1 :
名無し物書き@推敲中?:
2 :
数字 ◆Qk100/hpyM :03/02/05 10:30
ファンタジーは金になります
読み手が厨房なので書くの楽です
以上
3 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 00:13
どっちかつーと、厨に人気を得てるのはキャラクターであって、ファンタジーそのものではない気がするがな。
4 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 20:59
ファンタジーと言えば中世ヨーロッパ。
諸君、狐物語は読んだことあるかい?
ちくま書房は値段が高くて。
エッダも持ってるけど読んでないなー。古本屋でパラフィン紙に包まれたのを
見付けたときは喜んだんだけど。
6 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 21:56
前スレ>945 :名無し物書き@推敲中? :03/02/04 23:39
>元ネタといえば中国も最近人気だね。
「陋巷に在り」の話題が出てないな。
結構岩波でも出てるけどね。そういうの。
後宮小説、面白かったなー
白川静の「中国の神話」面白いね。中国という国の面白さが凝縮されてる。
9 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 22:43
前スレで出たプリンセスブライドで思い浮かんだのは、メタフィクションの傑作とも
評されてる作品だけど、たとえばファンタジーの舞台設定とか明らかにおちょくってる
表現が散見されてるんだな。にもかかわらず傑作なのは、やはりキャラクター造形や
ストーリーテリングのうまさが卓越してるからなんだろうな。
ちなみに放浪の戦士を読んでみたけど、序盤でもう辞めてしまった。スカスカなのは
別にアリだと思うけど、どうにも絵空事的展開にまいった。あの展開では、自分は
ちょっと書けないなあ、馬鹿らしくなってしまって。もっとも全部読めば傑作と思い
直すのかも知れないが。北上次郎も仕事じゃなきゃ読まないんじゃないか?
とはいえ、プリブラとの違いを考えると悩んでしまうのだが。
プリブラだって絵空事には違いないんだが。この違いは一体なんだろう?
放浪の戦士の萌え要素に笑ってしまったのだろうか。
個人的には自分がいま嵌ってる流血女神伝(帝国の娘)が、北上次郎に軽く
一蹴だれていたことだ…… 面白いのに……
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 23:29
まず作者が書きやすい人物設定と、舞台背景、事件の選択があって、
そのうえで、対象読者であるティーンの好みとを検討して、
堂々と登場させたところだろう。
萌え要素満載なのは、対象読者を考えれば正解だし、じつのところ
ディルフィニア戦記そのものが、新たな萌え要素を生み出してもいるわけだから
大成功なのだ。
といって、これこそ読むだけでいい異世界譚であって、
自分が書いたり思いをはせたい異世界譚ではねえな。
絵
12 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/06 23:30
絵空事はコナンでもプリンセスブライドでもエルリックでもグインも同じなわけだが、
放浪の戦士との差を考えてみるに、
「読者が疑問に思うところに、描写を割く割合」だと思うんだな。
10代の頃だと気にならないことが、歳を重ねるにしたがって
目に付いたりいぶかったりすることが多くなるわけで、
たんに容姿や生い立ちといった事柄以外に、
生活感とか、物理的な制限とか、法整備やらが気になってしまう、と。
そんなに長い空位が続くのは呑気すぎやしないか、とか、鎖帷子を着込んだ相手を
あっさり斬るのならいったいどのようにして? とかさ。
プロセスやらバックボーンを知りたい、という、「感情移入するための
情報が多く必要になる」ことがあろうかな、と。
それが、十代(これ、比喩的ね)の頃は、読者のほうにも漠然とした想像力で
カバーできるけども、それ以上の年齢になったり社会経験を積むと情報が
必要になってくる。
けっきょく、分別クサイ「大人」を熱中させるためには、描写の量がより多く多く必要になるし、
必然的に文体や台詞も変わってきて、小説としての見た目も変わってくるってことになるんだろうと思う。
13 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 00:13
>>11-12 放浪の戦士だが、この手のライトノベル?を初めて読んだ自分の違和感を伝えておきたい。
本書の文体、表現は非常にマンガチックという印象を受けた。マンガやアニメの動きを
ノベライズした感じ。ここまではまあいいんだが、問題はそれがあまりに類型的で、
すでにどこかで見た感じが否めないこと。なので、ついつい突っ込みを入れたくなる。
マンガの絵やアニメの動きを見たいなら、それそのものを手に取るわけであって、
こちらは小説を読むつもりで放浪の戦士を手に取ったわけだから、小説読みを満足させて
ほしかった。加えて馬より速く走る人間とか、実は○○だったとなると、ぴたっとページを
めくる手がとまってしまうんだな。読むほうも読むほうだが、書くほうもよく恥ずかしく
ないな、真面目に書けるな、というのが正直な感想。
プリンセスブライドだって子供向けテイストだけど、大人だって十分楽しめる出来だし
(というより、傑作なんである)、世界観にもすんなり没入できる。
ここにはえらい違いがある。
単に描写の問題だけでなく、根本的な違いがあるんじゃないのかな? プリンセスブライド
だって、その世界観に対する説得力なんてゼロもいいところ。説得力を生むための描写なんて
なきに等しい。というか、前述のようにファンタジーそのものを茶化してるわけだし。
新スレ立ったんだ。今更だけど
>>1 (・∀・)つ● <オツカレー
15 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 00:37
>>13 ふむ……
それは書き手の表現手段であり、選択の結果であって、そのポリシーを追求してもな、と
俺は思うね。
コミック的アニメ的というのは、世代へのアピールというか共通認識というもので、
どういっても、この時代の産物というものだ。
それこそプリンセスブライドにも、定番の、怪傑ゾロ(三本刀のほうじゃねーぞ)や三銃士やら、
もっと言えば西部劇をパロディにしてる(茶化してる)ところもあるわけだし、読者へのくすぐりのなかに含まれている、と
俺は感じるわけだ。
まあ、プリンセスブライドがもっともっと評価されていいと俺も声を大にして
いいたいが、しかし実際には「マイナー」で読まれていないのは
世界観にすんなり没入できる読者が限られている、ということにならないだろうか?
……認知度とか読まれやすさ、売れ筋という場合なら、
どちらかというと、13は、ハリーポッターとプリンセスブライドの比較、のほうが
スムースかもしれないとかえらそうなことを言ってみたり。
ハリーポッター、読んだ?
16 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 07:02
> しかし実際には「マイナー」で読まれていないのは
> 世界観にすんなり没入できる読者が限られている、ということにならないだろうか?
本当にそれが原因かな? 単に宣伝費をかけられないとか、マイナーなハヤカワレーベル
の営業力の弱さが原因なんではないかな。読みづらく難解なハードSFが読まれないの
とは訳が違うと思う。事実、自分の場合プリンセスブライドを手に取ったのはまさに僥倖
というべきで、映画化も評判も知らなかった。自分はこの本でファンタジーの面白さを
知ったよ。このスレの住人も大半はファンタジー好きだと思うが、前スレでは本書を知ら
なかった人、いたよね? 存在を知っていながら読まないのと、存在すら知らずに読んで
ないのは区別する必要があるんじゃないかな(出来がそれまでだから知られてないと
言われると最初に戻るんだが)。
ハリーポッターは未読につき比較できない。プリンセスブライドがあれだけ読みやすくて、
しかも面白い作品なのに、「内容的にマイナー」?だからというだけで受け入れられない
というのなら、ちょっと創作に意味を見出せなくなりそうだ。ハヤカワFT文庫でも上位に
ランクづけられると思うんだけど(どうかな?)
17 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 07:02
プリンセスブライドの面白さは、要所要所でよい意味で読者を裏切ってみせるじゃない?
ああいう辺りは感心したな。そう来るか、みたいな。自分にとって放浪の戦士は逆だった
んだな、と。まあこれ以上、放浪の戦士分析をしてもたしかに益はなさそうだ。
プリンセスブライドの魅力分析は有意義そうだが。13は普通の小説読みにも読むに耐え
得る作品作りを考えるときに参考になるかもしれない。北上次郎も一部のライトノベルを
小説扱いしてなかったけどなんかわかる気がした。根本的な構造が逆を行ってるというか。
そういえば佐藤亜紀と筒井康隆の対談でそんな話をしていた(以下、正確な引用ではない)。
佐藤が「ライトノベルとは云々カンヌン。ラノベ編集者は作家にこうしろああしろ、と言う」
と言い出して、筒井が「それでは今の小説の主流とはまるっきり正反対ではないか」と
言ってたな。文壇の異端児、筒井康隆をも茫然自失愕然とさせるラノベ、というのもある
意味すごい。佐藤は「一部のラノベ作家はやりたいことをさせてもらえずガマンしてる。
かわいそう」とも言ってたなあ。
18 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 07:03
ファンタジーファンはすみわけされてるように思うが、このへんも不思議ではある。
ミステリーファンなんか本格推理やノワール、ハードボイルドとかとりあえずどんなかと
読んでみるじゃない? SFだってハードだけじゃなく筒井も読めば、ゼラズニイも読ん
だりとか。その点、ファンタジーは海外ファンタジーか、ライトノベルか、どっちかすみ
わけされてない? どっちも均等に好きで読んでる人いる? 偏ってる人に聞くけど、
なぜもう一方に手をださない? このあたりくわしく聞いてみたい。
19 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 18:08
だって、
>>16は「ディルフィニア戦記」を知らなかったんでしょ? 画集まで
出ているのに、知らないということは、そもそもそちらにアンテナを向けていないわけで、
それは、ハヤカワや創元の作品に興味がない人にも同じじゃないか?
興味をもたれない、もたない、ってことでの住み分けはあるわな。
俺はもう完全に題材。ラノベでも翻訳でも、二,三のキーワードを粗筋の中に
見て取れれれば読もうとする。
ちなみにプリンセスブライドが
>みやすくて、しかも面白い作品なのに
は同意するが、といって自分の気に入った作品がマイナーであることに
不満を覚えることはよくあることだ、代表を言えばコナンだよな、タイトルは
メジャーなのに読まれていない。ザンスより売れてないんじゃないか?
どうも、自分が気に入った作品がマイナーで、自分が面白いと思えなかった作品が
メジャーであることが気に入らないように思えるんだが……
ぶっちゃけ、どうなの?
>>19 そもそも9と13では、よく読み返せばわかってもらえると思うけど(そうでないなら
自分の文章が悪いんだろうな)、「売れ線」やセールスを云々したかったんじゃない。
9と13では、あくまで自分が読んだときに感じた、内容的な差異を考えたかったわけ。
つまり自分が読んで面白かった部分イコール書いてみたい部分であり、つまらなかった
部分イコール書きたくない部分なのだから。9と13で違い違いと何度も言ってるけど、
それは前述の意味での違いを言いたかった。それが15の終わり3行で「売れ筋」という
ふうな言われ方をしたので(ここで勘違いがあったんじゃないかな。気づいて誤解を
とくべきだったね)、16でファンタジーファンの認知度的な話題に移行してしまった
んだな。でも、それは自分にとってはさして問題ではないわけ。相対化すればね。
それより自分にとって問題だったのは9と13で言った部分。つまり、プリンセス
ブランドの絵空事の荒唐無稽さを読者(自分)がなぜ気にとめないのか、という部分
に焦点をあてたかった。その対比の素材として放浪の戦士を俎上に乗せたわけ。
そこに創作の秘密があると思ったら。
売れ線を考えて書くなんて器用な真似はちょっとできないね、自分には。自分にとって
まず面白くなければ。そうじゃなきゃ何百枚も書いてられない。
本当に良いものを書けば、自分が満足できるし、そりゃあ読む人は少ないかもしれないが
良さをわかってくれると思う。理想をいえば、小学生高学年から大人まで面白いと
言ってくれる作品なんだなあ。というわけで、自分としてはプリンセスブライドがマイナー
なのは残念だが、放浪の戦士がメジャーなのはそれはそれでよし。というのが本音。
信じてくれるかどうかは、あなた次第なのだが。だって、そんなこと気にしてもきりが
ないしね。これで伝わるだろうか?
あと、自分の場合のアンテナのはりめぐらせ方についていえば、そもそもまともな
ファンタジーファンとは言い難いと思うんだ。2,3の傑作と出会って、それが傑作
ゆえに面白いと感じたんであって、そこにジャンルの区分は重要じゃなかった。
読者の立場だけで考えたらね。ただファンタジー的作品を書きたいと思うこともある
から、いろいろ考えてみるんであって。
22 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 22:55
もちろん。受け取ったとも。
だが残念なことに、この重大なチャンスも、俺の中の少ないうえに上等ではない良心が
いうのだが、「プリンセスブライドのネタバレをする罪深さに値するほどの
創作論は展開できないだろう、俺には」ということなのだ。
そんな呪われたこと、ドラゴンの卵で黒こげの目玉焼きを作るような真似は俺にはできない。
とても残念だが。
>2,3の傑作と出会って、それが傑作ゆえに面白いと感じたんであって、そこにジャンルの区分は重要じゃなかった。
これはとてもいい言葉だ。
「ファンタジーとはなにか?」は前スレでも何度も出てきたし、たぶん、夏頃には
このスレでも10回は書き込まれるだろうさ、「ファンタジーを定義してください、
宮沢賢治とかもファンタジーでしょ、中世ヨーロッパ風のばかりじゃなくて」とかさ。
ほんとつまらねえハナシ。
世界設定や人物設定を書き出す前から、ファンタジーの定義づけをしてどうしようというんだろう?
自分が書こうとしているものが「ファンタジーでは無い」と誰かに定義されたから
書くのを止めるというのだろうか?
23 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 23:09
宮沢賢治の世界は本当にいいね。とくに洞熊学校の三匹は素晴らしかった。
自分にとって理想のファンタジーは梨木香歩とか、映画バロンとか、はてしない
物語だなー。口からでまかせ頭脳ひとつのトンチ勝負って感じ。
中世ファンタジー風の剣と魔法と竜の国は、ファンタジーというよりRPGっぽ
く感じるな。
全部まとめて大好きだけど、RPG風なのはお約束が多過ぎて…(ありとあらゆ
る神話のパロディの、そのまたパロディで原形を知らずに書いている場合もある
からなー…)
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/07 23:49
RPGっぽさが出る理由の一つに、
「職業によって能力が違う」「パーティーを組む」ことが
当然になっていることだと思うんだな。
癒しの魔法は僧侶系、鍵開けできるのは盗賊系「のみ」みたいなのがな。
25 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 00:02
RPGっぽいのは知ってる人にはとっつきやすいけど知らない人にはわけわからない
名詞のオンパレードだよね。シーフが盗賊であると分かるまでにどれだけ……
ライトノベルで言うなら、聖女さま参るとか、楽園の魔女たちとか、はRPGっぽい
世界観のなかでの脇筋を書くことで異色の効果をあげている。フォーチュン・クエス
トは正統派RPGを極めて、素人にも極めてわかりやすく、ホンモノのRPGの世界
(コンピュータ系だけど)を提示していて、ファンタジーとしてというよりはロディ
として面白かった。
けど、それ以外はどうなのかなー。面白くないのは印象に残らないから、RPG中の
RPGってのは思いつかないや。
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 00:20
ドラゴンランス、アイスウィンドサーガとか……
ロードス島戦記、ソードワールド短編集、ルナルサーガとか……
どうもゲームベースは、一部良いものがあるが、全体として見るとイマイチという
パターンがあるような気がする……
創作技術として考えた場合、「パーティー型」はストーリーが作りやすくていいんだよね。
つまり「aは○○ができる、××ができない」「bは××ができる、○○ができない」
という感じで、協力しなければ問題解決できない状況に追い込むことができる。
その上で性格や経歴などの対比をつけてトラブルを起こせば、グループと問題、
グループ内という二つの対立軸ができて、話が一本できあがり、となる。
まあ、これを嫌ってなんでも一人で解決できるようなパターンが「ヒーロー型」か。
古くはコナンが戦士としてこのタイプだったし、新しくは魔法使い万能のスレイヤーズ。
どちらがいいかは、ストーリーや読者の好みによるんだろうけど。
28 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 03:04
> 、「ファンタジーを定義してください、
> 宮沢賢治とかもファンタジーでしょ、中世ヨーロッパ風のばかりじゃなくて」とかさ。
> ほんとつまらねえハナシ。
前スレの最後のほうの議論は違うと思うけど。
定義づけが目的じゃなくて、宮沢賢治や他の幻想文学を締め出すな、
という文脈でしょ。もちろん定義論争はつまらん。
宮沢賢治も読まないといけないな。
あの人はすごいストイックな人だったらしいね。
裕福な家でありながら、あえて貧乏人よりひどい食事を
していたり。まず生き方がファンタジーだ。
>>24 まずその約束事を破棄したら、受け入れられないのかな?
訂正
× もちろん定義論争はつまらん。
↓
○ もちろん目的化した定義論争(定義づけが最終目的の論争)はつまらん。
■■さん。ファンタジーを書いている人らしいが、全く小説と関係ない
掲示板に時々現れいきなり自作小説について書きこんでいる。
管理人がどうレスをつけようかと、毎回うろたえているのが傍目にもわかる。
■■さんを知らない他の人の掲示板でそこの管理人が
「小説なんてわかんないもーん」と愚痴ってるのを見つけたときは
お互い誰か便利な相手に愚痴を押し付けたい似た物同士かぁ、と思ったけどね…。
それにしても、ファンタジー書く人って小説に関係ない掲示板にいきなり
↓こんな愚痴の書き込みするのって平気な感覚なんでしょうか。
くそぉぉぉぉぉ!! 投稿者:■■☆逃避行動中 投稿日: 1月25日(土)
だぁぁぁぁぁぁ! 煮つまったぁ!! 調子こいて、リクエストに答えたら、
9人も登場人物が出てきた。どないせぇ、って言うんじゃ!!!
主人公……主人公らしくないなぁ……(涙)登場人物が多すぎるんだよ。
しかも例のごとく暗い。テーマソングがモーツァルトの「レクイエム」の中の
「ラクリモーサ(涙の日)だから、更に悪化……(涙)。
あぅあぅあぅあぅ……。
愚痴こぼしたので、また執筆に取りかかります。
たまにはギャグ書きたいなぁ……。最近シリアス・バカップルばっかりや……(涙)
31 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 10:21
>>30 なぜにここで、あなたは愚痴るのか……
しかし9人か。6人パーティーは基本(ゲームの)だから
それほど……
初期アルスラーん戦記のパーティーなんて、傑作だと思うけど。
でも、ロープレで戦士・戦士・戦士・戦士じゃ死ぬよね。
>>30 いや、愚痴るつもりではなかったのですが…。
私の書き込みで気分を害されたのなら申し訳ないです。
ただ、掲示板の雰囲気を全く無視できる■■さんが不思議だったので…。
だからといって小説を書く人がみんなそうなのか?と思いたくないし、で
周りに小説書く人もいないので、ついここに来て聞いてしまいました。
35 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 10:55
いや、そんなにかしこまらんでいいよ。
きまじめなあなたには、ちと
理解しがたい人なんだろう、その■■さんとやらは。
ただ、こういったTPOをわきまえない書き込みを
する事はファンタジーを書く、こととイコールじゃないことは
覚えておいてくれ。
だってこれ、ミステリーの話題だろうが、恋愛系だろうがかわらんでしょ?
ま、スレ違いで、やや板違いではあるな。
36 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 10:56
37 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 12:28
第一回ファンタジーノベル大賞受賞作の「後宮小説」を読みはじめた。
面白いし、さすがである。序盤も序盤だから書いてしまうが、ヒロインの
設定がプリンセスブライドにかなり似てる。これも一つの類型キャラでも
あるんだろうな。萌えの典型の一つというか。
ところで、このスレの人たちはファンタジーノベル大賞の受賞作、読んでる?
どう思ってますか? 最新作はクロニカ、戒あたりだっけ。ぼちぼち読んで
みようと思ってるのだが。やはり何作か読まないとレベルもわからないしねぇ。
38 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 12:55
ごめん。プリンセスブライドって何?
このスレに出て来る小説で、これだけ聞いたことない?
ファンタジー小説大賞は佳作のほうが読みやすいけど、『オルガニスト』は
すっげー面白かった。ほとんどハードカバーだからリアルタイムじゃ読まな
いんだけど。『星虫』『六番目の小夜子』『東京異聞(魔性の子のほうだっ
け? どっちかが応募作だったと思うんだけど)』は面白かった。
読み始めるまでがとっつきにくいんだよなー>大賞受賞作
39 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 13:20
>>30 自分もそうだが最近は創作をしたがる人がかなり増えてるらしいよ。
しかも、なかにはあまり小説を読まずに書き出す人たちがいるらしい。
基本的な約束事が守られてなかったりするから一目瞭然なんだけど。
だから、こういう人も出てくるのでしょう。
>しかも例のごとく暗い。
暗いとは言ってもムアコックほどには暗くないんだろうな。
ムアコックを超えた、暗いアンチヒーローだったら、ひょっとして
傑作の可能性あったりして。テーマソングってBGMのことかな?
40 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 14:36
>>38 「プリンセス・ブライド」
ウィリアム・ゴールドマン著/ハヤカワFT文庫
ネタバレにならない程度に説明してみる。情報を入れたくない人は読まないでほしい。
解説にはこうある。「本書が真の傑作となり得ているのは、ヒロイックファンタジー
のパロディの上にさらにもうひとつトリックを重ねているためである。」
これ以上書くのはネタバレが恐いし気がさしてしまう。ただこれだけだと誤解を招く
恐れがあるので、いささか付け加えてみる。まずヒロイックファンタジーといっても、
コナンを想像するとイメージは裏切られることになる。正しくは、ユーモラスな冒険
恋愛ファンタジーと言ったところ。主人公はヒロイン。といっても「処女戦士ジレル」
をイメージすると裏切られることに(笑)。もっともジレルはユーモラスでも恋愛でも
ないが。そうそう、本書は女性にも大お勧めできる作品だ。大受けするんじゃない?
ちなみに映画化もされ、ビデオソフトにもなっているようだ。
これは未見だが、アンドレ・ザ・ジャイアントも重要脇役で出演したらしい。
41 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 14:36
40の続き
元々、ファンタジーは小説の中でも虚構性の高いものだが、それを逆手にとって二重
の虚構性を生み出したことを解説者は主張してるのだが、もう少し説明すると、導入部
の引き込み方がうまい。かなり長いが、あれがあるからこそ子供をメインの対象にしな
がらも、大人の読者をもも引きずり込む「魔法」にかけられてしまったんだ。それだけで
なくストーリーテリングの妙と主人公の魅力も素晴らしい。小学生から大人まで楽しめる
ファンタジーとしては、これほど普遍性のある傑作も少ないのではないか?
さらにつっこんでいうならば、本書には、年季の入ったファンタジー嫌いも夢中にさせる
魅力があるとさえ言い切ってしまおう(少なくとも物語好きな大人は面白がるはずだ)。
もう一つ言うとパロディーというのは、元ネタのこっけい味を浮き彫りにすることで
おかしさを生み出している手法であるわけだが、その意味でも本書は奥深い。ファンタジー
の楽しさを十全に実現させた傑作でありながら、ファンタジーのこっけいさをも描写し得た
パロディーとしての表現力には凄みがある。しかも読者に嫌みと思わせないのだから。
著者には人間や物語に対する、やさしい愛情があふれているんだな。ここに共感がある。
ちなみに著者は著名な脚本家でもあり、マラソンマン、明日に向かって撃て、華麗なる
ヒコーキ野郎、他たくさんの映画脚本を手がけている。アダルトな小説もいくつか訳出
されている。本書はもしかしたら品切れ中かも。前に一度リプリントしたらしいのだが。
書店で買い逃したらなかなか見つけられないかも知れない。
42 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 14:50
>>30 こういう人ってさ、何ていうか、コミュニティ内でいっぱしの小説家気取りなんだよね。
周りが厨ばかりだしさ。
周りが甘やかす(馴れ合い)から、なんだか一人前になったような気がしちゃうんだよ。
そういう人って。
何ていうか、目立ちたがりというか何というか…。
上手くいえんけどね。
というか私もこんなんだから人の事言えんけどね。
43 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 14:55
結局出版活動中でもないのに作家気取りの中学生が多いということですね。
>>43 俺は大学生だガナ
結局、俺のしていることも
>>30と変わらんような気がする。
ああ、鬱。
45 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:15
結局、前スレの>>1が言いたいことってそういうことなんだろうね。
知らんけど。
46 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:16
まあ、お互いがんばろうよ。ね。>44
30はよき反面教師ということで。
まあ、作家に自己顕示欲は必要だとも思うけどもね。
その表出のしかたが、傍目から見て、醜いか、そうでもないかぐらいでさ。
>>46 ありがとう、いい人ですね。
でも端から見たら、このやり取りも厨の馴れ合いなんだろうなと
ひたすら鬱になります。
そしてこの書き込みも自己満足陥って、結局、わけ分からなくなって
ぷって笑われて終わりなんだろうな。
48 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:26
日記と掲示板で、30みたいなこと、言ったことないよ。つか、有り得ねぇ。
30もそうだけど、書き込まれた段階で、ハァ?(゚д゚)って思うことが多い。
(素人に限らずプロの作家のあとがきでも、正直ものすごくウザい雰囲気)
好きな作品を書いている作者がそんな言動をとったらどうしよう…
>>48 ライトノベルにそういう作家さんが多いですよね。
分かりませんけど。
50 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:31
アレ? 47さんは45さんであって同時に44さんでもあるのかな?
それとも44さんは別人?
他人の目を気にする人は作家に不向きかもなあ。
でも、逆に表われ方をしてるだけで、そう見られることを恐れること自体、
自己顕示欲の表われともいえるのではないか? となれば、人よりいっそう
違う形で表出してる分、作家の条件のひとつを備えているともいえよう。
などという、なぐさめ方をしてみる。
自分を含めた物事を客観視できることも、作家の条件のひとつだと思うよ。
それが30にはないわけだ。
実はよくチャットとかやるんですが、そのコミュニティ内にそういう人がいるんです。
内心、「目立ちたいんだろ、ぷっ」とか思っているんですけど、
私と目糞、鼻糞ですし、それなりに自分はこのコミュニティ内では上手いほうだと思っているんだけど、
そう思っている自分に激しく嫌悪感を覚えます。
53 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:38
自己顕示欲があってなんぼの世界だと思うが。
「巧いですがなにか?」っていうつもりじゃねぇと、
それがただの強がりだったとしても、文章なんて書いてられねぇ。
54 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:38
>51
作家なんて連中は近視眼的で客観的に自分を見れない連中が多いな、と
栗本薫や岩井志摩子なんかを見てると思うよ。
>52
よくあることさ。作者は自分が一番うまいと思ってる(w
55 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:40
>53
激同。でも他人に足を見られるのも癪だろ。掲示板や日記やサイトでの
セルフプロデュースも文章のうちだ。
ファンタジーに話を戻さねえ? 脱線してるぞ。
ごめんなさい、知識のひけらかしのようで悪いですが
明治頃の偉大な作家さんは自己嫌悪があって自殺者が多かったのかなと思います。
だから、
>>53さんや
>>54さんの言っていることは必ずしも正しいとはいえないような…。
でもこんなこと言って、偉大な作家さんと自分を重ねるというのも
激しくおこがましいというか何というか。
そういって自己満足に陥っているような気がしてならないし。
こういって、自分は悩んでいるふりをしているのかもしれないし。
なんだかわけ分からん。
57 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:43
>>48-50 自己顕示欲まるだしとか、意味のない、くだらないあとがき多いよね。
栗本薫なんか最たるものだけど。酒見賢一は作品を書きあげた直後は
ハイになってるもんだから、あとがきの内容が恥ずかしいものに
なることを恐れて、それがために最初の単行本ではあとがきを付けないん
だってさ。で、3年経って文庫化の際に初めて冷静なあとがきを付ける。
実に賢明だよなあ。
58 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:43
明治の文豪なんて見たことないヤツのことは分からないけど
自殺は一種のファッションだからなー
>56
勝手に重ねれば? つまりあなたは書いている自分に自己嫌悪
していることがステイタスなんでしょ?
>>55 ごめんなさい、消えます。
雑談スレ辺りで相手してくれると嬉しいです。
60 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:45
>>57 単行本って元からアトガキついてない本が多くない?
新井素子は、浮かれているようでいて一種微妙な距離感があって
いいというのはファンの贔屓目かね。
61 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:53
>>56 それそれ。自分のなかにも感じるよ。自己顕示欲と自己嫌悪の両方が
同居してる、うとましい自分がいる(笑)。でも、それが作家という
もんだと思うんだよな。
そのどちらかが一方でも欠けてる作家は、作家として健全すぎやしないか?
などと言ってみるテスト。
人間として欠けてるものがあるのが作家の条件だと丸山健一もいってたなあ。
脱線&図書館に行きたいから落ちる。
62 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 15:57
>>60 編集に聞かれるんだってさ。「あとがき、どうしますか?」って。
それで上記を理由に断るんだってさ。
まあ単行本の段階では付けない原則方針の出版社も多いのかも知れないが、わからん。
酒見の場合は上記であるらしいことよ。
あとがきは読者にとって面白ければいい。サービス精神旺盛な作家であれば。
つまらんのがいかん。だから客観視の能力は必要。
特に「夢の中で見た出来事を小説にしました」
みたいなこと書いて自分の神秘性をアップしているみたいな小説家に嫌悪感。
でも、結局、面白い話を書いた人の勝ちかな?
64 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 16:07
>63
宇宙皇子はいかにもでワラた。書いているときに祟りがあったって自称してるけど
偶然の一致だっつーの(ワラ いい加減なもの書いてそんなこと言うなんて失笑。
65 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 16:20
>>65 秘密です。
と言うのもライトノベルとかだから、
67 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 20:17
なんでライトノベルだと秘密なんだろう??
68 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 23:20
デルフィニア戦記の話題が出ていたが、
不満なところはあるけど、いまのところ良い作品の残念な部分と言う感じで、
和製ヒロイック・ファンタジー(こういうジャン分けで良いかどうかは疑問だけど)
としては、よく出来てると思う。
何より、物語の幕が開けたばかりだし、
評価云々はおいといて、毎月出る続きを楽しみにしていようと思う。
69 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/08 23:43
うん。なんといっても新書版のときに18巻まででたというから、尋常じゃあない。
「つまらん」で終わらせるつもりはねえよ〜
70 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 00:01
>よく出来てると思う。
というのは、どこらへん? ネタバレなしの範囲で教えて
71 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 01:32
>>70 気になるのであれば、読んでみるのがいいのでは。図書館で借りるとかして。
72 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 15:27
図書館多用してる人っている?
73 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 15:32
してるしてる。ラノベも古いハヤカワFTもおいてっからな。
買うほどじゃない、けど読みたいなんて本、いくらでもあるだろ?
74 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 17:38
中ノ島図書館が夜9時までやってたときは会社帰りに愛用してた。
早くしまりすぎじゃー。つーかいついっても開いてない…
>>63 ホラー作家には結構いるよ、執筆中に祟りのようなもんに悩まされる人。
欝の巫女でなんで、祟られるんか分からんけど。
>>72 今はほとんど図書館で済ませてる。古い小説はもちろん調べ物には大助かり。
いつも最大冊数借りているし、注文もしてる。小説なんかはとっておきたいと
思うほどの作品なんてめったにないし。家もすでに本だらけで置くとこないしなあ。
77 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 23:09
ぶっちゃけ、なんで翻訳系は読まないの?
78 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 23:33
>>77 どういう層に向けて質問を発信してるの?
自分はライトノベルは読んでないが、ヒロイック・ファンタジーは少々。
あんまりファンタジーの区分もよく知らないんだけどね。
いわゆるハイ・ファンタジーは全然読んだことない(と思う)。
中島梓いわく、「蝶々がブタになったり」する系統のこと?
ハイがあるならローもあるのか? アンノウン系ファンタジーはどういうのを指すのか?
ザンス? ディ・キャンプ?
そのうちロード・ダンセイニは読もうと思ってる。アーサー・マッケンの
「夢の丘」は面白そう。読みたい。ジャック・フィニィ、メアリ・シェリーはイイ!
あと読みたいのはA・メリット、ハガード、C・A・スミス、「アトランの女王」とか。
ラヴクラフトは少しだけ読んだがもういいや。宮沢賢治系は上澄みだけはフォローしておきたい。
誰かファンタジー・ジャンル内区分を初心者向けに説明してください。
79 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 23:37
そうか、区分は前スレ、前々スレで何度かされてる(した)から
それを読んで、
78なりにまとめて、ここで発表してくれ。
ちなみにローはある(もちろん)
80 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 23:40
81 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/09 23:55
>>79-80 時間かかってもよければ、やってもみよう。
で、翻訳を読まない人はなんで読まない?
82 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 00:02
>>81 たのむぞ。じつはこれは魔法的な契約だ。ハード、ライト、エピック、エブリディ、アンノウンやらの
区分をやってくれないと
もう良質のファンタジーを君は書けない……(うひひひ これは真実)
(分類は嫌いだし失敗もしたが、このスレ的に精度の高いものがあったほうがいいだろう。
春休み厨、ゴールデンウィーク厨、夏休み厨……対策でもな)
83 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 01:35
84 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 01:45
良スレの予感
このスレ独自なのが出来たら素敵だ
87 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 01:50
88 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 01:54
以上3つほど、紹介したけど、
アンノウン系というのは出てこないし、
ダーク・ファンタジーの定義ももうひとつハッキリしない。
私も
>>78,81に期待してます。
熱心な人がいるもんだなあ……。感謝! でも、やりたい人には譲りますよ。
すぐには無理なので。気長でよければやりますが…。
90 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 20:07
2つの過去ログ全部をざっと目を通したけど、ジャンルを正確に
区分するという意味では、ほとんど役に立たなかったね。まいった。
ひとまず書き上げた区分は、この5種類だけ。
宮沢賢治系/ノスタルジック・ファンタジー/剣と魔法
アンノウンタイプ/エピック・ファンタジー
やはりそれなりにまとめるには、知らないジャンルを読んだりしないと
責任もてないんだなあ……。しかし、現物を読んだりするとなると、
正直どれだけ時間かかるかわからないんだが。
出来てるこの5つをアップして、残りのジャンルはわかる人がそれぞれ書く
というのじゃダメだろうか?
-----------------------------------------------------------------------
○以下、意味が正確にはわからない区分
アダルト・ファンタジー/グロテスク・ファンタジー/ダーク・ファンタジー
ハイ・ファンタジー/ロー・ファンタジー/ほか上記の5つ以外の全部
-----------------------------------------------------------------------
○以下、分類に迷うorわからない区分
フランケンシュタイン/山尾悠子/夢の丘/迷宮1000/ポー/ボルヘス/澁澤龍彦
おー、マジメに調べてきたんだね。んじゃ、ちょっと手伝い。
ttp://www.ops.dti.ne.jp/~you-ki/books/sotsuron/sotsuron0.html このサイトの、第一章がファンタジーの分類について触れている。ハイ/ローの区分
などはここで述べられているから、それをまとめてしまえば大丈夫よ。また、
第二章では現代型ファンタジーの源流について述べられているから、ついでに読んで
おくと吉。
ポーやフランケンシュタイン、ドリアン・グレイの肖像なんかは、一般的にゴシック・
ホラーという系列で考えられている。ホラーとファンタジーの境目は曖昧で、漏れなんかは
「同じだろ!」と思ってるけど、世間では「怪奇要素が入っているのはホラー」という
ことになっているから、素直にそちらへ分けておけばいいかと思う。
また、ファンタジーの別の側面に「寓意」という機能があって、これはよく童話や
純文学に応用されている。中島敦「山月記」やカフカ「変身」はよく知られているし、
宮沢賢治やボルヘスもこの系列。一般的に「幻想文学」とか大層な名前がついている
グループね。
あっと、途中で送信しちまったい。
結局の所、ファンタジーってのは道具なのね。だからまず、その道具を何に使って
いるかが重要。早川FTやライトノベルなんかでは基本的に「冒険」の道具として
使っているし、ゴシックホラーは「恐怖」のお膳立てとして、児童・純文学では
それで何かを「寓意」したいから使っている。それが大区分。
そして、次に道具をどのように使っているかが来る。「冒険」ファンタジーなら、
世界そのものを変えてしまう「ハイ」と、世界は変えず一要素だけ変更する「ロー」
が二大区分で、さらに何を対象にするかで、「ハイ」でもエピックとかノンエピック
とかいう具合に分けられていく。
こういう風に考えていくと整理しやすいよ。
93 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 21:57
>また、ファンタジーの別の側面に「寓意」という機能があって、これはよく童話や
>純文学に応用されている。中島敦「山月記」やカフカ「変身」はよく知られているし、
>宮沢賢治やボルヘスもこの系列。
寓意的小説は、宮沢賢治タイプとして、すでに児童文学と一緒にまとめたんだけどね。
異論がなければ、このまま行くつもり。
94 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/10 22:33
リンク先、見てきたけど、少し疑問があるな。
ライト・ファンタジーの定義が不明瞭。まあ自分がライトを
読んでないから、伝わらないんだろうけど。もっと明確に
他との差異を表現できないものかねえ。
「手軽な」「エンターテイメント性が高く」っていうけど、
ハワードだって娯楽小説でパルプマガジンライターだと
思ってるのになあ。
名称からして相対化してるわけだから、比較対象がないと
自らを表現しえないジャンルというのは矛盾があるな。
ライトのニュアンスが伝わってこない。具体的に表現してほしい。
架空歴史物ってエピックと同じじゃダメなの?
あまり細分化したくないという前提があるんだけど。
エピックの一変種じゃないのかな?
そこでハワードだの、バロウズだのをもってくるとこがな。
お国柄、ってことよ。
ああ、バローズは出してないか。定番なんでつい書いちまった(自虐
良い流れだなあ。
考察のためにも、まだあがっていない項目をあげてみるというのはどうだろう?
メルヘン、とかさ。
途中で送っちゃった。
全部のジャンルを読んでる人なんてそうはいなから、相互で意見交換やら
定義への挿入をしてみては?
99 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/11 11:38
>そこでハワードだの、バロウズだのをもってくるとこがな。
わからないし知らないんだから、仕方がない。
だからそこを教えてくれって言ってるんだけど。
ディックだって元はパルプライターなのは事実だ。
>お国柄、ってことよ。
そういう意味か。日本限定ということか。やっと意味がわかったよ。
ちなみにこのスレの今の動きに注目、期待してるのはどのくらいいるんだろう?
95-98は同一人物かい? 他にもいない?
なるべく早く完成させたいのだが、もう少し待ってくれるかい?
100 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/11 11:43
そうそう、95-98には昨日レスできず悪かった。
疲れてたので我慢できずに寝てしまった。
完成させてからアップするつもりだが、アドバイスは大歓迎だ。
ひんぱんにはアクセスできないけど。
誰が誰だかさっぱり分からんからなー
完成したので10回連続でアップする。途中で書き込まないよう頼む。
さて、ファンタジーの分類である。
本題に入る前に、まず前提を申し上げておく。ここで取り上げるファンタジーとは、
狭義の意味合いに限定させて頂く。では、ここでの「狭義のファンタジー」とは何か?
逆説的にいうならば、以下の分類に含まれるものがその解となる。
たとえば、
a)口承文学(神話や伝説、昔話)
b)他ジャンルとまたがる境界作品で、区分が困難な作品
上記2点は広義に位置づけられるものと考え、範疇から除外する。我々がこの分類法を
考えるとき、念頭にあるのは現在、または将来、我々、プロアマ問わず作家の被造物
として創作されるべき文芸作品であるのは言うまでもない。であるから、a)口承文学は
当然省くことになる。
b)他ジャンルとまたがる境界作品に関しては、分類が煩雑になり、いたずらに理解の
妨げとなることが予想されるために便宜上、極力、省くこととする。たとえばゴシック・
ロマン等のホラー要素の高い作品群は、ヒロイック・ファンタジー以外は除外した。
方針としては、煩雑を恐れてなるたけ細分化を避けた。よって、区分のために便宜上
新しく名づけた名称、つまり一般性に欠いたジャンル名称も一部含まれることになる。
これはジャンル内名称を名づけることが目的ではなく、あくまでジャンル内区分を明確に
したいがために余儀なく行った配慮である。ご寛恕頂きたい。
では、狭義のファンタジーの分類に入る。
筆者の不得意分野はまったく自信に欠ける。万一誤りがあれば指摘のうえ、あなた自身の
手で修正作業をお願いする。次に当然のことながら筆者の知る分野においては独断的見方が
盛り込まれることは避けようもなく、また避けるつもりもないので、この点は憚りながらも
筆者自身は訂正する意志は一切ないことも合わせてお断りしておく(申し訳ない、創作する
時間が減るのが恐ろしく、本末転倒になるので)。
まず、ファンタジーは大きく2種類に区分される。
ハイ・ファンタジーとロー・ファンタジーである。前者は現実世界と異なる世界を舞台
としているもの、後者は現実世界が舞台となるものを指す。以下のジャンル内区分では、
両者が併存する場合もあれば、どちらか一方しかありえないタイプもあり得る。
限定される場合に限り、その旨、併記することとする。
1)児童文学(メルヘン)
子供を対象に書かれた空想的童話を指すが、ジャンルを代表する傑作には読者層に世代を
選ばない普遍性がある。大人の鑑賞に耐え得る児童文学としてダニエル・ペナックの
『片目のオオカミ』を代表的な近作として選ばせて頂いた。ファンタジーのもつ
〈癒しの力〉に満ちた傑作である。
日本を代表する作家に宮沢賢治がいる。代表的作品は『銀河鉄道の夜』等。
余談だが、この場を借りて宮沢賢治について書かれた、某作家の文章を紹介したい。
「日本の文学で今後百年たった時、残っているのはおそらくこの人しかいないと信じて
いる。この人こそ本物の文学であって、日本の生み出した最高の文学者だ」「(純文学
=裏の文学に対して)本当の文学って言うのは、人間はもっと素晴らしい存在だってこと
を訴えるもの。宮沢賢治が表の文学の最高峰と信じている」
2)幻想文学(思弁的前衛的幻想小説)
今度は、アダルトな読者を対象に描かれた、比喩的かつアイロニーに富んだ寓話や、
想像力の極限に挑んだ思弁的前衛的幻想小説などを含んだカテゴリーである。
若干のペシミズムを含んだ、アイロニカルな大人の寓話としてアレッサンドロ・ボッファの
『おまえはケダモノだ、ヴィスコヴィッツ』を代表的な近作として紹介したい。
ボルテージの高い文体と文学性で読み巧者のアダルト読者であっても圧倒される傑作である。
他代表的作品に、山尾悠子の『夢の棲む街』、夢野久作の『ドグラ・マグラ』、
安部公房の『砂の女』、イタロ・カルヴィーノの『マルコ・ポーロの見えない都市』、
W・H・ホジスンの『異次元を覗く家』、シャルルマーニュ・イシール・ドフォントネーの
『カシオペアのψ』等。
3)ノスタルジック・ファンタジー
読み手の心に郷愁をいざなうファンタジーを指す。多くは現代が舞台、現代人が主人公。
単に異郷の地で故郷を懐かしむだけなら現代小説の枠にとどまるわけだが、ここでは
決して戻ることのできない過去が対象なのである。
主人公の現代人が過去を一瞬、垣間見るとき、過去回帰のユートピア性と幻想性に読み手は
胸打たれ、悲哀を感じることになる。文学が、この過ぎ去った過去と現在を交差させる力を
得るためには、SFまたはファンタジーの機能が必要不可欠となる。
その多くはロー・ファンタジーの一種であろう。
代表的作家はジャック・フィニィにとどめを刺す。彼の代表作は『ふりだしに戻る』
『ゲイルズバーグの春を愛す』『夢の10セント銀貨』等。他にリチャード・マシスン
原作の映画『ある日どこかで』。
4)エピック・ファンタジー(叙事詩的ファンタジー)
ハイ・ファンタジーの一種。「叙事詩」は、本来、神々や英雄などの行為を称えた詩が
始まりであり、詩の三大部門のひとつ。転じて、叙事詩的表現の異世界冒険小説を指す。
叙事詩(=歴史的事件や英雄の事跡などを、客観的にうたった詩)とは、すなわち詩に
おける他二部門である抒情詩・劇詩と対比させた名称であるわけだ。
古典として、『オデュッセイア』『ラーマーヤナ』『神曲』『失楽園』が挙げられる。
現代作品ではJ・R・R・トールキンの『指輪物語』、半村良の『太陽の世界シリーズ』。
5)ヒロイック・ファンタジー/剣と魔法
ハイ・ファンタジーの一種。ヒロイック・ファンタジーの名付け親である作家、L・S・
ディ・キャンプによれば、その原点は18世紀中葉の〈ゴシック思潮期〉イギリスに溯る
ようだ。ゴシックとは本来、〈古めかしく粗野で醜く蛮族的な〉という意味合いと共に
〈超自然的な〉意味合いも込められている。
このことから団精二氏は訳書『冒険者コナン』の訳者あとがきの中で「想像も及ばない
不可思議な無限界=宇宙への畏怖」の感情が根底に根づいていると喝破している。
そう、〈畏怖の感情〉。ここに着目するならば、果たしてR・E・ハワードが『英雄コナン・
シリーズ』の発表の舞台に恐怖小説誌ウィアード・テールズを選んだことは半ば運命で
あったのかも知れない。この恐怖小説の要素を見落としてしまっては『コナン』の本質を
見誤ることになると提言しておきたい。
続けて団氏は前掲書の中で「サーガのなかにあった本質ともいうべき人間の力強い蛮性」
「血で血をあらう野蛮人のエネルギー」をヒロイック・ファンタジーの条件として強調
している。これらの〈高貴な野蛮人〉像は、『コナン』において実に強烈な人物像として
描かれ、この一事を持ってしても他作品には及ぶべくもない輝きを放つ名作といえよう。
また、ハワードは「コナンが実際に現れ、彼の言う通りに自動書記したに過ぎない」
とも語り、その恐怖作家ばりのオカルト発言は突然の死と共に彼の伝説を形成するのに
一役を担っている。
上記の『コナン』の対極を目指して書かれたのがマイクル・ムアコックの『エターナル・
チャンピオン・サイクル・シリーズ』群である。狂戦士コナンと正反対の魂を持つヒーロー
像は、ここまで来るととてもヒーローとは呼びたくなくなるほど、か弱き、情けない現代人
である。ファンには申し訳ないが、アンチ・ヒロイック・ファンタジーとでも呼ばせて頂く。
『コナン』以降、多数の『コナン』の模作が出版されるなか、様々なバリエーションも試み
られ、ヒーロー造形はもはや〈高貴な野蛮人〉の範疇や精神からは大きく逸脱するものも
多く見られる。傍目にはヒロイック・ファンタジーの分野は消費され尽くされたかに見える
が、原点回帰にこそ突破口が見出せるかもしれない(とは筆者の希望的観測か?)。
なお、〈剣と魔法〉という見事な呼び名は、SF作家フリッツ・ライバーが名付けた。
〈高貴な野蛮人〉と〈超自然的な〉というゴシックの2つの精神を端的かつ象徴的に表現
されている。ヒロイック・ファンタジーという呼称よりも、その本質をより正確に捉えて
いるといえよう。また〈魔道師〉は『コナン』の訳語として団精二が発案した造語。
上記以外の代表的作品に、ロード・ダンセイニの『影の谷年代記』、フリッツ・ライバーの
『ファファード&グレイ・マウザー・シリーズ』、ジョン・ジェイクスの『戦士ブラク・
シリーズ』、高千穂遙の『美獣 −神々の戦士−』。
6)アンノウンタイプ
ハイ・ファンタジーの一種である。ここは安田均氏の言葉をそのまま引用するのが、
もっとも理解の助けとなるだろう(『カメレオンの呪文』解説より)。
「(アンノウン系とは)骨組みとなる世界の造りはいかにもといったファンタジイ・
ランドなのに、もしくは出てくるのが典型的なファンタジイの生き物なのにそこに展開
されるストーリーが(程度の差こそあれ)どことなくユーモラス、それもこの現実の
社会人や人間臭さを作品内に反映させることからくるユーモアが見られる例のこと」。
注意していただきたいのは、ユーモラスなファンタジーすべてを含めるわけではないこと。
たとえば、「ユーモアが部分部分に感じられる」作品や「ユーモア効果を特に狙って、
いわばファンタジイがつけたりになっているようなユーモア・ファンタジー」はここに
含まれない。
もっとはっきり定義付けした彼の言葉を続けよう。「典型的なファンタジイ・ワールドに、
通常社会の側からの論理が持ち込まれ、それとの対比がユーモアを生む」といったスタイル
のものを「アンノウン<^イプと呼ばれる」。
アンノウン誌とは、SF界切っての名編集長J・W・キャンベル・jrが創刊したファンタジー
雑誌。上記を標榜する作品群がこの雑誌から生まれた。
「SFの持つ奇天烈なアイデア≠ニ合理的な世界観≠ナもって、伝統的なファンタジイの
世界を活用」したことから「ファンタジイとSFの結合の一品種」といえるだろう。
というわけで、SFの読者には入りやすい分野かもしれない。
代表作品は、ゴードン・R・ディクスンの『ドラゴンになった青年』、プラット&ディ・
キャンプの『妖精の王国』、ピアズ・アンソニイの『魔法の王国ザンス・シリーズ』。
またヒロイック・ファンタジーの項で紹介した『ファファード&グレイ・マウザー・
シリーズ』の初期作品も同誌に掲載された、アンノウンタイプである。
7)架空歴史ファンタジー
エピック・ファンタジーと混同されるほど、その境界線はあいまいなようだ。
ファンタジックな超自然的力は存在せず(または比重が軽い)、架空の世界を舞台に
『三国志演義』的群雄活劇が描かれる作品。代表的作品に『グイン・サーガ・シリーズ』。
8)エブリディ・マジック
現代の日常生活において、身近な存在として魔法が登場する作品群。
ロー・ファンタジーである。大半はホームコメディ的作品か?
代表的作品にテレビドラマ『奥様は魔女』等。
9)伝奇小説
発祥は時代小説の系譜から。国枝史郎・野村胡堂・角田喜久雄などが代表的作家。
舞台を現代に移した伝奇的作品『石の血脈』(半村良)によって、初めて〈伝奇ロマン〉
なる呼称が誕生した。SFの境界作品として語られることも多い。
代表的作品に国枝史郎の『蔦葛木曽棧』がある。妖狐や樹の精霊、森の妖精などが登場し、
生身の人間と肩を並べて大暴れしたりする、破天荒な内容であり、まさしく伝奇的作品だ。
また、〈伝奇ロマン〉の代表的作家、半村良には他に『産霊山秘録』『伝説シリーズ』等。
10)ライト・ファンタジー
主にティーンエイジを限定対象にした日本作品群を指す。とはいえ、先の児童文学とは
区別される分野ではある。この名称は(児童文学同様、)あくまで対象年齢層を限定した
捉え方に過ぎず、内容的な区分をめざしたジャンル名称ではないので、ここでのジャンル
区分の切り口からは異端的存在となる。であるから、他ジャンルのいずれかに収まる作品が
ほとんどであろう。一般的認知度があることから、一応ここでも取り上げる次第だ。
終了
114 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/11 23:21
こりゃ労作だっ!!えれぇっ!!
つーか、分類なんて、どうでもいいだろ!
俺的には後で真面目に読んでみようかなと
118 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/12 12:02
>>112 乙。このままじゃもったいねぇな。
誰か保存しとけよー
120 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/12 20:12
>>111 「ライト・ファンタジー」という呼び名は、
恐らく「ライトノベル」からの派生だと思う。
「ライトノベル」とは
大衆向けSF小説を受け入れ難く感じた筋金入りのSFファンが
それらを純粋なSFから差別するために作り出したものである。
「○○はSFというよりライトノベルだね」のように使う。
と、昔SF板で聞いた。
ちなみにSF板はラノベ板からの隔離板だとか。
>>120 リンク先304
> キャラクターを作成するためには、種族、性別、誕生日、誕生星座、生誕地、
>社会身分レベル、兄弟順位、親との関係、氏族長との関係、身長、体格、体重、
>容貌といった情報をダイスで無作為に、または出目を基に計算などして
>決定していきます。
えらく細かくてワラタ。普段のキャラ設定でもさすがに誕生日や星座までは考えなかった。
参考にしてみるよ(しかし使い所はあるんだろうか……お誕生日会とか?)
>>122 > えらく細かくてワラタ。普段のキャラ設定でもさすがに誕生日や星座までは考えなかった。
> 参考にしてみるよ(しかし使い所はあるんだろうか……お誕生日会とか?)
占星術を取り入れてそこから性格や容姿を設定するとか。
>>122 使いどころがないと断言できないから、設定するんだよ。
個人的には、
アダルト・ファンタジーとして、作家たちが大人も対象にファンタジーを書くようになって、
従来あった子供のためのファンタジーとは別のジャンル小説としてのファンタジーが始まった
という理解なんだがどうだろう?
物語の舞台による分類 ハイ/ロー
読み応えによる分類? ハード/ライト
主な対象年齢による分類 子供向け(童話系・非童話系)/ヤング・アダルト/アダルト
内容紹介(作品の売りを強調するため)の商業的ラベル
エピック/ヒロイック/ユーモア/ダーク/RPG型……
126 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/15 23:57
デルフィニア戦記(文庫)のいいところ。
一つは、ライトノベルとして売っていないことだな。
1)異世界のイメージを暗示するような表紙絵。
2)本文にアニメ絵のイラストがないこと。
ライトノベルだったなら、P34やP271で少女の巨乳全裸イラストが入っていたと思われる。
3)ライトノベルレーベルで売っていないこと(単に中公文庫にそういう区分がないだけだろうが)。
127 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/16 18:31
>>126 ファンタジーの社会的認知度をあげるきっかけになる装丁だ、
表紙は地味すぎるくらいだが上品だし。
が
だ か ら こ そ
あの内容は恥ずかしい…
ファンタジーは物語なんだろうか?小説なんだろうか?
作者の目指すものによるが、
物語的背景で行われる小説であろうか。
物語とは作者の想像力の披露で、小説は人の行動を書くもの、という定義におさめればだが。
指輪で寝ちゃった
131 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/01 20:53
さて、ここは何をするスレなんだ?
132 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/01 21:03
とりあえず、分類の指針はあがっているぞ。
つか、ここがわからない、とか、どうしてる?とかの質疑応答(笑)ができると
ベターなんじゃねぇ?
133 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/01 21:45
ライトノベルでも児童文学でもないとなると難しいな。
134 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/01 23:22
ファンタジー小説って、小野不由美の「十二国記」みたいの?
ファンタジー小説って、筒井康隆の「ラゴスの旅」みたいの?
136 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/02 01:17
そうだよ。
憧れるなら書いてみ?
長すぎるのは嫌だな
長くても原稿用紙1000枚だろ!
138 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/03 23:02
ファンタジー小説といえば、普通は
魔法使いだの龍だの姫だの戦士が出る
ライトノベル的なものを連想するが
日本ファンタジーノベル大賞は、
歴史学や語学の知識がある人間が
知識ひけらかし複雑小説を書く場と化している
139 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/03 23:07
「普通」?
まあ普通なのかな・・・?
いきなりむつかしいことゆうなよ、てめえ。
140 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/03 23:36
>>138 そりゃ住み分けってもんだろう。
アニメといったって、宮崎アニメと萌えアニメに別れているのと
同じようなもんさ。
知識ひけらかし複雑小説のどこがわるいのかもわからねえしな。
141 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/03 23:53
ハリポが流行してから、子供だけでなくその母親も一緒に読む、という傾向があるようだ、と
図書館勤めの友人が言っていた。
平成仮面ライダーじゃないが、主婦層に児童文学は受けている。
ではその若い奥さんたちが、いわゆるライトノベルやヤングアダルトを読むかといえば、
そうではない。買いにくい、手に取りにくいというのもあるんだろうけども、
どうも大人は大人がストーリーの中で重要なポジションをしめていたり、
少年らを導くような役所にあるようほうが感情移入しやすいらしい。
大人のキャラ、というよりもメンタリティーが大人な大人がでてくる……
そうさな、ナルトは苦手だかヒカルの碁は読める、という感じか?
142 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/03 23:55
駄連ジャンとか、日本だと守り人シリーズとか(守り人は、中年で短槍の達人の女傭兵が主人公)
143 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/04 00:32
>>141 たしかに。かかし先生も他の忍者も、青年ではあっても父親じゃないもんな。
大塚英志の『キャラクター小説の書き方』読んだ人いる?
おう。ついでに「物語の体操」まで買ったよ。
キャラクター小説の文法としては、「小説道場」(驚いたことに、まだこれしかない)と
一緒に読むと、確実に腕前があがるだろうな。
ところで……
「ファンタジー」という呼び名だけで、懊悩している書き手はさ、
自分が書こうとしているのが「ファンタジー」な、冒険小説なのか、怪奇小説なのか、成長物語なのか、
推理物なのか、恋愛小説なのかを、「ファンタジーが書きたい」に付随して考えるのが
いいと思うんだが、どうか?
「いろいろ全部!」つーのはおいておくとして、「ファンタジー世界での、○○小説」って決めてかかるのって、
便利じゃねえ?
146 :
元ファンタジー系漫画雑誌編集:03/03/05 13:04
例えばファンタジー系に強い賞でも、実はファンタジー色の
強い作品は第一審査(バイトの選別)でゴミ箱に放り込まれます。
ファンタジーを書きたいといってる人は、現実世界の
設定構成が出来ないから自分に都合のよい世界観で物語を書く人が
多いです。
そしてそういった作品は非常にくだらないです。
だから選考するバイトには
・ワープロ原稿以外はゴミ箱にぶっこめ。
・ハリポタ、ローリンもどきは先を読まずにゴミ箱にぶっこめ。
・タイトルで剣と魔法の世界を思わせる作品は1秒でも早くゴミ箱に
ぶっこめ。
・タイトルとあらすじを見て3秒以内にピンと来なかったら即座にゴミ箱に
ぶっこめ。
我々からすればファンタジーとはいえ、現実世界を把握しそれを書ける
人の不思議な世界の作品を求めています。
仮に「警視庁魔法捜査課」という作品で、警視庁内部の設定がいい加減な
作品はゴミ箱行きです。
「魔界弁護人」という作品で、なんちゃって弁護士が出てきたらゴミ箱行きです。
要するにつまらない人間のいい加減な脳内世界の作品なんてだれも読みたくないという
わけです。
147 :
謎の説法師:03/03/05 13:47
だから一次落ちが山の様にいるんだな。
確かにクソは便所でしないとな。凄い臭いよな。それに捨てるのに困るしね。
おやおや、品の悪い、妄想癖のある、醜いのが二匹も入り込んでる。シッシッ。
150 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/05 19:57
なんだ、listってファンタジー書くのか。
どんなの書くの?
>>150 舞台は十字軍時代のフランス。
主人公は若年の奴隷商人。
……ってな感じでよくあるパターンのファンタジーを書いてまふ。
152 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/05 22:20
>>151 お、創作世界じゃないのか。
面白そうだけど、そういう場合、対象とする出版社ってある?
153 :
ファンタジー系活字雑誌バイト:03/03/06 02:12
>舞台は十字軍時代のフランス。
>主人公は若年の奴隷商人。
申し訳ありませんが、そのプロットなら封筒を開封して3秒で
ゴミ箱に投げ込みます。中身なんていちいち読みませんからね。
絶対に読みませんので、ここで念押ししておきます。
人生の中でもっとも大事な時間を”そんなことに”ムダ使いしないほうがいいですよ。
元編集だとか、バイトだとかなにもの?
155 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/06 02:23
読む前に廃棄処分
156 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/06 02:25
うそばっかし
158 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/06 09:06
ははあ、どこでバイトしているか知りませんが、
レポートを提出するときに困りませんかね? 糞でした、なんて
書けませんでしょう?
>>152さん
練習用に書いているものだから、出版社に持ち込む予定は無いですね。
>>153さん
活字雑誌に勤めていた割には読解力ないですね。
<<よくあるパターン>>と書いたんですが意味を理解できないんですか?
>>154さん
自作自演と他人を蔑ましておかないと安心ができない歪んだ性格の方
みたいですよ。
『元編集』『ファンタジー系活字雑誌バイト 』『
>>155』は同一人物
161 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/06 13:02
↑
大泣きしながら冷静にレスするlistが可愛そうだよ、、、。
まあ、本気で物書きになろうって奴はこんなとこでクダまいてねーもんな。
いつになったら気付くんだろう、、。
あ、息抜きだっけ?
>>159 だからってものの言いようはあるだろう?
まあ、バイトが下読みしててファンタジーならゴミ箱ぶっこみ、なんて噂に負けるようじゃあ、
その後に控える編集のキビシイ突っ込みに耐える精神力や社会性は
ねえんだろうが。
>>161 いいじゃん、別に。クダまいていることのなにが悪いのかわからねえな。
剣と魔法を求めている読者、結構多いと思うけどな。
(書きたくなる、ってことは、その書き手が読みたいからだろうし)
ただ新人賞の場合、上であげたようなのはプロ作家が上手に書いてくれるから、
新しいものを求めるんだろうね。だからゴミ箱に捨てられる、と。
そういうのならうちの専属に書いてもらうからいらないよ、っていう感じかな?
ま、新人賞に投稿するなら、傑作を書かないと駄目なんだろうね。
なにを基準にするかは、ひとそれぞれだろうけど。
>>160 お前ちょっと優等生面しすぎ。
馬鹿じゃねぇの?
>>164 なんで優等生面だと、馬鹿になるんだよ(w
>>161--
>>163 う〜ん、なんて言うかね。
君みたいなバレバレの自作自演を見ていると……
可愛そうだから、引っかかったふりをしてあげたくなるんだよね。
>>164 listは馬鹿面の馬鹿ですので(以下省略
――と言う事でよろしくお願いします。
気のふれた方の言われることに対し、一番してはならないことがあります。
それは「否定すること」です。
精神病院などで患者の言われることが意味不明で事実とは到底結びつかないことでも
絶対に否定しません。
こういった気の触れた方々は自分の思想と世界の区別がついておられません。
否定されるとその方の中での世界を否定することとなり
現実と思想の世界が狂い、発狂するなどの強い興奮状態に陥られることもあります。
このような気の触れた方々は現実世界での生活に疲れられたかで
現実を受け止めようとは一切されず、すべての物事がご自分の思想の中で決定されます。
理屈もなにも通用しません、気の触れた方々は理屈よりもなによりもまず第一に
自分に都合のよい結果を妄想され、その後の会話は全てその妄想をベースとして行われるからです。
一般の方々のようにあらゆる情報によって物事を判断するということはまず不可能です。
みなさん、どうかおねがいですので彼(彼女)を否定されず
暖かく「へ〜、そうなんですか〜」と相づちを打ってあげてはいただけないでしょうか?
彼の今後の治療のためにも、今の段階では彼にとって心地よい環境というのは
非常に重要です。
見ていてとても痛々しく感じてしまい、ついつい書き込みをしてしまいました・・
168 :
シュガー ◆3Z7vqi3PBI :03/03/06 17:33
お前らがNEXTに送るのをあきらめると俺様が新人賞を
受賞する可能性が高くなるわけだ(藁
騙される馬鹿ばかりだなぁあ(藁
おたく根暗市ねゴミラノベ
ま、いいかげんな作品がゴミ箱(というか段ボール)直行、というのは
本当だね。
いいかげんというのは、視点が乱れ過ぎだったり、構成が破綻しすぎていたり、
そもそも既存の作品の類似だったり、
応募作品なのにシリーズの第一部だったりとかさ。
ライトノベル、と言われている物は立派に商業として成り立っている、アニメ・コミック世代向けの
キャラクター小説なのだから、なんら恥じることはない。
少年少女向けの活劇は、第二次世界大戦のころの戦意昂揚色の強いSFや伝記ものでも、
今で言う、いざというときに強い主人公、都合の良い萌えキャラヒロイン、だったわけだし。
じつは「読むだけで満足」してるのに。
または「設定を考えるだけで満足」してるのに。
わざわざ小説にしようとするから悩むんだよ。
素直に読者でいればいい。
172 :
シュガー ◆WrdObCfPnQ :03/03/07 01:00
クローン元気!
つか偽物多くね。本気馬鹿しかいないし。やってんのラノベオタクだろ。痛くも痒くもねーぞ。
173 :
シュガー ◆WrdObCfPnQ :03/03/07 02:10
大量生産して俺さまを有名無実かする戦法か。エラーだらけの偽物作って現実にオブラートか。みみっちいなあ低学歴
174 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 05:23
>>171 まあそれで食おうってんじゃないなら、
そういう趣味上での悩みも悪くはないわけだが
175 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 05:37
176 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 06:53
ファンシー小説?
パンツとかの??
177 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 07:23
179 :
シュガー ◇WrdObCfPnQ:03/03/07 14:55
つか悔しくないぞ。マジに相手にだってしてないし。やってんの変態ラノベオタクだろ。痛くも痒くもねーぞ。
180 :
シュガー ◆WrdObCfPnQ :03/03/07 17:18
暇人がトリップを解析したようだな。だったら以後、神シュガーを名乗るかな。全然いたくもねえぞ
181 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:21
馬鹿は死ねよ。
182 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:22
179は偽物
>暇人がトリップを解析したようだな。
名前のところをよく見ろよw
184 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 17:25
流石神様、細かい所は眼に入りませんねw
185 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:27
まあいずれにせよ。偽物粘着野郎が出てきたから潮時だな
186 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 17:28
>>180 偽シュガーニャン
僕ちゃん小説を書くのに忙しいから
解析するひまニャン♪ニャン♪
>>185「。」の位置がおかしいですよ・・・。
流石神様は、言動がおおおらかでいらっしゃいますw
188 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 17:39
>>185 PCの前で悔しがっている神シュガーニャン もちろん偽
189 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:41
はぁだから?
精神病院いってわめけよ。糞文たれながしてお得意の自己弁明・現実逃避か。まあ糞の夢でも見てろよ。いずれのたれじにだな。
190 :
神シュガー ◇7N56EpT5.c:03/03/07 17:42
はぁだから?
精神病院いってわめけよ。糞文たれながしてお得意の自己弁明・現実逃避か。まあ糞の夢でも見てろよ。いずれのたれじにだな。
191 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:46
引き・おた・分裂は氏ねよ。社会のゴミ。クズ。狂う前にさっさとフィードアウトしろ。今日もまた糞垂れ流しでごまかしか2ちゃんねらーのゴミ野郎
192 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 17:56
僕はそんな佐藤君が大好きです。
193 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:56
社会のゴミ・クズ野郎はのたれじに・自殺・発狂の道を辿ります。
194 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 17:58
もがきながら氏ねよ
195 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 18:02
>僕はそんな佐藤君が大好きです<
つか全部偽者。馬鹿じゃねえの?社会のくず、おたく、氏ねよ。
狂う前にフェードインすれよプッ
197 :
シュガー本物 ◆MOBqqkAfh6 :03/03/07 18:12
ゲリラ作戦で煽りレスしたら、本気屈伏するし。つかほんき楽勝。まあ、馬鹿相手ならこんなもんだよ。
俺様がすべてかいてやったんだぞ、感謝しろや
糞文たれながしてんじゃねーよオタク。
ぎゃはははは
198 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 18:18
まあ馬鹿は流用するしかないよな能無し野郎
199 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 18:19
僕、実は学校でイジメられています。
パンを買ってこいとか、金を持って来いとか。
本当はみんなと仲良くしたいんです。
だから…… だからお願いです!!僕も仲間に入れてください。
200 :
シュガー本物 ◆MOBqqkAfh6 :03/03/07 18:21
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
200GET
201 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 18:22
あーあつまんねえから遊び行こう。俺さまが消えても書きこみ休むなよクズ野郎
202 :
シュガー ◆3Z7vqi3PBI :03/03/07 18:23
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
友達がいない
203 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 18:27
>>201 (゜д゜)<あらやだ!負け犬の遠吠えね
204 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 18:34
見ていてくれましたか?天国のお母さん。
ついに…… ついに、シュガーニャンを倒しました。
206 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 19:06
よくやった。
207 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 20:37
はぁ。つか勝ちか分かってるよな。ひき・おた・分裂野郎。
208 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 20:42
おいおいどうした。分裂・ひき・おた。使い回し文のクズ
209 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 20:42
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
はぁ。つか勝ちか分かってるよな。ひき・おた・分裂野郎。
210 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 20:46
( ´,_ゝ`) プッ
おいおいどうした。分裂・ひき・おた。使い回し文のクズ
ファンタジーの無いスレですね。
212 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 20:51
まだPCの前かよひき・オタク。寝ないで俺の出現をまってろ。さあ、こんどは何時かな。粘着野郎。
オタク・ひき2ちゃんねらー。一日中やってろラノベ厨房
213 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 20:52
また逃げていったよ(^∀^)ゲラゲラ
214 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 20:57
はぁ。
ついてこれるかなあ粘着野郎。
215 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 20:58
(゜д゜)<あらやだ!また負け犬の遠吠えね
216 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 20:59
放置できない偽物粘着オタ・ひき・分裂野郎
217 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:00
論破できない粘着野郎
218 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:01
ガキ臭くて可愛いぞヽ(`Д´)ノ ウワァァァァーーーーーーン!!!
219 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:03
はあ、後追いしかできない粘着偽物野郎
220 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:04
ごめんね……偽シュガー。
基地外には基地外でしか対応できないのよ。
221 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:04
さあ、いつまで付いてこれるかな偽物野郎。寝ないで待ってろよ。
222 :
神シュガー◇7N56EpT5.c :03/03/07 21:05
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
223 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:07
はあ、誰だシュガーをおいやったぞって書いてた偽物粘着野郎は。さあいつ放置しようかな
224 :
神シュガー◇7N56EpT5.c:03/03/07 21:07
225 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:09
PCの前で悔しがっている神シュガー しかも偽(;´Д`)ハァハァ
226 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:10
227 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:10
223 :神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:07
はあ、誰だシュガーをおいやったぞって書いてた偽物粘着野郎は。さあいつ放置しようかな
自己矛盾なわけだが、どうか
228 :
シュガー ◆3Z7vqi3PBI :03/03/07 21:10
>>224 もまいこそヽ(`Д´)ノ偽者は逝ってよし
229 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:11
……
おまえらさあ、
ファンタジー小説、うまくなりたくないの?
230 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:11
231 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:13
232 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:14
さあいつまでついてこれるかな。
233 :
シュガー ◆lvEKnkintc :03/03/07 21:14
むかし、むかし、
たくさんのねがいをかなえてるカミさまというのがおりました。
いろんなたくさんねがいをかなえていて、しあわせでした。
あるひ、おとこがあらわれて、
「かみさま。ひとりでねがいをきくのはたいへんでしょう?
わたしがてつだいますから、やまのうえにいてください。」
と、いいだしました。
カミさまはやさしいので、そのとおりにしました。
すると、
かなえるねがいはへりましたが、ひとりぼっちになりました。
しばらくすると、べつのおとこがあらわれて、
「ひとりでねがいをかなえるのはたいへんでしょう?
わたしがてつだいますから、そらのうえでまっていてください。」
と、いいだしました。
カミさまはやさしいので、そのとおりにしました。
すると、
かみさまにねがいごとかなえることはなくなりましたが、ひとりぼっちになりました。
そらのうえでカミさまは、さみしそうにしてました。
ひとりぼっちのカミさまは、さみしくって、きがくるったそうです。
めでたし、めでたし。
235 :
シュガー ◆pydrlqY3i. :03/03/07 21:15
236 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:15
寝ないで粘着しろよ。おた・ひき・分裂野郎
/ノ 0ヽ
_|___|_
ヽ( # ゚Д゚)ノ 下がってろウジ虫ども! 。
| 个 | 訓練教官のハートマン先任軍曹が3をgetする!
ノ| ̄ ̄ヽ
∪⌒∪
>>241 貴様!俺の海兵隊をどうするつもりだ!
>>243 口でクソたれる前と後に「サー」と言え!
>>244 ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか!
>>245 貴様には両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
>>246 アカの手先のおフェラ豚め!
>>247 まるでそびえ立つクソだ!
>>248 タマ切り取ってグズの家系を絶ってやる!
>>249 じじいのファックの方がまだ気合いが入ってる!
>>250 ベトナムに行く前に戦争が終わっちまうぞ、アホ!
238 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:21
ごめん……神シュガー
君とは友達になれそうにないや……
もう少しね。
心を開いてくれてもいいと思うんだけど。
ただ感情だけを表現しても人には伝わらないよ。
理論で相手を看破する大人の人間に君にはなって欲しいな。
頑張って……かげながら応援しているから。
僕は2chを引退するから、さようなら。
もう一度だけ、君の姿をみにきます。
239 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:22
>>204 偽物粘着野郎。オタ・ひき・分裂。過去文の流用。おうむがえしののうなし。
240 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:24
にげんなよ負け犬。おまえが本物なんだろ粘着くずやろう。
のうなし
ぎゃはははは
241 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:26
と書き込んでおいて……
偽シュガーを馬鹿にする(プッ
もういいもういい、もうそんなに盛らなくていいよ。
味噌汁もうないんだろ。つまっちゃうからいいよ。
だからそんなに食えないって。
おい、もういいっていってんのに。食うからくれよ。ほら。
なんで盛るんだよ。盛らなくていいって。盛るなよ。
食えねえよ、盛り過ぎだって。盛るなって。よこせよほら。
おい、おい、なんでまだ盛るんだよ。すごいことなってるって。
何盛りだそれ。やめろって。食えるかって。
聞いてんのかよ盛るなって。なんで盛るの。やめろよ、やめろって。
誰が食うんだよその盛りを。もういいから。いいからさ。
おい、ほんとに食えないって。つーか聞いてんの。ねえ。
もうやめて、盛らないで。やめてって。盛らなくていいって。
やめろって。おいやめろよ。やめろ、盛るのやめろ。盛るな。盛るな。
おまえ何してんだよ。盛るとか盛らないとかの話じゃなくて何やってんだって。
おい、ほんとなにしてんだよ、盛り切れてないって。汚いって。
もうやめろよ。やめろよ。やーめーろーよ。
243 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:28
ここは淋しがり屋が自演するスレですか?
244 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:29
245 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:31
>>244 君はね……偽者だけでも罪なのに、オタクな上にひきこもりで多重人格者。
会話もオウム返しばかりで話にならないし……
ねぇ……相談してみなよ。
君の心がわかるのは俺だけなんだよ。
246 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:32
>>204 ラノベオタクの狂人は精神病院いけよ。あーあ放置しようかな。偽物粘着野郎
247 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:35
>>204 隊長=ねくら分裂ラノベ野郎
粘着偽物野郎はついてこれるかな。寝ないで粘着しろクズ
ぎゃはははは
248 :
シュガー隊長 ◆NqifpZkP7Y :03/03/07 21:36
>>246 寂しいんだよね……君は。
別に好きでこんな事をしているのではないのだよ。
脱出して欲しいんだ……君の心の闇から。
プッ
249 :
ちょっと楽しい:03/03/07 21:44
まっちうりの しょうじょ
むかしむかし、くうきも ひとも うすよごれたまち、
かわさき と いうところで、 それはそれは うつくしい
おんなのこが まっちを うっていました。
「まっち いかがですかー まっち いかがですかー」
まふゆの そらのした、 おんなのこは かじかむ てを
ふるわせながら、 まちを あるく ひとびとに いいました。
しかし あおから くろに そらのいろが かわっても、
ひとつも まっちは うれませんでした。
「あぁ、どうしよう。 きょうも うれなかった。 また おとうさまに
ぶったり けられたり、 そのうえ くちじゃ いえない あんなことまで
されてしまうわ。 ああ わたしって ふこうの ほしに うまれた ひげきの
ひろいんなんだわ。 そうよそうよ、 そうに きまってる」
おんなのこは めをとじ、 しばらく じぶんの じょうきょうに
よいしれて いました。 あたまの なかで じっさいに おきていない
ふこうなはなしまで うわづけして、 ひとり にやにやしていました。
しまった、これファンタジーじゃないや。
飽きてきたから途中でポイするのでし!
地上で、いい子が一人死ぬたびに、神さまの天使は大空から降って来まして、死んだ子を腕に抱き、
大きな白い翼を広げて、子どもがこれまで好きだった街をいくつか飛び越えて行く道ヶ、
両手いっぱい花を摘んで行きます。
その花を神さまのところへ持って行くと、地上に咲いていた時分よりも、ずっと美しい花が咲くのです。
神さまはその花を一つ一つ胸に抱きしめになり、中でも一番可愛らしい花にキスをします。
すると花たちからは声が出てきて、それは嬉しそうに歌をいっしょに歌うのです。
そこである時、天使は死んだ子どもを天国へ連れて行く途中、この話を残らず聞かせました。
子どもは夢心地でうつらうつら聞いていました。
二人はやがて、これまで子どもが生まれてから始終、遊んでいた町の上をフワフワ飛んで行って、
きれいな花の咲いている花園の上を通りかかりました。
251 :
神シュガー ◆7N56EpT5.c :03/03/07 21:50
252 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:54
さすが神!神聖ですね。
253 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:56
254 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/07 21:58
ラノベオタクの狂人は精神病院いけよ。あーあ放置しようかな。偽物粘着野郎
俺様はな。作家なんだよボケ。フーコーで本を出しているだお前らと違って
いそがしいんだよ。いっしょうなれないさっか様をめぜしてせいぜいがんばれや(藁
劣悪なヤツの劣悪なコピーだから、ちっとも面白くないな。
でさぁ、255は、どんなファンタジーならラノベ的じゃないと思う?
シュガーのせいで台無しだなw
240 名前:名無し物書き@推敲中? :03/03/08 14:09
(1)オリジナリティに欠けている→ 天使だのオッドアイだの秘められた魔法の素質だの
(2)構成が破綻している→ 前半と後半で目的が一貫していない
(3)描写と説明の区別ができていない→ 冷静で残酷な男と書いてあるだけで具体的じゃない
(4)設定への考察が足りない→ 空を飛ぶ乗り物があるのに文化は中世レベル
(5)世界観とキャラクターが合っていない→ 高校生はめちゃくちゃ強いのに大人はみな平凡。警官も。
259 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/08 23:33
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/news.php3 ユニバーサル・ピクチャーズは、マイケル・ムアコック(またはマイクル・ムア
コック)の代表作“エルリック・サーガ”の映画化権を獲得した模様。原作は人
の魂を吸い取り力を増していく魔剣を手にしたメルニボネ帝国の皇子エルリック
が繰り広げる壮大な冒険ファンタジー。映画化に当たっては『メルニボネの皇子』
(ハヤカワ文庫SF刊)に始まるシリーズのうち、最初の6巻を全3部作として製
作する予定。脚本、監督はいまのところ未定とのこと。
(以上抜粋)
召喚系の魔法を使う主人公が、映像化。
魔剣の代表といえる意思ある剣の持ち主でるところの白子の皇子が、映像化。
……
なにより嬉しいのは映画化によってエターナルチャンピオンシリーズが再版されるだろうこと。
260 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/08 23:40
>なにより嬉しいのは映画化によってエターナルチャンピオンシリーズが再版されるだろうこと。
押忍!
261 :
神 ジョン・スミス 降臨 ◆AIWOEVCG6U :03/03/08 23:43
おめーら映画はどんどん見ろよ(プ
つーかエターナルチャンプっつーのは何だっと!
俺様のソウルにぐっとくんだよ(爆
262 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 01:20
剣と魔法
中世設定
魔物
魔界
異世界
妖精
ファンタジー
↑この言葉が入った作品は2秒でゴミ箱に投げ込みます。
同意
>>167 を読んでふと思った。
奇知な人って、なんだかとてもロジカルなのね。
ある意味マジメというか、なあなあで生きられないのか。
>>262 梗概にこの言葉が入った場合は2分で段ボール箱に投げ込まれます。
って方が正しいのでは?
266 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 15:03
みんな元気ニャン♪
267 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 16:26
業界人を叩いて喜ぶ奴は大概その叩かれている相手に比べてずっと駄目だ(w
268 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 18:16
↑まああたりまえだ
269 :
◆gacHaPIROo :03/03/09 18:22
超時空ってなんか萎えぽ。
lkk
271 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 18:27
>>262 まず、買うなよと言いたいわけだが、
ぐっと堪えてみるテスト。
273 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 18:29
274 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/09 19:51
久々に来てみたら荒れてるな。
ここ最近のレスは、ネクストスレの誤爆なのか?
276 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/10 16:56
>>275 ネタがない、というか、二つの塔やらハリポタやらがでーんとメディアに露出してきて、
「あれがファンタジー」という認識が世間に根付いたと思うんだよな。
壮大さで指輪。
キャラクターの魅力でハリポ。
で、「俺はファンタジー書いています」って言いにくくなってる気がする。
277 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/10 17:16
>>276 しかも、日本ファンタジーノベル大賞は
いままでの作品を見る限り、そういう路線は基本的に
完全排除していて
いわゆるインテリ受けしそうなのしか採用していないし
278 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/10 17:30
>>277 ラノベと二極化していく過程に、いま俺らはいるんだろう。
全部のファンタジー向けの賞が、キャラクター小説でも困るしな。
ラノベについて行けなくなったからって
翻訳作品を待ったり、古本屋めぐりしてハヤカワFT(白)を買い求める
ばかりでもちょっとな。
ファンタジーとは長く付き合いたいと思うから、
対象読者を少年少女に設定しているものばかりでも寂しいや。
279 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 10:43
メリケンのSFも一部ってーかほとんどは実はラノベクラス。
その中から、ハインラインやアシモフが生まれたんだが、
日本人はたぶんその辺を勘違ってる。
というか、ハインラインやアシモフの代表作のような、ハワードやスミスのような、
クォリティーや、世間に訴えかけるアピール力がない、ということのほうが重要。
いまのところ、
アニメ絵のついたキャラクターグッズの一種、
字の多いまんが絵本と言われてしまってもおかしかないわな。
ただね、だからラノベは駄目なんだ、ってのは
「すべての漫画は子供に有害ざます」「すべてのアニメは幼稚ざます」という
おばちゃんと同じなんだよね。
ラノベの自由なムードだから出来ること、やりたい放題出来ることって
必ずあるはずだと。
281 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 12:46
>>280 日本の悪いところで
『ラノベ』って分けて、
『SF』って分けて、
『純文学』って分けて、
差別が差別を助長する。
そして、最後にはエセ差別するな、って
発言が飛び出すんだな。
所詮は読み手の助けに過ぎない分別だったはずなのに。
「架空歴史」系はもっと出てきてもいいはずなんだけどな。
三国志や戦国好きとかぶると思うし、萌え萌え言われにくいだろうしな。
書くのが手間、というのは正直すぎるぜ。
283 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 13:35
曹操や劉備元徳って聞いただけでお腹いっぱいです。
284 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 18:02
歴史改変というなら、明治大正期のスチームパンク
…あ、サクラ大戦やんけ。
285 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 18:44
286 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/11 23:26
脳内世界の創作ものも、どっかでみたような舞台背景なら
2秒でゴミ箱にぶっこみますからね。
くだらない創作物は名前の知れたヘタレ作家に任せればいいので、
新人や志望者はもっとオリジナリティを前面に押し出したものを
かかんと、苦労した作品が2秒でポイだからね。
え? オリジナリティーってなにって?
それを考えることができるやつだけが作家への道が開けるの。
287 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/12 04:03
俺は自分の好き勝手に振舞うための道具としてファンタジー小説を考えてる
(ファンタジーといっても魔法と妖精なんかが必須じゃないからね)
が!徹底的に自分の世界を作り上げなきゃいけないし、
矛盾もしっかり解消するかそれを巧くネタとして扱わなきゃいけない部分もあるから
大変といえば大変。
だって1つの世界を作り上げるんだから
とはいえ丸々この地球と違うものを考えるほどの知力も気力も無いんで・・・
でもせっかく考え付いたものが、すでに他人に使われてるのと似たものだったらショックだな
眠いからイマイチ変だ
>>262さんのキーワードを合わせてみました。
剣と魔法に彩られた中世のヨーロッパ。
魔界から魔物が現れて国が滅亡の危機に……。
そこに異世界より召還された勇者が。
妖精の力を借りて魔物たちを退治していくファンタジー小説。
最近、きみ、自分の言葉で語る努力を怠ってるでしょ?
>>288 おぉ!思いっきりワンパターンだが、王道を突っ走っているじゃないか!
291 :
バイトの証言:03/03/14 13:11
以下のワードが含まれるタイトルやプロット構成されている
作品は3秒でゴミ箱に投げ込みように指示されています。
気を付けてください。
インターネット
出会い系
ストーカー
引き籠もり
援交女子高生
刑事・警察
不良・ヤクザ・マフィア
ファンタジー
魔法
中世世界
魔物
天使・悪魔
新撰組
各種能力系
292 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/14 19:03
新撰組?
インターネット>
出会い系 >
ストーカー>
引き籠もり>
援交女子高生>
このワードを禁止されたらNEXT用に考えているネタが全て没になる罠
294 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/14 23:06
プッ
>>293 てゆーか、291はネクストスレからのコピペだろ。
いちいち反応しなくても……
296 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 01:13
そもそもなんでみんな都合よく「人間型」の生命体が居る
異世界に行くのかわからない。
気圧とか大気の構成とか、次元とかが違ってもおかしくないのに、
どの異世界モノも都合よくそういう世界に行くところを見ると、
異世界に行った瞬間に気圧で押しつぶされて内臓を撒き散らした美少女や
真空に投げ出されて破裂した中年親父などと言うのは存在しないらしい。
いや、物語になる以前の段階でこのような人々の大量の犠牲が積み重なっているに違いない。
上手い具合に都合よく異世界の王子様や王女に見初められる確率はいくつぐらいなんだろうか……
今出版されているそのような本の数から言うと、軽く七兆人ぐらいは
話にもされないまま犠牲になってるんだろうね。
その七兆人という数字は何から出たのか。
1.人間が異世界に飛ばされる確率
2.その異世界が生存可能な環境である可能性
3.文化的交流が可能な民族との接触の有無
4.冒険として成立するだけの展開への発展
最低でも、この確率を突破しないと異世界ラノベにはならないが、
どれ一つとして具体的な数字は出てこないよな。
だって作り話じゃん。
>>296 「人間型の生命体がいる異世界に行く話だから」としか言えない気がする。
>>299 確かに、そりゃそうだ!
というより、296には、そこを突いた作品の構想があるのかも知れんので勝手に期待。
翻訳モノには、意外とファンタジーのお約束に突っ込むような話があるね。
301 :
list ◆FHLyPS5192 :03/03/21 21:26
期待age
空揚げはねえだろ唐揚げわ、ネタふれネタを。
奴隷商人の話でもなんでもいいからさー。
303 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/23 16:35
中世ヨーロッパも佐藤賢一や佐藤亜紀みたいに
歴史学者的に徹底検証して書き込んだらすごいだろうな
もっとも、あそこまで行くと、ファンタジー小説とは呼ぶべきではないな
誰と比べてるんだ誰と。「血と砂」をファンタジー小説と呼ぶべきでない、といってるようなもんだぞ。
というか、
俺がファンタジーに要求してるのが、子供っぽいといわれようが
ワンダーだから、
地球の史実に乗っ取った世界にはあんま興味ねえ。
>>303 あれで歴史学者的と言うおまえは
なにを読んできてるんだ?
気になるぞ。
歴史とファンタジーを両立させている人で面白かったのは、酒見賢一かな。
「陋巷に在り」は呪術を扱っている時点でどう考えてもファンタジーなんだが、
古代中国という舞台設定や孔子とうまく絡めて、のめり込ませる魅力を感じたよ。
漫画版「墨攻」も好きだし、こういう手法もありなんだなと感じた。
俺はタナカヨシキのアルスラーン戦記やね。
好嫌や賛否、正確非正確はあろうけども、なんつか小説の向こうに世界史を感じたんだな。
制度とか文化習慣が、キャラクターの行動を阻害したり助けたりするつーあたりが
新鮮だったリア厨の頃……
308 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/23 22:50
309 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/24 00:20
佐藤亜紀はあほに認定されますた
人類的には309は牛のエサだな。
人類的には326は朝倉世界一のパクリだな。
人類的にはアサクラがナースなのか仮面ライダーなのかのほうが問題だな。
>>307 アルスラーンは俺も好きだよ
銀英伝も面白かった思い出がある
でも、あの人よく知らんけど他に変なの書いてなかった?
風刺小説みたいなファンタジー小説
あれなんなの?立ち読みしてそっこう読む気失せたんだが
なにものなの?この作者
田中は未刊がおおい。
完結しない物語はダメだ!とか自分で行ってたくせに!
大塚英志の問題設定
キャラクター小説(ライトノベルのこと)のカバーイラストは何故アニメ絵か?
ノートは表紙が無地でもノートとして機能するが、
ノートに色がついていれば目を引くし、
気に入った図柄ならそっちを買う……そんなもんなんじゃねえの? >アニメ絵
318 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/30 21:43
アニメ絵を気に入るってのが既に趣味のハナシで……
>>316 そりゃ、ライトノベルがアニメ絵的な世界だからだろう。
俺からすると、リーマン向けの文庫小説のカバーで半裸のお姉さんが媚態をつくってる
カバーと同じだな。
320 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/03 01:53
「スイガラのたまった灰皿」
「床に転がったビールの空き缶」
「しきっぱなしの布団」
こんなことかいてるやつはすぐにデリートしたほうがいいよ
新人賞の応募作品に無職モノってすごい多いんだってさ。
たいていが、ちらかった部屋の描写からはじまるやつ。
もちろん数行読んでごみ箱いきだがね。
321 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/03 02:12
>>320 逆手にとって、その部屋を片付けている描写からはじまったら
なにか面白いものができるかな。
>>320 『アル中の親父』を主人公にした小説はゴミ箱逝きでしょうか?
判定をお願いしますw
アル中の親父を主人公にした小説で売れたもんなんていくらもであるさ
……っと、釣られてしまった。
324 :
list ◆FHLyPS5192 :03/04/08 00:39
まっ俺が大賞を貰うのは間違いないわけだが……。
――と煽られる為にageてみる。
もうねぇアホゥかと、つかお前調子乗りすぎ
326 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/08 12:32
>>319 あぁ、その喩えは、本質を突いていると思った。
そして私のツボも激しく突いている。
そんなあなたに座布団一枚あげたい。
日本で作るのなら、「ゲームみたい」「アニメみたい」「コミックみたい」な
ファンタジーもありだと思うけどね、もはや。
いつまで翻訳物に傾倒しているんだろう? 海外のファンタジー風であることが
どれほどのことだろうか?
329 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/13 01:46
ヲタ受けでしか無理。
330 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/13 03:09
文庫でファンタジーを読むのはヲタだろう? いいじゃねえか。
オタでなく子ども向け、
大人も思索価値があるってどんなだろう…
333 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/13 15:14
>>331 そういう偏見が枠を狭める。
漏れはヲタだが、ヲタじゃない奴で文庫ファンタジー読んでる奴もいるぞ?
>>333 いや、読む時点でヲタなんだよ。
これをすればヲタになる、っていう行為の一つに、
「ファンタジー小説を読む」ってのがあるんだから。
>>334 Σ(゚Д゚:)
そういうものなのか。
第61魔法分隊読ませちまったよ。
奴には気の毒な事をした…。
336 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/13 18:43
おまいらは、和ものファンタジーを極める必要がありますな。
縄文や弥生の文化なんかは、充分題材として生かせるのに、
意外と書き手が少ないという現状。
そんなに資料漁りが嫌ですかと(ry
>>334 よほど悪質なオタ野郎に酷い目に遭わされたんだな、よしよし。
>>336 おいおい、いまそこらは捏造問題で大混乱中だろ?大丈夫か?
なんちて。雰囲気さえ似てればいいんだもんな。でも人気(需要)あるか?原始生活だぞ?
つか、なんで自分でまず書いてみないんだ???
ハジメ人間ゴゴゴンゴ〜ン
うわぁ、まんもすだぁ〜、
339 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/13 23:28
捏造だと思ったら本当だったと思ったらやっぱり捏造で
と思ったらやっぱり捏造でkじきうjd・・・
原始時代ネタを以前に書こうと思った事があったんだけど……。
「ソレ オレノ ニク」
「チガウ」
はじめの二行で『もうだめぽ』って感じで諦めました。
言語が確立されていない時代のネタは無理だと(ry
341 :
名無し物書き@推敲中? :03/04/15 00:46
>>340 お。参考までにストーリーはどういう感じを?
342 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/15 00:50
ファンタジーを書いているヤツに向けられる苦言って、
恋愛観に対する苦言に似ている。
「幼稚な恋愛だ」とか、「わかってねえな恋愛ってのは」とか「歴史的に見て恋愛ってのは」とかね。
343 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/15 01:13
「海外の恋愛小説なら」「中世時代の恋愛は違う」とかな。
>>341 「母を訪ねて三千里」原始人Ver
他民族との戦いに敗れて、故郷を離れる事になった一族は新たなる土地を求めて旅をする。
子供達の成長……、猛獣から子供達を守る為に犠牲になる大人達の様を描いたグロ小説が今完成。
っな感じでワンパターンなストーリでした。
(^^)
(><)
347 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/17 15:56
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
349 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/25 19:03
ラノベの表紙イラストをどうにかしてくれ
350 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/26 02:13
どうしろと?
ど素人
352 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/27 01:51
じゃあどんなファンタジー書きゃいいんだよ
どんなのがゴミ箱行きにならない作品なの?
353 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/27 02:51
ファンタジーが楽とかいってる奴って駄文書きなんだろうな…
現実とは違う世界を舞台にして、リアリティを出すのは難しいと思うし、
別世界を作り出すためには、豊富な現実の知識が必要になるハズなのになw
それに、厨房を対象にする場合は、いい歳した大人が、
奴らの心を理解したつもりになるのは簡単だが、
感動させて心を捕らえるのは困難だぞ。
354 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/27 16:56
ファンタジーとかそういうの全部抜きにして、
書きたいものを書いてみればいいやん
355 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/27 20:04
即ゴミ箱行きという剣と魔法の中世的異世界の物語・・・
じゃあ世界観だけ作ってみようぜ 作品化するかは別として
逝け逝け逝け
読んだとき、これだったら厨房デビューもそりゃあ出来ると思った
このジャンルに限っては厨房工房デビューがよくあるように思うけど
確かに、厨房・工房デビューも可能な分野だが、
厨房・工房の感性を大人になってからも、
保つの難しいだろ?
デビュー自体は簡単なんじゃないかな。
そのあとが続かないよ、ファンタジー・ライトノベル系は。
まあ、実際にやってける実力の有る奴らは、
ライトノベル以外のも書くようになるからねw
多分、門戸は広いけど、厳しさは他のと変わらないってのが、
本当の所なんだろね。
設定を考えるのは、めちゃめちゃ楽しいんだけどねえ。
ファンタジーで一国の歴史考え始めると止まらんのだよね。
周辺地域史やら文化史やら、もうノンストップ。
そのうちの何割が使われるのかも判らんと言うのに。
というか、執筆に取り掛かるかも判らんし。
364 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/29 21:17
>>363 文化史などに凝るひとは、
魔法や怪物、妖精などはいない方向で考えるのですか?
>>364 文化史などに凝るほうですけど、
私の場合、いない方向で考えます。
「現実とは違うもう一つの世界」の話がファンタジーなんですから、
魔法や怪物、妖精等が出てこなくても構わないんじゃないかな〜と。
366 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/30 15:37
367 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/30 17:44
>>366 きみは卓上ゲーム板の雑談スレにいって、
ファンタジー・ロールプレイングゲームで、
自分で国をルールがあると聞いたんですが、
詳細を教えてください、と聞いてこい。
368 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/30 19:24
「自分で国をルール」って何だ?
369 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/30 19:38
国そのものになりきるんだよ、きっと(藁)
TRPGは、ワールドの解説メインで商品になる
珍しい形態だったな。
国産のTRPGはライトノベル色が強いけど(つまりは再現もできる)、
翻訳された古典のワールドの解説の詳細さは、
舌を巻く。
たとえば、エルリックや指輪物語が原作のTRPGは、「小説に出てこない領域」まで
細々解説されていたりする。
その国特有の名前の付け方とか、産物とか、独特の法律とかね。
ファンタジュワー
読者としては、TRPGの前に、
騎士道物語(アーサー、ローラン、ニーベルンゲン)と
北欧神話、ギリシア神話、失楽園(ミルトン)、聖書、日本神話、
日本史の教科書と世界史の教科書位は読んでから、
ファンタジーを書くようにして欲しい。
あと、ベイオオウルフとコナンと指輪物語(出来れば外伝も)辺りも、
読んでからにしてくれw
373 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 00:49
ふむ……
とはいえハリーポッターを読んでいない、という
不熱心なファンタジーファンにはなにも語ってほしくないね。
ハリポタ信者って事は、消防か?
勿論、流行のも読む必要はあるけど、
書く以上は、その元ネタから知ってなかったら、
ただのオタの妄想小説にしかならんだろ?
ハリポタ風のを書くなら、ケルト神話とシェイクスピアの購読もしといて欲しいな。
あんたら(プロ)に金を出して、本を買って楽しむ側のオタとしてはねw
375 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 02:00
いやぁ、どうだろう。そういうオタは絶版作や
20世紀の小説を読み続けたまま墓の下にいったほうが
いいんじゃないのー?
そのほうが幸せにアルビオンに旅立てるよー
ある意味、その条件を満たしたものでしか童心を満足させられないなら、
ファンタジーなんかから卒業する時期ですよー
>>375 一応、マジレスしとくけど、21世紀の作家でも、
古典を読むのが必要なのは同じだぞ。
第一、俺が言った作品は、どれも絶版になってないし、
ここで上げたモノの中で、20世紀に書かれたものって、
コナンと指輪物語とハリポタだけだぞ?
377 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 02:21
どうして古典を読むのが必要なのか?
を説明できるの?
いやマジ話、古典や神話に即していなければ
ならない理由がわからんね。
自分の世界を大事にしたいだけなんじゃないの?
俺はオタだから、オタの観点から説明すると、
有名作家や実力派の作家は古典を読んでる作家さんが多いからだな。
ただ単に、読む側としても、古典を読んでるかどうかで、
近現代に書かれたモノの見えて来かたも、全然別のモノに変わるってのもある。
それと、何気にスルーされてるが、
歴史書(厨房なら教科書程度でも良いけど)や思想書とかも重要だと思うな。
何気に、消防・厨房向け書いてる人でも、
こういったモノに精通している人が多いし、
この手の思想を踏まえて作り上げた作品てのは、完成度が高い気がする。
379 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 02:40
ふーむ。
とすると、具体的に
>有名作家や実力派の作家は古典を読んでる作家さんが多いからだな。
の著者名をあげてくれたり、
>消防・厨房向け書いてる人でも、 こういったモノに精通している人が多い
も同じくあげてくれたほうが
役立つと思うし、読者としての練度の高さもアピールできると思うのだけれども?
そうしてはじめて、
>この手の思想を踏まえて作り上げた作品てのは、完成度が高い気がする。
がいきてくるのでは?
この段階のレスだと「自分が面白いと思ったものだけが
ファンタジーだ」という小学生の漫画好きと同じように
思えてしまうのだが……
厨房向けの作家だと、こんな感じか?
田中芳樹、栗本薫、藤本瞳
あと、
上坂一
あと、水野良とかのグループSNEって
TRPGを母体にしてファンタジーを書いてる作家さん達も、
指輪物語辺りのは、少なくとも読んでるらしいが、
古典を読んでるかどうかは、正確には知らんな。
___ _ ___
/ノへゝノへゝ
| \´Φ`)ゝ´Χ`)ゝ
\__ ̄ ̄ヾ ̄ ̄ヾ.
\__/__/
Φ(ファイ)君とΧ(カイ)ちゃんは、仲良しの双子の神様
でも、二人のパパとママはとっても厳格な親(造物主様)で、
二人を別の教育方針で、厳しくしつけるつもりです。
ファイ君には、最大多数の人類を生かす形で、世の中を運営し、
カイちゃんには、絶対少数の選ばれた人間だけを残す方針で世を治める
ように、教育を施すつもりなのです。
基本的に二人に与える物、食べ物・玩具の類には差をつけないものとして
この後の二人の子供の神様はどのような若者に育ち、
最終的にはどちらが、正しい大人(=神)になるのでしょう
というネタを思いつきました、この先の話をどなたか
膨らませることが出来ないものでしょうか? ≪≪
ちなみに、こういうお題が届いたら、どうなりますか??
383 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 02:57
ははぁ、なるほど。
めっちゃ国内でのファンタジー初期の作家たちだ。
その作家たちのファンタジー作品のどこらへんに
>北欧神話、ギリシア神話、失楽園(ミルトン)、聖書、日本神話、
日本史の教科書と世界史の教科書位は読んでから、
ファンタジーを書くようにして欲しい。
あと、ベイオオウルフとコナンと指輪物語(出来れば外伝も)辺りも、
読んでからにしてくれ
の条件を満たしていると思ったのだろう?
どうも具体性に欠けるぜ、オタ。
384 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 02:59
>>382 特撮板にカエレ! 555は666がヒントじゃい。
奴らが、出鱈目に世界観を作ってると思ってんのか?
まあ、漫画、アニメの影響を受けてる部分も多いって話しだがな。
パクリ作家として有名な栗本は言うまでも無いだろうが、
田中が歴史書からインスピレーションを受けてるってのは有名だろ?
事実、現在は歴史モノも執筆してるしな。
それと、藤本の場合、サディズムを初めフランス系の思想史や歴史には、
かなり通じてるハズだぞ。
その手の作品も何気に書いてるし
あと、上坂は、クトゥルー系統の影響
(つまり、ラヴクラフトやハワードの影響)
が強いな。
悪い投稿例??
___ _ ___
/ノへゝノへゝ
| \´Φ`)ゝ´Χ`)ゝ スヤスヤ・・・
\__ ̄ ̄ヾ ̄ ̄ヾ.
\__/__/
Φ(ファイ)君とΧ(カイ)ちゃんは、仲良しの双子の神様
今はまだ、おとなしく眠っているだけのただの赤ちゃん。
でも、二人のパパとママは、こんな話をしているのです。
パパ「14万4千人だ。Φには、14万4千人の悪い人間、駄目な人間を
行く行くは自ら選んで、殺させることにする。
Χには、逆に、14万4千人の、心正しい立派な人間だけを選んで
生き永らえさせる、後の人間は皆殺しにさせる――」
ママ「まぁ、今からその数字を、あなたが決めておしまいになるの?
この子たち自身にそれはじっくりと考えさせてあげてみてはどう?」
最大多数の人間を生かすためにどうしても邪魔になる人間の数が
果たして何人になるのか?
これだけいれば、世の中は成り立つという最低の人数は何人なのか?
古典だろうが、学術論文だろうがの引用でもよし、個人の妄想だろうと
答えをとにかく出してみてくれ!! というのが私の希望なのです。
別に正解が得られるとは思わない。他人の考えを知りたい・・・
387 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 03:14
だんだん言葉があれてきたな。
あのさ、列記した以外のの作品が、「出鱈目に世界観を作ってると思ってんのか?」
を証明できないでしょ? それじゃ。
>漫画、アニメの影響を受けてる部分も多いって話しだがな。
という部分に顕著なんだけれども、
それらが古典や神話をベースにしていない、といいきる
根拠がないじゃないかさー。
ストーリーに整合性、展開にリアリティーを
持たせろ、というのならばともかく、
そうしていないファンタジー作品への揶揄が
「古典や神話を読んでないから」だめだ、ということに、
いまのままのオタの意見では
繋がらないんだけども??
388 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 03:18
>>386 理想とする、自分の望むスタイルがどういうものなのか?
を提示しないと漠然としすぎたままだぜ。
どんなのが希望なのよ?
意見が聞きたいのはわかる。
そういうスレだしな。
ただ、いちいち仮面ライダー555を持ち出してくるのは
どうよ?
別に、
>「古典や神話を読んでないから」だめだ
なんて事を言った覚えは無いんだけどな?
ただ、無から傑作を作り出せる天才っての少ないから、
古典を読んだ方が良いんじゃねぇかってだけの事さ。
もしかして、387って、そういう天才作家なのか?
出来れば、君の書いた作品を教えて欲しいな。
それはそうと、君の言う古典を踏まえてない作家の書いた
素晴らしい作品の例を教えてくれよ。
是非、読んでみたいからさ。
それと、俺が例示した作家に関しては、
あとがきや雑誌でのインタヴューでの話から判断しただけだから、
彼らが本当に、古典を読んでいるかをそれを証明するのは無理だ。
>>388 ちなみに、このネタと仮面ライダー555とは
顔にΦ、Χの文字が入るだけで、本編の内容には
一切関係はないと思う。
ただ、話を広げてもらえれば、文体のスタイルとか?
には一切こだわりません。
もしかすると、私の求めているのは哲学・思想であって
創作という作業の枠内で収まる話ではない、とか
そういうことなのでしょうかねぇ
創作とは思考実験でもある、という側面に目をつけて
学術的に正しいか、正しくないかを超えたところでの
誰か他の人の意見を広く知りたいのですが・・・
392 :
変態 ◆5edT8.HnQQ :03/05/01 04:06
イカの内面を書けよ
ハリー・ポッターよりマハーバーラタ戦記の方が面白かった。
オタの勝ちだな
そりゃ古典や歴史書を読むのは当たり前だからな。
勉強不足のバカが躍起になって反論してただけだろ。
396 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 10:38
オタが書く側だったら、どう役にたつのか聞けるのにねえ。
実際
>>371-372、読んでる?
魔界塔士はファンタジーなんですか
399 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/01 13:53
ま、読んだからなんだ?というのは、
ある。
詳細に世界を作ったり、歴史をしこしこ決めても、
使うのはごく一部なわけだしね。
へんに思わせぶりなのも、かっこわるいし。
読者として考えた時、
けっきょく設定が詳細だからなんだ?
って気がするし、シリーズが続きもしない
世界の世界設定なんて興味をもたないしなあ。
人口と農地の面積が世界史に
のっとってきっちりバランスとれてても、
それが作品に結びつかないとその説明は
たんなる贅肉だし。
>>400 いや、自分の考えたものが何をベースにしているのかで、
随分と出来が違ってくる。
脊髄反射で「エルフは長命で耳が長い」にするより、本来の伝承を
調べて自分でアレンジした方がいいのは明白だろう。
読者には気付かれなくても、作者自身が自分のために勉強しておく
という言い方が正しい。
作品に使うため、じゃなくて自分のバックボーンを豊かにするため、
と考えればいいかな。
勉強は大事だよ。当たり前ですが。
天才だったら、ここでクダ巻いてやしねえって。
いや悪い、オタのようなタイプがどういう小説家の
名前をあげるのかを一番聞きたかった。
自分が面白いと思った小説家が、
古典や一般教養ををふまえているか否かは、同じ理由で証明できない、つかわかりゃしねえ。
ただ
>>402 がいうように、自分のバックボーンを豊かにするために
勉強した小説家ってのは、広言しなくてもそこはかとなく小説に繁栄されると思うよ。
十二国記や、ノの旅をあげるが。
ま、ネタの元になるもんにどん欲であるにこしたことはねえ。
それを勉強であったり、研鑽だったりと言い換えることも
出来るってだけのことだろう。
不勉強は、損なんだよ、やっぱ。
404 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/04 17:29
誰か、書き込めよw
405 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/04 23:42
ネタふれっての。
……
そういえば、ファンタジー小説では
怪物をぞろぞろ率いた悪の軍勢、ぶっちゃけ
魔王って少ないよな。
もちろんゲームのノベライズではあるわけだけど。
やはり「幼稚」だからだろうか?
しかし、ゲームや漫画の定番に「魔王の軍勢」という
フォーマットがある以上、その楽しみを
小説に活かさないのも奇妙な気がする。
指輪からして、魔王の軍勢があるにもかかわらず
怪物の軍勢と対峙する人間社会という図式が
でてこないのは何故だろう……
406 :
通りすがりで申し訳ない:03/05/05 01:27
>>405 ゲームや漫画であふれているものを、今さら小説で読みたいと思わないよ。
で、もちろん書きたいとも思わない。
>all
これからデビューを考えている志望者は、もうありきたりの
異世界ファンタジー小説からは脱却したほうがいいんじゃないかな。
まず新味に欠けるわけだし、完成度で勝負するなら過去作品を凌駕しなくては。それに異世界を想定といってもどうしたって、ありきたりになるでしょ。
あえてそんな茨の道を歩かなくても。
そういえば、田中啓文のデビュー作を途中まで読んだけど、剣と魔法の世界で
世界観はクトゥルーだった。最後まで読了してないから、的外れかも知れない
けど、これはどこが評価されてデビューできたのか?と悩んだ。
この手のファンタジーでデビューして、ずっと同じようなもの書いていきたい
のかな。このスレを利用している人は。
このスレが活気付かないのは、利用者がそれぞれの立ち位置を明確にしてない
から、建設的にならないんだよ、きっと。
たとえば、異世界ファンタジーを舞台に何を描きたいのか?
現代人の魂を癒したいのか? ラノベの理想世界に埋没したいのか?
群雄割拠絵巻を描きたいのか? アクションなのか? 新しい神話を作りたいのか?
なんなのよ、いったい。
407 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/05 02:00
ふむ……
「なにがファンタジーか?」でもめてたくらいだから、
それぞれ「自分が書いているものが実はなんなのか、
なんと呼ばれるジャンルなのか?」と
いう迷いはあると思う。
1から世界を創造した場合、「既存のなにかに似ているのか
どうか」が気になるのは当然のことだろうし。
「過去作品を凌駕したい」というのは
ファンタジーに限らず、パロ同人を書かず、オリジナルで
勝負しようという人に共通することなんじゃないか?
いわれるまでもなく、自明だろうとすら思えるよ。
ところで、
>>406はファンタジー書いてるの?
だとしたら、なにを書きたいのか、決まっているの?
俺は「ファンタジー も」書きたいくちだから、
逆に、「○○を主題にしたファンタジー」と決定した人の
決意とか、それの魅力とか聞きたい。
どうせ盛り上がらないんだから、次スレは立てなくていいよ、ここ。
>>405 前に人を襲ったりするモンスターを矯正してやろうと立ち上がった魔法使いが
職業柄か魔王と呼ばれるようになってしまい、びびった人間に討伐軍向けられて
困った困ったって話を書いていたが、なんか切なくなってきてやめた。
410 :
通りすがり:03/05/05 02:26
> 「過去作品を凌駕したい」というのは
> いわれるまでもなく、自明だろうとすら思えるよ。
それはそうなんだけど。ちょっと説明不足だったかもしれない。
たとえばファンタジー以外の他ジャンルだったらそれぞれ逃げ道とか
あると思うわけ。ところが異世界ファンタジーとなれば、世界構築
という一面にかけては逃げ道がないと思うわけね。
そういう意味で特殊な分野だからこそ、明確に新奇な世界を創造する
のは困難だということ。伝わるかな?
(あまり長文にしたくないのでごめんね)
それとも、通俗的な世界観の量産をよし、としている人が多いのかなあ?
この先はわからないけど、今はファンタジー書きたいと思わないかな。
グイン系統は読んだことあるけど、本来傍系なわけでしょう?
一般的な意味でのファンタジーって読んだことがないんだなあ。
まず知らないというのが先にたつ。
ハヤカワFT系やラノベ系、ハリー・ポッターもほとんど読んだ事がないから。
それを考えたらここにいちゃいけないんじゃないかな(笑)
411 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/05 06:45
この前、渋谷を歩いていたら、水星人の軍団にで出会った。水星人の野郎
植民地のくせにジーパンはいていた、太陽系の規則を規定する宇宙企画書
では、植民地である水星人は水色のパンタロンをはく事を義務づけられてい
る。だいたい、植民地というのは、日本人の様に、宗主国様が白を黒といっ
たら、いくら白く見えても黒というもんだ。これが独立をあきらめた愚民の
義務というもんだ。ところが水星人の野郎ときたら、自分の星が宇宙戦略上
重要拠点であることを盾にやりたい放題、嫌なら基地をでていけばいいとば
かり開き直っている。その上に我々は水を持っているんだぞとばかり、他の
星を水浸しにしてやるといきまいている。最近水星人は宇宙企画書で禁止さ
れているバケツの開発を密かに進め、いつでも他の星を水浸しにできるとい
きまいている。業を煮やした火星人は攻撃を決意するも、水星の秘密基地は
水中奥深く、核も火力も届かない。火星人は水星の水をすべて蒸発させてし
まえと1000発の保有核をすべて水星上空で起爆させることを決意した。
水星人は続々と難民と化し、渋谷の街にまで現れるようになった。火星人は
このままでは日本人が水星人化し、植民地が動乱することを恐れ、水星に対
して、体制の維持を約束した。そして早急に火星人の帰星を促した。一部は
帰星に同意したものの、大半は、植民地日本の水星人の立場の心地よさに帰
星をためらっている。日本にいれば、無責任な政府批判や体制破壊が自由に
できるほか、難民の立場を利用して生活保護を受けることができる。仲間内
の水星人同士の団結も相当強く、日本にいながら水星語を堂々と使っている。
民地である日本の自治政府は独立国ではないので、強権発動の権限がなく、
常に火星人のご機嫌を伺わなければいけない。しかし、どういうわけか火星
人は、自主帰星した水星人以外の強制退去の許可を出してくれない。日本弱
体化の政策であると思われるが。日本は手も足もでない。水星が、事実上平
定した今日本の存在価値はなくなったと思われる。
>>410 逆に、なんで読まないのか? のほうが気になるね。
ライトレーベルが駄目、というのは判るけども、
ファンタジーに興味があって
ハヤカワや創元にも手をださないというのは
かえって不思議だ。
414 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/06 01:51
>>413 食わず嫌いかも。自分にあうのか、疑問だし。
ル・グィンのSF風ファンタジーを一冊読んだけど、あまりぴんとこなかったし。
破天荒な話は苦手みたい。現実感のある舞台装置じゃないときついのかも。
SFでも宇宙ものや未来ものは苦手だしなぁ。
そんな私にもお勧めできるのがあったら教えてください。
今読んでるのは、「ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門」。
原書房ね。けっこう面白いから、書店でひらいて気に入ったら読んでみて。
今年のミステリマガジン1月号のブロック特集とあわせて読むとなおいいかも。
>>414 ふーむ。SFもJPホーガンあたりでも駄目そうだな。
そうだな…
マイケル・ムアコックの「エルリック・サーガ」
を推奨してみる。
手に入らなくても、図書館になら置いてあるだろう。
異世界の現実感という意味で、
ファンタジー・スタンダード(ぶっちゃけ超定番)ながら
国、世界、次元の深みを体感できる殿堂入りの名作だ。
416 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/06 23:54
エルリックサーガ、何が面白いのか分からなかった。
1巻で読むの止めたんだけど……
そんなに深みのあるストーリーだった?
それとも後からジワジワ来るタイプの話?
エルリックの一巻を最後まで読んでそうなら、
あとは「指輪物語」くらいしか人に勧めたい
ファンタジー・シリーズを思いつかねえ。定番すぎる。
次点で「ザンス・シリーズ」、でも完結してない。
ま、でもエルリックは6巻まで読み切る価値は
「絶 対 に 」あると俺は言い切る。
好き嫌いを度外視しても、単純に読書として。
映画化濃厚のようだし、映画で知ったり、ネタバレで
知るにはあまりにももったいない最終巻のクォリティーだ。
いや、世間的に面白いと言われているのはよく知ってるよ。
ただ自分にはどこが面白さのポイントなのか分からなかったんだよ。
そこんとこを教えてくれたら、改めてああなるほどと思うかもしれないから
>416で聞いてみたんだけどさ。
そうでなきゃ多分もう読まないと思う。
うーん…
世間的に面白いと言われている、のを知ってて、
「どこが面白いのか判らなかったから教えてくれ」と聞かれても、
受験じゃないんだから、
ここが面白いここが重要と伝えるもんではないとしか
答えようがないな。
ましてやここは創作文芸板だしな、「自分が面白いと
思わなかった作品が世間で評価されている。なぜだ? 自分は
ここがつまらないのに!」というあたりまで詳細だと
やりとりにもなるんだろうが……
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>418
自分が面白いと思った物から自分のセンスを探すといい。
幾つか読むうちにだんだんわかってくるから。
それで駄目なら「素養がない」と言うことで。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
ブームは去った、のかねえ。
424 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/06 22:49
ゼラズニィは既出だろうな……
>>424 当然。
ただ……
所詮、
20世紀だよな。
426 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/06 23:38
21世紀ゆーてもまだ三年目だしな……
427 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/07 01:40
エルリックサーガってもう絶版だよね?
どこ行けば買える?
高樹のぶ子の選評から抜粋
生活体験の乏しい若い人が、二、三百枚の長篇を書こうとするときの困難さが、
今回候補作六篇を読んでいて、強く印象づけられた。まず、知り得た世界が
狭く限られているので、人間関係が親族中心になりがち。登場人物たちは外部
の異質な人間と知り合ったり格闘したりしない。親や兄弟姉妹、あるいは婚姻
や性関係も含めて、みな同じ小さな円盤の上に乗っている。その小さな円盤上
の人物を動かして小説を書かなくてはならない、となると、登場してくるのは
心理的な病癖である。幻が視えたり記憶障害にかかっていたり。限られた舞台
を小説的に深めようとする場合、病癖はとても便利な道具なのだ。病癖まで行
かなくても、エキセントリックな人物が必要になってくる。
(中略)
「エキセントリックな性格」をもった「限られた人間関係」が、都合よく「説明」
されていく、と言えば少々酷かも知れないが、もうひとつ問題なのは「省略の意志
がない」ことか。「へとへとに疲れた」「ニッコリ笑った」のへとへととニッコリ
に意識が及ばないのは、ちょっと困る。いや、大変困る。 やはり幼いのだ。それ
でも単行本は出版される。賞の候補にもなる。候補になれば受賞するかも知れない。
そうやって、若さという商品価値が消費されていくのだろうか。
「その世界を説明する」のに四苦八苦する。
魔法、怪物、聖職者、庶民、町並み、近未来。
「全部それっぽい感じで」って言いそうになる。
「ホラ、ゲームや漫画でよくある感じ。ええい、分かれよ」なんつったりして。
でもそうはいかねぇから、イチからジュウまで説明する必要にかられる。
だが、その世界の特異なシステムは考えつくくせに、
人々の暮らしレベルでのビジョンが立っていない。
故に、キャラ同士の日常会話が困難になる。
現代劇にも設定はもちろん必要だが、
ファンタジーにおける設定はホント大事だな、と思う今日この頃。
で、何で俺はゲームの二次創作ノベライズなんか
やってるんだろう? というわけだが。・゚・(ノД`)・゚・。
>>429みたいにその問題点を意識してれば、
苦肉の策も講じてあったりして、読み手としてもそれなりに楽しめる。
でもその問題点にすら気付いてなくて、
登場人物たちの会話が空虚で話の展開に関係ないものは一切登場しなくて、
世界観どころか物語に厚みが出てないことに気付いてないヤシが多すぎる。
オンラインノベル板とかいうところのラノベ厨どもは特に。
まず最初の章で世界観を一気に解説しちまうってのはどうかな。
あとあと、ちまちま解説シーンがあっても勢いが殺がれるだろう。
自然にリアリティを演出するために最低限な必要ってのは結構多い。
ファンタジーってのは現実の価値観を読者が勝手にそのまま流用すると
不具合が生じたり雰囲気がぶち壊れることが多いから、作者がいかに自然に
その世界を定義して説明できるかがセンスの見せ所だと思うのだが。
>自然にリアリティを演出するために最低限な必要ってのは結構多い。
自然にリアリティを演出するために最低限必要な情報ってのは結構多い。
と脳内変換してください。
>>431 世界観が余程魅力的なものでないと
最初の章で飽きられる罠。
>>434 いや大丈夫。
飽きたら読み飛ばすから。
話の途中でいちいち世界観の講釈たれられるよりゃよっぽどいい。
(話が流れる前ならとばして終わりだけど、途中に挟まれると流れが阻害される)
>>435 日本語読めてるのか?
必要だから設定書き並べろって言っといて、
必要だけど読み飛ばします大丈夫、って何だそりゃ。
話の途中で説明を入れられると勢いを削がれるから、
冒頭に設定書き並べろって話じゃなかったっけ?
話は変わるが「闇が紡ぐあまたの影」はなかなかに良い。今積んでたのを崩して読んでるとこ。
こういうのはストーリーや展開じゃなく、雰囲気と文章を楽しむべきなんだろうなきっと。
440 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/16 19:28
でも読み飛ばしで大体判るが?
441 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/16 23:22
ストーリーの展開やキャラの行動の正否だけがわかればいいってもんでもない。
世界の厚みというか、設定の破綻の無さって読み捨てにされない大事なポイントだに。
442 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/16 23:50
イクイク ワイマール憲法。
世界観を見せたいのか、ストーリーを追わせたいのかだな。
まあ、どっちもストンと入ってくる書き方が出来れば一番いいが。
実際はどっちかに比重を置かなくてはなるまい。
444 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/17 01:07
>>438 しかし売れずに一冊しか訳されないという罠。故武部画伯のイラストだったらもっと売れたんだろうに。中村融のイチオシだったから、このジャンルではワグナー以上の未訳作家はいないんじゃない?
精神病ネタは不可。今更「エヴァ」を真似しても。
多重人格ものは止めませう。ダニエル・キイスの真似はやめる事。
宗教改革ネタは不可。「腐敗した教会を改革する」云々とか、
「科学の発展を阻害してゐる教会に反抗して何かを発明する主人公」とか
云つた話は誰でも書くものです。或は、フリッツ・ライバー『闇よ、つどえ』を読む事。
政治ネタは不可。「悪い政治家に天誅を下す」、「悪い国王に臣下が反逆する」、
「権力者の陰謀で云々」なんて、当り前すぎる話。
「王家の内輪揉め」は、非常に良くあるパターン。
魔法使ひの師匠と弟子が何うたらかうたらと云ふのも、良くあるパターン。
ドワーフやらエルフやらの種族間抗争なんてものを描いても、それだけでは全然駄目ですので。
人間対人間外種族、なんてステレオタイプも、今更。
正義に関する議論をするのはやめておきませう。「正義なんてものは相対的だ」と云ふ
言ひ方は、余りにもポピュラーです。しかも、正義を信ずる『坊つちやん』に敵ふ小説を、
「正義なんて存在しない」と云ふ人物を主人公にして書けますか。書けると云ふのなら、
書いてみると良いでせう。正義を嗤ふ人物よりも、正義を信ずる人物の方がたいていは魅力的です。
まあ、正義論で終つて貰つても困るのですが。
「戦争の空しさ」を出すのも、やめておきませう。「ヤマト」「ガンダム」で終つてゐます。
「生きろ」は駄目。「もののけ姫」で見事に滑つてゐます。
「意地でも生きてやる」は駄目。「時空のエトランゼ」で終つてゐます。
「天使」関係は禁止。アイデアが出尽してゐますので、どんなに歪めてみても、
「天使」ネタではオリジナルなものになりません。
あれも駄目これも駄目というのは楽だよな。
448 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/17 13:11
それはそれで新しい。
449 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/17 13:51
そもそも人間と人間で無い生き物(亜人間)同士が対等の戦争をする、
なんていう設定自体が無理のあるものなのかもしれない。
どちらかがどちらかを迫害するってんならまだしも、ね。
450 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/17 13:54
迫害→蜂起→戦争の黄金パターンではないのか?
蜂起から戦争なんてごく短い期間だろうに、
そもそも迫害する側とされる側にはよっぽど大きな社会的力の差があるのでは。
あるいはどちらかが入植者で、先住民族との軋轢って手もあるな。
>>445 モマエハマズオチツケ
ヘイボンデモユーザガノゾムハナシヲカク コレ,ライターノキホン.
ザンシンデナンカイナハナシヨリ ミトコウモンテキタンチョウナハナシノホウガニホンジンノガキニハウケルノダ
マットウナストーリーニ チョウミリョウテキナエロシーンヲフクム コレ,エロゲーサッカノキホン.
455 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/19 13:19
>454
多分だれも君の文読んでないよ?
457 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/19 17:26
ファンタジーを書く、書ける気になる、考えるのが楽しい、ってのは
ファンタジー用語を
思いつくままに並べていると、かなり容易にそれらしいものが思い浮かんでしまうのだな。
用語で構成されているからなんとなく形になっているように思える。
混沌だの、王だの、魔法の剣だの、妖精だの、暴れるドラゴンだの、天翔るグリフォンだの、
蘇る死霊だの、火の領域だの、太陽神だの海洋神だの、魔界の妖魔だの……
たしかに
楽しいんだ。
だけど……
やっぱり、自分の楽しい空想世界、なんだろうと思うよ。
とても儚い。
458 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/19 18:11
>>457 おまい!その前にあるだろう!もっと重要なことが!!
それは、
キモイ
まぁ、キモくもあるが、言わんとすることは分かる。
俺の「用語だけで書いたつもりの思い出」としてはだな、
プロットに、「邪教団の本部、んで女悪魔、魔方陣、裏切りで惨劇の夜へ・・・」
とか書いてあったのさ。
いざ本編書こうとして、自分で読み返して、( ゚Д゚)ハァ? と。
おまいはこの五語で何の話を考えていたのかと小(ry
460 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/19 19:05
ファンタジーってのは、たいがい西欧風だよな。
ヨーロッパあたりの歴史や制度なんかをよく知らなくても、それらしく書けるのが魅力だな。
わかんないところは自分で決められるのが魅力だろう。
安易な書き手はそこだけが魅力かも知れない。
多少、展開に詰まっても「俺ワールド俺ルール」でなんとかなる。
中世欧州の制度にこだわる必要もないが(違う地球だし)
小説世界に不自由があって、登場人物たちがそれをクリアーするというような
硬質な世界のほうが
シリーズが続いたり、人気作になってる気がする。
夢見るタイプは、この不自由さが苦手なんだろうな、と思う。
なにかやろうとしても、社会が反発するというのは現実も、現実味のある世界も同じなんだろうに。
>>461 漏れも最初の頃そうだった。
けど真面目に書こうとしたら、
世界の構築が物凄い労力のいることだということに気付く罠。
>>463 それに気付かない厨房がオンラインノベル云々騒いで、
違いのわからない厨房が「これ面白いよ!」なんて漏れにメール送りつけてくるのですか?
キャラクターのために作られた箱庭世界、が一番多い気がする。
あくまで作家志望段階でね。
出版されているものは、さすがにそこまで安直なのも少ないと思うが。
466 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/20 22:49
というか、オンラインのアマチュアはなんでああも、山賊に襲われる導入部が
好きなんだ?
467 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/20 23:04
そんなの見たことねえけど、よほどオンラインのファンタジーが
好きなんだな、おまい
>>465 何だか、耳が痛い言葉だ。
キャラを駆けずり回らせるために、
街や城を都合よく配置していくわけですな。
RPGのニオイがするでつ。
というか、俺は今日、国をひとつ頭に浮かべるのに
アホみたいに四苦八苦しました。
人の暮らしぶり、政治のしくみ、軍事力、町並み、城・・・
それに加えて、ファンタジーくさい生き物を飼ってる設定とか、
考え出すときりがないです。これは、設定厨ってやつか?
同じく設定厨の漏れ。
その中でキャラクターを考えていくもんだから、
思ったようにキャラが活躍してくれない…。
挙句、「何でお前が…」て奴が活躍し始める罠。
470 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 09:02
>445
>ドワーフやらエルフやらの種族間抗争なんてものを描いても、それだけでは全然駄目ですので。
うーん、ドワーフとエルフが不仲なのはよくある設定だが、
実際に種族間抗争しているのは読んだことない。
よかったら、具体例挙げてくれぃ。
471 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 09:39
472 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 10:11
ここまでザッと読んでみての、アンチ、擁護派それぞれの立場の人たちへの提言
なんでみなさんドワーフとかエルフとかの名詞にこだわるんだろう。
それらの言葉に付加されたイメージを共通認識、共通常識として流通
させている時点で、それらはいわばキャラクター小説の粋内であり、ファンタジー
もSFも関係なく幻想、妄想のCCだよね。
別にそれはロックグループのサクセスストーリーであっても一緒だよ。
ボーカルは主人公パーティが可愛い勝気な女の子で、ライバルが美形のナルシスト、
とかさ。
肝心なのはジャンルじゃ無い。世界観とかいう、最近流行の設定集の羅列が大事な
訳でもない。設定なんか破綻してていい。オークに強姦されたエルフの醜い娘とか、
どうして出てこない?与えられた世界観を共有する事で安心している限り、
ファンタジーも現代劇も関係ないよ。ある意味、現代劇の方が痛々しい妄想のスケッチだよ。
473 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 10:15
474 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 10:57
一例として、ファンタジーを素材にした映画の話。
シュレックって映画で。ラストシーン、囚われのお姫様が魔法を解かれて、
「本当の自分」になるシーンがある。
ところがその姿こそは、今まで魔法によって変えられていたと信じていた
モンスターの方の姿だった訳だ。
これはパロディではない。本来、人間の本質とは着飾った外面では無く、元々
ある種の醜さを伴った一人一人であり、その醜さも含めて共有しあえる関係こそが
理想である、という、作者の信念が、(そしてそれは普遍的、古典的事実だ)強く
主張されている。
ストーリーに大切なのは、この、誰もが共感し得る普遍性をいかに気持ちよく鮮やかに
訴えかけるか、という一点にのみあると思うよ。
ここのみんなのやり取りでは、ストーリーの組立ての肝と、それを表現していくギミックとしての
舞台装置としてのファンタジー世界への疑問がゴッチャになったようなやり取りが
続いているのが気になったけどね。
475 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 12:29
>>409はちょっと面白そうだ。コメディに走らずに純文学路線で行けば結構読めそう。
戦いをメインにした小説ってファンタジーに多いけど、何で戦いにこだわるのか。
はちゃめちゃなバトルシーンを書いて自己満足するものだと誤解している気がする。
結局剣と魔法ネタは時代遅れで、よっぽど上手い香具師でないと今更書く意味はないと思う。
むしろ独自な設定世界での日常を小説にした方がいいと思う。
ファンタジーな設定が、その物語自体に対して意味を持っていればいい。
要は、現実世界が舞台では書けないから別な世界を構築して書く、っていうのが本来のファンタジー作家の姿勢だと思うんだけど。
476 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 12:38
剣と魔法の世界で戦記物をやろうとしている漏れ。
しかし現実にない兵科の運用に禿しく難解だ。
ペガサスナイトなんぞ投入した日には、もう作中の指揮官になった気分。
発見されたら弓矢の迎撃喰ってご愁傷サマだよな、とか。
こいつらの運用ってこれであってんのかな、とか。
マジで気が気じゃない。
漏れ、今だったら南雲中将の気持ちがよく判るよ。
478 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 14:13
どうかこの国の話しを聞いて下さい。
かつて剣と魔法の国だったこの国は、圧倒的な銃の力により一夜にして征服されました。
城の者は全て殺され、銃を持つ者がこの国を支配しています。
今では魔法使い、剣を持つ者、どちらも見つかり次第射殺されます。
ここだけの話しですが、かつて私は魔法使いを目指していました。
師のもとで修業を積み、人々に知恵を分け与える立派な魔法使いになろうと思っていたのです。
しかし師が銃によって蜂の巣にされたとき、私は自分の命惜しさに信念を売り渡しました。
それで、いまでも私は生きています。
お願いです旅のかた。私はどうしたらよいのでしょう。
私は銃のことは知りません。銃を手に入れることも出来ません。だから判断ができません。
銃は魔法や剣より強いのでしょうか。私は今からでも銃を学ぶべきなのでしょうか。
教えて下さい。お願いです。どうか。
479 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 14:14
僕は銃を知っていますが、魔法を知りません。知るつもりもありません。
したがって、どちらが強いかという質問には答えられません。
でも伝えられることを伝えないのは面白くないので伝えておきます。
銃は単純な物理兵器です。それ故に目的に特化していて、剣と同様に、出来ることは限られています。
銃に勝つための原理は簡単です。パニックを起こさず冷静に、相手が引き金を引くよりも少しだけ早く、
相手を何らかの方法で殺しなさい。あらゆる方法で引き金を引くという行為を遅延させ、
目的を達成することに全力を尽くしなさい。相手の視界を塞いで精神を狂わせ、弾道を遮る障壁を作り、弾薬を炎で燃やしなさい。
銃は剣と同じく、よく訓練された人間にとっては手足のようなものになります。
ですから銃そのものを学ぶのではなく、人間に勝つことを学びなさい。
480 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 14:14
ありがとうございます。
私は人間のことを学ぼうと思います。それで何が出来るかは知りませんが、
私は人間に勝つ方法を学ぼうと思います。そのために魔法を使おうと思います。
ありがとうございます。ありがとうございます。
彼はそう言って去っていった。お礼を言われたので、私も満足してその国を去った。
481 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 14:15
6ヶ月の後、風の噂に、銃の国が魔術師たちに滅ぼされたと聞いた。
彼だろうか。
彼と、あのときあらゆる物陰に隠れて瞬く間に私を射貫き灼き尽くそうと構えていた
彼の友人たちだったのだろうか。そこで考えるのをやめた。
私はナイフを取りだすと果物の皮を剥きはじめた。
こういうときにはやっぱり、銃よりも剣のほうがいいと思う。
474で高まった議論の質が、475で低レベルに堕してるのがワラタ
475は474を読んでいないのか、反論というより474が否定してる内容にただ戻ってるのが珍妙。
ファンタジーというか、剣の世界の話を書こうと思ったことがある。
魔法とか怪物とかは一切出てこない。
重点を置いているのは人間関係と、
時代に翻弄される登場人物たち、というテーマ。
戦闘シーンはほとんど出てこない。
「戦闘の前後」という部分の方が比重が大きい。
とここまで設定を作っておいて、別に剣の世界でもなくていいやとか思った。
ので、書いてない。
484 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 15:38
制度的には中国史のほうが解りやすかったな。
古代においてすでに確固たる政治制度が確立されていた、という意味でわかりやすい。
昔は封建制度だった時期もあったしね。
少なくともローマの制度なんかよりずっとわかりやすかったよ。
これで固有名詞をカタカナにすればオッケー。
475ですが低レベルだったみたいでゴメソ
>むしろ独自な設定世界での日常を小説にした方がいいと思う。
ってのが余計だったみたいね。
474が言いたいのは、主張すべきテーマがまずあって、そこから物語を作っていくべきと言う事だから。
俺が言いたかったのは、ファンタジーにするかどうかってのは、その主張を表現する為の物語を表現する為に、現実世界と言う舞台は適当かどうかによるってこと。
現実世界で表現できない物語であれば、それに相応しい世界を作者が構築した方がいい。
そこでローにするかハイにするかは作者のセンスかもしれないけど、ハイにしたらやり過ぎなストーリーとか、ハイにしないとどう考えてもおかしいストーリーって言うのもあるかもしれない。
ローとかハイとかって何?
表現したいことがまずあるべき、ってのはわからんでもないが、
ファンタジーであることが重要だって人を否定するのはどうかと思う。
>>486 >>104だそうです
>ファンタジーであることが重要だって人を否定するのはどうかと思う。
それって読者の事?じゃないですよね、きっと。
でもプロでもないのに絶対にファンタジーを書かなきゃいけないって人なんていないでしょ。
でも確かに否定するのはちょっとおかしいですね。
俺は物語にとってファンタジー的な要素が無意味でなければ、それでもいいのだと思います。
>>485みたいに言ったのは、ファンタジー小説を書きたいからと言って、無意味な戦闘のオンパレードみたいになってほしくはない、と言う事です。
488 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 17:09
そもそも、
RPGのリプレイやノベライズでない小説で、
エルフやドワーフはそれほどポピュラーか?
489 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 18:22
……指輪物語はマイナーなんすかねえ
490 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 18:27
>>489 いや、そういう言わずもがな作品ではなくてさ。
エルフとドワーフ像が指輪物語で造られたもの、ってのは
基本中の基本のような気が。
っていうか、その二種族を使うことでさえ躊躇われる。
ゲームかなんかのノベライズならともかく、オリジナル世界で
使うなら、既存のイメージをがらっと変えるような新しい
エルフやドワーフを造るべきだ。
493 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 21:55
>>492 ところが、指輪およびそこから継承されたゲームのイメージが先行していて、
違和感のあるオリジナル種族(デミヒューマン?)だと読者が拒否反応をしめすわけだよ。
エルフ、という名称をつかって髭を生やして筋肉隆々だったりすると「ファンタジーがわかっていない」
また、
トールキン・エルフ風から外れた時点で、
エルフは、イングランドでは〜、だの、本来の伝承では〜、という派もいるしな。
なにしろ「ファンタジー好きしか異世界ファンタジーを読まない」現状を考えると、そうした
うるさがたのファンタジー読者を軽んじるわけにも、と意識してしまうのはしょうがない。
で、一応予防線をはっておくとハリポタは現実地球の延長で、まあエブリディマジックに
近いから異世界ものとは違う。
どちらかというと古典SFの宇宙人並の生物的個性が参考になるんだろうけど、
生命活動をする環境そのものが違うから、人間と同じ土地(惑星)で暮らすのは
不自然だしな。
494 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/21 22:22
いやあ。このスレッド、凄いねえ。
>>104からリンクで過去スレ見てきたけど。
ファンタジイの分類は分かりやすく丁寧で非常にタメになりました。
>>474あたりからの流れでは、描かれる世界描写としてのファンタジー
的な要素……剣と魔法を軸とした舞台装置の使い方が話題の焦点になっている。
あえて学校やセーラー服や野球ボールで良いものを、王国と女奴隷と魔剣に変える
理由付けとは何なのか?という事か。
ここの元々のスレ主はこれらの行為をキモイの一言でまとめた。理解出来ない幼稚な
感覚であると。
この不快感はファンタジーの一面の真実を表していると思う。剣と魔法とはつまり、潜在的に、
原始的な性的衝動をあらわに含んでいるからだと思う。
アラジンの魔法のランプがマスターベーションの隠喩であるのは一種の常識です。
自分の目の前に性器をぶら下げられるような不快感があるのではないか。
書き手にも言えることかとも思う。
いや
おれはあまりためになってないな
496 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/22 01:49
>>495 それはおまえ、「答え」「定義」を欲してるからよ。自分が書きたい空想が、果たして他人にも受け入れられる
代物かどうかを判断、もしくは後押ししてほしいと甘えてるからだな。
>>494 けっきょく過ぎ去った過去、幼児性や幼稚性の部分に関わってくるからな。
空想や、現実逃避を、「大人として未熟」と思ってしまうのは平均的な感受性だろうし、常識的な「大人の判断」だ。
しかし、ファンタジーには読者がつくし、要求もある。
けっきょくね、設定よりも、ストーリーなんだよ。ストーリーの前に設定なんざ従だよ。
書きたい展開のために世界を作るのに、世界を先に作ってしまって書きたいストーリーを書けないで
自縄自縛なんてバカらしい。
じゃあ「あらかじめ出来上がっている」この世界で、
ストーリーが書けない書けないと悩んでいるバカは、
ストーリーに都合のいい世界を妄想しろってことですか?
制限を設けられた状態(ご都合主義でない世界)で描くストーリーだからこそ、
厚みも出るし心を動かすこともできる。
いや、ご都合主義じゃない小説ってなかなか無いと思うのだが。
現実世界で「物語る」時点で、すでにもう非現実じゃないだろうか。
少なくとも、物語の主人公みたいな出来事(殺人事件、ラブロマンス、悲劇との対決)って、
めったなことでは起こらないと思うぞ?
そー言う「ストーリーがある事自体だめだ」っていう純文学野郎みたいな
事言うなよーw
小説作法は突き詰めていくと純文に辿り着いてエンタテイメント性を失う。
気を付けよう。
(ファンタジー世界で純文やりてんなら別だが)
小説って書くのも読むのもなんかの欲求の解消なんだよな。
それがバランス取れてねえとマスターベーションでしかないし。
なんのファンタジー(フィクションと言い換えても良い)もない話なんて、
現実と同じでわざわざ金払う必要がない。
とはいえ善し悪しが分かってくると、
上手い嘘ってのに魅力を感じてくるモンなんだが。
>>498 そういう話が書きたいならそりゃ妄想も必要だろうよ。
でも法律やらルールやらモラルやら常識やら、
最低限その範囲内で動くことが多いだろ?
大量虐殺犯が世間にほめられることはないだろうと思う。
ところがどうだファンタジーってやつは。
悪人はばっさばっさ切ったらどんどん褒められる。
今の世の中、いくら指名手配犯でも人権が保証されてる。
>>501 それは書いてるやつが安っぽいんであって、ファンタジーだから、で
許容されてるわけじゃないですよ。
>>502 安っぽい作者を横行させてしまっている原因のひとつに、
ファンタジーの世界と作者の妄想の関連性がある。
にわとりが先かたまごが先か
505 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 02:21
>>501 まあ、ぶっちゃけファンタジー世界には明確な司法組織ってないからなあ。
中世欧州的世界観なら、各種地方ごとに領主がいるから、それによって微妙に法的措置も変るし。
それに、そんなこと言ってたらフロドやその仲間だって一応は殺戮者の部類に入りません?
けど、ライトノベルのファンタジーは安っぽいと思う。
逆に言うなら、主人公が主人公すぎるんだろうね。
主人公は特殊な能力を有する。そしてそれは人知を超えた物である。
つまり、どんな事でもできる超人が主人公になってる時点で、全ての困難が安っぽく見えてしまうんじゃないかと。
いや、主人公だって苦戦する!って反論する人もいるかもしれないけど、それは相手も『何でもできる超人』だから苦戦するだけなわけだし。
指輪のフロドやその仲間たちも、確かに強いがそれはあくまで人間としての強さでしかない。
どう足掻いたってできないことがあるのが人間。だからこそ、努力や苦悩やらが映える。
逆に、そんな超人、自分たちのはるか上を歩いてる存在の苦悩や努力何ぞ見せられても、その、なんだ、困る。
ファンタジー=安っぽいって言うより、主人公やその周りのマスタリングが弱いのがラノベの特徴だからね。
ファンタジー小説が多いラノベとか見ると、ファンタジー=安っぽいって思えるのかもしれぬ。
506 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 02:25
司法組織はキリスト教的集団、つまり宗教国家がその役を担うのでは?
507 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 02:29
RPGの主人公は最初弱いでしょ。
だけど成長する。
最初から強いわけじゃない。
勇者の血をひくかどうか。
それは作品によって違うけど。
読み手は、選ばれし者が主人公であるのを、
好む場合だってあるさ。
>>507 選ばれたもの=超越的な能力者
アホですか?
選ばれて特別な存在で、将来的には超人的な能力を得るんだろ?
509 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 05:54
何でも出来るといっても本当に何でも出来る訳じゃないからな。
各々の超越的な力の内での制約をどのようにして超克するかが重要なんだと思う。
キャラの能力が具体的に設定されていれば(長所短所など)少なくともありえないような展開の連続で無敵な主人公というのはなくなるだろう。
要は読者に考える余地がないと読んでてもダレルって事かな。
長所短所か。
ある面ではすごい力を持っていても、
別の面では他人よりかなり劣る部分も入れるとかだな。
511 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 20:34
>>509-510 そういう意味じゃないと思うんだけど。
魔法っていってもさ、一発で全てを灰燼に化すようなものを主人公がぽいぽい使う時点で萎え。
たとえ、その代わりに病弱だとか使うと寿命が縮まるとかやられてもな…。
今の少年漫画の主流は「最初から天才で、努力せずに強い主人公」だからね。
513 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 22:30
ラノベは少ない行数で最大公約数の読者を満足させなければならない、
言わば長唄の世界だから、ストーリーが簡略化され、表現方法が画一的な
使いまわしに頼る、というか、あえてその「韻を踏む」のはしょうがない。
RPGの設定や、ラノベのキャラクター達はなんでパーティを組むと思う?
登場人物が画一的で恐ろしく少ないからさ。事実上、パーティ以外の生命、
個性は存在を許されない書き割り、ブルーバックである所の、浄瑠璃の世界観
だからなんだよね。その個性、というのも、殆どの場合、客観的には独り言に近い。
意図的に作り出される多重人格経験でしか無い。多くのラノベのキャラのコンビの
会話に、本質的必要性を感じますか?感じ得ません。なぜなら、「彼ら」という存在は、
ブルーバックの長唄世界を内面の対話として読者が愉しむ為の意図的に分裂させられた
同一人物による視点に過ぎないからです。
(いや、本来小説の主要登場人物の対話の多くは、元々この作者、読者の内的弁証法の
過程の道筋には違いは無いのですが、ラノベの表現形式には余りに手段が物理的に限られて
いる、という出版社の商売上の都合がある。)
ちょっとまとまりの無い文章になってしまった。ま、汲み取って。
ラノベに特化した上に軽視してすぎるのもどーかと思うが。
まあ一手法としてはアリかもね。
逆にこれからの小説は、敢えてパーティを組む必然性に
踏み込んでもいいと思うし、おそらくそういう小説は既に
あるんじゃないか(あんまラノベ読まないからわからんが)
515 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 22:53
>>514 ラノベの文章運びでそれをやろうとすると、返ってページ数自体は
消化してしまい、いっぱしのパーティが出来上がるまで単行本3冊位かかる。
12国志位売れなきゃ、途中で打ち切りだ。
ラノベが「読者との暗黙の了解」という前提に立っているからこそ
通用する手法なわけだな。
517 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 23:24
ストーリーの骨組み
@きっかけ→A準備→B行動開始→C抵抗→D克服と代償→E大団円
この流れは、基本的にロマンスと呼ばれる種類の創作では定石。
ラノベはこれらを長唄として一定形式に沿って朗々と謳う。
だから、簡略に纏められて、いやもっとハッキリ言えば省略されて
ストーリーが進められている形態だけに気を取られると、あたかも
直ぐにでも一つの部分を拡大したり、一つのセンテンスをはしょれる、
と安易に取り勝ちだが、この長唄はそういう風には作られていない。
イチイチのプロセスに、それなりの韻を踏む事を基本とする。
だから、もし、真剣にラノべで大河ドラマをやろうとすると、凄まじい
ページ数を必要とする。山岡宗八の徳川家康は12巻位で完結するが、12国志は
何時終るとも知らない。12国志が終わる時、それは打ち切りだろう。
ラノベとは、本来そういうモノなのだ。
作家本人は大問題だが、
グインの……
まあ、いいや。読まないのはもったいないよ、と。それだけ。
519 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/23 23:47
>>518 あの「ねこあたま」こそ、ラノベ大河ロマンの見本だよな。
二十年来の疑問なんだが、アイツ、何食って生きてるのかな?
100巻で終える、とか宣言して始めたらしいが、外伝入れたらとっくに
100巻越えてるんじゃない?
最初の頃のオドロな雰囲気は好きだったね。ファンタジーらしくって。
ごく初期の段階で、三国志のパロディになったよ。
当時は結構失望したが、元々ラノべだからだと今は思う。
いや、作者が100巻一区切りの小説書ききるの投げた(当たり前だW)、が正解かな。
100巻、越えてるどころか、
順当に考えれば本編100巻オーバーは必然だ。ギネスばく進中やな。
どちらかというと、当初の異境冒険活劇、
その後の敗戦国の復活をかけた政治劇、
で、その後の放浪の戦士の出世譚あたりは、最高だと思ってる。
ま、そこから続く色も欲も人情もからむどろどろした数十巻で離れる読者が
多いのはわけるけど、
この最近、そうだな70巻以降は、ぐっと面白くなる。異世界で広げた大風呂敷が
ここにきてまとまりはじめたカンジ。
この大長編を読み終えるコツは、作家のあとがきを読まないことなのは間違いないけど、
グインもナリスもイシュトバーンも知らずにファンタジーを語るな、と言ってしまうのは
アリだろう。
まあ、小説を読むのが苦手、というのには薦めないけれども。
521 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 01:12
グインってギネス驀進中なの?
>>520 ローダンシリーズは250越えてるはずだが。
単一作者の記録ではグインが一位か。
読んでないけど、キャラ一人の葬式に三巻使ったらしいね(w
523 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 01:24
何でそんなにグインを持ち上げるのかわからない。
グインなんていろんな元ネタを寄せ集めたパクリ本に過ぎねえじゃねえか。
元祖だったら少しは評価できるけどな。
ま、読めるのは5巻ぐらいまでだな。我慢して10巻ぐらい。あとはクズ。
だらだらと長い小説はどうもな。
まぁ、金稼ぐにはそのほうがイイのかもしれないが。
525 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 08:27
>>523 普通に面白いけどなグイン? まあいいや荒れるだけだし。
オリジナル信奉者か。大変だろう、創作サイドとしては。
「それ、○○のパクリ」と言われない自信ある?
526 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 09:40
ラノベの原点としての、一つの資料としてグインやD、狼君シリーズはやはり
読破しておくのが礼儀なのかな。
指輪物語の偉大さは、(タイタス・グローン、家畜人ヤフーなんかも、色物だけど)
作者が組み立てた壮大な世界観を、一作の長編の中に閉じ込め、創作者自身がその
世界観を流用してシリーズ化しなかった、量産しなかったその職人性にあるのかもしれん。
例えるなら、シルクスクリーンで模造品にシリアルナンバーを振らないで、
油絵の一枚しか世に残さない、他は自作と認めない(自身にこそ!)
矜持と諦観が人をしてアイツはオリジナルと言わしめるのではないかな。
漏れはファンタジー苦手。グインは一巻の前半で挫折。
528 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 11:21
それは最初に読む物が悪かったんでは?
「マンガ日本昔話」もファンタジーだと思う。
529 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 11:42
>>528 逆に、おまえにとってファンタジーじゃないものってなんなのー?
ノンフィクション?
530 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 21:26
>>525 なんだ、おまえ、その返しはよ。
おまえ、パクリ信奉者か。大変だろう、創作サイドとしては。
「それ、○○のパクリ」と言われない自信ある?
おまえにこう返したほうが効果的だろうが?(w
ヘタな煽りで墓穴ほるな。
好きなのは勝手だが、胸にしまっとけ。何でもかんでもヘンに持ち上げんな。
持ち上げるときは断固論敵を論破する覚悟でやれ。
そのほうが男前もあがるぞ(w
532 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 22:24
>>530 うん。だってオリジナルなんて、追求してもすぐに神話やら民話やらに行き着くだけじゃねえか。
文章や表現のパクリではないのに、パクリの一言で切って捨ててるあたり
よほど自信があるんだなースゲエこいつw
と思ったわけよー?
で? どうなの? つかおめえ書いてるの?
533 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 23:18
>>532 …おまえ、ほんっとに!厨房だったんだな……。
グインは、いきなり1巻で国枝史郎「神州纐纈城」をモロパクリしてるのは
超有名な話なんだよ。
しかもパクリがヘタすぎて配慮が足らず、某所からある部分を問題視され、
結局、謝罪し改訂版を出す羽目にまでなった、いわくつきのダメ作品なんだよ。
それもこれも、作者に人の気持ちを慮る心がないから起きたことなんだよ。
拉致被害者への不穏当な発言も同じ魂から出た、いわば必然なんだよ。
よりによってプロ作家志望者がそんな社会問題にまで発展した傷のある作品、パクリ作品を
持ち上げるのは、はっきり言って、とてつもなくみっともなく恥かしいことなんだよ!
これでおまえに見識がない厨房だというのがモロバレじゃねえか。
おまえの目を開くのは、わずらわしいからこれだけ言っておく。
あとは自分で調べろ。
おれは厨房を相手にするほどヒマじゃないんでな。
あともう一言だけ言っといてやろう。おれも昔は栗本が好きだったよ。
何も知る前はな。
534 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 23:19
パクっていた、という情報を知ったら嫌いになったの?
作品が好きだったわけじゃないんだね。
まあ「こんなことを考えられるなんて凄い」というのも評価のうちだからな。
パクリだと知ったら評価が下がるという事もまたあり。
もう少し言うとただの読者と作家志望はモノの見方が違って当然というのも
あるし。
作家志望は作品と同時に、それをモノした作家の腕前にも魅力を感じるのは
当たり前かなと。
536 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 23:29
なるほど。その理屈はわからんでもないな。
でも堕ちた偶像に対する意見のようにも見えてしまうよね。
おれの好きな作家はパクリまくりだけど、
それをあーだこーだ言われないな。
だからって、おれも嫌いにならないし。
>何も知る前はな。
この不自然な日本語なんとかしてくれ
538 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 23:42
そんな不自然か?
語りかけてるんだから、別にかまわないんじゃない?
クサーとは思うけど。
539 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/24 23:49
>>533 ほほぅ。うん、これから先は自分で調べて判断するよ。単純にらい病問題だという認識だったから。ふーん。
ただ、栗本本人の痛さと作品世界は別、という感覚がわからないのは、ちょっと不思議だ。
540 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:03
「似ている」という事と、「表現を引き写した」のとではまるで意味合いが違ってくる。
後者は論外だが、前者は時代のニーズという気もするな。
前者を気にして書かないのはもったいない。
ただ、後発になればなるほど、新人賞などで「この展開は飽きた」と投稿者へ注意を
促されてしまう。
たとえば「十二国記」は、中華テイストだった、という事に加えて、
「異世界に召還された主人公が大活躍」といった、有象無象の「似た作品」を
逆手にとったことで第一巻から読者の関心を強く引きつけ、その上で異世界の
ルールや風土や価値観の豊富さで魅了した、成功例といえるだろう。
今の流行ならば、ハーレムものを逆手にとる、最初から優秀な主人公というパターンを逆手にとる
といったことが考えられるんじゃないだろうか?
541 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:15
>>534 なぜそんなことを聞くのかわからんし、質問の意味も今ひとつわからないんだが。
元々作者が好きで作品には興味がなかった、というふうに捉えているならそれは違う。
まず作品ありき、だ。
それで読んでたんだが、だんだん下手な文章が鼻につき、それでも我慢してたんだが、
10巻過ぎで限界になった。
それは嫌いになったというよりも、単に総合評価で面白くなくなったからだな。
社会問題になった事件を知ってからは軽蔑し、嫌悪感を催すようになったな。
もっとはっきりいうなら、パクリの表面上の問題だけではなく、そこに透けて見えた
作者の人格を垣間見てからだな。細かくは言いたくないから勘弁してくれ。
作者と作品は別物という考え方はあっていいと思うが、不用意に作品を
持ち上げるのは馬鹿にされるだけだから忠告してやったまでだ。
まあ、ここが創作文芸板じゃなかったら、こういうことは書かなかっただろうな。
プロ作家志望者らしき者の発言だったから、社会性に欠ける発言に驚いたまでだ。
最近も某作家のパクリ問題が新聞に載ったし、パクリ信奉者は気をつけろや(w
ていうか、パクリに罪悪感のない香具師がプロになるのは、おれははっきり言って嫌だな。
542 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:19
お前ら、ちょっと踏みとどまって考えなおせや。
栗本薫の一巻目がライ病患者の問題云々は聞いたことある。
ただ、文章表現をライフワークにして……プロに成る成らないは
この際関係ない。自分の生涯を通して読書とか、作文てのを一生の
愉しみとして付き合って逝きたいと思ってるなら。
唯単に、圧力団体に抗議されて、出版社の体面上訂正を余儀なくされた
経緯をもって、その作者、及びその作品を断罪するのだけは止めろ。
自分の目を通さない、作品を理解しようとせず蔑むその行為は、ファシズムに
最も恩恵を与える行為だ。
グイン関係が君らにとってツマラナイならその事実だけで良い。
逆に言えば、君の創作物は万民皆に愛される、賞賛されるものでもないし、
その必要も無いものだと思えばいい。
ただ、その、作品の評価を、あたかも社会的断罪とリンクする行為に対してだけは
同調しないで欲しい。同じ、クリエイターとして(それは志した時から既に僕らは同類だからだ)、頼む。
>>533の筆記者には、その点は留意して欲しい。
作者の技量を蔑みたいを、そういった手口を使う、一種情報操作を利用するの
だけは避けて欲しい。貴方が栗本氏を嫌うのは構わないが、その方法での誹謗は、ハッキリ言って
「権威主義」の謗りを免れない。これは、クリエイターの最も恥ずべき行為です。
543 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:19
10巻でやめておいて、なにいってけつかる……
といいたいところだが、こればかりは相性だしな。合わなかったんだろう、もったいないとは
思うが無理強いすることもない。
で。
社会性社会性いうわりには、
池宮のパクリとは、わけが違うんだけどな?
そこらへんのあんた的な判断基準どうなの?
545 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:25
作品評価
>単に総合評価で面白くなくなったからだな。
人格評価
>社会問題になった事件を知ってからは軽蔑し、嫌悪感を催すようになったな。
546 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:28
面白くなかった、なんてのはゲーム評で「糞ゲー」と一言書く厨と同じだなぁw
547 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:35
パクリ、についてハッキリ言いたい。
一人の創作者のオリジナルなんぞ、いわばみかんの実の突然変異に近い。
その人一代限りのオリジナルなんぞ、殆ど無いに等しい。
大事なのは、その創作的遺伝子が、後世に伝わり、スタンダード、つまり
パクラレル定石となる事なんだ。
だから、どんな創作も最初期においては、全てパクリ、なんだよ。
イエス・キリストは最後までユダヤ教徒だった。彼がキリスト教徒では無い。
彼の弟子達からキリスト教は始まるんだよ。
548 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:38
まあそんなのことどうでもいいよ。
>みかんの実の突然変異
これ、なんのこと?
549 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:39
>>542 感情的になるまえに、もう一度541をよく読んだら?
俺も栗本の発言(サイトでのにしろ小説作法本でのにしろ)は虫が好かないが、文章の巧みさは
認めている。冗長である、という向きもあろうが、総合的な表現手法は並大抵の腕前では無いと思っている。
良い意味で芝居がかっていて洒脱だ。
>>549 もちついて時間を見てみれ。うっかり八兵衛。
552 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:43
>>549 >>541に読まれるべき部分は無い。悪いが。
>>548 みかん=小説というジャンル、ここではファンタジー全般=は、みかんだって事。
553 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:44
>>543 先見の明があるといってほしいな。
グインスレはどこも愚痴ばかりだぞ。あれはとことん付き合ったファンの
哀切の叫びだ。もっとはやく辞めてればよかったというヤツらのな。
煽りもいるが、不毛な会話は君らだけでしてくれ。これが最後だ。
言いたいことはだいたい言ったんでな。
554 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:49
すでに100巻以上刊行していて、毎回新刊がでるたびに紀伊國屋の売り上げベスト5に入る作品を前にして、作品としての評価が
「個人的に嫌い」ではな。
好みはともかく、それだけの購読者全員を見下すような判断力は正常ではないだろう。
メディアミックスもされず(音楽と、売れない芝居くらいか)にこの実績は、希有だ。
分析するのならば、実績そのものだろう。
555 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:50
>>553 その辺にあなたの最大の勘違いを感じます。
例えば私はグインサーガにはまるで興味が無い。作品的には。
ただ、それとこの作品が多くの読者を引き付けた、成功した作品である、
と言うことは別の話なんです。
みんな、この作者やこの作品を支持して貴方の批判姿勢に異議を唱えたのではありません。
556 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 00:51
>>553 2ちゃんは、ちょっと気取って辛口批評家ぶる楽しさがあるんじゃない?
ごく最近では少年漫画スレでは愚痴と批判たらたらのワンピースが、世界記録を塗り替えるほど
コミックが売れている、といったことを考えるとさ。
557 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:01
>>556 ワンピースね。確かにあの漫画にオリジナリティは無いよね。
でも、あの漫画自体はスゴイ面白いよ。それこそグインより。
あの漫画の最大の成功の秘訣って、オリジナリティにまるで頓着しなかった、
それでいて作り手が聞き手である我々に確かなメッセージを伝え続けた点かもね。
「千手ピンチだ!」とかいってた漫画にはそれが足りなかったと思うし。
「幕張」は、余りにもオリジナル過ぎたと思うね。
558 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:07
そっちに流れたか。
でも、ドラゴンボールと比較されがちなワンピも、
ドラゴンボールすら昭和末の作品で、現在のジャンプの本来の購読者層からすると
古い、過去の作品で読んでも見てもいないかもしれない漫画だしな。
それこそ、スト2のダルシムだって何年前よ?
559 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:17
おれも暇だなあ。ついレスしたくなる性分に自己嫌悪するよ。
554と555は勘違いしてるだろ。
533での批判は好き嫌いでしたわけじゃないことぐらいわかると思うが。
おれはただの読者。分析する必要はないんだよ。
541は534で個人的な嗜好を聞かれたから答えたまだ。
いいんじゃないか? ファンタジー作家志望者はどんどん分析したらいい。
そしたら、このスレも不毛な会話から離れて有意義な展開を迎えるかもしれん。
>>547 パウロはたしかにイエスを換骨奪胎したと思うね。
それはクリスチャンにとって不幸なことでもあったと思うが?
しかし小説創作とは関係ないのでは?
560 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:19
ドラゴンb-るよりは「真面目」だろ?ワンピ。
いや、ドラの、行き当たりばったりの制作進行の反省点に
立ってワンピはあるんだろうな。
あのストーリー、相当ストーリーティラー入ってるよ?
原作者ってのが、既に作画担当でしか無い位に。ギャラもそんなもんじゃねぇの?
某名探偵湖南もそうらしい。大人の世界だよね。
ダルシムこそ。昔からいるアリガチキャラだよ。だから、だれが流用しても著作権発生しないよ。
561 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:22
>>559 パクリ、という問題の捉え方についての、最終的な答えは、
パウロこそが、キリスト教徒であり、キリストのオリジナルを
広めた人、それも、無名の小アジア人(トルコ人?)だという事が
大事なんですよ。
562 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:26
>>560 おしい。判断が個人的すぎる。裏付けが欲しいところ。
たとえば、そうだな、腕が伸びてパンチはダルシム以外で誰があがる?
563 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:28
不毛にしたいんだ。そういう逃げもあるんだね。
564 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:30
>>562 腕が伸びる=肘から先が物理的限界を超える、て事です。
いくらでもいる。
マジンガーZ。鋼鉄ジーグ。なんかすぐ思い浮かんだ。神話、伝承にいくらでもいる。
565 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 01:31
この板こんなに人がいたのか。ワラタ
この板にはどんな人でもいるさ。
569 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 02:36
ゴムゴムの実を食べた人
570 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 03:01
漏れが温めてる夜食を勝手に食べる兄の人
∧_∧
( ´_ゝ`)=3
/ \
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ FMV / 旦____
\/____/
574 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 03:45
結局売れりゃいいってもんじゃないのさ。
むしろ売れない作品の方がオリジナリティはある。
>571
律儀に兄者を召喚しやがったな…
576 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 05:17
>>574 でも、世の中売れない代物を書いた作家に次はない。
オリジナリティばりばりの1発屋になりたいかい?
577 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/25 05:18
オリジナリティも読者にウケなきゃただの紙くずだしな。
ウケるとなったらパクリでも何でもやって数字出すのが
作家の勤めつーもんだ。
579 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/26 10:30
変わった題材を持ってきても、それのどこがどう面白いかを説明できればよい作品になる。
人の心を捉えられる。
持ってきて、そのまま、ってのは最悪。
同人誌出しとけ、と言う感じ。
しかしグインはちゃんと数字出してる訳で。
読まれなければどうしょうもないけど、
世の中には人知れず埋まっていく傑作も結構あったんだろうなとおもう。
これからもあるだろう。でも知られなければ存在してないのお同じだしな。
カフカの原稿だって管理した友人に見る目がなければ存在してなかったかもしれないし。
>580
ファンタジー小説はイラストで売れるモンだと思うが?
>>582 それじゃあここの論議は全部ムダって事だな
よし、じゃ天野喜孝に挿絵描いてもらえたらベストセラー間違いないな。
ふあんたじーをばかにすんな
ファンタジーはキャラ小説だと思う。
それはラノベの場合。
マハーバーラタ戦記でも読んで来い。
旧約聖書もファンタジーだべ。
モーゼ萌えの人は世界中にいるな。
アレもキャラ物か。
旧約・新約とギリシャ神話はどう見てもキャラ物の元祖だろ
キャラ物言いたいだけちゃうんかと小一時(ry
構造を単純化して理解する事も大事だが、あんまり平易に過ぎると陳腐やで。
ファンタジーってその世界はどうなっているかって細かく設定するじゃん。
それって普通使いまわしているものなの?
苦労して考えたのに一作でしか使わなかったら勿体ないしな。
595 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/01 22:06
使いまわしたきゃ使いまわすよ。
個人的には使いまわす=シリーズものにするってことだけどね。
ファンタジーで作った設定の3分の2くらいは、
ストーリー上に出さないで終わると思われ。
あれもこれもと欲張って、思いついたものを1から10まで出していったら、
読者が先にお腹一杯になる予感。
例えば、
「赤道に程近いA島は海抜300メートルの500キロ平米、
石灰岩質で鍾乳洞が存在し、地下には水脈が存在する。
植生は温帯性の植物が主で、シダ系が多く茂っている。
その水脈には爬虫類と思われる、大きな牙と爪と尾を持った
全長約10メートルの白い生物が住んでいる」
というのは、必要ないなら
「南の国のA島の鍾乳洞には、巨大で白い爬虫類が住んでいる」
と読ませる。
漏れたちが大した知識もなく地球で暮らすのと同じように、
全てを読者に伝える必要はない。
596 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/01 23:03
面白けりゃなんでもいいよ
ヲタくさいのはかんべんだが
597 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/01 23:11
>>595 ちょっと違うと思う。使いまわしの焦点。
問題はその「赤道に程近いA島」で展開される物語やストーリー、
その世界観という読者と作者の間で取り交わされる約束事であり、
A島の資料では無い。
いや、案外この辺の事が分かってない人が多いかもしれない。
織田信長が主人公でも、緒方直人が演じた大河ドラマと、キムタクの演じた
正月番組じゃ全然違う、言えば解り良いと思う。
>>596 それよく聞くけど、たとえば596の面白さの基準って一般的?
一般にオタくさいと言われるのはキャラクター小説だろう。
ファンタジーに限らないんだが、世界設定やストーリーよりも
キャラがメインになってしまっている小説だと思う。
凝った世界観、っていうのは、異世界をどう描くか、読者に
どれだけリアリティを感じさせるか、という部分だと思うんだけど、
キャラクター小説においては世界設定っていうのは曖昧でも
構わないし、「ほら、アレみたいなやつ」程度のノリでも構わない
わけで。
正確には、作者・読者ともに「異世界としての誠実さ」を求めていない小説
なんじゃないかと思う。
作者はキャラクターを書きたいんであってファンタジーを書きたいわけではなく。
読者もキャラクターを読みたいんであってファンタジーを読みたいわけではない。
それはそれで市場原理だから「オタくさい」の一言で片づけるのも、作家志望としては
どーかと思うけど、「ファンタジーを書こう」というのであれば、「異世界に生きる
キャラクターモノ」というのはどーかと思いますな。
601 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 08:59
よく勘違いされているようだが、魔導書は教義ではない。
悪魔と共にサバトでハイになろうぜ!みたいな宗教的な勧めは無く、ただ事実だけが書かれているだけだ。
ボクは先達に習い、使い魔を作ることに決めた。
研究のために引き籠もることはできない。世間の情勢を知る必要がある。そのための分身が使い魔なのだ。
動物は死ににくく賢いほど良い。猫、鳥などが良く使われるようだが、
今では一般に知られすぎている。器の決定は慎重に行なわなくてはなるまい。
気分を変えて考えてみたい。ひさしぶりに街に出てみようと思う。
結局ファンタジーという器が、キャラを引き立たせるのに
便利、ということでキャラクター小説(ライトノベルだわな)
で多用されるんじゃないかな。
現実社会を舞台にすると、無理が出るようなキャラでも
ファンタジーなら楽に許容できる。ネコ耳やらアンドロイドやら
アニメなカッコしたやつやら。
派手にも出来るしね。
そういうキャラの演出、キャラを読者に呑み込んで貰うための
潤滑剤として機能するのがライトノベル的なファンタジーでは
ないかと思うわけだ。
それらを本来のファンタジー小説と一緒くたにして、架空世界、
ことに中世風剣と魔法の世界観だからといってオタク向け、とは
限らないと思うのだな。
603 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 13:32
さっきからキャラ物?と煽ってたのは俺だが、
「ファンタジーがオタクの手垢にまみれたモノ」
だと言うのは共通認識としちゃって良いよな。
でも詳細な設定をされた世界観を楽しめるってのもかなりマニアックだと思う。
ややこしくなるから此処では
オタク=成人してない、主にアニメ好きの人間。快楽的。
マニア=ひたすら趣味を突っ走る。求道的かつ快楽的。
と言う捉え方で語るが、
いわゆるオタク向けのライトなファンタジーってのは
「都合のいい話」のために「都合のいい設定」を使う。
マニアックなファンタジーは、
「世界観」その物の魅力のために人物を配置する。
とはいえこの中間も存在するので、ジャンルが錯綜しちゃってるのは否めないな。
ライトノベル=キャラ物
ではあるけど、良い作品もないではない。
それと同時に良質のファンタジーが消えつつあることも確か。
「ファンタジー」の裾野は広がったが、頂は低くなったと思う。
つまらん。お前のいうことはつまらん。
あいかわらず問題提起ばかりだな、ここにくる奴らは。
具体的な作品名もないまま、印象だけで語り続けてる。
スレイヤーズって激しくアフォ臭い。作者も読者も
創作文芸板なんだから問題提起でいいんじゃね。
具体的な作品名なんかだしたら余計なもめ事になるぜ。
608 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:54
でも、たったひとつだけ違いがありました。この世界には、邪悪なドラゴンがいたのです。
かなりの遅レスで申し訳ない
自分の面白さの基準が一般的かどうかは、正直わかりません。
個人的には、その世界観に浸れるかどうかが一番重要でつ。
それがファンタジー一番の魅力だと思っているので
610 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 02:50
っつかまぁ、こと日本においてライトノベルが癌なのは間違いない。
>>603の言う
>「ファンタジー」の裾野は広がったが、頂は低くなったと思う。
はずばり的を得てると思うよ。
川川川川川Щ
川川川川川川川
川 〜 〜 川
C V V 川
川 ∪ 川
川\ ▽ 川川
川 \ /川川
川__||__川
/ \
// |\\
//| , , |//
\\| |
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_ | | __
| \ | \|/ | / |
∪\\ | Y | / /∪
\\/ /\ \/ /
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川川川川川Щ
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C V V 川
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∪\ | Y |/ /∪
\_/ \__/
613 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/04 03:21
ヾ ̄ソ ヾ ̄ソ ││
│ │ │ │ ││勹
│ │ │ │ / 丶ィ
│  ̄ ̄ | [二///〔二二二]
│ ┌--┐ │ //と/ノ
│ │ │ │ く/ │ | ∧∧
│ │ │ │ │ ││││ | (゚∀゚ )
..∠,,,,,ゝ...∠,,,,,ゝ ││││││ †c(_,◎〜
/ ̄ ̄ ̄\ 「 ̄ ̄ ̄\ 「 ̄ ̄ ̄\ ヾ ̄ソ ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ソ
| / ̄ヽ │ | 「 ̄^ヽ | | 「 ̄^ヽ | │ │  ̄│ │ ̄
| | │. |.. | | ノ ノ | | ノ ノ │ │.. │ │
| ヽ_/ │ | ^^^ <. | ^^^ <. │ │ │ │
\___/. .| 「^^ ヽ .ヽ | 「^^ ヽ ヽ ..│ │ │ │
ヘ | | │ | .| | . │ | .│ │ │ │
| \ . | [__ソ │..| [__ソ ││ │ │ │
∠"⌒> [___/ .[___/. ∠,,,,,ゝ . ∠,,,,,ゝ
ライトノベル作家って金持ってんの?
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1020595956/ 202 :イラストに騙された名無しさん :03/07/03 12:21
>>201 新人だと一冊だして、20〜30万ぐらいだよ?
二ヶ月に一冊出さなきゃ専業で生活するの難しいよ。
そしたら、遊んでる暇なんか無いよ。
203 :イラストに騙された名無しさん :03/07/03 12:52
>>202 一冊出して20〜30万円なんて状況が三冊続けばそれでお終いですよ?
最低でも年収400〜500万稼げるレベルまで売れなければクビです。
205 :イラストに騙された名無しさん :03/07/03 12:59
>>203 二三年前まではそうだったが。今だったら二冊じゃねーか?
見切り早すぎw
206 :イラストに騙された名無しさん :03/07/03 13:08
550円の本を初版一万部で55万円ってどっかで見たな。
ワナビスレだっけかな。
源泉引かれて50万で、年に三冊出すと150万円。
月収で12万円チョイ。
そんな生活。
三冊も出せずに消えていく人のなんと多い事か。
207 :イラストに騙された名無しさん :03/07/03 13:13
ちなみに一万部出してくれるとも限らないし、印税が一割とも
限らない。
印税七パーセントの初版7000部とかになると、もう…。
きびし〜
一般書籍は、新人でも初版部数もうちょっと行くもんな
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
618 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/13 03:42
|え〜、なんかまだ燻ってるようなのでなんか言っとく。
|板を作るのは「2ちゃんねるのえらいひと」だけど
|その板をどうしていくかってのはそこに集まる住人で決まっていくもので。
|その住民の世論として「ラノベの人はなんか一般住人とは違うなあ」という
|思いがあって、「カテゴリ的にラノベ関連の話題は板違い」という
|一理ある意見でその思いに理論武装がされちゃってる以上、
_ _ _ .|「文芸板住人から板違いと言われる」のはもうどうしようもないと思う
l lァく`!〕 ヾ] |これはもうその説が正しいとか間違いとか言うのとは別の話。
ヽ! K/ ノノ)ノ)〉 <文芸板の住人がそう信じてるから言われる。
! l、!!゚ ー゚ノ |Vヽ.\_________________
 ̄l l⊂)卯!つ_. ヽ /
リハ!fく,/~),ヽ|´ω`l ━┳━<ま、信仰みたいなもんやな。
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|__っ ┃ \____
^~^~^~^~^~^~^~^~ .┻
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>606 あれの第一作がドラマガで大賞とか取ったの見た時は「あ、俺でも書けるじゃん。この
程度なら」と思ったもんだが・・・・・・
「俺でも書けるじゃん」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
書けると思うって
実際にはなかなか書けない
そうだね。俺もそうだったよ。実際にはね・・・・・・
何だっけ、もう大分前に読んだもんだからウロ覚えだが
スレイヤーズは10年以上前の当時で既に、設定や展開的にはありふれてる…と
巻末の解説で言われてた記憶がある。
「魔道士の少女と男剣士が旅しつつ魔王を倒す」
なんて確かにそうだ。でも面白かったり引き込まれたり
爽快だったりキャラが斬新だったりしたわけだ。
類似作品が大量にあるであろう中で選ばれた理由はわからなくもない。
まぁ今ああいうの書いたら「スレイヤーズのパクリ」といわれそうだがw。
何か信者っぽい擁護でスマソ
(^^)
626 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/02 01:52
唐age
>>624 そんなこといったら、古典はみんなそうだ。
>>624 スレイヤーズはギャグファンタジーとしては
草分け的存在だと思うが。今までにあんな軽い感じのはなかったと思うが。
だから受けたんだと思うよ。
おれは大嫌いだけどね。あーゆーの。
629 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/02 09:41
よくある裏路地だった。石造りの建物に挟まれていて、壁の脇には木箱やボロ袋が積まれて濡れている。
地面には水溜ができていたが、泥が混じってぐちゃぐちゃになっていた。そこに、少年と、男がいた。
「畜生!お前なぁ、この剣はなぁ、俺の飯のタネなんだぞ?せっかく昨日
鍛治屋に取りにいってようやく仕上がってきた代物なんだ。なのに何だテメエは、
俺が気分良く次の仕事を見つけてさあまた稼ぐかってときに現われて!
クズ共に囲まれて殺されそうになってるなんてよぉ、お前俺に恨みでもあるのか?
刃が欠けちまったッ糞ッついてねえぞ!俺は寛大だから弁償してくれとはいわねえがよぉ」
少年はびくびくしている。絡んできたやつらを追い払ってくれたとはいえ、
こんな独り言?を言う奴に関っていては危険だ。礼を言って速やかに離脱したほうがいい。
「助けていただいてありがとうございます。では、僕はこれで」
「待てよ。さっきの奴ら、そこらへんにまだいるぜ。そんな中を行くつもりか」
そ、そうだった。殺したわけでも隔離したわけでもないんだった。
「よぉし。この俺様が護衛してやろう。なあに乗りかかった舟だ。別に剣を弁償してもらおうなんて
腹づもりは無いから安心しろよ。まともな剣なんて、無くてもすっげえ困るだけだからな」
630 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/13 16:38
スレイヤーズはそもそも剣と魔法小説のパロディー。
パロディーの方が主流になってるのは・・・まあねw。
売れ線ファンタジーの現状は日本人に馴染み深い時代小説と融合してるからだとおもわれ。
631 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/13 16:59
潜水艦ノーチラス号はその硬く尖った艦体で突撃して、他の船を沈めていたのだ。
船を沈めたのはクジラや化け物などではなかったのだ。
と、SFを書いてみるテスト
632 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/14 01:09
>>630 あー、時代劇か。
物凄く納得がいった。
633 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/14 09:05
ハリーポッターが時代劇?
634 :
このボク ◆jCKWGbrbS. :03/08/14 09:46
完全懲悪こそが時代劇ならば、ファンタジーもまたそれの亜種。
共感しうる背景無しに現われる最強最悪の邪悪の王。
死と痛みと絶望に支配され日常を奪われる力無き大衆。
虐げられた者の中、ひとりでに蘇り出現する幻想がある。誰もが望むそれ故に。
確かに現れるとされた誇りの中の誇り。誠の人の魂を受け継ぐ勇なる者。
人々の瞳に映らぬ場所で、現実よりも奇なるどこかで、邪悪を打ち滅ぼすものがあるという、最も愚かしい作り話。
だがその原型は、虐げられた者全ての心の中に。故に真実。さもなくば少なくとも、真実に最も近き場所に。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
時代劇かーー! なるほど。
「どう考えても現代日本の風習や道具だろ、それ!」
ってのがままあるのも、あの手のファンタジーとTV時代劇に共通しとるな。
ファンタジー=勧善懲悪じゃないだろう。
どっちかっつーと平安朝絵巻、とかの方が近いと思う。
今流行の陰陽師物(安部清明ばっかの)とか。
あと戦国ものな。
「もののけ姫」も一応和製ファンタジーだと思うが。
面白くはなかったけど。
面白いからマジレスしてみたけど。
野蛮。コナン野蛮。まじで野蛮よ、マジ野蛮。
コナン野蛮。
まずファンタジー。もうファンタジーなんてもんじゃない。超ヒロイック・ファンタジー。
ファンタジーとかっても
「ファイナルファンタジー1〜11ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ。スゲェ!なんか単位とか無いの。何時代とか何?剣と魔法とかを超越してる。ザ・グレートだし超王様。
しかも冒険してるらしい。ヤバイよ、冒険だよ。
だって普通は蛮人とか冒険しないじゃん。だって自分の家の外で怪物に遭遇したら困るじゃん。隣村に行くのに命がけとか困るっしょ。
怪物のランクが上がって、少年のときは割と楽勝だったのに、解放奴隷のときはタルサにリンチとか泣くっしょ。
だからエルリックとか冒険しない。話のわかるアルビノだ。魂吸ってるけど。
けどコナンは野蛮。そんなの気にしない。冒険しまくり。最も遠くから到達する酒場とか観測してもよくわかんないくらい罠。野蛮すぎ。
冒険っていたけど、もしかしたら散歩かもしんない。でも散歩って事にすると
「じゃあ、常に剣を振り回してるってナニよ?」
って事になるし、それはトロセロもわからない。ヤバイ。家臣にも分からないなんて凄すぎる。
あと超架空。約1ハイボリア。時代で言うと前エジプト。ヤバイ。古すぎ。パピルスで歴史残す暇もなく滅亡。怖い。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。1万年前とか平気で出てくる。1万年前て。亀でも寿命だよ、最近。
なんつってもコナンは馬力が凄い。傭兵とか平気だし。
うちらなんて冒険とかたかだかロープレで出てきただけで上手く扱えないから勇者になったり、パーティ組んだり、ダンジョンに潜ったりするのに、
コナンは全然平気。冒険を冒険のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、コナンの野蛮さをもっと知るべきだと思います。
そんな野蛮なコナンを出世作にしたシュワルツネッガーとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
641 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/08 16:59
ファンタジー書くときに地図書く人いるかなー。
フェニ人とか架空の人種とかつくって隣国との関係かいたり森設置したりとか。
たとえ使わない部分であっても!
そしてやっぱどんなに長編であってもサイドストーリーとかラストを決めてかきはじめてるんでしょか?
思うんだけど、まず異世界の設定ありき、で作られた小説は
読み手の立場から言うと、読みたくない。
そうじゃなくて、描きたい人間ドラマ(テーマといってもいいし、
シチュエーションといってもいい)がまずあって、それを成立させるのに
必要だから、世界の設定を始める。
こういうのは読みたい。
なぜなら、それがその物語だけが持ち得る吸引力、魅力だから。
他では読めない作品だから。
小説の基本は人間ドラマだと思ってるから。
その小説の根本に必然性のない、異世界の設定なんて、だらだら読まされても
読み手は退屈なだけ。
たとえば文化人類学者や長年フィールドワークやってきた人が発想した
異世界モノなら興味わくけど、素人じゃねえ、たかが知れてるというか、
自分の好きだった先行作品のオーマジュとかいって似てる話書いてるようじゃ
ダメダメ。
643 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/08 19:06
簡単なただ一つの事実が広大な世界観となることがある。
ある世界には竜があり、ある世界にはコロニーがあった。
ある世界には妖怪があり、ある世界には来訪者があった。
そして君の世界だ。そこにはどんな事実があたりまえに在るのだろうね?
アルフォンス・ミューシャ。1860年、チェコスロバキア生まれ。フランス・アール・ヌーボー美学の形成に決定的役割を演じた人物と評価され、自然界にあるものを巧に抽象化・様式化して曲線と直線が織りなす装飾的フォルムを作り出した。
ヴィクトリア朝的女性の理想を表現する芸術は、19世紀末のヨーロッパでは革命的であり、エレガントで流麗なデザインは、世紀末に花開いたアールヌーヴォーの饗宴の中で、「ミュシャ様式」というスタイルを確立した。
http://www.39001.com/cgi-bin/cpc/gateway.cgi?id=cool
>>642 >>643 おおお。なるほど!
なんか頑張る気fでてきた!
やる気で乗り越えよう。でもなるべくボロが出ない程度に!
SFは上手な嘘自体を楽しむもの。
ファンタジーは現実との違いをこそ楽しむもの。
ふたつは似て非なるものなのです。
良いSFは世界観その物がミステリになってるもんだ。
648 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/25 02:47
あげておく
649 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/25 09:04
その世界には、神々と覇を争う魔王がいた。
空を覆う魔の大軍に、なすすべなく陥落する人の城。
生き残った者はすべて闇の眷属と化し、そこはさながら地上の地獄。
隣国の行なった討伐遠征は、ただ兵をいたずらに消耗しただけに終わる。
ひと月の後、その隣国もまた一夜にして滅んだ。
戦力の差は、圧倒的だった。
そんななか、一人の男が某国の王侯貴族の前に立っていた。
彼の名はヨハン。人呼んで、愚か者のヨハン。
「この船は空を飛びます!」
ヨハンは、エンジニアの誇りを掛けてそう叫んだ。
650 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/25 17:31
空を覆う魔の大軍の前に、一隻の船が浮かんだとてそれが
なにになろうか?
というのが、お王侯貴族と読者の素直な感想だろう。
で、どうすんの?
>649
読み終わった後に「エーックス」と囁きたくなった。
>>650 もちろんその後、戦闘艇の大量生産を主張するヨハンに対し、議会は
「空飛ぶ船を造ったところで、弾薬に限りのある大砲を撃ったり
届かない剣を振ったところで魔物に勝つことはできない!」
と、議会や将軍たちに反論されてすごすごと帰るのさ。
しかも、役に立たない、意味のないモノを開発しただけのヨハンに対する世間の目は冷たく、
今まで以上に愚か者扱いされ、くさくさにくさっちゃうんだね。
でもそんなヨハンを励ますのが、母親か幼なじみの女の子だ。
気力の蘇ったヨハンは仲間を募り、戦闘艇に乗って、単機で敵の本拠地に乗り込むのさ。
もちろん仲間集めの旅の途中で親しくなった将軍と相談し、正規軍の大規模な(そして最後の)攻勢と連動させる。
最後は魔王を倒してめでたしめでたしだ。
こんなもんでどうですか
>>649さん。
あ、でも魔王と覇権を争っているのは神なんだっけ。神を忘れてた。こりゃボツだ。
「ところで」二連発すみません。
ヨハン=実はネ申ということにしておけば無問題
途中で覚醒でもさせておけ(w
推敲は大切だ。
そんな基本的なことを強く思い返した今日この頃。
>>655 胸にグッとくる言葉だ。
文の切れっぱちが頭の中で空中分解してて、
どうやったら上手くまとまるものやら。
スラスラ書けているときは気持ちいいのだが…。
>>656 一週間ほど書いた文書見ずに放置してから見直せ。
658 :
おおスザンナ:03/09/30 14:11
文章になる前の段階だってば。…いきなり命令かよ!!
659 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 17:10
しかしよくゆうね。
それならてめえらが、これぞファンタジー小説だ、ってものを書いて見せろよ。
660 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 17:50
659にとっては、どんなのが「これぞファンタジーだ」って思う?
661 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 18:25
カメレオンの呪文
662 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 19:56
白い狼の宿命
そそり勃つ股間
セーラー服の女の子がマシンガンをぶっぱなすような……
665 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/01 09:03
薄汚い人間を片手でコマ切れにして優雅に笑う邪悪(俺様)とか。
無謀にも立ち向かってくるゴミクズのような正義の代弁者とか。
666 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 18:01
後パイパンの小娘、とかな。
>>666 オーメソ キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━!!!
668 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 18:20
低学歴
引き出しなし
コネなし
学力なし
向上心なし
情報力なし
こんな人間、活字業界どころかその他の世界だってやっていけないよ。
「うるせー!これから頑張るんだよ!」だって?
そのセリフ、何年前から言い続けてるんだよ。
669 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 19:06
なぜそれをここで指摘する(w?
とはいえ「ファンタジーを書いてる」のにそういうタイプが多いイメージはあるな。
なんでだろう?
向上心はあるな
671 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/03 09:57
51 :ライノベ内部事情 :03/04/19 23:14
某ファンタジー系文庫賞やヲタク向けの活字賞だと、
まあ1のいう通り。
文芸誌じゃないところなんて、応募作なんてまともに読まれないよ。
タイトルやプロットに、魔法とかドラゴンとか能力者とか、
そんなワードが入ったら即ゴミ箱いき。
実際そういう作品ばっかり書籍化されてるけど、編集側にいわせると
「だからそういうのはもうおなかいっぱいなんだよー」
だそうだ。
素人がそういうありきたりなものを書いてきても誰も読まない。
だから既存の作品にない発想の築けない人は、書くだけムダ!!
672 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/03 21:14
最悪だな、最低限、自分の言葉で煽れ、とんま
673 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/03 23:00
SF>>>>>>>>>>>{{越えられない思考力の壁}}>>>>>>>>ファンタジー
674 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 03:00
あーあー
世界を滅ぼそうとする魔王を倒すために立ち上がる一人の勇者。各地を旅して仲間を集めたり伝説の剣を手に入れたり。
向かうは魔界にある魔王のお城。城で魔王の手下を倒しながら進む勇者パーティ。その前に現われる魔界四天王。苦戦するパーティ。
僧侶「――ぐはぁ」
四天王「はっはっはーここが貴様等の墓場だー」
魔法使い「くそ、こうなったら……メガンテー」
四天王「馬鹿な! 貴様等死ぬ気か!」
戦士「逝け勇者!! お前は魔王を倒――――」
どっかーん
たくさんの犠牲を払った。悲しみを乗り越え、勇者は魔王の前に立つ。しかし魔王は強かった。四天王の100億万倍くらい強かった。勇者一人ではとても歯が立たない。
ボロ雑巾のようになる勇者。みんなゴメン、俺ダメかも……。魔王、とどめの一撃。しかし、すんでのところで弾かれる。
「しっかりしろ勇者」
死んだハズの仲間が戻ってきていた。何故彼らは生きていたのか?実はあの時(以下略
一気に形勢逆転。パーティは魔王を追い詰める。しかし魔王は笑った。
「貴様等に我が真の姿を見せてやろう」
魔王第二形態で強さ5倍。再び押されるパーティ。そのとき、戦場に勇者のライバル登場。いつもは敵であるライバルが、捨て身の特攻で魔王の弱点である宝玉を砕いた。
倒れるライバル。衝撃で砕けた仮面の下にあったのはなんと勇者の兄の顔。兄、今までの色々な種明かしをして息を引き取る。その後、宝玉を砕いて倒したはずの魔王が最終形態で復活&巨大化。
魔王「こうなったら世界全てを道連れにしてやるー」
もはや手におえない。勇者はついに旅の途中で似て入れた伝説の剣の力を解放した。パーティ全てのHPと引き換えに放たれた光の斬撃の前に、最終形態の魔王は倒れた。
世界に平和が戻った。力尽きて散っていった勇者達の存在は、伝説として未来永劫語り継がれるであろう。
………500年後、勇者の意思を引継ぎし少年が、再び世界を救うこととなるのだがそれはまた別の話。
―――――――――――――――――
こんな話が大好きだ
676 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 04:32
俺もそんな物語は嫌いじゃない。
まさにいわゆる王道だよ。
要は見せ方と深みを如何に創り出すかだと思うよん。
死んでも死んでも蘇るしぶとい悪役…ゲームだと滅茶苦茶腹立つんだよなw
>>675 「どっかーん」って
随分間抜けな響きだな。
俺は生まれながらにして勇者の物語は嫌い。
680 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 15:51
童貞率高し
681 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 16:26
51 :ライノベ内部事情 :03/04/19 23:14
某ファンタジー系文庫賞やヲタク向けの活字賞だと、
まあ1のいう通り。
文芸誌じゃないところなんて、応募作なんてまともに読まれないよ。
タイトルやプロットに、魔法とかドラゴンとか能力者とか、
そんなワードが入ったら即ゴミ箱いき。
実際そういう作品ばっかり書籍化されてるけど、編集側にいわせると
「だからそういうのはもうおなかいっぱいなんだよー」
だそうだ。
素人がそういうありきたりなものを書いてきても誰も読まない。
だから既存の作品にない発想の築けない人は、書くだけムダ!!
その話はもう聞いた。
低脳にしかできないコピペだな、笑い死ねるよほんま
ファンタジーのキーワードあれこれ
洞くつ ドラゴン 村の脅威 嵐 旅立ち 宿屋 いさかい 盗賊 魔術師
懸賞金 王宮 玉座 姫 剣 魔法学院 大臣 娘 森 狩人 エルフ 女王
山賊 血 兵士 戦場 王位 出生 悪魔 牢獄 魔術 炎 迷宮 闇 光
ティーンズ向けのファンタジーなんぞ、お決まりの設定やキーワードを
どう上手く組み上げるかを競うブロック遊びだろ。
それでいて陳腐さを感じさせず、逆に斬新さを出さなきゃなんねーんだ
から頭が痛ぇんだ。
>>684 現代モノや普通のヨーローッパ中世モノに出てもおかしくない単語が相当あるぞ。
ファンタジー限定ならせいぜいドラゴン・魔法学院・魔術師・エルフぐらいだろう。
>>684 ハリー某ファンと指輪某ファンにボコられそうだな
688 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/05 17:57
51 :ライノベ内部事情 :03/04/19 23:14
某ファンタジー系文庫賞やヲタク向けの活字賞だと、
まあ1のいう通り。
文芸誌じゃないところなんて、応募作なんてまともに読まれないよ。
タイトルやプロットに、魔法とかドラゴンとか能力者とか、
そんなワードが入ったら即ゴミ箱いき。
実際そういう作品ばっかり書籍化されてるけど、編集側にいわせると
「だからそういうのはもうおなかいっぱいなんだよー」
だそうだ。
素人がそういうありきたりなものを書いてきても誰も読まない。
だから既存の作品にない発想の築けない人は、書くだけムダ!!
世界観や条件を使わず「魔法でドッカン」「剣でぶった切れ」なら
飽きるだろうよ。
皆が皆、スーパーマンを読みたいわけじゃないし駆け出しっ子
奮戦記を読みたいわけでもないってところかな。
でもヒットした作品でも、基本構造はありきたりだったりするんだよ
基本構造がありきたりだったら、
魅力のある人物像で勝負ってことになりますかね。
692 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/06 18:47
書いてる本人がつまらないと駄目だ、ってのはあると思うなぁ
いや、むしろ書いた本人が
「最初は面白いと思ってたけど、本当にこれ面白いのか??」
って書き終わったときに思うくらいじゃないと。
これは絶対面白いゾ!と自画自賛している方が駄目だと思います。
俺が受験戦争を戦っていたときのエピソードをひとつ。
模擬テスト終了直後、勉強のできるヤツは
「ダメだ!俺全然ダメ!今回のテスト。」って嘆くんですよね。
逆に勉強のできないヤツは
「俺、今回はイケるぜ!結構わかったもん。」って言うんです。
前者は数少ない「誤答」に目がいっているのに対し、
後者は数少ない「正解」に目がいっているって話。
小説だって、面白いのは当たり前で、つまらない要素をあら探しするくらいで丁度良いのでは。
勉強は出来ないけど頭のいい奴は、一言も発せずに凹んでるけどなw
>>693 >本当にこれ面白いのか??
って思ってるんなら、作品に粗があるって分かってるってことなんでしょ。
推敲しろよ、と思うんだが。
>>693 そんなの人それぞれだろう。
例えば、上遠野浩平は
「何て自分は面白い小説を書くんだ」
と自画自賛しているらしい。
そもそもさ
面白いと思えないような小説なら
最初っから書くんじゃねーよ。
698 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/07 20:07
この場合、「作者本人の(キャラクターが)、面白くないと」とも読めるな。
699 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/07 20:09
理系全般板のとあるスレで、1001ストッパーが壊れ
1001以降もまだ書き込みできている模様。
1001 名前: 1001 投稿日: Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
1006 名前: Nanashi_et_al. 投稿日: 03/10/03 18:42 ID:Z0CeMHS7
何これ
1014 名前: Nanashi_et_al. 投稿日: 03/10/03 18:49 ID:AxlwdY4A
お〜い、まだ書けるぞ?
バグなのかリアルタイムで大祭り中。
1400超えするか?
http://science.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1058032203/l50
自分で自分のこと面白いやつだって思うやつはいない。自分の作品が面白いと
感じるのなら、それは歪んだ見方をしているのだ。とにかく面白いかどうかに
ついては他人の判断に頼るのが一番だな。
おまいらの文化には「お笑い」という項目が抜け落ちてはいませんか。
んー、抜け落ちてないと思うけど。なんでですか?
701ではないが…。
700の言う事がそうだとすると、お笑い芸人は面白くないだろうと思うネタを観客に提供している事になる。
それなりにウケると思うから壇に立つのであって、面白いと思うことが歪んだ見方と言う事にはならないと思う。
…なんて、見解違いだったらスマソ
705 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/18 20:29
ネタ振り。
乙一みたいな系統のファンタジーについて皆どう思う?
706 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/18 21:31
705はどう思うんだ?
707 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/18 23:28
706はどう思うんだ?
ギブアンドテイクが一番健全だろう?話が前にすすまねえ。
709 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 05:08
708はどう思うんだ?
その流れはもういい。
711 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 11:51
ファンタジーってのはきっちり考えて世界を作ってるかどうかで、結構面白さが変わってくるよな。
712 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 21:31
書く立場からすれば、書いていくうちに世界観が出来上がっていく、
っていうのもあるけどな。
713 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 21:58
えてして思わせぶりに付き合うのに疲れて、読み進めるのをやめるがな。
714 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 22:13
サブカルチャーと呼ばれるもの全てに言えることではあるが、ラノベもまた、
現実社会での劣等感を肩代わりするための救済システムの一つであり、同時に、
クリエイターと一般大衆(読者)の距離が限りなく近いという幻想が発生しやすい場所で
ある。
一般大衆が必要としているのは、作品のオリジナリティや完成度などではなく、
背後にあるクリエイター自身のサクセスストーリー、クリエイター神話なのだ。
かつて、SFが熱烈に支持された理由の一つとして、意図的かどうかは分からないが、
SF大会などに作家が積極的に現れて、クリエイター神話というニーズに応えていたこと
がある。
クリエイターとなることができない一般大衆の自意識は、クリエイター神話に帰属し、
自分がクリエイターのサポーターであるかのような錯覚に陥ることで救済される構造
になっていたのだ。
しかし、ある時期から、あるいは作家が沈黙し、あるいは作家が「文化人」の仲間入りを
果たしたしまったことで、神話は中断してしまい、その神話を引き継ぐ者がいなかったことが、
現在のラノベファンの潜在的な飢餓感となっている。
自分の好きな作品を他人に無闇に勧める人間や、自分がある作品を嫌っていること
を声高に喧伝する人間、自分が属している訳でもない 「『業界』の行く先」 を本気で
案じ語る人間がラノベ界隈に多いのはこのためである。
715 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 23:01
そんな憂慮はラノベ以前からあったわけだ。洗いもと子だって吾妻英夫とぶつくさ対談してるべさ?
716 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/20 23:04
作品数にかかわらずファンタジーを熱心に読んだ読者は、自分のファンタジー世界を夢想することは多いだろう。
書かざる自身のファンタジー世界を年頭に、後発のファンタジー作品を非難する。
といって、自身のファンタジー世界を文章化するほどまでのパワーを持たない者も多い。
「ワナビー」の代名詞になるのはむべなるかなかな
717 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/22 17:24
こりゃまた、たいしたご高説だ。
718 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/25 13:51
上遠野氏の作品は新鮮だと思いましたが、今じゃもう飽きられたんですかね?
以前より影ができてきた感じがイタしますが。
というか、ファンタジーは「RPGっぽい」ものが求められていて、
現実の地球では出来ないテーマを扱うようなものは、うけないのでは?
720 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/27 22:47
『詩もファンタジーも読みすぎるとバカになる』これは至言である。
つまりファンタジー書いてる奴に限ってイタい作品ばかりなのは、ひと
えに彼らの未熟さではなく、すでに脳を冒されている証拠なのだ。
>>720-721 という筋のファンタジーを書いてみるつもりなんですが、通用するでしょうか?
723 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/28 05:09
辺りを威圧する雰囲気を漂わせその男は静かに口を開いた・・・
「よく来た・・・わが名は魔王マーオウ・・歓迎するぞぉぉぉぉぉおゴバァァァァァア・・」
突如職業ムエカッチュアーのジャガッタはマーオウの鳩尾に深々と右足先蹴りを突き刺した。
「反撃を許すな!徹底的に攻め立てろ!!」
ジャガッタの雄叫びを含んだ鼓舞にも一同はマーオウの威圧感の前に微動だにできない。
「チッ」
舌打ちをしたジャガッタは続けざま右ハイキックを放つがマーオウはすかさず足をとり強引にジャガッタを振り回すと
勢いをつけて地面にたたきつけた。
ドシィィンという鈍い音が響き渡るもジャガッタはすぐさま立ち上がり左ジャブから始まる
ラッシュを仕掛けた。
「シッシシシッシシシシシッ」
呼吸音と共に素早い左ジャブ、右ストレート、右ロー、肘打ち、頭突きを繰り出す。
「グボッ・・・・ガフ・・・」
マーオウの体制がグラりと揺らいだ瞬間を見逃さずジャガッタは渾身の力を込めた右正拳を繰り出した。
バチィッ!!
「ぐぉ・・・ぉぉぉおぉ・・み・・・ご・・と」
ズシィィィィンというけたたましい音に煽られてマーオウは遂に地面にひれ伏した。
723でつけどできましたら感想とご意見おながいします。
擬音の使い方とかラッシュ時のテンポのとり方とか台詞回しとか
その他諸々のご教授おながいします。
725 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/28 14:02
つか、世の中全部ファンタジーじゃん。
この世なんて、幻想じゃん。
あーあ。
やってらんねえ。ひまつぶし。
・が大杉。
728 :
投票ラブストーリー 〜こころ踊る大総選挙〜ダイジェスト:03/10/28 19:08
♪〜あの日あの時あの場所で...♪〜
この一ヶ月、恋人のカンチとは会っていない。
ため息をついたリカは、またいつもの独り言を繰り返した。
やっぱり私が言いすぎたせいなんだわ。
ちょうど一ヶ月前、リカはお気に入りのドリカムの限定版CDをカンチの不注意で割られてしまった。
リカはあまりのショックで我を忘れ激しく怒った。二人は大ゲンカになり、それから一度も連絡を取っていない。
考え事をしながら歩いていたためか、リカは投票所となっている小学校の校門の目の前まで来ていたことにようやく気が付いた。
そして、十何年ぶりに訪れた小学校の校庭を目にしても何の感慨にふけることもなく、
ただ、恋人との関係を悲観するばかりであった。
投票所である体育館の階段を一段一段と重い足取りで上がり、入り口まで来たリカはまた一つため息をついた。
私にとって無意味な選挙。
わざわざ私がしなくても。
そう思い、リカは今来た道を帰ろうと、うつむきかげんの顔をフッと上げ、体を後ろに向きかけた、その時だった。
リカの目に思いがけず飛び込んできたのは恋人カンチの姿だった。
「カ、カンチ!」
リカは目を疑ったが、それはまぎれもなく選挙管理委員として投票所で立ち働いていたカンチだった。
カンチはその声に気づき、仕事を放り出し、受付のテーブルを跳び越え、リカの元に駆け寄った。
「リ、リカ!ごめん。」
カンチは急きょ選挙管理委員を頼まれ、この一ヶ月、選挙の準備で忙しかったことが会えない原因だったのだと説明した。
そして、カンチは思わずその場でリカを抱きしめた。
「す、好きだ、リカ!愛しているよ!」
リカは熱くなった。
心の底からわきあがる感情を抑えられなかった。
「カ、カンチ!カンチ!カンチー!」
リカはうれしさのあまり大声で恋人の名を叫んだ。
そして、胸元で握りしめた投票用紙を涙が静かにぬらした。
館内からは拍手がおこり、そこに居合わせたすべての人が若い二人を祝福していた。
そしてその後、リカは生まれてはじめての投票を終えた。
その夜、テレビは民主党の勝利を伝え、日本は大きく動きはじめたのだった。
一人でも多くの若者に選挙に参加して欲しいです。ぜひ!
...................................................................
なんでチョン主党にいれにゃならんのだ?
ぬおおお・・もう・・ああ〜ん・・壊れちまうよ!?
ええ・・? ちがうよ・・馬鹿・・こうだよ・・!!
ええ・・!? なに・・!? ああ・・ああ・・ああ・・・・・
__,,,,... -―‐-、__
=ニ_" ̄-...._,二 ,,..=''" ""''=-、_
~~'''''‐、_ ''=;;;>ー`'―――--、 ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
`/ ヽ ヽ‐-、 ヽ / .る る と |
|エ`l =''''エヱ,'' ‐/ /\ .l l. る る う 〈
/(・)`| /(・) > ヽ \| |. る る お 〉
/〈  ̄ "' ,`ー- ' i /\ | 〉 .る る る |
. l::::ヽ___ヽ 。゚ , ' l ヽ__ / 〈 る る る |
|::::::r〜‐、 / ,r、`i/ l. る る る 〈
. |::::::))ニゝ / 2り / _ノ る る ,〉
|::::(_,, / (_/|-=二__ る /
!:: "" / 入. | \____/
`ヽ、__,,,,........,,,,_/ / || |l|
\ 毛 /
腿 \_ | _/
彡彡彡
ミミミミ クリトリス
ミミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄
ノ σ ヽ 尿道
/ / ゚ヽ ̄ ̄ ̄ ̄
大陰唇 / //\\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ( ( 膣 ) ── 小陰唇
\ \\// /
` \/ '
\ *
\_____/\_____/
731 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/02 00:56
しかし、なんだかんで、ファンタジーってのは魅力的だ。どういうわけだかわからないが。
732 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/02 03:59
某ファンタジー系文庫賞やヲタク向けの活字賞だと、
まあ1のいう通り。
文芸誌じゃないところなんて、応募作なんてまともに読まれないよ。
タイトルやプロットに、魔法とかドラゴンとか能力者とか、
そんなワードが入ったら即ゴミ箱いき。
実際そういう作品ばっかり書籍化されてるけど、編集側にいわせると
「だからそういうのはもうおなかいっぱいなんだよー」
だそうだ。
============本当のことです!!================
733 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/02 10:27
真に恐ろしいのは人間の身体能力ッ!
あの巨躯を……一撃ッ!
背後を取られても……なんら狼狽えずに……体をひねり腕をしならせ……そしてッ!
繰り出される脇腹を抉る渾身のッ!ただ一撃ッ!!!
ハリセンのような軽い音がッ! 激痛と恐怖に歪んだ巨体の男の顔がッ! 全て物語るッ!
圧 倒 的 ッ !
こ の 男 ッ ! 圧 倒 的 ッ !
734 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/02 11:01
まずいッ! 気付かれたッ! 奴が来るッ!
俺絶体絶命ッ! 走馬灯が見えるッ!
「あんた無事か?」
良し! 勘違いッ! 俺も被害者だとッ!
頷くッ! タスケテクレテアリガトウッ!
「よかった……これで遠慮無く殴れる」
は?今何てごぶべらぐべばッ!!!
「無事だったなら……全くどこにも手加減はいらねえな……ッ!」
前歯が飛ぶッ腕が動かないッ腹が重いッ指がッ足が千切れッ首がアギィッ……。
「安心しな。手加減してやったから死にはしない。
だが……一生後悔して生きることだな……俺を邪魔したことを」
>>732 もしかして角川の不死身ファンタジアのこと?
736 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/19 15:40
こりゃまた、名演説のオンパレードだね。
737 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/19 16:00
えーっと、
マジレスすると本来的なファンタジーの意味とは、
世界観を自分で全て一から構築し、そこで描かれる物語に独自の思想を
盛り込み、難しい説明がわからない子供にもわかりやすく哲学を説く、
とういうのがそもそもの始まりです。
ただ、日本のファンタジーは海外からのパクリや
そのパクリのパクリから構成されている為、正直死んでます。
僕もそうですが、本当のファンタジーファンは海外のファンタジーしか読んで無いでしょ。
(というかちゃんとしたファンタジー読んでるか?)
738 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/19 16:08
とりあえず自分の体験から言わせてもらうと
自分にオリジナリティや個性が無いと気付き始めた奴が
過度に唐突にファンタジーを叩き始める、というケースが何回かあった。
しかし日本のゲーム系ファンタジーや大半のファンタジーノベルしか読んでない奴に
本物のファンタジーを説明してわからせるのはちょっと難しいな。
(もちろん日本でも、一部のファンタジーは素晴らしいものがあるのは事実だけど)
あとファンタジーは金にはならんぞ。
739 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/20 22:58
どうも、「自分だけの創造力で描いた世界」を書き表すことに、戸惑いというか照れくささが
あるようなんだよな。
だから、既存のゲームに似た世界や、ファンタジー系書物にでてくるモンスターやら魔法やらを
引き写しただけのものを並べてしまう。
完全に自由に書けるはずなのに、他者の作ったルールつか前例に従っていないと落ち着かないということのようだ。
骸骨が動けばスケルトン、エルフは耳が長い、斧を使うドワーフ……固有名詞ごと諸設定も
同じにしてしまってる。そりゃ飽きるわな。読んでいるほうが。
>自分にオリジナリティや個性が無いと気付き始めた奴が
に同意。
いつも思うんだが、ほんと、なんで「地球の神話」や「地球の歴史」に従わなきゃ、間違いなんだろうな?
自分が世界を愛するまえに、読者が世界を好きになるようにしないと……
けっきょく、グインと十二国、ライトでロードスとすれいやーず以外は、売れていないから
失敗作。アルスラーンとディルフィニア戦記が、まあ、その真ん中ぐらいかね?
ロードスというかソードワールド世界じゃ。>フォーセリア
ゲーム何かだと、この前FF12が発表されたけど凄かったね。
文章であそこまでの世界観を構築するのは難しいだろう・・・・・・
ファンタジーは売れるとでかいけどほとんど売れない罠
アダルトファンタジーなんかだとゴーメンガーストとかあるけど誰も読まないよな・・・
741は、もうちょい言いたいことがあるはずだ。
読むやつは読む。しかし、日本ではアダルトといいつつも本当にアダルトである
ファンタシィは少ない。
そもそもフィクションを読む、ということは「大人」的ではないのでは?
すっげー久々に見たけど、まだ続いてたのね。
最初のスレを作ったものとして、ちょっと感激だよ。
746 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/24 11:31
嘘つきメ。前スレを立てたのは俺だ。
2chでのそういう言い合いは無意味だなw
ネットで読めるファンタジーで面白いのってある?
好みをいってくれんとなぁ。
好みとかは特に無いんだが、ファンタジーで検索して適当に拾って読んでみた所、
全体的にイタ杉、糞杉で読むに堪えられない物ばかりだったので頭の保養をしたいと思ったのです
751 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/28 23:18
だから具体的にさ、「好みが無い」ってのは、ファンタジーに限らず「オモシロキャいいじゃん」
てなことにしか思えないし。
つか、正直、イタ杉糞杉が多いってのはわかる。だからこそ「どのファンタジー作品と比較して?」
と聞きたいとこやねん。
おめーが面白いと思ってるファンタジー小説て、なんのよ?
>>751 スマン、言葉が足りなかった。好みが無いというより正確には自分でも好みが分からない。
というのも今まで読んだファンタジー作品が、指輪とゲド戦記、アンバー挫折、
あと小学生の時にロードス、それ位しか無いのでファンタジーという
世界がどういう物なのかも実際良く分からないという状況。でも好き。
あと、ネット公開で評価されるファンタジーがどんな物なのかという好奇心もあります。
要は、
技巧的であるか、
すなわち、
隠喩や想像力、脱構築の世界。
創造的攻撃!!
>>753 言いたい事は判るが、すこし落ち着こう。
やべえアルスラーンないよう忘れた
>>752 正直、ネットで公開されているアマチュア作品で、イタ杉、糞杉という言葉選びをする君が
満足する作品は無い。
ちょっと目先を変えて、図書館かブックオフで、エルリックサーガか、アルスラーン戦記か、グインサーガの1巻でも読んでみてはどうだろう?
地球じゃない世界、ということを前面に押し出しているし、アクションも豊富。少なくとも、ファンタジーが好き、という感性の琴線に触れることは
請け負う。
(アンチグインたちは、ちょっと黙っててな。まあ、辺境編からだしさ)
>>756 レスサンクス。
ファンタジーを書いてネット公開したいな、と思っていたので何か参考になる物があればと思ったのですが…
グインは今読んでます。正統派ファンタジー燃え
今読んでるのか、そうか。早い段階で後書きを読むのを止めるのを推奨。本気で推奨。
ところで、逆に聞きたいんだが、グインのどこが気に入った?
>>758 まだ1巻の途中なのですが全体的にストイックな雰囲気が特に気にいってます
あとあまり魔法まほうマホウと言って無いのも大きいかも。
760 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/05 17:11
619 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 14:40 ID:Qeg17yfA
化学物質過敏症でやること無いから小説書いてSDに送ったけど、
受賞パーティーってやっぱり受賞者は参加必須なのですかね?
出たら色々吐くかも知れないです
622 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 18:28 ID:Qeg17yfA
色々吐いた後、農薬系だと半年、たばこ系で数ヶ月、その他香水等でも数週間ほど
体調不良が続くので書けなくなるんですよね。
パーティー出たあと即引退という伝説が残せそうな気もします。
などと夢見てる暇があるので次を書いて電撃にでも送っておきます。
623 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 21:16 ID:pd2p7Mlz
一次選考発表されたぞ。
632 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/04 20:34 ID:O9jGji6G
>>619は一次はどうだったのだろうか。
633 名前: 619 [sage] 投稿日: 03/12/04 21:34 ID:N/MR1Bh8
あっ、一応通ってました
ぶっちゃけ兵庫もすけです
761 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/16 04:52
保存age
このスレざっと読んでみたけど、結構楽しい。
もう、人がいない?
いない。
763 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/23 23:53
書けば面白いが、テンションを維持するのが難しい気がするな。設定する量に比べて展開が遅いつーか、説明ばっかだと設定集だか小説なんだかわからなくなる。
764 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/24 17:06
>>759 そろそろ気がついたころかな。
50巻を超えるあたりからプロットがどんどん壊れて行って書き流しになるということにw
しかし、80巻あたりから盛り返す。外伝でグインが活躍し始めた頃から、正気に戻ってな。
>>750 実は俺、そういう作品のキャラ設定だけを読んで片腹痛い気分になるのがちょっと好き
わかる。
やらないファンタジーRPGの攻略本とか買って設定だけ読んだりもする。
ニヤニヤする。
768 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/28 03:57
これからこのスレ読むんで存続させてくれ。
最近ファンタジー小説サイト立ち上げたばっかりなんだ _| ̄|〇 ....。
とりあえずこの現スレだけ読んだ。
_|\〇_ ....。
書いているうちに進化できればいいな…。
>>766 主人公がどっかのスーパー王子とか心に傷があるヒネクレ凄腕剣士とか
ヒロインが謎の魔法使いエルフとかどっかの放蕩王女とかetc
>>770 そんなコテコテのが未だに大量に見つかるのですか?
772 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/04 14:22
そこが検索猿人の怖いところよ。
設定が派手だと、連載が続かない傾向がある分余計になー
ファンタジー小説かく前に実存主義を知るべし!
なぜに実存主義
これを友人に晒したところ、ファンタジーじ
ゃないとの感想を受けてしまった
http:// www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/1708/carrier.html
行間あけてくれい
>>775 とりあえず日本語がところどころ間違っている。
>>777 とりあえず、ありがとうと返事させてもらう。
誰か775を最後まで読んだ香具師はいないのか
780 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/22 23:33
ネットでのファンタジーというのはどうも読む気が起きない。
このジャンル特有の、まとわりつくようなイタさを克服した作品は無いものか
壮大かつ緻密に組み込まれた設定に、現実的に抑えて大きく魅力を放つ
キャラクターが活躍し、文面からは著者の知性がにじみでて来るような、
そんなの。
ライトノベル以外のちゃんとしたファンタジーって読んだ事ないけど、全然違うよね?
FFやドラクエみたいな世界観で書こうとしたらやっぱハードカバーになるような物じゃなくてライトノベル
になっちゃうわけ?
>>781 作者によるだろ。トールキンとラノベ作家って違いしかないと思うぞ
何でもアリだからと言ってファンタジーの登場人物にやたらと
美〜をつけるのは頂けない。読む気が失せる。
どうせやるなら菊地秀行くらい突き抜けてれば良いのだが
784 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/04 14:11
世界観は重要だと思うよ。
現実だったら緊迫感は出るけど、
別世界の出来事なんて普通の人はどうでもいいと思うし。
そこをどうでもいいと思わせないような世界を作らないと。
宮部みゆきのファンタジーって面白い?
>>785 今そこら辺で行き詰まってる。現実→別世界パターンだと楽は楽なんだけど、そうしなくても
引き込めるような世界を作りたい
788 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/11 23:48
たまーに、「現実逃避」としてゲームっぽいファンタジーを書きたくなる。
書きたくなるというか、いたずらに設定を山積みしたくなるというかな。地図書いて、神々考えて、王国と主要人物想像して〜という作業に
没入したい時期がやってくる。考えてる時は本当に楽しいよなファンタジー世界。
789 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/12 00:38
以前、たまたま行ったどこかのサイトのファンタジー小説で、
登場人物が異様に多くしかもそのほとんどが、どっかの王子とか公女とか
天才魔術師とか天才剣士とか20歳の若さで将軍とかそんなんだった。
しかも、そいつらが何故かパーティー組んで旅してるっていう設定。
・・・俺は、今までにあれほど痛い小説は読んだ事がない。
凄かった。
>20歳の若さで将軍
うわ〜、イタタタタタタ・・・
>>789 ちょっと読みてぇ…
ネットで晒してるファンタジー小説は作者が女性の比率が妙に高いのは何故だろう
>>789 人物設定に関しては指輪も大差ないもんだ(王や執政の息子だったり大魔術師だったり)
ようは魅せ方だな。その設定をしてしかるべき理由がありゃ誰も文句は言わないし、
設定を引きずり回すほど文章がうまけりゃ許容する(原書ハリポタとか)
793 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/13 01:34
>>792 そうか、魅せ方か。・・・確かにそうかな。
取ってつけたような設定と厨な文章と痛いキャラが渾然一体となって織りなす凄さだ。
今にして思えば。
つけ加えるとキャラの性格は、優秀な将軍や王子・公女のくせして論理的な思考能力ゼロで、
厚みが全く無かったな。まるで中学生日記だったよ。
また読みたくなって探したんだが、見つからなかった。
閉鎖しちまったのかな。勿体ない。
童話とかも王女とか王子とかが多いけど、
その辺は普遍的無意識にでも作用する何かがあるってことなんだろうか。
まぁ、家の中では誰もが王子だったりお姫様だったりするし、
個人個人にとっては自分が一番偉いものとして感じ取られてるんだろう。
そういう深層の幼児的全能感に作用して、
深いレベルでの感情移入をさせるための道具としての「王子」「お姫様」は有効なんじゃないか。
・・無意識でやってるやつが多いだろうが。
795 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/13 02:36
こりゃまた、英知に富んだご演説だね。
創作物に願望を投影し、別次元でラリーっちゃってる訳ね
そこから、でもファンタジーなんて結局〜と持って行くのはあまりに安易だぞ↓
798 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/13 18:38
どちらかというと、ファンタジーに登場する人物の背景のパターンとかが問題じゃあなくて、
>のくせして論理的な思考能力ゼロで、 厚みが全く無かったな。
だよ。
まあこれはプロの作品でもそうだし、厳選された後に翻訳されているはずの海外FTでも見かけるんだけどね。
別に若年で将軍になっても良いんだけど、その裏付けになる描写がされてるのかが大事じゃねえ?
799 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/13 19:25
ファンタジー書くなら、世界観をはっきり示して欲しい。そうでないと、
世界そのものが浮き足立つ気がする。説明口調でごまかすのも論外。
天才的頭脳の持ち主っていう設定を描くには、
書いてる側もある程度頭がよくないと描けないよね。
こんなの普通のやつでも思いつくじゃん、て思わせちゃいけないないわけだし。
801 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/19 21:13
>>799 世界観をしっかり示すってのを冒頭にやるわけにもいかねえだろー
>>800 そうそう。
おかげで天才設定のキャラ出した事ないよw
ファンタジーはキャラクターが画一的過ぎて萎える
かといって内面をあまり描こうとすると何か違うジャンルになってしまう
やはり状況で魅せるしか無いのだが、それもまた画一的というジレンマを抱えている
ファンタジー小説はいろんな意味で「戦闘」の部分が
ネックになってると思うんだよね。
描写というの面でも、使い方という面でも。
人の強さが戦闘でしか出てこない小説は萎え
805 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/21 00:28
アホはファンタジーなんて書くなよ
806 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/21 01:18
807 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/26 22:04
指輪物語を祖にするとはいっても、だ。
どうも主人公たちがパーティーを組むというのは、
ゲーム的な匂いがする。
単体主人公って難しいのかね?
読者が仲間を欲しがるんじゃないの?
809 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/27 23:24
深いな。
美青年は老人に講釈をたれた。
「たとえばです。十人の人間を殺した十五歳の少年と、人畜無害な四十歳の壮年がいたとしましょう。
二人が死合ったとして、生き残るのはどちらでしょうか?」
間を置いたが、老人は反駁しない。青年は続けた。
「また、人間には生まれつき優秀な者と、そうでない者とがいます。
後者が前者を凌ぐこと、いかほど困難であるか。
齢を重ねたあなたなら、とうに知り尽くしておられるはずです」
老人は口を開きかけ、またすぐ結んだ。無念の色が見いだせる。青年は明日の戦をやりやすくするためにも、不本意な追撃を仕掛けねばならなかった。
「つまり力とは、経験と天賦の才とで編まれた、衣なのです。
仕上がってからの時日が浅いとて、それに何の意味があるでしょうか」
…てなのを入れときゃ「若き将軍」も説得力が増すだろと書いてみるテスト
中国の古典っぽいね
結局は作者の教養が出るんだろうなぁ、怖い怖い
講釈を「たれた」にそこはかとなくワロタ。いいニュアンスが出てる気がする
814 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/11 16:11
>807
亀レスだが。
ぶっちゃけた話、人数が多ければ多いほど舞台は回しやすくないか?
キャラクターを通して世界観を見せたりするのがやりやすくなる。
性格の多様性に任せて話も進めやすくなる。
単体主人公でもいいんだけど、力がない香具師が
書こうとする場合は、登場人物の誰かが無敵化していく予感。
そうでないとストーリーが進まないから。
815 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 01:39
キャラクターを書き分けられる作家ならばともかく、
書き分けられない文章力、物語構成力だと、読み手にはキャラクターの洪水は地獄だぞ。
こういう香具師に限って、キャラクターに流されて世界観がぐちゃぐちゃになる。
基本は2人。戦闘キャラと回復キャラ。
書き分けができるなら、これにシーフ(スリ・コソドロ)やエルフといった、脇キャラを足していく。
ドラクエやFFなど、RPGのパーティが参考になる。
817 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 17:23
>816
ライトファンタジー書き?
818 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 18:39
回復、って観念がゲーム的だよなあ
ゲームを参考にしてる時点ですでに……
もう少し真っ当な本を読むようにな。
日本のファンタジーで本格といえるのがいくつあるのだろうか…
メルヘンを除いて、どれを上げたとしても、日本産には厳しい意見が
とぶだろう。
日本の代表的なファンタジー
古事記、竹取物語、猿蟹合戦、桃太郎、花咲じじい、などなど。それから八犬伝。
823 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 22:22
別にファンタジーだけ読めって訳じゃないだろ。
むしろファンタジーばかり読んでると見識が狭くなる。
もし異世界ファンタジーを執筆したいなら尚更。
ずっと誤解してたが、日本ファンタジーノベル大賞の受賞作って、
別にファンタジーじゃないんだな。
いや、広義ではファンタジーの範疇に入るんだろうが。
昨日、鈴木光二の「楽園」を読んで思った。
「後宮小説」にも、エルフだ何だって出てこないしな(ワラ
ゲームのおかげで、エルフなり癒しの魔法なりが一般に認識されてん
だから、それを利用して「ジュブナイルのカテゴリを越える」なんて
売り文句をつけられるようなファンタジーを書けるだろうに。
>>822 で、それは何百年前の人が書いたもの?
日本で売れてるファンタジーを書いている小説家は、他ジャンルも
書いているでしょ?
ファンタジー世界なんて、小説家が表現したい世界の一つに過ぎないんだよ?
827 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/19 22:36
こんなことは人にもよるんだろうけれど、
エルフとか魔法とかはあんまり使いたくない素材だよな。
使うなら使うなりに、その存在意義をきちんと奥深くまで探って、
練りこんでいかないと、高校生の書くライトファンタジーになってしまう。
当たり前だけど定常化された素材を使うのは難しい。
828 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/19 23:18
なぜにそれほどきまじめやねん。
>>827 激しく同意。
個人的には、容姿、頭脳、寿命と全てにおいてヒトより遥かに優れた存在が
人間社会に関わる事が出来るという所に違和感を感じてしまう。
ラノベ等で頻繁に見かけるので
830 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/20 00:04
>828
プロ目指してるんだろ? だったら生真面目でいいじゃないか。
>829
どうせエルフ出すんなら、圧倒的劣等性からエルフに抑圧されてる人間とか、
しかもその抑圧ぶりを生々しく書かなくちゃいかんよな。
それくらいやらないと現実味がない。
人間が人間より優れた存在を書くことは叶か?
832 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/20 17:22
>831
書くということの範囲がどこまでだか知らないけれど、普通にできるでしょ。
いろんな作家が腐るほど人間より賢い生命体を登場させてるけど?
ふむ。
具体的には、どんな「いろんな」作家?
人に頼ってないで自分で本読めw
SFでも読めば至るところに知的生命体がいるだろ。
いや、ほら、そこで出てくるのが「SF」でしょ?
836 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/20 20:01
お前はアホですか?SFの手法をファンタジーに
転用できないかとか考えないわけ?
>>853=855 アホ。レスの付け方と内容で分かる
838 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/20 21:43
>>836 それ面白いな。その手法で成功している作家って誰があがる?……は安易か。
でも836の創作体験からするとどうなん?
853と855にみんなで期待しようぜ。
>>840 グイン。
あとがきは腹が立つし、80巻代はだらだらだったが、
解決へと向かう現在、SF的な異質な存在である古代機械の正体が紐解かれていく様子は
ぞくぞくする。評判だけで読まないのはもったいない。
ハハハ
>420
おなかいたい
844 :
吾輩は名無しである:04/03/26 13:16
ゆこう
いや、別に。
マニアックだなあとは思うけど痛くはない。
つかこれ、舞台を通俗的なファンタジー世界に設定しての仮想戦記ものでしょ?
安易な願望充足に走らず色々と勉強しようという姿勢が見えて、漏れはむしろ好感を持ったよ。
ただ、元々不合理な設定なのにどうやって整合性を保ってくんだろう。
そっちの方に興味を惹かれた。
>>847的確な表現ですね。レスありがとうございます。
実は自分もそこの住人なのですが、何というか人の評価を聞かないところで
やっていると不安がガシガシと襲ってくる物で。
本当はこういう事はやらない方が良いんでしょうけど。
あ、そっちのスレの人だったの?(^^;
んじゃ、励ましとく。ガンガレー
つか、自衛隊側の事情に詳しい人もいるし、ファンタジーの考察ができる人もいるしで、
羨ましい環境だと思うよ。
(漏れは軍事や自衛隊の方は全然だから、スレ読んでて結構タメになった)。
軍板は専門的すぎて少し敷居が高い印象があったけど、こういうのは面白いね。
そう言って頂けると有り難いですな。こちらも頑張るので、たまには
遊びに来てください。
まああまりやりすぎると、叩かれるんですけどね。仕方ないのですが。
851 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 20:04
このスレには初めてレスさせていただきます。まだまだ初心者ですけど、
みなさんよろしくお願いします。
お。たむたむ来たか。
>>851の質問に、答えられるキャラはいる?
99 名前: たむたむ 投稿日: 04/04/15 20:08
>>96さん。
武士そのものを題材にするとなると、知識に乏しいので考証が相当必要にな
ってしまいます。なので、もしかしたら異世界の戦士達が戦いの中で名乗り
を上げさせてみたりはどうだろう、などと考えてみました。
「我こそは○○の郷、騎士□□の息子、△△! いざ、尋常に勝負!」等。
……結構難しそうですねぇ。
機会が有れば武士物を書いてみたいと思います。平家物語風の。
「もののあわれ」を描いてみたいなぁ、と。
敦盛や能登守教経、義経、那須与一宗高、など大好きです。
100 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 04/04/15 20:46
>>99 考証が面倒だからラノベなファンタジーでも書いてやれって発想はわからんでもない。
また、時代小説あんまり読んだことないのもよくわかった。
だが俺が思うに、おまいは本当は心の底ではファンタジーを馬鹿にしてるのではないかな。
それなりに説得力ある設定を構築するのも大変だが、逆に嘘っぽい設定で
嘘っぽくない物語作るのも、実はとっても大変なんだぞ。
時代小説のように既存のエピソードや人物を使えない分、嘘つくのがとっても難しいわけで。
実はライトな時代小説は、安定したファン層を持つ狙い目のマーケットだったりするw
101 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 04/04/15 21:17
ファンタジーの難しさ、というのは読者との共有の難しさなんだよな。
独りよがりでは嫌われる。迎合しすぎては軽んじられる。
>ライトな時代小説は、安定したファン層を持つ狙い目のマーケットだったりするw
えー?どこで?
>>855さんのカキコに返レスの写し。
99でレスした平家物語風云々、武士物云々というのは私の書きたいと
思っているファンタジーと切り離してお考え下さい。
異世界の戦士達に名乗りをさせてみるのは云々はまあ、ただその場限
りの思いつきようのようなものです。
また、史実に則った時代小説は手間もかかるし難しそうだ、だからフ
ァンタジーを書こうというような動機ではありません。勿論、ファン
タジーだからといって簡単に考えているつもりはないです。
>逆に嘘っぽい設定で 嘘っぽくない物語作るのも、実はとっても大変
なんだぞ。
確かにそうですね。難しそうです。納得できない世界観、設定では読
者は感情移入ができないでしょうし。
>>854 半分答えられるキャラもいますが、残り半分はまだ無理。というのが、
人物ありきで世界設定が途中なんです。よって、半分ほどしか。
剣と剣が打ち合い、鎧と鎧がぶつかりあう。
怒号と悲鳴があたりを包み込み、魔術によって生み出された炎が戦場を照らす。
喧噪の中、そこだけまるで音がかき消えたかのような空間があった。
そこには対峙する騎士が二人。互いに名も知らぬ同士だ。だがまるで(中略)
「遠からん者は音に聴け、近からん者は目にものを見よ! 我こそは聖帝ホルンの子スコルなり。
以来この方、度々の合戦に不覚をとらず! 此の手の剣は何者ぞ! 名乗れや聞かん、いざ見参!」
「我は砂塵の郷のエーアデアオゲが末子、レーヴァテイン! 汝の刃を折り、朱に染める者なり。いざ!」
剣を掲げた騎士たちの間を土埃が舞う。そこにはただ(略アトシラネ
西洋風ファンタジーを描きながら、武士を表現するのは出来そうな気がします。
もののあはれもいけそうだ。
アーサー王関連の翻訳本が役にたつだろう。
(^^)
860 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/16 19:53
この辺で一回上げてみよう。
下がってる、、 アゲ。
862 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/25 09:26
たむたむ、なんかネタふってくれよ
863 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/28 21:33
ファンタジーである理由って何かあんの?
階級差別の問題を題材にするしかないのかね。
でも俺の知る限りのファンタジーって、階級差別批判って存在しないな。
王族がうんちゃらとか王女との愛をどうこうとか、庶民が庶民の語彙で書いても仕方なかろうとか思うんだが。
>863
現代とか時代劇とか近未来とか動物たちの世界である必要がないように、そんなに必要な理由はないでしょ
いや聞きたいのはファンタジーで書く理由。
物語設定が何らかのメッセージを持つ訳じゃないのかな。
SFだったら舞台設定自体が批判性持っていたり、
SFじゃないと語れない/効果が高い事を語るためにそういう
舞台設定やSFの語彙を利用する場合が多いけど。
動物の世界なんて人間以外の文化を書くっていう
視点そのものの批判性が出るじゃないの。
時代劇なんざほとんど似非じゃん。なんで明治維新前の
話なのに、全員西洋歩きしとんの?
ナンバで歩いているって描写してんの滅多に出会えない。
古武術のカタん時だけナンバのポーズを描写しやがる。
頭膿んでるんじゃねーかと。
それはともかく。
となるとファンタジーを選択する理由は、雰囲気だけって事か?
飛び入り参加〜。
>>865さん。
確かにファンタジーでなければいけない理由なんてない。お話を書く
人それぞれがそれぞれの動機があって書いてるんだろうけれど、私の
場合はまさに雰囲気を描きたいからです。
お訊きしたいのは、小説って何かメッセージを込めなければならない
んでしょうか? 高尚でないと駄目なんでしょうか?
私は娯楽の為の小説でいいんじゃないかと思います。
剣と魔法、異国情緒。普段の毎日じゃ味わえない物が体験できて楽し
めるんだったらそれで有りだと思います。
考証も大事なんでしょうけど。
ナンバ走りって確か、右手と右足、左手と左足を一緒に出すやつですよね。
それじゃ、なんだかあんましパットしないし。
もし、私がドラマを見るとして。そんなのは見たくないです。
虚構であっても嘘であっても、感情移入が出来て楽しめればOK、かなと。
そういうリアルさは、学者さん向けにでも作ればいいとして。
一般視聴者向けに楽しめるのを作るのがいいんじゃないですか?
そのドラマが学者向けのリアルさ追求のためのものだったら分るんですが、
見る人を楽しませるという目的のドラマであれば、結果に繋がらないように思ったり。
ラストエンペラーをなんで英語でするんだよって議論にも似てくるね。
>865
とらわれすぎだと思いますよ。
時代劇だって、セット使いますよね。当時のものでない材料で。
演技では真剣も使いませんね。ナンバ歩きしていないのに、それは時代劇だって認識も持ってますよね。
極論ですけど、伝わるんですよ。たしかに考証は大事ですけど、歩き方で言えば、その時代劇で重要視しているのは
歩き方じゃない。でしょ?
それからもうひとつ。もののあはれを表現するのに、日本を舞台にする必要はありませんよね。
それがカバの親子でもスペースオペラでも海底人たちの家族愛でも、表現できると思いませんか?
騎士道を描くのに、中世ヨーロッパである必要もない。
人間模様を、人間で表現することもない。
そういう意味でファンタジーである必要や理由はありませんよ。でもそれが、それを含めて物語じゃないでしょうか。
戦争の悲哀を描きたいとして、現実の戦争をちゃんと考証していく理由。
過去に、現実としてあった。という要素をつけたいからとも言えます。
でも、その要素が無くても、戦争の悲哀を描けるとしたら、剣と魔法の世界でもアリとカマキリの戦いでも良いわけです。
あとファンタジーという言葉にとらわれないようにね。
ファンタジーと断っておけば神を描ける。
というか神を描いた時点でそれはファンタジーになるような
中世を舞台にしてもファンタジー。
過去の実話をもとにしてもファンタジー。
現代を舞台にした想像の産物もファンタジー。
チャンバラもファンタジー。
そんなものにこだわらないでも、自分が描きたいものを書こうよ。
そこにはなんの必然性もないのだから。
なぜファンタジーなのか、なぜ現代なのか、なぜチャンバラなのか
それは普通にこだわった方がいいと俺は思うけどね。
本気で作家を目指すならね。
ま、自分は理屈屋だからそう思うだけかもしれないけど。
>>865 ファンタジーで書く理由の一つとして「ありえないものが書けるから」というのもある
かな。一例として「冒険」を使って説明してみる。
昔、まだ世界が完全に探索されていなかった頃は、現実世界で「冒険」が描けた。
「オデュッセイア」に見られるような、異国を旅し、その途中で様々な困難に遭い、打ち
勝っていく「冒険」話。あるいは「東方見聞録」のような旅行記に見られる異国への夢。
「ロビンソン・クルーソー」のような漂流話。インディアンと戦う西部劇……
こういった話は、フロンティアの存在を前提として描くことができた。
だが19世紀末、フロンティアは消滅した。それに伴い「冒険心」「未知なる世界への
憧憬」の舞台を現実に求めることは難しくなった。その結果、どうなったか?
ある者たちはなおも現実の中に秘境を探し求めた。ある者たちは宇宙へ逃れた。そして
ある者たちは時間を遡り「かつてフロンティアがあった時代」に舞台を求めた。ここまで
来れば、ファンタジーとの差は紙一重だ。過去に戻り、迷信と呪術、未知の怪物の存在を
信じていた時代を舞台に設定できるのなら、では、なぜそれらが本当に実在すると仮定し
てはいけないのか? そもそも現実に存在しない国を舞台にするのがなぜいけないのか?
このような発想が市民権を得たとき、剣一本を片手に邪悪な魔法使いと戦う「冒険」話
――ソード&ソーサリーの時代は幕を上げた……
ちょっと文学史風に書いてみますたw
まあ「冒険」だけがファンタジーじゃない(つかファンタジーの源泉にはメルヘンが
あり、ハイファンタジーは途中から加わった亜流)ので、あくまで一例なんだけど、
「なぜファンタジー世界なのか?」の例にはなるんじゃないかな。
もっとぶっちゃけて言えば、例えば「一人の人物が指輪を捨てることで世界を救う」
なんて話、ファンタジー以外で説得力の出しようがないだろ? つーことなんだけどw
指輪物語で言えば、「一人の人物が指輪を捨てることで世界を救う」 ことが
物語の主旨じゃないもんね。
このテーマが書きたい。この世界観が書きたい。
要はこの二つの組み合わせとしてファンタジーもあるよねってだけ
875 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 05:13
>>873 >文学史風に書いてみますたw
文学史に最低限必要な平淡な視点に欠けている。
>もっとぶっちゃけて言えば、例えば「一人の人物が指輪を捨てることで世界を救う」
>なんて話、ファンタジー以外で説得力の出しようがないだろ?
ファンタジー以外にもあります。
876 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 08:30
現実にはあり得ないダイナミックなシーンを描けるってだけで、西洋風ファンタジーって書く興味そそられるんだがな。
戦争の悲惨さ云々を書くのに近代物が身近で判りやすいように、大きな空想を膨らませるのに遠い過去(もしくは未来)の遠い土地でっていう舞台設定は有効だと思う。
あと階級制をあまり描写するとドロドロして読む気うせる。差別を書きたいなら日本を題材にした方が効果的ではないかとおもう。
自分がファンタジーを読むときは、リアリティがある程度無視している作品の方が好み。
ふりかけ程度にありゃいいって感じだ。
878 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 15:37
そういうのは、幼稚なんだよね
とっかかりやすさ、と言う点ではファンタジーは楽ですね。
難しいこと分からない方は、「ファンタジーだから」で書ける。
でも本当にファンタジー世界作るなら、やっぱり現実をちゃんと見ないと書けません。
今の科学技術がどんな事を可能にしてるのか。現在の人間論はどこまで進化しているのか。
どれだけファンタジー世界に変換昇華できるか、これには安易さなんてありませんから。
設定倒れになってるもの、ものの理屈もわからないまま物語を垂れ流しているもの。
キャラクターに頼り切った挙げ句、仕組みは分かるが情景の見えない世界。ファンタジーの足を引っ張ってる。
頭の悪い厨は、最初に必ずファンタジー小説を書きたがる。
かくしてファンタジー小説サイトはクズな作文(小説と呼ぶのもおこがましい)であふれかえる。
>>871さん。同感です。
書きたい物を書く。それが人によっては空想だったり、冒険だったり、愛情
だったり、人生だったり、持たざる者の悲哀だったりするわけで。
高尚だったり、娯楽に徹した物だったりするわけで。
それがどの方向に進もうとも、強いベクトルであれば。
きっと惹かれる物になると思います。
882 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 21:56
こういう夢見がちな気分は、作品にも反映され、詰めも展開も甘い、すべては奇跡で
解決するものが出来上がる。
しかし書きたくないならなんで書く、という疑問も発生するが。
最終的に動機なんざ書くことが好きってことに収まるんじゃないかな。
違うかな。
>>882それには同意する。しかし、ギチギチで救いが無くて、でも展開が必然性と
独創性とスピード感に富んでいる作品・・・面白いじゃないか!くそう。
ファンタジーである理由、ってのはないんだよなあ。確かに。SFでもぶっちゃけ
変わらないし。あえて理由を付けるとしたら、と思ったけどなんもないや。
結局のところ、主人公の魅力を最大限に引き出すための舞台としてのファンタジー世界の有り様で
あれば良い。
世界はなにやら細かいようなのに、主人公が「どっかで見たようなヤツ」というのは、そもそも
小説としてもエンターテイメントとしても、読み進んでもらえないんじゃなかろうか?
・・・世界も「どっかで見たようなもん」というのも散見されるけどな。
ロードス島の大ヒットから、ファンタジー系の資料本がどっさりと出た。
読む方にもファンタジーの基本が行き渡っているし、書く方もそれと同じ基本に
忠実であろうとするから、「またか」という気にもなる。
887 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 22:53
攻撃魔法
回復魔法
黒魔法
白魔法
これ、おれのNGワード。
ロードス島、ソードワールド、ファファード(ry等からはずいぶん影響受けました。
でも、それらはすべて昇華して、自分の世界を構築できるようになりましたよ。
設定厨にはたまらない素材なんですけど、それが抜け出せない枷になるんでしょうねー。
そこでいきなりグレイマウザーがくるのかw
ゲームで一般化されているものから抜け出せない、ってのはあるよな。
とくにアナログRPGのワールドガイドを読み込んだ世代だと・・・
890 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:07
うらやましい。自分の世界、ってのに憧れる。
ファンタジー嫌いじゃないけど、自分がやると気恥ずかしい…
魔法の名前考えるのはずかしいよな。
ユーラ!とか叫んでるんだけど、ユーラて何かていうと漏れが考えた魔法の名前。
センス以前にさぶくならんか?w
他の人はどう?
892 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:13
ファンタジー書く人なら妖精辞典とか神話とかを読んで欲しい。
さぶくならんように書かないとなぁ。
とはいえ、考えるのは楽しいのはわかる。
でも、魔法の名前を叫ぶ、ってのは、なにか?マルチメディアな展開でも
ねらってのことか?いまさらバスタードやスレイヤーズでもあるまいに、それは
本当に小説的に必要な「魔法のかけ方」なんだろうかね?
894 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:15
>>892 ふむ。
で、それから逸脱してると「間違い」なの?
そもそも魔法の名前を唱えさせる、なんてことはしない。
なぜ金太郎飴のように魔法の名前を唱えなくちゃいけないんだろう。
魔法の名前を叫ばなくちゃいけない理由はどこから来る?
魔法に名前があってもいいだろうが、
それを口にしなくちゃいけない理由をつけようとすれば、
余程新しいアイデアでない限りはありふれた意味不明の理由になる。
その上魔法の土台を固めようとすればするほど深みにはまる。
第一、「紋切り型の魔法」が存在しなくてもファンタジーは書けるじゃないか。
896 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:18
魔法の名前なんて考える必要あるの?
RPGだったら便宜上必要だけど小説ではいらないだろ。
手で撫でられると傷が治るとか、杖を突くと地面が割れるとか、
そういう描写の方が俺は好きだな。
897 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:22
>>894 いや、そんなことはない。でも参考にはなるよ。
898 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:27
>>897 では、そこから逸脱したものを、素直に許容できる?
つかどこらへんが「参考」になるのか説明できる?
技に名前付ける時はどう?
ベタやけどファイナル××フラッシュ!とかw
さぶいw
900 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:38
>>898 妖精辞典や神話は矛盾点・あいまいな点だらけ。
だから逸脱したものを許容できなくなることはないと思う。
きっちりした設定が無いことがファンタジーを面白くすることを
学べると思うよ。
だから、さぶくならないように工夫しろっつーのにw
技名を叫ぶのは、アニメや漫画やゲーム的だからそのまんまもってきてるほうが
馴染み深い読者が相手ならいいんじゃねーの?
ただ当然のように、技の内容がありきたりだとツマンネと呆れられるわけだが。
902 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/01 23:46
>>900 と、すると、「いいかげんでもいいじゃん、細かいこというなよ」的な小説を許容できるのかー?
きっちりした設定が無いことが面白くする、ってのはどういう根拠やねん。
魔法ねぇ。これならどうよ? すべての物質には魔力が宿るとする世界ね。いちおー
彼は泉に水袋を沈めた。袋の中が満たされたのを確認し、それを取りだす。
左手に水袋。右手に複雑な、しかし規則正しく印を結んでいく。意識は袋の中でたゆたう水に集中する。
自らの体をとりまく魔力。水に漂う魔力。それらが少しずつ少しずつ、紡ぎ出す呪文によって流れが生じていく。
使い慣れた、ごく初歩的な魔法だ。
最後の印を結び、呪文を終える。水袋からは、さきほどとはわずかに違う魔力が感じられる。
「よーし。これで飲み水確保……うっめぇ〜」
んー……
どうして体言止め?
水袋をかかげ右手で規則正しく印を結んでいく。意識を袋の中の水に集中すると、
自らの体をとりまく魔力と水に漂う魔力が少しずつ重なっていき、魔法的な流れを生じさせる。
彼にとっては使い慣れた、ごく初歩的な魔法だ。
最後の印を結び、呪文を終える。水袋からは、さきほどとは違う魔力が感じられる。
「よーし。これで飲み水確保……うっめぇ〜」
推敲した方がいいね。やっぱり。
書き忘れ。呪文を叫ばないでも魔法は使えるってこと。
906 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:01
>>902 たとえば魔法が存在することに説明がないんだよ。
説明されると面白くなくなると思う。
不思議なことが不思議なまま残るから幻想的な雰囲気が出る。多分。
上手く書けない。まあ読んでみてよ。
僕は妖精辞典、神話関係は読みますよ。
読みとるべきは、整合性じゃありませんからねー。[−w−]
908 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:03
ファンタジーはこうでなければならない。
というヤツと、そう思っている自分が一番の敵かもね。
>すべての物質には魔力が宿るとする世界
ちょっと質問っていうか意見伺い。
今、私の考えてるので魔法というか精霊力発動の所以設定として。
日本には古来から『八百万の神々』というのが有りますよね?
そんな感じで全ての物に神々、もしくは精霊が宿っていてそれらの力
を引き出すというのを考えているんですがいかがなもんでしょう?
私的には一つの神々だけではなく複数の神々の力を融合させたりとし
て駆使したりとか、考えているんですが。
漠然とした発想の段階なのですが。
これと似たような設定・作品って既出ですか?
まあ、上記の案をそのまま作品に使用する予定でもないのですが。
>まあ読んでみてよ。
ふむ。
自分は、読んで書けた?
自分はあれこれ読んで書けなくなったから、これだけ教えて。
神や精霊の「属性」を魔力に変換、ってのはどうしょうもないほどメジャーだな。
912 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:11
>>910 うん、書けたよ。ゲームみたいな細かい設定なんて
無くてもいいんだと思ったら肩の力が抜けたと思う。
自由に書くってのは好き勝手に書くってことではないべさな。
「自分自身を正しく把握している人はほとんどいない」のようなもので、
自分の書きたいものを把握することは実はとても難しい。
自分の書きたい人物はどんな奴なのか。何でそんなことをしてるのか。
今までどう生きてきたのか。
また、自分の描きたい世界はどんな仕組みで成り立っているのか。
どんな道理で動いているのか。どんな歴史があるのか。
既出の世界ってのはもうある程度組み上げられてるから。
流用するには便利よ。
「描きたいもの」だと思うものを書いても、薄っぺらにはせんようにな。
と、言ってみよう。
915 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:17
>>911さん。
なるほど、確かにメジャーかも。
ただ上記の神、とか精霊とかというのは西洋的神ではなく、どちらか
というと神道とか原始宗教に近い物。万物に宿るもの、というイメー
ジ。
道具は三十年(だっけ?)大事に使い続けると神様が宿る、とかそん
な感じ。
(例 樹齢千年を越える古木より切り出した杖 etc、etc。
描き方によっては宮崎駿風の世界をも作れると思う。
ただ、単純に自然礼賛のおしつけがましいメッセージは好きくないけ
れど。例えば、っということで。
917 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:20
918 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:23
なんか言い負かそうと必死な奴がいるな
>909
すくなくとも同人レベルではあります。でもそれは未熟な設定でした。いけると思いますよ。
920 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:28
>>917 そいつはなにより。小説は読まれてこそ活きるからな。
うpとはいわないけど、参考までに好きなファンタジー小説教えてくれ〜
>>918 なんかひさびさにファンタジー小説の書き方の話して舞い上がってるねん。
書きたいし書きやすそうなんだけども、書いてみるとアリキタリっていうジレンマから
抜け出せなくてやめちゃってるからなあ。
>>916 その「例えば」を小説中に盛り込めれば良いわけで。そのための工夫こそが肝要
まあ、それかいっそのこと。
『この世界には魔法ってもんが有る。それは人間世界には無いもんだ。
でもこの世界には有る。だからそれがどうした?」
っと、開き直っちゃってもいいかも。
……やっぱし、よくない、かな?
923 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:30
主人公だよ!主人公が魅力的じゃないと、読者は世界にも興味を持たないよ!
924 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:31
>>920 ファンタジー小説と言えないかもしれないけど
「アーサー王の死」
925 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:31
たむたむは、どういうテーマが書きたいんだ??
まだ決まっていない?
>テーマ
【自分の存在への疑問】
生きたい、でもこんなに苦しいのになんでだろ?
【一人戦うものへの共感】
誰にも理解されなくとも恨まれ憎まれようとも孤高の極みを目指す
人間への共感。
【愛されたい、から愛するへの逆転】
みんなに必要とされていたい。あの人に愛されたい。
↓逆転
【自己解脱・昇華】
分りづらいですがこんなところです。
928 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:46
そのテーマを表現するために、ファンタジーを選ぶのは、「戦闘」が必然だから?
戦って勝利していけばそれが満たされるからかな?
なんにしろ、それはたとえば「15世紀のイギリス」や「17世紀の日本」や「21世紀のニューヨーク」の話ではいかんの?
>>928 俺も大好きだ。「アーサー王宮廷のヤンキー」は、現代人が紛れ込んでしまう話で
参考になるかもよ〜
>929
そーいうテーマを「15世紀のイギリス」や「17世紀の日本」や「21世紀のニューヨーク」で
表現する人もいれば、青虫さんとトンビさんの戦いで表現する人もいるだけですよ。
>>929さん。
鶏が先か、卵が先かで言うと。
まず最初にファンタジーありきで、
テーマはキャラクターを考えているとくっついてきました。
というか、私はファンタジー(剣と魔法)というのを書こうと思った
のはつい最近のことです。それまではあまり接触すらなかったので。
上記のテーマは私が読み物を書く上でのメインテーマのようなものか
も知れません。
以前短編で書いたときにもこれが主題でした。
933 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 00:58
なるほど。
最後にこれだけ。
たむたむは、それをファンタジーで書くときに、必要なものは
なんだと現在は想像してる?
>>933さん。
技術的(登場人物・設定・描写)のことなのか、
心構え的なものなのかに悩みましたが、後者の方で。
他人を観察すること。自分を観察すること。
この観察というのは表面に限らず。
人間を描くわけですから。恐らくこれではないか、と。
エラソーですいません。。。
何も難しく考える必要はない、昔から構築していた世界観
それを文章にするだけでいいんだ。
複雑な歴史や魔法を使用する事はない、それが逆に自分の脳内世界観を破壊する事へ繋がる
自己満足から全ては始まるのだよ、魔法を自分で考えて恥ずかしいなんて、その気持ちはすでに自信が無い証拠。
誇りを持てるような脳内世界が構築されているのなら、恥ずかしさなんて出てこない。
中枢は王道ファンタジーでいいと思う。
パーツを変えていくだけで随分と変わってくるもの、ゆっくりと書いていけばいいんじゃないかな。
それと創作って言うのは歴史を使うんじゃなくて、自分の脳内世界観の歴史を作る事によって創作が成り立つと思う。
参考にする資料が悪いとは言わないが、自由爛漫な感性が必要とされているファンタジーで、自分はあまりお薦めできない。
>>922 それでいいんだ、君の考えている世界が魔法の存在する世界と、存在しない世界に分かれているのならそれでいいじゃないか
人間世界には魔法は存在しない、しかし異世界の住人は魔法を使用する事ができる。
とある高校に通う一人の平凡な学生はふとした所で出会った謎の美少女に連れられて異世界へとワープしてしまう。
とまぁ、そんな所から始まればいいんじゃなかろうかと・・・。
書いていけばその内、自分が書いている作品に愛着が沸いてくると思うので、頑張ってください。
936 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 01:10
>>934 そうだなぁ。
そうなんだが、それはファンタジーに限った話じゃないんじゃなかと思うんだよな……
なぜに「ファンタジーなのか?」さ。
なぜに「現実世界じゃないのか?」というのが……どうもわからないんだ、俺。
>936
あのー横からごめんなさい。
僕の考えですけど、現実世界から離してやることで、かえってよく見えるってのはあると思うんですよ。
>>937 酷評されていると言う事は一応読まれたと理解して、そこから反省点を見出していけばいいと思う。
しかし、まずは酷評するよりもどれだけ作者が努力してその作品を書き上げたかを見抜く必要があると思うぞ!
940 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 01:16
>>938 ふむ。
わかるようなわからんような……
具体的には?
>>939 努力した!ってことを判ってもらいたい!ってのは甘えじゃないかー?
>>936さん。
それは、『ファンタジー、書いてみたい!!!』からですね。
で、設定とか考えていると(正直な所、これって結構楽しい)
そして。ふと気付くと。
背後に、自分自身今まで書いてきたものたちの影があった、と。
そんな感じです。
943 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 01:18
そろそろ次スレを……
>>941 それを言えばそれまでだろうけど、判ってもらいたいとは思わないんじゃないかな。
それを出した時点で、その作者は終わってると思うぞ。
たむたむ、それはこのスレの住人全員がそうなんじゃないか……?
自分が書きたいものを書けば、他人もそれをちゃんと読んでくれるというのは
幻想ではないだろうか?
読者を得てこそ小説は活きるのじゃないだろうか……
そのための工夫を、どうするか?がこのスレのテーマじゃなかろうか?
947 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 01:24
>>946 矛盾しないな。
努力は必ず実を結ぶし、努力して書かれた作品は自然と酷評はされないと思う。
結構分かる物だと思うけど、自分から努力した、頑張った・・などと言ったら最悪だけどね
>940
SFでも歴史ものでもそうなんですけど、今とは違う世界での物語には、
作者が提示した要素だけで、読めるんじゃないかと。
ちょっとピントずれのたとえですけど、戦争を舞台にするなら現実でもいいんです。
でもそれだと、どうしても現実で起こっていた事が絡んできます。文中に無くても。
それって結構、シンプルに読者を案内したいときは不都合さを感じるんですよ。って感じなのかなぁ
>>945さん。
>読者を得てこそ小説は活きるのじゃないだろうか……
同意です。ホントな話、ここでただ話をしているだけで何やら色々考
えさせられ、そして元気づけられるというか。
子供は夢心で絵を描くけど、誰かに見てもらいたいとは考えないんじゃなかろうか。
それとも子供の描く絵を否定する?
書くことの動機は、書きたいから、じゃ駄目かなぅ。
「他人に読まれること」が組み込まれるのは必然なのか?
>>947さん。
そこはリレー小説の出だしを書くつもりが。。
激烈に近いうち、出だし完成させますので、どうかご容赦を(汗
出だしの後はバトンタッチでリレーして、上手くみんなで面白く出来
ればいいなぁ、と。ホント、厚かましいです。すいません。
どうか堪忍、勘弁。お願いします。。。。
>>951さん。
みんなそこが最大の動機なんじゃないのかな、と思います。
そして、子供も夢心の内に絵を描く中で、
「こっちの色のほうがきれいだなぁ」
「もっとここは大きくかいてみよっと」
という風にこだわってくるというか、もっともっと上へ、上へと思う
んじゃないのでしょうか? 夢心がゆえに。
同じように、どうせ読み物書くのなら、私は。
もっともっと上へ上へと、もっともっと面白く、と。もっと良いもの
を書こうと努力したくなります。
>>953 おうよ。そこら辺の証明不安だからせずに済んで有り難いけど、
では、上を目指すのは、他人に誇る為なのか?他人に見せる為なのか?
>>953さん。
私としては、ぶっちゃけ。それも少しあります。もしも褒めてくれた
らすんごく嬉しいですから。(経験ないけど
ただそれよりも、上を目指すとか上達するということは嬉しいし楽し
いし、快感ですね。
典型的日本人なのかもしれません。私は仕事をする上でもいかに効率
良く、いかに早く出来るかということで自分自身こだわってたりしま
す。時計見ながら昨日より早く出来るかどうか、とか。
私の場合は単に凝り性なのかもしれません。
もちろん、他の方は分りません。なにせ周りに物書きしているのは一
人もいませんし。
ということで、人それぞれなんじゃないでしょうか?
ありがちな意見でスマンです。
間違えた。。
>955は
>>954さんへのレスです。
>>955 その意見には納得するけど、951では「物語は他人に読まれないと意味が無いのか」
ということを疑問にしていたわけだが。
なぜそれに953のようなレスを返したのか。
僕は書きたいから書く。自分がなによりも物語を、自分の目で読んでみたいから書いてます。
それを商売にしてお金が儲かったらいいなーって気持ちもありますけど。
他人がそれ読んで、共感してくれたり、その人のエネルギーになってくれたらという気持ちも多少。
自己満足と言えばその通り。
でも小説を書いて僕が読んで他人も読む、これが僕のエネルギーの使い方なんですよね。みんなはどうなのかな。
>>957さん。
それは、最初は『自分の中だけ』のものだったのが、続けている内に
誰かに読ませたくなってくるんじゃないのかな?
と思ったからです。
私的には「物語は他人に読まれないと意味が無いのか」は否定します。
意味が有るはずです。たぶん、みんなまずは自分の頭の中のイメージ
を書いてみたい! と思ってるんじゃないか、と。
それだけでも楽しいです。
951を見返すとこのレスの冒頭3行が無ければ、まったく意味不明な
返事でしたね。スイマセンです。
×951を見返すとこのレスの冒頭3行が無ければ
↓
○953を見返すとこのレスの冒頭3行が無ければ
鬱だ。。。。。。。。。。。。。。。。
>>958さん。
激しく共感。
自分で見返して「この前よりいんじゃん」なんて言えたら最〜高です。
963 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 20:33
ベルセルクの15にこういうセリフがある。
「ガキにはガキのおとぎばなしってのがある」
ハイだライトだ言う前に、棲み分けを考えてみては?
ちょっと違うかも知れないけど、大雑把なジャンル分けには賛成。
でもハイとかライトとか細かい系統分けは嫌い。
自分の舞台に閉じ籠もってる奴ほど、ジャンルを気にするんだよ。
何の棲み分けかはしらないけど。それこそ、自分で自分の首をしめることになる…ような気がする
965 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 23:12
確かに。
邪悪や真の魔、とか、人を食う怪物や動く死者というのを安易に登場させているけど、
それは「これはファンタジーだから、フィクションだから、エンターテイメントだから」という
意識があるからで、「書き出している世界に、実際に存在したり、遭遇して被害にあう場合」という
想像力が欠けているのじゃないか、と思うね。
安全なところから「危険」や「世界の危機」なんてのを書いてるから、説得力がない。
だから幼稚なんだ。
凄い剣術も、高い魔力もない無力の村人になったつもりで、自分が想像している
ファンタジー世界を想像してみ?
とんでもなく怖ろしいはずだ。
966 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 23:28
世界で一番売れたファンタジーを書いたのは女。
世界で一番長いファンタジーを書いてるのも女。
かろうじてムアコックが生きているが筆を折ってる。
ハワードは自殺した。
指輪の作者(超設定厨)がこの世を去った後、
どうも、この地球の男はイマジネーションを女性に依存したまんまのようだ。
967 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 23:58
それこそファンタジー世界だって、女が世界を救うのが定番だしな。
……まあ、性別というよりも「女性的な感性」が男にも必要だってことじゃねぇか?
968 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/02 23:59
失礼、「男にも女にも、女性的な感性が……」だな
969 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/03 00:54
面倒くさいから、代表で、たむたむに聞くけど、
おめえ、バスタード!! と ベルセルク は読んだ?
読んでいないなら何故?
読んでるなら、どう思ってる?
>>967 男性だから男性の感性が、女性だから女性の感性が
しかし男性だから表現できる女性的な感性、逆も同じく。
だから面白い!
で、鳶はそこらへんの面白さをどうやって高めようと画策してる?
方法論を語ってくれんと、精神論というか単純な決意表明で終わってしまうんだが…
長いからいいっていうよりも、
女性的な感性がダラダラと長く続くような傾向を持ってるんじゃないの?
終わればさっさと切り上げる男とは違って女はセックスの時も(以下自粛
ところで一番売れたファンタジーは聖書でしょう。
買って読んだ香具師の大概はファンタジーとして読んじゃいないがな。
しかしあれだね、GWとなると勢い込んで伸びるこのスレといったら……
974 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/03 07:34
春はなにかを書きたくなる季節。
だってお花の妖精さんが耳元でささやくから!
>>972 そんな見当違いのステレオタイプしか頭の中にないから
おまえはうだつが上がらんのだろう。
>>971 どうやって高める、そうですね・・。
自らの経験上を踏まえた上で女性の感性という物に少しでも触れられたらと
後は想像で何とかするしかないと思いますね。
悩んで悩んで悩みまくって、切り開いていくジャンルだと思うので・・。
じゃあ、貴方はどのような方法で書いているのだ?
<<969さん。 <バスタード!! と ベルセルク は読んだ?
両方読んだことは有ります。
昔(バスタード四年前、ベルセルク二年前)ですが。
読んで思ったことの結論として両方に言えることの第一は。
面白い。ですね。
バスタードの作者は恐らく設定大好き、空想大好きな方のように思われ。広
がり続ける世界観が破綻せずに、ぐいぐいと右に左に引きつけるような読書
感でした。
ベルセルクは実に重いですね。これも独特のテンポの作品だと思います。
ただ、ファンタジー云々というよりは一漫画として読みましたので細かくは
述べられませんが。ともあれ面白かったです。
余談ですけど。設定大好き、世界観遠大で思い出したのが、
『ファイブスター・ストーリーズ』という漫画です。あれは凄いなぁ。。
今のところ、あれより設定が細かく、独特の世界観は私的には知りません。
ともあれ、読んだ段階ではどちらも一漫画的捉え方に終始したので、
ファンタジーというカテゴリでこれはこう、あの設定はこう、演出は
どうであった等というレスはちと難しいです。
今一意味の無いレスですいませんが。