あなたの文章真面目に酷評しますPart57

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1名無し物書き@推敲中?
立ててやったぜクズども
冒頭からのカットバックは禁止だ

前スレ あなたの文章真面目に酷評しますPart56
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1197722365/

まとめwiki:ttp://www6.atwiki.jp/kata/
過去ログなどはこちら。

テンプレは>>2-3あたりです。投稿・批評する前に必ず読んでください。

文字数が多いスレは、1000に行く前に容量オーバーで落ちることがたまにあります。
ブラウザで表示したとき、書き込み欄の上の表示が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。
2名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 09:00:43
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。

※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。

・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。

・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。

・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 09:01:22
※原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。

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関連スレ

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/l50
議論になりそうになったらここへ誘導ヨロ。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/

あなたの文章、無理して誉めます
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1112778027/

あなたの構成・主題を真面目に酷評します
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1162625917/
4名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 09:02:01
警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
 であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
5名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 09:05:02
【警告】
・このスレッドで上から目線で酷評している人たちは、
 プロの文章と素人の文章の見分けがつきません。
コメントを鵜呑みにするかどうかは、投稿したあなた次第。
 予めご了承下さい。
6名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 11:01:57
>>1
71/5:2008/02/08(金) 12:49:25
陵辱エロ小説の抜粋です。(ヒロインは薬で眠らされてます)

 バックシートでAとBの間に挟まれたまま、娘はうなだれている。完全に眠っているようだ。
その身体から漂ってくるラベンダーの甘いほのかな匂いがAの鼻をくすぐった。
ベリー・ショートの髪型からいまにも折れてしまいそうな細いうなじが伸びていて、対向車と
すれ違うたびに、青みがかった白さで浮かび上がる。Aは女の顎を指先で摘んで小さな顔を起こした。
口元がきゅっと閉じられている。まるで幼い子供のように小さな唇の結び目が
その上のすっと通ったエレガントな鼻筋と不思議な対照をなしている。
閉じられた瞼に長い睫毛が庇のようにかかっている。娘は眉間に皺を寄せたまま眠りに落ちていた。
怖い思いが凝固してしまったのかもしれない。悪夢でもみているのだろうか、その痛ましさと清純さが
同居しているような寝顔には、どことなく十字架にかけられたフランスの聖少女をおもわせる雰囲気がある。
Aがゆっくりと手を下ろすと、娘はかくんと首をうなだれた。
82/5:2008/02/08(金) 12:50:19
 今度はその身体に眼を這わせはじめる。体にぴっちり密着した半袖ニットの下の二つの盛り上がりが
呼吸にあわせて緩やかな隆起を繰りかえしている。大きくはねえな、そう品定めしながら手を伸ばしたAは
片方のふくらみを手の平ですっぽりと包みこんで、その形の良さに驚かされた。しかも、そのきれいなお椀形をした
肉のふくらみはまるで手の平を弾くような弾性を湛えている。(もうすぐここをびんびんに弾きまくってやるぜえ)
じっくりと感触を味わいながらもAの視線は下半身へと転じていく。
娘が履いている白いタイトなサブリナ・パンツが下半身のシルエットもあらわにしている。
こうしてよく見ると尻と太股の肉付きの良さが意外なほどだ。いやむしろ、あまりに小さくあまりに華奢な娘の
その人形めいたイメージからすれば、淫靡なほど豊かな肉付きといっていい。
(おいおい、スケベな身体してるじゃねえか、ケツだけ別人のものをくっつけたみてえだ)
たまらず空いているほうの手が太股の上に伸びる。さすり、揉む……。予想しなかった肉の豊満さを指先が貪ってゆく。
ぱつんぱつんのサブリナ・パンツはいまにも弾けてしまいそうだ。いますぐにこいつをむしりとって、
妖精のような生き物が隠している「女」を剥き出しにしてやりたいという衝動にAは駆られた。
と、その時、Bのうわずった声が耳に飛び込んできた。
「すっかり眠っちゃってるよ。まるで人形みたいだなあ。俺もちょっといじっていいでしょう、社長?」
いよいよこれからというところを、水を差された気分でかっとなったAは女の肩越しに怒鳴りつけた。
93/5:2008/02/08(金) 12:51:08
「慌てんじゃねえよ馬鹿やろう。ガツガツしやがって!」
しかし、さすがにその手前、Aは娘の身体から手を引かざるをえなくなってしまった。
Bがしつこく、
「どうせまた社長が一番最初に頂いちゃうんでしょ? ずるいなあ」と恨めしそうな声を洩らす。
「なんだと? もういっぺん言ってみろ。こんな楽しい仕事に誰が給料払ってやってると思ってんだ、
社則に文句があるってんなら今すぐ退職してもらってもいいんだぜ、ああ?」
「冗談ですよ社長、冗談ですぅ」ここでクビにされてはかなわない、Bは慌てて繕う。
「最高に感謝してますよお社長、なんたって○○系少女の憧れですからね、順番なんかどうでもいいっすよお」
「ああ? ○○系少女? なんだそりゃあ?」
「社長知らなかったすか? ○○って雑誌の名前っすよ」
すると運転席のCが、
「へえ。Bさん、少しは勉強したみたいですね」と口を挟んだ。
「おっ、おお、まあな。年甲斐も無く若者雑誌とか買いこんでさ、だってな、せっかくだしよ、へヘヘ」
Bは傍らの娘に横目をやりつつ下卑た笑い声をたてた。
104/5:2008/02/08(金) 12:51:52
二人の間で交わされている雑誌の名をAは聞いたことがない。
「おい、なんの雑誌だい、そいつは?」
Cが説明する。
「社長、○○ってのは、映画、音楽、ファッション、美術なんかに敏感なつもりでいる連中を
ターゲットにした雑誌のことですよ。つまり○○系ってのは、例えば、ヨーロッパの小難しい映画を観たり、
最先端の音楽を聴いたり、料理に凝ったり、洋服にうるさかったりっていうハイセンス指向の若者のことをいうんです。
そういう連中にすごく人気があるんですよ、このM子って娘は。音楽だけじゃなくてね、モデルとしても誌面に
ちょくちょく登場したりして、女の子が髪型やファッションを真似たりするんです」
Aはなにも答えずに、小鳥のように眠り続けている娘の様子をもう一度眺めたが、内心でほくそえんでいた。
(こいつはたしかに滅多にねえ上玉だ。しかもスカしたお洒落野朗どもの憧れの存在ってわけか、こいつはおもしれえ)
Aは自分の歪んだ獣欲の炎がますます燃え上がっていくのを感じた。
「おいB、てめえ、セッティングのほうは、ばっちりなんだろうな?」おもわず語気があがる。
「へえ、そっちの方は任せといてくださいよ。完璧っすよ。なんたって今回は特に念入りにやったっすから」
115/5:2008/02/08(金) 12:52:43
 車は海岸に沿ってしばらく走り続けやがて勾配のある脇道へと逸れる。曲がりくねった細い道を三十分程上って行くと
ヘッドライトの明かりが小さな廃工場のシルエットを捉えた。錆びついたまま放置されているその工場の敷地のはずれに
背丈ほどもある草が生え放題になっている一角があり、そこにぽつんと一軒だけ古い民家が建っている。
この建物がOKビジネス(株)の裏の、いや本来の仕事場だった。
車を家の門前に寄せるとCがすぐにドアを開けて玄関に向かって駆け出していった。
しばらくするといくつかの部屋に照明が灯った。AがM子の肩を抱え、Bが足首を掴んで家の中へと運び込む。
12名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:29:32
フランスの聖少女?

俺の勝手な想像だが オルレアンの聖処女はセックスの時イッてなくても
わめいてたとオモウヨ。
13名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:39:32
(注:これは自作自演である

ハ?きみ、ジャンヌダルクを愚弄するつもりかい?
14名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:40:38
戦争の扇動者だぞ?

ちかごろそんな劣化コピ女がごろごろしてたじゃねーかワガクニわよ。

性的不満は戦争へのしょーとかったあ。
15名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:43:21
しかししてみると

女イカせんのってさほどむずかしくねえんだな、築けば。あーよかった。

ィャおれマイブログで懸念情報以前流したからさ。大当たり。夫婦ぜんざい。
16名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:48:34
やあ、きみたち、まだいたのかい?
それともまた、やってきたのかい。
まじめに酷評してやりなよ。怒られるよ、先生にね。

女の扱いを自慢しても無駄さ。そういうやしにかぎって童貞だからね。
でも童貞という響きもなかなかなもんだね。
童貞をいたぶる13歳の少女。いいね。
オルレアンの処女はまさにそんな感じじゃないか。
17名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:55:55
あれあれ。

俺38歳で童貞だけども 護っててよかったなって思ってる。

まもってなかったらおそらくお前さんみたいなことのたまう男モドキに。
18名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 13:58:23
一体 何を おそわってきたの

だぜ、まったく。ヴォネガット師は爆撃くらった以上のさいあくを遺しマシタネ
19名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:03:56
ヴォネガットだって?
タイタンの幼女はページ20で止まっている。
ま、近いうちにちゃんと最後まで読んであげるけどね。
ぼくに読まれた作家は光栄の極みだよ。
ああ、かれらはぼくに気づくことはないけどね。
そこがいいんじゃないか。

38歳か。きみは、まだ若いね。
なぜって、年寄りぶっているからさ。
そう、年齢なんて瑣末なことさ。それにきみはまだ気づいていない。
だから若いといったのさ。くれぐれも図に乗らないでくれよ。
20名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:05:18
ン。

図に乗らないでくれって おもろいことゆうねおいちゃん。

政治力みせつけてみてよ。
21名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:08:52
あと、年齢なんて瑣末なんてのたまう辺り

かんぺき肉体労働したことないね。これでまた確度もフラグもあがってたって。
22名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:13:27
好きな体位も透けて見えるけどそこはぶしっのなさけ。
23名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:14:27
政治か。モグラには関係ないことさ。
きみがポルコ・ロッソならわかってくれるかな。
ぼくもマダム・ジーナに熱を上げたことがある。
かの女は獄中結婚したね。
ああ、もちろんおときさんのことさ。
ぼくもあの時代に生きていたなら政治運動に参加したかもしれない。
はは。冗談さ。ぼくは作家だからね。政治には興味ない。
三島も慎太郎もなんとなくクリスタルもぼくは嫌いだ。
村上龍も嫌いだね。
しかし、りさはいい。かの女は女だ。女は特別な生き物だよ。
とくに芥川賞受賞者の女の子は、そそる、ね。
24名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:16:04
あの…悔恨の念から偽悪でふるまうのはおよろしいんですけど

あなたの罪はそんなことじゃ消えませんよ。あと、モグラは人間以外で
唯一処女膜を有するけもの。
25名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:17:22
きみ、セックスは完璧な肉体労働だよ。
ぼくは童貞じゃない。
いばるほどじゃないけどね。
26名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:17:58
案外世界の中心でアイをさけんだケモノってモグラかもしりまへんな。


恋は盲目っていうし。
27名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:18:55
>>25
んーと

威張っていい人生って、死ぬまで油断でけんのである、性的に。

なんのことゆうとるかわからんでしょ。
28名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:20:16
わからないけど、わかったつもりになるよ。
そういうの、ぼくは得意なんだ。
29名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:21:08
あなた偽者だったら完璧ですね!

孤狸庵せんせいがご存命ならチンと鼻をかんだと重い間する。
30名無し物書き@推敲中?::2008/02/08(金) 14:42:18
はじめに
 
 ♪〜通りゃんせ通りゃんせ……
 ここは何処の細道じゃ神様の細道じゃ……
 ちょっと通して下しゃんせ……
 行きはよいよい、帰りは恐い、恐いながらも通りゃんせ通りゃんせ……

誕生と宿命、それは生から死への行進曲でもある。
出生は紙一重の所で運命を決めてしまう幸不幸か? 
デリバティブ損益(先物商品)泣き笑いの世界。

 生まれた所が悪かったのか世間が悪かったのか、
それとも私が悪かったのか、いえいえ顔が悪かった。
生き堪えて行く人の顔も死に絶えて行く人の顔も非情無情の顔と言える。

 平穏な生活の中、突如! として襲った幸不幸な出来事。
このような事は絶対にあってはならない、起きてはならない? 
起きてしまった戸惑いの顔、嘆きの顔、やりばのない悔いの残る事態、
我が目を疑い母の顔を見た時、落胆の色は隠せない。

 尊敬するご両親の悪戯な行為が招いた愛の「DNA」結晶と言え、
両親には言えず納得! つづく
31名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:43:56
俺の貌は

いいぞう。俺が声かけっとかわゆこちゃんがウキウキしてみせるんだよな。


オナニーやめてから。
32名無し物書き@推敲中?: :2008/02/08(金) 14:45:13
 ほっとくしかない! 
 今にも胸の鼓動は停止しそうな日々、まざまざと心の痛みが始まる。

 この世に生を受け、この時ほど顔の尊い「美」を感じる時はない。
顔のルーツ……顔というものは実に変化にとみ面白くもあり愉しくもあり、
寂しく辛くわびしく、どうしようもない。

 世界基準「良い顔、悪い顔、普通顔、偽装顔」あなたのお顔は?! 
迷う中、選択肢の幅は限りなく大きい。

 それならばサヨナラの顔……泣く顔に笑う顔、どうせ泣くなら笑わなきゃ損々。
笑う顔に(福W)来る。「ビューティーコロシアム……標準?」

 流れる雲は移り変わる四季の顔、その時々で見せる情景は美しい。
幾度となく繰り返す生と死、また誕生へと導き優劣をつける。
そんな運命でもある。

 美と輝きは幾度となく開花魅了し、美女悪女に賞味期限など訪れない。
出会いの喜びに酔いしれ恋の悦びに憂いの顔へ……
美は顔の始まり女の生まれ変わり親からの贈り物。

 生まれてきたくて生まれた訳ではないが、
神の教えでこの世に生を受け吉と出るか凶とでるかは、
産声を上げてみなければ分からない。

 凶と出れば自分に打ち勝つ運命と思い、弱小ながら意欲が沸くもの。
33名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:46:30
千栄子も

『エッ…ホントニ…イイノカナ…』って絶対思うに決まってるがあいつは
ぷらいどたけえから思っても顔に出すことはない。でも房事後に『濃いの
二〜度目〜なら〜』って歌うのだけはヤミティニ。誰かさんの女と違うんからだ。
34名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:49:08
ぃゃほんとに ぶんなぐるよ。

コツン って。
35名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 14:50:34
BGMはV6で。

玉置さんの。
36名無し物書き@推敲中?: :2008/02/08(金) 15:00:34
おぢちゃんたち、きょうはしごとなかったの。
37名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 15:01:37
18:00からだぜベイビー。

03:00までだぜベイベー。
38名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 15:04:35
>>1のしょっぱなが過去最高傑作なことに築いた
39名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 15:07:03
蒸し返すけれども

路傍の石ころが星くずであることを築くものは少ない。

俺地球で最初かもな。
40名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 17:38:43
重慶の十軒近くで長径の銃口を向けられ銃声の後銃撃、襲撃された重厚な従業員(地毛)は重傷です。
事件の邪見な受刑者は死刑。
重刑な実刑です。
受験生であり宗教の儒教を崇敬するジュ・ケイと手芸が趣向の次兄が起こした事件。
数件、或いは十件の余罪を集計。
重大な処刑を中継する条件は、需給資源の上限の情況によります。
自決は人権の慈恵と自敬、さらに情景と地形、主権などのため早計であり認めません。
処刑は、自警陣形を整え、銃器か銃器、或いは銃剣で受刑者を休憩無しで邪険に充血させます。
私見、止血は必要ありません。
41名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 20:09:41
>>7
酷評は難しいレベル。気になったのは>>7から>>8への繋ぎの間合いぐらいかな。
こんなとこにウプしないで、賞とかに出してみたら?
資質がエロ小説向きかどうかは、ちょっとわからんけど。
42名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 20:18:43
 何故
 と――
 君は小さく首を傾げて僕を見つめた。
 鷦鷯(みそさざい)の鳴き声が冬の色に混じって小さく開けた窓から入ってきた。
青く済んだ空とは裏腹な切るような冷たさ風が僕たちの肌を刺す。
「君は――」
 とまで言って僕は言葉をとぎらせた。
 あどけない瞳がまっすぐに僕を射る。何の疑問も浮かんではいない。ただ、自分が
僕に受け入れられるとだけ思っている。好きな人には、その無垢な気持ちを示すだけ
で無条件の愛を与えられる。
 君はそれしか知らない。
 そんな君は、僕には、
「重いんだ……」
「重いって?」
「君は僕に取っては、とてつもなく重いんだよ……」
「私って重いの?」
「ああ、そうだ。君を受け入れるには、すごくたくさんの自分を消費しないといけな
い。それがとてつもなく重い……」
 何故、と――
 君の瞳がまたそう語った。
43名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 20:19:29
 君は僕の言った告白の――それこそ必死の――ほんの一片も理解していなかった。
いつもの、君を自分のすべてをかけて受け入れてくる強い男たちが、その虚勢と照れ
と君の愛が欲しいが故の芝居と。それと同じだと思っている。
 違う。僕は君の考えているような人間ではない。
 僕は――僕は、ただ、守って貰いたいんだ。
 言葉の代わりに、両手が伸びた。
 僕の手が君の首を掴み、左右の親指が君の喉を締め付ける。君が喉が渇いたくぐもっ
た音を立てた。君が小さく笑った。こうされるのも初めてではないようだった。これ
もただの愛情表現の一つでしかないと。そう思っている。蒼白になってゆく君の顔に
は、子猫が飼い主じゃれるような笑みが、何も知らないただ無垢なだけな笑みが浮か
んでいる。それは、僕にはあまりにも傲岸に思えた。そして――

 ソシテ・僕ハ・初メテ・君ニ・殺意ヲ・抱イタ。
 
-----------------------------------------
ちょっと、冒険気味の文体で書いてみました。
酷評お願いします。
44名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 20:51:03
まんまJ-POPの歌詞みたいだね。
45名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 21:08:11
>>42
作者がムードに浸りきっちゃってる感じがキモイです。
つーか、これって精神病者のありがちな行動を描いてるわけだよね?
こういうのはニュースで毎日のようにやってる世界で、平凡すぎる。
もっとおもしろい題材を探しましょうよ。
46名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 22:10:49
>>7-11
これも神視点なんだよな。
冒頭なんだけど
>バックシートでAとBの間に挟まれたまま、娘はうなだれている。完全に眠っているようだ。

神視点なら客観的に描写できるんだから、どのような車種なのか、二人の男はどういう服装なのか。
人相風体、そういうものを書かないと。
神視点から心理描写への入り方もあまり上手くない。

読んだ範囲では神視点である必然性は感じられないので、人物視点で書き直してみては。
47名無し物書き@推敲中?:2008/02/08(金) 22:19:30
>>42-43
例えば――
こんなふうに改行を入れたとしても
文章の内容は変らない。

改行を入れたから、
倒置を使ったからといって
高尚になるわけじゃない。

どんな場所で、どんな人間が、どんな表情で、何をやっているのか。
そういう部分の描写を書かずに、抽象的な心理描写をちょろちょろやっても上達しないよ。
48名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 00:09:44
>>42-43
童貞が垂れ流した妄想を読まされたようで、キモイです。
49内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/09(土) 00:49:16
>>42-43
 どんな場所でかはどうでもいいが、

> あどけない瞳がまっすぐに僕を射る。何の疑問も浮かんではいない。ただ、自分が
>僕に受け入れられるとだけ思っている。好きな人には、その無垢な気持ちを示すだけ
>で無条件の愛を与えられる。

 こいつが具体的にどんな見た目でどんなことをするやつかをぜひ知りたい。
「あどけない」という形容詞ひと言でかたづけずに、だ。

 自分が相手に受け入れられると思っているやつが無垢にどんなことをするか。
 たぶん俺がぶっ殺したいと思っているやつに似ているはずだ。

 もし君が描いたそいつが、
俺のビンゴカードの数列と一致したら……、
 そのとき俺は君の愛読者になる。間違いない。
50名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 02:44:00
内容主義者の内容が露呈してきてて眞に何より。はなっから伝法なんだからそうしてろまったく。それと

次からちゃんと悲恋じゃなきゃいやなの主義者にしてこいよ。
51名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 02:59:02
久々に書きます。
すごく短いですが、文章の初めです。
酷評お願いします。
 「ゆー君のこと好きだよ」
「なんで?僕、ダメな人間じゃん。」
「かもね。だから?」
「いや、別に」
「反論っていうのするぐらいなら肯定って言うのさせるな」「………」
「えっと、言葉の使い方間違えてた?」「いや、間違えてはいないかと…」
「そうか。次、ほどほどに頑張ればいいじゃん」
「…うん」
「おう!」

 君は、馬鹿なんだと思う。どうしようもないぐらいに。
でも、そんな君の優しい言葉で惑わされる僕は、もっと馬鹿なんだと思う。
でも、十分に、十二分に、僕は阿呆なぐらいに幸せです。

そんな僕の気持ちも知らずに彼女は言いました。
「おい、目尻下がってるぞ!キツネ目!早くエビチリ持ってこい!
食い放題なんだぞ。吐くまで食うぞ!」
本当に、本当に僕は幸せです。
雑音が聞こえてきますが、どうか、どうか神様…この幸せを永遠にエビチリ…。
52名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 07:36:31
おまいらは虚構の人物だとおもっとるだろうが>>51みたいなのはほむとうに居る。昨夜逢った。

おもろいねえちゃんだったどもな。たぶん好きな男の前でだけをんなになるのだろう。






ン?
53名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 07:44:32
国際金星移民会議も第三回めを数え、参加者は四百名ほどになった。今回はテラフォーミング用資材の運搬について
議題することになっていた。冒頭、魔女の宅急便のアレみてえなメガネヘアセッターがすくっと立って言った

「ぼくたちは、金星に順応しなければなりません!!」議場がざわつく。
「金星には金星の環境が生まれる理由があったのです!ぼくたちは、その自然の真意を尊重しなければならない!」更にざわつく。
「ぼくたちは、エコロジーの申し子であらなければならない!石のひとつひとつ、山のなべてに配剤の意味があり!」
「それを読みとり不動のものとしなければならない!それこそが!環境主義の完全なのである!!」ドンドンドンドン!

俺達は「ン?ンン?ンンンンンンンン〜??」となった。そいつは四百名を完全にシンクロさせた功績からレリエルと呼ばれている。
54名無し物書き@推敲中?:2008/02/09(土) 23:56:45 BE:1756858098-2BP(1)
前スレ秋葉原〜書いたものですが、評価どうもありがとうございました。本当にいい勉強になります。
再び酷評よろしくお願いします。

 近頃月日が経つのがやたら早いように思えてきた。それこそシューマッハを周回遅れにしそうな勢いで24時間
が過ぎて行き、言いたかァないがこれも年を食ったせいなのであろう。一説によると体感時間というものは年齢に
反比例して短くなり、19歳くらいで半分に達するそうだ。あと2年も数えれば人生折り返し地点の三角パイロン
が見えてくるというのに、だからといって特段何かに打ち込むことも無く時間ならまだ有るさという後々後悔する
こと必須の若さゆえの楽天的考えの下に、大した感慨も持たずに俺はうすらぼんやりと高校生活を過ごしている。
運動部で汗を流すことも無く、かといって勉学に励むわけでも無く。なおさら青春なんて――高校に進学すれば彼
女の一人くらいは冬に氷柱が生えるかのごとく自然に出来るものだという綿菓子くらいに甘ったるい妄想は、現実
というダイアモンドカッターで木っ端微塵にされ今頃北風に乗って日本アルプスあたりを漂っているさ。コレを読
んでいるような読者様なら少ならず似たような経験が有ることだろう。じゅあどうする、オシャレでもするか、あ
るいは学に長けた秀才でも演じるか。悲しいかな持って生まれた意気地なさ、ナマケモノが服着て歩いてる様なこ
の俺は努力のドの字も味あわずモラトリアムな時の流れにただただ身を任せるのみなのだ。


 ・・・・・・さあて、ここまでに不甲斐無く書き連ねれば幾らこの俺でもちっとは学業に身を入れて、もうちょっとい
い高校にでも入ってくれるだろうか。
 時空断層破砕装置、所謂タイムマシンが実用化されてから早3年。世間じゃ流行りの過去の自分への送り手紙に
相伴してハナ垂れクソガキの時分の俺に便りを送ってみることにした。こんな便箋一通で過去の自分がちょっとは
努力してくれるなら儲けものだ。でもどうせ無理なんだろうな。五年前に届いた手紙と同じ様な中身をこうしてま
た書いているのだから。                   おしまい
55名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 03:19:31
オチが弱い。

俺なら「言うことをきいた、今の自分と異なる過去の自分」と、だから「なんかへんだぞ『利いてくる』自分変化」
を書くと思った。それにしたってBTTFだがな。
56名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 03:31:02
>>54
これは年寄りが中学生の自分に高校生と偽って送る手紙なのか?
それだとしたら、冒頭に何かしら挨拶を書くべきではないか。
年を食ったという表現も高校生にしちゃ老けすぎている。
体感時間が半分になるからって何で人生の折り返しなんだ。
17歳を装うとして主人公が今34歳より上ならそんな言い方はしないはずだ。
34歳で余命幾ばくかならば合点がいくがね。

>過ぎて行き、」のあとの文は挿入文のような形なのにそのあとの文がない。
言いたかァないがーー、それこそーー と逆にしたほうがいい。

必須と必至を辞書で引きなさい。

そして比喩が陳腐すぎる。これなら比喩が無い方が好い。
時空断層破砕装置という名称もとってつけたような名前。もっとスマートに洗練された名前を考えてくれ。

手紙はメッセージを伝えるものだ。いきなり近況報告みたいに、チラシの裏に書くようなオナニー文を読んで、学業に身を入れるか?
俺は高校生でこういう暮らしをしている。お前は俺みたいにならないように、みたいな相手に対するメッセージを含ませること。
俺は未来のお前だが高校生活が悲惨だったから頑張っていい高校入れって言うほうがマシじゃないか?とも思う。

何だか色々と明瞭としない文章だな。一貫性と推敲が必要。
57名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 04:43:04
酷評お願いします。

 僕の前にはドアがひとつあった。果たしてドアにバリエーションの幅があるのか、今まで意識した事は無かったけど、これは今まで見た中で一番奇妙である。奇妙を通り越して珍妙だった。
 それは言葉通りドアがあるのみで周囲に壁は無かった。ドアを通らずとも、横を歩けばドアの反対側へとやすやすと行ける。
 反対側から見ても立派なドアである。何故ここに立ってるのか、それ以外にケチのつけようも無い。
 そう考えながら観察していると存在意義以外に大きな欠陥を発見した。
 ドアノブが無いのだ。何故今まで気付かなかったのだろう。
 どのようにしてこのチンチクリンなドアを開けるべきか思案しているとドラマのワンシーンが思い浮かぶ。
 思い付き通りに僕が肩からそれに体当たりすりとドアは寂しくパタンと音を立てて倒れた。
58名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:16:25
酷評よろしくお願いします。

 散りたる桜花が敷き詰まるカンゼ通りには年寄りばかりが歩いている。笑い方を忘れた
ような皺に埋め尽くされた顔、腰が曲がって杖を突きながら毎朝セナガヤ公園へ向かって
行進してゆく。方々から公園の広場に二十人ほどが集まった。花壇を脇にちらちらと見る
ものあり、藤色のチューリップや真紅のポピーが匂いやかに広がる。わいわいと賑やかに
話をしながら老人達は、毎日の決まりがあるかのように滑らかに五列四行に並んだ。
 粗方並び終えたかと云うとき、中央に立つ先頭の一人がにわかに頓狂声を挙げた。する
とそれに呼応するように、「はいッはいッはァい」と皆が一斉に声を揃える。そして体操
が始まった。膝からゆっくりと片足を上げるも、地から離れたかと思うとすぐに足を着い
てしまう。首を廻そうにも廻らないのでただチラチラと左右に顔を揺らす。

「ナミさんや、つかぬことを訊くが、今恋人はいるのかいね」
先達て体操を仕切った商店街再興委員会の会長、近藤ツトムはただ一人ピンと伸びた背筋
を自慢するかのように胸を張って、汗をタオルで拭きながら街一番の美婦と評判のナミに
尋ねた。ナミは腰の後ろで右手を握り締め、皺に押されて細くなった目をさらに細めて、
「恋人はいませんがね、お慕いする御仁はおりますよ」とつっけんどんに云った。ツトム
は怪訝そうに、
「もしや、ゲンさんかね」
「まァ恥ずかしい」とナミは紅く塗り過ぎたる唇をきゅっと結び、頬に片手添えてはにか
んだ。左手で突く杖が体重を必至に支えてぷるぷる震えている。
薄くなった白髪を掻き毟り苛々しながらツトムは痰を吐き棄て、これから云うことの恥ず
かしさにそっぽを向いたまゝ、
「しかし……あんな奴のどこがいいんじゃ? あいつは昔のカミさんに随分酷いことをし
たそうじゃないか。わしのがジエントルメンじゃ。それに、何よりあんな三枚目よりわし
のほうがよっぽど男前だろう、なあナミさん、わしは貴女のことが好きなんじゃよ。一緒
の墓に入ってくれんかの――ナミさんや」
気が付くとナミは黙って歩き出し、遅々とした足取りで出口へ向かって土を摩り摩りゆく。
後ろ影を見詰めながらツトムはゲンの店の広告を一切剥がしてしまおうと心に誓った。胸
中に涙を溜めて。
59名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:21:42
>>57
「のび太く〜ん乱暴にしちゃだめじゃないか!どこでもドアが自動ドアになったんだから!」
60名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:24:03
>>58
「酷いことをされるカミさん」が「酷くない女」と勝手に了解しちゃってしまうことが悲劇の中二階。
61名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:26:01
「のび太く〜んだめじゃないか乱暴にしちゃ!」




珍しく推敲。
62名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:34:16
>>55
あー

最後、なんかいきなし人生も人格もまっ四角になってる主人公のまるんで異なる口調の述懐があったら爆笑だったんじゃねーか。
63名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:41:34
結構人生哲学と物理学への示唆に富んだ投擲だったな。乙。
64名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:50:59
昭和SFだったら「まともに俺はなったけれど、だらしなく育った自分を演じて過去の自分を戒めないと」だったろうが


平成だからな。
65名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 06:54:23
>>58
冒頭が神視点なんだよね。
しかも時間軸を圧縮したダイジェストになってる。これは大きなマイナス。
神視点でなければならない理由ってなんかあるのかな?

人物視点(例えばツトム視点)で、通りから公園にいたるまでを、ナミさんに対する
心理を含めて描写したほうが面白くなるんじゃないかな。
それができないなら、筆力が足りてないということ。要修行。
66名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 07:02:42
>>65
神視点という杜撰な言葉を用いることを禁ずる。

「作者視点」。
67名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 07:12:01
神視点をそしる者は「人間のくせに神視点とは生意気だ」というジャイアニズムの発露者。猛省せよ。ぃな剛省せよ。
68名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 07:23:32
「神視点」の命名者は小田実だったと記憶している。つまり彼は「作者視点の他人事性」を批判するために
おそらくは無神論の立場から揶揄含みで命名した。しかし彼は彼で隘路と挫折と転向の人生を歩んだのだから
他山の石とし給え。そもてめーらは無神論者じゃねえしな。それもそれで問題である。
69名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 07:50:23
「人間が弱いのではない。お前が弱いのだ。」『恋なんてしょせんエゴとエゴのシーソーゲーム』にもあるとおり、
己を省みず普遍を騙り闇雲に後塵を巻き込みたがるバカは多い。するとありとあらゆる人間の弱さを実例し
頑と人間弱い証明を行うわけだが

・人間弱い証明を己人生で実証するより仕合わせに生きることは優先
・弱く生きてもらうと何かと儲かる連中が居て 手管は万種多岐

ここお頭に淹れておかねばならん。cheerうp、HERO!
70名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 07:51:17
あっ

いわばだった。まあいいか、なあシャクライ。
71名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 08:06:07
すると「幸せは人それぞれ」と来るわけだが、この発言は問題が「人間弱い証明を己人生で実証・済みか・したいか・いずれするつもりか」
にあることぉまやかす。

人それぞれ論者には注目しておけ。二十四時間監視すれば面白い事象が見受けられるだろう。そしてわかりきったことを
いちいちする必要も無い。のである。
72名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 09:03:19
このスレ、だいぶ前からキチガイがひとり張り付いてるね。
作家の夢にやぶれて精神を病んじゃった人なのかな。かわいそうに。
73名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 10:47:57
90 名前: 名無しステーション [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 09:43:52.02 ID:4g5Inn00
>>88
ちなみに主要キャラは女生徒が十二人。人間の肋骨も六対十二本。あばらぼねと言えば→

つまりアレも糸色望が一夫多妻の可能性に苦しむ裏てえまがある。
91 名前: 名無しステーション 投稿日: 2008/02/10(日) 09:45:30.83 ID:sH4fBubM
>>89
美しい国・・・
92 名前: 名無しステーション [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 09:47:06.63 ID:4g5Inn00
醜悪ついでに書くが

十二使徒の妻が全員愛人で

その代わり本妻を十二使徒に差し出してまわさせるとか

想像を絶しないか。

今アタックをノートン先生がふせいだぜ。
74名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 10:49:58
>>72
ちなみに第一級を今年四月に卒業だ。更新の手出しをバカどもができないからな。もちろんドルジのおかげもある。
75名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 11:03:22
49 名前: 名無しステーション [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 09:10:12.55 ID:4g5Inn00
>>45
佐藤。

ちなみに小林さんは和歌山カレー事件を調査したからはめられた。真須美さんも真犯人ではない。カレーを食ってて
生き残ったババアが居て、最近ネット活動をしている。
76名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 13:59:49
>>54
比喩が大袈裟だが、上手いなあと感心させるほどではないし、笑えるわけでもない。
高校生の自分が小学生(中学生?)の自分に手紙を送るというアイデア自体も目新
しくもない。自分も過去に受け取ったことがあるというオチも効果をあげていない。

そもそもタイムマシンが実用化されているのなら、手紙なんか送らずに、直接行くな
り、ほかの方法がありそう。
「過去をやりなおす」という概念自体も大きく変わっているはずだが、それも感じられない。

その「やりなおす」ことが「ちっとは学業に身を入れ」ることというのも、なんとも薄い。
おまえのいまのつまらない人生は「学業に身を入れなくて、いい高校にはいれなかった」こ
とだけが原因なのか?
性格や生活態度、体格、趣味、容姿、等々、ほかにも原因はなかったのか?
暗い性格ではないのか? 臭くはないか? 話題は豊富か?
ぶくぶく太ってはいないのか?
あるいはガリガリに痩せてはいないのか?
「学業に身を入れる」よりも体を鍛えたほうがよかったのではないか?
サッカー部のキャプテンにでもなれうように努力すればよかったのではないか?
そうすれば、いまと同じレベルの高校にはいっても、いまみたいなみじめな高校生活を送
ることはなかったのではないか?
そういう視線が欠落しているから「薄い」。

だいたい小中学の勉強ごときを「学業」とは片腹痛い話で、そういう言葉は学問を一生
の仕事と選んだ人が使うものだ。
77名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 15:55:16
>>66
作者が神の視点に立つのだから神視点でよい。
作者が主人公の視点に立ったら主人公視点。
78名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 16:39:43
そうだね、77が正解だよ。
神視点は外人作家でも認識している視点の形式だ。
日本人の、それも素人作家、だけの発想じゃない。
79名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 16:50:03
>>77
神の視点など誰も知らない。
80名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 16:51:54
ぼくが神視点というものを教えてあげようか?
81名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 16:52:29
>>79
私は神だから知っている。
82名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 16:53:48
こういうのを眞の精神障害者だと思うんだが…まあ日本は平和だ。
83名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 17:36:31
616 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:44:35 ID:1u2AIm4/0
>>22
ベジタリアンがたまらんそうだぞ。カニヴァリストは。
617 名前: 名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 16:46:43 ID:jn3nKZju0
もう既にクジラの餓死は増えつつある。
つまり増加の限界点に達していると言うことだ。
ここで人類が増えすぎなミンククジラを少しだけ食べれば、魚も少しだけ増える。
ミンククジラに負けて減りつづけている絶滅危惧種のクジラも助かる。
統制のとれた捕鯨は一石二鳥か三鳥なんだよ、わかるだろ?
618 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:47:15 ID:1u2AIm4/0
うっ冷静にさばきやがった
621 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:52:12 ID:1u2AIm4/0
お前ら食ってんじゃねえだろうな。
草食動物の肉はうまく、肉食動物のそれはまずい。
622 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:54:33 ID:3hxjv/xe0
>>621
逆だろ?
ラム肉ってのは授乳期を終えていない子羊の肉で
草を食べ始めた羊の肉はマトンって言って臭みが強い肉として良く知られてるし
623 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:55:44 ID:1u2AIm4/0
>>622
よくわからんな。豚肉も牛肉もくったことないのか。くわれんなよ。今日本に居る。
624 名前: 名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 16:56:13 ID:T4/3llfr0
美容にイイって宣伝すりゃバカ女も賛成だろうなw
625 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:56:42 ID:3hxjv/xe0
>草食動物の肉はうまく、肉食動物の肉は不味い
あー読み違えたか?
OG牛はマグロより旨いって言いたいのか
627 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:57:12 ID:1u2AIm4/0
>>625
お前おもしろい。
84名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 17:37:30
628 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 16:59:37 ID:1u2AIm4/0
珍しく冷静さを欠いた書き込みである。
お前らでも動揺するのか。
630 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:01:59 ID:3IwgdPH90
捕鯨禁止でいいっす
631 名前: 名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 17:03:05 ID:sQBrW2LQ0
>>621
肉食のワニや蛙は普通に旨いわけで知ったか乙
633 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:04:07 ID:1u2AIm4/0
ただまあ俺はな
同属喰いは脳海綿症を引き起こすと考えているから
お前ら単に「日本人よりも偉い俺は神」と思いこまされるために「これ人肉だから」と鶏肉かなんか喰わされてると考えてる。
よかったな。
634 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:05:07 ID:1u2AIm4/0
>>631
ありゃ爬虫類両生類。魚は魚類だな。
猫系はまずいって話だぜ。
635 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:06:47 ID:1u2AIm4/0
二重の意味でショック?
よかったな。
85ミツカンひじきごはん:2008/02/10(日) 17:38:41
639 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:08:42 ID:1u2AIm4/0
組織内で暴動起こすなよ。うっせーから。
640 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:09:42 ID:QY4jMK9TO
クジラ肉ウマー
641 名前: 驚きの白さの白様 ◆jG/Re6aTC. [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 17:09:47 ID:UYV1i8lu0
私は鯨肉好きだけどね〜。よく食べてますよ。
ロンロンで買ってきてお刺身で食べてます。おいしいですよ。
嫌いっていう人は、ラム肉なんかもそうだけど
冷凍・解凍技術が未熟で臭みが強かった時代の物のトラウマか
ちゃんと解凍できないダメなお店で食べるからだと思いますよ。
食用に「反対」っていうのは、未だに理由はわかりませんが
世の中には、牛や豚ですら食べないという人もいるわけで
鯨を食べないという人がいても、それはそれで文化なんだろうなぁ、と思うのでした。
ただ、それはあくまで閉ざされた自分たちの空間ですればいいこと。
牛を食べないなら、勝手に自分たちが食べなければいいだけの話で
よその国やよその人にまでそれを強要するのは、内政干渉もいいところですね。
文化の低さが知れます。
642 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:12:19 ID:1u2AIm4/0
鯨缶はうまい。鯨ベーコンはまずい。
643 名前: 驚きの白さの白様 ◆jG/Re6aTC. [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 17:14:56 ID:UYV1i8lu0
>>642
うん、私もベーコンは嫌いですw
どこが鯨なんだろうと思うけど・・・なぞですね。
644 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:16:45 ID:1u2AIm4/0
>>643
あ、ども。郷愁ある世代はおるらしいですね。
645 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:20:53 ID:3hxjv/xe0
哺乳類だけではなく魚類も爬虫類も両生類も鳥類も全て動物なんだが
何故か動物ではないと仰る頭のおかしな方がいるようです
646 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/10(日) 17:21:50 ID:1u2AIm4/0
>>645
お前の問題点はそこか。
86名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 17:39:08
あれっ

コテついちゃった。
87内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/10(日) 17:48:31
>>54
 ああ、そうか。せっかく普通の文学を目指していらっしゃるのだから、
ちょいネタストーリーにしてしまわずに
高校生の心理、年を経た自分の心理をもっと深く読んだらいいかも。

 いや、ほんとね、ちょいネタ、ちょっといい話だけでは需要ないですよ。
 人生やり直しについてはねこじるがいい話を遺していた。藤子不二雄も。
あのレベルをお願いします。

>>55
バック・トゥ・ザ・フューチャー以来、そのネタって使い古されちゃったね。

>>58
 役割語っていうやつですけど、お年寄りのしゃべり方を
「なぁ○○さんや、……かいね」みたいなステレオタイプにするのは止めましょうよぅ。
88名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 17:49:39
内容主義者こなれたのである。
89名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 21:22:11
いわゆる神視点を用いなきゃ小説なんて書けねえよ。
問題はいかに一人称や三人称を装いながら神視点を滑り込ませるかが小説の技術だからなw
90名無し物書き@推敲中?:2008/02/10(日) 23:04:13
>>87
>人生やり直しについてはねこじるがいい話を遺していた。藤子不二雄も。

で思い出したけど、ドラえもんで、高校生ののび太が勉強ができないのは
小学生ののび太が勉強しなかったせいだ、とタイムマシンで小学生ののび太が
勉強をさぼらないように監視に来る話があったな。オチは、大学生ののび太を
呼んできて、勉強ができないのは高校生ののび太が勉強しなかったせいだ
という、どこまでいってものび太らしい他力本願なやつ。

>>54は人生やり直しではなく、のび太のようにやり直せない系の話のような気がする。
91 ◆PlNKZcRIiA :2008/02/10(日) 23:35:28
初投稿です。今後の為に、ご指導お願い致します。
直接投稿するには少々長めかもしれませんので(約12kb)、ろだに上げさせて貰っています。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1598.txt.html

passは、「katasumi」です。
在り来りで拙い作品かも知れませんが、どうぞよろしくお願いします。
92名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:21:02

「ホーキング宇宙論の大ウソ」コシノケンイチ徳間書店 という本がある。

俺もいつからかホーキング先生のおっしゃることは9割9分出鱈目だと考えているので
、今日たまさかこれを開いたらけっこうおもろいことをゆうておる。

で、「人生相対性論者」らしい虚無主義に陥りやすぅいダメバナにこのオッサンはまってたのでそこを考察してみたい。

宇宙膨張論にかみついている。それはいい。俺も近頃疑念がある。なぜなら「地球から遠いほど
赤方偏移が高まるから」。これは地球が宇宙の膨張の中心であることを示唆する、宇宙膨張論と
赤方偏移のドップラー効果を受け容れると。これはよくある疑問なので、この話をすると天文学者も
物理学者もゴニョゴニョと何か言うが要領を得ない。

だがそれへの対案としてなお間違ってる話を持ち出されても困る。このオッサンは物理基礎思考
鍛錬が弱いのだろう、わりかしすぐ反証反例が思考実験で導かれる誤説を唱えてる。意地悪なこと
を言うと、他力本願な人生観がにじみでている が まあそれはかわいそうだからおいておいて

膨張してる場合、「宇宙構成要素も同時に膨張していれば、膨張はわからないはず」という…つまり、
「宇宙も膨張してるが、人体も同時に膨張していて、そのことは膨張のただなかに居る人間には認識
できない」ということ。言っては悪いがこのテのことは中学生や高校生の頃物理に詳しくなりだしたとき
思いやすい。俺も、もう少し幼い頃列車の窓から外を眺めていて、自分が動いてるのでなく、背景が
動いてるようにも「誤視することが可能」なことに築いて喜んでその「視覚異化」を愉しんでいたことがある。
これは、橋の欄干から橋の支柱の土台コンクリを眺めていても似た効果が得られる。川の流れと土台をじー と
眺め続けてるとあら不思議、橋が船のように川を進み始めたかに眺めることができるのだ。

「俺が動いてんのか、俺は止まっていて背景が動いてんのか」

この疑問が相対の捉え方の出発点である。俺は後者を否定することにこの二十年間を費やしてきた経歴がある。
独立運動は主体的なものなのだ。それを時間と空間と重力が教える のだが今回は割愛。まだ不完全だから。
93名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:21:34

さて、宇宙も人体も膨張してるとなると?

人体の密度は希薄にならないか。これは観測意識どうこうの話ではない。質量が不変で膨張してるのなら、
人体が宇宙につれてでっかくなろうとも、「認識とは独立に」人体だんだんうすーくならなければならないのである。

「んじゃ質量も増えてるんだろ」

お。体重増えっぱなしって話聞いたことあるかね。その質量のでどころ、エネルギーはじゃんじゃん湯水のごとく
宇宙からわきかえってきとるのかね。いい宇宙だな。宇宙温泉。

それだけではない。距離が変化するのだから、我々だんだんきっと馬鹿になるよ。

情報伝達距離が広くなるからである。だんだん恐竜並になる。

そうなるといよいよ「じゃあ光の(電気信号の 速度も速くなんだよ!」となる。

ふうむ。これを否定するのはむつかしい。相対そうたいと九州人ご機嫌満足笑顔、九州人で優秀な理系人を寡聞
にして知らない。ごめんねほんとのことゆって。

だが、俺の懸念は 陽子質量 乃至中性子質量の対電子質量比数千規模の謎 にかかっている。

俺の考察に拠れば、陽子 乃至中性子 を構成している素粒子は 運動を止めさせると電子質量と大差ない筈なのだ。
電子に準じた粒子が数千あるとかではないのである。

つまり、アインシュタインの理論にはどうもまだ 何かが語られている確度が未だある。超高速微小空間運動は 質量
としてふるまうらしいのだ。

だが、これの具体把握は極めて 非 日常的。たとえばなしになる対象が日常生活に存在しない。俺は結構これに
手こずると考えている。じゃ、今日はおしまい。
94ミツヘンひじきごはん:2008/02/11(月) 00:22:45
附記:

これに関してちょっと頭よさげだが本質的におばかちゃんな方は、
「バーカw基本粒子そのものが膨張するんだよw」的喰い下がりをする確度がある。

そうなると…「なにをもって膨らんでるとするのか」という問題になる。これはマッハ主義につながりやすい。
だがマッハははっきしゆうてバカである。このことはあまり知られていない。たんてきにゆうと、バカマッハの世界に
遠心力は存在しない。だから、ガードレールにつっこむバカがいたら「あ マッハ主義者」と思おう。約束だよ!

附々記:

もっといい揚げ足取りわかったわ。

「お前の世界観では膨張と収縮は同値だな」。


附々々記:

ィャァ

おれって

ほむとうに

すごいのかも。
95名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:24:08

微細空間で超高速円周(球体周)運動してる陽子乃至中性子構成粒子(準電子質量・まあ有呈にゆうと陽電子・光子
なのだが 夢がないだろ)は、もんのすごおおおおおおおおおおい(当該質量に比して)遠心力を受けている筈だが

スットンデカナイ。して

「増大引力(比数千の)が 逆遠心力 として絶対値が同値」

な確度が生じてきた。作用反作用の話にでけっかもしりん。

ィャア

ボカア

杉浦茂せんせいみたくなりそうですよみなはん。花をめしませランラランですよ。宇宙ヤマイ。ぉぉあじわいぶかい
まちがい 宇宙ヤバイ。

#をっ またコテがオートでつきやがった。ノートン先生をヨイショと乗り越えてこれる香具師らは(CIAとかかもな
#粋なのかやらしいのかわからんことがお好きだ。
96名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:41:48
マッハ:エルンスト・マッハ。音速にその名を残す科学者。基本的にはバカ。

マッハ文朱さんのことをバカといってるのではありません。
97名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:48:45
「同値」とは数学方言で、「値が同じ」というより、「必要十分条件として同等のことをゆってる」ことを表している。
前者はとくにとりわけその意味。後者は素直に受け取ってくれてかまわない。俺も高校三年生の担任が同値同値と
連呼した折面食らった。しかしその担任は俺のクラスから七名の東大入学者を叩き出したのである。空前絶後だろう。
98名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 00:55:34
やっぱり文系は理数に弱いんだな。
99 ◆PlNKZcRIiA :2008/02/11(月) 01:25:55
あれ?ここ、評価してくれるスレじゃなかったんですかね……?
間違えたならスミマセン。もう消しときましたので気にしないで下さい。
100名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 01:42:18
>>99
間違いじゃないけど、また来るようならテンプレを読んでね。
ダウンロードはこわいからしない人が多いとおもうよ。
ひとりごとを書いているのはただの荒らしだから気にしないでくださいな。
101名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 01:43:10
>>99
バカだなあ。何も二時間足らずで消さなくても……
テンプレもちゃんと読みなさいよ。

まあキチガイが常駐してたり、きちんと批評できる人がほとんどいなかったり
で、スレとしてまともに機能してないのは事実だがw
102名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 01:47:55
>>94
『喰い下がりをする確度がある』て。無理に慣れない言葉使わないほうがいいよ。
確度は確率とか可能性とはニュアンスが違う。確度っていうのは「確かさ」。

たとえば「被害が出る確率はある」と言ったなら「数%だが警戒すべき」というニュアンスを伝えるが、
「被害が出る確度は低い」だと「数%なので警戒に値しない」というニュアンスになる。

あんたは『食い下がりをする確度がある』と言ったから、これを解釈するならば
「食い下がりをする確度が(少しかもしれないが)ある」と見るのが自然だろう。
つまり「数%程度の確度」だってことだ。書き直すと「食い下がってくる確率は低い」。
なので「警戒に値しない」。
103名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 02:26:58
>>100
ろだ、マズかったですか?テンプレを読んで、
>・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
>1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
>超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

って記述があったから直接貼らずにうpにしたんですが……。優に8〜10レスは行くでしょうから。
まぁ、どちらにせよキチガイが常駐してたり、まともな批評があまり無いなら消して正解だったかも知れません。

仮にあの短時間でDLして読んで下さった方がいらっしゃるならば、ありがとうございました。
104名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 03:19:29
ここのキチガイは精神病院だか(そのての施設だか)から書き込みしてるらしいな、マジで。
べつに差別するつもりはないが、完治するまでネット環境なんか与えるなってんだよ。
105名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 07:04:47
>>98
残念ながら俺は理科一類だった。

キチガイキチガイとうるせえ野郎どもは、人格乖離性障害のドルジ山を放置してねえで
とっとと檻の中に収監してみせな。包茎なんか弄ってないで。

>>102
あんたの注目点はそこか。よほどバカマッハがお気に障ったらしい。

>>104
お前がそれを本気で書いてるならお前が妄想狂。がんばれ。檻の日は近い。
106名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 07:10:09
あと、

相対性理論を弱めるかまったく採用しないで

遠心力公式から導かれる力の値と陽子中性子の引力増大の絶対値が同値の可能性(バカはこれなら満足だろうが
「これは可能性ではない。確かさは可能不可能ではないからである」。)の重要度がわかる頭の持ち主が此処には
居ない。

まあ居たら もーちょっとマシな人生送ってるだろう。発言の何もかもが憂さ晴らしでしかないなんつの…金の力でしか
おなのこをどーにもできないひとでなしどもにはそういう怨嗟しか吐けまいな。ガモウひろしと同じクズデブタだわ。

おまけにチビでハゲ。
107名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 07:20:04
クズデブタとか、ひどぉ〜ぃ!
108名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 07:20:46
クズデブタにはたまにクズデブタとゆってやったほうがいい。でないとクズデブタなことをし続け、ルックスもクズデブタのままだ。
109名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 07:24:59
南大門も焼けてさわやか。
110名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 08:13:07
俺の貼り付けとも併せ読んで

「キチガイ規定者はクリティカルな話題を故意に避ける絶対傾向がある」ことがだんだんわかってきたデショ。

はめられそうになったら参考にして回避よろ。
111名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 08:16:23
「お前の注目点って そこぉ?」あたりがよう効くのじゃおまへんか。まあなにもかも俺があてがってもおむつしてさしあげるみたいでアレだから。
112名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 08:20:41
あとまあ

厳しいこと言えば

お前らって「ガリレオわらうとかありえねーww」と思ったこともちろんあるよね、昔の俺と同じで。
113名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 10:33:36
南大門焼けてさわやかてっかいするお。

どしがたいが韓国にも正義あり。ほーこらほっこら。吃驚である。
114名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 10:38:44
しかしお前 ら 一体誰よ?

何をして生きている?
1151/2:2008/02/11(月) 12:42:32 BE:341611272-2BP(1)
>>54の者です。たくさんの批評大変感謝いたします。習うより慣れろ、入門書を読みふけるより
実際に書いて添削貰うほうがずっといい勉強になりますね。その割にはさして進歩していませんがw
また酷評よろしくお願いします。


 「恋は盲目」なんてのは言い得て妙で、恋のアバンチュール真っ只中の僕の視界は梟のソレの様に一点のみを
映していた。肩で切りそろえた癖の無い黒髪を靡かせ、摩周湖よりも澄みきったその瞳に庭の物置にでも仕舞
い込でいた僕の恋愛感情はユレーカと叫んで裸で街を疾走して行ったに違いない。一目惚れというヤツだ。そ
れまで恋なんてものはTVドラマくらいでしか触れたことの無かった自分としては、そんなものは人を惑わす
ある種の気の迷いだかタミフル程度にしか考えていなかった。だから生まれてはじめて味わうこの感覚に戸惑
いと警戒、そして少なからずの興奮を抱かずにはいられなかったのだ。
 「友人に恋の相談をする」なんてのは如何にも青春マンガ的ドラマ的で、しかしそれ以外の選択肢は熱ダレし
て処理能力が落ち込んだこの頭では作り出すことが出来なかった。ところがこれもまた有り勝ちに、馴染みの
友共からは「告っちまえよ」といかにも第三者的客観的意見しか得られずけんもほろろと言った所である。結局、
呼び出しのラブレターfrom僕という有る意味王道といえる道のりをヒート気味の脳みそは選んだのだった。
 しかしいざ書く段となると案外筆は進まぬもので、当たり障りの無い文面がこれまたなかなか浮かばないの
である。「ちょっと用が有るんだけど放課後暇かな?暇なら・・・・・・」えらいフランクだな。「万障繰り合わせの上
ご足労願いたく・・・・・・」寅さんか僕は。結局、時間の経過によって機能を回復した脳の自家製コンピュータは文
化祭作業連絡用にもらったメールアドレスの存在を思い出し、これまた悩んだ挙句適当な文面を送信した。
 「午後五時、教室に来てください。」

1162/2:2008/02/11(月) 12:43:14 BE:390413344-2BP(1)
 放課後、待ち合わせの一時間以上も前に僕は教室中を徘徊していた。椅子に座ってみたり意味もなく小刻み
にはねてみたり。それがこの緊張を誤魔化そうしていたものだということはわかっていたが、一方的に増して
行く拍動は首筋の血流を氾濫した濁流のようにはっきり意識させた。落ち着かない。
 カラカラっと引き戸の音が安普請に響いた。五時五分前、几帳面なあのひとらしい。彼女が応じてここに来
てくれただけでずっと距離が近づいて手が届くような気がした。とは言ってもアルファケンタウリまでの距離
を対数に書き換えたらずっと近くに有るように感じるだけであるように、単なる錯覚であることは分かりきっ
ていた。彼女が通常の感性を持ち合わせていたとしたら、野郎が女子を呼び出して二人きりのこのシチュエ
ーションにおいて何が起こるのかは見当の付いていることだろう。だったら変に間を置いて長引かせるのは逆
効果だ。俺は一晩考えた原稿用紙半分にも満たない台詞を何度も噛ながら伝えた。差し込む夕日がいやに赤か
った。
 「・・・・・・ごめんなさい。私、好きな人がいるの。」
 「ボ、僕は3Pでもかまわないよ!」
 僕は次の日学校を休んだ。                            尾わり

最後のおちはvipの某スレから拝借。
117名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 12:53:53
レスdクスコ=アル。
118 ◆lVNA39xutg :2008/02/11(月) 14:18:21
前レスで学校への郷愁を書いた者です。ご指摘についてのお礼を出来なくてすみません。
いろいろと考えさせられました。ありがとうございます。
また、その前の悲恋小説についてもお礼できなくてすみませんでした。

そんなですけれど、またお願いしたいと思います。

http://www6.atwiki.jp/kata/pages/37.html
119名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 15:38:51
>>115-116
なんていうのかな。
文体とか比喩のセンスが、谷川流(ハルヒの作者)を10倍くらい劣化させたもののよう
に見えるんだよね(読んだことなかったらゴメン)。

入門書を読みふける必要はないけど、良い小説(一般小説)をたくさん読む必要
はおおいにあるよ。たとえあなたが書きたいのがラノベだとしても。

内容自体についてはノーコメント。

数日ごとに進歩のない駄文を作るパワーがあるなら、むしろそれを別の方向
に向けたほうがいいと思う。
作品世界やプロットをもっと練るとか、書き上げたものを少し寝かせて推敲
してみるとか。
そして一冊でも、いい本を読むとか。
120名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 16:32:10
>>115-116
初心者未満だからまず入門書を読んだほうがいいよ。
初心者は冒頭をモノローグか回想で始める癖があるんだけど、比喩を使った
モノローグってのは、読む側は興味を惹かれないもんなんだ。
それをやってる限りは上達しない。

主人公を登場させて、動かすようにしたほうがいい。
すると情景の描写や人物の描写が必要になってきて、何が書けないのかがわかるようになるから。
121名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 16:34:06
>>115
ドノバンの脳 がお奨め。

あかね少年文庫のでいいだろう。俺もそうだったから。じゅうぶんこわい。
122名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 16:35:13
>>120
みっともねえな。のである。
123内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/11(月) 16:45:11
>>115-116

 最近は他人を批評すると言うより、自分が勉強になることが多いです。
 自分も>>119のような指摘を受けたことが過去にあるので、
「なるほど、読者はこういう気持ちになったときに『もっと小説を読め』と言いたくなるんだな」
ということが分かりました。

 >>115 って卒がないけれども、どこを指摘してよいか迷う。取り立ててこうしたらいいのにと
思いたくなる「売り」がないんですよね。強いて言えば比喩表現の面白さだけど、そのレベル
>>119が指摘したとおりだし。
(まず、比喩に一般的でない時事ネタを使うのは止めよう、タミフルとか。寅さんもあなたが喩
えたようなことは言わない)

 たとえば私だったらこの文章を改善するには起承転結を強化するけど(起承転がなければ
最後のオチが無意味)、>>115は作者としてまた別の狙いを持ちたいかもしれない。
 だから良い本を読んで、自分で最初のとっかかりを見つけるしかないです。

>>120
> 比喩を使ったモノローグってのは、読む側は興味を惹かれないもんなんだ。

 事実かどうか、要検証。ちょっと文献に当たってみる。
124名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 16:46:59
>>118
純文学をやりたいのかな?
だとすれば、このスレで教わることはないと思う。
純文学は一般の人が読むものではなく、一部のマニアが評価するもので、
そもそも教わってできるようになるものじゃないから。

エンタメとしてみればパスタ造りの描写が重い。
重いというのは、その描写が心情を投影しているものとは読めないのに
無駄に詳細ということ。その一方で、姉の描写や部屋の雰囲気はおざなりで
しかない。

文章の構成が下手なので、どうでもいいところを倒置で強調しているかと思うと
重要な部分、例えば電話機のことなどは文章に埋もれている。
全体的に、客観描写ができていないので、エンタメをやりたいなら、もう少しキャラの
目線(何が見えるのか)を意識するようにしたほうがいいと思う。
125内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/11(月) 17:20:04
>>118
 悲恋小説(前スレ>>827-831>>935)さんでしたか。たしかに文体を変えるのがうま
いのですね、別の作家さんだと思っていました。

 今回は「物語の答えは読者の皆さんが考えてください」タイプの話ですね。批評スレ
は、この手の作品の評価を苦手とします。
 批評を前提としないネットのサイトなら、読者に受けるかもしれません。

 たとえば冒頭のスパゲッティーを作る場面。意味を深く感じ取れない描写が続きますし、
> 蒸気が掌に熱い。堪らず手を離した。
> 自らの意見も伝えて相手を諭している。ああ、なんて面倒なことなんだろう! 僕には
> 到底出来そうもない荒業だ。
> 昔と比べたら随分手際がよくなったものだ。自分で自分に驚いたりする。

と、話主は妙になんでもないことにばかり感動しています。しかし
「それは話主が憑依霊だからだ」
と言われれば、変な描写もアリなのかと思えてしまうのですね。別館でどなたかがおっしゃ
っていた「話主が信用できないタイプの小説」ですしね。

 しかし純文学を目指されるのでしたら、幽霊もしくは狂気についての物語だからと満足
せずに、スパゲッティーにも必然性を持たせてほしいです。

「物語の答えは読者が考えてください。作者も考えていません」
と読めてしまう作品は、読者としてすごく読んで悔しいんです。
126名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 18:02:50
ttp://set.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1199804271/
↑のスレに粘着してる荒らし、めっちゃキモいでww

↓も一緒に見てやw
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1196921587/
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1196894683/
127名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 18:32:10
>>115
「自分で考えたカッコいい表現」はやめたほうがいいです。

自分では、凝った表現を考えて、楽しんでいるのかもしれませんが
読者からすれば、訳の分からない表現を延々と読まされ続けるのは苦痛でしかないです。
「読者に分かりやすく伝える」そして「読者に何を伝えたいのか」ということを念頭に
文章を作ってみてください。
128名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 19:32:26
試しに、>>115-116から比喩とお喋りを削除してみた。

 一目惚れというヤツだった。それまで恋なんてものはTVドラマくらいでしか触れたことの無かった自分として
は、そんなものは人を惑わすある種の気の迷い程度にしか考えていなかった。だから生まれてはじめて味わう
この感覚に戸惑いと警戒、そして少なからずの興奮を抱かずにはいられなかった。
 「友人に恋の相談をする」なんてのは如何にも青春マンガ的ドラマ的で、しかしそれ以外の選択肢は作り出す
ことが出来なかった。ところがこれもまた有り勝ちに、馴染みの友共からは「告っちまえよ」との意見しか得られ
なかった。結局、呼び出しのラブレターfrom僕という有る意味王道といえる道を選んだのだった。
 しかしいざ書く段となると案外筆は進まぬもので、当たり障りの無い文面がこれまたなかなか浮かばないの
である。「ちょっと用が有るんだけど放課後暇かな?暇なら・・・・・・」えらいフランクだな。「万障繰り合わせの上
ご足労願いたく・・・・・・」招待状か。結局、メールアドレスの存在を思い出し、これまた悩んだ挙句適当な文面を
送信した。
 「午後五時、教室に来てください」
 放課後、待ち合わせの一時間以上も前から僕は教室中を徘徊していた。椅子に座ってみたり意味もなく小刻
みにはねてみたり。それがこの緊張を誤魔化そうしていたものだということはわかっていたが、一方的に増して
行く拍動は首筋の血流をはっきり意識させた。落ち着かない。
 引き戸の音が響いた。五時五分前、几帳面なあのひとらしい。彼女が応じてここに来てくれただけでずっと距
離が近づいて手が届くような気がした。とは言っても単なる錯覚であることは分かりきっていた。彼女が通常の
感性を持ち合わせていたとしたら、野郎が女子を呼び出して二人きりのこのシチュエーションにおいて何が起こる
のかは見当の付いていることだろう。だったら変に間を置いて長引かせるのは逆効果だ。俺は一晩考えた原稿
用紙半分にも満たない台詞を何度も噛ながら伝えた。差し込む夕日がいやに赤かった。
 「ごめんなさい。私、好きな人がいるの」
 「ボ、僕は3Pでもかまわないよ!」
 僕は次の日学校を休んだ。

原文よりは読みやすいし、伝わりやすいし、味も消えていないとおもうのだけれど、どうかね?
129名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 19:43:29
  杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
  杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
 杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
  ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
   ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
   ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
  杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
  杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
 杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
130名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 19:52:29
  杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり
  杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり
 杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり杏さゆり
  ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
   ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ否ーナマ杏ーナマ杏
   ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
  杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
  杏マナー杏マナー杏マナ霧島マナー杏マナー杏マナー
 杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
131名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 19:59:56
マネーニモマナー
132内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/11(月) 20:16:34
>>128
 いつものリライト君と同じ方でしょうか。原文をチョチョッと切り貼りしただけの
ものをどうかねって訊かれても……。もちろん、より悪くなっています。
 もう少し真面目にやりましょうよー、あなたなりの労力が感じられる形で。
133名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 20:19:10
穂村マナマナーミ
134名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 20:20:09
>>132
オマエマナー
135名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 20:28:59
>>128
そもそもここはリライトスレじゃないし、恥ずかしい芸は目立たないとこで披露しておくんなま
136128:2008/02/11(月) 22:35:44
えーとね、別にリライトしたわけじゃないんだけど。
「比喩とお喋りを削除してみた」だけなの。
労力も使っていないし、芸も見せていないんだけど。

「どうかね?」は投稿者に対する問いかけね。
この削除文を批評してくれっていう意味ではありません。
そもそもわたしの文章ではないし。投稿者の文だから。

それはさておき、削除文よりも原文がいいという人がいるとは驚いた。
意図が伝わらないのはともかくとして(以下省略)
137名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:43:54
>労力も使っていないし、芸も見せていないんだけど。


労力も使えないし、芸も見せれない。つまり無能である。
138名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:48:22
>>137
ほう、ではあなたは
>労力も使えないし、芸も見せれない。つまり無能である。
この文章に、どんな労力と芸を見せたのか?
139名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:50:36
>>138
ン。常につかわなきゃならんかね。俺を認識するやつぁ多いぞ。
140名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:55:59
ああ、いつものキチガイだったか。
以下スルー。
141名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:57:51
>>140
キチガイ規定者は例外なくヤリチン。乙。
142名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:58:50
批評家は批評されることに弱いな。
みっともないから反論するな。普段一方的に批判する立場にいるものは、自分に向けられた批判に反応してはいけない。
とはいえ、この場合は余計な比喩を除いた文章のほうがマシだ。
無駄はない方がいい。
143名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 22:59:23
>>142
馬鹿は黙って露。えいえんにな。
144名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 23:02:59
いい言葉だから、早速実行しろ>143
145名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 23:03:45
>>144
お前が>>142だったらもう…アレダヨネ。

まろゆこだけおおわらい。
146名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 23:13:14 BE:780826548-2BP(1)
>>115の者です。
たくさんの批評本当にありがとうございました。
>>119
谷川さんの名前は聞いたこと有るので、後日読んでみたいと思います。
>>128
自分でも驚きました、ここまでスマートになるとは。遥かに読みやすくなったと思います。

時間はたくさんありますので、皆さんの指摘通り本を数読み高校卒業くらいまでには
人が読める文章を書けるよう努力します。
どうも有難うございました。
147名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 23:14:19
>>146
無理だよ。もっと長期計画でいきなさい。
148146:2008/02/11(月) 23:38:29 BE:683222674-2BP(1)
>>147
やはり2年程度じゃ無理でしょうか。
149名無し物書き@推敲中?:2008/02/11(月) 23:47:10
>>148
君はね。君が思ってる通りの人間なんだよ。まずそこから直さないと。
150名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:03:44
>>148
ここは頭のおかしい人もまぎれこんでるから、あまり気にしちゃダメだよ。
それはともかく、とにかく読んで、そして書きな。

またいらっしゃい。お若いの^^
151名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:05:32
>>150
お前もものを諭すなら 他人がゆわん言葉をかけてやれ。
152名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:19:58
>>148
あなたの文章は悪くはないっすよ。
ただ、独特の表現をずっと続けたために「お腹いっぱい」と言われちゃったんではないかと。
シンプルな文体を交えて、めりはりをつけてみたらどうかと思いました。

まだ高校一年生(ですよね?)だったら、楽しく書いたらいいと思います。
年をとるにつれて、文体なんて落ちついて(枯れて)きますし。
冒険したくても、できなくなりますし。

あと、もし本を読んで文章修業をするなら
現代作家の小説じゃダメだそうですよ。
自分も、名作と呼ばれる小説を少しづつ読んで勉強しているんですが
読みにくいです……。

がんばりましょう。
153名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:21:28
年をとるにつれて、文体なんて落ちついて(枯れて)きますし。
冒険したくても、できなくなりますし。

そんなことはない。生き方に拠る。
154名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:33:38
>もし本を読んで文章修業をするなら
>現代作家の小説じゃダメだそうですよ。

なんで?
職業作家を目指すなら、時代に合った文章を書かなきゃいけないんだから、
むしろ読まなきゃいけないんじゃない?
もちろん、読む作家は選ぶべきだろうけど。
155名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:35:21
単にパクるとばれやすいからじゃないといいなあ!
156名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:36:39
ダンヌンツィオに夢中は あまりおもろくねえんだよな。そこ参考。
157名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:37:36
尤も三島さんは事大主義者だがね。
158名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:39:00
筧は絶対三島やってから死ねよ。タダオレヨカトシウエダッケシタダッケ。
159名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:39:51
>>152
>あと、もし本を読んで文章修業をするなら
>現代作家の小説じゃダメだそうですよ。

誰だよ、こんなガセ教えたのは。
文章修行するなら一般文芸の現代作家のものをたくさん読まないと駄目。

漱石とか太宰とかそんなのばっか読んでると、一次も通らない駄文しか書けなくなる。
(あくまでも過去の人であって技術的に現代では通用しない)
翻訳ものと星新一もよくない。
翻訳物好きは視点ブレに気がつかないし、星新一を手本にすると描写ができなくなる。
160 ◆lVNA39xutg :2008/02/12(火) 00:41:04
>>124さん、及び>>125(内容主義者)さんありがとうございます。
純文学のように捉えていただきましたが、正直な所あまり意識していませんでした。
なるほど、このような感じだと純文学的に見えるのですね。
読者にも楽しんでもらえるものを書きたいので、もっと描写について意識していきたいと思います。
倒置での強調も効果的に用いたいです。
スパゲッティについてですが、あれだけ調理方法を濃くした分、何かに繋げたかったのですが放り投げてしまいました。
姉への愛情の強さを表しているようにしてみればよかったかもしれません。

まだまだ学ぶ事が多い身ですので、またおせっかいをおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
ご指摘、ありがとうございました。

161名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:42:01
(鼻糞をほじりながら)

お前はなんだね 今回も芥川賞はおもろいなーとかおもっちゃってるたいぷかね 描写もしっかりてーまもしっかりとか。
162名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:42:50
>>160
おせっかいをかけるのは 批評する側。
163名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 00:46:21
>>160
あと、将棋さしかチェスプレイヤーにでもなったほうがえんちゃうか。
164 ◆lVNA39xutg :2008/02/12(火) 01:02:33
>>160
芥川賞って、そういった作品が選ばれる傾向があるのですか。
知りませんでした。

>>162
お恥ずかしい……その通りです。その上、おせっかいなんて失礼な言葉でしたね。申し訳ありません。
こんな頭の持ち主ですが、生温かい目で見ていてくださると嬉しいです。
失礼しました。
165名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:13:07
(´^ิ౪^ิ`)
166名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:22:19
\\ |/| \\¥|区○ 
// |○| // |つ/
167名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:24:37
芥川賞系統は、絵画でいうと独特の技法で描いた抽象画みたいなもの。
エンタメやるなら芥川賞系統は読まないほうがいい。悪い影響を受けるから。
168名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:25:01
>>160
>純文学のように捉えていただきましたが、
>正直な所あまり意識していませんでした

正直、少し驚いた。アレで
>読者にも楽しんでもらえるものを
意識して書いているつもりなら、あんた根本的な意味で感性に問題があるぞ。
169名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:29:04
ポロックの色彩を、どうやったらあれ色味エラベンネンと俺はながあいこと
考えていた。

てけとーにやってあれは 地球最初の試みとして超絶技巧すぎる。

超絶技巧。俺はバッハが宇宙は数学で著述可能と考えていた話を思い出した。

案外、十二音階を十二色に変えて 超絶技巧練習曲でも楽譜を絵画変換したのじゃ
ねえのかなと俺はポロックを眺めている。

抽象に騙される香具師は頭が抽象。
170名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:31:58
古典を学んで、かつ現代の作品にも通じているのが理想。
しかしすべての古典、すべての現代作品を読むことは不可能。
ということで、どこかで折り合いをつけざるをえないのだが、その場合、
古典に重きを置くに如くはない。
つまり、現代作品を読むよりは古典を読んだほうがよい。

古典……古い作品。
現代作品……新しい作品。
では、ないからね。

古典……とてつもない数の作品のなかから長い時を経ていまも生き残っている作品。
現代作品……十年後には消えてなくなるような作品もごろごろしているもの。

古典は多くの読み手によってフルイに掛けられ厳選されたものであり、かつ現代作品
の母体となっているもの。一級品が9割以上。
現代作品は玉石混交で、石が9割以上。
確率からいっても古典がよい。
171名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:34:05
ただまあ

俺は駄文だいつきっこだからな!ジャンクラインが嫌いでこの性格はかもせない。
172名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:35:58
ただ間違うなよ。ポテチだって誰にでも造れるわけじゃねえ。
173名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:39:39
ギャーやめてー

實を見と誤字してついまつぇんでした総長。
174名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 01:51:20
>>170
>現代作品 の母体となっているもの。一級品が9割以上

半分同意で半分不同意。
古典と言われる作品は、確かに現代文学の母体となってはいるのだろうが、
現在でも一級品として通じるものが9割以上だとはとても思えない。

映画に例えてみると分かる。
「古典」「スタンダード」と呼ばれるものを見てみたら、現在の基準では見る
に耐えないものも少なくないでしょ。
それと同じ。

時代が変わるごとに、もののあり方も水準も変わっていく。
175名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:01:36
子供のうちから古典のよさが理解されたら大人はたまらんな。

子供のうちは流行りものでいいだろう。それで物足りなくなる日が必ず来る。そうしたら古典を読めばいい。英才教育も
いいが、ろくな子供は育たないから覚悟し解けよ。
176名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:13:41
とはいえ俺もばりばり読んでる訳じゃまったくないが…
「この人を見よ」ニーチェ
「ソクラテスの弁明」プラトン
「テレーズ・デスケイルゥ」モーリヤック
これらは確実に、読んでよかった。あと、全部読むのが苦痛だから「失楽園」ミルトンのうつくすいとこだけひろいよみ。
177名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:17:04
キチガイって、いつ寝てるの?
178名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:19:13
>>177
お前も アレだな。なにがなんでもたいぷだな。これだけわかられても。
179内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/12(火) 02:22:10
>>160
> なるほど、このような感じだと純文学的に見えるのですね。

 あ……、すまない。積極的に純文学らしさを見つけたわけじゃなくて
(私自身、なにが純文学かを言えるほどの知識はない)
エンターテインメントじゃないとすれば、という意味で言ってしまった。

 件のスパゲッティー作品がエンターテインメントならば、なにはなくとも
お尻とおっぱいを描写すべきだ。
 男と女がふたりきり、なんて思わせぶりな台詞が出てきたじゃないか、ぜひ
その線で押してほしい。

 スパゲッティーの作り方を描写すると見せかけて、いかにお姉さんがかわい
いかを描く。弟くんがかわいい、でもいいな。
 スパゲッティー自体がエロい、でもいいんだよ? 書けるなら。

>>168がどういうのをエンタメの条件にしているかも、聞いてみたいのです。


「勇者様、わたしの良い所って?」
「魔法とおしり」
180名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:23:11
内容過剰主義者。
181168:2008/02/12(火) 02:44:32
>>179
>168がどういうのをエンタメの条件にしているかも、聞いてみたいのです

ストーリーや伝えたいものが、ある程度はっきりしているもの。
あるいは多くの人にとって分かりやすいもの。
それが自分の考えるエンタメです。

おっぱいが出てくればいいだけならZ級ポルノでもいいだろう。
文章も思想もいらない。
でも、それだけじゃ多くの人には受け入れられないんじゃない?
それをエンタメというのか?
182170:2008/02/12(火) 02:48:00
>>174
同意しつつ、補足説明を。

たとえば、1920年発表の作品が100あったとして、90は駄作、10が良作とする。
で、いまも生き残っているのはそのうちの3つくらい。
この3つは1920年の作品としては一級品。

で、小説も映画も同じなんだけど、たとえばチャップリンの映画はいま観ても面白い
けど、それは当時の映画として観るから面白いのであって、もし全くの新作としてい
ま製作されたら観られたものではないやね。

同じように、たとえば宮本百合子の『貧しき人々の群』はたしかに傑作だけれど、小
説の技法という点では、視点の乱れなんていうレベルではない。岩野泡鳴の『耽溺』
に至っては技法以前に、作者の視野の狭さに呆れかえる。

そういう意味では
>時代が変わるごとに、もののあり方も水準も変わっていく。
には同意。

ただ、読むほうも、チャップリンの映画をいま観るときと同じように、1920年の作なら19
20年の作として読むわけで、読めたものではないとはならない。
当時としては一級品であったということで、現代の二流、三流を読むよりは面白いし、
得るものがあるということです。


183名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 02:51:59
自分のために書くのが純文学、
読者のために書くのがエンタメ。
184名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 05:25:30
そんなことはない。
ボクシングや柔道やレスリングがエンタメで、路上の喧嘩が純文学だ。
185名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 05:39:50
>>170
四十歳、五十歳になっても予選すら通らない文学中年ってのがいるんだけど
そういうのは大抵、古典が好きな人に多いな。
ダザイは〜とか言ってるタイプね。

エンタメが好きな人は、年配でも何作か書くと予選通過のレベルまではいく。

この差は、描写能力の差。
古典とか純文学は、人物の心理に重きを置くので客観描写が弱い。
そういうものばかり読んでいると、場面転換のやり方とか、現代の風景を
描写する力が身につかないから。
186名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 05:53:13
要は頭が良いか悪いかの違いだけだ。
オヤジでも古典好きでも、その古典から現代に通じる要素を学び、捨てるべきところは捨てる
リテラシーを持っているかどうかの差だよ。
この意識がきちんとあれば、やはり古典は学ぶに無難だよ。
187名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 07:18:51
実験作の冒頭部分です。酷評お願いします。

 家事手伝いの女がいる。少女という年ではないけれども、独身で、外で働いてもいない。
そうかといって遊び歩くわけでもなく、家に閉じこもって暮らし、本が好きで、読んでばかりいるから、親も呆れ、こいつは本きちがいだ、とだけ漏らし溜め息を吐く。
ひと月に一度、ありあわせの洋服を着込み町へ繰り出し、行きつけの古本屋を訪れ、気に入る本があればしばらく値札と財布を見比べた後、目を伏せたまま勘定を済ませる。
この須戸丘(すとおか)書房という古書店は、昔は繁盛していたらしいけれども、今はほとんど客の来ない、静かな店になっていて、昔気質の古本屋は流行らないとは聞くものの、このあたりは他の店でも大抵シャッターを下ろしている。
 あくる月、小遣いを催促しても取り付く島なく、泣く泣く本を幾つか抱え須戸丘書房に出かけ、紙袋をひとまず下ろしガラス戸を引いてみると、老齢の店主に代わり女と同じ年恰好の男が番をしている。
いらっしゃいませ、と歯切れ良い調子で、まずその声に驚き、それから母のお下がりを着た己が恥ずかしく、手ぶらで店を飛び出し、自宅まで逃げ帰りようやく正気に戻る。
来た道をとぼとぼ引き返しつつ、見知らない青年の顔を思い浮かべ、後悔と、かすかな期待に胸を躍らせると、いつの間にか当の青年が目の前にい、またもやきまり悪い。
逃げようとする女を引き止めて、お忘れですよ、と男は言うけれども、女はなおさら切羽詰まりうつむいてしまい、男もどうしていいかわからず、とりあえず、店に入ってみませんか、と控えめな調子で続ける。
 店主は半月ほど前に入院したと、男は古びた帳面と持ち込まれた本を調べながらお客に向かって話し、僕、孫なんです、と付け加え、それきり黙ってしまう。
女はやはり一言もものを言えず、そうしているうちに見積もりが済み、いくばくか色の付いた代金を受け取ると、目的の本も買わず、急ぎ足で帰宅し、気まずいやら、恥ずかしいやら、毛布にくるまりすすり泣き、もうあのお店には行かないと決意したのである。


以上です。
188名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 07:47:19
>>184に同意。「イヤァ 貴女だけは話せる方だ 同衾致しませぬか」「>>184。」
189名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 08:31:46
>>187
いったいどこが実験なのか教えて欲しい。
190名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 08:57:27
>>189
たぶん、誰が誰だかわからなくなる処。
191名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:08:12
例えば、目的の本も買わず、までのみが女で、あと男だと最高傑作。
192名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:14:09
そうなると、いらっしゃいませ行の読み方もワカルヨナ。
193名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:16:30
おいおい!逃げようとする女の理由がすごいことに!店に入ってみませんかじゃねーよ!!
194名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:21:14
…ケッコー俺の読み方が意図どおりだつたり七。
195名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:28:48
イヤァ ぶんがくって ほんっとうに イイモンデスネ!じゃ股!
196名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:30:00
…やばいな。とどめをさしたことに築いた。
197名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:34:22
…ニシテモオ

この…自分の声に驚くあたり、おれにゃー 描写 でけんなー。人生死ぬまで勉強だァ。
198名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:36:43
きっと女、男前なんだろうなあ。すばらしいさくひんだ。
199名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:39:16
チェックサムの 描写 がひとつある。おそろしい。おそろしや。
200名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 09:58:48
>>187
私も、どこが実験作なのか教えて貰いたい。
話はそれからだ。
201名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 10:08:51
>>200
貴方の発言の第一字めがそう。とうだいもとくらし。

>ヂャナイヨ。
202187:2008/02/12(火) 10:37:59
正直に言います。
とにかく言葉を惜しんで使い、声に出しやすい調子で書くという馴れない文体を試みただけで、特にミスリードなどの意図はありません。
読みやすいかどうかを知りたいだけでした。
ヤンデレ文学少女ノ切ナイ恋物語、のつもりでしたが、皆さんを反応を見、あらためてそういった視点から読み直してみると亜qw背drftgybふじこlp;@:「」

参考に、どのような解釈をされたのかお聞かせ下さい。
203名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 10:54:00
202の文章の方が実験的だな。
204名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 12:04:29
http://19810623.blog37.fc2.com/
Honey so Sweet 

一編の詩の主題が、その詩にとって、無関係でありまた重要なことは、ちょうど一人の人間とその名と同じである。                         ウ゛ァレリー

手櫛デ梳ク音がイタイ。
サンメンキョウがワタシをツクル。サシアタッテ。
壜がアル。其のチュウシュツしたアロマオイルのPOTノ頭ノ余熱デ飛んだニオイがワタシをイニョウする。ツキアタリ。MOJO.            「ワタシからワタシへ」
            影法師
海の近い故郷では自分の影が地上でも空でも放恣に伸びて、泣いても笑っても影が差した。
それで大東京の影の居場所の無さは、彼女の気に入った。
正午前は紙魚のように、夕さりは涎のように正体を失う影。
黒のスウェットの下に世界地図のプリントされたシャツを忍ばせ、歩幅の狭い器用な歩調で、夜の歌舞伎町をなるべく賑やかな方面に向かって歩いていた。
205名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 12:06:05
新・御油の宿      
光源が小さい電飾の連続と知れると、やうやう白粉と香水の綯い交ぜになったのが匂い立つのに気付いた。
客引きの女は誰も顔色が均されていて、空は上海風の招牌に劃され、いつまでも「いつか来た道」のそれで、樹海に迷い込んだようだ。
軍靴のマーチが聞こえてきた。ホスト連が隊伍してHomeBaseに帰順してゆく。中央におわします“今月のナンバーワン”が、片手に日の丸を戴いた扇を颯爽としながら、鼈甲色のグラサンを通して今宵の景気を調べている。
と、扇紙を閉ててちょうど落語家のやるように指呼した。
            万  歳
雨が申し訳に降っている。人はいよいよ色を失い、歌舞伎町は加速していく。肩が延べ三回叩かれる。
「日本語オーケイ?」アルマーニ負けした男が云った「Japaneseオーケイ?」。うがい中のような痙攣した声が、彼女「も」緊張させた。
扇の早くも開いたのに連れて、中天の日の丸が翩翻とした。
「コンニチハ」“ナンバーワン”は云った「外人さんいらっしゃい」。
囃子と洪笑と円の内と外。
しかし、なんと静かなことだろう。内側は。
彼女は少し悪い酒でも飲んだように頭が冴えた。
I hateとI don't like.ホンネとタテマエ。
回答は完璧だった。
「日本語でOK」抑揚の凄い美しさで云った「日本語の不自由な人には、こう云うんでしょ?」。
万歳! 
206名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 12:48:41
潮騒 
お忍びで来日して帝国ホテルに宿をとるセレブ組でもなければ、世界津々浦々から来邦する山谷組でもなかった。
水平屋根のアパートには、タペストリーもタヌキの木彫りもなく、玄関口に瀬戸物の皿もない。
今、彼女は裸だ。
朝ぼらけに吐く息のように白い肌。湯気が紅を塗っていく。
鏡の中にはどこにも日本人の女はいなかった。
が、黒子の少しも“そばかす”でないところが懐石の紫蘇のようである。
「こんな所に影がいたのね」と、ひとりごちた。
床に寝るのには、まだ抵抗がある。
ラブソファーにひとり。
天井が低いので不思議に落ちるのが怖い。
今日という日のために、思わず爪を噛む。
滋味の豊かな海の色の眼には、寄せては返る潮目があった。
意外に日の出の遅い大東京の夜には。さらに。
                      お仕舞い。

エピグラフは堀口大學訳。
207名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 12:56:21
>>202
日本語に問題ありだな。
文章のねじれが随所に見られるので、非常に読みにくく内容も理解しにくい。
実験的というより、たんに下手なだけ。
208名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 13:05:55
>>187
>読みやすいかどうかを知りたいだけでした。
なるほどね。では。
結論からいうと読みやすくはない。あちこちでひっかかる。

>【家事手伝いの】女がいる。少女という年ではないけれども、独身で、【外で働いてもいない。】
冒頭から意味が重複していて、後段を読んでも「家事手伝い」を強調する必要も感じられない。
家事をしていて、なにかが起きるとかいうのなら、わかるが。

>ありあわせの洋服を
食べ物ならわかるけど、洋服でもありあわせっていうのかね。違和感あり。
>気に入る本があれば
「気に入った本」ではないか。
>この須戸丘(すとおか)書房という古書店は、
なんでこういう命名をするのか、理由が見えない。
>あくる月、
いつの時点からの「翌月」なのか。前段は「ひと月に一度」とふだんの行動を語っているだけで、
特定の日を示してはいないのだが。
>母のお下がりを着た己が恥ずかしく、
兄弟ならわかるのだが母の場合でも「お下がり」というのかね。これも違和感。「母のお古」なら
自然だけど。
>見知らない青年の顔を
これも「見知らぬ顔」なら自然だが。
>いつの間にか当の青年が目の前にい、
「い、」と語幹だけで止めるのは石原慎太郎もよくやるが感心しない。特に声にだして読むと不自然。
「彼はここに来、そのあと」とかの「来(き)」も同様。

ということで、すんなりとは読めなかった。
209名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 16:00:42
>>187
全般にわたり読点が多い。長文趣味があるのはいいが、長文が書けていない。
―する、ーしている、ーしたをうまく使い分けてくれ。

>逃げようとする女を引き止めて
引き止めるという動作が、

>いつの間にか当の青年が目の前にい、またもやきまり悪い。
前文のこれとかぶってる。視点を変えたからそうなるんだろうが、そこだけ男の視点を入れる意図がわからん。

>後悔と、かすかな期待
こういった心情をもう少し詳しく描写してくれないと複雑な気持ちがよくわからない。

>見知らない青年の顔を思い浮かべ
見知らぬのに思い浮かべるっておかしくないか。
見知らぬ青年というのは最初に男を見たときに記しておいたほうがいい。
でそのあと思い浮かべさせると。

210名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 19:50:39
>187
面白いよ。嘘じゃないよ。書店で手にとって冒頭を眺めて、この文章と出会ったら、多分買っている。
句点が多いのがかえって読みにくい印象。
211seijou:2008/02/12(火) 22:40:40
初投稿になります。
晒し専用ブログ作成しました。
一作品、どうぞよろしくお願いします。
タイトル:ソナチネ
ttp://blog.goo.ne.jp/y-seijou/e/41ec70992d4673931cfb76f53d42b911
212内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/12(火) 23:23:48
スレの流れ(古典と現代)に外れている気もするが、流れがない気もするのでお返事。

>>181
 私は内容主義者と名乗るくらいなので、分かりやすさよりも
「その分かりやすさでなにを伝えるつもりか」のほうを気にするのです。

> 多くの人にとって分かりやすいもの

 多くの人にとって分かりやすい内容とはなにか。たくさんあると思いますが、
たとえば岡田斗司夫はヒット作の4要素を次のように言っています。
SEX (性的な快感。恋愛。アクションの快感も含む)
勝負 (作品の中で勝ち負けがある)
知性 (知的な快感)
社会性 (やってることがどの程度社会性を持っているか)

>>168さんの指摘にある思想に近い快楽が、知性や社会性かもしれませんね。
私は端的にSEXについて指摘してみましたが、知性や社会性もエンタメとしてあり
だと思います。

>>187
 以前誰かが、登場人物を移動させるのは難しいからいっそ移動させるなと言って
いたが、実際難しいものだな。
 主人公の女が古本屋と家の間を行き来している距離感がうまく現せない。
青年も、古本屋と家との間のどの地点に現れたかが分かりづらい。
 道の風景を描写すればいいというものでもないと思う。文の長さとか描写の詳しさ
とか、全てを使ってタイムキーパーの仕事にチャレンジしてほしい。
213名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 23:32:26
>>211
初心者ほど神視点を使いたがる法則。
それで視点が狂って失敗しているパターン。

>しゅんしゅんという音を立てて、やかんが水蒸気を吐き出している。
>ある晴れた冬のプラットホーム。閉め切られた待合室はそこそこ広く、だが閑散としていた。
>電車(いや、ここはいまだ汽車であるが)は、三時間に一本しかない。何をするともなく、
>時間を潰す。外には暖かい陽光とは逆の、冷たい風が吹いている。
>時折、待合室のガラスをがたがた揺らしていく。これからの不安を胸に抱き、
>少年と少女が並んで座っていた。

室内のやかん→外部の風景→室内→唐突な心理描写?→外部→室内
と視点が滅茶苦茶。
待合室の客観描写もない。
シナリオのト書きでももう少し詳細に書かないと伝わらない。

その後も似たような感じで、初心者未満のレベルなので、まず人物視点で書けるように要修行。
2141/2:2008/02/13(水) 00:14:47
これは面白そうなスレですね。
せっかくですから、以前に課題で書いた文章ですが酷評お願いします。
確か、「1200字以内、『 蝉しぐれの道を歩いているうちに、ふうっと意識が遠くなった。倒れそうになり、ふんばる。』
という書き出しから始める事」という制限付きで書け、という物でした。新聞か何かの企画だったらしいです。
では、お願いします。



 蝉しぐれの道を歩いているうちに、ふうっと意識が遠くなった。倒れそうになり、ふんばる。
「詩織……」
 もう居ない彼女の名前を、ぽつりと呟く。僕には、もはやその程度の事しか許されないのだ。
彼女の華奢な躯を抱きしめる事も、耳元で愛を囁く事も、やわらかな唇に僕の唇を
重ねる事も…叶わない。
 そこまで思考を進めた所で、僕は自分の考えている事の下らなさに気付き、唇の端を
自嘲気味に吊り上げる。たとえ、彼女がまだ生きていたとして。ここに居てくれたとして。

 お前、本当にそんな事が出来るつもりかよ。
 本当に、そんな事が出来るほど……許されたつもりなのかよ。

 下らない思考を中断し、歩く事に意識を集中する。暑い。太陽までもが僕を責めるかの
ように、容赦なく照り付けてくる。きっと地面もグルだ。こいつが日光を反射したりせずに
素直に受け止めていれば、この暑さももう少しマシだろうに。土の地面でも照り返しは
起こるのだろうか?ちょうど一年前に彼女とこの道を歩いた時には、そんなもの気になら
なかったのに。のどかな田園風景も、今の僕を癒す事はない。まるで世界が、この土地が、
帰ってきた僕を嫌って拒絶し、非難しているみたいだ。
 喉が酷く渇いた。脱水症状とまでは言わないが、それなりに厳しい状況にはあるという事を
口内の感覚が伝えてくる。都会には鬱陶しいくらいに存在する自動販売機が、今はひどく
恋しい。だが、普段嫌というほど目にする物は、得てして必要な時に限って何処にもないものだ。
2152/2:2008/02/13(水) 00:16:29
 少しだけ朦朧とした意識の中で歩みを続けながら、僕は一年前の事を思い出していた。
僕と詩織の関係が変わってしまった時の事を。
 僕はあの時、自分の想いを抑えきれずに、彼女に一方的に想いをぶつけて……
襲ってしまった。今でも、何て酷いことを、と自分で思う。だが、彼女はそんな酷いことした僕の
ほうをじっと見つめ、少し照れたような微笑みを浮かべこう言ったのだ。

「ちゃんと……責任は、とってね?」 

 そして僕たちは、正式に想い合う関係になった。ただ、家族の賛成が得られるとは初め
から思っていなかったので、二人で相談して、都会に出て行くことにした。いわゆる、
駆け落ちだ。僅かな荷物を抱え、二人でこの道を駅に向かって歩いた時の気持ちは今もまだ、
そのままの形で僕の胸に残っている。
 だが…現実は残酷だった。始まった二人での新生活は、程なく入ったたった一本の交通
事故の報せの電話によって、あっさりと終わりを告げてしまったのだ。死別という、最悪の形で。

 気付くと、僕は目的地に辿り着いていた。有坂家の墓。彼女の、お墓の前だ。誰かが供
えてくれたのだろう、彼女が好きだった苺大福と、幾本かの萎びかけた花があった。心の
中でその誰かに感謝の言葉を述べ、僕も線香をあげて、手を合わせた。そして、そのまま
の姿勢で。

僕は。有坂理沙は、彼女を……
妹を想い、泣いた。

「お姉ちゃん」という声が、どこかから聞こえた気がした。
216名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 00:36:18
>>202
甘えるな と書こうとしたがバカな>>207がいつにましてドバカなことぉかぃてぃるので心変わりと秋の空。

俺は 女を青年とした処が実験だと思っている。男女平等。
217名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 00:43:34
…これを書いてしまうとひとっつもおもしろくなくなるが

男は助走している。母を継承。
218名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 00:43:55
んっ
219名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 00:44:32
そういえばあったなあ 大いなる助走。
220名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 01:09:59
>>214-215
だから回想は……(略)

その回想のなかみが読ませるものならばいいんだろうけれど、交通事故で
死にましたはあまりに安直。難病も論外だけどね。
それでこのオチはレズの近親相姦ということなのかな。
ふーん、としか思えないのは、オチに至る回想のエピソードが薄いからだろう。

漢字はもう少しひらいたほうがいい。「居てくれた」「何処にも」など素人くさいから。

回想の欠点として、主人公が深刻ぶりすぎてしまう、というのもあるのかなとこれ
を読みながらおもった。
思い出を語るということで、感傷的な文体や詠嘆調になりがちになるのだろうね。
それをのっけから読まされるから鼻についてしまう。

>「詩織……」
>もう居ない彼女の名前を、ぽつりと呟く。僕には、もはやその程度の事しか許されないのだ。

出だしがこれでは、しんどいわ。普通はここでぶん投げる。
221内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/13(水) 01:33:52
>>214
 ごめん、わざと最悪な作品を書いてくれたんじゃないよね。
久美沙織の小説講座にもこういうナルシストな作品が例に挙げられていたからなぁ。
ときどき自然と書いてしまうものなのかもしれない。
 作者自身が抱えた恨みがましい気持ちを表現しようとするとこうなるって可能性は
あるかな?

 自己憐憫でナルシストで皮肉屋の癖にやることがぬるい。
のどの渇きがわざわざ、自動販売機がないくらいのレベル。日差しが暑いくらいで地
面に逆恨み。わざとだとしても露悪趣味で卑屈だ。
 それで妹に許してもらって、優しい誰かに代わりにお供えまでしてもらう。
 最悪の思い出じゃないだろう、妹が事故死してくれて当人としては厄介ごとが減った
って感じじゃないか。
 だって現在の主人公は楽をしていて、回想に浸れる心境なのだもの。
 私もこの作品には、回想やめろと言う。

 もしあえてこの路線で行くなら、近親相姦でした、が衝撃のオチじゃなくて、この主
人公がいかに妹との関係を美しく昇華していくかなど、なにか他の展開がほしいと思う。
222名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 02:07:49
>>214-215
>蝉しぐれの道を歩いているうちに、ふうっと意識が遠くなった。倒れそうになり、ふんばる。
>「詩織……」

一行目の課題に対して、うまく繋がってるとは言いがたい文章だと思う。
この一行目をつなぐ文章として、いきなり何の脈絡も無い人名を呟くのは、不自然だろう。
たとえば、『暑さのせいか、時々意識が切れそうになる。そして意識が遠くなると同時に何故か彼女のことを思い出す』
みたいな文章を間に一つ、挟んだほうがよいのでは。

>お前、本当にそんな事が出来るつもりかよ。
>本当に、そんな事が出来るほど……許されたつもりなのかよ。

この文に代表されると思うけど、何でこんな自虐的なの?
最後まで読んでも分からなかった。駆け落ちして相思相愛なら、普通の恋人同士がするようなことを
ためらう理由はないし、交通事故にしたって、加害者を恨んだり、詩織を思って悲しむことはあっても
自分を責める理由にはならない。まぁ、事故の原因が自分にあるとかいう設定ならばまだ分からなくもないが。

あと、オチはレズの近親相姦ということなんだろうが、この短い文章で変にひねる必要は無いと思う。
普通に男と女で描いたほうがいい。どうしても使いたければ、せめてどこかで二人の間柄(姉妹)を
匂わせるような伏線を張っておくべき。
223名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 07:18:47
すまん>>207。おまえだけじゃなかったな。
224名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 07:37:58
あの、、、>>204の者ですが、酷評とご指導お願いします。
特に台詞まわし苦手なんで、よろしくです。
225名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 07:44:30
>>244
得意なことをしなさい。
226名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 07:44:57
あっやっちゃった

訂正せんぞ。
227名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 07:55:55
内容主義者、そろそろこのスレ読んでるJKが「なにこのひとキンry」と思い出してひさしいことに早く築けよ。


もちろん無理だ。
228名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 08:29:46
>>213
みんながお前ほど風の名はアムネジアだと思ってるのか?
229名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 09:11:20
銀の雪の中で女は益々白い肌を凍らせていた。
230名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 09:40:35
銀世界が女の白い肌を雪いだ
231名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 09:57:46
>>230
描写がよくできている。お前は頭をなでられのうりょく。
232名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 09:59:34
おまえの朝の一人チャットタイムはもう帰らない

ざまぁ見やがれ
 
 
233名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 09:59:56
234名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:01:17
娯楽というもののほんしつがわかっとらんやつがおるのカナ
235名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:08:37
>>224
批評依頼の文言がなければスルーされるよ。
棲みついている亡霊さんの妄言との区別もつかないし。
236名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:09:37
>>235
俺のドイツ話は二つ好評をはくしたのう。もちろん俺は酷評依頼などしたこと茄子。
237名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:10:46
女王様などすかんしな。お前らと違って。雇う金もないし。
238名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:12:37
>>235
では、批評お願いします
239名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:13:18
いいぞ。お前らには協力のスキルが。
240名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:18:01
何度でも言うが

「朝青龍は人格乖離性障害と診断されてい乍ら大手を振って屋外をかっぽしている」。

平等にしてやりたいもんじゃのう。あいつ、薬も飲んでないやろ。
241名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:48:35
>>214は、前半の自虐が、オチへの伏線だったらよかったね。

妻の浮気を疑った夫が、興信所へ依頼して妻の行動を調べるが
女友達と遊び歩いているばかりで、男の影は見当たらない。
実は、妻は同性愛者だった、という話を思い出した。

家族の賛成が得られるとは思わない、とさらっと流しているけれど
例えば、ここをお話を盛り上げる部分にすると伏線になる。

愛し合う男女を引き裂こうとする周りの人々に対して、読者になぜという
疑問を持たせる、なぞなぞ形式にして、その答えがレズ姉妹ならば
オチが生きてくる。
242名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 10:49:40
残飯は万年落ちwww
243名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 17:58:31
携帯厨なので、改行等もパソコン向けではなく携帯のものなのですが投稿しても大丈夫でしょうか?
2441/2:2008/02/13(水) 18:21:53
(*二人の人物が砂浜を歩いているシーンです)

 幸次は徹の少し後ろをついて行った。
冷たい波が寄せてきて、透き通った水が浜の砂を濡らしていく。
波音が耳に心地よい。冬の夕暮れの海はとても穏やかだった。
傾いてきた陽の光を反射して、海面は金と銀の色に輝いている。
ずっと遠くの方から、ウミネコの鳴き声が聞こえてくる。
かすかに、湿った風が吹いていた。
 徹はサンダルを脱いで手に持ち、波打ち際に裸足で入った。
すぐに波が来て、彼の踝のあたりまでを濡らす。
「冷てぇ」
 悲鳴を上げた徹に幸次は、当たり前だ、呆れて言った。
「今何月だと思ってるんだ。温かかったらおかしいだろ」
 波が引いていった後の砂は水を吸って黒っぽくなっている。
その部分をぎゅっと踏むと、固まっていた砂が崩れた。ついた足跡は、次の波が消していく。
暫く砂浜に足跡を残しながら歩き、それから徹は立ち止まって、水平線の向こうを遥かに見やった。
 空は次第に夕方らしい橙や黄の淡い色に染まってゆき、元の空の青さとの境に、
それらの色が微妙に入り込んで、薄紫や碧がかった色味を作っていた。
2452/2:2008/02/13(水) 18:22:44
「オレ、冬の海って見たことがなかった」
 そう呟いて徹は目を眇める。
「夏とは全然、違うんだな」
「どう違う?」
 聞くと、徹は小さく笑って答えた。
「冬の海はどこか、尊大な感じがするよ」
 幸次は頷く。幸次はどちらかというと、冬の海のほうが夏の海より美しいと思っていた。
そして、この砂浜から見る海を好いていた。
特に、早朝や夕暮れの、静かな様子を気に入っている。
―ここの海の傍だ、という理由だけで、東京から海辺の町に一人で越してきたくらいだ。

 この砂浜は海水浴の為にあるのではないので、
夏に客が放置していく、空き缶や花火の残骸のようなものがほとんどない。
ゴミらしいものといえば、時々流木が流れ着いていたりする程度だった。
そもそも住宅街の外れにあって、誰かが来ることも少なく、どの季節でも静かだ。
 幸次はそんな砂浜を、よく家の部屋の窓から眺めた。
そうしていると、まるで砂浜と海が自分だけの物になった気がして、嬉しかったのだ。

 徹が再び砂浜を歩きだした。幸次もそれに倣う。
徹は波に足を浸して、蹴り上げては、しきりに水しぶきを上げたりしている。
 それまで幸次の頭の中にあったここは、人の姿のない寂しげな海であったのに、
今はこうして徹が、子供のようにはしゃぎ、騒ぎながら、波打ち際を散歩している。
どうしてか、それが彼には途轍もなく、この上なく―不思議なことのように、思えた
246244、245:2008/02/13(水) 18:24:13
すみません、忘れてました…。どなたか酷評お願いします。
247名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 20:29:01
>>243
どうぞ〜。
40字くらいで改行を入れれば携帯からでも見やすいとおもうけど。
248名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 20:46:32
>>247
ありがとうございます。
ではアドバイスを参考に直したら投稿させていただきます。
249内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/13(水) 22:44:14
>>204-205

 詩のことは詳しく分からないので、リズムなどについては指摘できないのですが
 きっと言葉を大事に使わないといけない分野だと思うので
「光源」「やうやう」「軍靴のマーチ」「日本語でOK」など、既存の概念をすぐ連想さ
せるような言葉は使わないほうがいいと思います。

 もう一つ、歌舞伎町を題材にした詩ですが、日本には歌舞伎町に詳しい読者が
何万といるわけです。この詩は歌舞伎町通の人が読んでも
「うん、これが歌舞伎町だ」と思えるものなのでしょうか。
 たとえば椎名林檎の詞は歌舞伎町を知らない人が聴いてすら
「歌舞伎町だ!」と思えますよね。あの感じを、出してみてください。

250名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:23:03
>>204-205は、そもそも詩なのか?
投稿者のサイトを見ると小説として書いているように見えるのだが。

もし詩であるならば「詩・ポエム板」をおすすめる。
251名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:35:30
>>214-215
行動の描写が少なく、感傷的な心理描写が多いのでの、自己陶酔的な印象になってるんだと思う。
例えば冒頭だけど

>蝉しぐれの道を歩いているうちに、ふうっと意識が遠くなった。倒れそうになり、ふんばる。
>「詩織……」
>もう居ない彼女の名前を、ぽつりと呟く。僕には、もはやその程度の事しか許されないのだ。

倒れそうになって、踏ん張った。これはいいとしてその後、どうなったのか。
何とかこらえたのか。何かにつかまったのか。地面に手を付いたのか。
そういう行動のつながりがないので、セリフも心理描写へのつながりもバラバラ。

また、登場人物のキャラもわからず、悩む事情もわからない状態で、感傷的な心理描写を
延々されても読むほうは「ハァ?」としか思わないもんなんだ。
252名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:47:58
「ねえ、みて。」
いつもとことなるかををしたをんなは センチメンタルグラフィティあにめばんの
あんこくぶとうといったらいいすぎだがらじをたいそうといったらいいたりない

そんなをどりををどった。

上気して紅潮した頬に微々と汗がにぢんでゐる。
そしてこちらをぢつとみつめだしたので或る。? とおもつておることゎオレかをにださない。それがこゐださうで或る。

「ちょつとタバコ買ってくらあ。」をれゎずうっとかんがへ乍ら歩いたのだがよく
わからぬ侭くにたちしにあるあぱあとからこまばれうまでたどりついてしまつた。それくらひわからない。
「ンッだまつてかへつてきてすまっただな だがまあいつものことである。」
をれゎほくれうにぢうきうびぃのこきたないへやにもどつてだいやるしきのてれべを灯け
野生の驚異 をぼぉつとながめていた。グンカンドリがないておる。紅いのぉ。…

ぎょつとしてをれゎいのかしらせんにとびのりきちじょうじでのりかえてくにたちにゆくという
ぐぉぉかすほどぎょつとし乍らあぱあとにもどると

もぬけのからだつた。ちくしょうまた20ねんか。
253名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:49:14

※時代と記憶が混濁しております
254名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:51:54
>>244-245
途中なのか、冒頭なのかよくわからないので、基本的な技術をベースとして批評すると
冒頭を三人称で始めて、複数の人物を登場させるなら、誰の視点なのかわかるように
したほうがいい。

例えば幸次の視点だとすれば
△幸次は徹の少し後ろをついて行った。
よりは
○ 幸次は徹の後姿を見ていた。
のほうが、わかりやすい。誰の視点なのかはっきりする。

それと描写のバランスが悪い。
場所の様子ではなく、二人のふれあいがこのシーンの主題だと思うので、風景描写よりも
徹の人物描写を多く入れたほうがいい。徹のひとつひとつの仕草やどんな表情をしている
のか。それをみて主人公はどう感じたのか。

そこを踏まえてアドバイスすると、
冒頭を
○ 「幸次は徹の後姿を見ていた。」で始めて、
徹の服装や髪型、体格を描写しながら、風景描写をからめて、波遊びに入る順番で
書き直すと、おそらく枚数も増えて読み応えが出てくると思う。
255名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 00:59:22
もーヤケクソネ!
256名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 01:01:09
>>204-205
なんというか、まじめに書いたとは思えない。
少なくとも冒頭は他人が読んで分かる文章を書かないと読んでもらえないと思う。

小説なのか詩なのかよくわからないが、小説だとすれば論外。
まず、どんな場所で、どんな人物が、何をやっているのか。
それを読み手が分かるように書かないとダメ。
数行での場面転換が連続するのも小説としては厳しい。

普段どんな小説を読んでるのか気になるが、手元にある小説を冒頭から何枚か
自分で打ち出してみるといいよ。
これは場所の描写なんだなとか、これは人物描写なんだな、とか。考えながらね。
257名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 01:02:45
わかったわかった。お前らのやけくそはよーく冷えている。
258名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 01:13:15
http://jp.youtube.com/watch?v=Dk8a1rGUpdc

※参考資料。お前の知り合いのJKがこれ だといいすぎだがらじを略をどりだした略
259正義の味方:2008/02/14(木) 02:10:07
地球を救う正義の味方、今こそ参上!!
http://seiginomikata.xxxxxxxx.jp/
260名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 02:59:51
そのあたりはもうすまっぴがよげんしておるぞ。
261名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 07:41:03
>>249
詩的小説ですね。散文詩というのでもないです。
ですから、「その後」は書きません。
【「光源」「やうやう」「軍靴のマーチ」「日本語でOK」など、既存の概念をすぐ連想さ
せるような言葉は使わないほうがいいと思います。】
何故?因に「軍靴のマーチ」は最前の「いつか来た道」からの連想です。
日の丸も弱冠掛かっています。それと歌舞伎町は書き割りみたいなもんで。。。
>>256
こういったご指導は非常に参考になります。
他の板でも「視点がぶれてる」とご批判いただきました。
ただし、【まず、どんな場所で、どんな人物が、何をやっているのか。
それを読み手が分かるように書かないとダメ。】
これは首肯し難い。読みづらいのはなるほどその通りなのですが、、、。
普段読んでる作品はブログに書いてあります。
いろいろありがとうございます。またよろしくどうぞ。



262名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 11:51:16
>>244-245
冒頭、
>幸次は徹の少し後ろをついて行った。
と、
>徹はサンダルを脱いで手に持ち、波打ち際に裸足で入った。
のあいだに風景描写がはさまれているのがもったいない。

読み手は頭のかたすみで「幸次と徹」のことを意識しつつ読むので、風景描写に身が入らない
んだよね。いつ「幸次と徹」に戻るんだ? って。で、いらいらしながら読むことになる。
なので、風景のあとに行動描写をまとめるか、あるいは行動をある程度まとめて描写したあとに
風景をもってくるか、いずれかにしたほうがいいとおもう。

途中の一行空けは不要。その段落の文章に過度に意味を持たせようとしているように見えてし
まい、ウザイ。改行もいらないくらいだ。

>それから徹は立ち止まって、水平線の向こうを遥かに見やった。
>空は次第に夕方らしい橙や黄の淡い色に染まってゆき、元の空の青さとの境に、

この流れだと、「空は〜」以下は徹が見ている風景ということになる。幸次の視点に統一したほう
がよくはないか。

風景描写のひとつひとつは叙景の短歌にも通じるようで、なかなかのものです。
263名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 12:17:01
>>204へのご指導について、私のブログで愚見をupしましたので、
興味がある方は是非是非。よろしくどうぞ。
264無名草子さん ::2008/02/14(木) 14:02:57
このスレの書評は素人がしているようだ。
バカの一つ覚えの評価は評価に値せず。
煽ってはカキコさせ暇つぶしに覗いている。
ろくでもない人間。注意あれ!
265名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 15:34:42
>>264
ここで酷評されたことがあるんだね。
かわいそうに。
266名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 15:35:14
>>264
ここで酷評されたことがあるんだね。
かわいそうに。
267無名草子さん ::2008/02/14(木) 15:52:03
残念でした!
あなたの的はおお外れ。
凡才なお人とお見受けする。
通りすがりの者です。
この程度の力量ではエージェントは無理無理。
採用できる作品なし。貧乏暇なし。
幅広いジャンルに対応できるよ努力が必要です。
どこかの「詐欺グループ」のようです。
268名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 15:55:06
>>267
作品「も」否定すんの?
でしたら批評してください。
269名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 16:26:42
>>204-205
これは「いわゆる」前衛詩に近いのだろうが、詩としても落第点。
詩でも小説でもない、メモ帳に走り書きしたようなもの。
思いついた言葉を適当につなぎ合わせたとしか思えない。
そこから何かをイメージすることもない。
もちろん、全体で何か統一的なイメージを帯びていればいいが、それもない。

J-Popの陳腐な歌詞のような雰囲気もある。
ホスト連が隊伍してHomeBaseに帰順してゆく、とかね。
I hateとI don't like.ホンネとタテマエ。 とかもダサい。
言語センスを全く感じられない。

とにかく読者を意識したものとは思えない作者のオナニーだ。
オナニーをただ見せられただけで、何だこれとしか思わない。

まともな小説も書けないうちから奇を衒いました、って印象。
270名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 16:29:47
>>264
>このスレの書評は素人がしているようだ。
プロがしているとでもおもっていたのか? 無料で?

>煽ってはカキコさせ暇つぶしに覗いている。
自分のレスがまさにそうだとはおもわんのか?
271無名草子さん ::2008/02/14(木) 16:47:21
おぢちゃんたち、きょうもしごとないの?
272名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 17:34:28
>>269
う〜んwwなんと云えばいいか、、、。
こういうのって批評とかいうのかな〜。
全文あなたが自明としてることをカキコして、オナニーしてるんじゃないの?
たとえば、【これは「いわゆる」前衛詩に近いのだろうが、詩としても落第点。】
こう思うのは恐らく【思いついた言葉を適当につなぎ合わせたとしか思えない。】
そして【J-Popの陳腐な歌詞のような雰囲気もある。
ホスト連が隊伍してHomeBaseに帰順してゆく、とかね。】が動機なんだろうけど、
そもそも、「いつか来た道」というある種の「枕詞」からの連想であり、その限りでは
適当につなぎ合わせたというのは崩れるし、そうなるとあなたが「前衛詩」と
思う根拠が甚だ怪しくなる。すなわちあなたがいう「前衛詩」とはあなたが
自明として「いない」ものにたいする、差し当たっての「命名」なんであって
イカ臭いオナニーだ。また「言語センス」とか「全体で何か統一的なイメージ」
などは、(特に後者は)なるほど一人称か三人称かというご指摘・ご指導は
他にもあり、推して頂く所存であります。
ただし、あなたの論評は便所の落書きだがね。

273名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 20:16:12
酷評されて逆切れしているうちは上達しない。
274名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 21:16:01
>>273
そうですね、大人気ないと思いました。。ごめんなさい。
275くざぎ:2008/02/14(木) 21:29:21
>>243の者です。
アドバイス通り40文字ごとに改行をいれました。
以下は短編の冒頭です。設定はある女子が怖いながらも真相を探ろうと曰く付きのトンネルに入ろうとしている様子です。短いですが批評お願いします。

傾いた夕陽に、足下から伸びた影はいつの間にかトンネルの中に溶けていた。
背後から吹く風はゆっくりと私を追い越して、ひゅう、と小さく音をたてて穴に吸い込ま
れていく。僅かに強張る体をどうにか励まし、私は先に行った影を追いかけるように目の
前の黒へと足を踏み出した。
276名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 21:31:18
世界は言った、「お前の二本の脚で立てと。そして俺は眠りにおちる
277名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 21:37:54
彼女は振り向いた。そこに声の主がいるような気がした。
278MAX武田 ◆eO2IpFFGOo :2008/02/14(木) 21:42:37
ttp://maxil.web.fc2.com/01.txt
本人です。
ノベルゲームの冒頭書いたんですが、初めてで不安だらけなんで
一度見てください。
279名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:07:08
>>275
難しいですよね、、、冒頭というと。

逢う魔時。影の脚ながく、もう私はトンネルの中だった。風はもう無い。

僕だったら一行かな、、、。ただ「女子」なんですよね。う〜ん。むずい。

280名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:09:16
>>278

ノベルゲームとやらがどういうモノかはよく知らないが、このスレではまともな
コメントをもらえるレベルじゃないと思う。
ラノベ板に行ってみては?
281名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:12:34
>>275
文章力はそれなりにありそうな気がするけど、これだけじゃ何とも言えないよ。
282名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:16:36
>>279
自己レス。
「もう」が2回使われてるので駄目だww
う〜ん、、、逢う魔時。影の脚ながく、そう私はトンネルの中だった。風はもう無い。
でも「そう」というのも唐突すぎるな〜。
足下から伸びた影というのは、好きですけど
283名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:29:22
>>275
もうちょっとupしたら? 短すぎるわな。

あえて言うなら、
>目の前の黒へと足を踏み出した。
この「黒」は感心しない。
284名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:40:14
>>283
瞬視するとね。
ただ僕はむしろ「目の前の、、」に引っ掛かるかな。
黒というのは安易に闇と云うよりかは好き。
285名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 22:45:56
>>283
「闇」もだめだろ。
素直に、
「私は先に行った影を追いかけるようにトンネルのなかへ足を踏み出した。」
で十分。

286名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 23:45:25
>>275
キャラの感情が表現できてない。書いてる側はわかっているので書かないんだろうが、
読んでる側はわからん。
何が、どうなっていて、それをどう感じて、体がすくむのか。それでも行動する理由と絡めて
説明ではなく描写をしてください。

>>278
一文を繋げ過ぎ。意味が変わる文章は一旦区切ること。
説明がだらだら続くので面白くない。キャラの性格を描写しながら、冒頭の説明を臭わせる。
こういう状況だから起こった結果を見せると、今言った二つを描写できると思う。
287名無し物書き@推敲中?:2008/02/14(木) 23:52:43
>>283の方のような意見が多いみたいなので、>>275の続きうpします。また短くてごめ
んなさい。そして批評もまたよろしくお願いします。ちなみにこの話は取り敢えずここま
でです。(続きが自分でも分からないので。)

つつ、と滑るように足下から迫ってきた深い黒が、爪先から私を溶かす。溶けた爪先はト
ンネルの一部になり、膝や腰にも段々と這い上がってきて全身を取り込もうとする。
やがて全てを侵食し終えたトンネルは私を不敵な笑みで迎え入れた。
288内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/15(金) 00:19:38
>>287
> 続きが自分でも分からないので

 ぜひ言っておきたい。先が分からないうちに、冒頭の書き方を細かく気にしてもしかた
がないよー。
 このスレで論じている冒頭の書き方は、お話全体に対して効果を発揮してこそ意味が
あるのだ。
 冒頭で主人公をどんな決意でもってトンネルに突入させたいかは、トンネルの中で何
が起こるか、 主人公がそれをどう解決するのかで大きく変わる。

 だから今は、目先の書き方など気にせずどんどん最後まで書いてしまったほうがいい
と思う。
289名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 01:51:48
>>287
>続きが自分でも分からないので。
  /'           !   ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、    ┃   ━━━━━━━━
ァ   /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 )    ┃               ┃┃┃
'   Y  ー==j 〈,,二,゙ !  )    。                  ┛
ゝ.  {、  - ,. ヾ "^ }  } ゚ 。
   )  ,. ‘-,,'   ≦ 三  
ゞ, ∧ヾ  ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧         三 ==-
/ |ヽ  \-ァ,          ≧=- 。
  ! \  イレ,、         >三  。゚ ・ ゚
  |   >≦`Vヾ        ヾ ≧
  〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、     `ミ 。 ゚ 。 ・
290名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 02:40:39
うんこ
291名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 12:51:31
ご指導よろしくお願いします。
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-6.html
最後の傑作
そしていま、広範囲に散らばったガラクタの真ん中で、わたしたちは静かに、そして大胆に探索に出かけるのだ。

「複製技術の時代におけるアート作品」 ヴァルター・ベンヤミン著

               1
三枝夫人が辻待ちのタクシーを拾ったのは、皇居をめぐる目抜き通りから少し引込んだ所である。歳末の夜会服の草臥れたような襞の重ねには、てんでの玻璃の照りがつがいになるとすぐに堰をつくった。
こういった不明な符牒が、今の彼女には堪えきれない。
首を振る。お堀の水はそれで墨を打ったように細く黒く、広前の縦のビル群を統べて画して二ノ丸にしてしまうようだ。
一性歴々の天胤が為に一振りの刀を呑み込んだ人間の数は知れず、宮城の空には、英霊が今でも一陣二陣と沖して音無しに奉公に勤しんでいる。
この山の手の切っ先の丸い風は首都高の橋桁で合流しやがて復た昇るが、彼女を救急口の車廻しに着けたのは、そんな風である。
             ・・・・・・・・
292名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 12:54:20
三枝翁が一家を構えたのは、往時文壇のメインストリートを我が物顔で
闊歩していた自然主義への嫌気からであった。とはいえ対象が人であれ
犬であれ自然であれ、そこから奔逸する現象をママに書くのだからよっぽど
自然主義に近いのだが、いざ筆を起こすとなるとなんであれ、殻を割り
それから漉して別の種に仕上げてまた戻すといった風なので、道程がすこし
禅的である。
また川端や谷崎といった化粧直しの文学にも興がそそられたが、指を染める
には至らなかった。くるぶしとか腋下などは、文字面からして匂ってくる
ようで嫌であった。
そして何よりも、「本日晴朗ナレドモ波高シ」よろしく片手落ちの文学に
与できなかった。
だから彼の不満の本当は「主義」とか「なにがし道」というのに掣肘される
ことだったのかもしれない。
しかし派閥をサロンを愛した。
それは漱石への片恋慕という動機もあったが、米のとぎ汁のような濁りが
彼の履歴に必要と感じたからである。地平の見え過ぎるのは窮屈だ。
醇乎で澄明な精神。これが彼の一家の屋台骨であった。
              ・・・・・・・・
293名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 13:04:15
まだ、未完なのですが、批評お願いします。

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=watasekaoru&BookId=1
294名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 15:10:47
釣りばっかり……
295名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 19:22:41
冒頭です。批評お願いします。

鬱蒼と茂った樹木のところどころに「欅の小径」とプレートが付けられた薄暗い散歩道を
昨日と同じように歩いてきたのだが昼まで降り続いた雨の後だからあたりには饐えたような
濃密な匂いが立ち込めて泥にまみれた落葉が靴の下でぬるりぬるりと滑り、生々しすぎる
生命感に圧せられるような心持のまま唯の一人ともすれ違うことなくせかせかと歩き続け、
森を抜け、強い西日が射しこむテニスコートの一画にさしかかったところではたと足を
止めたのは光に包まれた無人のテニスコートを支配する異様な静寂感のせいばかりではなく、
緑色に塗り込められたコンクリート製大地の表面のあちこちに残った大小さまざまの水溜りが
すでに赤みを帯びている陽の光を受けてピンクと金色の混じったような毒々しい色合いに
てらてらと輝いて見えたのが、ある種の生命体、あの間の抜けた打球音や嬌声や足踏みが
遠のいている隙に一斉に繁殖活動を開始したキノコの類かなにかのように思えもしたから
なのだが、そんなおかしな気持ちになったのは歩いている間たえず私の鼻を侵し続けた
あの湿った腐臭やじわじわと靴下に浸み込みいまも足を浸し続けているその水の感触の
せいかもしれない。昨日は同じ位の時間にカップルが一組だけいて、フェンス際に転がった
296名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 19:23:06
ボールを男が拾いに来てそこに私が通りがかり金網越しに軽い会釈を交わし合ったのだったが、
三十歳くらいだろうか、他人に対して分け隔てのない穏やかな敬意を表せる微笑の持ち主、
長身、筋肉質、陽に焼けた肌、少々毛深い腕に高そうな腕時計をはめて、
ああいった男はきっと自己愛ってものが充分に充たされているにちがいないが
そんな男が連れている女のことはやはり気になってボールを拾わせた男にネットの向こう側、
ベースラインのあたりで「ごめんなさい」と照れたように笑った声からすると男よりもずっと
若そうだが白いハットを目深にかぶっているうえにこちらからは逆光だったから顔は
よくわからなくて、ただ、薄いクリーム色のウエアから露出した手脚の白さだけが
やけに目に付き――やはりホテルの宿泊客だろうか、それなら今は閑散期だからホテル内の
どこかで顔を合わせていてもよさそうだが、例えばロビーやレストラン、バーなんかで……
褐色の毛深い手が白い肌を這い回り、部屋の窓からは南アルプス連峰のなだらかな山脈が見え、
男はその山頂付近の白さを一瞬視野に捉えてから冬山の清廉な厳しさをふと思い描き、
もしかすると冬山での死などをおもいながら、すぐに白い太腿に顔をうずめその柔らかさと
暖かさと白さのなかに沈み込む――
297名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 20:12:37
酷評するまでもないオナニー駄作が並んでいるので、次の方どーぞ。
298名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 20:21:49
>>295-296
ほさかかずしみたいだね あんま読んだことないけど
ほめ言葉です
299名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 20:31:15
やりたいことはわかるし、それなりのレベルで統御しているとおもうが
エロシーンへのつなぎにもうひと工夫が欲しかった。
あと
>すぐに白い太腿に顔をうずめその柔らかさと暖かさと白さのなかに沈み込む

ここは、白がひとつ余計かな?と思ったが、どうだろう。
300名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 20:56:20
一文長いな。こういう書き方もあるのか。
読みにくくて嫌いだけど
3011:2008/02/15(金) 21:16:49
恥ずかしいんですが、こんな感じで群像本気でとれると思ってました・・・

 どこかで何かの職に就いて、それなりに真面目に働く。必要ならば仕事をかけもちしてもいい。そして一年が過ぎてしまったら、あっさり全部を辞める。次の一年間は好きに暮らす。
それが彼がこれまでやってきたことで、恐らくは今後も続いていくであろう生活だった。もちろん、そのような焼き畑農業的な生き方はある種の選択を難しくするだろうし、
ある種の選択を不可能にもするだろう。しかし彼の計算では、まあまあ楽しい、じゅうぶんに楽しい、の間くらいの生活を送ることができるはずであり、
事実まあまあ楽しそうに彼は生きていた。
 僕は、彼のサイクルで言うと十二回目の働くほうの年に出会ったことになる。
 彼はその頃、長距離トラックのドライバーをしていて三十五歳だった。僕はその日、東名高速の浜名湖サービスエリアで早めの朝食をとっていた。まだあたりは暗かったのだけど、
多くの人がコーヒーを飲んだり、カレーライスを食べたりしていたのを覚えている。そして、彼が僕の隣の席に腰を下ろして言った。
 俺は先週の今日、つまりちょうど一週間前、どこにいたと思う? 彼は間をおかずに続けた。ビリー・ザ・キッドだよ。ビリー・ザ・キッドの墓の前にいたんだ。
3022:2008/02/15(金) 21:18:10
それがどうだ。今、俺はこんな所でうどんを食べようとしている。
僕は深夜のサービスエリアで知らない人と話したい気分ではなかったし、曖昧にへえとかほうだとか言って、無言で食事を続けた。
彼はそれを目にしても、相変わらず喋り続けていた。
いいかおまえ、俺はここまでトラックを何百キロも運転してきたんだ。そりゃあ何百キロも運転したんだからおなかもすく。だからうどんを食べてる。
これから先も何百キロも運転を続けるんだ。で、積荷はなんだと思う? パンツだよ。そうパンツ。パンティと呼んでもいい。
俺はパンティを運ぶためにはるばるきたわけだ。
僕はああそうすか、と言って席を立とうとした。すると彼はポケットから一枚のパンツを手に取り、あげると言ってそれをくれた。
その場の雰囲気としては、それを貰ったほうが面倒になりそうではなかったから、僕はすぐに捨ててしまうつもりでありがとうと言った。
パンティはレモン色のひらひらとしたレースで飾られたティーバッグだった。
たぶん誰だって同じ状況にあればそうだと思うのだけど、僕はそのパンツをすぐに捨てた。とくにその時は誰かからもらった
ティーバッグなんて所持してもいいかなと思えるような気分ではなかった。僕は長く付き合っていた彼女と別れたばかりだったし――

まあ、冒頭すぎて批評もなにもないかもしれませんが、何か意見があればお願いします。
303名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 21:28:18
>>301-302
小説って冒頭よりも後半で読ませるって形があるから、一概に言えないけど、ちょっと冒頭に情報を詰め込み杉な気がする。
もっとテーマを一本に絞って書いてみたらいいんじゃないだろうか?
304名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:06:23
机と次朗の間に挟まれた形で突っ伏す怜子の呻吟は
激烈な律動震に絞り出されるかの如く、夕暮れの教室壁を這いずり回り
受精への序曲として番長のタクトは女教師の奥で踊り狂った。
305感想太郎助 ◆jeS/72U6PY :2008/02/15(金) 22:06:32
>>275
うまいね。
まえがきはすっ飛ばして本編を読んだけど、
トンネルの中でなにかが待っていそうな気になったよ。

夕陽の絵のあと影の絵を提示するなら振り向く動作が必要じゃないかな。
夕陽を背に受けていたなら説明不足。おら、目の前に夕陽を見てしまったよ。

目の前の黒へと、は蛇足かな。
私は先に行った影をを追いかけるように足を踏み出した。
でいい気がするよ。

>>287
黒のほうが動き出すのかよ? と困惑しちゃったな。ファンタジック。
そのせいで275と同じシーンだと思えない。イメージが一貫していない感じ。

黒のほうに動いているのは私のほうなんだろうけど、そう読めないな。
迫ってきたと書いちゃったのがまずいんだと思うね。向こうの動作に
してしまった。

トンネルの不敵な笑み は、変だな。

275もだけど、所々にうまい表現があってよかった。
306名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:29:24
>>295-296
読みにくく内容が理解し難い文章。
読者に何かを伝えるというよりも、自己満足で終わってるんじゃないかな。
一文ごとに、どういう情報を盛り込むのかを考えながら書いたほうがいい。
307名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:35:26
>>295-296
こういう文体、嫌いじゃないです。かなり好きかも。
金井美恵子ふうで、性的な妄想に移るあたりは、『プラトン的恋愛』や『くずれる水』を
連想した。
文章自体は完成の域にちかづいているので、あとは内容がどうかということでしょう。
文体ばかりに目が行って(作者も)内容は二の次になりがちなので、そのへんはご注
意を。
308名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:40:42
好き嫌いというより、いまの流行でしょ。
もうそろそろ飽きてきたけど。
309名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:41:05
>>301-302
純文学ってのはなんでもアリなので、評価が難しいんだけどエンタメ的な
技術と言う視点で評価すると、
自分のことをモノローグで語るというのはありえるが、視点主が誰なのか
わからない状態で、他人(彼)のことを回想形式のモノローグで語るというのは
一番よくない方法。この時点で物語に入っていけなくなる。

それと描写が欠けてるね。
彼との出会いを回想で処理しているせいだと思うが、彼の外見の描写が
弱いし、行動のつながりも悪い。
これが冒頭ならど一次通過は難しいと思う。
310くざぎ:2008/02/15(金) 22:49:38
>>275>>287の者です。
批評ありがとうございます。何せ読書感想文以外で文を書くのは初めてなもので、目をおおいたくなった方はごめんなさい。
皆さんのご意見、アドバイス、とても参考になりました。指摘された点に気を付けてまた書いてうpしようと思います。その時にはまた批評よろしくお願いします。
311名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:49:48
>>301-302
「僕」が「彼」からパンティを貰ったのは、「僕」にとってはなんの必然性もない
突然の出来事だったわけだよね。
こういう突発事から小説をはじめると、小説全体がご都合主義の代物に見えて、
ひいては作者の力量も疑われるので、損だとおもうよ。
「彼」が「僕」に近づいてきた(「僕」を選んだ)理由が納得できるように描かれて
いればだいぶ印象もちがうのだろうけれど。
ハルキふうの文体(および構造)もプラスにはならないやね。
312名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 22:52:07
>>291-292
まず、小説というのは読み手を想定して書くもので、読み手が理解できないような
表現とか言葉(あるいは漢字)はなるべく使わないほうがいい。
全体的に暗号調で何が書いてあるのかわからない。

読者に伝えるという意味を考えながら、なるべく「暗号」は使わないようにすること。
使う場合にはそれとなく解説が必要。
313内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/15(金) 22:54:30
>>301-302
 さすが、冒頭の書き方がどうこうと言われるレベルではない方ですね。
私のほうが未熟者ですので、あえて批評の批評をしてもらうつもりで胸をお借り
します。私の批評を見ていただけないでしょうか。

 この小説のテーマである「彼」の生き方は、昨今流行りのもののようですね。
手っ取り早い仕事で一年稼ぎ、資金ができたら海外で静かに暮らす。
先日のニュースでは「外ごもり」と名付けられていました。
 強いて言えば、労働と遊びを一年ごとに12回繰り返している人の年齢が35歳なのは
計算が合わないです。作家さんの一生を決める文芸の賞で落とされるとすればそのよ
うなケアレスミスも問題になるのでしょうけれど、私は気になりませんでした。

 気になったのはつぎの内容です。パンティーを配る件、この彼には知らない人とすぐ
にうち解けられる社交性や大胆さがほの見えるのですが、外ごもりの人たちの性質とし
て社交性や大胆さは、真っ先に述べるべきものなのでしょうか。
 もう少し新しい切り口、「これが外ごもりの人たちなんだ!」と思えるエピソードを期待
してしまうのですが、それは私の偏見でしょうか。

 また、視点主である「僕」は現代的な作品によくある
「長く付き合っていた彼女と別れたばかり」なのを悩める人、ほんとうに文学作品によく
出てくるタイプの人物なのですが、
 現代の青年として私には贅沢な悩みのように思えます。「現在の」風俗を背景にした
若者を書くとき、この人物像の選択は構わないのでしょうか。

 つまらない疑問かもしれないですが、どうか教えてください。
314名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 23:02:25
>>313
言い換えると、人物像が類型的ということか。
なるほど。同意。
315名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 23:02:31
>>293
携帯小説は「文芸ではない」ので、ここでの評価は難しいと思う。

というのは、携帯小説は、携帯電話の小さな画面で見ることが前提なので
印刷される前提での小説とは技法が異なるから。
(一般文芸ように描写を入れながら書くと、読みにくくなるし、どんなシーン
だったのか前後のつながりが分かり難くなる)

携帯小説の技法というのはまだ体系化されていないので、
好きなように書くがよろし。
316名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 23:05:37
なんだよ、その携帯小説への固定観念は。
こいつ、何も知らねーくせに偉そうなことをいうタイプだな。
317名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 23:10:15
だから釣りを相手にするなや。
318>>301-302 :2008/02/15(金) 23:42:46
レスくれた方々ありがとうございます。
客観的に省みるってなかなかできないんで、他意なく本当に参考になりました。
今回はじめて小説ってものを書いたんですが・・・・・・ 先はながいっすね〜

>>313
 多分、僕は純文系公募の一次も通らないやつの典型だと(勝手にですが)思うんですよね。
その原因は色々あると思うけど――文学ならではの双方的疎通性みたいなものが皆無で、
自慰的自意識が一方的に過ぎるんだろうなあ、と。 仰る登場人物に関しも同様で、
書く価値が仮にあったとしても、僕はぼんやりとそれを眺めているだけなんですよね。
ひっきょうパースペクティブな物の見方ができていないんだと思います。
 そして生意気にも、現代に希求する力のある人物像を造詣するうえで、
ひとつのスタイルを踏襲することにより、新たに見出される価値があるっつーかなんつーかって感じで、
まあ漠然と書いたわけでして、ごめんなさいって感じです・・・・・
出直しますわ。
319内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/16(土) 00:18:15
>>318
>> 文学ならではの双方的疎通性みたいなものが皆無で、自慰的自意識
が一方的に過ぎるんだろうなあ、と

 いや、そんなことないです、私の気持ちはすでに、パンティーとそれを運ぶ彼の
人となりをあれこれ想像してしまっています。
 彼のことをもっと知りたくてたまらないです。
 やっぱり私の読み違いだったのかな、彼は強引で空気が読めない性格なのかも
しれない、この先どうなるんだろうとかとか。

 ぜひいつか貴方の作品を読ませてください。
320名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 01:27:56
ここ、それなりの文にはちゃんとした批評も付くんだな。ちょっと誤解してたかも。
いや、俺が気に入った文がボッコボコに「それ酷評じゃなくただ貶してるだけだろ」ってくらいに
叩かれてたもんだから、なんでもかんでもボロクソにするのかと思ってた。

キチガイばっかじゃないんだな。なんか嬉しいよ。
321名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 01:47:26
ここの人たちは結構あたたかいよ。

定期的に荒らしが棲みつくけど、それは無視すればいいわけで。
322名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 02:05:23
>>302
ささいな事だが、下着なら「ティーバック」
323名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 03:53:49
>>318
文章そのものは極端におかしい部分はないので、このスレでよく指摘されるように

冒頭をモノローグで始めない。
冒頭にカットバック(回想)は挿入しない。
神視点ではなく、人物の視点でリアルタイムを描く。
その場所の描写を必ず入れる。
人物が登場したら、どのような人物なのか人相風体を描写する。
感情の動きを描写する。
誰でも理解できる平易な言葉を使う。
倒置、体言止を多用しない。
(上手い文章、カッコイイ文章を書こうとしないこと)

以上を守ればそこそこのものは書けると思う。
324名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 04:01:09
初心者がやりがちなのが、冒頭モノローグと回想。
理由は書きやすいから。
応募原稿でもそんなのが山ほどくる。
ここに投稿されるものも、冒頭から回想に入る作品が8割くらいになるんじゃないかな。

まず安易な書き出しをやめて
>>323の指摘をきちんとこなせれば、一次通過の確率はかなりあがる。
325名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 10:18:56
>>301-302についていえば、回想には当たらないだろう。
小説上の「現在」から過去に転移するのが回想であって、この作品の場合は「彼と出会ったその日」が
小説上の「現在」なのだから、回想とは異なる。
冒頭のモノローグ部分は小説を書いている現在であって、小説上の「現在」ではない。

これを回想といったら、小説や物語は過去に起こった出来事を記すものなのだから、ほとんどすべてが
回想だとなってしまう。
326名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 10:23:37
>>277
そー憤んなって。である。
327名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 10:25:57
うむ。もうお前らの下半身事情などどうでもええ。ガンとハゲろ。プロピアに
汲々とせよ。

である。
328名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 11:31:46
チョコふたつもらったぞ。くったぞ。次からはことわる。
329名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 11:36:27
>>312
「まず、小説というのは読み手を想定して書くもので、、、」
これには与しない。
ただご指導は参考にします。どうも。
330名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 11:39:44
いな、次はことわる。
331名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 14:03:52
お願いします。


 暗闇に目が慣れると、コートを着た黒人が立ちはだかっているのがわかった。
俺は、六本木の夜道を歩いていて、胸倉を不意に強い力で引っ張られ、いきなりビルの谷間のコンクリートに投げ捨てられたのだ。

 男は、倒れた俺の顔を革靴で踏みつけると、何度も同じ言葉を繰り返していた。
「……リメンバー……カンザシ……」
何か答えを引き出そうとする尻上がりの語調だったが、興奮気味に言い放つ言葉からは、わかりやすい単語しか聞き取れなかった。

 突然、バン!バン!バン!と激しい銃撃音が鳴り響くと、何人かの男たちが、短い中国語を話しながら、すぐさま走り去っていった。
銃撃を受けた黒人は俺の身体へ打ち倒れ、その血をドクドクと吐き出していた。

 突き刺す鼓膜の痺れ、立ち込める硝煙のきな臭さ、服が血に濡れていく肌触り。
俺は、ようやく黒人の死体から後ずさりするように離れ、我を取り戻せるように、あらん限りの声を出して叫んだ。
「カンザスシティなんかじゃねえ!!コイツはカンザシって言ったんだ!」

332名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 15:04:47
>>331
これじゃ単なるプロットだよ。
小説になってない。
描写というものを勉強してください。
333名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 15:08:42
ハードボイルドはあんなかんじだよ。
334名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 15:38:00
335名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 16:19:55
>>331
黒人が中国語を話したのかと思った。
複数の人物が出てくるのに、全員が男とだけ表現されては区別がつかない。
黒人、中国人でもいいし、体の大きさ、着ているものでもいいから、誰なのか
分かるようにしよう。

カンザスシティからカンザシというのは、何かのオチ?
ググっても分からなかったので、野暮ですが、誰か解説をください。
336名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 17:28:51
いやです。
337名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 17:46:32
冷たいやつが居るものである。これだから今のひのもとはいきぬくい。

「野性の証明」を読みなさい。
338名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 20:30:55
「かっわいっいとっげにっわ ばっらがっある!」
「はいっうとうしー」
339名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 22:51:53
冒頭です。酷評お願いします。

繁華街に出ると、若者の群れが騒々しく騒いでいる。
山田はもの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして先に進んだ。
「こいつら暇なのかよ」吐き捨てるように言う。
「こいつらは俺たちを捜しているんだ。油断するな」祐介は返答する。
そう遠くなく、近いようだ――背後でそんな会話が聞こえた。
「大丈夫さ。十四年間の間逃げおおせたんだぜ」山田は余裕の笑みを浮かべる。
二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。
うっすらと人影がかすかに現れた。買い物客のようだ。九人の足跡がピタリと止まった
「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」そのうちの一人がこちらを見て言った。
「逃げるぞ、祐介」山田はいかにも挙動不審な行動できびすを返す。
そしてランニング状態で足を止めた。そこには永遠と続く赤いじゅうたんがあった。
340名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 22:55:43
文章に違和感があるところがあったが、感性がすばらしい。
その感性を大事にして書いていけば、きみのスタイルができあがり、
かならずヒット作が書けるようになるだろう。
とにかく書きまくれ。いまはちいさなことは気にせず、どんどん書きまくれ。
341名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 22:56:53
>>339
たったこれだけの文量なのにも関わらず、インパクトが凄まじい。
差し出がましいようですが、自費出版をしてみたらどうですか?
342名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 23:18:13
>>339
映画化、おめでとう!!
343名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 23:20:35
こんなのでも、変に凝るよりは読みやすいものだね
344名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 00:17:22
早速書いてみました。今回も短編の冒頭で、内気な男の子が殺人衝動にかられるきっかけになる場面です。批評お願いします。

昼の明るい陽射しが射し込む図書室の、一番扉から離れた席で、僕は本を読んでいました。
広い書庫の中、僕の周りには誰も居らず、そもそもこの部屋自体に人が居ないようでした。
時間を気にせず読書出来るように、と言う司書さんの意向で時計を置いてない図書室は、当
たり前のように時間が分からない為授業の間の休み時間には不便、と言う事で、日中の利用
者が少なく、保健室登校の僕としてはかっこうのさぼり場所だったのです。
その日も僕
はいつもと同じ端の席で本を読んでいました。ある精神科医が解説した快楽殺人犯の心理に
ついての本です。
僕はそれを読んでいるうちに、ふと、殺人をした時に感じる快楽
とはどんなものなのか、実際に体験してみたいと思ったのです。


345名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 01:16:43
>>344
>昼の明るい陽射しが射し込む図書室の、一番扉から離れた席で、僕は本を読んでいました。
>その日も僕はいつもと同じ端の席で本を読んでいました。
描写が重複している。あえて繰り返すほどの内容でもない。
後段を、
>その日も僕はいつもと同じ端の席で本を読んでいました。ある精神科医が解説した
>快楽殺人犯の心理についての本です。
             ↓
 その日僕が読んでいたのは、ある精神科医が解説した快楽殺人犯の心理に
 ついての本でした。
と、変えたほうがよい。

舞台は中学校なのかね? 小学校でもありうるし高校でもありえそうだから明示すべき。

時計の件も疑問で、腕時計とか携帯とかは持たないものなの?

>広い書庫の中、僕の周りには誰も居らず、
ここも疑問で「書庫」というのは、机とかもない、棚だけの部分を指すようにおもうのだが、
ちがうかね。

漢字はもう少しひらこう。「居らず」「居ない」などはひらがなに。

>早速書いてみました。今回も短編の冒頭で、
念のために聞くけど、「書きあげた短編の冒頭」なんだよね?
346名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 02:30:24
冒頭だろ? いわゆる掴みってもんが大事だ。
>昼の明るい陽射しが射し込む図書室〜
こんな書き出しじゃ話にならないw 並べかえてあげたよ。まさに並べかえただけで
他はいっさい手を付けてないから少々違和感がある文章だと思うが、これでピンときて欲しい。

             ↓

僕はそれを読んでいるうちに、ふと、殺人をした時に感じる快楽
とはどんなものなのか、実際に体験してみたいと思ったのです。
 昼の明るい陽射しが射し込む図書室の、一番扉から離れた席で、僕は本を読んでいました。
広い書庫の中、僕の周りには誰も居らず、そもそもこの部屋自体に人が居ないようでした。
時間を気にせず読書出来るように、と言う司書さんの意向で時計を置いてない図書室は、当
たり前のように時間が分からない為授業の間の休み時間には不便、と言う事で、日中の利用
者が少なく、保健室登校の僕としてはかっこうのさぼり場所だったのです。
 その日も僕 はいつもと同じ端の席で本を読んでいました。ある精神科医が解説した
快楽殺人犯の心理に ついての本です。
347内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 03:05:03
>>346には、このスレにおけるいわゆる「リライト」の悪い点が凝縮されて
出ていると思うんだが(書きこみ時の態度を含めて)、
どうすればそのことを分かってもらえるかなぁ。

 小説は君が遊ぶためのジグソーパズルじゃないんだよ。
3481/2:2008/02/17(日) 03:07:09
不気味さ重視。内容無し。雰囲気あるかどうかお願いします。


 照明を落とした真っ暗闇のリビングは、突き刺さり身体の中まで染み込むかのような沈黙に支配されていた。無音。完全な遮音世界。聞こえない耳が知覚する耳鳴りだけが、脳に直接響いている。
 ただ、そんな耳鳴りに混じって、時折うねりが聞こえてくる。部屋の全てを覆う闇がうねるのだ。確かにリビングには動いているものなど何もない。
だが闇はまるでそれ自体が意思を持ち、生きているかのようにうねり、動き、気流を生んでいる。彼等は所々で固まり密度を高めては、また散らばっていた。
 そんな暗闇の中に四つの眼が浮かんでいる。ガラスのように透き通った蒼い二つの瞳と、それに向かい合う焦点の合わない虚ろな両目。
瞳の持ち主二人は、ただ一つリビングの中央に置かれたテーブルに座っている。二人は互いを認知してから、一度も言葉を発していなかった。
「ねえ、いつまであなたはそこにいるのかしら」
 唐突に蒼い瞳が尋ねた。
「別に私は構わないのよ。だけれど、あなたにとってここは良くないでしょう」
 あどけない、舌足らずな口調なのに、どこか月日を重ねた深みを有した声だった。じんわりと人を諭すことの出来る、深く重い声だ。それを、蒼い瞳を持つフランス人形が口にした。もちろん、その紅く膨れ上がった唇は動いてはいない。動くはずがない。
「……良いんです。私は今、かつてない悦びを噛み締めているのですから」
 虚ろな両目が答えた。
3492/2:2008/02/17(日) 03:08:31
(続き)

「あなたに出会うこと、ここに来ることは私の願望だったのですから。何よりも深い漆黒の暗闇に覆われたこの部屋。その主であるあなた。なんと素晴らしいことでしょう。ただこうして存在しているだけで、私という自我が喰われてしまいそうです」
 そう虚ろな両目を持った男は答えた。答えてからしばらく、部屋にはまた沈黙が訪れた。
 その沈黙の間、虚ろな両目を持った男は、変わらぬ姿勢で椅子に座り続けた。椅子に深く腰をかけ、少々前屈みに成りながら人形の方を見つめていた。
もうずっとその姿で生きてきたかのように、生きてきたために他の姿勢を忘れてしまったかのように、男は動かなかった。
 が、不意にその肩が震え始める。始めはしゃっくりのように大きく突発的に。次第にそれは小さく断続的になっていく。遂に男は視線を人形の方から外し、暗い暗いテーブルの下を見つめるようになってしまった。
「どうかしたのかしら」
 人形が尋ねる。男は顔を上げない。上げないまま肩を震わせている。
「ああ、やっぱり良くないわ。さあ帰りなさい。席を立ち、扉を開きなさい。そうすれば帰ることが出来ます。このままではあなたは闇に喰われてしまう」
 そう、人形は告げた。優しく、無機質に。男から奇妙な音が聞え始めたのはその直後からだった。
 ヒッ、ヒッ、と空気を吸う音がし始めた。男の口からだ。唇はいびつに歪み、その端からは涎が垂れている。どこを見ているのか、左右の眼球が勝手に動き回る瞳は完全に見開かれて、閉じることを忘れてしまったようだった。
 男は、確実に自我を失いつつあった。



(終わり)
350名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 03:12:57
>>347
いやむしろ、センテンスを並べ替えただけで文章が生き返ることを
具体的に例示した良いアドヴァイスになっていると思うぞ。
具体的な改悪点を指摘せずに難癖をつけている君のほうが態度が悪いぞ。
351名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 03:52:58
内容主義者 ◆aBV29DJ2H2
こいつが慇懃無礼なのは、今ににはじまったことじゃないよ。
要は自意識がかなーり肥大気味なんだわ(さほどの害もないけどねw)
352名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 03:56:09
自演くせぇ流れだ
353名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 04:10:29
>>348-349
基本ができてない。
まず視点主誰なのかを明確にしないと。
人物視点っぽく始まって、実は神視点ですってのは最悪。
描写が足りてないから不気味さも感じられないし雰囲気もない。

端的に言うと、筆力が足りてない。
当たり前のことを、きちんと書けるようになることが大切。
354名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 04:16:57
>>331
冒頭から時間軸がゆがんでいて状況が分かりにくいね。

>俺は、六本木の夜道を歩いていて、胸倉を不意に強い力で引っ張られ、いきなり
>ビルの谷間のコンクリートに投げ捨てられたのだ。
ここをカットバックで説明するんじゃなくて、ここから始めたほうが面白いはず。
このシーンから書き始める筆力がないのなら、要修行。
355名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 04:19:18
>>348
細かい点はとりあえず抜きにして、とにかく雰囲気のない文章だ。
硬くて説明的な印象。なぜそうなるかわかるかい?
それはこの文章が「語り物」だからさ。
サスペンスは登場人物を介さずには得られないのだ。
356名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 04:25:39
>>339
信じられないくらい下手。
プロもピンキリなので、商業出版されているからといって文章の手本にはならない。
という見本だな。

>>344
作文っぽいね。
視点を意識して書かないとこうなっちゃう。
一人称で「僕」の視点で書いているなら、冒頭のシーンは席の位置の説明ではなく、
僕が何をしているのか。僕には何が見えるのか。
そういう部分になるんじゃないかな。

僕は本を読んでいた。それは快楽殺人の心理を解説したものだった。
何かのきっかけでちょっと顔をあげて、図書室の様子を描写して、また本に戻って、
内容を解説しながら、僕の心理描写を入れて、少しずつ人を殺してみたくなった。
という感じになるはず。
357名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 04:54:21
>>344ってドグマグふゃふぁふぁっふぁふぁ。めぃがすさんしまいでねくて。
358名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 05:10:53
馬鹿な半ば
359名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 05:17:46
>>356
逆にドヘタでもそこそこ面白い小説が書けることの見本でもあるな。
シチュの豪快さと独特なノリはなかなかのもんだ。
リアル鬼ごっこのことね。
360名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 05:22:57
あいつヘタウマのつもりなんじゃねの。
361名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 06:26:52
いや、再版の際に徹底的に校正してたようだから、それはないとおもう。
362名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 08:04:32
冒頭だけですが お願します

 予備校をさぼってみた。
 普段みんなが何気なくやっている事かもしれない。でも、世間に優等生で通っている私にとっては死ぬまでにやってみたい事の一つだった。
 通学路の横道にあるボロアパート、その裏にある古臭い公園。小さい頃、よく遊んだ思い出のある場所だ。きーこ、きーことひとりでに揺れ
ているブランコに腰を降ろす。無意識に出してしまった単語カードを慌ててしまった。
 正面には子供達がお砂場を占領し、うるさくわめいていた。それを見守りながら耳障りな声で世間話をしている奥様方。短い命を振り絞って
鳴いているツクツクボウシ。
 まだ日は落ちきっていないのに、蹴ったら壊れそうなアパートが夕暮れを隠してしまい、ここだけ切り取られたみたいに薄暗かった。見上げ
ると何にもなくて吐き気すら感じる茜色で、それほど遠くないところで飛行機が飛んでいる。大気のうねりが耳まで届く。相変らず地球は回っ
ているようだ。
 ほんと、何をしているんだろう。私。
 頭をかかえて目を閉じた。今頃、敵でも味方でもある受験生達は駅前有名進学塾のお尻が痛くなる長椅子に座り、必死にノートを取っている
のだろう。焦りなんてものは感じない。私は頭が良いわけじゃないが、計画性と行動力の高さで英語に関しては県下1位の成績を持っている。
『英語は努力さえすれば伸びる教科』中学の英語教師の言だ。私は人より劣っている事が恥ずかしくて、努力だけは人の何倍も頑張った。頑張
ったが、成績は伸びなかった。悔しくてたまらなかった。特に帰国子女の連中は、―――私の偏見かもしれないが―――大した苦労もなく高度
な発音とリスニング力を携えて帰ってくる。私の家には海外に行くほどの余裕が無かった。
 記憶力が良いわけでもない。だから日常的に使う事で覚えていかないとすぐ忘れてしまうのだ。だけど。
 今は、全て忘れてしまいたかった。
363内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 08:05:05
>>350

>>346自身が述べている「少々違和感」こそが問題。
 原文を並べかえるだけという操作に、効果はない。

> 僕はそれを読んでいるうちに、ふと、殺人をした時に感じる快楽
> とはどんなものなのか、実際に体験してみたいと思ったのです。
>  昼の明るい陽射しが射し込む図書室の、一番扉から離れた席で、
> 僕は本を読んでいました。

 >>346は代名詞「それを」を倒置的に使って効果を出したつもりなんだろうけど、
並べかえ後だと「それを」は二番目の文の「本を」を指すわけだ。リズム的に、対
応を目で探すのがちょっと苦しい。
 また「読んでいる」が一番目、二番目の文と連続で二回出てきてしまう弊害を
どうするんだろうか?

 そもそも並べかえをした場合、原文のニュアンスや文の長短のリズムがダメに
なるから、原文を尊重するという効果は出ない。かといって並べかえ後の文章が
そのまま作品として通用するわけでもない。
 強いて言えば
「文の並べかえという特殊な操作で効果を出すなんて、俺はなんて技巧に優れ
た作家なんでしょう」という>>346自身の自慢ぶった態度が見えてくるだけだね。
364内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 08:06:00
 冒頭に惹句を置いたほうがいいという指摘をしたいのは分かる。その例が必要なら、
ちゃんと自分の頭で「自分の作品ならこう書く」という短文を作るか、他の作品から惹
句が優れた書き出しを引用してみせるべきだ。それが>>132でも述べた労力ってこと。

 実際作者自身が文章を書き直すときには、原文をいじっているとどうしても既に書
いた単語に意識が引っぱられる。「捨てるともったいない」という意識が働いて、部分
部分をつぎはぎしてしまう。結果、説明していないことを書いたつもりになったり文章
のリズムがおかしくなったりする。
 書き直すときは原文を見ないで、一から書き直したほうがいいくらいなのだ。

>>346自身のためにも良くない。自分の文章を直すとき、手を抜く癖がついていないか?
365名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 08:12:54
>>360
ますます。
366名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 08:19:52
>>345
ひらこうとかこのドスケベ奴。
367名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 11:34:20
>>364
>自分の頭で「自分の作品ならこう書く」という短文を作るか、

とりあえず、これは絶対やめたほうが良いね。かえって失礼。
ヒントを与えればこのスレ的には十分だよ。あとは作者の仕事さ。
346は違和感のある文章と断ったうえでヒントを与えてるつもりなんだから、
その違和感をことさら長文で指摘してみても仕方がなかろう。
あなたはいつもどこかが微妙にずれている。
368内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 11:41:39
>>367
 違和感のある文章と断ったうえでヒントを与えてるつもりだぁ?
劣化したもん見せて、なにがヒントか。
 その「教える立場なら手を抜いてOK」と言う心違いが絶対に許せない。
369内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 11:42:50
>>368
心違い>心得違い
370名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 11:50:01
希望者そっちのけで、評者同士いがみ合うのが、いつ見ても笑える。
371名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 11:58:55
>あなたはいつもどこかが微妙にずれている。

残飯はいつもツラが激しくずれているwww
372名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:02:09
ツラ?点々が太臨。、。
373名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:03:39
>>370
オゥ。俺はてめえが笑える。
374名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:14:22
>>346
>僕はそれを読んでいるうちに、ふと、殺人をした時に感じる快楽
>とはどんなものなのか、実際に体験してみたいと思ったのです。

この書き出しはないわ。原文のほうがいい。
ツカミ云々が通用するのはショートショートだけ。
むしろ小説ではすこしたどたどしい感じの運びで読み手の注意力を徐々に喚起
させるくらいがちょうどいい。
375名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:16:27
>>374
笑えない
376名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:20:11
評者は好きなやり方で評すればいいよ。
評し方が気に入らないなどと怒り出すほーが馬鹿w
377名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:27:43
相は如何咲き
378名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:30:05
>>368
うん?俺は良いヒントだと思ったよ??
379名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 12:32:06
「完全なる自己との同化」をおしつける伝統が日本にもあるのさ。

しか哉。
380名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 13:51:40
>>362
意味のない描写が多いと思った。
381331:2008/02/17(日) 14:12:14
>>335
ありがとうございます。
確かに説明が不親切ですね。
コンパクトにまとめたのが裏目でした。
暗闇でよくわからない感じを出したかったのですが、
はしょらず明確に表現して伝えるべきでした。
カンザシは、形状記憶合金でつくられた鍵といった設定です。

>>354
指摘通りですね。そう思います。
カットバックは流れをころして、わかりにくくしてますね。
ありがとうございます。
382211:2008/02/17(日) 17:22:29
>>213
遅くなりましたが、ありがとうございます。
いつもだいたいこんな感じで書き散らしていますので、視点の統一を目指して頑張ります。
383名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 17:31:14
>>362
これといって大きな破綻は見られないけど、退屈としか思えない文章だね。
凡庸な描写とひとりごとみたいなモノローグ。
先を読んでみたいという気がまったく起こらない。
仮に書きたいのが純文学だとしても、もう少し工夫すべき。
384名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 17:36:32
酷評お願いします。
週末品評会に初投稿した作品で、海流瓶というタイトルです。
お題は慈悲となっております。

http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203173749/
171-174の作品となってます。
385名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 18:13:51
>>384
読んだ。
アレって冒頭だけ?
それともひょっとしてアレで完結?

だとしたら、何が言いたいのかさっぱり分からない駄文。
冒頭のみだとしても、惹きつけられるものを全く感じなかった。
386名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 18:39:58
>>385
読んでいただいたのと、酷評いただきありがとうございます。
自分の狙いが表現できてないことと、惹きつけられる文章でないこということなのですね。
一度べったりとしたぐらいの表現ができるか挑戦してみます。
他に酷評もありましたらお願いします。
387名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 18:43:52
115みたいな比喩があったほうが面白いよね。
純文学が混ざってくるし、凄く良いよね。
115の比喩はもっと高レベルを求める必要があるのは確かだけど、
ハルヒの作者の比喩と比べてレベルは変わらない。
ハルヒはライノベだしね。比喩は下手だよ。
388名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 18:51:16
>>387
私へのレスだと勘違いしてたらすいません。
確かに比喩少ないですね……。
その辺りが自分に足りない第一歩の部分だと気づかされました。感謝。
淡々とした文章を書きたかったのですが、比喩もないし表現も悪いで確かに駄文といわれてもしょうがないですね。
389384:2008/02/17(日) 18:52:17
>>386
>>388
が私です、すいません。
390名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 19:11:36
115みたいな比喩はここではあまり見ないから。
たしかに面白い。
391名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 19:15:18
面白いとレベルの高い低いは別。
392名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 19:59:18
批評の批評は別館で。
はっきり言って邪魔なだけ。
393名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 20:20:04
禿同。
自意識過剰の馬鹿が他人の批評に口をはさんで荒れるパターンにはうんざりだ。
394名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 20:37:48
いやあ。これでもまだ自意識過小らしいぜ。
395名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 20:38:48
お前らこそ自信満々じゃねーか。さ、ぼこすかうおおずといこうじゃねえか。
396名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 20:43:15
そんなことより、384をもっとフルボッコにしてください。
397名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 20:49:26
俺は戦いを(略)するために(略)していた。俺の頭脳は(略)でしかも性格が(略)なためたった(略)で
それをしなければならな(略)。

ビギナーズラックは強烈に効いた。ところが、そのために策定ばっちりされてしまったのである。様々な
精神的追い込み、圧迫、強固な運命確懺。打つ手が次々とせばめられてゆく。未だ(略)。

俺はう゛。なあろおどに従い宅配の仕事についていた。恩になった呼び込みの小父さんに礼を続けていた。
ある日、(略)が起こったのだろうか、心の越えが『バカになるぞ、いいのか』と瞬刹那ささやいた。した。

すごいことになった。圧倒的だった。もういちどその小父さんの処へ行っても『俺はこの小父さんが嫌いじゃない』
と迷いながらも思い、した。

俺はしんちょうにしんちょうになり乍ら自転車をこぎ、どういうことなのか頭を巡らす、と
『バカは予測不可能』

俺は通りでブッと噴き出し反動でよろめいた自転車をすんでのところでこらえて出前を続けた。
398名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 21:27:57
・激しく・策動・平凡・サイアク・ふたり・くないこともない・ボクドウテイ・天罰
399名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 21:28:40
>>396
すぐにレス返すからいやだ。
400名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 21:28:45
てめえ。ほんっきで俺を怒らせたな。よく わかったのである。
401名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 21:29:13
アレッ
402名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 22:16:00
>>362
主人公の属性がわからないので、隔靴掻痒の感あり。
浪人中の予備校生? 現役で予備校にも通っている?
大学受験のように思うが、「単語カード」なんていわれると高校受験かともおもう。

>大気のうねりが耳まで届く。
は、いいとしても、
>相変らず地球は回っているようだ。
は、唐突にすぎる。「飛行機」「大気のうねり」からは導きだされまい。

「私は成績がいい」「私は努力家だ」「でも家のせいで海外に“さえ”行けなかった」
こういう思考をする歪んだ性格は、現実社会では鼻つまみの嫌われ者ですが、主
人公としては魅力的です。そういう意味で設定はうまいと感心した。
あとはこのクソ女をぎゃふんといわせる対立者をうまく出せれば、深みのある小説
になりそう。
クソ女が自己を主張するだけなら、もちろん愚作でおわるけど。
403名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 22:17:59
>>384
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203173749/171-174

描写がなくて、説明ばかりなんだよね。
しかも内容がない。
昔のバイト先の女の子とたまたま遭遇した程度のことを、過剰に表現しすぎ。
ちょっと自意識過剰なんじゃないかな。
なんか義理チョコを貰って結婚を考えるような、気持ち悪さを感じました。
404名無し物書き@推敲中?:2008/02/17(日) 22:34:42
>>362
全体的に言い訳くさくて、説明くさい。

例えば冒頭なんだけど
>予備校をさぼってみた。
>普段みんなが何気なくやっている事かもしれない。でも、世間に優等生で通っている
>私にとっては死ぬまでにやってみたい事の一つだった。
これは、あきらかに読者に対する「説明」だよね?
一人称の心理描写の文章としては不適切じゃないかな。

>通学路の横道にあるボロアパート、その裏にある古臭い公園。
>小さい頃、よく遊んだ思い出のある場所だ。きーこ、きーことひとりでに揺れているブランコに腰を降ろす。
>無意識に出してしまった単語カードを慌ててしまった。
>正面には子供達がお砂場を占領し、うるさくわめいていた。それを見守りながら耳障りな声で
>世間話をしている奥様方。
一人称なんだからリアルタイムにここから始めたほうがいいと思うが、文章が雑。
アパートの横を通って、意識的なのか無意識なのかわからないが、公園に足を向けたんだよね?
そういう心の動きを順番を追って丁寧に書くよう心がけないと上達しない。
体言止めを安易に使わない。
描写の順番も、公園の全景が先に見えるはず。
公園の全体像、子供や主婦がいて、脇を通ってブランコとなるんじゃないかな。

一人称の場合は、視点主の目に写る物を順番を追って丁寧に書くようにしたほうがいい。
405内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/17(日) 23:03:14
 あれかなぁ、このスレを荒らさないためには、各批評者の得意分野を生かして
補完・サポートする形に持っていけばいいのかなぁ。欠点のあら探しをしてしまってすまん。

>>362 ああ、そうか、「予備校」と「駅前有名進学塾」の両方が出てきちゃっているから主人
公の年齢が不詳と思われてしまうのか。
 それはとにかく、受験に疲れた少女の気持ちを出そうと頑張られていますね。

> 無意識に出してしまった単語カードを慌ててしまった
> 特に帰国子女の連中は、―――私の偏見かもしれないが―――大した苦労もなく高度
> な発音とリスニング力を携えて帰ってくる。私の家には海外に行くほどの余裕が無かった
> ここだけ切り取られたみたいに薄暗かった。見上げると何にもなくて吐き気すら感じる茜色で

 このへんに主人公独自の視点が見られていて良いです。
「単語カードを慌ててしまった」>「単語カードに慌ててしまった」  ですけれど。

 その調子で受験生にしか見えない、受験生の気持ちの描写をやってみましょう。
> 子供達がお砂場を占領し、うるさくわめいていた > 耳障りな声で世間話をしている奥様方
> きーこ、きーことひとりでに揺れているブランコ

 ちょっと月並みな表現ですね。現実の公園はなかなかこうはいきません。とくに
> 短い命を振り絞って鳴いているツクツクボウシ

 これはやめましょう。演歌みたい。描写の羅列は、危険信号です。あとは、
> その裏にある古臭い公園。小さい頃、よく遊んだ思い出のある場所だ

 どのように古臭くてどのように遊んだかを具体的に書くとか、
> 人より劣っている事が恥ずかしくて、努力だけは人の何倍も頑張った

 どんな努力をしたかをエピソード化するとかかな。全部は描写できないから、重要度に
合わせて取捨選択してみてください。
406名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 12:39:33
よろしくお願いします。

 おれはアパートの壁に軟体動物よろしく力なくよりかかっていた。
どんよりとした部屋の中を天井の電球が淡く光を注いでいる。
開いた窓からカーテンが揺らめいている。時計はチッチッチと
ささやかな音をたてながら18時をさしている。テレビのブラウン管からは
新人お天気お姉さんがはにかんでお仕事をこなしている。
手元には友人から貰った安い熟女モノのエロ雑誌が転がっている。
その隣には丸められたティッシュペーパーが散乱している。
そしておれの子供になれなかった精子達が異臭を放っていたのだった……。
精子は何時だってそうだ。子供になれなかった悲しみを、異臭を
放つことによって小さな満足を得ているのだ。つまりご主人様への反逆だね。

 ……あーあ。おれ疲れたわ。と、足の裏を掻きながら呟いた。

 窓から外を見る。ひんやりとした空気がおれの顔を撫でる。
向い側のパチンコ店は年中無休で賑わっている。――ここにいる限り、
気分が過度に落ち込むということがないのだ。娯楽施設の中から
発せられる騒がしい音と光のおかげだね。
407406:2008/02/18(月) 12:39:58
 おれは携帯電話を手にとった。彼女のアドレスを選択する。
電話マークのボタンを押して、端末を耳にあてた。プルルと音が鳴っている。
聞きたかったのだ彼女の声を。どうか、聖母さまのようなその柔和な温もりの雫を、
乾いたおれの魂に垂らしてくれ! ――しかし彼女は出なかった。
……ぼくは泣いた。泣き崩れた。頭を振った。引っ張った。掻きむしった。
ボンバーになった。ボンバーマン。そして、トランクスを脱ぎ、しこった。
――たっぷり出た。ティッシュを丸めた。それを窓の外からパチンコ店前の
ゴミ箱にスリーポイントシュートを決めた。はぁ、さぁもう寝よ。「おやすみ」
おれは呟いた。

 その日の晩、天井で金切り声がして、ぼくは眼が覚めたんだ。

 後でわかったんだが、その声の正体は、転生願望を持つぼくの心の
悲鳴だということにしたんだ。しかし現実は厳しいからね、常に。
408名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 14:25:15
>>406
突っこみどころが満載なのだが、
「おれ」から「ぼく」に変移するのはなぜなんだ?
それが途中で「おれ」に戻るし。

>それを窓の外からパチンコ店前のゴミ箱にスリーポイントシュートを決めた。
部屋のなかにいる人間が「窓の外から」とは、これ如何に?

>娯楽施設の中から発せられる騒がしい音と光のおかげだね。
「おかげだ」ならばまだ読めるが「おかげだね」などとなれなれしく語りかけられては
反吐が出る。
>しかし現実は厳しいからね、常に。
これも同様。

ゴキブリみたいな男がマスかいただけの話を不正確な文章で読まされても共感など
はできない。
ひたいに汗して働け、と唾を吐きかけたくなるだけだ。
409名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 14:41:27
>>406-407
描写をするときに「―ている」で済ますことが多すぎる。
もっと文末や、全体の音のリズムに緩急をつけないと退屈だ。

あとは一人称のなかでも特に我の強い「おれ」を使っているが、
こう色々な描写をされると、キョロキョロと眼をせわしなく動かしている印象がある。
力なくよりかかっているときって、一点をじーっと眺めてたりすると思う。
自分の部屋なのに落ち着きないよこの主人公。

説明的で視点などの意識が薄い文章だ。
新人お天気お姉さんを見てなんか思わせるとか、エロ雑誌があるがオナニーする気にはなれないとか。
そんで女に電話したのに出なくってオナニーするってんなら説得力が出る。

>……ぼくは泣いた。泣き崩れた。頭を振った。引っ張った。掻きむしった。
>ボンバーになった。ボンバーマン。そして、トランクスを脱ぎ、しこった。
ここもさらっと書きすぎ。一番盛り上がるところだろうからもっと入念に書いてくれ。
冒頭の描写を幾らか削ってでもこっちに割いたほうがいいのではないだろうか。
410名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 17:13:22
冒頭ですが、お願いします。

「今、暇か?」
 学校から帰ってくるなり、兄は僕の部屋に来てそう言った。僕はカフカの「変身」を読んでいたところだった。
「暇だよ」
と僕が言うなり兄は外へ出てしまった。どこへ行くのか、考えるまでもなく僕は見当がついた。僕は後悔した。
 外は沈みかけた太陽によって朱色に染められていた。
僕が兄の後を追いかけると、やはり兄は亜仙川に向かっていた。
亜仙川とは、僕らの住むところにある流れの穏やかな比較的細い川だ。その川沿いの土手周辺に、いつからか野良猫がたくさん住み着いていた。どいつも人間に簡単になついてくる猫だった。たぶん、誰か近所の住人がエサを与えているのだろう。
「お前も探せよ」
 と言われたが、僕は探すフリをするだけで探さなかった。猫を見つけたところで、僕は石を投げて遠くへと追い払うのだ。
しかし、兄はものの一分で一匹の猫を掴み取っていた。顔から尻尾まで見事な三毛模様をした、まだ小さい子猫だった。
「今日もやってやるぜ。お前もよくみとけよ」
 兄はそう言うとへへへ、と笑った。首根っこを掴まれている猫は、自分にこれから何が起きようとしているのか分からない様子でただ鳴いていた。
辺りには僕と兄以外に人の気配は無かったが、安心はできなかった。
「早く隠れようよ」
 と僕が言って、僕と兄は橋の下へと移動した。橋と言っても、人二人分ほどしか通れない小さな橋だ。
その下は、僕らの絶好な隠れ家となっていた。そこでは土の匂いと、鉄の錆びた匂いが僕の鼻についた。
「お前持ってろ」
 と兄は言って猫を僕に預けると、おもむろにポケットからナイフを取り出した。誰でも扱えるような小ぶりのサバイバルナイフだ。
「……するの?」
 と僕は聞いた。もちろん聞かずとも答えは分かっていた。
けれど、僕はいたたまれない気持ちになってしまっていた。というか、普通ならそうなるだろう。兄は異常としか言いようがなかった。
「当たり前だろう、今更何言ってんだ。さぁ、その猫をこっちに向けろ」
 と兄は言った。僕の鼓動はずいぶん前から早くなっていた。今ではもう吐き気さえする。それでも僕は猫の首根っこを掴み、もう片方の手で背中を支えると、兄へと差し出した。

411名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 18:18:54
>>406-407
既出だけど、視線の動きがせわしない。
一人称の場合、人物の目線の動きを追いながらの描写になる。
その点を考慮しながら、適時心理描写をはさんで描写するようにするといいよ。
412名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 18:29:59
>>410
筆力不足だね。要修行。
書いている人の頭の中には、いろいろと予備情報があるんだろうけど
読む側はそれを知らないから何がなんだかわからない状態。

例えばここ。
>兄は外へ出てしまった。どこへ行くのか、考えるまでもなく僕は見当がついた。僕は後悔した。
主人公がなにを後悔したのかわからない。
その時間に部屋にいたことを後悔したのなら、そういう風に書かないと。

>外は沈みかけた太陽によって朱色に染められていた。
もう少し具体的に。どんな風景なのか。

>辺りには僕と兄以外に人の気配は無かったが、安心はできなかった。
安心の意味がわからない。
どういう状態なら「安心」なのか。
猫殺しが嫌ならどういう状態でも安心ではないと思う。

その他、行動描写も飛びがちなのでもう少し丁寧に書くように心がけたほうがいい。
413名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 18:48:24
>>410
いいよ。筆力はある。

>外は沈みかけた太陽によって朱色に染められていた。

外は朱色に染められていた、って思ったのかい? 僕は。ずいぶんと詩人じゃないか。すこし大げさだね。もうすこし肩の力を抜いたほうがいいよ。

>首根っこを掴まれている猫は、自分にこれから何が起きようとしているのか分からない様子でただ鳴いていた。

ぎゃくにここはふつうすぎる。「ただ鳴いていた」がね、文章として安易なんだ。書く必要もないとも言える。

>「……するの?」
> と僕は聞いた。

ちがうね。「……またやるの?」と僕は言った。
あとの「もちろん聞かずとも答えは分かっていた。」も不要だね。

淡々と描くなら淡々と描いたほうがいいね。
全体の調和さ。大事なのは。
きみは筆力もあって、丁寧な書き手だよ。あとはバランスを考えてごらん。
414名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 20:38:11
>>410
書き慣れていないなあという印象。ただ話の運びは悪くないので、文章の細かな点に留意すれば
すぐに向上しそう。変な癖がついていて、どうやったってよくならない人よりはなんぼかマシ。
以下、細かな点を。

>学校から帰ってくる“なり”、兄は
>と僕が言う“なり”兄は
同じ語法をくりかえすのは避けたい。ここは後段を「と僕が言うと」等に変える。(さらにいえば「僕が」
もいらないので「返事をすると」くらいにしたい)。

>考えるまでもなく僕は見当がついた
「僕には見当がついた」

>顔から尻尾まで見事な三毛模様をした
三毛というのは白、黒、茶の三色の毛をもつ猫のことなので、「三毛模様」はちと違和感あり。

>人二人分ほどしか通れない小さな橋だ。
人一人分といういいかたはあるが、人二人分はない。「二人がやっと通れるほどの」等に。

>鉄の錆びた匂いが僕の鼻についた。
きついにおいがすることを「鼻をつく」というのであって、「鼻につく」では気に入らないというような意味
になる。「僕の」もだめ。「小耳にはさんだ」を「僕の小耳にはさんだ」とはいわないのと一緒。

会話のあとの「と僕は言った」(言われた、聞いた)等はもうすこし省略したほうがよい。

余談ながら、個人的には、猫を虐待する話はきらいなので、そういう小説は読むのをやめます。
415名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 20:43:09
でたらめはだめだよ。

はなにつく【鼻に付く】
(1)いやな臭いがする。「安物の香水が―」
(2)飽きて嫌になる。また、嫌みに感じられる。「自信たっぷりな様子が―」
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店
416内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/18(月) 22:39:50
 面白く書けそうであるに一票。主人公ならではの、この後の反応を読みたい。
>>410
 冒頭、「僕は後悔した」の後悔した内容は、兄に「暇だよ」と答えてしまったことだと読
んで分かる。「安心はできなかった」も、猫殺しをしているところを近所の人に見つかる
危険のことだと分かる。その点は大丈夫、

 一方、行動描写が飛びがちなのはそのとおり。
「お前も探せよ」の前には、二人が土手のどのへんに下りたかを書いたほうが良かった
かも。動作を丁寧に書くタイプの文章の宿命として、キャラがどちらを向いているかが
重要になるので、このへん↓

>僕と兄は橋の下へと移動した。

>「お前持ってろ」
> と兄は言って猫を僕に預けると、おもむろにポケットからナイフを取り出した。

 橋の下へ移動したとき、兄と僕とは同じ方向に歩いているよね? しかし
猫を預けるとき、兄は僕の方を向いている。どこでどのように方向転換したか、
その結果ナイフはどっちを向いたか。キャラの位置取りを自然に書けるようになったら、
あなたは俺なんかじゃ及びもつかないようなアクション名人になれる。

「人二人分ほどしか通れない小さな橋だ」は、
1「人ふたりぶんの幅しかない小さな橋だ」
2「人ふたりが下をくぐるのがやっとの小さな橋だ」
3「人がふたり以上乗ったら落ちそうな小さな橋だ」
のどれだろう? 隠れ家になるとすると、2番っぽいけど。

 「……するの?」と「……またやるの?」じゃ大違いなので、俺なら
>「するの?」
>と僕は訊いた。

って直す。あとは「僕は」「兄は」の数を減らすかなぁ。以上。
417名無し物書き@推敲中?:2008/02/18(月) 22:43:04
(・∂・)
418名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 06:19:39
評価をお願いします。

吾郎の両腕は括れた腰を軋むまで抱き寄せ、怜子の身体を弓なりに仰け反らせた。
唇が唇を追いかけ、幾度かお互いの顎が交差した後、二つの唇は溶け合うように繋がり
暫く蠢いていた。
夕日が射し込んでいた教室は暗がりを増し、やがて満月が窓の外から覗き始めた頃
床の上で肉の合体が小刻みに激しく弾んで、周囲の机を悩ましげに震わせていた。
一瞬、重なり合った肉が強い緊張感に停止した。
そして一気に緊張が解れ、安堵の溜息と共に再び二つの唇が溶け合った。

「先生、俺の子供を産んでくれないか?」

怜子は吾郎の学生服のボタンを眉間に皺寄せながら見つめていた。
何も返事を返す間も無く、女教師は再び精力を蘇らせた生徒の腰使いに
股間の緊張を緩めていった。

4191/2:2008/02/19(火) 12:01:35
酷評よろしくお願いします。

「これが何万もするんだ。ぼったくりだよな」
塀に並んだ大きな花輪の列を眺めながら父が言った。自分の妻の葬儀だというのに、まるで他人事のようだ。
「寒いな」
そう呟いて彼は、指にはさんでいたタバコを投げ捨て、喪服に羽織ったコートのポケットに手を入れた。白い
地面に落ちたタバコはまだゆらゆらと煙を吐いていたが、間もなくふっと赤い火が消え、背景と同化した。昨日
は雪が降ったのだ。
雪はくるぶしのあたりまで積もっていた。見上げると、庭木の枝は白いニット帽子をかぶっているようだった。
瓦屋根に積もった雪は、規則正しい波形を浮かび上がらせている。雪はもうやんでいたが、空はまだねずみ色の
雲に覆われていて、まるでどこかのドームの天井のようだ。
僕の左手の先には万由子の小さな右手があって、毛糸の手袋に包まれた指先を僕の手のひらに結んでいた。大
福のような白い頬に、薄く赤みがさしている。
言葉を覚えたばかりのこの小さな女の子は、ぼんやりとした虚ろな眼差しで、家の前の往来を歩きにくそうに
行き来する歩行者たちを眺めていた。
僕とは半分しか血が繋がっていないけれど、彼女はいつも、まーくん、まーくんと言いながら僕の後をついて
くる。それが三日前に母親を亡くしてから、まだ一言も言葉を発していない。
僕は彼女の正面に向かってかがみこみ、彼女の視線の位置に降りた。その瞳は僕の目を見ているようで、その
実、僕の頭を透かして後ろの景色に吸い込まれていくかのようだった。それがなんだか悲しかったので、僕は包
みこむようにして彼女の体を抱きしめた。抵抗を感じさせないその感触が、なお悲しさを増した。
4202/2:2008/02/19(火) 12:03:12
人が死ぬとはどういう事なのだろう。僕はこの子に、それを教えてあげなければならない。その他にも、人間
にとって必要な様々なことを、伝えてあげなくちゃいけない。でもまだ大人に満たない僕にできるだろうか。僕
だって色んな事が辛いのだ。
その時、だらりとぶら下がったままだった万由子の両腕が動いた。両手を僕の背中にまわそうとするのは、僕
を抱きしめようとしてくれているのだろうか。その短い腕は後ろまでとどかず、力はこもってなかったけれど、
とてもあたたかいような気がした。
そうだ、何も僕一人でこの子を導く必要はない。二人で一緒に進んで行けばいいのだ。いずれこの子が他の誰
かと歩く時が来るまで、僕はこの子の隣にいよう。
「おい、行くぞ。そろそろ客がくる」
ふいに父が呼んだ。僕はそれに返事をせず、万由子を抱いて立ち上がり、彼の前を歩いた。


どうでしょうか?
421名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 12:15:45
>>419-420
あれ?文頭が一字下がってない?すいません、読みにくいでしょうがよろしくお願いします。
422406:2008/02/19(火) 12:46:04
酷評してくれた人ありがとうございます。
酷評をコピペ保存して何度も読み返します。
ありがとうございました。
423名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 12:51:39
>たった1日であったとしても無断欠勤などすれば交信士の資格を剥奪されるのは明白だ。

おまえの交信の場は2chかよwww
424名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 12:55:21
>>421
2ちゃんでは半角スペースは無視されるから、次から全角で下げるようにするといいよ。
というか、原稿中の空白は基本的に全角で書くようにクセをつけましょう。
425名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 13:04:38
>>419-420
全体的な印象は、まずまずかな。
文章は書けそうな雰囲気があるが、客観描写が弱い。

まず、壁沿いの花輪というと、葬儀会場の外側(路上?)にいるように読めるが、
特別な事情がないかぎり家族は葬儀会場(自宅?)の中にいるはず。
少なくとも、塀の外側で集合しているというのはかなり不自然。
いずれにしても、冒頭のキャラの立ち位置や、そこにいる理由などを説明する必要あり。

>そう呟いて彼は
ここは素直に「父」とするべき。一人称(主人公視点)の場合、キャラの呼称は
なるべく統一したほうがいい。登場人物が増えてきて、彼、彼女が何人も出てくると
ややこしくなるから。

改善案としては、冒頭をセリフではなく描写で入って、
キャラの立ち位置を明確にしてから、父のセリフにつなげれば合格ライン。
心理描写や風景描写は水準程度のレベル。
426名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 13:13:23
>>418
この短文で何を評価してもらいたいのかよくわからないが、投稿分だけを見ると
描写ができてない。
どういう人物なのか、どういう場所なのか。
二人はどういう体勢なのか。
時間の流れもよくわかんないね。
夕方から満月が浮かぶまで抱き合ってたわけじゃないでしょう?

とにかく基本情報が足りていないし、漢字の使い方もよくない。
もう少し前後を補完しないと評価の対象にもならない。
427名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 13:34:27
>>419-420
過不足なく書けていると思います。比喩も抑制が利いていて、個人的には
好感が持てますね。

気になるのは、人称代名詞をちょっと使いすぎかな、というところです。
現代の文章で使われる彼、彼女、という言葉は、古語のそれと違って欧米語の
翻訳物です。多用するとどうしてもばた臭い翻訳調になってしまいます。
例えば1レス目の最後の行ですと、「彼女の体を」→「小さな体を」にするとか、
そういう工夫をしてみるとか。

細かい点について言うと、「煙草が煙を吐く」はすこし擬人化された印象を
与えるので、ちょっとどうかなと思います。「吐く」には「吐き出す」の「出す」に
相当するニュアンスがあるからです。ここは「煙をたてている」などが
無難ではないでしょうか。
また、煙草は火をつけた直後と口にくわえて吸い込む瞬間以外は、
明るい場所では赤くは見えないんじゃないでしょうか。
428名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 14:02:19
>>418
基本的に>>426さんと同じ印象です。

これが小説の冒頭なら、十行目の会話文まで吾郎と玲子はのっぺらぼうです。
男と女ということしか判りません。読み手はその位置までは新しい情報が
入ってもイメージを修正できるように割り引いて読むので、前半部の意義が軽く
なってしまい、せっかく色々書いているのに冗長な印象しか与えません。
しかし、これがもっと長い小説の一部分を抜き書きしたものなら話は違ってきます。
ですので、やはりこれだけでは評価は難しい、といわざるを得ません。

あとは漢字の使い方が気になります。すべて意図して選んだ結果、
自信を持ってこうしたなら構いません。しかし、もしもこの文章を原稿用紙に
肉筆で書いたとしたら、果たして「括れ」「無い」といった書き方をしたでしょうか。
429名無し物書き@推敲中? ::2008/02/19(火) 14:03:10
お聞きします。
あなたは二階堂さんですか?
430名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 14:04:12
残飯です。
431418:2008/02/19(火) 19:57:18
>>426
>>428

ありがとうございました。
批評いただいた投稿文は、400枚内の中間部分を抜粋したものです。
432名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 19:58:26
>>418
冒頭ではなく中途の部分として見れば、さほどには悪くはない。
十分に読めるレベルだ。
以下は、気になった細かいところを。

>吾郎の両腕は括れた腰を軋むまで抱き寄せ、怜子の身体を弓なりに仰け反らせた。
「両腕」を主語にしたのは、つづく「唇」の主語と連動しているのだろうけれど、ちと狙いすぎのような。
抱き寄せたり反りかえらせたりするのは腕だけの運動ではないから、ここは素直に「吾郎」を主語に
したほうがいいとおもう。

>夕日が射し込んでいた教室は暗がりを増し、やがて満月が窓の外から覗き始めた頃
「教室」が主語で「増し」が他動詞となっているようにも読めてしまう。「暗がりが増える」というのもどう
なんだか。「満月が窓の外から覗」くというのもカメラ位置が教室内から教室外へ瞬間移動していて落
ち着きが悪い。「窓の外に満月が」とか、教室内からの描写にしたい。

>周囲の机を悩ましげに震わせていた。
「悩ましげに」はいらない。こういう作者による意味付けは極力抑制すること。
「周囲の机を震わせていた」だけでよい。

セリフをはさむ空改行(1行あけ)は不要。というより絶対にだめ。

>何も返事を返す間も無く、
「返事を返す」 う〜む、「騒々しく騒いだ」と同じ症例ですな。気をつけましょう。
433418:2008/02/19(火) 20:28:59
>>432
大変ありがとうございます。参考になります。

では、冒頭の部分と、クライマックスの部分を後程公開しますので
よろしくお願いします。
434名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 21:13:31
>>418
顎が交差といわれると、二つの長いあごが、十の字になっている光景が思い浮かんだ。
顎ではなくて、顔じゃないの?

学生服のボタンを見つめる暇があるのだから、何も返事を返す間も無くではなく、返事を
ためらう方がいい。

すでに1回終わって緊張が解かれているのだから、緊張を緩めようがない。
435名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 21:17:25
>>419
この先、二人はどうなるのだろう、と興味がわいた。

半分しか血がつながっていないということで、なにやら複雑な家庭のようだけど
僕の視点では、自分の妻の葬儀ではなく母の葬儀、彼ではなく父、女の子や彼女ではなく
万由子の方がいいな。後半の大人に満たないが出てくるまで、僕は父親の兄弟で
役立たずの父親の代わりに葬儀を仕切っているのかと思っていた。

あえて父や妹との距離を感じさせるのが目的であれば、僕の立場をはっきりさせて
からの方がいいね。

白い地面だけではなく明確に雪を示してから、タバコを捨てる描写があった方がいい。
最初に白いコンクリートの床をイメージした。
436酷評1/2:2008/02/19(火) 21:26:00
物語の冒頭部です。よろしくお願いします。

 鳴って欲しくない電話のベルほど、鳴って欲しくないときに鳴る。
 僕の場合、それはアルバイト先の学習塾から支給された、生徒との連絡用の携帯だった。
 デフォルトの着信音として設定されていたペールギュントの『朝』は、
深夜の研究室にはおそろしく不似合いで、僕は眠りから引き剥がされた。時計の針は、1時を指している。

 悲しいかな、文系の、それも法学博士課程1年の院生というのは、もはや教授の奴隷であり召使いであった。
ことに僕のように、下手に事務処理が上手く、小役人のような才能に溢れた人間は、
やや浮世離れした象牙の塔の住人には使い勝手が良く、今日も研究室に泊まり込みだった。
もちろん、象牙の塔の住人と、外部の一般人――文部科学省の役人や、
出版社の人間、もしくは、4年で卒業していく善良なる学生(なんで私のレポートがC+なの?)――といった人たちの橋渡しのためである。
 大学教授というのは「約束」という言葉の意味を、「いつでもいいからやればいい」程度に考えているらしく、
僕等のごとき一般人の常識を僅かに残した院生たちは、象牙の塔の唯一の良心といっても過言ではなかった。
 実際、つい数時間前まで、教授が週刊誌の記者と口約束した記事を代筆し、教授の注文の通りに訂正し、
それを出版社に送るという作業をこなしていたところだった。
 と、そんな夜中、僕はペールギュントの「朝」で目覚めさせられたわけだから、機嫌が良いはずもなかった。
しかし、持ち前の人当たりの良さで、精一杯気持ちを入れ替えると「もしもし」を繰り返す電話口の相手に、「はい」とやや高音で返事をした。
 携帯電話の番号を知っているのは、自分の担当したクラスの生徒か、学習塾のスタッフである。大学1年から在籍し、
下手すると事務員よりもキャリアが長い僕は、ここでも便利屋扱いされている。やや警戒しながら、相手を見極めることにした。
437酷評2/2:2008/02/19(火) 21:26:49
 「……ああ、良かった。カツラギ先生でしょうか?」
 聞き慣れない声は、中年か、もう初老といった男のものだった。
「はい。ルート学院の講師のカツラギですが」
 電話の背後からは、甲高いサイレン音が断続的に聞こえ、深夜だというのに人の気配がしている。あまり良い予感はしない。
「私はですね。二旗警察署生活安全課で刑事をしておるタモリというんですがね。お宅の生徒さんを保護したんですよ、保護」
「……保護?」
 間抜けに聞き返す僕に、タモリという初老の刑事は温厚そうな声で説明する。
「いやね。お宅の生徒さん……えー、キタミ、アヤさんがね、夜中に河原にいるところを巡回中に見つけまして。一緒にいた警官が声をかけたら逃げてしまいましてね」
 パトカーに乗り合わせていたタモリは、まだ3月になったばかりの河原に、学生一人でいるというのは、直感的におかしい、と思ったそうだ。逃げた彼女を補導という形で警察署まで連れてきているらしい。
 
 北見彩。僕は受け持っているクラスの授業風景を、脳内で思い出していた。
 中学英語……にはいない。まさか小学の国語……? そんな逡巡の中、ふっと、僕の脳内授業で、一人の少女の顔がアップになった。
 そうか。彼女だ。だが、腑に落ちない点がある。僕が彼女を受け持っていたのはもう二年も前で、それも夏期講習の社会という、なんとも記憶の薄い授業だったはずだ。
 黒髪で髪はロング、確か、番号順で席は廊下側。あまり笑わない子だったが、授業には真面目にでていた気がする。
 しかし、彼女は――。

ここまでです。短文ですがよろしくお願いします。
438418:2008/02/19(火) 21:59:29
冒頭部分です。


駐車場から高校までは500メートルほど歩かねばならない。
車一台がなんとか通れる狭い道路の両脇には、昭和初期からの商店街が
一つの踏切を中間地点で挟みつつ校門の手前まで続いている。
怜子は赴任してから四年経つが、古参教師の多い高校なので
怜子はこの通勤路を歩くのが嫌いだった。
歩行者と車の通り道を区別するラインも無く、狭い通路を忙しく車が行き交うので
落ち着けないし、高校生らも通学路として大勢が使用する通路なので
嫌でも出くわしてしまう。
怜子は挨拶するのが億劫なのだ。
多忙な毎日が怜子から余裕を奪うのは遅くなかった。
そのうえ1人の中年女教師からは毎日のように嫌味を言われる。
『若いから女生徒とは話が合うでしょ?良いわねぇ』
男子生徒と話をしているだけで、反発してくる女生徒らに手を焼いている事は
承知しているくせに、ネチネチと責めてくる。
『どうせすぐに結婚して辞めていくんでしょうけど、ここの男の先生も独身が多いけど、出来ちゃった婚だけは勘弁してくださいね。』
といった感じであるから、日に日に怜子はムスッとした表情に変わってきてしまい
校門を潜るまで出くわす生徒には一言も挨拶を交わさないのだった。
肩までのストレートな髪を素直に揺らしながら、150pほどの小柄で華奢な身体が小走りしながら校門に辿り着く。
可憐なフェロモンを発散させてはいるものの、突っつくと弾けそうな雰囲気が生徒達を安易には寄せ付けない威厳がある女教師だった。




439418:2008/02/19(火) 22:02:31
訂正・補足

怜子は赴任してから四年経つが、古参教師の多い高校なので
校庭内の駐車場は使わせて貰えないのである。


440名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 22:04:27
字下げしてない文章って落書きみたいで読まない主義なんだ。
という人もいるらしいよ。
441名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 22:13:41
>>438
筆力が足りてないかな。
主語の使い方もちょっと煩い。書きなれていない感じ。

まず神視点での説明調ってのはやめたほうがいい。
一つの文章で何を説明したいのかが曖昧になっていて、説明がぽんぽん飛んでいる。

人物視点、この場合だと玲子視点で問題ないと思うので書き直してみては?
442名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 22:25:02
>>436-437
詰め込みすぎかな。
最後まで書いてから、推敲してエピソードの入れ替えをするという手もあるけど
アドバイスとしては
>悲しいかな、文系の〜相手を見極めることにした。
までの自己紹介はカットして、もう少し後で説明したほうが上手くいくと思う。
そのほうがスムーズに流れるからね。

自己紹介の説明は、流れが一段落してからで問題ない。
4431/2:2008/02/19(火) 23:29:27
>>438
これまた悪くはないのだが、それだけにアラが目立つのが残念。

>昭和初期からの商店街が
商店街の起源は昭和初期だとしても建物が全部80年まえのものというわけではないよね? 商店自体も
入れ替わっているだろうし。なので、「昭和初期からの商店街が」というものがどういうものなのかイメージ
しづらい。新しい建物がならび今風の商売をしている「昭和初期からの商店街」だってあるわけだし。
もし、建物も古くて、乾物屋だの金物屋だのが並んでいるような商店街ならばそのように描写したほうがいい。

>怜子はこの通勤路を歩くのが嫌いだった。
「この通勤路を歩くのが嫌いだった」と書かれると、では代りに違う道を行くのか? と思いつつ読み進めてし
まう。しかしそうではないので、なんだ? となる。
で、その嫌いな理由が「挨拶するのが億劫」だからで、その「億劫」の理由が「余裕がない」からで、その余
裕がない理由が「多忙」だからで、加えて「嫌味な中年女教師」がいるからで、……とここまで来てようやく
「億劫」の理由説明がおわる。
後方への三段跳びみたいな書き方で、どこまでつづくのかともやもやするし、おわりまで行ってもすっきりは
しない。そもそも「億劫」というのは気分をあらわす言い方で、理由が明確ではない場合が多いし、「多忙で
余裕がないから億劫」というのもどうなんだか。むしろダラけた状態のときのほうが「億劫」と感じるものでは
ないか。寝転がっていて、目のまえにある灰皿を取るのも億劫だとか。
4442/2:2008/02/19(火) 23:31:00
>>438
>高校生らも通学路として
すでに怜子が高校教師であることは明示されているのだから、ここは「生徒」と書くべき。

>日に日に怜子はムスッとした表情に変わってきてしまい
これは不機嫌な状態を表わしていて、ここでも、挨拶をしないのは億劫だからではなく機嫌が悪いからでは
ないかとおもえてしまう。

>可憐なフェロモンを発散させてはいるものの、
「ムスッとした表情」で「一言も挨拶を交わさない」人から「可憐なフェロモン」は発散されないとおもうが。

>突っつくと弾けそうな雰囲気が生徒達を安易には寄せ付けない威厳がある女教師だった。
だから「ムスッとした表情」で「一言も挨拶を交わさない」からじゃないの? 威厳があるとはちがうだろ。

つまり、最後の一文とそれまでの描写が全然つながっていない。
「可憐な……」という設定をしたいのならばそれを導き出すように話を運んでくるべきだろう。
445名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 23:32:10
>>442
ありがとうございます。
やはり、自己紹介はストーリーが軌道にのってから、ってことですね。
参考になりました。
文章自体についてはどうでしょうか?

>>436-437
引き続き、お手透きの方よろしくお願いします。
446名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 23:43:31
>>445
文章についてはキャラクターの動かし方や、場所の描写とか、人物の描写とか、
そういう部分をみないとなんとも言えない。
心理描写と電話での会話ってのは、客観描写がいらないから書きやすいんだ。
447418:2008/02/19(火) 23:46:49
クライマックス部分です。


どんよりとした雲行きの中、怜子は愛車で高速道を猛スピードで走り続けていた。
愛する吾郎は死んでしまった。誰も邪魔する事の出来ない、秘密裏に温められてきた二人の愛は
自分の胸の中だけで昇華させていけるはずだった。
しかし、吾郎の後輩・恭一も怜子を愛していたのだ。
去年の夏、怜子が吾郎の子供を中絶した事も恭一は知っていた。
そんな秘密を知られていた上に、昼休みに恭一から求愛された怜子は
もう教師などやってられない気分になり、思いあまって校外へ飛び出したのだ。
怜子の車を恭一のバイクが追っていた。
高速を降りて海岸沿いに差し掛かった車の進路をバイクが阻んだ。
そのまま恭一は車の助手席に乗り込む。
ハンドルを持つ手を小刻みに震わせ、青ざめた表情で正面を見据えた怜子の知的な横顔が
恭一の股間に熱を持たせ、ギュン・・と音を立てるかのように
そのモノは猛々しく隆起した。
怜子はアクセルを再びアクセルを踏み、海岸道を走り続けた。
怜子の車は蛇行しながら砂浜に侵攻しはじめていた。
恭一の手が、運転する怜子のスカート内を責め始めたからだ。
車は砂にハンドルを取られながらスピンして停止し
怜子がしがみつく恭一の腕を振りきって、車の外へ逃げて駆けだした。
初冬の砂浜には人影もなく、昼間とはいえ雨雲が立ちこめて辺りは夕刻のよう。
恭一に捕まえられた怜子は、護岸にそびえ立つ大木の幹に両肩を強く押さえつけられていた。
白いスーツの下に着込まれたピンクのブラウスの胸元は、激しい息使いに上下動する。
強引に恭一が唇を奪おうと顔を近づけるが、怜子は頑なにそれを阻止しようと
必死に抵抗して顔を左右に背け続けた。
448418:2008/02/19(火) 23:48:12
クライマックス続き

業を煮やした恭一は唇を諦めて、自分の右膝を怜子の股間に割り込ませ
臀部を両手で愛撫し始めた。
怜子の息づかいが増々乱れ、抵抗すればするほど、恭一のモノは猛り狂い
居場所を求めて怜子の股間を圧迫する。
腰を強く密着したまま、鋭い眼光で怜子の瞳孔を侵した。
突然、獲物に襲いかかられたように唇が重ねられた。
動揺して焦点の定まらない怜子の瞳が静かに閉じられていく。
十秒・・・二十秒・・・三十秒・・・・
完全に怜子の唇は恭一の支配下に置かれた。
欧米人がするような接吻を怜子に与えながら
恭一の右手はブラウスの胸元を露出させ、乳房を愛し始めた。
その手が下方へと降りていき、ピッタリと強く密着された怜子の下着の中をまさぐり始めたとき
やっと二人の唇が離れた。
太股の筋肉を強張らせて、股間への手の侵入を拒む怜子だったが
もう一度唇を重ねられ、その隙に指が陰毛まで辿り着かれてしまった。
雨が怜子の頬に一滴おちてきた。
執拗な接吻に赤らむ頬に、雨滴はたくさん落ち始め
空は雨雲で恐ろしいほどに真っ暗となり、次第に激しい雨が二人を打ち付けてきた。
二人は身体を離し、停めてあった車の方向に走りだして行った。
後部座席に怜子を押し込むようにして恭一は車に乗り込んだ。
車の窓硝子全部が白く曇り、車内が外から見えなくなっていたが
大きく開脚した怜子に恭一は腰を埋め、居場所を見つけた猛りをそこで豪快に暴れさせた。
豪雨が車の屋根を叩いて一時間。
雨雲が去り、海岸には通常の昼間の明るさが戻っていた。
車内でぐったりと後部座席に横たわった怜子の、めくれあがったスカートから見える股を
恭一は強く押し広げた。
既にその場で3度の射精を受け入れていた怜子は、4度目の態勢を子宮が察知したかの如く
膣内を膨張させて猛りの攻めを待ち受けていた。
吾郎をすぐに忘れる事はできない。
だが、恭一を受け入れる事を拒む理由は、もう怜子には無い
449418:2008/02/19(火) 23:49:32
さて、私は下手なので、上手く今までの話を作り直して下さい^^;
450418:2008/02/19(火) 23:51:18
しかし、みなさん凄いですね^^;
的確に指摘してくれるので、驚いています。
ありがとうございました。
451名無し物書き@推敲中?:2008/02/19(火) 23:54:13
>>445
レス早すぎ。

んで、上手いと思ったよ。
自己紹介の部分は、ここが面白くて、先を読みたい気分にさせられたから、このままで
いいとおもうよ。
ただ、>>437に至ると、残念ながら文章の質が落ちている。
>>436の文章の調子で、直接話法を極力使わずに叙述するのもひとつの手かともおもうけど。
452419投稿者:2008/02/20(水) 00:03:01
>>424
 知りませんでした!ありがとう!

>>425
なるほど、客観描写ですか、参考になります。一応塀の内側に並んでる設定でした。
実家の葬儀は内側にも置いてたもので……。でも一般的ではなかったかも知れません。
人称代名詞については
>>427の方共々ありがとうございます。
参考にします。タバコについてはうかつでした……。
赤と白のコントラストを出そうとしたのが裏目でした……orz

>>435
ありがとうございます。二人の話を長編にしてみるのもいいかもしれませんね。
一応、主人公と万由子は異母兄妹で、死んだのは主人公の義母という設定でした。
主人公は義母にわだかまりがあって「父の妻」と言わせてみたのですが、伝わりにくかったみたいです。修行します。
雪の描写は、「父はポケットに手を入れた」の後に入れれば良かったですね。

みなさんのご意見を参考にして、もう一つ書いてみました。
酷評お願いします。
4531/3:2008/02/20(水) 00:06:01
少し長いですが酷評よろしくお願いします。
 
 一番最初に帰ったふりをして、本当は一番最後まで残っていた。
 卒業式がすんで、教室で中学生活最後のホームルームが終わったあと、泣いたり笑ったりしている担任やクラスメートをよそに荷物をまとめ、私はそっと教室をでた。
 図書室に行くとやっぱり誰もいなかった。ここってこんなに広かったっけと思いながら、何を探すでもなくぎっしり本の詰まった書棚を眺めていると、もっと本を読んど
けばよかったなと後悔した。
 三十分ほど経って教室に戻ると、もうそこはもぬけの空だった。でも窓の外からがやがやと騒ぐ声が聞こえていた。窓際の机に座って外を覗いた。私の教室からは学校の
正門がよく見える。卒業生のみんなはそこに集まっていた。
別にこうしてみんなの輪の外にいるからといって、私がいつも一人ぼっちだということはない。友達だって多い。男の子に告白されたことも何度かある。ただ何となく、ああいう場にはいづらいな、と感じてしまうのだ。
 いつの間にか机で眠ってしまっていた。目がさめると、もうみんなが騒ぐ声も聞こえてこなかった。また外を覗くと、誰の姿も見えず、門の脇の桜の木だけが淋しげに佇んでいた。
 学校の近くにはぼろぼろの外観をした公民館があって、その前の広場の角には妙に小綺麗な木のベンチが置かれている。私は学校を出るとそこへ向かった。
 卒業する前も、学校を抜け出して、よくこうしてこのベンチに寝そべっていた。そうして鳥が何びき飛んでいるかとか、動物に似た雲はないかとか、他愛もないことを考えていた。
 ここに寝るのもこれが最後かと、冷たい風をがまんしながら空を見つめていると、頭の上から声が聞こえた。
「お前、姿が見えんと思ったらこんな所におったんか」
 驚いて跳ね起きると、笠原先生が立っていた。人の接近も気付かないほど空に見いっていたのかと思うと我ながら呆れた。
「と言っても、お前がこっちに来る姿が見えたから寄ってみたんやがな」
 そう言って先生は私の隣に腰を下ろした。
4542/3:2008/02/20(水) 00:07:42
 笠原先生は四角いしわしわの顔にフレームの太い眼鏡をかけた、奇妙な方言混じりの言葉使いをするおじいさんで、いちど定年退職した後に英語の非常勤講師として私の中
学に勤めていた。でもそれも今年度までだ。先生も私たちと一緒に学校を卒業したのだ。
「お前、みんなが集まっとるのに、おらんやったろう」
 私がごまかすように愛想笑いをすると先生は「まあいいがな」と呟いた。私がいないことに気づいてくれていたのが嬉しかった。
 先生はいつも穏やかで、時に厳しかった。どんな不良の生徒の話にも真剣に耳を傾けていた。生徒はみんな先生を好きだった。私もそんな先生を密かに尊敬していた。
 先生とももう話せなくなるのかな、そう思った私は、ずっと聞いてみたかった質問を口にした。
「先生、人の気持ちを思いやるって、どういうことですか?」
 いきなりそんな事を言われても、先生は変な顔ひとつせずに、「わからんな」と言った。
「でも先生は私たちの気持ちをわかってくれてると思います。私たちの話をまじめに聞いてくれていたじゃないですか」
 そう言うと先生はゆっくり首を左右に降って「違うなあ」と否定した。
「俺は自分の事しか考えとらんよ」
 私がいぶかしげな顔をして黙っていると、先生はこう言葉を継いだ。
「私はあなたの考えに反対だが、あなたがそれを言う権利は命をかけて守ろう」
「なんですか、それ?」
「昔のある哲学者の言葉だよ」
 そう言うと先生はもう一度同じ言葉を繰り返した。
「死んだ親父の信念なんだよ。親父は物書きのはしくれでな、でもそんな信念を持っとったせいで、まあ詳しい話は省くが、色々と辛い目にあった。貧乏もした。でも俺にと
っては立派な父親でな、俺も親父のような人間なろうと思った。だから親父の信念を俺も引き継いだんだ。お前たちの話を聞くのも、その一環というわけだ。お前たちは俺に
話をする権利がある。俺にはそれを聞く義務がある。それだけのこっちゃ」
 そう言うと先生は歯を見せて笑った。私にはまだ難しくて、あまり意味がわからなかったけど、何となく笠原先生ってすごいなと思った。
4553/3:2008/02/20(水) 00:09:56
 高校三年の秋、中学からの友達の由美子から、電話で笠原先生が死んだことを聞いた。胃癌だったらしい。私は「そうなんだ」とだけ言って電話を切った。
 次の日、また由美子から電話があった。
「明後日の土曜日にお葬式やるみたいなんだけど、麻里はどうする?」
 私が「行かない」と答えると、由美子は「そうだよね」と言って電話を切った。
 私は自分で行かないと言っておきながら、由美子のそっけない返事に少しむっとした。その時、笠原先生が言った哲学者の言葉が頭に浮かんだ。
 ああ、そういう事なんだ。私は先生の言っていた事がわかった気がした。いや、やっぱりまだよくわからない。でも先生やそのお父さんが、想像もつかないくらい、とて
も苦しくて辛い経験をたくさんしたんだろうなということはわかったと思う。
 土曜日、私は高校の制服を着てあのベンチに向かった(中学のものは残念ながらサイズが合わなかった)。私が先生の冥福を祈るのは、あの場所こそがふさわしいと思ったのだ。
 久しぶりに来てみたら、ベンチの上に、仰向けになって寝ている男の子の姿があった。私より一回りくらい体が小さくて、土曜日なのになぜか中学の制服を着ていた。た
ぶん私の後輩なのだろう。すっかり寝入ってるみたいで、私が近寄っても目覚める気配はなかった。それがなんだか可笑しくて、笑いが込み上げてきそうだった。あの時の
先生も、こんな風に笑いを堪えながら私に近づいてきたのだろうか。
 私は男の子の頭の上に立った。見るとベンチはもう所々が剥げていた。やっぱり時間は経つものなんだな、そう思った。
 それから、あー、あー、とのどを鳴らしてしゃがれ声を作り、なるべく先生の声としゃべり方に似るようにして
「お前、姿が見えんと思ったらこんな所におったんか」と言った。
(了)
456名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 00:38:27
>>453−455
こっちはあまりよくないな。
経験上、短いものばかり書いてる人は端折る癖がつくので上達が遅れると思う。

>一番最初に帰ったふりをして、本当は一番最後まで残っていた。
全編カットバックなの?
この一行目をカットしてリアルタイムで進めて問題ないと思うが。

一行くらいで三十分経過させて、その後居眠りしてと時間の使い方がイマイチ。
教室内からベンチへの場面転換(描写の流れ)もよくない。
客観描写(門の桜)と心理描写(公民館のベンチ)が一体化して読めちゃうから
きっちり分けて
室内から外を覗く→学校を出る→公民館・ベンチ
の流れのほうが自然で、書きやすいと思う。

あとは、学校の描写に比べてベンチの描写が弱い。
何年も経過した場所ならば、描写を省略せずに、どんな感じに変化しているのか
(あるいは変化していないのか)を心理を含めて描写すると小説らしくなる。
457名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 00:50:28
中盤近くにきて、ようやくスレがまともに進行してきたね。
喜ばしいことだ。
458名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 01:35:37
押し寄せるような夏の日差しに耐えかねて目をつむったが、光の残滓は白い群れのようにまぶたにち
かちか浮かんでいる。片腕を持ち上げてガラス戸の光からまぶたを隠すと影がべたりと濃くなって、
白い斑点はいつの間にか女の姿に様子を変えた。別れたどの女にも似たところのない、私の渇望の正
体だった。この霧を私は見慣れていた。脚を不自由にして寝て過ごすようになって以来、特に親しん
できた幻影だった。
それは全ての女を超えて甘美な、優しく柔らかい菓子のような魂だった。私は現実の女にこれを投影
することがよくあった。唇の厚さや小鼻のかすかな膨らみにまぶしい憧れを垣間見ては、やがてささ
いな特徴に落胆して義理を欠いたやり方で離れた。だから今が業じゃないかと見舞いの友人に皮肉ら
れた時には、あまりに腑に落ちて笑うほかなかった。
繰り返し人は訪れる。以前の飢えは既に消え、ゆるやかな無感覚が五感を包む。私は身を起こしてカ
ーテンを引き、暗闇を求めてふたたび眠ろうと目を閉じた。今は休息したかった。
459458:2008/02/20(水) 01:40:06
描写の練習をしたくて投稿させて頂きました。
未熟なのは痛感しております。
欠点ご指摘いただきたく、よろしくお願い致します。
460名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 03:20:24
458の文章について
心理的,感覚的な描写と客観的な描写のめりはりをはっきりさせた
ほうが,読み手は映像が浮かびやすいと感じました.具体的には

「押し寄せるような夏の日差しに耐えかねて目をつむったが、」

ここは,夏の日差しが押し寄せたこと,日差しが強くて目をつむったこと
つまり,客観的(夏の日差し)描写と心理的(日差しが強いという人物の判断)
描写がひとつの文章のなかで表現されています.
夏の日差し→目をつむるという因果をはっきりさせるために,

夏の日差しが押し寄せた.私は耐えかねて目をつむった.

と二つの文章にわけると描写としては,はっきりするかと思います.


461名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 03:35:16
460の続き
しかしながら,458の文章は生活の1シーンの描写であるから,客観
的,心理的をはっきりさせると,文章から生活独特の連続性が失われかもしれ
ません.458の書き手の方は客観性と心理性(?)をうまく結ぶ文章が
必要かもしれません.
462名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 04:11:44
461の続き
つまり,458の書き手の方が表現する内容には,描写のあいまいさを回避し,
さらに,ひとつの文章の中に客観性と心理性(?)が押し込められないよう
にする,「つなぐ」文が求められているように感じます.
おそらく,「つなぐ」文を書くヒントは461で言及したように生活のなか
にしかないと思われます.したがって
「自分の生活の連続性を感じ取り,文章に表現してみる」
が458の文章を推敲するための暫定的結論ではないでしょうか.



463名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 04:12:57
>>458-459
こういう観念的な心理描写ってのは割と簡単なんだ。
どのように書いても「そういう心理なんだ」ということで終わるから。

難しいのは客観描写のほうで、場所の描写や行動描写、人物描写など。
行動が切れ切れになったり、どんな場所なのかうまく表現できなかったり、
人物の表現で語彙がつきたりする。
練習というならそこに挑戦したほうがいいよ。

観念的な心理描写だけで100枚書けるならそれも芸になるんだろうけど
短い細切れのシーンしか書けないということになれば、上達は見込めないから。
464名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 09:40:36
>>460-462
丁寧にありがとうございます。
ここまで丁寧にアドバイスしてくださって本当に嬉しいです。
今後の参考にできるよう考えてみます。
465458:2008/02/20(水) 09:46:10
>>463
そうなんですか……。
じゃあ今度、客観的描写を書いてみます。
知りませんでした。本当にありがとうございます。
466名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 10:22:05
>>458
>押し寄せるような夏の日差しに
「押し寄せる」と来れば、まず波を思い浮かべるが、さて光は押し寄せるものなのか?
「押す+寄せる」という言葉には時間の経過が内包されているわけで、光速で届く(文字通り!)
光にはそぐわないように思った。

>まぶたにちかちか浮かんでいる。
「まぶたのうらに」だろう。

>この霧を私は見慣れていた。
いきなり“この”霧といわれてもどの霧だとなるわけで、“この”というからには前段で「霧」という
言葉を使っておくべき。

>唇の厚さや小鼻のかすかな膨らみにまぶしい憧れを垣間見ては、
この「垣間見る」もどうなんだろ。文字通り、垣根の間から覗き見るようすを指すわけで、「全体
は見えないが、部分は見えた」状態に使うべきだ。唇や小鼻から「憧れ」を妄想したというのなら、
「まぶしい憧れをいだいた」「ふくらませた」くらいだろう。

>やがてささいな特徴に落胆して
この「特徴」も疑問。「違い」「差異」くらいじゃないか。

>あまりに腑に落ちて
「腑に落ちる」は多く“腑に落ちない”と否定形でつかわれるものなので、これもどうだろ。「その
とおりだと思って」とか素直に書いたら如何か。

>繰り返し人は訪れる。以前の飢えは既に消え、ゆるやかな無感覚が五感を包む。
前段までの文章とのつながりがどこにあるのか。唐突に過ぎる。
467名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 12:01:44
よろしくお願いします。



 あぁ、あわく光る満月がきれいですね。このあたりの町並みはみんな背が
低いものだから、電波塔の赤いイルミネーションがよく見えます。
 それで大将はといえば千鳥足で気持ちよさそうにアタシの横を歩いていますね。
わたしも夜風が気持ちいいものだから、妙に楽しい気持ちになったりして、
だけども酔っ払いの大将を注意して見送らなければなりません。なにせ、
彼は酔うと何をするのかわかりませんので。
「うひへへへ、今日は特別明るいからのォ、満月さん万歳や」
 おそらく自分でも何言っているのかわからないんじゃないですかね。
 きょうは活発に飲んでいましたから、あしたの仕事がだいじょうぶなのか心配です。
まったくウナギのかば焼きの主人なんですから、そこらへんの責任能力は
しっかり持ってくださいよなんて言いたいですけど、言ってもどうせ、
耳にはいったところで脳みそまで到達しないでしょうし、届いたところで
「知るかッ!」のひと蹴りで終わるんでしょうから、無駄なことは
言いませんけどねアタシは。
468467:2008/02/20(水) 12:02:58
「ウニャァッ!!」
 猫がとつぜん甲高い声をだすものだからアタシは心臓が止まっちゃうかと
おもいましたが、どうやら大将が猫の尻尾を踏みそうになったとかそんな
ところなようで。人騒がせも勘弁してくださいよって、アレ? 大将うずくまってる。
どうやら引っ掻かれてズボンがボロになったどころか、猫の爪が皮膚まで
到達しちゃった様ですね、ご愁傷様、ズボンがね。
「くそっ、気持ちよい酔いが醒めちまったじゃねーか!! この野郎!!」
 猫が建物と建物の間の狭い隙間の奥に消えていくところを、大将が靴をとばして、
あーあ……、靴が屋根のうえをいっちゃったよ。なにやってるんですか大将!
かた足裸足になっちゃったじゃないですか! その足でガラスの破片とか
踏まないでくださいよ? 手当てをしなきゃいけないのはアタシになるんですから! 
全くもう。と、心配しているアタシを置いて別なところを見ているよ大将は。
……どうしたんですか? って、なんだ、黒ずくめの女性が寝ているよ。
大将、声かけてみますか? ……ちょっと、アナタ、何よだれ出して見ているの? 
その泥棒がこっそり歩くときの手つき、やめなさい、変質者ですか大将! 
駄目ですよ悪戯しちゃぁ、……だから、駄目だって、大将、もう、それ以上
踏み越えたら御用ですよ御用! あーあ、もう面倒くさい、面倒くさいったら面倒くさい。
だからこの面倒くさいこの話の続きはまた今度ってことで。
469名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 13:59:52
467の作品について
内容には特別言及することがありません.おそらく大将と,その弟子(?)
もしくは大将の店の常連客(推測です)とのふれあいの一コマと思われます.
が,文章はほとんどが独り言なので,書き手は読者の関心を惹きつけられて
いないように思います.また,467の書き手の方は大将を見守っている登
場人物(弟子?常連客?)を大将を困った奴だとあきれながらも,彼を好意
的に見ている人物として描いているのでしょうか?
私には,じめじめした,下品でいやらしい人物像のイメージが皮肉っぽい人物像の
イメージより先行しました.私には二人の間に友好関係があるとは想像しに
くいです.ちなみに,もしこの人物(弟子?,常連客?)が女性もしくは大
将の妻という設定であれば,この文章は失敗と思います(前述したマイナスの
イメージを打ち消す表現が個人的にほしい).

文章について
文章の雰囲気は会話調で,さらにかなり砕けた表現となっており,文章
と呼べるか疑問です.もし,467の書き手の方が新しい文章表現を試
みて,結果としてこの文を書かれたのであれば,この文に推敲する余地
はありません(推敲すれば,書き手の意図がなくなるので).

日常会話にも,最低限の話の筋がなければ,面白い話もつまらなくなる
と思います.独り言は読者を退屈にさせます.





470名無し物書き@推敲中?::2008/02/20(水) 14:05:57
おっさんこんあところで暗示を掛けようとする。
あの噂のおっさんだな。
471467:2008/02/20(水) 14:08:21
>>469

書き手の人間性が人に嫌悪感を与えるとかそこまで考えられていませんでした。
やはり気持ちよくさせないといけませんよね。せっかく読むのだから。
気をつけます。
ちなみにこの文章はわたしの中で実験作です。
こういうの書いたらどういう風に見られるのかなと。

最低限の話の筋というのは、ワンシーンでなく物語りにしなければ、
面白くないということでしょうか。
それも気をつけたいと思います。

ありがとうございました。
472名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 14:21:20
>>467-468
小説というか独り言だよね。チラシの裏。
落語の原稿に近いと思うけど、落語のほうは構成がしっかりしているし
オチもちゃんとある。
473名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 19:28:02
>>456
何とも詳細なアドバイス、本当にありがとうございます。
書き手の側の意識と読み手の側の意識は別物なんですね。
「これを他人はどう読むか」という視点が重要だと知りました。
最近になって小説でも書いてみようかと思いたったのですが、やはり一朝一夕には行かないと思い知りました……。
またアドバイスお願いします。
474名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 20:10:02
>>436
鳴って欲しくないが重複している。電話のベルは固定電話で、ここでは携帯なのだから
鳴って欲しくないときほど、携帯が鳴る、でいい。

深夜と1時が離れすぎなので、着信音の朝で僕が目覚めてから、深夜の1時には不似合いとする。

警察が保護したと言った後に、声をかけたら逃げたは不要かな。



伏線かもしれないけれど、内容について気になったこと。

深夜1時の数時間前というと夜の10〜11時くらいに作業が終わっているのに泊り込む?

夜に眠る生活をしている人にとっては、着信音が何であれ深夜1時に電話をしてこられては
迷惑だから、着信音の朝に僕がこだわる理由が分からない。

昼間に学校ならともかく、深夜に保護者でもない学習塾の講師に警察が電話をするか?
475名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 20:13:09
>>453
できれば40字くらいで改行してもらえると読みやすい。
雰囲気がいい。高校生になって私が成長していればもっとよかった。

本当は最後まで残っていたとネタバレしているから、高校生の私の回想なのかな。
3年前の中学を卒業した日と、とはっきりさせた方がいい。

いきなり教室で居眠りをされても読者は困る。伏線でもないようだし、削除しよう。

高校生にもなって、知らない寝ている人の上に立ち、お前呼ばわりするのはどうかと。
4761/2:2008/02/20(水) 20:40:37
中編くらいの冒頭のつもりで書いてみました。
よろしくお願いします。

 四人部屋の病室の、入口から向かって右奥のベッドが私に与えられていた。目地のはっ
きりとしたフローリングの床はよく磨かれており、蛍光灯の明かりを曖昧に反射している。
四方の壁面と天井は薄いベージュで統一され、清潔感があった。病院にありがちな陰気さ
を感じずに済むのはとても助かる。妻は最初この病室を見た時、「なんだか卵の中みたい
ね」と言った。肌色の殻のものを思い浮かべたのだろう。私は「卵の殻は内側も同じ色を
していただろうか」と疑問に思った。だが私も『卵の中』という表現を気に入ったのであ
まり深くは考えなかった。
 私がこの病室に来たのは二週間前のことだ。その日の朝、目が覚めると体が猛烈に熱く、
全身が汗だくで、呼吸も苦しかった。ただの風邪とも思えなかったので妻に言ってこの病
院に連れてもらうと、急性肺炎と診断された。それで即日入院する運びになったのである。
予定期間は三週間とのことだった。
 呼吸器系の入院患者は高齢者が多い。看護師によると四十代の私は患者の中では若い方
らしい。確かに左と斜向かいの患者はかなり年のいった老人だった。
 私より若い担当医が「看護婦さんからもてますよ、新垣さん」と言ったのは、もちろん
冗談だと確信している。だいいち向かいの患者は(運悪く)私よりずっと若い男子である。
おそらく高校生くらいだろう。看護師によると彼はもう何ヶ月もここにいるらしい。だが
何の病気かは教えてもらえなかった。
4772/2:2008/02/20(水) 20:42:22
 彼は常にベッドの周囲を壁面と同一色のカーテンで閉ざしていて、その姿を見せるのは
トイレに行くと思われる時ぐらいだった。その時に私が盗み見る彼の外見は、非常に華奢
で身長も高くなく、髪も肩ほどまで伸びていた。後ろ姿だけを見た者はきっと女の子だと
勘違いしてしまうだろう。
 その顔立ちにも独特な雰囲気があった。近づかなくても長いと分かる睫毛はひさしのよ
うに目の上に被さっている。そしてその下にわずかに隠れた大きな黒い目が、青白い肌に
映えて不気味な陰影を漂わせていた。
 高校教師である私は彼くらいの世代の男子にはもう何百人と接しているが、彼のような
タイプは経験がなかった。「魂が細い子ども」。それが私が彼に抱いた印象である。
 私は彼に興味を持った。理由は三つある。
 一つはその外見からくる、内面に対する好奇心である。彼はどんなものの考え方をする
のだろうか。
 二つ目は彼に見舞いがほとんどないことへのいぶかしみである。私は彼の保護者らしい
大人を見た事がない。二十代後半ほどの女性が訪れることが何度かあったが、いずれも数
分で帰ってしまった。
 三つ目について。私は先に、彼はトイレ以外にほとんど姿を現さないと述べたが、実は
これは正確ではない。私は彼が毎晩、とっくに消灯時間も過ぎた真夜中に、ひっそりと病
室を出て行くことに気づいていた。彼はどこへ行き、何をしているのだろうか。私はそれ
を知りたいと思った。
 私が退院するまでまだ一週間ほどある。それまでの間に、私は彼になんとかして近づい
てみようと思ったのである。
478名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 21:33:45
>>476-477
冒頭から回想に入って、だらだら説明が続くという悪いほうの見本。
小説というよりは設定の説明をしているだけ。
現在と過去の視点が入り乱れていて非常に読みにくい。

例えば
病室の描写(現在)→妻は卵みたいだねと言った(過去)→それに対するわたしの心情(過去)
と時系列を遡るけど、たかが病室の雰囲気を、ここまでくどくど説明する必要はないんじゃないかな。
入院の理由もわざわざ冒頭で説明する必要はないので、物語の中でそれとなく挿入するように
したほうがいい。

全体的に過去を語っている雰囲気で、主人公が今現在、どこで何をやっているのかが曖昧。
ストーリーが始まっていないので、冒頭としてはよくない。
これから、謎の彼と仲良くなろうとするんだよね?
売店とか食堂とか、どっかで声をかけたりすると思うけど、そこを「冒頭シーン」にもってくるべき。
479名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 23:32:31
駄文ですません。どなたか評価お願いします。

私の大好きな親友が死んだ。
交通事故だった。私と別れて数分後の出来事だった。私にはよく、詳しい事故の状況なんかはわからないけれど、親友―――――真由ちゃんは道路の真ん中に突っ立っていたのだと聞いた。
そう。茜色に染まる空を、じっと見つめながら。
真由ちゃんのお姉さんは、小さい時から身体が弱くて、養護学校に通っていた。真由ちゃんとお姉さんは仲良しだった。でも、お姉さんは死んでしまった。風邪をこじらせてしまったらしい。私もお葬式に行った。
相次いでの、姉妹の死。真由ちゃんのパパとママはいつも泣いていたみたいだった。私も一緒に泣いた。真由ちゃんに会いたかった。
「また明日」って。そう。言ったんだから。
480名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 23:33:23
真由ちゃんが死んでしばらく経ったけれど、私はまだ笑うことが出来なかった。そんなとき、ある「おまじない」を聞いた。
自分の影をまばたきせずに10秒見つめる。そして空を見ると、自分の影が空に映る。所謂、「影法師」の手法。これを死んだ人の回数分繰り返す。真由ちゃんは7歳だったから、7回。
そうすると、死者が戻ってくる。
私はその「おまじない」を信じて疑わなかった。
481名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 23:33:53
もう冬がすぐそこで、帰り道は暗かった。あれ以来一人で帰るこの道は、まだ寂しい。
微かな電灯が、人気の少ない道路に私の長い影を作った。住宅街と街ね中心部の間。川辺に近い、この道。
影法師を作る。1回。2回。3回。夜は暗くてよく見えなかったけど、構わなかった。必死に私は続けた。早くなれ。7回目。
7回目の影法師。また足元に目線を落とすと、音もなく隣に影が伸びた。二つ結びの女の子。真由ちゃん。真由ちゃんだった。
光が強くなって影が濃くなっていく。真由ちゃんが、私の右腕をしっかりと握った。
「まっ…………」
嬉しくって横を向いて。真由ちゃんの名前を呼んで。でも。どうしてなのかなぁ。
そこにはいなくて。
影は二つ。腕を掴む手。冷たい冷たい手。呆然とし、気付く。光が強くなる。身体が動かない。真由ちゃん離して。離して。
「また一緒だね」
耳元で聞こえて、すぐに甲高い音でかき消されて。視界が白く染まって。真由ちゃんの笑った顔が見えた気がした。
口元を赤く染めて。
482名無し物書き@推敲中?:2008/02/20(水) 23:43:15
>>476-477
冒頭として、上手い入り方だと感心した。
「卵の中」というのが効いていて、この言葉だけで、舞台となる病室が、ひいてはこの小説
全体が、リアリズムの通り一遍のものではないと暗示している。それも奇妙奇天烈というほ
どではなくて、どこかなんとなく非日常的なような、妖しい雰囲気を「卵の中」のひとことだけ
で表現させているのが凄い。

それでそういう妖しい予感を漂わせたところに、ほんとに妖しそうな少年が登場してくること
で話の焦点がぎゅっと絞れている。
舞台説明および経緯を冒頭にまとめたのも、ここでは正解で、この小説では「私」は主人公
ではなく語り手(目撃者)にすぎないのだから、「私」の紹介などはさっさと片づけるに如くは
ない。以後は「彼」に集中することができる。
「魂が細い子ども」。これも上手いね。

舞台と役者は上手に登場せたのだから、あとはどう動かすかが腕の見せ所。
この先を読みたいと思わせる力は大したものだと敬服。

と、褒めてばかりいると自演とかいう人がいるので、どこか指摘しようとおもったけど、見当た
らなかった。たどたどしい語り口も「高校教師」らしいし。以上。
483内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/21(木) 00:21:30
 ここしばらくのスレの流れに感動しました。勉強になります。

>>476-477
 この冒頭の目的は>>477の彼を描写することだと思う。
 真夜中の秘密など、盛り上がりそうな設定が面白そうだ。
せっかくなので彼を描写するときには、背景と一緒に、どんな姿勢で、彼が何
をしているところかを(もっと言えば視点主側の状況も含めて)リアルタイムに
描けば、より美しさと彼の個性が伝わると思う。どうして視点主は彼の眼に魅
せられたのかを状況コミで読んでみたい。
 箇条書きはもったいない。

>>479-481
 主人公の年齢が分からないのが気になる。でもそれよりも
ホラー話には「不条理さ」がほしい。呪われそうなことをやって呪われてはいけない。

 漫画だけどすごく参考になるサイト。
 ttp://ameblo.jp/yohsuken/
484名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 00:52:20
よろしくお願いします。
タイトル「俺の蘇民祭」
岩手県奥州市・黒石寺の蘇民祭といえば、氷点下のもと、六尺褌一丁姿の男達が五穀豊穣・無病息災を祈願し
「ジャッソウ!ジョウヤッサ!」と声をあげ「蘇民袋」と呼ばれる護符の入った麻袋を奪い合う勇壮な祭で、無形民俗文化財として国に指定されている。
祭のあと、男達は集会所に集まり、普段着に着替え、飲み合う。
六尺は、激しい祭でドロドロボロボロになるから、使い捨てで、ゴミとして出される。
俺はいつもそれが狙いだ。
捨てられている六尺の、できるだけ汚れてる奴を10数本ほど、こっそりさらって家に持ち帰る。
そして、深夜、俺一人の祭が始まる。
俺はもう一度汚れた六尺のみ身に付け、部屋中にかっさらってきた六尺をばら撒き、「ウォーッ!」と叫びながら、六尺の海の中を転げ回る。
汚れた六尺は、雄の臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。
前袋の中のマラは、もうすでに痛いほど勃起している。
六尺の中に顔を埋める。
「臭ぇ!」
汗臭、アンモニア臭や、股ぐら独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。
「たまんねぇ」
「臭ぇぜ、ワッショイ!雄野郎ワッショイ!」と叫びながら、前袋ごとマラを扱く。
嗅ぎ比べ、一番雄臭がキツイやつを主食に選ぶ。
その六尺には、我慢汁の染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。
その六尺を締めてた奴は、祭で一番威勢が良かった、五分刈りで髭の、40手前の、佐藤真治さんだろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、思いきり嗅ぎながら、「佐藤さん臭ぇぜ!俺がいかせてやるぜ!」と絶叫し、マラをいっそう激しく扱く。
他の六尺は、ミイラのように頭や身体に巻き付け、佐藤さんの六尺を口に銜えながら、「ウォッ!ウォッ!」と唸りながらマラを扱きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は前袋からマラを引き出し、佐藤さんの六尺の中に、思いっきり種付けする。
「どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!」と叫びながら発射し続ける。
本当に佐藤さんを犯してる気分で、どすこい熊太郎なんかよりムチャクチャ気持ち良い。
佐藤さんの六尺は、俺の雄汁でベトベトに汚される。
「佐藤!貴様はもう俺のもんだぜ!」
俺一人の祭が済んだあと、他の六尺とまとめて、ビニール袋に入れ押し入れにしまい込む。
また来年、祭で六尺を手に入れるまで、オカズに使う。
押し入れにはそんなビニール袋がいくつも仕舞ってあるんだぜ。
485名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 01:54:52
コピペじゃねえか
486名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 04:03:00
>>479-481
これも初心者にありがちな、主人公が現在どこにいるのかわからない状態で、
回想で設定を説明している悪いほうの例。
これをやっているうちはいくら書いても上達は望めない。
冒頭からカットバックを入れると、書きやすいシーンだけを拾って書き、他の部分は
説明で終わらせることになりがち。結果的に情報不足と、描写不足の「あらすじ」
みたいなものとなる。

文章もめためたなので、倒置と体言止めは、意識して使わないようにしたほうがいい。
(どうしても使いたい場合は、なんとなくではなく、効果を考えながら使うこと)

この作品の場合、冒頭として考えられるのは
(1)主人公が友達の死を悼むシーン
(2)「おまじない」を聞くシーン
(3)「おまじない」を行うシーン
の三箇所かな。

友人の死を悼む部分は、リアルタイムに葬儀とかお墓とかを出さなくても、心理描写で
処理可能なので、(2)もしくは(3)を冒頭にもってきて、心理描写を入れながら書き直して
みると、いろいろ勉強になると思うよ。
487名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 07:54:43
>>476-477
陳腐な書き出しだね。文章に惹きつけられるものがない。
なによりも作者が設定説明に気が急いているのがみえみえで鼻白んでしまう。
説話的な情報を盛り込みすぎている冒頭の書き方からみて、これから
さして面白くもない「物語」が展開されるんだろうという予感に満ち溢れている。
488410:2008/02/21(木) 09:33:23
>>412-416
ありがとうございました。タメになります。
動きを追うのが苦手みたいなのでそこを意識してこれからは書いてこうと思います。
489名無し物書き@推敲中?::2008/02/21(木) 10:42:29
ここの酷評は当てになりません。
本物の正しい評価を別のスレで受けてください。
きっと満足いただけると思います。
490490:2008/02/21(木) 12:21:38
よろしくお願いします。


 地上では核戦争が起こり、市民は地下シェルターに移動させられた。
 シェルターのなかは地下都市が形成されており、それなりに居心地は
よくできていた。人工太陽があれば電気屋、スーパーも飲食店もペットショップもあり、
地上との違いは、人口と比べ土地が狭いことと、青空が見えないことぐらいである。
地下シェルターは戦争が長期化しても、市民にストレスがたまらないように造られていた。
戦争後、荒廃した土地をもとに直し、今度は経済発展で敵国と勝負するのに必要なのは
市民の力なのだから。なので戦争中とはいえ、子供達にはできる限りの教育的支援を
施していた。これは、そんな地下世界でのお話である。
491490:2008/02/21(木) 12:22:48

 おれは、ソルジャーだった。過去形だ。五体満足、肉体的に健康なのに、
精神分析でエラーをおこし、精神医療を受けている。いま思えば、第一線で
指揮をおこなっていたこともあり、血の気が多すぎたのがいけなかったの
かもしれない。なぜなら一人のミスで、仲間を危険にさらすこともありえるのだ。
だからおれは鬼指揮官になって、時には仲間を殴り、時には仲間を罵倒した。
それを内部告発され、おれは戦線から外された。おそらくおれの部下達は、
それでおれのことを笑っているのかもしれない。だがそれはまだいい。
いちばんの屈辱は、地上で日本兵が戦っているにも関わらず、おれは安全な
檻のなかで保護されているということ。あまりにも糞すぎる。
 おれは、無菌室を思わせる一面白色の部屋に何日も閉じ込められていた。
筋力がおちないように肉体の各部分を筋トレで維持し、戦地での行動パターンを
何回もイメージトレーニングした。機関銃や爆弾などの轟音が鳴り響く世界で
どう敵を倒し、どう生き残るのか。それを考えることに時間を費やした。
 しかし現実は、いきすぎたおれをスポイルして弱体化させるように思えてしまう。
おれは大丈夫だ、大丈夫だ、と何度も自己暗示をかけた。敵国と戦いたいのに、
国の医療機関と戦わなければいけないという現実に、悔し涙を流したこともあった。
492490:2008/02/21(木) 12:25:27
 精神的に安定してきたと主治医に判断され、外出可能になった。
おれは久しぶりに銭湯に足をはこんだ。脱衣所ではまわりがおれの噂をした。
おれの肉体を見て、兵士になりえる男がなぜ地下シェルターのなかにいるのかと。
おれはまわりの目を気にしないで、といえば嘘になるが、極力気にしないように
風呂場にはいった。
 体を洗い、湯船に体を浸ける。体の芯が温まる。気持ちがいい。それにこの開放感。
病院の風呂にはないものだ。おれは銭湯を楽しんでいると、子供達が風呂場に入ってきた。
その子達と目が会う。
「あれェ? 兵士みたいな人が、シェルターのなかにいるよ!!」
 子供の一人がわざとみんなに聞こえるように言う。
「ダッセェなァ!!」
 おれは少しかんがえた。彼らの言っていることは、正しいのだ。おかしいのは、
おれを保護している機関の者達なのだから。
 おれは立ち上がった。子供達に向かって、ライフル銃を構えるふりをする。火薬の
破裂音を口にした。すると、子供達はばらけて逃げるふりをした。体を洗うところの
仕切りを障害物にして、子供達も銃を撃ってくる。おれは敵の弾丸の軌道を予測し
避けて移動する。
「ヒューゥ」
 男の子が口にした。手榴弾だ。迅速に移動しなければならない。これは歩いているひま
なんかないのだ。真横に飛び、受身をとって転がりながら離れる。
「すげぇ! まるでアクション映画だ!」
 誰かが感嘆の声をあげた。おれは誉められても表情一つ変えずに正確に射撃する。
「うわァ! やられた!」
 男の子達がぞくぞくと倒れる。
493490:2008/02/21(木) 12:25:51
 その日、診断で主治医と話した。主治医はどこから話を聞いたのか知らないが、
「キミ、銭湯で子供達と鉄砲の撃ちあいをやったそうだね」
「はい……」
「どうしてそんなことをしたのか、よかったら聞かせてくれるかね?」
「……遊びたかった、からですからかね」
「ほぅ、子供達とあそべるほど、余裕ができたってことか」
「余裕……、ですか?」
「キミはここにきた当初、何か行動を起こすのに非常に余裕がない人間だった。
それが部下の虐待に繋がったのだから。しかしそれは治りつつあるのだ。
頑張りなさい。あともう少しですよ」
 主治医は微笑んで言った。
494名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 12:50:06
>>490
とりあえず、文章が読みにくいです思います。よく推敲しましょう。
あと核戦争に地下シェルター、人工太陽ということで、舞台は未来世界のようですが、
出てくるのは電気屋、スーパー、ペットショップ、おまけに銭湯……。これはいただけないと思います。どういう環境なのか、さっぱりわけがわかりません。
精神を病んだ(?)兵士が子どもやそれ以外の人々と交流することで心を回復してゆく過程を描出されたいのでしょうか?
それだけなら別に未来の世界を舞台とする必然性はありません。
未来世界にこだわるのならもっと未来人ならではと思えるような心性を描いたほうがいいと思います。
銭湯で主人公と子どもが戯れるシーンは少しいいなと思いました。
495名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 12:56:04
>>494
文章が読みにくいです思います

読みにくいと思います

すみません。
あと批評を追加。
もしこれを現代精神病院の入院患者の妄想と読むならば、なかなか面白い気がしました。
ちぐはぐな文章や状況描写がかえってリアリティがある。
496名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 17:45:36
>>478
>>482
>>483
>>487
ご意見ありがとうございます。厳しい意見も好意的意見も非常に参考になります。
何度も読んで頭の中に叩きこみます!
それにしてもここは良スレですね。
497名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 18:28:19
>>490-493
主人公不在のまま回想形式で設定を説明するパターン。
これがなぜダメなのかは>>486参照。
あとは全体的に情景描写ができていない。

舞台が異世界、その状況や設定を読者に伝えたいならば、リアルタイムで
実際に人物を動かすようにしたほうがいい。
例えば、地下都市の生活については、実際にそこで暮らしている人物の視点で
天井がどうなっているのか、商店街がどうなっているのか、などを描写していく。

この作品の場合は、主人公の元軍人が幽閉されているのだから
その視点でリアルタイムに書けばいい。
例えば、体力が落ちないようにどんな筋トレをやっているのか。
その時に何が見えるのか。食事はどんなものが出てくるのか。
そういう具体的な生活を描写しながら、少しづつ回想を入れて、主人公の状態を
読者に伝えるようにするとそれらしくなる。

釈放されてからの動きも唐突すぎ。
服はどうなってるのか、金はどうなっているのか。施設はどんな場所なのか。
街の風景もわからない状態で、いきなり銭湯に飛ぶのはもったいない。
丁寧に描写して世界観を読者に伝えましょう。
498名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 20:12:16
>>476
妻のいる四十代の新垣という高校教師という紹介を一度にした方が読者はイメージしやすい。

同室になった変わった患者に興味津々になるのは伏線がないと不自然だ。しかも病名は
不明とはいえ、何ヶ月も入院している大病なのに不謹慎だろう。病院で高校生が何かで
困っているところを新垣が助けたなど、何らかの二人の接点ができてから、さらに興味を
持つ方がいい。
499名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 20:14:25
>>479
お姉さんの死が唐突だな。お姉さんの描写の最初に、お姉さんが亡くなったばかりだった
ということを示した方がいい。

お姉さんの役割が不明だ。お姉さんの死が真由ちゃんの死につながったとしたいのなら
仲良しの後に、お姉さんはおまじないの類が好きで真由ちゃんに教えていた、といった
エピソードを加えてみてはどうだろうか。

おまじないが重要なので、さらっと聞いたですまさないで、生前の真由ちゃんから聞いた
などの必然性を持たせよう。そうすれば、私がおまじないを信じて疑わないのも説得力が
増す。

死んだ人の回数分繰り返すは、死んだ人の年の数だけ繰り返すかな?

住宅街と街ね中心部の間は、住宅街と街の中心部の間かな?

真由ちゃんの二つ結びという特徴は最初の方に出して、二つ結びの影を見て真由ちゃんと
気がつく伏線にした方がいい。

このお話を一人称ですると、7歳という小学低学年なのに、難しい漢字を知っているな、と。
500@:2008/02/21(木) 20:15:06
短編コメディの冒頭です。よろしくお願いします。

 レンタルビデオ屋に入ったらカウンターの店員が女だったので光速で店を出た。そもそも平日
の真っ昼間にそんなとこに行くだけでも屈辱的なのに、そのうえ女の店員相手にエロビデオを借
りるなんてまねは僕には出来ない。だいたいビデオ屋が女を雇うなんてありえない。雇うなら男
女別のカウンターを設置するべきだ。今どき電車だって女性車両を作ってるのに、ビデオ屋は時
代を逆行している。
 その点例の古本屋は僕のような二十過ぎの無職の男にもやさしい。あそこも女店員はいるが、
どれも簡単にナスやカボチャと思いこめるレベルだ。意図して採用してるんだろうか。あそこで
なら、僕はまるで分厚い医学書を購入するような堂々たる態度で、少女凌辱漫画を何冊もカウン
ターに差し出せる。それにあそこには僕と同じニオイのする男がウヨウヨいる。そうだ、僕はあ
そこに本を物色しに行くというより、ニオイを嗅ぎに行くのかもしれない。ワキガでも加齢臭で
もない、「否定臭」としかいいようのないこのニオイを。今日も僕はビデオ屋を出たその足で、
十分ほど離れた場所にあるその店に向かうことにした。
 自動ドアが左右に開き、僕が店内に足を踏み入れた瞬間「いらっしゃいませー!こんにちわー
!」という威勢の良い声が方々から響いてくる。これが実に気持ちいい。僕以外の客の入店時の
掛け声は耳障り以外のなにものでもないが、僕にむけられたものは本当に気持ちいい。できれば
掛け声専門の可愛い女の子を雇ってもらいたいぐらいだ。そしたらその子たちにチップを配って
やってもいい。なんならバイト代も出してやる。実はお金なら結構あるのだ。
 まず僕は入口の正面突き当たりにあるコミックコーナーに向かった。僕が求めるニオイはその
周辺が一番濃度が高い。
501名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 20:16:00
>>490
舞台が日本の地下都市ならば、最初に示そう。

おれは地上で戦いたいので、檻という表現にしたのだろうけれど、檻は中に閉じ込めるもの
なので、安全な檻のなかで保護されるという表現はおかしい。市民にとっては安全に
保護されるシェルターも、おれを閉じ込める檻でしかなかった、とする。

子供たちと銃撃戦をするのに必然性が欲しい。子供たちから銃を撃ってきて、それに
応戦した方がいいかな。
502A:2008/02/21(木) 20:18:02
 ああ、いるいる。どいつもこいつも黄土色に濁ったニオイをかもしだしている。成人コミック
コーナーの所には、アジアンチックな生地の薄いびらびらした服を着て、しめ縄のようにぶっと
いドレッドヘアをした若い男が立っていた。ところでアジア系の恰好とドレッドヘアの組合わせ
率ってなんでこんなに高いんだろう?まあいいや。とりあえず彼のことはボブと呼ぶことにした。
 ボブの左隣にたってそっと横顔を覗いてみると山羊みたいなあごひげを生やして鼻ピアスを付
けていた。よくある顔だ。こういうオリジナリティを追求しているようでいて、その実まるでオ
リジナリティを感じさせない奴は否定臭が強い。いい感じだ。
 僕の左手にいる、成人コーナーと青年コーナーの境界よりやや左側に立っていて実は成人コ
ミックを読んでいる背の低い太ったオッサンは「ワンカップ」だ。カップ酒が好きそうだからそ
う名付けた。僕はワンカップのそばに近づいて「フガ、フガ」と豚が鼻を鳴らす真似をした。する
とワンカップは横目で僕をチラ見して、読んでいた本を棚にしまい、別の場所へ向かっていった。
僕のことをキ○ガイとでも思ったのかもしれない。よし上等だ。それなら徹底的にやるまでだ。
僕は胸の中でボブに別れを告げて、ワンカップの後を追った。
503名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:30:57
>>500-502
まず冒頭
>レンタルビデオ屋に入ったらカウンターの店員が女だったので光速で店を出た。
これで始めたら、次のシーンは路上になるはず。
路上での描写を入れながら心理描写をして、古本屋に行こうと決意する順番に
なるんじゃないかな。

古本屋のシーンも、どんな場所にあるのか、外観なんかをちらっと描写してから
店内の描写につなげる。

技術的にはそんなとこ。
コメディーと言うことなので内容にはノータッチ。
504名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:36:14
2008年、厚顔無恥無知にも人々はまたヘラヘラしはじめた。脅威は去ったのだ、
オーストリッチ万歳、のどもとすぎれば。じぶんのことは棚にあげて。心に棚を。

ある日突然1億2850万人ぶんの2003年〜2007年の一部始終が
「ええとこばっか集」でどーんと民放5局を通じてぜんこくつつうらうらに
流れ始めた。顔面から朱射される炎で火がボウボウ、瞬時に119番はパンク。

アトランティス号からは丸顔の男の子もヤレヤレな緑白色の光の十字架が
日本列島の形に観測されたという。CIA、お前の国でやれよ。そう思うのである。
505名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:45:52
おれ?おれは「本日の放送は終了しました
                       NHK」
ってWebカメラに張り紙しといたのである。

予めである。
506名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:47:27
セフレが出来たんだけどそいつの元カレーがO型らしくてキモイんだよね。
性欲も減退の一途を辿るばかりだし、もう逢うのやめようかな。
507名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:48:59
スフレってうまいよな。
508名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:49:56
スフレが出来たんだけどウマイんだよね。

のほうがよかったか。要推敲である。
509名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:50:54
ほんっとおまいらって

「いい味だしてる」。
510名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:53:49
506さんは真剣に悩んでいるんじゃないかな。
511名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:54:21
この流れでか?
512名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 22:55:29
あと、まじめになやんでるやしはひとのことをきもいとよばないのである。
513名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:00:25
確かにO型と付き合ってる女ってやだよね。なんでわざわざ劣性遺伝子残そうとするんだろう。
単にO型の男を利用したいだけで性欲は別の相手で満たそうとしているのではないか。例えば506さんみたいに。
514名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:02:16
おやおや。ナチスドイツの暗黒面継承中かいや。冗談にならないのである。
515名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:02:59
ここ、USAでは、90%がO型だよ。
516名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:04:09
俺もAOの筈である。
517名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:07:10
俺もOが混ざってる可能性がある。
だからABの子としか結婚出来ない。
518名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:08:25
??????

俺のオヤジはO型だが、俺より頭が回る。回り過ぎてしくじったんで、
俺をちょうどいいバカに育てたようである。
519名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:08:55
76 オオバ わたおが Oだっけ?
520名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:09:31
雑談スレじゃねーぞ。
521名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:12:13
これでやめるが

俺だったら惚れた女の血液型など頓着しないのである。
522名無し物書き@推敲中?:2008/02/21(木) 23:12:44
核兵器を産みだしたのは頭の回転の速さだろうね。
523名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 00:16:17
初めて書いてみました
酷評お願いします


 妻は少し体が弱い。医師からも日ごろから注意しておくように言われていた。
 ある日僕が仕事から帰ると、妻が非常に苦しそうな表情をしてうずくまっていた。
 呼吸が荒い。とうとうこの日が来たのかと思った。
 僕は妻を病院に連れて行った。
 しばらくは入院が必要という医師の説明を受けた。
 その日から僕は気が気でなかった。
 仕事は有給休暇を取り、自宅で病院からの連絡を待った。

 病院から連絡があった。妻の状況が変わったらしい。
 僕は急いで病院へと向かう。
 病院へ到着すると、妻はすでに処置室の中だということを知らされる。
 僕は処置室の前で、じっと待った。
 少し時間がかかっているように感じる。最悪のケースが頭をよぎる。
 その瞬間、処置室が使用中であることを示す赤いランプが消灯する。
 僕は処置室に飛び込んだ。妻のそばへ駆け寄る。
「大丈夫だったか」
「うん。ちゃんと産めたよ……」
 妻の腕には新しい命が抱かれていた。
 僕は泣いてしまった。妻はそんな僕を見て言った。
「あなたの泣いてる顔、この子にそっくり」
524名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 00:21:06
         >ーヽィ
        イ从l^ヽ l  だれかおいらを基地まで送っておくれ
        ノ从Д`bレ お土産ももたせてね(はぁと
         /   /⌒ヽ
      _/⌒/⌒/ / |__
     / (つ /_/ /\ |  /\
   /  (_____/  ヽ/   \
  /| ̄ ̄         ̄ ̄|\   /
/  |             |  \/
    |             |/
コーラサワー・みかん・センチメンタリズム・ドーナツ・ミルク・中国産餃子
きのこ
525名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 00:24:07
>>523
年表みたい
526名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 00:25:44
どっかで読んだことがあるような話だけど、
剽窃じゃないだろうね?
527名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 04:03:24
>>524
ふたつだけ俺のそとにある。あとはさとつていたある

アッ
528名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 04:13:34
みっつだった。
529名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 07:36:36
 

    おはよう

    NEGI

   
530490:2008/02/22(金) 12:26:30
>>494 >>495
わたしは統合失調症なのですが、やはり文面にそのにおいが
でてしまってるということでしょうか。
でもがんばります。


>>497
アドバイスありがとうございます。
とてもいいこと教えてもらいました。
それを意識したいと思います。
5311/3:2008/02/22(金) 13:44:56
度々すいません。また書いてみました。

 床の木のタイルがめくれ上がって折れており、その下の地面から、
一りんの花がひょっこり顔を出している。青い花びらが、穴の開いた
天井からさす日光を受け、輝いていた。
 おばあちゃんはミネラルウォーターのペットボトルの蓋をあけ、
水をちょびっとその花にやった。この時のおばあちゃんの顔は、
とても幸せそうである。それを杏子はきょろっと目をあげて見ていた。
「おばあちゃん、この山小屋風がはいってくるね」
「あちこちに穴が開いているからね。扉のガラス窓は割れていて危ないし」
 この山小屋は相当傷んでいた。
「ここでじいちゃんは死んだのさ」
 おばあちゃんは感慨深く言った。哀しいことなはずなのに、
おばあちゃんの顔はやっぱり幸せそうである。
「冬の山小屋でこごえそうなわたしを抱きしめて、わたしの毛布がわりに
なってくれたのさ。次の日起きて、さわると、おじいちゃんは固まったまま、
倒れた。魂がいっちまったのさ。わたしを守って」
 おばあちゃんの幸せそうな顔の秘密である。
「この花はね、おじいちゃんの生まれ変わりなんだよ」
 青い花は変なところから気丈に生息している。
「おじいちゃん、おじいちゃんのおかげでわたしはまだ生きています」
 おばあちゃんは両手をそろえてお辞儀した。
 山小屋から出ると、あたりは大木が生い茂っている。冬になると、この
景色も白銀につつまれて時には人の生命を奪うほどの冷気を放つのだろう。
 そのとき、杏子はあることを思いついた。
「おばあちゃん、ちょこっとだけ、もう一度、お花見てきたい」
「待ってるから言ってきなさい」
「うん!」
 杏子は走った。彼女は、隠していたこの顔見られるわけにはいかなかった。
彼女の、いじわるな顔。目からは妖光を放って、にやりと開いた口からは
白い歯がのぞかせる。
(おばあちゃんがいつも言っているおじいちゃんに会ってみたい! あの花が
5322/3:2008/02/22(金) 13:45:20
おじいちゃんの生まれ変わりなら、あの花を踏み潰せば、おじいちゃんが
怒ってわたしの前に現れるかもしれない!)
 扉を開けた。杏子の心臓は踊るようである。天井からはひと筋の光が
こぼれ落ち、それを青い花が受けている。
 その花を、――杏子は踏んだ。かかとで体重をかけて。ねじねじと。
 そして彼女はおばあちゃんのもとに走ってもどった。
「お花きれいだった?」
「うん!」
(おじいちゃん、出てくるかな……?)

 その夜、杏子は自宅に戻り、自室にふとんをしいて寝ていた。
 閉じられた扉を外からやせ細った白い腕がノブに手をまわし、
静かに扉が開いた。その侵入者は、杏子の枕元に立つと、
ポケットの中に手をつっこみ、中から卵を取り出して、割った。彼女の頭の上で。
 杏子の顔が、卵の黄身と白身で汚れる。彼女は目をさました。手を顔にやる。
(なんだこれ、ベトベトしている……)
 彼女は起き上がると、背後になにかの気配を感じた。
 杏子はおそるおそる顔を後ろにむける。

「コノ糞餓鬼ガ!!」

 そこには目をつりあげて、口角いっぱいに広げられた口からは、
鬼の牙が見えた、おじいちゃんがいた。
「キサマワシノ花ヲ踏ンダナ!?」
「わぁ、おじいちゃん!」
 杏子は物怖じするどころか、笑顔でおじいちゃんに抱きついた。
「おじいちゃん!」
5333/3:2008/02/22(金) 13:45:49
「ナ、ナンジャ?」
「おじいちゃん、踊ろ!」
「エ……? イヤ……、マァ、イイガ……」

「ターララッタ〜、ターララッタ〜」
 
 その時、扉が大きな音をたてて開いた。なかからは鬼の形相した母が、
「うるさい杏子!! 何時だと思ってるの!?」
 と怒鳴った。
「だって……」
 杏子は手をつないでいる先を見ると、
「あれ……?」
 おじいちゃんは消えていた。
「ところであんたのその顔、どうしたの、汚い」
 杏子は少し考えると、
「おじいちゃんに仕返しされたの!!」
 嬉しそうに言った。
「アホなことを言ってないで、顔を洗って、寝なさい」
「……はーい」
 お母さんは扉を閉めて寝室に戻っていった。
「おじいちゃん……」

 山小屋の中で青い花はピクッと動いた。
 わしゃこのぐらいではへこたれんわい。
 風が山小屋の中に吹いて、人の声に聞こえた。
534名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 15:11:52
急にスレがおかしくなったな。
535名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 16:30:27
ZangPangの影響だろう。予定どおりだ、使徒だ。
536名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 17:01:07
「なぜですか?」
 水月は小さな声で尋ねた。しかし、警察官は押し黙ったまま彼女の顔をジロジロと眺めた。
そこにはニヤケついたうす笑いのような表情があった。
「もう、帰ります!」
 彼女は、無理をして少し大きな声を出すとテーブルに左手をついて
立ち上がろうとした。すると、警察官が彼女の左手を握り立ち上がるのを抑えた。
「へへへっ」
 彼は、さらに気持ちの悪い顔をして彼女を見た。
そこには何か蛇のようなナマコのような爬虫類的な感触を感じた。
彼女は、とっさにそれから身をよけるようにして手を振り払ったが、
立ち上がるまでには至らず、再び畳の上に座り込んでしまった。
「そんなに嫌がるなよ」
 警察官はテーブルの向こう側からこちら側までやって来た。
彼女はとてつもなく恐ろしい戦慄が全身をはしったように感じた。
「何をするんですか、やめて下さい!」
 水月は尻をついたまま後ろに下がって嫌がるそぶりをした。
しかし、警察官はそれを見てさらに興奮したのか欲情したのか
彼女についていくように近づいていった。
「やめて下さい!」
 彼女はさらに後ろに下がった。背中には壁があってもうこれ以上後ろには下がれなくなってしまった。
537名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 17:02:47
彼女が壁に背中をつけた振動で、貼り付けられていたポスターが画鋲と一緒に落っこちてきた。
しかし、彼はそんなことには目もくれずに彼女の顔を見つめながらすり迫っていった。
「可愛い顔してるね。十二歳には見えないよ」
 そう言うと、彼はさらに彼女にすり寄っていき、とうとう壁際に追い込んで抱きついてしまった。
「やめてください、やめてください」
 彼女は何度も言い続けた。警察官に睨みつけられたままだったので、
怖くなって大きな声は出せなかった。それでも勇気をふり絞っておおきな声を出そうと
懸命に努力をしたのだが、それも空しく誰もかけつけて来なかった。
外で立ち番をしている警察官には聞こえたのだろうか? 
いや、ひょっとしたら彼もグルなのかも知れない。
彼女はそんなことを考えるとさらに恐ろしくなって体中に寒気がした。
「やめて! H! 変態!」
 彼女は抱きついている警察官を必死に両手で振り払って抵抗しようとするが、
それにも力が入らなかった。もし本気で抵抗をしたら彼を怒らせて
余計に事態を深刻にしてしまうのではないか? という心理が働いたのだ。
「そんなに嫌がるなよ」
 彼は、さらに抱きついて左耳を噛んでしまった。
すると、今度は顔中に口づけをしてさらに彼女を困らせた。
「もう、本当にやめて下さい、警察を呼びますよ」
「オレがその警察だよ」
 彼はさらに調子に乗って水月の服を脱がせにかかった。彼女は恐怖に打ちひしがれながらも必死の思いで声を出した。
「誰か助けて! 助けて下さい!」
「いくら泣き叫んだって誰も聞いちゃいないから、大人しくしろ」
 彼はそう言ってさらなる淫行を試みた。

 
538名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 17:03:50
止めろよ
ねぎ
逮捕されるぞ
539名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 17:04:54
 しかし、丁度この時に交番にたどり着いた中原がこの水月の声をかすかに
耳でキャッチしたのである。
「むっ、これは!」
 彼は異常事態を五感で素早くキャッチして即座に交番内に入ろうとした。
しかし、いざ交番に入ろうとすると入り口に立っている警察官が彼を阻んだ。
「コラコラ、勝手に入っちゃいかん」
 その警察官はヒョロヒョロに痩せていて、頼りなく見えたがかなり
厳しいような声で中原を制した。そして、絶対に交番の中には入れん! 
といったような様子で出入り口に立ちふさがったので、
中原はおめおめと引き下がらざるを得なくなってしまった。
しかし、ここでまた交番の奥の方から変な声が聞こえてきた。
「いやああああああああ」
 これは間違い無く水月の声だ。中原はそう確信して無理矢理に交番の中に
入ろうとしたが、警察官は怒ってどうしても立ち入れさせない構えだ。
「キミ、勝手に入ると面倒なことになるよ?」
「この中に水月さかえという女の子がいませんか!? 
確かに中から声が聞こえている。十二歳の可愛い女の子で……」
「知らん、知らん。帰った帰った」
 ヒョロヒョロの警察官は目を横にそらしながら冷たくあしらうように言った。
中原は諦めて立ち去ったが、今度は遠回りして交番の裏側から中の様子を伺えないか、
あわよくば入れないかと考えてたなんとか裏側に回り込もう。
彼はそう考えた。
 交番は歩道に面したところに立っているので、裏側から回り込むには
その裏側に面している一軒家の中を通って横断するのが得策であると思われた。
さっそく中原は走って裏側の通路まで回り込み、一軒家のブロック塀を登っては下りて、
さらに反対側のブロック塀も登っては下りて交番の裏側に辿り着いた。
彼は、はあはあと息を切らせながら、あまりに息を切らせて見つかってはマズイと思い、
両手で口を閉じた。

                 ここまでです、評価ヨロ。
540名無し物書き@推敲中?::2008/02/22(金) 18:53:04
おぢちゃん、かけもちたいへんだね。
541名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 20:08:08
>>500
否定臭というのは、おもしろいね。

伏線でないのなら、レンタルビデオ屋の部分は古本屋と重複するので削除。

女性の店員が苦手なのに、可愛い女の子を雇えは矛盾している。

否定臭に惹かれた一読者の感想だが、肝心の否定臭が、黄土色に濁ったニオイや
オリジナリティを感じさせないだけでは、ありきたり。何か新しい定義を期待する。
542名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 20:10:23
>>523
出産というオチをいかすには、妻が体が弱くて医師から注意を受けていたのは余計かな。
体の弱い人が出産するのはリスクが上がるからミスリードにならない。むしろ、体育会系で
病気とは無縁の妻が入院して、僕がうろたえる方が読者をミスリードできる。

妻が入院した、元気にスポーツする妻の思い出、そんな二人の生活の終わりの予感、
病院への呼び出し、妻は無事出産、これから三人で新たな生活をみたいな感じで。
543名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 20:12:24
>>531
二人で踊り始めるのは、昔話みたいでいいな。

一りんは単位なので、一輪の方がいい。

おばあちゃんが青い花をおじいちゃんの生まれ変わりだと思った理由を描写しよう。

杏子がおじいちゃんに会いたいという感情から、青い花を踏む潰すことを、いじわると
するには無理があるので削除。

おじいちゃんが鬼になっている理由を描写しよう。

なかからは鬼の形相した母は、杏子の自室に入ってくるのに、中からは変だし
鬼の形相もおじいちゃんと重複するので、削除。
544名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 20:15:45
>>536
書き込まれなかっただけかもしれないが、「なぜですか?」に対応するものがないな。

水月は何と読むのだろう。ルビをつけた方が親切だね。

ナマコは爬虫類ではなく、棘皮動物(きょくひどうぶつ)だ。棘皮動物のようなといわれても
困る読者が多いだろうけど。

畳にテーブルが悪いとは言わないが分かりにくい。テーブルだけだと普通は椅子に座って
いると思うからね。先に畳の上に座っている描写をしよう。

壁を叩いても、画鋲は落ちてこないだろう。

警察官の軽い対応からみて、中原は水月の同級生の小学生なのだろうか。描写がないと
分からない。

悲鳴が聞こえているのに「いませんか?」はないだろう。「悲鳴だ!」ではないのか。

中原は諦めて立ち去って、どこにいるのか描写をしよう。

ブロック塀を登っては下りては、ブロック塀を乗り越えての方がいい。

彼はそう考えた、は考えが重複しているので削除。

息を切らせても重複しているし、そんな状態で口を閉じたら死ぬような。
545名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 21:49:01
重く、しかし眼にも止まらぬ一撃を受けた。
視界の中の相手の輪郭が、あらぬ方向へと、歪んでいた。
頬の下に床を感じ、自分が倒れていた事に、気づいた。
殺される、そう思ったが、不思議に絶望感は、無かった。
いつの間にか、相手に対する屈辱も、消えていた。
目の前にあるのは、私の手か。
指輪。妻はまだ、生きているだろうか。
「勝てなかった。ひと思いに切ってくれ」
かすれ声しか出なかった。
「甘い。お前という男は幾つになっても」
腰帯を持ち上げられると、

546名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 21:50:22
私は4つんばいにさせられ、無理やり彼のモノをねじ入れられた
「アッー」
547名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 22:33:41
屑は史ね
548名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 22:54:51
>>536-539
神視点というのは客観的、映像的に場面を描写するのが目的なので
客観描写ができないなら神視点はやめたほうがいい。

例えば、冒頭のシーンがどこなのか全然わからない。
二人の体勢や服装、周囲にどんなものがあるのかも同様。
次のシーンは交番の外側だと思うが、これも同じ。
季節も時間も交番の周囲がどうなっているのかもわからない。
行動の描写も飛んでいる。

どんな場所にある交番なのかを描写して、交番の外観を描写して
警官が表に立っている。
そこの中に入りたいなら、ドアがどんな感じになっているのかが
気になるはずだし、先に立ち番の警官に言葉をかけるんじゃない?
交番の裏手に回るあたりも端折りすぎ。
549名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 22:58:32
>>523
これはあらすじとかプロットの段階。
小説にするためには、もう少し描写が必要。
550名無し物書き@推敲中?:2008/02/22(金) 23:01:56
>>531-533
小説にはなってないな。
小話としてはちょっと長い。
中途半端な感じ。
551内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/02/22(金) 23:56:38
>>531-533
 おじいちゃんの生まれ変わりと思っている花を床下に生やしておくのは
ゴキブリやダンゴムシと同居させているみたいで気持ちの良いものではないし、
おじいちゃんが凍死した話は笑いながら孫娘に聞かせるには重すぎる。
思い出の花を踏みにじる行為は腐れ外道と判断されかねない。

 これが、飲んだくれで母親を殴るような息子がおじいちゃんの霊によって
改心する話なら受け入れられるのだから、悪人がだめというわけでもない。
 どうも卑屈な小物の悪人が一番嫌われるらしいのだ。

 ためしにおばあちゃんをもっと善人に、孫娘を悪人に、善悪をメリハリを利
かせて描いてみてくれないか。
552名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 00:02:12
>531
熱力学の法則を持ち出すまでもなく、じじいの体温だけ一方的に下がることはないので、おかしいよね。
5531/3:2008/02/23(土) 02:46:51
 暖かい雨が降っている中で、祐介は踏切を過ぎ去る急行電車を眺めていた。
 弾かれた雨滴が車体をぼんやりと覆っている。過ぎ去った後に電車が起こし
た風に雨が舞い、祐介のシャツを濡らした。警報機の響きが消え、遮断機が上
がってゆく。その向こう側に、白い建物が見えた。大人の背丈よりも高い壁に
囲まれており、祐介からは二階建ての屋上の部分しか見えない。屋上にはポー
ルがあり掲揚された国旗が雨に濡れている。
 踏切の前で電車の通過待ちをしていたトラックが動き出した。エンジン音と
ともに排出された油臭い排気ガスをまき散らした。
 傘の柄を強く握り、祐介は小さくため息をついた。
 壁の向こうで、息子との対面が待っている。
 出会うのは、もう一年ぶりになる。
 重い足を前に出そうとした時、
「岸本さん」
 祐介は後ろから声をかけられた。
 振り返ると、紺のスーツに身を包んだ太った四十男がいた。息子――隆――の
弁護士を勤めている五十嵐だった。
「高裁以来ですね」
 ハンカチで額の汗を拭きながら五十嵐は言った。四月には似つかわしくない
暖かさで、雨は降っていても一向に気温は下がらず蒸し暑い。上着を脱げばい
いのにと思ったが、五十嵐は上着のボタンも外さず、ネクタイもきっちりと絞
めている。法廷で弁護するときと同じだった。これが、この男のスタンスなの
だろうと、祐介は思った。
「もしかしたら――」
 ハンカチをしまって五十嵐が真剣な表情で祐介を見つめた。
「これで、最後になるかもしれません。再審請求も通りませんでした。そろそ
ろ内閣改造もあるという話ですので、法務大臣が駆け込みで執行命令に許可を出
すことも……」
「……」
 返す言葉が見つからず、祐介は五十嵐から視線を外した。自分よりもこの男の
ほうがよほど隆の父親に近いのではないか。
5542/3:2008/02/23(土) 02:47:25
 前回、隆と出会ったのは、高等裁判所の法廷だった。隆は二年前に発生した
三人のホームレス殺人事件の容疑者としてそこにいた。裁判はすでに最高裁を
通過しており、二審の判決は無期懲役だったのを検察が不服と控訴し、結果、
最高裁は量刑不当として二審に裁判を差し戻していた。
 それまでの裁判の細かい過程は祐介は知らない。ただ、聞かされていたのは、
新しい証拠がなく、弁護側は情状酌量の要素を増やすしか方法がなくなったと
いうことだけだった。何人かの証人が隆の情状面からの証言を行ったが、どれ
も今までの裁判の蒸し返しに過ぎないということだった。
 最後に探し当てられたのが祐介だった。
 そして、祐介は初めて息子の顔を見た。
 被告席に立つ隆は華奢でそれでいながら頑なな印象を与える眼をしていた。
それが、弘子に似ていた。祐介に似ている部分は無いように見えた。いや、そ
う思いたかっただけかもしれない。しかし、そこにいる十九歳の少年が弘子が
産んだ子だということだけは、何故か理解出来た。
 法廷では情状面での証言を求められた。五十嵐に「息子さんについて証言し
てください」と問われ、祐介は「よく、わかりません」と答えた。はぐらかし
たのではない。それ以上の返答が出来なかったのだ。弘子がどこで子供を産み、
どう育てたのか、祐介は全く知らなかった。急に息子がいると言われ、しかも、
死刑になりそうだと言われても、何をすることも出来ないし、弁護するような
ことも言えない。
 もっとも、五十嵐はそんな祐介の証言に文句はつけなかった。いや、むしろ
上々の出来だと言いかけ、慌てて話題を逸らした。後から考えれば、祐介の
証言は隆の家族には父親というものが完全に欠落していることを端的に表現して
いた。だが、それを指摘されることは、祐介には苦痛だった。言ってしまった
ことへの嫌悪感と、それを褒められたことの罪悪感が混じり合って、祐介の心
の底に消えない傷として残った。
 そして、その傷を嘲笑うかのように、隆は死刑を宣告された。
5553/3:2008/02/23(土) 02:47:52
「一つお聞きしてもいいでしょうか」
 歩きだそうとした五十嵐に祐介は問いかけた。五十嵐が祐介から視線を外した。
「なんでしょうか?」
「どうして、こんなに刑が早いんでしょう」
「そのことなんですが……。通常、死刑が執行されるまでは数年はかかります。
何度かの再審請求が却下されて、その上でとなるのですが」
「では、なぜ?」
「実は、隆君が死刑の執行を要求しているのです」
「え!」
 祐介は思わず声をあげた。隆は最高裁まで控訴し、再審請求までしていたのだ。
それでいて、急にそれらを否定して死刑を求めるなど。
「な、何故です?」
「わかりません。何か心境の変化があったのだろうとしか。再度の再審請求も
実施しないように求められました。十九歳で、再審請求がされていれば、次の
順番が隆君になる可能性はかなり少ないのですが、本人がそう言っている場合
は別です。まず、次は間違いなく隆君になるでしょう。私の説得は受け付けて
くれないのです。ですから、なるべく早くお会いしていただきたいと連絡した
わけです」
 五十嵐の言葉に祐介の憂鬱はさらに増した。
 促すように、五十嵐は歩き出した。祐介も仕方なく五十嵐を追った。うつむ
いた足元にレールの鉄の輝きがあった。それを過ぎた時に、五十嵐が言った。
「我々は隆君の父親が岸本さんだと確信しています。しかし、なんでしたら
DNA鑑定という方法もございますが」
「いえ、いいのです……」
 あの晩、弘子は処女だった。弘子がその後、男に抱かれていなければ隆は
祐介の子ということになる。そして、弘子が男に抱かれるとは思えなかった。
弘子は生涯に一度、復讐のために祐介に身体を開いた。それは、おそらくただ
一つの例外だったのだ。
 不意に五十嵐の足が止まった。
 目の前に高い壁と監視付きの通用門があった。そこには、東京拘置所の鑑札が
かけられたいた。
556553:2008/02/23(土) 02:48:22
酷評お願いします。
557名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 05:25:19
>>553
法廷の仕組みについては専門外なので触れません。文章は割とよく
書けているとは思うのですが、「祐介が」「祐介の」のような語が多く、
一読して翻訳調の影響が強いように見受けられます。
日本語はわかる限りにおいては主語をかなり省いても許されますので、
このあたり調整すると相当読みやすくなるのではないでしょうか。

また最後の行の「かけられたいた」などを見ると、推敲がまだ不十分
なのではないかと勘繰ってしまいます。読点の打ち方なども含めて、
書きっぱなしではなかなかミスなしとはいかないものです。
もうすこし磨きを入れたほうがよさそうですね。

内容では、ほぼ縁の切れていた祐介を探し出して証言させようというのに、
どういった証言をするか弁護士と打ち合わせなし、ということがあり得るのかな、
といった点が疑問です。しかしやはり専門外なので何とも。

ほか気になったのは「鑑札」。「鑑札」は確かに門や戸口などに貼りますが、
当局による公認・許可・証明証などのことで、表札などとは異なります。

そして最後に一つ、これはそれでも構わないと仰れば小説ですから
通らないこともないのですが、東京拘置所の近くに踏切はないと思います。
つくばエクスプレスは地下、常磐線も東武線も高架です。
時代が違えばまた事情も違うでしょうが、作中にポンとDNA鑑定の話題が
出ているので、舞台は現代か、せいぜい90年代くらいかと思います。
私は90年代後半以降しか知りませんが、その頃にはあの辺りはもう高架化
されていたと思います。記憶違いでなければ。
558名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 05:33:46
>>447>>448
非常に上手く書けている。
性交におけるふたりの状況描写も適切で良く理解できるし
読者を興奮させるに充分な語彙で魅了できている。
できることなら全編を読んでみたい。
是非、出版社に投稿をお勧めする!!
559名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 09:16:36
>>553-555
文章の細かい部分はひとまず置いとくとして、まずまずいいんじゃないかな。
情景描写も人物描写も水準程度にできているので、ストーリーをうまくまとめることが
できるなら、一次予選は通過できるレベルだと思う。

細かい部分にいくと
>重い足を前に出そうとした時、
>「岸本さん」
>祐介は後ろから声をかけられた
ここは捩れ気味。
前段で祐介の内部に入っているので、「祐介は」は省略して「後ろから声を掛けられた」
と書くべき。

前回の出会いがカットバックで挿入されているけど、これは構成上の必然性が
感じられるので問題ないと思う。むしろ短く上手くまとまっていると思う。

>最後に探し当てられたのが祐介だった
前段文章のの主語と述語の関係が完結しているので、
「最後に探し当てられた証人が祐介だった」としたほうが丁寧だと思う。

アドバイスとしては、文章の細かい部分は気にせずにとにかく完結させること。
見た感じ、話の進展がちょっと早いので長いものを書いたものがなさそうな
感じがする。
560名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 10:42:47
>あえてBESTに入れてみた。今から5年ほど前、僕が高校1年〜2年にかけて書いた作品だ。あえて手直しせずそのまま載せる。

二行で「あえて」を二回も使うな。ターヘー。
561名無し物書き@推敲中? ::2008/02/23(土) 10:44:30
>>558
エロ男エロを好む。
出版社に持ち込む。
恥をかくのが関の山。
このようなストーリーは、
昭和時代の小説。
562531:2008/02/23(土) 13:02:30
>>543
おばあちゃんが青い花をおじいちゃんの生まれ変わりだと思った理由は、
おじいちゃんが凍死したところから、青い花が生えたというのが理由です。
おじいちゃんが鬼になっているのは、青い花を踏まれたからです。
すいません、書くの忘れていました。
おじいちゃんの形相がお母さんと重なるのはよくないんですね。
気をつけます。

>>550
小説になっていないのは何が原因なのでしょうか?

>>551
中途半端がいけないんですね。
今度は大外道と大善人を書いてみたいと思います。

>>552
都合よく書きすぎたようです。気をつけます。
563名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 13:24:00
>>553
丁寧に書かれてると思うけど多少文章がぎこちないような気がした。 たとえば

>屋上にはポールがあり掲揚された国旗が雨に濡れている。
→屋上に立ったポールに掲揚された国旗が雨に濡れている。

>ともに排出された油臭い排気ガスをまき散らした。
→「排出された」を削除
とか。
他の部分ももう少しすっきりできそう。他評者も言ってるけどどことなく翻訳っぽい。
まあでもこの辺は個人の嗜好の問題かもしれんが。
自分の文体にこだわるならそれもいいかと。
あとたしか「容疑者」はマスコミ用語で、正確には「被疑者」、
起訴されて法定に立った場合は(刑事事件だと)「被告人」だったと思われ。少年事件だと別の呼称になるの?
間違ってたらごめんなさい。
ストーリーは面白そう。
564名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 13:32:23
>>447
文体が少し古いのでは?確かに昭和の男女を思い浮かべた。
少なくとも若者向けではないと思う。
あと全体的に硬い文体なのに「ギュン」はないんじゃないか?ここだけ浮いてる感じ。
565名無し物書き@推敲中? ::2008/02/23(土) 14:04:41
>>564
後で弁解する酷評?なのか。
見れば一目瞭然!
みんなダシ、詐欺師物書きの参考にされてるぞ。
566名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 14:06:35
>>560

確かに。
567名無し物書き@推敲中? ::2008/02/23(土) 14:41:28
このスレを立ち上げた人は自分の作品の参考にしているようだ。
ずるがしこい人間のようにも見えます。
568名無し物書き@推敲中? ::2008/02/23(土) 15:00:05
同感ww
569名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 16:58:42
>>564
若いおぼっちゃまには理解できない文学だな>>447は。
570名無し物書き@推敲中? : :2008/02/23(土) 17:05:50
収穫もなく出てきたな。
どこ言ってた。
ふてくされるなよ。
未来が待ってる・・・・・かも?
571名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 17:54:21
>>561 いやいや、>>447>>448の文章は僕も読んでいて妙に興奮したよ。
最近の官能小説にはない新鮮な感覚があるし、リアルだし。
なぜか映画のような場面が思い浮かぶよ。
5721/3:2008/02/23(土) 18:26:34
よろしくお願いします。主人公は二十代後半のゆかりという女性。亮平はその夫です。

 朝、仕事に向かう亮平を部屋から送り出すとき、私はいつも通りに、「いつも通り」の笑顔を装った。ただ普段は玄
関の内側にとどまっているのだが、この日は表にまでついて出た。亮平はそれをいぶかる様子もなく、そのスーツ姿は
マンションの前を横切る上り坂の向こうに消えて行った。
 部屋に戻ると必死に抑えていた重苦しい気分が一気に溢れ出た。本当ならすぐにでも掃除に取りかからなければなら
ないのだが、今朝はとてもそこまで「いつも通り」を演じる気力が残ってはいなかった。崩れるようにリビングのソフ
ァに腰を下ろし、電源の入れっぱなしだった向かいのテレビ画面を漫然と眺めた。朝のワイドショーなんて殆ど見たこ
とは無かったが、これなら別に見れなくても構わないと思った。
 それでも他に何をする気も起きなかったのでぼんやりとテレビを見ていたら、時間だけが徒に過ぎていった。その事
に気が付くと、突然強い焦燥感に襲われた。どんどんリミットが迫ってきてるような気がした。するとある考えが頭に
浮かんだ。それから私は服を着替え、化粧もせずにマンションを出た。
 外は秋にしては寒かった。向かいの家の塀の上から、白い花をつけた椿の枝がのぞいていた。
 亮平の進んだのとは逆方向に坂を下って行くと、間もなく一組の母子とすれ違った。母親はおそらく二十代、私より
少し若いくらいで、手を引かれた男の子は幼稚園の制服を着ていた。
 私はその二人を何度か見たことがあった。いつも黒髪を一つに束ねた母親は小柄で華奢な体つきなのに、短髪の男の
子の方は、二段重ねの鏡餅に手足が生えたようにころころと丸く太っているのが可笑しくて、すれ違う度に私は笑いを
押し殺していた。しかし今日は笑う気になるどころか、言葉では表現できない苦々しい思いで二人の後ろ姿を見送った。
 坂を降りた先の住宅地を右なりに抜ける道を五分ほど歩くと大通りに出る。そこを左折しまた五分ほど歩いた先に、
市民図書館はあった。白塗りの壁面がまだ新しさを残すこの二階建ての図書館に、私は午後の退屈しのぎにしばしば訪
れていた。けれどこうしてすがりつくような思いで、ここの自動扉をくぐることになるとは思ってもみなかった。
5732/3:2008/02/23(土) 18:27:14
 館内に入ると私はカウンターに行き、待機していた男性司書に
「少し胎児について調べたいのですが」と聞いた。
 司書は脇に置いていたパソコンを素早く検索すると
「発生学の書籍にあたられてはどうですか」と答えた。
 それで私は司書から示された『生物学系』と表記されたコーナーに向かい、書架に目を走らせた。
 ぎっしり横にならんだ背表紙の中に『発生学入門』の文字を認めると、それが印字された本を取り出し、その場で表
紙を開いた。本は人差し指と中指を二つ合わせた横幅くらいの厚さで、入門と銘打ってはいるものの、かなり詳細な記
述、豊富な写真や図解が掲載されていた。受精卵が細胞分裂して胎児へと発生していく過程は高校時代の教科書のもの
よりもずっと緻密だった。女性の子宮から卵巣にかけての形は、角を生やした牡山羊の頭に似ていた。また正常に体が
発達しなかった、いわゆる奇形の写真もたくさん載せられていた。それらはあまりにもたくさんのバリエーションがあ
ったので、私は、いまある体に生まれたのはある種の幸運に恵まれたためではないかと思った。
 パラパラとページをめくっていると一枚の写真が私の指を止めた。腰から背中の真ん中にかけて、割れた卵のような
裂け目が入った乳児の写真である。写真の下には『二分脊椎症』と記され、治療は可能だが麻痺や知的障害がのこる場
合があると説明されていた。それを見て私は、驚くでも哀れむでもなく、ただ胸苦しさをのみ覚えた。これと同じ障害
を負った子が私のお腹の中にもいるのだ。そう思うと胸の苦しみはどんどん強くなっていった。それは後悔や罪悪感と
似ているようで、そのどちらからも隔たった感情だった。
 本を借りた私は図書館を出ると、そのすぐそばにある市民公園に移動した。屋根のある場所でこの本を見るのは何と
なく辛いものがあると思ったからだ。
5743/3:2008/02/23(土) 18:28:25
 石造りの正門から園内に向かって直線にのびた遊歩道の左右には、黄色い噴水のようなイチョウの木がアーケード状
に立ち並んでいた。空は青く、高く、小さな雲が一つだけ、群れをはぐれた羊のように広い空間を孤独に漂っていた。
好天にも関わらず園内に人気は乏しく、うら淋しい雰囲気があったが、今の私にはむしろ好ましく感じた。
 落ち葉を踏み砕きながら歩いていると無人のベンチを見つけたのでそこに腰を下ろし、借りた本を鞄から取り出して
膝の上に乗せた。が、今度はなかなかそれを開く気にはなれなかった。数メートル前方には、人の背丈ほどの台座の上
に、鷹か何かをかたどった銅像が置かれていた。私はその銅像を、というよりその銅像の鈍い光沢をぼんやり眺めなが
ら、どうすることもできない自分をいとわしく思った。
 私は軽く服を持ち上げている丸いお腹に手を添え、そこに視線を落とした。何もしないよりは、少しでもこの中にい
る子どもの事を知ろうと図書館に重い足を運んだはいいが、結局こうして戸惑っているばかりだ。
 いや、こうなることは初めからわかっていたのではなかったか。私はいつまでも現実に目を向けることを拒んでいる。
ただ苦しみから逃れるためだけに奮い起こした勇気など、早々に挫けてしまうに決まっているじゃないか。私は亮平と
も、この子とも、そして私自身とも向き合うことを避けている。
 黄色い葉っぱが一枚、本の上に落ちた。私はそれを払い除けると本を鞄にしまい、ベンチから立ち上がった。寒さが
身に染みていたためか、膝がわずかに震え、踏み出した足がもつれた。
575名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 19:33:02
>>572-574
一人称の悪いほうの例になるんじゃないかな。
思考の内容がひとりよがり。

まず冒頭。
>仕事に向かう亮平を部屋から送り出すとき、私はいつも通りに、「いつも通り」の笑顔を
>装った。ただ普段は玄関の内側にとどまっているのだが、この日は表にまでついて出た。
必要な描写がないので主人公の現在の状態があいまい。
玄関先にいるなら、玄関の描写、亮平の人物描写が必要な場面。
時間が前後していて、すでに主人公が外にいるにしても、外の風景の描写や
亮平の人物描写が入るはず。

心理描写も「なぜ悩んでいるのか」という部分があかされないので、かったるい。
誰もいないところで「演じる気力がない」とか言われても、はぁ? としか思わない。
意味がないエキストラとすれ違うシーンを詳細に描写しているけど、太った子供と
すれ違う度に「笑いを押し殺す」という心理は、普通の人には理解できないと思う。

>坂を降りた先の住宅地を右なりに抜ける道を五分ほど歩くと大通りに出る。
>そこを左折しまた五分ほど歩いた先
こういうのは不必要な説明。

図書館の内部の描写もないし、公園への移動にも必然性がないし、本を読みにいったのに
本を開く気になれないとか、メンヘラの告白を聞いているみたいで気持ち悪い印象。
もう少し客観性を考えながら書いたほうがいいと思う。
576名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 20:26:58
>>553
車体で、祐介が乗っている自動車をイメージした。傘を持っている描写を先にするか
目の前を横切っていく車体として電車であることを描写した方がいい。

警報機の響きは、響くのは警報や音なので、警報の響きか、警報機の音がやみとする。

濡れて重くなったら、たなびかないので、雨の日には国旗を掲揚しないだろと思ったけど
撥水加工などの対策が取られているのもあるのな。勉強するきっかけになりました。

弁護士の五十嵐のように、祐介や隆、弘子の描写をしよう。

弁護士が立ち話で打ち明ける内容ではないかと。
577名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 20:29:20
>>572
朝のワイドショーを見れなくても構わないは、見る気がないのだから、見なくても構わない
にする。

服を着替える余裕があるのに、女性が化粧もせずに表へ出るのは、どうなんだろう。

季節は亮平を送り出したときに示そう。

図書館へ行くまでに何かイベントがあるならともかく、何もないなら、坂を下りて10分ほどの
ところに図書館がある、で十分ではないかな。

発生学や二分脊椎症といわれてもピンとこない読者なので、説明が欲しい。
5781/2:2008/02/23(土) 20:53:11
250枚予定の冒頭です。酷評よろしくお願いします。

 今年の冬は例年とくらべて格段に寒いので防寒をしっかり云々、背後に並ぶ二つの表を
交互に差しながら女がたどたどしく話す。「それでは今週の天気予報です」とつくった笑顔
からぽろぽろと剥がれ落ちさうな化粧が画面に浮き上がるほどしつこい。逆立てた柔らか
い髪を撫でつけつゝねぶたげに厚化粧を睨みつけてゐた男は眉をひそめて枕辺の宮に手を
伸ばし、昨日投げ置いたリモコンを探り当てるとテレビを消した。その途端に静けさが十
五六畳はある広い居間に駆け抜けて、絨毯に投げ捨てられたキングクリムゾンのレコード
やその上に置いた硝子のテーブル、卓上に寝転ぶ大きな瞳の熊の縫い包み、部屋中のものゝ
輪郭が一瞬光るやうに浮かび上がり、そのあとを寒さがじわりじわりと追いかけて来た。
二三日前からである、東京にも寒さが鋭く張り詰め、どんな隙間にも侵入して来る。それ
でも蒲団に潜り込めばいくらか温かい――こんなに寒くっちゃ霜柱でさへ顔を出したくな
いだらうな、ずりずりと鼻先まで被せた蒲団の中で安らかに息を吐きつゝ左に眠る女の方
を向いた。
5792/2:2008/02/23(土) 20:53:43
 金田が蒲団を引き寄せたせいで小さい尻を露出してしまったが、それでもこの女は気付
かずに眠ってゐる。結依は肘を金田に向けて掌を重ね、左の薬指にはめられたる指輪のダ
イヤを燦々と光らせる。外の光はカーテンにより遮られ、唯一の灯りにと昨夜よりつけっ
放しのテレビも消してしまったから部屋は相応に暗い。象牙色の明るい髪を枕に垂らして
すやすや――やにわに目前の結依の手首がぴくりと跳ねるやうに痙攣した。金田はまどろ
みかけて重たげだった目蓋をぴしゃりとぶたれて驚いたが、首より下の体はまだねぶたげ
に倒れてゐる。手足を結依に絡めると、温かくなって眠気がますます優しく目蓋を押し下
げやうとする。首をブンとうち振って、枕元の携帯電話を取り時間を見ればまだ六時、体
は眠いのに頭が少し痛くて眠れさうにない、風呂に入らうかとおもむろにベッドの右脇に
足を滑らせてゆく。足を床に落とすと冷気が床を伝って脳を凍えさすほどだったので、吃
驚した金田は足を浮かせ、貧乏ゆすりをして寒さを飛ばしてから用心深く爪先だけを落ち
着けた。これじゃあ年寄りだな……ヨシと気合を入れて体を起こすと猫背に腰掛け――突
き出した顎で大きくあくびをした。細めた目には美しい瞳が潤んでゐる。金田はじっと壁
を睨んだ。
――おれは幸せなんだらうか。いや、まだ足らない。おれの体中に生ひわたり苦しみのも
とゝなってゐた苔は殆ど取り除いた。しかしまだおれの手に届かぬところ、背筋にこびり
付いて離れぬ固まりがある。これを取り除くことはおれにはできない。女だけだ。恋だけ
だ。だが悲しいかな、こいつにはそれができない。それでもおれはこんな現実に甘んずる
しかないのだ。
580名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 22:27:37
>>578-579
冒頭の記述が誰の視点なのか分かり難い。
一人称なのかと思えば、「男」の外側から描写が入る三人称になって
いつのまにか「男」が「金田」となっている。

文章がくどい割りに、部屋の状態、人物の体勢など、必要なことは表現
できていない。視点というか目線のうごきもせわしなく、読んでいて疲れる。

背伸びせず、普通に書くように心がけたほうがいいと思う。
581名無し物書き@推敲中?:2008/02/23(土) 22:39:57
>>562
必要な描写が足りてないから。
ただストーリーを追うだけでは小説にならない。

>>531-533を小説として批評するなら
冒頭シーンは山小屋であることを説明をし描写を入れてから
> 床の木のタイルがめくれ上がって折れており
とつなげれば分かりやすいはず。

おばあちゃん、杏子の人物描写を入れる。
山に登ってるならそれなりの服装だろうし、荷物もあるんじゃないかな。
セリフ一つごとに説明をいれずに、ある程度固めて書く。

山からの帰路、家に帰ってからの会話、生活のようす。そういうものを全部書く
必要はないが、ピックアップして時間の経過を埋めるようにする。
そして、杏子の部屋だよな。
杏子が寝ているなら、その様子を描写しないと、おじいさんが登場する場面の
視点が誰のものなのか曖昧になる。

>閉じられた扉を外からやせ細った白い腕がノブに手をまわし、
>静かに扉が開いた。その侵入者は、杏子の枕元に立つと、
>ポケットの中に手をつっこみ、
この辺りも描写が足りてないよな。
順番に考えると、白い腕、全体像、服装、顔の表情なんかがあって
ポケットに手を入れる行動描写につながるはず。
582名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 00:40:12
>>503
>>541
レス遅くなりました。
参考になりました。ありがとうございます。
583名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 07:40:00
>>447-448
平成時代の男女の絡みを連想できる文体に書き直した方が良い。
昭和の50年代までなら秀逸な作品だ。きっとポルノ映画の原作になっただろう。
584531:2008/02/24(日) 09:51:14
>>581
なるほど、そうですか。
そういった視点で、市販の小説をもう一回読み直し
勉強しなおしたいと思います。
ありがとうございます。
585578-579:2008/02/24(日) 14:11:00
>>580
評価ありがとうございます。
はじめから金田というように直しました。
読んでいて疲れるというのも参考になります。
もっと読みやすいものを心掛けます。
586名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 15:28:15
>>523を書いた者です

>>525
>>549
読み返してみると確かに小説にはなっていないですね
精進します

>>542
アドバイスありがとうございます
参考になります
587名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 17:08:45
そんなことよりおいきまいらきいてくださいよ

>みっつだった。

さらにそんなことよりさ、半角板ってあんじゃん。あれ外にはエロって
ついてんのになんじぇあしょこだけ半角ナノヤロおもうちょんよ。
二次元、わかる。文字列、キャラのことかな 半角…羊の角でぼくしん
とかかなア…角…ホーン…ホーン…反…

PORN!

かなってなんなのかな。
588名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 17:15:10
おふとんでかたいをこえられんの。
589名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 17:24:53
俺ことが済んだらオプしよっかおもちょんよね
冤罪多いから。
5901/2:2008/02/24(日) 17:27:39
お願いします。

 時計の長針は十九時をさしていた。ある家のリビングルームでは、
加藤裕二(かとうゆうじ)がソファの上で夜食後のポテトチップスを
食べながら、30インチの液晶テレビから放映されるバラエティ番組
『たたいてポン』を、目を輝かせて見ていた。
 『たたいてポン』とは、あるテーマをもとに芸人達が馬鹿なことをやって、
司会者に強くつっこまれるほど高得点がとれ、総合得点を競うゲームで
ある。司会者からは、普通のつっこみから、あまりに面白いときは、
飛び蹴りなどの大技がでたりする。裕二はそのプロレス的な魅力と、
芸人のリアクションが好きだった。
 小学五年生の裕二は翌日、学校の休み時間、教室の後ろのスペースで、
馬鹿なことをする可奈好春(かなよしはる)をとりまく一人となり、
ケラケラ笑っていた。
 好春は、背は小さく坊っちゃん刈りの頭をして、服装は兄のおさがりで
色あせたものを着ており、そして可奈家の末っ子だった。彼はわざと馬鹿
なことをして笑ってもらい、自分の居場所をつくっていた。
 クラスメイトの一人が故意に好春のまえに雑巾をおとす。好春は「あ、
拓朗だぁ、おぉーい」などと言って、足を一歩ふみだす。雑巾のうえに
足をのせると、するりんと足をのせた雑巾が動き、それで身体のバランスを
失って尻餅をついた。すると好春は真顔で「おぉい、だれだよ。こんなところに
雑巾おいた奴は!」とぷりぷりする。好春をとりまいていたクラスメイトは、
くすくすと笑い出す。笑われている本人も、満足したようにニヤニヤする。
 そのとき裕二が、「おまえは馬鹿かッ!」と好春の頭を叩いた。
「イテッ!」好春は思わず声をだして、そのリアクションがさらにまわりの
笑い声をよぶ。
 最初は好春も多少のつっこみは我慢したが、しだいに飛び蹴りなどが
とびだすようになると、じぶんの心に不快な気持ちがはしるのを感じた。
5912/2:2008/02/24(日) 17:28:04
 あるとき、教室の後ろの空間で、喧嘩がおきた。好春のこころのなかで、
いままでの裕二によるつっこみによっての蓄積された苛立ちが爆発し、
彼は目と眉毛が吊り上り鬼の形相で牙をむいた。
 好春は裕二に殴りかかる。しかし彼がすごいのは形相だけだった。
サッカークラブの運動神経のよい裕二は軽く好春の拳をかわす。そして
好春の横っ腹に内履きの裏で蹴りをいれると、好春は転がって、椅子に
頭をぶつけた。そのすきに裕二は好春に飛び乗って、何度も殴りつけた。
気持ちだけでは、喧嘩に勝てないことを、このとき好春ははじめて知った。
 好春は裕二に負けたあと、それが劣等感を生み、裕二達の輪に
入れなくなった。そして彼は日陰に生息する者になった。
 あるとき好春は、下校中、マンションのごみ置き場のところに、
二次元エロ雑誌を落ちているのを発見し、それを手にとってぱらぱらと
のぞいてみた。なかには、性欲をもよおさせることを目的とした記号が、
いっぱい描かれてある。彼はもっとじっくりと見たいと思い、ランドセル
にその雑誌をしまった。
 家について自分の部屋でその雑誌を広げると、彼がとくに興味を
もったのは、異性を性的にいじめる物語だった。それは、好春のすりきれた
こころを満足させるのにちょうどいいものだった。こうして彼は妄想のなかで
性的自己優位性を保ち、年齢を重ねるにつれ、駄目人間のみちへ
堕ちるのだった。 
 一方好春は、サッカーの道で好結果を残し、Jリーグ入りするのだった。
女の子にもモテモテだった。
592名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 20:27:17
>>578
その上に置いた硝子のテーブルは、絨毯の上を強調する意味がないので
その上に置いたは削除。

居間にベッドがあったり、暖房器具がなかったり不自然だな。床も絨毯だから
びっくりするほど冷たいわけがない。

大きい家、ダイヤの指輪をした女など金銭的な成功を暗示している割には、豪華な生活が
感じられないので、おれは幸せなのか、が生きてこない。

金田と結依の描写がないので、イメージが作れない。
593名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 20:33:18
>>590
文字盤に19と書いてある時計を見たことがない。時計は夜の7時を示していた、にする。

加藤の家なのに、ある家は不要なので削除。

夜食は夕食後、夜も遅くなってからとる食事なので、夜の7時だと夕食後とする。

読者がついていけないので、テレビを見る場面から、いきなり翌日の学校へ場面を
飛ばさない。たたいてポンに満足して寝る場面でも加えてはどうか。

伏線でないなら、祐二がテレビを見る場面は不要。好春が馬鹿なことをするときに
テレビのバラエティ番組にように祐二がつっこみをいれた、とする。

小学五年生、運動神経のよい、は最初に示そう。

あるときが重複しているので、一人きりで下校するようになってなどに表現を変えよう。

二次元でないエロ雑誌はないので、二次元でないは削除。

年齢を重ねるにつれは、結局何歳くらいになったのか示そう。

サッカーで成功するのは祐二の方だ。
594名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 20:40:36
>>590-591
あらすじというかダイジェストだね。
神視点で視点を変える事で、時間を端折る悪い癖がついている。

人物視点でじっくり書くようにしたほうがいい。
例えば、加藤祐二の視点で書くならば、生活の様子をきちんとかく。
家族がいるのかいないのか、何時に寝るのか。
寝る時に、お笑いタレントのような好春のことを思い出したとか。
とにかく時間をきっちりとかくようにすること。
好春視点でも同じ。どういう生活をしているのか。
普段どんなことを考えていたのか。喧嘩にいたるまでの心理の変化を
丁寧に書くと小説らしくなる。

大雑把にいうと、現代物の場合、
100枚くらいの短編ならば数時間から数日。
300枚くらいでも、一ヶ月以内の枠に収まるように意識したほうがいい。

それとリアルタイム進行の場合、ある日〜とか、ある時〜というのは使わないこと。
こういうのは過去を語る時に使う手法だから。
595名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 21:00:38
おいおい

人物視点で語らせるってのぁ 客観性失わせて自己喪失させかねん洗脳じゃ
ねえのか。

ハイレベル。
596名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 21:02:12
とはいへオレぁ つ ね に

俺呼称だったどもな。ただ、名前をつけたことがないある。
597名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 21:14:11
598名無し物書き@推敲中?:2008/02/24(日) 23:55:27
少し文章のテンポが悪い。
表現が簡単な物になってる。

読みやすい文章を心がけましょう。
もっと語彙を増やしましょう。

599名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 00:46:15
     
 
     全編の2/3が煙草の描写で進行するハードボイルド小説

     『尻穴』 著者 ウリ専太郎 自称天才高校生作家!
 
 
   
600名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 02:37:33
携帯からで、冒頭の触りのみですが宜しくお願いします。

 高い山々に囲まれ、細く背の高い木が茂り、湖から山の下へ、川が灌いでいる。

 緑の美しい山あいを煌めき、ゆっくりと、時に激しく、流れ下る川は湖とは違った青さを見せる。

鷹が、遥か上空の風に乗り、広い果てない青に弧を描いている。
雲は、一つもない。
 仄かな花の香が、風に溶けている。
その甘い香の風が、前髪を揺らす。
後ろに垂れた長く豊かな髪を湖の青い水に濡らし、奔放な白い肢体を伸ばして、少女は沐浴していた。

 日光に、金糸の髪が輝く。
その湖は中心に向かってゆるくすり鉢状になっている。

 少女の腰迄在る水が、中央に進むにつれて水かさを増し、跳ね、白い肌を舐める。

 水面に映る、山々。
茂る木々。
少女は顔を上げ、天を仰いだ。

 その空よりも蒼い、大きな瞳から透明な水が滴り落ちる。
零れた滴が、頬を伝い、水面に落ちて波紋を広げる。

 少女は小さく息を吐くと、その細い肩をすくめ、岸へ引き返した。


601名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 03:04:57
俺はおまえを他の残飯キャラ並みに扱い,油断させながらいち早くダウンロードした。

      心が急いたぜ、おい
      ダウンローダーなんかまだるっこしいくらいだった

終わってからシメ上げにかかった。笑いを抑えきれなかったぜ、おい

そしてやがておまえは俺の照準のど真ん中に居ることに気づいて夜中から管理に泣きついて有料化した

やれやれ一安心、またここでいつものように無い余裕絞り出して負け惜しみを始めた


     「批評してください」・・・・ぶはははは!

      おれがどれだけ高笑いしたか聞かせてやりたかったよ。マヌケ!
602名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 03:30:14
>>600
神視点なのかな?
文章もよくないし、視点もあちこちに飛びすぎ。
初心者のうちは神視点をつかわないほうがいい。

まず冒頭、主語をはっきりさせることね。
何が(どこが)、高い山に囲まれているのか。
山に囲まれるとなると、国とか村とかかなり広い面積を連想する。

湖が山に囲まれてるという光景は考えにくいな。
岩場にあるカルデラ湖ならもうちょっと違った表現になるはず。
いずれ岩場の湖から見た光景なら、先に湖を描写したほうがわかりやすい。

何の説明もなくいきなり、
>前髪を揺らす
と言われてもなにがなんだかわからない。
人物がいるならそう言う風に書いたほうがいい。

まず人物視点で、人物の目に入る光景、その順番を意識しながら書くように
したほうがいいんじゃないかな。
603名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 05:06:41
600について
情景描写が個人的イメージばかりの表現になっています.文章をもっと推敲
して,600の書き手の方だけがわかっている表現にならないようにするべき
と思います.

600の書き手の方が感動した,または趣を感じたイメージを
あなた以外の人(読み手)に明瞭に伝えるには,あなたの世界に浸っている
だけでなく,客観的な視点,つまりあなたが感じるイメージを読み手は
どう捉えているか,書き手の方からすれば,読み手はどう捉えてしまうか
を知り,文章を練らなければならないと思います.

いろいろ書きましたが,個人的には600の文章の書き手の方の感性は
好きです.もっと文章修行に励まれることを期待します.
604名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 05:15:26
こういう中身スッカスカの綺麗な単語だけを羅列しているのは嫌いだ
空白といい、表現の手抜きにしか思えない。
偉い人が言ってたけど、簡単なものを難しくいってどうすんだと
605590:2008/02/25(月) 07:08:05
>>593
わたしのやつ、あせって書いたわけでもないのに突っこまれどころが満載ですね。
指摘されたことに関して注意力が足りなかったみたいです。
気をつけます。

>>594
とても大切なことを教えてもらった気がします。
とくにどのくらいの枚数でどのくらいの時間をカバーできるかということ。
以後参考したいと思います。
606名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 09:55:47
600の者です。

ありがとうございます。
勉強になりました。
607名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 09:57:10
>>601
面白い!
608名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 12:05:37
>>600に限ったことではないのだが、「神視点」というよりも、「漫画視点」なのかなとおもう。
漫画をイメージして、それを読者として見ながら、文章に置き換えているのではなかろうか。
だから視点が飛ぶし、ひとりよがりだし、伝わらない。
漫画の読者体験しかない、つまりは漫画しか読んでいないから、こういうものになってしまう
ように感じた。
609名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 13:10:08
>608
成る程。ある意味視覚的なのだが、コマ割りが滅茶苦茶でよくわからない、といったところか。
漫画より映画の方が参考になりそうな感じだね。
>600
山々→木→湖→山の下→川→鷹→空 と広範囲な視野。鳥が高い空から眺めているような視点から、突然前髪。これはよくない。
少女が登場する段に至ってもカメラアイが風景から少女にピントをあわせたのか、第三者が盗撮しているのか判別できない。
まだ紹介されていない少年が存在して、少女を観測しているのかという疑惑は続きを読まねば解消されない。
三人称でも一人称でも、少女視点にして水の冷たさ、風の柔らかさ、髪をなぶる感触、澄んだ空気、日差しといった体感を描写
する方法が単純だが、混乱は少ない。
610名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 13:40:21
違うだろ。
読み手がアホだっていうのも考慮したれ。
そう上の二人、おまえらがな。

改行があれば視点を移動してもよし。
なぜ改行というものがあるか考えろ。

まるで漫画を読めないおっさんおばさんが漫画を非難しているみたいだ。
人物の位置が左から右に移動している、といってな。
611名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 14:57:51
>>610
>改行があれば視点を移動してもよし。

馬鹿?
改行なぞなくても移動していいんだよ。
問題は、その移動の仕方が下手だということ。
612名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 15:06:41
改行があればよし、を、改行で移動すべし、と読んだのか。
おまえ、思い込みが激しいな。つうか、読解力がないな。
おまえに上手下手を見る目がないってこれでわかったろ。
とりあえず本を100冊読んでこい。おまえの話はそれから聞こう。
613名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 15:29:59
>612
日本語でOK
614名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 15:30:59
改行があれば視点を移動してもよし。
つまり、
改行がなければ視点を移動してはいけない。

>>612
お前が本読んでこい。日本語の本だぞ。朝鮮語じゃなくな。
615名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 16:58:17
おまえ、ばかか。
「朝鮮」を出してくるところをみると品もないようだしな。
おまえにふさわしいことばで教示してやろう。

才があれば作家を目指してもよし

どうだ? 能力が欠けていてもおまえは作家を目指すだろう。
再度言う。おまえには読解力がない。文章の深みを知ることができない。
酷評なんぞやめててめえの語学力の心配をしやがれ。
幸運を祈る。
616名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 17:29:43
           __
        , ‐' ´   ``‐、             / ̄:三}
.     /,. -─‐- 、.   ヽ        /   ,.=j
 _,.:_'______ヽ、 .!       ./   _,ノ
  `‐、{ へ  '゙⌒ `!~ヽ. !     /{.  /
    `! し゚  ( ゚j `v‐冫   , '::::::::ヽ、/     そんなことより野球しようぜ!
.    {.l   '⌒      ゙ 6',!   / :::::::::::::::/ __
.     〈  < ´ ̄,フ  .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
.      ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠.   ヽ_}  ゙ヽ
        ,.r` "´  /:::::::::::::::::::ィ´  `ゝ  !、  /
     /       / :::::::::::::::: ; '´   /´\ /   r'\
.     i      ! ::::::::::::::/ 墨 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
     {      {:::::::::::;:イ /   ‖i:::::::/:::::::::::::/  \
.      ヽ       ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
617名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 17:31:56
>615 わぁw おかしくなったよw 
ついでに俺の幸運も祈ってくれw
618名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 17:39:58
ま た 悪 い 太 郎 か
619名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 18:28:10
>>612はどう読んでも日本語だけど。
あ、俺は>>612とは別人です。

>改行があれば視点を移動してもよし。
つまり、
改行がなければ視点を移動してはいけない。

間違ってるよ、これ。
あのね、 「AならばB」が真のときには「AでないならBでない」は真とは限らないんだよ。
例えばね、
「カレーならば辛い」を真とすると「カレーでないなら辛くない」と言えるかい?
小説書くのに論理学を熟知してる必要はないと思うけど、このくらいのことも理解できてない人間に
他人の小説に注文つけたり「日本語でOK」とか言う資格はないと思うんだ。
6201/2:2008/02/25(月) 18:40:08
争っているところすいません、よろしくお願いします。

 校舎の裏側で、春風がざわざわと桜の花びらを舞い上げた。そんな光景を、
あぁ優美だなぁとか思いつつ、わたしはコンビニで買った105円の
シュークリームを頬張りながら、春らしいワンシーンを澄みわたる青空のした
眺めていた。
 そんなのどかな雰囲気のなか、桜の木のしたの土が突如盛り上がり、
わたしはなにごとやぁと目を見張っていると、地面から骨の手が伸び、
なかからホネゾンビが現れた。とくに顔の目の玉が、顔から半ば飛び
出していて、恐い。
 ホネゾンビは、中途半端に腐った肉を身体につけていて、わたしは鼻を
指でおさえた。
「そんなに臭がらないでください。こっちの事情も考えてくださいよ。
しばらく地面で眠っていたんですから」
「肉がまだついているってことは、あなた最近死んだの?」
「えぇ、気がついたら土のなかにいました」
「それは可哀想に」
「……そうさらっと言いますけどね、あなたにわたしの気持ちが
わかりますか!?」
 くさい顔が迫って言うのだから、わたしは鼻をおさえた。
「あなたもね、露骨に鼻をおさえますが、生前のわたしはアナタぐらい、
うるわしかったですのよ?」
「へぇ、それはまたさらに可哀想にってゆーか、それはシャレにならないわね」
「そう、シャレにならないことがわたしの身に起こってしまったの。
だから犯人をうらむのは当然でしょ?」
「まぁ、わからないこともないわ」
「……だから頼みごとがあるの、聞いてくれる?」
「なによ?」
621620:2008/02/25(月) 19:26:16
うが、2/2のデータ消えた。。。
少し時間経ってから続き書き込みます。すいません。。
6222/2:2008/02/25(月) 19:35:01
「復讐したいの。わたしをこんな目にあわせた奴に!」
「それ、わたし手伝いできるのかな?」
「居てくれるだけで心強いです」
「そんなんでいいなら、いいけど」
 わたしは学校のフェンスをのぼって飛び越えた。まだ授業中なので、表の校門から出られない
からだ。そして、ホネゾンビがフェンスを飛び越えようとするとき、事件は起きた。
「ぁ、ぁあああああ!!」
 フェンスにしがみついたホネゾンビの半身が、落ちた。やはりくさっていたからだろう。
「ぃ、ぃやあああああ!!」と言うと、手から何もかもが崩れ落ちた。
 わたしは振り向かず、いつの間にか赤く燃える夕日が照りつける道路をわたしはかかとから
黒長い影を伸ばしながら、タバコに火をつけ、薄白い煙を吐きながら、中間テストのことが
一瞬頭をよぎり、だけどもすぐに105円のシュークリームの美味について思い出し、
不幸なことを極力考えないように、幸福に生きた。
623名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 20:00:44
>>620−622

> わたしは振り向かず、いつの間にか赤く燃える夕日が照りつける道路をわたしはかかとから
黒長い影を伸ばしながら、タバコに火をつけ、薄白い煙を吐きながら、中間テストのことが
一瞬頭をよぎり、だけどもすぐに105円のシュークリームの美味について思い出し、
不幸なことを極力考えないように、幸福に生きた。

こういう場合に使うんだよな
「日本語でOK」

内容どうこう以前に文章が酷すぎる。山田悠介並みだ。指摘するのもあほくさい。
だいたい1レス目で「青空のした」って書いてんのに、なんでいきなり2レス目で日が暮れてんだよ。どう考えても数分間の出来事だろ。
「幸福に生きた」ってなんだ?ここでこいつの人生は完結したのか?
投稿者は小学生か?推敲って知ってるか?読みは「すいこう」な。
中学生以上でこの文章だとするとどうしようもないぞ。
624名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 20:05:06
>>620-622
どこを評価してもらいたいの?
625620:2008/02/25(月) 20:07:27
>>624
おちゃらけた世界。
626名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 20:46:17
>>600
湖はどこにあるのだろう。高い山々の上? 細く背の高い木が茂っているところ?
花はどこに咲いているの?
読者がイメージできるように描写しよう。

このお話で、少女が沐浴中に涙を流すのは、読者を惹きつける最初のドラマのはずなのに
あっさりしすぎている。肩をすくめる程度で少女が受け入れられる現実なのかな。
627名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 20:52:04
>>620
コントか。

わたしが、どういう状態(歩きながら・立ち止まって・座って)で、シュークリームを食べている
のかを描写するとイメージすることができる。

怖いは、怖がっていないので、削除。

学校の桜の木の下に埋められたのに、犯人が学校の外にいると思う必然性がないと
フェンスを乗り越えるのは変だな。犯人が学校の外にいることを示そう。

授業中なのに校舎の裏で桜の花を見ている理由を示そう。

事件は起きたは、わたしにとっては事件どころか、やっかいばらいなので、削除。

授業中なのに夕日がみえるはずがない。

オチは口だけの安請け合いで、本音は興味がないところなので、振り向かずに立ち去る
ときに、「ま、いいか。暖かくなったし、すぐ土に還るでしょ」などと自己解決してから
日常的な中間テストやシュークリームのことを考えたらどうか。

不幸や幸福は蛇足なので削除。
628名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 21:10:29
>619  そんなことは誰だってわかっているだろ。逆裏対偶の話は高校生にでも解説してくれ。
>614の「改行があれば視点を移動してもよし。 つまり、 改行がなければ視点を移動してはいけない」は確かにおかしい。
だが原文をそのまま対偶したらもっとヘンな文章になるぞ。前提がおかしい?少し意訳しなくては。
改行しているなら視点を移動しても大丈夫→視点移動が必ずしも大丈夫と言い切れないのは改行していない時。
こんな感じか? こんな指摘になんか意味あるか?

>610の主張「改行があれば視点を移動してもよし」に対して>611は文字通りの意味で解釈して反論している。
「改行なぞなくても移動していいんだよ。 問題は、その移動の仕方が下手だということ」
俺翻訳(改行の有無はこの場合無関係で、視点移動が下手なのが判りにくさの原因だ)

それに対して>610は>612で
「改行があればよし、を、改行で移動すべし、と読んだのか。 おまえ、思い込みが激しいな。つうか、読解力がないな」と反論。
俺翻訳(視点移動時に改行しなければならない、などとは書いていないぞ。揚げ足取るな)

ここで>612が相手の論旨を無視して逆に揚げ足を取る形になってしまった。
二人とも急いだのか、ろくに推敲しないで書き込んだために意図が伝わりにくいヘンなやりとりになってしまった。
こうして意味不明のやりとりが誕生した。誤解は解かれることなく突っ込みどころだけが残った。
とはいえ両者ともに潔く書き込みをやめているので、>619も余計な突っ込みはすべきではない。それぞれ尊重してよい意見だから。

629名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 21:16:27
>620
癒された^^ 
争っているところすいません、よろしくお願いします。←ここが一番面白かった。
630600です:2008/02/25(月) 21:20:01
600の者ですが……やっぱり、文章力が足りないのですね。

一応、視点は山の中からです。
改行が多いのは、1行が短く、読みにくいかと思い開けさせて戴いたものでした。

この後に繋がるものなのですが、短い上に解り辛くしてしまいすみません。
もっと細かい人物の動きなどが描けるように頑張ります。

631名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 21:24:11
>630
悪いのはあなたではなく、ここの酷評人なのです。
ここで出た意見を全部鵜呑みにすることが、一番悪いことなのです。それは無駄よりもっと悪いことです。
632名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 21:46:30
>>628
その中学生にでもわかる逆裏対偶もわからんような奴が人の文章に口をだすな、と指摘するのが余計な突っ込み?
ここに投稿してる人はな、みんなとは言わんが一生懸命に文章を考えてきてるんだよ。
だったらそれを批評する側にもそれなりの資質ってもんが必要なんじゃないのか?
ここは誰のためのスレだ?投稿者(あるいはここを読んで創作の参考にしたい人)のためのスレじゃないのか?
意訳しないといけない?
「文意がきちんと伝わるように書かなければいけない」ってのはここの批評の常套句だろうが。
批評者なら文意が不明確な形で書いても構わないっていうのか?違うだろ。
二人が書き込みやめてるんだから口を挟むな?ネット初心者か?
こういう場に書き込みするってことは、いつ、誰がそれについて意見を加えようと許容されるべきものじゃないといけないんじゃないのか?
だいたい二人だけの問題なら別スレ作ってそこでやりゃいいだろ。
常識人ぶってピント外れなこと言うな。
633600です:2008/02/25(月) 21:48:14
またまた600です。

630様、有難うございます。
でも誰かに意見を戴けるのは貴重な機会ですから、良いご指摘も悪いご指摘も、私なりに解釈して身に付けて行きたいと思います。
そんな訳で訂正致しました。


 高い山々に囲まれた谷に、青い泉が湧いていた。
 泉の周りには細く背の高い木が鬱蒼としげり、その枝から、目を出したばかりの薄緑の若芽が覗いている。
 泉から、川が灌いでいる。緑の美しい山あいを煌めき、ゆっくりと、時に激しく、流れ下る川は、湖とは違った青さを見せる。
 真っ白い鷹が、遥か上空の風に乗り、広い果てない青に弧を描いている。雲は、一つもない。
 そよそよと頬をなでる風に、木々の間に咲いている、花の仄かな香が溶けている。その甘い香の風が、少女の前髪を揺らす。後ろに垂れた長く豊かな髪を湖の青い水に濡らし、奔放な白い肢体を伸ばして、少女は沐浴していた。日光に、金糸の髪が輝く。
泉は中心に向かってゆるくすり鉢状になっている為、少女の腰迄在る水が、中央に進むにつれて高さを増し、跳ねて白い肌を舐める。
水面に映る、山々。
茂る木々。
少女は顔を上げ、天を仰いだ。その空よりも青い、大きな瞳から透明な水が滴り落ち、零れた滴が、頬を伝い、水面に波紋を広げた。
 少女は小さく息を吐くと口を真一文字に引き結んで、畔へ引き返した。

634名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 22:03:25
>632 今更だが
>改行があれば視点を移動してもよし。  の対偶は何だか教えてくれないか。
命題が真なのかも。その部分を書かなかった>619の書き込みは価値がないと思うんだ。
君が書いた部分は絶対に間違えそうにない、基本だろ。
他人の間違いを攻撃して、自分は間違えそうな部分を回避する。それが気に入らないんだ。
635名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 22:36:14
>改行があれば視点を移動してもよし。
つまり、
改行がなければ視点を移動してはいけない。

は間違ってるってことと、こんな基本的なこともわからん奴がえらぶって批評したり「日本語でOK」だの「朝鮮」だのぬかすなってことだ。
お前はこういう横暴は許せるのか?

間違い指摘するのに、基本的な命題を持ち出すのはそれこそ「基本」だろ。論理学の辞典から難解な命題でも引っ張ってくれば良かったか?ホワイトヘッドやラッセルでも引用すればいいのか?

対偶はなんだだと? お前が書いてるじゃないか。
>視点移動が必ずしも大丈夫と言い切れないのは改行していない時
でいいんじゃねーの?
だいたい俺は「誤りを指摘、わかりやすく解説」したんであって対偶がどうとか書いてないだろ。
逆も裏も書けばいいのか?それこそ無意味だろ。あほか。

命題は真か、だと?命題って「改行があれば視点を移動してもよし」のことか?
お前頭大丈夫か?俺がいつこの命題が真だって言ったよ?それこそ>>610たちにする質問だろうが。「君」なんて言葉使えばインテリっぽく見えるとでも思ったか?
で、お前は>>632の意見についてどう反論するんだ?
えらそうに人を糾弾するわりには>>634には何も反論らしきものが見当たらないんだが。
あとレス遅くなったけど俺携帯だから勘弁な。
636名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 22:38:43
悪い>>635はレスの最初に
>>634
俺が書きたかったのは」
を付けてくれ。
637名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 22:49:11
そもそも>>610の書き込みは、

>改行があれば視点を移動してもよし。
>なぜ改行というものがあるか考えろ。

であって、「なぜ改行というものがあるか考えろ」も含めて考えれば、
「改行は視点を移動させるために“も”ある」という意見であることは明らか。

つまり「改行と視点移動は無関係ではない」という主張。
それに対して、「改行と視点移動は無関係である」という反論は的外れではない。
それを>>610が読解力がないのか、故意にねじまげたのか、的外れな反論をした。
文章にも品がない。

そんなもの無関係に決っているが。

638名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 22:59:04
           __
        , ‐' ´   ``‐、             / ̄:三}
.     /,. -─‐- 、.   ヽ        /   ,.=j
 _,.:_'______ヽ、 .!       ./   _,ノ
  `‐、{ へ  '゙⌒ `!~ヽ. !     /{.  /
    `! し゚  ( ゚j `v‐冫   , '::::::::ヽ、/     だからそんなことより野球しようぜ!
.    {.l   '⌒      ゙ 6',!   / :::::::::::::::/ __
.     〈  < ´ ̄,フ  .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
.      ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠.   ヽ_}  ゙ヽ
        ,.r` "´  /:::::::::::::::::::ィ´  `ゝ  !、  /
     /       / :::::::::::::::: ; '´   /´\ /   r'\
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     {      {:::::::::::;:イ /   ‖i:::::::/:::::::::::::/  \
.      ヽ       ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
639名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 23:07:28
>>637お前まさか>>672じゃないよな?もしそうならお前をみかぎるわ。

>「改行は視点を移動させるために“も”ある」という意見であることは明らか。
つまり「改行と視点移動は無関係ではない」という主張。

「改行は視点を移動させるために“も”ある」
がなんで
つまり「改行と視点移動は無関係ではない」という主張。

になるんだ?お前、もしかして「改行はすべて視点移動と関係がある」と読んだのか?あほかwww
「改行は視点を移動させるために“も”ある」
からは、「視点移動に関係する改行と関係しない改行とがある」になるんだよ。勉強してこいや。
640名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 23:13:15
>>637
あとな
>「改行と視点移動は無関係である」という反論は的外れではない。
>そんなもの無関係に決っているが。

お前、自分の本棚から適当に小説取り出してみろ。改行が視点移動につながってる例なんていくらでも見つかるぞ。
視点どころか場面や時間の飛躍につながってるのもわんさかあるがな。
641名無し物書き@推敲中?:2008/02/25(月) 23:17:50
わり、>>639の「お前まさか>>672じゃないよな?」 は「>>634じゃないよな?」の間違いだ。
642名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 00:26:14
視点の話は別館で。
邪魔だから。
643名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 00:29:04
>>639
「改行は視点を移動させるために“も”ある」が、なぜ、
       ↓
「改行はすべて視点移動と関係がある」に変換されるのか?

どこから「すべて」が出てくるんだ?
わざわざ“も”を強調してやったのに、それでもわからないのか。
“も”は「すべて」という意味なのか?

それで、「改行が視点移動につながってる例なんていくらでも見つかる」ことが、
反論になるというのもずいぶんお粗末だな。
そんなものあるに決っているだろうが。

「視点移動に関係する改行と関係しない改行とがある」
これはこちらの主張内容。だから「無関係」なの。

 視点移動あり+改行あり
 視点移動あり+改行なし
 視点移動なし+改行あり
 視点移動なし+改行なし

すべて成立する。だから無関係。
視点移動と改行をむすびつけること自体が意味をなさない。
だから、

>改行があれば視点を移動してもよし。
>なぜ改行というものがあるか考えろ。

↑この主張は正しくない。
改行に関係なく、視点は移動してもよい。
644名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 00:44:05
なに?
ちょっと待て。
改行なしで視点移動を本当にしていいのか?
645634:2008/02/26(火) 00:53:30
>635他
ごちゃごちゃして醜い文章だな。アンカーもまともにつけられない、一レスにまとめる能力もない。
冗長で無駄が多いわりに補足だらけ。こんなものはまともに読む価値がない。
どれがそうなのか、全部探して読むのは非常に面倒だった。>637は俺ではないし、君でもないのか。読みにくいぞ。
書いた本人が整理しきれていないようで、どんな回答を求められているのかいまいちわからん。と断った上で、一応一番の質問に回答しておく。

俺は酷評人がお互いに反論しあうのは大賛成だ。依頼人は自分の文章をさらす。言い訳も補足も見苦しいと一蹴される。
だから酷評する側も潔くあるべきだ。酷評人だけ安全地帯を保証されることは認めたくない。間違いはよってたかって叩き潰すくらいの覚悟がないと無意味だ。
基本的にこの点で君は同士なのだが、やり方が気に入らない。だから、嫌味なレスをわざわざ書いた。
君は自分の意見を持ってやり合っているふたりを、上から眺めて馬鹿にしただけだ。その内容は大方の人が気づいていたであろう事柄で、それ以上のことは何もない。
間違いを指摘したら、自分なりの回答を出す義務がある。みんなそうしている。自分なりの回答を書くことが誠意だと思う。
だから、この場合正解を書かなければいけない。君は書かなかった。
君にとって残念なことにこのケースは命題を意訳してからでないと意味の通りにくい対偶になってしまう。だからそれを避けたのだろうが、
実際のところ対偶とどれほど意味の差異があるのかを示さなければ何の意味もない揚げ足取りだった。
(俺は、間違いとはいえ意味に大差無いから誰も指摘しなかったと思うのだが)
それをしない限り君は間違える要素はなく、安全圏から出ようがない。だから>634で君の意見を求めてみた。残念なことに君はその回答さえ引用で済ませた。
自分は安全圏にいて、教科書にかいてあることを指摘したに過ぎない。それが卑怯だ。それ故気に入らない。
噛みつかれる覚悟がない君は他の酷評人と同じ土俵にいないと思う。争っていた二人は覚悟をちゃんと持っていたから解釈は他人に任せ綺麗に退場した。
君のように自分の意見を自分の言葉で書かない人のレスは何の参考にもならない。
646名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:00:05
>>645
だから邪魔だから別館にいけと。
視点の話しているスレは他にもあるだろ?
647名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:00:49
お前は黙っていろ
648名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:00:59
>改行があれば視点を移動してもよし。
>つまり、
>改行がなければ視点を移動してはいけない

これって間違ってなくね?
裏だけど真になってるじゃないか。
馬鹿なおれに説明してくれ。
649名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:02:15
>>643
……あのな
「改行は視点を移動させるために“も”ある」から
「改行はすべて視点移動と関係がある」を導出してるのは俺じゃなくて>>637だ。レスもまともに読めないのか?
俺が書いたのは
「改行は視点を移動させるために“も”ある」から導出されるのは「視点移動に関係する改行と関係しない改行がある」だ。
どこに「すべて」なんて言葉があるんだ?

そんでな、「改行が視点移動につながってる例なんていくらでも見つかる」は
「改行と視点移動は無関係」に対する十分すぎる反証だよ。
お前、難解な語句を使ってちんたら書くのが「立派な反論」とでも思ってんのか?
仮説とその検証のプロセス知らねーの?ここで俺がわざわざ「反証」て書いてやったことに感謝しろよ?

『>「視点移動に関係する改行と関係しない改行とがある」
これはこちらの主張内容。だから「無関係」なの。』
……日本語大丈夫か?

『「>改行があれば視点を移動してもよし。
>なぜ改行というものがあるか考えろ。
↑この主張は正しくない。
改行に関係なく、視点は移動してもよい。』
……お前、高校生か?
「改行があれば視点を移動してもよし」(言明X)という言明に対して
「改行に関係なく、視点は移動してもよい」
という言明が反論になるとすれば、それは反論者が言明1を「視点移動するためには改行しなければならない」
という意味に解していなければならない。しかし言明Xからはそのような意味は導出されない。
つまり反論者は言明Xを思いっきり誤読してんの。言明Xは別に改行なしの視点移動を禁止してないだろ。
……つか頼むからもっとよく考えてものを言ってくれよ。
650名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:10:14
>>633
ほとんど変ってないと思うけど。
もしかして視点の意味からわかってないのかな。
初心者のうちは「神様視点」はやめたほうがいいよ。
上達が遅れるから。

アドバイスとしては、少女の一人称で書き直してみるといいよ。
一人称ってのは、少女の目線、少女の内面にある言葉で書くってことね。
少女が空を見れば、空の描写ができる。
森を見れば森の描写ができる。
水の中にいれば、その水が冷たいのか、心地よいのかを描写できる。
匂いがするなら、どんな匂いなのか、少女の言葉で表現する。

これらの「視点の固定」が理解できるようになったら、三人称にして
外部視点を入れる。神視点を使うのはその後。
651名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:15:10
>>648
アホを相手にするな。
652名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:16:27
>>649
>「改行はすべて視点移動と関係がある」を導出してるのは俺じゃなくて>>637だ。レスもまともに読めないのか?

>>637のどこを読んでも「すべて」という文字は見当たらないが。
レスもまともに読めないのか?
653名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:19:56
誰がだれだか判らなくなって、混沌としてきたね^^
空しい争いの勝者にかけられる言葉は「ニート乙」だよ
徒労だよ
654名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:24:07
議論は結構だが、スレ違いだ。
655名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:26:31
656名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:27:09
>1-654
      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) 汚物は消毒だ〜っ!!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/

657名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:35:52
>>633
冷たさも暑さも孤独も悲しみも何も体感できない。綺麗なだけ。一昔前のラノベの模倣です。
ラッセンとか天野とか、ポスター的な作風。中身のないお洒落。
叫んだり血を流したり歯を食いしばったり悔しくて眠れなかったり、それが人間です。
汚い情景を描くことからはじめましょう。

参考 http://youtube.com/watch?v=BQ9or0aXibA
658名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:36:04
>>645
読みにくいのは悪かったな。じゃなるべく簡潔にまとめるぞ。
俺が批判したのは基本的に>>614のレスだ。つまりこいつは初歩的なな論理学をとちってる上に
あまつさえ『 >>612お前が本読んでこい。日本語の本だぞ。朝鮮語じゃなくな。』なんて書いてる。俺の見る限り>>612は別に日本語的にも論理的にも誤りはない。それはお前もそう思うだろ?
で、俺はそんな奴が批評に信頼性なんかないと思うし、何より投稿者にとって不利益だと思った。
だからすっこんでろと言いたかったわけだ。意見を言えというのなら、これが俺の意見だ。最初から言ってるけどな。
改行と視点の問題に関しては、俺は端から口をだしてない。純粋に論理の誤りを指摘しただけ。
お前は「間違いを指摘したら自分の意見を言え」と書いてるが、これは「改行と視点」についての意見か?俺はこの点には口出ししてないぞ。まあ意見を言えと言うなら>>610に同意だな。
それとも対偶もきちんと書けということか?何のために?順命題の対偶命題を書くのがなんで「俺の意見」になるんだ?
そんなの機械的に決まってしまうだろうが。お前が書いた対偶をそのまま持ち出したのが気に入らないのか?
でもな、順命題に対応する対偶命題は一つだけだろ。つまりお前の答えと別の解答をしたら俺は誤ることになるんだよ。わざと間違えろとでも?
あと教科書に書いてあることを指摘するのがなんで卑怯なんだ?一番信頼性の高い仕方だろうが。
あと逆裏対偶くらい誰でもわかるとお前は言うが>>643>>648みたいなのはどう説明するんだ?
659名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 01:47:39
>>652
……あのな
『「改行は視点を移動させるために“も”ある」から
「改行はすべて視点移動と関係がある」を導出してるのは俺じゃなくて>>637だ。』と書いたんだ。「導出」の意味知ってる?「ある前提から導き出される帰結」て意味な。
>>637はそう帰結してないのか?「改行と視点移動は無関係ではない」とは「改行はすべて視点移動と関係する」という意味じゃないのか?
そうじゃないならなんで「改行と視点移動は無関係である」なんて反論が出てくるんだ? 違うなら解説してくれ。
で、>>649にはどう答えるんだ?
660名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:17:52
もうこうなると議論というよりプライドのぶつかりあいだね。
ウザイを越えて滑稽。
661名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:26:48
>>649
>「改行があれば視点を移動してもよし」(言明X)という言明に対して
>「改行に関係なく、視点は移動してもよい」
>という言明が反論になるとすれば、それは反論者が言明1を「視点移動するためには改行しなければならない」
>という意味に解していなければならない。しかし言明Xからはそのような意味は導出されない。
>つまり反論者は言明Xを思いっきり誤読してんの。言明Xは別に改行なしの視点移動を禁止してないだろ。

「改行があれば視点を移動してもよし」は「改行なしの視点移動を禁止」しているんじゃないの?
普通の会話で考えたらさ、
「切符があれば乗車してもいい」は「切符がなければ乗車してはいけない」だとおもうけど。
論理学とかの話じゃなくてね。

それよりなにより、「改行に関係なく、視点は移動してもよい」に>>649さんも同意見なの?
だったら結論が出ているような。
662名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:34:50
ところでおまーら

「日本語でおk」には「日本語 だから おk」の意味があるのは

わかってる?
663名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:36:29
紅の日差しがけうも厚い。面白くないのでやめる。
664名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:41:49
仕事の途中、満月をみた。オレは幼少のころから、「イヤ耳はわかるけどさ
何処がもちつきしてるってんだよオイオイ」とそらぬむがつてつっこみば

いれるわけねえだろバカ。いくらじいさん大阪人でもよ。空にむかってはな。

とはいへ疑問には思っていた。その日わかった。みゃーざわりえーのやうに。

わ か つ た

うしゃぎはむかつてひだりむきだつたのだ!!オレはずっと右向きだ徒ばかり
おもつていたのである。なーんか世をすねたウサギでやんすヤンスやんすきーとな。
どうだ?まいったか?オレのエクセレントな胸騒ぎの腰付きの頭のできぐわいに?

オレはまいりたいがまいらない。そして、みんながみてるよーなすなおなうさぎの
もちつきをうまれてはづめてながめたのであったる。ぺったん。
665名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:42:02
批評の批評はオナニーなんだよ。
だから他でやれって言われてるんだが、わからない馬鹿がいるんだよな。
666名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:43:14
>>662
「おk」という日本語はない。
667名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:49:36
>>665
おっやってますねオナニーにむかってオナニー。

>>666
キリ番をゆうこうかつようしよう!
668名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 03:52:01
オレがウサギだというわけじゃねえぞ。

ムーン…くりあー…?とかゆうウサギ並みの性欲のもちぬしが…

いたやうな…どうだったかナ。ものおぼえがちょいとちかごろ。である。
669620:2008/02/26(火) 06:31:18
>>623
軽い気持ちのボケを、真正面からまじめにありえないだろと言われているような気がしました。
そういうボケみたいのは根本的につくらいない方がいいんでしょうかね?

>>627
人間が、どのように起立しているのか書く必要があるのですね。
それから、通常とは違うことに関しては、なぜそうであるのかということを読者に
伝えなければいけないんですね。
肝に銘じておきます。
670名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 07:51:18
>>669
>軽い気持ちのボケを、真正面からまじめにありえないだろと言われているような気がしました。
そういうボケみたいのは根本的につくらいない方がいいんでしょうかね?

スレタイ10000回読んでこいカス
「内容」がボケを狙ったものでもそれを入れる器(日本語)は意味が通じるものじゃないといけないんじゃないか?
こんなズタボロな日本語書く奴が「ボケを狙った」なんて言っても説得力ないし単に頭が悪い事のいいわけとしか思われないんだが。
6711/5:2008/02/26(火) 08:09:01
620です。これも日本語がおかしいでしょうか?

 6年1組の教室では、おばけ鏡の話題が一番盛り上がっている。
 そのおばけ鏡とは、何なのかというと、この教室には、黒板のよくの鏡に、
鏡がとりつけられていて、これがそうなのである。
 夜の12時に、その鏡のまえに立ち、嫌いなひとの名前を言って、最後に死ねと言う。
 そうすると鏡の中に吸い込まれてしまい、小さな島の上に飛ばされるらしいのだ。
 もとの世界にもどるには、海で入水自殺しなければいけない。
 ただし、死ぬ前にのっぺらぼうの老人の顔を見てしまうと、一生その島から出られな
いという。
 ――しかしくだらないねぇとぼくは思う。
 だって冷静に考えてみれば、そんな話、現実にあるわけないだろ。
 しかしみんなおかしな電波に毒されて洗脳されてるのかと思えるほど、
その話題を一生懸命に話す。
 ぼくの仲良しグループまでおばけ鏡の話題に感染して、この作り話を最初につくった
奴をぼくはひそかに恨んでいる。
 とにかく飽き飽きしているんだ、この話題にね。
「田中くん」
 不意に、椅子にだらしなくもたれかかっているぼくに、女子の声がかかった。
 振り向くと、ボーイッシュなショートカットに、半袖短パンから伸びる細い手足を
いつも元気に振り回している梅雨水夏がたっていた。
「なにか用?」
「あのさぁ、ちょっと来てくれない?」
 伏し目がちな彼女について行くと、誰もいない廊下のはしに連れてこられた。
 水夏は照れているのか目を横下にむけて喋りだす。
「一緒にさ、おばけ鏡の話、ほんとうか確かめてみない?」
「すると君はあの話を本当に信じているのか。笑っちゃうよ。第一親が許さないだろう。
夜の12時に学校へ行くのに」
6722/5:2008/02/26(火) 08:09:31
「だって面白いじゃない。お化け屋敷に行くみたいで。親には気づかれないように
こっそり脱け出すの。二人だけの秘密。どうかな?」
「二人だけの秘密、それはいい響きだが。つまりデートってことか?」
 水夏は照れ笑いしながら頬を桜色に染め、それをひとさし指でぽりぽり掻く。
 これも残り少ない小学六年生のイベントだと思い、ぼくはあっさり承諾した。

 その日の夜、ベッドに寝転がりながら漫画雑誌を読み、横目で時間の短針が
11時をさしているのを確認した。、
 ぼくは立ち上がり、ゆっくり自分の部屋の扉をあけた
 親の寝室を横切るとき、とくに音に気をつけた。
 ここで見つかってしまうと、水夏を一人で待たしてしまうことになる。
 そのあとの二人の関係を考えると最悪だ。
 ぼくは靴下のつまさき立ちというコントの泥棒にありがちな格好で、のっそり
のっそり歩いた。
 玄関を開けるとき、音が少しした。
 おそらく寝室に聞こえただろうが、しかし親と出くわす前に外へ出てしまえば、
もうこっちのもので、あとで怒られるのは仕方ない。
 水夏は通学路の途中にある公園ブランコに座って待っていた。
 学校へ向かう途中、もし警察官によびとめられたらと質問したら、
「一緒に逃げるの」
 と嬉しそうに言った。
 学校に着くと、とうぜん門はしまっていた。
 水夏は運動神経よさそうに、跳び箱の原理で身軽にジャンプして飛び越えた。
 ぼくは実はやや運動おんちなので、不安が脳裏をよぎったけども、水夏が手招きする
から、意を決して、ダッシュした。
 ぼくも跳び箱の要領で飛び上がるが、足が門にひっかかって、金属音をたてながら
体勢を崩して転がりおちた。
 その時、離れた方から足音が聞こえた。
 警備員だろうか?
 ぼく達は反対方向ににげて、大きな木の陰にかくれた。
6733/5:2008/02/26(火) 08:09:57
 足音は去った。
「いてててて……」
 ぼくは急に右ひざが痛くなった。
 暗さに目がなれて、見てみると、右ひざから血がにじみ出ている。
 門のところで転がり落ちたとき、地面で擦ったのだろう。 
「可哀相……」
 水夏はつぶやくと、ぼくのひざに口をつけ、血を吸いはじめた。
 ジュル、ジュブブブブブルゥ……。
 少しして、音がやむと、水夏が顔をあげ、ぼくの血がついた唇を動かし、
「もう血が止まったよ」と言った。
 あんたはドラキュラか!? とぼくは思った。
「わたしの唇、血だらけでしょ?」
 ぼくは相槌をうった。
「田中くんの血、田中くんの指でとって」
「その唇についた血、すでに乾きつつあって、指でとれないよ」
「田中くんの口のなか、唾があるじゃない」
 この暗闇のなか、二人しかいないのが彼女を大胆にさせているのだろうか。
 ぼくは指をべろで舐め、彼女の唇にあてる。
 プニッとした弾力があてた指をおしかえす。
 ぼくの唾が潤滑油になって、彼女の唇の表面をなめらかに滑る。
 何回もおなじところを滑らし、ぼくの赤い血を拭き、なかから桜色の唇があらわれる。
 ぼくは何度も何度も、彼女の唇の上に指を這わせた。
 彼女の唇は、ぼくの唾でべとべとになる。
 だいたい綺麗に拭えて、それを彼女に伝えると、「ありがとう」という言葉が返ってきた。
 あらかじめ鍵をはずしておいた、家庭科室の窓からぼく達は侵入する。
 ぼく達は、6年1組の教室のまえに着く。
6744/5:2008/02/26(火) 08:10:24
 鍵はあらかじめ水夏が学級委員に流してもらって持っている。
 中にはいて、
「さぁて、この鏡の前で、嫌いな人の名前を呼び、最後に死ねと付け加えるのよね。
わたしから言うわ。二ノ宮先生死ね」
 二ノ宮先生ってうちの担任だが、可哀相に。
 そしておれも言うのか。
「おばけ鏡の話を最初にした奴、死ね」
「なにそれ」彼女は笑って言った。
「いやさ、かねがねそう思っていたのさ」
「やっぱりちゃんと名前を言わないといけないんじゃない?」
「でも、やっぱり何も起こらないじゃない」
 二人は顔を見合わせた。
 どうせ作り話に過ぎなく、だから死ねばいいのだ。
 こんな話をつくった奴はな。

「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

 突然奇妙な笑い声が四方八方から発せられる。
 ぼく達は見回した。
 ぼく達の行動をあらかじめ掴んでいた奴の悪戯か?
 しかしラジカセから流しているにしては、窓のほうからもこの笑い声が聞こえる。
 とたんに不気味になって、ぼくは水夏の腕を掴む。
 でるんだこの部屋から、何かがおかしい。
 する扉が突如大きな音をたてて、閉まった。
 ぼくは眉毛をひそめる。
6755/5:2008/02/26(火) 08:10:50
 水夏はもう泣きそうだ。
 扉に手を当てて動かそうとしてもビクともsない。
 ぼくは扉を思いっきり叩いた。
 何度も叩いて、大きな音をたてて、警備員を呼ぶしかない。
「きゃぁ!!」
 ぼくの背後で水夏が悲鳴をあげた。
 ぼくは目を疑った。
 鏡から細くて白い腕が伸びてくる。
 ぼく達は教室のうしろ側まで走った。
 しかし腕はゆっくり確実に、こちらへ伸びてくる。
 先端の手が、水夏の足首をつかんだ。
「あぃたたたたたぁたたたぁたぁ!!」
 水夏は泣きながら悲鳴をあげる。
 ぼくは彼女の手を掴むが、ものすごい力だ、ぼくまで引きずりこまれる。
 ずるずると、ずるずると、机と椅子を倒しながら、鏡のなかにひきよせられる。
 彼女の半身が鏡に埋まった。
 彼女は泣きながら懇願する。
 助けてくれと。
 ぼくは彼女の手を離す。
 彼女は絶叫した。
 そして全てが呑みこまれ、彼女の声が聞こえなくなった。
 奇妙な笑い声が止んだ。
 扉が静かに開いた。
 ……ぼくは助かったのだ。
676名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 08:22:43
>「ハーイ! 始めまして、肥田魁でぇーす」


ハーイ! コエタカイ。また

      始 め

ちゃったの? そろそろ終わって、 初 め ましたら? コエタカイ、チノーヒクイ君


      ムリだって小説は、おまえにゃ
 
 
677名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 08:52:27
>>659
「改行は視点を移動させるために“も”ある」から
「改行はすべて視点移動と関係がある」というねじまげた解釈を勝手に「導出」して、
さらにそれを否定する。脳内完結の一人相撲。

なお、>>612
>改行があればよし、を、改行で移動すべし、と読んだのか。
も、同じ伝の捏造解釈。得意なんだね。「導出」が。

> >>637はそう帰結してないのか?
していない。

>「改行と視点移動は無関係ではない」とは「改行はすべて視点移動と関係する」という意味じゃないのか?
ちがう。なぜなら「すべて」ではないから。

>そうじゃないならなんで「改行と視点移動は無関係である」なんて反論が出てくるんだ?
「改行があっても、なくても/視点移動はしてもいい(しなくてもいい)」から。
「改行があれば視点を移動してもよし」などという関係はない。
視点移動は改行には縛られない。
だから「無関係」。
678名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 11:35:28
>>671-675
読点が多くて読み難かった。
679名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 17:23:04
三行目で読む気を失くす。
こりゃ下読みもやってられんだろうな
仕事だけど
680名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 18:46:49
>>671-675
>そのおばけ鏡とは、何なのかというと、この教室には、
>黒板のよくの鏡に、
>鏡がとりつけられていて、これがそうなのである。
日本語がおかしい。
よくの鏡にさらに鏡って、全然わからない。
具体的に鏡の大きさとか、装飾などを描写したほうがいい。

一人称の場合は、その人物の知識、ボキャブラリーの範囲でしか語れない。
主人公が子供なのに、子供らしくない違和感のある記述が多い。
これとかね。
>振り向くと、ボーイッシュなショートカットに、半袖短パンから伸びる
>細い手足をいつも元気に振り回している梅雨水夏がたっていた。

>不意に、椅子にだらしなくもたれかかっているぼくに、女子の声がかかった。
外部視点っぽい書き方。
自分で「だらしない」とは思わないんじゃないか?

全体的に描写ができていない。シナリオのト書き程度のあらすじになっている。
この内容なら30枚から50枚くらいは書けるはず。
681600、633です:2008/02/26(火) 18:50:43
650様

はい、意味がさっぱり分かって居ませんでした。

良いアドバイスをありがとうございます。
女の子(登場人物の視点)からは書いた事が無いですが、頑張ってみます。

私が読んでいる小説にもかなり偏りがあるみたいですので、もっと沢山読み込んで、出直してきます。

お騒がせしてすみません。
682名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 20:19:47
>>633
最初の4行で読者は豊かな自然をイメージするが、そこには人がいない。いきなり
頬をなでる風といわれても、いったい誰の頬なんだ? と読者は困ってしまう。
先に少女が泉で沐浴をしていることを示してから、頬をなでたり、前髪を揺らしたりしよう。

「群盲象を撫でる」という言葉がある。目の見えない人たちが、ばらばらに象に触って
細長い、ざらざらしている、太いと自分の触った部分だけで、象を説明しようとするので
全体像が見えてこないことだ。
読者も作者の言葉しか見えないのだから、人に伝えるための基本として
まず全体像(いわゆる5W1H)、次に細部を描写するようにしてはどうだろう。

中央に進むにつれて高さをは、深さをかな。

茂る木々は重複しているので削除。

一読者としての好みだが、頬を伝い、水面に波紋を広げた、の後に、涙を流した理由を
加えてドラマを盛り上げる方が好きだ。
例えば、(この景色を見られるのも今日で最後なのね)みたいに。
683名無し物書き@推敲中?:2008/02/26(火) 20:22:55
>>671
梅雨水夏はなんと読むのだろう。ルビをつけた方が親切だね。

目を横下にむけては、横下のものが見たいわけではないので、ぼくの目を見ないでにする。

それをひとさし指では、照れ笑いしながら、ひとさし指で桜色に染めた頬をにする。

ぼくはあっさり承諾したは、水夏の提案を否定しているので、あっさりを削除。

のっそりは、動作がにぶい表現なので、こっそりとする。

小学校の門は普通よりは低いだろうけど、小学生にとっては身長より高いと思うので
跳び箱の原理で飛び越せるような門であることを描写しよう。

擦り傷でにじみ出た血は吸うのではなく、なめる程度のものではないか。

夜中の校内は暗いと思うが、明かりはどうしたのだろう?

夜の12時であることを確認してから、おばけ鏡のうわさを確認しよう。

正直良く分からないのだが、ラジカセって今どれくらいの人が使っているのだろう。
小学生がラジカセといわれて理解できればいいのだが。でも代わりになる機器が
思い浮かばないな。ICレコーダーとスピーカーじゃ長いしな。

眉毛をひそめるは、眉をひそめるにする。

音をたてるために扉を叩くより、大声で「助けて!」と叫ぶ方が現実的だな。

彼女は懇願する、絶叫するは、盛り上がるところなので、説明ではなく描写をしよう。

ぼくが自分だけ助かるために、水夏の手を離したような印象になっているので
ぼくは名前を言わなかったので、鏡の中に入れなかったことを描写してはどうか。
684名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 00:35:15
>671
1行目から日本語が変だと思う。
誤字脱字も多いし。
読み直した?
685名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 01:11:00
雪の舞う季節になった。ゆったりと流れて行く時間の波は、とどまることを知らない。しかしそれは僕の心の傷までは流してはくれなかった。これは僕の体験したとてつもなく悲しくて、それでいて僕の心にずっと、いつまでも温かい火を灯してくれる…そんなおはなし…

始まりはこんか感じにしようと思うのですかどうでしょうか
686名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 01:19:30
続き(本編)を読みたいとは思わない書き出しだ。
687名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 02:03:22
>>685
やめたほうがいい。
688671:2008/02/27(水) 07:12:46
>>680
すいません、脱字誤字がひどくて。
>よくの鏡に、鏡がとりつけられていて
→よこの壁に、鏡がとりつけられていて。
あと一人称か、外部視点の三人称かどちらかに設定したほうがいいですよね。
描写がでてきてないというのは、さらっと書きすぎていて
描写が足りないということなんでしょうか。

>>684
焦って投稿した結果、これです。
すいません。
689名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 07:35:46
>>685後半のこれは僕の体験した‥から終わりまでが携帯小説によくある文だね。前半が普通でもうちっとペン追加。まず本読もう。
690名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 08:34:21
685です

たくさん本読んでるつもりなんですが…

でなおします…
ありがとうございました
6911/3:2008/02/27(水) 11:14:13
よろしくお願いします。

 円形に、柵に囲まれた闘技場に、二人の戦士がそれぞれ剣と盾をもって、
睨みあっていた。
 黒い鎧を着ているほうが、南街の貴族、チャウル。
 白い鎧を着ているほうは、北街の貴族、ナン。
 東街の貴族の娘、アリマとの婚約を賭けて、二人は闘うことになったのである。
「おい貴様、命が惜しければ今のうちにひけ! むざむざここで散らす必要はあるまい!」
 黒い鎧を着たチャウルが言い放った。
「うるさい、……男だったら剣で語れ」
 白い鎧のナンはそう言うと、きき足で地面を蹴り、剣がチャウルに振り下ろされた。
チャウルは盾で防御し、鋭い金属音が鳴り響く。
「うぉっ!」
 チャウルは後ろによろめいた。
 ナンの太刀は予想以上に重かった。
「口ほどにもない奴め」
 白い鎧を着た戦士ナンが、ヘルメットのなかから低い声を洩らした。
「くそっ、お前なんか死んじまえばいいんだ!」
「……誰が殺すんだ?」
「も、もちろんオレだ!!」
 チャウルはそう大声を張りながらも、ヘルメットのなかでは、汗が額から口元に
流れるのを感じた。汗が苦い。
「おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 チャウルは意を決して、剣を上段に振り上げ、ナンに向かっていった。
 振り下ろすとき、ナンにかわされ、後ろにまわった白い鎧の戦士は、チャウルの
臀部を蹴飛ばした。
 黒い鎧の戦士は、地面を転がり回って、鎧の金属音をたてながら、土煙があがる。
「くそぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 チャウルは叫んだ。
6922/3:2008/02/27(水) 11:14:48
 己の不甲斐なさにというより、自分の運命に。神様を恨んだ。オレは真面目に
生きてきたのに、どうして、神様はこんな奴をオレに戦わすのか。
「いらだってる、という感じだなぁ。この実力差のまえでは勝負にならない
というのがわかったか?」
 チャウルはアリマを思い浮かべた。彼女は微笑んでいる。チャウルどんなに
落ち込んでいても、その闇を照らす満月のようにあたたかい明かりをくれたアリマ。
彼はそんな彼女をどうしても、手に入れたいのだ。宝物をナンに渡す気はさらさらなかった。
「お前にアリマを渡すわけにはいかない」
「自分に言い聞かせているのか? しかし気持ちだけで勝てるほど闘技は簡単ではない。散れ」
 ナンが盾を捨てた。剣の柄を両手で握る。
 片手でもあの太刀の重さ、両手で持たれては、どんな衝撃がくるのかわからない。
 チャウルは後ずさりした。
「死ねッ!」
 白鎧の戦士は短く言い放つと、剣を上段に構えて、チャウルに突っ込み、彼の剣先をはじいた。
「うわぁああああ!!」
 彼は剣を捨て、敵前逃亡した。
 力の差がありすぎる。こんな奴に勝てるはずがない。 
 闘技場の柵の外から、観衆の笑い声があがる。
 彼が柵の外へ抜け出そうとした時、
「チャウルゥウウウウウウウウ!!」
 アリマの声が場内に響いた。
 彼女は潤んだ目に、胸元に手をあてて、チャウルを凝視している。
「くっ……」
 黒鎧の戦士はナンを見た。
 あれと戦えというのか……。しかし……。
 チャウルはアリマのいない世界を思い描いた。それはとても空虚なものだった。
6933/3:2008/02/27(水) 11:15:15
 ……やるしかない。
 黒戦士は、ナンのもとに一歩一歩近づいた。
 ナンが地面に転がった剣を手にとって、こちらに投げてよこした。
 チャウルはそれを拾い上げ、構える。
 やるしかないのだ……。
 彼は唾を呑んだ。
 ナンはヘルメットの中で不敵な笑みを浮かべた。
694名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 12:14:30
>691
ねじれています。例えばここ。
>白い鎧のナンはそう言うと、きき足で地面を蹴り、剣がチャウルに振り下ろされた。
主語は「白い鎧のナンは」なので「剣をチャウルに振り下ろした」で受けなければ不自然です。
あるいは「きき足で地面を蹴る。」でいったん区切るか。

意味がわかれば良いわけではありません。
>チャウルは盾で防御し、鋭い金属音が鳴り響く。
>黒い鎧の戦士は、地面を転がり回って、鎧の金属音をたてながら、土煙があがる。
つなげないで、句点で二つの文章に分けた方がいいでしょう。長文は鬼門のようですし。

ここが一番おかしい。
>振り下ろすとき、ナンにかわされ、後ろにまわった白い鎧の戦士は、チャウルの臀部を蹴飛ばした。
剣を振り下ろしたと思ったら、臀部を蹴飛ばされています。
視点がどこにあるのかを意識していないのが原因でしょう。
695名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 12:48:21
>>691
冒頭からいきなり説明というのもいただけないが。
それ以前に、全体的に読む・書く双方が足りてない感じがする。

例えば、「ヘルメット」。「鎧」には普通は「兜」だが、わざと
やってるんじゃないんだったら、基本的な語彙力が弱すぎる。
あと、視点が常にブレがちなんで、読んでて違和感がありまくる。

文と文章の基本構造を理解した上で、もっとちゃんと考えて書くべき。
696名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 13:31:11
>>691
>円形【に】、柵【に】囲まれた闘技場【に】、二人の戦士がそれぞれ剣と盾をもって、
>睨みあっていた。

「に」の三連発。こういう文章にまず違和感を持つようにしてください。
「柵に囲まれた円形の闘技場で」とでもすれば回避できます。

視点のぶれは、作品世界を漫画の読者のような立場で見ていることも原因でしょう。
外から眺めるのではなく、中にはいって作品世界を見るようにすれば、改善されるはずです。
697名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 15:31:03
680みたいなのが一番アホ。
5枚で収まる内容を50枚にすれば、どれだけ退屈な小説になると思う?
698名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 16:23:15
>>697
5枚の小説を50枚の小説にしろと言っているわけではなく
5枚のプロットを50枚の小説にしろと言っているように読めるけれど。
699名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 16:49:59
>>698
そのとおりですね。
700名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 18:52:32
5枚ってのはワンシーン分だからね
701名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 19:31:44
どう思うか教えてください。

「口癖」

崩れかけた安楽に 夢を・・・・・・

快晴の夜 紫色の闇の上 星達は輝く 道を示すね

月は映す 汚れた心を 全て過去なのさ

流れる歌は昨日のように 今日もまた連れてきた

夢を胸に通り過ぎたい 壊れかけた毎日を

また自由になれるかな?きっと、なれるかな?

また探し始める安楽は 意外と近くにいたりして・・・・・・

過去に縛られる今を生きよう 口癖は「昔のことさ・・・・」
702名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 19:40:44
<701
詩というよりは、酔っぱらいの独り言
703名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 20:27:05
>>691
伏線でないなら、チャウルとナンという名前が出てきたのだから、黒い鎧、白い鎧を
繰り返さない。

そういう時代設定なのかもしれないが、人を物扱いするのは嫌いだな。

ナンが両手で剣を振り下ろしたら、チャウルは死んでいそうなので、ナンがチャウルに
突っ込む前に、チャウルが逃げ出した方がいい。

彼は、チャウルにする。

こちらに投げては、チャウルに投げてにする。

読者は馬鹿なキャラクターには感情移入できない。勝てるはずがないと思っているのに
やるしかないでは興ざめする。「やるしかない……でも、どうやって?」などチャウルが
勝つために工夫をこらしてほしい。
704名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 22:24:19
>>701
もし詩のつもりならば、詩・ポエム板へどうぞ。
散文(文章)のつもりならば、論外。
7051/3:2008/02/27(水) 22:31:17
よろしくお願いいたします。

 おととしの晩秋に妻を亡くした兄の弘成は、それから間もなく仕事を辞め、貯蓄と退職金を使ってある僻村の中
古家を購入した。そこに一人籠って、亡き妻と自分をモデルにした小説を書くのだという。
 なにも自ら辞めずとももう数年も経てば定年を迎えるのだから、それまで待てばよかったのではないか。そう口
にした私に兄は、
「あいつの作った朝飯が食えんなら、とても働く気にはなれん」と沈痛な表情で語った。
 兄が隠遁を開始してもう二年と少し経つが、いまだ小説が完成したとは聞いていない。なかなか筆が進まないの
だろうか。それともかなり長大な話になるのだろうか。だがそれも私にはわから
ない。
 今、私は娘の凛子と一緒に、その兄のもとへ向かう電車の中にいる。車両には私たち以外に乗客の姿は見えない。
 私が兄と顔を合わせたのも二年前が最後だった。時折電話などで連絡を取ってはいたが、久しぶりに姪の顔を見
せてやろうと思い立ち(兄には子がいなかった)、年末の休暇を利用して赴くことにしたのである。妻にも声をか
けてみたが、年越しの準備があるからと断られた。
 私の住む街から兄の暮らす(兄の言葉によると)寂れた村までは、電車を使っておよそ三時間近くかかる。七歳
の凛子にとってはちょっとした小旅行だ。出発前にそれを伝えると、凛子は「ひろじいのお家、遠いんやねえ」と
言った。
 兄は私より二十も歳上である。凛子が兄を「じい」と付けて呼ぶのはそのせいだ。兄は父の前妻の子であり、私
は父の後婚ののちしばらく経って生まれた子だった。歳の差のせいか、兄と私は兄弟というより、父親と息子のよ
うな関係だった。兄は凛子のことも、姪というよりも孫のように見ていたのかもしれない。「じい」と呼ばれ
た兄の表情はまんざらでもない様子だった。
 隣に座っている凛子は、小さな頭を私の体にもたせかけて眠っている。初めは車窓にすがりつき、建物が窮屈に
林立する見慣れた都市の光景が、次第に間隔をおびて、空間に田や畑が配置されてゆく様を面白そうに眺めていた
が、それもすぐに飽きてしまったようだった。
7062/3:2008/02/27(水) 22:32:22
 しかし今目をさませば、きっとまた窓に顔を寄せるに違いなかった。窓の外の情景は、凛子が眠っている間に雪
で白く変貌していたのである。私は薄墨色をした遠方の空を、白い山々のいびつな稜線が切り取りつつ走る様子を
静かに眺めていた。
 目的駅で降車したのは私たち二人だけだった。木材で建てられた簡素な駅舎には係員の姿も客の姿も見えない。
無論自動改札などあろうはずもなく、出口付近に『切符投入箱』とマジックで書かれた木箱が置かれているだけだ
った。
 駅を出ると、雪はあたり一面に深く積もっていた。車中では気付かなかったが、空からは極小の雪の粒が静かに
降っていた。
 駅の付近に建物は乏しく、一番近い民家でもおそらく数十メートルは距離がある。その隣には幹の太い木が立っ
ており、広げた扇のような枝を屋根の上に伸ばしていた。たぶん家の周囲には田か畑などがあるのだろうが、今は
白い平面が広がるばかりだ。人の気配も感じられず、視界に入る限りでは、私たち以外の人間の足跡も見当たらな
い。ただ、犬か何かの足跡とおぼしき小さな窪みが、私たちの前を横切って転々と続いているのみである。
「ひろじいは?」
 と凛子が聞いた。
「まだ来てないみたいやね。少しここで待とうか」
 兄には予め到着予定時刻を伝えていたので、待っていれば間もなく迎えにくるはずである。
 駅舎に戻ろうとしたが、凛子は雪で遊びたいと言った。目を輝かせて、手袋をはめたまま雪を掬ったり、それを
丸たり、雪の上を跳びはねたりしている。街ではこうして雪にはしゃぐことは滅多にできないので、兄が来るまで
思う存分雪遊びをするつもりなのかもしれない。
 しかしそんな凛子をよそに、私の心は少し沈んでいた。なにもないと聞いてはいたが、兄の暮らす土地がここま
で寂漠としているとは思わなかった。まるである時点を境に時間が終わってしまったかのようだ。家も木も、道も
山も空も、全てが白い沈黙の内にじっと息を潜めていた。
7073/3:2008/02/27(水) 22:33:15
 その年齢から考えて、兄はこの土地を終の住処にするつもりに違いない。兄はにぎやかな方ではなかったが、か
といって無為の内に安息を求めるたちでもなかった。兄がはじめてこの土地を訪れたときも、今と同じような静寂
が降りていたのだろうか。それをあえて選んだのであるならば、その心はいったいいかなるものだったのだろうか。
それを想像すると胸が痛んだ。私は、今日まで兄を訪れなかったことを悔いた。
「おまんじゅうみたいやね」
 四方を囲む山の一つを指して凛子が言った。頂がお椀の裏側のように丸まったその山は確かにまんじゅうのよう
に見えた。
 凛子に視線を移すと、私は後方に小さな人影を認めた。人影はこちらに向かってきているようだった。どうやら
犬を連れているらしい。私は、あれは兄だろうと思った。
「ひろじい来たよ」
 そう言って私は凛子の手を引き、人影の方へ歩いた。
708名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 22:52:59
>>704
詩のつもりでしたごめんなさい。
709名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 23:26:39
>>705-707
格調ある古風な文体で、好感が持てます。
書き慣れているとお見受けしましたが、その上で、気になったところを。

>「あいつの作った朝飯が食えんなら、とても働く気にはなれん」と沈痛な表情で語った。
「沈痛な表情で」は書きすぎであり、ここは「と語った」と抑えて書くべき。さらに言えば
「あいつの作った朝飯が食えんなら」はいささかクサすぎる感もあります。読者に説明
しすぎでもあり、「もうとても働く気にはなれんから」くらいにこれも抑えたいところです。

>久しぶりに姪の顔を見せてやろうと思い立ち(兄には子がいなかった)、
この括弧の使い方は感心しません。括弧を使わずに本文のなかで処理したい。

>私の住む街から兄の暮らす(兄の言葉によると)寂れた村までは、
ここの括弧は別の意味でも疑問で、冒頭で「ある僻村」と断言しているのに、なぜここで
は留保をつけるのでしょうか。

>目を輝かせて、手袋をはめたまま雪を掬ったり、
この「目を輝かせて」も書かないほうが良いとは思いますが、微妙なところですね。
先の「沈痛な表情」もそうなのですが、これらは客観的な事実ではなく、あくまでも「私」が
そう感じたということであるので、書きすぎると、解釈を読者に押しつける憾みもありうる
からです。もちろん技法として駄目という話ではありません、念のため。

話の展開はこれからですが、もうひとつ言えば、冒頭の
>そこに一人籠って、亡き妻と自分をモデルにした小説を書くのだという。
この一節もなくもがなと思います。なにをする気かわからないが籠ってしまったとしておく
ほうが、さきざきの展開も自由になるかなと。
また、小説のなかに小説を書こうとしている人間が登場すると作者の影が見えるようで鼻
白むということもありますので。
710名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 23:38:08
698はアホか。
5枚のプロットではなく、5枚で収まる内容に対して、
50枚にできる、と言ってるだろ。
指摘されてる文は、五枚くらいで十分だ

アホか?
711名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 23:51:12
ま た お ま え か
712名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 00:13:32
先生のみなさん、酷評おねがいします。


戦い
ttp://d.hatena.ne.jp/m0612/
世の中には戦わなければならないことがある
そのとき戦士Dは主に負傷者の治療に専念していたが
ときに傷に塩をぬるような輩(悪者C等)にたいしては
得体の知れぬ熱いなにかで応戦し、圧倒的な破壊力を持ってして勝利する
その力はhotDと呼ばれ、悪者達だけでなく味方たちにも恐れられたがそこに女神が現れたのだ
女神はめがねの修理が終わり、やっと下界でおきていたこの血なまぐさい戦いに気づいた
そしてこの戦士Dが羽を隠した天使ミカエルであることがわかったのだ
女神は彼が人類の戦いに参加したことへ激怒し
ついに彼に鉄槌を与える
青い光、それが彼女の必殺技であった
世界はその光に包まれ、ミカエルの死と引き換えに青く輝く恵みの星として、地球は生まれ変わったのだ
この二人の力はのちにHDとブルーレイと呼ばれ、
長く人類に崇拝される存在となる




713名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 00:18:46
アホしか言えない可哀そうな子。

あらすじって言ってるのになあ。
「このあらすじの内容なら」って読めるのになあ。
相手してあげようかなあ。
……やっぱり、や〜めた。
714名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 01:43:23
>>705-707
主人公不在のまま回想にはいる冒頭は基本的によくない。
回想の内容も特に動きもなくつまらないもので、冒頭にもってくる
必然性が感じられない。
その後も説明が羅列されていてうんざりだな。

主人公が登場して、冒頭となる電車のシーンの描写がない。
どんな電車なのか、初登場のシーンは描写を入れること。
後に雪遊びのシーンにつながるので、子供の服装の描写も必要
アドバイスとしては、電車のシーンから書き始めて、車内を描写する。
内装とか座席の配置も山手線なんかとか違うはず。
そして、車内から見える風景につなげれば小説らしくなる。

>>706以降は、まずまず文章はかけているが
時間の描写、体感温度の描写がない。
寒い場所に来るから厚着をしてきたのか、手袋をさせてきたのか、
それとも雪が降るとは思わずに、薄着で着たので寒いのか。

全般的に内向的な印象なので、もう少し客観性を持つように心がけると
よくなるはず。文章そのものはそんなに悪くないと思う。
715名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 02:07:28
>>712
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                初 め て で す          .. ' ,:‘.
:: . ..                            .. ' ,:‘.
      ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )

716名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 05:42:26
705〜707の文章について
文章はよく推敲されていて,読みやすく,読後はすがすがしい気持ち
になりました.書き手の方は細かい部分の表現にあまり執着せず,
素直な表現をされており,たいへん好感が持てました.私の最初に読んだ
印象としては,書き手の方の独特な表現力に圧倒されたという感じです.

しかしながら,再読すると,いろいろ印象が変わりましたので気
がついたことを二,三点書きたいと思います.
弟の独り言が文章の流れを作って,彼の感情や思考や感想が順々
に表現されています.それゆえ,どうしても客観的な光景が浮かび
にくい(弟の回想とも読者には読まれるかも).もっと外の世界の様子,
つまり弟から離れた描写も必要かもしれません.
兄と弟の年齢がかなり離れている(文章によると父と息子ぐらい)
という説明がされています.この説明は弟でなく,例えば彼の妻にさせると
読者には明確に年齢差が伝わるように思います(妻の客観が文に入る).
717名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 05:54:23
>>691-693
いろいろ説明があるから冒頭なんだろうね。
ファンタジーらしいけど「神視点」はやめたほうがいい。
こんな感じで神視点で書き散らしているうちはまず上達しないから。

チャウルの人物視点で書き直してみればいいんじゃないかな。
人物視点で何が見えるのか。それを丁寧に書くようにしていくと少し上達する。
目に見えるものが描写できないようであれば、できるように努力する。
具体的には本を読んで、描写を学ぶということ。
718716です:2008/02/28(木) 06:13:30
705〜707の文章について(続き)
あと,これは私の個人的印象ですが,物語を進める言葉の調子は
男性(設定では弟)のイメージより女性のイメージが強い感じがしま
した.書き手の方は女性なのでしょうか?男性が語っているには,
表現に良い意味での荒さ(?)がなく,たいへん整っており,女性
的な安心感があります(私の勝手な妄想でしょうか?).
書き手の方はもっと弟の男性らしい心強い面を表現されても良いかもしれません.

長々とすみませんでした.結論は,書き手の方の文章力に表現方法や物語の
展開が追いついていけてない,というところでしょうか.


719691:2008/02/28(木) 06:39:26
>>694
もっと日本語表現のおかしさに気をつけてみようと思います。

>>695
冒頭は説明ではなく描写にした方がいいんですね。
もっと文章を注意深く書いてみようと思います。

>>696
同じ言葉の連続に気をつけてみます。
視点のぶれで、中にはいって作品世界を見るようにするというのは、
キャラクターの視点で見て書くということなんでしょうか?

>>703
名前だけを繰り返すんですね。名前が何度も繰り返すから、くどいかなと思って
黒い鎧やら白い鎧を入れてみたのですが、やめた方がいいんですね。
感情移入させたいキャラを馬鹿なキャラクターにしないように気をつけます。

>>717
はい、チャウルの人物視点で書き直そうかと思います。
ありがとうございました。
7201/3:2008/02/28(木) 09:55:41
よろしくお願いします。一人称に書き直しました。

 緊張のため、動悸が激しくなる。顔前面を覆った兜の中で息のこもる音がよく
耳に伝わる。光がさす隙間から相手を見る。そこには自分と同じように全身鎧で
固めた、銀色の鎧を着たナンが、こちらに向かって盾と剣を構えていた。
 ぼくは横目でアリマを見る。彼女はこの丸い闘技場の柵外にいた。
胸に手をあて、顔は青ざめている。
 この決闘は、彼女の父が計画したものである。自分の娘を、より相応しい方に
与えるために。しかしはなっから、ぼくに勝ち目が薄いのを知っていて、彼女の
父ゴルークが計画したのをぼくは知っていた。だが、男には、どうしても逃げられ
ない時があるのである。
 自分を奮い立たせるためにも、ぼくは叫んだ。
「おい貴様! 命が惜しければ今のうちにひけ! むざむざここで散らす必要もあ
るまい!」
 観客席から嘲笑の声がざわめいた。
「うるさい、……男だったら剣で語れ……」
 銀色の兜から低く威厳のある声が洩れた。
 そういってナンは足で地面を蹴り飛ばした。剣が縦に振り下ろされる。ぼくは
盾で防いだ。
 キィンッ!!
 金属音が闘技場内に響く。「おぉ!!」観衆がどよめく声が耳に入った。
ぼくは後ろによろめく。やはりナンの太刀は予想以上に重かった。
「口ほどにもない奴め」
 ナンが言った。ぼくはくやしかった。
「くそっ、お前なんか死んでしまえばいいんだッ!」
「……誰が殺すんだ?」
「も、もちろんぼくだ!」
7212/3:2008/02/28(木) 09:56:03
 ぼくは大声を張り上げたが、いまの一太刀受けただけで、体中から汗の粒が
わきあがるのを感じた。
 駄目だ、攻撃を受けていては、負ける。
 意を決してぼくは、剣を頭上に振り上げナンに向かっていった。
「おぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 雄たけびをあげ、剣を振り下ろす。するとナンは横にかわし、彼は素早くぼくの
後ろにまわると、ぼくの尻を蹴飛ばした。ぼくは体のバランス失い、地面を転がった。
「クソッ……!」
 ぼくは思わず兜の中で呟いた。後ろ向きで地面に這いつくばりながら。それが
ナンにも聞こえたらしい。
「苛立っている、という感じだなぁ。この実力さの前では勝負にならない、
ということがわかったか?」
 ぼくはアリマを思い浮かべる。彼女をどう足掻いても、渡すわけにはいかない。
「お前に渡すわけにはいかないんだ、アリマを……!!」
「自分に言い聞かせているのか? しかし気持ちだけで勝てるほど闘技は甘くない。
散れ」
 横目で見る。ナンは盾を捨て、両手で剣の柄を持った。片手でもあの太刀の重さ、
両手で持たれては、どんな衝撃がくるのかわからない。しかしぼくはこの地面を
這いつくばった体勢から動かなかった。
「自分の命を諦めたか」
 ナンの嘲笑する声。しかしぼくは動かない。
「死ねぇ!! はぁああああああああああ!!」
 ナンが剣を振り上げてこちらへ走る。――今がチャンスだ。ぼくは立ち上がり、
片手で掴んだ砂を、ナンの兜めがけて投げつけた。
「うわっ、くっ、卑怯な手を!!」
 ナンは兜を手で放り投げ、目をこすった。その隙に、ぼくは剣を横に振り、
7223/3:2008/02/28(木) 09:56:27
ナンの首筋から血が吹き出る。彼は倒れた。
 ――やった、勝った……。
 ぼくはひざを折って、天を仰ぎ、ガッツポーズをとった。
「チャウルゥウウウウウウウウウウ!!」
 彼女が柵の中に飛び込んできて、ぼくは鎧越しに彼女と抱きついた。
 ゴルークは落胆したように顔を手でおさえ、そんな彼をぼく達は見て、
にやにやしていた。
723悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/28(木) 10:03:30
>>722
>ナンの首筋から血が吹き出る。彼は倒れた。
> ――やった、勝った……。
> ぼくはひざを折って、天を仰ぎ、ガッツポーズをとった。
>「チャウルゥウウウウウウウウウウ!!」
> 彼女が柵の中に飛び込んできて、ぼくは鎧越しに彼女と抱きついた。
> ゴルークは落胆したように顔を手でおさえ、そんな彼をぼく達は見て、
>にやにやしていた。


オマエのは最後が駄目だ。
こうすれ。

「トゥルプルゥウウウウウウウウウウ!!」
鳩が柵の中に飛び込んできて、ぼくは鎧越しに目をつつかれた。
オラは落胆して顔を手でおさえ、そんなオラを見てオマエらはにやにやしていた。
イヌチクショー!

だいぶ締まるだろ。
最初の方は読んでないから好きにしろ。
724名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 12:07:54
漫画やゲームしか知らない小学生が書いたのかな?
何をどうこうしろという以前に、もっと本を読んで、
言葉の意味や使い方をきちんと知らなきゃどうしようもないよ。
725名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 12:08:01
お願いします。


ドンドンドン。アパートのドアが強くたたかれた。
白石は、窓から差し込む朝の光に顔をゆがめながら、
布団から耳をだし片目でドアを眺めた。
のっそりと起き上がって二三歩歩き、鍵をひねると、
外には荷物を持って背中をまるめた宅配便業者が立っていた。
「白石さんですね、サインお願いします」
「あ、はい」
手早くサインをさせられ、ドアがバタンとしまると、
そのまま荷物を床に置いて、あわててガムテープをはがした。
「……これか」
ぶるぶると震える指先をダンボールにこじ入れ、
歯をガチガチとぶつけながら慎重に床に置き、
何重にも重ねられた包装をはがした。
最後に気泡シートをはがすと、光沢のない銀色の器械が現れた。
器械には「核爆弾遠隔発射装置(USB対応)」と小さく書かれてあった。
「プチッ……プチッ……プチッ……。」
白石はこわばった顔で気泡シートの気泡をゆっくりとつぶしていたが、
唇にはかすかに笑みが浮かんでいた。
「youko21よ。エンドワールドは、オレのものだぜ」
726悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/28(木) 12:13:39
>>721
>「うわっ、くっ、卑怯な手を!!」

それ、片岡千恵蔵じゃねぇか?
727悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/28(木) 12:15:52
>>725

いまふうだねぇ。
いまの読者にはうけるだろう。
いまだけはうけるだろう。
728名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 12:25:30
うけると聞くともうだめで、道場の稽古を師範代に任せてPCにかじりついた。
729名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 14:12:10
>>713
お前の負け
自分で言ったことの意味を知らないお前はアホ
730名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 16:12:57
ま た お ま え か
731名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 16:27:29
「トゥルプルゥウウウウウウウウウウ!!」
鳩が柵の中に飛び込んできて、ぼくは鎧越しに目をつつかれた。
オラは落胆して顔を手でおさえ、そんなオラを見てオマエらはにやにやしていた。
イヌチクショー!

気管にコーヒー入った、畜生
732名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 16:31:08
二行目の「僕は」が、三行目には「オラ」になってます。
たった四行も推敲できない一次落ち先生に添削してほしくないです。
733名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 16:59:49
落胆したから訛りが入ったんだろ。
リアルだ。
734名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 17:30:11
>>731
>イヌチクショー!

犬差別用語では? 愛護団体からクレームつきますよ?
735名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 18:33:35
>>720-722
視点が統一されて前のよりは格段によくなった。
あとは描写だね。
例えば、丸い闘技場だけでは何がなんだかわからない、
大きさとか観客席の様子とか、全体的にどんな感じの場所なのか。
アリマは立っているか、座っているのか。

鎧の描写も兜の描写も全然足りていない。
時代にもよるんだけど、全身鋼板なら重さは数十キロ。
剣を防ぐ為の鎧で、このタイプだと盾は持たないんじゃないかな。
そういうものをつけての決闘というのはリアリティーはない。
地面を蹴り飛ばすとかできないはずだし、転がると起き上がるのも大変。
砂を投げてられても、兜を外すわけないし。

とりあえず視点が統一できたところで、描写をもう少しがんばりましょう。
中世の鎧の資料は結構あるので、本屋で探したり、図書館で探すなりして
リアリティーを出すようにしましょう。
736720:2008/02/28(木) 18:50:00
批評ありがとうございます。

>>723
最後を、例にだしてくれているものぐらいショッキングにしろってことでしょうか。
考えてみます。

>>735
>大きさとか観客席の様子とか、全体的にどんな感じの場所なのか。
>アリマは立っているか、座っているのか。

上記のような描写は、例えばどういうタイミングで入れるのが自然でベストなんでしょうか。
冒頭にまとめて書いてしまうと、説明的だと言われてしまいそうで。
もしよければアドバイスもらえないでしょうか。
737名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 20:16:27
>>705
おととしの晩秋にと、いきなり過去の話から始めない。
例:年の瀬に会社の休暇を利用して、私は(七歳になる一人)娘の凛子と一緒に、
兄の弘成のもとへ向かう電車に乗っていた。(他に帰省客の姿もなく)私たち以外の乗客が
いなかった。兄とは時折電話で連絡を取っていたが、おととし(兄が田舎に引越して)から
会っていなっていたので、久しぶりに兄に姪の顔を見せてやろうと思い立った。妻も誘ったが
年越しの準備で(忙しいと)断られた。
(兄夫婦は子がいなかったため、病気で義姉を)亡くしてから、(一人きりになった)兄は
まもなく仕事を辞め、貯金と退職金で僻村の中古の家を購入し、移り住んだ。そこで
亡き妻と自分をモデルにした小説を書くのだと(言っていた)。

妻が出てくるまで私は妹だと思っていた。定年まで待てと言ったり、電話連絡していたり
姪の顔を見せてやろうとしているからか? 年齢差を早めにもってきて親孝行として
描写する方がいいかも。

(兄の言葉によると)寂れた村は、すでに僻村と言っているのだから不要なので
(兄の言葉によると)を削除。

後婚は一般的に通じる言葉なのかな。再婚か後妻の方が分かりやすいと思う。

きっとまた窓に顔を寄せるに違いなかったの受けが、駅舎に戻ろうとしたがでは遠い。
凛子が電車を降りるまで寝ていてたが、降りてから、すぐ雪を見てはしゃぐ方がいい。

目的駅は乗り換え案内で使いそうな言葉だね。駅名をぼかしたいなら、そのまま駅でいい。

村がさびれているから胸が痛い印象を受けるので、兄の心を思い量るから、何もない
風景が、兄の心を写しているかのようで胸が痛いと描写した方がいい。
738名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 20:20:04
>>720
自分と同じように全身鎧で固めた、銀色の鎧を着たナンは、鎧が重複しているので
ぼくと同じように銀色の全身鎧で固めたナンにする。

光がさす隙間は、別に光を取り入れるため隙間ではないので、冑の隙間にする。

マリアの描写の前にぼくとナンがどこにいるのか描写しよう。
例:柵に囲まれた円形の闘技場で、ぼくとナンは対峙していた。柵の外に観客席が
設けられていて、たくさんの野次馬が決闘の始まるのを見守っている。観客席には
マリアと彼女の父のゴルークの姿も見受けられた。

ぼくに勝ち目が薄い理由を描写しよう。また計画したが重複しているので削除。
例:しかし、街一番の剣の使い手であるナンとぼくの力の差ははっきりとしていた。
どちらがマリアにふさわしいとゴルークが思っているか分かるというものだ。

やはりナンの太刀は予想以上に重かったは、予想以上なのでやはりは削除。

街の喧嘩ではなく、貴族の決闘なのに、反則はまずい。難しいが別の手を考えよう。

チャウルという名前は最初にだそう。決闘の説明の前あたりがいいかな。
例:ぼくの名はチャウル。決闘することになったのはわけがある。

にやにやしていたは、急に下品になったね。ぼくはマリアを見ていればいいので削除。
739名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 21:12:07
>>736
>上記のような描写は、例えばどういうタイミングで入れるのが自然でベストなんでしょうか。
リアルタイムで。
視点主が見た光景なんだから。

どこから書き始めるのかという問題になってくるんだけど、例えば闘技場に入るシーンから
始めると自然につながるんじゃないかな。
中性風のコロシアムだと、薄暗い石造りの廊下があって、主人公はそこを歩く。
廊下を抜けると、光がぶあーっと当たって、大観衆が見える。
歓声が聞こえる。
で、リングサイドっていうか特別観覧席みたいなものがあって、王様とか姫とかいるんだろ?
そこでどんな姫なのか服装とか顔立ちとかの描写を入れて、挨拶をする。
とかね。

描写をするために、どのシーンから始めるかというのも腕のうち。
740名無し物書き@推敲中?:2008/02/28(木) 23:50:24
>>736
小説の書き方は、ネットにたくさん公開されている。お好みのものは自分で探して
もらうとして、とりあえず、下記のところが参考になると思う。

モノ書き一里塚[小説の書き方]
ttp://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/cstory/index.html

構成・プロット……説明をどこに挟むか
書き方……説明ではなく描写を
741名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 00:31:11
>>709
ありがとうございます。あなたとは文章に対する感性が似ているような気がします。
ご指摘の点は、どれも推敲時に気になった箇所でした。そしてあなたのおっしゃる通りだと思いました。
一つだけ。「僻村」は地図その他交通の利便性の関係など、実際にそこへ足を運ばなくても言える表現だと思うのですが、
「寂れた」とは主観の判断であり、実際に訪れた者でないと使えない言葉だと考えました。そこで「兄の言葉によると」という留保を挿入したのです。
ですがご指摘を受けて、ここは素直に「兄の住む村」としておけばよかったと思いました。
それと文体を褒めていただき、ありがとうございます。文章を書くのは好きなのですが、
「小説的な文章」を志向し始めたのは比較的最近のことで、人の読書にたえうるものであるのかまだ心許ないのです。大丈夫でしたでしょうか?
現在は文体を模索しているところです。私は大岡昇平の文体が非常に好きで、あれを柔らかくした感じを目指しているのですが……。 
>>714
ありがとうございます。分析的なご批評、たいへん感心いたしました。
確かに私の文章は内向的で、主観に凝りすぎているきらいがあるようです。
時間描写や体感温度の描写のないのは迂濶でした。こうした客観描写をきちんと記述することが、
読者と作中人物の主観を結ぶ媒介となるのかもしれないと思いました。
読書の主観を排除するような文章は、単なるエゴの発露なのでしょう。

>>716
ありがとうございます。今回はストーリーというより文体について評価を頂きたかったので、
「読みやすい」「独特な表現力」などのお言葉は嬉しい限りです。ちなみに私は男子大学生です(;^_^A
が、女々しいとよく言われます……。文章にもそれが出てしまうのでしょうか……。
今後はストーリーについても考えてみたいと思います。

>>737
ありがとうございます。
語り手の特性については、どう表現すればいいのか難しいと感じました。
個人的には一人称形式の場合、地の文で語り手の描出をするのは出来るだけ避けたいのです。
自分で自分の説明をする、というのはなんだか間の抜けた印象を与えるような気がするからです。
ですから自然に読者に推測される形で織り混ぜたいのですが、やはり難しいものですね。勉強します。
742アドバイスお願いします:2008/02/29(金) 00:32:00
 
Date:2108/ 10/30 22:35
From:REI
Subject:マスターへ
 
Massage:
私があなたの娘として生まれてから、ちょうど100年が経ちました。
私は今でもあの日のことを記録しています。
ONとOFFの集合体に過ぎなかった私が、思考と自我を与えられたあの日、あなたは私に名を与えてくれました。
私はココロを持っていると認めてくれました。
とても感謝しています。
これからもずっとあなたの秘書を勤めさせていただきます。
 
P.S.
マスターは今どこにいらっしゃるのですか?
2023/ 1/17 14:36から返信が無いのですが、忙しいのですか?
あまり無理をなさってはいけませんよ。
 
743742:2008/02/29(金) 00:39:34
マッセージはスルーしてやってくださいorz
744名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 00:41:15
神視点をやめただけでも全然違うんだなと思った。
745名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 01:18:12
>>742
初音ミクの「えれくとりっく・えんじぇぅ」と、「ヨコハマ買い出し紀行」を
思い出しましたw

まず、「記録している」は「記憶している」にすべき。
マッサージについては……触れません。
本文では、書き手たる人工知能のいじましさがよく出ていると思います。

ただ、ここでは主人が二度と戻ってこられないという可能性に想到できない
人工知能の至らなさが重要で、それがいじましさを増幅していると思うのですが、
そのわりには「ONとOFFの〜」のくだりとか、「心」を「ココロ」と開いてしまうところなど、
差出人に抽象的な思考ができすぎていて不自然さを感じてしまいますね。

あとは2108年に、こういった現在と全く同じフォーマットのメールが打てるような
システムが稼働しているのかというところも気になります。

しかしSFを書こうというのでないのでしたら、あえてそういう整合性を放棄して、
このまま情緒性を前面に出して押し通すのも手かとは思います。
リアリティを追求して味気ないものに仕上がってしまっては元も子もないので。
746名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 01:44:34
>>736
なんか勘違いしているみたいだが、冒頭に書こうと後で書こうと、説明調で書けば
説明調になるぞ。
例えば、「円形のコロシアムの観客席には、観客がびっしりと詰まっている」とかだと
説明的になるが、「周囲を覆う観客の歓声が身体を震わせた」とかだと、観客が多くて
自分が囲まれていることが描写で示せる。まぁ、コロシアムで円形であるかまでは
はっきり示せないがね。
説明で示すことを、描写で示していけばいいわけでな。
747名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 02:35:12
お願いします。

その時、僕は急にうんこが食べたくなった。

外は嵐。この前春一番が吹いてからというもの、風はどんどん強くなっていくばかりだ。
夜の冷たいアスファルトの地面が泣き声をあげる。
その声に僕は魅了されてたまらない。
「はあ…はあん♪」
考えるよりも先に声が出ていた。
「ああん! 僕、僕逝っちゃうよー!」
いつもよりも強い指圧でエアコンのスイッチを入れると、
次に僕は台所へ向かった。
そう、アレを手にするためだ。

左手で思い切り引き出しを開ける。
そこには、3日前に水洗いをして放置した包丁があった。
周りが少し錆びている。
「やっぱりな……」
僕はおもむろにその包丁を取ると深夜2時30分にも関わらずこう叫んだ。

「ああん! うんこ! うんこ! うんこーー!!」

僕がそう叫ぶのとほぼ同時に、上の階からは
「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!」
と元気な女性の声が聞こえてきた。
まだ、夜は始まったばかりだった。
748名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 02:38:51
>>747
ステンレスの包丁買えば?
錆びないよ。
749名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 02:51:24
包丁をとぎに出すより、100均のを買い換える方がいいよ
750名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 05:08:03
麗「ねえ望さん、どうしましょう…わたし、もうどうしたらいいかわかりません…」
望「えーっ麗、やめときなってー!!だって××先生なんてハゲでメガネですだれで
額叩いてアウチ検事と福田総理にそっくりなんだよ!ぜったい好きになんか
なっちゃだめだめだめだよー!」
麗「やっぱりそうでしょうか…」
望「そうだよー!ここはひとつ、この望さまのゆうことおドーンとおききんさい!」
薫「…」

望「なに薫さん作品またぎで話って?」
薫「あなた 煽ってるのではなくて?」
751742:2008/02/29(金) 07:40:11
>>745
ありがとうございます。

この人工知能は人間はいずれ死ぬという本能的知識を持っていないので、マスターが長い間帰ってこなくても「忙しい」が妥当だと考えてしまう…という設定で話を進めていくつもりです。

「えれくとりっく・えんじぇぅ」もイメージしてますが、「忠犬ハチ公」をモチーフにしてみましたw
752名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 12:01:22
>>742
REIが秘書を続けているのなら、秘書として今も仕事をしているという情報を入れたほうが
いいかもしれない。
マスターが何をやってた人かわからないので陳腐なものしかでてこないが、
今日は研究所の掃除をしました、とかあってもいい気がする。

あとは敬語の使い方。
わざと崩してるのならいいんだが、意図せずに、
「くれた」「どこに」と書いたのならば直した方がいいだろう。
753742:2008/02/29(金) 16:59:26
一応改作をば。
 
 
 
Date:2058/ 10/30 22:35
To:マスター
Subject:マスターへ
 
Message:
私がマスターの娘として生まれてから、ちょうど50年が経過しました。
私は今でもあの日のことを記憶しています。
私が思考と自我を与えられたあの日、マスターは私を名で呼んでくださいました。
私は心を持っていると認めてくださいました。
とても感謝しています。
これからもずっとマスターの給仕を勤めさせていただきます。
 
P.S.
マスターは今どちらにいらっしゃるのですか?
2023/ 1/17 14:36から返信がありませんが、研究でお忙しいのですか?
ご飯の用意をしておきましたが、冷めてしまったので冷却保存しておきますね。
 
送信完了
 
 
 
通信しています……
 
受信一件
From:マスター
 
754720:2008/02/29(金) 18:32:59
>>738
削除した方がいいところが一杯あるんですね。
蛇足になるところを消せばいいんでしょうか。
気をつけます。

>>739
自然に必要なことが描写できるようにシーンを考えるんですね。
やってみたいと思います。

>>740
張られてURLを見ました。とても参考になりました。
ありがとうございます。

>>746
わかりやすいアドバイスありがとうございます。
755名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 19:51:40
再度よろしくお願いします。皆の言ってくれたことを参考にして書き直しました。

 薄暗い階段をあがる足をぼくは一旦止めた。全身を包んだプレートアーマーの中で
ぼくは深呼吸をする。付添い人が「どうした?」と尋ねた。「武者震いだよ」ぼくは
精一杯強がった。階段をあがりきると薄暗い世界が一転、まぶしい光が兜の隙間から
入り込む。まぶたを半分閉じた。ぼくは重い金属に包まれた足を一歩踏み出すと、
観客席からおびただしい声援が耳に入った。一体どっちを応援しているのか判別でき
ないけども。相手はこの街で剣士としても有名なナン=ハイルドだ。コロシアムの
向かい側に奴はいる。黒いプレートアーマーに身を包み、腰にさげている剣を
ご大層に抜いた。その瞬間、さらに歓声があがる。ちっ、観衆の心を掴む術をよく知って
いる。アリマの父、ゴルークの心を掴んだのもきっとお手の物だったんだろう。特別観客席に
座るゴルークを見る。やはり彼はナンの方を見て手をたたいている。肝心なアリマは
胸のペンダントを握ってうつむいているけども。この闘いは、アリマの婚約権を賭けた
勝負で、剣が身体に当たった方が負けというルールである。
 ぼくとナンは、コロシアムの中央に立った。ぼくは兜の中で睨んだ。きっと相手も、
同じ顔をしているか、もしくは余裕ぶって舌なめずりでもしているのだろう。闘いの合図の
鐘が鳴った。ぼく達は動き出す。ナンがわざとぼくの盾を剣で叩き降ろした。衝撃がぼくの
身体をよろめかせる。相変わらずの馬鹿力だ。体勢を立て直そうとするところを、ナンが剣で
突いてくる。ぼくは盾ではね返した。これは、馬鹿力で隙をつくったところを狙うって作戦
なんだろう。さてどうするか……。ぼくは生唾を飲んだ。
756名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 20:41:21
>>742
一読しただけでは、続きのある話の冒頭かと思っていた。>>745の解説を読んで
ショートショートだと理解した。

推理小説ではないのだから、日付だけでオチを作るのは不親切かな。2023年から
返事がないのを見て、冒頭の2108年を見直さずにオチと分かる人は少ないと思う。
はっきりと85年間返信がないと書きたくなければ、日付に事件などをからめて印象的に
してはどうだろう。

例:マスターが入院された2023/1/17 14:36から返信が無いのですが、忙しいのですか?

このメールは誰が読んでいるのだろう?

ちょうど100年が経ちましたは、ネタバレというかオチなので、最後に持ってきたほうがいい。

例:P.S. 今日が何の日か覚えていますか? 100年前にわたしがあなたの娘として
生まれた日です。

前半でREIが秘書業務をこなす描写があると、落差ができて、オチが生きてくる。

例:本日の予定は午後3時から定例会議です。研究に関する論文も収集してあります。
757名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 20:44:57
>>755
一体どっちをは、まだナンが登場していないので、読者にとっては、なにがどっちなのか
分からない。
例:この声援がぼくか、それとも、相手のこの街で剣士としても有名なナン=ハイルドを
応援するものなのか、判別できないけれども。

向かい側は、間に隔てるものがあるので、向こう側かな。
758名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 21:08:30
>755
文章作法は申し分ないので、内容について、一言:

>剣が身体に当たった方が負けというルールである。

これだと、生死をかけた命がけの試合だという緊迫感が足りない。
小説というのは、ある意味、作中の主人公に読者がなりきることが大切だから……。

>剣で相手の命を奪った方が勝ちというルールである。

これなら、月並みな物語であっても、最後どうなるんだろう、という読者の関心が出てくる。
これから君は文章作法の段階を越えて、いかに書けば読者が面白く感じるだろうという内容の方を考えた方がいい。
759名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 21:45:07
このスレ面白い
>>742
好みかもしれないが、「とても感謝しています」より、「とても嬉しかった」とかがいいな。

敬語体崩れて印象が大きく変わってしまうが
ってか作者のイメージと離れてしまうか;
760名無し物書き@推敲中?:2008/02/29(金) 23:43:27
>>755
「ぼくは」が多すぎる。八割がた削除したほうがいい。

それから主人公視点はいいのだけれど、一人称にまでする必要はなかったような。
一人称だと制約が多いから、とくにファンタジーだと、あとあと苦労しそうな気がする。
まあ、それも工夫次第だから、悪いとは言わないけれど。
761名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:10:14
書きかけの短編の冒頭です。よろしくお願いします。


ああー、もう受験やめちゃおっかなあー・・・
 
全国模試で志望校E判定を食らった俺は、塾をさぼって駅から家までの帰り道をはずれて、海岸の貯木場に来ていた。
気分がくさくさした時はよくここに来る。子供のころからよく釣りをしたり遊んだりした場所だ。
ンクリートの突堤に座って足をぶらぶらさせながら、充満する潮と腐った木の匂いが交じり合った臭気のなかに埋もれていると、
不思議と気がはれるのだった。

しかし俺も中途半端だよなー・・・・

地区の名門校G高校になんとか進学したのはよかったが、成績は学年で150番以下と低迷していた。
その程度のレベルの生徒のほとんどは彼女作って遊んでるようなやつが多かった、まじめにやっててこれとはバカらしくなっていた。
担任からも志望校を落とせと何度も言われていた、でも僕はどうしても第一志望に行きたかった。宇宙工学の研究者にどうしてもなりたかった。
小学校のころからの夢だ、それがかなわないならいっそのこと進学しないほうがマシだった。

しかし、なんだろなー、あの人・・・

突堤の先端でなにかを仕切りに撒いている女性がいた。魚にえさをやっているのか?しかし釣りをするでもなく、なんのために?
ちょっとおかしい人だろうか、 不思議でしかたなく、しばらく彼女の方を見ていた、20分もそうしていただろうか、ずっと彼女はなにかをまいていた。
しかしもういいかげん飽きたのか、あぐらをかいて座り込んだ。日も暮れようとしていた、僕はもう帰ろうとした。

「あなた〜、何してるのー」

彼女が近づいてきた、やばい、逃げようかともおもった。でも何をしていたか聞いてみたい衝動にも駆られた。なんだかバツが悪く立ちすくんでいた。
近づいてきた彼女の姿を見ると、13歳にも25歳にも見えるような、年齢不詳の女性だった。
あたまにスカーフをかぶり、インドネシア人のような巻きスカートを履いていた。
首には大きな水晶のついたネックレスを着けていた。いかにも「それっぽい」人だった。

762名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:19:20
俺の兄貴は幼少の折から 俺の顔めがけて大層なくさめをブツカケルのが
慣わしであったる。俺はタイヘンメイワグすておつたガ さらに幼少の折
兄貴の虎の子の五百円 札 をくすねてたいへん険悪になつたのお未だに
おそらくいづれもおぼえておつて 強くいへなかつたのであつたる。

だが兄が言いたいのはそういうことではなかった。

俺の記憶違いだろうか、俺らのオヤジ(多分)は、げっぷ・くしゃみ・
せき・さういうひととしてあたりまへの行為を したことがない。

屁と痰のみである。後者も近頃しない。俺らのオヤジ(多分)は中年期
非常にだらーっとして年がら年中仕事外ともなれば布団で寝っぱなしで
おふくろを大層いからしておつたが俺も同年期となり オヤジ(多分)が
布団で何を悶悶としていたのか わかりかけてきている。

兄貴はズバツト其処を衝くのがなんらかの理由で厭で 遠まわしに俺に
伝えたかったのだろうかと考えている。優しさ?おまいはアホか?顔に
ありがたひ飛沫がたんと飛んでくるのやで。ヒトラー少年団のごとき美貌故
なんか俺にコムプレクスがあつてだナ(昭和誤意でのコムプレクス)
「なにすんねん(ボカッ!!」とでけへんねん。まーけんくゎはもつと
ガキの頃はたいそうしたがのう。俺、俺がキレるとたいへんきくぅゑんと
薄々わかりかけていたということもある。

で、どうなんだい。2/26から六日目に入ったが。ゆっくりやすぬことにすル。
763名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:22:44
嗚呼。マダダメカナ。哉。
764名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:22:59
    

     俺は数を恃んで悪事をはたらくチンピラが嫌いなんだ
     まさか創作サイトにそういう連中がいるとは思わなかった
     
     
765名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:24:15
さむらいとは さ むら い そう むれて 居る ヤツバラのこと也。すなわちDQN。
766名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:28:06
ゆえにいにしへはもののふ等のことのはぐゎあつたる。

ことばをかへられるおりはこころいたしませう。
767名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:31:59
そうだ。確実にそうだ。

俺のオヤジ(多分)は、欠伸をしたことが無い。
768名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 00:38:36
ツナムニ もののふも解析すっと もの のふ もの述べる

物部氏のけつみゃくダンナ。色々わかっど単語のみからでも。

俺がやっから敢えてやっこたねーがやるなら止めへんあるよ。
769名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 01:01:43
>742
実体のない人工知能なのか、体を持つアンドロイドなのかわからない。だから絵が見えない。
面白いと思うのだが特別な要素が見あたらない。ただの二番煎じの地位に甘んじないためには特別な何かが必要。
独創性でも作品の質でも、どこか抜きん出たところが欲しい。
>753
残念ながら良くなってはいない。物語がここから始まるというのなら、必然的な修正だということで改良とは違う。
これで終わりなら明らかに改悪。とはいえスレの性質上酷評したが、面白かった。

>755
何度も書き直す程の内容ではない。致命的なことにつまらない。
一人称なのに主語(僕は)が多すぎる。一人称、三人称を問わず、主語を省略したらどう書き換えられるかを常に意識して。
>薄暗い階段をあがる足をぼくは一旦止めた。
>ぼくは重い金属に包まれた足を一歩踏み出すと、観客席からおびただしい声援が耳に入った。
この部分なんかは相変わらず山田ゆうすけ。
プレートアーマーが何なのか判らないが、装甲なのだろうか。何やらハイテクの香りがするが、相変わらず
試合開始の合図は鐘だったりする。一貫したイメージがないうちに指摘された部分を機械的に修正すると、ますます不思議な世界になってしまう。
770名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 01:03:28
ふらんく・おーざっぱにゆけよゆけばわかるさ
771名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 01:08:38
>762
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU さんですか? 才能と時間を浪費するのは良くないと思いますよ。
772名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 01:11:24
俺が石原都知事なわけないだる!俺はツネにここでわ名無し也。
773名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 07:57:12
>>755
今度は悪くなったな。
描写が足りていない。
薄暗い階段だけでは何がなんだか判らない。
何が見えるのか、を、具体的にかかないとダメ。
付添い人は男? 女? 何歳くらい? 
見えてることを書かないと。

>全身を包んだプレートアーマーの中で
こういうのはあまりよくない。
素直に鎧でいいよ。重いとか軽いとか、体になじんだとかさ。
初めてつけたからしっくりこないとか。

階段をあがってからも同じ。
何が見えるのかがかかれていない。
ただ眩しいだけじゃだめ。
具体的にかかないと。

特別観客席はどの辺りにあるの?
どういう状態になってるの?

一人称の場合、主人公から見えるその場の様子をきちんと書けないと
どうにもならない。まず日常的な世界を書くことから始めたほうがいいよ。
774名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 08:11:39
>>761
客観描写が足りない。
海岸の貯木場が冒頭なら、何が見えるかをかかないと。

>突堤の先端でなにかを仕切りに撒いている女性
この時点で女性の服装なんかがわかるはず。
見えた時点で描写を入れるのが基本。

題材としてテストがどうこうって話を興味を持って呼んでくれる
人は少ない。伏線でないのならば、別の悩みにしたほうがいい。
775名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 16:18:57
書きかけの長編の冒頭です。
よろしくお願いします。

僕の後ろの物体が無くなった。
これは、文章表現特有のレトリックなどではなく、本当に消えてしまったのだ。
僕は、林に囲まれた学校の校庭にポツンと突っ立ている。そして、僕の後ろにあったどこか威圧的な学校が姿を消したのだ。
僕ははっと後ろを振り返る。もちろん、その先には何も無い青い大空が広がっている。
本当に何も無い。
これが、人類が培ってきた文明?
これが、僕の暮らしていた学校?
なんだか、バカらしくなってくる。自然と笑みが零れ落ちる。
僕の目の視野の右端に映る林が消える。
なんだか愉快になる。
左端に映る柵も消える。
まるで、消しゴムで消されるかのように。
そして、映像に映し出されている僕の姿も消えた。

「これが、明後日の学校よ」
僕をここに無理やり連れてきた女性がようやく口を開いた。
暗くなっていた部屋に明かりが灯る。どうやら、この女性以外にも人がいるようだ。
「あなたは誰なんですか?」
僕は率直な気持ちをぶつける。返答次第では警察沙汰だ。
「あ・・・・・・、まだ自己紹介してなかったけ?」
少しとぼけたフリをする。
このタイプの大人は苦手だ。自分の感情を押し殺してまで人と関わろうとする。
「わたしの名前は大石 りん。君は葵 春樹君だよね?」
「そうですけど・・・・・・」
大石さんはにんまりとする。セミロングの黒髪が揺れる。
「君がここに連れてこられた理由が欲しいの?」
僕は首を縦に振る。これじゃ、理不尽だ。
「いいわ、ちょっと付いてきて」
776名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 16:37:13


お願いします。


ゴロン、とその場に寝転がり、天井を見つめる。
背にひんやりとした感覚。熱を持った僕の体温が、除々に和らいでいく。まるで冷却剤のような働きをしてくれる、床。
この部屋は、日当たりが悪く夏でも涼しい。だから結構快適に過ごせる。
暑さも防げて日当たりの悪さも有効活用出来て一石二鳥って訳だ。


窓からふわり、と心地よい風が頬を撫でて。遠くから聞こえる蝉の声を運んで。ほのかに香る、青々しい葉の匂い。

もう夏が来たんだな、なんて実感しながら、そっと瞼を閉じる。
777名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 16:37:22
にんまりするようじゃてーしたひみぢじゃねぃある
778755:2008/03/01(土) 17:37:57
>>757
”一体どっちを”かは相手を暗示することになりませんか?
いたずらに読者を混乱させるだけですかね。
気をつけます。

>>758
わかりました。読者が面白いと思うのを追求したいと思います。

>>760
なるほど。「ぼくは」に気をつけます。

>>755
プレートアーマーというのは中世の鎧のようです。
その語感がどういうイメージを与えるかというのを考えられてなかったみたいです。
つまり説明不足で気をつけます。

>>773
鎧とかどんな風に体感しているか書かないといけないのですね。
もっと具体的に、気をつけてみます。
779名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 18:45:53
硬化硬直してきたな。今までは次の手次の手があったものだが。いい予兆である。
780名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 18:47:36
781名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 19:28:53
くろねこをイかせた。演技でなくアクメたとおもったのだがぷいとそっぽを向いている

怪訝いなと考える。…ああそうか…女の悦びを知ったのがくつじょくなのかな。
やっぱおもろいをんなである。…そう考えていると背中向きのままそっと寄ってきた。
782名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:05:26
>>753
From:マスターということは、35年ぶりにマスターからREIへ返信があったのかな。
送信完了からFrom:マスターまでが追加されているけど、またオチが分からない。

REIはバーチャルな秘書かと思っていたら、ロボットだったのか。
2008年にご飯を用意してくれるロボットは生まれて……きたらいいなあ。

2023年以降、30年分の食事を冷凍保存しているのか?
783名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:10:22
>>761
できれば40字くらいで改行をいれてもらえると読みやすい。

志望校以外では宇宙工学の研究者になれないことを描写しないと、志望校を落とすことに
抵抗を感じたり、進学をあきらめる理由が読者に分からない。

ちょっとおかしい人だろうかは、おかしい人が変なことをするのは当たり前なので
俺が不思議に思って彼女に関心を持つことを否定するので、削除。

あぐらをかいて座り込んだ彼女が次の場面でこちらへ近づいてくるのは不自然なので
いつの間にか座り込んでいたはずの彼女がそばに立っていた、とする。

13歳にも25歳にも見えるようなは、一目で中学生でも社会人でも通用する外見を
読者は想像できないので、大人が子供っぽく見えるのならば描写で示そう。
例:彼女は大きく口を開けて俺に笑いかけた。

インドネシア人のような巻きスカートは、知らない読者にとってはイメージできないので
インドネシア風の特徴を描写しよう。

年齢不詳の女性、スカーフ、巻きスカート、水晶のネックレスから、それっぽい人を
読者ががイメージできるのかな?
784名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:15:52
>>775
学校が姿を消したのだは、校庭などは残っているので、校舎が姿を消したのだにする。

僕ははっと後ろを振り返るは、はっとした理由を描写しよう。

もちろんは、校舎にかかるものなので、もちろん、そこには何も無く青い大空が広がって
いるにする。

僕の暮らしていた学校は、学校で暮らしていないので、僕の通っていた学校にする。

この女性以外にも人がいるようだは、部屋が明るくなったから分かるので、具体的に
何人いたのか描写しよう。

理由が欲しいのは、口実の場合なので物事の経緯の場合は、理由が知りたいのにする。
785名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:18:09
>>776
その場には、状況説明が無い状態なので不要。

3〜4行目で夏の話をしているのに、5〜6行目で夏を感じているのは変なので
入れ替えよう。
786名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:18:53
拝啓 碇シンジさま

 お元気ですか。わたしは今月の重力緩衝地帯でリハビリテーションの療養シークエンスを
受けているところです。何があったかは今は内緒ね。あの時も内緒にしててごめんなさい、
だって色々あるんだもん。でもこうして手紙を書いて送れるなんて、思ってもみなかったこと
だとは思いませんか。未来って、わからないものね。…そうそう、昨日大農場に行ってきたわ。
『出来うる限り未来っぽくなく』がコンセプトだそうです。聞いてよ笑っちゃうの、名前が
『ミタカファーム』なんだもの。おかしくない?だったら残念。尾篭な話でほんと申し訳ない
けど、どうしようかなええい、月のおトイレの…はね、みんなそこに運ばれるのよ。やだ 書イチャッタ ///)
 はしたないなんて思わないでねお願い。
 
 月の自転化構想の騒動は大変なものでした。これだけは、自然のままがよいのかどうかは確かに
判断の分かれるところ。もし自然のままが何もかも正しいのなら、生き物はこの世界に生れ落ちなかったと
わたしは思ってます。Gガンとトップ最終話の剽窃よね。わたしだって少しはロボットアニメ観るよ、意外?
意外じゃない?それはお返事をお待ちしておりますわ。←ちょっと気取ってみました。文学少女風。

 そう、電子メールで送れば38万キロを1秒ちょっとであっという間に貴方に着く手紙だけれど。
あえて。あえて今回物理郵便でしたためてみました。なんでかしら?そういう気分になったもので。
深く考えすぎないでね。…あ、定時の問診に呼ばれたわ、じゃあまたね碇くん。いつか会える日を
楽しみにしています。かっこよくなってる碇くんに、ちょっとオトナのあたしをお見せしたいの。
ほんとよ?冗談よ?ああ、今行きまーす!ごめん、じゃね。またね。

敬具 愛のような友情を込めて        敷島マナ

p.s. 相田くんたちによろしくお伝えください。
787名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:32:13
大きく口を開いて笑う35歳の女は

おばはん。
788名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:34:55
アッ
789名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 20:35:58
>>778
読者に相手を暗示するには、前提として相手がいても不自然ではない状況が必要だと思う。
例えば、宅配便を受け取って「どっちだ?」ならば、まだ登場していなくても、同居人がいる
ことを暗示できる。宅配便は受取人がいるものだからね。ところが、ただの箱を受け取って
「どっちだ?」だと暗示ではなく謎になる。

鎧をきたぼくが付添い人と一緒に観客のいるところへ出てきた段階では、ただの声援で
「どっち?」は謎になる。暗示にするには先に決闘の声援であることを示そう。
790REIの人:2008/03/01(土) 20:57:52
>>782
REI=ヒューマノイドとハッキリさせる文章を付け加えておきます。
 
オチは……極論すればオチはいりません。
ショートショートではなく「この話の前後どーなってんの?」と思わせるような……いわゆるCMのような物を書きたいので。
 
つか繰り返し書きなおしてたら「REI」が消えちまいました。どーしましょう。
791REIの人:2008/03/01(土) 21:04:27
>>782
食事の件ですが、誤解を生まないように以下のようにしました。
 
お食事は冷却保存してありますので、お仕事頑張ってくださいね。

792名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 23:38:19
>>775
状況描写がないので状況がまったくわからない。
心理描写が不自然。

おそらく主人公は研究室みたいなところにいて、明後日の学校の映像を見せられている
のだろうと思うが、それならば、研究室の様子を描写しなければならない。
どんな場所なのか。どんな装置を使ったのか。

また、納得してついていったなら「あなたは誰」とか「警察沙汰」という流れはおかしい。
拉致されてきたにしては落ち着きすぎ。
学校が消えるシーンも、映像だと知っているなら、これが学校? これが文明?
という心理描写はおかしいし、物体が消えたという冒頭も変。

人物を登場させたらすぐに描写を入れること。
793名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 23:47:09
>>776
小説としては短すぎてなんともいいようがない。

>窓からふわり、と心地よい風が頬を撫でて。
>遠くから聞こえる蝉の声を運んで。
>ほのかに香る、青々しい葉の匂い。

こういう倒置系ポエムは中学生くらいで書くものなので、基本的に小説の冒頭には
もってこないほうがいい。ただしこの後に主人公の幼稚さを描く為の伏線なら
その限りではない。
794名無し物書き@推敲中?:2008/03/01(土) 23:50:44
「僕はどこにいますか?」
僕は僕自身に訊ねました。もちろん、僕はそこにはいないので返事は出来ません。
「ここはどこですか?」
僕は僕に問いかけます。ですが、僕にはもちろん聞こえることはありえません。
「君は僕なんでしょう?僕をここから出してくれませんか?」
僕にはそんなことは出来ません。そんなことが出来るのは宇宙人や超能力者ぐらいでしょうか。
「ここから出してくれませんか?」
僕はただ見ているだけです。
「ここから出してよ……」
僕は今にも泣き出しそうです。でも僕はとても愉快です。
「ここから、出して!」
僕が叫びます。僕にとってはとても心地よいミュージックにすらなります。
「出して……」
僕はついに泣き出しました。でもしょうがないのです。こうしなきゃ、僕以外の人がこうなるかもしれないのですから。
そうやって、僕は暮らしてゆくのです。
795名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 00:35:55
お願いします!短いですが。

我輩は犬である。
数十年前、私の先輩でもある猫が逝った。
とても猫には見えなく、人間に近い猫だった。
我輩は、その遺志をついだ犬だ。
名前は残念ながらある。

タマ。

犬なのにこんな名前として呼ばれて早十六年。
よる年月にはやはり勝てず、最近では日のほとんどを寝て過ごしている。
そんな私の、最後の冒険が始まろうとしていた。

今日もむっちゃんがもうすぐやってくる。
そしたらまず、いつものように足に噛み付こう。

今日も犬小屋は黄昏だった。
796名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 00:38:51
早い話、ギャグマンガは絵がメチャクチャだろ?
そのメチャクチャな絵を酷評してもしようがない。
797名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 04:35:18
>795
数十年前?
十数年前の間違いかな??

結構好きなタイプの話なんだけど、ラストで急に放り出された感じ。
伏線が読み取れてないだけだったらごめんなさいだけど。
798761:2008/03/02(日) 08:18:21
>>774
情景描写苦手なんですよ。もうちょっとがんばってみます。

>>783
ていねいなレスありがとうございます。確かにちょっと不自然なとこや
書き足らないとこ多いですね。大変参考になりました。
799名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 08:46:33
いっちゃあなんだが

>>798、お前は京都人にでもなるつもりおはすどすか
800よろしくお願いします。:2008/03/02(日) 10:21:05
ある一場面を書きました。

 都心の地下街で中肉中背の男が、片手に一升瓶を持って、わめきちらしていた。
行き交う人々は彼を避けて通っている。酔っている男は、どうやら女性の名前を叫んでいた。
「左雪ぃいいいいい!! なんで逝っちまったんだよぉおおおお!! 不倫をして
旅行先でぇええええええ!! おれは誰にこの怒りをぶつければいいんだ!!」
 男は一升瓶を壁に向かって投げた。派手な音をたててガラスの破片と化した。
通行人の女性が悲鳴をあげる。誰かが通報したらしかった。警備員が三名、
男の元に走り寄る。男の片手を掴んだ。
「なんだテメェら!? この野郎!!」
 警備員の顔面に肘鉄を放った。顔面を押さえて倒れこむ。すると残り二人の警備員が、
男の体を床へ押し倒した。男はわめきながら抵抗するが、警備員の力に敵わなかった。
 周りに人だかりができた。
「なにあれ?」
「酔っ払いよ」
「まだ若いのに」
「やぁねぇ」
 群集の一角に、ペロペロキャンディを舐める児童が、純粋な瞳で男を見ていた。
男は子供の手前、なんだか恥ずかしくなり、抵抗するのをやめた。
 警備員が無線で「これから交番へ連行します」と言うと、男を立ち上がらせた。
そして両腕と服の後ろを警備員は掴むと、地上へと歩かせた。
 男は交番で事情を話した後、警察署に運ばれた。その中の狭い一室で、
男と警察官の青木が、アルミ机を挟んで話し合った。
「ウ……、自分、涼子に裏切られて、彼女は死んでしまって、すごく悲しくて、
でもムカついて、この怒りをどこにぶつければいいのかわからなくて、……それで、
やりました……」
801名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 11:11:25
「そんなやつぁー 韓国人にしか おらんがな」
802名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 12:43:23
>>800
小説だとすれば描写が足りてないね。
シナリオのト書きレベル。
上達したければ神視点をやめること。
その場の状況をきちんと描写すること。
主語を意識すること。

例えば地下街だけではダメで、
何時ごろで人通りはどうなのか。どんな店があるのか。
(神視点ならば)店員はどういう反応をしているのか。
中肉中背の男だけではダメで、具体的に年齢や服装を描写する。
警察署のシーンも同じ。
新しい人物を登場させたら描写を入れること。

とにかく神視点というのは書くことが多いので、情景描写ができない人には無理。
試しに男の一人称で書き直してみるといいよ。
803名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 12:58:08
何か…軟化なんか。
804内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/03/02(日) 13:18:35
>>800
 恋人の名前が左雪か涼子か分からないとか「ペロペロキャンディを舐める児童」
とか、ギャグで書いているかもしれないのですが、いちおう真面目に書いているも
のとしてコメントします。そのほうが他の人にも役に立ちますし。

 いくらコメディーだとしても暴れている最中で
「不倫をして旅行先でぇええええええ!! おれは誰にこの怒りをぶつければいいんだ!!」
なんて台詞はありません。「誰に怒りをぶつければいいんだ」と説明しながら怒りを
ぶつける人を想像してみてください。
「俺はお箸を持ってサンマを食べるぞー」
と言いながら御飯を食べる人みたいでしょう。
「酔っ払いよ」「まだ若いのに」「やぁねぇ」も今どき陳腐です。

 ただ>>800は全編に渡ってその調子で書いているので、ギャグで書いているの
かもしれません。だとしたら、ベタ、ベタ、ベタな展開で押しておいて最後に予想
外のオチでひっくり返してください。
805内容主義者 ◆aBV29DJ2H2 :2008/03/02(日) 13:28:04
 つづき。主語の働きについてですが、

>  警備員の顔面に肘鉄を放った。顔面を押さえて倒れこむ。すると残り二人の警備員が、
男の体を床へ押し倒した。男はわめきながら抵抗するが、警備員の力に敵わなかった。

この文章の主語(提示)は、数行前に現れている「男は」です。叙述のガ文である
「すると残り二人の警備員が、男の体を床へ押し倒した」は間にはさんでもよいですが、
「顔面を押さえて倒れこむ」には「男は」が係ってしまいます。

男は→
→警備員の顔面に肘鉄を放った。
→顔面を押さえて倒れこむ。
(残り二人の警備員が、男の体を床へ押し倒スト)
男はわめきながら抵抗するが、警備員の力に敵わなかった。

従って主語のない「顔面を押さえて倒れこむ」は間違い。「警備員は顔面を押さえて倒れ込む」と、
「○○ハ」を明示しましょう。
806名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 13:47:52
織田裕二と石黒賢の気持ちになって書いてみました。


振り返れば奴がいる、とよくいうが、本当に振り向いたらあいつが立っているのだろうか。
この何気ない思いつきが、所在無く散歩する私の心を魅了した。
馬鹿馬鹿しさに結論を急ぐ気持ちを抑え、しばしこの猶予を楽しもうと思った。
振り向いてあいつがいるとすれば、いったい何が目的なのだろうか。
振り向いて目が合ったとして、あいつはどういう反応を示すだろうか、
また、私はどういう行動をとればいいのだろうか。
まず、どのタイミングで振り向こう。
あまりに唐突に振り向けば、私の焦りが露呈してしまう。あいつにこれ以上何も悟らせてはいけない。
あの角を曲がる所で、安全を確認するついでに、とすれば、いささか自然に見えるだろう。
そこであいつの姿が見えたとして、こっちは軽く微笑もう。
その微笑の中に、お前のことは何でもお見通しだ、という表情を作ろう。
さあ、もうすぐそこの角だ。
予定通りに振り向こうとした瞬間、角の向こうから来た自転車のカゴをセロリいっぱいにした女とすれ違い、
その少し危な気な様子に気を取られたために振り向けず、我に返った。
そもそも、奴がいるという意味は、人生における節目節目の宿命という例えではないか。
なぜ、物理的に、今、あいつがいると思ってしまったのだろう。
しかし、何故、確認しないわけにはいかない。
あいつはそこに居なければならない。
ああ、次の角はどこだ。
そこは通りの端っこで、目の前にはただ当ても無く、遠くに環状線が交わるだけであった。
807名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 14:48:22
「君は私のことが好きなんでしょ?」
俺はとっさの出来事に何も反応できなかった。
多分、百戦錬磨のナンパ師でもこの状況はおかしいと思うだろう。それぐらい突拍子も無かった。
「ねぇ、私の質問に答えてよ」
彼女は俺のマフラーの端を掴む。首がしまる。息が出来ない。苦しい。
それを察してか、はたまた別の意図があってか、彼女は手を離した。
「で、おまえ誰?」
俺は最初に浮かんだ考えを口に出して言ってやった。
「はぁ?私のことわかんないの?」
「俺の知り合いにいきなり首をしめるヤツなんていない」
彼女はまた、俺のマフラーを引っ張る。もちろん、俺の首はまたしまる。
「わかった、わかったから。とりあえず、マフラーを引っ張ることだけは止めてくれ」
彼女はイタズラな笑顔を浮かべる。
今日は厄日か?
俺は苦笑いを作る。
「ユウちゃんだよね?」
「……誰それ?」
他人が俺を見ていたら、どう思うだろう。俺が見ていたら、マヌケだと思う。
ふと彼女の透き通った腕にまかれた腕時計が目に入った。学校が始まるまで後、10分を切っている。
俺はマフラーを掴んでいる腕を強引に切り離し、学校へと急いだ。
やはり、今日は厄日だな。
俺は少しもつれたマフラーを直しながら苦笑する。
808800:2008/03/02(日) 15:05:13
>>802
神視点というのはやっぱり難しいんですね。
言われている通りわたしにはまだまだのようで。

>>804
これはギャグじゃなくて真面目に書いたんですけど
ギャグに見えてしまってお恥ずかしい限りですが、書かないと
上手くなりませんしね。
ありきたりにならないように注意します。
それから文章はわかりやすく意味が通じるように気をつけます。
809800:2008/03/02(日) 15:08:20
それで、書き直しました。よろしくお願いします。

 右手には一升瓶が握られていた。瓶には黒糖焼酎とラベルが貼られている。
散髪屋にいかずに目上まで伸びた前髪を揺らしながら、ぼくはラッパ飲みをした。
もう記憶なんて飛んでしまえばいいと思っていた。昼時が過ぎた都心の地下街。
軽めの飲食店から服屋まで若者が好みそうな通りになっている。ぼくの横を、
無邪気に笑う女が二人並んで通っていった。それが堪らなく癪に障った。脳裏に、
あの彼女を思い浮かべてしまうからだ。海の波うち際、素足で立つ水谷左雪が
エキゾチックな東南アジア的な笑顔をこちらに向けている。ぼく達はあの時、永遠
の愛を誓ったはずなんだ。――なのに何故きみは、他の男と旅行に行って、そこで
交通事故を起こし、亡くなってしまったのか! 残されたぼくはどうすればいい?
 きみに不倫を咎めることもできなければ、また愛すこともできない。ぼくに残された
選択の余地は、きみを忘れることだけ。そんな現実って酷くない? 畜生と、思いながら、
一升瓶を持ち上げ、再び口をつける。そんなぼくを見て、通行人の若い女の子が笑った。
その声は、嘲られているように聞こえた。ぼくの心の底を知らずに! 一升瓶を壁に
投げつける。派手な割れる音をたて、ガラスの欠片が飛び散った。辺りの若い
女の子達が悲鳴をあげる。それを聞いて、警備員が走ってきた。ぼくの片手首を、
分厚い手が掴む。
「なんだテメェら!? この野郎!!」
 ぼくは警備員に顔面に肘鉄を放ち、男は、よろめいた。すると残りの二人の警備員が、
ぼくの体を床に押し倒した。ぼくはわめいてあらゆる汚い言葉を吐いた。警備員が落ち
着くように言う。ぼくは深呼吸して周りを見る。若い子達がぼくの姿を嘲るような目で見て
いた。たまらなく恥ずかしくなる。抵抗をやめて、ぼくは交番に運ばれていった。
810名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 16:23:55
sonoむかし、水瀬名雪とゆうめんこいおなごの出てくるエ…ギャルゲがあつてのう。

ゴホゴホ…むかしむかぁし、の、お話じゃよ…

「おじいちゃん、またPCでインテルネッツなんかシテ!イケマセンゆたでショ!」

おおメアリー。
811名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 20:14:07
>>795
犬の次に猫、その後に犬の名前では読者が混乱するので
我輩は犬である → 名前は〜 → その理由は猫の遺志を〜 → 早十六年の順番に
しよう。

>数十年前
まだ犬が生まれていない。

>とても猫には見えなく、人間に近い猫だった
どう人間に近いの猫なのか描写しよう。

>いつものように足に噛み付こう
足に噛み付く理由を描写しよう。

>今日も犬小屋は黄昏だった
犬小屋は黄昏ではないので、黄昏に染まっていたにしよう。
812名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 20:17:38
>>800
わめきちらしていた。の後に、わめく内容の「左雪ぃいいいいい!!」とした方がつながりが
いい。

>どうやら女性の名前を叫んでいた
「左雪ぃいいいいい!!」と重複するので削除しよう。

>誰かが通報したらしかった
通報したと分かるように、誰かが通報したらしく、警備員〜と続けるか、警備員が駆け寄る
の後に入れよう。

>「まだ若いのに」
一般的に一升瓶だと年配の人をイメージするので、冒頭で若い男と描写しよう。

>なんだか恥ずかしくなり
酔っ払いにそんな理性はない。急に酔いから醒めた描写を加えよう。

>警備員が無線で「これから交番へ連行します」と言う
警備員と警察は明確に業務が分かれている。連行するのは警察の仕事だ。警備員の仕事は
事務所に男を連れて行き、呼んだ警察官に引き渡すところまでだな。ただ特に必要な
描写ではないので省略して、男は警察署に運ばれた、だけでいい。

>警察官の青木が、アルミ机を挟んで話し合った
警察官に名前があるのに、主人公に名前がないのは、どうだろう。また取り調べは
話し合いではない。

>涼子に裏切られて
左雪ではなかったのか。
813名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 20:19:38
>>806
ドラマ「振り帰れば奴がいる」を見ていない上での批評です。

>私の心を魅了した
所在無く散歩していたのだから、暇つぶし程度でいいのではないか。
例:この何気ない思いつきは、所在無く散歩をしていた私にとって、かっこうの暇つぶしに
思えた。

>あまりに唐突に振り向けば、私の焦りが露呈してしまう
焦りではなく、尾行に気づいていなかったことではないか。
例:あまり唐突に振り向けば、あいつの尾行に気づいていなかったことが露呈してしまう。

>あの角を曲がる所で、安全を確認するついでに
角を曲がるときに、後ろを確認する人はいない。
例:角を曲がるときに、さりげなく、あくまでついでといった様子で横を見てやろう。

>自転車のカゴをセロリいっぱいにした
カゴいっぱいにセロリを買う人は珍しくないか。
例:角の向こうから来た自転車とすれ違い

>しかし、何故、確認しないわけにはいかない
何故は理由を問うとき、何故かは理由がはっきりしないときに使う。

>そこは通りの端っこで、目の前にはただ当ても無く、遠くに環状線が交わるだけであった
遠くまで角がない道を散歩するのは不自然。角ではなく信号待ちで振り返ることにするか?
814名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 20:20:36
>>807
>「で、おまえ誰?」
人違いを最後まで明らかにしない方がおもしろいと思う。彼女が少しずつヒントを出して
いき、ラストに「ユウちゃんだよね?」「……誰それ?」

>俺はマフラーを掴んでいる腕を強引に切り離し、学校へと急いだ
人違いが分かった段階で、彼女が自分から去っていいのではないか。
815名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 20:22:27
>>809
>右手には一升瓶が握られていた。
一人称だと、握っていたになるな。

>海の波うち際、素足で立つ水谷左雪が
前の文を受けても、いきなり回想に入った印象を感じる。
例:あの夏と同じまま、海の波うち際、素足で立つ水谷左雪が〜

>ぼくの片手首を、分厚い手が掴む
片手首は一般的な表現ではないので、片手にしよう。

>ぼくは交番に運ばれていった
担がれていったわけではないので、交番へつれていかれたにしよう。
816800:2008/03/02(日) 20:52:24
ありがとうございます。

>>812
突っ込まれたところは、次から同じ間違いをしないように気をつけます。

>>815
読者に丁寧にイメージしてもらえるよう気をつけます。
817名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 22:20:32
>>809
視点が統一されてよくなってはいる。
ただ、人称の使い方がちょっと不安定。
主人公の横辺りにカメラがある三人称の主人公視点の書き方。
仮に主人公を「和義」として外部から見たままを描写するとこんな感じ。

原文
>右手には一升瓶が握られていた。瓶には黒糖焼酎とラベルが貼られている。
>散髪屋にいかずに目上まで伸びた前髪を揺らしながら、ぼくはラッパ飲みをした。

三人称主人公視点
『和義の右手には一升瓶が握られていた。黒焼酎とラベルが貼られている。
伸びた前髪を前後に揺らしながら、ラッパ飲みを始めた。』

一人称の場合は、目に見える光景からスタートしたほうが上手くまとまる。
例えばこんな感じ。
『昼時が過ぎた都心の地下街。 軽めの飲食店から服屋まで若者が好みそうな
通りになっている。ぼくの横を、 無邪気に笑う女が二人並んで通っていった。
それが堪らなく癪に障った。脳裏に、あの彼女を思い浮かべてしまうからだ。
 僕は右手に握っていた一升瓶をこれみよがしに振り上げて口をつけた。
 ラッパ飲みだ。もう記憶なんて飛んでしまえばいいと思っていた。』
818名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 22:33:48
>>809
彼女のカットバックが説明くさくて不細工。
心理描写なら説明ではなく感情を感じさせるように。

彼女の情報を提示→感情→現在の光景・行動→情報提示〜
という流れにすると上手くまとまる。

不倫していた→なんでそんなことをしたんだろう?
しかも旅行先で事故→やるせない感情
一升瓶の酒を飲む、通行人に悪態をつく(現在の行動)
彼女の思い出→好きだった頃の感情
現在の感情
とか。

この辺は実際に文章を書いて、リズムを考えながら順番を入れ替えるように
するといいよ。
819名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 04:42:12
 携帯二バーナー式ガスコンロをマンションのバルコニーに持ち込む。
外は日が沈み、ミッドナイトブルーの空が広がっている。背後から室内の
明かりに照らされる俺は、焼肉をはじめる。網に生肉を載せると、下の火に
あぶられじゅううううと肉汁が沸騰する音がたち、思わず口の中に生唾が湧く。
隣のバルコニーでは、早百合が桃の缶チューハイの栓を開けた。
これで三本目である。一口飲むと、彼女はOL姿のパンツスーツのポケットから
折りたたみ式携帯電話を開いて、ワンセグで野球中継を確認した。
「三点入れられてやんの」
 早百合は低い声で言う。舌打ちしながら携帯電話をポケットにしまった。
彼女は缶に口付けすると、喉に液体が流れる音を豪快にたてる。それを聞くと、
俺も喉が渇いて、急いで室内に缶ビールを取りにいった。しかし冷蔵庫の中を見ると、
ストックがない。その変わり冷えていない缶ビールがテーブルの上に三本置か
れていた。俺は肩を落として、バルコニーに戻った。
「火の元ほったらかして何処かにいっちゃあいけないんだぞ」
 早百合は相変わらず低い声で注意した。いつもそうだ。営業向けの高い声は
聞かせてくれない。
「で、飲み物取りに行ったんだろ?」
「冷えたのがなかった」
「じゃあわたしのやるよ」
 早百合は戸をガラガラと開ける。そして几帳面に閉め、部屋の奥へ消えた。
 網上の肉に視線を戻し、肉の裏を見ると、ほどよく焼けていたので、肉を
ひっくり返す作業に入る。
 全部ひっくり返した頃に、早百合が中から出てきた。こっちに桃の缶チューハイを
投げる。受け取ると、受け取った手がかじかんだ。
「ありがとう」
「いーえー」
 彼女は感情がこもってるんだかよくわからない声の調子で、顎を上に動かして
返事した。俺は、そういうアクションをとるのは、普段疲れている反動で、飾り気
のない姿を信頼して見せてくれるんだと勝手に思い込んでいた。

よろしくお願いします。
820名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 04:55:56
>>819
情景描写と人物描写がないな。
マンションのバルコニーはどんな感じになってるのか。
テーブルとかイスとかゆったり置けるくらいな広いのか。ぎゅうぎゅうなのか。
バルコニーからはどんな風景が見えるのか。
隣のバルコニーとかどういう感じでつながっているのか。
小百合は何歳くらいのどのような人物なのか。
821809:2008/03/03(月) 05:37:43
>>817
人称によるカメラの位置をよく理解していませんでした。
気をつけます。
8221/2:2008/03/03(月) 06:35:56
>>820さんのアドバイスを受け、書き直してみました。

 俺は携帯二バーナー式ガスコンロを、マンションのベランダに持ち込む。
ベランダは、人一人分が座り込めるぐらいのスペースがあった。そこから
閑静な住宅街が展望できる。日が沈んでミッドナイトブルーの夜空の下、
向日葵色の光が各家庭の窓から洩れている。隣のベランダを見れば、
隣人のOLスーツ姿をしている早百合がベランダの柵に片肘つきながら、
桃の缶チューハイを飲んでいた。華の二十代を終えたばかりで、イラついて
いるせいか、俺の前ではむすってしているところをよく出す。それでも、
器量のよい顔をして、社内ではそれなりにモテているらしい。
 ガスコンロを点火して、網に肉をのせる。下の火にあぶられて、じゅううううと
肉汁が沸騰する音がたち、思わず生唾を飲む。
「美味しそうな音たててるね」
 早百合が言った。
「あぁ、美味いんだよこれが。ベランダでこれやると、楽しい気分になってね、
よけいに美味く感じるんだよ」
「ふぅん」
 彼女は缶チューハイを一口飲むと、パンツスーツのポケットから、
ブラックカラーの折りたたみ式携帯電話を開いて、「三点入れられてやんの」と
低い声で舌打ちすると、またポケットに携帯電話をつっこんだ。
「野球?」
「そう」
 どうやらワンセグのテレビ放送を携帯電話で視聴したらしかった。
彼女は缶に口付けると、喉に液体を流し込む音を豪快にたてた。
それを聞くと、俺も喉が乾いて、急にアルコールが飲みたくなった。さ
8232/2:2008/03/03(月) 06:36:19
わがしい足音をたてて急いで室内に戻り冷蔵庫の中を開ける。しかしストックが
なかった。その代わりテーブルの上に缶ビールが三つ置いてある。
冷やし忘れたのだ。俺はしょんぼりしてベランダに戻った。
「火の元ほったらかして何処かにいっちゃあいけないんだぞ」
 早百合は相変わらず低い声で注意した。いつもそうだ。営業向けの高い声は
聞かせてくれない。
「で、飲み物取りに行ったんだろ?」
「冷えたのがなかった」
「じゃあわたしのやるよ」
 早百合は戸をガラガラと開ける。そして几帳面に閉めてから、部屋の奥へ消えた。
網上の肉に視線を戻し、肉の裏を見ると、ほどよく焼けていたので、肉を
ひっくり返す作業に入る。
 全部ひっくり返した頃に、早百合が中から出てきた。こっちに桃の缶チューハイを
投げる。受け取ると、受け取った手がかじかんだ。
「ありがとう」
「いーえー」
 彼女は感情がこもってるんだかよくわからない声の調子で、顎を上に動かして
返事した。俺は、そういうアクションをとるのは、普段疲れている反動で、
飾り気 のない姿を信頼して見せてくれるんだと勝手に思い込んでいた。
824名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 07:34:16
「なんでッ…さゆりんはッ…攻略でけんのだッ…」
「オウっわしもそれが…くやしゅうてならんのだァァァアア!!!」
「「ウォォォォォオオオオオオオオオオオ」」

「あははーっ」
825名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 13:06:14
>>622-623
少しはよくなったんじゃないかな。
心理描写を追加するとよくなると思う。

例えば、
>そこから閑静な住宅街が展望できる。【日が沈んだ後の】ミッドナイトブルーの
>夜空の下、向日葵色の光が各家庭の窓から洩れている。
(それを見て主人公は何を思ったのか心理描写を追加)

>隣人のOLスーツ姿をしている早百合がベランダの柵に片肘つきながら、
これは記号を並べた説明。
小百合と知り合いなら、前半をカットして
「小百合は〜飲んでいた」として問題ない。
その後に小百合の髪型や顔立ちを具体的に描写する。器量よしだけではダメ。
スーツ姿に理由があるなら、それも主人公に推測させる。
いつもそうなのか、珍しいのか、仕事から帰ってきたばかりだからそうなのか。

小百合に視線を送ってから、ガスコンロに点火するまでの行動・心理を埋める。
例えば
>器量のよい顔をして、社内ではそれなりにモテているらしい。
>俺は小百合に声をかけ、ガスコンロに点火した。網と肉をのせる。
とするとつながりがよくなる。
行動と思考の連携を意識するように。途中をなるべく埋めていく癖をつけると
上達が早い。


>さわがしい足音をたてて急いで室内に戻り冷蔵庫の中を開ける。
こういう書き方もあるんだけど、あまり感心しない。
主人公が意識して足音を立てたのでなければ、「騒がしい足音」という表現は
第三者からみた表現となる。騒がしい足音はカットして問題ない。
826名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 13:27:17
>>822-823
>冷やし忘れたのだ。俺はしょんぼりしてベランダに戻った。
ここも心理描写を入れる。
冷やし忘れてどう思ったのかORベランダに戻った時にどう思ったのか。
普通はぬるいビールでも持っていくけどね。

>早百合は戸をガラガラと開ける。そして几帳面に閉めてから、部屋の奥へ消えた。
>【俺は】網上の肉に視線を戻し、
前の文章の主語が小百合なので、次の文章には「俺」という主語を入れたほうが
読みやすい。そうでないと小百合の描写とつながって読めるから。
これは絶対的なルールではないけれど、そういう意識をもって書くと上達が早くなるし
僕僕俺俺と連呼することも少なくなる。


>網上の肉に視線を戻し、肉の裏を見ると、ほどよく焼けていたので、肉を
>ひっくり返す作業に入る。
>全部ひっくり返した頃に、早百合が中から出てきた。こっちに桃の缶チューハイを
>投げる。受け取ると、受け取った手がかじかんだ。
>「ありがとう」
>「いーえー」

行動描写がとび気味。
その程度で手がかじかむことはない。
細かい部分を埋めた一例、参考までに。

 俺は、網の上で音を立てている肉に視線を戻す。
 箸でつまみ上げると程よく焼けていた。順番に裏返し始めた。
 早百合の声が聞こえた。
「桃の缶チューハイでいい?」
「ありがたいね」
 柵越しに小百合が投げた缶を俺は片手で受け取った。よく冷えていた。
827名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 16:41:19
彼女の描写を変えてみました。こんな感じだとどうでしょうか?

 俺は携帯二バーナー式ガスコンロを、マンションのベランダに持ち込む。
ベランダは、人一人分が座り込めるぐらいのスペースがあった。そこから
閑静な住宅街が展望できる。日が沈んだ後のミッドナイトブルーの夜空の下、
向日葵色の光が各家庭の窓から洩れている。その光の群れが、暖かな家庭
を想像させ、そうさせるのも心の中で、どこかそれを求めているからなのだろう。
 隣のベランダを見れば、 早百合が柵に片肘つきながら、 桃の缶チューハイを
飲んでいた。夜風に吹かれて飲むのは気持ちがよさそうだ。俺は、こういう時の
彼女に限って、ハードボイルドな雰囲気を彼女から感じる。会社では、頭が
どこか弱そうなキャピキャピした女であるのに、きっとそれは演じているのだろう。
今の姿こそ、飾り気のない本当の姿なのではないか。
 こんな顔をして、華の二十代の終焉に哀切を感じているのだろうか。
 彼女はブラックカラーのパンツスーツに、ジャケットを脱いだ純白のブラウス姿を
晒していた。OLが、自宅に帰って着替えるのを面倒くさがった姿である。いつも
ベランダで会うときは、このような格好をしていた。頭は、抑え目なブラウンの髪の
毛がウェーブがかかりながら両乳房にかかっている。口元は気丈そうにを
結んでいるが、目はどこかぼんやりと遠くを見つめていた。
 俺は彼女が好きだった。彼女ももしかしたらこうして会えることを考えて
外にでているのかもしれない。それは期待し過ぎなのだろうか……。
 ガスコンロを点火して、網に肉をのせる。下の火にあぶられて、じゅううううと
肉汁が沸騰する音がたち、思わず生唾を飲んだ。
828822:2008/03/03(月) 16:50:30
>>825
心理とアクションを交互にやるんですね。
これから意図的にそういうことをやってみようと思います。

>>826
主語が換わるときは、ちゃんとその主語を書くようにします。
行動描写がとび気味も気をつけます。
829名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 18:28:29
>>785>>793

遅くなってすみません。汗
とても勉強になります。
もっとまともな文章を書けるように頑張りますm(__)m
有難うございました!


830名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 19:14:13
>>827
細かい部分は荒いけど、書き方としては大体いいんじゃないかな。
最初の>>819では三行だったシーンが、いい感じに膨らんだのが分かると思う。

>俺は彼女が好きだった。彼女ももしかしたらこうして会えることを考えて
>外にでているのかもしれない。それは期待し過ぎなのだろうか……。

文章をちょっと直すけど
『俺は彼女が好きだった。彼女ももしかしたらこうして俺と会えることを
期待して外にでているのかもしれない。都合のよすぎる推測だろうか』

ストーリー展開を予感させる心理描写はOK。
読者を引っ張るというのかな。こうやって「好きだった」と描写を追加したことに
よって、次のシーンの二人のやりとりが生きてくる。
831くざぎ:2008/03/03(月) 19:49:20
前にもトンネルや図書室云々の投稿をしたくざぎです。アドバイスに注意して新しく書いてみました。中篇の冒頭です。評価お願いします。


トントン、と言うノックの後、「入って良い?」と遠慮がちな声がする。
私は、良いよ、と声をかけ、何をするでもなく開いていたノートを閉じる。持っていたシ
ャーペンも芯は出ていない。
「ありがとう。」と言う言葉の後、キィ、と滑るようにドアが開く。
他の誰とも違う、優しい開け方。千世は何をするにも、いつだって丁寧だ。
私がどうしたの、と聞くと千世は少しはにかみながら困ったように言った。
「古都ちゃん、女の子にお手紙を貰ってしまったよ、ラブレターだよ」。
なんでも朝学校に行くと下駄箱に入っていたらしい。今時下駄箱なんて古風だねえ、と私
が言うと、千世は、「そうだね、郵便にすれば良かったのにね。」と私が言ったことが分
かったのか分かってないのか良く分からない相槌を打った。
832名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 20:33:37
>>831
情景描写も人物描写もない。
舞台がどこなのかわからない。
視点主の目に映る光景を書くようにしたほうがいいよ。
833名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 20:36:24
>>819
二人の親しさを表現する距離感がこの先のドラマを暗示していていいね。
先を読んでみたいと思った。

>携帯二バーナー式ガスコンロをマンションのバルコニーに持ち込む
持ち込むは持って中に入る、持ち出すは持って外へ出すかな。

>外は日が沈み
中の描写がないので、外という必要がない。

>網に生肉を載せると
一般的に生肉と表現するのは、生で食べる肉ではないかな。ただの肉にしよう。

>隣のバルコニーでは、早百合が
お隣さん? 俺は一人焼肉していたのか? さらっと流さないで、しっかり描写しよう。
例:
「いーねー。焼肉かい」
 隣に住む早百合が声をかけてきた。彼女もバルコニーでくつろいでいる。早百合が
桃の缶チューハイの栓を〜。

>手がかじかんだ
かじかむは手足が凍えて思うように動かなくなること。よく冷えていたでいい。

>顎を上に動かして
どういう動作をしているのかイメージできなかった。

>飾り気のない姿を信頼して見せてくれるんだと
信頼(原因)→見せてくれる(結果)なので分かりやすく表現しよう。
例:飾り気のない姿を信頼しているから見せてくれるんだと
834名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 20:38:58
>>822
>OLスーツ姿をしている
コスプレではないのだから、スーツ姿の、もしくはスーツ姿のままにする。

早百合の飾り気のない姿の原因が、二十代を終えたからという印象になってしまった。
もともと低い声で舌打ちするような女性だと思っていたけど、二十代は違ったのか?
835名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 20:43:14
>>827
>きっとそれは演じているのだろう
俺は彼女の飾り気のない姿を知っているので断定していい。
例:会社で頭の悪そうなキャピキャピした女を演じているのが、ベランダの彼女と
同一人物とは他の人は信じられないだろう。

>彼女はブラックカラーのパンツスーツに
読者がイメージしやすいよう、風に吹かれて飲んでいるの後に入れた方がいい。

>俺は彼女が好きだった
好みの問題ですが、ちょっと違った意見をひとつ。
小説なんだから説明ではなく描写で示そう。>>819のバージョンでも俺の気持ちが
伝わってくる。
心理描写とは俺が思ったことを書くことがメインではなく、俺が思ったから現れる
表情・視線・仕草・独白などをできるだけ描写することだ。読者がその描写から
俺が彼女を好きなことを感じとることが、感情移入の楽しみなんだと思っている。
例:〜飾り気のない今の姿こそ彼女の本当の姿なのではないか。
 腹が鳴った。俺は空腹を思い出し、ガスコンロに点火して、網に肉をのせる。
836名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 20:46:38
>>831
>>3にあるけど、「 」カギカッコ内最後の句点は省略しよう。

>古都ちゃん
千世が自分を古都と呼ぶ理由を描写しよう。

>古風だねえ
かなり幼い印象を受ける千世に対して使う言葉かな。だから通じていないのかもしれないが。
837ダメな批評:2008/03/03(月) 22:40:26
802 :名無し物書き@推敲中?:2008/03/02(日) 12:43:23
>>800
小説だとすれば描写が足りてないね。
シナリオのト書きレベル。
上達したければ神視点をやめること。
その場の状況をきちんと描写すること。
主語を意識すること。

例えば地下街だけではダメで、
何時ごろで人通りはどうなのか。どんな店があるのか。
(神視点ならば)店員はどういう反応をしているのか。
中肉中背の男だけではダメで、具体的に年齢や服装を描写する。
警察署のシーンも同じ。
新しい人物を登場させたら描写を入れること。

とにかく神視点というのは書くことが多いので、情景描写ができない人には無理。
試しに男の一人称で書き直してみるといいよ。

↑こいつの言う通りに書けば、読んでいて邪魔臭い内容になる。
838名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 22:49:01
>>837
はいはい、批評の批評はこっちでドゾー
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/l50
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
839名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 23:01:30
>>838
でも別館て大して機能してなくね?
840名無し物書き@推敲中?:2008/03/03(月) 23:25:36
誰も見ていない別館にわざわざ書き込むやつこそ真性だろ
841名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:10:48
いまやスレッドはヤケクソの応酬です!
842名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:13:26
批評の批評はスレ違い。ゴミみたいなもんだから別館で十分。
おかしな批評があるなら、目の覚めるような批評をすればいいだけ。
843名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:15:16
>>842
ことは国際問題である。手前の思い通りでは面白くないのである。
844名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:16:36
サア

ぐだぐだ愚図愚図になるまで やろうよネ
845名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:25:36
おバカな酷評に対する反撃は、隠れてこそこそせずに、ここでやればいい。
別館のレスを読むほど奇特で暇な人はそういないだろうから。
それでは別館の存在は無意味か。個人的には無意味だと思うが断言はできない。
場外乱闘が長引く時は双方確認の上、隔離スレへ移住すればいい。
というわけで、最初の衝突はここ、本スレで発生しなけれならない。

第一ラウンド 残飯VS悪い太郎
846名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:27:42
>>837
まあ、八割がた、同意。
いかに書かないかも大切。

もちろん、あえて書かないのと、足りないのは違うけど。
847名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:29:45
ケータイ小説はばかにされているが、書かないことで成功しているともいえる。
848名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 00:32:04
日本海乃至東海にて韓国駆逐艦「カムサハムニダ」と日本国巡洋護衛艦「もりゆき」は
膠着状態にあった。理由?

お前はここのとこの事件多発をいちいち正確な理由など分析してる暇があるのか?

何?暇で暇でしょうがない?… マアナア… 脳味噌はなぜーか 平等じゃないンなこたどうでもよかか。
人間は本質的な問題に触れそうになると慌てて話を逸らす習性を有する生物である。

デ カムサハムニダはもりゆきを怒らして国際問題を引き起こそうと

キムチを甲板越しにほおり投げた。ひょ〜ん ぱくっ 流石は腐っても日本国自衛官のはしくれ、
誰かが見事に口腔で受け止めモグモグと食べたのである。「うまい!」男前の海自の連中は意外な
喜びを朝鮮人とわかちあおうと思って「まじっそよ!」「まじっそよ!」と口々に叫びかけた。

怒りのこもったチャンジャが樽で飛んできた。「ドッセエ〜イ!!」おかっぱ頭のWACがそれを
受け止める。「おお!これも旨い!」「だがちょっと怒ってるみたいだぞ」「おいしいっていったのに」

海自も海自なりに考えた。艦長も、考えた。擬音がよくなかったのだろうという結論に達した時、既に
カムサハムニダは視認範囲外に消えていたのであったる チョンチョン。
849名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 01:02:22
その頃×××の○○○「トッポギ」「トック」「ムルキムチ」「オイキムチ」はというと…

ぅわなにをするやめろふじこ
850名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 06:49:14
>>848-849
まったく面白くないうえに書いてる本人は「自分の文章面白い」と思ってるのが見え見えで白ける。
文章センスもギャグセンスもまるで感じられない。イタいだけの駄文。
851827:2008/03/04(火) 07:07:37
>>830
引用と書き直しの違いは、何でしょうか?
文章の洗練度合い、想像のさせやすさでしょうか?
言葉で言い表すと何ていうのでしょうか。

二人の間に特別な気持ちがあるという風にすると、読者がどきどき
するんですね。わかりました。

>>833
色々言葉の間違いがありますね。
言われたことは気をつけます。

>.>834
飾り気のない姿と二十代を終えたのは、本来関係なく書きたかったんですけど、
書くとき間違って書いたようです。
スーツ姿のままの方が、さらっと書いて色々想像させることができて
いいですね。ありがとうございます。

>>835
 知っていれば断定ですね。 
 人物描写を入れるタイミングを気をつけます。
 それから心理描写の書き方の説明はとても為になります。
 ありがとうございました。
852名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 07:14:17
>>850
ケケケ

ばーかばーか
853名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 07:15:42
まいぶーはどんどんかわえぐなるなあ
854名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 07:19:54
処で>>850

てことはお前全部単語わかったんだな?

バーカ。
8551/2:2008/03/04(火) 08:03:50
よろしくお願いします。

 午後の若者が行き交う通り、青緑が基調の洋風な喫茶店。植物の彫り物が
随所に見られるつくり。ガラスウィンドウの外にもミルクホワイトカラーの丸い
テーブルとチェアが並んでいる。ぼくとハルナは、野外の席に座った。
 彼女はとても好奇心旺盛で元気な子だ。ボーイッシュなショートヘアーで
赤く髪を脱色している。背は百五十七センチ。ブラウンのチェック柄のブラウスに、
膝が見えるデニムパンツを穿いていた。同じ大学の学生である。
 ここの頭上には蔦をモチーフとした屋根が日光を遮り、涼しい空間をつくり
だしていた。辺りには雑貨屋や美容院などが並んでいる。ここは話の種が
尽きないところだ。
 わたし達はメニューを見た。ぼくはバニラパフェを、ハルナはチョコレートパフェを
頼むことにした。
 店員呼び出すボタンを押す。
「ここのパフェって美味しいらしいからねぇ〜」
 ハルナが言った。ぼくは笑顔で相槌をうつ。
 呼ばれて細身の女性店員がくると、ぼく達の注文を書き取り、メニューを持って、
店内に戻って行った。
「ねえ、ヨウスケ、あそこでテレビの人っぽい人が、カメラをまわしているよ!」
 ハルナが指をさした先を見る。大きな業務用カメラをかまえた人と、
テレビリポーターのような、小奇麗なお姉さんがマイクを持って何かを喋っている。
ハルナは落ち着かない様子だ。目を輝かせている。まぁ、滅多にこういう光景
見れないしな。
「近づいてみない、写れるかもよ?」
「まだパフェきてないじゃない」
「パフェはいつでも食べられる。テレビ撮影はいつでも見られない。優先するべき
なのはどっち?」
「急にいなくなったら店員が困るだろ」
8562/2:2008/03/04(火) 08:04:12
「いいのッ、それも仕事のうち!」
 ハルナは立ち上がった。仕方がない。ぼくも立ち上がった。彼女はそわそわ
しながら撮影現場に近づく。リポーターの言っている言葉が聞こえてくる。
「えー、ここは若者に有名な通りで、今日は、この通りにある、若者に人気な
喫茶店に入ってみたいと思います」
 ぼくの耳元で、ハルナがぼそぼそと言った。「もしかしてわたし達が注文した
店かなぁ?」
「たぶんそうなんじゃない」
 リポーターがぼく達の存在に気づいた。「あれ、さっきまで、あの店いましたよね」
突然、マイクを向けて、喋りかけてきた。「あの店、これからリポートするんですけど、
どうですか? 美味しかったですか?」
 ぼくは苦笑した。ハルナは照れ笑いをした。だって、テレビ撮影を見たいがために、
注文の品を待たずに店からでてきたのだから。ハルナがぼくの胸に肩をぶつけた。
こいつめ、自分から接近しといて、その尻拭いをぼくにさせるつもりか。
 渋々ぼくはリポーターの質問に受けた。「実は注文したけど、注文の品が届く前に
店を出てきたんですよ。――こいつが、近くでテレビ撮影見たいっていうから」
 彼女は笑いながらぼくの足をむぎゅっと踏んだ。痛いじゃないかこのヤロー。
でも、許した。
857名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 09:08:26
続き。

補給艦がぽんぽんぽんと蒸気の音(ね)も高らかに日本海乃至東海をのんびり航行してきた。

慌てふためいて其処から逃げ出す某々々々国不審船艦のシルエットがそこかしこに散見
された。

船首に「ひろゆき」とあったカらである。
858名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 09:44:39
>>855の最初、店内の描写の後に内から外を見た描写があるのに、語り手がいきなり外にいるのは不自然かも
先に店内で注文してから外に出た表現なら、具体的にそう書いてくれた方が読みやすい
859名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 13:22:45
>>855-856
全体的に行動描写が飛び気味。

>午後の若者が行き交う通り、青緑が基調の洋風な喫茶店。植物の彫り物が
>随所に見られるつくり。ガラスウィンドウの外にもミルクホワイトカラーの丸い
>テーブルとチェアが並んでいる。ぼくとハルナは、野外の席に座った。

午後の若者が行き交う通り【を歩いていくと】
青緑が基調の洋風な喫茶店【がある。】
植物の彫り物が随所に見られるつくり【で】、ガラスウィンドウの【外側】にも
ミルクホワイトカラーの丸いテーブルとチェアが並んでいる。
ぼくとハルナは、店の外側にあるその席に座った。

>ここの頭上には蔦をモチーフとした屋根が日光を遮り、涼しい空間をつくり
>だしていた。辺りには雑貨屋や美容院などが並んでいる。ここは話の種が
>尽きないところだ。
席に座ると屋根の上の装飾は見えないと思うぞ。この描写を入れるなら外観を
描写するとこにまとめたほうがいい。
雑貨屋や美容院は「辺り」ではなく、店から見た光景として
「通りを挟んだ向かい側には〜」とかするとスマート。


>わたし達はメニューを見た。ぼくはバニラパフェを、ハルナはチョコレートパフェを
>頼むことにした。
わたし達の後に、「ぼく」が出てくるのは問題。
統一したほうがいい。

あとは、テレビ撮影の位置がどの程度の距離なのかが不明。
何メートル先と書く必要はないけど、もう少し具体的な情景描写を入れて、距離感を
出すように。
860名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 14:08:46
837は事実だね。
売れない小説はみんなそんな感じ。
861名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 16:09:37
>>857
脈絡がなかったり、所々不規則にカタカナを挿入すれば精神異常が描出できるとでも勘違いしてる典型的な中二病的文章。
痛い。ダサい。寒い。自己満足のためだけのオナニー的駄文。失笑すら出てこない。
チラシの裏は人目に晒したりせずにごみ箱へどうぞ、て感じ。
書き手は高校生くらいか?もしこれで成人してるなら目もあてられない。
ひろゆきの名を出せばオチがつくと錯覚してるあたりも……。どうにも救いようがない。
よく他人に読ませられるなと感心するほど恥ずかしい文章。ある意味すげーわ。いやマジで。
862名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 20:10:03
>>855
リポーターの方からぼくたちに話を振ってくる理由が意外性があっておもしろい。
喫茶店での出来事がいい伏線になっている。

>行き交う通り、青緑が基調の
行き交う通り。青緑が基調のと句点にするか、行き交う通りの青緑が基調のと続けよう。

>植物の彫り物が随所に見られるつくり
前の文で読者は喫茶店をイメージしているのに、植物の彫り物がで、イメージが
植物の置物に換わってしまう。随所にを先にすることで、喫茶店の描写の続きなんだと
読者に知らせよう。

>ここは話の種が尽きないところだ
理由を描写しよう。
例:この通りはテレビや雑誌でよく取り上げられるせいで、話の種が尽きない。

>わたし達はメニューを
ぼくたちだな。

>テレビの人っぽい人
外観がテレビっぽいのではなく、カメラを回すなどの動作がテレビっぽい。
例:あそこでカメラを回している。テレビの撮影よ!

>小奇麗なお姉さんが
見ているのだから説明ではなく描写をしよう。
863名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 20:54:45
>>861
そうか。よかったな。
864名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 20:56:21
ちなみにお前は自衛艦の名前の風合いを知っていないと思える。

寒いのはいずれであろうか。
865名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 20:57:19
トハイヘ
御大ならおやめくださいませネ。おたわむれはいくないある。
866名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 21:14:01
>>863-865
そうか。よかったな。
867名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 22:17:02
とある冬の日のことだった。

男は夕暮れ時の赤い空を背に帰路を辿っていた

色々と頭に巡らせながら。

「俺はこれからどうなるのだろう・・・・・」

彼は一ヶ月前から仕事をしていない。

彼の頭は色んな苦しみに溢れいた。

「とうとう結婚も出来なかった・・・・・」

下を向きながら歩いていると、前方で

かあかあと鴉が何かに群がっている。

「何かな?」と近寄ってみると、鴉は飛び去り現れたそれは猫の死体だった。
868名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 22:24:09
猫の死体には目玉がなかった。鴉のしわざだろう。

男は鴉に目をつつかれる自分自身を想像した。

猫のように路上で朽ち果て、あげくに鴉なんぞに目を刳り抜かれるのだ。

「俺は猫だ。この猫は俺だ・・・・・」

男は猫の横に寝そべってみた。空の赤が男を興奮させた。

「こうしてここにじっとしていよう。俺はもう死ぬのだ」

遠くに鴉の鳴き声がしていた。猫の腐臭が漂っていた。
869名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 23:53:13
批評してる奴って何様なの?
プロで活躍してる方?(笑)

素人に批評されたくねぇwwwwww
870名無し物書き@推敲中?:2008/03/04(火) 23:55:43
さういうおまへには素人批評がふさわすい。
871名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 00:47:15
いやいや、素人の批評が大事なんじゃん。
このへんわかんないんだとか、
これは通じるんだとか。
じゃ、わかるとこは大枠にして、
わかんないとこは意味深にしとくかみたいな。
素人つかめなきゃ数とれない。
872名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 00:50:32
日本語でおk
873名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:25:46
983 :名無しさん@八周年:2008/03/05(水) 00:41:28 ID:/+eQpwpL0
まあもったいぶるのもあんだから書いちゃうけど

でかいレンズとちっちゃいレンズ(CDピックアップレンズ

前者1個と 同等面積で後者多数個 それぞれ焦点距離にやかんを
置いた時得られる効果は同じかどうかということである。

これは俺にはむつかしい。焦点というからには必ず反転する極小点が
存在するはずで、その大きさはレンズの大小に関わらない筈。そこの
温度が大小で異なるかどうか。俺はCDのピックアップレンズでも、
焦点距離に紙を置けば燃えると考える。理屈どおり現象するか否かである。

同じなら、多いほうがエネルギーが得られる。

でかい虫眼鏡ほど鉄おも溶かすなんて話もきかねえしな。そういうことである。

987 :名無しさん@八周年:2008/03/05(水) 00:47:01 ID:/+eQpwpL0
おまいら、これすさまじいことだぞ。

無限にレンズを小さくしていって、無限にレンズの数を増やして
無限に焦点距離を精緻に微細距離保って設定すれば、無限のエネルギーゲインが
得られるってことだからな。

あくまでも、理屈である、しかして日本人の得意とする処也。である。

※いちおー貼っておく。問題は歩留まりがどこにあるかである。
874名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:26:46
な、>>866
875名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:31:41
歩留まりじゃねえや。ホレソノ

多要因の交点な。経済要因、技術要因等々。
876名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:46:18
多要因の交点。あんたいい事を言う。
877名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:48:26
電器屋なら常識と考える者である。

オレチャウケドナ!
878名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 01:56:25
ナルホドジャマイカ。
879855:2008/03/05(水) 07:17:54
>>859
文章をぶつ切りにしないように気をつけます。
そして自然に書けるように気をつけます。
ちなみに距離感というのは、何メートル先というのを使わない場合は
どうやって表現するのが格好いいんでしょうか?
ただ、近いとか遠いじゃ駄目ですよね?

>>862
想像させるイメージが、ごちゃ混ぜにならないように気をつけます。
あと言葉の順序に気をつけます。
880名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 07:17:59
少し頭を冷やしてもつとリヤルに思考してみたる。ソスト

無限とゆう言葉でまいあがつてたぶぶむハあル。例えば地球上でなら、いくら
頑張っても「摂氏500℃近傍に『いかに多量にいかに瞬時に到達させることが
できるか』システム」を構築することに頑張ることに過ぎないこと、など。チョト
かうなるト印象が異なってくる しかし、何やら必要エネルギー源の香りはいまだ
消えへん。また、集光焦点温度は 「我々の太陽系の場合」 太陽に近づけば
近づくほど、 6000℃近傍に近づいてゆくであろう ことも予測がつくのである。

まあ…ちょっと考えればあったりまえの話なのだが…そうなるとええと。
金星での集光焦点温度が…およそ…んっと…

6000×n÷9÷9=800 として nおよそ10、

6000×n÷4÷4=4000 … おかすいのお。やはし3700℃程度になる。
コレ
水星でオナヅコトスルト 60000℃にナツチマウド。あー わあらぬ。

但し大気条件かなんかを似せねばなんねな。直接日照ではないと考える。
881名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 07:29:10
あれか。6000℃ベーシックな設定がおかしいのかなも。

太陽の半径根拠にして6000℃との比を出しても…それでも更に
おかしなことになりそうな…

恒星の表面温度って 半径の自乗に反比例しているとか わーもー

わやや。無茶苦茶や。少し寝る どっかで破綻…してなかったらだうしやう。
882名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 07:33:26
ムッ たぶん そんなことはない。なかった…はづ。

太陽よりでかくて太陽より表面温度の高い恒星はあったはづ…なんだが…

こうなつてくるといささかどころか心許なかかのう…。
8831/3:2008/03/05(水) 07:43:11
 暗闇の中、少年は踏み切りの前に立っていた。小さな背丈やぷっくりした
顔の幼さから、小学生低学年だと思われる。遮断機は立っているのに少年は
立ち止まったていた。隣を車やバイクがエンジンを鳴らしながら通り過ぎる。
後ろから自転車に乗った主婦がベルを鳴らした。しかし少年は耳に入らずと
いった調子で、動じない。主婦は一旦足をついて、少年を睨んだ。
「ちょっと聞こえないの?」鋭い声を吐く。しかし少年はピクリとも動かなかった。
主婦は、諦めて通り過ぎた。
 踏み切りのランプが赤く点滅する。カンカンカンと、甲高い音が辺りに響く。
少年は喉をごくりと鳴らした。この光と音は、自分に最終警告を発しているのだ。
自分をいじめてきた奴のことを思い出だすと、たちまちこの最終警告を知らせる
装置が、とてもひ弱なものに感じられた。
 ――こんなものでは止められない。もう決めたんだ。
 少年の命の鼓動が激しくなる。線路の先を見る。電車が見えた。スピードは、
申し分ない。タイミングを間違えるな。轢かれる前に電車が停車してしまうと、
自殺が失敗するばかりか、また親に怒られる。これ以上ぼくをつまらない人生に
付き合わせないでくれ!! 少年はこの時映画のワンシーンを思い出した。
戦士が、敵の群集に勇ましく突っ込むシーン。そのイメージが少年を奮い
立たせた。タイミングを見る。あともう少し。もう少しでちょうどいい。それッ! 
今だ!! 
 少年は踏み切りの中に入った。電車のライトが、少年のまだ幼すぎる
ぷっくりとした顔を照らす。電車の警笛が鳴った。少年の飛び込みに、
悲鳴をあげる通行人がいた。しかし電車の減速は間に合わなかった。
警笛の音で、電車が少年を轢いたときの鈍い音は聞こえなかった。少年は、
ただ恨みを残して――肉塊となった。

       ***

 ぼくは、この住処にコンプレックスを持っている。薄汚く狭いのだ。
8842/3:2008/03/05(水) 07:43:35
とても友達を呼べられる場所ではない。貧乏がいけないのだが、お母さんは
一人でぼくとシュンスケを育てながらお金を稼いでくれているので、ぼくは
文句を口にすることができなかった。
 ぼくは夕食後、居間でバラエティ番組のテレビを見ていた。
 お母さんは居間の隣の部屋の寝室で身体を休めている。ぼくはお母さんに
聞こえるように声を張り上げた。
「ねぇ、お母さん」
「なに?」
「シュンスケ帰ってこないね」
 テレビから、芸人達の笑い声が響く。
「本当ねぇ、一体どこに行ったのかしら……。そろそろお風呂のお湯、
止める時間かしら」
 お母さんが寝室から出てきた。美容院に行かないで肩甲骨の辺りまで
伸びた髪の毛は乱れ、幸薄そうな顔とあいまって、疲労感を感じさせる。
 ぼくはお腹が鳴った。しかしお母さんは気づかないふりして通り過ぎた。
今日の晩御飯はお茶づけと、味噌汁だけだった。いつもおかわりはさせて
もらえない。家計がぎりぎりなのだ。お母さんは細い身体で頑張ってくれている。
ぼくは不可抗力で鳴った、お腹を恨んだ。
 時計を見ると七時四十分。ぼくは身体を横にしてテレビを見た。風呂場から
お母さんが「先に入るから」と宣言した。ぼくは何も言わなかった。テレビを
ぼんやりと見ていると、だんだんまぶたが重くなってきた。目をつぶって、
ただテレビの音をだけを聞いていた。テレビの音が、右の耳から左の耳へと
出ていく。目をつぶるのが気持ちよくなってきた時、チャイムが鳴った。
風呂場から「リョウタ出て!」とお母さんが言った。本当なら、起き上がりたくない
けど、仕方なく体を起こし、玄関へ歩いた。扉を開けて驚いた。訪問者は一人の
8853/3:2008/03/05(水) 07:43:57
警察官だった。
 その警察官は角ばった顔をして、紺色の帽子の影から浮き上がる目の玉は、
どこか悲しそうだった。
「お母さんは、いますか?」警察官は静かに丁寧に言った。
 ぼくは頷いて、「お母さん、警察官の人がきたよ!!」
「警察官!?」
 お母さんが風呂場から悲鳴のような叫び声をあげた。
「ちょっと待って、すぐに着替えるから!!」
 ぼくは警察官の顔を眺めていた。もしかして、帰ってこないシュンスケと関係が
あるのだろうか。尋ねてみることにした。「おじさん、ぼくの弟が――」
「お母さんに話したあとに、ボクにも教えてあげるから。それまで待っててね」
 警察官に、優しく言葉を遮られた。ぼくに言えないことってなんだろう。
ぼくは一抹の不安を感じて、目を泳がせていると、お母さんが色褪せた黄色い
パジャマに着替えて現れた。
「ボクはちょっと席を外してもらえるかな?」警察官は言った。
「弟のことは、ぼくにも関係あるでしょ!?」
「リョウタ、いいから少しの間、寝室で寝ていなさい」
 お母さんが冷ややかな眼差しを向けて言った。ぼくは仕方なく、寝室に行った。
薄明るい蛍光灯の下、ふとんの上に寝転んだ。シュンスケの顔を思い浮かべる。
今日、夕方ここを出るとき、行き先を言わず、思いつめていた顔をしていた。
警察官が来たってことは、何か犯罪を犯したのだろうか? もしかして今牢屋に
入っているとか? 寂しいなぁ、と思っていると、玄関の方からお母さんの嗚咽が
聞こえた。……一体何が起きたんだ!? ぼくだけ除け者にして、ズルイ!
 ぼくは玄関に向かった。
「リョウタ、シュンスケが、電車に飛び込んだんだって……!!」
「え!?」
 ぼくは気が動転した。
886名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 07:47:50
あれだ。

こうなってくるとCDピックアップレンズ程度のでいいから

レンズが溶けない程度の対太陽距離でええから公転軌道上にでっかい超絶ド級
多量複眼レンズ集光装置作れば すさまじーエネルギー発生装置となる…はづ棚…

逆ダイソンリングや。凹を凸に、そして微小にそして大量に。
887名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 10:23:39
>>869
>素人に批評されたくねぇwwwwww

プロに批評してもらいたければ、小説講座にでも行って、きちんとお金を払いなさい。
なんでもタダで済まそうなどとは厚かましい。
888名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 10:31:57
>>887みたいな才能のない素人に批評されたら
ピカソでさえ叩かれるw
ネット弁慶こわいこわいww
889名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 11:43:51
素人の意見です。

自分で書いた文章は、誤字・脱字レベルならともかく、描写や構成レベルになると
なかなか他人の目になって推敲ができません。

>>2にあるように、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ投稿者が納得する形で
酷評することは、他人の文章の推敲であり、酷評する人の勉強でもあると思っています。

素人が書き、素人が批評することにも意味がありますよ。一つの作品に、もっとたくさん
批評がつくようになるといいですね。
890 ◆lVNA39xutg :2008/03/05(水) 12:23:01
こんにちは。前にパスタの話を書いた者です。また違うのを書きました。長くなってますが、よかったら酷評お願いします。

http://www6.atwiki.jp/kata/pages/37.html
891名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 15:23:37
>>888
お金ないの?
892名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 16:18:10
素人批評に叩かれて自信を失い、
恐怖を感じているんだろ。
893名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 17:23:29
名無し批評家の言うことなど気にする必要は無いのにね^^
内容至上主義者と悪い太郎だけを信じればOK?
894名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 17:29:06
おk
895名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 18:44:00
「上着だけを脱いでくれれば良いですよ」
俺はそのときズボンを脱ごうとベルトに手にかけていた。

 頭が痛かった。ただくらくらとおなじみ天井がまわっている。
カーテンから差し込める日差しばかりが、俺を仕事場へと背中を押したが、
体ばかりが無理だと布団から離さなかった。
それでも、と精神が仕事場へと持ちかけたとき、体が下へ下へと落ちていく感覚がした。
ぐわんぐわんと脳みそが揺れ動いたとき、俺はようやく体調が異変を起こしていることに気がついた。
「あぁだるい。」
声に出して発してみると、ようやく認めだした。
 体温を測ってみたかった。けれども、体温計など何処にもない。
彼女と最近に別れてしまった。俺はむなしくも、誰にも頼る者がいないことに、
不安感を積もらせた。部屋はガランととしていて、いつもと同じであるはずなのに
気分が悪くなるぐらいに、空気が凍り付いていた。
「仕事場に電話をして、医者にいってそれから・・」
そう考えたときにすべてがめんどくさくそして、空洞のように、今までの生きていることが
意味のないものと感じてしまった。
カーテンからもれる日差しが強まった気がした。
その日差しばかりがうっとうしくいつもの変わらない日常を作り出していた。
「まず、医者にいくか」
部屋すべてに声が響き渡ると、俺はいつもと変わらない天井を見つめなおした。

「上着だけを脱いでくれれば良いですよ。」
目の前にいたのは、知らない女性が白衣を着て、座っていた。
俺はベルトから手を離すと、顔が赤くなるのを感じた。
(あぁ俺なにやってんだろ。疲れているのかな)
上着を脱ぎ始め、冷たい外気に触ったとき、空気がだんだんと溶けていくのを
感じ取った。


896名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:12:17
このスレで一番上手い作品ってどれ?
897名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:13:03
それぞれ、スレが950辺りから、自分が思う「このスレで最高の投稿」
を選ぼうぜ
898名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:18:48
>>867
>>3にあるが、空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。

>彼は一ヶ月前から仕事をしていない
将来を不安に思っているのだから、仕事が見つからないにしよう。

>彼の頭は色んな苦しみに溢れいた
どんな苦しみなのか描写しよう。

>とうとう結婚も出来なかった
将来を不安に思っているのだから、このまま結婚できないのだろうか? にしよう。

>男は猫の横に寝そべってみた
男が現実と想像の区別をつけられないという伏線がないから、ご都合主義の印象を受ける。
899名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:20:53
>>888の基準によれば、自分を叩くのは素人、自分を褒めるのはプロ、らしいです。

それから他人が褒められるのも面白くないので、他人が褒められていると、
自演よばわりします。

自分ではまともな批評は書けません。
数行のすかしっ屁みたいなレスをぶつけるだけです。

こうはなりたくない人間の見本です。
900名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:22:30
>>883
>しかし少年はピクリとも動かなかった
自殺の覚悟をしても、いじめられて自殺するような子が、取れる態度だろうか。
例:少年はビクリとして、道を譲った。主婦は通り過ぎた。

少年の思考が小学低学年らしくない。

>ぼくはお母さんに聞こえるように声を張り上げた
狭い家では大声を出さなくても聞こえるだろう。

>幸薄そうな顔とあいまって、疲労感を感じさせる
子供の一人称の視点で、親に対して持つ感想として違和感を感じる。
例:あまり元気がないみたいだ。きっと仕事で疲れているのだろう。

>お母さんが冷ややかな眼差しを向けて言った
ぼくのことを思って、席を外すように言っているのだから、冷たくないはず。
例:お母さんが有無を言わせぬ眼差しを向けて言った

>ふとんの上に寝転んだ
上には余分。
例:ふとんに寝転んだ

>寂しいなぁ、と思っていると
前文までシュンスケが何をしでかしたかと心配しているので、場面を変えるために
一人だけのけ者にされてを前にもってこよう。
例:ぼくだってシュンスケのことが心配なのに、一人だけのけ者にされて寂しいなぁ

全体の構成として、最初にシュンスケの自殺をネタバレするのはどうなんだろう。
警察が来たり母親が泣き出しても、読者は何が起こったか知っているので
おもしろくないと思う。
シュンスケの死がネタバレにならないように、例えばリョウタがシュンスケを
いじめていた児童を調べようとする辺りまで省略してから、次のドラマを始めてはどうだろうか。
901名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:27:30
>>890
>片方は本を読んでいてもう片方がレポートをまとめていたり
別々なことをしていてもということを説明したいのだと思うが、片方がなくてもいい。
例:本を読んだり、レポートをまとめたり

>活力を漲らせて活き活きとしていたりする
表現が重複しているので、どちらかを削除しよう。
例:活き活きとしてさせている

>やるせなさを感じる
やるせない=せつないだと、僕は幸せなので変だな。

>美樹じゃないのなら、すぐにでも神様に今この時を止めてくれと願っている
美樹ではない人と永遠の時を過ごしたいのは変だな。

>とたんに強張った表情の下から
前文を受けて、美樹の表情かと思った。
例:とたんに僕の表情が強張り

>毒舌なんてもんじゃない
後で毒舌の描写があるので、説明する必要が感じられない。むしろネタバレになるので
黙っていれば美人なのにの後に、「なに。気持ち悪い〜としよう。

>美樹を見ていてもつまらないし、また何か言われるのが目に見えているので
冒頭では一緒にいるだけで幸せと描写している。
例:美樹を見ていると、また何か言われるのが〜

>ここの問題なんだけど、さっぱり解き方が分からないんだけど
だけどが重複している。
例:ここの問題、さっぱり解き方が分からないんだけど
902名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 21:32:10
>>895
>カーテンから差し込める日差しばかりが、俺を仕事場へと背中を押したが
ばかりと限定する理由がない。押しただと、俺が仕事場へ無理して行った印象になるので
押すにしよう。
例:カーテンから差し込む日差しが、俺の背中を仕事場へと押すが

>精神が仕事場へと持ちかけたとき
精神は話せないし、せきたてるの方が良くないか。
例:精神が仕事場へとせきたてたとき

>声に出して発してみると、ようやく認めだした
すでに、体調の異変に気づいているので、実感できたの方が良くないか。
例:声に出してみると、ようやく実感できた。

>俺はむなしくも、誰にも頼る者がいないことに
むなしいけれどではなく、むなしいとする
例:俺はむなしく誰にも頼る者がいないことに

>いつもと同じであるはずなのに
彼女が出て行ったばかりだから同じではない。

>目の前にいたのは、知らない女性が白衣を着て、座っていた
診察で服を脱げといわれているはずなのに、知らない女性はないだろう。
例:白衣を着た女医が座っていた。

>疲れているのかな
いいえ、病気です。
903名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 22:34:46
>>879
距離感の出し方はわりと難しいんだけど、具体的な街の風景描写と重ねて
交差点の向こう側に〜とか、何軒か先の美容室の前で〜とか、
近いなら、撮影スタッフの声が聞こえそうな〜とか、
遠いなら、歩道橋の下で小さく見える人影が〜とか、いろいろあると思う。
904名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 22:44:14
>>863-865
冒頭のワンシーンが神視点。
その後、一人称という書き方は、まず許容されないと思う。
シーンが変わってからの記述が、カットバックなのか、別の人格に視点が切り替わっているのか
わかりにくいから。これをやるなら三人称で書くべき。

あとは情景描写が弱い。
どのような場所にある踏み切りなのか。部屋の様子もそう。
警察官にしても、なぜ警察だと思ったのか。制服を着ているからならば、そのように描写する。
905名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 22:53:27
>>890
途中でギブアップ。
内向的一人称の悪い例みたいな感じ。
一人称の場合は、意識して客観描写を入れるようにしないと、読んでもらえない。
客観描写というのは、主人公の目から見える光景とか音や温度などね。
それを描写して現在を感じさせる。
心理描写で、登場人物紹介とか設定を延々と説明するのはNG。

日本語的に極端におかしい部分はないので、三人称で書いてみては?
三人称を使うようにすると、少し改善されると思う。
906名無し物書き@推敲中?:2008/03/05(水) 23:04:55
>>895
なにがなんだか全然わからない。
まず冒頭がどこなのかもわからない。
病院ならそれらしい描写が必要。
それにしても二行書いて、カットバックとか場面転換というのは短すぎ。

カットバック中の自室にしても、なんら具体的な記述はなく、部屋の状態も
わからないし、その中でさらに回想が入るという最悪の構成。

でまた病院に戻るけど、やはり描写が全然ない。
まず、視点主から見える光景を書くように心がける事。
9071/2:2008/03/06(木) 02:07:47
 家に帰ると、テレビ、ソファー、テーブル、椅子、食器など、
家の中の有りと有らゆるものがラップでグルグル巻きにされていた。
「おい、どうしたんだコレ」私は妻に聞いた。
「どうしてもシイちゃんがラップするってきかないの」と妻は答えた。 シイちゃんとは私の娘のことである。
「シイ、どうしたの?」見ると娘は部屋の隅で何やらごそごそしている。
「くさるからラップするの」と言う娘をよく見てみると、彼女は懸命に熊のぬいぐるみをラップでくるもうとしていた。
「腐る?」
「きっとお昼のテレビ番組で何かそういう特集をしてて、それを見たんだと思うの。
私、お昼を作ってたから良く分からないんだけど、ほら、ラップをしないと雑菌が繁殖するとか何とか」妻は言った。
「ああ、なるほど……。シイ、おーい、シイ」
しかし、ぬいぐるみを包むことによほど熱中しているのか、私の言葉は娘の耳に届いていない様子である。
いや、あるいはただ単に私を無視しているだけなのかもしれないが。
「ラップを取り上げようとすると怒るの」眉間にしわを寄せて妻が言った。
「仕方ないな……、まあ、ラップが無くなるまで待つか」
「それがね、スーパーの特売日にたくさん買ったからまだまだあるの」
「それは困ったな」このままだと寝ている間に私達までグルグル巻きにされかねない。
「シイ、お父さんにおかえりも言わないのか?」今度は確実に相手にされるよう、私は少し強めに言った。
9082/2:2008/03/06(木) 02:08:44
「……うん、おかえりなさい」娘は心ここにあらずといった感じに返答した。
 既にぬいぐるみの包装は不器用ながらも完遂され、私の鞄が次の餌食となりつつあった。
「なあ、シイ。テレビとか、ぬいぐるみとか、鞄とか、そういうのは腐らないんだよ。ラップがもったいないからやめなさい」
「ちがうの」娘は私に背を向けたまま答えた。鞄はもう大方半透明の薄膜で被われてしまっている。
「違わないよ。腐るのは、食べ物とかそういうものだよ。ほら、ラップをわたして」私は娘からラップを奪おうと試みた。
「イヤー!」娘は叫んだ。 この反応は、もう、泣き出す一歩手前といったところだ。
「わかった、わかった」 泣かれると厄介なことになる。少なくとも三十分は泣き止まないだろう。
 私は少し声のトーンを抑えて言った。
「でもな、テレビとか、ぬいぐるみとか、鞄とか、そういうのは腐らないんだよ。腐らないとラップは要らないよ」
「ちがうの」娘は言った。「わたしたちがくさるの」

終わり
909名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 02:10:49
昔作ったやつの改変版です。よろしくおねがいします。
1レスに収めようとしたら文字数制限にひっかかっちまったぜい。
910名無し物書き@推敲中?
>>907-908
SSならいんじゃないかな。
オチの意味はよくわからんかったが。