あなたの文章真面目に酷評しますPart55

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1名無し物書き@推敲中?
前スレ あなたの文章真面目に酷評しますPart54
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1190516974/

まとめwiki:ttp://www6.atwiki.jp/kata/
過去ログなどはこちら。

テンプレは>>2-3あたりです。投稿・批評する前に必ず読んでください。

文字数が多いスレは、1000に行く前に容量オーバーで落ちることがたまにあります。
ブラウザで表示したとき、書き込み欄の上の表示が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。
2名無し物書き@推敲中?:2007/11/09(金) 19:23:02
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。

※※ 時々いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩がいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。

・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。

・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。

・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:2007/11/09(金) 19:23:35
※原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。

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関連スレ
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
議論になりそうになったらここへ誘導ヨロ。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/

あなたの文章、無理して誉めます
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1112778027/

あなたの構成・主題を真面目に酷評します
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1162625917/
4名無し物書き@推敲中?:2007/11/09(金) 21:26:37
                 ,   ¬一- 、
                  /    、 ヽ   \
                 〃    } _jr リ     ヽ
.                / { i、ト-ァ'  ̄ /       ヽ   >1 スレ立て おつー
               i  v‐、  'ィ=‐〈   _,ノヽ   |    
              |  rァ'     ヾ'′rノ _ノ/
                  ヽ、 l ` _, -┐   广,/
                ヽ ヽ ノ   / V
                    >、__ / _r'^{      /V乙-‐   ̄\
                / ̄ / /^Y´   ` ー厂 ∨        }           _,
                /   r┘」 -ヘ       <  _,ノ        `ュ=一…  ´ ̄
                  ! └ {   r‐-     } 」   /      /
              , ヘ  }_ ,ハ   f辷 』  r' |  /     /            _, -‐ ´
      _      /  |  r!Y        冫 `フ          _, -‐'¨ ̄
      ヽ\>┐/     >、 くiヽ-rヘ、__r¬イ   く{       _二フ´
.      _∨  ̄   _, -'   ` ヘ  l       {     ヽーァ< ̄
      `¬ヘ、_>‐'         \ヽ       、   イ / ̄ ̄/     ___
                     ヽヽ ̄`   ヽ    ヽ    /┐/ ̄    /ヽー'⌒\
                           ぃ_         ト、//´      _厶-─一く  ` ̄\_
                       〉ー ニ  / /      `ヽー一¬<      └‐-、   \
                      /   ヽ- '  ∧         \   ヽ    /     \  〈

5名無し物書き@推敲中?:2007/11/09(金) 21:27:17
>>1
乙カレーっす
6名無し物書き@推敲中?:2007/11/10(土) 11:44:53
>>1
7名無し物書き@推敲中?:2007/11/10(土) 20:55:31
                         ,、 '";ィ'
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.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
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   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /   またまたご冗談を
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ  
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
  '     //:::::::::            {.        V           /
        / ./:::::::::::::            ',       /         /
.    /  /:::::::::::::::::.            ',.      /   ,.、     /
8名無し物書き@推敲中?:2007/11/10(土) 22:06:44
http://www.null-box.com/cgi-bin/so/No_9107.txt
こきおろしてください
9名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 06:20:59
>>8
お前は数行前のテンプレも読めんのか
10名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 06:58:48
>>9
おれはそいつじゃないが別にテンプレにゃ抵触してないだろ
何のこと言ってるんだ?
11名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 08:23:17
12名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 08:31:18
>>9
これは失礼しました

http://www.null-box.com/cgi-bin/so/No_9107.txt
酷評お願いします
13 ◆1dgu21rmMc :2007/11/11(日) 10:22:17
「どこへ行くの」
「捜査だ」
「僕も行くよ」
 スバルは父の目を見据えた。
「だめだ」
「僕はこれまで、いろいろと事件を解決してきた。今回も協力させてくれ」
「お前には、今度のは荷が重すぎる」
「わかったよ」
 俯いたスバルの目は、冷たい光を帯びて哂っていた。
 父は港へ向った
「警視総監」
「日暮君、現状は、どうなっているかね」
 地味なスーツを着た日暮刑事は、コンクリートの桟橋が粉々に砕け散った残骸とまだ燃え続けている大型の客船を指した。
「乗客の避難と救助は完了しました」
 それから、朝市が開かれていた鉄筋の倉庫が崩れているのを指して、
「朝市には相当の人がいたようで、まだ救助中ですが、殆どは下敷きになって、恐らく死んでいますね」
14 ◆1dgu21rmMc :2007/11/11(日) 10:24:32
「そうか」
「そうです」
 聡志は朝市の開かれていたところに行った。レスキュー隊が懸命に救助をしている。邪魔してはいけないと思って、現場の指揮を取っている日暮の元に戻った。
「なにか分かったかね」
 日暮は心の内で、又来やがったと思った。日暮は普段から警視総監を見ているが、分かった事が二つある。一つは馬鹿だという事だ。警視総監なのだから、現場で邪魔をしてないで机で書類でも片付けて置けばいいのだ。
それをのこのこ出て来て、「何か分かったかね」と言う。捜査で忙しい事が分からないのか。関係ないことに一々しゃしゃり出て来る馬鹿者である。今一つは、傲慢だと言う事だ。いつも地位を鼻にかけている。
馬鹿である以上に我慢がならない事だった。警視総監の立場を利用して、いつも何かと口出しをする。しかも、それが偉ぶっている。本人に自覚がないから甚だ厄介だ。日暮は聡志が普段内で、「今日は休みなんだ」等と言って、
呑気に笑っている事を知っていた。日暮は警視総監に対して、まずこれだけの考察をしていたのである。
「は、まだなにも」
「この、役立たずが。これからは、私が指揮を取る。君は署に戻って書類でも片付けていたまえ」
「はっ、了解しました」
 と敬礼した日暮の顔からは表情が消えていた。日暮は懐の拳銃を取り出して、聡志に向けた。
「君、いったいなに」
 と言いかけた声を、銃声が掻き消した。日暮は黙ったまま、何度も引き金を引く。聡志の胸に血の斑紋が幾つも滲み、海に転げ落ちた。日暮は肩に銃を押し付けて発砲し、
「テロの犯人がいたぞ!」
 と叫んだ。駆けつけてきた同僚に、傷口を押さえながら、警視総監が殺された。自分も応戦したが肩に銃弾を受け、逃がしてしまった。まだ遠くには行っていない筈だ、と説明した。
「気を付けろ、犯人は銃を持っているぞ」
「救急車を呼べ、日暮刑事が撃たれた」
 大きな騒ぎになった。
「救急車が来たぞ」
 日暮は救急車で病院に運ばれた。
 その直後、再び港で爆発が起こった。
15 ◆1dgu21rmMc :2007/11/11(日) 10:26:29
その数分前、日暮刑事から現場を引き受けた港未来警視は港の倉庫に捜査本部を設置していたが、近くに潜んでいるはずの犯人を捕らえられずにいた。
「まだ、見つからんのか」
 港未来が机を拳で叩いた瞬間、倉庫と埠頭が爆発し、粉々になった。港が轟音に揺れ、救助をしていたレスキュー隊や捜査中の刑事達を巻き込んで、粉砕し海に沈んだ。港跡地にスバルの姿があった。
「……勝った」
 スバルは覚えず呟いた。港に取り付いていた、世界を滅ぼそうとしている大魔王デスゴリフールを打ち倒す事に成功したのだ。多大な犠牲を払った。厳しい、苦しい戦いだった。今、スバルの心は勝利の感慨で満ちていた。
「死ね!」
 後ろから声がした。スバルは振向いた。そこには、取り付かれたような顔をした港未来がいた。
「ふふふ、何を勘違いしている」
 とスバルは笑った。
「私がデスゴリフールだ」
 スバルはそう言って、また笑った。
 
 スバルの描いた漫画を編集長はさっきから読んでいる。オフィスは自社ビルの最上階にあって、広々とした中に、来客用の机とソファーがあり、その向うに仕事用のデスクが置いてある。
デスクに座って漫画を読んでいる爺さんが編集長である。爺さんの向うは硝子になっていて、通りの向いにあるビルが見えている。
 スバルはソファーに体重を預けて、机に足を組んで乗せながら、煙草を吸っている。
「どうですか、編集長」
「全く面白くない。君この程度で漫画家やっていけると思っていたのかね。アンケートも芳しくない。次回の五ページで打ち切りだ」
 スバルは相変わらず呑気にしている。煙草を灰皿に消しながら、こんな事を思っている。
 俺の漫画は面白くないものと見える。成程、面白くなければ打ち切られるだろう。アンケートの結果も悪かったようだ。五ページと言うのも頷ける。先週から連載を始めたドクター何とかと言う漫画は面白かった。
あれもギャグ漫画だが、俺のとは着眼点が違う。売れ行きが伸びそうだと、編集長は喜んでいた。俺も推薦をした甲斐があったと言うものだ。後を任せられる漫画があるのは嬉しい。
「そうですか。実はもう最終回は描いてあるのです」
 足を下ろして、デスクの前まで歩いて、原稿を見せた。
16 ◆1dgu21rmMc :2007/11/11(日) 10:29:27
 港の方で爆発音が聞こえた。窓の外には、穏やかな朝の空気が広がっている。黒い煙が上がっている以外は。スバルは窓を開けた。朝の冷たい空気が流れ込んで、清清しい。「計画通り」と、スバルは煙草をふかしながら呟いた。ドアをノックする音が聞こえた。
「スバル君、ご飯よ」
 ドアを開けるとそこには、警官と一緒にいる母の姿があった。スバルは警官に向って「おとうさん、さっき爆発があったみたいだけど、行かなくていいの」と言った。
「ああ、行かなくていいんだ。今日は、休暇だから」
「さあ、ご飯が冷めますよ」と母が言って、三人は階段を下り、一階の居間で朝食の席に着いた。祖母の姿が見えない。「おばあ様は」とスバルが聞くと、
「港の朝市に出掛けたわ」
 電話の着信音がなった。
「おばあさまがお亡くなりになりました」
 電話を取った父の手が震えた。
「ど、どういうことですか」
 電話の向うの声は、港で爆発があった事、それに祖母が巻き込まれた事を語った。過激派のテロかもしれない、と言った。
「許せない」
 と父は拳を握り締めた。母は余りの事態にただ震えている。死んだのは母方の祖母なのだ。
 父が玄関へ行く。
 笑うスバルと、港未来の前に婆さんが現れる。スバルの祖母である。
「わたしこそ、100億光年の彼方より飛来した愛と正義の美少女戦士、ビクトリーバーサンマン。貴様を倒してすべてを終わらせる」
「ふふふ、現れたな。聡志を殺した日暮も、私が操っていたのだ。私を倒せば元に戻るぞ。死人も生き返るし、港も元通りだ」
「ふふふ、貴様ごとき、この私が……うわあ、やられた」港未来はやられた。
 今、最後の戦いが始まる。しかし、筆者はここで筆を置くことにする……ビクトリーバーサンマンの勝利を願って。

 編集長は原稿を一瞥しただけで、
「ああ、これでいい。君とはもうお別れだな」
「そうですね、では」
 スバルは微笑を浮かべながら、オフィスを出た。

ギャグ小説です。酷評お願いします。
171/2完全犯罪:2007/11/11(日) 10:58:03
酷評お願いします。

 佐々木は、一人暮らしのアパートでライフルに弾を込めている。部屋は雑然としていて、煙草の煙が篭って、佐々木は息苦しかった。菓子も食いすぎたし、そろそろ時間だ。佐々木は立って窓を開けた。都会の薄汚れた冷たい空気が流れ込んで、煙が立ち迷う。夜、七時頃だ。
 生き返ったように伸びをして、ライフルをゴルフ・バッグに仕舞って、部屋を出て鍵をかけた。十一月十一日は鮫島竜信が決まってカラオケに行く日曜日だから、鉄砲の合法化を推し進める議員を粛清するのは今日しかないというのが、雇主と佐々木の達した結論だった。
 殺せなくても、発砲事件を起こしてくれるだけで好いと雇主は言った。捕まっても心配する必要はないとも約束した。
 佐々木は目を見ただけで、二つのことが分かった。一つは捕まったら命はないと言うこと。もう一つは成功しても命はないと言うことだ。
 そこで佐々木は、鮫島に寝返ることにした。鮫島は雇主について詳しく話した。彼が如何に愚かで非道で、人徳の欠片もない奴だと言うことを念入に説明して、彼が今日泊まるホテルを教えた。佐々木は心を決めた。
182/2完全犯罪:2007/11/11(日) 10:59:07
ホテルは豪華だ。大通りの一等地に、相応の土地を確保していて、正面は大理石を使った高貴な佇まいをしている。通りの反対側に高級なカラオケクラブがあり、南隣に映画館がある。北は銀行を挟んで大手のデパートになっている。駅も近い。
 ゴルフバッグを肩にかけて、エレベーターに乗って七階へ上がる。一緒だった爺さんと降りて、階段で十階まで上る。そして、1039室の前を通り過ぎて、廊下に誰もいない事を確認すると、ライフルを取り出して、駆け戻り、
ドアをノックして「ルームサービスです」と言う。
 「なんじゃあ」というしがわれた声がして、足音がドアの前で止まる。佐々木はドアスコープに銃を突きつけて、引き金を引いた。鈍い銃声の後に倒れる物音を聞いて、佐々木は隣の1040室に入る。
窓ガラスをライフルで壊し、用意していたハングライダーを使って、飛び立つ。
 そうして、鮫島の邸宅まで飛ぶ。庭に忍び込んで、居間で落ち着かない様子でワインを飲んでいる鮫島をガラス越しに見ると、ライフルで耳に狙いを付けて引き金を引く。一瞬で窓ガラスが粉々になり、鮫島の頭を貫通して壁に弾丸が突き刺さった。
 佐々木は部屋に侵入し、ライフルに鮫島の指紋を付けて、床に置く。次に懐から拳銃を取り出し、鮫島の手に握らせる。
 家には鮫島一人しかいない事を知っていたので、佐々木はライターと煙草を取り出し、一服する。庭にあらかじめ置いていた灯油を居間全体にふりかけ、煙草をそこへ落とした。勢いよく鮫島の家が燃え始めた。
 近くの公衆電話から佐々木は警察に連絡した。
19 ◆Sn00j.xXKg :2007/11/11(日) 11:07:05
シチュエーションコメディーです。酷評お願いします。

 Aはこれから、校長先生をやっつけに往く。なぜかというと、はげているし、
生意気だからだ。お父さんが学校の先生なので、銃を借りて、こないだ取った
子供運転免許証で、赤信号の前に駐車してあった、黒いセダンに乗って、
まずは警察署に往く。校長の住所をたずねて、警官から制服も借りる。
 家に着くと、降りるのを見てやがったのか、校長先生が出迎えやがる。ビビッてやがる。
客間に通されてやると、Aは椅子に座って、
「まあ、すわれ」
 と言う。校長先生は床に正座する。
「貴様はお兄さんの償いをしなくてはな」
 校長先生は頭を座敷にこすり付けて、「へへー」とほざく。
「貴様がたくさん宿題を出したせいで、お兄さんは交通事故にあって死んだ」
 また、「へへー」とほざく。
「三十秒以内にこの家を爆発させろ、さもなければこの家は爆発する」
 Aは話は終わりとばかりに、椅子を校長の後頭部にたたきつけて、
台所で銃をてんぷらにする。このまま放置すれば、家は燃えるだろう。
 変装に使った警官の服をトイレットペーパーの代わりに置いて、
「自殺します。犯人は警察官でAじゃないよ(コレ重要)」と書いた遺書を
郵便受けに投函する。
 完全犯罪を成し遂げたAは車に乗り込み、イグニッションキーをまわした。
途端に車が爆発した。ふきんの住民は、本日二度目の爆発に、困ったもんだと
不満の声を漏らした。
 警察はその夜、Aくんのお兄さんを逮捕した。なぜなら、はげているし、
生意気だからだ。それと、現場に燃え残っていた制服が彼のだったという
理由もある。更に言えば、Aくんがてんぷらにした銃は彼のだし、セダンを運転して、
爆弾を仕掛けたのも彼だからだ。
 なぜそんなに早く分かったかと言うと、彼は今日の早朝に校長先生を爆殺しようと
爆弾を仕掛けたのだが、失敗して、指名手配されていたからである。
20名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 11:23:32
>>17-18
語り口は悪くないね。ただ全然完全犯罪になってない(鮫島がやったという確証を作れていない)のと、
全然『鮫島に寝返』ってない(嘘ついた)ことのせいで、叙述トリックとして成立してないから、
読み物としては問題外。
ちゃんと練られたネタなら楽しく読めそうではある。
21名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 12:15:25
 夏は銃殺。反動が殺しの感触となって、手に伝わるのはすがすがしく、一撃で終わらせたときは最高だ。そうでなくても、悶えながら転がる的は一興だ。じわじわと殺す。殺すのは夜がいい。夏は夜。
 秋は刺殺。肉を刺す感覚が堪らない。返り血に染まるのも美しいが、汚れずに殺れた時は快感だ。切るのは首が良い。血が一気に吹き出て、噴水のような趣が出る。背中から脇腹に貫通させるのは、的の驚く顔が堪らない。殺すのは夕暮だ。秋は夕暮。
 冬は撲殺。じわじわと嬲るのが面白い。ブラックジャックを使う。首の骨を一撃で粉砕すると、骨が肌から突き出て、小気味の良い赤に染まっている。素手でやる時は、目玉を突き通して、脳味噌を弄る。寒い早朝に殺すと趣が出る。冬は早朝。
 春は絞殺。イタリア伝統のワイヤーを使う。背負って絞めると顔が見えないから、地面に倒して絞める。息をしようともがく顔が、やがて紫色に染まっていき、口から唾液が垂れ、目玉が飛び出てくる様は、格別だ。夜明けと共に殺すと、淡い喜びが溢れて涙が出る。春は夜明。
 殺しをすると、快感を味わえる時期と言うものがある。まずは、何と言っても十一月だ。それと二月もそうだし、三月と四月と五月、六七月に八月九月、正月、一月と、忘れてはいけないのが十月だ。
 的は読み物に夢中だ。後ろに俺がいるぞ。
22名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 12:42:11
次郎は小学校の通学路を、朝呼び鈴を鳴らして迎えに来た翔と一緒に歩いて、電柱の下にまだ乾いていない鳥の糞があったので、口に入っ
てたらどんな味がしたんだろうねと言うと、急に気持ちの悪そうな顔をして、暫く歩いて、道の隅に吐いたのを、汚いな、かぜでもひいた
の、と問いかける次郎に、お前のせいだとむせ返りながら返答して、どうしてだろうと思いながら、やがて学校に着くと、翔が泥を投げつ
けられ、いじめっ子に追いかけられて、ジャングルジムの上に泣きながら縋り付いているのを、ぼおっと見ていると、いじめっ子が泥を投
げつけたので、お前のせいだと言いながら、ジャングルジムに向かって泥を投げて、先ほどの事を思い出して、八つ当たりなのかな、と考
えていると、優等生の長橋君が仲間を引き連れて、いじめっ子を追い払って、お前もいじめたのか、と聞いてきたので黙っていると、翔が
次郎は違うよ、とかばってくれたので、やはり八つ当たりじゃないのかもしれないと再び迷って、教室へ行くが、翔君の上履がなかったの
で、どうしようと、聞いてくるから、知らない、と言って、一人で教室へ歩きながら、やっぱり八つ当たりだったのかな、と考えていた。


23名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 13:46:47
>>21
むりやりこじつけてる感が否めない。「殺すのは夜がいい。夏は夜。」とかの部分が特に。

>一撃で終わらせたときは最高だ。そうでなくても、悶えながら転がる的は一興だ。
>返り血に染まるのも美しいが、汚れずに殺れた時は快感だ。
異常性を語るときに、こういう「コレもいいけど、アレもいい」って文章はあまり良くない。
これは要するに「どちらでもいい」と取られるから、むしろ一般論の語り口。もっと
こだわりを出そう。
24名無し物書き@推敲中?:2007/11/11(日) 15:49:15
夏と銃殺のつながりが皆無で説明も一切無し。同じように夜がいい理由もわからない。
何が言いたいのかさっぱり
25名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 00:12:17
女性バレーをやっている。
狭いコートの中、ぴちぴちギャル達が乳を揺らしながらボールにくらい付く様は圧巻かつ勃起ものである。
俺はこれで六回射精をした。手を使わずに、である。チンコが自らどばどば精液をば吐き出した。まさに不肖息子といえよう。
もう、俺のジュニアったら。ダメな子ね。


酷評お願いします。
26名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 00:36:29
>>22
>>23
これって枕草子のパロディじゃないの?
春はあけぼのようよう白くなりゆくやまぎわってやつ
27名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 02:06:11
パロディにも不出来不出来があるもので
28名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 08:11:06
http://tamurakafka.h.fc2.com/toukou.html

書きかけのファンタジー?小説です。
酷評お願いします。
29名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 08:50:38
30名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 09:31:10
わたしは目を覚ました。たわしは目を見ました。
夢の残り香がまだ漂っている。夢のキッチンハイターがまだ漂白剤。
寝る子は育つと言うが、わたしはいつまで経っても子供だ。前略たわしはいい妻で経ってもどこもだ。
愛を考えたりする。割愛を考えたりする。
礼を考えたりする。省略。
省みるのは明日のこと。かえるみるのは梅雨のこと。
嘆きがわたしの心を蒼くする。景樹がたわしのここを蒼くする。
なぜ解ってもらえないのだろう。なぜ解答って 貰えないのだろう。
嗚呼、真実の愛。鳴子の子消し。

ちょっと、それしゃれにならないでしょ。昔から 中絶はタイヘンだったんちぇす。
鳴子は認めないでしょうね。乳母はお乳を出さなければならないので恒常的に妊娠状態でなくてはなりませんでしたある。
秘密をばらすなんて覚悟はおありでしょうね。アーソースット うまずめ(石女)の謎がノコルナーである。
この野郎人間の手がまだ触れない。おっと。
避けんな。おんまのあんよ則ち馬脚。
いえむしろバンビのあんよ。そうですねなでていい。
ほほほひざまづいておなめ。いえなでていいかって。
だめ。お と こ な の か ?
なっ ちがうわよ!!イエうまずめのこと。
キャー!キャー!



酷評お願いします。酢評お顧いします。
31名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 09:58:51
>>29
消えろアホw
32名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 10:44:39
>>31
あれは他人のサイトの文章ではないの? 酷評依頼出てる?
33名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 11:06:25
>>32
まずは落ち着いて>>28を開いてみるんだ
34名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 16:17:17
ははあ、黙って酷評依頼挿入して、こっちでは消えろアホ、かw
35名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 16:19:06
>>25
> 女性バレーをやっている。
狭いコートの中、ぴちぴちギャル達が乳を揺らしながらボールにくらい付く様は圧巻かつ勃起ものである。
俺はこれで六回射精をした。手を使わずに、である。チンコが自らどばどば精液をば吐き出した。まさに不肖息子といえよう。
もう、俺のジュニアったら。ダメな子ね。

場所はどこなんだ?
家でテレビを観ているのか?試合会場にいるのか?
オナニーをしていたのなら家であることは推測もつくが、
>手を使わずに、である。チンコが自らどばどば精液をば吐き出した。
というからには試合会場で勃起してそのままズボンの中にぶちまけた、とも受け取れる。

>まさに不肖息子といえよう。
もう、俺のジュニアったら。ダメな子ね。

この部分は文章が変質している。
自分の性器を>チンコ、>不肖息子、>ジュニア、と言い換えている意味も分らない。
もしギャグのつもりならばお寒いかぎりだ。
36名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 17:55:21
「コンバースはやっぱりあわないな」
駅からの帰り道、直人が優子に言った。これまでに直人はコンバースの靴を四足はきつぶしてきた。
その中の一つのデザインがとても好きで直人はそれを大事にした。
靴紐が赤と緑で少し毒々しいその靴はあまり、周りのうけはよくなかった。
その靴をはきつぶしてしまって以来同じ靴を直人は探した。
もう同じ靴は売ってないんです。店員はいつもそういうと直人に新しい型の靴をすすめた。
そうして靴を買う度に靴擦れで直人のかかとは擦り切れた。
「直人にはあわないんだよ、きっと」優子が冷えた手をすり合わせながら言った。

小説の書き出しです。どんどん酷評してください!
37名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:29:14
>>36
なんの小説の書きだしなんだ?
長編か、短編か、あるいはショートショートかそれによっても酷評のポイントは変わってくるぞ。
たとえば描写ひとつ取ってもそうだ。長編とショートショートではまるで違う。
38名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:31:54
>>28
>王都の郊外の、人がいない原野の真ん中に小高い丘があった。
>この丘の頂上から王都や、地平線まで続く小麦畑や、点在する村落が
>三六〇度のパノラマで見渡すことが出来る。
丘というのは緩やかに盛り上がった地形だから、原野の真ん中にあるという
表現はおかしい。さらに地平線が見えるとかパノラマとなると、丘というよりは
山じゃないかな。
王都という表現は剣の時代を思わせるね。

>車を丘の下に止めて運転手を待たせ、
あれ? 車がある時代なんだ。
特に説明がないみたいなんでガソリンで動いてるんのかな。
現代に近いテクノロジーなら、風景描写に現代らしい描写を入れたほうがいいな。
工場とかビルとか見えるはずだから。

>僕は部下に人払いを命じ、腰に下げた剣を地面に投げ出し、
剣を腰に下げてるの?

>懐に忍ばせておいたリボルバー式の拳銃を右手で取り出し
腰に剣、懐に拳銃って、どんな服装なんだw
軍装みたいな前ボタンなら懐に拳銃ってのはないぞ。
そもそも剣を持って歩けるなら、拳銃を隠す必要もないんじゃないか?

というわけで描写不足で世界観が全然わからない。
冒頭が説明というものマイナス。一人称なんだからリアルタイムで書いたほうがいい。
特にファンタジーの場合は、その時代のテクノロジーを街の風景描写や、人物の服装や装備を
通じて行わないといけない。ボディーガードの服装や装備の描写もないし、丘の上であった
女性の描写もない。その割には説明が多すぎ。
39名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:32:03
すいません。特に考えてないんですがなんか評価してほしかっただけです。
40名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:37:45
>>36
説明が続いているだけで、風景も人物もわかりません。
直人はどんな人物? 
優子は?
服装は?
表情は?
歩きながら話してるの?
季節は? 風景は? 時間は?
こういう部分を描写して、読者にイメージを伝えるのが小説。
41名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:39:22
>>36
にゃー。

それだけで成立しとっとよお。書き続けない話は切っとけ切っとけ。
42名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:42:31
なんかよくわかんなくて投稿してスレ汚しすまんこ。レスしてくれてありがと。
43名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:56:16
>>40
それを全部描写したら1レスじゃ足りないだろカス おまえが1レスでそれをすべて描写してみろハゲ
44名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 18:59:58
>>40 たった8行でそれを全部描写しろってことか。すごい要求だな。
45名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 19:08:42
>>43-44
1レス分でおさめなきゃいけない理由はなんだろ?
もちろん8行で収める必要もないと思うが。
46名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 19:11:06
ちょ!なんかあれさせるもと作ってるやん!!!ってか今コンビニのトイレで千円ひろったんだが届けるべきかな。
47名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 19:15:15
>>45って馬鹿?
48名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 19:17:32
このスレには馬鹿しかいないからね!
49名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 20:42:54
中学時代の恩師宛ての手紙です。卒業して5年たつのですが、
一度も手紙を出したり連絡をとった事はありません。
よろしくお願いします。超長文なので、2度に分けてレスします。

S先生へ

突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください。
朝夕冷え込む季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は平成○○年++中学校卒業生です。毎日のように先生にお礼をしたいと思い続けながらも
気恥ずかしく出し渋っているうちにもう5年もたってしまいました。
月日の流れは本当に早いものですね。++中学での2年2組、3年2組の2年間、
大変お世話になりました。クラスに同じ名字の子(Aさん)がいたため
「Mさん」と呼ばれていた事を懐かしく思い出します。
先生も、「Y先生」が二人いらっしゃったので「S先生」と呼ばれていましたね。
「S先生」という響きが、先生の親しみやすい感じとマッチしていて大好きでした。

私は今年4月、無事に成人する事ができました。
中学卒業式の日に先生が教室で 「みんなが二十歳になったら一緒に飲みましょう。」
とおっしゃった日が昨日のように思え、 感慨で胸がいっぱいになります。
中学2年に進級し、初日の担任発表会でS先生が担任だと知った際に
私は体育館中に響き渡る声で「やったー!」と 思わず叫んでしまい恥ずかしかったものですが、
あの時の嬉しさは今でも忘れません。
先生が担任をしてくださった事は本当にこの上ない喜びでした。
そして卒業の日、先生に見送られ卒業できたことを大変光栄に思います。
こうして今の私がいるのは、中学時代色々問題を起こす私を温かく見守り心配してくだった
先生のおかげです。深夜に家出を繰り返したり途中で学校を抜け出したり反抗してみたりと
時に非情な行動をし、多大なる迷惑をかけてしまったことをお詫びすると同時に、
そんな私に真正面から向き合っていただいた事に本当に感謝しています。
中学という自分と真剣に向き合い始める戸惑いの多い時代に、
中学生に負けない真剣さで私たちと接してくださった先生の姿に、皆が励まされた事と思います。
5049:2007/11/13(火) 20:45:03
>>49の続き

現在私は大学に通っており、「学ぶ」という事の楽しさと喜びを日々感じながら、
そして同時に、来年に中学の頃からの夢でもあった留学をする事を視野に入れて勉強に励んでいます。
大学では教養課程として様々な分野の講義を受けているのですが、
特に生物の講義が面白いです。私が理科好きになったのは、先生の好奇心を刺激する理科の授業のおかげです。
高校では化学や生物の成績優秀者として表彰されることがありました☆
本当に、先生の理科の授業は、私の最も好きな時間でした。初めての先生の授業の際、
立ち上がらんばかりに挙手をしていた自分を思い出すと、微笑ましい気分になります(笑)

大学生という、何でも自分のしたい事をできる立場にある今、
3年後に自分がどのようにして立派に社会へと踏み出すかを思い描きながら、
1日1日を有意義に過ごしたいと思っています。
また、一人暮らしも2年目に入り大分家事にも慣れてきましたが、
学業と家事の両立は思った以上に大変で、親のありがたみを実感する日々を過ごしています。
精神面だけでなく金銭面でも早く親から自立できるよう、着実に前に進んで行きたいと思っています。

日に日に寒さが増しているので、体にお気をつけてお過ごしください。
先生は××の際にブースを出されたそうで、その事を知っていたら会いに行っていたのに
と思い残念です。いつかお会いしてお話ができる日がすぐに訪れることを願っています。
5150:2007/11/13(火) 21:08:14
>>50 の1・2段落を修正しました。

現在私は大学に通っており、「学ぶ」という事の楽しさと喜びを日々感じながら、
勉学に励んでいます。大学では教養課程として様々な分野の講義を受けているのですが、
特に生物の講義が面白いです。私が理科好きになったのは、
先生の好奇心を刺激する理科の授業のおかげです。
(高校では化学や生物の成績優秀者として表彰されることがありました☆)
本当に、先生の理科の授業は、私の最も好きな時間でした。初めての先生の授業の際、
立ち上がらんばかりに挙手をしていた自分を思い出すと、微笑ましい気分になります(笑)

大学生という、何でも自分のしたい事をできる立場にある今、
3年後に自分がどのようにして立派に社会へと踏み出すかを思い描きながら、
1日1日を有意義に過ごしたいと思っています。理想は、
国際協力の職業に就き国際平和に貢献する事です。
その夢に一歩でも近づけるよう、現在、
来年中学の頃からの夢でもあった留学をするための準備をしています。
また、一人暮らしも2年目に入り大分家事にも慣れてきましたが、
学業と家事の両立は思った以上に大変で、親のありがたみを実感する日々を過ごしています。
精神面だけでなく金銭面でも早く親から自立できるよう、
着実に前に進んで行きたいと思っています。
52名無し物書き@推敲中?:2007/11/13(火) 23:23:34
>>40 を読んで>>36をどう書くのかなと考えてみたんだが、問題の赤緑紐の
コンバースの靴に合うズボン、合う上着、合う靴下がなにか知らないと1行も
書けないことに気づいた。
 赤緑紐のコンバースを好んで履く男子がどんな格好なのかを具体的に書
けば、直人がどんなやつかが分かる。そんな直人についていく優子がどんな
女子かも想像できてしまうと思う。
 風景とか時間とか一般的に言われる描写もそうだけど、8行に絞って書くなら
>>36のセンスでしか書けないファッション描写に力を割いたらどうか。

 ……そしてまるっきりオタク趣味じゃんwと笑われよう。それも修行だ。
53名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 01:11:55
>49
むかし読んだやつと酷似しているのは気のせいか
54名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 01:31:50
>>53
いや、おれもそう思ってスルーした。
アドバイスがたくさんついたんだが、それに感謝してというか粘着してというか、
改訂版を延々とアップしたやつ。
5549:2007/11/14(水) 07:12:02
実は8ヶ月前にも手紙を書いたのですが、
ある事情があって出せなかったのです。(そのときはニートだったので。。)
現在は大学に入ったので、今度は本気で出したいと考えているので、
どうかよろしくお願いします。
(笑)などのマークはやめた方が良いというアドバイスを頂いたのは覚えています。
しかしあまりにも堅苦しい文章になるもの避けたかったので、入れてみました。
おまえは読むんだよ
俺の書いた文章を必ず読むんだ
読まずにいられない
なぜか?
おまえは俺になりたかったからだ
おまえは俺に怯えているからだ


    なによりおまえはアスペルガーだからだよ


そして踊り出す。おまえというよりお前の中のアスペルガーが踊るんだ

    病気には勝てない
    運命には逆らえない

おまえが俺を被害者に選んだときにおまえの命運はつきた

    可哀想になあ。慈悲は見せないが
 
57名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 09:17:41
>>40
登場人物の服装の描写って必要ですか?
58名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 09:25:43
おまえらーーーーーーーー!!!!!!!!

議論・質問・評者への苦情は別館でどうぞ!!!!!!!!!!!!

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/

別館でどうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/


別館でやりましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
59名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 10:07:31
>>57 

>>36のわずか8行の文章を読んで、描写がない描写がない、とわめき散らす>>40は、
このスレによく出没する描写馬鹿だから無視しましょう。服装の描写は必ずしも必要で
はありません。あえて外見は書かずに読者の想像にまかせるといった手法もありますが、
このスレでは描写はできるかぎり詳しく書きこまなければならない、詳しく書かないと何が
なんだかさっぱりわからない、と主張する人たちが頻繁に現れます。
そういう人たちは想像力が欠如していると言わざるをえません。おそらく読書不足でしょう。
描写と説明の違い、そして「描写=詳しく書く」という勘違いに早く気づいてほしいものです。

60名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 14:08:48
>>55
他にも書いてみ
単一の作品しか書けないのだったらやめた方がいい
61手紙1:2007/11/14(水) 15:25:58
修正があったので、もう一度修正後の手紙を載せます。

S先生へ

突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください。
朝夕冷え込む季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は平成○○年++中学校卒業生です。毎日のように先生にお礼をしたいと思い続けながらも
気恥ずかしく出し渋っているうちにもう5年もたってしまいました。
月日の流れは本当に早いものですね。++中学での2年2組、3年2組の2年間、
大変お世話になりました。クラスに同じ名字の子(Aさん)がいたため
「Mさん」と呼ばれていた事を懐かしく思い出します。
先生も、「Y先生」が二人いらっしゃったので「S先生」と呼ばれていましたね。
「S先生」という響きが、先生の親しみやすい感じとマッチしていて大好きでした。

私は今年4月、無事に成人する事ができました。
中学卒業式の日に先生が教室で 「みんなが二十歳になったら一緒に飲みましょう。」
とおっしゃった日が昨日のように思え、 感慨で胸がいっぱいになります。
中学2年に進級し、初日の担任発表会でS先生が担任だと知った際に
私は体育館中に響き渡る声で「やったー!」と 思わず叫んでしまい恥ずかしかったものですが、
あの時の嬉しさは今でも忘れません。
先生が担任をしてくださった事は本当にこの上ない喜びでした。
そして卒業の日、先生に見送られ卒業できたことを大変光栄に思います。
こうして今の私がいるのは、中学時代色々問題を起こす私を温かく見守り心配してくだった
先生のおかげです。深夜に家出を繰り返したり途中で学校を抜け出したり反抗してみたりと
時に非情な行動をし、多大なる迷惑をかけてしまったことをお詫びすると同時に、
そんな私に真正面から向き合っていただいた事に本当に感謝しています。
中学という自分と真剣に向き合い始める戸惑いの多い時代に、
中学生に負けない真剣さで私たちと接してくださった先生の姿に、皆が励まされた事と思います。
62手紙2:2007/11/14(水) 15:28:40
現在私は大学に通っており、「学ぶ」という事の楽しさと喜びを日々感じながら、
勉学に励んでいます。大学では教養課程として様々な分野の講義を受けているのですが、
特に生物の講義が面白いです。私が理科好きになったのは、
先生の好奇心を刺激する理科の授業のおかげです。
(高校では化学や生物の成績優秀者として表彰されることがありました☆)
本当に、先生の理科の授業は、私の最も好きな時間でした。初めての先生の授業の際、
立ち上がらんばかりに挙手をしていた自分を思い出すと、微笑ましい気分になります(笑)

大学生という、何でも自分のしたい事をできる立場にある今、
3年後に自分がどのようにして立派に社会へと踏み出すかを思い描きながら、
1日1日を有意義に過ごしたいと思っています。理想は、
国際協力の職業に就き国際平和に貢献する事です。
その夢に一歩でも近づけるよう、現在、
来年中学の頃からの夢でもあった留学をするための準備をしています。
また、一人暮らしも2年目に入り大分家事にも慣れてきましたが、
学業と家事の両立は思った以上に大変で、親のありがたみを実感する日々を過ごしています。
精神面だけでなく金銭面でも早く親から自立できるよう、
着実に前に進んで行きたいと思っています。

日に日に寒さが増しているので、体にお気をつけてお過ごしください。
先生は××の際にブースを出されたそうで、その事を知っていたら会いに行っていたのに
と思い残念です。いつかお会いしてお話ができる日がすぐに訪れることを願っています。

>>60
この手紙ではまずいという事ですか?
8ヶ月に書いたものとは結構違う内容なのですが・・・。
特にそのころは大学など行っていなかったので、。

自分の事を「微笑ましい」というのはかなり可笑しな表現ですよね。。
ですがこれ以外の表現方法が見つかりませんでした。
何か他の良い表現を教えて下さい。
63名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 17:26:57
>>62
ちゃうよ。内容はともかく一つの作品に根つめるよりどんどん違うコンセプトで新しいのを書き続けた方が身につきやすいから、どんどん違うの書いてみと言ったの。それができなかったらやめとき。
64名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 17:36:48
>>63
早く手紙を投函したいのですが。。
なので修正すべきところをしてきしていただけたらと思います。
65名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 17:52:59
>>57
手元にある小説を開いてみればいいよ。
基本的には服装の描写は必要。
なぜかというと、服装を描写することによって人物像が浮かんでくるから。
それによって説明を省くことができる。

例えば、>>36の場合、主人公が学生服なりセーラー服であるならば
高校生くらいかなと想像がつくわけ。情景の描写を入れて朝なのか、夕方
なのかをはっきりすれば、帰宅の途中なのか、通学の途中なのかもわかる。

こういう描写を入れないと、
「○○はどこそこ高校に通うなんとかで、部活を終え帰宅する途中だった」
という説明調の文章になってしまう。
66名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:01:23
あい分かった。
>>61-62
>温かく見守り応援してくだった
誤字注意ね。

あと、「微笑ましい」のことだけど、自分で言うのが変だと思ったら「自分で言うのも変ではありますが」を「微笑ましい」の前につけたらいい。

後はいいと思う。手紙は自分らしい文章だと思ってもらえるのが一番だよ。
67名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:04:19
>>66
ありがとうございます。
応援をされたわけではないですが、応援という表現の方が良いですか?

なるほど、「微笑ましい」の前にそのような言葉を付け足せばよいのですね。
「微笑ましい気分になります」を「苦笑いしてしまいます」に変えるというのはどうでしょうか?
68名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:10:17
>>67
応援の所はごめん、auなもんでコピペできなくて、ちくちく書いたら間違ってた。
笑い方は好きな方を書いて、どきどきしながら出してみ。
69名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:14:47
>>68
ありがとうございます。
確かにめちゃくちゃドキドキしてます。。
ドキドキしている事を手紙に書いても良いでしょうか。
書く場合はどこに書けばいいでしょうか?
70名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:15:09
>>65
そういうのは「クラスのみんなにはウケが悪い」とか「店員は胡散臭い高校生だといいたげに」とか入れた方がもっと効率よくね?
71名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:18:10
>>69
少なくとも、ここに書く事ではないね。リライトスレで尋ねる事やね。
72名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:20:54
>>63
それって体験談?
自分で実証済みのアドバイス?
73名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:23:15
>>65
>基本的には服装の描写は必要。

基本はあくまでも基本。君は基本に忠実なつまらない小説でも書いてなさい。
74名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:31:12
>>57
で、服装描写というのは、その描写を通じてキャラを立てる手段なので、
場所や職業その他の人物像の描写がしっかりできていれば、削ってもいい。

例えば、高校で授業を受けている最中ならば、特別な描写がなくても制服姿
なんだろうと想像がつくから、服装を描写する必要は薄くなる。
サラリーマンの通勤ということで、季節もはっきりしていれば、描写がなくても
スーツ姿だろうとわかる。特別な描写を入れなくてもストーリーは進む。

ただ、スーツ姿にしても、普段着にしても、安物でヨレヨレのものと、ブランド物では
キャラが違ってくるよね?
何を描写してどこを削るのかは好みになるが
「描写はできるけど不用と判断して削った」ものと、そもそも「設定をつめていないので描写できない」
のでは全然話が違ってくるわけ。
後者のタイプだと、まとまった量の小説を完成させることも難しいはず。
(で、SSばかり書くようになる)

いずれ>>36の調子で何枚書けるのかを試してみればいいよ。
75名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 18:54:46
>>61
いまさらなレスだけど、この手紙は恩師への感謝の手紙なんだろう?
「当時はお世話になりありがとうございました。それはそうと私はこんな充実ライフを送ってます。それでは」
だと、感謝は前口上で本題は現状報告、って手紙なんだと受け止められてしまうおそれがあるぞ。
今の私があるのは先生のおかげですということを印象的に伝えることを第一に考えたほうがいいんじゃないか?

もちろんあらゆる箇所で「これは先生のおかげ、これも先生のおかげ」なんて言ってたんじゃ
逆に白けさせてしまうので、お前がどうしてその先生に感謝しているのか、その理由を自己分析して見つける。
まさかとは思うが「私は学生時代に先生のことを慕っていました」ってことを伝えるだけの手紙じゃないんだよな?
本当にお前が感謝しているというなら、核となる大きな恩があるはずなんだから、そのことを感謝することを
テーマにした文章にしないと感謝は伝わらないぞ。

あと文体についてのこまかいことだけど、どの程度口語的に語りかけるような文体にするのかちゃんと決めておけ。
『お詫びすると同時に』なんてのは堅苦しい文語寄りの表現だ。ここがまわりから浮いてると、まるで謝罪文の型に
はめただけの言葉に見えてしまうから、心からの詫びの気持ちが伝わらない確率が高い。

あともっとどうでもいいことだけど、「自分で言うのも変ですが」より「我がことながら」のほうがスマート。
7661:2007/11/14(水) 19:15:00
>>75
ありがとうございます。
「何を感謝しているか」についてもっと詳しく書いた方が良いのですね。
しかし何を特に感謝しているかと問われると・・・
ネガティブな話になってしまって暗い手紙になりそうです。
例えば深夜の2時とかに私の家出先を探してもらったり家に駆けつけてもらった事が
最も迷惑をかけたことだと思っています。
また、私が学校から抜け出したり携帯を触っているところを見て見ぬふりをして
もらったり・・・。
こんな具体的な話を書いた方が良いのでしょうか?
“お詫び”という表現はやめた方が良いのですね?
“微笑ましい”はやめて、苦笑いの方を取ることにしました。
77名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:16:45
>>74 服装でしかキャラを立てられないって筆力がないんだろうな。そりゃだめだわ。
服装だけで登場人物がどんな奴が表現できると思ったら大間違いだぜ!
78名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:21:51
>>76
わかりづらかったか。「お詫び」よりも「すると同時に」のほうを指摘したかった。
言い回し変えたほうがいいぞ。
79名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:22:03
彼はのっぺらぼうだ。全裸である。
辺りには何もない。真っ暗だ。星も雲も月も出ていない。
彼は歩き出した。すぐに、転んだ。
死んだ。


酷評お願いしますm(_ _)m
80名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:23:12
>>74
>安物でヨレヨレのものと、ブランド物ではキャラが違ってくるよね?

両極端だなあ。
おまえの小説に出てくるのは貧乏人か金持ちしかいないのか。
携帯小説並みの安易なキャラ設定だ。
世の中には、なんの特徴もない普通の服着てる奴のほうが圧倒的に多い。
そういうキャラを表現するには服装描写なんざなんの意味も持たないんだよ。

8161:2007/11/14(水) 19:28:41
>>78
了解しました。練り直してみます。
感謝の内容の詳細について、具体的にどのようにすべきか教えて下さい。
82名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:37:28
>>79
彼はのっぺらぼうだ。全裸である。
辺りには何もない。真っ暗だ。星も雲も月も出ていない。
彼は歩き出した。すぐに、転んだ。
死んだ。


ダメだな。描写がまったくされていない。
>彼、がどんな人物なのか、(たとえば二重マブタであるとか、鼻筋が通っているとか)かんたんにでいいから外見的な特徴を書くこと。服装も。
あと場所もまったく分らない。回りに何があるのか、丁寧に描写していかないと……。

83名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:39:35
  
 

      おはようからおやすみまで一人で盛り上げる顔無し残飯

 
  
84名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:40:14
なんつー
ひねりも工夫もない自作自演…
よく恥ずかしくないな。
85名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:41:56
>>82
お前は馬鹿か?
二重マブタののっぺらぼうとかいるのか?
服装とか周りの描写?ハァ?
全裸で辺りには何もないつーてんだろうが、ゴルァ!
8661:2007/11/14(水) 19:43:14
>>61 の2段落目を、>>75 さんの指摘されたように直してみました。
なんか暗くなってしまった気がするのですが・・・どうでしょうか・・・?

私は今年4月、無事に成人する事ができました。
中学卒業式の日に先生が教室で 「みんなが二十歳になったら一緒に飲みましょう。」
とおっしゃった日が昨日のように思え、 感慨で胸がいっぱいになります。
中学2年に進級し、初日の担任発表会で茂樹先生が担任だと知った際に
私は体育館中に響き渡る声で「やったー!」と 思わず叫んでしまい恥ずかしかったものですが、
あの時の嬉しさは今でも忘れません。先生が担任をしてくださった事は本当にこの上ない喜びでした。
そして卒業の日、先生に見送られ卒業できたことを大変光栄に思います。
こうして今の私がいるのは、中学時代色々問題を起こす私を温かく見守り気にかけてくだった
先生のおかげです。どうしても謝りたいと思っていたのですが、
深夜に家出を繰り返したり反抗してみたりと時に非情な行動をして迷惑と心配をかけてしまい
本当にすみませんでした。そしてそんな私に真正面から向き合っていただき、
ありがとうございました。
在学中は徐々に素直に感情を表現できなくなってしまった私ですが、
今振り返ると、「先生は私を見捨てない。」という安心感が私の心の支えとなっていました。
私だけでなく皆、思春期という自分と真剣に向き合い始める戸惑いの多い時代に、
中学生に負けない真剣さで私たちと接してくださった先生の姿に励まされた事と思います。
87名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:45:18
>>84
なんかこのスレがぜんぶ自演に見えてきた・・・
88名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:45:39
>>85
はいはい、もういいから
89名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:47:47
>>87
自演かもしれないと疑う必要はないよ。
これは自演だ、と思いたいものだけ自演だと思うのが良いよ。
90名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:48:40
>>88
自分の書き込み以外はみんな自演認定かよ、ゴルァ!
91名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:48:53
>61
そういう人に頼りっぱなしの傾向やめな。
大学入ったのなら、少しは自信がついたろうが。
1レスに1レス返して、そのたびに質問なげかけるって、自分でどうかと思わないのか
92名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:50:36
>>90
はいはい、わかったわかった
自演じゃない自演じゃない
えらいえらい
9361:2007/11/14(水) 19:51:02
>>91
最高の手紙にしたいんです。。すみません。
>>86 の修正案についてアドバイスをいただけたら光栄です。
94名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:53:01
最高の手紙
最高の手紙
最高の手紙
最高の手紙
最高の手紙
95名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:53:01
くだらないレスの応酬は止めてください。
そういうのは別館の方で(-.-;)
96名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 19:53:09
>>92
ちょw
97名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:02:50
 

      おはようからおやすみまで一人で盛り上げる顔無し残飯

 
98名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:04:32
>>79は酷評のしようがないよね。
本人が自演で暴れているみたいだけどw
あえて何かいうとすればネタにしか見えない、ってことかな。SSにしてもオチがなげやりだし。
評価して欲しかったら千文字くらいは書いて。
99名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:08:18
100名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:09:04
>>86
突貫工事のせいでほころびが出てきてるぞ。
『謝りたいと思っていたのですが、〜〜すみませんでした』はちょっとおかしいだろう。
それと「お詫び」は「謝り」にしたら駄目だ。

俺が>>75で最初に言ったやつは「挨拶→感謝→現状報告」を「挨拶→現状報告→感謝」にしたほうが
いいんじゃないかってことだったんだよな。わかりづらいレスですまんかった。
そんでそれを実行するには文章全体を書き直す必要があるんじゃないかね、ってことなんだわ。
「いまさらなレス」ってのはそういう意味。

でもこれって本当に出す手紙なんだよな?どう書き直すべきかって明確なところが見えてこないなら
今のままで出したほうが無難かもしれない。ビジョン持たずにぶっ壊しても支離滅裂にさせちゃうだけって
ことになりかねないから。>>81で具体的に教えてくれって言ってるけど、詳しい事情知らないし
構成の仕方は細かいテクニックから俺自身の感性までまじえて作っていくものだから
ここでのレスで「こうしなさい」とは悪いけど言えない。
一生懸命書いてるっていう雰囲気は>>61-62でも伝わってはくるよ。
「お前が言うな」って言われそうだけど、このままでいいんじゃね?
101名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:13:42
いつまで経っても、一次通過できない 残飯


1.すげぇ!いい新人賞あったぞ!俺様のための公募だだ!と募集内容に満足して、何故かすぐに書き始めない

2.受賞して挨拶しているところを想像し、それに満足して数日が過ぎる。
3.問い合わせするなと書いてあるのに編集部の電話番号を調べたりする
4.掲示板で「今日は何枚書いた」ウソを書き続ける
5. 関係妄想から掲示板で有名人のデマを流すのに忙しくて書けない

書かないので、当然何も進展するはずもない。

5.そして、締め切りが近付き、慌てて書き出すが宿敵のジジイにネチネチ締め上げられてスレッドで毎日コピー合戦に引きずり込まれる
6. ようやくジジイの作戦に気づいて無理矢理この6年間使い回している「ノーベル賞候補作」を仕上げるが

      「消印有効ではなく 必 着 」

  に気付いてギャーァァァァ!暴れ必着

7.まぁいいさ、縁がなかっただけさ。また誰かのアーカイブからパクって掲示板で他の受賞者の猥褻ネタデマを流して脅迫でもしよう(1に戻る)

102名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:18:12
>>101
>俺様のための公募だだ!
すごく興奮しているのは伝わってくる。
103効いたなククク:2007/11/14(水) 20:26:38
いつまで経っても、一次通過できない 残飯


1.すげぇ!いい新人賞あったぞ!俺様のための公募だだ!と募集内容に満足して、何故かすぐに書き始めない

2.受賞して挨拶しているところを想像し、それに満足して数日が過ぎる。
3.問い合わせするなと書いてあるのに編集部の電話番号を調べたりする
4.掲示板で「今日は何枚書いた」ウソを書き続ける
5. 関係妄想から掲示板で有名人のデマを流すのに忙しくて書けない

書かないので、当然何も進展するはずもない。

5.そして、締め切りが近付き、慌てて書き出すが宿敵のジジイにネチネチ締め上げられてスレッドで毎日コピー合戦に引きずり込まれる
6. ようやくジジイの作戦に気づいて無理矢理この6年間使い回している「ノーベル賞候補作」を仕上げるが

      「消印有効ではなく 必 着 」

  に気付いてギャーァァァァ!暴れ必着

7.まぁいいさ、縁がなかっただけさ。また誰かのアーカイブからパクって掲示板で他の受賞者の猥褻ネタデマを流して脅迫でもしよう(1に戻る)

104名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:26:45
ハイさん、やるな!
断定の助動詞をふたつ重ねることによって残飯さんの狂気を見事なまで表現し切っている。
これは今までにない斬新な手法であり、文学界を驚嘆させ得ることは間違いない。
まさに天才文士の面目躍如といえよう。
105効いたなククク:2007/11/14(水) 20:29:19
いつまで経っても、一次通過できない 残飯


1.すげぇ!いい新人賞あったぞ!俺様のための公募だだ!と募集内容に満足して、何故かすぐに書き始めない

2.受賞して挨拶しているところを想像し、それに満足して数日が過ぎる。
3.問い合わせするなと書いてあるのに編集部の電話番号を調べたりする
4.掲示板で「今日は何枚書いた」ウソを書き続ける
5. 関係妄想から掲示板で有名人のデマを流すのに忙しくて書けない

書かないので、当然何も進展するはずもない。

5.そして、締め切りが近付き、慌てて書き出すが宿敵のジジイにネチネチ締め上げられてスレッドで毎日コピー合戦に引きずり込まれる
6. ようやくジジイの作戦に気づいて無理矢理この6年間使い回している「ノーベル賞候補作」を仕上げるが

      「消印有効ではなく 必 着 」

  に気付いてギャーァァァァ!暴れ必着

7.まぁいいさ、縁がなかっただけさ。また誰かのアーカイブからパクって掲示板で他の受賞者の猥褻ネタデマを流して脅迫でもしよう(1に戻る)

106名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:31:05
>>103では「だ」を三つ重ねて欲しかったな……。
お笑いでいうところの天丼。
やっぱ、まだまだだな。
ハイさん……。
107 ◆MQspxckLis :2007/11/14(水) 20:31:24
酷評お願いします。

 朝、重い通学鞄を片手に電車を降りて、学生だけで混雑した小さな駅から、
歩道橋へ続く通学の波に従って、渡り終えると、小さな道を横切った向うが
学校になっていて、校門に立たれている先生に、それぞれ挨拶して、
中に入っていく。
 砂利の中にコンクリートの小道が校舎まで続いて、二重ドアの一つ目を
学生証のIDで、二つ目を指紋で開けて、上履に履き替えて上がる。
 廊下は右側が教室で、左側にはガラス越しに熱帯雨林が広がって、
時折、猿がガラスを叩いたりして騒がしいが、風情がある。
 広々とした廊下を、真直ぐに進んで、教室に着くと、ボタンを押して
ドアを開ける。教室は、肘掛のある椅子と快適なデスクにパソコンが
乗ったのが、地平線の彼方まで続いて、デスクの列と列との間に、
ベアリング・ロードが走っている。
 歩いて教室の真中まで行き、ベアリング・ロードに乗って、席が遠いので
体のバランスを大きく後ろへ傾け、滑るように移動する。デスクとデスクの
間を一瞬で駆け抜け、入口から三十キロ程の位置にある自分の席に着いた。
 席に着くと、一時間目は世界史のであるから、パソコンの画面から選択
する。上から円形のチューブが下りてきて、デスクは垂直に浮いて、
その中を大講義場まで移動していく。

108効いたなククク:2007/11/14(水) 20:32:37
いつまで経っても、一次通過できない 残飯


1.すげぇ!いい新人賞あったぞ!俺様のための公募だだ!と募集内容に満足して、何故かすぐに書き始めない

2.受賞して挨拶しているところを想像し、それに満足して数日が過ぎる。
3.問い合わせするなと書いてあるのに編集部の電話番号を調べたりする
4.掲示板で「今日は何枚書いた」ウソを書き続ける
5. 関係妄想から掲示板で有名人のデマを流すのに忙しくて書けない

書かないので、当然何も進展するはずもない。

5.そして、締め切りが近付き、慌てて書き出すが宿敵のジジイにネチネチ締め上げられてスレッドで毎日コピー合戦に引きずり込まれる
6. ようやくジジイの作戦に気づいて無理矢理この6年間使い回している「ノーベル賞候補作」を仕上げるが

      「消印有効ではなく 必 着 」

  に気付いてギャーァァァァ!暴れ必着

7.まぁいいさ、縁がなかっただけさ。また誰かのアーカイブからパクって掲示板で他の受賞者の猥褻ネタデマを流して脅迫でもしよう(1に戻る)

10986:2007/11/14(水) 20:35:46
>>100
なるほど、構成自体を変えた方が良いという事なのですね。

大改造をしてみました。二度に分けてレスします。

Y.S先生

 突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください。
朝夕冷え込む季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は平成○年**卒業生です。毎日のように先生にお礼をしたいと思い続けながらも、
気恥ずかしく出し渋っているうちにもう5年もたってしまいました。
月日の流れは本当に早いものですね。
××中学での2年2組、3年2組の2年間、 大変お世話になりました。
クラスに同じ名字の子(Aさん)がいたため 「Mさん」と呼ばれていた事を懐かしく思い出します。
先生も、「Y先生」が二人いらっしゃったので「S先生」と呼ばれていましたね。
「S先生」という響きが、先生の親しみやすい感じとマッチしていて大好きでした。

私は今年無事に成人することができました。中学卒業式の日に先生が教室で
「みんなが二十歳になったら一緒に飲みましょう。」 とおっしゃった日が昨日のように思え、
感慨で胸がいっぱいになります。
そして現在、大学で「学ぶ」という事の楽しさと喜びを感じながら日々勉学に励んでいます。
大学では教養課程として様々な分野の講義を受けているのですが、特に生物の講義が面白いです。
先生の、好奇心を刺激する理科の授業が私を理科好きにして下さいました。
(高校では化学や生物の成績優秀者として表彰されることがありました☆)
本当に、先生の理科の授業は、私の最も好きな時間でした。
初めての先生の授業の際に立ち上がらんばかりに挙手をしていた自分を思い出すと、
苦笑いしてしまいます(笑)
110109:2007/11/14(水) 20:36:55
>>109の続き

こうして今の私がいるのは、中学時代色々問題を起こす私を温かく見守り気にかけてくだった
先生のおかげです。中学2年に進級し、初日の担任発表会でS先生が担任だと知った際に
私は体育館中に響き渡る声で「やったー!」と 思わず叫んでしまい恥ずかしかったものですが、
あの時の嬉しさは今でも忘れません。先生が担任をしてくださった事は本当にこの上ない喜びでした。
そして卒業の日、先生に見送られ卒業できたことを大変光栄に思います。
深夜に家出を繰り返したり反抗してみたりと時に非情な行動をして迷惑と心配をかけてしまった事を
心からお詫びします。そしてそんな私に真正面から向き合っていただき、
本当にありがとうございました。在学中は徐々に素直に感情を表現できなくなってしまった私ですが、
今振り返ると、「先生は私を見捨てない。」という安心感が私の心の支えとなっていました。
私だけでなく皆、思春期という自分と真剣に向き合い始める戸惑いの多い時代に、
中学生に負けない真剣さで私たちと接してくださった先生の姿に励まされた事と思います。

大学生という、何でも自分のしたい事をできる立場にある今、
3年後に自分がどのようにして立派に社会へと踏み出すかを思い描きながら、
1日1日を有意義に過ごしたいと思っています。
理想は、国際協力の職業に就き国際平和に貢献する事です。その夢に一歩でも近づけるよう、
現在、来年に中学の頃からの夢でもあった留学をするための準備をしています。
また、一人暮らしも2年目に入り大分家事にも慣れてきましたが、
学業と家事の両立は思った以上に大変で、親のありがたみを実感する日々を過ごしています。
精神面だけでなく金銭面でも早く親から自立できるよう、着実に前に進んで行きたいと思っています。

日に日に寒さが増しているので、体にお気をつけてお過ごしください。
先生は++の際にブースを出されたそうで、その事を知っていたら会いに行っていたのにと思い残念です。
いつかお会いしてお話ができる日が訪れることを願っています。
111名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 20:52:55
つらりつらりと文章を書くそのこは琴子という名前でようやく十六になったばかの艶やかな髪の持ち主であった。
私がはじめて琴子と話したのは毎週火曜日に通っているお習字の時で、耽美な雰囲気を醸し出す彼女を同性なが
ら眺めて至福を感じるほど彼女は妖艶であった。
「墨が小さくなってしまって。申し訳ないのだけれどかしてくださるかしら」と琴子が私に向けて話しかけて
「いいですよ。もう摺りおわりましたから」と私が答えたのが二人の初めての会話であったと記憶しているけれど、
琴子は、「あら、展覧会の時にお話したはずよ」と教えてくれた。
琴子とわたしとの共通点、それは女性であること、同性というだけで全く異なるものであり、違う人間なのだから
あたりまえかもしれないといわれそうだが、何か大きくにちがうのだ。
たとえば私は琴子のような白にほんわりと赤みが差したやわらかい頬ではないし、おでこ丸くもひろくない。
琴子のように華奢ではなくわたしはひょろっとしていて黒目がちでもないし眉は弓を描いてない。
琴子は人を憚ることはしないけど威が強いのに愛されて、私は人がいいのに嫌われる。

投稿しようとしている小説の一部でありんす。
琴子がどのような子かイメージできますでしょうか?
112 ◆MQspxckLis :2007/11/14(水) 20:57:37
酷評お願いします。

 二十四日、祭りがあるので、皆涼しげな格好をして、浴衣など着て見に行く。
平生は寂れた通りの、盛り上がった賑やかである様、特に面白い。
出店は、綿菓子、たこ焼、焼き鳥に、団子屋もあって、小さな子どもが、
親にせがむのも、似つかわしい光景である。

 熱気に蒸され、川原に涼みに出ると、清らかな流れの上で、蛍が闇に
飛び違っている。綺麗な虫の音に、一つ二つが群れを離れて、
奥へ消え去っていくのも、風流である。
113名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 21:06:35
だから>>54で、言ったんべよ!
8ヶ月まえのデジャ・ヴじゃねえか。
エンドレス質問&改訂版を延々とアップ。
いつまでたっても結論出ず、手紙も出さず。

相手するなや!
114名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 21:08:52
どうでもいいことだけどデジャ・ヴの使い方が間違ってる。
115名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 21:15:27
>>114
たしかにそうだ。素直に謝ろう。
すまん。
116名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 21:49:58
>>111
>琴子がどのような子かイメージできますでしょうか?
出来ません
117109-110:2007/11/14(水) 21:52:41
どうか何かアドバイスお願いします。
118名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:00:44
一番最初に書いた手紙を出せば。
あと、そんなに悩むなら手紙じゃなくても訪問するとか電話かけるとか
実行しやすい方法に手段を変えりゃいいじゃないの。
手紙をうpするのはそろそろ勘弁して。嫌がらせじゃないなら。
119109-110:2007/11/14(水) 22:04:07
>>118
109-110の改訂版よりも、一番初めに載せたものの方が良いという事ですか?
120名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:06:59
どっちが良いかなんてわかりゃしない。
どっちを読んでも印象は変わらないんだもん。
121名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:09:10
付け加え
人から手紙をもらってそれが文章的にどうだこうだと吟味する人なんているのかな?
送り手が何を言いたいかがわかれば十分。
こんなところで批評にさらす気が知れないね。
122名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:11:28
 夕方、家から出て、三十分ほどで着く堤防の散歩道で、犬を散歩させる事にした。
オレが小学生の時に拾った犬で、中学に入ってからも毎日散歩に連れて行く。
 田舎の堤防だから、舗装はない。人が歩くから、雑草は生えてないが、散歩道を
少しでも外れると、のびのびと生い茂っている。
 誰かが「雑草などという草はない」と言っていたが、これは紛れもなく雑草だ。
人の心境を不快にさせる。刈ってもまたすぐに生えてくるしぶとさは、
実に不愉快だ。
 歩きながら、考え事をする。
 オレの家は芝生だが、雑草が生えるから困る。草取りが面倒くさい事この上ない。
特にこの夏場は言うまでもない。芝生なんかにしないで、コンクリートで固めて
しまえばよかったのに、と草を抜いて汗をかく時に、いつも思う。親父は
風流だと思っているらしいが、絶対に違う。手入れをしないから、荒れてしまっている。
風流な庭は、相当な手間がかかるものだ。だから……
 犬が、ほえた。めったにほえないから、驚く。
「おい、ドングリ君、どうしたい」
 茂みに向かって、ほえる。俺は不思議に思って、覗いてみた。
 卵のようなものが落ちている。ただし、青い。気味の悪い色だ。
「食うかい、ドングリ君」
 犬はほえるだけだ。

123109-110:2007/11/14(水) 22:12:05
>>120
訂正したつもりですがあまり変わって無かったですか。。
109-110の方が暗い感じがするとかそういう事がないならば、
109-110の方を出そうと思います。どうでしょうか?

本当は先生の事が好きなのに、反抗してしまったという事実を
「在学中は徐々に素直に感情を表現できなくなってしまった私ですが」
という表現で表してみたのですが、
この表現によって手紙の印象が暗くなってしまっている気もします。
どう思われますか?
124109-110:2007/11/14(水) 22:15:59
>>121
先生と良い別れ方ができなかったので
(在学中に私が精神的な病で入院しているのに、
 先生はそれに気付かぬふりをしていた)
手紙は明るい感じにして、今自分が元気である事を
手紙から察しとってもらいたくて。。
125名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:17:16
このしつこさ。
このずうずうしさ。
この人の気持ちを逆なでする発言の数々。

いっそ恩師に添削してもらえや
126名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:18:08
>>123
あんた、ホントにキリないね。
127名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:20:05
>>125
コミュニケーションが苦手ですみません、、。

壁にぶち当たると先生が夢に出てくる、なんて話は、(事実ですが)
キモイので書かないほうが良いですよね?
128名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:20:17
>>123-124
>「在学中は徐々に素直に感情を表現できなくなってしまった私ですが」
明るくしたいなら、
「在学中はツンデレ(笑)だった私ですが」
でおk
129名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:22:46
>>126
すみません。。
後押しされないと行動を起こせないタイプなんです。。
130名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:24:14
後押しされないとできないのなら、いっそやらないほうがいい
131名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:25:42
>>127
つらい時は先生が心の支えになります、とか書いておけばいい。
夢に見ます、っていうのはちょっと、なんていうか、引きます。
132127:2007/11/14(水) 22:29:10
>>130
今回は本気で出したいと思っています。
>>131
ですよね、、夢はキモイですよねw
「在学中は徐々に素直に感情を表現できなくなってしまった私ですが」
という表現はどうでしょうか。
“本当は先生の事が好きなのに反抗してしまった事を後悔している”
という私の気持ちが伝わるでしょうか。
133名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:30:25
>>132
あんた、誘導されていただろう?
あんたのせいで、他の人間が酷評希望で落としても、殆どスルーになっている状況をどう思うんだ。
だから次からこっちに行って続き落とせ。
俺の言っていることが解らないのなら、マジキモイぞ。

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/l50
134132:2007/11/14(水) 22:31:54
すみません!>>128さんが回答を下さっていました。
>>128
中2の初めころはクラス全員公認の先生大好きっ子だったんですが、
中2の終り頃から豹変してしまったのです。。
なのでずっと心を閉ざしていたわけではありません。
“ツンデレ”という言葉は初めて聞きました。
135132:2007/11/14(水) 22:33:29
>>133
すみません。手紙の印象が暗くないかという事と、
素直云々の表現についてアドバイスをいただいたら速やかに退散します。
136名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:38:03
135に反応したら負け
137名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:56:59
8ヶ月まえの再現だあ〜
138135:2007/11/14(水) 22:58:28
>>135 の事に関してアドバイスをいただけたら、
お礼のレスのみしてもう現われないと約束するのでどうかお願いします。
139名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 22:59:50
>>135
>速やかに退散します。
この言葉を信頼して、代表して最後のレスをしますね。

手紙の印象は暗く感じないよ。
「素直〜」のくだりも在学中の自分の態度を後悔してるって伝わるよ。
140名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 23:01:41
このスレのアドレス送れよ
それで解決
以上
141名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 23:03:00
あ!
代表してじゃなくて僭越ながらって気持ちで最後のレスをしますね。
142135:2007/11/14(水) 23:11:02
>>139 >>141
ありがとうございます。
安心しました。丁寧に清書をして投函します。
>>140
それは本当に名案ですね!
そうしたい位です。。

皆様ありがとうございました!!!
最後に手紙に自分のメールアドレスを載せても良いかを聞きたかったですが、
約束違反なので退散します。。もしアドバイスを下さる方がいらしたらお願いします。
143名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 23:16:10
やっと消えてくれたよ、やれやれ。
つーか、自分の住所と一緒にメアド載せるくらい、よくやることだろ。
人から手紙や年賀状をもらったこともないのかね、この人。
二度と同じネタで出てくんなよ。
144142:2007/11/14(水) 23:17:38
>>143
了解しました。ありがとうございます!
145名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 23:30:41
>>122
> 田舎の堤防だから、舗装はない。人が歩くから、雑草は生えてないが、散歩道を少しでも外れると、のびのびと生い茂っている。
「のびのびと生い茂っている。」の主語は雑草だろうけど、その前の文の主語が明確ではないので、ちょっと解りにくくなっている。「雑草は」を文の頭に持ってくるか、さもなくば別の表現を探すべき。

あと、助詞の省略が多いのはあんまり好感が持てないね。そんだけ。
146名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 23:54:37
 セロリのかおりが鼻をつく。
 塩をふりかけて、生かじりすると、こいつがすてきにおいしい。
 考えただけでも口のなかにツバがわいてくる。ほんとうに生野菜というやつは、自然の
恵みそのものという気がする。セロリを生かじりすると、とりあえ
ずは安心だ、という気になるから心づよい。
 だけど収穫するさきからセロリをみんな食べていたのでは、少しも作業がはかどらない。
二十メートル四方ほどの小さな菜園にすぎないが、それでもセロリをすべて収穫しようと
すると、これでなかなかたいへんな仕事なのだ。セロリを生かじりするのは、夕食まで我
慢した方がよさそうだった。
 サクッ、サクッ、サクッと、黒い土のくだける音が小気味よく耳につたわってくる。
 強い日差しが頭のうえからカッと照りつけ、ひたいを流れる汗が鼻のさきからポタポタ
としたたり落ちている。
 俺は、日射病で死んだ。


酷評お願いしますm(_ _)m
147名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 00:20:14
過去に背を向けてみれば、失うものなど何も無い事に気づいた。
今までのこの人生、何度同じ事を自答して来たのだ。そして叶いもしない願いだけを胸に秘め眠りに就く。
目が覚めたら、昔に戻っていればと。
いつもいつも。
子供の頃は早く大人になりたかった。早く大人になって自由になりたかった。
今はその夢を叶えたはず。無限の時、それが過ぎ自由を得たはずなのに、今はなぜ拘束されていた昔に戻りたいのだろう。昔に出来なかった事を昔に戻ってやり直したい・・・
愚かな事だ。
なぜならたとえ目を開けてあの家の天井が映っても、また同じ事を思うに違いない。早く未来にならないかと。
奇跡がおきても、一瞬の歓喜はすぐ惰性にかわるのだ。ただ同じ事を祈り眠りに就く。
それは今も、昔も、未来でさえも。僕は何に囚われているのだろう。
過ぎてきた時間の中にある記憶はもはや別の世界。今のこの瞬間は?
ただ過ぎ去り消え行く。



携帯での書き込みですが酷評お願いします。
148名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 01:52:26
>>146
>塩をふりかけて、生かじりすると、こいつがすてきにおいしい。

好みの問題だけど、僕なら「おいしい」は漢字にする。強調したいところは漢字にするのが基本。
「すてき」を開くのはいいと思う。「すてき」まで漢字にしたら「おいしい」が強調されない。相殺される。

>ほんとうに生野菜というやつは、自然の
恵みそのものという気がする。
と、
>セロリを生かじりすると、とりあえ
ずは安心だ、という気になるから心づよい。
の間に「なぜ?」の文が欲しい。
自然の恵み→安心
自然の恵み→体に有害な薬品等を使われてない→安心、とか。

>ひたいを流れる汗が

耳、頭、鼻を漢字にして額を平仮名にするのに違和感。

>俺は、日射病で死んだ。

一人称の主人公が自分で死んだことを言ったらダメ!(`・ω・´)
149名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 05:36:03
>>147
小説にはなってないけど、ポエムならいいんじゃないかな。

>>146
>サクッ、サクッ、サクッと、黒い土のくだける音が小気味よく耳につたわってくる。
>強い日差しが頭のうえからカッと照りつけ、ひたいを流れる汗が鼻のさきからポタポタ
>としたたり落ちている。
これを冒頭にもってきて、セロリを抜くようすなど。若干の描写を加えれば
ワンシーンとして読めると思う。
150名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 05:51:44
>>122
文章も構成も雑かな。
視点の意識が弱いから描写がちぐはぐ。
一人称ならば主人公の五感を使って表現していかなければならないので、主人公が
現在いる場所はどこなのか、ということを意識しながらリアルタイムで書くように
したほうがいい。
土手のシーンから始めるならば、土手の風景やすれ違う人の様子、犬の様子を
描写して、雑草がどうこうという心理描写に入ればいい。

個別の文章にいくと、
>田舎の堤防だから、舗装はない。人が歩くから、雑草は生えてないが、散歩道を
>少しでも外れると、のびのびと生い茂っている。
これは「説明」だよね。
具体的な風景、踏み固められた土の道路、その脇に生える雑草など、
主人公の目に映る光景を描写をすれば説明をする必要がなくなる。

>卵のようなものが落ちている。ただし、青い。気味の悪い色だ。
描写が足りない。
卵のような大きさとか、形とかそういう表現になるんじゃないかな。
殻がついているのか、ゆで玉子のような質感なのか、そういう部分も書かないと
読者に伝わらない
151名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 08:52:14
冒頭を少し読んだだけで構成について言及するのは、
映画の冒頭を3分観ただけで「この映画、構成が雑だね」って言ってるようなもの。
自分がどれだけメチャクチャなこと言ってるのかわかってるのかな。
このスレも批評者のレベルがどんどん下がっていくね。
152名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 09:14:25
>>122
夕方、家から三十分ほどで着く堤防の散歩道で、犬を散歩させる事にした。

この方がすっきりするんじゃないかな
153名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 18:00:41
>>146です
>>148>>149様、酷評ありがとうございました。
自分ではぜんぜん気がつかなかったことを指摘され、たいへんためになりました。
本当に重ねがさねありがとうございますm(_ _)m
154名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 18:19:53
 インターネットの匿名掲示板に、文章の批評をしてくれるスレッドがある。
或る日私は、ここに五分ほどで走り書きをした文章を投稿した。返事が来た。
落書きと言っても好い、幼稚な文を丁寧に批評してくれた。構成や文章が
粗雑であることを指摘し、具体的なアドバイスをする。
「描写が足りない」、「これは説明です」、「こう書き換えた方が好いよ」
等である。
 しかし、残念なことにこれ等には的を外れている、或いは参考にならない
と判断せざるを得ないものもある。私はいったい、この世に参考にならない
批評が存在するのか、と思っていたが、それを発見した。
 どんなものかと言うと、嘘の批評である。自分の読んで感じたこととは
関係なしに、本で仕入れた文章の定石などを引き合いに出して、
自分では高度な批評をした気になっているのである。
 先ずこう言った批評は、鼻に尽くし、大抵的外れである。全く参考にならない。
まだ、稚拙であっても正直な感想を付けてくれたがましである。
 そして、そういう批評をする人は自分が想像力に乏しいことから目をそらしているのである。
自分の考えのないことに気づいていない。権威に目がくらんで、他人の考えが
自分の考えに成り代わっていることに、気づいていない。強い人間に踊らされる人間である。
 まずは、感想を付けることから始めることだ。自分で考えてみよう。
155名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 19:43:47
昨日手紙の相談をした者です。
もし良ければ別館の方を覗いてください。
よろしくお願いします。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/l50
156 ◆fVxBAV3eGU :2007/11/15(木) 21:21:14
酷評、よろしくお願いします 

 夜、バナナ・ジュースを作ろうと、冷蔵庫から牛乳を出して、バナナの皮をむいたら、バナナが落ちた。流し台の前だ。
バナナの皮は黄色で、黒い点々がまばらにある。実も同じ点々がある。
 電話で、「ビリーズブートキャンプは中国版があるかもよ」と話している母は、食卓においてあるパソコンの前に座って、
楽にしている。一見して四十代のおばさんと分かる顔は、丸くて優しげな印象がある。近視で眼鏡をかけている。髪は茶色に染めて
パーマをかけている。
「バナナが落ちた」
 と言ったら、ゲームをしていた中学生の兄がテレビの方を向いたまま、「すてろ」と鋭く言った。母も「すてな」と言う。テレビの画面では、筋肉質の大男が、バズーカでゾンビを一掃している。テレビは台所から見て、食卓の奥にあって、食卓の椅子に座って、
兄はゲームをしているのだ。後姿からでも、よく筋肉のついた、締まった体格が分かる。頭は刈り上げている。テニス部だ。
テレビと食卓の間は畳になっていて、雑誌や漫画が散乱している。バナナを捨てた。
 ゴミ箱には生ごみがいっぱい入っていて、気持ちが悪い。朝の味噌汁の具は豆腐と茄子とワカメだったことを思い出した。
 新しいバナナを牛乳の入ったミキサーに入れて、
「ハチミツがいい?」
「知らん」
 と兄が言う。ハチミツにした。冷凍庫から氷を出して、ミキサーに落とす。蓋をしてスイッチを入れた。壁側にある
小さな台の上に、ミキサーと電子レンジとオーブン・トースターが置かれていて、壁にコンセントがある。出来た。
 壁に面した戸棚から、悪魔の絵がついたグラスを出して、バナナ・ジュースを注ぐ。悪魔には羽と尻尾がある。
 兄のゲームが終わった。
「注げ」
 と兄は言った。
「うるせえな」
 と言いながら、兄の分をついで、食卓まで運ぶ。兄は一口飲んで、
「何か不味いな」
「やっぱり、ビリーズブートは中国版が落ちてる」
 母はまだ電話で話している。このときは、誰も捨てたバナナがあのようなことになるとは、思ってもいなかった。
157名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 21:54:42
>>156
序盤のバナナ連呼で読むのをやめる読者が出るんじゃないかと思う。
代名詞を使うか、一連の文章として表現してはどうだろうか?

夜、バナナ・ジュースを作ろうと冷蔵庫から牛乳を出した。(バナナを取る描写)
黄色の中に黒い点々がまばらにあるバナナの皮をむいたら、実も同じ点々があった。
(バナナを落とす状況)

バナナがどこにあったのか、どういう状況でバナナが落ちたかわからんので
俺ならこんなかんじにする。

残りも似た様な感じで、物の名前と場所が羅列された日記にしか見えない。
推理小説の伏線にしたいのか? どちらにせよ自然に文章に盛り込まないと飽きられる。
もう少しワンフレーズ毎のスムーズさを考えてみてはどうだろうか。
実際に朗読してみて違和感を感じないのならそれで終わりだ。いろんな意味で。
158名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 22:10:23
別館 新スレ 利用してくれ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/
1591/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/15(木) 22:35:40
風景描写が多すぎる気がするのですが、不自然じゃないか酷評お願いします。


 晩秋の快晴は、厚着をすべきか悩まなければならないからあんまり好きじゃない。それも、悩んだ挙句の服装は、大抵裏目に出てしまうから厄介なのだ。
 人間たる生活を送るための最低条件、衣食住の充実は、やっぱり大切なんだとしみじみ思う。ろくに服なんか揃えずに、突発的に家を飛び出したもんだから、そのことが余計に身に染みる。こんなに晴れてるのに……とっても寒い!
 中天の太陽をにらみつける。俗に言う家出少女となって満三日目。放浪生活は佳境を迎えている。
 真昼の公園と言うものは、こう、もっと昼食を楽しむ人たちなどでごった返しているもんだと創造していた。だから、閑散としたままのこの光景には少々驚いた。やはり、寒いのは皆嫌いらしい。寂しいもんじゃないか。あたしは滑り台の天辺で体操座りをしている。
 今頃母さんは何を思っているんだろう。誰にも言わすに家を飛び出してしまったから、あたしのこと、心配しているかもしれない。しているんだろうな。青空はどこまでも続いている。
 猛烈にひとりになりたくて家を飛び出した。正体の分からない衝動に突き動かされていたのかもしれない。家族からも学校からも、友達も恋人も、みんなみんな全部取っ払ってひとりになりたかった。
 そして出来れば猫のように。きままに日々を過ごしたいなぁなんて思っていた。
 三日間、街を歩いて、人を眺めて、働く人、繋がっている人、早足に前を向き歩いていく人の波を、生きている人たちの足音を聞いてみて、あたしは次第に自分が小さくなっていくのを感じていた。
 そのままあたしは見えなくなってしまって。自分って何だろう、どうして自分はここにいるんだろうって考え始めてしまった。
 下らないって思ってたことがじわじわ頭の中に湧き出してきて。消そうと思っても、追い払おうと思っても、脳みそから染み出してくるものだからどうしようもなくて。あーあ、自分って何なんだろうなんて、結局悩んでしまうわけで。
 そこには答えなんてなくて、見つからず苦しむのが辛いから、みんな前を向いて、コツコツコツコツ、規律よく足音を鳴らしていくんだーとか、勝手に想像してしまう。

1602/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/15(木) 22:37:48
続き

 狭い滑り台の天辺。ちょっぴり伸びをしてみるあたしは野良猫になりたくて。自由な黒猫。好きな時に好きなこてをして、のんびり毎日を過ごしたりして。誰も縛らない。誰にも縛られない。そんな気楽で強い生活を、あたしは夢見ていたのに。
 ……何だか不安になる。社会から飛び出したはずなのに、社会から切り放されてしまったように感じる。そのことが、何だかとっても心細くて。
 ひとり憂鬱になる真昼の太陽の下。所詮あたしは何の力もない一個人に過ぎないんだろうな、なんてよく分からない思考の末に、妙に納得していたりするのです。
 見上げた青空には雲ひとつなくて。こんなあたしの悩みを馬鹿にしているかのように清々しくて。
 本当に退屈だった。
 だからだろうか。その鳴き声が聞え始めた時に、ちょっぴりわくわくした。退屈を紛らわすのに一番効果的なのは、何かしらの出来事に巻き込まれることなのだ。
 周りを見渡して、少し離れた場所に泣いている白い仔猫を見つける。鳴いているんじゃなくて、泣いている仔猫。何となくあたしには分かる。母親とはぐれてしまったのかもしれない。座り込んだまま、仔猫は泣き続ける。
 あーあー、よしよし。仕方がないなぁ。あたしが側にいてやろう。
 思い立って颯爽と滑り降りる。両足で砂場に踏ん張り、両手高く、体操選手のように綺麗に起立する。滑り台の女王と呼ばれていた過去の栄光は伊達じゃない。
 さてさて、行きましょうか。ぴんと張った両手を下げ、仔猫のもとへ。あたしが面倒を見てあげましょう。あら? いつの間にか声がしなくなっている。
 目を向けると、そこには母親らしき白猫の足元で歩き回る仔猫の姿があった。どこか笑っているように見える仔猫。さっきまで座り込んで泣いてたのに。
 母親が来た途端、もう飛び回ったりしてる。あの不安はもうどこにもなかった。
 何だよ。つまんない。折角あたしが構ってあげようと思ってたのに。ちょっと腹が立った。

1613/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/15(木) 22:39:44
最後

 瞬間、足元の興奮冷めやらない子どもの安否を確かめるように、熱心にその身体を舐めていた母猫の視線があたしを射抜いた。
 人に対する怒りとか、不信とか、威嚇とか、恐怖とか、そんな感情が微塵も感じられない透明な眼差し。あたしという存在を、ありのまま包んでしまうような眼差し。
 きっと聖人が宿す瞳には、こういった透明さが必ず秘められているんだろうなと思わされてしまう。その眼差しは、辺りを次第に母猫とあたしだけの空間にしてしまう。
 滑り台も、砂場も、青空も、太陽も、みんな切り取られてしまう。こいつはとてつもない奴だ。ようやくあたしはそのことに気づいた。
「私たちにだって帰る所があるから、こうしていられるのよ」
 それは一体誰の声だったのか、対峙するあたしと猫、唐突に響いた声には、とても大切なことが含まれているような気がした。なぜなら、その言葉は何の抵抗もなくあたしの中の深い所に染み込んでいったから。
 あたしは自然とその声を、噛み締めるように呟いていた。猫がちょっぴり微笑んだ気がした。
 やがて、母猫はあたしから視線を外すと、のんびり公園から出ていってしまった。仔猫はその後を忙しなく追って行った。あたしは呆然と親子の後ろ姿を眺めているだけだった。
 そしてあたしは、またわけもなく滑り台の上にいる。いつかは簡単に入ることが出来た頂上も、今はもう窮屈で仕方がない。あたしはそこで体操座りをする。小さな頂上に何とか身体を納めて空を見る。
 あたしは猫だ。自由と言う名の、幻の缶詰を探しに旅に出た黒猫。何ものにも縛られることのない野良猫。そんな夢を見て、ついには果たすことが出来たと思っていた。
 まあでも、結局はなりそこないの猫でしかなかったってことなんだろうな。
 天頂から太陽は照りつけているのに、やっぱり寒い。猛烈に母さんの味噌汁が食べたくなった。

162名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 22:48:47
>>156
夜、バナナ・ジュースを作ろうと、冷蔵庫から牛乳を出して、バナナの皮をむいていたら落としてしまった。流し台の前だ。
皮は黄色で、黒い点々がまばらにある。実も同じ点々がある。
で、意味は通じるよね。かんたんにリライト。
風船を手で叩いて遊んでいたら割れてしまった。
これを、
風船を手で叩いて遊んでいたら風船が割れてしまった。
とは書かないでしょ。なんらかの効果を狙ってなら別だけど、基本的には同じ言葉の繰り返しは避けるように。
163名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 22:52:26
>>156
カメラがふらついて悪酔いしそうな文章。
冒頭から、皮付きバナナ→落ちた中身→バナナの皮→中身→電話中の母→兄
と激しく動きすぎ。

母親の描写や、兄の描写が不自然。
第三者の視点で描写しているが、一人称なんだから主人公の主観で描写しないとおかしい。

行動描写がおかしいな。
>テレビと食卓の間は畳になっていて、雑誌や漫画が散乱している。バナナを捨てた。
>ゴミ箱には生ごみがいっぱい入っていて、気持ちが悪い。朝の味噌汁の具は豆腐と茄子と
>ワカメだったことを思い出した。
>新しいバナナを牛乳の入ったミキサーに入れて、
>「ハチミツがいい?」
リビングから台所下のバナナに視点を移動して、バナナの中身を拾って、ゴミ箱?に捨てた。
ということだよね?
おそらく手を洗って、再び冷蔵庫をあけて、バナナを取り出して、皮をむいてミキサーに
入れたはず。ちょっと端折りすぎ。牛乳を注いだならそういう描写も必要だよ。

ゴミ箱の描写がストーリーに関係するなら別だけど、関係ないなら削ったほうがいい。
164 ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:15:20
初めて戦闘モノ書いてみました。
ライトノベル嗜好だったんですが、ちょっと難しくないかって言われちゃいました。
タイトルはやっつけなんで、タイトル込みで評価お願いします。
165名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 23:15:58
>>159-161
風景というか情景描写は全然足りてないよ。
公園の雰囲気とか、周囲の状況その他、全然わからない。

まず冒頭だけど、主人公が外にいて寒さを感じているのだから違和感あり。さっくり削った
ほうがいい。「家出少女」ということを冒頭にもってきて、衣食住の充実につないだほうが
うまくつながるはず。

>あたしのこと、心配しているかもしれない。しているんだろうな。青空はどこまでも続いている。
>猛烈にひとりになりたくて家を飛び出した。
心理描写の最中に、ぽつんと一言だけ風景描写を入れるのはあまりよくない。
入れるなら「空を見上げると〜」とか、「目に映る〜」など行動描写を入れてからのほうがいい。

>狭い滑り台の天辺。ちょっぴり伸びをしてみるあたしは野良猫になりたくて。自由な黒猫。
>好きな時に好きなこてをして、のんびり毎日を過ごしたりして。
文章がおかしいな。
「ちょっぴり伸びをしてみる。あたしは野良猫になりたい(なりたかった)」
「野良猫のように伸びをしてみる。あたしは自由な黒猫」
とか、そんな感じでまとめたほうがいい。
166陽炎の向こう 1/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:16:10
 街道を、一人の青年が悠々と歩いていた。
 背に三尺余りの毛抜形太刀。左腰に脇差しを二刀携える男は、名を柩光志郎と言った。
「三嶋・光志郎とお見受け致す」
 光志郎は、背からかかった声に気付き、足を止め振り返る。
 声の主は深く唐傘をかぶっていた。それで前が見えているとでも言うのか。抜刀した長太刀は曇りなく、白刃は殺意にのみ満ちている。
 身体は外套で見えはしないが、声の音と身の小柄さからして女だろう事はわかった。
「その首、頂戴させていただきます」
 光志郎は左腰の刀に手を伸ばし、鯉口を切る。
 抜き始めた刀が半分と顔を見せる前に、女は地を蹴って駆けた。
 六歩の間合いを一息で詰める。
 斬。
 唐竹を狙って天頂から刃が迫る。
(賞金稼ぎ……? それにしては、瑣末だ)
 そう思うほか無い。
 先の先を狙ったつもりなのだろう。
 獲物を抜く所作には確かに隙がある。相手が駆け出したのも己の完全な隙を突けている。
(容易い。容易すぎてつまらん)
 半歩。抜刀の姿勢のまま退いた。
 刃が地をうつ。ここから相手は一秒以上は動けまい。
 目前を通り過ぎていった切っ先を見ながら、光志郎は勝利を確信する。
 後の先を突いて一歩を踏み入り、居合い抜きで切る。それこそが、
 ――――柩流、蹈鞴。
167陽炎の向こう 2/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:16:49
「ッ!?」
 不意打ち。否、完全に虚を突かれた。
 一歩。光志郎が踏み入ると同時に天を突くように振り切られた刃は、紅の尾を引く。
 それは間違いなく光志郎の血であり、それは右腕の肉を僅かに裂く一撃だった。
 そこで何が起きたと言うのか。
 高速の切り下ろしから切り上げへの、一息での切り替え。
 ――――奏流、虎切り。
 かの剣士、佐々木小次郎が使ったといわれる『燕返し』のモデルとなった技だ。
 空に刻まれる銀閃は、空を舞う燕が反転して飛ぶ様に似るという。
 光志郎は大きく背後へ跳び、間合いを開く。
「不覚」
 吐き捨てるかのような一言。光志郎は相手を甘く見すぎた自分を戒める。
「油断したとでも言い訳致しますか」
 それは嘲りを多分に含んだ言い方であった。女は切っ先に付いた血をふるい落とすと、正中に刀を構えなおす。
 凛とした女性だった。鈴を鳴らすような声に見合った成人に満たないだろう細面が、唐笠の下から覗いている。小柄な背丈と等しいほどの長剣は、目測で四尺八寸の野太刀だ。扱えるのが可笑しいと思えるほど、彼女には不似合いであった。
「成程。奏家の娘か」
「左様。兄と門下生の仇。討たせて頂きます」
「まあ、良いだろう。戯れついでに手ほどきを施してやろう」
「ッ!? 舐めたことをッ!」
 奏家の一人娘・早苗は、カッと頬を染めるが、それも一瞬のことだった。深く息を吸い、大きく吐く。それだけでごくわずかに崩れていた姿勢も正され、鋭い目つきも切れ味を増した。
168陽炎の向こう 3/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:17:26
 光志郎は刃を抜く。
 それは、左腰に挿した一尺六寸の小太刀、二刀だ。
 しかしその剣には特徴があった。
 左の剣はごく普通の刀だ。乱刃の刀は切っ先のみ両刃の切っ先諸刃造り。鍔は葦の葉をあしらった楕円。柄は諸捻巻で巻かれた蛇腹糸巻柄。
 特徴的と言えるのは右の刀だろう。鍔の無い直刃。それは忍者刀の類に似る。そして柄の尻に付いた麻紐こそが、最たると言える特徴であった。
(右の刀は投げることも想定であろうか。なにしろ、油断はならない)
 早苗は考えた。そのような獲物を使う流派は聞いた事が無い。だからこそ気を抜いてはならないと。
 光志郎の構えは、双剣で名高い二天一流の上段の構えに似る。左刀を前に緩く。右刀を肩の上に担ぐようにして。それが攻めに強い構えであることを、早苗は知っていた。
 しかしたった一つ、二天一流の構えとは決定的に違う点がある。
 それは右腕の位置だ。担ぐようになるはずの剣は、腕を大きく折り、背に隠されるように真下を向いている。
(どのみち、あの右腕では上段は生かせまい)
 二天一流の上段の構えは、左を牽制と初手。右を追撃として使われることが多い。未だ血を流し続ける光志郎の右腕では、一撃で仕留めるだけの力は出せないだろう。ならば、
「せあっ!」
 早苗は迷う事無く先手を選んだ。
 再び、先の先。
 相手の間合いギリギリの位置まで踏み込み、右袈裟懸けに切り下ろす。
 光志郎はカウンターを狙わず、再び一歩退いた。
 しかし、それこそが早苗の狙いであった。
 本来奏流とは、戸田流の流れをくむ流派である。
 得意とするのは居合いであり、それは先の先、あるいは後の先を好機と語っている。相手の攻撃に先んじての居合い。あるいは攻撃を回避した後の居合いが、奏流の基本となる。
 ならば、退いた光志郎に早苗がどう出るのか。それは答えを問うまでも無い事だ。
 左袈裟を打った際の、右足を引いた姿勢のまま、振り切った刀を右脇下に構える。
 ――――奏流、脇の構え。
169陽炎の向こう 4/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:17:57
 振りおろしから構えまでの切り替えは早い。それは虎切りの応用だ。
 即座に、左脇から右脇へと抜ける緩い斜をかいた剣閃が、退く光志郎を追う。
 対し、光志郎は左の刀で受けた。
 しかし、その二刀には絶対的な違いがある。
 それは、重さだ。
 ごく普通の脇差である光志郎の刃と、重く長い早苗の野太刀では、ぶつかり合った際の威力が違う。
 早苗の刃は脇差を砕き、威力を減じてなお光志郎の胴を裂く。
 慌て退いたとてその傷は浅くは無く、真っ当に戦える状態ではないだろう。現に、脇から伝う血は湧き水のようにとめどない。
 そうなるはずであった。
 光志郎は飛んだ。
 野太刀を受けると同時にその足は地を離れ、左の剣には右腕が添えられている。
(何ッ!?)
 減じたのだ。光志郎は衝撃を身体で受け、それを勢いとして右へと飛ばされる。そうする事で光志郎の刃は砕かれず、負う傷も気に留めるまでも無い程度。
 地を滑り土煙を上げながら、即座に構えるのは再び上段の構え。ないはずはない右腕の痛みを、しかしおくびにも出さなかった。
 一体何の目論見があるというのか。解らないながらも攻めに転じない光志郎を見て、早苗は再び先手を打った。
 刺突から、追う様に切りつける。
 ――――奏流、打水。
 首を跳ねる横切りが、袈裟切りへと繋く。
 ――――奏流、天撫。
 腰に納刀しているかのように構え、急接近の勢いを生かしたままの居合い。
 ――――奏流、駆馬。
 技に継ぐ技。光志郎は受けに徹するばかりで、戦いは早苗の絶対的な優位であった。
170陽炎の向こう 5/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:24:19
「どうした! 受けるばかりでは手ほどきにもならんぞ!」
 大きく跳んで退く光志郎を、早苗は諌めるように叫ぶ。
 しかし光志郎は動じない。劣勢である焦りもあるだろうに、それでも上段の構えを崩さないのだ。
 その実、焦っているのは劣勢である光志郎ではなく、優位に立つ早苗であった。
 最初の虎切り以降、有効となる傷を負わせることが出来ずにいるのだ。全て悉く、受け、流し、凌がれている。
 噛み合わされた奥歯がギリッと音を立てる。
(あくまで受けに徹するなら……)
 早苗は、全力で決めるべき一撃を選んだ。それは納刀状態からの抜刀術だ。
 奏流が主として扱う超重量の長太刀は、それは守りに徹して受けたのなら、いかような手法であっても挫く絶対的な威力を持つ。
 下がって避けるのなら返す刃で追撃を放ち。
 伏せて避けるなら居合いを切り下しへと繋ぐ。
 斬激の終点が追撃の始点となる。その連続の高速攻撃が、
 ――――奏流奥義、刃里ノ筵。
 間合いは十歩弱。それを実に三歩で踏破する。
 そこは光志郎の間合いの半歩手前だ。そこで光志郎に取れる選択は少ない。
(守るか、避けるかッ!)
171陽炎の向こう 6/6  ◆dnp/2amNvU :2007/11/15(木) 23:25:00
 光志郎は三つ目の答えを選んだ。攻めたのだ。
 右足半歩の踏み込みと共に左刀での刺突。
 前進していた早苗は慌てて足を止め、上体を反らす。
 攻め足を挫いたところで更に大きく右足を進め、追撃の刺突。
 先を取られた。
 早苗はそう考えるごく僅かな余裕すらなく、一歩の後退を余儀なくされる。
 息つく間も無く光志郎の左足が地を離れる。
 右刀の追撃を仕掛ける。肩からのぞく麻紐が動いたことも合わせ、早苗のその読みは確実だった。
 早苗は、大きく跳ぶことでの後退を選んだ。
 それで詰みだ。
 光志郎の追撃は確実に仕留めることを念頭に置いた大振りなものになるだろう。
 跳躍による後退で、早苗はその間合いからも離脱した。
 しかし、踏み込みを終えた光志郎の立つ場所は、案の定早苗の間合いには入っている。
 右の刀を投げると言う可能性も否めない。しかし、それでは威力足らない。後の先を突く早苗の攻撃を、止める手立てにはならないだろう。
 取り回しと動きの早さを念頭に置いた脇差二刀いうエモノが、ここで初めて仇になった。
(確かに、脇差風情で私の長太刀を受けきる技量は認めます。しかし……) 
 早苗の耳に届いた風を切る音は、光志郎が右の刃を振り下ろす音だろう。しかし早苗は既に視覚を必要としていない。耳に届く風切音を頼りに、確実に仕留めうる抜刀にのみ集中する。
 金属同士を当てる聞こえの良い音と共に、鯉口を切る。
(その首、頂きます!)
 長太刀の振り下ろし。高速の剣撃は空に銀の奇跡を描き、後に鮮血の記しを残す。
 肉を引き裂く音はその速すぎる剣速に対し、遅れて響いた。
 肉塊が地に伏す音と、あふれ出る紅の血が、長きに渡る攻防の決着をありありと見せ付けていた。
 ――――柩流奥義、陽炎。
172名無し物書き@推敲中?:2007/11/15(木) 23:52:59
>>38
ありがとうございました。参考にします。
173陽炎の向こう 7/6Σ ◆dnp/2amNvU :2007/11/16(金) 00:04:40
それは鍔を持たない右手の脇差と、背に負った鍔の無い長刀を使った、前人未到の魔剣である。
柩流、上段の構え。右手の刀を隠すようしたその構えこそ、この奥義のためにあるといっても過言ではない。
脇差の麻紐と長太刀の柄を一緒に持ち、振るう。長太刀による抜刀術。
脇差だと思っていた刀が、太刀となる。それは劇的かつ急激に、間合いが延長される――と言うことだ。
そこに立っているのは光志郎だった。
空ぶったはずの右の一撃は、早苗の左肩から入り、右脇へと抜けた。地に横たわるのは、二つの肉塊と化した早苗であったものだ。
「退けば、追いはしなかったろうに」
その声は哀れみを孕んでいた。
幾度もの攻撃を凌がれてなお、力の絶対的な差に気付けなかった彼女を、光志郎は哀れんでいるのだ。
光志郎は長刀を血振るいすると、背に負った鞘へと戻し、その場を去った。
柩流。
柩光志郎が二天一流から独自に編み出した剣術。その真意は、欺騙。
その剣術が世の武士に認められるはずが無く、また、光志郎自体が他者に伝える気も無いという、当代限りの魔剣である。
174陽炎の向こう 7/6Σ ◆dnp/2amNvU :2007/11/16(金) 00:05:27
バイバイさる厄介……orz
時間かかっちゃいましたが、よろしくお願いします
175名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 03:46:03
>>166-173
基本的な技術がまだまだだな。

>街道を、一人の青年が悠々と歩いていた。
>背に三尺余りの毛抜形太刀。左腰に脇差しを二刀携える男は、名を柩光志郎と言った。
情景描写も人物描写も足りない。
街道といってもいろいろあるわけで、山の中か、農村か、茶屋とか旅籠とかあるような場所
なのか、周囲に人がいるのかどうか、時間や天候。柩光志の人相や体格。表情。
なぜそこにいるのか。旅の途中なら服装の描写が必要になってくる。
斬り合いに入る前に、こういう基本情報を提示しないと盛り上がらない。

>声の主は深く唐傘をかぶっていた。それで前が見えているとでも言うのか。抜刀した
>長太刀は曇りなく、白刃は殺意にのみ満ちている。
>身体は外套で見えはしないが、声の音と身の小柄さからして女だろう事はわかった
声の主が、どういう体勢なのかちょっとわからないな。
格闘シーンというのは、形を見せないと読者に伝わらないう。
描写の順番としては
声→女→外見(外套 傘 小柄)→右手に長太刀という感じになるはず。 
また、主人公視点なので女の刀は「抜刀した」ではなく、「抜刀された」になる。

あとのシーンは両者の位置関係もわからず、無駄な心理描写や、神視点での解説が入って
しかも二人の内部にも入っているので、緊迫感もスピード感もない。
悪い例の見本みたいな感じ。
動きのあるシーンは、ある程度、視点を固定して書かないと、読むほうはついていけない。
176名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 07:37:47
>>151
お前はー映画ーみとらんのやなー

冒頭の一瞬の印象を覆すクオリティを示す作品は まず 存在しない。

それは映画を知り尽くし知り抜いた者のみがしかけられるトリック。俺は未だ観たことがないのである。
177名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 07:39:07
むしろその点小説は自由度高いとおもうのである
178名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 07:42:04
>>154
その手の書き込み俺このスレ40スレくらいはりついちょるが

三つめくらいに観たのお。ただまあ一番丁寧にはかいちょる。
179名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 08:35:14
180名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 09:21:13
>>176 印象の話なんか>>151はしてない。構成の話をしてる。文盲なのか読解力がないのか
知らんが、おまえが馬鹿であることは間違いないようだな。哀れだねホントに。
181名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 10:03:27
>>179
何を書くかということではなく、題材をどう書いて読者にどう思わせようという意思や工夫が見あたらない。
人物を深く掘り下げてもいないので、話の中で誰がどう思おうと、読んでるこちらは特に感じるところがない。
ただ筆致は安定してると思う。
少々くどい部分があるのでそういう部分が洗練されて、さらに最初に言ったようなひと工夫を盛り込め
られれば、読者を引き込める文章になるんじゃないかな。
182名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 12:45:36
>>180


構築映画がお好きならお好きに。
1831/2:2007/11/16(金) 15:09:24
小説の冒頭です。酷評お願いします。

 グレイ・カッサードは闇が怖かった。
 それは子供のころから見る夢が原因だと、自分でも分かっていた。
 それはこんな夢だった。
 夜、ベッドに入り目を閉じて眠りに落ちると、突然何か囁きのようなものが聞こえハッと目を開ける。するとそこはベッドの上ではなく、階段の下だった。見上げた階段の上には月光の漏れる小窓が見える。グレイの周囲はその窓からの仄かな月明かりで照らされていた。
 突然、漠然とした恐怖が彼を襲う。
 彼は悪意に満ちた恐ろしいものの存在を感じた。遠くからは小さな叫び声が聞こえる。しかし、恐ろしいのはその叫び声ではなかった。
 恐ろしいのは闇だ。グレイはそう思った。彼には恐怖の存在が手に取るように分かった。
 奴が俺を見つけた。グレイはそう感じ、体が震えるのが分かった。体の力が抜け床にへたり込む。膝を抱え、頭を膝の間に挟み両手で耳を塞ぎ、目をつむる。
184名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 15:10:42
>>163
>>おそらく手を洗って、再び冷蔵庫をあけて、バナナを取り出して、皮をむいてミキサーに
バナナは冷蔵庫にいれませんが? 引きこもってないで、外に出ましょうね。
親の手伝いとか、したことないでしょう。少しは社会に貢献しましょうよ。
1852/2:2007/11/16(金) 15:11:27
続きです。

 奴が来る。自分はこの場で身を縮め、その恐怖に耐えるしかない。そう思った瞬間に奴が移動してくるのが分かった。同時に奴の形も手に取るように分かった。
 奴は人の形をした闇だ。枝のような細長い手足を地面につけ蜘蛛の様に音を立てずに標的に忍び寄る。あたりに闇を従え、周囲の月明かりを帯びた薄暗がりを真の闇に変えながら、一瞬にしてグレイのそばににじり寄ってきた。
 グレイは恐怖で体が強張るのを感じ、同時に、自分を悪意に満ちた目で見つめる闇の存在をも感じとった。
 すぐそばにいるのが分かる。恐怖を帯びた寒気と共に闇が体に擦りつく。ざわざわと、足から膝、腰、胸へと這い上がってくるのを感じた。グレイはその闇を払いたかった。だが体が動かない。闇がグレイの体をがんじがらめにしているのだ。
 闇はグレイの首筋を這い回り、ついには顔まで上がってきた。闇は口、鼻、目、耳、あらゆる穴から彼の中に入り込もうとしてくる。闇を払いたい。そう思っても、体は動かない。ついに闇は彼の中に入り込み、体内をもぞもぞと蠢き、グレイを内側から貪り始める。
 グレイは声にならない叫びを上げた。
 
 グレイはベッドから飛び起きた。体は汗でぐっしょり濡れていた。鼓動が早く、息も荒い。肋骨が内臓を締め付ける。慌てて体を触り見えない闇を払い落とす。体には何もついていなかった。
 グレイはカーテンの隙間から覗く朝の光を見て落ち着きを取り戻す。しかし、次の瞬間にはまた夢の恐怖が浮かび上がる。彼は急いで窓に駆け寄りカーテンを開き、朝の光を十分にその体に吸収する。そこでようやく心からの安心を得るのだった。
 
186名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 15:47:31
酷評お願いします。時代小説風です。

 山田勝彦は山田道山の直系だ。道山の息子が林太郎で、林太郎は
当時東京帝国大学の大学生であった竹子と結婚して、勝彦が生まれた。
 勝彦は次男で、下に三人の弟がいる。三男は信吉といって、
山田建設会社の取締役をしている。四男、一真は東京大学で法律の勉強をしている。
末っ子の翔太は、中学生だ。
 姉は二人いて、どちらも結婚している。長女、冴子は吉田寅雄の妻になって、
裕福にしている。次女の松子は、大病院の院長の息子で、毛利浩太という、
いずれは病院を継ぐ男と結婚して、将来は安泰だ。
 妹も二人いる。三女、洋子と、四女、恵子は双子で、翔太と同じ
中学校に通っている。
 勝彦は同じ警察官である藤堂絵梨と結婚して、三人の子どもをもうけた。
絵梨の父親は政治家の藤堂雄二郎で、妻は史恵といったのだが、離婚している。
 長男は健太と名づけて、今は大学生だ。次男は浩二といって、高校生。
三男の博隆は小学五年生だ。
 勝彦には友達も多く、同級生の、石田浩太、上村杉、上村純、
田中忠吉、林田紀子、小林法子、富山健三、鈴村敏孝らとは
いまも交流を続けている。
 長男の知り合いで、大石信二というのが家に来た。勝彦は
絵梨と一緒に上村純と話していたので、信二も交えて話すことになった。
187名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 15:58:35
>>186
そんだけで何を評価すればいいんだ
ディスイズアペンに面白いも上手いもあるかいな
188名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:11:40
>>179
冒頭の縁側のあたりまではまずまずいいんじゃないかな。
とび蹴りのあたりは不自然。
蹴りを当てたらふわりと着地することはできないはず。転がりながら妹を
見るという位置関係もよくわからない。ラノベなら許容されるのかもしれないが、
一般文芸的な作品の場合は、こういう不条理なシーンはカットしたほうがいい。
普通に蹴る殴るで十分なはず。
それと妹の外見の描写を入れたほうがいい。

>昼の三時。縁側で背中をまるめる青年の姿は、傍から見
>ると随分不釣合いにちがいなかった。
この表現はどうかな。
住人なんだから不釣合いということはないと思うが、仕事をしていないという
意味なら、前後の文章で補足したほうがいい。

全体的には二人の生活の様子が全然わからないので小説としてはまだまだ。
主人公の生活を絡めていけば50枚とかぐらいにはなるんじゃないかな。
189名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:22:19
>>184
家庭にもよるんだろうけどバナナは冷蔵庫に入れるよ。
冷蔵庫にいれると熟成が遅くなるだけのことで、日持ちをさせたい場合は冷蔵庫で
保存するのが普通だと思う。

飲食店なんかでは、熟成前の青めのものを冷蔵庫で保存している。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091156744179.html
190名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:32:49
>>183-185
こんな夢だった、と過去形で説明がするのかと思えば、現在形で夢の中に入っている。
カメラの位置を意識したほうがいい。

まず主人公のグレイはどこにいるのか?
ベッドで寝ているところならば、その姿を描写する必要があるはず。
うなされているならそういう描写を入れて、夢の内部に入ればスマート。

>グレイ・カッサードは闇が怖かった。
>それは子供のころから見る夢が原因だと、自分でも分かっていた。
この辺は、起き上がってからの心理描写でいれたほうがうまくまとまるはず。

夢のシーンは、解説調、説明調のわりに具体性がなく怖さは感じない。
夢の世界というのは、人物の内部視点で書いたほうがリアルになる。
191名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:34:44
冷蔵庫にバナナは別におかしくない。
今どき冷蔵庫に醤油いれたりしてる。
192名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:37:22
>>186
読み手にとってはどうでもいい情報なので、羅列しても読んでもらえないでしょう.
193名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 18:37:28
>うなされているならそういう描写を入れて、夢の内部に入ればスマート。

これはには反対だな。
194名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:05:23
>>191
>今どき冷蔵庫に醤油いれたりしてる。

おれも入れているが「今どき」なのか?
カビの発生を防ぐために、入れておくのが昔からの心得かと。

バナナに文句を垂れていたやつは野菜室のある冷蔵庫を見た
ことがないのだろうか。
195名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:31:15
>>189
>家庭にもよるんだろうけどバナナは冷蔵庫に入れるよ。

最近、偶然仕入れた知識を開陳したくて仕方がない189
196名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:37:19
醤油なんか常温放置で一年くらいは何の問題もないだろ。一年ですべて使い切るはずだ。調味料で液体系は常温放置が基本。冷蔵庫に入れる意味がない。
マヨネーズとかケチャップなら別だが。
197名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:39:22
バナナを冷蔵庫に入れるだってー!
そんなバ
198名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:40:16
つづき聞きたい?
199名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:40:56
面白いつもりだろうな2ちゃん漬けの俗物が
200名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:43:21
>>199
おまえが俗物!(`・ω・´)
201名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:48:56
ダメだ・・・もう我慢の限界・・・なにこの糞スレ・・・・

もうね、文学を学んでる自分からすると馬鹿馬鹿しくて見てられないのね・・・
高卒とか理系の人は楽しめるかも知れないけど、自分は無理っすわ・・・

っつーことで落ちるわw あとは高卒&理系の諸君で楽しんでくれやノシ
202名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:49:12
↑俗物
203名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:49:46
>なにこの糞スレ・・・・

残飯のツラよりもか?
 
 
204名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:52:45
>>201
>文学を学んでいる
どこでだよwww
2chでか?www
205名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 21:54:46
>>196
最近は塩分控えめだったりお醤油以外の原料が入ってたりするんだよ。
自分は昆布だし入り醤油を使ってて、純粋にお醤油じゃないし
一人暮らしで使い切るのにも時間がかかるから、冷蔵庫に入れてる。
容器も小さくて邪魔にならないしね。

バナナはその時々だったなぁ。
同じ人(母)が買ってきても、他の果物と一緒に買ってきた日なんかはカゴに入れて飾ってたし、
頻繁に買って家族が飽きて消費ペースが落ちてくると冷蔵庫に入れてた。

つまり人によってさまざまで、読む人によっては不自然な描写だと感じるんだろう。
206名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:04:04
酷評スレに点数評価も導入したら面白いんじゃないか。
「小説家になろう」って投稿サイトみたいに作品評価と文章評価をそれぞれ★五つ満点で。
そのあと気になったところをズバズバ酷評していく。
酷評スレの利用者も増えると思う。
「自分の文章、何点くらい付くのかな?」って感じで、楽しみじゃん!
207名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:04:22
マヨネーズは日向に放置しておいても腐ったりしない。
山岡さんも言ってたし、TVで検証してた。
でも家では使うのは冷蔵庫に入ってる。
未開封の買い置きは流し台の下。
本来保存食は常温保存でok。
208名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:07:37
なんとなく食べず部屋に放置していたミカン。
一年経ってもカビず傷まず友達の胃袋に収まった。
209名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:38:53
今アイデア思いついたんだが聞いて、ちなみに小説は書いたことないです
メインは銀行強盗。三組の強盗がバッティングする
一組目は計画をコツコツ練ってきた知的な計画犯
二組目は借金苦で銀行に飛び込んだ強盗
三組目は凶悪な連続強盗犯
こんな感じ
210名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:41:31
調味料の棚に滅多に使わない山椒の粉の小瓶がある。
賞味期限を見たら1992年だった。
211名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 22:55:57
>>196
http://www.soysauce.or.jp/hozon/index.html

また、開栓後は空気に触れることで酸化が進むため、きちんと栓をし、冷暗所に保存する
必要があります。これはカビを防ぐことにもなるので、家庭で保存する場合には、冷蔵庫
にしまうのが最適です。冷蔵庫に保管してある容器から、使いきるぶんだけ小型の容器
に移し替えて使用することも、品質の保持にはよい方法。このように保存法に気をつけた
上で、一ヵ月くらいで使い切るのが理想的です。

特に「保存料不使用」の高級品は、開栓後は冷蔵庫が鉄則です。
212名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 23:04:49
>>211
そんなこだわりがあるのなら、そのことも小説の中に書いておけばOK。
一般的ではないから。醤油を冷蔵庫に入れるのは。
213名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 23:34:18
>>209
アイデアを思いつくときは前提条件から思いつくんじゃなくて「どうなったか」
から逆算するんじゃ。
クライマックスでは誰がどうなるの?
214名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 23:42:40
はやく何か文章を投稿しろ!
最初に投稿された文章を俺が命掛けで酷評してやる!
215名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 23:44:20
>>196
風味の劣化が気にならないとは大した食生活をお送りなようで
216名無し物書き@推敲中?:2007/11/16(金) 23:51:14
>>212
一般的だから言っているのだが。
217名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 00:00:29
>>215
>風味の劣化が気にならないとは大した食生活をお送りなようで

マヨネーズは生きている。風味を気にするならスーパーで買わないでしょう。
http://www.nhk-book.co.jp/ryouri/qa/0511.html#1
218名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 00:07:01
>>217
>マヨネーズは生きている。

キューピー社員?
219名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 00:17:34
おんどりがめんどりにいう:
「安倍さだとうむねとうの云々 岩手に前九年秋田に後三年の地名云々」
めんどり:
「こりーだ?」
おんどり:
「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
めんどり:
「あべさだ。」
おんどり:
(絶句)









(絶句)。
220名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 00:30:05
>>213
なるほどねぇ、「どうなったか?」から考えなきゃいかんのか
設定と言うかあらすじ程度しか考えてなかったから勉強になったよ
221名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 00:59:00
醤油にカビが生えたことがある。
それ以来、冷蔵庫保管。
222名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 01:16:31
>>220
結末を決めて考える(帰納法的発想)=物語作家(ストーリーテラー)
発端から考えを進めてゆく(演繹法的発想)=小説家

であるので、必ずしも「どうなったか?」から考える必要はない。
どちらもOK。
自分の資質、目指すものによって、変わる。

これがうまく噛み合わないと、

結末を考えていない物語=行きあったりばったり、話が合わない、構成が失敗した物語。
結末にとらわれた小説=お話をなぞっただけの、作り物くさい、新たな発見がない小説。

という失敗例になる。

なお、物語と小説の違いは、ここでは

物語=作者がすでに持っているものを読者に提示するもの
小説=作者自身がなにかを発見しようとするもの

程度の話です。
223名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 03:53:03
七味唐辛子に虫が湧いたことがあるな。
224名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 05:05:53
>>222
ちなみに昭和日本常識では帰納法と演繹法の概念がその真逆だったので留意せよ。これは本多勝一先生の
思い違いによるものであると想われる。

お前が韓国で中国的に正しい定義を覚えてきたことはもはやどうでもいい。お前ら帰る祖国を失った。
225名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 11:03:11
醤油のラベルを見ると「開栓後はできるだけ冷蔵庫に保管してください」と
書いてあった。
226名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 11:43:02
お醤油って冷蔵庫が発明されるよりずっと前からあるじゃん。
調味料の常温保存は今でも一般的だろ。
227名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 12:07:18
>>226
なにがいいたいんでしょうか。あなたのいってることは「氷は冷蔵庫が発明される前からあった」と
いってるのと変わらないくらいくだらないですね
228名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 12:09:51
>くだらないですね

残飯のツラよりもか?
 
 
229名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 12:39:09
残飯の脳味噌を見ると「出産後はできるだけ檻の中に隔離してください」と
書いてあった。
230名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 12:51:55
>>227
え、氷って庶民が日常的に入手可能だったのか。
なんとなく高価なものだったっていうイメージを抱いてた…
じゃあ、昔の人は氷室でも作ってその中にお醤油を保存していたの?
231名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 15:09:37
もうそろそろ別館に行こうぜ……
232名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 15:31:18
バナナや醤油を冷蔵庫に入れるかどうかなんて、目玉焼きに何かけるかってのと何も変わらないよね
233名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 16:04:43
234名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 17:39:31
小説の冒頭です。酷評お願いします。

 その晩、私は隣室のアレキサンダー君に案内されて、始めて横浜へ遊びに出かけた。
アレキサンダー君は、そんな遊び場所に就いてなら、日本人の私なんぞよりも、遙か
に詳かに心得ていた。

 アレキサンダー君は、その自ら名告るところに依れば、旧露国帝室付舞踏師で、革
命後上海から日本へ渡って来たのだが、踊を以て生業とすることが出来なくなって、
今では銀座裏の、西洋料理店某でセロを弾いていると云う、つまり街頭で、よく見かけ
る羅紗売りより僅かばかり上等な類のコーカサス人である。それでも、遉にコーカサス
生れの故か、髪も眼も真黒で却々眉目秀麗(ハンサム)な男だったので、貧乏なのに
も拘らず、居留地女の間では、格別可愛がられているらしい。

 アレキサンダー君は、露西亜語の他に、拙い日本語と、同じ位拙い英語とを喋ること
が出来る。桜木町の駅に降りたのが、かれこれ九時時分だったので、私達は、先ず暗
い波止場の方を廻って、山下町の支那街へ行った。

 そして、誰でも知っているインタアナショナル酒場(バア)でビールを飲んだ。ここの家
はどう云う理由か、エビス・ビールを看板にしているが、私はずっと前に、矢張りその界
隈にあるハムブルグ酒場で、大変美味しいピルゼンのビールを飲んだことがあった。

 独逸へ行こうと思っていた頃で、そこの酒場に居合せた軍艦エムデン号の乗組員だっ
たと称する変な独逸人に、ハイデルベルヒの大学へ入る第一の資格は、ビールを四打
飲めることだと唆かされて、私はピルズナア・ビールを二打飲んだのであった。
 『そのエムデンは店の人です、つまりサクラですね。』
 と、アレキサンダー君はハムブルクを斥けた。
 『それに、あすこには、こんな別嬪さん一人もいませんです。つまらないですね。』
 アレキサンダー君は、さう云いながら、私達の卓子(テーブル)を囲んで集まった、各自
国籍の異るらしい四五人の女給の中で、一番器量良しの細い眼をした、金髪の少女の頤
を指でつついたものだ。
 『マルウシャ! 日本人の小説を書く人に惚れています。マルウシャ、云いなさい!』
235名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 18:02:40
> その晩、私は隣室のアレキサンダー君に案内されて、始めて横浜へ遊びに出かけた。
> アレキサンダー君は、そんな遊び場所に就いてなら、日本人の私なんぞよりも、遙かに詳かに心得ていた。
本当に冒頭?
236名無し物書き@推敲中?:2007/11/17(土) 18:04:15
>>234
今度は渡辺温かよ豚の尻。出直して来い。
237 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/17(土) 18:25:20
酷評ありがとうございます。情景、たしかに描写してなかったですね。

>>165
>まず冒頭だけど、主人公が外にいて寒さを感じているのだから違和感あり。さっくり削ったほうがいい。
実は人物は薄着で、寒さ感じているのを表現したかったのですが、逆効果みたいですね。薄着ということを明記した方がよかったかもしれません。

>心理描写の最中に、ぽつんと一言だけ風景描写を入れるのはあまりよくない。
入れるなら「空を見上げると〜」とか、「目に映る〜」など行動描写を入れてからのほうがいい。
はい。このことが気になっていたんです。行動ですか。挟むように気を付けたいです。

文章がおかしいな。
「ちょっぴり伸びをしてみる。あたしは野良猫になりたい(なりたかった)」
「野良猫のように伸びをしてみる。あたしは自由な黒猫」
とか、そんな感じでまとめたほうがいい。
だらだらとした雰囲気が出せたらなと思ったのですが……。表現方法を改めたいと思います。


誤字脱字があったのに読んでいただき感謝です。
238名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 11:14:46
評価お願いします。
開くと願いが叶うと伝えられている扉と、不老不死のその番人、そしてその扉の
もとを訪れる人々の日常とかを描いた小説のプロローグみたいな感じの文章です。

ttp://www.uploda.org/uporg1117808.pdf.html
239名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 11:44:53
>>238
何故pdf
pdfのウイルスもあるらしいしPCノーガードの俺は怖くて踏めないぜ
240名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 16:57:53
こんにちは
昨日、僕の書いた作品について講評などを頂く機会がありました。
他の人たちは、作品の悪い部分などを言われて泣きそうになっていたり、自信作への批評に悲しんでいましたが、
以前このスレで酷評を受けていた僕は、そういった意見を言われても落ち着いて聞けて、大変有意義な時間になりました。
普段から批評されることになれていたおかげで、楽しいひと時を過ごせたのもこのスレのおかげです、多分。
ありがとうございました。
241名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 18:07:47
PCノーガード
そりゃあ2ちゃん自体を止めた方がいいかも
242:2007/11/18(日) 19:43:41
とりあえず、オメエが酷評してやれよ。
243238 1/2:2007/11/18(日) 20:29:44
pdfだと都合が悪いみたいなので投稿します。評価お願いします。

 この不思議な物語は、わたしが書いたものではない。
 それは何年前だったか、通りを歩いていると、古いが美しい教会に出合った。わたしは神を
信じていなかったが、なぜだかその扉を開けてしまった。見てみると、会堂の椅子に、ひとり
の女性が座っていた。彼女はわたしが扉を開ける音を聞くと、立ち上がるなり、にっこり笑っ
て言った。「待っていましたよ」と。
 わたしは吸い寄せられるように彼女のとなりに行った。聖母とみどり子と天使が描かれた
ステンドグラスから射す美しい光が、彼女の顔を照らしていた。束ねられた草色の髪、満月
のような瞳、絹のように白い肌に、少女のように無垢な唇。彼女は美しかった。女性として
美しいというよりは、まるで星空とか風にそよぐ木々とかいった、なんだかそのようなものの
美しさを思わせた。彼女はにこにこ笑いながら、わたしに話しかけてきた。わたしもまた、そ
れに応じた。
 わたしと彼女は、長い間話をした。とりとめもない話であった。彼女はなんでも世界中を旅
しているそうで、ここにも旅で訪れたとのことであった。彼女は話題が豊富で、話術も巧み。
話していてとても楽しかった。
 時間はあっという間にすぎて行った。窓を見ると太陽が落ちていた。会堂には照明が無い
はずなのに、なぜだかほんのりと明るかった。
 わたしはなぜだか、行かなければならないと思った。なにか危険を察知したとか、そういう
のではない。ただ、自分はもうここにいるべきではないと、なんとなく分かってしまったのだ。
 わたしが席を立つと、後ろから彼女が抱きついてきた。彼女のぬくもりが、背中を伝って、
わたしの深い所まで染み込んでくるのが分かった。彼女は泣いているようだった。なぜ泣い
ているのかわたしには分からなかった。しかしわたしも、なんだか目頭が熱くなるのを感じた。
 彼女は懐から分厚い草稿を取り出すと、無言でわたしに手渡した。わたしも、それを受け取
ると、何も言わず、振り返ることなく、教会を出ていった。そして二度と、彼女に会うことはな
かった。
244238 2/2:2007/11/18(日) 20:31:09
 わたしは今、彼女がわたしに委ねたこの物語を、出版しようとしている。彼女と会ったのはも
う何年も前のことだ。しかし、出版しようと思ったのは、つい最近だ。なぜそう思うようになった
のかは分からない。しかし、いまこそこれを世に出すべきだと、そう思ったのだ。
 この物語が何を意味しているのか、何を目的としているのか、わたしにはまったく分からない。
これが良いものなのかどうか、それすらわたしには分からない。この物語を読んで心慰められ、
涙を流すこともあれば、あまりの内容のなさに憤慨し、暖炉に投げ入れてしまおうと思ったことも
あった。しかし、ともかくわたしは、この物語をなんどもなんども読んだ。草稿は、私の手垢で真っ
黒になっている。
 彼女がこの物語を書いたのかどうか、わたしには分からない。しかし、なぜだかは分からない
が、これは彼女の物語であるということは、断言できる。この物語の主人公ともいえる彼女とは、
間違いなく、わたしが出会ったあの彼女である。こんな扉が実際にあったのか、彼女は不老不
死だったのか、それは分からない。しかし、わたしには、これがどうにも事実であるように思えて
仕方がないのだ。しかし、なぜと問われると、わたしは沈黙するしかない。
 草稿の中に、一枚の栞が入っていた。美しい百合の押し花がしてあって、裏には福音書の聖
句が書いてあった。草稿の字とは違う、繊細で、やわらかくて、やさしげな字で。わたしは、この
栞を見るたびに、彼女の微笑みを思いだす。彼女が最初に見せた、あのあたたかい微笑みを。
 「たたきなさい。そうすれば開かれます」*



*マタイの福音書・七・七
245名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 20:51:55
>>240
、多分。のセンスに脱帽
246名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 21:21:50
>>181.188
どうもありがとうございます
言われてみれば確かに、話を小奇麗にまとめこむのに躍起になって
読者への配慮や意識が薄かったですね
大変参考になりますぜ
247名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 21:49:32
評価をしてください。小説の冒頭です。
________________________

夕食を終って、私だけ妹の部屋を出た。
 妹の部屋は、一階の共同炊事場の横にある。
妻が食事をつくるかわりにその部屋を食事室にも使うというのが、去年の春、
短大を出て就職した妹が、この同じアパートに住むことになったときの約束だった。
それまでは、食事の度毎に、二階の私たちの部屋まで運び上げねはならなかった。
 アパートといっても、近くの小学校に停年まで勤めたという元小使さんの老夫婦が、
自分たちの古い平野の二階に四畳半三室と六畳一室、
一階に六畳一室と共同の炊事場と便所を建て増しただけの、下宿屋に近いごく小さなアパートである。
事実、二階の四畳半は三室とも学生が大家の賄付で入っていて、
炊事場もいまでは私たちの専用の形になっている。
 玄関の板の間から、大家の部屋の襖を斜めに切り上げるような格好で、
急な階段が二階に通じている。二階の廊下の小さな裸電球の灯が、
ニスの塗りの剥げかけた狭い木造階段に黄色く淀んでいた。
 階段を途中まで上りかけたとき、ちょうど足許のあたりの襖越しに、
咳の音が聞えた。引攣るように苦し気な喘息性の咳だ。
 大家の妻君の方は、体付もがっしりと骨太で抜け目ない眼をしているのに、
主人は小柄な体に髪が真白で、私たちが結婚して間もなくここに移ってきた三年ほど前から、
ほとんどずっと寝たきりだった。
248名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 21:59:02
>>247
日野啓三「あの夕陽」。
釣りたいんならもっと上質な釣り針を持って来い。
249名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:06:08
純文学です。意見をください。

河原の石ひとつにも宇宙の全過程が刻印されている。
後年真名瀬剛が岩石蒐集に打ち込むに至った最初のきっかけは、
太平洋戦争中の昭和十九年師走半ば、フィリピンはレイテ島北部の山岳地帯、
カリガラ湾を臨む熱帯雨林に穿たれた天然洞窟のなかで、
ひとりの男から聞いた話である。
限度を超えた栄養不良とアメーバ赤痢による消耗の果て、
針金細工に渋紙を貼りつけた趣の顔面にあって、そればかりが敏捷に動く眼で真名瀬を眺めた男は、
すっかり肉が削げ落ち痩せ牛蒡みたいになった指に傍らの石を摘んでみせると、
これは種別するなら緑色チャートという石であると講釈を述べ、
いまわれわれがいる洞穴は古生代に堆積した岩床が隆起し海食を受け生じたもので、
その後さらに新生代第四紀に海水面が後退して森林の洞穴になったのである、
したがって周囲の壁には海棲生物の化石がたくさん含まれているはずであり、
このかけらにしても、子細に顕微鏡観察をするなら、
放散虫等の生物化石が必ず見つかるのだと断言したあと、
おおよそ次のような事柄を語った。
君は普段路傍の石に気をとめることなどないだろう。
庭石や石材ならばまた話は別だろうが、およそ石や岩などは詰まらない、
ただ意味もなく山河野原に散らばっているもので、
邪魔にこそなれわざわざ手にとって眺めてみる価値などないと考えているのだろう。
250名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:09:01
>>249
奥泉光「石の来歴」
251名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:18:07
>>250
お前はつまらんw

まさか、自分gあおもしろいことをしてると思ってるの?
プロの作品に対して、アホがどう評価するかを聞けばおもしろいのに。
そんなに「自分は知っている」ことを認めてもらいたいの?
会社で嫌なことがあったか?
252名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:22:25
自分gあ  自分が
253名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:26:50
>>251
俺自身はつまらんかもしれないけど舌打ちしまくってgあとかミスタイプしてるお前は最高におもしろい
254名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:28:41
>>247
>妻が食事をつくるかわりにその部屋を食事室にも使うというのが、去年の春、
短大を出て就職した妹が、この同じアパートに住むことになったときの約束だった。

一文が長すぎる。すっと頭に入ってこない。
食事と食事室、これもダメ。一文に「食事」がふたつは少しウザい。
言い換えができるのなら、べつの言葉で。

妻が料理をつくるかわりに、その部屋を食事室としても使わせてもらっている。去年の春、
短大を出て就職した妹が、この同じアパートに住むことになったときの約束だった。

かんたんにリライト。
マシになっているはず。
255名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:32:25
>>243-244
基本的な技術が足りていない感じ。
冒頭だけど
>この不思議な物語は、わたしが書いたものではない。
と始まって、「不思議な物語」の説明に入るのかと思えば、物語と出会うまでの経緯
(自分の体験)を語り始める。これなら一行目はすっぱり削って、
>それは何年前だったか、通りを歩いていると、古いが美しい教会に出合った。
からはじめたほうがすっきりする。
冒頭の一文を生かしたいならば、主人公が今現在どこにいて、どういう状態の物語の
原稿をもっているのかを明示した上で、入手経緯について語るという手順になるはず。

あとは描写だな。
>通りを歩いていると、古いが美しい教会に出合った。わたしは神を
>信じていなかったが、なぜだかその扉を開けてしまった。
ここが不自然だし、そもそもどんな世界観なのかわからない。
日本なのか、外国なのか、異世界なのか。現在なのか、過去なのか。
情景描写を通じて読者に情報を提示する必要あり。
例えば、「通り」にしても、普段歩く道なのか、旅先なのか、近所だけど普段は通らない
道なのか、そういう部分の説明がないので教会に入るあたりが不自然。

教会のシーンもダイジェストになっていて手抜きした感じ。
分からない分からないが連呼されているが、読むほうはまったく情報がないので、もっと分からない。
読み手に情報を与えるという部分を意識しながら書いたほうがいい。
256名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:35:27
>>251
スレタイも読めないんだね。うん。最高に面白いよ、お前。
257名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:39:51
>>253
「g」の次に「あ」を打っているので、なぜミスしているのかわからないがな。
258名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:44:19
>>257
gが半角だから
『じぶん[変換]がおもしろい』のところを『じぶんg[変換]あおもしろい』とミスったんだろ。
誰に酷評されて怨み持ってるのか知らんgあ、力抜けよ。
259名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 22:58:52
>>251
純文学は芸術的かもしれないが、文章はアレな人が多いんだ。
絵画にたとえると、エンタメは写実的で、純文学は抽象画的というのかな。
>>247にしても記述の順番がガタガタで上手くはないよね。
ところが、純文学というのは一部のマニアが評価するもので、一般人がどう思うかは
関係ない(売れなくてもいい)ものなので、悪文でも通用するだけのこと。

エンタメは、一般人が一読して(熟読しなくても)内容が理解できる文章が前提。
その基準で判断すると、純文系のものは低評価になる。
260名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 23:19:25
>>249
例えば、芥川賞作家のコレだけど
>後年真名瀬剛が岩石蒐集に打ち込むに至った
>最初のきっかけは、
(略)
>ひとりの男から聞いた話である。
という風に、間を抜くとに文章が捩れている感じがするし、
「最初」の「きっかけ」ってのも重複っぽい印象だな。

「○○が岩石蒐集に打ち込むに至ったきっかけは、一人の男との出会いだった」
というほうが、分かりやすいし、日本語的には美しいんじゃないかな。
その後に、
>太平洋戦争中の昭和十九年師走半ば〜
とつないで、「男」の紹介にはいったほうが、より文学的になると思う。
261名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 23:49:55
>>259
>ところが、純文学というのは一部のマニアが評価するもので、一般人がどう思うかは
>関係ない(売れなくてもいい)ものなので、悪文でも通用するだけのこと。

だからヤラセの温床となるんだろ。
262名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 00:13:07
酷評をお願いします


修一が駅に降り立った時には街は閑散としきって
昼の街が残した澱んだ空気を漂わせているだけだった。
駅から漏れる微かな電光の灯りと街灯を頼りに帰路につこうと
修一は歩を始めた。
初夏の草木の匂いが空気を這って修一の鼻を突き、今晩がひどく蒸暑いことに
とうとう気がついた。
修一は自動販売機に飲み物を買うためにいつもの帰路ではない方向へ歩を変えた。
自動販売機も満足にない田舎の街に多少苛つきながら胸元からハンカチを取り出して
汗を拭いた。
ふと顔を上げると、おかしい。
花屋が白く光る蛍光灯で道を照らしていた。
時計を見ると夜中の一時だ。
花がやけに艶やかに咲き乱れて、不可解なおぞましさに寒気を覚えた。
遠くから離れて見ると、全ての店がシャッターを下ろし眠りについているこの街で
飲食店やコンビニならともかく花屋だけがぽつりと灯りを点しているのだから。
「複合写真みたいだな」
眼を見開いて思わずこう呟くのも当たり前だろう。
何のために開けているのだろう。無意味と言うべきか不可解だった。
店先に並べられた花々を見つめると、蒸暑ささえ忘れるほど眼を奪われる花が
端の方に一つだけ飾られていた。
263名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 00:24:25
>>259
アホかw
一般人はそこまで細かく気にしないw
264名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 03:52:09
真剣十代だな
265名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 08:56:09
>>259 いまどきエンタメと純文学を区別すること自体、非常にナンセンス。
266名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 10:59:39
>>251
くやしがる豚の尻の図。
ここはおもしろがるスレではないし、おもしろがるような低能は豚の尻だけ。
267名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 11:04:29
>>249
>河原の石ひとつにも宇宙の全過程が刻印されている。

つげ義春の『無能の人』のほうが面白い。
268名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 11:42:20
>つげ義春の『無能の人』のほうが面白い。

残飯のツラよりもか?
 
269名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 16:03:03
>>268
お前が残飯の何を知っているんだ?
残飯はお前より全然ハンサムだろうし、
金も持ってるし、才能もあるよ?

すくなくとも、まともに小説を書く事も、
読む事もできずに、2chにかき込んでる
基地外のお前とは雲泥の差だよ?
270名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 16:22:49
↑ 残飯。許可: 掲示板自由な場所だ。
271名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 18:56:57
>>265
それはそうなんだけど、文学界で受賞するようなものをエンタメの賞に送っても
一次で落選する可能性が濃厚なわけで、同一視はできないよね。
純文学とエンタメではベクトルが異なるから、そこは分けて考えないとダメだと思う。
272名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 19:06:21
>つげ義春の『無能の人』

残飯よりも無能か?

 
 
273名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 19:06:33
>一次で落選する可能性が濃厚なわけで

なんの根拠もないよね それとも文学賞の選考委員か下読みでもやってんのかキミは
274名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 19:08:21
カテゴリエラーは弾かれるだろ常考
275名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 19:19:29
>>262
駅、街、街灯、草木の匂い、自販機が近くにない。けど花屋がある。
描写が足りていないので、時代とかその街の雰囲気がよくわからない。
帰路につくというのはいつもの事だと思うので、自販機がないことにイラつくという
のは不自然な感じがする。現代の駅なら、何かしら自販機が置いてあるはず。

>今晩がひどく蒸暑いことにとうとう気がついた。
表現がおかしいし、蒸し暑さについては電車に乗る前に気がつくのでは?
それとも遠距離通勤なのか。

>ふと顔を上げると、おかしい。
>花屋が白く光る蛍光灯で道を照らしていた。
文章のつながりがおかしい。
「おかしい」が浮いている。

>時計を見ると夜中の一時だ。
>花がやけに艶やかに咲き乱れて、不可解なおぞましさに寒気を覚えた。
>遠くから離れて見ると、全ての店がシャッターを下ろし眠りについているこの街で
>飲食店やコンビニならともかく花屋だけがぽつりと灯りを点しているのだから。
花屋を見ているのに、遠くから街を見るという表現は不適説。
花がやけに〜の一文も文章のつながりが悪い。
細かい部分を指摘するとキリがないので、簡単にリライトすると

 ふと顔を上げると花屋が白く光る蛍光灯で道を照らしていた。 時計を見ると
 夜中の一時だ。 店内では艶やかな花が咲き乱れるように陳列されている。
 その雰囲気に不可解なおぞましさを覚えた。寒気を感じた。
 コンビニすらない、全ての店がシャッターを下ろし眠りについているこの街で
 花屋だけがぽつりと灯りを点しているのだから。
276 ◆k2IQkDYAUI :2007/11/19(月) 21:11:18
一応書いて飯を食べている者なのですが、皆さまの意見を聞きたく書き込みをしました。
以下の文は小説からの抜き出しなのですが、このような文体は理解されにくいでしょうか。
自分はこのような流麗な調子も美文になり得ると信じています。ご意見お待ちしています。
 
 あの須磨という所は、昔は人の棲家などもあったけれども、今は人里を離れた、もの凄い土地になっていて、
漁師の家さえ稀であるとは聞くものの、人家のたてこんだ、取り散らした住まいも
面白くない。そうかと言って都を遠く離れるのも、心細いような気がするなどと
きまりが悪いほどいろいろにお迷いになる。何かにつけて、来し方行く末のことどもを
お案じになると、悲しいことばかりである。
277名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 21:14:40
   

     おはようからおやすみまで コピーで愛情乞食の嘘つき残飯
 
  
278名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 21:19:34
なんで源氏物語
279名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 21:38:18
>>276
文体というのは時代を反映するものだから、源氏物語の文体そのままで
現代劇を書いても、古臭く感じるはず。その時代の話であれば、それなりの
文体でいいんだろうけどね。

美文という表現があるけど、「美」の基準は主観的なもので人それぞれだから、
美文だから一般受けするとは考えないほうがいい。美文は見る人によっては
悪文にもなりうるから。
280名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 22:11:51
>>279
いや、文体というよりも、中身が源氏物語そのままなのだが。
281名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 22:23:49
どうでもいいけど、「もの凄い」はいまと意味が違うし、主語がはっきりしない。迷ってるのは誰なのか、
お案じなされているのは誰なのかわからない。
282名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 22:40:09
>>281
読んだことない人はそう思うのも無理はないが、原文に忠実に訳すと
そうなる。訳文自体はなかなかうまいと思う。
283名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 22:47:24
そうかなー
読点の打ち方が気に入らない。
人の棲家(住処)と人里がかぶってる。
指摘済みだが、ものすごいは意味が違う。
きまりが悪いの用法にも違和感。
「何かにつけて〜」はだれか話者とは別の人が「お案じ」ているようだが、案じている人が悲しいのか、
案じている人を話者が悲しく思うのか、はっきりしない。
284名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 22:48:56
みんな源氏物語って分かるんだな。全然知らなかった。
前もプロの奴が出てきたとき分かってたし、
この板の奴らってかなり読書してるんだな。
ちょっと見直した。
285名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 01:58:09
なんにせよ、>>276は、源氏物語を現代語訳してみましたがどうでしょうか? とでも
書くべきであって、そうしなかったということは豚の尻の仲間ということだ。
どうせ自分の訳でもあるまい。
286名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 02:07:24
>>284
まあ「須磨」の巻だからね。「桐壺」と並んで有名なところだし。
ちなみに須磨まで読んで挫折することを「須磨源氏」という。
用例。
「源氏にはお詳しいようで」
「いや須磨源氏ですので、お恥ずかしい」
287名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 07:09:10
>>262

まあ、丁寧に書こうとしているのはわかるが、
何々だから、何々だ、という調子の文章だから、
説明調になってしまう。
ここで何を書きたかったのか、
不気味さなのか、
不思議さなのか、
異様な美しさなのか。
あるいはそういう一連の流れを書きたかったのか。
もっと工夫の余地あり。
これではただそれを説明しているだけだから、
くどい文章だなあ、としか思えない。
読み手をその花屋に誘うのが描写。
2881/2 ◆S.PtdgMO6E :2007/11/20(火) 21:17:23
 酷評お願いします。

地球最後の日が明日に迫った。窓から肉眼でも、巨大な隕石を確認する事が出来る。突然隕石が爆発
した。飛び散った隕石の欠片を吹き飛ばしながら、とてつもない生物が地球を目指している。エイリア
ンである。アングルモア、と名づけられた。ノストラダムスの予言が現実のものになったのである。
世界中の軍はあらゆる手を尽くしたが全くダメであった。
 吉雄はニュースの放送を眺めながら、呑気にモーツァルトを聴いた。
「そういえば5年前銀行強盗しようとして諦めたな。今日するか、どうせ地球最後の日なんだから誰も
文句言わないだろ」
 吉雄は家を出て、車で市内の銀行に向かった。すれ違う車は少ない。皆家で最後のひと時を楽しんで
いるのだろう。よそ見をしていると銀行に突っ込んでしまった。中には誰もおらず、外から差し込む夕
日がわずかに明るい。金庫が開けっ放しだ。店長がすべて持っていってしまったのだろう。
 金庫をよく調べると、隅の札束の奥に死体が転がっている。よく調べるともう片方にも死体がある。
どちらも中年の男だ。口の中に爆弾がある。時限爆弾のようで、後三分で爆発する。
 吉雄は悠々と銀行を出て、車で走り去った。バックミラーのなかで、銀行が爆発し、煙がもうもうと
上がった。家に帰るとそこは家の跡地だった。家が綺麗になくなって、売り地の看板が出ている。近く
の人に聞いてみると車を出した直後に解体工事が始まってさっき終わったそうだ。親切なその人の首を
一思いに折って、家を譲り受けた。間取りを見て回って、冷蔵庫からヤクルトを出して、ニュースをつ
ける。気づくと目の前の見慣れない景色が広がっていた。砂漠が地平線の彼方まで広がっている。所々
に湖があって、左手には砂山が天高くそびえている。地球上にこんなところがあるわけない。吉雄はそ
う確信した。
2891/2 ◆S.PtdgMO6E :2007/11/20(火) 21:18:03
 この景色は、吉雄の常用している麻薬が見せる幻覚であった。砂山は冷蔵庫である。湖は座敷にしか
れた座布団である。吉雄ははっと目が覚めた。そうして、笑い声を上げながら、
「薬だ! 薬だ!」
 と叫んで、物凄い顔つきをしながら、外に飛び出した。目指すは麻薬を売っている闇市だ。闇市は隣
のおばさんの家だ。
「いらっしゃい」
 ドアを開けるとそこには80歳あるかないかと言うぐらいしわくちゃな婆さんの姿あった。
「薬は」
 と顔をゆがませながら、吉雄は婆さんに迫った。
「もう売り切れだよ」
「そうですか」
 吉雄は婆さんの首を締め上げて、玄関の柱に頭をたたきつけた。頭蓋骨が陥没し、婆さんは血まみれ
になって、玄関に転がった。ポケットを探ると、薬があった。
「天罰さ、嘘をつくものは」
 そこで、吉雄は言葉を切った。
「死刑よ!」
 大声で叫び、麻薬を注射した。最高の気分に酔っていった。再びあの景色が見えてきた。北へ歩いて
いくと突然化け物が襲い掛かってきた。車である。
 次の瞬間、吉雄は宙を舞った。そのまま、アスファルトの路面にバウンドし、電信柱に頭から突っ込
んだ。吉雄は死んだ。
 その一時間後、地球はエイリアンに飲み込まれ、全人類が滅び去った。
290名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 22:05:03
>>288-289
どこを評価してもらいたいの?
291名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 22:20:04
>>288-289
投げるなよー
クスリの話が出てから一気にどうでもよくなった
ひっくり返してぶっこわすならぶっこわす理由に足る結果を見せてくれ
292名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 04:06:25
俺なんかに酷評する資格ないですが、>>288->>289について

なんかあっさりとしすぎというか、物語が進むのが早い気がする。
>「そういえば5年前銀行強盗しようとして諦めたな。今日するか、どうせ地球最後の日なんだから誰も
文句言わないだろ」
この部分でも、どうして5年前に銀行強盗をしようとしたのか、ってのが描かれていないし、今日するか、なんてあっさりしすぎかと。
> 金庫をよく調べると、>よく調べるともう片方にも死体がある。
この部分も、よく調べているシーンが描かれていないせいで、”よく”って書いてあるのに、あっという間に見つけてしまったような印象を受けた。
親切な人の首を折るシーンも一文しかないし。

てかようするにご都合主義なんだと思う。小説だからご都合主義でもいいじゃないか、って気もするけど、あまりに出来すぎだし
色んなシーンを書こうとしすぎて収拾憑かなくなっているというか、細かい点まで書き込まれていないというか
293名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 06:34:32
>>288-289
面白かったよ。
心理とか人間関係とか諸々の描写が省かれているし、それほど突飛な表現も見当たらないので、とりあえず商業向けの文章ではない。
文法の間違いも散見するし、前半中盤とぐいぐい引き込む割には結末の方をあっさり終わらせ過ぎている。
もう少しこだわりを持ったらいい作品を書く技量は十分持っていると思う。
294酷評お願いします:2007/11/21(水) 11:12:07

 なけなしの一万円を見事にすってパチンコ屋を出ると、横殴りの雪が降りつけて
いた。店内にいるあいだに急に気温がさがり、雪が強くなったのだろう。凍結した
路面の上に新しい雪が積もり、非常に滑りやすい状態になっていた。真昼間だというのに、
辺りは薄暗く、目の前を通る車は皆、ヘッドライトを灯していた。
 三上智彦は首をすくめて、よれよれのダウンジャケットのポケットに両手をつっこみ、
足元を気にしながら、吹きさらしのだだっ広い駐車場を歩いた。平日の午後一時だが、
駐車場は空きスペースが見当たらないほど埋まっていた。智彦が来店した十時にはすでに
満車状態だったため、駐車スペースを探すのに苦労したほどだ。やっと見つかったのは、
店舗から離れた、いちばん奥まった場所だった。
 車に向かって歩いていると、ひどく空腹を覚えた。腹が鳴っている。そういえば、
今日はまだ何も食べていない。家で一杯、パチンコをしながら一杯、コーヒーを
飲んだだけだった。これからどこへ行こうか、何をしようか、智彦は思案した。
何の予定もなかった。ハローワークに行って職探しでもしようか、古本屋で漫画本でも
立ち読みするか、素直に家に帰って洋子に昼飯でも作ってもらおうか。いずれにしても、
早く車に戻りたかった。おんぼろのカローラでも、外にいて雪に打たれるよりは
ずっとましだろう。
 そのときだった。とつぜん名前を呼ばれた。智彦はびくっと体を震わせ、思わず足を
止めてしまった。聞き覚えのある声だった。動悸が早くなった。知り合いには、なるべく
会いたくはなかった。知り合いにあえば、仕事のことを聞かれるだろう。なぜ平日の昼間に
ぶらぶらしているか聞かれるだろう。気をつかって何も聞かないやつもいる。だが気を
使われていることは、相手の表情を見ればなんとなくわかるものだ。それはそれで、
ばつが悪い。
295名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 11:12:56

 聞こえなかったふりをしようと思い歩き始めたとき、さっきより大きな声でもう一度
名前を叫ばれた。逃げられないか、と独りごちて、首をめぐらせた。すると、雪をかぶって
駐車している白いバンの運転席から見知った顔がつきだしていた。北国の冬には不似合いな
ほど浅黒い肌をした男だった。その汚れたバンに智彦が近づいていくと、男は、やけに白く
目立つ歯をむき出しにして、「ちぃーす!」と学生のような挨拶をしながら、片手をあげた。
「仕事中か」と、智彦は聞いた。
「休憩中だ」その男、白井圭一は微笑をうかべた。「おまえは?」
「求職中だ」
「寒いだろ。乗れよ」
 気乗りしなかったが、智彦はしぶしぶ助手席に乗りこんだ。車内は暖房がきいていた。
海産物特有の生臭いにおいが鼻をつく。うしろに目をやると、発泡スチロールのケースが
十数箱積んであった。
「昼間からパチンコとは、いい身分じゃないか」と、圭一が言った。
「そうでもないよ」
「仕事してないのか」
 圭一は胸ポケットから煙草を取り出して、火をつけた。
「だから仕事探してるんだよ」
 智彦は気恥ずかしさを押し隠すようにして語気を強めた。
「パチンコやってても就職はできないだろう」
 返す言葉が見つからず、黙ってフロントガラスに降り積もっていく雪を見つめた。
「うちでアルバイトでもしてみるか。年末は忙しくなるから、人をたくさん入れなきゃならない。
どうだ、やってみる気はないか」
 圭一は蟹を専門に扱う水産会社の三代目だ。
296名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 11:13:54

「若いのといっしょにバイトなんかやってられっか」
 智彦は三十二歳だ。二十歳そこそこの若者と働いていると、みじめになるだけだ。
「プライドだけは高いんだな」圭一は大きくため息をついた。「これからどこで働こうと、
若いやつといっしょにやらなきゃいけない。上司や先輩が年下ってこともあるぜ。それを
受け入れて、割り切らなきゃやっていけないだろう」
「わかってるよ、そんなこと」
 車内に沈黙が流れた。いささか険悪なムードだった。同じ歳の圭一に、親のような口調で
説教じみたこと言われると、羞恥と憤怒が同時がこみあげてきた。
 圭一が口を開いた。
「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」
「もうあきらめてる」
「おいおい、おれと同じ道をたどることになるぞ」
 圭一は二年前に離婚していた。今は十歳下の女と付き合っているらしい。
「いや、それはどうかな。おれが別れたいって言っても、あいつは首を縦に振らないんだ。
不思議なんだけどさ」
「ふうん。おまえに惚れてるんだな。信頼してるんだ。かみさんのためにもちゃんと仕事
みつけろよ」
 そう言って、圭一は智彦の肩をぽんとたたいた。同級生に励まされると、無性に情けなく
なった。そして腹が立った。圭一の態度にどこか勝ち誇ったようなところがあったからだ。
早くこの場を去りたかった。
「飯、まだだろ? これからどうだ?」と、圭一が言った。
「すっからかんなんだ」
「ラーメンぐらいならおごってやるよ。餃子もつけてやる」
 圭一が顎をしゃくった。道路を挟んだ向かいの通りにラーメン屋ののれんが見えた。
それが目には入ったとたん、またしても空腹がこみあげてきた。熱々のラーメンと餃子が頭に
ちらついた。しかし、同級生である圭一に昼飯をおごってもらうなんてことはできなかった。
そこまで落ちぶれたくはない。
297名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 21:51:14
>>294
全般に、書きすぎ感がある。七分、八分に表現を抑えることを考えては如何か。
たとえば、
>そのときだった。とつぜん名前を呼ばれた。智彦はびくっと体を震わせ、思わず足を
>止めてしまった。聞き覚えのある声だった。動悸が早くなった。知り合いには、なるべく
>会いたくはなかった。
「びくっと体を震わせ」「思わず」「動悸が早くなった」など、書きすぎ。

 そのとき、とつぜん名前を呼ばれた。智彦は足を止めた。聞き覚えのある声だった。
 知り合いには、なるべく会いたくはなかった。

これくらいにとどめたほうがいい。
演技でいえば、わめき散らして泣くよりも、ひと粒の涙をこぼすだけのほうが、悲しみが
伝わる。そういうことです。

>「わかってるよ、そんなこと」
>車内に沈黙が流れた。いささか険悪なムードだった。同じ歳の圭一に、親のような口調で
>説教じみたこと言われると、羞恥と憤怒が同時がこみあげてきた。
>圭一が口を開いた。
>「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」

このあたりも同様。書きすぎ、語りすぎ、説明しすぎで、読み手に想像する隙間を与えてい
ない。だから読んでいて退屈してしまう。

 「わかってるよ、そんなこと」
  車内に沈黙が流れた。
  圭一が口を開いた。
 「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」

これだけでいい。
298名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 21:57:09
>>297
>「わかってるよ、そんなこと」
> 車内に沈黙が流れた。
> 圭一が口を開いた。
>「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」
下手すぎてワラタw

書きすぎというのは同意だが。
299名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 23:43:01
>>294-296
書きすぎという指摘があるけど、ほぼ同意。
心理描写の入れ方に工夫の余地あり。

例えば冒頭は心理描写を削ったほうが情景が浮かび、しっくりくる。
リライト文
「なけなしの一万円を見事にすってパチンコ屋を出ると、横殴りの雪が降りつけて
いた。凍結した路面の上に新しい雪が積もり、非常に滑りやすい状態になっていた。
真昼間だというのに、 辺りは薄暗く、目の前を通る車は皆、ヘッドライトを灯していた。」

呼び止められたシーンは>>297の指摘にほぼ同意。
セリフ一言ごとに心理描写を入れるとウザイので、セリフのやりとりはある程度まとめた
ほうがいい。
300名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 23:45:11
>>294-296
人物紹介は、その人物の外見の描写を入れたら、その直後に名前を出したほうがわかり
やすい。隠す必要のない情報は早めに提示するのが基本。
白井の車を登場させた時に、「○○水産」と書いてあったことにすれば、職業の紹介まで
含めて、上手くまとまると思う。同種類の情報(例えば人物のプロフィール)は分割せずに、
まとめて提示できるように意識すると読みやすい文章になる。

リライト文
 白いライトバンの運転席から見知った顔がつきだしていた。高校で同級だった白井圭一だ。
白井は「ちぃーす!」と学生のような挨拶をしながら、片手をあげた。 北国の冬には不似合
いな浅黒い肌をしていて、やけに白く目立つ歯を見せている。
智彦は肩をすくめながら、薄く雪をかぶったライトバンに近寄る。ドアには蟹のマーク。その下に
○○水産とデカデカと書かれている。
「仕事中か」智彦は聞いた。
「休憩中。おまえは?」
「俺は……求職中だ」
 (白井の表情の描写)
「寒いだろ。乗れよ」

こんな感じだと二人の関係がわかりやすいと思う。年齢が抜けてるんだが、主人公を出した時に
それとなく描写しておけば、「同級生」というキーワードで十分に理解できると思う。
301297:2007/11/22(木) 00:00:32
>>298
同意してくれて、ありがと。

う〜ん、たしかに下手だな(反省)。
情景描写をひとつ入れて、

 「わかってるよ、そんなこと」
  顔をそむけた。店から出てきた客が両替所に向うのが見えた。
  両替所は駐車場の端にある。足取りも軽そうだ。
  圭一が口を開いた。
 「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」

こんな感じでどうだろかね。

302名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 03:11:21
「叩けよ さらば開かれん」

に従ってSMちやんやつとるのぢやなかんべな!!

…どーもスクルージもーど
303名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 03:44:11
「最終戦争誘惑」
「願望じゃないの?」
「駄楽をくれるのさ」
「愉快ね」
「ふしだらな!」
「批評よ。」
304名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 03:47:49
「ン ならば愉悦と」
「あなたをからかいたかったの。」
305名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 03:59:17
ここで自己陶酔より覚醒したり過剰にせんとこが至らなさ

江口先生小林先生ゴメンナサイ
306名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 08:20:28
>>301

> 「わかってるよ、そんなこと」
  顔をそむけた。店から出てきた客が両替所に向うのが見えた。
  両替所は駐車場の端にある。足取りも軽そうだ。
  圭一が口を開いた。
 「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」



あの〜、すごい下手なんすけど……。こんなこと言っちゃなんですが、
あなたにはまだ人の文章を酷評する力もリライトする力もないと思います。


307名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:06:09
>>17-18
至近距離からと遠方からでは銃創が異なる。
308名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:13:39
>>187
ドンドコやドンドコドコの家系を知らんか
309名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:22:08
>>175
早苗ちゃんはかわいこちゃんだと思うので殺さないで誰もが願う展開にそしてひとひら花びらの散る
310名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:22:45
あっ

>>175を口汚くののしるつもりだつたのに
311名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:48:03
酷評への苦情はこちらへどーぞぉ〜^^
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/

幼稚な苦情でもけっこうですよ〜^^
312名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:49:41
えっだってだって

どんなにせいちにびょうしゃしたって びょうしゃぶそくってゆえるじゃん!ひきょうだもん!ひどいやひどいや!
313名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 09:50:47
クッ

…何を、やらせる…


///
314294:2007/11/22(木) 10:45:04
>>297 >>299 >>300

批評してくださってありがとうございました。
自分で気づかなかったところを指摘され、大変ためになりました。
315名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 11:08:00
おやこまった

えーと残飯残飯と雨にも負けないオッサンよ、あんたひょっとして自嘲してる?
316名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 11:08:39
もしそうなら文学の香りがするする。
317名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 13:54:18
>>306

 「わかってるよ、そんなこ……」
  車内に沈黙が流れた。
 「金、ないんだろ。かみさんは何も言わないのかよ」
  沈黙の中突然圭一が口を開いた

これならどう?
318名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 14:32:31
>>371
「沈黙」っていう単語を繰り返してるせいかくどい印象を受けた
319名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 14:33:12
ごめん、間違えた
× >>371
○ >>317
320名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 15:19:06
>>317
つうか「車内に沈黙が流れた」自体が駄目。
沈黙は流れるものではない。
それを流れるとひねって書くのは二流の文学趣味。
321名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 15:25:42
車内に無音の空気が流れたとかどう?
322名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 16:29:27
あほか。
沈黙が流れる、くらい普通だわい。
なにが流れるものではないだ、バカか。
一度死んでこい。
いいか?
使い方のセンスの悪さを否定しろ。
言葉を否定するな。
どこの田舎もんだよ、ったく。
323名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 16:30:22
使い古された言い回しは違う光が当たるときに使うと眼を惹く
324名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 16:31:37
>.317
短いセンテンスの中で沈黙が五月蠅いぞ
325名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 16:41:56
>>322
あらまぁ。この子ったら、
得意になっちゃって。
326名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 16:45:51
んにゃ。
ちょっと活を入れたんだよ。
スレのレベルが下がらないようにな。
引き締まったろ。
どんどんやれ、若人よ。
327名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 17:00:43
>>326
真正の馬鹿だったか
328名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 17:27:14
どっちが正しいのか教えろ
それ結果でこの後の作家生命に関わる
329名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 17:49:23
んっとオ

沈黙を流すには 世界が締まってない。

沈黙はお互いを信用しきってるかまったくしきってないかの沈黙のうちの表明。何を着てるかだのどんな肌の色か
だの歯が命だのに短い枠をさいてるうちは

人間関係がわからねえ。
330名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 18:00:08
>>328
>>322は、「使い方のセンスの悪さを否定しろ」と言っているが、
>>320は「二流の文学趣味」とすでに指摘している。

つまり、趣旨は同じ。
>>322が読めていないだけ。

>>323の、
>使い古された言い回しは違う光が当たるときに使うと眼を惹く
は、その通り。
しかし逆に言えば、「違う光が当たらなければアウト」ということで、
例文では光はかけらも当たっていない。
331名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 18:00:17
>>328
日本語覚えるのが先
332名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 19:07:11
>>330
横だが、
322は、320の「二流の文学趣味」ではなく、
「沈黙は流れるものではない」を指摘して罵倒している。
それは322に直接的に書かれているのではないか?
視力があれば誰の目にも明らかだ。
読めてないのは330=320の一人だけだと思うが、どうだろうか?
333名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 19:08:10
>>330
横だが、
>>322は、>>320の「二流の文学趣味」ではなく、
「沈黙は流れるものではない」を指摘して罵倒している。
それは322に直接的に書かれているのではないか?
視力があれば誰の目にも明らかだ。
読めてないのは>>330=>>320の一人だけだと思うが、どうだろうか?
334名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 20:17:21
まあなんだ。

「冒頭です」とか言いながら続きなんざかんがえてもねーおんかたがたの連続ダカラヨ。そのうすっぺらい中で
沈黙が流されてもこっちが沈黙しちまうわけさな。
335@:2007/11/23(金) 03:51:53
お願いします

 十一月下旬。早朝の住宅街に今期初めての霜が降りました。
 点在する裸の街路樹にも、立ち並ぶブロック壁にも、眠ったままの車の上にも、真っ白の霜が降りています。光が射し込めば、その輝きはさらに純度を増すのですが、あいにく空には暗雲がひしめき合っていました。
 重い空の下。広がる氷の世界の一角に、なぜかこの時期に咲いてしまったたんぽぽがひっそりと花を咲かせていました。
 小さなたてがみを精一杯広げるたんぽぽ。しかし今は身体中に張り付いた結晶に、身も心までも凍らされてしまいそうです。がちがち震える声で周りの霜に尋ねました。
「どうしてこんなに凍てつく氷で世界を覆ってしまうのですか?」
 霜はしばらく考えて答えました。
「そんなこと、あたしたちに聞いてもしょうがないわ。だってそういうものなんだもの。冬が近づけば霜が降りる。そういう風になってるのよ。まああなたのことは気の毒だと思うけど、仕方ないんじゃないかしら」
 それっきり霜は何も答えることはありませんでした。寒さに震えるたんぽぽは、次第に呼吸も辛くになってきていました。
 そこへ、ひゅるりと、枯葉を巻き上げながら北風が吹いてきました。北風はひゅるりひゅるりと気ままに街を駆けていきます。
 ただでさえ凍え死んでしまうんじゃないかと思うほどに寒かったたんぽぽは、北風の登場によってさらに寒くなってしまいました。
 身体が動かなくなるほどの寒さを、はんぽぽは初めて経験したのです。素直な驚きと濃くなる死の色にたんぽぽは感動しました。こんな世界があるんだ。
 たんぽぽはうまく回らない口をどうにか動かして、北風に尋ねました。
「どうしてすごく寒かったのに、もっと寒くなるようなことをするのですか?」
 北風は少し考えて答えました。
「そんなこと、俺たちに言ったってしょうがないぜ。だってそういうもんなんだからな。冬が近づけば北風が吹く。そういう風になってんだよ。まああんたのことは気の毒だとは思うが、仕方ないんじゃないの」
 それっきり北風が答えることはもうありませんでした。たんぽぽは運ばれてきた枯葉を眺めました。茶色く色あせた表面にはうっすらと霜が降りていました。
336A:2007/11/23(金) 03:54:44
 雲が早く流れていきます。空はどんどん黒く、暗くなっていきます。そのうちに、たんぽぽはぽつぽつと身体を濡らす雨に気が付きました。北風も強さを増しています。寒さで意識が遠のいていくのを感じながら、たんぽぽは降り始めた雨に尋ねました。
「どうしてこんなに冷たい雨を降らすのですか?」
 雨は考えることなく答えました。
「そんなこと、おいらたちに聞いてもしょうがないさ。だってそういうもんなんだからね。冬が近づけば雨はやがて雪に変わる。そんなの道理なんだ。自然の摂理なんだよ。ほら、例えばこんな風にね」
 そう雨がいうと、雨は次第に透明な粒から、白くどこか重みを感じさせるものに変ってきました。雨と雪が混じった白い雨。たんぽぽは霞む瞳でその雨を眺めました。
「時雨はみぞれに変わり、大地を冷やして、やがて雪を積もらせる。雪は世界を覆い、春が目覚めるその時まで静かに時間を止めるんだ。君にとってはこれ以上ない災難だろうけど、そういう風になってるんだよ。まあ君のことは気の毒だと思うけど、仕方ないよね」
 それっきり雨は何を言うわけでもなく、しとしとと白い雨を降らしていきました。そうしてついに、たんぽぽの瞳は光を見ることを止めてしまいました。
337B:2007/11/23(金) 03:56:06
 白い雨がたんぽぽの身体に当たります。少しずつ少しずつ積もっていきます。北風が吹いて、いつの間にかいなくなってしまっていた霜に変わって、みぞれがたんぽぽの体温を奪っていきます。
 いつしかたんぽぽは、冷たさや寒さを感じることが出来なくなってしまいました。感覚がどこにもないのです。目も見えない。何も感じない。そういえば音も聴くこともなくなっているようです。
 たんぽぽは静かに、自分の死を感じていました。一方で何だか吹っ切れた気分でした。
 だって、全ては仕方のないことだから。
 たんぽぽが十一月に咲いてしまったことも、霜が降り、北風が吹き、みぞれが降って、たんぽぽが死んでしまうことも、全部全部当然であるからこそ仕方のないことだからです。
 たんぽぽは、穏やかな暗闇の中を漂いながら、奥へ、底へ、ゆっくりと落ちていきます。そこにあるのは巨大な一本の流れ。海から出でて、海へと帰る河。
 とどまることを知らないその流れを前にして、たんぽぽはこっそりあの枯葉に尋ねました。
「どうして僕らはここにいるのですか?」
 けれど、ここにはもういない枯葉から聞こえる言葉なんてあるはずもなくて。
 答えのない問いかけを秘めたまま、たんぽぽは河へと沈んでいきました。

おわり
338名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 05:58:01
沈む前に種蒔けよ。
3391/3 ◆jpRDduyHwg :2007/11/23(金) 12:42:06
酷評よろしくお願いします。

 ゲシュタポに命令が下った。ルドルフ・ハイドリヒ大佐は、反政府運動の密会に踏み込んで、指導者たちを一網打尽にする作戦の指令官
を任された。本部に出て、局長に面会する。部屋に入って敬礼をすると、デスクの向うからひげの立派な小男が立ち上がって、
「かけたまえ」
 と言う。快適な椅子に座った。局長はデスクの前を往復しながら、言う。
「今度3丁目のパブで会議がある」
 ルドルフはなんと答えて好いか分からなかった。黙っていると、
「冗談だ」
 と笑って、国旗の前で立ち止まり、ルドルフを見る。
「私は、もうすぐやめる。そこで君に後を継いでもらいたいと思う」
「では、今回の作戦は」
「君に箔をつけるためだ。きっと成功してくれたまえ」
「分かりました」
「八時までまだ大分ある。それまで、英気を養っておけ」
 局長がドアまで歩く。ルドルフは真直ぐに立って、局長に敬礼をした。
「ハイル・ヒトラー」
「ハイル・ヒトラー」
 局長は呟くように言って、ドアを開けた。

 廊下を歩きながらルドルフは、こう考えた。
 彼が局長を辞めるのは、昇進するからだろう。それは大したことではない。しかし、自分が後任に抜擢されたのは、甚だ意外だった。あ
の小男が自分の才能をひそかに認めていたことが意外だった。ルドルフは局長を見下していた。低能でつまらない男とばかり思っていた。
それが確かな観察眼を持っていて、有能な者を後任に就ける。評価を改めざるを得ない。なんとしても今回の作戦を成功させて、あの椅子
に座ろう。ゲシュタポの長として、ドイツの治安を取り締まるのだ。いよいよ、自分にも風が吹いてきた。出世の階段を一気に駆け上がっ
てやる。
 ルドルフの内面では、淡い喜びが溢れ、権力への欲求が激しさを増して渦巻いている。彼は決してそれを表に出さない男だった。平生の
通り休憩所で一服して、本を読んだ。午後六時ごろだった。
 ルドルフは車でパブに向かった。本部から二十分の距離である。
3402/3 ◆jpRDduyHwg :2007/11/23(金) 12:43:17
 
 早めに営業を終えた汚い酒場に、数十人が詰め掛けて、狭い店内に椅子を並べて座っている。
「おい、ゼブラ今日はなんのようだ」
「今日ゲシュタポに情報を売ったんだ。もうすぐ奴らがここに来る」
「それならお前を殺して逃げるだけだ」
「冗談だ」
 そう言ってゼブラと呼ばれている金髪の青年は笑った。そのときゲシュタポがドアを突き破って入ってきた。
「私の名はスコット・パバーストック」
 といってさっきの男が何かをつぶやいた。その瞬間ゲシュタポの一人が吹き飛ばされた。
「私はゲシュタポだぞ!」
 今度はゲシュタポの一人が何か言った。いきなりスコットが燃え出した。
「クッ、メイルシュトローム」
  洪水になった。ゲシュタポは宙に浮いて、水から逃れた。一人が呪文をつぶやくと水が消える。中の一人が言った。
「お前たち、下がっていろ」
 他のゲシュタポはそれに従い、出口を覆うようにして下がる。前に出た男が、煙草を取り出して口にくわえる。勝手に火がついた。
「私はハインリッヒ・ファーレンホルスト中尉だ」
「煙草を吸い終わるまで待ってやろう」
 とスコットは言った。
「いや、吸いながらでも十分だ」
「お前は下がっていろ。俺が殺る」
 そう言ってゼブラが前へ出る
「オレの名は、ゼブラ・ベックフォード」
「ベックフォード君、一つ忠告しておこう。つまらん正義感で命を粗末にしないほうが好いぞ」
「あいにく、オレはそれが楽しみでやっているんでね」
「残念だ、ベックフォード君」
 ハインリッヒは大量の煙を吐き出し、素早く呪文を唱える。煙がゼブラの周りを取り巻き、拘束する。
「どうだ、縄のようだろう。その煙から逃れることはできんぞ」
「覚えておけ、これがスペルカンタだ」
 そう言ってゼブラは何かつぶやくと煙がハインリッヒを拘束する。だが、ハインリッヒが呪文を唱えると煙は消えた。
「少しはやるようだ……だがな!」
 先ほどを遥かに上回る煙を吐き出し、その煙が人の形を取っていく。それが三体できる。
3413/3 ◆jpRDduyHwg :2007/11/23(金) 12:43:56
「煙分身」
 人形の煙がハインリッヒそのものの姿になる。まるで見分けがつかない。
「そちらが4人ならこちらも行くか」
 そう言うと突然店内にスピリットが現れた。
「これはアークスピリット。この霊を倒す事は出来んぞ」
 四人のハインリッヒは、冷笑した。
「馬鹿が、ならば本体を叩けば好いだけのこと」
 四人が、それぞれ別方向に跳躍し、四方からゼブラを襲う。アークスピリットがそれぞれのハインリッヒの前に立ちはだかる。
 三人は煙となって消えたが、ゼブラの背後に回っていた本物はアークスピリットを吹き飛ばし、ゼブラを間合いに捉えた。
「終わりだ」
 その声に気づいて、ゼブラは振り返る。
「ゼブラー!」
 そう言ってスコットがゼブラを突き飛ばした。
「何!」
 ハインリッヒの拳が、スコットの肋骨を粉々にし、吹き飛ばした。天井に叩きつけられ、地面に激突する。ひび割れた天井の欠片
が、スコットの血に濡れた服に落ちた。
「スコットー!貴様、死ね!!」
「くっ」
 ハインリッヒは、一歩あとずさった。あの男を殺してしまった事で、ハインリッヒは己の敗北を確信した。しかし、逃げるわけにもいか
なかった。
「エクスプロージョン!」
 店内に爆発が起こった。ハインリッヒの体が焼けた。「ルドルフ大佐」と死に際につぶやいていた。ゲシュタポは逃げ出した。
342名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 13:26:10
ナチスとかのことをほとんど知らない俺が批評をば……

とにかく読みづらい。あらゆる点で。まず第一に、改行をどうにかしてくれ。次に、キャラ多すぎ、名前長すぎ。
どれが誰だか分からなくなる。いちいち初登場時にフルネームを呼ばせる必要はないし、多分長編の一部なんだと思うけど、
もしそうなら作中にうまく名前を盛り込んでいくことは出来ると思う。とにかくくどい。
人の名前が長い割に、情景描写が少ないから何がどうなっているのか分からん。
>その煙が人の形を取っていく。それが三体できる。
この部分も、どんな色の煙が、どんな大きさに、どんな感じに人の形になっていくのかが描かれていないから想像できないし、
>そう言うと突然店内にスピリットが現れた。
このシーンも、スピリットって何? って思ってしまう。貴方の中でのスピリットのイメージが分からないから、イメージが湧かない。

ナチスとファンタジーっていう組み合わせは面白いと思うから、もっと頑張って。
343名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 13:50:30
>>335
先ず改行を何とかしよう。読みにくい。文体もおかしい。
全体的に、描写が薄い。貴方がどんなイメージで書いたのか分からないから、
想像出来ない。視点もそろってない。混乱する。
ファンタジーな感じはよかったので、もっと練習して。
344名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 14:52:49
>>335
342 343 も書いてるとおり読みにくい
わたしが思った点は
★ひとつは戦時中を背景とした現実的な話かと
読みすすめていると魔法戦をはじめてしまったので
それによって混乱する所がある。
前ふりの段階でそういう系の話なんだと
まずは副線をつくらないと
局長はそういった魔法戦で勲章をあげ出世したといった感じで

★パブにでてくるキャラの特徴がつかめないまま乱戦に突入
さらに読んでる側は混乱。

★メイルシュトローム、スペルカンタ、煙分身、エクスプロージョンなど
解る人にはわかるけど、解らない人にはなんのこっちゃということになり
理解できなかった人は、もうそこで読む行為事態をやめてしまいます。
それらの現象をいかに第三者にも伝わるように文章化しないと
このままでは読み物にはならないと思います。

ヒトラーがオカルトの噂もある人物だっただけに
ナチスにファンタジー要素を組んだのは面白いなぁ
と思いましたので、指摘された点を直して完成させてほしいです。
345344:2007/11/23(金) 15:36:23
ミス 
>>339 でした
343もミスってる
346名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 15:50:27
>>335
題名をつけるとしたら「霜とたんぽぽ」といったところでしょうか

僕は文章的には問題はないと思います。
ただ読む手の年齢層を絞ったらいいかなぁと思いました。
ショートショートというよりは
童話ととらえると読まれる方が増えそうな話だと
思ったので
それによってセンテンスの長さも変わるけど
テーマと表現がもっと明確になるんじゃないかな感じました。
347名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 16:12:14
>>339
とりあえず、戦闘が秀逸ですね。かなり笑えました。
出てくる全員がなかなかの手練ですが、ハインリッヒは群を抜いていますね。
小道具も活用しているし、戦い方を知ってるな、と言う感じです。
死ぬ間際まで、見事ですw
誤って殺してしまったのは、手痛い失敗ですが、裏を返せば主人公は
切り札を失ったと言う事だし、これはゲシュタポ側の勝ちかな。
ルドルフが車で悠々と煙草をふかして、とんでもなくOSRを高めているのが
想像できます。
ゼブラも「死ね」とか言ってますし、これは絶望的かな。
 
あと、戦闘描写が薄いかな。もっと細かく描写して、戦闘を長くしたほうが
それらしくていいです。回想も使ってほしいですね。
348名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 17:32:08
>>339-341
問題外かな。
何が書いてあるのかわからないレベル。
神視点を使えるレベルではないので、一人称で、主人公の目に写るものを
描写するようにしたほうがいい。

戦闘シーンも一昔前のゲームのト書きみたい。
○○が現れた
○○は呪文を唱えた
○○は逃げ出した
絵があるゲームならこれでもいいが、小説ならば、周囲はどういう状況なのか。
現れたのはどんな人物が現れたのか。服装、体格、表情、装備、などを描写しなければ
ならないし、人物が何かしたのならば、どんな体勢で、どういう表情で、何をしたのかを
描写する。
349名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 18:05:31
>>335-337
>重い空の下。広がる氷の世界の一角に、なぜかこの時期に咲いてしまっ
>たたんぽぽがひっそりと花を咲かせていました。
咲いてしまったと、咲かせたが重複。
童話は、現実とリンクさせる必要が薄いので「なぜかこの時期」は必要ないんじゃないかな。

「重い空の下、広がる氷の世界の一角に、たんぽぽがひっそりと花を咲かせていました」
のほうが流れがいいと思う。

>小さなたてがみを精一杯広げるたんぽぽ。しかし今は身体中に張り付いた結晶に、
>身も心までも凍らされてしまいそうです。
「しかし」の使い方が変。というか体言止の使い方がおかしい。

「たてがみを広げた、たんぽぽは元気そうに見えるが(しかし)、実も心もl凍りそうだった」
という文脈なら、体言止を使わないほうがいい。

>寒さに震える【たんぽぽ】は、次第に呼吸も辛くになってきていました。
>そこへ、ひゅるりと、枯葉を巻き上げながら北風が吹いてきました。北風はひゅるりひゅるりと
>気ままに街を駆けていきます。
>ただでさえ凍え死んでしまうんじゃないかと思うほどに寒かった【たんぽぽ】は、北風の登場に
>よってさらに寒くなってしまいました。
視点が曖昧かな。
一行目でたんぽぽの内面に入り、三行目もたんぽぽの内面に入っているので、カメラの位置を
たんぽぽに固定したほうが読みやすい。
北風の登場によって〜という表現は違和感あり。二回目の「寒かったたんぽぽ」の使い方もちょっと
難あり、寒いが重複。
リライトすると

 寒さに震える【たんぽぽ】は、次第に呼吸も辛くなっていました。
 そこへ北風が、ひゅるりと枯葉を巻き上げながら吹いてきました。
 凍え死んでしまうんじゃないかと思い震えていたたんぽぽは、冷たい北風に吹かれて
 (具体的に寒さを表現して)なってしまいました。
350344:2007/11/23(金) 18:12:41
347はすごいなぁ

ルドルフ視点とおもっていたら340のところからゼブラ視点に
なっていたんで、そのあたりから混乱しはじめて
スコットはでてくるわ、いつのまにかハインリッヒに視点が移っているわで
てっきりハインリッヒは敵だと思っていたら
347の指摘でよみなおしたらゲシュタボ側だったのね……^^;
僕みたいなおバカもいるのでどこに視点を置いて書くかは意識しようね
351名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 18:36:48
はぁ?
三人称だぞ
352名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:27:38
>>351
だから視点だと。
人称と視点の区別くらいは勉強してからなにか言えや。
353名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:32:24
だからさ、
また勘違いクンが大将風吹かせているから
ヒントをやったんだよ
気づけよ、このバカ
いいか?
おまえがおまえの大好きなカーチャンの一日を書いたら
カーチャン視点になるのかよ
一人称と間違えてんじゃねーぞアホ
354名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:43:39
>>353
日本語の基本ができていませんし、社会的礼節も身についていません。
バカとかアホだけが日本語ではないのですよ?
毎日きちんと顔を洗い、歯を磨く。
そのように生活を改めることから始めましょう。
355名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:43:47
物心ついたときにはカーチャンいなかったよ
356名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:44:22
三人称でもカーチャンの心の中を書けるんだね
357名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:49:31
ケンカの場所をわきまえることぐらい小学生だってできますよ。
できない小学生もいくらかはいますけどね。

※酷評への苦情はこちらへ。
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1195132172/
358名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:55:13
おい、日本語の基本ってなんだ?
だからそうやって
てめえがわかりもしないことヌケヌケと書くなアホ

おまえには視点の理解は無理
だからもう二度と視点を意識しろなどとほざくな
初心者が混乱するからな

心の中を書けばカーチャン視点か?
あほか
心の中を書いていない小説は視点がないのか?
な?矛盾するだろ?
おまえの視点っつーのはその程度の理解なんだよ
359名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 19:57:37
>>357
知るかボケ
ここは2ちゃんだろ
てめえの勘違いも甚だしいわ
氏んでこい
土下座して頼むのなら聞いてやらないこともない
その他は却下だ
360名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 20:26:23
>>347を見て、>>339をみると確かに秀逸な戦闘だ。
特にハインリッヒの戦術は見事。ゼブラやスコットも健闘してはいるが
終始彼の手の平の上で踊らされている。
しかし、ハインリッヒが簡単にスコットを殺してしまったのには違和感
を感じる。死際の言葉まで徹底するあたり、彼は相当なOSRの使い手だ。
その彼がそんなありきたりの作戦を見抜けないものだろうか。
まあ、展開上そうしないと勝てないのだろうが、ちょっとご都合主義のような気がする。
ルドルフの戦い方を見てみたいと思った。たぶん回想を使うんだろうな。
361名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 20:31:04
とりあえず、まともな批評が出てない件について
362名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 21:23:35
歯を磨くヤツは馬鹿。トイレで手を洗うヤツも馬鹿。毎日シャンプーして風呂に入るヤツは地球に厳しい。

さて

シグナトリー。

ドイツ忍者。
363名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 21:30:50
バルトの楽園(がくえん)。
364名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 21:42:54
>>358
>な?矛盾するだろ?

しません。
365名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 21:59:23
>>339-341

「そう言って〜誰それ」(類似も)が多すぎる。
描写抑えて台詞で進めるにしてもこれじゃ小学生の作文にしか見えない。
366名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 22:58:56
 こんばんわ。酷評お願いします。今書いている小説の冒頭部分です。よろしくおねがいします。


彼女の容態が芳しくないと聞いたのは、今から二年前の今日、四月十二日の深夜、バイトの同僚の女の子を家まで送った帰り道のことだった。
 「結構危ないらしい」
 携帯電話越しに響く木南の声は、いつもと少し違う響き方をしていた。
 「前から体が弱いとは聞いていた。体育の授業もほとんど見学だったし。おまえ、なにか聞いてるか」
 彼女の体が悪いなんて初耳だった。僕の記憶にある彼女は、いつも冷たい雰囲気をその身に纏い、この世で起こる事象の何にも興味が無いといわんばかりの表情で、冷たい綺麗な声で僕の何かしらを責めるくらいのものだった。
 何も知らない、と木南に言うと、彼は若干驚いたようだった。
 「おまえ、つい最近まで付き合ってたじゃないか」
 「もう半年も前の話だよ」
 「半年前に、何か聞いてなかったのか。彼女の病気のこと」
 「残念ながら」
 彼女はあまり自分のことを話したがらなかった。そのくせ、他のことになんか興味の欠片もないくせに、僕のことは酷く知りたがっていた。
 好きな色は?
 好きな音楽は?
 好きな季節は?
 嫌いな人は?
 「とにかく、見舞いくらいにはいってやれよ」
367名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 23:00:18
 木南は一方的に彼女の入院している病院の名と部屋の番号を告げると、電話を切った。
 随分とおせっかいな奴だと僕は思った。実際、僕はその時、別にこれと言って特別な感情は沸いてこなかった。
 世界の裏で誰かが転んだ、くらいのどうでもいい情報だった。
 だから無視することだって出来た。その話をすぐに記憶の中から消去し、以後その事は思い出さない。こうすれば大抵のことは忘れられるし、余計なことに顔を突っ込むことにもならない。
 これは僕が十八年という、短くも人間が何かを悟ったという気になれるには十分な人生経験の上に成り立つ処世術だから、誰にも文句を言われる筋合いはない。
 けれど、僕がこの時下した状況の判断は、誰に責められても仕方がないと思う。
 判断・・・違う。僕はそのとき何も考えてなかった。脳裏をかすめていたのは、明日の二限目にある英語の単語テストのことと、今すぐに帰って熱いシャワーを浴びて眠ることだった。そして少し、明日の放課後にでもその病院に顔を出してみるかといった程度だった。
 後悔しているか、と問われれば、後悔はしていないと答える。
 けれど、やりなおしたいか、と問われれば、僕はわからないと答える。
 

 これは僕と、彼女と、本と、世界の仕組みと、古き良き音楽の小説だ。
 時には過去について考え、未来を憂い、現在の定義に悩みもする。
 だけれど、本質的には同じだ。
 音楽も小説も世界の仕組みも、過去も未来も現在も、彼女も僕も。
 だから、結局は同じことの繰り返しになるだろう。
 僕はいつもそんな生き方をしていた。
 意識するのでもなく、ただ漠然と。
 そしてそれを責めてくれる人は周りに居なかった。
 なぜなら僕の周囲はみな、そういう生き方しか知らない人間ばかりだったからだ。
368名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 23:24:14
>>366-367
冒頭のカットバック(回想)と「この小説は〜」と作者が語るパターンは、両方とも
やらないほうがいいとされているもの。

回想シーンは、簡易な説明で描写を入れなくてもいいので書くのは楽ですが、冒頭から
これをやるのは手抜き。二年前からリアルタイムで書いてみては?
369名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 23:36:07
>その話をすぐに記憶の中から消去し、以後その事は思い出さない。
>こうすれば大抵のことは忘れられるし、余計なことに顔を突っ込むことにもならない。

記憶の中から消去 忘れる
どちらも同じような意味なので続けて読むと違和感
370名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 23:53:05
>>368
>回想シーンは、簡易な説明で描写を入れなくてもいいので書くのは楽ですが、冒頭から
>これをやるのは手抜き。



めちゃくちゃなこと言いすぎだろwwwwwww釣りかwwwwwwwwwwwwww
371名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 00:21:10
>>370
どこが滅茶苦茶なの?
具体的に。
372335-337:2007/11/24(土) 02:00:32
指摘ありがとうございます。
ジャンルというか、一応童話っぽい話を目標に書いてみたので、そう記しておけばよかったですね。

>>343
>もっと練習して
はい。描写のことは何度も指摘されるのですが、中々克服できません。精進します。
改行についてですが、ここに貼る際に適当に改行を入れてしまったのでそのせいかもしれません。
ありがとうございました。

>>346
暖かいお言葉ありがとうございます。
ジャンルは童話ですかね。童話だともっと改行を入れたほうが良いのでしょうか?
題名は、何でもいいです。何か伝えられたようなので嬉しいです。ありがとうございました。

>>349
リライト、大変参考になりました。
また機会がありましたらお願いできたらなと思います。
ありがとうございました。
373名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 04:25:49
なんか寒いのがいるな
374名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 06:34:06
wwwを使うような人ですから
375名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 15:49:15
回想シーンで始まる小説なんか腐るほどあるけどな。
ここで批評してる馬鹿はまともに本なんか読んだことないからわからないのか。
馬鹿が偉そうにアドバイスしてるからどうしようもない。
376名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 16:16:23
>>375
短い文章に「馬鹿」が二回。ププッ


377名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 16:23:16
2回じゃ足りないのか?
378名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 17:06:16
酷評を受けたからって文句を言うなよw
改稿してやるよ

回想シーンで始まる小説なんか腐るほどあるけどな。知らんのか馬鹿。
ここで批評してる馬鹿野郎は本なんか読んだことないからわかんねーんだろ? 無知蒙昧の馬鹿ばっかだな。
まじで馬鹿が偉そうにアドバイスしてるからどうしようもないよ。馬鹿は死ねよ。


ま、冒頭の回想シーンはやめておいた方がいいよ
陳腐だろ
ちんぽじゃねーよ、ち・ん・ぷ
馬鹿馬鹿ゆーてる馬鹿が一番まともに本を読んでいないようだな
379名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 17:17:38
ワナビ必読の一冊
KKベストセラーズ「プロ作家になる為の40ヶ条」 

質問20
【物語は時系列にそった構成が望ましいと」言われますが、短編でなく300枚くらいのものでも、
カットバックは避けたほうがよいでしょうか? 事件を冒頭にもってきて、その原因となった過去の
出来事を「こういう出来事が積み重なったから、事件が起こった」というふうに書きたいのですが。
時系列が狂う(過去に戻る)のは冒頭から次の章に移るときだけで、あとは出来事が起こった順番です】

はっきり言って、こういう構成がもっとも応募作には多いパターンで、したがって「月並み」とみなされ
て落とされる可能性が極めて高い物語構成である。
(略)
最も印象的なできごとを、わざわざ真ん中や末尾のほうから引っ張ってきて、プロローグと
してすえなければ読んでもらえる自信がないような貧弱なストーリーならば、最初から書かずに捨てて
しまったほうがいい。


新人賞の応募作の場合、作品のパターンとして最も多いのが過去の出来事の回想を物語の主軸に
据えているものである。20の質問のように一部を抜粋して冒頭に据えるのではなく、徹頭徹尾、過去の
出来事を回想するストーリー構成の話が「また来たのか」とウンザリするほど大量にくる。
(略)
どうやら「回想形式で叙述したほうが雰囲気を醸し出せる」と勘違いしている人がアマチュア作家には
非常に多いように見受けられる。それは間違いだと声を大にして言いたい。
380名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 17:22:39
プロ作家
実力を認められた人なので構成も自己責任。ファンがついていればある程度は売れるので
少々手抜きをしても認められる。

アマチュア
コンテストで入賞する為に手抜きは許されない。
プロの一般作を超えるレベルの作品でなければ入賞は難しい。
381お願いします:2007/11/24(土) 18:44:02
 私の屁は人を幸せにする。どうやら匂いがいいらしい。笑ってはいけない。
調べてみた所、匂いの力は馬鹿に出来ない。人を凶暴にさせたり、穏和にすることもある。
そして私の屁は、たまたま後者だっただけだ。
 この能力を自覚した時、人の役に立てたいと思った。
大それた事ではなく、日々、さりげなく誰かを幸せにしたいと思ったのだ。
 しかし、私の屁は、匂い以外は普通だった。自由に出せる訳でもなく、大きな音の出る時もある。
まず、ある程度屁を自由に操れるようになろうと考えた。
 幾つか本を読んだ。人間の体や、屁について調べた。
 それから、色々暗中模索してみた。まず、どれぐらい屁を我慢出来るのか計った。
最初は自宅で試したが、緊迫感がなく記録が伸びない。仕方なしに、休日映画館に向かい、一日中スクリーンに向かった。
これは危険だった。夜は映画など見ていなかった。けれども、暴発だけは免れた。
家に着くとすぐ放いた。体が萎むんじゃないかと不安になる程放いた。大層気持ちよかった。
 それから、逆もやってみた。屁の出る兆候が全く無い状態から、どれだけ早く放屁出来るのか試した。
トイレに篭もって、万が一に備えながらやってみるが、最初は全く上手くいかない。
しかし、その内コツを掴んだ。出産時の呼吸法と同じである。
「吸う」より「吐く」に重点を置いて、ヒッ、ヒッ、フーッ、と呼吸する。何度もこれを繰り返した。
 そんな便に血の滲むような努力の甲斐あって、ある程度自在に屁を操れるようになった。
職場が重たい雰囲気ならば、さりげなく屁をしてみる。すると、少しだけ空気が和らぐ。
 この能力のおかげで、自分自身も得をする。「××さんていい匂いね」なんて言われることもある。
また、肛門が鍛えられたのか、セックスが終わった後、「お前のケツ最高だな。知ってる男の中で一番だ」
なんて言われることもある。


リライトも依頼しようかと思うんですが、マルチになって嫌われますか?
382名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 19:18:37
>>381

マルチになると言ってるって事はリライトスレで依頼って事かな?
正式な依頼なら、ここの寸評終わってからでいいんじゃない?

ここでもリライトしてくれそうな気もするが。
383名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 23:49:50
今年の小説すばる受賞作を読んだ(今月号の掲載分のみ)。
基本的に神視点、冒頭からカットバックありだったり、説明調の叙述が多かっ
たり(その割りに描写は少ない)と、このスレでタブーとされてる事をやりまく
ってるぞ。

どんな形式だろうが読ませる奴は読ませるし、選考する側だって形式で合否
を決めてるワケでもなかろう。

ワナビの知ったかなんて鵜呑みにする必要はないし、>>379にしても参考程度
に覚えておけば充分だろう。
ちまちました定石にとらわれているだけのような奴が、賞を取ってプロとして
やっていけるなんて思えないな。
それを吹き飛ばすくらいの才能がなきゃ。
384名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 00:05:02
>>383
同意。ここに投稿してくる文章は回想とか神視点とか、説明調だからダメ
というのではない。そういう次元じゃなくて、ただ文章が稚拙なだけだ。
そして、どこが稚拙というのが素人には指摘できない。良いところがあるのなら、
ここが上手い、と評価できる。しかし、全く良いところがない文は指摘のしようがない。
だから仕方なく、回想はダメだとかにこじつけるしかないのだ。

素人の正直な感想を言ってみると、>>381は下手だ。味覚と同じようなものだ。
とにかく下手だということは分かる。多分、描写が足りなんじゃないかと思うが
分からない。文が稚拙だ。
385名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 00:19:49
冒頭の回想はだめだろ
今時、そんな手法は誰もやってねー
夢オチと同じレベルじゃねーの
386名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 00:49:01
ここでダメだししてる奴の意見を見てると、
ライトノベルの視点だね。
387名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 01:04:45
>>386
と、ダメだしされたやつがほざいております。
388名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 02:39:48
>>386
最低でも年に300冊ぐらい読んでから批判の批判をしてね。
389名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:10:39
週に6冊読まなきゃいけないのか。自分の作品書く暇なくなりそう。
390名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:12:21
確かにライトノベルの視点だな。
純文学には必要の無い批判ばかりだからな
391名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:13:04
>>389
388はライトノベルばっかりだから、すぐに読めるんだろうね。
392名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:18:29
>>389
歴史物やミステリーの作家さんは1日に3冊は読むから余裕でしょ?
読めない人は読めないなりの作品しか書けないという事でいいんでないの
393名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:38:39
読むっつったって、流して読むとか、ちゃんと味わって読むとかあるだろ。
ちなみに、前者の場合は俺の中で"読んだ"事にはならない。

それに一冊といったって、1ページの文字量やそれぞれの総ページ数で違うから
なあ。
394名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:49:29
俺は週1,2冊が限度だなぁ。いっぱい借りてくるけど結局読めない本が多い。
つまらなくてすぐやめちゃう本もあるしね。

でも幸い学生なので、学校で配られた問題集とか教科書とか読めるし、毎月一冊本を買ってもらって、それを読書する時間があるから
比較的文章に触れる機会は多い。
395名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:51:47
別館あげてきた。
396名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 07:09:29
俺は苦痛な文章は読まないから滅茶苦茶読書量が減ったのである。

若竹七海さんの「悪いうさぎ」を読もう。
397名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:34:20
>>384
こじつけというよりも、書けない人のパターンがあって
1.回想を多様する
2.主人公の独白が大半
3.神視点
4.登場人物がやたらと出てくる
これに該当する人は要注意。

それぞれ理由があって、回想の多様は、情景を描写する筆力がない人が陥りやすい。
回想シーンは、心理描写的に必要な部分だけを抜き出せるので書きやすいから。
主人公の独白も同様。
個別のシーンの情景描写ができないので、神視点で頻繁にシーンを切り替えたり、
複数の人物の内面に入らないと枚数が持たない。
人物を描く筆力がないので、登場人物が増える。
こういう人は作品を完結させることが難しいし、作品を仕上げても、ダイジェスト
みたいなものになりがち。

まず一人の人物の視点で、カットバックを使わない。時間的にはニ三日で収まる話を
100枚〜でまとめれるくらいにならないと、一般文芸では難しいと思う。
398名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:43:20
>>397
同意。
つまり書かないのではなくて書けないのだ。
399名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:52:13
窓の外は雨と風と雷によるそれは見事なコンビネーションで、ちっぽけな存在の人間は計り知れないHit数でダメージを受けていた。相手は天災である。
もちろん俺も例外ではなく、と言っても俺自身がコンビネーション技を喰らっている訳ではないのだが、今日不幸にも俺以外の家族が実家に帰り、日帰りのはずが近畿地方を直撃した近年稀にみる大規模の豪雨のため、帰って来れなくなってしまった。
つまりこのご乱心の天災が気を静めるまで家で独りきり。もちろん家からは一歩も出れない状況って訳だ。
そして今の俺は雨のお陰で特にすることもなく、いつもならミスなく毎秒刻み続け働きマンの称号を与えても問題ないであろう時計の短い針が、12を通過仕出してからベッドに潜るのだが、今日に限っては早々にベッドと同化しようとしていた。
難易度マニアの豪雨相手に停電しなかった家と最寄の電線達に敬意を示しつつ電気を消し、目を閉じ、天候なんぞ関係ない毎日恒例行事寝る前の妄想に励む訳だが、一層激しくなる音が雨なのか雷なのか風なのかはわからない。わかるのは、明日の朝のニュースの内容くらいだな。
400名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:53:15
自作小説の途中を評価して頂きたいのですが、酷評お願いします。
401名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:01:24
>>397
まるで見てきたように言うw

1.回想の多用
対策:回想内で解決する伏線などを設定する。
2.主人公の独白が大半
対策:独白内容を興味を引くものにすればいいだけ。
3.神視点
対策:特に立てる必要なし。
4.登場人物がやたらと出てくる
対策:それに見合った作品にすればいい。

397の通りの作品にすると何の新しさもない作品に仕上がってしまう。
少なくとも、現代の流行作家でこれにいっこも抵触してない作品を
書いている人はかなり稀。
>>397は普段どのようなプロの作品をお読みなんだろうか。
教えて欲しい。
402名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:03:16
新しいの中身だけでいいよ
奇をてらってもせんない
403名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:04:10
失礼
中身が新しければいい
奇をてらってもせんない
404名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:05:01
>>399
饒舌。そして内容が薄い。酷評者を馬鹿にしてるのか?
405名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:11:54
ああ401だけど、だからといって別に携帯小説マンセなわけではないからね。
あれはそういう部門なんだと割り切ってる。
>>397はまだ書いた小説の全文字数が10000字(原稿用紙換算全25枚)にも満たないで
なおかつ大学生以降の、少し年齢の上がった超初心者向けのアドバイスなら同意。
406名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:22:19
>>399
ブームくんの「ラノベの書き方」のコピペを思い出した。文体まで似ているのは偶然か?
まあ今日びのラノベのほうがよほど文章に気を遣ってるが。

初心者がよくやってしまう「修飾過多」と「漢字多用」の悪い見本のよう。
まず文中で重要な部分はどこか決めて、それを意識して書くようにすべき。
そうでない部分はなるべく簡潔にして、漢字もひらくようにする。
それから、一つ一つの文が長すぎて要点があいまいになっているので分けること。

「Hit数」とか、語彙も酷い。
凝った表現に挑戦するのは書くことに慣れてからでいいよ。
407名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:55:59
397はライトノベルの見方だね。
神視点も独白も回想も登場人物の多数も、純文学では普通。
408名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 20:59:14
>>397 
書けない人のパターンを知ってるってことは下読みとか小説教室の講師でもやってんの?
それとも、上からもの言って優越感に浸りたいだけのクズか?
いずれにせよ、ほとんど本なんか読んだことないだろうな。
「小説の書き方」みたいのばっか読んで、頭でっかちになっちゃってるタイプだな。いちばんたちが悪い。
ナイター見ながら野球の知識をひけらかしてるオッサンと変わらないね。

409名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:01:42
>書けない人のパターンを知ってるってことは下読みとか小説教室の講師でもやってんの?

ごはんやアリに行け
397はまともだよ
自演じゃないぞ
397はわかるからかまわんが
410名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:04:17
>>397そこまでわかってんなら、おまえはもうプロなんだろう。すごいすごい。
411名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:08:16
>>409
まともは確かにまともなんだけどね。
中学生や高校生で小説に目覚めた人は、ちゃんとしたマニュアル本を
一冊入手して、自分でそれに倣って書くのをお勧めするくらいしか
私は言わない。
412名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:16:53
登場人物が一人だろうが百人だろうが、小説の質とは関係ねえよ。
話のほとんどが回想でもいいし、主人公の独白ばかりの小説だってかまわねえ。
もちろん神視点だっていい。小説の面白さはそんなとこで決まらねえ。
>>397は小説を読む楽しさ、小説を書く楽しさを知らないんだろう。かわいそうな奴だぜ。
で、>>397は基本に忠実なつまらない小説を書いてプロになれたの?
413 ◆HlTwbpva6k :2007/11/25(日) 21:19:20
酷評お願いします。

 Aは疲れた学生である。昨日マラソン大会があった。何とか走りきったが
体が疲れきってしまった。今朝起きると、肉体的な疲れが影響して、精神が参ってしまった。
何もやる気にならない。窓の外では、秋の冷たい空気の中を雨が降っている。
寝台に寝そべったまま、雨を見ている。無気力は肉体の疲ればかりが原因
ではないと考えた。Aには楽しみがない。ゲームはやりすぎたし、
マンガには飽きた。アニメは悠長だから嫌いだ。小説は読まない。
速読法を習得して、手早く読んでしまおうと思った事もあったが諦めた。
この間は歌の練習をしていたが、風邪で中断したきりやってない。
中学の門をくぐって以来、楽しみとは縁が切れてしまったようである。
高校になっても、友人はいない。いるのは知合いだけである。
なんだか眠くなったので、Aは二度寝を決め込んだ。日曜日の七時ごろだ。
414名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:29:27
>>399
問題外。何が書いてあるか分からないレベル。
一人称を扱うにはまだ早いと思うので、三人称で客観的に見る目を養うこと。
独白ばかりで、全くダメ。小説作法を勉強しましょう
415 ◆gOqpBWhvcY :2007/11/25(日) 21:45:36
酷評お願いします。

 ティッシュが一箱机の上にある。黄色い直方体だ。上の面の真中に、ビニール
のようなもので囲った入口があって、そこからティッシュが出ている。
 正面には灰色の花模様が五つある。花は楕円が四つ接して出来ている。
 左の面にはメーカー名とティッシュの量が書かれている。三百二十枚百六十組
と記してある。
 右の面は見えない。正面の反対も見えない。箱は左の面を正面に向けて、傾いている。
左の面と正面の上側で接する角度が、六十度くらいに見える。
 電灯の光を真上から浴びて、皺のよったティッシュペパーに影が沢山できる。
影が沢山できるから、皺があるように見える。
 ティッシュの形はなだらかな丘陵になっていて、その奥に高い山が立っている。
その山の影が箱の上側の右端まで差している。
 突然ティッシュペーパーが爆発した。
 岡田はこういう夢を見た。随分哲学的な夢だと思った。なぜかというと、
それには因縁がある。
416名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:58:16
なんか必死な人がいるね
417名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 22:12:14
http://www.worldnovel.com/grandprize/

ここに、純文学新人賞で良い所までいった作家志望(群像新人賞最終候補など)
が載ってるから、一度素人の中でのトップクラスの小説を読んでみると良いです。
どれくらいの作品を書けば、それなりに評価されるか、わりと身近なところで見ると良い。
418名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 22:21:51
419おいおい!お茶:2007/11/25(日) 22:33:46
酷評お願いします。

「ビデオガール」

その日私はいつものように「洋画アクション最新作」と記された
ケースの中に自分のオナニーを記録したビデオテープを入れて、
何食わぬ顔で棚に並べた。はじめた頃はそれこそ、2、3人が借りて
中見てサプライズ、ビックリしたなァもうといったかんじで、
返却のとき、私がそれを受け取るのを、何か、ヘビに睨まれたカエル
のような表情でうかがっていたが、私が仕込むビデオテープの
過激さが増すにつれて、借りていく人たち(勿論なかには女もいた、
どーだっていいけど)の顔つきが良くなっているのが、はっきりと見て
取れた。それは私にとって喜びだった、最高の。
語弊があるかもしれないけど、私は何も別にただ単に見知らぬ人に
オナニーを見てもらいたいがために、わざわざ深夜1時、自宅で妄想を
逞しくしてバイブ突っ込んでオナニービデオ撮ってる訳じゃない。
寧ろ、その逆にあると言ってもいい。見せてやるのだ。もっと正確に
言えば、見せてやっているのだ。
420名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 22:44:19
>>399はいいな!素晴らしい!
俺もたまにああいう文章を書こうとするのだが、ああいう文章はあれはあれでけっこうかなり難しい。
わざとわざわざやっているのならなかなかの技の持ち主といわざるを得ない。
天才だ!
421おいおい!お茶:2007/11/25(日) 22:54:38
>>419続き
自分で言うのも何だと思うけど、美人だ、私は。うっとりする。
風呂入る前にする腕立て伏せを終えたあと、全裸で鏡の前に立ち、写りこむ
姿は、その身体は。上気した頬、口元からだらしなく垂れる涎、かすかに
脇から覗く、磯野波平を匂わせる未処理のウェーブ。それ全てが愛しおしい。
いや、美しい。さながら私は、どっかのタレントのように自分の身体を
抱き締める。あつい。
まあそんな私だから、このオナニービデオはそうそうないものだろう。
私が男だったら、このビデオーテープをダビングするなり、テレビの
音声端子とMP3の端子をつないで、そのMP3で喘ぎ声だけ克明に録音するなり
なんなりする。そして、それは一生のオカズとして、永遠のズリネタとして、
男(女?)の欲望を満たし続けるトイザラスになる。
で、そのビデオ。最初は都市伝説にも満たない、数人の男(女)たちの教祖
的物体とされていたが、私が貸出の回りが良い棚にも(大胆に)置き始めた
ことから、私の姿は、急速にビデオ屋で、様々な視線にブチ当るようになった。
ある者は、少しうつむきながら、私のほうを見る。またある者は、
ショーン・コネリーよろしくアンタッチャブル(違う?御免)なものに
触れた感じに。またまたある者は、目を逸らしつつ。要するに、皆、
見てないようで私を見てる。
これが益々私をオナニービデオに駆り立ててるのかもしれない。否。
これは、援助だ。愚かなる男(女)たちへの。
閑話休題。
で、私は並べてた。ジェームズ・キャメロンの、久し振りの新作のビデオ
の中身をすばやく入れ替えて、棚に戻す。
私が棚に戻した瞬間、学生服姿の、まるでカマキリみたいな容姿した
(身長174センチ体重56キロってとこかな)中・・・いや高校生が、すぐさま
そのビデオをひっつかんだ。おいおい、まだ隣には私がいるっつーのに。
その男の子はもう私を知ってるんだろう。所謂、リピーターってやつ。
その子は私で抜いている。思春期の、性を形成している最中の男の子。
私はもしかしたら、その子のおふくろさんよりディープでサルティーな
愛を与えているのかもしれない。
422おいおい!お茶:2007/11/25(日) 23:07:36
>>421続き
その子はそのビデオと、たしか深夜にやっているアニメ(らき★うめ?)の
DVDを併せてレジに持ってきた。言い忘れてたけど、このビデオ屋の店長
兼レジ打ち兼犬の散歩(「わださん」っていう名前)係は私がひとりで
受けてる。バイトなんて雇えるわけない。デフレですもの。
といっても、この店は映画好きの両親が、私に遺していったたったひとつ
のもの。彼らは私が大学2年のとき、北関東連続ゴミ箱爆破事件に巻き
こまれて死んだ。私はひとりでこの店をやっていくことにした。
発注のしかたとかはもう中学の時から店の手伝いをやっていたので、
慣れてた。
また誤解が生まれそうなので言っとくけど、別に私がオナニービデオ始めた
のが生活が苦しかったから・・・ってわけじゃない。それだったら、駅近くの
ヘルスでもソープでも行ってお昼の部だけ担当して他人のちんぽしゃぶって
稼ぐのがラクだし手っ取り早い。私はセックスがすごく巧いから。
清算をすませるとカマキリ君は足早に帰っていった。アイなんとかを
聴きながら。
時刻はよるの7時、閉店まであと5時間。
423おいおい!お茶:2007/11/25(日) 23:18:13
>>422続き
0時。私は店を閉め、「タワーリシチ(服屋)」で買ったカーディガンを
羽織ってわださんを連れながらちかくのコンビニに赴き、マンガ雑誌と
唐揚げとカップめんと生ビール、それからぶどうグミを買って手綱を
とりながら、スキップしながら、自宅に戻る。
私の部屋は比較的綺麗なほうだと思う。と言っても較べる対象がマンガに
出てくる女の子(みな一様に胸がでかい)の部屋だけだけど。とにかく綺麗。
「ラジオ深夜便」に周波数を合わせ、PCを開き「2ちゃんねる」のテレビ
実況中継板で面白そうな番組を調べてからテレビをつけひとこと、番組に
出てるタレントへの文句をスレ上に書き連ねてからカップめんにお湯をそそぐ。
左耳にラジオ、右耳にテレビ、左目に2ちゃん、右目にヤンマガ。
いまいちばん忙しい、一日の中で。
カップめんはシーフード味。磯(行ったことないけど)の香りがする。
名前を言ってなかった。
そうだな。・・・決めた。
私の名前はカヲリ。ブログやってないけど。

『カヲリ・・・カヲリ・・・』
どっかから声が聞こえる・・・誰・・・。
『ガンバラナクテモ、イイカラヨ・・・へッ・・・』
ちょ。そんな藪からスティックに・・・。

そこで目が覚めた。
私は寝坊した。
424名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 23:26:27
418を見たけど、ここに投稿されてるのよりも少し上ってくらいだね
425名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 00:31:38
>>408
>それとも、上からもの言って優越感に浸りたいだけのクズか?
>いずれにせよ、ほとんど本なんか読んだことないだろうな。
↑この言い方こそが「上からもの言って優越感に浸りたいだけのクズ」の典型
であることに、なぜ気づかないのだろう。
論旨も幼稚すぎるし。
426名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 00:54:04
399は町田康みたいだね。
それで200枚くらい書けると、面白いかも。
もちろん成長しながらね。
427名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 00:57:01
>>424
アリスレのほうが断然上だよ。
ただ、アリスレの作品は高等すぎてみんな読みきれないだけなんだ。

読めてない%zが多すぎて、本当にこまるよな。
428名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 04:34:18
>>399
装飾が過剰ないわゆるうるさい文章。
ただし叙述の順序は悪くはないので、100枚とか200枚とかこのテンションを維持
できれば、426が言うように、個性とか芸になるかもしれない。
429名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 04:53:10
>>419-423
メンヘラなのかな?
一言で言うと支離滅裂。
叙述の順番も滅茶苦茶で、情景描写がまったくないので読む側は内容を理解し難い。
あと( )がうるさい。

まず冒頭の場所、レンタル店ならその店の雰囲気。大型店と、個人の小型店舗では
照明や棚の配置、ポスターとか、客層や客入りも違うはず。
店内の描写をしながら、そこにいる客の描写を加えて、常連とかなんとか説明を加え
ながら、個人でやってる小さい店なんだなということを、読者に伝えるようにしたほうがいい。
430名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 04:58:31
>>413
全部説明だよね?
日曜日の朝に目を覚ましたところから始めて、Aの様子や、部屋の状態を描写して
昨日のマラソンで疲れたとか心理描写を入れて、窓の外は雨、ゲームをやる気にも
ならない、友達もいない、やることがない、だから二度寝した。

という感じで、主人公の視点で進めたほうがうまくまとまるはず。
431名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 09:14:40
>>425 ん? くやしかったの?w
432名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 15:08:19
>>429
お前はルポルタージュ向きだ。ジャーナリスト育てろ。
433名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 15:21:41
>>431
コピペの時点で負け。
4341/3:2007/11/26(月) 15:55:17
酷評お願いします。

 スレは、異様な盛り上がりを見せていた。
 所狭しと書き綴られる賛美のレスが、スレを埋め尽くしている。見ていて、これほど気持ちの良いものは無い。
 ひょんなことから立てたスレだった。
 もう一週間も前の事だ。偶然思いついたストーリーを文字に起こすと、中々見栄えの良い物になった。何百もの駄作が詰め込まれているフォルダの中に眠るのも勿体無いと思ったのだ。
「今日はここまでにします。明日も早いので寝ますね」
 俺はスレにこう書き込むと、台所に向かい、コーヒーを淹れた。
 季節はもう冬だ。文章を打ち込む手も、時たま震えていた。コーヒーが入った取っ手無いコップは、しばらく掴めなかった。
 椅子に腰を掛け、コーヒーをすすりながら、更新ボタンを押した。新着レス、二十。
 今では、一つ書き込めば、何十ものレスが返ってくる。リアルタイムに感想が貰えるほど、書き手に取って嬉しいものはない。
「乙! 今後の展開に期待!」
「乙。 明日も楽しみにしておくよ」
 乙。お疲れ様、と言う意味だ。乙と言って貰えると、今日一日分書いたことが無駄では無かったと実感出来るし、それなりの充実感も味わえる。乙と言って貰う為に書いている、と言っても過言では無いのかも知れない。
 にんまりとしながら、俺はパソコンの電源を落とした。続きは、どんなことを書こうか。布団の中で、俺はそればかり考えていた。
4352/3:2007/11/26(月) 15:55:48
 人間の慣れ、というものは、本当に勿体無いと実感した。
 例えば、一般人に一年間、高級料理を毎日振舞ったとしよう。最初の一ヵ月間は、とても幸せだろう。しかし、時が経つにつれ、その高級料理の味に慣れてしまう。その味が普通、となってしまえば、料理が出た所で大喜びはしないだろう。
 新鮮さが欠けてしまったのだ。賛美のレスも、乙のレスも、今では何も感じなくなってしまった。
 スレに投下することが、挑戦や希望では無く、作業になってしまっていた。つまらない。それが俺の本音であった。
 日に日に、投下の量、そしてペースは落ちていった。それに比例していくように、読者も減り、賛美のレスも無くなった。
 やがて、俺は作品を投げ出した。完結などしていない。新しい刺激が欲しくなった俺は、次の作品へと手を出したのだ。
 それ以来、長く続いたスレを覗くことは無かった。読者の反応が怖かったからだ。
 
 数日後、新しい作品のおおまかな流れは決まった。
 大体の流れを決めて、ある程度まで書き留めて置いてから、少しずつ作品を投下していく。それが、俺のやり方だ。
 作品の冒頭部分をコピーして、スレを立てた。勿論、前のスレで使っていた名前は使わない。
 新しい名前と、新しい作品と共に、また俺の投下生活は幕を開けたのだ。
 投下してすぐ、反応はあった。
「また小説スレか」
「オナニースレはもういいよ」
 始めはこんなもんだ。徐々に良作品と言う事をわからせれば、スレの反応も違ってくる。小説スレの定石だ。
 俺は自信に満ち溢れていた。過去の栄光があったからだ。俺なら、前のスレ以上に盛り上げることが出来る。そう信じてやまなかった。
4363/3:2007/11/26(月) 15:56:47
 だが、現実はそう甘く無かった。
 いくら投下しても、以前のような反応は見られなかったのだ。批評家気取りの叩きレスや、意味の無いくらだらないレスばかり。作品に関するレスなど、一つも無かった。
「つまんね」
「携帯小説より糞だろwwww」
 一つ一つの叩きレスが心に響く。手が震えているのは、寒さのせいだけでは無い。
 俺にもプライドがあった。過去に何十もスレを続かせたのだ。お前ら見たいな才能の無い人間とは違うんだ!
 幾度もの叩きレスが来ようとも、俺は書き続けた。奴らを納得させるだけの力があると思い込んでいたから――。
 
 やがて、スレには叩きレスさえも書き込まれなくなった。
 力なく落ちていくスレ。もう、スレに生気など微塵も感じられない。
 自分の力の無さを痛感した。所詮、まぐれの一発屋だったのだ。調子に乗ったらこのザマだ。誰も、同情などしてくれないだろう。
 俺は、すがるような思いで、dat落ちした前スレを開いた。
 自分に向けられた過去の賛美が、とても懐かしく、暖かかった。こんなレスを捨ててまで、新しく始める意味はあったのだろうか?
 体の全身の力が抜けていく。何か、とても大切な物を失ったような気がしたから。
 「乙」と言うレスで、スレは終わっていた。
 それは、もう自分に向けてではないような気がして、とても物悲しかった。
437名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 16:15:20
本当にやる気が失われるのは大賛美の中でだ。ミダス王コンプレックス、触るものみな金に変わってしまうために
絶望した王の話。
438名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:13:11
427が言ってるアリスレってどこですか?
どれのことかわかりません。
439名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:15:41
アリの穴に投稿してる奴は一次落選だろ?
なんで418の最終選考作品に勝てるんだよ?
440名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:30:17
>>433 勝ちとか負けとか……小学生かよ。
441名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:32:46
共産党員か?宗教やってる人か?>>440
442名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:05:00
>>439
新しい世代、いわゆる新人の書いた小説だからね。中々、理解されないだろう。
しかし、真の芸術性を内包している限り、いつかは認められる。
もう十年もすれば、アリの穴に投稿されるような小説が盛んになるだろうね。
まあ、今のと比較するのは難しいが、>>418程度よりは遥かに上だね。
443名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:05:54
>もう十年もすれば、アリの穴に投稿されるような小説が盛んになるだろうね。

( ´,_ゝ`) プッ
444名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:11:31
>>440
お前は受賞者に負けたんだろ?w
445名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:17:16
>>443
今の小説も中高年から見れば・・・ってことじゃないか?
446名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:21:47
中高年から見れば、綿矢金原の作品は良かったってことは、
アリの穴の小説の新しさがわからないのではなく、アリの穴の小説のレベルが低いってことだな。
綿矢や金原も新世代ですのでお忘れなく
447名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:31:52
隕石か、特別な価値のある石か。
なんでも鑑定団に出したら、ただの石だった。
大事に石を持ってきたおやじは、
帰りにその石をぽいと捨ててったらしい。

その石がアリの穴の小説なんじゃねーの?
448名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:33:54
「ここが面白いんですよ」

って解説が逐一必要な小説は

ひろまらない。
449名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:36:17
>>421-423
おやおや。おでましおつかれさまんさ。
450名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 19:01:16
>>446
誤解しているようだが、彼らは新世代ではない。アリの穴のような小説を書くのは
無理だろう。説明が面倒だから、最低限のことを言う。これまでは偽善家と
露悪家ばかりだったが、露悪家があえて偽善家の殻を被って、それを
打ち破ろうとする。これが新人だ。
ニーチェは活字メディアに対して警鐘を鳴らしていたが、現状は彼の予想さえ
上回って進むだろう。菊の穴が成功すれば、電子メディアを最大限に活用して
多数の著者が多数の読者を啓発し、これまでの思想は悉く淘汰され、
あたらしい思想が建設されるだろう。それがすなわち2ch文学だよ。
451 ◆IQSUdRlE3c :2007/11/26(月) 20:34:37
酷評お願いします。

 彼の部屋は二階だ。ベランダに椅子をだして、本を読んでいた。
高く晴れた空には、雲が小さくちぎれて浮かんでいる。前の往来を通るものはない。
向いの平屋からは、兄弟げんかの声が聞こえてくる。兄は小学校の五年生で、
弟は三年生だ。ときおり、彼らを預かることがある。両親は共働きをしていて、
どうしても都合がつかなくなることがあるのだ。
 五年前にこの町へ越してきて、診療所を開いた。町にはほかに一つしかない。
だから、このように休んでいても急患が来るときがある。あの兄弟が来たこともあった。
インフルエンザだった。ちょうど一年前の、冬だ。
452名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 20:55:33
>>451
神視点の悪い例だな。
カメラが動きすぎてバラバラな感じ。

>彼の部屋は二階だ。
これで始めたならば、次の文章は彼の描写や部屋の描写でなければならない。
なのにベランダに行って、空の描写に入って、往来から平屋と神視点で移動しているので
つながりが悪い。

>前の往来を通るものはない。
と言われても、そもそも家の周囲がどんな感じなのかわからない。
二階から見える風景や、街のデーターを説明する必要あり。

主人公の描写もまったくないので、まず、主人公の描写を入れて、次の文章からは
主人公の視点で書くようにしたほうがいい。
情景描写も神視点ではなく主人公の目を通して行う。
兄弟のことを思い出したならば、どういう外見なのか髪型、人相、体格、しゃべり方、服装
そういう部分も同時に回想して、兄弟のキャラを立てる。
453おいおい!お茶:2007/11/26(月) 21:15:58
メンヘラとは何ぞや。
()が五月蝿い(ほんとに蝿みたいだね)と言われれば
きっついと私小説ですと。と。
おれは小林秀雄じゃないので私小説批判なんかしない。
ウニウニウニ、高橋ジョージ。
真木よう子可愛い。
454 ◆IQSUdRlE3c :2007/11/26(月) 21:33:31
>>452が全く参考にならないので、どなたかリライトしてください。
455名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 21:34:38
リライトスレ池
456名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 21:38:39
>>454
あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/l50
457名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 22:02:38
>>450
才能無い人が開き直ってる作品、それがアリの穴だよ。
458名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 22:05:33
>>452
部屋の描写は必要無いね。
そこの状況は無意味だから。
往来の人がいない = その場には向かいの家の子供と自分だけ、
という雰囲気が出るので、それだけで良いですね。
向かいの家に意識を傾けているのが自分だけ、という意味で。
459名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 22:47:34
視点の問題か。それ以前の問題か……
近所の描写をするなら彼に本を読ませておく必要はない。
ベランダに立たせろ。そんで描写だ。その方が入りやすいだろ。

とにかく、小説を書くことがわかってないな。
リライトを求めるより、小説を書くのを諦めろ。
酷なことをいうが、センスなし。
460名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 23:13:20
>>459
その先のストーリーがわからないのでその判断は早い。
少なくとも、特別酷い部分は無かった
461名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 23:15:22

ドンキホーテの元社員があの「女子高生コンクリート殺人事件」の
被害者女性に性的な暴行をしたことをほのめかすブログを公開しています。
http://blog.livedoor.jp/luminous_hands/

ブログには他にも監禁された少女が酷い暴行を受けている様子や
ヤンキーどもにレイプされた女性の様子をおもしろおかしく綴っています。

ブログは現在プチ炎上状態です。

462名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 23:32:14
>>461
ここに投稿されてる作品よりも文章が上手く、おもしろいから笑った。
描写なんてわずかなのにおもしろい。
463名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 00:25:09
「描写」という言葉の意味を理解していない気がする。
464名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 01:39:03
酷評すら貰えない俺の文才の無さと来たら\(^o^)/
465名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 11:14:30
>>451
ちょっと素人の私が気に成った所

>彼の部屋は二階だ。ベランダに椅子をだして、本を読んでいた。

彼の彼女が彼の部屋に来て二階のベランダに椅子を出して本を読んでいるのかと勘違いしました。

>向いの平屋からは、兄弟げんかの声が聞こえてくる。兄は小学校の五年生で、
弟は三年生だ

ずっとその彼女視点で読んでいたら兄弟喧嘩をしている兄弟の年齢を説明する三人称してんに変化?
最後の方でやっと彼視点で彼が診療所を開いた事が分かる。
ここでやっと何故兄弟の歳を知っていたか理解が出来た。

一人称で彼って書き出しはほんと困る。
三人称なら彼の説明から入った方がいいと思った。
466名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 11:16:56
>>465
弟の年齢を説明する三人称してんに変化?
弟の年齢を説明する三人称に変化?
467名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 13:46:24
>>465 君は人の文章を批評するのはまだ早いよ。
468名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 14:18:45
>>467
お前の一次通過は永遠に無いw
469名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 15:20:21
465は正しい。
467はバカ。
470名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 15:40:56
いや、>>465は結構本質的なことを言っている。

実は今月の産経新聞の時評で、石原千秋が同じことを書いているのだ。
↓これ。

いきなり具体例からはじめよう。「彼女は悲しかった」という文章が小説の中に書かれていたら、
僕たちはごく「自然」に読むだろう。しかし、僕たちの日常生活の中にこの文章を置いてみると、
ちょっと妙な感じがしてくると思う。
ふつうは、この文章を書いた人間にとって「彼女」は「他人」であるはずで、他人である「彼女」が
「悲しかった」かどうかなどわかるはずがないからである。こう考えると、僕たちは小説では日常
生活とは違った感性の働かせ方をして文章を読んでいるらしいことがわかる。
特に、それまでの日本にはこういう三人称の使い方がなかったから、明治はじめの読者なら
困ったにちがいない。そこで、とりあえず一人称の人物を設定しておいて、その人物が「物語」
を実況中継するような小説が多く翻訳された。三人称の扱い一つにしても、近代小説はずいぶ
ん苦労してきたのである。

全文は↓ここね。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/071125/bks0711251150000-n1.htm
471名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 15:50:06
石原千秋のゆーてることはちと意味不明だ。
日常生活の中に置く必要はないし、なぜ置いているんだ?
ここが間違っているからそのあとの説明もちんぷんかんぷん。
明治の読者もいい迷惑だよ。
472名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 15:52:09
お願いします。


「この世は、腐ってる」
ポツリ。隣の男は急にそんな事を呟いた。
彼の言葉には私も同意する。ただ何故、この場でそんな事を言うのだろう?
教室の片隅。田中は水槽の中で優雅に泳ぐ色鮮やかな魚達を目で追っていた。
そんな田中の白い横顔をチラリと覗き見た。相変わらず無表情な顔をしている。きっとこの表情でそんな事を普通の女子の前で呟いたら、白い目で見られるのは確実だろう。
実際、女子だけではなく男子からも避けられている。
「――何、いきなり」
私は驚く事なく至って普通に対応する。
驚かないのは田中が私の前でよくこんな事を呟くから。
「なんとなく。今思った」ガラスのような瞳の中を何色もの色が交じり合う。
「田中って、変わってるよね」
どこか普通の人とは違う。ミステリアスなオーラに包まれている男。
「高橋こそ。こんな変り者の僕と普通に話すなんて、変わってるよ――」
目尻に、影が落ちる。

クラスの奴らは『変わってる』という理由で誰も田中と話そうとはしなかった。ただ、そういう一面を少し表に現しただけで。
そんな中普通に話を掛けてきた私を、田中は珍しく思ったのだろう。
私は別に、同情して田中に話し掛けた訳ではない。気が付いたらいつの間にか話し掛けていた。田中に、吸い込まれるように。
473名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 15:54:37
>>465
>彼の彼女が彼の部屋に来て二階のベランダに椅子を出して本を読んでいるのかと勘違いしました。

これは正しい。
最初の文の主語は彼の部屋。次の文の「彼は」は基本、主語を省略してはならない。
彼の部屋は二階だ。彼はベランダに椅子をだして、本を読んでいた。

>ずっとその彼女視点で読んでいたら兄弟喧嘩をしている兄弟の年齢を説明する三人称してんに変化?

ここは間違い。

>一人称で彼って書き出しはほんと困る。
>三人称なら彼の説明から入った方がいいと思った。

一人称と三人称の意味がわかっていないようだ。
474名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 16:41:32
>>472
>ポツリ。隣の男は急にそんな事を呟いた。
クラスメートのことを「隣の男」と表現するかな?
この表現だと、社会人で知らない同士を連想するが。

>教室の片隅。田中は水槽の中で優雅に泳ぐ色鮮やかな魚達を目で追っていた。
描写がないので状況がわからない。
なんの教室なのか、普通の学校には水槽なんかないと思うが。
小学校ならあるかもしれないが、小学生の会話には読めない。

会話ごとに描写が入ると非常に読みにくくなるので、会話はある程度まとめたほうがいい。
田中が「変ってる」ならどういう風に変わっているのか具体例をあげないと、
変っているように見えない。「世の中腐ってる」程度のセリフはよく聞くフレーズだが。
それと、体言止めと倒置の使い方が安っぽい。
強調の意味があるので、どうでもいいところでは使わないほうが効果的。
475名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 00:40:13
酷評お願いします


 うんこが飛んでくる。道行く人々の間を縫うようにではなく、上空を飛んでくる。
臭いはうんこのそれだとはっきり分かる程の強さだが、すぐ傍にある感じはまだしない。遠くから、飛んできている。
 臭いを嗅ごうと強く息を吸うと、まるで僕とうんこを繋ぐ糸を鼻から吸い込んでいるような感じがする。分かっている。
うんこが近付いてくるのは、分かっている。
 僕は、うんこを待っている。いや、来ないほうがいいのかもしれない。けれども、来る。そして、今の気持ちのまま
なら、うんこが来ても大丈夫だと思える。意識を、集中しろ。

 アナウンスが鳴り、僕の名前が呼ばれる。僕はアップを脱ぎ、テニスシューズの紐をしっかりと締めてから、コートへと歩き出す。
 たくさんの人を避けながら進むうちに、ラケットを握る手の平から汗が出てきた。舞い上がっているのか、頭がうまく
働かない。人ごみを避ける動作が不自然になった。できるだけゆっくりと息を吸う。芝と土の混ざった匂いがする。
 うんこは、どこだ。落ち着け。もうすぐ始まる。あるんだ。飛んできている。茶色い物を想像しろ。うんこだ。うんこが、
空を飛んでいる。もううんこからは僕が見えているかもしれない。臭いを嗅げ。よし、ある。臭いがする。うんこ、うんこうんこ
うんこ――うんこよ、ずっとそこにいろ。僕の頭の片隅に。

 コートを囲む観客の数は、昨日の準決勝の三倍はいた。相手はもうコートの中で待っている。あとは主審が来たら、始まる。
もうここからは、一度も失敗はできない。僕は金網の扉を開け、コートの中へ入った。気を抜くと肩が上がり、体がびくびくと
震えだしそうだったが、僕はただ懸命に頭の中でうんこを思い描いていた。
 大会本部のある方向から、スコア表とボールを持った主審がやってきた。うんこは僕のほぼ真上まで来ている。
相手選手がコートの中央へと歩き出した。主審がコートへ入る。僕はラケットを握る力を緩め、ネットとその向こうにいる
相手をしっかりと見据え、コートの中央にうんこを落とした。よし。試合が、始まる。
476名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 11:00:32
>>475 初期の村上春樹を思わせる文体と世界観ですね。うまいと思います。
477名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 13:23:32
>>475
こんな才能を持った人間がまだ今の時代に残っていたのか。
今後の日本の文学も捨てたもんじゃないな。
よくやった。村上春樹以上に日本文学に影響を与える作品に、リアルタイムで出会ってしまった
478475:2007/11/28(水) 14:40:40
追記ですいません
自分でもふざけた文章だと思うんですが、一応これは試合が始まるまでの緊張を、だんだん近づいてくるうんこを詳細に想像することで
紛らわそうとしてる感じを出したかったのですが、その辺が伝わりにくいなと自分でも思います。。
なのでその点も含めて、あと基本的なこととかも、アドバイスが欲しいです。
479名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 17:00:22
誰も批評してくれないからってお前…
480名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 17:21:25
言ってやるなよ。可哀相だろ
481名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 17:58:04
>>474有難うございます!すごく勉強になります。
m(__)m
482やっちゃん:2007/11/28(水) 20:18:55
資格というのは裸を晒す、他のお宅の感情を出すこと、
順調に平成に変わった、自虐的にインターフォンを押す、
ビニールハウスでワイドショーを見 て、
何から語るべきか。

あなたが殺したバブルはヒトラー、
最低ラインの潜在意識を罵倒されるの が当たり前、
雨で平成に変わったまごころダム、超人が何から語る。

ひしめく情報何から語るべきか、
ビニールハウスで育てられた野菜のように案ずる。
昼食のときにタバコをくわえて昭和から平成に変わった。

私たちはハンドバッグの紐を気付かなかった。
仏壇手にし てから煩雑な一日。
お金が欲しい。
ビニールハウスのない個人、素直に昭和から平成になる。

明るく輝く通勤電車で目にも涙、その暴れ何ら問題はありません、 コンクリートを浸す根拠、
自分探しの住む町に テンションが上がる有名な骨が切断される音を所有してる弟。

煙草が切れた。コントロールされた熱狂の後で 宇宙の流れ復活、景品を貼り付ける空を見上げて聞き間違う軽作業。ステージに負け犬。

鉄道のことを一日中考えるために神殿に上った。
男の唇を売るチャンスが楽しみで
俺は倉庫で悔しさにまた目から涙が零れ落ち焼き豚の
顔さえはっきりした記憶はなかった。
目を覚ませば外国じゃねえ親友との最後の食事を。
483やっちゃん:2007/11/28(水) 20:19:26
「助けてくれ」

「親を楽にさせてやれよ」

「最近はそうでもないぜ。極めて現実的です」




ステージに幕が下りる。
外国からの食糧援助で食いつないだ群がる屑。
観客は大盛り上がりだ。
38歳に300円
テンションが上がる

初月給でおごると約束したからな。ブッシュとフセイン。
変わらない国取り出したコツを掴んだ。
変わらない国取り出したコツを掴んだ、
通常の宇宙服も俺たちの物。

翻訳女のためのぬくもりに注目している、
競馬で勝った3万円クソ、クソ、クソ!
観客は大盛り上がり、ひきこもりに厳しい政策、楽園が口中に広がる

女の背景は白くなり、やりたくもない仕事を心の中で悪いことを考え、どちらが優しいか言われた通りにした。練習では見せなかった出発の日に映えることを知らない

麻酔かける前に煙草を吸いながら欲望に負けた男、国旗に敬意も払わない。
まるい大理石焼けした顔という表札が見えた。テンションが上がる。

俺は倉庫で悔しさにまた目から涙が零れ落ち焼き豚の顔さえはっきりした記憶はなかった。
アンドロイドの夜に植えた種、咲いたのはなんてことないアジサイ
484やっちゃん:2007/11/28(水) 20:19:58
またこいつかよと舌打ち一つで、重力反動センターを建てた
費用3億4千万です年収1250万です
家に帰ってししゃもをかじり、灯油を飲んで夢を見る
親をステージの上でドリブルしながら呟いた、
練習では見せなかった笑顔、
姪は親父に棄てられた
唖然とする焼き豚の顔
俺は安易な東西の不安持ちかえり適当に書き込んだ
コツを掴んだ

灰緑色の目へ戻りたい、
警察殺してお願い 結婚できない、経験のない警察官一人暮らし
最後はゆとりのある落書き、男たちのコツを掴んだ頃私はあなたが好きだからバイトなんかもちろんしている

家族の誰もが大病、山奥で顔がにやついた
コツを掴んだ
大柄な女の夢はお金だけで測れない
お父さんは画像、女の背景は満面の笑み
私のだんなは戦争幸せ者
この作品ドイツっぽい物なんだってやりかねない

ビールの泡がふかふかのソファで十年来
デブが書き込む
空には夕陽があり満員電車で若い女性の体をどうしても触りたくなる
経験のない警察官抱き心地もマンコも一番いい

殺すのも初恋の独壇場だった。 テンションが上がる。
485名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:30:31
>>451
あーなたひょっとして靴擦れの起きるコンバーススニーカーの方かな。あなたはいいね。登場人物への
視線になつかしいものを思う。
486名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:36:58
>>482-484
年収1250万だけ読んだ。
487名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:40:04
なんというかコンバースにしろ兄弟にしろ「もっと彼ら彼女らを知りたい」と短いながらももう惹き込まれているのがわかる。

今の世の中に靴擦れの靴についてコメントを手をさすりながらくれる女友達?が現実にどれだけ居るのか。
そういうことも考えさせる。「合わないんだよ」。合わないのにはき続けていることも知ってるのだろうか、それとも。
488名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:41:59
すみません。いつもはここを覗いているだけの者ですが、>>475の文章について、皆さんの意見を聞いてみたいです。
独特の世界観と、視点の統一、引き込まれる文体で短いながらとても楽しませてもらったんですが、よくこのスレで指摘されている描写の薄さがあると思うんです。
コートとか相手の様子とかあんまり記されてないじゃないですか。
必要がないのをうまく削っているだけだから良いってことなんでしょうか?
489名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:44:44
うんこがくだらねえから誰も読んでねえんじゃねーの?
適当に誉めているだけだよ。ネタっつーか、はいはい、みたいなもんでさ。
誰もまともに相手にしてねーって。
490名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:47:53
うんこは偉大だが偉大なことを知らずにネタにするのは許せない。
491名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 21:05:30
・手をさすっている ということは寒いわけで
・寒い中、異性である男子のそばで佇んで言葉をかける
・などということはそうそうあることではない。

・ということは。
・そしてそれは思い過ごしなのだろうか。それとも。
・つきはなさなかった言葉にも心が残る。


「た〜ま〜に〜ああてる〜よンじゃあ〜おた〜が〜いのォ〜こっとォ〜わかありはしーないかーもしンマイネエ♪」

という歌が好きなのだが 俺はこの歌を30年近く前今は古本屋あたりになってしまったカウンターだけの
ラーメン屋で聴いたそのときをずっと覚えていてそれゆえ彼らのオレベストはこれだ。だからいつもラーメンに
のったベジタブルミックスを直ぐに連想する。

ほれてなをよびおも=いーを=はせるう〜オンナァ♪
492やっちゃん:2007/11/28(水) 21:10:31
あの・・・・僕のポエムも批評お願いします・・・・
493名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 21:12:42
>>492
技量はある。努力の跡も窺える。
だが文章ではないので批評の仕様がない(少なくとも私は出来ない)。

詩・ポエム板に行ったほうがいい。
494名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 21:21:03
>>489
そ、そうなんですか……
一見して、この前のおならの人なのかなと思ったんですが、下ネタだからなんですかね……もったいない気がします。
意見ありがとうございました。
495やっちゃん:2007/11/28(水) 23:09:35
タリバンが創価学会も創価がくっついた狂信者連合でもカルト連合が聖霊派は土着のシャーマニズムとキリストの奇跡などの韓国人を攻撃
6000万人ほどおねしょ眼中になにもないんだ。イエスキリスト以外には
神の御加護がストライクゾーンの事例持って来いよ
プロザックを飲もうとしたが机の上に鼻くそまみれ
やめといた
カトリックの大和撫子がレイプされた
カトリックの大和撫子がレイプされた
カトリックの大和撫子がレイプされた
そんなに男らしくなってどうする
そんなに男らしくなってどうする
そんなに男らしくなってどうする
キリスト教界では海老ってグロテスクなんだな伝統的キリスト教として扱われていたのに
そういう人も居るけど預言者たちを殺し人間関係悪くなるから
体長約60センチで重さは約4キロ
体長約60センチで重さは約4キロ
体長約60センチで重さは約4キロ

496名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 23:20:00
秋霖前線がもたらす雨が降りしきり、薄灰色の雲が陰鬱な黒褐色に浸食され、あたりが薄暗くなり始めた九月下旬の午後五時のことだった。
客がまばらなコンビニエンス・ストアの店内では、女が、つばの大きいハットを目深に被り、襟を立てたレインコートを着て、
入り口の近くの雑誌売場で雑誌の立ち読みをしていた。
二人の店員は、雑誌売場の反対側にある化粧品コーナーで品定めをしている十代後半の二人連れの娘たちに注意を配っていた。
この店も万引きの被害が少なくはなかった。

立ち読みをしていた女は、レジの方をちらりと見やってから出口に向かった。
自動ドアが開く。女は、いくらか前かがみになってレインコートの前を押さえ、ドアの外にあった傘立てからジャンプ傘を取り上げ、
歩きながら拡げた。そして、店の前の幅五メートルほどの道路の向こう側に向かって、小走りで歩を進めた。
そこへ乗用車が右手方向から来た。

タイヤが軋む音をたてながら乗用車のバンパーは女の身体に衝突し、走る車は蓄えていた
エネルギーを発揮した。女は、七、八メートルほどはね飛ばされ、仰向けの体勢で両手を拡げたまま頭から地面に落ちた。

女のレインコートの裾はめくれ、スラックスの腹部の上にはレジを通さない雑誌が二冊不規則に重なっていた。
黒褐色の雲から叩きつけるように落ちる雨は雑誌にしみ込み、カラフルな表紙を徐々に陰鬱な色に染めていく。
女の腹の上で落ちかかっていた雑誌が一冊、暗い色のアスファルトにすべり落ちた……。

雨足は勢いを強め、その跳ね返りは、横たわったぬけがらを煙るように覆っていた。
497名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 23:43:34
下ネタ注意!
http://tamurakafka.h.fc2.com/hihyou1.html
http://tamurakafka.h.fc2.com/hihyou2.html

アリの穴では、文章が上手いと言われました。
しかし、ライトノベルのスレで晒したら、「文章力は0よりは多いが、四捨五入すれば0だ」と酷評されました。
その評価のギャップ理由と上記の文章の問題点と、改善点をご教示下さい。
よろしくお願いします。
498名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 23:53:57
見ただけでぞっとする。
文字の洪水。あんた生まれてくる時代を間違えたんじゃね?
499名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 00:36:48
これでぞっとしてたら新聞なんて読めないんだろうな。
500名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 00:50:19

おまえ、新聞読んだことないのか?
ヒント:改行
これでわからなかったらここに来るな
501名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 00:56:42
>>496
噛みごたえのある文章だね。
>タイヤが軋む音をたてながら乗用車のバンパーは女の身体に衝突し
主語が違うから「ながら」を使う場所じゃないね。

>ぬけがらを煙るように覆っていた。
煙るは目的語をとらないから「〜を煙るように」という語順は不自然だね。「煙るように〜を覆う」だね。

結構本を読んでいるのが分かる文章だけど、書くのとはまた違うからね。あんまり根つめずに続けてみてね。
502名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 02:09:35
>>494
>もったいない気がします。

もったいなくはないと思う。下手だから。>>475

>相手はもうコートの中で待っている。【あとは主審が来たら、始まる。】
文章のリズムが崩れている。
「あとは」と書く意味も不明。この時点では「僕」は金網の外なんだよね。
相手と「僕」がスタンバイできているのなら「あとは主審」でも、まあ意味は通じるが。

>【大会本部のある方向から】、スコア表とボールを持った主審がやってきた。
無駄にくどいだけ。こう書いたからと言って、なにかが読み手に伝わるわけではない。

>僕はラケットを握る力を緩め、【ネットとその向こうにいる相手をしっかりと見据え】
ネットと相手とのあいだには距離があるのだから、同時に見据えたらピントが合わない
と思うが。「ネットの向こうにいる相手をしっかりと見据え」でいいじゃん。
503名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 02:55:49
>>502
アドバイスありがとうございます。
その後半部分はどうしても上手く纏められず、最後は文章ごと入れ替えたりしていたので、
具体的な指摘を読んですごい参考になりました。

>>【ネットとその向こうにいる相手をしっかりと見据え】
これ変ですよね・・・そもそも僕が書きたい主人公の視界は、もっとこう、焦点が合ってない感じだったのに。
もう少し冷静に自分の文章を見られるように頑張ります。
504名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 16:05:55
497は面白いよ。
ライトノベル好きな人は風景描写を求めるから酷評されたんだろうね。
505名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 16:14:16
ちちさわられてうめきごえで読むのやめた。

アリの坑ってのはほめあいサイトか。
506名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 16:16:36
やっちゃんはもう少し壊れないと。毀れないと毀損の毀なのやね…。

詩人は常人がみえへんもんをみるのやき 常人のゆうこととちょいと一線を画三と名
507名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 16:18:31
でもあれやね

常文を三連続は初めて観た。初めてじゃないなら忘れてるのを思い出した。センスなくはないし、性悪でもない。
508名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 18:17:30
>>504
>>497の評価は措くとして、

>ライトノベル好きな人は風景描写を求める
そうなの?
ラノベ好きは風景描写なんてかったるくて読まないのかと思っていた。
509名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 18:25:35
>ライトノベル好きな人は風景描写を求める

なんの根拠もない。アンケートでもとったのか?
510名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 20:05:42
むしろラノベって情景描写が皆無なイメージがあった。台詞が続くシーンが多くない?

たまには流石と思えるラノベを作ってもらいたいなぁ。プロが作るのでもあれなら、新人賞とかのワナビたちはもっと……
511名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 20:14:58
ラノベは描写が少なく会話が重視される。
エンタメは描写力が重視される。
純文学はオナニー
512名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 20:18:10
頭が古い
513496:2007/11/29(木) 20:24:33
>>501
批評ありがとうございます。

>タイヤが軋む音をたてながら乗用車のバンパーは女の身体に衝突し
主語が違うから「ながら」を使う場所じゃないね。

なるほど、素直に了解できました。


>ぬけがらを煙るように覆っていた。
煙るは目的語をとらないから「〜を煙るように」という語順は不自然だね。「煙るように〜を覆う」だね。

この点に関しては、もう一つ分からないところがありますが勉強してみます。
514名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 20:39:05
横だが
こうだろ

雨足は勢いを強め、その跳ね返りが、横たわったぬけがらを覆うように煙っていた。
515名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 22:21:43
>>497
文章は、特に上手いとは思わないけど、「文章力は0よりは多いが、四捨五入
すれば0だ」という程ひどくはないよ。
語彙とかはそこそこあるみたいだから、言葉の選び方をもっと考えてみれば?

それ以前に内容のくだらなさ、つまらなさが問題だと思うが。
516名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 22:25:56
>>496
神視点のせいで、カメラがふらついている感じ。
冒頭の空は神視点。店内で女の描写、二人の店員の内面に入ってと、くるくる回りすぎ。
冒頭の秋雨前線のくだりをカットして、コンビニから始めたほうがうまくまとまるはず。

三人称の女視点で書くと、
外部視点で、女が店員の様子を探る。
内部に入って、
店員は十代の二人連れに注意を払っているようだ。
この店も万引きが多いのかしら。
という感じになる。このほうが臨場感も出るはず。

文章は上手くはないな。
>立ち読みをしていた女は、レジの方をちらりと見やってから出口に向かった。
>自動ドアが開く。女は、いくらか前かがみになってレインコートの前を押さえ、
>ドアの外にあった傘立てからジャンプ傘を取り上げ、 歩きながら拡げた。
>そして、店の前の幅五メートルほどの道路の向こう側に向かって、小走りで歩を進めた。
>そこへ乗用車が右手方向から来た。
店外に出るくだりだが、前かがみ、前を押さえ、傘を取り、広げると、一文に詰め込みすぎ。
道路の状態もよくわからない。
描写を入れるなら冒頭ではなく、ここで天候とか車通り信号の様子などを描写するべき。
「そして」「そこへ」というそこそこの連携はよくない。
517名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 22:49:47
>>497
>中世ヨーロッパ風の異世界で、桃色の髪が特徴的な貴族のお嬢様と、男は
>生まれたままの姿で抱き合っている。彼女の胸はまるで子供のように平板に
>見えるが、よく見るとそこには確かにささやかな膨らみがある。
設定資料じゃないんだから「○○風の異世界」という形容は論外。
ゲームの世界と明示した後なら○○風でいいんだけど、現実と勘違いさせる叙述で
引き込もうとするならば、もっと具体的に書かないと。
例えば、何が中世ヨーロッパ風なのか。
建物? 服装? 文化? 登場人物? 
二人がいる場所はどこ? 野外? 建物の中? どんな部屋? どんな建物?
ベッド? 照明は? 
二人の顔つきとかも必要。

その後、現実に戻っても描写らしい描写はなく淡々と説明が羅列されるだけ。
行動にしても
>漫画を文字にしただけの低俗な小説で散らかっている部屋を出た。
>電車に乗って、秋葉原へ出かけることにした。

>男は秋葉原に着いて、まっすぐグッズショップに向かった。
これではちょっと端折りすぎかな。
 
文章的は水準程度には書ける感じはするので、客観描写を心がけるようにしたほうがいい。
例えば、部屋を出るとどんな風景なの?
どんな服装なの?
金はいくら持ってるの?
食事その他の予定は?
秋葉原にしても、駅の様子、建物や看板、音、通行人の様子などなど、そういう客観描写に絡めて
心理描写を入れていくようにすると、小説らしくなってくる。
5181/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/30(金) 03:38:07
酷評依頼しに来ました。お願いします。


 光が殺意を持つことがあるなんてこと、君は想像したこともなかった。
 ずっと閉じ込められていた施設の蛍光灯は、無機質で冷たく、四方を全て白に覆われていた君たちの“世界”をただ照らしていただけだったから。
だから、こんな風に深く暗い夜の森の中で舐めるようにして走る光の姿はとても奇妙で怖かった。意思を持って君たちを追う光の存在は、まるで底なしの沼のように、じわりじわりと君たちの余裕を削いでいた。
 君たち五人はただただ走っている。施設にいた時と同じ、味気のない水色の布のような服を身に付けて、目印もない、出口も分からない森の中を走っている。緑の濃い、力強い森だ。
 足元には日中の少ない木漏れ日を浴びようと、貪欲に草が生い茂っている森。走ってきた道筋など、とうに呑み込まれ分からなくなってしまっているだろう。彼らは生きているのだ。
 そんな草を見下ろす木々が君たちを見つめている。その太い幹をどっしりと大地に据えて君たちを見つめている。動けない彼らは、しかし明確な意思を持って君たちを迷わせようとしている。命の力を獲ようとしている。彼らは生きている。この森の闇夜に動物の声は響かない。
 走る君たちを幾筋もの光が追う。君たちの頭上を、左右を通り抜けて、森を照らし出す。君たちを探している。
その光が森を明るくする度に、君たちの筋肉は一瞬縮こまって、息が詰まる。歩幅が乱れてしまう。捕まって施設に送り返されてしまうかもしれない。そんな絶望的な未来が脳裏をよぎる。表情に暗い影が差し込む。
 けれど、それでも君たちは走ることをやめない。そうだからこそ走ることをやめない。逃げ出すために、自由を手に入れるために、何より君たちの家族を奪い去った奴らにいつの日か復讐するために、君たちは走っている。先の見えない森の中を、闇雲に走り抜けていく。
5192/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/30(金) 03:39:12
「あっ」
 そんなか細い声を発して、君たちの中の一人が盛大に転倒した。張り出していた木の根につまづいてしまったのだ。君たちは数歩走った後で一斉に立ち止まる。転んだ仲間の下へと集まる。
 すぐさま少年がしゃがみこんで状態を確かめる。転んだその子は、君たちの中では一番幼い女の子だ。彼女は右足首に両手を添えて苦痛に表情を歪めている。額に浮かんだ大粒の汗が、次第に数を増していっている。目尻に涙が浮かんでいた。
 少年が彼女に手を解くよう指示する。彼女はゆっくりとその掌を解いた。そこには赤く腫れ上がった細い足首があった。
「挫いてしまっているようだ」
 しばらく足首の状態を確認していた少年がそう呟いた。
「もう走ることは出来ないと思う」
 その瞬間、君たちに降り注ぐ森の闇は、一段とその濃度を増したようだった。
「……わたしはここまで。みんなは逃げて。すぐにあいつらがやって来る」
 彼女はそう言って、痛みに耐えながら残酷な運命に耐えながら微笑んだ。逃げられないと、足手まといになってしまうと悟り、諦め、未来を受け入れてしまったのだ。仲間を想うが故の自己犠牲。君たちの、とりわけ君の心はそんな彼女の表情に強く反応した。
 ――みんなで逃げるんだ。絶対に。
 そう君が仲間たちに約束したんだったよね。
「俺が負っていく。相対的に速度が落ちるから、人数が多いと見付かりやすくなるだろう。ここでお別れだな」
 君は力強くそう言った。
「あたしたちはいいけど、あんたは大丈夫?」
「心配ない」
 仲間の心配も吹き飛ばす、はっきりとした声だ。それに中間たちも力強く頷き返す。彼女だけが状況を理解できず、口を開け呆けた顔をしていた。
5203/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/11/30(金) 03:40:08
「そう言う訳だ。まだ終りじゃない」
 君は彼女に笑いかける。あの時の約束は今の君たちを繋ぐ一番暖かな温もりになっていた。
「ごめんね」
 しゃがみこんだ君の背後、背中にしがみついた彼女はぽつりとそうこぼした。
「気にするな。これは俺たちのエゴなんだ。仲間を残したまま逃げたくないという、お前の想いを踏みにじるエゴなんだ。お前が気を病むようなことじゃない」
 君は立ち上がり、周りを見渡す。森の奥から奴らの足音と声が響いてくる。光は変わらず君たちを探している。もう時間はそんなに残っていない。
 君は突然仲間たちの名前を呼んだ。君たち自身が自らつけた名前だ。自分を確立する、大切な宝物。君はそれらをひとつひとつしっかりと呼んでいく。
「またいつの日か、必ず、この仲間で」
 君たちの瞳には希望が輝いている。閉じ込めておくことなんて出来やしない未来が輝いている。そんな眼たちが頷いた。またいつの日か。
 そして君たちは別れ、走り出していく。君たちはそれぞれ違う道を行く。君は三人が走り去って行くのを見届けると、別方向へと駆け出した。
「……ありがと」
 背後で彼女が呟いた。君にしがみつくその腕は少し震えていたけれど、しっかりと君に抱きついていた。
 君は何か答えることもなく走り続ける。言葉なんてなくても、伝わる想いがあるのだと君は知っている。だから君は、返事をする代わりに、強く強く、大地を蹴ったんだ。
521名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 13:54:05
やっちゃんのポエム読みたい
522名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 13:55:38
なんだかかわいい白い花が咲いていたの
ちいたんのかみにさしてあげたいなぁって思ったの
それで、つもうと思ったらちいたん

やめてっ

って叫んだの
ちいたんゆったよ

お花さんもいたいいたい って

そしたら、ちいたんの前にいるのが とってもはずかしくなったの
お花をみんなむしりとってちいたんに投げつけたの

それでちいたんおいて走ってお家にかえったの

ううん ちいたんそれからもあそんでくれるよ
でも、ときどきとおくをみつめるんだよ そのひから
ちいたんさびしそう

その胸をしめつける思いが 眠っていた 俺 を叩き起こしたのだ。

#さいろくすんどー
523名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 13:58:05
童貞におとめごころのある
処女にすぐおごころのある

それをうまくとりかへばやでけんかったカポーは御免なさいである
524名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 21:01:19
>>514
なるほど、その方がまともな文章になりますね。ありがとうございます。
525名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 22:34:26
>>518-520
まず演出上の明確な理由がない限り二人称はやめたほうがいい。
読んだ感じでは、二人称でなければならない理由はみつからなかった。
二人称は語りかける形式の「臨場感」が売りなのだが、冒頭「光の殺意」という
施設の照明の描写をしているのに、森の中のシーンで始まるのは???
視点や時間もふらついていて語り口も分かり難い。
526名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 23:45:23
>>504
>ライトノベル好きな人は風景描写を求めるから酷評されたんだろうね。

意図を推理推測してリライトしてみた。

(ラノベが嫌いな)ここの人たちは風景描写を求めるから、(ライトノベルが好きな)497は酷評されたんだろうね。
527名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 00:21:31
>>526
いや、ライトノベルのスレで酷評されたというのだから、それはちがうとおもうぞ。
528名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 10:41:17
にゅうぼうを触れられてうめきごえをあげる女。

ラノベの本性みたり。
529名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 10:50:53
俺は国立の駅に立っていた。半同棲している彼女が東京学芸大学から帰ってくるのを待っていたのだ。

流れてゆく人々。

6時間経った。あたりはもう薄暗い

俺の視界も真っ暗に突然なった。誰かに眼を後ろからふさがれたのだ。誰だ!

振り返るとナニが嬉しそうに笑っていた。「今日西国立で降りたの」。

ナニは嬉しいとき綿花の空気をまとう。それがほんとーに嬉しいときのサインである。
俺は今夜もおっぱいもみもみと思い乍ら並んで帰路についた。と書くとほむとうに俺カラダダケガメアテと
おもわれちうのでうまあく誤誘導せなならん。

「いくらなんでも遅いなあと思ったから来てみたんだよ」。

おまいらあれですよ。こんな思い出のでけたおなごと別れられ眞へんよ。

これわのろけかなちがいますよねナゼナラいいとこだけおかいてるから!でも女ってさふいふものとわかつたのでアル
530名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 10:59:42
俺は渋谷ハチ公前にいた。

****

”ハチ公のしっぽ掴んで待ってて”

****

(逡巡省略)

****

(綿花空気)

「ほんとうに掴んでるとは思わなかったの」。

おまいらあれですよ。あとは省略ですよ。
531名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 11:14:49
俺達は仙台駅のホームにいた。ナニはこれから隣駅予備校の寮へ初めての帰寮

ナニは突然泣き出した。俺おろおろ。みんなみないふり。泣きやんでくれません。

「だいじょぶ。だいじょぶ。」

ナニは列車に乗り込んだ。そして頬のふたつ筋を光らせながら七時の方向を斜め上に観ていた。

手をふることもなく、ドアは閉まって走り出す列車。俺は鈍行で180キロ帰路に就く。

****

ピンポーン

夏のある日俺が受験勉強をマンション自宅でしてゐるとチャイムが鳴る 開ける 壁に白いポロシャツの膨らみが
もたれてる

「来ちゃった」。

やくそくやぶりだなーと言語化しないで思ったけど家に誰もおらんかたから上げる あとはナイショなのだーである
532名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 14:50:25
別スレで、「お前の作品を誰かに読んでもらえば、一次落ちした意味がわかる」と言われました。
なので欠点を指摘してください。
_________________________________

この秘話をしてくれたN博士も、先々月この世を去った。今は、博士の許可を得ることなしに、ちょっぴり書き綴るわけだが、N博士の霊魂なるものがあらば、にがい顔をするかもしれない。
 以下は、N博士の物語るところだ。
 私は大正十五年十二月二十六日の昼間、霧島の山中において、前代未聞の妖怪に出会った。
 当時私は、冬山における動物の生態研究をつづけていたのだ。
 私はキャンプを張り、幾週間も山中で起き伏していた。あたりはかなり深い山懐で、木樵《きこり》も見かけず、猟師にさえ会わなかった。私ひとりでこの深山を占有しているような気持がし、私の心は暢々としていた。
 或る朝、起きてキャンプを出てみると、外は真白になっていた。降雪が夜のうちにあったのだ。そしてその日、妖怪に出会ったのである。
 その妖怪は雪どけの水が落ちて、水溜を作っているそのそばにいた。はじめは蛙の子がうごめいているように思ったが、蛙の子にしてはすこし変なので、よく見ると、それはふしぎにも人間の形をしたものであった。が、人間ではない。背丈が二三センチに過ぎなかった。
 私は胸がどきどきして来た。めずらしい発見を喜ぶと共に、うす気味がわるい。が、私はこの微小人間をぜひとも採集して行こうと思い、ピンセットを出して、彼の胴中を挟もうとした。
 するとその微小人間は、身体に似合わぬ大声を出して、そんな乱暴をするなと私を押し停め、自分は逃げるつもりはないから、安心し、吾れと語れといった。
 私たちは、それからふしぎな会話をつづけた。その微小人間は、自分はヤナツという者だがと名を名乗り、自分たちは、やがて君たち現代の人類が滅亡したあとにおいて、人類に替って地球上の最高智能生物となり、地球を支配するのだと大真面目でいった。
 私は滑稽を感じて、もうすこしで噴き出すところだったが、辛うじて耐えた。こんな蛙の子みたいな妖怪に、わが人類のあとを継がれてたまるものかと思った。
533名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 15:01:25
文章はヘタだがおもしろい。非常におもしろい。ぜひ続きを読ませてくれ。別スレでもいいから。
534名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:00:23
>>533
本人乙
535名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:04:17
>>532
文章はクセがあるけど悪くはない。最後のオチや展開に問題があったのかも。
536名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:07:39
>>532
退屈。
537名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:18:17
ルルルってしゃべるコロポックルの話を思い出した
538 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/01(土) 18:38:40
>>525
視点や語り口は改良の余地がありそうですね。見直してみます。
ありがとうございました。
539名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 20:28:56
518は以前にも似た二人称のを上げていたな。
文体が同じだ。
540名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 20:50:39
お願いします
______________

どんよりした曇空でまだ明けきらないような朝あけに、風が立ちはじめた。
戸を開けた家の一軒もない霜を含んだ小路を抜けて行くと、
さすが馴れきっているはずの八重にも寒さが足の先からじいんと応えてくる。
思わず毛糸のショールを掻込み、前屈みの姿勢で足は自然と早くなった。
 築地川に近い我家から本願寺の見える大通りへ出て右に回ると、
そこは築地終点で、電車を降りた人々が急にざわざわと群をなす人盛りである。
その日その日の仕込みにやってくる魚屋八百屋の連中が東から西からと寄ってきて、
その辺はもう長蛇をなす有様だった。
どの人も栄えない黒の角外套にゴム長をひっかけたり、
厚司に股引だの、オーバーを着ていると思えば厚草履という奇妙な装りで、
小商いらしくブリキの米櫃の箱を紐で肩に掛けた者もいるが、腕組したまま何も持たない手ぶらの者が多い。
誰も黙々として先を急ぐ様子で、小汚いがらくた屋や立食いの寿司屋、
腰掛の飲みやなどずらっと並んだ人道を通り抜けてゆく。
やがて川に出ると右から市場橋、起生橋、うおがしはし、
海幸橋と四つの大小取交ぜた橋が並びたち、橋の向うは急に広々と開けて、
その先にとてつもなく大きなコンクリートの倉庫のような建物がだだ広く屋根棟を並べている。
数えれば十二、三の棟はあるのだろう。
541名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:16:09
◆第14回芥川賞受賞作−昭和16年下半期−

芝木好子「青果の市」 初出「文芸首都」(昭和16・10)
542名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:23:24
>>540
情景描写は足りない。
読者はそこまで甘やかせてはくれない。
適当すぎる。
543名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:29:48
ちょっと怖いですが酷評歓迎。


アニタの足の裏に一匹の蝿が留っている。
 さっきから留っているのか、
たった今留ったのか私にはもう憶い出せないのだ。
しかし今見ている蠅はかすかに動いているような気がする。
アニタの裸の足が動いていないのなら蠅の方が動いているに違いない。
どこからか蠅がやって来て、そいつが彼女の足の裏に留り、
少しでも動いているとすれば、アニタはそれを感じていてもいいはずなのに、
彼女の足はじっとしたままなのだ。
もしかしたらガラス製の蝿で撮影上の効果をねらってグロリアが素早くはりつけたのかもしれない。
彼女ならそのくらいの芸当は朝飯前だろう。
それなら一匹でなく二十匹ぐらいはりつけた方が効果的だと思うけど、
アニタの方が厭がるに違いない。アニタは素裸のまま足の裏を私の方へむけて、あおむけに寝ている。
だから彼女の脚の付根の蜜の巣が真正面に眺められる。
照明のせいか、その部分が濃い青色に見え、
腹部や胸の方がなんとなくぼんやりしている。
アニタが私の方を見ているのかどうかもよく解らない。
私の視覚はガラス製かもしれない一匹の蝿とアニタの蜜の巣だけしか感光していないようだ。
カメラの回転する音も継続しているのか、
しばらく前から止ってしまっているのか、
よく解らないまま右の耳にあてがっている受話器から聞えてくる妻のトキコの声に私は平衡感覚を犯されている状態でいる。
544 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/01(土) 21:48:39
>>539
書きました。自作のものにクセがあるとは知りませんでした。前より少しでも良くなってたらいいのですが……
545名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:50:04
>>543

自分の文章に酔ってて、読み手のことを少しも思いやっていない。
これが作品中ずっと続くのなら、とても最後まで読むことはできないだろう。
546名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:53:44
>>532
海野十三の『最小人間の怪』
豚の尻のマルチ。
けがらわしい。相手するな。
547名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:56:34
>>543
池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」
豚の尻はほんとに暇だな。
548533:2007/12/01(土) 22:13:56
>>546 青空にあるんだな 最後まで読めたけどあんましおもしろくない。。。w
549名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 22:16:11
おーい、豚の尻! もう終わりか?
本日3回目のオナニー中か?
550名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 22:18:36
芥川賞系の純文学の作家は文章が下手なのが多いから真似しないほうがいいよ。
>>543もエンタメの小説としてはお話にならないレベル。
551名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 22:21:59
>>550
「エンタメの小説として」評してはいかんだろう。
もともとが美術系の芸術家さんの余技なんだし。
552名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 22:49:51
【警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
 であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
553名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 23:31:15
>>550 おまえ何様だよ 糞素人が
554名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 23:34:06
タイトルからわかるとおり、『ライオン・キング』にインスパイアされた作品です。
童話調の文章を目指したのですが、ややくどくなってしまったように思えます。
酷評お願いします。

題『ハイエナ・キング』(冒頭部分のみ)
555名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 23:34:51
序章
 ここはアフリカの大草原サバンナの一角、偉大なるライオン一族のシーザー王が治める王国。緑あふれる豊かな大地で動物たちは平和に暮らしていました。しかしシーザー王が王様になってからもう20年。ライオンとしては既に年寄りといってもかまわない年です。
ですがシーザー王には王妃との間にただ一人娘のジル王女がいるだけで、王子はいませんでした。そこでシーザー王は隣国のジョモ王子を招き、ジル王女と結婚してもらうことで王位を継いで欲しいと考えたのです。
この物語はジョモ王子とジル王女がサバンナに散歩に出たことから始まります。

第一章
「見てくれよジル、今日はいい天気だね!」
 ジョモ王子は草原を駆け回りながらジル王女に話しかけました。
「木の上ではチンパンジーが戯れ、茂みにはシマウマたちが集い、泉ではカバが居眠りをしている。ここはなんて素晴らしい王国なんだ!」
「ほめてくれて嬉しいわ、王子」
 ジル王女は自分の父が治める王国をほめられてまんざらでもありません。しかしジョモ王子のようにうかれてばかりいることはできません。それはジョモ王子に対して不安があったからです。
「こんな素晴らしい王国を美しい君と治めることができる──ああ、僕はなんて幸運なんだ!」
「王子の国はどんなところなのですか?」
 ジル王女の質問にジョモ王子の顔が少し暗くなりました。
「この国とは比べ物にならないぐらい──貧しい国さ。緑が少なく、泉はすぐに枯れてたちまち皆が飢えて死んでしまいそうになってしまうんだ」
「それは──」
 ジル王女は戸惑いました。生まれたときからこの豊かな王国で育ってきたジル王女は、「飢える」だなんていわれても全く想像がつかなかったのです。ただジョモ王子の沈痛な表情からその深刻さを読み取ったのです。
「だからシーザー王が僕にこの国を継いでくれと言ってきた時、これはチャンスだと思ったんだ」
「チャンス?」
「そう!貧しい国から脱出して、豊かな王国を支配する。昔からの夢だったんだ」
 そしてジョモ王子はジル王女に振り返り、その前足を握り締めました。
「王女、是非とも僕と一緒にこの国を治めてほしいんだ!」
5562/3:2007/12/01(土) 23:36:49
 ジョモ王子の言葉はますます熱を増していき、ジル王女は圧倒されるばかりです。返事をすることを忘れ、しばらく立ち尽くしてしまいました。

 さて、そんな二頭のライオンを数百メートル先から見つめる影がありました。緑や黒、茶色が複雑に絡み合う模様の服を着て不気味に黒光りする銃を構えたノッポとチビの人間が二人──動物たちを密猟する悪いハンターたちです。
 彼らはチンパンジーやシマウマたちには目もくれず、価値の高い獲物を朝から待ち続けていたのです。そしてそこにジョモ王子とジル王女が姿を現したのでした。ノッポのハンターは思わず口元を緩ませました。
「くっくっく、こいつはついてるぜ。若い雄ライオンと雌ライオンのつがいだとよ。二頭揃っていたらこりゃあ高く売れるぜ相棒」
「ああそうだな。きっとどっかの金持ちがあいつらの剥製を部屋の左右に飾りたがるだろうさ」
 二人のハンターたちは手馴れた動作で銃に弾を込め、ノッポのハンターはジョモ王子を、チビのハンターはジル王女に狙いをつけました。

 その頃、ジョモ王子はジル王女の手を離し、再び踊りだそうとしていました。そしてジル王女は半ばあきれながらもついていこうと歩き出したその時、二つのパーンという乾いた音が響きました。
「わっ!どうしたんだ!」
「ハンターよ!」
ジョモ王子のたてがみが一房だけ吹き飛び、ジル王女は後ろ足に熱さを感じました。ノッポのハンターの弾はジョモ王子の頭をかすめ、チビのハンターの弾はジル王女の後ろ足を貫いたのです。
「この下手くそ!どこ狙ってやがる!」
「す、すまねえ」
 チビのハンターはノッポの相棒を罵りましたが、二人はその最中にも次の弾を込めていました。さすがはベテランのハンターです。
「こうなったら雄の方はすぐに逃げちまう。しょうがないから二人で雌の方に止めを刺すぞ」
「がってん承知!」
 危うしジル王女。ハンターたちに狙われたことは既に分かっていたのですが撃たれた後ろ足がひどく痛み、走って逃げることができません。ジル王女は弱々しい声で助けを求めました。
5573/3:2007/12/01(土) 23:38:40
「王子、助けて……」
 しかしジョモ王子は両前足で頭を抱えてちぢこまり、がくがくと震えていました。
「ひいぃ、怖いよぉ!」
 ジョモ王子は実は大変な怖がりで、その上ハンターたちに狙われるのも初めてだったのです。そのためパニックを起こし、ジル王女の助けが耳に入らない状態に陥ってしまいました。
 震えるジョモ王子に望みを打ち砕かれたジル王女は死を覚悟しました。シーザー王と王妃の顔、サバンナの皆の顔や彼らとの思い出が走馬灯のようによぎります。
 その時です。
「危ない!」
 黒い影が疾風のように駈け、ジル王女に覆いかぶさりました。ジル王女は驚きました。自分に向かってきた何者かは逆光のためその姿がよく分からなかったのです。
そしてパーン、パーンと立て続けに銃声が起こりました。
 弾の一発は黒い影をかすめ、もう一発はジル王女の頭をかばった右前足に当たりました。本当だったら死んでいたわ、とジル王女が考えた頃には既に黒い影は離れ、弾が飛んできた方向に走り去っていました。
「お前たち、よくも王女を!」
 黒い影はハンターたちの姿を見つけると牙をむき、うなり声を上げながら駈けていきます。それを見たハンターたちは重たい銃を捨て、泡を食って逃げていきました。
 それを見た黒い影は、痛む前足をかばいながらもジル王女たちのほうへと戻っていきました。一部始終が終わった時、ジル王女はやっと気づきました。
 彼女の危機を救ってくれた黒い影──その正体は一頭のハイエナだったのです。
 ハイエナはサバンナの嫌われ者です。百獣の王たるライオンの支配を拒むだけでなく、常に集団を組んで歩き回り、他の動物の獲物を横取りしたり、食べ残しを漁ったりするからです。
 またそれだけでなく体中の黒いブチがその姿を汚らしく見せ、その姿を見るだけでも他の動物たちはよそへ行ってしまうのでした。
 現にジル王女を救ったハイエナも例にもれず、ハイエナ特有のお世辞にも美しいとはいえない姿をしていました。一方が百獣の王たるライオンときてはなおさらです。
 ハイエナはジル王女から数歩離れたところで足を止め、やや下を向きながら口を開きました。
「王女様……お怪我はどうですか?」
558名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 05:41:36
>>555-557
大人として読みづらかった。子供が読んでも同じだろうが。
一応目を通してみたが、ありきたりだと思う。
動物達を人間化したのではなく、人間を動物化して使い古しの展開を演じさせた感じ。
動物を主人公にしておいて前足を握ったりするのもいただけない、不自然にならないようそれなりに描写を工夫する。
悪者が彼らの目的を語り合って読者に説明したりするのもいただけない。
だいたい動物達がハンターをどのような存在として認識しているのかがわかるような配慮が一切ない。
あとはここが一番感動するポイントなのはわかるけどハイエナの説明だけに数行費やしている。

みんな酷評する元気が出ないだろうから代わりに言っておくけど、とりあえず本を手に取ってみ。そんだけ。
559名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 06:26:13
>>555-557
内容について、陳腐ということ以上に問題があると思った。
>>558も言っているが、擬人化もののわりに人間的価値観でしか書いていない。

>現にジル王女を救ったハイエナも例にもれず、ハイエナ特有のお世辞にも美しいとはいえない姿をしていました。
例えばこれ、ハイエナの美醜なんて人間特有の感性だろうに、そのまま動物の世界に当てはめているから違和感がある。
コンプレックスを持たせたいなら火傷跡とか皮膚病のほうが適当。

子供向けというなら、ハイエナ差別は尚更よろしくない。
動物を人間に、ハイエナをニガーとかジャップにでも読み替えてみると酷さがわかる。
560559:2007/12/02(日) 06:34:50
それから、ハイエナについての知識が完全に誤っている。

> ハイエナはサバンナの嫌われ者です。
>百獣の王たるライオンの支配を拒むだけでなく、常に集団を組んで歩き回り、
>他の動物の獲物を横取りしたり、食べ残しを漁ったりするからです。

集団で行動するのはたいていの動物がそう。
横取りについては逆。むしろライオンがハイエナの獲物を横どったりする。
食べ残しや腐肉を食べるのはスカベンジャーといって立派な生態系の一角。
他の肉食獣だって餌が無ければ食べ残しを漁るしかない。

何を書くにせよ、まず偏見や固定観念を排して学んで正確を期すべき。
文章の巧拙はそれからの話。
561名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 07:38:19
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !
562名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 12:03:43
芥川賞を取るレベルの作家の文章の上手さを理解できないのが、
エンタメ読者なんだよなw
563名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 12:04:58
550はアホ。
芥川賞作家がエンタメ作家の真似はできるけど、
エンタメ作家は芥川賞作家のマネはできない。
564名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 12:09:10
おまえらは
文章のナニを知ってると言うんだ?w
565名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 12:54:37
>>563みたいな奴がいちばんアホだと思う
566名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 13:31:18
まあ、でも豚尻の抜き打ちは、時々あった方が俺は面白いな。
このスレでしたり顔をしている奴らの言う事が、いかに当てにならないかがよく分かる。
567名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 14:05:12
>558-560
ありがとうございました。精進します。

それから>560ハイエナの知識については、本当のこと(実はちゃんと自分で狩をしているとか)を書いてもつまらないと思いあえてステロタイプにしてみたのです。
キャラづけをするのに分かりやすくなると思いまして。
568名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 14:41:04
あえてステレオタイプを壊す意味合いで描いても良かったと思うけどなぁ。
自分で狩りをしたりするハイエナもいて、そのほかにも……みたいな

まぁ、文章自体は読んでないからなんともいえないけどね
569名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 15:00:37
>>555
ライオンキングのパロディーと言うことなので、俺は文章はこんなものかと思った。
問題は、他の人もコメントしているが内容。パロディーの内容はもっと斬新でなくて
はならない。
 リアルな動物の生態をパロディーにするのも手だし(動物の側をデフォルメ)
人間部分をデフォルメしても良い。

 今どきなら王女はシングルマザーで王子はヤク中、チャールズ王子の如く
事件を起こしてはマスコミのお世話になっている、くらいの内容はざらにあるから。
570名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 17:35:30
あたしは20歳のじょしだいせー、せいしゅんまっさかりだよ!!?

ウブなどーてーのかれし、たけゆきくんをちょっぴりからかってあげましょう、「な〜んちゃって♪」オチで☆

「ねえ、たけゆきくぅん…」
「なんだぃ」
「おんなのこの日が…おくれてるの…」
「なにっっっ!!!」
「(キタキタ♪)」
「しょじょかいたいかッッ!!」
「…。」
571名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 17:43:20
563をアホだという根拠はどこ?w
572名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 17:56:57
>>571
あまり失望さしないでぐれ、志村。
573名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 18:00:44
ちなみに、芥川賞作家は自意識が>>570みたいな文章をゆるずまい
574名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 19:28:29
>>562-563
純文学はマニア向け。一部の人間が読むもの。
(評価するのも一部のマニア)

エンタメは一般向け。不特定多数の読者を想定しなければならない。
(評価するのは一般読者)

純文は売れない→読者に理解されないから。
エンタメは売れる→読者がついてくるから。

一般読者に向けて書くならば芥川賞系作家の真似はしないほうがいい。
文章が下手になるから。
575名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 20:54:45
変なの。てか、エンタメの文章って頭いい人にもバカな人にも読ませないといけないから大変なんだろうね。
純文学は、ある程度文学に触れた人が読むようなものだろう。

てか、純文学と大衆文学の違いって何? 詳しい説明キボン
また、オナニー云々とか言うなよ。
576名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:00:18
大衆文学は今でいうエンタメだよ。
そんでエンタメは、映画にしても客が入りそうなもんだと思とけ。
577名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:01:13
そんでエンタメは、映画化しても客が入りそうなもんだと思とけ。
578名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:03:34
>>574
>純文学はマニア向け。一部の人間が読むもの。
>(評価するのも一部のマニア)

あほか。
芸術をマニア向けというのかよ。
純文学は文学のアート。
マニア向けにすな。
579名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:04:39
純文学は日本独自の概念だけどな。
580名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:06:40
>>574
>純文は売れない→読者に理解されないから。
>エンタメは売れる→読者がついてくるから。

あほか。
芸術を理解する人間が少ないだけ。
エンタメも売れてないだろが。マンガとくらべてみろ。

>一般読者に向けて書くならば芥川賞系作家の真似はしないほうがいい。
>文章が下手になるから。

あほか。
文章はうまくなるよ。
だがエンタメ的なストーリーがつくれなくなるな。
581名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:08:36
文学を芸術のカテゴリーに入れるのは日本ぐらい。
582名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:08:50
>>579
>純文学は日本独自の概念だけどな。

あほか。
それに類する言葉はある。
ただ、日本は自然を愛でる和歌がベース。
欧米はキリスト教や哲学がベース。
583名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:09:46
ダメだこりゃw
放っとくか。。。
584名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:14:38
>>581
>文学を芸術のカテゴリーに入れるのは日本ぐらい。

無知は氏ね。

>>583
おまえだよ。スルーされるのは。
つーか、お前、今まで散々スルーされてきたんだろ。わかるよ。
氏ね。
585名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:25:07
まあ、
大衆文学>>>>純文学というのが、商業的な常識なわけだが、
商業主義で儲けた金で養ってもらっている、娯楽にもならないセンズリ純文学が、
威張るのは変だな。
もっとも、金原や綿矢は本が良く売れたから、威張っても良いということになるがね。
586名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:26:55
純文学と大衆文学を区別すること自体ナンセンス ポマイラ終わってるよw
587名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 21:30:47
>>586
>純文学と大衆文学を区別すること自体ナンセンス ポマイラ終わってるよw

またおまえか。
あほなレスすな。頭を使えバカ。
純文学は嫌いでもエンタメ好きはいる。その逆も然り。
おk?
588名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:15:31
直木賞作家が文章力で芥川賞作家に勝てるはずが無いwwww

589名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:17:58
そーだねそーだねソースだね。
花村カブトムシなんて抜群に文章うまいもんね。うんうん。
590名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:22:43
花村は芥川賞作家だもんな。
さすがだよ。
芥川賞作家の中では文章が下手なほうだけど、大衆小説の中に入れば凄いよね。
591名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:23:52
ウェッw
皮肉で書いたのにwww
592名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:29:20
さあ、そこで絲やんだが、これは大衆文学でも充分通ずる面白さ。特別、文章にヒネリもない。
好きな作家ではあるが、この方より単に文章の巧い作家は山ほどいる。大衆(?)文学にも。
593名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:41:54
芥川賞作家は文章が上手い。
 ↓
だが本は売れない。
 ↓
一般人は文章が上手いと判断していないから。
 ↓
純文学はマニア向け
(AVでいうところのスカトロとかSM)

直木賞作家は文章が下手。
 ↓
だが本は売れる。
 ↓
一般人は文章が上手と判断し、読んで感動するから。
 ↓
エンタメは一般向け

読者を意識して書くのがエンタメ。
読者のことを考えず、掻きちらすオナニーが純文学。
594名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:44:27
>>574
最後の
>文章が下手になるから。
が、なんとも唐突で、説明力に欠ける。

どういう文章を「下手」といっているのか。
「一般読者に読める文章=上手」とでも思っているのかね。

そもそも純文学とエンタメを同列に論ずること自体がナンセンス。
クラシックと歌謡曲をごっちゃにしているようなもの。

売れる/売れないに至ってはナンクセに等しい。

エンタメは売れることを目指している(商業行為)
純文学は文学として純度の高い作品の完成を目指している(芸術行為)

存在する次元が違うんだよ(もちろん、どちらが上ということではない)。

エンタメの物差ししか持っていないから、>>542>>545のような恥をさらすことになる。
595名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:56:37
純文学とは、方法において、または内容において、小説の新しい地平を切り開いてゆくもの。
それは手作業に等しく、また地図もない作業であるため、困難をきわめるし、ついてくる読者
も少ない。

エンタメとは、方法において、または内容において、純文学が切り開いた地平を、読者を乗せ
たバスで走るもの。多くの読者をつれてゆくために、宣伝もするし、乗り心地も良くする。
596名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 23:08:28
>>594
一般的には、一読して内容が理解できる文章を「上手な文章」という。
小説の場合は、どのような場所で、どのような人物が、どのようなことをやっているのか、
そういう情報をを過不足なく伝えるていのが上手な文章と言っていいと思う。
「どのような」という部分が描写なわけね。
だからエンタメでは描写が重要視される。
一般受けするのも、読者が物語の世界をイメージしやすいから。

純文学の場合は「どのような」という部分はあまり重視されない。
描写がなくイメージが浮かばない文章でも、文章からなんとなく出てくる雰囲気みたいな
ものが(文壇では)高く評価されるわけ。一読して内容が理解しがたい、パズル的な文章
とかね。

もっとも一般人はそういう部分に感動することはないので、純文学は売れないのが当然。
ここに投稿しても、低く評価されるのは当たり前。
597名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 23:18:57
>>596
>純文学の場合は「どのような」という部分はあまり重視されない。
>描写がなくイメージが浮かばない文章でも、文章からなんとなく出てくる雰囲気みたいなものが(文壇では)高く評価されるわけ。一読して内容が理解しがたい、パズル的な文章とかね。

デタラメ。
おまえ、純文学をしらねえ、つーか、読んだことねーだろw
598名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 23:20:49
ドシロートどもが夢の跡
599名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 01:21:20
ってゆーか、いいかげん別館でやれ。クズども。
600名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 08:03:12
純分だのエンタだの
エンタで売れないから純分ならいけるって勘違いしてるやつだけだろ気にするのは
601名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 08:08:24
つむだづは井上靖せんせいがなんとよばれておつたかすっとるのでべや

ハッ

井上靖せんせいが初のラノベ作家!?



とりあえずちぶさでうめきごえ出すおなのこはもうマニアっとる。
602名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 08:10:12
>>596って馬鹿なの? 描写というものが、まるでわかってないな。こんな奴が小説書いてるか。
603名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 08:45:23
ふうん。

描写厨はきっと七三分けメガネスーツのサラリーマン風に詐欺に逢うであらふ。
604名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 14:49:10
>>602
>>596って馬鹿なの?

はい、馬鹿です。
ピカソの絵を見て、デッサンが狂っているから下手だ、と言っていました。
605名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:16:26
iyaarehaじっさいへた。

芸術とゆうカテゴリへの皮肉やね。その観点からならポロックが空き。好き。徹底してるヤンそれにあの彩りで
絵の具たさせへんでぶっつけ。
606名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:21:47
ライトノベルとは中間小説であった!

とすれば悪夢から醒める
607名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:24:09
カンガエテミリャ
しろばんばの心中の焼き直しだけだもネ

しろいふかいゆきのなかで。
608名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:37:07
げーでる・えっさー・ばっはという名前に似たほんがごほんがある ごほんごほん。ごほんができたよー 青木俊直

おしりかじりむし。

(つながってますよんさま

で ゲーデルとゆうたら不完全性理論なワキヤガ腋臭 ほふすたつたあはナジェー えっさかほいさえっしゃっしゃー
エッシャーと組ませたのか。

つまりゲーデルの森の樹々に目を奪われるとアカンデゆうことなったんなんちゃんうっちゃん。あれは騙し絵だと。

もっともボカァまだ原典あたっちゃいませんがネ。しかあし不確定性理論はぶっとばしてみたから グルだなと。

ゲーデルとハイゼンベルクは接触しとるやろ。ハイデガーもありうる。

つまりAKIRA大佐の台詞や。

バッハなにゃろ。彼は宇宙が数字で表現できると考えてはいたのである。また、対位法は男女平等思想をゴリゴリに
体現して魅せたバロッキアン マアボカァ楽聖のが好きデスガネ。ただ荘厳ならバッハ、若き情熱ならば学生。
パッション 受難かつ熱情。男女平等はふたなりを暗喩し ルネッサンスはきりすとふたなりやん体現ムーヴメント。

バリキャリはみんなしてふたなりきりすと人格継承者。だからパパが要りまする。にせふたなりだからである。
609名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:40:28
「キリストとして知られるルックスの真の持ち主である」バプテスマのヨハネと
「ベルゼブブ・バルタザールにその座を簒奪されたマギ」ロサの恋

と そこにおじゃまむしなふたなりきりすとの二重ライン三角関係。

こいつには演劇の全要素がぶちこまれている。
610名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:42:58
つうことは

ベルゼブブ=キリスト

とカンガイテルかたもゐらっさるでせうさもありなんむべなるかなげにげに。
611名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:44:41


りろんやないー

のである。
612名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:50:54
するってえと

逃れたジョコンダ・モナ=リサキリストは頭をつるっつるトゥルットゥルはながたみつるはながたみつるりんと
剃り上げて

少林寺へ赴いたことになる。そこへ1400年後訪れて真相を知るテンプル騎士団。
613名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 16:53:43


200ねんくらいちがうー

のである?
614名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 22:46:49
小学生の男子が主人公です。

由紀の髪の毛は少し茶色い色素が入っている。
風呂上がりにちゃんと乾かさないので、
癖の少ない髪はどんなにまっすぐ伸びていても、
毛先が傷んでいて、ぼさぼさしたように見えて、きれいとは思えなかった。
そしていつも適当にゴムで縛って、頭の後ろで束ねていた。
その髪の束が、校庭でぶらぶらと揺れている。
サッカーボールを追いかけて、自分より下の学年の男子相手に、
互角以上に渡り合う、その動きを見ていると、
教室で九九に苦しんでいた姿はなんだったんだと、優太は思う。
彼は校庭の端で遊具のタイヤに乗って、ぼーっと見ていた。
その内、それにも飽きて、ふらふらとすべり台に向かっていった。
その降り口に座って、背中をすべり台に預けると、段々うつらうつらとしてきた。
目をつぶって何も考えず、聞こえる音だけに耳を澄ます。
自分が寝ているのか、起きているのかわからなくなって、
ぱっと目を開けてみると、辺りが薄暗くなっていた。
そんなに時間が経ったかと思ったら、日が雲でかげっただけだった。
それを理解したら、また目を閉じて、ぼんやりしていた。
突然、すべり台の上から、両肩に何か当たった。
「よう、ねぼすけめ」
足だった。
「由紀」
誰のせいだ、と思いながら、優太は立ち上がった。
615名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 00:03:38
>>614
荒れてる。
616名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 01:20:11
くらがりに照らすモニタで浮かび上がる左手は青白い
なんと淫猥な形状であろう この形を決めた香具師は変態だ。
この 棒状が五つ突きだした平板。丸角。皺。

この左手も乳房を揉んだことがある。太い指とそのつれあいは乳首をつまみもしたのだ。不作法過ぎて
しわぶきにならぬうめき声、あわてて弱める童貞。だれがくれないをくれないとよぶ 呼んだ 白き布に紅。途中から妄想。

オナニーをした後と判る乙女。そえは「ひとりでよがってる」ということばの夜。布団。ひとつべや。キッチン。

くちづけにためらう書き込みをするうちに何を書くつもりか忘れてしまう。dontforgetme 鼻 孔と花。

mixiに※がついたからゆこう。その前に

それをゲシュタルト崩壊させる試みにしくじった
617名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 11:28:56
>>614
優太の視点と作者の視点が混乱していると思います。

一行目、子供が茶色っぽい髪を見て「茶色の色素が入っている」というような
見方をするでしょうか。
あと知識の問題ですが、染めている場合を除いて茶髪は黒髪+茶ではなく、
黒髪マイナス黒の一部なので、この表現は語り手が勘違いをしている設定で
なければ不可能です。

二行目、風呂上がり〜のところ。優太が由紀の風呂上がりを見る機会があるのか。
兄妹等ならありえるでしょうが、多分そう言う関係ではないですよね?

全体的に、作者が神の目を維持したまま優太に乗り移って語ってしまっています。
無理矢理読んでいくと母親の語りかな〜?と思ってしまうので、「優太は思う」で
スッテンとコケる感じですね。

あとは「ぼーっと見ていると」の「何を」は省略しないほうがいいとか、
「耳を澄ます〜自分が寝ているのか」が唐突とか、「理解したら」は適切か?
「その内」は平仮名に直し忘れ?とか色々。

どれも書き終わった直後のアタマだと見落としやすい点なので、
しばらく寝かせて読み直す、音読する、などすればご自分でも直せる点が
多いんじゃないかと思います。

最後に、内容は嫌いじゃないですよ。頑張ってください。
618名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 12:12:40
お願いします。


目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が僕を照らしていた。
目を細目てベットから起き上がり目の前のカーテンを全開にする。
狭い部屋は一瞬にして光で満たされた。
姿を表した窓の向こうには綺麗な蒼々しい空がどこまでも広がっている。
雲一つない、快晴。
そんな空を見てなんだか清々しい気持ちになった。
心の中の靄がとこかへ吹っ飛んでいく。不思議な感覚。
思わず見入っていると下から母さんが僕を呼ぶ声が聞こえた。

「さて、いくか」

名残惜しそうに窓から離れると、僕は制服に着替えて学校へ行く支度を始めた。いつもなら制服に袖を通すだけでもズシッと重いものが乗っかってくるのに今日は何故か軽い。
この空が僕の気持ちを晴らしてくれたのだろうか?
619名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 14:05:57
ここに投稿しているような人でも、新人賞の一次に通りそうなレベルはあるのでしょうか?
620名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 14:09:17
>>618
>目を細目て
誤字。「細めて」
>蒼々しい空
形容が不適切。気の利いたような書き方をすることが「文学的」なのではない。
>思わず見入っていると
「見入る」というのは対象が近くにある場合に使う。空に対しては不適切。
「思わず」も余計。
>名残惜しそうに
自分のことを書いているのだから、「そうに」はありえない。

「〜すると、〜した」の構図を使いすぎ。短い文章のなかでくりかえされているので、
全体を単調にしている。

中身については「天気がよかったので気持が晴れた」というだけの内容。
作文にしても空っぽすぎる。
621名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 14:31:55
>>620
自分のことを書いていても、
その気持ちがはっきりしないときは「名残惜しそうに」でも構わない。
自分の現状をすべて理解している人間はいない。
622名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 14:33:18
>>620
中身については「天気がよかったので気持が晴れた」というだけの内容。
作文にしても空っぽすぎる。

↑その単純な状況を、どう表現するかが重要なので、内容はそれでも構わない。
書き出しではよくあることだ。
623名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 15:16:41
620はアホだったかwww
624名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 15:27:10
>>622
>↑その単純な状況を、どう表現するかが重要なので、内容はそれでも構わない。
>書き出しではよくあることだ。

↑空っぽすぎると感じさせてしまったことが重要なので、あの感想でも構わない。
625名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 15:27:18
相変わらず批評者のレベルが低いな。
626名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 16:03:21
 
627名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 16:05:15
やっぱり酷評者皆トリップ制を導入すべきだな
そいで最低でも月イチで作品を提出させ及第評価もらえなかった無能はクビ
628名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 17:43:33
>>619
直近ではない。
629名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 17:50:55
>>614
すでに指摘されているが、語り手の神と登場人物が混同されていて視点が混乱している。
神視点を使わず、三人称で登場人物の外部と内部の視点で書くようにしたほうがいい。
630名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 18:12:07
>>618
とりあえず、視点というかカメラの振り方に難があるかな。

>目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が僕を照らしていた。
(外部から僕を見ているような印象)
>目を細目てベットから起き上がり目の前のカーテンを全開にする。
(カーテンに視点が合う)
>狭い部屋は一瞬にして光で満たされた。
(振り向いて、部屋の中)
>姿を表した窓の向こうには綺麗な蒼々しい空がどこまでも広がっている。
(さらに振り返り窓の外側、空に視点がいく)

これだけ視点が移動すると気持ち悪い。
重複表現などを整理してリライトするとこんな感じ。
「目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。まぶしさに目を細めた。
 ベットから起き上がりカーテンを全開にする。
 窓の向こうには蒼々しい空がどこまでも広がっている」

>名残惜しそうに窓から離れると
これはダメだな。
自分の行動を「名残惜しそう」とは表現しない。
「後ろ髪を引かれるような思いで窓から離れると〜」
という感じになるはず。
631名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 18:28:29
>重複表現などを整理してリライトするとこんな感じ。
>「目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。まぶしさに目を細めた。
>ベットから起き上がりカーテンを全開にする。
>窓の向こうには蒼々しい空がどこまでも広がっている」


おそろしくヘタだな。これじゃ一次も通過できないよ。
632名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 20:48:11
>>621
馬鹿ですか?
633名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 20:52:20
>>625
批評者>>>批評できないので、イチャモンつけるしかできない無能>>>その尻馬に乗るしかできないゴミ
634名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:03:48
>>631
どこがどうヘタなのかも説明しないのですか?
できないのですか?
ただの書き逃げですか。

635名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:35:04
とりあえず>>1にあるけど批評者はなるべく評価できる点も書いてあげた方がいいでしょう
このスレには成仏できない霊がさまよっています
636名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:35:14
>>628
うぉっきびしっ
637名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:38:15
>>621
>自分の現状をすべて理解している人間はいない。

その通り。しかし、だから「そうに」が可とはならない。
「そうに」は外部視点だから不可なの。

「理解していない」場合は、「のだろうか」というような書き方ならばある得る。
638名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:39:17
でもまあ審査員が日本人なのかわからん時代だから

いっかぁ!
639名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:40:51
なんつの

俺は国策文学なんてやんたもんねぃ

それが韓国策文学ならなおさら!
640名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:42:55
あ、ちなみに今日豚丼4杯食べてきた

韓国人に苛められてる企業は助けるド!
641630:2007/12/04(火) 21:53:50
もう少し詳しく説明すると、原文は冒頭の二行に
目を覚ますと
目を細目て
目の前の
と言葉の重複が激しい。これを整理して視点を主人公に固定すると概ね>>630
リライト文になるはず。

>姿を表した窓の向こうには綺麗な蒼々しい空がどこまでも広がっている。
この文章。カーテンを開けることによって姿を現したのは「空」なはず。
「窓の向こう側」が姿を現したという表現はおかしいので、そこは削除。
また「きれいな」という表現は安易なので、使うならば具体的な描写を入れた後に
したほうが効果的。
これこれこういう感じの空模様で、それがとても綺麗に見えた。
という感じで締めに使うのが基本。

個人的には目が覚めた段階で主人公のキャラを立てる為の心理描写を入れて、その後に
行動描写、起き上がってカーテンを開けてと、つなげたほうがいいと思う。

>「目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。まぶしさに目を細めた。
(主人公のキャラを立てる為、学校のことや部活、恋愛のことを心理描写)
>ベットから起き上がりカーテンを全開にする。
>窓の向こうには蒼々しい空がどこまでも広がっている」
この後に、空の描写をつけるなり、部屋の描写に入るなりすれうまく流れるはず。
642名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:57:42
>>634 一目瞭然だと思うが。悔しかったのかな?w
643名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:58:37
子供の喧嘩かw
644名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:59:06
>>641
 なんでそんなに必死なの? まじでヘタだから。
645名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 22:02:28
>>630
>重複表現などを整理してリライトするとこんな感じ。
>「目を覚ますとカーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。まぶしさに目を細めた。
>ベットから起き上がりカーテンを全開にする。
>窓の向こうには蒼々しい空がどこまでも広がっている」

なんかスカスカだねw
646名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 22:08:34
>>642
なるほど、これが成仏できない霊か。
647名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 22:31:38
>>645
こういう人間にはなりたくないな。
みじめすぎる。
648630:2007/12/04(火) 22:31:57
クレーマーは相手にしてもしょうがなし。
別のアプローチがあるならば、それを論理立てて説明すればいいだけでね。

一つ言えることは、言葉の重複や、視点の固定、視点切り替えの基本がわからないと、
いくら推敲しても無駄で、むしろ悪くなることもある。
コレまでの説明は、推敲の仕方の基本でもあるので、それを理解できないなら、
永遠に成仏できないと思う。
649名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 22:32:18
どうせ豚の尻だろ
650名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 22:56:38
>>647=648  必死だね。ヘタって言われたのがそんなに悔しかったの?
きみはまだ人の文章の批評するレベルじゃないよ。あと1000冊ぐらい読んでから来てね!
651名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 23:46:00
書いたので、ツッコミ入れてください。ここ直せ!もよろしくです。

わたしはベッドの中でまどろんでいた。頭の方から光を感じる。ベランダがあって、そのカーテン越しから朝が来たのがわかる。
まだ眠いなあ…。うとうとしながら、頭のすみでわたしは思った。

ベッドの横の引き出しの上に手を伸ばした。
四角い白い目覚まし時計が、6時半を差していた。ああいつもの電車乗れなくなる。起きなきゃ。
掛け布団をぎゅっ、と握って起きろ!あおい!自分に気合い入れて、ガバッと起きた。

見慣れた部屋。フローリングの部屋で、入って左にベッド、床にはクリーム色の丸いカーペットの上に、白木の低いテーブル。座布団2つにはお気に入りのブルーのカバーをかけてある。
奥のベランダの手前の右側に白い背の高いクローゼットがある。さわやかな部屋をイメージしたのに、センスない、と部屋を見回すたびにいつも思う。

眠い、でも会社行かなきゃ、と布団を握って頭がぼんやりしながら思った。だんだん気分がブルーになった。
毎朝こんな気持ちになる。何でわたし働くんだろう…。うっとおしい気分を払いたくて、ベッドから抜け出し、ベランダ側の生成り色のカーテンをバッと開けた。

一瞬まぶしくて目をつぶった。すぐいつもの風景が目に入ってきた。
朝の光って一日の始まりだな。いつもの風景を見ながら思った。

明るい太陽の光を浴びて、身体中の血液がいきおいよく巡ってくる感じがした。よし、今日も頑張ろうと思えてくる。また一日が始まる。

こんなんですが…いかがでしょうか?
652名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 00:25:20
>>650
どこがどう「人の文章の批評するレベルじゃない」んですか?
説明しないのですか? できないのですか?
ただの書き逃げですか。
653名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 00:46:17
横だが、
>>630で気持ち悪い視点移動と感じるのがおかしいのかもな。
人間って目だけで生きているわけじゃない。
感覚で生きているだろ。部屋に光が満たされてるのを感じるのを、
振り向いて部屋を中を見るなんて解釈するのは感覚がおかしいんじゃね?
654名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 01:16:11
>>651
一行目、「頭の方から光〜朝が来た」なら目を開けてはいないと思いますが、
それなら次にベランダ、カーテンと言った具体的なモノが出てくるのが不自然です。

五行目、「と握って」以下述語がありません。
「あおい!」のあとに「と」などあれば繋がるんですが。

六〜七行目。冒頭の「部屋」の繰り返しはどちらか削るべき。
また主人公はベッドの中から部屋を見ているのですから、「入って左に」という説明は
苦しい。この二行だけ抜き出すと、部屋の外から来た人の印象になります。

全体的に漫画とか映画の影響を強く受けているように思えますが、いかがでしょう?
あちらのメディアではモノローグがあっても風景は外部視点から描写されることが多いですから、
そういうイメージを頭に描いてから文字化してしまっていませんか。
小説で一人称視点の場合、原則として主人公の目の位置を基準に周囲を捉えないとなりません。

あとは、本当にこの描写は必要なのか?など個別に検討を。
描写そのものを重視した小説もありますが、もしそうでないなら、ちょっと多すぎかと思います。
例として一行目のベランダ、目覚まし時計の色形などは必要でしょうか(必要ならそれはそれでOk)。

誤字。6時半を差す→指す。

頭の中の絵はできていると思いますので、頑張りませう。
655名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 03:50:02
>>650
vipへ帰れ カス
656名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 07:05:33
☆12月24日では遅すぎる☆

クリスマスの精霊が降りてきて、あたしにこう言った。
「おれは過去の精霊、昔の夢を見たいか?」
やだ、これってクリスマス・キャロル?
だいたい昔って、あたしはまだ16才だって。
「16才には16才なりの過去があるだろう?」
そういってニャリと笑うと消えていった。
あたしはただボーッとして・・でもここは何処なんだろう?

「すみません、ちょっと・・」
誰かに声をかけられた。
振り向くと知らない男が立っていた。よれよれの背広の冴えないオヤジだ。
「あのぉ、あなた御存じでしょうか?」
「な、なにをですか」
「その、なんというか、出口をですけど」
「はあ?出口ですか??」
「はい、出口です。もう随分永い事探しているのですが分からなくて・・」
こりゃ新手の変態オヤジだな、とあたしは思った。
「生憎なにも存じません!出口も入り口もね!」
そういって背を向けて歩き始めた。
でも何か変。フワフワマシュマロを踏んでいるみたい。
「そ、そうか!出口がなければ入口を探せば良いんだ!」
後ろでオヤジが何か叫んでいたけど、無視。

657名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 07:07:31
「はあ?出口ですか??」
「はい、出口です。もう随分永い事探しているのですが分からなくて・・」
こりゃ新手の変態オヤジだな、とあたしは思った。
「生憎なにも存じません!出口も入り口もね!」
そういって背を向けて歩き始めた。
でも何か変。フワフワマシュマロを踏んでいるみたい。
「そ、そうか!出口がなければ入口を探せば良いんだ!」
後ろでオヤジが何か叫んでいたけど、無視。

「ねえ」
小さな声がした。
「わたしのこと憶えてる?」
ポニーテールに青いスパッズ。12才の生意気そうな目がくるくる動いてる。
「なんだ、あたしじゃない。」
「なぁーんだ、もう忘れられたのかと思ってた」
「忘れるわけないでしょう、あんたはあたしなんだから」
「でもわたしはあんたじゃないよ」
なんて生意気なヤツ、可愛気ったらあったりゃしない。
「オバンになったね、さよなら」
そういってパタパタ走り去った。
「こら!」
「もぉ!なんて嫌な子なの」
あんたなんかにプレゼントあげないんだから!
プレゼント?ああ、もうクリスマスだものね。
「ほーほほ、メリークリスマス!」
突然まぬけな大声が聞こえて、あたしは飛上がった。
今度はサンタだった。
まるで絵に描いたようなデブのサンタ。
「なによ、バカみたいに耳もとで大声ださないでよ!」
「いや、お嬢ちゃん、失礼失礼。ほーほほ」
あたしは無視して歩き出した。
658名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 07:09:44
「でもわたしはあんたじゃないよ」
なんて生意気なヤツ、可愛気ったらあったりゃしない。
「オバンになったね、さよなら」
そういってパタパタ走り去った。
「こら!」
「もぉ!なんて嫌な子なの」
あんたなんかにプレゼントあげないんだから!
プレゼント?ああ、もうクリスマスだものね。
「ほーほほ、メリークリスマス!」
突然まぬけな大声が聞こえて、あたしは飛上がった。
今度はサンタだった。
まるで絵に描いたようなデブのサンタ。
「なによ、バカみたいに耳もとで大声ださないでよ!」
「いや、お嬢ちゃん、失礼失礼。ほーほほ」
あたしは無視して歩き出した。
「お嬢ちゃんプレゼントはいらんのかな?ほーほほ」
「いりません!」
振り向いて「あっかんべー」をすると、
交差点の真ん中で、あたしはバカみたいに一人舌を出して立っていた。
「もお!」
人込みの向こうにデブのサンタがよたよたと歩いているのが見えた。
その後ろを12才のあたしがトコトコ追っている。
知らないよ、バカな子。
そんなにプレゼントが欲しいの?
659名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 07:11:12
「いりません!」
振り向いて「あっかんべー」をすると、
交差点の真ん中で、あたしはバカみたいに一人舌を出して立っていた。
「もお!」
人込みの向こうにデブのサンタがよたよたと歩いているのが見えた。
その後ろを12才のあたしがトコトコ追っている。
知らないよ、バカな子。
そんなにプレゼントが欲しいの?
プレゼント?いけない!あたしもプレゼント買わなくちゃ!
あたしったらなにやってたんだろ。
今日はクリスマスプレゼントを捜しににきたっていうのに。
イルミネーションに飾られた街路樹の向こうで気取ったミッキーマウスが、
ちかちか光る文字盤を指差していた。
「11:45PM」ってもうすぐイブも終りじゃない!
もお、お店なんかやってるの?
一瞬あせったけど、お店は目の前にあった。
気取ったミッキーの真下、緑と赤のネオン「gift shop satan」だって。
サンタのお店とはちょっとダサイけどまあクリスマスだからね。
660名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 07:14:21
気取ったミッキーの真下、緑と赤のネオン「gift shop satan」だって。
サンタのお店とはちょっとダサイけどまあクリスマスだからね。

店の中はガラガラ、この時間なら無理もないけど。
でもディスプレイしてある商品はみんなステキだった。
でもあたしが選んだのは、キラキラと細かな雪の降るsnow ball。
閉じ込められた小さなガラス玉の中で小さな家と小さな雪だるまに、
さらさらと雪が降り続けていた。

661名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 08:07:15
>>654ありがとうございます。一人称ならその目線で周囲を書かないとダメなんですね。大変参考になりました。もっと適度な長さの文章書かないといけない、と思いました。誤字も気を付けます汗。
662名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 09:02:53
スパッツが脱げない女はヤリマンになる
663名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 09:03:43
パンティはおなのこがおひめさまになれるまほうのしたぎ

パンツはおなのこが売春婦になる呪いの下着
664名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 09:05:56
元気ハツラツオタノモC!
665名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 13:11:14
酷評って言うか、必要の無い細かい部分の文句を探してるだけだよなw
666名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 16:18:01
>>618です。
酷評して下さった方々
ありがとうございました!とても勉強になりました
m(__)m゙
667名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 17:56:19
>>652
お前が必死に逃げようとしてるw
668名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 18:35:02
>>665
「必要が無い」としか思えないおのれの蒙昧さに気づけ。
「細かい部分」にこだわらないやつに文章を書く資格はない。
669名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 18:35:55
>>667
で、答えられないの?
670名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 19:26:36
>>669 あなたがリライトした文章を読めば、初心者なのは一目瞭然。
あなたは自分のことを「人の文章を批評すできるレベル」だと思ってるのかな?
思ってるのなら、みんなを納得させるような作品を晒してみてはどうですか? できないの? 逃げるの?
671名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 20:46:36
>批評すできる

かっこわる
672名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 20:56:19
喧嘩するな
目くそ鼻くそども
673名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:17:53
荒らしはスルーしましょう。
どうせ説明なんかできるわけないんだし。

>>621みたいな明らかな誤りを指摘するのはいいけど。
674名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:31:51
>>630
>>641

どう見ても下手な批評だ。視点の捉え方の感覚も悪い。
いくらか小説の書き方本をかじった程度の、厨房、と言ったところかな。

まあ、批評するには対象文章を読んでさらに自分の頭で考えてと、時間がかかるし、
それなりに時間をかけて一生懸命なのは分かるけど、君のは有害批評。

と、言ってみたよ。
675名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:36:54
>>651
一人称にしては不自然な表現が多い。
>わたしはベッドの中でまどろんでいた。頭の方から光を感じる。
>ベランダがあって、そのカーテン越しから朝が来たのがわかる。
>まだ眠いなあ…。うとうとしながら、頭のすみでわたしは思った。
頭の方向から光を感じたのはいいとして、普通はベランダがあってどうこうとは
思わないと思う。二行目はカットしても問題ないはず。

>見慣れた部屋。フローリングの部屋で、入って左にベッド、床にはクリーム色の丸い
>カーペットの上に、白木の低いテーブル。座布団2つにはお気に入りのブルーのカバーを
>かけてある。
>奥のベランダの手前の右側に白い背の高いクローゼットがある。さわやかな部屋をイメージ
>したのに、センスない、と部屋を見回すたびにいつも思う。
三人称の外部視点で客観描写している感じだが、一人称の場合は問題あり。
普通は自分の部屋をみて、どこそこに何があってどうこうとは思わないと思う。
ではどうしたらよいのかというと、一人称の場合は、行動に絡めて描写をしていく。

例えば、ベッドから降りると、フローリングの床はひんやりしていた、とか、
お気に入りのブルーのカバーをつけた座布団に座って、何かをするとかね。

>一瞬まぶしくて目をつぶった。すぐいつもの風景が目に入ってきた。
こう書いたら、次の文章は「いつもの風景」について描写をする必要がある。
676名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:38:10



いつの間にか、批評の批評をするスレになった。
677名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:42:24
>>656-660
問題外かな。
どこで誰が何をやってるのかが分らない。
678名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:45:49
>>676
何時からいるんだよ。

前よりずっと弱まってる。
679名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 00:18:28
このスレの人たちは「リアル鬼ごっこ」なんて読んだら頭から湯気が出るんだろうね。
680名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 02:21:24
できたーできたー。ということでよろしく頼みます。
681名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 02:24:09
『光』

「昨夜、未明に起きた女子高生殺人事件の続報です。
 事件は○×県△■町の市立△◎高校で昨夜午後十時二十分頃、警備員が教室の巡回を行っていた際、
 教室で古橋京子さん、鈴鹿真奈美さんが倒れているのを発見し、110番通報をしたもので。
 既に二人は死亡が確認されています。
 司法解剖では二人の損傷が激しいことから、また金銭が盗まれていないことから恨みによる犯行が強いと見て、
 警察は殺された二人の周辺でなんらかのトラブルがあったとして捜査をすすめています。
 また二人を襲ったときに用いられた凶器がいまだにつかっておらず・・・」

 テレビの音とテレビの光が消える。
 閉ざされたカーテンの中、漏れる光。
 ベットの下に座りこんでいるひとりの女子がいた。
 まるで壊れた人形のように力なく座っている彼女は目に光がなく生きているか死んでいるかもわからない。
 その彼女の隣に転がっているのは血まみれのバット。
 よくみると彼女自身の服にも大量の赤い血がいたるところについている。
 それは乾燥し黒くなりつつある。  
 漏れた光が照らし出すのは本や服が散らばりむちゃくちゃになっている部屋の凄惨な状況。
682名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 02:26:16
「・・・なな」
 その女子は小さな声で唱え続けている。
 うつろな目で、ときおり小さく笑いながら何度も何度も名前を。
「なな・・・なな・・・なな・・・」
 つぶやき続ける彼女の声を遮るように部屋のチャイムが鳴る。
 そのどこか明るい音は今の彼女の部屋とは不相応だった。
 だが彼女にその音は聞こえないようだった。
 ただ名前を唱え続けるだけ。
 やがてチャイムが鳴り収まり、ノックをする音にへと変わる。
 何回かたたかれて次に声が聞こえる。
『すいませーん。私たち◎∴警察のものなんですが。どなたかいらっしゃいますか?』
 声が響く・・・が、それに答えるものは誰もいない。
 何度目かの声の後、次はガチャガチャとドアのカギを開ける音が聞こえた。
 ドアが開く音。
 何人かの人間が入ってくる音がする。
 声と足音がだんだんと大きくなってくる。
 そしてそれは部屋の前まで来た。

 ドアが開く。

 だがそこに彼女はいない。
 カーテンが風に揺れて大きく開き、放たれた光が部屋を照らしている。
 赤く染まった床、壁一面には写真が飾られている。
 そこにうつるのは二人の女子。
 そこに写っている二人の女子は顔が瓜二つで満面の笑顔でこちらにピースサインをしている。
 警察は部屋の奥に入り、風がはいってくる窓、ベランダのほうを見た。

 そこにいた女子はベランダの柵を乗り越えていた。
 光が彼女を照らし出す。
 警察が彼女に声をかける。彼女はゆっくりと振り返った。
 それはあの写真の女子とは別人のようなやつれ、そして疲れきった顔をしていた。
683名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 02:30:14
「私、ななのところにいく。あの子をひとりになんかしない」

 警察は彼女を引きとめようと必死に言葉を掛け続ける。
 彼女はそれを聞いているのか聞いていないのかわからない。
 ただ彼女もまた独り言のように話続けていた。

「生まれて一度だって離れたことないから。小さな頃から・・・ずーっと。なのに・・・置いていかれちゃった・・・。
 私に笑って、忘れ物があるから先に帰っていて。なんていってさ・・・。だから追いかけるの。私の居場所はななの隣だから」

 警察の関係者が次々と部屋にへと入ってくる。部屋を土足で踏んでいく。
 赤い床、ゴミだらけの場所。
 壁に貼られてあった写真に写った二人がいた場所。

「二人で一緒に生きること、それさえ許されないの?」
 
 彼女の体が離れる。
 彼女は重力から一瞬解放された。
 光が彼女を照らし出し、世界の時間を止めた。
 
 これが『なな』の見た光景なんだね。
 気持ち良い。
 私は今、すべての鎖から解き放たれて自由になった。
 もうそこには『なな』をイジメた奴も『なな』を縛りつけるものもいない。
 『なな』
 すぐに会えるよね?
 すぐに・・・。
 『なな』


 光に満ちた世界、二人の女子が抱きしめあった。

684名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 02:32:15
あー最大文字数超えたorz
すいません。
685名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 03:29:25
>>681-684
最後の一行を書き上げたことに満足してそのまま送信していませんか?
書き上げてからどのくらい推敲しましたか?
ご自分で黙読してみて、引っかかるところが残っていませんか?

「ノックをする音にへと」、「独り言のように話続け」のようなミスを直し切れていませんし、
全体的にあまり練り上がっていないように感じられます。
今のご自分の実力の中で、最上のものを書こうとしていますか?
その辺りが怪しいと細部に踏み込んでもあまり意味がないので、一点だけ。

ニュースの文章は高度に様式化されているので、地の文ほど気楽には書けません。
適当に書くと一発で嘘臭くなってしまいます。実際に聞いて勉強しましょう。

このままだと、最初の空行まで読まずに去ってしまう人の方が多いかと思います。
686名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 03:31:13
>>674
>と、言ってみたよ。
とは言うが、なにも言ってはいない。中身がない。

>いくらか小説の書き方本をかじった程度の、厨房、と言ったところかな。
>まあ、批評するには対象文章を読んでさらに自分の頭で考えてと、時間がかかるし、
>それなりに時間をかけて一生懸命なのは分かるけど、君のは有害批評。
ただ悪口を並べているだけで「おまえのかーちゃんでーべそ」と同じレベル。
ここにはなにひとつ意味のある言葉はない。文字を消費しているだけ。

>どう見ても下手な批評だ。視点の捉え方の感覚も悪い。
根拠も説明もなく、断定しているにすぎない。
どのように「感覚が悪い」のかを説くのが論証であって、それをする能力が欠けている
から、このように結論しか書けない。
これではバカ、アホ、ボケとわめいているのと一緒。言説になっていない。


687名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 04:35:38
>>686さんへ(私は674さんじゃないです)
まあ、おちつきませう。

>>618さんの文に対する批評として、「目」の重複と「姿」の使い方、
「名残惜しそう」の据わりの悪さについては同意です。

ただ、私には最初の四行の中で視点が移動しているようには思えません。
視点はあくまで目の位置、カメラの位置です。
ここで動いているのは見ている対象であって視点ではないですよね。
三行目に関しては直接見ている必要がないので、>>653さんに同意です。

そもそも視点の管理も絶対的なものではなくて、例えばプロでもつかこうへいさんのように
一人称と三人称の視点を同時に使う方がいらっしゃいます。
本人もそれでいいという認識だそうですが、これは本業が劇作家という事情が大きいでしょう。

視点管理云々は結局のところ、作者のイメージを読者の側で再構築できるか、という問題に尽きるんですよね。
逆に言うと、その点がクリアされていれば、少々ぶれていても普通に読めてしまう。
しかしそれが技術に裏打ちされた結果なのか、単なる偶然かの違いは大きいわけで、
こういうスレで指摘されるべきはその辺りの差なんではないかと思います。
688名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 08:04:14
>>675ありがとうございます、上のほうでベランダって書いたのは、寝ている方向の先にベランダがあって、そっちから光が差してる感じを出すには書かないと、と思ったので。いつもの風景も文を追加して書きます。
689名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 08:33:28
カーテン禁止水晶
690686:2007/12/06(木) 10:43:58
>>687
>視点はあくまで目の位置、カメラの位置です。
>ここで動いているのは見ている対象であって視点ではないですよね。

これはそのとおりで、問題は、そのカメラの落ち着きのない動きにあると思います。
映画でたとえるならば、画面がいきなり右にふれたり、後ろへまわったりする感じです。

しかし、それは>>630さんも、
>視点というかカメラの振り方に難があるかな。
と、「カメラの振り方」と最初に述べられていることですが。

>三行目に関しては直接見ている必要がないので、>>653さんに同意です。
これはモノが「光」であるだけに同意しかねます。カメラが窓際から天井か部屋の外へ
一瞬だけ移動したような違和感が残ります。

中身のあるレスに感謝します。
691名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 11:15:34
「女の涙は恒に眞であり 男の涙は常に虚である」
「……」


「……って言ってタンだけど」
「え〜っ sんなわぁけないじゃん 嘘泣きあたし出来るし」
「あたしもできるよ」
「だからそんなのはったりはったり。気にすることないよぉ」
「だよね…」
692名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 14:21:06

   夜がくる日
 
 虹色のストラップが親指を照らすサンダルのあの子に、深夜特急の切符をあげた。狐目
のあの子はランプータンみたいに笑う。さあ、行きなよ遠くへさ。残念ながら僕は行けな
いけれど。そうさ、いつものようにバネの効かないカウチの匂いを確かめる毎日だ。

 もう長いこと京王線の線路を見失わないように歩いてきただけの僕は、今となっては西
も東もわからない。八方頓着しないまま、生まれた時から生きてきた。そんなふうに出涸
らしの急須をゆっくりゆっくり傾けているうち、あの子はいつしか僕の脳みそに貼り付い
た。僕はおおいに戸惑って、そしてさんざん強がって、しまいには座禅を組んだりしたけ
れど、どうしてもあの子は消えてはくれなかった。結跏趺坐にはすっかり慣れても、あの
子の八重歯は毎日僕を突き刺した。
 あの子が僕の暮らしを変えてはくれないことはやがてわかった。半纏を着込んだり甚平
で寝たりしてみたところで、僕の背負子は一向に重くも軽くもならない。あの子はただ僕
の脳髄をすすって生きているだけの居候で、換わりに僕に色彩の夢を映写してくれるだけ
の無慈悲なかげろうだった。
 そのうち、あの子と旅に出ることばかり考えるようになった。店晒しのまま溶けかけた
僕の常識を、あの子は軽々と盗んでいった。二人で行こう、海でもない、森でもない、ど
こでもない、二人を焼き切ってつなぎ合わせてくれるしあわせな場所へ。
 しかしそれは叶わないことを僕は知っていた。遠い国のお姫様は僕に優しかったけれど、
下高井戸の蕎麦屋で鼻毛を抜いている僕はぽかんとした顔で七味の小瓶を探すほかはない。
僕はあの子のおぼろな影だけを下着に縫い付けて、あとはぜんぶ解放しなければならなかっ
た。やがて熱っぽい足音も遠ざかり、さよならの時が来たのを僕は知った。西日が近所の
漆喰を熟したついでに僕ら二人を覗き込んで、どうでもいいやと吐き捨てた。

 虹色のストラップが親指を照らすサンダルのあの子に、深夜特急の切符をあげた。狐目
のあの子はランプータンみたいに笑う。さあ、行きなよ、行ってくれ。僕が寝ているうち
に遠くまで。知ってるんだ、僕は行けないってこと。そうさ、ほら、いつものように、バ
ネの効かないカウチの匂いを確かめる夜がやって来る。
693692:2007/12/06(木) 14:22:17
酷評お願いいたします。
694名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 18:01:05
>>681-683
まだまだ設定の段階かな。
部屋の状態も、人物の様子も、心理描写もない。
例えば冒頭、ベッドがある部屋はどんな感じなのか。広さや家具、ポスターなどの飾りつその他
を描写して、どういう人物がすんでいるような部屋なのかを読者に伝える。
テレビとベッドがあるなら1ルームの個室なのかな?
人物の外見や服装。どんな服が血だらけなのか。

>漏れた光が照らし出すのは本や服が散らばりむちゃくちゃになっている部屋の凄惨な状況 
この辺も凄惨さを具体的に。
散らかっているだけでは凄惨とは言わない。

それと、体言止めの多用は文章を下手に見せるので、少し考えたほうがいい
695名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 18:07:53
>>692
文章はかけそうな感じがする。
ただ、心理描写だけなので技術的な部分は評価不能。
舞台を設定し、人物を登場させ、動かしてみては?
696名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 18:37:48
>>692
私にはこういう文章は書けないので、いち読者の観点から。

中段の骨子は、「ふらふら暮らしていた『僕』の前に、気になる異性が現れた。
『僕』は大いに戸惑ったが、結局それが自分の片思いだったことに気がついた。
『僕』は苦しみつつも、その子を諦めることを決心した」ということですよね。
そこに隠喩を使って薄く、薄く肉をつけていった感じだと思うのですが、
比喩とそうでない部分のバランスがあまり良くなくて、結果的に作者の伝えたい
情報がなんなのかが非常にわかりにくくなっているように思えます。

言葉を薄い色のついた透明な葉っぱのようなものに例えるなら、比喩の連続で
イメージを作るという操作は、重ね合わせによって色の濃くなった部分だけを
作者の意図として提示するようなものです。
しかし読者に与えられる情報の全体は、その葉っぱの和集合ですよね。
あまりその量が多いと、折角作り上げた中心のイメージが弱くなってしまう。
高い山であっても、裾野が低ければ鋭さを失うようなものです。

で本文に話を戻しますと、言葉のほんの僅かな部分だけを使った隠喩を多用しているせいで、
一段目と三段目の「虹色の〜行けない」が比喩なのかどうかがわかりにくくなっていないでしょうか。
中段と違い複数の文に影響を与える表現が出てきていること、ここが曖昧だと全体が意味を
失ってしまうことから、私は隠喩ではないと解釈するのですが、いかにも損をしている印象を受けます。

解釈が間違っていたらすみません。
697名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 18:46:17
>>685,694
なるほど大変参考になりました。
今度は指摘された部分を意識して書いてみたいと思います。

ここで少し質問なのですが文章の作りにおける評価というのはわかったのですが
物語自体の内容の評価というのはここではどのように扱われているんでしょうか?
感性は人それぞれということで感想等は控えているんでしょうか?
698696:2007/12/06(木) 19:14:12
>>696の、裾野が低ければ→裾野が広ければ、の間違いです。
失礼しました。

>>697
ここはスレタイにもある通り、文章を評価するところであって
物語を評価する場所ではないと思います。
そこまで踏み込むと読み手の側にも別な負担がかかりますし、
物語の評価が必要なら、どこか小説投稿サイト等を利用されるのが
いいのではないでしょうか。
699名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 20:16:01
>>697
物語の内容の評価は個人的な好き嫌いに大きく左右されるので、アドバイスとしては
難しいのですが、構成という点から簡単に評価すると「なぜ、そういう事件に至ったのか」が
描かれていないし、その事件に至るまでの犯人の心理も描かれていません。
結末にも意外性はありません。相手を殺して自分も死ぬというのはありがちです。

物語としては、二人の仲がよかった時代があって、何かの事件があって仲が悪くなった
のでしょう。そこから主人公の心理が変化していき、殺そうと思う経過を描かなければ
なりません。殺人が偶発的なものなのか計画的なものなのかはわかりませんが、凶器を
準備したり遺書めいたものを残したり、誰かに電話をしたり、部屋を整理したりと、なにか
事件を感じさせるアクションがあるはずです。

そういう部分を描いていかないと感情移入もできませんし、物語にならないのではないで
しょうか。
700名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 20:41:11
>>699 >相手を殺して自分も死ぬというのはありがちです。

ありがちなの? 実例を10個ぐらい出してみてよ。
701名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:09:11
例えば冒頭、ベッドがある部屋はどんな感じなのか。広さや家具、ポスターなどの飾りつその他
を描写して、どういう人物がすんでいるような部屋なのかを読者に伝える。

↑こんなものは必要ないw
読んでいて邪魔臭いw
702名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:27:14
>>700
自分で探せ、乞食!
703名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 22:00:59
軽く疑問ですが、ここは文学として目指す方が文章晒すスレで、例えばラノベや携帯小説路線ものを晒したら、スルー対象なのでしょうか?文章なら何でも可?
704名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 23:08:36
>>703
原則的には無問題。
ただ、これだからラノベは云々〜というようなレッテル貼りをするような人がいるのも事実。

それとは逆に、エンタメ寄りな読みやすい文章のほうが批評が付きやすい感じもある。
まあ要するに、遠慮はいらないから晒してみてはどうかと。
705名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 01:36:27
ここで批評してる奴はライトノベル寄りの批評ばかりだけどなw
706名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 01:37:43
カーテンの隙間からこぼれる朝陽と、体にまとわりつく湿気と、携帯電話の受信音で目を覚ました。
 メールが届いている。母からだ。
「お父さんが昨晩亡くなりました。いまどこにいるの?連絡をください」
 久しぶりに聞いたお父さん、という言葉を反芻してみる。お父さんお父さんお父さん。
 そうか、死んだか、と思った。
 ベッドから起き上がり、煙草に火をつけた。となりではリョウが寝ている。昨夜、「帰るの遅くなるかも
しれないけど、来る?泊まる?」と連絡がきて、「行く。泊まる」と簡素な返事をし、リョウの家に向かった。
こういうことがたびたびあるので、合鍵は持っていたのだ。テレビを見ながら時間を潰していたが、結局、
自分が眠ってしまってからリョウは帰ってきたようだ。ベッドの脇にはジャケットが脱ぎ捨てられていた。
リョウはワイシャツのボタンを3つはずして、下半身は下着のみという格好で眠っている。よほど疲れて
いたのか、酔っていたのだろう。まだリョウの体からは少し酒の匂いが残っている。
 起こそうと思ったけど、今日は土曜日だと気がついた。
 暑そうにうめいているリョウを思いやり、冷房のスイッチを入れた。室外機が動き始め、よりいっそう
暑そうな音を出し始める。
 天気予報を見ようと思ったが、最高気温などを知っても無意味なことだと思ってやめた。
 とりあえず身支度をしようと立ち上がったとき、軽い立ちくらみがした。そういえば、昨日はあまりいい夢を
見なかった気がする。気がするだけでよく覚えてはいないけど、とにかくこういう時はそういう夢を見たという
ことなのだ。深く考えることは、あまり好きではない。
 シャワーを浴び、髪を乾かしていると、リョウが目を覚ました。
「どこか行くの」
 彼のこういうぶっきらぼうな質問の仕方を、自分は気に入っている。歳の割には屈託のないという聞き方
というか、とにかくまっすぐで、言葉の裏などを感じさせないのだ。
「昨日はごめん。飲みすぎちゃってさ」
「いいよ。お父さんが昨日亡くなったらしいから、一度家に帰る」
 亡くなったと言うより、死んだんだって、と表現したかった。

 
よろしくお願いします。
続きあります。もし希望あればうpします。
707名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 01:42:36
>>706
ホモ小説?
708名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 05:50:36
>>692
ところどころにハッとするような鮮烈な表現があり、日本語の扱いはかなりこなれている。
ただ、ちょっとリズムが悪いかな。書きたい表現を詰め込みすぎて整理しきれなかった印象。
個人的には、こういうラディカルな文章は結構好き。
709名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 08:06:42
>>706
勝手に転載するな
俺がマルチしたみたいだろ
そんなに気に入ったの?ww
710名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 08:15:18
>>706はぷぅぎゃあああああのスレで見たことがある
711名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 08:35:03
>>703です、文学も携帯小説も何でも可ですか、レスくれた人ありがとう。
7121/2:2007/12/07(金) 11:44:09
 早希が目を覚ますと、そこは真っ暗な部屋だった。広さも調度もわからない。壁の一部が四角い材
を組んだ格子になっていて、隙間から廊下の壁だけが見える。まるで牢屋だ。遠くかすかに人のざわ
めきが聞こえる。空気は冷たく、乾燥した畳の臭いがした。
 早希はぞっとした。またこの夢だ。修学旅行から帰ってから、週に三度は見る悪夢。ここにいちゃ
いけない。寝ていた早希は、手をついてそっと布団を抜け出そうとした。
 そのとき、重い何かが後ろから早希にのしかかった。早希は身を強ばらせた。ああ、まただ。また
こうなるのか。ごつく大きな手が着物のあわいに差し込まれ、へその横を押さえて後ろに引いた。早
希は腰を浮かして逃れようとした。押さえつけていた重みが一瞬だけ抜けて、体がするりと前に動く。
同時に別な手が襟首を掴み、着物がはだけて背中まで下がった。中に何も着ていない。まずい。袖が
肘に引っかかり、早希はつんのめった。必死で身をよじって腕を抜くが、そのまま斜めに倒れこむ。
裸の肩が畳をこすった。
 夢中で暗闇に手を伸ばすが、掴めるものとて何もない。見えない影がそのまま早希に覆い被さり、
左の乳首に吸い付いた。雷に打たれたような感覚が全身を走った。必死で引き剥がそうとするも、
もはや力が入らない。影は早希の裾に膝を当てて、小さな体を完全に折り敷いた。着物は今や早希を
緩く包むだけで、泣いてもがいても体はその中で動くだけだ。嫌よ!誰か!
「どうしたの?」
 母の顔が目の前にあった。心臓がどきどきしている。助かった。大きく溜息をついた。
「大丈夫。なんか変な夢みちゃって」
「どんな?」
「んー、よく覚えてない」
 言えるわけがない。
「ご飯できてるから下りてきなさい。遅刻するわよ」
 そう言って母は階段を下りていった。早希はそのまま布団の上で余韻を味わった。嫌な夢だけど、
夢と分かると今度は別な感慨がある。早希はこっそりパンツを代えた。まったくもう、祐子のやつ
が吉原神社に変な絵馬飾ろうなんていうからよ。
 その日登校すると、友人みんながつやつやした顔をしているのに気がついた。ひょっとしてこい
つらもか。早希は祟りの恐ろしさに身震いした。
7132/2:2007/12/07(金) 11:45:29
>>712です。酷評よろしくお願いしたます。
調度長さが微妙で、1レスに入りませんでした…

視点は一人称のつもりですが、「あたし」とか使うのを避けてます。
自分で読むとこれはありかなと思うんですが、他の方の目から見て不自然かどうか
非常に気になってます。
714名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 12:57:36
「もぉ、舞子ったら」
 流しの食器をみて桃子が言った。
「あの子ったらいつもこう」
 桃子はスポンジをたっぷり泡立てた。
 水もたんまり出した。
「洗っといてっていったのに」
 桃子の語尾に力がこもる。
 スポンジを思いっきり押しつける。
 泡を勢い良く流しきる。「いつもっ、いつもっ――」
 洗う。流す。洗う――
 しばし、水の音、食器のぶつかり合う音、桃子の独り言、が響き続けた。

「おっかえりぃ」
「ただいまでしょうに。舞子ちょときなさいよ」
「あっれれぇ、おいかりぃ?」
「あれれぇじゃないわよ。洗い物しといてって言ったわよね」
「わぁお、ごめんぱ☆桃タンよ、これ見て機嫌を直すのだジャーン」
「なによ、それ」
「話題沸騰大人気スイーツだよぉ!大変だったんだから」
「どうせ、わたしのお金でしょうに」
 そういいながら桃子は手頃な食器を用意し始める。
「バレたか☆」
 舞子は少し舌を出しておどける。
「それも、いつものことでしょ」
 桃子は手際よくスイーツを皿に盛ると、席に着いて口に運んだ。
「あぁ!先にずるぃぃ!」 舞子も急いで席に着く。「どうよ?」
 舞子が問い掛ける。
「うん」
「うん、どうなのよ」
「おいしい」

その後、二人を見たものは誰もいない
715名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 14:36:15
>>709
だとしたら、転載ではなくて、盗用だよね。
他人の文章を自分のものと偽っているんだから。
やだね、犯罪者って。
716名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 16:12:59
>>713
あー・・・・・・

花魁の祟りでありんすか?
軽い気持ちで古い霊や慣習、しきたりに失礼をやりいんしたばかりに、
祟りを食らっちまいなんしたのでありんしょうね。

問題の人称についてでありんすが、あちきは何の問題もなく読めやんしたが、
第三者視点→当事者視点の変化が同じ段落内で起こっていやりんすのは
不親切ではありんしょうか?

よし廓詞は無理だぞっと
717名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 16:55:36
所詮はここの批評している奴も素人だろうし
批評も半分で聞いてやればいいんだよ。
718名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 17:07:03
>>714
「もぉ」だと馬鹿娘がブリブリしてる印象が強い。
桃子のしっかりした印象を強調するなら「もう」か「もぅ」のが好き。
雰囲気、あるいは印象操作の目的で桃子が食器を洗う行為一つ一つの文章をブツ切りにしてるんだろうが、
ここでそうした空気を作り出す意味がわからないし、桃子のしっかりした印象を生かす意味でも
一連の動作を表す文章を繋げて、手際の良さを匂わせる方が良かないでしょうか。

次に、キャラクター設定次第ではジャンルを問わずある程度自由に表現できる口語だが、
それでも☆は絵で語る漫画ではないので発音できません。☆はセリフの後の文章で表現するのが吉。

次にスイーツは主に洋風甘味を総称するものであって皿に盛れるものではない。
あえて使うのならば、その正体を明らかにして、どこか嘲笑的である方が自然。
つまり、
『桃子は、舞子の言うところの大人気スイーツを〜』
どちらにしても予めそのスイーツの正体を定めておかなければ、
読者はスイーツの正体に何か意図があるのかと期待してしまうので、
いっそのこと文章表現だけでそれがどんなスイーツなのか読者に伝える方向へ遊んでも面白い。
つまり、
『桃子はフォークを取ると、まっさきに大人気スイーツの上に乗った幸せそうなカップルを模したマジパンに突き刺した』
これならほとんどの人はウエディングケーキだと思ってくれるんじゃなかろうかw
ついでにカップルに対する殺意めいたものも表現でき、今後の展開に利用すれば一石二鳥w

ラストの『その後、二人を〜』のくだりは唐突に関係の無い、しかし馴染みのあるフレーズを持ってくることで
シュールな面白みを獲得しようとしたのだろうが、その直前の歯切れが悪いので巧く効果を引き出しきれていない。
それならばいっその事、直前の桃子のセリフを除外して“返事が無い、ただの屍のようだ”などを入れた方が面白い。



などと本気の割合を大目にした冗談半分で批評してみる。
719706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 17:30:24
>>706です
続きこちらにかきます。


「ああ、お父さん」
 こういう時、リョウは余計なことを聞いてこない。もっとも自分も、あれこれと聞かれたところで一つ一つ丁寧に
答えていくつもりはないけど。思えば今までも、他人に家庭内の話はあまりしたことがない。大抵の人はそこで
察してくれるから助かるという気持ちもある。
 髪を乾かし終え、整髪剤を少し手に取る。 
 父親の姿はもう七、八年ほど見ていない。顔や、よく着ていた服はどことなく覚えているし、幼いころは遊んで
もらったり、叱られたりといった普通の親子の関係があったはずだけど、なぜか懐かしいとか、もう一度会いたい
という気持ちはわいてこない。とにかく記憶が曖昧すぎるのだ。一度離れた人間は例え父親であっても、しかし
再会を願ったりはしないものなのかと思ったこともある。
 身支度を終えて、もう一服した。
「もしかしたら少しの間会えないかも」
「仕方ないよ。気をつけていっておいで。お母さんによろしくね」
 よろしくも何も、母はリョウのことは知らない。それに、自分が同性愛者であるということも。うすうす感付かれて
いるかもと思うこともある。母はときどき、妙に勘が冴えているのだ。でも、隠しているというよりは、あえて知らせて
いないだけで、問われたら素直に認めるつもりだ。少数派であることへの背徳などはそう感じないし、男が男を、
女が女を好きなことなんて、珈琲と紅茶のどちらが好きかと同じくらいどうでもいいことだ。ただ、他人の好みは
どうでもいいことだけれど、友達や仲間の好みは知っておきたい。でも、敢えて自分の性癖を声高らかに宣言する
必要はない。その代わり、好みを聞かれたら素直に答えればいいだけのことだと思っている。
 玄関で行ってきますのキスをする。傍から見たら馬鹿馬鹿しいと思う光景を、自分は存外気に入っている。
馬鹿馬鹿しいこの行為のほうが、余程背徳感がある。
 外へ出て五分もたたないうちに、汗がふき出してきた。路地で寝そべっている馴染みの猫は、もはや暑さのためか
いつもの機敏な動きは見せてくれない。お腹を見せて、ぐったりしている。自転車にはねられでもしたら可哀相だと
思い、驚かせて安全な所へ追いやった。
 自宅までは電車で三駅だ。
720706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 17:33:03
家に帰ると、やはり母はいつもどおりの様子だった。
「伯父さんから連絡があってね、横浜で亡くなったみたい。お昼すぎには家を出るから、用意しといて」
「用意?何を?」
 冷蔵庫の中をあけて、コーラをラッパ飲みする。
「一応きちんとした服装でないと。少し時間はあるんだし。あ、学生服よ。上着は着なくていいけど。あんた、煙草臭いわ。
伯父さんに会うんだし、歯磨きくらいはしておきなさいよ。それにしても土日でよかったわ」
 すでにことを事務的に進めつつある母は一気に話すと、着替えをしにさっさと自室に引き上げていった。
 横浜。
 父は離婚して以来、家族も親戚も連絡を取っていなかったから、どこにいるのかなんて誰も知る由がなかった。無論、
すべての人間関係を絶って、新しい土地で暮らすことを考えたら、都会のほうがいいに決まっている。ふと、父親の行動に
親近感を抱いてしまった。
 すでに家を出て結婚した姉と、東京でひとり暮らしをしている大学生の兄とは、新横浜で落ち合うことになっている。
 新幹線のなかの伯父と母と自分は、会話もほとんどなく、ただそこに居合わせた人というような感じがした。
 新横浜で二人と合流し、横浜線で中山という駅に向かう。姉も兄も、寂しげな顔と冷めた顔が同居しているように見えた。
姉は相変わらず濃い目の化粧をしている。兄は少し太ったらしく、成人式のときに着たであろうスーツがきつそうだ。そう
久し振りでもないはずなのに、なんだかどちらも他人のように思えた。近況を聞くような雰囲気でもないので話すこともなく、
お互い頭を少し下げたくらいだった。
 いま、父のもとに近づいている。
 中山駅に着いてタクシーを二台拾い、父が死んだという病院へ向かった。思ったより小さな病院で、建物はガラスが多く
使ってあり、つい最近改装したように見えたが、もとは庭だったと思われる狭い場所にある松の木とは、まったく調和してい
ない。趣味が悪いのか、細かいことに興味がなかったのであろう。
 看護士の話を母と伯父が聞いている間、外へ出てリョウに電話をかけてみた。
「今朝はごめん、いま横浜にいるよ。中山ってところ。ここで死んだんだって」
 言い直しはしなかった。
721706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 17:34:17
「伯父さんと一緒だから煙草も吸えないし、早く帰りたいよ」
「いまは誰かいるの?内緒で吸っちゃいなよ」
「だめだよ、だって学生服着てるもん。こんなに暑いのに上着まで着せられてさ、ヘタしたら中学生に見えるかもよ」
 ビルのガラスに映る自分を見て、おどけたつもりで言った。実際には中学生どころか、大学生くらいの風貌であると思っている。
実際、夜中に私服で外出しているときには補導をされたこともないし、居酒屋でも断られたことはない。なかなかどうして、自分
の体を便利だと思ったことのほうが多い。
「そっか。でも、その格好で行ってるってことは、しばらく横浜にいるの?」
 早く帰りたかった。どうせお通夜なんてやらないだろうし、かといって葬式に出るつもりもない。母だってそれはわかっている
はずだ。
「今日帰る。あ、お母さんきたから切るね、またあとで」
 誰が言い出したでもなく、五人はファミリーレストランにきていた。蒸し暑さから開放される。
 母が言うには、父は中山駅に倒れていたこと、病院に運ばれたときにはかなり危険な状態であったこと、肺炎かなにかを
併発していたということだった。姉も兄も自分も死因は聞かなかったし、母も最後まで話さなかった。体が衰弱していたことは、
話の中で理解できたから。
 父は家を出て行ってから、すぐに横浜にきたのか。それともどこかを放浪していたのか。父が死んだ今、それを調べようと
思わないし、調べたところで何かあるわけではない。それは五人とも同じ気持ちだろう。自分勝手に生きた人間の最期なんて、
こんなものだと思った。
 そこで夜ご飯を済ませ、父の遺体があるという斎場へ向かった。斎場は病院やファミリーレストランから少し距離があった
ので、そこへもタクシーを使う。
 空はまだ少し明るい。
722706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 17:36:37
 斎場の中は、ひんやりとしていた。汗が冷たくなってくる。椅子は片付けられていて、がらんどうとしている部屋の奥に、
こじんまりとした祭壇が用意されていた。
 白い棺の蓋を伯父と係員が開ける。目を閉じて、蒼白になった父。胸の上で手を絡ませている。七、八年ぶりに対面した
父を見ても、こころは空っぽのままだった。微かな記憶を辿り、照らし合わせて、やはり老けたことを実感した。白髪交じりの
父を見て、姉と兄は涙を流している。驚きはしなかった。
 実の父の遺体を目の当たりにして、表情ひとつ変えずに見ている自分を冷たいとは思わなかった。仕方のないことなのだ。
母と伯父は、対面もそこそこに斎場の人と何かを話している。今後のことについてだろう。
 結局その日は、自分一人だけ帰ることになった。
 葬式は開くらしいが、父が骨になるところまで見届けたいとは思わない。遺体を見てから姉と兄は感傷的になったらしく、
自分だけが帰ることを咎められたけど、そこは母が往なせてくれた。
 タクシーに乗り、中山駅に向かう。すぐさまリョウに電話をかけた。
「これから帰るよ。今新横浜に向かってる。一時間ちょっとかな」
「帰ってこられるんだ。うちに来る?」
「うん、行く」
 こんな電話をしているときのほうが、よっぽど泣きそうになるのはなぜだろうか。
 空はすっかり暗くなっている。
 ここには、もう二度と来ることはない。通り過ぎていく光景を見ながら、なんだか清々しい気分にさえなっていた。



終わりです。
最後になるにつれて、葬式などの仕組みがあまりわからなかったため、すこし違う点があるとおもいます。
次からは、きちんと調べて書きます。

酷評・感想ありましたらお願いします。
723名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 18:15:49
>>706
なんか色々言われてるけど、問題は問題として当事者で処理してくれ。
私は批評家面して批評するのみ。
〜〜〜〜〜〜〜以下本文〜〜〜〜〜〜〜
カーテンの隙間からこぼれる朝陽、体にまとわりつく湿気、
携帯電話の受信音を理由に目を覚ました。
それが電話でない事を改めて確認し、液晶に目をやる。
母からだ。

“お父さんが昨晩亡くなりました。いまどこにいるの?連絡をください”

久しぶりに“お父さん”というフレーズを聞いた(〜というフレーズが頭の中で再生された)。
忘れかけた記憶を探るように何度か反芻してみる。

お父さん。お父さん。お父さん。

そうか、死んだか。と思った。
ベッドから起き上がり、煙草に火をつけた。となりではリョウが寝ている。
昨夜、“帰るの遅くなるかもしれないけど、来る?泊まる?”とメールがきて、
“行く。泊まる”と簡素な返信をした後リョウの家に来た。
こういう事は珍しくないので、合鍵は持たされていた。
テレビを見ながら時間を潰していたが、結局自分が眠ってしまってからリョウは帰ってきたようだ。
ベッドの脇にはジャケットが脱ぎ捨てられていた。リョウはワイシャツのボタンを
3つはずして、下半身は下着のみという格好で眠っている。よほど疲れていたのか、
いや酔っていたのか。リョウの体にはかすかに酒の匂いが残っている。
起こそうかとも思ったが、すぐに今日が土曜日だということに気づいてやめた。
暑さにうめくリョウのために冷房のスイッチを入れた。室外機が動き始め、
より一層暑苦しくしようとでもいわんばかりの音を出し始める。
〜〜〜〜〜〜以上本文〜〜〜〜〜〜〜〜
文章の書き方を私好みに書き直してみた。無理のある所は私の解釈で補完した。
できるかぎり作者の意図を守ったつもりだが、あえて曲げた部分もある。
706から先の話は面倒なので読んでないが、参考意見か批評かわからんが何かの足しにしてくれ。
724名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 18:25:18
>>698

『あなたの文章を真面目に酷評します』と書いてあるだけで、
酷評対象が文章の書き方なのか、構成なのか、
あるいは文章によって構成されている物語なのかは触れられていない。

そもそも批評対象を物語まで含めるかどうか、
またそれが余計な労力になるかどうかは批評する人間の判断に任せればよいことであって、
決めつける必要も無いのでは?
725706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 18:26:37
>>723
ありがとうございます。
後半は確かにいいですね。

前半は、あまりくどくど説明しない始り方にしたかったので、
あえて簡潔にしてみました。
726名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 18:31:15
なんでもいいけど>>706>>2の説明を読め

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

総数にして5レスも使いやがって、スクロールめんどいし見にくいぞー
727706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 18:35:42
>>726
すまんかった
多いかなぁとは思いつつ、思い切ってやってしまった
次があれば気をつけます・・・申し訳ない
728名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 18:44:26
ドストエフスキー、カフカ、ゲーテ、ディケンズ、セリーヌ、トルストイ、ヘミングウェイ
谷崎潤一郎、三島由紀夫、太宰治、夏目漱石、芥川龍之介、安部公房。


ここで偉そうに批評してる奴は、上記の作家の作品ぐらいは当然読破してるんだろ? 
まあ最低限このへんは読んでると思うけど。まさか最近のミステリとかラノベしか
読んでないくせに、人にアドバイスしてる厚顔無恥な奴はいないよな?
729名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 18:45:26
>>692
最初の1行でもう読む気が失せたので1行目だけ批評。

>虹色のストラップが親指を照らすサンダルのあの子に
これは一文があまりにも冗長すぎる。
この文を分解すると以下のようになる。

“〜の〜が〜を〜する” + “サンダル” の “あの子”
┗━━(形容@)━━┛+ (形容対象@) +(形容対象A)
┗━━━━━━(形容A)━━━━━━┛

もうどう見ても詰め込みすぎです。
2文に分割して読みやすくしてあげましょう。
730名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:01:50
>>718
ありがとうだよ
スイーツって書きたくてごめんねごめんね><
731名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:10:29
>>728
文豪と呼ばれる輩の作品が絶対的な尺度における素晴らしい文章であるかどうかは疑問だね。
そもそも何をもって理想的な文章とするかは時代や人種、個々の人間によっても違ってしかるべき。
であるならば、今ここで批評する基準として最も信頼が置けるのは3点。
@売れる文章か否か。
A文法的に正しいか否か。
B誤用の指摘。

@については誰にも確約できないし、
A・Bについては有名な作品を読んだかどうかに関わらず勉強すれば身に付くし、
第三者同士での相互補完でもレベルアップが望めるだろう。

そもそも、文豪の作品を読めば他人にアドバイスする能力がつくというわけでもあるまい。
オリンピック選手が必ずしも教え上手とは限らんのと一緒だ。

批評で重要なのはむしろ要求にこたえられるかどうかだろ。
プロの批評家は視聴者やメディアの要求を満たせるかどうかが重要であって、
真の批評家道なんてものは昨今存在せん。

ここに書き込むヤツは自分では気づかない文章の欠点を指摘してほしいんだろうし、
スレタイからして、ここはどの文豪の文体に似ているかを教えてやる場じゃない。

まあ、太宰の文章をマネして作品を応募したら最優秀賞受賞したっていうケースもあるし、
それを目指しているなら意味もあるのかもしれんがね。

とりあえず、名作を読めば資格がある…みたいな発想には異を唱えておく。
重要なのはそこからどれだけのものを得られたかだ。

駄文だって読めば駄文であることを学べる。
732批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 19:18:31
>>716
>>718
>>723
>>724
>>726
>>729
>>731
全部私デス。

こんな感じの批評でよろしければ次の文章カモンw
733名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:22:01
>>732
そのなかでまともなこと書いてんのは>>729だけじゃねーかwwww
734批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 19:26:16
>>733
逆にこう考えるんだ、
「その一つがあれば批評家としては十分だ」
とw
735名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:35:03
>>734
まぁ批評家ってそんなもんですよね
736名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:39:35
>>617
>>654
>>685
>>687
>>696
>>698
は私です。まあセリーヌとか安部公房は読んでないですねw
私も>>731さんの仰ることに全面的に同意。
質を要求してもレスが減るだけですし、的外れと思えば無視すればいいだけの話。
しかし、自分で気づかないミスを気づかせてくれるのは、結局他人だけですからね。

>>724
失礼しました。仰るとおりですね。
737批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 19:40:33
>>735
まあ、そもそも批評家ってその分野における負け犬だしねwwwww
738706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 19:44:59
>>736
あなたに評価してもらいたいです。1つめだけでも
お願いします
739名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 19:56:23
>>729の批評にしたって絶対ではないだろ。文学に絶対なんてもんはないんだから。
要は多くの人々がその文章をよしとするか否かってくらいの意味しかないんだよ。
人によっては詰め込むだけ詰め込んだ冗長な文章が読んでいて楽しかったりもする。
これはお笑いでいうとアレだ、芸人がバナナの皮ですべって転ぶのを見て「あははは。面白い」ってな奴もいれば、
「そんなのツマラン」って奴もいるのと同じだ。
ならばとあえてこれみよがしに落ちているバナナの皮を無視して芸人が通り過ぎる。
「なんだよ。あのバナナの皮は何の意味があったんだよ!面白れー。わははははは」。ってな笑いもある。
つーか、バナナの皮でどうたらこうたらって笑い自体に拒否反応を示す奴もいる。
「芸人は喋りだろ!喋りで笑いをとれ!」ってな具合に。
それは人によっても違うが国や時代によっても変わってくる。
つまりは正解なんてないんだよ!
世界中の人が恋空を読んでアレを最高の文学だ!って評価するようになったら、
もう間違いなく恋空は最高の文学なわけだ。
つまりは。
740名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:22:57
ここ酷評するスレだろ
741名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:24:01
酷評さゆり
742罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2007/12/07(金) 20:27:18
>>739
たくさん本読んでないと評価できないだろ。比べられないんだから。
初恋じゃないんだから。
軽々しく最高なんていえないんだよ、俺が最高の飲み物はカフェオーレだって言ったところで、
そんなおれ、飲んだことないんだし、飲んだなんて言えないんだし、
だって、恥ずかしいんだもん。
パンツはいてないんだもん。
はいたところでなにが変わるのか人生、どうせ薄い布切れ一枚、あるかなしかのはかない保温力。
だれがはくかい。どうせ脱がないといけないんだ。宵越しのパンツははかない主義のブルース、いやワルツだね。
ただね、一言いいたいのは、
世界中の誰もが言おうが関係ないんだよ。世界中に俺一人だけになっても、つまり最後の人類だね、イデアは不滅なんだから、
最高の文学のイデアも変わることはないんだよ、人間がなんと言おうが、そんなのはパンツはくかはかないか、個々人の勝手の範疇だね。
743批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 20:29:02
>>739
あー、要するにだな。

あの文章はどう見ても冗長であることを意図した文章には見えないという根拠をもって、
“ただ読みにくいだけ”であると多くの人が判断するであろうと私は思ったんだな。

冗長であることを意図する文章ってヤツを例示するのもなかなか面倒だが、
>>739に理解していただけるよう気張るかぁ〜、
くそー、考えるのめんどくせぇーw

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私の日常は、退屈という積み木をただ積み上げていくだけの退屈な作業に退屈しているようなどこにでもある退屈なものだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな感じかなぁ。
これでもかという“私”の退屈具合を冗長な文章で表現してみました。
冗長である事に意味を持たせているという点で冗長であることを読者に許してもらおう、
また文章遊びもしちまおうという一石二鳥を狙ったんですが、どうですかね?
744批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 20:30:53
>>743
〜どこにでもある〜が余計だな、退屈具合を自分で弱めて自滅だよw
745名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:37:11
>>740
うーん、たしかに酷評のスレではあるが何でもかんでも杓子定規に酷評するのはどうかと思う。
たとえば同じ言葉の繰り返しなんかは間違いなく酷評されるはずなんだが、
必ずしもそれがダメだとはいえないわけで。昔なにかの本で村上春樹が酷評されてたんだよ。「渦」って言葉を連発しててな。
しかしこの村上春樹の作品は読んでいて楽しかったんだよ。「渦」って言葉の連発もまったく気にならなかった。
むしろそれは必要な気さえしたんだよ。
だからなんつーか、何でもかんでも型にはめるのはどうかと思うんだ。
そんなことしたら画一的で無味乾燥でひじょうにツマらん作品しか出来ないような気がするんだな。俺は。(^з^)-☆Chu!!
746名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:44:14
批評が絶対的だとおもとるからそんなこと思うんだよ。
そいつは繰り返しがわずらわしいと思ったんだろ?
そんだけの話。
なにが型にはめるだよ。
ざけんな。

ってねw
747名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:48:08
>>738
上手だと思います。私にはあまり大きな破綻は見つかりません。

気づくのはほとんど言葉の選びかたの部分です。例えば明らかにまずそうなのは、
「屈託のないという」→「屈託のない」、「がらんどうとした」→「がらんとした」、あたりでしょうか。

ちょっとどうかなと思うのは、「背徳などはそう感じない」の「背徳」の使い方がどうかな、
自分で自分の家をいうときに「自宅まで電車で三駅」のように「自宅」という言葉を使うかな、
家族に打つメール内で前日夜を差す言葉として、「昨晩」はありえるかな、と言った点。

最後の「昨晩」は変わった言葉遣いをする人なら使うことがあるかもしれませんし、
非常に事務的にメールを打ったことを表現するためにあえてその言葉を選んだ、ということなら
アリでしょう。ただ上の「自宅」の例もあるので、ひょっとするとここも地の文の書き方が
登場人物の言葉遣いに影響してしまったのかな、という不安を感じます。

で例外的に二カ所、構成と文法について気になったところがあります。

ひとつは冒頭一行目です。朝日と湿気で起きる場合と、着信音で起きる場合ではちょっと
事情が違いますよね。朝方蒸れて気持ち悪く、うだうだとまどろんでいるところに電話がかかってきた、
あるいはその逆ということだと思いますが、完全に並列させた書き方には違和感を感じます。
もう一カ所は父親の死因を母親から聞くところで、「言うには〜ということ」の使い方。
この「〜」部分を複数に分けて、それぞれ「こと」で受ける使い方はないんじゃないでしょうか。
「理由は〜こと、〜こと、〜ことだった」のような使い方と混同されている気がします。

こんな感じでどうでしょう。
748名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:51:12
>>742
おーっ、罧原ひさしぶり!
新聞がんばってるか?
そうか。その気持ちは大切だな。
迎合してちゃいかんな。自分を信じないと。
売れるために合わせるのではなく、自分のところに人を引っ張る力だ。
迎合するのはせいぜいが器用さの範囲内なんだよ。どこまでいっても。
自分のところに人を引っ張ってくるてーのは、つまり自分の感性や価値観やその他モロモロを世間に認めさせるってことだ。
それが出来る人を本当の意味で天才っていうんだよ!
罧原堤にそれが出来るかどうかは分らんが

新聞やりながら小説も書けよ!
749736:2007/12/07(金) 21:01:38
書き忘れました。私が>>736でした。

>>743
いい感じに冗長ですねw
750名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 21:02:13
>>743
だめ
751736:2007/12/07(金) 21:17:14
あー私は何を書いているんだろう…。
736=747=749ですorz

板汚しすいません。
752批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 21:29:37
退屈だし、冗長をテーマにラノベでも書くかw

〜〜〜〜プロローグ〜〜〜〜〜
私のこれまでの人生は、退屈という積み木をただ積み上げていくだけの退屈な作業に
退屈しているような退屈なものだった。
それくらい退屈は私の日常のどこにでもあった。
「今日も購買のパン?」
と、“私の右斜め横で母親の作った弁当を広げた友人”が言う。
すると、“私の右斜め横で母親の作った弁当を広げた友人に「今日も購買のパン?」
と言われた私の正面にいる友人”が淡々とそれに答える。
「私はパンが好きなの」
もう何度目になるか。話題が無くなるとすぐにこうした意味の無い口論を始める。
「またご飯とパンの話?二人ともどっちも好きじゃない」
と、“話題が無くなるとすぐに意味の無い口論を始める私の右斜め横で母親の作った
弁当を広げた友人と、私の右斜め横で母親の作った弁当を広げた友人に「今日も購
買のパン?」と言われた私の正面にいる友人の二人”を、呆れた様子で見やりながら
自分自身もいつものように絡んでしまう私の左斜め横の友人が言った。
「ああっ、もう、つまんないっ。いっつもこれじゃない!」
と、“私の右斜め横で母親の作った〜中略〜んでしまう私の左斜め横の友人の三人”
の友人である私がヒステリックにわめく。
するとお約束を始めた当事者であるはずの三人がわざわざ三回にわけて「あきらめろ」
と言うのである。
こんなにつまらない冗長なやり取りを毎日のようにやっていても、私の人生録の白紙ペー
ジは一向に埋まってく気配すらしない。
それに、人間誰しもとんでもない量の駄文で自分の人生を埋めて良い道理なんかあるわ
けが無い。
とはいえ良文的な人生というのもよくわからないから、とりあえず私は奇抜な文章を私の
人生録に書き込んでみることにしたのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とまあ、今ちゃちゃっと作ったんだけど、どお?。
で、ここからなんか非日常な本編がスタートするのwww
753名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 21:47:03
>>752
少しは面白かった。
754批評家は偉そうがデフォ:2007/12/07(金) 22:19:22
>>752

続き

〜〜〜〜第1話『手ゴマが重要』(一部)〜〜〜〜

奇抜であり、なおかつ“私だけ”の物語を手に入れるという前提で、残りの高校生活をエンジ
ョイすることに決めた私は、とりあえず何を目指すか考える事にした。
“野望ノート”と銘打った大学ノートにとりあえず思いつく条件を書き出す。

期間:高校在学中(あと2年ンヶ月)
@地位
A名誉
B金
Cスリル
D楽しい

「馬鹿女が結婚相手に求める条件みたいな発想ね」
私の野望ノートを覗き込み、購買のパンが主食のAがチャチャを入れてくる。
「うるさいなぁ、ヒマなら手伝ってよ。A頭いーんだし」
するとAは「やれやれ」と声に出して自分の面倒くさい心境をアピールした。しかし、そうした
様相とは裏腹に、私の隣の席に座っていた男子を速やかに退場させ、その椅子を引っ張っ
てきて私の横に座ると、私の必要としている情報をズラズラと野望ノートに書き込み始めた。
Aもヒマであるという意味では私と同じだったのだろう。

必要なもの
@資金
A人脈
B人材

「さぁ、集めてらっしゃい」
高らかにそう命じたAは、どうやら馬鹿な私が馬鹿な事で時間をつぶしている程度にしか思っていないらしい。
755名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 22:24:48
>>706>>719-722
全体的に基本的な描写ができていない。
どういう場所なのか、どういう人物なのか。
行動描写も端折りすぎ。

その辺を補強してみるといいよ。
756名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 22:40:02
>>712
>早希が目を覚ますと、そこは真っ暗な部屋だった。広さも調度もわからない。壁の一部が四角い材
>を組んだ格子になっていて、隙間から廊下の壁だけが見える。まるで牢屋だ。遠くかすかに人のざわ
>めきが聞こえる。空気は冷たく、乾燥した畳の臭いがした。
真っ暗な部屋だと、壁も見えないはず。「薄暗い部屋」とかでいいんじゃないかな。
それと、早希のおかれている状況を描写する必要あり。
それこそ壁の様子とか天井、古い木造の雰囲気ならそういう描写。
目を覚ました時、布団をかぶっているならわかるように描写を入れる。布団の位置が部屋の真ん中
なのか、壁際なのかも、後の展開と関係してくるので必要。寝巻きが着物ならそれも先に説明する
必要あり。

現実に戻った時の描写が
>母の顔が目の前にあった。心臓がどきどきしている。助かった。大きく溜息をついた。
母の顔だけでは弱い。目に見える部屋の風景や、寝巻きの様子などを描写して、夢の中と
対比させるようにするとそれっぽく見えるはず。

SSだとしても、オチの部分が淡白すぎ。
もう少し書きこんでもいいのでは?
757706 ◆xl6jkKkFVM :2007/12/07(金) 23:53:25
>>747

ありがとうございます!とても参考になりました。
確かに、言葉の使い方で「これでいいのかわからん」という部分はちょこちょこありました。

>地の文の書き方が登場人物の言葉遣いに影響してしまったのかな
ほとんどノンフィクションだからか、これは確かにそうです。

冒頭の部分も納得ですw
想像してみるとすぐにわかるところですよね・・・。


>>755
ありがとうございます。
自分では想像できるところでも、頭が真っ白な状態で読んだらわからないことだらけだと思います。
これも悪いクセだと思いました。

大学のレポートで、あまり長いのはどうかと思ったので、
いかに短くしようかということを考えてしまった結果だと思います。

改めて、話を書くのは難しいなと感じました。
758名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 05:24:24
おくららはいまはまからむこなくらむそをおうははは我を祭らんぞ
759名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 10:31:36
752は渾身の作品を評価されずw恥をかいてるw
760名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 12:52:06
短い文ですが、すごいと思うのでお願いします

この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。あやふきことあるか。
761名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 12:56:38
うんすごいね。
でもここはプロの文章を批評するスレじゃないからね。
762名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 15:59:18
>>760
【警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
763712:2007/12/08(土) 17:41:56
>>716
前半部は落語の語りみたいな人称の使い方を意識して書いたんですが、
小さな、のあたりとか浮いてるかなーとかなり気になってました。
内容的にはおっしゃるとおり、そのまんま郭の祟りですw

>>756
壁と布団は気づきませんでした。特に壁はやばいですね。
衣類はもし寝たときと違った服装をしていても、起きて体を動かすまでは
気づかないんじゃないかと思ってそのままでした。
母の顔の所も、確かに起きた瞬間の描写として弱いですね。反省。
落ちはパパッとたたみかける感じにしたので、私の力だとまだこれ以上
肉付けするのは無理でした。うーん、難しいですね。

酷評ありがとうございましたm(vv)m。
764名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 22:12:34
酷評お願いしたします。

 コトを全て終えたあと、僕らは並んで固いベッドの上で横たわっていた。
体が汗でべとついてきもちが悪いのだが、シャワーを浴びにいく気力などない。
隣で小さくあくびをしている彼女を見ると、
この前に会ったときには肩まであった綺麗な長い髪が短くなっていたことに気がついた。
今日、駅であってから3時間も過ぎているのに、
気付かなかったのがおかしいくらい短くなっていた。
「髪、切っちゃったの?」
 なにげなく聞くと、彼女はちょっとむすっとして答えた。
「今時の女子高生はいろいろと悩みがあるのよ」
「もしかして、失恋とか?」
 僕はからかっただけだったが彼女は少し困ったような表情をした。
地雷を踏んでしまったのかとおもったが、とうてい僕には関係がないから特に気にするわけでもない。
そして10秒間の沈黙のあと、彼女は僕の目をみてニヤリと笑った。
「私、悟ったの」
「何を?」
 彼女は小学生が授業中に発言するときみたいにピンと腕を伸ばして、
僕の顔の真上に持ってくると、人指し指と中指を立てた。
「結局世の中って、ラブアンドセックスなのよ」
「ラブアンドセックス、ねぇ。ピースじゃなくて、セックス?」
765名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 22:13:56
ちがうよ。

らぶあんどぴーすあんどじゃすてぃすだよ。
766名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 22:14:07
 彼女は頷く。
自信満々な彼女。
僕は、このベッドの上でついさっきまでしていた行為を思いだした。
愛とその行為がどのように繋がっているのか考え、
結局彼女の導き出した定理は偽りだということに気がついた。
もちろん僕は、彼女にそのことを教えてあげない。
「だからね、もういいの」
 その言葉の色は、いままでのものとはまったく異質なもので、
あきらめとか飽きだとかそういう感情が詰まっていた。
そしてそれは、別れ話を切り出すような女の声に似ていた。
女のこういう類の話を聞かされるのが面倒でたまらない僕は何も言わずに彼女に背中を向ける。
 彼女は必死でその空想理論を語っていたが、途中でやめてしまった。
ようやく終わったかなと僕が思うのと同時に、彼女は抱きついてきた。
彼女は、小さな指で、震える指で、でも確かにはっきりと僕の背中に文字をかく。
“あ い し て”
 僕は、もう一度彼女の方を向くと、強く抱き締めた。
すでにそこにはにもう、理論だの何だのは存在しない。
数十分後、腕のなかで鳴く彼女を感じながらふと疑問が浮かんだ。

ああ
愛って、なんだっけ

〜〜〜
終わりです。
よろしくお願いいたします。

767名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 23:00:40
>>764 村上春樹風で、うまいです。
768名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 00:07:17
>>764 村上春樹風なところが、よくありません。
769名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 04:16:05
数十分もセックスしてんのか。大変だな
770名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 04:29:32
>>764
考えさせられるものが何もないよ。面白いところもないよ。
頭に描いた雰囲気にただ酔うだけでは他人を楽しませることはできない。
771おいおい!お茶:2007/12/09(日) 04:43:28
・・・(承前)・・・
私は今までに撮りためておいたフィルムを全て破棄した。
すべて『やつ』の指示通りだ。
私は『やつ』の言うことなら何でも従う。
「うんこ食べろ」と言われても従うかもしれない。
いや、あくまで仮定の話だ。
そしてこれはわたしの家庭に関することでもある。
関する・・・というのは語弊があるかもしれない。訂正するなら、
わたしの家族が、『やつ』に、捕らえられている。
ただ、わたしはまだ『やつ』の姿を捉えていない。
晦渋ここに極まれり、だ。
『やつ』は、私にプリペイド携帯を通して指示を与えてくる。
それらはどれもこれも不明瞭なものばかりだ。
私が最初に彼から受け取った指示が、『妻と子どもを失いたく
なかったら、部屋中のゴミ箱をかき集めろ』だった。
私は抵抗することなく、それを終えた。
つぎは、『これから指示する薬品を薬局で買って来い』というものだった。
私はそれに応じた。
772おいおい!お茶:2007/12/09(日) 05:07:24
>>771
言われたとおりの薬品を買ってきた。
『OPPは忘れてないな?』
3度目の連絡の際、『やつ』は少し声を強めて言った。
「ああ、あるよ・・・『OPP』ってラベルの貼ってある瓶でいいんだよな?」
『そうか、よし、それでいい・・・』
『やつ』はそれを確認すると、集めたゴミ箱のひとつひとつの中に、
それらの薬品を100グラム毎に入れろと言った。(但し、OPPは入れるなといわれた)
私は、何が完成するのかも訊かずに、『やつ』の言うがまま動いた。
細工を施したゴミ箱は20個に及んだ。
電話の向こうで、『やつ』が笑みを浮かべたようだった。
『いいぞ。それじゃ、おまえは自分の車で、これから指示する場所に
そのゴミ箱を置いて来るんだ』
『やつ』の流麗なカーナビに、私は従った。
まず、群馬県のとある市内に入り、その市の中心部とも言える銀座通り
にあったゴミ箱、コンビニ店の前のゴミ箱、そして公園の広場内のゴミ箱
の中それぞれに、私が作成したゴミ箱を入れた。
同様に、栃木県内の3箇所のゴミ箱の中に、ゴミ箱を投下した。
その際、ひとつだけ言われたことは、OPPはゴミ箱をゴミ箱に入れる直前に
入れろ、ということだった。
これにも、従った。
それ以降、『やつ』からの連絡が途絶えた。


数週間後。
朝食時、全国トップニュースで、『北関東連続ゴミ箱爆破事件発生』
と報じられた。
私は静かにほうじ茶を啜っていた。
773おいおい!お茶:2007/12/09(日) 05:14:22
>>772
話は、最初に戻る。
次の指示が、『お前の家族の写真、ネガ、あればフィルム、
全てを棄てろ』だった。
私は、これらを全て破棄した。
そして、頭の中で、むくむくと置きあがってきた思考に試行を重ねた。
「あのゴミ箱爆破・・・・・・」
私はほうじ茶を緑茶に変えた。しかし、ロクな考えも浮かばなかった。
・・・犠牲者も数人でたらしい。親子や、老夫婦や、犬。
犬がいたかどうかはわからないが。


私は待ち続けた。
待ち続けるしかなかった。
『やつ』からの指令を―――。
774批評家は偉そうがデフォ:2007/12/09(日) 06:42:21
>>759
お、さすが。
相手を皮肉るレベルたけーな
その皮肉はなかなかのものだと思うぞ。

752(私)の文面から調子に乗ってるのを見抜き、
その鼻を折るのに最も効果的な方法として、いち早く皆に無視されるという空気を作る。
“渾身の作品”というフレーズで相手を嘲笑する抜け目なさ。
流れが遅いとはいえ、なかなかできるもんじゃない。

恐らく無意識でやっているんだろうが、
意識的にそれができるようになればかなりリアルなイジメっ子キャラを表現できるかもしれん。

難点を言えば、“w”の使い場所が投げやりだねぇ。
752は渾身の作品を評価されずw恥をかいているw
句読点の代わりじゃないんだから、その752(私)を指差して笑っている印象を分散させちゃ意味ないでしょう。
752は渾身の作品を評価されず、恥をかいているwww
私ならこっちが好みだね。
これなら、752(私)はハンカチの端噛んで悔しがるね。
775:2007/12/09(日) 11:35:28
つうか、ハンカチの端噛んで悔しがるというよりも、泣きながらキーを叩いているようだぞwww
776名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 12:08:53
おいおいお茶さんは横国大の方?
777名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 12:12:14
>>774
ワラタw
778名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:03:18
マジメに酷評求む。

【人間のモラル】


「石油ってさ、いつか確実になくなるじゃん」

 クラスの馬鹿、で通っている美晴が突如口を開いた。それは授業中の出来事で、3組の人はみな、美晴に目をやった。だが一度美晴の顔を見ればいつもの抜けた発言だと認識し視線を戻す。社会史の授業は自習で、課題のプリントを進めつつも若者達のおしゃべりは止まらない。

「うん。まぁ…なくなるわな」
「でしょ、じゃあさ。みぃはたちってこれからどうなんのさ」

 美晴と仲の良い、だが彼女とは打って変わって賢い可奈子が美晴の相手をする。

「さぁね。また退化すんじゃないの?」
「退化?」
「進化の逆のこと。人間はさ、石油オンリーで進展してきたから、石油に愛想尽かされたらなす術なく滅びるよ」
「ふぅん」
「ふうんって、あんまり関心ないんだね」

 美晴の期待に応えて説明してあげたのに、思いのほか薄い反応に可奈子は言った。美晴は可愛らしい顔で小さく笑う。

「だってさ、可奈ちゃんの説明怖い」
「怖いかな?」
「怖いよ。滅びるって、マングースーじゃないんだから」
「…?滅びそうなのはマングースーじゃなくてヤンバルクイナね」
「あ。そかそか、間違えた。とにかく、人間はそう簡単に滅びないって」

 クスクスと、自分の間違いに笑いながら根拠のない断言をする美晴に、可奈子はため息を吐いた。この子は少し、呑気すぎる。

779名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:05:10


「滅びないって、何で言えるわけ」

 可奈子は課題のプリントを終わらせて、頬づえを吐ついた。美晴は相変わらず笑っている。

「人間って、残酷だから」
「残酷?」
「恐ろしいってこと」
「いや、言葉の意味はわかるって。何でここで残酷って言葉が?」
「だってさ、人間って生きるためなら仲間とか食べちゃうじゃん。餓死寸前になったら、ナイフで人殺して」
「あんた何見たの?」
「遭難物語」
「………」
「とにかく、だから人間は、生きるためなら何でもすると思うよ」

 美晴の顔は、相変わらず間抜けだ。でも目には力がある。

780名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:06:02
*

「実はさ、化石燃料の代わりになるものがアメリカで開発されたんだって」
「ほほぅ」
「でもさ、それが簡単には実用できないんだと」
「何故に?」
「モラル、」
「?」
「新しい燃料、人間の死体なんだってさ。しかも二十年以上埋蔵された死体」
「…土葬の墓を荒らせってこと?」
「そゆこと」
「どうするのかな。人間」
「…もちろん、反対すると思うよ」
「うん、」
「石油がそこをつく瞬間まではね」


終わり
781名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:10:19
>>3
782名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:22:15
>>781
ごめん
半年ROMるわ
783おぶせのこ:2007/12/09(日) 14:33:20
  ▄███████▄▄
▄████████████▄
███████████████
███████████████
███████████████
████▄█▄████▄█▄█
███████▀ ▀█████
███████▀▀▀▀████
██████ ▀▀▀ ████
 ▀███████████▀

    登場人物
784おぶせのこ:2007/12/09(日) 14:35:16
↑これ貼るスレ間違えました。ごめん。
785名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 16:48:38
酷評お願いします。↓↓以下本文


 白が赤をかくしている。
青が赤をかくしている。
白はいらない、赤が欲しい。
青はいらない、赤が欲しい。

 赤がすまして「私は赤だけど、赤じゃなくてもよくってよ」とのたまうので、僕は赤を出してやった。
そうしたら赤は、入れてくれ、と泣いて頼んだが
嗚呼、酷なことだ。
赤は赤でなくなった。
これでは中には戻れまい、と僕はほおっておいた。
しばらく赤のすすり泣く声が聞こえていたが、己の不運を受け入れたのか、やがてふつりと消えはてた。
振り向くと、わずかにうす茶のシミが残るばかりで、少し滑稽でもあった。
786名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 16:58:12
>>785
なにかあるようで、なにもない文章の典型。
書いた本人は深い意味とやらを内臓しているつもりなのかもしれないが、それを読み取るまで熟読したい文章でもない。
787名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 17:06:50
>>785
最初の4行だけなら使えそうだが・・・。
788名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 20:31:08
785みたいな無ウz化し鋳物を評価できる奴はここにはいない。
789名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 20:39:11
>>771

もったいのが2点ある。
無理矢理、陳腐な話のオチをつけるな。
冒頭に
>・・・(承前)・・・
があるのは、その前にも話があるということだろう。
それも不要または蛇足。

ここでは何やら不気味に指示に従わざる得ない状況に追い込まれた主人公を書けばいい。
後は読み手に想像させるだけの暗示的な文章で十分。
明示的な説明は最初に作りかけていた雰囲気をぶちこわす。
たとえ結末が同じであっても、
その謎によって読み手を最後まで引っ張っていくような書き方の方がベターだとは思わないか。
790名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 21:31:00
えっらそうに。
791名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 21:37:26
「それでね――――」
楽しげに話していたエリの言葉が途切れる。
不審に思って隣を見ると、そこにはもうエリの姿がなかった。
さあっと、血の気が引いていく。
(エリ………!)
突然のことに驚いて、言葉を失う。体が動かない。すべての動きが、時間が、止まったかのように感じられる。
エリは階段のはるか下に転げ落ちていた。小さい体が、舞う。
(エリ!)
叫ぼうとしたが、言葉にならない。
エリは何回も叩き付けられ、階段の踊り場の所で、止まる。
学生鞄が私の手から離れ、どさっ、と重たい音を立てて落ちる。
その音に我に返って、私はようやく言葉を搾り出した。
「エリ!」

小説の冒頭です。
何かが変なのですが何が変なのかわからないので酷評お願いします。
792名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 22:56:58
>>791

書かれていることは単純なのに、内容がすぐには読み取れなかった。
冒頭5行で、これはホラーか何かだと一瞬思ってしまったくらい、
表現がくどく、反対の語彙が頻出するため、内容が読み取りにくい。
ランダムに抜き出すと、
静の部分
>体が動かない。
>時間が、止まった
動の部分
>転げ落ちていた
>重たい音を立てて落ちる。

これでは読み手は混乱する。
その原因は、
エリという少女が階段から転落した動きがメインにしないといけないのに、
それを目撃している私の心理まで一緒に書き込んでいるから。
もちろん後者が効果的に書かれていれば問題ないのだが、
この文章を読む限りでは逆効果で、ただごちゃごちゃな印象を受ける。
793名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 23:59:32
>>791
全体的に描写不足で状況が全然わからない。
舞台となる場所や二人の位置関係がわからないので、落ちたとか転げたと
書かれても読むほうはチンプンカンプン。

書いた本人が違和感を感じるのは、カメラの振りがおかしいから。
>不審に思って隣を見ると、そこにはもうエリの姿がなかった。
>さあっと、血の気が引いていく。
ここは一旦、エリがいるはずの隣(かどこか)に視点が行ってるはず。
しかしそこにエリはいない。
階段を転がるエリの姿を見て血の気が引く。
という順番になるはず。
キャラの視点の移動を追いかけていないからおかしく感じる。

文章としては
>エリは階段のはるか下に転げ落ちていた。小さい体が、舞う。
落ちていたというのは、そこで止まっている印象になる。
転がっている最中なら、状況の描写を含めてそれらしく書かないと伝わらない。

>エリは何回も叩き付けられ、階段の踊り場の所で、止まる。
これも表現がおかしい。
階段を転がってるのに、何度も叩きつけられるってどんな階段だよ。
踊り場の所で止まるというのもなんかおかしいな。
動かなくなったとかでいいんじゃないか?
794名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 00:42:57
>>791
修正のアドバイスとしては、まず情景描写を入れること。
二人のいる場所。野外なのか屋内(学校?)なのか。
二人の服装。立っているのか座っているのか。
階段は二人からみてどの位置にあるのか。
具体的にどんな会話をしていたのか。
その後に、転落のシーンにつなげるとスムーズにいくはず。

例えば、二人は放課後の学校で階段の手すりに座ってたとしよう。
背後が階段で、正面のガラス越しに夕暮れの空かなんかが見える。
エリ昨夜のテレビ番組の話なんかをしている。そこでエリの描写を入れる。
長い髪の美少女で、どういう性格で、なんというバンドのファンでなんちゃらかんちゃらと
たわいのない話が続いているが、私は夕暮れの空に心を奪われていた。
などと描写を入れてから、

「それでね――――」
楽しげに話していたエリの言葉が途切れる。
不穏な気配に隣を見ると、そこにエリの姿はなかった。
あわてて振り向くと、エリは助けを求めるように手を突き出し、長い髪をなびかせながら
吸い込まれるように落ちていく最中だった。恐怖に見開かれたエリと視線が合った。
(エリ………!)
突然のことに驚いて言葉が出ない。血の気が引いていく。時間が止まったかのように感じられる。
まるでコマ落としのようにゆっくりとしたスピードでエリは落下していき、コンクリートの階段に
叩きつけられ、小さくバウンドした。鈍い音が聞こえた。エリの小柄な体は妙な角度に捻じ曲がった
まま、さらに階段を転がり落ち、踊り場の部分で動かなくなった。
795名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 01:37:35
これまたレベルの低い批評が三発続きましたね。
批評というより感想文ですね。それも小学生が書いた感想文って感じ?w
まあ、頑張ってくださいね!ププ
796名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 01:52:02
791はどっかのラノベのプロか?
797名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 03:33:43
益のないレス
798名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 09:47:55
>>795
本人乙www
799名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 10:36:18
石油の枯渇はもう問題ではない。

プラスチックは植物からとれるし、もちろんガソリン代替燃料も既知の通りである。
むしろ問題は土地の広さ、緑を残しつつ作物も大量に作れる環境である。

となると、土地は宇宙にしか無い。

宇宙への安価な脱出方法は措くとして、俺はこういう不安につけこんで不安な物語を
書いて得々としている知性が

穢らわしいと思うのである。
800名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 12:42:34
794はアホ。その状況ではバウンドまではいかないw
雰囲気を妄想しすぎw
801名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 13:33:00
>>791
色々あると思いますが、特にまずいのは以下の点。

まず「エリの姿がなかった」から次への繋げ方。唐突すぎます。
エリの姿が消えたと言われても、それでなぜ主人公がパニックになるのか明らかにされないまま
とにかくパニックになった「私」だけが執拗に描写されています。
七行目を読むまで、読者にはそこに階段があることも、「消える」が例えば立ち去ったことの
比喩などでないことも分からないんです。

「はるか下に転げ落ちていた」……これは結果です。このあとにエリが落ちていく描写はまずい。
「何回も叩きつけられ」……何に?

といったところ。ここまでは構成の問題です。以下内容について。

声が途切れてから不審に思って、主人公が振り返るまでにどれくらい時間がかかるでしょうか。
エリがひっくり返って、最初に階段に当たる音より先に振り向けるものでしょうか。
「舞う」とありますから、この中ではかなり余裕を持って間に合っているようにしか読めません。

これはよくあるシーンです。どこかのドラマか映画からそのまま持ってきたシーンといっても
良いくらいありふれています。しかし、だからといって表現として正しいとは限りません。
創作には常に嘘があります。それは脚色と呼ばれたり、演出と呼ばれたりしますが、
上記の不自然さはそういった嘘の一種としてあえて使われるものです。
この作品は他人の嘘を含んだ他人の作品を手本として書かれているようにしか見えないんですよ。
ご自分の作品の、しかも冒頭ということであれば、もう少し工夫があってもよいのではないでしょうか。
802名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 13:37:35
おめえらそんなこまかいとこまで気にしてたら小説書けねーぞw
803名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 15:19:00
>>801に同意。読んだ人は文章に現実味がない印象を持つはず。不自然なんだね。
>>794はそれを情景描写の少なさが原因と考えたのかもしれない。
でも、まず気をつけなければならないのは、時間の流れと意識の流れ。以下指摘します。

「突然のことに驚いて、言葉を失う。」
→この時点で語り手は起きた事に対して驚いているはずです。「階段のはるか下に転げ落ちていた。」と書いていることからも読者はエリがすでに転げ落ちた後だと思うはずです。

「小さい体が舞う」
→ここでおかしいと思うはずです。あっ、落ちてる途中だったの。って思われちゃいます。
しかし、戻って、エリが階段から落ちた事を、語り手が判断した時間を考えると結構時間が経っているか、エリの動きが静止した後だと考えられるわけです。時間的に矛盾がでているためです。

これを描写方法をネタに短い話を書けそうですけどね。文章って難しいです。
804名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 15:23:39
あんまり考えてるとさー、固い文章になっちゃうのが悩み。気分いい時に書くと元気のいい文が書けるわ。
805名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 16:01:02
>>791
>不審に思って隣を見ると、そこにはもうエリの姿がなかった。

この部分だけどうしても気になった
主人公が階段を登っているのか・降りているのか
階段を降りているのであれば不審に思うことはない
主人公が階段を降りているのであれば主人公の目線は階段の下にあるから不審に思うことは無い
階段を登っているのであればこの文章も何となく分かる

だから
「それでね――――」
階段を登りながら楽しげに話していたエリの言葉が途切れる。
こうすれば何となくイメージが浮かぶ
806名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 17:16:15
横だが、>>791は、描写が不足しているとか下手とかいう以前に(もちろん
不足だし下手なのだが)、描写の対象となるものが出来上がっていないこ
とがいちばんの原因なんだね。

ぼやあっとした対象を、ポンコツのカメラで、下手なカメラマンが写す。
見る者に伝わらないのは当り前。

なるほど、勉強になった。
807名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 17:32:52
>>806
うん、それが明確な表現だね。
ヴィジョンをはっきりさせてから書かないと文章も曖昧になっちゃうって事だね。
808名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 18:17:36
806 807は自演
809名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 18:37:49
おれは、どっかのラノベのプロの文章じゃねーか、と指摘した者だが。
おい、791。どうなんだ?

ああいうシーンを描くには無駄のない良い文章を書いているよ。
いやまじで。
810名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 19:52:07
え、こんなにレスがつくとは思わなかった…
とりあえずレスしてくれた皆さんの意見を参考に書き直します。

>>809
>いやマジで。
え、マジですか?
プロじゃありません。プロに失礼です。
最近小説を書こうかなぁなんて思った新人とも呼べない奴です。
811おいおい!お茶:2007/12/10(月) 19:54:59
>>789
わざわざありがとうございます。
実はこの話>>419-423とクロスオーバーしておりまして。
「承前」とわざわざ断ってあるのはそのためです。
(レス貼っとけばよかったですね。すみません)
それとなく「北関東連続ゴミ箱爆破事件」とかのワードは
混ぜといたんですけど、いや、すいませんでした。
あと、まだオチには直行してませんので。
このあと人物を増員して絡めていこうかなあと。
そうすればもう少し面白くなると思います。
とにかく続き書いてみます。それでこの収差なホラ話も
聚散花序していくと思うので。
812名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 20:43:16
酷評お願いします。

一年ぶりに部屋が綺麗になった。
白くてツルツルな床に、ほこりひとつない棚と机。いっぱいになった“捨てるもの”箱。
普段ろくに掃除をしないから、僕の部屋がこんなに綺麗になるのは12月の大掃除をしたあとだけだ。
キッチンつきのワンルームで大して広くもない部屋なので、掃いて拭いて磨いても3時間、不要物の選別に
30分で済んでしまう。

掃除で汚れた衣服を脱ぎ捨て、シャワーで体まで綺麗にしてやると、完全にさっぱりした気持ちになった。
新しい下着に着替えあらためて部屋を見渡してみる。
綺麗だ。あんまり綺麗なのでなんだか心が落ち着かない。部屋が綺麗でそわそわするなんて、なんだか
自分が汚いところに好んで住みついていきものの死がいにたかりながら生きる虫けらみたいに思えて、少し
落ち込んでしまう。

これからはマメに掃除するから、と心で言い訳をしてインスタントコーヒーを淹れた。
カップを片手に机の前の椅子に腰をおろすと、視界のすみに“捨てるもの”箱が入ってきた。両手で壁ぎわまで
押しのけて、コーヒーをすする。
鼻腔がコーヒーの蒸気で温まり、こうばしい匂いで満たされると、鼻の中まで綺麗になるかのようだった。
カップを置いて背もたれに寄りかかり、座ったままでうーんと大きく体を伸ばした。掃除で酷使した腰がズキンと
気持ちよく痛んだ。反り返った背中ごしに“捨てるもの”箱が見えた。
もう腕も足も見たくはなかった。それでも蓋をするのはいけないと思った。意味の無い心遣いだと頭では理解して
いても、かつてそれを愛していた僕の心が理解しなかった。
仕方がなかったのだ。形あるもの必ず壊れるとはいうものの、棚がすべて埋まってしまっては壊れるまで待って
やることはできない。明日届く予定の1/8ミスティ・メイにその席を譲った1/8ラヴリエルは、箱の中できっと
泣いているのだろうと僕は思った。
813名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:05:43
>>810
>>3 ○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。

だから>>809みたいのは無視していいですよ。
からかっているだけだから。
814名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:10:06
>>812
うまいんでないかい。
オチのまえにもう少し描写(愛した思い出とか)があってもいいかなとも
おもうけど、悪くはないやね。
815名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:10:30
>>812
内容的に部屋の描写が必要だが、慣用句的なありきたりの説明が多く描写が少ない。
例えば冒頭だけど、
>白くてツルツルな床に、ほこりひとつない棚と机。
床の上にも、棚や机にも、何かしら物が置いてあるはずなのでこういう説明はよくない。
具体的にどういうものが置いてあるのか。例えば机にしても、どういう机なのか。
棚にはどういうものが並んでいるのか。その他の家具はどんなものがあるのか。
そういう部分を描写してキャラを立てるようにしたほうがいい。
綺麗になった様子を表現したいならば、具体的に散らかっていた時の様子を描写して
それを片付けて、どういう風に掃除をしたのかを書くようにするとリアルになる。

行動描写も飛びすぎな印象。
短いストーリーならなおされ、主人公が現在どういう状態にあるのかを書かなければならない。

>新しい下着に着替えあらためて部屋を見渡してみる。
>綺麗だ。
主人公はどこにいるの?
椅子に座ってる? ベッドに腰掛けている?
それともどこかに立っている?
どういう風に「綺麗」なの?
いつもはぐちゃぐちゃな棚なのに、中身が整然と並んでいるとか具体的に。

捨てる物箱の大きさや位置も不明だから、この点も描写の必要あり。
816名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:11:10
>>813
どうもです。舞い上がっていた自分が馬鹿でした……。
817名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:13:21
>>815
小物の説明が多ければ、読者は退屈になる。
お前のは「人が読まない模範」の評論。
8181/2:2007/12/10(月) 22:13:33
酷評お願いします。

「視線が怖いの」
「は?何だそりゃ。何かのホラー小説か?」
 ふざけないでよ、と和哉をテーブル越しに小突く。……こいつに相談したのが間違いだった。私が「友達の視線が怖い」って言っただけなのに。
もっと静かな場所で相談した方がよかったのかもしれない。学校の食堂はいつも混むし、雑音で相手の声が聞き取りにくい。
胡散臭そうな顔でこっちを見る和哉は、制服がよれよれだった。まあいつものことだ。
男子にしては長すぎる髪に指を絡めて、いつもと同じ気だるそうな表情で和哉は呟いた。
「まぁアレだ。まだ病院に行けばお前の頭もなんとかなるかもしれな……」
「私は真面目に話しをしているの!」
 ちょっと大声を出しすぎてしまった。昼食を取っていた隣のテーブルにいる女子生徒がパンを加えたまま振り向く。一瞬喧騒が止んだ。
が、特に何もないと分かるとまたワイワイガヤガヤと賑わい始めた。
819名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:14:14
私はひそひそと声を潜めてもう一度話しかけた。
「大声出させないでよ……まったく。もう一回言う。歩美の視線が怖い」
和也も声を潜めて答えた。
「いきなり何でだよ。お前と歩美は幼稚園の時からの仲だったんだろ?」
そうだけど、と返事をしてウーロン茶を飲む。幼稚園、小学校、そして中学と今までずっと一緒だった歩美だ。何故だかわからないけれど、最近、怖い。
歩美の視線が怖い。授業中はなんともないのに、部活動を見学しているときの、視線が、怖い。
「喧嘩したとか、お前の好きな男が歩美も好きで、嫉妬している、みたいな?おっ、ひょっとしてそれって俺?」
 バシっ、と手にした物理の教科書で和哉の頭を叩く。……本当にこんな奴に相談しなきゃよかったと後悔する。
 いってぇな、と頭をボリボリ書きながらも、少々真剣になって和哉は呟いた。
「いきなりどうしたんだよ。本当に」
「……わからないの。和哉の言うように、私の頭がおかしいなら、それでいいんだけど。本当に分からない……」
 そこで言葉を紡ぐのを止める。本当にわからない。歩美と喧嘩したこともないのに。ずっと一緒で、笑い会えた親友なのに。高校も一緒になるかもしれないのに。どうして、そんな親友の、視線が、怖いのか。
 そのうちに話すのが怖くなったらどうしよう。そっちの方がもっと怖い。私の数少ない友達なんだから一緒にいたい。ねぇ、何で怖いんだろう?どうしてだろう?
 私も和哉も言葉が見つからずに黙っていると、授業開始前の予鈴が鳴った。
「詳しくは今日の帰りでも聞いてやるぜ。じゃあな」
お先に、と和哉は席を立った、私も我に帰って教科書をまとめ、食堂を後にした。
820名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 22:34:05
>>818-819
大まかな流れは悪くないし書けそうな雰囲気はある。
が、情景描写ができていない。
冒頭をセリフで始めずに、学食の描写から入れば概ね解決すると思う。
学食の雰囲気、二人の位置関係を描写してからセリフに入ったほうがうまくまとまる。

>バシっ、と手にした物理の教科書で和哉の頭を叩く。
昼休みなら教科書が出てくるのは不自然。
何か事情があるなら説明する必要があるが、それほど重要なものでなければ
カットしたほうがいい。余計な小道具は出さないのが基本。
821名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 23:14:13
>>812
話の内容は俺にはなんとも言えないけど、コーヒーの香りのところは気に入った。文章にも目立って変な箇所はないと思う。

あえて言うなら、“捨てるもの”箱の事を最初から引っ張ってたわりには、オチが弱いと思った。
822名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 23:30:57
>>818-819
流れはいいんじゃない。
「なんで歩美が怖いかは普通に考えれば思い当たる節もあるだろう。」とも思ったけど、語り手が中学生の女の子なら、その判断力の幼さにも頷ける。
ただ、しぐさがベタかな。って思っちゃった。
パンをくわえたまま振り向くとか教科書で頭叩くとか。
でも、ラノベとかなら全然いいと思うよ。ラノベだったらそっちの方がウケも良いんだろうし。
823名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 23:56:58
まともに句読点も打てないのに批評ですか?
すごいですね。尊敬しちゃいます。
824名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 00:13:50
>>815

お前のは評価でも何でもない。
描写描写って、そんな細かいとこまで書いてたらキリねーよw
お前そこまで書かれないと理解できないの?
とりあえず>>812はこんな奴の評価は気にしなくていい
825名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 00:33:21
>>824
いや、おまえもおかしいよ。
批評の批評をせずに、おまえも批評を入れろ。
>>812は両者を比べてみて判断しろ。

とりあえず、>>812の批評の批評は無視しろ。
批評の批評は簡単だ。
つうか、頭おかしいだろ。

いっとくが、おれは>>815ではないぞ。
頭のおかしい奴の妄想は懲り懲りだ。
826名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 02:02:28
>>821
>>812はオチがいいと思ったんだけどな。(他に欠点はあるにせよ)。
二段落ちになっているでしょ。
1 彼女(妹? 幼女?)を殺したのか?
2 フィギュアだった。
って。そこは感心したんだけど。
827821:2007/12/11(火) 02:21:42
>>826
うーん。
「手も足も」って時点で「人形か人かな」って自分は思ってて、最後の行で「人形のほうか」って思っちゃったんだよね。
狙いはおそらく、「手も足も」のところで読み手に「人を殺したんじゃ…」とサスペンスを予感させておいて結局、「人形でした」ってオチだと思ってたんだけど、最後の行で、人だって解釈もできるのかな?
僕の読解力足りないのかもしれない。すみません。
828名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 04:10:19
とりあえず、>>815は典型的な描写厨だな。

こういう内容のSSなのに、

>床の上にも、棚や机にも、何かしら物が置いてあるはずなのでこういう説明はよくない。
>具体的にどういうものが置いてあるのか。例えば机にしても、どういう机なのか。
>棚にはどういうものが並んでいるのか。その他の家具はどんなものがあるのか
>主人公はどこにいるの?
>椅子に座ってる? ベッドに腰掛けている?
>それともどこかに立っている?
>どういう風に「綺麗」なの?
>いつもはぐちゃぐちゃな棚なのに、中身が整然と並んでいるとか具体的に

こんな描写が必要なわけないだろう。

久しぶりに覗いてみたが、改めてここはアテにならんと思ったよ。
829名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 04:13:13
俺も人だと思った。アイデアや表現したい物は買う。
やたらと連発している「綺麗」が精神状態の異常さや殺人の伏線になっているんだろうけど、いらないもの=肢体からの展開が急すぎるから、ちょっと扱いきれていない感がある
箱から手足を突き出させるとか、箱の中に押し込められている彼女が綺麗な顔をしているとか、コーヒーの液面に彼女の面影が浮かんでくるとか後はとにかく演出やテクニックの問題だろうね
830名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 08:24:30
>>815みたいな奴は想像力が欠如してる。本の読み方を知らない。
831名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 10:20:02
「ドアを閉めた」と書かれていると、『ドアを開けたところから書くべきだ』と批評する奴が
いたけど、同一人物かねwww
832名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 11:57:25
>>818

(視線が)
>怖い
>怖い
同語反復が多すぎる。
だから、表現がくどくなる。
これでは
>私
が怖がっている、といういうことを作者が説明しているに過ぎない。
どういうふうに怖いのか、を書くのが小説で、
あえていえばそこが説明と描写の差になる。
ここでは状況設定のつもりで書いているのだろうが、
もっと工夫しないと入口で読み手は躓いてしまう。

>視線が怖い
で片づけるのではなくて、たとえば
>見張られてるみたいなの。
とか、
>背中に何かが突き刺さってくる感じなの。……振り向くと私をじっと見てるの。
とか、ある程度具体的なことを書き込んでいかないと、
設定の説明だけで終わってしまう。
833名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 12:03:59
31536003

去年の117で流された440ヘルツと880ヘルツの音波情報ピークの回数をプロットした数だ。

3秒の「うるう秒」がさりげなくアナウンスもなく挿入されていた。つまり

地球の自転は落ちている。

余った運動エネルギーは熱エネルギーとなって地表に放出されるとをたきんぐもおっしゃっておられる。
つまりそういうことらしい。

さて 三億円 誰か払ってくれないか。もちろん白バイの変装してうまくやった68年の強奪犯でもよいぞ。

もっとも 俺の暗算でやった秒数だから 細かいとこはまちがっとるかもしれんが

気にするな。

気にするよな。だが大筋でまちがっとらんのである。決してひとるではみないでください

”キャー”
834名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 12:05:39
Σ

3億円じゃ ないですね

だがそ→

よろしくおねがいする→
835名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 13:42:14
ハインライン、いいなまえじゃないか。ハイラインじゃなくてハインライン。俺はたけみやけーこさんのタイトルから
その名作へ訪れた。そして中学生のときめき。これを男臭さと同居させることが、まんが道でおんなのこの画が
好きな番長ライクな齟齬のある人格を形成する情動にまたブースターをかけた…

のは本筋ではない。俺がかわいこちゃんのイラストを描くことも、本筋ではない。ハインラインが清濁の二面性を
持つ作家であることすら、くだんの作品で元恋人が徹底的に悪女として描かれ、nephew 甥じゃないといいが が
理想的なおなのことして描かれてることが何かの示唆であることすら。

歯医者の描写。主人公は未来で受けた歯科医療の成果を現代に戻っておおいに現代歯医者にびっくりぎょうてん
される。

これが 2007年 現実化している。驚くべき事だ。彼のその目 もく は 正しかったし 歯医者を励まし続けたのである。

これは明らかにヴェルヌの軽傷者×継承者。やはりハインラインにも何かしらSF者として著しく慧眼の 正しき眼の
その語り部としての資格者としての冴えた心が残っていたのだと。一旦失望させられた作家だけに この復帰は嬉しい。

だがやはり宇宙の戦士で提示した宇宙空間での戦争、それから敷延されたあまたの文化に浸かった者としての忸怩は
未だ残る。宇宙の戦士は読めなかった。だがガンダムには今でもはまっている。憲法のスットパーがもたらす、
現実へのコネクションのあるなし。あいつらはじおんなんだー。あるいは

おれはじおんなんだ。しおんなんだ。ざいおんなんだ。どうなんだいこれ。こくーんあくしす。

ようじょをかねでおかすこと これはぶんすいれいの著しい条件分岐である。それをアニメは描写しない。
836名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 14:10:27
niece
すうっかりわすれてたよー
837名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 14:18:31
>>814,821
酷評されに来ているとはいえ、やはり肯定的な意見をもらえると励みになります。
何かしらの物足りなさを感じさせてしまったのは自分の未熟さの現れですね。
言われて読み返してみたら確かに薄味でした。精進します。
>>815
たくさん指摘していただきありがとうございます。
問題とされた箇所を改善できるように頑張ります。
>>829
「綺麗」が精神異常を示唆していると捉えさせてしまったのは失敗でした。
お掃除の清々しさを出したくて書いていたのですが、おっしゃる通りいくらか違和感がありますね。
コロシをどの程度匂わせるかは最後まで手こずった部分であり、そこからほころびが
生まれてしまった気がします。話の流れを制御することの難しさを痛感しました。
838名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 18:19:52
とりあえず「描写をもっと入れて」とか「主人公の服装は?髪型は?」とか言う奴に言うけど

まずお前が家から駅への道程を詳しく、目に浮かぶように、
30枚以上書いてコテハンつけてうpしろ。
それでスレ住民唸らせるならいいさ。
でも描写だけの小説なんて誰も読まないぞ。
少なすぎるのも駄目だが多すぎるのも駄目だろ。
839名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 19:01:11
>>838
>まずお前が家から駅への道程を詳しく、目に浮かぶように、
>30枚以上書いてコテハンつけてうpしろ。

>でも描写だけの小説なんて誰も読まないぞ。

君は「描写」を勘違いしているな。
一般文芸のエンタメは、情景描写も人物描写も行動描写もきっちり書かれている。
描写というのは必要な情報を短い文章にまとめイメージを伝えるもので、長々と書けば
いいというものではない。一見描写に見えないような文章が、実は描写になっているものなんだ。

例えば、「寒い」と書くのは説明だが、肩をすくませて手に白い息を吐きかける。という行動描写は
「寒い」と書かなくても寒さを伝えることができるだろ?
風景描写も同じ。例えば、どんよりした空の描写をすることによって、間接的に人物の心理状態を
描写することもできるわけ。
人物にしても、直接的に、何歳でどこにすんでいて、こういう仕事をやっている。と説明するのでは
なく、例えば、部屋の状況を描写することによって、経済力や仕事の内容。家族構成、趣味や年齢
まで伝えることができる。

君が言っているのは「描写」ではなく「説明」。
説明だらけの小説はすぐに捨てられる。
840名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 19:14:16
文章には説明と描写と抽象がある。
説明については、すでに述べたように主観性を排し、客観性と正確性が求められる。描写において主観が入ってくる。
文章は抽象化が進めば進むほど高度になり、カバーする範囲が広くなる。
反面、具体性が失われ、難解となる読み手にも、それ相応の素養が求められるようになる。

とは森村誠一の弁だが、「説明」と「描写」はどちらも長短があって、遣い所に作者のセンスが問われるのだと思うよ。
その辺のさじ加減が難しいところだけど。
以上、横レスでした。
841名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 19:15:38
>>838
描写というのは世界観やストーリーに付随するものだから、不要な描写はする必要がない。
(伝える必要のない情報は提示する必要がない)

例えば、家から駅までの道程が、ストーリーや世界観に関係するのならば、
(例えば異世界とか、現代ではない過去や未来の世界なら)精密に描写することが必要だが、
そうでなければ30枚長々と描写してもうざいだけ。

だから
>まずお前が家から駅への道程を詳しく、目に浮かぶように、
>30枚以上書いてコテハンつけてうpしろ。
こういうことを言っている時点で、素人丸出しなんだよ。

ただ「書ける人」は、自宅から駅までの情景を、人物の行動を絡めて5枚くらいなら難なく書ける
はず。逆に言うと、それくらいの分量も書けないというのは、観察力や小説を書く筆力が足りて
いないということ。
842おいおい!お茶:2007/12/11(火) 19:33:27
>>773(承前)

それからどうなったんですか?
『え?ああ、すっぱり諦めましたよ。なんたって粉々でしたから』
はぁ・・・でも理不尽だなって思いませんでした?目の前で・・・。
『そりゃそうですよ。当たり前ですよ。だから、ホラこれ・・・』
これ、なんていう動物ですか?ウサギですかね?
『これ、ウサネズミっていうです。ウサギとネズミの遺伝子をブレンド
したものとかで、かわいいでしょ?』
ええ。・・・耳がふつうのウサギより短いですね。体躯はネズミにしちゃでかいですし。
事件のあと、すぐ飼い始められたんですか?
『ええ、そうそう。だからね、名前も「慎太郎」って、前の犬と同じに』
世間じゃ、連続爆破事件って取り上げてますよね。
『・・・・・・』
あ・・・気に障りましたか?
『・・・・・・そう言い始めたの、あなたたちからじゃないですか』
843おいおい!お茶:2007/12/11(火) 19:34:09
>>842
すみません、失礼なことを申し上げました。
『いえ、いいんですよ・・・ただね、それで犯人がまたゴミ箱に仕掛けるとか、
私はあまり詳しくないですけど、愉快犯、っていうのもいるんでしょう?
報道が犯罪をアジテーションすることもあるんですよね?ねえ、そうでしょ?』
ごめんなさい・・・。
『あなたたちはいいわよ。蚊帳の外で出来事を眺めて、面白おかしくかきたてる
だけでしょ?何被ってるのか、何しゃぶってるかわからないですけど、
セーフティーゾーンから見てるだけなんでしょ?』
吉原さん、落ち着いてください。わたしたちそんなことは全然考えてないですよ。
『あの犬は、あのこは、わたしにとって伴侶以上の・・・大切で、あたたかくて、
脆くて、泣き虫で、強がりで・・・でも、でも、どんな時も私を守ってくれてた。
夫の亡くした私を・・・子どもを産めない私を・・・あの時だってそうよ。あのこが
身を挺して、助けてくれたのよ、あの爆発から。そうでなきゃ、あんな、
あんなに優秀なこが私の更紗を噛み切ったりしないわ、私を、突き飛ばしたりしないわ』
すいません、すいません。申し訳ありません。また、日を改めて・・・。
『もう来ないで。あなたたちにあのこの、あのこの何がわかるの。
何をだれに伝えるっていうのよ』
844おいおい!お茶:2007/12/11(火) 19:51:25
>>843
2年前のことだ。憶えている限りでは、ちょうどそのころから、
ぼくの頭はおかしくなりはじめた。
ぼくは彼女が好きだった。
でも、彼女はぼくのことがすきじゃなかった。
それだけのこと。
ザッツ・オール。
ただ、ぼくには納得がいかなかった。
彼女にぼくの思いを告げてから、うきうきした日常は消え去っていった。
ともだち、が消えた。
筆箱が消えた。教科書が消えた。机の上はぼくが席を立って5分で台風一過
の青空みたいにきれいになった。教科書は真っ黒になって戻ってきた。
『身分をわきまえろ』と書きなぐってあった。何万個も。
頭の中で、『わきまえろ、わきまえろ』ということばのリフレインが止まらない。
戦うことも考えた。
でも、だれを相手に?
いっしょのクラスの人はだれもぼくと目を合わせようとしない。
話さない。無視をこえた無私。息が出来ない。
ぼくには、クラスの中で、呼吸することさえむずかしい。
弁別、ということばがひたすら繰り返される。
自宅から、自分の部屋から、でたくない。何も食べたくない。
ネットをする。適当に回る。あるブログに行き着く。
1日に70回も更新するらしい。記事には毎回写真が添付されている。
愛猫とかの。好きな映画や歌やひとの思いも併せて綴られている。
でも。ぼくにはそんなことどうでもよかった。
ただ、そのブログを書いている人の顔が、彼女にそっくりだったこと。
それだけが重要だった。
845名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:00:44
確か「上手い人なら30枚書ける」ってのは
ダ・ヴィンチ社の「本気で小説を書きたい人のためのガイドブック」ってのにあったな
まあどうにせよ>>838は勘違いしている
846おいおい!お茶:2007/12/11(火) 20:05:59
>>844
そのブログを書いている人は芸能人で、世間でいうおたくってやつだった。
でもぼくはその人をテレビで見たこともない。雑誌で写真も見たこともない。
マイナーみたいだ。
それからしばらくして、ぼくは学校に行くことをやめた。
そのかわりその人のブログを一日中読むことにした。
きょうの分を読んだら、過去ログを読む。読み漁る。
たくさんの詩が、文章が、エッセイが、洪水になってぼくの頭の中に入ってきた。
彼女のことばが基本文法になりかけたこともあった。
過激な写真もたくさんあった。たまにそれを見ながらオナニーしたりも、した。
最初の1年間はそうやって過ごした。
だけど、不登校ひきこもり不健康生活2年目に入ってから、変わり始めた。
彼女のブログがメディアに注目され始めた。
独特の表現、有名写真家を思わせるカメラワークを駆使してのアップ動画、
過激な写真、文章。
それらが、彼女を負に満たしていたそれらが、彼女を光らせはじめた。
泥だんごの泥を洗い落としたら、真珠がでてきた、そんな感じ。
彼女をテレビで見かける回数が多くなる。最初のうちは彼女がでている
番組を全て録画した。もうすべてが好きになっていたから。
でもやがて追いつかなくなった。
彼女のCMが流れる。彼女の本が出る、売れる。
彼女の歌声が壊れかけのポータブルラジオから流れる。CDが売れる。
映画ができる。ゴシップ雑誌にあらぬことを書かれる。へんなマンガが描かれる。
彼女の表情が変わっていく。
847名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:20:49
このスレの意義がわからないんですが
真面目に酷評ってなんで酷評前提なの?
仮にここに太宰や芥川をもってきてもいくらでも批判なんて出来るわけじゃない
酷評されるのが気持ちいい人が来るの?
それともとにかく酷評されれば良くなると思い込んでる人が来るの?
848名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:36:27
やれば出来る子と両親に誉められ甘やかされた結果がお前だよ>>847
849名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:37:51
>>847
人それぞれ。
投稿したい人は投稿すればいいし、意味がないと思えば投稿しなければいい。
850名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:38:27
>>847
もともとは「批評する」スレでした。
しかし、けなされて逆上するやつが続出したので「酷評する」に変りました。
酷評される覚悟で投稿しろ、
仲間うちの「面白かったよー。また読ませてねー」的レスが欲しいひとは
よそへ行け、ということです。

なので、批評する側のスタンスはテンプレのとおりに「育てる」ことにあります。
誹謗中傷、罵詈雑言の腕くらべではありません。
褒めてはいけないスレでもありません。
851名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 20:55:38
育てるつーても

「見えない敵」を育てるスレになっちまったけどな。まいるどに。
852名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:03:41
いくら育てても猫は虎にならないと思われ。
853名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:17:38
だが1mの猫みたらうっとせんか
854名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:21:44
>1m
ならんならんw
855おいおい!お茶:2007/12/11(火) 21:26:13
>>846
『わきまえろ』
1年と8ヶ月。そのころから、彼女の顔が、テレビに映っている顔が、
ぼくにそういい始めた。
『わきまえろ、わきまえろ』
更新回数がめっきり減ったブログを読むとその声がさらに強くなる。でも、
読むのをやめなかった。そうしないと、ぼくは、ほんとうにおかしくなってしまう。
きっかけはあるテレビ番組だった。
『ゆきちゃんはさあ、どうなのよ。ほんとうはおたくなんじゃないんじゃないの』
クソ芸人がそんなことを彼女にいった。芸も無いくせに芸人の皮を被った
やつだ。そんなくだらないことしか喋れないのか。てめえの脳みそは
生まれてこの方セックスと女とセックスのことしか考えたことがないんだな
この低脳めそんな分際でぼくの彼女にはなしかけるなおいやめろ。
思わず思考が乱れ、冷や汗が流れた。だいじょうぶ、ぼくはおたくじゃないし、
彼女がなにをいおうが、ぼくが、ぼくが、傷つくことはない。
『えへへ。じつはそんなでもね、ないんですよ。もっとすごい人いますし。
わたしのブログ、履歴とかでるんですけど、1日に200回ぐらいアクセスし
ていただいてる方もいらっしゃって』
ほら、謙譲語じゃないか。たしかに1日200回ってのはぼくのことだけど。
だいじょうぶ。
きにすることない。さあ、新しいCDの紹介に行こう。
『えーっ、200回も!?気持ち悪いなぁ、ソイツ!ね、きもいでしょふつうに!』
きさままだいうかおまえほんとうに・・・だいじょうぶ。ぜったい。
『うーん』
だいじょうだ、なあ、そうでしょ?ねえ?ねえ?
『そうですね・・・うーん・・・いや・・・へへへっ、そうかもしれませんねえ』
そのとき、たしかに、ぼくの耳にはブラウン管を通してその声がはっきりと
聞こえた。一字一句、区切りつつ。
『わ・き・ま・え・ろ』
856名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:27:02
ちょっと待て…おいおいお茶2さんがいらしたみたいである。

暮れおめでとさんである。
857おいおい!お茶:2007/12/11(火) 21:44:01
>>855
刹那、ということばがこれだけしっくりくる瞬間もかつてなかった。
ぼくはだれも殴ったことのない右手をはじめてテレビにぶちあてた。テレビの
画面が僅かに揺れたかと思うと後方にゆっくりとしかし着実に向かっていった。
まさに『向かう』だった。ぼくの右手の軟骨ははじめての打撃にもう
おなか一杯あさっての方向にはみだし手の平は真っ赤、ぼくが
咆哮したのはその赤いエネルギーをはじめて直視してからでそのときの
感覚はなんというか、・・・痛かった。
それから3ヶ月間、ぼくは彼女のブログのコメント欄に呪詛の山脈を書き連ね
ものの数日でアク禁になりそれでもこりずにアナログな郵便という形で
のろいのことばを送り続けた。彼女の事務所に。何通も何通も何万通も。
彼女が手をとることはないとわかっていてもやりつづけた。
少しでいい。
少しでいいから、彼女が傷つくところが見たかった。
ひきつった笑いを披露して欲しかった。
ぼろが出れば。
・・・
効果は、すぐに出た。
彼女のブログに書かれた何気ない一言、事務所の検閲ももう少なくなって
しまったのだろう、ある事件へのコメントで、それは、昔の彼女だったら
全然問題にならなかった一言だったが、でも、もう周囲は変わりすぎていた。
スポンサーが多すぎた。
その一言は連日、ゴシップ誌を賑わせ、彼女のその後の進退もめぐって
ハイエナたちは目の前にぶらさがる小鹿のしっぽに踊り狂った。謝罪する。
もっと悪くなる。開き直ってしまう。昨日までのランキングがベストから
ワーストになる。
彼女がそんなひとことを書き込んだのは昔も書いていたからではない。
自覚もあった。理解ってもいた。
ただ、少し。
ほんの少し、心労で油断していた。
それが彼女を、昔の彼女を呼びおこさせてしまった。
858名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:53:36
なんだこの無駄にまどろっこしく、内容にひねりがあるわけでもない文章を長々と書きこみ続けているやつは。
859名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:54:47
ほんとうにわからんのなら
わからんままがえにゃろる
860おいおい!お茶:2007/12/11(火) 21:55:00
>>857
『ブログ女王の油断』・・・そんな感じに雑誌で紹介されていた。赤く目を腫らしていた
謝罪面をしたときは同情論もわずかにあった、擁護といった感じも、なくはなかった。
だが、全ては遅すぎたのだ。
そのあと、ぼくは彼女を見かけなくなった。
一年間の休業、という報も聞いた。
だから、だから、ぼくはとても愉悦した。
他人を陥れる、だめにする、おじゃんにする、消す。
こんな楽しいことがあったんだ。
世の中全てに絶望して絶望して絶望した果てに得たぼくのミューズは、
最後の最後にぼくに最高の快感を与えてくれた。
ぼくは童貞だ。だがその2文字に一体なんの問題がある?
こんな気持ちいいことを知らない人もいるんだ。たとえそいつがセックス
をしてようとも。
セックスなんて、快楽の中では最低ランクだ。
寧ろ、他人を穢し、地位を下げ、社会的に抹殺する、このことのほうが、
どんなに楽しくて中毒性があって脱け出せない永遠の感興迷路だろうか。
また味わいたい。
そう思っていた矢先、一本の電話がかかってきた。
861名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:58:25
つーか推敲してから投稿しろよアホ。
時間みるに書きながら投稿してるだろ。
862名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 21:59:31
書きながら投稿することに俺は誠実をみる。
863名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:00:19
俺は投げ遣りさを見た。
864名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:01:36
そうか?
晴れ舞台を前にとても共有しがたいこころねとは思うのである。
865名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:09:44
アホか。
推敲なんて基本中の基本だろ。
866おいおい!お茶:2007/12/11(火) 22:12:29
>>860
どこでぼくの携帯電話の番号を知ったのかわからないけど、「彼」はぼくに
ゴミ箱にマッチを投げ込むだけでいいと言った。
『そうすればいまあんたが感じた何倍も気持ちよくなれるよ』
とも。
ぼくは従った。2年ぶりの外。とくに変わりはない。
なんだろう。心が清々しい。オナニーしたあとのような気まずさは微塵も
感じられない。やっぱりぼくはオナニーをしてたわけじゃないんだ。
『きもちいいだろ、外は。日光なんか行ってみたらどうだ?』
甘い。この男の声は。あれ、ぼくはホモじゃないんだけどなあ。
ぼくは男の声に従って、マッチを投げ入れていった。
無論、火をつけて。
「こんなんでいいのかなあ」
ぼくの問いに、携帯電話の向こうで男は甘露な笑い声を短くあげるだけだった。
気が付いたら、相当な数のゴミ箱にマッチを投げ入れていた。
自宅に戻ると『テレビをつけてみな』と言われた。
どの局でもほむらがあがっている。画面のあちこちで破壊のしょうごが
拡がり、ぽつぽつとモザイクが転がっている。
「なあに、これ?」
ぼくは聞いた。
『おまえがやったんだよ』
男は噛み砕いて説明してくれた。おまえは起爆したんだ。愚かなポポロたちに。
これは芸術であり作品だ、ともいった。
ぼくはあふれる欣幸の涙を抑えられなかった。
買い換えたばかりの20インチ液晶テレビに接吻した。
『もっともっときもちよくなりたいだろ?』

それからぼくは一度も『わきまえろ』という声をきいたことがない。
867名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:24:59
>>864
お前本人?
文章がそれっぽいんだが。
868おいおい!お茶:2007/12/11(火) 22:25:26
>>866
数週間が過ぎた。
一連の事件は、『北関東連続ゴミ箱爆破事件』という雅号で
世間に浸透した。
やはり、大新聞の見出しに、最初の事件が起きてから数週間後、このような
名前を定義したというのが、決め手だった。
869名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:26:56
>>866
悪いけど才能がない
連投オナニーは別スレでやってくれ
870名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:28:31
酷評スレだから文章がアレなのはまあいいんだが、推敲ひとつしないのは流石にな。
最初から努力を放棄しているへたくそと、できる限りの努力をしたへたくそとじゃ格が違う。
871名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:34:30
872名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:49:01
山田詠美は『ベッド・タイム・アイズ』の冒頭の文章を5年かけて推敲した。
ちっとは見習え。
873名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 23:39:16
ん…

このスレ住人はほむとうにネットを生きていて ねらーのひとりなのか!??!
と、いうのが、このとおりいっぺんの反応をみての感想である。

どちらかつーと、マジボケであるよりインサイダーによるよくわからん
援護のような…? でないと「見えない敵」と「見えない味方」がおることに
なってまた更に話が

おもしろくなっちゃうである。

ただ人が亡くなる。なんとかならんのかおめーらの上ハヨ
874名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 23:44:06
1さんはきわめてハイレベルの熟語を破綻なく混ぜれるスキルがお見事。
875名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 23:44:32
混沌には善意も悪意も不可欠である。
876名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 23:49:58
俺は「不自由人の非常識的高能力」を以前より頻繁に考えている。

果たして仏陀が否定した自傷修行者らは 無意味なことをしていたのだろうか
。同じ事はしないが 似たことをして効き目が出ているとしか思えない今である。
877名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 00:01:11
KBに書き込むがこの際
>>863のなげをわたにいれかいて来訪すらまちたくなる。
878名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 00:37:06
>>868
面白かった
879名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 00:54:21
>812
『捨てるもの箱』と強調する必要があったのか、不要品をつめた段ボールとか普通に書いてもいいと思う。
両手で壁ぎわまで押しのけてコーヒーをすする、というのも少し想像しにくい。
そのあと反り返って箱が見えるわけだが、壁ぎわがどこの壁ぎわか書かれていないわけで一見不思議に思えた。
コーヒーの匂いが鼻に入って綺麗になる感じがするのはわからない。
石鹸の香りならまだわかる。
掃除をする前まで異臭が漂っていた部屋だから、コーヒーの香りだけが鼻に入るということで綺麗になったのか。
次に『気持ちよく傷んだ』にしても、痛みが気持ちいいというのはわからない。
労働の勲章なのか、ほどよい疲れなのかを書いた方がわかりやすい。
棚がすべて埋まったから捨てるというのも感情移入ができない。しまえばいいとも思うし、狭い部屋には人形が邪魔だから捨てたのかどうなのかその辺が不明瞭。
それと、『自分が〜落ち込んでしまう』の部分が読みにくい。
例えば、『綺麗な部屋で落ち着かないなんて何だか僕はゴキブリみたいだ。そう思うと自己嫌悪に陥る。もっとも、さっきまではゴミだらけでジメジメした部屋でくつろいでいたのだけれども。』
な風に分けて書いた方が読みやすい。
それと、「マメに掃除をするからと『言い訳』」ではなくこの場合は決意とか決心じゃないかと。
880名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 02:59:21
>>871の作品どう思う?
881名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 03:14:03
言っても無駄な気がするけど
「おいおい!お茶」さん、長いの投稿するときは.txt形式でどこかのアップローダーにアップして
URLだけ貼り付けましょうね
882名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 06:53:13
岡島二人さんおまーじだたのカシラ
883名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 09:31:40
oi

もとい

美味しいチーズケーキの店におでかけしました、雪の止んだ昼前に。読むための文庫本はカバーをとって。
これは思い切ったことです。それをまるでいつもみたいにさっとすまして 肌色のかたまりをバッグに入れる

「こんにちわ」
「いらっしゃいませ」

ほんのわずかの青空で光る道の行き先はからんころんとベルの鳴るとびら ちーずけーきをください
そして それとアイスコーヒーを。

「チーズケーキとアイスコーヒーで。しょうしょうおまちください」

文字の浮き出た文庫本を読みます。そして待ちます。ああらっ… 昔の味… もう食べてます…
その店の味が変わってしまったいきさつはこころえていました、情報化社会です。でもこれは。

水で淹れたコーヒーは変わらずおいしいひろがり 家では真似が出来ないので 人生の味のを。
にこにこしているわたしにあれっと思いました。たんじゅんなわたくし。すいーとな。

お金を払って暖房のよく効いたニスの洋材の床でかかとをかちんとあわせて外へ。もういちど
昔の味であったなら、そのわけを聞いてみようと決めたの。
884名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 09:56:49
ボカアコーヒーにも素人だがひとつ言えるのは

コーヒーだけは時間をかければかけるほどうんまいのが飲める

ただうんまいのを飲みすぐると脳内が多弁になりすぐてタイヘンじゃぞ。まんずいコーヒーも好きだあ俺。
885名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 11:19:30
>>880
最下層のレベル。
中高生のオナニー小説としても論外。
886名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 12:17:28
872にびびった。
あんな文を五年もかけてw
887名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 12:26:09
>>885
そこらの純文学作品の新人賞応募作品よりもおもしろいw
888名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 12:36:11
酷評お願いします

俺の名前は神崎信也。身長180センチのイケメンボーイだ。
学校では女生徒がきゃーきゃー黄色い声援を送ってくる。
まったく罪つくりな俺。ふっ(ニヒルな笑い)。
俺は朝起きて台所へと向かった。ありがちな料理を食べ、歯をみがく。
鏡に写った俺は自分でもホレボレする。髪の毛をなにげに掻きあげたりして。
「おぼっちゃま、車の用意ができてます」
「うん。今いくよ」
俺は優雅な足取りで赤い絨毯の上を颯爽と歩く。
ガチャ。
「どうぞ、お坊ちゃま」
「うむ」
俺はそこに乗り込み、道行く人々を眺める。いっぱい、いる。
ガチャ。
「着きました。お坊ちゃま!」
「ちょっと声が大きい。静かにしたまえ」
「すいません」と、中田は頭をさげた。
ドジな中田だ。今日ばかりは、許してやろう。
中田にだって家族はいるのだ。あまり責めたりしたら可哀相である。
「きゃー」「きゃー」「きゃー」
「ベイビー、俺の可愛い子猫ちゃんたち」
俺はロン毛をなびかせ、教室に入った。
「きゃー」
「きゃー」
「きゃー」
「またここでもかよ。ふっ。モテる男はつらいぜ」
キーンコーンカーンコーン。
ガラガラ。
「起立、礼、着席!」
889名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 12:44:46
>>888
めずらしく読める

つづきつづき
890名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 12:45:05
>>888
>ありがちな料理を食べ
ここだけ笑ったw
891名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 13:06:36
>>888
ワロタw
でも台所で食事するのは家が狭い証拠じゃないか?
全部主人公の妄想だったってオチならいい伏線になるけど。
892名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 17:21:25
>>885はちゃんと読んだのかw
893名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 18:21:24
前も書いたと思うのだけれどそしてこれは確か大家の方もおっしゃられていたと
思うのだが、精緻な小説描写は映像メディアが未だ無かった現代以前近代の
小説の手法であり作法である。人々は思い立って財を蓄し旅をしない限り
自らの村、街を越えて風景を思い描くことが出来なかったからだ。異国の風と
香りが文字を介して伝わることをなんら絶ついわれはない。

だがわれわれは近代の生人でなく、現代の者である。日本語を使う限り
日本語の伝わる人生を送っていることが大前提そうした折にその現代以前の
手法を墨守することの冗長は苦痛なりき異論はあるかね。

われわれは情景条件をビジュアル共有している。しかも動画で。
894名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 18:49:42
お願いします



ああ、今日もまた白い天井からはじまる。
いつも変わらない、そしてこれからも変わらないもの。
そう、ここは病院。
そしてその中でも特に陰気な場所。
未来が残されていない人のための病棟。
私はもう慣れてしまった。この空気に。
かつては余命をきき、その唐突さに呆然とし狂ったように叫び、泣き、絶望したものだった。

「や、おはよう」
ききなれた声。
「ああ、おはよう」
私はいつものように壁の向こう側の隣人に対応する。
「うなされてたけど、変な夢でも見たの?」
きっと心配そうな表情をしているだろうと思わせるような声で聞いてくる。
「ああ、昔の夢を見ていたみたいだ。それより、今日の天気はどうだ」
「うん、今日は晴れているよ。昨日はひどい大雨だったから、そのぶんいつもより清々しい感じがする」

人はいつまでも絶望したりしない。
環境に適応してしまうものだ。
私はいつしかこの隣人と仲良くなり、外の様子を聞くのが日課になっていた。
私は体を動かせないし、友人ももういなかった。
もちろんこの隣人ともこの病棟にいるからには明日には別れることになるのかもしれないのだが、えてして日常とはそういうものではないだろうか。
895名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 19:55:26
>>892
ちゃんと読んではないけど、
需要を考えるとその通りだと思う。
純文学の新人賞に送る人よりも文章が上手いと言ってるわけではないので。
896名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 19:57:35
>>893
同意。
897名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:08:23
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20071212000027
アリに投下したのだけれど、まあよかったら批評してください
898名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:34:21
>>895は何を言いたいのかが分からない
899名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:38:12
というか>>871は、ネタで投下してるんだよな?
スイーツ(笑)と同じネタとして捉えていいんだよな?
900名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:40:17
つくづく、観覧車好きだよなあ・・・・・・
901名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:40:23
いや、久々に面白かったから貼ったのだが違うのか?
902名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:50:10
>>898
文章は新人賞に送る人のほうが上手いけど、
内容の需要はその逆。
871のは、その年代の人からはそれなりにおもしろいと思ってもらえる。
(金を払うほどではないが)
でも新人賞に送る人の作品は、さらに酷い自己満足作品ばっかり。
903名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 20:59:15
そうか。最近恋空を見に行って面白いと思えなかった自分の面白基準がおかしいのかと思ったがよかったw確かに文章は未熟だが久々に期待してみる。
904名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 21:06:41
ニーズは大事だと思うが
一言言わせてくれ

>>871
>>901
>>903
本人乙
905名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 21:11:21
残念ながら俺はもっと文章力があるw
906885:2007/12/12(水) 21:13:32
>>895
なんか>>885が返答しているように読めるんだけど、>>885は俺だから。
念のため。

>>887>>892は相手してしてほしいだけの荒らしだから返答しないよ。
907名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 21:33:44
>>906
上級のようだな。そんなキミの意見を是非聞いてみたい。そして恋空は面白いのか?
908名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 21:50:03
いつからこんなクソスレになったの?
909名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 22:05:13
>871
そこらへんの携帯小説より読みやすいしいいと思うよ。
内容については個人の好みがあるからあれこれ言わないが。
気になったところがいくつかある。全部読んだわけじゃないが。
出会って急にホレるにしては主人公の心理描写が弱い気がする。
それと女の子が『さん付けで呼べ』、一年しか歳が違わないのに『君はまだ若い』と言うのはよくわからん。
1年の重みをそんなに大切にするなら最初からタメ語に怒るはずだろう。
それに復讐ならわざわざ転校する必要もないかと。そこまで追っかける女なら、もっと早くに復讐しているはずでは。
そういう動きを滑らかにしていくといいと思う。
何というか、自分が出せていない感じがするんだよね。
セオリーというか好きなインテリアを並べるように書いているせいか、キャラクターが生き生きとしていないところがある。
もっと自分を削ったり、型にはめすぎなければ文章がハツラツとしてくるかと。
910名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 22:23:57
>>908
クソスレ成分は概ね下記の要素から構成されております。
>>833からの自称天才によるオナニー
・コテハンによるオナニー
・繰り返される一行煽り
>>871による外部URL投下

>>815からの描写関連の議論は横見で参考になる人もいるだろうしまあOK。
コテ氏は>>811くらいまともなこと書けるなら、連投の仕方とかテンプレにある程度の
配慮はしようぜ。
>>871はリンク先に酷評要請ないだろ。ただの迷惑行為だから>>885とか>>909とか読んだらあかんで。
911名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 22:34:52
誰にも気付かれなかった自分に声をかけてくれたからホレてったんじゃない?一年の重みのやつは俺も分からんが単純にイラついてた時に話しかけたからキレたんだろw復讐って言ってるだけで好きだから追っかけたんだろ?まだ途中でよく分からんが興味はある。一応本人ではない。
912897:2007/12/12(水) 23:28:38
ときどきでいいから>>897の事も思い出してあげてください……
913名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 00:42:37
>>912
2 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2007/11/09(金) 19:23:02
■投稿する人へ

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
914名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 09:45:17
915名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:28:18
>>871よりは下、日記よりは上。
916名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:30:09
もう少し勉強すればすぐに抜けると思うぞ。ガンガレ
917名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:47:27
あせまみれになって何もかも忘れて白くなって交わる。「おかたいわたし」「くすぶってるおれ」
もとめあうこころがからだをともなった憂し叶しさはこのうごきのたかなりたかまりでああ

ぶっとんだ

「…マサキ」
「なあに、ジョブ・ジョン。あたしの。」
918名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:54:53
 

     おまえは他人の文章を評価できるタマじゃないよ
     作文好き犯罪人残飯
 
 
919名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:55:29
アレッ

おひさでやんすッ
920名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:58:19
>>914
オナニー乙。
文章は、上手かったけど、独りよがりな感じ。
いまいち何を言いたいのかが、伝わらないし、小説と言うよりは、散文詩みたい。
ただ、パンツって20000するのか?w


>>915
>>916
2 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2007/11/09(金) 19:23:02
■投稿する人へ

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。

>>871しつこいぞ、お前も。携帯小説としては、最悪ではないが、一般の小説として見れば下の下の最下層だよ。
って何度言えばわかる

921名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 10:58:22
花壇いな歌壇果断下段がコテでしかおじさま!!
922名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 11:01:06
「おじさまがおじさまとゆったうふふ」
「へへへこいつぅ」

おれもきょうからおじさまである。
923名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 11:27:04
言っておくが>>915>>916>>871ではない。
924名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 11:34:56
871は23歳の女の作品らしい。プロフィールがあった。

綿矢、金原はもっと下のときに芥川賞受賞なのに・・・
でもそんな871よりも下なのが新人賞応募組みかw
925名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 11:44:34
芥川賞と携帯小説を比べるのはどうかと・・・
926名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 12:25:13
松村!!

おめーのしんぞうせんせいの物真似は似てない。それ眞っきー。
927名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 12:28:29
携帯小説と言っても、恋空に関しては、
文章は稚拙だけど需要があることは理解できる。
文章が中途半端で需要も無いのが新人賞応募者の作品。
928名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 12:30:05
それはいえてる
いつの間にかオナニーになってるんだよな……
929名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 12:33:10
創作と言っても所詮は、商売だからなぁ……
930名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 12:51:47
応募者がオナニーなら小磯等はレイプ文学。
931名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 13:34:08
まー新人賞の応募作1500点とかあっても、
9割以上は内容的に全く読む価値ない作品なんだろうね。
932名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 13:47:38
>>931
つまり、一次審査に通らなかった作品は全部それだね。
とりあえず小説になっていれば一次審査突破だと思う。
933批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 13:54:30
>>775
ふふんw
この程度で落ち込むヤツはニートでもやってろってなもんよwww
934批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 13:59:59
面白けりゃオナニーでもいいけどねぇ・・・
935名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 14:11:25
なるほど、だから若い女の書くものが持て囃されるんだな。
男のオナニーなんて誰も見たくない。
936名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 14:12:43
レイプが見たいかどうかは書き込まないのね
937批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 14:32:33
>>914

>本当に薄汚れてやんなってしまう
口語だったとしても『やんなってしまう』なんて口語発音をそのまま記述したんじゃ、
読み手が文字を追う流れを止めてしまうのではなかろうか。
そういう不親切さが各所に見られるというのがまず1点。

1、屋上が青春の一部になるのは田舎だけ。
2、汚れた都会の空は何の感慨も湧かない、淡白である。
3、繰り返しの果てに終わりがあるのが人生
4、人生のむなしさに関する記述
5、慣れが恐怖を霧散させる

飛び降りようかどうしようか……といったところかな?
とりあえず屋上に立ち、
ボーッと浮かんでは消える思考のノイズをステレオタイプな虚しさで表現したかったのかな?
と私は受け取ったんだが、
導入の語りかと思いきや3から唐突に思想の話になり、4で自問自答、読み手は振り回されてしまって、
5を過ぎてみればそれが単なる思考のノイズだから
特に意味は無いと言われた日には労力を返せと言いたくなるw

名のある小説家ならともかく、素人はまず読んでもらう事が重要なのだから、
2度も3度も読まないと意図がつかめない文章は避けたほうが良いかと思われる。

>頭がおかしくなりそうになる。
これはむしろ読み手側の気持ちを代弁しているように私には見えたw

あとマ○コ弄る意味がわからんし、電流のような甘酸っぱさって、フランス書院じゃあるまいしw
938名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:01:56
ここに投稿されてる作品で新人賞の一次通過が可能な作品ってあるのかな?
939名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:27:30
>>927
マルチするほどの内容じゃねーだろが。タコ。
940名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:27:40
>>914
伝える気が無いのか、俺自身がわからないだけなのか……
とにかく上の方の人間も言ってるが、オナニーじゃなくてしっかり伝えようとしろ
941名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:44:32
労働を終え、購入したレモンティーとチョコレートミントを口にしながら夜道を歩いた。
夜間用に切り替わって点滅する二台の信号機の赤い眸が俺を導いている。
点る、滅する、点る、滅する、点る、赤い微笑が俺を捉える、滅する、
赤い猫の眼が音もなく闇に溶ける、点る、赤い網が放たれ俺はその中に捕らわれる、
滅する、赤い尾を引いて何か女性的な視線が翻される、点る、赤い蕾が口を開き濡れた糸を艶めかしく垂らす、
滅する、赤い血管の浮き出た腕が誘惑を残して扉の奥へ消える、
点る、滅する、点る、滅する。その下で煙草を吸う老人が、
頭部から北斎の描く雨に似て細く尖った血の針を何百本も垂らし俺に踊るように話しかけて来た。
おおお俺は死ぬんだ知ってるかししし死ぬんだ死ぬんだよそそそんなこと当たり前だって皆は言うけど
死ぬんだよ俺は死ぬ死ぬししし知ってるか俺は死ぬ。
操り人形のように笑いながら忙しない足でアスファルトを舐めずり回す老人は腔腸動物に近い遺伝子を持っている気がした。
おおお俺はししし死ぬんだ。赤い糸に吊り下げられて老人は踊る。
煙草の煙が血霧になって闇に紛れる。甘い薄荷の香が奥歯の隙間から冷たく漏れて俺を愛撫する。
それをレモンティーで促し再び歩き始める。信号機が点滅する毎に恍惚と表情を変える遊れ女の赤い指先が俺を迎え入れる。

お願いします
942名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:46:59
よろしくお願いします。

右腕を伸ばす。硝子の肌に、黝い血管が描画線ように走る。
buildingの屋上には金属性の懶い風が吹いている。
少年は爪を立て、辟易を込めて街を引っ掻く。
艶めくtarのような細い筋が、見下ろした雑踏に散り怪人の唇を真似て歪んだ。
その微笑が、黒光りする遺伝子を持って街を廻る自動車や人間達にmodulationを与え、
帰る場所を密かに殺いでいる。水の予兆が聞こえる。
精霊の踊りのように、遠くから、滔々と。少年はこの時を待っていた。
波が来る。黒い狂濤が押し寄せる。滂沱として、街を飲む。
少年は扉を開ける動作で両腕を拡げ、buildingの屋上から飛び立つ。
降下。巻き上がる水煙の一滴一滴が風に研がれ、白い肌を沛然と穿っていく。
眸から溢れた光芒が、流線型を成して少年を蔽う。
足元からの驟雨が止んだ。少年は呼吸を止める。自動車や人間達は奥底に澱み、壮美なる沈黙を形成している。
その、aestheticismとの交感。恍惚。薄甘い享楽の浸染を感じながら、
少年は錯乱するimageryを解き放ち黒い海の渾沌へと消失していく。
943名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:49:42
>>941-942
どっちも既製品
勝手に持ってきちゃ駄目よ
944名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 16:16:09
お願いします。


犬の糞を踏んだけど、グチョという音は鳴らなかった。
それだけで、犬の糞を踏んだ描写に「グチョ」という音を書き込む奴よりもリードした。
今夜は良い小説が書けそうだ。
945名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 16:47:49
犬のふんをふんだ

グルーチョと音がした。ハーポ!
946名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 16:49:49
俺は機会が有れば残歩案のツラ踏んでるがグチョと音するよ?
947批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 17:13:46
擬音なんざどーでもいーだろーーーーwwww
ぐちょでもぐにょでも。
そんなところにこだわるのはベースを作ってからにしろやぁあああ
948名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 17:22:24
>>943
これってプロの作品なの?
こんなに下手でもプロになれるもんなの?
949名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 17:48:58
>>941は、藍沢颯太「赤いマリオネット」
>>942も同じ作者で「dive」

プロってわけではなく、ネットへの投稿常連さんみたいね。
なんにせよ、他人の文章を盗めば泥棒です。
本人ならばどこそこに投稿したものですとか、その旨を明記すべき。
950名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 17:53:54
それから、>>942は前スレでもアップされている。
これ↓

 817 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2007/10/27(土) 12:57:12
 小説の書き出しです。お願いします
 _______________________________________
   
 右腕を伸ばす。硝子の肌に、黝い血管が描画線ように走る。

しつこいのか、なんなんだか。
951名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 19:30:34
これからは人の文章を投稿するのはやめましょうね。
自分の文章で勝負しましょう。
952批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 19:34:33
>>949
へぇー良く知ってるな〜

とりあえず酷評依頼が本人から来てないわけだし、
する必要もないんだろうけど、しちゃいけないとも書いてないし……

>>941-942はとりあえず指摘しがいのある文章だね。
読みにくいし、英単語わかんない人には?の連続だろうし、日本語の使い方おかしいし、
“辟易”を込めちゃだめだろ…“辟易”の用法は〜スルがデフォだ。
込めたいなら“嫌気”とか、“うんざり”に類する適切な言葉を探すべきだねぇ。
あと、常用1945漢字以外の難漢字が多すぎるのもやっぱり不親切極まりないよねぇ。
“黝い”なんて難漢字を使うくらいなら、普通に“青黒い”って書けよって感じですな。
どうしても使いたいなら『夫に殴られた妻の顔面が黝く腫れあがり』みたいに、
漢字の持つ生々しさとかグロさをもっと強調できる上に、
読めなくても雰囲気やら意味が推測できる部分に使ったほうがいーんでない?

個性っちゃ個性だけど、英国旗柄のフンドシ1丁で哲学語る個性は単なるお笑いだからなぁ
無機質で灰色の世界やら、薄暗く妖しい固ゆで卵な世界が脳内で再生されてたんだろうけど、
>>941-942の文章じゃ中二病と言われてしまうかもなぁ〜

あと小説っていうかどっちかっていうと詩だろ〜コレー

と、思いました〜
953名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 19:35:09
他人のアーカイブを漁る前に自分のアーカイブでも作れよ
盗っ人残飯
 
954名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 19:43:21
>>952
死ねよ
「お前の小説が2ちゃんねるでボロボロに言われてたぜー」とか作者に言って面白がる馬鹿が増えるだろ
自演ならお疲れ様
955批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 19:47:35
>>954
そんなに安穏とした感覚で上達、あるいは成功できるとでも思ってるの?

それくらいで凹む作者ならさっさと凹んで諦めてくれたほうが作者のためだよ。

アンチ上等。
馴れ合ってんじゃねーよw
956名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:02:24
その通りだね。
中二病の文章は酷評するに値する
957批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 20:02:31
>>954
言い忘れたが、私はあなたの言葉じゃ死のうとは思えないなぁw
もっと悪辣な言い回しと、心理的に追い込む周到さがなけりゃーな
『自演ならお疲れ様』ってのもベタだし、もう少しマトモな言葉でマトモな批判をしてくれ。
958批評家は偉そうがデフォ:2007/12/13(木) 20:10:14
興奮してしまいました。
すみません。

言った内容に嘘はありませんが、
>>954に一斉反撃した感が無いとは言えない構成になってしまいました。

負けず嫌いなもので、言い過ぎました。
反省してます。
959名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:18:50
負け犬風情が、先生気どりで真面目に酷評? おまいらの
人生を酷評してください。
960名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:22:04
↑負け犬に噛みつく負け犬w
961名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:22:53
自分の作品が批評できないクズに自分の人生の批評ができるわけないだろ
962名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:24:07
ワロタw
963名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:34:14
941と942の作者が涙目w
964名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 21:35:37
>>778
おしい
ドンマイ


>>857
文才の欠片もないな

>>856
あんた、好きだ



亀レススマソ
965名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 21:38:51
気にするな。誰も読んでない。
9661/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/13(木) 22:20:07
よろしくお願いします。


 君と並んで歩く、ぽつりぽつりと街灯が灯り始めた分かれ道までの家路。左手に立ち並ぶ民家も、右手に広がる街並みも、暖かな光を宿しながら静かに佇んでいる。広がる静寂の中で繰り返す、
私たちの短いおしゃべり。陽が沈んだ空に白い筋が昇っていく。そのまま溶けるようにして風の中に消えゆく言葉たち。空には、編みこまれた濃紺の暗闇と太陽の残光とが織りなすグラデーションが広がっていた。
 あともう少し時が経てば、この空は黒く深く塗り潰されて、山際に懸かるあの三日月はもっともっと綺麗に、淡く輝くのだろう。二つの足音が奏でる、
このゆったりとしたリズムを奪い去って、神秘的な冬の夜は訪れるのだ。私たちの別れの時は、また今日も刻一刻と近づいていた。
 見上げていた月を、君の声で視界の外に追い出した。そう言えばさ、今日、授業中に寝てた奴がいてさ――。飽きれた表情と声とで、君は小さなエピソードを聞かせてくれる。
「それでさ、藤岡が真似て言うんだよ、『気を付けろ。銃口はいつでもお前を狙っている』って。先生がチョークを巧く投げた後だったからさ、もうみんな大爆笑だったんだよ」
 出来るだけ伝わるように、出来るだけ楽しくなるように――しているかなんて私には分からないけれど、声のトーンを変えて、強弱をつけて、君は私には伝えてくれる。それがすごく面白くて、可笑しきて、
私はついつい声を漏らして笑ってしまう。君の話は、凍える夜に小さなひまわりの花を咲かせるんだ。
 例えば、私が事前にそのことを知っていたとしても、君が話すと楽しくて新鮮に感じる。もし、それが下らなくて心底詰まらないことだったとしても、君が話せば喜劇になる。
この瞬間、君と二人一緒に居られるこの時ならば、どんなことだって不思議と楽しい物語に変わってしまう。
 君が言葉を紡ぐからかな。驚いてしまうくらいに君の言葉は色鮮やかで、どれもが明るくて、暖かい素敵な色をしているんだ。君と私とを繋ぐ架け橋となってくれる。
9672/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/13(木) 22:22:02
 ただ帰り道が同じだけだったのに。あの日、私が傘を家に忘れてしまったあの雨の日から、歯車は大きな音を立てて回り始めてしまった。きっと君の話には多少なりとも誇張や嘘が隠れていて全くの真実ではないのだろうけれど、
そんなこと気にならない。君といられる。そのことが何より一番嬉しいことだから。
 私はくつくつと笑いが止まらない。握った左手を、口の前に持ってきてしまう。笑う度に下がってくる髪の毛がちょっと鬱陶しい。強く瞑った瞼の端からは涙が溢れているような気がする。
マフラーを巻いていてよかった。大きく広がった口角を君に見られるのは、少し恥ずかしいから。
 こうやって君と過ごす時間がずっとずっと続けば良いんだけれど。そんなこと、絶対に、起こりっこないから……。だからこの時、君と歩くこの時がとても大切で失いたくないものだから、
こうやって一緒にいられることをとても幸せなことだと思うんだ。
 出来ることなら、君に伝えたい想いはあるのだけれど。
 いつの間にか着いてしまうY字路。じゃあね。バイバイ。今日もまたそう言って、私は君に手を降るんだろう。
「んじゃ」
 君の手が私の肩に触れる。また明日。そう私は呟く。
 きっと叶わぬ恋だから。出来るまで近づいたのなら、もう踏み出さない方がいいんだ。壊れてしまうことを、変わってしまうことを私はびくびく恐れていて、
このままでこのままで、傷つかない傷つけない今のままでいることを望んでいる。臆病な意気地なしの恋。こんなこと、君に知られたら私は嫌われてしまうかもしれない。
 離れるぬくもりは手を振って、違う道、私の知らないところへと帰ってしまう。
9683/3 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/13(木) 22:23:33
「バイバイ……」
 ――本当は大好きなんだよ
 そう胸の中で囁く。遠ざかる背中に今までのように。繰り返しては、そっと心の引き出しに仕舞い込むんだ。
 私には怖くて伝えられないから。言葉の色が綺麗じゃないから。だから辛いけど、今日もこれでおしまい。何も伝えないまま、回れ右で家へと帰る。少し切ない穏やかな心を胸に、
ひとり分の足音を夜空に刻んでいく。また明日。それまでの辛抱だから。
「りょこちゃん!」
 突然背後からそう呼ばれた。君の声。凪いだ心に波が立つ。振り向くと、少し離れた街灯の下で君は私を見つめていた。その姿に、ついさっき君の口から放たれた言葉を不意に思い出す。気を付けろ。銃口はいつでもお前を狙っている。
「俺さぁ、やっぱり――」
 見つめる君の表情には、絡まり続けていた糸が綺麗に解けた時のような清々しさが浮かんでいて。君は言葉を紡ぎ出す。私まで届くように。
しっかりと言葉が気持ちを運んでくれるように。君は叫ぶようにして、チューブから取り出したままの色の言葉に想いをのせて私に伝えてくれたんだ。
 頬を赤らめはにかむ君は、素敵な笑顔をしていた。
 じゃあ、また明日。その後君はそう言い残して、手を振り、暗闇の中へ駆け出していった。残された私。突然のことに立ち尽くし、しばらく何も考えられなかった私。こつこつ、こつこつ。今は家へと向かっている。
「やっぱり、りょこちゃんのこと好きかも……」
 繰り返してみる君がくれたあの言葉。まっすぐ向き合ってみると、じんわり胸へと広がって、身体中の細胞が喜んでいるように感じる。何だか熱くなってくる。歩調は大きく、足が飛び跳ねそうになる。
 大切な人に好きと言われることど、こんなにも世界が変わるなんて。
 自然と綻んでしまった口元に三日月だけが気づいていた。
969名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 23:05:57
>>966-968
体言止めを多用したポエムみたいな文体は、文章が下手糞に見えるから止めたほうがいい。
少なくとも大人が読むエンタメでは難しい。(ラノベはよくわからないが)
ポエム文体というのは、書いている側は気持ちよくても、読む側は気持ち悪いもんなんだ。

ポエム文体には、客観描写が弱くなるという致命的な欠点があって、その欠点が投稿文に
も現れている。すべての情景や行動に感情を込めるとウザイので、感情をいれず客観的に
淡々と描写する部分も必要。
970名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 23:12:53
>>969
純文学では、ポエム文体は評価が高い。
お前はもっとまともな本を読めw
971名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 23:19:59
純文学って文章力でなく文体で評価されるのか。
はじめてしった。
972名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 23:35:59
>>971
>>970はなんにでもインネンつける亡霊だから、無視がいちばんですよ。
973名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:15:28
>>969
そうそうこういう文章って書いてる本人楽しくても、他人は、まったく楽しめないんだよなw
974名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:40:54
>>972
それはお前w
975名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:45:28
色々な意味でみにくいなこのスレ
976名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:48:01
>みにくいなこのスレ

残飯のツラよりもか?
 
 
977名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:49:11
また才能のないのが来たな
978名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 00:54:43
>才能のないの


盗人残飯よりもか?
 
 
979名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 01:02:33
また才能ないのが来たな
980名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 01:03:37
>966-968
言葉が綺麗だし、ていねいさが伝わってくる。
いいと思う。内容はどうあれ素直さが出ている。
ただ終わり方がなぁ。『三日月だけは私に気づいていたようだった』だと思うな。ラストまでていねいに書くなら『口元を緩ませた形をした三日月は』とか加えた方がいいな。
最後があっさりし過ぎた。
文章は読みにくくはなかったけどクリームの上に砂糖をかけた感じがした。一行で終わることをとにかく味つけをしてしまった感が。
逆にポエムにしたらちょうど良くなるかも。小説にするならあっさりと甘いところの抑揚をつけたら言葉が綺麗だから言葉がもっと活きてくる気がしないでもない。
981名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 01:11:04
>才能のないの


盗人残飯よりもか?
 
982名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 01:14:08
>かわいそうに。これこそアスペルガーの典型的症状だねwww


結局、俺はIPや回線の中にではなく残飯の脳内に居るんだ
それに気付かない限り残飯の地獄は終わらないね、関口クン
 
     慈悲は見せない
 
  
983名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 01:18:42
>>966
 むしろ文体に見合った恋物語の内容が足りないから、読者は有り余ったポエム
文体に胸焼けを感じるのではないだろうか。
 主人公たちがどうして一時の別れをも惜しむ仲になれたのか、もっとエピソード
で盛り上げてほしい。たぶんこの文章より前に述べられているべきこと、

> ただ帰り道が同じだけだったのに。あの日、私が傘を家に忘れてしまったあの
> 雨の日から、歯車は大きな音を立てて回り始めてしまった。

と、さらりとしか書かれていない部分にこそすごく面白い話が隠されている気がする。

なお、恋愛物のポエム度は標準でも「小さな恋のものがたり」くらいは書いていい。
あと村山由佳とか、既存の作品を参考にすればどうか。
984名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 04:26:58
チッチとサリーにロン毛のおじゃまむしが現れたのはしょっくだったぜ

俺もロン毛だがそういうことじゃない。
985名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 04:27:31
サードガールもなぜかそう。
986名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 06:04:50
「殿、不審な者を捕らえました!」
「うむ。ここへ連れてまいれ」
ガラガラガラ、ピシャン!
「殿、こやつです」→(´・ω・`)
殿「……」
家来「……」
(´・ω・`)「……」
987名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 08:20:34
>>986続きが気になるw。
988名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 08:28:08
家来「と、殿!」
殿「お、おおおっ!」
(´・ω・`)→(´・ω・´)→(`・ω・´)
989名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 08:57:50
家来「いまおりしがたまでショボーンとしておりましたものを!」
殿「うむ シャーキーンとしたのう…」
990名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 12:34:20
>>986
このスレで一番おもしろかった。
991名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 16:30:42
>>990
その感性を忘れないことは悉くむつかしいのである。

俺は失ってる。
992名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 16:33:04
j(¬¬)し j(・m・)し〜♪
993966-968 ◆I2kD/2NC/w :2007/12/14(金) 19:43:59
ご指摘ありがとうございました。精進します。

ポエム的な文についてですが、一人称で書こうと、主人公の主観を逐一挿入しようとしてしまったためそうなったのかもしれません。
994名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 16:38:00
産め
995名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:27:34
新校長の女…妻、とか奥様、とかいうやつだな…これがまた、たまらなかったな。なびくし、
俺熟女好きだから、しかたねえやな。新校長、ハゲだし。彼女はマニやだなww俺と新校長の
間をいったりきたりしてるから、しかたねえ、3Pしたよwサンドイッチファックしたら、
「思ったより気持ちよくない」だってよwば〜か。

で、俺は、平成に入って、彼女に殺された。しかも、直にじゃねーんだwやーさまが出
てきたぜw俺ってハードボイルドwwwww

だったらこれ書けないだろ?

更に続きがあるんだ。なんで彼女が俺を殺したか?

「愛が甦ってしまったの」

俺がそれを聞いて大爆笑したのが、なんかまずかったのかもな。

あ、これを書いているわけか。

どっかのボケナスが、俺を甦らせやがった。マジむかつくぜ。
で、何かあったか、書けとさ。だから、かいつまんで書いた。細かいお愉しみは
、教えねーよwwwをめーらのオナネタ提供はしねーよば〜かwwwww


#なんて、童貞ごときがこんな話書いてすみませんすみませんスミマセン

ってことで。よろ。
996名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:28:13
投稿者:
2006/3/5 23:29
つまり、そういうことだ。俺は、ある日、ラブホテルから出てくる新校長…前の教頭
と、彼女を見かけた。俺は、黙ってそれを見過ごした。

彼女の母親の身体の美味しさを反芻して、勃起しながら。いつ姦ったかなんて、野
暮なこと聞くなよ?wこちとら、小学1年生からのエロ小説マニアなんだぜ… ま、まじで美味かったよ、熟女。で、親娘丼したかったから、それからしばらくそのラブホテルを近くのサテンから張ってさ。写真撮ってさ。脅してさ。彼女もいただいた。

やるだろ?新校長からこづかいもちょくちょく貰ったさ。

で、更に、新校長の娘がしゃしゃり出てきやがって…こうなると、もう書きたくない。

俺は仕方なく、窓ガラスを割ったいきさつを、歌った。そしたら、なんか、「若者のカリ
スマ」に、なっちまった。プゲラ。
997名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:30:04
投稿者:
2006/3/5 23:27
「ねえ むかつかない?この、管理された、校則にがんじがらめの。」
風が吹く。夜の校舎に、こっそり逢瀬の二人。長い黒髪がはらはらと月の光に揺れた。

「息苦しいわ」「うん」
「…あたしのこと、どう思う?」「え?」
「…ううん、いい。知ってる?十数年前?熱い、若者の季節があったって」「え?知らない」
「世界が、地球が、熱かったのよ。若者の、時代だったの」「まじかよ」
「うん」
「ね。あたしのこと、どう思ってるか知りたいの。熱く、なってくれる?」「…」
「映画、見せてあげる」

僕は彼女に連れられて、「怒りをうたえ」という白黒ビデオを彼女の家で観た。

国電(昔はE電(苦笑…だが、使ってあげようよ、そろそろいい味がしてきた のことを、そう呼んでいたんだ)の線路上を、大挙して歩いてく「民衆」の群れ…(後に知っ
たが、その先頭あたりに北方謙三さんがいるらしい)

みんなの、心が、一つだったことに、衝撃を受けた。信じられない。誰
も、このことを言わない、大人達は。この、若者達が、怒れる若者達が
、今の、眼鏡七三分け背広ネクタイの、判で押した、繰り言ばかりの、
大人に、なっているのだ。

「僕に、なんで、これをみせるの」
彼女は微笑んだ。「な〜んでだ」

ま、エロ小説を書くつもりはない。だから、さばさばと書こう。

僕は、1ヶ月後校舎の窓ガラスを、35枚割った
彼女は、誉めて、キスしてくれた
校長は引責で職を追われた
998名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:31:00
#今のオレはこんなささくれだってないが
#お前らの求める おもしろさ ってなー
#なんなんだい。
999名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:51:45
ラス前
1000名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 19:58:52
1000!
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。