1 :
名無し物書き@推敲中? :
2006/07/25(火) 20:36:41
2 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/25(火) 20:36:57
681 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 20:30:04 読んでいない。が、それだけだ。 2: とても良い <R6b5F5Kk> 2006/07/25(火) 20:29 681 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 20:30:04 読んでいない。が、それだけだ。 2: とても良い <R6b5F5Kk> 2006/07/25(火) 20:29
3 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/25(火) 20:37:11
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(
http://www6.atwiki.jp/kata/ )でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見れる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
4 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/25(火) 20:37:58
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。 ○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。 ○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えしましょう。 本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。 ○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。 ○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。 返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。
6 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/27(木) 00:42:19
前スレ容量オーバーで書き込みできなくなってるんでこっちで
前スレ
>>880 導入部分の説明で、どうでもいい事をだらだら書いてて寝そうだった。もっと簡潔に。
でもイソギンチャク好きだなw
7 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/27(木) 01:43:03
当然だけど、ここって反論してもいいよね?
批評に対してって事? 別にいいんじゃね
9 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/27(木) 02:11:22
登場人物が2ちゃんキャラで小説書いてみてもいい?
11 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/27(木) 18:41:17
俺も自分の文章を近い内晒す。 酷評頼むぞ!!!
はよだれか晒せ。暇だ
吾輩はフレミングの左手の法則である。名前はまだない。 寂獏とした火星基地内のタンブラーは、どこか傾いだスペイン風邪が撞着する所。繻子のソファーで横になり、前駆的な――要するに季節外れの――発熱に頭を抱えてフォーエバー。 吾輩の継しい衒学を聞いてくれる耳はここにない。おそらくはどこにもない。便所の中にはあるかもしれないが、そこは吾輩のテリトリー外にある。 嘘だ。 フレミングの法則は『フレミングのなんとかの法則』という仰々しい名前を佩している。 嘘だ。 火星に基地はない。火星のタコ型宇宙人はアメリカ人の妄想の産物で、スペイン風邪が生きていけるだけの環境はない。私の頭は年中茹っているが、これを発熱とは呼ばない。 嘘だ。 繻子でソファーを作る人間は変わり者で、少なくとも私に譲ってくれることはない。 嘘だ。 そう、私の一人称は吾輩ではない。こんな一人称を使うのは猫と悪魔だけだ。 嘘だ。 衒学と称すほどの知識はない。仮にひけらかすだけの知識があったとしても、聞いてくれる耳は傍らにある。私の耳も含めれば四つもある。 嘘だ。 便所掃除は私の仕事だ。つまり便所は私のテリトリー内といっても差し支えはないはずだ。異論はあるかもしれないが、便所女王の耳に届くかはまた別の話。 嘘だ。何から何まで嘘尽くしだ。嘘で塗り固め嘘で覆い尽くし嘘で網羅し嘘で嘘で嘘で嘘で嘘で……。 「ちょっと美奈子さん。聞いているの。何が『嘘で嘘で嘘で嘘で……』ですか。Romancersじゃあるまいし」 「あらいやだ……申し訳ありませんお義母様。少し妄想に浸っていたもので」 「妄想という物は口に出したりしないドリームなんですよ。少し見目がよろしいからって何をしてもいいと思っているのかしら田吾作が」 「まあ。見目がよろしいだなんて……嬉しい。愛していますお義母様」 「私もよ美奈子さん」 嘘ではないことも、たまには、ある。
使い慣れない感漢字を使いたがる奴って厨房の自己満だよな。
絶えずハサミは動いている 時々切られそうになるけどにんじんが助けてくれる ありがとう、にんじんさん でも、どうして僕を助けてくれるの? 僕はキミほど赤い色はしていないのに すると、にんじんは言うのだ わたしは君のことが好きなんだよ、愛してると言っても過言ではない そうか──、だから──、キミは──、赤いんだ 僕もにんじんさん並みに赤い色に染まりました 二人は手を繋ぎ、ともに立ち向かう 絶えず動く、ハサミのヤイバ しかし、二人の絆は断ち切れない ──そう、──永遠に、──断ち切れない
>>13 ナンセンスなのは分かるけど、立ち位置が見えない。
そのせいでナンセンスさの方向性が定まらず、漠然としたナンセンスっぽさに
とどまってしまっている。
下へ行くと楽しんで読んでくれる人がいるかもしれない。
詩板
http://book3.2ch.net/poem/ >>15 あなたの読者も↑にいそう。
平易な言葉で書いていて誰でも読めるというところは良いけれど、それゆえに
読んだ人に驚きを与えることは無さそう。
つまり、読まなくてもいいものでしかない。
最後の行の読点は不要。
17 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/29(土) 00:43:43
18 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/29(土) 02:05:34
果たして世の中に、俺と同じように平凡で退屈に急速に動いていく時の中をひたすらただなんとなく、 無関心に過ごしている高校生が何人いるのだろうか。俺はふとそんなことを思うことがある。 何千人、いや何万人だろうか。いやもしかしたら、こんな平凡で退屈な生活を送っているのは俺だけで他の高校生はドラマや映画のような、 未来と希望にあふれたすばらしい青春を送っているのかもしれない。 放課後の誰もいない教室。一人、窓際の最後尾の机にもたれて座っている男がいる。 俺だ。俺は、眠い目で窓から遠くを眺める。 「あぁ、つまんねぇ…」だれにも聞こえないように(といっても教室にはだれもいないのだが)細々とした声でつぶやく。 遠くの方に鮮やかな梅の花と半分以上花が散りところどころに緑の葉っぱをつけた桜の木が数本見える。 毎日同じように起きる。 同じように学校へ行く。、 同じように授業を受ける。 同じように帰宅する。 同じように寝る。 同じように繰り返される毎日。 すべてがまったく同じように繰り返されているのではないかと錯覚してしまうほどこの生活に退屈している。 なぜこんなにも俺は退屈しているのだろう。いや、退屈というのだろうか。 本当にただ退屈しているだけなのだろうか。どちらかというと失望に近いかもしれない。 「理想と現実」その埋められるはずのないギャップに俺は惑わされているのだろうか。 いっそ、この退屈すぎる世界。俺もろとも消えてなくなってしまえばいい、そんな風にさえ思う。 そのままの状態で、数分、いや数十分はすぎただろうか。廊下の方から誰かがこちらの方へ歩いてくる音がする。 足音はだんだん大きくなり教室の扉の前で止まった。がらがら、と静かに扉が開いた。 黒。 そうまさしく黒だった。肩まであるまるで夜の闇のような真っ黒で長い髪。その髪とは対照的に色白な顔。 制服の黒色が際立つその顔は瞳までも、鮮やかな黒色をした思わず見とれるほどの、いうなれば日本的美人がそこに立っていた。 今書いている物語の冒頭部分です。 初めてのちゃんとした小説なので文章的におかしいところがあったら 話進んでないので評価のつけようもないかもしれませんが酷評おねがいします。
読者には退屈さの内実が伝わればいいから、わざわざ退屈さを味合わせなくても良いんじゃないかな。 1行目 >俺と同じように平凡で退屈に急速に動いていく時の中を〜 「時」っていうより「生活」とか「世の中」とかそう言うことでしょ。 >放課後の誰もいない教室。一人、窓際の最後尾の机にもたれて座っている男がいる。 >俺だ。俺は、眠い目で窓から遠くを眺める。 小説というより、脚本のト書きだよね。 小説の冒頭で主人公がいろいろ思索する小説というのはあるけど、こういうどうしようもないことしか 考えないなら、もっと別のやり方を取った方が良いのでは。 いつも通りの一日が終わる→主人公が何らかの感想を漏らす と言った流れにして、まず生活の一場面を描き出し、そこから心情的なものを導き出すとかなんとか のほうがなんぼかましかと。
>>18 はじめての創作なら、ゴチャゴチャ考えずにまず書き上げることのほうが大切。
最後まで書ききってから来なさい。
>>18 >果たして世の中に、俺と同じように平凡で退屈に急速に動いていく時の中をひたすらただなんとなく、
>無関心に過ごしている高校生が何人いるのだろうか。
「ひたすら〜」ってのは「ただひたすら走り続けた」とか、1つの物事に熱心に打ち込んだりする時に使う言葉。
投稿する前に自分でも読み返してみた?
言い回しが妙にまどろっこしかったり、変な所に句点・読点があったりして非常に読みにくい。
>>18 主人公がうだうだ苦悩するシーンをを冒頭にもってくるのは初心者が
やりがちな失敗です。
起承転結といいますが、冒頭シーンはストーリーを起こす部分です。
主人公が寝転がってうだうだ言ってるシーンは不適格。
プロットを練って書き直したほうがいいと思います。
まず主人公を動かして下さい。
悩むならば動きながら悩んでください。
>>22 ある日突然それまでの日常を打ち壊す美女(?)が現れた。
で、十分「起」になってるだろ。
とにかく動きがありゃいいってもんでもなかろう。
24 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/29(土) 11:56:54
批評だって文章である以上、酷評を受けたってしかない つーか、他人の批評に絡むなってルールは少なくてもテンプレにないしな 脳内乙
酷評さゆり
28 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/29(土) 15:50:53
29 :
↑ :2006/07/29(土) 16:03:24
∩___∩ /) | ノ ヽ ( i ))) / ● ● | / / | ( _●_) |ノ / 彡、 |∪| ,/ / ヽノ /´こいつスゴイバカ
30 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/29(土) 16:03:38
そういうのは結構。 次の方どうぞ。
34 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/07/29(土) 22:12:24
ある男がランプをこすると、魔人があらわれた。 魔人はいった。「ひとつだけ願いを叶えてあげましょう」 「く、苦しい……。オレのうえからおりてくれ」 「わかりました」 魔人は男の願いを叶え、ボワッと白い煙のなかどこかへ消えてしまった。 酷評、今すぐお願いします。
どっかで見たことある
36 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/07/29(土) 22:32:43
みたことある訳ないじゃないか、コイツ〜ゥ。 もう、お前はおちゃめさんだな〜 こんな斬新なアイディア他にある訳ないだろ
文章ていうかポケットジョークだな…ジョークとしては使い古された感のある手法。 漢字をつかいましょう
漢字は使わないほうが良いと思うが、上二行のは開いてるだけだろうし、三行目は苦しさを表現してるんだろうし センスないんじゃない
凡庸さって矯正できるものなんだろうか
40 :
新海魚 ◆cADiGzaNhA :2006/07/30(日) 01:15:43
以前から発作的に考えてしまう考え方を書いてみたら止まらなかったので、 考え方を共有したいのでレスしてみます。全くの初挑戦なので文章読みにくくてすいません。 ちなみに、無意味な人生への皮肉なんかをしたいわけではありません。 ではよろしくお願いします
41 :
新海魚 ◆cADiGzaNhA :2006/07/30(日) 01:28:34
毎晩、高校生の男2人、女2人の親友のグループが夜の学校の校庭で集まって 朝まで話をしていた。この四人はこの四人以外に友人を作らなかった。 彼らは頭が良過ぎた。子供に足りない物があり、大人になるに連れて増えるいらない知識を捨てる事が出来た。 それ故常に自分達が社会から(大人からも子供からも)隔離されている事を感じていた。彼らにしか見えない何層もの薄い壁で隔離されていた。 しかし彼らは誰一人グレなかった。誰一人不良はいなかった。社会的、外見的な面ではそれらは『不良』というカテゴリに入ってしまうかもしれないが それは彼らにとってとても不本意なものだった。精神的な面で言う彼らは決して『不良』ではない。 人生を常に楽しみ、人生を真正面から見ていた。少なくとも男達はそう思っていた。それに誇りすら感じていた。 九月一日、気まぐれで登校してきた男達は仲間の女二人が飛び降り自殺した事を聞く。
42 :
新海魚 ◆cADiGzaNhA :2006/07/30(日) 01:32:56
理由はわからない。遺書すらなかった。 残された男二人のうち一人は、あの四人の中で1番頭が良かったので死んだ二人について考えるのをすぐに止めた。『死』について1番『何も知らない』事を知っていた。 深く考える事のリスクも知っていて、『死』という現象は人生を無意味にするほどの闇だと気付いていたからだ。 もう一人の男は四人のうち1番頭が悪かった。 彼が考えたのは2つ。 まず彼が考えたのは 【自分より頭の良い彼女らが死を選ぶ日常にいる自分】について。 これは、考えることが無意味だと気付き、考えるのを止めた。この時点で気付くべきだった。 そして、もう一つ、考えてしまった事、 『宇宙とは?』 宇宙を司る物は『無』。無って?と聞かれて答えが返って来るはずはない。 無とは、を考える時答えがでないのは正解である。ここまではスムーズに考える事が出来た。 そもそも何故自分は『宇宙』について考えたのだろう。女達二人の死によって死を深く考え過ぎてしまったのだろう。 死後の話は聖域。深く話してはいけなかった。 【宇宙は無。無は死。宇宙は死で出来ている。】【なら人は宇宙になるのか。または宇宙は人になるのか】 【その宇宙さえもいずれ消えてなくなるのなら自分の存在というのは最初から…】 【宇宙がなくならないとして、それとは別に自分が死んだ後遺した意志は(例えば)五億年後等に残っているか?】 【生きてる時に誰かの記憶に残ってもらいたい理由は?】
43 :
新海魚 ◆cADiGzaNhA :2006/07/30(日) 01:33:41
四人の中で1番頭の良い男に1番頭の悪い男は聞いてみた。 『生きる意味って?』 この質問は在り来りで、質問した本人である彼でさえ聞いた事のある質問だと感じていたが 頭の良い方の男ならこのタイミングでのこの質問の意味はわかると確信していた。 この質問には『自分の身内には幸せになってほしい』 という当然の感情が人と同じように当たり前にあるという前提での質問だ。 しかしそんな規模の質問ではない。この質問は他の人には理解してもらえない物だ。 頭の良い方の男は勿論質問の意図を理解していた。 彼はしばらく考え、 笑いながら首をかしげた。 そしていつものようにダラダラしながら暑さで歪んだ通学路を帰って行った。 結局、頭の悪い男は気付けなかったが彼の二つの疑問の答えは同じだった。 生き残った二人はその後親友を作り恋人を作り結婚して寿命で死んだ。その後はどうでもいい。
どうでもいい
>>42 は『深く話してはいけなかった』じゃなく
『深く考えてはいけなかった』
でした。他にも見づらいとこありますね。すいません。
見知らぬ人間の底の浅い哲学などウザったいだけだと気付け。
鬱の人?
>毎晩、高校生の男2人、女2人の親友のグループが夜の学校の校庭で集まって >朝まで話をしていた。この四人はこの四人以外に友人を作らなかった。 これ、単なる設定だろ。 これらを元に何か書くんだよ。
「底の浅い哲学」ってのもまぁ表現としては底が浅いけどな。
哲学とかたいしたもんじゃないです。
>>48 孤独って意味で書きました。
女一人でも良かったですね。文章書くのはこれっきりなんで改善できませんが。
あと
>>49 は自演じゃないですよ。いちおう
自分勝手なセックスしそうなタイプですね。
なんというか。全部理解しろったって無理
内容はまあ普通。でも偉そうな達観した感じがマイナスですね。巨匠じゃないんだから
死の概念とかについて話をしたいのなら哲学板にいったほうが… 【真面目に】"死"について語ろうか【議論】 とかいうスレもあったし。
>>41-43 これはアイデアの段階ですね。
小説にする為にはアイデアを煮詰めてプロットを作ります。
1:夜の学校(たむろする登場人物)
会話内容概略
>彼らは頭が良過ぎた。子供に足りない物があり、大人になるに連れて
>増えるいらない知識を捨てる事が出来た。
>それ故常に自分達が社会から(大人からも子供からも)隔離されている事を感じていた。
(これは会話や行動でわからせないとダメ)
2:主人公の生活(見た目は不良だが、音楽に打ち込んでいるとか)
3:その他キャラの生活を主人公が見る(学校に興味を失いバイトに精を出しているとか)
>精神的な面で言う彼らは決して『不良』ではない。
ことの実例をあげる。
4:久々の学校→女二人の自殺を知る
5:各キャラの反応
6:自殺を知った主人公たちは何時どこで哲学を語るのか?
(夜の校庭? 自殺現場? 教室?)
6:ラストシーン
こんな感じで柱になるシーンを組み立てていきます。
小説にする為には、各シーンごとに時間や場所、天候や雰囲気などの描写を入れて
人物を描写して、何かをさせたりセリフを言わせたりします。
そのつながりがストーリー(物語)になるのです。
ちなみに(面白いかどうかは別として)この一人称でこのプロットなら
概ね50枚から100枚くらいの内容になると思います。
>>41 小説は何をどう書いてもいい。
しかしまずは、読ませる物あるは読んでもらう物、という意識がない。
冒頭であればなおさら、読み手の興味をひく書き出しでないと、
ただの作文にしかならない。
ミステリーにするのか、別の方向に持っていくのかは置くとしても、
何が起こったか、または何が起こるのか、起こりつつあるのか、
と読み手の関心を募らせるような効果的な書き方を意識しない限りは。
A,
>気まぐれで登校してきた男達は仲間の女二人が飛び降り自殺した事を聞く
ある程度、パターン化してしまうのはやむおえないが、
ここからなら、読み手はどうしてそうなったのか、ふむふむ先を読んでやろうかな、
という気持ちになるものだ。
B、
>毎晩、(略)夜の学校の校庭で集まって 朝まで話をしていた。
これでもいいが、もっと興味を引くような話にもっていきなよ。
いきなり陳腐な哲学?なんて聞きたくないって。
真夜中に散歩に出かける。 ふと、玄関の前に木製のバットがあるのを見つけて、持って行くことにした。 小学生の頃は、乾いた田んぼで良くこのバットを使い遊んだものだった。 そんな想い出も、今では見る影も無い。 風が吹く夜は妙に心地よかった。 今年は例年に比べ、稀にみる暑い夏だ。 都会の夜は、こんな片田舎の村の夜とは比べるのがおかしいくらいの熱気が充満していることだろう。 それを思えば、今ここで散歩をして涼んでいる自分が、ひどく特別な存在に思えてくる。 発狂しそうな熱帯夜を過ごす人々から見れば、自分は幸せそうに見えるのだろうか。 だが、俺から見ればそんなことを考えている人々全てが醜く思えた。 立ち止まって手にしていたものを思いきり振り抜く。 暗闇に空を切る音が響いた。 その音は辺りに広がる森の中に消えていってしまった。 「俺が幸せそうに見える。馬鹿なことも言ったもんだ」 自分自身の頭に響いた言葉を、自らの声で否定する。 今まで生きてきた内で、本当に幸せだと感じ取れたことはあまりなかった。 その少しばかり感じていた幸せも、今思うとくだらない事だった。 そのくだらない事が思い出せるだけでも幸せだと、そう思っていたときもあった。 しかし、時が止まると、やはり自分には幸せなことなどなかった、という答えに辿り着いた。 そう、悲劇のヒロインにでも成りたかったのだ。 いや、男であるのだから悲劇のヒーローだろうか。 とにかく、自分を認めたくなかった。 そうしていれば、きっといつか自分の夢が叶う日が来ると信じていた。 いや、今もどこかで信じている。 本当は解っているくせに頑なに否定し続けている。 これまで、ずっと不幸への道を自らの足で走り抜けてきた。 「俺はこんなもんじゃないんだ。まだやれる。 きっといつか神様が」 もう、何度言ったかわからないくらいに使い古された台詞。 既に神様だって信じきれていないくせに、まだこんな言葉を口にしている。 それでも俺は夢を追いかけていた。 それはどうしようもなく痛かった。 けれど、どうしようもなく楽しかった。
がさっ。 風の音と虫の音しか聞こえていなかったはずの静まり返っていた闇に、不相応な音が響いた。 月を眺めて、考え事をしているように惚けていた少年は、その突然の物音に恐怖を覚えた。 少年はバットを両手で強く握り締めた。 この時間に突然、物音がしたのだから無理もない。 このような山奥であるのだから尚更だ。 昔から住んでいる住民に聞けば生々しい怪談話の一つや二つ、すぐに出てくるであろう。 「……」 少年は音のした道路の片隅にある草むらへ目を配る。 道路脇にはU字溝が設置されており、それがコンクリートであることを思わせないだけの雑草が、裂けた石の割れ目から生えていた。 一応その役割は果されているらしく、雑草は青々とした葉を広げていた。 少年にとって、特に何の変哲もない道路脇であったのだろう。 だが、あまりにも普通なのを不審に思ったのか、彼は歩みを進めて顔をしかめて覗き込んだ。 途端、彼は奇声を発して後退した。 草むらが一瞬、銀色の光を浮かべた。 少年がもう一歩後退すると共に、音の主の、その毒々しいまでの姿が月明かりに照らされた。 黒々とした貨幣を思わせる斑模様は、それだけで山間部で生活する者の恐怖心を煽るには十分だった。 蛇は既に警戒していて、その身を渦巻状に変えていた。 もし迂闊にも背を向けようものなら、跳躍の後にその毒牙を衝きたてることになるかもしれない。 現代の医学の前では大した毒とは言えないのも確かではある。 それでも丸一日なにも処置をしなければ、生命の危機に晒される事になるのは当然のことだろう。 だが、今は深夜である。 加えてこの辺境の村から、血清が置いてあるような病院まで行くには、車でも二、三時間は必要だろう。 噛まれたとしても、急く必要はないけれども、ゆっくりとしていられるような時間的余裕もない。 あまりないことなのだが、私は非常にこの後の展開に興味が沸いた。 こんな真夜中に大人というにはまだ若すぎる少年……。 いや、今になって良く見てみるなら青年だろうか。 顎の辺りに、うっすらと髭が見られる。 彼がこの後どういう行動をとるのか。 既に輝きを失っているであろう我が眼を『カっ』と見開き、観察することにした。 酷評よろしくお願いします。
>>57 改行の仕方や読点の多さなど、まずは小説の基本を勉強されたほうがよろしいのでは?
> 真夜中に散歩に出かける。 1行目でこれは、ちょっとユルすぎるような感じを受ける。 短いセンテンスでパーンと決めて始めたいんだろうけど、どうも成功してないようだ。 ここまで漠然とした言い方だと、特定のこの夜に散歩に出るのか、それともいつもの 習慣なのかが不明瞭にもなる。この長さで行くなら「今夜も」とか、あるいはもっと 絞り込んでいってもいいと思う。 >ふと いらねえんじゃねえかな。 >乾いた田んぼで 稲刈りが終わったあとの、とかの方が状況が分かると思う。 >このバットを使い遊んだものだった。 「野球をした」とかの方が良いだろ。 「乾いた田んぼでバットで遊ぶ」って、何の気無しに読んでる人の中には、水不足で 乾いてる田んぼの中で、稲があるのもお構いなしにバットで暴れてる様子を思い浮か べる――と言う人はいないかもしれないけど、いずれにせよ、描き出すべきイメージが 思い描けてない印象を受ける。 と言うことで、三行読んで読む気を無くしました。
>>57-58 57と58で視点が変わってますが、この程度の長さで視点を変えるのは不適当。
主人公視点で続けたほうがいいと思いますが。
全体的に文章が長い割りには観念的すぎて情景描写・心理描写共に難アリ。
田舎だということはわかりますが、どんな場所でバットを振り回しているのかが
全然わからない。
夢を追いかけているというだけで、具体的になにを目指しているのかが判らない。
言葉をもてあそぶだけでは心理描写にもなりません。
もっと具体的に書くようにしましょう。
64 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/07/30(日) 18:56:03
ひどいスレだ! 人がいっしょうけんめい書いた文章を酷評しやがる! ならば、これはどうだ↓ イジメられっ子の少年がランプを擦ると、魔人があらわれた。 魔人は言った。「願いをひとつだけ叶えてあげましょう」 「僕はなにも悪いことしてないのに、学校でクラスメイトにイジメられます。もう、嫌です。イジメられたくないです」 「わかった」魔人は懐から青龍刀を取りだし、舌舐めずりした。「うししししっ。ぐへへへへっ」 「ちょ、ちょっと待って……」 次の日、少年の机のうえに花の入った花瓶が置かれていた。 どうだ! 酷評お願いします!
65 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/30(日) 20:45:41
白菜は実は女でしかもまだ10代だろうといってみる
中学生でも 「あー、今、面白くないこと言っちゃってるなー」 くらいのことを感じられてもおかしくはない。 そこでいろんなものを見てパクって見る。 パクッてるうちに、 「このアイデアとこのアイデアを組み合わせるってのは、今までにないんじゃない?」 みたいなことを思ったりもする。 もちろん全てがこういうコースで向上するとは思わないけど、 てんさいさんがつまらないのは、 ・自分のつまらなさを一歩引いて認めることが出来ない ・他の人がやってることに目を向ける意欲がない ・他の人がやってることを読みとる能力がない ・他の人がやってることから抽象的な概念を取り出してきてそれらを構成する能力がない とかなんじゃないでしょうか。
やけに夕焼けがきれいな日だった、カレンが振り返ると夕日が目に入った。 シルエットが光によって綺麗に映し出されていた 「ねぇ明日はほんとにみんな来るのかな?」 笑顔が夕日に溶け込む、「ああ、先生も来るしカイの子供も来るよ」そう告げると無邪気にカレンは笑った。 あの戦争を生き抜いたからこそ今がある。こんな言葉。何度聞いてもおかしくて笑ってしまう… 偶然生きられたのに……… 人が引き起こしたんじゃない。災害だとでも言いたいんだろうか。アレが。 明日のことを考えながら日が落ちる前に僕とカレンは宿に帰った。次の日、状況が一変していた……… 邪教集団の連中が街の側で政府軍とにらみ合いを始めていた、その情報を持ち込んだのは先生だった。 「いやー折角会えたのに何で色んな揉め事が付いてくるんでしょうね」久しぶりだったが相変わらずの様子、物腰は柔らかいが危険な感じがする人。 「先生、来る途中何かしたんでしょ。どーせ」カレンがふてくされていた、街は観光どころではなくまぁ何軒か店はやってはいたが買うのは地元の人間くらい。 交通は麻痺し始めていた。「先生!…何したんですか!」強めの口調で言ったが効果は期待できないだろう、「ごめん、でもしつこいだもんあの連中」どうやらほんとに変わってはいないようだ。 またあの日々が来る様な気がした。………覚悟できてますか? 昔、先生に言われたことを思い出しふと空を見上げた、昨日の夕焼け。なんであんなに綺麗だったんだろう…… そして、僕と先生とカレンはカイとカイの子供が来るのを待った。 途中ですが酷評お願いします。
>>68 典型的な一人よがりの文章です。
それぞれの文章、会話のつながりが支離滅裂で、意味が分かりません。
句点と読点の使い方にも気をつけて。
70 :
女子高生白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/07/31(月) 05:45:55
>>68 >あの戦争を生き抜いたからこそ今がある。
時代背景とか舞台設定がわからないのに「あの戦争」と放り投げられても
困るわけで。読者はなんの戦争かわかりません。
こういう書き方をしたら「あの戦争の説明」を次に書かなければなりません。
構成を考えると、戦争の件はもう少し後に出したほうがよいと思います。
>「ねぇ明日はほんとにみんな来るのかな?」
状況がわからないのに「来るのかな?」と言われても、読者は「シラネーよ」
というしかありません。
構成を考えると、
○明日来るかな?→約束の内容→約束した状況(回想)→あの戦争の説明
(回想、ナレーション)となりますが、冒頭からカットバックが入ってしまい
物語が止まってしまいます。主人公も動かないので別のシーンから始めたほうが
無難です。
例えば、
○パーティーの準備をしていた→
邪教集団との戦争で会場はボロボロに(主人公はどんな対応をする?)→
戦争は激しくなる→明日来るかな?→来てもらっても何もないけど。
あの戦争の説明(約束の内容=カットバック)。
こんな感じならプロローグとしてうまくまとまると思います。
>>68 ひどいな…自分の世界(妄想)を人に小説として伝えようとしてる?
自己満足のためにただ妄想をそのまま書いたように見える。これ見て楽しいのはこの世界にいるあんただけだよ
73 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:17:13
俺は振られた女のことを考えていていつも心が青ざめていた。 高校生てのはそんなもんかもしれない。 学年でトップとったのに相手にされないんだぜ? いや、当然なんだ。その当然なことを思い知らされた高校一年の四月。 そして、今高校二年の12月24日だった。 俺はいつもどおりあまり仕事をしない委員会室に顔を出した。生徒会誌を 編集する委員会で、俺は委員長をやっている。あまりカリスマはない。 というか、全く無い。部屋にはおニャン子クラブのポスターが所狭しと 貼ってある。俺が全部貼った。言うまでもなく女子委員は冷ややかな視線を くれたものだ、が。 彼女達にも環境適応能力がある。寄り付かないわけではなかった。
>>68 これはひどい…
振り返って夕日が目に入ったのにシルエットが映し出されているとはどういうことだ?
この世界には太陽が2つあるのか。
それ以降状況が全くわかりません。途中だからとかは関係ない。
75 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:21:29
一年のかわいこちゃんが居た。こいつも何が楽しくて顔出してるのかな。 前に男と二人連れで帰っていくのを見てから、まあそういうやつなんだろうと 思って眺めている。 「今日、クリスマスパーティーなんですよー」 「ああ、いいんじゃない?」 「でも、そういうのってどう思います?」 「?」 「男の子達も来るって」 「そりゃパーティーなんでしょ」 「でも…」 「???」 「行こうかなぁ。どうしよう。」 「…? 行くなとか言ってほしいわけ?」 「…。そうじゃありません。」 「楽しめばいいじゃん」 「そうですよね」
76 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:30:51
その日、彼女が行ったかどうかは知らない。 1年とちょっとして、俺が卒業する日、俺達は付き合うことになった。 俺が思い出すのは、盛岡駅の開運橋のたもとを彼女がパンクした自転車を ひきながらとぼとぼと夕陽の中を歩いてた情景だ。 俺とあいつはその時は「パンクしたのか?これで直せよ」なんて仲では なかった…筈だ。けど、俺にもっと勇気があったなら。 もっと話は早かったのかもしれない。 夕陽の中のあいつの後しろ姿は美しかった。その名前は知らないが、でっかい洗濯バサミ みたいなので長い髪を頭の後ろでたばねるのを、学校中に流行らせたんだよ、 と、国立で半同棲したときに教えてくれた。 渋谷の「渚」というラブホで鏡に映した二人の。俺はその時、ミロのビーナスが 売春婦がモデルなのだと直感した。糞が。 俺の心の像は、その時から…その前から…サモトラケのニケだ。 あいつにまだ翼が生えているなら。俺は迎えに行こう。 供に飛び立つために。この腐りきった地球という星から。
>>73 上4行の必然性が不明。後段の中で活きてないのでいらないんじゃ?
>生徒会誌を編集する委員会で、俺は委員長をやっている。
>あまりカリスマはない。というか、全く無い。
>俺はいつもどおりあまり仕事をしない委員会室に顔を出した。
並び替えたほうが説明順序的にスッキリする感じ。
仕事をしないのが俺なのか委員会なのかがよく分からない。
>>75 「かわいこちゃん」で済まさずに描写が必要では。
>前に男と二人連れで帰っていくのを見てから、
>まあそういうやつなんだろうと思って眺めている。
どういう奴なのかよく分からない。
後段、会話文だけをつなげず地の文を入れるべき。
78 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:35:06
まぁ、私小説なので、大目にみてくらはい。
それなら酷評いらないじゃんw ていうかレス3つで終わる小説なんてないだろ。 そりゃあらすじだ。
80 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:39:35
あー。上四段は、鈍感になってる理由として必要かもですよー。 あんたは恋をしたことがあるのかな?
81 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:40:46
>>79 ここで長々と開陳してよいと?
長さにはずっと気配りしてるよ。
82 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:42:47
おにぎりを1個食べ終わるまでに読み終わるくらいで丁度いいと思うんだな、ここは。 うまい棒一本でもいい。
長々と書けってんじゃなくて、小説の1場面を抜き出して書き込めばいいんじゃないの?
84 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 17:56:28
エー そんな。プロでは、ない。読みたいなら書かなくもないけどさ。 まぁ勢いで書き殴った割には、我ながら照れる。
なんだかまじめに文章読んだのが阿呆らしくなった。
86 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 18:19:51
様々ないきさつがあって…というより、俺は俺が勃たないのに業を煮やして ちょっと夜、軽くあいつの頬を叩いたのがまずかったらしい。 あいつの親が岩手から!中野に引っ越してきやがった。俺とあいつの愛の巣は半年で おじゃん。 鎌倉デートの帰りに横浜のあのナントカ言う港の公園に寄った。広末公園? 広沢公園?なんだっけ。まぁいいや。字画が少ないとこね。わかるでしょ。 でぇ、階段を歩きながらぁ、腕組んでどちらからともなくキスしたんだな。 暗がりだし誰も見てないだろうと思って。そしたら。 無言の嬌声を挙げて、女子高生が前から慌てて三人通り過ぎて下って行った。 ああ、山下公園だ。 俺達苦笑い。どうかと思う、この田舎者かぽー。 「山下公園なんて、恋人同士で行くところだ!」と、後で親父さんに 怒られたと、あいつは教えてくれた。そういう親父さんのお陰で今の 状況がある、と思うが…まあそれは言い訳なのかもしれない。 あいつはオリーブ少女→JJ派だったので、そん時は白いコートを着て ベルトで留めていた。ロングヘアーは鳶色、秋田の血でロシア系が 少し混じっているらしい。マーゴ・ヘミングウェイやスーパーマン・ リターンズのロイス役ちゃんみたいな四角顔なところも。そんな 彷彿。
87 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 18:22:42
ただのノロケなので消えますハッハッハー でも私あらすじではあるよね?
88 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 22:12:55
誰も何も言わないので続けよう。
ここで重要なのは俺が重度のヲタだということだ。8歳の時「さらば宇宙戦艦ヤマト」で目覚めた。
一昨日あたり描いたイラストが↓だ。
http://www.mikoto.com/kooge/img-box/img20060728164423.jpg 十数年耐えた。芽が出ないのを。去年の11月頃、突然イラストのレベルが上がった。
それというのも、石原さやかちゃんのAV「純心」を借りようか借りまいか迷い、
(バックから衝かれている表情と、幼さの残る体つきがモロ好みだった)
俺がここで借りることが彼女のためか、借りないことが彼女のためか、悩んだ。
で、借りなかった。
そしたら、その夜、いきなりイラストのレベルが上がった。嘘のよーな。
俺のヲタ友(15歳年下)もびっくり。36歳にして、である。
ちなみにそのヲタ友は高校・大学(俺の二つ目の)の後輩なのだが、
いつからか統一教会に入信したらしく、さんざん俺のPCをハッキングして
俺を苛立たせた経歴を持つ。もちろん、他の協会員と同じく、問い詰めても
とぼけている。つーか、問い詰めてもとぼけるだろうから問い詰めない。
しかし、流石にある夜ハッキングの負荷がひどすぎてキれ、お袋に「Yは
統一教会なんだよ!」と吐き捨てた。Yの家とうちは長い付き合いなのだ。
「じゃああたし電話かけるわよ」お袋は電話が大好きだ。電話が無くなったら
自殺するタイプだ。そしてYの答えは、「なんでわかった?」だった。その答えの
不自然さを、やつは今も気づいていないだろう。
そして、俺のふた親も統一教会員だ。もちろん、とぼけている。
89 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 22:19:59
Yのハッキング業務は俺がXpを導入したために終わった。今は実に快適である。 ひどい時は、一行入力するのに数分かかったものだ。CPUにディレイをかけられると、 時計がめちゃめちゃ遅れるのでそれとわかる。 だがこんな話は書いていて胸糞が悪いのであいつの話にしよう。 そうだなぁ… たびたびさまざまなところで書き込んだ話だが、あまり外したことがない話を。 俺とあいつは盛岡の展望台のベンチに並んで腰かけていた。 「悪いお米ってあるんだよね」 「へぇ」 「コケコッコ米っていうんだよ」 「へぇ。知らなかった」 「にわとりさんが食べる古いお米なの」 「へぇ。……。……お前、それひょっとして、古古米のことか?」 あいつは盛岡一高で国語学年トップだったことがある筈だ。俺は廊下で貼り紙見かけた覚えがある。 教育無力なり。
文才あるな。今すぐ作品を仕上げて、どこかの新人賞に送ったらどうだ?
91 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 22:43:58
眠りこけた村をたまさか通りすぎる他は何もない平野をよこぎって、バスは走っていた。 やがて道はのぼり坂になったが、いくつかのヘアピンカーブを曲がるたびに、 僕は運転手の屈託のなさに少々へきえきした。 しかし、そのあとは、また、物音ひとつしない暑い夜にすっぽりとつつまれて、 真っすぐな広い道路をバスはひたすら走った。 昼間だったら林と田園の風景なのだろう。 しかし、そう断言するにはあまりにも暗くて、道がカーブするとき、 バスのライトが一瞬あたりを照らし出す以外はなにも見えなかった。 僕の推測によると、バスが時刻表どおりに走ってさえいれば、 ○○駅前はさして遠くはないはずだった。 そこまでいけば、そこで数時間待って□□町行きのバスに乗るか、 さもなくば、宿に一日滞在して、翌日のバスにするかであった。 全体の真ん中あたりの章の書き出しです。 評価お願いします。
92 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 22:44:44
ああそうだ。国立にあいつが居をかまえてすぐの話でエピソードがひとつある。 俺は生まれてからいっぺんも逆上がりを出来たことがなかった。 IQは計測不能なほど高いが(試験で時間が余った)、いわゆる運痴で。小学校の時は走ってて「おんなばしり」と からかわれたものだ。 えっと、国立の東口、三本?に別れた広い道を南に進む。すると、1、2キロあって、右手に小さな公園があるだろう。 引越しが終わって落ち着いたその夜、俺とあいつは公園でダベっていた。 「小学校の頃こうやって回って遊んだでしょ?」上着を巻きつけて、そこに脚をかけてくるくる回るあいつ。 「…俺、逆上がり出来ない」 「えーっ!?」 あいつは渋民(啄木の故郷だわな)だったので、中学のときはそれほどの能力ではないけど長距離で 中学の体育大会に出たことがある。 「見ててあげるからやってみなよ」 「無理だって」 「いいからホラ」 「ハァ〜?」 しぶしぶ手をかける。こんなだったかな。脚を振り上げて、くるん…!?!?!?!?!?!? アレ? 出来た。 その時のあいつほど誇らしげな顔をした女は、古今東西いやしないだろう。 「これが 愛よ」 と 拡がった鼻穴に書いてあった。今でもその荒い鼻息と供に思い出す。 …ちなみに、離れて数年し、盛岡に帰ってきた俺が、一人で駅近くのガード下の公園で挑んだときは、 出来なかった。
93 :
名無し物書き@推敲中? :2006/07/31(月) 22:48:10
>>90 じゃあこの話をまとめてみることにするよ。タイトルは「ヲタのししょうせつ」。
掛け言葉になってるつもり。
きみの場合、他人に何かメッセージを伝えようとしない方がいいみたいだ。 エピソードを書きつらねるだけで十分読ませる。
つか盛岡の開運橋とか専門時代普通に毎日通ってたんだけど!!身近過ぎてなんか感動したw
>>97 ありゃ、すいません。
お手数ですが、
表示→エンコード→日本語(自動選択)
でお願いします。
>>98 自動判別じゃ直らんよ。IEしか使ったことないの?
5行目の
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; CHARSET=shift_jis">を、
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; CHARSET=EUC-JP">
に直しなさい。
ていうか、
>>3 をよく見てから出直すこと。
101 :
よろしくお願いします :2006/08/01(火) 15:12:28
それは例えば怠慢であったり、強欲であったりして、数えようと思えば枚挙に遑がない。 そういう人間の持つ愚かしさは、常に彼らの中にあり無くなることがないから、訳知りぶった者がそれを忌まわしいものと決めつけ、ただやたらと厭世の念のみを募らせるのだ。 ──人とはなんと汚らわしいものだ。こんなものならいっそ消えてしまえ、と。 ともあれ、人間とは元来そういう風にできていて──或いは創られていて──、誰もがその中で苦悩し、抗い続ける。そして、もしそれを持たないものがあったなら、それは既に人ではない。なにか計り知れないほど、尊いものだ。 ウユララは廃墟と化した街を振り返り、確かにそこにあったはずの多くの命を思った。先程あの街で拾った子供は、黙って隣を歩いている。 「童、そういえば名を聞いていなかったね。教えてくれないか」 「…キアフ・ルクイ」 「キアフ、か。珍しい。スーヴェル地方の名だね。お前、その名の意味は知っているかい?」 問うと、キアフは大して興味もなさそうにかぶりを振った。細い頸が頼りない。 →続きます
102 :
よろしくお願いします2 :2006/08/01(火) 15:15:08
「大樹、という意味だ。良い名を貰ったね」 「たいじゅ…」 「大きな木。スーヴェルでは特に、セラの木を指す。精霊木だ」 「精霊って、エルフのこと?」 「おや、なかなか物知りじゃないか」 「…前に母さんが本を読んでくれた」 そう言って、キアフはうつむく。今でも耳に残っている、母の声はひどく優しい。 彼は母が好きだった。父を早くに亡くした分、少年の世界に於いて、彼女の存在は一体どれほど大きな意味を持っていたことだろう。だが、どんなに想ったところで、彼女はもうこの世界のどこにもいない。 キアフにとって、それは単なる喪失などではない。醒めない悪夢のような、深い深い絶望だった。 「母上が、もうどこにもいない、と思うか」 キアフははっとして、隣の男を見上げる。 「お前は聡い子だね。その通りだよ。──だが、お前は母上の居たしるしだ」 言って、ウユララは笑った。不思議な笑みだった。 「自分をたくさん愛しておやり、キアフ。母上がしてくれたようにね」
>>101-102 冒頭の二段落は不要。
主人公の思考だとすれば、具体的な行動の後に挿入するべきです。
> ウユララは廃墟と化した街を振り返り、確かにそこにあったはずの多くの命を思った。
時代背景とか世界観がわからないのに、いきなり廃墟と言われてもさっぱりです。
そもそも、どんな町なのかも分かりません。
情景描写も人物描写も不足しています。
>>101-102 ウユララ視点で始まってキアフ視点になってるよ。
視点をどっちかに揃えないと。
105 :
91 :2006/08/01(火) 23:13:57
>>91 バスは平野を横切っているのに、いきなりヘアピンカーブがあるような坂に入って、
また真っ直ぐな広い道路に出ている。
ヘアピンカーブがあるようなとこはかなり山になっているはずで、
そういう山に入っていったならその旨の描写が要るかも。
運転手の屈託のなさ、が唐突で意味がわからない。
真っすぐな広い道路・・・のあとに、道がカーブするとき・・・とある。
矛盾しているような。
眠りこけた村とあるから深夜バスだと思われるが、
深夜バスに乗って行くような場所がさして遠くにはないという場所というのがやや苦しい。
深夜バスであれば到着は朝方と思われるが、であればそれから数時間待ってバスに乗るか
宿をとるという選択肢というのも苦しい。
>>100 読んだけど、文章自体はとても高いレベルなので、ここで酷評する対象にはならないかもと思った。
ただ、琴葉のキャラがあまりにも典型的で、どっかで読んだような話になってる気がする。
>>100 全部は読んでませんけど
最初に投稿した時にくらべれば格段に上手くなりましたよね。
自分でも書いていてわかると思いますが。
シーンの見せ方(描写の入る順番とか)は出来ているみたいなので
言葉の選び方、キャラの立て方、ストーリー構成などを磨けば
ラノベならデビュー可能な水準だと思います。
投稿された話だと主人公のキャラがちょっと弱いですね。
ネタ的にもありきたりかな。
若そうですが、一般文芸のほうが向いているような気がします。
109 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 03:09:04
ねえ、私は誰だ? 朝子だ。 何かを思い出そうとすると頭に鈍痛がした。死んだ携帯電話は朝子の手の 中で白い甲虫みたいにばらばらになっていた。 考える。目の痛む朝子は考える。データもfreedom@...のアドレスも知り 合いのメールも全部飛んだ。簡単だった。そう思う。もっと何かあるのか と思ったのに、なくしてしまえば幻想と見分けがつかなかった。必要なも の(なくては死んでしまうもの)なんてなにもないのだ。そう考え、朝子 は傷つかなかった。「現在まで」がなくなっていく。解放感も後悔もなに も、たぶんあとからついてくるんだと思う。そうしたらもう私はそれを壊 したのが自分だと、そんなことができたのだと信じられなくなっているか もしれない。でも、渦中では(今は渦中だと思うのだが)、なにもなかっ た。携帯電話を折るぼきりという音の記憶だけがぽっかり宙にういていた。 今、自分は単純に、いる、だけだと朝子は思った。自分なんてこんなも のかと思った。他には何もない。自分は混乱していなかった。混乱するた めの心がどこにあるのかよくわからなかった。
110 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 03:09:55
空が青い。オフィス街の地面も空のように光り、魚の群れのような人影が あちらこちらを移動している。 金魚。 金魚は美しい。出っ張った目やえらや厚いくちびるが光っている。毎朝 えさをやっていたら、ある日えさごと腐って太ったまま水に浮いていた。 玄関わきの水槽の水が、金魚の突き出た腹の気泡を洗っていた。このまま 放っておいたら水にも腐敗が生ずるのだろうか。金魚の腹のうすい皮膚を 内側からふくらませている気泡は、蛍光灯を反射して白く光っていた。ぷ つぷつとした気泡はなまの宝石だった。元素が固まって死にかける途中の 宝石だ。 朝子はミスドのキャンペーンでもらった手鏡をかばんから取り出した。 駅のトイレは汚かった。個室は嫌なにおいがしたが、それでも壁と屋根に かこまれているという感覚はよかった。入れ物は重要なのだと思った。手 鏡はふちがピンク色で、朝子を映していた。
111 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 03:11:01
頬ににきびがあった。絶対にここ数日のせいだ。先っぽに琥珀のような 黄色い凝固があった。目。鼻筋。写真家になった先輩が魚みたいだと言 った、ぼってりとした厚いくちびる。写真家の先輩は、いつも、朝子の ことを金魚に似ている、と言った。金魚は美しいわ。生き物の中で奇形 だから。人工の水槽の中でしか生きられない。あなたも。だから私はあ なたを撮ってるの。そう言われると重苦しい。自分の知らないところで 自分が人を殺している気がした。何かをもっているというのはそういう ことだ。そう考えてびっくりした。そんな風に考えたのは初めてだった。 彼女にも二度と会えないかもしれない。二度と、の意味がぴんとこな いままそう考えた。家を出てきてから時間の感覚がないけれど、気づい てみれば二日経っている。トイレを流して上から出る細い水で顔を洗っ た。一枚だけ持ってきたタオルはもう嫌なにおいをさせていた。 食べなければ。眠らなければ。どこかで。
112 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 03:13:17
以上です。 どなたか酷評お願いします。
>>109-110 なんかバラバラですね。
まず冒頭シーンの場所が不明。
次の場面はオフィス街ですが、やはり主人公の位置がわからない。
金魚を飼っていたころの回想へのつながりも変。
なぜか駅のトイレへ飛ぶ。
つながりが悪いのは主人公の現在位置や移動・思考についての説明が
欠けているからです。主人公がどこにいるのかを示すのは基本中の基本
になります。
114 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 14:52:44
そこで作家でごはんのエース、ハイさんの登場 なんか聞きたいことあるか? 当方、沖縄在住55才の元作家志望者で現在、生活保護を受けております。
115 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 14:56:08
♪あ、ソレソレ、残飯♪
116 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 15:00:24
終わりか? 残飯
117 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 15:11:27
話は解った 無職残飯 働け
>>109 >ねえ、私は誰だ? 朝子だ。
そりゃねえだろ。
119 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 15:20:44
話は解った 無職残飯 働け
120 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 15:31:07
学校から帰ってきたら、靴も脱がない内にやって来た母親が「家の物干し竿の下に赤アリが巣を作ってから何とかしろ」と言い出した。 カバンを玄関に置くと先に裏の物置に向かいアリ用の殺虫剤を持ってきた。 殺虫剤片手に物干しのところに行ってみると、確かに赤アリが巣を作っている。巣の周りでは相当数の彼らが働いていた。 容赦なく殺虫剤を撒く。「お手軽シャワーキャップ」のうたい文句の通り、殺虫剤は彼らにシャワーのように降り注いた。 驚愕し反撃しようとしたのかは定かでないが、数匹が靴によじ登って来た。彼らを容赦なく足踏みで落とす。 しかし大多数は降り注ぐ殺虫剤に大して特に行動を起こさず黙々と働き続けた。 巣の周辺1メートル四方の土が湿るほど撒くと、幾分軽くなった殺虫剤のプラ容器片手に彼らがどうなるかを見届けず家に戻った。 あの日から一週間ほど経った。珍しく無風だった。 夏季講習から帰り、玄関の鍵を開けようとしたとき、ふと彼らのことが気になった。 物干し竿のところにはもう彼らはいなかった。巣は砂に埋もれかけ、彼らの姿は全くなかった。 生ぬるい風が吹いた。植木鉢の枯れた何かがカサカサと鳴った。何かが虚しくなった。
121 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 15:41:07
話は解った 無職残飯 働け
122 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 16:18:11
その日の朝、目が覚めたとき、昨夜カーテンを引き忘れたことに気付いたが、空模様は曇天で、僕を起こすには及ばない微弱な斜光が、六畳ある部屋の半分ほどを朧に照らしていた。 枕元のコップに注がれた飲みかけのミルクは、部屋半分の暗さを象徴するかのように、静かで陰陰としていた。
123 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 16:18:56
話は解った 解ったがやはり常識的に 無職残飯 働け
124 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 16:23:54
『玄関ドアをあけた途端、母親が「家の物干し竿の下に赤アリが巣を作っているから 何とかして」と言ってきた。 鞄を玄関先に置き、そのまま裏の物置へ向かう。取ってきた殺虫剤を片手に物干し 竿のところへ行く。確かに赤アリが巣を作っている。相当な数の彼らに向かって容 赦なく殺虫剤を撒いてやる。「お手軽シャワーキャップ」のうたい文句通りに。 そして逃れるように靴によじ登る数匹も容赦なく足で踏み落とす。しかし大多数の アリ達は殺虫剤のシャワーの中を黙々と働き続けている。 まるで何事も起きていないかのように。 あるいはもうとっくに諦めて総てに無関心であるかのように。 巣の周辺1メートル四方の土が湿るほど撒くと、幾分軽くなった殺虫剤の容器を 片手に彼らがどうなるかは見届けずに家に戻った。 それから一週間ほど経った日のことだった。 夏季講習から帰ってきて玄関の鍵を開けようとしたときに、ふと赤アリの巣を思 い出して物干し竿のところに行ってみた。 巣は半ば砂に埋もれ、彼らの姿も全く、生の残骸の欠片さえ残っていなかった。 近くの植木鉢の枯れた何かが生ぬるい風にカサカサと鳴った。』 勝手にリライトー。
>玄関ドアをあけた途端、母親が「家の物干し竿の下に赤アリが巣を作っているから >何とかして」と言ってきた。 いきなり↑のように語り始めると、語り手、母親の位置関係が分からない。 元の方が状況が分かる。
126 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 16:36:20
では最初は元文ということで。
>>120 これじゃ日記だ。
書かなくてもいいことは省け。
>>122 一人称で「僕を起こすには及ばない」という文章が不自然。
しかも、目が覚めたんじゃないのか。
ミルクに対して「静かで陰鬱」も不適当だろ。
いくらなんでもミルクに部屋の雰囲気を象徴させるのは乱暴だ。
129 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 17:14:27
大学の健康診断は、四月の一、二、三日にまたがって行われた。 新入生は初日で、入学式よりも先に実施され、大学ライフはレントゲン検査で幕を開けた。 「はぁい、息を止めて。」自分の息が止まりそうなおじいさんが言う。 僕は興ざめしていた。もともと望んで、進学したわけではないし、向学心もなかった。ただ時流に乗っただけだ。 まだ働きたくなかったし、モラトリアムな生活に羨望もあった。都会の空気は、僕を洗練させ、光に満ちた膜で覆ってくれるだろう、そんな気がした。それには東京の大学に進むのが一番だと、安易に考えた。 しかし、実際東京で一人暮らしを始めると、三日も経たず、嫌気がさした。
130 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 17:22:33
大学の友人達と、北海道旅行の計画をたてたのは、七月頭だった。テーマは絶景だった。当時流れていたテレビのコマーシャルに、北海道の雄大な草原が映っていた。理由はそれだけだった。 決まったのは、僕の誕生日、八月二日。中山ヒロの下宿先でのお酒の席だった。 中山の言葉で幕を開けた。 「雄介の誕生日を祝して、今日は集まってもらったけど、旅行先をどこにするか決めるのにちょうどいいね。観光ではなく、景色を堪能できるところ。そうテーマは絶景」 「海外にしようよ」舞は行きたそうに訊ねる。 「例えばどこ?」中山はそう訊き返すと、缶ビールを開けた。ビールのすっぱいにおいが漂う。 「雄介、飲む?」中山は手で飲むふりをする。舞が、ハワイは?と言う。
131 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 17:24:55
「ごめん、本当に嫌いなんだよ」 「二十二歳になっても、それかよ」ヨシが笑う。そして、おーい、焼きそばまだー?と台所にいるサユリへ顔を向けた。 「もうすぐ」サユリの声が返ってきた。 「ハワイなんて、現地の人より日本人のほうが多いなんていうしさ。海外行ってまで、日本人の空気は吸いたくないよ。 どうせなら、ヨーロッパとかアフリカとか、二度と行くことがないようなところがいい。国内にしようよ。 ツアーじゃなくて、自由気ままに旅したいし」中山はビールを均等にグラスに注いでいる。 僕には、中山の、二度と行くことがない、と言う言葉がさみしかった。 「時期はいつが都合いい?」僕が聞く。 「やっぱり、大学生の特権、九月がいいと思います」ヨシが手を挙げる。 「みんな、七月末までテストだしねぇ」 「沖縄は?」舞は笑いながら言う。彼女は海に行きたそうだった。 「九月の南海って、台風がよく発生するらしいよ」ヨシは諭すように言う。
132 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 17:26:05
「ねぇ、そういえばケーキは?」サユリが大皿を持ってきた。焼きそばは富士山のような様だった。 「ないよ」中山はたばこを、ボックスを揺すってとりだす。 「ないって、誕生日だよ?近くにケーキ屋とかないの?」大皿を卓袱台に置く。 「駅前しかないなぁ。遠いなぁ」 「もーう、じゃあ私が行ってくるよ」そう言うと、サユリは鞄を持って、玄関に向かった。 「なんか、都会の雑踏を忘れられるところがいいなぁ」たばこの煙が舞う。 「お前の部屋って何もないな」僕は首を振りながら、言う。 「テレビでもつける?」もう中山はリモコンを持っている。 映像が現れる。多分、テレビをつけた矢先だからだろう。みんなが画面を見ていた。箱の中で緑が広がった。 「北海道にしよう!」僕には、緑色の海に見えた。中山も、そうしよう、と言う。 「ええー」 「俺、行ったことある」 舞とヨシは反対だった。でも、僕と中山は推した。結局、サユリに裁定を委ねることで合意した。 「私、北海道行ったことないから、行ってみたい」判決はあっさりと下された。 決まったはいいが、行くことはなかった。 中山は最終面接の日程とかぶり、サユリは、バイトの人が急に辞めて、忙しくて無理だと言う。中山と付き合っていた舞はキャンセルし、 ヨシは「お前と二人きりで行くのも悪くないけど、今回はみんながそろっての旅行だったし、中止にするか」と言った。
健康診断、どうでもいいだろ。
>>129-132 もっと読む人のことを考えて書け。
内容の無いことが書きたいならせめて「面白く」すること。
でなきゃそれこそ日記でいい。
今後は三回くらい読み直して推敲してから貼ることを薦める。
>>129-132 話のテーマが見えてこないのでなんとも言えませんが、健康診断だけで
嫌気がさすことはないと思います。つまり冒頭はシーンは読者の共感を
呼びません。
>しかし、実際東京で一人暮らしを始めると、三日も経たず、嫌気がさした。
嫌気がさした具体例が必要です。
例えば住むところが六畳一間の風呂なしアパートだから〜とか、住んでいるのが
怪しい外人ばかりだから〜とか、満員電車が〜とか、訛りを馬鹿にされた〜とか、
いろいろあると思います。
そういうものを積み重ねて主人公の性格を描くのが小説です。
後半の、旅行先が決まるシーンは人物の描写もなく、内容的にも「北海に行く」だけ
ですから無駄ではないでしょうか。シーンの書き方もあまり上手ではありません。
こういうのは地の文で簡単に処理していいと思います。
酷評スレから糞スレに成り下がったのかココは
137 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 20:01:14
荒らされてる
・健康診断の描写に必然性がない。 ・2回目の幕を開けた って表現に違和感。同じ表現を2回ってのも駄目。 ・時流に乗った ってこういう使い方? ・ビールのすっぱいにおい…? ・「ねぇ、そういえばケーキは?」サユリが大皿を持ってきた。…会話文と地の文が全くつながってない ・女の子が持ってるのは鞄じゃなくてバッグじゃないのか。ニュアンスだけど。 ・全体的に全然描写が足りない。会話文だけで進めすぎ。
139 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 20:05:52
140 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 20:06:57
夏に酷評スレに貼ったってダメだろwww
描写が足りない厨キターッ!
142 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 20:14:00
短篇ミステリの冒頭です。酷評よろしく。 加奈子が私のアパートをおとずれたのは、蒸し暑い六月の晩だった。私は 駅前の弁当屋で買ったハンバーグ弁当を食べ終えたところだった。 四年ぶりの再会はあまりに唐突だった。 彼女の髪と肩がかすかに濡れている。雨が降っているらしい。失業期間が 長くなると、天候など気にならなくなるものだ。いや、世の中のすべてに無 関心になっているのかもしれない。 部屋にあがった加奈子は、私に視線を向けて言った。 「ぜんぜん変わらないわね」 「そんなことないさ。もう三十七だぜ」私は自嘲気味に笑った。 彼女は首を振った。 「違うわ。相変わらず子供っぽいって思ったの。ハンバーグ食べてたでしょ。 においでわかる」 「好物はそうそう変わるもんじゃないさ」 彼女は柔らかな笑みをうかべた。あのときもそうだった。知り合ったばか りのころだ。好きな食べ物を訊かれ、私は迷わずハンバーグとエビフライと 答えた。彼女は、子供みたい、と言って微笑した。その笑顔に私は惚れたのだ。 座るようにうながすと、彼女は座布団に腰をおろした。古めかしい円形の ちゃぶ台を挟んで、私も座った。 彼女は部屋を見回した。「狭いわね」 私は苦笑した。「君もぜんぜん変わらない。思ったことをすぐ口にする」 「だって苦学生が住むようなアパートじゃない」
「独り身には充分さ」 「隣は寝室?」テレビの横の襖に目をとめ、彼女は言った。 私はうなずいた。 「二部屋しかないの」 「そうだ」 「ふうん」彼女はつぶやいた。 それからしばらくの間、私たちは沈黙した。話たいことはたくさんあるが、 うまく頭が回転してくれない。 私は彼女の顔をまじまじと見つめた。同い年だが、童顔の加奈子は私より 十歳は若く見えた。顎に小さな傷が走っている。彼女と別れる原因になった傷。 あのとき私は彼女を守ってやることができなかった。恥じる気持ちはいまも消 えることなく、私のなかで燻っている。 加奈子が口を開いた。「私、なんでここに来ちゃったんだろう」 へんなこと言う。こっちが訊きたいくらいだ。 うつむいた彼女の表情がひどく寂しげになった。 「なんか飲むか? 麦茶しかないが」 私は言いながら立ちあがろうとした。 「私……」彼女が顔をあげてつぶやいた。「離婚したの」 「そうか」言葉が続かなかった。こういうとき、なんて声をかければいいのだろ うか。 「一年で終わったわ。あなたとは五年だったわね」 私はうなずいた。私と加奈子は五年間、夫と妻の関係だった。
>>143 特に引っかかるところもなく読める。
強いて言うなら「私と加奈子は五年間、夫と妻の関係だった。」は蛇足か?
それまでの描写で十分把握できるし。
ただ短編ミステリの冒頭としてはパンチが足りない気がする。
>>143 一人称なのでもうちょっと主人公の知覚や行動のプロセスに沿って文章を書こう。
これでは三人称と変わらない。
「ハンバーグ弁当を食べ終えたところ」で話に入りたい。
四年ぶりの再会うんぬんはいらない。
どうしても書きたかったら「蒸し暑い六月の晩だった」の後に入れる。
俺はいらないと思うが。
次の彼女の描写にしても、いきなり彼女の見た目の描写に入っているが、
彼女が訪れた瞬間、どのように現れたのか、
主人公はどう反応したのか、何を思ったのか、くらいはせめて書きたい。
これでは読者は流して読んでしまう。
彼女はここの場所を知っていたのか? どうやって知ったのか?
後で説明されるのかどうかは分からないが少し気になる。
知らないはずなら主人公はもう少し驚いてもいい。
ラストの一行はいきなり説明的すぎる。
情報として必要ならさりげなく会話の中で言わせたりした方がいい。
あるいは他の表現で。
あと描写が足りたいという人が来るだろうから、
もっと描写してあげてください。
147 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 21:11:59
酷評お願いします。 「大麻はバレたら、まぁしょっぴかれるけど犯罪じゃないんだよ。」 彼はそう言いながら小瓶に詰めてある葉っぱを慣れた手つきで紙に巻いていき、煙草と同じ要領で火を付けた。 彼曰く、ほぐしてから巻くものらしいが、そのままの形を崩さない方が脳にくるらしい。 生まれて初めて付き合った彼、覚悟を決めてホテルまでついてきたのにまさかこんなことをするとは思ってもみなかった。 「この部屋ちょっと寒くない?」 「あんたの方が寒いわよ。」 「なに、引いちゃってるの?」 「えぇ、ドン引きよ」 「……吸ってみない?」 「吸いません。」 私は煙草に火を、彼はもう一本麻を、部屋中がどうしようもなく寒い。窓から見える夜景ですらサムイもののように思えてくる。 温度を上げたいがリモコンが言うことを聞かない、さっきから睨んでいるのに隣の男も気付かない。「吸ってよ。」 彼は私の目の前に吸いかけの物を突きつけてきた。 「依存症なんかにはならないよ、ただ一瞬だけ狂える気がするだけ。」 続け様にそう言うと、私の口に押し込んだ。私は吸うまいと息を止めていた。 彼は私の耳元で愛の言葉を呟いた。 私は愛おしくなって肺一杯に吸い込んだ。脳がたしかに侵食されていく、私は彼の愛の言葉に応えたのだ。
>>147 いつもの人じゃないけどさすがにこれは描写が足りないよ。
必要な情報を小出しにする意図は何なのか。
読みながらイメージをどんどん修正していかなければならない。
まっさらに気持で読み直してみれば分かると思う。
あと最後の愛の言葉。
これをセリフに起こさないでどうするのか、と思った。
>>107 >>108 酷評ありがとうございます。
僕の文章力が少しでも上がったのなら、それは酷評してくださった皆様のおかげです。
オリジナリティの獲得とHTML言語の習得のために、なおいっそう精進していこうと
思います。
150 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/02(水) 23:25:25
外はすでに暗かった。虫たちがいっせいに鳴き始めていた。それは澄んでいて、夜気に似合っていた。 彼らは一向にその音を止ますことはない。音だけが常に存在している。 習作の冒頭です。
>143-144 >四年ぶりの再会はあまりに唐突だった。 こうきたら、次の文章でその唐突な出会い方について説明する必要があります。 他は大体いいんじゃないでしょうか。 (話として面白いかどうかは別として) 描写としては、ヒロインの描写もありますし、部屋の雰囲気もわかるので いいと思います。 例えば、 >駅前の弁当屋で買ったハンバーグ弁当 >失業期間が長くなると こういう部分で主人公の生活レベルがわかりますから、2DKくらいの 安アパートなんだろうなと想像がつきますよね。 上手な描写だと思います。
>>150 細かい時制がある言語ならアレかもしれないけど、日本語で
>虫たちがいっせいに鳴き始めていた。
って、あんまり意味がない書き方だと思う。
全体に意味がない感じはあるけど。
153 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/02(水) 23:56:52
ここの連中はあまり興味ないかも知れんけど、今日の亀田みたか!? ありゃ、ひど過ぎる! 俺は判定が出た瞬間テレビ消した!
>>147 まず彼の描写がありませんね。
主要な人物を登場させたなら描写は必須です。
ホテルと言っても、ラブホと高級ホテルではかなり違いますね。
その点も説明不足。
>彼は私の耳元で愛の言葉を呟いた。
具体的にかかないと小説になりません。
155 :
143 :2006/08/03(木) 01:29:33
>>145 >>146 >>151 批評ありがとうございました。まだ詰めが甘いと実感させられました。
もうすこし勉強してから、また投稿させていただきたいと思います。
156 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 08:28:51
夏ですねどこも
夏ですなぁ 夏ぐらい 働け無職残飯
>>150 悪くない。むしろ、ちょっと名文の香りがする
まぁ短い文章だから何とも言えないが、主語の重複を避けてかつ、文末も一本調子じゃないし、状況にすっと入って行き易い
159 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 11:44:27
160 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 12:36:55
酷評おねがいします 四か月ぶりに会った祖母は、なんだか前より一回り小さくなっているような気がした。 頬の筋力が衰えたせいか口元はだらしなく半開きで、老眼鏡にさらに虫眼鏡がないと、折り込み広告すら読めなくなっている。 痩せたな。祖母が座っている後ろのソファに腰掛け、私は思った。 「ばあちゃん、痩せたしょ。またお酒ばかり飲んでご飯食べてないん?」 私が喋りかけても祖母はこちらを振り向こうともせず、菓子折りの包装紙をきれいに畳むことに専念していた。 耳まで遠くなっているようだが、まだ補聴器はつけていないらしい。テレビの音量が異常に大きく、頭に響いて不愉快だった。 祖母の丸まった背中が、昔母が作った熊のぬいぐるみとそっくりで、私は老いることの早さを急に実感し、少し悲しくなった。 今日、私の実話です
161 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 13:00:00
酷評ということなので。 >痩せたな。 とあるのに >「ばあちゃん、痩せたしょ は繰り返し。 >昔母が作った熊のぬいぐるみとそっくり その時、「私」がそのぬいぐるみにどんな情感を抱いていたか、 それを一言ぐらい入れておきましょう。 起承転結、ずーっと「年老いることの哀れさ」 どこかに「転」を入れましょう。 それが入って初めて「少し悲しくなった」に効果が生まれるのです。 エッセイであってもそれは同じです。
162 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 14:16:19
起承転結てか、160の意志は知らんがこれはまだ冒頭部分だと思われ そういう視点でみていたけど
>>153 嫌いな人間というのは星の数ほどいるが、有名人/芸能人で言えば、お笑い芸人爆笑問題の太田と
ボクシングの亀田三兄弟+父が目下の双璧である。
爆笑問題の太田は芸人の分際をわきまえているぶんには文句はないが、なにを勘違いしたのか、文
化人づらで喋るすがたは見苦しいとしか言いようがない。頭の悪さをあそこまでさらすことはあるまいに。
亀田三兄弟+父については、品がないの一語に尽きる。親子4人揃って、よくもまあ、下品の最下層を
極めたものである。目つき、顔つき、正視できるものではない。豚の尻でももう少し品がある。
その下品な親子が昨日、日本中に恥をさらした。
引退予定だった格下を金で引っ張っておいて、その相手に誰が見ても負けの試合をした。こういうことも
あろうかと審判に袖の下を渡しておいたが功を奏して判定は勝ちとなったが、恥の上塗りとなっただけ
だった。
あれがチャンピオンとは肥たごを床の間に置くようなものだ。
親子4人、揃ってさっさと国外追放にせよ。
穴を掘って埋めてもいい。
>>160 >私は老いることの早さを急に実感し
まあ文章読んでれば、これが婆ちゃんの話だというのは分かるんだけど、
「実感」というとなんだか、本人に老いがやってきてるような感じもしてしまう。
このままで終わるなら「老いというものが驚くほどの早さで人を冒していくことを
知った」とかの方が良くないかな。
あくまで、婆ちゃんの老いを外から見ている、という感じ。「実感」だともっと婆ちゃんの
中に入り込んでいかないと、生きてこないと思う。
いっそ、ここで話を転じて、「そう言えば私も最近……」と自分に話を持ってきて
まさに「老いの実感」を語り、「祖母を冒している老いは、今この瞬間にも私を蝕み
つつあるのだ」的な〆にする、とか。
全体に、言葉が緩い。
165 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/03(木) 22:38:34
160です みなさんレスありがとうございます 全体的に言葉足らずなのがよく分かりました 文章表現の勉強してから、またここに来ますのでその時はよろしくお願い致します
166 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/04(金) 17:36:38
>>157 うぜえなあ
このスレまで荒にくるんじゃねえよ
167 :
大○ ◆TiEPGwTRD. :2006/08/04(金) 17:44:49
168 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/04(金) 19:02:29
169 :
大○ ◆TiEPGwTRD. :2006/08/04(金) 19:24:44
とりやえず読んでくれてありがとう。
170 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/04(金) 22:34:08
なんかいい子!
>>167 もっと改行したり、句読点を入れたり、必要いじょうに漢字を使わないようにした方がいいかも。
読みにくいから。
やたら一文を長くするのも、止めた方がいいかも。
いま読点にしているところのいくつかを、読点にして、文章を区切ってみたらどうかな。
会話しているところでは、もっと心理描写をして、登場人物の心の動きを表現しよう。
それから、1番大切なことなんだけど、メインテーマって決めてる?
これがないと筋の通った話にならない。バランスの悪い作品になるよ。
がんばろー
172 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/04(金) 23:54:30
酷評お願いします 仕事を終え、狭く日当たりの悪い1ルームへと、今日も今日とて一人帰る。 部屋の真ん中にぽつんと置かれている丸テーブルには、半分程中身の入った潰れたキャスターの箱が置かれている。 暑気の篭った部屋の空気を入れ替えるより先に、冷凍庫の扉を開け、流れてくる冷たい空気に顔を晒す。 四角い箱にぎっしり詰まったバニラアイスのカップ達と向かい合った後、またいつも通りに扉を閉める。 テレビをつけると、この時間帯にお馴染みの顔がニュースを読み上げている。 どんなに非惨な事件も、心躍るような出来事も、彼の表情と口調を崩すことはない。 何が起きれば、彼のクールさを崩すことが出来るのか日々私は考えている。 彼が顔を歪めて抗議するところ、哀願するところ、誰かに謝罪する様を思い浮かべている。 ―すまない、どうか許して欲しい…どうか… 頭の中の彼は、いつの間にか私の名を呼び、私に謝り続ける。 そこまでの想像に身を浸してから、テレビの前から立ち上がり、ベランダの扉を開け、自分の為の簡単な夕食の準備を始める。 一年前に出て行ったヘビースモーカーで、甘党で、冷たい恋人の帰りを、こんな風にして私は待ち続けている。
>>172 それはひょっとして
ギャグでいってるのか?
____
/:::::::::
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巛/ \::
_=三//! l:
=三ニ ̄<リリニヽl∠三\
/ 川"》"└┴-`
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ト-、∠三"|ヽ= U
|"》└┴|ゝ―-
|/ ヽ ""
|ヽ= 、 U ヽ___--"
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`ヽ "" | ̄ ̄ ̄
ヽ___--"
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| ̄\| /
>>172 最初にききたいんだけど、これって作品のどこらへんなの?
175 :
大○ ◆TiEPGwTRD. :2006/08/05(土) 06:50:26
>>167 誤字をどうにかしろ。
漢字の使い方が基本的に間違っている。
使うべきところは使い、使う必要の無いところは使わなくてもいい。
特撮変身ものの原案なのかと疑いたくなるようなセンスはいかがなものかと。
日本語の使い方としてももう少しなので、小学校または中学の国語の教科書を見直すか、
あるいは日本の童話本を読んだほうがいいな。
175は小学生か、あるいは外国人留学生か、それぐらいの国語力に見受けられる。
読んだところ無意味に細かな描写があるので、恐らく小学生なのだろうが、本はもっと読んだほうがいい。
語彙力を増やすためにも、文章をキーボードで打つ際も、変換には十分気をつけよう。
177 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/05(土) 14:38:35
「なぁに、このあたしに用事って」 「……せ、……」 「用事、無いんなら帰るよ」 「…斑鳩センパイ、僕といっしょにえいがにいってくださぁい!」 「その斑鳩ってのやめたらね」 「斑鳩でセンパイに敵うゲーヲタはいねッス!」 「そういう問題じゃない。問題はあたしが女の子ってこ・と・よ♥」 「センパイは性別を超越した存在ッス!」 「失礼な!あんた言いふらしてんの!?」 「みんな言ってるッス!」 「あーのなぁ。あんた性別を超越した存在と映画観に行って楽しいか?」 「………」 「んじゃ。帰るね」 「…馬鹿だなぁべいびー」 「ぉ?」 「い、今のは年上のお前に少し敬意を払って純朴和家具な男子生徒を演出しただけだ。 素直になれよ、…ハニー」 「www ちょっとおもろい。娯楽には飢えてるよ」 「とびっきりの夜をご馳走するぜスィート。……。…むしろご馳走されるぜ」 「夜はまだはえーよ馬鹿。で?ネタは何よ?」
178 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/05(土) 14:39:36
「ハ?」 「映画何?」 「『僕の彼女を哨戒します』」 「…真二くん」 「ははいっ」 「誰にも言ってなかったんだけど、今日言うね」 「…な、なんですか(ゴクリ」 「…あたし、喉頭ガンなの」 「 」 「発見が遅かったから、あちこちに転移してるの。もってあと半年よ。 …それでよかったら、つきあおう」 「 」 「−んてな。馬鹿真二。韓流ったらこればっかだろうがボケ。あいつらにゃ考える頭なんて ねーんだよ、観にいくだけ無駄だ。貸せ、チケットヤフオクで転売してやる」 「い、斑鳩先輩!」 「あたしゃ明日香だ!」 「そういうのよくないよ明日香!」 「…フッwこのあたしを笑わせるとはエンターティナー。いい?真二」 「はい」 「死が美しいのではない。生が美しいの」 「」 「死は闇、生は光。光あるうちに光の中を進め。そういうことよ。 韓国映画が観たいの?」 「流行ってるから…」 「じゃあうち来なよ。DVDあるよ」 「!?!?!?!?!?!?」
179 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/05(土) 14:46:37
そうして僕は斑…明日香先輩の部屋で「猟奇的な彼女」と「親切なクムジャさん」を観た。 でも、クムジャさんの最後のほうは覚えていない。 乳房って、やーらかいのだな。 半年後、明日香はこの世を去った。 俺は今、生命を甦らせる研究をしている。
たしかに、無意味な描写はあまりしない方が賢明かと。 描写には二つある。 第一に、ストーリーを展開させるための描写。 第二に登場人物の心情の描写。 詳しく描写することは、その世界をよりリアルにする反面、長ったらしくなったり、広がりがなくなったりするから。
181 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/05(土) 15:49:35
一見誤爆にすら思えるご考察いたみいりますでございます
>>176 >特撮変身ものの原案なのかと疑いたくなるようなセンスはいかがなものかと。
言い訳にしかなりませんがもともと漫画の原案に小説ってタイトルつけて
投稿したものです。それとなくかすってる洞察力ですね。精進します。
183 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/05(土) 18:16:57
そりゃ失礼だろ。次から批評してもらえなくなるよ。
たぶん失礼な言葉遣いだとわからないんじゃないか。 最近の日本語はおかしいからな、小説に解読が必要になるかも試練
失礼と思った表現をつかったことには失礼します。 小説としてなっていないような小説もどきの文章をわざわざ読んでもらったことは 感謝します。
>>185 だからそもそも言葉の使い方を間違えてるんだって。
全面的に謝る気があるなら「〜には」とか「〜ことは」という言い回しを使ってはいけない。
> 失礼と思った表現をつかったことには失礼します。
「失礼します」ってのはこれから起こす行動が相手に不快感を与えると思われる場合にあらかじめ詫びる言葉。
過去の
>>182 の発言について謝罪するなら「失礼しました」、もしくは「謝罪します」とかだろ。
そもそも「失礼と思った表現」って何だよ。
> 小説としてなっていないような小説もどきの文章をわざわざ読んでもらったことは
> 感謝します。
わざわざ読んでもらったことだけは感謝しているが、批評は余計なお世話だってか?
187 :
ブリ子 :2006/08/06(日) 00:18:22
吉舎川の思案に物ぐさなる般若心経 には私の銛にはひっかからない。し かし帯せんの界隈は鞠山に入り組む 芹である。鰤は丸焼きの豚に似て蟹 山の臍帯に復興にも正確な解釈は不 能であるが、球磨に鋤が食い込む勢 いに負けじと清廉潔白のこりこりに 詩的にはアナる。撒いて年の瀬怪事 乗り島。
188 :
ブリ子 :2006/08/06(日) 00:44:35
午前零時、私の住むアパートの階段から怪しげな足音 が聞こえてきた。いやにゆっくりなのだ。気持ち悪い な。気にしていては眠れない。電気を消す。コー、ン 、コー、ン、コー、ンとゆくーりゆくーりと足音が大 きくなって近付いて来た。眠れない。どこで止まるの かが気になる。思い切ってドアの外へ出ることにした 。暗闇の中手探りで靴をはき、ドアノブをまわし、ゆ っくりと開けて顔を出してみた。こつーん、こつーん 、と音だけが鳴っている。ここまできたらちゃんと確 かめるまでは戻れないな。私は階段に向かった。自然 と足の速さが一致した。こつーん、こつーん、こつー ん。こちらは抜き足差し足である。次第に階段が見え てきた。音も前より大きくなり、今にも姿を見せる勢 いである。私は螺旋階段を降り始めた。抜き足差し足 。こつーんこつーん。五階四階三階まできたその時である。
189 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/06(日) 01:51:13
あらすじとかは評価してもらえないのですか??
>>大○ ◆TiEPGwTRD
>言い訳にしかなりませんがもともと漫画の原案に小説ってタイトルつけて
>投稿したものです。それとなくかすってる洞察力ですね。精進します。
このレスは意味がない。批評箇所ともまったく関連がなく、
「(故意に隠していたことに)気づいたんですね」、と言っているようなモノ。
精進する、と言われても隠し事をする工夫を精進するとしか聞こえん。
>>185 に対しては
>>186 が的確な指摘を行っている。
大○ ◆TiEPGwTRD が小説を晒して批評を受け止めるという姿勢はいい。
しかし中身を伴ってないと思われる。
その様子では、具体的にどこがどうおかしく、なぜ適切な表現でないのかが理解できなさそうだ。
そのため改良後のカタチというのも見えてないんじゃないか?
日本語読解、文章構成、使用単語の適切な選択など基本的な文章能力をまずは手に入れたほうがいい。
晒す文そのものも選んでくれ。
向こうでも言われていたが、尻切れトンボのような文章を晒されても返答に窮するぞ。
>>189 前もって粗筋と断っていればそのつもりで皆批評すると思う。
あらすじはスレ違いだよ。
193 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/06(日) 10:42:50
文章には違いないんじゃ。
>>189 はあらすじがおもしろいかどうかの評価も欲しいってことじゃないのか?
すっきりと晴れ上がった空が、宿舎の窓から見える。 朝日を軽く全身に浴びながらあなたはいつもの通り、可愛らしい制服に袖を通した。 春が一番ふさわしいパステルカラーのそれは、あなたが養成学校へ入学するにあたって行き先を決めるポイントとなった。 そのくらい、あなたはこの学校の制服を気に入ってしまっている。 きちんとアイロンの当たった白いブラウスの上からほのかな花の香りのする制服をまとうと、あなたはどこから見ても立派なこの学校の生徒となる。うん、完璧。 「さて、今日も頑張りますか!」 鏡に向かって独り言を言いながら笑ってみせる。これは入学する前からの、あなたの癖だ。 例えば入学試験の前。制服採寸の前。入学式の朝。定期試験の前。そして、今日。 今日はとっても大事な日。卒業試験……つまり、あなたが今までこの学校で勉強してきたことを最大限に発揮しなくてはならない日だ。 これで試験官からバツを出されたら、あなたの就職は無しになる。そうしたら、あなたはもう一度この学校の課程を最初からやり直さなくてはならない。 同時に入学したライバルたちが次々に就職先へ旅立っていくのを尻目に、全てをもう一度最初から始めなければならないという屈辱は、間違っても味わいたくはないモノだとあなたは拳を握りながら思う。 「それでは、始めてください」 試験官の声がかかった。あなたはよし、ともう一度気合を入れてテスト用紙を見下ろす。 まずは筆記試験、その後は実技試験だ。いまいち筆記が苦手なあなただけれど、あなたの実技はきっと高い評価を得られるに違いない。あなたは自信を持って、まずは用紙に手を伸ばした。
そして、結果発表の日が来た。 この学校では一人一人に通知なんてことはしてくれないので、あなたは真っ先に掲示板の前に飛んで行き、結果が張り出されるのを今か今かと待っている。 一緒に卒業試験を受けたライバルたちも、三々五々集って来た。 「あ、来た!」 誰かの声が上がると同時に、皆の視線が一点に集中する。ああ、どうやら職員が結果発表の紙を持って出て来たようだ。 ぺたりと張り付けられた紙に、わっと皆が群がる。そんなに大きくない紙には、何人もの名前が達筆で並べられていた。あなたは自分の名前を探して、必死で視線を走らせる。 「………………あ、あった」 よかったね。あなたの名前はちゃんと合格者として書いてある。これであなたは晴れて、お目当ての就職先に旅立つことができるわけだ。 「よっしゃ!」 「あぁ〜、だめかぁ〜」 「やった、いけたーっ!」 「うわーん、おかーさんごめんなさーい!」 一気に騒がしくなる掲示板の周辺。その悲喜こもごもを掻き分け掻き分け、あなたは掲示板を取り囲んでいる群衆の外に出た。 それから恐る恐る背後を振り返って見たけれど残念、あまりの人だかりに掲示板は埋もれてしまっている。 でも、たった今あなたが自分の目で確かめたのは本当。あなたは卒業試験をクリアし、この学校を卒業できることになったのだ。 「……よかったぁ……」 なぜか、他の人みたいにはしゃぐのではなくほっと胸を撫で下ろすあなた。 だって、あなたは行きたい就職先を既に決めていたのだから。いわゆる内定もとうにもらってある。後は、あなたが学校を卒業できるかどうかだけだったのだ。 けれど、これで心配事はなくなった。卒業式を済ませたら、あなたは背中の羽を広げて一目散に飛び出して行くのだ。 そうしてあなたはあなたの就職先に飛び込んで、あなたの雇い主の前にふわりと浮かんでこう叫ぶ。 「お待たせしました! 幸せのレシピを運ぶ妖精、ただいま到着いたしました!」 そう。 だってあなたは養成学校を卒業して、一人前の妖精になったのだから。
>>195 人称代名詞が「あなた」であることの狙いが分からない。
読者に追体験してほしいなら主人公は能動的な行動をしない話に限るべきだ。
ただ単に計算違いをしているように見える。
また現在形と過去形の使い分けも不自然だ。
というか時制というものをあまり深く考えていないように見受けられる。
二人称は難しいのでなおさら文章の端々まで気をつけること。
全体の内容に関してだが、試験を受けて合格が発表される、
ただそれだけのことを書くのにこれだけの量が必要なのか、と思える。
削るか、面白くするか、話を練り直すか、どれかだと思う。
オチはダジャレなのか?
これを面白がれるセンスはちょっと理解できない。
せめてこれだけの分量を書くなら、何らかの伏線があれば少しはマシだが・・・。
>>195 「あなた」の使用に関しては、これだけでは是か非か判断できないので置いておく。
ただ、読者に対する投げかけ文(これが地の文になるわけだが)としての「あなたは〜」と、
作者による作中の主人公に対する投げかけ文としての「あなたは〜」を併記するのはおかしい。
読者に誤解と混乱を与えるだけ。
全体的に描写力が不足し、語彙も豊富ではないのでのっぺりとした面白みの無い文章となっている。
これは読者に対して視覚的な表現が無いことも関連すると思われる。
また、主人公の情動に一切の積極性が見られないのもマイナス要素。
作文ならともかく、小説を目指すのであればもっと描写技術に磨きをかけたほうがいい。
淡々とした文より成るお話に過ぎず、まったくといっていいほど面白みに欠ける。
主人公の心が感じられないのは作者の狙いなのだろうか?
>>195 >朝日を軽く全身に浴びながら
描きたいイメージは何となくわかるが、
こここそ文章で工夫しなよ。
軽く日を浴びるなんていう表現はない。
あなたは柔らかな朝の日ざしを浴びて、軽やかな空気に包まれている。
自分の中にあるイメージを深化させないと、この程度の陳腐な表現にもならない。
>>195 >すっきりと晴れ上がった空が、宿舎の窓から見える。
>朝日を軽く全身に浴びながらあなたは
1行目の「見える」の主体は誰?
「宿舎の窓からは、すっきりと晴れ上がった空が見える」
とかなんとか、一般性のある事実ならともかく、二行目からは二人称なのに
しょっぱなで主体があやふやだと、読者は物語の中にすんなり入っていけないのでは。
それ以前にきみ自身、書き手の立ち位置がよくわかってなんじゃないのか。
>>195 雰囲気は結構面白かったよ。でも小説書いたの初めてでしょう?
めげずに書き続けていけばそのうち慣れてくるし、上手くなると思う。頑張れ。
202 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/06(日) 23:36:53
バッタが跳んでいる草むらで芒をくわえながらリラックスモードな有閑 のおっさんが見える。ここはグラススキー場だ。滑っては転んで転んで は滑るのを繰り返しながら、膝小僧が擦りむけるのも気にせず、金払っ た分を取り戻そうとしているのか、むやみに滑る俺がいる。膝小僧は擦 りむける。次第に赤身が露出し、そこに蠅がたかるようになった。それ でも気にせずやってたさ。滑っては転んで、転んでは滑る。やがて小さ な白い虫がピヨピヨとはい回るようになり、数が増えた。なんじゃこり ゃ、とは思うものの、気にせず滑る。リフトに乗ってる時は蛆を払いの ける。それでも次の時はどこからともなく湧いて来る。 夕方になり車に帰る。服を着替える。帰りがけは一応病院に寄った。大 丈夫だろうと思ってたから寄れた。医者の顔はやけに冷静だった。だか らゆえにいやな予感がした。「これは切断だね」軽く言われた。そんな はずはない。簡単にきるなんて、あってはいけないことだ。しかし医者 はさらに言った。「足の付け根から切断します。」看護婦は豊満な肉体 をクネクネと蠢かせながら医者に擦り寄る。何やらクスクス笑ったあと 俺を寝台に乗せて膝小僧の蛆虫をピンセットでとる。「こんなになるま で放っておくなんてどうかしてるわね」と俺の自己管理能力を厳しく批 判した。しかし俺のことよりも医者のチンポが気になるのだろう。俺の 足は切断されるとはなから決め込んだ対応であり、まるで自己批判能力 がない。俺はいたたまれなくなった。しかししばらく俺の身柄は拘束さ れる。どうすべきか。何が大事か。こいつらに足を奪われてたまるか。 ふと看護婦のブヨブヨの下半身に目がいく。看護婦のクスクス笑う声と ともに医者の股間に膝げりを食らわせた。と同時に看護婦の首もとにピ ンセットあて、車に乗せた。そこからは何をやったか覚えがない。
203 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 00:20:13
一匹の甲虫がエントランスをヨタヨタと歩いている。 ああぁ。近くでよく見てみるとドウガネブイブイだ。 都会では珍しいなと思い、僕はブイブイを胸元に這わせ、 エレベーターが下りてくるまでの時間一緒に遊んだ。 少しチクチクっとする。 今日は、ブイブイ以外の誰とも話していない。
>>202 …どこから指摘すりゃいいんだろう。
・改行を入れる位置を考えましょう。
やたらと改行を入れるのも全く入れないのも考え物ですが、とりあえず単語の途中で改行する意味が分かりません。
・語り手の視点を統一しましょう。
>金払った分を取り戻そうとしているのか、むやみに滑る俺がいる。
・ボキャブラリーを身に付けましょう。
>夕方になり車に帰る。服を着替える。
>大丈夫だろうと思ってたから寄れた。
・語り口調を統一しましょう。
>それでも気にせずやってたさ。
・主語と述語の関係を明確にしましょう。
>看護婦のクスクス笑う声とともに医者の股間に膝げりを食らわせた。
・助詞の抜けに気をつけましょう。
>金(を)払った分を取り戻そうと
>看護婦の首もとにピンセット(を)あて、
205 :
1/4 :2006/08/07(月) 01:54:29
『将来のことは、ちゃんと考えているの?』 頭の中でリフレインされる言葉。 見上げた空はひたすら青くて――――それがどこか、虚しかった。 瑞々しくしっかりとした枝は、なかなか折れてくれなくて。 「あっ」 足元を見ると、花びらを踏んでいたことに気付く。――胸が痛い。 その痛みを押さえて、枝をひきちぎった。……痛い、痛い。もう、何度も繰り返しているのに――。 「……吉田。またお前か」 風が吹く。まとめていない髪がなびいて、頬をくすぐった。 「いいじゃないですか。今日はちゃんと、許可とってますし」 「許可ぁ? 誰にだ」 野太い、しっかりとした男の声。 「それは秘密ですよ。言ったら、その人が怒られるかもしれないですから」 髭はきちんと剃ってあるのに、ぼさぼさな髪を押さえて、坂下先生は言う。 「ま、それもそうだがな。俺はてっきり、またピッキングでもしたのかと思ったよ」 ……確かに、事務のおばさんが手を貸してくれなかったら、そうしていたけど。 「……ところでさっきから気になっていたんだが、それはまさか……」 私の右手に握られているものを、先生が指した。 「あぁ、これですか。花壇に植えられていたのを折りました」 「またか……」 ため息。それと同時に、ポケットに手を突っ込む。 ……この人、生徒の眼前で煙草を吸う気なのだろうか? 「……いくら屋上だからって、煙草はやめてくださいよ。教師なんですし」 「何言ってんだ、お前が無断で屋上に入ったことはわかりきってるんだからな。 しかも、ひまわりまで折りやがってるときた。交換条件といこうじゃないか」 「ちゃんと許可とりましたって。それに、ひまわりはまた種植えましたよ。 だから問題無いはずです」
206 :
2/4 :2006/08/07(月) 01:55:18
「種を植えたって……今植えて育つのか?」 「どうでしょうね。もしかしたら育つかも」 私はフェンスに腕をのせ、寄りかかる。 この前の一件で丈夫なのに変わり、びくともしない。 ……まあ、もし壊れて私が落ちたとしても……それはそれで構わないし。 「はは、相変わらず生意気だな。ま、相変わらずも何も、ほぼ毎日会っているわけだが」 ……別に、この教師――坂下先生は、私のクラスの担任というわけではない。 担任でもないくせに、なぜかよくここにきては、いつも同じやりとりを繰り返していた。 最初はうざいなぁと思ったし、何この人って感じだったけど。 最近は、本当の担任以上に私のことを心配してくれてるんじゃないか、と思いつつある。 だからって、何が変わるわけでもない。 「……藤本」 ぽつり、と呟くような声。 「藤本と吉田は、本当によく似てたよ」 ……突然、何を言い出すんだろう? これは、今までに無かったパターンかも。 「いや、過去形じゃなく現在進行形だな」 「……はあ、そうなんですか」 意味がわからないまま、話は進む。 「だから惹かれ合うっつーか、そういうのもわかるんだよな」 「はあ」 適当に相槌。以前の私だったら、「何も知らないくせに」と憤るところだ。 そんな私とさよならして、もう何年経ったんだろう。 「……だけど、吉田まで、自殺は」 「待ってください」 つっかえながらの言葉を阻む。 坂下先生が唇を噤んだ。その姿がとても"らしく"なくて、違和感を覚えた。 「藤本君は自殺じゃありません。……皆、自殺だ自殺だって決め付けてるけど」 「……そうだな、事故だ」 「確かに多少避けられてはいましたけど、イジメとかはありませんでしたしね。 ただ……彼が、軽すぎたんです」 怪訝そうな表情。まぁ、わからないよね。
207 :
3/4 :2006/08/07(月) 01:56:29
「彼は本当に空っぽだったから。……私も、大分そうなりつつあると思いますけど。彼は本当に、空っぽだったから…… 風に飛ばされてしまったんですよ」 先生は、眉間を指でほぐし始める。 そんなに頭が痛くなる話だったかな……うん、なるか。 「坂下先生はさっき、私と藤本君が似てるっていってましたけど……。それはきっと、そういうところのことを言ってたんだと思います」 うーむ……と聞こえる唸り声。無理して理解しようとしなくていいのに。 この先生は本当に、真面目なのか不真面目なのか、よくわからない。 「……とにかく。さっき言ったように、私は藤本君ほど空っぽじゃありません。だから、簡単に飛ばされませんよ」 「……そうか」 本当は、私だって早く空っぽになって飛ばされたいけど……それにはまだ時間がかかる気がしていた。 何年も経つのにこれなんだから、彼はいつから空っぽだったのだろうか? ……やっぱり、勝てないなぁ。 「……昼休みももうじき終わりだ、教室に戻ったらどうだ?」 「そうですね」 軽く握っていたひまわりの花びらを、丁寧にとる。 「まーたお前はそんなことを。普通に投げればいいだろうに」 「それじゃぁ駄目なんですよ。残酷なことしてるのはわかっています。 だから、ごめんねって謝るですけど」 「謝るくらいならやらなければいいだろうに」 「――だって、こうしないと意味ないから」 種になりかけている、花の中央部分も毟る。 全ての花びらをとりおわると、風を待った。 「あー……あと五分」 腕時計を見たのか、けだるそうに言う坂下先生。 「坂下先生は、いかなくていいんですか?」 「今行ったら、どっかの誰かさんは来ないだろうな」 それもそうですね、と頷く。 ほとんどが灰になった煙草の、煙が揺らいだ。 「風……」
208 :
4/4 :2006/08/07(月) 01:57:55
てのひらにひまわりの欠片をのせ、見送る。 突風というわけでもないので、ふー、と吹いて旅立ちを手伝う。 全て飛んでいくと、花びらの無いひまわりを、フェンスの向こうへと投げた。 「買ってきた他の種も、先生がくるまえに投げたんですよ。コンクリートの隙間から生えてこないかな……うらやましいな」 私だって、もっと軽かったら――――言いかけて、やめる。 「……落ちた場所と、生命力次第だな。ほら、終わったなら行くぞ。七分遅れだ」 「もうちょっと季節が早かったら……綿毛を飛ばせたのに」 「お前はまだ二年だろう? 来年飛ばせばいいさ。……あぁ、そうそう。夏休みの進路相談だが……」 適当に聞き流して、相槌。 「……そうですね」 そして、その頃までには……私も。 心の中で決意して、寂しさを消す。将来への不安を、希望を消す。彼のことを……消す。 ほら、これで私も、いくらか軽くなれたよね? 「行きましょう、先生」 飛ばされずに落ちたひまわりの花びらを踏みつけて、扉へ向かう。 今度はどこも、痛まなかった。 以上です。長くなってしまいましたが、批判お願いいたします。
>>204 引っかかるな。
この一言で、わかるよな?
210 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 02:21:51
書出し部分。お願いします。 俺の名前はハル。社員番号204651。「春に生まれたから、ハル。私が一番 好きな季節。」お袋は俺によくそう言っていた。俺はこの名前で苦労したことも ないが、感謝したこともない。考えられる限りの平凡な名前だ。だから仕事も平 凡なものを選んだ。フリーのカメラマン。カメラの使い方さえ知っていれば明日 から誰でもなれる職業だ。この国にはカメラマンという肩書きを持つ人間で溢れ ている。安くて性能のよいカメラが簡単に手に入るという事情もあるだろうが、 それにしてもそんなに一杯カメラをぶらさげて何を撮るというのだろう?街の風 景、子供の笑顔、女の姿態、そんなもの珍しくともなんともない。わざわざ外国 へ出かけていって写真を撮ってくる奴もいるが、俺には皆同じような写真に見え る。だから俺はわざわざ外国へ行ったりしない。俺が撮るのは、芸能人の私生活 とか犯罪の現場とか三流タレントのヌードとか、みんなの暇潰しになるようなも のだ。この国ではみんな忙しそうな顔をして働いているが、潰す暇がないわけじ ゃない。だから俺の仕事もなくなることもない。
>>205-208 「……」と「――」が無駄に多い。
「ひまわり」で「茎」ではなく「枝」を出すのは珍しい。
枝咲きをする種類のひまわりなのだろうが、説明が無いのは不親切。
本文については、言うまでも無く独善文で、読者に対する配慮がかなり欠けている。
作者はすべてわかっているだろうが、読者はそうもいかない。説明がなければ理解できない。
読者の理解を求めないなら、何のための文章かということになる。
他人に読んでもらいわかってもらう必要がないなら日記や作文で十分。
恐らく二次小説か、とある話の続きなのだろうが、いかんせん説明不足すぎる。
主人公の勝手な思い込みによる勝手な言動をただ羅列しただけに過ぎない。
坂下先生が存在する必然性も、はっきり言って感じられない。
読後も、「で、なに?」という類の感想しか思い浮かばない。
文法については、高校生ぐらいならこれで上出来。
教科書文の典型であり、その範疇に留まるもの。
句読点の使い方も標準的で、もう少し工夫があってもいいかと。
ただ、このような「可も無く不可も無い」文章は、「面白くもなんともない」文章ということ。
語彙力についてはやや低めなので、もっと本を読むといい。
>>211 読んでくださってありがとうございます。
>「……」と「――」が無駄に多い。
今読み返して改めて気付きました…。推敲不足ですね。
今度からもっとしっかり推敲したいと思います。
>「ひまわり」で「茎」ではなく「枝」を出すのは珍しい。
これまた気付きませんでした。本当にそうですよね。
その辺りは「茎」のつもりで書いていたので、そういう種類のものではありません。完全なミスです。
>独善文
その通りだと思います。
二次や、とある話の続き〜というわけではなかったのですが
どうしてもこういう傾向のものが多くなってしまって。
自分でももっと読み手を意識しなくては、と思ったものの進展がなかったので、こちらに投稿させていただきました。
>文法〜
まさしく、中3です。こんな時間まで何してるんだ、と言われてしまいそうですが…。
>句読点の使い方も標準的
かもしれません。どうしても個性に欠けてしまうというか、「こうしなさい」というものに沿ってしまうんです。
雰囲気が出るような句読点の使い方をしたいのですが…。
>語彙力はやや低め
ですよね。書いていて言葉がみつからないことが多々あるので、自覚しています。もっと積極的に読んでいきたいと思います。
批判ありがとうございました。しっかりと受け止めて、精進したいと思います。
>>205-208 少女漫画の活字部分を書き起こしたような印象。
絵があればこれでも成立するだろう。
だが小説の場合は、残念ながら絵に相当する部分も作者が描写しなければならない。
セリフから始めたら、できるだけ早く読者に状況を教えてあげるべき。
一人称を少し取り違えているのではないだろうか。
自分に酔ってはダメだ。
うまくすれば味にもなるのだが、とにかく主観的すぎる。
描写が足りないというより、言葉が足りない。
>>210 フリーなのに社員番号とは何か。
苦労に対応することばとして感謝は適切ではないのでは。
楽をしたこともない、というニュアンスを持ってくるべき。
「ハル」は考えられる限りの平凡な名前ではないだろう。
フリーのカメラマンという職業も。
一見論理的に見える文章だが、それぞれの前提が間違っている。
カメラマンの職業の説明にしても自嘲が入っているとは言え、
少々現実と乖離している。
近未来を部隊にしたSFか?とすら思ってしまう。
もしそうだったら、まあそれでもいいが。
街の風景、子供の笑顔、女の姿態を主人公の主観で否定しておきながら、
スキャンダラスな題材を需要があるからといって肯定する。
別に主人公がモラル的に正しい必要はないが、
冒頭からこのダブルスタンダードぶりはどうだろう。
前者を金にならないと言って否定し、金になるのは後者だと肯定する。
これなら分かる。基準があるから。
せっかくストーリーを語らず主人公の人となりを説明しているので、
どういう人物なのか、分からせてほしい。
「部隊」→「舞台」でした。 失礼。
>>213 読んでくださってありがとうございます。
>少女漫画の活字部分を書き起こしたような印象。
言われてみたらそうかもしれませんね。「台詞の間に描写をいれなければ」ということで
付け足して、それがト書きみたいな感じになってしまってるのかもしれません。
>セリフから始めたら〜
そこで状況を書かないまま進めるのが、読み手に不親切ということになってしまうんですね。
>>213 さんの言う通り、自分に酔っていたのかもしれません。
あまり認めたくはないのですが、ここはしっかり認めて、改善しないといけませんね。頑張ります。
>>211 さんに独善文を指摘されたものの、どう配慮したらいいのかわからなかったので
序盤の状況説明不足と指摘され、はっとしました。
でも正直、どう書き足せばいいかわからない部分もあるので
あとでリライトスレに行って、感じを掴みたいと思います。
>うまくすれば味にもなるのだが
ここは是が非でもうまく味にしたいですね。
主観的すぎる部分は、ある意味主人公が「周りに無関心な子」なので、意図的といえば意図的なのですが
それにしても度が過ぎてしまってるようですね。
>描写が足りないというより、言葉が足りない
レス返しをしていて、自分の作品を振り返り、改めて気付きました。
ト書きのような形で「描写」は入ってるものの、あくまで「〜した」みたいな感じで、本当に言葉が足りてませんね。
そこでト書き以上に書けないのは、語彙不足ということも関わっていそうです。やっぱり読まないと駄目ですね。
批判ありがとうございました。しっかりと受け止めさせていただきます。
217 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 10:08:18
子には盃の意味が分からない。 わが子は無理心中の道具ではない。
218 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 14:34:44
>>203 正直、これだけでは評価のしようが無い。
強いて言えば、ブイブイと「遊んだ」ことが「話した」ことに
説明もなくすりかわっていることがおかしな点かな。
220 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 16:42:07
>>198 描写技術とはどうやって上げればいいのですか?
>>195 ではないですが前に描写がリアルじゃないとか
表現力が欠けているというような意味のことをいわれました
空気読めてなくて申し訳ないですが教えて頂きたい
>>203 いいね。ドウガネブイブイにどこまで一般性があるかは知らんが、
その選択にセンスを感じた。
本スレになってからいちばん良い。
自意識過剰でなくて臭いだけの気取りがない。
透き通ったような悲しさを大事にしてもっと長いの書いたら?
>>220 >>221 のリンク先はけっこう素人でもわかりやすく説明がなされているようなので、参考になると思う。
以下質問に対して。
描写技術を上げるには、ひたすら本(文章)を読み、そしてひたすら書くのがいいとしか言いようが無い。
描写力が足りないと常々思っている人にはそんな返答は無意味だからしないけどね。
220は描写技術をあげるためにどんな努力を払ってる?
224 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/07(月) 23:49:53
>>220 漫画や音楽、映画などの非文字媒体を小説の形式にして書き出してみるのはどうか。
書き出した後は元の作品と比較して、状況の描写の不足が無いか、内容を変更していないか
といった感じで比較検討し、可能ならばそれを誰かに読んでもらって感想を聞く。
自己流なんで効果の程は不明。
225 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/08(火) 00:15:27
>>221 >>223 ありがとうございます
質問スレでも書き込んだんですけどぞんざいな返答で
流されてしまっていたのでちょっと感動しました
努力している事はとりあえず本を読んで
分からない単語があればその都度調べるとかですかね
この板の人にしてみれば努力でもなんでもなんでしょうけど
あとは普段の生活の中に何か思う事があると
無意識に文章にしていたりという事がたまにあります
>>223 の方が言う通り何か書いてみるかな、と思ったりするんですが
語彙が少ない所為で表現出来ないことさえあるのに
書くことに意味があるのかと疑ってしまいます
226 :
220 :2006/08/08(火) 00:21:13
>>224 ありがとうございます
漫画は大好きなんで短編の物で早速試してみます!
227 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/08(火) 09:18:42
彼女は綿のなかでもっちもっちしているだけかとおもったが、カルシウムたっぷりのくしゃみをしたとたん、きついってことがぜんぶむきだしになって、涙がでそうなのをこらえるふりをした。 朝は涼しいから、いまのうちに冷たい水をながめておくといい。体を風がすきとおって鳥肌。きょうはパプリカのサラダだ。レタスも入れよう。
それだけ?
前衛的すぎます先生…
230 :
19歳法学部生 :2006/08/08(火) 21:45:11
アクションシーンということで批評をお願い致します。 午後10時、俺は事務所に入った。スイッチを押して照明を点灯し、ドアを閉める。 自分の巣に戻ってきた安心感で一つ息を吐いた。 すると、右手奥にあるパーティションで仕切った面談用の部屋の扉が開いて、人が出てきた。 そこには下半身裸のままの秘書のゆかりがいた。彼女の左の頬は青黒く腫れ、 股間から漏れた液体が太股を伝わり、足元を支える細いハイヒールまで濡らしている。 しかし、ゆかりの顔には、惨状とはうって変わったような勝ち誇った笑みが浮かんでいた。 ─そうか、この女も関わっていたのか。 ためらいは破滅に通ずる。俺の決断は速かった。ともかくもこの場を「最も穏便に」処理する方法は、他にない。 俺は,ゆかりに向かって素早く前進し、彼女の顔面に向けて両腕を伸ばす。 悠然と俺を眺めていたゆかりの顔に怪訝そうな表情が浮かぶ。 ─そうかい、意外だったのかい。 俺は伸ばした腕の左手で頭頂部を、右手で顎を掴み、力一杯左側に捻る。細い頸の骨が折れる鈍い音がした。 捩じれた顔を遅れて追うように、ゆかりの身体も回転し足から床に当たる。足首の骨が折れる音が加わった。 床に落ちた彼女の左の足首は、あさっての方向を向いていた。 以上。
231 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/08(火) 22:06:57
アイス食べてたら犬のおまわりさんがやってきて子猫をさらって行きました
>>230 まず一行目、入って電気を点けたことを書くだけでOK。
開けてないドアを閉める必要はない。
なぜ帰ってきただけで安心感を持つのか分からないがそこは置いておこう。
「人が出てきた」と「そこには〜ゆかりがいた」とあるが、
出てきた人がゆかりなら書き方が少々おかしい。
「足元を支える細いハイヒール」も変だ。気持ちは分からないでもないが。
「惨状とはうって変わったような」これも単語の選び方が適切でない。
>ともかくもこの場を「最も穏便に」処理する方法は、他にない。
この文章はせめて行動を起こした後に欲しい。ちっとも速く決断したように見えない。
ゆかりのリアクションがいささか悠長にすぎる気がする。
いきなり近づかれ頭を掴まれたのにこれはないだろう。
あるいはここで表情に触れずに首をひねり殺した後で、
怪訝な表情を浮かべたままのゆかりを描写した方がいいかもしれない。
「伸ばした腕の」はいらない。
全体的に一人称としてギリギリな文章になっている。
はっきり言って主人公の心情は全く伝わってこないので、
その辺りもうちょっと配慮するといいだろう。
これが物語の最初なら少々問題がある。
もっと状況を明らかにした方がいい。
それがイヤなら一人称で書くのは考え直した方がいいかもしれない。
女の死に際の動きも、これでは説明しているだけだ。
「糸の切れたあやつり人形のように」とかイメージしやすい例えを入れたりして、
読む人にインパクトを与えるよう工夫しよう。
>>230 やりたいことは分かった。
あとは、それを書きなさい。
>午後10時、俺は事務所に入った。スイッチを押して照明を点灯し、ドアを閉める。
>自分の巣に戻ってきた安心感で一つ息を吐いた。
で、始まるわけだけど、これはただのアイデアというか、シーンにどういうものを盛り込むか
の要素を書き出したものに近い。
>俺は伸ばした腕の左手で頭頂部を、右手で顎を掴み、力一杯左側に捻る。
自分が何書いてるか分かってるか?
>>230 >この辺は午後10時、俺は事務所に入った。スイッチを押して照明を点灯し、ドアを閉める。
>自分の巣に戻ってきた安心感で一つ息を吐いた。
>すると、右手奥にあるパーティションで仕切った面談用の部屋の扉が開いて、人が出てきた。
なんというかもっさりしてますね。
事務所→照明→ドアを閉める→奥から人が出てきた。
この流れだと安心感の描写は必要ないのでは。
スピード感を出すならば、説明は短く最小限に。
>スイッチを押して照明を点灯し
「照明をつけた」とかで伝わると思います。
>右手奥にあるパーティションで仕切った面談用の部屋の扉が開いて
「右奥のドアが開いて」で問題ないと思います。
ちなみに扉というのは観音開きのものを言いますので、この場面では不適当。
設定上必要がなければ「パーテーション」を使わないほうがすっきりいきます。
部屋の用途も同じ。
見知った背中が遠くなるたびに泣きたくなった。 どんどんどんどん自分の事などいないと言いたいのか、 後ろも見ずに足音と背中が遠ざかっていく。 涙で声が詰まって口から1つも零れてくれない。 これで終わりなのか、こんなことで終わってしまうのかと思うと、 涙は更に溢れてきて止まってはくれなかった。 「待って。」の一言すら、上手く出てこない。 一番伝えたい言葉がその後に続くはずなのに。 涙が頬を伝い口の中まで入り込んでくる。 夜風が頬を撫でる度にしょっぱさが心に堪えた。 はじめるまで随分時間が掛かったのにね。 終わるのなんてとても簡単なんだね。 とうとう自分の前から全てが消えてしまった後、 彼女は声を放って泣きじゃくった。 それでも桜は散るのを止めてくれなくて、 こんな日に限って月が怖いくらいに綺麗で更に泣きたくなる。 だから桜の散る月夜は好きになれない。
>>236 「見知った背中」とか勘弁してくれ。
「遠くなるたびに」をはじめとしておかしな言葉がいっぱいある。
狙いなのかは分からないが、まずは普通に書くことを勧める。
こんなもの普通の人は2行で読むのをやめてしまう。
一人よがりすぎる文章なので一人称かと思ったら三人称とは。
地の文の心情表現もちぐはぐ。
慣れないうちはちゃんと主語を書きなさい。
描写がどうとか言う気にもならない。
まず普通の文章を書けるよう練習してくれ。
>>236 別れの場面なんでしょうが、どんな場所での出来事なのかさっぱりわかりません。
書き方を見ると一人称ですから
>「彼女」は声を放って泣きじゃくった。
というのは使えない。
三人称のつもりならば主語を省略しすぎ。
冒頭シーンということですが、読者は二人の物語がよくわからないので
ヒロインが悲しんでいても「はぁ?」としか思えません。
読者の共感を得る為には、二人の物語を書いてから「別れ」を演出しな
ければなりません。小説というのはそういうものです。
>>230 滅茶苦茶酷評されているんだが、参加してみよう。
>スイッチを押して照明を点灯し、ドアを閉める。
ヤバイ状況を控えているとき・ヤバイ仕事を生業とする人はそんなアホなことはしません。
事務所って、そこで生活してんの? 巣とは、普通「寝る場所」のことだ。
>彼女の左の頬は青黒く腫れ、股間から漏れた液体が太股を伝わり、
状況不明。暴力を振るわれたのはわかるが、「液体」では失禁したのか強姦されたのかわからん。
なぜボカす必要がある?
>足元を支える細いハイヒール
キミは自分の足元を見ろと言われたら靴を脱いで足の裏を見るのか?
>「最も穏便に」
本当に法学部の学生なのかと疑いたくなるような殺し方で「最も穏便に」ですか?
本当に19歳法学部学生なら作文能力が通常に比べかなり劣っていると自覚したほうがいい。
カッコ悪い文章を書きたいならこのまま邁進して欲しいが、そうではないだろう?
それにアクションシーンでもなんでもない。無抵抗な者に力を振るうことはアクションではない。
>あさっての方向を向いていた。
悪いけど、ここで笑った。このシーンでこの表現は幾らなんでもないだろ……。
>>227 漢字にしたほうが読みやすい部分を敢えてひらがなにする意図は何?
言葉の語感は面白いと思うけどあとはどう展開するかだね。
意味が無さそうで意図を通すのか、意図がありそうで意味無なのか
これだけでは判断できないな。
242 :
230 :2006/08/09(水) 09:09:51
>>233 >>234 >>235 >>240 酷評、ありがとうございました。言われてみればなるほど変だという箇所が
たくさんあることが分かって、非常に勉強になりました。
まずは正確な文章を書くことを心掛けるように努力します。
また、投稿した際にはよろしくお願いします。
243 :
236 :2006/08/09(水) 10:00:17
評価ありがとうございました。 これからも言われたことを頭において 独りよがりにはならないような文章を書くように 努力していきます。
批評お願いします。 場面は主人公の意識が消える所。 頭が、貧血の時みたいにくらくらした。何が起ったかなんて、わからなくて。 ――死んじゃうのかな。 呑気な考えが私の頭をよぎる。腹部からじわじわと浸食されるみたいに、熱い。 ふと抑えていた指を顔の前に掲げて、綺麗だなあと思った。夕日に染まる赤、赤、赤。 …目が霞む。 さようなら、お気に入りのセーラー服。 さようなら、お父さん、お母さん。最後まで親不孝でごめんね。 さようなら、私の大好きな世界。 「さよ…なら、わ、たし…」 ああ、日が沈む。
>>244 ツッコミどころは他のヤツと同じく盛りだくさんだが、
「ああ、日が沈む。」
って、なんだよw
246 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 18:58:31
>>244 >「さよ…なら、わ、たし…」
ここは笑うとこかな。
ギャグ小説ならいいんでない?
247 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 19:07:24
>>244 呑気な考えって思ってるってことは自分が刺されたこと自覚
してんだろ。ならなんで何が起こったかわからないんだ。矛盾。
血は夕日に染まらなくても赤いんだが。
抑えていた指って、何を? 腹だってのはわかるがここは書くとこ。
基本的にナルシスト文章なのでもうちょい書き方修正しる
腹から離した手のひらは真っ赤にぬれていた。 匂いも、時間も、温度も、すべての感覚が吹っ飛んだ。 これが、俺の血なのか? 荒れた海の小船のように道が揺れる。俺はそこに倒れこんだ。 転がしたワイン瓶から流れ出すその勢いで、血が目の前に広がっ ていく。俺を生かしている「液体」が失われていく。とたんに 感覚が戻ってきた。錆びた斧の刃をぐりぐりと押し込まれてい るかのようだった。 これどうですか。
249 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 19:45:39
>>244 多義的なイメージを意識して書いているようなので、けっして印象は悪くはない。
主人公の様子の描写から、痴情のもつれで刺されたのだとすれば、
俺の感じたイメージに合うけれども、投稿だけではそれは分からないから
それ以上の評価はできない。
250 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 19:48:41
午前六時を時計の針が回った時。 規則正しい電子音が部屋に鳴り響く。布団の中から手が伸びて、目覚まし時計のスイッチをオフにする。 (……ん……ぅ。あ……れ? もう朝か) 頭を朝と認識させようと、半分眠ったままの腕をのろのろと動かして、カーテンを開ける。 眩しい朝の光が射し込んで、部屋を明るく染める。布団ごしでも分かるほどに、よく晴れた気持ちのいい朝だった。 寒かった冬も過ぎ去り、気がつけばもう三月。 頭を傾けて時計を見ると、針がさしているのは、いつもと同じ六時ちょうど。 (そろそろ準備しなくちゃ……) まだ寝たりないのか、体が布団から離れてくれない。朝食の準備をするには、最低でも六時には起きていないと十分に時間を使って料理する事ができない。今は一分も妥協を許されない時間帯なのだ。 「うーん……はぁ」 布団の中で大きく背伸びをして、やっとの思いで布団から這い出る。 足をひきずりながら歩き、部屋の扉を開けて、寝ぼけまなこを擦りつつ階段を降りてリビングに降り。そのまま台所に向かい、朝食の準備を始めるため、冷蔵庫の中を確認する。 (ありゃ?) 見事に中身が無い。 冷凍庫にも冷凍食品の一つも無く、氷さえ一粒も無い。まだ夢の中にいるのだと判断して、先に顔を洗うために洗面台と向き合う。 「冷たい……」 手で蛇口から出ている水の温度を確かめるが、暖かくなっている季節とはいえまだ水は冷たい。覚悟を決めて顔を洗うと一気に気分が引き締まる感じがした。 途中までだけど、どうですか?
>>250 時計の針が6時を回ったなら、6時過ぎだ。6時ちょうどなわけがない。
×「手が伸びて」→〇「手を伸ばして」
>もう朝か→「もう」と書いた理由をちゃんと書け。
朝朝うるさい。「朝」以外の朝を表す言葉をなぜ使わない?
>布団ごしでも分かるほどに→主人公の顔は布団の中なのか、外なのかはっきりさせろ。
>今は一分も妥協を許されない時間帯なのだ。→どう見てもそうは思えん。
何つーか、無駄な文章がほとんど。
冗長なので、不要な部分はバッサリと切る。
主人公の行動は非現実的で、作者が頭の中だけで構築した世界の住人のようだ。
淡々とした、面白みの全く無い文章で、読んでて全然楽しくない。
書いてて250は楽しかったのだろうか……。
252 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 22:03:32
>>248 刺されて死にそうなのに
>荒れた海の小船のように道が揺れる
>ワイン瓶から流れ出すその勢いで
>錆びた斧の刃をぐりぐりと
こんな悠長なことは思わんだろ。
253 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/09(水) 22:11:53
>>250 >頭を朝と認識させようと、
言い回しが変。
>布団の中から手が伸びて
この表現だと第三者視点。手を伸ばしてが正解。
全般的に書き込む必要がない、無意味なシーンだと思われ。
>>250 > 午前六時を時計の針が回った時。
> 規則正しい電子音が部屋に鳴り響く。布団の中から手が伸びて、目覚まし時計のスイッチをオフにする。
> (……ん……ぅ。あ……れ? もう朝か)
> 頭を朝と認識させようと、半分眠ったままの腕をのろのろと動かして、カーテンを開ける。
> 眩しい朝の光が射し込んで、部屋を明るく染める。布団ごしでも分かるほどに、よく晴れた気持ちのいい朝だった。
> 寒かった冬も過ぎ去り、気がつけばもう三月。
> 頭を傾けて時計を見ると、針がさしているのは、いつもと同じ六時ちょうど。
>>251 と同じことだけど、
6時にアラームが鳴ってからのろのろと行動してるのに、2度目に見た時も6時ちょうどになるわけがない。
> 足をひきずりながら歩き、部屋の扉を開けて、寝ぼけまなこを擦りつつ階段を降りてリビングに降り。そのまま台所に向かい、朝食の準備を始めるため、冷蔵庫の中を確認する。
〜リビングに降り。・・・「る」の書き忘れ?
それとも読点が多くなったから無理矢理句点で区切った?
> 冷凍庫にも冷凍食品の一つも無く、氷さえ一粒も無い。
「氷の一粒さえも無い」の方が自然。
まだ夢の中にいるのだと判断して、先に顔を洗うために洗面台と向き合う。
> 「冷たい……」
> 手で蛇口から出ている水の温度を確かめるが、暖かくなっている季節とはいえまだ水は冷たい。覚悟を決めて顔を洗うと一気に気分が引き締まる感じがした。
「暖かくなっている季節とはいえ」って文章が変。
私だったら「もう三月とはいえ」とか「近頃暖かくなったとはいえ」という感じで書く。
255 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 00:05:13
参考になったありがとう。 仕事で事務的にこなす事が多くなったから、こんな文で時間を使ってくれて感謝したい。
244です。有り難うございました!…ギャグに走ろうかと一瞬思ってしまいましたがw
248です。252さん、ありがとう。
259 :
16歳 :2006/08/10(木) 00:44:44
奇数になると私は余る。 奈美? あの子は要領がいいからさっさと 私より立場が上の子に声をかけて楽しそうに盛り上がっている。 日当たりが良い窓際の席にぽつんと座っている私の方なんて一切見ずに。 ――自分でも分かっている。 私が奈美にとって都合の良い存在でしか無い事くらい。 いつも一緒にいる子が居なくなると私の方に寄ってきて、 その子が来ると本当に一瞬で離れていく。 "文句を言えば良い"のだろうか? でも奈美が私に対する態度を改善する確率よりも 、 逆ギレして周りを巻き込み私を独りにする確率の方が明らかに高い。 格好をつける様に言えば"面倒にしたくないから" この役割を続けて2年半が過ぎようとしている。 そのおかげである感情がどんどん鈍っていくのが自分でも分かる。 信じる心?それとも自尊心? ある感情がどんな感情かはよく分からないけど 明らかに人より欠けている気がする、何かが。
260 :
16歳 :2006/08/10(木) 00:47:19
そんな事をぼんやりと考えて暇を潰してみても、 秒針や分針が動いた気がまるでせず無限の時間が私に襲い掛かる。 独りの私はひたすら念じるしか無いんだ、 もっと早く動けと。 皆の視線が私に刺さりさらに孤独な気持ちになる。 軽蔑した目で"場違い野郎はとっとと失せろ"と言われている様な心地になってく。 実際にはネタ切れになり必死にネタ探ししてる時に私を見つけ軽くネタにする位だから、 刺さるほどの視線は来ないのだけど。 私の視界・感情・全てが孤独に染まってゆく。 奈美と組んだ子がいっそう黄色い声を出して騒ぎ出し、 それがさらに私に孤独を味わさせる。 視界が少し滲む、泣きそうだ。 人が居ない方に顔を向け、 涙が流れない様必死にこらえてこれ以上プライドを傷つけまいとする。 もうプライドなんて存在しないも同然なのに。 少なくとも今、私は独りだ。 ……違う。気付かないふりをしているけれど、私はいつも独りだ。 奈美といる時も、他のトモダチといる時も。 へらへら笑ってみてはいるものの、それもだいぶ人工的な笑いだと自分でも気付いている。 私達はとても下手な芝居を毎日している。 でも皆私よりは演技が上手いから指摘される、"笑い方がぎこちない"と。
261 :
16歳 :2006/08/10(木) 00:48:03
……時間が進まない。 息が苦しい、空間に溺れてしまう。今すぐこの場を出て行きたい。 でもこれ以上痛い視線を感じるのはごめんだ。 先生だって気付いていない演技をしている。 私の立場なんて2分見ただけでも分かるくらい単純なのに。 "人間"だから、自ら生徒からの評価を下げたくないんだ。 「孤立したくないから。」 これが私達が芝居をし続けなきゃいけない理由できっかけ。 チャイムが鳴る。 奈美と組んでいた子が教室から出ていくのが見えたと思ったら、 すぐ奈美がニコニコしながら寄って来て 「なんでコッチに来なかったのぉ?」 なんてほざいてる。 誘いもしなかったクセに、と怒鳴りたくなったが 怒鳴ると私が痛い目に遭うのは目に見えている。 私はへらへらとぎこちなく笑いその質問を誤魔化した。 ワンシーンしか思いつきませんでしたorz あと痛々しくてごめんなさい。
>>259 小説ならば場面の描写が必要です。
>奇数になると私は余る。
>奈美? あの子は要領がいいからさっさと
この辺りの具体的な状況を描かないと小説にはなりません。実際に奈美が
どういう言葉を発して、どういう表情で主人公の下を去っていったのか。
ここを書き込まないと、主人公の苦悩が読者には伝わらないでしょう。
>>259-261 話は特に印象に残らなかったが、文章自体は上手いと思う。
モノローグ形式の小説だったら今のままでも十分だと思うし、次は一人称や三人称形式に挑戦してみては?
>>256 眠いんで、今回はとりあえず[誕生] として区切られている部分だけになるけど勘弁しておくれ。
兵器の外見を示す個所の”顔はその大半を異様に膨れ上がった目がある。”日本語の表現として問題がある。
”顔の大半はいびつな形に膨れ上がった目に覆われている。”, ”大きくてグロテスクな目が顔の大半を覆っている。”辺りに差し替えてみてはどうか。
同じく兵器の外見を示す段落全体。
個人的な好みなのかもしれないが句点が多い様に感じる。読点で繋いでテンポ良く読めるようにしてはどうか。
後、兵器の外見の表現にもう少し力を入れたほうが良いように思う。異形である事を強烈に印象付ける事が出来れば
この後に続く外見に反した兵器の無垢な心と少女との交流がより映える。
全体的に淡々と進行して行くのは悪いとは思わない。ただ兵器の外見や、軍との交戦等の不快なシーンを執拗なまでに濃く描写して
その他の場面と対比させるという手法も考慮してみて欲しい。
推敲と下調べはしつこく丁寧に。誤字脱字に要注意。
最後に
兵器の外見が昔やっていたゲームのこれにしかならないのは俺の頭の問題か否か。
ttp://pcmedia.ign.com/media/previews/image/serioussamb014.jpg まあ、それはどうでも良いか。
>>259-261 主人公の気持ちはよく伝わってきました。同じような経験あるし。
小説ではないけど、ここは『文章』批評の場所なんでアリなのでは
>いつも一緒にいる子が居なくなると
一文のなかに「いる」と「居る」が混同してるのは不自然かと。意図的かもしれないけど
>"文句を言えば良い"のだろうか?
括弧書きにするとちょっと狙いすぎというか、あざとい感じがします。そのままでも十分効果的でした。
ほかの括弧も似たような印象です。
あと、フォーマルな文章だと「"」はあんま使わないっすね
>そのおかげである感情が(中略)ある感情がどんな感情かはよく分からないけど
>実際にはネタ切れになり必死にネタ探ししてる時に私を見つけ軽くネタにする
おんなじ言葉が何度も続くとあんまり印象よくないです。
それが具体的にどういうものかはよく分からないけど、とか言い換えを探すとよいのかも?
>秒針や分針が動いた気がまるでせず無限の時間が私に襲い掛かる。
『時間』が教室にいるあいだのことを指すんなら、それ自体は有限のものでは。
襲い掛かってくるのは、その時間を無限にも思わせる孤独感、またはその原因となる周囲の対応でしょう。
>私達はとても下手な芝居を毎日している。
>息が苦しい、空間に溺れてしまう。今すぐこの場を出て行きたい。
このへんはいいなーと思いました。せっかくこういう描写があるのに
孤独・孤立・独り…と、その描写対象である主人公?の感情を
ざっくり記号化してしまうような言葉が頻発するのは残念でした。
たぶん作者さんが書きたかった苦しさは、孤独なんてひとことじゃ表せないものだと思うので
そういう言葉は使いどころをよく狙って登場させたほうが締まった文章になるのでは。
書いてる対象が似てるから、蹴りたい背中とか読んで研究してみるといいかも?
初批評なんで変なこと書いてたらすみません
266 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 05:09:54
初小説です。このスレの批評がすばらしかったので書き込んでみました。 お願いします 「どうしたの?」 僕は突然のその言葉の意味が全くわからなかった。 「何?」 「いや、全然目の焦点が合ってないから」 ユリの言葉の意味を理解し、それと共に、自分が何分間か考え事に没頭していたことに気が付いた。 ユリは栗色の綺麗な髪をさわりながら話を続けた。 「もう何年ぶりになるのかしら」 「そうだな、もう長い間顔を見ていなかったな」 ユリと最後に会ったのは、いつ頃だろうか。でもそんなに昔な訳でもない。 人間というのは年齢を重ねて行くにつれ時間という感覚が麻痺していくようで、僕も他の人間と同様に正確な記憶を引き出すことができない。 どんなに強烈な恋愛をしても、時を重ねるにつれ渦のように色々な出来事と一緒に混ざり合ってしまう。 「仕事は順調?まだ続いてるの?」 「続いていないさ。僕は基本的に同じ仕事を長く続けるのが嫌いみたいだ。飽きて辞めてしまうのか、 それとも好奇心にあふれているのか、それとも、ただ逃げているだけなのか」 「ただ逃げているだけ」 ユリは目線を手元のシュガー・ボックスに置きながらそうつぶやいた。 確かに、僕はいつも逃げているだけなのかもしれない。今も。 「そうかもしれないね。でも今は逃げてない」
たとえば地の文をすべて削ってみた時
>>266 の作品の価値が下がるかといえば…ほとんどかわらない
というか、会話文だけで問題ないじゃないか
飾りじゃないのよ 描写は ハッハ〜ン♪ってこと
といっても会話文だけではいかんよな。 会話文と同様の内容を地の文で繰り返すのはいかんってことだな。
269 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 07:11:36
>>266 シーンをセリフで始めたら早めに情景描写が必要。
なるべくなら(難しいので)やらないほうがいいです。
>ユリと最後に会ったのは、いつ頃だろうか。
いつ頃だったろうか。
あと、登場人物がユリだけなのに、描写が「栗色の綺麗な髪」だけでは不足。
何年かぶりに会ったのですからいろいろ思うことはあるはず。
構成を考えれば、主人公が何者かもわからない状態でヒロイン?が登場し、
観念的なセリフが続くのは問題。
270 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 08:51:20
>>658-659 セドリック入れてる激安運賃の会社が
最近クルーも入れているから疑問なんだよ。やはりクルーは小型か?
271 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 08:52:12
失礼誤爆した
272 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 13:13:03
激しく続きが気になる誤爆だなw この過疎板にもいろんな奴がいる。
もっと詳しく描写したり本を読むように努めてみます。 次の機会があればその時もよろしくお願いします、 ありがとうございました!
>>273 もっと詳しく描写したり本を読んだりするように努めてみます。
が、日本語として正しい。「〜したり」の後は、必ずもう1回
「〜したり」で受けること。これ業界の常識。
274に続けて言うと、描写の不足を指摘されているのだから 詳しく描写できるように本を読むなどして努めてみます。 と、したほうが良いと思う。
ほんとか?
>>273 もっと詳しく描写したり本を読んだりするように努めてみます。
が、日本語として正しい。「〜したり」の後は、必ずもう1回
「〜したり」で受けること。これ業界の常識。
と、274はしたり顔で言った。
>>274 しかしこれを理解していないプロのなんと多いことか
>ユリと最後に会ったのは、いつ頃だろうか。でもそんなに昔な訳でもない。 逆接はおかしい、「でも」を入れたいなら文章を足す。 >人間というのは年齢を重ねて行くにつれ時間という感覚が麻痺していく ↓ >僕も他の人間と同様に正確な記憶を引き出すことができない。 こう繋がるのは変。推敲の余地あり。
読めればいいんたよ。 文章がうまくても肝心の内用がクソなプロよりはマシだろ。
282 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 18:35:46
>>280 スレタイを100回読んで出直してこい。
晒しage
283 :
256 :2006/08/10(木) 18:53:45
>>264 批評をありがとうございます。
顔の表現方法の例をしめしていただき大変ありがたいです。
そして、句点の方は申し訳ありません。
大目に入れた方が味わってもらえるかなと思ったのですが、うざいだけでしたね。
文章の全体を淡々と進めすぎるのも問題ありでしたね。
少し拘り過ぎました。
推敲と下調べ、誤字は本当に申し訳ありません。
十分かと思っていましたが、まだまだでした。
また書き直してどこかに投稿しようと思います。
284 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/10(木) 20:39:54
>>280 エンタメならそれでいいと思う、間違ってはいない。
ただ、ここは文章スレだから、投稿された文章だけを見て評価せざるを得ないのだよ。
まあ、一つの指標として、3レス以上の酷評がつく投稿作品は、酷評されても投稿者は失望することはない。
批評する者が、こいつはもっと上手に書けそうだからと思って酷評が集まった、と考えて精進すべし。
>>284 俺は自分の為にレスしてるけどな。
他人の文章を手直しするのは文章を書くいい練習になる。
スルーされてるのは独りよがりすぎて本人にしかわからないものや、これは明らかに釣りだろってものくらいじゃないか?
>>285 おまいのようなのが多いから、的外れの批評も多いのかね。
ここは、読めていない奴が結構いると前々から思っていた。
はっきり言って酷評の一割くらいがまともで、あとはさっぱりとまでは言わないが、
投稿者が笑っているぞというレベルだもんな。
互いの立場がはっきりしないところでそんなこと言っても仕方ないだろ。 ここで自分のためにレスしたり、他人の文章の欠点を見ていくことで自分の技術を 上げていこうという行為の全てが悪いわけでもないんだし。
久々に「オレ以外はまともなヤツがほとんどいない」発言を見た。
>>286 酷評レスにツッコミを入れるスレもあることだし、
>投稿者が笑っているぞというレベルだもんな。
という好例を具体的に挙げてレスつけたらどうだ?
過去に実際酷評レスつけてるヤツ同士で論争した例もあるし。
口先だけでないのなら、自分の実力をまずは見せてほしいものだ。
と煽ってみる。
>>287 も言ってるが、
投稿者・酷評者のいずれもが、何とかして自分の技術を上げたいと思っている。
投稿者のためだろう自分のためだろうがどっちでもいいじゃないか。
どちらにしてもスレ違いってわけでもないしさ。
そんな狭量で他人(及び他人の文章)を批評するのはやめようぜ。
>投稿者のためだろう自分のためだろうがどっちでもいいじゃないか。 訂正 >投稿者のためだろう が 自分のためだろうがどっちでもいいじゃないか。 カッコワルorz
こんなスレがあったのか! 別の板で晒した物をここで酷評して貰ってもいいんでしょうか? 駄目なら諦めるけど…
自分で書いたものならいいと思うよ。 その前に、そんな簡単に諦めるな!(←ウザイ
株式投資必勝法 高野浩は店でアイスコーヒーを飲んでいた。店の外では雨が降っている。 浩は雨の音を聞きながら、のんびりとするのが昔から好きだった。 もっとも今は昼食の時間なので、1時までには職場に戻らなければならない。 にもかかわらず、ここでコーヒーを啜っているのは、携帯で呼び出されたからだ。 (まだか… いいかげんにしてくれ!仕事が始まってしまうぞ…) イライラしながら待っていると、カランと店のドアの鳴る音が聞こえた。 「いらっしゃいませーーー」 店員さんの元気いっぱいの声が聞こえた。 それからコツ、コツと浩の座っている場所に近づいてくる足音が聞こえた。 (やっときたか…) 内心ホッとしたが、やはり彼女には一言言わねばならない。 「遅いぞ、呼び出しておいて人を待たせるとはいい身分だな」 「ごめんなさい、友達とちょっと話があったから」 桂木美由紀はひと言謝ると浩と同じアイスコーヒーを注文し、それから浩の前にちょこんと座った。 「わざわざ呼び出さなくても職場で言えばいいじゃないか。隣の席なんだし」 「そうだけど、人前では言いにくい事だったから」 (え?それって、ひょっとして……) ドキドキしながら美由紀の次の言葉を待った。 「実は株のことなんだけど…」 (やっぱりな…) 分かってはいたがちょっとがっかりした。 浩は美由紀の事が好きだった。しかし彼女は未だに浩のことを仲のいい同僚ぐらいにしか思っていない。 浩にもそれは分かっているので、自分の思いを伝える事ができない。 できる事といえば、こんな風に彼女の相談に乗る事くらいだ。それもほとんどの場合株に関する相談である。 たまには別の展開があってもいいのではないだろうかと思うことがあるが、今のところそれはゼロである。 「この前初めて証券口座を開いて入金したんだけど、何を買えばいいのか分からなくて。 高野君なら大学生の時から株やってたんだからどの銘柄がいいのかわかるでしょ? 教えて欲しいのよ。絶対に値上がりする株を!」
浩は心の中で、はぁーっと溜息をついた。いい加減にしてくれと思った。 美由紀が2ヶ月前、株を始めたいと言い出してから、浩はできる限り彼女からの相談に乗った。 証券口座の開き方、どの証券会社がいいのか、それこそ1から10まで懇切丁寧に説明した。 何より株に絶対などないという事、 だからこそ株は、ゆとり資金でやるべきだという事を何度も何度も話したというのに、 どうやら彼女には全く理解しては貰えなかったようだ。 同じ事を言う事に、いい加減うんざりしてきてはいたが、それでも浩は根気強く彼女に説明することにした。 「だから前にも言ったように、株に絶対なんかないんだ。たとえどんなにいい銘柄だとしても、 株価が急落する事はある。負けることが必ずあるのが株なんだよ」 浩としては至極当たり前のことを言ったつもりだったのだが、美由紀は今にも泣き出しそうな顔になっていた。 「酷い…」 ついに美由紀はポロポロと涙をながして泣き出してしまった。 (なんで泣くんだろう…訳が分からん。こっちのほうが泣きたい気分だよ) 浩は絶望的な気分になったが、このまま彼女をほおっておくわけにはいかないと思い、 気力を振り絞って彼女を慰めようと試みた。 「と、とにかく落ち着こう。まずはコーヒーでも飲んで」 「これが落ち着いていられますか!高野君は私が負けた方がいいと思ってるんだわ。 だから何も教えてくれないのよ。ずるいわ!高野君ばかり儲けてるなんて。 私知ってるんだから、高野君が株で大儲けした事」 (何も教えないって… あんなにいろいろ教えたのに…) 浩は頭を抱えてしまった。正直このまま帰ってしまおうかとも思ったが、周りの人もこちらに注目している。 このままでは完全に自分が悪役だ。なんとかしなければいけない。 「……絶対じゃないけど、かなりの確率で勝てるやり方ならあるよ……もちろん絶対じゃないけど…」 浩は絶対じゃないという言葉をことさら強調したが、美由紀はそれは聞いていなかった。 目をきらきらさせて先を促した。 「どうすれば勝てるの?」 「もう時間がないから後で話すよ。6時30分にまたここで待ち合わせしよう」 美由紀はうなずきコーヒー代を払って店から出て行った。 浩もホッとして美由紀の後を追った。
5時30分、浩は仕事を終えると、町を散歩していた。 浩の仕事は速い。なるべく仕事を速くすませれば、それだけ株に時間をかけることができるので、 浩は人より早く出勤していた。そして休み時間を削り、さらにいかに効率よく仕事をするかに頭をくだいていた。 結果、6時までには仕事を終わらせることができるようになったが、周りの人の評判はすこぶる悪かった。 そんな中で美由紀だけが浩をかばってくれていた。 なんだかんだ言いながらも、浩は美由紀に感謝していた。 6時25分、待ち合わせの場所である喫茶店に来たら、すでに美由紀がいた。 正直驚いた。彼女の仕事は物凄く遅い。いつも残業してやっと1日の仕事を終わらせている。 よほど無理したのかもしれなかった。 「すまん、待ったか?」 「今来たところよ。ねえ、早く教えてよ。絶対株で勝てる方法」 「………」 何を言っても無駄だと悟り、浩は今日話したことの続きを話し始めた。 「日経ETFって知ってるか?」 「知らない」 浩は一瞬言葉につまったが、先を続ける事にした。 「……投資信託の1種だよ。日経平均株価と連動してるんだ。日経が下がれば日経ETFも下がるし、 日経が上がれば同じように上がる」 「へー、面白いね。そんなのがあるんだ」 「俺が勧めるのはこのETFだよ。下手に銘柄を選択するよりこれを買うのが無難だ。 問題は買ってそれで終わりじゃないということだよ」 浩はそこで始めて頼んでおいたアイスコーヒーを飲んだ。 「それで、次はどうするの?」美由紀は待ちきれないでその先を促した。 「ETFは今なら大体15万円くらいで買える。まずは買っておいて、3ヵ月後にも15万円分買っておくんだ」 「どうして3ヵ月後なの?1ヶ月後でもいいんじゃない?」 「もちろんその方がいいけど、その後もずっと買い続けていくんだ。 桂木さんは毎月15万円も資金を用意できるのかい?」 「そんなの無理よ… 3ヶ月でも厳しいと思うわ」 「もちろん4ヶ月、6ヶ月ごとでもかまわない。ただその場合、それだけ儲けは減るけどね」 美由紀はふんふんと頷きながら、興味しんしんになって浩の話を聞いている。
「じゃあ3ヶ月ごとに買うなら15万円だから1か月に5万円ずつお金を貯めていけばいいのね?」 意外と飲み込みが速いので、浩は嬉しくなった。さらに話を続けた。 「ところが5万じゃない、7万ずつ用意しないといけない」 「何で?そんなにいらないでしょう?」 「いざという時のためだよ。株は何が起こるか分からないからね」 「……?」 「例えば買った株がいきなり暴落したら桂木さんどうする?」 「次は安く買えると思って喜ぶと思うわ」 (へえ……) 浩は驚いた。同時に感心もした。 「それは凄いな。人は普通、自分の買った株が暴落したらこの世の終わりかの様に考えるものだよ。 でもその考え方は正しい、すごくいいと思うよ」 思いもかけず褒められたことに、美由紀は照れくさそうに頬を赤らめていた。 「でもいくら買いたいと思っても、その時お金がなければ買えないだろ? だから毎月、投資資金とは別に2万ずつ貯めていかなければならないんだ」 美由紀は首を傾げて疑問を口にした。 「なんで2万なの?」 「毎月2万ずつ貯めれば、半年後には12万になるだろ? 半年後に今の株価より30パーセント以上下落していたら買い足すことができるからだよ。 逆に言えば、30パーセント以上下落していなかったら買い足さない。 また、半年以内に買い足す事もしない」 浩は喉を潤すために、再びコーヒーを口にした。 「そっか…あ、ちょっと待って。もし株価が15万円を超えたらどうするの? 3ヶ月ごとに買えなくなっちゃうんじゃない?」 浩はニンマリと微笑んだ。 「その通りだよ。その場合全部売り払って終わりだね。それでも一応儲けは出たんだから良しとしないと」
「なんか勿体無いね。儲け損なったみたい。10年ぐらい下がり続ければいいのに」 「そう思えたらある意味勝ちだね。保有する期間が長ければ長いほどリスクは大きくなるんだから、 リターンはそれだけ大きくならなければいけない。その意味でもこのやり方は悪くないと思う」 「ほんとね。今日はありがとう。私今日からさっそく始めてみるわ」 美由紀はそう言うと楽しそうに店から出て行った。代金も払わずに。 (俺が払うのかよ…まあいいか) 浩はしばらくのんびりしていた。そしてこれから美由紀がどうなるのかを想像してふと笑いを漏らした。 愉快でならないからだ。 確かに理屈でいけば、このやり方ならそれなりに勝てるとは思う。 しかし実際それをやるとなると話は変わってくる。 3ヶ月ごとに株を買っていくためには毎月7万もの貯金が必要になってくる。 最初はなんとかなるかもしれない。しかし2年後、3年後も同じ事ができるだろうか? 確か彼女は、ブランド品を集めるのが趣味だったはずだが、さてどうなるか… 安易に計画が断念するだろうと予想できる。そして再び浩に相談に来るに違いない。 その時は賢い貯金のやり方を話す事になるだろう。 必然彼女にとって自分が必要不可欠の存在になってくるはずだ。 (楽しみだな) 楽しい妄想で胸を膨らませながら、浩は残りのコーヒーを一気に飲み干した。 おわり
>にもかかわらず、ここでコーヒーを啜っているのは、 「にもかかわらず」と書く意味が希薄。 >1時までには職場に戻らなければならない。 という刻限があとどのくらい差し迫ってるのかを書かないと。高野浩は雨の音を聞きながら のんびりするのが好きなんだから、コーヒー啜ってても別にいいでしょ。 全体に書いてることに意味がない。 店でアイスコーヒー飲んでて外に雨が降っててもいいけど、それなら食後のアイスコーヒーを ストローで吸いながら、窓の外を見ると、雨の中を傘を差して行き交う人が見えた、 でもなんでもいいけど、状況が見えるように書いた方がいいと思う。 大体「店」って無責任な書き方じゃないか? 桂木美由紀はそのうち「責任取ってよ!」とか言い出すんじゃ無かろうか。
>>297 誰がうまいこと言えとwww
ポロポロとかカランとか擬音が多いと安っぽくなるから注意。
299 :
292 :2006/08/11(金) 00:35:21
確かにw 状況説明が全然できてないですね。
300 :
292 :2006/08/11(金) 00:36:50
やっぱり擬音って使わないほうがいいんですか?
>>292 接続詞と文章がそぐわないところがいくつかある。
ちょっと一人よがりなところが多い。
>「いらっしゃいませーーー」
>店員さんの元気いっぱいな声が聞こえた。
全く無駄な描写だ。それどころかどんな雰囲気の店だか分からなくしている。
そして足音が聞こえてくるようだが、主人公は女の方を一度も見ていないのか?
その理由が分からない。
「ちょこんと坐った」という表現もどうかと思う。適当に言葉を選んでいないか?
何度も株について相談している割に、あまりに説明的すぎる会話といい、
もう少し読み直した方がいい。
あまり一つ一つ指摘していくと際限がなくなっていくが、
構成やキャラクターや会話や表現が稚拙だなという印象に尽きる。
なんで途中で場所を変えたの?
なんで彼女がこの先どうなるかまで描かないの?
おわり、と書いてあるが話は全く終わっていない。
302 :
292 :2006/08/11(金) 00:57:36
独りよがりか… orz 何となく自分でも気が付いてはいたけど。 なんで彼女がこの先どうなるかまで描かないの? おわり、と書いてあるが話は全く終わっていない。 これは晒した所でも言われましたね。 自分ではこれでいいかなと思ってたんです… 酷評有難うございます。どうも夜中に失礼しました。
>>292-297 一応、ストレスを感じずに最後まで読めました。
主人公の仕事の様子、後日談などをもう少し膨らませれば短編小説として
面白くなると思います。
問題点は状況描写と人物描写の不足です。
コーヒーを飲んでいる場所が「店」だけではちょっと問題。
構成上、喫茶店がメインなので店内の雰囲気などの描写が必要。
あと、美由紀の外見の描写ですね。
登場した時にブランド品を身につけている様子を描写しておくと、後半への
伏線となります。
心理描写は大体いいんじゃないでしょうか。
>>302 > 自分ではこれでいいかなと思ってたんです…
なぜそう思っていたのか、という根拠を聞いているんだが。
そういうことを自分でもっと突き詰めるといい。
そうすれば一人よがりでない物が書けるようになるだろう。
いつかは。
>>300 擬音はケースバイケース。
あまり多用しすぎると馬鹿に見えますが、使うことによって雰囲気が
盛り上がるならOK。
306 :
292 :2006/08/11(金) 01:41:17
>>303 酷評の後の優しい言葉がこんなに嬉しいとは…有難うございます(泣)
>>304 根拠はないんです…、何となくこの話はこれで終りだと思ったんです。
だから一人よがりな物になるんでしょうね。これからは気を付けます。
>>305 なるほど、とするとポロポロとかカランとかは使わない方がよかったかもしれませんね。
使わないほうが文章が引き締まるような気がする…
皆さん、ほんとに有難うございました。
>>292 誤字や表現におかしな箇所はあったが、平易で読みやすいのは良かったよ。
副詞と擬音語が多いのは難点と言えば難点だが、使い方しだい。
この話は、主人公がマヌケな女に苦労するも後にはゲットするであろう一種の笑い話、と受け取れる。
堅い文章より成るのであれば別な読み方もあろうが、この文体だとそんな感じだ。
元が笑いを誘うものであれば、擬音語などのある意味マヌケな単語を使うのも一つの表現だろう。
美由紀のその後については、書かなくて正解だと思う。
美由紀の行く末を想像して楽しませるのも作者の意図にあるのでは、と思ったが。
タイトルは「必勝法」でいいんじゃないかと個人的には思う。
恐らくは株式投資と美由紀への先行投資をひっかけたものなんだろうし。
もう少し望むことを言えば、株投資で買っても負けても、貯金に失敗しても、
事態は好転するだろうという主人公の楽観で〆て欲しかったかも。
そうすれば読者は主人公と同じように「楽しい妄想」を抱くことができるし、
また297が予測するように「責任取ってよ!」と美由紀が怒鳴り込んでくる姿を予想して笑うこともできる。
何らかの字数制限があったのか、自分でコンパクトな話を作ろうと思ったのかはしらないが、
細かな表現をする場所、しない場所をはっきり作ってメリハリをつけたほうがより面白くなる。
ただ、この話は長くすると逆につまらないと思うので、長さはこんなものだろう。
小噺としてはいいと思ったが、292にそのつもりが無いのならダメなのかもしれん。
308 :
292 :2006/08/11(金) 02:28:55
>>307 神だ…
美由紀の行く末を想像して楽しませるのも作者の意図にあるのでは、と思ったが。
その通りです。ただそういうのはこのスレのルールに反するのかと思って…
恐らくは株式投資と美由紀への先行投資をひっかけたものなんだろうし。
何で分かるんだろう…
何らかの字数制限があったのか、自分でコンパクトな話を作ろうと思ったのかはしらないが
コンパクトな話を作ろうと思いました。株板で晒したので、長いと皆が飽きてしまうと思ったんです。
それにテンポのいい話にしたかったんです。
有難うございました
>>292 細かいツッコミで悪いんだが、今後は他のレスの文を引用する時は
行頭に">"か何かを付けてくれると助かる。分かりにくいので。
ミステリーの冒頭部分その1です。よろしくお願いします。 妊娠8か月の身体に、この夏の暑さは堪えた。 「午前11時現在の気温は34度。予想最高気温は37度の見込みです。8月の夏本番まで まだ2日ありますが、今日も蒸し暑い1日になりそうですね−」 気象予報士の涼しげな声が、蒸し風呂状態の6畳間に響く。テレビ自体から発せられる 熱が、余計に室温を上げているような気がして、広田裕美は卓袱台(ちゃぶだい)に両手 をついて座椅子からゆっくりと立ち上がり、テレビのスイッチを切った。 −それにしても暑い。この風通しの悪さは何なの。この社宅マンションをさっさと引き 払って、すぐにでも持ち家がほしい。そして、わずらわしい人間関係から解放されたい。 もちろん、引っ越しをしても隣近所とのつきあいはあるだろうけど、少なくとも家の中の 物音にでさえも気遣う今よりは気楽なはず。 そんな思いを巡らせても、額からにじみ出る汗がすぐに現実へと引き戻した。
その2です。批評をお願いしたい部分はとりあえずここまでです。 −部屋を閉め切ってクーラーを入れるか。 裕美の我慢は限界に達していたが、すぐに思いとどまった。お腹の中にいる長子を気遣 う裕美のこだわりは、少し神経質すぎるきらいさえあった。添加物や農薬を使った食物は 一切取らなくなった。そのため、広田家のエンゲル係数は妊娠前に比べ2倍近くに膨れあ がっている。 それまで大人しかった胎児が、腹の内側をトントンと蹴った。 −「暑い」と意思表示をしているの? それとも思いとどまったことを喜んでくれたの? この家で一番涼しい場所を思い出して、裕美は玄関へと足を向けた。スチール製の扉の 内側は郵便受けにもなっている。2LDKのこぢんまりとした間取り。ふすまを閉め切っ ていればわからないときもあるが、郵便物や回覧板がくれば、扉の向こうで「カタン」と 音がする。 −そういえば、さっき洗濯物を干しているときに一度音がしていたっけ。 薄暗い玄関は裕美の期待通り、ひんやりとした空気が漂っていた。 郵便受けの蓋を開けると、何も書かれていない真っ白な封筒に、電気の使用量を知らせる細長い伝票が絡まっていた。 「あれ?」
>>310-311 >そして、わずらわしい人間関係から解放されたい。
>もちろん、引っ越しをしても隣近所とのつきあいはあるだろうけど、少なくとも家の中の
>物音にでさえも気遣う今よりは気楽なはず。
突然すぎ。人間関係を思わせる記述が一切無いのにそんなことを言われても困る。
>家の中の物音にでさえも
家の中の物音に気をつけるのはある意味当然なので「でさえ」はふさわしくない。
「でさえ」を用いるのなら具体例があったほうがいい。
>そんな思いを巡らせても、額からにじみ出る汗がすぐに現実へと引き戻した。
「ても」を使う意味ナシ。
>裕美の我慢は限界に達していたが、すぐに思いとどまった。
すぐに思いとどまれるようなら我慢の限界に達してない。
>それまで大人しかった胎児が、腹の内側をトントンと蹴った。
>−「暑い」と意思表示をしているの? それとも思いとどまったことを喜んでくれたの?
無意味な文。挿入するのなら意味をこめよう。もしくはこの時点では意味がないだけで後にはあるの?
>この家で一番涼しい場所を思い出して、
玄関が涼しい場所というのは普遍的ではない。玄関が暑い場合もある。
どういう理由で涼しいのかが書いてあると、誰しも納得できる。
>扉の向こうで「カタン」と
郵便受けの「カタン」という音は、扉の向こうで起きるものだろうか。
全体的に説明不足な説明文といった感じ。乱雑で投槍な観もしないでもない。
313 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/11(金) 23:31:05
>>312 勉強になります。ありがとうございます。
物語の書き出しは、どうしても「説明」になってしまいがちですが、
そう思わせないように書く力がまだまだ足りないのだと思います。
312氏でも他の方でも、まだ何かあればぜひ批評をお願いします。
313と315は同じ方でしょうか? 私の文章で思うことがあれば遠慮なく何でも指摘してください。
>>310-311 ミステリー小説の場合、なるべく早く事件を起こすのが定石です。
この辺りから始めたほうがいいでしょう。
>−そういえば、さっき洗濯物を干しているときに一度音がしていたっけ。
>薄暗い玄関は裕美の期待通り、ひんやりとした空気が漂っていた。
>郵便受けの蓋を開けると、何も書かれていない真っ白な封筒に、電気の使用量を知らせる細長い伝票が絡まっていた。
>「あれ?」
これなら読者の興味をそそります。
318 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 00:09:48
>>316 いや、別人だよ。
細かい点に粗があるのは確かだが、文章そのものは基本的には読みやすいね。
>気象予報士の涼しげな声が、蒸し風呂状態の6畳間に響く。
>卓袱台(ちゃぶだい)に両手をついて座椅子からゆっくりと立ち上がり
などのような、技術と呼ぶには未熟ではあるけど、対立の技法や妊娠を暗示する
書き方などは、少なくとも技術を意識はしていることが分かるから好感がもてる。
それから、いまどき視点視点とうるさく言うのもなんだけど、
裕美視点と神視点が入り混じっているところがあって、そこが気になったね。
>>318 そういう技法、テクニック的な部分は弱いというか勉強不足だと
自分でも思います。ありがとうございます。
>妊娠8か月の身体に、この夏の暑さは堪えた。 >「午前11時現在の気温は34度。予想最高気温は37度の見込みです。8月の夏本番まで この書き出しにする必然を感じないのは、このあとの展開を読んでないせい? 暑くて大変→その傍証としての天気予報 ときたら、そのままクーラーを入れるかどうかのパートに行っていいのでは。 そうでなければ、彼女がその暑さをどう実感してるかを描くなりして、書き出しの部分を ふくらませていくとか。 社宅の話もこの物語には必要なのかもしれないけど、今のままだととってつけた感じが する。 あと、「スチール製の扉の内側は郵便受けにもなっている」のに、「扉の向こうで「カタン」と 音がする」というのがちょっとよく分からない。
バンプオブチキン、「K」のオマージュです。 二年程前に同じ題材で投稿したもののリライトなのですが、今回も容赦なくこき下ろしてもらえたらありがたいです。 12月25日、クリスマス。夜の公園では、至るところで恋人たちが身を寄せ合い、電灯の穏やかな明かりに照らされながら愛を語らっている。 その猫は、片隅にポツリとあるベンチの陰で、自分も負けまいとばかりに尻尾とじゃれあっていた。 猫も恋人たちも、していることはあまり変わらない。でも、そう、猫はひとりきりなのだ。 人間たちは、猫の汚らしい、不吉な黒い毛並みを忌み嫌った。罵倒し、石ころを投げつけた。そうやって、猫はいつも虐げられていたのだった。 皮肉なことに、黒い毛並みは夜の間だけ猫を人目から隠してくれた。だから自然と昼に隠れて眠り、夜に食事をとったり散歩したりする逆転の生活を送るようになっていた。 ただ、猫はこの生活をそれほど苦には感じず、むしろ人間に扶養されて、勝手な都合に縛られて生きている仲間たちよりも気楽ではないか、と考えていた。 時計の針が10の文字を少し回ると、猫は尻尾に別れを告げて、近くの飲食店に向かって歩き出した。
自分も
>>312 の中でちょっと・・・と思う部分があったので、具体的に書いてみます。
荒れてしまう原因になったらごめんなさい
>「ても」を使う意味ナシ。
ひたすら暑いばっかりの現実から脱線してちょっと考え事してみ「ても」すぐにまた汗とかの描写に戻っちゃうくらい、暑いんです…
っていうニュアンスの「ても」なのでは。意味あると思います
>無意味な文。挿入するのなら意味をこめよう。もしくはこの時点では意味がないだけで後にはあるの?
この文があるとないとでは胎児のリアリティが全然違うかと。意味あると思います
>どういう理由で涼しいのかが書いてあると、誰しも納得できる。
あとで「薄暗い」とは出てきます。この時点で書いてあったほうが分かりやすいのは確かですね
>>310-311 の本文では、――の多用がいちばん気になりました。
そういう表現法もあるのかもしれないけど、これから続くミステリーの本編で
登場人物の思考がぜんぶ「――」で始まってると、一本槍でなんだかなあ…と思ってしまう人もいそう。
もしこのあとも「思考する人≒その場面のメイン人物」って構図が続くなら、その人物の思考を地の文の視点に組み込んでしまうのもアリかと。
(例)部屋を閉め切ってクーラーを入れてしまいたい。裕美の我慢は限界に達していたが〜 とか
この例でなら、裕美の中でその視点と思考を同時に追体験してるAさん(架空)が文章の語り部なんですよ、っていうイメージです。
または、いろんなひとの思考が交錯するような展開なら、簡単な思考は描写に転化したほうが文章に動きが出るかも。
(例)もう我慢も限界と言わんばかりにクーラーのリモコンを掴み取ったところで、裕美は〜 とか
>>321 けっこういい感じなんじゃないでしょうか?
気になったのは以下のようなことです
>皮肉なことに、黒い毛並みは夜の間だけ猫を人目から隠してくれた。
この語順だと、どのへんが皮肉なことなのか分かりにくいなーと思いました。
皮肉という言葉を使いたいなら、
『でもまあ黒い毛並みのおかげで得してることもちょっとはあってですね、それは…』的なニュアンスがあるとよいかと。
>昼に(略)、夜に(略)する逆転の生活
昼、夜の記述でもう昼夜逆転なことは分かるから、わざわざ念を押さないほうがスマートかな? まあ好みの問題で
324 :
321 :2006/08/12(土) 02:17:29
>>323 なるほど、参考になります。
テキストファイルが壊れてしまっていたため現在残りの部分を打ちなおしている最中です。
なのでそちらも時間があれば目を通してもらえればと思いますー。
325 :
321 :2006/08/12(土) 02:34:27
遅くなりました、続きです。 時計の針が10の文字を少し回ると、猫は尻尾に別れを告げて、近くの飲食店に向かって歩 き出した。そろそろ残飯置き場にディナーが到着する頃合いだ。今日はどんなごちそうが 食べられるのかな、なんたってクリスマスだもんな。そ んな事を考えていたから、猫は後ろに立った人影に気付くのが一瞬遅れてしまった。ふ わっと体が宙に持ち上がる。人間?きっとこのままぶん投げられる―― ぎゅっと目をつむった。1秒、2秒。何も起こらない。猫は、恐る恐る後ろを振り返ってみ た。男だ。 背丈は高く、ひょろりと痩せ細っている。顔色が悪いが危険そうな印象は受けなかった。 男は目元を細めると、ゆっくりと口を開いた。 ―メリークリスマス、すてきなおちびさん。 今この男は何を言ったんだろう、あいさつ?自分に? ―こんな日なのに一人でいるのかい? 『それより、追い払わないの?』 ―君はどこに住んでるのかな? 『それとも、石ころを投げなくてもいいの?』 ―僕は、この先のアパートで絵を描いているんだ。 『それとも、それとも…』
326 :
321 :2006/08/12(土) 02:36:55
男は次々楽しそうに語りかけた。猫は不思議な気分になった。不快になるだけのはずの人間の声が、自分の凍った心をだんだんと溶かして行く―― 男は一旦話しを止めて、猫を地面に下ろした。そして猫の背中をなでて、こう言った。 ―よかったら、僕といっしょに来てくれないか?絵のモデルになってもらいたいんだ。もちろんタダじゃない、おいしいものをごちそうするよ? 猫は何を言われたかすぐに理解できなかった。アパートに?この人間と? どうすればいいかわからなくなって、猫は走り出していた。初めてもらった暖かいことばが、優しい眼差しが、信じられなかった。 どれだけの距離を走っただろう。猫は疲れきって、地面にごろりと横になっていた。足が痛い。しばらくここで休もう―― 目を閉じていると、何かに包まれた気がした。なぜだかほっとした気持ちになって、猫はまどろみに身を沈めていった。
327 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 02:39:08
328 :
321 :2006/08/12(土) 02:42:52
元ネタの前半部だけなのですが、とりあえずここまでです。
>>325 の改行ミスは流してください、読みづらくて申し訳無いです。
それでは、酷評よろしくお願いします。
329 :
321 :2006/08/12(土) 02:46:50
>>327 2chでこういう評価をされると逆に不信に感じてしまうのですが(笑)、嬉しいです。ありがとうございますっ。
330 :
312 :2006/08/12(土) 02:53:04
>>322 >>313 や
>>315 の意見は聞く気にもならんが、
>>322 のようなカキコはこちらとしてもありがたい。
何だかなぁ、と思うところを指摘してくれるだけでもやはり勉強になるし。
「ても」に関してはオレも個人的感覚を無神経に言ったのかもしれない、と後悔している。
一応、思いを巡らせるという行為は故意に行うものだから、引き戻される類のものではないという判断に基づいた。
文法上はおかしくないとは思う。
胎児の動きに関しては、どう考えてもこの部分では活かされていないから。
胎児のリアリティがあると言われても、ソレが存在する必然性がこの時点では感じられない。
読者への投げかけで終わることに意味があるとは到底思えないし。
オレが作者で胎児の蹴る行為をここで挿入するなら、その後に起こる事件の予兆として書く。
胎児が不安を感じて母親に危険信号を送るという単純な使い方だがね。
玄関に関しては、薄暗いだけでは「一番」涼しい場所の理由にはならないから。
普通に考えれば部屋の中で一番涼しい場所って押し入れのような気もするし。
しかし、こういう後手の説明をするようじゃ、まだまだ全然ダメってことなんだろうな。
>>320 ストーリーの半分くらいは社宅内で進んでいくのですが、
確かに引っ越しうんぬんのくだりは必要なかったかもしれません。
スチール扉の描写はもうちょっとわかりやすく書き直してみます。
>>322 思考の部分を地の文にしたところ、読みづらい文章になったので、
このスタイルにしました。読みづらくなったのは、やはり自分の
筆力に起因することだと思いますので、地の文でも違和感なく
書けるように努力を重ねます。
お二方ともありがとうございます。
>>321 >バンプオブチキン、「K」のオマージュです。
大変に申し訳ありませんが、上記の文章の意味がわかりませんので、
解説/補足をしていただけると幸いです。
>>330 先ほどはありがとうございました。
胎児に関することで1つ言わせて下さい。
ここでは本当に書き出し部分のみを晒しましたが、
ストーリーは、この「胎児」を軸に展開していきます。
お見せした部分が尻切れトンボで、誤解を招いたかも
しれません。失礼しました。
334 :
321 :2006/08/12(土) 03:09:19
>>332 えっと、「バンプオブチキン」と言うJ-POPのバンドがありまして、その曲の一つに「K」という曲があるんです。
その歌詞が素敵なので小説にしてみたいな、と思って「オマージュ」という形で投稿させていただきました。
これで理解いただけたでしょうか…?
336 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 05:08:45
酷評頼みます。 私は薄めの紅茶を啜りながらモーパッサンを読んでいた。以前から対人関係に頭を悩ませ ていたので、本でも読んで少し気分転換を図ろうとしていた。庭の芝生はきれいに刈り込 まれていて、名も知れぬ花が咲き乱れている。クーラーはつけない主義である。そのこと を隣のおばちゃんがひやかして言う。「金持ちはやっぱりケチね(笑)」しかし私はいつ もこう問い返す。「汗はなんのためにある?」するとおばちゃんは黙り込むのだ。いつも 厚化粧を衰えつつある肌に施し、馴々しく私の体を触ってくるのは、私の背が低いからだ。 こうしたわけで私はこのおばちゃんになめられていたが、クーラーの話になると、おばち ゃんは頭をひねりしばらく困った顔をする。これが楽しくて仕方がない。しかし今年の夏 はおばちゃんの姿はとんと見かけない。さては軽井沢でも行ったか…などと呑気に思って ると、近くの森のざわめきとともに電報が届いた。斜体で書かれた文章に、おばちゃんの 夕焼けとともに永眠したことが伝えられていた。おばちゃんがくれた渋めのネクタイをし めて、葬式に出た。おばちゃんはまだ若かったせいか、嗚咽さえ鳴り響く壮絶とも言える 葬式だった。「親より先に死ぬ奴があるか」と言ったのはこの界隈では一番の権力者だっ た。その死体に向けて怒鳴った声は怒りと悲しみが感情の中で混入されたせいか震えてい た。辺りは一斉に噎せるような泣き声の合唱になった。「大袈裟だな」私は心の中でつぶ やいた。いつの頃からか、私には人間的な感情がなくなっていた。というよりも、泣けな いのである。悲しいから泣くではなく泣くから悲しいからだ。そういう意味ではどちらか というと動物に近い。動物も泣けたら悲しいだろうに。私は人間が一匹死んだってどうっ てこともないと思ってる。実際私は親類の葬式でも泣いたことはなく、生前の関係によっ ては内心笑ってさえいた。そのためか仲がよかったおばちゃんの葬式は茶番に見えた。そ れどころか死体の近くに長々と座らされたことに腹が立った。そんなこんなで式は終わり 火葬の段階に入る。焼かれてぼろぼろの骨だけになって、墓碑銘を胸に持つ親やおばちゃんの妹を見ていた 。墓にいくとみな苦しそうだった。体力の限界に近付いた奴もいただろう。私はおばちゃ
>>310 の人いる?
続きどこかで晒して!
気になって仕方ねえw
>>310 ミステリーの冒頭にするには、説明が多すぎる。
すぐに事件を起こさなくてもいいが、もっともっと違和感のようなものを与えないと、
何が起こるのだろう?
という興味をつないでいかない。
さらに上のレベルで読むとしたら、書き手はサイコの方で持っていこうとしているのか、
怪異的なもので持って行こうとしているのが見えない。
もちろん見えないままに興味を引き出していけたら一番いいのだが、
そういうハイレベルな持っていき方は至難の伎だ。
結果、中途半端になってしまう。
文章についてももちろんだが、もっと絞った方が緊張感を生む。
説明過剰は悪癖だと思った方がいいよ。
>妊娠8か月の身体に、この夏の暑さは堪えた。
この一文ひとつをとっても、
この夏の暑さはこたえる。初めて妊婦となった身には特にそうだ。八ヶ月に入った。無事に出産せきるのだろうか。そんな不安さえ感じさせる暑さだった。
簡単に説明で片付けちゃだめだよ。
もちろん逆の場合もあるが、冒頭の文章には特に気をつかいなよ。
>>339 うむ、頑固なまでのハードボイルド文体でないかぎり、視点人物の内面描写を通じて
作品の雰囲気をかもしだすというのは有効な手法だね。
>>310 酷評スレなので微妙にスレ違いかもしれないが、
投稿の中では文章のレベル高いほうだと思うけど?
レスを読んで気落ちしているかもしれないが、少しは
自信を持っていいんじゃね?
背伸びした文章が多い中、
>>310 は読めるレベルにはあると思う。
内容に言及されてるってことが一つの証明じゃないかな。まだまだ甘いところはあるけど。
>>341-342 同感。
レス付けている人の文を見ても、文法上の問題よりも表現についての物が多い。
晒した部分が短すぎるため外したレスもあるが、十分に読める文だと感じる。
胎児を軸にするミステリということで、珍しい展開が望めそうな気もして、
>338と同じく自分も気になってるw
>>341-343 おまいら、ホメスギwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
345 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 19:31:07
では、次の人どうぞ。
310へのレスが多いなw 310よ、これだけ関心が高いというのは喜ぶべきことだよ。 俺も辛口で書かせてもらうが、このスレには「脳内自己完結」とでもいうべき オナニー文章が多いが、310の文章は間違いなくイイ線いってるよ。 そして俺も続きが気になっているw 続きを晒せば「ああ、そういうことだったのか」と理解が深まるかもね。
347 :
↑ :2006/08/12(土) 19:38:46
( ´,_ゝ`)プッ
>>344 お前は間違いなく文章の何たるかをわかっていない。俺よりもな。
349 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 19:43:18
まぁID非表示だけに何度も書き込んでるのかもわからんが しかし続きを
351 :
349 :2006/08/12(土) 19:46:10
ああ、スマン、高山にしては文章が下手だ。 スマンというのは、高山に対してだ。
夏休みならではのレスが増えてきたな。
ここは「酷評」スレだぞ。
今のぞいてみたら、たくさんのレスがあって 驚いています。個別の返答は控えますが、 アドバイスを下さった方、ほめて下さった方、 皆さんありがとうございました。批評や厳しい ご意見を含め、本当に感謝しています。 ただ、私の文章が原因でスレ自体が荒れるのは 本意ではありませんし、他の方も批評依頼もあり ますので、この書き込みを最後に名無しに戻ります。 では失礼します。
356 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 23:26:36
俺このスレに結構書き込んできたけど ほとんど酷評されなかった。
自演でいくらでも出来るのに何故しない
358 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/12(土) 23:32:45
書出しです。お願いします。 俺の名前はハル。春に生まれたからハル、だ。三年前、商業高校を卒業したが、 俺の才能に見合う職には就けなかった。だから、俺は私立探偵になった。看板 さえ掲げれば明日から誰にでもなれる職業だ。開業その他の面倒臭い手続きは すべてマニュアル本に頼った。俺の人生の門出を祝福してくれる人間はいない。 両親はとうの昔に離婚して、父親はメキシコで土地利権に絡んで銃殺され、母 親は新大久保で坦々麺を食いすぎて腸内破裂で死んだ。二人とも遺体を引き取 っていないので、まだそのへんに転がっているはずだ。高校時代に恋して、キ スして、脱がして、舐めて、入れて出したナオコは、俺と別れた後、ヤクザな 男に騙され、借金と子供を背負いながら赤羽のキャバレーでショーを踊ってい るそうだ。万年初戦敗退の弱小サッカー部で一緒に泥んこになってボールを追 いかけたヒロシは、今は消費者金融に勤務していて多重債務者を追いかけてい るという。ロックバンドでギターを弾いていたミノルは、飲酒運転をして子供 を轢いてしまい、今は交通刑務所で受刑者仲間相手にギターの弾き語りをして いるらしい。クラスで級長だったトモオはベンチャー企業を興して一旗上げる ことを夢見ていたが、事業に失敗し、二十歳にして三千万円の借金を背負い、 人生に白旗を上げて首を吊って死んだ。みんな、自分の人生を燃やしている。 俺だって、そうだ。
落ち着け
>>356 ソレも仕様。時期によっては小説まんまコピペしても酷評される。それがココ
4畳半の狭い畳部屋の中央に備えられたちゃぶ台を挟み俺は武田と向かい合っている。 茶は出さない。茶葉が切れていたからだ、水を出すのもなんか情けないので辞めておいた 「客に対して茶も出さないのか」 と文句を言われたが俺はそれを無視した。 「それにしても、辺鄙なところに住んでるんだなぁ・・・」 部屋を物珍しそうにグルリと見回して武田はそう言った。 「住めば都だよ。」 俺はそう返事を返したが 武田の反応はまぁ、当然だろう。 この部屋は日当たりは最悪で、何しろ窓を開ければすぐ隣のボロアパートの薄汚れた壁がいきなり視界に現れ、腕を伸ばせば手で触れられるほどに至近距離にあるほどだ。 まるで昔見たコントの世界のよう。 当然、そのアパートに清清しい春の陽光は遮られてまったく光は差し込まず やっぱりこの部屋も廊下とさして変わらず薄暗く、じめっと湿気で満ちている おかげで夏は過ごしやすいのだけれど、冬ともなれば極寒地獄、部屋よりも外のほうが暖かいという現象が起きるほどだ コタツという日本古来から伝わる暖房危機がなければ今ごろ、俺は部屋で凍死体発見と前代未聞のこととして 大々的に報じられてたかもしれない。 まるでこのアパート自体が出来の悪いお化け屋敷のようで、最初は偉く戸惑ったものだけれど はっきり言ってしまえば、雨を防ぐ屋根、風を防ぐ壁と眠る場所さえあれば何処だっていい。出来れば常温で、 必要最低限のものさえあればいくらでも次を作り出せるからだ。 無から有は作りだせない、つまり0から1は生まれないけど1があれば2を作れる。そういうものだ。 人は俺を楽観的と言うかもしれない。けれど俺はそれで結構だ、 無駄にあれこれ悩んで、頭を痛くするバカよりかは少なくともマシだとは思っている だから、あの隣に立つ憎たらしいボロアパートもいずれは取り壊されるだろう、と夢想している。 最近、書きはじめた初心者ですが 書き出しの部分なんですけど。凄まじく違和感を感じたので お願いします、
363 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 02:32:47
364 :
363 :2006/08/13(日) 04:05:19
スンマセン、wikiにコピペしたのはまだ1/4くらいです。 原稿用紙50枚くらいのこぢんまりした話になる予定。
365 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 04:48:31
はっきり言ってしまえば どこの誰だか分からない奴の文章などまともに読むわけがない。
>>362 必要ない描写が多すぎる。
どうでもいいことをダラダラと、正直読んでる側はまったく
面白くない。
最後の五行何? 物語の進行にまったく関係ないじゃん。いらない。
10行ぐらいにギュっと凝縮させてから出直しておいで。
あ、間違えた 6行、ね。 つーか物語の展開上どうしても部屋の内部を細部まで描写 しないといけないんならともかく、そうでないなら たかだか室内の説明だけでこんなに文字を消費するな。 細かいこと言うと、 窓の外じゃなく部屋の中を見回して 「辺鄙なとこに住んでるなあ」という友達は変。 「辺鄙」ってのは立地に使う言葉だぞ。ボロい建物に 使う言葉じゃない。 >腕を伸ばせば手で触れられるほどに至近距離にあるほどだ 山田悠介みたいになってる。 手で触れられる、か至近距離にある、のどっちかでいい。 コントとか言われても意味わかんない。 >コタツという日本古来から伝わる暖房危機がなければ今ごろ うざい。「コタツがなければ今ごろ」でいい。 >俺は部屋で凍死体発見と前代未聞のこととして こんなつまんない例えいらないけど、どうしても入れたいならせめて 『前代未聞の凍死体として』ってわかりやすく書け。 そして主人公は大工か? 1から2を作り出せるなんてのたまうからにはそうでなきゃ 唐突すぎるぞこのモノローグは。 つーか意味不明。最低限のものがあればいいとか言っておきながら たかが隣の家の壁が近いぐらいで不満をこぼしている。どっちやねん。
>>358 >俺の名前はハル。春に生まれたからハル、だ。
冒頭、名前の紹介から始められると、どうにも稚拙に見える。
ここは改善の余地あり。
だが、以後の文章のリズムはいい。
書き出しの助走部分としては、いい力のため方だ。
この部分を踏み台にして、文章全体がジャンプしそうな雰囲気がある。
期待大。
>>362 武田クンが長くおいてけぼりだねえ。
とりあえず、文法・誤字脱字の基本勉強から始めたほうがいい。
一切推敲もしてない文章は読むに値しない。
大仰な表現が多いが、その実大仰に書く必要の無いものばかり。
生活観の無い生活描写を無理して書くぐらいなら、いっそばっさり削除して会話だけでいいよ。
最近になって書き始めたということだが、書く前に勉強ぐらいしような。
>>363 「タトゥー」は何らかの印?
赤目女と主人公の関係はツンデレ?
主人公は外弁慶?
読んでいて、主人公は小学生でも全然おかしくない気がした。
本文を見る限り、主人公の言動は共に幼稚の一言に尽きる。
言動は一致していない上に、描写文もおかしなことになっていて、主人公の行動が理性的でない文章を構成している。
かなり描写が足りない。もちろん、この部分にしか知らないという理由もあるだろうが。
苦手なのは風景描写だけではないだろう?
まずは描写と登場人物の思考・言葉・行動を一致させることに努力を払うべき。
独り善がりの文章だと自分でわからないなら、推敲する能力に不足していることを自覚すること。
内包する問題点はかなりの数に上るので、できる範囲でいいから徹底的に校正しよう。
>この部分にしか 訂正 >この部分しか
372 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 18:13:03
>>368 ありがとうございます。まさにそのリズムが気になっていたところです。
書出しですか・・・再考します。どうも。
最近の作品です、酷評どうぞよろしく。 元教え子♀の話です。 弟を担任してたんで、家にも行ったことあるし、犬も見たことあります。めちゃ吠えられてムカツイタ で、彼女が中3のとき、犬を風呂場で洗ってるとオッキしたそうな。 腰ふってくるのウザイんで、あお向けに寝かしたら 顔にピュピュッってかけられたって。 匂いとか味はしなかったそうです。 その話を聞いたあと、Fしてもらってる最中に 「わん♪」と言ったら頭はたかれました。 御静聴ありがとうございましただわん。
374 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 20:47:27
>>365 じゃあ来なきゃいいのにwwwwwwwwwwwwwwwwと
375 :
230 :2006/08/13(日) 21:24:44
ここの批評家のレベルはひどいものだな。 俺がわざと晒した欠点に気がついたのは一人だけで、その一人もそれ以外の批評は的外れで、 その他の連中ときたら、かすりもしないような批評をしている。 有為の書き手は、ここに投稿して批評を読んで笑うといい。
>>375 まともな原稿を晒すヤツも少ないから、どっちもどっちだよ。
「このレベルなら出版できるかも」と思える作品は全くないとまでは言わないが、
本当に少ない。まあ原稿がうまくても、ネタがつまらなかったり、筋が破綻したり
していたらダメなんだけどなw
本気で書いているヤツは電話なり、郵送なりでキチンと売り込んでくる。
(最近は女性が多い)。
しっかり書けたと思ったら、こんなとこでの評論をあてせず、ちゃんとプロの
チェックを受けることだ(ここの住人の中にも、同業者らしき人はいるが)。
それと374、お前この前から煽りにご執心だが、こんなところに顔を出している
ヒマがあったら、早く夏休みの宿題をやれ。目障りなんだよw
378 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 22:09:43
>>376 お前相当374に御執心な様だがww
そんなことに拘泥するお前のほうが余程厨じゃないのか?
そしてお前の何が言いたいのかもわからない自演も目障りだ
379 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 22:11:55
380 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 22:16:10
>>376 は自分がさぞかし凄い人みたいなこと言ってるけど
同業者ってアンタそれで物書き?
381 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/13(日) 23:11:30
どうでもいいがスルーできんのかお前らは
382 :
363 :2006/08/13(日) 23:22:41
>370 なんだか不愉快な気分にさせたみたいで、申し訳ない。 もちっと修行して、出直してきます。 ツンデレについては調べたり人に聞いたりしましたが、イマイチどういう ものなのか、ピンときませんでした。不勉強ですね。
>>380 書き方からして編集者なんジャマイカ?
視点がそっちっぽいよ。
>>375 ほうほう、すごい自信ですね。
自分がわざと間違えた箇所以外に欠点はないと?
まあ、たしかに自分の欠点を認めるよりも批評者を疑うほうがプライドも傷つかなくて済むし楽だけどね。
>>375 自分の小説が糞なのを棚に上げて的外れだって? (禿笑
百回読み直してこいwwwwwwwwwwwwwww
春に生まれたからハルって 既に伊坂幸太郎が「重力ピエロ」で書いてるよ。
煽りには迅速なレスwwwwwww糞共がwwwwwwwwwwwww
392 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 02:46:22
393 :
376 :2006/08/14(月) 03:02:40
本気で作家や物書きを目指す者は、もっと本を読むことだ。このスレでは特にそう感じる。 投稿諸氏は、俺の後についたレスを読めば、いかにレベルの低い「批評家」が多いかわかるだろう。 2ちゃんねるで匿名についての議論をしても仕方ないが、自分自身や会社の名前を賭けていない 批評ってのは、やっぱり程度の低いものでしかない。 中には当を得た指摘もある。ただ、投稿諸氏にはどのレスが参考になるのかがわからないはすだ。 迷えばペンも鈍る。 ぱっと読んだ感じだと、ここに投稿しているのは男性が多いのだと思う。男性は応募時にキチンと 作品を仕上てくる傾向にあるが、荒々しくてもいいんだよ。作中に光るものさえ感じられれば。 信じる信じないは自由だが、俺はウソを言っていない。多くの編集者も同じ見解を示すだろう。 さて、俺なりに誠意を込めてレスをしたつもりだが、不快に感じる者が多いはずだから、 俺のレスはこれで終わりにする。明後日からまた仕事だしな。 最後に携帯からの乱文を詫びる
>>393 まるで自分だけは正しいって口振りだな。
まあ、言ってることは概ね間違ってないと思うけど。
つーか、このスレの利点は誰でも自分の文章を他人に見てもらえて、かつ素直な感想をもらえるってところじゃない?
個人的には批評サイトの過ぎた馴れ合いのほうが良くないと思うし。悪いところばかり見るのもどうかと思うよ。
395 :
空 :2006/08/14(月) 06:35:37
レスの流れを切るようで申し訳ないですが、よろしかったら御指導ください。 「まるで、夜の青空だな。」 午前零時を回ろうかという頃、家路を急いでいた足を止め、私はふと空を見上げた。 月のあまりの明るさに、端々に浮かぶ白い雲が、青い空とのコントラストを鮮やかに描いていた。昼間のギラギラしたそれとは違う静かな優しさに包まれているようで、私はつい魅入ってしまった。
>>395 「夜の青空」という独特の表現をあとで描写する際に、
また「青い空」という単語を簡単に出しちゃまずい気がする。
あまり青く見えることはあまりないわけだから、
何がどうなって青く見えた、という書き方にすべきではないだろうか。
「昼間のギラギラしたそれ」との「それ」もたぶん青空のことだと思うが、分かりにくい。
というかこれだけの文章を読んで判断するのも何だがセリフは後の方がいいかも。
397 :
空 :2006/08/14(月) 06:46:26
空を見上げなくなったのは、いつからだろう。浮き輪につかまって見上げた入道雲、運動会の朝のどこまでも高い空。それがいつのまにか、目の前の事に追われ、足元を守るだけで精一杯になっていた。 柄にもなくセンチメンタルになった自分に苦笑しながらも、今夜の空をずっと見上げていた。 携帯からですので、二分割しました。好きな風景を表現できない文章力の無さを痛感しています。どうかよろしくお願いします。
398 :
396 :2006/08/14(月) 06:49:37
割り込みして失礼。 つか俺の文章があまりにヒドすぎる。 逝ってくるわ。
399 :
空 :2006/08/14(月) 06:54:31
>>396 さん
早速御指導くださってありがとうございます。
御指摘された部分は確かにおっしゃるとおりですね。とても参考になります。
駄文にも関わらず、考えてくださって嬉しいです。
ちょっと蒸し返しになるけど、ここの批評家は、自分の型でしか投稿作を読めない 間口の狭い人が多いと思うよ。
それでも良いのではないでしょうか? お互いの型をぶつけ合って、批評する側も批評する側もレベルアップしていければ。 自由に書いて、自由に批評できるのが、このスレの魅力だと思います。 気分を害されたらすみません。
>>400 別にいいんじゃねえの。
批評の中から受け入れる部分を選ぶのは書き手だし、別方向からの意見は新しい発見の元になる。
自分の文章を持たずに批評をそのまま受け入れてるような奴はいくら頑張っても上達できないだろう。
403 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 13:24:33
まあ、物書きは基本的に唯我独尊タイプの方が、個性的な作品を書けるかもしれないな。 投稿して、ここの批評を笑いとばすのも、またよし(イエス)。
405 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 16:13:04
家が広いため、私は自分の部屋に全く入らない日がよくある。 今日も二日ぶりに部屋に戻ると、奇妙な模様替えがなされていた。 通販なんかによくあるステンレスの棚が私の部屋にはあるのだが そこにどういう訳か、不似合いな洗濯物が山積みされている もとあった物たちはというと上の段に窮屈そうに押し込められているのだ 何が起ったのか、と普通の人なら立ち尽くすばかりだろうが 私は犯人の目星もついているし、この狂った家で 十数年過ごしているので、さほど動じず、どかっとソファーに腰掛けた これは祖母の言葉なき嫌がらせなのだ 部屋が散らかっているから片付けてあげたわよ、といいながら 腹の底ではしてやったり、とほくそ笑む祖母の姿が浮かんで消えた 私はくくっと笑った 変な宗教に入ってしまった祖母の嫌がらせに家族全員が手をやいている 私も始めのうちは怒っていたが、あの魔物は手におえたものじゃあない だから、もう笑うしかないのだ 風に舞い上がるカーテン、暖かい陽の光――こんな部屋でも案外リラックス出来るものだ。 酷評よろしくお願いします
406 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 16:15:05
ステンレスって何?
>>382 ちょっと待ったちょっと待った。
自分の意思でこのスレ覗いて投稿文読んでレスしてるので、不愉快な気分にはならない。
気にしなくてぜんぜんオッケー。
赤目女は自分勝手で自分の言動の説明を他人にしない。
主人公との接触を拒絶することはせず、むしろ興味があるのか進んで関わろうとする。
主人公は赤目女に対して批判的・懐疑的である。
という3点が俗に言うツンデレ(ギャルゲのヒロイン像によくあるタイプの一つ)に近いため。
このスレを読むに当たっては
>>401-403 の意見を参考にするといいだろう。
上を目指して書きつづければ、必ずいいモノが書けるさ。
>>405 読むに値しない。句点が抜けすぎ。投稿するまえに、もっとよく読もう。
ミステリの冒頭です。酷評よろしく。 亜里沙が住むのは二階建ての木造アパートだった。老朽化した薄汚い佇まいだ。僕はポケットから 小さな紙切れを取りだした。彼女の住所が記されている。ここに間違いない。僕の予想は大きく裏切ら れた。この建物とは正反対の豪華なマンションを想像していたのだ。亜里沙の部屋は二〇四号室だ。 錆のういた階段をあがった。鉄を踏む甲高い音が夜気を震わせる。彼女の部屋はいちばん奥だった。 表札に名前が出ている。佐藤。彼女の本名だろうか。 玄関チャイムを鳴らすと、すぐにドアがあいた。化粧っけのない彼女の顔がドアのすき間からのぞいた。 「遅かったわね。お入りなさい」 僕は心臓が止まりそうになった。彼女は下着姿だったのだ。シンプルな白のブラジャーとパンティが むっちりした彼女の肉体に食いこんでいる。僕は目を見開き、口をあんぐりあけたまま、凍りついてしまった。 「なに見てるのよ。馬鹿みたいな顔して。女の体がそんなに珍しい?」 あわてて視線をそらし、スニーカーを脱いだ。 「いつも家ではそんな格好してるの?」 「そんなことどうでもいいじゃない。はやくあがりなさいよ」 鋭い目つきが僕を見おろした。彼女は僕より背が高い。 おじゃまします、僕が小さくつぶやくと彼女は背中を向け、部屋に入っていった。 彼女の真っ白な背中。パンティに包まれた小ぶりのヒップ。僕は信じられない光景を目の当たりにしている。 世界一の幸せ者かもしれない。彼女は人気アイドル新堂亜里沙なのだ。まだデビュー二年目の新人だが、 歌番組はもちろんのこと、バラエティやドラマにも引っ張りダコ。彼女をテレビで見ない日はない。先月発売された 三枚目のシングル「渚の胸キュン泥棒」は、初登場でオリコン一位を獲得し、すでに三十万枚を売りあげているという。 また、超がつくほどの清純派で、まだ水着姿さえも世間に晒していないほどだ。
410 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 18:34:19
>>409 まず、「亜里沙」と「彼女」を変えたほうがいい。
僕(私)で押す以上、基本的に他人は固有名詞を使うこと。
視点もおかしいところがあるし、また、文と文の間のつなぎがちゃんとしてない
んで、ぶつぶつ切れた印象を受ける。
内容は、一見してつまんなそう。
さらには、特に冒頭はあまり説明文を使わないように。
読み手のテンションが落ちる。
>>僕(私)で押す以上、基本的に他人は固有名詞を使うこと。 そんな原則あった? 別に珍しくもないと思うけど
413 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 19:28:06
414 :
409 :2006/08/14(月) 20:33:59
>>410 酷評ありがとうございます。
>視点もおかしいところがあるし、また、文と文の間のつなぎがちゃんとしてない
んで、ぶつぶつ切れた印象を受ける。
具体的にどこの視点がおかしいか、どこがぶつぶつ切れているのか指摘してもらえないでしょうか?
>>410 ついでに言うと、視点がおかしいところも何処か指摘してほしい
>>409 どのようにミステリな話になるのかはわからないが、この部分だけを晒すなら、
ミステリだという説明はいらないんじゃないか?
ぶつ切れ感は
>>410 同様自分も感じた。
読めばわかるが、連続した単文で構成されているのがその理由だと思う。
ただ、視点がおかしいとは感じない。統一されていると思うよ。
文章に関しては、単文が多いため文回しがどうしても不規則で、リズムが悪く読みにくい。
もっと読点を有効に使うか、複文を適度に散らした方が読みやすくなるのでは?
副詞・形容詞・接続詞・助詞ももっと機能的に用いるといいと思う。
亜里沙が重要な位置を占めるなら、もう少し読者の想像を膨らませる説明があるといいかも。
晒された部分が短いので、後にフォローがあるというのなら別だけど。
417 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 21:21:19
409 あなたの文章は基本的に好感の持てる文章です。 ストーリー展開も筋がいい。彼女は下着姿という突拍子のない展開は 読者を引き込むのに成功している。 ただ、いくつかの失敗を犯している。 まず、僕と亜里沙が初対面なのか? が読者にはよくわからない。 これは実は重要なんです。 読者に誤解される記述は極力避けるべきです。 >亜里沙が住むのは二階建ての木造アパートだった。老朽化した薄汚い佇まいだ。 >僕はポケットから 小さな紙切れを取りだした。彼女の住所が記されている。ここに間違いない。 これもよくない。亜里沙が住むのは二階建ての木造アパートだった、と書いているのに 以下の文章は筋悪です。 推敲→亜里沙が、住むのは二階建ての木造アパートだった。老朽化した薄汚い佇まいだ。 僕はポケットから、取り出した小さな紙切れ(彼女の住所が記されている)をもう一度見る。 ここに間違いない。 あと、あなたはストーリー展開を終わりまで考えているか疑問です。 例えば、彼女が下着姿である理由について教えて下さい。
投稿者の逆襲ワラタ オレは410じゃないけど、最初の五行を音読(黙読でもいい)してなにも違和感を覚えないようだったら耳を貸す必要はないと思うよ。 文のつながりが悪い&単文が連続しているせいで、オレにはシナリオか箇条書きにしか見えなかったけど。 それ以降は読んでないのであしからず。
>>418 読む人間ごとに視点や感じ方が違うのは当然。こんな誰でも書き込める匿名掲示板で作品を晒して批評をもらおうって人に、
「俺はこう感じたから他の意見には耳を貸す必要はない」ってのはどうかと思うが。
>>417 冗談か釣りだよね?
釣られたクマー(AA略)していいよね? ね?
421 :
418 :2006/08/14(月) 22:05:16
>>419 自分で気付かなければなにを言ってもムダでしょう。
余計なことかもしんないけど、自分なりに
>>409 を読めるようにしてみた(つもり)。
ちょっとでも参考になればいいし、そうでないなら反面教師にでもしてくださいな。
即興なんで拙いところは勘弁してください。
メモに書かれた先にあったのは、木造二階建ての古びたアパートだった。ところどころ腐ったように変色した壁が年季を感じさせる。僕はポケットから
小さな紙切れを取りだして、もう一度その内容を確認した。東京都葛飾区柴又三丁目……ここに間違いない。それでも僕はまだ信じられずにいた。ここに来るまで、こんな建物とは正反対の豪奢なマンションを想像していたのだから無理もない。
「……」
とりあえず、ここまで来たのだから行くしかないだろう。再び紙切れに目を落とす。二〇四号室。僕はそこに向かって、ゆっくりと錆のういた階段を上がっていった。
422 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 22:07:51
pu
>>419 >>418 の文を読み違えてないか?
作者に対するレスの指摘個所を作者が読んでも全然おかしく感じないなら、
作者は敢えてレスの指摘を受け入れなくてもいいと思う。=我が道をゆけ。
と
>>418 は言ってるんだと思うぞ。
オレの勘違いならいいんだが。
425 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 22:43:33
「文章の批評家」が書いた文章の意味をわかりやすくフォローするスレはここですか?
426 :
418 :2006/08/14(月) 22:50:27
>>425 そんなにわかりにくい?
レス番つけなかったのはオレのミスかもしらんけど。
427 :
空 :2006/08/14(月) 22:51:15
>>404 さん
まさかほめていただけるとは…恐縮です。
でも、すごくうれしいです。
ありがとうございました。
428 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/14(月) 23:02:15
>>414 まぁ、大きな視点の混乱はないんだがな。
>僕は目を見開き、口をあんぐりあけたまま、凍りついてしまった。
>鋭い目つきが僕を見おろした。
ここら辺に違和感を感じるわけだな。
つまり、一人称なのに時折第三者の視点に変わる。これが、亜里沙の視点
に変わるとNGに近いが、まぁ、気持ち悪いって程度ではある。
ぶつ切れ感は、たとえば、
>亜里沙が住むのは二階建ての木造アパートだった。老朽化した薄汚い佇まいだ。僕はポケットから
>小さな紙切れを取りだした。彼女の住所が記されている。ここに間違いない。僕の予想は大きく裏
>切られた。この建物とは正反対の豪華なマンションを想像していたのだ。亜里沙の部屋は二〇四号
>室だ。
なんかだと、文章の順番が妙に違っている。
だから、ぶつぶつ切れる。
・僕がたどり着いたのは、老朽化したアパートだった。
・僕はポケットから紙を取り出し、住所を確認した。
・亜里沙の住所に間違いなかった。
・ここの204号室に彼女は住んでいる。
・僕の予想は大きく裏切られた。
・もっと豪華な部屋を予想していたからだ。
同じように全部短文だが、どちらがぶつ切れしているかっていう
ことだな。
他にも接続詞がないとか、動作のステップが飛んでいるとかあるが。
まぁ、参考になんなきゃ無視してくれ。
429 :
↑ :2006/08/14(月) 23:38:25
おっ、逃げずに説明する態度はすばらしい。
>僕はポケットから小さな紙切れを取りだした。彼女の住所が記されている。 僕はポケットから紙切れを取り出して、そこの書かれていた住所を再度確認する。 「間違い……ないよなぁ」 誰に尋ねたわけでもないが、予想を大きく裏切る佇まいに思わず言葉を漏らしていた。 なぁんてのはいかがでげしょ、ダンナ。 下着姿は興奮するトコなんで、もう少しタメてくれるとチンポッポです。
431 :
417 :2006/08/15(火) 00:06:40
>>420 >冗談か釣りだよね?
>釣られたクマー(AA略)していいよね? ね?
意味不明。何が言いたいのか、よくわかりませんW
ただ、冗談ではなく、409さんが私の質問(プロットの)にいくつか答えてくれるだけで
私なら原稿50枚くらいの短編ミステリーを一週間くらいで書けます。
小説に、ストーリー構成は重要です。
ましてや、ミステリーものであれば、より構成には気を使うべきです。
>>409 の文章はプロットが貧弱。
それが409の短文でもさらけ出ている。
>>431 >私なら原稿50枚くらいの短編ミステリーを一週間くらいで書けます。
どうぞ書けばとしか言いようが無い。
言ってることは間違いないのだが、実力が伴ってない。
>推敲→亜里沙が、住むのは二階建ての木造アパートだった。老朽化した薄汚い佇まいだ。
>僕はポケットから、取り出した小さな紙切れ(彼女の住所が記されている)をもう一度見る。
>ここに間違いない。
これが即興とはいえ推敲文なら、その文章力は推して知るべし、だ。
よくこの文を晒す気になったと感心するよ。
しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
またレスの下部に無意味な空行をつけるのもやめてほしいな。
>>409 どう展開するかわからないような謎めいた冒頭にするのもミステリーの定型だが、
これは説明がなさすぎる、というよりも整合性がなさすぎる。
それはプロットや設定が十分練れてないからだ。その結果読み手の想像力に負担をかけすぎるのを自覚していない。
整合性のある細かい設定ができて初めて、謎めいた展開でも想像力を刺激するものができる。
>佐藤。彼女の本名だろうか。
1.住所を教えてもらったらしい(?)ぼくは、予想と違う貧弱なアパートを探し当てたわけだ。
しかし、表札の名前が違った。
ならばそこでいろいろと疑惑が浮かんでくるはずだ。
本名だったら何故そのことを教えられなかったのか。
あるいは、嘘をつかれたのか。騙されたのか。からかわれただけなのか。
そこまで書けば、必然的に相手の人物が何者なのかについて触れるのも、
文章の自然な流れでできるはず。
2.表札の名前ををすでに教えられている場合。
>佐藤。そうだ、それが彼女の本名だ。
半信半疑なわけだから、そこで彼女に間違いないと確信する。
そこで主人公の僕を有頂天にさせてもいい。
なんていったって相手は有名なアイドルだ。
そうさせておいて、僕を地獄にたたき落とす、という展開でもミステリーとしては悪くない。
その他いくつかの設定が考えられる。
例えばアイドルの熱烈なファンならば、本名くらい当然知っている、などなど。
ミステリーを書くのだったら、もっともっと煮詰めなければ、単なる思いつきのご都合主義のストーリーにしかならないよ。
それができてないから、細かい部分になるとすぐにボロが出る。
さらに言えば説明すらできない。文章以前の問題だ。
434 :
417 :2006/08/15(火) 10:35:57
>>432 >しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
私なら原稿50枚くらいの短編ミステリーを一週間くらいで書けます、が
自慢ととられたのなら失敬です。
しかし、そんなの自慢にもならない。
一週間くらいで原稿50枚書く人なんて実はざらに居ります。
たかが数行の推敲文で雑魚に実力うんぬんを言われるとは思わなかった。
実際、あなたの文は自慢するな、と言ってるだけの外野駄文W
433さんの疑問は、僕と亜里沙は初対面なのか? わからないと言う
私が指摘した疑問によるもの。同感。
―――――― 終了―――――― 次の方、どうぞ!
>>434 >僕はポケットから、取り出した小さな紙切れ(彼女の住所が記されている)をもう一度見る。
これでまじめに推敲してるのか?
個人的にはこんなかっこの使い方をしてる時点で論外。
そもそも「取り出した小さな紙切れをもう一度見る」だけで十分通じるだろ。
あと、「失敬です」って言葉遣いもなんかおかしくないか?
普通は失礼な相手に対して「失敬な!」とか、自分の無礼を詫びる時に「失敬した」という使い方をする言葉だと思うんだが。
何この流れ。
>>417 は文もアレだが、空気を読めていないことにそろそろ気付いてほしい。
それにレス付ける奴も。
―――――― 終了―――――― 次の方、どうぞ!
初対面じゃないだろ。夜間女性の部屋に訪問する男は。借金取りでも夜間は禁止。 女性が玄関で下着姿で対応するのは、どうみても初対面じゃない。 この男が何者か、それが最大のミステリーw
421のリライトもヘタクソだが、417より幾分マシだな。
441 :
417 :2006/08/15(火) 17:10:47
>>436 >あと、「失敬です」って言葉遣いもなんかおかしくないか?
おかしいか? そりゃ失敬失敬w
>僕はポケットから、取り出した小さな紙切れ(彼女の住所が記されている)をもう一度見る。
>これでまじめに推敲してるのか?
>個人的にはこんなかっこの使い方をしてる時点で論外。
>そもそも「取り出した小さな紙切れをもう一度見る」だけで十分通じるだろ。
それぢゃ、おまえみたいな莫迦が何かいてるの?って疑問に思うだろwww
もういいよ
>そもそも「取り出した小さな紙切れをもう一度見る」だけで十分通じるだろ。 もっと短く。彼女の住まいはこの辺りだ、「メモを再確認した」で通じる。
444 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 17:52:00
僕がたどりつたのは、薄汚れたアパートだった。モルタル木造二階建てで、随分と 老朽化もひどいものだった。 訝しく思いながら、僕はポケットから小さな紙切れを取り出して、メモされた住所 を確認した。間違いなかった。ここが亜里沙が住まいだった。 もっと豪華なマンションを予想していただけに、僕はずいぶんと戸惑った。が、こ うしているわけにもいかないと意を決し、アパートの階段を上った。屋外に設置され た階段は鉄製で、どころどころ錆が浮いていた。段を上がるごと甲高い音が響き、そ れが夜気に溶け込んでいった。 二階に上がると薄暗い廊下が続いていた。月明かりを頼りに進むと、その一番奥まっ た場所に亜里沙の部屋である204号室があった。ドアの前には亜里沙の本名なのか 「佐藤」という表札が掲げられていた。 深呼吸の後、僕はチャイムを鳴らした。 間を置かずにドアが半開きにり、中から化粧っ気のない若い女の顔が覗いた。 亜里沙だった。 「遅かったわね。お入りなさい」 亜里沙はそう言って、ドアを大きく開いた。 僕は思わず凍りついた。 小さく見下ろしたすぐそこに、亜里沙の乳房の谷間があった。シンプルなブラがそ れを包んでいる。下半身もパンティーだけで、亜里沙が振り返った瞬間に、白い太股 がお尻と一緒に揺れた。 「なに見てるのよ。馬鹿みたいな顔して。女の体がそんなに珍しい?」 言われて、僕は慌てて視線を反らし、スニーカーを脱いだ。上がろうとして、思わ ず躓きそうになる。それを誤魔化すように、 「あの、いつでもそんな格好でいるの?」 「そんなことどうでもいいでしょ」 振り返って亜里沙が僕を見下ろした。こころもち、僕より背が高い。スラリとした スタイルとベビーフェイス。ブラウン管から見た新人アイドル新堂亜里沙に間違いない。 だが、水着姿もさらしたことのない超清純派アイドルの彼女が、今、下着姿で僕の 前にいる。
445 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 17:53:06
なんか面白そうだから俺もリライトしてみたYO。 あんまり原文尊重していないけど。
僕は446にも及ぶスレの中から、
>>417 のレス(すばらしい推敲例が書かれている)をもう一度見る。
>>445 ちょっと余計な描写が多いかな。
あと、表現がやや大仰というか合ってない感じがする。「訝しく思いながら」とか「意を決して」とか「凍りついた」とか。
448 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 18:09:52
>>447 まぁ、ベースが他人の文章だから、そこら辺は勘弁。
>>445 ドアを開けるシーンで、もっとリアリティー欲しいかな。売れっ子アイドルだろ、
男を部屋に招待する前に、フライデーされないか、彼女は「きょろきょろ」周囲を見渡す。
ドアも不審者が強引に入らないように、チェーンロックしてある。それを外す。その前に
約束の時間でも、チャイムが鳴れば一応「どちら様?」声を掛ける確認が欲しいかも。
450 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 18:22:27
>>449 うーむ、普通ならそうだけど、原文からそういう性格には取れないし。
下着姿で現れるんだから、フライデーを気にするのは変だべ。
まあ、
>>449 と
>>450 のやり取りを見てもわかるように、批評というものは
批評家の考え方、つまり広い意味での創作上のイデオロギーが前提となるから、
万人を納得させるのは、難しいものなのだよ。
そこで、「自分はこう思うのだが、こう考えると……の面で足りない」という自分の立場を
明らかにした上でする酷評の方が、投稿者のためにもなるのではないだろうか。
>>451 お笑いでも常識のラインがあって、それを裏切って少し逸脱するから客は
騙された、そうきたか、と思って面白いんであって、何でもありの超逸脱では
客は笑わない。引く。文書でも読者が認める常識のラインが暗黙であるだろ。
>>452 無いだろうな、ここは誰でも批評していいことになっているからね。
すまん。
>>393 と同業だが、ここは本当にひどいエセ批評家が揃っているね。原稿のイロハも知らない奴が助言するなよ!
「じゃあ来るな」って煽られそうだけど、磨けば光るやもしれぬ原石が、訳のわからぬ助言によって
潰されていく様を黙って見過ごすのはマジで辛い。
書いている人はこんなスレに来ちゃだめだと真剣に思うよ。
>>454 原稿のイロハってなんだ?行頭は一マス空けるとかか?
とまあ、冗談はさておいて、どこらへんがヒドイか教えてくれないか?
とりあえず話題になってる
>>405 以降で特にヒドイやつを挙げてもらえると嬉しい。
ここを見てる投稿者や批評者(エセ)のためにもなるだろうし。
いや、出すのも批評するのもネタですから
>>454 イロハを知ってるんだろ?
ちゃんとお前が批評と助言すればいいじゃねぇか
それともあれか?
非難しかできないようなガキなのか?
458 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 21:40:22
しかし、これだけ釣果がいいということは、核心をついているんだろうな。
459 :
432 :2006/08/15(火) 21:42:05
>>434 =417
>>しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
>私なら原稿50枚くらいの短編ミステリーを一週間くらいで書けます、が
>自慢ととられたのなら失敬です。
いや、一を聞いて十を知る、の諺が指しているのは
>あと、あなたはストーリー展開を終わりまで考えているか疑問です。
>例えば、彼女が下着姿である理由について教えて下さい。
ここのことね。
教えて下さいと言いながら、考えてないでしょ? とさも言いたそうな臭いがするし。
それに一週間でミステリの短編50枚を書くことが何で自慢になるのかわからん。
それぐらい酷評スレをつけてる連中なら誰でも書けるだろ……。
まぁとりあえず、
>>417 の推敲文がキミのすべてを語ってくれているのは間違いない。
たかが数行の推敲文って、その「たかが数行」に問題点がどれだけ入ってると思ってるんだ?
たかが数行の推敲文さえまともに書けないヤツが、何を語ってるのかと普通は思うわな。
あと、「たかが」だなんて発言するとは思わなかったよ。
元はといえば、僅か数行と言えども417が409のためになるよう書いた文だろ?
「たかが数行の推敲文」なんて書かれると、
いいかげんに書いた推敲文を、409に対して呈示したように思える。
このスレの住人で酷評レスをする際に、絶対にやってはいけないことだと思わないか?
精々カキコの末尾に「w」を付けて煽りに励んでくれ。
ケンカはやめようよ……
>磨けば光るやもしれぬ原石が、訳のわからぬ助言によって >潰されていく様を黙って見過ごすのはマジで辛い。 抽象的だな。 とりあえず、具体的にその光りそうな原石と訳ワカメの助言をここに上げてみればいいだろ。
この荒れた空気で投稿するのはかなり勇気がいるだろうな……
つーか、投稿者がさんざん悪評受けて、切れて暴れている構図だろ。 「エセ批評家が揃っているね」←これなんか投稿者の意見だ。それも大した作品じゃない。 それくらい空気で解らないと。
464 :
S3243 :2006/08/15(火) 22:36:17
Kの家から帰ってきた時、わたしは時間の感覚をなくしていた。確か に暗くはなっていたので、夜が近いことは分かった。しかしそれ以上 のことは、何も考えられなかった。今何時だから、自分は何がしたい のか、何時までに何をしなければいけないのか、そんな種類の事柄が 真っ白になっていたのだ。 それだけ、その日の午後は長かったのだと思う。K君と彼女と三人 で過ごしたひとときの感覚が、いつまでもくっきりと残っていて、 胸苦しいほどだ。時間の幕に閉じこめられたような気分だった。
とりあえず、何か食べた方がいいような気もした。食べることで、 時間の感覚を取り戻せるかもしれないと思った。冷蔵庫を開けると、 真ん中の段にパセリがあった。ブーケのようにきれいに束ねられた パセリだった。それから、賞味期限の切れたヨーグルトの一リット ルパックと、マスタードの瓶があった。それらを見回してからやっ と、わたしは自分が本当は何も食べたくないことに気付いた。身体 の中に残っている、K君たちと食べた料理の温かさを、もうしばら く失いたくなかった。 仕方なくわたしは顔を洗い、電動歯ブラシで歯を磨いた。充電し た電池が切れてしまうくらい、丁寧に磨いた。だからといって、別 に何も変わらなかった。部屋の外では、相変わらず風の向きや空気 の乾き具合や雲の色があいまいなまま、時間が流れていた。 ==================== お願いします。
466 :
417 :2006/08/15(火) 22:58:09
>>459 :432:
>教えて下さいと言いながら、考えてないでしょ? とさも言いたそうな臭いがするし。
>それに一週間でミステリの短編50枚を書くことが何で自慢になるのかわからん。
>それぐらい酷評スレをつけてる連中なら誰でも書けるだろ……。
おまえ莫迦ぢゃねーのw
だから俺クラスで一週間で50枚書くなんて自慢にもならねーつーてるだろw
自慢にもならねーつーてんだ。よく嫁ボケwww
ただおまえには無理っぼいがw
俺は409さんに教えて下さいと言ってんの。
おまえ409さんか? 違うなら口出すな。すっこんでろw
下着姿である理由、そんなの簡単です。タダぢゃ教えない。おまえにはw
444の文章はそれなりには面白いと思う。誤字が多いけどw
444さんの彼女が下着姿である理由を聴きたくもある。
KとK君の併用 「確かに暗くはなっていたので」の「確かに」はいらない気がする ここは気になった
>>463 >つーか、投稿者がさんざん悪評受けて、切れて
るヤツに加えて、
指摘は的外れ&自分はうまいが他のヤツはヘタと思い込んでる真性(代表者:417)
と
393や454のような自称業界関係者
の数人が暴れていると思われ。
>>466 =417?
おまえさぁ、自分の低脳がそこまでわからないのか……?
まぁ、417と同一人物なのかどうかがわからないから、釣りと判断しとくわ。
>しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
>>432 より
ここでの「自慢」とは、459で言ってるように、「あと、あなたは云々」を指して言っている。
なのに、417は
>>しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
>私なら原稿50枚くらいの短編ミステリーを一週間くらいで書けます、が
>自慢ととられたのなら失敬です。
と書いている。
432でいう「自慢」を「短編ミステリ50枚一週間書き」と勘違いしたのは誰でしょね?
オレは自慢と認識してない。417も466で「自慢にもならねー」と判断。
なら、なぜ「自慢ととられたのなら」と判断したのかなぁ?
>>434 =417?
自分のレス文も見返せませんか?
ああ、417≠431≠434≠466か。失敬失敬。
>>464 なんかブラックな雰囲気だな。
Kの家でカニバったようにも感じ取れる。
普通の内容なら、友人と過ごした時間が長かったってところがちょっと気になった。
楽しい時間なら早く過ぎるんじゃないかな?まあ、悪いというほどでもないけど。
ハイ。 ありがとうございました。
472 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 23:41:24
>>464 まぁ、俺もカニバったのかとも思ったが。
文章に力を持たせたかったら、もっと、具体的に書くようにする
ことだな。
>確かに暗くはなっていたので、夜が近いことは分かった。
こことかな。
たとえば「窓の外に夜の空と街灯の光が見えた」程度であっても、
具体的描写があるのとないのとではずいぶんと違ってくる。
文章の密度を高める努力は怠っちゃいかんよ。
>>464 ↓の話。
>>470 >楽しい時間なら早く過ぎるんじゃないかな?
いや、これは時間の感覚が無いのはマリファナ・パーティーとかにおわす話だな。
これは幽霊譚です。 ある意味ブラックかも。
だれかと思えば「ぢ」か。 久しぶりだな。 成長もしていないが。
476 :
470 :2006/08/15(火) 23:49:43
>>472 いや、そこは今のままでいいと思うよ。
ヘンに描写を濃くするとリズムが崩れるし、バランスも悪くなる。
全体的にリライトするならアリだけど。
>>473 あ、そっちの可能性もあったか。
つーか、改めて読むとそれっぽいね。
477 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 23:53:58
>>476 そりゃ、ここだけりライトしたってしょうがないわな。
全体的に描写を緻密にしてかないと、迫力も説得力も
でないってことさ。
478 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/15(火) 23:55:08
それでも、良い文を見たら感動してしまう
ふわふわしていると思います。 逆に硬質とか言われることも時々ありますが。
>>464-465 短いながら、面白いと感じた。
第一〜第四段落まであるわけだが、第一で現況、第二で回想、第三で現状の知覚、
第四で第三を受けての現況(第一の繰り返し)という構成が非常に小気味良く感じる。
淡々とした語り口と現状の把握、それに主人公のぼんやり感・無為観がマッチした話。
「今」の描写が淡白で面白みに欠けるからか、過去の事象を指し示す
「身体の中に残っている、K君たちと食べた料理の温かさを、もうしばらく失いたくなかった。」
という一文が強調され、何を食べたのだろう? という興味を非常にそそる。
茫洋とした感じの簡潔な文の羅列は話の中身にしっくり合っていると思う。
一見無意味とも思える文の配置にも、実は意味があるのでは、と深読みをしてしまったが、これは作者の狙いか。
「K」か「K君」かは
>>467 の通り統一したほうがいい。
「時間の幕」は「時間の膜」かな、と思ったが、やはり「幕」のほうがふさわしいのだろうか。
劇中の一場面を切り取る感じの「幕」なら、ワンシーンの強調としてなるほどなと思えるし。
文章については上のエライ人が指摘してくれるだろう。
褒めすぎな気もしないでもないが、個人的には好きな話と文なので、このようなレスになった。
酷評じゃなくてスマンw
481 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 00:05:02
>>479 他人に文章を読ませるってことに対するスタンスが今ひとつ
甘い印象を受けるな。
たとえば、俺もこのスレに投稿したことがあるが、投稿部分の
ラストでは「引き」を入れたぞ。
もっと、読者を意識した文章を書く必要があるな。
(でなきゃ、内容を徹底的に充実させるかだ)
KはK君でした。間違いです。 幕は、幕のままです。 これは小川洋子です。小川洋子の「冷めない紅茶」です。 彼女が二十七〜八歳くらいに書かれたものです。 煽りではありません。単なるフアンです。
たしかに小川洋子の小説は引きが甘いですね。私もそう思います。 逆に言えば、非常に手堅いと言いい方も可能です。 派手さは無いし、一見弱弱しい感じがするけど、堅固な文章です。
自分の文章も晒したほうがいいですか。 やはり他人のを晒すのはスレ違いになるので。
以前、当スレでノーベル賞作家 川端康成をコピペしてた。 それを読んで誰も気付かない、さんざん酷評されてたw
488 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 00:22:44
阿蘇はアホ。
>>486 気付かないのはイタイけど、酷評するのはいいんでないかい?
プロといえど完璧な文章なんてまずないんだから。
直木賞とかの選考でも意見が分かれるっしょ?
酷評よろしく―― 心地よい目覚めだった。寝汗がすこし背中を濡らしていても、心地よい目覚めといえるくらい 爽快な気分だった。こんな気分は初めてだ。どうやら僕は生まれ変わったようだ。彼女との出 会いが僕のすべてを劇的に変化させた。このやわらかいベッドだって彼女のものだ。自分がい つも使っているぺらぺらな布団とは明らかな差がある。値段の差というよりも生活水準の差とい ったほうが正しいのかもしれない。僕はベッドのうえで半身を起こした。と同時にとなりで眠って いた沙織が目をあけた。 「おはよう、ハニー」僕は微笑みかけた。 「う、うん」 沙織は曖昧に返事をした。まるで僕の挨拶が耳に入っていないかのように。いつもの僕ならこ こで腹を立てていたかもしれないが、こうも目覚めがいいとそんな気分にはならない。 「きみは幸せだな。いつもこんなフカフカのベッドで眠っているのかい」 「うん」 こんどは、さきほどよりはっきりした口調だった。僕は彼女の可憐な顔を見つめた。 「いやん」 彼女はとつぜん布団を額までひっぱりあげ、顔を完全に隠してしまった。 「どうしたんだい。僕の顔がそんなに恐ろしいのかい?」 僕は冗談ぽく言ってみたが、彼女は大真面目に返した。 「寝起きの顔は見られたくないの。あなた、幻滅しちゃうんじゃない?」 「幻滅なんかするもんか。見せておくれ、君の顔を。かわいい子猫ちゃん」 ぼくは布団をめくった。頬を桃色の染めた天使が僕を見つめている。 「綺麗だよ。マイ・スウィート・エンジェル」
これは… 酷評どころじゃ済まない。
492 :
480 :2006/08/16(水) 00:56:11
>>S3243
うは、プロの作家さんの文章だったのかw
うまい文章だったんで、ひょっとしてと思い一応いくつか文章を抜いてググったんだが、
ひっかからなかったんで投稿と見なしてレスしたんだよな。
でもこういうのは頼むからヤメテクレ。心臓に悪いんで……。
>>484 偶然偶然。
たまたま自分に合う文章だったからボロが出なかっただけで、
嫌いな文章・苦手な文章なら見当違いのレスつけてたかもしれんw
417と激しくやりあった後だったけど、外したレスをしなかったようでちょいと安心した。
いい文章を投下してくれてアリガトよ>>S3243
こんちくしょうw
一体、何時からここはあなたの文章を真面目に酷評しようとする批評者を出し抜くスレになったんだい?
494 :
417 :2006/08/16(水) 01:04:40
>>469 >>432 のくそ文の
>しかし、一を聞いて十を知る様を自慢げに語るのは感心しない。
が以下のくそ文
>あと、あなたはストーリー展開を終わりまで考えているか疑問です。
>例えば、彼女が下着姿である理由について教えて下さい。
>ここのことね。
>教えて下さいと言いながら、考えてないでしょ? とさも言いたそうな臭いがするし。
を指すなんて俺が知るかW
おまえのくそ文なんか俺はマトモに読んでねーよw
面白くもねーもんwwwww
第一、俺がおまえにストーリー展開を終わりまで考えているのをなんで証明しないといけないの?
あんた誰よw
>>475 成長してないのは俺ぢゃなくて、ここぢゃないのw
495 :
417 :2006/08/16(水) 01:06:16
492 おまえ莫迦ぢゃないのw
>>490 「僕」がキモい。キモすぎる。
ごめん、評価したいのは山々なんだが、キモい。
お笑いネタの書き出し。 山田先生の三年ぶりの書き下ろしが下版し、数か月ぶりに家族での夕食を楽しもうと 帰宅の準備を急いでいるときだった。 「おい、ユウこれを見てみろ。超おもしれーぞ!」 インターネットでちょくちょく面白ネタを拾ってくる吉田先輩が、パソコン画面を 見つめながら向かいに座る僕を呼んだ。その声に吉田先輩の両隣に座る編集部員も反応し、 画面を覗き込んだ。映し出されていたのは、有名掲示板「2ちゃんねる」だった。 「あなたの文章真面目に酷評します」。大仰なタイトルのスレッドには、笑いを 通り越して薄ら寒くなるようなレスが続いていた。作文の基礎を知らぬ連中の愚にもつかぬ助言。 同業者らしき人のまっとうな批判は、「じゃあ、お前が批評しろよw」「自演乙w」などの 醜い言葉でかき消されていた。
498 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 01:14:45
へえ、あの程度でもプロなんか。 ネタがいいのか、出したきた部分が悪いのかしらんけど。 まぁ、プロの文章でも断片で見ると酷いが多いからな。
499 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 01:26:33
「出したきた」とか平気で書くやつにダメ出しされるプロもかわいそう。
批評スレで一番やっちゃいかんことなのに
>>497 454さんかな?
オレは455だけど、あなたがただの煽りじゃないならどこが悪いのか純粋に教えて欲しい。
特にヒドイの(417関連は除く)だけでいいですから。ちなみにオイラは393に否定的じゃないです。
とりあえず、464-465の文章を読んで、金出したいと思うやつの数を 知りたいな。
>>501 俺は497ですが、初書き込みです。今は盆休みで、393とか恐らくプロと思われる編集者も見てるんじゃない?
ここの助言はほとんど役に立たない。このスレのリアル編集者(と思われる人)は、みんなそう書いている。
俺も編集で飯を食っているが、教える気になれない。批評家がプライドの高いアマチュアばかりだから。 投稿者よりも批評者側に問題があるという、何とも皮肉なスレですね、ここは。
>>503 あ、違ったんだ。ごめん。
このスレを見てオレが気付いた欠点は、「投稿者の個性を無視している」と「瑣末なことを気にしすぎ」ってとこかな。
後者に関しては、「文章に対する酷評スレ」だから許容範囲内だと思うけど。
497さんの言う「このスレの人らがわかってない作文の基礎」については、ちょっとわからなかった。
面倒だとは思うけど、教えていただけるとすごく有り難いです。
>>490 自分のベッドと彼女のベッドの比較はそこそこに、
目が覚めたら時間を見るだろ?何時間眠ったとか確認する。
部屋に差し込む日の光、小鳥のさえずり、或いは騒音、どこからともなく聞こえる音楽、
音、光り、色、匂いとか、そういうもの少し欲しい希ガス。感情表現はまあまあ。
507 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/16(水) 04:52:58
おお、ひさしぶりに>ぢを発見! >ぢ元気か? 御飯ちゃんと食べてるか? 暑いからってポンポン出して寝るなよ! 気がむいたらノーベル賞候補にもあがったフランケン河本書いてやるからな。
>>505 投稿者の個性とは、イコール作品の個性だね。私もその通りだと思う。
そもそも、作品の一部だけを批評してもらうというのが間違い(短篇のぞく)。
「唐突」「違和感」などの表現で指摘されている事柄も、全編通しで読めば
何の不自然さも感じずに受け入れられるのかもしれない。
「統一性」うんぬんの話は別にして、書き方の多様性すら、このスレの批評家は
認めていないだろ?
「オレ流」しか知らない、四流や五流が揃うとどうなるか。
きっと、このスレはよく(あるいは定期的に)荒れるんじゃないか?
509 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 09:22:25
ワナビ君は知らないだろうけど、プロは量産しなきゃないから 探せば水増し駄文などいくらでもある罠。 作品を通して世界観を演出できるのがプロ。 文章のうまさは二の次。ここを勘違いしたらいかんよ。
510 :
松本 :2006/08/16(水) 09:25:00
難破船みたいなものですよ。 このスレッドは。 批評者は全員、海図を持ってるような顔をしている。 しかし、誰一人として持っていないんです。実は。 たしかなものは何一つとしてない。 だけど、そのことを責めることはできないと思う。 なぜならこの船に乗り込むものは、みんな知っているから。 だれも海図を持っていないことを。 そして、単身で海に飛び込む勇気と体力を持っている人が 一人もいないと言うことを。 時々荒れます。 みんなで励ましあいましょう。
ちと、感動。というか久しぶりにためになった。
>>464-465 の文自体は個人的に好きでもなんでもない。
まあ特に酷評するほどでもない、という程度。でも
>>480 の批評、というより解説を見ると、文の上手さがよく分かった。
こうゆう文を自分も書けるようになりたいね。
512 :
417 :2006/08/16(水) 09:36:07
>507 :天才白菜
>暑いからってポンポン出して寝るなよ!
>気がむいたらノーベル賞候補にもあがったフランケン河本書いてやるからな。
いらねーw
暑いからチンチン出して寝てるよw
評価ってのは主観的なもので、例え作家の文章であれ好き嫌いは致し方ないでしょう。
嫌いな文は貶したくなる。あたりまえぢゃんw
>>464-465 はフラレ女の帰宅後の悲しいワンシーン。
なんの事もない。それなりの感ぢは出ていると思うが、
個人的には、暗い面白くない、批評にも値しない文章w
あえて書くと、
464-465は一人称で書かれた文章。
わたしは、
>暗くはなっていたので、夜が近いことは分かった。しかしそれ以上
>のことは、何も考えられなかった。
にも関わらず、465の最後に
>部屋の外では、相変わらず風の向きや空気
>の乾き具合や雲の色があいまいなまま、時間が流れていた。
この最後の文って、三人称ぽい文章ぢゃんw
しかも、それ以上のこと 考えてるぢゃんと突っ込みたくなるw
作家も俺の酷評に係れば、ただの糞文w
みんなで励まし合うというのなら、スレタイを改めましょう。 候補 「自称批評家がしたり顔で語るスレ」 「あなたの文章晒してみよう。そしてたまにプロの作品を紛れ込ませてみよう」 「素人が批評して、プロが笑うスレ」 「真面目な投稿者をミスリードしよう!」
他人の文章を自分のものだと偽っておきながら、罪の意識がない。 恥とも思っていない。 人間の屑。 脳に蛆がわいているのか。
515 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 09:51:20
現在アレてます。
517 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 10:10:58
まあ、書けていない投稿者よりも読めていない批評家の方が、イタイといえばイタイ。
荒れだすと、必ずどこぞの作家のものをコピペするバカが出てくる。 最初から予防線をはってどうするんだ。怖がるなって。 酷評に値する文章を書けてるのはだいたい謙虚な人が多いし、 何でも吸収してやろうという貪欲な意欲がある。 酷評レベルは別にしても、みんな読み手であることに変わりはない。 ここはそうスレなんだから、怖かったら読み手を選べるところか、ホメスレにでも晒せばいい。
519 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 11:42:15
天才白菜ってだれ?
520 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/16(水) 12:49:42
521 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 12:52:25
>天才白菜神 プロ作家に成る秘訣はありますか。ニーとしながらセミプロでも可。
散歩の途中商店街に立ち寄ると、店先で風船を配っているのに出くわした。 どこの店かは分からないが、今日オープンしてあちこちで配っているらしい。 既に風船の紐をぎゅっとにぎって走り回る子供を商店街の入り口で見かけていたので、この散歩は失敗だと思っていたのだが、その発生源を見つけてしまった時点で失敗の二文字に「大」を付け加えた。 僕は「何でもない」商店街を求めていたのだ。何でもない、日常のことが今の僕には必要だったのだと思う。 今日開店する店、はしゃぐ子供たち、脳天気なまでに膨れた風船、全て僕の日常に合わないことだ。 そのまま早足に店を通り過ぎ、その風船が蔓延する商店街を抜け出した。 商店街の出口は国道に面した広い交差点になっているので、そこまで行けば存分に気の抜けた空気を吸うことができる。 しかしながら、僕がそこに辿り着くと、手に風船をにぎり締めている親子連れが信号待ちをしていた。 僕は仕方なく、内にヘリウムを満載してフワフワと浮かんでいる風船を無表情に眺めながら、信号が早く変わってくれることを祈った。 僕は元々風船という奴が好かない。あの余裕のない球形のフォルムを見ると、何故だか無性に息苦しくなってくるのだ。 いつ破裂するか分からない張り詰めたゴムの球面、僕はその物体から逃れたかったが、風船の奴は目を離すことのできないある種の強制力を僕に働かせていた。 奴が我が家に来ることは、僕にとっての憂鬱な日々の始まりであった。 奴が自分のそばにいる限り不安な念から逃れられなくなる。 その不安に耐え切れずに、僕はしばしば自らの手で風船を割った。 そのせいで親に叱られたり、姉や妹に非難されたりしたが、奴を抱えたままでいるよりは遥かにマシだった。 町は既に夕暮れ時で、目の前の真っ白な風船が夕日を浴びて朱に染まってゆれている。信号が青に変わった。 僕は風船の群れをくぐり抜けて、より空虚で弛緩した空気を求めて横断歩道を走り出したが、その朱色は僕の脳裏に焼きついて容易に離れていかなかった。 風船を見ると僕は神定さんを思い出す。 彼女の周りの空気はいつも痛々しいほど張りつめていて、僕は彼女がはち切れてしまうのではないかと不安だった。 酷評お願いします
524 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 18:37:49
>>523 >散歩の途中商店街に立ち寄ると、店先で風船を配っているのに出くわした。
>どこの店かは分からないが、今日オープンしてあちこちで配っているらしい。
店頭で風船を配っているんですよね?
なのに「どこの店かはわからない」というのはどういうことでしょうか。
>何でもない、日常のことが今の僕には必要だったのだと思う。
こうきたら、次の文章は「必要な理由」につなげないと駄目。
>風船を見ると僕は神定さんを思い出す。
>彼女の周りの空気はいつも痛々しいほど張りつめていて、僕は彼女が
>はち切れてしまうのではないかと不安だった。
この部分をもっと前に出すべき。
そうすると主人公の嫌な気持ちが理解しやすくなると思います。
>>523 何か追い詰められた、切迫した雰囲気が伝わってくる文章は捨てがたい。
そのように伝えるための小道具の使い方がうまいせいだろうと思う。
>>508 そんなことみんなわかってると思ってたが……。
だから「あなたの『文章』真面目に酷評します」なんだろ?批評者は投稿されただけの情報しか与えられないんだから。
その上で感じた違和感やミスを指摘していくのがこのスレの意義だろうに。投稿者もそれくらいは理解してるんじゃないのか?
批評者の好みやスタイルに振りまわされやすいって点には同意だけどな。
>>526 最後の一行で、せっかくの意見が破綻してしまってるじゃねえかよw
というか、その一行が真理だな。
まだ荒れてんのか。 あいかわらず417のバカは来てるし、変なコテも涌いてるし。 自治厨や荒らしがスレを席捲している状態だが、オレたちのすべきことは、 ただ投下された文章に酷評スレをつけることのみ。 変に相手をしてやらないで、スルーしようぜ? オレも自治厨くさいカキコをしたのでこの場は退散する。 投下されたらまたレスしていこうじゃないか>>キチガイと荒らしを除くスレ住人へ
連作の一部、学園ミステリィです。酷評よろしく。 いつも通りに胸が張る。明日中には安心と同時にうんざりするかったるさに埋没するだろう。周期は安定しているし、期間も短い。 おまけに二日目以外はそれほど気にしなくても済む程度に軽いから贅沢な悩みかもしれないが、このときばかりは生理のない男が羨ましくて仕方がない。 いつになく活気のある実習棟をサークル室に向かう。 何事かと思ってしばらく眺めていると、どうもうちではないらしい。廊下を挟んでサークル室の反対側、アトリエの先にある本家、ミトコンドリア研究会に出入りする人たちのようだ。 いきなりスカートのお尻を触られて飛び上がった。 こんなことをするのは浅利さんしかいない。 「ああ、あれ? 学祭が近いから。連中、展覧会の準備でおおわらわだな」 平然と尻を触り続ける手を叩く。 調子に乗った指先が躰の中心に潜り込みはじめて、いつもとは違う感触に勢いが止まった。 「生理なの?」 「生理じゃなくてもだめ!」 ちょっと早いかなとは思ったが、運転中に始ったりすると厄介だからさっきトイレで生理用品をあててきた。 蛤とは生理中でもセックスしたけれど、彼には無理と言ってある。正直、何をされるか予測がつかないし、自分でも臭いがきつくてさすがに滅入る。今思えば蛤には申し訳ないことをしたとも思う。 「何日目?」 「さっき始ったばっかり!」 すらすらと嘘が自然に出た。 「寒いから部屋に入ろうよ」 「触らないって約束します?」 素直に信じた自分が馬鹿だった。 廊下の扉が閉まった途端、しっかりと口が合わさった。 続く……かも。
>>527 そういう言い方はどうだろう? 荒らしを望んでいないという割に、しっかり煽っていると思うがw
531 :
527 :2006/08/16(水) 21:24:23
>>530 どこで俺が、荒らしを望んでいない、なんて書いたんだよ。
オマイもさっぱり読めていない批評家の一人だな。
…えーと。 そもそも、こんな誰でも書き込める匿名掲示板で、完璧な批評だけを求めること自体どうかと思うんだが。 プロの意見だけ聞きたけりゃ、他の方法探せよと。 驚いたね。みんなそのくらいのことは承知でここに来てると思ってた。 あと、酷いこと書かれてキレるような狭量な奴が、なぜこんなタイトルのスレッドで作品を投下するのかも意味不明だ。 アレか、夏休みの間はどこの板/スレもこういう展開はある程度は仕方ないのか。
534 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 21:41:24
>>533 >完璧な批評だけを求めること自体どうかと思うんだが。
そういう意見が出るとは、驚いたね。
ここで、そんなものが得られると思って投稿する奴はいないだろう、
みんなそのくらいのことは承知でここに投稿しているだろうよwww
読めない奴がここにもいたわけだ、イタイぜ君。
535 :
やなぎ :2006/08/16(水) 21:47:00
久しぶりに見てやろう。 誰かあげてみろ。
536 :
↑ :2006/08/16(水) 21:47:55
537 :
533 :2006/08/16(水) 21:49:27
>>534 ちょっと落ち着いてくれ。
俺も「的を得た指摘だけを求めても無駄だ」と言ったつもりだ。
的外れな指摘が出てくるのはある意味当然なのに、それを分からん連中が他人の指摘内容にケチをつけたり
ケチをつけられてキレたりしてるから今みたいな状況になってるんでないの?
たいした意味もなく喧嘩腰なのは何なんだ。
538 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/16(水) 21:51:33
まあ、結論めいたもん言うのもなんだけどさ、 ここに常駐するのもほどほどにして、完成作をたくさんつくることだね。 やっぱり断片5個つくるより、完成作1個つくるほうが力がつくし。 でまあ、完成作できれば、もうここは卒業ということで。
――つまんない。 テレビから流れてくるブラスバンドの演奏とアナウンサーの単調な声を聞きながらミチは思う。 テレビの画面をちらりと覗くと、白いユニフォームを着た高校球児たちが 相も変わらず白球を追いかけている。 最近父親が仕事が休みの日は、一日中甲子園の中継ばかり見せられている。 ミチの父は野球が大好きなのだ。 お父さんっこのミチも野球は決して嫌いではない。 いつか甲子園まで地元の高校を応援しに行こうと約束したくらいだ。 だからと言って一日中甲子園中継を見せられたのでは、ミチだってたまらない。 ミチはチャンネルを変えようとリモコンを手に取った。 テレビの画面は野球中継を映したまま変わらなかった。 リモコンの電池がもうないのだ。 ――朝から晩まで野球ばっかり見ていて何がたのしいんだろ…… ミチは野球を見ている父を見つめた。父はミチを見返しては来なかった。 彼はミチと同じく退屈しているように見えた。 父の目は野球を見ているようで、その実まったく画面を追っていなかった。 何かを考えているのか、彼はただぼうっとして、テレビの前から動かなかった。 夏は何もかもが間延びして退屈に思える。 きっとぎらつく太陽の熱で全てが飴のように伸ばされているんだ―― ミチは退屈から逃れるため、暑い中公園へと出かけて行った。
ここで頑張る人っていうのは、ずれるよな。本筋から。 まあ俺も以前そうだったんだが。
ミチの家の近所には、ブランコと小さな滑り台だけが設置されているこじんまりとした公園がある。 花壇ではひまわりが咲いていたが、 夏に咲くひまわりさえも、風一つそよがない天気に辟易するように頭を垂れていた。 蝉だけが短い夏を謳歌して激しく声を張り上げていた。 ミチは蝉の声を憎憎しげに聞いた。 蝉の声は野球中継と同じく単調で、ミチの耳に煩わしかった。 一番暑い時間帯ということもあって、公園には誰もいなかった。 木陰になっているブランコに座るとミチは足をぶらぶらさせた。 きぃきぃと音をたててブランコが揺れ始める。 お父さんはなんでミチのことを気にしないんだろう? お父さんは一日中野球を見ていて退屈じゃないのかな? ミチは地面をみつめ、ぼうっと考え事をしながら足を揺らした。 気が付くとブランコはミチが予想しなかったほど高く、大きく振れていた。 ふと顔を上げると、目の前に青い空と入道雲が迫っていた。 その横で太陽がギラリとミチの目を刺した。 ――アッ 瞬間ミチの手はブランコから離れた。 体がふわりと浮いた感覚だけがミチの心に残った。 ssの前半部分ですが、よろしくお願いします。
とにかく、お互い過度な期待を抱かず。 つねにステップアップのタイミング考えながら。 どうせおまえら20歳前後だろ?
アッー
546 :
543 :2006/08/16(水) 22:05:22
最終目的は何なんだ? 酷評上手か? 文章上手か? ちがうだろう。ゴールは完成された作品なんだ。 こんなところでドングリ同士アツくなってどうする? 常に先を見ろ。
うむ、その通りだ。
_, ,_
('A`)
ノヽノヽ =3
>>546 くく
とりあえず、ここ数十レスで批評が一回もされていないのはどうかと思います。
どうだろう。 今モメている部分、例えば「批評者にはアマチュアもいるため意にそぐわない評価を受けるかもしれないが、 批評内容の取捨選択は投稿者が適宜判断すること」みたいな一文をテンプレに追加したら? まあ、本来なら ことわるまでもないことなんだろうけど。
>>550 なに言ってやがるんだ、これで充分だろうが。
↓
>>3 ・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
>>548 酷評魂がゆさぶられる投稿がない。
対象外のレベルばかり。
>>529 文章はまずまず。
ただ情景描写と人物描写がないのが難点。
説明なしで蛤が登場するのも問題。
小説としてはまだまだかな、
>>552 評価できませんって言ってるようにしか思えない。
>>540-542 大体いいんじゃないですか。
冒頭で、テレビに視線を送る前にミチが何をやっていたのかが落ちてますけど。
余談ですが、新人賞を狙うならSSは書かないほうがいいです。
確実に上達が遅れるので。
>>529 描写が下手。読んでいてストレス溜まる。
いきなり尻を触られて飛び上がるほど驚いて、その先があっさりしてる。映像でも
ワンシーン最低3カットは入れるだろ。文章なら更に詳しく表現しないとな。
>>556 SSの中身による。
独創性を殺すようなSSを書くようだと
>>555 の言うように上達が遅れる。
SSとは名ばかりでほとんどオリジナルで話が進む場合は上達もする。
ただ、わかるとは思うが基本設定を他から借りるのと一から作るのでは労力が異なる。
壁にブチ当たったとき、それを乗り越えるための引き出しは多いに越したことはないだろ?
何も書かないよりはSSを書いたほうがいいが、一定の線を越えればSSよりオリジナルを書いたほうがいい。
SSといっても時代劇などのある程度史実を反映したものはよくわからないので、ここでは外しておく。
追加。 あと、SSは基本設定があるだけに、主人公の心理・行動や土地・人物など各部の描写が多少甘くても済む。 そのため、描写力が不足しがちとなる。 SSに多く見られる、会話文主体の小説(?)はその典型。
無知ですまん。 SSってのは一般的には「サイドストーリー」、いわゆる二次創作的なもののことなのか? 「ショートショート」、短編の事かと勝手に思っていた俺がいる。
>>559-561 普通はSS=ショートショートだろ。
>>559 のは二次創作小説。
SSは自分の書きたいシーンだけ書けるから好きだ。
まぁ、そればっか書いてるから上達しないのも事実だがな・・・
ネット上でSSというと、大抵は二次創作的なものを指すと思うよ。 ショートショートの場合は略さないことが多いんじゃないかな。あくまでオレ個人の見解では、だけど。
564 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/17(木) 10:35:25
>>522 秘訣かー。どうすりゃいいんだろ? 分かんねぇや。あははは。
オレが知りたいよ、まったく。
誰か教えてくれー!
ssはショート・ショートの意味で使いました。 内容はオリジナルです。 紛らわしくて申し訳ありません。 > 555 ご批評をありがとうございます。 555さんがおっしゃっているssとはこの場合どの意味になるのでしょうか? 540であげたものはかなり短いショートショートで、 この後すぐ、転、結へと進んでいくのですが、 やはり、冒頭部にもう少し具体的な描写をしたほうが良いのでしょうか…。 悩みます。
566 :
529 :2006/08/17(木) 19:35:43
>>553 その通りですね。
連作ということで前段があるので、省略しています。
抜き出して評価依頼するには不適切な部分だったかもしれません。
以後気をつけます。
>>557 えぇ。いきなりでびっくり>毎度の相手でな〜んだ
なんですが、これも情報不足でした。
なんとなく今書いているところを晒してみたので、
考えが足りなかったようです。
ウンウン……晒し方も難しい
567 :
1/3 :2006/08/17(木) 23:12:20
小説を読みきると、すぐに解説を見てしまう。 短編集なんかを読んでいる時は、左手の人差し指が常にしおり代わりになっている。 読み終えたという自信が無い。何も無い。残っていない。 最中おもしろかった気もするのだが、余白に至って慌ててしまう。 クライマックスをウッカリ読み飛ばしてしまったような気がする。 読んでいて全く要点に気づかなかったのだろうかと、 慌てて解説を熟読して、なるほど、と納得しておく。けれど、焦る。 ページの都合なのかもしれないが、短編集の作品ごとの解説は、大抵2、3文で始末を付けられている。 それを読んで、割と上手に誤魔化せる。僕の感じたものも、だいたいこれぐらいなんだろう。 故に容易く霧散したに違いない、と。 けれども稀に、その2、3文が、熱烈に力を込めて書かれていたりして、戸惑う。 解説者が痛く感動しているのは察せられるのだが、僕にはそんなの、全く無い。 やっぱり僕が馬鹿なのか。嘆息して、読み続ける。 僕は自分の頭の悪さを恥じている。成績が頗る酷かった学生時代は、顧みたくも無い惨めな過去だ。 頭の良し悪しが、創作にしろ、消費にしろ、 芸術の良否に直結しているという事に気づいて以来、僕は娯楽を純粋に楽しめなくなった。 けれども捻くれて閑却したわけではなかった。自分で言うのも何だが、 謙虚に誠実に様々な芸術と付き合ってきたつもりだ。 もっとも、次第に頭も良くなるに違いない等という浅はかな考えもありはしたが。 確か大学に進学したばかりの頃だったと思う。僕はある小説に非常に感動させられた。 けれども何処にどう感動したのか判然と言葉にできない。 友達に伝えようとしても拙い説明になってしまって、大変歯痒い思いをした。僕の未熟の所為だと思った。 今まで、音楽、絵画、映画と、色々な芸術に興味を持っていたが、克明に気持ちを表すためには言葉しかない、 そう希望を懐いて、文学一本に傾倒して、今に至る。 大学を落第して数年、一生を顧みずに文学に捧げた貴重な一時の成果の頼りなさに、僕はすっかり自信を無くしていた。
568 :
2/3 :2006/08/17(木) 23:12:52
昼間から酒を飲むという習慣が知らぬうちに出来上がってしまった。しかし自堕落な生活を送るには結構金がかかる。 落第してから始めたコンビニの夜勤程度では心許無い。節約しようとしても、酒があれば飲んでしまう。 姑息の手段に過ぎないとは思ったが、酒をまとめて買うのを止め、 生活を圧迫せぬ程度の分量を自宅近くのコンビニへ毎日買いに行くことにした。 結果、微細ながら経済に余裕が出来、どうにも出不精になりがちであった生活に、 気分転換の習慣という副産物が出来た。散歩というのは悪くない。 この日もバイトから帰宅後、昼間まで一眠りして、買い物がてら散歩に行くことにした。 蝉の鳴き声は壁越しであっても耳に届いて、外の騒がしさを想像してげんなりするものだが、 外に出てみれば、ヘッドホンをはずした時のように、 音の塊が風に乗ってヒュッと雲ひとつ無い青空に広がっていくような心地がする。 今日も影に隠れた向日葵が軽くお辞儀をして待っていた。 僕の住むアパートの一階には大家が管理している狭い庭があって、 砂利の上に申し訳程度の情趣が添えられているのだが、 七月の半ばになって、金網に撒きついた朝顔の前に向日葵の植木鉢が置かれるようになった。 根元にひょっこり生えているピンク色の立て札から察するに、 何処かの子供の課題らしいが、ここは日当たりが良くない。 朝ならまだしも太陽が登りきる昼の時分には、二階に登る階段の影に覆われてしまう。それほどにこの庭は小さい。 ベランダを使えば良いのに、と思ったが、家事に奮闘するお母様方には有難くないのだろう。 僕はドアに鍵をかけて向日葵を一瞥した。影を免れた鉢の一部分が、水滴でキラキラと光った。
569 :
3/3 :2006/08/17(木) 23:13:46
立ち読みは害悪である。もう一度言う。立ち読みは害悪である。 つい読んでしまいました、なら、責めぬ。それくらいなら、僕もたまにやってしまう。 買い物袋をぶらさげてアパートに帰ってくると、僕の住む一回の部屋、その隣の玄関先で、 夫人が二人、男の子と女の子を間に挟んでなにやら揉めている。 困った。僕は御近所付合いというものを全く怠っている。他人が怖い。軽く会釈してすれ違うぐらいなら辛抱しているが、 これには怖気づいてしまった。しかし、何だか引っ込みが付かない気持ちがして、 震える足を必死に叱咤して、何食わぬ顔をして通り過ぎようとしたのだが、 男の子がこちらをチラと見た拍子に、ビタッと歩みを止めてしまった。 それに気が付いた夫人方が僕を見る。まるで闖入者を見るような目である。 「あの」 思わず声が出た。 「どうされましたか?」 一瞬の沈黙の後、男の子の母親が化粧の濃い頬を引きつらせて 「いえ、ちょっと」 と微笑もうとしたらしいが、明らかに戸惑っている。女の子の母親が無言で会釈した。 女の子は母親のロングスカートにしがみ付いて警戒している。目元が赤い。 そうですかと返事をしてさっさと通り過ぎようとしたのだが、また勝手に声が出た。 「あ、ひまわり」 向日葵が根元から折れていた。日陰なりに伸びた茎は僕の胸辺りまでひょうきんな顔を持ち上げて存在感があったのに、 折れてみれば、長い分だけ惨めに見える。顔は砂利に埋もれていた。 僕の呟きを聞いた途端、女の子の小さい目から、ポロポロと涙が落ちた。ほっぺがリンゴみたいに赤くなった。 それを見てフイっと踏ん反り返った男の子の頭を母親がグイっと抑えてお辞儀させた。 「失礼して」 僕はそそくさと部屋に向かってノブを捻るがガチャリと空かない。母親等の沈黙に追い立てられているような焦燥感の中、 冷静を装いながらポケットをまさぐった。視界の端に映った向日葵は、誇張せずに言えば、やはり折れた向日葵だった。
570 :
4/3 :2006/08/17(木) 23:15:41
買い物袋の缶ビールを冷蔵庫に入れて、暫く読書することにした。某作家の短編集である。 万年床に転がって本を開く。そのまま先程のことを思い返していた。 たぶん、女の子の育てていた向日葵を、故意か事故か、男の子が折ってしまったんだな。それを詫びていたに違いない。 それにしても、日当たりの悪さの他にそういう危険性もあったとは、全く思いもよらなかったな。 考えてみれば当たり前の事なのに。やっぱり頭が悪いのかな。駄目だな。ま、女の子も頭が悪い。いや、子供には酷か。 ん?俺は子供程に頭が悪いという事にならないか?まさか、冗談じゃない。 何にしろ、ベランダで育てるべきだったね。 意識を本に向ける。一つ読みきったが、読後感が無い。解説を見る。熱を帯びている。ゾッとした。でも、分からない。 人差し指をしおりにして、黙々と読み続けた。
571 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/17(木) 23:18:24
すいません。分割ミスりました。全部で4レスです。 前半、目下の話題に関係ありそうな事が書いてありますが、 関係ありません。 それでは酷評お願いします。
俺は目を覚ました。ぼんやりと見慣れた天井が見える。 いつもの自分のアパートの部屋。寝返りを打って枕元の目覚まし時計を見ると、昼の一時をまわったところだった。 胃がもたれて頭も痛い。喉が渇く。昨夜遅くまで、仲間と飲んでいたのを思い出した。 帰るなり布団に倒れ込んだんだろう、昨日の服のままだ。ジーンズのポケットに突っ込んだままの財布や携帯が、ゴツゴツと当たって少し痛い。 水が飲みたくなってなんとか起き上がったが、立ち上がる気力が出ない。 もやもやとした溜め息をついてふと横を見ると、見慣れない物が目に入った。 薄いピンク色の、大きなスポーツバッグ。 動きかけた思考が一瞬止まった。 こんなもの知らない。 俺の物ではない。昨夜一緒だった飲み仲間たちも、こんなの持ってる奴なんていなかった。だいたい色だって、見るからに女物だ。 全く見覚えがない。 酔っ払って、見知らぬ他人のを持って来てしまったのだろうか。 それともどこかで拾ったのか。 思い出せない。思い出せないが、これは当然、持ち主に返さなければならない。 俺は座り込んだまま、そのスポーツバッグに手を伸ばした。 …………重い。 片手で引き寄せようとしたが上手く行かず、両手で引っ張ってようやく膝の上に乗せた。 ずしり、とただ事じゃない重みだ。 何だろう…………。 心臓が、ドクンドクンと鳴り始めた。 気になる。 迷った揚げ句、俺はそのビニール製のスポーツバッグを、そろそろと開けてみた。 以上です。よろしくお願いします。
>>567 つまらない人間の、つまらない感想を、つまらなく書いた文章。
書き手にも読み手にも何ひとつ与えるものがない。
全く無価値の文章。
なぜ書くのか、なぜ書きたいのか、もういちど問い直したほうがいい。
>>572 二日酔いの目覚めの様子なんてだらだら書かれても別に読みたいとは思わんのだが、作者には読ませたい
理由がなにかあるのか?
目が覚めたら、見覚えのないスポーツバッグがあった。
2行もあれば書けることだろう。
>心臓が、ドクンドクンと鳴り始めた。
>気になる。
>迷った揚げ句、
大袈裟も大概にしろや。知らないバッグが自分の部屋にあったらさっさと開けるだろうが。
無駄な描写の好事例。
良い子のみんなは決して真似をしないように。
575 :
572 :2006/08/18(金) 00:25:52
>>574 すみません。目が覚めました。返す言葉もありません。
修行し直してきます。
童謡「さっちゃん」の3番の歌詞を知っていますか? さっちゃんがね 遠くへ行っちゃうって ほんとかな だけど ちっちゃいから 僕のこと忘れて しまうだろ さびしいな さっちゃん 1番2番では自分の事をちゃん付けで呼ぶだとか バナナが全部食べられないとか、他愛のない歌なのですが。 3番で劇的に切なくなります。 さっちゃんに何があったのでしょう? 1番は、さっちゃんは幼い女の子であるという紹介文です。 さっちゃんはとても小さく、儚い存在だったということがわかります。 2番のバナナを半分残すというくだりですが、当時バナナは高価だったそうです。 そのバナナを食べているという事は、さっちゃんは何らかの病気に掛かっていたと思われます。 そしてそのバナナが全部食べられないと言うことは、 さっちゃんの病状は推して知るべきですね。 3番での遠くへ行ってしまうというのは、さっちゃんの死を意味します。 さっちゃんは、幼くして天に召されました。 この歌は、その時のことを童謡にしたものです。
577 :
567 :2006/08/18(金) 01:58:54
>>573 >つまらない人間の、つまらない感想を、つまらなく書いた文章。
わざわざ『つまらないを』三度繰り返すことによって、
書き手がつまらない人間である事を作者に認識してもらう事に成功していると思います。
また「感想」がどのようにつまらないかを明確に書かずに置いて
相手に自己批判を促そうという「俺の背中を見て育て」的な
不器用な父親の愛情を思わせる試みには好感が持てます。
>書き手にも読み手にも何ひとつ与えるものがない。
>全く無価値の文章。
批評家の心得を十分に理解し会得できた人間にしか書けない
強気一辺倒の無慈悲に徹した惚れ惚れするような潔い断言は
相手にその誠実さを伝えるに十分と言って良いでしょう。
>なぜ書くのか、なぜ書きたいのか、もういちど問い直したほうがいい
何故生きるのか、何故死ぬのか、不毛に過ぎぬ事をもなお追求せよという、
精進の重要性を説く貴方こそ師匠と呼ぶに値する、いや、お師匠様と呼ばせて下さい!
長い文章にも関わらずお読み頂いた事には心から御礼申し上げます。
僕は批評には向きませんね。
>>577 そうカリカリしなさんな。俺はあんたの書いたものを良いと思うよ。
出だしの一文。
>短編集なんかを読んでいる時は、左手の人差し指が常にしおり代わりになっている。
ここ読んだとき、ああ、あるある。と思ったもの。俺がそう思ったということは、あんたは
読み手に共感を与える文を書いたということだよ。
気を悪くしないで聞いておくれ。
あなたの書いたものを読ませてもらって感じたのだが、文章を飾らないほうがよいと思った。
素直な文章、読み手を意識して読みやすい文章を心がけるともっと良いものが書ける。
次に、好きな作者の本を読むときに意識して心理描写、風景描写、セリフ、地の文、これら
の配分、流れを研究してみると、また違った物の見方ができると思うよ。
ひとつひとつ確実にコツを掴めばいいと思うよ。あなたならコツを掴めば早いと思う。
富士山の頂を踏む為には一歩一歩登るしかないと思うよ。偉そうに、ごめんょ。。
579 :
567 :2006/08/18(金) 03:40:15
>>578 そんなに御気をお使いになられてしまうと申し訳ないやら有難いやら
別の意味で投稿して良かった悪かったと思ってしまいます。
書き込み時間を見て御察し頂けますように、投稿してから板にへばり付きっぱなしの小心な男です。
お笑いください。ほんとに。
カリカリしたのは否定しませんが、
何も自作に対して否定的な御意見には何でもかんでも噛み付くというわけでは御座いません。
御意見有難く頂戴いたしました。さて本題なんですが、
僕が以前投稿した時にも「気取っている」と指摘されて、実は気取ってたところも無きにしも非ずだったので、
今回はなるべく意識して軽く書いたのですが、やはり気取っているのでしょうか。
「気取っていると感じた」という部分を抜粋して頂けると有難いのですが、よろしければお願いできますでしょうか。
気が向いたらで結構ですので。全体と言われればそれまでなんですが。
(ただ、この気取りのご指摘に関しては、安易に諾いたくないという気持ちもあります)
アドバイスありがとうございます。ある意味酷評の極みという気がしますが、肝に銘じて、
マイドキュメントに記録して参考にさせて頂きます。そこまで判然と意識しておりませんでしたので、大変有難いです。
最後に失礼を承知でお聞きしたいことがあるのですが、
主人公の「僕」が女の子に対して全く同情していないというのを意識したのですが、伝わる文章になっているでしょうか。
また、頭の悪い事にばかり気をとられているかどうかも、はっきり伝わっているか。
良ければで結構ですのでよろしくお願いします。
580 :
567 :2006/08/18(金) 03:44:28
>>578 あ、あれ?気取ってるなんて何処にも書いてないや。
で、でも意味合いは同じですよね!?
あと、長文失礼しました。
581 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/18(金) 05:01:03
>>18 これと同じような内容の冒頭のエロゲをやったことがある
つーかこういう類のものって普通の中高生なら誰でも考えるものだからオナニーにもなれないよ。
>>579 気取ってる文章だなんて思わなかったよ。ただ、文を意識して飾ろうとしているところが見える。それは
あなたの持ち味でありこれからどんどん伸ばしていけば良いと思う。しかし、今のあなたの段階では
文章を飾ることよりも、読み手を意識して書くことが先決だと思うよ。決してあなたの持ち味を殺すとい
うことではないよ。
>>579 酷なようだけど一例をあげさせてもらうよ。
>この日もバイトから帰宅後、昼間まで一眠りして、買い物がてら散歩に行くことにした。
バイトから帰宅後とあるから自分の部屋だと読み手は推測するよ。
昼寝をする前に、買い物がてら散歩に行くことにした。と思ったのか?
昼寝を終えて起きたときに、買い物がてら散歩に行くことにした。と思ったのか?
次につづく一文を見てみるよ。
>蝉の鳴き声は壁越しであっても耳に届いて、外の騒がしさを想像してげんなりするものだが、
蝉の鳴き声は壁越しであっても耳に届いて、と、あるから主人公は部屋のなかにいるのか?
と読み手は思うよ。
次につづく一文を見てみるよ。
>外に出てみれば、ヘッドホンをはずした時のように、音の塊が風に乗ってヒュッと雲ひとつ無い青空に
広がっていくような心地がする。
読み手はここで、外に出てみれば、と、いう一文に振り回されてしまうのだと思うよ。
部屋の中なのか? 外なのか?
おそらく、あなたの頭のなかでは部屋から外に出ていく絵がきれいに繋がっているはずだと思うけど
読み手は部屋から外に出て行く課程の描写が読めないので混乱すると思うよ。
つづき >今日も影に隠れた向日葵が軽くお辞儀をして待っていた。 主人公は何処から向日葵を眺めているのか? 主人公の居る位置が読み手にはわからない。 外に出てみれば、という一文だけでは読み取れない。主人公は一階に住んでいるのか二階に 住んでいるのかもよくわからない。ままに向日葵や狭い庭、金網に撒きついた朝顔の前に向日葵の 植木鉢などの説明にはいってしまい。読み手が置いてきぼりを喰ってしまう。 >僕はドアに鍵をかけて向日葵を一瞥した。 ここでようやく主人公はドア前にいるのだなそれも外で鍵をかけているのだなと伝わる。 一例をあげさせてもらったけど、“読み手を意識して書く”と、あなたの書くものはまるっきり違った良い ものになると思うよ。そこではじめて飾った文章が活きてくるのだと思う。読み手の頭の中に絵が自然と 浮かぶ、そんな書きかたを工夫してみるといいよ。現状のままだと、絵が浮かばない文章が所々に見え そこに読み手は凸凹感を覚えるのだと思うよ。文を意識して飾ろうとしているところが見える。という事は 読み手がそう受け取るということだからね。これは、あなたが意識しようがしまいが読み手側がそう受け 取るということ。きついことを言うようだけど一旦、飾ることを捨てたほうが良い。 >主人公の「僕」が女の子に対して全く同情していないというのを意識したのですが、伝わる文章に なっているでしょうか。 うん。感じとれるよ。だからこそ、“読み手を意識して書く” 次に心理描写、風景描写、セリフ、地の文、 これらの配分、流れのコツを掴めばもっと伝わる文章になるよ。簡単にいうとコツを掴む順番を変えた ほうがよいということ。きれいな文章を書くコツを後回しにして、 1 読み手を意識して書く 2 描写の配分 3 凸凹なく、きれいな文章を、すうっと読ませるコツを掴む
>>565 ショートショートの弊害ですけど
>>560 さんが説明している部分がそれです。
新人賞をとってデビューする為には描写能力が一番重要なんですが、
SSは話を短くまとめる必要がある為に、むしろ描写を削らなければなりません。
細かく描写してたらSSになりませんから。
よって、描写能力が育たない→デビューできない。
というスパイラルに陥る可能性が非常に高いです。
SS作家で成功したのは(故)星新一先生くらいで、その後もSS作家は出て
いませんから、SSで作家デビューする道はほぼ皆無というのが現状です。
>>567-570 全体的に何時どこで何をやっているのか。
という部分が説明不足です。
独りよがりの一人称というのは選考でも嫌われる傾向があるので、
もうすこし客観的な描写があったほうがよいでしょう。
主人公の人物像は主人公の言動で現すもので、主人公自身が回想で
俺はこれこれこういう人間なんだ、と説明するのは下策。
587 :
567 :2006/08/18(金) 16:48:39
>>582 詳細なご指摘有難う御座います。多少の違和感を感じていましたが、
多少どころじゃねえ!て感じですね。言われて気づきました。
読み手を意識するという事をもっと重く考えさせていただきます。
>>586 お読みいただきまして有難う御座います。
やはり説明不足ですか。やってみます。
>主人公自身が回想で俺はこれこれいう
こういうのはアリかなぁ、と思ったんですが、やはり駄目ですか。
回想というかなんというか、適当な言葉がわかりませんが、
俺はなんちゃらかんちゃら、みたいなのをやってみたかったんです。
588 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/18(金) 17:14:43
589 :
565 :2006/08/18(金) 17:28:21
>>585 丁寧なご返答を大変ありがとうございます。
SSを成り立たせる程度の文章では描写力を鍛える事ができないのですね…。
実は小説というものを今までまるで書いたことがなく、長文を書くスキルがありません。
もし
>>585 さんがお許しくださるならば、
>>540 であげたSSの後半部分も見ていただいて、構成、構文、描写等、ご批評いただき、
今後長文を書くにあたっての心構えをご指南いただけたら、大変ありがたいのですが。
ご迷惑かと思いますが。
>>567 初心者にありがちな過剰装飾。
誰も君のオナニー文章など望んでいない。
他者に見せる価値のない文章。
591 :
↑ :2006/08/18(金) 20:01:01
もっと詳しく論理的に書いてやれよ、批評なんだからさ。 このスレのダメな批評家連中の中でも、特に馬鹿っぽいなオマイwww
>>591 批評じゃなくて釣りが目的
何を言っても無駄
このスレに評価依頼される文章のほとんどが 読む人を楽しませるというよりは、 “ぼくをわかってください” “僕のセンスはこうです” “俺ってかっこいいべ” であることは間違いない。
594 :
523 :2006/08/19(土) 00:18:20
遅くなって済みません。批評してくれた方々、ありがとうございます。
>>524 さん
店に関しては悩みましたが、具体的に指摘するのも何だなと思い、曖昧にしてしまいました。
見直してみると、やはり一言書き添えた方がよかったように思えますね。
最後の二行は前に出したほうが良いという意見は、私の中になったものなので面白いご指摘だと思いました。
もともとこの文章は、小説の書き出し部分を流用したものなので、SSの流れに沿うことができなかったのかも知れません。
反省します。ありがとうございました。
>>525 さん
酷評スレでこのような言葉を貰えるとは。
ありがとうございました。
>>591 悔しかったらまともな文章投稿しろよクズ
>>567 程度の稚拙な駄文じゃ何言われても仕方ないね
死んだほうがいいぜ
>>567 無駄な装飾だらけの駄作
オナニーは公開するものではない
>>595 稚拙だな〜と思ったらどこが稚拙なのかをちゃんと言葉で表すのが批評。
また、稚拙なものにいちいち「死んだ方がいい」と言ってたら、この世から
子供はいなくなるよ。
幾らなんでも、投稿者も
>>588 とか
>>590 みたいなのが単なる煽りだってことくらい分かるだろ。
もういちいち触るなって。
むしろ、単なるはけ口だと思うけどな。
核心突かれた投稿者が放置などできるはずがない 駄文よばわりが相当悔しいらしい
>>567 究極の駄文
稚拙さが滲み出ていて悲惨だな
生きてる価値なし
稚拙さはにじみ出すもんか?(w
603 :
591 :2006/08/19(土) 09:19:19
>>601 ↑
書き込みの頻度から判断すると、馬鹿を指摘されたのが、悔しくて、悔しくて仕方なかったんだな。
それから俺は
>>567 ではない、見て分からんのか、カス(ダハハハハハハ
604 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 10:01:31
>>603 放置したほうがいいよ。
>>590 は、もしかしたら本人にしてみれば、能力の全てを使った批評のつもり
だったのかもしれないし……、多分そうなんだよ。
605 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 11:10:37
この流れをみると私が投下した時、酷評して貰った最後の文で 頑張って下さいとか優しい言葉がかけられていたのは幸福な事だと認識 酷評スレだからってしねだとかは言っちゃ駄目だと思う 駄文と呼ばれるものだって一応書いた人が一生懸命推敲したものだし
>>603 稚拙な文章を批判されたのがそんなに悔しかったのか
生き恥晒してて悲惨だな
放置など不可能
事実を指摘された劣等者が必死に食いつくのも無理は無い
駄文作者に嫌悪と気後れを与えてしまった俺は罪な奴だ
>>567 他者の前に披露する価値のない駄文
価値がないから死んだ方が良い
その程度のオナニー作品を人前に披露しようと思った勇気がすごいね
出直せ
稚拙なる
>>567 による必死な反論が爽快だな
よほど恥をかかされたことが悔しかったのであろう
哀れ
>>567 >小説を読みきると、すぐに解説を見てしまう。
出だしから、これかよ、とうんざりする。
そもそも「小説」なら雑誌もあれば単行本もあれば文庫本もあるわけで。
しかし解説がついているなんて文庫本くらいだろう。例外的なものだ。
それなのに、当り前のことのように「解説」云々と書く。
作者の頭のなかでは「小説=文庫本」なのかもしれないが、世間一般では必ずしもそうではない。
そういうことにすら考えが及ばないで文章を書こうなどとはいい度胸だ。
>読み終えたという自信が無い。何も無い。残っていない。
意味不明。「小説を読みき」ったのではないのか?
>短編集なんかを
この「なんか」がわかりづらさを助長している。続く記述が「短編集」に限った話なのか、そうで
ないのか、曖昧。
以下、まるで阿呆陀羅経。
>成績が頗る酷かった学生時代は、顧みたくも無い惨めな過去だ。
――はあ、いまは大学卒業して何年か経っているのね? と思っていると、
>確か大学に進学したばかりの頃だったと思う。
――はい、はい。
>そう希望を懐いて、文学一本に傾倒して、今に至る。
――そうですか。
>大学を落第して数年、一生を顧みずに文学に捧げた貴重な一時の成果の
――???
>落第してから始めたコンビニの夜勤程度では
――???
これを書いている「いま」は一体いつなんだよ?
「学生時代」は「過去」じゃないのか?
そもそも進学したのか落第したのか、どっちなんだ?
「僕」はいま何歳なんだ? 学生なのか、卒業生なのか、落第したプータローなのか?
まさか高校の生徒であった頃を学生時代とか言っているんじゃあるまいな?
610 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 12:02:58
あと2つ目の駅で妹は降りる。 もう中年とは言えない私達の買い物袋は重く 動きに負担をかけるだけでなく、ただ座っているだけでも 指の関節は痺れてしまうし、歩き廻ったせいで足は浮腫んでいる。 けれども気分は晴れやかだ。 袋の中はデパートで買った服や靴やパンや惣菜に溢れていて、 ささやかだけれども幸せを詰め込んだ宝箱のようだ。 電車がゆるく弧を描いて大きくカーブを曲がる時、 夕日に染まった住宅群の中に私達の実家が見えた。 心の中ではそこには今も家族がいて、 多分今日だって買ったものをファッションショーして、 切り分けたチャーシューの端っこをつまみ食いするだろう。 母は快活に笑い父もつられて微笑んで、 2階から降りてきた弟も面倒くさそうにその輪に加わるのだろう。 きみちゃんは首を右後ろに振り向きざま家を眺めていた。 私ももちろん家を見ていた。 私達はおそらく今もあの家を求めてやまない。 持ち主をなくしたあの家は、それでもまだ私達を待っているのだろうか。 家は夕日のオレンジに染まっていた。 駅につくときみちゃんが立ち上がりホームへ降りる。 私は座ったままゆるく微笑んで見送る。 きみちゃんは自分のアパートへ。 私は夫と二人で住むマンションへ。 浮腫んだ足と戦利品を引きずる二人には、 もう共通のファッションショーのステージはない。
↑すみません。宜しくお願いします。
614 :
567 :2006/08/19(土) 13:28:35
>>609 お読み頂きまして有難う御座います。
御指摘を頂くまで気づきませんでした。
書く時だけではなく読み直すときも
モットモット注意しなければならないなと、反省しております。
その反省を活かせるかどうか甚だ不安ですが、
また投稿させて頂きたく思っております。
酷評有難う御座いました。
615 :
デカボンベ :2006/08/19(土) 13:31:18
「すいません。」 駅の改札口で見知らぬ女にふと声をかけられた。 何かの勧誘だろうと思い足早に通りすぎようとした時、 「私の事覚えてますか?」 オレはもう一度その女の顔を良くみてみたが、やはり心当たりがない。オレは言った。「人違いじゃないですか?」そうすると女は、 「久しぶりに会ったんだしお茶でもしましょうよ。」 何なんだこの女は。ちょっと腹が立ったが、良くみればなかなか綺麗な女だ。 オレはその見知らぬ女と喫茶店へ向かうことにした。
>>612 老年期に入った姉妹が買い物帰りに電車の中からかつての家の家を眺めて別れた、としか読み取れなかった。
典型的な書き手にしかわからない文章だと感じた。
617 :
デカボンベ :2006/08/19(土) 13:43:33
結局喫茶店で話しきいたら新手の逆ナンでした(笑) ―――――完――――――
618 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 13:45:21
>>612 2段落目に現在の幸せを肯定する描写があり、それ以降には過去の幸せを肯定する描写がある。
主人公はどっちの幸せを重きにおいているのか、ちょっと混乱する。
思うに、「けれども気分は晴れやかだ」がやたらポジティブな印象だからかな。
今すっごい気分いい! /段差/ 昔はよかった
って、感情の落差が激しすぎる感じ。いっそのこと2段落目をなくして
今ちょっとくたびれてる → 昔はよかった
のほうが、感情のつながりとしては良いように思えるよ。
620 :
ミザリー ◆0QkMOZ6z5. :2006/08/19(土) 13:52:48
621 :
ミザリー ◆0QkMOZ6z5. :2006/08/19(土) 13:54:43
>>619 こんな無意味な批評せずにちゃんと「クソ」だって言ってくれるからね。
>>619 みたいな批評を参考にすればいい小説が書けますか?
書けないでしょう?
>>618 お前の方が必死だな^^
酷評された駄文作者哀れ^^
624 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 13:59:27
625 :
ミザリー ◆0QkMOZ6z5. :2006/08/19(土) 14:01:08
626 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 14:03:22
>>624 駄文作者の負け惜しみ乙^^
必死な反論があわれ^^
活きの良い駄文劣等者募集中^^
( '-`)。oO(これが本当に、文章を投稿したり、それを批評したりしようとする連中の口喧嘩だろうか…)
633 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 14:24:00
>>627-631 本当に必死だな、自分の勘違いに気づいているんだろう?
顔を真っ赤にして泣きながら、震える手でキーを叩いている姿が見えるようだぜ。
まあ、気を落とさずに頑張れや。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
>>633 駄文劣等者の必死な負け惜しみ乙^^
指摘者への嫌悪と依存を強めるその様が哀れ^^
モニターの向こうに在る見えざる敵の虚像を思い通りに構築させるのが吉だ^^
悲惨^^
>>567 が必死に反論している様子が悲惨だな
よっぽど駄文呼ばわりがしゃくに障ったのであろう
まぁ駄文であるという事実はゆるぎないものだがw
おまえら、悪口に使う文才を別の方向に使えよ
再び活きの良い駄文劣等者の反論待ち^^ 指摘者への嫌悪と気後れを強めて反応したまえ^^
>>636 悪口ではなくて事実の羅列だ^^
>>567 の文才がないということは悪口ではない^^
柔ちゃんは不細工、というのは同じことである^^
>>636 今までの、言葉だけ知ってる小学生の罵り合いのどこに文才を感じるんだ。
活きの良い駄文劣等者逃亡か^^
641 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 14:36:30
それではここで『^^』の勝利コメントです
642 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 14:42:38
>>612 なんというか小説にはなってないですね。
情景描写なし、人物描写なし。会話もなし。
>浮腫んだ足と戦利品を引きずる二人には、
>もう共通のファッションショーのステージはない。
表現も陳腐だし文章のリズムも悪いです。
>>612 >あと2つ目の駅で妹は降りる。
あと2つ目?
あきらかにおかしいです。いきなりこれじゃ読む気が失せます。
文章っていうか、レスじゃん。ここにあるのは。
645 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 14:52:55
>>615-617 個々のアクションの書き込みが足りないです。
>駅の改札口で見知らぬ女にふと声をかけられた。
主人公はその女性を見て、どんな印象を受けたのか。
>何かの勧誘だろうと思い足早に通りすぎようとした時、
>「私の事覚えてますか?」
女性はどのような表情で言葉を発したのか。
>オレはもう一度その女の顔を良くみてみたが、やはり心当たりがない。
>「人違いじゃないですか?」
どのような表情、口調でそのセリフをいったのか。主人公の心理。
>「久しぶりに会ったんだしお茶でもしましょうよ。」
>何なんだこの女は。
女をうざいと思う理由を描写。
>ちょっと腹が立ったが、良くみればなかなか綺麗な女だ。
女性の描写。
こんな感じで描写を入れていくと小説らしくなってくると思います。
ここって、小説を酷評するスレなの? 文章って書いてあるのに。 中途半端だね。
レナがいるの?
日本語が満足に書けない
>>590 が酷評をしているスレは、ここですか?
駄文を酷評されて地団駄を踏み続ける
>>567 が恥を晒すスレはここか^^
稚拙さを指摘されて怒りに震える
>>567 悲惨^^
必死な反論があわれだったな^^
悔しかったらまともな文章を投稿することだ^^
652 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 20:19:06
>>650-651 稚拙さを指摘されて怒りに震える
>>590 悲惨^^
必死な反論があわれだったな^^
悔しかったらまともな批評を投稿することだ^^
654 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 20:29:44
俺は
>>590 ではないが、
>>590 お前いらないよ。ここの批評家が馬鹿だと思われるからな。
ヽ ノ `ヽ r´ ヾ ソ
~ヽヽ U /ノ
ヽノ
/:::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::\
|:::::::::::|_|_|_|_|_|
-´⌒二⊃. |_|_ノ∪ \,, ,,/ ヽ ⊂二⌒丶
_ソ. |::( 6 ー─◎─◎ ) ヾ__
. |ノ (∵∴∪( o o)∴)
| < ∵ 3 ∵>
/\ └ ___ ノ
.\\U ___ノ\
\\_
>>590 _) ヽ
655 :
デカボンベ :2006/08/19(土) 20:42:38
「おい、起きろ。」 その低く図太い声で目が覚めた。ぼんやり時計をみると時刻はAM3:00を告げていた。「なんだ、お前か」オレはヤツにそう言った。ヤツはいつもとは違いかなり慌ただしい様子だ。オレは冷静にタバコに火を付けた。 「いい加減にしろ、そんな場合か!」 ヤツは怒りながらこう言った。オレはなぜヤツが慌てているかその理由を知っていた。あれは昨日のことだった…
656 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 20:45:51
図太い声って何やねんw
657 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 20:53:52
ここに自作を晒してるヤシらって何歳ぐらい? 正直20越えだとしたら痛すぎる文章ばかりなんだが。。。
夏休み早く終われ
659 :
デカボンベ :2006/08/19(土) 20:55:49
昨日の話し↓ 新聞配達のバイトをしているが(住み込みで)、最近遅刻ばかりしていてセンター長に大目玉を喰らう。集合は「もう次はないからな」と釘をさされる。 ―――――完――――――
>>621 >>619 は真っ当な批評だよ。
>>612 のいちばんの問題点をきちんと指摘している。
これが「無意味な批評」としか思えないなら、自分の目を疑ったほうがいい。
私は
>>619 さんじゃないけどね(念のため)。
稚拙さを指摘されて怒りに震える
>>567 悲惨^^
必死な反論があわれだったな^^
悔しかったらまともな文章を投稿することだ^^
駄文を酷評されて地団駄を踏み続ける
>>567 が恥を晒すスレはここか^^
怒りに狂った駄文劣等者の反論待ち^^
俺は
>>567 ではないが、
>>567 お前いらないよ。ここの投稿者が馬鹿だと思われるからな。
ヽ ノ `ヽ r´ ヾ ソ
~ヽヽ U /ノ
ヽノ
/:::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::\
|:::::::::::|_|_|_|_|_|
-´⌒二⊃. |_|_ノ∪ \,, ,,/ ヽ ⊂二⌒丶
_ソ. |::( 6 ー─◎─◎ ) ヾ__
. |ノ (∵∴∪( o o)∴)
| < ∵ 3 ∵>
/\ └ ___ ノ
.\\U ___ノ\
\\_
>>567 _) ヽ
事実の羅列が
>>567 に齎した指摘者への嫌悪と依存^^
駄文劣等者からの忠誠が心地よい^^
活きの良い駄文劣等者逃亡か^^ 悲惨^^
>>664 やっちまったか…オウム返しって一番頭の悪い煽りだよな
652 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/19(土) 20:19:06
>>650-651 稚拙さを指摘されて怒りに震える
>>590 悲惨^^
必死な反論があわれだったな^^
悔しかったらまともな批評を投稿することだ^^
オウム返しする駄文劣等者^^
頭の悪さを自己指摘する哀れさ^^
いかに指摘者に対して嫌悪と気後れを抱いているかが窺える^^ 悲惨^^
670 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 22:29:40
で、いつまでやってるつもり? きみの仮想敵は、実際はどうであれ、逃げるが勝ちの状況なんだよ。 きみが自分の正当性をダラダラ書けば書くほど、反対にきみの分が悪くなる。 わかる?
「分が悪く」も何もなあ。 相手のほうはもう見てないかもしれんわけだし、第三者からすればピエロもいいとこなんだが。
672 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/19(土) 22:50:51
うん、まさしくそう。相手が見ていようがいまいが、かかわらないのが賢明。 かれがどういう決着を望んでいるか知らんけど、われわれにとっては^^への心象が悪くなるばかり。 まあ、心象っていうか、滑稽と悲惨の実演なんだけど。
続々登場する指摘者への依存と嫌悪^^ やはり事実の羅列は劣等者にとって度外視出来ないようだ^^ 哀れ^^ モニターの向こうに在る指摘者像は着々と構築されているようだな^^ 良い傾向だ^^
劣等者の嫌悪感が倦怠を越えられないのが現状だ^^ 全ての書き込みが指摘者への加担となることにすら気付かない劣等者^^ 悲惨^^
質問! 嫌悪感が倦怠を越えられないってどういう意味ですか?
疑問符に苛まれる劣等者^^ 文意の理解すら出来ない低脳さが哀れでならない^^
なんかネタっぽくなってきたな。
憶測を巡らせる劣等者^^ 活きの良い駄文劣等者募集中^^
今日俺のアパートの部屋に2組のカップルが来たんだ。引越しの挨拶をしに来たらしい。 しかし俺は男の方の顔に見覚えがあった。そう、その男とはかっつだった。 俺は恐る恐る聞いてみた。「あの・・・・吉田勝久さんですよね?」 「どうして・・・・」とかっつが怯えた表情をする。そして女の方は突然泣き崩れた。 どうやらかっつはその後大学を除籍され、地元住民や人権団体から執拗な嫌がらせを受け逃げ出してきたらしい。 もともとかっつには両親は無く孤児院で育ち奨学金を得て大学に通っていたようだ。 そして小学生のときに両親がいないことで相当な虐めを受けていたらしい。 女の方はというと、なんと井上アキノであった。井上アキノは今回の件で地元を追われる事になった かっつを哀れんでついてきたという事だ。その後かっつは仕事を探したが、企業側に今回の騒動が ことごとく発覚し、どこにも就職できずパチンコ屋で働くことになった。しかし皮膚病を持つやくざに 因縁をつけられ暴行を受け、ここでも様々な嫌がらせにあっている。 井上の方もどこも雇ってくれず、西川口で風俗嬢をしている。 2人が引っ越してきて俺の部屋には人権団体からかっつ中傷のビラがよく来るようになった。 以上嘘みたいな話だが、全部嘘だ。
>>590 おまい、完全におちょくられているぞ。恥を知るまともな人間ならば、もう二度とここには来るな。
● ●白菜 ●ぢ ●一号
>>682 劣等者の負け惜しみ乙^^
必死に優位に立ちたがる駄文劣等者哀れだな^^
指摘者への久遠の反応が心地よい^^
事実を指摘された劣等者が必死に食いつく気持ちも分かるが^^
>>567 書く意味すらない究極の駄文
恥晒しに来たのか?
相当なドMだなw
国語ドリルから始めるのが吉
活きの良い駄文劣等者引き続き募集中^^
ここはあくまでも「酷評」スレなんだからそのつもりで上げないと。 酷評スレであって賛否スレじゃないんだから。 キレるのはお門違いだし、評価する人達も暇つぶしでカキコしてるだけだよ。 評価人達が指摘した通りに書いても良作にはならないし、 評価人達自身ももしちゃんと実力があったらプロなり受賞なりしてるよ。 ここは遊びの場なんだから、いい加減キレてないで冷静になりなよ。
689 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/20(日) 12:33:35
ここはァあくまでもォ「酷評」スレなんだからァそのつもりで上げないとォ。 酷評スレであってェ賛否スレじゃないんだからァ。 キレるのはァお門違いだしィ、評価する人達もォ暇つぶしでェカキコしてるだけだよォ。 評価人達がァ指摘した通りにィ書いてもォ良作にはならないしィ、 評価人達自身もォもしちゃんと実力があったらァプロなり受賞なりィしてるよォ。 ここは遊びの場なんだからァ、いい加減ゥキレてないでェ冷静にィなりなよォォォ。
事実に直面させられた駄文劣等者
>>567 が怒りに震えて反論するのは必然だ^^
クソ呼ばわりが相当頭にきたようだな^^
>>685 もう釣り糸を垂らしても出てこないかと思っていた。大したエサでもないのに食いつきのいい奴だな。
なにはともあれ、釣れた、釣れたw
必死に優位に立ちたがる劣等者哀れ^^ 指摘者に食い下がる様は親に縋る園児のようだな^^ いくらあがいても立場を逆転させることなど不可能だ^^ ヒアsん^^
そして再び活きのいい駄文劣等者募集中^^ 指摘者への依存と忠誠を誓え^^
そろそろ飽きてきたぞ。
依存が倦怠を越えられない劣等者^^
残された犬 隣の一家がいなくなって一週間ほど経ったころのことでしょうか。 誰もいないはずなのに、夜中にガタゴトと物音がするんですよ。 最初は犬かと思ったんですよね。 というのも、隣の一家というのはいわゆる多重債務者でして、幾つかの消費者金融か ら金を借りてたんです。家を出て行ったといえば体裁がいいんですが、実際は夜逃げ同 然でして、家財も残してましたし、大家に内緒で飼っていた犬さえ置き捨ててゆくよう な状態でしたから。 だから、餌をもらえない犬が物音を立てていると思ったんです。 でも、よくよく聞いてみると、人間の足音も聞こえるし、何を喋っているのかはわか りませんでしたが、会話も聞こえました。そのうち、嫌な動物の悲鳴みたいのがしたん ですね。 さすがに私もちょっと怖くなりましてね。その晩はそのまま無理に寝たんですが。 翌朝のことですよ。 玄関を出ると、ちょうど隣の家から出てくる男とかち合いましてね。昨晩のこともあ るんで、ずいぶんを驚いたんですが、男のいうには「心配するな、ここの家に金を貸し ているものだ」っていうんです。まぁ、夜逃げしたんだし、残った家財はサラ金が持っ てゆくってのはわかるので、黙っていたんですが、どうにも気になるのは男がビニール 袋を持っているんですよ。その中にに入っているのが、どうみても――骨なんですね。 何か嫌な予感がしたんですが、そんな私の態度に気がついたんですね。 男があっさり言うんですよ。 「借金のかたに食わせてもらったって」 悪びれもしない、当たり前だって様子だったんで、思わずまじまじと顔を見てしまい ましたよ。やたらとエラのはった顔をしてました。 この件はそのままですんだんですが、もうひとつ気がかりがありまして。 もうひとつのお隣のお爺さんもだいぶ借金しているようなんですが、最近中国人が出 入りしているみたいなんです。
駄文劣等者逃亡か^^
悔しさのあまり終始指摘者に食い下がっていた様が哀れだったな^^
>>567 価値のない駄文
生き恥晒しに書き込んだのか?
いいかげん、普通にやりませんボチボチ? 高校生は宿題を。 浪人はおさらいを。 ニートは職探しを。 オ、メゴォーナ!
駄文に劣等者の必死な反応によって荒れているようだな^^ 悲惨^^
確かに
>>567 の文章はクソだな
酷評が受け入れられずにあがく惨めな奴
もう何が何だか。いっそのこと、コテハン推奨にすれば?
いや、このままカスがどこまでアホなレスを続けるのかを見たい気がする。
704 :
デカボンベ :2006/08/20(日) 19:19:22
とある夏の昼下がり。 オレはオープン型のカフェでアイスコーヒーを注文した。 「またやっちまったか―」 オレはそう呟いた。 いつもだが一仕事終えた後は、激しい空虚感と罪悪感に苛まれる。外をみると街行く人達で賑わっている。 「お待たせしました。」 ウェイトレスがコーヒーを持ってきた。オレは平静を装いながら、持ってきたコーヒーに手をのばした。その時だった。 携帯電話が鳴った…
705 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/20(日) 19:31:23
劣等者の負け惜しみ乙^^ 依存と忠誠を高めて指摘者に食い下がる様が爽快だ^^ 放置出来ないのも頷ける^^
707 :
↑ :2006/08/20(日) 19:36:58
そこの劣等者、まあせいぜい日本語の習得、頑張れや。 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
劣等者の負け惜しみ即登場^^ 指摘者に食い下がる園児のような様が哀れだ^^ 全ての書き込みが指摘者への崇拝とカス 化す^^
引き続き駄文劣等者の必死な反論と指摘者への忠誠募集中^^
710 :
デカボンベ :2006/08/20(日) 19:43:20
電話はボスからだった。 ボス(母ちゃん) 「もしもし、アンタ今どこいんの?」 オレ 「今ドトールでお茶してる。」 ボス 「ふーん、でお使いは?」 オレ 「………。」 ボス 「まさかお金パチですったんじゃないでしょうね?」 オレ 「………。」 ボス 「アンタもう帰って来なくていいから、ガチャ…」 オレ 「(・ω・)」 ―――――完――――――
>>567 究極の駄文
生きてる価値すらない
恥晒しもいいところだ
712 :
↑ :2006/08/20(日) 19:57:59
a;joww wce
713 :
↑ :2006/08/20(日) 20:00:57
駄文劣等者の悔しそうな顔^^
>>567 価値なし
引き続き活きのいい駄文劣等者の負け惜しみと依存募集中^^
715 :
1/2 :2006/08/21(月) 04:06:50
買い物に街に繰り出して、3時頃、繁華街の脇道を少しいった公園で一休みしていると、 何気無い挨拶とともに声をかけられた。知人かと思い振り向くと、冴えない中年男が こちらをじっと眺めている。どうも、見覚えがない。もしかしたら、以前仕事で知り合った 人かもしれないと思い、なるべく丁重な物腰で訪ねた。 「すいません、どこかで、お会いしたことがありますか?」 「ええ。しかし貴方は私のことを覚えていないようですね」 俺の質問に気分を害した様子も無く、男は低いとも高いともとれる奇妙な声で、 そう答えた。そんな様子にかえって罪悪感が増し、弁解するように俺は言った。 「申し訳ない、どうにも、思い出せない。言われてみれば確かにどこかで 会った気もしますが、如何せん、頭に浮かんでこないのです。疲れているのかもしれない」 「ええ、ええ。分かります。それは、そうでしょう。貴方と私は、出会ったことが 多々ありますが、格別親しいというわけではないし、それに今日はいつもと状況が違う。 状況が違えば、思い出せないということもあるでしょうね」 男の何と言うことも無い、という素振りに少し気が楽になったが、それでも罪悪感が 身をもたげてきて、思いがけず、懇願するような形になった。 「まあ、そう言わずに、どこでお会いしたのか、教えていただけませんか。そうすれば、 すぐにでも合点がいくでしょうし、何より、お詫びもできます」 「いや、いや、それには及びません。どうせ明日、また貴方とお会いするでしょうから。 私はただ、貴方の人となりを、直に会って確かめたかっただけなのです」 そう言うと、男は、まるで最初からそこに居なかったかのように姿をくらましてしまった。 あまりのことに驚いてあたりを見回したが、影も形も無い。疲れていて、幻でも 見たのだろうか。なんとなく狐に抓まれたような気分になって、俺は、帰路についた。
716 :
2/2 :2006/08/21(月) 04:07:57
深夜、いつものようにディスプレイの前に腰掛けた。時刻は12時過ぎ。 しかし、いつもとは違い、意識がディスプレイの中の掲示板に向いていない 気がする。それもこれも、あの昼間の一件のせいだろう。あれは果たして 幻だったのであろうか。どうも、そうではないようが気がする。もしかしたら、 男は新興宗教の勧誘員で、催眠術でもかけられたのではあるまいか。 男がまた会うと言っていたのは、俺を迎えに来るということなのかもしれない。 あいにくと催眠術の効果は切れたようだが、どうにも、嫌な気分である。 そんな釈然としない苛立った気分で掲示板を捲っていくと、 目障りな主張が目に入った。早速、それに対する反論を述べる。 その反論に、反論が来る。いつもの奴だ、ことあるごとに、突っかかってくる。 文章に特徴が出ているので、分かるのだ。腹立たしい。無益だと分かっていても、 つい反論をつけてしまう。そうすると相手は巧みに話を摩り替えてきて、結局、夜が 明けてしまうのだ。こんな奴とは、例え街角で遭遇したとしても、話にならないに違いない。
ここは官能描写を含む文章も評価していただけるのでしょうか。 もし駄目なら、どこに行けばいいかご教授願います。
720 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 10:39:57
>>715 >>716 全体的に冗長。くどいからもちっと文章まとめれ。
>まるで最初からそこに居なかったかのように姿を
意味わからん。ちょっと目をそらした隙に、とか言うなら
わかるが、いきなり立ち消えたりはせんだろう。
>いつものようにディスプレイの前に
オマイはパソって分かってるからいいだろうが、読み手は
わからん。ちゃんと「パソコンの」って書け。しかも
デスクトップかノートかもな。
掲示板とかも、年輩の人とかが読んだら意味不明だぞ。
>催眠術でもかけられたのではあるまいか。
>あいにくと催眠術の効果は切れたようだが
帰宅するまでの記憶がないことに後になって気づいたとかいうなら
ともかく、
「なんだったんだろうあの人」って気になってる程度で
催眠術とは大げさすぎ。
ラストの2ch的やりとりは、オマイの日記みたいになってる。
>こんな奴とは、例え街角で遭遇したとしても、話にならないに違いない
って、後々に絡んでくる話への伏線かなんかなのか?
でなきゃいらない。そのへんのねらーのブログに書いてあるような
ありふれたグチなんか聞かされたってこっちは面白くない。
しかも上に書いたように、パソに詳しくない人にはまったくもって
意味不明な描写。書くならもっと説明しろ。
>>567 究極の駄文
生きてる価値すらない
恥晒しもいいところだ
>>718 指摘者への依存は着々と進行しているようだな^^
良い傾向だ^^
引き続き駄文劣等者の負け惜しみ募集中^^
お前プロットスレでも自演していただろう。
憶測を巡らせる劣等者^^
阿蘇は単純だなあ。
泣き叫ぶ劣等者^^
いや、ばればれじゃん。 おれが書き込んだスレはどこでも荒らすだろ、お前。
644 :ゼブブ ◆RelMnLZ5Ac :2006/08/19(土) 14:49:18 文章っていうか、レスじゃん。ここにあるのは。 わたおがいたから、これを書き込んだんだが。 ひょっとすると、プロットスレと同じく自演を始めるだろうと思って。
疑問符に苛まれる劣等者^^ 脳内こじ付け論によって正解を導き出すことが出来るだろうか^^ 注目だ^^
730 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 11:19:40
えっ君らは釣り?マジレスすると作者Aは確かに個性的な作家だけど、世界レベルなんて とんでもない。と、いうかここの板にいる奴らは作家がなんたるかも 知らないで語ってんなよ。日本にでさえ作者Aより巧い方は多くいる。 日本でいうと「中の下」ってとこだよ。世界のレベルはハッきり言って全然レベル が違う!世界の「自費出版」レベルの足元にも及ばないよ!いやホントに! ここの人は他にどんな小説読んでるの?まぁ試しに小説書いてみな。 レベルの差を感じるから。やって差を感じなかったらお話にならないということでw まぁ俺も作者Aの小説は巧いとは思わないけど好きだね。 お願いします。
活きの駄文劣等者募集中^^ 指摘者への忠誠はまだまだ足りない^^
ああ、おれはこの板にはもう用はないので、 勝手にやっておいて。
自己完結させる劣等者^^ 論拠不在のまま逃亡する様が哀れだ^^
734 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 11:21:40
えっ君らは釣り?マジレスすると作者Aは確かに個性的な作家だけど、世界レベルなんて とんでもない。と、いうかここの板にいる奴らは作家がなんたるかも 知らないで語ってんなよ。日本にでさえ作者Aより巧い方は多くいる。 日本でいうと「中の下」ってとこだよ。世界のレベルはハッきり言って全然レベル が違う!世界の「自費出版」レベルの足元にも及ばないよ!いやホントに! ここの人は他にどんな小説読んでるの?まぁ試しに小説書いてみな。 レベルの差を感じるから。やって差を感じなかったらお話にならないということでw まぁ俺も作者Aの小説は巧いとは思わないけど好きだね。 お願いします。
活きの良い駄文劣等者皆無状態か^^
736 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 11:22:20
えっ君らは釣り?マジレスすると作者Aは確かに個性的な作家だけど、世界レベルなんて とんでもない。と、いうかここの板にいる奴らは作家がなんたるかも 知らないで語ってんなよ。日本にでさえ作者Aより巧い方は多くいる。 日本でいうと「中の下」ってとこだよ。世界のレベルはハッきり言って全然レベル が違う!世界の「自費出版」レベルの足元にも及ばないよ!いやホントに! ここの人は他にどんな小説読んでるの?まぁ試しに小説書いてみな。 レベルの差を感じるから。やって差を感じなかったらお話にならないということでw まぁ俺も作者Aの小説は巧いとは思わないけど好きだね。 お願いします。
^^
活きのいい劣等者募集中^^
739 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 11:26:38
ア・ハッピースルーイング。お前の視線の配給を待ってた。ひいきされてるのはわかってたけど、それでもまだまだひもじくて、なじる気持ちでお前を見張った。 彼らはわずかで満足だろうし、お前のオートマチィックな平等主義を、一言なじってやりたかったよ。お前は彼女たちとはちょっと違った。 恋の寸劇つなげて5演目、そんな4時間を配していくより、俺好みの、ニンマリするような、ぐぐっとくる逢瀬を、お前となら時に競作できるかとか思ってて。 20の視界のすきまになんとか通わせあったきわどい視線も時局にもまれてたわんでったけど――お前は俺に値した?。俺はお前に値した?。 あの日々だ―― 元からの部品はひとつもないと言われる、お下がりのお下がりのお下がりの列車は、 その貧弱な機関を駆使してえいこらといつまでもしつこい上がり勾配を登っていって。 俺もいる車両の屋根、茶色い肌の人どもが鈴なり。 何列ものロープがこっちの窓枠から車内に入り、 あっちの窓枠から出てきており、結ばれて輪になっている。命綱だ。 前の方,、3人4人ほどのガキども、きゃっきゃと白い歯、寝そべってロープにしがみついている。 車内にいるガキどもとなんらかのロープを使ったゲームをしているのだろう。 そのうちの2人ほど、車内の偵察のためか危ないほど身を乗り出している。 近づく柱に頭を打たれそうになるが注意する者はいない。 ガキどもは見てもいないのにあと1メートルというところでぬめりと避ける。 およそ5分置き、ガキどもの頭が惜しくも救われる度に俺、使い古したペットボトルのキャップを開けてさまし湯をちびっと飲む。 前の前の前の駅で銅貨1枚で入れてもらったものだ。なにか浮いてるが茶葉だろう。水にはうっすらと色味がある。風味はうっすらとも感じられないが。 あの日々だ―― カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき、ああ俺は。俺はさ。1年、2年、5年、10年。 なあ。俺は30を越えたよ。ままならぬ習慣と金策を抱えて。身体にいろいろ調子悪いとこも出てきた。 俺は素晴らしい未来を迎えるはずだ。俺らは空をも飛べるだろう!。俺らは空をも飛べるだろう!。 俺らは再び若返ってさ、なにも知らない、知ってるつもりのあの日々に立ち会うのだ。俺らは空をも飛べるだろう!。
劣等者の負け惜しみ乙^^ 指摘者との対峙に嫌悪して脳内ストーリーを深める様が哀れだ^^
>まるで最初からそこに居なかったかのように姿を オサーンの存在を現実か白昼夢か区別がつかないように描きたかったんだと 思うんだが、720のような冷静なツッコミもまたできてしまうわけで…… >あいにくと催眠術の効果は切れたようだが、 催眠術とは「正体不気味なオサーンによってひきおこされた不安感」のメタファ (私の頭には喪黒福造に「ドーン」とやられたイメージがw)だと思うんだけど、 そのあとも「嫌な気分」で「釈然としない苛立った気分」なわけだから、 催眠術の効果は切れていないと思う。 >こんな奴とは、例え街角で遭遇したとしても、話にならないに違いない ってのは前半部分のことで、前半のオサーン=後半の掲示板での相手って 構造だと思うんだけど……それでいいのかな。 内容と文体についてはノーコメント。
>>567 究極の駄文
生きてる価値すらない
恥晒しもいいところだ
男達の魂は今も輝き続けている――――。 「うわあああああ!!」 少年は目を瞑り刀を振り回す。 それにあたった男は吹き飛ぶが 腹は斬れてない! 「き、斬れてない!」 男は驚く。 「真剣は切れ味がある分扱いやすいし素人から苦労とまでいっぱい使ってる武士の基本武器」 さらに男は驚きながら叫ぶ。 「対して研無刀は見た目は真剣と変わらないがあえて斬れないようにとがないようにしてあるから 堅さと重さをかなり増やして 斬るより壊すを目的とした玄人好みの気難しい刀 使いこなせないとただのナマクラみたいなもんだってのに、なんであのガキは」 男は、だがやつが吹き飛ばされたのは紛れもない事実。 あのガキの見た目は身長165.5cm・体重52kgと至って小柄。 そんなガキがどうしてあんな刀を使いこなせるかしらないが とにかく逃げるしかない。 そう思い、脱走した。 「うわあああああ!」 少年はまだ叫んでいた。 気が付くと時計は9時を指している。 「マ、マズイ遅刻だ! 学校が始まるのは8時20分 1時間目は国語で田辺が担当 アイツは何かと僕を虐めるから登校したくないけど 転校したばっかだからいかなきゃ!」 そう言い雲を見上げ、少年は学校へ向かった。
745 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 18:47:40
>>739 何が書いてあるのかわからない。
他人に読ませるような文章ではない。
お前がな
748 :
↑ :2006/08/21(月) 19:20:12
なんだ、このバカまだいるのか。薬を飲んで早く退院しろよ。
749 :
↑ :2006/08/21(月) 19:21:44
なんだこの雑魚、脳内指摘者で一杯にさせて死んだ方がいいぞ^^
750 :
↑ :2006/08/21(月) 19:23:44
プリカ師匠、乙。 そこら中で荒らしているんだ,ね、ものすごく孤独なんだwww
751 :
↑ :2006/08/21(月) 19:24:53
駄文劣等者乙^^ 事実を指摘されて荒れを生んでしまうのは必然だ^^ 駄文劣等者の心の荒れを突いてしまった俺は罪な奴だ^^
>>744 中学生が授業中にノートに書きなぐったみたいだよ。
評価のしようもない。だってこれ小説じゃないし。
ヘタな脚本のト書きかゲームの戦闘シーンのコマンドみたいに
なってるよ、文章が。
>>751 孤独なプリカ師匠は荒らしの常習者なんだよな。
↓
356 名前:プリカ師匠[] 投稿日:2006/08/21(月) 10:38:36 ID:hjKKl+Sc0
こんにちは^^
プリカ師匠と申します^^
ボーダフォンもソフトバンクになり
通話料金も実質の値上げ^^
それでも思いいれがあるプリペイド携帯^^
これからもプリカを末永く使っていくよ^^
あっ!すいません^^
そろそろV401Dの充電時間なのでこの辺で失礼します^^
↑
哀れ
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
754 :
↑ :2006/08/21(月) 19:31:08
必死に優位に立ちたがる駄文劣等者哀れ^^ 立場を理解出来ずに指摘者に食い下がるさまが悲惨だな^^
>>754 泣きながらカキコか、プリカ師匠。
早く退院して、社会復帰できるといいなwww
さて師匠を自称する患者は放っておいて、ビールでも飲むとするか。
じゃあな、( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
756 :
↑ :2006/08/21(月) 19:43:52
劣等者逃亡^^ モニター越しに見えざる敵の表情を憶測して脳内完結か^^ 劣等者らしい稚拙な単純回路だ^^ 依存と忠誠を丁寧に追行して逃亡する様が悲惨すぎる^^
劣等者に放置など不可能のようだな^^ 事実に向き合わされた駄文劣等者による久遠の反応が爽快だ^^ 分かっていても指摘者に食い下がってしまう園児と化した劣等者^^ 哀れ^^
活きのいい駄文劣等者募集中^^
つうか、
>>744 の台詞をどこかで見たことがある気がしてならない。
>>744 説明口調なセリフが話題のあの漫画だな。
761 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 21:09:55
プリカ師匠
762 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 21:16:16
356 名前:プリカ師匠[] 投稿日:2006/08/21(月) 10:38:36 ID:hjKKl+Sc0 こんにちは^^ プリカ師匠と申します^^ ボーダフォンもソフトバンクになり 通話料金も実質の値上げ^^ それでも思いいれがあるプリペイド携帯^^ これからもプリカを末永く使っていくよ^^ あっ!すいません^^ そろそろV401Dの充電時間なのでこの辺で失礼します^^
駄文劣等者悲惨^^
脳タリンが、まだいたのかよ。しかもプリカ師匠とはな、高山並だ(禿藁
駄文劣等者の負け惜しみは尽きることがない^^ 必死に食い下がる様が哀れだな^^ 悲惨^^
師匠(w
劣等者^^
はいはい、劣等者で結構ですよ、師匠(w
劣等者の反応が爽快だ^^ 単純明快な駒と化した劣等者^^
770 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 22:08:20
>>763 駄文って、
>>762 に掲げられた文章は、お前が書いたものだろう。
確かに駄文だwwwwwwwwwwww
劣等者の憶測が厨 宙を舞う^^ 論拠不在の脳内正解論が哀れでならない^^ 悲惨^^
>>770 もう止めとけ、アホが何度でも湧いて出てくるからな。
放置など不可能だ^^ 駄文劣等者に芽生えた嫌悪と憎しみの連鎖は断ち切ることができないであろう^^ 悲惨^^
「真面目に」酷評 スレなんだから、そろそろ不真面目な酷評は退散してほしいもんだ。
駄文劣等者に放置など不可能だがな^^ 事実と直面させられた劣等者による久遠の反論が爽快だ^^
776 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 22:58:22
先祖代々のツラが見てみたいとは、こいつのことだな
>>567
評するに至らない駄文を載せる
>>567 による負け惜しみが爽快だ^^
780 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/21(月) 23:36:51
ID表示が欲しいなぁ・・・
「昨日、お姉ちゃんに○△されました」
はじめは怖かったんです。
お姉ちゃんは「怖くないよ、慣れたら楽しいよ」ってやさしく言ってくれました。
でも、私は生まれてはじめてのことだったからすごく、……すごく怖かったんです。
それに、お姉ちゃんの言ったことが冗談なんじゃないのかって疑ってたんです。お姉ちゃんはよくわたしをからかって遊ぶのが好きだったから。
でも…お姉ちゃんの目は真剣でした。冗談なんて思うのが失礼なくらい、お姉ちゃんはまっすぐにわたしを見つめていました。
わたしは覚悟を決めて、震える指先を突き出しました。
「そうよ、大丈夫よ」お姉ちゃんはわたしの肩を抱いて、耳元でそっとささやいてくれました。
わたしの心は震えました。誰よりも大好きなひとを、信じることにしました。もうどうにでもなっちゃえ、と頭の中を真っ白にしました。
わたしは、とうとう、震える人差し指を「それ」に沈めてしまいました――。
続きは↓
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gay/1137775755/l50 女子高生が語る体験談リアルタイムで連載中。
エロ宣伝まで来たか。 カオスすぎるな最近。
早く夏休み終ってほしいよ。 年中夏休みの人も、早く仕事みつけろよ。
駄文劣等者悲惨だな^^
白昼堂々と煽ってるから性質悪い
駄文劣等者のことか^^
789 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 18:37:07
【VPS】ボーダフォンプリペイドサービス 31【Pj】
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/phs/1155049323/356 356 名前:プリカ師匠[] 投稿日:2006/08/21(月) 10:38:36 ID:hjKKl+Sc0
こんにちは^^
プリカ師匠と申します^^
ボーダフォンもソフトバンクになり
通話料金も実質の値上げ^^
それでも思いいれがあるプリペイド携帯^^
これからもプリカを末永く使っていくよ^^
あっ!すいません^^
そろそろV401Dの充電時間なのでこの辺で失礼します^^
何これ、変な二人がケンカしてるだけで 全然小説載ってないじゃん ってそりゃ載せられないか。 ケンカしてる人たち、するならチャットででもやれよ
二人だと思っているのなら、まったく読解力がない。
>>791 だって567を叩いてるヤシと567本人の二種類でしょ?
似たようなもんだ。
まあ、この雰囲気じゃ文章も出しにくいだろうな
――バリーンッ!! 耳元で鳴った激しい金属音に、高安は反射的に身をかがめた。だがその上から、割れた窓ガラスの破片が降ってくる。 いったいなんだ――身に降りかかった破片を振り払いながら立ち上がる。窓の外を見やる。 そこに、青い目出し帽を被った男がいた。 「やった」 高安は口の中でそう小さく呟いた。青い目出し帽の男が、ガラスを割った。何だか知らないが、突拍子もない出来事が起きたらしい。ならばきっと授業は中断だ。終わりだ。P31の問1なんてやらなくていい。 「やった!」 高安は嬉しくて微笑んだ。 目出し帽の男と目が合った。 ありがとう――そう言いたくて微笑んだ。 だが男はそんな高安に――突きつけた。 拳銃を突きつけた。「動くな」 ――動くな。――拳銃。――目出し帽。 なんだ? これは。 「キャー!!」 誰だか女子の悲鳴。振り返った。ドアから侵入した別の男が、やはり拳銃を突きつけている。 「な、なんなんだ君たちは!」 やたらと震えた声。そっちを振り返る。道家だ。なんだ、情けないぞ。普段はもっと自信満々にしゃべるくせに。なんだその腰の抜けたような声は。 そして再び視線を元に戻した。
「動くな」 拳銃だ。 「座れ」 俺の方を向いている。 「座るんだよ」 嫌だ。怖い。 「うわーーーーっ!!」 あれ、変な声が聞こえる。うわーって、悲鳴かよ。ってこれは、俺の悲鳴かよ。うるさいなぁ。そしたら目出し帽の男がしっかり俺の目の前に狙いをつけて拳銃持ってるぞ。俺の顔のまん前に銃口が見えるぞ。 ってことは俺は撃たれるのかな? 「うわぁ!! やめてくれぇ!」 怖い。怖いよ。 逃げなきゃ。怖いから逃げなきゃ。 すぐ目の前にドアがあった。そこには誰もいなかった。――安全だ! 誰もいないから安全だ、逃げるんだ! 「うわー! 助けてくれ!!」 俺はすっ転びそうになりながらも机の間をぬってドアの方へ走った。 「おい、動くな! 逃げると撃つぞ!」 撃つだって? じゃあもっと早く逃げなきゃいけないじゃないか!! ドアにたどり着いた。鍵が掛かっている。慌てて開けて、目の前には廊下。走り出た。 「止まれ! 撃つぞ!」
逃げなきゃ、逃げなきゃ。必死に足を動かした。 大丈夫だ、目の前には誰もいない。俺は早い。早く走っている。大丈夫だ、逃げられるぞ。 逃げよう。 何もかもから逃げるんだ。拳銃から逃げるんだ。目出し帽の男から逃げるんだ。 何もかもから逃げるんだ。補習合宿から逃げるんだ。学校から逃げるんだ。 数学から逃げるんだ。道家から逃げるんだ。P31の問1から逃げるんだ。逃げるために必死に走るんだ。 逃げよう。その瞬間。 ダンッ! 背中を強く殴られた。なんだ? 誰だよ、俺の背中を殴ったのは。それとも、もっと早く走れって後押ししてるのか? いや、どっちでもいいけどさ。どっちにせよ俺は早く走るけどさ。 あれ、でもおかしいな。足が重いぞ。うまく走れない。なんだか、絡まっちまう。と思ったら、こけちまったよ。床につっぷしちまった。 ダメだ、立ち上がらなきゃ。そう思ったけど、思うけど、体に力が入らないなぁ。頬にくっついてるリノリウムの床が冷たいなぁ。 ヤメチマエ。 そう思うんだよ。 ゼンブゼンブキエチマエ。 そう思うんだよ。 ナニモカモナニモカモオワッチマエバイイ。 そう思うんだよ。
800 :
396 :2006/08/22(火) 18:56:07
>>797 何もかもを描写する必要はないが
せめてそれぞれの人物の距離感だけは分からせてくれ
数学も授業も道家も宿題もP31の問1も進路も口うるさい親も塾も面倒くさい明日も未来も全部終わっちまえばいいんだよ。 もうすぐ終わる、と思った。 それが、望んだ結末であるかは分からなかった。これでいいのかは、分からなかった。ただ、全てがもうすぐ終わるということだけは、はっきり感じられた。自分の、世界の、何もかもがもうすぐ終わってしまう。 これで、P31の問1をしなくて済む、と思った。 ――ああ、全て終わるんだよぉ。 じっと、血溜まりの床に突っ伏して。 P31の問1をする必要は。 金輪際、なくなった――。 鮎川哲也賞応募作。
プリカ師匠、一つ批評してみてくれ。
高安は学校の所有する孤島で補習を受けさせられてうんざりしている生徒。 道家は教師。
鮎川賞通りそう? せめて一次ぐらいは。
駄文劣等者しかいないようだな^^
806 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 19:08:09
おっ、プリカ師匠のお出まし。 批評を頼むよ大将!
劣等者のオネダリ登場か^^ 哀れ^^
なんでこいつが粘着してるのか分からん
自問自答する劣等者^^
810 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 19:26:19
師匠! 批評して見せてくれよ、そうすればフカスほどのことはあると、みんなにも分かるからさ。
オネダリを続ける劣等者^^
812 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 19:40:36
あんだよ、できないのかよ師匠。がっかりだ。 まあ早く退院してくれよ、待ってるから。
自己完結させる劣等者^^
814 :
↑ :2006/08/22(火) 19:47:35
おめでとう、良かったねプリカ師匠。 これでねむい眼をこすって、スレを監視する必要がなくなったわけだ。
駄文劣等者による負け惜しみが続々登場^^ 立場を理解出来ずに指摘者に食い下がる様が愉快だ^^
816 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:27:22
プリカ師匠は、やっぱ帝京ですか?
疑問符に苛まれる劣等者^^
テンプレみたいな書き込みしかしないのは仕様ですか?
819 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:30:55
星の王女さまはかわいくおくびをしました。 だってあんまり星の王子さまが迎えに来るのが遅いのですもの。 もう15年になります。 「このままじゃ一人身のまま星の女王さまになっちゃうわ。そんなのいやー。 …ええいてやんでいこちとら渋民っ子よう!」 石川節子の血が騒ぐので、星の王女さまはちっちゃなお鼻を手の平の付け根で こすると、こちらから迎えにいくことにしました。 節子さんって誰ですって? とても高名な歌人さんの奥さんです。 「タララララ〜ン タララララ〜ン」 王女はがんらいのんきなので歌って踊りながら旅を始めました。お日様はぽかぽか、お空は深い青。 でも、地球の外核の対流停止による異常気象が原因で、今年の岩手は暑い! 「こら作者!ぽかぽかじゃなくてぎらぎらだわ!」 腰に両手を当てて王女さまは怒りました。…ごめんなさい。お日様はぎらぎら。 王女さまはすぐにへばっちゃいました。
820 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:31:55
「あー。ブランカフェのチョコバナナスムージーが飲みたいわ」 「へいお待ち」 ひげもじゃのホームレスみたいなおいちゃんがいずこからともなく現れて、ブランカフェの チョコバナナスムージーを置いていきました。これはラッキー。400円もうかっちゃいました。 王女さまはお金にシビアなのです。そうでなきゃ王族なんてやってられません。 王子さまが夢見る極楽とんぼな分、王女さまがしまり屋じゃないと経済的にバランスがとれないのです。 「ああおいしい!」 ああけれど。それは魔法のチョコバナナスムージーだったのです。スムーズに王女さまはある星へ 辿り着いてしまいました。 スムージーだけに。 ちなみに余談ですが、スクイズには揉むとかしぼるとかいう意味があります。 作者はかわいいおっぱいをスクイズしたくて仕方ないようです。 心優しい娘さんはどうぞe-mailを。 g031x070@ya・・・ 「…コラー!!!!」 王女さまはたいへん怒りました。なんで怒るんですか。 …それはともかく、王女さまはなんと神々の住む星にたどり着いてしまったみたいでした。 「あら☆キャッ☆☆」 みめ麗しい美男美女のカップルが熱いベーゼを重ねていたところにいきなり出くわしちゃったのです。
821 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:33:35
王女さまに気づいても、二人は不敵に微笑んでどんどんその先を続けました。あらあらまぁまぁ。 とても見ちゃいられません。でも、王女さまは眼を両手で覆い隠しながら指と指の隙間からばっちり観察していました。 勉強になります。 一戦交えて青姦に満足した二人が草むらに寝そべって煙草をふかしています。王女さまは声をかけることにしました。 好奇心旺盛なのが自慢です。 「素敵な…その…セックス…でしたわ!」 「ありがとう」 「ありがとう」
822 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:34:06
「さぞかし愛し合ってらっしゃるんでしょうね?」 「ハァ?」 「ハァ?」 「え?」 「神同士のセックスに愛は要らないわ」 「愛などを信じるのは下賎のすることだね。支配者失格だ」 「ほぇ〜」 「当然、お互いダブル不倫よ」 「基本だね」 「ほぇぇぇぇぇぇ〜」 ざんねんなことに王女さまはちょっと頭がよわいのです。すっかり影響されてしまいました。 「あなたもどう?」 王女さまはチラッとその男の神様の股間に眼をやりました。 アラ! 王子さまもちっちゃかったけど、あにはからんや、この神様のちいささときたら!王女さまの陰核のほうが 大きいかもしれません。 …陰核ってなんですって? 「…コラー!!!!!作者ー!!!!!」 …ごめんなさい。ぐぐってね。 丁寧にお断りして王女さまは先をゆくことにしました(続く)。
このスレもうだめぽ
劣等者の嘆き登場か^^
今凄いものを見たような気がする 記憶から消した方がよさそうだ
826 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 20:51:34
あれ?統一教会のアタックがあったのかな? ひさしぶりに覗いたんだが。
ここで悪口を言われないかと、眼を真っ赤にして四六時中監視している奴がいるんだよ。
828 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/22(火) 21:44:15
はっきりいってこのスレ、タイトルがよくないよな
830 :
↑ :2006/08/22(火) 21:46:19
眼が真っ赤。
駄文劣等者の反論乙^^
832 :
↑ :2006/08/22(火) 22:10:09
ケツが真っ赤。
駄文劣等者の反論乙^^
834 :
↑ :2006/08/22(火) 22:27:52
目が真っ赤。
駄文劣等者の反論乙^^
お前ら暇だな
>>797-801 どこで誰が何をやっているのか理解し難い文章なので、一次通過は無理でしょう。
>>838 前半のセックスシーンから表面的な描写ばかりで面白みがない。
普通一人称でこれだけ味気ない文章だとおざなりにセックスしている
という印象を与える。
ところが主人公はこの女に惚れているらしい。
とてもそういう感じは伝わって来ない。
もっとまずいのは次の段落の世界観の説明で、
本当にただ説明しているだけ。
それでいて彼女がどんな存在だかまるで分からない。
造語を作ってまで設定を考えたのなら、ちゃんと読者に伝えないと無意味だ。
次の段落の会話も、もうちょっと人間の会話にしてほしい。
まったく生きたセリフがない。
音読してみればその不自然さ、段取りくささが少しは分かると思う。
全体的に、狙いは分からないでもないのだが、
それを伝えるための表現力がかなり不足していると思われる。
>>838 構成の話をすると、冒頭からセックスシーンというのはまずNGです。
エロ小説でもそういうのはないんじゃないかな。
キャラクターが立ってない段階でセックスの描写があっても、読者は
感動も興奮もなく、ただ汚いという感じしかしません。
大抵の人は不快な文章と感じます。
まずキャラを立てること。
どんな風に物事を考え、どのような行動をするのか。
仕草とか表情。エピソード。そういうものを積み重ねることが大切です。
その後にセックスがあるからドラマになるのです。
ちなみにラノベっぽい雰囲気ですが、ラノベだと克明なセックス描写はNGです。
一般文芸としては全体的にちょっと稚拙かな。
842 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 05:18:13
小説ではないのですが 近々『職人と派遣について』と題して投稿する論文の一部です。ではおねがいします。 ーーーーーーーーーーーー日本にはもう職人はほとんどいないと言える。 というのも今の日本が情報が増大しすぎたことにより知識領域が細分化され、 それぞれに特定の空間だけの専門家集団をつくらざるをえなかったからだ。 この職人とは言えない“職人組織”ができたことは 当然連関作用のなかでしか活躍できなくなったことを意味するので 今日の“職人”が使い捨てされるのは必然だろう。 なぜならこの“職人”たちは専門外の局面に触れる機会がほとんどなく、 一人で現実の問題を処理することができないからだ。 現代に必要なのはむしろ職人かもしれない。
>>842 論理展開に無理がある。
というかもうちょっと整理する必要があると思う。
まず職人の定義が不明。
「この職人とは言えない“職人組織”」とあるが、
なぜ前述の専門家集団は職人と言えないのか、
にも関わらず職人組織とくくるのか。
著者のみが分かる理屈で話を進めてしまっているので読者はついていけない。
そもそも今日の“職人”が現代の日本で役に立たないと結論づけるなら、
冒頭の“職人組織”の誕生の由来と矛盾する。
今の日本の現状にそって生まれるべくして生まれたのが“職人組織”ではなかったのか。
つまりいくら使い捨てされようが、それが今の日本の現状にあっているのである。
ならば最後の結論を言うためにはそれをひっくりかえす根拠が必要だ。
それはこの後に書かれるのかも知れないが、
どのみちここで最後の一行を言い切るのは早計だと思う。
844 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 06:03:34
特定の空間・分野でのみ能力を発揮する“専門家集団は”現状の全体像を把握することができないので、 そのうち現状適応主義になり それが結局派遣(知識を詰め込まれた人間)に合理性を持たせ、 しいてはマスコミの与える全体像を受け入れるような人間を形成することになるのではないか その一方で職人は共同体の幅広い人間関係の中で、人格と仕事が結び付き、全体像をとらえやすいので自己を確立しやすい ということも言ってるですが、確かに論理は飛躍があるし、俺についてこい的な印象を持たせていると痛感しました。 この時間にこれほど的確な評価が貰えてうれしいかぎりです。 よかったらこちらもおねがいします。
>>844 ああ分かった。
古来日本には「職人」と言う存在がいて活躍していた。
↓
しかし現代では「専門家集団」がもてはやされ、「職人」の需要は減った。
↓
しかし今こそ「職人」が必要なのではないか。
こうしたいのね。
違ったらスマン。
でも俺はこういう流れになる根拠が分からんので、
そういうのを読者に分かるようにまとめていくといいと思う。
正にそういうことがいいたいんです。 もうすこし説得力のある文章にしてから投稿しようと思います。 高校生の駄文に相手してくれて本当にうれしかったです。ありがとうございました。
847 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 06:35:57
いまテンプレ見たら 返レス早いと評価が以後出にくいて書いてあったorzなるべくたくさん評価が欲しいので皆さんもおねがいしますm(__)m
848 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 06:59:52
「くぅ〜」 王女さまのかわいいおなかがかわいらしく鳴りました。王女さまは一人顔を赤らめました。 どこで誰が見ているかわかりませんからね。壁に耳あり障子に目あり。そういえば作者が 通わなかった某大学で、献体された遺体を解剖中前者をやってそのことわざを詠唱して しまったがために退学処分になった医学生がいたのは同窓生の間でつとに有名です。 過剰なギャグは時に身を滅ぼします。それでも構わないというド根性が要求される時代です。 「あのねぇ。無駄話はやめてよ。お腹がすいてるのよ。ブランカフェのロコモコ丼が食べたいな」 「へいおまち」 またあのホームレスみたいなおいちゃんが瞬時に現れました。わーい。王女さまは喜んで ぱくつきます。半熟の目玉焼きの黄身をつぶすとミートソースのごはんと絡んで…もうたまりません! はー。一気呵成に食べました。ちょっと体重計が気になります。 「700円になります」 「エ?」 「先ほどのスムージーとあわせて」 「…お金とるのぉ!?」 「もちろんです」
849 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 07:06:04
ところがそのロコモコ丼は(ryだったので王女さまはまたふんわりとガイナックス風ワープ描写とともに とある星へ舞い降りてしまいました。 あらら?おいちゃんが黄色いおりたたみ自転車で追いかけてきました。しつこいですね。 「なによぅ!お金と引き換えならはなっからそう言いなさいよ!一銭もありませんからね! それにもう食べちゃったもんねベー」 「構いません。その代わり、これを着てもらいます」 「?」 おいちゃんの手には紺色のメイド服が。その筋の人だったんですね。 「あなたねぇ。このあたしを誰だと思ってるの。星の王女さまよ。プチプリンセスよ。 そんな服が着れるもんですか。第一あたしはミニスカートしかはなかいんですからね!」 さッとおいちゃんは「これがわたしのご主人様」風のミニスカートメイド服を取り出しました。 その準備のよさに王女さまはちょっとめまいが。 王女さまはそこでハッとしたのです。 さっきから、そういうえばなんだか酸っぱいすえたにおいがすると思ったんです。 湿度も心なしかやや高め。 ま、まさか。この星は。
850 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 07:18:25
やだ!いつの間にかそのミニスカートメイド服に着替えてるじゃありませんか! 「ふっふっふ」 おいちゃんが前髪に隠れた眼を光らせて一眼レフのデジカメを取り出しました。 ざわざわざわ それを合図にするかのように、口々にあの合言葉をつぶやく集団が王女さまを取り囲んだのです。 「や、やめてよ!」 パシャッパシャッパシャッ 焚かれるフラッシュの洪水。呪いの呪文のようなあの合言葉のくぐもった連呼。 …あれあれ?なんだか王女さまは気持ちよくなってきました。数多の眼鏡の奥から絡みつくように ねめつける視線のせいでしょうか?それともいなびかりにも似た強い閃きの連続のせい? 基本的に星の王女さまは自己申告制なので、このような扱いを受けたのは生まれて初めてだったのです。
851 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 07:35:36
なんだかとってもドキドキして、つけたネコ耳も長めのトラ縞のしっぽもぴくぴくひょこひょこしていたのですが、 集団は写真を撮り終えると満足したのか呪文を相変わらず低い声で唱えながら潮がひくみたいに去っていきました。 なぁんだ。 何かされちゃうのかしらどーにかなっちゃうのかしらとちょっとわくわくしていたのに、やっぱりやっぱり なんですね。王女さまはなんだか自分の魅力を否定されたようでプッとふくれっつらをしました。 「邪悪な期待はいけないよ、仔猫ちゃん」 おや。おいちゃんだけが独り残っています。 「まだいたの!もう用はないでしょ、メイド服も着たし!あたしは先を急ぐんです」 「王女さま、これを」 「?」 ずっしり。 粗末な厚みのある茶封筒がわたされました。えっ!? 「いい撮影会だったぜ」 なんと狡猾なおいちゃんでありましょう。事前承諾も無しにナシをつけて金までとっていたのです。 でもしめしめ。旅籠賃が出来たじゃないですか。いったいいくらあるんでしょう?かなり厚みがありますよ? 「こらー!全部野口英世だぁ!!!」 「あれ?諭吉レベルだと思ってる?」 ぐさっ。王女さまのプライドは(ry
852 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 08:06:02
「でも、初回の撮影会収入としてはアキバレコード更新だけどな」 ぱぱらぱー。王女さまのプライドはまたたくまに(ry。 人間単純が一番です。(続く)
「鉄砲はなんのためにあるか知ってるか?」 父さんがギラギラと光る鉄の塊を僕の手から取り上げて安全装置が作動しているかを確かめる。 「知ってるよ」 僕はその鉄の塊をいじっている父さんを見ながらこう答えた。 「ベッキーの家を建てる為にあるんだ」 ベッキーとは僕が飼っているネズミのことだ。最初は段ボールの中で飼っていたけれど、どうしても逃げてしまう。そこでガレージから要らない木材でカゴを作ろうと思ったのだが、釘を打つためのハンマーがなかった。ふと父さんの押し入れにある銃を思い出した。 銃を持つ部分をハンマーの変わりに使えると考えたからだ。 「違う」 父さんはしかめっつらをしながらハンドガンを腰に入れる。 「家族を守るためだ」 どうやら安全装置は作動していたようだ。 「もし装置が作動していなかったらお前の胸にベッキーが通り抜けられるほどの穴が出来ていただろうなジョン」 大きな手が僕の頭の髪をグシャグシャにかき回した。
854 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 18:58:57
「よぅ可愛い仔猫ちゃん。俺と寝たらびっくりするぜ」 「あんまりちっちゃいから?w」 「馬鹿だなぁw速いからだよw」 同カテゴリ; いよいよ今から一戦交えるベッドの中。 「光の速さでキめてやるぜ」 「マラソンくらいで頼むわ」 その続き: 「…な、なぁ…」 「……、なに?……」 「ハーフマラソンにしないか?」
855 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 18:59:58
「キスの時って、お鼻が邪魔にならないのね」 うっとりと乙女はつぶやいたが、男は大激怒。乙女を突き飛ばして部屋を出て行ってしまった。 「どこへ行くの?ティコ・ブラーエ!!」
856 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 19:01:04
「よう久しぶり!聞いてくれないか、俺、恋人が出来たんだよ!」 「おお!おめでとう!奇遇だな、俺もなんだ!」 「そうなのか!じゃあ今度四人で食事でもどうだい?」 「やあそりゃあいい!彼女に言っておくよ!」 「いやっほう、こりゃ楽しみだ!」 当日、三人が集まった。 欠員無し。
857 :
838 :2006/08/23(水) 19:22:12
>>840 ありがとうございます。
味気無い、とのご指摘には納得しました。
我ながら観察記録のような調子ですね。
第二段落での説明不足、とはどういうことでしょうか。
・世界大戦中であること
・魔道技官という者たちが、自国の戦線維持に貢献していること
・前線の魔道技官の厳しい現況
・それと対比した主人公の任務
・中でも「彼女」を特別視する主人公の意思
この設定から、「彼女」への求婚という決断に説得力を持たせる意図なのですが
果たせていないでしょうか。
第三段落も、第一段落と同様の欠陥だと思います。
話を構成しようとする過程が見えてしまう、ということでしょうか。
>>841 ありがとうございます。
構成ですが、イメージでは映画のシーンを切り出したものでした。
連続したストーリーの中ではなく、SSの形にするならば
この場合どこから始めれば良いのでしょうか。
第一段落を削除して、
その夜、いつものように彼女を抱き。
快楽の余韻に弛緩した体を震わせる彼女を、私は熱っぽい頭で眺めていた。
とした場合はどうでしょうか。
ラノベか一般か、何も考えてはいませんでした。
ふとネタを思いつき、書きたくなったので書いてみました。
応募や投稿するつもりはありません。
>>848-856 チラシの裏ですね。
最低限、何時どこで誰が何をやっているのか。がわかるように
書かないと評価の対象にもなりません。
859 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 19:28:58
>>858 数レス前も読んでないやつはうんこをもりもりして寝なさい。
860 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 19:29:36
今日は初めて彼女の家にあがることになった。女の子の部屋は初めてだ。どきどきする。 「やぁ」 「待った?」 化粧もばっちり決まった彼女はモデルも逃げ出すくらい美しい。ああ、今日はどうなってしまうんだろう? …とか考えてばかりいたら家に着いた。 「ちょっと着替えてくるね♪覗かないでよ☆?w」 カーテンの向こうに彼女が消える。 しばらくして、カーテンから女の人が出てきた。 「あ、お母さんいらっしゃったんですか、はじめまし…」 言うが早いか鉄拳が俺の頬に炸裂した。 俺は薄れ行く意識の中、その指にこの間彼女にプレゼントした指輪が光っているのを見た。
861 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 19:58:43
>>857 >・世界大戦中であること
>・魔道技官という者たちが、自国の戦線維持に貢献していること
>・前線の魔道技官の厳しい現況
>・それと対比した主人公の任務
>・中でも「彼女」を特別視する主人公の意思
このネタをSSにまとめるは無理だわな。
普通に書いたら100枚は楽に越すでしょう。
SSとして見ても落ちにも意外性がないから面白くない。
でもまぁ、投稿も応募もしないなら、他人の評価を必要としないはずだから
好きなように書いたらいいんじゃないかな。
新人賞を狙うのに必要なことはアドバイスできるけど、それが目的じゃない
ならアドバイスのしようがないし。
>>857 > 第二段落での説明不足、とはどういうことでしょうか。
> ・世界大戦中であること
> ・魔道技官という者たちが、自国の戦線維持に貢献していること
> ・前線の魔道技官の厳しい現況
> ・それと対比した主人公の任務
> ・中でも「彼女」を特別視する主人公の意思
> この設定から、「彼女」への求婚という決断に説得力を持たせる意図なのですが
> 果たせていないでしょうか。
魔道技官が何かというものがそもそも分からないのです。
これは読んでる人には耳慣れない言葉ですので、
説明するとしたらまずそこだと思います。
しかも他ならぬ彼女が魔道技官であるわけですから、
彼女と主人公がどのような心情を持って絡んでいるか、
という大切なことに関わっていきます。
どんな力があり、何をやっていて、
この世界でどのように受け入れられているか、
具体例を挙げて説明するくらいでないと、
彼女や主人公に感情移入できないと思います。
863 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 21:06:09
8月15日 終日モノの原稿。ものすごい雨音が家じゅうに響いています。 ああ屋根を補修しておいてよかった。しかしこれがお盆か。 まさか一年に二度梅雨が来るとは考えもしませんでした。 夏が好きなぼくは、誰かに夏をごまかされたような、鬱々と恨みがましい気分にひたっています。 読売対阪神の初戦、上原投手がものすごくいいテンポの投球で完投。 東京ドームのなかだけはまるで四月のようでした。 晩ごはんは牛を焼いて青椒牛肉絲。焼きとうもろこしに、めいからもらったゴーヤのきんぴらと、 坐古家よりの到来ものセットです。 夜は新潮七月号に載っていた小川洋子さんの「博士の愛した数式」をやっと読む。 薄暗がりっぽい愛情に充ち満ちたいい小説でした。
864 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 21:27:17
865 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 21:39:18
風と緑と時間を味わった。 都会を離れることは、人工物を離れることだ。 人工物から離れることは、現代から昔へと戻っていくことに近い。 空があって、雲がちぎれ、風が流れている。 山がそびえ、木々が立ち、草がそよいでいる。 ただ、それだけ。 ただ、それだけの風景。 人工物に囲まれる毎日を離れて、自然に囲まれる。 厳しさと、穏やかさの両方を持った風景。 自然のリアリティと迫力に一瞬、声が出なくなる。 視界いっぱいに、雄大な自然が広がると その向こうのさらなる自然、太陽からの光を感じる。 太陽からの光が、この地球の空を抜け、地上に届くのを感じる。 散乱して青い空を浮かび上がらせ、光と影で雲を形作る。 地上に降り、それを受け止めた植物が緑色に輝く。 大昔は、こんな感じだったのだろうか。 大昔は、こんな大地を、だだだっと駆け回っていたのだろうか。 それとも、大昔は、空の色も、草の色も、違っていたのだろうか。 変わらないのは、太陽があったということ。 太陽があって、地球があって、自然があったということ。 同じように風が流れ、草がそよいでいたということ。 雄大な自然のスケールによって 時間のスケールまで感じさせられる。 風が吹いて、ふっとそこに行ったような気がした。
866 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 21:45:46
>>864 >目が覚めた時、おれは見知らぬ小さな部屋の中にいた。
>そこはまるで牢獄のようで、四方は硬く冷たい石の壁に囲まれ、
>扉は固く閉ざされていた。
主人公が目覚めた直後ならば、壁が「硬く冷たい」とか、扉が「固く閉ざされている」か
どうかはわからないはず。
最初に感じるのは、冷たい床では?
>おれは記憶を探ろうとする。
記憶を探った。が正解。
> 兎に角、この部屋を出よう。
「とにかく」とか「さすが」というのは平仮名で。
>昨日は確か……姉の葬儀だった筈だ。そうだ、姉は死んでしまったのだ……。
>そしてその通夜の席で、おれは初めて酒を飲み、酔って夜も更けぬうちに床に
>就いたのだった。もちろん、自分の部屋の自分の布団で、だ。
「通夜」ってのは葬儀の前日なんですが……。
通夜→火葬→葬儀→納骨もしくは、通夜→葬儀→火葬→納骨
なので、姉の死体があるとすれば、葬儀は行われていないはず。
867 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 21:50:42
"Do you know about proof of GOD's existence?" "no." "try doggie-style fucking. you absolutely wanna say thank you for HIM because of her tits' location." "oh. I'll try it." "well." (some days after) "hi bro, I tried it, but I found GOD never exist after all." "why?" "if GOD exist, in-out & squeezing tits must be able to be done at same time." "oh my God, something go wrong..... o, wait wait wait. with whom did you do that ?" "Cathaline." "okay, and?"
868 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 22:42:45
>>867 これって何? ギャグなの? ショート・ショートか何か?
オチが何なのかもさっぱりわからないんだけど。
869 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 22:55:11
訳: 「神の存在証明を知ってるかい?」 「いや」 「後背位でセックスしたまえ。おっぱいの位置に神に感謝することうけあいだ」 「おお、じゃやってみるよ」 「うむ」 (数日後) 「やあ兄弟、やっぱり神はいなかったよ」 「どういうことだい?」 「もし神がいるなら、腰振りとモミモミが同時に出来た筈だ」 「おお神よ、そんな筈はない……ゃ、まてまてまて、それをした相手は?」 「キャサリン」 「うん、で、他に誰がいた?」
870 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 23:00:33
日本語で読んでも、イマイチ …
871 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/23(水) 23:01:58
まぁ、ジョークは解説するとつまらんからね。
872 :
838 :2006/08/24(木) 00:39:20
>>861 ありがとうございます。
しっかり書くと100枚overですか。
落ちについては、「両親に会ってほしい」という台詞や玄関での描写で
思考を誘導しようと心がけたんですが、やはり陳腐だったようですね。
論文以外の文章も書けるようになりたい、と思ったので依頼しました。
賞に限らず、味気無いと言われた部分の改善など、さらにアドバイスを頂けたら幸いです。
>>862 ありがとうございます。
具体例は冗長になるかと思って削ったのですが不可欠でしたか。
そうして説明していくと
>>861 氏の仰るように長くなる、ということですね。
873 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 01:16:22
酷評お願いしまつ。 「ただいま」 足の疲れと真夏日の暑さに耐えられず、私はそう言うと玄関に座り込んだ。 窓の外の蝉の鳴き声が、確実に私の脳を侵略してくる。 気持ち悪さと苛つきが止まらなく、手元にあったクマのスリッパの片方をドアに投げると、バシッという音がした。 「どうしたの」 怪訝そうな顔をした母が今の音に気付いてやってくる。 「犬を殺してきた。鞄に入ってるテキストがあるんだけど、その角で犬の頭を殴ってきたの。」 「どうして、どうしてそんなことをするの!」予想通りな答えが返ってきた。 「犬が私の足にすり寄ってきたの。テキストが重くてムカついてたし、暑くて気分が悪かったの。それに、貴方がパパと再婚する前から飼ってた犬だから。まだ生きてるかも。半目だったけど」 私はそう言うと靴を脱いだ。 母は倒れ込んで泣き崩れている。馬鹿な女、嘘なのに。 内心私は勝ち誇っていた。泣き崩れている女を尻目に、片方だけのクマのスリッパを履き二階の自分の部屋とゆっくり向かった。 「うわぁぁっ」 女の泣き声があまりにもうるさくて、 私の脳が黙らせろと指令を私に下してきた。脳が閉鎖的な空間に居たがっているのに、この女はなんで邪魔するんだろう。なんてひどいことをするんだろう。履いているスリッパを女に投げつけた。 妙に楽になった。 暑くて気分が悪い。 窓の外の蝉の鳴き声がやんだ。
874 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 02:00:48
>脳が閉鎖的な空間に居たがっているのに いまいち伝わらない。ここは表現変えた方がいい
875 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 02:17:08
>>873 描写がほとんどありませんね。
母親を登場させたらならば、年齢や外見、表情の描写が必要。
>確実に私の脳を侵略してくる。
表現が過剰。
>私の脳が黙らせろと指令を私に下してきた。
私の脳は、女を黙らせろと指令を下した。
>脳が閉鎖的な空間に居たがっているのに、
君の頭蓋骨は穴でも開いてるの?
>母は倒れ込んで泣き崩れている。馬鹿な女、嘘なのに。
いきなり泣き崩れるのは不自然では?
犬を庭で飼っているなら、庭に走っていくと思うけど。
>「犬を殺してきた。鞄に入ってるテキストがあるんだけど、その角で犬の頭を殴ってきたの。」 「入っている」と「ある」は、ほぼ同じような表現なのでどちらか一方だけ使うことをお勧めする。
877 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 11:47:47
>>867 俺も良くわからん。
誰か解説をお願いしる
「第三者がいて、胸はすでにその人にとられていた」ってことなのかな?
「こっちきいや」鈴木さんが体育倉庫の扉をあける。 僕がなかに入ると、鈴木さんは扉をしめた。 正座するように命じられた。そのとおりにした。 練習後だから、鈴木さんの顔や首筋を汗で濡れている。 真っ赤なユニフォームを着ている。下はブルマだ。 「ずっとおばちゃんのこと見てたやろ」 僕は正直にうなずいた。 「ホンマ、ませたガキやなあ」 鈴木さんは後ろ向きになった。ブルマに包まれた大きなお尻を僕の目のまえに突き出した。 「今日だけやで。さわりや」 僕は手をのばした。やわらかい鈴木さんのヒップをブルマ越しになでる。 熟した40歳の特大ヒップだ。 てのひらをおもいきりひろげ、円を描くようにして撫でまわした。
880 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 18:45:02
今書いている小説の最初の部分です。酷評おねがいします。 家に帰ると、玄関のドアのノブにビニール袋が掛かっていた。 ビニール袋は薄ピンク色をしていて乙女チックで、自分には不似合いなものだと思った。 その袋の中には何か入っているようでずっしりと重い。 これは小暮へのプレゼントのつもりなのだろうか。それにしては渡し主の名前が書いてない。 (ご近所さんがくれたのだろうか。だとしたら一言お礼を言わなければいけないな。) そう考えながら小暮はノブの袋を取り家の中に入った。 小暮純一は大学に入るにあたり静岡の実家から東京へ上京してきた。 上京した当時は東京の凄さに圧倒され、自分の世界の小ささを実感した。 現在彼は今年で27歳。IT関係の会社に就職し、東京で一人暮らしをしている。 家の中に入るとまず電気を付けた。 ワンルームの片隅にベッドがあり、部屋の中央にガラスの机がある。 壁は白色。部屋は片付いていて、なんとも清潔感漂う空間になっていた。窓際にはゼラニュウムまで置いてある。 ここは母の友達とやらの持ち物らしく良い部屋だと勧められて借りる事にした。 たしかにキッチンも風呂もトイレも、そしてクローゼットまで付いていて、しかも家賃が安いというなんともお得な部屋である。 もしかしたらそれは友達の息子である自分だけに対してなのかもしれないが、特権はフルに使うことにしているので気にしていなかった。 ネクタイを外し、ビニール袋を机の上に置くと小暮はドサッとベッドの上に寝転ぶ。 そして深いため息をつき、自宅に戻ったという開放感に酔いしれる。 今日はいつもより仕事の量が多く、普段なら残業をしない小暮も同僚に混じって仕事を片付けてきたのだ。 (こんな日はビールの一杯でも飲んでスカッとするか…いや、この前貰ったワインを開けてみるか) 小暮はのそのそとベッドから降りると冷蔵庫の横の棚からワインとグラスをとり出した。 グラスは冷やしておいたほうが良かったのか、それとも常温が普通だったか…それともワインを冷やすべきだったのか… 小暮はワインについてはまったくの素人なのでどうしたらワインが一番おいしいのか知らない。
881 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 18:50:29
>>880 一人称の書き出しだけど、四行目からは三人称になるので、違和感があるな。
>>880 二段落目、脈絡もなく現状の説明されても流れが途切れるだけ。
ここだけ異様に浮いてしまっている。
場所を考えるか、小出しにすればいい情報だと思う。
三段落目からも現在だったり過去だったり時制がブレるので気持ち悪い。
主人公のいつもいる部屋なわけだから、こんなに説明するのも変だ。
いくらか削っても構わないと思う。
あと人間の行動としてすぐにビニール袋の中身を見ないのは不自然。
他のことに気を取られていたならまだしも、そうでないようなので。
>小暮純一は大学に入るにあたり静岡の実家から東京へ上京してきた。 >上京した当時は東京の凄さに圧倒され、自分の世界の小ささを実感した。 >現在彼は今年で27歳。IT関係の会社に就職し、東京で一人暮らしをしている。 こんな説明必要あるのかと思うが・・・・。 書くとしても、真ん中の行って必要? 東京という単語がわずか3行で3つも出てくるけど変だと思わない? 部屋の説明のあたり。壁は白、とか、母親の友人に借りたとか。 読む立場として全く興味無い。この場面に必要? もっと違う描写の仕方、書きたいならそれが必要な場面の設定があるのではないか。 >なんとも清潔感漂う空間になっていた。 なっていた、という語尾がおかしい。 清涼感漂う空間てのもなんか・・・。 なにより、自分の部屋のドアノブにビニール袋が掛かってたらまず中身みるよ。 生ものだったらすぐ冷蔵庫入れなきゃいけないし。 嫌がらせとかで変なもの入ってたらと思えば部屋の中に持ち込むのすら嫌だし。
885 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/24(木) 20:52:13
>>880 三人称で進めたいならば、冒頭は三人称にしないとダメ。
ビニール袋が重要なアイテムならば、それが登場する玄関先シーンを
もっと書き込む必要あり。
逆に、主人公の経歴や部屋を借りた経緯などは(この段階では)不要。
冒頭にインパクトがないので、物語を進めることを優先させないと読み手は
ついてきてくれません。
>グラスは冷やしておいたほうが良かったのか、それとも常温が普通だったか…
>それともワインを冷やすべきだったのか…
>小暮はワインについてはまったくの素人なのでどうしたらワインが一番おいしいのか知らない。
主人公が知らないことについて書くのは無駄。
一口飲んでから、上手いとか不味いとかそういう感想を書いたほうがマシ。
酷評よろしく。 十一月の冷たい風が冬の訪れを感じさせた。ときおり吹きつける強い風に、 私は思わず身をすくめた。落ち葉の固まりが音を立てて路上を舞っている。 アノラックの襟をたて、ポケットに手をいれた。背中を丸めて歩いているのは、 なにもこの寒さだけが理由ではない。もともと極度の猫背なのだ。人目を 避けるようにして歩く癖があり、年を重ねるごとに背中の丸みに拍車がかかっている。 今晩はいつになく体が重かった。疲労がたまっているのは承知している。 現場仕事をはじめて一ヶ月になる。若いころ、肉体労働をしていたこともあるが、 いまはもう体力がついていかない。賃金もおそろしく少ない。他の仕事をしようにも、 私を雇ってくれるところはどこにもない。これまで、印刷工、倉庫作業員、清掃員と いった学歴や経験を必要とせず、あまり人と会話をしないですむような仕事を 転々としてきた。そんな中年男がまともな職を得られるほど、世間は甘くない。 古いアパートの角をまがった。しばらくすると、正面から歩いてくる男に気づいた。 私とは対照的に、やたら背筋がいい。身長は百六十センチほどだが、がっしりした体型だ。 ベージュ色のコートを羽織っている。年のころは五十前後だろうか。
私は男に奇妙ななにかを感じた。真っ直ぐに私の顔を見つめているのだ。 まばたきさえしていない。カッと目を見開き、私を凝視しながら、こちらに向かって 歩いてくる。私は小さな恐怖さえ感じ、視線を落とした。やがて男との距離が狭まって きた。視線があげて、ちらりと男の顔を見た。いぜんとして私を見つめたままだ。 私はふたたび下をむいた。 すれ違う瞬間だった。男の声が耳に届いた。 「樋口さん」 私は足をとめた。 背後からもう一度、男の声がする。 「あなた、樋口祐一さんじゃありませんか? いまは、たしか高橋洋治と名乗って ますよね」 凍りついた。私の曲がった背筋に冷たいものが走る。 「違います。人違いですよ」私は振り返らずに言って、歩き出した。声は震えていた。 「そんなはずはない。樋口だろ。待てよ、樋口」 男の口調が、威圧するような低い声に変わった。私は走った。 「待て!」 男は叫んだ。足音が聞こえる。追いかけてくる。私の本当の名前を知っている男が 追いかけてくる。樋口祐一。もう十年以上、この名で呼ばれたことはない。 私の記憶からも消えつつあった名前を、なぜこの男は知っているのだ。
>>886-887 >背中を丸めて歩いているのは、なにもこの寒さだけが理由ではない。
>もともと極度の猫背なのだ。人目を避けるようにして歩く癖があり、
>年を重ねるごとに背中の丸みに拍車がかかっている。
外部から客観視している印象になりますね。
三人称ならいいんですが、一人称(主人公視点)の場合はちょっと違和感があります。
逃亡者の雰囲気を出したいのであれば、目配りとか立ち振る舞いなどを具体的に
書いたほうがいいです。
>現場仕事をはじめて一ヶ月になる。
もっと具体的に。
建築現場で仕事を始めて〜とか、道路工事の現場仕事を始めて〜
という風に。
>>886 語尾の点検をしましょう
>賃金もおそろしく少ない。
体がついていかないのと賃金がすくないのは同列なんだろうか
「も」では繋がらない気がする
人目を避け、会話を避ける人間なのに正面から歩いてくる男を細かく観察しすぎ
「奇妙な何か」を感じた後なら観察するのもわかる気がするが
ただ正面を歩く人間を背丈から体格、歳まで見てしまう主人公に違和感
後ろめたいことがあってもそこまで見ないでしょ
890 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 10:26:08
売れない探偵に仕事が舞い込んできた時のシーンです。 「あなたをずっと探していたのよ。」 「俺を?」 俺を?こんな美女が?もう話なんて聞いてやしない。俺は視線を彼女の顔→胸元→腋の下と順々にゆっくりと移動させた。奇跡だ。こんないい女が俺に用があるなんて。 「なんの用だい?俺は忙しいんだよ。」 「馬鹿言わないでよ。」と女は言った。「暇そうに小鳥たちと遊んでいたじゃない。」 嫌な女だ。しかも俺より数段頭が良さそうだ。せめて大人の男としての威厳は保ちたい。俺はズボンの膨らみをさりげなく隠して態勢を整え、女に言った。 「俺は小鳥が好きでたまらないんだ。」 「女もでしょ?」 「大人をからかうじゃない。」 「大人?あなた、私よりも若いじゃないの。まだ二十一歳でしょ?」 「これでも自営業者だ。学生風情が、言葉に気をつけろ。」 「それこそお客に対する口の利き方じゃないでしょ・・・これ見てよ。」 女は一枚の古ぼけた写真を差し出した。写っているのは呆けた面容の若武者一人。思わずプッと吹き出してしまう。「東大漕艇部」というロゴの入ったTシャツを着てなければ損保会社勤務、四十歳、独身と見まがうような冴えない容貌の男だ。 「
891 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 10:28:18
「小椋桂だな。」 「だあれ、それ?」 「いや・・・『シクラメンのかほり』とか『俺たちの旅』とか『愛燦燦』とか・・・死んだ親父が好きだったんだ・・・。」 「なによくわからないこと言ってるのよ。この男の名前はサエキ・・・ちょっとあんた話聞いてるの?」 聞いてない。俺はこの男の顔をつぶさに観察した。俺のような無銭徒食・学力貧困の下で苦しむ人種を踏みつけにして、 郊外の建売一戸建て住宅の上に綺麗なお嫁さんと愛くるしい子供をセットにした幸福な家庭を築き・・・やりきれねない。 そういう種類の男が不気味に俺に微笑かけている。 「・・・いやあ、聞いてるよ、聞いてる。この男がどうした?」 「大丈夫なのかしらねえ・・・大学の掲示板に貼ってあったチラシを見て来たんだけど、他を当たったほうがいいのかしら。」 やった!営業努力の成果だ! 俺だってやればできるところを見せねば。 「お嬢さん、知らないかもしれないが、俺はこの町で最高の探偵の一人だよ。解決した難事件は数知れず、 途中で放り投げた事件はほんの片手ほど。新人探偵賞候補にも挙がったんだよ。健康上の理由から辞退したけどね。 他の連中は俺に比べれば・・・ほら、あそこでのたうち回っている小鳥を見ろよ。あいつらはもう飛ぶことも出来ないんだ。 それなのに俺は・・・。」 「ねえ、本当に私帰るわ。」 「話の途中だ。とりあえず話はオフィスで聞こう(一度このセリフを言ってみたかった!)。」 「オフィス?」女はキョトンとした顔をした。 「オフィスなんてもうないわよ。」 ?・・・どういうことだ?・・・この女何言ってやがる。 「オフィスはビルごと燃えてしまったわよ。」 本当に何言ってやがる。とんでもない女だ。
>>886 >これまで、印刷工、倉庫作業員、清掃員といった 〜 仕事を転々としてきた。
>そんな中年男がまともな職を得られるほど、世間は甘くない。
つまり「私」は「印刷工、倉庫作業員、清掃員といった」仕事を「まともな職」とは思って
いないわけだ。
でもね、「印刷工、倉庫作業員、清掃員といった仕事を転々としてきた」人は、そういう仕事
を「まともな職」と思っているものなんだよ。わかるかね。
あなたが「中年男」でもなく「職を転々ともしていない」ことがこの文章からだけでもわかる。
もちろんあなたが人生経験が少なく働いた経験も少ないことが問題なのではないよ。
知らないことを本当らしく書けないことが問題なの。
「私」の言っていることがウソくさいことが問題なの。
ウソをホントのように書くのが小説なんだから。
その技量が備わらないうちは自分が知っていること、身近なことを書いたほうがいい。
>>890 >売れない探偵に仕事が舞い込んできた時のシーンです。
>「なんの用だい?俺は忙しいんだよ。」
売れない探偵のくせにこういうことを言うのは生意気です。
それと、「売れている探偵」というものがどういうものなのか、知っているんですかね?
894 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 11:38:50
舐められないように忙しいふりをしているのです。 基本的な鑑賞力を欠いていますね、あなたは。ひっこみなさい。
自演乙
>>894 >>5 ○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
【・∀・】ジサクジエン乙!
駄文劣等者に放置など無理^^ 核心突かれて反応せざるを得ないのは必然だ^^
899 :
↑ :2006/08/25(金) 12:43:36
またこいつかよ、夏休みが終わるまでの辛抱だな。
ところで、
>>893 は師匠の批評なのか?バカっぽいところがそうだとしか思えないのだが。
眼が真っ赤の師匠が、ここで相変わらずのセンスの無さを発揮するレス。 ↓
↑ 駄文劣等者が必死に己の立場を守ろうと優位に立ちたがる悲惨な様^^ 保険をかけた行為が哀れでならない^^
下手糞な文など酷評すらしたくもないんだが…
>>901 笑える奴だな、まあしっかりと監視していろよ。寝たらいかんぞwwwwwww
駄文劣等者が己の駄作っぷりを自覚させられて必死^^ 優位に立ちたがる気持ちとは裏腹にその悲惨さを露呈させていて哀れだな^^ 続けろ^^
905 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 13:15:56
>>890-891 状況描写がありませんね。
シーンの冒頭をセリフで始めたら、なるべく早くその場の様子を
描写して下さい。
> 俺を?こんな美女が?もう話なんて聞いてやしない。
どんな女性なのか具体的に描写をして下さい。
全般的にセリフも心理描写も独りよがりです。
他人が読んでもわかるように書くように心がけてください。
活きのいい駄文劣等者募集中^^
>>890 価値のない究極の駄文
生きてる意味すらない
909 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 13:43:47
あんま参考にならんな、ここ。
>>909 そうなんだよ、クソばっかしだからね、漏れも含めて
クソ駄文劣等者ばっかだからな^^
>>911 ばっか?お前一人だけだろ、クソ駄文劣等者は^^
クソ駄文者の負け惜しみ乙^^ 語尾のアクションを素直に模倣する様が爽快だ^^
914 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 14:35:17
>>890 勝手にリライトー。
『「あなたをずっと探していたのよ」
俺を? こんな美女が? 俺は視線を彼女の顔→胸元→腋の下と
順々にゆっくりと移動させた。奇跡だ。こんないい女が俺に用があるなんて。
「俺は忙しいんだよ」
女は鳥籠を一瞥して小ばかにしたような笑みを洩らす。
「小鳥たちと遊ぶ時間はあるのにね」
嫌な女だ。しかし大人の男として、ここは威厳は保ちたい。俺はズボンの
膨らみをさりげなく隠し、態勢を整えてこう言った。
「小鳥が好きでたまらないんだ」
「からだは違うことを訴えているみたいね?」
「自信過剰な女だな」
「あなたよりは大人だから。まだ二十一歳でしょ?」
「だとしても君より経験していることは沢山ある。ひとつに、人にものを頼みに
来たのなら謙虚に振舞うことだ。君の相手をすることが当然だと思っているのな
ら、そういう男のところへ行った方がいい。俺は小鳥と遊びたいんだ」
「それがあなたの客の扱い方なのね?」
「まだ客じゃない。なんであれ、俺は引き受けるとは言っていない」
女がまた口を開きかけたので俺は続けた。
「時間を無駄にしないことだ。俺の態度が気に入らないなら黙って出て行けば良い。
俺は困らない。君ほど綺麗な人はいないよ。優しい男達が喜んで役に立ってくれるさ」
「……。でも、そういう男達は口先だけで、行動力は伴わない」
女は溜息をついてそう言った。
「いいわ。私には選択の余地がない。だから必ず見つけて欲しいの」
そして一枚の古ぼけた写真を差し出した』
>>890 > 俺は視線を彼女の顔→胸元→腋の下と順々にゆっくりと移動させた。
矢印が浮いてる気がする。
>俺は視線を彼女の顔、胸元、腋の下と順々にゆっくりと移動させた。
でいいんじゃないか?
駄文劣等者、煽りあいになったら反撃レスの早いこと早いことw
>>890 三行目の「俺を?」は要らないだろ。
「こんなにいい女」と語り手が一人で納得するのは勝手だけど、人に見せる物語として
書くならその前に女の容貌をさっとでいいから書くべき。
あるいはこれより前の部分に書いてあるのかもしれないけど、ここだけ読むと「学生風情が」
なんて部分も唐突な印象。
>(一度このセリフを言ってみたかった!)
これは地の文でいいだろ。
全体に滑り気味。
919 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 19:00:56
356 名前:プリカ師匠[] 投稿日:2006/08/21(月) 10:38:36 ID:hjKKl+Sc0 こんにちは^^ プリカ師匠と申します^^ ボーダフォンもソフトバンクになり 通話料金も実質の値上げ^^ それでも思いいれがあるプリペイド携帯^^ これからもプリカを末永く使っていくよ^^ あっ!すいません^^ そろそろV401Dの充電時間なのでこの辺で失礼します^^
釣りじゃないよ
>>886 決して誉めて言っているわけではないが、
この部分の文章力だけ取り出してみれば、そこら辺に市販されてるものと大差ない。
エンタメ系のものとしてはだが、必要最低限のものは書けている。ステレオタイプだとしても。
相手の男の特徴やその場の情景を織り込めればなお良いのだが、
下手をすると、書くべき事柄が散漫になってしまうので、まあこの程度でも可だろう。
こういうシチュエーションではよくありがちな過剰な思いこみを書き込んでいないところがいいわけだ。えてして、恐怖だとか嫌悪だとかをこちゃごちゃ書きすぎてしまう場合が多い。
純文系の場合、より効果的なレトリックの一つも欲しくなって、もっと文章に凝るはずだが、
変な過剰さを排除するのは同じ。
問題は中味、つまりこれから話がどう展開していくかだ。
ミステリー方向でも人情系でも持っていけそうだが、
強いていうなら、もし前者の方にするならばもう少し緊張感が欲しいところだろう。
文章についてはまあまあいいんじゃないかな。
>>894 >舐められないように忙しいふりをしているのです。
なぜ、舐められてはいけないのですか?
売れていないんでしょ?
這いつくばってでも土下座してでも顧客を獲得しなけりゃいけないんですよ。
そのように追い込まれている状態を「売れていない」というんですよ。
そんな現実も知らずに「売れない探偵」なんて言葉を使っているんですか?
だから文章がスカスカで薄っぺらなんですかね。
924 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 21:41:03
二人きりの夜。静かに流れるジャズワルツ。俺は甘くささやく。 「…お前の…」 「……」 「……いちばん……」 「……」 「………やらかいとこに、触れたい………」 「……」 「……だめか……?」 「………………ィィョ………」 聞こえるか聞こえないかのウィスパーボイスでお前はそっとつぶやく。 俺はお前の耳たぶに触れる。 しばらくして突然激怒したお前は体を離して飛びずさると劇的な延髄切りを俺にお見舞い。
925 :
880 :2006/08/25(金) 21:44:17
酷評ありがとうございました うーん、やっぱりまだまだですね
926 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 21:44:44
英語の授業。美貌の女教師が真面目くさった顔で言った。 「おしりのことをassと言います」 すかさず男子生徒が言った。 「シリアスですね、先生」
もうちょっとだな、投稿する前に自分の書いたものを読み直してまず羞恥心を持って欲しいのだが…
基本的な問題として、手直しした後でもう1回さらして欲しい。 1回見せただけじゃ、あまり意味がないじゃん。
929 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 22:00:05
おお。
>>927 に初心発見。貴重だ貴重だ。
あなたが今の時代に求められています。
もっと声を大にして!!
930 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 22:02:22
近い将来。ジェンダーフリーが徹底され、性の解放が叫ばれた。地球人類なんだかんだ言って皆アレらしく、その主張は瞬く間に浸透していった。そんなある日。 俺は公園の砂場に女の子と男の子がままごとをしているのを見かけた。幼稚園帰りだろうか?俺にも覚えがあるのでほほえましく思って見ていた。と、声が聞こえてきた。 「ねーあなたー こどもたちがねまちたよ」 「おーそーかー そろそろおとなのじかんだなー」 (以下数行欠損) しばらくすると女の子がもう一人やってきた。 「ねーねー あたしもまぜてー」 (以下十数行欠損) 俺はその日以来一歩も家を出ていない。
931 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 22:03:42
宅配お姉さんだかなんだか知らないが、ひきこもり支援のねーちゃんの尽力で なんとか外に引きずり出された俺。おそるおそる例の公園に出かけてみた。 …よかった。あの惨劇は今は無く、穏やかで平和な光景が広がっている。 幼い女の子が指を高く掲げた。…ああ、この指とまれか…鬼ごっこかな、カンけりかな。 ようやく訪れた安らかで懐かしい想いn 「いっぽんでいいよー!!!」 …俺はもう何も信じない。
駄文劣等者の鮮度が落ちてきたな^^ 活きのいい駄文劣等者募集^^
>>894 >基本的な鑑賞力を欠いていますね、あなたは。
あなたの言う「基本的な鑑賞力」とはどういうものなのですか?
教えてください。
あなたの頭で教えられるものならば。
935 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 23:27:29
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37 それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。 作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。 私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。 小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
936 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/25(金) 23:42:51
>>935 それを貼る意図がわからん。
文壇にはおもろない作品ばかりが並ぶ世の中なのだなと見切りをつけてここにいるのじゃないのか。
937 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 07:58:16
家に帰る途中、冷たい夜風が、樋口哉右衛門の体を包み込んだ。 もう七月の初めだというのに、夏の気配を感じず、夜はまだ冷える。 顔は馬に少しにて長く、目は笑っていても普段のときでも、違いが 分からぬほど細い。その上髪は三ヶ月に一度しか整えぬから、後ろ髪が伸び 長屋の隣の与平たちから陰で「馬面哉右衛門」と馬鹿にされ笑われている。 金は無さそうだが着物は小奇麗にしており、腰に差した大小の刀が 誇らしげに歩く度に揺れている。 (せっかく飲み屋で体を温めたのに、これでは体が冷えてしまう) ぞくっと身を震わせ、先程よりも歩く速さを上げていく。 新月の微かな光を頼りに、砂利だらけの道を進む。
938 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 08:58:03
体に残る酒の余韻に浸りながら、飲み屋の給仕の お美沙という女を思い浮かべながらにやける。 目じりを下げ、お美沙の意外と肉付きのいい肢体と、味噌田楽を 肴に、酒を飲んだのを思い出す。いい気分に浸りつつ、 家路に急ぐ。だがそれも長く続かなかった。 「樋口哉右衛門だな」 樋口の正面から、冷たく厳しい口調の声がした。 先程の余韻と酔いが一気に醒め、細い目がわずかに見開く。 樋口の体を重厚で息が詰まりそうな殺気が絡みつく。 正面からだけではない、右、右斜め後ろ、左前の方から、 闇の中から黒い着物を着、顔を黒い頭巾で隠した者がぞくぞくと現れた。 それぞれ手に刀身を黒く塗った刀や槍を持ち、 顔で唯一隠れていない目元からは、飢えた獣のような目で 樋口を睨みつける。
>>937-
>>938 結構、達者。全体として悪くない。
細かいところをあえて言うと、
>腰に差した大小の刀が誇らしげに歩く度に揺れている。
「誇らしげに」というのはどうなんだろ。武士にとっては当り前のことでことさら誇ることではないように思うが。
貧乏暮しでも二本差しだということをあえて強調したかったのかな?
一本差しの浪人もいるわけだし。
>闇の中から黒い着物を着、顔を黒い頭巾で隠した者が
ここはいささか書き方がぎこちない。
>顔で唯一隠れていない目元からは、飢えた獣のような目で樋口を睨みつける。
この文脈なら「飢えた獣のような目【が】」だろう。
でも書きなれている感じがする。期待大。
940 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 11:06:25
批評頼むよ
941 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 11:15:40
>>938 さんのおっしゃる通りです。
貧乏暮しでも二本差しだということをあえて強調したかったのかな?
はい、そうです。貧乏でも自分は武士の端くれだというようなのを
表したかったのです。ただ汚い浪人という風にこの樋口は思われたくない、
武士でも下の階級だけどサムライとしての誇りがある、というような…
後、一本差しの侍もいますよね…勉強不足でした。
>闇の中から黒い着物を着、顔を黒い頭巾で隠した者が
ここはいささか書き方がぎこちない。
>顔で唯一隠れていない目元からは、飢えた獣のような目で樋口を睨みつける。
この文脈なら「飢えた獣のような目【が】」だろう。
はい、書き込んだ後にそう思いました。推敲してから書き込めって話ですよね…
>>937-
>>938 下手じゃないけれど面白くもない感じ。
話としては断片だし、主人公のキャラもよくわからないまま終わってるからねぇ。
短文だと詰め込める内容には限りがあるから、もっと見せたいポイントを自分の中で
はっきりさせて書いた方がいいと思う。
文章的には、語彙がちょっと足らない感じに思った。
たとえば冒頭の「家に帰る途中〜」にしても、帰路とか、その道中とか、キャラの
背丈に合わせた(もしくは時代物なので古臭い)言い回しにしないと微妙に違和感が
出ると思う。
943 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 11:35:10
>>942 キャラの部分も、顔と服装の部分だけに囚われて、
性格描写や体格、身長などを書くのを忘れていました。
文章の語彙の部分も、「家」というのは、時代劇ぽくないなぁと
後から思いました。古臭い言い回しを心掛けてたつもりでしたがまだまだですね…
最初お美沙も店員と書こうとしてしまいました。
見せ場の部分は、この後、この謎の集団との殺し合いがある予定なんですが、
まだ思いついてません…
944 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 11:58:51
長屋に帰る道中、冷たい夜風が、樋口哉右衛門の体を包み込んだ。 もう七月の初めだというのに、夏の気配を感じず、夜はまだ冷える。 顔は馬に少しにて長く、目は笑っていても普段のときでも、違いが 分からぬほど細い。その上髪は三ヶ月に一度しか整えぬから、後ろ髪が伸び 長屋の隣の与平たちから陰で「馬面哉右衛門」と馬鹿にされ笑われている。 だが本人の前では決して誰も口にしない。 実はこの男、こんな何事にも動じないような顔で、案外傷つきやすいのだ。 その上、手も早い。十一歳の頃、同じ剣術道場の年上の子供から顔のことでからかわれた途端、 相手を殴り飛ばして、馬乗りになり散々殴って泣かしたことがある。 それからというもの誰も樋口の顔のことを話題にはしなかった。 あくまでも本人の前では… さてこの樋口、顔も長けりゃ背も高い、そこらの大人の男よりも頭二つほど飛びぬけており、 友人が人ごみの中でも、すぐに分かるほどだ。 金は無さそうだが着物は小奇麗にしており、腰に差した大小の刀が 誇らしげに歩く度に揺れている。 (せっかく飲み屋で体を温めたのに、これでは体が冷えてしまう) ぞくっと身を震わせ、先程よりも歩く速さを上げていった。 新月の微かな光を頼りに、砂利だらけの道を進んでいく。
945 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 12:23:39
体に残る酒の余韻に浸りながら、飲み屋の給仕の お美沙という女を思い浮かべながらにやける。 目じりを下げ、お美沙の意外と肉付きのいい肢体と、味噌田楽を 肴に、酒を飲んだのを思い出す。いい気分に浸りつつ、 家路に急ぐ。だがそれも長く続かなかった。 「樋口哉右衛門だな」 樋口の正面から、冷たく厳しい口調の声がした。 先程の余韻と酔いが一気に醒め、細い目がわずかに見開く。 樋口の体を重厚で息が詰まりそうな殺気が絡みつく。 正面からだけではない、右、右斜め後ろ、左前の方から、 顔を黒い頭巾で隠した黒装束の集団が闇の中から静かに現れた。 それぞれ手に刀身を黒く塗った刀や槍を持ち、 袖口からは漆黒の色をした手甲が見えた。 顔で唯一隠れていない目元からは、飢えた獣のような目が 樋口を睨みつける。 (なんだこやつ等?) 男達のいる場所を瞬時に確認した後、いつでも刀を抜けるように、 姿勢を正した。 返事をしない樋口に、正面の男がもう一度、さっきよりも語気を強めて、 「樋口哉右衛門かと聞いている!」と怒鳴る。 だが樋口は別段動じることも無くこう言った。 「いや、人違いだ」 つづく
>>944 構成的には、
>>937-938 から以下の部分をカットしたくらいで調度。
>体に残る酒の余韻に浸りながら、飲み屋の給仕の
>お美沙という女を思い浮かべながらにやける。
>目じりを下げ、お美沙の意外と肉付きのいい肢体と、味噌田楽を
>肴に、酒を飲んだのを思い出す。いい気分に浸りつつ、
貧乏侍→夜道→襲われる
と展開するならば、上のシーンは必要なし。
伏線として必要ならば、そのシーンから始めたほうがよい。
主人公のキャラは、戦闘をしながら、あるいはその後のシーンで描写して
いくもので地の文で説明するのはいかにも稚拙。
また、時代小説は読者層が高い(メインが五十代〜)ので、時代設定や小道具など
かなり資料を読み込まないと通用しません。デビューするのが難しいジャンル
なので、その手の分野の資料がないならば止めたほうが無難です。
947 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 13:16:23
キャラの説明は、最初ぐらいで書くものと思ってた。 性格は後で、最初見た目だけでよかったのかな?… どんな見た目かも戦闘中の描写で書けばいいのでしょうかね? >貧乏侍→夜道→襲われる >と展開するならば、上のシーンは必要なし。 >伏線として必要ならば、そのシーンから始めたほうがよい。 >主人公のキャラは、戦闘をしながら、あるいはその後のシーンで描写して >いくもので地の文で説明するのはいかにも稚拙。 うーーん…
948 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 13:22:00
小説書くのって難しいな。
>>947 描写の件ですが、イメージがわきますからとりあえずはこれで十分です。
(時代物としてOKかどうかはわかりませんが)
>顔は馬に少しにて長く、目は笑っていても普段のときでも、違いが
>分からぬほど細い。その上髪は三ヶ月に一度しか整えぬから、後ろ髪が伸び
>長屋の隣の与平たちから陰で「馬面哉右衛門」と馬鹿にされ笑われている。
> 金は無さそうだが着物は小奇麗にしており、腰に差した大小の刀が
>誇らしげに歩く度に揺れている。
戦闘の中で、思考回路とかとか剣の腕を描いて、
その後に、○○流免許皆伝で、どこそこで人を斬ったから狙われている〜
という感じで物語を進めるとスムーズにいくと思います。
950 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 13:28:38
もうちょっと詳しく説明すると 主人公の体格や身長は、直後の戦闘シーンで敵方と比較しながら書く機会が あるので、冒頭で無理に入れる必要はありません。 >実はこの男、こんな何事にも動じないような顔で、案外傷つきやすいのだ。 この手の説明は、リアルタイムで書かないと浮いてしまいます。 女性と話していて、馬面と言われて傷ついたというシーンで この文章が入るならOK。 さらに主人公の回想として、 >十一歳の頃、同じ剣術道場の年上の子供から顔のことでからかわれた途端、 >相手を殴り飛ばして、馬乗りになり散々殴って泣かしたことがある。 とつなげて、子供の頃の行いを反省し、女性に対しておどけて見せたとか、 笑って見せたなどとつなげれば自然にいけると思います。 料理屋で女性と話す→馬面と言われ傷つく→少年時代の回想で反省する→ 女性に冗談で返す。という流れですね。 これが伏線となって、後のシーンで「馬面」と言われキレるシーンが引き立つわけです。
人がこの世を去る瞬間を、はじめて見てしまった。 その時、僕は本屋からの帰宅途中だった。 その日の夕方、周りから薦められたホラー小説を買い、僕はそれを家で読んでいた。 しかし途中のページに大きな折り目がついているのに気付いた。 自分以外が本を汚すことを嫌う僕にとっては、交換を求めに本屋に行くことは必然だった。おもえばこれはこの後に起こる出来事を目にするためにあったのかもしれない。 そして、そのページはちょうど人が殺された場面だった。 レシートを残しておいたおかげで無事交換をしてもらい、自転車で帰途についた。 前方の踏切が音を立てはじめ、遮断機がまず左側、そして右側と降りていく。 ちょうど僕が踏み切りを前にブレーキを握ったとき、その横を掠めて一台の原付が走っていった。 ちょっとまて。その先は踏み切りだ。そんなスピードで走っていったら…… しかし原付は減速する様子なく、踏み切りの真ん中、遮断機の隙間をめがけて進んでいく。 そこからはスローモーションのように時は流れていった。 遮断機の隙間をぬって踏切内に入った原付は、まさに今踏み切りを通過しようとしていた電車と接触し、その下に巻き込まれていく。 原付に乗っていた人も一緒に。 僕の、目の前で。 彼(彼女?)はなぜあんなことをしたんだろうか? 警察はそれを知っているのかも知れないが、それが一目撃者である僕の耳に届くことはないだろう。
953 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 15:46:18
>>952 冒頭からカットバック(回想)で入るのはNG。
時系列で考えると
小説を読む→傷がある→交換へ→事故を目撃
なので、まずこの順番で書くべき。
あと、事故シーンの描写が足りません。
周囲の人間の反応や、音などの描写がないと事故という感じがしません。
「君ってさ、マゾだよね」 彼女の言葉に、僕は何の返事もできなかった。もうアルコールでふやけたレモンしか残っていないグラスを、手持ちぶさたに回す。言われた言葉が、あまりに痛い。 「なんで、そうやって出口を自分で塞ぐかな」 一拍ほど開けて、グラスを下ろし彼女を見つめる。いつもと変わらない、美しくも近寄りがたい整った顔。 思わず目をそらしそうになるが、僕の心はそうはさせてくれなかった。しばらく無言でただただ見つめていた。 彼女の方も目をそらさずにしばらく見つめ合っていたが、ほんの間をあけて彼女の方が吐き出すように呟く。 「辞めるのね」 僕の視線を、そういう風に感じ取ったらしい。 「……概ね正解」 僕も、彼女と同じように吐き出すように言った。もう、どちらにしろ決めたことだ。 ――じゃ、なんで彼女と飲んでる。止めて欲しいんじゃないのか? ふと、自分の中にわき起こる疑問を打ち消すように言葉を連ねる。 「決めたことだから」 僕はグラスに残ったレモンを噛む。口の中に弱々しくもしっかとした酸味が広がる。少しきつかったかもしれない。思わず眉宇をしかめて苦笑いを浮かべ、グラスにレモンを戻した。 彼女はそんな様子を笑いながら、ようやく口を開いた僕に、やるじゃん、という風にひさびさの笑みで返してくれた。 「ね、二人とももう一杯お願い」 他の客と談笑していた店員がこちらに頷き返す。 「何を?」 「私にはギムレット。こっちには……ニコラシカ」 店員は僕を一別すると、良いか、という風に目で言っている。僕は頷いた。 「……いいのか? 明日もあるんだろ」
>>954 続
ギムレットなんて辛口のカクテル、滅多に頼まない彼女。一抹の不安が僕を襲う。
「私も辞める」
そういって彼女は、僕のグラスから囓りかけレモンをつまみ上げて口へと運んだ。
「だから……飲みましょ」
彼女の口の中に消えたレモン。僕はその酸味を思い出しながら、苦笑した。
ニコラシカは“口の中でつくるカクテル”だ。砂糖とレモンを口に含んでブランデーを流し込む。
僕は運ばれてきたニコラシカ――砂糖を乗せたレモンとブランデー――のグラスを上げてブランデーを口に含む。
「乾杯」
僕は自分の唇を彼女の唇を重ねた。
「やっぱり、砂糖がないと駄目ね」
唇を離したとたん、そういって笑った。僕も、口に残った酸味に頬を染めながら、笑った。
文章としてはここに投稿される全ての文は別にいいんだが いわゆる「小説」の文としてそれを主張するなら 多分全部絶望的な文体のなさをどうにかしてきてから出直して来て欲しい そんなこと思いながらもいつかこのスレに読むに堪えられる文が投稿されるのに 浅はかながら期待している漏れも漏れだが というか漏れ自体が日本語下手だけど
958 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/26(土) 20:54:46
>>951 遅レスだけど、なるほど、参考になります。
>>957 出来れば、もう少しかみ砕いて具体的にいってもらえると助かる
>>952 こりゃ、ひでえな。
このスレでも最下層の部類。
この内容を、自分が小学生になったつもりで、小学生が書くような作文を書くつもりで、
書き直してごらん。
少なくともこれよりは良いものになるから。
>>956 もてない男がもてる振りをするから可笑しくなる。失笑ものじゃん。
三行以上読む気がしない。
売れ残りの年増女かブスの同級生を欲望のままに手篭めにする話
でも書いたら?
カッコつけないで自分の文章書いたほうがよい。
965 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 00:06:18
>>949 そうだとしたら、一番最初に書いたヤツでも良かったな…
最初は、キャラが分からないと言われ、
細かく性格まで書いたら後ででいいといわれ、
大変だ…
966 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 00:15:30
>>956 文章を中心にということですので、一言で言わせてもらうと
自意識過剰で読む耐えない文章です。
なぜ読むに耐えない文章になったのかと言えば、描写もなくキャラが
立ってないからです。
小説になっていないので、物語ではなく、書き手の妄想のように見えます。
結果として読むに耐えない、気持ち悪い文章となっているのです。
968 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 00:32:49
>>954 誰を読み手にしたものかにもよるけど、主語、行動の主体が曖昧。
物語の途中から抜き出してきたものかもしれないけど、
>僕の心はそうはさせてくれなかった
こういった言い回しや体言止め、現在形の頻用など、20年前の高校生が書いている
よう。
道具立ても古くさいよ。
970 :
954 :2006/08/27(日) 04:43:57
>>968 なんで代りに礼を。
>>964 振り、ですか。なるほどそうかもしれません。
次はもう少し、自分に近づけて書いてみます。
>>966 すいません。確かに、何も考えずに書いた分
こうであれば、という妄想にしかなっていないようです。
やはり明確なストーリーのない文章は妄想にすぎませんね。
>>967 ありがとうございます。これからも精進します。
>>969 確かに、視点移動は相当適当です。彼女彼女と書いているうちに
果たしてどういう風な会話にしたいのか、というのが混乱してしまいました。
20年前の高校生ですか。ちょっと発想がふるすぎたようですね。
現役の高校生なもんで、若さを表現できるよう、がんばりたいです。
批評(酷評)ありがとうございました。これからもがんばります。
またお世話になるかもしれませんが、今よりは良い文章になるよう精進しますのでご容赦を。
971 :
957 :2006/08/27(日) 07:47:31
>>963 んだな、一番ひどいかどうかは否定したいところだけれども
>>957 マジでひどいって。日本語にすらなってないよ。句読点もないし。
974 :
↑ :2006/08/27(日) 12:24:24
師匠、出遅れてるぞwww
駄文劣等者負け惜しみ乙^^
976 :
957 :2006/08/27(日) 12:32:46
977 :
954 :2006/08/27(日) 15:08:44
>>973 すいません。死ぬことは出来ませんが
死ぬ気で努力しますのでご容赦を。
できれば、どこが駄文かをえぐって欲しかったですが。
またよろしくおねがいします。
978 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 15:10:35
先輩に連れられて一流企業の応接室に来た。 見るからに紳士な重役としばし歓談。 「おお、もうこんな時間か。紅茶の時間と洒落込もう。構わんね?メルヘンひじきごはん君。」 「はい、もちろんです」 時計はほぼ三時を指していた。 お。女子中学生とおぼしき制服姿のおなのこが二人、紅茶を運んできた。…やべぇ!超かわいいじゃん! 「どうぞ」 「ありがとうございます」 一口。うまい!うまい紅茶なんてあるんだな!!!ちょっと一流企業の恐さを感じていると。 「メルヘンひじきごはん君。遠慮せずに茶受けも愉しみたまえよ。ささ。」 「………?」 目の前にあるのは紅茶だけである。するとかわいい声がした。 「おわかりになりません?お口にあいますとわたし嬉しいです(にっこり」 女子中学生ちゃんが胸に手を当てて微笑んだ。 「…………。…………Σ( Д )」 キャーと叫んで俺はソファから30cm飛び上がるとそのまま高層ビルごと飛び出して 盛岡まで550kmすっとんで逃げ帰ってきた。 で、今がある。 メルヘンひじきごはん「わたしがエリート街道を降りた理由」
980 :
954 :2006/08/27(日) 15:39:51
とりあえず、全レスもどうかと思うので。
>>954-955 はあまり芳しい出来ではなかったようですね。
己の未熟さを改めて痛感いたしました。
未熟であるということは、まだなんとか軌道修正もできる、ということで
次に投稿するときは、もう少しマシなものをひっさげてまいります。
酷評ありがとうございました。
981 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 15:45:44
フロントガラスに小さな雨粒がおちてきた。霧のような小糠雨が降っている。朝の 天気予報で、夜は雨になるといっていたのを思い出した。正確だな。よくあたるもんだ。 そう思いながら私はワイパーを作動させた。 ジャケットの内ポケットからとりだしたセブンスターに、ダンヒルのライターで火をつけた。 溜め息とともに、煙を吐き出した。 私がハンドルを握るメルセデスベンツS500は、国道五号線の渋滞にはまっていた。まるで 亀の歩みのように、遅々として車は前に進まない。アクセルペダルを踏み車が動き出すと、 すぐにブレーキペダルを踏みこむ。この繰り返しだ。 車の横を数台の自転車が走っていった。部活帰りと思われる男子高校生の集団だ。 みんな頭は丸刈りで、高校の名前がはいったジャージに身を包んでいる。窓ガラス越しでも はっきり聞こえるやかましい声がすぎていく。走り去る彼らの背中をぼんやりと見送った。思わず 苦笑がもれた。さすがのメルセデスもこの渋滞では自転車に追い抜かれてしまうのだ。情けない。 それどころか人間の足にさえ抜かれる始末だ。ここまでくると車など、たんなる鉄の塊でしかない。 千二百万円の鉄クズだ。 もう一度ため息をついてから、時計に目をやった。午後八時。私は首をかしげた。この時間、 ここまで混むことはない。いつもなら車の流れは、もっとスームズなはずだ。もしかしたら事故かもしれない。 この先に事故が多発している魔の交差点がある。先週もトラックとタクシーの衝突事故があったばかりだった。 ふと隣の車線に視線を向けると、サラリーマンとおぼしき中年がこちらに顔を向けていた。 この渋滞にうんざりしたような顔をしている。私と目があった瞬間、男はすぐに目をそらし、 前方を見つめたまま凍りついたように動かなくなった。こういう反応には慣れている。 私の身なりや車を見ると、たいていの人間は視線をそらす。私は男の横顔を見つめつづけた。 おそらく視界の端に私を意識しているだろう。だが、年式の古いカローラのハンドルを 握ったその男は、もう二度とこちら見ようとはしなかった。 酷評よろしく。
983 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 18:50:41
で?
984 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/27(日) 19:51:05
っていう。
>>982 一見書けているようで、書けてない文章だな。
描写の自然な流れや主人公と同じ視点で見せる技術がちぐはぐに
使われている。
> フロントガラスに小さな雨粒がおちてきた。霧のような小糠雨が降っている。朝の
>天気予報で、夜は雨になるといっていたのを思い出した。正確だな。よくあたるもんだ。
>そう思いながら私はワイパーを作動させた。
> ジャケットの内ポケットからとりだしたセブンスターに、ダンヒルのライターで火をつけた。
>溜め息とともに、煙を吐き出した。
冒頭から軽く指摘する。
まず、最初で午後8時だということは(というか夜だってこと)は提示して
置くこと。後に高校生の自転車に抜かれるシーンがあるんで、午後3時くら
いの印象を受ける。
次に、時間の進行があってない。「フロントガラスに小さな雨粒がおちてきた」
のなら、「霧のような小糠雨が降っている」ではなく「降り始めた」はず。
「ジャケットの内ポケットからとりだしたセブンスターに」もそう。
「ジャケットの内ポケットからセブンスターを取り出して」それから火をつけろ。
つまり、現在進行形の部分に平気で過去形を持ってきている。
それであっさり時間が止まってしまう。
主人公の動作を伴いながら描写を続けているのだから、こういうところに神経を
行き届かせないと、どっかちぐはぐで入り込めない文章になるぞ。
>>982 文章もひどいが、内容もひどい。
経験も少なく、思慮も足りず、技量も劣る、――そういう書き手の姿がそのまま表れている。
>正確だな。よくあたるもんだ。そう思いながら私はワイパーを作動させた。
うそつけ。 「雨粒がおちてきた」ら、まずはなにも考えずにワイパーをかけるだろが。「そう思いながら」
かけるやつなんていねえよ。
>セブンスターに、ダンヒルのライターで火をつけた。
>私がハンドルを握るメルセデスベンツS500は、
商品名を連発するわりには「セブンスター」だけ浮いていないか? わざわざ安煙草を強調する理由が
あるのか?
>部活帰りと思われる男子高校生の集団だ。
「私」はいくつなんだ? 「部活」なんて言葉、よく覚えているな。
>さすがのメルセデスも
いまどき「石を投げればベンツに当る」と思うが。なにが「さすが」なんだか。貧乏臭い。
>男はすぐに目をそらし、前方を見つめたまま凍りついたように動かなくなった。
とことんウソくさいんだよ。渋滞中のとなりの車線だろ? 右翼の街宣車だろうがヤー公だろうが、怖く
なんかねえって。揉めるわけないんだし、離れているんだし、いざとなりゃ逃げりゃいいんだし。
頭のなかでうすぼんやりと考えたことを書き流しただけの文章。
こんなものを100万行書いてもなんのプラスにもならない。
>>986 さんざんけなしといて、指摘していることが下らなすぎる。
>経験も少なく、思慮も足りず、技量も劣る、――そういう書き手の姿がそのまま表れている。
よくこんな偉そうなことが言えたもんだな
988 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/28(月) 00:10:04
>>982 書いている方は十代っぽい感じですね。
書き手が十代ならば、現代を舞台とした小説で二十代、三十代の主人公を一人称で
書くのはやめたほうがいいです。どうしても心理描写とか無理が出てくるので。
また、Sクラスのベンツならカーナビとか車載テレビはあってあたりまえ。
また、ベンツはカッチリとした静粛性が売りなので、高校生の声がうるさく聞こえる
という描写は違和感あり。というか聞こえません。
それと言葉は調べてから書きましょう。
霧雨を表現するのに「小さな雨粒」というのは違和感あり。
全般的にどうでもいいシーンなのでもっとコンパクトにまとめてください。
989 :
名無し物書き@推敲中? :2006/08/28(月) 01:51:08
>>982 小糠雨←初心者はすぐ漢字で表記したがるが、「小ぬか雨」のがまだいいyo
あと、誰もいない場所での一人称なのに、ダンヒルだのベンツS500だの、
一体誰に向かって自慢してんのアンタ?って感じ。前の人が指摘してるように
「さすがのベンツ」ってのも、とことん自慢野郎で嫌なヤシに思える。
見られることには慣れてるとか言ってるくせに相手のことジロジロ見たり
してんのも意味不明だし。主人公の自信過剰ヤなヤツキャラなら、
どんだけ見られようがシカトすんのが一番違和感ないと思うが。
しかも、「凍りつく」って確かに大げさすぎ。車窓から上半身を
一瞥しただけで凍りつくぐらいの格好っつったらもう全裸しかないぞ。
そのへんも具体性がない。
しかも相手の車をわざわざ「カローラ」って名称まであげつらって…
どんだけエリート意識の強いブランド志向野郎なんだ?
主人公のこの根性の悪さだけで読む気失せるわ。
990 :
名無し物書き@推敲中? :
2006/08/28(月) 03:08:15 午後四時。そろそろ彼が来る、と思う。窓の外はいつもと同じ、暗雲とそれを照らす街灯が見えていた。 「今日は遅いなぁ」 「貴良君も熱心ね。毎日来てるでしょう」 検温に来ていたおばさん看護婦がベッド横でにこにこしながらそう言った。 私を担当している看護婦さんは優しくて、でもちゃんと厳しいところもある人。おとといの発作の時は、よく覚えてないけど励ましてくれていたと思う。 家族を失ってしまった私にとっての心の支えになってくれている。 もっとも、私も家族と同様の死に方をするかもしれないのだけれど……。 「ホント、馬鹿みたいですよねぇ」 チチチ……チチチ……。検温が終わった。 「彼氏がいる間の千恵ちゃんだって、あの目の輝きようはすごいわよ」 手際よく片付けながら、看護婦さんが私に笑いかける。 「あは、やっぱ顔に出てますか」 「そりゃあもう。じゃ、また」 そう言い看護婦さんは私のいる病室を出て行った。 同室に私と同じ病気で入院した人があと五人いるけど、今はみんな部屋にいない。 手持ち無沙汰に掛け布団のほつれた糸を指に絡めてはちぎろうとする。 人差し指に限らず、小指なんかにも絡めてみたりする。 でも、それをするには糸が短すぎて、引っ張るたびに指からすり抜けてまた元通り。 癖のように繰り返す。楽しいとかではなくて、ただなんとなく。 はさみで切ってしまえば簡単なのだろうけど、指できれいさっぱり取れる気がしてずっと同じようなことを繰り返している。 布団のほつれは入院して、このベッドに入ったときからあった。 半年前、私が病院に担ぎ込まれたと聞いて、血相変えて病室に飛び込んできた貴良の顔は、今もよく覚えている。汗と涙でぐしゃぐしゃの顔。症状が治まって楽になった私の方が「大丈夫?」って聞いたぐらいだった。 そのときから既に指には短い糸が絡み付いていた。 拙い文ですが、批評お願い致します。