古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)追補編

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1監督っぽい人 ◆EMERALDhok
キャラになりきってセリフを書き、皆で一つのストーリーを創っていくシナリオ形式のスレです。

>>2以降に示されるキャラクター表を元に自分のキャラを誕生させます。
●情景や行動を描写する補足の文は( )をつけて表記します。
●このスレの悪役は凶悪です。あなたは殺されてしまうかもしれません。でも泣かない。
   そのまま死んでしまうのが物語的にオイシイと思えば天に召されてしまうもよし!
   そんな攻撃なんともないぜ、と間一髪よけた事にしたり、
   フッ。蘇生魔法をあらかじめかけておいて良かった、と余裕で生き返ってもOK。つまり
●つじつまはどうにでも合わせられるので心配無用!

基本ルールはこの4つだけ。 さあ物語を始めましょう!

古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/
古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)後編
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/
2監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/06/24(水) 01:13:06 P
○キャラクター表
名前と外見を決めてください。キャラの生い立ちなどの内面は物語の中で明かしてください。

<名前>
<性別>
<年齢>
<髪形>
<瞳色>
<容貌>
<服装>
<武装>
<出典>
3監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/06/24(水) 01:13:54 P
ルール補足

○演じるキャラは自分でつくったオリジナルのキャラでも、好きなアニメやゲームのキャラでもOK。
  お笑い担当キャラ様歓迎。凶悪強敵悪役キャラ様優待。(但しイイ感じで倒されてくださいね)

○書き込みに順番はありません。
  必要なら即レスしてもかまいませんし何日空けてもOK。リアル優先。スレ主も日参する確約はできませぬ。

○避難所はありません。どんなネタ投下をするか事前の相談は無用!迷ったら
  後 先 考 え ず 投 下 し ち ゃ え !

○用意されたストーリーや設定はありません。
  どんどん設定は追加してください。
  なおスレタイに物語上の意味はなんにもありません。クリックされやすいかなと下心でキャッチーなスレタイにしただけです。

○書き方が独自のスタイルをとるだけで、このスレはなな板のTRPGスレの系譜に属しています。
  書き込みにコテがアンカーをつけてレス返ししていく質雑スレではないのよね。
  うあああっ俺のレスがスルーされた!とショックを受けてはいけません。
  あなたのレスは登場人物のセリフや行動、ストーリーの流れに生かされ、物語に大きな影響を与えていくはずです!
4スライム一同:2009/06/24(水) 01:17:14 0
乙です
5名無しになりきれ:2009/06/24(水) 01:31:13 0
              .. -_―:,.―--...
    __ r、___ .イ´: : : _Y∠二 : : :`ヽ、____
  r┴‐ 、|/    /:/:/´ ___ \:.、ヽ:\   |
  T ー-、{    /__/://斗 7: : : : : :\ヽ.ヽヽ.L:ム   |
   `.i7 リく ̄,ィ //:/ / ./ : !{: . . :\ ヽ:ヽ}ハヽ.__ `ア!
    [_Y´ ,ノz/ !':./:/:/ハ: :l.:ヽ\:.. :ヽ::i: :|: :! VY.|
    ト.、〃/勹Z!.:|丁{.:ト、ヽ:ト ::ト、ヽ;: イ!:丁:.:ヒK_ヽ|
    |ヽ.`7,.イ.リ ,| :ト:{z≧ミ\ヾ\ ベ>|=く|: :.:l! {:.:ト.ヾ、
    |  {{メ|/ィ´|:..l《トォ::..:lヾ    禾i:::.トリ|: :.:lヽヽト| } ヽ
    |ヽ ヽX:.ト、l .:ヽVjzリ        ヒzリ´j: :l:.レ:ト、\! }
    |   /トヽ!小:..ド\  _:! _,    /:}.:|/ リ::ト、 ∨
    |_\ | | |/l.:|:..、:ヽ、   {´   `}   .イ:/.:/ .:/.:リ小 〉 乙です!
    | `|| |{ト:ヽ:ヽト:ト .. ヽ __ ノ ..イノイ:./:_:/:.//〉! }′
    | └-ヽ!.|:l\トトト}-`ミ ニ ´__/ イ:./{´ノァ':// |
    |    j!.l::! . . . ヒ_ー-、`ー/.― 介:ト /://  |
    |    |l. l:.l. . . .|{ `Tト.ニ/. . . . . . ./:/イノ  |
    |    _..ヘヽヾ、. . l! .:i  /. . . . . .//-‐ r‐|
    |   ノ. {. . ト.\ヽ: :l rr、 / . . . ./'//`\_/ヽ_}
    |./--‐ー...ー、 丶ミ|lj∠_..-=‐..イ ノ   j≧、j}、
    | . . . _ニヽヽミ:.>‐ァ不ォ‐<_=ァT´     ト ―=く
    |. ./ . __ . . .ト:「__:.ィ:|Tヽー/. . リ       ` ー┬ ′
    | . . . ´. . .`ーl { ヽ:.|:.|ハ:\.:. ./ }、        |
    トj´ . . . . . . .:l! ヽ :.|:.ト..:.ー‐`<__\       |
    |{.: . . . . . . .__}! .:.:.:ヽト、:.:丶: :/ . ̄ヽー-.、    |
    ノ:.: . . ._. -――- 、:. ヽ.\:.ヽ{、: : . :..ヽ:.:.〉    |
  `ー、:.:∨       }: : :ト、 ヽ:}:.\ : : : }V     |
    |. 丁ヽ         ハ: :|:.:.\:ヽ . .ヽ:.:ノ     |
     ̄ ̄ \     ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6保守:2009/06/24(水) 23:56:49 0
その頃、温泉街ユフーインは何事もない平常営業の夜だった。
ゲーセンにたむろする若者を注意しに、夜回り先生が夜回りするぐらい平和だった。
7秋本 麗子 巡査:2009/06/25(木) 00:45:21 0
「出店許可書、持っているの?」
たこ焼き屋の屋台が、ユフーイン警察に注意されていた
8名無しになりきれ:2009/06/25(木) 21:45:57 0
>7
(ち!兄貴!サツのガサ入れですぜ!)
秋本麗子巡査に注意されたたこ焼き屋台のチンピラが一瞬振り返った瞬間、後ろの男にアイコンタクトを送る。
(なにぃ!?時間を稼げ!)
アイコンタクトを受け、攪拌機で小麦粉を混ぜていた男がアイコンタクトで応える。
それを受け、チンピラの闘気は膨張する。
「おうこらネーちゃん!人の商売にアヤ付けやがって!
礼状出さんかい!礼状!!」
屋台を挟んで怒声が響く。

その後ろでは男が網本との秘密契約書や小麦粉の密輸ルートの書かれた書類をまとめ火をつていた。
平和なユフーインの夜に緊張が走る!
9:2009/06/25(木) 21:49:41 0
ねえおじさん、私のたこ焼きいつになったら出来るの?
10名無しになりきれ:2009/06/25(木) 21:58:14 0
>9
「あ、すいやせん、お騒がせして。
ソースと醤油、どちらにします?マヨネーズはノーマル?芥子入り?
ホントすいませんねえ、騒がしくって。」
お客の催促にチンピラの表情はころっと変わり、営業スマイルに。
手際よくたこ焼きを船に乗せていく。

「はいはい、おまわりさん、商売の邪魔だから余所いってくださいね。」
やばい書類を灰にした男が笑顔で秋本麗子巡査に立ち去るように促す。
しかし背後に隠した右手には拳銃が握られていた。
お客によって遮られた戦いは水面下で続いているのだ。
11客B:2009/06/25(木) 22:38:31 0
―――主人。
こちらの芥子醤油地獄盛りが、未だなのだが…
…いや。そちらの客を優先してもらって構わない。

(店舗に設えた簡易カウンターの隅に、先程から背中の煤けた男が座っていた。
その眼は生気というモノが虚脱しており、手には安酒のカップが納まっている)

……主人。
逃亡生活をした経験は?俺は―――ある。
一度目は、敵軍の首都で潜入捜査を行った時だ。
混迷を極めた情勢下で、一時期本国との連絡が断絶した。
その直後だ。こちらの存在が敵の情報部にリークされたのは。
俺に落ち度は無かった。当時の王立軍内部抗争の皺寄せだった。

(ボロ雑巾の様な男は、うわ言の様に呟いて安酒を呷った)

だが、最も辛かったのは……ダブルスパイの嫌疑を掛けられた時だ。
身内は、こちらの手を知り尽くしている。戦闘能力も状況判断のクセも――
――身内を敵に回す状況は何としても避けるべきだ。身内を敵に回すのだけは……
12ダミアン:2009/06/26(金) 01:43:43 0
前スレが666で終わっているとは
13名無しになりきれ:2009/06/26(金) 01:52:48 0
前スレ(http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/654)からの続き

さあ、もう直ぐ米沢達のいる所に着くぞ!!!!! 合流だ!!!!!

スタッド:『ああ!!!!! 無事であってくれれば良いのだが、な!!!!!』

(俺達は彼らの無事を祈りつつ、その飛び込んで来た所に辿り着いた。……ところが
俺達の目に飛び込んで来たのは、足が無いものの、伝説の怪物であるゴーレムによって
痛め付けられていた光景だったのだ!!!!!!

俺達は慌てて階下の壁に身を隠した。無論、タケコプターで飛びながら、だ。ありゃまともに
人間が勝てる相手では無い!!!!!!)

タイガー服部:『(小声で)お、おい、どうする!!? このままでは米沢達の命が危ないぞ!!!!!』

そんな事分かっとる!!!!! しかしまともにぶつかれば俺達も……!!!!!

(するとそれを聞いたドラえ・もんスーンが……、)

ドラえ・もんスーン:『(ニヤリと笑い)あるぞ。とっておきの道具が、な。』

な、何だと!? あのゴーレムに勝てる方法があるというのか!!?

ドラえ・もんスーン:『まあ、見ておれ。』

(と言い、ポケットの中から何やら取り出した。見ると、それはオープンフィンガー使用の、何の変哲も
無さそうな手袋である。)

ドラえ・もんスーン:『アンドレ、これを手に嵌めてあのゴーレムと闘って来い!!』

な、何だって!!!?? こんな手袋を嵌めた所で、勝てる訳が……!!!!!

ドラえ・もんスーン:『ところが勝てるんだよ。まあ、アンドレだけでは少々心許無いからな、スタッド、
お前も行くと良い。ホレ、同じ手袋だ。』

スタッド:『ええっ!!? お、俺も? ……まあ、当たって砕けろだからな。行くぞ、アンドレ!!!!!』

スタッド……。おう、そうだな!!!!! ええい、こうなったらとことん闘ってやるぞ!!!!!!
(と、俺とスタッドは共に手袋を嵌め、豪華な調度品が置かれている執務室に乗り込んだのである。
それに感付き、俺とスタッドに目を向けるゴーレム。)

おい、お前の相手はそいつではなく、俺だ!!!!! 来い!!!!!

スタッド:『それとも何か!!? ビビッて来れないのか!!? え? この木偶の坊!!!!!』

(俺達は懸命に注意を米沢から逸らせるべく、挑発する。するとその甲斐有って、ゴーレムは俺とスタッドの
方へと向かって行ったのである。そして射程範囲内に入ると、ゴーレムは俺達目掛けて手刀の状態で両手を
振り下ろし、俺とスタッドの頭を叩き割ろうと仕掛けてきたのだ!!!!!)

《ガキィィィィィィィィン!!!!!!!!》

(ところがその手刀は、俺とスタッド、共に手袋を嵌めた両手によって止められたのである!!!!!
必死に抜き取ろうとするゴーレム。しかし全くビクともしない。)

こ、これは凄い!!!!! この手袋には、こういった力があったのか!!!!!

スタッド:『さて、うちの「仲間」が随分とお世話になったからな!!! アンドレ、コイツどうする!!?』

そうだな……。どこかへ思いっきりブン投げたいのだが、何処が良いかな……?

(ゴーレムの腕を掴んだまま、投げ飛ばす場所を考える俺とスタッド。すると外野から、
ザ・エスペランサーが……、)

ザ・エスペランサー:『おい、あの大浴場らしき場所から何やら、かなり邪悪な感じ(>>649-650)が
するぞ!!!!!』

おっ、そうか!!? じゃあ決まりだ!!!!! スタッド、その大浴場目掛けて、このゴーレムを
投げ飛ばすぞ!!!!!!

スタッド:『合点承知!!!!!! じゃあ、いくぞ!!! 1、2の……。』

3!!!!!!!!! 

《ブンッ!!!!!!!!!!! ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウ〜〜〜〜〜〜〜……!!!!!!!

ドガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!》

(俺とスタッド、共に一本背負いの様に投げた飛ばしたゴーレムは、月明かりに照らされながら
綺麗な放物線を描き、その大浴場へと向かって落下、見事に隕石の様に大浴場に直撃したので
ある!!!!!)

スタッド、俺『Yeah!!!!! (ニコニコ顔でお互いに「パチーン!!」とハイ・タッチする)』

……しかしこの手袋にはこんな力が宿っていたとはな!!!!! 驚いたぞ!!!!!

ドラえ・もんスーン:『この手袋の名前は「パワー手袋」と言ってな。嵌めれば誰でも怪力になれるのだ。
因みにちょっと調子が悪くて、大型トレーラーをちょっと小突いただけでも吹っ飛ばしてグシャグシャに
なるのだが……、お前達だとちゃんと制御して使いこなせるかと思い、渡したのだ。』

そうか……。おい、どうやら此処が執務室の様だが、誰もいない様だな。

ザ・エスペランサー:『まあ、となると敵はどうやら別の場所へと移動した模様だな。』

よし、じゃあ大本を突き止め、倒すまで探し回るぞ!!!!!

(と言うと、俺は米沢と僧都を抱え、ドラえ・もんスーン、スタッド、ザ・エスペランサー、カオナシ、
タイガー服部と共にタケコプターで再び飛び立ち、探し回ったのであった。)
15"ディフェンダー" ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/26(金) 20:12:11 0

『そうだよね。どんな話か興味あるわね』【>後編649】

この場に到って、第三勢力の劇的な入場―――

《任務失敗……いや。茶番は終わり、と言った所か》

翠色の燐光――人の姿に現界――妖女の左手を掴んだ。
ミスリルコートは湯を弾くものの、他の箇所は濡れるがままだ。
水を滴らせた白衣の騎士の姿が、浴場に並ぶ鏡に映り込んでいる。

「こ、この女まで……がるるぅーっ!!」

魔術迷彩を解除して威嚇動作に入ったのは、白のスク水姿。
今のシスターを見た所で、修道女だと気付く者は誰も居るまい。
妖女の胸囲を見て少々気が立っている様だ。近づかないで置こう。


《彼女達は我々の貴重な情報源だ。
 すまないが……お引取り願おうか。
 マスター、君は赤毛の少女を――》

「――わかってるわ。
 "姫"とか言ったわね…?覚悟しなさい!
 その胸ぺしゃんこにしてやるんだからっ!!」

わかってなかった。

《……いや。そうではなく、情報源の護衛を》

「とりあえず、一回ぶっとばしとかないと乙女心が晴れないってコトで!
 血を見るのは好きじゃないから―――タイルに叩きつけてあげるっ!」


白の修道女が翠色の旋風を纏う。
それは暴風に変じて赤毛の人間を捉えた。
浴場の壁面へと吹き飛ばすべく唸りを上げる。

「―――Sylphid, ubi vult, balla!!」【風霊(かぜ)よ舞踏(おど)れ】

《―――I am the dust of my amulet.》【身体は護符で出来ている】

両腕の肘から先を覆う白銀の籠手が現界する。
肘部には滑らかに輝くバックラーの曲面。
その指先に到るまでが精霊銀。


《……さて。聞かせてもらえるだろうか、レディ?
 私も"ロネ"とやらでの一部始終には興味がある》

妖女の細い手首を掴んでいる銀の指先に、力を込めた。

「何食べてたら、そんなに胸がおっきくなるのか聞くのが先でしょっ!」

《―――ココナッツの結実過程でも学ぶ方が、幾分か生産的だろうな》

投げ飛ばす心算でいたが、この妖女には襟も袖も無かった。
掴むのに丁度良さそうな箇所が二箇所ほど突き出してはいたが、
形状と弾力が力学的不安定要素であると判断し、当身に切り替える。
大人しくココヤシの木に向かって放り飛ばされてくれるコトを祈りたかった。
16フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/06/26(金) 21:22:10 0
(後編・631の続き)

(ルルカの敷地内に聳える尖塔の一つが倒壊した。
その巻き上がる白塵の中から姿を現したのは全身に黒い炎を纏わりつかせた怪鳥。
崩れた塔から逃げるように矢の如く飛んだ巨大な黒鳥はルルカ本堂の一階辺りへ激突した。)

キュルルルルァァァァァ!(もういたいのやだようー)

(突然に目の前の扉が開くとルルカのローブを着た者たちが現れた。
塔の倒壊音に驚いて飛び出て来たルルカの学生たちであった。
先程ルルカの学生たちに殴られた記憶が蘇ったフルネーは反射的に頭部を守ろうと羽で頭を覆う。
だが灼熱の炎を纏った翼の羽ばたきは死の熱風となって、ルルカの学生たちを焼き殺した。)

キュルアァァァァ!(こわいのもやだようー)

(魔鳥と化したフルネーの撒き散らす黒炎は木製の扉を焼き壊し、窓の硝子を溶かし、石壁を黒く焦がす。
舞い上がる無数の火の粉が床の絨毯へと降り注ぐと、腹を空かせた炎たちがボッという歓声を上げる。
しかし、触れるもの全てを呑みこみ尽くす貪欲な炎の食欲は決して満たされない。
炎は何かを燃やしている間だけ存在できるのだから。
石造りの僧院に燃える物は少ない。
飢餓の欲求を床に敷かれた絨毯や壁のタペストリ。掃き残された埃などにぶつけつつ、
黒い炎はもっと多くのものを喰らうべく燃え広がり、ルルカ本堂の廊下を嘗め始めた。)

ギャアアアアァァァァ!(わぁぁぁぁぁぁぁぁん)

(フルネーは飛んでどこかに行こうと思ったが黒に染まった空は何も見えなくてとっても怖くて悪い事が起こりそうな気がした。
だから、近くの明かりの付いた場所に一目散に突っ込んだ………大浴場へ。
自分の体の目測を誤った怪鳥が窓枠へ激突し耳障りな奇声を上げる。
窓から入り込んだ一筋の黒い火柱が大浴場を駆け抜け、隣接する脱衣場を狙いすましたかのように延焼させた。)
17米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/06/26(金) 23:21:17 0
待った!私は降ろしてください!
(米沢はアンドレの丸太の様な腕から抜け出した。>>14
米沢は執務室の床に飛び降りた。夜空を飛ぶアンドレらに声を張り上げる。)

私は鑑識です!強制捜査現場の鑑識調査を何一つしていません!
(やっと来たルルカ総帥の執務室。到達と同時に現われたゴーレム。ルルカに自分達が来訪して以来、ずっと敵は己の存在を秘匿してきた。
それをかなぐり捨て襲ってきたのは、即ちホシはここを調べられたくなかったのだ。それほどここは重要な場所なのだ。米沢は確信した。)

この臨場(事件現場)、根こそぎ拾ってやる!
(眼鏡をクイっと指で上げた。それが合図でもなかろうに背後で轟音。振り返ると、アンドレらに投げ飛ばされたゴーレムが
女湯の虎の精霊に、あさっての方向に弾き飛ばされている。
米沢はしばし飛び行くゴーレムを見送ったが、鑑識作業に入った。
バッグから虫メガネを取り出すと、室内をしらみつぶしに見て見て見て見まくった。
なにかがある。なにかがある筈だ。
本棚が目に入った。調べる。だが米沢は重大な事実に気がついた。)

こっちの世界の文字が読めない……。

(あちゃーと額に手をあて呻く。それが合図でもあるまいに背後で轟音。振り返るとルルカ大浴場に炎の鳥>>16が突っ込んでいくのが見えた。)
18監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/06/27(土) 00:11:41 P
>白い悪魔さん
リアルが優先。とはいえ寂しいです。いよいよバトルロワイヤルに突入という時に……。
当スレに参加してくれて、私はとても嬉しかったです。ありがとう。
機会をつくれたら、復帰してみてください。再見!
19エメラルン ◆EMERALDhok :2009/06/27(土) 00:13:18 P
前スレで恥ずかしがるアーシィ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/624
>や、やーだなぁ、姫さんこ…そ………ん…く、くすぐったいから!
>(耳まで真っ赤に染まりつつ、手を放して背を向ける。手を触れ脈打つ心臓を確かめる。)
あれ?
(エメラルンはとまどった。
アーシィの一族の風習、その挨拶の儀式をしたつもりだった。けれども、このアーシィの恥ずかしがりようはなに?
胸を揉み合うのが風習ではないらしい。
じゃ、なんで「さわらせろー」とアーシィは迫ってきたの?)

あ。あー。……ああー。

(エメラルンは納得した。)



『アーシィはそっちの趣味がある』



(間違いない。どうしよう。とたんにエメラルンは赤面した。)

>アーシィ
>ところで…さ。何?話って。
あ。
(エメラルンはアーシィの聞きたいことがわかった。彼女は告白を待っている!
どうしよう。どうしよう、どうしよう。どうしよう。
アーシィがきらいか?といえばそんなことはない。好きだ。でも恋愛とは違うと思う。けどアーシィは求めている。
しかも強く求めている。胸をさわってくるぐらいに!
しかも自分は誤解からとはいえ、それにこたえアーシィの胸を揉み返してしまった!
ことわったら、もてあそんだの?とアーシィは傷つくだろうか。
傷つけないために、アーシィの気持ちに応える?でも、それは……。けどアーシィが好きといえば好き。
あれ、なんだろう、この気持ち。この気持ちなに?)

(王宮暮らしだったエメラルンに恋愛経験は無い。人を好きになった事もない。エメラルンは混乱してきた。)
20名無しになりきれ:2009/06/27(土) 00:20:52 0
ちょw
21エメラルン ◆EMERALDhok :2009/06/27(土) 00:22:07 P
前スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/649
>アリスネージュ
>なに話してたの?なにしてたの?教えてよ。ふたりで胸をもみあっちゃってさ。禁断の恋?
(晩餐会でアーシィにおっぱい型プリンを差し出したルルカの女学生がやってきた。見られてしまった。
エメラルンは顔を真っ赤にして、説明しようとした。ちがうんですと。)

>アリスティスラ
(アリスネージュの姿が変異した。)
おまえは!コーチュウ将軍の仇!
(敵の登場に、なんだか救われたような気がした。エメラルンは狼爪の短剣の柄に手をかけた。
ふと頭に戦いではないことが浮かんだ。
コーチュウ将軍は好き。爺は好き。でも恋愛とはちがう……。人を好きになるってなんだろ……。)

う!
(戦いの最中に、それは隙を生んだ。)

>15
>白スク少女
> "姫"とか言ったわね…?覚悟しなさい!
>その胸ぺしゃんこにしてやるんだからっ!!
(間合いに入られるまで気づかなかった。エメラルンは捕らえられた。エメラルンの力では跳ねのけられない。)

アーシィ!
(アーシィが現われたもう一人の敵に、当身で吹き飛ばされる。)

よくも私のアーシィに!
(白スク少女の腹部に右足の裏をあて、渾身の力をこめて足で突き放した。
時を同じくして、浴場は大きな焚き火に照らされたように朱に染まった。>>16
そのフルネーの来襲よりも、エメラルンは吹き飛ばされたアーシィに駆け寄った。抱き起こす。)

大丈夫か!アーシィ!
(あ、全裸同士だっけ。今度は抱いてしまった。アーシィの肌のぬくもりが生々しい。心臓が早鐘となって息を乱す。
裸のアーシィをしっかり抱いてしまって、戦いの最中なのに、エメラルンはもうどうしたらいいのかわからなくなった。)


22名無しになりきれ:2009/06/27(土) 00:27:41 0
おっぱいコントから百合コントへ! ( *´д)/(´д`、)イヤン
23ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/06/27(土) 00:34:15 0
あちちちちちち!
(燃える風呂場をかいくぐり、ひこにゃんは滑り込みして入場。
ひしっと抱き合うエメラルンとアーシィを目撃。)

よかったにゃ。アーシィ。
(ひこにゃんの目には2人を祝福するように、涙がきらりと光っていた。)
24名無しになりきれ:2009/06/27(土) 00:37:59 P
ナイスでカオスな展開GJ。でも、攻撃対象:白衣→アリス シスター→エメだったんじゃね?w
25名無しになりきれ:2009/06/27(土) 00:51:47 0
>>24
そりゃエメは混乱してんだから、しょうがないだろw
アーシィの貧乳描写がここまで発展するとは感慨無量
26名無しになりきれ:2009/06/27(土) 00:54:14 0
妖女ってどっちだ?どっちも妖魔の女だ

でもおもろいからアーシィということでええがな!
27ククロスク尊父師 ◆EoQWpDRWCE :2009/06/27(土) 00:56:10 0
何をお探しかな?
(本棚を物色している米沢は、声をかけられた。声の主はルルカ学府の長ククロスクだ。)

貴様が一番見つけ出さねばならないのは、俺からどうやって逃げるか?ではないかな。
(ククロスクは手の平を水平に両手をゆっくりと挙げた。こぶしを作る。
執務室の窓という窓、米沢が飛び込んで壊した窓にも鎧戸が次々と独りでに閉まっていく。扉には鍵がこれも独りでに掛けられる。)

これで誰も入っては来れない。さて。
(ククロスクが椅子を指さす。椅子がとことこと歩き、米沢の尻を突く。座れと。)

貴様は中々の智謀の持ち主。魔力の素養は絶無だが、それは注げば良い。
俺には手下がいる。殆どの配下はロネで死んでしまったのでな。
米沢、宇宙の深遠すら望める眼を与えても良い。俺の配下にならんか?
(>14の続き 及び >17)
米沢:『待った!!! 私は降ろしてください!!!』

(ハッと目が覚めた米沢は、俺の腕から抜け出した。すると米沢は俺達に向かって、
声を張り上げてこう言ったのである。)

米沢:『私は鑑識です!!! 強制捜査現場の鑑識調査を何一つしていません!!! ここは
ルルカ学府総帥の執務室!!! 敵は私達の来訪以来、自らの存在を隠匿してきたの
です!!!!! その本性をかなぐり捨ててまで私達を襲ってきたのは、此処に「知られては
いけない」何かを隠している事を教えているのと一緒なのです!!!!! だから、この現場の
証拠を、根こそぎ拾ってやるまで!!!!!』

(と、米沢は一気呵成に捲し立てると、眼鏡をクイッと指で上げ、鑑識作業に入り、バッグから虫眼鏡を
取り出すと、虱潰しに室内を捜索し始めた。

そうだった。この男は俺達とは『畑』が違えども、己の威信を、そして仲間を救う為に闘ってきたのだ。
なのに俺達は彼の意を汲まず、此処を去ろうとしたのだ。そう考えると、少し恥ずかしい気持ちに
なった。)

おい、俺達もこの部屋の捜索に取りかかるぞ!!!!! 何か大きな手掛かりがあるかも知れんからな。

スタッド:『当たり前だ!!! 丸腰で此処を去る訳にはいかんからな!!!!! 奴らをギャフンと
言わせる様なものを一つでも多く、掴んでやろう!!!!!』

カオナシ:『アー、アー(そうだね!!! このまま奴らの好きにはさせない様にしなくちゃ!!!)』

(こうして俺達も彼の意を汲み、再び執務室に入って、彼の捜索に手を貸す事にしたのである。
……しかし、米沢はある重大な事に気付き、額を手に当てて、大きくため息をつき、こう声を漏らした。)

米沢:『あちゃ〜、こっちの世界の文字が読めない……。』

<おいおい、それじゃあ鑑識の意味が無いだろうが!!!!!>

(俺は少々呆れながら、そう思った。そして、次の瞬間!!!!!)
???『キュルルルルァァァァァ!!!!! キュルアァァァァ!!!!!』

うおおっ!!?? な、何だ!!!??

(何か、生き物の様な咆哮と共に、背後で凄まじい轟音が響いたのである。振り返ると、先程の大浴場に向かい、
黒い炎を身に纏った、巨大な鳥が大浴場に突っ込んでいく!!!!!!

しかもそれだけでは無い。その炎の鳥が振り撒いた火の粉の為に、学府内の所々で出火、炎上が始まって
いたのである!!!!!)

うおおおおおっ!!!!?? これはまずいぞ!!!!! 早く火を消さんと大変な事になる!!!!!

ドラえ・もんスーン:『慌てるな!!!!! コイツがあるぞ!!!!!』

(と、ドラえ・もんスーンが言うと、何やらカーナビが大きくなった様な、薄型のモニターと、7色の
カラーペンを取り出したのである。)

ドラえ・もんスーン:『「アメダスペン」だ!!!!! このモニターの地図帳の特定場所に、このペンで
囲いを入れると、色によって晴れたり、雨が降ったり、雪が降ったり、雷が鳴ったりするという物だ!!!!!

(モニターのスイッチを入れると、地形図が現れる)ええと、ユフーインが此処だから……、学府はこの
辺りだな。よし!!!! (外の光景に目を配り)この場合だとちょっとやそっとでは炎が消えそうも
無いからな……。よし、青のペンで3重丸を入れてやる!!!!! これなら土砂降りの雨が降って
くれるぞ!!!!!』

(と言うと、ドラえ・もんスーンは思いっきりモニターの地図に青のペンで3重丸を入れた。

すると、どうだろうか!!?? 先程まで煌々と月明かりを照らしていた空が、みるみる黒雲に
覆われ……、)

《ドシャアアアアアアア〜〜〜ッ!!!!!!!》

(と、丸でシャワーの水が出たかの様に、雨が思いっきり降り始めたのである。それにより、学府に
燃え盛っていた炎は、徐々にその勢いを弱めたのだ。)

ほ〜っ、これは凄い!!!!! みるみる鎮火していくぞ!!!!!

ドラえ・もんスーン:『(腕をヒュッと振り、得意満面のポーズを見せて)どうだ!!!!!』

ザ・エスペランサー:『流石、リアル・ドラえもん!!!!!』

スタッド:『しかし、あの鳥の所為で大分被害が出た模様だからな、一刻も早く手掛かりを掴み、
学生達の救助にも向かわんと……。』

タイガー服部:『確かにな。だが此処にも重要な手掛かりが潜んでいる筈。それを見つけない限り、
助けても助けてもキリが無い事が生じると思うぞ。』
(引き続き俺達は、執務室の捜索に乗り出した。が、中々有効な手掛かりと言うのは見付からない。
10分、20分……。次第に焦りが募り始め、俺は……、)

ええい、クソッ!!!!! 《ダンッ!!!!!》

(八つ当たりで白っぽい、分厚い部屋の壁にパンチを入れたのである。

ところがその拍子で、そのパンチを入れた部分の壁の一部が脆くも剥がれ
落ちたのだ。)

な、何だ!? 此処だけえらく脆い造りになっているのか!? 欠陥工事も良い所だな。

(俺はそう呟きながら、その剥がれ落ちた部分を見つめた。しかし、よく見ると、その剥がれ落ちた部分には、
丸で隠すかの様に、一冊の黒い書物らしきものが、ほんの少しながら姿を見せていたのである。

俺は不思議に思い、その壁の剥がれた部分を引っかきながら更に剥がし始めた。)

タイガー服部:『おい、アンドレ!! どうしたんだ!!?』

何か本らしきものが埋まっているんだ!!!!! ちょっと掘り出すのを手伝ってくれ!!!!!

タイガー服部:『おう、分かった!!!!! おい、皆!!!!! アンドレが何かを見付けた様だ!!!!!
手伝ってくれ!!!!!』

スタッド:『おうっ!!!!!』 ザ・エスペランサー:『分かった!!!!!』 カオナシ:『アー(了解!!!!!)』
ドラえ・もんスーン:『よし、来た!!!!!』

(俺達は力を合わせ、その壁を穿り始めた。

……そして5分後、漸くその黒い書物を取り出す事に成功した。大きさとしてはB4サイズながら、ノートよりも
やや厚めといった代物であり、2冊あったのである。

俺達は恐る恐るその書物のページを捲った。すると其処には、俺達のいる世界の文字―――、英文で
軍事的な記録や兵器、戦術が写真を交えて事細かに記載されており、もう一冊には、何と魔法や悪魔を
召還する方法が記載されていたのである。そしてその2冊の書籍には、それぞれ、あのアメリカ海軍潜水艦
発射弾道ミサイル搭載用熱核弾頭UGM-96AトライデントシリーズのD1型=水素爆弾や、俺達の宿敵で
ある『黒い人間』の事までもが載っていたのである!!!!!)

タイガー服部:『お、おいアンドレ……、その「黒い人間」がこの本に載っているという事はまさか……。』

(険しい表情で)恐らく、この学府の総帥か、或いは上層部がその本を見て習い、召還したと思われるな。
あの水素爆弾を入手し、仕掛けた人間も同一人物かと思われる。

だがこれは俺達ではなく、ある人間にみせた方が、より効果的だ!!!

おい、米沢!!!!! この2冊の本に、何か決定的な証拠と言うのはあるかどうか、
ちょっと調べてくれないか!!?

(全てはこの鑑識を生業とする、この男に賭けるしかない!!!!! 俺はそう思い、この2冊の書籍を
米沢に託したのである。)
31名無しになりきれ:2009/06/27(土) 01:09:01 0
まさかのまたもや放送事故!www
>31
だな!!!!! 俺としても不覚だった。もう少し、成り行きを見届けた上で記載するべきだった。

こうなるとシナリオをスクロールさせるには……、>>28-30>>27となる。

最も、俺としては……。

>>28-30 →米沢の話 →>>27 が望ましく思うのだが。

とは言え、ややこしい事態にさせてしまい、真に申し訳無い!!!!!
33修復スライム:2009/06/27(土) 01:14:35 0
・アンドレは、ククロスクの造り出したダミー米沢(ゴーレム)を相手にしている。
・本物の米沢はククロスクに勧誘され中。その執務室は別次元の執務室。
34名無しになりきれ:2009/06/27(土) 01:15:56 0
>>32
いやTRPGで面白いのは事故だw気にすんな
事故こそTRPGの醍醐味だ
35名無しになりきれ:2009/06/27(土) 01:17:39 0
>33
n ∧_∧
(ヨ(´∀` ) グッジョブ!
36リコ ◆zBpJllo.HE :2009/06/27(土) 01:23:06 0
>>21
>エメラルン
…………………………。
(リコはスパイダーマンの用意した監視部屋で膝を抱えて座っていた。
望遠鏡で見ていろと言われても、覗きなのでは……。
結局、リコはエメラルンやアーシィの裸を見ていることができずに、監視をやめてしまった。
覗きなんて出来ません。しませんもん。
いや……。
ハクや偽尊父師や偽導師が暗躍している。姫様達をお守りしなくては。
でも覗きなんて出来ない。)

直接、行こう!
(男なら堂々と。
監視部屋にどういう仕組みか備え付けられている“女湯大浴場に行くことができるボタン(前スレ>>599)”を押した。)
37名無しになりきれ:2009/06/27(土) 01:26:57 0
ボタンを押すとそのまま壁がバタンと倒れるという寸法だな
38天の声:2009/06/27(土) 01:47:41 0
女湯戦闘
・掴むのに丁度良さそうな箇所が二箇所あったがアリスに当身を当てココナッツの木にふっとばす
・掴むのに丁度良さそうな箇所がなかったのでアーシィにも当身を当てた
とする

描写ミスしたエメに罰ゲームシステム発動
・アーシィへの恋愛感情は、本気とする
39名無しになりきれ:2009/06/27(土) 01:52:23 0
>>38
        グッジョブ!!           ∩   ∩
       _ _∩           (⌒ )   ( ⌒)        ∩_ _ グッジョブ!!
        (ヨ,,. i              |  |  / .ノ        i .,,E)
グッジョブ!!  \ \           .|  |  / /         / /
  _n      \ \   ∧_∧ .|  | / /_∧   / ノ
 (  l    ∧_∧\ \(´∀` )|  | / /*´∀`)/ /  ∧_∧      グッジョブ!!
  \ \ (´∀` ) \         ノ(       /____(*´∀`)    n
    ヽ___ ̄ ̄ ノ   |      /   ヽ      | __      \     l .,E)
      /    /     /     /    \     ヽ   /     /\ ヽ_/ /
40名無しになりきれ:2009/06/27(土) 02:00:14 0
>>38
天才ヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノ キチャッタヨ
エメは>>19>>21みたいな甘酸っぱいの書いてくれ
でアーシィはエ―Σ(Д゜;)―ッッ!!!!つー感じで
41スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/06/27(土) 02:03:00 O
>>30
スパイダーキック!
(天井から降りてくるとアンドレから本を受け取ろうとした米沢に跳び蹴り)
ウェブスルー!
(さらに米沢を糸でくるむと振り回してから壁に叩きつける)
悪のからくりを粉砕する男!スパイダーマン!

だまされるなアンドレ!
わたしのスパイダー感覚>>33によればこの米沢はゴーレムだ!
本物の米沢は魔法で別次元に連れ去られている!
助けるには別次元に行く方法を見つけるしかないぞ!
42名無しになりきれ:2009/06/27(土) 02:06:14 0
>>38
超GJ!!!!
すっげ――――楽しみ!
43名無しになりきれ:2009/06/27(土) 02:14:38 0
どんどん予想できない方向に・・・
44ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/06/27(土) 03:00:00 0
(パチパチパチ、と拍手をする音が執務室に響き渡った。
 すると、蛍が、いや蛍の姿をしたドッペルゲンガーが姿を現した。)

フフ、恐れ入ったわ。
肉弾戦しか能が無いと思っていたけど、まさかああも都合良く増援が現われるなんて。
あんた達は、運命に愛されてるのかしらね?
(魔法によって負傷した右腕を治すどころか、手で抑えることすらしていない。
 口元が笑っているが、目は笑っていない。)

そちらの人(東映版スパイダーマン)は、初めましてかしら?
“今は”、わたしが蛍よ。明星蛍。末永くよろしくね。

さて、あんた達は大分、お困りのようね。
そこで、ちょっと取引をしない?

(転倒しているゴーレムを踏みつけて、ディスペル・オーダーの魔法を使う。
 今、ゴーレムは命令を解除され、完全な中立状態になった。
 それから、容赦無くゴーレムを踏み砕いた。
 驚くほど精巧に米沢に似せられていたそれは、単なる土塊へと姿を変えた。)

この“遠見の水晶球”を使えば、あんた達が望むものがある場所をつきとめることができるよ。
(彼女が取り出した水晶球には、米沢とククロスクが居る執務室の光景が映し出されている。)
これで目標の位置を把握して、わたしが魔法でそこに送り届ける。
わたしの“テレポート”は、手で触れられる距離にある個人やものを、好きなところに転送できるわ。
送った後は、好きにして良いわ。
ククロスクにはもう利用価値が無いし、煮るなり焼くなり好きにどうぞ。

その代わりに……そうね、その本を貰いましょうか。
それは物質界の生物には過ぎた“教材”だし、何より、わたしの手品の種が割れるのが癪なのよ。
45百合神:2009/06/27(土) 14:44:27 0
エメがアリスとアーシィ間違う。

でも恥ずかしくて顔見れない。

アリスをアーシィと思い込み百合続行。

それを見たアーシィ「なんだろう? なんか胸がモヤモヤする。」
>>45
素晴らしい!

エメの描写に間違いはないとする。三人称表記だが視点はエメで書かれているので、小説作法上、地の文はエメ視点の一人称と同じと考える。
一人称ならばその視点の話者の勘違いがそのまま描写されていても、なんの問題もない。寧ろリアリティがあると言えるだろう。

・アーシィの胸を弄んだアリスが当て身でふっとばされる
→エメ、それをアーシィと勘違いする(アリスとアーシィは近接していたし)
→エメ、動揺して顔を見れてないから、ふっとばされたのをアーシィだと思い込み
→エメ、アリスに駆け寄り抱き起こす。顔を見れてないから、まだアーシィと勘違いしてる←(今ここ)
→エメ、抱き応えあるな〜、生生しいな〜、イイ!……おや、胸がすごくある?アーシィじゃない!←(次ここ)
→アーシィ「なんだろう? なんか胸がモヤモヤする。」←(次ここ希望)
47名無しになりきれ:2009/06/27(土) 15:31:10 0
やっぱTRPGスレは
事故が面白いな
>33
……分かった。ならそのシナリオで行こう。

>34
そう言ってくれると有難い。まあ、もしかするとこういった現象はあるかも知れないのだが……。

(>33、>41、>44の意見を踏まえ、続けるぞ!!!!!)

(俺はその2冊の書物を、米沢に渡そうとした。……が、しかし!!! 突如、天井からからヒュッと影が
入って来て……、)

スパイダーマン:『スパイダーキック!!!』

(と、何といきなり米沢に跳び蹴りを食らわしたのだ!!! 呆気に取られる俺達。そして更に……、)

スパイダーマン:『ウェブスルー!!!』

(米沢を糸で包むや否や、振り回してから壁に叩き付けたのである!!!!!)

お、おい!!!!! お前、仲間に何という仕打ちを!!!!!

(しかしスパイダーマンは、俺の言う事を手で遮り……、)

スパイダーマン:『騙されるなアンドレ!!!
わたしのスパイダー感覚(>>33)によればこの米沢はゴーレムだ!
本物の米沢は魔法で別次元に連れ去られている!!!
助けるには別次元に行く方法を見つけるしかないぞ!!!』

な、何だと!!? それは本当か!!?

(俺は驚き、倒れている米沢の方へと振り向いた。すると米沢だと思っていた姿は、徐々に
小型のゴーレムへと変化していったのである!!!!!)

くそっ!!!!! またしても食わされたか!!!!!

スタッド:『まさか一瞬で挿げ替えられるとは、不覚も良いところだ!!!!!』

(大いに悔しがる俺達。と、そこへ……、)
>44
《パチ、パチ、パチ》

(と拍手する音が響き渡ったのである。俺達はその音の鳴る方向に目を向けると、そこには
蛍が、いや、蛍の格好をした、あの『黒い人間』が姿を現したのである。だが、その右腕には、
先程のザ・エスペランサーが撃ち抜いたと思われる、傷が残っていた。それでも、その傷を
気にする事無く、俺達を冷静に見つめる『黒い人間』。

そして静かに、語り掛けて来たのである。)

ドッペルゲンガー:『フフ、恐れ入ったわ。
肉弾戦しか能が無いと思っていたけど、まさかああも都合良く増援が現われるなんて。
あんた達は、運命に愛されてるのかしらね?』

スタッド:『おい、アンドレ。この女は何者だ? まさか、お前が言っていた、その少女を「喰った」
化け物と言うのが、コイツなのか!?』

ああ、そうだ。俺とタイガー、カオナシの目の前で残酷にも蛍の首を喰らった、『黒い人間』だ。

ザ・エスペランサー:『(無表情で見据えて)腕を撃ち抜かれ、当分大人しくなるかと思いきや、
また性懲りも無く俺達の前から現れたか。見上げた根性だよ。』

(そしてその蛍に化けた『黒い人間』は、スパイダーマンの方に目を向け……。)

ドッペルゲンガー:『そちらの人(東映版スパイダーマン)は、初めましてかしら?
“今は”、わたしが蛍よ。明星蛍。末永くよろしくね。』

(と、微笑みながら余裕綽々で自己紹介をする。が、目は笑っておらず、若干焦りが生じている様に見えた。)

ドッペルゲンガー:『さて、あんた達は大分、お困りのようね。
そこで、ちょっと取引をしない?』

何……、取引だと?
(彼女はそう言うと、転倒している、米沢に化けたゴーレムを踏み付け、何やら呪文らしき言葉を唱えた。
それから容赦無くそのゴーレムを踏み砕いた。すると、どうだろうか? あの頑丈そうなゴーレムが、単なる
土塊へと変わっていったのである。

そういった、殆ど意味を成さない動作を起こした後、彼女はマントの中から水晶球らしきものを取り出し、
引き続き口を開いた。)

ドッペルゲンガー:『この“遠見の水晶球”を使えば、あんた達が望むものがある場所をつきとめることができるよ。

これで目標の位置を把握して、わたしが魔法でそこに送り届ける。
わたしの“テレポート”は、手で触れられる距離にある個人やものを、好きなところに転送できるわ。
送った後は、好きにして良いわ。
ククロスクにはもう利用価値が無いし、煮るなり焼くなり好きにどうぞ。

その代わりに……そうね、その本を貰いましょうか。
それは物質界の生物には過ぎた“教材”だし、何より、わたしの手品の種が割れるのが癪なのよ。』

ザ・エスペランサー『(腕を組みながら)ほう……。自分が仕えていた、主をこうもあっさりと見捨てるのか。
とことん、性根の腐った奴だな。』

(その彼女の言い分に対し、高田……、いや、ザ・エスペランサーは相変わらず無表情でそう言い捨てた。

だが、俺としては今の状況だと、とても本物の米沢を見つける事が難しい。確かにこの『黒い人間』というのは
腹の底から憎むべき敵なのだが、言っている事に道理はある様だ。此処は一つ、辛酸を舐める覚悟でこの
取引に応じるか?

俺はそう思いながら、その2冊の書籍を彼女に渡そうとした。だが、その時……。)
ドラえ・もんスーン:『ワッハハハハハハハ!!!!!』

(いきなり、ドラえ・もんスーンが高らかに笑い出したのである!!!!! そして続けて……、)

ドラえ・もんスーン:『さっきから黙って聞いていれば、そんなしょうもない取り引きの為に此処に
来た訳か!!!!! 聞いていてチャンチャラ可笑しいわ!!!!!!

おいアンドレ、コイツにその本を渡さんで良いぞ!!!!! 米沢の居場所ぐらい、俺が何とか
突き止めてやる!!!!! これは約束だ、だから心配するな!!!!! それにコイツは
見た所、本を渡したらワープで向こうに送るどころか、俺達をその場で泉下に送る《=皆殺しに
する》という寸法の顔をしとるからな、信用ならん!!!!! 

そうなると得するのはコイツだけであって、俺達は大損を被ってしまう!!!!!
だから渡すんじゃあないぞ!!!!! 良いな!!!??』

ジノ《=ゴリラ・モンスーン 改め ドラえ・もんスーンの愛称》さん……。

(俺はドラえ・もんスーンのその言葉に、大いに心を打たれた。

そうだ、そうだった。高田は、悩み事がある時は、このジノさんに頼れば良いと言っていた筈だ。
それもせずに、俺は危うく彼女にこの大切な書物を渡してしまう所だったのだ。

もし手渡せば、ジノさんやザ・エスペランサー、スパイダーマン、カオナシ、スタッド、タイガー服部に
取り返しの付かない目に遭わせてしまうのは必定だ。俺は改めて意を決し、自らの思いを彼女に
ぶつける事にした。)

ジノさんの言う通りだ。だから悪いがその取り引きには応じられん。交渉決裂、という奴だよ!!!!!
さて、そうなると……。お前さんは俺達をここで正式に始末するという事になるのかな?

良いだろう、かかって来い!!!!! お前さんには、「大巨人」の力を、そして此処にいる《カオナシと
タイガー服部を除く》プロレスラー全員の力を、見せてやるぞ!!!!!!

(俺はそう言い放つと、皆と共に戦闘体勢に入った。

ここで会ったが百年目、全ての決着をつけるべく、
今、戦いの火蓋が切って落とされようとしたのである!!!!!)
52ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/06/27(土) 16:59:56 0

んにゃ?にゃんと!
(ひこにゃんは目をこすった。エメラルンがアーシィと抱き合って両想いになったのかと思ったら、
よく見たらエメラルンが抱いているのはアリスティスラだった。)

湯煙で見間違ったにゃ!
(フルネーの火事も重なり視界不良であった。
エメラルンが危ない!なんでも溶かすツバを吐く蛇女から守らねば!
そう慌てたひこにゃんは咄嗟に近くにあった「投げるのに適当なもの」を投げた。
そのとき近くにいたのは一緒にズザーと女湯に滑り込んだチャロであった。(前スレ>>638
ひこにゃんはチャロを投げてしまった!)

ああっ、湯煙でわからなかったにゃー!!!!!

参考映像
MTVゆるキャラアニメ ウサビッチ第17話「狙撃注意」
MTV公式サイト
ttp://www.mtvjapan.com/usavich/s2_17.html
53魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/06/27(土) 17:39:44 0
>前スレ656
(ヴェンツェルの箒に跨り、エメラルンの元へと天を矢となって進むマキューシオ。
前方の虚空に有り得ざる光景を彼は目にした。中天の月明かりに照らされ人影が浮いている。
ヴェンツェルの箒は瞬く間にその人物の横を通り過ぎた。一瞬の邂逅でマキューシオが見たのは軍服を着た男。
男は持っていた日本刀を飛び退るマキューシオに投げ渡した。マキューシオの頭の中に洞窟を渡る風にも似た荒れた男の声が響いた。)

ルルカを蝕む邪鬼どもを打ち滅ぼしたいと心している貴様と、存念を其処までは俺は同じくする。
美濃物の名刀、我が関孫六を受け取れ。これで魔を討て。貴様には使いこなせよう。
俺の名は加藤保憲。

(マキューシオが振り返えると、背後には虚しく風の吹く夜空があるだけだった。微かに男の笑い声が遠く消えつつ聞こえた気がした。)
54Interlude〜Hell or Inferno〜 ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/27(土) 17:55:49 0
【KNIGHT IN THE HELL】

『よくも私のアーシィに!』【>21】

亡国の戦姫は、水月に滑り込ませた右の足裏でスク水姿を支えながら、
仰向けの回転と共に背面に倒れ込みつつ、頭越しで後方へ投げ飛ばした―――

コーチュウ将軍による文武両道の英才教育の所産は、湯殿で開花した。
流麗なるオルデガタ王室柔術・捨身迎撃の型の一つ"トモエ・カウンター"

―――宙に舞い上がった修道女の華奢な体躯を"攫って行った"のは、闇色の翼。


『ギャアアアアァァァァ!(わぁぁぁぁぁぁぁぁん)』【>16】

「きゃあっ!?ちょっと…熱いの、らめぇっ!スク水が溶けちゃうぅ―――…」

《…―――シスター!!》

踏み出した白衣の騎士が、何者かに足を取られ不意にバランスを崩す。
そこに在ったのは、浴場の床に転がっていた液体ソープのボトルだった。

《バカな―――この様なファンブルなど、私の役回りでは……!》

踏み抜かれたボトルが、内容物を勢い良く周囲に撒き散らした。
白濁した大量の液体ソープは、独特の粘性を遺憾なく発揮する。

―――それは、魔道学府内部に現界した地獄絵図。

その液状地獄は、周囲の全てを滑り易いモノに代えながら彼女達を絡め取る。
青い長髪の妖女、赤い長髪の人間、赤茶の癖毛の妖魔、銀の長髪の人型魔装――
――混沌。互いの肌に触れる感触が誰のモノであるのかなど、判別不可能だった。



……

【SISTER ON THE INFERNO】

一方、闇色の焦熱地獄と化した脱衣所では――
――白の修道女が、黒炎の霊鳥と対峙していた。

「…はわっ!?これって幻想種じゃない!
 こんなに怯えて―――あなた、言葉はわかる?
 大丈夫よ、もう怖くないわ。いい子だから泣き止んで…?」

視覚的に刺激しないように、SCH潜水魔装を純白のカソックに換装。
熱気を遮断する風精霊のヴェールで自身を薄く覆って、手を伸ばす。

「ええっと、あなた……っていうのも呼びにくいわね。
 黒いフェニックスだから、名前は"ノワール"とかでいい?」

その安直かつ身勝手な命名には悪意が無い……無論、思案も全く無かった。
55 ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/27(土) 17:58:00 0
【エメラルンのうっかりを演出すればいいのか、
アーシィの方にも当身を入れる描写を追加しようか、
ちょっと悩んだけれど…"うやむやにする"コトにしました。
―――べ、別に、私は反省なんて全然してないんだからねっ!?】
56ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/06/27(土) 18:05:09 0
>49-51
>交渉決裂
わたしは親切で言ったのに、酷いわ。
怪我を負って困ってる女の子より、そんな怪しい格好の人を信用するなんて。
わたしは、あんた達が頷けば、ちゃんと彼のところまで送るつもりだったよ。
……ドッペルゲンガーに騙されたのが、そんなに悔しい?
(くすくす、と意地の悪い笑みを浮かべている。)

仲間の意見が無いと判断ひとつ下せないあんたには、良いことを教えてあげる。
都合よく援軍が現れた理由だけど……あははははは!
そう、彼の言葉を借りると……すりかえておいたのさ!

(蛍の姿をしたものは、腹を抱えて笑い出した。
 それに呼応するかのように、アンドレの仲間達――
 タイガー服部とカオナシ、ザ・エスペランサー、ドラえ・もんスーン、ザ・エスペランサーが、ニヤリと凄絶な笑みを浮かべた。
 彼等は各自一個ずつ、何か重いものを無造作に床に放り投げた。
 それらは、自分自身の生首だった。
 しかし、投げ捨てた本人たちは、ちゃんと首と胴体がつながっている。)

ごめんごめん、わたしもつい、演技に熱が入ってしまったわ。
だけど、あんたの横に居る連中には敵わないねぇ。
ええそうよ。都合良く仲間が増えて、都合良くわたしの攻撃から助かって……
ホント、あんたは運命の女神に愛されてるよ!

……わたし、貴方に言ったよね?
とびきり痛い目にあわせて、絶望の中で殺してやるって。
これ以上無い程持ち上げておけば、後で突き落としたときのダメージも大きいでしょう?
皆、もう、演技は良いよ。

(アンドレの心強い仲間達は、真っ黒な巨人へと姿を変えた。
 ただアンドレを持ち上げ、そこから絶望に突き落とす為だけに、
 最初から複数のドッペルゲンガーが動いていたのだ。)
57名無しになりきれ:2009/06/27(土) 18:07:26 0
マジでスーパー外道タイムやw
58TRPG好き:2009/06/27(土) 18:13:27 0
>>55
住人らは事故を楽しんでいるからいいんじゃねえの?

それと叩きじゃないぞ、アドバイスはイラネえもんだが・・・アンドレ、万能杉
ドラえ・もんスーンとか出すと全部アンドレで自己完結しちまう
魔球みたいに出来ない限界(=今は武器が無い)があると他のコテが助けるからみ(今回は加藤)ができる
米沢がロネで腕を溶かされた時とかも、自レスでどうにかしなかったろ
ドラえ・もんスーンがいなかったら、その分をせんとやスパイダーがしたとオモウ 惜しい
上から目線、スマソ>アンドレ
59名無しになりきれ:2009/06/27(土) 18:19:57 0
お風呂場百合百合ローションプレイもGJだが
悪役と男子勇者の駆け引きも熱いんだぜ!








・・・シリアスなアッシュ戻って恋orz
60名無しになりきれ:2009/06/27(土) 18:25:16 0
>>58
米沢らが虎精霊に執務室方向に弾かれるのを見る

アンドレ、「追うぞ!くそぅ、移動手段がない!」
ここでレス止めておき、もんスーンを出さなかったら

A蜘蛛がスパイダーネットで送る
Bリコが現われ空間転移で送る
Cドッペルが今みたいに現われ送る
D箒がこっちにも寄る
Eアッシュが送る・・・などなどと他コテの出番があった、ちゅーことだな
61名無しになりきれ:2009/06/27(土) 18:31:14 0
>>60
そうそう
それで他コテが送ってくれる投下がなかったら、

Z もんスーンを自レスで出し執務室に向う、でよかった
62名無しになりきれ:2009/06/27(土) 20:09:55 0
百合ネタはもうおなかイパーイです

(負傷した生徒がうわごとを呟いた)
63ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/06/27(土) 20:31:45 0
>56続き
(5匹のドッペルゲンガーのうち2匹が、アンドレを両腕を押さえつけた。
 ところで、何でさっきザ・エスペランサーが二人も居たのだ?片方はスタッドだよ。
 スタッドも結局同じ事をした。ドッペルゲンガーだった。)
付き合いの長い仲間に裏切られる気分はどう?
かつての友人との再会も、あんたに希望をもたらした援軍も、全て茶番だと知った気分は?

じっくり痛めつけて殺してあげる!
わたしがそうされたように、あんたもバラバラに引き裂かれて死ぬがいいよ!

(蛍の姿をしたものは、ものすごい憎悪の篭った視線を、アンドレに向けた。
 そして、指先からエネルギーの矢を発射し、胸板を貫いた。
 エネルギー・ボルトの魔法だ。攻撃の呪文では、最も威力が低い魔法である。
 実はアシッド・クラウドに比べれば全然マシだが、それでも、人を殺すには十分な威力がある。)
何本耐えられるかしらね?そう簡単に死なないでよ。

……それから、そこのあんたもね!
(同時に、スパイダーマンも同様に殺してやると宣言した。
 一旦、アンドレを痛めつける手を休め、“ライトニング”の魔法の雷を放射した。
 そのときスパイダーマンに電流走る。
 そう、蛍の記憶をもコピーした結果、精神に影響を受けているのだ。
 今の彼女は、邪悪な魔神・ドッペルゲンガーであると同時に、蛍という少女の亡霊だとも言える。
 蛍の死の間際の怨念の影響が強く現れており、皆自分と同じ目にあえば良いと思っているのだ。)
64老スライム:2009/06/27(土) 20:52:43 0
余計なこと言う名無しがイパーイ

コテは自ら望む通りのレスをすれば良いのじゃ
他人の為に参加しているのではない
自分が楽しむためじゃ
>>58-61
本命◎蜘蛛&ゆるキャラ………神出鬼没
対抗○箒&マキューシオ………移動中
単穴▲リコ&米沢&加藤………別室
連下△ドッペル………いじめっ子
大穴×アッシュ………芥子醤油地獄盛り待ち

>>57>>62
('A`)もう食べられないよ派
(・∀・)ノ盛り上がれば何でもいいよ派
( ゚∀゚)o彡いいぞもっとやれ派
(*´д`)平等に男子もやってくれ派
6665スライム:2009/06/27(土) 20:54:01 0
>>64
結婚を前提としてお付き合いしてくだしあw
67名無しになりきれ:2009/06/27(土) 21:00:35 0
名無しまで事故ってる件
68ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/06/27(土) 21:12:04 0
ガシャーン!
(女湯の天窓を突き破って、マキューシオを乗せた箒が突入。)
ツルツルツルツル!
(液体ソープに泡立つ床でつるつる。)
どぼーん!
(ルルカ浴場は豪華。海草泥風呂まであった。マキューシオは海草泥風呂に落ちた。)

なんだこれは!
(箒は立ち上がって辺りを見回し驚いた。みんな泡だらけ。誰が誰だか……。)
69アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/27(土) 21:40:35 O
(――何が何だかさっぱりわからない。
正しく認識できたのは、思いがけない蛇女との再会と、姫が白い衣服の少女を投げ飛ばしたところまで。
蛇女に迫る男を目にし――アッシュ? 一瞬彼が本格的なセクハラ師に転職したのかと戦慄するものの、“壊れかけでない”ことに違和感を覚えたところで、轟音(>フルネーが脱衣所を破壊)と共に視界が“ホワイトアウト”(ボディソープ)。

目にしみるその液体を何とか拭き取り視界が回復した時、姫の姿はそこになく。
視線を巡らせると、なんとあの蛇女と抱き合っているではないか!?

………………その瞬間、彼女の全身を正体不明の熱が支配した。

それは敵に不用意に接近した姫への叱咤や危惧であるのかもしれないし、彼女が抱いたことのない複雑な思いだったのかもしれない。
確かなのは、カッとなったアーシィが一本しかない手持ちの武器を、これまでにないスピードでアリスの背中に投げ放っていたことと、その後を追うようにして駆け無防備な背中をさらす危険を犯してまで二人の間に割り入って姫を守ろうとしたことだけ。
もちろん、何かあっても飛来するチャロが何とかしてくれる、という思いはあるのだけれど。)

エメラルン、何してるんだよ!?危ないだろ馬鹿!
この変態蛇女っ…いい加減離れろ!!
(エメラルンの肩を掴んで引き剥がそうとしながら、自問する。
姫が好きか? ああ、もちろん好きだ。大好きだ。

だって…ねえ?

思考が過去にリンクする。
鮮明に浮かびあがるのは、古き血を無闇に誇り、長き命の停滞に倦んだ同族たちの、全てを分かり切っているとでも言いたげに冷め見下したあの目線。
それに怯えていた幼生の自分。

そして怯えを批判にすり替え、自己を強く保つことで確立された少し前の自分。
自らの祖たる連綿の血に感謝を、そしてそれに恥じぬ行いをする自らに誇りを、ただ紫の血を持つだけでふんぞり返る長老たちと自分は違うのだ…と。
おかげで強くはなったが、周囲に若干の溝が生じた。だから“変わり者”のレッテルを押さたアクスムとよく話すようになったのだ。
そんな彼がふと口にした人間の話――短命にして無数の盛衰を繰り返す種族の話。
それまで全く取るに足らないと思いこんでいた“外”の世界に、少し興味を持った。
それで彼女はロネに関する調査役を引き受けたのだ。)
70アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/27(土) 21:42:56 O
【前レスより続き】
(そうして舞い込んできたのはとんでもない日々。異世界に飛ばされて親父にフィアンセ扱いされたかと思えば、精神世界で虚無に喰われかけた。
その中で発見した“人間”の姿は、そう魔族と変わりはしなくて、ただ大きく違うのはその“若さ”だった。与えられた短い寿命を倦まず生き抜き運命を切り開く輝きを、彼らは持っていた。
これまで持っていた下等種族の印象が消え去り、親しみを感じるようになるのにそう時間はかからなかった。
最もそんな自身を素直に認識しまた表現するには、彼女はひねくれていたけれど。

ともあれ、そんな経緯を経て得た仲間たちの先頭にたつ清き姫君に、彼女が好意を持たないはずがないのだ。
恋愛感情ではない…自分ではそう思う。
だが少なくとも、姫に自分を離れて他の者に向かって欲しくないという気持ちは確かな気がした。
――これは恋愛?友情?仲間外れにされたくないだけ?
恋愛どころか、こんなに強い友愛すら初めての彼女には、判断できなかった。

だから彼女はもう考えない、そう決めた。
この嫉妬心が敵を倒し友人と共に生き残る力となるなら、それだけでこの気持ちに価値はある…そんな気がした。)

71名無しになりきれ:2009/06/27(土) 21:46:20 0
愛を高尚な大愛へ昇華したな( ̄ー ̄)ノ
72アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/27(土) 21:55:50 O
【恋愛ネタには諸意見あるよね。苦手な人ゴメン。
とにかくは、シリアス分10%増しの発展的放棄な感じでまとめてみたよ。
もともと考えてた友情の過程にちょっと色をつけてみただけなので、中の人的には結局が両思いでも別れでも悔いはない!
だから結論づけはホント、流れ任せに】

73名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:11:21 0
放棄なんだ・・・つまんなくしちゃったな・・・・
74名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:19:37 0
がっかりした。
ブレーキの壊れた暴走車って感じがこのスレの魅力だと思っていたのだが誤解だった。

ラストバトルでもなんでもドーゾ〜
75名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:23:28 0
コネ━━━━━━('A`)━━━━━……‥ ‥
76名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:27:01 0
辞めろと騒ぎ、辞めたらまた騒ぎ便利なものだな
77名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:27:49 0
>>72
緒意見とは>>62たった一つのカキコで?それとも雑談所の名無しの意見に取り入って?

まぁいいけど水差したなぁ
スレの勢いは止めない方が良かったと思うけど
78チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/06/27(土) 22:29:55 0
>52
あちゃ! あちゃちゃちゃ! なんで燃えとるんやねん!
おおっ! 愛の炎が燃えあがっとる!
全裸でそんな刺激的なシーンをしてはあかーん!

……! あの時の蛇の姉ちゃん!
(姫が全裸で溶解液を食らったらひとたまりもない!)

>(ひこにゃんはチャロを投げてしまった!)

ああれええええええ!! ひこにゃん、お前もか!
(以前もゆるキャラ二人に投げられたことがあった気がする)

>69
(やはり全裸のアーシィが姫をかばいに入る)
ワテは全身毛皮! ちょっとぐらい円形ハゲができたってどうってことない!
(やけくそでアリスの顔に貼り付いた!)
79名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:30:35 0
雑談所の住人と、各スレの住人は必ずしもイコールではない
雑談所の名無しの意見を優先すると、本スレがおかしくなる
それから学ばなかったのかよ・・・
80名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:32:50 0
>>72
アーシィがそっち展開に進めたくなかったのなら、進めないでよかったんだよ
けど緒意見があるので放棄しました、と雑談所の意見を第一に考えてレスしました、だと
なんだそれ?になるぞ
81名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:36:25 0
百合展開にしなかった事ではなく、>>62一つの意見と雑談所の意見を優先した点に、非常に残念だし失望した
82名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:42:07 0
>>72
緒意見とはどこのことかコメント頼む>アーシィ
83名無しになりきれ:2009/06/27(土) 22:53:44 0
アーシィを詰問しても百合コントは終わった。
どうしようもないだろ。
ラストバトルに進むしかない。
(ドッ、ドッ、ドッ・・・。←馬鹿でかいヘルメットを被り、ホンダATVに乗りながら、
颯爽と水色のスーツ姿で『事務所』に登場。)

>57-58、>60-62
やあやあ、色々とコメントを頂いたが、どれも面白いな。
まあ、万能過ぎて済まんが、こうでもせんと彼らと対等に張り合えないからな。

そこの所を承知して貰いたく思うよ。

>58
自己完結? 俺はその心算は無い。ある程度まで行ったら俺は次から一旦仲間と別れ、
一人で行動を取り、他の「仲間」とのコンタクト、及びコンビネーション等を取る心算だ。

>ドッペルゲンガーへ
真に申し訳無いが、「掛け持ち」として此処に来ている以上、そう簡単に死ぬ訳にはいかんのでな。
悪いが、思いっきりどんでん返しのシナリオを用意してして置いた。

それと、実在の人物を殺すというシナリオが入っているのは、その人に対して酷く
申し訳無いからな。特にタイガー服部に対しては、だ。

>56、>63
(ゴロンと転がっている仲間達の生首を見て)何っ!!? という事はこいつらも敵……!!!

うわわわっ!!!!! こら!!! 何をする、やめろ!!!!!

(俺は仲間から本来の姿へと戻した、真っ黒な巨人の集団に持ち上げられた。そして……。)

ドッペルゲンガー:『じっくり痛めつけて殺してあげる!
わたしがそうされたように、あんたもバラバラに引き裂かれて死ぬがいいよ!』

(と言い放つと、指先から光線の矢を放ち、俺の胸板を貫いたのである。)

ぐあああああああっ!!!!!!!

(蛍の姿をしたものは、ものすごい憎悪の篭った視線を、アンドレに向けた。
そして、指先からエネルギーの矢を発射し、胸板を貫いた。
エネルギー・ボルトの魔法だ。攻撃の呪文では、最も威力が低い魔法である。
実はアシッド・クラウドに比べれば全然マシだが、それでも、人を殺すには十分な威力がある。)
ドッペルゲンガー:『何本耐えられるかしらね?そう簡単に死なないでよ。

……それから、そこのあんたもね!』

(同時に、スパイダーマンも同様に殺してやると宣言した。
一旦、アンドレを痛めつける手を休め、“ライトニング”の魔法の雷を放射した。
そのときスパイダーマンに電流走る。
そう、蛍の記憶をもコピーした結果、精神に影響を受けているのだ。
今の彼女は、邪悪な魔神・ドッペルゲンガーであると同時に、蛍という少女の亡霊だとも言える。
蛍の死の間際の怨念の影響が強く現れており、皆自分と同じ目にあえば良いと思っているのだ。)

(スパイダーマンがピンチ!!! 苦痛にゆがむ俺。しかし、俺は胸板を貫かれたにも拘らず、
ニヤリと笑い、大声で彼女をこう罵ったのである。)

つくづく御目出度い人間だな、お前さんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺が本物のアンドレ・ザ・ジャイアントと思っているのか、コラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドッペルゲンガー:『な、何だと!!!??』

(その言葉に驚愕するドッペルゲンガー。するとその瞬間!!!!!!!!)

ガッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(この執務室が揺れるほどの笑い声が、窓の外から響き渡ってきたのである!!!!! そしてその拍子で、
執務室の屋根が剥がれ落ち、破片がその黒い巨人の一人の頭の上に、『ガン!!!』と直撃したのである。

頭を抱え、痛がる黒い巨人の一人。

ドッペルゲンガーがその方向へと顔を向けると、何と今、痛ぶっている筈のこの俺、アンドレ・ザ・ジャイアントが、
そしてドラえ・もんスーン、ザ・エスペランサー、ビッグ・ジョン・スタッド、タイガー服部、カオナシといった面々が、
全員腕を組みつつ、タケコプターで空に浮かびながらその様子を眺めていたのである。

そう、皆、紛れも無く『本物』の面々なのである。

そして『本物』の俺は、声を張り上げながら蛍に化けた黒い人間に、こう言い放ったのである!!!!!!)
よ〜くも好き勝手に俺の事を罵ってくれたな!!!!!! どうやらお前さんは、俺が仲間の
意見に流される、単なるイエスマンとしか見ていない様だが、俺達が米沢と僧都を抱えて去る
間際……、

<回想シーン>

(>28にて、米沢が鑑識作業に入る際……。)
(小声で)おい、ジノさん!!!!! 時間を止めてくれ!!!!!

ドラえ・もんスーン:『よし、分かった!!! 「ウルトラストップウオッチ」!!!!!』

《カチッ!!!》

(するとドラえ・もんスーン以外、時間が止まったのである。それから、ドラえ・もんスーンは
俺、スタッド、カオナシ、タイガー服部にそのウルトラストップウオッチを触れさせ、動ける様に
したのである。)

ドラえ・もんスーン:『・・・で、そこからどうする心算だ、アンドレ?』

「パーマン」等でよく見た、あのコピーの人形あるか? あれば5人分出して欲しいのだが、どうだ?

ドラえ・もんスーン:『ああ、コピー人形か? あるぞ、ほれ。』

(と言い、ドラえ・もんスーンはコピーロボットを5人分出したのである。俺はその内の一体を取り、
他の皆にも其々一体ずつ渡した。)

良いか、この鼻の部分を皆、自分の指で押せ。ポチッとな!!!!! 《ポチッ!!!》

(俺達はそれぞれ、その人形の鼻の部分を押した。すると、どうだろうか? 其々、俺やドラえ・もんスーン、
スタッド、タイガー、カオナシに変身したのである。

そして、俺はそのコピー達にこう言った。)

真に申し訳無いが、囮として此処で、何事も無い様に行動を取ってくれないか? 頼む!!!

コピーのアンドレ:『よし、分かった!!! 任しとけ!!!!!』

本当に済まん!!!!! おい、スタッド!!!!! 本棚の中の特殊小型カメラの設置は
出来たか?

スタッド:『ああ、バッチリだ!!!(と言い、半径がほんの2mmぐらいしか無い本棚の穴を
指差してOKサインを出す)』

よし!!! では、俺達は少し離れた所で、何が起こるのか、じっくり見るとするぞ!!!!!

(と言い、俺達はタケコプターで一階の目立たぬ視聴覚室に降りて身を隠し、其処でカメラと
連動するビデオデッキをセットして、その様子を見守ったのである……。)
87アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/27(土) 23:04:59 O
皆さん、申し訳ありませんでした。

「諸意見」は特定のどなたかのレス(62さん、雑談所の人)を指してはいません。
ただこの展開が始まった当初より、「これは苦手な人もいるかも…」と私の勝手な思い込みがありました。
そう考えていたので、「いろいろ思う人もいるだろうな」→「諸意見」に書きかえてしまいました。
実際、誰がどういう意見を持っているのか理解していないというのに。

また私は、本筋の流れを止めてしまうのが不安でした。
もし62や雑談所のコメントが無かったとしても、そろそろ自重するべきなのかも、と迷っていたので、1〜2レスの前後はあれ今のような投下はしてしまっていたと思います。

それから私自身の思いですが、決して嫌嫌話をつくっていたわけではありません。

興を冷ましてしまい、すみませんでした。
<回想シーンが終わり……。>

……と言う訳だ。ああ、因みに何故米沢を止めたままにしておいたかと言うと、このザ・エスペランサーが、
彼から邪悪な気配がすると言う事で、そのままにして、スパイダーマンの場合は不可能を可能にすると
言う事で、其の儘にしておいたのだよ。

……もう言いたい事は何か分かるな!!? 何時まで俺の格好をした人形と遊んでいるんだ、
と言う事だ!!!!!!!!

ああ。それと後、御探しの書物も此処にあるぞ。

(と言い、俺は手にしている黒い書物2冊を、その『黒い人間』に見せたのである。

それを見るや否や、蛍の姿をした『黒い人間』が、見る見る怒りの顔へと表情を変え……。)

ドッペルゲンガー:『お……、お・の・れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!! よくもコケに
してくれたわね!!!!!! お前達、やっておしまい!!!!!!!』

(と、黒い巨人達にコピー人形に化けた俺を放り投げさせ、俺達を捻り潰す様に指示を送ったのである。

それを見て、俺は……。)

無駄な事を……。ジノさん、アレを!!!!!

ドラえ・もんスーン:『あいよっ!!!!! (とお腹のポケットから道具を取り出し)スモールライト〜!!!!!』

《ピカ―――――ッ!!!!!》

(と、その懐中電灯と思しきライトを点け、その光を黒い巨人達に当てたのである。すると、見る見るうちに
巨人達は小さくなり、遂には蝗ぐらいのサイズまで小さくなったのである。

俺達は執務室に乗り込み、片っ端からその小さくなった巨人達5人をプチッ、プチッと踏み潰し、一人
残らず殲滅させた。幾ら小さくとも、すばしっこい事には変わりが無いからだ。)

……さて、一旦戻るか。アンフェアな決着は俺としても大嫌いだからな。決着をつけるのなら、
1対1が相応しい。

……しかし、人形達には申し訳の無い事をしてしまったな……。

(と呟いた後、俺は人形達、及びこの潰れた巨人達に対して十字を切った。そして俺達は
スパイダーマンを含んで、タケコプターでこの場を去った。

それを呆然と見送る『黒い人間』。どうやらこれ以上、成す術がなかったそうだ。

……そして俺達はルルカ学府の正門に辿り着いて皆と降り、こう告げたのである。)
……ええと、皆には済まないが、此処からは俺一人で片を付けに行く。
皆はスタッドの家で待っていてくれ。

ザ・エスペランサー:『何? ……お前、本気で言っているのか?』

スタッド:『な、何だと!!? 折角此処まで来たというのに、それは無いだろう!!?』

ドラえ・もんスーン:『そうだぞ!!! 生きてまた現世の世界に戻る!!!!! それが俺達の
目標じゃないのか!!?』

タイガー服部:『ジノさんの言う通りだ!!!!! アンドレ!!!!! 考え直してくれ!!!!!』

カオナシ:『アー、アー、アー(そうだよ!!! 万が一駄目だとしても、運命を共にするのが仲間の
結束、そうじゃないのか!!!??)』

(カオナシの『万が一』という言葉を聞き、俺はコツンとカオナシの頭を小突いた。)

馬鹿、俺が死ぬ訳無いだろう? 俺を誰だと思っているんだ? 確かに皆といれば何とかなる確率は
十分にあるだろう。しかしだ、此処にはお前達の他にも、変わった仲間がいる。俺は彼らの事も気がかり
なんだ。そういった連中をみすみす見逃すのは男として情けないと思っている。

それと……、今回の騒動を巻き込んだのは他ならぬ俺だ。俺としてはこれ以上、お前達を死ぬ様な目に
逢わせたく無いからな。

何、大丈夫だ。俺としては近いうち、マーク・ハントと闘わなければならんからな。少々派手な
『トレーニング』だと思って励むよ。

ドラえ・もんスーン:『……つくづくお前って奴は、昔っから融通の聞かない男だな。分かった、ならその
トレーニングに励んで来い!!!!! それと後、これを渡しておく!!!』

(と、ドラえ・もんスーンがそう言うと、ポケットから、少し大きめの小瓶を俺に渡した。中には、三日月型の
錠剤らしきもの30、40錠ぐらい入っている。)

ドラえ・もんスーン:『「ゴツゴーシュンギク」という薬草から作られた、「ツキの月」という薬だ。これを
一錠飲めば、1時間半位は大きな幸運に見舞われる。大切に飲む様にするのだぞ。

高田君の面子を丸潰れにしない為にも、そしてお前を待っているファンを悲しませない為にも、
絶対生きて帰って来いよ!!!!! 約束だからな!!!!!』

(と言い、ジノさんは俺の目の前に拳をそっと突き出した。そしてザ・エスペランサー、スタッド、カオナシ、
スパイダーマン、そしてタイガー服部も、俺の身勝手な頼みを引き受けてくれた様で、サークルの形と
なって、拳を突き出す。)

ジノさん、皆……。ああ、分かった!!!!! 約束だ!!!!!

(俺は拳を突き出して皆の拳に当て、皆と一緒に……、)

『オ―――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!!!!!!』

(と、ジャンボ鶴田ばりの雄叫びを上げ、約束を交わしたのであった。

そして『ツキの月』をスパイダーマンにも分けた上で一錠飲んで黒い書物を懐に直し、俺と
スパイダーマンは再び学府内に取って返した。全ては、この中にいる仲間と共に、この途轍も
ない、大きな問題を解決する為にも―――――。)


<ええと、真勝手ながらこういったシナリオとなってしまったが、これも最後の最後まで
お付き合いする為に編み出した『苦肉の策』です。殆ど得られる訳では無いが、御理解、
御了承の程、宜しく御願い致します……。>
90名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:13:11 0
アンドレの末尾の文が低姿勢すぎてワロタw
名無しの意見なんて一過性のもの
影響されんなよ>オールコテ
>>87
いやいや、気にするな。俺としてはこういった話もありだと思っているからな。
例えて言うならば、砂漠のオアシスの様なものだと俺は思っている。

>>90
そう言っていただけると有難いが、変なシナリオで皆を混乱に陥れかねないからな。
故に皆からの了承を得て欲しいと思い、頭を下げたのだよ。
92名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:19:00 0
もうどうでもいいがな
93名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:27:33 0
エヴァの庵野秀明監督は視聴者が見たいものを見せるよう考えてエヴァを作っていったそうだが
ここまで住人の目があるスレだと、もうサービス精神が要求されるプロ的な話し作りが要求されているのかもしれんね
そう前向きに考えとこう>アーシィ
94名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:38:31 0
(´・ω・`) y━  しらけたのは事実
95名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:44:56 0
>94
気にスンナ
しらけたのはお前くらいのもんだ
96名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:48:26 0
客観的に見て昨日までの熱気は急速に冷めたとは思うが。
97名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:49:13 0
コテは名無しの見たいものを見せるために存在するわけじゃない
アーシィが良いと決断した事にけちつけるほうがよっぽど白けるよ
今回のは内容も秀逸だったし、進行的にもそろそろコントは限界の時期だった
アーシィの立ち位置でのレスとしても引き際としても妥当だったのに、皆もっともらしい理由をつけては自分の思い通りにならなかった腹いせをしてる
アーシィ本当にカワイソス
98名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:54:12 0
>>97
正にその通り
しかし>>72の中の人コメントが無かったら、なんの問題もなかったろうね
99名無しになりきれ:2009/06/27(土) 23:57:49 0
>>97
思い通りにならなかったからではなく「諸意見」という雑談所の意見を優先したと
受け取られたから抗議が押し寄せたのだと思う
100ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/06/28(日) 00:00:04 0
>84>85>86>88>89
……どうやら、真面目にあんた達の相手をしてたわたしが馬鹿みたいだったようね。
あーあ、なんだか興醒めだわ。
もう、あんた達なんてどうでも良いや。
(蛍の姿をしたドッペルゲンガーは、アンドレに興味を無くしたようだった。
 呆れたような、見下したような表情を見せた後、そっぽを向いて、
 そのままテレポートを使って姿を消してしまった。)
101フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/06/28(日) 00:00:53 0
ギャアアァァッギャアアァァッ(いたいよう!いたいよう!)

(突然の土砂降りに打たれ、【>>29】焼けるような痛みを感じた。
それはただの雨水であったが、火の鳥には熱湯を浴びせられたような苦痛を与えた。
豪雨は変身に膨大な魔力を使い、力の尽きかけているフルネーの命の灯を消してゆく。

ルルカの敷地内に雨に当たらないところはどこにもなかったが、城壁の外には雨が降っていないように見えた。
外まで飛んで逃げようと、ルルカの城壁を越えて外に差し掛かった時、鉄を叩いたような衝突音が響く。
まるでガラスの壁にぶつかったように見えない壁に阻まれて、魔鳥はルルカの敷地内に戻された。
滑落し、地に打ちつけられたフルネーはぐったりと動かなくなる。)

キュルルル…。(もうつかれてとべないよう…)

(その時、天から光が差すと空から翼の生えた赤ん坊たちが降りてきて、笑いながらフルネーの両手を掴んだ。)

クルル…(だれなのー…?フルネーはもううごけないよう…)
キュイイィ…(でもプリンがあるところならいっしょにいってもいいよう…)

(フルネーが天使たちに連れ去られる、まさにその時。脱衣場の壁が熱でガラガラと焼け崩れた。【>>69
その音に忘れていた焼けつく雨の痛みが蘇ってくる。
降りしきる雨から逃れようと黒鳥がよたよたと弱々しい足取りで崩れた穴から脱衣場に入りこんだ。
その姿を見た翼の生えた赤ん坊たち…かつて異世界の大聖堂で貧しい少年と飼い犬を迎えにきた天使たち…は、
チッ!と舌打ちして顔を歪めると幻のように消え失せた。)

>>54
(白い僧衣の少女が怯えるフルネーを宥めるために手を伸ばした。)

キュイーキュルルーキュールルー?(おねいちゃんだれなのーフルネーをいじめる?)

(すでに火が消えかり、ブスブスと煙を上げるだけの黒翼を動かす。
翼は今だ高熱を持っていたが、リリスに憑依されて抗魔力を高めたカレンの風のヴェールは、
石壁をも溶かす熱を完全に遮断していた。)

キューキュッキュルル…(のあーるじゃなくてフルネーだよう…)
ギュルルーキュルルルル…クーキュークッキュルー(もうわけわかんないよう…ねむくて、おなかもすいたよう…)
102名無しになりきれ:2009/06/28(日) 00:02:46 0
>>97
そうなんだけどさ
名無しどもがあんなに盛り上がっていたのを、スパっと却下されたので
あんなに盛り上げてたのはなんだったんだ?と無力感があるずら
103名無しになりきれ:2009/06/28(日) 00:05:38 0
>>102
それだ
104名無しになりきれ:2009/06/28(日) 00:12:44 0
スパッと却下したと本当に思ってるのか?
大きな動きを自ら引き起こすコテは常にギリギリのところにいるんだよ
ここに至るまでの過程はとてもスパッとではないと思う
105名無しになりきれ:2009/06/28(日) 00:22:54 0
>>38-からスレの流れをざっと見てみ
>>72-から激変したのがわかる
106名無しになりきれ:2009/06/28(日) 00:40:02 0
名無しいなくてもいいんじゃね?と名無しは撤収する
名無しの書き込みは消滅しコテのレスだけが続く普通のスレになると予想
107スライム∀:2009/06/28(日) 01:28:13 0
雰囲気が悪過ぎるな・・・なんとかせねば。

>>106
いやまて。アーシィが良かれと思ってこういう選択したのは尊重しよう。
アーシィの選択で名無しの関与は必要とされていないんだといじけるのはやめよう。アーシィがこのスレの代表者ではない。
名無しの意見を汲んでレスするコテは多い。彼ら彼女らへの期待は今まで通りで行こう。同時にアーシィの選択も有りとしよう。
名無しのレスがなくなったら、チャロスレはおそらく失速する。名無しの投下レスはこのスレではコテと同格に大事にされている。(と思う。)

解決策
・アーシィに罰ゲーム・・・は空気に合わない気がする。
・アーシィの百合コント“放棄”発言でエメの本気恋愛罰ゲームが台無しになってしまった→これはイキにしよう
・かといってアーシィに百合コントに戻ってもらっても、気が進まないだろうからアーシィはしなくていい
・よって『 エ メ の 片 思 い 』展開で行こう

これなら百合コント期待派も納得、本筋も展開、アーシィもしなくていい事はしなくていい、と妥協点を見出せるのではなかろうか。
108名無しになりきれ:2009/06/28(日) 01:35:11 0
>>107
頭いいな!それなら納得だ。
109名無しになりきれ:2009/06/28(日) 01:44:24 0
名無しが死んでもかわりはいるもの
110名無しになりきれ:2009/06/28(日) 01:47:37 0
>>107
おー、支持する
但しアーシィにも罰ゲーム与えたほうがいいだろ
アーシィの中の人、いまごろめちゃくちゃへこんでいると思う
笑える罰ゲーム下された方がアーシィも救われる
111名無しになりきれ:2009/06/28(日) 01:54:27 0
いつのまにかエメの罰ゲーム採用扱いになってる件
つかアーシィ全然悪く無いじゃん
空気悪くしたのも名無し
むしろここは、腹いせでアーシィに八つ当たりした名無しが罰ゲームを受ける番だろうJK

〜今後2日間、名無しでの一切の書き込みを禁ず〜

コテがキャッキャウフフで楽しく進行するのを、俺ら名無しは指くわえて見てるんだよ
俺もお前も巻き添えだ
112名無しになりきれ:2009/06/28(日) 01:56:19 0
百合がイヤだっつーんだから、真っ当な恋にしろ

男性キャラにアーシィはマジな恋心抱け
誰に恋するかは武士の情け、アーシィが決めてよし
113名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:01:43 0
>>112
超おもしろい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
114名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:04:12 0
>>112
    '´ ̄ ̄` ー-、
 /   〃" `ヽ、 \
/ /  ハ/     \ハヘ    ━━┓┃┃
|i │ l |リノ    `ヽ}_}ハ       ┃   ━━━━━━━━
|i | 从 (○   (○l小N      ┃               ┃┃┃
|i (| ⊂⊃ 、_,、_, ≦ 三                         ┛
| i⌒ヽ j  (_'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
| ヽ  ヽx。≧         三 ==- ゚
      -ァ,          ≧=- 。
     -ァ,          ≧=- 。
      ≦`Vヾ        ヾ ≧
115名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:07:01 0
>>112
あのなあ
アーシィのレスちゃんと読んだのか?
116アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/28(日) 02:08:23 O
フォローしてくれた人、私の欠点をしっかり指摘してくれた人、皆さんありがとう。
実は今夜はずっと見てました。

これからは誓って名無しさんのレスは大事にします。それは怒られたからとかじゃなくて、私自身の望みとして。…もちろん流れされて自分を見失なったりはしないから、安心してね。

それから。
もう一つ、言葉を間違ってしまったことに気がついた。
「放棄」、ね。私はエメ姉さんとの恋愛ロールを完全に無にするつもりはなかったの。
放棄、としたのは、今の「恋愛」「裸で」「同姓なのに」をキーワードに私とエメ姉さんとの会話を中心に進んだ浴場での会話の流れを一旦変えて、登場した悪役さん方と絡みつつ物語の真相に迫る流れに切り替えては?と、ただそれだけ。
でも戦いの中、ふと隣を走った相手の髪の香りが鼻孔をくすぐったりして、ドキっと意識しちゃう。でもそこからの会話はそんなに広がらせないで、「な、何でもないったら!ほら余所見するんじゃないって!」にして誤魔化しちゃう。
でもっていよいよエピローグ、友情か恋愛か、はたまた悲恋かハッピーエンドか、決着をつける!…そんなイメージを抱いてた。
だから「発展的」に(今は)放棄って…そんなつもりで書いた言葉だったの。


ええっと、皆さん。
男性キャラに恋するのと上記イメージでエメ姉さんにドキドキするの…どっちにすればいいかな…?

117名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:10:00 0
男性キャラ―――アーシィ―――エメ の三角関係ですね
戦いの中、色取りになっていい
映画みたいだ
118名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:13:38 0
112案、最高!
誰を選ぶのかで既に面白い

TRPGは事故が面白さになるだな
箒の持込んだ罰ゲームシステム、これはいいわ
119名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:17:23 0
>>117
スペクタル映画か昼ドラか少女マンガだなw
雰囲気が明るくなって良かったがな
120名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:22:57 0
>>107 >>112
            \     _n         グッジョブ   /
              \   ( l     _、_       /
               \   \ \ ( <_,` )    /
                 \   ヽ___ ̄ ̄  ) /
   _、_  グッジョブ      \    /    / /  _、_   グッジョブ
 ( ,_ノ` )     n        \∧∧∧∧/   ( <_,` )     n
 ̄     \    ( E)       < の  グ >   ̄     \    ( E)
フ     /ヽ ヽ_//        <      ッ >  フ     /ヽ ヽ_//
─────────────< 予  ジ >───────────────
   ∩               <      ョ >
   ( ⌒)       ∩ グッジョブ < 感  ブ >       |┃三     話は聞かせて
   /,. ノ      l 'uu       /∨∨∨∨\      |┃  ガラッ    もらった
  / /      / /"    /         \     |┃ ≡   _、_   グッジョブ
  / / _、_   / ノ     /    グッジョブ   \  |ミ\__( <_,` )
 / / ,_ノ` )/ /    /|    _、_     _、_   \ =___    \
(        /     /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡   )   人 \
 ヽ      |   /   \(uu       /     uu)/  \
121名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:23:59 0
>>116
罰ゲームで何を採用するかなんてお伺い立てる必要なんか無い
自分の心のままに選べばおk
野次馬はいつでも無責任で気まぐれ、振り回されないようにな
がんがれ
122名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:27:39 0
なんか・・・いいように腐女子趣味に持っていかれた気がするが・・・・とにかくOK!
123名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:29:41 O
なんだこりゃ
必要もない罰ゲームを集団ヒステリー押さえるために無理矢理やんの?
なんか意味違ってきてね?
124名無しになりきれ:2009/06/28(日) 02:49:21 0
怒涛の夜だったな。凄す。
壮絶な戦いのなかに芽生える愛というのは確かにおいしい。
自分の好きなように書いているアマチュアレベルというより、客を考慮した興行作品レベルの期待値だな。
125Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/28(日) 11:38:17 0

『キュイーキュルルーキュールルー?
 (おねいちゃんだれなのーフルネーをいじめる?)』【>101】

白き悪魔の修道女は微笑んだ。

「――――私、天使なの」



……

「ノラ幻想種を魔力づくで冥送させようってわけじゃないから安心して。
 昔はそういう任務……いえ、そんな仕事もしていたけれど、今は違うわ。
 ―――Sylphid, ubi vult, balla!!」

風の精霊神の魔力を、ほんのちょっぴり着服して。
運良く燃え残っていた木製のロッカーを蹴り倒す。
雨に濡れるのを免れた裏面に、ふわりと腰掛けた。

「ノワール、あなたの羽根を少し撫でさせてね?痛くしないから…」

『キューキュッキュルル…
 (のあーるじゃなくてフルネーだよう…)』

「……そう。あなたフルネーっていうのね。
 なあんだ。もう可愛い名前があるんじゃない。
 人間にもちゃんと発音できるところも気に入ったわ」

治癒の精霊魔術を直に当てようと、風のヴェールを僅かに緩めた。
―――途端、遮断されていた黒炎が修道女の手のひらを灼く。

「―――っ!?
 防御魔術を弱めただけでコレじゃ、大変かも…。
 ちょっと時間がかかるけれど、いい子にしてて」

手に残る灼熱感は、幻想種に宿る力の強さを物語っている。
やがて、傷付いた霊鳥の翼を翠色の光輝が緩慢に癒し始めた。

『ギュルルーキュルルルル…クーキュークッキュルー
 (もうわけわかんないよう…ねむくて、おなかもすいたよう…)』

「…あは。私と一緒だわ。そうだ―――ねえ、フルネー。
 ミルクキャンディがあるんだけど、よかったら食べる?」

ごそごそと取り出した小さな包みは、熱で半分溶けてしまっていた。
飴に貼り付いてしまった包み紙を、華奢な指先で懸命に解いて。
照れ笑いしながら、火傷で赤くなった手のひらに乗せた。
126名無しになりきれ:2009/06/28(日) 12:25:42 0
>>125
悪魔「偽善者うぜえw宮崎アニメの主人公気取り乙。焼き鳥にして食っちまおうぜ!」
天使「いいえ。悪魔の誘惑に耳を貸してはなりません。チキンナゲットにするのです。」




玉突き人事の人じゃないけど、カレンの脳内投下。
なぜならカレンは俺の妹だから。
そして昼飯時だから。
127暗黒神ファラリス:2009/06/28(日) 17:48:21 0
汝のなしたいようになすがよい
128米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/06/28(日) 19:17:18 0
>ククロスク
>>27
>米沢、宇宙の深遠すら望める眼を与えても良い。俺の配下にならんか?
非常に魅力的なお誘いですなあ。
(米沢は勧められた椅子には座らずに、立ったままククロスクと対峙した。)

私を高く評価していただき光栄ですが、どこの誰とも判らない方に言われても戸惑うばかりですなあ。
貴方は誰なのですかな?
うちの陣営には警察犬の素質のあるワンちゃんがおります。貴方がルルカ総帥では無いと見抜く尋問を晩餐会でしてくれました。覚えていますかな?
実に優秀な相棒です。アルフ・フォン・ムト・ハイム号なみの名犬です。
(アルフ号は日本警察犬史上最高の名警察犬。表彰されること109回のスーパー警察犬だ。)

ロネで多くの配下を失ったと私に情報をくれましたが、ロネで大量に死んだ者とは?
ゴブリン達はリーダー格(カスガ)に率いられ逃げ延びたようです。
墓所で大量死していたのは猿の僧達。マンティコア僧というのですな。あれぐらいです。
マンティコアとはどのような御関係で?
私をスカウトしてくださるのです。何者か教えてくれてもそろそろいいではありせんか。
(互角に渡り合っている振りをしているが、米沢の足はガクガク震えていた。)
129名無しになりきれ:2009/06/28(日) 19:28:07 0
米さんカッコヨスw
手に汁握る展開になってきた
130アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/06/28(日) 19:44:39 0
>>69-70
>アーシィ
>(一本しかない手持ちの武器を、これまでにないスピードでアリスの背中に投げ放った。)
ぷっ!
(アリスティスラは唾を一滴吹いた。投げナイフはジュっと音を立てて蒸発した。)

おまえの愛しい人から離れてやるよ。女の、しかも人間になんて興味は無い。
これさえ手に入れればね!
(アリスティスラの手にはエメラルンの瑠璃色の短剣が握られていた。)

ドゥーラ・エイモンがヤコブに与えた喰魂の湾曲刀!
ドゥーラ・ミィがオルデガタ王に託した狼爪の湾曲剣!
二対の剣があたしのものに!
きゃははははは!
きゃーははははははははははははは!
(アリスティスラの下半身が蛇身に変わる。尾で風呂の大理石の柱を数本なぎ倒した。
(粉塵に紛れアリスティスラは床に穴を開け地中へと去っていった。穴はぐずぐずと崩れ、追ってこれないように溶かして塞いでしまった。)
131アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/06/28(日) 19:45:29 0
前スレ>>656
(幽鬼の男が陣取る部屋。)

(床を突き破って蛇身のアリスティスラが飛び出した。着地と同時に幽鬼の男を背後からサーベルで斬りつけた。一瞬の事だった。)
きゃははははは!
ルルカに集った悪魔どもが殺し合い、数が減るのを高みの見物ってつもりだったんでしょ!
最後に残るのは自分だって。
甘い!

おい、おまえ、動くな!ぷっ!
(ターミネーターに唾を吐きかけた。)

もうすぐ“合”の時間だ!あたしがラピュタの放出する霊団エネルギーをぜんぶ戴くよ!
あたしは女王になるんだ!この世界の女王になる!
きゃははははははははははははははは!
132フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/06/28(日) 20:53:47 0
>>125
キュルルルルルルー?(おねいちゃんやさしいひとなのー?)
(治療の魔術が全身の焼け付くような痛みを引かせてゆく。
少し元気を取り戻したフルネーにカレンが僧衣の下から包み紙を取りだし、お菓子を勧めてきた。)

クルルルイー!(たべるようー!)

(黒鳥がミルクキャンディーに嘴を伸ばしたその時、)

>>126
キュイイルー?(どおしたのー?)

(敵意に敏感になっていたフルネーはカレンの眼に浮かんだ一瞬の葛藤を見逃さなかった。
それは捕まえた獲物をどう料理するか迷うような…腹を空かせた猛獣の如き眼。
フルネーは先程と変わらずに笑うカレンの瞳に底無しの闇を見た。)

ギュルル―キュルルルー!(ふるねーはおいしくないようー!)

(残滓が残るだけであった羽根の炎が燻ぶりだして、ゴウと音を立てる。
フルネーが残った魔力を絞り出すように力の限り叫ぶと、魔族として覚醒した時の様に黒い爆発が起きた。
天井の梁がひしゃげ、上から幾つもの石のブロックが落ちてくる。
熱と衝撃を存分に受けたルルカ魔道学府の地上階は倒壊を始めつつあった。)
133リコ ◆zBpJllo.HE :2009/06/28(日) 23:05:15 0
ばたん!
(“女湯大浴場に行くことができるボタン”を押すと、監視部屋の壁が倒れた。)

ええ!
(隣が女湯だった。しかもとんでもないことになっている。
ローションまみれのエメラルンの肩を抱き寄せている、ローションまみれのアーシィ(>>69
そのそばに倒れているチャロ(アリスの顔に張り付いた後、振り払われたチャロ>>78>>130
間違って投げちゃったという顔をしているひこにゃん(>>52
立つ箒(>>68
海草泥風呂の中に海草泥だらけで立つマキューシオ(>>68
白衣の見知らぬ騎士(>>54
倒れる大理石の柱と、舞い上がる粉塵(>>130)
崩落する天井(>>132) ※脱衣所にカレンとフルネー

退避ー!こっちへ!早く!
(そう叫ぶしかなかった。リコは皆を監視部屋に呼んだ。)
134名無しになりきれ:2009/06/28(日) 23:12:34 0
ドリフネタ採用かw
135監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/06/28(日) 23:55:23 P
コテも名無しも同じ円卓を囲みTRPGする参加者です。できるだけ出された投下や要望は汲み上げたい。
みんなね、相手に喜んでもらいたくて投下してるんですよね。コテも名無しも。
でも悲しいかな、通じない場合がある。そういうつもりじゃなかったのに、とか。
けれど根底には、相手に喜んでもらいたい、という気持ちがある。
だから、もめることがあっても、解決できる、分かり合える、修復しあえると思います。

今回もそれができてよかった。
アーシィ、心労したと思う。解決に導いてくれた名無しさん、ありがとう。問題があると指摘してくれた名無しさんも
良くないことが起きている、治したほうがいい、という思いだったと思う。

また、もしスレ進行上、問題があると感じた時は、スレ主名指しで意見打診や相談してみてください。スレ主としてお答えしますね。

●罰ゲーム
私はやるぞ〜。……って、私の場合、描写ミスで自業自得ですが……。でも!
面白そうなことは大好きです。ロールプレイというお芝居ですから。
お芝居ならどんな役でも(殺人鬼でも変態サンでもイジワル役でも)役者にとっては楽しいものです!
アーシィ……大好きだ!
136エメラルン ◆EMERALDhok :2009/06/28(日) 23:56:58 P
>>130
私の剣!か、かえせ!
(アリスティスラに狼爪の瑠璃剣を奪われ、エメラルンは悲鳴をあげた。だがアリスティスラはあっという間に消えてしまった。
自分の愚かさにエメラルンは涙が出そうになった。アーシィと間違えて蛇女を抱きかかえるなんて。
どうしてわからなかった?顔を見れなかったからだ。それでもわかっただろうに!抱いたとき、ゆっさって感触を感じた。
アーシィのはかわいい。別人とそれでわかったじゃないか!!!!)

>リコ
>退避ー!こっちへ!早く!
(思いにぐちぐちとらわれている暇はなかった。エメラルンはリコの処へと走った。皆も走るだろう。足手まといになってはいけない、己を己で守れ!
エメラルンは監視部屋に倒れこむように入った。リコと目があう。あ…。いま、全裸だったっけ。)

見ないでーーーーーーー!
(バチン!反射的にリコの頬をひっぱたいてしまった。)
137シュワルツェネッガー ◆w0xjGM3LDQ :2009/06/29(月) 00:08:54 0
>>131
>アリス
(溶解液をかけられたターミネーターの人工皮膚はドロドロに溶けだした。
しかし苦痛など感じない。骸骨状の内部構造が剥き出しになろうとも性能に関係は無い。)

No problem!

(ターミネーターはアリスの尾を握ると、持ち上げ、壁にアリスを叩きつけた。)
138112のスライム:2009/06/29(月) 00:14:10 0
・・・適当に投下したのに、こんなに受けるとは思わなかった
反響にびびったヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ
139ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/06/29(月) 00:27:34 0
チャロぉぉぉぉぉぉ!
(ズザー!罪悪感からひこにゃんはチャロに駆け寄ると、助け出そうと尻尾をつかんでひきずって走った。)
(ズザー!監視部屋に滑り込み。リコの頬をびんたするエメラルンを見る。)

……リコ、完全な被害者にゃ。
(同情しているが目が笑っていた。)
140チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/06/29(月) 00:38:44 0
>139
(アリスの顔から振りはらわれる)
ぎゃふ!
>チャロぉぉぉぉぉぉ!
おおきにぃいいいい!
(マゾシステムが発動しっぱなしである)

あかん! 全裸シーンおしまい!
(チャロは一応NHKの教育番組のキャラクターであった)
そうや! 今こそチャロの毛皮のマントを……!
(今は犬だった! 体から毛皮を分離できない!)
……ガーン!
141マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/06/29(月) 00:46:38 0
最悪だ。
(泥まみれになったマキューシオ。男前もあったものではない。左手には魔人加藤に渡された東洋刀。)

あの男、どう見ても善という感じはしなかったがな。
(ロンギヌスの槍と同じだ。妖気を放つ武器を贈られる。
しばし躊躇したがマキューシオは柄に手をかけた。抜く。
マキューシオは口笛を吹いた。感嘆した。
濡れたような光沢の刃。写りこむ自分の顔。鏡を見ているようだ。
天井の梁が其の時マキューシオの頭上に落ちてきた。
気合と共に斬る。梁は真っ二つになった。)

これほどの切れ味!
(武人であるマキューシオは一瞬で魅せられた。)

「退避ー!こっちへ!早く!」
(リコの叫びが聞こえた。頷く。しかしマキューシオは監視部屋に向わなかった。)


魔の気配に来てみたが、おい。これはどうにかなるのか?
(マキューシオは脱衣所に踏み込んだ。荒れ狂うフルネー。カレンに問う。
どうにかならないのなら斬る。やむをえない。
そう言わずともマキューシオの形相を見れば判っただろう。)
(脱衣場に現界した白の騎士は純白の修道女が炎に呑まれて消えるのを見た。
そして黒炎に包まれた魔鳥が天井を突き破り、空へと駆けて行くのも。)

白き騎士よ…今のおぞましき魔鳥を目に焼き付けたか…?
憎むが良い…汝の主を惨たらしく焼き殺した魔族を…。

(ディフィンダーにどこからか重苦しい声が語りかけてきた。)
だが白き騎士よ、主の死を嘆くでない。
わしは邪悪なる魔族と敵対する神の使いなり。
神の使いたるわしには死者を蘇らせる力がある…。

(ぼんやりとカレンのアストラル体が浮かび上がった。)
魔族どもに阻まれ、今の霊力では完全な蘇生は叶わぬ。

だが…間も無く、喰魂装置ラピュタがルルカの上空に到来し、溜めこんだ魂を地下の霊脈へと放出する。
何故、霊団がこのルルカの霊脈に放出されるか分かるか?
そう…この地の霊脈『ヤンダルの口』こそが冥界への門なのだ…。

わしが冥府の門を掌握すれば死者を現世に戻すなど造作も無い事よ。(いや、わしでなくとも容易いであろうな…語る必要はあるまいが。)
汝があの黒鳥を始末してくれれば、黒鳥を人柱の核として結界を破り、ヤンダルの口に入り込んだわしは冥界を支配できよう。
さあ主の復活か、それとも葬送かを選択するが良い…白き騎士よ。
143名無しになりきれ:2009/06/29(月) 01:05:56 0
放送事故?w違うか・・・な?
144燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/06/29(月) 01:08:10 0
>>131 >>137
(ターミネーターに翻弄されるアリスティスラを、幽鬼の男は口しかない顔で嘲笑った。
背中を斬られたが血の一滴も出ていない。)

愚女め。喰魂の剣を二対持とうとそれがなんになろう!
ヤコブのサーベルは喰魂装置ドォーク・サイス・イーツィの端末に過ぎぬ。本体であるラピュタが到来する今、用も無し!
エメラルンの短剣は捨て置いたもの。奪おうと思えばいつでも奪えた。所詮はラピュタの位置を示す羅針盤に過ぎぬ。
しかし、蛇よ。
御前にとっては有意義な武具やもしれん。
女王になるなど過ぎた夢を捨てよ。我に従うならば、貴族として用いてやってもよい。それが利口者だ。
(幽鬼の男はアリスティスラに手駒としての価値を見出した。)
145カレン ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 06:02:09 0
【欠落追想V】

けしきが、まっかだった。
ひとりぼっちで、かなしかった。
おおきななにかが、わたしのせなかをおさえている。



……

おおきななにかがゆがんで。
がらん―――と、おおきなおとをたてた。
146 ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 06:04:41 0
【"追想"の番号がVから始まってしまっていますが、
これはミスタイプではありません……時限装置です。


>142 [続けにくければ――]
長老の駆け引き口上自体は、そのままでも構いません。
ですが"実際は生死未確定"とだけ、させてください。

この子は、特殊な経緯で生まれたキャラクターなので、
設定時、おおまかに以下を想定して舞台に投入しました。

1.退場ルート(バッド/他の参加者に倒される)
2.黒カレンルート(ノーマル/順調に邪悪化が進む)
3.殺し愛エンド(デッド/うっかり兄さんと出会ってしまう)

…ところが、ぎっちょん。
一晩のうちに1.と2.のフラグが同時に立ってしまった模様です。
本音を言うと、かなり揺れています。第四のルートも検討中です。



―――それでは、また今宵に】
カレンが放つ強い波動に新世界の巫女の可能性を感じたわしは、
黒い爆発の直前に召喚の魔術によって引きよせて黒い繭に閉じ込めた。
そして繭の中で幻覚魔術によってアッシュがフルネーをだっこしているシーンを見せる。【前スレ431】

「見よ…これは先程の黒鳥の変化した姿。あの魔族の幼体は汝の兄がこの世界に来て作った子なのだ。
愛すべき妹を捨て、妖魔の女と爛れた放蕩の果てに生み出した忌み子なり。
もはや、紅衣の者が汝に向ける愛など一片も無いのだ。」

(そしてバサバサ―とアッシュとアリスorアーシィのラブラブな合成写真が床に散らばる。)
「我が言葉は真実なり、疑うことなかれ。憎むのだ…汝を顧みぬ兄を。
兄を奪った女を…その忌み子を…この醜き世界の全てを!」

このようにすれば、おそらく黒カレンルートには問題なく入れよう。
愛に狂った娘の憎悪を増幅し、黒く染め上げるなどわしには造作も無い事よ。

気がかりは崖から突き落とし、手を伸ばすところまで一人でやる運命への過干渉のみ。
くく、だが手駒は多い方が良いのう…。

(黒き老ケンタウロスは何も無い虚空【>>146】に向かってぶつぶつ話していた。
それを配下の魔族たちは、お爺ちゃんとうとう…という目で見ていた。)

* * *

(そして脱衣場ではカレンの幻影体がディフェンダーに語りかける。)

「ディフェンダー!わし…ケホッ!私の仇を取るために戦いなさい。
あの恩知らずの黒い鶏を焼き鳥かチキンナゲットにしてやるのよ!これは命令。
まったく…兄さんに合う前にこっちの方が先に死んでたらいい笑いものよ…。
いい?すぐに冥界の門の封印を解いて、私を迎えにきなさい…もちろん阻む全ての者を打ち滅ぼして。
それと今の神の使いは本物よ。敬虔な修道女の私が言うのだから疑っちゃダ・メ!」

(城壁上の黒馬のケンタウロスは照れが入った。傍らの側近の魔族たちはニヤニヤしていた。)

「神に選ばれし聖騎士よ、魔鳥殺しに用意した聖なる剣を受け取るが良い。
これは三百年前、この世界を一つ隔てて存在する異界の魔王より贈られた水の霊力を秘めし聖剣。
これならば黒炎の魔鳥とて苦もなく殺せよう。」
(白騎士の前に輝く水面の様な刀身を持つ剣が中空に現れ、神の使いと名乗った者の厳かな声は消えた。)
148名無しになりきれ:2009/06/29(月) 19:07:57 0
うわああああああw長w老wwwwwwwwwwwwww
149126ハラペコスライム:2009/06/29(月) 20:05:27 0
俺のせいじゃないよな・・・?

(プリンみたく震える。)
150名無しになりきれ:2009/06/29(月) 20:29:23 0
>149
そう、あなたのせい。
かわいそうなカレン。
でも、これでいいの。これでいい。(くすくすくす)
151名無しになりきれ:2009/06/29(月) 21:31:14 0
シリアスとギャグどっちでwktkすればいいんだw
152ヴェンツェルの箒:2009/06/29(月) 22:45:33 0
姫元帥に盗み聞きした内容を知らせに来たんだろ〜。姫のとこに行かないでどこいくの?
騎士という種族は戦いの事しか頭に無いのかよ。無いんだなあ。
(天井から降りそそぐ瓦礫を避けながら箒はぶつぶつ文句を言った。
監視部屋に辿り着くと、リコのそばで顔を真っ赤にしてうずくまっているエメラルンに、マキューシオに替わって報告した。)

やあ、姫。僕は巨師ヴェンツェル様御愛用の霊具、箒。
姫を始め諸君に大事な話があるんだ。このルルカにラピュタが来る。その時刻は午前2時22分22秒……
(箒は、幽鬼の男らが密談していた内容をできるだけ忠実に報告した。)
敵は複数いて、しかもどれも凶悪で強大な邪悪どもだ。
くぅ。
(箒の柄が弓なりに曲がった。泣き声とともに震えている。うなだれて泣いているポーズだろう。)
このルルカが邪悪な勢力に侵食されていたなんて!全然気がつかなかった。
情けない。ルルカがこんなに落ちぶれていたなんて。
ラピュタの怨霊霊団を盗みとろうと餓鬼どもが集っている。
もしこの内の誰かがラピュタの霊団エネルギーを得たら……ルルカから邪神が生まれるのと同じだ。なんとかそれを防ぎたい!
僕も微力ながら力を貸そう!
153ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/06/29(月) 22:47:04 0
ルルカの落ちぶれぶりにあまりのショックで、トリップ忘れたよ。
154名無しになりきれ:2009/06/29(月) 23:28:30 0
箒の健気さに泣いた!
155カレン ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 23:50:47 0

『――焼き鳥にして食っちまおうぜ』【>126】

兄さんの精霊銀は、魔王の番狼フィーザルと"互いを喰らって"魔獣の力を宿したらしい。
どんな存在と壊し合いを演じても、最後には"ブレイカー"が立ち上がるのは、そのせいだ。
それなら、私と霊鳥も…?悪魔の力を手に入れた今なら…?フルネーが弱ってる今なら…?

『キュイイルー?(どおしたのー?)』【>132】

…だめ。だって私、知っちゃったもの……この子の名前も。ぬくもりも。

『――チキンナゲットにするのです』【>126】

―――どうせなら、もっと太らせてから食べようっと。

じゅるり。

爽やかに即決した内容が、思わず態度に出た。

『ギュルル―キュルルルー!(ふるねーはおいしくないようー!)』

『魔の気配に来てみたが、おい。これはどうにかなるのか?』【>141】

「…わ。バカ!誰だか知らないけれど、いま来たら…!
 ―――Sylphid, ubi vult, balla!!」

落ち着いてカレン。予定通り自分の周囲にだけ風霊結界を展開しなきゃ。
この黒い爆発の威力……悪いけれど、二人も防御する余裕なんて無いもの。
これが兄さんなら、むりやり戦士にまで魔術を拡大してコゲていたに違いない。
…そうよ。私は近代的合理主義者だもの。バカ兄さんなんかとは、違うんだから―――

『汝のなしたいようになすがよい』【>127】

―――う。ま、まあ…。ちょっぴりだけなら、精霊の加護をわけてあげてもいいけれど。



……

「…いい?ぜぇ〜ったいに勘違いするんじゃないわよ?
 べつに、お人好しで助けてあげたわけじゃないからねっ!
 とばっちりで死なれたんじゃ、寝覚めが悪いってだけなんだから」

修道女は焦げた銀髪の先を、ふくれっつらでいじっている。
お気に入りの真っ白なカソックにも煤が付いてしまって涙目だ。

「それにしてもフルネーの力、やっぱり普通じゃないわ…。
 何も知らなかったら、判断が間に合わなかったかも。
 さっきのヤケドで気付けたのは、幸運――――あう。」

ごちん。

不幸にも、石のブロックが修道女の頭頂部を直撃した。
天井と同時に足場も崩れ、階下のワイン・セラーへと転落。
石床に伏した白のカソック姿をボトルと瓦礫の山が埋めていく。
その直後、奈落に落ちた意識を黒き繭が包み、現世から孤立させた――――
156"ディフェンダー" ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 23:52:07 0
――――修道女は、黒炎から呑まれた直後に視界から姿を消した。【>155】
入れ替わる様に知覚に飛び込んで来たのは、森厳たる声だった。

『わしは邪悪なる魔族と敵対する神の使いなり。
 神の使いたるわしには死者を蘇らせる力がある――』【>142】

《貴様が言う「死者」とは、シスターの事か?
 手軽であるが故に、使い古された交渉カードだ。
 生憎、私は感情というモノが希薄に造られている。
 精神的動揺による判断ミスは無いと思ってもらおう》

銀髪をオールバックに撫で付ける。
撥ねた前髪が幾条か額に垂れた。
その表情と翠瞳に揺らぎは無い。

《アストラルの投影……見慣れない芸当だな。
 高等魔術の類―――いや、この世界の"魔法"か?》

白衣の立姿は、神の前であろうと野良犬の前であろうと何ら変わる所が無く、
騎士の声音は、聖堂に於いても湯殿の焼け跡に於いても全く同じ様に響いた。




……

『――主の復活か、それとも葬送かを選択するが良い…白き騎士よ』

《――――奢るな、戯け。
 私に選択肢を示せる存在は、ただ一人だ》

虚空に浮かび上がった、アストラルのヴィジョン。
それは、膝を抱えて目を閉じた少女の姿をしていた。

《……心底呆れ果てたモノだな。
 眠っている姿だけは、天使そのものか。
 ――――何故、ああも歪んでしまったのか》

精神世界面を揺蕩う修道女の眦には、涙の雫が浮かんでいた。
自身の長髪から護られる様に包まれて、眠りに落ちている。
おそらく、夢でも見ているのだろう――――
157Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 23:53:20 0
【欠落追想U】

けしきが、まっかだった。
ひとりぼっちで、かなしかった。
けむりがしみて、いきがつまった。
ほのおがもえるおとが、こわかった。

「おとうさん…」

「おかあさん…」

「―――――…!」

けしきが、かわった。

さっきよりも、まっかで。
さっきよりも、かなしくて。
さっきよりも、いきがつまった
いまのほうが、ずっと、こわかった。
……わたしは、なにもわからなくなった。



……

さいごに、おおきなはしらどけいの、おおきなぜんまいがゆがんで。
がらん―――と、おおきなおとをたてた。
158カレン ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 23:54:15 0
――――何だか、ずいぶん昔を思い出していた気がする。
痛い思いをしたり、怖いコトがあったりすると浮かぶ情景。

十五年前―――王都の半分を焼き払った"幻想種の大津波"
記憶は曖昧だけれど、小さかった私はとても怖い目にあったらしい。
"らしい"というのは、記憶があると言う兄さんが話したがらないからだ。
そのせいか分からないけれど、今でも炎はちょっぴりニガテだったりする。



……

『見よ――
 あの魔族の幼体は汝の兄がこの世界に来て作った子なのだ』【>147】

「嘘よ…。そんなの嘘!私は信じない!…信じるわけないじゃない――」

『妖魔の女と爛れた放蕩の果てに生み出した忌み子なり』

「――あの兄さんから、こんなに可愛いらしい赤ちゃんができるなんてっ!」

『もはや、紅衣の者が汝に向ける愛など一片も――』

「――焼き増しはどうすれば……あ。この封筒の裏に書けばいいの?」

『我が言葉は真実なり、疑うことなかれ。憎むのだ…汝を顧みぬ兄を』

「…ああっ!?うさんくさい……この話、すっごくうさんくさいわっ!?
 わかってるのに、どうしようもなく湧き上がってくる気持ち。これって―――」

『兄を奪った女を…その忌み子を…この醜き世界の全てを!』

「―――これって、やっぱり兄さんを想うピュアな愛(さつい)……?」


黒い繭に抱かれて。白き修道女は、目をぐるぐるさせながら写真を見つめる。
エプロン姿で料理してる兄さん。読書してる兄さん。傘をさした兄さん。
笑ってる兄さん。幸せそうな兄さん。いちゃいちゃしてる兄さん。

「兄さんバカだから……きっとだまされてるんだわ。あの魔性のおっぱいに。
 けれど兄さんだって男の人だもん。誰でも一度は罹る知恵熱みたいなものよね?
 私が叩き治してあげる…"全ての病状の進行は、殺せば止まる"って主も言ってるし」



―――――修道女の法衣が、夜色の漆黒に染まった。
159"ディフェンダー" ◆CIptpZ5NA6 :2009/06/29(月) 23:55:26 0

『ディフェンダー!わし…ケホッ!私の仇を取るために戦いなさい。
 あの恩知らずの黒い鶏を焼き鳥かチキンナゲットにしてやるのよ!これは命令』【>147】

《―――やれやれ。仔猫や雛鳥を放って置けない悪癖が、未だ直っていなかったと見える》

『まったく…兄さんに合う前にこっちの方が先に死んでたらいい笑いものよ…』

《ああ。全くだ……その暁には、私が真っ先に指差して笑うコトを入浴剤の神に誓おう》

『いい?すぐに冥界の門の封印を解いて、私を迎えにきなさい――』

《いや。微塵も良くは無いのだが、君には逆らえない》
 
『――敬虔な修道女の私が言うのだから疑っちゃダ・メ!』

《笑えない冗談だ。魔導資料目当てで入信した君ほど疑わしい聖職者は居ない》

『―――受け取るが良い。
 これは三百年前、この世界を一つ隔てて存在する異界の魔王より贈られた水の霊力を秘めし聖剣』

《これは……!バカな―――"ラグナ・フラタニティ"だと?》

"神の友愛"の名を冠するその剣は、聖遺物/遺失神器に分類される。
三百年前に魔王に挑んだ勇者が、水の聖霊から託された聖剣だ。
秘蹟管理局による血眼の捜索は、全くの徒労だった事になる――
――剣は、こうして異世界に存在していたのだから。

白衣の騎士が剣を真横に振り抜くと、大浴場の全ての蛇口が、ひとりでに解放された。
水が舞う。水が踊る。意思を持った様な奔流は、召喚術師に従う水龍の如き螺旋を描く。

《茶番に付き合う対価として出て来る様なシロモノで無い事だけは確かだ。
 いいだろう……私が"リリーファルダンの左手"すら撃ち払ってみせよう》



―――――騎士の外套に、闇色の暗黒が浸み込んだ。
160ククロスク尊父師 ◆EoQWpDRWCE :2009/06/30(火) 00:07:54 0
>>128
>米沢
>貴方がルルカ総帥では無いと見抜く尋問を晩餐会でしてくれました。覚えていますかな?
あの精霊犬か。
俺はルルカの導師連中をまんまと欺いてきた。それを一目で見抜く嗅覚、見事。痛快。
(ククロスクは額に両手で爪を立てた。皮膚に食い込ませると、一気に引き剥がした。
作り物の顔の下には、猿人の顔があった。)

猿にルルカは乗っとられていたのだ。無様だろう。
俺の名はルーサ・アフル・ゴロプ。24年前ククロスクに破門されたマンティコアの導師だ。

前スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/306
161マンティコア僧ルーサ ◆EoQWpDRWCE :2009/06/30(火) 00:11:59 0
ククロスクはどうして俺を破門したかわかるか?
俺の信仰に恐怖したのだ。
マンティコア族が崇める秘密の神。それがロネに封印された「大いなる存在」と知って、ククロスクはうろたえ、俺をルルカより追放した。
だが遅かった。俺はルルカの魔道の極意を会得した後だったのだから。

これでロネの怪異の全てが繋がったかな?
ロネではドゥーラ・エイモンにしてやられ、集積した怨霊群をヤコブに注がれたが、今度は違う。
ズオード王を使い人間界に戦乱の災厄をもたらし集めた怨霊霊団は、疑いようもなく俺のものだ。

米沢、そう嫌悪の顔を向けてくれるな。
(ルーサは笑った。)
震えるお前と俺は同じなのだ。

よく聞け。
貴様は思い違いをしている。
ロネに眠る「大いなる存在」を善悪で判断するな。
宇宙的存在に、小さな倫理観を当てはめようとするな。
正邪を超越した偉大な神の御心を推し量ろうとしても、その深遠に立ちすくむしかない。
貴様もロネに眠る「大いなる存在」の恐ろしい御声を聞けば、ククロスクの感じた恐怖も、俺が今…感じている恐怖も、わかるだろう。
「大いなる存在」に誰も逆らえぬ。逆らえぬのだ。従うしかない。ほかに道は無い!従え!
162名無しになりきれ:2009/06/30(火) 00:19:17 0
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
163名無しになりきれ:2009/06/30(火) 00:27:20 0
>>161
コワイがな!
164流 竜馬:2009/06/30(火) 00:54:12 0
きさまにも味あわせてやる……。
ゲッターの恐ろしさをな!!!
ダブルトマホォォォオオォオウクゥッ!!!ブーメランッ!!!!!
165宇宙的恐怖の祖ラブクラフト:2009/06/30(火) 01:10:43 0
  _、_
( ,_ノ` )b <猿ぐっじょぶ
166スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/06/30(火) 03:24:48 O
>>89
待てえっ!
(学府内に戻ろうとするアンドレを止める)
我々だけ戻っても捕まっている米沢を助けることはできない!
蛍と名乗った少女の水晶球には、米沢が執務室と完全に同じ部屋に居るのが見えた。
米沢はおそらく別次元に閉じこめられているのだろう。
まずは仲間と合流し、別次元に行く方法を考えよう!
スパイダーストリーム!!
(太い糸を張って大浴場に移動開始)

(移動中アンドレに)
あの蛍という少女は悪魔の変身した姿のようだな。
だがあの少女と戦ったとき電流が走った!>>63
あの悪魔は完全すぎる変身能力のため、蛍としての意識も持ち合わせてしまっている!
あれは自分の理不尽な死の恨みを周囲にぶつけているのだ!
もし彼女にもう一度会ったなら、持っている「ツキの月」を全部食べさせて見ろ!
蛍の恨みを晴らせるかもしれないぞ!

(監視部屋に近づくと糸から飛び降りる)
とおッ!!
敵に捕らわれた友の窮地を知らせに来た男!
スパイダーマン!!
(中腰で前屈みになり決めポーズ)
我々の仲間米沢が、偽ククロスクによって別次元の執務室に閉じこめられてしまった!
誰か別次元に行く技能を持った者はいないか!?

>>164
> きさまにも味あわせてやる……。
> ゲッターの恐ろしさをな!!!
> ダブルトマホォォォオオォオウクゥッ!!!ブーメランッ!!!!!
(大浴場の近くから聞こえてきた声に反応)
ムッ!!どうやら敵はこんな所にもゴーレムを送り込んでいたようだな!!>>14
急いでここから脱出するぞ!
167ある男の手記:2009/06/30(火) 18:57:17 0
私はシャルル・アズナブール。魔道学府ルルカの導師だ。

私は、ある偉大な計画の成就の為、尊師父に一介の魔道士から導師の地位に抜擢されていた。
尊師父は計画の細部に及ぶと話を濁したが、この世界の為になると力説していた。
私はその話に乗り、計画の邪魔となる者達と戦った。
力及ばず、一敗地にまみれる事となったのだが…。

敵と戦い破れた私は、総帥たる尊師父から鍵を託されていたのを思い出した。
尊師父は、いざという時の為に使い魔達を地下水脈で育てていたらしい。
私は陰鬱な地下水脈を進み、過剰なまでに厳重に封印された扉の前に立った。
その鉄製の扉を軽く叩き、返って来た音を聞いて軽い驚きが走った。
手応えが、恐ろしく厚い扉である事を示している。

人力では開けられぬ大扉には、開閉の為のハンドルまで備えてあった。
何故、これほどまでに厚い扉を造る必要があるのか…。
その奥に封印されたもの達を思うと、私の背に名状しがたい恐怖が駆け抜けた。
しかし、私はもう引き返せないところまで来てしまったのだ…。
勇気を振り絞り、鍵を差し込んで渾身の力でハンドルを回す。

―――僅かに開いた扉の隙間から覗いたものに私は悲鳴を上げた…いや、上げたつもりだった。
真の恐怖の前に、本能が喉を押さえつけて沈黙をさせたのであろう。

私はすぐさまハンドルを逆に回し、脱兎の如く逃げ出した。
自室に閉じ籠り部屋に鍵を掛け、ソファーとベッドでバリケードを作る。
それがどれほど愚かで無駄な事なのかを分かりつつ、恐怖でそうせざるを得なかった。

途端、一つの事が気がかりになった。
私は、あの呪われた禁断の扉に鍵を掛けてきただろうか?

不吉な音が扉を叩いた。
強く…弱く…間断なく響くそれは、胸が重苦しくなるような旋律となって私を苦しめる。
これは私の心を蝕む恐怖が生み出したの音なのか。
それとも現実なのだろうか。

ああ…扉が開く…誰か…助けてくれ…。

(手記はこのページを最後に白紙となっていた。)
168アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/06/30(火) 19:56:34 O
清掃用具ってアンタのことだったのか…
(箒が…喋った。
男性陣の目に留まらぬよう退避した物陰でポカンと呟く。
…呆けている場合ではない。)

ならどうする? 一つの勢力だけ止めても意味ないじゃん?
2時22分22秒までに全力ダッシュで一つずつ潰して回るか。
それとも分かれて各個撃破を狙うか。
どっちにしても、居場所もわからないんじゃ――

>スパイダーマン「我々の仲間米沢が、偽ククロスクによって別次元の執務室に閉じこめられてしまった!」

はぁ!?…とりあえず第一の行き先はけってー。
(一番決まって欲しくない形で、だが。

ふと胸に落ちる暗い影――もし、死んでいたら。
まさか。死体はやり残したことへの後悔を抱えているのだと――そう言っていた彼が、その仲間入りをするなんて考えたくもない。
ふと異世界を出る折のやりとりが思い返される。殴ってでも置いてくるべきだったかもしれない。
彼は有能だ。冴えない風貌の裏には熱く筋の通った魂が隠されている。だからこそ、こんな異界の空で脅かされていい命ではない。
…憎まれ口を叩きつつも、彼女は彼を相当に評価しているし、好意も抱いている。



――ただし、単なる戦友として。)



あーあ…キリ、ないな。
アレが簡単に死ぬタマかよ。

(首を振り、思考中断。
この場所は危険だという言に従い、物陰を出ようとして…あ。)

…服のあるところに行こうな。マジ頼む。
(…姫と一緒に最後尾にいよう。)


(ふと、気づく。彼女はこの場に米沢以外の全員が集結したものと思っていた。…アッシュがいない。)

あー。また一人でふらふらと…

(…彼は、危うい男だ。
強いが故に、自ら犠の道を選ぶ男。
壊れかけた男。二種の異物に侵されどこまでが彼でどこからが魔か。
何かを極めた終着駅の男。きっと現状以上の期待をしてはいけない。待つのは安堵ではなく自滅――そんな気がする。

彼は何を望むのだろう。破滅。もしかすると救済。そして赦し。
彼は何を悔いているのだろう。
時折見せる追憶の視線の先は…誰?

どこを切っても、崩れかけの男。
…ああ、だからか。
彼は危なっかしすぎるのだ。だからだろう…



気がつけば、目で追ってしまっているのは。)
169名無しになりきれ:2009/06/30(火) 20:28:26 0
わくわく♪
ふむ、良い具合じゃ………真白に一滴でも黒い墨を垂らせば、決して元の純白には戻らぬ。
一点の黒は徐々に広がり全てを漆黒の闇で覆い尽くすのだ。
おっと! これ以上黒夢の繭に閉じ込めれば、心が壊れような。
(黒い繭が糸を解き、中からカレンが姿を現す。)

こやつは死んだことになっておるからのう………これを与えるとしよう。
身に纏えば聖なる属性の者には、見えなくなる衣をな。

(解けた黒い繭がひとりでに宙で織られ、一枚の黒衣となって夢見心地のカレンを包む。
これは着衣するものの意のままにゴスロリドレスでもぴっちりスーツでも好きな形に姿を変える衣である。
肌触りも良く、触れているだけで心が安らぐ。MADEIN×××など比べ物にならない着心地だった。)

これで、少なくとも聖剣の影響を受ける白騎士には見咎められまいて。
「さあ、行くが良い…新世界の巫女となるべき娘よ。汝の為すべき事を為せ…。」
(森厳なる声がカレンの脳裏に響いた。)

* * *

(地下室の繭から目を離し、カードの束から二枚を抜きだす。)

堕天使の正位置。
地に堕ちる者が望みを叶えるいう意か………良い、良いぞ。
あの修道女が闇に堕ちれば確かに暗示の通りになろう。
あるいは白き騎士が返り血で朱に染まるまで戦う暗示か。

いずれにせよ、全てはわしの意のまま。
運命が集めし者たちよ、新世の為の聖戦を始めるが良い。
互いに喰らい合い、全てを滅ぼすのだ!全てを!
しかし、わしの選びし者だけは終末の世界から復活させ、浄化された新世界の住人となる事を許そう!

(思い出したようにもう一枚のカードに目を通す。)

もう一枚は暁の逆位置…?
む………そういえば太陽の杖は正常に作動しておるかな?
魔道で創られた物では無い故に探知が難しいが…。
馬鹿な!見当たらぬだと?あれが無くば、世界の浄化が成らぬではないか!?

【前スレ>620】
(蜘蛛の糸に巻かれた水爆は異次元にいる米沢が持っていたために魔術で探知できなかったのだ。)

くっ…しかし、わしは石橋を叩いても渡らぬ男。
結界が破れ、配下の魔族たちでの総攻撃が可能となるまで決して動かぬ。
それにわしの結界で何物もルルカの内からは出られぬのだ。蟻一匹とてな。
この中のどこかにあるのならば、ルルカごと破壊すれば起動する話よ。ふ…ははは!
結界が複数あると紛らわしいのう…。
わしが破ろうとしているのは冥界の封印としておこう。
何物もルルカ出られぬ結界はそのまま張っておる。

ついでに「聖なる属性の者から見えなくなる衣」を
「心の清い者から見えなくなる衣」に変更しておこうぞ
172フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/06/30(火) 22:26:23 0
(天井を突き破ったフルネーは夜空に出た。
一時の激しい雨は止み、蒼月が雲の裂け目から姿を覗かせている。
僅かな月明かりが弱々しく地上を照らしていた。)

キュッククルルー(このまぁーおつきしゃまにいきたぁーよう…)

(空に向かった黒鳥が時計塔の上辺りまで差し掛かった時、見えない何かに押し戻された。
黒く燃える羽根が散って地上に降り注ぐ………何度繰り返しても同じだった。
怖い人ばっかりで、外にも出られなくて。元の姿への戻り方も分からない。
フルネーはどうしたらいいか分からなかった。
そのうち羽根を動かすのにも疲れて時計塔の屋根に止まる。)

キュルルルルゥー!(わあぁぁぁぁぁぁん!)

(ルルカの夜空をさらに暗くする黒鳥が一声悲しく鳴いた。)
173アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/06/30(火) 22:55:04 0
>>137
>ターミネーター
>(ターミネーターはアリスの尾を握ると、持ち上げ、壁にアリスを叩きつけた。)
女王様になんてことを!この馬鹿!痛い!きゃー!痛い!痛い!てめえ!
(何度も壁に叩きつけられるアリスティスラ。
しかしやられたままではなかった。尾をターミネーターの右足に巻きつけた。
ターミネーターはアリスティスラをびたつける自らの勢いで、足を取られる形となり転倒した。
すぐさまアリスティスラはターミネーターに覆いかぶさった。)

素敵な目ね。とろ〜〜〜〜。
(よだれを赤く光るターミネーターの両眼に垂らした。ターミネーターがもがく。)

(アリスティスラは幽鬼の男をにらみつけた。)

>>144
>幽鬼
>ヤコブのサーベルは喰魂装置ドォーク・サイス・イーツィの端末に過ぎぬ。本体であるラピュタが到来する今、用も無し!
>エメラルンの短剣は捨て置いたもの。奪おうと思えばいつでも奪えた。所詮はラピュタの位置を示す羅針盤に過ぎぬ。

この剣たちの本当の力を知らない癖に。きゃは。馬鹿はおまえだ!
この狼爪の剣が、ラピュタを指し示すだけのものだと思ったか!そんな程度のものをクリスティーヌ姫がよこすもんか。

これはラピュタを呼ぶ祭事の剣。
ロネにラピュタが来たのも、エメラルンがこの剣を携えロネにいたからだ。
ユフーインにラピュタが来るのも、エメラルンがこの剣を持ち、ルルカに来たからだ!
ラピュタはこの剣を持つ者の所に来るんだ!
だから今は、あたしのところに、あたしのために来る!

本当の“合”が発生する条件を教えてやるわ。
黄金の翼竜座の首星と月、ルルカ、そしてこの狼爪の短剣、これが垂直線上に並ぶ時、
短剣より放たれた瑠璃色の光線が一直線に貫くその時、ユフーインの龍脈が開くのよ!

あたしはなんでも知っている。この剣が教えてくれる。
(喰魂のサーベルに頬擦りした。)
この剣に宿る億万の亡霊が、あたしにいろんな事を教えてくれる。
174アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/06/30(火) 22:56:59 0
こんな事も出来るんだ!
(アリスティスラは狼爪の剣を鞘から抜いた。瑠璃色の光が窓を貫き夜空の一方向へ伸びる。)

ラピュタよ。この男の魂を喰え。

(ユフーインの南東30里余り、アタミア高原上空を雲を引き連れ、ラピュタはユフーインへと飛行していた。
ルルカより放たれた瑠璃色の光線は、ラピュタの底頂部に吸い込まれるように当たった。
ラピュタの底が蕾が開花するように、花びら状に割れていく。女神の形状をした喰魂装置が迫り出し現われた。
純銀の女神像の双眼が見開かれた。女神の目に放電が起き青く光った。)

前スレhttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/95(喰魂装置発動描写)

幽鬼、女王の圧倒的な力、思い知れ。
(部屋に稲妻が飛び込んできたのではない。
幽鬼の男の周りに、始めはかすかに青い蛍火が舞いはじめ、やがて閃光となって幽鬼の男を包んだ。)

きゃははははは!喰魂されて死ね!
175マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/06/30(火) 23:59:50 0
いや俺は俺なりに姫の事を考えていたのさ。火事で姫が焼かれぬように火元へ駆けつけたんだがな。
(箒に叱られ、マキューシオは頭をかいた。逆に自分が焼かれそうだったが。>>155

かたじけない。
(マキューシオはカレンに礼を言った。天井に開いた大穴を見上げる。フルネーは飛び去った。
マキューシオは小さく左右に頭を振った。やれやれ。)

いろいろあったようだが、詰まるところ、あんたに便利な衣装を与えたってことなのかな?
奇妙な奴に逢うのは、この旅では慣れっこだが、あんたも相当な変わり者だな。
敵なのか、敵ではないのか、はっきりしてくれ。
(そういうとマキューシオは脱衣所を見渡した。探す。)

あった。
(柳の枝で編まれた籠、つまりバスケットを見つけた。脱衣所に常設の、脱いだ服を入れる籠だ。
棚に置かれた籠の中から、四つを取り出した。
一つにはアーシィの服が入っている。
残りには白銀の鎧胴、肩当て、腕甲、腰当て、脚殻、エメラルンの鎧一式だ。籠一つでは入りきらないので三つになっている。
あの狼爪状の短剣は無かった。流石は姫。風呂場でも肌身離さずか。
マキューシオは四つの籠を抱え持つとリコの覗き部屋ではなかった監視部屋に向った。)

裸じゃ困るだろ。
(裸で物陰に隠れている二人に言った。
女性の心理から考えて、脱いだ服を男に持ってきてもらいたくはないだろう。
そんな気持ちにあえて気がつかないふりをして、無造作にマキューシオは籠を置いた。)

さて女性陣の身支度が出来たら、出発しよう。だがどうやって異空間にあるとかいう執務室に行くのだ?
(頼るのはリコかヴェンツェルの箒だが……。)

待て!姫?剣はどうされた?奪われたのか?
176燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/07/01(水) 00:02:08 0
>>174
>アリスティスラ
>ラピュタよ。この男の魂を喰え。
待て!待てえええ!
(幽鬼の男は絶叫した。)

我の魔力が!おお!我の命が!
(ラピュタの喰魂で幽鬼の男の体が分解していく。意識が遠のいていく。幽鬼の男は狼狽し震え上がった。
こんなことが出来るとは!信じられない。全く把握していなかった。)

ひっ!ひいい!待て、待たれよ!待ってくれ!頼む!
(幽鬼の男の両膝が折れた。幽鬼の男はアリスティスラに跪いたのだ。両手を合わせ懇願した。)

貴女への無礼、御慈悲を持って御容赦くだされ!どうか御助けくだされ!喰魂を止めてくれ!止めてください。どうか!どうか!
ひいいいいいいいい!
177せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/01(水) 00:08:28 0
>マキューシオ
>>175
>だがどうやって異空間にあるとかいう執務室に行くのだ?
ドッペルゲンガーなら送れる。
深夜の学校探検していてアンドレらとアイツに会った時にアイツは送れると言っていた。
そうだろ、アンドレ。
178名無しになりきれ:2009/07/01(水) 00:28:52 0
こたえてくれるといいがな
179ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/01(水) 00:31:32 0
マキュー!
アーシィが服が足らないって言ってるにゃ。取らなかったか?
180ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/01(水) 00:47:39 0
メインカメラがやられただけだ。
(デュアルセンサーが溶解機能停止したが、ターミネーターは直ちにサブカメラアイに切り替え視界を確保した。)

>>176
>幽鬼の男
>貴女への無礼、御慈悲を持って御容赦くだされ!どうか御助けくだされ!喰魂を止めてくれ!止めてください。どうか!どうか!
状況認識――不能
状況認識――不能
状況認識――不能
状況認識――不能
状況認識――不能
状況認識――不能
マスターは蛇の軍門に下るのか?本当に?
ターミネーターの自律判断機能は予想外の事態に対応できず即ち成り行きを見守った。

Unbelievable!
181エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/01(水) 01:27:35 P
>>175
>マキューシオ
>待て!姫?剣はどうされた?奪われたのか?
蛇の魔女に奪われてしまった!
(女湯と隣接している監視部屋も、フルネーの乱舞によって半壊していた。
壁が崩れて出来た瓦礫の山の影でアーシィとエメラルンは、急いで服や鎧を着始めた。
エメラルンは泣いていた。
父の形見を盗まれた。決して離さないと誓ったのに。それもアーシィと間違って自分がアリスティスラに駆け寄った不注意からだ。)

>>177
>せんとくん
>ドッペルゲンガーなら送れる。
誠か?遷都、アンドレ!?
(鎧はすぐには着れない。急ぐほどもたつく。せんとくんの声が聞こえ、エメラルンは声を張り上げた。
米沢はなにがあろうとも助け出したい。誰が欠けてもならない。しかし都合良く邪悪である擬魔が現われるのか?
一方で奪われた狼爪の短剣が気がかかりだ。)

魔力のある者に聞きたい。さっき変な感じがしなかったか?私には魔法の素質が無いからはっきりとわからないのだけれど。
ロネの墓所で雷鳴したラピュタの喰魂装置のような……。
(ラピュタは近づいている。時間が……無い!“合”の時が来る!)

(ようやく白銀の鎧を着たエメラルンは仲間の一人の名を呼んだ。)

チャロ!
私のにおいのついた、私の短剣の場所、嗅ぎ当てられる?
あの蛇女の顔にも、しがみついたから、蛇女のにおいもわかるよね?
あの魔女はルルカから離れてはいない。必ず学内にいる。私は奴を追いたい。
マキューシオらは米沢を救いにいって!米沢もきっとこの事件の真相に近づいている。彼は道を開く。

剣は私の不注意。私が取り返す。……とても、とても嫌な予感がする。
チャロ!そなたは来てもらう。……怖い?お願いよ、チャロ。頼りにしている。
182スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/01(水) 01:51:42 O
>>181
>誠か?遷都、アンドレ!?
間違いない!
そしてドッペルゲンガーは、アンドレの持っている本を欲しがっていた!>>44
敵に本を渡すのは癪だろうが米沢の命は本よりも重い!
頼んだぞアンドレ!
ドッペルゲンガー・・・いや、蛍よ!
お前の欲しがっていた本を譲ろう!
そのかわり米沢の居場所に送ってくれ!
183名無しになりきれ:2009/07/01(水) 01:52:56 0
>アンドレ
男なら勇気を出せよ
184名無しになりきれ:2009/07/01(水) 02:00:20 0
微妙にドッペルも余波でFOしないか心配だがな。
このスレ最大の正念場かもしれん。
185名無しになりきれ:2009/07/01(水) 02:10:02 0
ストーリーはいよいよ凄い事なってきて終わりの用意をし出したのになあ

逃亡したら勿体無いし、自分の心に後悔が残るぞ〜とは言っておく
経験上な・・・
186ポトスライム:2009/07/01(水) 02:23:49 0
つ【元気玉】
187名無しになりきれ:2009/07/01(水) 03:00:53 0
流れ読まなくてすまないが
アーシィの男を選ぶ基準がよくわからない
自称女が居たら乙女心の解説頼む
188名無しになりきれ:2009/07/01(水) 03:10:23 O
>>187
母性愛じゃなかとですか?
女は危なっかしい男を支えたくなる事があるどってん
自分が側にいないとこの人は駄目、と思い込む事があるばってん
189名無しになりきれ:2009/07/01(水) 03:13:01 0
・腐れ縁の筈がいつのまにか
・ヒーロースペックじゃないのに見せる意外な底力に萌え
・キャラがぶれないので安全安心
・盛り上がり重視の大穴狙い

上にいくほど外の人視点で下にいくほど中の人視点ねw
190写真で感じる恋心スライム:2009/07/01(水) 18:47:31 0
『台所』
灰「体は包丁でデキテイル!」トントントントン
ア「アッシュー。野菜炒めまだー?」
ガタン。ざく。
灰「う。」どばどば

ア「あ!」きゅん

★★★★...ミ☆!


『雨傘』
ア「なんで急に降るんだよー。」
ザアアアアアア・・・
灰「アーシィの傘を届けにきた。」びしょびしょ
ア「サンキュ。でも自分の傘はどうした?」
灰「考えなかった。」

ア「考えろよ!」きゅんきゅん

★★★...ミ☆☆!!


『読書』
ア「さっきから同じ格好で疲れるっしょ。」
灰「苦しいとは思わない。」
ア「・・・ドMなのか?」
しーっ。
灰「膝の上で寝てしまった。」フッ
フ「もうたべやえないよう。」すやすや

ア「親ばかじゃん!」きゅんきゅんきゅん

★★...ミ☆☆☆!!!
月が黄金の翼竜を隠す………もうじき、時が満ちるか。

(魔族の長老は時計塔を見上げる。
時計塔の針は屋根に佇む黒鳥の放つ熱で、飴細工の様に溶けていた。
そして…そのさらに上の夜空には、青白い燐光の道が浮かび上がっていた。)

む…喰魂か。
だがヴェンツェルの封印を破り、霊の通る冥道に分流を設ければ、もはや喰魂の霊剣とて怨霊を引き寄せられぬ。
いくら水を流そうと分流から全てこちらの畑に流れるのだからのう…。

―――もはや、残された時は少ない。
白き騎士よ…速やかに黒鳥を生贄に捧げて冥道の儀式を遂行せよ…。


(長老は使い魔の蝿を通して箒たちの話を聞いた。)
異次元………異界ならば、爆発が起きようとルルカに影響は出ぬ…。
そういうことか!奴ら、太陽の杖を異次元に隠しおったのだな!?
探知の魔術に掛からぬわけよ!
だが、そうはさせぬぞ…汝らにわしの闇の魔術を見せてくれよう…。
(一匹の蠅が火の粉と煙に紛れてアンドレの大きな背中に止まった。)

自らは決して表に出ず。裏から人を操る。
それがわしの本領よ…そうやって700年の時を生きてきたのだからのう。


―――人と魔族の融和などありえぬのだ…ヴェンツェルよ。
どちらかがどちらかを狩りつくした時こそが真の安寧の時。
貴様の理想を掲げたこの学府、わしの手で打ち砕いてくれよう…!
192流浪の斥候:2009/07/01(水) 20:15:29 0
因みにアンドレは「向こう」では大々的に返しているよ。
193カレン ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/01(水) 22:39:00 0

『さあ、行くが良い…新世界の巫女となるべき娘よ。汝の為すべき事を為せ…』【>170】

「…はわ。新世界の巫女?―――知らないわよ、そんなの。
 まずは、フルネーにさっきのコト謝ってこなくちゃ…子供に罪は無いもの。
 その後、珍しく私とはぐれちゃったディフェンダーを探し出して尋問。
 最後に、ゆっくり兄さんと妖魔を締め上げれば、任務完了だわ。
 けれど、怪しげな魔術が掛かった服は、いただけないわね…。
 ―――Sylphid, ubi vult, balla!!」

詠唱に応え、翠と黒の混じり合った旋風が修道女の身体を包み込む。
精霊銀繊維のカソック――ただし夜色の漆黒に染まった法衣――への魔術換装。

『かたじけない――』【>175】

換装の直後、渋い声に呼び止められる。
話しかけてきたのは、さっきの戦士だった。

「な、なによ。勘違いするなって言ったのが聞こえなかったの?」

『いろいろあったようだが、詰まるところ、あんたに便利な衣装を与えたってことなのかな?』

「…受け取るつもりはないわ。女の子に服を贈るときの礼儀がなってないんだもの」

『奇妙な奴に逢うのは、この旅では慣れっこだが、あんたも相当な変わり者だな』

「大きなお世話よ。そういうあなただって、こんな状況で――」

『――敵なのか、敵ではないのか、はっきりしてくれ』

「それなら……敵よ。あなた、あの胸なし妖魔の仲間でしょ?仲良くできるわけないじゃない。
 けれど"敵か否か"でしか相手を量れないような使い手じゃ、業物のカタナが泣いてるわ。
 そもそも、焼け落ちちゃったとは言え女湯の脱衣所に―――って……あ。」

そこでようやく気付いた―――黒炎の霊鳥の気配が思いっきり遠のいているコトに。

「…ああん。もうっ!あなたのせいで見失っちゃったじゃない」

何かを探し始めた戦士の背中に舌を出して。
崩れ去った天井へと舞い上がり月下を翔けた。

「フルネーが行きそうな場所って、どこかしら。
 あの子、鳥っぽい生き物だし……とりあえず高いトコ?
 ―――時計塔だわ」
194Interlude ◆v/ikj/qTK2 :2009/07/01(水) 22:40:11 0

「―――久しぶりだな。暫く離れていた間に見違えたぞ」

夜天を摩る様な威容を誇る、巨大な塔時計。
二時十四分を指したまま螺旋繰れ曲がり、停まった長針。
立ち上る熱気で真紅の外套を煽られながら、彷徨者は佇んでいた。

「小さかった頃は、面倒をみてやれなくて済まなかった。
 ……とは言っても、お前は俺の事など覚えていないだろうが」

目を合わせれば、おそらく魔鳥を怯えさせてしまう。
灰色の視線は、雲間から差し込む月光を虚ろに求めた。

「傷つく事が怖いか?
 失くす事が怖いか?
 信じる事が怖いか?
 
 ―――ならば俺が、お前の話し相手になろう」

蒼白の終道を見上げる。何故なのだろうか…
…月へと到る梯子の如き、昏い光に魅かれるのは。
ソレを駆け登ってしまうのも、悪くない様な気にさせる。
それは、災厄の起源か――――


――――あるいは、終焉だった。
195カレン ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/01(水) 22:41:52 0
フルネーを驚かせないように迷彩魔術を纏って時計塔を登った私は、
突然聞こえた声に肩を震わせた――――いちばん聞きたかった声。

『―――久しぶりだな。暫く離れていた間に見違えたぞ』

え。うそ―――兄さん?
何ヶ月も会えなかった兄さんは、
ちょっと痩せて、でも逞しくなってて。
そして相変わらず……ボロボロに壊れていた。
そ、それはそうと、私の魔術迷彩を見破るなんて兄さんのクセに生意気―――

『小さかった頃は、面倒をみてやれなくて済まなかった。
 ……とは言っても、お前は俺の事など覚えていないだろうが』

―――ああ。それで、ぜんぶわかってしまった。

やはり、私の魔術が兄さんに破られるわけなんてない。
これは、長旅で娘をほったらかしにした父親の台詞だ。
あれは、久しぶりに再会した娘を慈しむ目だったのだ。

「それじゃ、やっぱり本当だったんだ……」

ぽろぽろ。

「こんなのって、ないわよ…」

…だめ。私、泣き虫だ。

『傷つく事が怖いか?
 失くす事が怖いか?
 信じる事が――』

――これ以上は、聞いていられなかった。

誰よりも傷ついていたのは兄さんなのに。
何もかも失くしていたのは兄さんなのに。
私が救ってあげられるって信じてたのに――――

「――――さよなら、私の兄さん」
196"ディフェンダー" ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/01(水) 22:43:28 0

『白き騎士よ…速やかに黒鳥を生贄に捧げて冥道の儀式を遂行せよ…』【>191】

《どういう訳か、先程から黒に染まってしまっている様だが……了解した。
 シスターと私が、この世界に存在していられる時間も長くは無いのだから》

神の友愛の聖剣を手にした暗黒騎士は、翠黒の烈風と共に地を蹴る。
自身の外套と同様の色に塗りつぶされた夜の闇の中へと飛び立った。

《魔鳥が翼を休めるに相応しい場所―――時計塔か》

目指す時計塔の方角から高速で飛来する黒影がある。
どうやら、シスターと同系統の上位精霊魔術らしい。

「―――兄さんの、ばかーっ!!」

しかも、非常に身近な誰かに似ている気がした。



……

高空/高速での一瞬の交錯。
水の聖剣の刃に着弾した涙の一雫。
その星屑の様な輝きが夜空に弾けて散った。

「あれ…?(世の中には、そっくりなひとが三人はいるっていうけれど…
 まさかね……ううん。異世界も含めれば、もっと多いわよね。きっと。
 その前に、この剣士――)」

《む……?(世界には、相貌の酷似した人間が三人存在するとの説があった……
 まさかとは思うが……いや。異界の住人を考慮すれば、おそらく数は増える。
 何より、この巫女は――)》

運命的に邂逅した二人は―――――

「――黒いし。人違いよね」

《――黒い。他人だったか》


―――――宿命的に、すれ違った。
197チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/01(水) 22:50:41 0
>181
>チャロ!そなたは来てもらう。……怖い?お願いよ、チャロ。頼りにしている。
任せとき! エメはんの大事な剣、絶対取り戻そうな!(犬スキル匂い追跡発動)
(浴場に入っていく。床に怪しい部分を発見)
どさくさに紛れて地下から逃げよったか……。(>>130)
犬スキル穴掘り発動!
(塞いである表面を掘ると通れそうな空洞が現れた)
よっしゃあ開いた! この先におる!

>159
>大浴場の全ての蛇口が、ひとりでに解放された。
ん!? すごいなあ!
(ゴゴゴゴゴゴ……!!)
ぬわあああああああああああ!
(思わず見とれている間に激流が押し寄せ自分で掘った穴の中へ流し込まれた!)
198アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/01(水) 22:55:36 0
>>176
>幽鬼
(身悶える幽鬼の男を、アリスティスラは凍るような目で睥睨した。)
ロネの墓所で忠誠を誓っておきながら、大嘘だった裏切りを見たわ。
信じられない。あんたも同じかもしれない。
女王に逆らった罪、許さぬ!死ね!きゃはははははははははは!
(幽鬼の男はラピュタに命を喰われた。体がゆっくりとうつ伏せに倒れた。
アリスティスラは下半身を足に戻すと、幽鬼の男の死体を蹴った。死骸は仰向けになった。白衣を引き千切る。)

へえ、おまえの正体はこういうのか。なるほど。

(アリスティスラは妖しく微笑むと、喰魂のサーベルを死体の心臓に突き刺した。
幽鬼の男の顔に、濡れて光る唇を近づける。)

新しい命をこの湾曲刀の力でくれてやる。あたしに絶対の忠誠を捧げるんだよ。裏切れば死ぬ。
おまえはあたしの永遠の奴隷だ。
199マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/01(水) 23:20:45 0
>>181
>エメラルン
>マキューシオらは米沢を救いにいって!米沢もきっとこの事件の真相に近づいている。彼は道を開く。
駄目だ。駄目だ。駄目だ!
チャロとふたりだけで行くつもりか?
米沢の命を救いに俺達が行き、その間に姫が命の危険に晒される。そんな手は駄目だ!
しかも姫、丸腰ではないか!あの蛇女はコーチュウ将軍を討ち取るほどの手錬だぞ!
(エメラルンの瑠璃の短剣をアリスは奪い取った。奪い取る価値があった。“合”が起きるこの時に。極めて重要な意味がそこにある。
マキューシオは逡巡した。米沢も捨て置けない。
米沢ならこんな時どう判断する?知恵の回らぬ己がもどかしい。)

>チャロ
>ぬわあああああああああああ!
おおい!
(もう掘りやがった!)
200ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/01(水) 23:38:18 0
>127
(蛍の姿をしたやつは、敬愛する神の声が聞こえたことに満足した。)

>182
(必死の呼びかけに対し、返す声があった。それも、本当にすぐ近くにだ。
 振り向けば、そこには確かに、蛍の姿をしたやつが居た。
 彼女は片手でタオル使って、体の前面を必死に覆い隠している。
 たった今から一風呂浴びようと思っていたようだった。
 そして、そこは脱衣所で、彼女は何も着ていない。
 また、顔を真っ赤にして怒っていることは間違いなかった。)

うるさいわね、お風呂入るまで待ってくれたって良いでしょ!

(そして、空いている方の手でボディブローを繰り出し、スパイダーマンの鳩尾に拳を叩き込んだ。
 彼は地面と水平に吹っ飛ばされて、壁に叩きつけられた。
 その後、ひどく冷ややかな眼差しで周囲を見つめた。)

まあ、テレポートであいつの元に送ってあげるくらい、別に良いんだけどね。
爪であんた達を引き裂くのに事欠かない位置までくれば、この魔法をかけることができるよ。
(これは本当だ。古代語魔法の“テレポート”は、射程:接触とある。
 目の前の、手で触れられる位置のものでなければ、テレポートさせることはできない。)

どうする?
近寄った瞬間、わたしの爪が喉に食い込むかも知れない。
それに、テレポートをかけるのはわたし。
わたしは今、とても機嫌が悪いから、テレポートじゃない魔法をかけるかも知れないわね。
テレポートにしても、わたしが望んだ場所に、
あんた達を飛ばすことになるけど――それで良ければ、こちらへいらっしゃい。
201名無しになりきれ:2009/07/01(水) 23:40:33 0
キタ(゚∀゚)!!!!!
202名無しになりきれ:2009/07/01(水) 23:46:18 0
さーてアンドレは来るでしょーか、それとも逃亡でしょーか
203米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/01(水) 23:48:33 0
>>161
>マンティコア僧ルーサ
>「大いなる存在」に誰も逆らえぬ。逆らえぬのだ。従うしかない。ほかに道は無い!従え!
(ルーサの話を訊き、米沢は長く深く溜息を一つ漏らした。)
貴方が、ズオード王ディオニウスを使って、この世界に大戦乱を起こした張本人なのですなあ。
エメラルン姫の祖国を滅ぼしたのも、首謀者は貴方でしたか。
リコ君が敬愛するククロスク総帥を亡き者とし、彼が愛する母校ルルカをずたずたにしたのも、貴方なのですなあ。
何人の尊い命が奪われたと思っているのですか!!
(米沢は怒鳴りつけた。)

………貴方を赦せません。しかし貴方は哀れだ。
大いなる存在から掛けられた恐怖が、貴方を凶行に走らせたのですな。
提案があります。
私らの味方になりませんか?

私達は、ロネ山に巣食う邪悪と戦いました。決して悪に負けない。堅い決意の元、戦いました。
ルルカに私達が来たのも、ロネでの怪異に決着がついていないからです。
私達は、どんな恐怖にも屈服しない。
私達は逃げない。例え我が身が滅びようと。それが私達の誇りであり決意であり、この戦いに参加した使命です。

大いなる存在がそれほど恐ろしいのなら、そやつが復活した後、貴方は今よりもっと恐ろしい目に合うではありませんか。
貴方も勇気を出すべきです。
貴方が犯した罪は、その後裁かれるべきでしょう。過酷な罰が与えられるでしょうな。死罪かもしれませんな。
しかし貴方が立ち上げれば、貴方の種族マンティコアを苛む邪教のくびきから、貴方の種族は解放されます。
貴方は貴方の属する種族、貴方の愛する家族を恐怖から救う為に、その恐怖と戦うべきです。

私達と共に戦いませんか?
(米沢は握手を求め、右手をマンティコア僧ルーサに差し出した。)
204名無しになりきれ:2009/07/01(水) 23:59:54 0
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) <米さんがすっごくかっこよく見える
205名無しになりきれ:2009/07/02(木) 00:04:03 0
米さん最高だ
惚れてまうやろ〜!
206個人的人員配置覚書転載(追補編):2009/07/02(木) 00:40:40 0
>199 [まじでどうしよう]

【場外】
・加藤保憲
・フルネー
・ケンタウロス
・魔装開発局

【大浴場周辺】
・リコ
・アーシィ
・アンドレ
・せんとくん
・ひこにゃん
・マキューシオ
・スパイダーマン
・ドッペルゲンガー
・ヴェンツェルの箒

部屋A【総帥執務室】
・偽ククロスク(正体:マンティコア僧ルーサ)
・米沢守

部屋B【幽鬼の居室】
・燐光を放つ幽鬼(正体:禁則事項)
・ターミネーター
・アリスティスラ
・エメラルン
・チャロ

アリスティスラは部屋Bの床から現れはしたが、
部屋Bの真上に部屋Aがある分には問題が無い。
AB両室が隣り合っていたとしても、矛盾は無い筈だ。
壁一枚さえ切り裂ければ、全てが繋がる可能性はある。
ドッペルゲンガーの古代語魔法ならば、より確実と思われる。
207名無しになりきれ:2009/07/02(木) 00:45:30 0
>>206
GJ
208せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/02(木) 00:47:51 0
>>200
>ドッペルゲンガー
な。拙僧が言った通りぢゃ。来おったわ。

>近寄った瞬間、わたしの爪が喉に食い込むかも知れない。
>テレポートにしても、わたしが望んだ場所に、
>あんた達を飛ばすことになるけど――それで良ければ、こちらへいらっしゃい。
ふ。お主は面白い事が好きなのぢゃ。
米沢VSククロスクがお主も見たい筈。
(あっさりとせんとくんはドッペルゲンガーの間合いに入った。)

米沢は甘い。奴の甘さが気がかりなのぢゃ〜。
209ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/02(木) 00:49:53 0
>>203 米沢守
ルーサ猊下。この者の巧みな話術に騙されてはいけません。

米沢守よ。あなたはやはり勘違いをされている。
大いなる存在の天文学的凶暴さを知らない。
そんな程度の決意で、恐怖から逃れられるのなら、誰が邪神に従うものか!誰が悪事に手を染めるものか!
(ハクは右の人差し指と中指を唇にあてた。ハクの口からきらきらと光る金属片の様な物が吹き出し、それが米沢を斬り刻む。
ハクは龍の鱗を口から吹いたのだ。それは鋭利な刃物の乱舞だった。)by映画・ハク初登場・油屋橋の上シーンより改変参考
210名無しになりきれ:2009/07/02(木) 00:52:35 0
>ハク
いたんだw
よしよしw
(格闘技通信という雑誌で、いよいよ有明コロシアムで激突するマーク・ハントの特集に目を通しながら、
ふらりとやって来た。)

……来たぞ。いや〜、雑談所の方にも見に行ったのだが、やはり俺の事に対する非難が多かったようだな。
まあ今後は、こういったやり方は封印するゆえ、これからもどうか宜しく頼む。

さて、と。おっ、来ている様だな。では早速、返して行くとするか!!!!!

>166
そうか、矢張り奴の力が必要か。
まあ、異次元となれば、確かに普通の人間ではどうしようもないからな……。

(スパーダーストリームでの移動中、スパイダーマンの話を聞く。)
ほう、「ツキの月」を食べさせれば、彼女の恨みを晴らせるのか?

(話を聞いて呆れる俺)あのな……。この薬は口にした者の運を1時間半ぐらい大幅に上げるだけの
薬だぞ。それを奴に食わせてどうするんだ? これで恨みを晴らせるとは、飛んだ笑い話だな。

まあ、お前さんがそれで良いのなら、俺も賛同するが……、責任は極力、持ちたく無いね。

>175
彼(=スパイダーマン)から聞いた。まあ、乗り気では無いが俺もそうする事に決めたからな、
安心してくれ。

>178
一応、応えてやったぞ。

>181
ああ、そうだ。囮捜査で眺めていた時、奴はそう答えたからな。

>182
(本を取り出して奴に差し出す)俺からも御願いだ。六角君(=米沢守)の所に
連れて行って貰いたい。

>183
勇気か……。ハハハ、そうだな。それぐらい出さんと、
男として情けないからな。

>184
まあ、そうだな。このまま中途半端に帰るのも癪だからな。
馬鹿な役を、やるだけやってから帰るとするかね?

>186
それは「ドラゴンボール」の技の名前だな。
(間違えた。>175ではなくて>174だった。)

>191
(火の粉と煙に紛れ、蝿が俺の背中に止まる。が……。)

それにしても熱いな、此処は!!!

(着ていたコートを脱ぎ、何気無しにバサバサと埃を、いや火の粉を払う。
それにより、慌ててこの場を去る蝿。)

折角のコートが台無しになるだろうが、全く!!!

>192
「向こう」? それは俺のテリトリーの事か?
まあ、今の所使っている所といえば、其処ぐらいだな……。

>200
(本をポンと奴に放り投げ)ああ、なら俺が来てやろう。それで事が済む筈だ。

(ポケットに手を入れながら、まるで見下すかの様な目付きでズンズンと奴に迫る。)

(諸々の理由で)俺が憎いのだろう? だったら遠慮無くやれ。下手地獄の果てまで追い掛け回し、
お前の脳天にエルボーを喰い込ませるぞ。

>202
お前さんは俺が来ない事を予想していたみたいだが、一応は来たぞ。
213名無しになりきれ:2009/07/02(木) 00:57:14 0
               r,''ヘ_
             _,,,,_⊂-くノ`ヽ,
         _  〆_゙'ir''⌒"  )   
        ξ⊂!  っ》`   く ∠___
        .''\ノ''''‐`` i、 ,ノ  │,-ヽ7=、、 ,,rー'"`-、
          \_゙l、,,,_,/i゙、 ,ノ 〈 ゛  `ヌ⌒ )/=i、 l
                `゙゙'''"`'ミ--/-,_  ´ /"  `''
                       \ .,,、`lニン-゛
                     \__ノ

アンドレ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!     
   _ ┐  /            
   / 'rlご ┥ .,,,、 
   |  |゙ `jエ |〈゙',) 
   ゙l,,,i´ /,/,ノ"r
  ,r_,ノ''こ!、,,┴.
  |  ‘''く′ ,/ │
 .r'ヘ,、  `'イ゙>'"
 .厂|,`'-,,  .|'ヽ、
214名無しになりきれ:2009/07/02(木) 00:58:18 0
>>211
心配かけやがって!!
>200の訂正だ。

(諸々の理由で)俺が憎いのだろう? だったら遠慮無くやれ。下手地獄の果てまで追い掛け回し、
お前の脳天にエルボーを喰い込ませるぞ。


(諸々の理由で)俺が憎いのだろう? だったら遠慮無くやれ。下手すれば地獄の果てまで追い掛け回し、
お前の脳天にエルボーを喰い込ませるぞ。


こんな初歩的なミスをするとは、俺もまだまだだな。

これじゃあ、みのや雅彦の名曲「笑えないピエロ」ならぬ「笑えないアンドレ」だよ。
>213-214
そうかそうか、まあ、以前より来る回数は一気に暴落すると思うが、それでも良いのなら来るぞ。
217ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/02(木) 01:01:53 0
>>197
>チャロ
>ぬわあああああああああああ!
(目が点になってひこにゃんは、流されていくチャロを見た。)

なあ、マキュー。エメ。それに皆。言わなければならないことがあるにゃ。
このひこにゃんは、赤い兜をかぶっただけの猫ではにゃい。
召還魔道士なのにゃ。

見ろ!我が魔道の力!
(ひこにゃんが両手でなにかを捧げ持つような仕草をした。手にはなんにもない。しかしやがて光が集まり始めた!)

このひこにゃんは奇跡の術、彦根市特産物限定召還魔道を極めた、世に二匹といない大魔道士なのにゃ!
(そうなのである。だからこそ、ひこにゃんは様々な彦根市特産物を召還してこれたのだ。彦根がらみ限定の大召還師!
手の上の光は物体となっていく。豪華な鞘と豪華な柄の、見事な日本刀短刀が二本、ひこにゃんの手の上に現われた。)

エメラルンは短剣二刀流にゃろ?
これは「金亀吉平脇差」井伊家伝来の名刀。
こっちは「来源国次短刀」鎌倉後期の古刀で井伊家の宝剣にゃ。
とりあえず使うといいにゃ。

>ドッペルゲンガー
本当に来るとはいい奴にゃ!
でもひこにゃんはチャロと親友にゃ。一緒に行ってやらないとにゃ〜。にゃはは。
行くぞ、エメ!ズザー!
(ひこにゃんは穴に飛び込んだ。)
218スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/02(木) 01:04:22 O
>>200
>うるさいわね、お風呂入るまで待ってくれたって良いでしょ!
湯船にタオルを入れるつもりだと!?
許せんぐはあぁっ!!
(怒りのボディブローを受けて吹き飛ぶ)
(かなりのダメージを受けふらつきながら戻ってくる)

(ドッペルゲンガーの話を聞いた後)
待てえっ!
私も米沢の所に送ってもらおう!
(ドッペルゲンガーの爪が当たる場所まで近寄る)
苦しむ哀れな少女の魂に涙する男!
スパイダーマン!!
(ドッペルゲンガーにアンドレからもらったツキの月を渡す)
これは入浴の邪魔をしたお詫びだ!
飲めば一時間半くらい君に幸運が訪れるだろう!
だが気をつけて飲むがいい!
その幸運は、君にとって有益とは限らない!
219名無しになりきれ:2009/07/02(木) 01:06:03 O
しかし、以前のアンドレとは違い、何だか返し方が投げやりな感じ・・・・・。
何かあったの?
220ボディソープスライム:2009/07/02(木) 01:12:05 0
まだ留守中を埋めてるところで俺のターンになってないんだろ

だがそれもいい
>219
ああ、済まんな。何だか俺の知らん所で勝手にキーキーとガヤついている奴が居てな……。
誰かは言わんが、それが気になってピリピリしているんだ。

>220
ターン? 何を言っとる? 俺にはそんなもの無いよ。
俺は終始、傍観者の様な立場を貫くだけだ。


あ〜あ、だんだんヒール側の発言になって来たな……。
222揉め事事前回避名無し:2009/07/02(木) 01:37:53 0
アンドレ、TRPGスレで名無しのツッコミに全レス返しするなやw

ここは、なりきり板な。中の人などいない!という嘘を楽しむ板。で、TRPGスレは物語をしているスレだ。
だからTRPGスレのキャラが、名無しの意見に、中の人コメントするのは、基本的になりきりとしてNGなんだよ。
アニメでキャラが突然、視聴者にコメントしているようなもんで、ギャグアニメで無いかぎり白けるだろ?それと同じ。
中の人コメントは極力しない。しても最小限。
レス返ししないと悪いかな?と思うのなら、ストーリーでいい投下しれ!

このカキコにレス返しするなよ〜。

PS
あとTRPGスレは当然ながら、なりきり板全スレでもそうだが、自分のキャラのセリフは考えて書くのはもちろんだわな。
しかし他人のキャラのセリフを“つくって”書くのは禁止な。
これさえ守れば、だいたいOKな筈だ。
223名無しになりきれ:2009/07/02(木) 01:45:08 0
>>222
うむ、そうだな。コメントはしないようにしよう。


とかレス返ししちゃったりしてw
224名無しになりきれ:2009/07/02(木) 01:47:47 0
耐性低い奴は雑談所には行くな
これ常識

アンドレはまとめサイト行って来たのか?
まだなら今すぐ行って色々確認して来い
今のままじゃアンドレ自身が荒らしだぞ
225名無しになりきれ:2009/07/02(木) 02:13:45 0
名無しがストーリーと無関係な中の人話をしなければいいだけの話ではないのか……。
それと雑談所は雑談所、本スレは本スレだ。耐性の低い名無し(本スレで愚痴る輩)は、
雑談所に行かないほうがいいと思うぞ。他のコテハンにも迷惑がかかることだからな。
226ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/02(木) 03:16:29 0
(蛍の姿をしたものは、いつの間にかセーラー服を着ていた。
 ドッペルゲンガーの変身能力を応用したもので、魔法の品でなければコピーできるため、服装を変えることもできる。)

>208
……随分とお人好しね。
ドッペルゲンガーのことはともかく、“わたし”のことだって、よく知らないくせに。
警戒せずに寄っていくと、“わたし”みたいに後悔することになるよ。
けど……正直、嬉しかったわ。あそこまで言ったわたしを、信用してくれて。
(心なしか、ほんの少し表情が和らいだ気がした。)

その勇気に敬意を表して、あんた達の望むところに送ってあげる。
帰りは保障しないけどね。
行き帰り送ってくれなんて、幼稚園児じゃないんだし、甘えるんじゃないわよ。

(蛍の姿をしたものが、すっと手をかざすと、せんとくんの姿が消失した。テレポートだ。
 さて、ドッペルゲンガーは、たった一時間の観察で、相手の全てを知り尽くし、記憶や能力をコピーすることができる。
 その洞察力を以ってすれば、相手の望みを知ることなど容易かった。
 故に、蛍の姿をしたものは、彼等の望む場所へと送り届けた。)

>218
本当に、お人好しだこと。敵であるはずのわたしに、ここまでするなんて。
(蛍の姿をしたものは、ツキの月を受け取った。)

さっきも言ったけど、帰りの面倒までは見ないわよ。
それに、わたしとあんた達は、本来は敵同士なのよ!ゆめゆめ忘れないことね!
それと……
(蛍は背伸びして、スパイダーマンに口付けをした。
 本人はとても恥ずかしそうだ。顔が真っ赤である。)

……こういうことするのも、今回だけよ!
今度会うときは敵同士だからね!
(やはりテレポートの魔法をかけた。スパイダーマンもまた、望む場所へと移動しただろう。)
227ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/02(木) 03:45:09 0
>212
(スパイダーマンを送り届けた後、アンドレの声に反応し、すぐに気持ちを入れ替えて冷静になった。
 彼女は冷ややかな笑みを浮かべている。)
そうね……
いいかげん、あんたで遊ぶのも飽きたことだし、ここで決着をつけましょう。
あんたは、ここで死ぬのよ。

(蛍の姿をしたものは、ツキの月を一錠飲んだ。)
ふふ――彼がくれたこのツキは、果たして誰のものかしらね?

さて、今度は正真正銘、小細工無しであんたを殺すよ!
……万物の根源たるマナよ、破壊の炎となりて灼きつくせ!

(蛍の姿をしたものは、ファイアボールの呪文を使用し、アンドレを中心に大爆発を起こした。
 この呪文によって、アンドレは炎に包まれた。
 文字通り、全く手加減も小細工も無かった。)
>226
(結局、彼女に嫌われたまま、テレポートはさせて貰えなかった俺。)

……なるほどな、俺はここで待機と言う訳か。
まあ、俺みたいな人間が飛ばされた所で何の役にも立たんからな。

(だが、僧都やスパイダーマンをテレポートした所を見て……。)

(両手を腰に当てながら、立ってその様子を見守る)けど何だ、結構あいつも
素直な所があるもんだな。少し見直したよ。

さて、だったら俺は俺なりに、何か出来る事を捜さんといかんな……。

(と呟くと、俺はその焼け崩れた大浴場から出て、学府の寮に向かった。
すると其処には、先程の火災で火傷を負って動けなくなった学生や、瓦礫に
埋まったり挟まったりして、只々泣くばかりの学生がいたのである。

それを見た俺は驚き……、)

こりゃ大変だ!!!!! 急いで救助せねば!!!!! おい、大丈夫か!!!??

(俺はその被害現場にて、レスリングで培った持ち前の怪力を生かし、瓦礫を退かして
学生を救い出したり、また火傷を負ってを動けなくなった学生を複数で担いで火の手が
届かない所に移す等をした。しかし、その被害者、罹災者は軽く数十人いる。到底俺一人では
何とかならんものだが、それでも俺は一人でも多くの命を救いたいという一心の願いを胸に、
動いて、動いて、動きまくったのである。)

クソッ、これじゃあキリが無い!!!!! 猫の手も借りたい位だ!!!!!
>227
(すると其処へ……。)

《ドゴオォォォン!!!!!》

ぐおっ!!??

(俺の背中に、途轍もない衝撃が走ると共に、背中が燃え出していたのである!!!!!
これではまるで、日本の昔話である「かちかち山」だ!!!!!)

うわっちちちち!!!!! (急いで俺はコートを脱ぎ、バサバサと振り払い、消えた所でまた
コートを羽織った。原因は分かっている。あのドッペルゲンガーだ!!!!! 奴が救助活動を
している俺を目掛けて、火を出してきたのである。

俺は彼女を睨み据え、対峙する。)

ドッペルゲンガー:『いいかげん、あんたで遊ぶのも飽きたことだし、ここで決着をつけましょう。
あんたは、ここで死ぬのよ。

(蛍の姿をしたものは、ツキの月を一錠飲んだ。)
ふふ――彼がくれたこのツキは、果たして誰のものかしらね?

さて、今度は正真正銘、小細工無しであんたを殺すよ!
……万物の根源たるマナよ、破壊の炎となりて灼きつくせ!』

(蛍の姿をしたものは、ファイアボールの呪文を使用し、アンドレを中心に大爆発を起こした。
この呪文によって、アンドレは炎に包まれた。
文字通り、全く手加減も小細工も無かった。)

《本文抜粋》

(炎に包まれる俺。非常に熱く、のた打ち回るのは必定だ。だが、其処を歯で食い縛って堪えながら、
俺はクラウチングスタートのポーズを取り……、)

馬鹿野郎!!!!!! 此処でチャーシューみたいになる訳にはいかん!!!!!!
これでも喰らえ!!!!!!!

《ダッ!!!!!!》

(一気に低姿勢でのダッシュを繰り出し、彼女にスライディングタックルを浴びせた!!!!!!
そしてその拍子に……、)

《ドッバァァァァァァァン!!!!!!!!》

(大浴場の風呂に、彼女もろともダイブ!!!!!! それにより火は消え、俺はここぞとばかりに
パウンド《=グラウンドでのパンチ》の嵐を仕掛けた!!!!!)

《バキッ、ドガッ、ガスッ、ガンッ!!!!!!!》
230名無しになりきれ:2009/07/02(木) 04:46:44 0
309 :アンドレ・ザ・ジャイアント ◆1RmhkgyVrM :09/07/01 04:52:50
>296
ハハハ……。いや、活躍している訳ではないが、まあ掛け替えのない仲間を守る事に躍起になっている、
と言った所かな? とんでもない、外道のシナリオを突きつけてくる者がいて、それに対して参って
いるのもまた事実だ。

タイガー服部、ビッグ・ジョン・スタッド、ザ・エスペランサー、カオナシ、ゴリラ・モンスーン……。
カオナシを除き、彼らの様な実在する(していた)人物を殺されて其の儘にする訳にはいかんからな。
浮いた存在となる覚悟を承知でのらりくらりと、向こうのキャラの台詞も勝手に喋らせると言う、
とんでもない無茶な回避策を取り、彼らをフェードアウトさせ、此処から俺一人で行動を取り、
『他の仲間達』とムーブを取ろうとの思ったのだが……。

案の定、向こうはそれが気に入らなかったそうで、俺を見捨てた形にした様だ。加えて「雑談所」でも、
俺の行動に対して批判が噴きあがっているからな。実質、俺は浮いている様な感じだ。

まあ、俺としては「彼」には申し訳無い事をしたと思っている。其処から彼なりの「シナリオ」を
作ろうとした訳であり、俺がそれをその『手段』で打ち壊しにしたのだからな。

今後は気を付けてこれからも携わろうと思っているのだが……、今の所良い考えが思い付かず、
困っている。加えて物語は佳境に入っている模様で……、どうしたものかな?

ああ、後、それにより、此処(【心優しき】アンドレ・ザ・ジャイアント【大巨人】)に来るのが
遅くなっているのは確かだから、申し訳無く思っている。加えてまだ当分、この状態は続くと思うが、
決して途中で投げ出す様な事はしないので、今後とも宜しく頼む!!!!!


《以下、チューリッヒ公園より抜粋》
231名無しになりきれ:2009/07/02(木) 08:26:28 O
>>230
なんだそりゃ
そんなんなら一人でSS書いてろよ
232ゼットン:2009/07/02(木) 13:19:08 O
宇宙恐竜ゼットンが人間大の姿で登場!
攻撃中のアンドレを掴み、反対側に投げ飛ばす。
そして、テレポートでどこかへと消えてしまった。
233名無しになりきれ:2009/07/02(木) 14:17:47 O
みんな、こんな時は罰ゲームで丸く収めればいいじゃないか
アンドレは身長が150センチになるか、外道シナリオ完遂するかどちらかやってほしい
234名無しになりきれ:2009/07/02(木) 15:54:13 0
皆大人だからストーリー上はそつなく接するだろう
だが罰ゲームでは、内心の蟠りまでは消せないと思う
235名無しになりきれ:2009/07/02(木) 16:03:18 O
そんな罰ゲーム、アンドレがすんなり受け入れると思うか?
これまで見てきたが、どうも無理矢理にでもアンドレを亡き者に
しようと躍起になっているよね?
236名無しになりきれ:2009/07/02(木) 16:30:15 0
1スレ目から見てるけど、ドッペルを最初に引きずり回したのはアッシュ。
新参のアンドレはそれを見て、このやり方でいいんだと思ってしまったのでは。
要するに。彼は反面教師にするべきコテを教師にしてしまった。
振り返ると、スレの主旨に合わない長文を最初に書いたのもアッシュ。
雑談所の粘着名無しもアッシュを追って本スレに来た。
前途有望な初心者に悪影響を与えた責任をとるべきかと。
情報の取捨選択は大切。アンドレは彼みたいになってはいけない。
237名無しになりきれ:2009/07/02(木) 17:09:14 O
釣り針でっかいのが垂れてるな
238名無しになりきれ:2009/07/02(木) 17:32:15 0
こう考えるんだ
釣り針をどう華麗に捌くか
コテの人格と腕が問われていると!
239名無しになりきれ:2009/07/02(木) 17:43:54 0
>>236
だがアンドレの長文は元々だ。彼が立てたもう一つのスレを見てみろ。

http://yy11.kakiko.com/test/read.cgi/zurichpark/1241707075/

ざっと見たところ、7〜8割方は奴の文章だぞ。その上、事細かに
アレクセイ・イグナショフとの戦いを10レス以上削ってまで書いている。
240名無しになりきれ:2009/07/02(木) 17:53:48 O
>>239
スレの短文推奨を無視して地を押し通すのはどうよ?
241名無しになりきれ:2009/07/02(木) 18:14:48 O
それも個性だ
長文禁止がルールに無い以上問題無い
242名無しになりきれ:2009/07/02(木) 18:25:26 0
>>239
読ませていただいたが、キッチリと決着をつけているな。

見ていて面白かったが、プロレス評論家が冷越豪とは……(笑)
243フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/07/02(木) 18:39:34 0
>194
キュルル…イィ?(だぁあ…れー?)

(いつの間にか隣に見覚えの無い赤い男が佇んでいた。
その男は警戒するフルネーの横で独り言のように静かに語りかける。
それは鋭い剣を思わせる低い声だったがフルネーの耳には不思議に優しく響いた。)

>「小さかった頃は、面倒をみてやれなくて済まなかった。
 ……とは言っても、お前は俺の事など覚えていないだろうが」

(その言葉にまどろみの中で、誰かに優しく抱かれていた記憶がよみがえる。
先代の鳥の女王の顔を思い出そうとしたが、記憶の彼方でぼんやりと霞むばかりだった。
次に侍女のセイレーンの顔が浮かんだが、腕は温かく無かった。)

>「傷つく事が怖いか?
 失くす事が怖いか?
 信じる事が怖いか?
 
 ―――ならば俺が、お前の話し相手になろう」

(フルネーは優しく抱いた腕の温もりの主を今、思い出した…これはきっと…。)

キュル…ルィルー?(ぱ…ぱ…?)
キュルルィルー!ルルーキュー!(ぱぱだー!あーたかったよう!)

(その誤解はフルネーとアッシュの接触が寝ている間に白羊の間に運ばれる間だけだったので起きたのだろう。
寝ている間に嗅いだアッシュの匂いはフルネーに安心感を与えていたから…。
この枕じゃないと眠れないというような。
フルネーはアッシュに駆け寄って抱きつこうとする…摂氏1000度を超える姿のまま。
が…その時、二人の間をサンッ!という軽やかな音を響かせて煌めく水刃が断ち切る。
斜めに裁断された時計塔は崩落し、落雷を思わせる破砕音が学府中に轟いた。)
244名無しになりきれ:2009/07/02(木) 19:01:00 0
やばいw既成事実キタコレwwwwwwwwwwwwww
245 ◆v/ikj/qTK2 :2009/07/02(木) 21:37:25 0
【―――済まないが、事前に補足を置かせてもらう。
 今回は、本来のこちらのスタンスを大幅に崩して動く為だ。
 
 >243 フルネー
 呼吸を完璧に合わせてもらってありがたい。
 まるで自分が他にもう一人居るかの様な心境だ。
 そちらに甘えて、難題を押し付ける事を許して欲しい。
 今から行うのは、時計塔の決戦後のシーンの描写になる。
 よって、時計塔の攻防を"過去シーン"として後に演出したい。
 俺の力量では、現在と過去の展開の並立進行に陥る可能性も高い。
 フルネーの拘束が望ましくなければ、こちらを待たずに離脱でも構わない。

 >227 ドッペルゲンガー
 こちらのノープランにコミットしてもらえれば助かるが、
 無論、そちらが無理をしてまで付き合う必要は全く無い。
 迷った場合には、速やかに排除/無視してくれて構わない。
 
 >229 アンドレ・ザ・ジャイアント
 "妨害する相手を振り払った/魔術にも動じなかった"―――
 各種キャンセルが可能だ。その際こちらでは一切対抗しない。
 だが……他の誰かでは出来ない、巨人になら出来る事がある筈だ】

『馬鹿野郎!!!!!!――』【>229】

「――俺を呼んだか、グラップラー?」

振り上げられた巨漢の腕を背後から掴む。静かに……だが強く。
彷徨者に備わっている膂力以上の何かが、それを制止させていた。
見飽きた程の満身創痍。左半身から湧き出す血液が湯を紅く染める。
 
「……己の進むべき道を見失うな、グラップラー。
 巨躯と怪力。お前ほど人命救助に最適な人材は居ない。
 相手を殴り付けるコトに注いでしまうには、些か惜しい力だ」

―――救われる者と、置き去りにされる者。
人の身には、全てを救う権利など与えられていない。
この男も、自分と同じ道を辿ろうとしているのだろうか?

「俺は今から一度だけ、お前の背中を押す。
 救え…その力を必要としている者達を。
 <SHIELD AIR>―――Bash!!」

心優しき大巨人の背後で、厚い風が吹いた。
その背中を押す様に。あるいは肩を叩く様に。



……

―――I am the ash of my brand.

「邪魔をしたな。許せ、ドッペルゲンガー。
 そして"ホタル"…君には済まない事をした」

地の銀色。

「その憎悪には理由があったのだろう。君の怒りは正しい。
 ……だが、君の心に恐怖の種子を蒔いたのは、おそらく俺だ。
 異世界に投げ出されたばかりの君の、あの涙を気遣うべきだった」

天の緋色。

「誰一人として、過去を書き換える魔法に到った者は居ない。
 しかし、未来の可能性に賭ける魔術であれば許されるだろう。
 完全に擬態出来ると言ったな。それは、お前の内に"在る"からだ。
 生体組織も、記憶も、精神も…ホタルを再構築可能なあらゆる要素が」

―――――So as I pray,"Infinity Mithril Craft."

澄んだ金属音を立てて、二つの刃が銀の原野に落ちる。
彷徨者は、少女の真正面に相対して両腕を広げた。
主の言葉に耳を傾ける聖人にも見える佇まいは、
十字架で磔刑にされた罪人の姿でもあった。

「憎悪は此処で吐き出し尽くせ、ホタル……!!
 ―――俺が、お前の恐怖を全て取り除いてやる」

今度こそ……彼女をただ見守ろう。
ライトニングか、ファイヤーボールか。
それとも、フィジカル・エンチャントから、
こちらの頚椎を圧し折りに飛び込んで来るか――――
247スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/02(木) 23:32:18 O
>>226
(転移直前蛍に)
礼を言うが今度は敵同士だと!?
ツンデレは許せる!

>>209
スパイダーネット!
(ハクの攻撃が届く前に米沢を糸で守る)
友を救うために別次元にやってきた男!
大いなる存在の恐怖と戦う者に味方する男!
スパイダーマン!
罪なき人々を恐怖に陥れる大いなる存在!
許せん!!

(ルーサとハクに)
敵対するものだけでなく、味方まで恐怖させる神に仕えた所で何の得がある!
このままではおまえ達の命運も、おまえ達が今まで殺してきた者と同じ道を辿るだろう!
見よ!
(せんとくんを指さして)
こんなに不気味で破壊僧的存在でも、真の神ならば高僧として受け入れているのだ!
誤りて改むるに遅きことなし!
己の内に潜む恐怖を乗り越えて新たな未来を切り開くのだ!
248名無しになりきれ:2009/07/02(木) 23:37:10 0
スパイダーマにもクライマックス補正入ったwwwwwwww
249ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/02(木) 23:39:30 0
>229
あはははは!
あんたが助け損ねた“蛍”を、自分の手で壊す気分はどう?
(アンドレの攻撃による負傷も苦痛も、全く意に介していないかのような哄笑。
 今の彼女には、幼く小さい身体に、言語を絶する邪悪と狂気が凝縮されている。)

……あんた、人を殺したことはある?
今やってるのは殺し合い。観客を相手取った興行ではなくてよ。
(蛍の姿をしたものは、手から電撃を放射した。
 ライトニング。電撃で攻撃する魔法だ。
 この至近距離でファイアボールを使えば、自分も爆発に巻き込まれる。
 とはいえ、風呂場で濡れた身体でライトニングを使えば、自分も感電しかねないのだが。
 即死するほどの威力は無かったが、マウントポジションをとったアンドレを振りほどくことには成功した。
 案の定、ドッペルゲンガー自身もかなりのダメージを負ったようだが、彼女はそれを意に介さない。)

あんたが特別に憎いのは、ドッペルゲンガーがあんたに化けて、わたしを散々痛めつけたからよ!
今はドッペルゲンガーの仕業だってわかってるけど、それでも、あんたが憎いのよっ!
いいえ、あんただけじゃない!わたしを見捨てた世界全てが憎いのっ!

(そう、ドッペルゲンガーは、最初から蛍の精神の影響を受けることを見越していた。
 だから、死の直前に痛めつけて、蛍の怨念を増幅することで、
 変身して精神が蛍そのものになっても、自身が凶悪な存在であることが保たれるようにしたのだ。)
>246
(俺は再び魔法を仕掛けてくる事を恐れ、死に物狂いで奴に、いや、『彼女』にパウンドの嵐を見舞っていた。
鬼の様な形相で、この魔物の中には『蛍』という娘がいる事を忘れて……。

その時だった。)

アッシュ:『――俺を呼んだか、グラップラー?』

(俺は背後から、声が聞こえたのである。その声は、まるで満々と湛えた水の様に、静かだったのだ。
振り向くと、其処には身長が190cm位と、アントニオ猪木と同じだろうか、長身の銀髪の男が立って
いたのである。そう、あの温泉の宴会場で、女中達に薀蓄を言っていた男である。

しかし俺はぶっきら棒に……、)

何だお前は!!!!! 誰も呼んでおらんわ、邪魔をしないでくれ!!!

(と、声を荒げて突っ撥ねたのである。そして、再び拳を振り上げたその瞬間!!!!!)

《ガシッ!!!!!》

(突然、金縛りにあったかの様に、挙げた左腕が動かなくなったのである。見ると、その銀髪の男が
俺の左腕を捕まえていたのである。しかも、痩身であるにもかかわらず、凄まじい力で絞り上げる。)

《ギリギリギリ……。》

いでででででっ!!!!!! こ、こらっ!!! 手を放せっ!!!!!
放さんと……、こうだっ!!!! エイヤッ!!!!!

《ブンッ!!!!!》

(必死に手を放そうと意地になった俺は、その銀髪の男を片腕で一本背負いの様に投げる。が、ひらりと
まるで体操の森末慎二の様に身を翻し、着地。いや、『着水』した。何せ、風呂場のど真ん中での
出来事だから……。)

(続く)
お前、一体何を考えて……、

(いるんだ、とまで言い放つ所であったが、その銀髪の男は、俺の主張を遮るかの様に、
言葉を発したのである。)

アッシュ:『……己の進むべき道を見失うな、グラップラー。
巨躯と怪力。お前ほど人命救助に最適な人材は居ない。
相手を殴り付けるコトに注いでしまうには、些か惜しい力だ』

(その瞬間、俺はハッと気付いたのである。)

<そうだ、そうだった。俺はこんな争い事をしている場合では無い。
この火災で、苦しんでいる学生達を助けに行かねばならなかったのだ!!!>

(それと同時に、俺は『彼女』に手を出していた事にも気付いたのである。その瞬間、
深い後悔が押し寄せてきた。)

<……すまん、蛍君!!!!! 俺は馬鹿な事をしてしまった!!!!! どうか
恨みに思ってくれるな!!!!!>

(風呂場の縁で、顔を覆いながら立ち竦む俺。すると、銀髪の男が俺の気持ちを察したのか、
俺に……、)

アッシュ:『俺は今から一度だけ、お前の背中を押す。
救え…その力を必要としている者達を。
<SHIELD AIR>―――Bash!!』

(すると俺の背後から、風が強く吹きつけて来たのである。それは恰も、俺を後押しするかの様に。いや、
実際に俺はその風に押され、別の所へと移動させられていたのである。)

おおおおっ!!!!! 何じゃ、一体!!!??

《ドッテ〜ン!!!!!》

(風の効力が切れ、俺は前のめりに倒れる。)

痛ててて……、むっ!!?

(辺りを見渡すと、其処は先程の学府の崩落現場だった。それを見ると、俺は先程の銀髪の男の言葉を
思い返した。)

<俺は今から一度だけ、お前の背中を押す。
 救え…その力を必要としている者達を―――――。>

(俺はその言葉を胸に秘め……、)

ようし、やるか!!!!!

(改めて俺は気合を入れ直し、コートを脱いで緑のポロシャツ1枚になり、ポケットに入れていた『パワー手袋』を
取り出して手に嵌め、崩落現場に向かう。そこで重い瓦礫を退かし、学生を救い出し、そして学生を火の手が
絶対に届かない場所へと避難させた。

心の中で、俺は銀髪の男に、俺にしか出来ない事を与えてくれた事に感謝した。だが、その反面、一抹の
不安があった。)

<……あの銀髪の男は大丈夫だろうか? 相手は一筋縄では行かぬ相手だ。>

(そう思いつつ、俺は一人でも多くの命を助けるべく、救助活動に励んだのであった。)
252名無しになりきれ:2009/07/02(木) 23:49:05 0
仏の顔も三度までって言葉知ってるか?
アンドレはいい加減リロード覚えろ
253名無しになりきれ:2009/07/02(木) 23:52:48 0
>249 名前:ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE 投稿日:2009/07/02(木) 23:39:30 0
>250 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW 投稿日:2009/07/02(木) 23:39:38 0

8秒差wwwまたチャロッゼン名物放送事故だなw
254名無しになりきれ:2009/07/02(木) 23:58:39 0
>>252
8秒差じゃこれはしょうがないんじゃね?w
しかし・・・二人とも今日の投下は無いと思ってたぜ
255名無しになりきれ:2009/07/03(金) 00:01:25 0
書き込む前にきちんとリロードすれば十分に防げるだろ
最初のレスが八秒差だとしても、次のレスはそうじゃない
皆が当たり前にやってることが出来ないとは、本物のアンドレがカワイソス
256古舘伊知郎:2009/07/03(金) 00:03:07 0
おおーっと、これは予期せぬアクシデント!!
257ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/03(金) 00:42:50 0
米沢を救いに行くの行かないのって悩んでいたけど、もう悩まなくていいね。騎士殿。
(はたきの両端を腕代わりに腕組みする箒。)
奴はそれどころじゃないだろう。
(対アンドレ戦、続く対アッシュ戦を繰り広げるドッペルゲンガー。)

結局、米沢のいるという異空間に送られたのは蜘蛛男と坊さんの二人だけ。
あの二人に米沢救出を託すしかないかも。
<クエスト:二人で米沢を救出せよ!発生か?>

それでどうする。騎士殿。妖魔っ娘(アーシィ)。やはり懇願してドッペルゲンガーに異空間に送ってもらうか?
それともエメラルンを追うか?

けどね、この後どうするにしても、目の前のドッペルゲンガーにどう接するか決めないと。
奴が邪悪なら駆逐しなければならない。
でもな〜僕にはあいつが全くの悪には見えない。凶暴な悪っていう感じは受けないんだよね。
(はたきの手で肩をすくめるしぐさをした。)

あれは実のところ道化神(トリックスター)ではないのか?
あらゆる神話に登場する、道化を演じ、人をからかい、混乱させて嘲笑する、いたずら者の神さ。
そんな感じしないかい?
258ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/03(金) 00:46:37 0
>246
(蛍の姿をしたものは、アンドレを振り払った後、暗く濁った瞳でアッシュを見据えた。)

何よ今更、綺麗事を言ったって……

あのとき、助けてって何度叫んでも、結局誰も助けてくれなかった!
あいつも、あんたも!
クラスの皆だって、ハクくんだって、学院の導師様達だって、ククロスク学院長だって!

(とうとう精神に異常をきたしたのか、支離滅裂な事を言い始めた。
 何らかの誤算があったようで、完全にドッペルゲンガーの思惑通りになったわけではなかった。
 今、彼女の中では、ドッペルゲンガーの邪悪な精神と、蛍の人間の心がせめぎ合っているのだ。
 そのために、蛍の姿をしたものは、自己を見失い、明らかに錯乱していた。)

“蛍”を再構築するですって?
(その言葉に何の意味があったのか、彼女の怒りの表情が更に濃くなった。
 蛍の姿をしたものは、ものすごい力でアッシュを仰向けに押し倒し、彼の上に馬乗りになった。)

わたしのことも……“蛍”のことだって、全然知らないくせに!
あんたにとっては、こんなおぞましい魔神の変身能力が、わたしを再構築する手段なの?
わたしが自分でドッペルゲンガーだって気付いてる時点で、所詮は“わたし”の紛い物にしかならないのに!
……こんな化物になってまで、生きていたくないわよっ!

(蛍の姿をしたものは、深い怨念の篭った形相で慟哭した。
 彼女は自身の憎悪を全て外に向けてぶちまけ、それを言葉で以ってアッシュへと叩きつけた。
 そして、大振りなナイフを両手で持ち、アッシュの胸元に向けて思い切り振り下ろそうとしている。
 だが、同時に、彼女の目元には大粒の涙が浮かんでおり、今にも泣きそうな表情にも見える。)
259名無しになりきれ:2009/07/03(金) 00:55:59 0
まーさーかとは思いますが、また放送事故なんてこたぁないよね?( ´ー`)σ)Д`)
(どれ位時間が経ったのだろうか? 俺は崩壊現場で閉じ込められたり、怪我を負った学生を
全て助け出し、動ける学生と協力して怪我の手当てをも済ませた。だが……、)

<……あの男、本当に大丈夫なのか?>

(終始、あの銀髪の男が気懸かりとなっていたのである。相手はあの『黒い人間』……。
いや、怨念を背負ったままの『蛍』だ!!! 彼の安否だけではなく、彼女の恨みをも
全て取り除かねば、この『戦い』には決着が無いのだ!!!!!

そもそもの発端は、俺がタイガー服部を捜しに行く為に、彼女を一人にさせてしまった。

それが、その恨みの発端であるのだ。その恨みを作った俺の所為で、銀髪の男のみならず、
彼女を永遠の苦しみに陥らせかねない。そう思った俺は意を決して……。)

……よし、行くぞ!!! (学生達に向かって)君達は其処にいなさい!!!!!
必ず、助けが来るからな!!!!!

(と言い残し、再び大浴場へと駆け足で引き返した。

……数分後、大浴場へと到着すると、驚くべき光景が俺の目に入ってきたのである!!!!!

蛍が、仰向けになっている銀髪の男に向かい、馬乗りとなって大振りのナイフを突き付けて
いたのだ!!!!!

しかも、そのナイフを持つ蛍の表情には、怒りや恨みの他、悲しみに満ちていた。
それを見た俺は……。)

待て!!!! 待つんだ、蛍君!!!!! 彼を刺すのなら、俺を刺せ!!!!!
そもそもの原因は、俺が発端だ!!!!! 俺が君を無理矢理、仲間を捜す為に一人にさせてしまい、
こういう結果にしてしまったのだからな!!!!! だから彼を恨むよりも、俺の方を恨め!!!!!

<腹をバン、と叩いて>そして、そのナイフで、俺の腹を刺すなり、裂くなりすれば良いだろう!!??
さあ、それが分かったら、彼から離れろ!!!!!

(俺は決心した。自分の命と引き換えに、彼女の恨みを晴らしてやろう、と―――――。
まあ、戦友や妻や娘の顔を再び見れなくなるのは残念だが、悔いは無かった。)

―――神よ、願わくば我に、天から我が愛する者達を眺める機を与え給え。―――

(俺はぼそりと、そう呟いた。)
(因みに>260の文章は、>258に向けての文章なので、悪しからず。)
262名無しになりきれ:2009/07/03(金) 02:09:04 O
蛍はアニメキャラに例えると、「けいおん!」の秋山澪か中野梓、
という感じだな。

要は今、その「けいおん!」を見ている。
263燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/07/03(金) 02:33:13 0
>>198
>アリスティスラ
>ロネの墓所で忠誠を誓っておきながら、大嘘だった裏切りを見たわ。
>信じられない。あんたも同じかもしれない。
>女王に逆らった罪、許さぬ!死ね!きゃはははははははははは!
待って!待ってくれえええ!
(それが幽鬼の男の断末魔となった。命乞いは受け入れられず、幽鬼の男の命はラピュタに喰われた。幽鬼の男は死んだ。)


    >198
    >アリスティスラ
    >新しい命をこの湾曲刀の力でくれてやる。あたしに絶対の忠誠を捧げるんだよ。裏切れば死ぬ。
    >おまえはあたしの永遠の奴隷だ。




(幽鬼の男は目覚めた。
倒れていた。
アリスティスラの顔が目の前にあった。
幽鬼の男は、糸で呪術的に指が縫われた手で、アリスティスラを撥ね退けた。
傍らに身につけていた白亜の屍衣が落ちていた。
幽鬼の男は、己の魔道着が脱がされていた事に慌てふためき、急いで袖を通した。)

……蛇女。貴様、我に何をしたのか?
ラピュタの喰魂の攻撃を止めてくれたのか。
ふっ。
ふふふふ。
ふはははははは!
生ぬるい。我であれば止めを刺していたわ!
ふははは…は………は……………。
264燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/07/03(金) 02:35:09 0






………………。

……………………。

……………。
……我をあのまま殺しておいてもよかろうに。……我であればそうした。

……貴様は無比の力を手に入れたのだ。
ルルカにおけるラピュタ霊団の争奪戦は、ラピュタを操作出来る貴様の勝利に終わったも同然。
……もはや貴様に、……いや貴女に、……逆らう術は誰にも無い。
勝負は……ハッ!ついてしまったという事だ!
我の夢は露と消えたか!
こんな蛇如きに!
……………。

……。

……………………………………………………。

……………。

貴女が……この部屋に現われた時、我は貴女を蔑み、鉄鬼兵(ターミネーター)に命じ、貴女を殺そうとしたのだぞ。
それなのに、何故、我を生かした?
我は貴女の敵であったのに……。何故、我を殺さずに助けたか?
……………。

………………………………………………………………………………。





………。
我は……貴女の慈悲に…。

(幽鬼の男はアリスティスラに頭を垂れ、片膝をつき、心からの忠誠の証を立てた。
幽鬼の男は、死んだ自覚の無い死者であり、奴隷にされた自覚の無い奴隷であった。
アリスティスラの完全に忠実な下僕となった。)

『わたしのことも……“蛍”のことだって、全然知らないくせに!』【>258】

「――――ああ。知らないな。だから、知り合おう。
 もう一度、此処で、今、お前と出逢おう。
 聞かせてくれ……お前の物語を」

馬乗りになってありのままの感情を叩きつけて来る、目の前の少女は――
――その身に宿した魔力とは裏腹に…羽根の様に軽く、儚かった。
己の右脇腹の血が、少女の白く華奢な腿を汚してしまっている。
見慣れた筈の紅が今だけは、どうしようもなく眼に痛かった。

「お前の暮らしていた世界の風は、どの様に吹く?……空は?……月は?
 アカイ・リューコとお前が居た"上湘南第一中"とやらは、どんな所だ?」

『わたしが自分でドッペルゲンガーだって気付いてる時点で、所詮は“わたし”の紛い物にしかならないのに!』

「厳密に言えば、お前はホタルでは無いが……俺に言わせれば"魔物でも無い"
 ―――泣き虫のドッペルゲンガーでは、上位魔神としてサマにならないだろう?」

自身の血液が乾いて付着した指先を、そっと少女の眦へと伸ばした。
長い指先の先端に乗せた大粒の涙に、血が溶け出して混ざり合う。
雫が照り返す幽かな月明かりが、薄く幻想的な紅に染まった。

「お前が抱えている痛みと孤独は、同じ存在にしか理解出来ないモノだ。
 人でも魔でも無い存在であると同時に、人であり魔である者にしか。
 だが…今、此処に息づいているお前は、紛れも無く本物のお前だ。
 幾多の虚無を越えて尚、生き続けている、この俺と同じように」

『……こんな化物になってまで、生きていたくないわよっ!』

「それでも―――俺は、君に生きていて欲しい」

上半身を起こした。……その生命に、腕を伸ばす。
目の前で震える小さな手を大きな両手で包み込んだ――
――少女の手に握られたナイフが、彷徨者の掌を裂く。
伝わった暖かい液体が、二人の手の僅かな隙間を埋めた。

「自分を見捨てた世界全てが憎い、と言っていたな。
 世界がお前を見捨てても……俺は、お前を見捨てはしない。
 世界がお前を愛さないと言うのならば――――俺が、お前を愛そう」
266名無しになりきれ:2009/07/03(金) 02:46:36 0
コテが自分の発想力を競いあっている・・・・すげえ
ほんと、すげえよ
267名無しになりきれ:2009/07/03(金) 02:54:25 0
ギタテクで例えると歯ギターぐらいすげえな!
268名無しになりきれ:2009/07/03(金) 03:07:44 0
アリスにまじで幽鬼が軍門に下った
勢力図が変わるどー!!!
(夜の闇に禍々しさを秘める血色のプラズマが走り、ルルカに巨大な五芒星が穿たれた。
プラズマを浴びた獅子門の精霊の体は白い膜に覆われ始め、たちまち猛る黒獅子を石化させた。)

ふむ…多少思惑とは違ったが、結果としてヴェンツェルの結界を破ったようじゃな。
今現在は時計塔の戦いが終わり、わしはフルネー、ディフィンダー、カレン、その他。
4人の内のいずれか一人を触媒にルルカに掛けられていた結界を全て破壊した。
誰が触媒となり死んだのかは、紅き衣の者の追想にて徐々に明らかになろう…。

(蛇鳥ケツアルカトルは前足に持つ斧を弄びながら一人呟く長老を薄気味悪そうに見つめた。
鳥魔族は、ほぼ全てが幼いフルネーより黒きケンタウロスを長として従っていたが、
獣魔族の長の得体の知れなさは鳥魔たちに不信を抱かせていた。)

わしはこれより冥府の門たるヤンダルの口へ向かう。
汝らはわしを守り、阻む者たちを殲滅せよ!
(獣魔の長たる黒馬のケンタウロスが魔軍に号令を掛けると、
獣人パンや牛魔ミノタウロスといった獣魔族を中心とする魔族の群れがルルカになだれ込んできた。)

* * *

(>212でアンドレに払われた蝿はせんとくんの耳に入り込んでいた。
せんとくんの耳の中で蝿が前足を擦り始めると心地良い声音が聞こえてきた。
蝿の作りだした高周波はせんとくんを魔境に誘おうとしていたのだ。)

「聞こえるか…せんとよ…我は仏陀なり。
汝はすでに悟りの境地に達し、我と一体化した…もはや汝こそが仏陀。
見よ…この浅ましき光景を…末法の世を!」

(せんとくんの脳内に遷都祭のイベントをまんとくんが席巻している光景が浮かんだ。
そしてなーむくんが奈良葛城市の公式マスコットキャラクター、蓮花ちゃんと熱い抱擁を交わす姿も。
蓮花ちゃんはせんとくんの恋人候補という設定だ。)

「汝の居るべき位置を掠め取らんとする盗賊どもの姿を目に焼き付けよ。
仏心を忘れ、邪に惑いて逸に耽るものたちは地獄に落とし、裁きを与えねばならぬ。」
(奈良市長が公文書にせんとくんを公式マスコットの座から外す決定印を押す光景が見えた。)

「―――汝の世界同様この世界も末法の世なり。
人は修羅の如く絶え間なき争いを続け、血みどろの戦は永劫に終わることは無い。
せんとよ、今こそ小我を捨て人の業を断ち切るのだ。それこそが大いなる功徳。
迷いはいらぬ…一旦全ては滅びるが、御仏に選ばれし者は冥府より復活する。
さあ…米沢の持つ蜘蛛の糸に包まれた物を奪い、この穢れた地上を焼き払うのだ…!」
270フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/07/03(金) 18:30:05 0
ぱぱフルネーいいこでまってう…。
がーばって あたあしいままともなかよくするよう…。
(アッシュの紅衣に括り付けられた一枚の黒い羽根が風に揺れると、
遠くから幽かに声とも風のざわめきともつかない音が聞こえた気がした。)
271名無しになりきれ:2009/07/03(金) 20:30:31 0
長老のギャグセンスがツボにはまるw
272?なスライム:2009/07/03(金) 20:40:13 0
ヴェンツェルの結界はロネ山の結界であり、それを破るには膨大な怨霊エネルギーが必要だった…がスレ前編の流れで
しかし怨霊エネルギーをもってしても、ヴェンツェルら巨師の結界の閂は堅く破れない……と猫目が語り、ヤコブに霊エネルギーを注ぐ策謀に出た。

それなのに、
>>269
>ふむ…多少思惑とは違ったが、結果としてヴェンツェルの結界を破ったようじゃな。
は、おかしすぎないかい?
ここはルルカであってロネではないし、しかも霊団エネルギーはラピュタにまだあるままだし、それを使っても破れないんだぜ?
スレの物語の流れから、おかしすぎないかい?説明を求む。
>262
(長老は配下のスライムの疑問に答えた。)

おお、確かに説明が不足しておった。
わしが破ったのはルルカの地下に張られた冥府の門の結界じゃ。
基本的にルルカにある結界は、ほぼ全てがルルカ創設者であるヴェンツェルが張ったものと思ってよい。
とはいえヴェンツェルの結界と言ったのは確かに少々紛らわしかったのう…。

ロネ山でヴェンツェルと巨師4人が命を掛けて張った封印はいまだ健在であるぞ。
あれは、いかなわしとて容易く破れんのじゃ。
274名無しになりきれ:2009/07/03(金) 21:04:36 0
いあいあ。長老きっちり説明してるぞwww

171 名前:魔族の長老・黒馬のケンタウロス ◆1cS1G2B1.m.K [sage] 投稿日:2009/06/30(火) 20:57:02 0
結界が複数あると紛らわしいのう…。
わしが破ろうとしているのは冥界の封印としておこう。
275名無しになりきれ:2009/07/03(金) 21:09:08 0
前編スレより>628
>リコ
>ロネの封印をされた大魔導師さまは五人おられました!
>魔道学府ルルカの第107代学院長ヴェンツェルさまもそのお一人でした

ルルカの創始者じゃない件
276名無しになりきれ:2009/07/03(金) 21:14:33 0
>>274
ポイント;ヴェンツェルの結界
277名無しになりきれ:2009/07/03(金) 21:36:26 0
箒に聞けばわかるんじゃね?
278せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/03(金) 21:56:29 0
ついに我は如来の言葉を耳にしたり!
(せんとくんは歓喜の声を上げた。)

いいからよこせ、その蜘蛛の玉を。いいからいいから!
(米沢の持つプルトニウム球体に、せんとくんはしがみついた。)

ごとん!パカ!
(落ちた。球体容器が割れた。中からプルトニウムが漏れた。全員が致死の放射線被爆をした。)
279設定厨スライム:2009/07/03(金) 21:59:24 0
ヴェンツェルって超凄い導師だったんだろ?
何百年も生きてるから、ルルカ創始して、二代目に譲って、
で、何百年後かにまた院長になって結界貼りまくった。

これでどうよ?

>>278
せんとwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
280リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/03(金) 22:01:49 0
>>265
>アッシュ
>世界がお前を愛さないと言うのならば――――俺が、お前を愛そう
アッシュ!
(アッシュをかばってリコは蛍の刃を止めるため、近寄ろうとした。
しかし寸で足を止めた。ふたりに分け入ってはならない。そう感じたからだ。)

>>269
>(獣人パンや牛魔ミノタウロスといった獣魔族を中心とする魔族の群れがルルカになだれ込んできた。)
ルルカの鉄壁の守りが……。
(情けなさにリコは涙を浮かべた。それをぐいっと拭う。
危機に陥っているのは米沢だけではなく、無謀にも蛇女を追ったエメラルンらもそうであり、ルルカに魔族がなだれこんだ今
ルルカにいる者全てが危機に晒されていた。)

ルルカを見くびらないでほしい!
(リコが叫ぶ。
リコの耳はいちはやく動きをつかんでいた。
あちらこちらで魔道の発動音がする。火炎魔術の轟音。水霊魔道の瀑布音。風魔法の風切音。雷撃音。
心あるルルカの導師や学生らが立ち上がったのだ!愛するルルカの心意気は健在だった。)

箒様、僕は姫様に続きます。姫が先ほど仰った、異様な感じを僕も感じました。あれは間違いなくラピュタのものです。

>>181 エメラルン
>魔力のある者に聞きたい。さっき変な感じがしなかったか?私には魔法の素質が無いからはっきりとわからないのだけれど。
>ロネの墓所で雷鳴したラピュタの喰魂装置のような……。

姫様の狼爪の短剣に、あれほど固執した蛇の魔女が気になります。
(チャロの穴にリコも飛び込んだ。)
281名無しになりきれ:2009/07/03(金) 22:02:48 0
>>278
期待を裏切らないやっちゃ!!!
282Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/03(金) 22:49:11 0
【時流崩壊T】

『キュル…ルィルー?(ぱ…ぱ…?)』【>243】

「なん…だと?」

彷徨者は、精神的/論理的諸能力を総動員して記憶を探る。
収穫祭の夜に、こちらの精を強奪していったサキュバスか?
前回の新月に魔力供給を要求してきたリンクス・ハーフか?
魔鳥の血が色濃い……あの星夜のハルピュイアの歌姫か?

いや、しかし…

彼女達を抱いた時期は推理の決め手にならない。
魔族は人間と比較して寿命が長く、成長速度は早い。
娘が父親を求める様な感情が、魔族にもあるのだろうか。
カレンと同様に、自分を追ってこの世界に来たのだとしたら?

だが、しかし…

別館の宴会場で初めて出会った時に、反応が無かったのは何故だ?
もしや、これは俺の破滅を企む何者かの、黒い陰謀ではなかろうか―――。


『キュルルィルー!ルルーキュー!(ぱぱだー!あーたかったよう!)』

それでも、仮に幼子が親を慕う想いを無碍に出来得るモノならば――
――己の運命もまた、顧みる価値など在りはしないのではないか。

「寂しい思いをさせて、すまなかった……抱いてやろう」

彷徨者は、己の身を焦がす灼熱の抱擁に向かって両腕を広げた。



……

《見つけたぞ、ブレイカー……例の凶鳥も一緒か》

黒騎士は、ミスリルガントレットへの魔力供給を解除する。
確保するのは、一撃で時計塔もろとも葬り去れるだけの出力――
――両手で掲げたラグナ・フラタニティへと、大気中の水分が集積。
聖遺物を核に、人の背丈の十倍はあろうかという長大な水刃が形成された。

《―――I am the dust of my Ragna-Fraternity!!》

無音の一太刀による、大型構造物の裁断――――


――――その斬撃は、すでに"魔法"の領域に達していた。
283Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/03(金) 22:50:07 0
【時流崩壊U】

斜線に沿って滑りゆく時計塔の上部は、異常な静かさで落下した。
理由は明白。裁断された断面が余りにも滑らかだった所為だ。
その分、地面に激突した際の轟音と震動は凄まじかった。

「これが……あのディフェンダーだと言うのか?
 ―――お前は下がっていろ、フェニックス」

襲撃者の素性は予測出来ていたが、直ぐには確信が持てなかった。
黒騎士の装備も戦闘能力も、自分が記憶しているモノとは明らかに違う。

《この機会を待ちわびたぞ……"ブレイカー"!!》

黒騎士は、通常の姿に戻った聖剣を携えて高速接近―――刃が閃く。
左側頭部を横薙ぎにする斬撃を、彷徨者は逆手の刀身で受けた。

「…くっ!カレンはどうした?」

彷徨者は、刃を噛ませたまま左腕を伸び上がらせる。
反作用と重力、風の術式を併用して下方に逃れた。
身を翻させる黒騎士。逆さの姿勢で追撃する。

《―――無論、健在だ。こうして私が現界している事実が全てだ。
 もっとも、彼女は戦死していると言う"協定"になってはいるが》

時計塔の壁面と平行に振るわれた黒騎士の斬撃。
彷徨者は咄嗟に壁を蹴った。真紅の外套が斬り裂かれる。
スラスター・ウィンド――進行方向に対して直角に滑空して回避。
紅と黒の二騎士は舞う様に落下しながら、空中で幾度も刃を撃ち合わせる。

「……ならば、その茶番の意味を教えろ」

《私が貴様と全力で戦う為の大義名分が立った。それ以上の意味が必要か?》

「――――それが、カレンの望みか」

《……そうだ。シスターに代わって―――
 この私が、貴様を永遠の虚無から救ってやろうと言うのだ、ブレイカー!!》

聖剣を天に突き上げた黒騎士の宣誓―――神器解放。
放たれる莫大な魔力が、衝撃波となって彷徨者に迫る。

「Sランクの聖遺物だと?秘蹟管理局に転属でもしていたか―――だが!!」

シールド・エア――彷徨者は生み出した風の盾で衝撃波に"乗って"上昇。
黒騎士の頭上に躍り出た。初めて二者の攻守が入れ替わる。
反転しながらの左刃、逆手からの一撃が黒騎士を急襲。

《その問いに答える必要は無い―――Bランクの魔術師風情が良く吼える!!》

黒騎士は聖剣を魔力任せに振り下ろして迎え撃つ―――圧倒的だった。
直下の地面――時計塔階段手前のアプローチ――に叩き付けられる彷徨者。
アンティークの赤煉瓦が砕かれる音と共に、土埃が舞った。暫しの静寂が満ちる。

《……カタチの上では、"神の御使い"とやらの啓示を聞き容れたのだったな。
 ブレイカーは暫く立ち上がれない。恨みなど無いが排除させてもらうぞ、凶鳥》

黒騎士が地を蹴って垂直に上昇。一瞬にして標的との間合いを詰める。
視認さえ困難な速度を乗せた魔鳥殺しの水刃が、黒炎の霊鳥を斬り上げた。
284Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/03(金) 22:51:20 0
【時流崩壊V】

魔鳥の斬り取られた片翼の付け根から、黒炎の魔力が流出する。
冥界の封印結界に穿たれた五芒星の内、二つの頂点が点灯した――――【>269】



……

―――それは、倒れ伏した彷徨者の胸板に落下してきた。
幾分成長している幼女の姿だ。背には黒い羽根の片翼。

「……未だ息がある。
 流石は魔族の生命力と言った所か。
 ―――I am the ash of my brand...」

腕の中の片翼の幼女を"跳躍"させる。転送先は――

《死に損ないに魔法だと……?
 ―――余裕を見せている心算か、ブレイカー!!》

――安全な場所ならば何処でもいい。跳躍を完了させる。

「それは違うな……俺には失うモノが無いだけだ。
 "Feezal's blood"―――Break the seal...Awake!!」

獄門の守護獣―――異世界の魔狼の魔力素子が覚醒する。
身体表面の幾何学紋様が真紅の光輝を纏って夜の闇に浮かぶ。

《マナの濃密な世界で魔獣の血を……正気の沙汰とは思えんな。
 人間の自我をどれだけの時間保てるというのだ。一分か、二分か?》

「いや―――――精々が"十数秒"と言ったところだ」

白銀の魔獣が咆哮する――紅く染まる視界――直ぐに何も見えなくなった。
一方、黒騎士には"視えていた"……魔獣の左腕に集積する紅い魔力が。
駆け引きを完全に放棄した彷徨者の右側に向かい、僅かにステップした。

魔狼が直線的に踏み込む。
聖剣が曲線の軌跡を描く。

《―――Ragna-Fraternity!!》

黒騎士の水の刃が、彷徨者の右脇腹を切り裂いた。
魔狼の"左前足"は、黒騎士の右胸を刺し貫いていた。
魔獣は"獲物"を力任せに時計塔の壁面へと叩きつける。

「<MOONLIGHT FINGERNAIL>―――Break!!」

赫銀の五爪に充填された魔力の解放。純粋な破壊が周囲の全てを瓦礫に還す。
黒騎士の右半身が輝きに砕け散った。五芒星の残された三つの内二つが輝く――――【>269】
彷徨者の左肘から先が光に換わった。五芒星の最後の一つの頂点が光を放つ――――【>269】

時を刻む事を止めた舞台装置の崩壊と共に――――冥府へ到る門の封印結界は破られた。
285Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/03(金) 22:52:45 0
【時流崩壊W】

瓦礫の山に隔てられ、両者は背中合わせに座り込んでいた。
右半身の消滅した黒騎士が、聖剣を傍の地面に突き立てる。
左腕部を喪失した彷徨者は、双剣を己の創傷に突き立てた。

「一つ、訊かせろ―――
 お前の最後の太刀筋が僅かな揺らぎを見せたのは、何故だ?」

《血を見るのが嫌いだからな。シスターは》

「―――そう言えば、そうだったな。カレンは」

《やはり、聖遺物などに頼らず魔装で殴り壊すべきだったか、ブレイカー?》

「……ああ。その見解には全く同意だ。ディフェンダー」

彷徨者の肘の刃が飴細工の如き不定形と化して螺旋状に伸びた。
本来は人間の腕が在るべき部分に赫銀の"狼の前足"を形成。
右腕と対称の形状に安定するまでに時間は掛からない。
銀と融合する抵抗は、以前より格段に薄れていた。
代わりに喪失感が増している事を再確認する。

《代わりに教えてくれ……私と貴様の違いは、何だ?》

「―――――お前は、俺よりも余程カレンの近くに在る」

《全く理解不能な回答だが―――その言葉、心に刻んで置こう》

「是非、そうしてもらおうか……
 今の様な台詞を"記憶に留め"られてしまっては、
 後でカレンに何を言われるか、分かったモノでは無い」

黒騎士は、神の友愛の剣の柄に手を掛けた。
崩壊した箇所から翠と黒の魔力素子に変換され始める。
その輝きは、夜風に乗って本来あるべき場所に還るのだろう。

《…これで、また暫しの別れだ―――――"兄さん"》

光の粒子が流れ行く先には……カレンが居る。

「兄さん、か―――」

―――だが、今は先に向かうべき場所があった。



……

【時流崩壊・了 >246】
286魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/03(金) 23:34:10 0
>>247 >>203
恐怖を与える側ではなく、恐怖に震える側であったか。うつけめ。
(肌を刺す真冬の寒風すら暖かく感じる、凍てつく豺狼の声がした。ルーサの左隣に魔人加藤は何時の間にか立っていた。凶刃で猿人の首を薙ぐ。
猿人僧ルーサが決咒した異空間の執務室に、踏み込んだのは蜘蛛男と鹿僧だけではなかった。
ドッペルゲンガーが異空間への回廊を開いたのを感知すると、魔人加藤は即座に同調し身を滑らせて忍び込んだ。
ドッペルゲンガーは魔人加藤に執務室に潜入させる糸口に利用された。
猿人の血に濡れる日本刀「毛抜形太刀」を余りの事に呆気に取られるハクにも叩き込んだ。
猿人の創造世界は崩れ、異空間上に構築された虚ろな執務室は、現世の執務室に映像がだぶるように重なった。彼らはルルカに部屋ごと戻った。
執務室の閉じられた窓の鎧戸を、念力で魔人加藤は吹き飛ばした。眼下には混乱するルルカが望めた。)

>>278
>せんと
>ごとん!パカ!
御苦労。
(魔人加藤は両手を交差させた。手袋の印のドーマンセーマンが赤く光る。魔人加藤は右手を天に突き上げ、大音量で呪言を発した。)

天より来たれ、護法童子!
(プルトニウムを依代に魔人加藤は、最上位の式神を掌に召還した。
それは丸く太った鬼ともいうべき姿で、皮膚は金属の光沢を持ち、しかし血管が全身に浮き上がった化け物だった。
化け物の体が真っ二つに分離し始め、その割れ目から幾つもの剣が生え出した。その剣が高速で回転する。それにつれ式神の体は膨れ上がっていく。
魔人加藤は飛翔する式神に飛び乗った。式神は体長20メートルはある巨体になっていた。)

(乱舞する魔族どもの争いを一つ一つ魔人加藤は凝視した。>>273 >>280 >>282-285
ルルカは魑魅魍魎の園と化していた。)

最大の敵は今や蛇女。他は瑣末な雑魚に過ぎぬ。あの蛇が此れほどの脅威になろうとは誰が予想できたか。不覚。
蛇に喰魂を使わせる暇を与えるな。護法童子!蛇女を焼き払え!
(式神の両眼から光線が発射された。アリスティスラらが潜む建物にプロトンビームは直撃。どす黒い茸雲が湧き上がった。)
287ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/03(金) 23:56:00 0
>>264
>幽鬼の男
マスターがそう望むのなら、マスターの意のままに。
(命令者幽鬼の男がアリスに従うのなら、ターミネーターもアリスに従う。
感情を持たない機械であるターミネーターは疑問を持ちはしない。異も唱えない。)

>>286
>魔人・加藤
>(式神の両眼から光線が発射された。アリスティスラらが潜む建物にプロトンビームは直撃。どす黒い茸雲が湧き上がった。)
No Probrem.
(ターミネーターのセンサーは大出力熱源の被補足反応を捕らえた。
プロトンビームの直撃半瞬前に、ターミネーターはアリスと幽鬼の男を抱えてジャンプした。)
288大ざっぱなスライム:2009/07/04(土) 00:05:38 0
超適当にまとめ。細かい部分は容赦してくれ。

・ルーサ
目的:「大いなる存在」正邪を超越した宇宙的存在に従う。
現在:米さんのナンパ&加藤のポン刀へのリアクション待ち?

・長老
目的:「太陽の杖」地上を焼いて魔族の楽園を創造する。
現在:冥府の門の結界破った。魔物がわんさか出てきた。

・アリス
目的:「ユフーイン龍脈」霊団を吸い込み無害化する。
現在:幽鬼を手なずけた。シュワちゃんもついてきた。
289名無しになりきれ:2009/07/04(土) 00:20:34 0
>>288
アリスタンはラピュタの霊団を使って女王になるのが目的かと(手段の詳細はまだ不明)

加藤は平将門復活だな目的はw
290エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/04(土) 00:35:57 P
>>280
>リコ
来なくてよいと言ったのに……。
(チャロの掘り進む穴にリコまで入ってきた。いまさら引き返せと言っても、時を無駄にするだけとエメラルンは判断した。)

蛇の魔女の所には、まだ着かないか?チャロ。
(懸命に穴を掘ってくれるチャロに思わず催促してしまった。
早く辿り着き、次に早く米沢救出に皆で向う、これしか無いとエメラルンは焦っていた。)

>>286
>魔人・加藤
>(式神の両眼から光線が発射された。アリスティスラらが潜む建物にプロトンビームは直撃。どす黒い茸雲が湧き上がった。)
きゃああ!
(轟音と大振動が穴を襲った。穴が崩れ始めた。
先頭のチャロが土塊に飲まれないように、チャロの両足をエメラルンは掴んだ。)

いっしょに引っ張って!ひこにゃん!
(後退!穴は前から次々と崩れていく。それに押しつぶされないように下がる。下がる。)

(やっと衝撃が収まった。)

チャロ!平気か?
(ぺんぺん。ほっぺをはたく。)
平気ならもうひと頑張りして。今度は上に向って掘って。地上がどうなったか見たい!
291チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/04(土) 00:56:08 0
>217
ひこにゃん! 親友のワテについてきてくれたんやな! 嬉し涙がちょちょぎれるわ!
うおおおおおおおお!!
(前足をフル回転させて穴を掘る)

>290
>きゃああ!
……崩れてきたあああああ!!
(エネルギー切れで伸びる)

>チャロ!平気か?
(ぺんぺん。ほっぺをはたく。)
(マゾシステムによりエネルギー充填!)
ラストスパートや! うりゃああああああ!!
(上に向かって穴を掘る。そしてついに到達!)
292 ◆v/ikj/qTK2 :2009/07/04(土) 01:11:43 0
人員配置覚書(追補編)

【大浴場】
・アンドレ・ザ・ジャイアント
・ドッペルゲンガー
・アッシュ
(以下、行先を思案中か)
・アーシィ
・マキューシオ
・ヴェンツェルの箒

【執務室】
・マンティコア僧ルーサ
・米沢 守
・ハク
・せんとくん
・スパイダーマン
・魔人・加藤保憲

【幽鬼居室】
・燐光を放つ幽鬼
・ターミネーター
・アリスティスラ
(以下、トンネルから地上へ)
・エメラルン
・チャロ
・ひこにゃん
・リコ

【冥府門/不明】
・魔族の長老・黒馬のケンタウロス
(以下、行方不明)
・フルネー
・カレン/ディフェンダー



―――簡易更新。
需要が無ければ更新停止としたい。
293マンティコア僧ルーサ ◆EoQWpDRWCE :2009/07/04(土) 01:14:28 0
ふっ……ふーっ………。
(マンティコア僧ルーサは、斬撃された首から流れ出た血の海に横たわっていた。苦しげに息をしていた。
加藤は式神を召還させると、最早ここには用は無いとばかりに後にしたらしい。)

米沢……。甘いな。そんな決意程度で「大いなる存在」の恐怖が打ち破れるのなら、とっくにしておる。
だが……小気味良い奴。
お前を配下にしようとしたのは俺の意思。俺の仲間にと思ったが……ふ。俺の見立てに間違いは無かった。

ハク。そばにいるか?傷は浅いか?浅ければ立て。

……米沢。これなるハクは龍族。川の精霊族。河川と大地は繋がる兄弟。ハクこそが……ルルカを覆う怪異の要である。
ハクは龍脈に通じる。龍の眷族だ。
ユフーインの龍脈の顎を開けようと画策しようとも、ハクがいなければ開きはしまい。
ハクを得たゆえに、俺は…この勝負に勝ったと思ったのだが……。

ハク、お前にかけた呪術を解いてやる。お前は、本来の心正しい川の精霊ニギハヤミコハクヌシに戻るが良い。

ハクを連れて行け、米沢。
エメラルンには祖国を滅亡させた本当の敵が死んだと伝えてやれ……。諸国を滅ぼしながら勝手だが…米沢。
俺の一族を……救ってくれ。邪神に脅され続ける、哀れな我がマンティコア族を……。
ぐ……。
(吐血。)
蜘蛛、ここからこの者らを連れ、早々に立ち去れ。ここは崩れるぞ。早く行け!そうだ、行け。


ふふ。米沢。……もっと早く会いたかった。酒でも…交わし…な…がら面白い話でも……したかったな……。
(マンティコア僧ルーサは息を引き取った。)
294名無しになりきれ:2009/07/04(土) 01:22:06 0
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 ヤコブ=ククロ=ルーサ、乙!スレを盛り上げてくれた!
295マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/04(土) 01:37:40 0
あいつは!
(ルルカ西の学区に火柱が上がった。火の矢が放たれた射手のいる方向をマキューシオは目で捜した。
ルルカ庫裏棟の最上階上空。そこにいた。異形の鬼に乗るあの男。)

米沢?
(最上階は壁や屋根が瓦解していた。その部屋に米沢らがいるように見えた。)

もっと目が良ければな。人間の視力では限界だ。
(アーシィを引き寄せる。背から彼女の両肩を持つ。)

よく見てくれ。いや、こうすりゃ早いか。
(マキューシオはヴェンツェルの箒の柄をむんずと握った。強引に跨る。アーシィを前にし二人乗りだ。)

アッシュ。おまえさんは飛べるよな。
(蛍はアッシュに任せた。彼なら良いように導くだろう。なら自分の出来る事に全力をだ。)
さあ、飛んでくれ、箒!
おっと、箒様か?リコは様つけて呼んでいたな。びっくりしたぜ。
296名無しになりきれ:2009/07/04(土) 01:43:26 0
>293
ルーサ乙
存在感がいまいち弱かったハクに(わりぃw)花を持たせて退場とはGJ杉
297ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/04(土) 02:00:47 0
>265
わたしは、わたし……
(からん、と軽快な音をが響き渡った。ナイフが床に落ちた音だった。
 蛍の姿をしたものは、ナイフをいつの間にか取り落としていた。)

……あんた達の勝ちよ。
“わたし”の勝ちでもあるけどね。

(蛍の姿をしたものは、憑き物が落ちたかのように、顔の険がとれていた。
 今まで彼女が見せることのなかった、優しげな微笑すら浮かべている。
 そう、スパイダーマンやアンドレ、そしてアッシュの後押しもあったが、彼女は自らの憎悪に勝ったのだ。
 同時に、彼女はドッペルゲンガーの邪悪な本能にも打ち勝った。
 先ほど飲んだ『ツキの月』は、ドッペルゲンガーではなく、彼女に幸福をもたらした。
 彼女はもう、無差別に憎悪を叩きつけて凶行に走るような真似はすまい。
 これらはまさしく、ドッペルゲンガーの誤算と言えた。)

あっ、無変化の魔除けが……

(『ツキの月』による幸福は、まだ終わっていなかった。
 それで何が起きたかというと、蛍の姿をしたものの首に下げられていたペンダントが砕け散ったのだ。
 ペンダントが壊れると、蛍の姿から別の姿へと変化した。
 おさげ髪で、背はやや高め。眼鏡がとてもよく似合っている。
 よく見れば美人なのかもしれないが、特に印象に残り難い、地味な少女だ。
 それはルルカの学院の生徒のようで、蛍とは似ても似つかない人物だった。)
298スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/04(土) 02:18:55 O
>>278
(スパイダー感覚がせんとくんの耳に潜り込んだ蠅を感知)
耳の中に潜む蠅取りの専門家!
スパイダーマン!
騙されるなせんとくん!
それは極楽ではなく地獄からの呼び声だ!
スパイダーストリングス!
(せんとくんの耳の中に蜘蛛糸を飛ばして蠅を引きずり出す)
>>293
>蜘蛛、ここからこの者らを連れ、早々に立ち去れ。ここは崩れるぞ。早く行け!そうだ、行け。
いいだろう、お前の命懸けの最後の願いは我々が必ずかなえてみせる!
スパイダーネット!
(ハク、米沢、せんとくんが乗るための網を作る)
スパイダーストリーム!
(太い糸をとばし、スパイダー感覚で捕らえた仲間の居場所に網と一緒に移動)

>>291
待っていたぞ!
(チャロの掘った先、出口で待ちかまえている)
米沢は無事だ!
そしてこのユフーインの怪異の鍵を握る者、ハクも連れてきたぞ!
この者がいればユフーインの竜脈の顎を開くことが出来る!
だが残された時間は少なく、敵は多い!

せんとくんを操るために蠅を送り込んだ者がいる!
(蜘蛛糸の先で暴れる蠅を見せる)
マンティコア達を操る、ロネに封印された大いなる存在がいる!
巨大な鬼を呼び出した魔人がいる!
他にも我々の知らない敵がいるかもしれない!
だが鬼(護法童子を指さして)のビームは音と振動は大きいが、威力は小さいはずだ。
なぜならあの鬼はプルトニウム球体を使って呼び出されていたが・・・すり替えておいたのさ!!
(蜘蛛糸にくるまれていない本物のプルトニウム球体を米沢に渡す)
(一目で偽物とわからないように蜘蛛糸でカモフラージュしていたのだ)
(偽物なのでごとん!パカ!>>278しても大丈夫だ)
偽物を渡して騙した上に、危ない目に合わせてすまなかった。
米沢。せんとくん。許してくれ。
299ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/04(土) 02:20:27 0
>続き
(とりあえずアッシュに馬乗りになるのをやめて、近くの空いてるところに正座した。)

……これから、わたしがする話をよく聞いて。
まず、わたしが“蛍”だっていう大前提が、そもそも間違っているのよ。
今までドッペルゲンガーが主導を握ってたし、
“蛍”の姿のまま、自分が蛍じゃないって言っても、信用してもらえると思わなかったしね。
そもそも敵同士だったわけだし。

あんた達に、ドッペルゲンガーのやった事の“種明かし”をしてあげる。
……ドッペルゲンガーの魔法の知識を使うのは癪だけどね。
(ポケットの中から、一匹のネズミを取り出した。
 蛍の姿をしたものが、ぶつぶつと呪文をつぶやくと、ネズミは素裸の少女になった。
 それは、よく知る“蛍”の姿をしていた。きょとんとした表情で座り込み、周囲を見回している。)

あのとき、ドッペルゲンガーが食べた首。
あれは、ドッペルゲンガーの“ポリモルフ”の魔法で、“蛍”の姿に変えられていた――そう、あれは“わたし”の首よ。

(ポリモルフは、個人を別の生物に変化させる魔法である。
 王子様を野獣に変身させられる話があるが、要するにあんな魔法だ。
 この魔法を使えば、特定の個人を“蛍”の姿にすることもできる。)

そんな面倒なことをして得をするのは誰かって?一人しか居ない。
つまり、ドッペルゲンガーの背後の黒幕は、あの蛍っていう子だったのよ!
300スライムLV300:2009/07/04(土) 02:37:36 0
300━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ゲット !!!
301ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/04(土) 02:39:14 0
蛍は、自分を“化物に殺された哀れな被害者”に仕立て上げることで、あんた達と邪悪な奴等の追求を同時に逃れたのよ。
そのために、適当な奴を捕まえて、“ポリモルフ”の魔法で自分の身代わりに仕立て上げて、ドッペルゲンガーに殺させた……
実際には完全に適当って訳じゃなくて、仕草とか喋り方が元の“蛍”に近い、“わたし”を選んだみたいだけどね。

それに、ついさっきまで、ドッペルゲンガーの精神が主導を握っていたのよ。
“蛍らしく”振舞いながら、今まで通りに悪事を進めれば、蛍が死んだと思い込ませることができる。
特にアンドレには、蛍が死んでドッペルゲンガーが成り代わったと思い込ませるために、散々やったしね。
あとは“わたし”の姿にならないようにさえすれば良い。
そのために、さっき壊れた、呪われてて外せない無変化の魔除けを使っていたの。

(自らの首に下げていたペンダントは『無変化の魔除け』。
 これは、身に着けている人物の姿を一定に保つものだ。
 ドッペルゲンガーがこの魔除けを身に着けている間は、変身中の姿が固定され、変身能力は使えなくなる。
 そして、これは呪われていて、本来外すことはできなかった。
 変身能力でかく乱することに長けているドッペルゲンガーが、
 蛍の姿から一度も変化していないのも、このアイテムの効力によるものだ。)

わたしを散々痛めつけたのは、主導をわたしが握ったときの保険だったようね。
そうしておけば、万が一、わたしの精神が主導を握っても、憎悪に任せて凶行に走るだけと思ってたみたい。
事実、そうなりかけたけど、あんた達があいつの思惑を打ち砕いたってわけ。

ドッペルゲンガーと記憶を共有してわかったことは、大体このくらい。
要するに、あの明星蛍って子が、ドッペルゲンガーの黒幕なのよ。
302ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/04(土) 02:57:28 0
でも、“蛍”って子の正体は、ドッペルゲンガーと一体になっていたわたしにも、よくわからない。
つまり、ドッペルゲンガーだって、そいつの正体は知らなかったみたいなのね。
ドッペルゲンガーに脳を食わせるどころか、1時間の観察だって許していなかったみたい。
あるいは、ドッペルゲンガーが1時間かけて観察しても、全容が理解できないような奴なのか……

そんな訳で、あのとき死んだのは、あんた達の知る蛍じゃない。
そこは黙っててごめんなさい。
だけど、あのとき死んだ“わたし”が居たってことだけは、忘れないで欲しいの。
(死んだのは蛍ではなく、ルルカの学院の女子生徒であった。
 だが、その事実が一体どうしたというのだ?尊い生命が無残に奪われた事実が無くなったわけではない。)

アッシュ、だったかしら?
たしかに胸のつっかえは取れたけど、今のわたしが魔神で、オリジナルに対する紛い物ある事実は変わりない。
だけどいつか、前みたいに平穏な学園生活を送れる日を送りたい。
……所詮は紛い物に過ぎないわたしには、ちょっと贅沢な望みかも知れないけどね。

ほとぼりが冷めるまで、ちょっと考える時間を頂戴。

『わたしは、わたし……』【>297】

「……ああ。お前が自分自身を肯定するならば、
 俺がそうするまでも無く、世界はお前を肯定するだろう」

『……あんた達の勝ちよ。
 “わたし”の勝ちでもあるけどね』

「"勝利"など俺には過ぎたモノだ。纏めてお前にくれてやる。だが――」

自分に馬乗りのままになっている眼鏡の少女。
その表情を曇らせない様な言葉を選ぶコトは、
彷徨者にとっては、先程以上の難題と言えた。

「――そろそろ、どいてはもらえないか?
 俺は、もう一度立ち上がらなければならない――――」


『――アッシュ!』【>280】

『――アッシュ。おまえさんは飛べるよな』【>295】



「――――友軍が、俺の名を呼ぶ限り」



……

『……これから、わたしがする話をよく聞いて――』【>299】

少女の下から解放された彷徨者は、浴場の壁に背を預けた。
身体を支える様にして寄り掛かった壁面を、流血が伝う。
手品の種明かしになど個人的な興味は無かったが、
戦場に於いては情報の有無が生死を分ける。

『――あのとき死んだ“わたし”が居たってことだけは、忘れないで欲しいの』【>302】

「容易く忘れられるくらいならば、あの様な博打は打たない。
 何より―――その外見に反して、お前は少々印象的過ぎる」

『――だけどいつか、前みたいに平穏な学園生活を送れる日を送りたい。
 ……所詮は紛い物に過ぎないわたしには、ちょっと贅沢な望みかも知れないけどね』

「ならば、自分が"生まれ変わった"とでも思えばいい。
 以前と良く似てはいるが、違うお前に変わったのだと――」

『――ほとぼりが冷めるまで、ちょっと考える時間を頂戴』

「……大方の事情は、これで把握出来たか。
 だが一つ、未だ重要な情報が語られていない―――」

床に座り込んでいる少女を見下ろした。
霞む視界の中で、その姿が二重に揺れる。


「―――お前の名前だ」
304アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/04(土) 16:32:53 0
>>286
>魔人加藤保憲
>(式神の両眼から光線が発射された。アリスティスラらが潜む建物にプロトンビームは直撃。どす黒い茸雲が湧き上がった。)
>>287 
>ターミネーター
>(プロトンビームの直撃半瞬前に、ターミネーターはアリスと幽鬼の男を抱えてジャンプした。)
あぶな〜!
(ターミネーターはアリスティスラと幽鬼の男を抱えて跳躍。尖塔の一つに着地した。塔の屋根でアリスティスラは怒りに震えた。)

女王を蒸発させようとするなんて!でも、きゃははは!一撃で仕留められなかった己のしくじりを悔やみなさい!
(アリスティスラはぞっとする魔性の笑みを魔人加藤保憲に見せた。狼爪の短剣を高々と頭上にかざした。)

ラピュタよ。この男の魂を喰え!
(短剣を加藤に向けて降ろす。短剣の切っ先で、庫裏棟上空に式神に乗って浮かぶ加藤を指した。
ラピュタはユフーイン山脈を越え、遂に視認できる距離にまで到達していた。
全ての者が見た。
ラピュタの底部の、白銀に輝く女神像を。その瞳に雷光が舞うのを。そして魔人加藤の周囲に稲妻が生じはじめるのを。
喰魂の第二撃が照射された。)
305エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/04(土) 17:58:57 P
>>298
>スパイダーマン
>待っていたぞ! 米沢は無事だ!
ええ?米沢!?
(蛇女に奪われた剣を追って進んでいたのに、米沢に再会できた。エメラルンは戸惑い喜んだ。
地上に出てみると、劫火に焼かれたのか辺りは熱を帯び燻っていた。熱くて頭がくらくらするほどだ。
ルルカの勇壮な建物がここにあったのだろう。土台だけを残し全てが吹っ飛んでいた。
チャロの穴堀りがもっと早かったら、自分たちも劫火に溶かされていたに違いない。)

米沢!無事でよかった!蜘蛛殿、立派に役目を果たされた。素晴らしい!遷都殿も……あれ。
(せんとくんは目を回して倒れている。)
大変な目にあったのだろう。よくやった!
(多少の誤解はあるが、エメラルンは感謝した。)

ハク殿であったな。そなた、私たちに伝えることがあるのか?なにか言いたそうな顔をしている。
米沢、一体なにがあった。訊かせて………あ!
ラピュタ!
(地平の闇に単色の黒となって偉容を示すユフーイン山脈の上に、エメラルンらはラピュタを見た。遂にラピュタはルルカの地に来た。)

>>304
>アリスティスラ
>ラピュタよ。この男の魂を喰え!
(塔の上で狼爪瑠璃の剣を振るうアリスティスラをエメラルンは見た。
ラピュタの底が割れ、美しいが忌まわしい女神の像・喰魂装置が顔を覗かせる。その容顔に走る雷電。魔人加藤を包む放電。)

ラピュタの喰魂装置を操っているのか!?
(エメラルンはアリスティスラの行動に愕然とした。)

リコ!私の剣にそんな力があったのか?
(いやリコが知るはずもない。知っていればロネで語っていただろう。)

あの蛇の魔女は、ルルカさえ把握していないラピュタの扱い方を知っているのか?
(エメラルンは呆然とアリスティスラを見、続いてラピュタを見た。)

そうだ。
(エメラルンは遠くラピュタを見つめながら呟いた。)

あのラピュタこそが災厄の中心になっている。ラピュタを無き物にできはしないか?
306アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/04(土) 18:48:08 0
>「世界がお前を見捨てても……俺は、お前を見捨てはしない。
 世界がお前を愛さないと言うのならば――――俺が、お前を愛そう」

……………………。

“――別に、どうでもいい”
              “嘘だ。”
  “嘘じゃない!!”

マキューシオ、箒……ああ、そうだね。さっさと行こっか。
(笑みと言葉は自動的に吐き出された。
いつもそうだ。脆い心は崩壊を免れるために認識を歪めてしまう。
怯えを批判にすり替え必死で自己を保った幼生のあの頃、同様に。

手に入れた強さは、誤魔化しに満ちていた。

否定されないために相手を否定するのだ。否定されないために必死でものを考え、最良の選択肢を得るよう努めるのだ。
またその懸命さを他者に悟られてはならない。常に余裕と笑顔と斜に構えた態度で、世界と自分を騙す必要があるのだ。
それは普段は無意識の内に隠れている、見えざる恐怖との追走劇。
見た目より長い時を生きたはずの彼女の心は、未だそんな青い痛みから逃れられずにいた。
半端に脆く半端に聡い彼女には自覚があるだけに、それは情けない事実だった。)

>マキューシオ「よく見てくれ。いや、こうすりゃ早いか。」
ああ、わかったよ。ちょい待ち――
(本音は浴場のやり取りを最後まで見届けたかった。だが彼女の役割は、そこにない。
ルルカの怪異。巻き込まれた仲間たち。そこに自分がプラスに介入する余地があることを、有り難く思う。
――それは手を差し出す自身を見、軋んだ自己肯定を求める心の現れかもしれないが。)

あっ
(視線の先には、馬乗りになり、心臓に刃を向ける蛍の姿があった。だが惨劇は回避された。…胸をなで下ろす。
……なぜ蛍を気にかけるのだろう。
……いや。彼は、誰にだって甘い。エメラルンにもリコにも他の仲間達にも――自分にも。)
“……………………なんで、気になっちゃうかな”

――危なっかしい、壊れかけの男。
手を差し出したいと思ってしまう。またその余地の存在は、彼女の脆い部分への救いでもある。
――彼女には手の届かぬ力と意志の強さを持つ男。また斜に構えたようで、純な若さを失わない男。
否定的に見る気にも、なれない。

全てを救おうとする男。人たるを失いかけた男。
きっと暴言を吐き甘えたとしても、受け流してくれるだろう男。自分同様、はぐれ者。

全ては彼女の主観。謎めいたあの男の本質を捉えられてはいないだろうと、理解している。
それでも感じた彼の姿は、彼女の弱く少女めいた部分を惹きつけてやまなかった。)

崩れた壁……血が見える。倒れてるのは男。でも米沢じゃないな。
あと、蜘蛛男が動いた(>>298)――見える? 今、糸みたいなのを伝って――あっち。皆、一緒だ。
あとアリスが塔の上にいる。執務室の男に何かやったみたい。
…今なら不意うちでぶんどれないかな。エメラルンの剣。

(淡々とした報告の中、もう一度だけアッシュの方に視線を向ける。耳に届くか危うい小声で)
……良かったじゃん。解決できたみたいで、さ。先行くわ――遅れるんじゃないよ。
(吐いた言葉は、どこまでも作り物めいていた)
                 ……………………この、馬鹿野郎。
307名無しになりきれ:2009/07/04(土) 19:06:58 O
あーたん、少女漫画チックだのう(*^_^*)
308名無しになりきれ:2009/07/04(土) 19:20:58 0
ヤンデレが増殖しとるwwwwwwwwwwwwwwwwwww
309ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/04(土) 20:36:59 0
>>305
>エメラルン
>あのラピュタこそが災厄の中心になっている。ラピュタを無き物にできはしないか?
エメラルンがまたとんでもないことを言い始めたにゃ!
甘い物は脳の活性化にいい。これでも食べてよく考えがえるとしようにゃ!
(ひこにゃんは彦根お土産人気ナンバーワン、彦根美濠の舎のバームクーヘンを出した。
日本のバームクーヘンで一番おいしいと言われる銘菓だ。)
(>259の続き?)
(俺は目を瞑りながら無防備で、彼女が来るのを待っていた。無論、決死の覚悟で、だ。

……だが、何時まで経っても来なかったのだ。俺は不思議に思い、ちらと右目だけを開けて見た。
すると蛍は、あの銀髪の男に馬乗りになったまま、身動き一つも取らなかったのである。

それどころか……、)

《カラン》

(と、軽く、乾いた様な音を立て、彼女はナイフを手から滑り落としたのである。そしてボソッと一言……。)

蛍:『……あんた達の勝ちよ。
“わたし”の勝ちでもあるけどね。』

(そう呟いたのである。まるで、何か憑き物が落ちたかの様に、顔の険が取れ、微笑すら浮かべていた。
俺はその様子に呆気を取られ……、)

<おいおい……、折角決死の覚悟を決めたというのに、それは無いだろう?>

(と思った反面、彼女が苦しみから解き放たれた瞬間、そして無益な争いをもうしなくて良いのだ、という
喜びを感じていたのであった。

と、その時、蛍が首に下げていたペンダントが砕け散り、それと同時に蛍は別の姿へと変えて
いったのである。やや長身で、おさげ髪に眼鏡といった少女。地味な印象だが、端正な顔立ちで
ある事は間違い無かった。

蛍……、いや『蛍』に化けたその少女は、銀髪の男の上で馬乗りになっていたのを止め、
スペースのある部分に正座になって座った。

俺は恐る恐る近付く。するとその少女は、繊細な、かつか弱い声で話し始めた。)

>299、>301-302
<一匹の鼠が、少女の魔法による、『蛍』の容貌をした裸の少女に変わったのを見て>うおっ!!?
おいっ!!! ちょっと!!! 幾ら正体が鼠だからと言っても、それは恥ずかしいぞ!!!!

(と、一人で慌てふためいていたのである。しかしそれに全く関せず、少女の話は続く。)

<実はドッペルゲンガーが喰らった『蛍の首』は、そのポリモルフの魔法による、少女の『首』で
ある事を聞いて>

な、何だと!!? じゃあ、あれは蛍君の『首』ではなく、君の『首』であって、君が殺された、
と言う訳か!!?
<そして、そのドッペルゲンガーの背後にいた黒幕と言うのが、実はその蛍である事を聞いて>

…………。

(俺は絶句した。何の関係も無い少女を、召喚したドッペルゲンガーに殺させ、そしてその
ドッペルゲンガーに蛍の素振りをさせる……。そして俺に、蛍が殺されたと思い込ませ、
精神的にショックを与えた……。その上、俺は蛍を頃したと思い込み、この少女が取り
込まれているのを知らず、ドッペルゲンガーを討とうとした。それに気を取られている間に、
本物の蛍は、更なる『計画』を推し進める。そういった寸法なのだろう。

並の人間なら気付かないのは同然の筈。だが俺としては、何も知らず、このドッペルゲンガーに
取り込まれた少女に傷を付けたのが愚行に思えて仕方が無かった。

だが、仕草が似ているとは言え、何故蛍は彼女を殺し、そして恰も蛍が殺されたかの様に思わせ、
ドッペルゲンガーを放ったのか? それが思いっきり引っ掛かっていた。そして今、その彼女がその
『無変化の魔除け』のペンダントが砕け、現に俺と銀髪の男の前にいるとは言え、未だにドッペル
ゲンガーと一体化しているのもまた事実。再びドッペルゲンガーとして変身し、暴れ出すのかも
知れないのだ。

蛍が黒幕で、この少女が被害者。そう思うと、俺はその蛍に対しての怒りが込み上げてきた。)

<俺をコケにしおって……!!!!!>

(そして同時に、この悲しき少女を救いたい、と一心に願い始めた。そう、今度こそ、自分の命と
引き換えに助けられるのであれば、これ以上望む願いは無い位に……。

だが悲しいかな、俺は魔法やロールプレーイングに対しての知識は皆無。救う手立ては無かった。

……少女は話が終わると、少し考えたい事があると言い、少し顔を俯かせて目を瞑った。)
>167
(仮面の導師の居室にて吸魔の棺を手にする長老。箱は左手だけとなった仮面の導師が握りしめていた。)
汝ももう少し賢く立ち回っていればのう…まあ、偽ククロスクに取り入り方舟を作らせた功績は褒めてつかわそう。
汝の野心を増幅した甲斐もあったというものよ。
それにしても、この蛇か蛸がのたくったような跡はなんじゃ?
部屋中に宇宙的恐怖の片鱗が漂っておるようじゃ…。

(吸魔の棺を手にした長老は魔族の侵攻に紛れて、獣魔の一団と共に地下へ続く階段を下りて行く。
ルルカ最下層へ続く階段の場所はネクロマンシーで動く仮面の導師の指が指示していた。
長い階段を下りる中、配下のスライムたちは先程の長老の言を聞き咎め、ルルカの創始者についての疑問をぶつけてきた。)

>274-277 >279
よくぞ気づいた! わしの言葉の中の違和感に。
…分からぬか? わしは試していたのだ。汝らの洞察力を。
新世界で生きる住人に相応しき者かをのう…もし年寄りの耄碌と聞き流しておったら汝らを切り捨てておった所じゃ。
―――ヴェンツェルは歴代の師父の中でもとりわけ封印術に特化しておった魔導師。
奴はルルカ創設の頃より生き続け、己の魂までも魔術具に封印して何百年も生き続けていた。
そして大きな事件が起こるたびに何度か歴史の表舞台に現れたのだ………まあ、ロネの封印を最後に消えたがのう。

>286
(その時、頭上から地響きが聞こえた。)
この強烈な破壊の波動…地上の魔軍は壊滅したか。
ルルカの者の仕業なら大したものよ…まあよい。代わりなどいくらでもおる。

(老人馬の言葉は地の底に続く大階段を歪みながら反響し、聞く者に狂える亡者の声を思わせた。
行き止まりの扉を開けてルルカ最深部の地下空間に入り込んだ老ケンタウロスは、驚嘆に思わず息を呑んだ。
そこには整然と立ち並ぶ巨大建造物が林立していた。
立ち並ぶ建造物の中央には逆ピラミッド形の神殿が築かれている。
禍々しい偉容を誇る黒色の逆ピラミッドは、見ただけで中が地獄に通じる事を連想させた。
神殿群の周りにはルルカの水脈の中心たる広大な湖が広がり、湖岸には巨大な船が浮かんでいた。)

方舟も完成しておるな…ここならば方舟の保管には最適よの。
空をも自在に駆ける船とはいえ、やはり船は水に浮かぶのが相応しいからのう。
ふむ、あの奇妙な形のジグラトが冥府の門か。
はて…封印は破ったはずじゃが、未だ開門しておらぬぞ?

(仕方なく長老は外郭の建造物に入る…東館の中は書庫らしく、そこには無数の古文書、魔術書、禁書が納められていた。
その一冊を抜き取った長老は埃を払って本を開く。)
ほ…これは中々の蔵書ではないか。冥府に関する書物もあるようじゃのう…なに?霊脈を司る川の精霊族が必要とな?

ならば――――――ルルカを覆う水脈たちよ…汝らを司りし一族の姿を映せ。
(地底湖に掛けられた探知魔術がロネの勇者たちと話しているハクの姿を湖面に映す。
長老は湖面に映ったハクに手を伸ばすと一気に引き上げた。)
313魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/05(日) 00:59:06 0
>>304
>アリスティスラ
>女王を蒸発させようとするなんて!でも、きゃははは!一撃で仕留められなかった己のしくじりを悔やみなさい!
>ラピュタよ。この男の魂を喰え!
(魔人加藤は舌打ちした。勝ち誇る蛇女の先に、ユフーインの峰々を越え、雲の僕を引き連れたラピュタの姿が臨めた。
底蓋が開き、銀の光沢に輝く女の顔の像が見えた。その双眸が己を睨む。そこに青い稲妻が踊るのが見えた。
魔人加藤は喰魂の撃を避けるべく、式神から飛び降りた。だが飛び降りたとて避けられようか。
己の体の周囲に青い光の小さな玉が何処からか涌き付きまとう。手で振り払おうとも払えない。)

ぐおおおおお!
(魔人加藤はラピュタの誇る喰魂の洗礼を浴びた。避けられぬ死が魔人加藤を包んだ。)
314魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/05(日) 01:02:15 0
……………………?
(魔人加藤は己がどうなったか一瞬把握しかねた。気がつけば地面に立っている。どこだここは。
ルルカ庫裏棟前の庭に降り立っていた。そうだ。ラピュタの喰魂の稲妻を避け、式神から飛び降りたのだ。無事着地したのだ。
ラピュタの喰魂を自分は避けたのか?見上げると召還した式神は跡形も無く消失していた。)

貴様……。
(魔人加藤は己を見つめる女に気がついた。薔薇の絡まる門柱の上にアリスティスラが立っていた。アリスティスラは妖艶な表情で
舌で唇を舐めまわしていた。)

………俺に喰魂をくらわせたのではないのか。式神を狙ったか。それは次は俺を撃つという脅しか?
莫迦めが!貴様は俺を倒す機会を失ったのだ。
(魔人加藤は毛抜形太刀を抜刀した。アリスティスラを両断するべく。しかし魔人加藤の足が止まった。)

何故、俺を殺さなかった?
貴様………。
(間近に見るアリスティスラは、不可侵ともいうべき気を纏っていた。人如きが近寄るのさえ憚れる聖なる偉容ですらあった。)

まさか……いや。ありえぬ。……いや。だが。まさか。………まさか!
(魔人加藤は絶句した。ある考えが脳裏に浮かんだ。それは啓示と云えた。)

貴様は……将門公か!?平将門公が転生された……お姿か!?
(魔人加藤は、日本最大の怨霊平将門を蘇らせ、関東を破滅させんと画策する復讐鬼である。彼の悲願は眠る平将門を復活させる一事にある。
アリスティスラの尋常ならざる妖気に、魔人加藤は将門と同質のものを見た。疑うべくもない。彼女こそが将門の生まれ変わりであろう!
そうでなければ自分が畏怖の念に震える筈が無い。
魔人加藤は確信した。足が振るえ自然に膝が折れた。喜びに咽び平伏した。)

我こそは、公の為、永遠の忠誠を捧げる下僕に御座います。

(魔人加藤は将門の幻影に勝手に踊った。
魔人加藤もまた幽鬼の男と同じく、ラピュタの喰魂で殺されながらその記憶が欠落した、死者である自覚の無い死者であった。
アリスティスラのヤコブの剣で、新たな命を与えられたにもかかわらず、その記憶も持たされていなかった。
アリスティスラに従う真の奴隷。アリスティスラの毒牙に魔人加藤も堕ちた。)
315ドッペルゲンガー ◆lzGuAUxECE :2009/07/05(日) 01:04:25 0
>303
わたしの名前は―――イリスよ。ここの生徒。
落ちこぼれだったけど、今はこのとおり、魔法がとても得意よ。
……こうしてみると、ますます自分じゃないみたい。
でもまあ、生まれ変わったって考えれば、それも良いかも。
(イリスと名乗った少女は、そう言いつつ苦笑した。)

その黒い本だけど、ドッペルゲンガーはそれを読まれることをとても恐れていたわ。
多分、そいつに蛍の正体に関する記述があるんだと思う。

さっきも言ったけど、少しでいいから、1人で考える時間が欲しいの。
決心がついたら、あんた達にも協力しようと思う――どこまで力になれるかは分からないけど。

アッシュ。あまり女の子を泣かせちゃだめよ。わたしのことじゃなくて、ね。
それとアンドレ。あんたはお酒は控えて、あとトレーニングは欠かさずに。でないと、身体を壊すよ。
あんた達だったら、今回の事件でも生き延びれるって信じてるわ。
(イリスと名乗ったそいつは、テレポートで何処かへ去っていった。
 ちなみに、蛍の姿へと変えられたネズミは、元の姿に戻されることなく放置された。全裸で。)
316名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:09:53 0
>>314
マジかよ!wwwwww
317名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:11:48 0
Ω ΩΩ <ナ ナンダッテー!!
 
318名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:14:53 0
アリスタンすげえなあー
ラスボスを任されているというか祭りあげられているというか押し付けられているというかw
319TRPG好き好きスライム:2009/07/05(日) 01:21:23 0
>>318
協力プレイがTRPGは面白いんだよ。相手のパスに答えるのが。
ケンタもな〜。
ハクを自分で作っちゃってPCハクの存在を無意味化するよりは、
ハク争奪にエメのとこに襲いにいった方が何倍も面白かったと思うがな。
まあ。ケンタの自由だが。
320名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:32:00 0
>>319
それ面白かったろうな
惜しい!
321名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:43:15 0
ルーサがハクに花を持たせた>>296のに、自分でハクつくっちゃケンチャン万能無敵杉だお
本物のハクタン立場ないお(・ω・`)カワイソス
322名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:50:58 O
多分なんだが。健太がハクを作ったっていうのはこっちの勘違いじゃないか?
「エメたち勇者と話してるハクに手を伸ばした」、ってあるんだぞ。
これから普通に押し合い引き合い始まるんじゃ?
323名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:52:34 0
>>322
それだ!
324名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:55:51 0
>長老は湖面に映ったハクに手を伸ばすと一気に引き上げた。
・取り寄せバッグみたいに本物のハクを引っ張り出した
・像を作り、ハクのダミーを作り引っ張り出した

どっちなんだw
325名無しになりきれ:2009/07/05(日) 01:58:27 0
プロレスでいうなら加藤の見事な受けっぷりに酔ってしまって健太を誤解した予感
326明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/05(日) 02:02:06 0
(そこは薄暗い部屋で、本棚が立ち並んでいた。
 部屋の中心の椅子には、全身から淡い光を放つ人物が座っている。蛍だ。
 彼女は、その名前のとおり、蛍のように発光し、薄暗い部屋を照らしている。)

……やはり、魔神を人間にぶつけても、気合いで負けることが多いみたいね。
どうなるか見たくてイリスの魂を放り込んでおいたけど、まさかドッペルゲンガーを完全に喰うなんて。
まあ、身代わりになってくれたイリスには、あれくらいのご褒美くらいあげないとね。

(ドッペルゲンガーの肉体と能力は、イリスに提供されたのである。
 ドッペルゲンガーは、イリスの精神に負けたことで、取り返しのつかない破滅を被った。
 即ち、彼はイリスの精神に負け、本来の自我、精神=魂が完全消滅したのである。
 実際のところ、今のドッペルゲンガーの肉体には、イリスなる少女の魂が入っている。
 だが、イリスはイリスで、おぞましい化物として生きるハメになってしまった。)

そろそろ、自分でも事を起こさないとね。ふふ……

>170
(魔族の長老が引き当てた、堕天使の正位置。
 それは、地に落ちる者が望みを叶えることを表している。
 カードに描かれた堕天使は、無表情の筈なのに、不気味に微笑んでいるような錯覚を受ける。)
327スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/05(日) 02:05:23 O
>>312
スパイダーストリングス!
(別空間から伸びてきた手がハクを掴んだので、糸をハクに巻き付ける)
敵の魔手が伸びてきたぞ!
ハクを助けるために全員でこの糸を引っ張れ!
>315
(少し時間が経つと、彼女は口を開いた。)

イリス:『その黒い本だけど、ドッペルゲンガーはそれを読まれることをとても恐れていたわ。
多分、そいつに蛍の正体に関する記述があるんだと思う。

さっきも言ったけど、少しでいいから、1人で考える時間が欲しいの。
決心がついたら、あんた達にも協力しようと思う――どこまで力になれるかは分からないけど。

アッシュ。あまり女の子を泣かせちゃだめよ。わたしのことじゃなくて、ね。
それとアンドレ。あんたはお酒は控えて、あとトレーニングは欠かさずに。でないと、身体を壊すよ。
あんた達だったら、今回の事件でも生き延びれるって信じてるわ。』

(銀髪の男《>303》から名前を聞かれ、イリスと名乗ったその眼鏡の少女は、俺に優しくそういったのである。
余りにも突拍子だったため、俺はキョトンとしてしまったが……、)

ハハハハ、大丈夫だ。最近は控えているよ。それに、俺の様に巨人症持ちの人間というのは、基本
足等に気を付けねばいかんからな。トレーニングもちゃんとしているぞ。

(と、笑いながら返したのであった。そして彼女は、テレポートで何処かへ去っていった。全裸で、
蛍の姿へと変えられた鼠を其の儘に。

それを見た俺は目に毒だと判断し……、)

《バサッ》

(と、やや焼け焦げている自分のコートをかけてやったのであった。)
さて、と……。何とかしてやれないものなのか……。

(俺はそう呟くと、大浴場を後にして、学生達が避難して待っている広場へと戻った。
学生達は、不安と『アメダスペン』による雨の寒さ、或いは怪我の所為か、カタカタと
身体を震わせたり、泣きじゃくっている。あのエリスという少女だけではなく、この学生達も
紛れも無く、今回の事件の被害者だ。この子達にも何とかしてやらねば、と思った。

まあ幸い、『アメダスペン』の効果は段々と薄れてゆき、小雨と変わっている。この様子だと、
再び空に月明かりが照らされるのはもうすぐであろう。

俺は学生達を安心させる為……、)

皆、落ち着いて!!!!! もう直ぐ、救助は来ます!!!!! だからもう暫く、此処で……、

(待って下さい、と言おうとしたその瞬間!!!!!)

>>286
《ドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!》

(と、凄まじい地鳴りと共に地面が揺れ、その後に……、)

《ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!》

(と、凄まじい轟音と共に、突風、いや『爆風』らしき風が土煙を巻き上げながら
吹き荒れたのである!!!!!!!)

うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!

(その凄まじい威力の『風』に吹き飛ばされる俺と学生達。俺は近くに立っていた木に『掴まった』。いや、
正確には『運良く、腕に引っ掛かった』と言っても良いのだろう。

その『風』が次第に治まると、辺りには学生達が丸でぶちまけて散乱したパチンコ玉の様に、広場に
横たわっていたのである。幸い、その避難場所はだだっ広く、ほぼ平坦と言って良い程、緩やかな坂の
程度の広場であり、障害物となるものはその俺が引っ掛かった木程度であったのである。つまり、悪くても
擦り傷程度の怪我人で済んだ、という事だ。

だがもし、場所の近くに建築物や岩場と、障害物が存在していたとなると……、重傷者はおろか、犠牲者まで
出ていたのかも知れない。

閑話休題。俺は頭を振って砂埃を払うと同時に気を取り戻し、顔を上げた。するとその前には、信じられない
光景が俺の目に飛び込んで来たのである。それを見た俺は、言葉を失った。)

何だ、コイツは……。

(もうもうと立ち上る、原爆等といった類の核兵器が起こす爆発による、どす黒い茸雲に、高さが優に2、30mは
あるであろう、『塔』と言うより、『人』の形をした巨大な『化け物』が立っていたのである。おそらく、その『化け物』が、
その爆風を引き起こした。俺はそう直感し、慌てて……、)

おい、皆!!!!!! 此処に居ては危険だ!!!!! 早くもっと離れた場所に移動するぞ!!!!!

(大音声で怒鳴りながら呼びかけ、倒れたり、蹲ったりしている学生を起こした。だが、ショックで動けない者も
いた為、俺はその者達を担いで、更に遠く離れる事にしたのである。

……どれほど歩いたのであろう、町の明かりが前方に見えてきたのである。恐らく向こうは、ユフーインの
町だ。其処で俺は……、)
皆、よく聞いてくれ!!!!! 今から君達は、あの町に行って、今起こっている事を警察か役場に行って
ありの儘に報告するんだ!!!!! 動けない者は、動ける者の手を借りて下りる様に!!!!!

俺は今から引き返し、ちょっと仲間と合流する!!!!! 何、直ぐ終わるからな!!!!!

だからそれまで、報告が済んだら、その町で待機する様に、以上だ!!!!!

(俺は幾分か説明が不十分ながらそう伝えると、ルルカ学府へと引き返した。ちらと振り返ると、
学生達は皆お互いに手を取りながら、町へと下りて行った。

それを見て安心する俺。急いで、坂を駆け上がり、異変が起こっている場所へと目指した。
しかし、そのまま駆けつけるとなると、単にやられに行くだけだ。俺は鈍い頭を無理矢理回転
させ、考えた。)

<……待てよ? そう言えばドサクサ紛れで気付かなかったが、あの浴場に妙な穴《>197》が
開いていたな。もしかすると、あそこを通れば、何か分かる様な気がするぞ!!!!!>

(俺は急いで再び大浴場へと戻った。辺りを見回すと、案の定、確かに洗面所の場所に大きな穴が
開いていたのだ。だが、俺の体格では通るには狭すぎる。)

<ええい、仕方が無い!!!!! ならば無理からでも、通れる様にしてやるわい!!!!!>

(俺は焼けた脱衣所に垂れ下がった、1m以上もの折れた角材の破片を2本、『パワー手袋』を
嵌めた手に持ち、穴に入った。)

うおりゃあああああっ!!!!!!! 《ガッ、ガッ、ガッ、ガッ!!!!!!!》

(そしてその角材で穴を広げる為に掘り、死に物狂いで行進する。そして遂に……。)

《ガッ!!!!! ガラガラガラッ!!!!!》

(出口となる場所を発見!!! 急いで顔を出すと、其処にはあの御淑やかな美しい少女《エメラルン》、
スパイダーマン、兜を被った猫《ひこにゃん》、可愛らしい犬《チャロ》、水干姿の美少年《ハク》、そして
米沢といった面々が揃っていたのである!!!!!)

<よっしゃあ!!!!!>

>>327
(俺は心の中で歓喜の声を上げた。だが様子が可笑しい。皆が何かを引っ張っているのである。
そして俺はその先をよく見ると、何とその水干姿の少年が、別の空間から出て来た手らしきものに
引っ張られていたのである!!!!! そしてその少年が引っ張り込まれない様に、スパイダーマンが
例の『スパイダーストリングス』で少年を固定して、皆と一緒に水干姿の少年を助けようとしているので
ある!!!!!!)

うおおっ!!!??? えらいこっちゃ!!!!!! 加勢するぞ!!!!!!

(それを見た俺は、急いで蜘蛛の糸を手に取り、『綱引き』ならぬ『蜘蛛の糸引き』に加わる。
無論、『パワー手袋』を嵌めての参加だ。己の力もそうだが、これも無ければ、到底一溜まりも
無い!!!)

うおおおりゃああああああっ!!!!!!!

<頑張れ、少年!!! 頑張れ、皆!!!>

(そう心の中でエールを挙げながら、力一杯、蜘蛛の糸を引っ張った!!!!!!)
331チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/05(日) 10:38:06 0
>327 >330
そうや、渡してなるものかあ!
モンゴリアンエレクトロフィールド!!
(電気屋のオヤジ軍団を召喚し綱引き要員を水増しした!)
おーえす! おーえす!
(運動会でおなじみの掛け声をかける)
332米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/05(日) 11:01:53 0
>>305
>エメラルン
>米沢、一体なにがあった。訊かせて………あ!
>ラピュタ!
「この通り無事でしたぞ!ブロリ…スパイダーマン氏のおかげで助かりました!」
(そう再会の喜びを分かちあう余裕もなかった。地平線の山々を越えてラピュタがユフーインの地にとうとう来てしまった。)

>あのラピュタこそが災厄の中心になっている。ラピュタを無き物にできはしないか?
な、なんですと?
(突拍子も無い事を。だが我等の姫様は、とんでもない事を言い出すお方だ。尊敬と少々の呆れを込めてマキューシオは、エメラルンを姫元帥と呼ぶ。
それを思い出して、米沢は軽く吹き出してしまった。)

ラピュタに蓄積された霊団エネルギーをどうするのか。根本的にラピュタを破壊するすべがあるのか等、精査しなければならないでしょうなあ。
しかしルルカに集まった邪悪どもの野心を、根底から崩す妙手ではあります。
(痛快な策になるかもしれない案に、米沢は笑ったが、それどころではなかったと、はたと気がついた。

姫様。執務室で何があったのかお話ししなければなりませんでした。
(異空間の執務室での出来事を、かいつまんで米沢は話した。要点は逸らさずに確実に。彦根のバームクーヘンを急ぎつまみながら。
偽者だったククロスク。マンティコア僧ルーサの葛藤。ルーサの死。ルーサから託された願い。)

ズオード王を操り、姫様の祖国を滅ぼした張本人ルーサは非業の死を遂げました。惨たらしい死に様でした。
犯した罪の重さから、やがては死罪となるだろうと、私が話した矢先でした。
彼は死を以て、自らの罪の責任を取ったと言えます。死に瀕し、彼は悔恨の言葉を確かに言いました。
(だから、姫様。お恨みなさいませんように。
敵である自分達に、邪神に怯えるマンティコア族を救ってほしいと懇願したルーサの追い詰められた気持ちと、祖国を滅亡させられた姫の無念。
それを思うと米沢の気持ちは暗澹たる闇に沈んだ。
犯人は死んだ。自らを悔いて死んだ。だからどうか、それでお心を鎮めてほしい。無理な要求かもしれない。
しかし姫には憎悪と共に生きてほしくはない。未来に向ってほしい。そう米沢は祈りながら語った。)

このハクこそルーサの懺悔の証。ルーサが私達に送ってくれたのです。ハクは龍の精霊。ユフーインの龍脈の眷族です。
ハクのみがユフーインの龍の口を開く事ができま……!

>>327
>スパイダーマン
>スパイダーストリングス!
(水溜りから真っ黒な腕が伸びた。ハクの細い胴を掴むと水溜りに引き込んだ。浅い水溜りの筈が底無し沼のようだ。
米沢は蜘蛛の糸を握ると叫んだ。)
オーエス!オーエス!おーえす!わっしょいわっしょい!
333名無しになりきれ:2009/07/05(日) 11:36:26 0
>アンドレ
メール欄でそんなに謝らんでいいがな。叩く名無し=住人の総意。ではない。
もうTRPGスレの参加の仕方がなんとなくわかったろ?叩く名無しもいないし。まーガンガレ( ・ω・)y━~~~
319-321
うろたえるなスライムどもよ!
あれほど洞察力に欠ける者は、楽園へ連れて行ってやらんと言ったであろう!
ハクを作るなど一体何の事かと思うたぞ。

…ううむ、しかし2レスに跨ってもこの辺りはもう少し克明にすべきであったかもしれぬ…。
時間軸的に、わしがハクを釣り上げるのはハクがロネの勇者と話した後。
しかし、正確にはハクはまだロネの勇者たちと話しておらぬ。
む…もしやレス番と時間軸が同一でないために誤解が起きたのではないか?
ルーサ死亡(293)→ハク何か言いたそう(305)→ハクがロネの勇者たちと話す(これから)→ハクの一本釣り(312)
く…わしがもう少し待っておれば起きぬ誤解であったか!?また待てずにやってしもうたというのか!
(長老はうろたえていた。その眼には狂気が宿り、その言葉の意は側近の獣魔たちも理解が及ばなかった。)

>322
汝が正解なるぞ。
褒美に汝を強力無比にして衆に羨望される姿のスライムにしてやろう…。
(長老は>322に赤い粉を振りかけると>322の姿はオレンジ色のスライムとなった。)

>324
先の答えである。
魔術でダミーを作った所で所詮ダミーは精霊族ではないからのう。
水を媒介にした水人形やアストラルの幻影体如きに精霊としての役割は期待できまいて。

それより…なぜだか思ったよりも重い。異常に重い。
わしは体力の方はいまいちでのう…汝らも力を合わせて引き上げるのじゃ!
(そして押し合い引き合いの綱引きが始まった。
獣魔たちとスライムが力を合わせて引き上げるといっぱい釣れた。大漁だった。)

むう!余計なものまで釣れおったか……ええい!出会え!出会えぇい!!
獣魔にスライムどもよ、わしを守れい!
(湖から釣りあげられた者たちをわらわらと獣魔たちが取り囲んだ。
合成獣キメラ、牛魔ミノタウロス、人狼、魔犬ガルム、黒象ギリメカラ、そして人食いビーバーであるアーヴァンクに多数のスライム。
キメラは高熱の炎を噴き出して、最初に現れたスパイダーマンに襲いかかった。
炎を浴びた糸はどろどろに溶けて燃え落ちた。
アンドレと同じぐらいの体格のミノタウロスが好敵を見つけたとばかりに掴みかかり体をへし折りにかかる。
魔犬ガルムはチャロに対抗心をむき出しにして吠えかかった。
人狼が跳躍して米沢の頭上から飛びかかり、鉤爪を伸ばす。
長老はサッと魔物たちの陰に隠れると、魔術で拡大した声をハクに飛ばす。)

ハクとやら…どうやら汝は恐怖に囚われておるようじゃな。
その恐怖、わしが取り除こうぞ。
何、簡単な事よ…この世界を滅ぼして他の世界に逃れるのだ…あの自在に宙(そら)を駆ける方舟を用いてな。
(首を湖に浮かぶ巨船に向けた。)
一人生き残っても詮無いというならば、汝の望む者だけは方舟に乗せても良い。
…おお、そうだ!汝の一族を冥府から蘇らせ、再び繁栄させようではないか。
父はどうだ?母はどうだ?人間どもの製鉄や染業の廃水で川が汚れ、死に絶えておるのではないか?
霊脈の力を支配すれば、わしはその力を用いて死んだ者を冥府から連れ出せよう。
さあ…ハクよ、わしの為に冥府に通ずる霊脈の門を開いてくれぬか?

(米沢、チャロ、アンドレ、スパイダーマンに向かって)
わしは魔族の長老の一人…黒ケンタウロスのケンタなり。
汝らは、この世界の者ではないようじゃが…何故この世界の愚かしい諍いに介入する?
異界の住人たる汝らには何の益もなかろうに?
―――まあ良い、まずはわしの大望を聞くがよい。さすれば汝らも考えを変えよう。

この世界は人と人、人と魔、魔と魔の絶え間ない争いにて疲弊しておる。
わしは長年この世界を見続け、地に生き物が多すぎるのが争いの真の原因と見た。
地に満ちるほぼ全ての動物は自然の状態では同じ種を攻撃せぬ。
しかし…その数が増えて、狭い場所に大勢が居住するようになると凶暴になり、同族を殺し始めるのだ。
これは人や魔とて同じ…人や魔が地に少なかった時代に比べ、ここ数十年は明らかに凶暴性を増しておる。
人口密集地である都市は凶悪な犯罪が起きやすいのは知っておろう。
魔術による憎悪や欲望の増幅も容易くなっておる…元々爆発寸前なのだから当然じゃな。
ズオードの侵略も魍魎たちが裏で糸を引かずとも数年の誤差も無く起きたであろう。

もはや世界は過剰に増えた生き物を養いきれぬ。
僅かな資源を巡って人や魔が争いを続けるならば、世界を再生して豊穣とすれば争いは起きぬ。
わしは結論した…永劫に続く争いを終わらせて、世界を再生させるには一旦全てを滅ぼさねばならぬと。
そう…地上に蔓延る害虫どもを大いなる炎にて焼き払い、選ばれし者たちで一から世界を創るのだ。
選ばれし者たちが新たに創る世界は争いの無き理想郷となろう…。

―――もし汝らが手を引くならば、今すぐに異界に送り届けても良い。
宝物を望むなら金貨の詰まった黄金の櫃を与えよう。
我が理想を妨げるでない…長き時の目で見るのだ…千年後に世界を見れば、わしが正しかったことが証明されるのじゃ!
336名無しになりきれ:2009/07/05(日) 14:23:23 0
えーとw
舞台は地下の湖なんだよね?米沢らは綱引きに負けて引きずり込まれた?
エメ、リコ、ひこにゃんの描写が無いのは、ケアレスミスか三人は引きずりこまれなかったのかどっちだ?w
33711種類の秘伝スパイススライム:2009/07/05(日) 14:38:33 0
えーとw
綱引きに明示的に参加→自動的にケンタの元へ
その場にいたけど綱引きに参加してたか不明→不明(各自に任せる)
なんじゃないかな?
338ケンちゃん、アアン早すぎ:2009/07/05(日) 14:47:09 0
>>336、せんとを忘れているがな


339名無しになりきれ:2009/07/05(日) 15:01:26 0
>>336
名無しが質問するのはいいと思うよ。
でも。
参加コテ達のレスをよく読むのが先でそ?
1ターン以内の出来事を読めば>>337が分かる。
340名無しになりきれ:2009/07/05(日) 15:16:25 0
読解力ある奴ばっかじゃないだろ??分かんなかったら遠慮するな
読めば分かる質問に答えてもらえるかは周りのボランティア精神次第だが
341せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/05(日) 15:29:49 0
(広〜い広い池があった。蓮の花があっちこっちに咲いていた。空には天女が舞っていた。)

ついに我、極楽浄土に来たり!
(せんとくんは涙した。)

「せんとよおおおおおおおおおおおお……」
(エコーのかかった声がした。ふりむくと六本木ヒルズよりもでかい黄金の大仏さまがいらっしゃった。)

「蜘蛛の玉を取ってこいと、わし言うたやんんんんんんんんん……どないしたああああああああああ……んんんん」

た、ただちに!
(せんとくんは慌てて返事した。)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いいからよこせ!よこせって!
(気絶していたせんとくんは、がばっと起きるとスパイダーマンにしがみついた。
それでバランスが狂ったのか綱引きチームがどどっと水溜りに引き込まれていった。いなくなったしまった。
エメラルン、リコ、ひこにゃんが口をあんぐり開けている。ようやくせんとくんは正気に戻った。
ふと気がつくと、せんとくんは蜘蛛の玉を持っていた。今度こそ正真正銘本物のプルトニウム球体だ。)

ど、どうしよう。
342名無しになりきれ:2009/07/05(日) 15:36:18 0
>>341
有無を言わさず解決w

しっかし5W1H守って誤読しようのない文章書けば騒動は起きないと思うのだがな
こんなゴタゴタ毎回毎回普通起きんがな
343名無しになりきれ:2009/07/05(日) 15:50:47 0
(米沢らは懸命に堪えたが、ハクもろとも水たまりに引きずりこまれた。彼らは亜空間で繋がったルルカ地下湖に落ちた。
湖から釣りあげられた者たちをわらわらと獣魔たちが取り囲んだ。ry

とかなら疑問の余地なくね?
ま〜文章を推敲しつくして投下するわけじゃないから、こりゃしょーがねーだろ
たまたま昨日今日重なったのは不運だったな>健太
344名無しになりきれ:2009/07/05(日) 15:55:19 0
レスがおかしかったり紛らわしい場合、目配りのきくコテが微調整したりフォローする
名無しも黙って待つ事を覚えれ
345名無しになりきれ:2009/07/05(日) 16:05:17 0
健太は後続に託した
せんとはそれを受けた
ふつくしいコンビネーション
346ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/05(日) 16:07:39 0
>>306
>アーシィ
>…今なら不意うちでぶんどれないかな。エメラルンの剣。
それ、いいね。採用。
マキューシオ。状況が変わった。君は重すぎ。
(箒は二人を乗せて地上すれすれに浮いていた。強引にマキューシオに跨られ、これまた強引にマキューシオはアーシィを自分の前に乗せた。
これから箒を使って飛ぼうとしていたマキューシオだが……。箒は突然垂直になった。マキューシオがずり落ちる。そこを……)

パカ――――――――――ン

(箒のはたきの部分をフルスイング。マキューシオは放物線を描いて飛んでいった。)
姫様んとこに送ってやったよ〜!

さぁ。アーシィ。さっきの君の発言。それ、いいねいいよ。やろう。軽い君とならできる。
いいかアーシィ。これから蛇女のところに忍び寄る。
(箒は物陰に隠れながら低空飛行で庫裏棟前庭に向った。薔薇の這う門柱の上に立つ未だ全裸のアリスティスラが見えた。)

いいかい。これから弾丸よりも早く飛ぶ。あの蛇の脇を擦り抜ける。その瞬間、君は姫の剣を取り戻すんだ。
チャンスは一回。しくじったら終りだよ。しっかりつかまって。いくよいくよ〜。
(箒は力を貯めるように震えた。引き絞られる弓矢だ。)

今だ!突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃ――――!
(箒は最大戦速で飛び出した。(どうなったか結果の描写は)頼んだよアーシィ!)
347アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/05(日) 17:13:10 0
>>314
>魔人・加藤保憲
>我こそは、公の為、永遠の忠誠を捧げる下僕に御座います。
(平伏する加藤に、アリスティスラは“合”の勝利を確信した。
偽ククロスクは死んだ。幽鬼と加藤は下僕となった。ドッペルゲンガーは魔力を人間と同化し過ぎた為に磨耗した。
魔が魔を殺しあう悪魔の祭典“合”の結末は近い。
残る敵は独り。ケンタウロスのみ。)

きゃはははははははは。あーははははははははははは!
(アリスティスラは狼爪の短剣を振り上げた。地下の湖に振り下ろすつもりだ。狙いはケンタウロス。
殺されたと気がつかないうちに殺してあげる。
アリスティスラは口が裂けるような凄まじい狂笑をした。)

死ね!
348リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/05(日) 17:14:53 0
>>335
ハク!
(邪な憑き物が取れた本来の澄んだ瞳のハク。ルルカに戻ってきてハクに会ったけれど、感じていた違和感。それが無くなった本当のハク。
やっと再会できた。そう思った。けれども一言も会話する時間も与えられずに、ハクは助けようとした米沢たちとともに、水溜りの中に消えていった。)

ふざけるな!
(怒りに駆られリコは、ハクたちを飲み込んだ水溜りを四つん這いになって覗き込んだ。ただの泥があるだけ。ただの水溜り。)

空間転移魔法で僕に勝負するのか!
(柄にもなくリコが挑発的な言葉を発する。拳で水溜りを打つ。ハクを奪われた怒りが心に燃えさかる。)

魔馬ごときに負けるなハク!誇り高い龍の一族だろう!
ロネ山で僕は見た。巨師様の固い結界を。敵であるドゥーラ・エイモンすら解けずに賞賛したヴェンツェル様の結界を!
「大いなる存在」は決して復活などしない。僕らの偉大なる師ヴェンツェル様を信じろ!
ヴェンツェル様の結界は決して破れない。このルルカにあっても!魔馬は嘘をついている!
漁夫の利を狙う老人にすぎない!そやつに力など無い。

此方と彼方、遮るは邪に汲みするか。精霊よ百里の道すら空けて正と聖の行使の援と為せ!
(呪文詠唱。)

ハク!つかまれ!
(水溜りの底を地底湖につなげた。リコが手をさしのばす。)

みんなも!みんなをつかんで!
(エメラルンたちにもリコは呼びかけた。手を伸ばせ。仲間を救うために。)
349マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/05(日) 19:22:24 0
>>346
>ヴェンツェルの箒
(箒に尻を叩かれ飛ぶマキューシオ。手足をばたつかせ飛ぶ。)
箒!てめぇ…こ……ば……や……!
(毒突くも言葉にならない。)
………っ!
(類稀な運動神経で着地。確かに姫のところには着いた。)

>>348
>リコ
>みんなも!みんなをつかんで!
(リコが水溜りに腕を突っ込んでいる。見たところ浅そうだ。しかしリコの腕は肩までずぶずぶと浸かる。)
魔道的なアレか?
(もう慣れたものだ。マキューシオも水溜りに腕を突っ込んだ。水面を覗き込んで理解した。別の場所につながっている。)

女湯では女の脱いだ服を運び、箒には尻を叩かれ、今度は水溜りで釣りのまねごとか。俺は騎士だぞ。
ハンマ将軍が見たら、情けなくて号泣されるぜ。
おら。捉まれ!アンドレ。おまえの巨体は俺でないと引き上げられねえ!
350Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/05(日) 21:04:49 0
【欠落追想】

けしきが、まっかだった。
ひとりぼっちで、かなしかった。
けむりがしみて、いきがつまった。
ほのおがもえるおとが、こわかった。
おおきなはしらどけいが、わたしのせなかをおさえている。

あついよ。

「おとうさん…」

どうして、たすけてくれないの?

いたいよ。

「おかあさん…」

どうして、なぐさめてくれないの?

さみしいよ。

「おにいちゃん…!」

けしきが、かわった。

―――おにいちゃんが、きてくれた。
はしらどけいを、せなかでおしてくれていた。

だけど、おにいちゃんは、ちだらけで。
それがとってもいたそうで、かなしくて。
わたしは、むねがくるしくて、いきがつまった
おにいちゃんが、こわれちゃいそうで、こわかった。
……わたしは、めをつむって、みみをふさいで、さけんでいた。


  ――――あの時、私は兄さんに向かって何と叫んでいたのだろうか。
  毎晩おなじ夢を見ているのに、その部分だけがどうしても思い出せない。


さいごに、おおきなはしらどけいの、おおきなぜんまいがゆがんで。
がらん―――と、おおきなおとをたてた。

『わたしの名前は―――イリスよ』【>315】

「"イリス"か……いい名だ。その響きは、お前に良く似合っている」

『――あまり女の子を泣かせちゃだめよ。わたしのことじゃなくて、ね』

「……ならば流れ落ちるその涙を、遠くから風で拭い去ろう。
 傍に居て悲しませるよりも、そう在る方が幸福な筈だ。
 ―――俺の運命に巻き込んでしまうよりは」

何処かへと消えた少女の姿を見届け終えて、浅い一呼吸。
背を預けた壁面に、ずるずると血痕を引きながら崩れ落ちる。
身体は剣で出来てる―――だが、その剣は砕け散る寸前だった。



……

【再現追想】

――――その声を、覚えている。


『もういいの。もういいから!
 おにいちゃんこわいよ……こないで?
 こっちにこないでったら!わたしは、ほっといて……!!』


酷く軋んだ。

柱時計の筐が?

自分自身の背骨が?

紅い世界が液状に歪む。

音を立てて何かが崩れた。

流れ出る己の血を見る度に。

全てを喪失した筈の今でさえ。

その悪夢は破壊するモノを求め、再現され続ける―――――



……

『……………………この、馬鹿野郎』【>306】




―――――そんな呟きが、何処かで聞こえた気がした。
352名無しになりきれ:2009/07/05(日) 21:27:05 0
詩人だのう
353ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/05(日) 21:31:17 0
けったいなじいさんに騙されてはいけにゃいにゃ!チャロ!
(ひこにゃんも親友を救おうと腕をつっこんだ。)

あー、ひこにゃんの手は短いにゃ!
召還!
(琵琶湖鮎漁用投網を召還した。網を投げチャロをすくう。ただし魚臭くなるが!)
354ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/05(日) 22:58:27 0
>>346
>ヴェンツェルの箒

(ターミネーターは高速で接近する飛行体の存在をレーダーで探知した。
骸骨状の醜悪な頭部を高速飛翔体に撃墜すべく向けた。)
【>354】

―――I am the ash of my brand.

「済まないが、少々邪魔をさせてもらうぞ――」

高速飛翔体を捉えていたレーダーに突如出現した反応。
直後、殺戮機械の光学センサーが真紅の光彩に覆われる。

「――あの砲弾妖魔から"遅れるな"と言われていたのでな」

立ち塞がった紅衣の彷徨者は、赤銅と白銀の刃を投影した。
356ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/06(月) 00:25:29 0
>>335
>ケンタウロス
>その恐怖、わしが取り除こうぞ。
>>348
>ハク
>「大いなる存在」は決して復活などしない。僕らの偉大なる師ヴェンツェル様を信じろ!
(リコの空間転移の開口部は、垂直の水面となってハクの背後に現出した。垂直の水面に必死に叫び手をさしのばすリコが見える。)
私は……。
(ハクはリコの手を握り締めた。)
汝ではなく、リコの言葉を信じる。
「大いなる存在」が恐怖で世を乱す邪悪ならば、汝もまた恐怖で世を破壊する邪悪。どうして従えよう。
マンティコア僧ルーサが今際の際に私を解放してくれたというのに!
甘言をもって私を篭絡しようとも無駄です。

(ハクの脳裏にエメラルンの言葉が蘇った。)
>>305
>エメラルン
>あのラピュタこそが災厄の中心になっている。ラピュタを無き物にできはしないか?
>>332
>米沢守
>な、なんですと?

(なんてことを言い出すのだろう。ルーサと見事な言葉の対決をした米沢が、言葉を失っていた。
リコがルルカに連れて来た、あの人間族の姫君にどんな深慮があるのだろう。
……もしかしたら無いのかもしれない。
人間というものは、おかしなものだから。
人間はおかしい。おもしろい。はかないが楽しい者たちだ。

ハクは決意を固めた。
姫君に頼りきるつもりはない。姫君の考えではなくこれは自分の選択。咎は己に来たれ。
ここでユフーインの龍脈を開く事は、どうであっても出来ない。身勝手な破壊をもたらそうとする魔馬の思い通りになるだけだ。
ならば選ぶ道は一つ。“合”の理をこの手で破壊する。その先に何が待っていようとも。)
357ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/06(月) 00:30:14 0
ヤンダル!
(ハクは呪句を唱えた。朗々と歌うが如く祈るが如く地底湖に美声は響き渡った。)

私は小白川の精霊ニギハヤミコハクヌシ。
あらゆる河川と山々の父にして母なる龍脈ヤンダルに伏して願い奉る。
御身の顎は悪鬼の邪心の的に成りせば……その顎、堅く、堅く、堅く、堅く、閉じたまえ!
大地が裂け天空が堕ち砕けようともその上顎と下顎を堅く、堅く、堅く、堅く、合わせたまえ!
閉じたまえ!


「「「「応(おう)!」」」


(地底湖の湖面がさんざめき、瀑布が声を成したような神声が力強くこだました。
地底湖を地鳴りが襲った。次に湖面に大きな渦が生まれた。湖底が裂け、湖水を飲み込み始めた。振動が大洞窟を揺さぶりはじめる。
龍の口が閉じるように、地底湖を湛える大洞窟が崩れだす。ユフーインの龍脈ヤンダルはその顎を閉じ始めた。)

魔馬。汝が魔族の長とは何をもってそう名乗るか。
(ハクはケンタウロスの配下に語りかけた。)
牛魔ミノタウロス。汝は汝の一族、牛魔の群れに帰れ。魔犬ガルム。汝は汝の父母の元に帰れ。他の者も一族の元に帰れ。
汝等は最早、魔馬に使える責は無い。故郷に帰りなさい。
魔馬。汝の野心はここに潰えた。
御覧。
(天蓋から落下した巨岩が箱舟を押しつぶした。箱舟が紙細工の様にひしゃげる。箱舟よりも大きな岩がつぎつぎと圧し掛かる。
ハクの怒りはヤンダルの怒りとなって箱舟に鉄槌を下した。箱舟は轟音と共に炎上し木っ端微塵に爆散した。)

皆、逃げよ。ヤンダルの口が閉じる!
米沢さん、チャロ君、アンドレさん、スパイダーマンさん、早く!リコの所へ!
358名無しになりきれ:2009/07/06(月) 00:35:29 0
スペクタクル!
スレのラストシーンでもいいくらい!
359名無しになりきれ:2009/07/06(月) 00:41:23 0
な。名無しが騒がなくてもいいんだよ。
健太カワイソス。こんなにいい展開の元を投下したのに。
>健太&ハク GJ
360名無しになりきれ:2009/07/06(月) 00:44:48 0
>>359
余韻が台無しだろ
空気嫁
361名無しになりきれ:2009/07/06(月) 00:56:24 0
わいわいがやがや楽しむのがこのスレだと思ふよ
ときどきもめるけど……コテも大変だけど……
名無しの声の存在はでかいぞよ
純粋なTRPGスレではなくて、質雑スレが物語りしている感じだす
名無しと距離が近いっす
362名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:02:38 0
自分達の存在が大きいのだと言いたいのですね、分かります
363名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:09:05 0
>>362
と名無しが書くのもw
364スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/06(月) 01:21:33 O
>>335
(キメラに糸を燃やされて)
糸は燃やせても我々の結束は燃やせないぞ!
スパイダーストリングス!
(別の糸を飛ばしてキメラの体を縛り上げる)
(ケンタの話を聞いて)
千年後にその考えが成功しているとなぜわかる!
千年先の平和よりも今の人々の平和を求める男!
スパイダーマン!
別次元の人々であろうと罪なき人々を虐殺するケンタ、許せん!

>>357
>皆、逃げよ。ヤンダルの口が閉じる!
>米沢さん、チャロ君、アンドレさん、スパイダーマンさん、早く!リコの所へ!
了解したぞ少年!
>>353
>召還!
スパイダーネット!
逃げ遅れそうな者は捕まれ!
(ひこにゃんの網を掴んでチャロと一緒に脱出)
(誰も逃げ遅れないよう蜘蛛糸の網を伸ばす)

>>341
>ど、どうしよう。
(せんとくんの持つプルトニウム球体を見て)
その時電流走る男!
スパイダーマン!
エメラルン姫の考え>>305、しかと理解したぞ!
(ラピュタがケンタに喰魂攻撃中>>347
(せんとくんのプルトニウム球体を奪い取ってラピュタに投げつける)
プルトニウム球体投げ世界チャンピオン!
スパイダーマン!
(プルトニウム球体は吸い込まれるようにラピュタに飛んでいく)
(少し遅れてラピュタは大爆発して四散する)
365おいおい:2009/07/06(月) 01:25:52 0
ラピュタにプルトニウム球体は吸い込まれてしまった!
(プルトニウム投げつけても爆発しない件(´Д`)
366スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/06(月) 01:28:28 O
うはw勉強になるスレw
俺無知乙ww
367名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:29:28 0
ラピュタそんなに簡単に壊しちゃアーたんのこれからの活躍の意味も、アリスの迫力も一度に無くし杉
いくらなんでもそりゃねーべ
ストーリー破壊しただけじゃん

>>365 
GJ
368名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:30:14 0
>>364
スパ、それは無い!
369名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:32:33 0
>>365
  _n
 ( |  _、_
  \\ (<_` ) good job!!
   ヽ_ ̄ ̄ )
370原子化学を忘れたスライム:2009/07/06(月) 01:39:09 0
元々、水爆を起爆させるための原爆なんだよなあ>プルトニウム
てことは、全部集めれば臨界超えるだけの量はあって、
でも当然、まだ全部集まった状態にはなってなかった。

投げつけた事や魂喰ビームに触れた事で全部集まったとすれば臨界で
ラピュタメルトダウンの可能性はある・・・んだよね?

専門家の米タンに期待w
371名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:40:06 0
スパイダーマンに罰ゲーム
沢田研ニ主演、映画「太陽を盗んだ男」1979年度作品を10回見ろ
ツタヤに走れ!w

中学校教師が原爆を作る話だ!俺は見たことないがな!
372名無しになりきれ:2009/07/06(月) 01:43:50 0
>>370
プルトニウム球体の全周囲に同時に爆縮の圧をかけねばならないから無理

そんな科学的話でなくても、>>364展開は、ね〜〜〜〜〜〜わ

つかスパ、真夜中に盛り上げるなwwww
373せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/06(月) 02:09:19 0
>>364
>プルトニウム球体投げ世界チャンピオン!
>スパイダーマン!
>プルトニウム球体は吸い込まれるようにラピュタに飛んでいくー!
>少し遅れてラピュタは大爆発して四散するー!(これ全部セリフにした。)
どうしたのぢゃ?突然!?
ぬほ!
拙僧に取り付いた蠅がまだ生きておったか!耳に入っとる!幻覚を見せられている!?
(どかっ!)

(せんとくんはスパイダーマンにちょっと笑いながら昇竜波をくらわせた。プチっと今度こそ蠅を潰した。)
374名無しになりきれ:2009/07/06(月) 02:17:58 0
(・∀・)bグッジョブ!! 
375明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/06(月) 02:22:12 0
(突然、地底湖の水が真っ赤になった。
 水だと思っていたそれは、生物の血液のような、ドロドロした液体に変化していた。
 その中から、黒く長い髪をサイドにまとめた、小柄で子供っぽい要望の少女が現れた。
 紛れも無い、あの明星蛍だった。
 彼女が現れた瞬間、周囲の風景がネガポジ反転したかのような、異様な空間が発生した。
 まともな生物にとっては、空気が異常に重くなったように錯覚される。)

はじめまして。わたしが、明星蛍よ。
(蛍はスカートを軽くつまんで、うやうやしく一礼した。
 彼女は全身から薄明かりのような、それこそ蛍の光のようなオーラを放射している。)

(蛍は原理不明の移動手段を使って、一瞬でケンタの目の前に現れた。
 彼女は、上目遣いでケンタの顔をを見据えている。)
さて、ケンタ――あんたにはお世話になったから、お礼を言いに来たの。
そう、あんたはサタンの介入を恐れて、サタンとセトの分離を試みた――

(具体的には前スレ155、および160-161を参照。
 黒馬のケンタウロスことケンタくんの策略により、赤井竜子は無数のサタンに分解された。
 その結果、大量のサタンが多元宇宙のあちこちに出荷される弊害が発生した。)
あのとき、あんたが竜子を排除してくれたお陰で、わたしはこうして物質界に実体化できるようになった。
何より、多元宇宙に散ったサタン達の大多数は、
現在進行形で、あちこちの世界に大規模な災厄をもたらしているしね。
……ふふ。あんたには、心からお礼を言うわ。

さあ、あんたの望みを言ってごらん。
感謝の印に、それを十二分に叶えてあげよう。
(蛍は小さな胸をポンと叩き、自信満々にそう言った。)
376アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/06(月) 03:20:47 0
>>346
オッケー、意地でも成功させるさ。いい憂さ晴らしだよ――ああ、なんでもない。
いーよ。いつでも始めて。
(庫裏棟前庭、植木の影。箒とそれに跨ったセーラー服の少女という、ある意味危険極まりない構図の密やかな会話。
やがて箒は震え出し、彼女も始まりが近いことを認識する。
先刻の暗鬱とした気分を忘れようとするかのように、深く息を吸い込んだ。
役目は果たす――無駄に軽いのはこういう時のためなのだから!)

>箒 「今だ!突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃ――――!」

*  *  *

>>347
(蛇魔女の哄笑と共に高く掲げられた瑠璃の剣は、しかしその場から振り下ろされることは無かった。
何事かと魔女が振り仰ぐ。
目に映るのは、その刀身が箒から身を乗り出した妖魔の右手にしっかと握られている様だ。)

っ――その剣は、お前みたいな卑しい奴のもんじゃないんだよ!!

(少女は叫び、手首を返した。二体の妖魔の間で一瞬の力比べが展開する。
結果。箒の突進力の恩恵を得たアーシィは、ついにその柄をアリスの手からもぎ離すことに成功した。
魔女に追撃をしかけられる前に、彼女は振りかぶり――慣れた投擲の動きで、その剣を虚空へと投げ放つ。
直進すれば、それはエメラルンたちがいるすぐ脇の尖塔に突き刺さるであろう。)

“姫……気づいて!!”

(アーシィの顔が僅かに歪む。
曇り無い刃に深々と切り裂かれた右手の平からは、血が滴っている。
彼女は薔薇の添い咲く門柱から離れる間際、その右腕を振って呪を唱えた。
刹那、飛散した血液を中心に幾つもの小爆発が発生する。
それは大した威力は持たないが、一瞬でも魔女の動きを止める程度の効果はあるはずだった)
377チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/06(月) 11:00:03 0
>334
(綱引きに負けて釣りあげられた! 
水を通ったことで1/2システム発動! 犬耳美少年になった!)

>335
(魔犬ガルムが吠えてきた!)
困るわあ! 対抗心燃やさんといて!

>(ケンタの演説)
そりゃすごいなあ! でもワテらはゆるキャラ!
そんな立派な計画考えんとまったりゆるーく人生楽しもうや!
新世界の神になるー!っと崇高な理想の下に素晴らしい新世界を作ろうとした
マンガの主人公は頑張ったのにろくな末路をたどらんかったで!

>353
>けったいなじいさんに騙されてはいけにゃいにゃ!チャロ!
(現れた琵琶湖鮎漁用投網にかかる)
その声はひこにゃん! そうや、ゆるキャラパワーは世界を救う!

>357
OH!! スペクタクル!
>皆、逃げよ。ヤンダルの口が閉じる!
>米沢さん、チャロ君、アンドレさん、スパイダーマンさん、早く!リコの所へ!
皆逃げよって……死亡フラグ立てたらあかん! ハクはんも早く! ……あぁああああああ!!
(問答無用でひこにゃんに引き上げられた!)
378名無しになりきれ:2009/07/06(月) 17:59:14 0
>347
霊脈が上げる微かな悲鳴………蛇女め、小娘の分際でここに気付きおったか。
蠱毒の毒虫を二匹飲み込み、今またわしまで喰らおうとは…どこまでも貪欲な蠎(うわばみ)よ!
だが、そうそう思い通りには行かぬぞ…わしの手には吸魔の棺があるのだ。
ラピュタは汝如きには過ぎたる玩具。
こうなれば方舟を動かし、わし直々にラピュタに乗り込んで怨霊団を吸魔の棺に喰らわせるとしようぞ。
しかし…吸魔の棺は誰に開かせたものかな?それなりに魔力があり、使い捨てても惜しくない者でなくてはのう…。
(長老は配下の獣魔に目を向け、誰に吸魔の棺を開かせるかを思案し始めた。)

>356
(ハクは長老の提案を拒絶し、竜脈を閉ざすべく呪句を唱えた。
呪句の響きに共鳴して振動が洞窟全てを震わせ、幾つもの岩盤が落下してきた。)
な、なんという馬鹿な事を…疥癬の病を放置して大病とする愚かを知れ!
長き時を生きる竜の精霊よ…いつの日か、汝はその選択を後悔する日が来よう。
わしと同じように悠久の時の果てに絶望と諦念に塗れるのだ!

(大岩盤が神の鉄槌のように巨船に振り下ろされ、方舟は四散した。)
おお…わしの方舟が…楽園への道が閉ざされて…!
(老人馬は大洞窟が崩れるのにも構わずふらふらと砕けた方舟に向かって行く。
湖面に近づいたところで突然その姿を蒼白い炎が包み込んだ。)
何!?おぉ…ぐあぁ…誰か…わしを救え…!わしを襲う怨霊どもを払え…!ぐぬぅ…ぬ…まだ…わしには…吸魔の棺が…!

(ケンタが吸魔の棺を開くと纏わりついた死を招く鬼火は箱の中に吸い込まれた。
しかし…吸魔の棺は発動したら辺りの魔力を徹底的に奪う。
それは箱を開いた者とて例外では無かったのだが、喰魂の恐怖と方舟の砕けた衝撃はケンタから冷静な判断を奪っていた。
魔族の命の源たる魔力を奪われて、人馬の髪や髭や毛皮は瞬く間に真っ白となり、目は落ち窪み、肌に皺が刻まれ、染みが浮く。
時を置かずに骨と皮だけの骸骨となり果てたケンタが箱を取り落とすと吸魔の棺は蓋を閉ざした。)

>375
(孤独死寸前のケンタの前で地底湖の水が血の色に変わり、中から夜明けの輝きを放つ少女が現れる。)
光を帯びたもの…明星の魔…わしの占術が示したは…汝の事であったか…偽魔の主。
赤竜の小宇宙を退けるは…汝の小宇宙を引き寄せただけに…終わったようじゃな…。

―――わしの…望みか…わしの…望みは楽園の…創…。
(最後まで言い終えずに白馬の骸骨と化したケンタウロスは崩れ落ちて砕けた。
その首はゴロリと湖岸に転がり妄念を残した瞳で方舟の残骸を見つめていた。)

>338 ケンちゃん、アアン早すぎ
(最後の瞬間、ケンタに今までの人生で見た光景が走馬灯のように駆け巡る…その巡る記憶の中で誰かが語りかけた。
「いい?ケンちゃん、風呂敷を畳むときは丁寧にね。早く畳もうと焦って強引に畳むと雑になって中の荷物を痛めちゃうのよ。」
語りかける声の主は誰であろうか? ケンタは思い出せなかった…もう何百年も昔の束の間の出来事なのだろう。
そもそも何のために楽園の創造などを目指したのか…それすらも思い出せない。走馬灯がさらに周り、声の主の顔を鮮明にした。
名を思い出す…口にしようとした瞬間、走馬灯は消え、老ケンタウロスの意識は闇に押し潰されて消えた。)
380名無しになりきれ:2009/07/06(月) 22:56:47 0
ケンタ乙

つ【フライドチキン】
381ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/06(月) 23:03:55 0
(高速で飛来する箒に乗ったアーシィ。それを撃墜しようとターミネーターが跳躍しようとした瞬間。)

>>355
>アッシュ
>立ち塞がった紅衣の彷徨者は、赤銅と白銀の刃を投影した。
(ターミネーターの眼前にアッシュが立ち塞がった。
ターミネーターは阻害物に鋼鉄の右腕を叩き込んだ。
余計な動きをターミネーターは余儀なくされた。その僅かな挙動の間に、アーシィはアリスティスラから聖剣を奪い取った。)

>>376
>アーシィ
>刹那、飛散した血液を中心に幾つもの小爆発が発生する。
(爆炎がターミネーターの金属の体を照らす。アーシィを追う。そうターミネーターの電脳は判断した。しかしその前に。)

Hasta la vista,baby! (地獄で会おうぜ、ベイビー)

(ターミネーターは頭上高く両手の平を組んだ。それをアッシュに振り下ろす。一撃で撲殺する為に。)
382燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/07/07(火) 00:04:26 0
>>357
>ハク
おおお。龍脈の気が失せた!?馬鹿な!
(幽鬼の男は足元を見た。地上の薔薇園を霊的に貫き、地中深くを透視する。)
ケンタウロス老ともあろう猛者が!!
(“合”の果実を奪い合う敵手であるが、その破滅に幽鬼の男は驚嘆した。)

>>354
>ターミネーター
(其の時、鉄鬼兵が何かを察知した気配がした。幽鬼の男がターミネーターを見る。
紅の戦士が何処から現われていた。
幽鬼の男は乱入者を始末しようと左手を翳した。念動でその体を引きちぎろうと。
だが―――)

>>376
>アーシィ
(女王の御手より狼爪の短剣が奪われた。アーシィの血が爆裂の火となって視界を塞ぐ。)
陽動であったかッ!
(幽鬼の男は、してやられた憤怒に怒声を放った。)

幾重にも重なった変事に心を乱されました。御守り出来えなかった我の失態!
女王陛下!剣は臣が必ずや取り戻しまする!
(幽鬼の男は屍衣を蝙蝠の羽へと変じて飛び立った。)
383米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/07(火) 00:06:25 0
あなたにこれほどの力が!
(米沢は細い目を目一杯開け、タラコ唇の口を息継ぎする鯉の様に開けて、リコに引き上げられるハクを、スパイダーマンの糸に絡まりながら見つめた。
この華奢な少年が、広大な地底湖を土砂の下に沈めてしまった。)

とても信じられな…あだ。
(舌を噛んだ。リコの空間転移の出口、即ち水溜りに引き上げられた。よそ見をしていたので、こけた。
すぐさま起き上がる。痛がっている場合ではない。米沢の頭脳はフル回転した。
ハクはユフーインの龍脈を閉じてしまった。
これは、吉なのか?
思わず上を見る。
ラピュタはその巨体をルルカの真上に鎮座しようとしている。壮観な眺めだ。
ラピュタは貯めた怨霊エネルギーをユフーイン龍脈に放出しようとやってきた。それが出来なくなって支障は無いのか?)

無いわけ無い。
(何が起きる?
臨界点に達し破裂してしまうのか?それとも顎の開いていない龍脈に向けて受け皿が無いまま放出が始まってしまうのか?それなら怨霊がこの地に溢れるのか?
それとも……!)

なんにも起こらずに通りすぎてしまうとか。
(希望的予想。……そんな上手くいく筈ない。
ラピュタを見上げながら米沢はつぶやいた。)
どーにもこーにも厄介な存在になりましたなあ。ラピュ…

<カッ!>

(乾いた音がした。米沢は音のした方に首を回した。すぐそばの塔の門扉に狼爪の短剣が突き刺さっていた。)
ダーッ、クソッ!!!!! 一体、何が起こっておるんだ!!!!!!

(俺達は必死で蜘蛛の糸を引っ張り、水干の少年を引き戻す事に躍起になると、可愛らしい犬(>331)が……、)

チャロ:『モンゴリアンエレクトロフィールド!!』

(と呪文らしき言葉を唱えた。すると何処から現れたのか、中年の男達が現れ、糸引きに加勢したのであった。
それにより、水干の少年は次第に俺達の方へと引き寄せられた。)

<いける、いけるぞ!!!!!>

(俺は勝利を確信し、助かると思っていた。……しかし!!!!)

>334-335
《グイイイイイイイ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!》

うおおおおおおおおおっ!!!????

(突然、黒い手の力が途轍もなく強大になり、水干の少年だけではなく、俺を始め、犬やスパイダーマン、米沢
諸共、有無を言わさずにその水溜りへと引っ張り込まれたのである!!!!!)

《ズッド―――――――ン!!!!!!!》

痛ててて……。うん? 此処は何処だ!!?

(俺は体を強か打ったものの、直ぐに気を取り直し、辺りを見回した。すると其処は、洞窟の中の模様で、直ぐ傍
には湖があった。どうやら俺達は水溜りから別空間で、地底湖に引きずり込まれた模様である。その証拠に、
びしょびしょに濡れていた。そして更に見渡すと……。)

な、何だあいつ等は!!!?

(俺達の目に飛び込んで来たのは、黒い身体をした馬の首から先が、年老いた人間の上半身を持つ、
ギリシャ神話の怪物であるケンタウロスを始め、同じくギリシャ神話の怪物である、ライオンの頭と
山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ合成獣のキメラ、クレタ島の王であるミノスの息子であり、最高神ゼウスを
祖父に持つ牛魔のミノタウロス、狼男、北欧神話に出て来る、冥界から抜け出そうとする死者を見張り、
かつ冥界に近付こうとする人間を追い払う魔犬ガルム、スリランカに伝わる、黒い象の怪物である
ギリメカラ、イギリスの御伽噺の一つである『マビノギオン』に出て来る、青黒いビーバーの怪物である
アーヴァンク、そしてスライムの大群であった。)

<どうやら俺達をこんな所に引き入れたのは、こいつ等の様だな。道理で勝てない訳だ。>

(そして出で立ちからして、どうやらあの年老いたケンタウロスがこの魔物の群れを率いている頭目だな、
と俺は思った。だが、その時!!!)
ケンタウロス:『むう!余計なものまで釣れおったか……ええい!出会え!出会えぇい!!
獣魔にスライムどもよ、わしを守れい!』

(年老いたケンタウロスの号令により、魔物達は俺達を寸分の隙間無く取り囲んだのである。
スパイダーマンには合成獣キメラが高熱の炎を吹いて襲いかかり、犬には魔犬ガルムが、
米沢には狼男がそれぞれ睨み、威嚇する。

そして俺には、俺と同じ背丈の牛魔のミノタウロスが瞬時に襲いかかり、ベアハッグを展開してきたので
ある!!!!!!)

《ギリギリギリギリ……。》

ぐああああああああああっ!!!!!! クソッ、放せ、放さんか!!!!!!

(ベアハッグにより、両腕まで封じられた俺は必死にもがき、ベアハッグを外そうとする。しかし流石は神話の
怪物。桁外れに力が強く、全く外す事が出来ない。その間にも、まるで万力の様に、俺の身体を圧し折ろうと
するミノタウロス。)

<クソッ、此処まで来てこれかっ……!!!! いや、待て!!! 怪物とはいえ、奴にも弱点がある筈だ。>

(俺は苦しみの境地にいるにも拘らず、冷静にミノタウロスの弱点を考えた。ちらりとミノタウロスの顔を見る俺。
すると其処から、ある一つの考えが思い浮かんだのである。)

<……そう言えば牛を屠殺する時、牛の眉間目掛けて鈍器で思いっきり殴り付けて殺すのだったな。
よし、ならば!!!!!>

(まず俺は意地でも腕を抜く事に専念した。幸い、『パワー手袋』は嵌めており、それによる力によって
次第に腕が出始め……、)

《スポッ!!!!!》

(腕を抜く事に成功!! そして空かさず、その両腕でミノタウロスの頭を掴み……、)

ハイヤ――――――ッ!!!!!! 《グワァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!》

(ミノタウロスの眉間を目掛けて、反動を付けて思いっきりコンクリートブロックをも粉砕する威力の
ヘッドバットを食らわせたのである!!!!!

それにより、絶叫を上げて思わずベアハッグを外し、頭を抱え、前屈みになるミノタウロス。
それを見た俺は、奴の首を脇に抱え、腰布を引っ掴むと……、)

エイ、ヤ――――――――――――ッ!!!!!!

《ズバババババババババ――――――――――――――――――ン!!!!!!!!》

(ケンタウロスを思いっきり担ぎ上げ、フロントネック・チャンスリーを展開する。無論、リング上ではなく、
岩肌剥き出しの洞窟だ。受けた衝撃は半端ではない筈。だが、それでも起き上がろうとするミノタウロス。
しかし、明らかにヘッドバットとフロントネック・チャンスリーによるダメージにより、フラフラの状態となって
いる。

それを見た俺は、すかさず立ち上がり……、)

《ズドンッ!!!!!!》

(ミノタウロスの鳩尾目掛けて、倒壊式のエルボードロップを見舞った。結果、見事に鳩尾に俺のエルボーは
突き刺さり、牛魔ミノタウロスは泡を吹いて失神したのであった。)
<まさか、牡牛座の由来に関わっているエウロペを祖母に持つミノタウロスと、その牡牛座の生まれである
俺《=1946年5月19日生まれ》がこうして闘う事になるとはな……。何とも妙な偶然だよ。>

(全く関係の無い事を思いながら、倒れたミノタウロスを見つめる俺。するとそれを見た黒象のギリメカラが
同僚の仇討ちと言わんばかりに、俺を目掛けて突進する!!!!!

象をモチーフとした怪物ゆえ、体格は明らかに向こうの方が大きい。だが、俺はまっしぐらに突っ込んでくる
ギリメカラを見極め、奴が射程範囲内に入った所を、空かさず俺はギリメカラの鼻を引っ掴むと……。)

ヘイヤッ!!!!!!!

《ズッダァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!》

(慣性の法則にのっとり、ギリメカラの突進を利用した一本背負いを展開!!!! 見事、ギリメカラは
引っ繰り返り、背中を強打してのた打ち回った。)

おどりゃあ!!!!! お前らの力はその程度か!!!!! もっとドンドンかかって来い!!!!!!!

(相手が魔物であるにも拘らず、身振り手振りで大々的に挑発の言葉を浴びせる俺。どうやら其処には、
久しぶりに暴れ回る事が出来たという快感があったようだ。すると今度は、大群のスライムが俺を目掛けて
襲いかかって来たのである。それに対し、俺はパンチや掌底、チョップで悉く弾き飛ばす。)

《ピシっ、バシッ、ビシャッ!!!》

(一進一退の大立ち回りを展開する俺達に対し、魔物達の護衛に身を任せて隠れるケンタウロスが、
大音声で俺達に呼びかけてきたのである。)

ケンタウロス:『わしは魔族の長老の一人…黒ケンタウロスのケンタなり。
汝らは、この世界の者ではないようじゃが…何故この世界の愚かしい諍いに介入する?
異界の住人たる汝らには何の益もなかろうに?
―――まあ良い、まずはわしの大望を聞くがよい。さすれば汝らも考えを変えよう。

この世界は人と人、人と魔、魔と魔の絶え間ない争いにて疲弊しておる。
わしは長年この世界を見続け、地に生き物が多すぎるのが争いの真の原因と見た。
地に満ちるほぼ全ての動物は自然の状態では同じ種を攻撃せぬ。
しかし…その数が増えて、狭い場所に大勢が居住するようになると凶暴になり、同族を殺し始めるのだ。
これは人や魔とて同じ…人や魔が地に少なかった時代に比べ、ここ数十年は明らかに凶暴性を増しておる。
人口密集地である都市は凶悪な犯罪が起きやすいのは知っておろう。
魔術による憎悪や欲望の増幅も容易くなっておる…元々爆発寸前なのだから当然じゃな。
ズオードの侵略も魍魎たちが裏で糸を引かずとも数年の誤差も無く起きたであろう。

もはや世界は過剰に増えた生き物を養いきれぬ。
僅かな資源を巡って人や魔が争いを続けるならば、世界を再生して豊穣とすれば争いは起きぬ。
わしは結論した…永劫に続く争いを終わらせて、世界を再生させるには一旦全てを滅ぼさねばならぬと。
そう…地上に蔓延る害虫どもを大いなる炎にて焼き払い、選ばれし者たちで一から世界を創るのだ。
選ばれし者たちが新たに創る世界は争いの無き理想郷となろう…。

―――もし汝らが手を引くならば、今すぐに異界に送り届けても良い。
宝物を望むなら金貨の詰まった黄金の櫃を与えよう。
我が理想を妨げるでない…長き時の目で見るのだ…千年後に世界を見れば、わしが正しかったことが
証明されるのじゃ!』
(俺は黙ってケンタウロスの話を聞いていたが、思わず……、)

ワッハハハハハハハハハ!!!!! まあ、お前さんの言う事には半ば分かる様な気がするぞ!!!!!

確かに俺達は此処の世界の人間ではなく、別の世界の人間だ!!!!! だから、周りから見れば
何の得にもならんだろう、と思われても仕方が無いかも知れん!!!!! 出来れば、元の世界に
戻りたいとも思っているぞ!!!!!!

……しかしだ!!!!! この世界には激しい諍いがあろうが、俺はこの世界で、俺と同じ世界の人間である
ビッグ・ジョン・スタッドという男が、この世界の人々と仲良く暮らしている事を知ったお陰で、例え異なった
世界でも、此処の世界の住人は、俺達の世界と同様に、平和に、普通に、穏やかに日常の生活の中で
暮らす事を望んでいる者達も多くいる事に気付いたのだからな!!!!!

お前さんの様に、その者達まで巻き添えにして世界を滅ぼすというのは、誠以て不届きである事に
変わりはあるまい!!!!!

それに、日本の名言で、「故郷は遠きにありて思ふもの」(=室生犀星)という言葉がある。

例え、世界を滅ぼしてリセットした所で、生き残った者達にはもう、元の故郷というのは無いの
だからな!!!!! 故に、そんな事をした所で、悲しみや憎しみは一切消えぬとは限らん!!!!!
また新たに、憎しみや悲しみ、恨みが生まれる可能性がある!!!!!

どうせ俺達の気持ちを変えるべく、説得したいのであれば、其処を踏まえた上で俺達に説くべき
だったな!!!!!

なので結論としては、俺はお前さんの意見には反対であり、此処の世界の住民を守るべく、命を
賭けて戦うまでだ!!!!! 以上!!!!!

(と、力強くケンタウロスの意見を突っ撥ねたのである。と、同時に!!!!!)
>357
《ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!》

(水干の少年が呪文を唱えた為に、地底湖の洞窟に凄まじい地鳴りと振動が来たし始め、洞窟が崩れ
始めたのである!!!!! 恰も、此処にいる俺達を飲み込もうとするかの様に―――――。)

うおおっ、これは拙いぞ!!!!! 早く此処から脱出せねば!!!!!

(思わずそう叫ぶ俺。だが出口なぞ何処にも見当たらない。
とその時、水干の少年は俺達に向かって……、)

ハク:『皆、逃げよ。ヤンダルの口が閉じる!
米沢さん、チャロ君、アンドレさん、スパイダーマンさん、早く!リコの所へ!』

何っ!!? 何処にそんな所がある!!?

(俺はそう言い返し、辺りを見渡す。すると、不自然にも、俺達の頭上に、丸で空中に浮いているかの様に、
腕が2本伸びていたのである!!!!!)

なるほど、これか!!!!

(納得する俺。するとその腕の所から……、)

マキューシオ:『おら。捉まれ!アンドレ。おまえの巨体は俺でないと引き上げられねえ!』

(と、あの無頼漢の男の声《>349》が聞こえてきたのである!!!)

よっしゃ、じゃあ頼んだぞ!!!!!

(俺はガシッとその無頼漢の男の腕に掴まると、鉄棒の蹴上がりの様に反動を付け、一気に
その空間に突っ込んだ。)

《ズッダ―――――ン!!!!!》

(無頼漢の男の引き上げも手伝い、俺は元の水溜りの所から出ると同時に、勢い余って
地面に顔を突っ伏してしまった。)

……ぷはっ!!!!! やれやれ、何とか圧殺されずに済んだか。

(安堵の表情を浮かべ、俺はそう呟いた。続けてスパイダーマン、可愛らしい犬、もとい、水を
通った為に美少年となった犬、その犬が召還した中年の男達、そして米沢が脱出する。

……しかし、俺は直ぐに安堵の表情から悲しみの表情に変えながら、中腰になってその水溜りを
見つめた。あの老いたるケンタウロスが哀れに思ったのである。つい先程までの事なのだが、
俺としては初めて見た瞬間、何だか遠い昔に初めて出会った様に感じたのである。

そして彼の風貌には、何処かしら寂しい雰囲気が漂っていた。『この世界を憂いに思い、世界を一度全て
滅ぼすというリセットを用いて、平和の世を築き上げる』、と言っていたものの、彼としても精神が極限に
達するまで、この世界を現状維持で平和に出来ないものか? と思っていた筈だ。それを最後の最後まで
考え、結果として彼は苦渋の結論に達してしまった。そしてその苦渋の結論も潰え去り、彼はあの地底湖にて
独り寂しく散った。そう考えると俺は悲しくなり、左目から一筋の涙が流れたのである。)

ケンタウロスよ。もし生まれ変わって出会った時には、共にワインを酌み交わしたいものだな。

(俺はそう呟くと、彼のために十字を切ったのであった。)
389ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/07(火) 00:31:40 0
チャロ〜!
(投網漁でチャロ達を引き上げた。喜ぶひこにゃん。)

>>383
<カッ!>

わお!

>>382
>(幽鬼の男は屍衣を蝙蝠の羽へと変じて飛び立った。)

おわ!

(エメラルンの剣を取り戻さねば!ひこにゃんは米沢の頭をジャンプ台に、塔の扉に突き刺さった狼爪剣にしがみついた。
引っこ抜く!……引っこ抜けない!?)
猫の腕力じゃ無理だにゃああああ!
390Interlude ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/07(火) 00:44:15 0
黒衣の修道女は、泣き濡れた翠瞳を瞬かせた。
胸元にロザリオが還って来たからだ。
その精霊銀は黒く染まっていて。
おまけに半分欠けていた。

《……帰投だ、シスター》

「…あなただったのね、ディフェンダー」

《多くは語るまい。だが―――
 やはり、ブレイカーは救い様の無い戯けだ》

「…知ってるわよ。そんなの」

―――不意に、周囲の次元交錯弦が歪んだ。
まるで、二人が合流するのを待っていたかのように。
上層部判断で起動が発令される"強制召還魔方陣"だった。

《……作戦終了時刻が来たらしいな。
 任務達成状況を点検する―――確認を》

「そのいち、兄さんをやっつける」

《未完了だ》

「そのに、フルネーにあやまる」

《未完了だ》

「そのさん、ディフェンダーを問い詰める」

《……黙秘権を行使する》

半身の人型魔装が無理矢理に現界した。
聖遺物を杖代わりに、自ら魔方陣へ沈み込む。

「ちょ…待ちなさい!
 まだ話は終わってないわよっ!?
 ―――Sylphid, ubi vult, balla!!」

黒翠色の旋風は消え去った。
吹き込んで来た時と同じように。
この世界に、光輝の残滓だけを残して。



【黒カレンルートエンディング:"to coda, for codetta"―――シーンエンド】
391 ◆CIptpZ5NA6 :2009/07/07(火) 00:45:45 0
【>379 ケンタおじいちゃん
 新世界の黒巫女化レス……あと数手、間に合いませんでした。
 色々と気に掛けていただいたのに、手が遅くてごめんなさい。
 というコトでカレン/ディフェンダーも、これにて退場とします。
 

 ・交戦履歴
 
 大浴場:×カレン(先手:精霊魔術格闘) vs エメラルン○ (後手:巴投げ)
 大浴場:▲ディフェンダー(先手:当身) vs アリスティスラ▲(後手:キャンセル)
 時計塔:○ディフェンダー(先手:斬撃) vs フルネー×(後手:片翼喪失)
 時計塔:×ディフェンダー(先手:魔法) vs アッシュ○(後手:魔獣覚醒)
 
 罰ゲーム"アッシュと双子で魔装開発局所属の敵キャラ"――――終了】
【>381】

鋼鉄の右腕に、肋骨が数本持っていかれた。
吐き出される呼気と血液。倒れかけ……踏み止まる。
どうやら、妖魔は自称女王に一矢報いる事が出来たらしい。

――――これで、いい。



……

『――その剣は、お前みたいな卑しい奴のもんじゃないんだよ!!』【>376】

ならば、俺という存在は一体―――誰のモノだったのだろうか。

《決まってるだろ?ガラクタ―――オマエは我(オレ)のモノだ》

俺は…この身体は――
選ばれなかった者。
置き去りにされた者。
――救われなかった者の為の剣ではなかったのか。

《喜べガラクタ……その孤独も痛みも、もうじき終わる》

振り抜かれる高速度/高硬度の一撃。

《お出迎えだぜ――――オマエが待ち望んで止まなかった、死神が》

殺戮機械の眼前に立ち塞がり、双刃を構えたままの姿勢で。

『――Hasta la vista,baby!(地獄で会おうぜ、ベイビー)』

己の限界を置き去りにした白銀の魂は、無限の虚無に砕け散った。
393監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/07/07(火) 01:44:43 P
>>391
ありがと〜。無理いってごめんね。でも楽しかった〜。
けど……あれ?>>392はナンダ????
394エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/07(火) 01:47:30 P
>>364
>スパイダーマン
>スパイダーネット!
>(ひこにゃんの網を掴んでチャロと一緒に脱出)
よかった!一時はどうなるかと思ったぞ!
(リコと手をつなぎハクが。マキューシオに引っ張られアンドレが。ひこにゃんによってチャロが。スパイダーマンの糸で米沢が生還した。
エメラルンは喜び、だれかれなく抱きしめたが、暗い表情のアンドレに気がついた。
アンドレが沈痛な面持ちで水溜りを見ている。エメラルンも覗き込んだ。)

――私にはわかる。アンドレ。その気持ち。
(ロネ山でヒドラ・グルザードの死を目の当たりにした時の自分と同じだ。)

>>383
>米沢
(曇った表情で米沢がラピュタを見上げる。今やラピュタはルルカ上空を占めつつあった。)
私は……ずっと胸にひっかかるものがあった。それがアンドレの悲しむ姿を見てわかった。
ひっかかっていたのは、命の重さ。
米沢やヴェンツェル様の箒殿が、ルルカに潜む邪の陰謀を伝えてくれたね。
ラピュタに蓄えられた霊団エネルギーの争奪が起きていると。怨霊エネルギーを狙っていると。
でも。
……その怨霊エネルギーとは、ズオード王の侵略で虐殺された人々の魂なのだ。
私の愛する祖国オルデガタの人々の魂も含まれている。
あそこにあるのは(エメラルンはラピュタの白銀の女神像を指した。)人々の尊い魂、可哀想な霊魂たちだ……。

異邦の教えの僧、遷都殿。遷都殿の帰依した教えでは、人が死んで辿り着く先は、地の底か?天か?
死後の世界はどこにある?
冷たい地の底のわけはあるまい。それは地獄だ。
魂の安息の場は天だろう。雲の峰々を越えた空の高みの果てだろう!
なのに……龍脈に食わせるとか……なんだ?
そ、それではまるで人身御供ではないか。
……ごめんねハク。あなたを責めているのではない。
395エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/07(火) 01:48:39 P
ドゥーラ・エイモンとやっている事と、これから始まる事は一緒なんだ。
ドゥーラはヤコブに魂達を吸収させ、その膨大な霊力で超人皇帝を造ろうとした。
マンティコア僧らは、巨師が掛けた結界の閂を、魂達の霊エネルギーで外そうとした。
ルルカの“合”では、龍脈に霊エネルギーを処理させようとしている。
それを盗み取ろうと邪悪たちが暗躍している。

これでは死んだ者たちは、ただの物ではないか!
魂は道具ではない。物ではない。死者への敬意と追悼はどこにある?

私は……ラピュタが吸い込んだ全ての霊魂たちを……天に還したい。
その方法は無いか?

(いや、そのまえに皆が揃っていない。アーシィは?箒は?アッシュはどこだ?ほかにも……。)

>>383
<カッ!>

>>389
>ひこにゃん
>猫の腕力じゃ無理だにゃああああ!
私の剣!
(エメラルンは走り寄った。父の形見の筈の剣。しかしそれが今は忌まわしく見えた。)
396ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/07(火) 02:13:48 0
イヤッホォ――――――――!大成功!
(アーシィは取り返したエメラルンの剣を投げ、無事に送り届けた。後はあっちの連中の仕事だ。
箒はエメラルン達の方向に飛ばずに、なぜか左旋回した。そのままルルカの校舎群を越え飛び去る。
きょとんとするアーシィに箒は説明した。)

見てごらん。白ナマズ(幽鬼の男)が姫のところに一直線だ。こっちには来ない。剣が大事だからね。
さー。ここで更に!だよ。アーシィ。正念場。
僕と君は相性抜群の名コンビ。
蛇女さ、もう一本、妖気を放つ剣(ヤコブの剣)を持っているよね。あれも取ってしまおうぜ!
まさかまた来るとは思わないさ。敵がまさかと思う作戦をするのが戦(いくさ)ってもんです。
ヴェンツェル様も、敵への攻撃は嫌がらせだな!〜ってくらいにしつこかったんだよ。うふふふ。
さーさー。どの角度で突撃しますか?
(もう一回、頼んだよ!アーシィ!)
(俺が寂しそうにその水溜りを見つめていると、誰かが俺の傍に寄り、しゃがんで覗き込んだ。
見ると、あの御淑やかな少女《>>394》だった。)

<そういやこの娘も、確かオルテガタというの国の王女、それも王位継承者とか言っていたな。
只、その国は滅んでしまったとか……。>

(それだけに、若しかすると今の俺の心境を察していたのかも知れない、と俺は思った。歳若くして、
これまで多くの茨の道を歩んできたのであろう、彼女のその表情には、慈悲がまざまざと浮かび
上がっていた。それだけに、悪しき者であっても、その者の気持ちを察せられるのだろう。)

<……俺はプロレスラーとしてベビーフェイスも演じてきたが、皆を楽しませるべく、ヒールをも演じてきた。

だが、この世界ではそんなプロレスとは違い、容赦無く、善を消し去るヒールがいる。それは一片の慈悲も
無く、だ。ただ、ケンタウロスの様に、争いを憂い、敢えてヒールとして俺達と干戈を交えたヒールもいた。

何度も繰り返す様だが、彼は本当は、ベビーフェイスとして皆に今のままの形で平和を提供したかったの
だろう。

だがそれは叶わず、彼は無念のままに世を去った。ほんの少しでも良いから、何とかしてでも彼を報いて
あげたいものだ。だが、どうすれば良い?>

(俺は中腰のまま、ケンタウロスの『本当の願望』をどうすれば叶えられるのかを考えていた。無論、
何の変哲も無い人間である俺に、その術というのは皆無に等しいものなのだが……。

暫くじっとしていると……。)

《カッ!!!!!》

(と、何か乾いた音、特に物が地面に突き刺さった音が聞こえたのである。)

うん? 何だ?
(俺は腰を上げ、その音の鳴った場所へと歩んだ。と同時に、その少女も気になったのであろう、
後をついて行く。すると其処には、やや短めの西洋の刀《=狼爪の剣》が地面に突き刺さっていて、
それを兜を被った猫《=ひこにゃん》が必死で引き抜こうとしていたのである。それを見た少女、
思わず……、)

エメラルン:『私の剣!』

(と突発的に声を上げる。続いて猫が……、)

ひこにゃん:『猫の腕力じゃ無理だにゃああああ!』

(と、御手上げの状態。見かねた俺は……、)

どれ、俺に任せなさい。

(と、身を屈み、片手でその剣を引き抜こうと試みる。すると……。)

《ズボッ!!!!!》

(無事、剣は折れる事無く、引き抜く事に成功。刃毀れも無かった。しかし少女は、まるで
何か悪い物を見るかの様な眼差しで、俺が引き抜いた剣を見つめていた。

『何かある……。』と思いつつも、俺はその剣を、持ち主であるその少女に手渡し……、)

……はい。君の剣なのだろう? まあ、何があったのかはよく分からないが、この剣は君の元に戻れて
喜んでいる筈だ。大切に使ってあげた方が良いぞ。

それに……、これは俺の憶測なのだが、何だか、君とこの剣というのは、随分と付き合いが長そうな
感じだからな。そう思って、つい口走ってしまったのだよ。

もし、何か気を悪くする様な事を言ってしまったら、申し訳無い、謝るよ。』

(と、口下手ながら笑顔で優しく諭したのであった。

それと……、これは流石に口には出さなかったのだが、俺としては
この少女がこの戦いの終止符を打てそうな気がしたのである。)
399名無しになりきれ:2009/07/07(火) 08:54:20 O
アッシュは
いつもここで死ぬとこじゃないだろってとこで
チぬから「え〜。」になるねんw
400マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/07(火) 22:55:47 0
>>394-395
>エメラルン
>ひっかかっていたのは、命の重さ。
姫様のその心は綺麗で美しい。いいねぇ。だが騎士としちゃあ敵に情けをかけてはいられねえなぁ。
死んだ敵にはいくらでもお悔やみ言ってやれるがな。
(マキューシオは不敵に笑った。目はエメラルンを見てはいない。近づく敵。地面すれすれを滑空してくる幽鬼の男。それを見据える。
マキューシオは刀を抜いた。)

ようやく騎士の仕事が出来るぜ。
(幽鬼の男を迎え撃つ!)

今度は箒を武器に戦うのと訳が違う。覚悟しやがれ。
と、おい、ハクとやら。戦う前に頼めるか?
この剣はちょいと訳ありの入手でね。どろんと消えられたりしたらたまらない。
完全に俺の所有物って事に、魔道的なアレで何か出来ないか?
(騎士のカンが、そう言わせた。)
401せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/07(火) 23:52:15 0
>>395
>エメラルン
>遷都殿の帰依した教えでは、人が死んで辿り着く先は、地の底か?天か? 死後の世界はどこにある?
人は死ぬと、どこに逝くのか。それは生きている者には決して答えの得られない問いぢゃ。
しかし、流れる雲。沈む夕日。青く冷たく光る月。夜空に灯る星達。
空を見て人は亡くなった愛しい人の想いにふけるものぢゃ。
それが答えと言えるだろう。
だから姫。死後の世界は天にあるべきぢゃ。姫の考えで正しい。
正しいんじゃないかな。
たぶん正しいと思う。
なんつーのかな。あれだな。もーラピュタをぐるっとひっくり返して、宇宙にむけて霊魂を解放しちゃったらどーよ。

はっ!
(殺気を感じた。スパイダーマンが糸をひっかけてひっくり返すとかなんとか本当にやりそうな気がした。)

でぃ!
(孫悟空の金の輪を再び取り出すと、スパイダーマンの頭にはめた。)
あぶないあぶない!
(暴挙をまえもって封じた。)
402温泉スライム:2009/07/08(水) 00:27:58 0
>ラピュタをぐるっとひっくり返して、宇宙にむけて霊魂を解放しちゃったら
採用される予感ヽ(゚Д゚)
403米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/08(水) 00:51:44 0
>>395
>エメラルン
>あそこにあるのは(エメラルンはラピュタの白銀の女神像を指した。)人々の尊い魂、可哀想な霊魂たちだ……。
(米沢は眉をしかめ、エメラルンの指し示すラピュタを改めて見た。)

――霊団エネルギー、怨霊エネルギー。その言葉に惑わされていた。エメラルン姫が嘆かれる通り、あれは死者の魂だった。
しかもエメラルン姫の祖国オルデガタ、その無辜の人々の魂も含まれているのだ。思いがいたらなかった。

>私は……ラピュタが吸い込んだ全ての霊魂たちを……天に還したい。
>その方法は無いか?
臨場するしかありませんな。
(人は誰でも死体など見たくは無い。本能的な嫌悪と忌避感がある。それを振り払って殺人現場に臨む。それを警察用語で臨場という。)

現場百回。これは刑事の心得でして、実際に現場に足を運んでみなければ解らないのだ、という教訓です。
ラピュタを眺めていても始まりません。ラピュタに乗り込んでみましょう。
ねえ!リコ君!
(米沢はポンとリコの肩を叩いた。
米沢には僅かだが読みがあった。それは米沢が携帯しているセカンドバッグの中にあった。
バッグの中身をリコに見せようとしたが出来なかった。マキューシオが臨戦態勢を取る。敵襲だ。)

時間がありませんぞ!リコ君!
404スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/08(水) 01:06:00 O
>>401
>もーラピュタをぐるっとひっくり返して、宇宙にむけて霊魂を解放しちゃったらどーよ。
梃子の原理を使えば大きな地球でも転がすことができると聞いた!
やってみなければわからない男!
スパイダーマン!
スパイダーストリンぐわぁッ!?
(糸をひっかけてひっくり返そうとするが、せんとくんに金の輪で止められる)
>あぶないあぶない!
(ひっくり返そうとした事は言わずに)
勝手に人の行動を決めつけるエスパー!
許せん!

>>400
剣に保険をかける騎士の時間稼ぎを手伝う男!
スパイダーマン!
スパイダーネット!
(燐光を放つ幽鬼の動きを封じるため蜘蛛糸網を発射)
405アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/08(水) 01:32:34 0
>>376
>アーシィ
>っ――その剣は、お前みたいな卑しい奴のもんじゃないんだよ!!
アータン・アーシィ!またおまえか!
(アーシィの血の爆火に、身を縮ませるアリスティスラ。)

あたしの狼爪の剣!ああ!

>>382
>幽鬼
>女王陛下!剣は臣が必ずや取り戻しまする!
あたりまえだ!取り戻して来い!早く!
(アリスティスラは牙を剥いて激怒した。だがアリスティスラは自分では追おうとはしなかった。
薔薇の門柱の上で、アリスティスラはヤコブの剣に頬擦りした。)

あたしの湾曲刀。教えて。どうしよう。どうしたらいい?
(もの言う霊媒の剣は、アリスティスラの心耳にささやいた。)

「全ては我々の計画通り……。
ヤンダルの龍脈が閉じたのも算段のうち……。我々の策は魔馬とは違う……。
ユフーインの龍脈の顎が閉じたまま、ラピュタの喰魂の放出が為されてこそ、行き場のない霊団をおまえが浴び吸い取れるのだ……。

エメラルンらに狼爪の剣を奪われてもこれまた良し……。
ラピュタ喰魂の真の炉が全開する時、命じた術者の生をラピュタは求める……。
ラピュタ喰魂の炉は魂をもって起動するカラクリ魔具なり……。
ロネでヴェンツェルらが死んだのも其が真の原因……。
ヤコブが喰魂されて果てたのも、また其と同じ因なり……。

おまえが狼爪の剣を振るい、その剣がラピュタを操れると示した……。エメラルンに知らしめた……。
エメラルンは己もラピュタを操ろうとするだろう……。軟弱な欺瞞から……。霊魂を解放せんと……。喰魂の炉を開ける……。
エメラルンは自ら人身御供になるのだ……。おまえを女王にする為に、奴は炉を開けてくれる……。

幽鬼にはこのまま剣を取り戻すよう働かせろ……。気取られぬ為に良い陽動だ……。

アリスティスラよ……。案じるな……。全ては我々の謀略のままに進んでいる……」

(アリスティスラはヤコブのサーベルの言葉に笑みとなった。)

そうか。そうだよね。きゃはははははは。
(アリスティスラはサーベルを愛撫した。)
406明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/08(水) 01:40:52 0
>379
(蛍は、転がっているケンタウロスの頭蓋骨を、無造作に拾い上げた。
 それが返事を返すことがないとわかっていても、彼女は語りかけた。)

この世界を浄化し、楽園を築くこと……それが、あんたの望みってわけね。
今まで孤独に耐え、よく此処まで頑張ったわ。
全力で生きた貴方を、指差して笑う者は居ないでしょう。
よろしい。あんたの望むとおり、その楽園とやらを築いてあげようじゃないか。

(明星蛍は、薄く微笑んでいた。
 彼女が、魔族の長老が望んだとおりの世界を創造するかは、甚だ疑問だった。
 蛍は含み笑いを浮かべつつ、地底湖から姿を消した。)
(剣を少女《=エメラルン》に渡した後、俺は、何気無しに天を仰いだ。『アメダスペン』の効果は
既に切れ、空には大きな満月が再び、煌々と照らしていた。が、その月をよく見てみると、何やら
黒い点らしきものが2つ見える。

見ると、一つは形が島の模様で、割れ目と思しき下方の先端に、何やら女性の像らしきものが
覗かせていた。恐らく、これが皆、口々にしていた『ラピュタ』というものなのであろう。

え? 何故そう分かると? まあ、俺はその話については一言も話したり、触れなかったのだが、
時折この少女や米沢達が話していたのをちょくちょく聞いていた為、頭の片隅に残していたのである。

兎も角、その不可思議な形をした浮遊建造物を見た俺は……、)

<何とも禍々しいものだな……。アレが死者の魂を喰らい、自らのエネルギーに変えていたのだな……。>

(と思ったのであった。それと後近くで、少女《>>394-395》から死者の世界は何処にあるのかを問われたのに
対して……、)

せんとくん:『人は死ぬと、どこに逝くのか。それは生きている者には決して答えの得られない問いぢゃ。
しかし、流れる雲。沈む夕日。青く冷たく光る月。夜空に灯る星達。
空を見て人は亡くなった愛しい人の想いにふけるものぢゃ。
それが答えと言えるだろう。
だから姫。死後の世界は天にあるべきぢゃ。姫の考えで正しい。
正しいんじゃないかな。
たぶん正しいと思う。
なんつーのかな。あれだな。もーラピュタをぐるっとひっくり返して、宇宙にむけて霊魂を解放しちゃったらどーよ。』

(と説いたのである。俺はそれを聞き、納得する。ラピュタを破壊して、尊い魂を天に帰す。それは
紛れも無く正しい事だ。……正しい事なのだが、俺としては、天に帰すよりも、純情無垢な心で育った、
自らの故郷に帰すのもまた良いのではないかと思った。

まあ、これは単なる俺の希望なのだが。

そしてもう一方の黒い点は……、次第に大きくなっていっている。どうやら、此処を目掛けて飛んでいる模様だ。
俺はよく目を凝らして『それ』を見た。見ると、まるで蝙蝠の羽の様なものが付いているが、明らかに人間なので
ある。その瞬間、俺は……、)

<敵襲か!!??>

(と直感したのである。身構える俺。だがその前に、無頼漢が剣を構え《>>400》、スパイダーマンが
『スパイダーネット』を張り巡らし《>404》、その蝙蝠男《=幽鬼、>382》の動きを封じ込めようと試みる。

結果、見事に蝙蝠男はそのスパイダーネットにかかり、墜落。見事に蜘蛛の糸に絡まった。それを
見た俺は……、)

よしっ!!! 今の内に俺が押さえ込んでやる!!!!! ええと……、無頼漢の騎士
(=マキューシオ)!!!!! お前さんはその隙に奴を斬りつけるんだ!!!!!

(と言い、勇んで網に絡まった蝙蝠男を取り押さえようと駆け付ける。だが……、)

《ズッデ――――――ン!!!!!》

ぐおっ、し、しまった!!!!!!

(何と俺自身もスパイダーマンの網に引っ掛かってしまい、転倒!!!!! 体勢を立て直そうとするも、
足が絡まって身動きが取れなかったのである。)

やばい!!! このままじゃ、返り討ちだ!!!!!
408ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/08(水) 21:59:57 0
(ハクはエメラルンの横顔を見つめた。
短い生の中で、どういう経験をすると、このような境地に至るのか。
不幸が彼女を育てた。
ハクはエメラルンの憂いをおびる横顔からそう悟った。そしてせんとくんの言葉に誘われ夜空を見上げた。)

>>400
>マキューシオ
>完全に俺の所有物って事に、魔道的なアレで何か出来ないか?
(ハクは頷くとマキューシオの剣を素早く鑑定した。)

これは魔人(加藤)の剣ですね。どういういきさつで得たのかは知りませんが。
これは名工による見事な日本刀です。……なんの呪術的仕掛けはありません。ただの刀です。
(ハクは驚いた。加藤保憲は魔人である。魔人であるのなら、その武具にも当然妖術的な力を付与するだろう。
だが加藤はそれをしていない。つまり切味は確かに鋭いが只の剣を加藤は武器にしている。魔道を極めた魔人なのに。)

なんていう自信。
(ハクの呟きにマキューシオが訝しむ。ハクは答えた。)
いえ。これは今は全くもって貴方の剣です。御心配なく存分に戦いなさい。

(魔人加藤は己に絶対の自信があるのだ。恐るべき魔人。……魔人?
ハクは気がついた。加藤は魔道を極め、特に風水に長けた魔人ではないか!龍脈の真髄を知るのは自分だけではない。
ハクは不吉な予感に……)

>アンドレ
>ぐおっ、し、しまった!!!!!!
……アンドレ。
(ハクは龍の鱗を口から吹き、絡まった糸を切ってあげた。)
409370スライム:2009/07/08(水) 22:30:24 0
>372>403
そ、そうだったのかー。
くそー、高校の物理の教師め、騙したなっ!
(1匹のスライムが突然叫ぶと走り去った)
410アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/09(木) 03:29:50 0
>>396 箒
もう一回? あのなぁ、簡単に言ってくれんじゃん。大変なんだぞ、痛いわ揺れるわ目が回るわ…
(と、口は文句を言うものの、目は既に次のルートを探っている。
門柱の横手、離れた物陰に身を隠すと、アリスの声が耳に届いた。)

>>405 アリス
>「あたしの湾曲刀。教えて。どうしよう。どうしたらいい?」
>「そうか。そうだよね。きゃはははははは。」

(アリスの心耳に語りかける刀の声はアーシィたちには聞こえない。驚き、小声で呟く)
刀と…しゃべってるのか?
(ありえない話ではない。よい例がちょうど股下にある。
二本目の奪取を提案した彼に、彼女は今更ながら感謝した。
この刀が妖女に知恵を与えているのだとすれば、放置できない。……だが。)
油断はしてるっぽいけど…体勢、微妙だな。
(愛撫するアリスは視線を刀から外さない。舌打ちする)
箒。……優先順位、な。
第一に、剣を奪う。…これはいい。
第二は、お前が姫んとこに辿りつくことだよ。別に親切で言ってるわけじゃない。
ラピュタのこと、アタシよりは知ってるんだろ? “ヴェンツェルの”箒。
アタシの安全は最後だ。いざとなったら囮にしていい。
…何、死ぬつもりはないよ? アンタの次に速いのはアタシなんだから。
それに――
(そこで言葉を切って誤魔化し笑いを浮かべる。
「アイツが絶対助けてくれるから」なんて、口には出しづらい。
                              ――知らぬが故、信じていた。)

じゃ、行くよ。…………5,4,3……
(添えた右手の人差し指で箒の柄を軽く弾き、カウントをする。)
2,1――行けっ
(加速。一瞬で妖女の眼前に飛来する少女。その左手がサーベルの柄を捉える。)
や、また来たよ? 会いたくなかったけどな。
(門柱から蹴り落とそうと、右足を振り上げる)
411燐光を放つ幽鬼 ◆StNnxi2szM :2009/07/09(木) 23:22:41 0
>>404
>スパイダーマン
>スパイダーネット!
>(燐光を放つ幽鬼の動きを封じるため蜘蛛糸網を発射)
(文字通り蜘蛛の巣状に展開する糸の障壁が行く手を阻む。幽鬼の男は避けもせずに、牙だらけの大口を開けて突っ込んだ。
蜘蛛の巣を切り裂き突破する。しかし身を包む屍衣が粘着する蜘蛛の糸に触れ、幽鬼の男の動きを鈍らせた。)

>>408
>ハク
>御心配なく存分に戦いなさい。
>>400
>マキューシオ
>ようやく騎士の仕事が出来るぜ。
(マキューシオの武威が迫る。繰り出される斬魔の一振り。幽鬼の男とマキューシオが交錯する。)

マキューシオ、決着の時だな。小賢しい箒はいない。逃げられぬ。
(マキューシオの剣は幽鬼の男の胸を袈裟懸けに走った。幽鬼の男の白い衣が切れ落ちる。幽鬼の男の正体が顕わになった。
その姿はドゥーラ・エイモンに似ていた。
五本の指を糸で縫い合わせた奇妙な手。陶器に似た光沢を持つ非生物的な皮膚。逞しい四肢。厚い胸板。全くの無毛。
しかしドゥーラ・エイモンの青と白の皮膚と異なり、白一色の体。顔には目、鼻、耳が無い。肉厚の唇があるのみ。
際立つ違いはその頭部。後頭部頭頂から蛇が生えていた。蛇は人の指ほどの太さで、長さは幽鬼の男の背より長い。その数三匹。
頭から生えた蛇達は鎌首を上げ、マキューシオを始め居並ぶエメラルンらを威嚇する。)

我の名はキュダロン・ゲオバ。
餓鬼の属性を持つ我の口先に、物を出すとは迂闊な。
(幽鬼の男は笑った。牙の間から鉄の小破片がばらばらと落ちる。刀の破片だ。
マキューシオの日本刀は根元から噛み砕かれていた。)
412キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM :2009/07/09(木) 23:23:33 0
(武器を失ったマキューシオにキュダロンが襲いかかる。)

ぐふ。
(マキューシオの右腕に喰らいついた。右手を飲み込み肘までにキュダロンの口は達した。
腕を守る鎧が辛うじて牙を止めていた。
キュダロンの噛みつき喋れぬ顔の口に変わり、後部の蛇が声を揃えて喋った。)

この腕が騎士の誇りか。もう剣は振るえぬぞ。
貴様らは皆、此処で死ぬのだ。
我こそはキュダロン・ゲオバ。
時の流れに逆らい未来世界より来た。
我はクリスティーヌ・グォダー姫の信任厚き筆頭の家臣なり。
(キュダロンは顎に力を込めた。
腕の鎧ごと噛み砕く。鮮血が飛び、筋肉が裂け、骨を砕く。マキューシオの腕が壊れていく。)
413名無しになりきれ:2009/07/09(木) 23:33:05 0
情け容赦なすΣ(・ω・;||| )
414名無しになりきれ:2009/07/09(木) 23:37:37 0
>>413
つっこむとこ違うだろw
正しいツッコミは・・・・

今度はオバケのQ太郎かよ!!!!!!!!
415名無しになりきれ:2009/07/09(木) 23:42:44 0
だから頭に毛が三本かwww
416ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/09(木) 23:44:26 0
(マキューシオに食らいつくキュダロン。皆の目がそこに向った時、右側面からターミネーターが到来した。
アッシュを倒し、マスターであるキュダロンを追って来た。
ターミネーターは即座に戦闘能力の高い敵を算出した。
スパイダーマンの腹部に右ストレートからのアッパー。
起き上がりかけのアンドレに右足での蹴り上げ。
鋼鉄の体で繰り出される猛攻は、生身には耐え難い。
障害の二人を地に倒れさせると、アリスの短剣を取り戻すべくエメラルンに歩み寄った。
エメラルンの顔に躊躇いもなく右の拳を……!!!)
417マネージャー:2009/07/09(木) 23:47:46 0
幽鬼の男待ち解禁です。
(やっと撮影が始まる。俳優、スタッフ、電通の人は安堵した。)
418チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/09(木) 23:54:24 0
>411-412
あばばばば! マキューシオはんが食われる大変やー! 

>416
>ターミネーターは即座に戦闘能力の高い敵を算出した。
(幸いゆるキャラは戦闘能力が高いとはみなされなかった!)
ゆるキャラ魔術師その2出撃!
(チャロの必殺技が魔法に分類されるかはいささか微妙だが
MPを消費して使用しているので魔法なのだろう)
必殺技4・怒れる母者!!
(母者「アンタが食いまくるから家計が苦しいじゃないの! どーしてくれるの!」
巨大な包丁を持った母者が訳の分からない事を言いながらキュダロンに切りかかった!)
419ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/09(木) 23:56:56 0
>>416
>ターミネーター
>(エメラルンの顔に躊躇いもなく右の拳を……!!!)
エメー!
秘技まとわりつき!
(秘技まとまりつきとは、飼い猫のいる人にはわかるだろう。
猫が飼い主の足元に、こっちは歩いているちゅーのにゴロゴロ咽喉ならしてまとわりつき、踏みそうになって転びそうになることだ。
ひこにゃんはエメラルンの足にまとわりついた。エメラルンは尻もちをついて転んだ。
ターミネーターの右パンチは空振りになった。)

やばい!
(マキューシオが!スパイダーマンが!アンドレが!
ひこにゃんに出来るのはこれが精一杯だ!)
420名無しになりきれ:2009/07/09(木) 23:57:48 0
ほんとにQ太郎待ちだったんだなw
421名無しになりきれ:2009/07/10(金) 00:21:40 0
むしろターミネーター待ちの方向でw
422マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/10(金) 00:30:45 0
うおおおおお!
(マキューシオが獣の様に叫ぶ。吐き気を伴う激痛。仲間が倒される。右腕は死んだ。骨の砕ける音が、骨を伝わり脳に響く。)

この腕、くれてやる!
(マキューシオは左腕を振り上げた。堅い手甲に覆われた左手を、己の右肘に渾身の力を込めて振り降ろす。
飛び散る血肉。関節が潰れる音。腕骨が割れる。右腕は千切れた。キュダロンの口が噛み合わさる。右腕はキュダロンの口の中に。
代わりに自由を得た。)

>チャロ
>必殺技4・怒れる母者!!
(チャロの召還霊人がキュダロンを襲う。
その隙に、隻腕となったマキューシオは転げる様に走った。地面の一点を目指して。砕かれた日本刀の切っ先。拾う。)

騎士の仕事が済んでいないんでね!
(この期に及んでもマキューシオは軽口をやめない。激痛に眉が歪む。頬が引きつる。顔は蒼白に。それでも笑った。)

おおおおお!
(日本刀の切っ先を、キュダロンの眉間に叫び声と共に深々と突き刺した。)

姫!
(守る。命が砕けようと。それが己が騎士である誇り。これしきのことで途中で辞めたりはしない。最後まで戦う。
マキューシオの闘志は、煉獄の火焔の如く燃え上がった。)
423ロミオ:2009/07/10(金) 00:36:29 0
マキューシオぉぉぉぉぉぉぉ!
424名無しになりきれ:2009/07/10(金) 00:40:39 0
ガッツだ。
425名無しになりきれ:2009/07/10(金) 00:47:44 0
魔球カッコヨス
426名無しになりきれ:2009/07/10(金) 01:05:02 0
大ダメージで怒りゲージ溜まったなw
マキューシオ無双が始まる予感
>>408
(スパイダーマンの『スパイダーネット』に絡まり、もがいている俺に、水干の少年・ハクが龍の鱗を吹き、
足に絡まった糸を切った。)

おう、ありがとう!!! 助かったぞ!!!

(幸い幽鬼の攻撃はまだ及んでいない模様。だが、幽鬼は無頼漢の男の剣の一閃を、何と噛み砕いて回避、更には
その無頼漢の右腕に喰らい付いたのである!!! 右腕の籠手を噛み砕き、腕をも噛み砕こうとする、キュロダン・
ゲオバと名乗った幽鬼。

俺はそれを確認したうえで、素早く立ち上がり、キュロダンの攻撃をカットしようとした、その時!!!)

《ドスッ!!!!!》 ぐおおおっ!!!???

(俺の顔面に、かなり鈍い痛みが走ったのである。再び蹲り、倒れる俺。痛みに堪えながら見ると、其処には
何時の間に来たのであろうか、ターミネーターが俺の前に立ちはだかっていたのである。そう、この男が
俺の顔に一発、右足でサッカーボールキックを喰らわせたのである。それにより、鼻血がポタポタと滴り
落ちる。

更にターミネーターは、スパイダーマンに対して、ボディーに右ストレートのアッパーを見舞い、ノックダウン!!!

これで障壁が無くなったと思ったか、ターミネーターは西洋の剣を持った少女《=エメラルン》にツカツカと
詰め寄る。そしてその少女に、何の躊躇いも無く、鋼鉄の右の拳を振り上げた。だが、兜を被った猫《>>419》の
『纏わり付き』攻撃により、少女を態と転ばせ、ターミネーターの地獄の拳骨から回避させたのである。

それを見た俺は……、)

《ダッ!!!!! ガシィッ!!!!!》

(素早く起き上がり、その右拳を掴み、完全に少女を地獄の拳骨を封じさせる事に辛うじて成功。更に俺は、
その右腕を、更には左腕をも後ろ手に捻り、ターミネーターの両脇に腕を通して両手を組み、フルネルソンの
状態に固定して少女から引き離す。そして……、)

エイヤッ!!!!! お、重いっ!!!!!
428魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/10(金) 01:16:25 0
(少し時間を遡る。)

>>376
>アーシィ
>その剣は、お前みたいな卑しい奴のもんじゃないんだよ!!
(アリスティスラから狼爪瑠璃短剣を奪い取りアーシィが飛び去るのを、幽鬼の男とは違い、魔人加藤は何もせずに見送った。
虎に似たトパーズ色の其の瞳を、アリスティスラに向けるが魔人は何を思うのか読み取れない。
魔人加藤は次にアッシュを見た。
アーシィの囮になったのだろうが、ターミネーターの第一撃で倒れ、第二撃の両手の鉄槌で果てた。やられる為に出てきたと言えよう。
その滑稽な死に様に魔人加藤は失笑した。口元が蔑みに半円を描く。その表情のままアリスティスラに視線を移した。)

>>405
>アリスティスラ
>あたしの湾曲刀。教えて。どうしよう。どうしたらいい?
(魔人加藤は沈黙したまま其の光景を凝視した。トパーズ色の瞳がアリスティスラを射る。)
429魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/10(金) 01:17:11 0
>>410
>アーシィ
>や、また来たよ? 会いたくなかったけどな。
>(門柱から蹴り落とそうと、右足を振り上げる)
(魔人加藤は見えぬ階段でもあるかの様に宙を駆け上がった。)
二度も来るとは図に乗るな。
(腰の毛抜形太刀を抜き、ヴェンツェルの箒に跨るアーシィに斬りかかった。痩身でありながらその剣風は大木を薙ぐ暴嵐の殺気が込められていた。)
(俺はそのフルネルソンの状態で、ターミネーターを持ち上げる。奴の身体は鋼鉄の機械ゆえ、首や腕の
ダメージというのは感じないであろうが、俺は『ある方法』として彼の頑丈さを逆利用する事を考え出したので
ある。それは……、)

《ドドドドッ……、グルグルグル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!》

(彼をフルネルソンの状態で持ち上げたまま、キュロダンの方へと走り寄っり、彼の前でグルグル回った。

>>422
無頼漢は、噛み砕かれる右腕の激痛に耐えながら……、)

マキューシオ:『この腕、くれてやる!』

(と叫び、左腕を振り上げ、堅い手甲に覆われた左手を、己の右肘に渾身の力を込めて振り降ろした。
そう、噛み砕かれた右腕を千切り、危機を脱したのである。何とも無茶苦茶な方法!!!! 千切れた
無頼漢の右腕から鮮血が噴き出す。だが、それにより、自由は再び取り戻したのである。

更にはあの美少年に化けた犬が《>>418》が、必殺技の一つである『怒れる母者』という技を繰り出し、
巨大な出刃包丁を持ち出した母者の女性を召還、彼女はキュロダンに斬り付けようとした!!!

だがキュロダンとしても歴戦の強者らしく、その攻撃を辛うじてひらり、ひらりと避ける。その隙に、
隻腕となった無頼漢は転ぶ様に走り、地面の一点を目指して。砕かれた日本刀の切っ先を拾った!!!)

マキューシオ:『騎士の仕事が済んでいないんでね!』

(この期に及んでも無頼漢は軽口をやめない。激痛に眉が歪む。頬が引きつる。顔は蒼白に。それでも笑った。)

マキューシオ:『おおおおお!』

(日本刀の切っ先を、キュダロンの眉間に叫び声と共に深々と突き刺した。これで平然とする敵なんぞいる筈が
無い。絶叫するキュロダン。其処に俺が……、)
うおぅりゃあああああああああああああっ!!!!!!!

《ブォォォォォォォン!!!!!! バッカァァァァァァァァァァァン!!!!!!》

(フルネルソン状態で固定されたターミネーターを、キュロダン目掛けて反時計周りで振り回した。その弾みで、
宙ぶらりんのターミネーターの左足が、キュロダンの眉間、しかもその無頼漢が突き刺した日本刀の先の辺りに
直撃したのである。つまり、ハンマーで打たれた釘の様なものだ。更にその日本刀がキュロダンの眉間に喰い込み、
キュロダンはもんどり打った。)

どうだっ!!!!!

(思わず俺はそう叫んだ。そして、未だにフルネルソン状態で持ち上げているターミネーターを見て……、)

お前も何時まで無益な争いをしているかっ!!!!! とっとと失せろ、ベイビー!!!!!!

(と、『ターミネーター2』にて、液化窒素で凍った液体金属のターミネーターである『T-1000』に対して言い放ち、
銃撃で粉砕した『T-800』のターミネーターの台詞を其の儘に言い放ち……、)

そりゃあっ!!!!! 《グルグルグル……、ブンッ!!!!!》

(あらん限りの力で、彼をハンマー投げの様に回転して反動を付け、30m先にある、廃墟となった校舎の
一室目掛けて投げ飛ばした。)

《ドッガァァァァァァァァァン!!!!!!! ガラガラガラ……。》

(派手な音と共に校舎の壁に直撃し、更に、その衝撃で崩れた校舎の瓦礫にターミネーターは埋まって
しまったのである。無論、これで彼を完全に倒したとは言え無いが、仲間達の体勢を立て直すのに稼ぐ事には
可能であろう。

そう思い、俺は無言で瓦礫を背にして、仲間の元に戻った。)
432名無しになりきれ:2009/07/10(金) 01:24:46 0
これは放送事故ではないが投下が今晩は加藤とかぶるとは!
狙ってやっているわけじゃないんだから、これはもう神がそうさせているとしか思えんわ
433せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/10(金) 01:38:43 0
(吹っ飛ぶターミネーターに安心したが、マキューシオの大ダメージにせんとくんはびびった。
もうひとつびびるネタがあった。エメラルンの剣を追って、餓鬼と機械が来た。
アーシィはだいじぶか?)

蜘蛛男!不吉な予感がするのぢゃ!なんとかせい!
434名無しになりきれ:2009/07/10(金) 01:45:47 0
Q太郎にはクリスティーヌ姫の家臣って???で引っ張られ
加藤茶にはその視線の意味は何よ???で引っ張られてる
小出しにするな〜(´Зン
435紅衣の彷徨者 ◆4MQbAiMKUo :2009/07/10(金) 02:02:36 0

――――眩暈と喪失感が全身の痛覚を凌駕していた。
歪んだ身体感覚の中でも、特に頭頂/後頭骨の違和感が激しい。
浅いクレーターと化した地面に倒れ伏しながら、彷徨者は詠唱する。



……

『二度も来るとは図に乗るな』【>429】

"―――I am the ash of my brand."

刹那、疾風が駆け抜けた。

「……怪我は無いか?」

彷徨者は、妖魔を抱いて飛翔する。
襤褸と化した外套から光彩は消え去り、
色褪せた白髪を染めているのは血と泥だ。

「戦場に於いて、己の身は自身で守る必要がある。
 ―――あの様な捨て身の吶喊など、どうにかしている」

周囲を包み込む大気の結界が、二人を外界から隔離した。
魔人の刃の間合いから妖魔を奪い去った負傷兵は問い掛ける。

「一体、この戦況は何だ――
 ――魔族同士の抗争か?人間の戦力も見られる様だが」

腕の中で、紅色が妖魔の着衣に染み込んでいく。
およそ人間の身体から流れ出たとは思えない、熱さ。

「…いや、そうでは無いな。最初に確認するべきは――――」

渇いた灰色の双眸が、少女の濡れた茶色の瞳と交錯する。



「――――ここは何処だ?俺は何故ここに居る?」
436名無しになりきれ:2009/07/10(金) 02:04:48 0
あれw
437名無しになりきれ:2009/07/10(金) 02:07:34 0
タイミングを考えない男!スパイダーアッシュ!
438名無しになりきれ:2009/07/10(金) 02:11:23 0
>>437
むしろ出番を探っていたんじゃね?w
>434の言うみたいに、じらしだ、じらし
439名無しになりきれ:2009/07/10(金) 02:29:59 0
魔球はコキュートスでもそうだったが必ず敵からダメージ受けるから応援したくなる
アンドレも鋼鉄のターミに蹴られたんだから肋骨の3〜4本が砕け、
それでも血を吐きながらジャイアントスイングしていたら
かっこよかったのにw
440名無しになりきれ:2009/07/10(金) 02:40:03 0
>>439
わかるw
そういうの萌える。
>>439
「カラテ地獄変・牙」のオーレ・ザ・ジャイアントの様にかい?

>>433
ぐっ!!? は、鼻が……!!!!!

(一応、危機を脱したものの、突如、俺の鼻に激痛が走った。触って見ると、何と右に曲がって
いたのである。そう、さっきのターミネーターの一蹴りの影響だ。加えて、未だに鼻血が止まらない。
どうやら、少女を助ける事に躍起になっていたのが、俺に痛みを忘れさせていたのであろう。
言わば、フランスのワールドカップで、中山雅史《ゴン中山》が、ジャマイカ戦で相手選手との接触で
脚を骨折しながらも、試合終了まで走り続けた様に、だ。

そして安心した直後、この鼻に痛みが走ってきたのである。だが俺としてはまだ倒れる訳には
いかなかった。一時的な危機を脱したとはいえ、まだまだ予断は許さんからだ。)

加えて僧都の言葉を聞き、俺はハッとした。)

>>433
せんとくん:『蜘蛛男! 不吉な予感がするのぢゃ! なんとかせい!』

何だと!!? それはどういう意味だ!!? 教えてくれ!!!!!

(俺は僧都にその不吉な予感の事を追及した。尚、俺はあのグラマラスな美少女と箒がどうなっているのか、
実は全く知らなかったのである。)
442明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/10(金) 03:15:02 0
>405
(アリスティスラの背後に、蛍がいきなり出現した。)
今日はお星様が綺麗ね。

お星様の輝きと、人間の魂の輝きって、一緒だと思うの。
星も魂も、それこそ無数にあるのに、その一つ一つが尊く、かけがえの無い価値があるものだって、貴方は思わない?
人間や魔族が一人一人の個性があるように、星にも同じものは一つとして無い。
星々の中には、太陽や地球のような特別な星があるように、魂の中にも、貴方のように特別なやつが居る――
ほら、星と魂ってそっくり。

そうそう、魂といえば、ラピュタには、無数の魂が捕われているわね。
何の罪も無いのに、あんな暗いところに閉じ込められて、
転生の機会も奪われて、行きつく先はあんたの燃料になって消滅すること。
あまりに浮かばれないでしょう。可哀想だとは思わない?

……ま、そんな善人がするような話は置いといて。

さて、アリスティスラ。貴方の魂は、それはそれは美しいわ。
無垢で、貪欲で、ひたすら力を追い求め、何者にも絶対に従うことはない。
貴方ほど真っ直ぐで、誇り高い魂の持ち主は、なかなかお目にかかれないわ。

アリスティスラ。貴方の魂を、わたしに売ってくれない?
貴方ほどの価値ある魂は、こちらも高値で買い取るよ。
大丈夫、絶対に損はさせないから……
(明星蛍は、ぼんやりとした光を放つ瞳を、アリスティスラに向けている。
 彼女は微笑みを浮かべている。その表情からは、あまり考えが読めない。)
443スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/10(金) 13:27:23 O
>>416
とうっ!!
(スパイダー感覚でターミネーターの攻撃を感知し、後ろに飛んで回避)
クモのように舞いクモのように刺す男!
スパイダーマン!

>>433
>蜘蛛男!不吉な予感がするのぢゃ!なんとかせい!
スパイダーストリングス!
(アーシィは助けられた>>435ので、残されたヴェンツェルの箒を引き寄せて助ける)
(米沢に)
飛行方法を確保したぞ!
この箒に乗ってラピュタに行け!
迷える人々の魂の安息を願う男!
スパイダーマン!
444米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/11(土) 00:00:17 0
(魔法使いに箒。西洋のおとぎ話の定番であり、箒に跨って飛ぶ点が実に不思議で魅力的だ。
しかし箒を渡された米沢は、まるで日曜の朝に庭掃除に出てきたお父さんのようだ。
米沢は受け取りはしたが、またがりはしなかった。
足を前に。
マキューシオの眉間を刺され、突っ伏したキュダロンに米沢は近づいた。
無謀としかいえない。だが問わずにはいられない。)

クリスティーヌ・グォダー姫の家臣ですと?
私達はロネ山で、ヤコブを皇帝にしようとしたドゥーラ・エイモンと戦いました。
勝敗を決定したのは、あれの力。
(米沢はラピュタを仰ぎ見た。)

ラピュタはクリスティーヌ姫の意志がなんらかの形で関与していると認識していました。
つまり、クリスティーヌ姫は私たちの味方であると。
未来からこの時代に時を越え、協力してくださっていると。
この一点は教えていただきたい。
あなたが今、私達と戦うのは、クリスティーヌ姫の意志に従うものなのですか?それとも?
(それとも、に応える答え。それを米沢は確認したかった。)
>マキューシオの眉間を刺され、突っ伏したキュダロンに米沢は近づいた。

マキューシオに眉間を刺され、突っ伏したキュダロンに米沢は近づいた。……でありますな。
446アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/11(土) 01:13:33 0
>>429
>魔人・加藤保憲
よくやった!加藤!
(あやうくアーシィにヤコブの剣まで奪われるところだった。)

アータン・アーシィ!あいつ、殺してやる!
ああ、無事でよかった。あたしの剣。
(アリスティスラは喰魂のサーベルに頬擦りした。心耳に剣の声が聞こえた。声は怒りに震えていた。)

「我々がおまえの手から離れれば、おまえは女王にはなれぬのだぞ……!
我々を奪われてはならない……!」

(アリスティスラは湾曲刀に謝罪した。)

ごめんなさい!あたしは…だって……。
ん?
(背後に気配を感じた。)

>>442
>明星蛍
>貴方の魂を、わたしに売ってくれない?
(湾曲刀に頬擦りしたままアリスティスラは振り向いた。
アリスティスラはサーベルから何事か入れ知恵されたらしい。アリスティスラの真紅の唇が笑む。)

半分なら売ってあげてもいいよ。
447キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM :2009/07/11(土) 01:17:38 0
>>444
>米沢守
>あなたが今、私達と戦うのは、クリスティーヌ姫の意志に従うものなのですか?それとも?
これから死に行く者どもが知るに及ばず。
(眉間に深く突き刺された関孫六の先端が、弾力のあるゴムに押し出される様にキュダロンの額から排出される。
キュダロンは血一滴すら流れていない。)

言わずとも察せよう。貴様は知恵者であるのだろう?
即ち貴様等の利用価値は失せ役目は終わった。
我はクリスティーヌ・グォダー姫の祖先を漸く見つけたり。始祖様に遂に見(まみ)えたり。
始祖様の御為、狼爪の短剣、必ずや取り返す。
(キュダロンがゆっくりと立ち上がる。エメラルンに轟然と歩み寄る。)

片手を代償にしたが無駄であったな。我に剣は効かなかったではないか。(>>411)
愚か。
(キュダロンがマキューシオに右の手の平を向けた。念動波が放たれる。マキューシオが吹き飛ぶ。)

我が下僕の足で我を打ちつけるとは無礼な。
(左の手の平をアンドレに。空を握り捻る様な素振りをした。)
もっと曲がれ。
(アンドレの鼻が見えない万力に捻られる。アンドレの顔を潰しにかかった。アンドレの目鼻耳から流血が滝となって溢れ出す。
アンドレに念動を送りながら、キュダロンはスパイダーマンに口を開け牙を見せ威嚇した。
頭の三匹の蛇が声を揃え、リコ達に言い放つ。)

エメラルンを見捨てよ。さすれば命だけは助けてやる。どこへなりと逃げろ。
だがハク。貴様は別。ユフーインの龍脈の顎を開けよ。アリスティスラ様の為に。
448名無しになりきれ:2009/07/11(土) 01:24:32 0
極悪(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガク
449遊戯王:2009/07/11(土) 01:29:09 0
物理攻撃無効化マシュマロンのカードだな!
450名無しになりきれ:2009/07/11(土) 01:35:57 0
アンドレの中の人が悶絶しそうなすっごいパス来たなコレw
451リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/11(土) 02:01:03 0
>447
>キュダロン
あぁ!
(マキューシオさんが死んじゃう!アンドレさんが殺される!
リコはキュダロンの脅威に恐怖した!本来の臆病者の気質が出てしまった。
咄嗟に空間転移の呪文を唱えた。
この場から退避!それがリコの選んだ選択でありベストだと信じた。
慌てふためき、念の練りも不十分なのに発動に踏み切ってしまった。)

旋風よりも疾く疾く百地駆け抜けん!皆を、と、遠くへ!
(青い魔法陣がリコの足元を中心に広がる。空間転移の魔法は発動した。)





(転移後に上手く立った状態で亜空間から出られるかが術の習熟の度合いを示す。
転倒するような出方では駄目なのだ。
だけれどもリコは失敗した。
足が地面に触れない。地面が無い。)

あ!
(とんでもない高空に出現してしまった。ユフーイン山脈が下に見える程の高度。
落ちる!皆を墜落死させてしまう!
リコの心臓が破裂しそうになった時、すぐに足が地面に接した。衝撃で転んだ。
わけもわからずに、でも、良かった、と顔を上げる。そしてここがどこか理解した。)

ラピュタ!?
(リコはラピュタの上に空間転移してしまった。臨場してしまった。)



【各自選択です】
★魔法陣に運ばれラピュタに空間転移。
★魔法陣の円が足元に来なかった。テレポートしなかった。その場でキュダロンらと戦闘継続。
>>447
(眉間に無頼漢の騎士が深く突き刺した剣を、丸でゴムの様に弾力ではじき返すキュダロン。何と
出血はおろか、傷一つも見当たらず。鼻を押えた俺は……、)

<……流石に一筋縄ではいかんか。大した化け物だよ、全く。>

(驚くと言うよりかは、感心してしまう。すると、俺に向けてキュダロンは左手を俺に向けて翳し、
グッと握る素振りを見せる。)

<……何の真似だ?>

(と、不思議に感じたその刹那!!!!)

《メキ、メキ、メキ……》

……!!!!! ぐああああああああああああっ!!!!!!!! か、顔が、顔がぁぁぁぁっ!!!!!

(まるで俺の顔が、万力か何かで潰されていく様な感じに、激痛が走ったのである。それにより、目、鼻、口、
耳から流血が生じる。)

ぐおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!

(成す術もなく徐々に顔に、圧力が強くなっていく。激痛により、蹲る俺。更に意識まで遠ざかっていく。)

<……此処まで来て、これか……!!!!! どうやら俺は、神から元の世界には戻してはくれない
みたいだな……。人生最後のギブアップは、ここか……!!!!!>

(と、俺は遠ざかる意識の中、不意にギブアップの言葉が浮かび上がったのである。そして、『ある一つ』の
苦い思い出が過ぎったのである。

そう、あれは生涯で唯一、不覚にもギブアップを喫し、それまで雄々しく聳え立つ摩天楼の様に存在して
いた、『アンドレ・ザ・ジャイアントの不敗神話』が崩壊してしまった、アントニオ猪木との一戦〔1986年
6月17日。 IWGP世界ヘビー級王座決定リーグ戦〕である。そういった思い出があるが為に、彼としても
再びギブアップを喫すると言う事は 『大巨人』としてのプライドが許せない。)

<……そうだ、そうだった。俺は『大巨人』アンドレ・ザ・ジャイアントだ!!!!! 例えここでは魔法が
使えない、単なる図体のでかい人間だとしても、俺はあの日以来、決して諦めんと決めたのだからな。

仲間の、何の役にも立てんまま、死んでたまるかいっ!!!!!!!!>
(俺はそう思うと、未だに顔に圧力が、そして目、鼻、口、耳から鮮血がポタポタと噴出しているにも拘らず、
鬼神の形相でヨロヨロと立ち上がる。そして、足元に転がっていた、ソフトボールぐらいの石を、元から
壊れて調整不能となったオープンフィンガーの『パワー手袋』を嵌めたままの右手でガシッと掴むと……、)

《ブンッ!!!!!!!!!!!!》

(その石を、嘗てメジャーリーグで7度ノーヒット・ノーランを達成したノーラン・ライアンの如く、キュダロンの
左手を目掛けてオーバースローで投げ付けたのである。)

《ビシィィィィィィィッ!!!!!!!!!!!》

(何度も言うが、『パワー手袋』を嵌めた右手で投げた石である。それゆえ、ライフル銃の如き速さで石は
かっ飛び、見事キュダロンの左手に命中。術から漸く開放されたのである。

……だが、ダメージは非常に大きく、術から開放されたとはいえ、俺は再び片膝を地面につけ、相手を
睨み据える。顔の痛みで立つ事すら儘ならなかったのだ。だが……、)

>>447のキュダロンの台詞に対して)
……逃げる? 何処にだ? 馬鹿な事を言うもんじゃあないぞ、全く。今のでかなり堪えたが、俺は仲間を
見捨て、無駄に生き延びる事を嫌う性分でな。どうせなら仲間と共に戦い、それから死んだ方が無駄じゃ
無い、と思ったのだよ。

(再び痛みに堪えながら立ち上がって)さあ、来い!!!!! 来ないなら此方から……。

(来ても良いのだぞ、と言いかけたその時!!!!!)

>>451
う、うおおおっ!!!???

(突如、俺の足元の地面が無くなったのである。そして……。)

《ズッドォォォォォォォン!!!!!!》

痛つつつつ……、一体、何なんだ!!? うん? 此処は何処だ!!?

(辺りを見回してみると、そこはまるで青々と茂った、絨毯とも言うべき草原の様な場所であった。
そしてその近くには、何やら遺跡と化した、宮殿らしき建造物がポツリとあったのである。目や鼻、
耳の血を拭き取り、呆然としていると、つい先程まで、俺達と戦っていた少年が一言……、)

リコ:『ラピュタ!?』 (と声を上げたのである。)

<何っ、此処がそうなのか!!?>

(呆然とする俺。そう、知らぬ間に、俺達は子のラピュタと言う、多くの魂が閉じ込められたままの、
途轍もなく巨大な墓場に到着していたのである。)
454明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/11(土) 08:59:55 0
>446
……なんだ、全部は売ってくれないのね。ケチ。
(がっかりしたように見えた。)

……で、確か半分だったら売ってくれるのよね。
よろしい。ささやかながら、あんたには“力”を払おうじゃないか。
(蛍の人差し指がアリスティスラの額に触れた。
 すると、アリスティスラの全身に、邪悪なエネルギーが溢れんばかりに満ちてゆく。
 今なら世界だって滅ぼせちゃうぞ!という気分になるかも知れない。
 しかし、強力なパワーを注ぎ込まれたはずなのに、奇妙な喪失感が残った。
 力の代価として、魂の記憶に関する部分を代価として奪われたようだ。)

魂の半分――お前の“記憶”、確かに買い取った。
……もはや、その剣が何かも、自分が何者かもわからないでしょう。
だが、案ずることは無いよ。今までどおり、その剣がお前を導いてくれる。

だけど、ここぞというときに思い切ったことができないと、死ぬよ。
あんたは気に入ってるから、今回だけは忠告しておきましょう。

紹介が遅れたわね。わたしは明星蛍。
もう半分も売りたくなったら、いつでもわたしの真の名を呼びなさい。
ふふ……
(蛍は、アリスティスラを嘲笑う声を残して去っていった。)
455フルネー ◆CLLX.Ldl6o :2009/07/11(土) 17:48:01 0
>284
>腕の中の片翼の幼女を"跳躍"させる。転送先は――
>――安全な場所ならば何処でもいい

うぅ〜……んぅ〜……せなかがじんじんして…とってもいたいよう…。
(転送魔法がフルネーの姿を徐々に薄れさせてゆく。)

ぱぱ………ぱぱ? どこにいくの?
(フルネーの目からは逆にアッシュの姿が薄らいでゆくように見えた。周りの景色と共に。)

ぱぱー!きえないでー!フルネーをおいてったらやだよう!
おいてかないでー!いいこにするからおいてかないでよう!
わああぁぁぁぁぁぁあん!わぁぁぁ…っ…!

(次元の狭間へと飛ばされたフルネーは、激流の如き魔力のうねりと聖剣で斬られた痛みで意識を失ってしまった。
そして絶え間無く姿を変える周囲の異空間が一つの景色を創り上げてゆく。
魔法をかける際に安全な場所を願った術者の記憶が生じさせたのかも知れない。
鮮明となるのはアッシュの元いた世界…ミルダンティア王国に設置されている赤ちゃんポスト。
その魔法が掛かった真紅のポストは、投函の気配を感じて牙の生えた大きな口を開いた。

だが…今しもフルネーがそのポストに投函されようという間際、無数の蒼白い人影がフルネーの体を掴んで引き戻す。
それは黒炎の魔鳥と化したフルネーに罪無く焼き殺されたルルカの学生たちや導師の姿。
彷徨う魂たちはフルネーが異世界に逃げて生きるという選択を望まなかったのだろうか…。
彼らの表情は怒りとも哀れみともつかない、複雑な感情を湛えていた。

やがて変幻する空間は赤ちゃんポストの形を陽炎のように揺らめかせ、代わりに瓦礫が集う街を形作った。
完成した転移魔法はフルネーをその崩れかけた街へと運ぶ。
それを見届けると亡霊たちは輝く光の粒子となって消え失せた。)
456せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/11(土) 19:13:46 0
とお!
(せんとくんはリコの魔法陣に滑り込んだ。テレポート始動。みゅぃぃぃぃん。)



……ラピュタは本当にあったんだ。
(せんとくん、ラピュタに立つ。)

>>454
>アンドレ
>(途轍もなく巨大な墓場に到着していたのである。)
うむ。まさに墓場ぢゃ。
(さすがはせんとくん。アンドレの地の文に相槌をうった。
確かに十字架っぽい墓や、石碑みたいな墓が岩場に無数に立っている。空飛ぶ墓のようだ。
ラピュタの姿は、宮崎アニメのラピュタとは違う。空飛ぶ巨岩に、その上に城がある姿だ。実際に城が見える。廃墟っぽいが。
後編スレhttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/50
>米沢 守
>ジブリアニメのラピュタとは流石に形状が違うようだ。マグリットの「ピレネーの城」に近い。

ラピュタというより、小惑星に建物が建っているア・バオア・クーに近いな!
(せんとくんらはごつごつしたラピュタの岩場に立っている。崖の上に立っているようなものだ。足の下を雲が流れている。
せんとくんは、そそりたつラピュタの城を見上げた。何が住んでいるのかいないのか。)
457名無しになりきれ:2009/07/11(土) 20:20:25 0
フルネー(´;ω;) カワイソス
助けて!ゆるキャラパワー!
458アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/11(土) 23:49:53 0
>>429 加藤
>二度も来るとは図に乗るな。
(剣閃に込められた凄烈な殺意に、思わずサーベルから手を離して身を退いた。避けられない!)

>>435
"―――I am the ash of my brand."
(その時。耳慣れた詠唱が夜空に響き、視界が赤と黒に染まった)

「……怪我は無いか?」
(数瞬の沈黙。彼の顔を見つめて何度も目を瞬かせ、慌ててこくこくと頷く)
「戦場に於いて、己の身は自身で守る必要がある。
 ―――あの様な捨て身の吶喊など、どうにかしている」
…お、お前に言われたくないっ
(辛うじてしぼり出す。助けられたことには驚かない。ただ、触れた体の暖かさが意外だった――忘れていた。
非常に落ち着かないが、魔狼に抱えられ躊躇無く平手を放ったあの時とは違い、身を預けることに恐怖や不快感はなかった。
彼女は何となく頬を染めてしまう自身に苦笑し、降り注ぐ青白い月光に感謝した。)


「一体、この戦況は何だ――
 ――魔族同士の抗争か?人間の戦力も見られる様だが」
…………今更?
(違和感。何か抜け落ちてしまったかのような。…着衣を濡らす大量の血液が、不吉なほど熱い)

「…いや、そうでは無いな。最初に確認するべきは――――」
 ――――ここは何処だ?俺は何故ここに居る?」

アッシュ……? お前、どうした!?
(頭部から流れ落ちた血が、色の抜けた髪を伝ってぽたりと彼女の顔に落ちた。
舌打ちし、乱暴に外套の襟を掴んで体を引きよせ、傷を確認する。
詳しいことはわからないが――頭の中で警鐘が鳴り響く。また無茶をしたのだ、彼は。
焦りや苛立ち以上に、取り返しのつかない喪失への恐怖が彼女を支配した)

ここは魔道学府ルルカ。
アンタは…異世界から流れてきて、たまたま出会ったエメラルンに協力して――
(夢の国から今に至るまでの経緯をかいつまんで説明する。)

なあ、どこからわからない?
ああ、そんなことより傷は平気? また手当しないで放っておいたろ。
とりあえず安全なところに降りて。剣はもういいから。
それから…その…

――アタシのこと、わかる?
459ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/12(日) 00:55:25 0
>>451
>リコ
>旋風よりも疾く疾く百地駆け抜けん!皆を、と、遠くへ!
ズザ――――――!
(ひこにゃんは空間転移魔法陣にスライディングした。)

(ラピュタ到着。)

ふう。あぶなかったにゃ!
ふーん。ここがラピュタか。大した事の無い城にゃ。国宝彦根城と比べたらにゃ!
460エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/12(日) 01:02:02 P
>>451
>リコ
>旋風よりも疾く疾く百地駆け抜けん!皆を、と、遠くへ!
(リコの魔法陣が地に広がる。何度も窮地を助けてくれたリコの空間転移。
魔法の資質のないエメラルンに、どこに飛ぶのか事前にわかったことは今までない。
しかし今回だけはわかった。
短剣から瑠璃色の光が、足元の魔法陣に強く走ったのだ。それが意味するのは。)

リコ!ラピュタに飛んではならない!
(米沢がキュダロンから引き出した言葉。
クリスティーヌ・グォダー姫は、未来世の慈悲深い支援者だとずっと思っていた。それが崩れつつある。
早急な判断は避けるべきだ。けれども少なくとも疑問符がつく。クリスティーヌ・グォダー姫は、心寄せられる全くの味方とはかぎらないと。
そうであるのなら、ラピュタは敵地かもしれない。
エメラルンは魔法陣から飛びのいた。とっさに飛びのいてしまった。空間転移せずに、恐ろしい敵と対峙してどうするか考えもないのに。)

しまった……。
(魔法陣の発動でリコ達は行ってしまった。ラピュタが死地と思うのなら、リコ達を止めるべきなのに。自分は残るなんて!
眼前には剣も力も効かないキュダロン。エメラルンの足が震えた。
絶対絶命。
そのとき狼爪の短剣が細かく振動し始めた。エメラルンは短剣を見た。)

これしか……。
(エメラルンは狼爪の短剣を高々と掲げた。)

ラピュタよ。こ…の男の魂を…喰え!
(ラピュタを疑いながらラピュタを使う。魔と戦いながら魔のまねをする。邪悪な呪文を自ら唱える。
クリスティーヌ・グォダー姫を疑うのなら、その姫がドゥーラ・ミィなる家臣を通じて与えたこの狼爪の短剣も、疑うべきではないか。
それなのに頼った。
なんであっても父の形見、その一点にすがった。)

父上!どうか……!
461ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/12(日) 01:13:50 0
エメラルンがいないにゃああああああああああ!
(ひこにゃんはまさかの事態に絶叫した。)
462魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/12(日) 01:31:16 0
>>454
>明星蛍
>ふふ……
>(蛍は、アリスティスラを嘲笑う声を残して去っていった。)
待て。
(魔人加藤は消え行く蛍の襟首を右手の剛力で掴み、気合と共に其のまま引きずり倒した。手袋のドーマンセーマンが緋色に輝いている。
魔人加藤は蛍の瞬間移動を呪術で干渉し逃がさなかった。軍靴で蛍の咽喉を容赦無く踏みつける。)

“合”は間も無く結実の刻を迎える。好きな様にうろうろされては目障り。もう茶番は終わりだ。
将門公は貴様如き女々しい輩が何事か条件を示せる御方では無い。
力を捧げるのなら無償で捧げよ。いや貴様の力にどれ程の価値があるのかな。
(暴悪の魔人加藤に蛍の論理は通じなかった。)

ここで決めろ。転生せし将門公アリスティスラ様に仕えるか否か。
(魔人加藤は蛍を威圧した。トパーズ色の猛虎の瞳がアリスティスラを見る。指示を待った。)
463名無しになりきれ:2009/07/12(日) 01:37:25 0
予想できん展開連打やね( ゚Д゚)y─┛~~ イイヨイイヨ
464マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/12(日) 01:54:19 0
>キュダロン
>片手を代償にしたが無駄であったな。我に剣は効かなかったではないか。
>(キュダロンがマキューシオに右の手の平を向けた。念動波が放たれる。マキューシオが吹き飛ぶ。)
ちぃ!
(マキューシオは起き上がった。十尋は飛ばされている。憤怒のマキューシオが走る。
武器は根元から折れた日本刀。充分だ。これで奴の首をかっさばく。再生するよりも早く。剣で倒せない敵などいるものか。
マキューシオは咆哮した。キュダロンに襲いかかる。)

>リコ
>旋風よりも疾く疾く百地駆け抜けん!皆を、と、遠くへ!
ば、ばかな!
(空間転移でマキューシオの戦いは中断された。
上空へ。ルルカの空。ラピュタへと運ばれてしまった。)

姫!?
(エメラルンがいないではないか!)

リコ!姫を連れそこなったのか!
(リコの胸倉を締め上げる。マキューシオは鬼の形相で怒鳴った。しかしそこでマキューシオは倒れた。失血の余り意識を失った。)
465名無しになりきれ:2009/07/12(日) 02:06:50 0
まんまとラピュタ喰魂装置をエメ使ってしまうのか?
→ヤコブの剣の計画通り>>405 遂に“合”の完成

エメ救出不可能組(ラピュタ移動済み)
→リコ、せんとくん、アンドレ、ひこにゃん、マキューシオ

喰魂装置の発動がヤバイ事知っている人
→無し(かろうじてアーシィか?)!!!!

物語終了近いねサビシス
466明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/12(日) 04:47:06 0
>462
(加藤が蛍を踏みつけると、彼女はどろりとした感触の赤黒い液体になった。
 赤黒いどろどろしたものは、みるみるうちに大地と空を侵食してゆく。
 いつの間にか、加藤達は知らない場所に立たされていた。
 大地は赤黒い血のような色で、燦然と輝く一つの星を除けば、空は真っ暗だった。
 そのとき、暗闇の中に、一瞬だけ蛍の本性を垣間見た気がした。
 それを認識した瞬間、異常な悪寒が加藤達を襲った。)

乱暴な人って、嫌い。
(声がすると、加藤達は元の場所に戻っていた。
 蛍もそこに居たが、先ほどの異常な感触を否が応にも思い起こされる。)

加藤保憲。あんたは勘違いしているよ。
此処に居る者が今まで生きてこられたのは、わたしに見逃してもらっていたからよ。
あんたや、あんたの主を含めて、ね。

だけど、ついさっき気が変わった。
いえ、魔族の長老が楽園を創造したいとわたしに願うものだから、
まずは楽園創造のために、この世界を滅ぼそうと思って。

安心して。
この世界の生命は一つの例外無く、一度は滅びるけど、楽園にて平等に再生を果たすよ。

(蛍は何らかの攻撃をしてきたが、その正体は全く掴めない。謎の攻撃だった。
 実際に被害を受けることになった加藤ですら、何によって攻撃されたかわからない。
 ただ一つ言えることは、「催眠術とか超スピードとか、そんなチャチもんじゃあ断じてねえ」ということだけだ。
 それは即座に命を奪うほどの威力は無かったが、致死性のある攻撃には違いない。)
467チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/12(日) 13:06:33 0
>451
>旋風よりも疾く疾く百地駆け抜けん!皆を、と、遠くへ!

>459
ズザ――――――!
(ひこにゃんに続いてスライディングする)

>460
ラピュタ到着……してへん!!
(エメラルンとキュダロンの間に突如出現。
魔法陣に体の半分しか入っていなかったため転移したと見せかけてすぐ近くに出てしまったのだ!)
わ――――! わ――――!
(焦って右往左往する。邪魔なことこの上ない)
468名無しになりきれ:2009/07/12(日) 13:08:15 0
>>466
ラスボス立候補ならラスボスやっちゃおうぜ
敵キャラの中でひとりラピュタと無関係な展開しているし
いつまで立っても物語終わらないよ(´・ω・`)
469名無しになりきれ:2009/07/12(日) 13:15:10 0
>>468
早漏乙
470名無しになりきれ:2009/07/12(日) 13:24:13 O
加藤やアリスの生死を左右できるのよ設定宣言なんだから
ラスボス就任宣言でそ
これでラスボスじゃないのなら、他のキャラどーしろとw
471名無しになりきれ:2009/07/12(日) 15:13:43 0
>>468-470
困ってるならアリス本人がちゃんと相談するだろ
名無しが無責任に騒いでどうするよ?
終わらないとか言ってる奴は、前スレのエメ大演説を思い出そうぜ
472名無しになりきれ:2009/07/12(日) 17:05:12 0
Q太郎加藤シュワがアリスの下位についたのはQ太郎加藤シュワ当人の意志だけど>>176- >>287 >>314
蛍は加藤アリスを当人の意志無関係に自分の下位設定したから騒がれているじゃね?
自分最強厨が嫌われるのはTRPGじゃ常識だしなぁ
473名無しになりきれ:2009/07/12(日) 17:43:31 0
>>472
おまいさんの常識が加藤アリスの常識とは限らん。
コテの気持ちを勝手に代弁せずに加藤アリス本人の相談をマテと。
ラスボス云々言うのが加藤アリス本人なら物言いは付かんよ。
474名無しになりきれ:2009/07/12(日) 18:18:24 0
アリスタンと加藤チャ カワイソス
475名無しになりきれ:2009/07/12(日) 18:35:45 0
>>473
コテの代弁というよりは
決定リールは当たり判定についてであり、相手が自キャラより下の存在と断定設定していいルールではないだろ。
ルールとマナー違反だから文句いわれていると思う。カトーとアリスの2名だけの問題ではないぞ。

もっとも極悪なカトーと、したたかなアリスが名無しが騒ぐほど困るとも思えんがな。
476名無しになりきれ:2009/07/12(日) 19:01:31 0
>>466
せめてユフーイン龍脈かラピュタ霊団エネルギー争奪と話をつなげてくれ
ドッペルだけスレの物語と全然関係無いのに最強!ではスレの話が成り立たないし正直意味が判らない
477名無しになりきれ:2009/07/12(日) 19:07:01 0
>>476
同意。
蛍は意味が判らないです。
478名無しになりきれ:2009/07/12(日) 19:32:59 0
>>475
断定設定とかスレ主以外には無理よ。
悪役のセリフ読み返してみて。
同じ勝気ロールなのに蛍だけがルールとマナー違反とはこれいかに。
強い弱いの設定も後から書く側の受けレス次第でそ。

>>476-477
ケンタの無念を買ったと言ってるよ。
スレの物語と全然関係無いとか2人に酷すぎない?
479名無しになりきれ:2009/07/12(日) 19:49:16 O
いささか話の関係が無いと思うが、アンドレがケンタに対して哀れに思った瞬間が
ちょっと胸打たれたね。アイツにとって、ケンタの姿が「北斗の拳」のトキの様に
見えたのかな?

それと後、俺は昔、「仮面ノリダー」で加藤(嶋田久作)が「この加藤の偽者め!!」と
言ってノリダーと共闘し、偽者の加藤(石橋貴明)をやっつけたシーンが印象に残って
いるため、今でも加藤のファンだよ。
480 ◆v/ikj/qTK2 :2009/07/12(日) 20:49:34 0
【突然だが、こちらの手違いで今夜は本編投下が不可能になった。
 以下に掲載するレポート作成に時間を割いてしまった為だ。
 拘束してしまっているアーシィには、本当に済まなく思う。
 ……後悔はしていないが、公開はさせてもらいたい】
●概要
【クリスティーヌ・グォダー"CHRISTINE GODDER"】
【平将門公"TAIRA NO MASAKADO KO"】

このレポートは、上記氏名を古代魔法文明文字に転写した場合に於ける、
両名間の偶然ならざる連関可能性を発見し、此処に報告するものである。


●前提
・両名間で共通のアルファベットは以下である―――【甲群】
共通『D(4)/I(9)/N(14)/O(15)/R(18)/S(19)/T(20)』

・両名間で異なるアルファベットは以下である―――【乙群】
クリスティーヌ・グォダー『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』
平将門公『AAAAA(1)/KK(11)/M(13)/OO(15)』

注1:文字が重複する場合は、それぞれ独立したモノと考える。
注2:(X)……Xで示された数字はA(1)〜Z(26)の文字番号である。


●仮定
報告者は、平将門公の死没月日である"2月14日"の中に、
両名の関係性を規定し得る諸要素を見出す事に成功した。

それは即ち―――【平将門公死没月日"2-1-4"】の三つの数字それ自体である。
【乙群】
平将門公死没月日『2-1-4』は解読者に向けて暗号化された指示である。これを元に、
クリスティーヌ・グォダー『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』を解読して行く。

・準備段階として
プールされた要素全ての番号を合計し初期値の『59』を得る。
しかし、この段階で解読者達は篩いに掛けられる事となるだろう。
なぜなら、現時点で隠された重要な指示を読み解く必要があるのだから。

・先ず
[2]……最初の指示:"[2を加算]せよ"という事を示すと解釈する。『59』→『61』
[14]……続く指示:これも同様に"[14を加算]せよ"という指示だ。『61』→『75』

・次に
[2]……第一の指示:"必要部位とノイズに[2分割]せよ"という指示だ。『75』→?
[1]……第二の指示:[1]が分割消去すべきノイズである事が判る。『75』→『74』
[4]……第三の指示:[4]も同様に消去すべきノイズである。『74』→『70』

――――以上を以って、解読作業の準備は全て整った。
後は指示に従い『70』に関する操作を機械的に繰り返せば良い。

・続いて
[2]……『70』を[2分割]『35』――『35』
[1]……[1の位]を移動『40』――『30』
[4]……これは最終的に[4種類]の文字に還元される事を示す―――【※1〜4】

・そして
[2]……『30』を[2分割]
『40』――『30』=『O(15)』+『O(15)』=OO【※1】

[14]……『40』から[14を分離]
『40』→『26』――『14』

・さらに
[2/1]……『14』を[2分割]する。条件は[1を分離]
『26』――『14』=『26』――『1』――『M(13)』【※2】

[4]……『26』から[4]を移動
『26』――『1』=『22』――『5』

・最後に
[2]……『22』を[2分割]
『22』=『K(11)』+『K(11)』=KK【※3】

[1+4=5]……『5』を[5分割]
『5』=『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』=AAAAA【※4】

【※1〜4】より、【乙群】の値に関して以下の等式が得られた。
『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』=『AAAAA(1)/KK(11)/M(13)/OO(15)』


―――― Quod Erat Demonstrandum.


●考察
【甲群】は両名が共有する文字群であるから【乙群】の相互アナグラムによって、
"CHRISTINE GODDER"="TAIRA NO MASAKADO KO"が成り立つ事が証明された。
故に、クリスティーヌ・グォダーは平将門公の転生体であると推論するものである。
483スライム:2009/07/12(日) 20:59:23 0
なんかスゴイのキタ
484名無しになりきれ:2009/07/12(日) 21:05:46 0
>>480
スレのふんいき完全無視のネタも一種の芸だが
バカは肝心な場面でミスをする
「争いなんてくだらねえぜ、俺の歌を聴け!」が抜けてる
485米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/12(日) 21:50:00 0
>>464
>マキューシオ
>リコ!姫を連れそこなったのか!
マキューシオさん!
(リコに飛びかかったマキューシオを慌てて米沢は止めた。相当梃子摺ると覚悟したが、マキューシオは膝が挫けて倒れた。)

貧血ですな。リコ君、ロネで私にしてくれた応急措置、魔法で例の血止め、お願いします。

(エメラルンは魔法陣に乗らなかった。まだ地上にいる。どうするべきか。
キュダロンに敵わずに逃避したのに、これから空間転移か何かで向っても歯が立たない。
いやそれどころか、もしエメラルンが襲われているのなら、今から行っても間にあわないだろう……。
米沢はラピュタに来たメンバーを見た。アンドレ、ひこにゃん、せんとくん……。箒はどうした?手に持っていた筈なのに。
ラピュタに来ていない仲間がちらほらいる。―――姫救出は地上に残った組に期待するしかない!)

エメラルン姫は必ずラピュタに来られるでしょう!大丈夫ですよ、マキューシオさん!
(仲間を信じよう。それしかない。それだけで今まで戦ってこれたのだから。
敵は猛攻し時は残り少ない。敵に先んじなければならない。心情に従うのならすぐにでも助けに行きたい。たとえ無力であろうとも。
だが米沢は心を鬼にし、エメラルン救出は地上組に任せた。託した。信じた。頼むうううううううううううう!
もし米沢にテレパシー能力があったのなら、その念派は強烈なものだっただろう。惜しいがその能力が無い。)

>>456
>せんとくん
>ラピュタというより、小惑星に建物が建っているア・バオア・クーに近いな!
(せんとくんのガンダムな言葉に、米沢もラピュタの城を仰いだ。
米沢の目には城には見えなかった。この世界の城と言えば、地球の中世ヨーロッパの城に似た構造だ。
煉瓦や石積みの塀や壁で、銅板瓦や粘土瓦の屋根を持つ、いかにもファンタジー世界の城だ。
しかし見えるラピュタの城はどうか。)

確かにア・バオア・クーの司令塔みたいですなあ。
城というよりビルディング。あれなんてアンテナ群、エネルギープラント、対空砲火塔みたいで……みたいじゃなくて、まさにそうですな!
(十字架や石碑の墓に見えた岩場のそれらも、よく見れば小さな光の点滅がそこかしこにある。何かの端末装置ではないのか?
米沢は墓標の一つにしゃがみこみ、袖で拭いてみた。風塵や雨雪で汚れが積もり積もっているが、削ぎ落としてみれば機械部品だ。)

ラピュタとは一体?調査です!城に行ってみるしかありますま……。
(呟いたそのとき靴底に地鳴りを感じた。)

>>469
>エメラルン
>ラピュタよ。こ…の男の魂を…喰え!
(喰魂装置の稼動だった。米沢が知るよしもなかったが、それはヤコブの剣の策謀が遂に成就する瞬間だった。“合”完成の時だ。)
486名無しになりきれ:2009/07/12(日) 21:57:14 0
>>485
時計スライム「午前2時22分22秒をお知らせします。」
487ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/12(日) 22:18:51 0
(アンドレに吹っ飛ばされたターミネーターは瓦礫の中から起き上がった。
左足の関節が損傷し、足を引きずっていたが、右足一本で大跳躍した。)

>>469
>エメラルン
>ラピュタよ。こ…の男の魂を…喰え!
I'll be back!
(狼爪の短剣をキュダロンに振り下ろし、ラピュタの喰魂の雷光を浴びせようとしたエメラルン。
そこにターミネーターが現われる。
ターミネーターは右腕のラリアットをエメラルンの胴に食らわせた。エメラルンが十数メートル吹っ飛ぶ。
ターミネーターは狼爪の短剣を拾った。マスター・キュダロンの為に。引いてはキュダロンの主アリスティスラの為に。
だがそれはヤコブの剣の目論見を皮肉にもターミネーターがぶち壊した瞬間だった。)
488名無しになりきれ:2009/07/12(日) 22:34:33 0
意外な伏兵GJ!
489ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/12(日) 22:59:34 0
>>487
>ターミネーター
>ターミネーターは右腕のラリアットをエメラルンの胴に食らわせた。エメラルンが十数メートル吹っ飛ぶ。
レディーになんてことを!
(箒はエメラルンをキャッチした。はたき部分で優しく。鎧が無かったらエメラルンの肺や臓腑は砕かれていただろう。)

これでいいかい。米ちゃん。
(箒は米沢の心の叫びをしっかり受け取っていた。)

だけどこれが僕に出来る最大限。御免よ!
(箒は意識を失ったエメラルンを柄に、くの字に乗せると浮上した。
地上すれすれを猛スピードで飛ぶ。はたきの手で、おじゃまなチャロの後首を掴んだ。ラピュタ目指して急上昇。
ターミネーターに奪われた狼爪の短剣までは取り返せない。だが箒は足止めの秘策を言った。)

おい!キューダロン!
ラピュタには我等の大軍師ヨネザワが布陣した!
ヨネザワはラピュタ破壊の方法をマンティコア僧ルーサから伝授されている。
追ってくるならラピュタを破壊するからな!
(はったりである。時間稼ぎと足止めの効果は果たしてあるか?)
490アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/12(日) 23:10:39 0
>>487
>ターミネーター
ば、ばっばっばっ、ばかやろう!
(ターミネーターが喰魂装置の発動を止めたさまを霊眼で見て、アリスティスラは激怒した。地団駄踏んで悔しがった。)

おまえのせいで、操りの途切れた時間があった。そのせいだ!
(アリスティスラはヤコブの剣で蛍を指し罵った。途切れた時間とは、蛍によって赤黒い異空間に引きずりこまれた事を述べている。)

加藤!こいつに思い通りになっていると思わせておけばよかったんだ!余計なまねして!
“合”の邪魔をされないように、道化を体よくおっぱらったのに!こいつの術中に、はまったふりしてれば良かったんだ!
(アリスティスラの髪が憤激で逆立つ。)

蛍、いや擬態魔!あたしの魂はおいしかったかい?
は!
魂のことであたしと互角に太刀打ちできるつもりか?あたしにはこの剣がある!幾億万の魂を吸い込んだ喰魂の湾曲刀が!
おまえに与えた魂は、この剣があたしの魂に似せて瞬時に練成した偽の魂さ!>>446
それを本物のあたしの魂と思っていたのよ!きゃははは!
おまえの真贋の眼力はその程度。騙しの腕はあたしが一枚上手だったね!

加藤、擬態魔をここで葬り去れ!
こいつが受け取ったあたしの偽の魂。その魂がこいつを内部から食う!キュダロンの魂を模した餓鬼霊の魂だからね!
外と内、両面の攻撃にいつまで耐えられるかしらね?きゃはははははは!
あたしは鉄鬼兵(ターミネーター)を回収しに行く!
加藤、あたしを失望させるんじゃないよ!
(アリスティスラは下半身を蛇身に変えると、地に潜りターミネーターの所へと向った。)
491ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/12(日) 23:14:51 0
エメラルンだ!エメが来る!
(箒に担がれてエメラルンがやってくる。チャロはエメラルンの後に乗っている。
姫と親友の帰還に、ラピュタの崖から下界を見ていたひこにゃんは小躍りして喜んだ。)

ああ!チャロが助けたんだにゃ!さすがにゃ!
(誤解していた。)
492名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:17:13 0
アリスタン、キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!! 名無しの騒ぎ、あっさり解決w
493名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:22:28 0
>>492
名無しはいつもさわぎすぎ。でもそれでこそ名無し。
494名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:24:45 0
でもこれで無敵投下して振り出しに戻ったりしてw
495名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:25:09 0
つか、事後キャンセルありのスレで阿保かと馬鹿かと
496暖かい目のスライム:2009/07/12(日) 23:31:03 0
>>495
それはな、どこの板でもなな板でも絶えず新住人が当然来ているわな
TRPGスレ群にも、いつも新住人が来ている(筈)
新住人はだいたいロムか名無しから始める
名無しがTRPG定住民から見れば「何騒いでいるんだよ」と思う事をいつも始めるのは自然の摂理
497名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:32:47 0
最強厨の首位がドッペルからアリスに戻っただけ
周りがケンタみたく大人になりゃ済む話
498名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:34:43 0
>>497
>>472
騒ぎになるならないの差は、この差じゃね?
499名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:41:54 0
相手の台詞を創作して書くのはNGだが、相手がどう思ったか(びびったか、悪寒感じたか等)内面を書いてしまうのも台詞創作同様NGじゃね?
相手の心理まで断定書きするのはここだとアンドレ(今は治った)と蛍の二人しかいない
500名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:44:07 0
スレが殺伐とする投下をするコテは修行が足らんて
501名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:50:13 0
>>498-500
まだ騒ぎ足りんのか。>>1百回読め。
コテは前の書き込みが不服ならキャンセルできるんだぞ?
最強勝負を真っ向から受けて立ってるアリスが良い例だろ。
502名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:52:43 0
竜子がスプラッタに走った時から歯車狂ったな・・・
修正しきれなかったのが原因かな
503名無しになりきれ:2009/07/12(日) 23:55:22 0
>>502
禿同
(>453の続き)

(呆然と更に見渡すと、その魔導師の少年《=リコ》以外にも、米沢、僧都《=せんとくん》、兜を被った猫
《=ひこにゃん》、無頼漢の騎士《=マキューシオ》もいた。どうやら、彼らもこのラピュタの地に飛ばされた
様だ。だが、そのメンバーの中には、魔法の箒や美少年に化けた犬《=チャロ》、そしてあの少女
《=エメラルン》がいなかったのである。)

<まさか、失敗《しくじ》ったのか!!!?>

>>464
少女がいない事に気付き、憤慨して魔導師の少年の胸倉を掴み、詰め寄る無頼漢の騎士。そこへ米沢が
止めに入る。だが、無頼漢の騎士は右腕からの出血による貧血の為、意識を失い、倒れた。俺としても
無頼漢の騎士の気持ちに同意して……、)

<ここぞという時にこそ落ち着きを払い、全員を逃がせば良いものを、肝心の人物を置き去りにして
逃げてしまうとは、どういう事だ……!!!!!>

(と、怒りを露わにしてそう思い、歯軋りをするのだが、それによって顔に鋭い痛みが走り、詰め寄る気が
しなかったのである。

>>485
倒れた無頼漢の男に寄り、魔導師の少年に応急措置の指示を出す米沢。それを見て……、)

<やれやれ、俺の方も頼みたいものだよ、本当。>

(と思い、顔を右手で押えながら、草原で寝転び、痛みが和らぐのを待つ事にした。無論、そんな事
しても無駄であるというのは分かっているが、無闇に動かすよりかはマシだろう。そして空には、相も
変わらず、満月が煌々と照らしていた。

と、その時、何やら地鳴りを感じた。)

<ヌ、地震か? いや、此処は空飛ぶ城砦であり、墓場であるラピュタだ。となると、また一人、魂が此処に
来たというのか?>

(俺はそう思うと、目を開け、身体を半分起こした。とそれと同時に、地面を見据える俺の目の前に、人型の
影が視界に入ってきたのである。ハッとして見上げる俺、そこには背丈が短く、ショートの髪形をした、まだ
幼さが残る顔立ち、そして服装はマントを纏い、緑色の丈の長い上の服に腰の辺りでベルトを止め、スカートの
様な感じにして、オレンジ色の『ホーズ』という、タイツに似たものを履いた、いかにも中世のヨーロッパの、
良家といった風貌の少年が俺の前に立っていたのである。)

<続く>
うん、何だ? 俺の顔に、何か付いているのか? 何処から来たんだ?

(俺がそう尋ねると、その少年は何も言わずに俺の前から走って去ろうとした。)

お、おい、ちょっと待て!!!!! 少しぐらい話を聞いてくれても……、痛たたたっ!!!!!

(慌てて起き上がり、少年を走って追う俺。少年は石積みの城の見張り台らしき場所の真下で
立ち止まり、くるっと振り向いて俺を一目見ると、直ぐにその影の方へ隠れた。)

おい、一体、俺にどうしろと……!!!

(漸く見張り台の下に辿り着き、影の方を見る。すると、何とその少年の姿は忽然と消えていたのである。
因みにその影の方には隠し扉と思しき所は一切無く、また直ぐ5m傍は崖であり、雲が流れているばかり。
隠れる事が出来る所なぞ、一切無かったのである。)

まさか……、幽霊か!?

(俺はそう呟いた。こんな芸当が出来るのはそういった類の者しかいないのだから……。
と、その時、再び呆然とする俺に……、)

>>491
ひこにゃん:『エメラルンだ!エメが来る!
(箒に担がれてエメラルンがやってくる。チャロはエメラルンの後に乗っている。
姫と親友の帰還に、ラピュタの崖から下界を見ていたひこにゃんは小躍りして喜んだ。)

ああ!チャロが助けたんだにゃ!さすがにゃ!』

(と、兜を被った猫の歓喜の声が聞こえたのである。)

何っ、本当か!!? 今行くぞ!!!!!

(慌てて踵を返し、顔を押えながら猫がいる崖下へと駆け寄ったのである。だが、ある程度まで進んだ所で、
俺はもう一度あの見張り台の下を振り向いた。

すると先程の少年が其処から顔を出して、クスリと笑い、その後、直ぐにまた顔を引っ込めたのであった。)

<何なんだろう、あの子は?>

(そう思いながら、俺は再び猫のいる崖下へと走っていったのである。漸く辿り着き、見ると、あの箒が少女と
美少年に化けた犬を此処まで運んだのである。

只、少女は敵から一撃を喰らってしまった模様で、気を失っている。俺はそれを見ると、有無を言わずに
その少女をサッと抱え上げ……、)

おい、この場所にこの娘を寝かせられる場所はあるのか!!!???

(と大音声で発したのである。すると何処からとも無くか……、)

「「あるよ!!!!!」」
(と声がしたのである。)
506名無しになりきれ:2009/07/13(月) 00:31:13 0
まさか…「あるよ!!」を言ったキャラがなにか任せたのかwwww
507ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/13(月) 00:33:30 0
>>460
>エメラルン
>リコ!ラピュタに飛んではならない!
(ハクはエメラルンの叫びを耳にして、リコの魔法陣から跳び退った。
其の儘、姿消しの術を己に掛けた。息を止めているかぎり他者に気取られる事は無い。
念を入れ、瓦礫に隠れながらエメラルン救出の機会を伺った。
しかしながら状況は直ちに動き、ヴェンツェルの箒によってエメラルンは助け出された。
箒のハッタリに思わず吹いてしまいそうになるが堪えた。
ある気配に気がついたハクは地面に耳を当てた。何かが地中を掘り進んでくる。>>490

――妖蛇族の邪気か。でもそれだけでは無い。なんだろう、この異様な霊霧。たくさんの死霊の気配……。
(“合”を前にしてヤコブの剣は活性化しているのか。その尋常ならざる妖気に、龍族のハクは気がついた。)

――本当の敵は、あの剣ではないのか……?
508キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM :2009/07/13(月) 00:53:58 0
>>489
>ヴェンツェルの箒
>ヨネザワはラピュタ破壊の方法をマンティコア僧ルーサから伝授されている。
>追ってくるならラピュタを破壊するからな!
(エメラルンをかっさらう小癪な箒を、キュダロンは丸呑みにしようと牙だらけの大口を開けたが、その動きが止まった。)
な……。
(有りうるのか?
異空間の執務室でマンティコア僧ルーサと米沢守が、密談した事実は把握している。其の時に?)

いや……。
(己が認識しきれていない事象があるのは認めざるを得ない。
ハクにユフーイン竜脈ヤンダルの口を閉じさせられる力があるとは知らなかった。
狼爪の短剣がラピュタの起動命令を発せられるとも知らなかった。
どれもこれもクリスティーヌ・グォダー姫の不完全な……。
………………。
そこでキュダロンは考えを打ち切った。思考しても判断できる材料が無い。
キュダロンは箒を見送るしかなかった。現世の主の指示を仰ぐのみだ。
509ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/13(月) 01:24:42 0
>>505
>アンドレ
>(俺はそれを見ると、有無を言わずに その少女をサッと抱え上げ……、)
ナイスキャッチ。もう少しで落としそうだったよ!
(箒はチャロも降ろし一息ついた。ほうきの手で柄を拭っている。たぶん人だったら汗を拭いているポーズだろう。)

あれれ!キュダロンの奴、追ってこないぞ!
米沢!実は……。
(箒はキュダロンに言ったはったりを米沢に伝えた。)
510明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/13(月) 01:36:53 0
>490
ぐへへへへ、上手いことせしめたぞ。
今頃、あのプラスチックの玩具みたいな剣におんぶに抱っこで、面白いことになってるでしょうね。
魂をただのエネルギー源なんかに使われちゃ、全宇宙魔界化計画の邪魔になるのよぅ。

(蛍はまんまと騙され、アリスティスラの魂の半分を得たと確信していた。
 しかし、彼女は魂を食べたりはしないので、内側から食い破られるようなことはなかった。
 今、彼女は自分の本拠地――つまり、地獄まで戻ってきていた。)

ふっふっふ。ケンタウロスの長老よ、草葉の影で見てるー?
あんたの願いどおり、魔族の楽園を作るために、今わたしは頑張ってるよ!
だが受け入れる者を選ぶような、器の小さい楽園じゃない!
誰もが平等に楽園入りするのよ!
とりあえず、まあよく見て頂戴。

(蛍は、何処からかせしめてきた、一人分の人間の魂を取り出した。
 誰に向かって「見て」と言っているのかは不明だ。)

まず、この人の魂をレテの河の水で清めて、邪魔な人間の記憶を洗い流します。
んで次に、地獄の業火で時間をかけて炙って、地獄の環境に適応させます。
そうして丈夫になった魂に、ありあまってる地獄パワーを注入します。
最後に、わたし達先輩悪魔が、マンツーマンでつきっきりになって、デビル英才教育を施します。
できた!

(蛍が上述したとおりの工程が終了した。
 最初はぼんやりとしたオーラのようだった人間の魂も、最終的には確たる実体を形成していた。
 新たな悪魔の誕生だった。)
511名無しになりきれ:2009/07/13(月) 01:45:13 0
      ∧_∧   
     (´・ω・ )   >>510 たいへんだったな、茶でもお呑み  
     ( o旦o    
512明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/13(月) 01:45:56 0
(続き)

(悪魔を誕生させた後、手元に残るアリスティスラの魂の偽物を見据えた。
 やっぱり餓鬼魂だと気付いてはいないようだった。)
……とりあえず、アリスティスラの魂だったら、
記憶を洗い流さなくても十分にデビルだから、さっさと地獄の業火でチンしましょ。
(取引で渡された魂だが、蛍はさっさと地獄の業火の中に放り込んでしまった。
 本人は気付いていなかったが、餓鬼魂はそのまま地獄の火の中に投げ込まれた。)

(新たな悪魔を誕生させ、餓鬼魂を地獄の火の中に放り込んできた蛍は、
 やり遂げたような表情で、現世のラピュタの辺りに帰ってきた。
 なんとかと煙は高いところが好きということで、今、彼女はラピュタの天辺に立っていた。
 なお、先ほどの悪魔化の工程には、一つの魂につき何百年、何千年という時間を費やしている。
 しかし、この一連の作業は、現世とは時間の流れが異なる地獄で行われるため、
 上記全ての工程が終了したところで、現世ではほんの数秒しか経過しない。)

帰ってきたよ、名も知らぬ世界!
わたしは、この世界中の全ての魂を、丹精込めて悪魔化する!
ついでにラピュタに捕われた魂も、あのボタン押すと光る玩具の剣みたいなのの中に入ってる魂も全部!
この調子で、魔界ランド・どっかの異世界支部を建設するのだー!
(誰も自分を見ていないと思っているので、蛍は一人で勝手にハイテンションになっている。
 蛍の言動がちょっとおかしい。まるで竜子みたいだ。
 しかし、竜子=サタンも、蛍=ルシファーも、根っこは似たようなものなので、実は何もおかしいところはない。)

ん?誰か見てる?
(蛍はキョロキョロと周囲を見回している。
 彼女は対面を気にする魔王なので、対外的には恐怖と絶望を振りまかないといけないと思っている。
 今のはしゃぎっぷりを見られたからには、絶対に生かしてはおけないと誓った。)
513名無しになりきれ:2009/07/13(月) 01:49:44 0
バッシングされてもFOしないコテには一転して名無しが優しい・・・なんなんですかねw
514名無しになりきれ:2009/07/13(月) 02:08:56 0
515スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/13(月) 02:31:17 O
>>512
>ん?誰か見てる?
はっはっはっはっはっ!!
よくも私が隠れているのを見破ったな!
(蛍の後ろの岩陰から登場)
(魔法陣でラピュタに移動後仲間が危険な目に遭うまで隠れているつもりだったのだ)
魔界ランド・どっかの異世界支部建設を阻止する男!
スパイダーマン!
この世界中の全ての魂を、丹精込めて悪魔化する計画!
許せん!
(口上を言い終わった後蛍を指さして)
君は本当は心清く正しく美しい少女なのだ!
魔王のような恐ろしい計画はすぐに諦めて、本心に立ち返ってくれ!
516チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/13(月) 22:39:03 0
>489
(右往左往している間にエメラルンのついでに救出された!)
おおっ、ほうきに乗っとる!
(気絶しているエメラルンとは対照的に無駄に元気であった。
敵に大したダメージを与えられない代わりに自分もなぜか大ダメージも受けないゆるキャラ補正のおかげである)

>505 >509
エメはん大丈夫やろか……。

>491
>ああ!チャロが助けたんだにゃ!さすがにゃ!
ひこにゃんー! また生還したでー!
(本日二度目の再会を喜び合う。あえて誤解はそのままにしておくチャロであった)

>505
>おい、この場所にこの娘を寝かせられる場所はあるのか!!!???
>「「あるよ!!!!!」」
おおきに! ……って、誰や!? しかも(表記が「「」」ってことは)一人じゃあらへんし!
まさか……幽霊!?
517アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/13(月) 23:30:11 0
(アリスティスラは地面を突き破って、ターミネーターの前に現われた。
エメラルンにラピュタの喰魂の炉を開けさせる策は、部下に砕かれた。
憤怒に顔を歪めるが感情の無い機械に通じる筈もない。)
こっ、こっ、この!
(狼爪の短剣をひったくるように取る。
しかし、正にそのとき!)

>>486
>午前2時22分22秒
ああ!
(黄金の翼竜座の首星が真上に広がっていた。血のように赤い三日月も真上に。ラピュタが三日月に重なる位置に到達している。
時は来た。来てしまった。
エメラルンが炉を開けようとしたあの時こそ“合”の時間だった。“合”の時はあっけなく来てしまい、そして過ぎてゆく。)

そんな!
ああ!あああああ!
私のサーベルよ!
(アリスティスラはヤコブの湾曲刀に頬摺りよせ哀願した。)

「擬態魔の介入が痛事であった……!奴のいらぬ干渉が……!“合”の条件は崩れた……。千載一遇の時が……!」
(ヤコブの剣の怒気にアリスティスラは思わず顔を反らした。)

「ロネで吸い込んだ霊団エネルギーは猛悪にして、ラピュタの炉に永く留め置く事は出来ぬ……。
放出の機会を失い……臨界を迎え……ラピュタは四散する……。霊が溢れる……。
貴様が女王となる夢は水泡に帰した……!
それで良いのか……!
今すぐラピュタに飛べ……!喰魂の炉を自ら開けるのだ……!危険であるが……しくじれば貴様も我々も炉に呑まれる……。
だがやらねばこの世界に君臨する大女王にはなれぬ……!
エメラルンと狼爪の剣を炉にくべよ……!ラピュタに陣取る者全てを殺せ!生贄にせよ!……やれ!」

はい!
(アリスティスラは蒼白となって応えた。)
ラピュタへ!行くぞ!
518ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/14(火) 00:11:56 0
>>517
>アリスティスラ
ふ。
(アリスティスラの耳元で吐息がした。ハクがそこにいた。
姿消しの魔法を使い、アリスティスラに囁くヤコブの剣の霊話を盗み聞きしていたのだ。
ハクの姿消しは呼吸を止めなければならない。息が遂にそこで漏れたのだった。)

蛇よ。訊かせてもらったよ。
(ハクは目くらましに口から龍の鱗を吹いた。その隙にラピュタへと飛翔する。
ヤコブの剣を取り上げたかったが、アリスティスラ、キュダロン、ターミネーターらを前にして、そこまでは出来なかった。
でも充分だ。)

――姫!
(飛びながらエメラルンに念話で叫んだ。だが感触が無い。意識を失っているのか。)

――米沢守!“合”は過ぎた!ラピュタが崩壊する!
(ハクは念話で今訊いた内容を米沢に送った。事態は一刻を争う。)
スレ主さんに相談したいのですが。
展開の投下を事前に相談するのは無粋と承知の上です。
然しスレ主さんが以前に宣言された、ルルカ魔道士学園の地をスレ最後の舞台とする取り決めに、逸脱していると受け取られかねない投下の為に
相談いたします。

ラピュタの下界に東京を出現させたい。
具体的に書くのも興醒めなので控えますが、要領の得ない話なのに相談する勝手を御赦し下さい。
東京を出現させても、舞台が東京に移るわけではありません。でも一度東京を出したら、どう話が発展するか予想できません。
スレが終わらない無限バトルに陥る可能性も完全には否定できません。そうはならないと思いますが保証はできません。
でも魔人加藤というキャラに愛着がありまして、彼で出来る事を思いっきりしてみたいという自分都合と、その展開でスレが
更に面白くなるささやかな力添えになるのではとも思っています。
でも大失敗するかもしれません。クライマックスの時にスレを収拾がつかない状況に陥らせるかもしれません。同僚の皆さんを巻き込む投下です。
けれどもしてみたい。
スレ主さん、いかがでしょうか。

中の人コメントをしてしまった無粋ついでに。
蛍さんの投下に加藤は困ったりしませんでした。おそらくアリスさんもそうだと思います。自分らを心配してくれた方々の気持ちは有り難く思います。
一方で蛍さんに申し訳無かったと思います。自分のレスが切っ掛けであの様な事になり、御迷惑おかけしました。
尤も今後も極悪を極めるつもりですが。兎に角今度とも宜しく。蛍さん。
520名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:34:28 0
>加藤
そんなおもしろそーな展開、エメがダメと言うわきゃーない( ̄ー ̄)
521名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:36:42 0
4スレ目突入は決定だな
問題あるとしたらそこだろうなあ
522名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:41:55 0
>>521
スレを終わらせますなんて、とうに死文化しとる。
でも東京出現させなければ終わる
終わるけど、カトー、そんなオモロイ展開告知されてボツに誰ができるかよw
523名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:48:28 0
カトーにそう言われちゃなんだが正直
蛍は叩きすぎた
すまんかった>蛍
524名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:54:18 0
>>523
反省汁!
525名無しになりきれ:2009/07/14(火) 00:57:54 0
スレ主を待て
学習しろ
526名無しになりきれ:2009/07/14(火) 01:36:54 0
今晩も休憩w
527名無しになりきれ:2009/07/14(火) 02:07:21 0
 ☆ チン マチクタビレタ〜
     エメマダ〜〜
☆ チン  〃 ∧_∧
 ヽ___\(\・∀・)
  \_/ ⊂ ⊂_)
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
 | 愛媛みかん |/
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
528名無しになりきれ:2009/07/14(火) 02:08:09 0
ageちゃった・・・・スマン
(>505の続き)

だ、誰だ!!? 何処にいる!!?

(この複数の人数が重なった様な声・・・・・・。俺は直感で、明らかに仲間が言い放ったのではないと判断して、叫んだ。

だが、反応は無い。)

<単なる空耳か・・・・・・?>
(俺はそう思い、何気無くラピュタの城門を隠す様に上がっている、丸太で出来た跳ね橋の方に目を向けた。すると、微かながら
その跳ね橋の辺りに人の影があり、こちらに気付いたのであろう、直ぐにサッと消え失せたのである。)

そこかっ!!?

(俺は両手で少女、いや、エメラルンを抱き抱えたまま、跳ね橋の方へと駆け寄った。そしてその跳ね橋の
前で・・・・・・、)

俺達は悪人ではなく、君達に危害を加える事は一切しない!!! だから、その姿を見せてくれないか!?
(と、俺は身の潔白を表すべく、その人影の主に声をかけたのである。だが、やはりと言うべきだろうか、
それでも反応は一切なかった。しかし・・・・・・、)

《ゴゴゴゴゴゴゴゴッ・・・・・・・・!!!!!!》

(その代わりなのだろうか、ゆっくりと跳ね橋が降り始め、同時に姿を現した城門が跳ね橋の降りる
スピードに合わせるかの様に、此方もゆっくりと開き始めたのである。そして・・・・・、)

《ズズ―――――ン!!!!!》

<入れ、ということか?>
(完全に開き切った城門を見て、俺は意を決して、その城の中に踏み込んだのである。)
530Interlude ◆4MQbAiMKUo :2009/07/14(火) 06:31:34 0

『アッシュ……? お前、どうした!?』

妖魔が舌を鳴らして掴みかかって来る。
自分の流血が機嫌を損ねてしまったらしい。

「……暴れるな。飛行姿勢の制御が出来ない」

少女の頬に親指を添えて、鮮血を不器用に拭おうとするが、
結果は、新しい血糊が余計に引き伸ばされただけだった。
白い肌に円弧の紋様を描く、戦化粧の顔料の如き深紅。

「―――話を続けてくれ。我が低沸点の戦乙女」

『ここは魔道学府ルルカ。
 アンタは…異世界から流れてきて、たまたま出会ったエメラルンに協力して――』

醒めた蒼い満月が輪郭を闇に溶かし始めている。
頭蓋から熱が移った意識を冷却する必要があった。
何処か懐かしいからだ……彼女の声音も、眼差しも。
それらに気を取られて重要な情報を聞き逃さない様に。



……

『なあ、どこからわからない?』

「その境界すらも曖昧……と言うのが正直な所だ。
 落下する感覚の直後に衝撃。オーロラを見た気もするが、
 実際の所は、小規模なクレーターの観察をしていたらしかった――」

『――ああ、そんなことより傷は平気?』

「……ああ。まるで天に昇る様な感覚だ」

『また手当しないで放っておいたろ』

「どうだろうな……記憶に無い、と言えば責任回避が可能だろうか。
 "そんなことより"このままでは、お前まで敵の攻撃の良い標的だが」

『とりあえず安全なところに降りて』

「乱戦の最中で安全な場所とは、難題を押し付けてくれる。
 ……だが、目標物の奪取を阻害した埋め合わせは果たそう」 

『剣はもういいから。それから…その…』

腕の中の華奢な身体が強張ったのを感じて、軽口を止める。
困惑が瞳を揺れさせたのか。
不安が声を振るわせたのか。
少女の繊細な変化の理由が、今の自分には――――


『――アタシのこと、わかる?』


――――わからなかった。
531紅衣の彷徨者 ◆4MQbAiMKUo :2009/07/14(火) 06:33:03 0

『――アタシのこと、わかる?』【>458】

「わからない……俺には、お前の事が思い出せない――」

降り立ったのは庫裏棟前庭の片隅。
薔薇園に生い茂った生垣が遮蔽になる。
"安全なところ"の条件を満たすに足る場所だ。

「――だが、お前が俺の真名を呼ぶ事の意味はわかる。
 魔術師が己の真名を知られるデメリットは計り知れない。
 ……俺がソレを許したからには、相応の理由があるのだろう」

密集して配置された背の低い薔薇のアーチ。
窮屈だが、その分だけ外部からの視認も困難だ。
ドーム状に連なった箇所を選び、先に内部へ入り込む。

「くっ、薔薇の棘が見た目以上に鋭い―――少し待っていろ」

取り囲む茨を背で押し広げて、二人が身を潜められるだけの空間を確保する。
外套の端を掴んだ右腕を伸ばす。真紅のカーテンが薔薇の円蓋の内側を覆った。
僅かな隙間から差し込む月光。身動きすれば星屑が零れ落ちた様な陰影が揺れる。

「これで多少は落ち着ける筈だ……今後の為に、確認しておきたい事もある」

"―――お前にとって俺は、どういう存在だ?"

音声にしかけた率直な言葉を、咽喉の奥で殺した。
此処は戦場であり、自分は――この妖魔も――兵士だ。
他に訊ねるべき事がある……有効な情報収集をするべきだ。

「お前の名を―――こちらが、お前を何と呼んでいたのか」

吐き出したのは、判断力の欠如としか考えられない愚問。
だというのに何故、大切な問いかけの様にも思えるのか。

「……要領を得ない質問だった。全く、どうかしている」

―――致命的だった。己の何かが確実に破綻している。
彷徨者は動く事も、それ以上の言葉を紡ぐ事も出来なかった。
何かが急速に欠けていく。暗空で減衰し続ける黄金色の半月の様に。



……

「―――すまない。呆けていた。
 今は適切な状況判断が出来そうにない」

詳細は不明だが、記憶以外にも何かの融解が進行している。
この有様の自分になど、彼女の背を預けさせる事は出来ない。

「先程は友軍との連携を分断させてしまったが、
 そちらは可能な限り速やかに合流に向かうべきだ。
 妨害も考えられるが、その際には俺が敵の攻撃を引く」

伸ばしていた腕を下げ、片手に一振りの剣を投影した。
外套と共に、薔薇の棘が小雨の様な音を立てて降り落ちる。
鉛の身体が軋む。だが、砕けていない以上は未だ飛べる筈だ。
視界に映るのは、血染めの獣爪―――闇夜を斬り裂く、紅い三日月。
532アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/14(火) 18:42:07 0
【停滞と読み替えた平穏に甘えた精神が抱く幻想 《崩壊はいつも遠い空》
 単純な事実への無理解 《崩壊の後、差し出す腕に意味は無い》
 ……気づいてしまえば、滑稽というよりただ気分が悪かった】

「わからない……俺には、お前の事が思い出せない――」

(見えてたのに。彼が纏った崩壊の気配は)
(あまつさえそこに救いを求めてしまった)

(不安と悔恨と苛立ちと心配と自己嫌悪が溢れて混ざり、錯覚の空虚感を覚える。
慰めのような付け足しを受けてやっと、反射のような乾いた笑みと言葉が漏れた)
真名か。アタシは許される前に奪い取ったけどね。
それでもお前は全員の前ではっきり名乗ったっけ。
結構、気を許されてたってことか? だったら嬉しいけど。
(今更だけどね)

* * *

(程なくして、庫裏棟の片隅にある薔薇園に降ろされる。)

「これで多少は落ち着ける筈だ……今後の為に、確認しておきたい事もある
お前の名を―――こちらが、お前を何と呼んでいたのか」
…何をいきなり?
「……要領を得ない質問だった。全く、どうかしている」
ああ、ホントだよ。
(共有は消え、今や本当に“大勢の一人”となった自分のことなどどうでも良いだろうに――)

…実際、よく分かんない。
アーたんとかふざけた呼び方されたこともあるけど、結局お前はアーシィと呼んだかな。
けど、ろく会話する前にすぐ消えるし、変な軽口ばっかだし――何がホントだったのか

………
………………おい。聞いてる?
「―――すまない。呆けていた。
今は適切な状況判断が出来そうにない」
(彼女は言葉を失い、唇を噛んで俯くことしかできなかった)

やがて彼は合流を告げ、剣を生み出した。だが彼女は暫くの間、ぼんやりとその場に留まっていた。
わかった、そう一言言えば彼は確実に自分を仲間の元へ送り届けるだろう。壊れた身体を削りつくすことも厭わずに。
それは窮地に置ける兵士として正当な行動だった。
だが仲間として――もしくはそれを逸脱した個人的感情において、彼女には認めることができなかった)

なあ。待てよ。
(その瞳は、彼が記憶を保っていれば意外に感じる程に弱く揺れていただろう)

何でそんなに必死になるんだよ…
お前はこの世界の人間ですらないだろ? なのに何で、自分壊してまで目の前の奴ら全部を助けようとするんだよ?
エメラルンもそう。蛍もそう。偶々居合わせただけの他人。…私もだ。

…感謝はしてるよ。
けどそれで磨り減ってくお前見ててさ。何も感じないわけないじゃん。
(弱った心は平時の壁を作ることを忘れ、縋るような本音が漏れ出ていく。
ゆっくりと歩み寄り、乾いた灰の瞳を真正面から見つめて言葉を続けた)

それがお前のやり方だって言うなら、悔しいけど止めない。
けど…頼むよ。

  壊れても忘れても、生き残って。全て終わったら、必ず帰って来て。

  約束して……お願い―――…
533ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/14(火) 20:51:54 0
>>486
>午前2時22分22秒
ア……。
(猫は夜行性である。ひこにゃんには腹時計で正確な時間がわかった。)

2時22分22秒を過ぎたにゃ……。
んにゃん?
あまりにも簡単に“合”の時間が終わったにゃ?これでいいのか?
(ひこにゃんは辺りを警戒した。)

>>529
>アンドレ
><入れ、ということか?>
>(完全に開き切った城門を見て、俺は意を決して、その城の中に踏み込んだのである。)
ちょっとまてこらー!
(ひこにゃんはアンドレの臀部に貼りついた。)

気絶したエメラルンを横にするだけなのに、どーして仲間と離れてほいほい怪しい城の中に入っていくにゃ!
ここは死霊の釜ラピュタにゃんだぞ!おかしいと思わないのか自分の行動!……ハッ!
アンドレ!まさかおまえ操られているんじゃ!!!!!
(ひこにゃんの前足の爪が、ひっかきモード態勢をとった。)
>>533
ひこにゃん:『ちょっとまてこらー!(ひこにゃんはアンドレの臀部に貼りついた。)

気絶したエメラルンを横にするだけなのに、どーして仲間と離れてほいほい怪しい城の中に入っていくにゃ!
ここは死霊の釜ラピュタにゃんだぞ!おかしいと思わないのか自分の行動!……ハッ!

アンドレ!まさかおまえ操られているんじゃ!!!!!』

《ガッ!!!!!》

(俺が城内に踏み込もうとしたその瞬間、俺の背中に引っ掻いた様な痛みが走った。)

いてっ!!!!! 何をするかっ!!!???
……? あれ? 何故、俺はこんな所にいるんだ!?

(後ろを振り向くと、あの兜を被った猫・ひこにゃんが前足の爪を剥き出しにしていたのである。
どうやら、それで引っ掻いた模様だ。

しかしそれよりも、俺は辺りを見回した。『何故、俺がこの城門の前に立っていたのか』が
分からなかったのである。)

ええと、確か妙な声が聞こえたから、その元を辿ろうとして此処に来て……。

……ハッ!!!!!

(俺ははたと気が付いた。そう、これは一種の催眠術みたいなもので、俺をエメラルンごと城内に
誘き寄せ、亡き者にしようという寸法なのかも知れないのだ。)

おおお〜っ、危なかった!!!!! 危うく死地に足を踏み入れる所だった!!!!!
済まんな、ひこにゃん!!! ありがとう!!!!!

(俺は感謝の意を込め、ひこにゃんの頭を撫でる。このひこにゃんの機転が無ければ、俺と
エメラルンは大変な事になっていたのかも知れなかったのだ。

そう思うと、彼に対して申し訳無いと思う反面、感謝の気持ちで一杯だったのである。)

兎も角、此処から離れよう。何か悪い胸騒ぎがする。

(と言い、俺はエメラルンを抱えたまま、ひこにゃんと共に城から走り去る。
だが、ある程度の距離まで離れた、その時!!!!!)

《ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!》

うおおおおおおっ!!!??? 何だ!!!? また地鳴りかっ!!!?

(再び地鳴りが始まったのである!!! しかも先程のものとは違い、かなり桁外れの揺れである!!!!!
立つ事すら儘成らず、俺はしゃがみ込み、城の方へと目を向けた。

すると何と、ラピュタの城が、更に一際大きく、丸で天を突き破らんとするばかりの、塔の様に
伸びていたのである!!!!!)

な、何だ!!? これから、何が起ころうとしているんだ!!!!??
535せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/14(火) 22:50:29 0
ラピュタの死霊にあやつられ、アンドレはエメラルンを喰魂装置の炉に入れようとしたのぢゃ。
(アリスとヤコブ剣の話を盗み聞きしたハクが米沢にテレパシーしたのを盗み聞きしたせんとくんが言った。)

死霊達は炉から出たがっている。だがこれほど大量の怨霊が出れば世界は大変なことになる。死人帰りは黙示録に示される世界破滅の序章ぢゃ。
これから何が起きるかわからないぞ。例えば東京が召還されるとかあるかもしれん。
(奈良法隆寺所属退魔僧・遷都は、何かをつかんでいるのかもしれない的なセリフを言った。)

しかし所詮、拙僧もマキューシオと同じく若気の至り、恥の多い身の上、偉そうな事は言えぬ。
536名無しになりきれ:2009/07/14(火) 22:54:33 0
sage欄に動揺の後が見られるw
537名無しになりきれ:2009/07/14(火) 23:00:21 0
罰ゲーム

次のバトルシーンで味方に誤爆し、思いっきり味方の足をひっぱること
538名無しになりきれ:2009/07/14(火) 23:04:04 0
>>537
いつもじゃねーかw
539名無しになりきれ:2009/07/14(火) 23:07:02 0
それよりもプルトニウムによる被爆はどうなったんだ>せんと
540監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/07/15(水) 00:24:26 P
>嶋田久作
新舞台の投入提案は前に告知した通り却下します。スレが終わらない状態になってしまうのを避ける為です。
……と言ったら、後味悪いし面白くないよね。
スレ主の言葉を守って、面白くなりそうなネタを没にするなんて、つまらない。
だから魔人よ。こういう展開をしてみたいな、という卿の願いを却下するわけがないとも!
遊びなのだから楽しくなくては。

でもそれだと一方の柱が立たない。
ルルカが最後の舞台と言っていたのは、スレを終わらす為の方便で、それは参加してくれている方々を
むやみに当スレに拘束しない為でした。
長期間の参加でなくても、TRPG出来ますよ、やりましょうよ、と勧誘したからです。
負担を軽減する為だったのですが、それが自由な発想の拘束となってしまうのなら本末転倒です。
けれども果てしなく物語が続いて終わらないのは避けたい。
そこで妥協点を工夫してみました。
新舞台を投入しない事でスレの自然な物語収斂と終わりになると思っていましたが、方法を変えますね。

説明の為にスレを振りかえってみます。

第一部
スカンジビアナ渓谷森林――ディズニーランド――ロネ山
題材・巨師の封印解呪をもくろむ邪悪との戦い

第二部
ロネ山――ルルカ――ラピュタ――?
題材・ラピュタの怨霊エネルギー争奪戦

次舞台となると、他の方もいろいろ投下されるでしょう。
ここで新しい大きな題材を持ち込むと第三部になってしまいますので、ラピュタ下界に東京を召還しても、
ラピュタの怨霊エネルギー争奪の話にはしましょう。必ず関連するネタであること。
いくらなんでも霊団エネルギーで話をずっと引っ張れないので、新舞台投入してもこうすれば自然と物語は終息するかな。と。
物語が終わる縛りと予感は必要かと思います。この点は何卒よろしくお願いします。

……と言ってこれがまた発想の拘束になるのも避けたいので、不明な点はスレ主にご相談ください。
スレ主が何も言わず、エメラルンが普段通りロールプレイしている場合は、「そのままでOK!」とスレ主は答えを出していると思ってください。
541名無しになりきれ:2009/07/15(水) 00:33:09 0
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
542名無しになりきれ:2009/07/15(水) 00:42:28 0
ま、エメダメは無いと思ったど
543米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/15(水) 01:21:49 0
>>518
>ハク
なんですか?ハク。………あれ?いない。
(ハクの声が聞こえたので、米沢は振り返った。ハクの姿は無い。でも声が頭の中に。)

――テレパシー!
(テレパシー初体験に米沢はぷるぷる震えた。しかし内容は喜んでいい話では無い。
ラピュタ内部に喰魂装置の炉心があるらしい。それが臨界点を越えメルトダウンする!?)

>>533
>ひこにゃん
>2時22分22秒を過ぎたにゃ……。
>あまりにも簡単に“合”の時間が終わったにゃ?これでいいのか?
簡単に終わったのではありませんぞ!簡単に終わらせたのです。ハク殿がユフーインの龍脈を閉じたので“合”が不発に終わったのです。
その代わりこれからが修羅場ですぞ!
(変形していくラピュタ城に米沢はゾっとした。)

姫を起こして!気絶しているだけです!誰か!
あ〜〜!アッシュ!どこに!ロネでやったみたいにマキューシオさんの腕を治してください!
(セカンドバッグから米沢は革袋を取り出した。)

後編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/204
>アッシュ
>"アーたん"と同じ服装という事は、お前の世界の人間なのだろう?
>カンシキ、保護を頼んだ……俺では、この少女を怯えさせてしまう。
>(去り際に、革袋に入れた精霊銀製の弾丸とスリングショットを放り投げた)

リコ君!
(更にセカンドバッグから米沢は本を取り出した。分厚い薄桃色の表紙の本だ。かなりの年代物らしい。)

ククロスク総帥の執務室にあった本棚を鑑識した時に、せしめた本です。(>>17
私はこちらの世界の文字は読めませんが、この本の異質さには仰天しました。
本棚の中に、この本だけ人皮紙だったのです。
(人皮紙とは、人間の皮を剥ぎ、なまして作った紙だ。)
しかも表紙。かなりの抽象画で記号的とすら言えますが、これ、ラピュタに見えませんか?
おそらくこの本はラピュタに関する古文書です。
重要なことが書いてある筈です。リコ君!読んでみてください!きっと書いてある。役に立つことが。かならず。リコ君なら読める!読めるとも!
箒殿でもいいですぞ!絶対に書いてある!ね!なんと書いてありますか!!!!!!!
544名無しになりきれ:2009/07/15(水) 01:38:27 0
>>543
wwwwwwwwwwwwwwwwww
米さんの無茶振りキタコレ。リコ、死んでるぞ〜
スレ主さん、勝手を聞き入れてくださり有り難う御座います。
同僚の皆さん、御迷惑かもしれませんがお付き合い願います。
なおどう展開を改変干渉邪魔してくださって結構です。加藤の投下は他の投下同様、後手キャンセル歓迎です。
全力で極悪非道を邁進します。

一部残酷描写があります。ご注意下さい。
546魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/15(水) 03:00:29 0
>>517
>アリスティスラ
>ラピュタへ!行くぞ!
(ラピュタへ飛翔しようとするアリスティスラ等に、魔人加藤のトパーズ色の瞳は疑念の光を隠しようも無く強く発していた。
魔人加藤は絞る様に呻いた。)

将門公は何者にも頼られぬ。
(ヤコブの剣に縋るアリスティスラに遂に疑いの念を放った。)

貴公、誠に将門公か?公の生まれ変わりか?
違うな。
だが、俺の心は貴様に忠誠を尽くしたくて仕方が無い衝動に駆られる。この体に貴様、蠱惑の術をかけたな?
ならば俺は貴様の虜。この体と心では逆らう事は出来ぬな。
(魔人加藤は毛抜形太刀を首の右に当てた。声を出さずに大笑する。)

この体、捨てる。
(魔人加藤は太刀を走らせた。頚動脈は断ち切られ鮮血が溢れ飛ぶ。笑いながら魔人加藤は自らの首を斬り落とした。
首無しの胴体は血糊の付いた剣を一振りして払うと鞘に仕舞い、其れから仰向けに倒れた。)
547秋元麗子巡査 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/15(水) 03:01:31 0
>>7
ユフーインはどうなっちゃうのかしら!
(胡散臭い違法出店の蛸焼き屋台を摘発していた麗子巡査は、ユフーインを襲った原因不明の惨事に不安を抱えていた。
ユフーインの守護者であるルルカ魔道士学院が劫火に焼かれ、或いは倒壊し崩壊していく。
麗子巡査は被災者救援に駈けずり回っていた。)

大丈夫?かすり傷よ!
(瓦礫の下敷きになった湯治客の老夫婦を見つけ、声を掛けた其の時、麗子巡査は込み上げる吐き気に苛まれた。
次に猛烈な腹痛が沸き起こる。麗子巡査は其の場に倒れた。次に襲ってきたのは絶頂だった。麗子巡査は歓喜の声を上げると仰け反った。
そして破裂した。)
548魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/15(水) 03:02:40 0
(巫蠱術によって魔人加藤は転生し新たな魂と肉体を得、ヤコブの剣の呪縛から脱した。
胎盤の鮮血が滴り落ちる血塗れの魔人加藤は、両手の指を激しく何度も奇妙な形に交差し組み組んでは離し呪文を口早に詠唱した。
恐怖に震える老夫婦が苦しみ悶え出す。老夫婦も揃って破裂した。破片は光の粒となって魔人加藤に纏わりつくと形成分子を再構成された。
魔人加藤の愛用する大日本帝国陸軍将校服へと変わった。
魔人加藤は夜空を仰いだ。天空にラピュタが見えた。黄金の翼竜座の首星と三日月を結ぶ線から離れ漂流していく。)

「“合”は終わった。最早ラピュタはこの世界には不用だな」
(アリスティスラに魔人加藤は言葉を念として送った。其れは勝利宣言に違いない。)

「ならば貰い受ける!」
(魔人加藤は狂笑した。上着の胸ポケットから小瓶を取り出した。瓶の中には幾つもの小豆大の黒い玉を含む白い寒天状の蛙の卵が入っていた。
呪文を唱えると、魔人加藤は卵を地面に振りかけた。)

ユフーイン龍脈ヤンダルの閉じた顎が占めていた霊地を苗床にイヒカ育て。
(イヒカとは古事記に記載された妖怪で、井戸に潜む魔である。井戸は転々と地に口を開けているが、その下に流れる地下水脈で通じている。
空間転移の力を持つ妖怪イヒカを魔人加藤は、ユフーインに生成した。)

ラピュタを東京に持って行かせてもらう。
(東京の龍脈をラピュタの怨霊エネルギーで起こす。公を復活させる。其の為に魔人加藤は次元を越えルルカに来たのだ。
ユフーイン地下にイヒカの群れを生まれさせ、巨大な空間転移のドーマンセーマンを構築しようとしていた。)
549名無しになりきれ:2009/07/15(水) 08:33:23 0
スレ主に直談判するだけの価値はまあまあある投下じゃね
550紅衣の彷徨者 ◆4MQbAiMKUo :2009/07/15(水) 22:31:22 0
『なあ。待てよ』

掠れた声が聞こえた。静止したこちらの背中も、おそらく同様に見えていた事だろう。

『何でそんなに必死になるんだよ…
 お前はこの世界の人間ですらないだろ? なのに何で、自分壊してまで目の前の奴ら全部を助けようとするんだよ?』

……答えられない。それは、いつしか自問する事すら止めてしまっていた問いだった。

『エメラルンもそう。蛍もそう。偶々居合わせただけの他人。…私もだ』

だが、その偶然には別名が与えられている―――"運命"という名が。

『…感謝はしてるよ。
 けどそれで磨り減ってくお前見ててさ。何も感じないわけないじゃん』

自身を磨耗させ続けた永い年月。
それでも、何があろうと戦うと決めた。
その向こう側に、何も無かったとしても。
避けられない、孤独な破滅が待っていても。

『それがお前のやり方だって言うなら、悔しいけど止めない』

―――それが。十字架を背負い辿って来た道が。
これまでの自分が、何かを間違っていたのだとしても。
置き去りにして来た者達の為に、己を曲げる事は出来ない。

『けど…頼むよ』

身体は冷たく硬い剣に造り変えた。
故に、痛みも孤独も斬り裂いていける。
俺は最期まで、この虚無を抱き続けられる――――

  『壊れても忘れても、生き残って。全て終わったら、必ず帰って来て』

――――だというのに。
何故、今更になって出逢ってしまったのだろう。
その言葉は赦しであり、少女の存在は救いだった。

それで、ようやく気が付いた。

自身が抱いていた、その願いに。封が解かれてみれば単純な事だ。
何かを守りたかったのではない。誰かを救いたかったのでもない。
 
   『約束して……お願い―――…』

たった一粒の滴を、俺は―――ただ取り戻したかった。
いや、消し去りたかっただけだ。彼女が最期に零した涙を。
それは、身勝手過ぎる願望。厭きれる程に、無様な真実だった。

この庭園が、お前が視ていた"未来"だというのか……?
 
儚く揺れる少女が今、僅かに腕を伸ばせば届く距離に居る。
求め合う存在が。叶う筈の無い願いが。交わせなかった約束が。
だが、選択の代償として捨て去る事になるのは、自分自身に他ならない。
信じ続けたモノを、己を幾度となく立ち上がらせて来た想いを引き換えにするのか。
 
――――あの贖いを。
契りを望みながら散った彼女に報いなければ、この生涯に意味は無いと信じた自分を。
此処に到るまでの全てを裏切るというのか。それは壊れた幻想にしか過ぎなかったと――…
「…――ではない」

全てを救いたかった訳ではない。

「間違いではない……」

いつからか、その願いを抱いてしまっていた。

「―――間違いなどでは、なかった」

こうして気付くまでの間に、多くのモノを零して来た。

「それでも、俺は間違えてなどいなかった―――」

それでも、最後まで消えなかった想いが確かにある。

「現在は、過去の贖罪の為に存在するのではない。
 未来は、現在を救済する為に訪れるのではない」

今夜この場所で見つめ合う少女が、消えぬ証になるならば。

「この身は、明日砕け散るかもしれない。
 明日を迎えられるかさえも、わからない――」

その答えを、上から包み込む様に、ゆっくりと抱き寄せる。

「――だが、今は此処に居る。俺は、お前と共に在る」

魔獣の左腕で、少女の身体を抱きすくめた。

「……答えは得た。もう大丈夫だ、アーシィ」

赤茶の癖毛に静かに指を伸ばし、梳る様に撫でる。
人間の右手で、少女の顔を僅かに上向かせた。
灰色の瞳が、鮮明に少女の姿を映し出す。

「俺は……いや、俺達には――――」

何か言葉を紡ぎかけた、薔薇の蕾に似た少女の唇を、
自身の唇で身勝手に塞いでしまう直前に。
彷徨者は普段通りの軽口を叩いた。


「――――約束などいらない」
552乙女スライム:2009/07/15(水) 22:49:32 0
(〃∀〃)
553名無しになりきれ:2009/07/15(水) 22:53:28 0
アーシィの唇が・・・!アアン
554名無しになりきれ:2009/07/15(水) 22:55:25 0
罰ゲームだって忘れてないかw
555ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp :2009/07/15(水) 23:02:22 0
>>543
>米沢守
>箒殿でもいいですぞ!絶対に書いてある!ね!なんと書いてありますか!!!!!!!
どれ。
(箒は人皮紙の本を受け取った。ぱらぱらとめくり読み進む。)

なんてこった。……とても僕の口からは言えない。リコ、言ってやってくれ。
(震えながらリコに本を手渡した。)

>>548
>魔人加藤保憲
むむむ。
(箒はただならぬ妖気を感じた。)

みんな見ろ。下を。
(ルルカの地に巨大な五芒星が浮かび上がりつつあった。)

“合”とは違う別種の変事だぞ!?
エメラルン。寝ている場合じゃない!起きろ!
(箒ははたき部分の一本をエメラルンの鼻に突っ込んだ。)
556名無しになりきれ:2009/07/15(水) 23:04:06 0
>>551
二人が、くちづけを交わしていたそのとき、足元では蛙のバケモンが無数に生まれゲコゲコ合唱しだした
557名無しになりきれ:2009/07/15(水) 23:05:12 0
リコ包囲網かw
558名無しになりきれ:2009/07/15(水) 23:26:09 0
愛するアーシィの唇が奪われていた頃
エメラルンは箒の刷毛を鼻につっこまれていたってwwwww
箒GJ!
559アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/15(水) 23:42:11 0
>>546-548
>加藤
トーキョー?…にラピュタを持っていく?時空間移動させるつもり?
(ラピュタに飛翔しかけたアリスティスラは、加藤の予想外の行動に空中で立ち止まった。)

あっ!
(黄緑色の光の柱が地上に一本二本と次々と立っていく。その柱は地底湖で孵化したイヒカ一匹一匹の咆哮だ。
柱と柱が繋がり線になる。ドーマンセーマンの形になっていく。)

剣よ!どうしたら!
(ヤコブの剣にアリスティスラは問いかけた。剣は答えない。
自分にずっと為すべき事を告げてきたヤコブのサーベルの沈黙。それはサーベルにすら予想外の事態なのだった。
剣の沈黙にアリスティスラは激しく慌てた。)

キュダロン!ドーマンセーマンの魔法陣を破壊しろ!ラピュタを……。
(加藤の言葉「この体に貴様、蠱惑の術をかけたな? 」をキュダロンも聞いた。
キュダロンの表情の無い顔を、アリスティスラは警戒と敵意の混ざった複雑な表情で見つめた。)

――あたしの夢が壊れていく。
(アリスティスラは右手のヤコブの剣、左手のエメラルンの剣を強く握り締めた。)
560マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/16(木) 00:43:11 0
ずいぶん…綺麗な光景になったもん…だな。
(マキューシオは意識を取り戻した。眼下のルルカに屹立する光の五芒星。満身創痍だがマキューシオのおどけた口は健在だ。
だが痛みに耐えながらの発声は苦しげだ。
リコは米沢から渡された本と格闘していた。マキューシオはリコの肩を叩いた。さっきは悪かったなと意味を込めて。)

ヨネザワ軍師殿。こりゃ…なんだ。どうするね。
五芒星を壊しにいくか。それとも背伸びしだしたラピュタの城に踏み込むか。
おい、なんだありゃ。
(ラピュタ天頂に、蛍とスパイダーマンの姿を見止めた。>>512 >>515

……なにやってんだ?
ちっ。手ぶらじゃ姫元帥を守る勤めも…出来ない。
ひこにゃん。おまえさんはヒコネ系召還師なんだよな。ヒコネとやらの武器を調達できないか。
561キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM :2009/07/16(木) 00:48:42 0
>>559
>アリスティスラ
>(キュダロンの表情の無い顔を、アリスティスラは警戒と敵意の混ざった複雑な表情で見つめた。)
ご心配召さるな。女王陛下。臣は陛下の永久の僕。
加藤の言葉にて、何が我が身に起きたか全てを思い出しました。
その上で奏上しておりまする。
(ラピュタの喰魂の雷撃で絶命したのも、ヤコブの剣で蘇生したのも、キュダロンは忘却の底から取り戻していた。)

臣はクリスティーヌ・グォダー姫の意を受け、ドゥーラ・ミィと共にこの時代に参りました。
未来世において、地上の全ては大メトイ暗黒魔道帝国によって統治されております。
クリスティーヌ姫は、第五代皇帝ノビュータ・セワシブと暗闘を重ねる皇族。ノビュータ帝の政敵にございます。
しかしながらノビュータ帝派の呪術によってクリスティーヌ姫は知性を奪われ、哀れにも痴呆の御身となられました。
治療の為には、クリスティーヌ姫の先祖始祖の血が要るとの魔道医どもの見立てにより、
我はこの時代にクリスティーヌ姫の祖先を捜しに来た者にございます。
漸く我は始祖様を見つけたのです。それが貴女様。その邪悪さ、酷薄さ、正に地獄の皇女と讃えられたクリスティーヌ姫そのもの。
故に我は如何なる仕打ちを貴女様より受けようとも、御仕えいたしまする。

(キュダロンは一礼すると、地面に牙を立てた。穴を穿ち地底湖に向う。
キュダロンは地下水脈で増殖していくイヒカを片っ端から喰らい始めた。
五芒星魔法陣の一角が地上では消滅していく。)
562名無しになりきれ:2009/07/16(木) 00:57:19 0
おおっと!東京に行けるのか?w
563明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/16(木) 01:19:11 0
>515
>はっはっはっはっはっ!!
ダレヤネーン!

>魔界ランド・どっかの異世界支部建設を阻止する男!
>スパイダーマン!
……いつの間に!
って、その声はピーター!ピーターじゃないか!
メリージェーンは元気かえ?
(蛍は何か勘違いをしている。)

ピーター。
いくらあんたでも、わたしのプライベートな一面を見てしまったからには、
わたしと秘密を共有できる仲間になるか、ここで死ぬかを選ばないといけない……
(ゴゴゴ、と謎の迫力を発している。
 ただし、蛍本体の身長は130〜140p程度と小柄なので、誰が見たって恐そうには見えない。)

>本心に立ち返ってくれ
ピーター!わたしはいつだって素面だよ!
(蛍はくわっと目を見開き、一喝した。
 そのとき、蛍から攻撃的なオーラが放出された。)

ピーター。貴方は幾多の悪党どもと戦い、多くのヒーローと共闘した。
ときには他のヒーローと意見を違えて争い、
ときには憎むべき宿敵とも手を取り合うことができる貴方なら、わたしの考えがわかるでしょう。
(何度も言うようだが、蛍は勘違いしている。)

わたしの全宇宙魔界化計画が実現した暁には、全ての人間の魂は、光の神々の暴虐な支配から解き放たれる!
その際、人間の魂は悪魔のそれになるけど、貴方が思っているほど深刻な問題は無いよ。
何故なら、人間の魂は、元からわたし達のような闇の魔神に近いからだ!
ヒーローとしての活動を通じて、様々な“悪”を見てきた貴方なら、それがわかるはず!

さあピーター、選びなさい!
わたしと共に混沌の道を歩むか、ここで滅びるか!
(恥ずかしいところを見られたのを、必死に誤魔化そうとしている。)
(>534の続き)

(俺は異様なラピュタの進化に恐れつつ、何とか米沢達の居る場所へと戻る。

>543
戻ると、米沢はセカンドバッグからある一冊の分厚い書物を取り出した。そう、あの執務室の本棚にあった
本なのである。俺もちらと見るが、確かに抽象画ではあるが、間違い無く、あのラピュタの絵である。

そして米沢は、箒と魔導師の少年に丸で押し付けるかの様に解読を迫ったのである。

>555
先に箒がその書物のページを捲り、目《?》を通す。すると、箒が急に身震いを始め……、)

ヴェンツェルの箒:『なんてこった。……とても僕の口からは言えない。リコ、言ってやってくれ。』

(と魔導師の少年、リコに説明を勧めたのである。何が何だかさっぱり分からず、業を煮やした俺。
取り合えず抱えているエメラルンを平坦な場所に寝かし付けて置き、……、)

どれ、俺もこの世界の言葉は分からんが、ちょっと見せて貰うぞ!!!

(と言い、皆の間に割り込んで、その書物を覗き込み、ページをパラパラパラッと捲ったのである。
すると、あるページで、異様な絵が2点載っている事に気付いたのである。俺はその
ページに目を通した。

まず1点目は、中世ヨーロッパを思わせる様な衣装を身に纏った、若い男女が手を繋いでラピュタの城を
まるで眺めているかの様な感じのシーンが描かれ、2点目はその男女が互いの持つ剣を交差させ、何やら
呪文か何かを叫んでいるかの様な感じで描かれていたのである。

何れも具体的で繊細な絵画。そして俺は、2点目の女性の顔に見覚えがある事に気付き……、)

おい!!! この女性の顔だが……。これ、エメラルンじゃないのか!?

(と俺は思わずそう口走ってしまう。無論、この絵はモノクロだが、腰まであり、流れる様な長い髪に、
人形の様に整った容姿。まさしくエメラルンそのものであったのだ。そして、交差させている剣の形。
これは彼女が持っている、あの湾曲した剣だ。

だが一方の男性の容貌は……、残念ながら漆喰か何かで上半身の辺りまで殆ど塗り潰されている
模様であり、見当が付かなかったのである。只、塗り潰されている辺りを丸で突き破るかの様に、男性の
持つ剣の剣先のみが現れていた。よく見ると、それはサーベルの様なものと思われる。)

<まさか、タイガー・ジェット・シンが描かれている訳じゃああるまいな?>

(と、俺は半ば冗談交じりでそう思ったのである。ともあれ、書物の字は分からないものの、少なからず俺は、
このラピュタにはあのエメラルンが確実に関わっている事を確信したのである。それに、よくよく見ると、不明で
あるものの、1点目の絵を改めて見た所、この男性もまた何処かで見た様な気がするのである。)

<この男の方も何か、何処かで見た事があるが……、誰だ?>

(不思議に思う俺。だが、その時!!!)
ヴェンツェルの箒:『みんな見ろ。下を。』

(箒の一言が、思考に明け暮れる俺を現実に引き戻したのである。箒の声に反応して、崖からルルカ学府を
見下ろす俺。すると、その学府一帯では、巨大な五芒星が浮かび上がっていたのである!!!!)

何じゃ、こりゃ!!!?? 何が始まろうというのだ!!!?

(訝しく思う俺。すると傍で、先程まで気を失っていた筈の無頼漢の騎士、マキューシオまでもが除き込み……、)

マキューシオ:『ずいぶん…綺麗な光景になったもん…だな。』

(と、いつものおどけた口調を発したのである。更に……、)

マキューシオ:『ヨネザワ軍師殿。こりゃ…なんだ。どうするね。
五芒星を壊しにいくか。それとも背伸びしだしたラピュタの城に踏み込むか。
おい、なんだありゃ。』

(と、マキューシオはラピュタの天頂に目を遣る。すると其処には、何とスパイダーマンと、最大の悪の
権化《?》であろう、明星蛍が対峙していたのである!!!)

なっ!!!?? あ、あの野郎!!!!!

(俺は蛍の姿を見るなり、今直ぐにでもぶちのめさんとばかりに怒りが込み上げてきた。しかし……、)

<い、いや、待て。急いては事を仕損ずるという言葉があるからな。ここは落ち着け、落ち着くんだ……。>

(と思い直し、深呼吸をする。そしてマキューシオに……、)

……大丈夫か、そんな身体で? まあ、お前さんの事だから、止めても行くのだろうな。
なら、これを一口飲んでおけ。

(と言い、三日月形の一粒の錠剤をマキューシオに手渡した。そう、『ツキの月』である。あの時、
スパイダーマンに言われた通りに瓶ごと全て、ドッペルゲンガーに乗っ取られたエリスと言う少女に
渡した《>166、>211、>218、>226》のだが、予め数粒だけを空のトランプのケースに仕舞って置き、
更にそのケースを、ズボンのポケットの中に隠しておいたのである。

そして、俺も『ツキの月』を一粒口にして、背伸びをする。)

さて、と……。じゃあ始めましょうかね?
566ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/16(木) 19:55:37 0
>>560
>マキューシオ
>おい、なんだありゃ。
>(ラピュタ天頂に、蛍とスパイダーマンの姿を見止めた。)
(「さあピーター、選びなさい! 」蛍の声が聞こえた。)
……スパイダマンと漫談しているみたいだが……にゃんだろ……。

>ひこにゃん。おまえさんはヒコネ系召還師なんだよな。ヒコネとやらの武器を調達できないか。
お安い御用にゃ!
出でよ!マキューシオにふさわしい彦根特産武器!
(ひこにゃんは召還呪文を唱えた。
眩い光がひこにゃんの手の中に生まれた。光は細長く形を変えていく。日本刀…のようなものを召還した。)

彦根国友鍛冶伊吹屋の名包丁、マグロ解体用刺身包丁「韋駄天波紋仕上げ」にゃ。
包丁といっても造りは日本刀とまったく同じ。しかも刃渡り2メートル30センチ。戦国の世なら斬馬刀と呼ばれた一品にゃ。これを使え!
(いたって本気だ。)

しかし…片手は痛々しいにゃ。からかいにくい……。アッシュ!どこ行ったー!アッシュ!仕事にゃ!
567アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/16(木) 22:06:25 0
『約束して……お願い―――…』
(死にたくなくても、死ぬ時は死ぬ――わかってる。
嘘でも縋る何かが欲しかった。本当に失う最後の瞬間まで、自分を騙し通せる何かが。
……なのに。)

「この身は、明日砕け散るかもしれない。
 明日を迎えられるかさえも、わからない――」
(彼は、どこまでも誠実な男だった。
胸に感じた小さな痛みは、現実の重み。明日を歩める確実な保証など、求める方が間違っている。
…なら、私はどうすればいい?)

「――だが、今は此処に居る。俺は、お前と共に在る」
(彼は何を掴んだのだろう。この現実を知りながらなぜ、そう確かな表情ができるのだろう。
自らが発した言葉の運命的な符合を知らない彼女には、彼の真意を完全に理解するはできなかった。
それでも身体を包む暖かな腕は波立つ心を落ち着かせていく。
…少しだけ、答えが見えた。)

『もう誤魔化す必要は無い』

(恐怖は恐怖のままに、不安は不安のままに。
折れさえしなければ、逃れられなくてもいい。彼の言う「今」があれば、その強さは得られる気がした。

もし、あと一つ救いになるものがあるとするなら――)

「……答えは得た。もう大丈夫だ、アーシィ」
…そ、良かった。奇遇だね――アタシもだ。
「俺は……いや、俺達には――――」
(それは根拠もなく、期待――むしろ願望に近いものだけれど。
誤魔化しと実質的な内容はそう変わらず、ただ主観として「逃げ」か、そうでないかが変わっただけなのだけれど)

「――――約束などいらない」

『信じてる』

(熱い感触に奪われてしまった言葉は、それでも少しは伝わったんじゃないか、と思えた)
568アーシィ ◆sTJy94Xy1M :2009/07/16(木) 22:14:02 0
(一段落ついた後――)

…あ、あああ、その。えっと。うん。お、おかげで、その。かなり。元気出た。というか。
その。安心したなーんてあははは…あ……ありがと。
さ、さーて! これから…ど、どうしよっか、なー…

(気力が沸いた、調子も取り戻した、おかげでちょっぴり冷静に自分の行動を理解してしまったアーシィは顔を真っ赤にし、怪しい言葉を発しつつそれとなく身を離した。
照れ隠しのように足元に沸いた蛙たち(手の平サイズくらい?)を放り投げにかかる)

…黙れやかましい。お前ら見たのか。見たんだな。忘れろ。忘れてくれ。しっしっ。
(蛙に話しかけても意味ないだろう自分――

と。ふと上げた視線の先にラピュタがあった。理由は不明だが、変形している)
見てよアレ。城が…下の方、妙な魔法の気配もあるけど、呼応してるのか?
皆、あっちにいるのかもな。

(彼女はしばし迷い――視線を彷徨わせつつ、無言でひったくるように彼の腕をとる。
飛行術なんて使えない。それだけだ。他意はない!)
569腐ったスライム:2009/07/16(木) 22:15:41 0
目から怨霊エネルギーがあふれてスレが読めない。
570名無しになりきれ:2009/07/16(木) 23:34:43 0
>>569
表で頑張ってる奴等も忘れんといてw
571名無しになりきれ:2009/07/16(木) 23:46:17 0
恋愛が物語に混じるとすごくイイね!照れくさいほどにGJ!
572リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/17(金) 00:34:37 0
>>564
>アンドレ
>おい!!! この女性の顔だが……。これ、エメラルンじゃないのか!?
(人皮紙本からリコは目が離せなかった。額に冷や汗が浮かぶ。
書いてある内容が異様だ。その異様な内容に、エメラルンに似た人物の挿入画。どういうこと?)

米沢さん。残念ながらラピュタについて書かれた本ではありません。
数式が書いてあります。
数式の意味がわかりませんが……。読みます。
573リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/17(金) 00:39:08 0
概要
【クリスティーヌ・グォダー"CHRISTINE GODDER"】 【平将門公"TAIRA NO MASAKADO KO"】

このレポートは、上記氏名を古代魔法文明文字に転写した場合に於ける、 両名間の偶然ならざる連関可能性を発見し、此処に報告するものである。

前提
・両名間で共通のアルファベットは以下である―――【甲群】
共通『D(4)/I(9)/N(14)/O(15)/R(18)/S(19)/T(20)』

・両名間で異なるアルファベットは以下である―――【乙群】
クリスティーヌ・グォダー『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』
平将門公『AAAAA(1)/KK(11)/M(13)/OO(15)』

注1:文字が重複する場合は、それぞれ独立したモノと考える。 注2:(X)……Xで示された数字はA(1)〜Z(26)の文字番号である。

仮定 報告者は、平将門公の死没月日である"2月14日"の中に、 両名の関係性を規定し得る諸要素を見出す事に成功した。
それは即ち―――【平将門公死没月日"2-1-4"】の三つの数字それ自体である。

【乙群】
平将門公死没月日『2-1-4』は解読者に向けて暗号化された指示である。
これを元に、 クリスティーヌ・グォダー『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』を解読して行く。

・準備段階として
プールされた要素全ての番号を合計し初期値の『59』を得る。 しかし、この段階で解読者達は篩いに掛けられる事となるだろう。
なぜなら、現時点で隠された重要な指示を読み解く必要があるのだから。
・先ず
[2]……最初の指示:"[2を加算]せよ"という事を示すと解釈する。『59』→『61』
[14]……続く指示:これも同様に"[14を加算]せよ"という指示だ。『61』→『75』
・次に
[2]……第一の指示:"必要部位とノイズに[2分割]せよ"という指示だ。『75』→?
[1]……第二の指示:[1]が分割消去すべきノイズである事が判る。『75』→『74』
[4]……第三の指示:[4]も同様に消去すべきノイズである。『74』→『70』
――――以上を以って、解読作業の準備は全て整った。 後は指示に従い『70』に関する操作を機械的に繰り返せば良い。

・続いて
[2]……『70』を[2分割]『35』――『35』
[1]……[1の位]を移動『40』――『30』
[4]……これは最終的に[4種類]の文字に還元される事を示す―――【※1〜4】

・そして
[2]……『30』を[2分割]  『40』――『30』=『O(15)』+『O(15)』=OO【※1】
[14]……『40』から[14を分離]  『40』→『26』――『14』

・さらに
[2/1]……『14』を[2分割]する。条件は[1を分離]  『26』――『14』=『26』――『1』――『M(13)』【※2】
[4]……『26』から[4]を移動 『26』――『1』=『22』――『5』

・最後に
[2]……『22』を[2分割]  『22』=『K(11)』+『K(11)』=KK【※3】
[1+4=5]……『5』を[5分割] 『5』=『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』+『A(1)』=AAAAA【※4】
【※1〜4】より、【乙群】の値に関して以下の等式が得られた。
『C(3)/D(4)/EE(5)/G(7)/H(8)/I(9)/R(18)』=『AAAAA(1)/KK(11)/M(13)/OO(15)』

―――― Quod Erat Demonstrandum.

考察
【甲群】は両名が共有する文字群であるから【乙群】の相互アナグラムによって、 "CHRISTINE GODDER"="TAIRA NO MASAKADO KO"が成り立つ事が証明された。
故に、クリスティーヌ・グォダーは平将門公の転生体であると推論するものである。
574リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/17(金) 00:41:15 0
………以上です。
クリスティーヌ・グォダーについて書かれていますから、ラピュタに関係すると思われますが……。
タイラノマサカドという未知の人物との関連考察のようなんです。けどタイラノマサカドって?
米沢さん、わかりますか?
(米沢に逆に問いかける。そこにヴェンツェルの箒の叫びがかぶった。)

>>555
>ヴェンツェルの箒
>みんな見ろ。下を。
>(ルルカの地に巨大な五芒星が浮かび上がりつつあった。)
空間転移の大魔法陣!
こんな巨大なの、見たことが無い!誰がこれほどの術を!……まずい!術は発動しているのに魔法陣が!
(リコは地上を指さした。キュダロンによって消されていく五芒星の角の一つ。)

不完全な状態で空間転移なんてしたら!
(リコの声は上ずっていた。
今や四芒星となった魔法陣からまばゆい光があふれ出す。ラピュタを激しい振動が襲う。亀裂が走る。
立っていられる者はなく、みな地にしがみついた。
ラピュタの城が壊れていく。けれども下に崩れていかない。破片と瓦礫が浮いたまま拡散していく。重力が歪む。城の亡霊の狂騒が聞こえる。
ユフーインの夜空にかわり、七色の光彩がラピュタを包む。空間転移が始まった。)

あれは!
(異世界の光景が浮かぶ。大都市だ。地平線の彼方まで続く信じられない超大都市。地平線は斜めに大きく傾いている。かと思うと反対に傾く。
荒波に揉まれる船のように、ラピュタの方が揺れているのだ。)

塔にぶつかる!
(巨大な青い塔が見えた。おそろしく高く太い円柱の塔。ラピュタと同じ位の大きさはあるだろう。夜の闇に窓という窓に煌々と明りを灯したすごく立派な塔だ。
リコは知るはずもなかったが、それは六本木ヒルズだった。)
575名無しになりきれ:2009/07/17(金) 00:44:34 0
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・  
576堂本光一:2009/07/17(金) 00:53:32 0
スリラー、やっぱりいいな……
(六本木ヒルズの自宅で、堂本光一はマイケル・ジャクソンのスリラーDVDを鑑賞していた。)

ん?なんだあれ?
(窓一杯に何か大きな岩の塊が見えた。突然出現した気がす。隕石か!?)

うわー!
577スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw :2009/07/17(金) 01:00:04 O
>>563
>ピーター!わたしはいつだって素面だよ!
むうッ!?
(蛍の攻撃的オーラを受けて後方一回転)
(身構えながら蛍の話を聞く)
>さあピーター、選びなさい!
>わたしと共に混沌の道を歩むか、ここで滅びるか!
平和のために戦う仲間の姿に希望を見た男!
スパイダーマン!
人間の魂がどれだけ魔神に近くとも・・・待てぇッ!!
(ラピュタに吸い込まれた魂の声>>547-548を聞いて地上を見下ろし五芒星を見つける)

死者の声無き声に耳を傾ける男!
スパイダーマン!
よくも哀れな秋本巡査と老夫婦を殺したな!
地上の怪異も君が起こしているのか!?
許せん!
(蛍の反応を見て)
地上の五芒星はラピュタのエネルギーを狙う別の悪人の仕業なのか!?
いいだろう!
取引だ!
君がラピュタのエネルギーを狙う悪人たちを倒すため協力してくれるなら、
私も君の魔界ランド・どっかの異世界支部建設を手助けしよう!
ただし条件がある!
生きている無実の人たちを決して苦しめないと約束してくれ!
この条件が受け入れられないなら君と共闘はできない!

>>574
この揺れはなんだ!?
(ラピュタの転移に驚く)
(転移先の大都市のある建物を見て)
東京タワーだと!?
これは・・・この都市は東京なのか!?
私の知っている東京とはまるで違う!
(東映版スパイダーマンの知っている1970年代の東京と現在の東京の違いに驚く)
578エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/17(金) 01:45:12 P
私に似ているだと?くしゅん。
(エメラルンはアンドレの言葉に驚き、リコの肩越しに人皮の本をのぞきこんだ。箒につっこまれた鼻がまだむずむずする。
リコの読み上げた内容は全く理解できなかった。)

>>555
>ヴェンツェルの箒
>みんな見ろ。下を。

>>574
>リコ
>不完全な状態で空間転移なんてしたら!
(エメラルンも立っていられずに、傍らのアンドレにしがみついた。足元の岩が割れる。)
ああ!
(割れ目に落ちると覚悟したが落ちない。足場が無いのに浮いている。砕けた岩や石も下に落ちずに浮いている。
奇妙な浮遊感があった。それなのに激しい揺れ。地が揺れているのではなく、空間が揺れているのか。

>>577
>スパイダーマン
>私の知っている東京とはまるで違う!
トーキョー?
(エメラルンも見た。地平の彼方まで続く巨大な都を。そして六本木ヒルズを。塔との激突に、エメラルンは目をつぶった。もう駄目だ。)
579エメラルン ◆EMERALDhok :2009/07/17(金) 01:46:29 P
………あれ。
(目を開ける。どこ。ここ。岩をくりぬいた回廊の中にいる。石畳がきれいな穴道だ。しかも広い。
灯がともっているが、蝋燭でも灯火器(ランプ)でもない不思議な光が天井のあちらこちらにある。
自分は座っていた。いつの間に座ったの?
赤くてすべすべした長椅子に座っていた。長椅子はそれぞれ一人用の椅子が繋がったつくりになっている。
アンドレはどこに?みんなは?
仲間はだれもいない。
でも人はたくさんいた。男性女性雑多な人々。見たこともない服。
米沢の服に似てなくもない。アーシィの服(セーラー服)にも似た衣を身につけている女性もいる。
そうだ、アーシィ。アーシィはどこ?
不安にかられ立ち上がったエメラルンに、一人の若い男が声をかけてきた。背負い袋を背にして手提げ袋も持っている。手提げ袋には女性の肖像画が描かれている。
男は言った。
「ねえ、きみ、それ、なんのコスプレ?」
(鎧姿のエメラルンをまじまじと見ている。)

こすぷれ……とは?
(そのとき大声がした。エメラルンは咄嗟にひこにゃんから渡された短剣を両手にかまえた。)
「一番線、中目黒行きの電車がホームに到着します。白線よりお下がりください。広尾ー。広尾ー。」

(エメラルンは日比谷線広尾駅に出現していた。
狂った魔法陣は、分解したラピュタの破片や、そこにいた人々を東京中にバラバラにばらまいたのだ。)

「おい、六本木で……!」
(会社帰りのサラリーマンが同僚にケータイを示す。興奮している。彼は2ちゃんねるをケータイで見ていたのだった。
“六本木ヒルズに隕石落下か?”とニュース速報+板に即スレが立っていた。)
580漢文スライム:2009/07/17(金) 01:54:13 0
知らずラビュタの夢に東京と為れるか、東京の夢にラピュタと為れるか。
ラピュタと東京とは、則ち必ず分有らん。
此れを之れ物化と謂ふ。
581名無しになりきれ:2009/07/17(金) 02:02:42 O
>>580
わからない人は
「胡蝶の夢 訳」
で検索してみよう!
582名無しになりきれ:2009/07/17(金) 02:04:59 0
【2:506】【六本木】隕石落下か?ヒルズ大破

1 名前:かなえφ ★ 200X/07/17(金) 21:38:53 ID:???0
 17日午後9時32分ごろ、東京六本木周辺で大規模火災が発生した。死傷者多数が出た模様。
現在六本木周辺は混乱状態にあり、詳しい状況は・・・・
583ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg :2009/07/17(金) 02:08:31 0
わあああああああ!
(ひこにゃんはラピュタの岩場を転げまわった。転げ回りたかったのではない。
強烈な揺れで軽いひこにゃんはボールの様にころころ転がり、なにかに激突した。)

んぎゃああああ!
………………うにゃ?にゃんだ?
(ひこにゃんは鉢植えの観葉植物の上に落ちた。きょとんとしてあたりを見回す。
オフィスビルの一室にいた。壁に懐かしい地図が貼られている。琵琶湖の地図だ。)

え?
(ひこにゃんは、ふるさと滋賀県民会東京支部の事務所内にテレポートアウトした。
場所は神田御茶ノ水だ。)

みんなはどこにゃ!!!!
584名無しになりきれ:2009/07/17(金) 02:12:55 0
こらまた盛り上がりそうな展開に└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘
585名無しになりきれ:2009/07/17(金) 23:42:55 0
だんだん投下時間が遅くなってるな
夜更かしより早起きのほうがよさげ
586米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 :2009/07/18(土) 00:04:18 0
平将門ですと!?
(そう叫んだところまでは記憶がある。それから意識をふいに失った。再び気がついた時、米沢は自分が倒れているのに驚いた。)

「まぁまぁ!米沢さん!何時いらしたんです?」
(震わしい女性の声。聞き覚えがある。)

たまきさん!?
(杉下警部の元妻、宮部たまきさんではないか!そしてここは彼女の小料理屋「花の里」ではないか!
カウンター席の床に、米沢は倒れていたのだ!)

いやはや少々来店方法が突飛すぎましたかな。ずざーとヘッドスライディングしてみました。
(米沢は言いつくろった。言いつくろえていないのは自覚していた。)
「だって入口の戸も開けてないのに?」
(たまきが目を白黒させている。)
いやそのこれは……ト、トリックですよ。杉下警部なら解き明かせます。
「はぁ……。」
(たまきはとまどいながら頷いた。)
す、杉下警部はいらっしゃいませんでしたか。どこに行かれたのでしょう。私は、では、これでしつ……
(これで失礼いたします、と言いたかったが言葉が途切れた。凄まじい地響きと落雷の様な轟音が「花の里」を襲った。
米沢は「花の里」の玄関を急いで開け外を見た。どこかで犬が吼えている。
ビル群の彼方に夜空を焦がし黒煙が立ち上っていくのが見えた。それは六本木の方角だった。)
587チャロ ◆Y.DHCdVgk6 :2009/07/18(土) 00:07:57 0
――チャロの飼い主ショータ家にて
(ショータ「ニューヨークで迷子になってやっと帰ってきたと思ったら
今度はディ○ニーランドで迷子……一体どこにいったんだ……」
悩める少年の前に、机の引き出しが開いて犬耳美少年が現れた!)
なんや!? ショータやないか! ただいま!
(ショータ「その耳……チャロ!?」)
そうや! 異世界で進化を遂げた紅蓮再帰チャロや!
(ショータ「へえ、かっこいいや! それにチャロは関西弁だったんだね!」)
(ショータは大喜びだった)
……そろそろ出発の時間や。世界を救う冒険はまだ終わってへん!
必ずまた帰ってくるから待っといてな!
(ショータ「某究極幻想6みたいにバラバラになった仲間を集めて
最後のボスにいどむんだね! 分かるよ!」)
(ショータは物分かりがよかった)
さすがワテの飼い主、お約束を分かっとるわ! いってきます!
(ショータ「ちょっと待って!
役に立たないと思うけどお守りだと思ってこれを持って行って!
      いつの間にか部屋にあったんだ」)
針の無い羅針盤……まさしくゆるキャラ羅針盤!(2スレ目26参照)
武器として使われた後存在を忘れられとったがどさくさに紛れてここに転移しとったんやな!
(別れ際に物を渡す。ショータはどこまでもお約束に忠実であった)
おおきにショータ! これで仲間を集められるはずや! 行ってきます!
(ゆるキャラ羅針盤が指し示すままに、窓を開けて、飛び出す! 
そして丁度開いていた隣の建物の窓から飛び込んだ!)
>みんなはどこにゃ!!!!
ワテはここや!
(賀県民会東京支部の事務所の窓とショータの部屋の窓は向かい合っていたのだ!)
自由だ!!!!!!
589名無しになりきれ:2009/07/18(土) 01:06:51 0
しかし、喰魂炉を飛び出そうとする怨霊達の全てがその自由を満喫できた訳ではなかった。

ファンタジー世界とは3つ4つ桁の違う巨大都市、東京。
あらゆる種類の人や人ならざるもの達が集い、雑踏と喧噪は昼夜を問わず、
目を抜かれていない生き馬の方が珍しいその街では
ファンタジー世界の多くの素朴な怨霊は
この街のごくありふれた生きた人の普通の念にすら敵わなかったからだ。

だが、怨霊や東京の人と人ならざるものとがそれを知るのはずっと後になってからである。
590監督っぽい人 ◆EMERALDhok :2009/07/18(土) 01:08:59 0
次スレ用意しました。

古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)千秋楽
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1247846731/
591名無しになりきれ:2009/07/18(土) 01:10:59 0
>>590
592名無しになりきれ:2009/07/18(土) 01:12:38 0
>>590
千秋楽wwwwwww
いいネーミングセンスや
593朝青龍:2009/07/18(土) 01:15:41 0
今場所こそ優勝だ!
ウイー。もっと酒つげコラ!
ん?
あれは?おおい。ありゃ何だ?ヒルズが!ウワー!
594アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/18(土) 01:45:10 0
>>561
>キュダロン
>ご心配召さるな。女王陛下。臣は陛下の永久の僕。
キュダロン……。
(己が操られている事実を知り、キュダロンは反逆してくると思っていた。
ヤコブの剣で与えた命を即座に奪うつもりだった。)

あぁキュダロン。おまえは頼もしい奴!
あたしには強力な家臣がまだいた。おまえは本当の家臣だ。
あたしはこの世の女王になれるのか?だって未来世界のクリスティーヌ・グォダー姫があたしの子孫だなんて!
まだ夢を諦めるのは早かったか。

>(キュダロンは一礼すると、地面に牙を立てた。穴を穿ち地底湖に向う。)
(イヒカの空間転移を阻止するべく地に潜ったキュダロン。キュダロンに続きアリスティスラも地中に潜った。
地底湖には蛙の妖怪がひしめいていた。耳をつんざく大合唱をしている。呪文を一斉に唱えていた。
キュダロンが大口を開け、次々とカエル僧を喰い殺していく。
アリスティスラも負けじとヤコブの剣を構えた。)

剣よ剣。邪魔者を斬る!だけども剣よ、あたしに指図はもういらない!
あたしは女王。何者からも指図は受けない。
剣よ、貴様はあたしの築く王朝の家宝神器にしてやる。剣よ、おまえはあたしに従え!
(アリスティスラは湾曲刀を振った。
刃先からカマイタチに似た衝撃波が生じて、イヒカの群れを薙ぎ倒す。ヤコブの剣はアリスティスラに黙して従った。)

きゃははは!魔法陣は壊れた。ざまあみろ加藤!もう空間転移は――………
595アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 :2009/07/18(土) 01:46:12 0
<ウィーン。>
(自動ドアが開いた。来客だ。)
いらっさいやせぇぇぇええええ〜〜〜。
(慣れた発声でアルバイト店員の学生は挨拶した。)

〜〜〜え……ぇえっ!
(ここは品川駅東口前のコンビニ。駅前なので客は多い。店内にいた全ての人はその客に驚いた。
外国人の少女だ。白人ともアラブ系とも判断つかないが外国人だ。染めたのか青い髪が印象的。
その美少女が素っ裸で現われたのだ。
ふくらみも秘園も隠そうともしない。
しかも奇妙なタトゥーが全身に彫ってある。異様で妖艶。
さらに奇妙なことに少女は両手に曲がった長剣と短剣を持っていた。
その少女は言った。)

なんだ。ここはどこだ。
596名無しになりきれ:2009/07/18(土) 01:54:21 0
(;゚∀゚)=3ハァハァ 
(マキューシオと共に、蛍の征伐、いや、懲らしめに向かおうとする俺。だが、その時!!!)

>>574
《ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!》

(ほぼ収まっていた揺れが、また再び激しくなり、城が、地面が砕け、破片と化してゆく。そう、
ラピュタは崩壊をし始めていったのである。どうやら、下からの五芒星の影響もある模様で、
眩い光に、俺達を含めたラピュタの破片は、包まれていったのである。)

うおおおおおおおっ!!!!!??? な、何が起こった!!!? 丸で分からんぞっ!!!!!!

《ガシッ!!!!!》

(俺の腰の辺りに、誰かがしがみ付いていた。エメラルンである。俺は彼女の肩をしっかりと持ち……、)

いいか、何が起こったのかは分からんが、しっかりと俺に掴まるのだぞ!!!!!

(と一言、声をかけた。無論そうした所で何も起こる訳では無いが。やがて、光が治まり、再び一面、夜空が
写し出された。そして、俺が下を向いた瞬間……。信じられぬ光景が俺の目の前に飛び込んで来たのである。)

な、な、な、なっ!!!? あ、あれはもしや……、東京タワーなのか!!!?

(ライトアップされた、オレンジか朱色か見分けの付かぬ、幾多もの鉄骨で組み合わされた四角錐の形をした
高層建築物……、それは紛れも無く、東京タワーであった!!! 他にも、遠くから東京都庁や新宿の副都心と
思しき摩天楼の林立が視界に入ってきた。)

と言う事は……、俺達は「俺達の世界」に帰って来たという訳かっ!!!???

(普通に戻れたのであれば、間違いなく歓喜に浸っていたであろう。だが俺達は、砕けて大きな破片となり、これから
隕石の様に落下しようとするラピュタの上にいるのである。喜びよりも、恐怖の方が遥かに勝っていた。

そして俺とエメラルンを乗せた足場は、円柱型の高い塔である六本木ヒルズに向かって落ちて行った!!!!!)

うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!?????

《ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ――――――――――――――――ン…………!!!!!!!!》

(俺の絶叫と共に、巨大な足場は巨塔・六本木ヒルズのヘリポートの辺りに直撃し、最上階辺りの、多くの
居住区域を破壊したのであった……。)
(足場が六本木ヒルズに激突した時、俺は何故か妻のジェーンと娘のロビンに出会った。)

えっ!!?? お、お前達何でここに!!?

(だが、何も言わず、スーツと俺の目の前から遠ざかって行く妻と娘。)

ちょ、ちょっと待ってくれ!!!!! 久しぶりに会えたというのに、何で何も言わずに俺から逃げるんだ!!!??
もう何処にも行かんから、お前達と一緒にいるから、帰って来てくれ―――――っ!!!!!

(だが、そんな俺の呼びかけも空しく、遂にフッと消える妻と娘。)
 
……ジェ―――ン、ロビ―――ン!!!!! 俺を見捨てないでくれ――――――っ!!!!!!

???『ちょっと、ちょっと!!!』 《トン、トン、トン》

(と、俺は誰かに肩を叩かれたのである。)

……ハッ!!!!! ジェーン、ロビン!!!!! 帰って来てくれたのか!!?
……あれ?

(ガバッと『起き上がる』俺。見ると、どうやら公園のベンチで横になっていた様だ。隣にいる
通りかけの、会社帰りのサラリーマンと思しき人物が……。)

通りかけの人:『何を言っているんですか? 何やらずっと魘されていた模様ですが、大丈夫なのですか?』

魘されていた? ええと、俺は確か、砕けたラピュタの足場と共に、大きな円柱のビルにぶつかって……。
……ハッ!!?? エメラルン!!!? ひこにゃん!!? マキューシオ!!? 後他の皆は何処に!!?
おい、誰か知らないかっ!!?

(と、その通り掛けの人物に問うが……、)

通りかけの人:『い、いや……、そんな人達は見かけませんでしたけどネェ……。兎に角、元気になった模様で、
何よりです。では、これで……。』

お、おい!!! ちょっと!!!!
(慌ててこの場を去る通り掛けの人物。ガックリとする俺。しかし、そうしている暇なぞこれっぽっちも無い。
急いで合流せねばならないのである。

とりあえず、周りを見渡した俺。すると何処かで見覚えがある、巨大な建築物が俺の目に飛び込んで
来たのである。

ライトアップはされているものの、途轍もなく大きな、白い、なだらかな円形の屋根を持ち、正面の入り口には
大きくローマ字で『TOKYO DOME』と記されている建物……。

そう、読売ジャイアンツのフランチャイズ球場《北海道日本ハムファイターズの準フランチャイズでもあるのだが》で
あり、かつてWWF《現・WWE》が新日本プロレス、全日本プロレスとの共同開催として行われた『日米レスリング
サミット』の舞台としても後世に語り継がれている、あの東京ドームの前にいたのである。

因みに俺はその『日米レスリングサミット』にてジャイアント馬場さんと初めて『大巨人コンビ』としてタッグを
組み、当時WWFのタッグ王者として君臨していたザ・デモリッションズ《アックス・デモリッション=マスクド・
スーパースター、スマッシュ・デモリッション=クラッシャー・クルスチェフ》と戦い、見事十六文キックから
倒壊式のエルボードロップで勝利を飾った事があるのだ。

またその『日米レスリングサミット』での試合は、試合後、俺が馬場さんに『WWFから解雇通告を出された』事を
伝えると、『それなら全日本に来ないか?』と誘われ、俺は『馬場さんと組むのは楽しい。今決まっている
スケジュールを消化したら、必ず駆け付けるよ。』と、二つ返事で全日本プロレスに入団する切っ掛けにも
なったのである。

おっと、閑話休題。ともあれ、そういった思い出がある為、俺は東京ドームを見ると感慨深くなり……、)

……いや〜、懐かしいな。馬場さん、どうしているのかな?

(と、しみじみと思ったのである。すると、俺の後ろからカメラのフラッシュらしき光がパッ、パッと輝いている
事に気付き、振り返ると……。)

「うおおおおおっ、本物だ!!!!!! 本物のアンドレだ!!!!!」「アンドレさん!!!!!」
「アンドレ―――――――ッ!!!!!!」「サインくれ――――――っ、アンドレ―――――ッ!!!!!!」

(と、プロレスファンと思しき集団が、俺を取り囲んだのである!!!!!! 中には、サインをせがみ、
メモ帳や色紙をサインペンと一緒に渡そうとする者までいる。

無論、当惑する俺。だが、危機的状況であるにも拘らず、俺は……、)

わ、分かった!!!! 分かったからちゃんと一列に並ぶ様に!!!!! でないとサインや握手は
してやらんぞ!!!!!

(と、ファンを宥めすかし、勝手に東京ドーム前にてサイン会を始めたのであった。)
600名無しになりきれ:2009/07/18(土) 02:22:25 0
600ゲットー
601徳光和夫:2009/07/18(土) 10:23:04 O
(東京ドーム前で即席のサイン会を開いているアンドレ・ザ・ジャイアントを見かけて)

あっ、お久しぶりです、アンドレさん。私、元・日本テレビアナウンサーの徳光和夫ですが、覚えてますか?
ほら、いつぞや「日米レスリングサミット」で、「HoW do you condition,Andre?」とインタビューをした・・・・・・。まあ、それは
どうでもいいのですけどね、ハハハハ。

あっ、そうそう。実は先程六本木ヒルズで、何やら隕石らしきものが落下して、多数の死傷者が出たと
聞きましてね。私、今日は巨人の取材に来ていたのですが、急遽、テレビ局からそちらの方に駆けつける
様にと連絡があったので、今から六本木ヒルズに向かう所なんですよ。

まあ、今はフリーとなった身ですが、テレビを見ている皆さんに状況を伝えるのに、未だこうして躍起に
なっておりますよ!!

おっと、こうしてはいられない!! ではこれにて失礼。

(去り際にアンドレに向かって)これからも、皆さんに愛されるプロレスラーとして頑張って下さいね!!
602ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/18(土) 17:17:59 0
場の構成が乱れた魔法陣で空間転移を決行したのか!
(異世界の都市が見えた。ハクにとっては知っている都。人間の創った巨大都市東京だ。
ハクはラピュタが亜空間に突入してもそれをはっきりと認識していた。人には認識は無理だったろう。
自分の恐れた結果通りになった事態にハクは歯軋りした。
やはり魔人加藤は恐るべき風水師だった。
ユフーイン龍脈ヤンダルの顎が閉じた間隙に、イヒカを放ち擬似龍脈を形成するなんて。
だが魔人加藤といえども完璧ではない。
明らかに邪魔が入ったらしい。魔法陣が乱されている。それでも転移を強行した焦りが見えた。)

姫!?
(アンドレにしがみつくエメラルンの姿が消えた。続いてアンドレも。ひこにゃん、チャロと消えていく。)
亜空間に呑まれたか!
(永遠に亜空間を彷徨うか、現世に出現できても地上に無傷に出られるとは限らない。
高空に投げ出されれば落ちて死ぬし、地底に出れば窒息して死ぬ。或いは何か物と重なって出れば肉体は破壊され即死だ。)

ええい!えい!や!えい!
(ハクは仲間一人一人に思念波を送った。散り散りに亜空間から出るのは避けられない。
せめて彼等が無事に地上に出れるように補佐した。)

(仲間が消えていっても、ハクはラピュタに最後まで残った。
ハクの力でも六本木ヒルズへの激突は回避できない。でも出来る事がある筈だ。)

(遂にラピュタは空中分解し、内部の喰魂の炉が顕わになった。
炉はラピュタの巨岩部分の殆どを占める大きさで、驚いたことに心臓の形をしていた。
機械で作られた巨大な心臓。それが喰魂の炉の形状だった。魂を喰うために命の鼓動を打つ心臓を呪術的に模したのかもしれない。
六本木ヒルズと巨大心臓の大きさはほぼ匹敵する。この二つが衝突すれば、炉は砕け霊が溢れるだろう。)
603ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/18(土) 17:19:04 0
>>589
>怨霊達
>自由だ!!!!!!
(狂喜する死霊達の声が聞こえた。)

ごめんよ。自由にはしてあげられない。それにここは君達のいるべき世界ではない。
(ハクは決意した。)

――リコ。
(リコに念話で呼びかける。)

――リコ、私は龍の鱗で炉を塞いでみる。長い時間は耐えられない。その間に全てを救う方法をみんなで見つけて。
頼んだよ。そして私を迎えに来ておくれ。

(ハクは唇に右の人差し指と中指を当てた。口から龍の鱗を吹く。鱗が猛烈な量と勢いで飛ぶ。まるで猛吹雪だ。
それにつれハクの足が消えていく。膝が消える。太腿が消える。腰が消える。
ハクは自らの体を龍の鱗へと変換して吹いていた。
虹色に輝く鱗が喰魂の炉に張りつき覆っていく。)

間に合え!間に合え!
604ハク ◆aw0I91K7dE :2009/07/18(土) 17:20:02 0
(ハクは間に合った。)

(六本木ヒルズと炉がぶつかる半瞬前に、龍の鱗で炉を包み切るのに成功した。
炉は虹色に輝く堅い殻に覆われた。
激突の衝撃にも、その直後発生した大火にも炉はびくともしなかった。
六本木ヒルズのあった場所に、ヒルズに替わり不気味な心臓の形をした巨大なモニュメントが出現したのを人々は見た。
この惨事によって多くの被災者を出したが、東京を怨霊都市にするのをハクは防いだ。
わずかな霊は漏れはしたが。(>>589)
しかしハクの姿は消えた。彼は全身を変換しつくしてしまった。炉を覆う鱗がハクだった。)

――リコ……急いで……。頼んだ……よ……。
605魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o :2009/07/19(日) 00:52:30 0
(テレビ放送アンテナの集合体である東京タワー頭頂部。タワー頂上先端に魔人加藤はルルカより時空間を渡って出現した。)
おのれ……!
(西北西の空を見て苦りきった。六本木の方角だ。
太い黒煙が夜空に立ち昇り、その炎の臭いは東京タワーにまで届き、舞う火の粉すら手を伸ばせば触れられた。
平将門の首塚がある皇居大手門上空にラピュタを出現させるつもりが、キュダロンにイヒカ魔法陣を崩され狂わされた。
計画通りにはいかなかったが、東京に甚大な怨霊を持ち込むのには成功した。やがてラピュタ喰魂の炉は破裂し死霊が溢れ出すだろう。
大怨霊将門の復活は近い。魔人加藤は東京に放出される霊魂群を、大手門に導くべく術に入ろうとした。)

ハク!
(魔人加藤はハクの超呪術を見た。炉心を覆い死霊を押さえ込もうとしている。
魔人加藤は東京タワー先端から飛び降りた。地上には観光客が大勢いたが、みな西北西の焦げる空を見上げ恐れざわめき、魔人加藤を見ている者はいなかった。)

六本木。
(東京タワーの車寄せに溜まるタクシーの一台に魔人加藤は乗り込んだ。
年配のタクシー運転手は、無線で指示されたのだろう、交通止めがされていて車を出せないと告げた。
後部座席に踏ん反り返る魔人加藤は手で物を払う仕草をした。ドアが開き、運転手は見えない力に吹き飛ばされ車外に投げ出された。
運転席に誰もいないタクシーは魔人加藤を乗せ走り出した。
麻布台に出るとすぐに渋滞にぶつかった。タクシーは歩道に乗り上げると、通行人を次々と薙倒し疾走した。)
606せんとくん ◆cBN3e/0F0M :2009/07/19(日) 01:34:43 0
>>566
>ひこにゃん
>(マキューシオについて)しかし…片手は痛々しいにゃ。からかいにくい……。アッシュ!どこ行ったー!アッシュ!仕事にゃ!
どうやらアッシュは女をくどくのに忙しいようぢゃ。
(せんとくんはなにかを感じ取っているようだ。にやけている。)

アッシュに出来る事が拙僧にも実は出来るのぢゃ。拙僧は奈良法隆寺所属退魔僧、遷都。我が法力にたまげるがいい!
そのまえに、これは運が良くなければできぬ。
>>565 アンドレがマキューシオに渡した『ツキの月』を横取りすると、せんとくんは食べてしまった。
さらに米沢の銀を取る。)
等価交換にその銀を使わせてもらう!
よし!
(せんとくんは合掌した。)

人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。
いいかマキューシオ・・・これが、これが禁忌を、人体練成を、神様とやらの領域を侵した咎人の姿だ。
(ドーン!)

(マキューシオの右手が錬金術された。機械の手が装着された。オートメイルだ。)

ふ。やった……。
(せんとくんは力を出しつくし気絶した。
次に気がついた時、せんとくんはびっくりした。)

あれれ?どうしてここに?
(せんとくんは、ゆるキャラ専門家みうらじゅんの自宅のソファーに倒れていた。)
607みうらじゅん:2009/07/19(日) 02:00:02 0
でたー!
608マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/19(日) 02:34:47 0
(墜落していくラピュタ上で。)

ありがたい!恩に切るぜ。
(噛み砕かれた刀のかわりに鮪刺身包丁を、引きちぎった右手のかわりに義手を、マキューシオは贈られた。)

これで戦え……うおお!
609マキューシオ ◆gR5.jWp4zk :2009/07/19(日) 02:36:17 0
「随分立派な包丁だな。外人さんよぉ」
(意識を失っていたらしい。マキューシオは気がついた。だみ声がした。マキューシオは跳ね起きた。)

ここは……?
(マキューシオは当惑した。景色が一変している。飯屋らしい店内にいた。いつのまに来たのか?
唖然とするマキューシオ。だみ声の主が話しかける。)

「日本語わかる?外人さん?あんたな。天窓を突き破って落ちてきたんだぜ」
(店主が上を顎でしゃくる。天窓が割れていた。
ここは恵比寿駅に近い鮪専門料理屋『三崎魚膳』。大漁旗や漁船道具で装飾された店内には客が大勢入っていた。
皆マキューシオに戦々恐々としていた。日本刀の様な大包丁を持ち、右手が義手の鎧姿の異人に驚かないわけがない。)

俺は……。
(そう言いかけた。だが続かなかった。店を突風が襲った。六本木ヒルズにラピュタが激突した瞬間だった。
マキューシオは倒れた客のOLを支え起こした。そして店主に言う。)

すまんね。どうやら戦いを連れてきてしまったらしいぜ。
(>599の続き)

>601
(東京ドームの広場にて、サイン会を催している俺に、眼鏡をかけた、一人の初老の男が現れた。
そう、元日本テレビのアナウンサーであり、当時プロレス中継を主に実況していた徳光和夫である。

彼は俺の姿を見かけるなり近寄って、特徴的とも言える、ややのんびりとした口調で話し掛けてきたのである。)

徳光:『あっ、お久しぶりです、アンドレさん。私、元・日本テレビアナウンサーの徳光和夫ですが、覚えてますか?
ほら、いつぞや「日米レスリングサミット」で、「How do you condition,Andre?」とインタビューをした・・・・・・。まあ、
それはどうでもいいのですけどね、ハハハハ。』

おお、十分覚えているよ。試合前、よく馬場さんにインタビューをしていたアナウンサーだろう? まあ、あの時、
試合に集中したかったが為に、貴方のインタビューに応じられなくてね。済まない事をしたと思っているよ。

本当、あの時はごめんなさい。

(と、謝る俺。何だか、昔の友人に会えた様な感じがして、心地が良かったのである。すると徳光さんは
何かを思い出したかの様に……、)

徳光:『あっ、そうそう。実は先程六本木ヒルズで、何やら隕石らしきものが落下して、多数の死傷者が出たと
聞きましてね。私、今日は巨人の取材に来ていたのですが、急遽、テレビ局からそちらの方に駆けつける
様にと連絡があったので、今から六本木ヒルズに向かう所なんですよ。』

な、な、な、何だって!!? 隕石落下!!? それは本当かい!!?

<まさか、ラピュタの破片の事なのか!!? となると、あれは夢ではなかったのか……!!?>

(徳光さんのその一言に、当惑する俺。だが徳光さんは俺の当惑した表情に対して意に介せず、張り切った
口調で……、)

徳光:『まあ、今はフリーとなった身ですが、テレビを見ている皆さんに状況を伝えるのに、未だこうして躍起に
なっておりますよ!!

おっと、こうしてはいられない!! ではこれにて失礼。

(去り際にアンドレに向かって)これからも、皆さんに愛されるプロレスラーとして頑張って下さいね!!』

(と、言い残し、日本テレビの中継車の方へと去って行ったのであった。)

あ、ああ、分かった。頑張るよ。徳光さんも、身体には気を付けて仕事に励むようにな!!!!!

(俺は当惑しながら、徳光さんに身体を気遣いながら返す。)
<こうしては、おれん!!! 俺も六本木に駆け付けねば!!!>

(急ぐ気持ちで一杯になり、パッパッとサインや握手に応じる俺。しかし……、)

<ダ――――――ッ、しまった―――――っ!!!!! そう言えば俺の財布、あの蛍に化けた鼠に
着させたコートの中にあったんだった!!!!! クソッ、一生の不覚だ!!!!!>

(今頃、自分の手元に財布が無いのに気付き、大きく口を開けてショックを受ける俺。それを見たファンは
一瞬、『何があったの?』と言う顔になった。

東京ドームの最寄り駅である水道橋から六本木までの距離は5、6km程度。歩いて行くには
可能な距離なのだが、この状況の中、何が起こるか分からない。となると手遅れになる可能性もまた
大なのである。

矢張り此処は最短ルートである都営三田線と東京メトロ日比谷線を利用して現場に行きたい。其処で
俺は恥を忍んで……、)

おい、済まないが、電車賃あるかい? 実は財布を忘れてしまってな……。もしあったら、300円ぐらい
貸して欲しいのだが……。駄目か?

(と、ファンの一人に声を掛けたのである。するとそのファンは……。)

プロレスファンの男:『えっ!!? え、ええ、良いですよ!!!!! 300円と言わず、1000円位、
持って行って下さい!!!!!』

(と言い、何と1000円札を俺に手渡したのである!!!!! それを見た他のファンは……、)

『それなら俺も!!!!!』『私も!!!!!』『アンドレさん、どうぞ!!!!!』『何があったのかは
分かりませんが、宜しければ使って下さい!!!!!!』

(と口々に言い、何と次々と俺にお金を手渡す。戸惑う俺、当初は『これだけで良い!!!』と言って
断る心算だったのだが、万一、必要以上に路銀が必要になるかも知れない、と考えた俺は……。)

……分かった!!!!! では皆さんの差し出してくれたこのお金は、有難く拝借します!!!!!
それと、後で必ず返済するから、其々、住所、氏名、電話番号を申し出てくれないか!!!?? 俺と
しても義理を蔑ろにするのは嫌いなのだからな。事務所と所在地の電話番号を教えるぞ!!!!!

(と言うと、俺はそのお金を貸してくれた人々の連絡を交換したのであった。占めて約35,000円也。

そして連絡交換を終えた俺は、その路銀を手にすると、早速水道橋駅に向かった。すると背後で……。)

「アンドレ――――――ッ!!!!! 約束だぞ―――――っ!!!!! 貸した金、
必ず返してくれよな―――――っ!!!!!」「これからも頑張って下さい!!!!!!」
「アンドレさ―――――ん!!!!! またね―――――っ!!!!!!」

(と、ファンが盛大《?》に見送ってくれたのであった。)

ああ、ありがとうっ!!!!!!! じゃあな―――――――っ!!!!!!

(と、俺もファンに対して感謝の意を込め、大きく手を振って応じたのであった。)
<さあ、急がねば!!!!! 皆、どうしているのだろうな?>

(焦りを募らせながら、東京ドームシティアトラクションズを通り抜け、水道橋駅の3番出口に
ランニングで向かう俺。だが、次の瞬間、もっと焦らせる事態が待ち受けていたのであった。

それは地下鉄水道橋駅が見えた時、『それ』は俺の視界に入って来たのである。)

うん? なっ!!!?? あ、アイツはっ!!!??

(何とイリスによって蛍に化けた、あの鼠が駅の前の四つん這いになりながらピョンピョン飛び
跳ねていたのである。周りにはそれを不思議に思い、眺める人々が取り囲んでいた。幸い、俺の
白黒のチェック地のコートをキッチリと纏ったままの為、皆から素裸を見られずに済んでいる。
無論、そのコートが無ければこの娘は『猥褻物陳列罪』で、間違い無く警視庁の御用となって
いただろう。

だが当然、其の儘にして良い筈が無い。俺は素早く『彼女』を米俵の様に抱え上げると、呆気に取られる
ギャラリーを尻目にして素早くその場から去り、近くのビルの影に身を潜めたのである。

其処でコートの中の所持品をチェックする俺。またしても幸い、そのコートの裏ポケットに財布が
手付かずのまま入っていたのである。あと、『ジャイアント・マシン』のマスクもだが。)

<良かった……。まあ、この子は元は鼠だからな、お金の使い方を知らないのは当然か……。>

(しかし、財布を見つけてホッとしたものの、反面、善意で俺に路銀を貸してくれたファンには申し訳無く
思ったのであった……。

ともあれ、この娘をこの格好のままでおらせる訳にはいかない。改めて俺は彼女を背負い、普通の格好を
させる事に決めたのである。)


<―――――1時間後―――――>


(漸く、何軒か衣類専門店や靴屋を回った結果、薄い紫色の花柄ワンピースに白のミュールを履いた、
街に遊びに繰り出す女の子といった感じの格好にする事が出来たのである。無論、下着もキチンと
着用している。

それと余談だが、万が一を考え、彼女の予備の衣類を数着購入しているので悪しからず。)

……じゃあ、そろそろ行くか。離れて迷子になっちゃあ駄目だぞ?

(と、蛍に化けた鼠に声をかける。すると彼女は小さく、こくりと頷いたのである。どうやら一応、理解力が
ある様だ。それを見た俺はホッとしたのだった。と同時に、俺は彼女に対して妙に可愛さを覚えたのである。

小柄で、ちょっと転んだだけでも折れそうな、華奢な身体。俺のごつい手を繋ぐ、丸で紅葉か桜の葉の様に
小さな手。何も状況が分からず、幼く、純情無垢でキョトンとした表情で俺を見つめる顔。そういった彼女の
要素が、俺に愛おしさを覚えさせているのである。

只、その正体は一匹の鼠。それは分かっている。分かっているのだが、この感情はなかなかどうする事も
出来なかったのである。)

……よし、いい子だ。じゃあ出発だ!!!!!

(俺は彼女の頭を軽く撫で回しながら彼女の手を改めて取り、彼女と一緒に水道橋駅の三田線のホームへと
向かったのであった。)
613明星蛍 ◆lzGuAUxECE :2009/07/19(日) 03:57:44 0
>577
地獄の長と取引をするとは、なかなか肝の据わった人ね。
生きている人を“苦しめる”ような真似なんてしなくても、全宇宙魔界化計画は進むよ。
要は、魂が天に昇らないようにすれば良いだけ。

良いわ。あの連中を滅ぼしてみせよう。
ただし、悪の化身を自負するわたしが、正義の為に無償で悪人達を滅ぼす手助けなんてできない。
下心無しに、あんたに協力なんかしないんだからね。
連中を滅ぼすのは、あくまでわたしの気まぐれよ。これは戯れ。
そう、戯れだけに――

>574
(蛍もまた、スパイダーマンと同時に、東京へと転移した。)
なんと!ここは東京じゃないか!
長らく、こっちの世界への接触は断たれていたのに!
東京へ来るのは久しぶりね!
浅草辺りで、観光地巡りと洒落こみたいところだけど……
(蛍は田舎者みたいにはしゃいでいる。
 何だかんだで、彼女は東京という都市とは縁があるのだ。女神転生的な意味で。)

そうだわ、スパイディ!
東京の人々が最初に思いついたもので、あんたの敵を滅ぼしましょう!
……失敗したらごめんね。
614名無しになりきれ:2009/07/19(日) 12:37:55 0
倒壊したビル群に近い避難者が逃げ惑う。
ヒルズ近辺では砕けたガラスが降り注ぎ、粉塵が舞い上がり、火災が起きた。
地下鉄の入り口では人々が我先に逃げようとして階段で将棋倒しになる。
安全な場所まで逃げられた群衆は、遠巻きにその破滅的な光景を携帯のカメラで撮影していた。
615名無しになりきれ:2009/07/19(日) 13:24:50 0
>>613
首都の悪魔「東京は俺様のシマだからw余所者どもを食中毒で滅ぼそうぜ!」
都会の天使「いいえ。許しません。美味しい料理で昇天させてあげるのです。」




思いつき投下。料理バトルで怨霊エネルギー争奪とか。
なぜならスパイディがスパゲティに見えたから。
つまり昼飯時だから。
616リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/19(日) 13:50:38 0
>>602-604
>ハク
>――リコ……急いで……。頼んだ……よ……。
わかった。絶対にハクを元の姿に戻れるように……っ。
(膝ががくんとなった。リコは倒れそうになり、思わず何かにつかまった。輪っかだった。
目の前にちょうどつかまりやすい輪が垂れ下がっていた。)

え?
(それはつり革。リコは地下鉄車内に出現した。目の前の座席に座る乗客たちが驚いている。
突如目の前にハリー・ポッター風の修道服を来た少年が出現したのだ。若い女性客なんて表情が凍りついている。
空間転移魔道士であるリコは自分の置かれている状況がすぐにわかった。)

――異世界に飛ばされたんだ。この世界の民は、米沢さんに似ている。

「きゃああああ!」
(ついに目の前の若い女性が悲鳴を上げた。リコを幽霊か何かだと思ったのだろう。リコは慌てた。
しかし女性の悲鳴を気にとめる者なんていなかった。)

「なんだこれ!」
「ぎゃー!」
「うわ!」
「きもい!」
(もっと大きな悲鳴が車両の先頭から昇った。)

う!
(リコもその悲鳴のわけがわかった。窓だ。窓に血がべったりとつきはじめた。
窓という窓に血がつきはじめる。電車の勢いで窓に流れる血は横に走っている。
電車が何かを轢いたのだ。
血は赤いが青みがかり紫に近い。肉片も見えた。緑色の肉。人の手らしき破片。だがその手には吸盤がある。
電車は急ブレーキをかけた。)
617リコ ◆zBpJllo.HE :2009/07/19(日) 13:51:49 0
わあ!
(電車は急停止し、リコは倒れそうになった。つかまっていたつり皮で助かった。)

ガシャン!
(窓の外に怪物が見えた。緑色の体表。吸盤のある手。人ほどもある蛙に似た生物。イヒカだった。
窓をつぎつぎと突き破り、イヒカの群れが車内に侵入してくる。舌を伸ばし乗客を呑みこみはじめた。
車内は阿鼻叫喚図となった。)

く!
(逃げ惑う人々。ある者は車両の奥へ。ある者は車外へ。
戦闘能力の無い自分がリコは情けなかった。自分も逃げ惑うしかない。
リコは車外に飛び出した。
明かりが右手に見えた。明かりの方から人の声が聞こえた。)

「一番線、中目黒行きの電車がホームに到着します。白線よりお下がりください。広尾ー。広尾ー。」

(地下鉄は駅のすぐそばで緊急停止していたのだ。駅へと逃げる人々に続いてリコも広尾駅へと走った。
ホームによじ登る。そこでリコは出会った。)

エメラルン姫!
618ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ :2009/07/19(日) 14:27:53 0
(映画「ターミネーター4」上映映画館。
映画は佳境に入っていた。激しい戦闘シーンがスクリーンに映し出されている。
そのスクリーンが裂けた。
映画館内がざわめく。
スクリーンを引き裂いて、映画から抜け出したかのような骸骨型の機械が姿を現した。)

In this time!
619名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:19:22 0
次スレでつね
620名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:24:54 0
>>619
今度こそ終わるでしょうw
もう最終コーナーを回り直線コースに入っている筈・・・だ
621名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:28:20 0
   \                      , -―- 、 -― - 、        /                       , ┐
    ,\                  /  ,_ -―‐- _  \       /                     _,//
   ,∠:::::::\               /  ,ィ/_ -――- _ヽ  ヽ     /                  _,. -、/ ィ〈
  r -/::r::::/'::\            / ,.-/ /´ /    \ \`ヘ ヽ. ',   / ,. ‐ァ…¬ー 、         ,. '´ |  |_,.二)
 /ヽ/::,'::::/:::!:::、:\          / rイ / 〃./::.{:.  l:.  ヽ:.ヽ:.ハ fヘハ  ///:,::、::::ヽ\;ゝ      /   l  j
/::ノ/::/::::ハ::::|::::ヽ::::\       /  〉i,'./:{{:..{:. ハ:..:. !:....  !:ヽ..',::i| |ヽ>',/:::::〈:/:/ー}、::;ハ:::::}       /     j‐'´
|:://::::l:::::X i::ハ::::|\::::l\     /  く/| l.::ij>k{八::.:{\:::.};ィ匕}:i| | ∧/:::Λ:l∨代マ`弋、Λ   /    ,. '′
!ハ/:::::{:::::! ヽ,ヽl  ヽ / \   ,'  i:ヽ| l.::|ィfチ必`\ヽ くfチ必メ'! L!/|::::Τ゙!::::', `´ <7 }::!} /     /
!| i:::::::i:ヽ! Tモト`   '´イテヤ \  i ! .::l.::{| ヽト, r'_;;ソ     r'_;;ソ l |:/ |:::l::L.|:::|:| _  ノ:!:!!'′    , '´
|| !:::::::l::::::! ⌒     ⌒  !::\| ! !::::! ::i.:: ム ´   _' ___  ` ハ :/  |:::l::!:、',::lリ.  「ノ/ノj     /
リ ヽ::::ヽ::ヘ| _  、―、     !:::::::::\!::::!::∧:: {ヘ   {    }   ,イ,' /  ヽ{_ゝミヾ`\ノ`ヾ_Λ i/
   ヽr つ(〈へ  ̄     , .イ::::::::/:::r|\:ヽ:::ヽ:.',::>,、 ゝ._ _ノ , イ::/ /   「 `ヽ \ \'´ヘ. ∨
   /-7 ^ /ヽ::>- <´ ィ:::::::/:::::/ レ \=、{ヾヽ f,/>ー<{_1`/ /   丿   \ \ ヽ,ハ. lヽ
   / ニ7   !ー┬ !     L彡 ハ:/    \ヽ 人人人人人人レ   /     l   \ `ヽ.V゙} j }
   |  '  /  |      , -'"´  ̄丶、  >次スレに行く </ _  ,.=-へ、  `ヽ二ソ/ /
────────────―――――>  予 感!!<───────────────────
   /、     /  /´、           / ∧∧∧∧∧∧∧\       /. : : : :/. : : :/__`ヽヽ
   {   ーrー'´  /  ノ_    _  -‐'/ /:::,. -―-、::ー-、::>-\     /   __! /   /´     ! `ヽ ヽ
   \  }―‐‐-/ /    ̄ ̄    //:::/,. -=ニ:: ̄::\::\―i::\   ′∠∧! l : : :/ :/. : : :/ : : ∧: i
  /::::\, ゝ―</ヽ         //::://::\::::::::\::::::,ヽ::::ヽ|、\ \ l : : :// l l : : /|/l\_// : /! l : !
  /:::::,:/:fィ:´丁:、::`ヽlヽ:ヽ       /::|, イ:'、::ヽ::::\::::::::Xヽ:|ヘ:::::ヘ\,ゝ \: :く∧/´!: .::! f卞ミヽ///j/.:l l
../:::rィワ:::レトk八:::ヽ::',::}::l:::::l      / l/|:::::|::::::!、::\ー`ー-,ィf示ハ:::::ヘ、,ハ \:. : ヽ、! .:::!  ー′  f_テ/.:/.:l
,':::::〉テ!:::l ィ=ミー\{ムイ::P!::|     / く,.イl:::::斗┼‐` ー    弋炒 ',:::::ハ:::l::|  \.::::l::l:::::l     __′/.::/.:/
::!〈/イ:!:::lヘュ;j   {:;トi:::l)i:::|     /  |/,!ヘ::::::ヘ:| ,ィf心         !:::::::l::|::!    \l∧:::!、    (_/ /.::/j/
|::!:::lヾヘ:::!  、_', ` ハj/i:::!    /  //:| |ヘ::::::ヘ代t炒   ` ノ   |:::::|:|_|リ      \ヽ!  ヽ、_ ィ/!::/
レ!:::|::', :ヽ:ト.、   //'ハ :!   /  く/l:::L|、::`:ー-ゝ    ‐'´     /イ/|:| ヽ       \ 〈 ∧:::/ j/
 ヾヘヾ::::'f`t≧tく-v{:/  リ   /    |:!:,-、:::\f^ヽ:≧z. __ .. イハ: : リ| |         \\∨
   >ヘ:「{ ノヘ_> ゙̄ヽ   /    l:|:{  ヽ:::;ム  マミ、: : \    ム: : :∨          \ヽ ̄ト、
  〃          、l、 /     リ/\  ヽ,ム  ∨ヘ : : \ /: /ヘ: : :ヘ           \V ! ヽ
 /        ヽ  ,ィ´`/     ,.- 、   \ ヽ〉  ヽ  \: : :\://ヘ: : :|             \! !/ ∧
.,′  ァ ,イ ̄ `ヽl/.: : /      ヽ、 \ | 〉       \ lヽ./^)、 : : |: : !              \∨ !
622東京スライム:2009/07/19(日) 15:30:00 0
To Be Continued
古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)千秋楽
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1247846731/
623名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:31:38 0
前代未聞、相撲TRPGだ!
624名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:33:43 0
        まもなくここは 乂容量完走ラスレス取り合戦場乂 となります。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 500KB取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )
625名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:35:26 0
. /::::::::::::::::/三三:::::::::\         |:::::::::::| __ヽ:::ノ
/:::::::::::::::::/-三:::::::::::::::::: ` 、    _ .. |::::::::_:,      ̄ ¨ ヽ
::::::::::::::::::'    ` 、::::::::::::::::::::v ,r= ===' .    、 __   \
::::::::::::::/         `  ー -, ィ    \  ヽ  ト‐ 、 `ーヽ丶
::::::::::::/            /ハ     、   ヽ::_jヽ  \ ヽ-′  !
::::::::::/            j/  ヽ ゝ、 ヽ.、. イヾ! \,, ヽノ、   ヽ| ./ /
::::::::/           / !  ∧  ト .__Vヾ|= .、 │  ヽミ_  │/ /
::::::/               '   ハ ::|_ ヽ |    ハz:::_ハ’| ,  :::| ト! |   / /
::ノ            ! ! ::::!ヽ! _` `     ゝ-'  | j  ::::Vハヽ../ /
             l ト. .::ヽ トi;ハ      ::::  j/  :::::::| | / / 毎度おなじみ容量完走促進
             ヾ ∨ヽヽ `´' __ _    |!  !::::: l_j/ / 、
               !  V i :::: V   |   ヽ  ,:::::::::/ /::. \
               l    ゝ  \ ノ   人./::::/!:/ /::::::::: 、 \
            _    _ヽj  !::::\    _  _| .:イ/!f/ /:::::::::::::|`ー`
         _ ,-'、. l rく _ヾヽ   :::::::::` - イノ_/ レ !/j , '´  ̄ `ヽ
       , - く ,、ヽ_j' ヘ !::} ! |\ 丶::::::::::/三 ハ三_::ノ /        ヽ
     ,- ィ ´「`(::):},. --、'-'‐ 'jノ  ゝ ,! ::::::トー/  ∨ /           i
     ゞ-―V:::√ , ー ´       l:::ノ|:::::::/ `'   / /           l
    '   /::::/_ノ          j/ /从/'     / /             │
     |  _/:::/              /        ./ /          /   │
    ∧ _./:::∧           / 、      / /         ,.    |
   レ´ /:::/  `         . ,..-─- .、 / /       .∠.    |
          ノ       //::/::::::::::::::::/ /       /:::::::\.  ,
626名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:36:00 0
       ,,、,、,,,       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   \∧_ヘ
,,、,、,,,             俺一人で行くか…… >   / \〇ノゝ  ,,、,、,,,
           ,,、,、,,,  ________/   /三√´д`)
                                /三/| ゚U゚| \
   ,,、,、,,,    ,,、,、,,,      ,,、,、,,,         U (:::::::::::)∪  ,,、,、,,,
,,,,,,,,    ,,,,,,,,,,,,,    ,,,,,               //三/|三|\ トボトボ
,,,,,    ∧_∧ うまいモナー,,,,,   、 ,,,,,,     ∪  ∪
 ,,,   ( ´∀`)___,,,,___ ,, ∧_∧ ゲンキニ シテルカナ・・・___,,
  / ̄ ( つ日ヽ   ∧_∧    (    )               /
/    (__))   (´∀` )   (    )    ∧_∧∧_∧ / マターリモナー
 ∧_∧∧_∧ドーゾ (日ノ )  | | |    ( ´∀`) ´∀`)
 ( ´∀`) ´∀`)    ((__)  ,(_(_) (○)⊂   ) つ日⊂ ) モーナー
―(つ⊂  ) つ⊂ )―――――――――――ヽ|〃(⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
   (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)グーグー
627名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:37:19 0
4スレ目で終わるんでしょうかw
628名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:37:54 0
629名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:38:22 O
終わった?
630名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:39:08 0
梅梅
631名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:39:31 0
あと1kb
632名無しになりきれ:2009/07/19(日) 15:39:36 0
あらwまだ書けるゾw
633名無しになりきれ
わっしょいわっしょい