が窺い知ることができそう。
133 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 19:58:47 ID:YeCE8e2d
>131
それは新たな気になるポイントだ!
皆ソフィーに恋しちゃうのかな??
>132
はい!
134 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 20:04:21 ID:EE3ENja9
何か、ゴハンの代わりに食パン詰め込んだ幕の内弁当って感じの映画でした。
良い意味でも悪い意味でも。
135 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 20:09:02 ID:wnXPyDeK
城にハウル登場の時、冷静を装っているけどサリマン心臓バックバクだったりしてw
よく宮崎を黒澤と重ねて考える馬鹿がいるけど。
それほど不毛なことってないな。
宮崎を手塚治虫と同格と見るのと同じくらいの馬鹿。
ジャンルが全然違うっての。。
137 :
またお前か:05/01/05 20:27:32 ID:Cja+O/wD
7fcdusq6 は煽りアラシです。
放置して頂きますよう。よろしくお願い致します。
サリマン先生は元々戦争自体は馬鹿げた物だと思ってたんだろうな、
ただ王室付魔法使いとしてのお役目を果たしてたってだけで。
では何故馬鹿げた物と思いつつも止めさせなかったのか?という事になるが、
戦が始れば、それに便乗してハウルを自分の元へ戻しやすくなると考えたのだと自分は思った。
それだけあの世界において「誓い」の効力は大きいのだろう。
ハウルを自分の元へ呼び戻す理由は、ハウルの魔王化への危惧、そして
自分の息子のように可愛く、そして自分の後継ぎ候補でもあるハウルへの歪んだ愛情なんだろうな。
そしてハウルそっくりの小姓をはべらかしてる辺り、相当の執着かと思われ。
ソフィーに対しては「あんたみたいな小娘になにができるってのよ」とか思ってそうだ…。
でも結局、悪魔との契約は切れ、自分の心を取り戻したハウルを見て
ようやく子離れ(子じゃないけど)する決心がつき、戦争を止めさせましょう発言をしたのだろう。
戦争を止めさせるのは勿論容易な事ではないが、ハウルらの幸せの為に
やってみせましょうという感じで。
しょうがないわねぇと言った時のサリマン先生は溜息をつきつつも、
とても優しげで穏やかな表情だった気がした。
139 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 21:00:10 ID:EE3ENja9
こういうキモイ妄想が多いと荒れるよね
>>137 そんなにおかしなことを言っているとは思わないが。
確かにジャンルってか方向性が違う。
感想ぐらい自由にいわしたれよ。アンチはアンチで硬直した見方から離れられないんだから
>>139 描かれていることを手がかりに
人物を分析する面白さは
映画を観た後の醍醐味ですよ
143 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 21:09:57 ID:eVRQF4zr
遅ればせながら、映画見ますた。
終わったあとに頭の中にたくさんのクエスチョンマークが浮かぶ映画でした。
ロードオブザリングを見終わった後みたいな感じ。
謎だらけでモヤモヤするw
後半にソフィーが「引越ししよう」という理由はわかるのですけど
城に戻った後カルシトファーを外に出して城を壊した後
また城に戻るという動作の意味が理解できなかったんですが・・?
あと、ハウルがカルシトファーと契約した理由もいまいち。
サリバンがいってたハウルと契約した悪魔って言うのカルシファー
ということでいいのでしょうか?
あ、、サリマンの間違いだ・・
145 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 21:15:38 ID:EE3ENja9
感想と妄想はちがう
妄想はブログにでも書いて、お友達どうしでコメントしあったりする方が、お互い楽しいし平和では?
>>138 子離れする決心がついたってのは同意できる。
でも、サリマンの表情は視線がはすに構えられてたような気がするし
ソフィーとハウルのことを許容して認めたっていうより
ソフィーには敵わないと悟って仕方なく、って感じにみえたなぁ。
サリマンとソフィーの母親って対照的だよね。
一見サリマンには、賢くて愛情深い母親像が重なるんだけど
その愛情は子供にとっては逆に作用してしまっている。
愛情で縛り付ける、みたいな。
それとは逆にソフィーの母親は一見冷たくて無関心で
自分のことしか考えない、いい加減な母親のようではあるんだけれど、
結果的にはソフィーの行動を邪魔することもなく
あたかもその子の意志を尊重したかのような結果を招いてる。
母親としてのあり方とか、愛情の注ぎ方の難しさ、
みたいなものを二人を見てると感じる。
148 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 21:22:27 ID:YeCE8e2d
>142
ね。しかも困ったことにこの映画謎が多い!w
皆で今までやってきて、色んな考え方があると改めて思った。
前スレとは雲泥の差で良スレになったかと。解って来たこともあるし
>>143 契約した悪魔=カルシファーでいいと思います。
他の疑問については
>>1のFAQまとめサイトにここでの解釈がまとめてありますよ。
151 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 21:31:23 ID:ibSiyrVf
>>143 FAQじっくり読んでわからないところがあったら、どこぞの疑問点解決スレに行くとよろしいかと。
152 :
143:05/01/05 21:37:15 ID:eVRQF4zr
ありがとうございました!解決しました。
思いっきり解決スレかと思って誤爆してました。
失礼しました
あのFAQサイトに、今日のヒンの事乗らないかな?
本当に確信に迫った気がしたんだよなぁ…ムリか
てかあんまりヒンなんて気にしないか?^_^;
はいーーーーーー終了ーーーーーーーーー( ゚∀゚) ̄ー ̄)´∀`)・∀・)
■■■■■■■■■■■■■■■終了■■■■■■■■■■■■■■■
停止しますた。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
ヒンの体重のことだけど、あそこの階段は魔法使いだとよけいに体重が重くなる、
ってことはない…か。
荒地の魔女はまあ見るからに自重が重そうなんだけどさ、ヒンが見かけのわりに
異常に重かったりしたのは、魔法が使えるぶん重さが増したってことでは…うーん、
そんな妙なことになる理由はないか。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@終了@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
最後の戦争やめましょ発言は、ソフィーとハウルを見てじゃなく
王子関連だろう?
いくらなんでもそんな公私混同する政治家は嫌だ。
2人を見て、ハウルに刺客を差し向けるのはやめようくらいは
思ったかもしれないけど。
160 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 22:13:50 ID:ibSiyrVf
そういえばソフィーが過去に行ったときも、
ヤバイもどれなくなる、って察知?してソフィーに駆け寄っていったし・・・。
魔法がどのくらい使えるかはわからないけども、なんらかの力は持ってそう。
どうしてあんなに重いのか、の解決にはならないか。
ーーーーーーーーーーー終ーーーーー了ーーーーーーーーーーーーーーーーー。
階段のシーンでのソフィーは年寄りだし
軽く見積もって6kgあたりのものを階段で運ぶのは大変だと思う
だからヒンは普通の太った犬程度の重さなんじゃない
今日見てきました。
のっけからハウルがクシャナに見えてしまい萎え。
が、城に乗るところまでの展開は秀逸。引き込まれる。
キムタクの棒読み、髪の毛の変色時の不自然なテンション変化に萎え。ハウル、躁鬱病か?
中盤まったりしてきた。展開ないぞ? あとソフィーの自信満々な行動はなぜ??
ソフィーのだだっこぶりが鼻につきだす。(ハウルに会いたいだけで行動してるところ)
時空超えはちょっと。。。
で、チューキター!!
宮崎アニメでチューは見たくなかった。。。
しかも、ぜんぜん盛り上げるとかなく、ふつーにチュー。おいおい・・
その後複数の男性とチュー。ふしだらすぎる。もうあかん・・・
ラストはポカーン
〇マルクルとカルシファーが秀逸。
〇犬は演出としては反則(あんなん笑うしかねーだろw)
〇キムタクをネジ込んだやつ氏刑
〇原作をどうやて押し込めようとしたかの苦悩が見えて苗
〇チューとか安易な行為はやめてほしかった。
〇愛さえあればなんでも許せる&できるみたいなのが見えてイヤ。
なんつーか、パヤオに全部まかせて作り直してほしい。
絵はすごかった!キレイだし、立体感あるし、明暗もいいかんじだし。
細かいところで、ラピュタとネタかぶったりしてて
逆にあらためてラピュタの秀逸さがわかった。
以上、誰かカラんでください。
>>163 カカシや炎を複数の男性にしないでください
いや面白かったけど
>>162 うん。そんな気もする。でもそれにしては
ソフィーが抱いた瞬間のヒンの重さの表現は
度を越えていたような?
ソフィーは階段を上る時、年寄りではあったんだけど
上り終えた広間では逆に上る前よりしゃんとして見えたし。
荒地の魔女は逆に腰が曲がっちゃってたり。
(階段を上ることによってむしろ本来の年齢が表に出てきたかのように)
それまでの場面から得ていた自分の認識とは
違うものが、突然、目に飛び込んできて
まるで、遠近感が誤魔化された錯覚の部屋に
入れられたような気分になるんだよな、あのシーンって。
166 :
sage:05/01/05 22:39:13 ID:ibSiyrVf
>>163 展開に疑問があったのは私もですが、感想を聞かれればすごくおもしろかった。
とりあえずカカシや炎を・・・(略)
ミス
>>163 >〇愛さえあればなんでも許せる&できるみたいなのが見えてイヤ。
でも優しくて頼りになる存在だったカブは
あっけなく振られてたw
宮崎氏の作品はもののけ姫以降、単純に面白さを伝えるのではなく何かしらメッセージを伝えようとしてると思う。
その転換期に、宮崎アニメが新しいフェイズに入ったことを受け入れ評価できる人なら、今回もイケルと思った。
(と言っても前2作の方が自分は気に入った。そりゃ宮崎氏原作付きだから当たり前だけど)
もののけ姫や千と千尋で、「宮崎終わったな」と言う香具師は、そのフェイズを評価できない、その良さを良さと思わない人だと思う。
そういう人が評価するのは、ラピュタやナウシカといった、単純にアニメ、物語として楽しめる作品だと思うし。
別にその人達の批判ではない。宮崎アニメに求めてる物の違いだけだと思う。
だから、最近2作で「宮崎は壊れた」などと考えてる香具師は、その取り返しを求めて今作に行ったりはしない方が良いと思った。
>>163 ソフィーが最後キスしまくりなのが気に入らない人たまにいるね。男の人なのかな?
あれって親愛のキスで、魔女を抱きしめるのと同じようなものにしか見えないんだけどなあ。
そりゃ人間化した王子にキスしたらさすがにどうかと思うけど。
171 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 22:42:32 ID:N72rWuWG
クシャナ?何じゃ
>>164 >>166 レスさんくす。案山子と炎わかっちゃいるけど、画的にはなんか
チューがすごっく安っぽい感じに見えていやだったんだよね。
あと、冷静に思い返せばかなりラピュタとかぶってたよね。。
目玉焼きとか、指輪からレーザーとか城自体も飛行船っぽいし。
あと、城から城に向かったとき乗ってた飛行機?もラピュタの海賊のっぽかったし。
>〇愛さえあればなんでも許せる&できるみたいなのが見えてイヤ
原作者はここが気に入ったそうだ
>>171 父がヴ王である、トルメキアの正当な王位継承者である第四皇女
>>173 乱暴に言うとラブコメ路線系に活路を見出したってこと?
>>172 いいたいことはなんとなくわからんでもないが、
外人はほっぺにキスは挨拶代わりなんだろうなぁ、と思ってみてたので
あんまり気にならなかったなぁ・・。
私は軍艦?とかはどちらかというとナウシカっぽかった気がする。
>>170 いや、そういう安易な表現を使ってほしくないだけのこと。
使うなら使うで、もっとオリジナリティある演出が見たかった。
漏れには思いつきもしないけどさ。
言いたい放題言わせてもらえば。
あの頑なだったソフィーが、あんなに軽やかに愛情表現ができるようになった。
という「成長したねソフィー!」ってシーンだと思うよ、あそこ。
だから素直な感情表現でいいんだと思うな。
>>169 >メッセージを伝えようとしてる
同意。
>転換期うんぬん
どういう方向性かが良くわからなかった。
(作品のみ見て)
いろんな人の意向がねじ込まれてる風に見えていや。
パヤオの意思がすべて反映されているのなら
何も文句は言わないつもり。
>>178 それをさ、チューとかじゃなくてあっと思わせる演出で
見せてほしかった。
チューは分かりやすいけどサ・・・
ぶつくさごめん
>>170 西洋の挨拶がわりのキスにもう少し親愛や感謝の意味を加えたって感じの
軽いキスに見えるよね。
>>172 駿監督の描くファンタジックな世界のなかに
そういうパーツがすでに創り上げられて存在してるんじゃない?
指輪はラピュタと似てはいるけど
その光はもっと叙情的で違った指輪になってたね。
ハウルがしゃきっとしてる時はしゃきっとした光で
過去へのシーンではまるで涙みたいに光が溢れ出してた。
久しぶりに今日観て来た。満員ではなかったみたいだが、
親子連れが結構いたな。途中で子供が「ソフィってお母さん
みたい」と叫んだりするのが聞こえて苦笑。
さらにハウルの姿がコロコロ変わるので「あれってハウル?」と
母親に確認したりしてるのが聞こえて、やはり子供には観づらい
作品なのかなーと思ったりした。
>>181 私も「監督光らせるの好きだなぁ(笑」とは思ったけど、かぶったとは思わなかった。
むしろよくまぁいろいろギミックつけたもんだって感じで。
>>181 西洋では挨拶がわりでも、コテコテの日本人の漏れには・・・
パーツ論なるほど。
アクセサリからレーザーが出る、っていう表現方法について言ってみた。
細かい描写はぜんぜん違ったよね。
185 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 22:58:25 ID:2rQp5awx
話が全然わからなかった
難解なものをありがたがって気取る趣味は、ないんだよ
そういう趣味はオウムの温床
>>182 最後にチューシーンがあるので、子供は見てほしくない
教育上よろしくないw
>>172 まあ自分もキスしまくりでおいおいと思ったクチだから
安っぽく見えるは同意かな。
いやではなかったけど。
ラピュタの指輪は被ってると思った。
わざとかな?
>>185 エヴァから始まった流れ=
わざと(あるいはどうしようもなく)背景の設定ぼかして
矛盾だらけにして、謎めかしす手法
なのでは。
最近のアメリカ系のドラマにも多いっぽい気がする。
結末を尻切れトンボにして、後は想像してよ系。
>>187 アクセサリーというより、石光らせるのが好きなんじゃないか?>監督
「耳すま」の時も雫の物語の中で石、光らせてたし
>>185 わからなかったところにはかなり同意。
しかしわからない自分が悔しくて何度もみてしまったクチ・・・。
コレがねらいだったのかと思ってしまったけど。
>>190 何度も見たのかよw
パヤオは、そういう手法とってほしくなかったなあ。
ラピュタや原作のナウシカのような、精度の高い背景設定がすきだったな。
チューシーンと並んで愛してるシーンにも言えることだけど
日本人としては抵抗を感じる表現を
あえてヒロインにさせてるところが、
ヒロインの持つ「自分を解放したい欲求」みたいなものを
表してるように感じるんだけどなぁ。
意図的に唐突さを演出しているのかな、と。
あの「愛してる」には物凄く注意を引かれるよね。
でも、あの場面を唐突に感じる人、すごくいっぱいいるし
日本人にとっての「愛してる」の感覚ってそうだよなーっと
改めて実感する。妙に納得。
ソフィーって日本人じゃないよね?
日本人とは感情表現(キスとか)がちょっと違ってても当然じゃないのけ?
>>185 難解、というか監督自身にも答えが出せていない部分も多いのでは。
監督の抱く疑問がそのまま投影されているようにも思える。
特に戦争に関しては。
>>48に監督の戦争に関するインタビューが載ってるから
参考にしてみて欲しい。
>>175 過去スレで原作者のインタビューの一部として
>「愛することが”魔法”だというメッセージが映画にはそのまま残されていた。」
が紹介されてた。
196 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 23:13:51 ID:JRwXFY2/
>>192 ソフィーの、「自分を解放したい欲求」の表現であることは同意だが、
そこでチューを使うのはどう思った?俺はハァ?って思った。
パヤオならもっとすばらしい表現を思いつけただろうに。
「愛」については異議あり。
監督は、いわゆる「愛」という人によって解釈が違うものではなく、
もっと根源的普遍的な人と人のつながりを表現することに取り組んできたと思う。
(それが、誰かを助けることや戦争に反対することとして具現化して表現されている)
その前提から言うと、あそこで「愛してる」はちょっとどうかと思った。
>>195 なるほど。ちょっと納得。
そこで気になることは
「愛することが”魔法”だというメッセージが映画にはそのまま残されていた。」
ということが、パヤオ監督の意向なのかどうかってことかな。
プロデューサなどの圧力とかだったら悲しいし、
原作者への配慮とかだったらもっと悲しい。
ひとくちに愛っていってもいろいろレベルがあるんじゃないの?
ハウルに対する愛とカカシにチューする愛は同じじゃないだろ、いくらなんでも。
>>198 同意 一応ハウル以外にはほっぺにとどめている・・・。といってみる。
>>196 >根源的普遍的な人と人のつながりを表現することに取り組んできたと思う。
具体的にどういうことを言ってるのかピンとこない。
例えば、ナウシカとアスベルの間なら、「愛」とかいう言葉を使わなくても
もっと普遍的で誰でもが持ちうる「友情」みたいな絆で結びついてた、とか
そういう意味?かつ、そういった友情の結びつきで十分だったはず、ってことかな?
>>193 設定は日本人じゃなくてもパヤオも俺たちも日本人ダロォウ!
パヤオが、日本人無視して、欧米文化に擦り寄った作品を作ったとでもいいたいのか?
202 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 23:23:26 ID:KWZH6PPq
キスしまくりってこのスレきて初めて気づいた。
映画見てるときは全く気づかなかった自分に今つっこんでる(笑)
親愛の情を込めてのキスが殆どだった気がする(ハウルへのキスをのぞいては)
大人から子供へするキス、とか親類同士のキスとかそんな感じ。
親しい人同士の挨拶でしょう。ふしだらとは思わないけど・・・。
>>200 だいたい合ってます。そんな感じです。
ごめん、漏れも「普遍的な人間愛」を表現してるところをうまくいえない。
あえていうなら、ナウシカでは
>>200の言う、友情の結びつきのようなものもあったし、
あとは、戦争孤児を引き取るシーン(原作でね)とか、虫に食われそうになるトルメキア
の兵隊助けるシーンとか、最後に、肉塊の「主」に向かって真っ向から反論するところ(7巻)
なんかで表現されてるかなと思う。
分かるかなあ?
純日本人だけど気にならなかったよ。
これだけ西洋文化が浸透してると気にならない日本人も多いと思う。
監督はアクション面は、結構ベタベタなの好きだからなー。
親愛の感情を、体や動作のようなアクションで表現するのに他のアイデアって
たとえばどんなのがあるだろうね?
あそこは言葉じゃ駄目だと思うんだ。回りくどい表現も駄目だと思う。
>197
メビウス対談によれば、監督は「協議して映画をつくることはできない、こうしてくださいとしかいえない」と
言ってる。鈴木Pですら内容に注文はつけられないらしい。どうしたらいい?と聞かれたらアドバイスする程度とか。
>201
そんなこといったらメシはハシで食え!ということになるよ
今日お昼休みにたまたま映画見た人が6人くらいいたのでちょっと雑談したんだけど
全員そろって「ポカーンポイント」が同じだった
・おかあちゃんはソフィーがババアでも驚かないのはなぜ
・ソフィーがおかあちゃんが驚かないのに驚かないのはなぜ
・ソフィーはなんであそこで城ぶっ壊してつくりなおすの
・ハウルは夜な夜な何やってるの
・ソフィーの声いくらなんでも・・・
・最後ばたばたしすぎなのは時間なかったのかな・・・
斬新な手法との見方もあるようですが、
やっぱりこれおかしいんじゃないのかなあ?
>>203 そういうのは今回も盛りだくさんだったと思う。
カカシやカルシファー、マルクルに魔女にヒン。
敵味方関係なく、その場の縁を大事にしてる感じがした。
>>202 何度も書いてすまん、ちょっと誤解を招いてるので言わせて。
「ふしだら」とかはネタぽく書いただけで、
キスという安易な表現に頼るのがイヤだった、って意味で書いた。
>>201 2行目、だれもそんなことは書いてない。書いたまま読んでくれよ。深読みして攻撃すんな。
>>204 西洋文化が浸透してても、日本人のチューと西洋人のチューはやっぱり質が違うと思う。
でもさー、いままでチューとかなかったじゃなん?宮崎作品でさ。
他にどんなのがある?って言われると、そりゃ俺じゃさっぱりわからんけど・・
そこに魂込めて作ってほしかったんだよね。
>>205 ごめん、マジでちょっと分からない。
原作者が頑固だったってこと?パヤオに権限がなかったってこと?
背景しらなくてごめん。
>>207 そう!まさにそうなんだよ!
そういうのがいっぱいイイのがあったのに、なんでいきなりチュー・・・?
と凹んだわけよ。
>>209 すまん。ちょと興奮してしまった。
宮崎アニメには思い入れが激しくて、許してください。
>>203 今までの作品で描かれてた「愛」は人間愛というか、
とても広がりのある愛だったのに
ハウルで描かれる「愛」にはその広がりが見えないって感じだろうか?
自分はそこが好きなんだけどなー。
小さくなった城で、ハウルを助けようと必死なソフィーは
実にその「個人的な愛」だけしか目に入っていないようで。
その俗っぽさが人間らしくていい。
>>204 せめてハウルへのキスはもっと情感がこもってたら良かった気がするよ。
他の家族へのキスとの差もつくし。
見ていてあっキスした・・・あれキス?またキス?あれまた?
って思ったのは事実だから。
そこも何かを狙ってやってたのかもしれないけど。
>>212 なるほどね。
ちょっとスッキリ。
そういう見方もありか。
監督はそれを狙ってた?
それとも、君の想像?
>>213 チューはしかたないにしても、漏れもそう思った。
なんで、みんな同じようなさらっとした感じなんだろ。
意図が読み取れませんでした。
215 :
名無シネマ@上映中:05/01/05 23:36:14 ID:VvjRgG8b
キャシャーンの1000000000000000000000000000000000000000000000000000000倍良かった!
>>122 亀レス
かなり新鮮で、それでいて納得。
>>215 うっ・・・
キャシャーン、意外といいと思ったんですが。。。
映像はともかく、オチはちょっとぐっときたしうまいこと作ったなと思った。
脚本はそんなに悪くはないと思ったけど、ダメ?
>>212 そうそう。いままでみたいに肩肘張って世界を救う!じゃなくて、必死で好きな人を助けたらなぜか
カルシファーは死なないし、荒れ地の魔女は真人間になるし、偶然戦争が終わっちゃってらっきー!
みたいなお気楽さが「愛することが”魔法”だというメッセージ」だとおもった。
>>218 軽うw
なるほどねー
でもさ、それが監督の狙いどおりだったらいいけど、
そうじゃないんだったらそれはそれで。。。
>>217 触れないが吉だ。CASSHERNにはハウルどころじゃない強烈なアンチが憑いてるからな。
まぁそういう俺も「絶対カタカナでは書いてやらん!」と思うくらいにはアンチなんだが(w
>>206 えっと、多分いくつかの疑問点には
>>1のFAQが答えてくれると思う。
疑問に思うポイントはみんな似てるねw
>>206 あと、それをおかしいって思う人もいるし
その一見、不可思議な部分に意味を見出す人もいるよ。
>>218 お気楽かw
なんていうか、大上段じゃないんだと思う。今回は。
人類愛じゃないんだよね。恋なの。ソフィーはさ、今まで自分の殻に籠もってたんでしょ、
色っぽくて男好きする母親と妹に挟まれて、地味な自分にコンプレックス抱いて。
その彼女の闘い(呪いや自分が作った殻との)の映画だと思った。
>>214 >監督はそれを狙ってた?
>それとも、君の想像?
狙ってたかどうかはわからないけど
私はそう感じたよ。どうして?
>>225 私はソフィーの声には大して違和感なかったなぁ。
どちらかというと、荒れ地の魔女の第一声のが聞き取りずらかった。
うまいんだけど
>>223 クライマックスの、おまいは城を壊したいのか直したいのかはっきりしる!な
シーン、あそこが分かんなかったって意見はこのスレでも頻出してるよね。
やっぱストーリーの最大の山場で何やってんのかわかんないってのは、あくまで
一般論として言うなら、映画として大きな欠陥だと思うよ、俺は。
>>226 映画って、監督はやっぱりなんらかの意図を込めるものだからさ、
それがちゃんと読み取れたときはいいなって思っただけ
俺は逆に昔の固定観念にとらわれて新しい見方が出来なくなってるだけとも言えるしね。
あのキスシーンはあんまりだよねぇ。挨拶のキスじゃないんだから
もうちょっとロマンチックに描いて欲しかったなぁ。ラブストーリィなんだから。
>>228 大きな欠陥かもしれないね。
でも、一方で、矛盾系のストーリーを見慣れちゃうと
どうせ、最初っから細かいところで謎&矛盾だらけだし、
終盤で城壊しはじめても、あんまり気にならなかった。
直しても壊してもいーから、その先の展開は??って気分だったかな。
>>225 ごめん、意味を見出す云々はそこにはかからないw
でもソフィーの声で違和感感じたのは、最初の方の
ワンシーンくらいだった。(荒地の魔女が帽子屋に来たシーンだったか…?)
つーか、慣れるまでは、声にリアルなその人自身を感じて
違和感覚えることって、他の映画でも時々あるから
あまり批判する対象にはする気になれないな。
私も今日初めて見ました。(自分は男なのでその視点からということで・・・)
宮崎さんの作品は自分にとってはお説教を聞きに行くようなものなので(悪い意味ではなく)、
今回のハウルもつい「宮崎さんは何を説教したいのかな?」と穿った見方をしてしまいます。
んで、今回は日本の女性達に対しての「子供を(産んで)育てろ」だなと思いました。
「仕事なんか辞めて結婚して子供を育てろ」という。
冒頭つまらなそうに帽子を作っているソフィーのシーンがあって、妹からも「本当に
それがやりたいことなの?」とか何かそんな感じのこと言われて、すったもんだあって
(詳細は忘れた)最後はああいう感じのラストシーンなので、結構的を得てるかなと
思うんですけど、どうでしょう。
(あと確か原作ではマルクルは子供じゃないんですよね。そこらへんも加味して。)
>>230 同意
乱暴にまとめると、
キスがないほうがいい派=昔の宮崎路線で見た=人類愛的な描写がイマイチ
キスあっても気にしない派=今回はラブストーリー=キスシーンがさっぱりしすぎ
みたいな感じ?
>>225 色々なスレを覗くとあの声に萌えたという人が・・・
>224
同意。ただ、あのご都合主義をひとことでいえばお気楽=愛の奇跡としかいえん。力わざ。
物語上の必然性とかはおいといて、この一点でさばくいさぎよさは好きだよもちろん。
原作だとソフィーにも魔力があってカルシファーが死なないのはそのせいなんだけど、そこを
あえて描かないことで、愛が魔法というメッセージがより強力になってる。そのわかりにくさが
反発を招いてるひとつの理由でもあるが。
>>229 そだね。
やっぱ作品ってのは観客と製作者との間の
コミュニケーション手段であるわけだから
読み取れるってのは基本だよね。
>>233 んー、わからんではないけど、
ラブストーリーの終わり方という意味で見た場合、
結婚、出産まで視野にいれた描写として解釈するにはちょっと無理があると思うな。
マルクルが子供なのは、単にカワイイアイテムのひとつという見方も出来るし。
>>232 逆だなあ。最初の方の物静かなシーンでは微量の違和感ですんだけど、
カルシファーに水をかけちゃった…って、少女らしい感情をむき出しにするとこ、
あそこで「うげぇ…」と。
考えてみりゃ、俺的萎えポイントってもろ後半に集中してるんだよなぁ。
「終わりよければすべてよし」とは、昔の人はよく言ったもんだ。
>>228 あそこは城を壊したいんじゃなくて引っ越したかっただけなのにね。
実体を引っ越すっていう仕組みが見えづらかったんだろうなぁ
そこはもう少し親切に説明してくれって感じ?
>>237 そういう意味では、今回は解釈が難しい(宮崎ファンには特に難しいかもw)
ので、そういう観点からの監督へのインタビューなどを是非聞きたい。
>>232 俺は途中まで、「ボケ老人」を表現してると思ってた。
>>240 台詞で、「引っ越すわよ!」みたいなこと言ってなかったっけ?
はっきり覚えてない。
>>230 城のベランダでの二人のキスシーンはロマンチックとおもたよ。。
つか、話のスピードについてけなくなってきたーw
ハウルて予想以上の人気だな、正直、驚いた
なんだか、このスレをみていると、
この映画を良いって言ってる人と
ソフィーは美しい相似形を描いているね
ハウルはナルシストで臆病者だけどそこがいいの、そのままでいて欲しいの
この映画はディズニーやピクサーみたいに単純明快じゃないし
分かりにくいけどそこがいいの
こんなハウルのダメなところを分かってあげて幸せにしてあげられるのは私だけ・・・・
>>242 私は黒い扉から出てきたところのキスはロマンチックだと思ったけど・・・
>>242 がんばれ!w
>>243 さっきから叩いてばっかですが、なんだかんだ言って
完成度は高かったよ。
それだけに、いろいろ言いたいこともテンコ盛り。
247 :
233:05/01/06 00:03:18 ID:YYyhKi5Z
「千と千尋」の時も思ったんですけど、男の自分からすると女性キャラクターが旅をしている
間に変なの(失礼)をどんどん一緒に連れてきちゃうというのは「出産」のメタファーだと
感じるんですよね。
いっしょに暮らしてたら、なんかいつの間にか騒がしくなってるな、みたいな。
>>246 ごめん、いろいろ見所のある映画で
こういうのもアリだとはおもうけど
「完成度が高い」
これだけは認められないYO!!
>>244 そこまで俗っぽいラブコメとは見たくないw
それでは、監督はまったく何も意味を込めなかった、単なる娯楽作品になっちゃうよー
>>242 あそこはハウルとソフィーの顔があんな簡単でなければ良いと思った。
話の路線がそれるんですが、
皆さんは宮崎作品を自分の中でわけるとどうなると思ってるんでしょう。
それも感想に影響してくるような気がしてきて。私は
トトロ・キキ/ラピュタ・ナウシカ・もののけ/千尋/ハウル
なんですけど、分けすぎ??
>>248 ごめん、完成度ってのは、作画とかキャラクター描写とかの純粋な技術的な意味でね。。
それだけに、脚本がしっかりしてほしかったって言いたかった。
>>247 そんなに難しく考えるようなアニメなんだろうか。
>いっしょに暮らしてたら、なんかいつの間にか騒がしくなってるな、みたいな。
……。
>>236 その、ソフィーならカルシファーを死なせることがないってことで思い出したけど
初めてソフィーが城に来たときに、ハウルとカルシファーの契約の秘密を暴くっていう
契約をソフィーとカルシファーは交わしてるよね。
その契約の仕方が、さほど重要そうでもなく、
単なる軽口というか言葉のアヤ程度の描かれ方ではあったけど
あのときの契約もあれはあれで、一つの悪魔との契約だよね。
違うかな?
>233
>「仕事なんか辞めて結婚して子供を育てろ」という。
負荷読みしすぎな気がする…。宮崎さんってダイレクトにキャラに語らせてる気がするな。
宮崎さんのドタバタの展開は結構好きなんだけど、
ハウルは「ラブストーリィは自分には恥ずかしくて出来ない」だから後半あまり
意味の無い継ぎ接ぎのエピソードでごまかしたような。
ソフィーの心情くらいきちんと追えよ、別にキスしたくらいで子供できるわけ
ないんだからって言いたい位。せめてあのキスシーンを3秒のばして欲しかった。
流れ切ってごめん、亀レス。
>>43 確かに。じゃ、サリマン性善説やめてサリマン・アテナ説に一票。(アテナって何か知らんけど)
ボンクラ役立たずのカカシのままならイラネ!
ほっときゃ魔王になるようなハウルならイラネ!って、冷淡に切り捨てる。
相手に試練を与え、見事にクリアできたら慈悲深い人に変わり、
クリアできなかったら非情に殺してしまう2面性を持っている人。
>>46 >カブ・カカシ王子は反戦派であり発言力もあったので(カブの行動はかなりお人好し)
>好戦的な同国(若しくは敵国)の人間により策略で呪いをかけられ野に捨てられた。
ハウルの「キミにもややこしい呪いがかかっているね」の意味はどうなる?
最初から王子がイイ人だったら、ただ単純に呪いをかけられただけになってしまう。
ハウルとソフィーが成長or変化して呪いを解くんだったら
カカシもそれにあてはまると思うが。
>>247 なるほどね。もっと大きく、家族が増えたっていうメタファーともいえそうだね。
でも、その場合、家族が増えてから、ラブコメ・・?
若干違和感が残ります。
258 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 00:09:07 ID:T+gqufZw
>>233 あなたが言うように映画を見る事も出来ると思います。
でも「仕事をやめて産み育てよう」は少しずれてるとおもう。
ソフィーはこれから家庭に入り、子供を産み育てるかもしれない。
しかし仕事は沢山あります。家庭に入った女性には仕事がありますよ。
宮崎さんが日本の現代社会を知らない訳がないと思います。
…上手く言えないんだけどね
>>247 >いっしょに暮らしてたら、なんかいつの間にか騒がしくなってるな、みたいな。
実感が伴なってますね。 面白いw
実際、そういう現実と重なる俗っぽさみたいなものがソフィーの愛には感じられる。
>>258 もう一度考えてみた。
もう少し深く読むと、
「子供を生んで育てることを重要視しよう」ってサインではないかな。
さっきから引き合いがナウシカばっかりですまんが、
それだとナウシカでも、子孫を残すことの重要性を一貫して説いてる流れにも沿うと思った。
サリマンは、部下に気があるバリバリのキャリアウーマンの上司かな。
ハウルにとっては、悪い人じゃないし、自分を可愛がってくれるけど、
冷徹なところがあるんで、やっぱり怖いし、こっちには気がないんで迷惑。
ハウルは、ゲバ棒もって機動隊に突っ込んでいく学生運動家と
ヒッピーとフリーターを足したような感じかな。地に足が着いてない若者ってことかな。
荒地の魔女は、自分の才覚だけでのし上がり、財を築いたの風俗チェーンの女オーナーかな。
虚飾を撒き散らしつつ、その欲望は底知れず。
ソフィーの母は、歌謡曲の”だって私は女ですもの”を地で行っている人か。
ソフィーは、傍から見れば何の根拠もないのに、頑なに自分を押さえ込んでいる娘。
老人になって、(何の根拠もなかったので)あっさり心が軽くなった。
長くて取り止めのない感想カキコでスマソ
家庭を「作る」ことの大切さみたいなのは描いていたと思う。
男と女限定じゃなくて、老人や子供、誰にとっても。
共に寄り添い生きること。
それに>48の戦争への考えも絡めた映画って感じ。
>>259 そういうのって、他の作品でも見られる描写なので、
やっぱりこの作品も従来路線なのかな?と思ってしまうんだよね。
>>254 そですね。過去で契約の秘密を知ったときにソフィーの呪いが解ける伏線にもなってます。
>>263 じゃあ、君はお気楽ラブコメ路線ではないという感じ?煽りじゃなく。
>>256 そのサリマンは確かに怖い。
ハウルの発言から、カブにかかっている呪いは
一人だけによる呪いではないのかなぁ?と思わせられるよね。
ソフィーは荒地の魔女にかけられた呪い、
カルシファーはハウルとの契約による魔法の呪縛なわけなんだけど
案山子の場合は何重にも(というかせいぜい2重くらいかもしれんけど)
のろいがかかっているかのようなニュアンス。。
>263
そう思います
ほんとに子供生んで育てようってメッセージこめたかったらその前の
重要段階のラブをもっとちゃんとムードを込めて描けよなって感じ。
>>266 うん、子供やライト層が一応ラブコメとしても楽しめるようには作ってあるけど、
実際のメッセージは>263だと思う。
>267
たぶん、愛する者にキスされないと解けないってことをややこしいと表現してるとおもう
>>264 従来路線か。それもいいんじゃない?
普遍的な人間愛でもなんでもない、
ただのふつーな恋心や愛情への激励みたいに思える。
愛情にご大層な意味だとか大義名分みたいなものは
いらないんだよ、って言ってくれてるような。爽快感があるよ。
大上段に見えがちなだけだよ。
宮崎映画は神の視点と人は評価するけど、監督自身は否定したいみたい。
ナウシカの世界観は今も変わらないんだと思う。
それを監督なりに現実とリンクさせたのがハウルと千尋。
ソフィーとハウルが触れ合える実感なら、千尋とハクは目に見えない絆。
両方セットで人は存在できるよ、みたいな感じ。
耳すまや魔女宅とも違って、この二つはナウシカグループだと思う。
どっちかと言えばハウルより千尋の方が印象深かった。
あっ、これは個人的な感想ですのでw
あら…どうも意見が分かれましたねw
276 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 00:28:32 ID:IP5mn5N2
「ハウルの動く城のお客の入りどうだった?」
「ん〜。○○○○○○○」
○の中身を知りたいアナタ!今すぐキーボードのUからQまでを続けて読むんだ!
277 :
233:05/01/06 00:30:30 ID:YYyhKi5Z
「耳をすませば(脚本)」「魔女の宅急便」で宮崎さんは女性のあるべき生き方を
「他人とは違った特別な何かを見つけること」「自分の才能を伸ばす事(自立する事)」
というように提示した訳だけど、「千と千尋」「ハウル」でそれを翻したと感じました。
「家事をしろ」「子供を育てろ」「家庭を築け」と。
環境問題に対して「ナウシカ」「ラピュタ」での自然礼賛主義から「もののけ姫」
での折衷論へと考えが変わっていくのと同じように「女性論」に対してもいろいろ
揺れ動いているんだな、と思いました。
>>275 それが分かったのでここ来てよかった。
人それぞれ、みんないろんな見方で見てるんだよね。
ひさびさに有意義な2ch時間ですよ。
>>271 あ、そっか。
「"君にも"ややこしい呪いが…」って言ってるから
ソフィーの呪いみたいにカブにもって意味であって
それ以上の意味はないか。
>>277 「他人とは違った特別な何かを見つけること」「自分の才能を伸ばす事(自立する事)」
と
「家事をしろ」「子供を育てろ」「家庭を築け」
は決して矛盾するものではないと思う。
監督自身も考え方は変化しつつも、いろんなことを融合させてるんじゃないかな。
上記の2つは社会のしくみや意識の変化で十分現実可能だと思う。
さらに言い過ぎるならば、監督はそういう方向性になればいいと思ってるのかもね。
なんて深読みしすぎ?
板違いだけど・・・っぢゃ耳をすませばはどんなメッセージが込められてるんだろ?
282 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 00:34:07 ID:m9wtHlyv
ブタに真珠だから久石使わないで!!
一目ぼれしか描けないパヤ御大にラブなんか描ける訳がねぇんだよ
パヤオが描けるのは家族とか小さい集団の連帯感みたいなそういうもの
それでいいと思う
>>277 キキは自分の職業的才能を生かした人生を送ろうとした。
ソフィーは愛に生きようとした。
別の種類の女性を描いただけで、それを全ての女性への「こう生きろ」って
メッセージだと思うのはあまりに狭い見方のような気がするよ。
>>283 お願いだから、ナウシカの原作をちゃんと読んでみてください
世間じゃ、いきなりキスをしたら、警察に捕まるか、病気をうつされるだけだ。
そんな束縛からに解放されたことを表現したかったのなら、いっそチンチンでもくわえさせたらどうだ。
287 :
34:05/01/06 00:39:51 ID:WAODZEYo
亀ですいませんが
>37
劣勢にあるインガリーに対して、カブの地元が『そろそろ諦めて降参しろって』と言ってるんじゃないか?と書いたつもりなんですが…
降服勧告って、普通、勝ってるほうからするもんだと。
そもそも、インガリーの負けが込んでることから、太平洋戦争末期の状況を連想して、そこからポツダム宣言→玉音放送、の流れから出てきた発想なので。
>結構、勢いよく爆弾落とされてたし、相手国から
>降伏勧告が出てたってのは考えづらいな。
うる覚えですが、確かポツダム宣言が出されたのって、8/15よりもっと早い時期でしたよね?
当時の日本政府、一回はあれを拒否したと、昔日本史で習った覚えが。少なくとも、広島・長崎やソビエト参戦よりは先だったはず…
って記憶があったんで、降服勧告と爆撃が同時進行してることに違和感ありませんでした。
まあ、EDのあとサリマンのほうから停戦申し込み、ってことでも別にいいんですが。
家庭を築いて、子供を育てて、家事をしたい人はすればいい、それがしたくない人は他にしたいことをすればいい。
要するに、自分が本当にしたいことを見つけてやってみたら? と言ってるのでは。
冒頭で妹が「お姉ちゃん、本当に帽子屋でいいの?」「自分のことは自分で決めなきゃ」と心配してたよね。
私は、ソフィーは自分がしたいことが何か、を見つけてよかったね、と思ったよ。
>288
それだ!!禿同です
>>287 思いきし、勘違いしてました。>降伏勧告
自国が負けてるからやめたい戦争だった、てのはなるほど、と思います。
サリマンの戦争をやめる理由に、それが絡んでたってのは
全然違和感ないです。
ぐぐってみたら、
"昭和20(1945)年7月26日 ポツダム(Potsdam,Germany)で署名"
"昭和20(1945)年8月14日 日本受諾"
とありました。
歴史的なエピソードとこんな風にリンクすると
妙に映画での戦争がリアルに感じられてきますね…。
あのさ、徹底外ガイド買った人いる?
それの養老さんと切通さんの対談て、とても興味ぶかいよね。
今何気なに読んでて思った
>284,288
自分も同意。
特にハウルや千尋でうざったいメッセージは感じなかったな。
高畑のおもいでぽろぽろの農家へ嫁行けは感じたけどね。
千尋にしてもやたら「成長物語」とかテーマを見出したがる人がいるよね。
魔女の時の「一人の少女が自分を見つける」ってただの監督の能書きで
それにやたら拘る人がいるのは不思議だ。アニメだし、単純に楽しめれば最高だと思うけど。
掃除をしてるから原作を選んだとも思えないし、単に原作がそういう設定だったから
だけだと思う。
キキだって別に仕事のみに生きたいわけじゃなく恋愛して結婚して子育てもしたいだろうし。
今日見てきました。
散々ガイシュツだと思うのですが、言わせて下さい。
背景いつもより下手じゃないですか?
城とか、赤壁なんかの出来は良かったけど、
自然の風景が下手くそすぎだった。
もののけや千尋の時の丁寧さが感じられない。
ジブリは話はダメな映画でも、風景だけは綺麗だったのにな。
担当イラストレーターが代わったのでしょうか?
そうかなー背景けっこう好きだな
何回か観に行ってるけど見飽きない
リアル追求じゃなくて映画の世界の中の見た目重視って感じがした
でも、雲の書き方が禿げ上がるほど好きだ
ゲームなんかの絵も昔と較べて物凄く進歩してるし、ジブリももう少し期待してたんだけどな
なんか牧歌的な風景が多かったな
ハウルは好きだし評価してるけど、絵には私もなんか違和感あった。
標準点はクリアしてるし十分綺麗なんだけど、なんか千尋の時より微妙に落ちた…?
でもどこがどう落ちたのかよくわからない。
二回目行った時に意識して見たんだけど丁寧は丁寧だし綺麗な絵だし。
何が違うんだろう?
冒頭の羊の動きはあからさまにカクカクしてたけど、動画や構図でどこか
人が代わるかしたのかな。
でももののけくらいは行ってるんじゃないかな。
千と千尋は奇想天外なセットだったせいで、目が慣れなくて
実際よりすごく見えたってことかも。
>>295 わざと粗く書いて、対象物を際立たせたのでは?
あるいは、予算や時間がなかったとか。。
特に違和感は感じませんでしたが。
上映会館によったりする?
>>292 徹底ガイド面白い?
養老さん、年末の特番も面白い話してくれたし、気になってる。
別に荒さは感じなかったな。
渓谷に沿って歩く城とか
鹿の群れが走ってるとことか
千尋の時より好きな描写は多い。
一目で絵が荒いのがわかった。特に人物。もののけの時の作画の質の高さとまるで違う。
製作期間が1年半しかなかったってあったが、いつもはその倍はかけてるんじゃないかな。
特に後半が酷いと思った。顔の書き分けはハウルだかソフィーだか良く分からなくなったり。
背景は色使いがハデだけど、やっぱりもののけの時の素晴らしさに比べると落ちる。
映画でなく、TV放映くらいのレベルだと思った。
305 :
295:05/01/06 01:26:06 ID:xuwKNNC5
>>301 いやー背景だけの時でもひどいもんだった。
特に下手だなと思ったのが、
花畑での、海?湖?の、空から光が刺してるシーン。
「きれいねえ」って、ソフィーの台詞に全く説得力がなかった。
花畑のシーンなら、宅急便での丘の絵や、
千尋の時なら、ハクが逃げてくる時に見える背景と同じような設定なのに、
比べる余地もない程ダメな感じでした。
でも実は背景よりも、何より木村の声がダメだったのですが…。
306 :
233:05/01/06 01:27:57 ID:YYyhKi5Z
さすがにハウルスレは早いですね。映画板じゃないみたいだ。
>>284 なるほど、やっぱり深読みのしすぎでした(w。
人それぞれということですね。
まあ、こういう深読みで遊ぶのも映画の楽しみの一つということで。
では。
>>304 ハウルかソフィーわからんときってあったよね!
よかった。
でも、冒頭のハウルがクシャナに見えてしかたなかった。。。もうだめぽ・・
ラピュタやナウシカとか昔の作品は女の子がかわいくて
もののけ・千と千尋・ハウルは男の子がかっこいいよね
ものすごい短絡的に考えると、男は後者の作品が
嫌いな場合おおいのかな
ハウルのキャラは、かっこいいけど完璧すぎず
面白くてよかった
>305
トトロやもののけはため息が出るほど自然が素晴らしく描けてるのに
奥行きがなく、色使いが表面的ハデでだからよけい薄っぺらく感じた。
ていうか今までのジブリが標準高すぎで、普通アニメのレベルだとは思うが。
ジプリどうしちゃったの?ってちょっと驚いた。
いい意味で、もっと原作から離れてほしかったですね。
監督にはなんの制約もなく書いてほしかった。
そう感じさせてしまう脚本に残念。
ラストのソフィーのキス乱発についてなんだけど
あれはクライマックスでやっと解呪の力を得たヒロインが周囲の面々の呪いを
おとぎ話的定番にのっとって解きまくっているのを端的に見せてるように思える。
ハウルとカルは契約の解呪。
カブはそのままカカシ化の解呪。
荒地は若い男の心臓に対する妄執の解呪。
魔王寸前ハウルとソフィーのキスで
感情も無くしかけて視線も合わせないハウルが
細かく震えていることに先日気づき、やたらせつなくなった。
今ジ・アート観たけど背景描きはもののけと多分同じ
筆の跡、タッチって言うのかな?それが大きいから荒く感じたのかなー
丁度、古典派と印象派のあいのこみたいな感じかな?
目指すとこは
いや、フランスのポスター見てると
通り越して、ある意味アールヌーヴォー。
314 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 02:30:35 ID:OgRyAPTX
カルシファーを無理矢理外に連れ出して、城アボーンさせたかと思えば
今度はハウルに合いたい城をもう一回動かしてお願いとか言ってるし…
ソフィーの行動が訳わからなすぎ
315 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 02:49:34 ID:Uz29Ys5R
ソフィーは自分に自信がないみたいだけど不美人なの?
兵士にナンパされてるからかなりの美人なのかと思ってた。
自分が勝手に美人じゃないと思ってるだけ?
ソ「私はブスだから心臓とられないわ」みたいな発言→妹「またそんなこといってw」
とかもあるし
316 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 02:50:21 ID:aphaygpK
>>314 >1のFAQサイトへ。
>>315 ぶさいくじゃないけど地味なんだと思う。
ナンパされてるしハウルにもきれいだって言われてるから
見たとおりの美人なのでは。
要するにコンプレックスで鬱屈した暗い性格ブスだったって事だと思われ。
>>312 筆のタッチがよく言えば大きい、悪く言えば大雑把になるときってのは、
たいがい時間がない時。
時間がなかったんだと思うよ。
ハウル萌えなのでハウルだけに関して言うと
花畑のところは特に雑な感じがした<絵
登場シーンや寝室のシーンは綺麗にかけてたと思う。寝室は背景も綺麗だったと思う。
でもこのちょっと雑なタッチは昔のパヤオアニメを彷彿として嫌いじゃないな。
あと千尋が綺麗過ぎたってのもある。
>>302 徹底ガイドの養老さんの対談は面白いよ。
これ読んでもう一度ハウルを観にいったけど、映画の観方が随分変わったもん。
養老さんって「バカの壁」の冒頭で、学生に出産ビデオを見せると、反応が
ふたつに分かれる、という話をしてるよね。
同じものを観ても、まったく正反対の答えが帰ってくる。
ハウルを観た人たちの感想が、「面白かった」「くだらなかった」と、意見が
きれいにまっぷたつに別れるのも、これとおなじことなのかなー・・・と思ってる。
322 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 03:37:17 ID:9ZBOsefg
いとこの3歳の女の子がハウル見たよっていったので、おもしろかった?て聞いたら
「おもしろかった!」っていった・・・まあ絵が動いてるだけでおもしろいのかも・・・
323 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 03:48:42 ID:ND6tjxZP
この映画のベースになってるのは反戦思想とともに、ジェンダー論やスローライフ
ってやつだね。「弱虫でもいいじゃん、逃げる弱さが本当の強さなんだ」みたいな
逆説的な、ハウルの「男性論」がテーマであり、そこが物議をかもしたり
一部のよく分からんという感想にもつながってるんだろう。
ハウルが弱虫だというのは事実ではなく、(実際にはそんなふざけた理由では徴兵
拒否とかそもそもできないが)徴兵拒否のための言い訳に過ぎないし、本人も強く
、男らしくありたいとかほとんど思ってないだろう。ピアスして髪型ばっか気
にしてるようなチャラ男だから。そんな男でも状況しだいで戦争に巻き込まれてしまう
けど、キムタクの好演もあり、終始一貫してハウルはチャラ男であり続ける。
「ハウルは弱虫なんかじゃないわ」みたいなせりふを言わせて、ハウルを成長、
強化させてハウルの強さ、男らしさを最終的に証明するような物語にはなって
ないわけだ。
でも現実世界で飯を食って生きていくには(資産が無い限り)男も女も、男ら
しさ・強さを手段として必要とし、それに依存せざるをえないわけだから、多
くの良識的な男女の観客はそのことを前提にこの映画も解釈しようとしてしまい
、肩透かしを食らってしまうわけだ。
また、現実にハウルは持ち家でエネルギーも持ってる自由な資産家の有閑階級のイケメン
なのだから、へらへらへらへらしていても始めからモテてヒロインと結ばれるのは
当たり前であるから、「くだらんハーレクインロマンスだ」とか「ギャル男が
兵役もすっぽかして好き勝手しやがって」みたいな反感をまねくわけだ。
男がこの映画に共感できないのは無理ないわな。
ソフィーの視点で終始描いちゃってるから。
男が求めるのはハウルが勇気を出す過程をじっくり描いて、ソフィーを勇敢に救い出して大活躍するような映画でしょ。
その逆転劇は初期のコナン、カリオストロ、ラピュタではやられてたわけだ。これらの二つの映画は特に男性にとって理想の女性像を具現化したようなヒロインも出てくる。
しかし、女性の人間的側面は無視されてしまっているわけだ。嫉妬や怒りや悩みや悲しみ。それらをじっくり女性視点で見せることはなかった。
ナウシカもまた、女性として描かれるよりは全てを包む母親像として描かれているわけだ。
初期の宮崎映画はこういう単純な女性像が描かれてるわけだな。
だけど、男性諸君はそれを見ていると心地よいんだよな。そういう物語が男性の理想なんだから。
魔女以降の宮崎の女性は少しづつ変わっていって、怒りや悲しみの感情を如実に表すようになってきた。
しかし、それは男性諸君にとっては鼻について仕方ないだろう。
そこいって今回のハウルはそれのオンパレード。しかもソフィーは女性の持つ激しい感情の起伏、女性の持つ悩みや不安といった要素も持っている。
これが男性から見れば馬鹿女、ヒステリー女として見えるわけだ。だからそれを理解できず、ハウルはハウルで終始蚊帳の外で頑張っている。男性が出てこない。
今回の映画が男性に支持を得られないのは当然かもしれない。現に周りの人間に意見を聞いても女性がだいたい良かったと言っている。
つまり、今回の映画は完全な女性映画なわけだ。といっても俺は男だがな。
>>323 > でも現実世界で飯を食って生きていくには(資産が無い限り)男も女も、男ら
> しさ・強さを手段として必要とし、それに依存せざるをえないわけだから、多
> くの良識的な男女の観客はそのことを前提にこの映画も解釈しようとしてしまい
> 、肩透かしを食らってしまうわけだ。
アンチの人が指摘するのって、この、ラストの終わり方が多いもんね。
ハッピーエンドになるだけの行動をしていないのにハッピーエンドな
終わり方なのがお手軽な感じがしちゃうんだろうな。
でも自分はこのラスト、単純にハッピーエンドには見えないし
もっと別な視点からの疑問の提示と受け取ってるから違和感ないな。
>>324 >しかもソフィーは女性の持つ激しい感情の起伏、女性の持つ悩みや不安といった要素も持っている。
>これが男性から見れば馬鹿女、ヒステリー女として見えるわけだ。
ここら辺のくだりがちょっとショック。。。(ジェンダーショック?)
男性ってそういうのを求めてるんだね。
ソフィーはああ見えても、結構ナウシカとかとキャラがかぶる部分はあるけどね。
ナウシカとかラピュタとかの女性像って理想的だし憧れるけど
現実にはちょっと難しい、在り難い存在って気がする。
ソフィーの現実的なキャラはそれに比べると親しみを感じるね。
てか、私も聞いて欲しいことが!!
「愛してる」について考えたことがあって、聞いてください!
あの「愛してる」の唐突さや違和感は、まさにソフィーの心情を
そのまま表しているのではないか?と思ったんです。
あの言葉って聞いてるこっちが恥ずかしくなってしまうし
本当にそこまで断言するほど愛しているの?って思わせられるけど
実はソフィーにとってもそうだったから、ああいう形になったんじゃないかな、と。
ソフィー自身、ハウルを愛する気持ちに確信があって出てきた言葉ではなく、逆に、
彼女の状況の不安定さを表出させた言葉だったんだと思う。
>>327つづき
夢の中のシーンでソフィーはまっすぐにハウルの元へ行きつつも
辿り着いた先でその想いを否定されるようなことを言われているよね。
これはソフィーの夢の中だってことを忘れずに、もう一度
この場面を思い起こしてみると、ハウルのこの否定的な言葉は
ソフィーの深層心理を表している、と考えることができる。
ソフィーは花畑のシーンで「前に来たことがある気がする」と言いながらも
肝心な過去の出会いのことはその時点では思い出せずにいるし、
まだ機が熟していない、確かな愛情を育むに相応しいだけの時を積み重ねていない、
そのことを彼女自身が実感していたんだと思う。
でもそれにも関わらずハウルのために何かしたい、ハウルを救いたい、
という想いが強かった。
その、実際の状況と自分の感情の噛み合わなさ、バランスの悪さみたいなものが
そのままあの一言として出てきたのだと思う。
まるで自分自身に言い聞かせるみたいに。
そしてその噛み合わない状況を言葉一つでねじ伏せようとするかのように。
だからこそ、いまひとつ地に足がついていない&説得力のない
「愛してる」であったわけで、あの違和感には
状況が追いついていないのに不思議にソフィーが
すでに強い愛情をハウルに対して抱いていたことが表されていたんだと思う。
要するに、降って湧いたくせにやたら強い愛情への戸惑いとして
「愛してる」だったんじゃないかな、と。
一目惚れして、そういう戸惑いを感じることってないでつか?
何の裏打ちもないのに好きだなんて…みたいな気恥ずかしさとか…
>>321 読んでまた違う視点で観られるなら面白そうですね!
買いですね。w
>>326 ハウルもある意味そうだよ。<親しみ
アシタカとか完璧だし、パズーなんかも普通っぽいけど欠点みたいなものがない。
ハウルは宮崎アニメの中ではかなり情けない男主人公だ。
外見だけきらびやかなのが救いだけど、それも後半は普通の宮崎キャラの顔になってる。
今回これだけ短所が目立つ、人生に迷いの多いヒーローとヒロインだったのは面白い。
欠点もありふれた欠点で悩みも普通の若者の悩みに近く、本当にそのへんにいそうな人たちなんだよね。
この欠点やら悩みやらに理解や共感が持てるかが分かれ目なのだろうか。
アンチがずっと同じネタで回してるのもウンザリだけど
妄想がかってる憶測は正直漏れもいらない。
納得できる根拠を提示できてる解釈とは、
やっぱり内容のレベルが違いますよね。
映画みてあまりにもわからない部分があったんで
原作読んでみたんだが、ソフィーが王宮にいくあたりからかなり違うな。
違うのは全然構わないんだが、話の柱である契約に関してあまりにも語られなさすぎだよ。
原作の実はソフィーにも魔法が使えたってのが気に食わなかったにしろ
水かけても死ななかったんだから、心臓もとに戻しても大丈夫なんてあんまりだ。
>>328 >すでに強い愛情をハウルに対して抱いていた
これは、前スレ?で言われてて、確か
ハウルとソフィーのベッドでのシーンで(ソフィーは)愛情を抱いていた。
それをサリマンの前で宣言?した。
…みたいな流れがありそうでした。ので、納得いく気がします
>>329 言い出しっぺなのに亀レスですが(寝てました)
そうなんです。何か養老さんの考え方とか、大人な感じ(?)つうか
色んな事を知ってるからこそその解釈ができる、
みたいな(何ていえばいいのか…)バカの壁読んでみたくなりました(笑
昨日[あに目虫目]とかいうの買ったし…^_^;
>>330 うん。ハウルもすごく俗っぽい人だよね。
それでもジブリ以外の作品のキャラに比べればまだヒーローっぽいけども。
自分が感じ取ったものとは全く逆に感じ取る人がいっぱいいて
すごく他人を思い知らされるよ。
>>331 どんな根拠が提示されてたら納得できるのか?
具体的に指摘があれば、それに沿った解釈が増えていくんじゃないでしょうか。
もしくは、どこが納得いかなかったのかの具体的な指摘とか。
>>333 納得いく気がしてくれますか!ありがとうw
バカの壁、面白いですよ。
>>332 ソフィーとカルシファーは
「ソフィーがハウルとカルシファーの契約の秘密を見破ったら
ソフィーにかけられた呪いをカルシファーが解く」っていう契約を
結んでいたから心臓をもとに戻しても大丈夫だったのでは。
ソフィーに魔法が使えることを否定する描写は映画の中の
どこにもないから、>気にくわなかったってことはないのでは。
(ソフィーに魔法が使えるっていう明確な描写もないけどね)
337 :
333:05/01/06 07:02:04 ID:T+gqufZw
>335
てか納得いきたしたよ!!(^_^)
バカの壁も、流行ってるからってそれに乗せられたくない!!
とか変なこだわりで読んでなかったんですが多分そのうち読みます(笑)
>>337 本って自分が読みたいと思うタイミングで読まないと
イマイチってこと、あります。自分もそうです。
>>336 映像の中にソフィーの魔法うんぬんの描写がないって事は
使えないと言ってるのと同義だと思うんだよ。
それに、「実は主人公は凄い人でした」ってオチは
俺が嫌いだから、気に食わないくてその設定を使わなかったのかなぁ思ったのよ。
にしても俺にとってはすごく惜しい作品になっちまったな。
あと30分長く作って、契約の疑問とカブは助けて貰ったとはいえ老婆に恋したのかってのと
荒地の魔女がなぜハウルの心臓に執着したのかってのが描かれとけば(憶測はできても釈然としない)
俺の中ではいいとこいったんだけどなぁ。
擁護してくれるものにならナンにでも縋るってかんじですな。
やっぱり「この映画が好きな自分が好き」系の人が多いのかな。
「この映画に感動できる自分の感性を信じてる」
そうかな?
とりあえず今皆で謎な部分を解いていってるだけかと。
感動はそれから?
>>340 この映画が好きな自分が好きなんて全く思ってない。
どっから出てくるのそういう話。
むしろ「宮崎さんにやられた!ちっくしょーw」って感じだよ。
343 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 08:07:43 ID:J8tcleav
>>340 鑑賞者の人格攻撃に終始したレスは全く説得力ないから。
>>339 カブは魔法使いのようなので(国に帰るシーンで魔法を使って飛んでる)
ハウルやサリマンと同じように最初からソフィーの呪いは見透かしていて、
本当は老婆じゃないのはわかってたのでは?
後半ソフィーは度々若返っていたので、そんなソフィーを何度か見て
恋に落ちたとか・・・?
若返るソフィーをゆらゆら揺れながら見つめるカブとか
そんなシーンも入れてくれたらよかったかもしれないな。
あと30分!は私も思いました。
でも二回目見たら、これはこれでいいのかもしれないとも思った。
けど惜しい気もする。
>>340 本気で聞きたいんだがそれは煽り?それとも本気?
煽りなら多少は効果はあるかも知れないけど
本気ならまったく意味ないから止めた方がいいよ。
納豆好きな人に納豆がいかに不味いか納得させるくらい不毛だよ。
いや、自分が面白いとおもったならそれでいいじゃない?
それなのに
「インテリの人(養老な)はこんな風に評価してる(からすごい作品なんだ)」
「おじいちゃんおばあちゃんも感動したって言ってる(からすごい作品なんだ)」
と他人の評価を異常に気にする辺が、なんだかなあと。
正直、斬新な手法なのかもしれないけれど
それを裏付ける技術が足りない映画だよなというのが自分の感想。
背景も雑だし、城ばかり浮いてるし、
ハウルの見せ場の一つである花畑のシーンでは
なんか棒みたいな頭身になってるし。
見せ場は全部テレビCMで流してしまってるから
CMだけ見て想像してる段階が一番良かったよ。
>>346 なるほどそういう意味だったのか。
うまく意味がつかめず見当違いのレスを返してしまってたようだな。
正直すまんかった。
自分はそこそこ楽しめた方だけど
その意見には賛成だよ。
何が良くて何が悪かったのかを他人に依存するようじゃ
説得力のカケラもないな。
348 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 09:00:00 ID:T+gqufZw
>346
まぁそうなんですが。
どっちかっつーと、私はただ純粋に他人の意見とか聞くの好きですね。
それだけです。それが賛成的でもその逆でも聞いたり読んだりは好きです。
色んな考えがあって面白いし。
なんとなく)もうこの話題やめましょうか…
>>346 「インテリの人(養老な)はこんな風に評価してる」
「おじいちゃんおばあちゃんも感動したって言ってる」
って、ごく普通の話題だと思うんだけどなあ。
自分だけじゃなく自分の知ってる人(文化人含む)がどうその映画について
語っていたかを話すのは、映画板ではどのスレでも当たり前に出てくるんじゃないの?
それを「他人の評価を異常に気にする」と読めるのが何故なのかわからない。
ここに来てる人はさ、自分は好き(だったり嫌いだったり人それぞれ)だったけど、
他人はどう思ったろう?このアニメをどう解釈したろう?と思ってわざわざスレを
開いてROMったり書き込んでたりするんじゃないの?
養老さんがインテリだろうとどうだろうと関係ないじゃん。こういう人がそういう見方
をした。ああそう、ってだけで。それについて話すことまで否定するなら、自分で
日記書いてたほうがマシじゃん。
コミュニケーションしよーよ。
>350
まあそうなんですが。
↑がですか?えと、「それもわかりますが」位の意味でとって下さい
老婆が泣いてる場面のCMって結構だよな。
感情の一番奥になる泣くという行為を、日本では老人=知者と
いうイメージがあるのに、外ではばかりもなくしてるなんて・・・
釜山の谷のウリナラ
1984 ゴミを投げ捨て タンをまき散らし 歴史をねつ造するレイプの人…
天空の城ピョンヤン
1986 空からテポドンが降って来た…
となりの在日
1988 このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。
アズーリの墓
1988 モレノとレッドデビルで勝とうと思った。
朝鮮日報の宅急便
1989 ネタんだりもしたけれど、私はげんきです。
おもひでねちねち
1991 私はニホンに謝罪要求する。
紅の豚キムチ
1992 カライとは、こういうことさ。
ニダがきこえる
1993 ソウル・夏・17歳
平成車合戦ひゅんだい
1994 売れなくたってがんばってるんだよ。
謝罪をすませば
1995 賠償の口実が、できました。
もののけ犬
1997 食べろ。
テーハミングッとなりの鄭夢準くん
1999 韓国勝利は、世界の願い。
北と朝鮮の神隠し
2001 不審船のむこうは、不思議の国でした。
ソウルの崩れる城
2004 謝罪を求める楽しさ賠償を受け取る喜び/それがウリとの約束
今観てきました。
正直な感想、物凄く面白かったです。
いままでの作品の中で1,2を争う素晴らしい作品でした。
とにかく夢を見てる様で、魔法の世界を官能しました。
官能したか…
それはそれでいい気もする。この映画は。
357 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 11:26:52 ID:cbx2LZBl
>163みたいな人は誰からも愛してもらえないと思う。
>324
>男が求めるのはハウルが勇気を出す過程をじっくり描いて、ソフィーを勇敢に救い出して大活躍するような映画でしょ。
>その逆転劇は初期のコナン、カリオストロ、ラピュタではやられてたわけだ。これらの二つの映画は特に男性にとって理想の女性像を具現化したようなヒロインも出てくる。
>しかし、女性の人間的側面は無視されてしまっているわけだ。嫉妬や怒りや悩みや悲しみ。それらをじっくり女性視点で見せることはなかった。
>ナウシカもまた、女性として描かれるよりは全てを包む母親像として描かれているわけだ。
ハウルでは女性的視点の描き方が求められてるのに、あいかわらず男性視点手法で描いてるから、ソフィーを描き切れていない。
後半中途半端にナウシカソフィーを持ち出してるし、ラブストーリィって心情的に女性的視点から描ける人じゃないと駄目なんだ。
女性からの視点で成功してさえすれば、男性だってそれなりに観れる人は大勢いるはずだよ。
359 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 11:50:11 ID:xCCXkZlE
ハウルの動く城カレンダーほしいんだけど
ドコに売ってる?
どこのサイトみても在庫切れ。
まだ本屋とかでも置いているかなー。
>>357 昨日このスレで話したけどいい人だったよ
人格攻撃する人は誰からも愛してもらえない
>>359 ぐぐったら、あっさり見つかりましたがネットで
在庫持ってるところ
>331
マンセーでひたすら映画の描写を語りたい人と、自分の見方を持ってて
映画と比較し自分の意見として語れる人がいるよね。
養老って人のコメントは確かに凄く納得できる物だけど、映画そのものの
評価はそれとは別次元。
そしてまた〈意見の言い方論〉に話題がズレてぐるぐる巡ると。
>>339 うーん、でもソフィーは冗談ぽいとはいえ
「私は魔女さ」って何度か言ってるから、これを
実は魔法が使えるのにそれをまだ自覚していない人
って取ることもできるなぁ、と思ったり。
荒地の魔女がソフィにかけた呪い「老い」は
荒地自身が最も恐れている呪い。
「私は呪いを解く方法は知らないの」
荒地自身も己の老いを止められない。
老いはソフィには解放をもたらした。
「ヘンねえ。なんであんなに元気なの?」
荒地が最も恐れている呪縛はソフィにとってはそうではない。
王宮での荒地へのサリマンの攻撃は周囲を囲む電灯。
全方向から照らす灯りには化粧は力を失う。
老いが白日(よりも容赦ない人工の光)のもとに晒される。
力を失った荒地がソフィに縋ったのは「ハウルが来る」からだけど、
自分の恐れる老いの呪縛(老いそのものよりも老いによる心身の衰弱)に、
勝ってはいないまでも負けてもいないソフィに、
呪いの解き方を見出す可能性を感じたのかも。
ぎらぎらした力に満ちた荒地の魔女は魅力的で
呪いに真向から立ち向かっている気概のようなものを感じる。
またお婆ちゃんと化した荒地の魔女も魅力的で
呪いを受け入れ力が抜けたが故の別種の力・強さを感じる。
初めの荒地は強い・綺麗。
終わりの荒地は賢い・可愛い。
なにが愛する歓びだーー愛なんて無いくせにーー(w
インチキ宗教はよく愛だのなんだのと主張。そして主張するわりには当然
愛なんてもんは存在しない。カルト教団。騙さんでください。
カルトカルトカルトカルト人騙して嬉しいかいカルト君
まあ、相変わらずですね。
スルーされちゃいましたか(ノw゚)アチャー
普通に考えて、この並びに入ってないのは変に感じるんだが
宮崎映画っていつもこんな反応なのか?
アニメだから?
??純粋に不思議なんだが。
魔法はいつもより強いくらいでむしろハウルは映画より魔法って感じだけど
それを職業批評家は映画としてすごい評価しにくいと思う。
魔法使いになりたくてもなれなかった人が多いし、批評家って。
まあ大衆だってハウルつまんない人はつまんないけど。
千尋より賞的な評価が低いぶんいつもより外国で大衆ウケしそうかな今回は。
>>373 某スレのコピペ
ちなみに宮崎作品の過去のキネ旬での順位
千と千尋 3位
もののけ 2位(得票数は千尋より少ない)
紅の豚 4位
魔女宅 5位
トトロ 1位
ラピュタ 8位
ナウシカ 7位
なのでアニメだからとかではなく、単純に不評なんだろう
>>375 へぇ。
個人的に何か好きな作品程評価が低い・・・トトロ以外
複雑だ。
377 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 17:16:51 ID:FZINCmQV
上映開始時期とかは関係ないの?
まあ予想どおりかもね<キネ旬・・・好きな作品だが
カリオストロは54位ぐらいっだけ?
まあ時代が昔だったからかな
>>377 評論家は大抵、公開前に試写をみてるからあまり関係ない。
ハウルほどの大作・話題作なら尚更。
自分の好みの映画順
1.千と千尋の神隠し→童話的イマジネーション溢れるファンタジーだから
2.風の谷のナウシカ→環境問題ににリンクさせた考え方世界構築が素晴らしい。
(もし入れられるなら、ここにコナン)
3.カリオストの城→借り物キャラだけど、エンターティメントとして最高
4.ラピュタ→王道活劇ファンタジーで楽しめる
5.もののけ姫→良く出来てるがシリアスすぎる内容がアニメでは不向き
6.ととろ→とにかく、自然のえがきかたが素晴らしい。
7.魔女の宅急便→一応目の保養。
8.紅の豚→アクションはいい。
9.ハウルの動く城→設定は良く出来ている
映画の完成度順
1.風の谷のナウシカ→漫画として暖めただけあって世界構築が素晴らしい。
2.ラピュタ→王道活劇ファンタジーとして最高
3.カリオストロの城→完璧
4.千と千尋の神隠し→世界観はいいが、プロットに難あり。
5.物の怪姫
6.トトロ
7.紅の豚
8.魔女の宅急便
9.ハウルの動く城→貴重な失敗作
1.他の色々な漫画作品のほうがずっと面白い。(w
>>375 ナウシカとかまだ知名度が高くないうちに凄い健闘してるなあ。
千尋もベルリン以前にしっかり評価されてたんだな。
ハウル、やっぱダメか。
駄目かどうかは知らんが
あんまあてにならんのだな…
そんなもんかな。
昔ラピュタ1番だったけど、今は紅の豚・千尋・ハウルだな。
ただ楽しいよりも、共感できる映画に魅力を感じるようになった。
>>383 過去の作品も最近の作品も当時からしっかり褒められてたんだヒ。
ハウルって、なんだろ・・・?
つまんねー上に感動もないし批評家受けもしない・・・
・・・ゴミ?w
魔女宅
ハウルの動く城
もののけ
ラピュタ
紅の豚
カリ城
ナウシカ
トトロ
千と千尋
※順位とかつけられないので、CDの曲順みたく並べてみますた
>>327-
>>328 あのソフィーの夢の洞窟シーンは、人の体内を潜ってゆく印象で
まさにソフィーの心の奥を描写してるように感じました。
鳥化したハウルに辿りつく前に、確か洞窟が2つに分かれていましたよね?
そこでソフィーはあまり迷いもせず左側の道を選んだと記憶してるのですが、
なぜソフィーにはハウルへ辿りつく道が解ったのだと思いますか?
あそこはかなり作為的にやってるなぁ、と観ながら思ったんですが、
いまいちよく解らないんです。
>>386 ゴミって・・・
普通程度に出来が悪いだけだろう。
デビルマンと比べりゃ神だ。(比べるのもどうかと思うが)
>388
そういう見方もありますね。
私は、穴の中でハウルの荒い息遣いが響いていましたから、
だから左に行ったのかと思いました。
音の来た方向から判断した、と思ったのです
心の洞窟のもう一方はどこに続いてるんだろう。ハウルが魔物化しなかった未来?
あるいはカルシファーと出会った過去?
>>390 >穴の中でハウルの荒い息遣いが響いていましたから
そうでしたか。ずいぶん前に観たのでどんどん記憶が薄れてしまって・・・
ただ、なぜ最初から一本道にせず分かれ道を作ったのか、そこが引っかかるんですよね。
洞窟っぽさを出すためになんとなく、、、みたいな無駄な演出とは違う気がするんです。
何かの宗教の考え方とか、どこかの国の考え方Etc.で
右と左の選択肢がある場合にそれぞれ特定の事の
暗示(?どういう言葉を使ったらいいかわかんないけど)である。
とかそういうのないですかね?
映画中の描写で説明つきます?これ
>392
今リロードせずにかきこんじゃって…)
洞窟にソフィーがいくと、「フゴー」とか「スグー」とか聞こえました。
最近2回目観たので、その時気付いたんですが。
ただハウルに会うだけなら一本道でいいから
名にかしら意味があるんだろうけどわかんない…
俺も二つの穴なんだったのかわからんかった
ソフィーが選んだ道は現実で別の道は現実逃避?よくわからん。
「フゴー」がハウルじゃなくて違う怪物だと思ってたら
反対の穴にハウル探しに行ってたかも。
ハウル魔物化が未来とすると、反対は過去への道じゃないの?
片方が未来で片方が過去。
あそこで過去に行ってたらカルシファーの契約を見れていた?
「わたしグズ」ってのはここに繋がっていたのかな?
自分はこの映画好きだけど、誤解されやすい話だとは思う。
本当はソフィーがハウルの呪いを解いて救う話なのに、宣伝や導入部を見ると
ハウルがソフィーの呪いを解いてあげる話だと思ってしまう。
そう思って見てしまうと、普通なら山場となるべき
ハウルが外見にかかわらずソフィーを愛する部分や
ソフィーの呪いが解ける部分がはっきりと存在せず、
なんだかぼやけていて見るほうもさっぱり盛り上がらないだろう。
ソフィーがハウルの呪いを解く物語だということを頭に入れてから見ると、
ソフィーが怪物であってもハウルを愛すると断言する部分や、
ハウルとカルシファーの契約の秘密を解いて心臓を返す部分など、
ちゃんと山場は存在している。
この映画を、一度目はよくわからなかったけど二度見ると感動したという人が
結構いるのもそのためではないだろうか。
もちろんそんな構造を欠陥として受け入れられない人々が多いのもよくわかるが。
洞穴はハウル自身だと思った。
ソフィーが迷わず選んだのはハウルの正体つーか核心。
間違ったほうに行ったら出口はなく、ソフィーの目が覚めるまでずっと迷路を彷徨い
続けていた気がする
ちゃんと山場があって、ラストに向かって盛り上がる
普通のストーリーテリングの映画だと思うんだが…
最近の宮崎映画の中では、一番満足度が高かったが。
正直、熱心な宮崎ファンの心理は理解しがたいところがある。
>>366 いい評論だね。最初ただ映画の印象を書き連ねたものだと思って
読み進めてたら、終盤の解釈は非常に納得できるもので新鮮だった。
豊な感性を持ってる人だな。
音楽に関する苦言はまさにその通りだね。
昨日見てきた。相変わらずストーリーは分かりにくかった。
↓の展開とか、こんなの、映画のみからどうやって理解しろと言うのか。
少なくとも俺には無理。みんなよく分かるなあ。
パンフレット・原作必須の映画ってことなのかなあ。
Q.4.ハウルとカルシファーの契約って具体的になんだったの?
A. カルシファーの正体は流れ星で地表に落ち燃え尽きて死ぬところを
可哀想に思ったハウルが心臓を与えて生き延びさせた。ハウルは
カルシファーの絶大な魔力を使う事が出来るようになったが、代償
としてハウルは獣人と化し、魂を失っていきつつあった。
ストーリーはまあどうでもいいとして、
千と千尋の電車シーンみたいなグッとくる場面もなかったのが残念。
まあ、期待しすぎたかな。
かわいそうに思った云々は原作ではそうだということ。映画では単にハウルは心と引き替えに
強大な力を手に入れ、カルシファーは生命を手に入れた。ハウルは徐々に力にむしばまれて
いく過程にある、がわかれば十分
初見では「カルしファーの正体が流れ星」というのがまず分からない。
あのキラキラしてたのは流れ星だったんだって感じ。
>>366のレビューを読んで、もう一回観に行きたくなったよ。
俺結構この映画気に入ってるんだなぁ。
>>366のレビュー読んでる途中だけど
なるほどねーと感心させられる事しきり。
二人の魔女について
俺の中では妄執オバハンで止まってたんだけど
なるほど母性ね。
ますますサリマンが怖くなったw
ずっと前に読ませてもらった、
城が象徴するものとヒロイズムの否定のレビューと共に
お気に入りに追加しとこうっと。
>>408 よかったらブックマークに入れたというその二つのレビューの
URL教えてもらえないかな。ヒントでも構わない。
>>366のレビューを呼んで「この映画は深いなぁー」と再認識
おもしろいレビューあったら教えてくらはい
>>411-412 ありがとう。
素晴らしいね。どちらのレビューも。
解釈というより解説だね。観た時誰しも感じたことを
言葉に出来るということは凄い技能だと思う。
この映画から受ける感動は言葉に出来ない種類のもので
今まであまり経験していなかった映画体験のひとつだと思った。
こうして文書化されると、そうそう、そういうことなんだよと頷いてばかり。
宮崎監督も素晴らしいが、彼らの文才もまた素晴らしい才能だな。
415 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:08:40 ID:2LmZeazP
見知らぬ他人の評価で一安心♪
盲目的に愛情注ぐのも大変だねえ。
見知らぬ他人を煽っている奴もいるが。
これでよろしいか。
週刊誌の批判的な批評や映画祭で大きな賞をとれなかったことを理由に
こきおろすアンチもいるんだから五十歩百歩だな
>>415 もしかして俺へのレス?
>盲目的に愛情注ぐのも大変だねえ。
これの対象はこの映画のことを言ってるのかな?それとも監督?ジブリ?
何が盲目的なんだろう?この映画自体はすごく分析したいと思ってるが。
ロリコン宮崎駿の作品群
中年オヤジが少女を拷問する「未来少年コナン」
ロリコン伯爵が少女とむりやり結婚しようとする「カリオストロの城」
少女がノーパンで空を飛ぶ「風の谷のナウシカ」
メガネ君が少女をさらってラピュタに立て籠もる「天空の城ラピュタ」
エコオヤジが妻を追い出して娘と夫婦生活をおくる「となりのトトロ」
パンチラアニメ「魔女の宅急便」
中年ブタのもとに少女がおしかけ女房にやってくる「紅の豚」
女子中学生がネコを追っかけていってヒゲジジイと出会う「耳をすませば」
老いぼれ猪が少女を触手責めする「もものけ姫」
幼女ソープ嬢を変質者が追いかけ回す「千と千尋の神隠し」など。
420 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:21:35 ID:nl+/FOPC
なんでかしらないが、上のリンクにある深読みし過ぎの批評を読むと
ものすごく感心と不快の入り混じった複雑な気分。何でだろ?
これ以上読むと映画がつまんなくなるから途中で読むのをやめちゃった
けど。
>少女がノーパンで空を飛ぶ「風の谷のナウシカ」
これ、昔よく聞いたな〜。全く意味不明だけど
(パンツが肌色っぽい色だから、らしい)。
今の「ハウル」批判(非難?)にも似たような感じがある。
422 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:34:32 ID:YfNhcgzI
>>420 自分ってものがねえから不安になるんじゃねえの?
>>415 全くだよなー。
オレなんか人の評価なんかどうでも良いがね。きのう3回目行っちゃったし。
てかハウルまぢ最高!特にマルクルとカルちゃんの声最高ダゼ!
423 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:37:55 ID:amxethRP
>>422 それは違うね。
映画祭でグランプリを決めるとか、雑誌の(自称)評論家たちの
評価とか、そういうのってまったくナンセンス極まりないと思う。
観客動員数とか興行収入とかで決めるならまだわかるが。
要は映画は個々の感性で感じるもので客観的評価なんかできっこ
ないもの。
恋愛映画とアクション映画の何を基準に順位を決めてんだろとか
毎回思う。
上のリンクの深読み解釈者たちを見て思い浮かんだのは、
某板にいる
ダウンタウンについて熱く語ってるヤツラ。
なんでもない演出やセリフにいちいち意味解釈を求めたがったりする
ところなんかに共通点を感じる。
いずれにしてもこんなふうに見てたらつまんないだろうな、とは思う。
ジ ブ リ 作 品 は 全 て 大 嫌 い だ
>>423 深読みはしてないと思うんだけどね。俺も同じように感じたし
映画の中で描かれていたことを論理立てて解説してるにすぎないと思う。
ただ言語化する作業は誰しも出来ないことだし素晴らしい才能だと思う。
解釈ではなく、映画に描かれた描写を読み取る行為を各レビュアーが
しているにすぎないと思うんだけど。
ハウルに限らないけど、監督の対談とかそういうの、読む気になれないなあ。
映画で語りきれなかったことがあるなら、映画でリベンジしてくれ、って思う。
ハウルには原作があるけどさ、原作ではこう語られてるから、って言われても、
映画しか観てない自分にとっては蛇足にしか思えない。
原作がどうであっても、映画で表現し切れてないならそれは映画には関係ない
ことだと思うんだな。映画で完結できてないなら、その映画が駄作だったという
だけで。
で、ハウルは、自分にとっては面白い映画だったよ。
リンクの人はともかく、このスレの好評のレスはかなりの割合で
腐女子っぽいのがなんとも香ばしい
「テニスの王子様」を語るのと同じテンションで
キャラ萌えシチュエーション萌えしてるだけみたいなのが多い気がする
自分はこの映画はまあこういうのもアリだなと観たのだけれど、
上記のようなレスをみるとアンチになる人の気持ちがものすごく分かるな
428 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:54:05 ID:QEWJC8G/
ラストのイルカの鳴き声が哀しかった。
429 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:58:37 ID:amxethRP
>>425 解釈でもレビューでもどっちでもいいけど、彼らは本当に映画を楽しんで
いるのかね?僕には映画を解釈(レビュー)することのほうにより喜び
を感じているように思えてどうも・・・
「何事にもオタクになってはいけない」というのが口癖の人がいてね、
なんとなくわかる気がする。
俺はサラっと見て面白い、つまらない、そう感じれたらそれで満足なんで。
なんつーか、自分が感じたこと以上のこと(作者の訴えとか裏テーマとか)
なんてどーでもいいというスタンスで映画を見たいから。
430 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 22:59:59 ID:T+gqufZw
>426
駄作と思う人も面白いと思う人もいる。原作読んだ人もいる。
でもそれらは置いといて。論点が違うので。
このスレは今、映画の中の描写を基に解いているんです。
わかってない奴がわかったようなことを言いだすとバカの臭いが漂うな
>>429 下3行同意。自分が言いたかったこともそういうこと。
食い尽くして忘れるために解釈やら解読やらをする、という感覚は
分からないかな?
整理整頓できたらそれまでの作品。それでも解消しきれないものが
残ればめっけもの。
そんな風に俺は(映画に限らず)創作物は消費しているな。
オタクというのともちょっと違うようだが…
>>433 それはもう同人誌作る人の楽しみ方と同じだよね・・・
>>429 それは俺も同じだよ。映画はジャンル問わずなんでも観るし、
翌年には忘れてしまうものがほとんど。基本的に娯楽だと思ってるから。
ただこの映画は表現方法が斬新に感じた。これは実写の映画と比較してのことで。
だからこのスレにも来たし、どう分析されているのか興味を持った。
どうもいきなり絡まれるところを見ると評判はよくないようだと感じたけど
でもこの映画のもたらす感覚は、世界中の監督が脅威に思うだろうなと
観ながら感じたよ。あくまで想像だけど。
Mrインクレディブルと比較して観てみるのも面白い。
あまり他の映画を出すのは気がすすまないが、あのアメリカ的な家族観は
この映画の価値をより引き立ててくれている。つまらない映画ではないから
比較として観てみるとこの映画の良さがよくわかると思うよ。
まあ、俺の場合趣味も仕事も一緒だから…
昨日映画見た後なんか盛り上がって、このスレッドで宮崎さんの意図を邪推して書き込んだら、
一度にいろんな人に反論されて恥ずかしかった&軽くへこんだんですけど、もう1つ気にかかった
ことがあったのでそいつも書いときます。
(予想外にいろんなレスをもらえたので面白かったです。)
その前に、この映画の私の感想ですが、「マルクル」と「ヒン」と「おばあちゃん」がかわいかったです。
マルクルはソフィーと市場へ買い物に行った時に、変装をして声色を使っているにもかかわらず
「イモは嫌いじゃ」「魚は嫌いじゃ」と子供発言を連発しているのがかわいかった。
あと、ソフィーに部屋を掃除されそうになった時のあせりっぷりも良かったです。(何隠してたんだ?)
ヒンはやっぱり階段のシーンですよね。
自分では登れない。そのくせやたら重い。迷惑このうえないです。
ラストで前の主人に義理立てして連絡したんだけど、冷たくあしらわれていたのは最後に
おいしいとこ持ってったなと思いました。
おばあちゃん(荒地の魔女)は、火(カルシファー)が好きなんですね。きれいだから。
なので「きれいだねー」って言ってるんですけど、城の内部をソフィーの実家に移動させた際に
部屋の間取りとか、家具とかがあっというまに変化してみんな興奮して、もうマルクルとかヒンとか
はしゃぎまわっているんだけど、その横で火をみつめたまま「きれいだねー」って言うのが良かった。
「そっちかい」っていう。
あと、かかしが王子に戻った時に、速攻色目使ってたのも良かった。
女性はいくつになっても女性ですね。
楽しいシーンがたくさんあって、面白い映画だったなと思いました。
俺も、この映画のスチャラカなノリが好きなんだよな。
ただ、全体的に哀しい雰囲気があるから、シリアスな
映画だとみんな思っちゃうんだろうけど。
「男はつらいよ」だって表面的には悲しいけど、
あれはやっぱり喜劇だよね。そういう感じかな。
>>435 人の分析読むのも面白いですよね。
366が好評みたいでほっとしますた。
てか、
>>348と
>>351にも同意ですって書いたつもりなのに
外出前で慌ててて抜けてしまったみたい。
と、細かいことはまぁいいか。。。
>>438 俺もほぼ同意見、この映画のコメディタッチみたいな所が好きだ。
でも、
>>435のようにこの映画をいろんな形で分析しまくるのも
面白いんだよな。
>>437 おばあちゃんのきれいだねーっは良かったですよね。
あの無邪気な褒め言葉に、カルシファーが実は
ハウルの心臓を持ってることを本能的に悟っていて
惹かれているのかなぁ、などと考えていました。
>>429 楽しみ方は人それぞれじゃないですかね。
私はどの映画でもまず考えないで観るようにしてます。
深読みとか解釈は家に帰ってゆっくり思い出しながら。
でもハウルの場合、考えないように観てたらポカーンでした。
だから2chで他の人の感想&解釈を参考にしながら自分なりに考えてます。
443 :
名無シネマ@上映中:05/01/06 23:52:58 ID:3bULhSTK
かかしの王子がなんか可哀相だったなー。ハウルに抱きついてるソフィーを見てる顔がまぢだったし。
「心変わりもまた人の世の常」って・・・・・諦めてねェー!!w
ここまでスレを読んできて、昔読んだジョーゼフ・キャンベルの「神話の力」という本を思い出した。
この本の中に「現代で神殿の役割を果たしているのは映画館、神話の役割を果たしているのが映画だ」
という意味のことが書いてあった。
上で出てきた養老さんの対談を読んでみたら、似たようなことが書いてあって、面白い。
「今は教会もお寺も死んでいるに等しいから、そのかわりに「ハリー・ポッター」だの
「千と千尋」だのが売れているんだ」・・・と。
アンチがさんざん「信者」だの「宗教」だのと言っているが、ある意味、これは的を射た言い方だな。
映画館で感動して、ほんの少し幸せになったような気になる。生きる活力が沸いてくるような気になる・・・
・・・考えてみると、これ、宗教の効能とほとんどおんなじだよな。
あんまり映画が素晴らしかったものだから、他人にも語りたくなってくるんだけど、興味のない連中に
うっかり話をすると「お前頭おかしいよ、ただの妄想だよ」って、なるんだなあ。
考えてみると神話だの聖書の話だのって、理屈からいうとおかしな話ばっかりだよな。
常識的に考えると矛盾だらけでこれは変だよ、っていう話ばっかり。
でも「信者」はそこから真理だの生きる活力だのを導いてくる。
こういうのって、つくづく面白いもんだと思う。
・・・いや俺は立派なハウル信者になってしまったんだが(笑)
ソフィーがもし心変わりしたら、ハウルドロドロじゃ済まないだろうな。
446 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 00:01:02 ID:0VKKtw3u
407 :名無しさん@恐縮です :05/01/06 23:55:17 ID:kSjOziJu
友達に誘われたんで見に行った。
微妙な映画だなー、と思いながら観てたんだけど、
最後のハウルの先生のセリフで、微妙が糞に変わった。
あーあ、無理矢理まとめちゃったよって感じで。
あの一言がある時点で、少なくともこの映画は名作ではない。
447 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 00:04:21 ID:nr6WAi30
声優を意識してキャラ作ってるよね?
そこがなんか新鮮だった。
あの一言で傑作になったんだが…アンチの批判は決して的外れではない。
単に受け止め方が180度逆というだけだ。
なので、妄想マンセーレスよりも批判レスの方が読んでで面白い。
結局、演出の好き嫌い?
他の作品は説教臭いけどハウルは真実味があって好きと言う人と、
嫌いな人は、それと全く逆に感じてる。
確かに面白い現象だね。
>>388 うーん、説明するのが難しいのですが、多分
ただ、解ったんじゃないでしょうか?
あのシーンでは「ただ解った」ってことが描かれているんだと思います。
なぜ解ったか?とかじゃなく、ただ、ソフィーにはそれが解った。
ある人を好きになったときに、好きになった理由を
「○○だから」と理由付けするのってなかなかできないことだと思うんです。
何故だかわからないけれど、心の内から湧き上がってくる。
愛って大抵の場合そんなものだと思うのですが、
だから、どうしてあそこでハウルのいる道がわかったのかは
ソフィー自身にもわからないんじゃないでしょうか?
理由はないんだと思います。
何故だかわからないけれど、解ったんだと思います。
んで、邪推の方ですけど、気にかかった部分は2つあって
「ソフィーがなんか変なのをいろいろ連れてきちゃう事」と「ハウルが化け物に変ってしまう事」
なんですね。(昨日はソフィーの方を書いたので、今日はハウルの方を書きます。)
まず、なんでその2つが気にかかったかというと、それには前提があります。
それは宮崎さんの前作の「千と千尋の神隠し」が自分にはさっぱり訳が分からない映画だった事です。
「もののけ姫」までは宮崎さんの言いたい事は良く分かった。(作品のテーマ、主題っていうんですかね。
要は一番言いたいことは何かっていう事ですよね。)
「千と千尋」が誰にも見向きもされないような映画だったら、「変な映画だなー」で終わるんですが
日本国内の興収記録作って、海外の映画賞もガンガンとっているのにその映画のテーマ、主題
(一番言いたい事)がさっぱり分からない。
それで焦って、無い知恵絞って考えた作品のテーマが日本の現代の少女(未成年の女性)達への
宮崎さんからのメッセージで
「ちゃんと働け」「いい男と恋をしろ」
だなと思ったんですね。
>>450 っと、思い切り断言してしまいましたが…。
自分はこう思いました、って断言だからいいかな?
観たときに「あ、そう。そうなの?ソフィーには解るんだね」って感じで思ったんです。w
>>451 >>233さんですよね?
働かざるもの食うべからず、みたいなメッセージは自分も感じました。>千ちひ
454 :
451:05/01/07 00:36:52 ID:d1OvrTrd
ただ作品のテーマを「ちゃんと働け」「いい男と恋をしろ」だけで終わらせるにはあまりにも印象的な
シーンがありました。
そのシーンがあの海列車のシーンです。
あのシーンを見て感じたのが「千尋はなんかお母さんみたいだな」という事でした。
自ら不安を抱えながら、しかし自分よりも弱いものを守ろうとする姿に母性を感じたんですね。
(あれ、なんか書いていて恥ずかしくなってきたぞ。)
だとすると作品のテーマは
「ちゃんと働け」「いい男と恋をしろ」+「そいつといい家庭を築け」
だなと。
(まあ、普通の男親が娘に望む唯一の事ですよね。)
主人公が女の子なので「働く事」と「恋愛する事」は直接描けるのですが「家庭を作る事」は
直接描けない。
それで、その表現方法として「なんか変なのをいろいろ連れてきちゃう」というメタファー(暗喩)を
使ったのかなと考えていました。
しかし、実在の人物を評論するならばともかく、神ならぬオッサンの作り物をアレコレ深く掘り下げても真理は見つからないよ。
所詮オッサン(+オバさん1人)の脳内妄想ですからね〜。
>>455 そんなこと言ったら、どんな創作物の考察もできなくなるじゃまいか
>456
だから程度というモノがあるのではないでしょうか?
「サリマンの心理がどうのこうの」あたりまで行くと妄想の領域になるのではないかと。
>458
妄想かそうでないかは各々が決めればいいことではないですかんじなびあ
>458
いや、トンデモな考えにイッちゃってるやつに
「それは宮崎駿の考えですよ」
と、ひとこと言っておかねば
>>438 スチャラカ!
シリアスなテーマを端々に嗅ぎつけつつ、
私がこの映画を好きなのはそれだけじゃないよなー、
何だろうともやもやしてたんだけど、それだった!
暴走するソフィーも含めて、「オイオイオイ」と言いたくなる
ようなスチャラカ感が気に入っていたんだ、と改めて思い至りました。
サンクス。
「それは○○(作者)の考えですよ」
という一言ほど意味のないものはないですね。
やっと観れた。おもしろかった。よかった。綺麗だった。
もう一回観る。期間をおいて上映してればまた観る。
で、ハウルスレにもやっと来れたんだけど、いろいろ語られてますね。
このスレしか観てないけど、ちょっと思ったことを。
魔法学校は何歳から入学したんでしょうね。
カルと契約した時点では未だで、魔法の手ほどきは叔父さんからでしょうか。
カカシ王子には目が点に。メルヒェンかよw
あと、ラストのちゅーはもっと情熱的に。まああれでもいいけど…。
>454
その三段論法って451の希望的解釈じゃないの?
「働け、嫁池、子供創れ」っていう命令形のメッセージではなくもっと控えめな
宮崎監督の「働くのは尊いこうありたい」っていうメッセージはどの映画にも感じる。
命令形のメッセージは説教臭いし、映画観てても萎える。
千尋がいろんなものを連れてきちゃうのはナウシカがクシャナや巨神兵を見捨てないのと
同じで母親のように心が広いってだけだと思う。
>444
ファンタジーが今の人々に求められてるってTVで言ってたな。現実逃避の場所を求めてるというか。
現実が困難であればあるほど、ファンタジーへの依存は強いだろうし。
>>444が言ってる神話ってのは
現実逃避の場所とは違うと思うぞ。
普遍的な規範が崩れている時代において
共通する価値観の確認の装置としての神話って意味じゃないかくそうりだいじん
男受け悪いのは主役とヒロインに共感できる部分が無さ過ぎるからだと思う
二人の味方になって観ることが出来きるなら脚本の粗とか問題にするような作品でもないと思う
男性の生まれ持った好みの問題に終始している意見が見られるが
女性視点の恋愛物でも男が苦手なタイプのヒロインでも男にも支持されたものはいくらでもある
自分の周りの♂では特にハウルの評判が最悪。声とかじゃなくこいつは人間的に共感できない
ただのダメ男に恋するさえないばあさんってのがさらに悪循環を招いてる
ヘボい男ってのはヒーローと同じくらい同性の共感呼びやすいタイプのはずなのに・・・
まあ、その神話が乱立しているのが現代だからな。
468 :
451:05/01/07 01:59:14 ID:d1OvrTrd
>>453さんへ
そうです。昨日も書き込んでました。
物語を解釈するっていうのは、疲れますね。しんどい。
なんか、書いてるうちにわけ分からなくなってきた。
途中なんですけど、もう寝ます。
469 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 02:00:22 ID:8eTGwXaF
>464
人が宗教にすがるのが辛い現実から逃れたいっていう理由もあれば現実逃避も
含まれるんじゃないの?
>>424 >ジブリ作品は全て大嫌いだ
大嫌いてほどじゃないけど、とりあえず
好きにはなれないな。
俺はそんなにマイナスばかりが目立つ映画だとは思わなかったが。
このスレ読んでると、マンセーになれとまでは言わないがアンチとも言える
マイナスな書き込みばかりが目立つな。
目から入る情報ばかり氾濫してる世の中だから、何から何まで全て説明さ
れないと我慢ならないのか?と、このスレを読んだ印象。
以上。
473 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 02:14:02 ID:39NTFhDW
>>465 >自分の周りの♂では特にハウルの評判が最悪。
自分の周りは・・・とかって良く使われる手法だよね。似た様なのが集まるからダロけど。
そんな多数決は何の効力も無い訳で、取り合えずオレは男だが、ハウル好きダ!w
>>468 あれれ、途中なんですね。
解釈する事もだけど、それを人に伝えるための
言葉にするのも難しかったりしまつ。
でもしんどくても形にしたいことってありますね。
自分が興味を持っていることが話題にのぼったときに
会話に参加するという手もありますよ〜
お疲れ様です。おやすみなさい
夜中だからか、批判する方もまあ冷静と言えるレスですなぁ。
本当に荒れてる時は作品がどうのこうの以前に、なんつうか、
人を傷つけるか貶めることを最大の目的にした言葉遣いをする人が現れるから。
同じ意見でも言い方一つで印象が変わるよな。
ハウルはとにかく、オープニングの羊飼いと城の対比だけで、
やられた!って感じだったよ。
演出がうまいよねえ。あともちろん空中散歩。
とにかく、動く城が描きたくて作った映画だろ?
宮崎監督の原作に関する第一声が「鈴木さん! この本見て下さい、城が動くんですよ!」だったそうだから。(テレビの特番より)
見ていてそう感じたなあ。年寄り云々は後付けだろうなあ。
「年寄りが元気」というのは、鈴木プロデューサー、売り方間違ってるような気がする。
初めの「この城が動く」が正解なんだろうけど、社会性がなさ過ぎるよな、それじゃ。
それで「年寄りが元気」とかいうコピーになるんだろうけど、そぐわないよなあ。
年齢に関するテーマがあるとすれば(宮崎監督がメビウスとの対談で言ってたように「年をとっても若い頃と変わらない」というテーマ)、
それはソフィーではなくて、荒れ地の魔女が担ってるよな?
だから話の中心にはこれなくて、サブ的な位置にあるテーマだよな。
物語の中心は「ぐだぐだの青春」(を描いた喜劇)だからな。
成長物語でも老人の物語でも戦争の物語でも
ファンタジーでも魔法ですらないよ、真ん中にあるのは。
確かに、事前にいろいろ思い込んでると
「こんなはずじゃない…」で上映時間が終わっちゃうのかもね。
477 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 03:35:49 ID:xgWHBlwY
千と千尋の主題は湯屋(ソープランド)で働く少女という、
えげつないものです。
いろいろまとわりついてくるキャラクター(顔なしなど)は、
「男の欲望」なんです。
ハウルの新しいところは、ロリータ映画専門の監督が、
老婆の視点から「若い男」の取り合いを描いたことです。
ソフィーも荒れ地の魔女もサリマンもハウルの心を狙う(探す)のは、
そういうことなんです。
見立てと隠喩の区別くらいつけましょう。
戦争を中心とした世界で、戦争と関係なく呪いにかかった少女が戦争を指揮している人に狙われている自由に生きることを望む男性を好きになる話。
束縛と自由、精神の老化と身体の若さ
その対比を描くのが凄くうまいと思えるのは宮崎の演出故か?
とりあえず宮崎は実写映画を超えるアニメ映画を作り上げたと俺は思う。
アニメってのはどうも単純娯楽かオナニーかっていう両極端にあるもんだが、宮崎はついにその中間にあるアニメを作った。
ハウルはその成長過程の過渡期にある作品ですな。宮崎のこれからが楽しみです。
今回のハウルは映画で言うなら北欧の映画といった感じがした。紅の豚も北欧に近い映画だけどな。
ハウルで宮崎は望ましい方向に進んだと思う。次回作が楽しみだ。
よく「ナウシカが最高傑作」「いやもののけだ」といった議論を耳にするが、
宮崎は未だ「最高傑作」と呼べる完成度のものは作っていない。
今のところ、ハウルが一番良い(素晴らしいが傑作ではない)が、
まだまだ先を期待させる。凄まじい技巧と熱量が合わさった作品が
生まれることを祈る(デビッド・リンチが「マルホランド・ドライブ」で
再び化けたように)。
>>480 禿同。
自分もハウル見てマルホ思い出したよ。
>>475 >鈴木プロデューサー、売り方間違ってるような気がする。
というか、この映画の宣伝コピーを作れ、と言われたら誰だって頭かかえちゃうよ。
短い言葉でこの映画を言い表すのはむずかしい・・
話のなかに、いろんな要素が入り混じってて、グジャグジャしててわけ分からんもん。
人生って、こんな風にグジャグジャといろんなものが入り混じってきて、わけ分からん
うちにどんどん進んでゆく・・・という内容だし。
宮崎監督が鈴木Pに「今度は宣伝しにくいヤツ作るからね」と言ってたそうだけど、
ほんとにそういう出来になった
宮崎作品、
ナウシカ以外だと、豚とハウルが好きだ。
どうも美女と野獣系に弱いらしい。
>>482 どうでもいいが、それをするのがプロだろ
これより難解で複雑な映画なんて掃いて捨てるほどあるが、その映画
すべてに的確なコピーがついてないわけでも、つけられないわけでもない。
というか、あのキャッチコピーは単なる詐欺でしょ
あれがあったので純粋におばあちゃんが主役のロマンスだと思って見に行った
そしたら「いつものジブリの典型的なヒロインがおばあちゃんの皮をかぶってがんばってます
でも本当はいつもどおり少女なの」だった
もう詐欺
旧約聖書の中の箴言書いてるソロモンが雅歌も書いてるような…。
あの指輪は何で壊れちゃったの?
指輪の役割を果たしたから?
指輪の役割は、持ち主ソフィーの望む(ハウルのセリフ忘れた)
方を指し示し案内すること?
真のキャッチコピーは、
「生きるの楽しさ、愛する歓び」でも「このばあさんが、かなり元気!」でもなく
「 感 動 す る と 、 お 腹 が 減 る ね 。 」
>>487 あの指輪はハウルが魔力で作ったものだと思われる。
ハウルの魔力がほとんど尽きて、指輪の魔力を維持できなかったんじゃね?
外にいたハウルはもう飛ぶのが精一杯って感じで、目の焦点も合ってなかったし。
>>489 あ!そうか!そうかも。ありがとう!
ソフィー連れてカルシファーの所に行く時も、着いたらすぐ人間に戻ったね。
あれ?ちょっとまってね。ハウルは獣になりつつあった。
カルシファーのセリフから、戻れなくなっちゃうこともある?らしい。
魔力が強くなればなるほど獣化しちゃうのに、超弱った時は人間に戻る。
て事はハウルが「もう戻れないだろうな」と言っていた獣化した他の
魔法使い?は、魔力が超弱った時や死ぬとき何かは人間に戻るのかな?
オープニングの雰囲気が妙に哀しげなのが印象的だった。
千尋もそうだったけど、今回はそれ以上だった。
正直悲恋でおわったほうがより効果的だったんじゃないかと思った。
あの哀しさは、それこそ監督の趣味であって、作品が要請しているものでは
ないと思うんだよな。
今日3回目見てきたが
やはり、荒削りな感じは否めない。
街頭の住民に噂話程度でも、何かの呪いにかけられた隣国の王子の話をさせるべきだっただろう。
が、ハウルには今までの宮崎映画にはないものがある。ずばり恋愛だ。
一応、ラピュタでもカリオストロでも恋愛と呼べるものはあった
しかし、それはトラブルに巻き込まれ深まっていく愛、落ち着いたところで恋愛を語っていない
トラブルの中の一要素としての恋愛があるのだ。
だが、ハウルは二人の恋愛を中心に回っている映画だと思う。
恋愛を中心として周りで戦争や魔法やらが渦巻いている映画だ。
それ故、この映画を恋愛映画として受け取れなかった観客には謎の映画になってしまうだろう。
3回目に見て気が付いたのだが、最後に水晶を通して呪いの解けたハウルを見るサリマンの表情は微笑んでいた
この表情にはサリマンのハウルに対する優しい親心が感じられた、つまりサリマンは子離れできない親だったんではないかと思った。
最後、自らの手を離れ幸せになったハウルの様子を見て、自分がやろうとしていた事では本当にハウルを幸せにできないと思ったんだろう。
そして、自ら子供達の未来のため平和な世界を作っていこうと思ったサリマンのこれからの仕事は平和への取り組みであろう。
だからこその完全なハッピーエンドではないかと俺は思った、このハッピーエンドは宮崎から子供達への贈り物だったんだろう。
反戦映画とか老人映画とかいうより、戦火のメロドラマというのが一番この映画にあっている気がした
>戦火のメロドラマというのが一番この映画にあっている気がした
だよね。
495 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 15:19:52 ID:Nd//Y8Jw
そんな風に言ったら「戦火のメロドラマ」に失礼ですよ。
戦火の描写もメルヘン風味だし、
メロドラマもジュブナイルレベル。
「戦火のメロドラマモドキ」 が正解
アンチの人はいちいち他人の感想のあげ足をとるのは
いい加減やめて欲しい。
昨日初めて観たけど
内容どうこう以前に若い時のソフィーが喋る度に
どうしても倍賞千恵子の顔が浮かんで馴染めなかった('A`)
やっぱり60過ぎのおばさんが10代の役をやるのは無理があるよな
>496
スルーしよう!落ち着けば気になんないよ。
相手にしてたらドンドンずれちゃうし。あまりにもなアンチの書き込み
見たら「これはスレ違いだな」と受け止めてスルーするのは…だめ?
>>497 ドラえもんのシズカちゃんは?
やっぱり、違和感ある?
どっちも気にならないけど。
一応若いときのソフィーは声のトーン上げてたよね
最初ものすごい違和感あった。
物語が進むうちに慣れて気にならなくなったけど。
慣れに近い感じかもね
503 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 17:22:43 ID:KQO8MgU0
今日見てきたぞっと。
感想:千と千尋以来だんだん宮崎アニメが解り難くなった。
ハクのような美少年系で攻める意図が感じられる。
所謂、負け組み女性をターゲットにしている感がある。
この作品のテーマは何か。「守る」か?「戦争反対」か?
「社会の流れに囚われないで、自分の意思で生きる」→反社会主義か?
若い思考と老人の思考の違いから自発的・開拓的人生観を表現したかったのか?
いずれにせよ、空想表現・非現実表現が多いので、焦点がボケてしまってる。
あの美しい花と湖の風景。ゴチャゴチャした街並とは対照的存在ではあるが、
その割には美しさに物足らなさ、手抜きアニメを感じた。
たしかにソフィーの声、最初違和感あったけど、
サリマン対決のとき、婆さんからグングン少女に若返っていってたじゃない。
あの時、自然に婆さん声から少女声になっていって、ここは見事だと思ったよ。
婆さん声と少女声で二役使ってたらこんなことはできないし。
今思うと、ソフィーは倍賞千恵子以外考えられないなあ。
他にこういうことができる声優っているだろうか?
このスレ進むのはえーから読む気力が下がるよ('A`)
誰か面白解釈だけピックアップしたHP作ってくれ('A`)
勿論完全な妄想の類いは除けてくれ('A`)
506 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 17:31:59 ID:KQO8MgU0
あと、冒頭の妹、後半の母親、サマリン
世渡り上手で成功した者達との対比だな。
この作品はもう少し考えないと良さがわからん。
宮崎さんは映画作品よりもう少し長編アニメの方が向いてるかなぁと
改めて考えせてくれる。
507 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 17:55:24 ID:Nd//Y8Jw
挙げ足とってるわけではなくて、この程度の描写で、戦火のメロドラマという評価はおかしいと思ったのですが
ジュブナイルでメロドラマっていくらなんでも、メロドラマ舐め過ぎでしょう。
アンチスレだってマンセー多いぞ。
>>450 レスありがとうございます。洞窟の別れ道のところは、他の方々の意見も様々で
いろいろ考えさせられました。未だストンと腑に落ちる答えが見つかりませんが。
花畑の小屋のところ「あそこへ行くとハウルが消えちゃうような気がする(?)」も。
もうちょっとでわかりそうなんだけどわからない〜って感じです。
う〜ん!もう1回観てきます。
510 :
497:05/01/07 18:11:28 ID:Y6CV/s7C
>>499 しずかちゃんは自分が子供の頃からずーっとあの声だったし
今しずかちゃんの声を聞いても当然違和感は無いよ
っていうか20年以上同じ人が演じてるキャラクターを比較に出されてもなぁ
今度ドラえもんの声優が変わるらしからそこで新しずかちゃんが
60過ぎたオバサンになったら違和感は感じるかも
とにかくまぁ違和感無く純粋に作品を楽しめたアナタが羨ましい('A`)
今までの宮崎映画と違うなって感じたのは
ハウルとの初めての出会い
眠ってるソフィーを見つめるハウル
花畑のシーン
戦いから帰ってきたハウルのシーン
ソフィーが過去から帰ってきてハウルと会うシーンだな。
地味だけどメロドラマって感じがするシーンだったな。
俺にとっての最高の恋愛映画はカサブランカだけど、やっぱり過去の出会いとハウルが抱いていた思いってのが重要な要素だと思うぜ。
個人的に花畑の解釈は、再びハウルがソフィーに出会った時、ソフィーのために何かプレゼントしようと、ハウルがせっせと育ててたのではないかと思った。
冒頭、ソフィーの街周辺に城が歩いて、ハウルもソフィーの街にいたんだが、ハウルはわざわざ城まで連れてきてソフィーの街で何をしようとしていたのか?って事を考えるとやっぱりソフィーが目的だったのかと。
512 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 19:48:10 ID:egOAzy6a
>>477 千と千尋の主題は湯屋(ソープランド)で働く少女という、えげつないものです。
たまにこういう気持ち悪いのがわいて出るね。
513 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 20:04:48 ID:wZKLGuyV
え、ハウルはソフィーよりも先にソフィーに惚れてたってこと?
514 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 20:19:01 ID:rUg8+xEr
結局荒地のばばあは、心臓握り締めて何がしたかったのかとw
>5143
食いたかったんだろ?他にどんな意味が?
516 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 20:40:36 ID:BchkAzbX
宮崎閣下64歳を迎えられまして、ますますのご活躍を期待いたします。
ロリコンの雑魚から言わせてもらいますと、閣下には
三大映画祭やアカデミー賞をあと数回受賞していただかねば
なりません。そうすることによって閣下が神格化され
社会におけるロリコンのステータスが上がるというわけでございます。
どうか末永く作品作りに徹していただきたいです。
>>513 ハウルはカルシファーと契約時に、ソフィーの名前を聞いたはずだよ。
だから既にソフィーの事は知っていた。
でも最初は惚れてたってよりは、助けを求めてたって気がする。
ハウルはサリマン・ソフィー対決を境にして、本気で惚れたんじゃないかな。
自分としては、ソフィーの方が先に一目惚れしたように感じた。
>>514 魔女だった頃は若い男の心臓で魔力・若さを保持してたんじゃないか。カルシファーが目か
心臓でパワーを得るのと同じ。
魔力を奪われるとそういうことはできなくなったが、心臓への執着はきれいなもの、
うつくしいものに対する物欲として残存してる。
後半がゴタゴタしすぎ。
ストップウォッチを・・・使っても使わんでもいいが、
ちゃんとカットの長さとかシミュレーションしてコンテ作った?
1シーンの長さとかって演出や完成度の一貫だろう?
物語追うだけの状態になってたから展開速いのにダレてる印象。
あとキャラクターの奥行き・・・薄めにするのは結構なんだけど、
映像世界の作りこみとバランス取れてないよ。
なんか全体的に大慌てで作ったような印象を受けたが。
520 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 22:03:17 ID:UE/A9eAC
>>516 フェミニスト、ね。
ロリコンじゃなくて。
はやく戦艦のプラモ出してください。お願いします。
>>488 なるほど!
さっきから腹減ってるのはハウル食品のせいなのだな!至極納得
524 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 22:24:07 ID:i5Z0SiLo
どなたか宮崎駿の手塚治虫に対する追悼文の全文をお持ちのかた
いましたら、コピペしてくれませんか?探しても見つからなくて困ってます^^;
>>517 なんでハウルは突然自分の名前を呼び「未来で待ってて〜」と叫んで消えた変な女を
ずっと待ってたのかという疑問は残る。城で暮らしているのもハウルが招いたわけでは
ないし、むしろ荒れ地の魔女に送り込まれた感じ。
ハウルとカルの契約の秘密をセリフで説明するんじゃなくソフィーの目を通して見せて
盛り上げる(そのためにはどうしても過去に行く必要がある。原作では魔法で過去にいける
ことになってる)とともに、ソフィーとハウルの恋を運命的なものに仕立てる演出だとおもったよ。
もちろん、運命と信じるのはソフィーと観客だけなんだが。
ただ、一緒に暮らしているのがその本人なのに気づかず、あの黒い扉を通ってハウルは
あのとき見た謎の女を捜しに過去へ行ってるとしたらそれはそれで面白い。
>宮崎監督が鈴木Pに「今度は宣伝しにくいヤツ作るからね」と言ってたそうだけど、
という事は、やはりパヤオは意識してああいう作りにしたって事なのかな。
>ただ、一緒に暮らしているのがその本人なのに気づかず、あの黒い扉を通ってハウルは
>あのとき見た謎の女を捜しに過去へ行ってるとしたらそれはそれで面白い。
つじつまがあうかどうかは別として、おもしろそう。
529 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 22:49:30 ID:i5Z0SiLo
525
ナウシカの原作スレに最近あったような。
>526
もし自分がハウルだったら、逆に訳ワカラン女の人に
待っててと言われたら[1]気持ち悪く思う[2]不思議に思う
どうであれ気にしちゃうなぁ。素直にとは行かないまでも
待ってみようとは思うかも?!最後の段落がとてもロマンチックですw
>>526 ソフィー婆さんが城に来たのは、ハウルも予想外だったんじゃないかな。
というより、名前は一緒だけど待ち人だとは思わなかった。
声も年齢も違うし。
ソフィーに惚れる前の鳥ハウルは、戦場覗いては突っついて逃げてたけど
ソフィーに関しても、最初はそんな感じで気になる程度だったんだと思う。
名前だけ覚えていた程度かもしれない。
ただ、カルシファーが言うように徐々にヤバイ状況になってきたから
どうしようどうしよう、てな感じでウロウロし出した。
ネバネバシーン見たらハウルの地はそっちかなと思えたんだな。
だから冒頭シーンでは珍しく街のそばまで城が来ていた。
1回観た限りだからうすっぺらだけど、そんなふうに感じた。
ソフィーが過去を辿るシーンは好きだった。
ただ過去というより、カルシファーと繋がっているハウルの心の中だろうかと思ってた。
>ただ過去というより、カルシファーと繋がっているハウルの心の中だろうかと思ってた。
そうそう俺も。指輪に封じ込まれた記憶とか……だったのか!? 自分で書いてて愕然としたぞ。
この映画の本当の主人公はカルシファーに違いない。
533 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 23:06:05 ID:i5Z0SiLo
>531
そうかも!あの指輪はハウル≒カルシファーの魔力で作ったもの。
作る時に制作者の記憶が封じ込められててもいいかも
534 :
名無シネマ@上映中:05/01/07 23:07:03 ID:Z6GP0+76
ソフィ−の「待ってて!」の声に振り向く生まれたてのカルちゃんの真っすぐなオメメに泣いたゼヨ。
妄想や批評はもういいから、ここがイイ、
映画観てこう感じた、という意見のほうが聞きたい。
自分と違う感想を聞くのは面白い。
映画観てこう感じたってのをかくと
「それは妄想だ」とか言うヤシがでてくるんだよ…
自分では感想をかいてるつもりでもね
カルシファーがイイ!
>>519 実際かなりヤバイ状態で作られ始めた。
だから当初から予防線貼りまくり。>ハヤオ
失敗作。
539 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 00:04:42 ID:MBDvXlqS
今、うちのカルシファーキャンドルの頭に火を点けたい衝動に駆られております。
カルちゃんが本気モードに入った時って、クソデビルマソ思い出すわw
さんざん既出だとは思うが、
メロドラマって、
1 歌の音楽をふんだんに使った、興味本位の通俗劇。
2 愛し合いながらなかなか結ばれない男女の姿を感傷的に描いた通俗ドラマ。
という意味のようですので、
それからするとハウルの動く城は、いまいちメロドラマっぽくないような気がする
サリ何とかの出した妖精の歌がサイケで怖かった
>>540 〔メロスとドラマが結合した語で、元来は伴奏つきの簡単な所作劇〕恋愛をテーマとした、感傷的・通俗的な劇・映画・テレビ-ドラマ。
だそうだが、言葉と言うものは半分造語なわけだから、そこまで気にしなくてもいいと思うぞ。
現代にあった使われ方、相手とコミュニケーションを取る上で通じ合えるニュアンスであれば、メロドラマでもラブロマンスでも同じかと。
監督がメロドラマって言葉を使ったから、それが世に出回ってるだけで。
ラブロマンス、恋愛映画と同じ捉え方しとけ。
ラブはともかくロマンスはなかった!
ハウル今日初めて見ました。うやむやに終ってる部分多くて気になる…
ソフィーの魔法はいつ解けたかとか、カカシと犬は殆んど意味なくね?とか…結局なんでハウルは鳥なのさとか、マルクル実は変身するしか脳なくね?など
きりがない。
見てきました。
どうしてもハウルとソフィーが互いを好きになる過程が分かりません。
過去のハウルがソフィーと会った後、ソフィーの顔を見る表情と
ソフィーが消えた後、呆然とそこに立っているハウルを見て
ハウルはソフィーに一目ぼれしたと思った
>545
ソフィーは
・ひとめぼれ−でもいえない
・サリマンと対決−ダメ男だけどまっすぐでいい人なんだ!と再認識
・夜な夜なボロボロになって戻る−謎めいた行動、待つことしかできない不安。気分がもりあがる
・花畑で小屋を見せられる−いずれ魔王化して去っていくかもという不安。さらに気分がもりあがる
・花屋に爆弾落下−守るべきものができた、君だ、でハウルの気持ちがはっきりわかる
・過去で契約の秘密を知る−私たちが出会うのは運命だった、もう自分を抑える必要はない
→全開でキスしまくり
ハウルは
・城に居候−呪いをかけられて困ってるみたいだ。まあおいてあげてもいいか
・髪が黒くなる−そんなに掃除が好きなら王様の呼び出しも片づけてもらおう
・サリマンと対決−自分に欠けてるものをソフィーはもってる!彼女は人生の伴侶だ
・花畑で小屋を見せる−じぶんの宝物を見せる。でもソフィーは心を開いてくれない
・花屋に引っ越し−生活の根拠を定める。元の家に帰れてソフィーは喜ぶと思ったのに?
・花屋に爆弾落下−家と恋人を守らなければという義務感。男なら戦わないと
→あれ、ソフィーの髪の毛が星色に染まってる?(この間、意識がない)
鳥から人間に戻ってカーテン開けて寝てる若ソフィーを見つめるシーンがあるじゃない。
あの場面見るとハウルが最初からソフィーを知ってるようにはイマイチ思えないのだが。
あそこ微妙に表情の変化あるよね。一瞬ちょっと驚いたように見えるんだけど。
>>548 >一瞬ちょっと驚いたように見えるんだけど。
驚いたようには見えなかったけど。
絵コンテに“見つめるハウル おどろかない”って書かれてるし。
孤独な少年時代を送っていたのも
突然涙を流して名乗っていきなり消えるお姉さんに興味を持たせる意図があったのかも。
どちらにしろ未来になんらかの影響をもつ人というのは分かるし。
ハウルがソフィを好きになる過程としては
あとサリマンに独白するのを影で聞いているであろう場面しかないから。
メロドラマって低俗扱いで
一部の人にしか受け入れられないけど、
それなりに犠牲や感動する法則があるんだぜ。
ハウルでそれらにあてはまるかというと、まあ無理だな。
551 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 02:06:16 ID:Dim/55Fv
カーテン開けてソフィをみたときは気の毒そうな顔にも見えたんだけど…
こうしてみると、見た後でわかることが多いんだな
だからわけわかんねーってことになるのかも
自分は
一回目は展開を追うのに必死だった、でも楽しかった
二回目ぐらいになるとワンシーンごとの意味がわかってきた
これが長所であり短所でもあるからやっぱり好みで分かれてしかたないなー
同じ映画二回も観るくらいなら違う映画みるよ
それならそれでいいんじゃない?誰も強制はしないさ。
何処をどう好きだと説明できないんだけど、何故か今までの作品よりも
惹かれるものがこの映画にはあった。
お陰様で初めてグッズに手を出して大変なコトになっとる。
二回もみれば矛盾やつぎはぎに気づくもんだが。
558 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 02:51:37 ID:X3I6+kC4
ラブロマンスの批評は他の方々に任せよう。
サリマンは国家運営側に登用され、ハウルはその軍事作戦に抵抗している。
国家間の戦争やそれに向けての国民の高揚は、いわゆる「魔法」のようなものであって
人間本来は純粋である。と言うメッセージなのかな。
俺個人としては戦艦が出港するシーンは良いね。海軍の砲撃戦も見たかった。
あの時代設定(ラピュタと同じか)で、車・汽車がまだまだ蒸気機関なのに
航空機が発展しすぎなのは、やはり違和感を覚える。
航空機による大量の爆弾投下が可能なら、いろいろ設定が変わってくるはず。
そして爆弾にミサイルのような推進装置が付いているのは???
ほぼ垂直状態でさらに加速させるのは、要塞破壊用であって西洋建築の
木造・組積構造の都市爆撃には向かないと思いました。
レスありがとうございます。(眠い)
>>463 そこらへんの部分はポイントですよね。後ほど自分のレス書きます。
>>474 そうなんですよね。
>>477 そこのところ(男の欲望)を昨日いろいろ考えながら書いていたら、わけが分からなくなってきました。
今日とりあえずの考えを書いてみますけど、多分またトンデモだと思います(w。
560 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 02:57:39 ID:2MeVPR7O
あたし今年3回映画見たけど全部ハウルだし。
姉がまぢハウル大好き
1、3、5日と観に行ったが、金は全てバイトしてるあたし持ち
双子だからなぁ…バイトしてる方のふところがあったかいゎけで…
561 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 03:09:11 ID:X3I6+kC4
そうそう、原作は知らないが、そもそもこの作品には「戦争」は必要だったのか?
この作品をややこしくさせている原因だとおもう。
ナウシカ(モロか)、ラピュタ、紅の豚も「戦争・ファシズム」を匂わせているが
間接的で主役を引き立てているが、ハウルの動く城はちょっと係わりすぎている気がする。
562 :
544:05/01/08 03:10:41 ID:SmGEY44y
やっぱ気になるんですけどソフィーの魔法はいつ解けたことになってるんですか?
563 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 03:14:26 ID:X3I6+kC4
>>559 >そこのところ(男の欲望)・・・
俺は「耳をすませば」の天沢誠二の下心・行動パターンと今回のハウルに
共通点が多いと思ってます。
>>561 物語を盛り上げる一要素ですよ。
戦争である必要もないが戦争ではいけないわけでもない。
と個人的には思っている。
まあハヤオが戦争を絡めたかったんじゃないかな。
世界情勢があれだし。
それにしてもこのスレ来て戦争シーンに拘ってる人が結構いて意外だった。
人によって見方って違うもんなんだなーと。
えーとまあそんな事があって、「千と千尋」の印象がとても強かった
(ガラになくいろいろ考えた映画だった)ので、今回の「ハウル」は
ついつい「千と千尋」を思い出しながら見ていました。
(最初にハウルが出てきた時も、「ハクでかくなったな(ちょっとグレたか?)」
とか思いました(w。)
んで、楽しいシーンとかきれいなシーンがいろいろあって、見終わった後
また何が言いたい映画なのか(テーマを)考えていました。
一見取り留めないようだけど、全体として1つの方向を示している
(何か言いたがっている)ようにも思える・・・。
ただ、今回は「千と千尋」を見終わった時のような「???」にはならないで
すぐ「千と千尋」と同じ事が言いたいのだなと思いました。
「よく働け」「いい男と恋をしろ」「そして、そいつと楽しい家庭を築け」だなと。
>>563 >俺は「耳をすませば」の天沢誠二の下心・行動パターンと今回のハウルに
>共通点が多いと思ってます。
何気に、良い意見だと思った。
567 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 03:44:21 ID:X3I6+kC4
>>564 まぁ、宮崎作品だからね。
後半バタバタしていて見逃していたんだが、あの案山子のカブ。
どうして魔法が解けたんだっけ?
そして奴が敵国の王子だそうだが、話の中で何か政治的意図があったのかな?
またハウルやソフィーも皆がそのことに大して驚かない。
もう少しその辺の経緯を知りたいものだ。
>>562 ソフィーにかかった呪いは最後まで解けてないでしょう。
ソフィーは呪いのおかげで老人パワーを身に付けて、自由に行動できるようになり、
老人パワーを保ったまま若返る、という話じゃないのかな。
最後も白髪のままなのは、呪いが解けていないことを示すため。
老化はソフィーにとってマイナスではなくて、プラスになってしまい、
呪いをかけた荒地さんの思惑はハズれました。って感じ。
>>561 原作、今2度目を読み返してるけど戦争の描写は全く無いよ。
ただ、原作を何もいじらずに映画化されてたとしたら、それはそれでつまらなそうだ。
原作だと単なる自分のパワーアップの為に悪魔とそれに支配された魔女が出てくる
だけだからね。
“力を得て他人を支配する”という部分を表現するのに、戦争で表現した方が伝えや
すかったのかも知れない。
>>568 なるほど!
最後まで解けてなかったのか!
思いつかなかった
571 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 04:05:28 ID:X3I6+kC4
>>568 > 老化はソフィーにとってマイナスではなくて、プラスになってしまい、
> 呪いをかけた荒地さんの思惑はハズれました。って感じ。
その一文にこれを思い出した。↓
>>367 > 荒地の魔女がソフィにかけた呪い「老い」は
> 荒地自身が最も恐れている呪い。
573 :
565:05/01/08 04:34:05 ID:1pG4I7uf
そして前回の「千と千尋」の水上列車のシーンのように心に残るシーンがありました。
1つ目が「獣人化したハウルが深夜帰宅するシーン」で、これってまさに仕事から
家に帰ってくる男の姿そのものだよなって思いました。
(疲れて足を投げ出しているシーン)
男にとって職場はある意味で戦場(自分の価値を証明する場)なので、本来の自分では
なくなっていて(獣人化していて)、家に戻ることで(妻の寝顔を見たりしているうちに)
徐々に本来の自分に戻っていくという過程が描かれていると感じました。
2つ目が「ソフィーが夢の中で獣人化したハウルに拒絶されるシーン」で、ここは
深夜帰宅した夫を気遣うにもかかわらず、拒絶される妻の姿そのものだなって
思ったんですよね。
疲れていると人を気遣う余裕が無くなりますよね。
一連の夜のシーンは、どの家庭にも内在する危機を描いているなと感じました。
パンフを見て思ったんだケド、ソフィーはよく手を組んでいるね。
で、パンフでは左が上の時と右が上の時がある。
こういうのって人間は決まってない?私だったら左が上に来ると違和感ある。
まぁただのミスっていうか、深い考えはいらないとわかってるけど、
誰もいないぽいからコッソリ言ってみる…
>>573 あ、それ感じました。
ハウルって子供から見た一般的な父親像と重なりますね。
でも、夢の中でソフィーを拒絶したハウルって
ソフィーの夢の中の存在であって、
実物のハウルはその次のシーンで楽しそうに引越ししてたから、
妻の危機は感じなかった。
不安な空気を一気に吹き飛ばす明るさがあって
そこに優しさを感じてしまった。
疲れててもそれを家庭に持ち込まない、思いやりのある父親って感じ。
>>574 独り言の邪魔しちゃったかもw
私は逆だぁ。右がうえにくると違和感あるよ。
ちなみに右利き。
577 :
565:05/01/08 05:38:15 ID:1pG4I7uf
そして最後が「ソフィーが過去に行くシーン」です。
あの高原の花畑で流れ星がどんどん降ってくるというメチャクチャきれいなシーンは
まさに出会ったころのトキメキ(wってやつだなと。
(あのドキドキする感じが表現できる宮崎さんは、やっぱり天才ですよ。)
過去から戻り、醜く変ってしまったハウルにキスするシーンは、
獣人化する前(=カルシファーと出会う前)の夫を思い出して、まあ仕方ないかと許して
あげるという場面で。
だから盛り上がらない、おざなりなキスです(w。
マルクルの「行かないで」の場面は、離婚の危機かな?
物覚えが悪くて物語上のプロットの整合性とかは忘れてしまうタイプなので、
印象に残ったシーンだけを思い返していくと、後半の部分はそういった危機を
乗り越えようとする夫婦の努力が描かれていると感じました。
(と、いうかソフィーの努力か。)
>>577 >だから盛り上がらない、おざなりなキスです(w。
え〜
>マルクルの「行かないで」の場面は、離婚の危機かな?
え〜っw
あのキスはいたわりのキスだと思った!
でも565さんの解釈がやたら現実的で面白いw
>576
おや、私が書き込んだ後も暫く過疎るかと思いきや…w
独り言の邪魔なんてとんでもない!私も右利きなんですけどね。
利き手とか関係ないのかな、そういうのて。スレ違いごめんね。
でもまたボソッと言ってみる。《ソフィーは両利きだった》w
580 :
565:05/01/08 06:04:00 ID:1pG4I7uf
なので、今回のハウルのテーマ(言いたい事)は
「よく働け」「いい男と恋をしろ」「そいつと楽しい家庭を築け」+「夫を許してくれ」
だと思いました。
(こう書くとファンタジー好きの人は引くだろうなと、我ながら思います(w。)
命令形がうざいというのは、多分宮崎作品の本質的な部分だと思いますが、
それについては今度書きます。
>>463 さん
>>477 さん
等、昨日レス頂けた方に返そうかと思ってたんですが、もう疲れたので今度書きます。
では。(さすがに疲れた)
581 :
565:05/01/08 06:11:46 ID:1pG4I7uf
>>578さん
面白がってくれてどうもです。がんばって書いたかいがありました。
でも私の解釈は、純粋にファンタジーを楽しみたい人にはちょっと
ムカつかれてるんじゃないかと思います(w。
では。
>581
>「よく働け」「いい男と恋をしろ」「そいつと楽しい家庭を築け」+「夫を許してくれ」
また言ってるよ…。それ581の強迫観念だろう。
別に現実のことに当てはめてみるのは悪くないけどさ、それを晒してみせられるものかどうか
検討してからの方が良いんじゃないの?581がそういう風に受け取ったのは自由だけど。
強引な解釈を見せられても不快なだけだよ。キモイ。
>>583 人それぞれに発言方法は違うでしょ。
583が581を読んで思ったことを書き込んでるのと
581がハウルを見て思ったことを書き込むのと、違いがどこにあるの?
妄想するのは勝手だけどどうして信者ってそれが映画のテーマだっていう風に
直結しちゃうわけ…?自分の妄想って客観的な見方ってできないの?
577みたいな解釈の仕方してたらどの映画でも当てはまっちゃうじゃん。寒すぎ。
寒いのに気付かないのも寒い。どうして信者ってこんなのばっかりなの?
そうか、ハウル教の信者だからか。
>>585 読ませてもらったけど、一解釈としては読めましたけど、
突っ込めば突っ込めるだろうけど、それはそれ・・・
この物語事態、整合性の高そうなものに見えないので
取る方の釈然としない部分がありそうだけど・・・
自分の解釈と大幅に違った場合の拒否ってすごいね。
不思議なんだけど、どうしてアンチって
自分はこう見た、こういうテーマを感じたっていう個人的発言を
妙に強迫的に受け取るの?
誰も他人にまで自分の感じたテーマを押し付けたりはしてないのにさ
その人がそう思った、感じたんだからそれでいいじゃん。終わり。
荒れるからやめよう
つまんなかった映画のつじつまがあってもなぁ・・・
565みたいな脳内妄想(強引に事実に当てはめてみる)のは自分も常にやってるし
うなずけるのもあるけどそれは自己満足的強引な解釈で公表していいレベルの
ものでないのがわかってるから。その判断がないのは悪いけど不快感を覚える。
解釈が違うから拒否してるのではない。
591 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 07:31:32 ID:u41Bv+q5
>590
言いたいのはわかった。そしたらあなたは
>>565みたいのを
スルーすればいいんじゃない?
とにかくやめようよ。落ち着こう。何回この話題やればいいんだよ。
592 :
:05/01/08 07:40:20 ID:xCFbTBM6
>591
スルーしないで余計な提案してくれてどうも。
>>590は冷静に会話する姿勢が見られるし、言いたいこともよくわかる。
565は確かに掲示板で発言することに不慣れな印象を受けるけれど
慣れるまでは誰しも少しはそういうたどたどしさってあると思うし
発言するうちに590の言うようなテクニックも身についていくものだから
むしろどんどん発言したほうがいいと思うな。
ブレーキが効いたね
596 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 08:16:51 ID:CQlzNcss
>>590 公表していいレベルってどんなのだろうね。
ブログとか読んでると、全く理解できない映画と書いている人もいるし・・
自分なりに解釈を見つけて書いたことに対して、他の人がどうこう
言うことはない。
俺自身、一解釈として読んだだけ・・・
同意する気もないが、全く否定する気も無い。
世の中の全てが自分の解釈の範囲でしか、行動を出来ないと
解ってれば、他人の解釈や行動は気にならないはず。
米では他人と宗教や生活の仕方がまるっきり違っても認めている。
人と交わる部分と交わらない部分をキチンと自分の中で定義できてる
それが無い人が、共通意識とか、色んなこと言い出して、他人を行動に
けちをつけたがる。
見終わって、キムタクの配役って若いお父さんという所から選ばれたのかなって思った。
そこで糸井重里が子供がいるからメイの父親役を監督に振られたっていう話を思い出した。
もちろん何らかの演技や作品を見て決められたんだと思うけどね。
いつまで続くの?こんな無意味な煽り合い。
質問。
ソフィーが過去から帰ってきた時、鳥ハウルが待ってたけど
あそこでハウルは何をしてたんだろう?
ソフィーが扉の中に行ってるのをわかってたんだろうか?
それとも城がばらばらになってソフィーが死んだかもしれないと思って
呆然としてたんだろうか?
雲を見て、「あれは兎に見えるね」とか「馬に見えるよ」とか、
いろいろな連想をするのは、ひとりひとりの自由だろうよ。
それがどんなに突飛なものだろうと、いちいち他人の連想にいきり立ってケチをつけるのは野暮。
――ただ、「マ○コに見える!」という奴はちょっとおかしい。
(例:「千と千尋」の湯屋をソープランドだと頑固に言い張る奴)
あの家から『引越し』したことに気づいて、ソフィーを探し、
最終的にはソフィーの指輪にひかれてあそこに辿り着いたんじゃないかな。
指輪が壊れた後は、もう他を探す体力も意志の力も残っていなかったと。
>>599 ほんと、無意味だよなあ煽り合いは。話合いはちょっと面白いけど。
今回ハヤオ自体もあんまり考えてつくってなさそうだから正解は本当になさそうなのにな。
娘から聞いた、つれてきた結婚する彼氏とのなれそめの話を
ややファンタジーっぽく映画にしてみたらこうなりました、
詳しいことは本人達に聞いてくれわしゃ知らん、
とりあえずちょっと妬くけど幸せになってくれよ娘よ(ソフィー=ナウシカ)、みたいな感じ。
ハヤオとしてはナウシカの恋人にふさわしいハウルがきただけで万々歳なんじゃないかなあ。
ここ近年自分のせいでナウシカが一生独身はかわいそうだと思ってた気がする。
よい解釈と悪い解釈の違いは
そこに書き手の「酔い」が見えるかどうか
ハウルの質問スレあたりだと、
「こういう風に解釈した」という記述おおいけどそれほど酔ってる感じはしないので
読める(人がおおい)
>>565 の人のはなんか自分に酔ってる感じがするので、アンチに絡まれる
今回の映画に関しては、「酔い」というか、
行間を読めるかどうか
読んだとしても共感できるかどうか
共感できなくても自分の好みに合うかどうか。
>>565は、ただの感想にしか思えないよ。
みんな同じ感想持ってたら、逆に怖いと思う。それこそどこぞかの宗教みたいで。
良くも悪くも解釈する段階で、結局自分の考えに浸ってるんだよ。
自分の中じゃ自分が主役なんだから、誰だって同じだ。
606 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 11:24:52 ID:v1AiBQJh
>>605 それはそうなんだが、珍妙な自己満足的レビューのせいでせっかくの
面白い作品がつまらなくなることもある。
変なたとえだが、いままで好きだったクラスメートの女の子を見て、
知り合いが 「目元が志村けんに似てる」 と言ったのを聞いて以来、
その彼女を見ても志村けんにしか見えなくなってしまったり、とか。
映画の解釈にしても、どこか共感できる部分があってもそれによって
負の方向にひっぱられてしまうと、いままで楽しめた映画もとたんに
つまらなく思えてきてしまう。
他人の意見を取捨選択できない人は、掲示板を見ない方が幸せだと思う・・・
608 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 11:48:45 ID:uypaLtvZ
なぜこの映画をまた観たくなるのか、誰か分析してくれ。
2回目行きたくなってきた。
同じ映画を何度も観たいと思ったことないのに・・・。
>>606 確かに。それならよく分かる。自分も引っ張られそうになった事がある。
こればかりは自分の感情だからどうしようもない。
ただ、嫌なのもひっくるめて沢山の意見読んでたら、結構麻痺しちゃったよ。
詰まらなくなるのは、それなりの要因が自分の中に多少なりともあったんだと思う。
好きだけど、何かモヤモヤ感があるとかね。
何故引っ張られるかは、多分、共感できる割合によるものと、
意見の洪水に慣れてるかどうかだよ。
>>607 だから掲示板を見ない方が、本人にとっても住人にとってもいいかもしれないけど、
本当はかえって沢山見た方がいいんじゃないかな。
そう言う自分にも、まだまだ言えることだが。
610 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 12:06:09 ID:DZDVszzL
「ハウルの動く城のお客の入りどうだった?」
「ん〜。○○○○○○○」
○の中身を知りたいアナタ!今すぐキーボードのUからQまでを続けて読むんだ!
今度の映画は尺も間も悪かったな。
なぜコレが?何でココで?
と言う部分が多かった。
まさか台所の残り火(?)が城全体の動力源だとは思わなかった。
ソフィーももう少しリアクションしてくれないと。
>>610 ワロタ。
20年くらいキーボード見てるけど
こんな配列になってるなんて今知った
やったー逮捕だー
ハヤオの動く城
いや、何か書きたくなっただけです。
>>561 昨夜
>>564書いたものだけど
よくよく思い出してみたら原作の2作目でハウルは戦争に関ってました。
とはいっても戦争はもう終わっていて関っていたということが分かる程度。
映画とは全く違いますが。
戦争を絡めようって発想はこの辺からって可能性もないでもないですね。
原作じゃあハウルが戦争の兵器作りに協力しているくせに
戦争と全く関係ないんじゃ無責任だってことで戦争は入れるんだとダイアナウィンジョーンズが自己解決してた
>597
例えて言うなら日記を強引に見せられてるような感じ。人の目に晒す時って
他人から読まれたからどうかって考えて書くでしょ。
>自分なりに解釈を見つけて書いたことに対して、他の人がどうこう
>言うことはない。
他人がどうこういいあってるのが掲示板だよね。
そうそう。
チラシの裏とはいわないけれど、
ブログは自分で書くのが主でそれをたまたま他人が読むというスタイルなので
何かいても良いと思うけれど、
それと同じことを掲示板でするのは意味があるのかな、と思う。
自己完結している妄想をただひけらかしたいというのには
向かないメディアなんじゃないのかな、掲示板って。
自分の考えて浸ってようが、一解釈にすぎない。
ハウルのスレを全部読んでいるわけでないが、
大抵の人が自分の思い思いの感想を語ってるだけ。
自分だけ、違って世の中の人が納得するだけの
言葉をもってるとでも思いなのかな?
人の行動を難癖つける奴に限って、結構、自分も
人の不快感を与える行動をしてる人が多い。
人の行動を客観的かつ、冷静にみれない人が
自分の行動に客観的に見れる筈がない。
客観的に見て、書き方がちょっと自分はこうだったと
思った的な要素は多分に含まれるが、それは
その人の個性で、その部分に不快感があったからって
その行為そのものを否定することはないと思うな。
>>608 では心理学専攻のワタクシが、うさんくせー分析をいたしましょう。
この映画はサブリミナル効果に近いものを含んでいます。
この映画の行間には宮崎監督の、言語化できない無意識内の葛藤が織り込まれており、
それが観客の無意識にもダイレクトに作用してしまうのです。
映画を観終わったあと、なんだかボー…っと退行してしまったような感覚に包まれるのは
そのためです。
自我の検閲をくぐり抜け直接無意識に作用するメッセージが、観た人の無意識内の
葛藤をも刺激し、ワケも解らずある人にはムカムカ、ある人にはハッピー♪感をもたらします。
しかし無意識内で渦巻くその葛藤は、言語化して頭で理解することが難しいのです。
ゆえに、自己の葛藤を整理したいという欲求、又は再び退行時のハッピー感を体感したい
という欲求が、2度3度と映画を観に行くという行動を引き起こしてしまうのです。
宮崎駿、恐るべし。
>622
例えば掲示板が議論の場なら、2次元で討論会をしてると同じような物で
いきなり自分語り始まったらしらけるし、不快じゃない。
どの板だってたとえ本スレでも自分語りと極端なマンセーは叩かれるよ。
心得てない人はマンセーしてどこが悪いって逆切れする人もいるけど。
>>622 だから、書いている内容そのものの問題というよりも
書き方が問題ってことですね
で、アンチに絡まれる人というのは書き方が問題なことが多い
(書いてる内容はみんな似たり寄ったりだからね)
いつまで続くのこの話。
マンセーは自分はこう思ったって書き方したら問題ないよ。
アンチもね。
べつに掲示板は議論の場ってわけでもないし。
そうだね。
そのかわり2ちゃんということで「チラシの裏」と煽られてもスルーするのが大事
628 :
36:05/01/08 15:45:05 ID:Hv1y1fqd
>>58 やっとパソコン使えるようになりました!!(長時間使えないと禁断症状?出るものですねw)
>>58さん!ありがとうございました!本当に迷惑かけて申し訳ないです。助かりました。
超亀なので見てらっしゃるかどうかわかりませんが、御礼を言います。
このスレもそんなに進んでなくて、このスレ内で御礼ができてよかったです。
じゃあ今からテンプレ交換してはっつけますね。次スレに行く時使ってください。
話ぶった切りましたよね。ごめんなさい。終わったら読んでないトコ読んでいきたいと思います。
で、解んない事あったら質問するんで教えて下さい……
>>624 掲示板を議論の場って議論なんか殆どしてないじゃん2chは・・・。
俺自身は言葉を使った表現の場ということぐらいしか、無いね
掲示板を定義するのは・・
だから、アンチだろうが、マンセーだろうが、ただ単に面白くなかったとか
観た代金を損したというのでも、問題ないと思っている。
掲示板を草の根ネット時代のコミュニティなものと思っている節があるが
色んな人が簡単にインターネットを出来る時代に、既にそんな掲示板は
なくなったと解釈してる。
掲示板をどのように使おうが本人の勝手・・・
他の人が強制することは出来ない。
語ることや、思い込みの激しい文章を書くなと言っても、本人には
ピンとこないと思う。
それなら、書くなと言った人が、思い込むがない誰が見ても納得できる
感想(評論?)を書いて、これくらい書けないのなら書くなといった方が
解りやすい。
自分も思い込みがない感想を書けないのに書くなとも言えないし・・・
また、本スレ>547のハウルがソフィーを好きになる過程は、全く説明したことに
なっていないですね。その時々のハウルの状態を箇条書きしただけになって
います。
ハウルがソフィーを好きになった理由として、観客に伝わる描写はサリマン先生の
イベントだけですね。かろうじて、最初の方で寝ているソフィーの元の姿を見て
一目惚れした、という考え方もできなくはないてすけど。
説明になっていない、本スレ>547ですが、その中でも明確に間違ってるのがあります。
>・髪が黒くなる−そんなに掃除が好きなら王様の呼び出しも片づけてもらおう
これ、違いますね。
映画の中で、ハウルが確か「ソフィーがいると思ったから、(サリマン先生のところに)
行けたんだよ。そうでなかったら怖くて行けなかった」みたいなことを言うシーンが
あったはずです。
つまり、王宮に行く段階で、もう既にソフィーはハウルにとって、危険を承知でも守りたい
と思うほど大事な存在に既になってしまってるわけです。
まぁ、ハウルがソフィーを好きになる過程は、9分9厘省略されてますね。
ソフィー視点だから仕方ないにしても、これでは普通、男はさっぱり理解できないですね。
冴えない女を、イケメンが、何故だか理由はさっぱり分らねども、問答無用で好きになる
という構造だから仕方ないんでしょうけど。
キモオタ向け萌えアニメで、ある日突然現れた少女が、問答無用でいきなりお兄ちゃん
とか言って主人公になついてくるのと同じ程度の描写だと思います。
>633は語爆です。失礼しました。
>>633 初見での感想にすぎないが、
本当にソフィーの事を恋愛対象にしていたら、男だったらサリマンの所にはまず行かせないと思う。
行かせるまでのハウルのソフィーに対する気持ちは、
好意を持っていても、家族の一員・母親的対象にしか見てないような気がする。
そうでないと、ネバネバ出したり弱音吐いたりしないんじゃないかな。
だからサリマンソフィー対決を覗いたハウルは、その時初めてソフィーに本気で惚れ
元々影からこっそり覗くだけのつもりが、サリマンの前に出ることにした。
と、解釈しながら映画観ていた。あまり奥深く考えなかったが・・・
>>633 スレ違い?に反応してしまった。今気が付いた。申し訳ない。
>>635はなかったことに。失礼しました。
>635
>本当にソフィーの事を恋愛対象にしていたら、男だったらサリマンの所にはまず行かせないと思う。
>行かせるまでのハウルのソフィーに対する気持ちは、
>好意を持っていても、家族の一員・母親的対象にしか見てないような気がする。
どうかなぁ。私もその辺は微妙なところがあるとは思いますが、まず恋愛感情に近い
ものはあったと判断しました。母性的要素は、臆病で弱虫で優しい男にとっては、
異性にたいする恋愛要素でもありますからね。ベタベタな設定ですがw
普通の男だったら行かせないとは思いますが、臆病で弱虫な男なら、ありえる話ですし。
自分が行ったら問答無用で捕まるかもしれないけど、ソフィーなら危害を加えられる
ようなこともないだろうし、穏便に話をつけてくれるんじゃいかと期待したというのも
あると思いました。
ところが正面対決の様相になったので、慌てて回収に乗り出したのではないかと。
いずれにせよ、あの演説だけで、いきなり惚れるのはないと思いますね。
それまでの積み重ねがあった上での、トドメにはなると思いますが。
そういえば語爆だったんでした。>637もなかったことにお願いします。
重ね重ね失礼しました。
>635
>本当にソフィーの事を恋愛対象にしていたら、男だったらサリマンの所にはまず行かせないと思う。
ほんとにそうだよね。私も凄く自分勝手な男だと受け取った。
でもそれってたぶんハウルの性格を表してるよね。確か、ソフィーは「わがまま、自分勝手」って
言ってなかったっけ?
何気なく書かれてるハウルの行動にも性格を裏付けるものがあるんだろうけど
それでもそんなに自分勝手な男をソフィーに好きとまで言わせたのはどうしてか?
とか、ハウルがソフィーを好きになったのは何故か?
その理由を観客にわからせるのが恋愛物だと思うんだが、こんな大事なポイントを
てんでスルーしてシーンの描写だけ描いてるよね。単に宮崎監督が心情を捉え切れなかった
だけなんだと思うが。
640 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 18:22:55 ID:eSsK3Bfk
つまるところ宮崎は恋愛描写が下手! とことでよろしいかな各々方。
よろしいですっ!!
>>639 この映画は恋愛ものをテーマにしているようだけど、
自分の感覚としては、「家族」を1番のキーワードとして捉えたんだ。
戦争も恋愛も、擬似とはいえこのファミリー中心に展開している。
如何にしてハウルとソフィーは恋に落ちたのかというより、
如何にして、ハウルは家族を得て守ろうとしたのかという事がメインのような気がする。
家族愛だね。
正直言うと、この映画に最も共感できたのは恋愛云々よりこの部分なんだな。
だから、ハウルがソフィーに恋した過程は、深読みせず見たままでいいと思ったし
ソフィーに関しても、やっぱり見たままだと思っている。
見たままとはどういうことか、というと
ソフィーは空中散歩でハウルに既にときめいてる。
実際レティーの所では、心臓というか魂取られちゃったみたいにほうけてた。
ハウルの場合、過程は確かに省略気味だが、それでもサリマン所では完全に惚れるに至っている。
その決定的原因はソフィー・サリマンのやり取りだと感じた。
ただ、恋愛に重きをおいて観てしまうと、確かにハウルの場合の省略さは気になるだろうな。
自分は感じなかっただけで。
監督は本当に、この映画を恋愛メインとして作ったんだろうか・・・
一応アンチなんだけど、この映画の原作(未読だけど)設定は凄く好きなわけ。
今までのどの宮崎映画よりも。恋愛物もありだし、ソフィーには共感できるし、
ハウルのキャラクターも。一番気に入らないのは、この映画の製作者(宮崎監督)
が何一つこの映画で共感して伝えたい事がなっかったって点だね。
人を好きになるのは理由がないとか言うが、世界の人口の半分の中で1人を選んだ
理由は絶対あるわけで、「愛してる」なんて女性は簡単に口に出せないはずだよ。
ソフィーがヘタレなハウルを好きになった理由もソフィーの人生を
感じ取ってればわかるはずなんだよ。極端な話、ソフィーの人生を感じ取ってなければ
万人に共感する恋愛映画も描けるわけがない、=人間も描ききれてない。
あくまで恋愛映画に求める自分の理想論なんだけど「アニメで描かれてる定形」
に恋愛を押し込めてしまってるのが残念だね。
今回ハウルの心情をあえて描かなかったのではないかと思うね。
そのおかげで最後のずっと待っていたってのが効いてるし
それを踏まえて2回目見たらハウルの表情や仕草の意味が分かってくる。
基本的にハウルは本心を隠して仮面をかぶっている他人に接しているような人間だからな
だからこそ、誰にも理解されないハウルの孤独な心の内がエンディングまで明かされないわけだ。
ハウルの心の孤独を表すシーンは眠るソフィーを覗くシーンや夢の洞窟のシーンや過去のシーンで現されているな。
独りぼっちで叔父の家に住んでいたハウルに初めてできた友達はカルシファーで、その時現れた女性は孤独なハウルを救ってくれる運命の女性に成りえるのではないかと思ったな。
ハウルの心の孤独が重要な要素ではないかと俺は思うわけだ。
もともとこの映画はペーソスあふれるコメディタッチの人情喜劇風に
するつもりだったんじゃないかなぁ。
どこかのレビューにも書いてあったけど、音楽が常に叙情的なので笑うべきか
迷うシーンがいくつもあった。もっとユーモラスなBGMがあればハウルがサリマンに
ソフィを送り出す場面もそう不自然なものには写らなかったと思うな。
寅さんがさくらに遣いを出すようなもので。あと緻密な作画が表現としてリアルすぎで
ユーモラスなシーンなのに妙に神妙に観てしまう場面が多々あったように感じた。
本来長靴をはいた猫のような往年の東映アニメーションみたいなデフォルメされた
タッチで描くと効果的なストーリーだったんじゃないかと思った。
これまでのシリアスドラマの語り口とはあきらかに変えてきたよね。
十分面白かったけど、絵と音楽がリアル指向すぎたのが惜しいところ。
でも音楽と画がジブリの売りだしなw
なかなかどうして難しい。
あ、自分は涙流して笑ってました。
会談上のフロアにいた、糸目ヒゲの洒落た動きにとか。
会談→階段でした
あの人、コンテ段階では動きしていなかったから
作家の遊び心なんだろうなぁ。
階段の魔女やヒンの動きといい、素晴らしい。
ジブリでこんなに爆笑した作品はハウルが初めてだ。
涙腺弱いから号泣して、連れに不審がられたぞ。
動き指定だ…
ああ、もうスンマセン。
>>640 そんあことハウルが作られる前から分かってたことだよ。
精神が未熟で、まともな恋愛なんてしてこなかった
パヤオが大人の恋愛を描けるはずがないんだよw
650 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 19:41:54 ID:KY2Z1nxN
>>561 描きたいから描く。
これが作家の正しいあり方です。
>>647 爆笑してホロリとさせる喜劇だよね、この映画。おれも笑ったし泣いた。
階段シーンが突出して見えるのは、あの場面が一番演出意図と音楽、作画が
ぴったり一致してたからなんだと思うんだ。
城が壊れて立て直して戦地に向かうシーンや、ラストの意外なタネ明かしも、
コミカルな音楽とあわせていればもっとクスクス笑えてハッピーになれる演出が
出来たと思うんだよね。あそこを難しく問題定義として捕らえてしまうのは
音楽と作画の微妙なバランスの悪さからくる影響な気がする。
ただでさえ宮崎映画の場合、ついつい真面目なシーンとして観ちゃう傾向があるからね。
と言いながら心の底から楽しんだ2時間だったよ。
ガイシュツネタかもしれないけど・・・
前から気になっていたんだけど、宮崎監督が全然宣伝活動に出てこないのはなんでかな?
個人的には、宮崎監督が一線を退いた後(監督だけどほとんどノータッチになった場合)でも
どれくらい集客できるか、実験してそうに感じるんだけど。
あと上のとは関係ないけど、フランスの公式サイトだと音楽が聞けるのね。
なんか得した気分になった。
653 :
608:05/01/08 20:06:09 ID:uypaLtvZ
>>623 ありがとう、うさんくさい人。
どっちかっていうと葛藤よりも、ハッピーになっ方だな。
みんな一生懸命になってるけど、話の整合性はどうでも良いんだよな。
観た後に、自分の弱さやダメさが許されているような、不思議な感覚があるんだよ。これ。
654 :
さくら:05/01/08 20:09:18 ID:sYChGva0
>>644 この方すごいわね〜
全くそうよね〜そうだわ〜
そうそう 私もそう思うわ!
もう既にかなり忘れかけてるから
早いトコ2回目行かなきゃダメだわ〜
皆さんホントよく憶えてらっしゃるわ〜エライ!
まあ、これだけ観終わった後も楽しませてもらってるんだから
何だかんだ行ってもやっぱり宮崎作品って事よね〜
早く冬休み終わらないかしら…
655 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 20:26:53 ID:DDBctpdS
>>644 同意。
ハウルの孤独感は、そうとう深いと思う。
ソフィーもハウルの城に行くまでは、ほんとに孤独だったと思う。
最後に、ハウルやカルシファーやマルクルと一緒に、暖かい家を
持てて本当に、よかった。
間違っても、自分が「見たい」と思ったんじゃない。
たまたま見ていたテレビでハウルの紹介をしていた。
少なくとも、自分の本心の一番の深層部分が、疑う事なく発狂した。
神経が爆発してぶち切れる、というのはおそらくこういう事に違いない。
汚い。壮絶に、鑑賞に堪え難い程に汚い配色。
はっきりと、「絵があまりにも汚い」第一印象が自分の目に焼きつけられた。
自分が「綺麗だ」と思いながら見る空はあんなにギタギタに化粧油で余すところな
く何重も塗りたくったようなどぎつい色じゃない。
これがDVDになるのかよ。馬鹿じゃないの!?
何でこんなくそ汚い物に付き合わされて金払わなきゃなんないんだよ!!
この半年、散歩したり、家にいながら一日一回は必ず空を見る習慣を付けていた。
自然の、ありのままの空の下で生きている実感が今の自分に一番欲しい。
それを見られるなら仕事を持たない家事手伝い業だけでも満足した一日を送れる。
自分の意志で選んだ生き甲斐の一つになっている。
ただ、それを「綺麗だ」と思い続けたいだけなのに。
悲しい。
自分がいちいちそう言わなければならないほどに、今の日本経済を支える文化人
や、それを作品から受け取る消費者の美的感覚が「正しい」とはとても思えない。
勿論、見せられた直後にテレビは切った。
起こってしまった事後を消す事は出来ないけれど、「こっちの空の方がどう考えて
も綺麗やのにな」と、窓の外を見て信じる事ぐらいは出来る。
間系煮さんに質問です、喜屋武督が激激超超超超禿げ性格悪くてイヤミな人が
大好きで気に入っていて仲が良い、とどこかに書かれてたんですが、
ほんとうですか?意外すぎですのう間違いでっしゃろ(;´д`)
ずっと待ってたの、云々は突っ込むと野暮になるんでしょうけど、敢えて男性の立場で
突っ込むと、
小さい頃に、「未来で待ってるから」とか、わけ分らん女に訳わからんこと言われた
からって、本当にずっと待ってる男がいたら相当バカかとw
カルシファーはともかくとして、
>その時現れた女性は孤独なハウルを救ってくれる運命の女性に成りえる
というのは、醒めた男性観客にとっては、死ぬほどありえない話でした。
少女漫画にしても、なかなかそこまで安易なネタは使わないんじゃないかなぁ。
それでもこういうので納得できて、喜べるのは、占いとか信じやすい女性ならでは
の感覚なんでしょうね。
昔りぼん読んでたことありますけど、漫画賞の応募作品に小学生の頃引っ越して
いった女の子をずっと想い続けた男の子が、高校になってその女の子と再会して
っていう恋愛話が、惜しいところで選外になってました。その理由が、小学生の頃に
出会った女の子を、高校生になっても想い続けるというのは非現実的でありえない話
だから、もう少しリアリティを考えるべしって感じだったと思います。
少女漫画の応募作品に求められる程度のリアリティ(心情描写に関わるリアリティに
ファンタジーとかはあまり関係ないと思うし)すらハウルは逸脱してるんですよね。
もっと乙女チックというのか、そんな感じですね。
野暮な突っ込み、失礼しました。だから良くないとか言うんでもないですけど。
ここまで乙女チックだと、ついていける層はかなり限られるから、もう少し宣伝方法
考えてくれたら、ムサイ男がわざわざ見に行ってお金損してアンチになる必要も
無かったのになぁ、とは思うんですよね。
ソフィーってハウルに一目惚れしたんじゃなかったの?
私はずっとそう思って観てた(2回しか観てないけど)。
本気でハウルを好きになったのはその後、弱ってミルク(だっけ?飲み物)を用意したくらいの
ところかな、と。へたれ男を好きになる属性の女にはあのハウルは非常なツボです。
ハウルもソフィーを憎からず思ってたけど、本気で好きになったのはあの演説あたりかな、と
思っていた。
>昔りぼん読んでたことありますけど、漫画賞の応募作品に小学生の頃引っ越して
いった女の子をずっと想い続けた男の子が、高校になってその女の子と再会して
っていう恋愛話が、
「まぼろし佑幻」ってこういう話だったな。
少年サンデーだけど。
俺はこの映画を恋愛だけではないと思っている
孤独だった奴等が集まって、一つの家族が出来上がる。それだけの話しなのに
感動してしまった。
そういやスターウォーズEP2もアミダラをアナキンが十年くらい思っていた話だったな。
乙女チックは関係ない気がする。
この映画って彼氏(ハウル)と彼女(ソフィー)の壮絶なケンカを描いたんだと思ったのは俺だけ?
>>661 一目惚れしたと思いますよ。
今話題になってるのは、ハウルがどこでソフィーを好きになったか、では・・・
あれ?違う??
ハウル(もしかしたらカルシファーも)の孤独を考えると、
オープニングの城歩きシーンが印象的になるな。寂しげで。
もう自分の終わりが見えていた頃だろうし。
ハウル=アムロ
ソフィー=フラウ
城=RX78
>>663 >孤独だった奴等が集まって、一つの家族が出来上がる。
同意。この映画のそこに惚れた。
確たるものの何もない関係で、お互いの好意だけで成立してるような家族なんだけどさ。
見ていて応援したくなるんだ。
670 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 21:16:45 ID:KY2Z1nxN
ハウル=ゲッター1
ソフィー=ゲッター2
カルシファ=キレンジャー
アカレンジャイ!
672 :
名無し:05/01/08 21:33:10 ID:/KHxrQWE
>>656 あなたの言ってることは、幼稚すぎる。
まるで、だだっ子だね。
>>643 多分それは、恋愛の他にポイントを置きたいものがあったからじゃないかな。
鑑賞時、ソフィーの惚れ方って以下のとおりに解釈していた。
ソフィーは空中散歩で一目惚れした。
その後ハウルのなさけな姿を見て、呆れる反面、母性本能が目覚めた。
自覚してなかったにしろサリマンに「恋してるのね」とか言われたら更に意識するだろうし
サリマン対決後の「愛してる」発言は、夢の中じゃ大胆、というか本心、てこともあるだろうな程度で観てた。
自分は「恋愛」でなく「家族」メインで考えてたから、解釈違ってくるだろうね。
そういえば、観てる時、対サリマン演説はちょっとした恋心だけからでなく、
サリマンのちょっと黒々しい嫌な面を見たからこそ、出てきた台詞のように感じた。
そうだね。
ハウルに比べてサリマンは黒い。
黒いサリマンを嫌がるハウルはまともだ!
という感じだった、あの時のソフィー。
ハウルはそれを聞いて感激しちゃったんだろうか。
自分の好きなシーンは、夢の中と引越し、過去からの帰途途中。
全部よくわからないまま見ていたが、なぜか胸に響いた。
映像が目に焼きついていて、後からじわじわくる感じ。
ソフィーの感情の盛り上がりと、映像のスピードが合っているからでしょうか?
>へたれ男を好きになる属性の女にはあのハウルは非常なツボです。
ソフィーみたいにしっかり者で面倒見のよいタイプは、甘えられると弱い。
でも指輪を渡す時は、頼りになる大人のハウル。
この辺の大人の部分と子供の部分の出し具合が上手いと思った。
ハウルにしても甘えられる女性を求めていたのかな?(自分女だからわかんない)
あれだな、
あんだけヘタれて言葉どうり、ベタベタでドロドロ、グチグチして
泣き事言ったすぐ後なのに、
面倒見てくれた上に自分を見捨てないで、
挙句その行為を認めるような発言されたので
(自分の怖い母親に対し)
どうしようもない素の自分まで愛してくれるのは
この女しかいない、とか思っちゃったんだろう。
677 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 21:56:32 ID:KY2Z1nxN
最後のアレはディープだったのかな
お互いに一緒にいる理由がわかったから恋愛に発展したんじゃないかな?
打算的な意味ではなくて。普通の恋愛とは逆行してるけど。
この物語は恋愛の過程を描きたいんじゃなくて、
普通の人々が恋愛して家族を作ってその先にどんな人生が待ってるのか、
その意味をおばあちゃんから逆行しながら描いてるんだと思うよ。
普通の恋愛ものはお互いの気持ちが通じ合う瞬間が物語のクライマックスで
エンディングなわけだけど、この映画は逆行してる分、その先を描きながら
最後の最後に通じ合えるという面白い構成な分、まるで一人の女性の生涯を描いたかのような
印象だよね。
ラブストーリーのラストは大抵、この先この二人は幸せに暮らしていけるんだろうか?とか
今が人生の絶頂でこれからが大変なんだよなぁとか想像してしまうけど
不思議とこの映画の二人のラストには安心感を覚えながら幕を閉じて二人を見送れるのは
その先の人生を既に主人公と一緒に我々も体験してるからなんだと思う。
ユニークな構成のラブストーリーだと思った。
>656
>汚い。壮絶に、鑑賞に堪え難い程に汚い配色。
なんて装飾的で薄っぺらい色だと自分も感じた。トトロみたいな自然に対する憧憬は
ちっとも感じられなかった。
>659
>小さい頃に、「未来で待ってるから」とか、わけ分らん女に訳わからんこと言われた
>からって、本当にずっと待ってる男がいたら相当バカかとw
そのバカがハウルなんだよ。魔法使えるから一目置かれてるが子供のまんまなんじゃないの?
髪の色でヒステリー起こしたりとか。
>676
禿同。それまで醜態みせて愛想つかされまくってるから余計に。
まあつまんない映画なんて年間何本もあるし、普通は友人に愚痴でもこぼして
それですっきり。そんなのの事は忘れて次の映画観ようぜって事になるのだけれど…
…なんかなぁ。これがアニメの頂点だ、日本の文化の代表だ、ってツラを
されるのが気に食わんのだ。これよりおもしろいアニメなんてなんぼでも
あるじゃないか!
とかいいつつ、最近のアニメは観てないんだけどな。
ハウルがねばねばを出してソフィーに風呂に連れて行かれる時、
バスタオルが落ちた。
これはもう、ソフィーと結婚するしか無いと思った!
>>681 なるほど
奴らの将来が決まったのは、
そんな何気ないギャグシーンだったのか
684 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 22:33:28 ID:Q4kM/fcG
ついでに、
>これがアニメの頂点だ、日本の文化の代表だ
なんて思ってるのっておまえだけじゃねーか?
世界は宮崎アニメといわゆるジャパニメーション的アニメを同一視
してないと思うけどね。
685 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 23:01:23 ID:KY2Z1nxN
686 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 23:04:09 ID:9fkGfYYz
>>678 私は全く逆の印象です。
作品中で、正直ソフィーをおばあちゃんにした意味がないと思いました。
おばあちゃんソフィーは、若いソフィーと言動が一緒。
対するハウルも、おばあちゃんソフィーと若いソフィーで態度を変えるでもない。
単に階段上がるのがツライという、運動能力以外の部分で「おばあちゃん」という
設定が全く生かせてない。
このスレは♂のヒトが多いんですか?
♀の視点から言うと、老いは恐怖なんです。
ハウルは美人しか好きにならない。
一方ソフィーはしわくちゃのおばあちゃんなので、
ハウルに惹かれながらも自分が愛されるはずが無いと思っている。
荒地の魔女もハウルに御執心で魔力で若さを保っている訳です。
最後の一家団欒シーンは介護老人を抱えた同居嫁を連想してしまいました。
ソフィーと結婚したハウルはもう浮気はしなくなるんでしょうかね?
688 :
さくら:05/01/08 23:10:33 ID:sYChGva0
ヘ?!
ハウルって浮気者なの?
うーむ。
恋愛過程の描写が、それこそ皆が疑問に思うくらいに省かれているから
なんともいえんなぁ。
好きになった理由がはっきりしないから、
何がきっかけで嫌いになってしまうか分からん。
>>687 浮気はどうだろうね。
最後に王子が「人の心はうつろいやすい」って言ってるし
こういうところは現実的なんですよね。
>688
プレイボーイで女の子を振り向かせるまでがおもしろい。
恋愛はゲーム感覚。
相手が夢中になると逃げる。
荒地の魔女にもちょっかいを出して追いかけられる羽目に!
それは原作の話じゃ
映画もそうだったっけ?
映画の中でもプレイボーイなんじゃないか?
>>686 そうかな?ソフィが他者とともに生きることの大切さを知るのは
老婆にされたからじゃないかな?それまでは一人で気丈に生きて行こうと
考えている少女に見えたけど。
この映画は一種のシミュレーションで、人は恋愛をしていずれ子供が出来、
望む望まずにかかわらず家族という社会の一員になっていく。それを
逆説的に、恋愛をするということはいずれ家族になり社会にいやがおうでも属することになる
第一ステップなんだということを、暗に伝えようとしてる映画なんだと思うんだ。
ハウルと恋愛に落ちるところが最終ゴールではないし、なんで我々は恋愛するのか
という素朴な疑問に答えようとしてると思うんだ。
そんな難しい語り口ではないけどね。
>>687 浮気もするんじゃない?w
ただこの二人はお互い好きだからとか気持ちを通じ合ったからとか
そういう俗っぽい感情だけでこれから暮らしていくんじゃないと思うんだ。
社会にとって二人で家族を作ることの意味を理解した上で結ばれてるんだから。
浮気は嫌いになったからするってもんでもないんじゃないか。
映画ではその辺が省略されてましたが、
何となく匂わせていましたね。
697 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 23:30:25 ID:G6VTU5IR
もののけみたいな力みすぎ派手すぎの説教映画よりは良い感じに力抜けてるマターリ反戦映画のハウルの方が良いなぁ。
配色が悪いってよくいうけど
どのあたりが悪かったかね?
カルシファーが安ッぽってのはあったけど
だいたいよかったけどなー
699 :
名無シネマ@上映中:05/01/08 23:43:59 ID:LTZ7Bbjz
仕事中にフと、「あたしぃんだよぉ〜」と一生懸命美輪さんのマネしてる自分に気付いて鬱。
>697
同感。自然と開発の間で人間はどう生きるべきか、なんて大上段に構えられてもねー。重すぎ。
もののけは作りがしっかりしていていいと思うよ。
ハウルは色んなシーンや音楽を楽しみながら見れるのが良い。
702 :
名無し:05/01/08 23:56:10 ID:/KHxrQWE
私は配色は、好きだったけどな。
特にソフィーの帽子屋とかは、英国アンティーク風って感じで。
703 :
名無シネマ@上映中 :05/01/09 00:03:43 ID:r89LoNNn
ハウルは心臓が無いから心が無くて
恋愛に対しても本気になれない↓
女の子を落としては捨てる
ってのを入れてたら良かったのに
>>702 配色もそうだけど
自然の描写なんて相変わらずすごかったよなー。
これまでになかった渓谷沿いに歩く城から見下ろす谷底とか
俯瞰から見る鹿の群れとか。
705 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 00:09:45 ID:9wWZkflj
なんか
>>676 の解釈で正解だとすると
共依存みたいでキモイカップルだな。
こんな風に共依存だったり、つり橋心理での恋愛を無理やり描くよりも
ソフィーはおばあちゃんのままで家族としてもっとちゃんと成り立ってから
最後の最後で若い姿に戻って恋の予感。。。
というほうが健全だったのではないかという気がする
人
(_)
(__) 運行ー
( ,,・∀・)
◎ ̄ ̄◎
709 :
名無し:05/01/09 00:48:36 ID:nX2ByOz4
>>704 >これまでになかった渓谷沿いに歩く城から見下ろす谷底とか
>俯瞰から見る鹿の群れとか。
あの映像をテレビで見て、映画館に足を運んだんだよね。私。
動きにつれて川面に太陽の光があたるのに感動した。
物語が城の部屋の中で進行していくから、花畑のシーンは、
城のドアから外に出た時、ぱーっと開ける広くて明るい空間が際だってる。
美輪明宏は天才的だったな。
婆ちゃん声は婆ちゃんとしか思えん。
とても男の声とは思えなかった。
711 :
名無し:05/01/09 00:56:52 ID:nX2ByOz4
>>710 美輪さんは、格が違うって感じがする。
私が一番好きなのは、ソフィーにハウルの心臓を渡すときに
「そんなに欲しいのかい?」って言う台詞。
ソフィーに黙って抱きつかれた時の表情と相まって、ソフィーに
対する愛情がこもった優しい声だった。観る度に、あそこで泣ける。
(;|||´Д`)ジぶりえーがって寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて
寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて凍え死にそうになる助けて。。
713 :
名無し:05/01/09 01:09:01 ID:nX2ByOz4
カルシファー。
>>712の家の風呂に熱いお湯をおくってくれ。
>>705 これって見てるだけでもまずいんですかね?
人,,λ
,υ´ `τ,,
γ ,(
ミノ ヾ (・) (・) ソ ヽ彡 <おいら最近のアンチは嫌いさ
ヽ_ゞ (  ̄ ) }_丿 やつらには礼儀ってもんがない
. ´ヘ,,, `⌒´ ,,,,丿
>>694 ですよね。
老婆になった意味は、それまで自分の感情を素直に表すことが
できなかった(若い人にありがち)ソフィーが、お婆ちゃんになって
ずうずうしくもハウルの城に居座ってしまったり、カルシファーと
対等にやりあっていけるようになるところでしょう。精神的にも年をとっているのです。
老人は、世話好きで、おせっかいで、あーいえばこーいうで、口やかましい。
でも、あれこれ言うのはその人のことを思っているからで。
なさけないハウルを無条件でかばうことができるのも、
母親的な愛情を発揮しているからでは。
これは自分の解釈だけど、
「老人は無条件で戦争が嫌い。どんなにすばらしい大義名分があったとしても。」
というのもあります。
ソフィーを老人にした意味はすごく大きいというか、話の核心だと思うんだけどな。
ただ、あまりにもソフィーが老婆になるのが早かったので、そういう変身前の
ソフィーの性格が変わっていることを表現しきれていないなあ、と思う。
(元からそういう性格のように見えてしまう)
いい火だねえ。
>>712 ずっと見てるとゲシュタルト崩壊が起こる
>>709 ジブリ作品の背景や景色って、実際に存在する場所を参考にして作られてる(描かれてる)
から、本当にリアルで素敵だよねぇ。 私もTVで見て感動してたよ。
そういえば映画を観てから原作を読んだんだけど、原作だとソフィーってチョッピリだけ
魔力を持ってるというか‥使える(物を動かすとか飛ばすとかそういうのじゃないけど)
んだね。
でも、劇中で「ソフィーなら大丈夫だよ」ってカルシファーの台詞は、信頼しあってる=
ハウルやカルと心が通じ合ってるソフィーだから大丈夫って意味にとった。
原作を読んだ今でもそう感じてる。
>>716 若い女性にも色々あるからね。
着飾って賑やかで、若さを楽しんでいるような同僚達が、
冒頭の部分で描かれていたけれど、ソフィーはその対極にある。
ハウルは、ソフィーにとって「永遠の少年」、
ユング風に言うと、アニムスですね。
女性の中の隠れた男性性みたいなもの。
老婆化する前から、媚びない頑固さや、
身なりへの無頓着さ、として表現されていたように思う。
母親への反発と、家業(父親?)との関係が
背景にあるらしいことが、それとなく描かれているのですが、
それらは無意識に行われているので、
表面的には、女性性の否定というネガティブな形をとってしまっていた。
老婆になったことで、女としての自分を否定する必要がなくなった。
それと同時に、彼女の大切な資質であった積極性が、城の大掃除、
王宮への直談判等々の具体的行動となって表現できた。
結果として、生身の男性のハウルを愛している自分を、
つまり抑圧されていた女性性を素直に肯定できるようになったのでしょう。
恋愛は考えてするもんではないと思うよ。
結婚は、考えてするべき。恋愛の先に結婚があるかどうか考えなくていい
若い頃は、どんどん恋愛すべき。でも30過ぎたらそんな無責任な恋愛はで
きなくなるね。芸能人とか芸術家でもない限り。。
スレニ関係ない一人語りスマソ。。。
723 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 03:36:57 ID:vIc95xnH
「ハウルの動く城のお客の入りどうだった?」
「ん〜。○○○○○○○」
○の中身を知りたいアナタ!今すぐキーボードのUからQまでを続けて読むんだ
725 :
631:05/01/09 04:16:14 ID:V22D+fS8
>>658 あ!ほんとだ!何で間違えたんだろう…ご指摘ありがとうございます。
また交換してはっつけますね。スレの無駄遣いすいません。
>>600 私も気になる。
> あそこでハウルは何をしてたんだろう?
これはソフィを待っていた(探していた?)んだろうけど…
> ソフィーが扉の中に行ってるのをわかってたんだろうか?
これはわからない。ハウルは何を感じ取ってあそこに来れたんだろう。
ソフィー、ヒン、指輪(途中で壊れたけど)、扉…?何で場所がわかったんだろう。
728 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 05:17:06 ID:2afWyXCS
魔法使いだから何か魔法で判ったんだろ
730 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 08:26:35 ID:cciAXhBM
ハウル1000円で劇場盗撮版DVDが出回ってる層jy内科!!!
観客が前横切ったり話声が聞こえたりするそうだけど
どうせキムタくの声だけが話題の中心の糞映画だからそれでもいいや
だれか買ってこんかな
アンチじゃないよ、アンチじゃないんだけど、
おばあちゃんの元気を売りにするんだったら、
ラピュタのおばあさんのほうが元気で好きだったなー。
「あたしゃぐずは嫌いだよ!」
733 :
さくら:05/01/09 10:04:34 ID:eK4qEFTs
なんかここ すごい解読作業が進んでるわね〜
でもなんだかちょっとズレて来てるような…無理矢理なような…
でも
>>716と
>>720には同感ですわ。
それから美輪さん、ホント最高でしたね〜
ジブリの画はやっぱり自然描写&空想モノが最高ですわね〜
あと空中散歩の件、私もそう思いますわ!
そうなのよ〜あんなのがもう何回かあったら良かったのよね〜
良いトコついてるわ〜アナタ!
私も2回目を観に行く前に原作を読んでみる事にしましょ
>>582 作品のテーマが命令形なのは、やっぱりあの宮崎さんからのメッセージということでw。
本人曰く、職人の親分なので。
でも、「よく働け」と「労働は尊い」は繊細な方には違いが気になるのかもしれませんが、
自分のような大雑把な人間には同じ事です。
>>583 ごめん。ただ、上記の作品のテーマは私の強迫観念ではなく、単なる思い込みです。
(同じようなもんかw)
最初は作品のテーマは「仕事を辞めろ」だと思ったのですが(冒頭のつまらなそうに
仕事するソフィーが印象に残っていたので)、いろんな方から一斉に反論されて
考えを改めましたw。
>>575 一般的に言って、夢の中の出来事というのは現実を反映しますよね。
不安な時には不安な夢を見たりすると思います。
>>563 私は今回のハウルは「千と千尋」での「ハク」と「カオナシ」を足し合わせたような
キャラクターだと感じました。
「ハク」は男の理想形。
「カオナシ」は男の暗黒面。
前回分離していたキャラクターが、今回1つになったと感じました。
それから、どこかでハウルの自立の過程を描いた物語という批評を読みましたが、
(このスレかどうかは覚えていませんw)それは当てはまらないと思います。
城を動かしていたのは「カルシファー」ですが、
「ハウル」=「カルシファー」だと思いながら見ていた為です。
星にぶつかった少年 の星って天からあたえられた才能のメタファー?
ハウルはその才能をもてあましていたってことだよね。
私達の現実では、それは頭のよさや芸術、スポーツ、美貌だったりする。
自分の才能なんて一般人にとってはなかなか実感できないけど、
年寄りから見れば、若さもまたひとつの才能なのかもしれない。
冒頭のソフィーの根拠のない頑なさも若さゆえの悩みだったのだろう。
この作品はもやもやした青春時代から別れを告げて、
大人になっていく二人を描いているのかなと思った。
大人になるということは、
ありのままの自分を受け入れること、
誰か守るべき人をみつけること、
その相手をありのままに受け入れること、
なんだよって言ってるのかと思った。
>>735 宮崎・メビウス対談の中で宮崎さんはメビウスの天才的な画風を評して
「星があたったんですよ。流れ星が」
と仰ってますよね。
>大人になるということは、
>ありのままの自分を受け入れること、
>誰か守るべき人をみつけること、
>その相手をありのままに受け入れること、
>なんだよって言ってるのかと思った。
素晴らしい。
ここまでくるともう宗教だね
そりゃ教祖様の風呂の水を聖水と解釈もできるわけだよ。
理解できないものを「宗教」で片付けるのは、最も安易な逃げ道だな
うん。理解できない。
理解したくもない。
だから宗教だなって思うよ。
ここまでくると量子物理学だね
理解できない。理解したくもない。だから量子物理学だなって思うよ。
いや、>737のブログは読んでないんだが
>>741 737のブログについて書いたわけじゃない
(タイムスタンプみれば解るが1秒違い)
>大人になるということは、
>ありのままの自分を受け入れること、
>誰か守るべき人をみつけること、
>その相手をありのままに受け入れること、
>なんだよって言ってるのかと思った。
このへん。
あの映画からここまで読み取るのはもう宗教。
シュレディンガーの猫はわかってる人に説明してもらうととてもよく解るので
一緒にしてはいけない。
>>742 >大人になる〜
ってのは充分読み取れるがなにか?
もうほとんどプロ市民なみのクレイマーだな。
3歳児の喧嘩か。
できる、できない。
アフォかと。
両者とも同じ穴の狢だ。
と一歳児がレスをつける
>732
私もあのおばあちゃん好きだけどソフィーがあんなんだったらそれはそれで
苦情が来ると思う。
>732
あれは元気じゃない、超人だ。
>732
「お母様……ハウルに恋してらっしゃるのね?」
「そうさ!恋してなーにが悪い!」
……やっぱ却下
繊細な方が多いようですね。
解釈がいくつあろうが、作品自体は永久に変らないので安心してください。
ただ、DVDになった時は赤くなっているかもしれませんがw。
>>741 ごめん。
アンチスレのレスのおかげで理解できるようになったよ。
つまりあれだろ、テニスの王子様という漫画を読んで(アニメを見て)
主人公の男と準主役ぐらいの男が行間で恋愛関係にあるというのを
読み取るみたいな力だってことだよ。
やっと理解できた。
この物語の意味を理解してやろう、と思っていたけど、
もう、そんなことどうでもよくなっちゃったよ。
物語性はあるようでないに等しい。
物語の意味を理解しようとするより、この作品にちりばめられた美しいイメージを、
そのまま、ありのまま受け入れて堪能すればいいんじゃないか。
特にあの流れ星が落ちてくるシーンは、ぞくっとするぐらい美しい。
ああいう映像美は「ファンタジア」を彷彿とさせるよ。
「ファンタジア」だって物語性があってないようなもん。
美しい映像と美しい音楽を、ただただ堪能すればいい。
そういう映画なんじゃないかな。「ハウル」って。
752 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 13:45:50 ID:LZO1SF0C
ハウルの最初の頃のシーンで先勝パレードのシーンあるじゃん。
あそこで流れている「愉快な何とか」って曲、ハウルオリジナルじゃないの?
ハングル板で、韓国の仏教テレビで放送開始時にこの音楽が使われている
って書き込みがあったが。
753 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 13:49:47 ID:7J4NXTdX
動く城は、ハウルの心象風景なんだと思った。
城をソフィーの実家と同化させたのは、その時点で
ハウルがソフィーのことを好きになっていたからだと
思う。
>>751 なんか達観してきましたね。
物語性がないといわれると??
分かり辛いところを観客に分かりやすく伝えていれば
そういう風に言われることもなかったんじゃないかと思います。
とはいってもこの映画分かりにくく仕上がってるんで
自分が気に入ったのもいろんなシーンが綺麗だったり楽しかったりしたからですが。
どうせならゲド戦記をハヤオチックに映画化してもらいたかったな
>755
うわさだとオファーしたけど断られたらしいぞ。あなたの描く女性像は嫌いだ、とかいわれたらしい
お厳しい
>>756 マジですか。もののけみたいな暗くて退廃的なムードのジブリを見てみたかったもんだ・・・
ロリコン色の強い作品ができるかと思われたのか・・・・orz
>大人になるということは、
>ありのままの自分を受け入れること、
>誰か守るべき人をみつけること、
>その相手をありのままに受け入れること、
>なんだよって言ってるのかと思った。
これがハウルの解釈として妥当かどうか知らないが、
愛するということは欠点も愛することだとスタンダールだかゲーテだかも言ってるから
おかしくないと思うが。
>>736は映画から普通に読みとれる範囲だよ。
「大人になる」というか、よりよく生きるための折り合いの付け方を
模索する話だなぁと思った。
才能=流れ星だとするとハウル=宮崎監督って感じだね。
ハウルの魔王化には、桁外れの才能を持つあまりの暴走と
守るための戦争での力の暴走と、両方の意味があるんだね。
>>761 この作品は、宮崎さんから奥さんへのラブレターかとも思いましたw。
解釈なんていくらでもあるんですよ。
重要なのは何が正しいかではなく、どう感じたかです(連続ポストごめんなさい)。
エンドクレジットで三文字の名前がなくてよかった。
俺が一番印象に残ってるのはハウルの子供時代流れ星が水面を
疾走するシーン。
パシ、パシ水を叩いて飛んでいき最後に人型が沈んで消えていく
あのシーンだ。
短いがあそこは眩かった。
>762
パヤオったら12歳の少女と恋愛して何が悪いって言ったんだって。
マジロリコンだったとは・・・。
奥さんとも仮面夫婦じゃないの。
輪になって踊る星の子のグッズがないのはなぜだ!
ところで、王宮のサリマンのところで星の子が歌う不気味な歌はサントラとかに入っていますか?
>>769 サントラの15「サリマンの魔方陣〜城への帰還」
に入っている。
>>723 uytrewq
このコピペ、ときどき貼られてるけど何?
「ハウルの動く城の館内状態はどうでしたかね」
「ン〜なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいたてなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいたなんかすいてたんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいたなんかすいた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてた
なんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいてたなんかすいたなんかすいた
なんかすいてた。入力が楽w
ふーんいちいち打ち込んでたのか
ご苦労
アンチスレに信者乱入。本スレにアンチ乱入。明らかに後者の方が頭悪そうだ
775 :
名無し:05/01/09 18:05:41 ID:SgfuTQaE
>>770 あれって、誰が歌っているんだろう?
おおたか静流ちっくな声だけど、すごく耳に残る。
>>774 どっちもスルーで
本スレは荒れなきゃアンチいても良いと思うけどね
>776
774はいつものアラシだぞ。
自分の考えと同じベクトルなら、アラシも取り込もうというのか?
>>777 一行目に関しては悪かった
二行目はちょっとごめん意味が分からない
戦闘シーンのメカと魔法の不整合が気になる。
いっそのこと、ハウルが聖闘士星矢みたいな敵に流星拳くらって、命からがら
城に戻ってきた方が理屈抜きで良い。
昨日観てきた。思ってたより面白かったよ。
ところでイキナリ母親が出てきたような印象が合ったけど、
冒頭で母親についてのセリフとかってあったっけ?
台詞も何も冒頭で登場してたがな
あれだけでわかれってそらあんたむちゃやがな
>>770 ヽ(´ー`)ノありがとう
床に魔法陣描いてその真ん中で聞きます
そういや引っ越しの時に白線引きやチョークで魔法陣描いてたのがおもしろかったね
784 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 19:30:53 ID:VoSUigFf
風邪なのとかいってたなぁぁ
ってか初めてだったなぁ宮崎ちゅあんの作品できっすは
サンがくちうつしで明日かにゲロ食わせてましたが。・
そういやチスしてないな
昨日初めて見てきた。
多くの映画の場合スタッフロールが流れた途端に席を立つ人が多いけど
最後まで客席のほとんどが動かなかったのに驚いた。
で、なんでソフィーが魔法でおばあちゃんになった後
若くなったり老いたり繰り返していたの?
ハウルが寝ている姿を覗いた時は若かったし。
そこら辺、良く分からなかった。映像は素晴らしかった
>>779 ひょっとして今日の東映チャンネルずっと見てた?
>>788 >1にFAQサイトへのリンクあるのでまずそこを見て
フランスからだけど、今週水曜日から遂にハウルが始まる。
町中の広告、テレビでの宮崎特集、等の数がハンパじゃないです。
凄い量で報道されてる。現在、先行上映されたのが国内で57個。驚きの数。
水曜日からは最低でも400以上の映画館で放映されるんじゃないかな。
先日、映画館でポーラエクスプレス見たけど、ハウルの予告が流れた瞬間
子供たちから歓声があがってた。ここ数年でのフランスでの宮崎作品の
浸透ぶりはちょっと凄い。あと今、メビウスと宮崎の共同個展が行われ
てるけど週末の入場が2時間半待ち状態。この状況からすれば千尋は
越えるでしょうね、入場者数で言えば。
ボチボチ出始めてる映画誌、サイトの批評だけど、4つ星が最高点で
カイエ・デュ・シネマとマッド・ムービーで4つ星。
シネライブで3つ。スタジオマガジンで2つ。スタジオマガジンは、
ハウルは宮崎映画の中で最も好き嫌いが別れてしまう映画になる、と。
ナウシカ以外、全部の宮崎作品は上映されてるけど、一番評価が高かった
のはラピュタだと思う。それから千尋ともののけもプレス+観客ともに
4つ星評価。トトロがプレスが3つ、観客が4つ。魔女がプレスが4つ、
観客が3つ。ってか、普通に全作に3つ以上の星がプレス、観客両方から
付いてるんだからちょっと凄い。ハウルはどうなる・・・
>>791 貴重な情報ありがとう
今週の公開たのしみです<フランス
あと、ハウルの動く城の第一回に発表されたフランスタイトルが
「Chateau du voyage」(旅する城)。これにフランスのジブリファンが
激怒。Chateauはラピュタで使われ、voyageは千尋で使用されてた言葉
だったため「ラピュタと千尋を足しただけの安易な商用タイトル」って。
その後、「chateau du magicien」(魔法使いの城)に変更。も、ファンは
納得せず。なんで、ハウルの動く城を仏語に直訳しないんだ、って。
まあ、フランスでは外国映画のタイトル変更は得意中の得意だからw
その後、また変更して正式に「Chateau ambulant」(移動城)に
決定。
795 :
これが本当:05/01/09 22:14:27 ID:AQmc21IR
ま、フランスでも日本と同じ反応だろう。
賛否両論で千尋には及ばないってところの評価でしょうね。
797 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 22:54:14 ID:r6ZnZ1US
ソフィーはハウルの何処に惚れたのか?
またそれは大体どの辺なのか?
ご意見乞う・・・。
最初の空中散歩のシーンってことは・・・。タイタニック?
>>794>>795 ぎゃーー!ホントに…私はなんて奴なんでしょう…。まだ間違ってたんですか。
ありがとうございました。
>>728 > 魔法使いだから何か魔法で判ったんだろ
そんな…私結構気になったんですが。何であそこにいたんだろう、って。
どうかな?
外国じゃ評価が違うなんてのは良くあるからな
それはさ、訳が良いという可能性もあるね。
あとオバサン声のヒロインかどうかというのは案外大事かもしれん。
なんでこんなに何度も「ソフィーがハウルのどこに恋したか」という疑問が出てくるのか、
そのことが不思議だ。
そんなにわかりにくいかな。
まったくわからない
803 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:05:22 ID:r6ZnZ1US
うーん。アニムスとかって言われると難しい。
「愛してる」が結構急に見えたしね。
805 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:10:31 ID:r6ZnZ1US
いろいろと謎の多い作品だけど、
せめて二人の関係くらいは丁寧に追って欲しかった気がする。
ちょっとこのスレを読み返せばどこに惚れたかとかいう話は出てるし
タイタニックはローズがどこに惚れたかわかるの?
809 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:20:19 ID:r6ZnZ1US
ローズはジャックに惚れていない。
811 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:22:14 ID:r6ZnZ1US
まあまあ、ガイシュツなのは承知ですが、もう少しみなさんの自由な意見をと思っただけですよ。
>>809 それならソフィーも言ってるほど愛してないって事でいいじゃないだろうか。
813 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:24:02 ID:mvBYdqC1
どこに惚れたってのははっきり映画の中で明言されてないから
ソフィーの表情やなんかから読み取るしかないよね。
そうすると人によって受け取り方が違うから万人が納得する答えは出ない。
そして妄想はどうのでループ・・・
815 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:35:45 ID:r6ZnZ1US
なるほど。結局そういう映画ということですね。
まあ、大抵の恋愛映画はそうだ。
ハウル動く城のおかしいのはその後の行動だと思うが。
817 :
名無シネマ@上映中:05/01/09 23:53:21 ID:r6ZnZ1US
確かに、恋愛映画における恋愛のきっかけなんて曖昧なものかも知れないですね。
「ハウル」の場合はその後の行動がおかしいので、発端くらいは押さえてあるのかと・・・。
そう、きっかけなんてどうでもいいと思えないところが困る。
女性にはその辺を納得できる人も多いみたいだけどね。
(実は明言する必要がある、という考えそのものがわからない…。
これは男と女の違いなのだろうか、個人的な差異なのだろうか)
ハウルは女性から見て魅力的なキャラに作られていた
映画の中でもソフィー視点のハウルという演出があったり
おかしいって言うその後の行動ってどの辺り?
恋愛のきっかけは明言しようとしても出来ないので
見終わったときにそれが気にならなければ映画としてはいいのでは。
まあ、個人差もあるし男女差もあるでしょう。
男性はあまり恋愛話には夢中にならない傾向はあると思います。
恋愛映画よりも家族映画だと思ってたよ。
ハウルが本気でソフィーに惚れはじめたところはハッキリしてると思う。
サリマンvsソフィーのところから。
自分のかわりにソフィーを城へ行かせたのは、甘えもあるが
本当にソフィーが自分を救ってくれる人かどうか試してみたっていうのも
あるんじゃないかな。
ひねくれた子供が親にわざと無理言って、親の愛情を試すのと同じだと見た。
>>822 恋愛映画でもあり、家族映画でもあり、少女が自分を見つける話でもあると思った。
だから男の人から観たら物足りなかったり説明不足に思える部分が大きいのかも。
日テレのCM見たら明らかに未公開のシーンがあるな。
花畑で正面画バストショットで何かを睨み付けてるハウルのカットと
終盤、ソフィーを扉の前で待ってたバージョンの首長の鳥ハウルが戦火の街を微笑みながら飛んでいくのをパンするシーンがあった。
こりゃあDVD完全版出るか?
>>823 そうなの?
「ソフィーがいたからサリマンのとこに行けた」とか言ってるから
言葉通り行かなきゃいけない状況に自分を追い込んだんだと思ってたよ。
ハウルがソフィーに惚れた過程はよく分からなかった。
原作読んだら分かるかと思ったら原作も分かりにくいね。
>>826 一番の理由は臆病でサリマンのところへ一人で行けなかったからなんだろうけど、
サリマンとの対決の後は、一転してソフィーを守る姿勢になってる。
サリマンvsソフィーを境目に、子供→男になったんじゃないだろか。
今から読んでみます。
>>827 ああ、それは分かるかも。
言動も朗らかになりましたよね。
>>635に先を越されていたか・・・チェ
新説だと思ってたのに。
>>798 >そんな…私結構気になったんですが。何であそこにいたんだろう、って。
ハウルも、ソフィーの指輪と対になっている指輪をはめていたじゃないですか。
(ハウルがはめていた指輪は赤い石がついている指輪)
心の中でその人のことを強く思うと指輪の光がその方向を指し示す、という
設定らしいから、ハウルも指輪の光に導かれてソフィーのもとに行くことが
できたんじゃないでしょうかね。
832 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 01:09:03 ID:3Kx/pASX
>>825 そうなんだ。見てみたいよなぁ、謎の多い映画だからね。
>>825 俺も物足らないんです。はい。
原作にはない戦争シーンを入れたおかげで、まだ見れました。
魔法が解ければ、あの戦争での被害も元に戻るのならハッピーなファンタジー
なんだろうけど、そうじゃないみたい(映画での説明表現は無い)ので
大いに引っかかりまくり。
前のほうでスレを書いたが、誰しも戦争は好まないし、平和を望んでいるが、
ある問題から、いがみ合いが始まり、戦争気運が高まって実際戦争が起きる。
それをこの作品では、そのようになる力を「魔力」として扱った。
そのへんはさすが宮崎俊と思わせる。
だが、作品内容に戻るとソフィーの国・故郷・仕事仲間・家族に対する薄情さが
如実に現れている。
幾ら年老いて少々の事で動じない設定であっても、涙も流さない、安否も気遣わない
ハウルと自分さえ良ければいい、そんな自分勝手で無責任さが大いに引っかかる。
確かにそんな状況下でも、そんな状況だからこそ強く幸せを望むのは解らんでもないが。
女性から見ると、ソフィーの悩みもハウルの魅力もくどいほどわかるからなあ。
男性の中には、本当にまったく少女漫画を理解できない人がいるけど、
昔から妹が買ってた少女漫画に親しんでたという男の知人はちゃんと納得してたので
男女差というより経験で養うノウハウの有無のもんだいなんだろうな。
834 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 01:13:59 ID:4hZtvpgJ
あの城は、大砲やなんかで防御していて自分の殻に閉じこもるハウルの心を表現したものだったのかな
大砲からは弾は発射されない、威嚇するためだけのもの。
その威嚇に素直に入り込める者だけをハウルは受け入れたのかな。
835 :
798:05/01/10 01:16:38 ID:bEO4I5Wy
>>831 あ…ホントだ。確かにハウルも同じ指輪はめてましたね。忘れてましt。
な〜るほど!やっとわかりました。
じゃあ、ソフィーが引っ越して今キングズベリーにはいないと途中で気づいたんですね。
そういえば、見間違いだったら恥ずかしいんだが
ソフィーが指輪貰った時は赤で、過去巡りの時は青かったと思う。
カルシファーと指輪が繋がってるから、指輪の色はその時のカルシファーの色なんだろうか。
カルシファーは弱ると青くなるし。
>>831 ソフィーの指輪はカルシファーと繋がってるし
ハウルの心臓を持っているカルシファーはハウルと繋がってるから
ハウルはソフィーの場所が分かったのかと単純に解釈してた・・・
>>834 城が、ハウルの心を守る殻っていうのはそうだと思う。
幼い時から一人ぼっちでいたようだし、守ってくれる大人というか、
母親みたいな存在がなかったんだろうな。
>>832 ハウルひとすじで行動するソフィーの気持ちが周囲に伝わって物事をいい方向に変えていく
という話だと解釈した。戦争終結も含めて。たしかに強引だけど、これを映画の中で説明する
のは無理。「ソフィーの愛が戦争を終わらせたんだね!」…こんなセリフはありえないんだから
観た人が観たまま受け止めるしかない。そういう意味で観客が試される映画ではある。
観客が試されるってのはどうかな…
>>832 薄情って所ですけど
極限状態の中でソフィーに故郷や仕事仲間のことまで気遣う余裕がないのは
私は納得できましたね。
あまり周りとの交流が描かれなかったせいもあると思いますが。
ただ妹のことを全く思い出さないのは・・・
映画館で空爆シーンの間ずっと気になっていました。
841 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 01:28:55 ID:8oy2/LXZ
842 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 01:32:25 ID:bda49yJV
今日見に行ってきたよ
一時間たった頃に周りのちびっ子があきたらしく
話をしたり寝たりしていた
別に気にはならなかったがターゲットが子供ではない事を
もっとテレビでやって欲しい
>>836 > ソフィーの指輪はカルシファーと繋がってるし
> ハウルの心臓を持っているカルシファーはハウルと繋がってるから
これって
ソフィ――カルシファ――ハウル
という風にカルシファを仲立ちしてつながってるって言うことですか?
>女性から見ると、ソフィーの悩みもハウルの魅力もくどいほどわかるからなあ。
むしろ自分が女性だからこそソフィの行動の変さが目についたな。
老婆にまでならないと自分らしさを取り戻せないコンプレックス
ハウルに一目惚れするという設定はとても上手なんだが、
この場面ではこうするであろうとする行動がちぐはぐで(しかも常に)
映画にするまでに最後まで練らず途中出ししました感。
この少女チックな話はハヤオ氏には苦痛で
つい戦争モードで口直しの遊びを取り入れたのかもしれないけど、
これが蛇足のまま映画中で本ストーリーと分離したままになってしまうのでもっとヤバイ。
なによりこれが
「女なら話がうまくできなくてもこの程度萌ればいいんでしょ」
という態度なら失礼な話だ。
>>843 うん。見てたとき、そんなふうに自己完結してた。
カルシファー好きだから余計そう感じたのかも。
846 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 02:00:55 ID:3Kx/pASX
>>838 >>840 例えばね、例えばだよ、喚起の中、戦艦の出港シーンで
ハウルがそれを見ながら「だめだ先生・・・」とかポろっとソフィーに漏らし、
ソフィーが「どういうこと?」ハウル「大丈夫。僕が守る」とか言って
例の扉から出て行くとか、そんなシーンがあったとしたら、ソフィーの行動に
正当性を感じるんだが。そんなんありましたっけ?
前半にサリバンとの決着の意義を示す事柄やヒントがあれば良かったんですが。
まぁ私も見逃していたかもしれませんけど。
847 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 02:08:28 ID:3Kx/pASX
×前半にサリバンとの決着の意義を示す事柄やヒント
○前半にサリバンとの決着の意義をソフィーが理解していたことを示す事柄やヒント
>>845 それもありですね。
カルシファと繋がってるハウルって、カルシファが弱まるとやっぱわかるんですかね。
だって、普通夢中で(一生懸命)戦ってたらソフィが引っ越したこと分かんないじゃないですか。
それとも一通り戦い終えて、花屋に帰ってみたけど誰もいないから探そうと思った?
>>844 どのへんがちぐはぐだったのかな。私はそうは感じなかった。
話にしても、もののけ、千と千尋よりは整合性がとれていた。
説明をもとめすぎでは?
850 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 02:10:50 ID:3Kx/pASX
サリマンだな。。。。寝る
851 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 02:22:40 ID:INYq2mTn
本日有楽町でレイトショーで観てきました。
観客数20人くらい。
俺の感想:多分もう見ない。主要キャラの動機がよーわからん。
彼女の感想:置いてきぼりにされて全然入り込めなかった。
共通の感想:きっと絵本でおとぎ話として読んだら面白いんだろうなー。(二人とも原作がどんなのかは知らない)
わざと特集番組などは見ず、予備知識無しで観にいきました。
二人ともそれなりにオタですが見終わって先ず二人して「うーん・・・・・」と顔を見合わせてしばらくコメント無しでした。
昨日初めて見ました。
アニメ系は宮崎映画ぐらいしか見ない者なので偉そうなこと言えませんが、
彼の作品で一番楽しめなかったです。結構ショック。
原作のせいなのか、なんなのか、それすら分からず。
今回は彼独特の野暮ったいメッセージ色がなかったせいかと思ってみたり。
映像やキャラの面白さは既に千尋で体感してるので、そこだけでは満足できず。
スレはまだ未読なので、これから読んでみますが。
>>791・793
亀レスですが、とっても興味深かったです。
またぜひレポお願いします。
フランスのおたくも熱いなあ。
ソフィーの「あなたを愛してるの」のセリフが唐突過ぎるという人がいるが、
そのセリフがソフィーの夢の中のシーンだということを忘れているのではないかな?
>>840 町が空になっちゃうみたいなセリフがあったし、みんな疎開してるんだろうなと
そんなに気にならなかった。
3歳半の娘を連れて観に行って来ました。
泣いたり飽きそうだったら、すぐ外に出る覚悟だったけれど
最後まで一生懸命観ていました。一緒に行った旦那は30分で寝てた…
>>846 よくわからない。
何故それでソフィーの行動に正当性が?
ソフィーは徹底して一家庭人として生きているので
彼女の行動と戦争を結びつけて考えなくてもいいと思うんだけどな。
ラストでたまたまカカシの呪いを解いてしまうけど、ソフィー個人は
社会的な事は何一つ考えてないし。
ただ愛する人達を守りたかっただけで。
義経見たけど、神木くんかわいいなぁ。
ロリオタの漏れでも神木くんなら全然OKだ(w
ということは神木君はロリだ。
>833
私は昔、自費で、恥ずかしい思いをしながら、妹に買うフリしてまで少女漫画自分で
買って読んでたくらい少女漫画好きでしたけど、ハウルは全く受けつけませんでした。
今でも、少女漫画は全く違和感なく読めますけど、ハウル全くダメでした。
ハウルは、少女漫画の文法からもかなり外れてると思います。少女漫画よりも、
もっと極端に女性向けだと思いますね。
ヤフーの掲示板の良い評価と悪い評価ざっと見て回ると、女性の良い評価が多くて、
男性の悪い評価が多いです。
ファンサイトの掲示板みても、完全に女の世界になってます。別に男子禁制にしてる
わけでもなく、自然にそうなってますし。某映画ファンサイトの投票みても、投票してる
の圧倒的に女性ですし。この映画の圧倒的支持層はやはり女性だと思いますね。
そういうこと考えても、この映画の評価、受け取りかたに対して、一番決定的な影響を
与えているのは、間違いなく男女差だと思います。
861 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 04:18:49 ID:3Kx/pASX
>>857 僕もそうだとは判ってるんだけど、あえてソフィーの周りへの無関心を
指摘しただけなんです。正当性という言葉が良くなかったかな。
ま、それどころじゃなかったんでしょう。宮崎俊はあえて戦争を組み込んだけど
ソフィーは857のいう設定で作品に仕上げたんでしょう。
でもほんとソフィーって非社会的に徹してますね。
サリマンの戦争へ導く魔法すら効かないくらいに。
なぜ、あれで薄情だとか非社会的な人物という判断になるのか不思議。
一緒に暮らしていて少なからず想いを寄せている人が外で戦ってる。
同じ屋根の下では老女と少年の面倒を見なければいけない。
そんな状況下で、じゃあ、例えば妹や母親を心配して
家を飛び出せば良かったんだろうか?
(そうなると逆に一緒に暮らしている人間に対して薄情だし、
一緒に連れて行くのはあの戦火の最中、賢明なことではないよね?)
それとも一言でも心配を口にしていれば納得できたのか?
仮にあそこでソフィーが身内への心配を口にしていたら
言い方にもよるかもしれないけれど、心ここにあらず?みたいな印象を受けて
逆に薄情っぽくならないだろうか?
薄情さっていうのは、今いる場所・いる相手に対して
集中しないことを薄情って言うんじゃないかな。
口にしないからって気がかりじゃなかったとは限らないしね。
不安を口にしない強さ・思いやりっていうのもあると思う。
(マルクルの気持ちを考えると、特に。)
多分、それ以前のシーンの母親の描かれ方や
ソフィーが何も言わずに家を出たことなんかが引っかかってて
薄情な印象が強まるのかなとは思うけれど。
子供と一緒に観に行くと面白いね。
友人&その子供と一緒に観に行ったんだけど、子供(小学4年生)は一生懸命観ていたよ。
そして原作は読んでいないのに、シーンについてアレコレ語り始めた。 友人の方は意味が
解らないって表情していたけど、子供と話しながら「なるほど!」とか言っていて微笑ましか
った。
で、何が言いたいのかというと、想像力のある子供からみたら、賛否両論のこの映画でも
楽しめるんだなぁと納得したよ。 大人向きだと言われているけど。
想像力で片付けるなよ…って言う人もいたけど、この映画ってそういう映画なんだろうなと
思ったよ。
865 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 06:29:15 ID:3Kx/pASX
>>862 そうなんだけど、まぁ、ソフィーという女性はそういう設定なんでしょう。
私はこの作品はよくよく考えれば大変良く出来ている思ってますよ。
けど宮崎さんのメッセージの出し方に少々引っかかってるのかもしれない。
我が街への思い入れは、あの対照的な美しい風景に消されてしまっていいのか?
仕事上のお客様とか、日頃お世話になっている人は少なからず居るはずなのに
老人になるという手法で、そういった一般的ではあるが私的には大事だと思う
ことを巧みに消す事にこの作品は成功している。
それが私にはどこらしか薄情・無責任に感じたんです。
でも、それくらい変わり者じゃないとサリマンの戦争へ導く魔法に掛からずに
居られなかった。だから唯一純粋な人間の残りとして、街に溢れる黒ドロお化けに
ハウル共々襲われる羽目になり、また老人の魔法もそれから回避する手段だったかもしれない。
自分が住んでいた街の上空を飛んだ時、少なからず街を思う気はありましたね。
街があんなに業火に包まれてた時、ソフィーの表現が不足していたと感じました。
原因のひとつかもしれないが、人々の悲鳴すら聞こえなかったけど、それも不思議な話です。
町のかなりの住人は疎開したってエピソードがあったよ。
それでもカラッポって事はないだろうけど。
この映画に、ある種の非社会性や閉鎖性を感じるのはわかる気がする。
はみだし者が集まって家族になる話だからね。
それが最後まで社会と融合しないで終わっちゃう。
この最後で宮崎さんは何を言いたいんだろうね。
>>864 わかる人は映画ですぐわかるからなぁ。
それに「わかる」より「感じる」が大事なんだよね。
映画見てて何も感じないのなら無理してわかることもない。
あの最後をどう捉えればいいのかいまだ考えてる最中なんだけど、
「愛が戦争を終わらせたんだね!」という意図じゃないとは思うんだ。戦争終わってないし。
ただハウル達が日常生活や自分の基盤を勝ち取っただけのエンディングで
そこに意味があると思うんだけど。
一部には、ハウルとソフィーは町に降りて平凡に暮らすべきだという
意見の人もいるみたいだけど、それもなんか違うと思う。
彼らが彼ららしく生きられないと、それまでの成長物語や
彼らが必死で守ろうとしたものの意味がなくなるような気がするんだよな。
カルシファーが才能を表してるのなら、その終わり方はハウルにとってある意味敗北だし。
できればエンドロールで、彼らが城に住みながらも
町で商売を続けてるシーンなんかが入ればよかったのかもしれないけど、
いまだ戦時中の町を最後に流すのも後味悪いしね。
>>865 >我が街への思い入れ
>仕事上のお客様とか、日頃お世話になっている人
ソフィーにとっては新しい家族と比べたら、それらはもう「過去のもの」なんだと思う。
薄情と言えばそうかもしれないけど、環境を変えることで現在を歩けるようになる
人間もいるんだよな。
また後で振り返ってみれば、その過去も過去なりに大事だったりするんだけどさ。
自分をじわじわ殺していくような環境ってものがあったとして(それは自分のせいだったにしても)
その環境を捨てて別の場所に行く生き方が、あってもいいと思うよ。
>>865 832、846と同一人物???
あなたの言われることがとてもよくわかりました。
確かにソフィーやマルクルを取り巻く周辺の描写がないです。
それはソフィーの人格を描き出す演出の一つだったんでしょうか?
というか、気になるのはサリマンの魔法ですが、
あれは戦争へ導くための魔法だったんですか?
ソフィーが唯一純粋な人間の残り…ということは、他の街の人々は
サリマンの魔法で戦争へと導かれて、三下の魔法使いと同じように
戦争に参加していたということでしょうか?だから街に人気がなかった?
>老人の魔法もそれから回避する手段だった
この一文の意味が読み取れない…
老人の魔法ってソフィーが荒地の魔女にかけられた呪いのこと?
観た後から考えたら
「今の私にとっては」これは 呪い≒縛り を解いていく物語なんだ、と思った。
「みんな複雑な呪いがかかってるねえ」
ソフィーは、長女である事、家を継ぐ事、自分は綺麗じゃないという思い込みに縛られ。
ハウルは国(学校)との契約に、カルシファはハウルとの契約に縛られているし
サリマンも愚かな戦争に継続する立場に縛られている。
婆様ソフィーや蕪は呪われた者そのもの。
でも皆、何かの形で、自分を縛るものとの関係を変えていこうとする。
…妹レティの「自分の人生は自分で決めなきゃ!」の一言が後からじわじわ効いてきました。
872 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 10:34:43 ID:zY8b40jo
873 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 12:01:53 ID:JJlqpvpg
みますた。ニュー速で結構叩かれてたから、つまらないのかと思ってたけど
まあまあ面白かった。最後ハッピーエンドだったのがよかった。
ソフィがおばあさんのままだったらかわいそうだと思ったけど、なおったし。
ただ途中で意味がわからない箇所が何個かあった。城つぶして組みなおすとことか。
個人的にはもののけ姫とちひろより面白かった。
でもやっぱラピュタのほうがおもろいな( ´ー`)
上スレにタイタニックが出てるけどあれは恋愛はただのつけたしで
メインがパニックアクションだからあの程度でいいんだよ。
ソフィーがどうしてハウルを好きになったのか一部女性だけにしかわからない
んじゃ描き方が不十分。
「美女と野獣」だって野獣のかけられた魔法の苦悩が観る人に共感できるように
描かれてるし、野獣との生活で女性がどこにひかれたのか2人のやりとりで
きちんと描かれる、その過程があるからラストシーンの「愛してる」って
セリフに重みが出て感動的で盛り上がるシーンになる。
心情を共感できる描写もなく唐突に「愛してる」ってキャラが泣いても
「何?どうして?」って置いてけぼり感くうだけ。
後半の展開がなんだかとても慌ただしかったが、光る指輪や、脈絡もなく現れたどこでもドアー
ハウルの子供時代の過去へ戻って会うシーン、なんだかどこかの映画で何百回となく観たような
陳腐でありふれたものにしか映らなかったんだよね。
城を壊して作り直すラストシーンも映画の薄っぺらい印象をアクションで補うように
やたら騒々しくて慌ただしいし。
上にソフィーの故郷への思いも描かれてないってある。故郷が思い出したくない
もんなら戦闘機をものものしく出すのを省いて、ソフィーの過去の思い出に
触れるようなシーンを追加すべきだったとも思うよね。
恋愛映画にするならハウルにしてもそうだけどまったく心理描写が雑。
本来ちゃんと描くべき所のポイントを押さえてたら描けてたら多少のアラは
目をつぶる事も出来るんだよ。なんだか大して言いたい事もないのを補う為に
饒舌にならざる得ない人をみてるような映画だ。
876 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 12:29:37 ID:a6de+hdR
「愛してる」の言葉はソフィーの夢の中でのことですよね。
単に一目惚れだったハウルと暮らすうちにどんどん存在が大きくなり
サリマンとの対決でハウルの事情もわかってしまい
「何かしてあげたい、役に立ちたい」って思いがあの夢に現われたって感じでしょうか。
夢だから現実離れした設定でしかも唐突でいいのかと思います。
目覚めたあと城の外に出て「勇気を出さなくちゃね」というソフィー自体も
夢の唐突さに戸惑ったけど、あれが自分の本心なのかもと自覚し
ハウルの浴室からの水音聞いて頑張ろうと思った。
そんな解釈は単に自分がこの映画に好意的だからでしょうか。
>876
>夢だから現実離れした設定でしかも唐突でいいのかと思います。
どうしてそういう理屈になるのかさっぱりわからない。今まで見てきた
映画の夢のシーンは現実と同じく主人公の願望や苦悩を象徴したようなものが多いような
気がするが。ソフィーの夢なら、ハウルには伝わってないって事?
ますますハウルがいつソフィーを好きになったのかわからなくなる。
夢がソフィーの願望ならよけいに心情をわからせる必要があると思うが。
878 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 12:57:26 ID:a6de+hdR
>877
実際自分の夢が結構「なんだこりゃあ」なもので(汗)
でもあの夢はハウルに伝わってるって設定なのかもしれませんね。
引越しだと騒ぐハウルはあの夢のおかげでテンション高くなった気も。
結局こうしてストーリーを補完しようとしちゃってる自分は
すっかり戦略にはまってるってことですね。
ま、こうしてしばらく空想で楽しませてもらいます。
情けないな自分。
しかし、この映画の決定的な欠点を指摘できる人はいなかったのか?
初めから宮崎監督がやる予定ではなかった背景があるとはいえ、
もし、かつての傑作を生んだ高畑勲とのようなコンビでやればお互いの足りない
部分を生かしてもう少しいいものが出来てたのかもしれない。
880 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 13:00:32 ID:Iy58X5dx
>>873 ラピュタいいよねえ。手を取り合って滅びの呪文を唱える少年と少女に心打たれる。
興行収入は最低だったらしいが・・・。
>>874 「美女と野獣」と比較するのはナイス。ベラは野獣の粗暴さに怯えつつも、そのうちに秘められた優しさに惹かれたってのが良く描かれてる。
>>879 この映画の欠点は「分かりにくい」
だけど、これは観る人によって長所とも短所とも言える。
俺にとっては長所だけどね、いつのまにかこの映画が大好き
になってしまったよ。
882 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 13:23:09 ID:Y1ESDJBC
>>832 ソフィーは母や妹と髪の色、顔つき、性格が全然違うから、
継母、異母妹だったのではないでしょうか。
母の薄情さもそれで納得がいく
>夢がソフィーの願望ならよけいに心情をわからせる必要があると思うが。
「愛してる
おっと、途中で送信してしまった。
……」といってるんだから、お望み通りの演出にはなってるわけだが
ソフィーの心情、そんなにわかりづらいかなあ?
男に絡まれてるところを助けてもらう、なんてわかりやすい出会いから始まって、
老婆になった自分と外見を気にせず接してくれて、不思議でどこかとらえどころが
ないと思えば、自分に甘え、頼るような一面も見せたりする。
その時々のソフィーの反応とあわせて、かなりわかりやすいよ。
相手の素晴らしい面を見ることで主人公が相手に恋に落ちる、ってほうが
見るほうは納得しやすいけど、あえてそれをしないのがハウルの魅力と思っている。
ある意味、美女と野獣の真逆だよね。一見、完璧に美しい人にちょっとぽーっとはなるん
だけど、本当に好きになるのはその人の弱さ、駄目さも見てからっていうのは。
886 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 13:38:22 ID:FGvvW7GE
背景の「戦争」が重すぎ。
重たく描いているくせに、なぜ起きた戦争なのか全く説明なく、サリマンと王子のひとこと
であっさり終わらることができるかのようなラスト。
軽重のバランスが悪すぎる。
単なる背景としての「戦争」にすればよかったのに。
887 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 13:39:07 ID:l/CJexoB
友達が「ハウル見るか?」と言ったので、映画館へ行くのが面倒と答えた。
そしたらCD−R持ってきた。
写ってるじゃんw これって良いわけないよな?
>>888 それは昨今話題になってるパイレーツ版です
最後の最後で唐突に出てくる隣の国の王子が良くない
890 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 13:47:01 ID:Iy58X5dx
>>885 ふむふむ。確かに「行く当てもない自分をすんなりお城に迎え入れてくれた」
ってのはポイント高いよなあ。
ソフィー→ハウルはいいと思う。
一目ぼれしちゃう空気が良くかけていた。
(でも「恋してる」レベルで「愛してる」じゃないと思うけどね。
家族愛の「愛してる」なのかなあ。それもなんかムリあるね。)
ハウル→ソフィーは唐突で全く解らなかった
>>891 恋と愛の差なんて人が思うほどにはないもんだよ。
監督自身、ハウルの行動理念が分からないと言っているのに、観客が
分かるわけがない。
スタッフが「この映画が分からない」と言っているのに、妄想して分かった
つもりになる君たちは幸せだ。スタッフより優秀なんだろう。
>>892 何を分かったようなことを。君は「愛している」と実際に言ったことが
あるのかい?
ソフィーが戦争や戦災にあっている街の人々に対して完全に無関心なのは、
ひとつに監督自身が、
一旦ソフィーに戦争はひどいことだ!と言わせてしまうと、
ソフィーをナウシカ化する方向でしか描けなくるという
自覚があったからなんだろうなとは、想像できる。
それに、911のテロやイラク戦争および北朝鮮問題を見て、
監督は英雄的行動・発言には辟易していると思う。
結局、俺は正義だ、あっちに悪いやつがいるからやっつけよう的な論理が
現在進行形で悲劇を拡大している現実の中では、
正義のために自己犠牲も厭わず活躍する英雄的な主人公は、
描くわけにはいかなかったのだろう。(バルス!なんて自爆テロそのもの)
ハウルが戦争にちょっかいを出すたびに魔王の姿に近づくのも
そういう態度を批判しているのだろう。
監督自身は、イラク戦争や北朝鮮問題(&拉致家族)に対して、
人一倍様々な思いがあるがゆえに、戦争状況を背景にしながらも、
それを真正面から描くことを避け、
作中の戦争を、現代の諸問題(むろん戦争含む)の象徴として描いたのだろう。
(作中で、戦争について重苦しい割りに、曖昧な描写しかないのもそのためだろう)
今回の作品では、現代の若者の(時には瑣末で贅沢な)悩み
(おそらく、容姿が気になる、暗い、もてない、ニート、過労死、老齢等々)について
描いているところからもそれは感じられる。
ハウルというキャラがわけワカメなのも、監督が今の若者は訳分からんと思っているからかな。
>>862 亀ですが
なんというか見てる側の私自身が妹のことが気になったんですよ。
大丈夫なのかなと。
ソフィーは心の中で心配してたかもしれないけど
見てるこっちは分からないから。
それで妹を心配するそぶりをしないソフィーが薄情に見えたのかもしれませんね。
894つづき
最後にかかしの王子やサリマンが戦争を終わらそうと言うけど、
実際には、戦争(現代の諸問題)はそうすぐには終わらないだろう。
もしかすると結局終わらないかもしれない。世の中は不安に満ちている。
でも、温かい家庭を築くことは自分達個人個人の努力で出来るのでは?
現代において、それらに立ち向かい人間性を回復するよりどころはそこにしかないのでは?と
監督は思っているのではないだろうか。
ラストで、幸せそうなハウル一家の城の足元では、戦争に象徴される不穏な動きが
まだ続いているという情景が、不安で心細く感じられ、一方で家族の温かさをうれしく思った。
いろんな意味で
過去の作品のような英雄的な考え方をする登場人物を出すわけには
いかなかったのでしょう。
(自己犠牲で願いが成就する、描くに足る人物はそういう者のことだと
信じている自分を知っている故に、監督は自覚的に規制したのだと思う)
監督自身、色々な矛盾を抱えたまま、作った作品なんだろうね。
この作品は好きだけど、もっと別の作り方はあったかもと、ちょっと思う。
あー、脳内妄想開放してすっきりしたー。
>>885 改行以降の後半は同意。
ソフィーの心情をどう描きたいのかは分かる。
しかし、その描写方法が未熟ではないのかな?と思う人も居るわけで。
少なからず、そうした意見を持つ人間が居ることも頭の隅に置いておいて
下さい。
この映画が好きな人がいるのも分かる。が、考え方が全く違う人たち
なんだな、と思う。
ジブリブランドで無かったら、同じ擁護が出来るのかな?とも思う。
ハウルの行動理念が宮崎監督にも分からないっていうのは
原作のハウルが分かりにくいキャラだからじゃないかな。
>>895 ソフィーが多少なりとも妹達や町の心配をする描写があれば良かったと
思ったよ、俺は。
ほんの一瞬の挿入で良いから。
あれでは単に自分達の幸せしか考えてない自己中女じゃないか。
城を一度潰してリセット、そして荒地に移動。
そうすれば、ハウルが戻ってきてくれると思ったから。
町を見捨て、自分達だけ安全な場所に逃げる。
そう思われても仕方ない描き方だ。
戦わずに逃げてもいいよ、でも、町には避難できない老人もいるかも
しれない。愛着のない町とは言え、
あんな空襲に遭ったら、普通の人間はやすやすと見捨てる訳には
いかないだろう。
一瞬でもいいから、後ろ髪を引かれるソフィーを描けばよかったのだ。
まぁ、俺の希望で言えばね。
ハウルとソフィーの恋が「わかった」、というより「共感できた」かな。
だいたい自分が誰かを好きになるときでさえ、好きになってゆく過程は、
自分自身でわからない。いつから、どのようにして、ということが、
自分のことなのにわからない。いつのまに好きになっていった、というのが
ほとんどだしねえ。
現実世界でも「あいつはあいつの事どうやら好きらしいぞ」ということが
すぐ分かる人もいれば、ぜんぜん分からない人もいる。
たいていの恋愛映画は、お互いが好きあってゆく過程を「誰にでもわかりやすく」、
事細かに見せているけど、わかりやすい演出は、現実からいうとむしろ不自然だと思う。
この映画の恋の演出は、ほんとにさりげないから、ハウルとソフィーが、どうして、
いつのまにお互いが好きになっていったのか、わからない人にはほんとにわからないでしょう。
この映画の場合はそれでいいと思ってる。というか、私はそれだからこそ共感できた。かな。
>>897 「説明されてみればなるほどと思う。でも自分はこの映画を見てそこまでわからなかった
から描写方法が未熟。作り手の責任」てのはあまりにも傲慢すぎない?
自分の見方が粗雑でしたと考え直す謙虚さはどんな映画でも必要なんじゃないの?
>>899 町はほぼ無人だってば。ソフィーの「行動理念」はハウルと家族を守ることにある。
ゴム人間に「こんなことしてる暇に火を消しなさい!」と叱咤する以上に町のことを
気にかけさせると、観客に伝えるべき行動理念がぼやけることになる。
もちろん、あなたが自分ならそうするという行動理念は立派で賞賛されるべきもの。
>>894 >監督が今の若者は訳分からんと思っているからかな。
それでは若者に受ける映画が作れるわけないよね。
今作で感じた作品と観客との距離は
実際の監督と一般視聴者との距離を表しているようだった。
「お年寄り向けアニメ」という見方でも、親戚の
映画好きの老婦人には受けが良くなかった。もちろん、楽しめた
ご老人も中にはいるでしょうが。
街は無人でしたか
なんか見逃してたみたいです。
>>899 街の心配は・・・どうでしょう。
もし自分が同じ立場だったら
自分と家族で逃げるので精一杯になるだろうと思ったので気にならなかったかな。
そういうシーンがあればソフィーは立派な子だなと感心したと思いますが。
>>896 >監督自身、色々な矛盾を抱えたまま、作った作品なんだろうね。
>この作品は好きだけど、もっと別の作り方はあったかもと、ちょっと思う。
「ここをこうすればよかったのでは?」とか色々考えるのも有意義かと思い
ますがどうなんでしょう。
この映画には欠点などあるはずがない!アンチ意見を言う人が間違ってる!
みたいな人がいるみたいですが、
「そういう見方もあるのかな?」程度には認識すべきかと思われます。
受け入れろ、とは言いませんが。
905 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 15:40:18 ID:Y1ESDJBC
世間的しがらみで余計なものは容赦なく断ち切っていくところが気持ちいい。
親子関係にも、社会関係にも、国家関係にも左右されずに思い通りに生きる。
完璧主義を捨てたときに新しい世界が広がるんだろうな
>>900 言いたいことはわかります。
「共感」できるか否かって大事ですよね。
>>893 あるよ。でも「愛している」といわない人の愛情が、いう人の愛情より劣っているとは
思わないし、「好き」という言葉が「愛している」より浅い感情から発せられるとも
思わない。
「あなたを愛してる」自分は別にそこまで引っかからなかったけどなぁ。夢の台詞だし。
まあ、日本人からすれば重い言葉だけど。
ソフィーが日本人なら違和感感じたかもしれんが、外国人だし。
あと「友達は〜」とか「知り合いは〜」とかわざわざ自分の周りの感想書く奴って多いけど、
自分の意見に説得力を持たせる為なのか?
そんなこと書かれても、所詮、数多の意見のひとつにしか過ぎないのだし
だから何としか思えないんだけど。
>>901 傲慢も何もこっちは金払って見に行ってるんだよ・・・
しかも結構高い金をさ。
1300円といえば薄めのハードカヴァーが買えるぞ。
>ソフィーが多少なりとも妹達や町の心配をする描写があれば良かったと
そうだね。ちゃんと疎開したか心配しないのは
妹が一番大事な家族で友人のソフィとしての人間描写が欠けてしまう。
自分の町が焼かれていてソフィがどう動き感じるかで観客はその臨場感や悲惨さに
胸を打たれるんだけど、もうどでもよさげなんだよね。
>わかりやすい演出は、現実からいうとむしろ不自然だと思う。
それは間違い。
いきなりなんの脈絡もなく「あなたを愛している」と言われて主人公に共感できず置いてきぼりになるのは
観客達にとってつまらないとわれて当然。
外国と日本がIlove youの概念が違おうと関係ない。
>>901 >「説明されてみればなるほどと思う。でも自分はこの映画を見てそこまで
>わからなかったから描写方法が未熟。作り手の責任」
>てのはあまりにも傲慢すぎない?
>自分の見方が粗雑でしたと考え直す謙虚さはどんな映画でも必要なんじゃ
>ないの?
あながの意見がまず、非常に傲慢だと思いました。
否定的意見を述べる人間が皆、「見方が粗雑」と決め付けるのはいかがな
ものか。様々な解釈や批評サイト巡りをして、
色々な意見を「謙虚に」聞いてきた上での私の意見です。
そして、そう私と同じように考える人間が、少なからずいることも知っています。
寧ろ、逆に、
「自分の"作り方"が粗雑でしたと考え直す謙虚さはどんな映画でも必要なんじゃ
ないの?」
と監督に言いたい。
あなたには謙虚さは御有りだとお考えですか?
>監督自身は、イラク戦争や北朝鮮問題(&拉致家族)に対して、
>人一倍様々な思いがあるがゆえに、戦争状況を背景にしながらも、
>それを真正面から描くことを避け、
この映画を実際の戦争を憂いの表現と思うのは優しいけど、
ハウルの戦争描写は、実は主張したいことってないんだ。
ないだろ?
戦場から逃げろ?
笑わせんな。
あまりに女性向けで食えないので
やっぱりジブリにドンパチはないとと
必要もないくらい過剰に導入した後、作品に組み込むことに最後まで失敗し、
(最後のシーンは無様だ)
イラク戦争などを臭わせて誤魔化しているだけ。
実際の戦争を持ち出してお茶を濁そうとは最低だ。
映画の全体像が分かってくるにつれひしひしと怒りがこみ上げる。
わかっているから恥ずかしくて表に出られないんだよ。
鈴木Pも儲かっているときはいいけど、こうなると顔を常に出して営業しなければ行けない分悲惨だね。
>>909 わかりやすい映画=いい映画じゃ単純すぎる。
ハウルはサリマンと対決する場面で一気にソフィーを好きになったと思ったよ。
命を救われた、自分にないものを彼女は持ってる、みたいな感じで。
事実、以降のプレゼント攻撃はすさまじい。
>>912 >否定的意見を述べる人間が皆、「見方が粗雑」と決め付けるのはいかが
そんなこと書いてません。あなたの批判の仕方が傲慢だ、と書いただけです。
こういう見当違いの反論をしてくること自体見方が粗雑である証拠です。
>>908 >数多の意見のひとつ
これを馬鹿にしてはいけません。しかも、こうした意見を持つ者が
少数派とも言い切れない状況ですよ。
1,000万人を超える動員数ですが、実際に満足できた人はどのくらい
いるのでしょう。
宣伝方法や商業的には成功したと言えるかもしれませんが。
今回の否定的意見は、今までのように「難癖をつける」レベルでは
なくなってきているような気がします。
916 :
912:05/01/10 16:18:47 ID:vjzAxdO+
>あながの →あなたの
です。失礼しました。
「愛してる」が脈絡もない、とは思えないけどなー。ソフィーが薄情で自己中ってのは
「そういう見方もあるか」と目からうろこな気分になったが。
しかし、ソフィーには大事な家族ができたわけで、血のつながりがあろうがなかろうが、
居場所のない元の家族よりも、今の家族(ハウルやマルクルやおばーちゃん)のほうが
大事で彼らを守るのに必死なんだと思ったけど。
結局、愛がすべてさ、なストーリーなんじゃないのかなー、そんなに難しく考えることが
あるとも思えない。
隣国の王子の件、伏線がない、というのは言われてみればたしかにそうなんだけど、
なくたって特別唐突とも思わなかった(…そんな自分って…)。
大上段にメッセージを送ってよこす最近の宮崎アニメに辟易してたから、お付き合いで
観たこの映画にはなにも期待してなかった。
期待してなかったぶん、楽しめたのかもね。
伏線は
隣国の王子がいなくなったって噂話があったんじゃなかったっけ。
あと「ややこしい呪いにかかってる」
私もここで評価低いから期待しないで見に行ったら悪くないと思いましたね。
宮崎ハヤオ映画で「はずした!」と思ったこと何回かあるけど
今回はまあ見てよかった。
こんなに長文だらけのスレ始めて見た。
誰だって薄情で自己中心的なんだよな
だからこそ戦争が存在するわけで。
その戦争の中で愛する人のことだけを考えていられるわけで。
主人公も必ずしも褒められたものではないというのがミソだよな
宮崎産がそこまで考えてないのではないかと思えるところが
安置には気にくわないところなのかな
この映画にはパーフェクトな人は一人も出てこないよな
それでも自分勝手に生き甲斐を見出して自己完結する能力を
手に入れたってのは大きいよな。
そしてそれを許せない人たちをイライラさせるのが
宮崎産の狙いなのかもな
母親が出てきた時、「会えてよかった」とかいってたような。
ソフィーなりに実の家族の事気にしてたと思う。
再婚したのも聞いたし、この分だと妹の心配もいらないと思うけど。
それにソフィーの家族は、この時点でハウルやマルクルだし。
生まれた街への愛着は元々薄そうな感じだけど
それでソフィー薄情とは思わないな。
>>915 じゃあ、自分の周りでは皆「面白い」と好評だったけど?
と返すしかないな。
>>917 確かに、現実的には目の前にいる自分の家族・仲間達のことで精一杯
になると思う。
が、周りが見えなくなるほどの個人主義は行き過ぎではないかな?
個人主義の末路を描く皮肉なエンディングを描きたかったとは思えないし。
もちろん、あの後に妹達を訪ねるのだろう、とか
想像も出来る。しかし、それは映画本編とは全く関係のない、
個人的妄想に過ぎない。
上で書いたように、「ほんの一瞬のシーン」があれば良かった。
エンディングイントロでちらっと見せることも可能だったはず。
家族愛を描きたかったなら、原作のように戦争なんてほとんど触れない
方が良かった。
思わせぶりで余計な戦闘シーンなど要らないから、
その分しっかりと、城の中での人間模様を描いて貰いたかった。
結構興味深い内容になったと思うよ。
その中でメッセージ色を持たせることも可能だろうし。
>>923 メッセージは不可欠なもんなん?
明文化されてなくても十分テーマみたいなもんはあったと思うけど。
戦争が出てくるからっつって、反戦メッセージを期待すると肩透かしかもしれないけど、
ソフィーは本能的に戦争を嫌ってたし(だから、戦争に加担したくない、というハウルの
尻を叩いて戦争に行かそうとは思わなかったわけでしょ?)。
原作読んでないので的外れなことを言ってたらごめん。
925 :
865:05/01/10 16:52:04 ID:3Kx/pASX
>>870 はい、そのIDは私です。
>老人の魔法もそれから回避する手段だった。
魔法ではなく呪文でしたね。
結果的には、一般大衆からかけ離れるのに一役買った訳ですから。
ここまで色々内容の濃いカキコがあるだけ、ある意味話題性の高い作品でしたね。
私はまた見よう。男性の方々も嫌がらず2・3回どうぞ。(回し者じゃないよ)
>900
>だいたい自分が誰かを好きになるときでさえ、好きになってゆく過程は、
>自分自身でわからない。いつから、どのようにして、ということが、
>自分のことなのにわからない。いつのまに好きになっていった、というのが
>ほとんどだしねえ。
人を好きになる理由が現実でもよくわからないから映画でもそういう表現もありっていうことだよね。
目茶苦茶だな…(w。そんなラブストーリィTVドラマでも漫画でも見た事ないわ…。
日常の描写を淡々と見せられて突然AがBに告白をしたラブストーリィなんて誰が見るんだろう…。
キャラクター自信がわからなくても観客にはわからせるように描くのが
表現の基本ってもんじゃないの。
>>922 あなたの周りは「皆」ですか。
私の好きな別の映画は賛否分かれるので、羨ましいですね。
それぞれ、自分の意見を持っておりますので。
そんな中、この映画についてはなぜか否定的意見が一致しました。
そういえば、私の周りでこの映画を気に入った女性が一人だけいました。
「ハウルかっこいい。サリマンの周りにハクが沢山!よだれが出ちゃう!」
と言っておりました。
彼女みたいな萌え方って、分かりやすい。楽しんでくれ、と思える。
雰囲気が素晴らしかった!でも良いんじゃないですか?
この映画の中の戦争には、恋人、家族、家を守るために戦う男を、女が否定する姿を
強調する役割がある。あと、政治家の一見正しそうで実は屈折したいかがわしさを描くのも。
変身させられた男は、変身したままの方が断然いいのが「美女と野獣」との共通点?
なんだあのカボチャパンツはいてそうな髪型は。
付き合いで二回目見た。
こことか見といた分、一回目よりは「はあ?」とは思わなかった。
過去の流れ星のシーンは、良かった。
でも映画って、一回で分かって貰えるように作るのが筋だと思うんだけどな。
「二回見れば分かる」と、「二回見ても面白い」は別物でしょう。
後者でなかったのが残念。
見せる計算ができてない映画だと感じた。
あと、自分は宮崎さんがヒロインに母親っぽいことをさせるとどうにも駄目らしい。
ナウシカの原作も、巨神兵がナウシカをママと呼び始めたあたりで、うげっと思った。
>>928 マジレス返されるとは思わなかった。皮肉のつもりなんだけど。
一応私もソフィーがハウルのどこを好きになったのかは推測できるが
ソフィーの思いに共感できたシーンは一度もない。
信者がソフィーの恋心を感じたシーンていったいどこ?
頭で推測できるんじゃなくて、感情的に共感したシーン。
鳥ハウルになって帰ってきて心配するシーンもあくまで「家族」レベルで
恋心は感じません。
環境破壊をする人間も嫌いだが、人殺しな戦争も嫌ですか、ムっ、総じてつまり
とにかく、人間が嫌いでしょうがない、って言ってるのか、、、、、、、、
>>924 >その中でメッセージ色を持たせることも可能だろうし。
と言いましたが、不可欠とは思いません。
それより、もっと人間模様が見たかった。
贅沢なことでしょうか?
>>920 のように、題材的には非常に面白そうな素材ですから。
>>931 928も皮肉でしょ
文章がつながってなくて訳分からないけど
>>935 正直、>935産は期待値が高かったんだなー、という気がします。
自分は期待してなかったぶん、楽しめた。
でも、このアニメに期待してた人はいろいろと期待以下で不満が出たんじゃないかな、
って感じです。
自分は吉田戦車のレビュー(結構酷評)を読んでいって
インクレディブルかハウルで迷って、
インクレディブルは混んでそうだから
空いてそうなハウルでいいや〜と
暇つぶしにみたのですが、最初の30分くらいまでしか楽しめなかった。
939 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 17:41:09 ID:Iy58X5dx
>>894 滅びの呪文=自爆テロかあ。なるほど。うーん深いねえ。
確かに英雄とか正義とかって現代社会では食傷気味だもんなあ。
>>936 いちいち説明しなくても分かってるでしょ。
しかし、全部事実です。
最後の文は提案。妄想が多いので。
妄想、解釈に夢中になるのもいいが、マンセーの人たちはもっと
分かりやすく「ここがよかった!」と発言して欲しい。
これは皮肉でも何でもなく、「そういう見方もあるのか!」と唸らせて
もらいたいのです。
否定的意見を潰そうとするよりも、いろんな意見が出た方が面白いと思う。
間違っても公式BBSのような方向に行かないように。
>「お年寄り向けアニメ」という見方でも、親戚の
> 映画好きの老婦人には受けが良くなかった。もちろん、楽しめた
> ご老人も中にはいるでしょうが。
これをお年より向けアニメとは見ない方がいいと思う。
荒地の魔女の妄執も、サリマンの傲慢さも、老醜を代表しているかの様だけど、
この二人は若い頃からそういう人だったんだと思う。
年をとっても中身が変わらなかった人達なんだよね。
ソフィーが呪いを甘受した事は、老いに対する回答のように見えるけど、
それも少し違う。あれはコンプの解放であって、精神の葛藤に過ぎないから。
なんでこんな事を書いたかというと、朝のTVを見たからなんだけど。
寒々しい雪に覆われた山古志村で、地元のご老人がインタビュー受けてて、
ここで生き抜いてやるって強い意志が画面から伝わってくるようだった。
でも、体力がいつまで持つか分らない・・と最後に呟かれた時は胸が痛んだ。
精神の葛藤のように本人の意志では解決出来ない、肉体の葛藤については
あの映画ではスルーされてたように思う。
ソフィーの気持ちに共感できるかは別として、ソフィーが好きで老いを隠れ蓑
にしてたのは確かだし。
今、地震や津波や異常天候で地球がちょっとおかしくなっていて、
ああいうのを見ちゃうと個人の力ではどうにもならないな・・と。
サリマンの指一本で好きに動いちゃう社会は考えものだけど、
やっぱり生きていく為には社会の力も必要なんだと。
にしても、サリマンが政界の重要人物に見えなくて
だから、戦争やめましょってセリフでハぁ?ってなったのかな。
サリマンって、普通のホームドラマでよく見る、野際陽子が演じてるような
お母さんみたいだ。
「この映画好きな人=ハウル萌え」に決まってる。って決め付けは、嫌だけどどうにもならんのだろうなぁ・・・。
このスレにも沢山感想が書かれてるし、共感した感想の紹介も色々のってたのに、それでも
>妄想、解釈に夢中になるのもいいが、マンセーの人たちはもっと
分かりやすく「ここがよかった!」と発言して欲しい。
これは皮肉でも何でもなく、「そういう見方もあるのか!」と唸らせて
もらいたいのです。
となるんだったらどうにもこうにも気に入らないって事なんじゃ。もうこの映画のことは忘れたら?
犬にでも噛まれたと思って。
>>930 >でも映画って、一回で分かって貰えるように作るのが筋だと思うんだけどな。
>「二回見れば分かる」と、「二回見ても面白い」は別物でしょう。
>後者でなかったのが残念。
>見せる計算ができてない映画だと感じた。
こういう意見はたまにでてくるけど、どうなんでしょう。。。
「2001年宇宙の旅」を作ったキューブリックは「この映画を一度観て理解できる人はいないだろう」
と堂々と言ってたりしてましたからねえ。そういう映画もアリだと思いますよ。
観客に理解させるよりも、体感させることに主眼をおいた映画なんでしょう。
私の場合は初見で「理解」はできなかったけど、「感じる」ものがあったから、何度も観にいったり
しました。何度も観るうちに理解も深まってきましたし。
だいたい映画は「理解する」ということをまずしなければならないのでしょうか。
「感じる」ことがまず最初にあって、理解は後からついてくるものだと思っています。
まあ、この映画に何も感じることがなかった、という人がいるのであれば仕方ありませんが。。。
私は、流れ星のシーンがとにかくとてもキレイで、様々なシーンに強く何か感じるものがあったので
これからも、たびたび再見したい映画です。
難しく考える事は出来ないが今までのジブリ以上に好き嫌いがはっきり別れそうな作品だなぁとは感じる。
自分も観てて「よく分からんなぁ」と思う事が多々あったけど、楽しめなかったかどうかと言われれば、凄く楽しめた。
恋愛的な事が身近に感じるというか…愛とかきっかけとかは置いとくとして、誰それ関係なく"好きな人に対する感情"って共感しやすい気がする。
ハウルはここ最近の作品よりもそういうのが前に出てるなぁとも感じる。
ただその分やっぱり戦争の描写とかの意図がさっぱり分からない。
原作を読まないと辻褄を合わせにくいってのも痛い。詰め込みすぎ、とも言うのかも。
正直キャラの性格や心理に関しては原作自体かなり掴みにくい。
ごめん何言ってるか分からなくなってきた…orz
漏れは恋愛がどうのこうのは重要じゃなかったな。
マルクル=子供
荒地の魔女=要介護老人
ハウル&ソフィー=夫婦
ヒン=ペット
というありがちな構成の家族群像と、一家が団結して
困難を乗り越えるトコロに感動があった。
一家が直面する困難として戦争が使われてるけど、
これの使い方がちょっとヘタだったかなと。
荒地を向かい風に逆らいながら彷徨うソフィーのあたりは素晴らしかった
印象がある。あのシーンには気迫を感じた。勢いもあった。
まるで風が見ているこちらにまで吹き込んで来るようで、
目を細めてしまった記憶がある。
老人の顔の皮膚のぷるぷるした弛み感も面白かった。
所々、それなりに面白い表現はあったと思う。
美輪さんはやはり素晴らしかった。聞いていて安心できた。
まぁ、あの人は普通に話していて心地よい歌のような揺らぎがあるからね。
後は流星が湖の水面を走り、消え行く様。
...等はなかなか魅力的だったシーン。
しかし、私の期待に応えるほどのインパクトは無かった。
「期待しすぎないように」見に行ったのだが。
正直、圧倒されるほどのビジュアルシーンがもっとあれば、
様々な欠点など霞んでしまったはずだ。
それが今までの宮崎アニメではなかったか。
残念ながら、私の中では欠点の方が、美点を上回ってしまった。
948 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 18:23:54 ID:Iy58X5dx
この映画に「生きる喜び」とか「人生の希望」とかを感じた人は?
自分はもっと「笑い」が欲しかったなあ。
どんな悲惨な状況でも笑っていられる力強さが欲しかった。
>>942 >ベネチア映画祭でのリーフレットには簡単なストーリー紹介と宮崎監督の
>略歴、日本でも既に公表されているハウルの写真と
>「老人のためのアニメーションはありえるだろうか?ハウルの動く城は
>その問いに答えようとする試みである」という宮崎監督のコメントが
>英語とイタリア語で紹介されています。
↑これです。若者向け、お年寄り向け、どちらとして見ても中途半端
と感じ、
>>902を書きました。
>>944 「そういうクリエイター」として存在が確立されているキューブリックと
大人も楽しめる子供向けアニメの第一人者として認知されている宮崎を
一緒にするのはおかしいでしょう。
一番好きなシーンはサリマンvsハウルだけど、納得したのがソフィーに呪いをかけるシーン。
荒地がぶわーっとせまってきて、ソフィーの体を突き抜け、どろりとしたものがまとわりついたところ。
あんなキモい魔法使いから直接攻撃的な呪いされたに日は、ばばぁになるしかないだろってかんじ。
952 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 18:33:00 ID:oKv/uOjp
> 呪いされたに日は
○呪いをかけられた日には
954 :
944:05/01/10 18:37:48 ID:/3ZchI0O
映画の中に面白い会話がありましたね。ソフィーが朝の港町の風景を見て、
「キレイねえ」というんだけれど、マルクルが「いつもと同じじゃ」と言い返す。
同じものを見ても、何かを感じる人もいれば、何も感じない人がいる。
しかし、何も感じなかったからといって、その人が鈍感だとか、感性が鈍いとか、
そういうことではないと思う。
その時の心理状態や、それまでどういうことをしてきたかが、大きくかかわってくるから。
私が今回この映画を観て感じるものがあったのは、たまたま今の自分の気持ちにジャストミート
しただけだと思う。別の機会に観ていたら、どう思ったかは分からない。
想像ですが、この映画を観て、つまらなかった、感じるものがなかった、という人は、
たまたま、その人の今の気持ちにジャストミートしなかっただけなんじゃないかな、という気
がしています。
もし「この映画はつまらないんだ。これから先も面白いと感じることは絶対無い」と決め付けて
いる人がいるのであれば、そんなに肩肘張らなくても、とは思います。
ちょっと時間を置いて、見直してみれば、また違った感想を持つかもしれない。
(持たないかもしれない、けど)
その程度に思っていればいいんじゃないでしょうか。
私事ですけど、私は小津安二郎の映画がさっぱり分からなくて、どこがいいんだ、と、ずっと
思っていたのですが、近ごろ「これはすごい映画なんじゃないか」と思うようになりました。
そういうことだって、あるんですよ。
>>954 それは違うんじゃないの?
ミスティック・リバーのように完成度が高いけれども作者の思想に対する理解ができずに
「理解できない」という人が多数いた作品と、この映画は全然違うと思う。
>信者がソフィーの恋心を感じたシーンていったいどこ?
>頭で推測できるんじゃなくて、感情的に共感したシーン。
の返答が1つもないことは、やっぱり信者も自信もって共感できるシーンが
なかったと思っていいんだね。ほとんど脳内補完で補ってると。
>944
1つ1つのシーンは確かに綺麗だよ。でも映画全体としてみると表面的にしか
受け取れないから感動しないんだよ。
>950も言ってる通り、独特な映画の表現手法を持っているキューブリックと
典型的な王道娯楽アニメをやっている宮崎映画を同じラインで語る事自体
944の映画分析力は評価できない。
>>956 信者じゃないけど、
ソフィが空中散歩のシーンでハウルに漠然とした恋心(憧れに近いような)を
抱いたのはものすごく共感できた。
キムタク嫌いだけどファンになってもいいかも、とすら思ったくらい
あのシーンで「ソフィのほのかな恋心」は描けていた。
ただ、どうがんばってみてもその後「愛してる!」まで行かないんだよねえ。
ハウルにしても「怖いお母さん(サリマン)から初めてかばってくれた人」だから、
ヒヨコの刷り込みみたいにソフィに懐いた程度の描写だったし。
幼稚な片思いが幼稚な両思いに発展した、程度なら読み取れるんだけど、
「愛」とか「守る」とか言われると、あの二人にそこまでの心の交流があったか!?
と思ってしまう。
958 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 19:30:21 ID:HErK7uqw
ハッピーエンドなんてセリフ使ってほしくなかったです
>>956 信者と括るからスルーされちゃってるんでしょ。
自分は、自分の思春期とソフィーが重なったから、彼女の行動にはとても
説得力を感じた。彼女の居場所のなさ、母親や姉妹に対するコンプレックス
は、自分自身の過去と重なる。だから、彼女がハウルに恋をする気持ちは
ものすごくよくわかる。ハウルがヘタレなことは彼女のようなタイプの人間
にはその欠陥こそが魅力だ。
でも、彼女の行動に共感できない人が多いのもわかるし、共感できる人を
信者と切り捨てる人に自分の心情を説得できるほどの文章も思い浮かばない。
>>956 まずはハウルの空中散歩の後にソフィーがボケーとしている事。
ハウルのヘタレぶりを見た後「派手ねー」と言っているところ。
と、いうか何度も言ってないか?
ソフィーが妹や母親の心配をしないから、薄情で
自己中心的な性格だと感じた人もいるんだね。
確かに、そう言われてみれば、そういう受け止め方をする人も
いるんだろうな。
でも、私は、そのことは気にならない。
自分も家庭を持っていて、同じような状況なら、目の前にいる
自分の子供や夫を守ることで精一杯で、他のことを考えている
余裕は無いと思うから。ましてや、同じ町の住人とか、同僚のこと
までは、後から心配することはあっても、気が回らないでしょ。
ソフィーが自分たちだけが助かるために、他の人たちを押しのけてまで
助かろうとしていたっていうんなら、そりゃ、非難されても仕方ないけどね。
妹と母親は、ちゃっかりしてそうだったから、さっさと逃げてそうだし。
実際、ソフィーは、マルクルやおばあちゃんの事は、ちゃんと守ろうと
頑張っていたし。
ハウルの心臓に手を出して、カルシファーの火に包まれて熱がっている
荒れ地の魔女を助けようと無我夢中で水をぶっかけちゃったしね。
守りたい物が人類や世界や自然じゃなく、自分と自分の家族でも良いんじゃない。
ハウルは、登場人物が等身大に描かれているところが良いな。
千尋と魔女宅のキキは、普通の女の子だったけど、小さい女の子の好きな
大人の男の人向けなパンチラとか腹掛け姿とかの方が気になった。
カリ城・ナウシカ・ラピュタ・もののけは、あまりにも清らか聖女すぎる。
>>959 自分がレッテル貼られるのいやなのに
他人にはレッテル貼りたがるんだ
ここのアンチは、ハウルマンセーの多くが所謂「ハウル萌え」だろうとの指摘のようだが、
よしんばそうだとしてもそれって悪いことか?
初老(失礼)の宮崎監督が、婦女子をこれほど萌えさせる作品を作りあげた事実が驚愕だよ。
>>963 俺はハウルより、ソフィーマンセーだけどね。
>>954 久しぶりに「大人の絵本」説を思い出しました。
結局この定義に戻るなあ。
>>963 個人的には、悪いことだとは思わんが馬鹿にすることだな。
客観的に見たら、悪いことだろう。
どうすんだよこれから。
宮崎もジブリも日本アニメも。
(外部から見た)日本アニメのエースが、
大勢の一般層に鼻で笑われちゃったんだぞ。
967 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 20:14:09 ID:eBUkwsTF
>>954 創価のにほいがプンプンするキモい発言だねぇ
>>963 やらないだけで色んな引き出しあるんだろうハヤオには。
ただ本人は、あるべき主義の頑なな人みたいだから。映画に関して。
まぁ小説や漫画と違ってたくさんの人を動員してクオリティの高い状態で働かせるには
多数の人が気持ちよく感じるストーリーを選んで作ってきたんだろう。
ただ最近はだいぶ、タガが緩んできている。そこが楽しくて良いのだけど。
俺もソフィーは空中散歩のときにハウルに惚れたと思った。
それがはっきり愛しているに変わったのは、
「愛している」と言ったその時だと思う。
むちゃくちゃなようだが、たぶんそうだと思う。
愛しているから、ハウルを失うことが怖いのではなく、
失うのが怖いから愛するようになったのではないだろうか。
>>961 「目の前にいる自分の子供や夫を守ること」と
「マルクルやおばあちゃん」を守ることは決定的な違いがあると思うんですが。
マルクルや荒地の魔女がそこまで「家族」として成立していたようには見えない。
またそこまでの過程と到達点の描写もない。
たったあれだけでそこまで「家族」だと言えるのか。
よくわかりませんその理屈は
ソフィーの恋心分かりやすかったけどなぁ。
男性に免疫があるタイプじゃないから、ナンパから助けられ、
空中散歩まで超美形に手を取られて、ってのはそりゃ
一目惚れするでしょう。
次に違う姿で憧れの人の実生活に入り込むってのも、
分かり易くていいね。ダメダメな所を見せられつつも、
相手に甘えられて、ベッド傍へ呼ばれちゃったりしたら、
それは胸キュンでしょう。構い構われる関係って、
ソフィーにはなかったものだ思うし。
サリマンとの対面でハウルについて好き勝手言われた時には、
ハウルはソフィーにとって完全に内にいる人間になっていて、
強い絆が生まれてる。もうあなたにハウルの何がわかるのって
状態。無条件で許して受け入れてしまう相手になってる。
でも、ハウルが同じように想ってくれる筈がないとか考えてる。
で、ハウルにはっきりと好きと言われ(守りたい人ができた)、
でもその時にはもう殆ど遅すぎて、ハウルを取り戻したい為に
無茶やって…
あーもう分かり易過ぎて、恥ずかしくなってくるよもう。
上で紅の豚は男性用でこれは女性用ってあったけど、
ほんとその通りだね。見てて甘酸っぱ恥ずかしい。
>>961 あと、キキの色気のないパンチラ。
あんなのに喜ぶ香具師がいるのか?
>>968 >ただ最近はだいぶ、タガが緩んできている。そこが楽しくて良いのだけど。
激しく同意。
枠にはまった所謂宮崎アニメとして想像できる範疇の作品を出してこられるよりも、
今作のようなタガが外れた作品の方がワクワクできるよ。
もっと色々な引き出しの中身を見たい!
>974
ちょっとちょっと、にいさん釣られてるよ
>>973 ソフィーの行動は理屈が通ってない、なんで城を壊すのか、とか訊かれたら
「ここにいちゃいけないから」みたいなことを言いそうな。
だから理詰めで考える人と、感情で共感する人の間に深くて広い溝ができ
ちゃうんだろうな。
>>970 過程や到達点なんか要らない。
何にでも納得いくだけの理由やプロセスを求めるタイプの
人にとっては必要なのだろうけど。
家族になった後が描きたかったんだろうなと理解した。
980 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 20:25:14 ID:oKv/uOjp
次スレそろそろたのみます
>959
>は、自分自身の過去と重なる。だから、彼女がハウルに恋をする気持ちは
>ものすごくよくわかる。ハウルがヘタレなことは彼女のようなタイプの人間
>にはその欠陥こそが魅力だ。
そう。私もそれはよくわかる。だけど映画を見て感じた事ではなくて
状況から想像して納得した事。ハウルみたいな娯楽映画で求められる事って
感情的にキャラクターの心情とリンクさせて喜怒哀楽を共感させるからこそ
映画の世界に入っていけてハッピーエンドなら心から喜んで、悲劇なら泣けることができるんじゃないか?
今まで宮崎映画で普通にやってきたことがこの映画ではできていないんだよ。
「ハウルの欠陥こそが魅力的」ならハウルの弱さを強調して描かなければ
いけないのに髪の毛のシーンもとってつけたようで人間味あるキャラに描かれていない。
「少女漫画で好かれそうな典型的な王子様キャラ」を出ていないよね。
「欠点を持ったハウルを好きになったソフィー」をわからせるには
ソフィーのコンプレックスを送ってきた心の痛みを少しでも客にわからせるべき
なんだよ。
「彼女のようなタイプの人間 にはその欠陥こそが魅力だ。」これがわかる人にだけ
わかるんじゃなく見る人全員にわからせるように最大限努力をするべきで、
ソフィーやハウルの人生に共感できれば感動も深いはず。
ソフィーという人物が分かっていれば描く事が出来たはずなのに、
伝えようとする努力をせず表面的な描写で終わった事、ソフィーに共感できるからこそ
この映画を軽く扱っているのが許せない。
>960
それだけじゃ「愛してる」って大粒の涙を流すまでの説得力はない。
>960
それだけじゃ「愛してる」って大粒の涙を流すまでの説得力はない。
983 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 20:36:02 ID:OwH6+z+c
>>956 空中散歩のシーン。
一緒にベーコンを食べるシーン。
癇癪で死んだ人はいないといってるシーン。
花畑のある岸辺の家のシーン
荒地の魔女をこわがって、お守りに囲まれてるシーン。
変身したハウルを見つけるシーン。
サリマンから逃げるシーン。
飛行機械に向かって飛び立っていくシーン。
>>979 過程や到達点がないとキャラに人間感情を感じ辛いよ
監督の意図を理解したいだけの人にとってはそれでもいいんだろうけど
娯楽映画にもいろいろあっていいと思うが…
>>981 ttp://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_challenge_20040908.htm --------------------------------
実は高畑監督は、現在の日本のアニメに憂いを抱く一人でもある。「今は思い入れ型の作品ばかり。
主人公と一緒にドキドキする作りですね。僕の言葉では、これはハラハラじゃない」
例えば、主人公がはまりかねない落とし穴を描く時、観客に落とし穴の存在を伝える方法と、主人公
の視点だけで次に何が起きるか全く分からない描き方がある。「千と千尋の神隠し」も、後者のスタイルだった。
「あの不思議な世界がどんな場所なのか、結局観客にはまるで分からなかった。千尋に寄り添って
ドキドキするだけ。だから変な化け物がいっぱい出てきても、劇場で笑っている人がいない。これは変ですよ」
かつての映画にはもっと、観客とスクリーンを隔てる客観性があったという。「お涙ちょうだい映画で
流すのは、(映画の中のかわいそうな)他者に対する同情の涙だった。『思い入れ』でなく、『思いやり』
なんです。今は主人公に感情移入して、『泣ける』か『泣けないか』だけ」
--------------------------------
ハウルのスタイルも千と千尋と同じ。俺はこっちの方が好き。アンチは高畑と同じ見方をしてる。
宮崎映画はアトラクション化してるってこと。作者の意図はストレートには観客には伝わらない。
どう感じるかは観客次第。監督はこの方法でないと伝わらないものがあると確信してるはず。
わかりやすくつくりたければいくらでもできたのに。
>>979 >
>>970 > 過程や到達点なんか要らない。
> 何にでも納得いくだけの理由やプロセスを求めるタイプの
> 人にとっては必要なのだろうけど。
> 家族になった後が描きたかったんだろうなと理解した。
ハァ?
最初から家族ならともかく、お前さんたちいわく、
劇中でモゾモゾと集まってきた烏合の衆による「家族」愛を訴えてるんだろ?
いっしょに住み始めたばかりの連中を
「夫や我が子」のように想う家族愛を描きたいんなら、それなりの説得力を持てよ。
突然ワケのわからん行動に出て、
「よくわからんがたぶんあれは家族を守る気持ちなんだ」ってオレたちが補完しなくちゃならんのかい。
実際、荒地の魔女なんか何日ソフィーたちと一緒に住んだんだ。せいぜい2、3日だろ。
ぽんって家族的という設定だけあてがわれて、
「何で家族なの」「どんな家族なの」「家族だったらああだろ、こうだろ」とか何のふくらみもなく、
そこだけマニュアル的に受け入れるなんて出来ないよ。
ふだんから設定資料集大好きで見慣れていないと無理だ。
>>978 城を壊す理屈は城の構造とハウルが何を守ってるか考えたら
理屈は通るなあと思ってたんだけど。
どの辺が通ってない?
990 :
ども:05/01/10 20:49:37 ID:mcx27uho
ハウルって・・・期待持たせすぎで中身を開けたら、?????
意味がわからないし映画見てて正直苦痛だった。戦争の始まりも終わり
も理由がわからないし。結局何が伝えたかったの?
それから、有名人を声優に起用するのはいいけどその宣伝ばかりで映画
をみててもそればっかり気になるから宣伝はやめてほしい。と思うのは
私だけかな?・・・次の作品に期待しよう
991 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 20:49:59 ID:qeakO1uA
>>987 ちみらは補完だの妄想だの言うが、俺らから言わすと単純に、
おまいたちはそれら(家族愛とか)を「感じなかった」というだけの話。
それで僕たちはそれらを「感じることができた」。
きみたちは自分の感性がすべてだと勘違いしている。
自分が感じなかったことを、他の人はどこか(設定資料?)で仕入れて
いると思い込んでいる。
でも実際は違う。
僕らはこの映画を見ることでそれを感じることができた、というだけ。
ま、映画板にはそんな自分の価値観が絶対で、自分の考えと会わない奴はすべて知能が低いと本気で
思っている人が多いから。そんな連中は煽り返してやればいいのさ。それが2chだ。
「もののけ姫」あたりで従来のパターンは限界に来てる。
後は目新しいテーマを見つけるかテーマなんかほっぽらかして
また「カリオストロの城」ような娯楽映画を作るか、違うパターンに行くかだね。
個人的にはあまり面白い感じはしないけど、
「千と千尋の神隠し」が当たったからこっちの方にきたと思う。
>>982 ソフィーはコンプレックスからハウルを好きになったの?
ハウルの弱さは髪の毛シーンの後の
「城に行きたくない」ってとこで描かれてると思うけど・・・
人間味があるかどうかは知りませんが。
>>991 家族愛を?
だとすると、たぶん、文字だけ見るとお前さんたちのいう「家族愛」ってものすごく深いものに思えるけど、
実際会って話してみると、なに言ってんのこいつみたいに、
ものすごくお手軽でインスタントに俺には聞こえるんだろうな。
映画館から出てきたやつにインタビューするCMみたいな、あんなふうに。
そのすれ違いか。
大コケだったな〜・・・
>>992 高い低いではないだろう。
お前さんが煽りを誘っているよ。
1000か?
>995
よくわからん。
ちゃんと家族してたじゃないか。
構成員が家族を作ろう、守ろうとしてたじゃない。
さっぱりわからん。
嫌いな人たちと嫌々暮らしてる人も多いなか、
非常に積極的に家族を作っていたと思うよ。
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。