あなたの文章真面目に批評します(6)

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1名無し物書き@推敲中?
※過去スレ、約束事は>>2-5を参照
2名無し物書き@推敲中?:03/03/14 22:26
■投稿する人へ
 あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
 投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
 辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
 批評への参加は自由です。
 当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:03/03/14 22:27
パート5
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1041903406/
パート4
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1037278039/
パート3
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032380230/
パート2
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1026907267/
パート1
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1018327902/

--------------------------------------------------
※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
--------------------------------------------------

注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の
  リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。
 市立小学校の三年生だった時のこと。私は同じクラスの男の子の家に呼ばれ、
遊びに行っていた。
「俺、ヒヨコ買ってもらっちゃったんだよ。佐々木には特別に見せてやる」
まだ巣箱を揃えていないらしく、ヒヨコはチップが敷き詰められた段ボール箱の
中で飼われていた。
「ピー助って名前にしたんだぞ」
小さい小さい、黄色いヒヨコを愛でる彼。学校では威張り散らしてでお調子者で、
弱い者いじめすらしたりする人だったが、この時ばかりは初めてのペットを心から
溺愛しているようだった。彼は一人っ子だったから、余計に嬉しかったのだろう。
私は既に嫌な予感がしていた。敢えて突っ込まなかったが、これは恐らく、
先週近所の神社で行われた縁日で買われたものであろう。こういうのはすぐに
死んでしまう、ということを私は知っていた。
「あ、ウ、ウンコ!ピー助、こいつ布団の上でウンコしやがった!」
こんなトラブルさえ、彼は楽しんでいるかのようだった。
「なぁ、佐々木。ピー助が卵産んだら、佐々木にも分けてやるからな。
佐々木が一生懸命暖めてやれよ。そしたら、ピー助の子供が生まれるんだぞ」
きっと、ピー助は卵を産むほどには成長しないんだよ。私は胸が苦しくなった
けど、笑顔で
「ピー助の子供、楽しみだね」
と答えた。
 そして、その日は予想すぐに通りやってきた。
夕方、ピアノ教室から帰ってきた私は、彼から電話があったことを母に告げ
られた。かけ直してみると、受話器から彼の涙声が聞こえる。
「ピー助、死んじゃった……」
私は自転車で彼の家に向かった。女子の前で涙を流すのが恥ずかしかったのか、
泣くのを必死にこらえていたようだが、目も耳も鼻の頭も真っ赤になっていて、
私はそんな彼の姿に涙が出そうになった。彼の家の畑をスコップで掘って、
ピー助を埋めてあげた。アイスの棒にサインペンで“ピー助のおはか”と書いて、
土に差し込んだ。

 ピー助によって彼が命の尊さを教えられたのかと言うとそうでもなく、中学校に
上がってからの彼のいじめは酷いものだった。彼のせいで登校拒否になった生徒が
自殺未遂をして、学校中で問題になったが、彼に反省の態度は見られなかった。
中学校を卒業して、私は公立高校の普通科に進学し、彼は私立高校の工業科に行ったが、
1年のうちに中退した、と噂で聞いた。その後のことは知らない。

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>>4-5以上です。批評お願いします。
6紅茶先生辛口:03/03/14 22:38
最後の一行は凄く良い。そして、
7紅茶先生辛口:03/03/14 22:46
始まりもよいと思う。紅茶先生、これだけで50点をあげたい。
ただ、あまりにも「書きたいもの」だけを書いているような気がする。
紅茶先生は抽象論で押し切って飯を喰うタイプの人間だから、
他の先生の助言を乞うのが一番だろう。だが、とにかく、これだけは言える。

こじんまりとした、勧善懲悪的なものは難しいぞ。
8(タイトル未定):03/03/15 00:11
 太陽がまぶしい。まぶしすぎて頭が痛くなる位だ。おれは初めて降り立つ土地にとまどいと一種の恐怖感を感じながらも、仕方なしに足を進めるのだった。
 それにしてもまぶしい。太陽の光はひさしぶりではないはずだが、いつも浴びる朝日、それも家で浴びるものとこうして外で真昼間に浴びるものではその強さは格段に違うものだ。
 おれは今面接のためにこの見知らぬ土地に延々2時間も電車に揺られてきているのだった。電車は苦手だ。昔のように満員になったりすることはめったになくなったが、それでも、いや、
満員でないからこそ他人の視線が気になってしょうがない。おれははっきりいって外に出るのが嫌いだ。
 なるべく外には出ないようにしているし、そのため電車も乗る機会が少ない。今日は災難だ。だがまあしかたない、今日はばっくれるわけにもいかないだろう、とにかく目的地に向かうしかない。
そう自分に言い聞かせおれは手のひらサイズに縮小した駅から目的地までの地図を手提げ鞄から取り出した。
 どうやら道はほとんど一直線のようだ。このあたりは首都圏とはいえ都心からかなり離れているし、見間違うようなビルもほとんどなさそうだ。
ちょっと遠いようだが20分もしないうちにつくだろう。そうして、おれは黙々と下を向いて歩きながら今日の面接のことについて思いをめぐらした。
 おれは、大学を卒業した後、迷わずフリーターになった。なあに、フリーターといってもおれが中学生だったときに一般市民が抱いていたような半端者な印象は今ではほとんどなく、
それどころかフリーターが国民の過半数を占めるようになり、また事実上この世の中を支えていることから新しい生き方として完全に認知されるようになっている。
 フリーターと言うとわかりにくいかもしれないが、要するに自由契約人ということだ。おれは今その自由な契約によりインターネット上で会社のキャッチコピーを作ったり、また会社のホームページの掲示板を管理する仕事をしている。
9(タイトル未定):03/03/15 00:12
この仕事は通信制のある高校、大学で学んだ俺にとってはまさにぴったりの仕事で、まるで大学の延長線上にいるような錯覚さえ受ける。
 おれは高校、大学時代も校舎に通わずに過ごしたいわゆる昔の言葉でいうところの引きこもりだが、これも昔と違って1千万人以上もいるため、一つの生き方の形のようになっている。おれも自分の性格に悲壮感などを持ってはいない。人と実際に会うのが苦手なだけだ。
 今日面接を受けるところもそういったインターネット上ですべてが済むような仕事の募集だったのだが、この会社はずっと市町村に教材を納めてきたような会社であるせいか頭が古く固いようで、このような古風な実際に会う面接を行うわけである。
 今はたとえ就職という形をとるとしてもネット上で面接の大半は進められ、せいぜい最終面接くらいでしか実際に会うことはない。おれは面接にいくのがあまりにも億劫だったのでこの仕事を引き受けるのはよそうとさえ思ったが、そう簡単に切り捨てるには給料が良すぎた。
10(タイトル未定):03/03/15 00:12
 いろいろと給料のことなどを考えながら歩いていると、急に前方に大きな近代的なビルが現れてきた。周りはほとんど野原といってもいいのに、この建物だけが不気味にそびえ立っている。廃墟のようだ。
 この会社の業務内容からいってこんなに大きな建物は必要ないはずであり、おれはこんな無駄なことをする社の、もしくは社長の方針に不愉快なものを感じた。
 会社の立派なロビーはぴかぴかに磨き上げられ、左手にはインフォメーション、要するに受付があり受付嬢が座っている。と、おれはその女性を、一瞥をくれる一瞬の間に素早く値踏みをした。まあまあか、悪くないな。
「すいません、今日面接でお伺いしたんですが」
「あ、はい、聞いております、北島さん、でいらっしゃいますか?」
「あ、はい、そうです」
「それでは、2階の会議室にご案内致します」
11(タイトル未定):03/03/15 00:12
 おれは、その女性について歩いていった。実際の女性と対面して喋るのは久しぶりだったので、少しおどおどしてしまった。それにしてもケツがうまそうだ。
 女はやせようやせようと頑張っているし、確かに太った女性はそれほど好まないが、それでも一般的な男性はややふくよかなくらいのほうを好ましく思い、またそのほうにセックスアピールを感じるのだ。
 この女性もややでかいケツをしていておれの劣情を催すには十分であった。どうせ相手は背中を向けているのでこちらの視線に気づくまい、
と思いおれはわずかの時間を無駄にするまいとこの女性のケツを視線に焼き付けようと必死になるのだった。
 ややタイトなスカートが余計ケツを強調している、そんなことを考えているとすぐに会議室に到着してしまった。
「それでは、奥におかけになってお待ちください」
 なかなか座り心地のいい椅子だ。それに机も重厚で悪くない。家のパソコンデスクは安物だからこういうときに高級な椅子のありがたみがわかる。おれは実を言うと痔なのだが、それはあの安い椅子のせいなのかもしれぬ。
12(タイトル未定):03/03/15 00:13
 ほどなくして面接の担当者はやってきた。
「どうも、お待たせしました。私が担当の磯部です。」
 やってきたのは中年の特にどうといった印象もない、早く言えばいかにも中年といった男だった。禿げてはいないが、あまりうだつのあがらない感じの印象だ。
 俺はこいつに面接されるのか、まあいい。面接といってもほとんど採用は決定しているんだからな。磯部という男は、おれのこんな考えを見抜いてか、
「まあ、面接とはいっても、もう基本的にはやっていただくことになるんですけど」
 とかすかに笑みを浮かべて言った。ほら、やはりそうだ。面接する必要性を感じない。
13高1のなぐり書き:03/03/15 00:58
お願いします。
真剣に書いてみました。


プロローグ

月日の経つって早いものです。
しかもね、一度過ぎ去った時間は二度と取り戻せないんです。
どんなにあがいても、絶対に無理なのです。
これはありきたりなことですが、ぼくはあの出来事を思い返す度、
改めてこのことを実感させられます・・・。




 当時ぼくは高校一年だった。とりたてて才能もない平凡な男だったけれども、取り柄と呼べるものが一つあった。
ピアノである。ぼくは幼いころからピアノを習わされていたのだ。
土曜日に幼稚園から帰ると、ぼくは喜び勇んで週一回のレッスンに母親と通ったものだった。
小さなぼくは、ピアノの奏でる一音一音に、レッスンの度に新鮮な感動を覚えていた。
小学校に上がっても、レッスンが週2回に増えたという点以外ではその様子は全く変わらなかった。
そうやって楽しい楽しいと弾いているうちに、ぼくは自分でも意識しないうちに、
ピアノ関係の筋では全国にも名前を知られるくらいうまくなっていった。
14(タイトル未定):03/03/15 01:01
「それでは、勤務内容の確認と、採用条件の確認ですが・・・」
 面接は20分足らずで終わった。駅からこのビルまで歩いた時間くらいだろうか。採用もきまったことだし、特に用はないがとにかく早く家へ帰って、ラフな格好に着替えて引きこもりたい。帰りの足取りは軽かった。
行きはよいよい帰りは怖い、あれ、これ逆じゃないか?
 汚く、狭いながらもはやり我が家だ。床がゴミやら書類やら脱いだ服やらで半分くらい隠されているが、そんなことおかまいなしだ。
おれは帰宅するなりそれらをジャンプしてよけ、急いでパソコンに向かい、マウスを動かす。
パソコンは電源を切っていないので、マウスを動かすとすぐにいつもの画面が現れる。
おれがパソコンの電源を切るのは基本的に調子がおかしくなってしまったときに再起動するためだけである。それ以外は寝てようが外出してようがつけたままだ。
15(タイトル未定):03/03/15 01:01
 なんともいえぬ、わくわくした気持ちでクリックすると、自動的にメールチェックが始まる。1,2,3・・・8通も来ているがほとんどは怪しい違法すれすれのダイレクトメールばかりである。
それらを一通一通削除していると・・・おおっと、彼女からメールがきている。
この彼女とは9ヶ月前に知り合ってまだ交際が続いているのだがいまだに実際に会ったことがない。
もちろん写真の交換もしたし、実際にネット上で声を使って喋ったりもしているのだがおれは東京、彼女は愛知と遠いため会えない。だが、会えなくても何の問題もないし実際に会うのは苦痛だろうと思う。
会って性欲を発散させたいという欲求もないわけではないがそれでもやはり会うことのリスク、面倒を考えたらこのままでいたいと思ってしまう。
(続く)
16(タイトル未定):03/03/15 01:01
悪い、邪魔したかな
17高1のなぐり書き:03/03/15 01:03
こちらこそすいません。
 青春とはなんと暗いものだ。
深い井戸から水を汲み上げるように、俺の記憶の深部まで探って
みても、この時期の俺のどこにも人がよく口にするような小春日和のような
温かで明るい記憶など見当たらないのだ。俺はどこにも行けない、という
激しい苛立ち、どん詰まり感。無為に過ぎてゆくだけのダルな時間。それらを取り戻したい
と願っても、あがけばあがくほど泥沼にはまっていくようだ。
 いや、ひょっとしたら俺はまだ本当の青春を知らないだけかもしれない。俺が「暗い」と
決め付けてるもの、それは実は青春などではなくて単に一時期の麻疹に過ぎないのか
もしれない。どこかに本当の青春は確実に存在していて「おまえも早く見つけろよ!」
と俺をさわやかに笑っているのかもしれない。



批評お願いします
19名無し物書き@推敲中?:03/03/15 03:11
タイトルは「時代遅れ」です
20名無し物書き@推敲中?:03/03/15 17:16
age
>>4-5

まず、「小さい小さい」はもっと工夫が必要と感じました。
いくら一人称が主観で書かれているといえども、
具体的な大きさを示したほうがいいと思います。

男の子を「人」としていますが、
文章から、過去の出来事を思い返しているという形と推測できるので、
文章主体はすでに出来事からかなり月日が流れていると推測できる。
よって、小学三年生なのだから、「子」でいいかと思います。
>>4-5

ヒヨコを可愛がる場面から、未来の危惧を予感している場面に移っているため、
「私は既に」の前で段落を区切ったほうがいいと思います。

セリフの後の「こんなトラブル・・・」の前に、
一度状況説明を入れたほうがいいと思います。
例:「あ、ウ、ウンコ!ピー助、こいつ布団の上でウンコしやがった!」
  そういって布団の上を掃除する彼の顔に、僅かに笑みがこぼれた。
   こんなトラブル・・・
「私は自転車で彼の家に向かった」は、余計だと思います。
必要ではないし、いくら一人称で時間を無視できるとはいえ、
自転車で彼の家に向かっている時間を、一言で片付けるのは変な印象を受けます。
いっそのこと、彼の家に向かう場面は省いてもいいと思います。
例:「ピー助死んじゃった」
   私が彼の家に着き、部屋に案内されると、
  目も耳も鼻も真っ赤にした彼が、部屋の隅に座っていた。  
24>>21-23:03/03/15 21:32
>>4-5

長々と書きましたが、この批評が間違えているといった意見もあると思いますので、
参考程度にしてください。
25名無し物書き@推敲中?:03/03/15 22:36
>>18
このスレでマジレスはしないでください
261/2:03/03/16 00:23
セックスした後残りの眠剤7錠その子と分けた。
くすぐりあいしたりレコード聴いたりビール買いに行って飲みながら帰ったり
ドライブしたりちょっと電柱にこすったりいろいろなこと話したりしたけどだ
いたい記憶が飛んじまってて、いつ寝たかどうして見晴らしのいい高台の墓場
公園の駐車場に居るのかは二人ともわかんなくて、でもだいたいはとても楽し
かった。
助手席で抱き合っててガソリンが無くてエンジンが止まってておれもその子も
けらけら笑いながらスタンドまで2キロくらいかなあ、歩いたよ。

まだ日が差し始めたばかりで寒かったけど散歩してるおばあちゃんやマラソン
ランナーに挨拶するのが気持ち良くてまた嬉しくなって走りだすとおれよりそ
の子のほうが速く長く走れてあなたかかと踏んでるから走れるわけないよ、そ
れならって裸足になってくつ両手にかぶせて走ったら追いついたけどおれの方
がぜんぜん息切れてた。
朝の光と空気は嫌いだけどこのときのそれはぜんぜん嫌じゃなかったね。
272/2:03/03/16 00:24
拾ったペットボトル2本にガソリン500円分入れてもらい、その子仕事休む
って言ったから二人合わせて残り1200円で何しようかずっと考えて車まで
歩いた。

給油口開けてガソリン入れようとしたけど角度的にペットボトルとの相性が悪く
て2/3くらいしか入んなくて、手にいっぱいこぼれて皮膚ガンになるよって脅さ
れほんとかよ、でも公衆便所があるから一応洗っとこう、網に入った黒ずんだせ
っけんがあるけど絶対これは使いたくないな、でも全然匂いがとれないけどまあ
いいかって諦めたらねえ、しようよって言ってくるから個室に入ってバックでした。

ガソリン臭い指をその子の性器に入れて、これでおまえもガンだよって冗談言って
くすくす笑ったその子は多分一番美しかった。
その子は壁に手をつきお尻をつき出しててアナルもヴァギナも全部見えてその壁
には誰かの携帯の番号とかこいつ殺すとか落書きされててとても滑稽にみえたけ
ど、いとおしくてたまんなくなってその子のことかわいくてかわいくて殺したく
なってなんかおれ多分おまえのこと愛してるって言おうとしたけど言わなかった。
そのあと少し泣けて悟られないようにばーかと悪態ついてアナルに第一関節まで
指入れてちょっと怒ったみたいだったけどバックの姿勢のまま抱きしめた。

和式の便器にはうんここびりついててしょんべんの水たまりもあるのに清掃
表には明日の夕方の分までハンコが押してあり、多分今が死ぬまでで一番幸
せな時なんだなあとなんとなく思った。


28名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:32
sage
29名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:35
>>18
>人がよく口にするような小春日和のような温かで明るい記憶など見当たらないのだ。

「ような」が二つ続くのはいかがなものか。
正しくは
人がよく口にする、小春日和のような温かで明るい記憶など見当たらないのだ。
だと思うが。
30名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:38
>>26-27
いや、全部読んでないけどさ、それ誰かに読んでもらいたいと思って書いてる?
31名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:45
 その少年は、その草地を歩いていた。見渡す限り一様の世界。
上を見上げれば青い空が見え、前を見れば一面の緑と地平線が見える。
ぼろのような服を身にまとい、古びた刀剣を背に背負い、少年は一人で歩いている。
彼には周囲を見渡す気力はない。歪んだ表情を浮かべ、足を引きずり、息を荒くし、
ただうつろに前を見ながら歩いていた。
 ある時歩くのを止め、片手を膝についた。顔を地面に向け、ゆがめた顔の目を固く閉じた。
そのとき倒れたいと思った。その場に倒れてゆっくり呼吸をしたいと思った。
だがそれをするのはやめた。目を開け、また歩きだした。
 それから長い時間が立った後、行く手から彼の見知りの者が現れた。遠く、はるか遠くに、小さい姿で。
少年はそのものを見たときから、歪めた顔に力をいれ、歩き始めた。
そして見知りの者を見つめ続けた。
その者に近づくまでの時間は途方も無く長かった。だがその時は来た。彼が向き合うその人は少年を殺めるべく現れた者だ。
互いは言葉は交わさない。少年は刀剣を抜き、商人もまた同じ事をした。
残りがあるとも知れない力を、少年は心の奥から引き上げ、叫び声を上げながら相手に斬りかかった。
 少年は死ななかった。刀剣を背中に戻し、死体の脇を通り、地平線に向かって歩き始めた。
だがやがて倒れた。(終
32名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:46
>>26-27
こーいうアホが大挙して文藝に投稿してくるんだろうな・・・
アホかって感じー、プッ
33名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:47
>>26-27
魅力を感じる。読点を使って読みやすくしても、味は損なわれないと思う。
私は、この文章は、このスレッドでは出色だと見る。
34ツベC :03/03/16 00:47
32>> 微同。
さいきんの文藝、俺にはよー分からん…
35名無し物書き@推敲中?:03/03/16 00:47
(・∀・)イイ!!
http://chu3.k-server.org
笑いが止まりません
36ツベC :03/03/16 00:50
33>>
やー出色じゃないことはタシカでしょう…と言っておく。
書いた人が変にカンチガイすると気の毒だからね…。
37ツベC :03/03/16 00:52
33>>
「このスレッドでは」か。
ゴメンそれなら…分からんな。
3833:03/03/16 00:55
>>37
はい。あくまでここでは、の事。
なんか素直さを感じるけど。卑猥な言葉に惑わされなければ。
39名無し物書き@推敲中?:03/03/16 01:06
 アルバイトが終わった。タイムカードに打刻をし、倉庫を後にし、駅に向かった。
倉庫から最寄り駅まで二十分くらいかかる。だが駅までつけば家まで一駅だ。
歩きながら半ばぼんやりと考えた。倉庫の存在というのはつまり流通の存在だな、と。
世の中には人が大勢住んでいる。そんな大勢の人たちはモノを必要とする。それをするために取引とやらをする。
おそらく、それをするのに巨大な倉庫というものを造ると良いという答えに行き着いて、巨大なその建造物を作ったのだ。
 ここまで考え、思考が少しそれた。パレットに載せられた何千枚とも思われる茶封筒の塊を思い出した。
人は普通に生きる分にはそのような巨大な封筒の塊は必要ない。だが、産業革命だかを経て
そんなとてつもないものを出現させた。そして飽食の時代を手に入れた。
 目の端に有名会社の名前が大きく書かれた倉庫が目に映った。そしてああ、あれも流通だな、と思った。
40高1のなぐり書き:03/03/16 01:08
>>13をお願いいたします。。
41やなぎ:03/03/16 01:27
「ピアノ関係の筋では」に引っかかったぐらいですかね。
あとはまあ、スンナリ読めました。
上手く書こうとは思わずに、スンナリ読める文章を、
50枚くらい書けるようになれば、そのころには、そこそこ
力も付いているのではないかと思います。
4232歳・けっこう美女:03/03/16 02:04
     連載小説 【夢は枯野を】 その一

瀬川は嫁の体を見たという。息子の嫁の裸を、風呂場に覗きみたという。
ほんとうだろうか。
瀬川の見果てぬ夢ではあるまいか。
 
佐和子は日傘をさしていた。瀬川の家をおとずれる、途中の坂道で出あったのだった。
佐和子のほうから気づいて声をかけてきた。
「碁盤を出して待ってますわ」と、少しすまなそうに言った。 
「出かけるの」
「ううん。ちょっと、買物。すぐに戻ります」
袖なしのブラウスを着ている。日傘の中でも、まばゆい腕の白さだった。
坂の上で私は振りかえった。日ざかりのなかで、佐和子のうしろ姿は日傘を背中でくるくると廻していた。
瀬川は、自分の息子の嫁に恋してる。老醜のにおいを嗅ぐ思いがするのだった。
                   
43名無し物書き@推敲中?:03/03/16 02:09
>>41
やなぎキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
4432歳・けっこう美女:03/03/16 02:22
     連載小説 【夢は枯野を】 そのニ

落日の一族・・・瀬川はそのような一家である。なにものも生みださない。祖先の才覚を切り売りし、明日あさってのいのちをつないでいる。
碁をおえると庭へ出た。裏庭の土蔵に入った。
「どうだろう」 壷と軸物をえらび、瀬川は言った。
古伊万里がふたつ、墨絵の掛け軸がふたつ、どちらも安物ではない。買い値を言うと、
「うん。それでいい」 瀬川は鷹揚にこたえた。
蔵を出ると佐和子がいた。花壇に水をやっている。夫の修司がそばにいる。
「すこしは涼しくなりました」と、佐和子は言った。
蝉が鳴いている。車椅子の修司は、奇妙なかたちに顔をねじまげている。うつろな目で夕空を見上げ、ぽかーんと口を開けていた。
4532歳・けっこう美女:03/03/16 03:50

     連載小説 【夢は枯野を】 その三

いとまを告げると、
「駅まで送りますわ」 と、佐和子が言った。
駅まで車なら五分である。
昼間、佐和子と出会った坂道を車はおりていった。
「修二君の具合はどうなの」と、私はたずねた。
「あいかわらずですわ」
一年ぶりに見た修二は、しかし私の目には病状がすすんでいた。
ちから無い視線は外界を映してはいない。が、内面をのぞいているわけでもない。何ものも見ぬ目を、ただぼんやりと開けている。
言葉も失っていた。アアー、ウウーと、奇矯にうめくのみである。

つづく・・・・・・この先はまだ考えてない。
46名無し物書き@推敲中?:03/03/16 11:35
‘熱烈的中華飯店’
「奇跡を起こすわよ」ワンレンがよく似合う美しい女性の声が厨房に響く
他の者はまたか・・と言いたそうな顔をしているが美しい女はそんな事には気が付く様子も無く・・
「貴方達はやればできるの。やらないであきらめるのは負け犬よ」永遠とそれを繰り返し話す
「あの・・今日のオーダは何ですか?」大きな目が特徴の可愛い女が、話をさえぎった
「今日のオーダ?今から話す所よ」「すみません・・」
「おいおい。どうして可愛い子ちゃんをいびるんだよ!」ブーイングの声
「そうだ!そうだ!」という声もちらほや・・。
「うるさい人達ね。(自慢の美脚を見せびらかすようなしぐさをしながら椅子に座る)
今日のオーダは北京ダックよ。お客様は大変が越えている方よ。」
「はーい」と今までの事は無かったような雰囲気で事は進んでいくのだった
おしまい。


ここは作品発表の場じゃないぞ〜
48名無し物書き@推敲中?:03/03/16 14:23
だれか来て〜
4932歳・けっこう美女:03/03/16 18:05
>>47 いいぢゃん、硬いコトは言わないの!
>>49
どんどん続けろ。
ただ、ちょっと瑕瑾があるね。
つまらないってとこだけ。
僕はそんなに気がきくタイプではない。
約束の時間に1時間遅れたからといってそんなに怒る事もないと思うが。
いつも待たされているのは僕のほうが圧倒的に多いというのに・・・・・・。
しかし、あえて反論はしない、感情的で鬼になっている彼女
とは会話にならないとわかっているからだ。言わせるままに車を走らせていた。

 左手の親指を突きたてリュックを背負っている人がいる。
「ヒッチハイクか」僕はスピードを落とした。
「ちょっと、あなたぁ」彼女が怪訝な顔つきで制した。
「いや、もしかして知り合いかも大学のときの」もちろん、ウソである。
「あっ、すいません。隣町まで行きたいんですけど」
中肉中背で頭を刈り込んで真っ黒に日焼けをしている。
年のころは40手前ほどか。
「いいですよ、行き先一緒ですから」と僕は言い、
「なあ」と彼女に同意を促したが無視された。

その人は、車に乗り込むやいなや機関銃のように喋り始めた。
出身地から始まり、育った家庭環境、学歴、会社を辞めた経緯等等。
僕は、心中「いいぞぉ、もっともっと喋れー」と叫んでいた。
ついでに「おなかすいてませんか?この先のファミレスにでも
入りましょうか」と口を突いて出てきた。
「いいですねぇ。ぜひ、ご一緒に!」予想どうりの返事だ。
彼女が横目で「あとでどうするかみてなさいよ」と威嚇している。


チラチラと周囲の視線を感じながらも僕ら3人は席に付いた。
彼女は恥ずかしそうにして、ドリンクを取りに行ったりトイレに
立ったりしてできるだけその場を離れようとしている。
ウエイトレスがオーダーをとりにきた。
僕と彼女はすぐに決めたが、彼はまだ迷っている。
「えっと、それじゃ、このステーキにサラダをつけて」
「はい、かしこまりました」
「あ、それと、アレと同じスープを下さい」と言い僕のワカメスープを
指さした。一瞬、僕と彼女の目が合った。
「すいません。スープはセルフサービスになっております」
「セル・・・」
向こうっ側の客が一瞥をくれた。
あの人はファミレスにはいったことがないんだろうか。
まわりの空気がそんな風にできあがってしまったのだ。これは
恐ろしい事態になったと僕と彼女の間に無言のうちに取り交わされた。
「そういうことは、最初に言ってくれないと困る!!」
来たーっ!!かなり大きな声だったので店中の客が振り向いた。
「すいませ〜ん」茶髪のウェイトレスが面倒くさそうに言った。
誠意の感じられない返事だ。
「アンタじゃあ、話にならん店長を呼んで来い!店長を!」
よけい腹が立ったらしい。
マネージャーらしき人がペコペコしながら注文した食事が来るまで
彼の不平を聞いていた。


 ほどなく食事を終えると、さっきのマネージャーがでっかいピザを
持ってやってきた。どうやらお詫びのしるしとしてのサービスらしい。
偶然、彼女の好物であるシーフードのトッピングだ。
「わぁ、もう入んないわよ」
まあ、よく言うよ。
「それなら、私が全部いただきましゅかな」
彼は、かなり機嫌が良くなっているらしい。
「いやぁ〜ん」
僕の彼女がイヤイヤした。
「それじゃ、頑張っていただきますか」僕は笑いながら
タバスコをピッピッと振りかけた。
そのときである、
「あーっタバスコー!!」
彼がまた大声で叫んだ。
「私、タバスコダメなんですよ」
「えっ、あ、そうなんですか」
「困るなぁ、最初に断ってくれないとぉ〜」
「あ、そうでしたね。どうもすいませんでした」
僕も彼女も唇をピリピリさせながらピザを食べるのが好きなので
いつものように反射的にやってしまったのだ。
彼女に助けを求めるように目をやると
「そうよ、あなたってホント気が利かないんだから」
誰か助けてー、僕は心の中で叫んでいた。
「このへんでいいですよ」
彼は横柄にそう言うと車を降り一礼してスタスタと歩いてゆく。
僕と彼女はその後姿をしばし茫然と眺めていた。
それから車を走らせるとほどなく彼女が言った。
「あの人、本当に学生のときの知り合いなの?」
「んなわけないだろう」と僕が疲れたように言うと彼女はケラケラと笑った。
僕はその笑い声を聞きながら、今夜の夢の中にアイツが出てきたら
どうしょうとか考えていた。

これで終わり?
5651〜54:03/03/16 21:05
>55
そうです。これで終わりです。( ̄^ ̄)えへん
57名無し物書き@推敲中?:03/03/16 23:09
遅レスだけど。

>>4-5
過去のある一点を取り出して、未来の(現在かもしれないが)
一点に繋げる手法は良いと思った。過去の行為が必ずしも
未来の原因にならない儚さが、伝わってきた。

また。文末が良い風に寂しさをそそる。彼を主体に出しながらも、
「私」の存在をある意味突き放したクールさを感じた。
題名:彼女のリス
電撃Short3に応募して落選したものです。

「あっ、けむリスがいるよ」
 昼食を食べ終え、頬杖をつきながらぼんやりと外を眺めていた彼女がそっと言った。
 私達の教室の窓からは、遠くに清掃工場が見える。その煙突からは煙がもくもくとまっすぐに立ち昇っていたり、流れるように横にたなびいていたり、冬の日の白い息のようにぽわっ、ぽわっと吐き出されていたりするのだが、その煙が時々リスの形に見えるのだそうだ。
「煙のリスだから、けむリス。このリスそっくりなのよ。可愛いでしょう?」
 彼女はそう言って、ポケットから小さなリスのキーホルダーを取り出して私に見せてくれた。
 丸い目をしたリスだ。しっぽの先がちょっと曲がっている。
 私も彼女が言うそのけむリスを見てみたくて、煙のどこがリスのどの部分なのかを聞いたり、首を傾けてみたり、目を細めてみたりしたのだが、どうがんばっても煙がリスに見えたりはしなかった。
「ほら、あの細長いところがしっぽでしょ、あの丸いところがちょうど耳で、あのちょっと薄いところが目なのよ」
 彼女は私にあれがこうで、あそこがどう、といろいろ教えてくれるのだが、私にはさっぱりわからない。
「どうして見えないんだろうね。あんなにはっきり見えるのに」
 私がやっぱり見えないよ、と言うたび、彼女は不思議そうな顔をした。
 ある土曜日の午後、学校から帰ってきた私は、なんとなく雑誌を読むでもなく、ぼうっと眺めていた。
 思わずうとうとしていると、突然電話が鳴った。家には私しかいなかったので、仕方なく受話器を取ると、彼女の母親からだった。彼女が土手から落ちて、病院に運ばれた、ということだった。
 慌てて駆けつけると、彼女は目を閉じてベッドの上で横になっていた。
 側にいた彼女の母親が私を見て軽く頭を下げると、
「ごめんなさいね、驚いたでしょう。特に怪我はないそうだけど、頭を打ったみたいで、まだ意識が戻らないの。この子、おっちょこちょいだから……」
 と申し訳なさそうに言った。
 確かに彼女はよく時間割を翌日のものと間違えたり、シャツのボタンを掛け間違えたり、ビデオ録画のチャンネルを間違えてうなだれたりしていたが、土手から落ちるのをおっちょこちょいとは言わないだろう。
 しかし、今はそんなことを言っている場合ではなかったので、代わりにどうして彼女が土手から落ちたのか、と聞いてみた。
「それが、よくわからないの。土手の下に畑があるでしょう?そこにいたおばさんがたまたま見つけて、救急車を呼んだり、家に電話をくれたりしたのよ」
 早く目を覚ましてくれないかしらねえ、と心配そうに呟く声は彼女には届かなかったらしく、夕方になっても彼女は目を覚まさなかった。
 次の日は雲の多い日だった。
 病院に向かうバスの中で、傘を持ってくればよかっただろうか、と考えながら外を見ていると、いくつもの灰色の雲の中に真っ白な雲を見つけた。
 その雲は細長く、左側がちょっと曲がっていた。
 彼女に見せてもらったリスのキーホルダーのしっぽのようだ、と思っていると、
周囲の灰色の雲がゆっくりと白くなってきて、しっぽから胴体、胴体から頭、頭から耳、と白い粘土をくっつけていくように、雲がリスの形をとりはじめた。
 私はまばたきをすることもできず、その雲の動きを見つめていた。
 最後に、目とおぼしき場所から微かな光がさした。眩しさに思わず目を閉じ、もう一度目を開いた時には、さっきの雲は流れていってしまったのか、ただ薄い雲が横たわっているだけで、その間から陽の光が覗いていた。
 病室では、彼女がちょうど目を覚ましたところだったのか、母親と何か話をしていた。
 私の姿を見つけた彼女が
「ねえ、眠っているときにおはなたばけが見えたよ」
 と言うので、それを言うならお花畑でしょう、と私が訂正すると、彼女は
「ああ、そうよね」
 と微笑んだ。
 彼女の母親は
「何を変なこと言ってるの」
 と言って、何か飲むものを買ってくるわね、と病室を出ていった。
 どうして土手から落ちたりしたの、と私が聞くと、
「自転車を漕いでいて、ふと清掃工場のほうを見たら、けむリスがいたの。それで、ぼうっと眺めていたらうっかり土手から落ちちゃったみたい」
 そう言って、あはは、と彼女は笑った。
 彼女の母親が言っていた、おっちょこちょいだから、という言葉もあながち間違っていないのかもしれない。
 お母さんにはただスピードを出しすぎて、ハンドルを切り損なって転んで滑り落ちちゃった、って言っておいたけどね、と付け加える彼女に、そう、と私は頷いた。

 彼女が退院し、しばらく経ってからも、バスの中で見た雲を時々思い出した。
 ある日、昼休みに私の向かい側でサンドイッチを食べている彼女に、ふと思いついて、あのキーホルダーを見せて、と頼むと、彼女は残念そうに言った。
「あのキーホルダー、土手から落ちたとき、壊れちゃったのよ」
6258-61:03/03/16 23:16
以上です。
>>56
 何をいばってるのか?(w
 面白いよ。オチがないところが面白い。

>>左手の親指を突きたてリュックを背負っている人がいる。
「ヒッチハイクか」僕はスピードを落とした。
「ちょっと、あなたぁ」彼女が怪訝な顔つきで制した。
「いや、もしかして知り合いかも大学のときの」もちろん、ウソである。
「あっ、すいません。隣町まで行きたいんですけど」
中肉中背で頭を刈り込んで真っ黒に日焼けをしている。
年のころは40手前ほどか。
「いいですよ、行き先一緒ですから」と僕は言い、
「なあ」と彼女に同意を促したが無視された。

 このあたり、会話と地の文の配合が悪い。特に最後の二行は練り直した方が
読み易くなる。ヒッチハイカーの描写も弱いね。



64名無し物書き@推敲中?:03/03/17 00:11
>>58-61
登場人物、背景、事件、つまりドラマの要素全部の彫り込みが浅いような。
彼女の見た「清掃工場」のけむリスがどうして、私では「雲」に見るのか。
別にかまわないが、少し弱くなる。
など、ほじくればいろいろありますが、ひとつ申しておくと、個性を出すためには、何か、かけがえのない特徴を、ひとつふたつ描くのです。
けむリスは、ただのリスじゃなくて、例えばアマガエルに似ているとか。
母親の鼻から毛が見えていたとか。
そういう風な、眼に焼きつくようなことを鋭く。
文章の体裁なんて最後でいいから。
65名無し物書き@推敲中?:03/03/17 02:29
>>26
>残りの眠剤7錠その子と分けた。
はよかった。
>スタンドまで2キロくらいかなあ、歩いたよ。
ここで読むのやめました。
66名無し物書き@推敲中?:03/03/17 02:30


なんか、世間は春休みなんだな〜と思わせる、レスのつき方ですね。


6758-61:03/03/17 07:46
>>64
レスありがとうございます。
参考にさせていただきます。

ちなみに、応募要綱は「チョコ」「花束」「けむり」の3つの言葉を使う、
2000文字以内、というものでした。
68名無し物書き@推敲中?:03/03/17 18:48
成功もしないで天狗になるなんて器用な奴だなあ
69贋─~~~ ◆LAIN/owdj. :03/03/17 19:07
結構マトモになってるんだね。
70名無し物書き@推敲中?:03/03/17 19:48
すいません、質問があります。
匿名で「批評」は成り立つのでしょうか?

批評は軸の上に成り立つものであって、それぞれ違う人生観、音楽観、文章観
を持つ人達が集まる匿名の掲示板で、軸の方向性を見定めるのが難しい批評は
批評たり得るのですか?

阿呆な書き込み、あいすみません、
71名無し物書き@推敲中?:03/03/17 21:56
>>66
あのさあ、言っとくけどまだ一般的には春休みじゃないよ。
72名無し物書き@推敲中?:03/03/17 22:06
ハルヤスミだと?…まったくオメデタイ奴だよな?ww
73名無し物書き@推敲中?:03/03/17 22:12
「春休み」
この言葉を耳にしたのは何年ぶりだろう・・・
74名無し物書き@推敲中?:03/03/18 00:14
>>42-45

人称に、混乱が見られます。「佐和子」「私」「瀬川」の、それぞれの関係が、妙にねじれている。
それで、おのずと場面がちぎれちぎれになって、読者の頭に明確に像を結びません。
>くるくると、
>老醜のにおいを嗅ぐ、
>落日の一族・・・瀬川はそのような一家である。なにものも生みださない。祖先の才覚を切り売りし、明日あさってのいのちをつないでいる。
>ぽかーんと口を開けていた。
>アアー、ウウーと、奇妙にうめく

などは、紋きり表現なので、なるべく使わない、
ってとこかな。
7532歳・けっこう美女:03/03/18 04:02
読んでくれて、ありがとう。
批評をしていただき、ありがとうございます。

絞きり表現って言うんですか。実はご指摘の箇所、私も不充分だと思っていた箇所ばかりです。
76名無し物書き@推敲中?:03/03/18 16:30
>>74
は外道。
特に会話。
誰が誰に語りかけているのか訳が解らぬ。
春は突然訪れるものだと言うのに。
>76
言ってる事の意味がわからんが、とりあえず
素敵な文の絞め方だな
781/4:03/03/19 16:06
起きたら女は仕事に行ったらしくてもう昼下がりで顔だけ洗って新聞受けにカギ
入れてマンションを出た。

レッカーされてて車は無かった。
花屋の前にあるマラソンの折り返し地点にある赤いとんがりをおっもいっきり蹴
飛ばしたら、反重力装置でもついてるようにすーっと道を滑って、向こうからき
たカローラバンのバンパーに当った。
カローラバンは急ブレーキでタイヤ滑らして1回転して反対車線の停止車両
に透明な音あげて横当りして、とんがりはカローラバンの下でひん曲がってた。

花屋の女の子が出てきて運転手は混乱してておばあちゃんは目を丸くしてて、
おれはしらんぷりして立ち去った。

ちらっとみた花屋の女の子のこと考えて歩いてた。
小柄で顔がちっこくてきれいな白い肌してて髪は後ろで多分束ねててベージュ
のスカートに黒のセーターだったかなって思い出してるうちにレッカーされた
車の後部座席にガンジャ、ローソン袋に2袋あったなって思い出して、これち
ょっとやばいかなあ、ダッシュボードにはハシシもあるし・・・いろいろ考え
たけど警察の目は節穴だから見落としてるはずだろうという結論に至った。
792/4:03/03/19 16:06
そんなことよりも太陽が凄い説得力で祝福してくれるものだからストーンズが
聴きたくて、そのCDが車にあるから車を取り返さなきゃって気になり、この
あたりのレッカーされた車が集まる立体駐車場まで歩いた。

ストレイキャットブルースって曲があり、誰かのカバー曲なんだけどキースの
アシッディなギターがこの太陽とダンプカーの黒い煙とセックスしてる様が卑
猥でべっとり汗がねとまわりつく錯覚にとらわれる。

3月なのに蝉の声が耳の奥に響き反響を繰り返し残響音が頭の内側を乱反射し
増大し、境界線を超えたあたりから波長を描くようになり波は徐々に緩やかに
そして一本の線にぴんと張った、瞬間景色が遠く真っ白に絶対的に静寂な原色
赤 黄 紫 青 直線 直線 集中線 透明 対向車 乳房 正方形 唇 灰
木目 破裂 ダッシュボード 金属バッド くらげ くらげ くらげ くらげ

クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ クラゲ

クラゲ
803/4:03/03/19 16:08
歩道橋の真中から上を見た、斜めの太陽はまだ圧倒的で黒ずんだ黄色い手すり、
中央分離帯の哀れな街路樹、意外と大きい信号機、ビルの間の神社の鳥居、おれ
の性欲、それらを残酷なほど優しく砕き照らして、おれは母親のこと考えた。
彼女はおれが11歳のとき家の前の道路で焼身自殺した。
道路の焦げ跡、父親の言葉、担任教員、クラスの寄せ書き、不良少年と姉とシン
ナー。
自殺の半年前、精神病院に入院中の母親はとても美しく残酷でおれは間違いなく
彼女に恋してた。

5歳のおれは彼女に手を引かれバスから降りる。
季節は7月で彼女は白いワンピースに帽子を被ってた、と思う。
814/4:03/03/19 16:09
多分これから死ぬ。

歩道橋の手すりに登った、そして走った、飛んだ。
逆さまの魚眼レンズに母親が子どもを抱き寄せる姿が映る。
おれは多分微笑んでた。
トヨタの看板、風に揺れる洗濯物、ちかちかする空、パラボラアンテナ、
蝉の声、バスの排気ガス、道路工事の音、焦げ跡、赤いとんがり、電柱、
仲山耳鼻科、白いワンピース、ガソリンの匂い。

>>78
なんかの文章作成プログラムで作りましたか?
限りなく0点。
83名無し物書き@推敲中?:03/03/20 00:22
>>78-81
これは「創作」ではなく、その前の、メモ書き、あるいはモチーフに近い。
ここは書き込み自由だが、自分のノートではないので、もう少し他人に読ませられる形に直してから、公表したほうがいい。
精神錯乱や薬物作用などを、創作としてあらわすためには、決して、何かに酔った状態ではできない。
>78〜81
そんなに悪くないと思う。漏れの少年の部分がちょっと共感した。
というか、文中の「クラゲ」「魚眼レンズ」ってパチンコを思い出した。アクアマリンって機種だけど。この前、俺の隣の奴が
12連荘しやがって、俺はというと、粘って通算12回の大当たりを引いたけど結局3箱でおしまい。奴はドル箱
12箱を山積みして、俺みじめみじめ。涙目でジェッターに放り投げて逃げるように帰ったサ。
85名無し物書き@推敲中?:03/03/20 08:32
>>84
俺が下読みだったら一行目、いや「行ったらしくて」で捨てるけどね。

>起きたら女は仕事に行ったらしくてもう昼下がりで顔だけ洗って新聞受けにカギ
>入れてマンションを出た。

日本語が不自由なくせに作家目指すな、と。
>>85
激しく同意。
87名無し物書き@推敲中?:03/03/20 13:10
小学校4年生の作文「アメリカ人」。。。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/4536/newpage17e.htm
88名無し物書き@推敲中?:03/03/20 16:44
相撲

 相撲とは、日本の国技である。
相撲取りの体重は平均で千トンから百億トンほどあり、非常に重い。
それに反し、相撲取りの身長は5センチほどであり、非常に密度が高く
相撲取りの中にはたまにブラックホールが発生するものまでいる。
危険なスポーツである。
 だが、そんな危険があるにもかかわらず、相撲は日本で絶大な人気を得ている。
なぜであろうか?理由はその甘い香りにある。ふつう我々の汗は非常にいやなにおい
がするものであるが(ただし、汗そのものがくさいのではなく、汗や人の垢を餌とする
細菌が出すにおいであることを断っておく)、相撲取りのそれは非常に甘くていいにおいが
するのである。たとえて言うなら、ホットケーキのいい香りを一万倍にしたそれとでも言おうか。
このにおいを嗅ぐと日本人はすべからく幸せな気持ちになるのである。
 しかし、このにおいをいいにおいと感じるのは日本人だけであり、他の国の人々は
このにおいをとてつもなくくさく感じるらしい。日本人にはとても信じられないことだが、
確かにそうなのである。私の友人であるアメリカ人のトーマスが言うには、腐ったゆで卵のような悪臭がするらしい。
 これはいったいどういうことであろうか、いくら人種や生まれ育った国が違うとはいえ、
人の嗅覚にここまでの違いがでるのであろうか。これほどの違いを好みの一言で片づけること
はできない。これは私の推測であるが、この違いには我々日本人の祖先が大きく関わっているようである。
 私がこの説を説いた根拠として西暦342年に編纂された古今三蔵集にこのように書いてある。
「近頃我々の中に今までと違う肉体を持つものが現れてきた。その体は手のひらに
収まるほどの小ささであるにもかかわらず、その重さは大岩よりも思いのである。
これはどうしたことであろうか。我々はその謎を探るべく東西南北にいると言われる仙人を探し出し、教えを請うことにした。」
残念ながら、この後の部分は腐食して読むことができなかった。

つづく
89名無し物書き@推敲中?:03/03/20 17:12
前スレ辺りから、レベルが下がって仕方がないな〜(プッ
90list ◆FHLyPS5192 :03/03/20 18:16
>>78-81
素材としては光るものがありますが、物語としては何も伝わってきません。
筆者自身が読み返してみて、どのように感じましたか?
まず、そこからがスタートだと思います。
「感情のない文章」は「文字の羅列」でしかないという事です。

――と訳のわからないことを書いてみる。
>>89
煽り ……ですか?
913行詩:03/03/20 19:08
細いガラスが
ぴぃーんと
割れました。
92名無し物書き@推敲中?:03/03/20 23:23
小さな遊園地はずっとそこにあった。
私がずっとずっと小さい頃から、変わることなく、ひっそりと、そこに存在していた。
私はその遊園地の傍を通るたび、いつも意識して目を逸らしていたように思う。 それほど、それは、強く存在していた。
雨の降る月曜日に、私は21歳になった。
私の誕生日は、誰からも見つけられることなく、まるで、あの遊園地のように通り過ぎて行く。
その日、私は始めてその遊園地に足を踏み入れた。
雨のせいか、それとも、別の理由からか。 遊園地には、私以外のヒトは、見当たらなかった。
それが、かえって私を安心させた。 そこは、まるで、世界が止まったかのように、あるいは、それすら存在していないかのように、ひっそりと、けれども、重く強く、何かを主張している。
突然。
目の前にあった、メリィゴーランドが動き出した。
世界が動く。時間が進む。
誰も乗せない白馬が、虚ろな瞳でぐるぐると、何かを目指して回り続ける。
そして、ふと、私は一台の馬車に、人影を見つけた。
雨の霧と、影とが邪魔して、はっきりとは捕らえられないけれども、確かにその人影はそこにいた。
目を凝らす。
メリィゴーランドは、それから逃げるかのようにスピードを上げる。
ぐるぐると。
壊れた宝石箱のように、きらきらと。
私は、ただ、それに憧れるようにじっと見つめ続けた。
馬と馬車と、そこにいるであろう人影を。
鈍い機械の音がして、がくんとメリィゴーランドはスピードを落し始めた。
みるみるうちに、減速。
それに伴って低くゆっくりと流れ沈む音。
そして完全にメリィゴーランドは動きを止めた。
馬の瞳は相変わらず虚ろで、遥か彼方を望んでいる。
また時間は息を止めた。
それでも、私は睨み続けた。
どれだけたっても、メリィゴーランドは、二度と動かず、あの人影も降りてはこなかった。
私が遊園地に背を向けた頃、すっかり雨は止んでいた。
ひどく不似合いな、プラスチックのように軽軽しい音楽が私の背中を見送っていた。
93名無し物書き@推敲中?:03/03/20 23:29
センスないね
94シュガーレス:03/03/20 23:33
タメポ…
遊園地には いったい何が
あるのかと 気にはなったが
過去があっても つながってない
私が強く 意識するのに
誰の目にも止まらない
遊園地って どんなんだ 
まだまだ 他にも気になるが
他のやつらが やってくれ
こっちは こっちで忙しい
悪魔のいるクリスマス

 12月24日。今日はクリスマスイブ。まだ雪は降らないが、風は冷たく、コートの襟を立てても耳が冷たくなる。私は、公園のブランコに腰を下ろしながら夜空を見上げた。
「腹が煮え繰り返る……とは言えない。正しくは、腸が煮えくり返る。腹は胃腸のあるところであり、腸は肉体的名称以上に、魂を示すこともある」
 最近は、乱れた日本語を使う奴らが実に多い。他にも、一歩前へ前進や、後ろへバックなんてのは重複した表現。引き続き、野球中継を続行しますなんて言うアナウンサーも、
もちろん重複。
「『古式豊かに』などと結婚式などでよく使われるが、あれは『古式床しく馬上豊かに』が正しい。床しく、とは上品で優れているという意味である」
 そんなことを考えていると、ふと、視界にひとつの影を捉えた。
「こんばんわ」
 高校生くらいだろうか? 元気そうなショートカットの少女だった。その少女は挨拶をしながら私に歩み寄ってきた。
「一人で、独り言を言っていましたね」
 彼女は私に向かってそう言った。確かに独り言は言っていた。しかし……
「独り言は、一人で言うのだから、独り言を一人で言うとは言いません」
「……独り言を言っていましたね」
「ええ」
 やはり、正しい日本語は失われつつあるように感じる。特に、重複した言い方をする若い人が多い。
「……寒いですね」
「ええ。冬ですから」
 彼女は私のそっけない応えに一瞬顔をしかめたが、すぐにまた明るい表情を作り直し再度私に話し掛けてきた。
「横、良いですか? そこ」
 彼女は私の隣の、空いたブランコを指して言った。夜風に吹かれ、静かに音を立てて揺れるブランコ。寂しい私にはちょうど良いと思っていたが、そこに年端も行かぬ少女が座る
となると、私の心境としては心ここにあらず。柄にも無く緊張してしまい妙な言葉を発さぬよう気をつけなくては。そんな風に思ってしまう。
 しかしこのまま彼女を寒空の下、立たせておくわけには行かない。
「どうぞ」
 私は静かに言った。個人的にはどうぞとは言いがたかったが、それは自分のエゴだ。こっちの都合で少女の足を疲れさせることは出来ない。
97名無し物書き@推敲中?:03/03/21 01:33
>>92
まずはじめの十行以内に、「遊園地」が五つも出てくる。
言い換えれば、ほぼ三分の二の文節に「遊園地」が登場する。
このことからして、情感や心象を、読者にも想起可能な具体的イメージとして
言語表象する労を惜しんでいるといわざるを得ない。
次に現る「メリィゴーランド」に関わる叙述に、作者の内に浮遊する言葉以上の、文学的意味はない。
作者は恥も惜しみもなく、もっと苦悩を詳しく、激しくぶちまけるが良い。
すれば読者の心をまっすぐに射抜く一句も、近く生まれるかもしれない。

9897:03/03/21 01:44
文節→文
99名無し物書き@推敲中?:03/03/21 01:46
>>88

これの批評もしてくれよ
100ヽ(*゚Д゚)ノガォー:03/03/21 03:26
100!
10196:03/03/22 19:55
改行失敗した上に長いれす……。
すんませんでした。でもよければ評価してください。
102(゜*゜;)スッパー:03/03/22 19:57
102!
103名無し物書き@推敲中?:03/03/22 20:02
>>88
書き急ぎ過ぎ。
説得力の無い部品が玩具箱を引っくり返したように雑多に書き殴られている印象がした。
>>96
続きに関係しているのかわからんが、
「こんばんわ」の手前はあそこまでくどくど必要なのかい?
晒す分量に比して多すぎて読み厭きる。
105名無し物書き@推敲中?:03/03/23 01:12
>>96
言葉の使い方についての箇所は、すべて取り払いましょう。読者はついてこれません。

>元気そうなショートカットの少女だった。その少女は
「少女」の重複は安易かも。

>彼女は私に向かってそう言った。
「私に向かって」はなくてもいいのでは。

>独り言
使用、多すぎます。

続く場面にも、「私」のへりくつめいた感想が多すぎますね。無駄な説明を省いて、ほとんど描写のみで切れよく進めると、読者も入りやすくなります。
そして、「私」とは、けっして作者と同じでなく、登場人物の一人に過ぎないことを、念頭に置きましょう。
106名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:55
age
10796:03/03/24 23:39
批評ありがとです。
前半はくどいですかね。やっぱ。
主人公は作家なんです。言葉にうるさい。
っていうか一時間程度の演劇脚本のノベライズなんですが、
小説で一本にまとめるときにも前半のくだりは無くてもいいものですかね?
さようなら
そう書いた手紙を残し姉は消えた。もう5年も前の話だ
僕はもう姉が今どうしているのかなんてほとんど考えなくなっていた。

久しぶりに実家に帰った僕は特に父と喋る事も無くほとんど自分の部屋にこもっていた
そして、ほとんど物の無くなった部屋でふと姉を思い出していた……
姉はいじめられていたらしい。最期のほうは学校もほとんど行ってなかった。
だから失踪した時には自殺したとも言われていた。

本当は僕は姉がどこに行ったか知っていた。
姉はおとぎの国へ行ったんだ。誰もが平等という幸せの国へ
そこには何も持っていけない、記憶さえも……
姉は僕にだけその話をしてくれ、僕にも来ない?と言った。
僕は断った。姉も必要以上には誘わず、軽く口止めをしただけだった。

僕は怖かった。そんな国がある、ない以前に記憶がなくなるって言うのが怖かった。
記憶が無くなるっていうのは今まで生きてきた自分を殺す事だ。
姉の場合はそっちの方が良かったのだろうが僕は違う。
「そんな国に行きたいと言う奴は自殺したい奴だけだよ」姉にかけた最後の言葉だったと思う。

ずっと隠していた物がある。姉が僕の為に貰ってきた手紙だ。参加方法や地図が書いた手紙だ。
実家にはそれを見に来た。明日僕も向かおうと思うおとぎの国へ……おわり
109108:03/03/25 10:56
age忘れた
初作品です。辛口でカモーン
110名無し物書き@推敲中?:03/03/25 11:00
>>108
いい加減にしろ。貴様みたいな奴がネタ小説書く輩が増えたから
このスレ寂れたんだ。
>>108
ベルセルクネタですか?
112108:03/03/25 11:56
>>110
嬉しい事言ってくれんじゃないのー
>>111
かぶってた?ごめんちゃい

まぁグダグダやな、こういうパターンってありきたり?
>>110
スルーするなり、言葉の限りを尽くして扱き下ろすなりすればいいじゃん。
そういう他人の所為にする態度やら開口一番「いい加減にしろ」などと言ってしまう
独り善がりな姿勢がこのスレを寂れさせた、とは微塵も考えないわけか?

第一、ある程度実力があるもしくは、実力があると己を過信しているような人間は
この場で文章を晒さずに別の所に投稿するだろう。
だから、ある程度な水準だというのは仕方がない。それが気に入らない、良質な
文章を読みたいというのならば、自分でそれがある場所に行けばいいだけの話。

まぁ、拙作を投稿しづらい雰囲気ってのは大切だと思うけどね。
でも110みたいなのは違う気がするよ。

>>108と110は。
>>1-3を穴があくまで読め。
>>113さんに同感です。
何も無理にスレッドに参加しろとは、誰も頼んでないんですから。
>>113-114
言っていることはともかく、自作自演はどうかと思うよ。
116114:03/03/25 12:10
自演じゃないんですが・・・(汗
>>113さんと私は別人です。
117名無し物書き@推敲中?:03/03/25 12:15
>>116
絡まなくてもいい香具師に絡んでるあたり、どう見ても同一人物。
もし113と114が別人だったとすると、それはそれで気持ち悪い。
こんな香具師が二人も今の時間にスレを覗いてるのか、と。
118114:03/03/25 12:17
気持ち悪くなってくださいw
119名無し物書き@推敲中?:03/03/25 12:18
>>118
大変気持ち悪いです。
120114:03/03/25 12:18
お気の毒です。
121名無し物書き@推敲中?:03/03/25 12:19
>>120
自分のことだろ。分かれよw
◆1WX2JX0yvYですか?
123名無し物書き@推敲中?:03/03/25 13:19
>>113>>114=◆1WX2JX0yvY
124名無し物書き@推敲中?:03/03/25 15:54
114がまだいますね・・・。
いつになったら、スレッドから離れてくれるんでしょう?
中学生はどこの板にもいますけど・・・。
125モジョポン ◆0dguII4glQ :03/03/25 16:31
新車を壊す男

男は新車を買った。前からほしかった新車。うれしくてたまらなかった。いろんな人に自慢した。まさ
に男は天国にいたような心地だった。

しかし、男は、突然、車を破壊したくなった。実は男はマゾヒストだった。購入したばかりの新車が 壊
れた時のことを思うと、体中の鳥肌が立つほどだった。しかし、車に乗りたかったことも事実だ。だが
しかし、乗ってしまっては意味がない。「せっかく買った高い新車が、1回も乗ることなく壊れた」とい
う状況でなければ、本当の快楽は得られない。

男は 考えた。ずっと悩み続けた。そして3日後、ついに決めた。「車を壊そう。」

男は金属バットを手につかむと、車に近づいた。「さあ、私の快楽のために、鉄くずとなれ!」男は勢
い良く金属バットを振り下ろした。しかし次の瞬間、信じられない事が起こった。なんと、車からロボ
ットアームが出てきて、金属バットを受け止めてしまったのだ。信じられないといった顔をする男。し
かし、すぐに男は正気に戻る。「ジャマするな! 私は おまえをぶち壊す!」何度も破壊を試みる男だ
ったが、車の自己防衛機能にジャマされた。

実は、この車は天才科学者によって作り出された、世界に1つしかないロボット・カーだったのだ。ロボ
ットアームは もちろん、レーザーやミサイルなど、あらゆる装備を備えていた。いろんな経緯をへて、
男が偶然にも購入したのだった。そしてとうとう、男は車を壊せなかった。

しかし、実は男は その後、比類なき快楽を得る事に成功した。なぜなら、男は そのあとロボット・
カーの反撃機能によって、最高の肉体的苦痛を手に入れることが できたのだから。
 体中には年月という拷問に刻まれた傷が皺として刻まれ、肌からは潤いも
無くなって久しく、病院に封じられてからはいよいよ肌が生気の色を失っている。
彼は今日も眠り続けた。無数の管に突き刺された無残なそれを、傍らで見る彼の孫は
まるで操り人形みたいだと形容した。自らの意思が無いで動く事など無いなどまさに
そうだろう。もっとも操り人形は繰り手がいつかは現れると待つ事ができるが、老人を
迎えにくるのは死神だけだ。

駄文すみません。書き始めて冒頭でいきなり詰まったもので。
視点がずれてる気がするのですが、推敲を重ねる毎に客観的に見れなくなってきて
これでもいいんじゃないかと思えてきます。どうでしょうか?
127126:03/03/25 18:57
上の無かった事で
書き直してきます
128名無し物書き@推敲中?:03/03/25 23:16
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/
このHPうざいよね。糞みたいな批判しやがって。
129list ◆FHLyPS5192 :03/03/26 00:31
文章を書くのって難しいですね。
自分自身は小説を書いているつもりでも、第三者が見ると
ただの感想文にしか見えないのですから……。

その事実を客観的に判断できる人だけがプロになれるんでしょうか?

130名無し物書き@推敲中?:03/03/26 00:56
>>129
そう突き放さずに、ただ朴訥として機械作業のように駄文の指摘を行うことも
枯山水のように意味を成すかもしれない、とか思ったりなんかする俺は負け犬ですか?
131【速報】タマちゃんホームレスに捕獲され食される:03/03/26 03:51
 お昼の、HNKニュースです。
 今日午前3時頃、横浜市西区の路上で「浮浪者が宴会を開いている」との通報があり、
警察が駆けつけたところ、一頭のアザラシが丸焼きにされているのが見つかり、警察は
殺人の疑いでその場にいた3人を緊急逮捕しました。警察では動機を追及していますが、
3人は「腹が減ってやった」「魚と間違えてしまった」などと供述しているということです。
 被害にあったと見られるのは、横浜市帷子川に住むアゴヒゲアザラシの無職、
ニシ・タマオ(年齢不詳)さん。
 ニシ・タマオさんは先日も誘拐未遂にあうなど、安全確保に問題があるとして
市への批判が高まっていましたが、この事件を機にさらに声が高まるものと見られています。

========

「【速報】タマちゃんホームレスに捕獲され食される」←この一言を見て
発作的に書いてみたんですがどんな感じですか。
スレ・板違いかなぁとは思ったんですが、あえてここで訊かせて頂きます。
>>131
「浮浪者が宴会を開いている」くらいで警察が出動するわけないだろ。
ここは、「浮浪者がタマちゃんを連れ去ってしまった」に書き直すべき。
あと、はっきり言ってネタ文にしては面白くないよね。形式にこだわりすぎ。
133名無し物書き@推敲中?:03/03/26 11:06
 太陽の光が美しい弧を描いている。その弧を描かせている主は太陽の光、そして薄く青い色を放つ惑星、地球の輪郭である。
 徐々にその光の弧は鋭さを増していき、突然一箇所の光が鋭く弾ける。
 そして、その光の筋は一つの天体に触れ、そこを白く照らす。月だった。
「……」
 長い黒髪の女性は、ふと上を見上げた。上から降りてきた何かが、自分を取り巻いた気がしたからだ。無論、見上げたからといって彼女に降りてきたその何かが見える訳ではない。
 女性は視線を前に戻し、軽く地面を蹴ってその場を後にした。
 地球に比べて低い重力が、つまり月が掛けてくる重力の制約は薄く、彼女の長い髪はそのボリューム相応の浮き上がりを見せる。
 薄く開いた目は透き通った色こそしていても、どこか精気が抜けた感じだ。
 女性は、そのままドアを開き、中にコートを放り込んだ。そのコートの下は、緑の中に金の刺繍が踊り、少し全時代的な雰囲気もする服。ジオン公国軍の制服、要するに軍服だった。
「中尉!」
 廊下の少し先で大きな野太い声がする。ルウムが顔を向けた先には顎鬚を持つ、ややしわの寄った顔をした士官が立っていた。普段から良く見かける顔だ。なぜなら彼はその女性にとっての上司であるからだ。
「聞こえているのか? 中尉、出頭だ。付いて来い」
 彼女は、そちらに向けた顔に合わせて身体の向きを変え、その士官の後ろを付いていった。
 ぼんやりと横を向きながら移動していた彼女だが、前を歩いている上司が動きを止めたのに呼応して同じように動きを止めた。
 多分、その目的地とやらについたのだろう。
 上司は一度制服のよれが無いかを確認してから、ドアの前に手を突き出した。2、3回ノックする。
「サテル少佐、およびアラード中尉、入ります!」
 上司がドアノブに手を掛け、軽く力を掛けるとスッとドアが開く。良く手入れされたドアだろうか? 正直彼女にはどうでも良い事だが。
 上司が数歩前に歩み出て、堅苦しい敬礼をする。靴の角度まで揃っている。
 奥の机にいた士官は目のみを動かして軽く一瞥した。そうして自分が呼び出した2名が入ってきた事を確認すると、彼は椅子を軽く回して前に向き直った。上質の革の椅子に、広い机、広い部屋、そして普通の軍服よりも数段豪華な親衛隊の軍服…。
 そう、『偉い人』だ。
 そして、
134名無し物書き@推敲中?:03/03/26 11:07
まだ途中なんだが、どうでしょう?酷評求む。
正直しばらくの間離れがちだったから自信ない…。
>>133-134
やなぎハケーン(・∀・)
136133-134:03/03/26 18:27
や、やなぎ?
誰ですか?
>>133
「そして」や「その」が多過ぎる。考えずに使ってるだろう?
「痛ッ」
 思わず口を吐いた言葉に、隣りを歩いていた美紀が急ぎ顔を向けた。
「どしたん」
 美紀の問いに私は、ぱっくりと裂けた指先を見せた。美紀は顔をしかめたが、す
ぐに前を向いた。その横顔からは心配の色一つ読み取れない。
 それもそうだ。私は一人納得するとその指を口に咥えた。
 五歳くらいの頃だったろうか。ある朝目覚めると、視界に入って来たのは青ざめ
た母の顔だった。後ろの方で父がどこかに電話をし、祖父母はただ呆然としている。
どうしたのだろうか。私は思い母に再度目を向けた。私の視線が自分に向いている
のに気付き、母は急ぎ笑顔を作った。笑顔――そう呼ぶには、あまりに拙いもので
はあったけれど。
 そのまま母は私を抱きしめると、声を出して泣きはじめた。あまりにも突然の事
だった為、私は状況を理解出来なかった。けれどその疑問はすぐに解消される事に
なる。
 私がうめきを上げると、母はすぐに離れた。その服は所々赤黒く染まっている。
 私はそれが血であると気付き腕を伸ばした。母は怪我をした為に泣いている。だ
から傷口をおさえなければ。そう思ったのだ。
 しかし、伸ばした腕をみて私は皆が狼狽している理由を理解した。母は怪我など
していなかった。怪我をしていたのは私の方。ぼろぼろに裂かれた服が、血で真っ
赤に染まった腕が、それを証明する。

中途半端なとこで切ったけど、批評してやって下さい。
139名無し物書き@推敲中?:03/03/26 20:56
小説風ではなくて、「詩」なんですけど、お願いします。

国道沿いの川原で、水面に揺れる街灯を君と数えてた。

「そろそろ夏だね」なんて会話が二人を無口にさせる。

話に詰まるたび 手を伸ばす缶ビ−ル。

煌びやかな桟橋に 立ちはしゃぐ君。

うつむき加減で 漏らす溜め息はまだ白いよ。

流れる車のヘッドライトが時を刻む。

君がいて 僕がいる 悩む事など 無いはずなのに。

何も求めず 何も与えず いっそこのまま 時よ流れて・・

君の口ずさむ聞き覚えのある曲。儚く募らせた思いを代弁する。
「そろそろ行かなきゃ」 振り向く彼女の顔に月明かりが影を付ける。

ありきたりの感情 好きだから 抱きしめたい

君がいて 僕がいて 悩むことなど 無いはずなのに

何も求めず 何も与えず いっそこのまま 時よ流れて・・

君が好きだと切り出せない「二人の距離」
140名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:07
詩というか「歌詞」にしか見えないです。
私には薄い感傷だとしか読後感はないので、そのように見える。
しかしメロディにのせたら、
それなりに聞こえるかもな、と。
141名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:08
>>140に追加。
「君がいて 僕がいる」って吉本ネタですか?
142139:03/03/26 21:13
140>
どうもです。
詩じゃなくて歌詩ですた。
一応メロディーも付けてはあるんですけど・・。
この詩から、状況って浮かびますか?
イマイチだとしたら、どの辺が弱いのでしょうか?
また、気の利いた一文ってありましたか?
宜しくお願い致しまする。
143139:03/03/26 21:16
>141
吉本ネタとは?
「ばなな」の方?「新喜劇」の方?
ごめんなさい本気で、知らないっス
144名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:17
やはり歌詞だったのね。
地味で見慣れた、聞き慣れたような表現が多くて、
「気の利いた」って部分は私には見つけられませんでした。

>煌びやかな桟橋に
>儚く募らせた思いを代弁する。

このあたりがイマイチかなあ。
たぶん耳で聴いてもイメージしにくいだろうし、
表現が硬すぎて文語ちっくだ。

と思いました。
145名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:22
吉本ネタじゃないなら、いいんです。
忘れてください。
146モジョポン ◆0dguII4glQ :03/03/26 21:31
>>139のポエムの感想

ありふれたラブソング。いろんなラブソングから、一言ずつ盗んで つぎたしたような仕上がり。
もちろん、プロとして充分通用する。それ以上でも それ以下でもない。
147名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:34
横やり入れて悪いけどさ、
>もちろん、プロとして充分通用する。それ以上でも それ以下でもない。
ナニ、この判断?
148133-134:03/03/26 21:35
>137
言われてみれば…確かに。
指摘有難う御座います。
149139:03/03/26 21:35
>144
なるほど。どうもです。
この詩を小説風にするとしたら、どんな感じが、良いのでしょうか?

↓即興で書いてみました。出だしだけですけど。。こんな風だと、印象変わりますか?

「Tシャツだと少し寒いかな・・」

初めて感じる柔らかな感情が、落ち着きを探して口をついた。

雨は止んでいた。立ち込める霧が街灯を優しく包む。

いつもと変わらない街並み。普段は素通りする国道沿いの河原。

僕はこんな夜を待っていたんだ。サワムラはそう思った。
150名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:35
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151赤ダレ:03/03/26 21:36
結論だな。
「モジョボンは逝ってヨシ」
152list ◆FHLyPS5192 :03/03/26 21:38
>>141
ニヤリと笑ってしまった俺は大阪人ですか?

……と言ってみる。
チャーリー浜さんのネタでしたよね。
153名無し物書き@推敲中?:03/03/26 21:39
>>146
人を云々する前にまず自分から
154139:03/03/26 21:39
↑あはは。変だ。
一番下の 「僕はこんな夜を待っていたんだ。サワムラはそう思った。」
はナシっていうことで・・。片思い特有の想いを表現してみたいのですが。
「小説風」ですか?

いきなり「初めて感じる柔らかな感情が」と言われても状況が
わからないですし、そのあと「どうしてその感情を持つに至ったのか」
が出てこないので、読み進める気力が削がれるですね。
興味を持つにはデータが少なすぎるから。

それと
>いつもと変わらない街並み。普段は素通りする国道沿いの河原。
のような体言止めの安易な使用は、けっこう退かれちゃうんじゃない
でしょうか。

あくまで私の感覚で、という話ですけれど。
えらそうな口叩いているのもアレですから、私の文章も
読んでやってください。
とは言っても、
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1008130564/l50
ここに書き散らかしているだけですけれど。
157list ◆FHLyPS5192 :03/03/26 21:58
コテハンでない限り、誰が誰の作品なのか見分けがつかない罠

――しかもネタスレだし。
私はネタで書き込んでいるわけでもないんですけどね。
普段からあのスレに書き込んでいるようなものを書いているので。
689から716までのほとんどが私です(書き込みすぎ)。
159139:03/03/26 22:04
142 144 155 は同一人物でよかでつか?
何度も、レスしてくれてどうもっす。
自分なりに、下手な部分をまとめたのですが。。。
○状況説明が足りない
○表現がありきたり
○結論を急ぎすぎ
ってことで良いのでしょうか?
もっとピンポイントな表現があったら教えてください
160名無し物書き@推敲中?:03/03/26 22:21
同一人物です。
○状況説明が足りない
これだけだと思いますよ。小説にしていこうというなら。
ありきたりな表現というのは、良い面から見れば多くの人が
読み慣れている文章ですから、それの積み重ねや組み合わせで
自分なりの表現を目指せばいいんじゃないすかねえ。
なにもすべてがオリジナリティの塊じゃなければいけないわけ
ではないですし、むしろそんなの読みにくそうだし。

結論を急いでいるというか、結論だけ出して、それに至る説明
が足りないように感じるのですね。

読む時に、
「結論」を頭に持ってきたら、どこかでその「解答編」のような
ものがないと、読み進む気持ちが萎えてきてしまうのです(私の
場合)。

一つ一つの文章がチェーンのように「謎」(結論)と「答え」(解答)
で結ばれていると、先へ読みすすみたくなるのです。

でも個人的な意見なので鵜呑みにしないで、もっとちゃんとした
小説を書いてらっしゃる他のみなさんの意見を参考にしてください。
161139:03/03/26 22:28
>160
ありがとう!
参考にします。
そして今日は落ち。
また批評してくださいね!
162名無し物書き@推敲中?:03/03/26 22:33
おつかれさまでした。
批評にすらなってなくてごめんなさいね。
そのうちちゃんとした方が批評してくださることもあるでしょうから
今日は犬に噛まれたと思ってください。
163名無し物書き@推敲中?:03/03/26 23:05
>>160
あんた、いいやつだね。
いや、なんか悪いやつみたいです、この板では。
他スレで叱られている最中です。
言葉足らずなのか、なんなのか。
いっそこのスレに文章を晒したらいいのかなあ。
批評されたい気持ちはないんだけど。
165モジョポン ◆0dguII4glQ :03/03/26 23:12
>151 :赤ダレ :03/03/26 21:36
>結論だな。
>「モジョボンは逝ってヨシ」

いや、おまえ いいかげんに死ねよ。誰もおまえの投稿なんて望んでないんだよ。そのくらい、自分でも自覚できてるんだろ。
社会から消えうせてくれ。頼むから。おまえの存在自体が迷惑。
私の考える批評とは
>>165のような文章を掴まえて、
「おまえ/おれ」の対立項から
とっても身勝手な想像を繰り広げて、
批評する私が楽しく読めるようにするには
どのように解釈していくべきか、を書いたりするものです。

とかなんとか。
167133-134:03/03/27 00:08
 一人の男が口から煙を吐いている。
 彼が噛んでいる皺くちゃのタバコの先には薄く灯が灯り、頭に巻かれた、泥汚れしたタオルの下からは目が見えている。
 だが、良く見ればそいつは自分と同じ格好をしている。
 それはそうだ。前にあるものは鏡であり、自分と同じ格好をしているそいつは、言うまでも無く鏡に映った自分自身だ。
 酷く汚い格好だ。他人に指摘されるまでも無い。身体中泥だらけで、袖を捲くった腕や顔には生傷が山ほどあるし、やっぱり泥も付いている。
 自分と同じように泥だけの汚い奴は幾らか通ったが、誰も声を掛けて行かない。当然といえば当然だが、今通ろうとしている奴は数え始めてから5人目の通行人だ。そろそろ一人ぐらい声を掛けて行ってくれてもいいんじゃないか? 俺はそう思い初めていた。
 さっきは帽子を深く被った奴が通ったが今度は足元のふら付いた若い奴だ。時折背中を丸めて、口を開いて下を向いている。顔が青ざめているように見えるのはその行動と併せて容易に想像付く。
 軽く、首を横に倒して服装を見てみた。普通の服だ。この辺りのやつらは皆着ている服だ。ただ、服の前面にべっとりと赤黒いものが付着している。
 そいつは足を引きずるようにふらふら歩き、俺の前を通ったときに足にぶつかっていった。同時にビクつくようにこっちを見るが、その目は濁っているようにさえ見える。まるで亡霊のような顔だ。情けない。
「よぉ」
 俺にぶつかったんだ、折角なので声を掛けてみた。俺のガラじゃあ無いかもしれないが、そんな事は関係ない。ただ声を掛けてみたかった。
 だが、そんな事より問題はこの先だ。奴は何の反応も示さなかった。
168133-134:03/03/27 00:09
 もう一回発した俺の声。そいつは睨むような目を向けたのだが、大きな声を発しながら一気に走り去った。結局話し相手は釣れない。
 暇になってきた。
 煙草はもうかなり焼けてしまい、根元まで灰になっている。
「よぉ、元気か?」
「全然」
 鏡に向かって言葉を投げかける。
「……オマエ中々ハンサムだな」
「おかげで女には困らねえよ」
「そんなハンサムがこんな場所で何してる? デートの待ち合わせか?」
「馬鹿。アイツは今日死んださ……」
「そうか。悲しんでるところすまなかったな」
「……構わんさ、戦場じゃ良くある話さ」
 一度口を止めて煙草を放り捨てた。服にも灰が落ちたが平気だ。構やしない。
「だが、戦いの始まる前はやはり生きて帰ってくれる事を期待するんだろ?」
 煙草を口にくわえ、ライターを探す。マッチなら見つかったが、駄目だ。しけっていて使い物にならない。
「……」
 内ポケットや、ズボンのポケットもくまなく探す。だが、探していたライターは見つからず、手に触れて見つけた物は女性が写った1枚の写真。胸は小さかったが美人な奴だった。
「オマエにはこんな場所向かなかったのさ。今度生まれてくるときは……」
 言葉は最後まで出ない。突如炸裂する光に、辺り一面に鳴り響くサイレン。
 俺は顔を一回叩いて銃を構えて走った。

 鳴り響くサイレンの下、彼の探していたライターと、二枚に破られた写真が水溜りの上に浮いていた。
 ライターには、二人分の名が刻み込まれていた。
169133-134:03/03/27 00:10
さっきの指摘に気をつけて見ました。
速攻で書いたやつなので荒いかもしれません。
いえ、むしろ荒いでしょうけど…。
170名無し物書き@推敲中?:03/03/27 01:16
>>138
推敲をすれば文章の粗雑さはなくなると思います。が、しかし。
>心配の色一つ→心配の色は

>それもそうだ。→読者にはわからない。早く理由を出してほしい。

>五歳くらいの頃だったろうか。ある朝目覚めると、
→五歳の頃のある朝のことを、ふつう緻密に回想できるだろうか。

>私の視線が自分に向いているのに気付き、母は急ぎ笑顔を作った。笑顔――そう呼ぶには、あまりに拙いものではあったけれど。
→五歳の幼児に、この判断は無理と思われます。

>けれどその疑問はすぐに解消される事になる。
→このような、もったいらしく読者を仕掛ける文章は、なるべくやめたほうがいい。

>理由を理解した
>それを証明する。
→五歳の主人公の視点の場面で、論文調はなんだか不自然。

おそらく作者は女性だと思います(違ったら悪い)が、肩肘張らずに、すらっとしたためれば、良さが出ると感じました。
133-134
はっきり言って冗長だと思います
文章力を批評するスレですが、内容をある程度
まとめてくれないと批評のしようがありません
>>168-169
まず、観察描写は全体を描写してから、細部を描写するほうがいいと思います。
身体中泥だらけで、袖を捲くった腕、そして顔には無数の傷がある。
と全体を描写してから、段落を変えて、
鏡に映った自分を見てると認識してる場面を挿んで、段落を変えて、
頭に巻かれたタオルの下に、生気のない目が。。。
というほうが、読み手にイメージさせやすいと思います。
どうしても細部から書きたいのなら、工夫が必要になってくると思います。
内容についての批評は他の人から受けてください。

173138:03/03/27 09:26
>>170
残念な事に男っす……。
でも、確かに言われた通りですね。
次からはその場にあった文で、無理せずに書いてみます。
批評ありがとうでした。
174名無し物書き@推敲中?:03/03/27 18:01
質問なんですけど、「犯罪を」を受ける動詞ってなんですか?
犯罪を犯すって重ね言葉になりますよね。
>>174
文字が同じだけでならないだろ。
>175
犯罪=罪を犯す(こと)、犯した罪

「犯罪を犯す」は重ね言葉では?
177133-134:03/03/27 22:56
ご指摘、有難う御座います。
やはり色々問題点が多すぎですね…。

これからもたまに駄文晒させていただきます。では〜
178名無し物書き@推敲中?:03/03/28 00:31
>>174
犯罪を、見破る。
犯罪を、野放しにする。
犯罪を、犯罪と思えぬ奴。
犯罪を、憂う。
>>176
罪を犯すでいいだろ
犯罪というと、法律違反という意味になるんじゃないか?罪を犯すことという辞書の定義はちょっと違うような気がする。
181名無し物書き@推敲中?:03/03/28 14:25
犯罪を行う

じゃあかんのか?
182まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/03/28 15:51
 僕はこれまでおよそ20年生きてきたけれど、これまで僕の人生は誰にも増して濃く、鮮やかであったと思う。
なにもナルシストな感情に動かされて言っているわけではない。だれでも、本当に誰でも、こう述べる権利はある。
僕の−私の−人生は、誰よりも鮮やかであったと。だって、自分の人生について一番良く知っているのは自分であり、他の誰でもないのだから。
僕は、今までの感情すべてを遠い記憶にとどめるためにキーを叩いている。
時にそれは誰にも理解されない感情である。自分にすら、時が経つならば理解されなくなってしまう。
昔愛していた誰かを、時がココロの中から洗い流してしまうように。それは、憎しみとて、同じ事。
時の持つすばらしい効用であると同時に、それは少し、哀しくもある。
僕は今の感情を忘れたくはない、「かけがえのないもの」なんて思っているわけではないのだけれど、まぁ、ある意味では、それに近いのかもしれない。
183まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/03/28 15:52
 人間は絶えず自分を軌道修正しながら生きている。他人に影響を受け、回り道をし、時には後ろを振り返ってその道の一貫性の無さにため息をつきながら、それでも道のない荒野に自分の道を見つけ出し、進んでいく。
本当に、それは荒野みたいなものだ。
目を閉じると、薄茶色の荒野が、目に浮かぶんだ。
僕のほかには、誰もいない。一通りの荷物を抱えて、僕はそこをゆっくり歩いている。
地面にはこぶしくらいの大きさの石がごろごろと転がり、とても歩きづらい。
でも、どこへ行くともなく、歩く。
出来るだけ曲がらないようにしながら。
どこかへ行くという訳ではないのだけれど、それでも同じ所をうろうろしているのは、なんだか厭だからね。
しばらく歩くと、何人かの人とすれ違う。
そしてその中に、自分に似た人間も、一人そして二人。
184まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/03/28 15:53
 昔の自分に似た人間を見ると、僕はひどくいらいらする。
僕が自分の中に見つけ出した自分の欠点、それが克服されているかどうかは知らないけれど、少なくとも僕はそれを意識しながら生きる事ができるようになった。
普段生活するときも、出来るだけその欠点を発現しないように気をつけようと思う、可愛い女の子の前なんかだと、特に。
しかし、彼らはそのことに気付いていないのだ。もしかしたら気付いているのかもしれないけれど、彼らはそれを隠そうとはしない。
いらいらが募ると僕はたびたびそれを指摘してあげたくなるのだけれど、その気持ちが僕の中のとても暗い部分に根を持っていることに気付き、厭な気持ちになる。
そして、結局一言も発することなく黙り込んでしまう。
だって考えてみてよ。まだ自分の中に見つけていない沢山の欠点は、僕のココロの中にだってあるんだ。
僕はそれを探そうとするけれど、熱中しすぎるとそれはあら捜しになり、最後には終わりのない破壊になって、新たな欠点をポコポコ生み出していく。
結局、あまり真剣に考えすぎないのが、一番いいのかもしれない。
でも、そうさ、頭の中では分かっているのだけれど、僕は人にせよ、自分にせよ、悪い部分を目ざとく見つけ、それをずいぶん長い事気にしながら、苦しい時間を送る傾向がある。
それは才能なんて呼べる代物ではない、もう、ビョーキ、そんな形容のほうがよっぽどお似合いなんだ。
185まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/03/28 15:54
理系です。そして以上です。批評よろしくお願いします。
186ダメ人間:03/03/29 23:53
「おめでとうございます。」
2003年3月25日。私は学位記を手にした。しかし、私の心は晴れなかった。大学時代の締めくくりに相応しい重厚さを醸し出す紺色の学位記。だが、私はそれに何らの重みも見出せなかった。
4年前、半ば仕方なくこの大学に入学して以来、私は何をして来たというのか?
サークルには属さず、ゼミにも入らず、アルバイトもせず、ただただ、作家修行のためと称して、毎日、独りぼっちでパソコンと睨み合だけの孤独な日々を過ごして来た。
肝心の作家修行も何らの賞も取れず、大学3年からは公務員試験と称して、中途半端なまま放棄してしまった。その公務員試験も結局失敗し、この日を迎えた時点で私の就職は決まっていない。
残されたのは、形式だけの学位記と4年次にまぐれで取れた簿記3級の資格、そして途方もない空しさだけである。
187名無し物書き@推敲中?:03/03/30 00:26
http://phantomzwei.cool.ne.jp/toukou/sousensyu/fukukaze.htm

投稿者本人です。
よろしくお願いします。
188名無し物書き@推敲中?:03/03/30 00:36
>>186
心の友よ。
189名無し物書き@推敲中?:03/03/30 00:58
なんかここの人たちは長い文章書けばいいと思ってるようだけど、読んでてちっとも面白くない。これが素直な感想です。文章批評でした。
190贋 ◆LAIN.UrtZ6 :03/03/30 01:02
どうでもいいけど佐藤正午「ジャンプ」を読んでいると韓国のハリウッドの
パクリ映画を見ているのと同じ居心地の悪さを味わえます。
191贋 ◆LAIN.UrtZ6 :03/03/30 01:04
>>190
悪い文章の典型。一つの文の中で二つのことを言ってはいけない。
192名無し物書き@推敲中?:03/03/30 01:08
>>190,191
どうでもいいが、自作自演は止めてくれ。見苦しい。。。
193贋 ◆LAIN.UrtZ6 :03/03/30 01:46

           | _,-‐'/                       \
          ,r'"//                          \
 プルン       i -‐''"ノ                 \         \
       ,-‐'´   /                    入        \
((   ,, -''     /                 i     / \        \
   /       l    ゚::ノ            l    /    \        ヽ
  l ノ       |                /    /       \        ゙、
  .i        ',               /    / ))     \       ヽ
   ',        ヽ             /    /         \_,,      '、
   ヽ        \         ,;‐'"     /  プルン     /       ヽ


ごめんごめん
>>182-185
誰も言わないみたいなので、流れる前に言っておくが、
批評をしてもらいたいなら、最低限人に読ませるための文章を書け。
現実社会と同じように、文章にも礼儀作法がある。
家族や友達に読ませるなら、>>182-184のような文章でもいいだろう。
だが、他人に読んでもらおうと思うなら、これでは失礼だと思うべきだろう。

それ以外に気付いたこととしては、全体的に言葉の選択が甘すぎると思う。
「鮮やか、ナルシストな感情(←文法的におかしい)、遠い記憶、ココロ(なぜカタカナ)、
時の持つすばらしい効用、ある意味ではそれに近い、薄茶色の荒野、etc...etc...」
一読して、なんとなく使った言葉という感じが伝わってくる。
これらの言葉に関して、その意味合いを深く問われると、きっと答えられないだろう。
文章の甘さは自分への甘さ。そういうものが伝わってくる文章は、やはりいけないと思う。
195名無し物書き@推敲中?:03/03/30 02:36
http://home.att.ne.jp/yellow/buntan/html/neta.htm
ここにある「あの野グソを追え!」と言う文章には
妙な躍動感があるんですがなぜですか?
なにか文章の書き方に秘密があるでしょうか?
196名無し物書き@推敲中?:03/03/30 02:56
>>194
感じ方の違いかな、まあまあハッタリがきいていていいと思う。
少なくとも方向性は。そんなヒステリックに貶したてるものでもないと思う。

>これらの言葉に関して、その意味合いを深く問われると、きっと答えられないだろう。
>文章の甘さは自分への甘さ。そういうものが伝わってくる文章は、やはりいけないと思う。

文章は雰囲気の美学だと一面では思っている。言葉で簡単に説明できてしまう
ことが、即プラスになるとも思えん。まあ、安易に使っている部分も確実にあると思うが。
吉本ばななに使われる、あの曖昧な形容詞の羅列の意味を本人に聞いても、おそらく答え
られないだろうし、答えられたら、かえって色褪せてしまうんじゃないかな。
197名無し物書き@推敲中?:03/03/30 03:38
気分が萎える

て普通使いますか?にちゃん用語?

ばかな質問でごめんなさい
198名無し物書き@推敲中?:03/03/30 03:40
オレもちょっとうざい文章だと思う
ライノベで流行りそうな文体というか
>>196
ハッタリが効いていていい、って意味わからん。
あなたの言う雰囲気の美学って何?
曖昧な言葉をなんとなく組み上げることで雰囲気の美学が出るの?
よくわからないな。
200押入1/2:03/03/30 16:22
私の実家は、戦後まもなく祖父が人から買ったもので随分と古い造りだった。
昼でも薄暗い部屋が多く、中でも居間の東側にある6畳間の和室は
三方の襖を締め切ると、光がほとんど入り込まない。
それ故、普段は衣装部屋として使われており、大きな箪笥が3つ据えられていた。
広い押し入れは、ストーブや扇風機、客用布団や衣装ケースなどが納められていたが、
悪さをした子供を一時的に閉じこめておく懲罰房として使われる事もあった。

私も幼い頃、悪戯をしてはよくそこへ閉じ込められたものだった。
ただ、私は幼い頃から暗闇に恐怖や孤独感をあまり感じなかったため、
泣叫んで許しを請うたのは最初のうちだけで、
すぐに暗い押入の秘密めいた雰囲気を楽しむようになった。
自分は探偵で、悪事を暴くため犯罪組織のアジトにひそかに潜伏している。
そんな空想の翼を拡げながら、あらかじめ隠しておいたミルキーを舐めるうちに、
客用布団にもたれかかったまま、眠り込んでしまうこともしばしばだった。
201押入2/2:03/03/30 16:22
月日がたち、私や妹が進学のために家を出て、祖父祖母が老いてくると、
古い家屋が何かと不便になってきたので、大規模な改築をすることになった。
工事が終わった頃、久しぶりに帰省してみると、我が家は見違えるように新しくなっていた。
薄暗かった衣装部屋も、押入がぶち抜かれてガラス戸がはめ込まれ、広く明るい洋室になっている。
感心しながら、両親と昔の思い出を語るうち、話が押入のことに及んだ。
「昔はよく悪さをしては、ここの押入に閉じこめられたものだったなぁ・・」
私がそう呟くと、母親はそれで思い出したかのように、
「改築の際に妙な事があった。」と言いだした。

衣装部屋の押し入れを大工が調べた時、奥の板壁とその裏側に位置する廊下との間に、
かなりの隙間があることが判った。
早速、板壁を剥がしてみると、中から小さな空間が現れた。
縦横200×30センチ位の広さ。
四方は板張りで、どこにも出入り口はおろか、紙の通る隙間すら無い。
奇妙なことに、外界から完全に閉ざされたその部屋の床には、
細長い畳がピッタリと収まっていた。
恐らくは数十年の月日を経て、完全に変色したその畳の上には、
ミルキーの包装紙が散らばっていたという。
202名無し物書き@推敲中?:03/03/30 16:34
>>201
続きは?
そこからが重要なんじゃないのかい?
まさか、考えてないんじゃないだろうな
203名無し物書き@推敲中?:03/03/30 16:36
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204200-201:03/03/30 16:40
>>201
すみません。これで終わりです。
だから、続きは考えてません。
205200-201:03/03/30 16:43
>>204>>202へのレスでした。
ミスりました。申し訳ない。
206tantei:03/03/30 16:44
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207名無し物書き@推敲中?:03/03/30 17:19
>>204
……
208ゆみ:03/03/30 17:26

戦争、不況、リストラ、いやですね。
この不景気の中 夢だけは持ち続けたい。
そして、世界に一つの花を早く見つけたいです。
http://profiles.yahoo.co.jp/c50ejp
>>201
四方が板張りで下が畳だったから、上が開いてたんだろう、きっと。
座敷童でも住んでたのかな?

つーか、なんかオチつけろよ!(w
210名無し物書き@推敲中?:03/03/31 00:49
>>200-201
文章は、数十人並みにうまいです。
叙述の進め方も、魅力あります。
しかし、文芸作品としては、いかにも半端な終わり方です。
「描写」は、これといったストーリーなしでも、作品になりえますが、
「叙述」がほとんどのこういった文章では、やはり、読者を理知的に納得させる構成が必要になります。

211名無し物書き@推敲中?:03/03/31 02:58
>>200-201
マンガにした方がいいんじゃないか。
三味線でバッハ弾いてるみたいだな。
面白いけど、楽しめない。
212200-201:03/03/31 09:20
ありがとうございました。大変参考になりました。
文体と叙述の形式について批評していただきたかったため
実際にあった話を、オチも付けずに書き込んでみました。
そんな、つまらないお話に批評レスを付けて下さった皆様に、
重ねて御礼申し上げます。
21301:03/03/31 13:30
あるところに、山田小太郎(29)というサラリーマンがいました。
山田はその日も残業で、ギリギリ乗れた終電が、山田が暮らすアパートのある町の駅に着いた所でした。
終電が通過し、駅の照明が消えて行く中、山田は駅の前に設置された自動販売機で缶コーヒーを
買い、飲みながら歩いていると、自宅近くの総合公園の横を通りがかった時に公園の方から罵声と怒号が聞こえ
てきました。
その公園は夜中になると地元の悪ガキ共が集まって悪さをしていると言う噂が以前からあり、山田もあまり夜遅
くには近づきたくは無かったのですが、駅から自宅まで帰るのにはこの道以外の
道を通ると酷く遠回りなり、残業で疲れてる日などは特にこの道を使うしかありませんでした。
公園の中に入っていくと、公衆トイレの灯りで、中学生か高校生のガラの悪い男女7、8人が地面に倒れている
ホームレスの老人をケリまくっている姿が見えました。
少年達は口々にキタねぇだの落伍者だのとそのホームレスを罵倒し、その顔は楽しんでいるようにしか見えませ
んでした。
「おマエらなにやってんだ!」
山田は蹴り上げられるホームレスの姿を見て、思わず声を挙げてしまいましたが、心の中では面倒なことになっ
たと思ってました。
「ナンダYO?オッサンは?関係ねぇJAN?消えろYA!?」
リーダー格の少年が山田に向かって凄んできました。
21402:03/03/31 13:31
しかし、山田も高校生にそんな口の利き方をされておとなしくしているタイプでもありませんでした。
持っていた缶コーヒーの空き缶をその少年の顔にめがけて山田はおもいっきり投げつけました。
ぎゃっ!!と言う悲鳴と共に少年の顔に空き缶が命中し、少年は顔を押さえて、うずくまってしまいました。
「てめぇ!!」
他の少年達が山田を取り囲みましたが、山田がその中の女の子に、蝶野ばりのヤクザキックを入れると、少年達
は「覚えてろよ!!」とおきまりのセリフを残し逃げていきました。
「大丈夫かい?おじいさん?」
山田は走声を掛けながら、倒れているホームレスを抱き起こしました。
そのホームレスは切り傷や打撲などの怪我をしていましたが、救急車を呼ばなければならないような大きな怪我
はしていませんでした。
「どなたかはしりませんが、助けてくれてありがとうございます」
ホームレスはそう言うと礼がしたいから、自分の家まで来てくれと言いました。
「いやぁ、俺、明日、仕事が早いし、礼なんて気持ちだけでいいですよ」
段ボールの家に招待されても困ると思いながら山田は言ったのですが、ホームレスは譲りませんでした。
「じゃあ、チョットだけ……」
内心、困りながら山田はホームレスに付いていく事にしました。
公園を出て、繁華街を抜け、ビルとビルの隙間に入り、暗闇の中をしばらく歩きました。
「あ、あのー、どこまで行くんですか?」
いいかげん疲れてきた山田は前を歩くホームレスに声をかけました。

21503:03/03/31 13:32
するとホームレスは立ち止まり、
「この下です」
と言いながらマンホールを持ち上げました。
「下って、下水道ですか?それはちょっと……」
さすがに山田は拒絶しましたが、ホームレスは山田の手を引き、無理矢理下水道に入れてしまいました。
「おじいさん、俺は帰るよ、もう放してくれ!!」
下水道に降りたところで山田は叫ぶと、ホームレスはいいました。
「着きましたよ。ここが我が家です」
ホームレスが指を指した方を見るとそ壁に扉が付いており、ホームレスがインターホン越しに何かを話すとその
扉が開きました。
「さあ、どうぞ」
ホームレスに促されるまま山田は扉の中に入っていきました。
中に入った山田は驚きました。
入ってすぐの大きな部屋には様々な国籍の、様々な肌や髪の色をした少女達がくつろいでいました。
少女達は皆、かわいらしい衣装で着飾られている。
「あなたがオーナーを助けてくださった方ですか?」
突然の事態の急変に開いた口が塞がらなくなったまま、ソファーに座っている山田に声を掛けてきたのは30代前
半の美しい日本人の女性だった。
「お、オーナーって…?」
「あなたが先ほど助けたホームレスの格好をした方ですわ。すぐに着替えて戻られると思いますけど」
何が何だか解らなくなった山田はとりあえず目の前の女性にたずねる。
「……ここは一体何なんですか?この子達は一体?」
女性は笑顔で言った。
「世の中には知らなくても良いことが沢山あります。詳しいことは必要ならばオーナーがはなしてくれるでしょ
う」
暫くして、億の部屋から高級なバスローブを着た先ほどのホームレス、ここではオーナーと呼ばれているらしい
老人が山田の前に現れた。
「君には助けられた。本当に礼を言うよ。ここで好きなだけ楽しんで行ってくれ」
老人はそう言いながら少女の一人においでおいでをすると、やって来た6歳くらいで金髪の白人少女を自分の膝の
上に座らせた。
21604:03/03/31 13:34
「ここは一体、あなたは何者なんですか?」
山田は前に出された酒と食事に手をつける事もなく老人に聞いた。
「ここはどんな性的志向を持った人でも満足させる秘密倶楽部だ。もちろん客は口が硬く、高い入会費を払う事
ができる人に限られるけどね。そして経営者は私だ」
「しかし、警察が黙っていないでしょう?」
老人は笑って言った。
「どんな世界にも抜け道はあるんだよ。それとも君はこう言うのは嫌いかい?」
そう言って、膝の上に座った少女の足を広げさせると、めくれた白いワンピースの中には何も付けておらず、
少女のプッシーがあらわになる。
老人の太い指が少女のワレメにそって上下し、広げられた。
山田の理性は吹き飛びそうだった。
「ここにいる子達を好きにして良いんだよ。なんだったらもっと年下や年上の子もいるし、
男の子もいるよ」
山田の理性は吹き飛んだ
「き、嫌いじゃないです…いいえ、好きです」
その言葉を聞き老人が豪快に笑い叫んだ。
「さぁ、宴の始まりだぴょん!」


よろしくおねがいします
217名無し物書き@推敲中?:03/03/31 15:08
>>212
実際にあった話って、君・・・・
オカルト板にでも逝ったほうが・・・・
218名無し物書き@推敲中?:03/03/31 15:37
書き出しだけですがよろ

掛け時計の長針と短針が重なった。
正午。
さっきからそれを見つめていた藤本慶子は、あらためて大きなため息をついた。
予定の帰宅時間から一時間もおくれている。
最初の苛立ちが、いつのまにか不安にすり変わっていた。何かあったのだろうか?
―交通事故?
まさか。学校からの帰り道に交通事故なんておきると考えるほうがどうかしている。成績が悪くて、学校に残されたのだろうか?
一人息子の大輔は中学一年。きょうは一学期の終業式である。いくらおそくても、十一時には変えれるはずだ。
そうしたら、十一時半に大輔を愛車に乗せて家を出発。十二時十分に、池袋のサンシャインビルの前で夫の高志を拾う。
高志の会社はサンシャインビルにあるのだが、きょうの午後から休みを取り、日曜日までの三日間、軽井沢で親子三人テニスをやったり、高原のドライブをしたりしようという計画である。
計画を立てたのは慶子で五月のことである。夫の高志はさほど乗り気ではなかったが、大輔がすごく行きたがっているからと言って、しかたなしに承知させたものである。
けさ大輔が学校へ出かけるとき、慶子は、道草をせずに早く家に帰ってくるよう、しつこいくらい言った。そんなことを言わなくても、大輔は聞き分けの良い子なのだが、なんとなく虫が知らせたのかもしれない。
―それにしてもおかしい。
時間は容赦なく過ぎてゆく。慶子は窓から表を眺めた。梅雨明けの青空が広がって、道路は強い陽光を受けて、しろじろと光っている。大輔が帰ってくるとすれば、向こうの曲がり角から、姿をあらわさなければならないのだが、人っ子一人見えず、森閑としている。
突然電話が鳴って、思わず椅子から腰を浮かした。悪い知らせかもしれない。そうだ。きっとそうにちがいない。激しい動機がして、胸苦しくなってきた。電話は鳴りつづける。意を決して受話器に手を伸ばした。
219贋 ◆LAIN.UrtZ6 :03/03/31 19:54
>>213-216
04になるまでおもしろかった。
220名無し物書き@推敲中?:03/04/01 05:15
>>218
「帰り道に交通事故」に遭う、と考えることが「どうかしてる」かなぁ。
子供の帰りが遅くなったとき、母親がまず考えることでしょ。
―宇宙人にさらわれた?
なら「どうかしてる」だろうが。

ほかいろいろいいたいことあるけど面倒なんでやめ。
221213-216 :03/04/01 07:15
>219
ベースになっているのは「浦島太郎」なので、別な展開を考えていたのですが、
趣味でああいう事になりました。
>>200-201
亀レスで申し訳ないけど、
文全体はうまいと思う。ただし、
段落を変えるところはたくさんあると思います。
それと、せっかくうまく書けているのだから、
一人称ではなく、三人称で書くといいと思います。
文章主体と、視点人物の違いを考える意味で、
すごく大切だと思います。それと、人数描写こそ、
作家の力量だと思います。次回から、同時に複数の人物を
描写したほうがいいと思います。
223200-201:03/04/01 12:42
>>222
ありがとうございます。大変参考になりました。

段落については、当初改行で処理していたのですが、
書き込みの際に規制されてしまい、やむなく改行を削った次第です。
書き込み後に>>3の約束事に気づいて赤面しました。
ルール完全無視でしたね。以後気を付けます。

三人称と人数描写については、また挑戦してみようと思います。
224名無し物書き@推敲中?:03/04/01 17:50
f
225名無し物書き@推敲中?:03/04/01 18:02
今まで何かに頼ってばかりいた。そうしてここまで生きてきた気がした。
真夏の夜、都心の小さな公園で、コンビニで買ったミネラルウォーター
のキャップを開ける。静かにはじめの一口を口にすると、今日あった
あの衝撃的な出来事が頭の中を駆け巡る。頭の中では飽き足らずに、
それは自ら意思を持って目の前にじりじりと侵食し始めて来る。
闇は格好のシアターだったようだ。色彩だけに限れば本当に美しい。
それだけ鮮やかに蘇る。声も涙もそれらを必死で絞り出す体も―。
どれも強い悲しみを含んでいた。それらを悲しみというひとつの感情が
作り出していた。一つ一つが素晴らしい作品であった。綺麗な映像作品。
それは、映画のワンシーンに充分使えるものであったに違いない。
オレンジ色の夕刻の日差しもそう。どこか懐かしいあの蝉の声もそう。
あいにく彼女本人が無意識のうちにメイクとスタイリストをかって出て
くれていた。セリフ回しも実に良かった。美しかった。
美しい物が好きな自分を、いくらでも幸せな気持ちにさせてくれる
ものであったはずだ。彼女の苦しみが、この自分に向けられていなければ。
>>225

>あの衝撃的な出来事

いつまでも説明されないのでヤんなっちゃうです。
映画に喩えるのもくどすぎてやがて陳腐。
サクっと出来事を直截的に語り始めると興味が持続します。
感傷に流れすぎではないでしょうか。

というのは個人的な意見。
227名無し物書き@推敲中?:03/04/01 21:01
>>225
「衝撃的な」って最初にあるので、226のように気になって
しまって読み進みにくい人がいるのかもしれない。
個人的な意見を書くと、「今日のあの出来事が」くらいシンプルで
いいかと。んで改行してくれればもっと読みやすい。

シアターとしての書き方は上手いと思った。最後の1行で
合点もいく。自分もつらいはずだったのに、客観的に見ている
主人公の心情にも興味をそそられる。
228名無し物書き@推敲中?:03/04/03 01:05
鑑定よろしく。
冒頭部分です。

 ある夏の昼下がり。俺は鞄の中に居た。
牛革の咽かえる臭いと、内側に貼ってある赤いベルベットの暑苦しさに、気絶しそうになっていた。
その上、パーカーの青い万年筆の蓋が半分開いており、俺の白い靴下に毒々しい染みを作った。
「ねぇ、きみ!きみは確か、なんていうんだっけなぁ、政治家の息子だろ?」
 鞄の中で汗だくの俺を、上から覗き込んでいる輩がいるようだ。
俺にはそんな政治家の話はどうでもいいことで、気になるのは靴下の染みだけだ。
「ねぇ、きみ!きみも将来、政治家になるのかい?ねぇ、返事をしてくれよ」
 あまりにしつこいので、俺は鞄のがま口を獅子舞の口のようにばさりと閉じた。
すると、あまりの暑さに俺は、飴細工のタネのようにグニャリとひねくれた。



どうでしょうか?この先読みたくなりますかねぇ。
229名無し物書き@推敲中?:03/04/03 01:06
それで完結でいいと思うよ。
まぢで。
230名無し物書き@推敲中?:03/04/03 01:11
>>228
なんか言い回しがくどくて荒削りだけど私は好きな感じだな。
231名無し物書き@推敲中?:03/04/03 01:15
悪くない。いいじゃん。
ただ、冒頭が唐突でありながら、
唐突と思わせない続きを描かないとね。
がんばってください。
232228:03/04/03 01:20
>>229
え…w
>>230
そうですか。有難うございます。
まだ三作目なので頑張ります!
>>231
ほんとですか〜!どうもです。
一応純文なのですが、まだ未完です。
流れ的にはかなり苦労して考えたネタなので言えませんが、
これから色々と場面が変わっていきます。
233名無し物書き@推敲中?:03/04/03 21:29
スレ違いで悪いんだけど、
前にこの板に「気持ち悪い文章」ってスレッドなかったっけ?
234た ◆3HYJsIYo1Q :03/04/04 04:26
初小説。冒頭です。お願い致します。

「誰も信じない。」
 彼女と出会った頃の俺にとって、それはあまりにも当たり前の言葉だった。
 一二月、新宿のバー。
 俺は、色のついていないカクテルを注文し、静かに飲んでいた。
 いつのまにか隣に女が座っていた。その女が彼女だった。
 彼女は美しかった。
 無邪気な笑顔。生気の溢れる瞳。俺の苦手な種類の女だった。
 だが、俺は彼女を抱いた。
 寝室の暗闇の中なら、瞳を見ずに済む。心にも触れずに。
 俺はただ彼女の体だけを抱いた。
 暗闇の中ですら、彼女の体は美しかった。
 俺は、彼女の中に入ったまま、ゴムの中で射精した。
 いまや彼女の体は、美しくはなかった。俺は虚しさと共に眠りに落ちた。
 夜は過ぎ、朝が来る。
 彼女は、まるで俺を見張るかのように、隣で寝息を立てている。
 昨日初めて会った女。
 俺の中に静かな憎しみが生まれる。
 不愉快な朝。不愉快な世界。不愉快な自分。
 俺は憎しみで満たされる。
 めずらしくもない、いつもの朝だった。
 何も変わらない。
 変わらないはずだった。
>>234さんは男の心情変化を書きたかったのかな?
そうだろうとなかろうと余分な要素は省いていった方が良いよ。月でなく季節を出すとか、新宿でなく小さなバーだとか言葉を変えたり。
236まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/04/04 15:04
俺、風呂に三日も入っていない。
布団から起き上がることも出来ない。ああ起き上がりたい、起き上がらなければならない、
とは思うのだけれど、最後の一押しに欠けるというか、誰か腕引っ張って〜というか。
無論、俺一人、だれもいない、よって誰も腕を引っ張りはしない。
俺はずっとこのまま、明日もあさってもこのまま?
布団から腕だけ出してケータイに腕伸ばし、時間を見る、ふふっ、午後3時。
閉まりきったカーテンから午後の光が減衰されきって弱弱しく帰ってくる。
午後の光のように見えるし午前の光にも見える、カーテン越しの外。
のことを思ってまた少し鬱。
布団に入ったのは昨日の朝8時だから、もうかれこれ30時間はずっとこのようにダラダラしているってわけだ。
体の具合は悪くない。腕だって動くし、足だってそれなりに。
パンチパンチパンチ。気分も別に、それほど悪いわけじゃない。
頭脳明晰、って、九九の7の談を暗唱する事だって出来るさ。
聖書のマタイ書の書き出しだってこんなにスラスラ言えるさ。
「アブラハムはイサクノ父となり、イサクはヤコブの父となり、ヤコブはユダおよびその兄弟達の・・・。」
でも、俺はこの2メートルかける1メートルの空間から、1ミリたりとも踏み出せずにいる。
踏み出さずにいる。僕はこのまま弱り果ててしんじまうのか。
それもまた、この世の理、ならそれもあり。
目に、ふと映りこむのは、電源入れっぱなしのコンピュータ、冷却ファンの音がぐわんぐわん喧しい。
その上、画面にはスクリーンセイバーとやらが、奇怪な幾何学的図形を写しこんでいる。
また少し鬱。俺、寝返りを打って、逆を向いた。
237まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/04/04 15:07
6畳間の真ん中に小さな布団。
フローリングの床、溝に詰まっているゴミ&フケ&陰毛。
壁紙は黄色く変色。
もっと白いはずなのにカーテンの脇から差し込んでくる午後3時の暖色な光が、憂鬱な壁際に降り注いでいる。
ちっとはお洒落かな、と思って壁一面に張り詰めたフライヤー。
はがれかけて、だらしなくお辞儀をしているものもある。
もう少し下を見遣る。文庫本の山。山。山。
単に積み上げられているのでは無く、いや、元は積み上げられていたのかもしれない、しかし今は、まるで岩手山。
裾野は広く、俺の横たわる平野を侵食せんかという勢いだ。
半分だって、読み終えたものは無いだろう。
俺の悪い癖、ブックオフ、バーゲンシンドローム。ブックオフ、イコールバーゲン。
学校の帰りに道にある、ブックオフ。俺は相当な上客だ。
足を運ぶたび、その日のもち金、すべて文庫本に変化。
だって100円だぜ、信じられるかよ。インフレデフレのこのご時世、本一冊分のお金では、バスに5分と乗れない。
あれもこれもあれもこれもあれもこれもれもれももも。
そんなわけで、俺の生活、圧縮。
まず、服に金を遣わなくなった。以前は、やれギャルソン、やれポールスミス、やれクラークス。
学生身分でブランド趣向にはまってしまい、痛い目。
ナイキの新作スニーカー、ダブルネームでカコイイ!!35000円でお買い上げ。
履くのももったいなくて、今も箱の中に眠っている。
案の定値崩れ、二束三文、悲しい話だ。
今は着さらし、着流しオルウェイ。ハンジロウとかいうふざけた名前のディスカウント服屋。
シャツ3枚1000円で手に入れ、ローテーション、たまに崩れて学校で指摘される。
髪はぼさぼさ、前に美容室に行ったのはいつだろう。
先っちょだけ奇妙に茶色い髪の毛、悲しいプリンの時代は終われど、まるでこれじゃ田舎出のスケートボードヤンキーじゃねぇか。
そして意識を呼び戻す。俺はまだ布団の中。
238まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/04/04 15:08
他にも圧縮されたものは数多い。音楽、圧縮。食生活、圧縮。
そしてこれ重要、成績、圧縮。俺は実験のレポート、6つも未提出。
同じ実験班の学生に、レポート出したのか?と聞かれるたびにしんどい気分になる。
はいはい、出していませんよ、出す気だって、今は全然起きないんだ。
いつも、そう答える。しんどい。
だって、自分で言うのもなんだけれど、昔の俺は、成績抜群だった。
授業ではきっちり板書、事あるごとに挙手。
皆はわしの足元にひざまつき、ノートのコピーを求めた。
へっ、愚民め、自分でせっせと板書しろってんだ。
しかし、別段減るもんでもなし、俺は金を取ることも無く、コピーさせてやった。
でも今の僕、すりきれとんぼにはちがとぶ。
ノートなんてとらんし、授業で配布されたプリントも、あっちらこっちらさ迷い歩いては、
窓から飛んでいったり、ゴミ箱の底で見つかったり。
唯一手がかりの教科書は、隣席の馬鹿による「さいたまさいたま〜」等の意味不明ないたずら書きで内容不明。
授業中無心を決め込んだ俺は、隣席の馬鹿のちょっかいに辟易していたのだ。
ノートのコピー、過去問採集はちっぴけなプライドが許さない。
試験勉強しようにも、手がかりが無い、どんなクライマーでも、つるつるの壁は上れない。
成績、中の下。再試三昧。レポート蓄積。
愚民とは、俺のことです。
239名無し物書き@推敲中?:03/04/04 15:08
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240まちだこ ◆BXirUgnYtE :03/04/04 15:11
>>194さんの言った事、ほんの少しだけ考えてみました。
まだ大分あるのだけれど、ここいらでやめときます。
理系です。そして以上です。批評よろしくお願いします。
241名無し物書き@推敲中?:03/04/04 15:32
「そうですか。仕方ないですね。」
「本当にこんな結果になってしまって申し訳ない。
お父上にもいい訳のしようもない。」
「いいんです。こうなるしかなかったのでしょう。」
山下は千賀子の気を張った表情が一瞬緩むのを見た。
彼女の父親が亡くなったあとも彼女は強気な姿勢を決して崩さなかった。
ロングヘアが柔らかくピンクのセーターにかかっていた。
ピンクがいつもより彼女を柔らかに見せているのだろう。

(これからこの人はどうするんだろう。)
山下は思った。彼女の夫はまだ消えたままだ。
この家で、一人で夫を待つのだろうか。
242名無し物書き@推敲中?:03/04/04 15:32


47日間、捜査の報告や、勤務以外でも
気になったとき山下は頻繁に彼女を訪れていた。
捜査が打ち切られたいま、もうここに来る理由もなくなったわけだ。
「あの・・これからはここに来ることもないと思いますが・・」
「本当にいろいろありがとうございました。
 山下さんにはずいぶん助けられました。」
「いえ、結局なにもできないままで。」
(このまま別れてしまうのだろうか。)
「そんなことはありません。」
その場を去りがたかった。しばらく何もいえずにいた。
「あの、千賀子さん・・」
「え?」
「・・・。」
(僕と・・、僕となんだ?結婚とでもいうつもりか。冗談じゃあない。
彼女には夫がいる。だが帰らない夫だ。そんなものを待ってどうするんだ。)
「僕は・・
「山下さん、わたし、大丈夫です。いままでもずっと一人でやってきたんです。
 同じように、また生きていきます。
千賀子はいつものように力強い、明るい声で言った。
(いままでのように、寂しさに耐えて、生きていく。)
「・・そう。」
山下には救えない。彼女を救えるのは夫だけということか。
「いや、千賀子さんなら大丈夫です。」
(あまり無理をするなよ。)
「はい。」

山下は一礼して歩き出した。彼女が幸せになる日がくることを祈った。


243list ◆FHLyPS5192 :03/04/04 16:24
>>239
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚を出来るだけ積極的に取り入れてみましょう。
臨場感が増しますよ。

――とコピペにマジレス。
244超真剣です!!!マジで聞いてください!!!:03/04/04 18:16
ほんとの話です!!!!
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!苦しさのあまり何度も気絶した。
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
         grdfgdsfgadgf
「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)

axdasda
245kei ◆tr.t4dJfuU :03/04/04 19:22
昼食後に居間で暫く母親と談笑し、二階の自室に戻って
漸く外出の準備に取り掛かった女は、クローゼットの中を
覗き込み、何を着ていこうかと思い迷いながら、今し方の
母親の表情のことを考えていた。
「今日も、夕食は要らないのね?」と、椅子を立った娘に
対して、彼女は努めて感情を表さぬように言った。
女はそれに、「うん、外で食べてくるから。」とだけ短く答え、
その顔色を窺い、すぐに目を逸らして逃げるように階段を
上ってきた。深く事情を訊こうとする訳ではない。
業を煮やした父親が、その話題に触れようとする時には、
寧ろ庇ってくれさえしたが、だからこそ彼女には、
本当は、もう事の一切が母親に知られてしまっているのでは
あるまいかと不安を感じていて、殊にそうした予感が強く働く
時には、真面にその顔を見ることが出来ない。疚しさというより、
何か申し訳のないような気持ちである。
そして、そうした心情に、肌艶や体力以上に自分の年齢とい
うものを感じる。

よろしくです
246kei ◆tr.t4dJfuU :03/04/04 19:24
続きです

部屋着を脱ぎ、ショーツを脱いで全裸になると、女は箪笥の引き出しから
白いレースの下着を取り出して、その上下を身に着けた。
そして、膝丈ほどのスカートと薄手のブラウスとをそれぞれ数種類、
ベッドに並べ、その組み合わせを考えた。
 あの人、今日は何を着てくるんだろう?……そんなことを考えながら、
姿見の前でそれらを体に合わせてみる自分を、彼女は自嘲気味に
健気だと思った。向こうは一度でも、デートの前にそんなことで頭を
悩ませたことがあっただろうか? そして、ほんの軽い冗談のつもりだった、
そうした不満の予想外の根の深さに、改めて思いを致した。
彼とつきあい始めてからというもの、彼女は、費やされる愛情と与えてもらう
愛情との均衡を考えないようになっていた。少なくとも、考えぬようにしていた。
それが対等であることを望むのであるならば、そもそも「不倫」という関係など
成り立たない筈である。必ずしも卑屈になっていた訳ではない。
それ故の気楽さと自由とはあったし、向こうに負い目がある分、
強く出られるところもあった。
247kei ◆tr.t4dJfuU :03/04/04 19:25
自分では、そうして存外、割りきって考えることが出来ているつもりだった。
それが、もう、うまくいかなくなっている。折々、何の意識もなく、
思ったり、考えてみたりすることの中に、よく目を凝らしてみると、
丁度今のような、彼の愛情の不足を、或いは逆に自分の愛情の
過剰を嘆く心情が入り混ざっている。それが彼女に、今更のように、
そもそもの無理を自覚させる。しかし、それならばと、男がきっぱりと家庭を捨て、
自分のところに来てくれることを望んでいるのかといえば決してそうではない。
心の中では、そんな大変なことになってしまったらどうしようという不安がある。
そして結局は、自分自身が一番だらしないのだと思って、嫌な気分になるのである。


とりあえず以上 純文です。一応芥川目指してます
248キューピー ◆9P.DBFZFXk :03/04/04 20:39
>>keiさん
地力はあると思います。
プロにもピンきりありますが、
これがプロの作品だと言われても、
私は驚きません。
芥川を目指していると言うことですが、
この話しの続き次第では、
不可能ではないかもしれません。
率直に、そう思いました。
249名無し物書き@推敲中?:03/04/04 20:49
すげー自演だな・・・言うことないよ、もう。
あんたの言う、アクタガワ賞って、どちらのアクタガワ賞ですか?(ワラ
250キューピー ◆9P.DBFZFXk :03/04/04 20:50
>>249
自演ではありませんよ。
251名無し物書き@推敲中?:03/04/04 20:58
249は文盲
252名無し物書き@推敲中?:03/04/04 21:06
つうか芥川賞獲った後に書きそうな名文ですね。
253名無し物書き@推敲中?:03/04/04 21:18
本当に知らなければ、キューピー◆9P.DBFZFXk はなかなかの審美眼の持ち主だ。
254名無し物書き@推敲中?:03/04/04 21:25
kei ◆tr.t4dJfuU はおそらく二十代後半で、
東大とか京大レベルを卒業した高学歴だろうな。
多分だけど、普段のファッションセンスとかも抜群のような気がする。
255名無し物書き@推敲中?:03/04/04 22:04
オナニーは他所でやれ、他所で
256kei ◆tr.t4dJfuU :03/04/04 22:13
というか
>>249が、本当の審美眼の持ち主だ。
 
お前ら、>>245-247を見て自信を持て

以上・・・・

というのも、なんだから、せっかくだから書いてみました。↓評価きぼんぬ。


 いつの頃からか、僕は愛という言葉に、特別な拒否反応を示すようになった。
過去、僕に起きたひとつひつの出来事、その実体の抜けた球体のようなものを
掘り下げることが、本当に僕自身の隠された地核に触れるということであるのな
ら、僕は彼女のいうことに潔く従ってみようとそのとき思った。
 ほんの数年前の僕ならば、とてもそのようなことは決意しなかっただろう。ある
観点から見れば、それは時の流れの性ということになるかも知れないが、今の僕
としては、そのような漠然として使い古された用語をもちいて、この僕自身の変化
の原因を言い表すことには、強い抵抗のようなものをおぼえる。かといって始まり
を記すことは容易いことではない。だが、とにかく、はじめなければならない。過去
の偶然というもののが持つ不確実性さと、不完全性さは、既にその効力を失ってい
るのだから。

続きはいま考え中w
257チョン:03/04/04 22:37
ここですか?

他人の作品を盗作する最低厨房がいるのは

ここですか?
盗作って最低だよね♪
259名無し物書き@推敲中?:03/04/04 22:52
言えてる。
プライドが無いんだよ。
なるほど。そういうことか。
なんなら俺が>>245-247に赤ペン入れてやろうか?
261名無し物書き@推敲中?:03/04/04 22:54
>というか
>>249が、本当の審美眼の持ち主だ。

こいつ平野に嫉妬してるだけの厨房じゃん。
262名無し物書き@推敲中?:03/04/04 22:54
>256
・2文目が長くて(それとも語順が悪いのかな?)いきなり理解不能になった。
・かっこよさげな言い回しが邪魔臭い。

個人的な好みとしては2,3行で寒気が来た感じ。
>>249はとりあえず誤字多すぎだろ。一回くらい見直せや。
264チョン:03/04/04 23:17
>>256
ポエム?
それとも……最近の純文って、こんな感じの形態なの?
265名無し物書き@推敲中?:03/04/04 23:18
こうして見ると、純文学って本当にただのオナニーですね。
芥川賞作家というフィルター外すと、ただの駄作書きにしか見れないものが多い。
自分だけよければそれでよし、みたいな。
こりゃ、絶滅するわ。
一応いっておく
245−247は盗作ではなく、原文まま

267名無し物書き@推敲中?:03/04/04 23:45
月明かりのステージの下、彼女は赤い、長い髪を風に遊ばせて、ただ静かに、宣言する。
「殺すわ。完膚なきまでにね」
顔に浮かぶのは、残酷なまでに冷静な、笑み。殺すことが何かの遊戯だとでも言うようだ。
「簡単に殺されてたまるもんか」
手の中のナイフをぎゅっと握り締める。
月は、綺麗だ。これから始まる殺し合いなんてまるで知らないように輝いている。
その月の光を弾く、血の色をした髪も、また美しかった。
「行くわよ」
辺りに、殺気が満ちていくのが分かる―――
268名無し物書き@推敲中?:03/04/04 23:57
>>267
・セリフが不自然すぎて痛々しい。致命的

あとはそんなに悪くないと思う。ジャンルは何なのかよくわからんが。
269名無し物書き@推敲中?:03/04/04 23:58
>>268
不自然とは、具体的に言うとどんな感じなのでしょうか?
具体的に言うと>>267みたいなののことだろ
271名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:07
>>269
・「完膚なきまでに」殺す、の意味が通らない。雰囲気だけ。
・「簡単に〜」セリフが悠長に聴こえる。もう少し簡潔にしたり、緊張する間を入れたりするほうがいいのかな。

セリフの最後には句点を入れて欲しい。
言葉を出すまでの間や、息継ぎ、生唾を飲み込むようなところまで間を表現してほしいかな。
272名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:09
>>271
判りやすいです、ありがとうございます。
台詞の最後の句点とは、
「〜〜。」
ってことですか?
273名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:12
>>272
そう。まあちょっと気になった程度のことなので、それが文章の改善に繋がるかは
分からないけど。
274ずばずば赤ペン:03/04/05 00:16
レッスン1♪
完膚=徹底的など、完全に隙もないほどというようなときにもちいます。
例えば、完膚なきまでに、叩きのめす などという風なもちいかたを
よくされますが、完膚なきまでに殺す という風な使用法は、不適切です。
たとえ比喩だとしても、殺すという、段階(強弱)がそなわっていない
ものにもちいるのは、不適切なように思います。
この場合、殺すなどの、段階がそなわっていないものに挑むさいに
対しての意気込みを表したいのであれば、例えば、
容赦なく、ためらいなく、確実に
などが、適当な語彙かと思われます。

レッスン2♪
1>顔に浮かぶのは、残酷なまでに冷静な、笑み。殺すことが何かの遊戯だとでも言うようだ。
2>「簡単に殺されてたまるもんか」
3>手の中のナイフをぎゅっと握り締める。

2の台詞は文中には出てこないものの、主人公、要するに1人称である、僕、私であると
思われますが、このように文中で2,3と唐突に、アングルが変わる場合は
例えば
1>顔に浮かぶのは、残酷なまでに冷静な、笑み。殺すことが何かの遊戯だとでも言うようだ。
3>《僕は》手の中のナイフをぎゅっと握り締める。
2>「簡単に殺されてたまるもんか」

などと、主語を提示させることで、読者に視点の移り変わりを促してあげたほうが
よりわかりやすく、明確な文章になると思います。

レッスン3♪

まだ聞きたい??
275名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:23
>>274
丁寧にありがとうございます。
少し修正してみたのですが、どうでしょうか?

月明かりのステージの下、彼女は赤い、長い髪を風に遊ばせていた。
「アンタを、殺すわ。」
何の感情もこもっていない、ただの『宣言』に、思わず背筋に冷たいものが走る。
言葉と裏腹に、彼女が浮かべていたのは、残酷なまでに冷静な笑み。殺すことが何かの遊戯だとでも言うようだ。
「……死なない。」
小さく呟いた俺の声は、半分かすれて、相手には届かなかっただろう。だが、それで良い。届かせる意志なんて、毛頭ない。
不安を隠すように、手の中のナイフをぎゅっと握り締める。心拍は高鳴っていたが、心はそうすることで幾分か落ち着きを取り戻した。
月は、綺麗だ。これから始まる殺し合いなんてまるで知らないように輝いている。
その月の光を弾く、血の色をした髪も、また美しかった。
夜の広場は無音で、それが緊迫を高めていった。無言が、一秒を一時間にも感じさせる。
「さあ―――」
彼女のが優雅に手を振り上げる。背中に、一筋汗が流れるのが判った。
「行くわよ。」
辺りに、殺気が満ちていく―――
276名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:31
>>275
・「赤い、長い」は気持ち悪いです。
・「月は〜まるで知らないように輝いている」?これもなにか気持ち悪い。

さっきよりも緊張感や間、さらに主人公像まで見えてきたので
かなりの進歩だと思います。
あとは赤ペン先生頼んだ。
277ずばずば赤ペン:03/04/05 00:34
いま暇なので、少しおつきあいします

1>月明かりのステージの下、彼女は赤い、長い髪を風に遊ばせていた。
2>「アンタを、殺すわ。」
3>何の感情もこもっていない、ただの『宣言』に、思わず背筋に冷たいものが走る。
4>言葉と裏腹に、彼女が浮かべていたのは、残酷なまでに冷静な笑み。殺すことが何かの遊戯だとでも言うようだ。
5>「……死なない。」
6>小さく呟いた俺の声は、半分かすれて、相手には届かなかっただろう。だが、それで良い。届かせる意志なんて、毛頭ない。
7>不安を隠すように、手の中のナイフをぎゅっと握り締める。心拍は高鳴っていたが、心はそうすることで幾分か落ち着きを取り戻した。
8>月は、綺麗だ。これから始まる殺し合いなんてまるで知らないように輝いている。
9>その月の光を弾く、血の色をした髪も、また美しかった。
10>夜の広場は無音で、それが緊迫を高めていった。無言が、一秒を一時間にも感じさせる。
11>「さあ―――」
12>彼女のが優雅に手を振り上げる。背中に、一筋汗が流れるのが判った。
13>「行くわよ。」
14>辺りに、殺気が満ちていく―――

1−2、大変よくなったと思います
3、後半に>ただの『宣言』に、思わず背筋に冷たいものが走る
というような文が挿入されていますが、前半の>何の感情もこもっていない、
という部分と後半の部分の主語が変わっているのがおわかりでしょうか?
(彼女の言葉には)なんの感情もこもっていない、(俺は)ただの『宣言』に、思わず背筋に冷たいものが走る
となるわけです
したがって、文中に使用されるのは《、》ではなく《。》であり。
上記でも指摘しましたが


278名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:36
>>276
気持ち悪い、というのが良く判りませんが、どういう意味なのでしょうか?
感覚としてなのでしょうか……。
279名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:39
>>277
・「なんの感情もこもっていない」は「宣言」を修飾しているのでは?
>>277
ご指摘ありがとうございます。
少し治してみました。

>それは、何の感情もこもっていない、『宣言』であった。思わず、俺の背筋からは冷や汗が噴き出る。

こんな感じであれば、いいのでしょうか。
>>279
読み直して、私も気付きました。
ですが、『感情がない』というのを強調する、という意味では効果的だろう、と思っています。
どうでしょうか?
282名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:49
>>278
・「赤い、長い」は、箇条書きのような形容詞の連ね方が気になります。
「赤く、長い」とか、「赤い、そして長い」、等にしたほうが読みやすいです。
・「月〜」は、説明しにくいので避けたんですが…(苦笑)
「まるで知らないかのように輝いている。」
「まるで知らないとでも言うかのように輝いている。」
いっそ「まるで」をとってみたりして…
…といろいろ考えましたが、いまいちぴったりこないので、
俺だったらごっそり別の表現に変えます。
申し訳ない。
283名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:53
>>279
「何の感情もこもっていない」なんていうのは、「俺」からの視点では、はっきりとはわからない、という意味では?
「何の感情もこもっていないような」としたら、いちおう自然になります。
>>282
私は風景描写辺りがイマイチ弱いので、描写の例をあげてみて頂けないでしょうか?
色んな小説から参考にするようにはしているのですが……

『赤い、長い』のような描写は使いがちなので気をつけます。

>>283
ご指摘ありがとうございます。不自然でした。
ちゃんと気を使わないとダメですね。
285名無し物書き@推敲中?:03/04/05 00:56
>>281
そうですね。緊張感も増すと思います。

>>280
12行目の「背中に冷汗」の表現とかぶらないように気をつけてください…
286ずばずば赤ペン:03/04/05 00:56
アングルが変わる場合には、なにかしらの手段で、読者に視点の変更を前もって
告げておくのが、より読みやすい文章になるコツかと思われます。
例、僕は彼女のなんの感情もこもっていないただの宣言を耳にし、背筋に冷たいものが走るのを感じた。

7>不安を隠すように、手の中のナイフをぎゅっと握り締める。
  心拍は高鳴っていたが、心はそうすることで幾分か落ち着きを取り戻した。

読みやすい文章というものには、流れがあります。
この場合1−6からの、流れの中で、急に浮上する異質な存在物として
>手の中のナイフが ありますが
文章の特性というのは、当たり前のことですが、
上から下(この場合は右から左)に流れます
したがって、その流れの中に、いかに自然と存在するものを
組み込んでいくかが、ひとつのポイントで、あるかと思います。
そこで、改行をするという行為、つまりは、場を改めるという行為を
うまく利用して、冒頭にナイフを持って来た方が、読者は急な存在物に
対しての心構えがある程度できているということでストレスをあまり
感じずにすみます
>不安を隠すように、〜ナイフ を
手の中のナイフをぎゅっと握り締め、不安を隠そうとする。
としたほうがいいかと思われます。

>>279
そうでした。《、》の位置で、勘違いしてしまいました。
ご指摘ありがとう、ございます。

比喩などについては最終レッスンで、不肖赤ペンが、失礼ながらさいごに全て書き直してみようかとも
思っています。参考になるかどうかはわかりませんが、よろしくお願いします

続く
>>285
全体のバランスを考えて、後でもう一度推敲しなしてみます。

>>286
理解できました。
文章を書く、というのは難しいものなのだと実感してしまいました。
リズムは、難しいところですね。
>271
台詞の最後の句点は省略可
と、言うより特にこだわりがなければ省略するのが普通で、現在の主流
余程有名な作家先生で出版社や編集さんもそれを
その人のスタイルとして認めてるなら別だが、ただのドシロウトなら
やらないのが無難


いつ時代の方ですか?

289ずばずば赤ペン:03/04/05 01:04
補足
>不安を隠すように、手の中のナイフをぎゅっと握り締める。
行為>行為と読者の予測を借りるのが、流れるような文章のポイントです。
不安を隠すように>?????
手の中のナイフをぎゅっと握りしめ>反撃?不安?
と、なるわけです。もしも自分で読んでみて、続いての流れが不安の場合なのに
反撃などの要素が強すぎると、思われた場合はいっそのこと
手の中のナイフをのあとの(行為)を変えてみるのもよいかと思います。

続く
>>289
不安>ナイフというのは、『ナイフを握ると安心する』という設定の下で書いているのです。
ナイフを握る>安心する
と言ったことを前提としていました。

自分が刃物を握ると安心してしまうので、そのまま書いてしまいました。
292名無し物書き@推敲中?:03/04/05 01:15
>>288
そうだったんですか!?知らなかった…
個人的なこだわりのレベルになってしまうのか…ううむ…
申し訳なかった。

当方18歳大学浪人中ですが。
>>292
小説の書き方みたいな本を読むと、

『芥川世代の小説を参考している人に良く見られる』

だと。
294ずばずば赤ペン:03/04/05 01:18
8>月は、綺麗だ。これから始まる殺し合いなんてまるで知らないように輝いている。
9>その月の光を弾く、血の色をした髪も、また美しかった。
10>夜の広場は無音で、それが緊迫を高めていった。無言が、一秒を一時間にも

>>286とほぼ同じ理由ですが
8>月は、綺麗だ
初めに登場しましたが、やはり流れの中では不自然かと思われます。
したがって、
1>月明かりのステージの下、彼女は赤い、長い髪を風に遊ばせていた。
というセットをうまく利用して
ステージを見上げると月は綺麗だった。
などとしてみるといいかもしれません。
セットの配置なども、このように後半うまく再利用したい際に
使いにくい配置であったのなら、変えてみるのもいいかもしれません。
勿論、ある程度あらすじを考えて、初めからそのように配置するのが
もっともいい方法なのはいうまでもありません。


295名無し物書き@推敲中?:03/04/05 01:19
>>288
追伸
持ってる本めくってみても句点ついてませんでした…
指摘感謝
>>294
勉強になります。ありがとうございます。
そういった書き方はプロの作家さんがしてるのを読んでずっと憧れてました。

できるんですね…
297ずばずば赤ペン:03/04/05 01:40
只今、改定中。
情報が少ないので、しばらくかかりそうです。
しばらくお待ち下さい。 














すみません、一回寝るので、起きてから見させていただきます。
299ずばずば赤ペン:03/04/05 02:42
「アンタを殺す……」
そう言ったあと、女の赤く長い髪が、風に吹かれて揺れた。
月明かりが差し込んだステージに立つ女の表情は、冷酷な
言葉とは裏腹に微笑んでいるかのように見える。
 俺はナイフを抜き取り、強く握り締めながら、死なない……
と呟くが、永遠のように時が流れる静かな広場にゆっくりと
吸い込まれていく。
 女の長い髪だけがただ静かに揺れるなか、俺はその血
の色にも似た髪を見て、美しいと思う。
 
「アンタを殺す……」
そう言ったあと、女の赤く長い髪が、風に吹かれて揺れた。
月明かりが差し込んだステージに立つ女の表情は、冷酷な
言葉とは裏腹に微笑んでいるかのように見える。
 俺はナイフを抜き取り、強く握り締めながら、死なない……
と呟くが、永遠のように時が流れる静かな広場にゆっくりと
吸い込まれていく。
 女は長い髪を揺れ動かしながら、ゆっくりと手を振り上げる。  


途中、主人公がどの程度まで冷静なのかわからないので、
上は髪をきっかけに冷静さをとりもどすというか、隠された
冷酷さを解き放つみたいな感じで
下は緊張を保った、ぎこちなさそうな感じのまま
という風に書いてみました。
比喩については、ごくありきたりな教科書どおりの無個性なものを
雰囲気を損ねぬ程度に、解説しやすいよう使用しています。

他の方も突っ込みどころ満載かも知れませんが、
もしあればご指摘ください。
行間、単語の解析については、次回講座で……
月明かりのステージに、彼女の声が冷たく響く。
「アナタを殺すわ」
確かにそう言った。平淡ではあるが、殺意を含んだその口調は、
俺の背筋を一瞬だけ凍りつかせた。
「俺は……死ぬわけにはいかない」
独り言のように呟いた俺の言葉は、きっと彼女には届かなかっただろう。だが、
それでいい。今の俺に必要なことは、彼女を殺す、ただそれだけなのだから。
「フフッ、簡単に死んではもらえないみたいね」
そう言って彼女は残酷に笑った。まるで殺人を楽しむかのように。
俺は手に持ったナイフを握り締め、呼吸を整えた。不意に、ナイフが月の光を
受けて輝いた。
「あら……月が、綺麗ね」
その時俺は、光になびく彼女の、美しい真紅の髪ばかりを見ていた。
夜の静寂の中、彼女が少し微笑んだ気がした。
「さあ――」
彼女の手に、力がみなぎっていくのが分かる。
「覚悟は……いいかしら」
辺りに、殺気が満ちていく―――
301300:03/04/05 04:49
>>275
なんかリライトしてみた。
とりあえず台詞にはキャラの特徴を出すよう心がけることと、
あと、主人公の思考回路が不自然だと思ったので直した。
「さあ――」の後は、魔力とかオーラとかそれっぽい表現を使いたいところ。
275では、人称代名詞(俺とか彼女とか)の繰り返しを必要以上に避けてる
ように見えるが、それが逆によくない影響を与えている。
緊迫感を出したい時などは、繰り返しはむしろ有効なので、この場合は
あまり気にしなくて良いと思う。
「行くわよ」→「覚悟は……いいかしら」の部分は好み。イメージ的にこっちの
方が合いそうな気がしたので。
僕はしばらくのあいだ、バレリーナが白鳥の湖を踊るように、
自分のつくった血溜まりの上をくるくると回り続けた。
僕の流した温かい緋色の血が、あっというまに冷えて固まり、
どす黒く変色していくのを眺めながら。
夜の間に多くの車がその道路を通り過ぎ、
僕の血が埃にまみれてアスファルトの上の単なる黒い染みになり果て、
やがて車の行き来も途絶えて街が完全に寝静まった頃、
僕は空に舞い上がった……。

……昨日、4.5から書き始めることに決めて、今朝から書き始めたよ。
ここまで書いて、モニタ眺めているうちに涙が出てきた(恥)
最後まで絵は描けてるから多分挫折せず書きおおすことが出来ると思うけど
どこにUPするか、まだ迷ってる……。
303ずばずば赤ペン:03/04/05 13:02
>>302
まず第一に全体的な構図と、なにが起こっているのかということが
非常につかみづらいです。
その文だけでは
僕と道路と血????ということしか、読者にはわかりません。 
 わざと情報を先延ばしにして、ゆっくりと読み手に与えていく
という手法も、確かに存在しますが
その手法が生きてくるのは、
きっちりとした基盤となる情報が
ひとつでも初めに明示されていること
且つ
その先を読んでみたいと思わせることが
出来たときだけです。

統括すると、
文中同じ意味合いのことが
何度も出てくるわりに、(例、白鳥の湖=くるくる回る、どす黒く変色=黒い染み など)
一向として話が進まず、
その割りに抽象てきなものいいが多いため
読者は比喩なのか、本当の出来事なのかが、
判断できません。
(例、血だまりの上を回る、空に舞い上がった……。 )

もう少し事実を正確に伝えることを、第一に書き進めることに
注意しながら書くと、またイメージが変わるかもしれません。

304302:03/04/05 13:58
>>303
レスありがとう!恩に着る。たぶん一ヶ月以内に、
「ごはん」か「またり」にUPすることになるとおもう。
その時にはまた意見投稿してもらえると嬉しいな…。
…でわでわ。            やなぎ
305名無し物書き@推敲中?:03/04/05 14:58
やなぎ















逝け
306名無し物書き@推敲中?:03/04/05 15:22
ここ、完結してない文章を投稿してもOKでしょうか?
いいんじゃないですか?
308306:03/04/05 15:37
ではお言葉に甘えまして。

--------------------------------------------------------------------

 空を見上げれば白い雲。靴の下には未舗装の田舎道。聞こえてくるのはやけく
そのような蝉時雨。
 細い農道の両脇には少し濁った水をたたえた用水路と、延々と連なる水田。穂
を重そうに枝垂れさせた稲の向こうに、青や赤や黒の屋根を持つ人家。そんな具
合だ。
 ――この村はずっと変わらない。俺が飛び出した時のままだ。
 口には出さず呟きながら、佐々山託は額を流れる汗を手の甲で拭った。晩夏の
日差しは容赦が無い。太陽が、自分の季節が終わるのを必死で拒んでいるみた
いだ、と託は思った。
 託がこの白川村を去ってから三年。もう帰る事はないだろうと思っていた。それ
でも彼が帰郷を決めたのは、あるニュースを知ったからだった。
 社会欄の隅の小さな囲み記事。
 その記事は、彼の母校である白川高校が廃校になる事を告げていた。彼が青春を
過ごした場所、ゆるゆるとした午睡のような記憶の横たわる場所。そして、彼にとっ
て最も忌まわしい思い出の残る場所でもある。
 歩みを進めながら、考える。
 俺は、なぜあそこに行こうと思ったのだろう?
 行ったところで何をするというのだろう。何を取り戻せるというのだろう。何もできは
しない。何も取り戻せはしない。今さら、今さら、今さらだ。
 いつの間にか、奥歯をぎりりと食いしばっていた。油のはぜるような、じゃあじゃあ
という蝉の鳴き声だけが意識を満たしていく。

--------------------------------------------------------------------

以上です。よろしくお願いします。
309名無し物書き@推敲中?:03/04/05 16:54
>>275
この二人はいったいどこにいるのでしょうか?
ステージ?広場?それとも広場のステージですか?
夜であることはわかりますが、いまいち場所がよくわかりません。
あと、女性の髪が赤いことはわかりました。
しかし他はわかりません。
女性は太っているのですか?やせているのですか?
目は小さいのですか?大きいのですか?
それとも、晒してある場面よりも前で説明済みなんですか?
それとも、細かいところは主人公は目がいってないんですか?
それなら、一人称(主観)ですし、理解できないこともないですが。。。
どうも読んでいて、イメージしづらいのですが。。。
310list ◆FHLyPS5192 :03/04/05 17:32
>>13
・回想系小説にしては重要箇所であるプロローグが手抜き過ぎ。
(現状の自分:家族、仕事、生活などのエピソードを読者が不快に感じない程度に
追加するべきです。 最低でも60行〜100行程度)
・同じ言葉を重複使用はしない。
(この場合はピアノ・レッスンが該当)

プロローグは改良の余地があり。
《一》は特に問題なしかと。
311ずばずば赤ペン:03/04/05 17:42
>>308
文章の構成といい、話しの流れの持って行きかたといい
なかなかのものだと思います。
ただ
ここまでのレベルであると、逆にありきたりな比喩や、物語り
そして、論理的(行動的)矛盾が少し気になって来るところです。
>やけくそのような蝉時雨
美しい田園風景の中で、やけくそという言葉がどうも不釣合いな
ような気がします。
>〜屋根を持つ人家。そんな具合だ。
そんな具合だ。というごつごつとした言葉より、ここで思い切って、
例、そのような懐かしく、見慣れた景色が託には〜
というような構成にした方が、その下の行で、《―−》を使わずに、
よりいい流れの文章が完成すると思います。

>俺は、なぜあそこに行こうと思ったのだろう?
前文の流れからして、行く。というより、帰る。だと思います。
そして、皮肉やアラ探しの好きな読者には、託は帰って来たことを
後悔し初めているようだが、その前の電車やバスなど、果ては
行く前にそう思わなかったのかな? という疑問が浮上して来ます。

初めに述べましたが、かなりのレベルまで到達しているので
全体的に隙のない文章と、唖然とまではいかないまでも
歯切れよく、違和感のない自然なセンテンス、単語などを
より追求して欲しいところです。
ひとつの言葉に納得いくまで、悩み抜いた作者の文と
そうでない文では、やはり読んでいる時の楽しさが
違うと思います。
312306:03/04/05 18:12
>>311
批評して頂き、ありがとうございます。
大学時代は小説研究会に所属してそれなりに作品を書いてもいたのですが、
筆を執るのが久しぶりだったので不安になっていたところでした。

ご指摘の点、全てごもっともだと思います。
特に主人公が帰郷する前に考え直さなかったのか、というご指摘は盲点でした。
これは完全に私のミスです。

ただ、「やけくそ」というのは考えた上で選んだ言葉です。
ただ美しいだけの田園風景ならば不釣合いでしょうが、
主人公の苛立ちや不安を仮託してみたつもりだったのですが。

何にせよ、もっと推敲したいと思います。
やなぎキターーー(・∀・)ーーーーーー!!
314名無し物書き@推敲中?:03/04/05 20:30
 『アメリ』をみた。映画館の横を歩いてジュンク堂に向かう。「JUNKUDO」の名はjunkを連想させて面白い。
信号待ちをしながら見上げると直方体のビルの側面がガラス張りで、
交差するエスカレータが昇ったり降りたりしているのが見える。まるで水槽に入れた土のなかの蟻の巣のよう。
 アジアの片隅でわたしは信号が青になるのを待っていた。
315名無し物書き@推敲中?:03/04/05 20:36
天井を蜥蜴が這っている。天井板の木目が笑う顔を描くその左の眼あたり。
そして、裸電球のまわりを直径14cmくらいの白い球体がぼんやりゆらゆら浮遊している。
白くて大きな蛾が、羽を激しくはばたいて飛ぶのでz軸回転体のようなものになり、印象としては白い球体がなかぞらを浮遊しているように見えるのだ。z軸にあたる胴部は万年筆のように太い。気持ち悪い…
316名無し物書き@推敲中?:03/04/05 21:04
ここに書いて批評する香具師って素人だろ?
そんなの何の意味があるんだ?
317名無し物書き@推敲中?:03/04/05 21:31
>>316
わかるよ。
それはこの場所で幾度となく繰り返されてきた『?』だ。
その『?』への対処方法に関する結論は、これまでの夥しい
議論の結果、ある程度定まったものになってきている。
過去スレ・PART4の中盤に
内容が記されているから読んでみてくれ。

318名無し物書き@推敲中?:03/04/06 00:54
作者が、もっともだ、と納得した批評は下手な批評である。
作者が腹を立ててこそ、どんな罵詈雑言にせよ、作品の的を得た批評に限りなく近いのである。
>>318
その考え方もどうかね。
320ツマラ ナイオ:03/04/06 05:51
  [艦長さん?]
「それは阿藤快よブライト」
「なんだかなぁー」
セイラのフリから始まるブライトものまねだった
それを見るクルーたちにとって似てる似てないは重要ではなかった
なぜならこれは半日はやり続くジャイアニズムあふれる
壮絶なものであると知っているからだ  
「あっ!津川さん?」
「どーしてわかった!」
    略
  
  [兄弟対決]
「フハハハハハ!人がゴミのようだ!!」
セイラがメガ粒子砲片手に言う
「アルテイシアか!」
赤いのが出てきた
「口を慎みたまえ!君はラピュタ王の前にいるのだ」
とハヤトは言っていたがいかんせん影が薄く誰にも気付かれないのだった
「北斗神拳奥義!!」
とセイラがスーパーサイヤ人を越えたスーパーサイヤ人になると
「北斗ぉぉぉ!」
赤の額にはドラゴンの紋章が光り輝くのだった...

ついに出会った生き別れの兄弟 しかし何も知らず
二人は敵として対峙するのだった!そして二人は何を思うのか
北斗に明日はあるのか?新たなる敵とは?
すべての謎がついに明らかに! 
次回 [遥かなるイスカンダル 前編] お楽しみに!
   ジェットブースタを付け 飛べ!ガンダム!

二つともガンダムとかわかんない人にはわかりにくいですが
 こうすればもっと面白くなるとかツッコんでいただけると幸いです。 
321list ◆FHLyPS5192 :03/04/06 06:12
>>320
地の文と会話のバランスが絶妙。
意味がわからなくても笑う事が出来る文章でした。
リライトの必要も無しと言う事で……。

――執筆で徹夜明けの為に意味不明気味の批評でし。
322ツマラ ナイオ:03/04/06 06:28
>>321
朝早くから妙な話(笑)を読ませてしまってすみませんでした。
いつも友達などからはこういう話に対して「意味わかんない」
だけで終わっててブルーだったんですけど、感想を言われる事が
こんなにうれしいのだと初めて知りました。ありがとうございます
323323:03/04/06 10:18
批評、宜しくお願いします

祭りの日

 店子の宮島と連れ立って祭りを見に行った。上がる花火に感
嘆し慌てグッズを買い求めた。右や左のグッズ群をあれやこれ
やと品定めに興じる最中ふと後ろを見やるとそこには苦笑いの
宮島の姿があった。これは失態を見せた、そう恥じ入る私の心
を見て取ったのか宮島は自らを目隠しをするような仕草をしお
どけてみせた。生真面目で通る宮島には珍しい姿でしかしその
心の優しさは一級品であったのか。このような好男子はそうそ
ういまい。私は、やはり宮島を誘ったのは正解だったな、と感
動を覚えずにはいられなかった。そのような私だったから宮島
にこう尋ねずにいられなかった、何か食べたくはないか? 宮
島はやや狼狽しながらも少し考えこういった、リンゴ飴が食べ
たい、と。
324323:03/04/06 10:20
私は思わず少し吹き出してしまい対する宮島は心もち憮然とし
ているかに見えた。しかしその実彼の頬がかすかに上方に上が
ろうとするのを抑制しようとする様を私は見逃しはしなかった。
すかさず、これでお相子ね私たちは恥で結ばれた運命共同体よ、
といささか大仰に構えて見せると宮島は今度はその不器用な笑
顔を隠すことはしなかった。しかしその後に買ってやった宮島
ご執心のリンゴ飴は棒ごと折れて赤色の球体は砂にまみれてし
まった。既に宮島に相当の親近感を抱いていた私は声を立てて
笑ったがそのときの宮島に笑顔はなかった。私は不安に襲われ
た。自分はもしかしたら宮島を傷つけてしまったのではないか、
と。その帰り道私たちは二三言葉を交わしたもののあの柔らか
な気持ちはもう帰っては来なかった。私は随分しょんぼりとし
た。
325323:03/04/06 10:22
唐突に宮島が口を開いた。申し訳ありませんでした、せっかく
のご好意を申し訳ありませんでした。悲しくそして悔しかった。
だから私は宮島に、戻ろう、というや否や走り出した。私はこ
れまでに走ったことのない速度で走りつづけた。さて砂にまみ
れたリンゴ飴は果たしてそこにあった。まだ蟻もたかっていず
に静かにそこに在った。私はそれを手に取り口へ運ぼうとした。
その瞬間宮島の骨だった大きな手が伸びそれを阻むと逆に宮島
はその球体を彼自身の口中へと投じた。あっという間だった。
彼は労を要しながらも順調にリンゴ飴を噛み砕きつつあった。
私は黙ってそれを見ていた。そして最後に宮島は砂を吐き出し
た。砂は食べても美味しくないですからネ、宮島はそういうと
もういちどぺっと砂を吐き出した。私は宮島の口中の器用さに
驚きながらも嬉しさを隠せず宮島の真似をしぺっとやった。す
ると宮島は上方に吊り上る口角をさも邪魔そうに又ぺっとやっ
たので私も負けじとぺっとやった。上がる花火よりも美しく私
たちの唾液は地に落ち砂にまみれた。

* 店子:借家人
326名無し物書き@推敲中?:03/04/06 10:39
327ずばずば赤ペン:03/04/06 10:57
>>323
心地よいリズム感に包まれた、いい文章だと思います。
 ただ、無理に短くまとめたからか、それとも細かい内容
的なものは意識せずに、ただ音読的な美麗さを追求して
書いたからなのかもしれませんが、意味合い(行動に対
する感情的な動機や、宮島という人間と主人公との関係)
がよくわからないという面が多々見受けられました。


例、>店子の宮島と連れ立って祭りを見に行った。上がる花火に感
>嘆し慌てグッズを買い求めた。
これは書き出しなのですが、花火に感嘆しながら、なぜ《慌てて》
グッズを買ったのか?ということがまず疑問にのぼり、なんらかの
特殊な関係(例えば、主人公は店主で、仕入れにでも来たのか?)
などと、思いながら数行読み進みましたが、一向に宮島と主人公との
関係がはっきりしないまま最後になってしまいました。
二度目に読んで要約
>これは失態を見せた、そう恥じ入る私〜
のための伏線で書かれているということがわかりましたが
そうすると、
>上がる花火に感嘆し慌てグッズを買い求めた。
という、花火⇒慌てて買う という線が少し不自然かと思われます。
全体的にこのような動機の希薄性が目立ったのが少し残念だと
思いました。
あと、細かいようですが
>ご執心のリンゴ飴は棒ごと折れて赤色の球体は砂にまみれてし
>まった。
ここの、球体という記号的で突き放した表現が
落ちたときの失望感をよくあらわしていて、うまいと感嘆させられました。
328ずばずば赤ペン:03/04/06 11:07
続き
読んだ感じだと私は女性と見受けられますが、
(それか作者が女性)
その辺りのことを私が宮島に対してどのような気持ちを抱いているのか
ということを冒頭に、一文だけでも加えれば
かなり話の印象が変わるように思います。
329名無し物書き@推敲中?:03/04/06 13:19
読みにくいとは思いますが、リーマンの道楽につきあってください。

今朝、泣きながら目が覚めた。このような起床は、なんともいえないモヤモ
ヤが胸にいつまでも残る。多いのか少ないのかは知らないが、月に一回は髪
の毛や枕、頬が濡れていて、あぁまた悲しい夢をみたのか、と目覚めの悪い
朝を向かえる。はっきり覚えてはいないが今回は親父が死んだ夢を見た様だ。
どこかの病室のベッドの上で虫の息で目を閉じている親父の手を握っていた
事は思い出せる。どうやら私は他の親族より遅れてきたようで、母、妹、祖
父等に囲まれた形で、リュックを背負ったまま、親父の痩せた手を握り何や
ら話しかける。そんな夢だった。夢の癖にやけにはっきり、ただただ悲しい
という心の動きまであった。えいっ、これじゃまるで葬式のリハーサルじゃ
ないか、縁起でもあるまい。実際には親父は今、50代の働き盛りで、今日も
今頃はすでに満員電車に揺られているはずである。私の学費、仕送りを稼ぎ
、家族をまもるために出社しているのである。無意識の夢とはいえ、こんな
ものを見てしまったことが親父に対する裏切りのようで心苦しい。今朝に限
らず大抵、枕を濡らす夢というのは、近い肉親の死である。そもそも夢とは
何だ?無意識の願望?虫の知らせ?それとも来るべき時に備えた心の準備か
?いや、そんな大げさなものではないのかもしれない。時には何の意味もな
い荒唐無稽、はちゃめちゃな夢もある。確か、ノンレム睡眠とかいう眠りの
浅いときに夢を見るのだということを聞いたことがある。ということは深い
眠りの時にいったん脳の中のデータををきれいさっぱりクリアにして、いら
ない記憶をすて、眠りからの覚醒に備え、大切なデータを掘り起こす際に視
神経に反応して映像として見せられる、生理活動の副産物が夢なのでは。映
像というところもひっかかる。寝ている時は確かに目はつぶっているはずで
ある。にもかかわらず、色の有無はおいといても、夢は映像、映画のように
俯瞰ではなく主観視点であらわれる。ということは先天的な盲者はどのよう
な夢を見るのだろう?音声だけで表現された世界なのだろうか。音声、音声
と言えば夢には音声が、、、、、っとここまで寝起き
330329:03/04/06 13:26
のぼけた頭でぼんやり考えたところでいつもの頭痛がやってきた。そう、私は
物心ついたときから、浮かんだ疑問に対し、幼稚な考えをめぐらすと耐え切れ
ない頭痛に襲われるのである。例えるなら頭の中、脳に目覚まし時計をねじ込
まれ、それが大音量で鳴り響くような頭痛だ。耐えられない、立っていられな
い、風邪などの時の頭痛とはまた異質なもので、頭をかきむしり、呼吸さえ困
難になり、コンクリの壁に頭を叩きつけたくなるほどの。しかし、私はこの頭
痛と長年つきあっていくうちに、対処方を見出した。簡単なことである。めぐ
らした考えを忘れてしまえばよい。思考を停止させればよい。そうすればこの
痛みも嘘のように鎮まる。痛みを伴う思考はしないように、というか意識せず
に沸いてきた疑問はすぐに記憶の彼方に葬り去るように訓練してきて、現実に
そうできるようにはなっていたが、今朝は油断したとしか良いようがない。寝
起きでかつ、親父の死というものがショックだったことから、できもしないこ
とに頭を働かしてしまった。幼少のころまで私を含めた全ての人間が私と同じ
ような頭痛に悩まされ、苦しんでいると思っていたが、どうもそうではないと
いうことに私は早い時期から気がついた。一度、母にこうこうだということを
話したことはあるが、何ともいえない悲しげな、また不憫な子を見るようなま
なざしで見つめられてから頭痛のことは口外しないようにした。これまで思考
するということを放棄して生きてきたことになるが、別段不便に感じたことは
ないし、むしろ余計な悩みを持つことなく気楽に生きてこれたような気がする
。よく、お前はなにも悩みがなくてうらやましい、ということを言われるが、
331名無し物書き@推敲中?:03/04/06 13:27
非常に読みにくい文章だなぁ。
332329:03/04/06 13:28
そういうときはニヤニヤ笑ってはぐらかすことにしている。思慮深くな
くても、いまでは俗に言う一流大学に入学できているし、小、中、高と
成績も決して悪くはなかった。むしろ、思春期に皆が抱えるような、何
故勉強しなくては?などという疑問を持つこともなく、素直に学校で教
わることを吸収できたように思う。人間関係についても同様に、このハ
ンディキャップは有利に働いてきた。悲しいことだとは思うが、頭痛が
伴うほどの会話、議論に普通に付き合う事には遭遇しえなかったし、逆
に考えずにつきあうことが、人間関係の潤滑油にさえなってきたと今で
は思える。いや、昔からそうだったのではない。幼い時は同級生と話す
たびに随分、忌々しいあの頭痛に襲われてきた。しかし私の変化なのか
、周りの変化なのか分からないが、年を重ねるにつれ、無くなってきた
。こういう次第でこれまでの人生で人間関係においてさして大きな衝突
もなく、通信簿には協調性に二重丸がつくような生き方ができた。私は
この頭痛という特性は人間としての処世術が生まれつき備わっているよ
うに今では思われ、感謝さえしている。情報があふれかえり、一々処理
しきれなくなっている現代社会に対応した新しいタイプの人類ではない
のかと、選民意識すらも芽生えた時期があった。滑稽な話だが深く考え
ずに行動する私を見て、男らしいと評価する人までいる。
333329:03/04/06 13:31
>>331
ですよね スレ汚してすいません。
( ゚д゚) ホェ〜
335323:03/04/06 14:43
>>327さん
詳しいご指摘有難う御座います。
動機の希薄性、なるほどと思います。
野暮を承知で言えば、
狙いとしてはなるべく心情表現を少なくして、
行為から心情を浮かび上がらせようということでしたが、
今のままじゃ私しか心情が理解できないってことですよね。
そこらへん精進いたします。
階級差のある恋愛が書きたいと思っています。
336名無し物書き@推敲中?:03/04/06 14:46
階級差のある恋愛?
337名無し物書き@推敲中?:03/04/06 14:56
赤ペンなんて名乗ってて恥ずかしくないかね。
どこの素人か知らないけどさw
338 :03/04/06 15:04
>>337

せっかく良スレに戻ってきてるんだから波風立てないよーに…
『自作晒せ!』と逆上する香具師もいるんだからさー
寝た子を起こすなYO!
サゲ進行で頼むw!

……( ´,_ゝ`)プッ
339名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:21
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340名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:27
>>337
>>338
自作自演警報!
スルーでよろしこ。
341名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:30
赤ペンと>>323は同一人物だと思いたい・・・。違うなら違うでやばい
あんなつまらない文になぜそこまでマンセーを?
342名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:32
こんなとこでマンセーしてどうするの?
意味無いだろ。
343名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:42
>>340
おまえ自体がスルーしてないわけだが。
まず、自分から、な。

漏れも何がいいのかさっぱりわからない>>323
別に文章に惹かれないし。無用に古臭いし(まあ、ここは趣味嗜好の問題だが)。
最後の唾液の描写も想像すればするほど汚いし、文字通り後味悪い。
花火より美しい唾液なんて、アンタの脳内だけで補完されてるんであって、
俺にはさっぱりわからないな。全体を通して儚さや美的なものをを出そうとしてる
んだろうけど、唾液って(w 砂にまみれた唾液想像させてどうするのか、と。
344名無し物書き@推敲中?:03/04/06 15:44
今ご飯で削除されようとしている作品。
そんなに駄目か?

http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20030405000006
345ショック!!:03/04/06 18:34
>>コピペ
自分自身でも今でも信じられないんですが実話です。

タイに観光で滞在していたときに成り行きで8才位の子供とSEXをしてしまいまし
た。
夕方に遺跡公園周辺で写真をとっていたとき、朝からしつこく物乞いをしてくる少
女がいたんです。自分自身は無視をしていたんですがあまりに付いてくるので50
0バーツほどの小銭(あとになって地元では大金だったと言う事に気が付いた)を
渡すと意味のわからない言葉を喋り、自分の手を引っ張りながら人目につかないと
ころに連れていかれました。意味不明なままちょうど観光客から死角になる部分に
付くと、いきなり少女が自分の少し砂で汚れたTシャツとスカートを脱ぎだし、自
分は「ノー プリーズ」意味不明な英語で脱ぐのを止めさせようとしたんですが。
既にパンツを下ろしかけていて綺麗な割れ目を見てしまいモラルや倫理も全て吹っ
飛んで舌で性器を舐め続けてしまいました。さすがに中に入れる事は躊躇われまし
たが性器を指で広げまだ犯されていない白濁色の処女膜をもうどうでもよくなり、
何度も愛撫をしながらSEXをしました。
し終った後、気が付くとブロックの地面に血が少女の性器から滴り落ちていたので
さすがに嫌悪感を抱きましたが。

これが自分の初めてのSEXでした・・(多少グロイ部分は省いてます)
(このあと少女の家 ・・というよりダンボール小屋に連れて行かれて3〜4日位
一緒にすごしました。もちろんSEXをしながら、ちなみにお金はその初めにあげ
た500バーツだけです)
346名無し物書き@推敲中?:03/04/07 00:21
>>323
作品中に「宮島」の出てくる回数、21。
同じく「私」は、17。
それでどうだとは言わないが。
どうでもいいんだけどさ
>>197-198のってマジですか?
俺小説のみならず日常生活でも結構出てくるんだけどさ
まるで当然のように流されてるというか
まるで同一人物が書いたかの様に自然というか
参考までにどなたか答えてくださいな
348347:03/04/07 02:54
もしかして198は197へのレスじゃないのかな?
早とちりスマソ
あと添削お願いします

 祖父はいつだってベッドの上で朽ちていた。体中には一世紀近くもの年月が皺と
して刻まれ、肌から潤いは遠のいて久しく、病院に封じられてからはいよいよ生気
の色を失っている。僕は時々、彼が生きている事に自信が持てなくなる。手を取っ
てみると、やはり弱弱しくも確実に脈動を繰り返す生命があった。手を離すと、そ
れはまたすぐに管を植えられた操り人形に戻ってしまう。取り巻く糸はいつだって
祖父の意思とは無関係に鼓動を打たせ、呼吸をさせる。こうはなりたくないと思っ
た。
 僕は月に一度だけ、この父方の祖父を見舞いに来る。治る見込みの無い患者や治
っても未来の無い患者が押し込まれたこの病棟に定期的に訪れる人間は決して多く
ない。おそらく二十歳前後では僕以外にいないだろう。ここの看護婦や見舞いの時
によく顔を見る常連には、若いのに偉いと社交辞令なのか本音なのかわからないが
誉められる事がある。僕はあまりそれを素直に受け止める事が出来ない。祖父に情
を感じた事が無いからだ。
349347:03/04/07 02:58
 祖父のイメージは物心ついた頃から白いシーツと消毒薬の臭いがセットでついて
きた。記憶にある中で初めて見舞いに行ったのは僕の中学校入学の報告をしようと
父が言い出した時の事だ。当時は寝たきりながら意識もあり病名も今とは違うらし
かったが、詳しくは今でもよくわからない。まだ管の類は一切差さってはいなかっ
たが、すぐ祖父は疲れてしまい会話と呼べるものは出来なかった。今でも記憶に残
っているのは白いシーツと、消毒薬の臭いと、病院という存在に調和して、むしろ
埋没しているそれだけだ。結局高二の夏に祖父が心臓疾患で人格すら奪われるまで
に病院を訪れたのは三回。うち二回も一切話す事はなく、話した一回も祖父が歯の
無い口で微かに息を吐いた後、父に「お礼はどうした?」と言われ訳もわからず言
ったありがとうだけである。それまでも父は見舞いに行こうとしきりに家族を誘っ
たが、母が何かと理由をつけてはそれをさせなかった。ものぐさな僕はいつだって
母の味方だったが、その度父の悲しそうに笑う様には罪悪感を覚えて目をそむけて
いた。
 僕は大学生になり、祖父の存在は見慣れぬ老人から名称だけに成り下がっていた。
母方の祖父は僕が生まれる前に亡くなっていたので、祖父とは親の父の存在であり、
おじいちゃんという単語を聞けば柔和で笑顔を絶やさないまるでドラマやCMにでも
出ていそうな見ず知らずの老人が浮かんできた。画一化された祖父が僕のスタンダー
ドとなり、少なくとも友人の祖父が死んだと聞かされるまでは何の不自由も無かった。
その友人は数日学校を休み、帰ってくると色々忙しかったよとくまの出来た顔でいつ
もの様に笑っていた。疲れた顔以外は以前と何も変わらないはずなのに、気を使う僕
らも相まってかまるで彼が一回り年上になったようだった。老けた彼の肩には、死と
悲しみと、それから更に際立つ生の臭いが漂っていた。人間が変わるという現実を目
の当たりにして、僕は死と生を内包した我が祖父の元を訪れようと決心した


初めて書いたんで駄作なのは百も承知です。
どこが悪いのかすらわからないのでビシバシ叩いてくれるとありがたいです。
あと見ての通りまだ途中です。詰まってしまったので上手く続くまで時間を推敲に当てようと思いまして。
お願いします。
自分が思うに

>祖父はいつだってベッドの上で朽ちていた。

「朽ちていた」はなんか完結した事柄のような感じがするので今だ存命中の祖父には「枯れていた」とか別の表現の方がいいと思う。

>体中には一世紀近くもの年月が皺として刻まれ、肌から潤いは遠のいて久しく、病院に封じられてからはいよいよ生気の色を失っている。

妙な具合の比喩とか自分はあまり使わないのですが、こんな回りくどく書くよりはもっと削った方が内容をつかみやすいと思う。
例えば「皺が刻まれた体からは潤いが失せ」とか単純に削ればこうなるのかな。
「封じる」はなんつうか「神に封じる」とかのイメージが先立つし、動きを規制するとか塞ぐとかの意味合いの方が強いので
閉じ込める。って言う時には不向きかもしれません。
で、なんとなく「病院に封じられてからは」と言うことはそれ以前の描写が前半の文章かと思えますが、
これは別に違和感なく読めるのでいいのかな。

>僕は時々、彼が生きている事に自信が持てなくなる。手を取ってみると、やはり弱弱しくも確実に脈動を繰り返す生命があった。

ここだけ祖父と呼んでいたのを「彼」と言うのはどう言った効果が得られるものか。「祖父」で統一した方がいいですね。
そして「自信が持てない」と言った後で「生命があった」と逆に言うのだから、自分なら「しかし」とかで接続する。

>手を離すと、それはまたすぐに管を植えられた操り人形に戻ってしまう。取り巻く糸は
>いつだって祖父の意思とは無関係に鼓動を打たせ、呼吸をさせる。こうはなりたくないと思った。

で前文に続きここでもまた「人形に戻って」と逆のことを言うので、死→生→死と立て続けに書いても、
どことなく一文一文が完結しきっているのでギクシャクしていると思う。区切らず流れに乗せて祖父への印象は
書ききってしまったほうがいいかな。
>僕は月に一度だけ、この父方の祖父を見舞いに来る。治る見込みの無い患者や治っても未来の無い患者が
>押し込まれたこの病棟に定期的に訪れる人間は決して多くない。おそらく二十歳前後では僕以外にいないだろう。

回りくどくはないか。「治る見込みの無い患者や治っても未来の無い患者が押し込まれたこの病棟」に「定期的に訪れる」
「治る見込み〜」で一区切り、そしてそこを訪れる主人公、とここは分けた方がいいかな。そしてさらに「決して多くない」
と三つもの要素を一文に盛り込むには込み入りすぎた内容かと思う。最後の「決して多くない」が一番重要なら、はじめから
「決して多くない」と書けばいい訳で、その他は冗長に過ぎるかも知れません。そこまで完結にしたくないと言う場合は前述の通り
分けて書けばいいですね。

>ここの看護婦や見舞いの時によく顔を見る常連には、若いのに偉いと社交辞令なのか本音なのかわからないが
>誉められる事がある。僕はあまりそれを素直に受け止める事が出来ない。祖父に情を感じた事が無いからだ。

一先ず全般に感じたことは頭から考えていって考えた端から次々書いていったような文章と言うこと。つまりもう少し
演出を効かしてもいい場合が多かったです。
最後の「無いからだ」と祖父のことで文を締めていますが、
当然「祖父のこと」が次の文章ののっけに来るような錯覚がありまして
なんと言うか、次に来るのがその「情を感じない」と言うことについて、
しかも長々と書かれているので、少なくともこの短文では効果的とは
あまり自分は感じませんでした
と言うのも祖父やその他の説明の合間合間に主人公の主観が入り込むので、
当然次もその流れのまま説明が描写が続くと考えてしまうわけで、
流れを切らずに別な流れ、主人公の主観で綴る祖父のこと、となると違和感が生じるんだと思います。
>>348>>349で語られる内容はまったく別個のことなので、前半で述べた内容にも文章の流れ的にも
もう少し区切りを明確に書いてほしいと思います。
>祖父のイメージは物心ついた頃から白いシーツと消毒薬の臭いがセットでついて
>きた。記憶にある中で初めて見舞いに行ったのは僕の中学校入学の報告をしようと
>父が言い出した時の事だ。当時は寝たきりながら意識もあり病名も今とは違うらし
>かったが、詳しくは今でもよくわからない。まだ管の類は一切差さってはいなかっ
>たが、すぐ祖父は疲れてしまい会話と呼べるものは出来なかった。今でも記憶に残
>っているのは白いシーツと、消毒薬の臭いと、病院という存在に調和して、むしろ
>埋没しているそれだけだ。

自宅療養していたのでしょうか? それで「初めて」お見舞いに行ったのが中学入学の報告。
「物心ついた頃から」つまり初めからの割りに、「初めて」お見舞い、と。別に内容は間違ってはいませんが
重複した単語が出てくると倒錯したイメージが出てくると思います。むしろ言いたいことは「初お見舞い」
なのだから、「物心云々」は省いても大丈夫かと思います。
で個人的に過去の話で今とは違うことを言っているのだから「詳しくは今でもよくわからない」ではなく
「覚えていない」とかの方が座りがいいと思います。
次の「管のたぐい」もいっぺんに説明してしまった方がいいのではないでしょうか。
「差さってはいなかったが、祖父はすぐ疲れてしまい」ってなんとなく意味は繋がっていませんよね。

>結局高二の夏に祖父が心臓疾患で人格すら奪われるまでに病院を訪れたのは三回。
>うち二回も一切話す事はなく、話した一回も祖父が歯の無い口で微かに息を吐いた後、
>父に「お礼はどうした?」と言われ訳もわからず言ったありがとうだけである。
>それまでも父は見舞いに行こうとしきりに家族を誘ったが、母が何かと理由をつけては
>それをさせなかった。ものぐさな僕はいつだって母の味方だったが、その度父の悲しそうに
>笑う様には罪悪感を覚えて目をそむけていた。

ここは結構うまく書けていると思います。「味方」と言うほど強力なイメージではありませんが。
>僕は大学生になり〜(略

ここも、それほど悪いとは感じません。別に最後になって飽きてきたわけではありませんが。
「名称だけに成り下がった」と言うことは、それまで「見慣れぬ老人」でも少しは祖父としての実感があったのか
よく分かりません。そして画一化されたイメージがスタンダード、あまりスタンダードが適切な語とは思えませんが
スタンダードと言うのも、実の祖父が類型的な祖父に観念化することが、果たして名称だけに成り下がると言うことと
イコールなのか疑問です。私の語彙が貧弱なだけかもしれませんが、もう少し適切な比喩があってもいいのではないか。
そして友人の話。どことなく主語が省かれたような感が無きにしも非ず。
とりあえず友人が変わって見えたのは分かりましたが、その「現実を目の当たりにして」どうして「祖父の元を訪れようと決心したのか」
少し意味不明ではないでしょうか。この短文ですので、途中と本人も言っていますが、続く内容が分からない以上
この一文から感ぜられることは、変に利己的な主人公。
生と死について書くのかどうか分かりませんが、(友人の祖父が)死んで初めて見知った現実のその余波を受けて
一体主人公がどんな決意でもって重大な問題に直面して自分なりの回答を得るのか、
非常に興味深いですが、話の進めからとしてどこかおかしさを感じなくもないです。
だって主人公が見舞いに行き始めるのも、言ってみればこの友人に感化された上での話で、
そこに信念も無ければ初めから情も無いと謳っているので果たしてこれで満足な内容に描ききれるのか
そこだけが心配であります。
しかし、後半はつまり主人公が頻繁にお見舞いに行くことの説明でありますが、前半から繋がった内容とは思いがたいです。
前述の通り、前半最後の文章が後半での祖父話を想定させているのに、実際は主人公の行動説明な訳で、だとしたら前半の最後は
「主人公の見舞うと言う行動」それそのものについて言及して引きとか、そんな演出がほしいですね。
もちろんこの短い文章上の出来事なので大きい流れから見れれば不自然ではないかもしれませんが、ここだけで見ると
そう見えます。そしてやはり短い文章の積み重ねが長編な訳で、ここで不具合が生じては大きな流れでも同じことなので
その辺もう一度見直すなりなんなりしてみてください。
>>348-349
本当に初めて書いたの?
かなり上手いと思ったんだけど。
まあ、でも後半くどさはあるかな。
あと、もう少し読み手を意識したほうが良い。
文章は読みやすくて良かった。
355名無し物書き@推敲中?:03/04/07 12:43
>>350
無意味に長いだけで、よくわからん批評のように思いますた。
横やりで申し訳ないが、せめて批評するなら簡潔な書き方を心掛けた方がいいよ。
357347:03/04/07 13:32
>>350
4レスにもわたって添削ありがとうございます。
読めば読むほどうなずくばかりで、充分推敲したはずなのにと情けないばかり。
少しだけ言い訳させてもらえば最初は三人称書きで書いた文章を途中で一人称書きに
変えたので、前半の文体がおかしくなってしまったという事。あと接続詞に関しては
私は頼りきってしまう癖があるので、極力使わない事にしてたんです。そしたら今回は
最低限使うべきところまで削ってしまったようで。お恥ずかしい。
あとはもう書けずに手を抜いたとこなんて見事に指摘されて一人ディスプレイの前で
「バレテルー」と叫んでおります。
私のような素人には詳しく問題点を指摘してもらえると改善もしやすく大変ありがたいです

>>354
ありがとうです。文学(自分で言うのもおこがましいですが)として小説を書いたのは
初めてです。前に何も知らない頃ショートショートやらラノベやら書いた事はありますけど。
うまく見えるのは恐らく推敲に使った時間が書く時間の5倍くらいだからかと・・・

これからも精進してみようと思います

>>355-356
私がレスすべきところじゃないですが一応
今回頼んだのは批評じゃなくて添削なのでこの形式で非常にありがたいと思ってます
358名無し物書き@推敲中?:03/04/07 19:21
>>355
俺もそう思った。
批評が下手すぎ。
359名無し物書き@推敲中?:03/04/07 19:23
日英翻訳、英文ページ作成、英文レジェメ作成、英文課題、レポート代行、海外の大学進学
のためのエッセイ代行など、さまざまなサービスを提供します。個人でやってるので最安値。詳しくは
イングリッシュヘルパー
http://www.freespace.jp/~sean2001/
360名無し物書き@推敲中?:03/04/07 20:48
とある町の、とあるファミレス。
そのファミレスの一角に、なにやら怪しいオーラを蟠らせている黒ずくめの三人組がいた。
一人は小太りの男で、空調が効いている店内で首周りや脇のところの黒をさらに濃くしていた。
小太りの向かいに座っている、なんだか青白い不健康そうな男は、悪魔のレリーフの入った
懐中時計を取り付かれたように開け閉めしていて、カチカチ五月蝿い。
二人に対して上座を取っているリーダーらしき男は、黒のハイネックに黒のジーンズ、
黒いスカルリングを鮮やかに着こなしてはいるが、色んな意味で頭のマッシュルームカットが
ぶち壊している。

三人の中を漂っていた沈黙を、マッシュルームが破った。
「さぁ、今宵も全能で無能なる神の為に『殺神会』を開こうではないか。」
青白い男は無言でうなずき、小太りは注文ブザーを押した。
話を切り出したのは、青白い男だった。
「じ・・実は、こっこの間の『殺神会』で僕に降ろした、
 だっ第三位堕天使がまだ身体にいるみたいなんだ・・・。」
青白い男が、見た目同様消え入りそうな声で言った。
「そっそんな馬鹿な!私が行った排霊は完璧だったぞ。」
「チョコレートパフェも、ケーキもいっしょだろ!セットにしてるんだからアイスコーヒーも割引しろよ。」
二人は声を荒げた。
361名無し物書き@推敲中?:03/04/07 20:50
続きです。

「きっ君の力を疑っているわけじゃないよ。でっでもいるんだ。感じるんだ。」
「お客様。大変申し訳御座いませんが、パフェとアイスコーヒーはセットにはなりません。
 ケーキとアイスコーヒーならセットになりますが、いかが致しましょう?」
二人の声は恐怖に震えている。ウェイトレスに至っては涙目だ。
「なぜだ!排霊は完璧だったのに・・・はっ!まっまさかあの時の第三位天使は神の密偵じゃ・・・
 いやっそうだ。そうに違いない。おのれぇ・・我々の存在に気付いて先手を打ち始めたか。そうはさせるかぁ!
 よし!これから本部で再排霊だ。ふっふっふ、目にもの見せてやる。」
「ああ、そうか解ったよ!パフェとコーヒーをいっしょに出せないような店なんか二度と来るかよ!
 おいっお前!出るところ出てやるからな!」
三人は勢い良く店を飛び出し、雑踏の中に消えていった。

同時刻
とある聖域。
「天使長、今もって来たこの報告はする必要があるのかね?」
背に翼を持つ男が恭しく天幕の彼方に対して答えた。
「お言葉を返すようですが、最近神の冒涜を掲げた輩が増えているのですよ。
 その三人が行っている『殺神会』なる会は、今月でもう十三回も・・・」
「もうよい!みなまで言うな。さがれ!」
背に羽を持つ男は、恭しく礼をして退出した。
天幕の彼方はうんざりしながら言った。
「こんな奴らに何ができるというのだ。全能って言うのも考え物だな。こんな奴らの監視なんて無意味だ。」
神とは無能なる傍観者だが、全能なる監視者でもある。


初めて書きました。
長文ですいません。ツッコミどころ満載だとは思いますが、優しくお願いします。
赤ペン光臨きぼんぬ
363名無し物書き@推敲中?:03/04/07 22:15
はいはい……
これは「小説」じゃなくて「セリフ付きあらすじ」だね。
ナニ言っているのかわかんないなら、もう少し読書して
から書きましょう。
まあ、ンなとこだね。
>>なにやら怪しいオーラを蟠らせている

どういう風に怪しいか書かないとだめ。だから粗筋と言われる。
ここだけでなく全体的にそうだね。
365名無し物書き@推敲中?:03/04/07 22:40
まあ、これで許されるのもラノベの特徴なのだが。
366名無し物書き@推敲中?:03/04/08 01:22
>>360-361
あて、こないなケッタイな文、なにゆうてるんか、さっぱりわからへん。
あてみたいな、よび知識ないもんにも、わかりやすう、かいてほしいのん。
黒の三人の、どのお方が、なにをしゃべっておりやすか、まるでちんぷんかんぷんでんな。
さいごなんてな、もう、なにこむずかしいこと並べておいでやすか?
病院のことでっか?

367名無し物書き@推敲中?:03/04/08 01:59
>>360-361
この人は、世の人々を信頼しきってるんだろうな。
「オーラ」「悪魔のレリーフ」「無能なる神の為の『殺神会』」「排霊」etc・・・
これらの単語が、何の説明もなしに、あたかも世界の共通理解のように、
バンバン出て来るわけで。
何言ってんだ、このバカは、ってなる罠。
これは、ラノベだからとかそういう問題じゃないだろう。
ラノベだからこそ、厨房でも入っていけるように
わかりやすく仕掛けの一つ一つを説明するべきだ。

文章レベルは、ラノベであることを考慮しても、恐ろしく低い。
この「恐ろしく低い」は、何が書いてあるかわからない、レベルで
技術云々以前のレベル。
この人が今からすべきなのは、「本をもっとたくさん読め!」という話でなくて
「もっと成長してから小説書け!」って話。
たぶん、高校生ぐらいなんだろうが、今、このレベルでいくら書いてジタバタしても、
何のプラスにもならない、と思う。
成長ってアンタ……
2ちゃんねらのガキですよ?
誰か無理矢理でも良いから360をほめてやれよ
>>360
たくさん批評家面したヴォケが釣れて、大漁でげすな、旦那。
初めて投稿します。
批評、批判、お願いします。

「私、音楽を聞くのは好きよ。でも嫌い。特にヘッドホンで聞くのなんて大嫌い」

そう彼女は外の景色を眺めながら言った。

「なんで?」

僕は彼女の不思議な言動に振り回されているのは、わかっていた。

それでも僕は彼女に質問した。

「なんで嫌いなの?」

・・・少し沈黙が続いた。

「終わるから」

顔を外に向いたまま、彼女はそうこぼした。

「例えばね。凄く好きな歌があるとするでしょう?
それをCDなりMDなり、なんでもいいから聞いていたら、いつしか終わっちゃうじゃない?
だから」

彼女は立て続けに言った。

まるで僕の言葉を受け入れる隙を与えないかのように。

また少し沈黙が続いた。

「じゃあ、ヘッドホンは?」
僕はその答えを何となくわかっていた。それでも彼女の口から言わせたかった。

「・・・・・音楽が終わるとね、まるで自分だけが置いていかれる感じしない?
歌を歌ってる人や叩いてる人や弾いている人、その人たちと一緒に居る感じがするの。
好きな歌を聴いてる時はね。でもヘッドホンはダメだよ。あれを考えた人は最低だね。
だってすぐそばに居た人たち急に消えるんだよ?」

いっぺんにそう言い終わると彼女はため息をついた。

まどが少しまるく曇る。

僕は思っていたとおりの答えが帰ってきたので満足だった。

「ねぇ」

急に彼女が僕の方に振り返った。

「いじわる」

そう言うとまた外の景色を見だした。

夕日が綺麗だった。

ラジオからは今夜は雨が降ると伝わってきた。

僕は車を急がせた。           END

まったくもって素人です。
どうか、厳しい批判、お願いします。
373名無し物書き@推敲中?:03/04/08 03:54
>>371
宇宙人に向けたメッセージはやめてください。少なくとも
人間に向けて書いた文章ではないですよね。
全てを論理的に詰めて書けとは言わないですが、あなたの文章は
その場の雰囲気で適当に流しすぎで、あまりに論理的じゃなさ過ぎます。
何がどうなってこうなる、誰がこう思ってそう言う、そういう論理の連関が
わけわかりません。私の理解力が足りないのか、宇宙人に向けられてるから、
地球人の私にはわからないだけなのか、どっちなのかはわかりませんが。
もう一回声に出して百回読むことをお勧めします。
それで、自分の書いた文章のおかしさを理解できないなら、
今のあなたの実力はそんなモンです。

あと、その「全くの素人」とか言って逃げ道作るの、やめて。
素人ってなんだよw そんなこと言ったら、ここにいる奴らは
みんな素人。
       籠もりの春

彼方では戦争をやっているというのに、今日は昼の3時ごろまで
惰眠をむさぼり夕方から漫画喫茶で生姜焼き定食を食いながら漫画
を読んでいた。
その後、DVDを2本レンタルして1時過ぎまで観ていた。
どちらもやたらとCGに凝ったやつで辟易してしまったが、ふと思う。
俺の生活って毎日がフイクションを引きずりながら過ぎてゆく、何か
を見たり聞いたりするほとんどが現実ではなく「作り事」だ。
テレビに写るイラクの戦争さえもが、なんだかウソっぽく見えてしまう。
いつのころからウソの世界が居心地良くなったのかとこの頃頻繁に考える。
真夜中の3時に、ネットをやっている俺みたいな奴は世界にどれほど
いるんだろうか……。
と思いながらも手は昼間にDLしておいた半角板のオカズをまさぐっていた。
「んっ」
子供の泣き声がするな、というよりこれは赤ん坊か。
窓を開けて外に耳を傾けるが何も聞こえない。モニターに向き直ると
また、聞こえてくる。
やはりパソコンの中から聞こえてくるようだ。
か細い弱弱しい今にも息絶えそうな小さな声である。俺は胸が締め付
けられるような息苦しさに襲われた。
心臓が激しく鼓動する。
この部屋から立ち去りたい。直感でそう感じたが、闇に包まれた街に
往くと、もうこの部屋には戻れないような錯覚を覚えた。
俺は、2時間以上もジッとパソコンの前に佇んで、その泣き声を聞き
続けている。
朝になり太陽が射すとこの子も泣き止むだろうと思いながら……。
375名無し物書き@推敲中?:03/04/08 06:52
少しだけ、見てみましょ。
彼方では戦争をやっているというのに、今日は昼の3時ごろまで
惰眠をむさぼり夕方から漫画喫茶で生姜焼き定食を食いながら漫画
を読んでいた。

彼方では戦争をやっているというのに、昼の3時ごろまで惰眠をむさぼってしまった。
夕方から、漫画喫茶で生姜焼き定食を食いながら漫画を読んでいた。
(三時から、夕方まで、なにしてたの?)
全体的に、いい加減すぎる。
文を作るときは、単語・文節なんかの場所まで考えるべき。いらない単語は削った方がいい。
今日の三時の、今日って必要ないでしょ。
必要な理由を考えて、思いつかないような単語はいりません。
376ヽ(*゚Д゚)ノガォー:03/04/08 08:12
去年の暮れくらいに書いた詩(?)を思い出しながら写してみます。
板違いかもしれんけど、批評が面白いので。

「2003」

来年のカレンダー
上のほうだけを画鋲でとめたので
下のほうはまだ、くるっとまるまってる
ちょっとくずした原色のイラストと
ちょっとくずれた数字が並んでいる
予定を書き込む余白はなく
書き込むほどの予定もない


批評よろしくおながいします。夢は小説家です

見た目は10代後半くらいの少年が歩いている。
いかにも田舎で育ったような、そんな外見をしている少年。
とてもじゃないが、今歩いている都会には不似合いだった。

「おい」
少年は振り向く。 知らない顔が三人ほどいた。
三人が三人、いかにも悪そうな、そんな分かり易い外見をしていた。
「なんですか?」
少年は少々声を震わせている。 目はキョロキョロして、なんだか挙動不審だった。
「金貸してくれよ」
少年は直ぐに、ああこれがかつあげなんだ、と思った。
「ないです」
ハッキリと言おうと思ったので、大きい声が出てしまい、ちょっと恥ずかしそうにしている。
「ふざけんなよー」
悪そうな奴の1人、金髪のいかつい鷲鼻をした男が近づいてくる。
ほとんど密着していた。 気持ち悪いことこの上ない。
「ないものはないんです」
ちょっと遅れて「すみません」
頭を深く下げた。 誠意が伝われば許してくれるだろう。
そんな楽観的な思考の人間だった、彼は。
「じゃあこっちこいよ」
少年は三人に手を引かれるまま、人気の無い路地裏へと連れられた。
378377:03/04/08 08:34
「ごほっ」
少年は地面に倒れた。 鷲鼻にみぞおちを殴られたからだ。
少年は地面に手をつけたまま立ちあがらない。
「ごめんなさい」そう言うだけだった。
今度は蹴られた。 顔が持ちあがって、歯が折れるのが分かった。
口も切った。 血が出て気持ち悪かった。
次は髪を捕まれた。 少年は引っ張られて立たされる。
鷲鼻が右腕を後ろにゆっくりと振りかぶる。
気がつくと、また地面に倒れていた。
顔を触ると、ぼっこりと腫れていたのが直ぐに分かった。

数分くらいそれが続いた。
少年は段々と動かなくなり、飽きたのか三人は何処かへ消えた。
暫くして雨が降ってきたが、少年は起きることは無かった。
>>377-378
すまないが、とりあえずこれを読んだだけでは、特に魅力的に感じる部分はないな。

>いかにも田舎で育ったような >いかにも悪そうな
具体的な事を何も書かず、完全に読み手任せにしてしまうのは手抜きと言われても仕方がない。
まあ簡潔さを旨とするショートショートとかなら別だが、少なくとも
暴力表現を伴う内容にふさわしいような厚みは全く出てこない。

>とてもじゃないが
強調表現としては口語的すぎる。あくまで強調したいなら「全く」ぐらいで。

>なんだか挙動不審だった
客観的な叙述ではないので、三人称にそぐわない。
「なんだか」とか「不審」とかいうのは「見た者が感じる主観的な印象」だろう?

>金髪のいかつい鷲鼻をした男
どっちかというと「いかつい鷲鼻をした金髪の男」の方がスムーズに読める。
「金髪の」が「鷲鼻」にかかる修飾語のように一瞬思わせてしまうから。

>そんな楽観的な思考の人間だった、彼は。
倒置法を使ってまで「彼は」を強調するようなところではない。
不必要な倒置法は強い違和感だけを与えてしまう。

クライマックスにあたるだろう暴力描写は、出来事を羅列しているだけで
読み手に感情移入させるほどのものがない。
>血が出て気持ち悪かった。
特にこのあたり。「どう」気持ち悪いのか。
血のぬめりなり味なり、その感触が読者に伝わるように書くべき。

あと、そもそも何をしたわけでもなく金も持っていない少年が
半殺しにまでされる理由がわからんのだが……。
いくら批評してもらうのが目的でも、理解できる話を書くべきだと思う。
>>377
どうでもいいんだが句点の後のスペースは違和感がある
>>21
君は正しいと思うよ
382名無し物書き@推敲中?:03/04/09 03:02
本気で小説家を目指すつもりなら
まず、こんなところに投稿してはいけない。
気持ちはわかるが、そこで踏みとどまることの「賢明」を理解せよ。
小手調べとはいえ、自作品の「大安売り」みたいなことは
作家を目指す人間とて、何の得にもならないのである。
おわかりですか?
383かおりん祭り:03/04/09 03:03
http://www.saitama.gasuki.com/kaorin/

  〜oノノハヽo〜
     ( ^▽^)/⌒\                       , −-
     ((ニ[二=(  こんなのがございま−−==≡≡す♪  ))
   /∧=:||  \_/                       `ー‐‐'
     じ/___/
384名無し物書き@推敲中?:03/04/09 03:09
>>382
別に、ここで作品全部を晒すわけじゃなくて、
ただ単に、文章を見てもらうだけなので、別にいいんじゃないの。
当たり前だけど、ネットで本気作を晒す馬鹿はいない。
>>382
ここは利用価値あるよ。
今年はじめから2CH出入りするようになって、
2ヶ月くらい利用した。今は投稿サイトに入り浸ってるがw
他人に文章を晒すことへの免疫をここでつくればいいじゃないか。
それ以上は望むべくも無いということに、いずれ気付いて
自然に抜けていくのでわ?
気付かずここに居続ける香具師などまずおらん。
いたとしても、単にそこで「選別」されたというだけのハナシ。
目くじら立てるようなことは、な〜んもない罠…。
386377:03/04/09 05:56
>>379
わかりやすい指摘をありがとうございます
この話には最近の少年の犯罪の恐ろしさを私なりに考えたものを
文章に纏めてみたものです
少年犯罪の狂気について何かを感じていただければありがたいです

>>380
そうでしたか。今度からは気をつけます。

>>382
私はまだまだ未熟で、この文章も昔学校で習った作文以来なのです
この板やここのスレッドなどでもっと文章力を身に付けようと思い
書き込みした次第です。
>>382
言いたい事は分かるし、一理ある。
でも、現役の作家にだって似たような事をしてた人は多いんじゃないかな、きっと。
もちろん>>384の言うように、「晒したい願望」に負けて本気作を
晒しちゃったりする奴は論外。論外中の論外。
(ネット上に限らず、ね)
388387:03/04/09 09:16
追伸。批評を得られる可能性さえ高ければ、沢山の人に読んでもらえる
ネットって媒体は、やっぱり有用だと思うよ。
389駄文名無し:03/04/09 20:09
疑心暗鬼

人間、いつ何があるかわかったもんじゃない。
会社の帰り、電車に揺られながら私はそんなネガティブな事を考える。
……この前、私の同僚が亡くなった。
交通事故だ。
飲酒運転のトラックに彼女の運転する車は追突された。
彼女が悪かったのではない。
ただ、運が悪かったのだ。
どんなに注意していようとも、避けられない災難はあるものだ。
だから、私は出来るだけ自分の心がけ次第で回避できる災難は避けようと、そう思う。
いつ大きな地震があってもいいように、
枕もとに懐中電灯とラジオ、さらにカンパン等の非常食を置いている。
街中でいつ暴漢に襲われてもいいように、護身用スタンガンを携帯している。
夜間、盗みに入られないように、ドアチェーンをかけ、針金を鍵のツマミに巻きつけてから寝ている。
いつ火事になってもいいように、消火器もキッチンの近くにちゃんとある。
新しく開発された特別製で、ちょっと噴射しただけで、出火直後ならば
油に引火して燃える炎もほぼ確実に鎮火できるスグレモノだ。
所謂、『転ばぬ先の杖』ってやつである。
ちょっと神経質かも知れないが、この位でちょうどいいと私は思う。
残念だが、都会は治安が悪く……悪意に満ちている。
そんな事をとりとめもなく考えているうちに、電車がホームに到着した。
電車を降り、駅前へ出る。
ぼうっとしていた私は、駅前で柄の悪い大男と肩がぶつかってしまった。
それも思いっきり、だ。
私はそのまま早足で通り過ぎようとしたが、男の腕が私の肩を掴んだ。
「おい、待てや」
野太い声。
私は咄嗟に肩に置かれた手を振り払い、駆け出した。
スタンガンを持っている事も忘れて。
390駄文名無し:03/04/09 20:12
「待てよっ!」
男が大声をあげ、私の後を追って来る。
どれくらい走っただろうか。
人通りのある駅前からはかなり離れ、街灯もまばらな住宅街の方へ来てしまったようだ。
息は切れ、足はガクガクだ。
だが、ここで捕まる訳にはいかない。
こんな人気のない所に逃げ込んだ自分の浅はかさを呪いながら
ちら、と後ろを振り向くと、まだ男は追って来ている。
肩がぶつかってしまった、ただそれだけなのに。
こんなにも執拗に追ってくる。とても正気とは思えない。
走るスピードが徐々に落ち、男との距離が縮まっていくのが自分でもよくわかる。
――バキッ!
その刹那、嫌な音を立てて靴のヒールが折れ、私はその場に無様に転がった。
最悪の事態だ。
顔を上げた時には男は既に追い付き、私の目の前に立っていた。
391駄文名無し:03/04/09 20:13
「はぁ、はぁ……おい、大丈夫か?」
男は意外にも私に手を差し伸べ、起こしてくれた。
「……え?」
信じられない展開に、言葉が上手く出てこない。
「いくら何でも、いきなり逃げるこたぁないじゃないか」
状況が把握できずに戸惑う私に、
男は「これないと、家に入れないだろ?」言いながら鍵を差し出した。
私のアパートの鍵だ。
「あ……!」
「ぶつかった時、落としたんだ。急いで呼び止めようとしたんだけど、
 いきなり逃げちまうし、どうしようかと思った」
「あ、ありがとう……逃げたりして、すみません」
「かまわないさ、俺、悪人顔だし」
「そんな……」
彼は因縁をつける為に私を追って来たのではなかった。
鍵を落として困るだろうと心配し、
勝手に早合点して逃げる私を必死に追ってきてくれたのだ。
私はしばし呆然とし、疑う事しか知らなかった自分を恥じた。
彼は「じゃあな」とだけ言うと走り去った。
いつの間にか、転んだ時に怪我をした腕にハンカチが巻かれている。
家に帰り、スタンガンと針金をゴミ箱に放り投げた。
何故か、もう不安はない。
今日はいつもよりよく眠れそうだ。
>>389-391
そんなに酷くないと思うけど
時制がはっきりしてない?
事起こってから「え、主人公って女だったの?」
この二つの点が気にかかったです
特に二つ目は暗喩でも良いから、序文で見せて欲しかったかなぁ…?
素人意見で申し訳ないと分かってはいるが、レスもないので、つい。
詳しい所は他の人おながいします
393高1のなぐり書き(短編小説の下書きデス):03/04/10 00:23
「犬(仮題)」
 高校からの帰り道。ぼんやりと物憂い夕方。自転車でたそが
れの街を駆け抜ける僕はただひたすら家路を急ぐ。風景なんか
見ている心の余裕はない。学校でも相手にされず、家でも相手
にされない。誰からも理解してもらえない寂しさ。それでも何
とかこの世にしがみついているだけだったのだ。
 ある日、自転車をこぎながらふと顔を上げた僕の目に、一匹
の犬の姿が映った。犬、というかボロ雑巾と形容した方がいい
かもしれない。それくらいみすぼらしい犬だ。皮膚は薄汚れて
、黒い斑点と汚れの区別が付かないほどだった。人気のない車
庫に、まるで死んだようにだらりと体躯を横たえているだけだ
った。犬らしい活力など、その犬はみじんも持ち合わせていな
いのだった。おそらく狂犬病でももっていたのだろう。
 「かわいそうに!」僕はその家の前を通るたびに心の中で嘲
り笑った。「この犬は、飼い主からさえ嫌われているんだな!
哀れなヤツめ」
 
394高1のなぐり書き(短編小説の下書きデス):03/04/10 00:23
しかし。いつからだったろう。僕は知らないうちに、帰り道
の途中、その犬を眺める、いやチラリと目に留めることが日課
になっていた。いつ通っても、その犬がしっぽを立てていたり
餌を食べていたり、ましてやボールで遊んでいたりしているこ
とは皆無だった。いつものように焦点の定まらない物憂げな目
で、前方3mほどの所をみるともなしに見ていた。ある時は犬
の目と僕の目があって、少々驚かされたものだ。例の目で、犬
が僕に同情を寄せてくれているように感じられたのだ。僕は慌
てて目をそらした。「僕はコイツみたく可哀相な存在ではない
ぞ!」
 それでも僕は毎夕、なぜかその犬を見つめた。ある日のこと
、また犬と目があった。しかし僕はなぜか、もう目をそらすこ
とはしなかった。むしろ自分から犬と目を合わせようとさえし
た。犬と僕だけの、秘密の、そして奇妙なコミニュケーション
だった。落伍者の1人と1匹が奏でる、夕暮れ時の哀愁のハー
モニーだった。
 
 
 冬が過ぎて春になり、僕は自動的に進級した。進級しても状
況は全く変わらなかった。僕はますます自分の殻に閉じこもり
、鬱々とした毎日を過ごしていた。
 春一番が吹いて数日経った日の夕方、僕はいつもの如くその
家の近くを通ると車庫のほうに視線を向けた。しかし−−車庫
に横たわるボロ雑巾が、いない。こんなことは初めてだった。
大方散歩にでも行っているのだろうと僕は考えた。
 ところが、何日経っても何ヶ月経ってもボロ雑巾を目にする
ことはなかった。僕は初めて事の次第を理解した。アイツはと
うとう保健所に連れて行かれて、殺されたのだ。
 僕は涙が止まらなかった。

 「俺が、俺が・・・。俺が死んでしまった!」
395名無し物書き@推敲中?:03/04/10 00:26
>夕暮れ時の哀愁のハーモニーだった。

高校生とは思えないほどカビの生えたセンスに脱帽です。
396高1のなぐり書き(短編小説の下書きデス):03/04/10 00:26
そりゃどうもw
スジはどうですか・・・?
397名無し物書き@推敲中?:03/04/10 00:36
ヒキになるようなところで終わってますけど、別段読みたくならない
ですね。
つまらん日記にしか見えないので。
下書き見せられて「どう?」って言われてもねえ。
ここは真面目に批評するスレじゃないのか?

399名無し物書き@推敲中?:03/04/10 00:43
いたって真面目に冷静に判断してるけど、不真面目に見えんのか?
400名無し物書き@推敲中?:03/04/10 00:58
>>393
文章はまるっきり下手だが、高校生と言うことを加味して見れば
まあまあか。技巧的でなくて、文章に生の感じがある。
オッサンのちょっとうまい文章よりも、俺はこっちのほうがいいなあ。
最近、ゴミ同然の投稿が続いたせいか、ちょっと違ったものを見せてもらった。
その感覚を忘れずにがんばりな。
401名無し物書き@推敲中?:03/04/10 01:28
389からの二作品に共通する弱点を一言で言うなら、魅力がない、ということなのです。
登場するすべての事物や単語に、読者は個性が感じられないのです。
まあ一例を挙げましょう。
>>いつ大きな地震があってもいいように、枕もとに懐中電灯とラジオ、さらにカンパン等の非常食を置いている。

乾パンじゃなくて、看板を置くのです。アンパンをおくのです。

>>そんな事をとりとめもなく考えているうちに、電車がホームに到着した。電車を降り、駅前へ出る。

電車を降り、死人の転がるバグダッド駅前に出るのです。

>>犬、というかボロ雑巾と形容した方がいいかもしれない。

犬というか、亀の子タワシにミミズがついたような〜

とにかく、修行の第一は、身辺のものを細かく、じっと見つめることですよ。



402名無し物書き@推敲中?:03/04/10 01:31
>>401
惜しいね。もう少し電波っぽくしていれば読ませることもできた
かもしれないけれど、ま、諦めろ。才能がすこぉし足りない。
403401:03/04/10 01:36
>>402
まじめに言ったのですよ。
404402:03/04/10 01:40
>>403
まじめに言ってますよ。
>>401
わかつた。「射精した」そう、言って欲しいんだな?
406名無し物書き@推敲中?:03/04/10 02:26
ちんこ好き人間がふたりいるようだ。
俺を含めて。
407名無し物書き@推敲中?:03/04/10 04:24
この際、ここでアイディア的なことはいわない方がいいのだろうか?
難しいだろうな。こんな所でアイディア勝負するのは。
勝負はしないがおれも>>406も、
この程度のネタなら腐るほど出るとおもわれ。
アイディアとも呼ばないっての。
409駄文名無し:03/04/10 13:09
>>392
参考にさせてもらいますです。
コメントしてくれてありがたう。
410批評家もどき:03/04/10 16:21
>……この前、私の同僚が亡くなった。
「この前」という言葉自体に長い間があるのでいらないのでは
>残念だが、都会は治安が悪く……悪意に満ちている。
ここでどうして3点使うか首をひねった
あとは一人称、使わなくても意味が通る箇所が多々あったと
思われます。視点を「私」に据えているので「ここは『私』がなくても
わかるんじゃないかなぁ」と感じたところがちらほらと……。
全体的に読みやすい文章で、王道の起承転結もしっかり踏まえていて、
主人公の状況描写や性格もショートにしてはよく取り入れているし、
まさにお手本のような小説になっているのではないでしょうか。
ただ、この話どこかで読んだような気がする。また、これと似たような話を
誰もが思いつくんではないでしょうか。その意味で、オリジナリティは
ないように思われます。
>393〜394
「テメェの感傷に付き合っている暇はねぇんだよ」
いえ、これは私の言葉ではありません。
きっと、そう思う人がたくさんいるんだろうなぁと、読んでいる時にヒシヒシと
伝わってきました。いわゆるオナニィなんですね。
世界が自分の中だけで完結してしまっている。いいんだ僕なんかと内にコモって
しまって、まるで川の吹き溜まり、雨の後の水溜り、爺さんの痰壷、生理のあがった
ババァの万個……。独りよがりを比喩するのはシニカル屋さんに任せるとして、とにかく
オチがマイナスで終わったのは残念、出だしがネガティブだから最後は成長するオナニィ君を
見たかった。しかし、犬を通して自己を見い出した主人公は思春期に大きな成長をしたということ
なんでしょうね。まぁ、それもちょっと穿った見かたでしょうね。
でも、高校生君はこれをエールと受け取ってください。若い奴には、増長して欲しくないという
オヤジの心からの気持です。
高校生だとかリア厨だとか、そういうのは新人賞に応募する時の
必須項目にでも書いておいてくれ。少なくともこのスレじゃあまり意味はもたないと思うんだが……。

>>389-391
文章的な突っ込みは大体のところ他の人に同意。
文章を批評するスレだからオリジナリティー云々はあまり気にしなくてもいい、と言うと正論だろうが
ここで読む人も、木の股から生まれてきた生き物ってわけじゃないんだから
少しは気にしてもいいかな、と考える。がんがれ。

>>393-394
漏れは長編書き専門だから短編のことは少し難しいが…。気になったことを一つだけ。
主人公のキャラクターがちと弱い。

「学校でも相手にされず、家でも相手にされない。
誰からも理解してもらえない寂しさ。それでも何とかこの世にしがみついているだけだったのだ」

特にここね。わざわざ一人称でのキャラクター描写なのに、その状況しか書かれていないって表現は、
主人公を話の大筋から切り離して、単なる語り部的になっているような物語の場合に使われるものだと思うのよ。
けれど、この話では「僕」と「ボロ雑巾」が二つの主役となって描かれているのだから、
もう少しなにかしら、この物語のテーマに通じるような心理描写なりあっても良かったのではないかしらん。
だからいきなり「俺が死んでしまった」などと叫んでも、見る側からすれば「いきなりコイツは何を言っているんだ?」と
一瞬懐疑的になってしまう。
これが「日記を見せられてもなあ……」とため息をつくヤシらの気分だと思う。
いきなりナレーションやってた奴が舞台から出てきて見せ場をとった、というか。
テンポがいい事が短編に不可欠なのは分かるが、出すべき所は出す工夫をしてみてはいかがか。
で、これもオリジナリティーが、って感想もあるが、>>389-391でも書いたのでもう以下略。がんがれ。
 初めて投稿します。短いですが、読んでくだされば幸いです。


 目の前の雑踏は今朝からずっとかわらずにうねり続けている。青年は一つのビルの屋上から、その人ごみを眺めていた。
 汗を流しながら歩くサラリーマンは、夏の陽光に打たれながらも会社のために東西奔走しているのだろう。
 テキスト片手に歩く女性はおそらく大学生。眼鏡をかけ、髪の毛も真っ黒なところをみると、性格的にはかなり真面目なことが窺える。
 二人組みで歩く女子高生は、肩にカバンをひっかけて、気だるそうにジュースを飲みながら笑いあっていた。
 雑踏の中で杖をつく老人が転びそうになった。その老人を、後ろから男子高校生が支える。若い奴らもまだまだ捨てたもんじゃないと青年が思ったとき、その視線が停止した。
 白いワンピースを着た女性がいる。
 人ごみの中でも女性は映えて見えた。おそらくは真っ白な服のせいだが、それよりも彼女自身からオーラが放たれているような気がする。
 馬鹿だ。青年は思った。そんなに目立ったら――すぐ俺に殺されるのに。
 口の端をゆがめてかすかに笑った青年は、陽光の降り注ぐ中、静かにライフルをかまえて銃口をワンピースの女に向けた。
 引き金に、人差し指をかける。
 右目はスコープに。左の目は閉じて、ライフルの後ろの部分を肩にかけた。赤錆のついた手すりに銃身を置く。

 とくん――。

 一呼吸のあと、青年は無表情のまま、引き金をゆっくりと押し込んだ。
表現に所々変な所あるね。

>目の前の〜眺めていた。
ビルの屋上から眺めているのだから目の前、とは言いがたい。
スコープ付きのライフルなんて使うんだから、少なくとも距離数十メートルはあるはずだ。
もし初めから青年がライフルのスコープ越しに覗いていて、
その事を読者に悟られぬよう隠しつつ言いたいのなら、「目の前」とかいう風に何らかの特別な形にしたらどうだろう。
一つのビルの、というのも他の細かな描写に比べてちょっと薄い感じがするんで少し不自然かなぁ、
とも思ったけれど、主人公は暗殺者、だからこのくらいの雰囲気でもいいかとも思う。

でも風景描写最後からアクションへつながる部分、
>雑踏の中で〜停止した。
って所は、主人公の殺意が膨れあがる瞬間なんだからも少し濃い目に書いても宜しかったかと。

それと、>おそらくは〜な気がする。って所、
これ良く分からないなぁ。そもそもオーラって何のオーラ?ここはしっかりおながいします。

ええと、最後はラストの一文。引き金って、「押し込む」って表現するかな?
確かにスリットの中に押し込むって感覚もあるもんだから確信が持てないので、「するよ」っていうのなら何の文句もありまへん。

まあ簡単に言うと、推敲ミスかと。根本的にズレてるとかそういうのじゃないと思うんで、がんがって。
>表現に所々変な所あるね。
自分も書き出しが変だし…こういうのをRRって言うんですよね(ローカルネタ)
>412  全体的に違和感バリバリな気がします
髪の毛の色で性格を決めてしまうのは視野が狭すぎるような気がしたけどそれは登場人物の考えなのだろうと無理やり納得しますた
>その視線が停止した。  のすぐ後に
>白いワンピースを着た女性がいる。
と言われても、納得できかねます。
>口の端をゆがめてかすかに笑った青年は
>一呼吸のあと、青年は無表情のまま
笑った青年は無表情のまま撃ちましたか。
あとライフルの後ろの部分とか言わず、銃床とか書いた方がいいかも。
てか青年とライフルって時点で違和感がありました。

あと作者様の中ではライフルを撃つのはどこぞの高層ビルの屋上にでもなっていたのでしょうか?
まったく記述が無いですが、冒頭に
>目の前の雑踏
とあるのできっと街中で撃ったのでしょう。自分の中で完成してしまうと情報が足りなくなってしまう事が
ある例でしょうか。

筋としてはとある狂人?が自分の目に付いた女性を撃つという猟奇的な場景という
事になるのでしょうか。一人称書きで書かれていますが主人公の青年の感情が
ほとんど伝わってきません。全く感情移入できず、一人称書きの意味がないと思います。
また猟奇的な事の演出が一切見当たらず、情景描写で失敗していると思います。
銃を撃った時点で終了していますが、これではストーリーのへったくれも無くなって
しまって、その情景描写や雰囲気も出来てないのでは見所がなくなってしまいます。

とか言ってしまってごめんなさい。文学ど素人の戯言でした。
最近文章書くのと同時に批評の勉強もしているのですが、なかなかどうして難しい。
どうしても規範批評になってしまふ。誰か純粋に文章を解剖する実戦的な批判理論
の見本を見せてください。

えっと、上記の文章の添削お願いします。
416415:03/04/10 23:20
スマソ、ビルの記述ありましたね
よく読んでないのばればれでもう顔から火が吹いてます。
嗚呼恥ずかしい。批評以前の問題ですた・・・
417413:03/04/10 23:30
>>415
確かに黒髪ワンピースの「美少」女は萌える。美女でも可だが。
批評を批評するのってのもちょっと変だが、なんとか言ってみる。
そもそも批評は評という言葉だけでも表されるがその評という文字は
「言葉で平らにする」って書いて評なんだよな…漏れなんかで出来るかどうか…(;´д`)

>その視線が〜納得できかねます。
やっぱり>>412の説明不足なんだろうかね。
もちっと注目、凝視した表現があってもよかった、には同意。

>口の端をゆ〜撃ち殺しましたか。
漏れは青年はスナイパーさんかしらん、と踏んでいて、殺す前に標的の馬鹿っぷりに
唇を歪め、仕事の瞬間は生真面目に、といったありがちな表現かと思えたが、
確かにこれも説明不足だね。
これは女子高生の>気だるそうに〜笑いあっていた
にも通じる…と思う。

>銃床 ぶっちゃけここは勉強になった。サンクスコ

>一人称書き
これは、どうなのかな?一応三人称扱いになってるんでない?
確かに物語的なメインアクションは殆ど青年独りだけど。こういうもんなの?

と、まぁ漏れも大概ボキャの薄いトーシロさんなんですよ
418名無し物書き@推敲中?:03/04/11 00:22
>>412
のような文章を、三人称限定視点、などといいます。三人称はほかに、
いわゆる神の視点の、三人称全知、があり、すべての登場人物の内面にまで入っていけます。
一人称は、主人公を「私」「俺」「ぼく」といった言い方で進めるものです。
419418:03/04/11 00:24
忘れていました、三人称にはもう一つ、三人称客観、などというものもあります。
これは、登場人物の内面にはいっさい立ち入らず、すべて外のカメラから眺めるように進める方法です。
420413:03/04/11 00:31
なるほど、勉強になりますた
使いどころを考えると
三人称限定視点・三人称全知:一般的な既存の小説
(ただし限定視点では、主として主人公の目を通しての風景しか見つけられない)
三人称客観:ドキュメンタリーなど
ってところでしょうかね?
421名無し物書き@推敲中?:03/04/11 00:36
「本当に、おまえ、それでいいのか? そんな、ありきたりな人生で」
 トシオは男のクセに、カナリヤがさえずる様な、可愛らしい、透き通った声で
俺にそう言った。その後で、夜道をぼんやりと照らす街灯の前に立ち止まり、
俺の肩をその両手で強く、強く掴むと、その可愛らしい声に抗うような真剣な眼差しを、
俺に呉れた。
「なんだよ。おまえ、少し変だぞ」
 酒も飲んでないのに、と思い、トシオの顔を見た。薄明かりの中に、ヤツの顔が蜃気楼のように
浮かび上がった。女にもてまくる、男の俺からすると嫌味で気障なその顔が、どうしてだろう、
とても哀しそうな表情になって、俺を一心に見つめてくる。俺は、ヤツの奇襲に戸惑い、二の句を
告げるのが躊躇われ、ヤツの言葉を待った。
「大学に入って、バイトして、サークル入って、ついでに可愛い彼女作って、セックス。
そんな、世の常識が作り上げたプログラムを、精密機械みたいに実行してるおまえ見てると
俺はイライラしてくるんだ」
 トシオは、一気に捲くし立てた。コイツ、何言ってんだ?フツーの大学生なら、みんな
そうじゃん。暴れるカナリヤに、俺は不思議そうに見入っていた。
「おまえ、そんなにあの女、好きか?」
「あの女?ああ、 江見ちゃん? そりゃあ、彼女目当てで、サークル入ったようなもんだから……」
「それが気にくわねーんだよ、バカ野郎」
422 ◆MatsuJab.I :03/04/11 00:39
死に急ぐこと
生き溺れること
あなたを愛せば 私は死に急ぐことを選ぶでしょう
信じることが怖いから
あなたを憎めば 私は生き長らえるでしょう
この痛みを忘れたくないから
この闇は 永遠の光に満ちています
あなたは 光
私は 闇
決して交わることはないでしょう
私は闇に溺れるでしょう
もし 闇に桜咲いていたなら
あなたに逢えるかもしれません…
また 桜の季節に…
423418:03/04/11 00:41
三人称客観の作品では、たとえばヘミングウェイの「殺し屋」がすぐに思い浮かびます。
もし読んでないなら、短くて、史上に残る名作なのでお勧めします。
>>421
ホモ小説は
>>421
で?
続きは?
426413:03/04/11 00:52
了解、センクスコー。
ヘミングウェイはまだちこっとしか読んでないので
後学のため、是非にとわず探して読んでみますわい>>418

さてちょっと眠いので今日はもうお喋りやめ…でも>>422氏、
その手のやつなら
書いた詩・・評価してあげるよ? Part11
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1047308621/l50
へ行った方がよくないかい?
427名無し物書き@推敲中?:03/04/11 00:53
>>422
マジなのか、ネタなのか、まずそこをハッキリさせてくれ。
マジだとしたら、ポエムをこのスレに持ち込むのはやめてくれ。
批評のしようがないから。
428名無し物書き@推敲中?:03/04/11 00:55
>>422
たぶん、これネタだね
批評はネタとして、でいいんじゃないか?
429名無し物書き@推敲中?:03/04/11 01:13
>>492
芸能有名人板にもあるから、そっちでやれば?
なんで、ここでやるんだ?
誤爆スマソ・・・
>>421
多くの人の感想にもあるようにウホッな感じのこの文。
でもウホッ、というストレートゲイより「カナリヤ」やら「躊躇」とかいう少女文学的な単語が使われるあたり、
どちらかというとジャニ系で、顔が長く、人を殺せるんじゃないか、ってくらい鋭い顎をした美青年二人が出てきてる感じです。
ぶっちゃけていうとBL(ボーイズラブ)ですな。俺の下であがけ、ですか。おめでてーな。
…まあそんな俗っぽい話はおいておいて。結論としてそんな展開にはなってないことだし。

まず全体的に読点が多すぎる。強調効果的なものもあるが、
何の効果もない読点はちょっと疲れるかもだ(戸田奈津子風)
後接続助詞の足りない、不自然な箇所も散見される。そこら辺は細かすぎるのでいいや。

> トシオは男の〜俺に呉れた。の、
俺にそう言った。/その後で、/強く、強く掴むと
ここまでくどく書かれると、ますますウホッな悪寒がする…いやいや。
もう少しどこかをあっさりと区切られないものか。「その後で」とか、要らないのでは?
あと、
>可愛らしい声に抗う
ちょっとむちゃくちゃ。抗うってのは負の刺激に対して反抗の行動を示すアクションだから、
自作自演で戦争させてても読者は途惑うだけかと。負の条件は負の刺激足りえるか、つう話だあね。
>真剣な眼差しを、俺に呉れた
呉れたの呉、とは娯楽の娯にも通じる会意文字で、口をもって体をよじる、
つまりなんらかの叫びが必要となる言葉。それを考えるとここの漢字の使い方はどうなんだろう

ポップかつスタイリッシュな文にしようとして凡ミスした感じかしらん?
話がモーホー系なら漏れはノン気なんでがんがれ、と素直には言えない…まぁ好きにして。

#「男が好きなくせに女にもなれない、タマも落とせないハンパ者!まだ自分が普通だってことにこだわってるのさ!」
#---映画「フローレス」より、ドラッグ・クイーンの集団がゲイに向けて(うろ覚え)
>>421
トシオタン・・・
イケメンなのでつか?
やおい系小説を純文の賞に出すと落ちるらしいよ
434415:03/04/11 19:40
>>413-423
色々と勉強になりますた
てか青年って単語が出てるのに一人称と誤解したのは致命的でした・・・
全然文章ヨメテナーイ

ヘミングウェイ是非読んでみたいと思います
全部一から、しかもいっぺんに始めた人間には読んで書いて考えてキャァ大変。
ドモデシタ
435名無し物書き@推敲中?:03/04/11 23:13
ホモって言うか極度のナルなんじゃ?
実際、紙一重だし。
436名無し物書き@推敲中?:03/04/12 23:29
ナルナルナル
アナル
フジサキ思い出した。
サクラテツの大統領ってまんまブッシュなのな。
どでか爆弾ぶち落として「ジャスティス!」とか叫んでるし。
4391コーナー進入:03/04/13 13:34
描写スレに書いたほうが良かったですかね?


 タコメーターの針は10000rpmの表示を超え、さらに周り続けようとしていた。
俺は出来るだけカウリングの中に体を収めようと、タンクを全身で挟む。
GP125クラスの細い車体がさらに頼りなく感じられた。
 一瞬前に通りすぎたサインボードには、今年の初走行にしてはいいタイムが記されていた。
6速へとギヤを蹴り込む。メーターの針が落ち込み、また伸び始める。
周りを巻く風は切り裂かれるだけではなく、隙あらば俺を振り落とそうとする。
200kmオーバーの世界。それに原付並の車体で挑む。
まるでキチガイ沙汰だな…そう思う。
 1コーナーまで200mの看板がゆっくりと近付き、それから加速度がついたように大きくなると、俺の横を薙いでいった。
まだだ・・・。俺はスロットルを開け続ける。ねっとりとした恐怖感が俺を包みはじめた。
ヘルメットのシールド越しに斜め上を見るようにして看板を見続ける。
150m看板が後方に吹き飛んでいき、100m看板が迫る。
臓腑が全て喉からせりあがってくるような、そんな恐怖感。
本能がアクセルを戻せとしきりに頭の中で警鐘を鳴らす。
俺は構わずスロットルを捻る右手にさらに力を込めた。
 看板があっという間に迫る。うなる風の音とエンジンの悲鳴だけが聞こえる世界。
100の文字が過ぎ…た。
俺はスロットルを戻し、同時に指をブレーキレバーにかけると、じんわりと力を込めた。
急激に落ちるスピード。前にのめりそうになる体を、何とか下半身で押さえる。
視線は常にコーナーの出口に送りながら、ゆっくりバイクを寝かし込み、
それに合わせるようにしてレバーに込めた力を抜いていった。


440名無し物書き@推敲中?:03/04/13 22:40
>>436
ゲームのルナを思い出してしまったYO
卵焼きクレ−プ

 風呂に入った後の飲み物は旨い。
飲んだビ−ルが、喉は当然、耳の方へも突き抜ける感触がある。
テ−ブルに座って飲んでいた俺は、おつまみに何か無いかな…と、
乱雑したテ−ブルを見渡した。
使ったコップや皿で溢れている。誰も片付けない。
結局何も食べられそうにない。
 しょうがないから、卵焼きを作る事にした。
俺はレンジから卵を取り出すと、小さい小皿にそれを割って落とす。
そして、割った殻で黄身を潰す。
適当な蓋を探したが、テ−ブルの上には見つからない。
しかたなく、ガスコンロに卵入り小皿を置くと、それに油を少々垂らし、
レンジの蓋を開けて小皿を入れた。回っている間、俺は椅子に座りビ−ルを飲む。
しばらくたって音がした、俺が蓋を開けると、白い煙が目に見えて分かった。
 俺はレンジで作った卵焼きを食べた。……まずい。
脂っこくてどうしようもない、ツナ缶の油を飲まされた感覚。
油を入れ過ぎたようだ。
今度は醤油を掛けてみた。旨くなった。
 食べきると、小皿に少し卵焼きの後が残った。
醤油や油や半熟の卵かす。
それを見た俺は、少し勿体ない気がした。
だから、それをレンジに入れてみた。
すぐに出来た様で、それを取り出してみる。
小皿に残る、焼けた薄い卵焼き。
醤油を焼いたかの様に、香ばしい匂いがする。
俺は、それを箸ではぎ取る。
それは、まるでクレ−プ生地の様だった。
口の中に入れた。昔食べたお菓子の様で、少し懐かしかった。


(・ω・`)syobo-n
>>439
正直吃驚!
摩訶不思議冒険
龍弾Z
443名無し物書き@推敲中?:03/04/13 23:01
正直に言って驚いた
とても不思議な冒険
ドラゴンボールZ
444名無し物書き@推敲中?:03/04/14 00:47
>>441
だから何?
いくら、文章自体の批評スレとはいえ、中身がスカスカすぎる。
「かんそうぶん」って感じだ。あなたの、ありきたりの日常風景なんか
誰も読みたくないんだよ。
日常からの飛躍が作品の特色にも繋がる。

まあ、ネタで書いたんだろうが、一応マジレス。
コワイヨウコワイヨウ
何だか無駄に起きちゃってる感じなので、ちょっとお喋りしてみます、いや、あながち無駄ばっかでもないんですよ。
漏れも自分で文章書いて推敲して、あげく自分で自分の文に酔ったかと思えば
すぐ顔真っ青にしてそれを罵ったりして、あぁん漏れってくそばかだなあとか、悩んでるわけなんだが。
どうしても綺麗に書けないもんだ。あれもこれも足りないよなあ。いや漏れの話はどうだっていいんだ。

>>439
「恐怖感」…微妙な表現です。恐怖そのものがすでに感覚・感情の一つなので、
ここでは感の一字はいらないのではないだろうか。
また近づく看板を擬人化し、越えた看板をすぐに死んだ物体に戻すといった表現が
加速し続ける主人公の見ている世界を伝えるのにぴったりで上手いなあ、
と思うんだけど、ところどころ蛇足があったり、逆に足りなかったりする部分があるのが
玉に瑕。特にすぐ「ような」をつける癖は難点、あそこは断定でよいのでは…?がんがって。

>>441
どことなく変。「喉は当然」の表現は勿論、
一人称のわりに主体がこの部屋の外にあるような、つまりある種三人称的な
主人公の周りを突き放した文章になってしまっていやしないだろうか。多分、もっと工夫できるはず。
あまり言いたくはないが、モチツイテ欲しい>>444氏の言うとおり、これはただの「かんそうぶん」かも…。
文自体はさほど問題じゃないです、ネタじゃないならがんがれ。ネタならお疲れさん。
>>441
>使ったコップや皿で溢れている。誰も片付けない。
誰かと同居しているのはわかるが、今はひとりだけなので
以下「俺」は省略してもよい。
>俺は椅子に座りビ−ルを飲む。
>俺はレンジから卵を取り出すと、
>俺が蓋を開けると、白い煙が
>俺はレンジで作った卵焼きを食べた。
>俺は、それを箸ではぎ取る。


>おつまみに何か無いかな…と、
>昔食べたお菓子の様で、
男っぽい平叙文で、つまみ・菓子に「お」をつけるのは女性的で違和感がある。

>>439
>視線は常にコーナーの出口に送りながら、ゆっくりバイクを寝かし込み、
>それに合わせるようにしてレバーに込めた力を抜いていった。

文法ではなくて内容の件だけど、コーナーに入ってまでブレーキ操作行って
いるって、レーサーとは思えない。ブレーキングは、コーナー手前で行い、
十分減速したあと、コーナーでは加速するのが常識だろ。コーナーで減速
すると遠心力で転倒の恐れがある。車も同様。
まあ、ブレーキとアクセル両方同時に使うテクもあるけれど。
449名無し物書き@推敲中?:03/04/14 07:36
>>448
その前の2行を嫁。

>俺はスロットルを戻し、同時に指をブレーキレバーにかけると、じんわりと力を込めた。
>急激に落ちるスピード。前にのめりそうになる体を、何とか下半身で押さえる。

448の言うブレーキとアクセルを同時に使うテクとやらを使ってるんじゃないのか?
レースはよく判らないから間違ってるかもしれん。
漏れの勘違いだったらスマソ。
4501コーナー進入:03/04/14 08:00
>446-449様
評価ありがとう御座います。
物を形容する時、ような、をつけてしまうのは癖なのですね。
自分の文章を読み返してみてハゲシク鬱。
もうちょっと推敲しますです。

あと、最近のレーサーは殆どコーナリングの最中にブレーキを使います。
進入では、フロントタイヤ一輪で曲がる感じ。
で、クリッピングポイントで一番スピードが落ちるようにします。
時と場合によりけりなのですが、バイクのレースに限ってはそんな感じですね。
>>450
スレ違いだけど、ハイサイトはどういう状況で起こるの?
あと、時速200〜300キロのスピードで長時間走行してると、
下車した時に周りの人の動きなどがスローモーショに見えるってホント?
擦れ違いを承知で書き込みます。
ハイサイドは、フロントでもリヤでも構わないのですが、
タイヤが滑ると荷重が抜けサスペンションが伸び、それが急激なグリップの回復により縮められ
(スロットルを急激に閉じた、路面のμが回復した等々)
バネの反発力によって上方に吹き飛ばされた時の事を言います。
オンロードのバイクよりストロークの長い、オフロードバイクで吹き飛ばされた時は氏ぬほど痛いです。

あと、速度感の狂いは動体視力によるものが大きいですね。
高速道路から一般道に降りた時の感覚と言えば良いでしょうか。

オートバイ物を書く方の参考になれば幸いです。
453441:03/04/14 20:14
>>444 >>446 >>447
マジレスマリガト-。
ネタかどうかは、メル欄で判断してくらはい。
>>452
さんくす。
確かに、あの瞬間ジャンプして路面にたたきつけられているので超!!痛いと思う。
高速道路の例、分かりやすい説明ですね。ブッ飛ばしていてインターに下りたとき、
一気に減速、それでも50〜60キロ出でてるが徐行しているような感覚になりますね。
455名無し物書き@推敲中?:03/04/16 19:24
巨人今年優勝するじゃ
456名無し物書き@推敲中?:03/04/17 06:27
(篤君の看板を見たとき、お母さんのことを思い出していたの)
裕子はベッドの中で僕に向かって話しかけてきた。
(正確に言うと、最初は篤君のことを思って泣いた。篤君があの
看板を描いている様子が目の前に浮かんできたの。それで、とっ
ても辛くなってしまった。だけど、泣いているうちに、またお母
さんのことを思い出してしまったの)
裕子はベッドのなかで目を瞑っていた。すでに眠りについたよう
に見える。
(マンションの5階の踊り場にいたときの気分をよく覚えている
わ。体が勝手に動いて、夢中で階段を駆け上がっていたの。いま
私は、死のうとしているんだなと、ぼんやり思っていたわ。手摺
に手をかけて公園を眺めながら、これくらいの高さなら、容易に
乗り越えることができると考えていた。ベンチにもブランコにも
暖かい陽があたっていた。なんの変哲もない景色なのに、怖いく
らいにくっきり浮き上がって見えるの。子供たちが楽しそうに遊
んでいる様子が、なんだかとても不思議なことに思えて仕方がな
かった。怖さとか辛さとか、そんなものを全て脱ぎ捨てた自分が
そこにいて、すがすがしいほどだった。……あのとき篤君が隣に
いなかったら、私はあのまま手摺を乗り越えていたと思う)
457名無し物書き@推敲中?:03/04/17 06:28
裕子にどんな言葉をかけてやればいいのか、僕にはまるで見当が
つかなかった。裕子が僕を思って涙を流してくれたという言葉を、
裕子の口からはっきりと聞いたことが、僕のことを混乱させていた。
(いまさら言ったところでなんの意味も無いけど、裕子のことを
あんな場所に連れていったことを悔やんでいる。あとから気付いた
ことだけど、裕子に褒められたい、認めてほしいという強い気持ち
が僕の中にあったんだ。お笑い種だ。そもそも、あそこに君を連れ
て行きさえしなければ、君をあんなひどい目にあわさずに済んだん
だ。正直に言うと、いま、自分がどうすればいいのか分からない。
迷っているんだ。君に向かって、裕子の辛い気持ちはよくわかる、
辛抱するんだよとでも言えばいいのか?君の身体に取り憑いている
この僕が?)
裕子はいつのまにか目を開けていた。暗闇の中を見つめたきり、息
を潜めて僕の言葉を聞いていた。
(ここ最近はまったく考えもしなかったんだけど、消えてしまうこと
ができるかもしれない。じっさい、君に出会う前には、「LET 
IT BE」の流れている部屋に吸い寄せられて、地上に降りたこと
が何度もあった。そのことは前にも言ったと思う。だけど、曲が終わ
って数時間すると、また闇の世界に押し戻されていたんだ。有無を言
わさずにね。自分から闇の世界にもどろうと働きかけたことは、いま
まで一度も無かったんだけど、試すことは出来ると思うんだよ。もち
ろん怖いけど、今日のことでよくわかったんだ。僕は、はやく消えな
ければ駄目なんだ。この場所からね)
裕子は目を見開いて暗い部屋の中の一点を凝視していた。
長い時間が過ぎ、裕子は肉声を発した。
458名無し物書き@推敲中?:03/04/17 06:31
>>456 >>457
いま書いている小説の一部です。
ハルキっぽいと思いますか?
あまり嫌味なほどにハルキっぽいと思われるのは
まずいと思うんです。
もしそうだとしたら、出来上がっても晒せない。
自分では許容範囲内だと思っているのですが……
センテンスが春樹に汚染されてる
あと LET IT BE
なんかも使うところも決定的に・・・略

今すぐ、春樹の本を燃やすか
開き直って春樹のコピーを目指すしか道はない

あなたが、思う以上にあなたは重症だと思う
460山崎渉:03/04/17 12:44
(^^)
(^^)(ー ー)(^^)

↑いま書いている小説の一部です。
山崎っぽいと思いますか?
あまり嫌味なほどに山崎っぽいと思われるのは
まずいと思うんです。
もしそうだとしたら、出来上がっても晒せない。
自分では許容範囲外だと思っているのですが……
>>461
誰がネタスレにしろと言ったw
463名無し物書き@推敲中?:03/04/17 20:22
age
464list ◆FHLyPS5192 :03/04/17 20:29
>>461
角川源義の作品は焚書にされるべきだ、と。
465名無し物書き@推敲中?:03/04/18 00:14
某おやじぎゃぐサイトのコピペです。

旦那には内緒よ! 塾長の妻 - 2003/04/12(Sat) 01:27 No.512


私の旧姓は林で旦那の姓は森、お互い名前のためか火が嫌いだった。
付き合って7年にもなるからか、何かキッカケと言うお尻に火がつかないと
そろそろ二人の間のくすぶりも今にも消えようとしていた。
私は自ら別れという水を掛けようとしてたので消火、田舎の母の薦めで原さん
という方とお見合いしたの。 そしたら、お見合いの席に彼がやって来て

『君の名字にもう一本木を植えて、二人で愛の木を育て行きたいんだ』って
泣きながらプロポーズするから私も嬉しかったけどちょっと笑っちゃった。
『私は消防員、くすぶった火は消さないといけないのよ』って私が泣き出すと
私達二人の愛を痛いほど感じたのか、原さんが怒り口調で
『あ〜俺は山火事起す風の役目か...今日は自棄酒でも飲むか〜ぁ』って
言うと、彼の肩をポンと叩いて帰って行きました。

〜 森と林が燃え始め 消せぬ炎が広がると 跡に残るは やけの原 〜

466名無し物書き@推敲中?:03/04/18 02:37
窓を開けて、陽の当たるベランダに出た。
少し冷たい、けれども確実に春の訪れを感じさせる、ゆるい風がふわりと頬をなでる。
アルミの手すりにひじをついて、目を閉じる。
陽の光に顔を向けると、閉じたまぶたを通して赤い光が眼前に広がる。
しん、とした住宅街に、鳥の鳴き声が時折こだまする。
 目を開けて、眼下を見下ろす。
マンションの一五階から見える街の風景は遠くて、まるで自分とは無関係の世界に感じられる。
ミニチュアの住宅がぎっしりと並ぶ中に、ぽつりぽつりと四角いビルが頭を出し、
ゴルフの練習場のグリーンのネットや、広い駐車場に並ぶミニカーや、
ずっと先に見える新宿の高層ビル群や、そんないつもと同じ景色が、
いつもと同じに感じられないのは、街のあちこちに広がる、薄桃色のせいかもしれなかった。
灰色の街並みを描いた風景画に、薄く水で溶いた桃色の絵の具をぽたり、
ぽたりと垂らしていったように、地べたに張り付く街のそこにもここにも、
満開の桜が咲いているのだった。
467名無し物書き@推敲中?:03/04/18 02:39
私は、ぼんやりとその薄桃色の水玉模様を眺めながら、
はるか遠くの空の下に確実に息づいている、
吉岡里美という人間の存在について、想った。
私とは、まったく無関係の世界に生きる、無関係の存在。
もしかしたらそんな人間など、この世に存在しないのかもしれない。
この手の中にある、薄い水色の封筒を握りつぶして、
ゴミ箱に放り投げて捨ててしまえば、それからいつもと同じように、
朝食で使った食器を洗って、洗濯機を回して、
近所のスーパーに買い物に出かけて……、
日常生活にまぎれて忘れてしまえば、消滅する。完全に、私の世界から。
それでも私は、会ったこともない、小さくぼやけた写真でしか見たことしかない、
手紙を十通ばかり交わしただけの、吉岡里美のことを想わずにはいられないのだった。
桜が大好きだという吉岡里美。毎晩眠れずに、考えすぎて気が狂いそうだという吉岡里美。
私と同じ日に生まれてまったく同じだけの日数を生きてきた、吉岡里美のことを。
そうして私は返事を書くのだろう。またしても、偽善に満ち溢れた、傲慢でしかない、
慰めや励ましの言葉で埋め尽くした手紙を。平凡で安全で幸せなこの場所から、
閉ざされた暗い鉄格子の向こうにうずくまる彼女に。
468名無し物書き@推敲中?:03/04/18 02:42
「桜の木の下にはさあ、死体が埋まってんだよねえ……」
 誰にともなくつぶやく。一瞬、強い風が吹いて、その冷たさに、
両腕で体を抱いてその場にしゃがみこむ。
うずくまって、ひざにあごを乗せて、コンクリートの灰色、
そこに落ちているアズキ色の洗濯バサミを眺めながら、また、私は想う。
でも、その言葉は、嘘じゃない。ホントの気持ちなんだ。
本当に、その、私が吉岡里美に宛てて書く手紙に、記す言葉に、
その言葉が出てくるに至った気持ちに、嘘はないのだった。
けれども、書けば書くほど、言葉にするほど、偽りの気持ちをつづっているようで、
私はいつも、書き終わったあと、いいや、最初の一言を書き始めたその瞬間から、
どうにも嫌な気持ちに襲われる、けれども、黒い塊を飲み込んで、
それでも私は書かずにはいられないのだった。
469名無し物書き@推敲中?:03/04/18 08:23
私は眼を醒ました。窓枠一杯に光が射し込んで部屋を満たして
いた。あふれ返る様な光の洪水が部屋に満ち拡がっていた。私は、
自分の手首に包帯が巻かれていて、自分の体が清潔なベッドの上に
横たわっていることに気づいた。そして鼻孔をくすぐる花の芳香。
久しぶりに寛いだ気分になった私は、ゆっくり手を伸ばし、隣の
花瓶にささった花弁に触れてみた。花弁が包帯に触れた。感触が
指に伝わる。心臓が間隔を置いて鳴った。
>>439
 ディテールはよくできてるね。バイクに乗ったことがない人には書けない。ひょっとしたらサーキットで
スポーツ走行の経験くらいある?フロントブレーキを引き摺りながらコーナーに進入するのは、レース
では常識レベル。ただ読む側には知らない人も多いよ。ツッコミが入っていたことからもわかるように。
書く側の常識で描写を省くのは巧くない。ただ書き過ぎても邪魔なんだが。このあたりのバランスは
俺もよく悩むけどね。

>>一瞬前に通りすぎたサインボードには、今年の初走行にしてはいいタイムが記されていた。

 どういう小説かにも拠るんだが、レースを中心とした話なら、ここは具体的な数字を書いた方が
いいかもね。たとえば「自己ベストからプラス0.5秒、まだセットアップが仕上がってないにしては
良いタイムだ。」とか。

 こういうシーンだと、動作や判断の描写は一文を短めにして、状況描写は長めにすると速度感が
出るように思う。
471名無し物書き@推敲中?:03/04/18 10:48
>>469 主語の入れ替えは意図的にしてるんだよね。ただ、
あなたの書いた長文見たことがないから判らないけど、
その書き方だけだと長編はおろか短編でもきついと思う。
心情の描写をしたり、一文ごとの長さの調整などにこだわっても
いいんじゃないかな。
472名無し物書き@推敲中?:03/04/18 13:37
http://www.geocities.co.jp/Bookend/1614/index.html
で、モー娘の小説を書きつづけて、早っ5年...。
誰か掲示板に感想書いて欲しいな...。
4731コーナー進入:03/04/18 17:03
>470
レスサンクスです。
一応大昔にレースやってますた。

>フロントブレーキを引き摺りながらコーナーに進入するのはレース
では常識レベル。
書いていて、スピード感が薄れた気がしたもので省いたのですが。
おっしゃる通り余り巧い方法では無かったですね…。

>自己ベストから0.5秒
うわーって感じです。解り易い表現とはこういうことを言うのだなと思いますた。
しかも、絶妙な数字ですね。

恋愛物を書く予定でふ。で、その際に読んでくれた人にスピード感も味わって貰いたいと思い
このようなシナリオを入れてみる予定なのです。
474469:03/04/19 08:16
>>471
レスサンクスです。

実はあのレベルで新人賞に出してましたが常に一次落ちで
悩んでいました。どうしたものか…と思い友人に相談する
と、「駄目だよ。これじゃ話にならないよ」と言われてしま
って…

475名無し物書き@推敲中?:03/04/19 09:10
>>474
そりゃまたとんでもない友人だなw
>>474
469の文章、短いので技術面でのみ考えるといくつか気になる点が出てきます。
まず光の描写が助長であること、洪水という言葉が合わないこと。「花」という漢字が同じような場所に何度も現れて、見た目にも読むにも良くないこと。
「花瓶にささった花弁」…分かりますよね?ここは単に「久しぶりにくつろいだ気分になった私は、隣の花瓶に手を伸ばしてみた」としてみるべきでしょう。
花弁は次に出るので、あえてここで書く必要はありません。
動作の理由がやや不明だと思ったら「隣の花瓶に」の前に「戯れに〜」と付け足してみるのもいいかもしれません。

なんだなんだ最近ハルキやら何やらでお喋りもまともにできない。無知are哀れ。
なんてしょーもない愚痴こぼしながら昨日のちり紙交換の時、たまたま捨てられていた
ハルキっちの小説を見つけますた。少しページめくってみた。ちょっと面白かった。
さて、こうした「感想」に対し「理論」とはなにか?結果を慮り読み解き、未来予測へのてがかりとする手法だと
うちの教授が仰られていますたが、いかんせんその「読み解き」の程度が自分含む
個人においてどのくらいのものが言葉の定義として認められるのか、
などの具体的なお話は聞けませんですた…結局言葉ですら感覚の発露に過ぎないのかしらん。
ならば「評」という言葉もいずれにせよ「感想」と50歩100歩、などと乱暴な意見も思いついたり
したりするわけなのだが…いやぁ、やっぱりそうは思えない。漏れのは所詮「感想」、みんなのは
きちんとした「文評(造語?)」…ヒィーガクガクブルブル

>>466-468逝ってみます。しばしお付き合いあれ。
>アルミの手〜こだまする。
ちょっと次のアクションが見えたので、前文と少し文体を変えてみては、というのは
漏れの趣向でしょうか。ただ、あえて流させているのだろうかな、とも思った。
カットの多い映画も、逆に情報量が多すぎて冗長に感じることもあるしね。

>いつもと同〜しれなかった。
次に「満開の桜」と続き、これは木全体を示しているので「広がる」の形容は少し微妙かも…
かと言って、散見という意味の「散らばる」はやや言葉が汚いと思う。
では「灯る」「息づく」…いやいやこれもアレかもなあ。
ただ、モモはサクラとほぼ同属の落葉小高木で花も結構似ているから、
薄桃色、と呼ぶのはいかがなものか。イメージは十分に沸くのだけれど。
>日常生活に〜消滅する。
すでに前文で日常生活を極めて仔細に描写しているので、ただ「日常生活」と言うより
ある程度一拍置いたほうが、独白も引き締まるのではないかなあ。

>「桜の木の下〜しゃがみこむ。
まず最初の独り言は自らの「偽善」を象徴する言葉だと受け取ってみる。桜との対比王道ながらナイス。
「一瞬」について。風は漏れ的には一瞬で通り抜けるものではないと思うんだがいかがか。

と、まあ。いちゃもんつけるような評になりますたが、全体的に分かりやすくて上手い文章だと思う。
果たしてこれがラヴコメか、主人公の人生ノート的話になるのか知らないが、
とりあえずお前はどうしてそんなに上手に書けるかと小一時間。お見事、がんがって。

#ただ誰もレスしていないのにささやかな危惧をおぼえる…もしや漏れだけ知らぬプロの既出作とか?(((゚Д゚;)))
479 三連星:03/04/19 11:42
ずいぶんと細かいな478の人は。いや、おそれいったぜ。
480山崎渉:03/04/20 01:35
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
私の下校道には桜の木が植えられている。
見窄らしく泥まみれになっており、背丈もそれほど大きくない。誰にも見向きもされずに、この桜はずっとここに植えられていた。
私もつい最近までは、この桜なんて気にも止めていなかった。いや、嫌いだったのかもしれない。
――誰も、あんたの事なんか見てないんだよ。さっさと枯れちゃえ
いつもそう思って学校から帰宅していたのだから。
それが、突然にこの桜に興味を抱いたのは私もこの桜と同じ境遇にあると知った時からだった。
友人もいなく、部活も辞め、両親さえ私に興味を持ってはくれない。ここに植えられている桜と全く同じように思えた。
――友人なんていらない。群れてないとなんにも出来ない人とは違う。
そう考えて学校生活をおくっても何処かむなしい。私と同じ境遇にあるこの桜も、もしかすると、同じ事を思っているんじゃないだろうか。
『誰にも見てもらえなくていい、人間のために咲いているわけじゃないのだから』
そう考えると、仲間が出来たようで少し嬉しかった――。

一週間後には、その桜は茎から折られ横ばいに倒れていた。
私は何にも感じることはなかった。仲間が出来たと言っても所詮は木々。話し相手になってくれるわけでもない。
――頑張って生きて、こんな見窄らしい死に方はしたくない。
「ママ、この桜もう咲かないの?」
後ろで小さい子供が母親に問いかける声が聞こえてきた。
「そうね、咲かないと思う。桜さんも、悲しいって思ってるわよ? あなたはこんなことする大人にならないでね?」
「でも、ママ、この桜きっと悲しんでいないと思う。だって、ほら綺麗なピンク色の花びらがいっぱい咲いてるもん」
私はおもむろに桜の木をもう一度見た。そうして、倒れながらも咲きほこっている花が目に残った――。泥まみれではない。綺麗な桃色の花びら。
きっと、これは私に対するメッセージなんだと思った。
人に嫌われていても虐めを受けても自分のために生きて、そして最後は綺麗に花を咲かせて散れ、と。

十年後、私は、結婚して楽しい毎日をおくっている。
片時も、あの桜の事を忘れずに、自分のために生きている――。
482名無し物書き@推敲中?:03/04/20 16:24
 海。
 僕の家からは海が見えた。
 僕は妻の手をなでるように握りながら、窓の外の海に視線を伸ばしていた。
 ソファーに座った妻は、新たな命がやどり、少しふくらんだお腹をさすっている。
「あ、蹴った」
 妻が珍しい花でも見つけたときのような口調でいった。
 その幸福感がつないだ手を通り、僕にも伝わってくるようだ。
「今日は、これで五回目だね」
 と、僕は妻のお腹をゆっくりとなでる。
 妻は、何度も僕を幸福で満たした笑顔――今でもそうだ――を浮かべた。
 医者はあと三ヶ月というが、もっとはやく生まれそうな気がした。あと一ヶ月でもおかしくないとさえ感じる。
 とても元気な子に違いない。
 僕は再び窓の外の光景に目をやる。
 控え目な砂浜に、すべてをやさしく包み込むような海原。穏やかなさざなみの音が、潮風にのって届く。
 海。僕が海をはじめて見たのは小学校の臨海学校のときだ。
 幼いころは海を見ることなく育った。小さな頃は旅行につれていってもらえなかったのだ。
 ただ、小さな僕だけの小さな海はあった。
 宝石をちりばめたような水面に、ひんやりとした水。僕はそこにうつった太陽を小さな手のひらで
 ぱしゃぱしゃと叩いて、喜んでいた。かたわらにおじいちゃんが立ち、僕に水しぶきを浴びせる。
 そして小さな海の底にはミッキーマウスがいた。
 庭でふくらました、青いビニールプール。
 それが僕だけの小さな海。
 僕は妻の顔に目をうつし、再びお腹をゆっくりとさする。
 今度は言葉をこめて。
 はやく一緒に海で遊ぼうな。

 描写するスレに書き込んだもの(もちろん自作)の改稿ですが、よろしくお願いいたします。
483愚者:03/04/20 22:33
 死神(敵)は、まだ何もしようとはしなかった。ただ彼に侮るような視線を向けているだけだ。そして、ゆっくりと笑みを浮かべた。
「お前は、俺を死神と呼んだな」
 死神の声は、異様なほどはっきりと聞こえる。まるで、彼の隣にでもいるように。
「……死神とは、何だ?」
 手にしている鎌をゆっくりと持ち上げながら、死神は続ける。
「死神……神に、お前は勝てるのか?」
「そんなものはこの世にはいない」
 彼は言って、剣の柄に手をかけた。鞘から引き抜こうと力を込めたとき、何か妙な感覚があった。
(……?)
 彼と死神の間の距離は、かなりあったと言える。彼の剣の間合いにも、死神の巨大な鎌の間合いにも入ることはあり得ない。あり得ないのだが……何か、
あの異様な光沢と輝きを持つ刃が、彼の眼前に突きつけられたような、そんな感じがした。それは……恐怖とでも言えばいいのだろうか?死神はそれを知ってか知らずか、余裕たっぷりの笑みを浮かべ、鎌を頭の上に持ち上げた。そして、言う。
「教えてやる。神とは、この世界全てのことだ」
 また、妙な感覚がした。今度は、剣をつかんでいる手を、締め付けられたような感覚だった。剣を、引き抜けなくなってしまうのではないかと思ってしま
うほどのものだった。死神が、右足を一歩前に踏み出す。
(……!?)
 異様な威圧感だった。必要以上なほど、彼は後退してしまう。
「……そして、俺は……俺の力は……この世界と、ひとつ」
 もはや、威圧感などという言葉では表せないほどの圧力。それを、死神は持っていた。死神が、鎌を掲げているからか。それとも、この圧力からか。
(……大きい……)
 彼は、今更という感じだったが、死神の強大さを感じていた。そして、自らの甘さも。
 

 以上、今考案中の小説の一部になる予定です。批評や、アドバイスなどもお願いします。
484名無し物書き@推敲中?:03/04/21 00:57
夢を見た。はっきり覚えている。
美しい緑色をした葉にかこまれ、辺りは光に溢れ
ていた。空は木に覆い隠され、ただ緑一色の世
界だった。
そこに佇む二人の男女。
男は女の膝に頭を乗せ、幸せそうな表情で目を
閉じて女に心を預けていた。
甘える男の頭を女は軽く撫でながら何か呟いた。
その瞳には愛が見えた。

クリスは朝起きると空を眺めた。そして、どこ
までもどこまでも続いているかのような広く澄ん
だ青を見た。今日もいい日に違いない。
朝食をとるとクリスはいつものように灯台へと向
かう。毎日灯台を照らしてくれるポケモンの友達、
デンリュウのアカリに会うためだ。
彼女は頑張ってくれている。そんなアカリのこと
をクリスは大事に思っていた。
「今日は本当にいい天気よ。」
灯台の一番上から見る景色は最高だった。青い
空と青い空と町の色合いが美しい。
このまま絵になりそうだ。空や海に比べれば、町
は小さくそこに住む人も小さいが、人もポケモン
も一生懸命生きている。
クリスはそんなアサギが好きだった。
485mog:03/04/21 01:01
自分の人生もう終わり、と思う方は見ないで下さい!!
いやこれからだ、まだまだと思う方のみ、ご覧下さい!!
あなたの意欲を現実に展開していく方法論をお見せ致します!!

http://www.dream-express-web.com/mog.htm
いっぱいあるんでなるべく短めにお喋り…できてるか?

>>481
何だか久々に女性的な文章をよんだ気がする。柔らかくて桜にもあう、好印象。
さらに「私」が女性なら試みは成功だね。男性ならもう少し骨っぽさを出してもよいかも。
で、
>一週間後に〜したくない。
まず、いきなり「一週間後」とあっさり描かれていることに、うすぼんやりとした印象をうけた。
それから、「私」の感情。一応仮にも「仲間」だと認識しているのだから、何も感じなかった、
という言い方はおいおい感情がないのかい、と思ってしまう。
「見窄らしい死に方をしたくない」と次の項で言っているのが、ますます前の文を不自然に感じさせるので
ここの感情表現はもう少しはっきりしたほうがよいかと。
あと、桜の木なら「茎」ではなく「幹」が一般的では?
日本語は特に変ではないけれど、全体として構成に起伏がないのが気になる。母と子の対話にも
多少気になる所があるけれど、これは極めてシュミ的な話になっちまうんでカァーッット、がんがれ。

>>482
このように最初に単語を持っていくのは、吉野家的に言うと「もろはのけん」だとおもう。
具体的にいうと、インパクトが強いのでこの単語でテーマが絞られてしまうんじゃないか、ということ。
これははたして必要だったのかいらないのか。
さらに難をいうなら、すでに「幸福感」と使われているのに、すぐ後に「幸福で満たした」という部分、
もう少し何か別の表現に切り替えられないものかなあと思った。他にもちょっと似たようなところがある。
また、回想に入っているところの
>ただ、小さな僕だけの小さな海はあった。
ここの「小さな」の繰り返し表現は分かるけれど、ちょっと文頭の否定が弱めな気がするんで
「ただ」じゃなくて「だけど」にしてみてはいかがか。
でもってその回想の話なんだが、これを最後の「一緒に海で遊ぼうな」への繋がりがちょっと弱め。
背景描写だけでなく感情(しかも子供の頃ではなく今の)をつけたほうが宜しいかと。がんがって。

>>483
死神をわざわざ(敵)と書いていただきありがとう。しかしながら、ところどころ問題あり。
例えば、「異様」という形容を安易に使いすぎ。意味は通るが聞き手(読み手)としてはあぁそうかい、
と飽きてきてしまう。
あと表現があやふやなところもある。とりあえずぱっと目に付いたのは「必要以上なほど」
ここは「必要以上に」とするのがよいかと。「剣をつかんだ手」「それは…恐怖といえばいいのだろうか?」
など、そのまま直接的に言うべき所を、わざわざもどかしくしているのが気になる。
台詞回しも鼻に付くが、これは完全にこっちの嗜好だろう。ただファンタジーぽいのが嫌いというのではない。
もう少しカッコイイ!てな台詞を考案してくれればありがたい。がんがりたまい。

ちょっと疲れた…>>484氏には悪いけど少し休む。
488482:03/04/21 13:55
>>486
批評サンクス。
精進します。感情描写かぁ。
489483:03/04/21 16:36
>>487
ありがとうございます。
言われてみて分かることは、やっぱり多いか。
490名無し物書き@推敲中?:03/04/21 16:36
491名無し物書き@推敲中?:03/04/21 17:09
ぼくのちんちん みせてあげる

まあるく かわいい おちんちん

くろびかりして びんびん うごく 

かわいい かわいい おちんちん

ぼくのちんちん いれてあげる

どうして そんなに おどろくの

あんまり かわいくて おどろいているのかな

よしや いれてあげましょう

あれあれ どうして ないちゃうの

はじめて あったばかりだから

はずかしかったのかな

でも あんしんして ゆっくり うごかすから

そして あたたかいものを だしてあげるから
492名無し物書き@推敲中?:03/04/21 17:44
>>474が一次で落ちるのは、文章どうこうよりも、単純にストーリーが
退屈なだけだと思われ。あ、純文学はこうじゃなきゃダメなのか。
493名無し物書き@推敲中?:03/04/21 22:25
 高志の正確な時計はまだ11時半を指したところだった。
 雨で電車が遅れるだろうと早めに家を出たのはよかったのだが、
約束の時間より30分も早くについてしまったようだ。雨はもうや
んでいて日差しが少し眩しい。高志は駅前の雑踏と生ぬるい空気
を生み出す濡れた地面が落ち着かず、目にとまった小さな本屋を
のぞくことにした。
 のんびりと開く自動ドアをくぐると、よく冷えた空気と共に少
しだけかび臭い匂いが鼻を掠めた。客は誰もいない。寸分も違わ
ず並べてある雑誌を手にとることは何となくためらわれ、奥の文
庫本のコーナーへと足を進める。
 新刊本と書かれた色あせた表紙の文庫をパラパラとめくりなが
ら、高志は何気なく店の奥に目をやった。レジ前には店主と思わ
れる老婆が亀のように座って編み物をしていた。老婆は高志の視
線に気づいたのか、少し顔を上げて一言「いらっしゃい」と呟いた。

お願いしまっす。
494題「悪を倒して持ち帰りたくて」:03/04/21 22:54
 ゆうさくは、母さんの葬式に行かなくちゃいけないじゃないか。
駅から出て大勢の人がいる市街に着いた。リュックを背負い直した50過ぎの、白髪の中年のゆうさくは
空港までの道を進み始める。
「家もアパートに替わって、母さんも死んで自分は生きている価値もないチョンだ。」ゆうさくは気が滅入るだけの
男じゃないはずだった筈なのに、悪魔の所業か人間全体が不幸になっている感じになっていた。
 バスのエリア前のブックストアで買った、悪魔に関する本を読み始める。
バスの中、外の道、空港までの道、悪魔の世界の話を読みながら歩いて行く。
 要は、雲の上の人間から落ち零れた悪魔が、生存のために人を殺しているんじゃないだろうか?
バスの外の景色を見て、悪魔のような人間が何度か見えるか遠くまで眺めた。
 悪魔は雲の上の人間が落とす金を汚しながら生きているんではないか?
ゆうさくはバスから降りて、歩き進む。
 この世には、悪魔を倒したシークレット人間が居た。そう歴史にも書いてある。自分もそうなりたいけど、それは無理じゃないのかな?
そうとしか考えられなかった。
 空港前に着いたとき、雲の上へ行く自分が悪魔を倒さなければいけないと、決意しだしていた。
ゆうさくは悪の王と女王の隠された秘密まで暴きたく。

この板知って、即興ドシロウトですがお願いします
こんばんyo!
聞きたいことがあるんだけどyo!
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1038469725/l50
ここの<<195−207!
マジ?
ネタ?
なんで誰も答えてくれねーんだyo!
496名無し物書き@推敲中?:03/04/21 23:00
>生きている価値もないチョンだ。

意味わかってその言葉使っているの…?
おい!
またてめぇかよ!
>>495!お前だよ!
お前昨日の深夜初心者板にいただろ!
こりずに同じことしやがって!
市ね!市にや枯れ!
498名無し物書き@推敲中?:03/04/21 23:01
>>496 は、>>494 に対するレス
499名無し物書き@推敲中?:03/04/21 23:02
うるせーyo!
いいから質問に答えろyo!
お願い…マジで。
500494:03/04/21 23:09
>>生きている価値もないチョンだ。
>意味わかってその言葉使っているの…?
ウチのオヤジ(54)の口癖のバカのチョン・マ
故郷の広島の方言なのか知りませんが、朝鮮人の事ではありません。
今、自分の文を見ると情けなくなるほど、小学校の作文で泣けてきます。
丁重さがが少ないっていうか…
501494:03/04/21 23:11
間のおき方も気を使ってないし、走りっぱなしの駄文か・・・
>>494 「の」が重なりすぎ。全部駄目。
>故郷の広島の方言なのか知りませんが、朝鮮人の事ではありません。
朝鮮人のことを思い浮かべる人が多い事を知っているのにもかかわらずあえて使うほ
どの意味があるの?
503494:03/04/21 23:34
父(ゆうさく)の口癖なんですよ。チョン
父の実話を即興でアレンジしただけです。
504494:03/04/21 23:36
なるほど、テンポの悪さは音の運び方に気を使ってないからなんだ
勉強になりました。
505動画直リン:03/04/21 23:37
506名無し物書き@推敲中?:03/04/21 23:52
>>494
正直に言わせて貰うと……年齢不詳なので判断に戸惑うが、
相当努力しないと他人に読ませる文章にはならない。
内容云々以前に文章として成立していない。「の」の三連続ににしても、
単に読点を打って済ませる発想に首を傾げる。
後、五十過ぎと謳ったら中年も白髪も余計。表現が諄すぎる。
しかも五十過ぎなら壮年と表現すべき。
507名無し物書き@推敲中?:03/04/22 00:30
みんなここ見てyo!
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1038469725/195-207n
ここ!
マジ?
ネタ?
508名無し物書き@推敲中?:03/04/22 00:32
>>507
なに?感想?
まぁ、ちょっと描写がたりないかなってトコはあってけどいいんじゃない?
え?CCさくら?なにそれ。
509名無し物書き@推敲中?:03/04/22 05:58
太平洋戦争時の硫黄島戦において米軍が散布した
日本への投降勧告ビラを批評してください。

 君達は、利欲の為にのみ働く指導者から米軍は残酷であると
言ふような事、事実無根の嘘を聞かされたでせうけれども、
恐らく君達は、マーシャル及びマリアナ諸島で米軍側に
来た日本軍人が、如何に好い待遇を受けて居るかと言ふ様な
事は聞かないでせう。
君達は、米軍が彼等に充分の温かい食物・水・着物・医療を
興へて居る事等は多分聞かないでせう。日本軍の将校は君達に
其の様な事を知らせたくないのです。
前途有望なる生命を無駄に捨てるな!!
君達は、無駄死に依って何も成し遂げる事は出来ないのです。
米軍の方に進んで来て、老いたる父母、恋しい妻子、引いては
将来の日本の為に生まれ変わり給へ!!
米軍は、君達日本兵士や市民と争って居るのでは無く、自己の
野望と利欲を為し遂げんがために日本を滅亡に導いて居る軍閥と
戦って居るのです。
やがて平和が来た暁には、君達に重要な仕事があるのです。
その節、日本は日本の中軸である君達に依頼しなければならな
いのです。
此処に於ける君達の死は日本の大損失です。
大切に尊い生命を無駄に捨てるな!!

http://www.iwojima.jp/data/handbill.html

510(´д`;)ハァハァ :03/04/22 06:23
511名無し物書き@推敲中?:03/04/22 10:01
銃口を裸の男に向けると、そいつは俺に懇願し、命だけは、と言った、俺は真っ赤な
ポルシェにエンジンをかけ、あかつきの御堂筋を時速80kmで走行した。
仮眠をとり、仙台で車を捨て、前から欲しかった葡萄形のイヤリングをショップで購入し、
通りがかった男に売りさばいた。金を得た俺は新宿の金本のもとへ電話をかけた。
依頼していたマグナムがすでに入荷していると聞かされ、俺の全人生におけるプランが狂った。
「まさか」俺は絶句した。夢が遠のいた。
あまりの急展開に俺の鼓動が高まった。鳴りつづける教会の鐘を狙い、発砲すること3回、
エンジンをふかすこと3回、俺は力尽き、ゴム手袋をはめなおした。
翌日、汽車に乗りこみ吉江の愛を取り戻すのが精一杯だった。俺は25才だった。
俺に降りかかってくる朦漠とした空。情報を得ても俺の中でそれは機能しない。フォーマット不可能な
横顔に悲しい涙が浮かび垂れ落ちた。
>>509
洗脳された基地外たちを説得するには
もうふたひねり程、趣向を凝らした方がよかったかも。
ここ2ちゃんでも電波相手にマジレスをしている人を時折
見かけますが、正論が正論として通用しない
もどかしさを、再度確認させられる文章ですね。
513名無し物書き@推敲中?:03/04/22 10:57
【クレジットカードのショッピング枠を現金化!】

クレジットカードで買い物をすると、商品代金の80〜90%のキャッシュバック!!
10万円の買い物をすれば8〜9万円の現金がお手元に!!

■■朝日カード■■
http://www2.pekori.to/~ryu/asahi/
514ロリ学園美少女科 :03/04/22 11:20
ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科 ロリ学園美少女科
>>511
句読点の場所が変です。
516名無し物書き@推敲中?:03/04/22 16:23
>>507はシカトですかw
>>516
文章批評じゃねぇし
518494:03/04/22 16:43
>>506
ありがとうございます。おれ高2です。
短い文だから、普通に書いてたら目を留められないと思って
メリハリとインパクトばかり狙ってました。
文法の評価がメインのようで勉強になったけど、短い文で目を引くにはどうすればいいの?
519■□■週間アイドル盗撮ランキング【4月】■□■:03/04/22 16:47
妹もかわいいね【安倍あ●み】 盗撮ランキング1位
http://rental.serikura.jp/~shop/nt/ans.jpg
一人勝ちだね【石川○華】 盗撮ランキング2位
http://friends.rank.ne.jp/in.cgi?account=arifish
久しぶりの芸能界【鈴木●み】 盗撮ランキング3位
http://www.pvranking.com/in.asp?ID=6854
もうすぐモー娘。だね【藤本●貴】 盗撮ランキング4位
http://sagisou.sakura.ne.jp/~deai2/cgi/rank.cgi?arifish
彼女にしたいNO1【長谷川○子】 盗撮ランキング5位
http://it.sakura.ne.jp/~www/www/ranklink.cgi?id=arifish

先月の盗撮アイドル総合ランキングベスト1はこの人!!!
http://www.all-mode.net/jrank/in.php?id=arifish








>>511
あまりの急展開に俺の血圧が高まった。
俺は23才だった。
ここにあるテキスト好きなんだけどどうかな?
ttp://end.tsukion.com/
522ぶんこ ◆b5Wvz/nkes :03/04/22 18:29
>>511
ぽるしぇで80`は寂しいと思った。
523名無し物書き@推敲中?:03/04/22 18:35
>>511
これ、あらすじだよね・・・
じゃなかったら、キツイよ
524名無し物書き@推敲中?:03/04/22 18:39
ショートで評価してもらう場合の、シナリオスタイルの決め方を教えてよ
525511:03/04/22 18:46
静香のパンティはぐっしょり濡れていた。濡らしていたのは義男という庭師だった。
義男はロリコンだった。アニメイトの事は創刊号から知っていた。自慢だった。
義男は義眼だった。歪んだ精神の持ち主であった。オナニーは一日に四、五回はしていた。
静香に目を付けたのはかわいかったからだ。勃起したペニスをパンティ越しに擦り付けたいと思っていた。
願いが叶うような気が仕出したのは、義男の楽天的性格であろうか。オナペットにしておくのはもったいない。
いつしか義男は静香をオナペットから肉便器に引き上げてやる気になっていた。
「静香も喜ぶだろう」と庭師仲間も賛成した。が、この賛成には俺たちも静香を犯すぞという庭師仲間の信念があった。
西暦二千三年四月二十二日、静香が庭で友達と遊んでいると、庭師仲間数人らと一塊になって義男が遠くの柿の木の下から、
双眼鏡を使って静香を見つめていた。
「小学六年生ともなるとまったくああもエロいケツになるかねえ」
「まったくだ」
「じゃ、ひとつ行ってみるか?」
ニタニタ笑いながら義男たちは静香を取り囲むと、服を脱がせにかかった。
「今日から俺の肉便器だ」義男は言いながら静香のクリトリスを親指でグリグリグリグリ弄くった。
パンティーを脱がせようとすると静香が叫びだしたので、庭師仲間が見かねて静香の口を手で抑えてくれた。ありがたかった。
526511:03/04/22 18:51
>>523

あらすじじゃないよ。何がキツイんだ?
527名無し物書き@推敲中?:03/04/22 18:54
587 名前:名無し物書き@推敲中? :03/04/22 18:34
>>586
君は使わないかも知れないがね、
君が使わない言葉は誰も使わないと思うのは間違いだよ。
我々の世代ではよく使うからね。
反論あればどうぞ。
うんこぶりぶり
528名無し物書き@推敲中?:03/04/22 18:56
          /\___/ヽ    ヽ
         /    ::::::::::::::::\  つ
        . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::|  わ
        |  、_(o)_,:  _(o)_, :::| ぁぁ \__/ヽ
      .   |    ::<      .::| あぁ    ::::::::::::::::\ - 、
         \  /( [三] )ヽ ::/ ああ  -==---ー''"  )) )
          ,. /`ー‐--‐‐―´\ 、ぁあ -   - ー ´
     ( ((  `ー--=-=---ー''"  )) )      
        ` ー-   -   ー ´        ,./\,. 、
       /\__/ヽ         /\'´  ,. ゞ ) )
      /    ::::::::::::::::\    ( (( `ー--‐ '" ノ 、 ´
  ( ((  `ー-=-==---ー''"  )) )    、
   ヾ  ` ー  -   - ー ´ノ         `
      ー     -ー
     `   -   '
529名無し物書き@推敲中?:03/04/22 19:00
>>518
何て礼儀正しい少年だ。
>短い文で目を引くには……
と、あるけれどコピーライター目指してるんじゃないでしょ?
だったら、その前に文法だな。厳酷の授業を真剣に受けろ、とか
野暮な事は言わないから沢山の本を読む事。
そして文章の違和感を肌で感じる事。後、同じくらい自分で書いた文章を
読み返す事。しかも時間を置いて。
そうすればインパクトは無くとも、取り敢えず読み手は先に進んでくれる筈。

530名無し物書き@推敲中?:03/04/22 19:02

厳酷=現国
てめぇが先ず見直せだよね、面目ない。わはは(笑って誤魔化す)
531志賀直哉:03/04/22 19:06
>そうすればインパクトは無くとも、取り敢えず読み手は先に進んでくれる筈。

ずいぶん甘い考えですね。先が思いやられます
532bloom:03/04/22 19:08
533小説の神様志賀直哉 :03/04/22 19:15
>沢山の本を読む事。

ずいぶん野暮なこと言ってると思いますよ。白痴ですか?
534名無し物書き@推敲中?:03/04/22 19:30
★男はココを見るべし★女と金とサンプルムービー★
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http://www.pink-angel.jp/betu/linkvp2/linkvp.html
>>525
あらすじにしか見えないので一文を50字くらいに膨らませてみることをお奨めするよ
536小説の神様志賀直哉 :03/04/22 20:22
おすすめされるまでもなくそんなことは知ってるよ。適当にかいとるのだが
それぐらいわからんかな。一文を50字くらいに膨らませても膨らむだけだ。
俺の表現したかった事を表現してるんだからあらすじみたいでいいのだ。余計なお世話だよ。
だいたいあらすじに見えて何が悪いというのだかわからないねえ。あらすじに見えるから何だって言うんだ。
もったいないなら書くな馬鹿。引き込まれる。あのさ。そんな退屈なもん読ませられるか。
馬鹿。あれでいいんだよあれで。あれがいいんだ。情熱なんてねえよ馬鹿。荒らしてんだよ馬鹿。馬鹿が
真紀子の屁の中の成分はなんだかわからない。が、ガスだろう。そぴうそなおあおsdf
この緑色した俺の手の平に丸い月のしずく。雪ウサギ。
「あなたにあげましょうか?」口が裂けぬ。魯迅のごとし
「いえいえ。遠慮しますわ」か問いr−ぬ
その子の名は愛慕し、気合はl;klk費

万せー批評よろぴこ
>>536
随分テンポ良いけど騙り?
539名無し物書き@推敲中?:03/04/22 20:35
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540名無し物書き@推敲中?:03/04/22 21:00
即興で書きました。しょせんは駄文ですが評価お願いします。

「お母さんと・・・・同じなんだ。」
 何も驚くことじゃない。親と子なのだ、こうなることはなんとなく予測できた。
 ただそのことから俺は逃げていた。万が一。もしかしたら娘は大丈夫かもしれない。
 そんな根拠もない思いを胸に今までを過ごしてきた。まだそれが答えではないというのに。
「まあそうだ。親子なんだからな。」
 心臓病。妻の家系はもともと心臓が悪かった。父親もそれで亡くしている。
 俺はそのことを承知で妻に結婚を申し込んだ。もう何十年も前のことなんで覚えてないが、調子のいいことを言った気がする。
 確か医者の私がお嬢さんを救ってみせるとかなんとか・・・・。やめよう。
「そうだよね。お母さんの子なんだもんね。」
 子供のころから医者になるのが夢だった。医者にも色々な種類があることを知ってどんな医者になろうか迷ったもんだ。
 そのころの同級生に心臓が悪くて学校に来るのも大変な子がいた。なにかの縁で友達になったことは覚えてるが名前は忘れていた。
 だがその子の影響で心臓外科の道に進んだことは忘れていない。このことが良いか悪いかは別として。
「お前はいろんなとこが母さんに似てるからな。顔や癖、性格も。最近じゃ料理の味まで似るようになった」
 そしてその体質も。
「そうなのかな。でもお父さんが言うんだから間違いないね。」
 さっきから笑顔でいるがほんとうはどうしようもないくらいの不安に殺されそうなんだろう。
 その証拠に手が震えているのがなんとなくわかるが、見る気はない。見たくない。
541名無し物書き@推敲中?:03/04/22 21:00
「それでだ、さやか。」
 こいつの母、妻の陽子は俺が殺してしまった。周りからはよく頑張ったとか励ましの声をかけられたがそれが何だというのか。
 あれは避けようもない運命だったのだろうか?逃げても逃げても目の前に立ちふさがっていて。
 陽子が自宅で倒れた。すぐさま俺のいる病院に担ぎこまれて緊急手術が行われた。執刀医は俺。
 その日に備えて勉強をしていたし腕も磨いていた。すべてはその手術のために。
「なに、お父さん?」
 結果は逆転負けだった。最後の最後で心臓に裏切られてしまった。心室細動。手術中におこる原因不明の心臓痙攣。
 何時間も陽子を助けるために手を動かした。しかし最後、数秒の抵抗の後それは動きを止めた。ちょっと休むとかそんなもんじゃない、仕事を引退してしまっていた。
「俺にすべてまかせてくれないか。親は子が助けるものだから。」
 陽子の死後、今まで以上に医者の腕を上げた。外科部長に一番近い男とも言われるようにもなった。
「・・・・・・・」
 すぐに答えがでなかった。だが断られることは考えていない。これも身勝手なのだろうか。
「・・・・お父さん以外には私の心臓は触らせないよ。例えどんな有名な人だとしても。」
 安心した。だがすぐに体は緊張していく。これから長い戦いが始まるのだから。
「今年は温泉旅行に行くって約束したんだから今回こそやぶらないでよ。」
 気が付けば外の雨があがっていたがまだ太陽は厚い雲に隠されている。今の俺もこんな心境だった。
 今年は今までの約束やぶりの罪を帳消しにするということで温泉旅行に連れて行くと約束していた。
 今度の約束だけは絶対に守らなくてはならないのだ。そう心に打ち込んで病室を後にした。
542吾輩は名無しである:03/04/22 21:17
うーむ、批評しずらいっスね。
543愚者:03/04/22 21:25
 待っていた獲物が、ようやく現れた。とりあえずは、木の上で息を殺して待ちかまえる時間がこれで終わることに安堵を覚える。
だが、そんな考えは一瞬で消えてしまう。いや、消さなければならない。今必要なのは、待ちかまえていた彼女の下を通ろうとして
いる男が強者なのか弱者なのか、ということを見分けることに集中することだ。弱者なのであれば、労せず短剣を首に突き刺して殺
すことができる。強者なのであれば、手間がかかるだろう。だが、彼女は今まで彼女以上の強者に出会ったことはない。それは彼女
が真の強者であるか、それとも井の中の蛙なのかどちらかだ。どちらであろうと、彼女にとってはどうでもいいことだった。たとえ
ば今彼女の下を通ろうとしている男が、彼女以上の強者なのであれば、彼女が襲いかかった瞬間に逆に叩きふせられ死ぬだけだ。望
みはしないが、それほど受け入れがたいことではないような気がする。気がするだけなのかは、分からないが。 
 ずいぶんと長い間思考を巡らせていたように自身でも思う。だが、何をどんなに考えようと自分がやることは変わらない。ただあ
の男が彼女の下を通るとき、飛びかかり首に手の中の短剣を突きつけてやるだけだ。それが可能なのかは、その男が彼女以下の弱者
なのか彼女以上の強者であるかにかかっている。
 大きく息を吸い、音が出ないようにわざわざ意識して吐く。これで落ち着けたことなど、一度もありはしないが。短剣を逆手に持
ち直す。男が彼女の下まで歩いてくるわずかの時間が、恐ろしいほどの長さに感じられた。

 現在考案中の小説の一部です。批評など、よろしくお願いします。 
544_:03/04/22 21:26
  ∋8ノノハ.∩
   川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました!
__/ /    /   
\(_ノ ̄ ̄ ̄\
||ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄||
 ...|| ̄ ̄ ̄ ̄||
http://www.muryou.gasuki.com/hiroyuki/index.html
545名無し物書き@推敲中?:03/04/22 22:04
>>540
いや、全部を読んでない俺がこんな事を言うのもなんだが、
「心臓病」やら「父と子、そして妻」だの、ありきたりすぎてこっちが
気恥ずかしくなる。そこで、「またこれか」になること請け合い。
文章の良否を問うこのスレであっても、もっと、なんとかストーリーを
捻れないモンかね?
546名無し物書き@推敲中?:03/04/22 22:31
>>543 文の締めの3行は良く出来てると思う。
ただ、その小説の他の部分を見てないから誤解かもしれないが
「弱者」って所が気になった。戦闘力の差だけなら弱者って
言葉は使われないと思う。とりあえずここにあるだけの文の流れなら
自分との相対的な強さを強調するより絶対的な強さに視点を絞って
書いたほうがいいかもしれない。
もし誤解だったらスマソ
駄文の一部です。その割に無駄に長くて申し訳ない。
----------
 思わず額を掴んだ腕をふりほどくと、弾くように身を飛び退けた。――間。
降って湧くような寒気と嫌悪感に、男はゼイゼイと荒い吐息をついた。何やら自分
の根本にあるモノを刮ぎ取られたような気がした。額に押しつけられた冷ややかな
掌から得体の知れない感触が伝い、脳内を蠢き這い回り、けして外には出さない、
己の胸中にだけ留めているはずのモノの類、いうなれば人の本質の部分に無造作に
触れられたような気がした。
 無粋なその腕はおどろおどろしい深淵に似ていた。理性の裏に潜む薄灰色の虚無の
空間にも似ていた。さながらそれは腐肉をついばむ幾千羽の烏の群のようなもので、
無に対する暗示のような漆黒の羽が、毒々しい雨霧のように降り注いでいるかのよ
うだった。
 そんな存在との直の接触は、生身の人間の心身に激物の接種に似た物理的な不快
感を与える。男もその例外ではなく、内臓の奧からこみ上げてくるような吐き気と
怠さ加減に、声無く意識を失ってしまいそうになる。
(くそ…………)
 だが男は、幸か不幸かこの状態にうち勝つ術を無意識のうちに実践していた。そ
れはまとわりつく漆黒の羽を燃やし尽くす炎、すなわち身を覆う不快感を上回る嫌
悪や怒りに他ならない。彼は目の前の厄介なお荷物を押しつけてきた元凶に対して
の怒りを、知らず知らずに己の内を覗かれた不快とすり替え、それと共に冷静な思
考回路が些か取り乱していた感情をクールダウンさせた。荒い息が次第に落ち着き、
焦点のぼやけた黒い瞳がはっきりとした意志を取り戻す。数十秒も要さなかっただ
ろう、彼はまるで何事もなかったように、キーパーと称せられるに値するいつもの
自分の姿を取り戻していた。
この早期の適応は、彼が目の前に横たわる青年と同じ類のモノを持っていたからこ
そ可能だったのだろう。ただのヒトであったなら、精神を覗かれ暴かれて、意識に
変調をきたしてしまったに違いなかった。
「奴め………何故こんな………」
 男はふぅ、と大きく溜息を付くと、傍のソファにゆっくりと腰を下ろした。事の
大元に対して悪態を付きながら。
 国王の恩寵の名の下に、奴が意味ありげに押しつけてきた目の前の一人の青年が、
既に何らかのプロジェクトの一環であることは先ほどの不可解な事態で既に十中八
九間違いなかった。来る第三次S国侵攻作戦に向けて、軍中隊半壊の手駒不足を見越
しての戦力補充であるなどともっともらしい理屈を付けていたことが輪をかけて怪
しさを際だたせる。第一、確かにデータ上では類い希なキャパシティを持つ者であ
るものの、実際の経験は皆無。つまり一からの養育が必要であるということ。いく
らなんでも、これでは使い物になるハズがない。
(何かの道化役を無理矢理押しつけられたと見るのが妥当………ですか)
 手込めにされるというのはどうにも彼の性には合わないらしく、彼の思考が逆に
相手を利用しようとする方向に向かうのは至極当然といえた。奴が国外から定期的
に正体不明のコンテナの輸送を行っているという情報は、不確かながら耳にしてい
る。おそらくこの青年は………。
 思案が纏まりかけたその瞬間、ベットの上に横になっていた青年がふいに身を起
こした。いや、起きたというより、いつの間にか起き上がっていた。男の目には
「起きる」という中間動作は写らずに、身を起こした青年と横たわった青年が瞬時
に入れ替わったように見えた。まるでぶつ切りにしたフィルムを繋ぎ合わせたかの
ように、時がその一瞬だけ抜け落ちたようだった。
 だが、そのことは、男にさしたる驚きももたらさなかった。何故なら、今こちら
を虚ろな瞳で眺めている青年は、先ほど男の額を鷲掴みにした彼と、どことなく違
って見えたからである。暗く澱んだ妖しげな感じは失せ、代わりに生暖かいぬるま
湯のような、男にとっていやに居心地の良い、不可解な気配を湛えていた。姿カタ
チは変わらぬまま、まるで内面だけが異質のモノに変化してしまったようだった。
男は猜疑の眼差しで青年を見やった。青年の闇青の瞳が、僅かに黒みを増したよう
に見えた。
「ここは……どこでしょうか?」
 男のそれに酷似したイントネーションで、サンプルT=コードSは言った。
----------
長い上に内容が無いですが、批評よろしくお願いいたします。
550吾輩は名無しである:03/04/22 22:38
長い上に内容が無いっていうの見たら読む気しなくなった。
ゴメン。
>>549
ゆっくりお休み
552愚者:03/04/22 22:47
>>546
サンクス。
いや、たぶん誤解ではないです。
553名無し物書き@推敲中?:03/04/22 23:23
>>547 純文学的な描写はいらない。
>>547
「ような、ように、ようだった」の連発。
全くわかんね。最悪。
555名無し物書き@推敲中?:03/04/23 11:26
めためたにお願いしまつ。

あたかも珊瑚の隧道のようないたたまれぬ幼子に
私はそう、茜色の優美な干渉を禁じ得ないのです。
あの煌めく水面にさえ憐憫たる黒の隆起はいり篭る。
ましてや卵殻に染み込む沈澱物の様な私など
深緑の刹那に見える木漏れ日にさえ
抗いきれぬ慟哭の苛みを覚えてしまうのです。
556名無し物書き@推敲中?:03/04/23 12:56
文学界に投稿して落ちたものの冒頭部分です。
駄文で恐縮ですが批評をお願いします。



 キャバレエ十番館の裏は、西木屋町に面し、高瀬川が
流れた。
 高瀬川は溝のように細い。が、さすがに川風はあり、ふ
と忍びよる秋のけはいを、枝垂れた柳の葉先へ吹き
送って、街燈の暈のまわりに夜が更けた。 しかし、十番館のホールではまだ夏の宵だった。
 裳裾のようにパッとひらいた頽廃の夜が、葉鶏頭の
花にも似た強烈な色彩に揺れて、イヴニングドレ
スの背中をくりぬいて見せた白い素肌が、蛇のよう
にくねると、そのくぼみに汗が汗ばみ、女の体臭を
男の体臭が絞り出すような夏の夜の踊りに、体の
固い若いダンサーのステップもいつか粘るのだった……。
 そんなホールの中へ、こおろぎが一匹、何にあこが
れたのか、さまよい込んで、ピョンとはねた途端、
クイックターンのダンスシューズの先に蹴られて、
チリチリと哀れな鳴き声のまま、息絶えたが、その声
はバンドの騒音に消されて、たれも気がつかなかった
557即興で書きました:03/04/23 14:52
 駅前の酒屋を父親の代もふくめると五十年間やってきた。ちょうどきりがいいから
明日からは会社勤めをしたい、と男は妻に言う。それも電車通勤なんかじゃないぞ、
犬に乗っていくんだ。男が興奮ぎみでそう言うと、それじゃあ私は明日から新しい夫と
暮らします、と妻が答える。前々から考えていたことだけど、隣のご主人は早くに奥さんを
亡くされたでしょ? 独り身は寂しいって言うし、娘もなついてるし、あなたさえよければ。
妻の話が長々とつづきそうな気配を察知した男は、手を振って話をさえぎる。それじゃあ、
とにかく明日は二人にとって新しい門出だな、よし握手だ握手。
 次の朝早く、男はポメラニアンにまたがって会社に行く。春風が寂しくなった前髪を
優しくなでる。生まれ変わったような気分だ。出世したら、もっと大きな犬に乗ろう、
と男は決める。
 妻と娘は、その日のうちに隣の家に引っ越しをする。
うわ、急に投稿者&レス増えたな。新着50レス以上って…
2日ぶりに喋ってみます。

>>484
ポケモンが創作の用語ではなく、例の「ポケットモンスター」の略だとして扱う。
まず、「ポケモン」という言葉はそこそこ社会現象にもなりある程度一般人にもよく知られた
ゲームタイトルなんだけれど、だからと言って「デンリュウのアカリ」では明らかに説明不足。
どういう意味合いでつけられた呼称なのかをはっきりしたほうがいいかと。

>彼女は頑張ってくれている。
ここも、何を頑張っているのかも書いたほうが宜しいかと。
>人もポケモンも一生懸命生きている。
普通ゲームのキャラクターを「生きている」と人間と一くくりにすることはない。っつーことは
こういう世界観として捕らえられる。ならばアカリを修飾する「ポケモンの友達」、という言葉は
気をつけたほうが良いかと。友達がポケモンなのか、ポケットモンスターというゲーム
のユーザーの友達なのか、はっきりしなくなってくる。
>クリスはそ〜好きだった。
「アサギ」って誰?
と言うわけで、もうワケワカメ。表現はさっぱりとして読みやすいのでこういう構成の凡ミスは辛い。がんがれ。

ぶっ飛んで、>>555
めためたに言いまつ。表現がところどころ意味不明。
>珊瑚の隧道のようないたたまれぬ幼子
珊瑚のトンネルのような子供、とは?崩れやすい、もろい、と言いたいのだろうか?
どちらにしろ遠まわしで難解。こういうのもアリだけど、表現は謎解きとは違う。
>私はそう、〜いのです。
茜色の優美な干渉、とは?色をつけることが既に不明だが、言葉だけを突きつけられてもこれもまた困る。
>あの煌めく〜はいり篭る。
う〜ん、あの、と言われてもこれも分からない。また「憐憫たる」という表現、
おそらく「小さな」と言う感じにいいたいのだろうかなぁ?そうすると少し意味は繋がる。
「憐れなさま」から「小さな」という表現には繋がりがあるかもしれないが、
その逆は成り立たないので連想は難しい。

まだ似たようなのはある。これ、良い言い方をすれば思案に溢れた文章、だが悪い言い方
(失礼、どちらかといえばこちらが強め)をすれば自己満足、オナニーの域を出ていない文章とも言ってよい。
めためたに言ったが、これはあくまで漏れ個人の評価でつ。では、がんがって。

あと1個くらい。
>>556-557
>キャバレエ〜夜が更けた。
は、状態なんだから「流れている」とするべき。
「秋のけはい」も所々漢字を多く用いているのにここだけ仮名なのは不自然。
文体をきちんと一貫させるのも大切かと。
>しかし、十〜のだった…
まず、この「しかし〜」の一文で段落を変えるべき。
また、「裳裾のようにパッと開く」の「裳裾」が「退廃の夜」とあまりマッチしていないのでは。
というか、裾って着物(裳)の端っこのとこだよね?確か…?だとすると開く?普通。
で、「イブニングドレス」の背中は普通くりぬく、ではなく「開けている」かと。
「汗が汗ばみ」はよくある表現の繰り返し。RRって奴だねえ。
(例文:お前の感じている感情は、一種の精神疾患だ。直す方法は俺が知っている。俺に任せろ→通称:感感俺俺)
あとここの一文は読点でまとめてシーンを繋げているので、視点が定まらない。少し句点をおくべきかと。
>そんなホー〜かなかった。
表現としてそんなに文句はないけれど、ここも読点が多すぎて視界が定まらない。
すぐ修正すべき問題としては、やはり読点が気になった。お気をつけてがんがれ。

やっぱりまた3つも喋ると疲れるので阿呆は風呂逝ってきます。
所々逆に変な言葉遣い、痴呆っぽいアクションがあったらねっとりと嘲って頂戴な…(´д`;)
あぁ失敬。
>>560の、
>>キャバレエ〜夜が更けた。
>は、状態なんだから「流れている」とするべき。

>キャバレエ〜夜が更けた。
の「高瀬川が流れた。」は、状態なんだから「流れている」とするべき。
に変更。
562名無し物書き@推敲中?:03/04/23 23:42
557は556とは別です。作者も別です。これで完結してます。
批評していただければ、うれしいです。
>>562
あ、間違えた。>>557さんだね?スマソ>>560>>556-557も訂正、>>556だった。
最初に勘違いしてたままつけてたんだろうなぁ…申し訳ない
でも今日はちょいと疲れたので、朝方にレスすると約束します。
564名無し物書き@推敲中?:03/04/23 23:49
「〜から恥を掻いた。」という表現で、ひとバトルあった
スレから来ました。
例えば、

(例文A)私は、その場にいる少なくとも二人以上から恥を掻いた。

という文は正しいですか?
つまり、この例文Aは、以下の例文Bと同じ意味の
文として正しいでしょうか?

(例文B)私は、その場にいる少なくとも二人以上の前で恥を掻いた。

※事の発端=NEXT賞スレの383
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1049639529/383

ご指導よろしくお願いします。
565赤ダレ:03/04/23 23:53

>>555

こういうのは、やっぱり誰かに叩いてもらうといいと思う。
どう考えてもそれが一番。
ここに晒すだけではちょっとね…。
…文章に作者特有のにおいがあって、まあ最初は自己陶酔でもいいん
だけど、臭みを抜く最良の方法は、やっぱり複数の人から叩いて叩
いて、一遍叩き潰してもらうのが一番なんだよな。
ここに晒した時点で、恥かく覚悟はできているわけだよね?
「ごはん」に投稿してみ?
そこでキッチリとレス付けようじゃないかw。
566名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:07
>>564 確かに>二人以上から(笑われて)恥を掻いた
って脳内補完すりゃ同じにとれなくもないけど
やっぱり疑問は感じるね。Bのほうが当然無難なので今度から
Bで統一したほうがいいね。

と無難なレスをしてみる
567名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:12
>>566 レスありがとうございます。
でもあれですよねえ
>二人以上から(笑われて)恥を掻いた
の場合は、
文節<二人以上から>は、<笑われて>にかかりますよね?

文節の順序を変えて、

笑われて、二人以上から恥を掻いた

はやっぱり変ですし…
ただ、元ネタのスレでは理論的に(文法から演繹的に)
「から恥をかく」が間違いというのは、明確になって
はおりませんでした。
568名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:32
>>567
なってただろ。

527 :名無し物書き@推敲中? :03/04/23 22:14
じゃあ、そこまで言うなら論理的に指摘してやるよ。
そのかわりこれで本当に最後にしろ。いいな、>>383

まず、「恥をかく」の「かく」からだ。
この場合の「かく(掻く)」は……「(目立つような状態で)外に現す。また、その事をする」

よって「恥をかく」というのは「恥をおもてに出してしまう」というような感じだ。
だとしたら、もうわかるな?
(○)二人以上のまえで、恥をおもてに出してしまう。
(×)二人以上から、恥をおもてに出してしまう。

これで本当に終わりだ。
569名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:40
>>568
ちょっと場違いだな。実力不足は否めない。
570名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:40
>>568 あ、そうですね。見落としてました。スイマセン。
わざわざご指摘どうもです。
571557:03/04/24 00:51
>> 568
要するに自動詞と受け身の違いだと思いますが、いずれにしろ場違いです。
私の思いつきで書いた557が遠くに行ってしまったよ。
572名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:53
>>571
?????????????????
?????????????
573名無し物書き@推敲中?:03/04/24 00:55
>>571
「自動詞」ではなく「能動態」の間違いでした。
約束どおり朝に喋って見ますた。ちょっと遅い?
>>557
テンポのいい散文詩。
表現自体はさっぱりさせつつ、さりげなく奇妙さを示しているので、
心象的かつ情景的である種奇妙な世界観を作り出している。
で、
>それも電車〜妻が答える。
「犬に乗っていく」の切り出し、また表情を(おそらくわざと描写していないのだろうが)変えずに
「新しい夫と暮らします」とあっさり切り出す妻。これは実際に主人公と妻の行き違いを
ストレートに示しているのだろうけど、人によっては「もう少しヒネリが…」と言うかもしれない。
>次の朝早く〜男は決める。
また「犬」が出てきている。わざわざポメラニアンという小型犬で。
小さな「犬」は主人公の「自意識」のメタファー?だけれど、犬は同時に「従順なもの」と
いった表面もあるので、もしそうならこの対比はどうだろう〜。
つまり、これも連想には少し辛い。
「一人で転がる」と言うかたちから「ドラム缶」などではどうかしらん?…アン、微妙か('A`)
暗喩の分かりにくさは描写の少ない散文詩につきものなので、ここでは問わない。
「出世し〜決める。」の一文は「決める」の現在形より、「決めた」の完了形の方が意志が
固く聞こえるだろうから(こういう心象的な世界ではこういうのは重要)気をつけたほうがよいかと。
>妻と娘は、〜越しをする
ただ状況、そして結果だけを述べているとしよう。すると、この文は前の主人公の行動結果でほぼ説明されたような
ものかと思われる。よってこの一文は結局主人公と同様に言った事を実行しているだけだから必要ない。
また、もし未練があるような一連ならば、それを書き出すにおいて妻子の表現をもう少し細かくするといいかも。
何にせよ、インパクトだけを残して読み手を置き去りにしているようにしか見えない。続きがないなら屈辱的。

インパクト重視、とも言える散文詩の陥りやすいミスなんだろうけど、
>>555のようにあまり普遍的でないイメージを放ってみたり、
今回のように必要のないことばが飛び出してきたりすることもある。正直難しいジャンルかと。
これを上手に料理できる人がいるなら、本当にすごい。>>555共々がんがってくらはい
さて、メシメシ〜
↑というかこのような印象型の奴って書き手の意思をなぞるような読み方しないと
いけないし、書き手がどう考えてるか理解するのが難しいよね…
ただ、受け取り手の一つにこんなのもいたと思ってくれたらありがたい。
576557:03/04/24 10:30
>>574
朝早くありがとうございます。
最後の一分については、多少迷いました。
「奇妙な味わい」が読者に残るようにと考えて書いたつもりです。
次回もよろしくお願いします。
(ほかのかたも批評してくださいね)
>>560
まさかここで感感俺俺を見る事になるとは思わなかった訳で…。
いや、わかり易くって笑いましたよ。

以外とあの板の住人いるんでふね。

>>557
うーん、奇妙な読後感は残るのですが、はっきり言ってそれだけなんですね。
何故〜どうなったのかの描写が無いので、頭の上に?マークが一杯浮かぶ事になる訳です。
自分が散文詩を読みなれていないのもあるのですが、何も見えて来ない。
男の狂気と、それに付いて行けない女。そんなテーマなのかなとも思ったのですが、
展開が唐突過ぎてどう解釈したら良いか解らないのですよ。
門出の祝福。別離の悲しみ。勝手な物言いに対する怒り。明日からの生活への期待。
これだけのものが入っていながら、逆に消化不良を起こしている。そんな感じがします。

単純に好みの問題かもしれませんが、こういった文章は読むのが辛いですぅ…。
578愚者:03/04/24 18:36
えと、小説の一部です。描写などについて批評お願いします。
一応、ファンタジーの世界観で、初めて銃をみてなんかいろいろ考えている場面だと思ってください。

 一応、それの用途は分からないまでも、何か手に持って使う物であるということは分かった。ナイフの柄のような部分が、それにあったのだ。
そこを持ってみて、どのように使うのかを考えてみる。とりあえず、こうであろうという持ち方はすぐに分かった。だが、その持ち方では、ナイ
フなら致命的とも滑稽とも言える欠陥があった。柄を握ろうとすると、何か妙な金具が邪魔になって、小指の部分がはみ出してしまうのだ。しっ
かりと握るためには、その金具に人差し指をかけなければいけない。少なくとも、いくら鋭利ではないからと言って棍棒のように使う物ではない
ようだった。使えなくもないとは思うが。人差し指を金具にかけてみると、どうやらその金具が動く、ということを見つけられた。金属製の筒と
つながっているので、機械仕掛けで何かが作動するのかもしれない。とりあえずは、その金具を引くのはやめておいた。
579名無し物書き@推敲中?:03/04/24 18:38
580名無し物書き@推敲中?:03/04/24 18:46
これってどうよ
http://www.dvd01.hamstar.jp
>>578
最初から武器と決めつけているところがなんとも。状況にもよるのでしょうが。
それとあちこち調べてる割には慎重ですね。金具を引いてドカンというのも面白そうですけど。
>>576
「奇妙な味わい」なら十分に出せてると思うよ。がんがろう。

>>577
某超氏のおうわさはかねがね…(;゚∀゚)=3
今はEFZスレなどにマターリと棲みついております。

>>578
一応そーゆーのは描写スレで…。といいつつ感想をば。

ファンタジーと言っても色々あるんだけれど…まあよくある中世ファンタジーとしての意見でつ。
うーん、おそらくこれは拳銃なんだろうけれど、手続きがあまりよくない。
まず初めて手に取った、というのならばまずその全体像を見るのではないかな。
それから、重さを感じるのではないだろうか?
で、ナイフの柄に似たグリップを発見する、と。
グリップに着目したのに、それ以上に異質な感じのするであろう
「金属製の筒」にはほとんど触れられていないのも気になる。
「機械じかけ」というもの言いも難アリ。この世界観には銃はないらしいけど
単純で物理的なカラクリとは別に、化学的な機械の類はあるの?と思った。
最後に、金具(引き金)の部分。「何か妙な」だけでは分からない。
描写しているのだからちゃんと描ききるように。
それにナイフと思っているのなら、金具より先に飾りの細工、と思うんじゃないかしらん…。
まあかと言って、これら全部描いてクドくなる、と言うのも微妙なんだけれどね。
さらに言うと、前より文体がはっきりしてきて好感触。より一層がんがって。
583愚者:03/04/24 22:31
>>581
>>582
ありがとう。
参考にしつつ、さらに精進していきます。
584名無し物書き@推敲中?:03/04/24 22:47
>>578 あと、「それ」「その」「こうである」とかの繰り返しが
ちょっとうるさいかも。
ファンタジー小説向けの読者が対象なら、もうちょっとわかりやすく
したほうがいいと思う。
585愚者:03/04/24 22:52
>>584
ファンタジーは最近になって書き始めた感じなので……
世界観と釣り合う語り口にしないと、か。
586名無し物書き@推敲中?:03/04/24 23:22
>>578
この文章じゃ、どうにもならないような。
指摘もあるように、「それ」連発は、ヘタクソな証拠。
というか、その点を除いても、総合的に問題外のレベルじゃあないか。
何が起こってるのか、何に対して作者が問題提起してるのか、一切不明。
このレベルの文章力じゃ、どんなにアイディアが良くても
推して知るべし、な小説しか出来上がりませんな。

>少なくとも、いくら鋭利ではないからと言って棍棒のように使う物ではない
>ようだった。使えなくもないとは思うが。人差し指を金具にかけてみると、
>どうやらその金具が動く、ということを見つけられた。金属製の筒と
>つながっているので、機械仕掛けで何かが作動するのかもしれない。
>とりあえずは、その金具を引くのはやめておいた。

この部分なんかさ、もう読み手を馬鹿にしてんのかなと思った。
まあ、ネタならアレだけど。
587名無し物書き@推敲中?:03/04/24 23:36
「もの言えば、唇寒し、秋の風」
って、自分も懲りてるのよな、このスレでマジレスして。
相手にも依るけど、人の意見を素直に聞けない者は、人目に文章晒すべきじゃ
無いな。
プロにでもなったら一々人の口に戸は立てられないんだからさ。
プロになってもまだ素人の意見をいちいち聞くの?

あほらしい話だ。
589名無し物書き@推敲中?:03/04/24 23:46
暖かく見守りましょうよ
590名無し物書き@推敲中?:03/04/24 23:49
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591堕天使:03/04/24 23:52
592名無し物書き@推敲中?:03/04/25 00:01
このスレ見てると、小説書くにも段階を経ないとダメだとつくづく思うな。
まず、何が書いてあるのかが伝わるような文章を書けるように
なるのが重要で、その後に文章の表現力の研鑽なんだと思う。
表現以前の段階で止まってるのが多いよ、このスレの人。
何が起こってるのかがわからない、形容の意味がわからないものばっか。
小説を書きたい書きたいと思う気持ちばかりが先行してて、人に伝えるものだ
という思いが足りなさすぎ。
そんな、いまさら言ってもはじまらないことを・・・・・・。
594批評宜しくお願いします。:03/04/25 00:08
「ドラム缶」

 私は、大学を中退してから何もする気が無くなったので、
毎日近所の空き地に散歩に行くようになった。
部屋に閉じこもっていても何も変わらないと思ったからで、
徒歩五分の隠れ家に今日も着いてしまった。
草が茂る空き地。青空には雲一つ無い。
ひたすらに輝く太陽。ちくしょうめ。ちくしょうめ。
ここには使えなくなった数十個のドラム缶が立って居る。
私はいつものようにドラム缶の影の中でごろごろする。
さて、ここで何をしようか。
昔のことを思い出してみようか。
今日見た夢のことを思い出してみようか。
それとも他に、考えるべきことがあったかしら?
「どうしよう……」
しまった、つぶやきが漏れてしまった。
ドラム缶たちは何と思っているだろうか。
どうしようなんて言ってしまう私を、何と思っているだろうか。
この上ない恥ずかしさが溢れ出し、
気がつくと私は声を殺して泣いていた。
両手で顔を覆って無様に泣いていた。
「人生なんてものは……」
うう、なんだというのだ。
人生がどうしたというのだ。
教えてくれ、過去の自分よ。
あの時の私は、何と答えたっけ?
「人生なんてものは……人生なんてものは……」
ドラム缶は私を慰めたりはしない。
ドラム缶は私を見下ろすだけ。
>>594
スレ違いじゃないのか、これ。
592でも読め。
>>578
まあ、はっきり言って、なんだか分からないな。
まず、これは銃だというが、最初に銃だと分からないのは、作品の登場
人物だけじゃないといけない。つまり、逆に言えば、読者には、最初に
銃だとわからせる必要がある。その上で、登場人物が銃を見て戸惑って
いるから面白いのであって、読者になんだか分からないものを提示して
も、読者も戸惑うだけだ。
やるなら、まず、銃の最大の特徴と提示しまうことを勧める。それが終
わってれば、多少ごちゃごちゃ書いても、許容範囲内だろう。
たとえば、

 本体は、細長い金属の筒だった。筒の中を覗いても、奥までは見えない。
 その根元に、動く突起がついている。
 動かしてみようか。そう思ったが、躊躇った。   
 何か、とてつもなく危険な予感がしたからだった。  
 
とかね。まあ、上手い文章じゃないが。
つまり、銃の特徴である、銃身があって、引き金を引くと、
人間が死ぬってところを提示する。それを、最初にやっておかない
と、読み手がなんだか理解できなくなってしまう。

後、少し気になったが、あまり代名詞を多様しないように。
文章の明快性がなくなってしまうから。まず、自分がその代名詞が
何をさしているか、つまり、きちんと別の言葉で置き換えられない
なら、そのときの代名詞の使い方には、危険信号が灯っていると
思った方がいい。

まあ、気がついたのは、そのくらいかな。
597名無し物書き@推敲中?:03/04/25 00:18
>>594 1〜4行目を削ってみると、その後の流れは教科書に
出てきそうな詩のような感じ。無い方がいいんじゃない?
小説としてはともかく、こっちの方面でちょっと才能あると
思いますよ。
>>592
同意。
まず、上手い文章、良い文章を書くよりも、分かりやすい、
読みやすい文章をこころがけた方がいい。
そのためには、基本的なことは、こんなところだ。

・曖昧さを排除する
 前にも書いたが、たとえば、代名詞が何をさしているか、理解して
いるだろうか? まず、自分の文章が分かりにくいと思ったら、
代名詞を殺してみるといい。殺せないなら、その文章は、曖昧な証拠だ。
自分が読んで曖昧なら、読者はまず意味が分からないだろう。

・時間通りに書く
 物事には、原因から結果に流れてゆく。過去から、未来に流れてゆく。
その順番通りに書くように。
 火をつけるから、煙草が吸えるのだ。特別な理由がない限り、
「煙草を吸った。ライターで火をつけたからだ」
とは書かないこと。
「ライターで火をつけて、煙草を吸った」とする。

・途中を省略するな
 作者は、作品を神のように知っている。だから、途中を飛ばしても
状況を理解できる。しかし、そんなことをやられると、読者は何がなんだか
全然わからない。

 まあ、他にもあるが、このくらいは念頭に置いておいた方がいいと思う。
600名無し物書き@推敲中?:03/04/25 00:30
でもその人の文体崩れちゃう可能性ない?
書いてきてからこっちが評価すればいいだけだし。
>>594

まあ、鍛錬のつもりってことで、意地悪な指摘をしとこうか。

たとえば、冒頭、

>私は、大学を中退してから何もする気が無くなったので、
>毎日近所の空き地に散歩に行くようになった。

これ、なんで?
何もやる気がないんだったら、毎日散歩なんかしないでしょう。
つまり、
 大学を中退した→毎日、空き地に散歩
 やる気が無くなくなった→毎日、空き地に散歩
も、ロジックとして成立していないだな。
中間を省略しないように。書くなら、
 大学を中退した→何もする気が無くなった→それでも、時間を持てあます
 →家でごろごろしているが、親の視線が厳しい
 →仕方なしに、毎日散歩でもしている
という感じに、きちんと中間を埋めていかないといけない。

なんというか、文章全体がそんな感じ。そのために、書き込み不足で、
舌たらずな印象を受ける。
>>600
その程度で崩れちゃうんなら、お話にならないと思うけど。
分かり文章が書けた上で、それを崩していくくらいじゃないと、
通用する文章は書けないよ。
603名無し物書き@推敲中?:03/04/25 00:38
>>594
あなた、かなり自分の文章に酔ってますね。でもね、多分あなた以外は、みんな素面ですよ。
それぐらい、あなたの文章はわけわかりません。
もちろん、100パーセント、万人に誤解なく受け入れられる文章だけが正義だとは言いませんが
あなたの文章は、雰囲気だけで、何となく書いた「あやふや」な文章すぎます。
「どうしよう」と呟くのも、「人生なんてものは」といって泣くのも、自問自答するのも、
ドラム缶を擬人化するのも良いですが、なんでそうする必要があるのか、核になる
肝心の動機が濃霧で見えてきません。
これでは、単なる思いたがりの変人の話です。シチュエーションに酔っ払ってるとしか
思えません。人が何かを思ったり、感じたりするのは、何かしら具体的な動機が存在するはずで
その「動機」をなるだけ人にわかるように表現するのが、小説の作業じゃないですか。
604594:03/04/25 00:54
正直、穴があったら入りたいです。
皆さんのレスを読んで、いかに自分が未熟なのかがはっきり分かりました。
なるほど、と何回も思わせて頂きました。
次はもっと自分勝手でないものを作りたいです。
>>592>>599に書いてあることもよく考えてみます。

自分の文に批評して下さった方々に感謝します。
どうもありがとうございました。
>>556
うーん、これで新人賞は、厳しいと思うなあ。
全体的に、意味が取りづらいし。
たとえば、


 キャバレエ十番館は、西木屋町に面し、裏手には溝のよう
に細い高瀬川が流れている。狭い川幅にも、川面を撫でる川
風があり、岸辺の立つ柳の葉先をしきりと揺らしていた。
 街燈の暈のまわりには、もう夜が更けつつあった。
 それでも、十番館のホールではまだ夏の宵をすごしている。
 頽廃の夜が裳裾のように開き、葉鶏頭の花にも似た強烈な
色彩に揺れている。
 イヴニングドレスの背中をくりぬいたように見える白い素肌が、
蛇のようにくねるたびに、背のくぼみが汗ばんでゆく。女の体臭
を、男の体臭が絞り出すような夏の夜の踊りに、体の固い若いダ
ンサーのステップもいつかし粘るのだった……。

 冒頭、ちょっと整理しただけだけど、こういう方が、読みやすい
と思うんだが。
 文章の美しさも大切だけど、読みやすさとか、そういう基本的な
部分は押さえておかないと、なかなかいい文章にならないと思うぞ。
606名無し物書き@推敲中?:03/04/25 03:06
森の中の魔法使い

誰もいない森の中で木が倒れたとき、音はするのだろうか?

深い深い森の中に
魔法使いが住んでいました。
魔法使いは一人でした。
なぜなら魔法でどんなことでも出来たからです。

空を飛んだり
石からご馳走を創りだしたり
湖の水からお月さまを創ったり
お月さまのかけらからお星様を創ったり
好きな夢をみたり
その夢を正夢にしたり
小鳥から聞いた話を
魚に伝えたり
607bloom:03/04/25 03:09
608名無し物書き@推敲中?:03/04/25 03:10
深い深い森の中に
一人の魔法使いが住んでいました。
けれども魔法使いは、もう。
独りぼっちではありません。

森の中、あなたの目の前で木が倒れたとき。
あなたにはどんな音が聞こえますか?
609名無し物書き@推敲中?:03/04/25 03:10
606-608です。
よろしくお願いいたします
610名無し物書き@推敲中?:03/04/25 03:12
ある日、魔法使いが世界のてっぺんで昼寝をしていると
ひとりの男の子が必死でがけをのぼっていました。
“なにをしているの?”
“お父さんの利かなくなった耳を治すための薬草を探しに来たの”
魔法使いはそんな薬草は見たことも聞いたこともありませんでした。
なぜならそんな薬草ははじめからなかったのです。
男の子の小さい目から涙がぽろぽろこぼれだしました。
魔法使いは男の子にお父さんの耳が治る夢をみせて
その夢を本当にしてあげました。
そして男の子をお父さんのところに帰してあげました。
男の子は魔法使いにありがとうを何度も何度も言いました。
森の中に帰る途中、魔法使いは自分が微笑んでいるのに気が付きました。
それは魔法使いが生まれて初めての事でした。
611609:03/04/25 03:14
すいません、きちんと書き込みが出来ていないのに続きを書き込んでしまいました。
606>610>609の順になっています。
読みにくい形になってしまいましたがよろしくお願いいたします。
612名無し物書き@推敲中?:03/04/25 03:18
613名無し物書き@推敲中?:03/04/25 04:24
>>610
前後の繋がりがイマイチ。細部をカットし過ぎ。
心情描写もイマイチ。

魔法使いは昼寝中。なので、いきなり少年に話しかけるのは不自然。
魔法使いは、ふと物音に目を覚ま。そこには見知らぬ少年が……云々。

問い掛けに少年が理由を話す。だが、父親思いの少年への魔法使いの
リアクション(心情)が省かれている。ここが最大の見せ場なのに。
614名無し物書き@推敲中?:03/04/25 05:25
>>609ー610
こーいうアホが大挙してネクストに投稿してくるん
だろうな・・・
アホかって感じー、プッ
615名無し物書き@推敲中?:03/04/25 05:35
貴様みたいなネタ小説を書く輩が増えたから、
過疎化するんだ。

幼児向け絵本の模写以下
616名無し物書き@推敲中?:03/04/25 05:42
世の中は想像力が欠如しているっていうのが彼女の持論だ。
「結局、みんな想像力がたりないのよ。だから自分でわからないように
傷つけて平気な顔してられるんだわ。」
でも、僕は素直にその言葉には同意できない。たぶん君の言うそれは
想像力の問題じゃない。もっと根本の問題じゃないかって何となく思う。
第一、僕らが君の言う世の中に含まれていないなんていうニュアンスは
自らを増長させる考え方じゃないか。
18回目のコールでやっと受話器が上がった。
「…もぅ、いま何時だと思ってるのよ。何?」
「想像力が欠如しているなんて言うけど、
 いまググってみたら26万件が該当したよ。」
「…こんな時間に電話をかけて、言うことがそれ?」
「だからさ。世の中には想像力が満ちてるんだ。」
「ちょっと、ふざけないで…私、すっごく眠いんだから…
 もう切るわよ。」
おやすみ。いい夢を。
評価ヨロ。
>>617
まずは基本的な文法の勉強をしろ。
全てはそれからだ。
エー、文法にこだわると人っぽくなくなるし。
でも読みにくいかな。それはあるな。
621携帯から初挑戦:03/04/25 09:42
【阪神大震災】
最初の揺れがきた瞬間、グースカ眠っていたあたしは全裸だった。
隣には同じく当時の彼氏が眠っていた。
グラグラと右に左に上に下に、立ち上がれぬ激しさで揺られながらあたしが考えていたことはただ一つ。
「パンツ履かなきゃ…パンツパンツ…パンツ履きたいよー!」
このまま埋まって死ぬのは嫌だと思った。
人間、命の危険にさらされてる時も恥じらいは残しているのがわかった。
パンツは履いて寝ろ、というのが教訓である。
622名無し物書き@推敲中?:03/04/25 10:02
>>621
批評どうこうよりも実話なのかどうか知りたい。
623携帯から。:03/04/25 10:08
実話なエッセイです。
批評下さい。
ネタはともかく真面目に書きました…。
>>621
おもろい
625携帯から。:03/04/25 12:00
長めなネタで挑戦させて下さい…。
【失恋な話☆1】
去年の今頃あたしはお水をしていた。大阪に出てきたばかり、その店に入ってまだ10日目ぐらいの新人だった。
店長はあたしを見て、
「22、3才でいく?」
と言った。あたしは「失礼なこと言うなこのままいけるわよ」と思いつつ、
「そうですね」
とにこやかに、客の前では27才だと本当の年を言いつつ働いたのだった。
KさんはMさんと二人連れだった。Mさんにはその店で当時ナンバーワンだったAちゃんがついた。
MさんはAちゃんを即気に入り、場内指名した。かなりはまったようだった。のちにMさんは店に通い、Aちゃんに死ぬほどお金を使うことになる。
Kさんは指名せずにいた。KさんとMさんは対象的で、Kさんは遊び慣れていた。
「マユちゃん(あたしの名前、仮名)。あそこ延長前やから」
と言われ、あたしは4人目ぐらいの女の子としてその席につくことになったのかな。
「女の子かわります。マユちゃんです」
「こんばんは」
と、あたしは席に着いた。
Kさんは足を組み、煙草を指に挟み、こっちを見ない。
なにやら不機嫌そうだ。やりにくそうやなあ…と思った。
MさんがKさんに言った。
「可愛い子来たやん」
Aちゃんも話に乗る。
「ねー。今から楽しもう。マユちゃん可愛いやろ」
二人はKさんの気持ちを盛り上げようとしてるらしい。
どうやら来る子来る子にロクな子がつかず、Kさんは不機嫌になっていたようだ。のちにKさんはそういう状態を『化け物回転』だと言った。
Aちゃんがあたしを見てにっこりしながら何を言いたいのかはすぐ解った。「マユちゃん、頼むで」だ。
AちゃんはMさん相手に延長いける手応え十分だったのだ。でもKさんが不機嫌なままだと難しい。友達同士な客の場合、片方が不機嫌だと帰ってしまう場合が多い。
あたしは「…」て感じ。こんな不機嫌な人を相手にどうしろというのだ。
Kさんはやっとこっちを見た。目があった。ドキッとした。あたしのタイプだったのだ。
>>621
寝ぼけたおまえが俺に跨がっただけ。
だから、それは地震ではなくてセクースなんだよ。
>>600
他人にわからない文章を書いてる段階で文体もくそもあるか。
628携帯から。:03/04/25 12:25
【失恋な話☆2】
でも、のちに店の他の女の子には「Kさんて顔でかいねん」と、さんざんに言われたけと。
あたしはとりあえず思ったことを言った。
「男前ですね」
はっきり言ってやけくそ半分、適当。流れを作るとか無視している。
でも言われて嫌な男はいない。あたしはいつもしらじらしいのぎりぎりまで客を誉めることにしている。
「あ、自分可愛いやん」
とKさんも言った。
ちなみに店で客に可愛いと言われて喜ぶことはあんまりない。顔も商品だ。商品を気に入られたらラッキーと思うだけ。
でもその時はちょっと嬉しかった。そして、いけるかな…と思った。
話しはじめてみると普通に楽しい人だった。
Aちゃんが目の前でホッとしてるのが伝わってきた。
すぐに延長取りがきた。Aちゃんは(よくある話だが)あたしを延長取りのダシに使った。
「マユちゃん今来たばっかりやん。Kさんやっと楽しそうやのに帰るん?もっといて下さいよー」
あたしも話をあわせる。
「ほんまに。あたし喋り足りひんわ…」
あくまでも『あたしが』話し足りないのがポイントなのだ。はっきり言っていつも話し足りないことなど何もない。でも男がこういうセリフにくすぐられるというのは実感である。
延長は出た。で、ウェイターはMさんに聞いた。
「マユさんの指名はどうされますか?」
あたしはここぞとMさんの方を向いてにこにこした。きっぱりそんなに気に入られまくったんじゃないのは分かっていた。この席に来てまだ5分なのだ。
この笑顔でほだされてくれーと、オーラを送ったの。
Mさんはあたしのオーラにやられたらしい。
「じゃあ、指名にしといて」
と、投げやりに言った。
チラッとAちゃんのお客さんが入ってきたのが見えた。Aちゃんはダブル指名になったのだ。これでAちゃんは30分はこの席を離れることが確定した。
629携帯から。:03/04/25 12:44
【失恋な話☆3】
Aちゃんはトイレに立ち、ナプキンを借りるふりをしてあたしを呼んだ。
「こっちは大丈夫やから。マンツーでいいよ」
意味分かるかな?つくづくAちゃんのプロ意識には頭が下がる。
これは「あたしが席を離れて不機嫌になったMさんに気を使ったり、テーブル全体のムードを気にする必要はない。マユちゃんはマンツーマンでKさんを楽しませて」という意味だ。
余談だが、あたしは後にこのAちゃんに嫌われることになる。この頃Aちゃんのヘルプについた席で、あたしに指名替えをした人が二人も出たからだ。
それはともかく、あたしはAちゃんのその言葉のおかげで、Kさんだけを気にして、Kさんとずっと二人の世界で話すことができた。
あたしはホステス側でありながら楽しんでいた。久しぶりに仕事を忘れて楽しいなあと思った。
Kさんの顔に、そしてKさんと交わす会話に一目惚れしていたのだ。
Kさんも楽しそうだった。
しばらく話したあと、Kさんはあたしの耳もとに口を寄せて囁いた。
「なあ、キスしよっか」
普通ならあたし、お初な客にこんなこと言われたら内心「死んでくれ」と思うんやけど。
その時、あたしは心臓がキュンとなったの。
そして、Kさんは周囲を確認してキスをしてきた。あたしは店でキスしたのははじめてだった。
ドキドキして死ぬと思った。まるでキスしたことない子みたいに。
630携帯から。:03/04/25 13:08
【失恋な話☆4】
KさんとMさんはそのあともう一度延長してから帰った。
Aちゃんはあたしに言った。
「なんかマユちゃんいつもと違ったなあ。気に入ったん?」
「うん」
と、あたしはたぶん赤くなったはず。
女の子の待機場所であたしは、
「恋をした!」
宣言をした。その時は冗談半分だったけど。「うそー。おめでとー」
と、言うみんなと笑った。
その後、Mさんに引っ張られるようにしてKさんは店に顔を出すようになった。あたしとAちゃんはそのたびに指名された。Kさんは
「Mなあ…あいつ、Aちゃんにはまってしゃーないねん」
と、嬉しそうに言ってた。Kさんはクソ真面目だったMさんの様子を見ておもしろがっていたのだ。ひどい奴だ。
Mさんは結婚していた。
「家庭は大丈夫なん?」
「大丈夫。そのへんは俺が手綱握っとく」
ふーん。
しばらくたって、あたしとKさんは外でも逢うようになった。あたしの出勤前の時間に逢い、ごはんを食べて…それだけ。
あたしはフリーだったし、誘われたらほいほい着いて行ったに違いない。でもKさんはそういう話はまったく持ち出さなかった。
その頃、お店ではあたしとAちゃんの立場が逆転していた。指名ポイントであたしはAちゃんを越えたのだ。
Kさんはある時あたしを指名しなかった。あたしがトリプルで指名されてた時だ。
「フォースになりますが…」
と店に言われ、
「じゃあ今日はフリーでいいや」
と。まあ、Kさんはあたしに逢うために別に店に来る必要などなかった。Aちゃんに逢いたくてやってくるMさんにつきあってただけだ。
でも、あたしはめちゃくちゃ悲しかったの。その日ばかりはあたしの指名客全員に「今日は帰ってくれ」と言いそうになった。
631動画直リン:03/04/25 13:09
632携帯☆すいません。思ったより長い…。:03/04/25 13:28
【失恋な話☆5】
そんなあたしをKさんはおもしろがって見ていたに違いない。
次の日Kさんに逢った時にあたしは、
「昨日ついてた子にも『キスしよっか?』とか言ったんちゃうん〜?」
と冗談めかして言い、自分の言ったその冗談にショックを受けて、思わず涙ぐんだのた。
Kさんは
「よしよし」
と、あたしをギューとした。そして二回目のキスをくれた。
あたしは見事にKさんの手の平の上で転がされていたっぽい。
ある日、あたしは熱を出した。仕事を休んで寝てることにした。そこにKさんから電話がかかってきた。
「飯食いに行くぞ」
「ごめん。今日は無理やわ。あたし熱あんねん」
「何か食った?薬は?」
あたしは迎えにきたKさんの車に拉致され、Kさんのマンションに始めて連れて行かれた。プリンを食べさせられ、薬を呑まされ、冷えピタされて、Kさんのデカいベッドに寝かしつけられた。
あたしは39度近くまで上がった熱のせいでふらふら、なすがまま、言われるがままだ。
そのまま眠った。汗をかいたので、Kさんのティーシャツを何枚もびしょびしょにしてしまった。
Kさんは定期的にティーシャツとお茶と冷えピタを持って現れた。あたしがぼーっと着替えてる間、礼儀正しくあっち向いてた。
朝になると、熱は下がっていた。あたしはよく寝たのですっかり元気になっていた。昔から風邪っぴきには強いタイプだった。
「俺、仕事やねん。今日は昼には終わるからそれまでここに寝とけ」
と、Kさんは言い残して出て行った。4LDKのKさんのマンションに、あたしは一人でポツーンととり残された。
あたしはとりあえずお風呂を借りた。気持ち悪かったので。ベッドに戻り、テレビを見て過ごした。
昼過ぎにKさんは帰ってきた。
「お。元気になったやん。これ食うやろ?」
とモスバーガーの袋をあたしに見せた。
633携帯から。:03/04/25 13:53
【失恋な話☆6】
ベッドに寝たままあたしは
「うん。食べる」
と言った。Kさんがネクタイをはずすしぐさに見とれた。「かっこいい」と思った。あたしはすっかり元気だった。
食べたあとあたしはまたベッドに寝かされた。
「まだ寝とけ」
あたしは素直にベッドに入り、端に移動して
「一緒に寝よ?」
と言ってみた。無邪気そうな言い方をしたが、内心はドキドキしていた。Kさんは
「お前、甘えたか」
と言った。あたしの内心のよこしまな思いを知ってか知らずか
「しゃーないなあ」
と、あたしの隣に来た。あたしはもう心臓が口から出そうなぐらいにドキドキが絶好調だった。そして「してくれるかな」と考えていた。
Kさんにあたしはピタッとくっついていった。正直それ以上はどうしていいか分からなかった。こんな状況で手を出さない男など知らなかったので。
言い方はなんだが、こんなに据え膳状態なあたし。食わぬは男の恥ではないのか。恥ずかしくてこれ以上の誘いはかけられへん…。
などと思いつつ、あたしはKさんに腕枕されたまま気持ちよくなってそのままグースカ寝てしまった。
Kさんはあたしを腕に乗せたままテレビを見てたようだ。変な男だ。
しばらくしてから目が覚めて、あたしは我慢できなくなって、Kさんにキスしていった。けだもの化してたようだ。そのあとは18禁てわけで…。
でもそれからKさんからはあまり連絡が入らなくなった。めちゃくちゃつらかった。
その時期は仕事が鬼のように忙しくなっていた時期でもあった。
毎日のように同伴してたし、なるべく指名がかぶりすぎないようにスケジュールを調整してた。
Aちゃんはお店を辞めた。AちゃんがいないとMさんは店に来なくなったし、Kさんも来なくなった。あたしはイライラして頭がおかしくなりそうだった。ちょっとやばめのストーカーまで出て、ボロッとなっていた。
Kさんがのちにあたしに語ったのにこんなことがある。つきあってほしいねん…と言って、泣きそうなあたしに。
>617
漏れは、貴方の文章をすごく面白く感じた。
もっと長めのを読みたいな。できれば作中の2人の
今後がどうなるか書いてくれれば望外。
気になる2人である。
635名無し物書き@推敲中?:03/04/25 14:59
>>617
確かに「想像力」と「傷つけて平気な顔」は符合しないね。
知的な男に対して、知的レベルの低い彼女とのせめぎ合い。
その後の展開が気になる。
朝方3語スレにささっと書いてみたけれど、改めて読んでみりゃあ
自分がここで他人様に喋っているのと似たような
指摘がいくつも出てきやがります。お暇ならおまいらあの文を嘲ってやってください
今回はささっと喋ります。時間はないし、長いのもあるしw

>>606>>610>>608
絵本形式の投稿見たのは始めて。自分もこれは絵本かと思われ。
ただ序文の「森の中〜だろうか?」がちょっと全体の文脈と調子のずれがある。
また、この森の木ってのは魔法使いを指してるんだろうけれど
魔法使いの孤独感がうまく伝わってこない。一人で何でも出来る、だけでは
ただの偉い神様と同じ、そんな雰囲気になってしまう気がする。とりあえずがんがれ。

>>617
…最近詩的な投稿流行ってるなあ。詩というものは行間の感情や描写を
読ませるものだけれど、ここは仮にも創作文芸板なんで詩をのせるのも
>>557の如く散文詩形式が望ましい。
また何故、これを散文詩ではなくただの詩かと思ったかというと、全く背景が描写されて
いないから、の一言につきる。ただの物語のように思えるけれど詩的、
これを漏れは散文詩と捉えている、っつー単なる主張でつが。(川端の「掌の小説」とかそんな感じかしらん)
漏れらにある程度の土台および情景がちっとも書かれていないので、感情と状況だけを
並べられてもさっぱり共感できない。>>619が怒ったのは一人称の話し方や
彼女との会話の内容じゃなくて、そういった「形式」の方面かと。違ってたらスマソ。
詩としてはこういうのも嫌いじゃないよ。がんがって。

>>携帯のママサン
と呼ばせてもらいまつ。番号指定面倒だから。
エッセイ風の口上としては特に問題ない。
ただし、褒めているというのではなく、可もなく不可もなくといったところかしらん。
まだ少し続きがありそうなので詳しいお喋りは後(いつになるか知らんが)にしておきましょ。
なんか変な文章になってきたな…漏れ。
特に617への喋りとか。頭冷やして学校さ逝ってきます
638名無し物書き@推敲中?:03/04/25 16:37
雲一つない青い空、澄み切った大気、
まるで自分を中心に世界が回っているような錯覚さえ与えさしてくれる。もっともそんな事を考えてるのはこの大学のキャンパス内では僕だけだろうが。

「よう」
聞き馴染んだその声に思わず振り返ると案の定、いたのは
同じサークルの先輩木林さんだった。洋子との待ち合わせまで時間があるので木林さんととりとめのない話をする。話題がミステリー
に移ると(木林さんは推理小説マニアだったのだ)僕が夢野久作を知らないと言うと
「それじゃ『ドグラ・マグラ』も『犬神博士』も知らないのかい?」
「死神博士だったら知ってますけど・・」
その時後ろから僕を呼ぶ声がした。振り返ると洋子がいた。

「お、もうこんな時間か・・それじゃな」多分気をつかっているのだろう。木林さんは僕にだけ見えるようにサムズアップして立ち去っていった。
「何の話をしていたの?」
「何でもないよ。それよりもお腹減ってない?」

639名無し物書き@推敲中?:03/04/25 16:37
食堂で昨日見たテレビドラマの話をして一息ついたところで僕は綺麗にラッピングされた小箱を取り出し彼女の手元に
置いた。
「うぁ、何これ。開けていいのかな?」
「もちろん」
彼女は若いカモシカのように繊細な手つきでラッピングを少しずつ丁寧に剥がしていく。
出てきたのは金の縁取りの赤い箱
「ん?これは・・・オルゴール?」
箱の蓋を開けるとともにトロイメライのメロディが流れだす。
「私、この曲大好きなの」
彼女の無邪気な微笑みで僕の心も幸せだった。


やがて僕は3流の会社に就職して洋子はというと大学院生
として大学に残ることになった。最初のうちはお互い連絡を取ったりしていたがやがてどちら側ともなく疎遠になっていった。

彼女が結婚したらしい、とつい最近木林さんから聞いた。不思議と悲しくはなかった。ただあの頃感じた空の蒼さだけが
色褪せてゆく思い出のなかでくっきりと鮮やかに存在している。

>長い携帯の人
 読みやすくっていいんじゃないでしょうか。
 正直、読んでて面白いなとは思えなかったですが、これは、
文章というより、内容や構成の問題だと思うし。
 
 うーん、これだけだと何かな。
 個人の文体に関わるんだけど、強調する部分を強調できてないなって
のと、臨場感に欠けるかなって言う感想がありますね。
 臨場感に欠けるのは、情景描写が甘いからでしょう。そのために、
小説というより、週刊誌なんかの体験告白を、小説っぽく仕立て上げた
のような印象になってしまってますね。

 
 
>619>634>635>636ありがd
おかげでだいぶ考えるものがありました。
またなにか書いてみますね。

あと、>621オモロイ
>>638,639
 うーん、まあ、なんといいますか。
 今、二つくらいですね。
 完結してるのに、話が出来上がってないのも気になりますけど、
まあ、文章が対象だから、おいておきますが。

 まず、書き込みが足りませんね。描写がかなり不足しているし、
場面転換は急で、読者を置き去りにしている。もっと書くことを
たくさん考えてから、文章を書く必要があるでしょう。

 それから、鼻につく描写が多いですね。

>雲一つない青い空、澄み切った大気
>カモシカのように繊細な手つきで
>空の蒼さだけが色褪せてゆく思い出のなかで
 
 多分、感動的にしようと思っているんでしょうが、はっきり言って
外してます。別に美文なんか書かなくても、書くことがしっかりして
いれば、十分に感銘を与える文章になるんですよ。
 
643名無し物書き@推敲中?:03/04/25 20:27
タイトル:歯医者さん。

頭が割れるようだ。
僕の左頬は腫れあがり何も食べられなくなってしまった。
大好きなお肉はもちろん、柔らかい夕張メロンでさえも。
母は僕の口の中を覗き込み、顔をしかめて虫歯かもと言った。
酷い虫歯だったらしく、いつもの病院では治療できなかった
ため、新しく開業した専門の歯医者に行くことになった。
予約をしなかったせいか、随分と待たされた。もう40分
は経っただろうか。診察室からは、歯を削る研磨機のキィン
という音が時折響き、そのたびに叫び声や泣き声が聞こえた

。出入りする患者達の顔つきは一応に青ざめているように感じる。
僕は深く息をつき、傍らの男性が見ている写真ばかりの雑誌
を盗み見した。気になるグラビアアイドルを見つけるが、
その豊かな胸元にさえ視線は定まらなかった。
1時間が過ぎたところで、ようやく呼ばれた。
マッサージ椅子のような寝心地の良い診察ベッドに体を横たえ
ると、看護婦が手際よく準備をはじめた。ちらりと横を見ると
ぴかぴかの器具たちが行儀よく並んでいた。『まな板の鯉』と
いう言葉が僕の頭をぐるぐる巡った。あお向けが少し気持ち悪い。
644名無し物書き@推敲中?:03/04/25 20:30
タイトル:歯医者さん。

「こんにちは。今日はどうされましたか」
歯医者は大きなマスクの向こうで母に尋ねた。大きい図体に
よらず優しい声だった。母が美人であるからかもしれない。
「奥歯ひどく痛むようで。虫歯だと思うのですが」
母はそれだけ言って、僕の口を大きく開かせた。
歯医者はコクリと頷き、眩しい光を僕の口にあてて「どれどれ」
と呟きながら小さな丸い鏡のついた棒を僕の口に押し入れた。
歯医者は僕の口の中を見るなり「うわぁ」と漏らし、わからない
暗号めいた言葉を看護婦と交わしている。看護婦はシュウシュウ
と音を立て空気を吐き出す筒で、歯についた滓を拭き取り、
歯医者は丁寧に1本1本見ていく。抜群のコンビネーションだ。
痛くも何ともないその診察に僕は少し安心した。そして全てを
この歯医者に一任しようと目を閉じたとき、左奥の虫歯に圧縮
された冷たい空気が当たった。きーん。僕は思わず「ぅううううう!」
と叫んだ。背中から高速の寒気がぞわぞわと襲い、頭の中で巨大な
鐘がガンガンと鳴り響いた。ところが、それを上回る叫び声が感度
のいい僕の耳を劈く。
「ぎゃぁあああああああああ!」
僕の尖った犬歯が歯医者と看護婦の指に突き刺さったようだ。
母は「きゃあ」と言って、後ろへ倒れた。
血なまぐさい味が口いっぱいに広がる。
悪くないと思い、「オォーン」と遠吼えしてみた。
645名無し物書き@推敲中?:03/04/25 22:09
おまえらさ、頼むから昨日言ったことを百回読んでくれよ・・・
>>587氏の指摘が身にしみる今日この頃。
 吸い慣れた煙草とチェリーの香りが鼻腔を撫でるように交差した刹那、記憶は極め細や
かなガラスの破片となって四散し、思考は無色のキャンパスに成る。擬音に忠実な銃声の
余韻が頭を突き抜け、口に咥えていた煙草が宙をコマ送りに舞い、ピントがずれた公園の
情景が網膜に焼きつく。
 昼下がりなのに人が居ない、其れも自動車の雑音すらも聞こえないあたかも下界から隔
離されたのではないかという錯覚すら覚える閑静な公園。蝉時雨と陽炎の瞬き、そして鳥
の囀りが聴覚を支配する世界・・・・・・が、心臓の爆音が其の全てを破壊し散った記憶の破片
に微かに映る少年時代の蝉時雨が脳裏を過る。20年分の走馬燈を終えた彼の無色のキャ
ンパスに、必然的に仰いだ鉛色が奔流となって流れ込み、彼の頬がアスファルトに触れた
時、鉛色は徐々に淘汰され、純然たる漆黒となって彼の眼球を優しく包み込んだ。

 ・・・・・・黒いコート、サングラス。そしてチェリーの香りで身を包んだ女は、ポケットか
ら携帯電話と煙草を右手の指の間に挟め、取り出しながら明日の新聞の一面を飾る公園を
悠然と去っていった。
647名無し物書き@推敲中?:03/04/25 22:59
宜しくお願いします

「破滅教師赤羽」
県立黄桃高校。県下ナンバーツーであるこの高校で繰り返される
いつもの光景とは‥‥‥。
ドッカーン、ドッカーン!ドッカーン、ドッカーン!
ドッカーン、ドッカーン!ドッカーン、ドッカーン!
「どっかんどっかん来とるな、おい。」
中年教師、赤羽は、授業中いつも手榴弾をぶちかます。しかも無数に、だ。
3年イ組の生徒たちは皆、知らぬ存ぜぬの体で切り抜けるつもり。赤羽は
どうもそれが気に入らないらしく、地雷床をウロウロと彷徨し、咆哮する。
「バロローーーン、バロローーーーン」
ズバーン!
どうやら赤羽は自分で仕掛けた地雷に引っかかってしまったようだ。しかし
そこは不死身教師赤羽、とっさに生徒の2人や3人を巻き込んで事なきを得た。
「もう、イヤ〜〜!」
ミス神経質で名をはせる委員長の房江が、堪らず叫んだ。その房江を、赤羽の
いささか粘着質的などんよりとしたまなこが捉えた。
「おい、房江!お前授業やれ!」でた。恒例の指名代打授業だ。
「私、出来ません。」いかにも芯の強い房江らしい発言。
「なぁ〜にをいっとるんや〜〜〜。偏差値550の優等生が!」
赤羽の心は完全に房江に占拠されていた。もう房江しか見えない。
いわゆる、ロック・オンだ。赤羽の口中に潜む大陸間弾道ミサイル
がギラリと光る。その時だ。
「オラがやる〜〜、やってみせつける〜〜。」
クラス一、いや県一の馬鹿、ばか市が小躍りしながら教壇に駆け込
む。赤羽は、はたと我に返り、
「ばか市やめろ!お前の祝詞(のりと)はもう聞き飽きた!」
と、ばか市を抑止しようとしたが、後の祭り。ひとり百重唱の祝詞
が開始された。それはある種感動的な重唱だったが、日に10回も
聞けば飽きるのも当然だ。やむなく赤羽は、背中に装備された2連
装の大砲をばか市に向けた。
ドム、ドムゥッ。
しかしばか市はそれをヒラリとかわし、亜空間ワープを行った。
「生徒も一人の人間。大人として見てやらんと・・・。」
教育にいつも真剣勝負でぶつかる、熱血教師赤羽の悩みは尽きない。
誰がネタスレにしろといった。
649でワロタ
はら痛てぇ・・・
歯医者と、赤羽のの二人。

まあ、文章は書けるようですね。いや、褒め言葉としてね。
これだけ書ければ、小説の文章としては、大丈夫でしょう。
だから、後は内容ですね。
自分の書くもののスタンスとか、そういう面を含めて、作品を
仕上げてください。文章で補えるのは、一定のところまでで、
後は書く内容ですから。
赤羽の中の人も大変だなw
擬音語を別の表現に切り替えられたらさらにグーとオモタ。
僕の中に何かがいる。
あ、心臓だった。
あはは、ごめんごめん。
寒い
655名無し物書き@推敲中?:03/04/26 06:31
>>647
>>2の原稿入力時の約束事テンプレート確認のこと.
物書きには基本中の基本らしいよ。
656:03/04/26 06:34
あ、失礼。>>2じゃなくて>>3を確認のこと。
おい、おまえら俺を批評してくれ。
ネタカキコなのに「おまいら」と言わない
ネタカキコなのに「おい」の後に「してください」と媚びへつらわない
ネタカキコなのにご丁寧にも「。」をつける

以上の点で君は2chねらーとして失格だッッ
        
               散歩

 私が今読んでいる本に、もともと日本人は目的もなくぶらぶら歩くという
ことを知らなかったとある。武士が外出するときは羽織袴に大小をさし、人
に聞かれたら目的を昂然と答える大義名分がなければならなかったそうだ。
町人でも、堅気な家は用のない外出を戒め、あてもなくぶらつくのは遊び人
と見られがちで世間体も悪いもんだという意識があったと書かれている。
しかし、目的もなしに歩くことは自分の知らない世界を垣間見ることになり、
世界を広げることになる。それが西洋の考え方なのだ。
そういう余裕のある思想が、どうして日本には芽生えなかったのだろう。
 武士でよく散歩をしたのは勝海舟だそうだ。オランダ人教師の習慣を真似
ただけのことではあるが、はたして私なら当時の海舟と同じことができるか
というと答えは否である。海舟のような柔軟性のある人間は、ともすれば変人
にみられがちだが彼のような人が時代を築いてゆくのだ。
 そういえば、偉人には世間体の悪い人が多くいたように思う。現代の私達
から見れば彼らの環境が愚人ばかりだったというパターンだ。私の頭もテレビ
や新聞で作られている。当時の一般大衆と同じだ。とりとめのないことを考え
ながら本を読み終えた私は、ふらりあてもなく歩きたくなった。
自分の知らない世界を発見するぶらぶら散歩に繰り出そう。
 
     
 


            おい、おまいら俺を批評してください





               
>>660
改行がだめだな
>>660
読み返してもやっぱり寒いな
663名無し物書き@推敲中?:03/04/27 00:47
批判キボンヌ
*1
 夜の理科室は私が想像していた以上に怖い。思わず、横にいる幼馴染の腕にしがみついてしまう。いくら私よりチビで多少間抜けなところがある幼馴染でも、一応は男だ。きっと、危なくなったら私を助けてくれるだろう。
「ゆ、優、頼りにしてるからね」
 声が恐怖でかすれてしまう。いつもは私がお姉さんを気取っているというのに、とても恥ずかしい。
「大丈夫。美香を置いては、逃げないよ」
 私に比べて、優は全然怖がっていないようだった。
 私はしがみついた優の腕に案内されるように、理科室の奥へと進んでいく。懐中電灯の小さな光は、余計に恐怖を倍増させる。
 見慣れたはずの教室。だけど、雰囲気は昼間とは全然違う。生臭い水槽も、青々した植物も、棚に綺麗に並んでいる試験管やフラスコさえも、恐怖の対象になってしまう。
「人体模型とか、動いてはないみたいだね」
「あ、当たり前じゃない」
 優の腕にしがみついたままで、強がる。今の私は、とても滑稽だろう。
 でも、この『夜間理科教室肝試し』を提案したのは私なんだし、優より先に根をあげるわけにはいかない。
「ねえ美香、この後、どうするの? 見て終わりじゃあ、肝試しにはならないよ」
「も、もう十分怖いじゃないの!」
 優って、神経どうなっているんだろう。私は、本気で優の脳みそを解剖して構造を調べてみたくなった。
「うーん、でもこれじゃあ盛り上がりが足りないっていうか……」
 と、優が言いかけたときだった。

 ガタッ

 私達以外に、誰もいないはずなのに。窓も全部閉まっているはずなのに。
 イスが、動いた。
「きゃっ!」
「何だ!」
「だ、誰かいるの…?」
 恐る恐る、声を闇に向かって問い掛ける。当然のように答えはないが、代わりに、

 ガタッ! ガタッ!

 と、イスがさらに動く。錯覚でも、空耳でもなくて。
664名無し物書き@推敲中?:03/04/27 00:47
*2
「ポルターガイストってやつか!」
 優は、何故かとても楽しそうだ。
「に、逃げようよ!」
「こんなチャンス、二度とないぞ。俺は戦う」
 私の腕を振り解いて、優は一人で掃除用具箱に向かい、中から箒を二本取り出してきた。一本を私に向かって投げる。
「いざとなったら自分の身は自分で守れ」
 それと同時に、また『ガタッ』とイスが揺れた
「行くぞ!」
「ええっ!」
 優がイスに向かって駆け出してしまった。だから、しょうがなく私も追う。
「食らえぇぇっ!」
 学校中に響くんじゃないかと思うくらい、大きな掛け声と共に、優は力任せに箒をイスに振り下ろした。派手な音を立てて、真ん中から二つに割れる。
「な、何も起こらない……よね?」
「多分ね」
 優は箒を投げ捨て、少しかがんでイスを照らす。私は、優の代わりに箒にしがみついていた。
「こうやってみると、何の変哲もないイスに見えるな」
「う、うん。そうだね」
 そうっと、優に近寄る。そして、優の肩越しにイスを見下ろしてみた。
 真っ二つのイスは、とても無様に転がっている。何だか、哀れに思えてきた。
 哀れだと、そう思った瞬間だった。私の目には、黒い塊が飛び込んできた。あまりに鮮明すぎて、私はそれが文字だと判るまで数秒掛かってしまった。
「何か、書いてある」
 怖さは、何処かに吹き飛んでしまっていた。優から懐中電灯を奪い取ると、細い光を文字に当てた。文字は、中心よりやや左寄りに書かれていたため、真っ二つに折れていても問題なく読むことができた。
「ええと……このイスに座る人へ、か。こんなところに文字が書いてあるなんて、気付かなかったな」
「とりあえず、読もうよ」
 文字は、とても綺麗な書体で書かれていた。習字か何かを習っている人が書いたのだと私は思った。
「私はこの学校が大好きです。ですが、クラスメイトはみんな、私のことが嫌いのようです。みんな、私のことを無視し、酷く当たります。だから、私は一番好きなこの教室で、みんなの前から消えたいと思います」
 相当古い文字のようで、読み取るのは大変だ。だが、それを苦痛とは感じなかった。
「私は死にます。でも、私の存在は残しておきたいのです。だから、遺書代わりに書きます」
「さようなら」
 二人の声が、重なった。
665名無し物書き@推敲中?:03/04/27 00:48
*3
「優、これって」
「遺書、かな」
「だよね」
 複雑な気持ちでいっぱいになって、言葉が続かない。
「たぶん、こいつは自分の存在を誰かに知らせたかったんだよな。だから、イスをあんな風に動かしたりして」
「そうかな。なら、最初に気付いた私達が、供養とかしてあげようよ」
「でもさ、俺達じゃ大したことなんてできないぞ」
 確かに、私達だけではお経なんてできないし、だからといって寺とかそういったところに相談する気は起こらない。
 だけど、何だか――――そういうんじゃ、ない気がした。
「何ていうか、さ。優」
「え?」
 いつも優に話し掛けるように、少しお姉さんを気取って声を作った。
 水槽も、植物も、フラスコも、試験管も、もうみんな、私の仲間だった。気のせいかも知れないけど、でも何だかホントのことのように私には思える。

「私達だけでも、覚えていてあげようよ。この子のこと」

」きっと、それが一番の供養になる。
666名無し物書き@推敲中?:03/04/27 00:48
これで、全部です。宜しくお願いします。
文体は軽いのに台詞がやたら堅くてバランスがよくないかもしれない。

「お姉さん気取り」という言い回しも、この短い中で繰り返されている
とくどいかもしれない。

とかパッと見で言うのはいけないかもしれないから、こんな意見に
耳を貸しちゃいけない。
668名無し物書き@推敲中?:03/04/27 02:27
>>667
ありがとうございます。
再考してみますね。

まだまだご意見・ご批判お願いします。
669名無し物書き@推敲中?:03/04/27 05:29
>>664
>夜の理科室は私が想像していた以上に怖い。
その前に、夜間の理科室は(学校全体だけど)施錠してるだろ。
どうやって侵入したのか気になる。

>派手な音を立てて、真ん中から二つに割れる。
普通、ほうきが折れるだろ。ほうきで叩いてイスが割れるって、
腐食していたのか。それなら腰掛けると危険で廃物行きだよな。

>『ガタッ』とイスが揺れた
どのように揺れたのか、擬音語だけでは説明不足。

>こんなところに文字が書いてあるなんて、気付かなかったな
読者にはイスのどの部分に書かれているか分らない。尻に接触する部分
なら既に文字を発見されているだろうし。遺書はイジメの証拠として
保管され、そのイスは教室で使わないだろう。

>「たぶん、こいつは自分の存在を誰かに知らせたかったんだよな。
遺書が早く見つかって欲しいなら、わざわざ見つかりにくいところを選んで
書くのも変だよな。訳ワカメ。

>「私達だけでも、覚えていてあげようよ。この子のこと」
理科室で自殺したんだろ。死体は誰にも発見されずに消えた訳じゃ
ないだろう。全校生徒が知ってる。オカルトと現実のミックス、
どちらか一本に絞って欲しい。
670名無し物書き@推敲中?:03/04/27 05:41
671のほだめ愛(1):03/04/27 06:12
俺は、たった今過ぎ去ってゆく至福の時間を
ただ茫然と、しかし激しい後悔を内に秘めてやり過ごそうとしている。

俺には知り合って5年となる友人がいた。
その友人は厭味のない明るさと、常に周りへの気配りを欠かさない
気転のきく、そして優しく包み込む美しい微笑みを持った女性だった。(名はN子という)

そんなN子が、どういう訳か何をするにも中途半端で不器用、
楽しい話題も持たない、ただ人の話を真剣に聞くことだけが誉められる
不細工な俺にしょっちゅう関わりを持とうとする。
俺はそんなN子に戸惑いながらも、彼女に対する憧れや恋心、
そして何より彼女の屈託のない振る舞いが、俺とN子との時間を賑やかにした。

ある日、そんな他愛もない日常が変化した。N子が男から告白を受けたのだ。
相手は頭の良い、スポーツもそつなくこなす端正な顔立ちを持った華やかな人物だ。
彼を「100」とすると、俺は「1」にも届かない、まさに天と地ほどの差が見て取れた。

俺は劣等感に苛まれた。俺の心は卑屈になる一方で、N子には男と付き合って
今より幸せな時間を過ごして欲しいと願うようになった。そればかりか、
「俺の存在は彼女にとって不要」と思い込み、次第にN子を避けるようになった。
672のほだめ愛(2):03/04/27 06:13
それから3ヶ月が過ぎ、俺もN子と関われない悲しみに慣れた頃、
突然N子から連絡が来た。「今から会えない?」

俺はいきなりN子に対して冷たくしたことを、申し訳なく、そして情けなく思っていた。
だから、出来ればN子ともう一度、もう一度だけでも話がしたかった。
心を整理し、踊る気持ちを抑えて話に臨んだ。

N子「二人きりで話すの久しぶりだね」
俺 「そうだね」
N子「最近、K(俺の名)って冷たくなったね」
俺 「…そうかもしれない」
N子「何?その[かもしれない]って?」
俺 「え…(絶句)」
N子「何よ、[え?]って。言い訳すらないの?」
俺 「…(何も返せずに黙りつづける)」
N子「まったく、ふざけないでよ!どういうつもりで急に冷たくなったの!?」
俺 「(うろたえて、ただ口をパクパク動かしている)」
N子「私、Kが私を無視するようになってからずっと泣きながら寝てたんだよ。
毎晩ずっとね!私がどんな気持ちで今まで過ごしてきたか、あんた分かる?
淋しくて、淋しくて。あんたさぁ、結局私のこと要らなかったんでしょ?
邪魔だったの?最初から、邪魔だったの?私のこと、同情で付き合っていたの?
…何か言い返すことある?あるんなら言って!全部話して!」
673のほだめ愛(3):03/04/27 06:13
俺は一言も返せなかった。ただ、申し訳なさそうにうつむいていた。
俺は何も考えられずにいた。ただ、冷静を装っていた。
泣いていた。彼女は声を上げて泣いていた。
震えていた。俺は忙しなく、彼女は嗚咽を漏らして。
時間が流れていた。冷たい時間が流れていた。目の前の悲劇に知らない振りをして。
何も干渉せず、何も渇望しない。
まるで俺のようだ。静かだが、冷たい。
674のほだめ愛:03/04/27 06:17
青臭い駄文でスマソ。もっと修行しよ。
言いたいことは沢山あるんですが
まず、会話を表現する時に
名前「台詞」
この形式は止めた方が良いです。これが小説ならそれだけで読む気が失せてしまいます。
特に二人だけしか居ないのですから、文体で差をつけ、読み手に伝わるようにしましょう。
あと「」の中に
>(絶句)
>(何も返せず黙り続ける)
等の文言も入れないほうが良いです。
会話の間であるとか、地の文でいくらでも表現できる事なのですから。

これが脚本であるにしても、ちょっと頂けないですね。

(3)はちょっと理解できませぬ。
「俺は」「彼女は」が多すぎ、どちらが何をしているのかが伝わって来ません。
表現に関しては、コメントを控えておきます。

まずは、文章を書くよりも読むことに慣れた方が良い。そんな印象を受けました。
しかし、熱意は感じられるので、頑張って頂きたい所です。

いじょ。
676名無し物書き@推敲中?:03/04/27 14:27
>>663
あのさ、小説を書くという行為を舐めてるでしょ。
無論、本気作ではないんだろうが、物を書く人間ていうのは、本気作でなくても、たとえ2ちゃんねる
に晒すネタ用の文章であっても、ついつい本気になってしまうものだろうし、そうあるべきだ。
本気作じゃなくとも、こんなヘタレな文章を書いてる自分が許せなくなって、結局、ネタ用に
書いたものでも、本気作みたいな形にどうしてもなっちゃうのが、物を書く人間じゃないの?
そういう観点から、あなたは自分に課した、これなら人に見せてもいいだろうっていう許容量の
ラインが低すぎ。結果、舐めてるようにしか見えない。
「ラノベだから」
と言う人もいるけど、ラノベって、本当にこれでいいの?

あとさ、「確実に予選敗退する」小説ってのは存在するわけで、それは文章がなってないものに加えて
>>663みたいな、筆者の主義主張も、物語的娯楽性も、人を惹き付ける構成も一切見られないもの。
仮に、仮にだよ? これに少し色をつけて長くしたものが、本当に活字になって出版されることを
想定してみてよ。どれだけ味気ないか。

ここで晒されてる文章って、基本的に小手先の批評加えてもしょうがないと思う。どこぞの
いんちきな専門学校じゃないけど、まず物を書くモチベーション、「何で私は小説を書くのか」
という部分から、まず発端から考える必要がある投稿が多すぎ。
677のほだめ愛:03/04/27 14:55
>>675
ありがとう。自分のと他人の文体をよく比較してみたら、
自分の表現の仕方が軽率だと感じた。(特にご指摘のところ。説明過多だよね)
実際、自分で書物やってみたら小説の読み方も変わったよ。
駄文でも書いてみて良かった。これから文章を読むのも書くのも楽しくなりそう。
678名無し物書き@推敲中?:03/04/27 16:15
俺は人類最強の男というコピーに引かれ、人類最強になるためにはどうすればよいのか考えた
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに全裸で姉の部屋にアンゲロ、アンゲロとつぶやきながら飛び込む
タンスをこじ開けブラジャーを腰に巻きパンティーを頭にかぶる
姉が呆然としながら見てくるが人類最強なので気にしない
姉のベッドに潜りこみ「幸せだから!幸せだから!」と絶叫、姉は無言で部屋から立ち去る
だがまだ最強には不十分、次は妹の部屋にムッシュムッシュと叫びながら飛び込む
妹は着がえをしている最中だったが人類最強なので無視
半裸で逆立ちをしながら
「俺に充電しろ!!俺に充電しろ!!」と絶叫
妹は大泣きで退散、確実に人類最強に近づく
開脚後転でトイレに飛び込み便座を外し首に掛ける
ゾンビの真似をしながら母の部屋に突撃、タンスを開けると一枚の写真発見
死んだ親父が俺を抱いている写真だった
俺は泣いた
>>678
親父が、今の自分と同じ格好してたって?
コピペはもういいから。
680名無し物書き@推敲中?:03/04/27 18:11
このクッパは…いわゆる大魔王のレッテルをはられている…
城に乗り込んできたルイージを必要以上にブチのめし、今だ病院からでてこれねえでいる…
助けを請うだけで能無しなんで気合を入れてやったピノキオはもう二度と逆らわねえ
クズ以下の踏まれるだけのクリボーには給料を払わねーなんてのはしょっちゅうよ
だがこんなおれにも吐き気のする「悪」はわかる!!
「悪」とはてめー自身のためにノコノコを利用し踏みつける奴のことだ!!
ましてや無限増殖をーっ!
貴様がやったのはそれだ!あ〜〜〜〜ん
おめーの残機は被害者自身にもプレイヤー自身にもバグって見えねえし分からねえ…
だから…おれが裁く!
681名無し物書き@推敲中?:03/04/27 21:41
批評お願いします

僕の部屋といったら家族の間じゃ墓場のように扱われている。
中にはテレビやラジオのような面白おかしい物は無い。
年に一度母が掃除にくる以外には訪れる者も無い。
おまけにそこの主ときたら幽霊のように無口な男だ。
何年ぶりかに弟に声をかけてやったらぎゃあと声をあげて驚きやがった。
僕が不機嫌そうににらみつけると奴は驚きの表情を消そうともせず、
兄さんが話しかけてくるなんてまるで心霊現象だ、
俺はてっきりその口はその必要性の無さから退化して
発声機能が失われたのだと思っていたよ、などとぬかす。
ああそうだろうよ。僕もそう思っていた。
京極
683A1:03/04/27 21:59
書き始めて止まっている作品です。批評、お願いです。
------

アダムより生まれしもの

 赤い。
 暗がりの中に、赤い壁が浮かんでいる。
 剥き出しのコンクリートに、赤一色で描かれた極彩色の男根。
 亀頭の部分にピアスが施され、陰茎には鍵十字の刺青が刻まれている。
先端からは、鮮血のように塗料が滴っている。
 建設途上で放棄された地下駐車場の冷えた空気が、嗅覚を刺激する。
 埃に混じって感じる嫌な臭気。
 シンナー、酒、反吐。
 それと――男と女の愛液の臭い。それも、何人もの。
 葛城士門は強く舌打ちをして唾を吐き出した。粘着質の音がやけに響い
た。
 背後の扉から寒気が流れ込み、さらに空気をかき混ぜた。それがまた、
嫌な臭いをもららしてくる。
 饐えた臭いを振り払いながら、ペンライトの光を床に当てる。
 弱い光の中に、雑多なものが浮かび上があった。
 ブランド物のバック。周囲には、安物の化粧品と派手にデコレートされ
た携帯電話、ティファニーのネックレス、空の財布、敗れた制服と下着。
床にたまっているはずの埃は、そこだけ綺麗になっている。
 強姦の痕だった。数人の少女が、ここで輪姦されたのだろう。荒れようか
らみて、それは昨晩のことに違いない。
684A2:03/04/27 22:00
 キャップの取れたルージュを眺めて、士門は冷淡な視線を投げた。
 襟首から手をいれ、胸をまさぐる。鎖の感触を探し出して、その先を手繰
り寄せる。銀の十字架。表面のイエスの像は、もうだいぶ磨耗し、表情もさ
だかではない。
 ――主よ。迷える子羊をすくいたまえ
 厳粛なまでの声音で、士門は神に祈った。哀調のこもった士門の声が、殷々
と尾を引いて闇に解けてゆく。
 だが、士門の心に憤りがあるわけではない。
 哀しみがあるわけでもない。
 あるのは、単なる茫漠と乾いた感情でしかない。
 単に――女が男に犯されただけのことだ。それが合意の上だろうと、暴力に
よるものであろうとどこにも違いはない。
 そうだ、女は男に犯されるためにある。
 全能なる神は、女をそういう存在として作ったのだ。
 少なくとも、士門の育ったカソリックの協会ではそう教えた。直接言葉で示
されたことはない。だが、聖書や説教の端々には、常に女は不浄のものだとい
う思想にじみ出ていたていた。神父であった、士門の父親もそうだった。その
眼は、女は愛するな。犯せ。そう物語っていた。
 地下の空間は、暗く寒い。
 背後でかさついた音がする。扉から入り込んできた風が、床の塵を揺らして
いるのだろうか。やがて、風で押されたのか、大きな響きとともに扉が閉じた。
闇が濃くなる。ペンライトを消すと、士門の周りはすべて闇に包まれた。反響
が消えると、完全な静寂が訪れる。閉鎖された闇のの中では、時間の経過すら
わからない。息を潜めていると、時計の秒針の刻みと心臓の鼓動が交じり合って
身体に響いてゆく。
685A3:03/04/27 22:00
 しばらくそうしていると、闇に眼が慣れてきた。
 すこし前まで網膜に映っていた光景が、概視感のように浮かんでくる。
 そうして、士門はライトを点灯させた。指の間から、小さな光が伸び、細く闇
を切り裂いて遠くまで進んでゆく。。
 幾つもの柱が光の中に浮かび上がった。それでも、突き当たりには何もない。
闇の中に光が吸い込まれてゆくように感じる。
 響き渡る靴音を聞きながら、士門は歩き出した。
 柱にペンキで書かれた数字が増してゆく。それが、三つ増えるころに光の中に
白い壁が現れた。そこだけは、塗装が終わっていた。思ったよりはるかに狭かった。
闇がすべてを増幅しているのか。
686A4:03/04/27 22:01
 壁の前に来て、士門は左右を確認した。左は、車の出入り口になるスロープがあ
る。右手には、狭い通路があった。先には、従業員用の控え室があるようだった。
その一番奥から光が漏れている。
 足音を抑えながら、士門は歩を進めた。
 燐光のようだった光が、だんだんと明るくなってゆく。小さく開いた扉から、漏
れた白熱灯の黄色がかった光だった。それに混じって、微かに、何かをを揺らすよ
うな音が聞こえてくる。
 士門は、ペンライトの光を消した。
 足音を消して、扉に近づく。揺れるような音は、さらに大きくなってゆく。どこ
か粘液質な響きだった。
 控え室の前に立ち、士門は大きく扉を開いた。
 士門の前で、影が驚愕した。
 影の正体は人間だった。
 若い男だ。全裸の若い男がそこにいた。
 金髪の髪。大量のピアス。髑髏と薔薇とヴァギナの刺青。腰の前に据えられた机
の上には、大きなアーミーナイフが突き刺されている。
 男は、必死に腰を振りながら、女の口を犯していた。
 赤いルージュをたっぷりと塗った唇に、盛んにペニスが往復している。酷く乱暴
な扱いだった。だが、女の表情は、さっきからまるで変化しない。
 そうだろう。当たり前だ。
 女の顔は、机の上にある。
 いや、女の首だけが机の上にあった。生首の口を男は必死に犯している。
 
687663:03/04/27 22:31
>>676
自己弁護の形になりますが。

この作品は『2000文字以内』という制限付きの小説なのです。
だから、本来ならもう少しの解説も入りますし、もっと細かい設定なども頭の中では構成されていました。
短い文字数の中でそれをまとめるのも能力だとは思いますが……。

とにかく、再構成してみます。
>>687
2000文字っていうか、5枚だな。
5枚には、5枚の書き方がある。題材の向き不向きもある。
自分の作品が2000文字で収まらないってんなら、長くして
適性量にするのが、本当だ。
短いからって、作品の精度が低いことの理由にはならない。
だから、要するに、言い訳だ。
辛いかもしれんが、低評価がついたからって、つまらん言い
訳はするな。きちんと受け止められないうちは、上手くならんぞ。
689663:03/04/27 22:47
>>688
五枚、じゃなくて2000文字なんですよ、何故か。


キチンと受け止められていないわけではありません。ただ、誤解があってはいけない、と思って。

とにかく、数をこなして書き方のコツとかつかめれば良いと思います。
>>689
数をこなすよりも、まず先に「どうこなせばいいのか」を知るべきだ。
小説の書き方とかが載ってる本を買ってみることをお薦めする。
691663:03/04/27 22:52
>>690
普通の長さの小説ならそこそこのモノは書けるので。

2000文字対象のhow to本とかありますか?
ないんなら、書くしかないです。
>>689
あのね、同じ。
2000字だろうが、五枚だろうが、ようするにショートの範囲。
作品が、ショートにまとまらなかったってことでしょ。
倍の10枚になっての同じだと思うよ。

でね、自分が書いたものが、詰まらないといわれて、
「執筆上の制限があったから」
って答えるのは、すごく恥ずかしい行為なの。
書く以上、制限があっても、いいものを書かなきゃいけないし、
最低限のレベルが維持できないなら、書くこと自体を断念しな
くちゃいけない。「自分の作風に合いませんから」ってね。

もしね、「受け止めるのが辛くって言い訳しちゃった」ってんじゃ
なくって、本当に2000文字であることが問題だと思ってるんなら、
そっちの方がはるかに悪質な感覚だよ。
693663:03/04/27 22:58
>>692
何が問題であったか、は自分ではしっかりと認識しているつもりです。

ですから、もう一度、書いてみるしかない、と思っているわけなんですが。
694ピンチョン厨:03/04/27 23:04
…いいねェ真面目で。
これがいいんだよ。
この真面目さが。
あと、バカコテがいないのも、大いに結構w
よしよし。
これからも、時々見回りに来るから、この調子でやってくれ。w
695bloom:03/04/27 23:09
696名無し物書き@推敲中?:03/04/27 23:13
>>694
どっか行け、バカコテ
>>693
その意気はよし。
だからさ、無駄なこというな。
「書き直してきます」の一言の方が、ずっと重みがある。
698663:03/04/27 23:16
>>697
ごめんなさい。でも、何かやっぱり私も弱い人間ですので、認められない部分もあったんだと思います。
ありがとうございます。
699名無し物書き@推敲中?:03/04/27 23:45
>>663
>ガタッ
>私達以外に、誰もいないはずなのに。窓も全部閉まっているはずなのに。
>イスが、動いた。
>「きゃっ!」
>「何だ!」
>「だ、誰かいるの…?」
> 恐る恐る、声を闇に向かって問い掛ける。当然のように答えはないが、代わりに、
> ガタッ! ガタッ!
> と、イスがさらに動く。錯覚でも、空耳でもなくて。

突然、物音がして、それがなぜ即イスの動く音だとわかった?
懐中電灯で偶然そのイスを照らしていたのか、
謎のイスの在る方向や、その距離感も伝わって来ない。最も重要で緊迫
した場面なのに漠然としている。
あと、二行目の注釈は後でもいい。その方がスピード感や臨場感がある。

ガタッ
「きゃっ!」
「何だ!」
「だ、誰かいるの…?」
私達以外に、誰もいないはずなのに。窓も全部閉まっているはずなのに。
ガタッ! ガタッ!
イスが、動いた。
恐る恐る、声を闇に向かって問い掛ける。


バトルフィールドハザードシティ創作雑談スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1048308305/

創作文芸板のスレッドなんですが参加者少ないので、参加者募集してます
一応、出版前提でリレー小説を作っていこうと言うことで
今のところ設定やストーリーなどのアイディアを出し合ってる段階なのでよろしくお願いします。
7011:03/04/28 02:41
【カルト教団の中身】 

 岡田の本名はジェッキー岡田。宇宙拳法の達人で黒帯のナイスガイだ。
彼は高校3年生である。よって今日も学校に行かねばならぬ。学問は自由!
 岡田は曲がり角で谷村と会った。
谷村はその貧弱な身体からは予想も出来ないほど貧弱だ。
しかし、その老け顔とサボり癖の悪さから、フケ谷と呼ばれている。
谷村は叫んだ。
「ツチノコ探しに行かない?」
「ほうよ、そうすっぺ」
岡田は呼応した。
 数時間後、岡田、谷村、鳥女の3人は学校の前にいた。
彼らは学校の中でも欠席ゼロ、遅刻ゼロ、出席率の高さから
同級の友人達に一目置かれているのだ。なんて誇らしいのだろう。
教室に入ると、先生は言った。
「またお前ら4人は遅刻か! 全く、何度言ったらわかるんだ!」
「ハハハハ」
4人は笑いながら席に着いた。
 この町は常識にとらわれていない人間だけが住める町。
もしもあなたが常識人なら、もしくは歩く電子辞書と称されているなら、
この町においてはプールの中で息を吸うことさえも不可能であろう。
そうやって窒息死して淘汰されていくのである。
 岡田は格闘技が嫌いだ。
野蛮なものを見ると血が騒いでしまうからだ。
よって彼の身体は軟弱そのもので、腕などマッチ棒より太くて固い。
それに反して谷村の筋骨隆々の肉体はどうだ。
岡田は軟弱な自分を呪った。そして言う。
「先生、授業をはじめましょう」
「よく言ってくれた。では教科書の63ページを開いて」
岡田はその言葉にいくつかの違和感を見いだした。
7022:03/04/28 02:43
「先生、今日は62ページからのはずですが」
「おっとっと、まさにその通り。では62ページの問題を、岡田君前に出て解いて」
「先生、僕は今日は63ページからであると思っていました。よってその問題は解いていません」
「なるほど、じゃあ今日はサッカーの授業にしよう」
「わあい!」
「わあい!」
教室の中はお祭り騒ぎになった。

 地獄であった。
岡田にとってサッカーの授業は全くの誤算。
彼は丸坊主である。故にサッカーボールにされるのを恐れた。
授業は真のサッカーボールを用いて行われた。
岡田は安心のあまり言う。
「先生、問題を解いていない私めに罰を」
「ならば廊下に立っておれ」
そうして谷村は代わりに廊下に立った。
学校の、ではない。岡田の家の廊下である。
岡田の母がそれを目ざとく発見し、言う。
「そんな所でボサっと立ってないで庭の草むしりでもやりな」
岡田の母は谷村と自分の息子を見間違えたのだ。
谷村は無言でスコップとバケツを手に、庭へ向かった。

 教室に着いた谷村を見てみんなが笑った。
スコップとバケツを持っていたのが原因だろう。
そう谷村は思い、スコップとバケツを捨てた。笑いが止んだ。
それを見て岡田はこう呟く。
「先生、遅刻して済みませんでした」
「今日は日曜で学校はお休みですよ、岡田君」

ーーー以上であります。
703代打名無し:03/04/28 09:19
>>701
最初でいきなり読む気が失せた。粗筋どころか、設定を読んでる感じだ。
>>683-686
えーと。一言で言うと、今更エヴァはきっついと思います。
あとね、

>暗がりの中に、赤い壁が浮かんでいる。

この壁、コンクリートなんだよね。そこに「赤い男根」が描かれてるんだよね?
だったら壁自体はコンクリートの地の色じゃないの?

>剥き出しのコンクリートに、赤一色で描かれた極彩色の男根。

赤一色なのに 「極彩色」なの?
極彩色ってのは普通、色がいくつも使われてる状態を指すんだと思うけど。

>それと――男と女の愛液の臭い。

男に愛液があったとは知らなんだ。

>背後の扉から寒気が流れ込み、さらに空気をかき混ぜた。

「さらに」って事は、既に空気はかき混ぜられているのだと思うけど、
そんな描写あったっけ?

>強姦の痕だった。数人の少女が、ここで輪姦されたのだろう。荒れようか
>らみて、それは昨晩のことに違いない。

ここで挙げられている物品からだけで、どうして「数人」と判断できるのか、
読者にはまったく分からない。どうして昨晩の事に違いないって分かるのかも分からない。
705704:03/04/28 17:28
>すこし前まで網膜に映っていた光景が、概視感のように浮かんでくる。

概視感って既視感の間違いかな。
言葉の使いどころもおかしいね。「既視感」とか「デジャヴ」という言葉を
辞書なりで調べてみることをお勧めします。

>そうして、士門はライトを点灯させた。

そうして、ってどうやってライトを点灯させたの?
ここで「そうして」という接続詞を用いる理由が分からない。
って言うかなんでこの人はライトをつけたり消したりしてるの?
何の意味もないような気がしますが。

>幾つもの柱が光の中に浮かび上がった。それでも、突き当たりには何もない。

突き当りってなんの突き当たり? この空間の突き当たり?
それともライトで照らされている範囲の終わりという意味?
前者ならば「何もない」はずはないし、後者ならば描写として分かりにくすぎます。

>柱にペンキで書かれた数字が増してゆく。それが、三つ増えるころに光の中に

今まで、「柱にペンキで数字が書かれている」描写なんてあったっけ? 唐突すぎます。
「三つ増えるころ」って具体的に数字がどうなったの? −10から−7になったの?
それとも数字が一つしか書かれてなかったのが四つになったの?
706704:03/04/28 17:29
>白い壁が現れた。そこだけは、塗装が終わっていた。思ったよりはるかに狭かった。

えーと、よく分からないけどこの空間は多分コンクリート打ちっぱなしなんだよね。
そしたら白い壁ってのはむしろ塗装されてるんじゃないの?
塗装されてないのに白い壁材って、ちょっと想像がつかないんだけど。
具体的に何が「思ったよりはるかに狭かった」のかもよく分からない。

>燐光のようだった光が、だんだんと明るくなってゆく。

多分、「燐光」という言葉を「淡い光」という意味で用いているんだろうけれど、
間違っています。

>士門の前で、影が驚愕した。

具体的にどう驚愕したの?
「悲しんだ」「驚いた」「怒った」なんて書くだけなら誰にでもできますよ。
707704:03/04/28 17:29
>金髪の髪。

「頭痛が痛い」とか「白い白線」って表現はおかしいなと思いますよね?
とても基本的な間違いです。

>男は、必死に腰を振りながら、女の口を犯していた。

驚いてるくせに動きが止まらないなんて、随分とお盛んな方ですね。
あと、どう必死なのかも書かないと読者には分かりませんね。


多分あなたは映像をまず頭に浮かべてそれを文章に起こすタイプだと思いますが、
あなたの頭の中の映像は誰にも見えないのです。
神経質になって、おかしい箇所がないか徹底的に考えましょう。
これでは読まされる側は苦痛ですよ。
また、指摘した以外にも、文法的におかしい場所や誤字脱字が非常にたくさんあります。
あなたの場合はまずそういうところの学習から始められてはいかがでしょうか。
708704:03/04/28 17:30
追伸。エヴァだけじゃなくてサイコもきっついです。
709名無し物書き@推敲中?:03/04/28 19:34
なんか、志が低いんだよな、ここの連中は。
理科室で幽霊見たとか、エヴァのパクリを糞陳腐なストーリーで
改悪したり、純然たるギャグ小説として書いたのか、それとも単に
煽り文をコピペしただけなのか判然としないものやら、どれもこれも「志」が低い。
この「志」ってのは、少しでも世をひっくり返すものを書いてやろうっていう、若くて
荒削りで恐いもの知らずな野心なわけだけど、ここがネタスレであったとしても
微塵も感じられない。
例えば、「理科室で幽霊見た」ってストーリーでもいいよ。いいけど、そういう
死ぬほど平凡なネタを、少しでも別の色を混ぜてやろうって衝動は無いのかね?
夜の理科室にカプールが、ガクガクブルブルしながら入って来たって導入なら、その後の
予期せぬ転がり方を見る方は期待するわけだけど、なぞるように一本道な転がり方
しかしないから失望を通り越して呆れる。おいおいっていう。これって、もう長短の問題じゃないでしょ。
その人の「志」の問題。小説家志望の動機不純。そんなもんしか書けない、または書こう
としないなら、別に義務じゃないんだから、小説家なんて目指さなくてもいいでしょ。
回れ右して、別の道模索したほうがいいんじゃないの?
>>709
ところどころ荒削りな面もあるが、煽り文としてはいい出来じゃないかな。
やや汎用性に乏しいかもしれんが、まあそこは煽り手の文才次第か。
711名無し物書き@推敲中?:03/04/28 20:14
>>663-665
何処かで見た事がある様なネタだ、面白くも何ともない。
他人の2番煎じを止めて未発表の「創作」を心掛けるべし。
712名無し物書き@推敲中?:03/04/28 20:19
>>709を2行で要約したのが>>711
713名無し物書き@推敲中?:03/04/28 20:40
最近、批評する側が手厳しいですね。
でも、これぐらいがちょうどいいかも
まあ、お前らが自己幻想を拡張させてオナニーシナリオを書き、それをもって現実に対抗しようとも、
最後は現実にやられてペチャンコのたれじにだろ。
自分のやりように確信が持てる人も持てない人も、
まあ今いる場所が通過点だと心得てガンガレ。先は長いぞ。
ひさびさに感想とは別で喋ってみます。

>>713
評価が厳しい、と言うよりごついんだろうね。漏れもことばは違えど
多少似たような事はいうし、あんまりぶっつけ過ぎると中にはそのまま潰れちゃう人もいる罠。
けれどこのスレはあくまで「育てる」スレであって、「活かす」スレではないから、
漏れもこういう極めてクリティカルなレスこそ本来の姿かもしれない、とも思う。
これで這い上がってこれないなら、ハイ、そこまで!みたいな。
まあ漏れもトーシロさんですからあまり大きく出られない、それだけのことなのかもね。

>>714
漏れは通過点どころか、もう半年ほど罠に引っかかったタヌキみたいに立ち止まってます。
一生このまんまかもしんない…どうしYO(´д`;)

メチャ言われた人も素晴らしい判定でた人も、がんがっていきまっしょい。
「――重倉、だな」
 低い誰何の声が聞こえる。重倉と呼ばれた少年は振り返った。
 男が三人。一様に紺色のスーツを着ている。三人ともスキンヘッドで、肌の色は黒く、サングラスをかけていた。いかにも危険な雰囲気を醸している彼らは、まるで暗殺者といった風情だ。
 しかしその実、重倉という名の少年のほうが暗殺者に近い。近い、というのは本職ではないからで、本当の所はしがない高校生である。
 重倉は三人の男達を碧眼で見据えた。男達もサングラスの向こうからその視線を返す。
 音はなにも聞こえない。聞こえるといえば冬の空っ風の吹く音だけだったが、それも耳を澄まさない限り聞こえない。廃ビルの中で彼らは静かに睨み合い、暫時誰から口を開くこともなかった。
 まるで数時間が経ったと錯覚してしまうような静謐を崩したのは、重倉。
「……あんたたち、誰?」
 努めて軽い口調で彼は言うが、膝は既にがくがくと震えている。何に怯えているのかは彼自身もわからない――というより、わかりたくなかった。この男達を怖がっているなどと認めるわけにはいかない。
「誰かは、こいつに聞いてみることだな」
 にやにやと笑いながら、男達の一人がポケットに手を突っ込み、拳銃を取り出す。構える。その一連の動作が終わらないうちに重倉は動いていた。腰の物を引き抜きざまに横へ飛んで壁に隠れる。
 銃。男達と同じで、彼の武器も拳銃だ。ベレッタという名がついてこそいるが、重倉にとっては確実に人が殺せるものならば何でもいい。人を殺すことが彼の使命だ。
 銃弾がすぐ横の床で跳ねた。その瞬間にぱっと身を乗り出し同時に引き金を引いて、また壁へと身を隠す。銃弾は込めたばかりだからまだなくならない。
 今度は重倉の顔のすぐ横、壁の角に火花が散った。頭を少し傾けて、しかし怯まずにまた体を出して銃口を引いて、
 ぱん。
 まるで子供が積み木を崩してしまったかのように、重倉の体は床に崩れた。彼の腹部から血が滴り、コンクリートの床に赤い絨毯を広げる。廃ビルのカビの匂いに、血液の臭気が混じった。
 三人の男が銃をポケットにしまう。一人が今度は胸ポケットから煙草を取り出し、銜えて火をつけた。ふわりと煙が立ち昇る。
 煙をふかす。拡散して空気と溶け合う。そして静かに、一言。
「――死んで償え」
 重倉が、死んだ。
718717:03/04/29 15:14
上の文の批評をおねがいします。
工房が書いた駄文ですが……。
ああ、どきどきする(;´Д`)
719717:03/04/29 15:16
あ、今気付きました……

>「――重倉、だな」
> 低い誰何の声が聞こえる

 これって誰何じゃないような。名前呼んでるし(´・ω・‘)
>>717
あれだな、若い頃誰もが一度はやってしまう文章って感じだな。
一週間ぐらいしてから読み返してみると恥ずかしくなるぞ。きっと。
721名無し物書き@推敲中?:03/04/29 17:32
そうして大人になっていくんだよ、きっと。
俺の処女作にも出てきたな…ベレッタ…
今は読み返せるもんじゃない。
独身男性板でも悪ふざけみたいなことやってるんで批評してやって下さい

http://human.2ch.net/test/read.cgi/male/1046265113/l50
>>717
一部だけね。

>>男が三人。一様に紺色のスーツを着ている。三人ともスキンヘッドで、肌の色は黒く、サングラスをかけていた。
いかにも危険な雰囲気を醸している彼らは、まるで暗殺者といった風情だ。

 三人ともスキンヘッドで肌の色が黒くサングラスをかけてたら、充分に危険な雰囲気があるだろ?だから
"いかにも危険な雰囲気を醸している"なんて表現はいらないわけ。描写を重ねたいならもっと別のことを
書こうよ。
725名無し物書き@推敲中?:03/04/30 00:13
なにを偉そうにw
>>724みたいなのは、

色黒で丸坊主の男が三人、紺色のスーツに身を包んでおり、
視線を隠すように着けられたサングラスが危険な雰囲気を醸していた。
私には、彼らが暗殺者のように見えた。

と書かれてあれば、何も言わないのでしょう。
何を表現するべきか、という問題はそんなに簡単なものではない。
初めまして。

ttp://moetaro.virtualave.net/ragnarok/cgi-bin/ss_up/rag_ss/ro_ss_prologue.txt
RagnarokOnlineというネットゲームの舞台を元にした、
SS(ショートストーリー)を書いてみました。

本当はネトゲ関連板に行った方がいいんですけど、
あちらには創作スレが無いみたいですし、
某にゅ○では残念ながら、スレ自体に人が居ないみたいです・・・

自サイトで続きを書いています。
現在5話まで公開。

批評、お待ちしております・・・
>>717
ガンショットがひとつの見せ場だ。しかしイマイチ臨場感が伝わって来ない。
静寂の中で銃を操作する金属音。銃の発射音がビルにこだまする。
弾丸が高域音で空気を切裂き身体をかすめる。
など付け加えて見るとどうだろう。

>>726
丸坊主とスキンヘッドは違うだろ。
>>726
いや、そう書き直しても、やはりその部分は邪魔だな。
 せっかく描写を重ねて具体的に書いているのに、"危険な雰囲気"という記号化された言葉に集約
してしまっているのが邪魔だという意味だが。そういうのを直接書かずに読み手自身に連想させる
のが良い描写だ。まあ、ラノベの場合はそうでもないらしい。
 
731726:03/04/30 10:03
>>728
スキンヘッドと丸坊主は大体同じだよ。
厳密に言えばスキンヘッドには政治的に良くない意味合いがあるので
小説に使うべきではないということでわざわざ直した。

>>730
それなら「邪魔だと思った」と書けばいいだけのことで、
表現方法や描写の技法に結びつけることはないでしょう。
相手は高校生ですし、存在しないセオリーを教えられたら
混乱して書けなくなってしまう可能性もあります。
あまりに無責任で不適切な批評なので今回は敢えて叩かせて頂きました。
気を悪くしたならばすみません。
>>731
 邪魔なのも要らないのも同じだが?
 セオリーとして存在しないかどうか、その手のセオリーを学んでみたらどうかな?記号的なことを書かないのは
ごく当たり前のセオリーだ。ラノベは逆らしい。あほでもわかるように記号的な書き方をするんだとよ。
君が読んでるような小説は、悲しいことを「悲しい」、美しい物は「美しい」と書くんだろうね。そういう小説なら
「危険な雰囲気を醸していた」なんて表現も通用するだろうが、普通の小説でそんな表現を使ったら興醒めだ。



 ああ、それから、>>726程度の嫌味で気を悪くするくらいなら、このスレに出入りしないから気にしないように。
734726:03/04/30 13:42
>>732
なんかもう反論する気も起きん。
悲しいことを「悲しい」と書いてはいけない。
美しいものを「美しい」と書いてはいけない。
これらはお得意のセオリーですか?
まあ、いいけど、人それぞれ書き方はあるんだから押し付けはするなよ。
ある程度書いてるやつなら情報の取捨選択が出来るが、
>>717みたいな高校生にはまだ無理だろ。
なんかこのスレを読んでいると心臓が痛いっていうのかな。
お偉い先生が批評してくれるのなら権威の力が加わって
納得出来るしするしかないのだろうけれども、
ここで批評している人たちも何処の馬の骨か分からん人間だから、
そら自分の信念と相手の指摘がぶつかりあっちゃう事はあるだろね。
絶対的なもんなんてそうは無いので、自分が納得出来る言葉だけ
拾って参考にするのが一番賢いのかもな。

そいやとある絵描きさんは誉めてくれる人だけに見せろ、
それからチョットずつ範囲を広げていけ、と言っていたわなあ。
>732

平易な文章=幼稚
難解な文章=高尚
なのかいな?

ライトノベルだろうが、古典だろうが面白いものは面白い。
ただ、技法としての差異があるに過ぎないんじゃないの?
いくら記号化を避けようとして難解な文言を使ったとしても、
相手に伝わらなきゃ駄文でしかないと思う。
それを、相手の所為にするのは本末転倒だと思うんだけどね。

確かに「美しい花が咲いている花畑」なんて表現の小説は読みたかないけどさ(w

まぁ、何が言いたいかってーと
もまえらもちつけって事だ。モレモナー
私が老婆と会ったのはある冬の日だった。
その日は朝から雪が降り続きいていたが正午に差し掛かる頃には止み、太陽も顔を出し、冬にしては珍しい陽気な一日だった。
そのためか、私は昼食を会社の食堂ではなく外で食べようと言う気にさせた。
外に出ると普段よりも多くの人が歩いているようだった。
だが、誰も人の量を嫌がる様子もなくリズムよく歩いていた。
私も例外なく軽やかな足取りで歩いていた。
ふと、ビルとビルの間の陽の当たらない暗い路地に老婆が座っていた。
紫の風呂敷の上に小さく正座をし、その膝の上にはひざ掛けが置かれ、老婆の横にはいくつかのおはぎが置かれていた。
おはぎの横には小さな板に大きな黒い文字で「一つ500円」と書かれていた。
私は興味本位で老婆に近づいた。いや、同情心だったかもしれない。
近くで見た老婆はしわだらけの顔だった。
さらにその顔で少し下を向き微動だにしないものだから生きているのかどうか分からなかった。
私は老婆の肩をさすろうとして右の手を出そうとした。
ふいに、老婆は上を向き小柄な体に不釣合いな、大きな瞳をこちらに向けた。
私は一歩後ずさりをした。すると老婆はゆっくりと下を向いた。
すぐにでもこの場を去ろうかと考えた。だが、私の体は動かなかった。
恐怖で体が動かなかったのではない。人間としての尊厳がこの老婆を放っておくなと訴えるのだ。
私は財布から財布を出し、500円玉を手に、再び老婆に近づいた。
老婆を見下げる格好となり、老婆がより小さく感じられた。
私は手の五百円玉を老婆の傍らに置こうと手を伸ばすと、またも、老婆が顔をあげた。
私は一歩後ずさりをした。だが、老婆は顔を下げようとはしなかった。
大きな目で私を見つめてはいるが、サーカスに飼われているゾウのような
檻から逃げ出して自由のみになりたいと訴えかける目だった。
私は再度老婆に近づき、五百円玉を老婆の傍らに置きいた。
老婆の表情はそれでも変わる事はなかった。
私は少し会釈をしその場を去り、大通りへと出た。
陽気そうな人間が歩いているのを見て、悔しさや怒りが込み上げてきたと同時に悲しみがあふれてきた。
とちゅうおはぎをもらうのを忘れていたのに気づいたが、どうでも良いことだった。
それから私は毎日、老婆のもとへ行った。老婆がいないことは一日もなかった。
おはぎが売れている気配はなかった。私もおはぎを受け取ることは一度もなかった。
だが、五百円を渡さないことは一度もなかった。私と老婆が言葉を発することも一度もなかった。
そして、そのまま、五年が過ぎた。
周りの景色が変わっても、私と老婆の関係は変わることはなかった。
今日もいつもと同じように五百円を手に老婆の元に行った。
老婆はいつもと同じ風呂敷の上にいつもと同じおはぎを置いていた。
私がいつもと同じように五百円を置くと、老婆が突然口を開いた。
「今日はあんたに言うことがあるんじゃ」
低く小さな声で一語一語をはっきりと発音するようにしゃべった。
私は心臓が踊りまくった。顔はほころび、手は絶え間なく震えた。
「いつも買ってくれてるあんたには悪いんじゃが……」
老婆のゆっくりとしたしゃべり方に不満を覚えながらも全神経を耳に集中させた。
「今日からおはぎは千円に値上がりしたんじゃ。あと五百円払ってください」
私はもう五百円を払い、置いてあったおはぎを全て持って帰った。

批評お願いします
ageとく
740代打名無し:03/04/30 17:21
>>736

<<平易な文章=幼稚
難解な文章=高尚
なのかいな? >>

それは俺が言ってることとは違うだろ。たとえばこの例文なら、「男が三人。一様に紺色のスーツを着ている。
三人ともスキンヘッドで、肌の色は黒く、サングラスをかけていた。」の部分は"平易"な文だ。だが俺はこの文章
については駄目だとは言ってない。まあ、正直に言えば、巧い書き方ではないと思ってはいるがね。でも記号化
ではなく、描写にはなっている。
 そもそも高尚とか幼稚ではなく、小説の文章として使えるか使えないかを言ってるんだがね。

>>確かに「美しい花が咲いている花畑」なんて表現の小説は読みたかないけどさ(w

 そういうことだ。こんな文章が書かれた小説なんてほとんどの人は読みたくない。まあ、>>726は違うらしいが。
>>734

>>悲しいことを「悲しい」と書いてはいけない。
美しいものを「美しい」と書いてはいけない。
これらはお得意のセオリーですか?

 やれやれ。まあ、そうだろうと思っていたが、この程度も理解できないか。相手するだけ無駄だな。

 「人それぞれ書き方がある」というレベルに逃げ込むなら、このスレの存在意義はないな。
742大批評家( ̄^ ̄):03/04/30 18:10
>701
敢えて疑問点と矛盾点を仕掛けて話を進める試みは面白いかも…、でも
やっぱり普通の文章でやったら?ひねたり、奇をてらった物は読者層を
狭めるんじゃないの?
>717
ジャンルは不条理SFサスペンスアクションといったところでしょうか(w
「誰何」「碧眼」 「暫時」「静謐」「銜えて」なんて漢字を使った書き方を
するんなら
>銃弾は込めたばかりだから→銃弾を装填した直後だから
といった感じにしたら(w
いや、何が言いたいのかというと、内容は軽くてスピード感を要求されるのに
「ん?これなんと読んだっけ」みたいな漢字が出てくると目が止まっちゃうよ。
高校生なら、もっと高校生らしく未熟な面をたくさん出しましょう。
背伸びした言葉使いは嫌味になるし、カコイイー表現は「青いな」ぐらいにしか
思われないもんだよ。老獪なオジサンたちは目が肥えているからねぇ。
>737
書き込む前に誤字のチェックをしましょう。あなたの文章を読むために
不特定多数の人が少なくとも5分の時間を割いてくれるんですから感謝しないと
いけないんじゃないの?そう思えば何度も読み直し失礼のないよう最善を尽くす
のが礼儀というやつでは?
それと
>老婆がいないことは一日もなかった→五百円を渡さないことは一度もなかった→
そのまま、五年が過ぎた。
なんてあるけど、そうすると500円×5年×365日で97万円余りになるYO。
こんなのはストーリーのリアリィティをなくすのではないんでしょうか。
「ババァにそんなに金をつぎ込む阿呆んだらはいねぇヨ」と思わせる。
しかしこの話は、情に流される人間が損をする現代の資本主義社会を風刺
していてうまくオチをつけたよくできた小説だと私は評価する!!
というのは冗談だけどね。

>740
らじゃ
流れからすると、そう言ってるように見えたもんでね。
ちょっと聞いてみたくなったわけよ。
極論に走る人かと思ってさ。

【文芸社】リアル鬼ごっこ【山田悠介】15万部突破!!!!!!!!!!!

ダヴィンチ1月号のインタビュー記事(書評じゃないけど)
以下、抜粋して紹介。

『「追いかけられる場面がリアル!」(20歳・女・大学生)、「タイトルのありそうで
なかった言葉に惹かれて購入。予想以上に面白い!」(17歳・女・フリーター)…。
今、若い読者の間で"スピード感がたまらない、全く新しいホラー"と話題に
なっている『リアル鬼ごっこ』。奇想天外なストーリーとヒタヒタ迫る恐怖感……。
著者・山田悠介とはいったい何者なのか?
「逃れられない恐ろしさに凍りつく!!ホラー小説の醍醐味を堪能させてくれる
一冊です」(三省堂書店そごう千葉店)、「あなたもしかして佐藤さん?理不尽な
ストーリーと無防備すぎる疾走感」(ヴィレッジヴァンガード下北沢店)……。
今全国の書店で、一冊の新人作家の本が大きな反響を呼んでいる。(略)
毎日数多の本を読む書店員の方たちを「これはおもしろい!」とうならせ、
口コミから話題となって10万部を突破、週刊ベストセラー単行本・文芸で
9位にも入る大ヒットとなっている。(著者紹介)』
745726 ◆qxN4dreMOs :03/04/30 19:59
>>740-741
お前の文章が見たい。
試しに717をリライトしてみてくれないか?
もちろんお前がやるなら俺もやるよ。
>>745
暇なんだな(w どうしてもというなら>>717のリライトをしてもいいが、リライトスレで
ダブルダブルの名前を探してみ。それが俺。まあリライトなんで俺の文章ではないけどな。

批評する能力とと文章を書く能力は別だろ。意味ないぞ(w

747Doubledouble ◆EpNa70REtE :03/04/30 20:31
おっと、変なトリップが。こっちがトリップつきの方な。
>批評する能力とと文章を書く能力は別だろ。意味ないぞ(w
ぐっじょ!ンマーイ逃げw
ここはさあ、文章書くことに劣等コムプレックス持ってる人が
くるところだよ。それは批評する人にしても同じことw
話半分できいとくといいよ。
あと理不尽に叩かれる練習だね。
ほんでもってアリにUPしな。
アリの後はごはんにUPしな。
つーか、劣等コムプレックスって何だよ?(w
751名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:08
姫:「優しくしてね。」といって姫のマムコが俺の前にきた。
人生初69 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
俺は姫のマムコを無我夢中で舐めまくった。
姫も俺のピンコ煤i゜∀゜)を舐めてる。
そして・・・・俺は69で逝ってしまった・・・(´・ω・`)
ん?・・・・逝ったはずなのに姫はピンコを口から離さない。
それよになんか、また気持ちよくなってきてピンコ煤i゜∀゜)状態になった。
これて姫ゴックン キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! なのか?
姫:「だめだよ。1人で勝手にいっちゃあ。」
俺:「ごめん。あまりにも気持ちよかったから。」
姫:「じゃあ入れてみようかあ?上と下どっちがいい?」
俺:「良く分からないからどっちでもいいよ。」
姫:「じゃあとりあえず私が上になるね。」
752名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:08
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
生ですよ生。すごく気持ちいいです。肌と肌の触れ合い。
人生最高の瞬間です。このままなら死んでもいいと思えます。
3分位で果てました。俺は、この時点で早漏だと確信しました。
753動画直リン:03/04/30 21:09
754名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:09
姫:「ねえ、このまま抜かずにもう一回挑戦してみる?」
俺:(え?まじっすか?)「よろしくお願いします。」
ディープキス キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
俺のピンコ煤i゜∀゜)状態 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
すでに4発目なのにすごいな・・・
姫:「上と下変わろうよ」
俺:「じゃあ一回抜かないとダメだよね?」
姫:「抜かなくても大丈夫だよ。私を抱っこするような感じでちょっと起きて」
お!AVで見たことある体位だ。これって座位なのか?
姫:「そのまま私を押し倒してみて。」
姫:「これで上下反対になったでしょ(笑)」
正上位 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
姫:「ねぇおっぱいも揉んで〜」
人生初おっぱいもみ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
さすがに正上位だと中々逝けないというかコツが分からなかった。
姫:「ねぇまた元に戻ろうよ。」
再び騎乗位 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
姫の腰フリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
4発目逝った・・・・
姫:「じゃあ抜くね。」
姫のあそこから白いものがたらーりと垂れる。萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜
姫:「やだ〜恥ずかしいからあんまり見ないで。」
755名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:10
飲み物は何がいい?
ちょっとシャワー浴びてくるね。ちょっと待っててね。
飲み物出されてしばらく休憩してると。
姫:「おまたせ〜お風呂準備できたから一緒に入ろうよ。」
姫:「まだ元気ある?なんか童貞ってきいたら嬉しくてついサービスしすぎちゃった」
俺:「まだまだ大丈夫だよ」
姫:「じゃあ、マットプレイもやってみようか?」
俺:「おねがいします。」
姫:「じゃあ準備するからもう少しお風呂につかっててね。」
ローションぬるぬるで気持ちいい。姫のあそこの毛がゾクッと来る。
マットって気持ちいいね。家にもローションとマット欲しくなった。
でも遊んでくれる相手がいない・・・(´・ω・`)
756名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:11
マットでローションで姫のおっぱいと体が当たったりして気持ちよくて
俺のピンコ煤i゜∀゜)状態 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
で、なんかまた気持ちよくなってるなと思ったら、またまた姫と繋がってではないですか。
それもちょっとアクロバチックな体系で。もう訳わかんなくなってきた。天国だ〜
逝く━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
5発目終了・・・
姫:「あと20分くらいだけど最後はベットでやらない?」
俺:「いいよー」
姫:「じゃあ体洗うね。」
体洗ってもらうだけでも、俺のピンコ煤i゜∀゜)状態 です。
さすがに5発やってピンコ煤i゜∀゜)状態なってるのは恥ずかしい感じがしたけど
姫:「また元気になっちゃったね(笑)手で遊んじゃおうかな?」
ローションで手古希してくれました。6発目終了・・・
荒れてるなあ。
>>735
何が言いたいのかよくわからん。
ベストセラーは大衆受けした結果だろ。
馬の骨を軽視しちゃいかんよ。
それが嫌ならオナニーしてろ。
759717:03/04/30 22:30
えと、717です。
なんだか僕の文章が一騒動巻き起こしたみたいで、すいませんでした。
批評されたことをちゃんと視野に入れつつ、これからも精進しようと思います。
ありがとうございました。
>それが嫌ならオナニーしてろ。
んまっ、なんてお下劣w
チミがしてなさいっつのw
>>735
>ある絵描きさんは誉めてくれる人だけに見せろ、

ある著名な芸術家は違ってたな。芸術は上手く見せてはいけない。
美しくあってはいけない。気持ち良くさせてはいけない。
762名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:15
>>758
お前オナニーしないのか?
馬鹿だな。
763名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:17
>ある著名な芸術家は

なんで名前出さないの?
764名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:33
>>762
漏れはオナニー専門だよ。自分の能力の限界悟ってる。

>>763
芸術は美しくあってはいけない。有名じゃん。
「芸術は爆発だ!」のあの人。

漏れも、その言葉聞くまでは、人から褒められようと一生懸命美しい絵を
描いていた。本当は自分が描きたい絵を自由に描けばいいんだと解った。
765名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:41
>>763
50年近くも前に、岡本太郎は「芸術はここちよくあってはいけない、
美しくあってはいけない、きれいであってはいけない」と言い切りました。
>>741
まあまあ、そう言わないで説明だけでもしときましょうよ。
>>717の文章は三人称なのに人物の描写に
「いかにも危険な雰囲気を醸している。」って書いたら
作者が勝手に読み方を決定してるでしょ?
危険な雰囲気を醸しているように読み手に思わせたいなら、
思わせたいように描写すればいいワケ。
もしくは、少年が思ったということにすればいい。
三人称の描写に作者の主観を入れたらただの感想文になっちゃうよ。
そんなことしてると誰かに訴えられるよ。
このあいだ変な女が負けたばっかでしょ?
怖くて文章なんて書けなくなっちゃうよ。
767名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:42
あー

山本太郎ですね?(w
768名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:47
・・・・山田太郎だろ
769名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:55
気は優しくて力持ちじゃないと作家になれないもんね!
770名無し物書き@推敲中?:03/04/30 23:58
>>766
なるほど。
素人がいっちょ前に神視点で書くとボロが出てしまうという例ですか。
>>766
もう蒸し返すなよ
772名無し物書き@推敲中?:03/05/01 00:25
ここの批評家でまともな文章書ける奴なんて
一人もいないんじゃないか?
773名無し物書き@推敲中?:03/05/01 00:28
>772
批評家なんていないってw
「批評する」というのは、責任の発生するとても厳格な行為のことをいう。
ここで行われていることは、ま、あれだ、例えて言えば、ガキんちょの
砂遊びだね。
自作自演キモ―
自演じゃないんだけどな
>>746には正直シラけたな。
馴れ合いスレでおだてられてその気になってる奴が
このスレで批評やってんのか。
777Doubledouble ◆EpNa70REtE :03/05/01 00:43
>>776
 別にその気になんかなってねえが?俺は元々批評スレの方が長いんだが。
最近はあまり覗いてなかったがね。
778名無し物書き@推敲中?:03/05/01 01:35
おまえらさあ、それがレベルが低いってんだよ。
格調が低いと思った文章に、格調低いと言ってなにが悪い。
馬鹿がたいした考えもなく、3分で書き飛ばしたものにイチャモンつけて何が悪い。
未成熟な厨房が、目立ちたいがために、褒められたいがために
書いたお粗末な文章に、「おまえはまだ早い。とりあえず成長してから書け」と言って何が悪い。
「2ちゃんは所詮ネタだよ、ネタにマジレスですか?(ワラ」とでも言いたいのか、ネタで書いた文章としても、
作者の心意気一つ感じられないものに、「ネタでももっと志を持って書け」と叱咤して何が悪い。

このスレで晒してるヤツの文章は、基本的に批評される以前の「問題外」が多いわけで、
批評してるヤツの文章レベルがどうこうと関係ねえだろ。痛いところをつかれた事を根に持って、
批評してるヤツの文章レベル論じて転嫁するヤツは、どうしようもねえな。

俺一人の「問題外」と言う評価で、即「問題外」と言う評価になるわきゃない。
本当に自信があるなら、薄ら笑いの一つでも浮かべてスルーすればいい。
ただ、一人は確実に「問題外」という最低の烙印を押したことは、考慮しとくべきだぞ。
779名無し物書き@推敲中?:03/05/01 01:55
アチチチチ
この伸びはなにごとかと思ったら
単に粘着同士がちちくりあってただけのことか・・・
「描写は退屈である」これは高見順の言葉だ
描写は本質的に無駄な物である、という事らしい
描写のための描写など読む気にならない

>>781
そういう単純化された言葉は、どういう経緯で発せられた言葉かわからないと誤解を生む元だ。
小節は描写で構成されている。それをなくしたらほぼゼロになるが、どうするんだろう?
「全ての芸術評論家は無知で危険な存在である」
と未来科学者たちの声明文にもある。
勿論それは必要悪として認知されているんだが、
だからといってだな、>>781のような学者の言葉を持ち出して自分の趣味に投射させ、
一人悦に入っているコスプレイヤーのごときレスはおろか、
もう何しに来たのだか分からない、レス番振るのも面倒な粘着どもの不毛な議論に
至っては「さっさと出て逝け」と言いたくなる。
どこに、「批評者の趣味を語るスレです」と書いてあるか。
どこに、「議論をするスレです」と書いてあるか。
仮に今後スレの趣旨が若干変化しても、こんな不毛な習慣は加筆されはしないだろうに。
そんな単純なことも理解できないおまいらは、いったい流れを無視したいだけの荒らしか、
それとも客我が欠如しているのか。

投稿者・批評者ともに「素人」であるが、「読者」「書き手」には変わりないので
多少はプロの品評会・読書会と類似した環境が作られる、だがあくまでどちらにも
具体的な優劣順位はつけられないため、近似的に両者ともイーブンな関係であることが、
このスレの前提ではないのかしらん。
>>663のように投稿者が不必要に反発するのも行き過ぎた感があるが、
今回の批評に批評するということから始まった、極めて個人的で関わるべきでない部分に触れて話す
Double某及びそれとつまらん争いをしていた連中は、それを続ける気なら他所でやるべきだ。勝手にがんがってこい。

↓では何事もなかったようにどうぞ
一見ただのエロに見えますが、実は複線があります。
分けて投稿しますので
ご意見、ご感想は、すべて読んでからお願いします。
***************************************************
怪しげに桃色の照明が部屋を照らす。
壁には大きな鏡、そして回転ベッド。
シャワーの音が、部屋の中に響く・・・。
       *
寺崎は彼女と初めての一夜を過ごそうとしていた。
寺崎は彼女を裸にすることはできても
いつも結ばれるところまではいかなかった。根性が無いのだ。
 だが今日の寺崎は違った。寺崎は強引に引っ張るようにして
彼女をホテルへと連れ込んだのだ。
       *
 シャワーを浴びている寺崎に、寺崎の彼女は
飛びつくと、ピチャピチャと音を立てて
寺崎の身体をなめ回した。
「やめろよぉ」といい、照れながらも、大胆な彼女の行為が
嫌なわけがなく、早くも寺崎のペニスは膨張を始めた。
しゃがみ込んだ寺崎に、寺崎の彼女はすがりより
寺崎の胸を舐め回し、その舌は少しずつ下へ下へと
移動して行く。
寺崎の陰毛に彼女の舌が触れ、そうしてついに舌は
鬼頭に触れた。彼女は優しく舐めながら、その息は
少しずつ荒くなっていった。
彼女の上手な舌使いに、我慢できなくなった寺崎は
彼女のバックに回り、四つん這いになっている彼女の
背後からむしゃぶりつき、ペニスを彼女の陰部に入れた。
いやらしい音を立てながら、寺崎と彼女との接合部は
ピストン運動を始めた。
脳天を突き抜けるように伝わってくる快感に寺崎は
「ああ、マァちゃん」と、彼女のニックネームを
感嘆の声と一緒に吐き出した。
ニュチャニュチョと音を立てながら、二人の接合部の
ピストン運動はますます速く激しくなっていった。
彼女も、まるで女性の恥じらいを知らないかのように
身体をくねらせ、大胆に荒々しく、快感のこもった吐息を
吐き出した。
       *
彼女はいつも自然体だった。化粧をせず、眉をいじらず
体毛も一切剃らなかった。世間知らずで、寺崎を困らせる
こともたびたびあったが、そんなナチュラルなところが
たまらなく寺崎の心をくすぐるのだった。
       *
寺崎は彼女の頭髪に接吻をした。
そうして両手をそっと彼女の両ワキに入れた。
彼女の脇毛が、寺崎の指に絡みついた。
ワキを攻められ、彼女は切なそうな声を漏らした。
その間も二人の接合部は絶え間なくピストン運動を
続けているのだった。
<クッチュ クッチュ クッチュ ピッチュ クッチュ >
接合部から聞こえる、いやらしい音に
興奮は増して行くのだった。
<クッチュ ピッチュ クッチュ クッチュ クッチュ>
「ああっ」
寺崎の脳天を快感が貫き、それと同時に、寺崎の
ペニスからカルピスのような色をした液体が、
彼女の身体へと流れ込んだ。
**********************************************
(後編に続く)
787名無し物書き@推敲中?:03/05/01 11:52
age
788名無し物書き@推敲中?:03/05/01 12:54
>>785-786
上手いと思います。
<クッチュ クッチュ クッチュ ピッチュ クッチュ > が効果的だ。
789名無し物書き@推敲中?:03/05/01 13:51
>>783
>それとも客我が欠如しているのか。
客我ってどういう意味?

>>784-786
彼は彼女を強引に引っ張るようにしてホテルに連れ込んだのなら、彼女は
恥ずかしがり屋で消極的性格に見えるのだが、ホテル内での彼女は彼が相
手の勢いに尻込みする積極的で大胆な行為に……。ちょと萎える展開だ。

あと、女性の心情描写がもの足りない。こんなH好きの女性なら、もっと
頻繁に大きなよがり声を出すだろうに。

>彼女のバックに回り、四つん這いになっている彼女の
>背後からむしゃぶりつき、ペニスを彼女の陰部に入れた。
>いやらしい音を立てながら、寺崎と彼女との接合部は
>ピストン運動を始めた。

例えば、挿入の瞬間に女性が無言なのは味気ない。大抵の女性は挿入の瞬間、
自然と声をだすぞ。というか、始終女性が無言ということは、もしや動物相
手の獣姦か?w
790名無し物書き@推敲中?:03/05/01 14:00
791名無し物書き@推敲中?:03/05/01 14:02
女性は完全無料です!
良き男性との出会いを
応援します・・・・・。
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>>789
スマソ。マニアックすぎた
「客我」は有名な社会心理学者、G・H・ミードの「自我」を構成する二つの自己の一つ、
「社会的な自己の存在」をいうものだよ。
ぶっちゃけて言うと、「社会性欠如してますね」っていいたかった。
793名無し物書き@推敲中?:03/05/01 14:08
>>792

背伸びするな若禿げ
ウワァァァンヽ(`д´)ノ
もっと分かりやすく書くように精進します…
>>792
知った言葉を使いたくなる気持ち、よく判るよw
漏れも側面逆進とか分進合撃とか多用したもんだ。
明らかに毛色の違うもの書いてますが。
>>784-786の後編です。
***********************************************
       
*

汗を流し、部屋を出て、会計を済ませようと
カウンターに行った。
「ただ今、「性愛差別防止法」試行30周年記念のため
30%引きとさせて頂いております。」
定員はそういって隣の壁のポスターを指さした。

ポスターにはこう書いてある。

「西暦2020年―性愛解放革命
   同年12月―性愛差別防止法施行
教育指導要領に性認識の変革が盛り込まれる。
      *
西暦2050年の現在、若い人には知らない人も
少なくありませんが、20世紀では、恋愛の自由は
現在とは比べものにならないほど、制限されていました。
性に対する偏見や差別がたえず、マイノリティーセクシャル
(少数派性的趣向)をもつ方は、公然に恋愛をすることは
難しい状況にありました。
現在では、同性愛はもちろん、近親相姦、小児性愛
獣姦など、ありとあらゆる性愛への偏見が陰を潜め
誰もが公然と恋愛を楽しむことができるようになりました。
この素晴らしい時代に感謝し、恋愛を楽しみましょう。」









寺崎はなんだか、すがすがしい心持ちになって、周囲を見回した。
いろいろなカップルが目にとまった。
60歳くらいの男と10歳くらいの少女という年の差カップル。
二十歳ぐらいの女とチンパンジーという種族を越えたカップル。
顔がそっくりな、兄妹らしきカップル。

「俺たちはこの時代に生まれて良かったなぁ」
寺崎はそういって彼女の方を見た。
"マァちゃん"こと、コリー犬のマリーは、
恋しげに鳴き、寺崎を見つめ
一所懸命にシッポを振っていた。
798題名:「マァちゃん」(仮)の作者:03/05/01 15:36
どうでしょうか?
799名無し物書き@推敲中?:03/05/01 16:02
may employ may cold winter brow, should be you dead.
                  ノ      } ゙l、   」′           .,/′   .,ノ _,,y
    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
   l  ,zll^゙″  ゙ミ    .ノ       .il|′アll!           .>‐〕 \ _><
   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
      \ ,゙r_    lア'    .゙⌒>-vzト    .ミノ′                 〕
       .゙'=ミ:┐  .「      ./ .^〃     :、_ リ                   .}
         ゙\ア'   .--  ,,ノ|    、    ゙ミ}                   :ト
           ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─   :!.,   リ                   ノ
              〔^ー-v、,,,_,:     i゙「   }                  .,l゙
              l!     .´゙フ'ーv .,y    ]                  '゙ミ
              |     ,/゙ .ミ;.´.‐    .]                   ミ,
              |     ノ′ ヽ      〔                   ミ
              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .<     〔                    〕
800名無し物書き@推敲中?:03/05/01 16:06
>>799
いい英文ですね。詩っぽさがすごくある。
>>799
その英文たぶん通じんと思うよ
802名無し物書き@推敲中?:03/05/01 16:34
>>792
詳しい説明感謝。
辞典にも載ってない難しい単語だね。コピーしておこう。
803名無し物書き@推敲中?:03/05/01 16:43
>>799
富士山のようだね。見ていると心が落ち着くのはなぜだろうか。
日本人だからだろうなあ。どうもやはり男尊女卑というのは正しかろうというkに
804783:03/05/01 16:54
>>795
普段から使ってました…客観的自我の略みたいな感じでわかってくれんだろ、みたいな…
漏れも独りよがりしてたか…
いかん、確実にこの単語で「気障な奴」って思われてるYO…('A`)
このスレでやることじゃないが気づかせてくれたみんなに感謝
>>802
そう言ってくれるとアリガタヤ…

まあ偉そうに垂れた手前、漏れが脱線するわけにも行かないのでそろそろ逝きます。ガンガレ自分
805名無し物書き@推敲中?:03/05/01 17:33
気障じゃなくて
噛み砕いて他者に伝えられない「聞きかじり野郎」と思ウ。

または「しったか」。
>>804
安心しろ。
>>783なんて誰も読んでないから。
>>726>>783もやってることは同じ。
808名無し物書き@推敲中?:03/05/01 20:05
幼稚なスレだな。
809名無し物書き@推敲中?:03/05/01 20:30
>>798
あんた分ってないな。タブーがあるから萌えるんだよ。
何でも自由になると刺激も面白みも何もなくなる。
ピグミーチンパンジーのボノボは挨拶代わりに毎日何回も交尾している。
雄雌同士、雄同士、雌同士、親子・兄妹同士、子供・大人同士、出会うと
交尾している。だからペニスもマムコも発達して身体に比較して巨大だ。
人間界でもセックスが挨拶代わりになれば刺激も何もない普通の行為になる。
810bloom:03/05/01 20:31
811名無し物書き@推敲中?:03/05/01 20:34
OK、1よ、いいこと教えてやるから少し大人しくしてくれ。
旨いゆで卵の作り方だ。

まず、生卵を用意する。
普通は鮮度が良い程良いのだが、この調理法では古い卵でも旨くなるのであまり気にしなくて良い。
次に電子レンジに生卵を入れる。この時注意して欲しいのは
●皿を使わず、直にターンテーブルの上に置く。
●ラップ等で包まず裸のまま入れる。
●卵は1個より3〜4個置いたほうが旨くなる。

あとは、電子レンジを回して3分程チンするだけだ。(500W時)
実際に茹でてないので厳密には茹で卵とは言えないが、そこはご愛嬌。
今までの卵料理とは段違いの旨さ、ふわふわ感なので是非試してくれ。因みに食すときは酢醤油をお勧めする。
1じゃないけどやってみたんだが…。
どうしてくれるんだ、親がビックリして起きちまったじゃねーか!
電子レンジでゆで卵つくっちゃいけないのは、
常識だろ。危ないぞ。
 俺は、昨日で二十五歳になった。世間一般の人は、この歳になったことに
どのような感想を持つのだろう。親から自立し、仕事にも慣れ、ようやく社会人として
一人前になったという強い自覚を備え始める頃だろうか。
 
 俺は三年前、中途半端なレベルの大学を四年できっかり卒業した。が、
あの常に大風が吹き荒れる、暴力的なサラリーマン社会に、そのまま
漕ぎ出すには、俺はいささか繊細過ぎ、臆病でありすぎた。オールなしで
太平洋の大海原に漕ぎ出すようなもので、あのまま仮に就職したとしても、
俺は広大なサラリーマン社会の中で、右も左もわからずに漂流してしまって、
自分自身を永遠に見失ったことだろう。
 結果として、俺は、世の中で肩書きとして一番力を持たない、「プータロー」になった。
親戚たちとも交際を絶ち、たまに俺を可愛がってくれた祖母の元に、ちらりと顔を見せる
ぐらいまで、周りを遠ざけた。だが、80を過ぎてもボケることのない祖母がたまに
口にする、「タケちゃんは、いくつになったかねえ」という言葉が辛かった。言える筈もない。
俺は、ただ曖昧に笑って、お茶を濁していた。
815名無し物書き@推敲中?:03/05/01 21:47
 俺は、今、専門学校に通っている。甘ったれの俺を、それでも文句も言わずに可愛がっていくれる
親たちへの建前として。だが、あくまで「建前」だ。計算の弱い、法学部の俺が、税理士を目指している
こと自体、親は疑うべきだったが、取り立てて何も言わなかった。逆に、確定申告のことを
相談してきたりして困ったことさえある。
 俺には、ひとつ心に秘めてきた夢があった。作家になることだった。「プータロー」が「作家志望」。
あまりにありきたりな最底辺の人間の一典型例を見て、もう一人の冷静な俺が、自嘲気味にそのことを
俯瞰する。「バカじゃねえの」と。だが、その冷静な自分と対峙する、もう一人の気丈な俺が、その呟きを
圧殺する。「俺には才能がある」。考えてみたら、何の根拠もない。今のところ、この討論の戦局は、
「冷静な俺」の優勢に進んでいた。
 俺は、暇に任せてインターネットもよくする。そこには、一握りの成功者だけを掴む、大きな「手」から零れ落ちた、無数の
「作家志望」という名の粒が無造作に落ちている。「どうせ作家になれないんだし」と、自分だけの世界に
引き篭もる者、目立ちたがり屋の中高生、人生の半ばを過ぎて急に開眼したおじさん、と様々なもので構成されている。
無論、この零れ落ちた砂粒の中に、俺も混じっている。
816名無し物書き@推敲中?:03/05/01 22:05
817名無し物書き@推敲中?:03/05/02 00:28
>>816 記憶売ります系のショートショートどっかで見たな。
筒井だったかな。個人的には犬のフンよりひねったネタのほうが
いいと思う。
818名無し物書き@推敲中?:03/05/02 01:33
>>814-815
文章の切れ味は結構でているが少し堅い。
内容は平凡で読者の心に訴えるものは少ない。
あと、恋愛、失恋などを盛り込むと、また雰囲気が違ってくるかも。 


>>817
確かに、どんな面白いオチが待っているか、
期待して読んでると「犬のフンを踏んだ」にはガッカリ。
819名無し物書き@推敲中?:03/05/02 02:20
>>811
電子レンジでタマゴ料理なら、簡単で美味しくて高級感のある
即席茶わん蒸しをお勧めする。

作り方は、タマゴ1個を茶碗に割って、その上にパック入りの
お吸い物の元、或いはうどんスープの元を入れて、その上に
お湯を器の8部目くらい注いでよくかき混ぜる。カマボコ、チクワ、
鳥肉、キノコなど入れると更に豪華。

さて、よくかき混ぜたら、それをレンジに入れて2〜3分加熱。
チーン! はい、立派な茶わん蒸しの出来上がり〜。熱いぞ!
コピペにマジレス(ry
821Doubledouble ◆EpNa70REtE :03/05/02 05:39
結局>>726はリライトしてくれてないんだな。レスもなし?
匿名掲示板は便利だな。言い逃げ自由だからな。

言い逃げじゃないなら、リライトスレでもおいで。題材は揃ってるから、リライトしてみせてくれよ。
ここじゃあ、嫌がられるからな。
822名無し物書き@推敲中?:03/05/02 10:59
>>821
リライトスレに引きこもってろ馬鹿
823無修正DVD:03/05/02 11:07
824名無し物書き@推敲中?:03/05/02 22:41
つまらん
825名無し物書き@推敲中?:03/05/02 22:51
>>824
どうすりゃつまらなくないんだ?
826名無し物書き@推敲中?:03/05/02 23:56
「それ日本円換算ですか?」
「あらばれた? 千点で十ドルだったら駄目よね?」
 そのレートだと、大負けしてしまった場合には日本円にして十万円近くの金が流れる。
「駄目です」
 安いレートにしておいたほうがお互いに角が立たない。こんなことで彼らと気まずくなるのも嫌だった。
とくにサワコとはほとんど初対面のようなものなのだ。若い女の第一印象を悪くする必要などどこにもない。
「そう、そしたら、日本円換算で、点一ね。時間も遅いから一半チャン限定。恨みっこなしの一発勝負」
 どんなに負けても千円以上負けることはない。
「わかりました。でも道具はあるんですか?」
 サワコがひとつ微笑み、ソファーの横に置いてあったピンクのナップザックから手のひらサイズの板のような道具を取り出す。
携帯用、あるいは旅行用とでも言うのだろうか、とにかく玩具のようなマグネット式の麻雀牌だった。
小さなシールのような牌が手になじまず、やたらと進行速度が遅れるのでどうにも嫌ではだったが、私は彼女の提案を黙って受け入れた。
 サワコが細かいルールの確認をした。それで彼女が初中級クラスの打ち手なのだと推察された。
楽しみを超えない範囲で、人間関係を壊さない程度で、小銭を循環させて僅かなスリルやカタルシスを得る。そんな麻雀があっても何ら不思議ではない。
 部屋で着替えを済ませたトキワが戻って、ロビーの出入り口近く、二人がけの格好に向かい合ったテーブルの上に玩具のような牌を並べ、壁際に立てかけられていたパイプ椅子を運んできて即席の麻雀卓を囲んだ。
トキワ自身はこういった状況に慣れきっているのか、表立った感情を現すことなく淡々と牌の整理に余念がなかった。その横でサワコが子供のようにはしゃぎ、今度はもっぱら私が相手をした。
彼女のテンションの高さはかなりのもので、普段口の重い私は無理矢理に気持ちを高めることに疲れて何度か溜め息をついたが、そんないっぱいいっぱいの私をトキワが上目遣いに見てにやりと笑う。
薄いマグネットの牌を扱う手が時折震えた。
うーん。なんか、文章書いてみたい気分になったので書いてみます。
感想あったら、くれです。

-------------------------------------------------------
堕天使

 空から天使が振ってきた。
 ぐちゃ――っと足元に落ちた。
 血と、脳漿が飛び散って、俺の頬にかかった。
 背中に羽がある。でも、偽物だった。宴会でも使いそうな、安い
作り物だった。
 でも、こいつは天使だ。
 俺はそう思った。
 何しろ――生きていたからだ。
 空を見上げる。二十階を越えるビルの上から喧騒が振ってくる。
 何をやっているのか? 
 無意味なドンチャン騒ぎ。それこそ宴会みたいだ。
 俺は、天使の傍に膝まづいた。
「一発芸かい?」
 そういうと、天使は、潰れかけ片目を俺に向けた。
828名無し物書き@推敲中?:03/05/03 00:28
826

技術力:4.5
求心力:2.5
量産力:2.0
現代性:3.0
将来性:2.5

総合力:2.9
829名無し物書き@推敲中?:03/05/03 00:41
>>828
何気に正確な評価だな。
>>827

技術力:1.0
求心力:1.0
量産力:3.0
現代性:1.5
将来性:1.0

総合力:1.5

>827
「アメリカンジョークかい?」
832名無し物書き@推敲中?:03/05/03 00:54
>>827
いやちょっと尾も白いかも。
>>827面白い ハンプティダンプティみたい
>>832-833
おまいらの面白いものの基準がわからない
835827:03/05/03 01:17
すまないです。これ、途中です。ラストは、オチじゃないです。
もっとも、先は全然考えてないですけど。
>>827
「一発屋かい?」
837827:03/05/03 01:52
>>836
いやあ、先が出来れば書きます。でも、5分で考えたものなんで。
って、書いてみようなかな。

------------------------------------------------------
堕天使(続き)

 天使は、どこか苦しそうな表情をした。
 そして、小さく口を開いた。だが、声は出なかった。
 言葉を聴こうと、耳を近づける。
 その瞬間、脳の中に、直接声が響いてきた。
『今度の神は、恐怖の大王だ……』
「恐怖の大王? 1999年に来なかったあれのことか?」
『恐怖の大王は、再び、天の岩戸に籠られた。このままでは、この世は、
闇が支配する』
「天の岩戸って――」
 そういったとき、屋上から、一本の剣が飛んできた。
 八又に分かれた剣だった。まるで、草薙の剣のようだった、
 その刀身が、天使の身体に突き刺さった。
『ぐ、ぐふっ! 大王はお怒りだ。芸を、芸をしなくては……』
838827:03/05/03 02:47
堕天使(続き)

 天使はよろよろと起き上がった。
 そして、ビルの入り口へと向かった。
 血まみれの全身。隆々とした筋骨。無骨をもいえる、武将の容貌。
 だが、身体から漂うオーラは、神々しいほどに光り輝いている。
 天使、いや、戦士だ――
 俺の心に、荘厳たる想いが満たされていった。背中の作り物の羽があれ
だが、それを無視すれば、死を覚悟した漢の姿そのものだった。
 その直後、天使の心が、俺の脳裏に届いた。
『ウズメは、もういない。若い女もいない。
 だったら、俺がこの裸体で……くうっ! 太さなら、負けん!』
 恍惚すら感じてたいた俺の思考は、その瞬間に停止した。
「おっさん、それは無理……」
 思わず声がでる。
 言葉ではなく、思考がそのまま出て行ったのだ。
 そして、次の瞬間、まばゆい光が、天使を貫いた。
 落雷のようだった。上天からの強烈な攻撃だった。天の怒りを代弁
しているかのような強烈な光が放たれた。
 天使は、絶叫と共にその場に倒れ伏した。
 そして、死を迎えた最後の言葉が、俺の脳裏に届いた。
『人間よ……大王は、全能なる神は、聖なる踊りを望まれているのだ……
 わたしには、その資格はなかった……残念だ……』
「おっさん、そりゃ無理だよ」
『わかっていた……。大王は、神、わたしは一介の天使。大王の
心を動かすには、わたしごときでは……』
「いや、そういう意味じゃなくってだな」
『人間よ、頼む……。大王に、芸を捧げてくれ。でないと、この世
は闇と化すのだ。頼む……』
 
おいおい、ホントに本人か?>>827単品は漏れも好きだったんだが・・・
840名無し物書き@推敲中?:03/05/03 03:01
俺は起きてる
841827:03/05/03 03:01
はは、本人ですよ。
まあ、書き始めたら、最初のイメージと異なって暴走し始めました。
もっと、荘厳な内容にしようとおもってたんですが、ネタが無いの
で、シモネタ化です。
まあ、即興作なんて、こんなもんです。
もったいねぇ・・・
ニュアンスをはっきりさせてみた。

-------------------------------------------------------
堕天使

 空から天使が振ってきた。
 ぐちゃ――っと足元にひろがった。
 血と、脳漿が飛び散って、俺の頬にかかった。
 背中に羽がある。でも、偽物だった。宴会でも使いそうな、安い
作り物の羽だ。
 でも、こいつは天使だ。
 俺はそう思った。
 何しろ――生きていたからだ。
 空を見上げる。二十階を越えるビルの上から喧騒が振ってくる。
 何をやっているのか? 
 無意味なドンチャン騒ぎ。それこそ宴会みたいだ。
 俺は、天使の傍に膝まづいた。
「一発芸かい?」
 天使は、潰れた片目を俺に向けた。
 血だまりと人垣が広がっていく。
 天使はもう動かない。
843827:03/05/03 03:28
>>842
これでもいいでしょうけど、これで終わらせちゃうのは、
勿体ないかなって思ってしまうのが、貧乏性でしょうねえ。

>>827は、この後どう繋げるかの分岐点で、考えが無いので、
そのまま止めてしまったわけです。
だた、「一発芸」を出しちゃったので、その後は、これを受けて
しまったというか。そうじゃなきゃ、シリアスでも行けるんです
が。すみませんが、即興芸ですんで。
>>843
たまたま一人にウケタからって調子に乗るなよ、おまえ。
はっきり言って、まったくおもしろくねえよ。
845名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:24
「終身執政閣下は、貧民街の出身であることをご存知ですか」
 クリスは口元を少し緩め、微笑の体を作って言った。さすがに、三十を待たずに
執政付秘書官になった女性らしく、その微笑には、知性と優美が絶妙なバランスで
溢れていた。
「へえ」
 対して、ノブゴルドの方は興なさげだった。彼の興味は、彼女の話よりも、ポリス一と
謳われる、この高級レストラン『カトレイゼ』の料理にあった。貧民街出身で、
今現在もうだつのあがらない貧乏探偵の彼にとって、それは当然のことだろう。
「まあ、しかし、あれですね。高級料理屋ってのは、チビチビ出てくるからいけない。
前菜とかメインディッシュとかもったいぶらずに、一気にデーンと並べちまえば良いのに」
 そう言って、ノブゴルドは、フォークを前菜のテリーヌに切り込ませる。クリスは、はぐらかされた
形になったが、それでも微笑を絶やさない。この貧乏探偵を怒らせてはいけない、そういう
意識が彼女の内心を統制しているのだ。この辺の、「目的のためには」という意識は、いかにも
若くして頭角を現した高級官僚の彼女らしい。
>空から天使が振ってきた。
冒頭から誤字があるぞ。振ってきた←降ってきた
「終身執政閣下は、貧民街の出身であることをご存知ですか」
 口元を少し緩め、微笑を作ったクリスが言った。三十を待たずに執政付秘書官になった女性
らしく、その微笑には知性と優美が絶妙にバランスしていた。
「へえ」
と、皿の横に並べられた銀色に輝くフォークとナイフを手にとりながら、ノブゴルドは相槌を打った。
彼の興味は、彼女の話よりも、ポリス一と謳われるこの高級レストラン『カトレイゼ』の料理に
あった。貧民街出身で、うだつのあがらない貧乏探偵の彼にとって、当然のことだ。
「まあ、しかし、あれですね。高級料理屋ってのは、チビチビ出てくるからいけない。
前菜とかメインディッシュとかもったいぶらずに、一気にデーンと並べちまえば良いのに」
 そう言って、ノブゴルドはフォークを前菜のテリーヌに切り込ませる。クリスははぐらかされた
形になったが、微笑を絶やさない。この貧乏探偵を怒らせてはいけない、そういう意識が彼女の
内心を統制していた。この「目的のためには」という意識が、若くして頭角を現した高級官僚の
彼女らしい。
848名無し物書き@推敲中?:03/05/03 10:59
>>847
なんでリライトすんだ、ゴルア!!
原文とリライトされた文を交互に見比べれば十分勉強になるのでは。
850名無し物書き@推敲中?:03/05/03 11:14
>>849
ちょっと待ってくれよ。
俺は作者だけどさ。これなら、原文の方が良い、いや、それが俺の自負から
来る身びいきだったとしてもさ、少なくともありがたがって「勉強になる」とまで
言い切れるリライトか、これが?これだったら、別に原文でもいいだろ。
原文がうまい文章かは別にしても。このリライト、意味変わっちゃってるし。
●クリスは〜言った。→直したほうがいい
●「絶妙にバランスしていた」→改悪だ
●「へえ」〜それは当然のことだろう。→直したほうがいい
●そう言って〜彼女らしい。→直したほうがいい





852名無し物書き@推敲中?:03/05/03 11:43
>>850
お前が書いたもんが下手糞だからリライトされるんだよ。
ふへふへ言ってんじゃねえよ。みっともねえ。
>>849
>ちょっと待ってくれよ。

( ´,_ゝ`)プッ     
854名無し物書き@推敲中?:03/05/03 11:59
作者の気持ちも分かるよ。
こんな下手な奴にリライトされたんじゃ
泣くに泣けないよな。
別に原文でもいいだろ。( ´,_ゝ`)プッ     
はっきし言ってお前の方が下手だけど

「ちょっと待ってくれよ〜」

昔、テレビドラマかなにかでよく聞いた台詞だが誰だっけ……。
858名無し物書き@推敲中?:03/05/03 12:10
原文でもいい。リライト屋は中途半端な仕事してなにかやった気になるな。
オリバカはいいとか悪いとかしか言えない厨房だし。
859名無し物書き@推敲中?:03/05/03 12:11
ねぇねぇ。メール欄に文字浮かばせるのどうやんの?
リライトしたのも、もとのもどっちも糞だけども、リライトしたの読んだあと
もとの奴のよさも少し分かったけどな。ちょっと待てはないだろ。少しは感謝しろよ。
861名無し物書き@推敲中?:03/05/03 12:16
7月9日の東京ドーム公演を心待ちにしていたファンの皆さん。今回のことは本当に申し訳有りませんでした。
私を始めメンバー各員も心待ちにしていた今年最大のイベントであっただけに非常に残念です。
 今回中止に至ったのは、もともと中国を含むアジアでの活動展開を中心に考えていた新生globeの当初のコンセプトが先のイラク戦争による韓国でのライブ中止や、
SARSなどによりその予定が大きく変わらざるを得ない事態に陥り、合わせてアジア各国の皆さんに東京に来ていただいてglobeを介して交流を持って頂くことが難しくなってしまっていることが主な理由です。
 さらに今年に入ってからYOSHIKIのロサンゼルスはもちろん、他のメンバーもハワイを中心とした海外に制作の現場を移しており、
上記の戦争やSARS等の影響による異国間での作業の難しさを痛感している現実もあります。
物理的に満足なライブの構築が難しくなってきたと言わざるを得ないところまできてしまいました。
 新生globe初のライブは皆さんに胸をはって見せられる、そして何よりも我々自身が納得のできる形のライブにしなければなりません。
確かに「ライブを行う」という行為は可能かもしれません。しかし、今の現状ではそれは満足のいくものにはなり得ないのです。
メンバー総意のもと、こうした苦汁の選択に至りました。
 皆さんには本当に申し訳ないことをいたしました。改めて心からお詫びをすると共に、今後の活動をもって皆さんのご期待に添えるようがんばっていきたいと思います。


2003年5月 小室哲哉
862704:03/05/03 12:18
俺もリライトしてみる

「ご存知ですか。終身総統閣下が、貧民街のご出身であらせられるのを」
 そう言って、クリスは口元を緩めた。優美だが、決して優美なだけではない微笑。
二十代にして執政付秘書官にのし上がった才女にふさわしく、その表情は常に
溢れんばかりの知性で味付けされている。
「へえ」
 対するノブゴルドは、彼女の話にも容貌にもさしたる興味を示さない。彼の興味は、
この高級レストラン「カトレイゼ」の味付けに向けられている。「カトレイゼ」は味も値段も
ポリスいちと評判の店だから、貧民街出身の貧乏探偵にとって、当然と言えば当然のことだ。
「まあ、しかし、あれですね」
 前菜のテリーヌにぶすりとフォークを突き刺し、
「こういう店ってのは、料理がちびちび出てくるのが良くない」
 テリーヌを口に運んでもぐもぐとやり、
「前菜だのメインディッシュだのともったいぶらずに、一気にデーンと並べちまえばいいのに」
 味わってごくりと飲み込んだ。
 クリスは微笑を絶やさない。はぐらかされようが舐められようが、と彼女は思った。
はぐらかされようが舐められようが、この貧乏探偵を怒らせるわけにはいかないのだ。
その想いが彼女の表情を完璧に制御していた。

最後の一文(目的のために云々)はない方がいいと思うよ。
863862:03/05/03 12:19
あれ? 上の名前欄は間違いです。スマン
>>862

二回目の「優美なだけではない」それだけではない。に変えたほうが。
四行目の味付けされている。は個人的には好きではない。臭い。
七行目の味付けに向けられている。料理に向けられている。でいい。
ボリスいちと評判の店だから。だからは語感が良くないような。
当然と言えば当然のことだ。なんかいまいち。
まああれですね。から、味わってごくり。まではとても自然に上手いと感じました。
はぐらかされる。はいいですが、舐められている。とまではここまでの過程でそれほど
感じられないので、その言葉を使うには、もう少し振りが必要かと思いました。
想い。と聞くと、仕事上でなく、私事のような印象を受けるので、「思考」と置き換えたほうが良いと思います。

最後の一文は、個人的にはあるとクリスのキャラ立てに役立つと思います。

適当に打ちましたが、あくまでも僕の感想なので、お気を悪くされたら謝罪します。
失礼しました。
「終身執政閣下は、貧民街の出身であることをご存知ですか」
 クリスは口元を少し緩めて微笑を作りながら言った。三十を待たずに
執政付秘書官になった才女らしく、その微笑は、知性と優美を絶妙な配分
で充溢させていた。
「へえ…」ノブゴルドは曖昧に相槌を打った。彼の視線は、目の前に置か
れた料理の皿に、臆面も無く注がれていた。ポリス一と謳われる、この高
級レストラン『カトレイゼ』の料理を食すことは、貧民街出身で、現在も
うだつのあがらない貧乏探偵の彼にとっては、めったに訪れることのない
僥倖であった。
「まあ、しかし、あれですね。高級料理屋ってのは、チビチビ出てくるの
が、どうにもよろしくないですね。やれ前菜だメインディッシュだなどと、
勿体を付けずに、一気にデーンと並べちまえば良いのに」
 そう言ってノブゴルドは、前菜のテリーヌにフォークを突き刺し、猛然
と料理を喰い始めた。
クリスはノブゴルドの食い意地に当てられて、すこしのあいだ黙り込んだ
が、それでも微笑を絶やさなかった。この貧乏探偵の気分を害してはなら
ない、そうした気持ちが彼女の意識を統制していた。並みいる高級官僚た
ちの中で、若くして頭角を現したクリスは、目的を遂げるために意識を制
御する術を、すでに完全に身に付けていた。

…頼まれもしないのに勝手に直したよ。
面白かったよ。
866862:03/05/03 12:40
>>864
批評どうも。
いや、なんかリライトしてるうちに、「未来なのになぜか時は今まさに二次大戦前夜のドイツ風」な
都市で繰り広げられるドタバタありシリアスあり涙ありの恋愛活劇(真面目一本やりの
インテリ女性高級官僚がヒロインで、主人公は言わずもがな)ストーリーが
脳内に広がってしまったもんで。無意識にそれに沿って書いちゃったんでしょうな。

最後の一文は、地の文章で語ったらまずいと思いますが。一人称ならともかく。
867名無し物書き@推敲中?:03/05/03 12:46
>>866
分かる分かるその設定w
あんた脚本家なりなよ。
868862:03/05/03 12:59
>>867
脚本家かぁ。アニメや漫画やその周辺の脚本家ならやってみたいかな。
作家にももちろんなりたいけど、どうにもプロットの細かいところで詰まりがち。
あとキャラクターがなかなか自分の動機で動いてくれない。
気づくといつも巻き込まれ型の話だったり、他人に依頼されて動く登場人物ばっかり出してる。
もしかしたらアレンジャー向きなのかもね。と言ってみる。
869名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:01
>充溢させていた

言葉が浮いてる。無理やりな印象。

てかやめた。このオリジナルノイズって人、駄目だ。
870名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:08
>>868
煽りでは無くて、あなたラノベ向きじゃないかな?
萌えキャラとかありがちキャラとかを初めに設定しておいたら、
勝手に暴走させられるひとじゃない?
陳腐が出回ってるから、それだけじゃプロなんて無理だけど、
目のつけどころや舞台さえ斬新なら、自分で楽しみながら
他人も楽しめる作品書けそうじゃない。
871862:03/05/03 13:29
>>870
まさしくラノベ作家目指して書いてるよw
確かに、二次創作ならちょっと自信はある。
でも、オリジナルを書いてると「いくらなんでもこのキャラはなぁ」
って考えておとなしくなりがち。
んで、毒にも薬にもならないようなSFもどきか、「あらすじ」みたいな話にしかならない。
どっかからキャラを借用してくるってのはいいかもね。参考にさせてもらいます。

って言うかスレ違いでごめんよ。そしてコメントくれた人ありがとう。
872名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:38
リライトが流行ったおかげで、このスレの批評家の
レベルが丸分かりだな。
873名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:44
「ちょっと待ってくれよ」
あれが大傑作だったw
リライトなんてやったことないのに、アレに引っ掛かったww

( ´,_ゝ`)ププッ

874名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:45
顔文字使わないと伝えられない創作文芸板住人て一体……

本文はアカンが「ちょっと待ってくれよ」はマンセー!
30点だww
876名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:49
これからの小説も顔文字はいるかもよ
877名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:55
クリスは(⌒ー⌒)微笑を絶やさなかった。
878リライト:03/05/03 13:58
クリスは( ´,_ゝ`)微笑を浮かべた。
879名無し物書き@推敲中?:03/05/03 13:59
>>878
ちょっと待ってくれよ。
俺は作者だけどさ。これなら、原文の方が良い、いや、それが俺の自負から
来る身びいきだったとしてもさ、少なくともありがたがって「勉強になる」とまで
言い切れるリライトか、これが?これだったら、別に原文でもいいだろ。
原文がうまい文章かは別にしても。この顔文字、意味変わっちゃってるし。

>>849

ちょっと ヽ(`Д´)ノ 待ってくれよ。

俺は作者だけどさ。これなら、原文の方が良い、いや、それが俺の自負から
来る身びいきだったとしてもさ、少なくともありがたがって「勉強になる」とまで
言い切れるリライトか、これが?これだったら、別に原文でもいいだろ。
原文がうまい文章かは別にしても。このリライト、意味変わっちゃってるし。
881名無し物書き@推敲中?:03/05/03 14:16
でかい体の男は、意外に素早い動きで、両手を前に出し、田野を捕らえようとした。
きちんと腰を落としている。柔道の心得があるらしい動きであった。しかし、それ以上に
田野の動きは疾かった。両手で男の腕を絡め取り、宙で、両脚が絡め取った右腕を
股に挟み込んだ。と同時にひねった。男がうつ伏せに倒れかける。「ボキッボキッ」と
いやな音が響き渡った。腕がへし折れた音であった。男は苦痛のため失神した。
自分よりも三十キロ以上は上の、しかも、柔道の心得のある男の腕を、あっさりと折っての
けたのである。「見事なものだな。」門倉は言った。まるで、空手の蹴りや突きに匹敵する
ほどの、凄まじい速さであった。「次は俺の番だ。」門倉は拳を顎の高さに上げ、左足を
前に出した。一見ボクシングスタイルだが、拳と拳の位置が、ボクシングのそれより開いて
いる。

  

批評願います。
882動画直リン:03/05/03 14:30
じゃあ、そろそろアレいくか。


誰がネタスレにしろといった。
884名無し物書き@推敲中?:03/05/03 14:34
>>850
>>846>>847を見比べて>>846の方が良いと思ってるなら才能がない。勘違いしてる。
>>847が良い文章ではないが、批評のかわりに書き換えたからだろう。
採点や表面だけ辛辣な罵倒よりよっぽど批評になってる。書き換えられた部分を比べろ。
それもできないなら、おまえは批評を受ける資格すらない。批評を受けたとしても、率直に受け
止めない人間だからな。
886名無し物書き@推敲中?:03/05/03 15:12
>>847が良い文章ではないが、批評のかわりに書き換えたからだろう。 」

意味が分かりません。
>「終身執政閣下は、貧民街の出身であることをご存知ですか」

設定が安っぽい。才女が自分の不利になるような悪口言わないだろう。

あと、料理が無機質。一流のレストランなら匂いや味の感想入れろよ。
888名無し物書き@推敲中?:03/05/03 16:29
>>885
自演してまで自分のリライト(>>847)を弁護するあたり
必死さが伝わってくるな。
889山田先生:03/05/03 16:39
肉的、内的にみてどうか?
言っとくけど849と885,847は別人だぞ。
リライトした奴らの中では、>>862が普通に一番うまいな。
ちと軽いタッチになってはいるが。
しかし、ラノベ志望の奴が一番うまいって辺り、なんともはや。
このスレもう終わりだな。
893名無し物書き@推敲中?:03/05/03 18:17
もう少しがんばれ糞ども
894850:03/05/03 18:25
親と行楽に出かけてる間に、こんなにレスが・・・
いろんな人間がリライトしてるけれども、そんな無理やり
リライトしなくてもいいんじゃねえ?「溢れていた」を「充溢させていた」に
するとかさ。着飾らせただけじゃん。俺が最初に却下したものを使っちゃってるし。
>>869氏が言ってくれてるけど。

>>885
ちょっと待ってくれよ(懲りずに使うけど)。>>847のリライトはいくらなんでも
受け入れがたいぞ。無理やり文字の順序ずらしたりして、リライトする意味が見つからない。

>>887
いや、悪口じゃない。これから、「貧民からのし上がった尊敬するべき人」って
描写が入るんだ。言い訳しとくよ。
850は投稿サイトにうpしてんの?
>>894
>「貧民からのし上がった尊敬するべき人」

天下をとった秀吉も、それが嫌で後に生家を焼き払って証拠を無くした。
TOPに立つと、そういう過去を知られたくないんだよ。成り上がりは軽
蔑されこそ誰も尊敬しない。世の中はそういうもの。本質を見抜けよ。
それでもなお隠さないというのならそうとう変わった人物だろうからその点を強調するのが良いな。

と勝手に付け足してみる。
898850:03/05/03 19:44
>>896
何で秀吉だけをとってそうなる?かなりそれは頂けないな。
秀吉の素性なんて、彼の家臣の大名はみんな知ってたんであって、
(家康は、秀吉の素性の卑しさを元来嫌っていた)、彼の身元隠しは、
秀吉自身の愛嬌みたいなモンでしょ。隠しても隠し切れないのが普通。
「本質」って・・・。おまえは貧民から総理にでもなったのか?
ここまで、大仰にアホたれな説教されたの初めてだよ。
こうなったら続きもUPしてみれ。
みんなに構ってもらってんだから極力低姿勢にナw
反論はOKだが。
結構参考になってんだろw?
もう850が痛すぎる。
最初にリライトした人はある意味先見の明があったな。
>>900=最初にリライトした人
というか叩き上げは尊敬されるっての。
小学校までしか出てない社長とか
一代でのし上がった人が軽蔑されこそすれ尊敬されないって、
社会に出たことない人?
世襲で継いだ坊ちゃんや家柄が良いだけの人間が出世して
社会の尊敬を集めるなんて何時代の人?
いま21世紀なんですけど。
北朝鮮に帰りなよ。エリートさん。
オリジナルノイズさんは下手すぎ。
悪いけどひどいよ。
N.U.D.E.スレ行ってからこっち来ると何もかもが自演に見える。
905850:03/05/03 19:57
>>900
じゃあ何か? このスレでは、文章晒したヤツは、いっつも低姿勢で
ヘコヘコして馴れ合わなきゃいけないわけ? 俺は絶対嫌だね。
そんな、自分の気に食わないところを受け入れるほど寛容ではないし、
そこまで自分の文章を卑下していない。反論したいところはバリバリするし、
そのことを以って「痛い」とされるなら、それでもいいさ。馴れ合いは、
膝を突き合わせた議論とは無縁のところに存在していると思ってる派だからね、俺は。
ある意味、田原総一郎マンセーな男だ。
まあ、相手が編集者だったら、こうはいかないんだろうけど。
>>905
うん。いままでの850のレス見た限りでは、
やっぱり問題箇所を一個ずつ指摘していったほうが
タメになるのかもなー。
リライトされることで屈辱感じちゃったかな。
そうだとしたら申し訳ないことをした。
908名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:03
お前の問題のほうが多いよ>>906
909900:03/05/03 20:05
最後に逃げ口上なんか残すなっつーの。
いいか?君は師事を受けようとしとるんだぞ、自分より文章技術の高い誰かに。
それは誰か分からない。自分より遥かに年上かも、年下かもしれんが、とにかく教えを乞うためにここに来てる以上「批評者は目上」だ。それが低姿勢でいる必要性であり、単なる馴れ合いじゃないという俺の考えの根幹だ。
反論大いに結構、しかし切れんな。俺が痛いと判断したのはその態度にある。
今何言っても通じないかもしれないので、最後にこれだけ。
「五年後に来い」
910名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:08
>>909
で、君はどれを書いたの?
今のところオリジナルより優れたリライトないんですけど。
>>910
リライトから何も得るところが無かったのか、デブ? それとも努力してそうしたのか?
912910:03/05/03 20:14
>>911
うるせえ!
デブじゃねえよ、オレは。
オレはデブじゃねえ!
913名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:14
>>911
得る所なんてあるわけないじゃん。
言い回し変えただけで具体的にどこがどう良くなったのか説明してみてよ。
一個一個。質問厨とか読めば分かるとかの逃げ口上なしで頼みます。
お願いしますよ。
>>900
つーか、お前doubledoubleだろ?
ここはリライトスレとはレベルが違うからさ、
リライトスレの住人はあっちに引っ込んでてくれない?
915900:03/05/03 20:16
>>912
なかなかノリいいなキミ。
フルメタルジャケットを見て訓練することをお薦めする。
>>898
>何で秀吉だけをとってそうなる?
まわりをよく見ろよ、脳タリン。
あの北朝鮮のお偉い人も同じだろ。
>>850
俺のリライト、3行目と4行目、たしかに不用意だったw。
読み直してみると確かにあそこは拙いねw。
でねー。あらためて君のオリジナル見たんだけど、文の組み立てが、
まだまだ整理不足なんだよな。全体的に。
また怒らせちゃうかもしれないけど、マジ俺のと比べてみてよ。
ぜんぜん参考にならないとは思わないんだがねw。
918900:03/05/03 20:22
そういえば849も俺なんだよなぁ…。
なんでこんなに噛み付かれるのかわけ分からん。
>>917
三行目と四行目だけじゃなくて、
根本的にセンス無さ過ぎ。

>>916
やっぱりチョソかお前w
>>902
見当違い。零細企業の社長と天下人を同一視するお前は逝ってよし。
921名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:27
>>920
じゃあ天下人と作家志望は同一視できるの?
922_:03/05/03 20:27
923bloom:03/05/03 20:29
部屋を片付けていたら何枚かの写真が出てきた。
日付を見ると今年の1月。ちょうどNUM-HEAVYMETALLICの
レコーディングのためにニューヨークはフレドニアのスタジオに
いっていた頃のものだった。

まだ一年もたっていないのに何故だかそれをひさ子は懐かしく感じた。
改めて写真をよく見る。フレームに収まった自分がグローブ片手に笑っていた。

ああ、そうだ。向井くんとキャッチボールしたんだっけ。

レコーディングも半ばまで進んだ1月の中旬頃。
早朝、ひさ子がスタジオのリビングで雑誌を読んでいたら突然向井が現れた。
酒気を帯びた顔になにやら良からぬテンションを秘め、彼は唐突にこう言った。

>>924続き

「野球やろう」

やや時差ボケ気味だったひさ子は訳も分からずに「うん」と答え、
二人でスタジオの物置や離れの納屋を探しまわって
いくつかの古びたグローブと傷だらけの軟式のボールを見つけ出した。

時刻は朝7時前だったと思う。空気が涼しく、少し霧が出ていたことを思い出した。
向井はひさ子に向かって投げるたび、「野茂」「佐々木」「村田」「金やん」
と野球選手の真似をして大げさに振りかぶっては大暴投を披露していた。

ははは。あれは楽しかったなあ。
ひさ子の顔に優しい笑顔が浮かんだ。

この写真はそのとき「公式HPで使うかもしれん」と言って向井が撮ったものだったが、
結局は使われること無く、半年ほどたったある日、向井から「ああこれ」と言って
手渡されたものだ。この写真を見つける今の今まですっかり忘れていた記憶だった。

思い出せないだけできっともっとあるよね。楽しかったこと。
本当に楽しそうに笑っている写真の中の自分の顔をひさ子は指でゆっくりとなぞった。
926916=920:03/05/03 20:35
>>921
対象たる認識事実に意味があるかないかということは、意味があると信じ
ているということや、意味がないと信じているということ、つまり客観と
分断された、いわば絶対的相対性を意図的に付与された主観的認識事実と
は、関係していない。
927名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:37
>>926
関係あるんだろ?
お前が
「零細企業の社長と天下人を同一視するお前は逝ってよし。」
とほざいてるんだから。
次にお前は「分かりやすくしろ」と言うッッッ!
とりあえず、>>926を書いた奴は頭が悪いと思う。
930オリジナルノイズ ◆KJQVF4h9Ug :03/05/03 20:39
>>926
いまリライトスレ見てきたんだけど、人いないね。
あなた、ほんとにDoubleDoubleさん、なの?
931900:03/05/03 20:40
>>930
少なくとも900はDoubleDoubleではない。
一文ずつあげつらうの、めんどいなw
933名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:41
900逃げたね。
850逃げたね。
>>900=909はどうして面識も無い人間に
あそこまで偉そうな態度を取れるのかわからん。
2chのやり過ぎで礼儀を忘れたか?
936850:03/05/03 20:48
>>916
まてまて。そんな例を一つ一つ持ってくるな。
なにも世界の天下人は、金だけじゃあるまいに。
まるで、金が世界のトップの典型みたいな物言いだな。
ありゃ、かなり極端だぞ。

>>917
いや、君の気持ちもわかるが、俺の気持ちもわかってくれよ。
「リライト」、つまり「書き直す」というわけだから、明らかに前と違う改善が見られる
、という要素が必要なわけだ。クリアな改善が。でもさ、それは俺は感じられない、
というわけ。「別にこっちでもいいじゃん」じゃあ、俺も少し反論はさせていただくよ。

>>909
最後に君なわけだけど、はっきり言って、リライトしてる人間からは、俺と格段に違う
という「文章技術」を見ることはできないな。それに、教えを乞いに来てるわけじゃなくて、
単純に「見た感想」をもらいたかったわけ。もちろん、「教えを乞う」に値する、はっきりとした
良レスがあれば拝聴するという形で低姿勢でもいいかもしれないけれども、
少なくともここの人の位置関係はみんな対等でしょ?実力面から言っても。
だから、同じ道を志す「同士」として感想をもらいたかったわけ。
なんで批評者が、そっくりそのまま「目上」になるのか、一切不明だし。どういうこと?
あなた、一つ一つがかなり曖昧。
>>850
文体が違うやつがリライトしても意味ねえかな。
まあそんなに酷くは無いから、あとは全部読める
かどうかだな。俺ごはんは毎日みてるし投稿も
してるから、あそこに晒せよw
そしたら本コテで簡素つけてやるからよ。
いちおう言っとくが、いきなり賞に出しても無理だよ。
938名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:56
>>937
俺の中ではアンタはこの板の中でもかなり底辺だという位置づけです。
939842:03/05/03 21:00
(この荒れようはおそらく漏れにも責任がありそうだな。スマソ)
865 :オリジナルノイズ ◆KJQVF4h9Ug :03/05/03 12:30
「終身執政閣下は、貧民街の出身であることをご存知ですか」
 クリスは口元を少し緩めて微笑を作りながら言った。三十を待たずに
執政付秘書官になった才女らしく、その微笑は、知性と優美を絶妙な配分
で充溢させていた。
「へえ…」ノブゴルドは曖昧に相槌を打った。彼の視線は、目の前に置か
れた料理の皿に、臆面も無く注がれていた。ポリス一と謳われる、この高
級レストラン『カトレイゼ』の料理を食すことは、貧民街出身で、現在も
うだつのあがらない貧乏探偵の彼にとっては、めったに訪れることのない
僥倖であった。
「まあ、しかし、あれですね。高級料理屋ってのは、チビチビ出てくるの
が、どうにもよろしくないですね。やれ前菜だメインディッシュだなどと、
勿体を付けずに、一気にデーンと並べちまえば良いのに」
 そう言ってノブゴルドは、前菜のテリーヌにフォークを突き刺し、猛然
と料理を喰い始めた。
クリスはノブゴルドの食い意地に当てられて、すこしのあいだ黙り込んだ
が、それでも微笑を絶やさなかった。この貧乏探偵の気分を害してはなら
ない、そうした気持ちが彼女の意識を統制していた。並みいる高級官僚た
ちの中で、若くして頭角を現したクリスは、目的を遂げるために意識を制
御する術を、すでに完全に身に付けていた。
>>940
ちょっと待ってくれ。
何のつもりだよ。
これ、自演じゃないよ。
もう落ちるつもりだったんだからさ。
942名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:07
晒しあげのつもり
>>850=>>845(オリジナル)

>>845のオリジナルは読む気がしなかった、上手下手は
ともかく、リライトの>>847 >>862 >>865 は読みやすく
はまりやすい。やっぱ、読んでもらってなんぼの世界。
挑発したって何もでないw
>>943
で、君はその中の誰なの?
946945:03/05/03 21:11
ごめん、明らかに847だな。
だけど、悪くないネタだったな。
いい暇つぶしになった。
「ちょっと待ってくれ」のキャラも
良かった。
頭の固いヤローだw
>そう言ってノブゴルドは、前菜のテリーヌにフォークを突き刺し、猛然
>と料理を喰い始めた。

この一文は凄いな。
「擬人法」ならぬ「擬獣法」なんて初めて見た。
こんな手法を編み出したオリジナルノイズは天才。
949943:03/05/03 21:17
>>945-946
漏れは通りすがりの者でつ。
やっぱ文章は、切れ味鋭く、テンポよく、
読みだしたら止められない、引き込まれる
夢中になる要素が無いとねぇ……。
「執政閣下が、貧民街出身であることをご存じですか?」
 クリスは微笑みを浮かべ、語りかけた。知性と優美さに裏打ちされた、品のある表情だ。
「へえ」
 ノブゴルドは一言つぶやき、視線をテーブルへと落とした。クリスは表情をくずさず内心ため息をついた。
 花より団子、というわけね。まあ仕方ないでしょう、貧乏な探偵さんにとっては、ここの料理は珍しすぎるでしょうから。
 フォークを手にとり、口の前でかざすノブゴルド。視線をゆっくりクリスへと移した。
「ん、まあ、しかし、あれですね。高級料理屋ってのは、チビチビ出てくるからいけない。一気に自分のペースで食べたいもんですよ、まったく」
 と言って、ノブゴルドはおもむろに、前菜のテリーヌへフォークを切り込ませた。クリスははぐらかされた気になったが、すぐにそれが自分の見当違いであることを悟った。
「一度に出しては、冷めてしまうかもしれませんわ」
 彼は感心したふうに、
「あぁ、なるほどね」
 とまた一言呟き食事に戻った。その様子は実に嬉しそうで、底意を感じられない。
「難しい話は、後にしましょう」
 クリスもフォークとナイフを手に取り、食事をはじめた。一見ただのキャリアウーマン、しかしその実は執政付き秘書という高級官僚。
 三十にも満たずここまで出世できたのは、彼女の巧みな外交術あってこそ。まだ、話し合いははじまったばかりである。
 窓の外には雪がちらついていた、二人の席も同様に冷たい。
改めてみると・・・
このオリジナルノイズとか言う奴のリライトひでえな。
ムチャクチャじゃん・・・そんなに目新しいネタが組み込まれているわけでもない
原文を、さらにひどくしたって感じだな。逝けよ
952名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:21
ラノベだからいいじゃん。
終了。
953900:03/05/03 21:21
で、試しにリライトしてみたわけだが、どう?
954名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:22
オリジナルノイズは漢字や慣用句を使えばいいと思っているに1000mj
ノブゴルドはもういいよ(ワラ
これだけ盛り上がったんだから、面白そうな小説ってことじゃないの?
そういうことで>>850はOK。次ぎ行ってみよう。
【リライト厨】あなたの文章真面目に2次創作します【自分マンセー】
>>956
自分マンセーに激ワロタ
>>950
最悪。リライトと言うのは、あくまで原文の意味を変えてはいけない。
クリスの性格設定が勝手に変わっている。
「花より団子、というわけね」の部分とか。
その性格設定は、おまえがすべきではない。
959900:03/05/03 21:29
リライトという単語にそういう意味があるだなんて知らなかったよ。
リライトってのは、いがいに難しいモンなんだね。
怒る人もいるしねw
961名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:32
リライトしてる奴は自分の文章が上手いと思ってるんだろうなあ。
962外野:03/05/03 21:34
>>950のリライトはオリジナルよりも臨場感がある。以上。
>>959
だって、あんた原文にないエピソードを勝手に盛り込んでるわけでしょ。
それはもう、>>850の文章じゃなくて、おまえの独立した文章になってしまっている。
しかも、これがまたレベルが低い。
964リライトしてみたよ。:03/05/03 21:34
「執政閣下がスラムあがりだって知ってた?」
巨乳のクリスが胸を寄せてノブゴルドに語りかけた。
知性と色艶を備えた、気品ある果実のように。
「ふーん」
ノブゴルドは気のない返事をひとつ。視線は相変わらずテーブルに向けられていた。
クリスは巨乳をなおも寄せあげる。さながらノブゴルドの興味を引くように。
だが貧乏探偵であるノブゴルドは、クリスの乳に一瞥もせず、こんがり焼けた七面鳥が放つ香りや
見るめ鮮やかな南洋魚類の活け造りに心を奪われていた。
「うまー! やわらけー! どんどん食えるよ( °∀ °)まだるっこしいな高級料理店は、
じゃんじゃんどかどかどん持ってこいやゴルアァ」
クリスはおっぱいを出した。
純文の香具師がラノベの書きの文をリライトしても
うまくいくわけない。
そのことに気付け。
ラノベ書きにとってのマンセーの作家も、純文書き
にとっては糞、なんてこともあるのでわ?
もう僕びっくり!
>>900=(以下略)=>>960=>>962
に見えるんだよ、このスレ!
>>964
クリスはおっぱいを出した→クリスはクリトリスの皮を剥いた。
これどうよ?
>>964
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
というか、「キャリアウーマン」とか「外交術」とかいちいち単語が浅いし幼稚。
原文書いた人間がどういう思想の持ち主かはわからないけど、そういう自分の知識なりが
「浅い」ことを証明する語彙を並べるのはいかがなものか。
ひょっとして、中学生か、高校生か?リライトしたヤツは。
【どんな女も】あなたの文章真面目にエロ小説にします【ほらエロい!】
もうやめれ。待ってくれ厨には何をやっても無駄。
972リライトしてみたよ。:03/05/03 21:43
>>967
待ってくれよ。それじゃあ原文のほうがいいだろ。
意味違ってきちゃうし。クリスは巨乳なんだよ。
>>972
待ってくれよ。巨乳よりは豆の方が好きだよ。
訴求力違ってきちゃうし。俺は童貞なんだよ。
ちょっと待ってくれ!w
クリスは父だけでなく
クリトリスもデカいんだw。
原文に書いてなかったか?
ちょっと待ってくれ!
で埋められているスレはここですか?
待ってくれは待ってくれw!
977気合:03/05/03 21:46
ノブゴルドは探偵のnamingとしてどうなんだ?
なんか盗人みたいだろ。
978850:03/05/03 21:47
だめだな、ここは。
まんま2ちゃんねるだわ。
もう逝きます。すいませんでした。
naming →  全然ダメ!つか糞 → 待ってくれは逝ってヨシ!
↓成歩堂龍一
逝った。アーメン。
ちょっと待ってくれ!
やっぱ下ネタは和やかな雰囲気でいいですね。
983900:03/05/03 21:49
>>963
だから何?俺はリライトした、だからってそれを批評できないなんて事は無いだろう。原文の意味を多少変えたからってそれが何?これは翻訳じゃないんだよ?君はミラン・クンデラか?
950から読み取ってくれないなら俺が一つずつ説明する。

まず「執政閣下は」を「が」に変え話し相手を分かりやすくした。
微笑の部分ではクリスの設定が余計だったので排除。終身という言葉も同じ理由で消した。
ここから食事の場面へ行きたいが、台詞の都合上ノブさんの心を出してはつまらないのでクリスの心を出した。料理屋の設定も余計、料理という単語で簡潔に表した。
次に、単に彼の感想を述べるだけになってた会話を政治劇風にした。フォークのあたりはそれを強調するため出した。
最後らへんでとっておいた設定の文を出し、シメに景色をちょこんと添えた。
まあ、大体こんなところです。反省点は「料理屋でテーブルに料理がある」という前提で話しを進めた事による、多少の分かりにくさか?
984名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:50
さあ、あとは惜しみながら埋めていこう。
異議アリ!!↓続きどうぞ
「ルパンか!?」

参考、カリオストロの城
987名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:51
ノブゴルドはちんぽを出した。
988名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:51
もう900が痛すぎる。
>>901はある意味先見の明があったな。
989名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:55
クリスは探偵に仕事を依頼するために身体を使って貢ぐ。
ノブゴルドは肉奴隷を手に入れた!!
990名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:55
>>983
それは、おまえの趣味だろ?
そういうことはおまえ自身が創作した話でやればいい。
あくまで、原文の範囲内で直してやれよ。直すと言うか、
原文よりひどくなってるよ。さっきも言った、さっきも言った、
「外交術」とかな。かかんでもいいよ、そんなこと。

「政治劇風」って(w バカか、おまえ。
粘着がひとり混じってるな
992名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:56
クリスのアソコと肛門にバイブ。
ノブゴルドがバイブのスイッチをリモコンで遠隔操作。

この設定どうよ?
993名無し物書き@推敲中?:03/05/03 21:57
900はバランスしてた人?
そりゃオリジナルノイズとかいう人だ。
もう落ちたらしい。
オリジナルノイズはバランスしてない。
ゲ、間違いか…。ところで次スレは?
次スレ

【リライト】上手い人・来い!【上等】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1042957012/l50
998名無し物書き@推敲中?:03/05/03 22:00
クリスは巨乳
999名無し物書き@推敲中?:03/05/03 22:01
1000万人に惜しまれつつ終了
1000成歩堂龍一:03/05/03 22:01
>>983
文章読ませていただきました。ところで、

>クリスは表情をくずさず内心ため息をついた。
とおっしゃいましたね、今。
はたして、マトモな日本語の文章で書いたものが「くずさず」と
「内心のギャップ」になんらの接続詞もつけずに書こうとするのでしょうか……いえ!
これはあまりにも不自然すぎます!
広辞苑(第五版)によると

リライト【rewrite】
(特に執筆者以外の者が)元の文章を書き直して読みやすくすること。

とあります。
>>900!この文章の読みにくさはリライトとして失敗、つまり……

何 の 発 言 能 力 も も た な い 、 タ ワ 言 だ と い う こ と で す!
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