1 :
名無シネマ@上映中:
3 :
名無シネマ@上映中:04/12/21 22:17:42 ID:FCDArXWp
さん!
4様
5 :
名無シネマ@上映中:04/12/21 22:50:02 ID:Uck9ajo7
5get
6 :
前スレ996:04/12/21 23:01:45 ID:3Mx/JsLD
>前スレ998様
詳しい補完、ありがとうございました。
前スレの998で納得した。
本スレじゃ誰もこんな事言わないからなぁ。
やはり戦争にも寄らず
ラブロマンス(というか主人公たちの目的など)にも寄らず
必要な分だけ散漫な演出を目指したのか。
確かにラストのカブとサリマンが居なければ
ベタなラブロマンスになったろうしな。
本スレの連中の中には
いまさらそんな意図受け入れられんほど
わけのわからん主張してる奴大勢いるだろ。
その意図すらも徹底できてないんだよ。
つかいずれにせよつまんねーし。力量不足。
9 :
原作ヲタ:04/12/21 23:41:09 ID:adkzaDoU
とうとう原作のせいにする香具師が出てきたか!!!!
信者だろうがアンチだろうが
それだけは許さん
宮崎から目を逸らすな!!!!
>>9 原作ヲタ的にはどうなのよハウル
(ってここにいるだけでまあわかるけど)
それから原作ヲタ仲間的には評価はどうなの
やっぱり割れてる?
原作読んだことないので聞いてみたいな
話の粗筋を徹底的に分析したサイトとかない?
なんでこんな執念あるのか解らないが、「宮崎アニメ」という誇大広告として、消費者センターに訴え出たい気分。
>>10 いろんな所回ってみたんだけど、かなり意見が割れてるような印象。
原作から入って映画は駄目だった人、原作から入って映画も両方好きな人、
原作から入って映画の方が良かった人、映画から入って原作を読んだ結果
映画の方が良かった人(自分の友人がこれ)、映画から入って原作の方が
良かった人、映画から入って両方良かった人etc色々な人がいた。
>>12 dクス
読んできた(途中ちょっと飛ばしたけど)
でも何も分からなかった
なんか映画の話すると荒れるから意識的にやってないのかな
>>13 アリガd
原作方面の方の映画についての好き嫌いには明確な答えはなし ってことで
失礼しました この件オワリマス
16 :
名無シネマ@上映中:04/12/22 00:25:17 ID:nMjxtOO5
原作ファンは基本的にこの映画は別物と割り切ってます
火の粉が飛んできさえしなければもうそれでいいそれだけでいい
17 :
名無シネマ@上映中:04/12/22 00:32:44 ID:sy/EIFf1
先人たちが子供たちのために血と汗と涙で築き上げた映像技術を
すべていい年こいたオタク相手の商売に使い、
スノビズム漂うオナニー作品を垂れ流し続けるここ数年のジャパニメーション。
一方先人たちの築き上げた技術の全てを子供たちを喜ばせることだけに使い、
ディズニーの失敗を教訓に独裁者を作らない能力至上主義の人海戦術で
練りに練った脚本と卓越した演出力で一大エンターテイメント作品を作り続けるピクサー。
ジャパニメーションが本来果たすべき役割は今全てピクサーが担ってる。
このままじゃマジでピクサーに潰されるよ。ジャパニメーション。
つーか、既にピクサーの方が上だろ?
ハウルの後にインクレ観て、そう思った。
日本にはまだクレヨンしんさんが居てはります
うーん。原作の所為というより
>>dwjが雑誌のインタビューで言ってたのが、頑なで自信のない少女が老婆になるという
>>非日常を経たことで、積極的に物怖じせず、言いたいことを言い、したいことをすること
>>が可能になり、自分は本当は年をとっていないことに気付いたんだそうな。
>>主題は、ソフィーが本来の自己に目覚めていくってとこでしょうか。(ハウルともども)
という事でコンテにある「ヒロイン登場」でソフィーは目覚め
全てが終了しておりクライマックスで安易なラブロマンスに寄らないように
余計な(というか水を差す)要素(カブやサリマンなど)を
入れて散漫(滑稽?)にする必要があったんだなと。
それで訳がわからなくなった人が多かったんだと納得した。
観客はどうしてもソフィーとハウルを中心に考えるものだし
これまでのジブリ作品は主人公中心の構成で問題なかった。
これも現状の構成と上記の主題からの予測でしかないけどね。
本スレじゃ主人公の気持ちがどうのとか演出や構成とは
別の次元の話しかしてくれなかったからな。
誰も言ってないのにに整合性なんてわけわからん事言い出すし。
自分の知り合い限定ですまんけど、原作好きだった人は
いずれも映画に対してぼろくそでした。
「映画が小説と全く同じである事は期待していない。別物として面白ければいい」と
言っていたのですが、実際見たところ
「原作がどうこう以前に映画として全く面白くない。これがこれから原作を読む人に取って
ハウルだと思われるのかと思うと辛い」
と言っておりました。
「映画見てつまらなかった人は出来れば原作を読んで別物だと言う事を知って欲しい」
とも。
原作ファン映画否定派からの叫びです。
まぁどっちにしろ設定は構成的に難しいものを孕んでたのは間違いないけど。
上記の主題の通りに進めると自分に目覚めた時点で終わりにしないと
ラブロマンスの方に目が行って「歳をとっていない事に気が付いた」
という主題が印象に残らなくなるし逆にハウルとの関係を最後まで
描かないと観客は納得しないだろう。そういう意味では
「最初は面白かったけど最後は詰め込みすぎで訳がわからん」
とよく言われる感想は実は成功しているのかもしれない。
主題の通りなら城での生活こそがメインの話なんだから。
んでスレの性質から補完すると
上記に書いたような意図があったとしても
観客を惑わせる構成や脚本は下手と言うしかなく
監督の力量不足か力量低下と評する。
ちなみに私はハウルのキャラクター造詣や
美術、雰囲気はとても好きだが(賠償はちょっと…だけど)
映画としてはつまらなかったとしか言いようがない。
むしろ、原作なんて要らないよ。
ハウルの城と、その中で繰り広げられるキャラクターたちの日常を描くだけにすれば、
駄作とはいわないが凡作にはなってただろ。
「猫の恩返し」はイマイチだったが、ハウルの様に後味は悪くなかった。
誰の目にも、どんなタイプの映画なのかがはっきりとしていたからだろう。
宮崎監督作品ではない、という点でも納得できた。
ハウルを見た後から消えないこの気持ち悪さ。ホント何とかならんのか?
割り切れない、煮え切らない感覚。
不完全燃焼して、未だに燻っている。
宮崎氏は「ハウルの行動原理がわからない」と言っていたそうだね。
そんな人間が、この映画を作っている。
ラストのソフィーの髪の色だって、絵コンテでは元の髪色に戻っていたらしい。
原作と一緒の設定。
たまたま白髪のまま描いてみたら、結構いい感じだった。で、それで
いきましょう、ってなったらしい。
行き当たりばったりの製作現場。
...すまん。なぜか愚痴ばかり出てしまうんだよ...。
原作の設定は面白そうだ。映画の影響が消えてから、純粋に原作だけを
楽しもうと思う。今読んでしまうと、どうしても
宮崎版のイメージが思い浮かんでしまうだろう。しばらく時間が要るな。
カブは最後までカブでよかった
もしくは出てこなくてもよかったんじゃないか
えっだめ?
ソフィーの髪が戻らなかったのは
「その経験が実際にあった事だ」という
重みを示唆する演出だろうにな。
アシタカの腕の痣然り、キキの猫語が理解できない事然り。
art ofに出ている内容の「似合ったから」ってのは
演出に必要だとしても最大の見せ場になるはずの
ラストでヒロインに似合わなけりゃそりゃ却下するだろうに。
本スレの連中の方が自分たちの理解できないものを
アンチと除外して考えないようにしてるとしか思えん。
正直、このアンチスレがあったお陰で助かったよ。
同じような気持ちの人達がいると分かっただけでも安心した。
これから沢山の映画を見て、この嫌な記憶をどんどん薄めていこうと
思う。何本位見ればいいのだろう。何日かかるだろう。
とりあえず、今年中に気持ち的にスッキリしたい。
後は、海外でこの映画の正当な評価を出してもらいたい。
それを楽しみに待っている。海外での公開日って、まだ決まってないのかな?
一部のMiyazakiマンセー以外の、まともな意見を聞きたい。
>>22 実際、原作は城での生活がメイン。その描写がひたすら続く。
ハウル、ソフィーの恋愛にいたっては、最後の最後でぽんっと盛り上がって
終わり(ためにためて)。言っていることは外れてないと思う。
原作信者じゃないし、原作原作言うのもどうかと思うが。
原作のラストも、「唐突に終わらせた感じだ」、という感想を聞いた。
キャラクターや設定は全然変えたくせに、変な所だけ原作に忠実だね。
原作にも過度の期待をしないで向き合おうと思う。
原作も楽しめなかったら、相当欝になるだろうな...。
両方駄目な人っているかな?
俺はファンタジー好きだけど。
>>27 カブは絶対不可欠なキャラじゃないかも知れないけど
ソフィーの内的成長の表現手法として役立っていると思う。
・最初はただの情けでカブを助けたが、カブ嫌いのソフィー
↓
・最後は嫌いなカブにさえキスできてしまうほど成長したソフィー
あと、カブがソフィーを城へ導く役割もあるし。
>>26 >>29 気持ち判るよ。自分も年末に見るんじゃなかったー!て後悔した。
このくすぶった気持ちのまま年を越すんかいっ!ってw。
全体的にその雰囲気はあるんだけど
特にカブの扱い方に顕著だと思われるのは
ファンタジーを蔑んでいる感じ
というより
ファンタジーを描きたいんじゃないよ という意志表示かもしれない
昨今のファンタジーブームに対するアンチテーゼかな
・最後は嫌いなカブにさえキスできてしまうほど成長したソフィー
これは野菜(カブ)嫌いを克服したってことか
>>そうそう。好き嫌いするな!といういうハヤオタンからのメッセージ。
ってなんでやねん!(バシッ
現実的にカブ嫌いを克服するというより
嫌いなカブでもその事より比重の大きい大切な事があれば
乗り越えられるようになる(あるいはなった)。という事じゃないかと。
そういう意味での成長を表す記号にはなっている。
王子化した後はアンタダレディスカー?となるが。
へーそうなんだ深いねー
カブの存在自体が些末事になってしまったに見えないでもない。
ってそれ妄想だろ
脇の瑣末事で良かったのに余計な意味付けをしようとするから
訳がわからないの要因のひとつになるんだよな〜。
脇に徹したマルクルを見習えって事だ。
だって本スレの解釈がどうのってほとんどMMRレベルじゃん
「俺たちはとんでもない思い違いをしていたようだ・・」
妄想と推論は違う。
・推論→根拠にもとづいて論じる
・妄想→根拠もなく勝手に作り上げる
妄想はありもしないことを言う事で
推論は作品にある出来事やインタビューなどを
組み立ててこのシーンの演出や構成にこういう意図があるのでは?
と推測する事。実写と違って1から人の手で作られるアニメは必ずそこに
作り手の意図や意味が求められるものだから。
ちなみに演出で無いならばソフィーがカブ嫌いとわざわざ明言する必要が
全く無いので、ある程度可能性が高い推論だとは言える。
本スレの方では映画やファンタジーは何でもありで気にする人は
視野が狭いだの本当は何もわかっていないだの
マンセー以外の反論は許されないのでなかなかこういう話はできない。
つか「カブが嫌いって」一言で言っただけでそれ以降そんな演出皆無
それにカブにキスの解釈(する意味無さそうだが無理矢理)すれば
直前の板が崖下に転落するの止めたお礼のが自然じゃないのか
成長うんぬんは飛躍しすぎ
まあ壊れてる映画の壊れてる一場面の話なんだけども
やっぱ妄想に近いんちゃうの
>>45 そういう考え方もありだと思う。
しかしやはり根拠を挙げて推察してるので妄想ではない。
それを妄想と言ってしまうなら、
>>45の解釈も
妄想だということになってしまう。
自分は>45の解釈は妄想ではなく、違う視点からの
推論だと受け取った。
いやだから例えば歴史上の人物が
登場していてその人がカブ嫌いなら
そういう流しもありうるけど
架空のアニメの登場人物に
そういうセリフ(設定)をわざわざ入れた以上
監督に意図があったと考えるのが自然。
まぁ監督とかが何も考えずにただ適当に
物語を構成したと言う根拠があるならありうるけど
脚本やコンテを一から作る事を考えると
ちょっとありえないという前提に立っている。
映画の編集とかそこに関わるスタッフも納得しないだろうし。
まぁ監督が(カブ嫌いについて)何も
考えていなかったと言うのは
ありそうで納得しそうになるが…
どっちの前提に立って推論を展開するかという事。
カブ嫌いがカブ好きになったんなら食っちゃうんじゃないの?
キスはその他のエピソードの結果(助けたとか家族的になってるとか)であり
「カブ嫌い」のセリフからソフィーの成長を繋げるのはムリがあると思う
自分はそのセリフは単に愚痴っぽい老婆らしさの演出かと思った
(つまらなかったのになんでこんなことやってんだろオレ)
>>47 脚本は一から作ってない。直接コンテを作ってる。
通常の、まず脚本を作ったあとにコンテを作る場合に比べて、
物語の構成は数段難しいだろうな。
仮にカブ嫌い→カブ好きの伏線アリとしてもよ
「伝える」ことを放棄してるとしか思えん映画だな
なるほど確かに
>>49の言うとおり物語全体を見渡せるような
脚本から作らずにいきなりコンテなら
>>48の「愚痴っぽい老婆らしさの演出」は説得力があるな。
そのシーン、カットだけで終わっている可能性の方が高くなるかも。
監督はアニメーター出身でそういう一場面職人的な傾向も強いだろうしね。
突然
なんでハウルのケツを見たときに一瞬でもいいから乙女に戻んなかったんだ
と思ったんだが
あ〜あの時はまだ荒地の影響を抜けきれていないんでしたね そうですね
orz
いや、野菜の好き嫌いは置いといてw
表層的な事象で考えたならば
>>45の解釈OKだと思うけど
作品のテーマが、ソフィーが心を閉ざした暗い人から
愛情豊かなキャラに成長してゆくものと仮定するならば、
ソフィーの内面を表現する手段としてカブの役割は有効ではないか
ってことを言いたかっただけだ、ただそれだけのことだよーーー!
っと叫んでみる。
>「愚痴っぽい老婆らしさの演出」
可能性っていうかまったくその通りだと思うよ
なんていうか、そういったどこか表面的な演出に懲りすぎて足元をすくわれた失敗作だと思う
>(つまらなかったのになんでこんなことやってんだろオレ)
これにも激しく同意・・
>>53 >ソフィーが心を閉ざした暗い人から
>愛情豊かなキャラに成長してゆくものと仮定するならば
>>20の原作者の言があったにしろ、ここまでいくと妄想。
問題はカブ嫌いの設定も含めて、監督の演出意図、主題等(ソフィーの変化を描く
ため云々)が、肝心の観客に届き難い点にあるのではないかと。
傲慢で独りよがりな物語展開によって、ほんとに人を選ぶ(というより拒絶する、
という感じがする)映画に仕上がってるのは間違いないでしょう。
勿論、信者はメッセージが弱いんじゃなくて、読み取る能力が低いのだと言うわけ
ですが。わざわざ分り難く、弱くすることにどんなメリットがあるのか分りませんから、
私はただの失敗だろうと思いますし、所詮伝わらない主張に意味はないです。
そんなあやふやな、どちらともいえないものに仕上がってる出来損ない映画のどちら
ともいえない一場面を、エネルギー使って解釈することにはさらに意味がないと。
>45さんの「壊れてる映画の壊れてる一場面の話」というのには本当に賛成です。
アンチスレ的には、壊れてるということが確認できてればいいんじゃないかと。
MMR的解釈は信者職人にお任せです。
>>56 うん
でも分析はしていきたいんだな
紋切り型の言葉で締めくくるんじゃなくて
なんで 自分はこんなに面白くないんだろう 気持ち悪いんだろう ってことの答えを
自分に突きつけてあげたいという気持ちなんですよ
その結果もう「面白くなったっていいや!」とさえ思っている という
ま そんなこと自分のうちの新聞のチラシの裏に・・・言われればそれまでのこと
>>勿論、信者はメッセージが弱いんじゃなくて、読み取る能力が低いのだと言うわけ
>>ですが。わざわざ分り難く、弱くすることにどんなメリットがあるのか分りませんから、
>>私はただの失敗だろうと思いますし、所詮伝わらない主張に意味はないです。
ここらあたりは禿禿胴。
でも根拠の無い妄想は必要ないが
壊れている事を確認するなら構成に対する推論や議論は必要だよ。
でないと作品内での出来事は何がおきようと
何でもかんでもマンセーの本スレと変わらなくなってしまう。
本スレじゃ
>>55みたいにたしなめる人すらアンチ扱いだしな。
>57
>なんで 自分はこんなに面白くないんだろう 気持ち悪いんだろう ってことの答えを
>自分に突きつけてあげたいという気持ちなんですよ
この気持ちは分ります。私がここに来る理由の一つですし。
私の場合は「面白くない」という結論ははっきり出ていて、動かしようがないので
そこは違うんですけどね。
面白くなれるかもしれない、という要素や期待があって、マジメに作品の内容に
ついて論争したいなら本スレでやった方が良い結果が得られることもあります。
私も考えが変わる可能性があるかもと思って、本スレで話した結果、「自分は面白く
ない」という結論に到達できましたし。
>56は、カブ嫌いが監督の主題演出意図に絡んでるかどうか、という論争が泥沼化
したら嫌なので書いた文章です。結論でないと思いますし、演出意図があったとしても、
無かったとしても、結論としてカブというキャラの演出が失敗してることに変わりないと
思ったので。
>58
>壊れている事を確認するなら構成に対する推論や議論は必要だよ。
という点は全く同意です。壊れてることを確認するための、より有効な議論をした方が
よいのではないか、ということが言いたかったんです。
内容について議論するな、と言いたいわけではなかったので、誤解を招く表現で
申し訳ありませんでした。
>>55 仮定がまったく的外れなら妄想になるだろうけどそうじゃないっしょ?
だから一個人の単なる意見なんだってば。
自分の理解できない考えを「妄想」の一言で切り捨てるのは簡単だけど
それってあまり建設的でないじゃん。
ハウルみてムカつくアンチの気持ちは自分もそうだから良く解るよ。
けど「つまんなかった、駄作だ」で切り捨てるより
この作品のどこがどうだめなんだ?なんでこんなに腹立つんだ?
腹立つのになんで気になるんだ?って考えて行く方が建設的じゃね?
「この映画はでたらめだ、終了」じゃ映画代と時間、損しただけじゃん。
自分はこの板みてるうちにやっとテーマが解ってきて
この映画の良いところも見えてきたよ。じゃ、本スレ逝ってくる。
>>57 同意
>>60 いくら言っても無駄だろうが、一個人の単なる意見だか思い込みだか
深読みだかと、並べられた情報から読み取れる客観的な事実は
まったく別物。
君のレスは思い入れが強いせいだかなんだかしらないが、かなり偏っているよ。
>>61 じゃあ妄想ということにしといてくれよ。キミの勝手だ。
でも物語、特にファンタジーというのは表層的な事象の裏に
登場人物の心情が投影されていて、それを読み手が受け取る
ことで感動したり楽しんだりするわけだろ?
表層的な事象のみで論じ合っても行き詰まるだけだと思う。
ってもこの映画の場合、それがまっすぐ伝わってこない
ところが問題だと思うが。
>>62 いやまぁあなたが
>>53で言っている
「ソフィーの内面を表現する手段としてカブの役割は有効ではないか」
という事は通常のアニメ映画の構成手法的には全く正しい。
単に映画ではそれができていない(というか下手?)というだけなんだろう。
まぁ監督自身が
「スタッフがこの映画わからないというと
床がなくなったような気分になる……」
とわざわざ公の場でコメントしているから
ストーリー構成とかで
相当揉めたんだろうなぁとは思える。
まあ、そんだけみんなムカついてると。
マターリいきましょう。
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、お茶が入りましたよ・・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
65 :
名無シネマ@上映中:04/12/22 19:45:10 ID:8/09HPlt
>>64 AAばっか使ってんじゃねえよキモ腐女子。ブタ女。
駄目な所かぁ、
最後の「じゃ戦争そろそろやめよっか」かな
だったら最初から(ry
おおう一晩あけて来たらなんだか長文ばっかりだな。
もうちょっと落ち着いて要点を絞って語り合っていきまてんか。
うれしくなって思わずキスってのは映画だと
腐るほどある表現で、ソフィーがよっぽど陰気な
キャラならともかく、それをもって成長とするのは
正直言いすぎかなという気がする。
最後キスの大安売りだったしな。
案山子に怪物に火の玉か。この女なんなんだって思ったよ。
この映画ってさ、もしかして女心に何かわからんものが伝わる作品なんじゃないかね?
あまりにも今までの宮崎作品と毛色が違うし、観てても、観終わっても、何にも伝わってこないのよ。
それが気持ち悪くて帰り道ずーっと考えてたんだけど、
作品に託したメッセージとかテーマみたいなものは無くって、
雰囲気とか感情とか、そういうあやふやなモノを何となく感じ取って、
ぼんやりと楽しむべき作品なんじゃないか?って。
でも取り敢えず後味の悪い気持ち悪さは最悪だった。
年末の締めとして観たつもりだったのに…なんか口直ししないと収まらんよ。
年末ムカツキ人口増加中!
>>67の要点を絞ろうという話が
あったので
>>66を議論したいな。本スレの方では
「戦争が簡単に終わって何が悪いの?」
「終わるのを願わないのは殺人狂?」
「主人公たちとは関係無いから終わって当然」
というよく分からない結論しか出ていなかったので。
確かに
>>66の言うとおりそれまで振り回された
主人公の葛藤や苦闘が唐突に馬鹿馬鹿しくなる構成ではあるし
唐突な終了宣言は釈然としないものが残る。
ちなみに「王子が戻ったから」とか妄想ストーリーの帳尻あわせ的な
事は関係なく、あくまで構成上どう必要だったのかという事で
何故戦争は唐突にしかも簡単に終了されねばならなかったのか?
72 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 06:20:53 ID:JM16vlxr
俺は正直この映画のことわからんが
アンチスレの理論の説得力に感心する。で、
面白いといってる側は何故面白いと思ったのか
そろそろそのあたりからも作品を解析してくれたりしてほしい。
批判派のほうが明らかに意見の言語化が巧いので頼る。
だって本スレは・・・
>「戦争が簡単に終わって何が悪いの?」
>「終わるのを願わないのは殺人狂?」
>「主人公たちとは関係無いから終わって当然」
本スレってこんな事言ってんの?マジ?
簡単に終わったらリアリティがなくなるって事すらわからんのか…。
そう言うと魔法の世界だから、とか言うんだろうねえ。
作り物の世界にいかにリアリティを与えるか、がクリエイターの
腕の見せ所じゃねーかよ、アホか。
リアリティがなくなれば世界観そのものが軽く、つまらんものになる。
サリマンは絶対正義を唱える利己主義者の典型なので、
其れを強調するための演出?って事じゃないかな。
自分の利益の為に、世界を巻き込む彼の国の批判って
言う事で消化しました。
物語の最後に挟む物じゃないんだけどね。
本スレ592・・・信者さんっていうのは、こういう感じなのか
76 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 11:57:01 ID:SDAT3JC4
78 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 12:17:50 ID:8S4drR1l
暗黙知のURLを馬鹿の一つ覚えに貼っている信者
暗黙知という言葉を使って言うなら
この映画は暗黙知をことごとく裏切っている映画だということがわからんのか
おまけに登場人物の暗黙地も一切伺えない
ゆえに人物の厚みが全くない
言葉の意味ぐらい理解してから書け
>>78 >暗黙知をことごとく裏切っている映画だということがわからんのか
映画での経験しかない人にはそうかもねw
>おまけに登場人物の暗黙地も一切伺えない
>ゆえに人物の厚みが全くない
これだからオタはw
550 名前:名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日:04/12/23 01:50:55 ID:MwzBL6lQ
荒地の魔女から、ソフィーがハウルの心臓を受け取るシーンは、どうしても
孫娘がおばあちゃんにおねだりして、大事な物を貰うシーンに見えてしまう。
このアニメは、素直に、心を開いて、童心に戻れる人の方が楽しめると思う。
597 名前:名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日:04/12/23 12:17:24 ID:MwzBL6lQ
>>577 この1年の間に、声を上げて、子供のように大泣きしたことある?
映画やテレビではなく、個人的にあった悲しい出来事でね
そのぐらい、感情を解放しないと、この映画は楽しめないと思う。
こういう頭からの感情論ではなく、この映画が装置として、構造から見て
感情開放を起こせる作りになっていなかったということは考えないのだろうか。
観客が態勢を作りこまなければならない、観客に何かを強いるという時点で
この作品の作りは失敗だと思うのだが。
こういうことを書くとまた、感じろ、考えるなと向こうでは言われるのだろうが、
映画は自然に感じられるような構造を模索(ましてやジブリのように、不特定
多数が視聴する映画の場合)すべきだと思うのは、金を払う観客側の驕りですか?
まぁ信者とか極端なくくりでわかった気になってる哀れなオタには理解できないだろうなw
アンチと、それ以外でわざわざすみわけしてるんだから、わざわざ
こんなところに来なくていいだろ
気に入らないなら。
84 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 12:28:48 ID:e3LxZhPw
なんか腐女子っぽい映画だと思ったよ。
85 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 12:29:45 ID:ev2pRfFj
昨日観て来た。
わからなくても面白い映画もある。
プロットがしっかりしているがつまらない映画もある。
これはわからなくて、しかもつまらなかった。
>>83 すみわけ?
なら本スレはハウル好きオンリーのスレでいいんだな?
>>71 「戦争の馬鹿馬鹿しさ」を強調したいからでしょ。
ハウルの台詞にも「敵も味方も関係ない。大量殺戮をする兵器に他ならないだろ?」的な物が含まれているしね。
ただし、「ストーリー」の構成要素としては余りにもお粗末。他の可能性も探るべきだと思う。
ハリウッド映画だと、こういう構成はよくある。俺自身は余り映画は見ないけれど、例えばマーズアタックとか、デイアフタートゥモローとか。
インディペンデンスデイとかもかな。何の脈絡もない所で、最後の最後にどんでん返しを設ける構成は、結構見慣れているんじゃない?
ジャパニメーションの特色は、キャラクターや雰囲気だと思うし、ある程度はハリウッド的な脚色も許容されると思う。
ただし、俺たちは「宮崎アニメ」を見に劇場に赴いているわけだからね。
重厚なストーリーや、それに基づく社会へのシニカルな批判を背景にして、キャラクターの機微や世界観の美しさを描いて欲しいわけだよ。
ハウルから「キャラクター」と「雰囲気」の素晴らしさを取り除いたら、その構成は、極めて「アンパンマン」に近くなるんじゃないかと思う。
いいんでないの。
ちょっとでも否定的な事かくと、これでもかってばかりに叩かれるしね。
本来は、棲みわけなんてすべきでないのだろうけど。
論理的に話の出来ない馬鹿が居るから、棲み分けなんてのが必要になる訳だろ。
そもそも価値観が違う人間同士であれば、最初から「議論」など成立しない。
お互いに一定の距離を保って、知的な意見交換をするべきだ。
>>81 >構造から見て 感情開放を起こせる作りになっていなかったということは考えないのだろうか。
おもしろかった連中にはそういう作りになっていたわけで
>観客が態勢を作りこまなければならない、観客に何かを強いるという時点
おもしろかった連中には、自然と楽しめたわけで
>考えるなと向こうでは言われるのだろうが
考えないと変なモヤモヤがいつまでも残る映画だと思うのだが
マンセーとアンチの会話はどこまでいっても交わらない。
>>90 分かっているんなら、わざわざご足労頂く必要もあるまい。
>>88-89 そうだね。
では本スレのアンチ(の中のヘンな奴)は気兼ねなくおもちゃにさせてもらおう。
お騒がせしました。
>>90 >
>>81 > >構造から見て 感情開放を起こせる作りになっていなかったということは考えないのだろうか。
> おもしろかった連中にはそういう作りになっていたわけで
おもしろくなかった連中には、そういう作りになっていなかったわけで
> >観客が態勢を作りこまなければならない、観客に何かを強いるという時点
> おもしろかった連中には、自然と楽しめたわけで
おもしろくなかった連中には、自然と楽しめなかったわけで
> マンセーとアンチの会話はどこまでいっても交わらない。
それだけわかっていながら、不毛なレスを続ける行為が分からないし、そういう人と
交わっても、この通り、堂々巡り。
あと本スレは中立ですので
批判意見持ちもちゃんとした本スレ住人ですので
その辺勘違いしないようにお願いします。
批判側だからといって全員このスレに集うわけじゃありませんので。
とりあえず自分はわざわざ本スレには行きませんが。
本スレの内容は理解出来ない事多いしな。ヨン様フィーバーをテレビで見てる気分。マジで。
>>93 >不毛なレスを続ける行為が分からないし、そういう人と
>交わっても、この通り、堂々巡り。
そこまでわかっているなら
そういう批判は
>>81にいくべきなのだが。
>>94 すみわけと言いながら、本スレは中立ねw
まあいいけど。
批判意見も信者とか腐女子とか人格攻撃するようなのは排除の流れで問題ないね?
ってこんなのはどこのスレでも排除するべきだと思うが。
本スレにこっちの議論持ち込むバカが出たぞ。
ちょっとすみわけの意味ハッキリさせとく必要があるんじゃないか?
ID:SDAT3JC4
おまえが消えれば無問題
諸悪の根源はおまえだろ
双方のスレで
外出するらしいから
誰かが書いてたけど動機が見えない映画だなーと思う。
つうか見えても薄いか浅いかわけわからんかのどれかの理由で
納得できない。
脳内補完してもなおかつ「それで?」といいたくなる感じ。
読み解けば面白くなるのかと思ったけどやっぱり面白くなかった。
軸であるはずのソフィーとハウルの恋愛の動機がわからんのが
一番疑問だ。
(もしその他の筋立てが面白いならそっちに焦点をあわせられる
からたいした問題じゃないんだけど、その他の筋立てはこれを描く為の背景に見えたので)
ソフィーは委員長タイプのお嬢さんが
孤独な不良のイケメンに惹かれただけって感じ。一昔前の少女漫画みたい。
不良が雨の中で拾う仔猫がマルクルなんだな。
ハウルに至っては
孤独な自分をわかって守って許して受け入れてくれればいいみたいな。
ソフィーである必要はあったのだろうか。
今までだってそんな女はいそうだけどね。
つか一番「私だけはわかってあげられるの」タイプを釣り上げる
男じゃんハウルって。
荒地の魔女もサリマンも
どっちもホストに貢ぐ
ババァみたいだった。
普通の女の子に惚れたホストが足抜けをする物語なんだねこれは。
大掛かりな舞台設定の古臭い少女漫画に思えたよ私には。
>>100 > 荒地の魔女もサリマンも
> どっちもホストに貢ぐ
> ババァみたいだった。
> 普通の女の子に惚れたホストが足抜けをする物語なんだねこれは。
しかしソフィーの「恋」もホストハマりの典型。
ハウルがホストをやめると興味を失うおそれ大。
ホストってかなり作ってるから寝起きとか夜明けのメシ屋とかで見るとかなりブサイよ。
>>100 >不良が雨の中で拾う仔猫がマルクルなんだな。
ワロタ
>>75 駄作とは言わんが失敗作というスタンスで書いたつもりだったんだが
良い映画とも思わんし
SDAT3JC4は79、80、82の書き込みと
>批判意見も信者とか腐女子とか人格攻撃するようなのは排除の流れで問題ないね?
>ってこんなのはどこのスレでも排除するべきだと思うが。
が明らかに矛盾してる事にどう言い訳するの?
105 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 14:40:27 ID:nCtOXafN
>>81 女の脳は物事を論理的に考えるのに適していないから仕方ないよ。
とにかく感情だけで動いてるから。
戦争はよくない→戦争反対、動物がかわいそう→動物愛護。
女に核の抑止力とか語っても全く理解できない。
「だって戦争はいけないんだよ!」の一点張り。
女が論理的批判に対して論理的に返すことは物理学的、生物学的に不可能なんだよ。
感情でわめきたてるだけ。だから「ハウルは面白いったら面白いの!」それで完。
こんな脳しか持たない連中相手に最初から議論になると思うほうが間違い。
>>74>>87 ・サリマンのキャラクター(極端な利己主義者)の強調
・戦争の馬鹿馬鹿しさを強調したいから
なるほどどちらも
>>73の言っている作品のリアリティ
(この場合、観客の感じる実在感であって現実感ではない)が
壊される事を覚悟で別個の「戦争」という物を
扱った構成だという推論だな。
でも主題とは関係ないメッセの為に双方を潰しあう構成にするかなぁ。
観客を惑わせるだけのような。今ひとつ確実な材料が少ないので
あとでちょっとハウルのコンテやart ofを見ながら根拠をもう少し検証したいと思う。
戦争を否定するには2つの方法がある。政治経済軍事的に不合理であることを明らかにすること、
もうひとつは単純に人命より大切なものはないと主張すること。
サリマンは前者でソフィーは後者。だったら最初から戦争なんかしなければいい!と怒る人が
いればそれでこの映画の目的とするところの半分は伝わったことになるんじゃないか。
108 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 14:57:29 ID:ev2pRfFj
>>105 このスレにもいる多くの女性に喧嘩を売っているのですか。
109 :
名無しシネマ@上映中:04/12/23 15:01:14 ID:++jrKygi
>>108 仕方ないよ。彼の周りには頭が悪くレベルの低い女しかいないんだから。
>>107 何故2つの方法があると断定する事が良く分からないが
>>政治経済軍事的に不合理であることを明らかにすること
も描かれていないし
>>単純に人命より大切なものはないと主張すること
も描かれていないと思うけど…
サリマンは例えばエボシ御前が語ったような
戦争の内実を何一つ語っていないし
ソフィーは自分の好きな人を救いたかった(言わばエゴ)だろう。
主題は
>>20に書かれている原作者の主題に
ほぼ沿っているという事を宮崎監督も言っているので
主題と戦争に対するメッセージは別の事だと考えられるよ。
111 :
110:04/12/23 15:07:17 ID:q7xnBiJJ
失礼。変な日本語になったな
何故2つの方法があると断定する事が良く分からないが
→何故2つの方法があると断定するのか良く分からないが
>>政治経済軍事的に不合理であることを明らかにすること
「この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」のひとことでばっさり。馬鹿げた戦争とそうでない戦争が
あるかどうかは別として。
>>単純に人命より大切なものはないと主張すること
「あの人は弱虫がいいの」
自分を守るために戦うハウルの無事を祈る、というありがちな姿じゃなくて、それを止めさせるために
ヒロインが積極的に行動するあたりに宮崎らしさが見て取れる。こういうエゴならokでしょう。女が
みんなこういう行動をとれば戦争は終わる。
戦争に対する姿勢そのものがこの映画のメッセージだとは思わないが(半分くらいか)、主題をはっきり
させる背景として戦争を入れたのは間違いない。
>女の脳は物事を論理的に考えるのに適してないから仕方ない
>とにかく感情だけで動いてるから。
モレ女だけど、他の女見てて、これには本当に同意に値します。(`∀´)
その手のレスこそ、感情だけで動いてつけているように見えるのだか。
本当に考えて動いているのか。
>>112 つまりこういうことか?
反戦映画は戦争映画より上だと、パヤオは言っていると。
>>112 ここでは真面目に議論しようと思ってるので
釣りかどうか判断しかねるけど一応答えると
>>>>政治経済軍事的に不合理であることを明らかにすること
>>「この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」のひとことでばっさり。
これはどうやっても繋がらない。
何故「政治経済軍事的に不合理」なのか?「明らかに」なってないと思うが。
>>単純に人命より大切なものはないと主張すること
の返答ついてはあなたの理想とか希望が入りすぎていて
構成的には意味が良く分からない。
背景として入れたならこういう終わらせ方は
キャラクターや物語を薄める効果しかないのに
何故終わらせたのだろう?という構成的な事を議論しているので
>>20の主題をはっきりさせるためなら
なおさらあなたの言っている事は相互に相反していて良く分からない。
申し訳ないがちょっと出かけるので後でまた書き込みます。
>115
上か下かは知らないが、戦争に勝ってハッピーになる映画はつくんないだろたぶん。
>116
サリマンは分析はしてない。結果だけ述べてる。逆にいえば分析を省略することで
その必要はないこと、戦争はすべて馬鹿げていることをこの映画では伝えようとしている
とおもった。
ソフィーは平和・幸福になる手段としての戦争・戦闘はありえないと考えてる。だからこそ
の弱虫がいい、逃げる発言。
こういう終わらせ方が物語を薄める効果があるとは思わない。ソフィーがハウルへの愛を
自覚してコンプレックスから解放され「本来の自己に目覚める」話であれば、ハウル大好き
抱きつきキスの時点で映画は終わってる。
戦争だけ続いてることにしてもいいんだろうが、戦争中なのに空飛びながら新婚夫婦が
幸せそうに平然とキスしてるのを見るのは観客的に違和感ありあり。この映画で戦争の役割は
ハウルに「守るものができた。君だ」とサリマンに「この馬鹿げた戦争を…」をいわせるために
あると思ってるので、自分的にはあっさり終わらせるのになんの不思議もない。
>>105 モマエはバカな女としか出会ったことがないんだな
>>117 同意。
戦争はたんに舞台装置なんだからあれこれ理由を求めても意味ないんだよ。
120 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 16:37:05 ID:IF5R4yCN
そしてみんなこう感じたわけだ
「なんて情けないフィクションなんだ」
と。
>>120 大道具担当のヒトですか?こりゃまた失敬!
「戦争が全部「馬鹿げている」」という主張は充分わかるが
多分その辺の戦争モノですら
そんな言葉使うまでも無くその主張は持ってるし、
そして伝わると思うんだよね。
歴史や世界情勢も何も知らない子供に見せても伝わると思う。
ハウルは伝わんないと思う。
ていうか「隣の国の〜」の時点で完全に
「舞台背景にとどめる意味での戦争」は破綻した。
伝わらんね。全く。
意図はわかるけど演出力足りてねえ。
カブが元に戻るところを見て、カブ王子VS魔法使いハウルがソフィーを取り合う話として
女性向け娯楽として一本作れそうだと思った。
荒野の魔女VSソフィー+ハウルな、恋愛+魔法合戦なファンタジー物かと思ってたら
戦争始まるわハウル争奪にサリマンもかかわってくるわ、
サリマンの為に荒野の魔女が敵役から降りちゃうわ…
千尋の時も感じた、敵が未消化のままコロコロかわっていく不快感があった。
前半は好きだけどサリマン登場以降は微妙だと思った。
ところどころの演出は好きなんだけど。
戦争は蛇足っぽい気がする…。
戦闘機だかなんだか見たハウルが
「敵でも味方でも関係ない。人を殺しに行くだけ」(めっちゃうろ覚え)
ってあたりでウヘァとなった。説教くせー。宮崎くせー。
他の映画では、悲惨で苦痛に満ちた状況を描くことを通じて「戦争が馬鹿げてる」ことを訴えることが多い。
ハウルだと「戦争が馬鹿げてる」のは前提であり結論。説明して観客にそれを納得させるポイントにはなって
ないし、それが欠点だとも思えない。戦争がはじまった理由がわからないとかあっさり終わるのはおかしい
といった不満はこの場合見当違いじゃないのか。
>>125 もっと使えそうな題材をどんどこ放り出して、すべて回収しないまま終わりに雪崩れ込む。
戦争もだし、主役、脇問わずキャラクターもだし、魔法についてもそうだし、恋愛描写に
してもそうだし、すべて使い切らないまま。
すべての要素を十二分に使いきれば、確かに6時間越えでも不思議じゃない。
>>126 宮崎映画に「ウヘァ、宮崎くせー」って言われてもねぇ・・・
あんた何を求めて宮崎映画観にいった?
>>126 そういうセリフのせいで反戦ものとしてみればいいのか恋愛物としてみればいいのか
どういう姿勢で見たらいいかわからなくなって混乱した。
そうこうしている間にラストであまりにあっさりと戦争が終わって「あ、恋愛物なのか」とわかったけど。
摂政の一声で戦争が終わるのも風刺なんだろうか。(現実では権力者の一声で終わるのはありえること)
そうだとしても「物語の中の戦争」の演出としては失敗している気がする。
むしろ「恋愛」が軸なら戦争は終わらなくてよかったんじゃないかと思えてしまう。
>>128 つまり「詰め込みすぎて破綻した」のでしょうか。
ポイント絞れば完全娯楽作として成功する気がします。キャラはいいし。
132 :
126:04/12/23 17:27:53 ID:ev2pRfFj
>>129 バランスが悪いなあ、って意味よ。
>>127の意見も分かるけど、
火垂るの墓、ジョニーは戦場へ行った、BENT、サウンド・オブ・ミュージック(ry
にしなくても、争いのナンセンスさを伝える方法はあると思うよ。
くっさいハウルの台詞もサリマンのラストの台詞もバランスが悪すぎー。
>>127 じゃなくて
そんな理屈通るほど戦争が背景として留まってない、って話。
戦争に直接介入するレベルで描写する意味がわからん。
ていうか戦争の結末を描く必要性もわからん。
あっさり終わることがエンタメ的に機能してるとも到底思えん。
背景演出に留めたらええやん。
意味がワカラン。
134 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 17:46:32 ID:4cw4wUNy
原作とジブリの創作を入り混ぜているから、つじつまがあわないんだと思う。
反戦ものにしたければ、最初からそういう話にしておけばいいのに。
原作はもっと軽いお話だから、途中で話を重くすると、登場人物の行動が
筋が通らず、おかしくなってしまっている。
135 :
116:04/12/23 18:03:42 ID:q7xnBiJJ
戻ったけどまたすぐに出かけなきゃならん。なので長文を許してくれ。
>>117も
>>119も
>>127も結局
>>71で提示された
「戦争が簡単に終わって何が悪いの?」
「主人公たちとは関係無いから終わって当然」
としか言ってないな。
>>政治経済軍事的に不合理であることを明らかにすること
と断言していたのに
>>逆にいえば分析を省略することでその必要はないこと
って一体…Σ(゜д゜|||)誰もそれじゃ納得しないと思うが。
例えば
UFOが存在する事を明らかにする
→明らかにする事を省略する事でその必要は無い
ではどう思うだろうか。
他も全て論拠と推論の結びが繋がってないし
「キャラクターはこう考えていた」という理想化も多すぎる。
唯一
>>戦争だけ続いてることにしてもいいんだろうが
>>戦争中なのに空飛びながら新婚夫婦が
>>幸せそうに平然とキスしてるのを見るのは観客的に違和感ありあり。
というのが
「ラストのシーンの為に唐突にハッピーエンドにさせる必要があった」
という推論にはなりうる。
ほとんど
>>71で提示した議論に必要ない例の通りになっているので
構成の意図を分析したい私にレスをする必要はないだろう。
レスするのは自由だけど多分意味は無いよ。
でも推論が出ただけでもありがたい。
136 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 18:06:14 ID:13YMoaKM
サイト晒しはよくないぞと思いつつ
プロフィール
:心の汚い奴は嫌いだ
に苦笑してしまった。
「戦争が簡単に終わって何が悪いの?」
「主人公たちとは関係無いから終わって当然」
まさにそのとおりなわけで。ふたりは戦争を止めさせようなんてぜんぜんおもってない。
力の差がありすぎてそんなことできないし。できるのは人殺しをさせられることから逃げるだけ。
戦争するしないは国王やサリマンたちが決めること。恋人たちはまったく別の論理で行動してる。
馬鹿げた戦争を止めるのにもったいぶった理屈はいらない。
そして
やっぱ演出力不足でしたという結論に帰着する
140 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 18:35:04 ID:qP/13N1z
格闘技団体『ZST(ゼスト)』
ZSTとは、ヴァーリトゥード等の、ノールール系の大会ではありません。
格闘技観戦歴の豊富な方は勿論、総合格闘技を初めてご覧になる方にも十分楽しんで
頂けるよう、必要以上のバイオレンス性を排除した独自のMMAルールを採用しています。
様々なジャンルの格闘家が集い、戦いを繰り広げる総合格闘技の素晴らしさ、
また楽しさを、是非ZSTにてご確認下さい。
○公式サイト
http://www.zst.jp/
>>138 で、なんでわざわざ戦争の終了を描くの?
>>138 だからそれは創作として何を演出してるんだ?
モノ言い様、いくらでも理屈をこじつけることはできるけど
普通に見てるこっちはダカラナニ
別に終わらせなくていいじゃん。
戦争が本当にバカバカしいなら
ラストまで本筋から放置プレーすりゃええのに。
だから吉本新喜劇の手法なんだって。
ドタバタのあとはお約束のハッピーエンドで大団円。
質の高いミュージカルを観に行ったつもりの観客が吉本新喜劇見せられて
ポカ〜ン・・・の映画。
>>138 > 馬鹿げた戦争を止めるのにもったいぶった理屈はいらない。
そりゃ反戦原理主義ってことか?
観客がそう思うのはいいが、クリエーターがそんな硬直化した頭になったらおしまいだろ?
146 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 19:14:54 ID:9ECvdj7J
ハウルをみて、なぜか風邪と共に去りぬを思い出しました。
あのすばらしい映画から50年以上たって、なんでこんな駄作を見なきゃいけないのかと思ったら
ほんと悲しくなります。
時間がないからいちいち書かないけど、信者さんのアンチに対する弁明・攻撃・批判の多くは、
ハウルが風邪と共に去りぬであったとしたら、納得できるものです。
逆に言うと、ハウルを風邪と共に去りぬと同列扱いするから、信者は気持ち悪いんです。
どっか壊れてるんじゃないかって。
ビラに何が書いてあるのか気になって仕方がなかった。
映画ナウシカだと、ペジテが子王蟲を使って大海瀟を起こしたり、トルメキアが巨神兵を復活させたり
しなければならない「やむを得ない理由」が説明されてナウシカがそれを否定するという描写があった
けど、ハウルではそういうのがまったくない。
平和を達成するには戦争・軍事力が必要なんだという屈折した論理を、恋人たちがまっすぐな論理で
軽々と乗り越えるあたりにすがすがしさを感じられるかどうかがこの映画を楽しめる分かれ目かなと
はおもう。
>>148 すでに「>127結論」のでてる戦争をネタに
なんでそんなチンケことプロットに組み込むんでしょうか。
安っぽくなって当然だと思うんですが。
ooAo5XPmさんがアンチスレでも頑張ずにいられないファンでいらっしゃるのはわかるが、
>恋人たちがまっすぐな論理で軽々と乗り越える
「恋人たち」にも説得力が欠けたように思います。
唐突に「愛してるの!」とか「守るべきものは君!」とか言われても、
( ゚д゚Д゚ )ポカハァな気持ちになってしまいますです。
広告ばっかのブログってyだ
>>148 そんなたいそうことかなぁ
馬鹿げた戦争に振りまわされるよりも、日々の生活を楽しんで
身近なヒトを愛しましょう、くらいのもんじゃないの
もしメッセージがあるとすれば
>>148 あれは乗り越えたんじゃなくて現実逃避だろ?
>ooAo5XPm
ただ作品を否定したくないという論調にしか見えませんので
いいかげん本スレにお帰りください
>>154 まあまあ、いいじゃないの、本スレとこっち行き来してるヒト
けっこういるし。あれ?オレだけ?
前半は大好きだけど後半は嫌いなのでマンセースレもアンチスレも見てる。
キャラはかわいいの多かったから好きだし。
カルシファーとか。
オレこっちだけ。だってつまんなかった事しか話す気しないもん。
聞かれてることだけこたえて撤退〜
>>149 >112
>>152 そういえばキャッチフレーズ(?)は「生きる楽しさ。愛するよろこび」。伝わってるw
>>153 馬鹿げた現実と戦うこと自体相手側の論理にのることになるので。逃げて正解。
159 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 20:24:26 ID:elwdoDUl
我慢できなくなるならこのスレみなきゃいいのに
なんでこう意見の押し付けだけを目的に乗り込んでくるのか
支離滅裂な捨て台詞残してやっと去ったか
ooAo5XPmは結局
作品の薄っぺらさ下手さを認めてるだけだったわけだが。
言い方が違うだけだ。
乗り越えるってのは
現実から逃避するってことですかい?
無茶苦茶だ。
しかも反論もせずに認めてるし>現実逃避。
本スレは夫婦論の自分語りで入っていけないや。
てかサリマンは戦争を終らせるための話し合いを始めただけで、
実際の戦争って終ってないんじゃないの?
ラストで雲の下を戦闘機が飛んでいたよね。
サリマン発言からどれくらい時間がたっているかわからないけど、
服装もかわって、城も飛べる仕様になってるのは
「サリマン発言から大分時間が過ぎてますよ」って説明なんだと思うんだけどな。
そして、ハウルたちの城は、戦闘機のはるか上を飛んでいた。
あれって「俺達は勝手に自由に生きてやるから」
ってラストだと思った。
>159-162
んーとね、来てほしくなければいちいちレスしないでくれ。また書いちゃうぞ?
どうぞ無視してください。
あと、乗り越えるという名目で
現実から逃避するのもオススメ。
しかたない。また書くとするか。
戦争反対なハウルが絶対かなわないサリマンに人殺しするから来いと呼ばれたらどうする?
逃げるしかないだろ? いやいやながら戦争=現実に参加して戦争が終わるか?
国民全員が逃避すれば戦争終わるだろ?そうすることでしか現実は変わらないだろ?
よっしゃ!どっちもガンガレ!!!
しぇべり場出てる人とかって
自分が、論ずること自体稚拙な理想論喋ってることに
自分で気付いてないんだよな。
>>169 ニヤニヤしながらながめる分には面白い。
ハウルが弱虫で怖がりで戦争嫌いで
ベッドで(((((゚Д゚;))))))ガクガクブルブルならまだわかる。
やけに果敢に戦ってみたりもうわけわかりません。
>>167 ハウルが逃げ回ってることを現実逃避と言うつもりはない。
逃げるのも戦うのも、彼自身の選択だから。
俺が言っているのは、あの終わり方が戦争を乗り越えたことになるのか、ということ。
物語自体、宮崎自身のことを言っている。
あるいは主人公であるソフィー、余りにも彼女に都合よく進むストーリーに、これは彼女の脳内の物語だと思わざるを得ない。
現実を自分に都合よく解釈し、その通りに進む物語。これが現実逃避でなくてなんだというのだ。
念のためいっておくけど、俺は映画の話してるから。しかもジブリアニメで魔法使いが出てくる
ファンタジー。イラクに平和と民主主義をもたらすために来たはずの自分たちが執拗に攻撃を
受け市民からも嫌われて呆然としてる米軍、みたいな描写なんてこの映画に求めてないから。
>>172 現実逃避といえば、
どちらかというと宮崎監督の物語を作ることからの現実逃避を強く感じる。
観客からの逃避というか。
>>172 >あるいは主人公であるソフィー、余りにも彼女に都合よく進むストーリーに、これは彼女の脳内の物語だと思わざるを得ない。
もしもし?これは主人公ソフィーの冒険と成長を描いたファンタジーですよ?寓話ですよ?
「余りにも彼女に都合よく進むストーリー」
「これは彼女の脳内の物語」
同感だ。
これで成長しましたっていわれてもね。
before/afterみたいに成長した(という設定の)姿だけ見せられてもね。
>>175 いくらファンタジーや寓話でも、もう少し細工のしようがあるだろ?
大体ホントに成長してるか?
178 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 21:35:01 ID:Hw/leI4/
おれ今日見てきたけど・・・
それで?何コレ?
って感想しかないなぁ
ジブリを面白がれない人は
感受性の乏しい汚れた人格だとか言われちゃう?
疲れたからもぅ寝るけど
要するに、現実として個人が国家のはじめたことにしたいして
出来ることは少ないっつーことだよ。
どんなに正論を言おうが、どんなに戦争に反対しようが、
絶対に国家の決めたことなんて個人の力じゃ覆せないから
ハウルにもソフィにも反戦活動はなにもさせなかった。
戦争を乗り越えたことを描写したいと言うよりは、
もう国は国で勝手にしてよ。
俺達は自分の好きなことやって自分の身の回りの人たちの幸せを願って
それでいいじゃないか。みんながそうなればいいじゃないか。
って話だと思うんだよな。
>>177 プロットを追うと一応成長したことになっている。でもドタバタ過ぎて観客に伝わりにくい。
だから吉本新喜劇だと言ってるだろが。
>>180 おまえは戦争の話に入るな。
話がややこしくなる。
オマエの「吉本新喜劇」論だと
何から何まで「これは吉本新喜劇だからお約束以上のものを期待すんなよ」で終わりだ。
お約束をなぞり、それ以上のものを期待する方が馬鹿、これからのジブリはそうなのかもな。
ばいばい。
>>180 > だから吉本新喜劇だと言ってるだろが。
それを肯定してるわけじゃないんだろ?
リアルタイムで起きている戦争があるだけに、取って付けたような
「戦争やめましょう」なんてセリフはそりゃ突っ込みどころ満載でしょう、
何でそれが分からないの?と私なんぞは思うのですよ
>>182 ID:lELUnOQ6は吉本新喜劇なりの愛着を持っているマンセーですよ
身近になったのが嬉しいんだろ
それはそれでいいんでない?
よどんだ狭い殻の世界でOVAでしこしこ稼ぐブランドになるのかもなあジブリは
>>181 オレはオレの話したい時に話す。おまえの許可などいらん。
>>182 否定も肯定もしていない。
しかし戦争ネタをこれ以上論議しても意味がないとは思っている。
>>180 見るものを選ぶ、新喜劇で納得できる観客しか楽しめない狭隘な物語は
それだけで問題ありだと思うが。
新喜劇で一億二千万人が納得するか。
仮にも新喜劇のような人情もの、渡る世間はみたいな閉じた世界の物語ならともかく、
戦争なんつーご大層なものを持ち出しといて、新喜劇と同じ結論じゃ納得できるものも
納得できないと思うのだが。
>>183 戦争やめましょう=志村けんの「だっふんだ!!」
みたいなもので、ソコ笑うところなんだよ・・・・・たぶん。
>>186 オレも納得はしていない。おっしゃるとーり。
>>171 同意。空母(?)にちょっかい出したりしなけりゃいいのに。
だから反戦物なのか恋愛物なのかどっちつかずなように見えた。
>>185 >
>>182 否定も肯定もしていない。
> しかし戦争ネタをこれ以上論議しても意味がないとは思っている。
おまえの「吉本新喜劇」論では何を論議しても意味がないって言われてるんだろが
意味がないんだよおまえは
いいかげん気づけ
>>188 じゃ否定してるんじゃん>新喜劇の手法を使ったこと。
192 :
191:04/12/23 22:05:05 ID:Gk3/x9dg
「新喜劇の手法を使った」は間違い。「新喜劇と同じような手法」
>>190 じゃあほっとけよ。
>>191 吉本新喜劇の手法自体には否定も肯定もしないけど
オレは吉本新喜劇的手法の作品を観に行ったつもりはないので
納得できねぇっつーこった。
↓こういうこと。
144 :名無シネマ@上映中 :04/12/23 18:48:04 ID:lELUnOQ6
だから吉本新喜劇の手法なんだって。
ドタバタのあとはお約束のハッピーエンドで大団円。
質の高いミュージカルを観に行ったつもりの観客が吉本新喜劇見せられて
ポカ〜ン・・・の映画。
>>171 >>189 確かに。
荒地の魔女おそろしさに、あんだけ部屋におかしなもん吊り下げときながら、
鳥に変形して戦火で海千山千と戦うのは平気らしいのが、自分も
解せなかった。
いくらその動機が愛だかなんだかにしてもだ。
195 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 22:12:15 ID:uXfWXpO/
>>189 あそこは信者によると
「ハウルはソフィーの手前カッコイイとこ見せたかった」
とか
「ふたりのお花畑の上空を空母なんかが飛んで汚された気がした」
らしいよ。
その脳内補完により「ハウルったらカワイー」なのだそうだ。
そのおかげで空母の乗員数百名?は名誉の戦死。南無。
>>195 え? そんなこと言ってんの? 普通に「ソフィーを守るため勇気を出した」でいいのに。
なんか変な連中だな。
>>194 雑魚兵には強気なんだよ。
過去スレのマンセーの脳内補完によると、
「いらいらしていた」
「自分の力を試したくてちょっかいをかけた」らしい。
それで「ハウルは深く悩んで傷ついていて、そんなハウルの悩みにソフィーが何とかしてあげたくて」だそうだ。
自分より強いやつには強気。皆殺し。
戦場に行って、敵兵でもない変なヤツにしゃしゃり出られて殺される雑魚兵たち。
大丈夫、舞台装置ですから。
>>196 気づかずに通り過ぎようとしていた軍艦に
うしろからちょっかい出してるからな
苦しい脳内補完せざるを得なかったんだろう
>>197 > 自分より強いやつには強気。皆殺し。
「自分より弱いやつには強気」の間違いですよね。老婆心ながら。
お花畑の上で他数の兵士が戦死したら後味悪い事このうえないのでは。
自分は攻撃して追い払ったのかと思ったよ。
すげーつまんなかったんで、マンセーの人たちを見習って出来るだけちゃんと説明できる
内容になるかどうか考えてみた。
ハウルは臆病で弱気で、ついでに多重人格。
ソフィーは妄想過多で内弁慶のおたく気質の女。
この手の女は、おのれの親しい友人や家族に対して非常に強気になるし
また妄想力により、相手の好意を過大に取り込む事も出来る。
自分や身内を攻撃する相手に対してヒステリックな反応を示す。
ハウルが自分に気があると思い込んだソフィーに押されて、弱気なハウルが
「こういうものかな?」とソフィーを迎え入れ、時々出てくる強気なハウルは
「まー便利だしいいか。戦争いっている間掃除しとけよ」と思っている。
ってどうかな?……激しく虚しいけどな…。
観てないから予想だけど、婆さんて本当は18歳なんだろ?
一見老婆を持ち上げてるようにしながら、実は中身が18でなければ
存在自体否定されかねない設定だよな。
阪神―中日の試合に見せかけて、実はユニフォームの下は巨人軍だよって発想w
ここまで他球団の存在を否定して球界発展など望めないのと同じく中身が
少女だから価値を認める老婆なんてこっけいでしかないのでは?
>>201 主題は
>>20だから。
ちょい違う。
とりあえず映画は見たくないのだったら、原作でもよめ。
203 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 22:48:47 ID:4WXmbBVH
戦争の話は
>>179に同意。
>>189 あれはハウルが好戦的で奔放な魔王と化しつつあるからというのもあるのでは。
殺す気はなかったみたいだけどね。
>>201 大丈夫、老婆でいるのなんて最初の2、30分くらいだから。
すぐに若返る。
ハウルの城に住み着くきっかけ程度のものしかないから。
阪神の試合観に行ってたのに1イニング終わったらもう全員巨人軍みたなものです。
みんな怒るよね?
おいらは怒った。
206 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 22:50:29 ID:4WXmbBVH
>>200 ハウルは強気も弱気もダメ人間だと思う。
強気なハウルはかっこつけの見栄貼りの虚勢だよ。
あーやって自分の内面に他人が入ってこないようバリアはってんの。
同じタイプの人間なのでなんとなくわかる。
>>207 そうなんだ?
ハウルが大丈夫落とす気はないとか言ってたような気がする。
機会は詳しくないんでわかんないけど。
というかアレは例によって飛行船だろ
ガス抜かなきゃ落ちないと思うんだが
元々生命に関する描写が薄いので
気にしなくていいよという気もする。
>>179 >要するに、現実として個人が国家のはじめたことにしたいして
>出来ることは少ないっつーことだよ。
その姿勢を最後まで貫いてないのが問題なんだってば。
映画では、カブにキスをすることで戦局は大きく動き始めたわけでしょ?
例えば、「カカシは隣国の王子だ」「王子が見つかれば和平の道が開ける」
って情報の出所を、ラストじゃなく冒頭に持ってくればどうなる?
個人でも国家に太刀打ちできる手段を持つことができるようになる。
もし、戦争は個人の力じゃどうにもならないってのを描きたいなら、カブの
ような存在は蛇足以外の何者でもない。
推理小説で、最後にエスパーが登場して、超能力で謎を全部解いちゃう
みたいなもんじゃないか?
>>209 飛行船もっと危ないのでは
コンセント抜いてたけどね
>>210 生きる楽しさ、愛する歓び・・・・・ハァ・・・・・
中にいたのはサリマンの手先の使い魔ばかりのような気がしたけど
(ようするにハウルは人は殺してませんよ、との逃げなんだが)
どうだっけ?
まあなにはともあれ戦争の取り入れ方が最悪だったな。
ファンタジーで終わるところとリアルに見せる部分がごっちゃになって
しかも両方収集がつかない。
それで「戦争はもともとくだらない理由から始まる物、理由なんていらない」
なんて子ども騙しもいいところのお茶濁しをしているが、
ハウルの行動は戦争事情と密接に関わっているので、それを明かさないと
ハウルの人物描写がちょん切れてしまうのだが、
まさかそれさえ分からないなんていわせんぞ。
211が先にいいたいこと言ってるか。
戦争が下地にあって上ではなにが起きているのか分からないが
自分たちは勝手に恋愛する、というコンセプトならそう作ればいいんだ。
が、その場合は国のトップと主人公達は決して交わらない。戦争はあくまで下地にすぎないから。
ところがハウルはガチで関わって思いっきり介入しまくっているし、
かかし戦争やめます発言のあほらしさが
上記のテーマと全然違う。
全く性質の違うテーマをごっちゃにしたままつくってしまったようなもんだ。
>>203 なんか後付の理屈っぽいなあああ。
”ヘタレだけど戦争嫌いな純粋ハウル君は、
愛する者たちを守りたいと思いつつも勇気が出ない”
なんていう状況で、扉の前をぐるぐるしててくれたほうがいいよ。
共感もできるし応援もしたくなる。あれじゃあ分裂病にしか見えん。
>>213 オレはあれ(こうもりみたいな羽のヤツ)がサリマンの使い魔という発想はまるでなかった
ハウルが鳥に変身して「戻れなくなる」と言っていたところから
召集された魔法使いが変身して戦っているのか と
(しかも戦争が終わっても魔力が弱いので戻れない確率高い)
どうしても強大なものに立ち向かう者にシンパシーを感じてしまうので
あの花畑爆撃機撃墜シーンでは爆撃機のクルー他がかわいそうでかわいそうで・・・
雑魚のように死んでいく兵隊のほうがずっと気になったのは確か。
予告によると、この世界の戦争は「魔法使いが変身して戦う」ことになってる。
この映画サリマンを主役にすればよかったのに
もう一人で仕切ることが不可能になっちゃったんだな。ハヤオ。。
なんかバラバラだよ 全てが
221 :
135:04/12/24 02:40:33 ID:XmjnP0cg
ずいぶん遅いレスになってしまったが
>>107で戦争終了宣言に対する推論を展開したので
真面目に議論に応じたんだが、
>>138で
>>馬鹿げた戦争を止めるのにもったいぶった理屈はいらない。
と自分のレスを否定してしまったな。
>>148に内容ではooAo5XPmは
論拠が極端な理想主義に寄っているので
結論と結びつかず説明の組み立てができていない。
ここからはちょっと「ハウルの構成の分析」とは
関係ない私見(妄想)を述べる。
そもそも「戦争はすべて馬鹿げている」という意見は
世界に自分以外の「他者」を感じる事のできない幼稚な発想だと思う。
そういう理想を掲げて行動したとすると相容れない「他者」との
否定しているはずの「争い」という自己矛盾が常に付きまとうだろう。
戦争は避けるべきものには違いないが
どうしても相容れない「他者」が居ると知った方がいい。
そう「もののけ姫」のタタラ場と「森」の戦争のように。
あと
>>179について
アナーキストかなんか知らないけど発想が飛躍しすぎて夢想の域に達してる。
みんなが自分たちの幸せを願うから争いが起こるんだろう?
ではおやすみ。
>>222 戦争についてこれ以上やっても意味がない派だが
君が論理的に答えを求めようとする真摯な姿勢は尊敬できるので
ちょっちつきあうよ。
>みんなが自分たちの幸せを願うから争いが起こるんだろう?
これは個人間の戦争と国家間の戦争を混同しているのではないだろうか。
確かに個人間では自己の幸せを追求することが他者に不幸をまねくという
ことが多々あり、そこからトラブルが生じ殺し合いにまで発展することもある。
しかし、国家間の戦争は多くの場合、国の権力を持った為政者が
大儀名文(某国のように”正義の戦い”などをふりかざして)の名のもとに
個人的な幸せには直接結びつかない”国益”と称した為政者の都合によって
始まっていることがほとんどではないだろうか。
個人の幸せを追求した結果に端を発した戦争は、むしろ自国相手の革命などの
事例の方が多く、過去の歴史上、あまり例を思いつかない。
もし個人間の幸せ(利益)を求めた結果が国家間の戦争に結びついた例が
多々あるならそれを挙げて反駁していただきたいが、いかが?
224 :
223:04/12/24 14:18:06 ID:zn6siIYD
あ、あともうひとツッコミ。
>>221 >どうしても相容れない「他者」が居ると知った方がいい。
そう「もののけ姫」のタタラ場と「森」の戦争のように。
自分、学生時代「もののけ」の作品分析してて(ヒマな学生だね)
思ったんだが、タタラ場とサンたちの戦いは人間同志の戦いでは
ないと思うよ。あれは環境破壊の比喩としての戦いだとおもう。
監督はあの頃のインタビューで
「自分の子供が飢えて泣いていてもこの木は切らない、という
哲学が必要だ」って言ってたから。
225 :
名無シネマ@上映中:04/12/24 15:35:24 ID:adZYYCd/
文体がキモイ
まあそう皆さん悪く言うなヨwカンケーシャが気分悪くするだロw
10の誉め言葉より1の悪口のほうが人は影響を受けるみたいなことわざがあったっ
け?(´,_ゝ`)
227 :
221:04/12/24 16:47:28 ID:mlUn59np
>>223 また「映画の構成と演出」とは関係ない
「戦争についての私見」になってしまうので本来は避けたいが
真面目に返答を求められると答えざるを得ないな。
以下は妄想気味の私見と受け取って欲しい。
>>223について
あなたの言う(決してそう単純なものではないが)「国家間の戦争」とは
「国の権力を持った為政者」が「個人の幸せ」を追求した結果そうなったと言えるので
これで既に
>>223の論拠は崩れる。こういう意味でも「他者」を喪失してると感じる。
個人間の幸せ(利益)を求めた結果が国家間の戦争に結びついた例
→「国の権力を持った為政者」が「個人間の幸せ」を追求した結果
という矛盾をあなたは抱えている。
国家(社会)やそこに住む人間の考え方というものは
長い年月の情報の積み重ね(歴史)で形成されるもので
決して単純に「国家が国民を虐げているのが普通」と変に割り切れるものではない。
個人個人が勝手に幸せを追求すると争いが起きるから
それらを抑制する知恵(現時点での妥協と呼べるかもしれないが)を
歴史の中で模索した結果(現状)が「国家(社会)」という事だと私は捉える。
「個人間の戦争と国家間の戦争を混同」と言っていたが混同しているのではなく
集団になろうと個人だろうと本質的には
>>222であるだろうという事。
つまり個人の幸せを好き勝手に追求する歴史を積み重ねた
国家(集まり、世界と言い換えてもいい)は
とても
>>179の言うような幸せの国(みんな幸せ)にはなりえない。
逆に好き勝手に追求したいから今のような世界になっていると言える。
長文ばかりで疲れた。キモイか。あーそーですか。自分でもそう思う。
>>224について
比喩としての主題的な位置付けはともかく
擬人化して表現した時点で人間同士にはなってしまう。
自我のあるもの同士が自己の利益のために集団を構成し
指揮系統を持って戦っているという意味では何も変わらない。
229 :
名無シネマ@上映中:04/12/24 17:36:50 ID:BbAuZq95
今日テレビでラピュタやるね。お口直しにいかが?
232 :
223:04/12/24 18:46:31 ID:FkT3zuOh
>>227 おや?君も戦争議論意味なし派なの?本スレにまでデバってたから
よっぽどやりたいのかと思ったよ。自分は元から戦争意味なし派
なんだけどなー。なんか不毛。
まあいいや。君の論の立て方は不十分なのでツッコミ。
>>227 >「国家間の戦争」とは
「国の権力を持った為政者」が「個人の幸せ」を追求した結果そうなったと言える
断定するのであれば、現実世界での実例を挙げよ。このままでは根拠が抜けている。
タタラと森の戦いは、人間が食うためにはやむを得ない戦いと描かれてているが、
そのような戦いは歴史上、近代以前のことであって、(だから「もののけ」は近世だろ?)
ハウルの時代背景となってる近代ヨーロッパ(だいたい18世紀くらいかな?)
に似た世界では人々が飢えている様子は描かれていない。
233 :
223:04/12/24 18:47:11 ID:FkT3zuOh
で、次が一番君の混同している問題点だが、
>>228 >擬人化して表現した時点で人間同士にはなってしまう。
自我のあるもの同士が自己の利益のために集団を構成し
指揮系統を持って戦っているという意味では何も変わらない。
”自我があるもの同士”の”自我”をどういう意味で使っているのか?
無意識に対する自我という意味か?それとも主体的に物を考え自発的に
行動する意識のようなことを言っているのか?
もし後者なら、彼らに自我があることはありえない。なぜなら
かれらは物語の中の登場人物であって、彼らの行動、発言は全て
作者が決めていることだからだ。つまり敵、味方どちらも
作者という一人の人間が動かしている架空のキャラクターにすぎない。
ゆえにこれらの物語でえがかれている戦争は、一個人の頭の中で作られた
物語のテーマを演出する装置であって、現実の戦争になぞらえて論じるには
かなり無理がある。
君の理論がぐるぐるめぐる問題はここにある。
君はフィクションである世界や登場人物たちに、現実世界と同等のリアリティを
求めてしまっている。
だから君は物語の背景にあるメタファーやテーマを受け入れることができない
のではないか。
ずっと前にも書いたけど、映画で提示されている情報のみを事実として
作品を理解しようとしても行きづまるだけだ。
金の鉱脈は君の地面の下にあるのだよ、明智くん。
・・・オレも疲れた・・・ハァ
目が滑る
長文ばっかり読むの疲れるyp!
口直しにラプタでも見るか。
>233
そんなこと言ったら、、、
作者が作くった恋愛に、自分とリンクさせて萌えてるヲタの立場はどうなる。
現実の恋を沢山知ってるから、この恋を理解出来ると言ってるのに。
サリマンの迷セリフは、戦争の馬鹿馬鹿しさを表す名セリフらしいが、
自分は戦争だけじゃなく、あそこにいた登場人物全部が間抜けに見えたよ。
・・作り物だからいいけどねw
>>232 根拠もなにもあなたの質問の矛盾を指摘しただけだよ。
私の書き方が悪くてこちらの意図が伝わっていないようだ。
→「国の権力を持った為政者」自身が自分自身の「個人の幸せ」を追求した結果
と修正しておこう。あなたの言う
>>”国益”と称した為政者の都合によって 始まっている
という事から解釈しているんだが
これはその為政者自身の個人的利益(幸せ)ではないという事かな?
そしてあなたが
>>223で戦争を一般論(国家間など)で語ったから
それに私が私見として応じたのに突然
>>現実の戦争になぞらえて論じるには かなり無理がある。
と言いだす。エーッΣ(゜д゜|||)それならば最初から
>>国家間の戦争は多くの場合、国の権力を持った為政者が
>>大儀名文(某国のように”正義の戦い”などをふりかざして)の名のもとに
>>個人的な幸せには直接結びつかない”国益”と称した為政者の都合によって
>>始まっていることがほとんどではないだろうか。
など持ち出す必要は無い。「私の見たフィクションでは悪い為政者ばかりだった」とか
「悪い為政者の方が物語的ロジックとして使いやすい」とか言っておけばいい。
私もそれで納得するし反論に「国家」に対する恥ずかしい私見を持ち出す必要も無い。
もともとの発端の事を話すとどちらしにろ
>>179は
「作品がこうあればいい」という希望であってこれまでのあなたの論は
「物語の背景にあるメタファーやテーマ」の説明にはならないな。
>>222で批判したのはその偏向した夢想ぶりであってその希望(作品評価)が正しいかどうかでは無いよ。
>>221で引用した事について(再)
その文の流れから分かると思うが相容れない「他者」として引用しただけ。
どちらも譲れない理由を持っている者同士だろう?
何故もののけ自体の主題や作品意図を引っ張り出してくるのか分からない。
なので返答は
>>228となる。
そろそろ出るので次に書くとしたらだいぶ後になります…
まともに応じてくれて感謝する。
やっぱりラプタはいいなぁ…ハウルと違って話の筋が通ってる
ラビュタ、いい・・・・。です。ほんとにいい口直しになる。
恋愛物語が軸になってるくせに、ハウルの2人は、冒険活劇が軸のラピュタの2人ほど
の結びつきも感じられない。
>240 同意
ラピュタをみると、ハウルがいかに駄作か分かってしまう。悲しいなぁ…
ラピュタって、妄想だか脳内補完だか心を開くだか、新興宗教かくもな
まねごとをしなくても楽しめる。
想像で補え、不都合な要素は意図された演出だから看過しろという
なにやらとは180度違うな。
頑張れ〜という気持ちで見れるし、やった!という爽快感があるし
周りのさりげないぬくもりに包まれてる実感もある。
千尋にもあって、もののけには無かった要素。ハウルにも無い。多分。
いい口直しだった。
245 :
名無シネマ@上映中:04/12/24 23:31:07 ID:MchpI7Cb
ハウルは一言で言うと力不足な力技映画ですかね?
つかよく考えたら大体のフィクションって
虚構を納得させる演出なり脚本なりで成り立っているわけだけども。
ラピュタの後のCM見たけどよ
なんだあの始点と終点の二枚しかないような酷い動画は
まあそれ以前に映画の素晴らしさって映像技術とは無関連だなあと思った
あの画面の輝きは凄い
ラピュタ、もう何度も見てるのにまた泣いてしまったよ。
あのロボット兵がシータ守ろうとするとこはいつも泣いてしまう、
あとパズーが竜の巣で父親の姿見るシーンも。
ああまったくいいアニメだよ。
なんで同じ監督なのにハウルはこんな(ry
248 :
223:04/12/25 00:08:21 ID:svV62vjK
>>237 前半のセンテンス了解。自分も”個人の幸せ”の定義が抜けているところが
誤解を招いた。
個人の幸せ=ささやかな日々の衣食住レベルのもの、
為政者の度を過ぎた欲とは別物とする
あと、戦争は必ずしも個人の幸せの追求から始まるものとはかぎらない。
多くの場合、宗教・思想の押しつけ合い、支配欲、憎しみから始まるのでは。
(とりあえずイラク戦争、第一次世界大戦など)
後半のセンテンスに関しては、どうも議論のベクトルが違う・・・
やっぱり住み分けしかないのかな、残念だけど。
>まともに応じてくれて感謝する。こっちもサンクス。
スレのみなさん、長文失礼スマスタッ。
ラピュタはハウルへの支援のつもりで放映したんだよね?
ある意味 逆効果
ラピュタ当事のパヤオに今のハウル見せて将来作る作品て教えたら
ありえねぇ〜!wて怒り出すくらい差が有りすぎw
ラピュタに監督が力入れられたのはやっぱ普通の男の子の前に不思議な「カワイイ女の子」が
棚ボタ的に落ちてきて冒険の世界に誘ってくれるっていうのがいいんでしょう。
監督はアレだし、だからノリノリで作れた。
ハウルは性別逆にしちゃったからやる気があんまおきなかったんじゃない?
ハウルが美少女でソフィーが普通の少年だったらもっと出来がよかったと思う。
ラピュタスレとか、ラピュタ放映きっかけで本スレになだれ込んできたアンチとかみると、
ラピュタファンってなんかハウル信者と対して変わらん感じがするのはそのせいだろうなー。
結局監督自身が萌えているか萌えていないかが重要と。
254 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 14:17:05 ID:X8UjdV9U
>>251>>253 ワロタ。目のつけどころいいな。妙に納得できる。
監督がいかに感情移入できて妄想もとい、想像力を掻き立てられる設定かどうか、
そこにかかってる部分が大きいというのはあるだろうね。
監督自身が愛せる作品でなければ駄作になるのは当然だもんな。
255 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 14:26:27 ID:IOh1/dLb
監督が萌える少女キャラ(蔵リス・ラナ・ナウシカ)が現代のニーズに合ってないと監督自身が思っているのでは?
実際はステレオタイプの少女に萌える人は多いと思うんだが。
もののけ姫は主人公に魅力がないし、千尋も結局中途半端ないい子で終わってしまった。
>>255 アニオタ嫌いで、萌えを極力排除しようとしているらしいこと聞いたが。
腐女子は歓迎らしいのが解せないが。
まあアニヲタの言う「萌え」ってずらずらっと同人誌並べて「これは芸術だ!」って叫ばなきゃならないほど異常な状況だからな・・
258 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 15:29:16 ID:d5e6YUkZ
ひどいもんだった・・・・・
SONY社員=2ちゃんねらー
確定おめでとう
260 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 15:41:28 ID:OvwxY2yI
>>259 > SONY社員=2ちゃんねらー
> 確定おめでとう
久しぶりに典型的な2ちゃねらを拝ませてもらった
SONY社員が何人いると思ってるんだ
261 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 15:47:17 ID:O/xCQulc
飛ぶハウルが湯ばぁばに見えた('A`)
>>261 おまいもか。
俺も密かになんでハウルの変身形態を鳥にしてくるんだと思ったよ。
空が飛びたいなら四足に翼でもええんでないかと。
>>251 それ凄く思ったよ。
ブ男監督にホストみたいな男の気持ち分からんだろうし。
挑戦してみたはいいが、いまいち気が入っていないというか。
絵も含めて「雑」「汚い」と思ったのはそのへん。
このスレに来て、見た後のモヤモヤ感がなぜか解かった。
登場人物に「萌え」や「燃え」の感情移入できる要素がなかったからだ。
265 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 16:14:23 ID:7xbKDPOK
いい加減引退したいのに大人の事情でこうなってるんだから仕方ないよ。
仮眠取ってる机の下で死ぬのが本望ななろうなw
266 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 16:15:26 ID:y+k63cok
>>264 そんなことは、見る前からわかってた。
でも俺は、演出やストーリーのすごさを期待して一応見に行った。
演出やストーリーのすごさも無かった。
結局萌えを抜いたら何も残らない監督か。
女性向けらしいが女の私が見てもつまらんっちゅーの。
千尋もそうだけど。
女主人公にしとけば女性向けとはおめでてーな。
昨日ケーブルでやってた「マルホランド・ドライブ」を見て
改めてハウルは根本的に出来が悪かったなと思った。
同じように(いや、ハウル以上に)山程、伏線もあるし
意味不明な場面もてんこもりだが、素直に面白かったもん。
>256
監督にエロ同人誌送ったヤシが居て嫌いになった、とかだったりしてな。
腐女子は周りに居ないのでよく知らない、だけかもしれない。
ナニ逝ってるんだよ。連続幼女誘拐殺人犯が同じ宮崎某じゃないか。
アニメの宮崎といえば日本に二人いるんだよ。パヤオのアニオタ嫌いは
憎しみと言っても良いほど。
しかし手加減してよい作品が書けるほどの天才ではない事に、早く本人が気付け。
>>268 そ、そうなのか?千尋は久しぶりにヒット。マジ激情で泣きそうになった。
オサーンなのに・・・。
>ブ男監督にホストみたいな男の気持ちわからん
別にカコヨクはない絵描きでもカコイイ男がかける漫画絵描きは沢山おるようだ
>>268 女向けといっても、女全員にうけるわけじゃないから。
ハウルは監督の本気の引退宣言に思えた
長編アニメで描きたいことは何にも無くなったんだなあと
しかし監督が人生のほとんどを懸けて描ききったこれまでの作品は多分永遠に評価されるでしょう
日本が生んだ稀有の天才アニメーターであり映像作家でした。
でも「星を買った日」は見に行くつもりですけどね
僅かな可能性を信じて
って懲りないなあ・・・
277 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 23:26:50 ID:303Xtg0r
観客の想像に任せる演出はいいんだけど、全体の2割以内にしてほしい。私には本筋も含め、約6割が意味不明だったよ。これではストレスもたまる。
その場面、要らないってのもある。ソフィーの元の家に引越しをした後、母(?)が突然現れて「こんなにおばーちゃんになっちゃって。」などと言う場面。
それがサリマンのさしがねらしいが、なんのため??意味不明!!ここ要らない。
278 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 23:32:28 ID:yncNc9bR
女向けの映画だと監督が明言している「魔女の宅急便」は男の俺から
みてもめちゃくちゃおもしろかったんだがな。
凄く切なくなってくる。特にパイをおばさんの孫に渡したときに
孫が「別に作らなくても」みたいな発言をしたときの主人公の表情が
>275 糞zakzakじゃあなあ・・
魔女宅は猫語使えなくなってウジウジのところが女の子向けなら詰まらん。
最後のトンボ救出劇の必死な願いのところなら、オサーンにも(・∀・)イイ!!
281 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 23:58:40 ID:yncNc9bR
魔女宅で猫語使えなくなったのを初めてみたとき、
本気で「ああ、生理のせいなんだろうな」って思ってしまった
>277
マジレスしよう!サリマンの呪いグッズが入ったポシェットを置いてくるためだyo!
のぞき虫と葉巻の匂いでカルシファーの居場所が分かるし、弱らせられるんだ!
>>280 えーそこがあるからトンボ救出劇が際立つんじゃないのー?
少年冒険活劇では少年の挫折とそこからの復帰が一番の燃えどころじゃん
ラピュタしかりグランディアしかり
それの少女バージョンでしょ?オサーンこそそこに惹かれる気がするけどなぁ
魔女宅の泣き所はなんといっても
「これをキキという人に届けてほしいの」のチョコレートケーキだ!
何回観ても泣ける
285 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 00:27:50 ID:7uYTOdEq
観た。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
散漫な印象・・・かな。
もっと脚本練ってれば凄く面白くなったと思うんだけど
ラピュタが最高傑作かとオモタけど、実はナウシカ原作が更に(・∀・)イイ!!
ハウルなんてミニ行く勝ち無しw
泥まみれの豚も
289 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:07:24 ID:n86bQDZz
もっともっと城内での仲間同士の日常生活を見たかった。
こうゆう個性豊かなキャラが揃ってる映画ではそれが大事だと思う。
290 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:11:00 ID:KT67bfnZ
>>286 そりゃそうだ。
婆が空飛ぶ乗り物でドタバタするあたり、なんの意味もないな。
ただの時間の浪費だよ。
291 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:15:31 ID:KT67bfnZ
ソフィーの母親が出てくるところも、ドラマ的にまったく意味がない。
カットしてOK。
それより、マルクルは、魔法使いの弟子のくせに、変装しかできないっていうのは何事だ?
せめて砲台に座って、敵に一発ぶちかますくらいしろよと。
思わせぶりに武装した城のデザインしたのなら。
>>288 vsNZxIkhさん!
それじゃあたりまえすぎですがな
293 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:20:59 ID:KT67bfnZ
元気な婆さん描きたいなら、高地の魔女の見せ場を最後に何かもってこいよ。
魔法で誰かを助けるとかなんとか。
ドタバタのキッカケをつくった、ただのお邪魔虫じゃないか。
いらないセリフも多すぎる
一番いらないのは
「ハウルの子供時代なんだわ」
「私はソフィー 未来で待ってて」
もう「うわあーやめてー」って感じで
295 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:24:21 ID:dCTqhULc
小樋容疑者は独身で、同署は自宅から、自身で購入したという子供用の下着などを押収した。小樋容疑者は昨年4月から池田高で勤務していた。
296 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:24:33 ID:KT67bfnZ
カカシも何しに出てきたのかさっぱりわからん。
ドタバタの途中で、皆を助けただけか?
ドタバタ自体が、メインストーリーと関係ないというのに。
297 :
277:04/12/26 01:50:04 ID:eL9qXuPU
>>282アリガトー! しかし、わかりにくいっっちゅーねん!
298 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 01:53:26 ID:ECCUG2ZO
ヤフーニュースの夕刊フジでハウルについて、弱批評といえる記事が掲載されましたね!!!!!
まじでこういう正直なメディアが現れて嬉しすぎます!!!!もっとめったぎれ!このくそ映画を。
ハヤオの絵コンテ集見るとたまに没カットがそのまま収録されてるんだけど
明らかに採用したらやばいような出来なんです
ハウルはそんな没コンテだけで構築された作品って感じがしたな
終盤の正視に堪えない城破壊以降のシーンなんて
ハヤオが描いたとは思えない凡庸で酷いレイアウトの連続だし
帽子屋に落ちてきた爆弾をハウルが阻止したシーケンスで
ソフィーが魔物を睨み付けるシーン
完全にいらんって
あれとかハヤオの蛇足コンテの典型だよ
はっきりいってMr.インクレディブルのほうが断然面白かった。
始めからソフィーの声が「さくら」に聞こえて仕方が無かったよ。
期待してたんだけど、ちょっと残念。
ヒロインが年寄りババァっていうのもなんだかなぁ・・・
90歳の年寄りの気持ちなんてわからないし・・
はっきり言えば、中身が仮に少女であっても外見がお婆さんの女に惚れる若い男はまずおらん。
そんなのいるか?、という問題もある。
逆なら有り得るだろうが。
あー、でも世の中広いからわからんかw
しかし、どっち道ハウルの好みは特殊だ。
いまさらという気もするが、ハウルの目には呪いの効果を除去した
ソフィーの若い姿が見えてる。寝顔をのぞいたときは茶髪の若ソフィーだったろ
外見が90歳だろうが10代だろうが、中身が10代でない女にはなんの価値も無い!
てそういうことを描いてるとしか思えん。究極の少女賛美、老婆否定だよなぁ。
原作があるから設定はパヤオが考えたんじゃないだろ
90だろが18だろが
賠償声のオンナなんてイラネ
さすがにおばあちゃんにきれいだよはふさわしくないだろうが、ほれる価値がなければ
何の価値もないのか? 老人をそんな目で見るもんじゃないだろう
もしかして90になっても綺麗と褒められない老婆は氏根といいたいのだらうかw
もしかして90になっても綺麗と褒められない老婆は氏根といいたいのだらうかw
無駄な描写が多くて肝心な物事がかけてない少女漫画(かつ男が原作者)みたい。
ビジュアル込みのキャラ造りは置いといて、ストーリー構成が酷すぎ。
全体的に何を目的に話進めてるのか理解不能。
出てくる展開が唐突っていうか散漫としていて「いまなぜこの場面にいるのか」が解りづらかった。
一番の問題点は、原作もそうらしいけど、
ソフィーがいつハウルを「愛してる」レベルに達したかまるでわからん所。
その後も、ハウルがいつソフィーに惚れたのか解らず、終わった時、「なんで相思相愛に?」と思った。
その辺があんまりにもおざなりだから、
てっきり「原作にはソフィー出てないんだな」と思ってしまったくらい。
戦争の理由とか他にも沢山疑問点は残るが、そのまま終わっちまったので、
とりあえず話を通して感動は出来ないな。
なんだか色々と思い切りさが欠けている感じもするし。
ハウルの面拝みにとか、理解を深めるw為にもう1回くらいは見てもいいけど、正直金は払いたくない。
それよか最後の方でカルシファーに水をかけて泣いちゃうソフィーの顔、ギャグ。
映画では久しぶりに笑うべきじゃないところで笑いそうになった。
千尋のおにぎり涙のでかさは顰蹙だったはずが、監督は懲りてなかったんだな。
唖然としたよ。
見てきた。ちょっと意味不明のところが多すぎる。
それについてあれこれ考えてるあいだに映画が終わるし。
映画は2時間分しかないんだから、それに合った詰め込み方をしてくれよ。頼むよ。
つうか、「ここはこうした方が良い」ってのがこんなにたくさん出てくるのに、
なんでそれに気づかず(?)にそのまま映画にするんだよ。
駿夫君は原作読んだすぐ後にあんまり考えずに脚本書いたろー。
それがいけないんだよ。
もう、こんな映画しか作れないんなら、映画館見に行ってやらないぞ。
それがイヤなら次から頑張るように。
おにぎり涙は不自然じゃなかったよ。
男泣きとか、本当に感極まるとあんな風になるのかもしれない。
316 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 07:34:34 ID:h81s9bi8
なんか危機一髪間がたらん。ソフィーもハウルも絶対死なない感じがした。
紅の豚もそうだったが、ナウシカやラピュタに有ったようなはらはらがない。
リアリティというものかな?
>ヒロインが年寄りババァっていうのもなんだかなぁ・・・
90歳の年寄りの気持ちなんてわからないし・・
映画のターゲットはわれわれ男ではないからだろうね。
どんなに年をとっても愛してくれるキムタクの様なすてきな男性が現れる映画。
すなわちターゲットは20代後半以降のおばはんたち!!残念!!
でもあんた達、内面少女じゃありませんから!残念!
ターゲット=獲物か?切り!
ひゃぁ!もう5スレ目なんだね。
こんな映画観たこと自体忘れたくて、ここにも来なかったんだが
またむかつくことがあったんで、ちょっとだけお邪魔。
一人、身近に擁護派がいるんだが
面白くなかったって奴に必ず想像力不足と喧嘩を売る。
(あと3ヶ月でそいつとの共通の場は閉鎖と宣言してあるんだけど
その3ヶ月さえ我慢がならないほどだw)
何を言っても聞く耳を持ってないこういう輩がハウル支持者に多いね。
自分にとっては、この映画は「不快」なんだが
そのひとつは、老いに対するネガティブさ。
監督自身、迫り来る老いへの恐怖に打ち負かされて
かなり、欝が入ってきてるね。
そんなもの、拡大再生産して世間にばら撒かんで欲しい。
もうひとつは、特殊かもしれんが、自分は非戦論者なんだ。
守ってくれなくていいから、戦ってくれるな、と心の底から思ってる。
それを「本当に本当か?」と問い詰め
自分の手にある守るべき命と引き換えにYESと言うのに長い年月を要した。
そんな、自分にとって大事な命題を
あんなふうに扱われて
監督の中途半端さに腹を立てないでいるのは難しい。
結論・・・宮崎監督は、いまや伝えるべき一片のメッセージさえ持たない
己の老いに慄く哀れな一人。
創作活動に従事してはならない。
>>318 >創作活動に従事してはならない。
むごい人だ。発表さえしなければいいじゃんか。創作くらいさせてやれよw
>>318 >守ってくれなくていいから、戦ってくれるな、と心の底から思ってる
本気か?某侵略戦争では父親の前で娘を強姦するとか、家族に
嬲り殺されるところをみてることを強要するとか。
戦史にはこっそり殺した娘の人肉を親に食わせたとか記録がある。
自国民をそのような基地外国家から守るために戦ってくれる兵隊にも
家族はいる。犬死させてはあまりにも可愛そうなので、意思表明は常に行ってて欲しい。
>320
そこらへんはいろいろだ。殺されても殺したくない、という考え方があってもいい。
もう、こういう支離滅裂なシナリオで、映像的にそれほどレベルも高くないものが
「ジブリ宮崎」という看板だけで興行収入のトップに立っちゃうような現状そのものが
日本映画の抱える「病根」そのものだと思ったよ。
観客に観る目が無いのはいい。ただ、プロフェッショナルがkんなものを世に提示するなよ。
これじゃあまともな若い製作者なんて育たないよ。
宮崎は今の萌えアニメやヲタ向けアニメに苦言を呈する前に、
自分がそういうモノを作らざるを得ない連中に活躍の場を与えない遠因なのを自覚すれ。
事実ハウルは別の若手監督が進めてた作品だったんだし。
>>320 スレ違いだから簡単にしか書かないけど、本 気 だよ。
(だから最初から特殊だろうけどと断っただろう?)
とことん飢えた時の人肉食いを容認するのと
このことに結論出すのには、ものすごく時間がかかったけど。
本当に守らなければならない者がいるからこそ、そう思うのだ。
>>322 逆に今まで越えられない壁だと思っていたのが
これなら・・・と若手に夢と希望を持たせた とか
>>323 本気ということは、本当に守らなければいけない者を目の前で
切り刻まれてても武力行使は否定し、黙ってみてるということか?
>>322 細田のコンテがじぶりらしくないという理由で却下されたように、じぶりらしいという足枷
の中でどれだけ若手が活躍できるだろうか。
ちょっとでも芽がある人間は外に出ていってるし、じぶり内では若手は育たないし、
はなから育てる気はないんだよ。暗黙の了解だろう。
じぶりらしさで雁字搦めになった細田なんか見たくもないし、今回はこれでよかったんだと
思うが。
>>325 しつこいなぁ。
自分と違う考え方を受け容れないなんてのは
マンセースレの連中と変わらないよ。
黙ってみているって言うのも想像力不足。
先ず刃の下に我が身を晒すし。
そもそも、出来るだけそういう状況に陥らないように
逃げ出すし(サウンド・オブ・ミュージックの世界ね)
>>326 そういう様々な制約の中で自己の作風をどれだけ貫ける?っていう、
これ以上無い絶好の機会のハズなんだけどね。ジブリの名前で作品を発表できるってのは。
…とは言っても、『猫の恩返し』の監督って誰だったっけ?と訊かれて、
すぐに名前が出てこないあたりはそれほど世間への提示力もないのかもしれないけどさ。
でも細田の新作が「ワンピース」なんて聞けば、どうなんだよそれって気になるんだけどな。
それこそ原作マンガの要素や方向性を消化するのが優先で、
がんじがらめもいいとこなんじゃないかと思うけど。
>>327 2ちゃん以外でこういうこと聴けんしなぁw
自分と違う考えを受け入れないため聞いてるわけじゃないよ。
想像力不足かもしれんがとても真面目に考えての結論とは思えん。
たとえば、某拉致大国がアメリカ人だけは拉致しないのはなぜだと思う?
ペルーかの大使館人質事件でテロ犯がこれも雨人を即効解放したのは?
それは雨公は自国民被害に対して必ず報復してきたからだ。
もしどっかの平和ボケ国が自国民への攻撃惨殺があっても武力行使は
しませんと好評したらどうなると思う?
自分達だけは被害にあいたくないから海外移住でもするのか?
>>328 老舗の伝統にこだわる必要がないだけましでしょう。
表面的な縛りはあったにしても、ワンピースのがよっぽど自由にやれると思う。
>>328 公式サイトの予告見て来い。
原作者の尾田公認で細田一色になってる。
>>331 ワロタ
デジモンもそうだったよな
ジブリじゃ考えられん
>>329 そして自国内に戦争後遺症の精神疾患に苦しむものを大量排出w
無理矢理スレに相応しく話題を戻せば
ハウルの怪物化ってのはそれの暗喩になりえた筈のものだろう。
中途半端に放り出されたがw
その前のレスで海外移住は射程に入れてるんで
多分真面目に読んでもらえてないのだと思う。
これ以上はレス返さないけど
スレ違いだと思うからだけだ。
真面目に真面目に考えて
こんな結論に落ち着くものも世の中にはいるんだよ。
>>333 >海外移住は射程に入れてる
やっぱり逃げ出す気で騒いでるだけじゃないか。
もうレス返さないということで同じID読んで分かる範囲で結論つけるしかないが
オマイらが要るおかげで害国から攻撃受ける可能性が増えることはあっても
減ることはない。
ハウル興収スレにはこうかいてあったけどね。
てかワンピースなんてやっても、結局一般客はみにこないからなあ
アニオタのみなさん以外は。
>そもそもハウルだって、東映の細田某がそのへんのテレビシリーズの演出感覚で
>「締め切り前にならないと構想が浮かばない」とかいって
> ふらふら遊び回っていつまでもコンテ上げず、2度も公開延期させて
> 挙句放り出した企画。
関係ないけど
千尋までの宮崎作品と比べてキモいアニヲタアンチが激減してるよな
なんかほんとに記号だけで満足しちゃうのかお前らって感じで
つか細田細田言ってるけどあの降板のいきさつコピペそのものがソースの無い妄想ですから
まあ彼のファンにとっては理想的な話なんだろうけど
ハウルは「あの人は弱虫がいいの」っていう
「守ってくれなくていいから戦うな」って話なのがむかつくの?
ヒロインは90歳の少女って、単に少女が90歳に
されただけなのね。てっきり、本当に90歳なんだけど
知恵が働いたり、ユーモアがあるってパターン
かと思ってたよ。イメージとしては年取ったドーラ。
>>338 むかつくとかそういう問題でないと思うが。
弱虫オッケー、戦うなオッケー。
ただ、その台詞を納得させるだけの算段が不足していたんではないかと思う人間も
いるわけだ。
弱虫なのか残酷なのかよーわからん。
描写不足。
342 :
341:04/12/26 14:04:28 ID:fX0499K4
こういうこと書くと儲が「心がないから」という妙なフォローをしそうだけど、
心がないならあんなに怖がりである必要もない。
悪の大魔王みたいなキャラのほうがいっそ良かった。
テレビアニメのプリンセスチュチュ、心を奪われたヒーロー、あれの描写はよかった。
心の欠片を取り戻すにつれ、徐々に喜怒哀楽ができていく。
ハウルの場合、契約、魔王化がなければ、心がなくてもまったく無問題じゃないかと思ったことは思った。
本スレのID:Mpctl2yrは久々のリアルタイム電波信者
つか最近本スレ雰囲気悪いね
信者たち妄信的で殺伐としている
>>344 信者だろうが、アンチだろうが、君のように人格攻撃を思わせるレスは
慎むが得策だと思うが。
いや でもすごい盛り上がり
目が離せませんですよ
ハウルの動かなくてもいい城
って感じだったよね
そもそも「城」なんだろうかね。
アンチスレに乗り込んできませんように。
狂犬でつよ
だれかれかまわず噛み付いてる
,、自分の書いたもんつまらんつまらんいわれたらかなり凹むだろうなー
(゚∀゚)なのに凹むようすが見られん図太いねえ凹めよちっとは、氏ねよ。
やはり、ハウルが「心」を失った状態と、
「心」を取り戻してからハウルがどう変化したか明確で無いのが元凶。
想像するに、「心」の無いハウルは(弱虫のくせに?)無闇に攻撃的になり,
そのままだと、カラスの化け物になって、人間に戻れなくなるということだろう。
その秘密にソフィーが夢で気づいたのかも知れないが、夢の中での出来事で説得力に欠ける。
高地の魔女がヒントを出すくらいの演出をしろ。
高地の魔女がカルシファーを奪う根拠も「綺麗だから」だけなのか?
本当は「ハウルの心」が欲しかったのかも知れないが、
そんな風に感じられない。理由も不明。
本来なら、「ハウルの心」をめぐって高地の魔女が後半でも重要な位置を占めるべき。
それがどうしてソフィーの無意味な自作自演のドタバタ劇に終止するのか?
「おばあちゃん、お願い」のシーンが書きたかっただけかも知れない。
監督は思いつきだけで絵コンテを切りすぎる。
千尋は効果があったかもしれないが、ハウルでは大失敗だ。
最低限の「筋」をつけるのが、ストーリーテラーの礼儀だろ。
>>344 ありがとう。面白いものが見れたよ。ほんと狂犬だね。
良心的な人が止めに入っているのに、噛まれてる!コントか?
この映画よりもずっと面白かった。
たまにあれとそっくりなヤツがアンチスレまで出張してくるので、
スルー宜しくね。土日によく出没するみたい。
ハウルの「心」とは、一体なんなのか?
この世界ではどういう重要な要素なのか?
ソフィーにとっては重用かもしれないが、
ソフィーがハウルを好きになる過程が描かれていないので説得力が無い。
ハウルの「心」は、実社会の何かのメタファーなのか?
そんな風にも感じられないが、観客の想像にまかせればいいのか?
ハウルの「心」は、唯一この映画を引き締めるキーとなる要素なのに、
どのように重要なのか、何も印象にない。
映画自体に「心」がこもって無い(テーマが無い)ということだ。
ほんとに中途半端な映画だな
それで観る側に想像力を働かせろと言われてもねぇ
作り手の自分勝手な作品としか思えない。
ひとつ言えるのは、この世には中途半端な半完成品みたいな映画でも
自分勝手な理屈付けで納得して絶賛してくれる、
製作者にとって非常に有難い人が少なからずいるということですね。
ジブリの飼い犬みたいな連中が。
だんだん、宗教じみてきたな。
ゴジラを見に行くような連中も同罪なんだが。
ゴジラは毎回監督が違うんだから一緒にはできないよ。
本スレになんかジブリ内部のものを装って、監督を擁護する人間が今、沸いているが
彼は何がしたいんだ。
360 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 19:48:44 ID:CdIapGu9
目と鼻と歌が怖い
>>357 ゴジラはゴジラが動いているのを見るのに意義あるんだろうから、ゴジラが出てさえすれば、
最低限のところはクリアできるものなんじゃないのか。
求められているものが明確だ。
よくわからんが。
ゴジラはあれだけ開き直れば逆に
363 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 20:40:09 ID:/n3Ucffo
いや、とにかく倍賞だよ。18才ソフィーを演じさせたのは犯罪。
倍賞さんにもマイナスだ。
今の若い人たちは、寅さんのさくらさんってか倍賞さん自体を知らない人も多いだろうから、
マイナスというほどマイナスにはならないだろうが・・・
>>359 本スレ行って来たけど、やっぱ、狂信的だよね。ハウルのファン層は。
スタッフとか監督の微妙な気持ちは察するつもりは無いってことがわかった。
真偽不明の業界裏話を書き込むほうがどうかしてるよ
>>365 大漁でおめでとう。
君に釣られて、またおかしな狂信者とやらが出てきたが。
まったくどうかしてる。
>>367 大漁?
100%デマを飛ばしたつもりは無いがねえ。
狂信者が勝手に食いついてきただけでさ。
kimoi
>>366 同意
画面の向こう側の人達を混乱させるだけってわからんのかね
ハウルの心については、実際に心があるかないかは描写されてないと思った。
確かなのは「心臓が体内にない」ことだけ。
ソフィーはハウルに心がない事を否定してるし。
372 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 23:14:50 ID:oZxY1yMK
絵がつまらない・・・・・
意見が分かれるところだねえ。
ヒントは、悪魔と契約し、おばあちゃんが、ソフィーに返したくなかったもの。
これじゃ、分かり難いよ>監督
ああ
描写されてないっていうか
心臓=ハート=心
と言う大前提の上で成り立ってるから・・・
>>375 371はあなたのいう大前提ももしかしたら違うのかもしれないって事を言ってるんだと思うよ
まーこの場合は素直にソフィーが言ってるのが正解なんじゃないか。
「あの人は(心が)純粋なだけ」ってヒロインに言わせて
それが色ボケのひいき目でしたってオチが来るような話でもないだろう。
心臓同様に未成熟な心があるという解釈でいいと思うよ。
ハウルは一種のピーターパンなんだと思う。
>378 しかも全然魅力のないピーターパン。。。
ネタにしても魔よけに囲まれた魔術師なんて。。。カコワリ
まあピーターパンも微妙だと思うけどな。
結構性格が・・・。
どっちもどっちてとこか。
>379
(-∀-)ありゃぁ臆病じゃなくて卑怯者だと思った。
ごめん。誤爆。
前半は宮崎アニメとしても純粋に映画としても本当に出来がいいです。
ワクワクする展開、大変美しい風景、非常に立ってるキャラ達。
老婆二人が階段を登るという、たったそれだけの事をあんなに面白くて見甲斐のあるシーンに昇華したりもする演出力。
本当に言う事無しでした。
ところが後半、ネタバレしないように書きますとヒロインのソフィーが
『戦争なんてくだらない!戦いなんて馬鹿げてる!!』と反戦を唱えるや否や
突然意味不明で支離滅裂な行動をとり始めていろんなものが崩壊し、
のっぴきならない事態になってバタバタしてたらいつのまにかハッピーエンド(?)になってました。
おわり。
……………………何?? (←滝の様に汗を流しながら)
♪例えると、「ミヤザキハヤオ」という車を運転してて、
『素晴らしい性能!快適なドライブだなぁ』と流れてゆく美しい風景を見ながらハンドルを操作していると、
突然車の天上がガバッと開いて、
運転席ごとロケットブースターで放出されて、
放物線描いて目的地の屋根を粉砕しながら着陸!
俺、ハンドル握ったポーズのまま呆然。
遠くでさっきまで乗ってた車が何処かに激突する音。
……そんな展開(笑)。
面白いではないか。
なるほど〜。
男はドライブ好き。
女はジェットコースター好き。
こういうところから、男女の嗜好に差が見られるわけか。
ワロスw
ドライブ好き→道の状況判断しながら運転し、予測通りの走りに満足。
ジェットコースター好き→予想を裏切るドキドキする展開を楽しむ。
ハウルはまさに、ジェットコースタームービーだな。
388 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 03:33:06 ID:gCd7aCbK
つまらないジェットコースターなんかいらねw
積み重ね無視でとにかく新展開を投下し続ける
「ジェットコースタードラマ」一時期はやったね。ハウルはこれか。
一応見れることは見れるんだけどあまりに安易なんで流行で終わったけど。
プロット詰めた上で飽きさせないよう工夫しているジェットコースタームービーとはまた違うものだった。
ハウルの場合後から申し訳程度のつじつまあわせが入ってるけど
やっぱ後付なんだろう、全然活きてない。
まさに「宮崎版冬ソナ」ってかw
次はもっと地に足のついた映画お願いします。
392 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 07:52:31 ID:NLfYHf8K
俺と同じく、味のないスルメではなく、戦火の恋や、おばあさんの苦楽とともに涙を流したかった人!
昨日有楽町で観た「アンナとロッテ」をおすすめします。
というか、ハウルの階段のシーンは、これを観て作ったんじゃないのかとさえ思うよ。2002年の作品なんだけどね。
無闇にヽ(´ー`)ノマンセーな人たちをみてると
「裸の王様」の周りの人々みたいに見えてきた・・・
394 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 10:39:36 ID:NGApveTs
ハウルまでの作品が一定水準以上の軒並み傑作だったんだから
盲目になってしまう人がいるのもしょうがない
ハウルは数人の熱心なジブリファンが寄ってたかって作ったコラージュまみれの同人作品みたいな映画だった
空中散歩まではよかったんだけどな
紅豚からつまらなかったけどね。
まあまあそういう個人差はおいといて
398 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 11:37:22 ID:7VvTN4SY
ハウルがジブリ作品とかの先入観なしに、ただ何も考えずこの映画を見たら
金返せと思う
つまらなさすぎの意味わからなさすぎ
正直見終わった後怒りがわきあがってきた
399 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 11:47:14 ID:s1FwKBz1
ハウルの後半の衣装が、コントに出てくるおかまのダンスの先生みたいなのには、なんか意味ががあるはずだ
>>389-391 ハウルは企画段階から韓国ドラマや少女漫画路線だったってことだろうな
わざと話をあいまいにした発言も少女漫画チックな強引な展開とゆるゆるさを最初から目指していたと
それを説教好きのじじいが描いたから話は微妙な感じに
制作側は望んでいなかったのかもしれないがマーケティング主導で
海外展開やテレビの再放送、冬ソナブームなどを考慮して
この原作とおばさんに受けるものをと固められたんじゃないかな
今から思うと公開前からおかしかったじゃん
ハウルの声だけ消した映像流しまくってメディアの話題はキムタクばっかりでさ
どうみても子供たちに見てもらいたいっていう感じではなかった
多くの人が思った「キムタク意外とハウルじゃん」は実は誤りで
最初からハウル=キムタクでおばさんに夢見させるトレンディードラマなんだよ
>>400 つうか企画ができたのは、韓国ブームのだいぶ前だろ・・・
よかった
このスレ見るとまともに作品を見ようとしてる人間が多くて安心するよ
やっぱハウルって構成も脚本もグダグダだったよなあ
きちんとドラマを組み立てられてないっていうか。
無駄なシーンや無駄なエピソードが多いし、テーマもこれぞ!といった強いものがなくて
曖昧にして誤魔化してるし、
映画として話を組み立てて伏線を張ってそれを使いきるという
構成が全くされてない。
ただ二時間時間を費やしただけの垂れ流しドラマだったもんな。
場面場面やクライマックスを盛り上げようとも思ってなかったみたいだし。
もっときちんと話の構成を練り込まないと駄目だよな。
盛り上がりに欠ける作品だった
韓国ブームは関係ないとしても
>>400の少女漫画路線ってのには同意
ドラマで言えば北川悦吏子の脚本の叩かれ方にそっくりだ。
美しい恋愛ゲームの他は粗だらけ肝心な部分は強引に解決orほったらかし、
ごく少数のメロメロになった信者だけが狂ったように絶賛する
この手の作品は深く考えず本能だけで堪能しなければならないらしい
しかも肝心な部分は男性には理解できない心理だったりする
セカチュー、冬ソナetc...ペライ恋愛物を「純粋」と脳内変換してありがたがる人が多いみたいだね。
しかし本スレの一部のマンセーさんがキモクて仕方がない。
405 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 12:57:13 ID:joNstI5R
少女漫画嫌いなのでハウル嫌い
>>403 少女漫画と一口にいっても、70年代の王道を地でいってるな。
パヤオ世代に蔓延ってる恋愛、少女漫画というのが、こういう形なのかもしれないが。
ペライ恋愛物・・・冬ソナを見て昔の「君の名は」を思い出したが、最近のブームは、
どんどん時代を逆行していっているね。
懐古なのか、逆にベタさが新鮮なのか。
407 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 13:03:16 ID:pmrPABqX
内容は賛否両論だけど、「人生のメリーゴーランド」は超傑作だよな?
久石さんはもうあれ以上の曲作れないんじゃないかと思うくらい素晴しい曲だと思った
曲良かったなあ。でもこのテーマ曲がやたら何度もかかるのは
作曲の時間がなかったのかと勘繰ってしまったりもした。
何かの解説によれば「全編を通底するテーマが欲しい」
ということではあったらしいけど
でももののけであの奇怪な歌声を何度も聞かされるのに比べれば
全然マシ。ちょっとせつないワルツで素敵だ。タイトルはくさいけど。
ピーターパンって、子供が大人になると
ネヴァーランドにそぐわないって一人残らずブッ殺してたんだよね。
トリビアネタでした。
>>404 >406
セカチューは若者の間でブームになったって感じだけどおばさんの純愛ブームなるものは・・・
恋愛できない欲求不満のおばさんだからこそペラいのがハマるんじゃないだろうか
恋愛物の極端な楽しみ方はヒロインを自分と脳内で置き換えることだろ
男性タレントに入れ込んで脳内恋愛するのと同じだ
ニュー速のハウル批判記事のスレで耳をすませばとハウルがいいって意見があったが
まさしくそういう観点でジブリ映画を観、胸キュンしてる人もいるということだろうな
長年のジブリファンの自分にはショックでもあるが・・・
>403
女の目から見ても、ハウルの描写には納得いかない部分は多いよ。
大まかな流れだけ決まっていて肝心の心情一切なしのスカスカ。
観た側の想像性に任せるったって、限度がある。
はっきり言えば、この話の構成は新條まゆ並。
>>410 >ニュー速のハウル批判記事のスレで耳をすませばとハウルがいいって意見があったが
本スレのキモいマンセーも同じこと言ってたような
彼女たちにとっちゃ絵とか恋愛話が好みならOKくらいの乗りなのか…orz
耳をすませばは男でも結構入り込めるけどハウルはさすがに無理だろー
子供心に帰って荒地の魔女とかヒンとかマルクスなどサブキャラと映像美で楽しむしかないよ
千尋も奇怪な音程の奇怪な歌声だったな。
ハウルのあのワルツはなかなか曲としてよい。
ベティーブルーのOP曲のようにずっと頭らから離れない。
>>412 つうか、耳をすまで鬱だかなんだかスレ、ほとんど男だろ
>ハウルは企画段階から韓国ドラマや少女漫画路線だったってことだろうな
>わざと話をあいまいにした発言も少女漫画チックな強引な展開とゆるゆるさを最初から目指していたと
>それを説教好きのじじいが描いたから話は微妙な感じに
まあそうなんだろうな。
微妙どころか自己崩壊させてる。この話が嫌なら嫌と言えない大人の事情があったんかね。
狙いが女性狙いでもストーリーが崩壊した作品に男向け女向けなんて言っても仕方がない。
なにしろ観客が「どうしてソフィがいきなり山に向かったのか分からない」
「ハウルを好きになる過程が分からない」
「最後のどたばたでなにやってるのか分からない」んじゃ
肝心の主人公に感情移入もできるはずがないからな。
微妙な女心も男心も描写できていない。
というよりパーソナリティー自体がまともに描けていない。
感情移入以前の問題、というのにハゲドウ。
あと、ハッピーエンドでいいんだという話も、
宮崎さんはすごく喜んでくれた。
大事な人を亡くしたことがあったり、つらいことを知ってる人は、
悲劇的な話なんか求めてない、と僕。そう、救いのない話を書く人って、
けっこう苦労のない人なんですよ、と宮崎さん。
↑本スレで出てた。イバラードの日記ってのがソース。
井上って言う人?マンセーと変わらないこと言ってる。
キモイ。宮崎の周りってこんなのばっかなの?
宮崎のコメントは、馬鹿丸出し。
ロマン・ポランスキー監督の人生と映画を見ても、そんなことが
言えるのか?
ハウルを少女漫画路線というのは、いくらなんでも少女漫画をバカにしてると思うなぁ。
ハウルが家族愛だとか、恋愛だとか言ってるの聞くと、ほんとに吐き気がする。
母親が娘を裏切って、新しい男優先する物語が家族愛だとか、もうウンザリ。
血縁なんかに縛られず、いい男みつけてハッピーになろうぜってことかよ、まったく。
萩岩睦美の「銀曜日のおとぎ話」っていう80年代りぼんで連載されてた少女マンガが
あるんですけど、家族愛がどうとか大上段なテーマを決して振りかざしてるわけでは
ありませんが、ハウルなどよりよほどそういう愛がどういうものかしっかり描けている
傑作です。
男女関係なく、ジブリの作風がお好きなような方でしたら、どなたでも楽しめると
思います。漫画喫茶などでお見かけしましたら、是非一度読んでみてください。
私はこれ読んで、少女漫画ってすごいなと思いました。
ちなみに、私は男ですw
この映画には
「隣の王子様がわるい魔法使いの魔法が解けたから戦争をやめる。」
というイギリス風味ラブコメディと
「緻密な戦闘船や戦闘機、燃えさかる町、そしてそう簡単に終わらない戦争」
というリアル風味(リアルではない)のジブリ的な話が2つ合わさってる。
で、この2つのストーリーがごっちゃになって両方放棄された話がハウル。
この戦争に意味を求める人には最期のかかしに怒りを通り越してあきれるし
ラブコメにしてはあの長い時間を費やして念を入れた戦場は無駄だし、
戦争に振り回されて追い回されたそれまでの話はなんだったんだとなる。
こんなものは「戦場の恋」と呼べないだろう。
あとね、スティーブン・キングなんかだってそうだよ。
彼がなぜホラーを書くのか。
「人はそれぞれ悩みを持っている。しかし、僕の作品の中には
もっと絶望的な状況が描かれている。読者は、『自分なんかよりもっと
悲惨な状況で、主人公達は必死に戦っていた。俺も頑張らなくちゃ』
と励まされる。」
みたいなことをキング自身が語っていた。
超常現象的非日常の世界に入り込んで、嫌な日常を一時でも忘れたい
人もいる。単純にホラーを娯楽として楽しむ
人もいるし。
まぁ、いろいろあるってこと。
過去スレにも書いたが、個人的には無理にハッピーエンドにせず、
悲劇的な、余韻を与えるラストが見たかった。
ハウルが死ぬか、ソフィーの呪いが解けないままか。
戦争は続いたまま。ソフィーは老人のままだが、二人は幸せに暮らす
というのもあり。
それでも、キャラ描写が浅いのでつまらないだろうが。
個人的意見ね。
この映画がなぜ駄作(未完成)となったのか。
製作過程を知り、宮崎の発言を聞くことで、「これは駄作になって
当然だ」と前スレで思った。
宮崎がもっと公に出て発言すれば、もっとボロが出るだろう。
宮崎のメビウス対談でも、詭弁っぷりを発揮していたようだ。
今までジブリとか宮崎自身のことはあまり関心がなかったが、
今回の映画がきっかけで、色々と知ることが出来た。
この映画を見て得られたことはそれ位かな。あとマンセーさん達の
言動を目の当たりに出来て、感動した。
下手なコントより面白い。
今年もあと僅か。いい映画を見てスッキリしましょう。
俺は戦場のピアニストや、その他数本映画を見て、かなり楽になった。
恋愛物・家族愛・ファンタジー・前衛的作品・フランス映画・
ミユージカル・オペラ・戦争映画・娯楽・人間ドラマ
といった分野で、まともな作品を見れば、気持ち的に
切り替えが出来るはず。
(マンセーがハウルの魅力だと妄想している分野)
ベルヴィル・ランデブーとか見れる環境にある人は、お勧め。
素晴らしい映画はたくさんあるよ。お探しの一本が見つかると
いいですね。ある意味、それが心の支えになる。
ここで愚痴をブチマケたら、後はいい映画を見る。それでオッケー!
がんばれ!
>>408 > 作曲の時間がなかったのかと勘繰ってしまったりもした。
そういえば今回、一応、多少のアレンジはしてあるけど
昔の作品(「CURVED MUSIC」収録の『A VIRGIN & THE PIPE-CUT MAN』)を
使い回しただけにしか聞こえない曲も流れてたなあ。
ぱーぱらっぱっぱ ぱー ・・・ってメロディライン(?)のやつ。
>>417 > ロマン・ポランスキー監督の人生と映画を見ても、そんなことが
> 言えるのか?
ポランスキーやヴァーホーベンは幼少時に
祖国がナチ支配下に置かれるという生活を体験した事で
本質的に、ある種のニヒリズムを獲得している訳だが
パヤオは、その「ニヒリズム」をこそ軽蔑してるっぽいから
(何かのインタビューで「ニヒリズムは何も産まない」と言っていた)
パヤオ本人に関しては、そーゆー事は聞くだけ無駄だと思う。
>>420 キングも子供の時に、目の前で友人が轢死したらしいな。
従来のアニメーション的面白さと分かりやすいエンタメを求めるなら
今はピクサーの「インクレディブル」がお勧め。
宮崎監督はアニメーター出身で
脚本ナシでコンテからいきなりガシガシ描き始めるような
監督だから個々のシーンにぶった切ってもそれほど不具合の出ない
分かりやすい物語の作品だと上手く作風が合うんだけど
全体を通しての構成や演出を求められるようなハウルは
観てる方が何がなんだか分からなくなって置いて行かれる。
最後まで謎は謎のまま、戦争は戦争のままで
城でのシーンで終始する映画だったら自分的には良作だったかも。
紅豚-物の怪-ハウルが三大お馬鹿作品だな。
あとちょっと
>>417についてなかなか感心したので。
自分のエゴのために逃げまくると
偶然ハッピーエンドになってくれるという映画(ハウル)に
逃げ込める人の方が「苦労のない人」に見えるな。
納得できないのは「ハッピーエンド」とか「悲劇的」とからじゃなくて
単にその安易な内容に寄る物だと思う。
内容が良ければ「ハッピーエンド」でも「悲劇的」でもどっちでもいいよ。
>>418 ここで言われてるのは、ステレオタイプでいつの時代にも読み捨てになるような
少女漫画だろう。
少女漫画に秀作があるのは言わず、もがなだし、暗黙の了解として少女漫画が
連呼されているのだと思ってみていたが。
最近だと、アニメになった人魚漫画だの、マーガレットあたりの中の何の深みもない
惚れた腫れたに終始する二流漫画。
以前宮崎さんが「今の女の子たちはただかっこいい男の子が来てヒロイン好きになってくれる
ような安易な少女漫画ばかり与えられて可哀想」って言ってたのを読んで、
この監督少女漫画を相当馬鹿にしてるなあと思って哀しくなった。
多分萩尾さんとか山岸さんとか存在自体しらないんじゃなかろうかと思った。
でもハウルってまんま宮崎さんの言ってる「陳腐な少女漫画」以外の何物でも
ないと思うんだけど。
実はハウル結構好きなんだけど、出来の悪い少女漫画で感動する気恥ずかしさがある。
429 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 18:42:55 ID:v4/Y21qF
この映画、ひとことで言えば、
「 悪 ふ ざ け 」
430 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 18:47:46 ID:N5Kwn8Vi
>>428 あーあーしてたなそういえば。アニメ雑誌かなんかだっけ?
確か一般の購読者からも突っ込み入ってた。
宮崎監督は「りぼん」とかの少女漫画しか知らずに喋ってる、だのなんだの。
マンセーはよく、感受性がどうのこうの言うんだが、
感受性がそれなりにある人間は、この映画の欠点にも反応するはず。
感受性が無いから、盲目的にブランド信仰するのだろう。
感受性の高い人間が、どんな駄作にも感動出来るかって、そんな訳は
無い。寧ろ、批判精神が刺激されまくりだろう。
感受性の高い人は道端の雑草にも涙を流すんだってさ。
そりゃそうだろう。雑草にも生命が宿っているのだ。
ハウルにはそれがない。
優れた芸術作品には魂が込められているものだが。
宮崎監督って狭い視野で短絡的な物事の捉え方しか出来ない人だったの?
なんか、そんな発言ばかりのような...。
「宮崎迷言集」みたいのあったら見てみたい。
つっこみ入れたくなる発言が多い。
裸の王様状態になっているのなら、素直な目で発言出来る少年が
必要だ。
yahooのニューストピに、ハウル批判的記事が載ったのはとても
良いことだ。
ただ、あの監督はもはや周りのアドバイス・批判などを聞き入れる柔軟性を
失っているかのように思える。
そうなったら人間、終わり。
俺はじいさんになっても、若いモンの意見に耳を傾ける男でいたい。
>428
は?マジっすか。
萩尾・山岸といかなくても
現在進行形でちゃんと構成された少女漫画は山ほど出版されている。
あやまれ。少女漫画に謝れ、宮崎。
ちなみにこんな弩三流の少女漫画崩れじゃ感動なんかできません。
まぁ現実に糞みたいな少女漫画が多すぎて
わずかな良貨を駆逐しているわけだが
最近の少コミとか終わってるだろ
>>431 感受性も一律ではないし、なんにでも感情の触れがあれば感受性が高いという訳
でもない気がするがな。雑草どうたら、とんでも話だ。
>>434 ほんと集英社、講談社、小学館、白泉、角川いずれも、若年層向けの看板雑誌の
中から良質な作品を見つける方が困難な状態で。
ベテラン作家が筆を振るう、ちょい読者層の上がる漫画をそこらの子供が手に
とるわけもなく。
年配の漫画読みはともかく、確かに子供が気の毒だ。
マンガは基本的に読まないが、「デスノート」は面白い。
あれは寧ろ、大人向け雑誌に連載すべき作品。
「ヒカルの碁」も面白かった。あとはよく分からない。
宮崎には少女漫画は無理だよ。
若くて巨乳のママンがお好みなオッサンなんだから。
オッサン映画つくってりゃいいんだよ。
>>436 ・・・悪いがデスノは途中でリタイアした口。
小畑の画力に内容が追いついてなくて
へんな陳腐さをかもし出している。
ヒカルの碁は17巻素晴らしいと思う。
>>420 キミ、監督になりなさい。
少なくとも現在のパヤオよりは面白いものが作れるだろう
440 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 21:09:46 ID:die/c5n1
「ふたりが暮らした」というけど、ソフィーとマルクルの事かと思った。
>>438 >・・・悪いがデスノは途中でリタイアした口。
>小畑の画力に内容が追いついてなくて
>へんな陳腐さをかもし出している。
これについては激しく同意。
台詞や展開が陳腐でチープで、「漫画だから」という許容がなければ
作品としては読むのが辛い。いい意味でも悪い意味でも子供向けだと思う。
442 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 21:31:40 ID:u6eEn6RI
なんかしらんがデスノートのスレになってるな。
まあ自分もリタイアした口だが。
少女漫画に謝れとか言ってるやつがいるが
たしかに良作もあるけど、最近のはひどいものばかりだよ。
話も絵もぐちゃぐちゃだ。
おまけにすぐベッドシーンが出てくる。
萩尾の「ポーの一族」とか「トーマの心臓」とか、ああいう作品はもうでないのかね。
マンガや少女マンガを安易でくだらない創作物と思ってるひとの多くは、
自分の子供・恋人・使用人などの目下の人間が読んでるマンガ雑誌を1、2度
斜め読みして、やはり下らないと思って「読む価値がない」と思いこんでる人が多い。
ポイント1・そのひとは、自分より知的レベルが低い人間が楽しんでいた事実を重要視する。
ポイント2・雑誌2,3冊、単行本3,4種ぐらいしか見たことがない。
ポイント3・その雑誌は少年ジャンプかりぼんである場合が多い。
昔、少女マンガの編集やってて、たくさんのおやじに馬鹿にされたときに、
なんでマンガを読もうとしないで理解してるつもりなのか、を考えましたよ。
あと、男性週刊誌などのマンガ侮蔑コラムを信じてる老人も多かったし、
絵を読み解く方法論を習得できない、サザエさんしか読めないひともいた。
よしながふみの「大奥」とか読んでみな。
そこらのフェミニズム海外古典SFの10倍面白いよ。
アニメもマンガも8割はクズでしょ。
446 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 21:41:20 ID:u6eEn6RI
>>444 よしながふみは確かに面白いが、あれを小学校低学年の子供が
手にとる機会があると思うか。
スレ違いだけどよしながふみの作品ってどれも面白いよね。
こんなこと言っちゃあれだけど、同人出身とは思えない。
要するに宮崎は
「子供にマンガ読ませるな!」
と言いたいだけなのではないかと。
千と千尋あたりからやたらと
ストレート豪速球な説教たれるようになったし。しかもセリフで。
彼も老いたのだな、と。
>>443 ロクに知りもしないものをバカにするのは愚かだとは思いますが、
所詮その程度でしかない相手を目の敵にしてこきおろし、
精神の安定をはかろうとするのも、あまり建設的ではないような気がします。
もっと他にこきおろすべきものはあるでしょう。たとえばハウr(ry
なんか親子連れの観客、子供のほうが退屈してるように見えたんだけど
宮崎映画って昔からこんな感じだっけ?
453 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 22:07:01 ID:OETzFWtl
ハウルの出来の悪さは駿にもう創作意欲がないからなのでは。
空襲ぐらいまでは結構面白かったけどね。
その後のわけのわからん話運びと唐突なエンディングでポカ〜ンとしちゃうんだけど。
デスノートってそんなに駄目なの?それは意外。
セリフ回しがイマイチなのは同意。自分で直したくなる。
展開がチープか。俺はマンガとしては、あれだけ楽しめれば十分と思って
いた。少なくとも、ハウルよりは面白いと思うよ。
しかも、毎回毎回、もったいぶらないでどんどん展開していくのがすごいと
思った。
子供が読んだら変な影響受けないかな、なんて要らぬ心配してしまった
んだよね。
456 :
418:04/12/27 22:15:25 ID:qUbzNItG
少女漫画に謝れとまでは言ってなかったと思いますけどw
そんなに少女漫画好きなわけでもないですし。
ただ、なんかハウルが少女漫画路線だから仕方ないみたいに言われると、
いくらなんでも少女漫画が可哀想かなと。ハウルは少女漫画として評価しても
低レベルですから。
出来損ないの少女漫画だというなら、その通りだと思うんですけどw
あの映画は、少女漫画がよく内包している、物語の論理的整合性の欠如、
ご都合主義的展開、という欠点はたくさん持ってるのに、少女漫画が本来もっている
良さはほとんど持ってないです。ほんと、出来損ないの少女漫画ですね。
>457
げ、チェックし忘れてました。ごめんなさい。
ひっこみます。
459 :
名無シネマ@上映中:04/12/27 22:32:44 ID:koH1UkeU
>458は実生活でもこういう
みっともない自意識過剰を
繰り返しているんだろうなぁ。
哀れな奴だ
なんだ、宮崎少女マンガ嫌いなのね。
それってまさか、黎明期の少女マンガの屋台骨を支えていたのが
宮崎の嫌いな「手塚治虫」を始めとするトキワ荘の面子だからかしらね?
(石之森正太郎、ちばてつや、松本零次なんかも少女マンガ書いていた時期があったわけで)
まあ、女の子が少年マンガ読むのが別に変な事じゃなくなって随分と年月が経っていることだし
(北斗の拳を知らない女など少数派だと思う)
弓月光や山岸涼子や佐々木倫子のような実力のある少女マンガ描きはある程度育つと青年誌に
移行してしまったりするので、「少女マンガ」というジャンル自体の将来があるかどうか瀬戸際なんでしょうが。
青年誌にうつるのはごく一部。
山岸にしたって二束の草鞋。本拠地は女性漫画誌。
佐々木は少女誌にいた頃から、かなり異色。
なるしまゆり、樹なつみのように、少年誌、青年誌にいって出戻ってくる人もいる。
そもそも少女漫画少女漫画とひとくくりに言われるが、少女漫画の中でも少年漫画には
ない類別があって、将来が危ぶまれるほど底の浅いものではない。
確かに、有名どころの雑誌だけ見ていれば、浅薄、吹けば飛ぶかのように思われてもいた仕方
ないだろうが。
スレ違いになった。
浅いことの代名詞に「少女マンガ」を用いる人はいるのに、
「少年マンガ」を用いる人はいない。これいかに。
マ、マンガスレになってるよ……。
といいつつ、
>>462 少年誌のほうは現在進行形でも
面白いと思えるマンガが多いからじゃない?
と返事してみる
>>463 そもそも連載ペースが全然違うし。
週刊連載誌などないし、絶対数がおおければそりゃ、面白おかしく思える漫画の数
も多くて当たりまえだろう。
他所スレひっかきまわしてたうるさいのにスレ違いだと言って削除依頼出されかねないから、
そろそろマンガスレはやばいですね。
単純に少女漫画は恋愛マンセーの現実から遊離した簡単な
夢物語だというイメージがあるからじゃないか?
実際は恋愛をモチーフにする事が多いと、色々な演出や構成を活かして
現実から遊離しすぎて登場人物が薄弱に思われないように工夫をこらし
心理的駆け引きをエンターテインメントにしなきゃならんから
「演出、構成を無視したなんでもありの夢物語」とはもっとも遠いけどね。
ハウルはそれに最も近い感じ。
やっぱ本スレよりこっちの方が
まともな奴が多いな。
頭使って者を見てる。
物を見るのに頭使わなくなったら終わりだよな
といいつつ誤字してる自分は激しくカコワルイ訳だが
コマ割が意味をなさない、紙面が白い、主人公のモノローグに終始する構成なんて
どっかに置き忘れてきた恋物語ってのが、少女マンガに対する世間一般のイメージ。
最初から馬鹿にしてかかっているから手にとってみようともしない。
では逆に少年マンガが濃いかと言えば、強さへのベクトルに洗脳された主人公と、
ねずみ山式に増えていく仲間の描写に終始。
ちょっと人気が出て連載延長なんてことになれば構成も伏線消化もあったもんでない
迷走が始まる。そのうち強さのインフレ。
どっちがどっちとも。
いずれにせよ、今回のハウルが少女マンガに対する世間のイメージにぴったりだって
ことには変わりないが。
雑な画面に、配慮のたりない物語構成、当事者だかでしらない間に盛り上がって
ハッピーエンドの恋愛譚。
だかで・・・だけで・・・
>浅いことの代名詞に「少女マンガ」を用いる人はいるのに、
>「少年マンガ」を用いる人はいない。これいかに。
んなことない
「こんな映画は少年漫画だ」といえばよろしくない表現だ。
少女漫画だからつまらない、という人はいると思うが
少女漫画としてもこの映画は成り立たない。
少女漫画の法則もおもしろみも足かせも全部無視しているからね。
471 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 01:05:53 ID:khOUVuoQ
ラピュタなんて少年漫画だろ。
472 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 01:48:40 ID:tVMcEnbC
どっちの漫画だろうがいずれにせよ
ハウルという作品の異様な薄っぺらさは
漫画じゃなくてマンガと呼んでやりたい気分になる
ただの刺激投下に終始する映画は白ける「マンガ」だな。
まあハヤオは実は昔からそういうタイプの作家だったけど
作品世界のあらゆる描写に執着があったから
逆転してその物語のつづり方が奥行きを作ったが、
生命に対する描写がこうもやっつけになるととたんに薄さしか残らなくなる。
>>472 というかこれはここや本スレで
言われている事とあまり変わらないですね。
戦争を解決する確固たる理由が見つからないし
結局2つを対決するものとして描いた為に
主人公のソフィーを中心にして見ると訳が
分からなくなるという意見に帰結するような気がする。
結局監督の構成力が足りなかったという事なんだろうけど。
少女漫画もピンキリだからあれだけど、
ハウルはレベルど3流の少女漫画。
ぶっちゃけ「宮崎駿」でも「ジブリ」でもない
無名の事務所が「ハウル」作ってたら
感想は「氏ね」「金返せ」の嵐だと思うよ。
>>472 こういう批評を読めば読むほど、ハウルもソフィーもまったく人物像が
的確でないなあと思うのだけれど。
ハウルのあの中途半端な性格づけも、ソフィーの性格づけも、
この作品を妄信する方々が求めている結果なり、世界なりに
合致するものじゃないね。
齟齬がある。
>>473 本筋と違うが、マンガファンとして一言。
「漫画」より「マンガ」の表記の方が
格下のような言い方には反対。
日本マンガ学会も現代マンガ図書館も
表記は「マンガ」。
日本のマンガ界では漢字を使わない方がむしろ一般的。
石ノ森章太郎のこだわった「萬画」というのもあるけど。
>>478 言われてみればそうか・・・
武士道に対するブシドーくらいのつもりで言ったがミスったな
もし
>>472の批評の通りだとして
2つの概念が対立しているとすると
戦争の方の概念が敗北(解決)する理由が無いから
訳が分からなくなるんだと思いますね。しかも対立するべきもの
なのにその概念自体の効果じゃなくて偶発的なもので解決されていますし。
どちらにしろ映画の浅はかさをさらけ出す批評にしかならないのがなんとも…
監督は概念の消化の方法が分からなくてご都合主義に陥ったって事ですかね。
>>一つの立派な家を守るために彼が戦うというのならその家自体を
>>自ら解体して戦う理由自体を消滅させればいい、家はまた別の場所に再構築すればいい。
これなんてあきらかに「取り返しのつかない事」を考えもしない
純日本人的で平和ボケ的な考え方です。「ミイラ取りがミイラになった」というヤツですね。
本スレとかこのスレとかを見てるとある程度裕福で法がしっかりしてる国民は
ここまでアナーキズムに羨望し毒されるのかとちょっと驚かせられます。
「人権」なんてものは法やそれらを守ろうとする国民性や
国家体制が無ければ無いも同然なのに。
イギリスの作家がジブリ作品でハウルのみを酷評したのも分かるような気がします。
>イギリスの作家がジブリ作品でハウルのみを酷評したのも分かるような気がします。
そうなの?てっきり海外のアニメファンはジブリブランドにあてられて
ハウルを絶賛しているものかと思ったよ
>>481 アメリカだったかフランスだったか、どっかの国のメディアが超展開でばーらばらみたいなこと
書いていた
内容に是非については散々既出なので置いといて
常に質で勝負してきた国民的アニメとまで言われるジブリ映画が
特定の層だけを狙ったアイドル商品・商法をやっちまったっていう裏切り感みたいなものが
さらに印象を悪くしていると思う。質による勝負とは相反する手法だ
ルイヴィトンが格安ヨン様写真付き限定モデルを発売して一部の奥様が
ヴィトンマンセー!を連呼し既存のユーザーがガッカリしているような感じ
三流少女漫画とキムタク、どちらかが欠けていれば異次元の連中のみにマンセーされるようなこともなく
額面どおりに評価されていたと思う
寒流勢力が入り込んでダメになったんじゃね?
問題は、ハウル観て
>>472のようなとこまで読み取ったやつが
ほとんどいないような作りになってたってとこだな。
>>472 マルチウザイ。というか、特に深くもないレビューじゃない。
二重否定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
488 :
486:04/12/28 09:08:24 ID:vbfFKeIi
深くもない→打消しの意
レビューじゃない→確認したり念を押したりする意
どうでもいいけどさ。
ハウルのキャラ設定と背景設定使って「ほたるの墓」(もどき)をつくれば
評価も違っただろにね
戦争物としても中途半端。
恋愛物としても中途半端。
ヒロイン成長物としても中途半端。
家族論としても中途半端。
美醜論としても中途半端。
文明批判としても中途半端。
萌え狙いとしても中途半端。
他にある?
アンチ遣るにも中途半端
信者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ちがーw
アンチ遣るほどのエネルギーも沸いてこない駄作ってことだよw
ま、どうでもいいけど。
ラピュタの視聴率16.9%だった
同時間帯の金スマが19%
やっぱ崩壊し始めてるな
>ラピュタの視聴率16.9%だった
えぇ〜、そんな少なかったの?ラピュタなんて今更だからチャンネル回してたらケキョーク
ラピュタに最後まで見入ってしまったよ。しかも感涙モードでw
俺も感涙しつつ見てたけれども
なんか赤千問題以降ジブリが見えない・・
見えないというかジブリがやることに夢を感じないんだよね
それをやらなきゃならない裏事情にばかり目が行くような事業ばかり
もう戻れないのかなあ
>>ラピュタの視聴率16.9%だった
えーっそんなに高かったのか!
蚊取り君の新選組!だって最終回17%だったっけ?
ラピュタなんてもう何回やった?10回じゃきかないだろ
それだけくり返していてそれだけ視聴率が取れるということは
昔のパヤオが如何に偉大だったかを物語っているのだった・・・
そして今 パヤオ神話は地に落ちた。
其の者かつて青き衣を纏いて天空に舞い上がりたる
されど数多の金の亡者衣を貪りたりて遂には滅び逝かん
498 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 10:42:07 ID:ThZYw26w
>>一つの立派な家を守るために彼が戦うというのならその家自体を
>>自ら解体して戦う理由自体を消滅させればいい、家はまた別の場所に再構築すればいい。
現代のヨーロッパを見ても
アフリカを見ても
そんなのんきな構えでいたら身ぐるみ剥がれて国外追放で御の字
普通に人権剥奪されて虐殺されて終わりやね。
それで戦争の解決として見ているならアホすぎて話にならんよ。
小学生が拳に力を入れて力説するなら温かい目で見てやるが。
オマイら、ハウルの話しろ〜!!
いやぁ、ほんとハウル詰まんなかったねぇw
トトロ、ラピュタ、他作のように、10年後20年後に評価が変わっているとは
思えない。
初めの宣伝で出し惜しみする時点でダメポだった。
ラピュタ、千尋なんて誰でもとっくに観てるのにハラハラしたり感動したり出来る。
いっそ改名して半疑問系にしたほうが分かり易い>「ジブリ?」みたいなw
千尋は感動できないぞ
出来るよ
出来なかったなあ。でも千尋は絵が奇麗なので(赤くない奴)許せる。
いや、しかし本当に久しぶりにとてもつまらない映画を観たよ。
設定は面白いのに。勿体無い。
うーん自分はラピュタで感涙
千尋で感動って感じだなあ
映画の構造もそうなってる気がする
ハウルは・・・
えー
心を無くした映画って感じかな
55 名無しさん 2004/04/17(Sat) 17:24
そもそも呪われた映画「ハウルの動く城」。
「猫の恩返し」同様の新人育成企画として宮崎駿がプロデュース。
監督には東映の景気を向上させた細田守を起用。脚本には細田同様「デジモン」
のメインライター吉田玲子を採用した。キャラデザは近藤勝也。
細田は東映アニメの契約社員として原画、演出として活躍している逸材である。
アニメファンの間では「ホスト宮崎」と言われる才能の持ち主である。
彼に目をつけたジブリは東映アニメの取締役と交渉して細田守を獲得した。
ジブリとの契約は長編映画1本、出張としての扱いとなった。
細田が降板した理由は、近藤氏との考えの違い、絵コンテを期限内に収めること
が出来なかったと言う(結果、銀行からの借入れが出来なくなった)。
企画は破綻して公開が中止となる。
プロデューサーである宮崎氏は、今までにない表情でキレたと言う。
宮崎氏はメインスタジオである1スタを閉鎖し、スタッフを解雇した。
年のジブリの新卒者採用も見送られた。
鈴木プロデューサーの呼掛けにより、宮崎駿自らが監督に着任することが決定した。
今まで書かれた原画、絵コンテ、脚本を白紙する提案は宮崎駿氏が出した。
56 55の続き 2004/04/17(Sat) 17:31
製作期間は約1年半とした。
しかし、製作期間からしても無謀である。拘りの宮崎駿が短期間で「作品を完成
させることは不可能」とアニメ関係者は語った。
制作期間がなかった、若手の助力が無かった、というより
作品に対する熱意が初めから無いんじゃ、作る前から負け戦。
ゴミのような作品で応援してくれるファンから金とることに恥を感じないようなら仕舞いだよ。
よりにもよって、ハウルを選んだその理由がわからん。
確かに原作はおもしろい。
しかし宮崎でなくても、ビジュアル、ストーリー含めて映像化しにくい物語だったと思う。
どうしても徳間の児童書からというなら、もっと他にあるじゃないかと。
引退宣言して復活してこれは悲しいね。
キミたち、まだ渦巻く憤懣を昇華できないでいるのかね
そろそろ飽きてきた
ジブリの中から誰も手を上げる奴が出てこないってのが
終わってるよな。
めちゃくちゃチャンすなのに。
次はアンチはいらないな
なんでキムタク?
>>514 あそこは徳間社長からPから幹部から一枚岩で固められてるから無理でしょう。
嫌なら細田みたいに他に行くしかなくなると思います。
公の対談で宮崎監督自身が洩らすくらいだから
相当な作品に対するスタッフの反発はあったようですが。
>>494 そんなもんじゃない?
クリスマス・イヴの夜じゃ、子供達は早く寝るだろうし
大人たちはパーティーに出かけたり、ディナー食べに行ったりしていて
ラピュタなんか観ないよ。
ジブリはパヤオを看板にしすぎたんだよ。
アニメーターだけ育って、肝心の絵コンテマンや演出や脚本はカンペキに人材不足。
監督業だけじゃ食ってけないから、脚本も担当して金稼いでって映画界の問題もあるんだろうけど。
それは一側面であって、やはりパヤオの名前さえあればって気がする。
もうパヤは四国へ遍路の旅にでも出してやれば?とか思う。マジで。
将来のジブリに不安を感じるのは事実だね。
宮崎氏がいなくなったら本当あの会社やってけるのかな、と。
まあ一応「海が聞こえる」や「猫の恩返し」みたいな作品もあるけど・・・。
なんとか頑張って欲しいけど、面白い作品かどうか評価するのはお客さん
だからなぁ。駄目な作品ばっか作ってたら本当に消えてしまうかも・・・。
第二のディズニーにはなれまい
駿がいなくても駿アニメが作れればいいのにね。
日本の映画界は悪い意味でクリエーターの個性を大事にし過ぎるからな。
ディズニーみたくビジネスに徹することは無理かろう。
まあディズニーを全面的に支持するのも嫌だけど。
523 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 19:55:27 ID:YlzMwgUf
俺はハウルがどうというよりは
ハヤオ作品全般的にどうも黒さを感じる者。
この人の映画って映画のそこら中から邪気を感じる。
>>520 ジブリは宮崎駿の妄想アニメ化会社ですから
パヤオがいなくなったら自然解散じゃない?
525 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 20:03:15 ID:YlzMwgUf
例えば泥臭く野暮ったいドラマを駆け上った果てに
感情とは分離した微かな人情を感じるさせる映画とか
そういうの試しに作ってくれんかな。
ターミネーター3みたいなさ。
ぜってーできねーと思う
久しぶりにムスカのような完全悪を出してほしいもんだ
もう期待すんなよ
今までは子供の為にわかりやすいもん作ってたけど
もののけ辺りから宮崎の描きたいように描くようになったって
鈴木Pがいってたし。
もののけは悪くなかった。
世間では不評っぽいけど。
説教くさいが言いたいことはストレートだし絵もきれい。
529 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 20:28:23 ID:immOuqxY
433 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:04/12/28(火) 09:57:37 ID:evDMMP6V
>>419,421
冷静に考えてみると
お前があまり関わり合いになりたくない
ヘンな奴に見える。
ジブリは俳優が声アテするようになってから見る気なくなったな・・
上手いひともいるけど、大半はヘタクソもいいとこ。
正直、魔女宅以降これだ!ってのはなかったけど、
次を期待させる完成度の高さに不満を感じることも
なかったな。ハウルが初めてだ。
まあ、それでも見続けるだろうけど。
原作者の感想はいかがなもんなのかね。
エンデのように訴えることはなさそうだが。
>>532 結構楽しんで見てくれたらしいと言う話をどこかで読んだ。
監督と小説(ジョーンズの別の作品)の内容について話し込んでいたとか。
書いてるものを見るとユーモアを解する作家だろうと思うし
今までも映像化は何度もあったようだから
耐性もあったんじゃないだろうか。
ttp://www.ctv.co.jp/omezame/cinema/0401/18.html 鈴木: 押井監督の方は映画の作り方としては実は古典的、
起承転結がはっきりしてる。
ただそれを煙に巻かなきゃいけないから、
セリフをややこしくしたり映像を緻密にしたりして
ごまかしてるけど、お話は非常にシンプルなんですよ。
だけど宮崎駿の方はね、
誰も見たことがないストーリーの映画を作ろうとするんですよ。
そこに大きな違いがあるような気がします。
「もののけ姫」という映画を皆さんどう思われたんだろう
っていうのが僕にはあるんですけどね、
僕が宮崎のそばにいてびっくりしたのは、
あの年になってまだ新しい映画を作ろうとする。
まるで新人が作ったような映画だなぁって思ったのは
面白かったですね。
あの作品ははっきり言って破綻をきたしてるんですよ、
実は。でもそこが面白かった。
ちなみに今つくってる「ハウルの動く城」は
もっとすごいですけどね〜。
一体どこに行くんだろうなぁって思いながら今見てますよ。
>>523 w
オヌシ、感が鋭いなぁ・・・(w(w(w
(゚∀゚)
しかし今回パヤオは全然メディアに露出しないね。前の2作品の時はそれなりに出てたと思うんだけど。
本人がここまで何も言わないのをみるとやっぱり制作過程でなんかあったんかなーと疑りたくなる。
出来の悪さを本人も自覚してて出てこれないのだろろうか。
押井さんなんかはどのインタビューでも結構作品に自信があるのが伝わってくるんだけどね。
いろんな意味でもう放棄したのかな。
>>534のリンク先の人は
>>229を知ったらなんと言うんだろうな。
その内容だとむしろ古典的と言ってるような気がする(w
まぁ新しいモノを作ると言うより
本人の好きに作ってるってのが正しいと思うけどね。
「過去の作品をいいといってくれたお客さんの期待を裏切っていきたい」
−「宮崎駿の世界」あとがきから
539 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 23:35:59 ID:Jd1+9eFm
>>538 最低のの予防線だw
力量の衰えを感じたからって
こんな予防線言うなよ。
ジブリ史上最悪の製作体制で作られたとわかった以上
やはり意図的にやったモンじゃあるまいて。
ていうかそうであってくれてよかった。
>パヤオ作品全般的にどうも黒さを感じる
>この人の映画って映画のそこらじゅうから邪気を感じる
(゚∀゚)うむ。(w(w
そういや、主人公なんかは邪気予感とか働くタイプだよなあ・・てことは自分の主人公に嫌われること請合い?w
>>540 心配しなくても次はハウル以下のできになるよ。
老齢化による衰えに勝てる人間はめったにいないから。
ハッハッハァ!!死ねえ!!
見たまえ!人がゴミのようだよ(゚∀゚)!!
こんなキャラもう出ないのかなぁ。
ここまでブチ切れてると逆に小気味よかったりしたんだが。
寺田農は上手かったし。
orz
545 :
名無しシネマ@上映中:04/12/29 02:56:34 ID:bj0BTOjP
>>533 ジョーンズの他の作品の映像化てあるんでつか?
546 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 06:49:05 ID:+xrHSXIb
ハウルがつまらなかった、次に期待したい。
という声を監督に届けたいのに、届いてるのかわからないまま、
マンセー派に邪魔されたりしてると、本当に虚しい。
もうジブリに期待するはやめた方がいいのだろうか。
今の状況じゃ、批判派は黙って去るしかなさそうだな。
こうして2ちゃんで捨てセリフをカキコするのが精一杯の抵抗というわけだ。
とりあえず見に行ってる時点で宮崎監督に期待してるよ。
これだけ期待されるからアンチが発生する。
548 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 09:30:55 ID:XiS8cOJF
個人的に次はもののけのようなダークなものを作ってほすぃ…
かっこいい男とかわいい女も忘れずに
ハウル=ヨン様でそひーはヨン様に群がるおばさんたちに置き換えると
「若返り」と「恋愛成就」の二つの欲を満たしてくれる作品。
お子様じゃなくてつれてくる母親(おばさん)がメインターゲットみたいだね〜
本スレすごいなあ。
噛み付いてるよ、初見の感想言っている人に。
あそこ中立のはずだろう。
中立なヤシはアンチスレに来る罠w
非武装地帯は存在しないのか。
本スレの自称中立に苦笑。
この作品、最後のほうはこいつが頭を埋め尽くした→( ゚д゚)ポカァ
戦争に動機と必然がない。アメリカじゃ特につつかれるだろうな。
後には残らないが、構図のわかりやすいピクサーの一人勝ちなのか。
554 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 13:00:35 ID:3k22aRMN
花畑の花が揺れる動画が魔女宅冒頭の描写の足元にも及んでないんだが
丁寧さに欠ける絵でしたね。
街、城・・・割と良い
人物・・・微妙
花畑・・・ちゃちぃ
鳥ハウル・・・何かの冗談?
そうだよなぁ…今回は背景が雑だった。とくに花畑など自然風景が。
どーんと景色を見せて欲しかったのに、一部分しか写してくれなかったから
見ているときはイライラしてたよ。
違う、次のカメラの動きはそうじゃないだろ…てな具合に
557 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 13:32:59 ID:HlDbmKEI
イメージ先行で作りたい画から入るからストーリーが支離滅裂になるんだろうね。
動機がわかりにくいのもそのせいだろう。話を繋ぐ能力は衰えたのかもな。
宮崎駿も晩年の黒澤映画みたいな状態に入っていくのかも。
細かい部分に神経が行き届かず
ハウルの作画が粗いのは細部の憶測はあるにしろ
>>508の時間の制約と諍いの影響が大きいんでしょうね。
動く城とかの出来がいいのはもともと3D描写だから
モデルもテクスチャもシェーダーも広告とかの関係もあって
結構以前からできてたって事だと思いますし。
国外に外注出してるからだろ。
俺も正直ストーリーより絵に違和感が。
TVでラピュタやっぱり確信したよ。
動きにも描き込み込みにもモチベーションを感じない
それが一番ショック
ついでに言えば人物の周りに流れる空気の感触とか空間の広がりが全然感じられない・・
以前は見ているこっちまで寒さや熱さなど人物の感覚を感じられるような描写があった
描かれてる世界が現実かファンタジーかの問題じゃなくてね
中盤の山や湖が出てくる自然描写なんて夢の世界なのか現実なのかよくわからないくらい茫洋としてリアリティが無かった
どたん場になって間に合わなくなって、外注ってどこで読んだんだっけな・・・
>>557 昔はそいでも、イメージ繋げたパッチワークをうまいこと一枚絵に見せてたけど、
今はなあ、ほんとにパッチワークになっちゃったな。
しみじみ、この人にとってストーリーはほんとに重要でないんだね・・・
外部の脚本家を起用してちょっと話の流れを整理してもらえばまだ良くなったかもしれない。
アニメーター畑の人間だと宮崎にとって小僧みたいなものだから絶対にかち合うだろうしね。
きちんと内部で対等に批評できる人間は鈴木Pだけだろうし。
王様になった宮崎にとっては残り少ない創作期間をそんなやり方にするのは絶対に承服できない
だろうけどね。
年齢も年齢だし、共同脚本という形もとりにくいだろうし、アドバイザーなんてつかないだろうし、
物言えそうな身近な同年代は他に関心がいってるか、方向性がかなり違っていまってるし、
環境に恵まれているとは言い難いな。
569 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 14:21:06 ID:HlDbmKEI
>>564 踏まされたよ。。。
フリーズした。アダルトサイト?
今日見たよ〜。年末の朝一だった為か、
空いていて快適。ソフィータソ( *´д`)フゥフゥ
でも声が…。勘弁して下さい…。
キム蛸は結構良かったけど惜しい。
肝心の話は…。
マルチ投稿やめれ
>564 フリーズした…びっくらこいたよ
>>565 吉田玲子の脚本があったけど、一切破棄。
まんま使うことはあり得ないとしても、多少は流用したら良かったかもね。
まぁハウルは何を描いたにしても片手落ちって感じなんだろうな。
本スレでもどこでもそれを想像で補完するので躍起になってるし。
まぁ観客には関係ないことだけど今回のこの出来の悪さは
制作段階の混乱と時間の制約の所為ですかね。
宮崎監督ももうそろそろ本数を重ねられる歳じゃなくなってきているから
じっくり作って欲しいですね…
特に鈴木Pが言うようにロクなアニメーターが育たないならなおさら。
576 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 14:50:25 ID:HlDbmKEI
改変するにしても叩き台があるだけでもずいぶんと違うだろうしね。
でも興行的にはそれなりに成功しそうなんで今回は不問にふされそうだ。
今後益々箍が外れて行くような気がするな。創作的挑戦と称して。
>>574 そもそも吉田の脚本自体が気に入らなかったんじゃないのか
細田の企画にそって書いてたんだろうし
>>577 気に入らなくても、普通は叩き台にしてクレジットは連名表記になるよ。
>>578 だから、じぶりらしくないからという理由で破棄されたものをわざわざ叩き台にする
方がおかしいだろう
まあ「じぶりらしくないからという理由で破棄された」というソースは無いから
それでストーリーはあの有様になったと。
なら、元々あった脚本を叩き台にしたほうがいいだろうね。
ゼロから脚本作るのと、元の脚本を跡形もなく変えまくるのでは
後者の方が楽だから。
ゼロから脚本を作り直したんじゃなくて
監督が宮崎監督になった時点で
直接コンテ書きが始まったのでは?
そもそも、パヤオ作品は脚本なんて存在しないし
直絵コンテだし
584 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 15:26:32 ID:3dDEEE5b
>>584 GJ!!
そういえば印象に残った曲はこの
曲だけだった…。
>「人生のメリーゴーランド」
お話だけでなく久石も…。
絵もイマイチでストーリー構成もイマイチじゃ
ポリアンナになって気分でイイトコ探しするしかない
本スレみたいに
587 :
586:04/12/29 15:54:30 ID:uksQWMY5
なって気分→なった気分
>588
564のページに飛んだらフリーズした。
恐かったから一応ウィルス検索してみたけど感染してなかったよ。
あそこにウィルスあった?
ノートン先生が警告してくれた。
とりあえず
>>564 >>566 はまとめて市ね
と書いてればログ残るからタイーホ出来ると思うよ。
そもそもジブリじゃ演出家は育ちそうにないしな。
全部パヤオがコントロールしてんだから。
ジブリを維持しようとしたら外部から演出家を入れるしかないわけだが
メインスタッフを全部外部の演出家チームから丸々移植するしかないだろうな。
一人二人雇うだけじゃジブリやパヤオの存在感に圧倒されて萎縮するだろうし
頭数で押しとおしてイニシアチブを獲得するなりすればそれなりに渡り合えるだろう。
ハヤオの脳みそを電脳にダウンロードします
今まで恐ろしい画力でひっぱってきたアニメスタジオから
画力を取ったらどうなるかっていう
悲惨な例として記憶に残る作品だよ
次は時間かけてじっくり作ってくれい
2chでリンクを無闇に踏む厨房が
未だいたことに驚き
挙句タイーホ!とか喚いてるのは釣りですかクマー
次回作も育成も
何事も早くしないとパヤオすぐ死にそうだな。
いままで不摂生してそうだからな、仕事柄。
育成はもう手遅れでは。
マカーな俺はリンク踏み放題の勝ち組
会社の体制を整えたり新人の募集をしたりと
かなり以前から育成はしてるみたいだけどね。
でもずっと鈴木Pとか宮崎監督自身が「ダメだダメだ」言ってるから
ワンマンのドツボにはまってるんじゃないかなぁ。
監督は自分のクローンが欲しいんだろうね
記憶も思考も寸分たがわぬ香具師が
将来義体が出来たら
電脳にパヤオデータをダウンロードして(゚д゚)ウマー
パヤオが1000年も生きますように計画
>>598 反骨精神あるようなのはジブリ内に残らないだろうし、残るのは宮崎に右に倣えの人種だろう。
宮崎、会社自身云々というより、ネームバリューがでかすぎて萎縮するか反発するかで
人が育つ環境でないんだろう。
宮崎監督は絵コンテ(脚本)から演出から作画から動画まで
全て自分で現場まで取り仕切ってるからねぇ。
もののけ姫のメイキングでも他のアニメーターの
動画が気に入らないから
結局自分で描いちゃうような感じで進めてたし
ほとんど全ての作画に自分で手を入れると言っていた。
最後まで本当にジブリ=宮崎監督で終わるのかな。
ちょっと残念だ。
ある程度責任ある仕事を任さないと若手が育つはずもないよな。
それも数少ない本編のなかでやらなきゃいけないとなると、ほとんど絶望的。
演出家はジブリの若手よりもテレビで数をこなしてるような人の方がスキルは高いだろう。
宮崎アニメーター道場みたいな位置付けならそれなりに意味はあるだろうけど
演出家は育たないだろうね。
heartを失ってしまったらどうしようもない、
と体を張ってテーマを提示した作品。
ハートを失ってしまったパヤオに心臓を戻してくれるのは美輪さん?
>>604 美輪さんはどっちかっつうと、相手の心臓食らう人間だろ。
三島由紀夫も案外食われたのかもしれん。
>>606 別板に移動したから、外してあるのでは?
ジブリ美術館なんか作った時から嫌な予感はしてたんだよ
守りに入ってるよ守りに
ハウルを見てあれが「守りに入ってる」と? 誰にでもいえることじゃない
610 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 23:02:10 ID:wjMa/7bi
スレに同意なので上げておきますね
いやあれだけぶっ壊れてて何か新しい表現に到達したわけでもなく
過去の作品からの脈絡の無いコラージュに終始してるし
むしろいつまでもホームズだラピュタだナウシカだ言ってる人への悪意に満ちた皮肉か?
とか思えるくらいに
>>611 >538
新しい表現はともかく「おまえらにわかるかわからんだろわかってたまるか」くらいの悪意は感じる
もう引退したって良い年齢なんだよな。
責任の重い長編大作の荷を下ろして
きままに短編や小作品を好きなように作らせてあげたいところだが、
そうもいかないところにパヤオの悲劇があるのかもな。
>>612 それが表現に現れてればどこかに優れた部分が残るんだが
これはなんにも無い
>>613 ハウル見ればもう描きたい事無いの丸分かりだもんな
猫の恩返し、ハウルとはっきりとした駄作二連発で確実にジブリの支持率みたいなもんは下がってる
視聴率や興行成績にじわじわ表れてる
徳間の借金があといくらあるか知らんけど
いいんじゃないの別に
今なら徳間潰れても作る環境は残るだろうし
つかそんくらいの出来事に揉まれないとこれからも駄作連発でしょうジブリは
ジブリという副産物に当の本人が足とられて身動きとれない・・・
なんだかなあ
>>612 ああ、俺もデビルマンの表現がわからないよ
【初心者】ハウルの疑問点に答えるスレ【歓迎!】
での妄想補完の羅列にいかにあやふやな脚本だったかがよくわかる。
というか脚本じゃないなあれは。
>ハウル見ればもう描きたい事無いの丸分かりだもんな
うん…
というか現場の混乱ぶりが目に見えるようだ。
制作現場の人はこの映画がこのままで外に出されることに歯がゆかっただろうな。
こういうなんでもかんでも自分でやらなきゃ気がすまない人ってのは、
監督業むいてないと思うんだがな。(結果はともかくとしても)
一人では絶対にアニメは作れないんだから。
過去作みると、よくこんなワンマンであのレベル、作れていたなと感心する。
まだマンガちまちま描いて方が十二分に、自分の目が届くだろ。
確かに十二分に自分の目が届くだろうけど漫画はひとりで黙々とした作業
で嫌いだそうから、これから暇になったとしてももう描かないだろうね。
大勢で作業するのが大好きらしい。仕事が忙しくても下の階に行ってお喋りしていくそうだよ、監督。
この人って他の監督に比べるとよく喋るし、下の人とも話しはしてる方だと
は思う。ただ、これ位のレベルの人になっちゃうと忠告しにくいんだろうけど。
620 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 00:21:54 ID:MNpoHv7t
ぜってーうざがられてるw
あれか、話しかけてくるわりにいざ意見言っても聞かないタイプ。
大勢で仕事するのが好きって、それは自分が独裁権持ってることが前提だろ?
いい加減どうにか汁。
昨日見たけどイマイチダタ。
本スレではこっちのスレで既に語ったことを再度繰り返してたんだな。
おまけに双方とも論点がめちゃくちゃだ。特にマンセー側の言い分が
戦争は関係なかった→戦争終わらせる必要があった→
と「関係ないのに必要」と矛盾がぐるぐる回るのを何とかして欲しい。
まぁもともと「構成上必要な事」なのか「ファンタジーだからなんでもあり」なのか
スタンスがフラフラしてるんだよな。「ファンタジーだからなんでもあり」なら
「構成上必要な事」な事が否定されるし逆もまた然りだ。
失礼。修正っす
「構成上必要な事」な事が否定されるし逆もまた然りだ。
→「構成上必要な事」が否定されるし逆もまた然りだ。
624 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 02:32:38 ID:m4ekBlPP
本スレが凄まじい勢いで伸びてるのがコワイ・・・
俺は正直アンチというわけでもないんだが
本スレよりこっちのスレの方が精神衛生上マシで・・
価値観おなじだとまったりできるんだよ
価値観がちがうから、ぶつかりあうんであって
この作品には見ようによっては欠点があるかもしれない。
けれど面白いから好きだとは言えないんだな、あっちの人は。
どんな映画であれ、万人にとって完璧な作品なんて存在しないのだが。
構成上の話ならこのスレの
>>20とか
>>229とか
>>508とか
>>534とかの評論や
コンテとかから一応議論を重ねられるけど
本スレの方は定義も引用も何もないからなぁ。
「映画の構成」の話にすら絞りきれていないしな。
俺はこのスレの議論を上から眺めて
「時間が無かったんだろうな」と受け止めたけどさ。
もともとコンテ直だから時間がないと更に構成の推敲も難しくなるだろうし。
628 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 02:50:35 ID:WALuUDHZ
定義する必要があるのか?って話もあるけどね
例えば
「戦争は一般の人々にとってそんなもんだ」
「恋愛とはそんなもんだ」
という事は映画ではありえない。
何故なら演出や脚本と言うものが存在するから。
「そんなもんだからそれで何を表現したかったの?」
という事が必ずある。本スレの方では映画の構成に対する返答に
平然と一般論が使われるのでそもそも議論になってないな。
適当に作ってると思われて映画監督が可哀想になる話ではある。
630 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 02:57:35 ID:WALuUDHZ
いや、だから。
>「戦争は一般の人々にとってそんなもんだ」
>「恋愛とはそんなもんだ」
という集合体がハウル
>という事は映画ではありえない。
あるんだから仕方無いw
>>628 結論を出すための議論において
定義が無いなんてありえんて
>>630 一見アンチの悪意ある煽りのように見えて、実は本質を突いてると俺も思う
定義を元に映画に関する議論の結論を求めるってのも意味不明だしな
>>630 うーん。それは宮崎監督が「適当に作っている」か
もしくは「意図的にそういうものにしている」という
推論の組み立てがあなたの根拠に必要になってくるな。
どちらにしろ彼の人が言うように
「理屈と軟膏はどこにでも付く」訳で
カメラで撮れば映画になるわけでもない
一から作るアニメという形式な以上
そこに意味は求められる。
でなければ作れないわけだからね。
>>632 最低限の定義が無ければ議論という行為は成立しない。
だからその最低限さえ常にたゆたっているなら無理に議論する必要は無い。
ということをお前は言っているし、
別に書かなくてもいいと思う。
>>632 という事はやはり感想を並べるしかないから
議論なんて無駄という事かな?まぁ本質と言えば本質だけど
それを言っちゃうと、どのスレも一斉に100レス行かないうちに終わりそうな…
というか2chの存在意義を問われそうだな(w
>>634 誰も結論を求めてないのに、結論を求める議論の体裁を取ってない
とお前は言ってるな
これこそ意味ない話題だが
>>632 だから別に無理に議論しなくていいよという話で。
この映画全体が定義であり結論という理論ならもとより話を発展させようが無い。
何を言われても「私は好きです」と答えればいいだけのこと。
638 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 03:10:15 ID:gm7P8CcL
なんか変な方向に行ってるけど、本スレの信者とアンチの掛け合いが平行線ってのはかなり前からの話。
いまさらここでそれを批評してるのも変な話だね。
>>636 なら別に結論いらんが。
反論自体してこなくていいと言っている。
>>638 同意
なんか言葉遊びが好きな厨房が紛れ込んだようだw
本スレに続いてここが盛り上がってる
>>638 一致することあるのかな?
それにしても
安置さんのおかげで、この作品が好きじゃなくなりました。
信者さんのおかげで この作品が好きなりました
こんなことなかなかおきないだろうし
>>638 だから、(擁護側にとって)ハウルはあれ自体が定義であり完成形なんだろ?
「定義する必要があるのか」というレスがそれを物語っているし。
同時にこのレスはこの話題を誘発させているから意味がわからない。
643 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 03:19:03 ID:m4ekBlPP
>>642 いやホントそのとおりというか・・・絶対に建設的に成りえないネタだ。
もう議論は不要だよっていう話じゃん。
本スレはこんなこと議論してたのか?
要するに「ケチつける議論はやめろや」ということかと
この状況ってつまり
「議論は無駄・ツッコミは全部無効」って圧力かけられてるわけ?
何のための掲示板だか。
ありえねー
646 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 03:24:14 ID:yVQE3t83
そもそもここは本スレを語るスレなのか?って話じゃなかったの?
648 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 03:29:04 ID:ByCqADI9
結論を求める議論になってない、と批判する人に対して、結論を求める
必要がそもそもあるのか?という疑問が投げかけられて今に至る。
両者くだらないことこの上ないな。
で、議論そのものの是非が語られてるわけではないのだが、そこを勘
違いして頭の弱い人(
>>644や645みたいなの)が茶々を入れてる、と。
でもなぁ。
映画スレで議論をしていて
双方自分が正しいと主張してるのに(本スレの事ね)
「結論を求める 必要がそもそもあるのか?」
なんて事を言うと
「議論は無駄・ツッコミは全部無効」と
言ってるのと変わらないと思うがな。
スレ違いなのはそうかも知れんけどね。
それに
>>630で言われているハウルの話が
>>632で議論の意味とかマンセーとアンチとの話に摩り替わってるしな。
まぁ根拠とする推論が示されないから
>>633から俺は書く事も無いのか。
>>652 やっぱこの話題は突き詰めると議論の無意味化だよな。
本スレは狂ってるなw
擁護すればするほど変な方向に行ってるね。
物語ってのは客にこうした方が良いのにって思われたらかなりダメ。
656 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 10:54:17 ID:w/lTr3Cf
なんでも鑑定団に出したら「残念ながらニセモノです」って言われそうな作品だったな。
657 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 11:24:00 ID:+scn6Kgr
あの城の動き・・
監督は城を動かしたいと逝っていなかった?
気が変わったのか?
あえて、あの程度の見せ方にしたのか?
まぁ、信者をあんまり突っつくなって。盲目的だからこそ信者たる所以なんだから。
確かに宮崎作品のパチモンって感じだった
耳すまが同列に挙げられているけど
あっちはメインがどこかが明確だし
主人公の心情の動きも、物語の構成も普通に納得できるからな。
ハウルは演出や構成が足りてなくて
想像の理屈で相当に脳内補完しないと見られない。
やっぱ原作の機微の違いという事なのかなぁ。
突然すぎる王子様とか海外の童話にはありがちだし。
まぁそれすらメインじゃないというわけの分からない構造だけど(w
それとも単に監督の違いかな。
原作のぶっこわしっぷりにしても
跡形無いのは同じでも
再編成の完成度が全く違うものな。
このスレ、1を聞いて1しか知れない奴ばっか
ゆとり教育の弊害だな
>>660 みみをすませばは老若男女が楽しめる余地のある作品
ハウルはまんま主観と擬似恋愛に頼る恋愛至上主義の安っぽい少女漫画
少女漫画でも色々あるが男性向けで言えば、アダルトビデオや美少女萌え漫画みたいな
妄想・空想を満たす系のカテゴリと同ジャンル
証拠にマンセー派の意見はとにかく好き・ハウルかっこいいなど主観ばかり
そういう視点で見てる人もいるだろうがみみをすませばを同系にカテゴリするのは自分もどうかと思う
もともと新人売り出し用で手堅く集客できるこの題材が選ばれたのだろうが
駿が手がけたのがまずすぎたかな
もっともしてはいけないことをしてしまった感が残る
664 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 13:08:20 ID:FIFSq90/
妄想系の薄ペラい少女漫画を子供や男性はもちろん
ジブリ映画、宮崎駿作品として期待した人間が満足できるわけが無い
私を含め周囲では満足して無い女性がほとんど
むしろそんなもので満足してるほうがどうなのかと思いたくなるね
子供なんて退屈してる子ばっかりだった
>>662 空想や妄想は「知る」とは言わない。
それにこのスレで誰かが書いていたけど
わざわざ伝えにくくする意味が分からない。
「メインの構成は分かりやすく
暗示、暗喩等がそれに深みを持たせる」のと
「意味も無く観客を惑わせる」のは違うぞ。
おいおい662にマジレスですか。
あの文からしてリアル厨ですよ。しかも低脳の。
662もどうせ書き込むのなら、もう少し推敲してからにしてくれよ。
>>665 恋愛至上物を作る際の手法としてその他の要素は
恋愛のプロセスを盛り上げるための道具に過ぎず描きすぎても現実的になりすぎ妄想に浸り込む余地がなくなる
宮崎氏もわざとあやふやにしたと言ってるからこういう路線を最初から狙っていたと思われる
663が言ってるようにHビデオで日常ではありえない男の妄想を満たす
表現をするために無理な設定やストーリーがご都合でペラペラなのと同じ
内容はさておき宮崎氏の失敗だと思うのはかわいいキャラクターや戦争描写を出しておけば
ガキや野郎は納得するだろうと思っていたのではないかという甘さが垣間見えること
登場人物の行動の動機が見えづらいよな。
ハウルにしてもソフィーにしてもサリマンにしても。
669 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 16:12:16 ID:D2nJ6eX4
メロドラマというけど、二人がいつ恋愛してたんだ?
ハウルは常にどっか行ってるし。
ソフィーとマルクルが兄弟というか親子関係になるほうがまだわかる。
>恋愛のプロセスを盛り上げるための道具に過ぎず描きすぎても現実的になりすぎ妄想に浸り込む余地がなくなる
描きすぎどころか恋愛さえしてないがな。あの画面では。一目惚れはとてもうまかったが、
それ以外いったいどこで盛り上がったんだい。
二人がくっつくのは予定調和だけど、それに至る過程は無視。
監督がいかにこの作品に乗れなかったのがよく分かるね。
メロドラマにプロセスなんてないよ。
恋愛にプロセスはないからしょうがないんだが…
(恋愛が原因で起こる事件にはプロセスはある)
だからメロドラマは擬似恋愛以上の意味はほとんどもたない。
>671
あんた昨日本スレで書いていた人だろ。
メロドラマにいきなり恋愛のプロセス省略でキスして終わりなのが理想の話なのか?
想像力がかき立てられる?
観客を置いてきぼりにするのがせいぜいだ。
どうも話を作るということに関してなにか勘違いしていると思われ。
>671
メロドラマの定義がどんなのかは知りませんけど、恋愛関係に至るには
最低限プロセスがあるでしょう。
特に、呪いがかかって90になったお婆ちゃんを、臆病という設定の男が、命懸けで
守りたいっていうくらいにまでなってるんだから、よほど納得のいく過程、どうして
守りたいと思うほどにまで好きになったのかを最低限描いてくれないと。
メロドラマっていうよりも、15話くらいのメロドラマの総集編見せられたみたいな
感じしますね。
いや、おれはこのスレの
>>655を書いた奴だ。
メロドラマの王道は運命の二人(当然主人公の男女)に対する障害を描き
それをどう乗り切るかというもの。
ここでは恋愛に落ちるプロセスは必要ない。
メロドラマって女の子が見てうっとりすればそれでいいようなドラマだよ。
>>674 煽りでなく、メロドラマと女をアホにしとるな。
それとメロドラマの定義・・・って、かなり独断と偏見がはいってませんか。
>>675 恋愛を通して人間の美しさや醜さなどの本質を描き出そうとするドラマは
普通メロドラマとは言われませんよ。
>メロドラマっていうよりも、15話くらいのメロドラマの総集編見せられたみたいな
>感じしますね。
これが的を射ている意見だとと思う。
>674
>メロドラマの王道は運命の二人(当然主人公の男女)に対する障害を描き
>それをどう乗り切るかというもの。
ということなら、あの映画がメロドラマだっていう定義付けが間違いになってくるん
じゃないかと。中途半端に恋愛の過程っぽいの描いてますし。かなり時間かけて。
あるいは、メロドラマとして見ても、かなり中途半端な出来損ない映画ってことかな。
ほんとにあの映画は何がしたいのか、何が言いたいのか、さっぱり伝わってこない
です。
あと、ご参考までに、メロドラマの定義一応貼っておきますね。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メロドラマ(melodrama)とは、扇情的かつ情緒的風合いの濃厚な、悲劇に似たドラマ
の形式。悲劇と違い、登場人物の行動から人生や人間性について深く考えさせる
というよりは、衝撃的な展開を次々に提示することで観客の情緒に直接訴えかける
ことを目的とする。扇情的だがドラマの中身が薄いことを指摘する意味で、この語が
侮蔑的に用いられることもある。
679 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 18:04:49 ID:MNpoHv7t
この映画が深みだのなんだのといったものを実際持ち合わせていないことは
前スレのラストあたりで証言みたいなのが取れてたと思うんだが、
本スレはじめ各地でペラペラの解釈繰り広げている人たちはいつまで続けるんだ?
つまらんと思った人がこのスレに直行してくれればいいんだが、
本スレに行ってわけの分からん猛反論くらって、めげずに
再反論したりすると泥仕合、の無限ループ。
681 :
名無シネマ@上映中:04/12/30 18:17:53 ID:ZxL723tF
>>663 >主観ばかり
え…映画見て感想を持つのは主観だけじゃダメなのか…
なんのために映画見るんだ?評論家ぶるためか?
感想はどんなのでもいいけど、他人に聞かせてどうかなるようなもんじゃないね。
>>681 人と話をするときに、主観ばかり押し付けていては会話が成り立たないだろう。
映画に限らず。
映画について他人と話すという場である以上、客観的視点に近づくことも
必要だと思うが。
主観だけ垂れ流しなら、それこそちらしの裏だ。
663の文脈なら別に「主観」でも結構じゃないか?と思う。
「とにかく好き!」大いに結構。
他人に押し付けるつもりがないのなら問題は無い。
話し合いの段階になっても主観が根拠になってる奴が多いのには閉口ですが。
スレが分裂するとよくあることなのだが
他スレのヲチスレになるのは好ましくない。
そういうことはネットwatch板か難民板で汁。
686 :
681:04/12/30 19:13:54 ID:ZxL723tF
>>683 いや、主観で映画の好き嫌いを判断して何が悪いんだろうって話。
会話の話はしてない。
会話をする上で主観だけっていうのがいただけないのは当然。
2ちゃんで「この映画が面白かった、好きorつまらない、嫌い」という話をするのと
普段の会話で、主観の「押し付け」をするのは全く別の話。
だいたい、つまらない、嫌いだと言うのも個々の主観によるものだろ。
好き嫌いじゃなくて良し悪しでしょ。
そりゃあ良し悪しにも好き嫌いは影響するが。
2ch好き、嫌いだけで動いてお互い煽りあってる、あれこそが主観の押し付け。
一応ハウル&ソフィーの恋愛プロセス。
・男達に絡まれているところを助けてもらうという偶然の出会い
(実はハウルは子供の頃見たソフィーを探していた?)
・泊まる所がないソフィーのためにカカシが宿(城)を連れてきたことによる再会。
(しかし老婆の姿なのでお互い他人のフリ?)
・ハウル染色失敗事件で、それまでどこかよそよそしさのあった二人が
初めて互いの感情をぶつけあう。
・サリマンに対し、つい感情的になりハウルを弁護。
若返るが「恋」と指摘されると自分に自身のないソフィーはまたすぐ老婆に。
(自分を必死に弁護してくれるソフィーにハウルは好意を抱く)
・ソフィー夢の中で「愛してるの!」→自分の恋心に気付き始める?
・「愛してるの!」という寝言を聞いていたのか、ハウルはソフィーにプレゼント攻撃。
(くどきモードにはいるが頑ななソフィーの心は閉じたまま)
・ソフィー達を守る為に戦うハウル。傷ついたハウルへの想いがつのる。
・ソフィー、過去へ。子供ハウルと出会い、悪魔の契約のことだけでなく
自分が心を開くのをずっと待っていてくれたことに気が付く。
・「ずっと待っていてくれたのに・・」とソフィーが愛の告白→ハッピーエンド。
以上、プロセスはあるんだが繋ぎ方はまずいと思う。
ソフィーの恋愛感情の流れはそれなりに描けてると思う。
しかし、ハウルの行動原理というか、動機が説明不足ということもあって、
不可解で気まぐれに見えるね。
そういう謎の男に振りまわされながらも、一途に恋をするというのが女性に受けが良いところなのかもな。
誰が何をしようと、ストーリーが破綻しようと、愛があれば全部OKだと。。。
そういう極めて女性的なソフィーの視点から、60過ぎのオッサンが作品を一本丸々
作り上げたというのは凄い物はあるが。。。
ソフィーが王宮でサリマンに言い放った数々の欠点(不可解、きまぐれ等々)を補って
あまりある長所が「あのひとはまっすぐよ」という点。王宮に来なければずっと気づかず
ただのガキっぽいヤサ男くらいの印象で終わってたかもしれない。
なんだかハウルが魅力的に描かれてないんだよね。ルックスはいいんだろうけど。
「千と千尋」のハクは「傷ついた竜」の映像だけでも強烈なインパクト&魅力が
感じられたのに。あの竜が現れただけでも、千尋が恋に落ちたと納得できるわけ。
その映像の魅力が「ハウル」には感じられない。
つくづく、「千と千尋」が評価された訳がわかる。映像一つ取っても創り手の
意欲でこれだけ違う物になる。
ソフィーの台詞、あのひとはまっすぐよは泣かせるんだけど、実際のハウルの描かれ方を
みたときに、どこが真っ直ぐなんだか正直首を傾げる。
裏をかえせば、堪え性のないガキでしかないわけで。
まっすぐと言わせるからには、アバタもエクボの恋愛感情が必須なわけで。
小うるさいこと言えば、髪の件からサリマン御前までタイムスリップしたような、唐突感がある。
中盤くらいまでは話の展開もそれなりに上手く転がってたけど
やっぱり、空襲>引越し>城崩壊からエンディングまでの流れが
決定的にわかりづらい。
っていうかソフィーの自爆ぶりが物語的にカタルシスを阻害してるな。
なにか主人公の知恵や勇気が発揮されて物語が反転するんじゃなくて
ただ偶然にご都合主義的な展開でハッピーエンドになるだけだからな。
まっすぐよ、はサリマンとハウルを比較していってる。罠、だまし討ちのこともあるが
サリマンは戦争は人や国が幸せになるひとつの手段だと思ってる。屈折してる。
ハウルはそれを信じない。戦争は絶対悪。逃げるしかない。なのでまっすぐ。
おまえら凄いな・・・
俺なんかしょっぱなかっらワケわかんなくて置いてかれて見てるのがつらくて
何がなんだか全然わかんなかった
映画見て久しぶりに具合悪くなったよ
ソフィーが唐突にハウルに「愛してる!」と言うわけだけど、いったい
ハウルのどこを愛したのかそれまでで描かれてない。なんでこんな大事な
ことを描かないのか…。正義感溢れるアニメのヒーローを好きになるわけないのに
ここら辺が恋愛物に対する絵き方の浅さと言うか、幼稚っぽさというか…。
折角原作はハウルが弱虫で見栄っ張りの人間的に愛すべきキャラを持ってるというのに
そこら辺を掘り下げないのは実に惜しい!
定型的というか、アニメの型にはまった愛されるヒーロー像を抜け出られなかったのは
宮崎映画の限界というかなんというか。
戦争が絶対悪と信念を持って逃げているならともかく、なんだかしらないけど、
ややこしいから逃げてますという風にしか見えないのだが。
前半のあの優柔不断ぶりでは信念の片鱗も見て取れない。
>>693 > 裏をかえせば、堪え性のないガキでしかないわけで。
それを別の言い方で「まっすぐ」と言うわけで。
>>697 > 折角原作はハウルが弱虫で見栄っ張りの人間的に愛すべきキャラを持ってるというのに
映画でも一応そうなってはいるけどね。
ただ映画でのハウルは、ソフィーに都合がいいようにそういうキャラにしてあるようにしか見えない。
どうして愛するようになったのかを納得出来るような映画はあまりないと思うけどな。
だから恋愛映画はあまり好きになれないよ。
>698
心臓が戻るとそういうところが変わるんだろうたぶん。王宮でのソフィーは彼の信念に基づいた
行動を支持するというより、サリマンと比較して、欠点だらけだけどあなたのように屈折してない、
弱虫で臆病でも結果的に平和な道を選ぶまっすぐなあのひとの方がいい!といってるだけ。
>700
「美女と野獣」なんかは凄く良く分かったけどな。
それが広い層にヒットした理由だと思うけどな。
>>702 美女と野獣はアニメしか見てないが納得できない。
ローマの休日とかも全然納得できない。
>>703 ・・・。
ってことは、そもそも恋愛アレルギーみたいなもんなんじゃないのか、君自身が。
まあ、美女にしても、ローマにしても吊橋効果みたいなとこがあって、突発的に盛り上がる
恋愛なのは否定しないが。
>>704 納得できるかどうかと言う話なら納得できない。
カリオストロの最後にあるおでこにキスのシーンも納得できない。
映画としてみればあの方が面白いから別にいいけど
クラリスにとってルパンってそういう存在か?と疑問に思う。
>703
じゃ、「美女と野獣」が受けた理由はディズニー映画の知名度とかか?
それまでのディズニーアニメに比べてキャラの心理に焦点当てたからだと
思うが。野獣の心の葛藤や複雑な心理描写に共感しなかった?
>>706 美女と野獣が受けたのは何よりもあのグラフィックが大きいと思う。
正直、二人の苦悩だの葛藤だのはさっぱりわからなかったけど(散る薔薇の意味もわからなかった)
それでも2人が踊る舞台ごとゆっくりと回転するようなカメラワークと空間の広さにため息が出た。
今見直すとそれほどでもないけど当時は無茶苦茶驚いたなあ…。
そのスタッフが皆抜けた後のディズニーの惨状は語るまでも無いことだけど。
宮崎がいなくなった後のジブリもこんな感じになるのかな…
>>706 心理状態はよく理解できたけれど納得は出来なかった。
納得できなくてもまらないわけでもなく、まあまあ面白かったけど。
関係ないけど2回は見に行くと思ってたから前売り一枚余っちゃったんだが
ほんとにもう見る気しないんだが
宮崎作品でここまで酷いとは思ってないからさ
どうしてくれようかこれ
>>709 隣板のスレの人々が聞いたらうらやましがるよ。
十数回いってまだ行きたいという人がいたから。
しかも人にあげるのもなんだかなって感じだし
とても人に薦められない映画なので・・
換金か
でも二束三文だろうな
まあ酷い映画だったよ
宮崎作品見て料金は高いのに不味い食事を食わされた怒りと同じ物を味わうとは思ってなかった
>>697 というか、これまで宮崎アニメに出てきたような英雄的な活躍をする
ヒーロー像が出てこなかったのがイマイチカタルシスに欠ける原因なような。
ルパンやコナンにしろナウシカにしろ、物語で決定的な役割を果たす
強いヒーロー像を年々描けなくなっている。
そういうフィクションを信じる力が弱くなっているんだろう。
逆に言えば、コナンやナウシカが持っていた純粋さを以前は
多少なりともパヤオも共有していて、そういう力が創作の活力となっていたんだろう。
老衰というよりつまらん方向に成熟したような感じ。
>707
>美女と野獣が受けたのは何よりもあのグラフィックが大きいと思う。
グラフィックが良くて受けるならイノセンスも受けたはずだ。
ディズニー映画なら他にもグラフィックで勝れた物はあるはずだし。
しかし
>正直、二人の苦悩だの葛藤だのはさっぱりわからなかったけど(散る薔薇の意味もわからなかった)
これはもうお手上げだ。
>>714 ( ´ω`)おまえさんの話はおもすれーす
もしも二人の関係をじっくり描いたら面白い映画になったかと想像してみると
あまりそういう感じはしない。
もっと別のところに根本的な欠陥があるのかもしれないね。
そういえばハウルはデビルマンだなんて意見もあったけど
不動明が美樹を、サタンが明をどうして愛するのかは全然出てこないのですごい唐突だ。
>714
>というか、これまで宮崎アニメに出てきたような英雄的な活躍をする
>ヒーロー像が出てこなかったのがイマイチカタルシスに欠ける原因なような。
宮崎アニメで求められてるのは典型的なアニメ型ヒーローなんだと思う。
ナウシカにしろ、コナンにしろ、クラリスにしろ現実にはいそうもない
超人的なパワーを持ったキャラ。しかし、「ハウル」の原作で
求めらてるのはもっと繊細な面をもった人間的なキャラ。
原作があわなかったんだと思う。元は宮崎さんがやる予定ではなかった
と知って納得した。
ハウルの心の闇とか、ソフィーにしてもそうだけどもっと見せて欲しかった。
「ハウル」の怒涛の展開見てつくづく宮崎さんはアクションメインの
人だと思った。それはそれで凄く好きなんだけど、内面に焦点当てて繊細な
部分をじっくり表現するのは高畑勲の方が得意なんじゃないかと思った。
720 :
名無シネマ@上映中:04/12/31 01:24:42 ID:ZEzHbtKh
>>719 そうだよ!
同じジブリでも高畑ならもっと上手く料理できたはずだ!
まあ、今までのラピュタやナウシカとかも高畑氏や鈴木Pが
色々協力してあんな面白いストーリーになったそうだし。
高畑氏の映画は構成はいいんだけど、キャラクターが地味と
いうか、なんか魅力に欠けるんだよね。
お互いに無い所を補う形でこの二人が昔みたいに協力すれば最強かもね。
ヒルダ最強
人物の奥深さでは
ソフィー?なにあれ?
映画観る前にCMでさんざん
「ふたりが暮らした」とか
「恋人は弱虫な魔法使い」というコピーを見せられていたけど
本編を最後まで見ても「えぇー??」って感じだった。
あのコピーは(・A・)イクナイ
ヒルダやハイジのような繊細な描写は宮崎さんには無理だっただろう。
2人の息がぴったりあってたんだろうね。
またコンビくんでたらもしかしてハウルは成功していただろうか…。
>723
禿同。
とくに最後の「感動巨編」が大嘘。
「ェェエェェエェエェΣ('A`ノ)ノエェェエェェエ コレで終わり?」だったからなぁ・・・
CMで「あなた、まさかハウルじゃないでしょうね?」って、
もっと印象的なシーンのセリフかと思ったら、ギャグじゃねえかよ!
ムカついた。
愛するナントカは世界の約束
てこぴーが分け判らんかった。ハングルの言い回しとかなの?
本スレ読んでても擁護派の意見がバラバラで擁護派内でも正反対の解釈すら出てくる始末。
みんなそれぞれ脳内補完しすぎでかえってわかりにくくなってる。
戦争してても自分たちのことで精一杯とか、ハウルたちの愛が戦争止めさせたとか、どっちなんだよっかんじ。
本スレの人たちの話聞いてるとハウルたちが随分身勝手な自己中心的な人に思えちゃうよ。
城のにわか家族は大事で血を分けた妹のことは心配する描写すらないんだからね。
ナウシカのときは随分壮大な愛だったな・・・。
今回のように戦争も愛も簡単に言葉だけで片付けるようになったらおしまいだな。
>>728 主題歌の歌詞からして、ぜんぜん違ってしまっているからな、映画本編と。
超人的ヒーロー物語もこの映画も衣替えしただけで、
どっちもご都合主義には変わりないのさ。
いっそ夢オチのがまだよかったような気がする
イメージに一貫性が無くリアリティに欠けすぎてて
ソフィが見てた長い悪夢と考えた方がまだ納得できる
実際夢ってあんなふうに支離滅裂なブチ切れエピソードの連続でしょう
ジブリ+パヤオで売れる要素詰め込んだつもりの結果がこれだよな?
そういう意味で最低。
マンセーとかアンチとかは置いておいて、一般の人の感想はどんな感じだっ
たのかな?
一番影響力があるのは一般層でしょ。
俺の周りは「心に訴えるものがない」「いまいち」という意見が多かったが。
一般の視聴者が「何か最近のジブリ、いまいちじゃない?」ってなれば、
さすがにジブリもまずいと反省すると思うが。
しかしさ、知ってる?ジブリの公式HPの感想の書き込み。アンチ意見は
ことごとく切り捨て、
マンセーばかり載せているんだよね。あれでは全く進歩しないな。
結局、一般層がジブリから離れて、興行的にもっと落ち込まないと、この
体制は変わらないのかも。
>>735 何回か過去スレにレポートを書いたが、またひとつ。
公開して2週間の頃、上司(女性)と同僚(男性)とでビジネスランチをとっていたら、
同僚が観てきたハウルの話題になった。
同僚の妻は「僕の彼女を紹介します」が観たかったんだが、
時間の都合でハウルにしたらしい。
上司が、どうだったと尋ねたが、同僚には不評だった。
すると上司は「やっぱりね。観ようかと思ったけど、観たという人に、ことごとく不評だから。私も観るのよそう」と言っていた。
俺もハウルを観ていたのだが、観察したいので黙っていた。
これで目についたことは2つ。
ひとつは、美人でビジネスウーマン風で、ふだんはアニメを観ない(と自称している)上司でさえ、
ジブリ作品は気になるという、ジブリの認知度の高さ。
そして、そんなビジネス系の人間の周囲にまで公開から2週間で伝わっている今回の不評。
俺も、ハウルは徹底して駄作の烙印を押され、ジブリの奮起につながった方がいいと思う。
俺は今まで一般層だったと思うが、今回強烈にアンチ側に移った。
ジブリや宮崎の舞台裏を調べてきた過程で、
嫌悪感を抱くまでになってしまった。
次回作があっても、「俺はもう劇場には見に行かない」と決めている。
シンガポールでも公開になったのかな?どんな評判なんだろう。
海外の反応は興味ある。
韓国とかの一般人のレビューとか読んだ人います?
>>735 アンチの意見を掲載しないは、ジブリでなくとも割合やってる
>>736 やっぱりそんな感じの感想が多いよね。
一般的にはアンチにまでははならず、さらっと流してしまう感じが多いかな。
普通の人が「なんかイマイチ」って感じるだけで、相当ヤバイ状況になってる。
仮にジブリの意識・体制が劇的に変わって、次回作が素晴らしい物になっても、
俺はもう純粋な目では見られない気がする。
どうしてもハウルと比較するだろうし、欠点に目が行ってしまいそうだ。
>>738 それは分かるよ。
しかし、あそこまでマンセーばっかりというのは不自然でしょう。
いかにもこれが世間の声!みたいな感じで。
アンチは削除するとしても、せめて改善案位は載せるべきだろう。
...と俺は個人的に思うけどね。
猫の恩返しはありえない出来だったけど監督が素人だったのでまだ言い訳できた
ジブリとしてこれどうなん?みたいのはあったけど
そういや猫の恩返しの初号試写見た宮崎監督がえらい褒めてたとどこかで読んで
商売上の提灯トークなんだろうな 本気ならやばいもんと思ってたけど
監督、あれはガチだったんですね・・・
猫の恩返しとハウルって俺の中で似た感じの位置にある。
ペラい作品という意味で。
ただし、猫の恩返しはあれはあれで狙い通りのものが出来たのではないか、
という印象。軽〜く楽しばいい。
ハウルは擁護出来ない。マンセーの擁護意見もいまいち訴えるものがない。
いっそのこと、猫の恩返しみたいに
娯楽に徹すればよかったのか?しかし、原作の主張はそこには無い。
誰か公式に投稿して削除された人いるの?
割と楽しめた。
「私の前にもハウルが現れて手を引っ張って空中歩行させてくれんかな〜」
なんて乙女な夢に浸ってしまったよ。
が、全体的に展開がおかしい。
まず突然泣き出すソフィーに吃驚した。気持ちはわかる。泣きたくなるのもわかる。
でもそんなに突然泣かれても、見ている側として感情が追い着かなくて逆にしらけてしまったよ。
それから魔王。なんで魔王やねん、と。
とにかくストーリーが光速で進んでいる感じがした。
面白い個所や見所になる個所だけを抜き出して見せられているような気分。
映画を見終わった後で原作も読んだけど
どうしてあんなに話を変えたんだろう。あのままの方が面白いと思うんだが…。
>>740 批判的な意見もちゃんと載ってますよ、明白な誹謗中傷以外は。
公式サイトではさすがにアンチも空気読んで書かないんじゃないの?
746 :
740:04/12/31 17:25:07 ID:rss5cpdF
>>745 そうですか。以前見たときはそうではなかったもので。
失礼しました。
747 :
740:04/12/31 17:41:44 ID:rss5cpdF
>>745 >
>>740 > 批判的な意見もちゃんと載ってますよ、明白な誹謗中傷以外は。
って、これくらいしかないじゃん。これのこと?
春うららさん 10歳〜19歳 女 投稿日:2004/12/31 13:24:45
私にとって、ハウルの動く城は、怖かったし、
話の意味もわからなかった。
まあファンサイトの雰囲気だな<公式
>>747 10回も観ている40代男性がいることに( ゚Д゚)ビクーリ!
しかも、まだ観に行く気まんまん。
先生!ハウルはもう終ったものとして
次回作に期待してんですけど、儚い夢ですかね( ´∀`)ノ
どんなの期待してんだと言われれば
またラピュタやナウシカみたいのが観たいわけでもないんですが( ´∀`)ノ
自分の周りの人に聴いたら
女 20才代3人 楽しめた (具体的な点は不明。なんとなく)
女 30才代3人 つまらない、ひどい出来 (とにかくぼろくそだった)
男 20才代1人 楽しめた (何でも悪く言うのは良くないらしい)
こんな感じだった。
でも、楽しめた人も、自分が話が破たんしている、最後の展開が急で
ご都合主義過ぎると言うとそれにも同意してくる。
ダメな部分を分かりつつ、それ以外の部分を楽しめるようだ。
破たんしているが楽しめる。というのが楽しんだ人の共通点。
>>751 枕の下に好きなジブリ作品の絵を敷いて寝ましょう。
>>752 ようするに、若いやつは、読書量や映画鑑賞量が少なくて目が肥えてないんだろ。
>>744 原作は小説としてはおもしろいけど、あれをそのまま絵にすると華にかけると思うよ。
終盤まで大きな動きがない地味な展開も観客が飽きる。
その辺が、活字と絵の違いだろう。
そうは言っても、この映画のいじり方が頂けないことに変わりはないが。
>>754 同意。
話の展開に頭が追い付いていないから、構成や脚本のどこがどう
拙いのかもわからない感じ。
構成がグダグダだったといってもわからないらしい。
757 :
名無シネマ@上映中:04/12/31 23:13:02 ID:3AXQyF4v
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
""""
(・∀・)<保っしゅ保っしゅ保守保守保守保守保守保守保守保守
保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守
保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守
保守保守保守保守保保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守守保守
本スレでも初心者達が
「ソフィがいつハウルを好きになったのか分からない」
「ハウルがいつソフィを好きになったか分からない」
ってよく書き込んでいるのをみるけど、
少なくとも恋愛が主軸の話だというのに全然お客がのれてないのがよく分かるね。
「千がどうしてハクを好きになったのか分からない」や
「シータがパズーをどうやって好きになったのか分からない」
なんて言わないもんな。
そこらへんはハウルに萌えてる女性がいるからまあ良いんじゃないのかな。
男としては寂しいけど仕方がない。
男でも、ときどきハウルに萌えてる奴いまっせー
偶に「この映画はもともと宮崎駿が監督するつもりじゃなかったから
グダグダなんだ」って言ってる香具師がいるが、それは言い訳だと思う。
やる予定がなかったにしろ、やると決めたからにはきちんと話作りすべきじゃぁないのか。
延期に延期重ねて公開無期延期にしてもマトモな話作れ。
それが出来なきゃやめちまえばよかったんだ。
社会的立場云々とか色々背負ってはいるだろうが、
中途半端な絵だけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ。
>>752 >女 30才代3人 つまらない、ひどい出来 (とにかくぼろくそだった)
未婚か既婚か知りたいな。
>>762 パヤオはかなりの負けず嫌いだから、遅かれ早かれコケル予定のハウルなんぞ
速攻で公開してコケて正解だよ。御大自身かなり悔しい出来だと思うぞ。
もののけで引退宣言しといて速攻千尋作ったのも、観客のブーイングに同意
したからじゃないの?
マンセーの人達は自分達を乙女だと思ってるからw
ハウルが理解できない人は女じゃないみたいなノリ。
でも、少女漫画より少年漫画が好きだっていう女の子もいるし
本当に人それぞれだと思うけどね。
マンセーのハウル以外の作品についての解釈については
結構ガサツで浅いなと感じるので、
いかにハウルが素晴らしいかを力説されても、一歩離れて聞いてる。
理解は出来るけど、自分の感じた物以上にはならないんだよね。
>ハウルが理解できない人は女じゃないみたいなノリ。
恋したことないのねー、的なカキコは虫唾が走るぜ。
セカチューとか冬ソナで泣けるタイプの方にお似合い。
猫恩で泣けますた。金返せトホホ、とね。
766 名前: 【末吉】 【1048円】 [sage] 投稿日:05/01/01(土) 13:56:48 ID:IPtwxnZo
>ハウルが理解できない人は女じゃないみたいなノリ。
恋したことないのねー、的なカキコは虫唾が走るぜ。
セカチューとか冬ソナで泣けるタイプの方にお似合い。
>>768 面白くもなんともないよ。
悔し紛れの「晒しage」w
769 名前: 【小吉】 【1677円】 [sage] 投稿日:05/01/01(土) 14:08:20 ID:IPtwxnZo
>>768 面白くもなんともないよ。
悔し紛れの「晒しage」w
>>764 そりゃ関係ないとおもうよ。
もののけは成功したんだしね。
山田君の失敗を自分が回収せにゃとは思ったかしれんけどね。
>>763 マンセー荒らしってそんなことが聞きたいのか。
私の周りの30代女性(全員既婚・子蟻)の発言、
1人目・・・ハウルのケツ以外思い出せない(どうでもいい作品)。
2人目・・・うんこ
3人目・・・ハウルがきれい!サイコ〜!
>>754 まして映画ファンなら目が肥えているからいい年してマンセーはしないよ。
「完成度は低いけど実はこういうの好き・・・」と照れて言う人なら知ってるけど。
人は経験したことを理解したと思い込む。
中途半端な絵だけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ
中途半端な絵だけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ
中途半端萎えだけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ
中途半端な絵だけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ
中途半端萎えだけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマ シ
中途半端な絵だけ映画になるくらいなら世に出ないほうが1000倍はマシだ
よく公開する気が起こるもんですな・スタッフへの給料か( ゚∀゚).∴グェホほぁウガぁぁ。
大島渚のように寡作でいいような気がしてきた。
あそこまでいくと行き過ぎだが。
引退したいときにさせてあげればよかったんだ。
今の宮崎は徳間や協賛企業の皆さんに絞られるだけ絞られてる労奴みたいなものだしな。
作品性云々なんてどうでもよくて、「いつ次の新作が上がるか」「どれくらい儲かるか」とか
そんなのが期待されてるだけなんだし。
まあ、だからといってハウルみたいな適当なやっつけ仕事みたいなのを見せられても、
こっちがそれを察してやる必要も意味もないんだけど。
778 :
名無シネマ@上映中:05/01/01 21:04:59 ID:2J/haWI4
今日の読売、インクレとハウルを比較してた。
ちなみにこんな勝負↓
一番勝負(技術) ハウル勝ち
二番勝負(収益力) インクレ勝ち
(↑アメリカで先に公開されてるから仕方がないとのこと。国内ではハウルが圧勝らしい)
三番勝負(テーマ性) 引き分け
五分の戦い、と読売は最後をこう締めくくってる。
読売がハウルを悪く言うわけないから・・・
>>778 >>779 公共の舞台でどっちの勝ちと宣言するのも比較広告っぽくてはばかられるので、
最初からイーブンな出来レースなんでしょうけど、
ハウルの広告塔の読売としては、
ハウルが絶好調ならわざわざインクレを紙面に上げて肩を並べてやる必要はないよね。
やっぱり、インクレ人気にあやかってハウルの話題を出そうとしているように見える。
>780 だろーね
ちなみに記事は、第二部の24ページにデカデカと載っとりまっせ。
ハウルだけを取り上げると、いくら読売でも、いかにも手前味噌な感じを否めないから
カモフラージュとして、明かに勢いが落ちてハウルのライバルから脱落したインクレを
わざわざ取り上げたんだろう。
なんだかんだで、やっぱりハウルの興行を後押ししたいということなんだろうな。
観てきた・・・ターミナルにすればよかったよorz
技術をインクレと競えると言うのか…?
インクレのほうがストーリー、技術、声優その他、すべて上。
好みは人それぞれかもしれんけど。
786 :
785:05/01/01 23:01:19 ID:LLICFrFG
ストーリーというのはシナリオの練られ度、という意味。
風呂敷広げるだけ、謎のネタを作るだけなら小学生でも作れる
>>742 わかるわかる。何が違うのかと考えていて
猫の恩返しはキャラが愛せるしあのテイストがあるから
ペラくても頭空っぽであれだけ楽しめるのではないかと思った
猫はたぶんテレビで再放送したら観る
ハウルは思わせぶりな重厚さで頭使わせておきながら
ペラくてがっかり感が残る
脇役はすごくいいのに肝心のハウルに魅力が無い。これ最低
790 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 01:31:53 ID:yfZmuXgi
話がはちゃめちゃだっつーのは各種レビュー読んで覚悟して見に行ったからいいんだけどさ。。。
見に行ったあとにテレビでハウルのCMみてさ
「いま、おばあちゃんが元気!」とかさ
もう全然ちがうんじゃね?と思った。
だって中身は19歳の少女でしょ。
80年しっかり生きてきたおばあちゃんが生き生きする話でもなんでもないじゃん。
いろいろ妄想してたんだよね。
あの黒髪の軍服みたいなの着てるのがあのばーちゃんのだんなさんの若い頃で
それにソックリな白い髪のマホーつかいハウルとばーちゃんのロマンスがあるのかな?とかさ。
さいごばーちゃんしんじゃうシーンとかあってわんわん泣かせてくれるのかな、とか。
ばーちゃん元気 とか全く関係ないじゃん。詐欺だね。詐欺。
さくさく若返るから「おばあちゃん」でさえないんだよな。
そりゃ元気だろ、物理的に若返ってるんだから、と。
792 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:34:03 ID:u/xVfeep
俺に脚本を書かせろ!!!
こんな映画より絶対面白いやつを書いてやるから。
どんな素人でも、あれよりはましなストーリーは考えられるぞ。
視聴者は理解出来ん内容は褒めるしかないと勘違いしてるんだな。千尋の成功で。
今回の失敗で、視聴者は分け分からんから褒めてたんじゃないことに気付いたかどうか。
次作はまだマシに成ると思うが、引退しても全然惜しくないよ>パヤオ
読売のピクサー対ジブリは
うまい宣伝だよ。
もう一つみようじゃないかという気にさせるから。
彼等にとっては売り上げさえあがればいいのさ。
ハウルについてはテレビで「ハウルを見ました」という芸能人に
どうでしたか?と質問する訳だが、
彼等もオフィシャルで当然本音はいえないのので、「おもしろかったですよ」
というんだが、目があっちを向いているんだよね。
人間嘘をついていると以外と分かるもんだなと。
芸能人達はアレでもその周りは映像を編集したりするプロだから
さぞボロクソに語っているだろう。
監督が今とても表にでたくない気持、よく分かるね・
ハウスのCM(えなりの)を見るたびにむかつく。
どこで感動すんだよ。
>>790 >80年しっかり生きてきたおばあちゃんが生き生きする話でもなんでもないじゃん。
同意同意。
結局宮崎駿はそういう重厚な人間像は描けなくて
「ひたむきに頑張る少女」しか描けない人なんだよなあ。
そうだよ、幾ら老人のように枯れているとはいっても
ソフィーの心は「老人のような十代」なんだよね。
経験を経て来た老婆ではない。
逆に、十代の少女が身体の老化についていけずおろおろする最初の方は
面白かったんだけど、いつのまにか元気一杯になってて「?」となった。
自分の事を「美しくない」と思ってウチにこもっていた少女が
もっと醜く年寄りになって、急に大胆な行動に出る事が出来るだろうか?
元からポジティブで明るい性格なら、まだ分からなくもないんだけどな。
性格の変遷はこんな感じ?
ソフィー(内気、人生を諦めている。顔も地味)
↓
ジブリ的婆さん(年とっても元気、大胆)
↓
ジブリ的ヒロイン(強く健気、顔までジブリ的美人顔に)
ジブリ的にしてしまったので元の性格から矛盾が発生したことに
目を閉じるのはいかんだろう。
799 :
えなり。:05/01/02 16:23:48 ID:bqXjJ6vy
感動してお腹がすくんじゃなくて、、、、
怒 っ て 腹 が 減る
んだろ。腹を満たせば、少しはイラつきもおさまるかなwwwwww
(´_ゝ`)ありがとう、えなり君。
801 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 16:26:14 ID:WSbh7KNz
なんでカカシがいきなり隣国の王子として登場?
挙句には終戦に尽力すんねん。
もうメチャメチャやんコレ。
>>798 ソフィーからジブリ的婆さんにいたる過程はさほど違和感はないんだよね。
突発事故によるショックで、性格が一変と強引に考えれば。(原作もそうだけが)
それと、ヒロインが自己に目覚めて正反対の性格になってしまうってな
お約束自体も許容範囲。
問題はジブリ的婆さんから、ジブリ的ヒロインへの過程。
描写足りないは、まったく共感を呼ぶものはないはで飛躍しすぎ。
803 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 17:24:52 ID:6m+o0/Zv
最初の頃はハウルカコイイと思ってたけど、いつまでたっても何もしないので冷めた。
「やあみんな!」ってなんだよ。
萌えアニメのキャラ並みのペラさ。
しかし恋愛要素が強い映画なのに恋愛関係の心理描写とか
まったく出来てなかったね。
見ている一般人がついていけないのも無理もない。
心の変化を表現するのが下手すぎ
805 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 17:49:36 ID:d9EvKwEI
キャラ受け度は今までのジブリで最高峰だったと思うけどね。
話自体はもののけ姫とかナウシカと比べてグダグダだった。
この前ラピュタ見直してみたけど、こっちの方が断然ドキドキしたよ。
>>806 このスレでもちょっと前「ハウルはAVと同じ」って出てたなw
しかし、ペンクロフは何を書いてくるのかと思っていたら・・・w
冷静に書いてるようで、
高等なモノを読み取ったつもりの一部のレビュアーを遠まわしにバカにしとる。
平均点、一見高いようだが(これまでの作品よりは低いが)、
イノセンスと同程度と考えるとその得点の理屈もわかる希ガス。
809 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 18:22:12 ID:d9EvKwEI
なんで千尋とか葉売るとか、ダメ映画に限って海外進出しちゃうんだろ・・・
もっと、もののけ以前のにしてほしい。
海外にも日本アニメを見直してほしいなあ。
810 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 18:25:12 ID:/dK9gx6w
ハウルの家爆撃してたのはどっちの軍隊?
DWJの根強いファンの多い児童文学
↓
ハーレクインにも満たないパルクフィクション
これにより、「パヤオ・リ・イマジネーション」というジャンルを開拓。
常人にはなかなか真似できない発想。さすがは世界の宮崎である。
>>809 最初から海外市場ねらって作品作ると、今度は国内受けしない作品になるよ。
ディズニーみたいな、ステレオタイプな映画になって。
814 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 18:34:46 ID:d9EvKwEI
>>813 いやいや、別に海外進出を「狙う」必要はないんだが。
ただ、国内でもブーイングの嵐の映画を海外に出してほしくないなと。
今、ハウルの海外の反応ってどうなんだ?
押井以外の作家系日本アニメは
海外では無駄に評価上がるから大丈夫だと思うが・・・
千尋よりは劣るだろうな。
お正月、客足伸びたのかね。
興行推移はそろそろ固まってきてるから
そのとおりなのかな。
韓国での評価を聞きたいんだけど、なかなか無いなぁ。
今月からフランス公開だっけ?
>>814 少なくとも欧米人は人間が単純だからうけると思う。
819 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 19:09:34 ID:d9EvKwEI
>>818 ああ、確かにそうかも。
前回、千尋の映画をみた外国人にインタビューするってやつがあって、
「何で最後に千尋とハクがキスしなかったのか分からない」と答えたらしいよ。
・・・( ゚д゚)ハァ?
キスさえすりゃあめでたしってか?
>>819 というより、国民性の違いでしょ。
ものの価値観が違うんだからそこを責めたってしょうがない。
821 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 19:33:00 ID:2q9isBqe
ハウルはもう千尋みたいに、お客さん入ってないね。
みんな飽きたのかな?
822 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 19:33:32 ID:d9EvKwEI
>>820 異文化コミニケーションとして受け取っておきます。
>>820 別に国民性の違いで受け取り方が違うのはいいが、
ハウルの世界でのキスが中途半端な希ガス。
ストーリーの終わりでのソフィーのキス魔っぷり、どう見てもフランス並みだが、
それまでまともなキスらしいキスの描写がなかったから不自然。
キスはやっぱり特別なことで、ソフィーの自信が増すにつれて
周囲にキスするようになったのかと思えば、「私、きれいじゃないし」とかまだ言っている。
それともあの自分の容姿に対するコンプレックス発言は、恋人になったばかりの男に
「そんなことないよ!」云々リップサービスしてもらいたい計算なんだろうか…?
千尋はフランスで受けるだろ、どう見ても。ハウルは欧州は怒るだろ、普通。
ジャパネスクーって感じのほうがウケそうだよね。
>>806 青筋たてて批判しているアンチに、
信者が説明しているのと同じことを言ってると思う。
ただ、信者はそれを良しととり、この人はダメと受け取っただけの違いだな。
>>826 氏ね。ハーレクイン????
ハウルの深い意味も読み取る読解力のない無能が、何をいう。
828 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 21:01:33 ID:dtyPPU15
220 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:05/01/02(日) 20:58:58 ID:JcQjXu7I
ハウルが良かったと思う自分も、批判派を理詰めで納得させるのは正直難しい。
逆に「ここが良かった」と簡単に分析できない魅力が、ハウルにはあるのではないだろうか。
簡単に分析できるような安易な魅力なら、10回も見に行くような濃いリピーターは生まれないだろう。
ハウルの真の評価は、後数年しないと定まらないと思う。
「秘すれば花」を間違って使っちゃった感じ。
↓
アッと驚く結末であるが、現在ではよい技法ではない、観客もポカーンとしてしまう。
どんなに奥深い素晴らしいテーマがあっても、
物語として構成できなければダメ。
物語が無くとも、内容が良かったと思うだけでいいなら、
それは映画じゃなく、「講演会」とか「宗教セミナー」とかいうものである。
実際、それに近いものを感じる。
>806
うーん、結構真剣に感心しました。
ハウルとソフィーが魅かれあっていく過程の描写がなんでこんなにすっとばされてて、
薄いのか、戦争描写のいい加減さ加減と並んでかなり理解に苦しんでいたんですけど、
この説明だと完璧に説明できますね。
ハーレクイン読んだことないから、この評が正確かどうかは判断できないですけど。
ハーレクインがこの評者が言うとおりのシロモノなら、ハウルと同じ構造といえるでしょうね。
ひたすらソフィーにとっての都合の良い、甘美な世界を描くための構造かぁ。
>ひたすらソフィーにとっての都合の良い、甘美な世界を描くための構造かぁ。
メロドラマって感傷的なもに訴える物だが、ハウルは感傷的にさえ
なりきれてない。主人公が目から大粒の水を流してるが客は泣けない。
>833
ソフィーにとって(だけ)の都合の良い、甘美な世界ですから。
ソフィー視点になりきれない客はダメでしょうね。
いかにソフィーに身も心も寄り添わせることができるかが、あの映画を楽しめる
ポイントなのかも。
監督は「戦火のメロドラマを堂々と描く」って最初から言ってる。
ハーレクイーンがどうのと言うのは何を今頃って感じだがな。
>>834 なんで、ソフィーに身も心も寄り添わせるまで
なりきらなきゃ楽しめないものを、事前通告も無く金取って見せるんだ?
それを、サギって言うんだよ。
メロドラマならボタバラ、愛ソレのがずーーーっとおもろいし。
ハーレクイーンってメロドラマなんですか?
>836
いや、私に噛みつかれても・・・。
私アンチで、あなたの言うことには、個人的にとても賛成ですけど。
>>835 > 監督は「戦火のメロドラマを堂々と描く」って最初から言ってる。
んなこた観りゃわかる。その「描き方」が駄目だと言ってるんだが。
>>843 ソフィーにとってだけの都合のいい甘美な世界を描くにしても、
表現が浅すぎて観客を連れていけない。
相当肩入れして、盲信者みたいに考え抜いていい方にいい方にばかり
努力して解釈しないと、ソフィーに寄り添うこともできないペラい作りになってる。
だからみんなソフィーのいきなりすぎる「愛してるの」に( ゚д゚)ポカーン と
興ざめしてるんだと思う
スマソ>842は>834へ
>>842 そうそう。ソフィーにとってだけの都合のいい甘美な世界を描いたんだなーって感想しか残らない。
>842
>相当肩入れして、盲信者みたいに考え抜いていい方にいい方にばかり
>努力して解釈しないと、ソフィーに寄り添うこともできないペラい作りになってる。
多分、ソフィー視点で見れるから、あれだけ良い方に解釈する気になれるんでしょうね。
私は解釈する気にもなれないですから。
私には、どんな見方しても楽しめないと分りました。あまりにも雑な心理過程描写と、
ご都合主義的展開に、醒めるばかりで、生理的に拒否反応が出ます。
好みに合わないというより、体質に合わない感じします。
あれを楽しめるのは、どんな層なのかなぁ。私は男だけど、一応、少女漫画も好きで
読んでた時期もあるくらいだから、少女漫画的だというなら適性はあるはずなんだけどな。
少女漫画のラブストーリィは心理描写はしっかり描かれてると思う。
「カレカノ」とかの少なくともヒットしたものは。
少女漫画読者も納得しないだろう。アニメヲタクってアニメの善し悪しははおかまいなしの
質の悪いヲタクが昔からいる。
突然流れをぶった切るようで申し訳ない。
ハウルが髪の毛の色が気に喰わない云々で緑汁まみれになった時の
場面は何の意味があるのだろうか?
ソフィが号泣していたけどすぐに戻って来てたし。
個人的には別に入れなくてもいいエピな気がしたのだが・・・。
>>848 あれは「落ち込むとスライム化する」という、ハウルの性格(?)描写のつもりらしい。
やまなしおちなしいみなし、パヤオはもしかして世界のヤオイにメッセージ出したんじゃね?
>850
アニメーターとして命がけだな。
>848
たぶん、原作者からのオファーなんだろうけど、
後半の展開を考えるとあんまり意味の無いシーンだよね。
原作ではハウルの見栄っ張りの性格を描写する重要な扱われ方なんだろうけど。
ハウルの性格設定の「見栄っ張り弱虫」って映画じゃ完全に浮いてるし。
ドロドロとかぬちゃぬちゃが好きな可能性もあるな。
千と千尋でもあったし、きっと次回作はもっと凄い事になってるだろう。
あれはソフィーとハウルが惹かれ合う糸口というか
まともに人として向き合う入り口として必要な場面だよ
>>847 アニメ化のあとあたりから原作はぐだぐだになって、今、味噌糞に叩かれてるけどな
これまで、意地になって叩いた映画ってのもあったんだ。
『A.I.』とか『CUBE』とか『マトリックス』(どういう組み合わせだ?)
それは、イマひとつ、詰めが甘くて乗り切れないっていう
裏返しの愛だったんだけどw
この映画は叩く気力も無い。
早く観たって事を忘れたい。
いっそホリに声あてさせて
ハウルが延々3時間「待てよ!」と動く城を追いかける
そんな映画にしたらよかったんでしょうか
戦争問題を組み込まない方がわかりやすかったかも・・
内容まとめすぎ。評価する価値も無い。
ソフィーの夢の世界、は同意。
それを「女性の夢の世界」に置き換えて言う人がいるから他の女性は迷惑です。
>こんな映画より絶対面白い奴かいてやるから。
>どんな素人でも、あれよりはましなストーリーは考えられるぞ。
この世に監督になれそうな人間は沢山いるかw
跡継ぎには困らなそうですな(w(w
ハウルとやらを見て自信をもった方は、是非映画監督を目指すがよいw
信者の煽り詰まらんよ。
>>797 「ひたむきに頑張る少女」のパヤオ的なヒロイン像の原風景はなんだろうね。
どれも画一的でなにか具体的なモデルがあるように感じるんだが、、、。
少女の中に母性を描く、というパターンがパヤオのキモイところ。
主人公は肉親との縁が薄い(上手くいっていない)というパターンもパヤオの哀しいところ。
女性への過度な幻想と怨み節を感じる。
少女漫画を馬鹿にしてけちょんけちょんに言っている母が、韓国ドラマにはまって
必死になって録画しているわけだが、ハウルにはまっている人をみると母親を思い出す。
>>864 少女であり、母親であり、妻でありってな3重苦を負った生き物を現実に探すとすれば、幼な妻。
ロリならロリで少女に少女性しか求めないのだろうが、3つセットで要求するところが気持ち悪い。
女であり、母親であり、妻でありを要求するなら分かるが(それにしたってかなり無理があるのだが)、
パヤオの場合、女であることは許容できないらしい。
しかも、いずれも親の庇護が薄いヒロインばかり・・・ある意味、紫の上を地でいっている。
この上なく歪だ。
お前ら、パンダコパンダのミミコで気付けよ・・・
>>863 モデルなんかないと思う。
「理想の女性像=現実には存在しない女性」ってことじゃないか。
昔の少女漫画にいたような少女の理想のうんこしなさそうで、体毛なんか
生えてなさそうな男みたいなもんだと思う。
>>866 見た目や年齢が少女で、中身が母親であり妻であるって、現実にはいないよなあ。
やっぱヲタの妄想とかわらん気がする。
母であり妻である年齢の女性の中に少女がいるっての方が現実的だ
そもそも紫の上自体が、男の妄想を紫式部が皮肉ったものなんだし、現実には
ありえないんだよな。
典型的アニメのヒロインキャラ以外凄く下手なんだよね(W。
ごく普通の現実女性を描けないというか。ナウシカはナウシカで、ラナはラナで
魅力的なんだけど。
高畑勲の方が女性は自然に描かれてると思うんだけど。
ハウルでも例えば、年取った荒野の魔女をいっしょに連れて行くところとか、
監督の理想の女性像が現れてるよね…。女性に献身的な介護を求めてる。
普通の女性はたぶん見捨てると思うよ、自分が疲れて駄目になるから。
実際自分が介護をする側に現実なったとしたらどうなんだろうね。
現実の女性をアニメで描けって事じゃないが、宮崎キャラの限界だな。
>>862あんちとしてかいてんのに信者とかなんか、もうわからんねイミが(´゚ω゚`)
w 他用するから人を小馬鹿にしているように見えたんだろ。
宮崎アニメのヒロインキャラが悪いというのでなく
ナウシカやラナみたいなキャラを通して宮崎監督の言いたい事を
作品で強いメッセージとして伝えたから生き生きとしたキャラになり得た。
ハウルのような恋愛ファンタジー他人の作品でやられるとそのヒロイン像の
借り物的な印象、うそ臭さが浮き上がってくる。
ナウシカなんて原作じゃほんとに処女のまま母親になっちゃってるからなあ。
聖女にして処女の少女、何でも受け入れ許す母親としての存在…。
紅の豚でその役割を女二人に割り振ったのにはちょっとびっくりだった。
>>873 今回は原作のラブコメが災いして、宮崎アニメが、ヒロインに過剰なものを
背負わせすぎというか、ヒロインへの依存度が高いという特徴を過度に
露呈させてしまったんだろう。
物語構成にはかなり穴残したまま、今までイメージとキャラクターだけで
切り抜けてこれたというのが、凡人から見れば奇跡。
ヒロインの作り方というか、ストーリーの作りとしては明らかにまずいと思う。
876 :
まる:05/01/03 17:03:37 ID:imSnxHNe
いやでもさ、こうやって子供の頃からパヤオに理想の女性像埋め込まれた男の中には、本当に現実の成熟した女性を受け入れられなくなっちゃった人いるよ。
どこかに居るはず、と探し続けて三十過ぎて、あざといだけのアフォ女しか捕まえられなかったり、、本物のオンナには受け入れてもらえないし。。不幸なことだ。
また極論が。
このいちいちアンチスレと本スレ行き来してる中途なコテハンがそろそろ痛いのだが
なんかもう張り付き方が凄いですよこの方。
一歩引いてると言いつつ擁護できるチャンス探しまくり。
しかも携帯で。
うー
オシイのイノセンスは「あーまたやっちゃった」位ですんだが
それまで期待以上のものをみせてくれてたから失望も大きい。
唯一の効用といったら2CHで欲求不満をぶちまけること。
また、あのラストシーンの薄っぺらいことといったら…。
ジプリ映画で100万回観たようなデジャブー。
宮崎監督でなくジプリ作品としてくれればこれほどまでに怒らずにすんだものを。
愛しさ余って憎さ百倍ってやつ。信者より重症かも。
リズヴァーンて本名なわけないと思うけど、どういう由来なんだろう。
883 :
882:05/01/03 17:47:53 ID:DIYcYT6Z
誤爆ゴメン
イノセンスはある意味いつもの押井だからな・・・
さっきから宮崎が描く女キャラばっかり文句言われてるね。
わたし女だけど、この人の描く美少年、美青年キャラが鼻につく。そういう人はいないみたいだね…
そーいや無力になった荒地の魔女を連れて行く意味が分かんなかった。
ハウルを狙い、ソフィーに呪いをかけた張本人。
ソフィーにすれば恨み重なる存在だ。
サリマンにとって無害無力な老人になった今、
あのまま王宮に置き去りにしても別に殺されやしないだろう。
なんで?
無理に家族と言う言葉を言わせるためか?
魔女がいなければ、ハウル、ソフィー、マルクルで家族と言うのも分からなくはないんだが…。
博愛じゃないとダメなんかな。
>>886 ソフィーは博愛が理由としても、なんでハウルはあんな面倒な年寄り追い出さなかった
んだろうな。
あの城の主人だろ。
>>887 ハウルのイメージで言えば、なんとなく('A`)マンドクセって感じで
追い出さなかったんかな、と思う。(心臓も無くて心が冷めてるし)
原作は読んでないので映画だけで言うけど、マルクルも弟子って
事になってるけど、ハウルは面倒らしき事もしてないみたいだし。放置。
だからあんなにマルクルはソフィーにこだわったのかなとも思った。
家族を強調してたし。あれ位の年齢だと親が恋しいだろうし、でもハウルは
あの調子だからマルクルにはもうソフィーしかいなかったんだな、と。
どこかでマルクルがなんでそんなに親しくないソフィーに「ぼくたち
家族?」って言ったのが分からなかったと読んだけど、自分はハウルと
マルクルの間の空気をみて、勝手に脳内補完してしまった。
>>886 そうそう。ハウルを狙い、ソフィーに呪いをかけた張本人である荒地の魔女を
城で引き取り、かいがいしく介護している辺りで、嘘くささを感じたよ。
王宮から連れ出したのは無理やりついてきたから…でいいとしても、
荒地の魔女、今までの自分の所業をひとっことも詫びていないんだよね。
そんな敵を引き取って骨を折って面倒見続ける謂れが一体どこにあるんだ。
現にこの荒地の魔女が原因で、後にハウルが大変な目に遭っている。
せめて魔女が誠心誠意、ソフィーとハウルに詫び、ソフィーの口からは打ち明けられない
呪いのことをハウルに話して、呪いが解けるようにしてやってくれ、ぐらいのことを言わなきゃ
許せないだろう。
例えば未来少年コナンでは、主人公の純粋な味方とは言い難いダイス船長や、
はっきり敵だったモンスリーを主人公が受け入れていく過程を、敵キャラ側の憎めない言動や
反省と心の軌跡によって納得できたのに。
ハウルにおける荒地の魔女に関しては、強引過ぎてついていけない。
そのあたりは一緒に階段上ったからOKってことになってんだろーな
納得できるかどうかは別として
>>889 > せめて魔女が誠心誠意、ソフィーとハウルに詫び、ソフィーの口からは打ち明けられない
> 呪いのことをハウルに話して、呪いが解けるようにしてやってくれ、ぐらいのことを言わなきゃ
> 許せないだろう。
呪いのことはハウルは最初から見抜いてたんだが。
それはそれとして、荒地の魔女は戦争と同じで、ソフィーを引き立てる道具に過ぎない。
ここでは全てがソフィーのためにのみ存在する。
他ならぬソフィー自身が、彼女自身を引き立てる道具なのだ。
>>891 > 呪いのことはハウルは最初から見抜いてたんだが。
それはもちろん、分かっている。
しかし荒地の魔女やソフィーは、ハウルが気付いていることを知らない。
少なくとも確信は持っていない。
それなら念のためにと、魔女ははっきり口にすべきじゃないだろうか。
またそれとは別のレベルで、「どうせ気付いているでしょ、だから言わなくても」とばかり、
自分の所業や詫びの言葉を口にしない荒地の魔女の態度はどうか。
相手が察してくれたら、自分は何も口にしなくてもいいのか。
たとえ相手が全て知っていても、自分が心から申し訳なく思えば、
迷惑を掛けた相手に謝罪や、自分の迷惑を解消させるための言葉が出ると思う。
まあ、
> ソフィーを引き立てる道具
という見方には同意だが。
だがあまりにお粗末過ぎる道具で、引き立てる効果さえ半減してしまっていると思う。
もうちょっとまともなら、引き立つ効果も大きいのに。
> 相手が察してくれたら、自分は何も口にしなくてもいいのか。
> たとえ相手が全て知っていても、自分が心から申し訳なく思えば、
> 迷惑を掛けた相手に謝罪や、自分の迷惑を解消させるための言葉が出ると思う。
それはそうだが、そんな殊勝な荒地の魔女は変だと思う。
むしろあそこは思い切り憎々しげに振る舞うのが正解だと思うのだが。
あれ、ソフィーの呪いをハウルは最初っから気が付いてるとしたら、
別に「この呪いは他人には話せない」って必要なくない?
自分の行為を決して後悔しない、謝らない、合理化する(年寄りの楽しみを云々)人間でいいんじゃないの
そういう人間ですら他人の気持ちを考えられるようになれる、のがラストで心臓を渡すシーン
途中で改心するとその効果が弱まる
>893
それを言うなら、その憎々しげに振舞う荒地の魔女を、
誠心誠意お世話して差し上げるソフィーが変なんじゃないか?
コナンで思い出したが、ダイスが砂漠で磔になっているところを通りかかったコナンとラナ、
腕の縄を解いてやり、水だけ置いて立ち去っていったよね。
ダイスはさんざん謝罪の言葉を吐いていたが、この時、ラナは一貫して突き放した態度を取っていた。
それが当たり前。
あの時のパヤオなら、魔女が行き場所をなくして動く城を追いかけるとか、
城の片隅に居候させてもらうといった描写にしただろうな。
そっちの方がよかったよ。
>>896 いや俺は「憎々しげじゃないから駄目だ」と言ってるわけでね。
荒地の魔女ってそもそも出す必要あったと思えない
ソフィの優しさを引き立てる小道具にしかみえないので
なんかもやーっとした嫌な気分が残るな
最後までカッコイイヒールでいて欲しかった。
>>897 いやいや。十分ずうずうしくて憎たらしいキャラだよ。
どっちにしても、荒地の魔女そのものの描写以上に、
それに対するソフィーの態度が変だと言いたい。
あれだけのことをしでかし、謝罪も反省もない敵を守り、せっせと介護する行為だね。
自分はソフィーより、ラナみたいなキャラの方がしっかりしていると思うし、好きになれる。
>>899 > 荒地の魔女そのものの描写以上に、
> それに対するソフィーの態度が変だと言いたい。
それは同感。
> いやいや。十分ずうずうしくて憎たらしいキャラだよ。
ずうずうしいというのはその通りだが、憎まれ口を利くのでもなく、むしろ見た目殊勝げに振る舞って実に中途半端だと言いたい。
まあ、リアルな人間てあんなもんなんだけどね。リアルならいいというもんでもないが。
>>894 魔法使い以外の一般人には事情がわからない
家族や店の人間には訳を話せない。十分困った事態だ
>>901 そもそもソフィが話す気なんてまるっきりなさそうだったので
おっかさんが尋ねて来たときもお互いなんの問題もなく普通に会話してたし
>>902 > おっかさんが尋ねて来たときもお互いなんの問題もなく普通に会話してたし
あそこもよく考えたら変だよなー。「母親は何もかも知らされてるんだな」と、誰もが脳内補完できるとは限らないのに。
あのときはサリマンから事情を聞かされてた。母親がなぜ自分だとすぐにわかったのか、
ソフィーが疑問に思わなかったのが不審だが、たぶん動転してたんだろう。好意的解釈
そうそう。
母親の方もそうだけど、
ソフィだってもっとあわあわしたり、
「なんで私だって分かるの?」とか思わないのかなと不思議でした。
こうしてみると、つくづく観客の脳内補完に頼るシーンの多い映画だよな。
>903
ここは当然わからないといけないけどね
>>900 そうか? リアルな人間なら、とりあえずは謝罪の言葉を吐くと思うよ。
心から反省しているかどうかは置いておいて。
反省している場合は当然だし、別に反省していない場合でも、
行き場をなくして城に置いてもらうつもりでしょ?
それなら口だけでも謝ると思う。それが殊勝な態度ってもんじゃないか?
コナンの例で言ったら、地獄で仏、砂漠で干からびかけているところを
自分を助けてくれるかもしれない主人公たちが現れたのに、
これまでの自分の所業の謝罪も何もせず、平然と振舞っている感じだね。
おいお前ら、俺様を助けさせてやるぜ。感謝しな!みたいな態度で。
荒地の魔女、全然リアルな人間に感じなかった。
>>906 禿堂。
単館系ちゅーかアート系の映画なら、
実験的手法、概念的シーン、余白を残すシナリオ、B級テイストetcもいいけれど、
これってそういうウリでもない。
だけどマンセーさんはそう言って誤魔化してくるから厄介。
だから早々に引退して、美術館用にお得意の実験的短編でも作ってろってこった。
極めて近い将来に荒地の魔女も寝たきりでシモの世話も必要になってくるだろうが
ソフィーにそんな覚悟はあったのかな
魔法でなんとかできるならいいけどそうじゃないなら確実に邪魔になるよな
血のつながりも深い愛情もない相手に無償で介護できる人間なんてそうそういないし
ソフィーがそこまで突出した個性を持ってるとも思えなかった
>>908 それは魔女だから自分はいいなとおもった
魔力を失っても図々しい魔女は筋が通ってていいキャラだなあと
でもそれに怒りをぶつけるでもなく
淡々と介護するソフィにリアルな感じがなかったな〜、自分は
>>911 ソフィー自身も、肉体は今でも90歳のままのはず。
他人の看護どころか・・・
>>912 その図々しい魔女を、普通はわざわざ助けて世話してやろうと思わない。
しかも
>>911さんの書いているような、すぐにシモの世話も必要になりそうな魔女だよ。
血の繋がりも何もなく、間にあるのは一方的に呪いを掛けられた迷惑だけ。
ハウルに対しては、もっといろいろ苦しめているみたいだしね。
いいなも何も、荒地の魔女が一切城で世話になるつもりがなく、
あのまま立ち去るならともかく、過去の反省もなければ
未来にもっと迷惑を掛けそうな(実際、ハウルを死なせかけた)敵を
そんな傲慢な態度がいいんです、とばかり面倒を見ないし、
何より魔女だって世話になろうとしないだろう。
それが「筋が通ってていいキャラ」じゃないか?
ソフィーはアフォだと思った。
全然反省していない荒地の魔女を助けて、せっせと介護してやり、
そしてその結果、危うくハウルを死なせかけたことだね。
荒地の魔女が反省していない以上、こうなることは十分予測できた。
「本当に守るべき人」を守るどころか傷つけたのは、ソフィーが八方美人的に振る舞った結果だ。
そもそもあれだけの呪いを掛けられ、そればかりか
愛する人を苦しめ続けた敵が、謝罪も反省もしていないのに、
怒りをぶつけるでもなく 淡々と介護するなんて、あり得ない。
全然リアルじゃないよ。
アンチだけど魔女に関してはアレでいいと思う。
謝罪と反省を要求汁、なんてソフィーにいってもらいたくないw
>>917 別にソフィーに謝罪と反省を要求しろと言っているんじゃない。
魔女が好き放題に振舞って、その後さっさと別れて城で世話にならなきゃいい。
それだったら、一本筋の通った魅力的なおばあちゃんに見えた。
>875
そんな人は、宮崎アニメに出会わなかったら、他作家のもっと魅力的なヒロインに
理想を重ねて、生きてくことになるのでは?
理想の異性探しする人は、男女問わず一定数いるし。女の人だって、結婚してから
でも探してる人たくさんいるんじゃないですか? 昨今のヨン様ブームとか、今度の
映画にしてもハウルに恋しちゃったとかほざいてる主婦さんなんかも結構いそう。
宮崎アニメのヒロインが、他作品のヒロインに比較して、とびぬけてそんなに魅力的
だとも思わないですから、特に宮崎アニメでどうこうあげつらうこともないんじゃないかと。
>919は>876へのレスでした。申し訳ありません。
いやー魔女は謝らんで良いでしょ。悪い事したとは思っていないし。
あんなになってもハウルの心臓を手に入れようとしていたし。
最後のソフィーの偽善的博愛により手放したが。
このシーンがまた嘘くさい。
荒地の魔女についてまとめると、こうか?
謝れ派は、謝罪も反省も改心もしていない、危険な存在である魔女を
ソフィーが甲斐甲斐しく世話するのは嘘くさいし、現にハウルを危険に晒した。
やっぱり、せめて謝るくらいの態度を見せない相手を、城で受け入れ面倒を見るのはあり得ない。
謝らなくていい派は、魔女のそんなジコチューなところが魅力的なんだ、
しかし最後で改心したのが嘘くさい。
・・・どっちにしても、荒地の魔女について、問題おおありな描き方だったということですねw
魔女が謝るならソフィーの介護に違和感が出ない
その後の心臓とか少し不自然になるかも
魔女が謝らないならソフィーの介護に違和感が出る。
その場合は介護する理由があった方がいい
ていうか荒れ地の魔女、力を吸い取られて
ただのボケ老人になってたじゃん。
謝罪や反省を要求するも何もって感じたんだが。
あれって単に哀れな魔法使いの末路っていう象徴だったんじゃないの?
ハウルのCMがハウルの顔ばっかりになってる。
ここまで開き直ったかついに。
>923
反省するフリだけしていたというのは?
反省しているようだし、かわいそうだからと城で受け入れ、
面倒を見ていたが、実は魔女は改心しておらず、
虎視眈々と機会を狙っていた!
…しかし魔女にとって、城の生活は居心地良く、
ソフィーやハウルにも情が移ってしまっていた。
それで最後、心臓を手放したと。
まあ、これもご都合主義と言われたらそうだが、少なくとも
謝らずに介護されているより、マシだろう。
>>925 3バージョンあるんだと
すべてハウルのバージョンとすべてソフィーのバージョンと、ソフィーとハウルの
バージョンと
>>924 いやいや、単なるボケ老人、哀れな魔法使いの末路に過ぎない存在が、
サリマンの仕掛けた罠を見破れないって。
あのシーンでボケ老人のフリをしていたんだなと分かった。
て言うか、哀れなボケ老人だったら、酷い目に遭わされた人間を受け入れて、
縁もゆかりもないのに介護してやるのも当たり前なのか?
>>928 ボケてるフリじゃなくてボケると思考能力はないが子供みたいに
直感だけは働くという解釈したんだが。
>>929 ていうかボケ老人にそこまで考える思考能力ないだろ
描き方次第でそういう単体の疑問はどうにでもなると思うけど、
まあハウルはその疑問を発生させただけで終わってるな。
>>922はじめ作中のいたるところで齟齬が発生しているわけだけど、
つまるところシナリオのおかしいってのはそういうことなんだろう。
>>930 直感でサリマンの巧妙な罠を見破り、ついでにハウルの心臓の在り処も見破り、
ボケ特有の執着を見せて手放さなかったその心臓を、ソフィーの説得を聞いて
諦めて手放した?
…無理に無理を重ね、きわめてご都合主義的に解釈でもしない限り、やっぱり無理だよ。
> ていうかボケ老人にそこまで考える思考能力ないだろ
ボケ老人側ではなく、ソフィーやハウル側だよ。
「まあ、荒地の魔女ったらボケちゃって。ボケちゃったんだから、謝ってくれなくても
私がお世話するのも当然ね。別に縁があるわけでもなし、この魔女には
私もハウルもさんざん酷い目に遭ったけれど、私がシモのお世話までしてあげるのが当然」
って考えて介護するのかってことだ。
なんか映画がどうこうというより、老人介護に対しての考え方を開陳するスレになってないか
なんと言うか、宮崎駿は家庭で嫁姑の問題と母親の介護の問題で疲れているのかと思ったよ。
若い頃、さんざん姑にいびられた泣かされてきた嫁。
しかし今になって、年を取って身体が利かなくなり、ボケまで始まった母親。
当然、介護する人間が必要になるが、嫁はこれまでの仕打ちを主張し、断固として介護を拒否!
「介護してやれよ。酷い目に遭ったことなんて忘れてさ。
謝ってもらってない? ボケ老人相手に、何を言う。いいじゃないか。許してやれ。
さあ、介護介護」
…ソフィーの態度に、現在の宮崎の理想とする女性像を見た気がしたw
そう考えると、ハウルがこの介護の仕事に関して、全く直接には手を貸していないのも納得できるんだね。
どこまでも、男にとって都合のいい女だ。
千と千尋の魔女がカオナシと暮らすシーンとか、悪役でも皆仲良く、
っていう公平な考え方(共産主義的?)があるんだろうけど
それが理想なのかもしれないけど、考え方としては好きだが
現実自分はそうやってきて幸せになってるのか?と意地悪な見方をしてしまう。
ジプリの博愛精神?がどうもそらぞらしく映る時がある。
実際介護をするソフィーの負担がわかって描いてるのか、自分は楽なポジション
にいるから描ける理想なんじゃないかとか。
高畑勲が描いた農家へ嫁にいけって言ってるような映画にも同じような物を
感じるんだよね。自分は農家へ嫁へ行くのか?みたな。
そこまでいくと妄想逞しすぎ。
ってか、下世話な話だ。
実は自分も映画を見ながら、>934->935のような感想を抱いた。
まあ、介護が現実のものに迫ってくる年代だからということもあるが、
自分を苦しめた魔女を当然のように介護するソフィーや、
引き取るだけ引き取り、家族として遇しながらもその介護に全く手を貸していないハウルの態度に、
やっばり現在のパヤオの心境がいくらかなりとも反映しているんじゃないかと思った。
男は外で働くもの、夢だって自由に追いかける。
女は家で、男が帰る場所を守り、家族を支える存在。
その役割に、当然介護も含まれている。
その是非は置いておくとして、パヤオのそんな憧れや理想像が滲み出ている気がした。
>>936 実は・・・ハウル観てる間中「不快」だったんだけど
現在、子供のいない伯母の介護をしてるんだ。
何故自分がしなくちゃいけなくなったのか
ちょっと変な感じなんだけどね。
だから、当然のように
>>934のように感じたよ。
妄想とはとても思えない。
宮崎一家の内情がどうなってるかまで、知ったこっちゃないし、妄想の域を
出ないだろうという意味で言ったんだが。
>934は別に断言はしていないよ。
そういうことでもあったのかと思ったよ、という書き方。
家庭事情はどうだか知らないが、宮崎の心境的に的を射ているかどうかの推測は、
レスの反響でわかるだろう。
個人的なことは話題にするべきではないが実際宮崎駿の母は病気で子供の頃から寝たきりで、
父親がずっと介護してたというのを読んだ。お手伝いさんとかはいたらしいが。
もしかしたら、家族はこうありたいという願望なのかもしれないが…。
>>941 なるほど。だとしたら、確かに願望かもしれないな。
素晴らしい出来の仏公式サイトを巡ってみて
この映画を楽しむ唯一の方法は本編を見ないことだと思った
いや仏サイトのほうがよっぽど美しい想像をかきたてられるよ
本編はただのB級大作映画だけど
本当にもったいないよなあ
ちょっとサジ加減を変えて作ったら最高傑作になったんじゃないかという気がしてならない
944 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 00:38:34 ID:xoilYNdA
この作品は、パヤオが炉利(前作)じゃなくても、
ばばあでもヒットを作れるんだと誇示したかったんだけじゃないかと思う。
荒地の魔女はいいキャラだよ。
むしろ、肝心のソフィに全然感情移入できないのが最大の原因だと思う。
ソフィが荒野にいきなり向かうのも「なんで?」という人が多いし、
いきなりハウルの家に老獪に住み着く様子も「いつ智恵つけた?」という感じ
いきなり愛してるのには「いつの間に?」と思うし
かいがいしく介護を始めるのに共感も得られない
後半はそれ以前に脚本が崩壊しているのでもうどうでもいいが
メロドラマは主人公に感情移入してなんぼの世界だからこりゃあきません。
ファンの人も「キャラ萌」だなあれは。
ハウルを魅力的にみせることだけは妙に力を入れていたので、それはまあわかる。
それが、ハウルはハウルで分裂気味っぽくてイマイチ。。。
最初の登場シーンでは、萌えられそうだったんだけどねえ
そうさね。
ハウルは「いつソフィを好きになった?」と思われちゃあな。
髪の毛の騒ぎようも説明があるから頭でああそうかと納得しているけど
取って付けた感ありありだな。
しかしなあ・・・
髪色が思い通りにならなかったり、
女の子に振られた程度で融解しちゃう男って
どんな屑よ?
屑男でしょ。屑男が屑男なりにいろいろやってみた。
という映画なんだから。
見たまんまの映画なんだよ、これは。深読みしても意味無し。
嫌な見方をすれば、ダメな女(と自分で思い込んでいた)ソフィーが
一見完璧なようで実はもっとダメな男を見て
メサイアコンプレックスに陥る話かと。
一見完璧なようで実はメサイアコンプレックス使いたいだけちゃうんかとw
>>951 あ〜確かに。
ソフィーが夢のシーンで「愛している!」と叫んでいたが、
城で暮らし始めていたとは言え、それほどハウルと接触がなかったよね。
かと言ってその頃には、初対面の感動は薄れ、ダメっぷりも見えてきている。
ハウルの一体どこを愛したんだよと突っ込みたかったが、
あのダメダメっぷりに加え、異形化するハウルを心から愛せるのは
この私しかいないといった自己満足に浸った愛だったのかもしれない…。
ハウルを愛する、と言うより、ハウルを愛する自分に酔うと言うか。
>>953 あなたの瞳に映る私に乾杯!
って事かw
>自己満足に浸った愛だったのかもしれない…。
>ハウルを愛する、と言うより、ハウルを愛する自分に酔うと言うか。
自己愛の一種ですな。恋愛において思春期から脱してない精神年齢の人に多い。
ソフィーもそんな感じだ。
956 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 09:07:29 ID:bEaQstd9
原作でもハウルがいつソフィーを好きになったのかわからんかった
957 :
ちんこ:05/01/04 09:15:53 ID:SsmbJn+7
いやぁ。ハウル面白かったよ。
危うく噂に踊らされ、見のがすところだったよ。
危ない危ない。
>>856 ああ、スレの展開的にはA.I.に近いものがあるな。
あれを絶賛してる人を分類すると、安直に泣けた深読み知らずの女子と、
異様にディープに分析するキューオタやスピオタとがいたが
同じ絶賛でもまったく話がかみあっていなかったな。
怒りに震えるようなアンチを生み出しているところもこの映画と似てる。
おれはAIもハウルもどっちも絶賛組なんだが。
>>958 >おれはAIもハウルもどっちも絶賛組なんだが。
ばか。
960 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:22:02 ID:lFHK6O41
>959
ここは"ハウルがつまらないと思った人"が集まるスレですよ?
ばかだの何だの言う前に、本スレに行きましょうね(w
961 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:25:03 ID:lFHK6O41
ごめんなさい>958の事か!!よく読んでない証拠だ…。>959さんごめんなさい。
引っ込みまするOTZ
962 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:50:59 ID:6Vo9NqSZ
踊る大走査線2にくらべりゃマシ
>>935 宮崎が昔まっかっかだったのはどうでもいいけど、
武者小路の目指した理想郷みたいとは思うね、確かに。
964 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 13:40:32 ID:JErlnGne
ディズニー映画っぽく感じたのは俺だけかな。
宮崎監督は世界に目を向けて万人受けする作品を狙ったんじゃない?
「千と千尋」とか「もののけ姫」は日本人じゃないと理解できないところがある。
むしろ千尋やもののけのほうがIMDbなんかで評価高いよ。
えきぞちっく〜ま〜べらす〜とガイジンは思うのかも。
なんちゃって欧州(ハウル)は見せるのはずかし。
>>964 千尋は思いっきり日本専用なんだけど仏人が共感してくれたのは正直感動した。
仏語吹き替え最高!
ハウルは見てないけど、次作に期待!!w