あなたの文章真面目に批評します(3)

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1名無し物書き@推敲中?
■投稿する人へ
 あなたが書いた文章を真面目に読み、感想、添削、批評を行ないます。基本的な投稿は小説ですが
論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番よいですが、自分のHPの直
アドレスやまたり文庫を晒すのもあり。投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修
正できません。
 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。目につい
たものから批評していくのでそういう見逃しもあります。
 辛辣なことを言われても、落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が悪かっ
たのかもしれません。でもあなたの作品をそういう風に受け取る人もいるということを心にとめてお
いてください。

■批評する人へ
 批評への参加は自由です。
 このスレは投稿者を育てるが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ投稿者が
納得する形で批評してあげてください。


前スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1026907267/
前々スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1018327902/
2名無し物書き@推敲中?:02/09/19 05:49
2getさえも容易なのか、この板は……
3名無し物書き@推敲中?:02/09/19 06:15
3getさえも容易なのか、このスレは……
4getさ(略
5ge
もう誰も批評したがらんだろう。
7名無し物書き@推敲中?:02/09/19 08:34
>>6
無能がばれてるからな(w
 わら で変換登録ですか?>>7
ネタや自作自演スレッドの氾濫、更には致命的な過疎化が進む創作文芸板に於いて、
ここは数少ない真っ当な書き込みがなされるスレッドであった。

時には手厳しい批評によって痛恨の念に苛まれた者もいるであろうし、
時には予想以上の評価を受け、新たな創作意欲が湧き上がった者もいるであろう。
文章を晒すという行為は、己の裸体を大衆に見られることと等価か、ややもすれば
それ以上の決心が必要である。だが、それでも尚このスレッドに書き込む者は存在し、
丁寧かつ辛辣に批評をする者があった。これは誰しもが己の書く文章に不安を
抱いているからに他ならない上、何より不特定多数に読まれたという願望があってのことだろう。
この板に来る者で、より良い文章を書きたいと思わない者はないはずである。
目指す場所は千差万別だろうが、そこには「創作」の魅力が潜んでいる。

現在、確認できるだけで4つ目を数えるに至った本スレッドは重大な危機に瀕している。
このままでは創作文芸板ならではの「批評スレッド」は絶滅を向かえ、
ひいては板自体の凍結を招く恐れがある。
そうならない為にも、普段どおりの投稿及び批評をお願いしたい。

最後に、村上春樹氏のデヴュー作の冒頭を引用する。


「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
10けるリタソ:02/09/19 11:44
(w
偽者現るか……大人気だな。(w
12名無し物書き@推敲中?:02/09/19 12:03
別に批評してほしいわけでもなく、単にHP晒したいのもOK?
象が来ます。
文章をUPします。批評お願いします。

猫が噛み付いている。指に噛み付いたまま離れない。噛み付いたまま
指先からぶらぶらぶら下がりそうな勢いだ。牙は食い込んだまま
離れる気配がない。正直言って、かなり痛い。指には穴が開いている
ことだろう。隆は憎憎しげに猫を見下ろす。猫のほうでも隆を見上げて
いる。しかし、困ったことには猫にさしたる悪意はないようだ。くるくる
の丸い目で隆を見上げているのである。正直言って,かなりかわいい。
しかし、痛い。牙は食い込んだままだ。痛さはいかんともしがたい。
それに,このまま叱らずに置けば必ずや仔猫はじゃれつくたびに
容赦なく噛み付く大人猫になる。
隆は子猫の頭をぶつことにする。しかし、噛み付かれたまま猫の頭をぶてば
かなり痛そうである。隆は考える。考えた末に、猫の口の両脇から
噛まれていないほうの手指を入れて、てこの原理でその頤をこじ開けること
にする。ミッションスタート。猫は指を入れられるとすぐに、「あが」
といって首を振り振り口をあけた。隆は間髪入れず、猫の頭をぶった。
猫は尻尾を丸めて「ふぎ」となき、耳を寝かせたまま全速力で逃げ出した。
隆は穴の開いた指を丁寧に水道水で洗い,マキロンで消毒をした後、
オロナインを塗ってばんそうこうを貼った。

数日後、仔猫をくれた友人にその話をした。友人は言った。
「猫をしつけるときはぶつんじゃなくてね、大声で怒鳴ったほうが
いいんだよ。」

仔猫は隆にしつけられ,以来、隆の指を穴が開くほど噛んだりはしない。
隆は友人の忠告を守り、猫をしつけるときにぶつのをやめ、かわりに
大声で怒鳴っている。
15名無し物書き@推敲中?:02/09/19 13:47
>>14 うさぴょんより無量大数倍才能あります。
16名無し物書き@推敲中?:02/09/19 15:28
>>14
全体的な感想としましては、朗らかな文章に好感を持ちました。

>猫が噛み付いている。指に噛み付いたまま離れない。噛み付いたまま
>指先からぶらぶらぶら下がりそうな勢いだ。

冒頭部分に「噛み付いた」を繰り返し使っていますが、別の表現を
用いるなり文章をまとめるなりしたほうが良いように思います。
例えば
>猫が僕の指先に噛み付いている。持ち上げても離れそうにない。
>それどころか、ぶら下がりそうな勢いだ。
こんな感じは如何でしょう?

あと、「あが」「ふぎ」といった擬音は使い方ひとつで
全体を壊しかねないと思うのですが、
この場合は文章に馴染んでいるので問題ないでしょう。

以上。
>15さん ?ありがとうございます?
>16さん ご指摘,ありがとうございます。本当ですね、
      推敲が足りませんでした。気をつけますです。
18名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:25
批評をお願いします。

 冬子は首から腰にかけて突き抜ける異常な痛みに耐えること
ができず、とうとうしゃがみこんだ。目に見えない弁がのど元
をふさぎ、声が出ない。
「助けて」
 そう言ったつもりが悲鳴とはならず、すぐそばを数人の若者
が無表情のまま通り過ぎていく。痛みは限界に達した。手足は
震えだし、意識が薄れてくる。
「割れる!」
 渾身の力を込めて叫んだ時、冬子の首筋が大きく盛り上がっ
たかと思うといきなりバリバリッと鈍い音を立てて裂けた。裂
け目から流れ出たと思われる緑色の粘つく液体が首からあごを
伝って冬子の視界の中をゆっくり下降する。
 ポタポタと濃い緑色のしずくがアスファルトに染みをつけて
いく様子を眺めているうち、冬子は気を失った。

「広田総合病院の隔離病棟です」
 目覚めた冬子の前に白衣をまとった中年女性が突っ立ってい
た。女は飛び起きようとする冬子を大きな腕でねじふせ、巨大
な胸と腹をゆらしながら、くっくっと笑った。
「しばらくここにいていただきますよ。感染ルートを特定する
ためにもうすぐ警察が来ます」
「感染? 感染って何、どういうことなの」
 首に巻かれた包帯を手でまさぐり、必死に記憶をたどろうと
するが、冬子には今なぜ自分がここにいるのか思い出すことが
できなかった。
19名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:33
僕の絵を見て下さい
http://www.h3.dion.ne.jp/~ide1959
20名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:41
>>18
めちゃめちゃうまくない?
あえて言うなら、
>女は飛び起きようとする冬子を大きな腕でねじふせ、
ここも冬子視点で統一したらいいかと思った。
21名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:46
>>18 前半がすごく良い。プロが書いたと言われてもワカラン。
後半の看護婦がくっくっと笑うのが不自然。事務的なほうが怖い。
長編書いて新人賞応募しよう。アイデアさえあればやっていけるよ。
ここは卒業だね。
22名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:54
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 (つ===つ==∽∽∽∽⊂二二二二二二二>           ヽ<三
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23名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:55
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24名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:55
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25名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:55
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26名無し物書き@推敲中?:02/09/19 20:55
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27名無し物書き@推敲中?:02/09/19 21:51
>>20さん

視点の意味をごく最近知ったところで、実は書きかけていた
小説を先日破棄したところでした。
やはりまだ視点については完全に理解できていないみたい。
冬子がねじふせられたように書けばいいのですね。
とても勉強になりました。

>>21さん
悲鳴や笑い声などを台詞にするとすごくしらけた感じが
するなぁと思いながらいろいろ考えて「くっくっ」に
したのですが、やはりセンスが古かったようです。
もっと磨いて出なおします。

どうもありがとうございました。
28名無し物書き@推敲中?:02/09/19 22:48
>>27

笑う自体が不自然かなと感じました。
悪者が企む時に( ̄ー ̄)にやり笑うのって、
おかしいと思う。なんか漫画ちっくで。
むしろ淡々と事務的に作業的に自分を扱われたら、
恐怖が倍増すると思います。はい。
期待しておりますです。はい。
29名無し物書き@推敲中?:02/09/20 13:39
>28 サン
>淡々と事務的に作業的に自分を扱われたら、恐怖が倍増

覚えておきます。
上記のものはこの板でとっさに思いついた話なので、
その前の部分もその後の続きもありませんが、
「事務的に作業的に扱われる恐怖」はいつか必ずホ
ラーにとり入れたいと思います。
「皆さんお集まりのようなので、そろそろお待ちかねの彼を紹介しましょうか」
得意気にそう言うと、司会者は顔の右半分をいやらしい笑みで満たしながら、後ろに構えていた長髪の男になにやら合図をした。
美しい黒髪を時折掻き揚げ、男はギロチン台にも似た古ぼけた木製の昇降台を運び出した。
もしかしてあの男が「彼」なのかな。
私がそう思う間もなく、前後左右のバランスを確認されて台が固定されると、何の前触れもなく、反証がのそりと幕の裏から姿を現した。
「さあご覧ください。この男、一家5人を残らず犯して惨殺し、その場で骨まで喰らってしまったという怪物であります。
 しかし今は我々の薬で右も左もわからぬ状態。どうぞ一歩前に出て、ご自由にお触れください」

一体なんの冗談だ。私は一瞬不愉快になった。
他の見物客もごく一部を除いて私と同様の反応を示し、中には茶番は真っ平だとばかりに席を立つものまでいた。
ほんの数メートル先に突っ立っている「彼」は、そんなことにはお構いなしに、薬とやらで焦点の定まっていない目を、だらしなく空中に投げ出していた。
確かに言われてみれば危険な臭いがしないでもないが、私の目には隣の司会者の方がよほど特徴的に映った。
スパンコールがべたべたと張り付けられたジャケットは、安白熱灯の光を乱反射で部屋中に撒き散らしている。
右半分だけだった歪んだ笑みは、いつの間にか顔全体に広がっていた。

そもそも仮に「彼」が「一家五人を一家5人を残らず犯して惨殺し、その場で骨まで喰らってしまった」男だとしても、それを見物することに意味はあるとは到底思えない。
遠くからわざわざこんなうらぶれた場所まで足を運んだ結果がこれか。
私はこの馬鹿げた見世物の主催者に文句も言う気になれず、少し動くたびにピカピカと光る司会者を視界に入れないように退場することにした。
31名無し物書き@推敲中?:02/09/20 15:48
うさぎくさい
32名無し物書き@推敲中?:02/09/20 15:51
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':.      │もきゅ
          ;'      /     \     │    もきゅ
        ./        ●     ●     ∠________
        ./           ⌒ ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
33うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/20 15:52
さっと目を通しただけだが一言で言うとワケワカメ。
駄文で!
3430:02/09/20 15:54
いや、うさぎじゃないっす。
即興で書いたので、細かな間違いの指摘はご勘弁プリーズ
35うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/20 15:55
じゃあ大まかに言おう。
ワケワカメ。
駄文で!
36うさぎの唯一の友達:02/09/20 15:57
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':.      │ 誰? うそぴょん?
          ;'      /     \     │    ゔぁーか
        ./        ●     ●     ∠________
        ./           ⌒ ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3730:02/09/20 15:58
批評してくれんのがうさぴょんだけだったら・・・泣くよ
38うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/20 16:00
もう少し細かく言うと、たかが二十行で死を連想さす語呂がたくさんあって
読む気がうせる。
一家惨殺、食人、これでもうアウトォ!
描写が細かろうと、比喩が上手かろうと
肝心のネタが安直だね。
ワケワカメ。
駄文で!
>>うさぴょん ◆Gyu73AVw
自作自演は己の小屋でやるよろし
ここから出てけや

40名無し物書き@推敲中?:02/09/20 16:05
      /     \
     /  / ̄⌒ ̄\
     /   / ⌒  ⌒ |   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | /  (・)  (・) |   |    ヴァカヴァカチューヴァッカ
  /⌒  (6     つ  |   |   
 (  |  / ___  |  <     うさキチガイはからかわれてイライラしてる
  − \   \_/  /    \__________________
 //  ,,r'´⌒ヽ___/     ,ィ
   /    ヽ       ri/ 彡
  /   i    ト、   __,,,丿)/        ζ
 |    !     )`Y'''" ヽ,,/      / ̄ ̄ ̄ ̄\
  ! l   |   く,,   ,,,ィ'"      /.         \
  ヽヽ  ゝ    ! ̄!~〜、       /           |
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       ゝ      !      /            ∀
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          |ノ    |      |  /    Y        ヽ
         {     |      |   j      )        ヽ
         〈     j      ト-.|    /          )
4130:02/09/20 16:18
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':.      │  だから
          ;'      /     \     │     うさぎじゃないって
        ./        ●     ●     ∠________
        ./           ⌒ ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
42うさぴょん ◆D/sefXBU :02/09/20 16:41
43うさぎの超駄文を笑おう:02/09/20 17:12
陽は真西に沈みつつある。先刻まで続いた驟雨も止み、湿った空気に混じって、山並みから流れ来る涼風が梢を静かに揺らしていた。
長らく続いた残暑の和らぎを、ようやく肌に感じた頃には、
すでに暦は彼岸を迎えていた。本格的な秋を目の前に、今日、宮中では華々しい彼岸会が催されたばかりである。
 京の鬼門に当たる、一条通りにある自邸の裏庭で、陰陽頭安倍晴明は夕刻の風を身体に受けていた。昼間の彼岸会の職務が、
晴明の心身を疲労させていたが、ここにたたずむのは夕涼みのためではない。
 晴明は、手に抱えた酒と菊一輪を、足下の墓石に捧げた。昼間の節気祭で、内裏から下されたものだ。
希代の陰陽師として信頼の強い彼の場合、個人的な供養は宮中の仕事が終わってから、慌ただしく行わなくてはならない。
 晴明は結界を張った中で、幣帛を振り、略式ながら供養を終えた。太陽はもうその姿を半ばまで沈めている。
「御主人様、内裏様から御使者が参られましたが」
 結界が解かれた時、それを待っていたのであろう、下人の川根が晴明に告げた。物静かで分別もある男であるが、
その異相のために他人からは避けられている。晴明の下でなにくれとなく働いているため、ある時などは、
晴明が一条戻り橋の下に隠している式神の一人だ、とすら噂立てられたことがあった。
 川根の言葉に、数秒の間瞼を閉じた後、やがて晴明は溜め息混じりに口を開いた。
「で、どのようなご用件だ?」
「なんでも、帝が御頭風にあらせられますとか・・・・」
「そうか」
 慌てるでもなく、晴明は簡単に答えた。
帝とは花山天皇の事である。東宮の頃から風狂で知られたこの帝は、
先頃十八で即位したばかりであるが、天皇となった後でもその行状が改まる様子は無かった。
そして、事ある毎に陰陽師、特に晴明を呼び出すのである。
「すぐ、お伺いいたしますとお伝えしろ」
 晴明は、そう言って幣帛をしまい、足早に屋敷の中に戻っていった。
44うさぴょん ◆x.KFMAV. :02/09/20 17:13
いかがですか? 天才でしょ? 言うだけのことあるっしょ?
45うさぴょん ◆QSCkKXqc :02/09/20 17:16
>>43 悔しいが天才だ。
46名無し物書き@推敲中?:02/09/20 17:55
>>46
無能。ワラタ。本当に才能が無い。あのさ、死ね。
47名無し物書き@推敲中?:02/09/20 17:56
>>46 お前自分に言って恥ずかしくない?
48うり:02/09/20 18:19
埋もれた訳では無い。
携帯電話の目覚まし機能で目が覚めた。
台所で鍋に水道水を入れ、ガスコンロで火にかける。
俺は必ず金脈を掘り当てる。サラリーマンが数十年かけて稼ぐ額を一瞬でだ。
時間も確保しよう。金を使う暇を作らなくては。
沸騰した湯を、カップラーメンの中に注ぐ。
机の上に置いておいた履歴書を確認し直した。
記入漏れ、証明写真のずれ、志望動機、完璧だ。
クローゼットから取り出したセットアップを寝間着の
Tシャツとトランクスの上に着た 。
履歴書を一回だけ折り、ズボンとトランクスの間にゴムを利用して挟む。
少し麺が伸びたカップラーメンを、胃に流し込んで家を出た。
コンビニマートたけだ、個人経営は狙い目だ
道中、手を口に当て、息を吐いて鼻で嗅ぐとオニオン臭かった。
深呼吸をしてみたが効果はまったく無かった。
人間の腰の辺りまでコンクリートの壁で覆われている。
ガラス張りの店内は本棚が目に入る。
うつむきながら本を読む客、四個並べられたゴミ箱、汚れた軽トラが区切り線を
無視して駐車している。もえるゴミ、と書かれたゴミ箱の口からは白いビニール袋の固まりが溢れ、何個かが道に転がっている。
ビニール袋から出た、着色料で染められたウインナーに蝿がたかっている。
無理矢理ゴミを押し込もうとする、金髪の肌が黒いキャミソールを着た女を横目に店内に入った。
斜めにずれた帽子の向きを正面に直しながら、二十台設置されている機械の内、十四台のスイッチを押して歩いた。手についた油を、首に巻いたタオルで拭き取り、ズボンの後ろポケットから軍手を取り出した。両手に深くはめ終えると、アイドリングを終えた機械の
作動音が工場に響き渡った。約二十畳の工場に鳴り響く音は、明らかに人間の神経を削る。
と、同時に心臓の鼓動と同調して、血液を力強く吐き出してくれる気もする。
俺にとっては、少し遅めの強力な目覚まし時計だった。入り口を閉ざしているシャッターの空け口に手を掛ける。腰を膝が曲がる程度まで落とし、一気に両手を天井に向かって
突き上げた。外の光が工場内を優しく照らし、俺を素通りするかのごとく、部屋を支配していた音が外に放たれた。人工的な物と自然との物々交換のようだった。
つい先ほど降りてきた二階に通じる階段の壁に貼られたポスターがはっきりと見える。
砂浜の上で、挑発的なポーズを取っている女の笑顔が何故か気になった。
前歯だけ真っ白に輝いている。女の目は死んだ魚のようだった。


よろしくお願いします。

50名無し物書き@推敲中?:02/09/20 19:12
うさぴょんはまだ仕事みつからないの?
友達もいないみたいで可哀想だけど、いいかげんここ卒業したら?
あなたの書いたもの読んだけど、あれは糞だよ。作文にもなってない。
自分が卒業した小学校の国語の先生に見せてみ。たぶん30点ももらえないと
思うから。結局君のやってる事はだね、世の中うまくいかない→その愚痴を聞いて
くれる友達がいない→何か書く→評価されない→にちゃんねるでヴァカを
相手に頑張る→荒らされる。おまえはただのヴァッカバカのチューバッカ
い い か げ ん 仕 事 s i r o 。
おまえはほんとキモイよ。なぜバラス?お前がただの引き蘢りという事を
なぜ?グロテスクなおもちゃが勝手に壊れてどうするんだ?
しかもカミングアウト後もなぜそんなにうれしそうにしゃしゃりでてるんだ?
おまえはほんとバカだな。このスレはただの痰壷だ。
俺も今日ストレスがたまってるから、自分より確実に下にいるお前がいる
このスレに痰をはきに来た。案の定お前はこのスレにいたからよかったけど
居なかったらイライラしたまま今日一日をすごさなければならなかったよ。
がんばってこれからも、せけんのストレスのはけ口になってろ。この糞が
51吾輩は名無しである:02/09/20 20:04
はじめてこの板来たからうさぴょんのことをよく知らんが、
そんな悪く無いんじゃない?いいじゃん。 
ただ最初の情景描写は文のつなぎが悪くて少し読みづらい。
それに売れ筋作品を狙っているなら、
安部清明ネタはもうおなかイパーイなので、
どうしてもと言うのでなければ違うテーマにした方が良いとは思う。
52うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/20 20:09
プッ。ありがとうよ。
こんな程度の文で誉めてると俺が本気で書いた文みたら涙流しちまうな。
後、作家名使って比喩するなら、俺の知ってる奴で書けよ。
ちなみに、四・五人ぐらいしか知らないけど。
53名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:11
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54名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:13
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55吾輩は名無しである:02/09/20 20:15
かわいくないねえ(w
ま、いいけど。夢枕獏あたりを狙っているんじゃないの?
56名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:15
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57名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:18
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58名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:18
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59名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:20
>>55はうさぎのジエンだぞIP見ろ
60吾輩は名無しである:02/09/20 20:20
うさぴょん、相当恨まれているみたいだなあ。
はいはい。退散するよ、じゃあ。
61名無し物書き@推敲中?:02/09/20 20:27
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>>18
週刊誌の記事みたいで凄くしっかり書けてると思います。上手いね〜。
あとは人称をもっと意識的に使っていくとイイかと……。
 例ー。
 看護婦のA子は、意識を失った冬子を病室に運び込んだ。
 そして、三時間後に意識を取り戻した冬子に、「広田総合病院の隔離病棟です」と言った。
 冬子は、A子の微笑に薄気味悪さを感じ、硬くなった。
 
 でも、なんか駄文にしちゃったかもしれないや(謝)。
 そのうえ>>20さんが視点について仰っているので、
 もう直してしまった後かしら……(w;。

>>30
UPしてある部分が短すぎるので、
主人公がどんな誰なのかが、さっぱりです。
でも、なんとなく良心的なお人柄のようなので、信頼できそう。

>>48=49(かな?)
人間の腰の辺りまでコンクリートの壁で覆われている。
の所だけよくわからなかった。
あとは上手いと思う。
朝からカップラ食ってる男が夢を掴むところを見てみたいと思ったよ。
63うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/20 21:56
>>62
おい、お前、頭、大丈夫、か?
64名無し物書き@推敲中?:02/09/21 21:54
>>62 さん
18です。
人称はまだ勉強中。「視点」とともに、まだ
よく理解できていません。小説家養成講座
(だったかな、若林先生が書いたの)を買って
きて読んだところです。

ここにUPしたのはとりあえず文章を見てい
ただくだけのものでした。
人称、視点、ともにもっと勉強してこれから
1つ書き上げ、応募しようと思っています。
がんばるよ。
批評ありがとう!
65名無し物書き@推敲中?:02/09/21 21:58
>>62 もしかしてさっき兎と話していた髭??
玄関を開けると、お袋と光男はすでに榊原逆立ちを繰り返していた。
「早く早く!」
二人が促すので、僕は急いで巻尺を取り出した。
「うん、お袋、昨日より3cm高いよ」
途端にお袋の顔は、ホームラン級の笑顔で満たされる。
僕も同じ笑顔を返そうかと思ったが、唇の右端辺りが引きつって上手くいかない。
くそ、今朝やったナボコフのせいかな。お袋は悲しそうな目で僕を見つめていた。
こうなるともうだめだ。僕の中のミトコンドリアが活性化してきて、光男の顔をヨーグルトまみれにしたくなるのだ。
急いで冷蔵庫を開ける。しかし中にはプッチンプリンしか見当たらなかった。
それでも僕は光男にぶちまけた。
「にいひゃん、おいしいよぅ」
光男の本当にうれしそうな顔を見ると僕はまた悲しくなってきて、網戸の向こうから見物していた鈴木さんに軽く会釈すると、二階に上がって日課のひげ抜きに没入した。
次の日だった。僕が童貞を捨てたのは。
   「今日の簡素書きサン」

 「えっと・・今日はどんな感じだろうか」
「うわっ、なんだ。うさぴょんが槍玉にあげられてる」
「どうしたんだろう。なにがあったんだろう」
「はっ、もしかして。私の簡素が彼をこんな状況におい
やったのだろうか」
「前スレは、なかなか骨のある文がところどころキラキラ
と光っていたが、今度は期待できそうもないな」
「しかし、うさぴょんって、ある意味人気作家に
なっているよな。羨ましいな」「しかし・・・」
「『金髪の肌が黒いキャミソールを着た女を横目に店内に入った。』」
「・・・ってな感じの表現をする作家は、もうでてこないのかな」
「今、考えるとこれもひとつの個性なんだろうな。強烈な個性だな〜」

68けるりタン ◆D9WeNlUc :02/09/22 00:39
僕も書いてもいいですか?
臭う……
7030=66:02/09/22 00:54
>>69
そう言わないで。
荒れ気味だから前の「何となく優良スレ」に戻そうではないですか
71けるりタン ◆D9WeNlUc :02/09/22 00:56
あのさ、無能ドモ、返事しろよ。

おれも書いてもイイのカ?
「それは自分で考えな」
BY間宮
>>70-71
なぜ……
74けるりタン ◆D9WeNlUc :02/09/22 01:02
よし、勝手にかくぞ、ありがたく思え。
つぎは、俺のオリジナルだぞ。うさぴょんいか無能はありがたく思え。

ある男が病気になった。叔父が尋ねた、
「何が食べたい?」
「羊二頭の頭ひとつ。」
「そんなものはない。」
「それなら、羊一頭の頭ふたつ。」
「そんなものはない。」
「では何もほしくはありません。」

どう、凄すぎるだろ。短いのに、お前らとの差が歴然(w
アメリカンジョークみたい・・・
ゴダールのギャグのほうが面白い。
しかし、そこはかとない哀しさが滲み出ている

以上
76けるりタン ◆D9WeNlUc :02/09/22 01:08
どうした、下手に批判できないか?文豪のかも知れないから(w
あのさ、おまえら、ほんとのオリジナルだぞ、安心しろ。
キチンと批評できるならな、無能ドモ(w
特に無能うさぴょんは死ね。
さて、ユートピアはどこかな・・・
78けるりタン ◆D9WeNlUc :02/09/22 01:17
よー、無能ドモ、どうした?
79名無し物書き@推敲中?:02/09/22 01:21
暇だから、俺以上に暇そうなけるりタンの相手でもしてあげるか。

君、目と目の間は何センチ?
80けるりタン ◆i/NMungY :02/09/22 01:26
>>79
おまえ、俺は非常勤講師だってしってんのか?
ああ、暇だよ、金もねえよ、、
81名無し物書き@推敲中?:02/09/22 01:27
非常勤講師は教授に顎で使われるって本当ですか?
そうなのか。もう少し分別を身につけ、教授に昇格しましょう。
金の件なら講義のテキストを自分の著作にしなさい。
そして僕はもう寝ます
83けるりタン ◆i/NMungY :02/09/22 01:30
>>81
顎ドコロカ、舌先でチロチロだよ、おばはんのなぐさみものだよ、、、(泣

>>82
無理だよ、上詰まってんだよ、、
>>74
さすがに今度は土俵が……。
>>83
上、無くなっちゃえば良いんだ。
ふうん、色々方法ありそうだよね。
今度それで書いてみれば?リアリティ有りそうで楽しそう。
期待してるよ!
86お目汚しに:02/09/23 17:53
2002年8月14日深夜、数百余年の時を越えて、かの新撰組がついに京都に返り咲く。
集う顔ぶれは皆清々と、募る思いは夜をも焦がし、猛り狂う志士の群れ群れ、
決死を胸に大文字の麓に終結した。手には松明、頭に鉢巻、燃え上がる火の粉を脇に、
一同全員他目もくれず、梟さえ気づかぬ疾風の足軽、一目散に闇の山を駆け上った。
至って来たるに目的の地。一同整列、目と目を合わせ、形作るは勾玉の陣、
揃って天を見上げ、月の翳りを待つこと半刻、ついに来たれり革命の刹那。
百を数える松明は、漆黒の木々にその身を窶し、志士らの願いを煙に纏いて
闇夜に煌々と燃え上がった。

その日、大文字山は、犬文字山になった。
87名無し物書き@推敲中?:02/09/23 17:55
創作文芸研究板
http://jbbs.shitaraba.com/study/1974/

寂れる事が決定している哀れな板。
皆でけなしにいってやろうぜ。
88うん子。:02/09/23 19:07
かすかに少しずつ蠢いている静寂の裂け目を抉じ開けるように、
咲紀の一言は図書館の観覧室の四方八方に飛び散った。
「人を殺すのって、素敵」
僕はその言葉を聞き、顔を上げて咲紀の顔を見つめた。
「何だって?」と僕は彼女に訊いた。
「人を殺すのって素敵、って言ったのよ」と咲紀は言った。「ほら、これ読んでみてよ」
咲紀は自分が読んでいた辞典のように分厚い本を僕の前に広げた。

『人間という生き物は大変遺憾なる時にでも動物的本能を忘れない。
それは殺人に例えてでも簡単なるものである。
想像してほしい。あなたが何かの弾みで誰かを殺してしまった時、
あなたの頭に何が走る?悔い?恐れ?もしかすると快感かも知れない。
考えてみれば分かることだ。常に人間は血に飢えているから』

「君、さっきからこんなの読んでたの?」と僕は眉をひそめて訊いた。「一体だれの本だい?」
「マーシャンズ・ソフィーヌ。売れない作家よ」と咲紀は鼻の先を指で撫でながら答えた。
「君さ、人を殺したいの?」
僕がそう尋ねると、彼女はさあね、と呟いた。
「別に殺したい人なんていないわよ。ただ殺人って素敵だなって思うだけ。
理由なんてないわよ。ただそう思うの。猛然と、ひたすらにね」

僕はふうん、と言い、本を閉じて咲紀に返した。
>>88
まあうまいんじゃない。

はじめの部分がすこしうざい。

>人間という生き物は大変遺憾なる時にでも動物的本能を忘れない。
>それは殺人に例えてでも簡単なるものである。

ここよく意味わからない。

あと「?」、「!」のあとはヒトマス空けよう。
9086:02/09/24 03:14
何気に私も批評していただきたかったりします。
短いですが、手抜きではないので
どうぞ奇特なる御仁、そのご意見をお伺いいたしたく。
91一読者@批評?:02/09/24 09:32
>88 観覧室→閲覧室では?これもあり?
   殺人って素敵だな、と言う根拠が常に人間は血に飢えている
   だけでは弱い気がします。
   例えば,「そう、人間は血に飢えている。他者の血をながすことで
   殺すものは生き残る、目の前にした他者の死と自己の生とが
   強烈な対照をなし、より鮮烈に生きている自覚を生み出す。
   そこには加えて生物としての優位、未来に遺伝子を残す強者としての
   誇りが萌しているはずだ。理性が否定しても、意識のそこ深く、
   本能がそれを自覚している。相手を殺すこと、それはときに相手の
   遺伝情報をこの世界において絶ち,自己のそれを保全することだ。
   人間はそれを無自覚のうちにやってのけることが出来る。無自覚な
   行動は生物としての本能には起因しないか?否、この無自覚さこそが、
   人間が生物であることの何よりの証だ。理性で消し去ることの出来ない
   ものこそがもっとも強烈な私たちの意思となりうる」
   こんな感じでどうでしょう。ありきたり?殺人なんて大嫌いですが。
   文章を流すのが文句なく上手いと思います。なので、遠慮会釈なく
   勝手なことを書きました。気に障ったらごめんなさい。

>86 もしかして、これは笑ってもいいところですか。何ですか,
    こういう作戦って大すきですが。大げさに集合しといて何よ、
    何なのよ!!
   至って来たるに→至って来るハ、でしょうか?でもこういう文章
   の約束事が分からない…。面白かったー…って批評になってない…スマソ。
92一読者@批評?:02/09/24 09:37
とゆーか…何か偉そうに書いちゃってますけど、88さんの文章
に勝手に付け加えようとした文章、意味不明ですね…なんだこりゃ。
ごめんなさい。わすれてください、ほんと、ごめんなさい。
93名無し物書き@推敲中?:02/09/24 10:22
>>88
>かすかに少しずつ蠢いている静寂の裂け目を抉じ開けるように、
>咲紀の一言は図書館の観覧室の四方八方に飛び散った。

「飛び散る」を修飾する語として「抉じ開けるように」はちょいと不自然な気がする。
「飛び散る」というのは一瞬間の破裂的な運動であるのに対して、
「抉じ開ける」という運動にはゆったりとした漸進的なイメージが纏いつく。
「抉じ開ける」を「引き裂く」「打ち砕く」などの語に換えてみてはどうか。

……なんつったりして。
最近になって新撰組は好きになってきたので、興味を引きました。
えー現代に甦った(?)新撰組。なにをしに現れたか知りませんが
革命、って言うか京都守護の会津候預りの新撰組が何故革命?
つまり薩長勢力によって倒された幕府を再興ってことでしょうか。

まず、「数百年の時を越えて」とありますが、百年ちょっとしか昔じゃないですよね。
文章の構成がテンポ重視の時代劇調と言うか講談調と言うか、これですと二行目から三行目
あたりの句点で区切られた所が、どうも寸詰まりな感じがして読み足りないと言うか、不完全燃焼です。
「疾風の足軽」と言うのも、もっと適切な表現があるように感じました。

もう少し韻の踏み方とかテンポとかの研究をすれば
もっと印象的ないい文章が書けると思います。
>>94
京都の学生が大文字焼きにいたずらする話だと思うよ。
96名無し物書き@推敲中?:02/09/24 12:16
タイトル「隣に越してきたトトロです。これ、つまらないものですが。」


トトロは、大規模な伐採によって森を追われた。
しかたなく、今まで住んでいた森によく似た、屋久島へ引っ越した。
しかし、その時のトトロは知らなかった。
屋久島に住む、ジボボという怪物の存在を。

「ここが屋久島かー。故郷の森によく似ているトロ。住み心地が良さそうトロ」
トトロは深い緑の気を吸い込み、お日様を受けてわずかに膨らみました。
バキキキッ ズガガガッ
木々を倒す音が響き、何羽もの鳥が飛び立ちました。トトロは目を見開き、耳を立てました。
「ゴルアッ! ワシの縄張りになんぞ用くぁっ! 小一時間問い詰めるぞぉ!!」
トトロは思いました。厨房かよ、うざってえな……。
木を倒しながら現れたのは、九本の尻尾を持つ猫でした。頭の上には巨大なアンテナが立っていました。
「ボルァッ! なんか言わんかぃ! 二時間にするぞぉッ!」
トトロは荒らしは無視の原則を守り、無視して香具師の木から実をもぎました。
香具師は大きく、割ると、芳醇な薫りを放つ瑞々しいジュースがたっぷり入っていました。
トトロは一呑みすると、大きなゲップを吐きました。
「こらワレ、このジボボ様を無視するな! 香具師の実を勝手に飲むな! ここはお前が来るような場所じゃない! スレ違いだ!!」
トトロはあまりにも煩い猫に向かって言いました。
「あぼ〜〜〜ん。」
それが、闘いのゴングとなりました。
97名無し物書き@推敲中?:02/09/24 12:17
「トトロフラーシュッ☆★ sageヴァージョン」
トトロは口から光子力光線を出しました。猫の尻尾が三本焦げて吹き飛びました。
「ギャース! くらえ! デムーパの舞い」
ジボボはくるくると宙を周り、体中から電波を発しました。
トトロは痺れて動けません。
「今だ!トランスフォーム、カムヒア! 師匠メタモルフォーゼ!!」
ジボボは変身して師匠になりました。屋久島が小さく見えるほど、巨大な体躯です。
猫というより、豚でした。豚骨醤油の薫りが漂ってきました。
「ぶひひひひひ。お前など、踏みつぶしてやる」
トトロは絶対絶命でした。痺れて動けないトトロは、このまま踏みつぶされてしまうのでしょうか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
予告。大ピンチのトトロ。師匠と化したジボボに勝つ方法はあるのか?
次週「うさぴょんの前歯が折れた」に続く。みんな、また見てね♪♪

この番組は、またりとした美味しさを提供する、またり食品。
ageで貴方を守る、2ちゃんねる生命。
傾きかけたコテハン証券。
左曲がりの右翼。
の提供でお送りしました。
斜めにずれた帽子の向きを正面に直しながら、二十台設置されている機械の内、十四台のスイッチを押して歩いた。手についた油を、首に巻いたタオルで拭き取り、ズボンの後ろポケットから軍手を取り出した。両手に深くはめ終えると、アイドリングを終えた機械の
作動音が工場に響き渡った。約二十畳の工場に鳴り響く音は、明らかに人間の神経を削る。
と、同時に心臓の鼓動と同調して、血液を力強く吐き出してくれる気もする。
俺にとっては、少し遅めの強力な目覚まし時計だった。入り口を閉ざしているシャッターの空け口に手を掛ける。腰を膝が曲がる程度まで落とし、一気に両手を天井に向かって
突き上げた。外の光が工場内を優しく照らし、俺を素通りするかのごとく、部屋を支配していた音が外に放たれた。人工的な物と自然との物々交換のようだった。
つい先ほど降りてきた二階に通じる階段の壁に貼られたポスターがはっきりと見える。
砂浜の上で、挑発的なポーズを取っている女の笑顔が何故か気になった。
前歯だけ真っ白に輝いている。女の目は死んだ魚のようだった。


よろ
99名無し物書き@推敲中?:02/09/24 13:10
>>98 ふざけた上の文のほうが面白い罠w
>>98
普通にうまい。
情景描写なのかな。突っ込みどころがないな。
>>100
本当ですか?
後で何があっても、>>98の文章は
俺は上手いと思った!って言いきってくれますか?
102100:02/09/24 13:48
二言は無いよ。
103100:02/09/24 13:50
つまらないな。ってか下手。
>>98
なにを意図した文なのか不明なのでアドバイスしにくい。

途中まで三人称と思いきや一人称。
これは冒頭付近の文章が客観視になっているからか。

>俺にとっては、少し遅めの強力な目覚まし時計だった。
朝、なんだと思うが、読んでいるこっちは工場の機械音しか伝えられていない。
ひょっとしたら夕方なのかといぶかってしまう。

>部屋を支配していた
鼻につく。
ぴたりと当てはまってないからだと思う。雰囲気にそぐわない。
無理に技巧を使おうとしたのだろうが、逆に技術を誇示しているように感じる。
支配しているのならどのように支配しているのかが必要。

けたたましく鳴っているぐらいの表現では、「支配」という言葉は
あまりに強すぎる。

冒頭に戻るが、機械二十台がどうたらとか、映像描写の面で
どんな機械なのか、どういう場所なのか、どんな配置なのかなど
いろいろと気になる。数を出すのならそれなりに描写が必要。
話に映像描写が必要ないのなら、あっさりとした表現にしないと
読者が混乱する。この箇所の文章は三人称風味だからそうなったとも
思うが、全体を総合すると人称表現が混乱していると判断できる。

>人工的な物と自然との物々交換のようだった。
これも「支配」同様。

どの点に指摘が欲しいのかもっと明確にしてくれないと、
単なるあら探しにしかできない。
どこか面白くなりそうな気配はあるが。
1051000:02/09/24 14:01
まあ、創作板には妙なやつらが多いので。
言葉の並びがもう少し、個人的に改善してほしいが、下手の一言で割り切るほどじゃないね。
中の中と言ったところですか。
一文に色々詰め込みすぎではないでしょうか?
1061000:02/09/24 14:04
今思ったけど、うさぎの文章に似てるね。
どうでもいい事ですが。>>104さんを参考にしてください。
文章は一文だけでいうならひどくはない。
その上、第三者が読んで理解できるか、という面でいうなら危ない。
108名無し物書き@推敲中?:02/09/24 14:08
うさぎは出るタイミングを待ってる可哀相な香具師
109コギャルとH:02/09/24 14:09
http://wqll.jpn.ch

http://sakayasan.net/zjjj1/

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
110名無し物書き@推敲中?:02/09/24 14:10
>>107 その上の使い方間違ってるよ。人の批評してる場合じゃない。貴方には無理。
急いで書いたんだから、という言いわけは不可なのか……
112名無し物書き@推敲中?:02/09/24 14:14
>>111 普通間違えないと・・・・
違うよ、「その上」の「その」は

>文章は一文だけでいうならひどくはない。

を示しているんだよ。説明不足だったが。
「その上のレベル」ね。
1141000:02/09/24 14:14
うさ得意の余計な一言。
人の批判の批判してる場合じゃねえだろうがよ。
115名無し物書き@推敲中?:02/09/24 14:16
>>113 うわーw まさに不足とかのレヴェルじゃないね。
まあ、「その上」については肝に銘じておくよ
ありがとう
117名無し物書き@推敲中?:02/09/24 14:21
113は作家志望じゃないから、問題なし
俺が作家志望じゃないことよくわかったな。
読み専なんだが。
正直びびった。
119113:02/09/24 14:35
お〜い、もういいのか?
……

ヤレヤレ、だな
120うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 15:18
今回はわりかしまともな批評できたじゃねーか。
まぁ、お前らのアドバイスなんて聞かないんだけどさ。









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127うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 15:30
もう、解る奴は一目で俺の文章ってバレてしまうな。
上手い下手は置いといて、個性が滲みでてる証拠だな。
ぷぷぷぷ。




















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grgrhthtr
sfcz
138名無し物書き@推敲中?:02/09/24 18:16
だからさ、おめえの文の視点のバラバラさをどうにかしねえと一次も危ういって本気で思ってんだけど。
直す気あんの?
139名無し物書き@推敲中?:02/09/24 18:18
>>138
おめえってうさぴょんのことか?
一次なんて無理だよ、煽りでも何でもなく。
見ればわかるだろ? 
一 次 舐 め ん な よ。
>>139
さすがに本人も判っているだろう。
いくら何でも……
可愛そうな奴なんだから、そっとしておけ。
141うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 18:50
ほらほら、オンライン作家は後になればなるほど騒ぎ出す。
ははははは。そうやってチャンスを逃さないようにな!
142名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:05
ファンタジー物だからな〜。叩かれるかな〜。
でも、よろしくお願いします。

ある村の族長の回想シーンという感じです。
今、回想している人とある男の人の会話のシーンです。


「あれを使いましょう。」彼はボソリと呟いた。
「【崩壊の風】です。あの力なら、Aの連中がいくら軍隊を送り込んでも恐るるに足らず、です」
 【崩壊の風】。この村に伝わる。いや、この民に封じ込まれている魔法である。古より伝わりしこの魔法は天を裂き、闇を砕き。すべてを狂わせるほどの威力を持った魔法だ。この村のものなら全員知っているが、誰も口にしない禁断の呪文だ。
−それはいかん。おぬしも知っているだろう。あの呪文は…−
「それがいけないんです。所詮は言い伝えなのでしょう?なら、今は目の前の脅威に対抗する手段を講じるべきです。一体、この村の連中は何を考えているんだ!」
−それで滅びるなら、それも運命だ。−
「そう言って、滅びた民は数え切れぬほどあります。しかし彼らが何かを成しましたか。彼らは世界を滅ぼす原因に成り得ましたか?彼らが世界を救うために何かを成し遂げましたか?」
−いいか、よく聞け。伝説というのは、それほど単純なものではない。すべては神の理。秩序は、わしらのあずかり知らぬところで行われているのだ。その時滅んでも、その滅びは後々大きな意味を成しえるのかもしれん−
「またそれだ!いい加減にしてくださいよ。だからって、だからって…」
 ここまで言いかけて、彼は黙り。何も言わずに出て行った。彼が戸を開けるとき、閉めるとき、怒りをこらえているのが分かった…。ついに彼の悲しみは、怒りへと変貌を遂げたのだ
 …』
143名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:07
ある村〜から、さっそく意味分からないのはともかく、ファンタジーの批評って、面白い。
144うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 19:09
ふーん。これがファンタジーかぁ。
こんな小説って需要あるのかな?
どんな奴が買うか想像する事は簡単だけど(w
145名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:11
村上龍もファンタジーだぞ。
146142:02/09/24 19:33
別にプロになりたいわけじゃないです。
ただ、趣味で書いているだけなので・・・
147名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:36
俺、趣味で小説書いてる奴って、大嫌い。
148うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 19:37
俺、オンライン作家ってだけで能書きたれるの、大嫌い。
149名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:38
唐突だけど、うさぴょんて彼女いるの? もしいないなら、いつからいないの?
150うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 19:40
>>149
いない。期間は大体八ヶ月ぐらい。
151名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:40
オンライン作家はさっさと隔離板行けって。
いい加減にルールは守れ、厨房ども。
152名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:42
>>150 予想通りw あははっはははっははっは はっっっははっはははっは ははっはははははっは
153142:02/09/24 19:43
趣味で書くのはやっぱりだめなのでしょうか?
ここを見ているとプロ志望の方が多いようなんですが、
そういう方たちから見たら、目障りなのでしょうか?
遊びで書いてるというより、趣味としてきちんとやっていきたいと考えているんですが
154名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:45
>>153 うさぴょんも趣味でやってるオンライン作家だから、やつに相談したら?? 文のレヴェルも貴方と同じ位だし。
155うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 19:46
>>153
プロ志望って言っても投稿サイトに夢中の奴が殆どだよ。
新人賞スレなんて二・三個しか立ってないし
長編スレも、四百ちょっとしか書き込みないしさ。
結局は、みんなはったりなんだよはったり。
創作論の話は大好きなんだけどね。
156名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:48

     ./ヽ     . /ヽ  /ヽ      :/ヽ
     /:::::ヽ     / ::ヽ../:::::.ヽ     ./  ヽ
    /:::  ヽ__/   ヽ::::  ヽ__/   ヽ
   :/:::           .ヽ           .ヽ ここは批評スレです。うさぎは家に帰りましょう。
   /::::     ○    ○ |    ○    ○ |
  .|:::: *           .|      .| ̄|   .|
  .|::::       ───  .|      /_|   .|
   \::::           /           /
   /::::          ..|::::           |
  /::::::::           .|::::           |
 ./::::::::            |::::           |
 |::::::::             .|::::           |
157142:02/09/24 19:49
私はオンライン作家ですらありません。
158名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:49
           ,. ''"´    ` ` 、          
           ;'            ':..      
          ;'      ━    ━     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ./        ●     ●    <  臭ぇんだよ うさぎィィ!!!!!
        ./          ⌒  ▼⌒':     \________
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


159名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:49
うさ公…まだ仕事来ないわけ?
ほんとにネタじゃないならお前は来年ホームレスだよ。

160うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/24 19:52
>>157
ほら、こいつらは、ちょっとでも煽ると怒っちゃうからね。
この板特有の妬みや嫉妬によって
作家ごっこや、批評ごっこやるのが唯一の趣味なんだよ。
そっとしてあげてね。
161142:02/09/24 19:52
隔離板ってどこですか?オタク板?
趣味でも全然構わないと思うが
嫌いっていうの、心がせまいよ
163名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:54
うさ公…まだ仕事来ないわけ?
ほんとにネタじゃないならお前は来年ホームレスだよ。


164名無し物書き@推敲中?:02/09/24 19:56
⊆ニ(二(ニニ⊇   ⊆ニ(二(ニニ⊇
        ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
       / ____/_________________ヽ
      ,/ ̄ ̄ ┏━, / ̄ ̄ ̄|| ||. ̄ ̄ ̄ ̄ |||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...| |
     ,/ ∧ ∧. i┸i //. ∧ ∧ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _.,/. (・Д・ ) | :::|// (゚Д゚ ) < 自分を作家だと錯覚してしまった男性を向かえに来ました
   |/,,,,,へ⊂ ヽ  .//  ,/  ノ/ ||\___________________________
  ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//|_/ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |~ ゜ ̄゜ ̄ ̄ ̄~~| ̄ ̄   =。|┃       |━━━━━...............|
  |______: |,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,゜,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,東京精神病院,,,,,[|
 ._|]0::∴:::0::[二二il:]    ,-―-、 ,,|         |       .     [|
 |====== ;...........|  /,  ̄ヽ |~~|.        |  /,  ̄ヽ |     {|
 ヽニ[_]ヾニニヽ''''''|―-|.(※)|':|''''|.'''''''''''''''''''''''''''''|''''''''|.(※)|:|'''''''''''''''''/
     ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ
165名無し物書き@推敲中?:02/09/24 20:03
>>164
早く連れて行ってあげてくれ!大分重症なんだ、彼!!!
166名無し物書き@推敲中?:02/09/24 20:24
隔離板ってのは趣味で書いてるオンライン作家のための板のこと。
趣味で書いてるオフライン作家は、この板でひっそりと暮らすか、
オンラインノベル板に生息するか。

どっちにしてもかなり立場弱そうだがね。
>>153
今荒れてるので気にせず。
168名無し物書き@推敲中?:02/09/24 20:26
ウサギだからなwまたりもチェックしててキモいw
ほんとマジなら仕事ないんだなw
169名無し物書き@推敲中?:02/09/24 20:28
????
>>9
うさの想像力を試したい。
>>160
ほら、うさぴょんは、ちょっとでも指摘するとすぐ奇声を挙げちゃうからね。
うさぎ特有の粘着や電波によって。
うさぎはセミプロごっこと批評の真似事もどきごっこが唯一の趣味だもんね。
そっとしておきたいけど……、





嫉妬と妬みは重複表現なのよね。しかもガイシュツ。
173名無し物書き@推敲中?:02/09/24 22:15
真面目に議論したい奴はこっちいけ。

創作文芸研究板
http://jbbs.shitaraba.com/study/1974/
174名無し物書き@推敲中?:02/09/25 02:19
いまさらながらだけど、実際うさぎの文章は最初に書いたやつと技術的に変わりは無かった印象だよね。
まあ頑張れうさぎ。締め切りは三月三十一日だっけ?
17586:02/09/25 16:51
遅くなりましたが、感想をくださった方々、どうもありがとうございます。

>>91
笑っていただけたなら、これ喜びの極み、嬉しいです。
「至って来たるは」だと、なるほどいくぶん劇的になっていいかも……ですね。
「目的の地」ということで、志士たち(大げさ)は一応その場所を
心得ておりまして、ゆえに「計画通り」というニュアンスを含ませようと
「至って来たるに」としたんですが、まぁ、難しいところですねえ。
関連して幾つか他の反省点も見つかりました。多謝。

17686:02/09/25 16:52
>>94
不勉強が露呈してしまいましたね……。お恥ずかしい限りです。
歴史的に正確な意味は度外視して(というか単に知らないだけですが……)
「新撰組」、使ってしまいました。どうかご勘弁を。

筋としては、京都は旧盆の日に大文字の送り火というのをやるんですが、
そこで山の上の方に「大」という巨大な火文字が描かれるんですね。
で、その字の右上に点を付ければ「犬」になりまして、
これがなんとも滑稽じゃないかと。
その滑稽さを際立たせるために、新撰組だの志士だの革命だのと
大仰な比喩を散りばめて、オチへ向かわせた、と、こういうわけでございます。
勾玉(まがたま)の形が「犬」の字の点に似てるかなぁなんて考えつつ。

実際、京都の学生でそれを企てた者がいるとかいないとか。

文章に関する多々のご指摘、大変参考になりました。
以後精進いたします。ありがとうございました。
177153:02/09/26 11:40
>>166 >>167
親切にどうもです。
>>142
ほとんどセリフなので何とも言えないけど。
?の後1マス空けるとか、…は2個セットで使うとか、」があったら。はいらないとか、
そういう基本的な部分、お手元の小説でチェックしてみたらいかがか。
あと、句点の置き方がちょっと変わってる。ダメと言うことはないけど、読点で
つなげた方がスムーズになるところがいくつか目に付いた。
↓こういうところ
>この村に伝わる。いや、この民に封じ込まれている魔法である。
>ここまで言いかけて、彼は黙り。何も言わずに出て行った。
179142:02/09/26 13:09
>>178
この状況で真面目に批評してくれる方がいるなんて思いませんでした。
参考にします。ありがとうございました。
それと、こういう場所で小説の一部分を批評してもらう時にはどのような個所を持ってくるのがいいのでしょう?
180うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/26 13:23
えっと、触手モンスターがヒロインを犯す所。
今月で半年も無職の状態だ。
自分は、40歳には売れっ子作家になっている
だろうと小学校のときには、いつも思っていた。
ところが現実は、1つの仕事も根気よく続ける
こともできないダメ人間で協調性のカケラもない。
夢で生きていこうなんて、所詮できっこなかったんだ。
なんの賞にも、引っかからなかったし、あきらめるこ
ともできないまま駄文を書き続けている。
今夜もモニタに向かい何か書いている。しかし、書いて
いるときだけは、なんの不安もない。充実している。
書いているとき以外の自分は、どこか魂の抜けた人みたいだ。
寒い、今夜も冷える。眠くなり布団にもぐろうとする。
なぜか知らないが、涙がポロポロとこぼれてくる。
「いい夢をみよう」。そう思い、目を閉じた。
182ある改竄(>181):02/09/26 18:37
少年は、あらゆる無謀な大志によって、少年たり得るものだ。
その意味で私は、まごうこと無く少年であったし、また今もそうあり続けている。
人はいつまでを少年と称し、いつまでに青春を清算するのだろうか。
年齢をもってそれに答うる者には、時間の非均一性によって反論が可能である。
時間とは、永遠の現在の名に他ならぬ。
「世界は、あらゆる記憶と共に3分前に創造された」 ―― このアフォリズムは、
歴史の連続性と実在性を美しくも無化するだろう。

然るに私は、ある偉大な文士の可能な記憶を生きている。
おそらく文士は四十の齢に達しており、彼の回想するところによれば
齢十にして文士を志し、その溢れる好奇心は長らく彼を定職から遠ざからしめ、
またあらゆる人間との積極的な迎合を絶えず避けた。
驚くべきことに、その記憶を私は細部にわたって共有している。
それは何ら私と彼の同一性を保証するものではないが、少なくとも
私が彼ではないことの証明を遅延させはするだろう。

語られるものは、すべて古き名である。
そしてやはり、書くという行為の中で、私は過去に耽溺しつつ、
かの偉大な文士と記憶を共有していることに至上の安堵を感じ、
同時に彼の非在証明を延期させて、現在なる私を肯定する。
「書いているときだけは、なんの不安もない」 ―― 然り、その行為の中で
私は彼の記憶と完全に同一化するのである。
私は、彼の過去を喰らって生きている。

しかし、ああ、今夜も寒い――!? なんと滑稽なことだ! なんという絶望だ!
いったいこの感情は彼に属するのか? これは彼の回想によって為された感覚か?
私は本当に彼の記憶の一部なのか? 私は「私」を生きてしまっているのではないか?

否応なく私は布団にもぐりこんだ。
日増しに重くなるその布切れは、私の涙を蓄えて、そしていつの日か
その重量によって私を押しつぶしてくれるはずなのだ。
183178にあらじ:02/09/26 20:53
>>179
それは作者であるあなたが、どんな批評を期待するかによる。
184名無し物書き@推敲中?:02/09/27 16:45
「昨夜、悪魔がやってきました」、と患者は医者にいった。
「癌で死にかけているわたしに、地獄へ落ちてもいいのなら、もっと
生き続けさせてやるという取り引きを申し出たのです。もちろん、
わたしは喜んでこの申し出を受けましたよ。わたしはまだ生き続け
ないといけないのです。仕事がありますのでね。」
そこは癌研究所の患者病棟の一室だった。
医者は、この患者のことばに、あまり驚かなかった。死期の迫った患者の
妄想だろうと判断したのである。なにしろこの患者は、ただ胃癌である
とういうだけではなくその癌が食堂や肝臓へも移っていて、死ぬのは
時間の問題だと思われていたからである。
ところがそれから一ヶ月経ち、二ヶ月経っても、患者は死ななかった。
それどころではない。入院当初は半死半生だったこの患者は
ますます血色がよくなり、元気になってきたのだ。
しかも癌はどんどん彼の全身に拡がり、彼の内臓の器官すべてに移り、今や
人間のからだの中に癌があるというよりは、癌が人間の形をしているといった
方が早いと言うような状態になった。医者は診断の仕様が無く、これには
ただ、あきれるばかりだった。
185名無し物書き@推敲中?:02/09/27 16:45
ついに癌が、患者の全身を占領した日、完全に元気を取り戻した患者は、医者に
退院の許可を求めた。
「まぁ、元気なんだから退院したっていいんですがね」
医者は首をひねりながら答えた。
「しかし、不思議ですねぇ。あなたは本当ならもうとっくに死んで
なきゃ、いけないんですがねぇ」
「私はそれほど不思議とは思いませんね」
患者は健康そうに朗らかな笑いを見せ、医者に言った。
「ほら、昔バンパイヤというのがいたでしょう。あの連中は、血を吸い取られる
ことによって永遠の生命を得たのです。わたしも、全身を癌に犯されたため、
完全に癌と一体になり、もしかすると、これで永遠の生命を得たのかもしれないです」
唖然としている医者に向かって、患者はさらにいった。
「ところで、ながい間病人用の食事だったもので、腹が猛烈に減っています。
いかがでしょう。この病院の患者の体内から切除した肉腫を……
つまりその、癌を、少しゆずっていただけないでしょうか」
186名無し物書き@推敲中?:02/09/27 16:46
よろしくお願いします。
話は面白い。続きが気になる。
小説としてはどうかというと、会話文と語り手の説明(要約)だけで出来上がってるので、
場面をつくる(描写する)ことを考えていったらいいと思う。
>>184>>185は、たぶんこれで完結しているんでしょう。
癌が欲しいという異常さがオチだと思います。

最初の一文は引きとしていいです。
二行目の「癌で死にかけているわたしに」は設定の説明文ですね。
この患者は悪魔が来る昨夜まで癌患者だったのでしょう。

ツッコミとして、
この患者の癌の進行状況は末期症状だったと思われます。
実際の末期症状がどのくらいなのかは知りませんが、
単純な想像だと意識も朦朧とし、痛み止めが効かないぐらいに
全身が麻痺しているというのがあります。
ひとりではとても立ち上がれないであろうと。
ところが、そんな患者が平気そうな顔で医者と話している。
この時点で、ノーマネーでフィニッシュです。

次につづく
つづき

ショート作品なので、その辺は無視していいかもしれませんが、
こういう設定に手間をかけるか、かけないかで作品の質が
段違いに変わってきます。

ですので、わたしのような素人にも突っ込まれるような、
単なる思いつきだけで書いていては、わかる人には
即バレなのです。「この程度だな」と。

患者が変異していく様は、患者がこの後どうなっていくかが
気になっていいと思います。

ところで描写、つまりその場の雰囲気というものが一切ありません。
ショートものは話の筋が重要なので、描写が入ってくると無駄なものに
なるので省いてもいいのだと思います。
その辺りを自覚しているのならいいのですが、もし長編を書くようなら
今のままだと散々なものになります。
>>188
>>189
筒井康隆先生に向かって思いつきですか。
おもしろいですね、あなたの批評。
これって筒井康隆のなんだ。
何てタイトル?
192名無し物書き@推敲中?:02/09/27 21:41
書いたものですが、「思いつき」にはそれなりに説明づけはしたと思います。
その他の内容に関しては何かありますか?
なければこれで。

あげ
193名無し物書き@推敲中? :02/09/27 21:43
>>191
くたばれPTA収録の癌という作品です。
194名無し物書き@推敲中?:02/09/27 22:03
本物の小説をコピペしてこのスレッドに載せるのは
非常に悪質。
みんな批評にためらってしまう。
感想を楽しみにしているのに。
ここで通用するのかどうかわからないが著作権法違反

それとも容認なのだろうか
前も誰かやっていたが
小説コピー事件は後を立ちませんねえ。
感想書く人たちは全ての出版物に目を通している訳ではないので、こんな事態には防衛能力が皆無です。
ふざけ半分でやっている人は、自分の想像以上に、他人は迷惑蒙っている事を自覚してください。
みなさんが善良である事を願います。
>>196
それは、作家が書いた物であれば批評を改めるという事でしょうか?
僕にはそう読み取れてしまうんですが。
198名無し物書き@推敲中?:02/09/27 22:33
>>188さん

批評したものが有名作家のものだったことがわかり、とても
イヤな思いをされたと思いますが、>>188さんの批評は
間違っていないと思います。
これからもコピペを恐れず、批評をお願いします。

私は筒井さんの話は、筋はいつも面白いと思っていましたが
筋以外は上手だと思ったことはありません。
>>198
批評に正解も不正解も無いと思います。
>>188さんは筒井先生の作品を、思いつき、その程度
と批評した。
ただそれだけの事実のみだと思います。
もう一度言わせて下さい。
思いつき、その程度。
以上です。
20062:02/09/27 22:39
>>18
あ……レスにレスどーも。
初心のイキオイを忘れず、あせらず、その調子でがんがれ……。

>>65
はじめまして〜。
それホラサスの1?

>>86
ついでに……。
94さんのご指摘が的を得ていて凄いと思いました。
歴史の年数はできれば日付まで正確に……。
個人的には歴史ものなら池波師匠の文が一番好き。
吉本ばなな並みに改行だらけで読みやすい。
歴史ものだからって別に漢字でがちがち書くこと無いデスよー。

>>88
妖しい咲紀たんの顔が見える気がする。
がんがれ。
>>197
当の本人が書いたものだと思うから
色々思考錯誤してコメントをつける。

有名作家であろうがなかろうが別人の書いた作品を、
名無しとはいえあたかも自分が書いたように装おわれて
それにマジレスしちゃうと、さすがに虚しくなる(W
202名無し物書き@推敲中?:02/09/27 23:19
宣伝でもうしわけない
現在、創作文芸板の力をあわせて同人でひと華咲かそうプロジェクトX
が発動しています。
どうか参加してください
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032827522/l50
で、筒井って誰?
>>188を書いた者です。>>198さん、そう言って貰えると嬉しいです。

>>199は、>>184>>185をコピペした人でしょうか。
わたしも批評(というよりは単なる感想なのですが)には
正解も不正解もないと思います。

ただ、>>199の書き込みはわたしが>>188で書きこみしたものを
都合のいいように抽出しているので、わたしの意図したものと
違っています。

また、どうしてここまで喰いさがってくるのかが見当がつきません。
ひょっとして>>98を書いた人でしょうか。
ちなみに、>>104を書いたのはわたしです。
205名無し物書き@推敲中?:02/09/28 04:04
淡いピンクの花を見るとなぜか決して悪くはない沈んだ気分になる。
李をかじった時に口の中に広がるような、
甘さと酸っぱさを同時に含んだ切なさを覚えるのである。
そんな気分のときに鏡に映る自分はきっと
やさしく切ない微笑を浮かべているのではないかとさえ思う。

小学校2年生の夏休みが明けたときに転入してきたその女の子は
学年が終わる頃にはもう転校してしまっていた。
今となってはもう名前さえも覚えていない淡いピンクの花のシャツの
女の子は初めての甘さと酸っぱさを教えてくれた。
記憶の糸は映像だけを頼りにその断片を拾い上げようと、
喜びとも苦しみともつかないものを今日も探しつづけるのである。
206銀光:02/09/28 04:32
どうしてこんなに涙が溢れるのか、自分にも理解できなかった。
ただ。頭の中についさっき起こった出来事がフラッシュバックされる。
浮かんでは消え、浮かんでは消えていった。そしてまた浮かぶ。
ことの始まりは、私が発した一言。
「お母さんは私より妹のほうがいいんでしょ!!私なんかどうでもいいんでしょ!!」
大人げなかった。いや、正確には大人ではないのだが、感情的になってしまったのがとても恥ずかしい。
四ヶ月前に妹が生まれ、私は姉になった。もう私は中学生だったこともあり、周りからは「立派なお姉さん」であることを望まれた。
食卓に並ぶ話題は妹のことばかり。妹を連れ、出かけても私を見てくれる人はいない。妹が注目を浴びる。私は妹の世話係のように当たり前にそこに存在しているかのようだった。
私は評価をして欲しかった。だから頑張った。勉強も、家事の手伝いも、もちろん妹の世話も…。
母は私を褒めてくれなかった。もちろん母だって大変なのだろう。子育てにパート、家事。
だから私は妹の面倒を見ることを自分から望んだのだ。母にありがとう、って言ってほしくて。頑張ったねっていってほしくて。まるで幼い子供のように、求めていた言葉をいつやいつやと待っていた。

つまり、私は妹のことなんかどうでもよかった。大して嬉しくもなかった。
むしろ、この感情は「妬み」などに当てはまるのだろう。そうでなければ私は妹を「利用」している。自分のために。
207銀光:02/09/28 04:35
ごめんなさい、とても稚拙なもので…場違いなような気がしますが、
私は今、勉強中なので…(汗
ちなみに続きものなのですが、あまりに長いため、ここで割合させていただいてもよろしかったでしょうか。

昨日高校の図書室でふいに書いたものです。

本当にすいません
レトリックが感性あふれていい感じ。特に>>204のあたり。
小難しい表現で飾らず、日常的な語彙、というかイメージでうまくつないでる。
それだけに、>>205になると事務的になってくるのが寂しい。

209名無し物書き@推敲中?:02/09/28 11:45
>>204
って評価してほしいところなのか???それ違うでしょ…

もしかして>>205>>206つなげてない???>>206は別人でしょ…
「恋」とはなんぞや。考える度に、生きる事が厭になってくる。
人並みの恋愛は出来そうに無いし、それ以外の事に最高度の情熱を注ぐ生き方
もまた出来そうに無いから。
同性愛っていう要素もわたしのようなタイプには禍いでしか
無いような気がしている。スタンダールは文化が遅れているほど、
恋は直接的で肉体的になる(恋愛論)とかいってるけど、
ゲイに於ける性愛は文化後進的な姿なのかもしれん。
なんでもかんでもありにしてたら、性愛の悦びは薄れるに決まってるでしょ。
性愛に関して手放しで謳歌できちゃうような恥知らずな生き方は、
それは人間ではなくただの肉だ。肉として、粘膜として生きればいい。
ゲイの恋愛に於いて、少しも精神的な部分を尊重しないのは、
自らの精神性の低さを露呈したくないからか、
その辺をうやむやにして適当に妥協してるからに決まってる。
恋がセックスに至る過程、なんてことはみんなわかりきってるはずで、
だからといって安直に肉体に走るのは愚かというものだ。
そんな肉みたいな生き方を省察しても、文化なんて育つはずないじゃないか。
かといって、恋とセックスを切り離したような、
観念と欲望をあいまいにした星菫趣味はわたしには無い。
あいまいにするのは、ストイックな自分を演じてお互いの
距離を計るためなんだろうけど、そんな無意識の打算は自分の欲望に
素直で無いだけに余計タチが悪い。ゲイの肉体謳歌も星菫趣味も
恋愛対象としてみたとき、どちらも気持ちの悪い存在で、
それが世の中の恋愛形式である限りわたしの孤独感はひとしおだ。
そして、それらはどちらも妥協した姿だと思っている。
恋に於いて妥協するのは、宛てがわれた人と何の疑いも無く
付き合ってしまえるような盲目的で飼い馴らされた人間で、
お目出度い人種なのだと思う。わたしはたとえ相手と雲泥の差であっても、
そのせいで自分の惨めさを痛感するとしても、絶対に好きになる事に妥協しない。
今までそれで辛い目をいっぱいみたけど、妥協しなかったという点で
必ず自分の精神の向上になっているはずだと信じている。
わたしは妥協しない悲愴な恋や、そこからくる挫折や絶望を、
文学の中にいくらでもいくらでも見つけだす事ができる。
そしてそれが人間の営みとしての文化というものだ。
人間が孤独であること、人生が不条理であることを肯定する営みとしての文学。
その位相は高い。最高度のロマンチシズムもその中にしか生まれないのでは
無いだろうか。たとえその道が険しく厳しくとも、
わたしはそれに殉ずる覚悟は決めている。そしてそれが自分自身に対して、
度し難いまでのロマンチストだと云う所以である。
>>210-211
お願いします。
213名無し物書き@推敲中?:02/09/28 11:49
現在準備中ですが
文芸板で同人誌を作ろうというプロジェクトがあります
暇なら、来てくださいな

http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032827522/l50
214コギャルとH:02/09/28 11:50
http://www.tigers-fan.com/~jko

http://www.tigers-fan.com/~tyk

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
215銀光:02/09/28 11:52
スマソわかりにくかったですかね、

>>206が私です
>>205
俺の好きな文章だなぁ。
短い中での話の運び方がうまいと思いました。>>208さんも言っていた
通り、言葉の選び方も気取ってなくていい感じ。

俺、釣られてないよね?
217208:02/09/28 14:55
やってしまいました。
レス番までずれてた。
>>210-211
きっと“わたし”はゲイなんだろう。
聞くところによると、ゲイの人達というのは
ヤヲイ世界のキャラクターのようなスレンダーな美少年ではなく
筋骨隆々な男性を好むらしい。
だが、おそらく“わたし”はそんな逞しさとは程遠い体つきなんだろう。

しかし! あぁ、何てことだろう!
筋肉なんて、単なる肉のかたまりに過ぎないのに!
“わたし”が恋焦がれた男性たちは、
誰もがみなそんなものに目を奪われてしまって、
本当に恋焦がれている“わたし”を愛してはくれなかったのだ!

“わたし”の苦悩はよく解るよ。
『異性だから恋する』なんて、
あてがわれた遺伝子に盲従する星菫趣味に過ぎないもんな。
『同性を愛してはいけない』というインセンスト・タブーに打ち負けずに
恋を追い求める“わたし”は間違いなくロマンチストだよ。

だから“わたし”よ。
自分の貧弱さを嘆かないでくれ。
ゲイがみんな肉体にばかり固執して、
精神性はどうでもいいだなんてことは決してないさ。
安易に『肉体性』と『精神性』を分離して、
一方的に卑下するのは止めようじゃないか。
>>218
・・・批評でしょうか?
あ、どうも有り難うございます。
出来れば文章の方も見ていただきたいのですが
220205:02/09/28 16:52
>>208 >>216 お二方、ありがとうございます。
また作ってみましたので読んでみてください。
ほかの皆さんもどうか。


このマンションの一室にささやかながらも牙城を築いて
もう3年の月日が経とうとしている。

それまでは、何の思い出もない街だ、とさえ感じていたことが
今はそう感じてしまうことさえ申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

この部屋から眺める街の景色はこれまで様々な表情を送りつづけてくれた。
光の当たり具合や空模様によって、それは実に様々なものだった。きっと
まだまだ見たこともない表情を隠し持っているのだろう。これまで見てきた
表情はまるで万華鏡を覗いているようにどれもこれもが始めて出会うもので
あったように。
それがもう見れなくなってしまうというのは何か物悲しい気もするが
見れなくなってしまうのも当然であるようにも思う。様々な表情を
この街が与えてくれたことに気づいたのはこの町から離れることを
決心してからなのだから。
221205:02/09/28 16:52
もっと早く気づくべきだったのである、いつも送ってくれる毎日の
表情が違うのは、昨日とは違う今日があり、明日もきっと今日とは
違う日であるということに。
そうすれば、この街を心から愛し、思い出を作り、かけがえのない
者の一人として一緒に暮らしていけたのかもしれない。
これからきっと君以外の誰かを愛することになるだろう。こうして君から
教えられたことはいつまでもこの胸の中にしみのように残っていって
(それはそれで淋しい気もするが)日々の退屈さを感じることはなくなるのだろう。
いつかまたどこかで見つづけることになる様々な表情をいつも感じながら
暮らしていけると、今は思う。
きっと新しい部屋でこの数個のダンボールに仕舞った荷物を開けたとき
これまで感じることのなかった表情を与えてくれることだろう。
222218:02/09/28 17:04
変則的だけど批評のつもり(W

>わたしはそれに殉ずる覚悟は決めている。そしてそれが自分自身に対して、
>度し難いまでのロマンチストだと云う所以である。
という最期の文章に立脚して全般を見渡すと
・ロマンチストというのは、自分の思い込みに盲従するものだ
という点において、この物語は成立しているように思える。

>なんでもかんでもありにしてたら、性愛の悦びは薄れるに決まってるでしょ。
と“わたし”は言いながらも
劇中で明示されてないが、何らかの「かくあるべし」という概念に妥協することを
“わたし”は拒絶している。
(このことは矛盾していると思うが、
 逆説的に(皮肉的に)“わたし”がロマンチストであることの証明ともいえる)
また
>観念と欲望をあいまいにした星菫趣味はわたしには無い。
と言うまえに
>ゲイの恋愛に於いて、少しも精神的な部分を尊重しないのは、
>自らの精神性の低さを露呈したくないからか、
>その辺をうやむやにして適当に妥協してるからに決まってる。
と記しているが
>>218で書いたことは
『ゲイについて詳しく調査・考察せずうやむやなままで、結論を出している』との批評で
それは“わたし”(作者)もまた、
自身が否定している星菫趣味を持っているという矛盾の指摘だ。
(これも先と同様、逆説的な証明ともいえるが)
223誤爆スマソ:02/09/28 17:28
南から吹く強い潮風に煽られた蜃気楼が揺らめく。ここは古の地下街マリナード。
この教会の偉大な大神官様が私に話があるんだって。

「アリスや」
「はい、何のご用でしょうか?」
「遠い昔、辺境王リンボによって倒された魔王エルナ・・・・・・・。
 実はそのエルナの遺骨が、この神殿にあるんじゃ。
 その骨は、全てに災いをもたらす呪われた代物でな。
 年のせいか、わしでは、その大きな邪気を払うことが出来なくなってしまったのじゃ。
 じゃから、お主にそれを、エルナの故郷 マウルの丘まで運んでもらいたい」
「なぜ私にそんな大役を?」
「それはお主が辺境王リンボの末裔であるからじゃ。
 マウルの丘には、どんな邪気でも清めるお稲荷さまを持つ、クサンティペ公爵がおる。
 彼にその骨を託してほしい」
「分かりました、大神官様」

こうして、エルナの遺骨をめぐる、アリスとその仲間達の大冒険が始まった!!!
224うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/28 18:55
>>223
まず、ネーミングセンスを磨くといいんじゃないかな?
参照程度に書いておくよ。

マリナード  → クロック
アリス    → ソーニャ
リンボ    → ツイフト
エルナ    → マチルダ
マウル    → ラニドナ
クサンティペ → ングウェイ
225名無し物書き@推敲中?:02/09/28 19:04
マリナード  → マリリン
アリス    → アリリン
リンボ    → リンボーーーーーーーー!!
エルナ    → エルニーニョ
マウル    → ラウール
クサンティペ → クサッ
226通りすがりのマジレスさん:02/09/28 19:24
>>223
ものや人の名前について一言。

(地名)マリナード  → マールリューディア
(主人公)アリス    → アリス
(過去の英雄)リンボ    → ライ・ニーヴ
(死んだ悪役)エルナ    → イラドニオ
(悪役の故郷)マウル    → マ・マール
(公爵名)クサンティペ → シャンティリフ、シャンティリフタ

主役格の名前は覚え易いもの、ありきたりなもので大丈夫。
悪役は、濁音を入れたり、重くしたりするとワル!(・∀・)チョウカコイイ!!となって良。
「リンボ」など、他の言葉を容易に連想させるものは避けたほうがいい。

無理にでもローマ字表記をやってみて、耳に心地よい響きになるまで
ものや人の名前は練ったほうがいい。あと、古代表音と現代表音が当然食い違うことも
あるだろうから、神様の名前なんかは何種か時代ごとに変化させるのも
らしくていいかもね。
>>224
30点
228名無し物書き@推敲中?:02/09/28 19:38
うさぎって、カタカナのセンスがどーとかこーとかしか
いえねーのなw 程度低すぎ。
229d@o2:02/09/28 20:26
名前はたいせつだよ
文章のリズムを変えてしまう場合もあるからね。
ところで、なんで工房だらけなの?
230銀光:02/09/28 20:32
事務的…もうちょっといろいろなものを読んで頑張ってみます〜

それではまた!!
231真面目な批評希望します:02/09/28 22:25
エプロンの横から手を突っ込んで、乳をやわらかく揉みながら、耳を舐める。
ソニンはカレーを作る手を休めない。なおも耳を舐める。尻にバーをなぞらせる。
恥毛にすべらかな湿りを感じる。ルーを注ぎたい衝動。
まな板の端を掴むソニンの指に、ニンジンのかけらがこびりついている。
前後に揺れて、蛇口の金属と木が一定のリズムで当たる。
スパイスを効かせてやろう。
ソニンの具は湯気をたて、美味そうな肉汁が肥大したじゃがいもに染み込んでいる。
辛い現実と辛いカレーが、この女にはよく似合う。
痺れた肢体に舌を這わせ、塩気で味を調整する。
吐き出すほどに食べよう。もう少しだ。
カレーに腰を叩きつける。ひねりを加え、赤くこねまわす。
一晩寝かせてレンジで温める。そんな遠回りは馬鹿らしい。
今ここですべてたいらげよう。もう、キムチより辛い壺に、仕上げの隠し味を。
喉まで込み上げるほどに内側を満たすなら、このカレーは完成だ。
掠れた絶叫の台所で、換気扇は回る。羽の隙間を、誕生の雄叫びが突破する。
ソニンの顔を見れば分かる。癖になり、おかわりをねだる視線で料理長を眺めている。
料理長は姉に電話した。また迷惑かけるかもしれない。
滴る下半身は、脈打って姉の戸惑いを笑った。
>>205
全体をざっと読むと、装飾がやや多めと感じます。
それは読点「、」が適度にはいってないせいかもしれません。

初めの一文、
>淡いピンクの花を見るとなぜか決して悪くはない沈んだ気分になる。
「淡いピンクの花を見ると」で読点をいれると良いかと思います。
もしくは「悪くはない沈んだ気分」を別の言葉にするなどです。
ただ、興味を引く為にわざとやっているようでもあるので断言しにくいです。

「甘さと酸っぱさ」も甘酸っぱさではいけないのだろうかと思ったのですが、
強調しているので意図したと思われます。また、「夏休みが明けたとき」も
二学期ではいけないのかと思ったのですが、「夏休み」が夏の暑さを
連想させています。これは「学年が終わる頃」を引き立てるのに一役買って
います。温度と時間経過です。「新学期」と「三学期が終わる頃」と
比較すると違いがわかります。

「ピンクの花のシャツの女の子」、「の」が連続しているので、読んでいると
リズムが非常に悪い。さきの、読点がないことがここで裏目に出ています。
「映像」はテレビなどのデジタルや機械などの印象を含んでいるので、
できたら別な言葉に差し替えた方がいいかもしれません。

五感の描写など、奇麗で非常にいいと思います。ただ、読み手への
訴えかけが薄いので印象に残りにくい面も持ち合わせています。
ついでに>>220と、>>221
なぜ「牙城」なのでしょう。
読み手の興味をひきつけようとしたのかなと思いますが、
妙に突出しています。

>それまでは、何の思い出もない街だ〜
ここの「それまでは」が三年前の引っ越し直後であることなど、
一瞬では読み取りが困難かもしれません。
読んでいくと「それは」、「それが」を使って楽をしているように
読めます。楽というのは語彙が少ないので、代用できる「それは」で
ごまかしているということです。さらには文と文をゆるやかに繋げる為にも
使っています。

終わりに近づいたところで「君」が出てきます。
今まで心の中にはいりこんで読んでいた者としては、
急に現実を見せられるので戸惑います。
ぼんやりとしていたら、目の前で風船を割られた、という感じでしょうか。
テーマが分裂しているのが原因でしょうか。
それとも>>220>>221は連作なのでしょうか。
だとしたら特に指摘はありません。

ただ>>205と同じく、作品の方向性もあるのだと思いますが、
訴えかけてくるものが薄いので、読み手の反応も薄くなってしまうのは
否めません。
>>231
第一印象でエロを期待したので、残念。
ジョイスみたいな感じがする。カレーの比喩で遊んだ実験作?
 ここで批評をする人たちは、もう少し作品のいい部分に目をやるべきだと思う。
 俺も2度ほど批評されたが、技術的なこと、文体の妙味、その他作品を形作る
理屈では語れない部分にはほとんど触れず、わざとやってるのにも拘わらず「主人公
がどのような人物なのか説明不足で・・・」などと、学校の先生の添削文みたいに
なっている。
 素人だから多少のアラがあるのは当然。いいかげんに「小説的な要素」についても
言及していかなければ、参加者だけが気付かない駄スレになりさがってしまう。
 ある程度のレベルに達している者なら、聞きたいことは別にあるのだということを
お忘れなく
236うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/29 00:38
>>235
よっしゃ。俺が批評してやるよ。
どれだ?ん?レス番号で指定しろ。
>>236 231お願いします。
新しいのは>>231
235が231なの?
>>239 ちがいます。
>>240
んじゃどれ?
真面目に批評してみるが?
242うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/29 00:50
ちょいちょい、早いとこレス指定してくれないと話になりませんがな。
235さん、241さんが呼んでいますよ。
244名無し物書き@推敲中?:02/09/29 00:52
231を批評してやれ。パロディ気味は無理か?
245うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/29 00:54
>>244
俺も口調荒いから強くは言えないけどさぁー
やれじゃねぇだろボケ!
出直してこいや茶房が!
246名無し物書き@推敲中?:02/09/29 00:57
勘違いするな、貴様は帰っていいんだぞ。
あ、留守にしてる間に偽者がいっぱい・・・

俺は30と66でつ
248名無し物書き@推敲中?:02/09/29 00:58
黙れよ憎まれっ子
てめぇが出直してこいやうんこハゲ!
249うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/29 00:58
了解。じゃあ見てくるからちょっと待ってて。
250名無し物書き@推敲中?:02/09/29 00:59
うさぎに批評なんかできるかってw

うさぎは無視で。合言葉は

び ら び ら 噛 み 切 る ぞ
まあ、そん時もうさに批評されたわけだが・・・
252241:02/09/29 01:00
>>247
了解
253うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/29 01:00
>>30の批評もうしちゃってた。
もう片方の読んでくるね。
254名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:01
>>247
っていうか、お前だれ?
お前なんか騙らないよ?
255名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:01
早く66批評してやれよ。馬鹿うさぎがw おい早くしろw
↑それは悲しい
257名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:02
うさぎは放置で
258名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:04
うさ耕、早く66の批評やれよ。
待たせんな!
259名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:05
おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
まだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
260名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:08
早くしろよ ヴァカが
261名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:08
逃げたぞw 尻尾まいてw
262名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:09
彼等は莫迦だらうか。只、其れだけが気掛かりなのである
263241:02/09/29 01:09
思い出したよ。荒れてたからレスつけなかったやつだ。
今もなんかアレなので、落ち着いた頃に書いておきます。
264名無し物書き@推敲中?:02/09/29 01:11
>>241 最近のでやってくださいな。ソニンでなくていいから。
265235:02/09/29 01:12
>>241
ありがd
ではそろそろ寝ますか
勇者だな241。
>>30>>66の批評はゼヒ読んでみたいぞ。
はっきり言って、アレは本当にワケ解らん。
66さんって誤爆で名前を批評されたやつも書きました?
マジレスするとあなたの文章はとても上手いしその
ジェットコースター張りの追跡可能な不条理が気持ち
良いので批評が出来ません。ぶちまけられたプッチン
プリンをなめ取る少年の悲しみが最後の1行に集約され、
それはともに主人公の悲しみでもあり、物語り自体の
悲しみと人間的なより高度な意識を有するに至る主人公の
現実的突発的偶発的成長を現しているかのようです。
かっこ良すぎ。ってゆーかプリンなめ取った気がする。
はかったな、この野郎。(嘘です冗談です。)

こんな感じです。不条理って良く分かっていませんが。
あと、>>231 エロですね。ソニンちゃんは好きなので
あの衣装は悲しかった…。厨房には一読では理解でき
ませんでした。分かった後は、今日のカレーをどうしようかと
思いました。晩御飯カレーですが。どうしてくれますか。
姉はカレー世界にいませんものね。相手がまさかカレー人だと
は思わないでしょう。これってカンユってやつですか?
>>30 マスコミに何かしらご意見がおありのようですね。
「そっくり人形展覧会」を思い出しましたが関係ないでしょう。
確かに,おかしいと思うこともあります。なので、一応
立ち去った主人公に拍手。内田百閧フ幻想物のような
匂いです。誉めることしか出来ませんけど、いいと思うんです。
>>267 ソニンエロの姉は、ゴマキだと思われ
なるほどー。そうかそうか。
そう思ったら、はー、なるほどー。
ううむ。なんてこった。
270名無し物書き@推敲中?:02/09/29 11:03
>>268 あっ
271名無し物書き@推敲中?:02/09/29 14:00
1:事実に対して仮定を持ち出す
2:ごくまれな反例をとりあげる
3:自分に有利な将来像を予想する
4:主観で決め付ける
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
7:陰謀であると力説する
8:知能障害を起こす
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
10:ありえない解決策を図る
11:レッテル貼りをする
12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
13:勝利宣言をする
14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
16:突如釣り師になる
272名無し物書き@推敲中?:02/09/29 14:01
>>272
これすごい。ココに貼る意図は良く分からないけど
本職が趣味で作ったみたいな無駄のないシナリオ。
274235:02/09/29 15:04
>>267
>66さんって誤爆で名前を批評されたやつも書きました?

よくわかりませんが、66の文章はお笑い小話版のネタスレ用に書いたものをコピペしたものです。
厨房と書かれていますが、あなたが本当にリアル厨房ならばかなり末恐ろしいと思わせる批評文でした。
まあ、俺の文に関しては若干褒めすぎの感はあるけど、わけがわからないの一言で終わらせる人が
多い中で、久しぶりに批評らしい批評に触れた気がして気分爽快です。
とにかくありがとう
275駄文MAN:02/09/29 15:30
ある夏の夜中、貴紀、博之、茂敏の3人はそっと家を抜け出して中学校の校庭に集まった。
校庭で3人が同時に取り出したものは…
――エアガンだ。もちろん人に当ててもたいしたことにはならないのだが。
3人は夜中の学校でちょっとした「サバイバル・ゲーム」をしようとしていた。
3人がバラバラになってエアガンを撃ち合い、最後まで残ったものが勝ちというルールだ。
この日のために3人は校舎の防犯装置を切るスイッチを探したり、校舎に誰もいない日を確認していた。
貴紀はそっと下足室まで行くと、職員室から盗み出しておいた鍵を職員玄関の鍵穴に差し込んだ。
「カチッ」
小さい金属音を立ててドアが開いた。3人は校舎に滑り込んで重い扉をそっと閉めた。
そのまま貴紀達は防犯装置のある2階の職員室の前まで来た。
「行ってくる」
博之が職員室に入り、少し間を置いて防犯装置を切って戻ってきた。
茂敏がニヤっと笑うと低く呟いた。
「…ゲームスタートだ」
3人はそれを合図に一斉に散らばった。
1分後からすぐに攻撃開始だ。
心臓が興奮で高鳴っているのが分かる。貴紀はエアガンを握り締めた。
走りながら目を左右に油断なく動かし、安全な隠れられる場所を探した。
――その時だった。

276駄文MAN:02/09/29 15:32
貴紀は突然何者かとぶつかった。
あまりに突然だったので、反動で転んだ拍子にエアガンを落としてしまった。
暗い校舎に落下音が響いた。博之か茂敏のどちらだろうと思って見上げると、
そこには全く知らない一人の男が立っていた。
貴紀が驚きのあまり声を出せないでいると、相手も同じく驚いた様子だった。
当直の教師かと思ったが、その男は黒いコートにサングラスという普通ではない格好だった。
とっさに貴紀は思った。逃げよう、と。
277駄文MAN:02/09/29 15:32
立ち上がり、くるりと向きをかえて走り出した。
自分の足音と男の足音が重なって、全力で追いかけてきているのが分かった。
貴紀の背筋に恐怖が走った。
慌てて飛び込んだ先はトイレだった。
完全に進路を失われてしまい、貴紀は半ばパニックになった。
男の足音は確実に迫ってきている。貴紀はその場にしゃがみこんでしまいたかった。
しかし、貴紀は必死の目に女子トイレと男子トイレの間の壁にすき間をみつけ、
急いで壁を乗り越えて女子トイレに飛び降りた。
着地するとすぐにトイレから出て、さっきとは逆の方向に走り出した。
疲れなど何も感じなかった。ただ自分の中にあるのは、男への恐怖だけだった。
今この瞬間に突然背後から肩を掴まれるのではないかと思うと、気が気ではなかった。
それに今、自分には武器と呼べるものがない。
あんなエアガンでも、持っていれば不安は少しぐらい解消されるだろう。
渡り廊下まで来ると、貴紀は走るのをやめ、呼吸を整えた。
足音を立てないように非常階段から1階に降りて、自分の3年1組の教室へ向かった。
教室のドアには鍵がかかっていたので、窓から入り込んだ。
そこにいたのはさっきの男ではなく、博之だった。
博之は貴紀の姿を見るとエアガンを構えた。
「待ってくれ!」
貴紀は思わず叫んだ。
「ゲームに待ったはナシだろ!俺の勝ちだな!」
博之は相変わらず能天気な笑顔だ。
「頼むから声を立てないでくれ。アイツが来る!!」
貴紀のあまりの必死の声に驚いて博之はエアガンを持つ手をわずかに下ろした。
「ゲームは中止だ。俺の話を聞いてくれ。」
いぶかしげに博之が首を傾げた。

中途半端(しかも長い)ですが、ここまでです。
皆さんの目から見るとかなり未熟だと思いますが、
批判でもいいので、何か意見をもらいたいです。
>>275>>276>>277
スカスカな印象を持ちました。人気の無い深夜の学校でサバイバルゲーム。
どうでしょう?今時、こんな遊びをする若者はいないような気がします。
周到な準備をした上でイレギュラーな自体が起こってしまった。
中学生特有の、無神経さと言うか無邪気さを表せてないように思えます。
原付に三人乗りをして、スプレー缶を握り締め落書きをしに行く。
設定を、現代の社会問題と少しでもリンクした方がおもしろいと思います。
文章面については、他の人に指摘してもらって下さい。
可は無く不可ありあり、といった所でしょうか。
見た感じだと、10代が書いた文章に見えます。
どうせなら、一度母校に侵入してみてはどうでしょう?

★☆☆☆☆

279241:02/09/29 17:46
>>235
書きました。

30について。
「主人公がどのような人物なのか説明不足で・・・」
まず、こういった批評を受けた理由をもう少し真剣に考えてみたらいいと思う。

一般的に読者は、登場人物(もしくは語り手)の視点や感情を借りて物語世界を眺め、話に参加する。
その認識が足りないせいか、文章が読みにくくなっている。

視点の主体は誰なのか? どういう気持でその場にいて、何に興味を向けているのか?

読者はそれが全く分からない状態で物語に放り込まれる。
視点の主体が”私”であり、”彼”に興味を持って場面を眺めていることを読者が知るのは、5行目以降になってからだ。
だから、4行目の内的独白>もしかしてあの男が「彼」なのかな。
が唐突な印象を受けるし、「彼」ってなんだっけ? と、文を読み返して「彼」を探す羽目になる。
読者のそれまでの興味は、”顔の右半分をいやらしい笑みで満たし”た、強烈な印象を持った司会者にあると思う。
彼が場面の支配者で、長髪の男は従属物で助手にしか見えない。
”美しい黒髪を時折掻き揚げ”ても、それは冗長な描写にしか見えず、男の印象を強めることにはならず、
むしろもっと強い印象の、男が運び出してくる”ギロチン台にも似た古ぼけた木製の昇降台”に興味が移る。
つまり、これからあの昇降台で何かが始まるんだろう、とは思っても、もしかしてあの男が「彼」なのかな、とは思わない。
これは登場人物の心理に異を唱えるというのではなく、繰り返しになるけど、説明不足のために唐突な印象を受けると言うこと。
例えば、1行目あたりで私という主語を出して、”私”がその場にいてステージを眺めているという小説の枠を読者にはっきりさせ、
司会者が”彼”という言葉を口にした直後で、”私”の”彼”に対する期待感に触れることで、
作者が意図した通りに読者は場面を眺めることができるようになると思う。
280241:02/09/29 17:50
つづき

以上は、文章について。
内容については、場末の見世物小屋的な、インチキ臭い雰囲気がうまく出てると思う。
中でも、見世物の男よりもうさんくさい司会者、存在感がある。ピカピカ光るスパンコールの描写がいいと思った。
だからこそ、なんだけど、また「主人公がどのような人物なのか説明不足で・・・」が出てくる。
読者は、このインチキ臭い世界をもっと知りたいと思って読み進む。
これからどうなる? なぜこうなった? その2つの疑問を原動力に、作品を読み進む。
ところが、読者の期待と裏腹に”私”はあっさりと席を立って、帰ってしまう。
急に作品から突き放されたような、あるいは作者が作品世界を放棄したような印象を受ける。
これが意図というのなら上手くいっているが、これからどうなる? なぜこうなった?
と思いつつ読んでいた読者は、ただがっかりするだけだと思う。
読後の印象は、もっとちゃんと落としてくれ、という不満や、なぜ主人公が話を放棄したのかが分からず、
「主人公がどのような人物なのか説明不足」という感想になったりすると思う。

あとは単なる感想なんだけど、
こういったオチの付け方や、「主人公がどのような人物なのか説明不足」という意見を深刻に受け止めないあたりは、
ひょっとして235氏は人間を描くこと(人物の心に関わること)に消極的なのではないか、と思えてくる。
人間を動かしまくってドラマチックに盛り上げろ、とは言わない。最初に書いたことだけど、
読者は登場人物(もしくは語り手)の視点や感情を借りて物語世界を眺め、話に参加する、
ということを意識すれば、違ってくるんじゃないのかな。


以上です。66は難しくて何も言えない。スマソ


281235:02/09/29 18:16
>>241
勉強になりました。
30の文章は設定だけをその場で構築し、ワープロをカタカタ打ちながら展開を考えた
前も後ろもない、しかも短編ですらない、この世に存在しない小説の一場面に過ぎませんが、
主人公が小屋を出ようと思った時、何かしらの突発的な閃き・あるいは事件が主人公を襲い、
それまでは司会者のキャラクターに隠れていた「彼」の個性が、ひどく魅力的に映るといった
展開にしようかなどと漠然と頭にはありました。
しかし、何故か突然僕も続きを書くのがひどく馬鹿馬鹿しくなってきたため、無責任に主人公
が小屋を出てしまうような描写で完結させてしまった次第です。
僕が人間を描くことに消極的なのではというご指摘は、全くもってその通りというほかなく、
さらに言うと、僕は小説には向いていないということも自覚しているのです。
では何故、「小説みたいなもの」を人前に晒すのかという煽りが返ってきそうですが、
それこそ冗長になってしまうので、改めて真摯な批評にお礼を述べて失礼したいと思います。
282名無し物書き@推敲中?:02/09/30 09:03
>>66はすごくおもしろい。
プッチンプリン、鈴木以外特に狙いすぎのとこもないし。
ぐろくなりすぎなければ、この人が本出したら買うね俺なら。

まあ批評と呼べるレスではないが
283名無し物書き@推敲中?:02/09/30 09:10
>>272感動しますた! 駄文ですが、よろしくお願いします

小刻みな振動を体に感じながら田中は空いていたシートに体を埋めた。
扉が閉まりゆっくりと電車が走り出す。
窓の外を流れ去るホームは、終電ということもあり人影はまばらだ。
ネクタイを緩めながらふと目にした柱の影、今のは! 裕子?
携帯電話を片手にこっちを見ていた女性、確認する暇はなかった。
加速した電車の窓には、すでに真っ暗な闇と過ぎ行く街の光
そして眉間にしわを寄せた自分の顔が映っていた。  
……まさか、な。
自然に口に出た名前を自ら打ち消し、田中は目を閉じた。
1年前、忽然と自分の前から姿を消した女の顔が浮かぶ。
忘れた日など一日とてなかった。
彼女のやわらかな微笑みを思い浮かべるたびに、田中の顔は
歪み、体は孤独に苛まれた。
田中は軽く頭を振り、再び視線を窓の外に戻した。
26歳の無力な男の顔が映っていた。
284名無し物書き@推敲中?:02/09/30 09:11
「……二両目です、はい確認しました」
「……大丈夫です、失礼します」
裕子は携帯をコートのポケットに無造作につっこんだ。
12月の冷たい風がコートの裾を翻す、自分の体を抱きしめるように
して、電車が消えた闇の中を見つめていた。
体の震えが止まらなかった。 寒いわけではない、
滾った血が体を駆け巡り、足元から崩れ落ちそうだった。
……瞬間、目が合った気がする、
気づかれたろうか? 
長かった髪もばっさり切り、あのころとは化粧も変えてある。
それでも…… やりきれなかった。
もし、気づかれていたらどう思うだろう、
これから巻き込まれる不運な事故と私を結びつけるだろうか?
自分の命が尽きる瞬間に私のことを、思い出すだろうか?
呼び止めたかった! 喉が裂けるまで名前を呼び続けたかった。
頬を伝う涙を拭った。 
あの日、一年前のあの日にすべては、変わったのだ。
>>272
管理人自ら貼ったの? もしそうなら、ここは宣伝スレじゃないぞよ
全くの他人が貼ったのなら、ちゃんと管理人の許可をもらった?
2ちゃんでURLを晒すという行為に鈍感なんかもしらんけど、
管理人に迷惑がかかることはやめましょう
286名無し物書き@推敲中?:02/09/30 09:53
>>283
地の文が説明口調で、てんてんてんてんが多い。
「これから巻き込まれる不運な事故と私を結びつけるだろうか?」とか
はなくてもなんとなくわかるかも。
あと、男の回想で女の長い髪について触れてたりすると
2つのはなしがつながってていいと思った。

これは関係ないかもだけど、電車って扉が閉まる前から小刻みに揺れてるのかな
それから体が震えているとき、血が体を駆け巡るだろうか。

とはいえ話の続きが読みたくなった
2872チャンネルで超有名:02/09/30 10:05
http://www.tigers-fan.com/~jko

http://www.tigers-fan.com/~tyk

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
288名無し物書き@推敲中?:02/09/30 10:34
>>286
ありがとうございます。
男の回想に長い髪というのは、まさに目からうろこです。
電車は直前にエンジン?がかかりますね、不覚でした。

体が震えるや血が駆け巡るというのは
(私はとんでもないことをしてしまった、でもどうしようも
なかったんだよ。)という畏怖や葛藤を表したかったのですが
表現力がなく、こんな文になってしまいました。

最後の一行は励みになります
きちんと基礎から勉強しなくては。
いつ頃からだったか、私は遺伝子の力を妄信し始めた。遺伝子が私という個人に
対して持っている影響力、これはきっと私が思っている以上に強大なものだ、
だから私もその強大さに負けないくらいに遺伝子を信頼しなければならない。
今ある私もあらかじめ決定されていて、これからの私もきっとDNAに記されている
のだ。明日の夕飯に何を食べ、年収はどのくらいもらい、友人はいくつくらいで
死に、そして私もいつどこでどうやって死ぬのか、おそらくそれは私があの母と
父の息子であるという事実にふさわしい程度のものになるのは間違いない。

私はこの自説――もはや私にとってはそうだったのだ――をあらゆる人間に披露
して見せた。同い年の友人たちは、あっそうと流行のJ−POPを聞き流すかのように
清清しいまでに無反応であるか、少し高レベルな冗談とでもとったのであろう、
身を乗り出して(私の)決定論の弱点をにやけ顔で指摘しだすかのどちらかで
あった。これにはひどくがっかりさせられた。

予想通りというべきか、大人たちの反応は私の望む通りのものだった。大真面目な
顔と、ユーモアが入り込む余地のない口調で展開される、どこかで耳にした事が
あるに違いない私の予定説は決まって彼らに怪訝な顔をさせた。常識を持った大人
から見ればいかにも子供じみていて、強迫観念的に映っただろう。しかしおそらく
彼らが不快な表情を見せたのは、懸命に話す私の目が理不尽に何かに脅えているよう
だったからだ。私は必死だった。それを自覚しながら話していた。だから、何かいけ
ないものでも見てしまったかのように隣に座っているもう一人の良識的な大人に対し
て気まずそうにさして意味のない視線を送り、しまいには私を哀れっぽく見つめだす
彼らの態度は十分理解できた。私もそれを確認することで自己の矛盾を自覚している
というちっぽけな自尊心で、私は私にしか過ぎないという最大の矛盾――父と母に
遺伝子的な優秀性を見出せないにもかかわらず、私は自分を決して劣った人間だとは
思わなかった――を多少なりとも克服しようと試みた。

続く・・・かどうかはわからない・・・
290名無し物書き@推敲中?:02/09/30 21:01
黒。自己主張が強くもあるが地味にもとれる色だ、と私は思う。私はなぜか小さいころから黒が好きだった。
若い女性のつややかな黒髪、エナメルや革靴の黒、ピアノのテカテカした黒…
私が何故これほどまでに自分が黒に固執しているかがわからなかった。ただ、なんとなく普通に好んでいるのではなく、私の中には何かがあると思う。
何年前だろうか、こんな夢を見た。――鮮やかな色彩の遊園地…いかにも楽しげな音楽と乗り物…しかし、そこにいる人間は全て生気がない。顔は青白く、無表情だ。私はこの時、昔なくした母の死に顔を思い出していた。
…そんな中にも、自分と同じようにこの状況に戸惑っている人間もいた。私はその人達と共に、この色とりどりの世界――このとき既に私には色は恐怖でしかなくなっていた――から逃げ出そうとしていた。
気が付くとそこは光の届かない黒い世界――しかしそこにいる人々の顔はスポットライトで照らされたようにはっきりと見ることが出来た――そこには疲れきった表情の人間ばかりがいた。しかしもうあの楽しげな音楽はなくただ静まり返っていた。
この瞬間私はあることに気がついた。ここにいる人間は皆逃げてきたのだ。色彩や、音から。
確かに今はまだ疲れてきってはいるが,人々の目には確かに強い明るさがあり、生きていく事に躊躇いはないように見える。
私は思った。黒、深い闇こそが人を強く生きさせるために最も必要なのではないか、だからこそ人々は此処に逃げてきたんだと。

今でもよく同じような夢を見る。あのときほどハッキリしたイメージは見ることが出来ないが、
私は信じている。いつか人々が――私を含めて――本当に安心できる世界が訪れるだろうと。きっとそこは真っ黒であるだろう。
私はその黒の中でこそ進むべき光を見つけられるのだ。
…死後の世界はそんなところであると私は思いたい。あの冷たい死に顔だった母も、そこではきっと笑顔でいる筈だ。
嗚呼、早く行けないものだろうか…

        終
>>290
抽象的な言葉を背伸びして書いた。そんな印象です。
一言で表すなら安直、だと思います。
>>いかにも楽しげな音と乗り物
楽しげな、と言われても何がどう楽しげなのか解りません。
こんな風に所々、必要であろう描写が単なる単語による説明でしか
表せてないので、読んでいて感情の変化が起こりませんでした。
他人の夢話は力量が無いと、ただの小言と取れてしまうので
描写力を付けてからやってみてはいかがでしょう?

>>自己主張が強くもあるが地味にもとれる色だ、
このラインは良いと思いました。この力量で全て埋めて欲しいです。
後、ここでもう句点を打って、私は思う。は削ったほうがいいです。

★☆☆☆☆

>>290
黒フェチとでもいうのか、魅力的なネタだと思う。
文章もうまくまとまってるけど、評論とか随想的な感じ。
291の指摘にあるように、描写がない。
小説と非小説を分けるのはそこだと思うが。

>>289もお願いします四
>>289
文体なんてものは、読み手によって受ける印象は違うので、そんなに気にしなくて
いいと思うが、俺の場合は読んでて疲れる文体でした。

>>だから、何かいけ
ないものでも見てしまったかのように隣に座っているもう一人の良識的な大人に対し
て気まずそうにさして意味のない視線を送り、しまいには私を哀れっぽく見つめだす
彼らの態度は十分理解できた。

これとか、一回どこかで句点打った方がいいと思います。
文章は、特にこれといった弱点も無いけど個性もないかな〜感。
一番の課題は、まぁ短い文章だし、どうのこうの言う必要はないかもしれないが
出てくる人間の描き方が、非常に紋切り型でした。
続きを書くなら、遺伝子をどう深く書くかは見物です。

★★★☆☆


左右に並ぶ木々が光を遮り日中でも暗く、不気味な坂道。通称「不気味坂」。僕が過去一回だけ通っ
たとき、その坂道には何も出なかった。というのも数年前街当が付くまで不気味坂では、その暗さからか
痴漢や物獲りに会う人が後を絶たず、ついには強姦された後、頭を殴られて殺された女性がいると言う。
その女の霊が出るという噂が僕の学校では広まっていた。興味本位で坂を通り、霊を見たと言うものは
数十人は居た。僕はどうしても自分で確かめてみたくなり、普通通学路に指定されている人でもわざわざ
遠回りをして帰るという不気味坂を通って帰ってみることにしたのだ。結果的には何も出なかった。街灯も
当たり前だがちゃんと付いていて、確かに左右が街路樹で埋まっているというのは何か出るのではない
か。という気にはさせるが、何も噂など知らなければ普通より少し薄暗いなだらかな夕暮れの坂道である。
 ただ、坂がなだらかな為か距離が長いのは不気味ではあった。これで街灯が付いていなかったら目の
前に終わりが無いかのように伸びる道と左右の木々が、ここを通る人を不安にさせていたのも解る。実際
犯罪も起きていたのだから、遠回りする人も多かっただろう。
一番街灯が付いて喜んだのは恐らく坂野上団地の人たちだ。不気味坂を通らないとかなり遠回りで帰ら
なくては成らず、団地が斜面にあるため不気味坂より明るくて通りやすいがとても急な坂を上らなくてはな
らないのだ。
296:::*::::02/10/01 00:42
8帖間、四方の窓を閉めてまわる。
フローリングの床に、重すぎるCDデッキを乱暴に置き
16℃設定のクーラーのスイッチを入れる。

クーラーの噴出し口の真下に、愛犬チコの存在を確認し
私はTシャツの袖を限界にまくり、台所へ向かう。

入れすぎたアイスコーヒーを、こぼれるがままに運び床に置く。
ティッシュケースとクッションを抱えて、デッキの前に座る。

CDをセットし、うつぶせになった私の脚の間にチコが寝る。
すでに効き過ぎているクーラーの設定もしなおさず
チコの温かさが気持ちいい。

まったく好みじゃない曲が、予想外のボリュームで流れる。
慌てて下げようとしたけど、すぐにやめる。
堅い床を潜った騒音は、私の腰骨から伝わって、鎖骨へと抜ける。
これも悪くはない。

297:::*::::02/10/01 00:44
デッキのスピーカーにたまった誇りを気にしてるうちに
アイスコーヒーの表面には溶けた氷が、透明にいる。
私はグラスに口をつけ、その透明だけをすする。

腰骨が痛い。
私は姿勢を変えようとする。
チコは迷惑そうな顔で起き上がり
ベロリと仰向けになった私の脚の間に、再び寝る。

歌詞カードを持つ両腕が疲れてきた。
私はソレを胸元に置き、目を閉じた。

ガラリと扉が開く。
汗だくのあなたが避難してきた。

何聞いてるの?
あなたの知らない曲。
誰に借りたの?
あなたの知らない人。
こんな曲、聴くんだったっけ?
・・・まぁね。

298:::*::::02/10/01 00:45
騒音と、骨の響きと、チコの体温を何となく感じながら
私はウトウトとしていた。

あなたは、しばらく退屈そぉに私を見てる。
起きて話をし始めはしないかと、期待して。

あきらめたあなたは、私の身体と垂直になるよぉに寝転び。
私のお腹を枕にした。

どぉも、頭のおさまりが悪いらしく
少し下にずらしたり、上にずらしたりを繰り返す。
あなたは、犯人をみつけたよぉに言う。

これ何よ。
・・・何が?
これ、これよ。
・・・ああ・・・・腰骨。

あなたは納得したらしく、頭の位置をソレより下ではなく
ソレより上と決めて静かになった。

腕を伸ばすと、冷たいものに触った。
グラスの周りから床に広がった結露。

ああ、アイスコーヒー入れたんだった。
>>296-298
おもしれー!
って思うの自分だけかな?
文学好きの作為なのか、そうじゃないのか判断が付かない
300cam:02/10/01 02:03
184−185
の筒井先生の作品なんですが、
死に逝く患者を、医者に設定してはどうでしょう?
名医といわれているが、自らの癌はすでに手遅れ。そこで死神との契約。
生き長らえ、ほかの癌患者の命をも神業のごときメス捌きで救う。患者やその家族からも涙ながらに感謝される。
しかし、癌が体と一体になった云々という独白とともに、切除した腫瘍に食らいつく。

筒井先生にはもっと違う狙いがあるのかも知れませんが、
生意気にも書いてみました。
―― 夢 ――
ただ一文字、ディスプレイに浮かんでいた。
真っ白な画面の中央に、爪先ほどの黒い字がぽつんと表示されている。
「夢をつかめ、か」
身体を椅子の背もたれにあずけながらため息をついた。
夢をつかめ。
某巨大掲示板にあったスレッドのタイトルだった。

「ふざけたことを書いてんな」
そう悪態をつきながらもマウスを握る手が勝手に動く。
掲示板の内容を表示する項目にポインタが移動していき、ボタンをクリック。
カチンと乾いた音が、静まり返った部屋にひときわ大きく響いた。
思わず肩をビクつかせる。小さな音だ。なにも動揺することはないだろう。
しかし気づいていた。さきほどから微かに胸がさざなみだっている。
最初は小さな、今にも消えそうな揺れだったのに。
なにかに気づきそうになりながらも、それを打ち消すように掲示板を読みはじめた。

「やっぱりこんなもんか」
己のちからを誇示するかのようにあざ笑った。
掲示板の内容はくだらないものだった。
ほとんどが原稿用紙の一行にも満たない駄文だ。
なかには為になるものもあったが、今では遥か後方にあるものだった。

「そうだろそうだろ」
言い聞かせるようにうなずく。いつしか平静に戻っていた。
それにしてもさっきの胸騒ぎはなんだったのか。いや、考えるまでもないことだ。
マウスを操作し、画面を切り替える項目にポインタを合わせる。
カチン。注意を払わなければ気づくことのない、いつもと変わらない音だ。
画面が消える。
「夢をつかめ」も、フラッシュバックのように一瞬で消える。

後半につづく
302名無し物書き@推敲中?:02/10/01 20:39
とまる。手が動かない。目が、視線が動かない。
どこか遠くを見ている。なにを見ているっていうんだ。
静止した体の五感に神経をめぐらせる。
顔に熱を感じる。ディスプレイの放射熱だ。
「夢をつかめ」
見えた。
それは脳裏に浮かんだ文字だった。

思う。
手を伸ばしても、ディスプレイの文字を掴むことはできない。
ならば、どうしたら掴めるというんだ。
マウスを握る手が、冷たいプラスチックの感触を伝えてきた。
フラッシュバック
夢をつかめ

閃光

教えてくれる。そう――
頭のなかの文字は、頭のなかの手で掴むことができる。

文字にゆっくりと手を伸ばす。
逃げ出す文字。
だが逃げても逃げることはできない。
なぜなら想像の世界はいつも、手の上にあるのだから。
握ればそこに文字がある。
ただ、それだけのこと。
握る。
手中に収めた文字は、霧が晴れるように消えていった。


ここの文章はこうしたらいいんでない?とかでもいいので
よろしくおねがいします。
>>301>>302
御免なさい。あなたに対する助言を書き連ねたんだけど、恥ずかしくなって全部
消しました。ただひとつ言える事は、文章の出来以前に「客観性」の重要さでしょうか。

とにかく、頑張って下さい。
304301:02/10/01 21:16
ここの文章はこうしたらいいんでない?とかでもいいので
よろしくおねがい。

あわわ、感想ありがとうございます。
客観性というのは作中の人物が何者か、ということではと思います。
基準がないのも問題でした。

また書きにきます。
305cam:02/10/01 21:31
≫300―≫301
こうしたらいいんでないかい?というのを僕なりに。
大したことは語れませんが。
『わたし(でいいんでしょうか?)』の独白は、「 」よりも、頭に――で統一したほうがよいのではないでしょうか?
「夢をつかめ、か」から、
――夢をつかめ、か
といった具合に。同様に
――ふざけたことを書いてんな
――やっぱりこんなもんか
――そうだろそうだろ
としてみては? あと、マウスのくだりの
>掲示板の内容を表示する項目にポインタが移動していき、ボタンをクリック。
>カチンと乾いた音が、静まり返った部屋にひときわ大きく響く。
>思わず肩をビクつかせる。小さな音だ、なにも動揺することはない。(略)
は、「響いた」、を「響く」と現在形にすれば、その音にビクつく『わたし』がより見える気がします。
>ほとんどが原稿用紙の一行にも満たない駄文だ。
>なかには為になるものもあったが、今では遥か後方にあるものだった。
は、前後をテレコにしてみては?「為になる」というのも、折角ですから「夢」に絡めた感じが欲しいかもしれません。
>注意を払わなければ気づくことのない、いつもと変わらない音だ。
注意をはらってみたら、いつもと変わらない音がしたから安心するように仕向けてはいかがでしょう。

306cam:02/10/01 21:32
後半ですが
>とまる。
>握る。
といった一文は読んでいてなんとなく気持ちが良かったです。
ですから僕としては、その言葉で全体のリズムを取ってあげたらどうかと思ったんですが。
>手が、とまる。
>手が動かない。目が、視線が動かない。
(中略)
>どこか遠くを見ている。なにを見ているっていうんだ。
>見えた。
(中略)
>そして思う。
>手を伸ばしても、ディスプレイの文字を掴むことはできない。
(中略)
>なにかが、教えてくれた。
>そう――
(中略)
>そして、手を握った。
>収められ文字は、霧が晴れるように消えていく。
という感じですね。

長文駄文で、すみません。こんど是非、僕の文章の添削もお願いします。
>>299さん
本当ですか?
凄く嬉しいです、ありがとう。
日記すら書かない人間です。
文章を書いたのは、小学校の作文以来。

私、こんな事するタイプじゃないんですが・・・
フラフラとココに初めて来て・・・気付いたらタイプ打ってました。
気付いてみたら、恥ずかしい。
おもしろいっていう言葉、凄く嬉しい。
ヽ(´∀`)ノ いいねぇマタリ
309HAL:02/10/01 21:52
我が友・入谷の日記です。感想とかよろしく!
http://www.momorize.ne.jp/diary/19/93865/index.html
310cam:02/10/01 21:58
>>307さん。
>>296―29読みました。
いい!と思いました。はい。
>歌詞カードを持つ両腕が痺れてきた。
っていうのがいい!寝転がっているのが頭に浮かんできて。
オチ(?)もなあんか良かったです。
チョト独りごと。(すみません放置くださいw)

私ごときは、小さな器から下らぬ想いが漏れただけ。
だから、ココに書き込むまで少しだけ躊躇った。
今浮かんだ色を描けと言われて、赤を塗りたくなった。
それだけ。

なので・・・それは青の方がいいんじゃないかな・・・って
言われたら、きっと困惑する。

皆さんみたいに、勉強も努力もしてない。
微塵の知識もない、ボキャもない。
文法も無茶苦茶。
これぞ、作文。
消しゴム無しで書き散らかして、書き込みボタンをクリック。

鼻歌。
思いがけず出た、鼻歌。

恥ずかしい。
見っとも無い。
気持ちいい。

正解には程遠い、ただの作文。
修正を入れてって言ったら、キリが無いけど・・・
ココで遊ばせて下さい。よろしく。



滅茶苦茶嬉しい。w
いい気にならないよぉに。
その時の想いを大切に。
壊さぬよぉに、ココに運べる事を考えます。

見っとも無い作文。
チョクチョク見て、からかって下さいませませ。w
あ、色々書いてごめんなさい。w>>comさん
>>310
貴様は信用ならんわ(W
314cam:02/10/01 22:12
いいんじゃないですかね、作文でも。

>恥ずかしい。
>みっとも無い。
>気持ちいい。
ってことで。
ちなみに、comではなくcamですが。
315名無し物書き@推敲中?:02/10/01 22:19
遠すぎる 心の距離を埋めようと すればする程夢の中 君が微笑む 腕の中
>>314
だぁぁぁあ!
ごめんなさい>>>>>>>>>camさん。ペコリペコペコ。(←激;

作文でいいっすよね。そぉっすよね。
ココ、楽しいね。
また来まっす。
317290:02/10/01 22:36
>>291-292
少し遅レスながら批評ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
>>301
>>302
これは、小説ではなくて何とか形を保った詩ですね。
ポエム板で見てもらった方がいいと思います。
まず、本屋で文庫本を買ってみる事をお勧めします。

☆☆☆☆☆
319名無し物書き@推敲中?:02/10/01 22:42

http://academic1.plala.or.jp/umikawa/index2.htm

この企画は、田舎のひなびた小学校のHPを100万ヒットの
人気HPにしようという全国的な運動です。現在のターゲット校は上記です。
多くの皆さん何度もクリックしてあげて下さい。
そしていろんな2chにコピー&ペーストして広めて下さい。

>>301-302
個人的には、
「夢」という言葉は使い勝手が良すぎて、
多くのことを説明できているようで何も説明できてないんじゃないかと思う。
「愛」なんかもその手の言葉だと思うけど。
なので、食い足りない感じ。
夢という文字に主人公は何を重ねているのか?
そこをもっと知りたい。
無味乾燥な「夢」という字を手に入れただけに見える。




321cam:02/10/01 23:07
>>316
いえいえ、気にしてませんからw
>>315
RAPっぽいかな、と思ったんですが歌詞ですか?
>>320
確かに、「夢」「愛」とかは、何かに重ねないと輪郭が見えにくいものですね。
間接的に「夢」を語ったほうが読者にすんなり入ってくるだろうし。
プロローグとしてはどうでしょう?文章力云々は別として。
322320:02/10/01 23:09
それならいいんじゃない?
で、これから夢探しが始まる、と。
323cam:02/10/01 23:16
>>322
そうそう。
んで、探し出した「夢」ってやつも、果たして手のひらから消えてなくなるのか、みたいな。
消えないようにどうストーリーが動いていくのかって感じでしょうか。
>>321
RAPとかアホな事言わないでください。
っぽいかなとかアホな事言わないでください。
辛いねぇ・・・。
本気で上達したいって想ってる人には
それに見合った辛口・・・。
本物の世界だ・・・。
私も甘えずに、本音の辛口もらうよぉにしよっと。
辛口発言もしちゃおっと。
326301:02/10/01 23:33
>>301を書きましたものです。
たくさんの指摘をいただきましてありがとうございます

>>305さん
なるほどなるほどと重いながら読みました。
傍線についてはだいぶ前に、使うなと言われたので
極力使わないようにしていましたが、使い方によるのだと思いました。
感想の方ですが、わたしも余力がありましたらやらせてもらいます。

>>318さん
眉をひそめながらも最後まで読んでいただいたようで恐縮です。
次回書くときは指摘してほしいポイントを絞りたいと思います。

>>320さん
たしかに安易に結末になだれ込んでいます。
この短文は、
「夢」は手でつかめないが小説技術を駆使すればそれも可能――
であるという、ひとつの方法を提示するというのが重要な部分でした。
なので、話の方はおまけであり、
そういう小説という形を借りた感情文を読ませてしまい、
申し訳ない限りです。

思った以上にたくさんの批評をありがとうございました。
>>324
>>321さんは普通に言ってると想うよ。(アホて・・・w)
ちなみに、私は
埋めようと ←ココで区切ってるのがイイなって想ったよ。
区切らないでは大きな違いだよね。

『あ、虹だ。』

 師匠である多田彦馬が居を構える櫻谷の街を出、本都を縦横に走る路面電車を乗り継ぎながら、那岐へと帰る道すがら、
佐多次利は何年ぶりになるのであろうか、東の空に三色に輝く虹を見つけた。
 
 雨上がりの夕焼け空、本都の巨大なビル群が立ち並ぶその空白に、幻のように現れたソレを、
彼は手に持っていた携帯型写真機のファインダーに収めようとし、少し躊躇した後、結局、背中に担いでいた鞄へとそれを仕舞い込んだ。

 写真機よりも自分自身の目に、その虹を焼き付けようとしたのである。晴和八年夏の事であった。


 この年は、世界中を巻き込んで進化を続けていた『離散数値化型情報網』に注目したアンバラのとある大富豪が
『離散数値化型情報権』という名目で世界中にある有名な景色や美術品等の写真の権利を買い漁り始めた年でもあった。


“は、バカバカしい。”


 そんな時代の流れに逆行するように、彼、佐田次利は、幻のように現れたその虹を、自分自身の目に焼き付けようとした。
清和八年夏、雨上がりの一コマである。
329cam:02/10/01 23:46
>>324
すみません。韻踏んでるのかな、と思ったんで。
>>329
韻なんてポップスでも踏んでます。
金輪際アホな発言をするのは辞めてください。
331名無し物書き@推敲中?:02/10/01 23:50
物書きになる人間がこんなところでエネルギー使っちゃダメだよ。
332cam:02/10/02 00:10
>>301さん
傍線、あまり使わないほうがいいんですね、知りませんでした。
肝に銘じておきます。
>>330さん
わかりました、すみません。

>>328さん
勝手な感想ですが。 
>雨上がりの夕焼け空、本都の巨大なビル群が立ち並ぶその空白に、幻のように現れたソレを、
彼は手に持っていた携帯型写真機のファインダーに収めようとし、少し躊躇した後、結局、背中に担いでいた鞄へとそれを仕舞い込んだ。
ビルに現れた虹は、ファインダー越しに覗いた、としては如何でしょう?そこでシャッターを押すことを躊躇する。というのも、彼が虹を見るのは何年ぶりかで、それをフィルムではなくて自分自身の目に焼き付けたかったからだという風に。うーん、ありきたりですかね?
 >この年は、世界中を巻き込んで進化を続けていた『離散数値化型情報網』に注目したアンバラのとある大富豪が
『離散数値化型情報権』という名目で年でもあった。
重複しているんで、『離散数値化型情報権』と呼ばれる、世界中の有名な景色や美術品等の写真の権利を買い漁り始めた、としてみては?
>清和八年夏、雨上がりの一コマである。
「一コマ」よりも、写真の話が出てきてますからそれに因んだ言葉の方が絵になるかも、と思いました。

あくまでも僕の意見ですが・・・
もう5年も前になるのだと、ランチスープのカップに沈むタマネギや
グリーンピース、ベーコンなんかを見て思い起こした。

昔は温泉郷として栄えた宿場町は、今はダムの底で
もう進むことなく、あの日のまま時間を止めている。
あの街から離れた全ての人間だけが時間を進めて生きている。
散り散りにはなったが、あの街での暮しはそれぞれの(元)住人には
染み付いている。例えば階段と坂がやたらと多い街だったために
数百住民の多くが自転車を使わず、乗れる者も至極僅かだった。
足だけで生活をしていたために、新しい街でもほとんどの者は自転車には乗らない.

かく言う俺も自転車に乗れない者の一人で、この街に暮らし始めてから
通学に使う電車の駅まで15分かけて歩いている。これくらいの距離で、
階段も坂もない平板な道ならば、何の苦にもならない。
しかし、これ見よがしにスイ−っと自転車で通られるとムッっとするのは確かだ。



オレは毎朝アパートを出て、5分ほど歩いたところにある
コンビニでタバコを買い、その最初の一本に、入学と同時に
自分に買い与えたジッポで火をつけ、歩きタバコで
駅へと向かう。この儀式を三年間続けている?おかげでまだ単位は1コマも逃していない。
自分がわりと几帳面な性格なのだと気付くのにそう時間はかからなかった。

今、自分には故郷など存在しないが、たまには生まれた街の話を聞くのもいい。
祖父母と両親に次の休みを利用して、会いに行こうと思う。少し長めの昼食をとり
『土地開発と地域経済論』の講議へと向かう。
334cam:02/10/02 02:23
>>333さん
328の続きですね。

>もう5年も前になるのだと、ランチスープのカップに沈むタマネギや
グリーンピース、ベーコンなんかを見て思い起こした。
通して読んだ限り、学食で思いをはせている、ということでしょうか?それなら、後半の部分「少し長めの朝食をとり」というのを、「残ったスープを飲み干し、少し長めの朝食を終えると(略)」としたほうが、回想から現実に戻るきっかけになると思いました。
あと、(学食の)窓の外を通って行く自転車にムッとして、それをきっかけに回想したほうが自然ではないでしょうか?
坂が多くて自転車に乗れないというのが、あとあと効いてきそうで楽しみです。
>自分がわりと几帳面な性格なのだと気付くのにそう時間はかからなかった。
几帳面さがそれほど出ていない気がしました。コンビ二から駅まできっちり煙草一本分で、吸い終わる時に駅に着き、決まった灰皿に吸殻を投げ入れる、とかでは几帳面さはでないでしょうか?僕も思いつきませんがw

続きが読みたくなりました。
335名無し物書き@推敲中?:02/10/02 03:09
ぱっと目に付いたものだけいくつか。

>>86
中島敦や森鴎外を思わせる硬質な文体、それに曽根崎心中の如き
リズムを弄した韻律、なかなかにうまい。オチをつけて
ショートストーリー仕立てにしているサービス精神にも好感。
歴史的正確さがどうこうというレスがあったが、さほど重要な
点ではないように思われる。舞台装飾として使われているだけだな。
むしろそのことによってオチが際立っているという意味で。

>>182
181の改作ということなんだろうが、いささか冗長に過ぎる感アリ。
哲学の有名なアフォリズムが散見されるが、ただそれを書きたかった
だけなんじゃないかという皮肉も言いたくなる。ちょっと厭味か。
デリダの「語られるものはすべて古き名である」も、その文脈で
使うには幾分苦しい感じ。
「過去を喰らって生き」つつも、「寒い」と感じる我に実存的な
存在を垣間見る……のか。レトリックとしては美しいと思う。
末尾の記述も良い。多様の意味を誘惑する。
336名無し物書き@推敲中?:02/10/02 03:10
>>290
>色は恐怖でしかなくなっていた
>皆逃げてきたのだ。色彩や、音から。
など、魅惑的なフレーズがあるだけに、惜しい。
それにくっ付けた陳腐な説明や逸話が、途端に言葉の力を減じてしまう。
きっと作者自身あまり理解してないんだろうと思う。
放っといてくれれば、俺は上記の2フレーズでご飯3杯はいける。

>>296-298
プチ天才。何も言うまい。
安部公房でも読んでみたらどうかな。
文章力を磨けば、金をとれるものが書けると思う。期待。

>>333
最新のものなので、一応読ませていただいた。
ダム底に沈んだ故郷へ馳せる想い、という割とありがちなテーマだが、
自転車の逸話がそれを身体に引き寄せる。
作者の実話かな、とさえ思った。空想の産物だとすれば大したもの。
337295:02/10/02 19:24
おながい
>>295
文章がねじれていて、難解になってる。
「というのも」の使い方を確認されたし。
「マイケルよ、マイケルよ! マイケルが来たわよ!!」
女子生徒たちが騒ぎ出すと、マイケルは威風堂々といった感で、厚い胸板を
心持ち誇らしげに前方に突き出し、湿った空気を切り裂きながら歩き出した。
足の回転速度は、前にバイトした工場のベルトコンベヤアよりも速く、喘息
持ちで貧弱な体躯の僕はついていくのがやっとだった。
女子たちは一層昂奮し、昔見た「エイリアン2」のグロテスクな地球外生物
みたいな声でマイケルの名を連呼した。中には気絶するものまでいた。
ああ、今、自分は神聖な宗教儀式に参加しているのかもしれない、と僕は思った。
教祖の下半身に付属する二本の棒が高速回転する様が、信者たちを熱狂させ、
陶酔させる。僕は儀式の付属物。なんて素晴らしいんだろう。このまま僕も
マイケルに吸収されてしまったらと空想した。
そんなことを思っている間にも、マイケルの速度は容赦なく上がっていく。
ささやかな幸福に包まれていた僕ではあったが、いくらなんでもこれは速すぎ
はしまいか。
「マイケル。ねえ、マイケル」
僕は彼の気分を損ねてはなるまいと、自分でも信じられないくらい卑屈に彼の名を
呼んだ。僕の言外の意味を咄嗟に読み取ったのか、彼は刹那、ハッとした表情
をみせ、英雄を讃えるかのように狂喜乱舞する信者の群れの中で足を止めた。
しかし、すぐにマイケルはいつもの鉄の、意思的な顔に戻り、肩でハァハァ
と息をする僕を一瞥すると、さっきの速さで歩き出し、群集の奥の闇にかき
消えた。
気付くと信者も消えていた。ただ一人、明美先輩だけが僕の横に立っていた。
moonwalk?
34166再び:02/10/02 22:24
そのマイケルじゃないよ。ただのマイケル
しかし、「そのマイケル」として読んだ方が面白いかも
342たまん:02/10/02 23:22
 雪が降り出した。
 いつでも温暖なこの地域では、何年かに一度あるかないかの珍しいことだった。
白い結晶は地面に落ちては溶けてゆく。いくつもいくつも舞い降りては消え、いつまでも積もりそうにないように見えた。
 
彼は雪をしのぐ場所さえ持っていなかった。
自分の体を覆う黒い毛も、なんの防寒にもならない。しかし空気の冷たさよりも、見えないほど高い場所からゆっくり降りてくるこの白い物体に、彼は心を奪われていた。
 生まれて初めて見るものだった。
雨なら知っている。空からは水だけじゃなくて、こんなに綺麗なものも降ってくるんだ。
彼は嬉しくなって、さっき横取りされた魚の骨のことも、縄張り争いに負けたことさえも忘れかけていた。
 
ふと人間の子供の足音を聞きつけ、彼は慌ててそばの大木の影に身を隠した。ほんの数日前に、ただでさえ曲がっている尻尾を引っ張られたことを思い出したのである。
しばらくすると、数人の子供たちが歓声を上げながら大木の横を通り過ぎていった。
 彼は体をちぢこめながら、幹の陰から人間たちを見送った。
 彼らも嬉しいのだろうか。さかんに空を仰ぎ、上に向かって手をかざしている。そうしながら石の階段を上ってゆく。
 あんな所に階段なんかあったかな。少し前までは自分の縄張りだったって言うのに、知らない場所があったんだ。
 そうだ、あれを上ってみたらこの白いものが空のどこから落ちてくるか見えるかもしれない。
 彼はそう思って、人間の後を追うことにした。


冒頭部分だけですが、評価をお願いします。
343名無し物書き@推敲中?:02/10/03 01:16
>>339
俺は最初デビッド・ハッセルホフが浮かんだね
>>343
そんな外国人は存じ上げません
>>343
蘇った現代の騎士ですか
目を閉じると一点透視の構図の中でブランコとそれをこぐ顔の無い
少年が遠近法を無視して近づいたり遠ざかつたりしていた■リアリ
ストを標榜する私は気分が悪くなつて堪えきれず目を背けるとやが
て燃えるような怒りが心底からこみ上げて来た■毒と書かれたラベ
ルの小ビンを取り出してそれを怒りに任せて地面に叩きつける■粉
々に砕け散つたガラスから流れ出る青緑の液体は私を中心にして地
の果てまで広がると大地はやがて荒れ狂う大海原へと姿を変えた■

真の自分が偽りの自分に仕組んだであろう陥穽にまんまと嵌つてい
たという事だ■その準備といつたら周到なもので既に私の全身は固
い鱗に覆われていた■そうだ顔の無い少年はどうしてしまつたのだ
ろう■死んでしまつたに違いない■居た堪れなくなつて涙が溢れ出
て来て止められないのにもう目を瞑る事すらできない■今や頭上の
どこまでも青く澄んだ空だけが唯一の希望だつた■鳥が自由自在に
舞うその下で私は穢れた海を果てしなく泳いで行くより他なかつた
347空っぽ:02/10/03 02:55
 不規則にそろった犬歯から、唾液は糸を引き床へ落ちていく。あれは
猟犬の眼だ。獲物を狙う、突き刺さるほどに鋭い視線。床にたたきつけ
たジャックダニエルの酒瓶が、粉々に砕け散って飛んだ。その破片を足
で踏みつけてみる。・・・・音がする。崩壊の、音。
 奴は唸りながらゆっくりと後ずさりをする。狡猾な奴だ。決して後ろ
を見せない。ナイフを掴んだ右手がじっとりと汗ばむのを感じる。こい、
こい、こい。呪文のように呟きながら微かに安堵している。来るな、来
るな、来るな。そう思いながら待っている。奴が叫びながら飛びかかっ
てくるのを。
 沈黙は嫌いだ。闇はもっと。それは俺の心を蝕み、壊す。喧噪が好き
だった。その中で踊るように、狂うように生きるのが好きだった。忘れ
たかった、全てを。忘れた振りをして生きていたかった。
 ・・・・現実はそんなに甘くない。現にこうして、俺の目の前に現れる。
 奴は見ている。俺の一つ一つを。俺の全てを。呼吸、発汗、視線、指
先のふるえから服の揺らめきまで。そうしてゆっくりと後ずさっている。
消えてくれ、今すぐに。俺の目の前から。
 そしてまた、忘れさせてくれないか?
 俺はナイフを持っている。このナイフで奴を殺してしまいたい。或い
は俺自身を殺したい。けれども腕は動かない。吐息は絡み、足はすくん
でいる、俺は動かない。
 こい、こい、こい、来るな、来るな、来るな・・・・
 こい、こい、こい、来るな、来るな、来るな・・・・
 こい、こい、こい、来るな、来るな、来るな・・・・
 こい、こい、こい・・・・。

 宜しくお願いします。
348名無し物書き@推敲中?:02/10/03 04:11
良すれなんじゃないか?
みんな巧いねえ。

・・・ただ、本屋で知らん作家の本を眺めるときでも
ジャンルとか装丁とか、文章に先行する情報があるからねー
此処では徒手空拳って感じでイイ
349名無し物書き@推敲中?:02/10/03 04:30
電波だ
>>342
 正直、最初の情景描写はいらないと思う。
書き出しは、
「雪が降り出した。彼は雪をしのぐ場所さえもっていなかった。」
の方がシンプルだし、読む方も引っ張られる。
それと、こうした動物物を書く時はどこまで人間と同じ「感情」が
許されるかが大きな問題になる。喜怒哀楽の単純な感情は確かに
あるだろうが、「綺麗」と感じるのはOKなのか、見えるかもしれない
という予測は可能なのか、こうした細かい設定にも注意しないと
物語は途端にリアリティを失ってしまうものだ。
まあ、童話である分にはかまわなないだろうが、書き出しを見ると
童話ではないようなので。
>>347
まず、文章ではなく内容に対する疑問。
対峙している相手は獰猛な動物か何かだろうか。
だとするとジャックダニエルの瓶を床にたたきつけた瞬間に
相手に動きがあるような気がするが。しかもその後に破片を
踏みつける時間があるし。

>消えてくれ、今すぐに。俺の目の前から。
>そしてまた、忘れさせてくれないか?」

ここは意味不明。前段を受けているのだろうが、
心情的な表現はもっと整理して書かないと読み手はわからない。
(過去に)すべてを忘れたかった、ので、現在それを相手に求めて
いるのか?

>俺はナイフを持っている。

これは余分。前の方に「ナイフを掴んだ右手が」とあるのだから、
分かり切ったことを書くと緊張感を殺してしまう。別の表現が望ましい。

>こい、こい、こい、来るな、来るな、来るな・・・・

これはは3行もいらないのでは。
視覚的効果としてもしつこいし、作者の意図が透けて見える。
>>346
全体に手垢のついた表現が多すぎると思う。
>一点透視の構図の中で
 こうした表現はビジュアライズされていない。
>リアリストを標榜する私
 ギャグならこれでもいいが。

以下、表現に再考の余地あり。

>燃えるような怒り
>粉々に砕け散った
>荒れ狂う大海原
>固い鱗
>どこまでも青く澄んだ空
>果てしなく泳いで
俺が書いたものはなぜか黙殺されやすい。なぜなんだ〜
というわけで、頼むから誰か>>339の批評をしてください
メール欄
>>339
これだけでは内容については何ともいえないが、
表現的にはまだ推敲の余地あり。
例えば
●「威風堂々といった感」と、「ベルトコンベアよりも速く」
という表現に齟齬を感じる。
●「さっきの速さ」とは、どの速度を指すのか不明、など。
まあ、そうした細かい点はともかく、
文章全体のリズムはとてもよいと思うし、私は好きなスタイル。
356名無し物書き@推敲中?:02/10/03 14:28
3572チャンネルで超有名:02/10/03 14:36
http://www.tigers-fan.com/~xxccxxc

http://www.tigers-fan.com/~kaaax

ヌキヌキ部屋に直行
  コギャルとヌキヌキ
  全国地域別出会い
>>355
なんという偶然か、僕はあなたを知っているかもしれません。
隣にやたらとお喋りな主婦が住んではいないでしょうか
359空っぽ:02/10/03 15:50
>>351
とても勉強になりました。ありがとうございます。
もっと客観的に自分を見つめないとダメですね。精進します。

>>349
確かにそう言われると・・・・電波っぽいですね(笑) 
読み返すと独りよがりな部分が多いと思いました。ありがとうございます。
360名無し物書き@推敲中?:02/10/04 03:10
 その日は私の人生において19回目の4月1日だった。私は11月生まれの18歳だった。
そしてその日は19回の4月1日の中で最も晴れた日だった。もしこのことが間違ってい
たとしても、4月1日(エイプリルフール)に免じて許してほしい。
 とにかく18歳の4月1日は快晴だったのである。
361たまん:02/10/04 07:13
>>350
批評、ありがとうございます。
初めて、そういうところを指摘されました。為になりました。
自分では細かいところまで設定しているつもりでいましたが、
やっぱりまだまだですねぇ。
精進します。

362cam:02/10/04 23:01
>たまんさん
僕なりの感想を。
おそらくこの物語は、読者にどの段階で「彼」が猫であることを伝えるのかだと思います。それで関心をひける気はしました。
>彼らも嬉しいのだろうか。
「も」は不適切でしょう。あと「嬉しいのでしょうか」というより、嬉しそうに階段を上がっていくから猫も後を追うべきでしょう。
尻尾を引っ張られるくらいいじめられたのなら、もう少し恐怖心が残っていてもいいのでは。それを振り払って、彼は人間の後を追うことにする。そのほうが次の展開にいきやすいと思いました。
前足で鼻の頭に積もった雪を振り払い、などの「猫」らしいスケッチもほしいかも。



363cam:02/10/04 23:23
>347さん、気になる点をいくつか挙げてみます。
>不規則にそろった…
は、しっくりこない気が…。「不規則」と「そろった」が並列になっていくからでしょうか。それで読者の不安感を煽っているなら、また別ですが。
>こい、こい、こい。来るな、来るな、来るな。
おそらく、その二つの感情が主人公の中で渦巻いて、というのが狙いでしょう。
それならば、前出の部分で、ナイフを持つ右手を「こい」という、震えの止まらない左手を「くるな」という意識の象徴として描いてみては。それをみて主人公はおそらく自分の背反する意志に苦笑、もしくは狼狽するのでしょう。
>沈黙は嫌いだ。
何をきっかけにそう思ったのでしょうか。猟犬の唸り声がおさまり、沈黙の間が出来たからでしょうか?やはりそういうものは欲しかったりします。

思いつくままに書いてみました。失礼があったらすみません。
>350さんの批評はいつも簡潔で、的を射ている。為になります。
364おねがいします:02/10/04 23:24
道を歩いていると、地面に百円玉が落ちている事に気づいた。
今日は、ついている。
早速ぼくは百円玉を拾いあげ、ポケットに入れた。
折角だから、これで何か買おう。
ぼくは目の前にあるコンビニはいり、店内を物色した。
そういえば、腹が減っている。
「肉まんをください」
85円です。
ぼくは百円を取り出す。
ありがとうございました。
店を出ると、早速ぱくつく。
なんだかいつもよりおいしく感じてしまう、そんな肉まん。
ぼくの選択は恐らく最良のものだったのだ。
ポテトチップでもなく、おにぎりでもなく、肉まん。
なんだか今日はいつもより冴えている、一体どうしてしまったのだろう。
とにかく、嬉しい。
そんな日曜日。
>>364
おもしろいんじゃないの?
こういうの好き。
366cam:02/10/04 23:35
>364さん
すべて現在形で書いてみては如何でしょう。もっと爽快さが出ると思います。

>道を歩いていると、地面に百円玉が落ちている。
>今日は、ついている。
>ぼくは百円玉を拾いあげ、そのままポケットに。
あと、店員の「ありがとうございました」と、嬉しいぼくの気持ちをシンクロさせてみては?「ありがとうございました」と自分も言って見るとか。
367名無し物書き@推敲中?:02/10/04 23:44
 聞こえるのです。
 規則正しい音が。
 それは、金属の響きではありません。
 規則的な血の流れ。心臓の筋肉の収縮する音響。瞼の定期的な瞬きの間隔。
 非常に正確な、緻密に計算されつくした調べ達。
 そう――
 私の身体は、圧倒的な正確さに支配されているのです。
 例えば、心臓の鼓動。もちろん、それは常に一定なわけではありません。緩やかな
運動をすれば、ゆっくりと、激しい運動をすれば急激にその回数を増してゆきます。
しかし、その鼓動の変化は、美しいリズムを伴って増減し、一点一点をトレースして
ゆけば、滑らかなグラフ紡ぎだすのです。それは、アインシュタインが見つけ出した
数式のように、美しさを伴った変化として、身体に響いてゆきます。まるで、螺旋階
段を彩るワルツのように、リズミカルに、そして、何時までも何時までも。
 言うなれば――私は一つの機械なのです。
 機械といっても、金属とプラスチックで作られなければいけないということはあり
ませんでしょう。たとえそれが有機質、アミノ酸で構成されていたとしても、人間の
頭脳によって作り上げられたものであれば、機械ということに変わりがないのです。
ひたすらに、生物としてのヒトに近い構造と動きを持つ、精巧な機械。それだけを追
求された、人造人間。それが、私。
368名無し物書き@推敲中?:02/10/04 23:56
↑お願いしまーす。
369cam:02/10/05 00:18
>367さん
すでにある程度自分の世界感をもっているようなので、それほど苦もなく読めました。
>心臓の筋肉の収縮する音。は、
心臓の筋肉が収縮する音。もしくは、心臓の収縮する音。がいいでしょうね。
ただ、通読してみると、人間→機械→人間に近い人造人間、という流れですよね?結局「いってこい」というか、物語的に原点に戻ってしまった感があります。三歩進んで二歩下がっているような。
ですから、機械だというのを前半で語り、規則的なリズムを刻んでいる云々というそれの描写があり、ところが機械といってもこれまでの機械と違い、アミノ酸やらで構成された人造人間である、としたほうが意図がより伝わるのではないでしょうか。
後半は少し薀蓄に感じられるので、構文に工夫が必要かもしれません。
でも、書きたいことは伝わってきました。
370367:02/10/05 00:41
>>369
評価、ありがとうございます。
書き出した小説の冒頭だったんだすが、結局書けず仕舞いでした。
プロローグ調にぼやかした表現にしたんですが、ちょっと、ダイレクト
じゃなかったかもしれませんね。
そこらへんは、反省材料です。後半は、薀蓄ならないように、知識を
ひけらかすつもりだったんですが、やっぱり難しいなあ。。。。。
371cam:02/10/05 00:53
>367さん
あまりお役にたてませんでw
ぼやかした感じは狙いどおり出ていたと思いますよ。
知識をのせるのは確かに難しいでしょうね。やり過ぎたら単に読者がひくだけですし。かといって弱ければ平べったい印象になるし。
でも世界は見えましたよ、ほんと。
文章は難しいですよね。やっぱり。言い回しひとつで変わりますから。
語り口調の薀蓄を和らげるなら導入の
>聞こえるのです。
>規則正しい音が。
を、
>聞こえますか、規則正しい音が。
としてもいいかも知れませんね、なんとなくですけど。
372 :02/10/05 01:25
こんにちわー(゚ー゚*)吉野屋です。
さて、秋になってまいりました。
かねがねここの掲示板の噂はよく耳にしております。
このたび、2をgetさせて頂くとともに、>>1を告発させていただきます。
2get、2get!、2get!!、2got!!、2goc!!、ズgoc!! アヒャ(゚∀゚)

と・こ・ろ・で
ちょっと質問なんですが、 精子の泳ぐ向きは、磁石で変えられますか?
たまにいるんですよね。 何やっていいか分からずにそのまま逃げしちゃう人。
それよりまず働けと。おまえら口よりまず動けと。血尿出てるんでしょーーー?
青春な感じが良く出てると思いますよ。 「おまんいじる兄弟」

今、家の窓にはヤモリさんが張り付いています。ぷっ(^_,^ ;)
日本冶金工業の廃液にまみれノタレ死にましたが、さっそくニュウフェイスが現れました。
AAはっちゃいます(゜ε゜)          
         ↓ニュウフェイス セクセクくん
      (ソ)
      ヽ|〃
       (゚Д゚)     <家は……さいたまっス
        ,|レ'`  、w,,
    ,,w,,  ||  ,, ノ""  
   '''''ヾ、八,,ノン゛
      )ソ./゙゛   
      /"、(_/3
     / /||ー/
     W 'v

>>>>>>>>> ポ コ ー チ ン ? <<<<<<<<<
脱糞したけりゃ病院へ入院しろブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
一本いっとく? いいねぇ 地球よってく?
とりあえず書き込みボタンを押しますね〜
373たまん:02/10/05 01:49
>>362
camさん
ありがとうございます。
このあとの展開で、猫が体に積もった雪をなめていたりするのですが、
そういう猫っぽいところはなるべく早めに出したほうがよいですね。

この小説は読者が見慣れているものをどれだけ
新しい視点で書けるもんかなーと思って、書いてみたものでした。
最後のほうでファンタジックになっていくのですが;
>>366を見てふと疑問に思ったんだけど、一人称において現在形と過去形が
混ざってるのってOKなの?
>>374
文体による。
376名無し物書き@推敲中?:02/10/05 10:30
>>374
もう少し本読みなよ・・・
377名無し物書き@推敲中?:02/10/05 10:59
>>374
おいおい(;´Д`)ノ
>374
もしよろしければ、「現在形だけの小説」か「過去形だけの小説」を教えてください。
一人称でも三人称でも構いませんので。
>>374
勘弁してください。
380名無し物書き@推敲中?:02/10/05 12:24
374の書いた小説を見てみたいな。
381名無し物書き@推敲中?:02/10/05 13:12
http://www.s-marche.com/work/syju-021.pdf
批評よろしくお願いします。流し読みでいいんで
できれば最後まで読んでやってください。
382名無し物書き@推敲中?:02/10/05 13:13
まるち
383名無し物書き@推敲中?:02/10/05 13:20
へこむ374(w
384チャーリィ:02/10/05 13:25
ぼくわ書くことが苦てだけどこのスレがおもしろいとおもたのでどうかぼくの文しょうお評かしてください。
ぼくわしじつが成功して頭がよくなりたいポケトにうんの兎のあしと銅貨がはいてるからきとだい丈夫だろな。
ニーマーはかせわぼくが書くのが苦てでもいいんだよきみがおもたこと感じたことおなんでも話すように書きなさいといたけどもう書くことがないから今日はこれでおわる。

けえぐ チャーリィ・ゴートン
385374:02/10/05 13:55
既読の本の冒頭数ページをさっと流し読みしたところ、人物(自分も含む)の
行動部分において現在形と過去形の混在したものがなかったのでお聞きしたん
ですが……。
今までは文章に齟齬がなければいいやといった感じで両方を混ぜていたんです。
でも、なんだか急に不安になってきてしまって……。結果的に読書経験の乏し
さと自らのアホっぷりをさらけ出してしまったわけなんですけどね。

最後にスレを汚してしまいすいませんでした。
386374:02/10/05 13:57
>>383
へこんでおります(w
387名無し物書き@推敲中?:02/10/05 15:13
>>385
述語が最後にくる日本語の欠点だね。
変化をつけるために、いろいろと工夫をしなくてはならないから。

そもそも、時制の概念が欧米語とは異なるしね。
388名無し物書き@推敲中?:02/10/05 17:15
>>385
めげずにがんばれ(o^ー’)b
389名無し物書き@推敲中?:02/10/05 21:40
私の友達の作品です。ぜひ評価してください!短いです・・・

テレフォンショッピング

「今日紹介するのはこの腕時計です」
「うわあ、豪華そうな金色!」
「ええ、実はこれ、純金で出来ているんです」
「純金ですか。確かにこの上品な輝きはメッキでは出ませんよね」
「それだけじゃありません。文字盤にはダイヤモンドがちりばめてあるんです」
「素晴らしいですね。素敵なマダムにピッタリ」
「しかも、お買いあげの方には文字盤にお名前をお入れするサービス付き」
「まさに世界にたった一つしかない腕時計になるわけですね」
「さらに、今お買い上げ頂くと、なんと同じ物がもう一つ……」

390374:02/10/05 21:48
>>387
そうなんですよね。
体言止めは多用するとウザくなるし、やっぱり両方使わないと息が続かない。

>>388
ありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
がんばります!!

>>380
過去に何回か載せてますよ、このスレに。しょぼいヤツですけど。
>>389
レア感を強調しておくともっとおもしろくなると思う。
限定100個とか、シリアルナンバー入りとか、人間国宝のサイン入りとか。
>>389
ショートショートでつか。
キレイにまとまってるけど、ちょっとキレがないかな。
ショートショートの批評の仕方はよくわからないんで、これ以上はなんとも
言えません。あしからず。
393381:02/10/05 23:08
頼んます。誰か読んでやってくだせぇ。
>>381
>381
長いよ……気長に待て。
ちゅうか、またりにおいてくれば?
396cam:02/10/05 23:31
>381さん
今読み終わりました。190枚w
これはどこかの公募に出したんでしょうか?200枚程度の。
というのも、中盤なんとなく枚数稼いでいる感があったので。実際100枚程度に収まりそうでは。

あと気になった点は……
もう一度目を通してみます。
397381:02/10/05 23:40
>>396 ありがとうございます。最初と最後が書きたかったので
中盤のぬるさはご指摘の通りと思います。ただ、娘への
愛情といったものを描写しないと物語が成立しないと思ったので。
他にも気になった所がありましたら、ガンガンお願いします。

>>395 マルシェに置いてまたりにも置くのは失礼かと思いまして。
チラッとしか見てないけど、病院の情景があんまり浮かばないね。名詞で処理してるから読みづらい。
と思ったら、救美が死んでから描写が増えて読みやすくなる。
399cam:02/10/06 00:03
>381さん
似かよった表現が少なくないのは気になります。
「おやすみ」とお互い言って寝る、ゆっくりと眠りに落ちる、「バイバイ」と救美が手を振るなどは、当たり前すぎる上に重複してますよね?作者が早く次章に進もうとするあまり、簡単に原稿用紙を埋めちゃったかな、と取られるかもしれません。
登場人物の職業なども、定番といえばそうかもしれませんね。主人公が小説家であるのはアリとしても、出産が一段落して復帰する妻の職種が大学講師、鼻息の荒い義父は元漁師、身長の高い高校生はバスケット部員では、登場人物の色が出ない気がします。
あと、主人公はなぜ娘を殺したんでしょう?溺愛する娘が女になっただけではきっかけとしては弱いかも。
娘を題材にした小説が売れるが、続編を書くたび娘は小説中の「娘」から遠くなり、続編も売れなくなる。んで、小説家の血が娘を殺すように誘う。そういう関連がなければ主人公が小説家である理由が希薄になるのでは。
それと、劇中劇のようにこの小説内に『娘よ』を登場させてみては如何でしょうか。

文章力はあると僕は思うんで、もう少し短く構成しなおした作品を読んでみたいと感じました。
400381:02/10/06 00:19
>>399
『似たような表現が多い』まったくその通りと思います。
引き出しの狭さを痛感しております。殺人の理由については
あまりはっきりさせたくなかったというか・・・。すみません。
ただの言い訳ですね。小説家なのは、主夫でありつつ、辛うじて
社会との接点を持っているという状況を与えるには適しているかなと。
まあ、どんな意図があろうと伝わらなければ意味がないですね。
次作は、あまり焦って話を進めないことを肝に銘じて書きたいと思います。
こんな長いものを読んで頂いてありがとうございました。
401cam:02/10/06 00:31
>381
次回作も読んでみたいです。
402名無し物書き@推敲中?:02/10/06 00:33
>>389
感想ですけど、話としても面白さという面で少し。
この文章だと、
「世界に一つしかない腕時計を売っている」
と、
「その腕時計がもう一つ売っている」
という現実がギャップとなって笑いを誘うのだけど、どちらも
強調されていないって感じがある。
その意味で、
>>「まさに世界にたった一つしかない腕時計になるわけですね」
は、売っている当人に言わせなくちゃいけない。
それも、なるべく目立つ形にしてね。
ちょっと、どこが文章として目立たせる焦点かが、まだわかって
ない文章だなあ。
403381:02/10/06 00:46
>>402
 娘に固執する醜さとかいうものを書きたかったのです。
『ライ麦畑』へのアンチテーゼを目指してました。こちらは親娘ですが。
「もう一つの腕時計」についてですが、生まれてきたのが
娘かどうかはわからないわけで。文体は、淡々とした語りという
つもりだったのですが、単にメリハリのないものになってしまいましたか。
ところでこの構成ってやはり読みづらいですか?
筆力の問題なのでしょうが。
何はともあれ読んで頂き本当に有難うございます。
皆様の意見を糧にまともなものを書けるよう努力するつもりです。
404  :02/10/06 03:48
       へ            へ
      ( レ⌒)        ( レ⌒)     |\   /}     く~~~7
   |\_/  /へ_   |\_/  /へ_   \\_//      ~|/,,_
   \_./| |/   \  \_./| |/   \    > /     /~___、 \
     /  /| |~ヽ ヽ  /  /| |~ヽ ヽ  / ∠__  | /   !   |
    / /| |ノ ノ | | / /| |ノ ノ | | (~_  ~   ~) \|     i  |
    | |  |   /  / / | |  |   /  / /    ~ ̄ ̄フ /       |  !
    \\ノ  く  / /  \\ノ  く  / /      /~/        ノ /    
     \_∧」 / /    \_∧」 / /     (  <         / /
         _/ /         _/ /      \ \      ノ /
       ∠-''~          ∠-''~           ~`-ニ>  ノ/  



405名無し物書き@推敲中?:02/10/06 03:52
>>404

人がいたと思ったら、これかよ!
407加藤健祐:02/10/06 12:39
http://www3.omn.ne.jp/~ken3a7up/EA.html
ご評価宜しくお願いします
408名無し物書き@推敲中?:02/10/06 12:41
>>406
お前それ面白くないから止めろ
4091:02/10/06 21:52
こんばんわ。久しぶりなのではじめましてと言うべきかもしれません。
知らない間に(3)が立っていたんですね。

>407
読ませていただきました。
主人公と友人の会話から成り立っているあらすじです。中盤、少し異常な(?)友人の父が現れ、
友人が父親について弁解しますが、主人公は立ち直りが早く気にしない。
この時点で友人の父親の頭が少しおかしいことは、主人公には十分予想できることです。
しかし最後に主人公は、友人から「父親は頭がおかしい」とほのめかされて対応に困る、というオチ
です。「砂嵐を映すテレビ」と「頭がおかしい友人の父」をひっかけたようですが、オチとして少し弱い。
とりあえず星新一や筒井康隆のショートショート集を読み、パンチの効いたオチを学ばれるようにオスス
メします。
話のオチがしっかりすれば、ダークな雰囲気に充分つりあってくると思います。
410名無し物書き@推敲中?:02/10/06 23:24
良すれあげ
>>1の批評どーよ?
長編小説の批評はOKですか?
413加藤健祐:02/10/07 16:41
>>409
1さん、貴重なご意見有難うございます
とても参考になりました
早速ショートショート集を読んでみます
414名無し物書き@推敲中?:02/10/07 23:25
>>381 さん

オンラインでは最初のところでつまらなくなって読みきれないことが多いので
すが、>>381さんのものは文章がうまいからか引き込まれて一気に読めました。

どなたかがおっしゃっているように、病院での描写がちょっと物足りない感じ
ですが、救美が死んだ後はまるで登場人物が目の前で実演してくれているよう
に状況がリアルに表現されています。ちょっとしたしぐさで人物の感情を表現
するのがお上手なのですね。
ただ、救美が死んだことがわかっているのに、救美の幼少の頃の逸話を丁寧に
読むことができず、飛ばし読みをしてしまいました。ませんでした。幼少の頃
の部分は主人公が救美にのめりこんでいく様子が描かれているだけなので、文学と
してならわかりますが、殺人が起きてこの物語がエンターテインメントである
と認識してからではそういった状況描写が延々と続くのは読者にとっては退屈なのですね。

さらに、私の場合致命的だったのが、170ページあたりで結末が予想できてしまったことです。
上記の幼少の逸話に関係があるのですが、普通、殺人の犯人を読者は探そうと
しますよね。当初犯人と思われた者が主人公の容疑者リストから外れた時点で、
読者は知らず知らずのうちに別の犯人を捜します。何か伏線がないかと。
そして、繰り返し出てくる被害者の幼少期の記述。なぜ作者は殺されてしまった
後にこうして殺される前の被害者を細かく描こうとするのか。それは犯人が
その幼少期の記述に大きくかかわっているからでは?と考えます。幼少期の
部分は親娘の関係が細かく記されている…
結末が読めてしまっては、ラストが生きません。
オチがわからないような工夫があれば、すばらしい小説なのにと思います。

最後になりましたが、読ませていただいてどうもありがとう!
415381:02/10/07 23:56
>>414 読んでくれて本当に有難うございます。
えっと、自分としてはエンタメ的味付けの純文のつもりで
書きました。結果的にどっちつかずになってしまったよう
ですが。犯人探しという点では同級生の男以外容疑者
いないので(170ページっていうのはこういうことですよね?)、
バレルのはまあ仕方ないと思ってます。上のレスでも書きましたが
一番書きたかったのは主人公の醜さなので。まあ伝わってない以上
わたしの落ち度なのですが。ところで構成や終わり方についてはどう
思いますか?ご意見頂ければ幸いです。繰り返しになりますが、
読んで頂いて本当に有難う。人に読んでもらえるのってこんなに
嬉しいことだとは知りませんでした。
416院丸:02/10/08 03:22
友人が「2ちゃんに載せてくれ。色んな人の感想が聞きたい」と言ってたので載せます。
タイトルは「すたれびとさん」です。

夏が死に行き秋が息を吹き返しても街は時間を忘れない。夏が死んだ朝、時間に逆らえず動きつずける街がある。
高層ビルの谷間にひっそり人生を知り尽くしたかのように、ふてぶてしい顔をしメンソールの煙草をくわえ夏が死ぬのを待ちくたびれたおっさんがいっ匹。
時代の先端ファッション、コムサデモードのスーツを身にまとい街を泳ぐ。
417院丸:02/10/08 03:24
出会いとは、偶然なのだろうか。幸治は人生に疲れを感じていた。
全てのことが偶然なら、偶然に身を任せ何の努力もせずただ時間の流れにみをまかせれば良いのだろうかと困惑する。
二学期も始まり、高校生活最後の夏を受験勉強もせず、偶然に身を任せ、
時計の針をくる日もくる日もみつずけた夏の日々に憂鬱を感じ新宿駅を後にした。
全ては自分が悪いのにも関わらず認めたくはない。今日は遅刻だーとも思わず、四限目が終わり昼休みに登校するのが幸治の日課である。
教室のドアを開けると皆が事務的に弁当を口に運んでいる。幸治には彼らが受験勉強するウンコ製造機にしか見えない。
ロボット達を後目に幸治の隣の席のものが飯も食わず、腕時計をいじっている。幸治はそれを凝視した。
時刻を調整しているのかと思えば、時計の針はひたすら反時計回りをえがいている。驚きを隠せない幸治は彼に問い掛けた。
418院丸:02/10/08 03:26
「君、さっきから何やってるの」
「弁当忘れてやることないから、時計を眺めてて・・・時間、夏休み前に戻らないかなーっと思って」
幸治は少し微笑み、彼の古ぼけた時計を見つめた。
「その時計が壊れたらきっと時間は眠るよ」
「君の心、オシャレだね」
何だか幸治の心は妙にハイな気分だ。
「俺の心は神様に強姦されたから」
「神様・・・死ぬ前に一度会ってみたいよ」
「授業サボって、今から神様でもラチるか」
419院丸:02/10/08 03:29
二人は目を合わせ、軽く微笑んだ。もう言葉なんかいらない。必要なのは退屈からの脱出だと幸治は思い学校を後にした。
国語、数学、理科、社会、英語、君たち五人のことは、幸治の体からは、風化したのかもしれない。
風が石を削り取るように自然体に、みんなに「さようなら」も言わず・・・
なまぬるい風が幸治のほうを打つ。学校という狭い社会、鳥かごの中で五人の退屈の使者と向かい合う社会。
その日は、月が真っ黒に塗りつぶされ、街に存在感を与えるものは人を狂わすコバルトブルーのネオンライトと目を背けたくなるような錯乱する光達。
虫さえ死ねないこの街の主は捨てられた死神かもしれない。
幸治は友人と共に街を練り歩く。
見つかるはずのない神を追い求めてどす黒い空の下を練り歩く。
答えの無い道を、答えを追い求めて・・・。
冷たいビルの谷間から時折、光に映し出される死神は幸治に突き刺さるほどの視線を投げつける。
下衆くさい過去を買占め動乱の世界を笑顔で語る街の主に睨まれたが最期。
煙草の煙が風に色を付けたかと思えば、風は色を消し幸治のもとにやって来る。
色無しの風が幸治を包んだ瞬間、死神は幸治の瞳に舞い降りた。
表情が無い死神に見つめられた幸治は心が凍りついた気分に陥った。視線が絡みつく。
もう逃げれない。逃げたくもない。
420院丸:02/10/08 03:31
コムサデモードのスーツを着たどこにでもいるような外見、人間であるのはみれば分かるのだが、生きているのは感じ取れない。
幸治の視界には生を映し出す光が差し込まず、見えるのは死神の瞳に映し出された答えが見つからない自分だけ。
「自分が見えますか?」
いきなりの質問に呆気にとらわられ幸治はたじろいだ。
と、同時に自分の全てを見透かされている自分がいる。幸治を恐る恐る声を発した。
「よく分かりません。僕を教えて下さい」
あまりにも弱弱しく、あまりにも力が無い声は、街の騒音にもみ消されて死神の耳には届かないかもしれない。
しかし、死神の瞳に映る幸治の虚像は、とてもすたれて言葉なくとも、それだけで充分であった。
死神は幸治に問い掛けた。
「道に答えが落ちていたら、あなたは拾いますか?」
「確実に拾います」
「私を拾って行きなさい」
街はいつもと変わらないように時計の針を刻んでいる。
ビルの窓からは光が絶え間なく出続け目を開けたまま寝ているようだ。
全ての世界は何も無かったように動き続けている。
二人の出逢いを除いては・・・。

421院丸:02/10/08 03:34
その日は、空が怖いぐらい青く白い波をうつ。
気の抜けた青い空は幸治の心境を映しているのかもしれない。
海の深さの限界は空には理解されず、空は底なしだ。
「面倒はあなたが見るのよ。お母さん知らないからね」
おじさんを飼う承諾は既に出ている。
一見、見た目は人間と変わらないおじさんを飼うのは、いと容易であった。
しかし、幸治が少し気がかりなのは、おじさんの生活態度だ。
 荒れている。ただの荒れではない。海を憎む台風が大海原を駆け巡り海水は台風を恐れ、津波という形をとり海から逃げ出そうとしている。
そんな大海原に幸治の家が一軒。その日も台風の目は帰ってきた。
 今日の入り口は玄関のドアではないようだ。
風呂場の窓が派手に割れる音がする。今日の台風は風呂場の窓が好きらしい。と、同時に幸治の母の悲鳴が聞こえる。
その悲鳴はやがて怒声に変わり罵声に変わりつつある事を感じ取った幸治は風呂場に駆けつけた。
「なにガラス窓割ってんのよ」
浴室には見知らぬ年老いたおばさん、と、思いきや、恥ずかしがり屋に恥を売り捨てた全裸姿の幸治の母と浴槽の中には大きな石が・・・。
「私の意志で石を持ち意志を投げた」
422院丸:02/10/08 03:37
派手に割られた窓ガラスの向こうには、今日の主役、台風の目が満面の笑みを幸治の瞳に映し出す。
そして、意志を幸治に投げかける。
「今日は、幸治の母親の裸姿を見たかったので、窓を覗きました。
そしたら、窓にモザイクがかかっていたのでガラスを石で割りました」
意志をグローブも着けていない手のひらで受け取った幸治は呆気に囚われ言葉を失った。
ワンッと鳴き方を忘れた犬のように・・・。
犬は鳴かずに台風の目を犬小屋に連れ去った。
犬であることを忘れ正気に戻った幸治は台風の目に問いただした。
「何やってんだよ」
言いたいことがいっぱいある幸治にとって何から話せばよいか分からず、その一言で精一杯。
そんな挙動不審な幸治を後目に台風の目は堂々と呟く。
「今日、お金が欲しかったので銀行に行き銀行強盗しようと思ったのですが警察に捕まるのが嫌なので、
あなたの家と土地を担保に7000千万円いただきました。そのあと、保険会社に行き、
あなたと、あなたの両親にそれぞれ一億五千万の生命保険をかけました。
あした、自殺してください、じゃないと毎月、私が多額のお金を保険会社に払わなくてはいけないので、お願いします」
423院丸:02/10/08 03:39
幸治が道端で拾ってきた答は答える間も無く幸治に死ねと言う。行き先は墓だった。
死神の凍りつく目は口より先に幸治の身を硬くし拒むことを許さない。
死に直面した幸治は淡々としている。
目の前の人間を見て生気を感じ取れない幸治はただそれだけのものしか感じ取ることができない。
「死じゃないと駄目ですか。人間辞めたいです。
あなたみたいに辞めてみたいです。時には名前を捨ててみたりなんかして」
死神の凍りついた目は一瞬、幸治の答えを瞳に映すことを許し、またどす黒い、無の空間に様変わる。
「私、あなたのこと愛しちゃいました。
しかし、お金は欲しい。あなたの母親は美人だ、あなたの父親に自殺してもらいましょう」
424院丸:02/10/08 03:42
幸治の父が首を吊った朝、辺りの烏が狂わんばかりに鳴き、それに負けじと幸治の母が発狂している。
葬式には溢れんばかりの人に混じり一匹の死神が拳に力を入れその拳は未来の現金をてにしているようにも見える。
死神は葬式という言葉をとても嫌いだ。
「卒業式だよ」
と、幸治にもらす。幸治は死んだ父の顔を見た。
白く冷たくなった父は何も呟かず、生前、
無口だった父がよりいっそう無口になったように見え父と過ごした空気が当たり前に在る様な記憶が透き通って見えそうな日々を回想した。
記憶の走馬灯は曖昧でありながらも逆回転する時計の針のようにこうを描きその時計の針が十二を射した時、時間は眠りこけ、記憶は今日に戻ってくる。
今日、帰宅することを幸治に告げなかった涙は家の前で入ろうか入るまいか困惑し幸治の瞳を赤くする。
「ただいまー」昨日の父が帰宅し家のドアを開けた最期の記憶が家の前でたじろぐ涙に拍車をかけ涙はドアを開けた。
瞳から生まれた滝は死ぬことも知らず死のうともしない。
「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
悲しみは日本語では表すことはできない。悲しみを表現できる言語をもつのは地獄だけかもしれない。
幸治は心の中で叫び続ける「神様、助けて」神は幸治にこう告げる「神様なんていませんよ」
涙を無くした死神は幸治に躊躇無く言う。
「泣く事を忘れた人間は生きてはいけない。
君はまだ辞める事は不可能だ、無くしてみて初めて愛したもの、それをまた得ようとする時、人は涙を流す。
あなたは紛れも無い人間だ。人間すぎる人間だ」
425院丸:02/10/08 03:44
幸治は答えを拾った。
幸治の体では持つ事のできないような重くて硬くて大きな答えを手のひらいっぱいに、
手のひらでは足りず足の平まで使ってむしゃぶるように掻き集めた。
「もう何もいらないよ、悲しむことも、悲しむことを知らなくなるのなら、もう涙さえいらない」
幸治は震えた声で父に喋りかける。
会話とは相手が返答しないと独り言。
悲しみに打ちのめされた時、幸治は返答を期待して独り言を話しかける。
「御飯はもっとゆっくり食べなさい」父の口癖を求めて。
426院丸:02/10/08 03:47
翌朝、いつも鳴るはずの目覚まし時計は幸治をきずかってか音を鳴らすのを辞め太陽からの心地よく温かな光が幸治の瞼を刺激する。
瞼は自然に開き夢を見ていた目は目の前の現実を見ざるをえない状況に直面する。
幸治は窓ガラス越しに外の透き通った空気を見つめる。
一台の見知らぬ車が幸治の家の前に止まる。
「ごめんください、世田谷区保険衛生所のものです」
幸治は思った。とうとうこの日がきたことを。
「あなたが面倒全てみると言ったから飼うことを許可したのに」
母の言いぶんは正しい。おじさんの面倒をすっぽかした幸治は、
ガムテープでぐるぐる巻きにされ抵抗し続けるおじさんを唖然と見続けるしかなかった。
一週間以内に新たな買主が現れない場合、おじさんは毒入りの注射をうたれ、夢もみることもできない永遠の眠りを強制される。
一葉の置手紙が・・・
「あなたが私を愛しない限り、答えは全て水の泡。愛したのに救われない、悲しみたいが悲しみ方も忘れて・・・涙はいずこへ」

427院丸:02/10/08 03:48
次の日の晩、空虚とはかけ離れた新宿の街に一部空虚な危険地帯が・・・
母親に捨てられ野良人と成った幸治がぽつり。
危険地帯に足を踏み入れた会社員がぽつりと幸治に呟く。
「あなたを拾って帰ります」
時計が生まれてから時計は針をどれだけ刻んだだろうか。
眠ることを忘れた時計は今日も何もなかったかのように時間を刻み続ける。
時間は眠らないから・・・。

428院丸:02/10/08 03:50
・・・以上です。
ご批評、ご感想御待ちしております。
長文失礼しました。
429名無し物書き@推敲中?:02/10/08 03:59
揚げ
430  :02/10/08 04:21
院丸さん
なんちゅうか、装飾表現が過多なわりに内容がつまらんので
途中で読むのが耐え難い苦痛になってくる。
ごめんなもう一度読み直してもうちょい具体的に指摘するわ。
431無し物書き@推敲中? :02/10/08 04:29
時代の先端ファッション、コムサデモードのスーツを身にまとい街を泳ぐ。

この時点で読む気が失せた。

>>431
禿堂     き み じ ま だったら笑えたが。
433腐れSS書き:02/10/08 04:38
印象としては読みにくいのが一番気になりました。

>>430と似た意見ですけど、装飾表現がうるさく感じます。
434  :02/10/08 05:10
表現したいことを新感覚派ではなくて小学生の作文のように表現して、
もう一度投稿してみて。
 特に父の死に関するところなんか皮相的なだけで、こいつ何キザぶ
っとるんじゃ、というふうにしか思えない。あああああという表現とか
前後の文章も、多分あなたがイメージした「言葉にならないほどの悲しみ」
というのを全く捉えていない。とにかく、筋書きや構成から検討してい
こうよ。まずは素直な表現に気をつけて、もう一度書き直してみて。
435名無し:02/10/08 16:19
 第一の目的を果たし終えたくるみは、意気揚々と家に戻った。帰り道、
道行く人はみな振り返り、彼女を羨望のまなざしで見つめる。
なんとなく、誇らしいような気分で背をまっすぐに伸ばしながら
歩いた。
これからは自分も一人前だと思うと心がうきうきとしてくる。
これで、「あのこと」を成し遂げられる日が来たのだ。
「なあ、タクヤ。ちっさい頃から思ってたんだけど、☆☆って
どんな所なんだ?」(ヒロインは俺女です。)
くるみは、家の前周辺まで来たとき、はしゃぐ気持ちを抑えきれず
、タクヤの切れ長の瞳を見つめていった。
☆☆はくるみのかねてからの憧れだった。この銀河中の「美」
の象徴だ。人も建物も食べ物も皆美しいのだと聞く。
特に××の人々にとって、皆の憧れの的だった。
「・・・」
タクヤは表情もなくじっと押し黙ってる。
「また、だんまりかよ。ちえっ。俺は主なんだから、
それぐらい教えてくれたっていいのにさ」
くるみはなんとなく面白くなく頬を膨らませる。
××の人間は☆☆に行くことはできない。
それは、くるみが生まれる前からずっと決まっていたことだ。
なぜなのかはわからない。考えてはいけないと、幼い頃から祖母に
教えられてきた。だから、☆☆から来る少年と出会ったら、どんなことを
聞こうかと楽しみにしていた。それが、こんな無口じゃ面白くない。
くるみははあっとため息を吐くのだった。
恨みがましく、タクヤのほうをちらっと見ると、睨んでいるのか、
そうでないのか良くわからない瞳でまっすぐに見つめ返してきた。
「わかったよ。言いたくないんだったら良いよ」
くるみは、不満げな顔つきのまま、玄関のドアを乱暴に開けた。

436名無し:02/10/08 16:23
435はリレー小説で書いているやつです。
多少、子供向けに書いてますが気にしないで。
人名、地名は変えさせてもらいました。あしからず。
これまでの話
地球とそれほど文明の変わらない星××に住む十三歳少女
くるみは、ある目的のために高い文明を持つ星☆☆から美少年を召還する。
その目的とは?
437腐れSS書き:02/10/08 17:21
>>436
××や☆☆の名前をダミーでもいいから入れて欲しかった。
始めの所で「意気揚々と家に戻った」と入れた後で帰りの道中を入れるのは興ざめかと思います。
438院丸:02/10/08 23:03
友人からの伝言です。
「2ちゃんのみなさんへ、批判の意見ありがとうございます」
奴は、文体を変えるつもりはなさそうです。
439名無し物書き@推敲中?:02/10/08 23:19
>>438
あ、そ。でも、たぶん、それじゃ、駄目だろうね。バイバイ!
440名無し物書き@推敲中?:02/10/08 23:55
>>416
>夏が死に行き秋が息を吹き返しても街は時間を忘れない。夏が死んだ朝、時間に逆らえず動きつずける街がある。

この時点で俺の脳が読むことを拒絶した。
441佐藤:02/10/09 00:10
良いか悪いかは分からない。

たださ、院丸の文章が主流派になっているかも知れない近未来(2080年ぐらい?)、
そんな時代が来た時?

俺たちはこの再現不可能な文章の前に屈している、その事だけは確かな気がする。
442名無し物書き@推敲中?:02/10/09 00:23
しかし、ひでえ文章だな・・・
443佐藤弐号機:02/10/09 00:30
読み難い。
メタファーに頼りすぎ。
句読点を打つ。
ボードリヤール・横光の真似で書いても素人受けは良くない。
444佐藤:02/10/09 00:33
だれだ。お前は???
445名無し物書き@推敲中?:02/10/09 00:40
>>416-428
なんかこういうの読んでると感覚が毒されてきて、
自分の文章にも悪い影響を与えそうになるよ・・・
五年程前から、眺めの良い場所が私の指定席になった。
今日も暖房の効きすぎるオフィスの端で、積み重なるファイル
を前に外の景色に自分が若かった頃の自分を映し出す。

後輩、そして雑用しか出来ないOLの笑い声で現実に戻される。
『邪魔者は俺なのか?』
ドアが開いた。その瞬間、顔の皮膚全体が薄く伸ばされるような
寒い季節特有の空気が流れ込み、身震いをした。

―妻が起きると、布団は妻が寝ていた形を保っている。そして、
その隙間から入ってくる空気が、湿ったパジャマを冷やす。
腕を伸ばして、毎日決まった時間に鳴るように設定してある
目覚まし時計を手にとり解除した。

布団を自分の体と、一体化させるように巻きつけ
眠りについた。
447名無し物書き@推敲中?:02/10/09 01:01
センスのない修辞なら、いっそないほうが百倍マシ。
>>416-428
読書不足。

>動きつずけた
449名無し物書き@推敲中?:02/10/09 05:48
>>416-428
なんか地の文と会話文がアンバランスでワラタ。
ネタだよね、これ。
>>418
ここ最高だ
>>450
腹がよじれたよ(w
452名無し物書き@推敲中?:02/10/09 06:45
>>416-428
夏が死んだ朝、時間に逆らえず「動きつずける」街がある。
時計の針をくる日もくる日も「みつずけた」夏の日々に憂鬱を感じ新宿駅を後にした。
もう「逃げれない(←ら抜きは現在でも印象悪い?)」。逃げたくもない。
いきなりの質問に呆気に「とらわられ」幸治はたじろいだ。
意志をグローブも着けていない手のひらで受け取った幸治は「呆気に囚われ(←わざと?)」言葉を失った。
記憶の走馬灯は曖昧でありながらも逆回転する時計の針のように「こうを描き」
翌朝、いつも鳴るはずの目覚まし時計は幸治を「きずかってか」音を鳴らすのを辞め
「あなたが私を「愛しない(←これはいいのか?)」限り、答えは全て水の泡。愛したのに救われない、

以上、あらさがし終わり。
453佐藤:02/10/09 07:14
院丸の文章を読んでかんじた事。

装飾を積み重ねるだけ重ね、体言止めで〆る手法が多用されてすぎている。
せこいと言えばせこい。
佐藤の文章を読んでかんじた事。

ぎゃはを積み重ねるだけ重ね、駄文止めで〆る手法が多用されてすぎている。
せこいと言えばせこい。
455名無し物書き@推敲中?:02/10/09 07:19
院丸タンのやつ、けっきょくなにが言いたいのか
さっぱりわからない。
荒らしに過剰反応してるなあ、と感じる今日この頃。
うさぎを忘るるなかれ。あんときゃ酷かった。
457佐藤:02/10/09 08:12
おい、出来たぞーーーーーーーーーーーー。
初めてだから笑うなーーーーーーーーーーーー。
分かった?
458佐藤:02/10/09 08:13
 園の中で咲き乱れる幾重もの白薔薇は丁重極まる程、徹底し管理され、蜂が浸入す
る事も経験的に皆無であった性か、沙耶の姿を其の中で目撃する事も然して珍しい
事では無かった。
 花弁の影が投影されるハーブティを啜りながら、書庫から持ち出した年代物のバイロン詩
集に意識を注ぐ幼き少女は、年齢や性のまどろみをも乗り越えてあらゆるものを既に
心得ているかのような貴婦人の品格さえ漂わせている。
 軽く書物持つ指先の、楚々の無い所作にしても、椅子に腰を掛ける向けられる眼差しにしても、
テラスに差し込み彼女の鼻に掛かる陰影において尚、発展途上にありながら、ある種の崇高さが
具有していることを案に感じさせた。
 其れは彼女が兼河家にて育てられた者の宿命とも言うべき特有の匂いのように思えた。或い
は、徹底し計算し尽くされた感さえも滲み出ている彼女の存在、見る者に淫猥な感さえ与
え兼ねない其の浅薄故のしたたかさに、兼河家を重ね合わせているのかも知れぬ。
459佐藤:02/10/09 08:50
つーか誰だだーーあ。俺の名をかたるタコ助野郎は。

 一、

 つーか何かぶっちゃけ、マックの店員がこっちむいて笑ってるし。てめえ俺の事見て笑ってんの?。
はぁ、拉致ってまわすぞって思った。俺は最強、砂糖3杯。たまねぎ食べれる?
 何気にピクルスのケチャップついた俺の顔みて合図おくるつーか、てめえ、工作員?
わかんねえし、何で笑ってんの? 俺彼女と居んしナンパできねえの。
 本気うぜーーー。 
 おな中の鈴木じゃなくね、あいつ。俺の脳みそはフル回転、明日のジョーは3回転
「どうしたの」
「つーか、あいつおな中で一こしたの奴っぽい、ぎゃははははっははははhっはは。」
「マジ本気、マジ本気、マジ本気」
 なんで1個65円のバーガなんて売ってんの。いつからそんな安い女になったの。
 俺の彼女乙葉に似ている。顔みると餅が食いたくなる。

 ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
460佐藤:02/10/09 09:11
つーか、ぶっちゃけ俺って晒されてんのつーか、それで終わりかタコ助野郎、
俺も時間ねーーーーーーーーの。

書いたら放置?、てめえらの性根の悪さ見えるつーか、なんじゃそりゃ。
458,459の文、コメント求む。

俺素人。初めて書いた人。てめえら、プロになれないアマちゃん。
つーか、夜来るし、、、、、、、、、、、、、、、、、

ぎゃはははははははっははははははっははははははっはははっは。
4612チャンネルで超有名:02/10/09 09:46
http://mona.2ch.net/546/qwertyuiop.html

http://jumper.jp/yyyu/ 携帯用

ヌキヌキ部屋に直行
  コギャルとヌキヌキ
  全国地域別出会い
462名無し物書き@推敲中?:02/10/09 13:09
>>459 トリップ使えば。
463佐藤:02/10/09 13:16
458、489も俺佐藤、今の所偽者でてないからいーーーのって言うか
使い方わかんねーーーーーーーーーし。
464サトー ◆boczq1J3PY :02/10/09 14:46
>>463 名前の後ろ「#○○○○○」○・・・任意の文字をつけるだけです。
465サトー ◆boczq1J3PY :02/10/09 14:49
失礼。書き方悪かった。
名前の後ろに「#○○○」と書くだけ。
○○○は何でもいい。要は本人にしか分からないものなら何でもいい。
「いわし」でも「うんち」でも「1192鎌倉」でも「pussy!!」でも何でもいい。
466佐藤「 ◆Gqdo1OdIFc :02/10/09 14:50
ありがとう。
出来たかな?
467サトー ◆boczq1J3PY :02/10/09 14:51
あ、そうそう、「#」は半角だから。

○#
×#
468佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/09 14:53
今度こそ!!!!
469名無し物書き@推敲中?:02/10/09 14:57



http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi?bbs=TheSun&key=1020733230
イタイ厨房ダークセルジュ ◆DUDarkSzlUが見れます(笑)

470メディア批評家:02/10/09 16:07
(ネタじゃない。この批評文を批評してくれると有り難い)

 先週の金曜日にリニューアルスタートしたコイブミ2を見た。なんというか、
前シリーズの方が良かった。つくりは前シリーズと全く同じ。女の子が顔の知らない
二人の男とメールのやりとりして、一週間後に、どちらかを選ぶというもの。
 前シリーズではキタキマユとKの、妙なコンビ性が楽しかったのに、2では変な
女二人組。しかも先生と生徒。しかもどっちも演技下手。
「うーん、まだまだメールの法則を理解できてないわね」
なんだその棒読みは!「メールの法則1、女の子の「ちょっと」はちょっとではない」
……それはよっく分かったが……あんた本当にメールカウンセラーなんですかい?
と尋ねたくなっちまった。まあ、今後も期待せずに視聴しようかと。
471>>470:02/10/09 16:24
>>470
俺も見た。
片岡K、あの人凄いよな。
「いとしの未来ちゃん」とか「新しい単位」とか。
で、コイブミ2。なんだよ、来週まで引きずるのかよ!と思った。
470に対して特に批評とかはないけど・・・。
472名無し物書き@推敲中?:02/10/09 16:34
ああ… 恋と、愛と、セックスと、変態と、スカトロと、SMと、
出産と、子育ては、一つだ…。
頭がふっとび、心とカラダだけになる。
東大や、人の目や、打算や、見栄や、プライドなんて、なんの意味も
ないことに気付く。子供がかわいい。抱きたい、抱かれたい、抱き合い
たい。セックスしたい。入れたい、入れてほしい。子を産みたい、産ませたい。愛したい、恋したい。一つにないたい。知りたい、 見たい。
考えたい、思いたい。触れたい、触れられたい、触れあいたい。縛りたい、縛られたい。出したい。生きたい。育てたい。抱きしめたい。
育てられたい、抱かれたい。産みたい、産ませたい、生まれたい。
それが…オレ達の本当の心。
>>467
全角もいけるみたいよ。
474佐藤:02/10/09 22:36
つーか、てめえ書け!!糞餓鬼って言われて、行きがかり上書いたのに。
放置プレイ?
そりゃなくね。マジひでー。

458にあるから誰か感想言って!!!!!!!!。
佐藤=うさぎ
476佐藤:02/10/09 22:45
佐藤=佐藤
うさぎって誰???
477名無し物書き@推敲中?:02/10/09 23:12
>>474
この文章でどんな評価を期待してるのか?
悪いけど、評価するに値せず。
478佐藤:02/10/09 23:23
なんだ、三島ぱっくて40分かけて書いたのに。
まあいいや、別に。素人だし、作家になる気のねえただのギャラリーだし。
479名無し物書き@推敲中?:02/10/09 23:25
うさぴょん、悲しいからやめて。
見てて痛々しい。
480名無し物書き@推敲中?:02/10/10 00:51
>>470
基本的に説明不足。
小説だったら、表現上のものだと考えてもらえるかもしれないが、
批評では無理が目立つ。
読んでいる方はそんな番組知らない人間が多いのだから、それを前提
にして文章書かないと、説得力が出てこない。
くだけた文章にしているようだけど、一回ケレンのない文章で書いて
みて読んでもらったらどうか。というか、そういう文章が書けないで
批評文を書いても、底が浅いと思われるだけだろう。
481名無し物書き@推敲中?:02/10/10 00:55
>>478
無駄に装飾過剰で中身がないって感じだな。誤字も多いし、
評価に値しないってのが、実際だろ。
482佐藤:02/10/10 01:14
つーか家にある本って、デリダとかフーコーとかの翻訳だし、基本的に
和訳が変でやたらに長い文章だから、そんな感じになるんだねーーー。

エンタメ系なんて一冊も読んだ事ないつーか、19年で読んだ小説って平野敬一郎全冊&
三島何冊かだからしょうがないと言えば、しょうがない。

まあ、三島や平野が俺の中の小説!!!!!!
過剰な表現大好き、簡素なの大嫌い主義。中身なんかねえし、所詮は言葉遊びの範疇、適当に頭で考えただけ。
483名無し物書き@推敲中?:02/10/10 01:19
>>482
言葉の遊びにしても、美しさに欠ける文章だぞ。
装飾過剰というか、装飾に統一性がないっていうかな。
それに、せめてワープロの誤変換くらい気をつかえよ。

>経験的に皆無であった性か
           ~~
これなんだ?
わずか数行なんだからよ。もう少し考えろよな。
484佐藤:02/10/10 01:24
まあ、院丸ぐらい?
偏差値でいえば、
40?
45?
50?
485名無し物書き@推敲中?:02/10/10 01:28
>>484
お前さ、何を基準に偏差値つけろっていうの。
俺そんな統計とってねえぞ。

偏差値云々じゃなくって、ようするに不合格だ。
他人に読ませるべき注意を払ってないからな。
 2chの馬鹿ども、くやしかったら論破してみろとクラ板で
暴れまわってる人です。暇な方は遊びに来て下さい。
朝7時〜夜10時くらいのほとんどの時間にきて絶対レスつける
人です。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1032251146/
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1032251146/

1 名前:名無しの笛の踊り 投稿日:02/10/07 13:49 ID:???
「板違い」の声をよそに、クラシック外の話題を提供して、好評を
得てきた「クラシック任侠道」スレッドも、「四代目襲名」を
もってひとまず終了となった。
今回は装いも新たに、心機一転、新シリーズのスタートである。
今回は「1」がでしゃばることなく、みんなで楽しくいろんな話を
していきたいものだ。以後、よろしく。
*なお、六代目・7代目なるスレは別人が立てたもので、本家とは
 縁もゆかりもないので、ご注意あれ。
今回もまた、クラシックだけにとどまらず、映画や小説や演劇や、
いろんな話を議論していこう。
ときには議論が白熱して、喧嘩みたいになろうとも、それはそれで
よし。
487佐藤:02/10/10 01:33
まあ、お前らも不合格、俺も不合格、仲間じゃーーーーーーん。

ぎゃはははははっははははははははははっはあっははははっははっは。

今日三島を教本にして初めてかいたんだから少しは多めに見ろよーーー。
つーか、今まで書いているやつの中でぶっちゃけどの位の位置、真ん中、下、最下位。

どーーーーーれだ。
488名無し物書き@推敲中?:02/10/10 01:37
>>487
このスレで書いている人間と比べないで、三島の文章と
自分の文章を比べな。
それが出来ないうちは、他人が読むに耐える文章は書けない
だろう。
489佐藤:02/10/10 01:40
つーか三島と比べて勝てるやつなんて本気この板にいるの?
俺素人、今日はじめて書いた人。文章さらしてるんだから質問にも答えてくれーーー。

だから、真ん中か、下か、最下位かそれぐらい教えてくれてもいいんじゃねーの。

ぎゃははははっはははははっははははっはははははっはははは。
490名無し物書き@推敲中?:02/10/10 01:53
>>489
言っても無駄かもしれんけど。
一流の文書と比べて自分の下手さを実感しないうちはだな……
まあ、いいか
491佐藤:02/10/10 02:00
だから、俺作家志望じゃねえの。素人。ただ歩いてた人。
何でじらすんだ!!!!!!!!!!!
492名無し物書き@推敲中?:02/10/10 02:07
>>491
なんかなあ、なんでそんなに順位をつけたい?

はっきり言えば、一定以下の文章は、みんな駄文なんだよ。
だから、いちいち覚えてないよ。全部読んでるわけでもなし。
493佐藤:02/10/10 02:13
まあいいや。消防が書きそうな文もあったしな。まあ、そいつらには
勝ってるんだろうしな。

本気じらされるとマジむかついてくるつーか、だったら492てめえの文章
書いて、俺をギャフンと言わせてみろって感じになるし。

つーか492のお手並み拝見!!!!!!
494佐藤:02/10/10 02:14
俺だってさらしたんだから、逃げんなよ。
挑戦だよ、挑戦。
受けてやりなよ、と言いたいところだけど、スレ替えた方が良くない?
小学生のスレが死んでるから、再利用してみれば? 小学生も混じるかもよ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1027339135/l50
ここ。
496佐藤:02/10/10 02:21
じゃあ、こっちでまってんぞ。本気にげんなよ。
497極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:24
おれのファンタジー概念をぶつけてみました。
多少、見苦しい所もあると思いますが、よろしくお願いします。
自信作です。
*∞〜forevr world〜*

それは電車の中で始まった。
おれは何故か少し前の記憶がない。
何をやっていたか、わからないんだ。
とにかく、おれが気付いたとき、何かが変わっていた。
その違和感は渦巻きのようにおれにまとわりつく。
振り払えないからイラつく。
『ちゃちゃちゃー♪』
突然ポケットの中から電子音がなった。
498極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:25
携帯の着メロだ。
慌ててポケットから携帯を取り出す。
表示を見ると、メールが来ているみたいだ。
「誰からだろう?」
知らないアドレスが表示されている。
つい呟いてしまった。
中身を見てみる。
なんとも言えない文章だった。
女の子っぽい、言葉づかい、文字の打ちかた。
とにかくテンションは高いみたいだ。
「…」
とりあえずおれはほっとくことにした。
誰だかわからないし、内容もわからない。
まあ、要するに返せないってことだ。
意味不明なメールもあるものだよ。きっと間違いだな。
ああ。そうか、教えてやればいい。
間違いだって。
おれは早速メールを打つ。
パソコンは慣れているけど、携帯のメールは慣れないから少し打つのが遅いけど、しかたないよな。
一言『メアド間違っているようだから、確認して送ってくれ』って。
送信を確認して携帯をポケットにしまう。
499極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:25
そういえば、おれはどうして電車に乗っているのだろうか。
大きな荷物は持ってないから、きっとそう遠出じゃないと思うけど。
 まあいいや。きっとそのうちわかるでしょ。
おれは思考を切ると目を閉じた。
別に眠いわけじゃないけど、寝ておかないといけないような気がしたから。

電子的な声でアナウンスが聞こえる。
どうも終点っぽい感じ。
よく聞き取れなかったけど「熱海」って聞こえた。
「降りないと…」
まだ少し閉じているまぶたを無理矢理こじあけて、電車から降りた。
少し殺風景で、寂しい感じのするホームに降りると、おれは何かの違和感を感じた。
そう、何か変。
わからないけど、それだけは感じる。
「あ…そうだ。携帯」
おれがポケットに突っ込んでおいた携帯を手で探す。
500極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:26
「あれ?ないぞ」
つい呟いてしまう。
っていうか、携帯ないぞ。
確かポケットに入れといたはずだけど。
もう一回、手を突っ込んで探してみる。
…あった。手の中に突然現れたように、携帯はポケットの中に入っていた。
そんなことあるわけないのに、そう思ってしまう。
おれがイカレてんのか?
まあ…いっか。
「メールメールっと」
センターに問い合わせしてメールが来てないか確認する。
すぐに大きい音がなって、メールが来てる表示がされた。
「うそん…凄すぎ」
表示は30件。
いくら何でも多すぎる。
とにかく一通一通中身を開いて見る。
内容は…?
どうも、電車の中で来た奴みたいだな。
変な事が書いてあるし。
「わっかんねー!」
おれは気味が悪いのを隠すように、少し大声をあげると携帯をポケットに突っ込んだ。
その時、おれが持っていたはずのバッグがなくなっていることに気付いた。
「やべっ。忘れてきちまった」
501極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:26
おれはすぐに電車の中に入った。
終点だったのが救いだよ。
まだ電車は止っていて、おれが座っていた席には紺色のリュックが無造作に置いてあった。
それにしても気付かないなんておれも結構抜けてるよな。
すぐに電車を降りると、改札に向かった。
何故か切符は財布に入っていた。しかも目的地は、ここ熱海。
やっぱ何かおかしい。
さっきから何かわからないけど、違和感あるし。
気味悪いな。
改札で切符を機械に通す。
駅員はいないみたいだ。
まあ普通のことだけど、その駅員がいないのも違和感だった。
続く
502極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 03:28
批評してください。
ちなみに、俺は小説家です。
503たまん:02/10/10 03:52
極楽ネコゆすらさんへ
小説家? プロですか?
プロでしたら、ここで評価される必要はないんじゃないかと。
素人のわたしのほうが恥をかくことになってしまいます。

まぁ、一応。
気になったのは『ちゃちゃちゃー♪』って言う電子音。
書かなくてもいいんじゃないかと。
あまり軽い雰囲気の小説でもなさそうなのに、
ここで少しだけ興ざめさせたような気がしました。
504たまん:02/10/10 03:57
極悪、を極楽、と書いてしまいました。
意味が逆転。
すまんです。
505名無し物書き@推敲中?:02/10/10 04:07
好みで言えば、文章が軽すぎる。読みやすくはありますが。
違和感、違和感うるさい。ちゅーかくどい。
プロであることは尊敬しますが、文章は今一つだと思いました。
主人公の心理がメインのようですが、電車の中の情景も全くわからない。
違和感の言葉だけが繰り返され、どうして違和感を感じるのか
どんな感覚なのか、良く伝わってこない。
僕なら、

>携帯の着メロだ。

の一文は削ります。ポケットから携帯を取り出したと書けば、
伝わると思うので。
507名無し物書き@推敲中?:02/10/10 04:43
age
508極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:06
暗闇すら打ち砕く人口の光。
 洪水のごとく溢れる、人々。
 そこは、アメリカはシカゴ。
 しかし、この世には裏と表がある。人が集まれば当然のことだ。
ここにも裏がある。犯罪組織ツインだ。
 世界規模の麻薬販売ルートを持っているツインには、警察すら手が出せないでいた。
 そんな組織ツインの殺し屋ジン。
 彼は今、組織のボスに呼び出され、少し長いホテルの廊下を歩いていた。
「こんな、夜中に呼び出さなくても」
 ジンは少し悪態をつきながらも、その足を速めた。
ボスは気が短い方ではないが、時間にはうるさい。少しでも遅れれば、どうなるかわからない。
「ここだ」
 一回ノックをして、部屋に入る。
鍵はかかっていない。
無用心ではなく、それほどまでに自信があるのだ。
「まぁ、楽にしろ」
 部屋の奥から声がする。
 スイートの部屋はかなり大きい。特にお得意様には一番いい部屋を用意する。
 声からしてボスは寝室にいるようだ。
「今日は何を?」
 ジンが聞く。
「慌てるな、ジン。お前を見込んでの仕事だ」
 厄介な仕事だ。
 ジンはすぐに察した。
 組織の中では、凄腕とされるジンへの仕事だ。
厄介でないわけがない。
「データはいつものように送る。成功しろ」
 ボスはそう言った。
 そして、ジンは部屋から出て行った。
 これ以上、部屋にいても仕方の無いことだからだ。
そして彼は指令を受け取るため、いつもの場所、バー「クレス」へと向かった。
509極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:08
深夜一時ちょうど。ジンは「クレス」い着いた。
そしてマスターに五ドルを渡し、いつもの席に座る。
「お待たせ」
 すぐだった。ジンの前に一人の女が立つ。
彼女はジンの相棒で、彼と組織をつなぐパイプの役目を持っている。
それに彼女の拳銃の腕は組織において、トップに近い。
これほどジンのパートナーとして適切な人間はいないだろう。
「データは?」
「これよ」
 ステアはジンの前に封筒を出した。
組織は今でも指令を紙で伝える。確実な方法だと信じているからだ。
『ターゲット:ビット・マーカス 二十四時間以内に抹殺』
 データではなく、指令書のようなものだ。
 この仕事はジンやステアには伝えられていないが、組織の麻薬密売ルートを巡る、重大なもので、ターゲットのビットは組織の密売ルートをスパイしたのだった。
「…本当なのか」
 データを見たジンが呟いた。
滅多な事では感情を表に出さない彼が驚くのは、ほとんどありえないことだ。
しかし今の彼は明らかに驚いていた。
「ジン? どうしたの」
「…」
 ターゲットのビットはジンがスラムにいた頃の友人で、
今でも付き合いのある人物だったからだ。
 ステアの言葉も耳に入らないほどだった。
「いや…なんでもない。時間制限付きか」
「そうよ。よほど重要な事なのね」
510極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:08
ステアはジンの驚きが、時間制限があったことではないことを察していた。
が、あえて口には出さなかった。掟であり、常識だからだ。
「ん。一度戻ろう。準備が必要だ」
そう言って、ジンはバーを出て行った。
 アパートに帰ったジンは、愛用のナイフを丹念に磨ぎながら、迷っていた。
 親友とも呼べる人間を殺められるのか?と。
「やれなければ、いけない。命令だ」
 ジンは自分に言い聞かせ、さらに準備を続けた。
 ナイフを磨ぎ終え、それをゆっくりと肩にあるフォルダーにしまう。
予備のナイフを装備し、四十四口径のコルトパイソンを腰に挿す。
上に真っ黒の迷彩服を着る。
 全ての準備が終わり、ジンはもう一度、装備の点検をする。
「よし、完璧だ」
 ジンは仕事へ行くために、部屋を出ようとした。
が、歩けなかった。友を殺しに行くのを拒絶しているようだ。
 無理矢理前に進もうとするが、ジンの足は思うように動かない。
「くそっ。俺の体はどうなてるんだ!」
 悪態をついても足が動かないことには、変わりなかった。
どうしようもなく、ジンは目を閉じて、心を落ち着かせようとする。
「ビットとはいえ、これは仕事だ」
 彼が何度、自分に言い聞かせても、一向に体は動かない。
やっとの事で体が動くようになったのは、それから十分もの時間を必要とした。
511極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:12
「遅かったわね。もう場所は突き止めているわ」ジンがバーの前に着くと、既にステアが待っていた。
「すまない。少し手間取っただけだ」頷く。その行為をステアは「決意」だと受け取った。ジンは無言で歩き出し、ターゲットのいる場所までの案内を、ステアに促す。
彼女も無言でジンの前に立ち、少し早足でポイントへと向かっていく。
が、まだジンの心には友を殺すことへの躊躇いがあった。一つのアパートの前でステアが立ち止まった。
「ここよ」ジンが少し見あげる。特に何も無い普通のアパートだ。「一○三よ」「わかった。ステアは逃げ口を押さえてくれ」
 ジンはそう言うと、ゆっくりとアパートの中に入っていった。「俺にやれるのか…やらなければな」自分の心を閉ざす、彼のいつもの言葉だ。
仕事前に必ず呟いている。が、まだ彼には親友を殺す決心ができないでいた。「やらなければ、俺がやられる」音も立てず歩き、ナイフを抜く。
目的のドアの前に立つ。少し長めの髪から、ヘアピンを取り出す。ほんの数秒もたたずに鍵が、開かなかった。いつもの彼なら簡単に開けられるはずの鍵なにのだ。
「どういうことだ?」 絶対に音を立てないように、何度か開錠を繰り返すが、鍵は一向に開く気配が無い。
「ちっ」彼は小さく舌打ちして、もう一つの入り口である窓へ向かった。
外ではステアが少し心配そうに待っていた。彼女はほんの偶然知ってしまっていた。今回のターゲットがジンの親友であることを。組織はまだジンを試している。
長年忠誠を誓ってきた彼を本心から信用したいなかった。「いつもの通りにすればいいのよ…」
512極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:12
ステアが呟いた。誰に聞かせるでもないが、ジンに語りかけるように、だ。
「ここだな」
 ジンは窓を見つけ、慎重にガラスを壊す作業に入った。
昔空き巣をしていた頃に使っていた道具を取り出す。
彼の手先が器用に動き、窓に隙間を作り、鍵が開く。
「侵入成功。作戦続行」
 彼の癖だ。必ず一つ一つを確認する。しないと落ち着かないからだ。
 一度ナイフを強く握り直し、真っ暗な部屋の中をものともせずに歩く。
彼の手に何故か汗がまとわりつく。
「誰だ!」
 声がした。ターゲットだ。瞬間ジンが動く。
「あいつらの差し金か。くそっ!」
 ターゲット…ビットも動く。
しかしジンの動きにはついていけない。
戦闘のプロとアマチュアの違いだった。あっという間にビットは後ろを取られてしまう。
「…すまない」
 ジンはやってはいけないことをしてしまった。
ターゲットに話し掛けることはタブーだ。
「え…ジン! ジンなのか?」
 ビットが気づいてしまった。
ジンはほんの少し戸惑い、ナイフを振る手が一瞬遅れた。
それは命取りになることにもかかわらず。
「俺だ、ビットだよ! わからないのか」
 ビットはそう言いながら、ジンの手を振り解く。
ジンはまた後ろをとろうとするが、警戒が強く無理だった。
「くそっ」
513極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:13
ジンが予備のナイフを取り、投げる。
ナイフがビットの左腕をかすめる。
百発百中とまでうたわれているジンのナイフが外れた。あからさまに動揺が見える。
 左腕を押さえながら、ビットは窓へ向かって走る。
ドアから出るのは危ないと判断したからだ。
窓の鍵を開けるとき、ビットに隙ができた。それを見逃すジンではない。
「失敗はあっては、いけない」
 彼はスポーツ選手並の瞬発力で一気にビットとの間合いを詰める。
「最悪だ…」
 ビットはジンの動きを音で聞き分けていた。
がビットの頭の中にはもはや、「死」という言葉しか浮かんで来ないほど、ジンに恐怖していた。
「くそっ! 死にたくねぇんだよ!」
 ビットの言葉に、ジンは動揺した。
今まで彼は命乞いをする暇も与えずに、ターゲットを殺してきた。
ようは慣れていない、そういうことだ。
「命令は…絶対でなければ…」
 ジンは口の中で呟き、ナイフをビットに突き立てる、はずだった。
が、ナイフはビットの心臓には行かず、左肩をえぐっただけだった。
『助かった!』ビットは思った。ジンは殺しのプロだ。
彼に狙われていても、未だに自分は死んでいない。チャンスだ。そう思っていた。
 ビットは血が流れ、すでに動かなくなった左腕を無視して、窓ガラスを蹴り壊すと、一気に外へと逃げ出した。
「くっ…、逃げられたか」
 ジンが呟いた。追おうと思えば、いける距離だったが、追わなかった。
「任務は失敗か…まずいことになった」
 だが、ジンの心は言葉とは裏腹に、何故かほっとしていた
514たまん:02/10/10 05:16
これは……先ほどのとはまた別の話なんですよね?

ジンが突然歩けなくなるのが安易なような気がします。
ギャグかとおもって少し吹きそうになりました。
それから、人物や背景の描写がもっと多い方がいいのではないかと。
515極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:36
テスト
516極悪ネコゆすら ◆QkRJTXcpFI :02/10/10 05:37
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?len=11-&key=1034195741&id=558
ここに全文載せました。批評してください。
517城崎レイ:02/10/10 13:47
>極悪ネコゆすら さん、

あなた、自称じゃなくて、本当にプロの小説家なんですか?
読んでいて頭がグラグラしました。
いい大人が、狭い舞台の上で、安っぽいスパイ活劇を演じてるような、
そんな情景が浮かびました。
頭を治すために、今、レイモンド・チャンドラーを読んでます。
>>517
書き出しから引っかかっちゃいました。

>「いたぞ! そっちだ!」
>ここはフランス・パリ市営地下鉄のモンパルナス駅。いかつい男二人が、
>金髪のボブがとてもかわいい、黒猫を抱いた女の子を必死に追いかけています。

いかつい男二人のうちの一人が金髪のボブ??
どんな情景が分からないのでもう、そのあとを読む気がしません。
きちんと推敲されたのでしょうか。
どういう形で印刷されたのか知りませんが、ちょっとヤバイと思います。
>>519
ボブって、人名じゃなく髪型のことじゃないの?
52116行散文:02/10/10 14:27
 県立海戸高校3年小野寺達也の特徴はといえば、「可もなく不可もなく」ただその
一言に尽きるわけなのだが、そんな達也にも自尊心というものは一人前にあり、別段
辛く厳しい環境にあるわけでもないのに、何となくそれを大事に温めて、心の拠り所
として今まで生きてきた。
 一体何が達也のちっぽけな自信を存続させたのかというと、どうも彼が両親よりも
全般的に優れているという事らしい。なるほど確かに達也は数学の成績も、テレビの
クイズ番組の正答率も、身長も、首周りも、かけっこも、腕相撲も、携帯電話の早押し
も、達也の両親より優れているようだ。達也の両親も達也に負けじと「可もなく不可
もな」かったが、達也の水行線は二人より若干上をいっていたのである。
 しかし、ついに達也は達也の両親―母親だった―に負けているものを発見した。
これは達也をひどく苦しめ、3日間白飯より硬いものを達也の喉に通すことを許さ
なかった。達也の両親―母親である―は達也よりも小野寺家の愛犬ペスに愛されて
いたのだ。達也が母親以上にペスを愛していたかは甚だ疑問である。だからといって、
達也はこの事実を受け入れることが出来なかった。一つでも負けているものがあると
いう事は、達也の自尊心の根拠である「完全なる水平線」を全くぶち壊してしまうから
だ。その日から、達也の「ペスに愛されようプロジェクト」が開始された。
522519:02/10/10 14:50
>>520
なるほどね、でも、誤解されるような語順は
やっぱりよくないと思うな。
いやいやいやいや。
そのために句読点というものがあるんだと思うよ。
読みにくいことは否定しないが。
524名無し物書き@推敲中?:02/10/10 23:18
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1032973487/l50

どなたかここに乗り込んでいって
1の息の根を止めてやってください
キモくて吐きそうです
525名無し物書き@推敲中?:02/10/11 00:14
>>524
自分でやれよ。
ってのが本音だが、まあ、ネタだけは提供してやる。
オーストラリアに落着したコロニーでも、その下敷きになった人間
でもなんでもいいが、一年戦争の最初に死んだ総人口半数の一人と
して、三行で終らせてやりな。
526kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 00:50
527kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 00:51
暇なんでこんなページを立ち上げてみました。
528kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 00:55
暇な方、毎日来て読んでもらえると嬉しいです。
529521:02/10/11 00:56
これで無視され続けたのは一体何回目だろう・・・
世の無常を感じるよ・゚・(ノД`)・゚・
530[葛]誰か添削して:02/10/11 00:58
1に対する煽り文(ここの1ではない)考えてみたんだけど誰か添削してくれ


そんなことより無明灯って知ってるか1よ?

あれだ、人の命をロウソクにたとえるヤツだ

あれって誰が最初にかんがえたんだろうなあ?

ロウソクがジリジリと小さな炎を発しながら

ロウがだらだらと熔けていき最後に炎は消え一面の闇となる

ロウの長さが寿命の残りの長さを表し

炎が消える時が死を表しているんだと

この例えを踏まえて考えてみれば

531[葛]誰か添削して:02/10/11 00:59
人は人生を生きてるのではなく

死にむかってどんどん人生を切りつめていくのだろうな

だから、今を大事にしろよ

みんな死ぬんだから

どう頑張ってもロウソクの長さを延ばすことはできないから



どう頑張っても





あ、1よ
おまえのロウソクみつけたんだけど短けえなあ〜?
ぅああぁ?!ゴメン;


お ま え の ロ ウ ソ ク た お し ち ゃ っ た

532名無し物書き@推敲中?:02/10/11 01:00
>>529
無視って、感想がつかないってことか?
そりゃお前、お願いしますの一言もなきゃ、読む気に
ならんだろ。しかも、文章も今一つだし。
533kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 01:02
>>530

1に対する批判としては弱い気がしますね。
もっと過激な煽り文の方が面白いです。
534名無し物書き@推敲中?:02/10/11 01:04
>>532
うーん、それはそうだった・・・
省略されないように限度ギリギリまでかいたら、「お願いします」の余白が
残ってなかったのです(言い訳)
535[葛]誰か添削して:02/10/11 01:06
>>530
そこはかとなく1に対して心情を寄せている風にみせながら
スットーーーンと突き放してやるような煽り方がしたいので・・
ちょと俺には難しかったかな
536佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/11 01:06
俺が煽ったら凄い事になるからなーーーーやめとく!!!!!!。

昨日二人マジ切れさせて、
おとつい、二人怒らせて、通報されたからな!!!!!!!。

昨日の40も俺だからな!!!!!!!

ぎゃははははっはははははっははははh。
537[葛]誰か添削して:02/10/11 01:07
>>536のだと煽られた方は最初からよんでくれないと思うのですよ
538名無し物書き@推敲中?:02/10/11 01:07
>>534
下に「↑お願いします」ですむ話なんだがな。
このスレ(だけじゃないが)文芸版とはいえ、大抵の文章は
大したことないんだから、読んでもらいたいんだったら、謙虚
にならんと、受け入れてもらえないぞ。
佐藤って一体?
540492:02/10/11 01:10
>>536
いっとくけど、俺はべつにキレてないからな。
541佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/11 01:11
492は闘った仲間だから仲良しーーーーーーーーだーーーーー。
全然違うやつだよーーーーーーーーーん。

ぎゃははははっはははっははははははっはっはは
542537:02/10/11 01:11
訂正
>>530
>>533
543492:02/10/11 01:15
>>541
まあ、もうちょっと大人しくして周囲に溶け込めや。
そうしたら、少しはちゃんとした批評もしてやるから。
そろそろ、二十歳なんだろ?
大人になってもいい頃だぞ。
544佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/11 01:17
わかったよーーーん。
545kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 01:21
546名無し物書き@推敲中?:02/10/11 02:01
>>545
一応、読んだ。
言いたいことは、わかったような、わからないような。
あれかな。人間には共通に意思を通じあえる音をもっている。
って、いうのがこの文章の趣旨かな。
だとすると、もっと論旨を明確にしておかないと、読み手に伝わらないぞ。(実際、まだ?が頭から離れないしな)
俺的に表現するときは、「文章の焦点が合ってない」っていうんだが。

まあ、内容的は置いておくとして。
文章はだいぶわかりにくいな。

まず、超初級編:
>その始まりは日本の片隅にあるスタジオで生まれた誰にでも意思疎通が可能にするほど単純で奥深いものだった。
句読点が理解てきてないのが、この文章だ。
「その始まりは、日本の片隅にあるスタジオで生まれた。誰にでも意思疎通が可能にするほど、単純で奥深いものだった。」
だろ?
これくらいの注意はきちんとしないと、他人に意思は伝わらないぞ。

つぎに、初級編:
>歌は世界中で売れた。世界共通言語。それが生まれたからだ。
この文章は意味が通っていない。なぜか?
「歌は世界中で売れた」という理由が、「世界共通言語が生まれたから」
というのが、この文章の意図だ。
でも、これは原因と結果になっていないよな。
「歌は世界中で売れた」理由は、「世界共通言語で歌われたからだろう」
だったら、
「その歌は、世界中で売れた。なぜなら、生まれたばかりの世界共通言語で歌われたからだった」
とすれば、意味が理解しやすい。

まあ、簡単に幾つか指摘したが、こういう注意を払ってゆくことが、読みやすい文章を成立させるわけだな。
>>545
『日本語の作文技術』 本多勝一 朝日文庫
お薦めする
548kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 02:09
>>546

丁寧な解説、痛み入ります。
明日も頑張って書いてみようと思います。
549名無し物書き@推敲中?:02/10/11 02:25
>>546
もののついでだから、もうちょっと文章指南といこうか。

初級編:「助詞に注意」
>誰にでも意思疎通が可能にするほど単純で奥深いものだった。
助詞の使い方についてだ。
「〜が」は主体的に動き、「〜を」は受動的に動く。
この文章だと、それがごっちゃになっている。
「意思疎通が可能になるほど、単純で奥深いものだった」

「意思疎通を可能にするほど、単純で奥深いものだった」
のどちらかでなくちゃいけない。

初級編〜中級編:「代名詞を殺せ」
>その始まりは日本の片隅にあるスタジオで生まれた
「その」ってなんだ? 明確に説明できるか? 
今回は、まあ、意味が通っている。だが、具体的な内容が説明
できないのに安易に使っちゃいけない。

初級編〜中級編:「同じ意味の言葉を使うな」
>その始まりは日本の片隅にあるスタジオで生まれた
また、同じ部分だが、「生まれる」ということと、「始まる」は
似通った内容を内部にもっている。ここで、重複を恐れるっていう、
文章の基本を考えるべきだ。
以上二点を考慮して、
「世界共通言語は、日本の片隅のあるスタジオで生まれた」
だったら、文章上の紛れが少ない。




550名無し物書き@推敲中?:02/10/11 02:28
>>549
以上を踏まえて、冒頭の修正。
まあ、機械的にやってるんで、あまり良くはないがね。
少なくとも、意味が通りやすい。

その歌は、世界中で売れた。なぜなら、生まれたばかりの世界共通言語で歌われたからだった。
その、世界共通言語は、日本の片隅のあるスタジオで生まれた。
それは、誰にでも意思疎通を可能にするほど、単純で奥深いものだった。
551名無し物書き@推敲中?:02/10/11 02:53
書きはじめたばかりの人の特徴。

1.修飾と被修飾のつながりがわかりにくい。>>547くらいは最低限読んでおこう。
2.これでもかと言わんばかりの(形容詞による)修飾表現。
552名無し物書き@推敲中?:02/10/11 03:10
簡単にいうとだな、いい文章を書く以前にわかりやすい文章を
書けってことだ。わかりやすいってことは、要するに誤解されない
っていうことでもある。(ああ、なんか他のスレでも言ったな)

誤解されないってことは、二通りある。それは、
・ロジックが通っているか
・曖昧さないか
だ。

(以下、俺の戯言がしばらく続く)
553名無し物書き@推敲中?:02/10/11 03:21
書きはじめたばかりの人の特徴。

1.修飾と被修飾のつながりがわかりにくい。>>547くらいは最低限読んでおこう。
2.これでもかと言わんばかりの(形容詞による)修飾表現。
3.過剰な漢字使用。また漢語表現の多用。
554名無し物書き@推敲中?:02/10/11 03:23
>>552の続き
ロジックが通っているかってのは、数学の証明を同じと考えればいい。
「A=B」 で 「B=C」 だから、「A=C」なのだ。
だが、初心者の文章は、この「B=C」を平気ですっ飛ばす。

たとえば、
「朝日が昇った。俺は、煙草に火をつけた」
って文章があったとする。一見変に見えないかもしれないが、
「B=C」をみごとにすっ飛ばしている。
なんで、朝日が昇ったら、煙草を吸わなくちゃいけないんだ。
つながらないだろう。
だったら、この「B=C」を書きこまなくちゃいけない。

「朝日が昇った。朱に染まった景色が、徹夜明けの眼に染みる。
それが、身体に染み付いた疲労を呼び起こし休息を求めてくる。
俺は、煙草に火をつけた」
(げ、変な文章……)

ってことだ。
きちんとステップを踏まないと、意味が通らない。

(まだ、戯言は続くぞ)
555名無し物書き@推敲中?:02/10/11 03:38
>>554の続き
次に、曖昧さの排除だ。
特に言いたいのは、感想でもあげた通り、「代名詞を殺せ」
ってことである。

別に代名詞が悪いんじゃない。というか、いい文章は代名詞の
使い方が非常に綺麗だ。
だが、初心者の場合は、なんだかわからないから代名詞にしている
傾向ある。そのために、文章が非常に曖昧になってしまう。

「あの」「その」「これ」「それ」「彼女」......
 いろいろあるが、「これ」ってなんだか説明してみろ、って言われて
明確に説明できないなら、もう、この時点で文章のわかりやすさはやばく
なっている。明確に説明できたとしても、ちゃんと作品の中で説明した
かってことに即答できないようだったら、読者の疑問は一つ増えているだ
ろう。そういう曖昧さを無くして、始めて意味を通じる文章になる。

(うーん、ここで終り)
こっちだったか……
もう寝たかな、佐藤くんは
>>554
他の説明についてはまあいいでしょう。
でも、ロジックについては異議あり。

>「朝日が昇った。俺は、煙草に火をつけた」

 この文章は、別に否論理的ではありません。
こうした、できるだけ修飾を避け起こった事実だけを
淡々と並べる手法はハードボイルドによく見られます。
一方、添削した文章の方は、説明過剰になっただけで、
はっきりいって駄文。

>なんで、朝日が昇ったら、煙草を吸わなくちゃいけないんだ。
>つながらないだろう。

これは早計でしたね。
こんなこと言ったら、すべての小説はボツですよ(w

「彼女は窓を開けた。僕はテーブルのコーヒーカップを手に取った」
なんで、彼女が窓を開けたら、(以下略)(w

 実は、朝日が昇ったことと、煙草に火をつけたことには
何の関連性もないんです。
どんなに説明を加えても「こじつけ」になってしまいます。
だから、併記しても矛盾はない。
例文が悪かったようです。
>>555
乙。557の分を抜いても、勉強になった。
559:02/10/11 15:03
>>521無視されて寂しいのなら、俺が酷評してやる。
まず、一文が長過ぎる。
 >県立海戸高校3年小野寺達也の特徴はといえば、「可もなく不可もなく」ただその
一言に尽きるわけなのだが、そんな達也にも自尊心というものは一人前にあり、別段
辛く厳しい環境にあるわけでもないのに、何となくそれを大事に温めて、心の拠り所
として今まで生きてきた。

この場合、「尽きる」あたりで一度文を区切るべき。長過ぎる文は主語が不明瞭になりやすい。
あと、常識的なことだが、「ー」は、二つセットで使うのが基本なんだよ。「ーー」こういう
ふうにしないと、数字の「一」と区別がつかねえだろ。
それとな、ラストがいい加減。その後どうなったかを書かなきゃ駄目だ。起承転結くらいは
守れ。
560名無し物書き@推敲中?:02/10/11 16:08
俺も
>「朝日が昇った。俺は、煙草に火をつけた」
これはこれでいいと思う。

とくに日本人は、行間に含みを持たせることが
ひとつの美徳となっているわけで。
「矛盾」と「省略」は違うわけだから。
矛盾さえしていなければよいと思う。
「矛盾」と「省略」は違うわけだから、(←「。」じゃなくて「、」でした)
矛盾さえしていなければよいと思う。
>>559
私の意見は逆ですね。
一文が長いのはいいと思います。最近の小説は短いのばかりだし。
石川淳なんて、もっと長くてびっくりしますよ。
これだけ長く書いて意味が通っているのは、>>521は文章が
うまい証拠だと思います。
参考までに、石川淳「普賢」の書き出しです(これで一文!)

 盤上に散った水滴が変り玉のようにきらきらするのを手に取り上げて
見ればつい消えうせてしまうごとく、かりに物語にでも書くとして垂井茂
市を見直す段になるとこれはもう異様の人物にあらず、どうしてこんな
ものにこころ惹かれたのかとだまされたような気がするのは、元来物語
の世界の風は娑婆の風とはまた格別なもので、地を払って七天の高さ
に舞い上るいきおいに紛粉たる浮世の塵人情の滓など吹き落とされて
しまうためであろうか、それにしてもこれはちょっと鼻をつまめばすぐに
息がとまるであろうほどたわいのなさすぎる男なのだ。
>>563
窒息する
565名無し物書き@推敲中?:02/10/11 17:40
547みたいに初心者向きの文章の作り方がわかるお勧めの本ってある?
>>565
お奨めの文章作法教本は?
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/969601839/l50
567くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/11 18:57
kaiはひとのアイディアを盗むな。無職のプータローが!
568名無し物書き@推敲中?:02/10/11 19:23
長文になると、小学生ではないが、韻とかゴロとか以前に、日本語としての美
しさというものが必要になる。それが無いと読めたものではない。
しかし、それにしても、いつから、日本人は、只長文であるという理由だけで、
窒息するようになったのだろう。私も知人に言われた事がある。白さが足りな
い。余白が足りない。改行が足りない。言われた時には、「ハァ?」とギコ猫
顔で憤慨したものだが、どうやらそれは、近年の小説の一般的な傾向であるよ
うだ。
くそ。
569名無し物書き@推敲中?:02/10/11 21:08
長文だから良いってものでもないだろう。
冗長で知識ひけらかしで長くしてるだけで、内容は薄っぺらい作家のナルシスじゃあ、ダメダメだよ。
570kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/11 22:33
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/2187/index.htm

今日はレスの内容を内省しつつ書いてみました。
571名無し物書き@推敲中?:02/10/11 22:39
>>557
ちょっとまってくれるかな。
省略は、小説の文章の基本ではあるが、それは行間を埋めてから
っていうのが前提にあるんだよ。
行間を読むっていうが、肝心の行間に流れているものを作者が理解
していないのに、読者が読み取れるわけだろう。
だから、俺としてはたとえ文章が悪くなっても、一回行間を埋めて
みろっていいたいわけだ。
それで説明過剰になったら、削ればいいだけのこと。
(まあ、確かにもっと、悪文を例文にすりゃよかったな。行間埋めたら
却って悪くなったとは、俺も思ったし)
572名無し物書き@推敲中?:02/10/11 22:48
長文だろうが、短文だろうが、それは使う人間それぞれだろう。
ただし、長文は筆力を要求するし、読者の読む気が高くないと、
追うのがしんどいのだ。
現代人は疲れているのだよ。
何かを得るために小説を読むのはむしろ少数派で、頭を休める
ために作品を読むのだ。
だから、一語一語を追わずとも、一見すれば判るような文章が求められる。

573名無し物書き@推敲中?:02/10/11 22:52
>>570
「それ」とか「その」とかが多すぎる。
574名無し物書き@推敲中?:02/10/11 22:54
>>571
そりゃ、作者が行間を把握しているってのは前提でしょう。
指示語にしても行間にしても、作者が把握していなかったのなら問題外。
575名無し物書き@推敲中?:02/10/11 23:12
>>570
おや、今回は結構読みやすいな。
まあ、一日でそうそう上手くなると思えないから、偶然かもしれないが。
でも、そう思ったのも事実だから、さらに指摘しよう。

初級編〜中級編:「前振りもなくいきなり物事を持ち出すな」
>杉田が講演に持ち出した画像は全て東洋のオカルティックなものの講演に過ぎなかったが、皆あくびをせずに聞き入るしかなかった。
一つ聞きたい。
何時、杉田が画像を持ち出した?
公演は始まったが、別に杉田が画像を見せたという表現はない。
それを、考えてこの文章を書いたか?
以前、何かで読んだが「火をつけた煙草は、必ず消せ」っていう
文章指南があった。これは、その逆。「火をつけてないのに、どう
して煙草が吸えるのか」ってことだ。

それから、一つの文の中に同じ言葉が出てくるのを恐れなきゃいかん。
例文には「講演」が二回も出てくる。しかも、後半の「オカルティックなものの講演」
は、まるっきり意味がわからない。プロの作品だったら、誤植かと思うくらいの
チョンボだ。

ついでに、警告:「ワープロに依存するな」
>共通言語による利益をどの様に生かしか
「生かしか」→「生かすか」だな。
まあ、本題はこっちじゃない。「どの様」に方だ。
意図的に漢字表現にしたのか? 違うだろ?
ワープロは勝手に文字を変換する。それに頼るな。この場合、開いた
方がずっといい。


576名無し物書き@推敲中?:02/10/12 00:37
>>570
573が既に指摘しているが、ちょっと「名文を書こう」という
意識が過剰なんじゃないかな。いや、確かに名文は良い。美文
も良い。しかし普通に読書するだけで得られる語彙で、平野啓
一郎になろうというのはちょっと。
断定の助動詞をすべて「なり」にしてもそこに現れるのは森鴎
外ではなく忍者ハットリ君だ。
577名無し物書き@推敲中?:02/10/12 00:48
>>576
まあまあ、そう言うな。
実際、昨日のよりはだいぶましだ。
それに、背伸びしようとするくらいの気持ちがないと、文章も
成長しないしな。

ただ、まだ小説以前の文章が書けてないみたいだから、576が言う
とおり、しばらく美文は封印しておいた方がいいかもな。
578たまん:02/10/12 01:28
>>576

>断定の助動詞をすべて「なり」にしてもそこに現れるのは森鴎
外ではなく忍者ハットリ君だ。
あはは、面白いことを言いますね。
妙にうなずいてしまった。 
579kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/12 02:08
丁寧なレスをありがとうございます。
どうにも自分の語彙が無いから、説明不足になりがちになってしまいますね。
ちょっと話を大きめにしすぎましたね。
580kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/12 02:35
>>575
自分としては講演に画像は必須だという事をあらわしたかったのですが、
どうにもうまく書けませんでした。
581575:02/10/12 02:41
>>580
君は、私の言っていることを理解していない。
画像が必須なら、画像を提示しているシーンをきちんと描写しろと言って
いるのだ。杉田が画像をパネルに表示して、指示棒で指し示しているシーン
を挿入するだけのことじゃないか。
上手い下手じゃない。
説得力というのは、そういう作業の積み重ねから生まれるんだ。
582名無し物書き@推敲中?:02/10/12 02:42
僕にはつまらない事が渦を巻いている様にしか見えない。
本当はそうでないのかもしれない。渦を巻いているのは僕の方かもしれない。
しかし、そんな事はどうでもいい。
どちらから見た視点が真実のものであっても、状態として世界は渦をまいている。

気持ちのひとつひとつには目を奪う色づけが為されている。
気持ちたちはあるものはどぎつい緑やオレンジ色に、あるものは限り無くやわらかな薄い蒼に映る、
流れの密な、渦の中心に近付くにつれ、細かな軌跡たちは混じり合い、そこで不明瞭な境界を創りあげようと腐心している。
数本のインクの筋が、最後には一つの色に妥協して落ち着く様に。

不明瞭であるという前提に守られて、渦は一つの動体として認識される。
代表者もいなければ、代弁者もいない。

僕がそこに耳を澄ませていると、しんとした森の中で木々の葉がぶつかりあうような、かさかさという音が聞こえて来た。
じっとそこで目を閉じていた。
全て、僕の声でした。

蚊の鳴くような声で、ひとりづつ、異なる何かを言っていました。
高校のトイレで怯えていた時の声が聞こえました。
女性に強がっていた時の声が聞こえました。
死人を送る時の声が聞こえました。
震災の町で目覚めた朝の声が聞こえました。
悦びの声が聞こえました。

それらはしばらくの間僕の頭の周りをにおいの無い煙の様にしてただよっていました。
ただよっていたかと思うと、やがてゆっくりと薄まり消えていきました。
寝入り際の現実のがそうであるように。
こういうのはどうでしょうか。
http://www.h2.dion.ne.jp/~tomo7/02-oct.htm
584kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/12 03:39
>>575

>画像が必須なら、画像を提示しているシーンをきちんと描写しろと言って
>いるのだ。杉田が画像をパネルに表示して、指示棒で指し示しているシーン
>を挿入するだけのことじゃないか。

OHPシートを使っているシーンしか文章でかけなかったのですよ。
それじゃあ大学の発表みたいで変だから・・・

描写がどうもイメージとあわせた文章が浮かばなかったので、
あんな風になってしまいました。文章は理解しているつもりであります。
585ワロタ:02/10/12 03:59
559 :水 :02/10/11 15:03
>>521無視されて寂しいのなら、俺が酷評してやる。

ソープで説教しながらヤルおやじみたいだ。


おっと、>>584に割り込んでスマソ
586佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 04:16
今日は何人か人いるようだなーーーーー。
なんか、プロレス板や過激恋愛板ROMってても詰まんないし、
第二段書いてみようかな!!!!!!

誰か見てくれる??????????
587たまん:02/10/12 04:17
見る!
588佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 04:19
今ここ読んで、考えてかくから4時45分ぐらいにはUPしておくーーーーー。
589たまん:02/10/12 04:20
はーい、待っとるよ。
590佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 04:35
おーい、まだ途中だけど、文章対決しようぜーーーーー。
一人でやっても詰んないから、だれか、闘う奴いねえ?
591佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 04:47
なんか脳みそよじれてるけど、いいや。

記された語の上に伏せて塗される金色の鍍金は、文字をレリーフの様に盛り上げ、
簪の経緯や由来を推量させるに一役買うものであった。辮髪の中に刺さる串のみを
見ればそれは単なる簪に過ぎぬもの、飾の袂に彫られた煌びやかな字のせいか、一
種独特の風を醸している。
恰も何かしらの求であるかの如きものとして在り、軽やかな行書に拠りて、記され
た字、「佐」、‥‥‥。裸電球のぼんやりとした暉の袂にてあいまみえる二茅の如
き、流麗なる時をも思わせる字、「佐」、‥‥‥。
結われた髪が解かれ、拘束された全容が波状のように露になっても、沙耶香は求道
者を彷彿とさせる面持ちで遥か前方にある風景を眺め見ていた。切れ長の眼に映し
出される裸電球の虹彩は喜望峰のように連なりながら、彼女の中でゆるやかに流れ
ている。
592佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 04:48
眠いから寝る
じゃあねーーーーーーーーーーーーー。
上の文みたことある。
594佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 05:09
はあ?
595たまん:02/10/12 05:22
ごーめん、漢字辞典調べながら読んじゃったよ。
漢字、弱すぎなんだ、私。
しかも、読み流してたんじゃ全然話の内容が見えなかったもんで……;
普通は読めない漢字があっても、前後の調子でなんとなくわかるもんだが。
あ、これは私がアホだから、悪いのよ。

基本的に、突っ込み
『金色の鍍金』は『腹痛が痛い』状態なんじゃ……?
簪の経緯や由来っていうのが何なのか、読んでみたかったな。
まぁ、これから明かされるのかもしれないし、
物語の鍵になるのかもしれないけどね。

今回も三島由紀夫風?
佐藤くんは易しめの文章って書かないの?
ってか、これが二回目なのか。
596佐藤 ◆xx9EArSOos :02/10/12 05:42
って言うか、俺も殆ど漢字かけないし、ただ変換してるだけだから。
再変換すれば余裕しょ、読めない漢字なんか。一々漢和辞典読んで調べる
までも無い気がする。
本気エンタメって読んだ事ないから、書かないじゃなくて書けないつーか、
文体しらねえし。
でも今回やさしめにかいたつもりなんだけどね。漢語あんまりつかってないし。

金色の鍍金=金色のメッキなんだけどね。メッキを変換しただけだから、そこまで
考えてなかった。
597たまん:02/10/12 05:48
漢字辞典、使いたかったの……
最近電子辞書買ったから……ははは
佐藤の意地悪さ加減に乾杯
599
600
600
やられた
603名無し物書き@推敲中?:02/10/12 08:32
自作自演
604名無し物書き@推敲中?:02/10/12 08:43
馬鹿
すっごいです!
勉強になる良質スレですね。(かなり珍しい)
この板で見るスレはこれだけなので、もうちょっと頑張ってほしい。
607名無し物書き@推敲中?:02/10/12 11:44
私の友人の作品。

少女玉子



オムレツを作ろうと思ってボウルに玉子を割り入れた。と、何か奇妙なものが黄身の代わりに白身の中に浮かんでいた。白い細いものだ。うへえ。生理的嫌悪感を覚えながら覗き込む。それは小さな、人間の腕のように見えた。
(人間の腕?玉子の中から?)
スケール的には調度リカちゃん人形だ。まさかと思ったが、それは確かに腕だった。ただしそれは人形のものより余程精巧で生々しい。薄く白い肌の下の血の通う肉、
そして細く華奢な骨。
指には桜色の爪が生えており、…そう、産毛まである!
それが子どもにもがれた人形の腕そのままに、白く丸い関節を見せて白身の中に半ば沈み半ば浮いている。
私はそれを手に取った。ほのかに温かいように思われた。
(買ってきたばかりで冷蔵庫に入れてなかったからかな?)
いずれにしても、これは玉子の不良品というレベルの話ではない。何か深刻で且つ奇妙な事態だ。
遺伝子組み替えとか環境ホルモンとか或いは奇形嚢腫(ブラックジャックのピノコだ!)とか、嫌な語感の言葉ばかりが頭に浮かぶ。私は困惑した。どうしたものか。何も見なかったことにして捨ててしまおうか。しかし、捨てるには、
その腕は余りに繊細で美しすぎた。
そう、その過剰な美しさは、この腕の宿っている体の完璧を予感させたのだ。
(まさか次の玉子までこんなものが入っているなどということはあるまい)
思いながら、別のボウルに新しい玉子を割り入れた。
今度は足だ!先ほどと同じように、ゲル状の透明な白身に、白く細い足が浮かんでいる。エロティックに艶めいた曲線。私は上下の唇を内側に折り込んで噛んだ(考えあぐねているときに良くする仕草だ)。もうゲームは始まっている。私はわくわくしていた。見知らぬゲームが。
それとも罠か?悪い冗談か?
いずれにしても、次の玉子の中に鍵はある。


608名無し物書き@推敲中?:02/10/12 11:45
ぱかり。

玉子は私を裏切らなかった。三つ目の玉子からは胸、四つ目の玉子からはもう一つの足、五つ目の玉子からは腰、六つ目の玉子からは頭が出てきた。
美しい顔だった。
目は閉じられていた。長く、少し上向きに反った睫。薔薇色の唇。磁器のように白い肌と上気した頬。透けるように眩しい金髪が濡れている。私は好奇心にかられて唇を少し開いてやった。中に真珠のような歯が覗けた。
(五つ目の玉子から胴体が出てきたときに私が何を検分したか、そしてそれがどのようであったかは…秘密にしておく)
七つ目の玉子を割った。そこから片方の翼が出てきたとき、私は更なるゲームの中に引っ張り込まれたような気がした。
それは真っ白な、完璧な翼だった。鳩か何かに付いているような…いや、もっと正直に言おう、それはいわゆる「天使の羽根」にそっくりだった。それが上手に折り畳んだ形で玉子の白身の中に浮かんでいた。
(天使の玉子?)
女の子好みのアクセサリーや雑貨にそういうテーマのものがあるのは知っていた。玉子から生まれてくる天使の絵も見た覚えがあった。だが、いわゆる天使の卵というのは丸い卵に翼が二つついているやつだし、
玉子から生まれてくる絵にしても
バラバラ死体の後始末のように部品一つ一つが
玉子の中に収まっているなどというものではない。
フィギュアマニアの悪い遊び。
解体した人形を食べた鶏の産んだ卵。
錬金術師の実験。
色々な原因が思い浮かんだが、そのどれをとっても「それが何故一つ98円の特売の玉子パックの中に?」という非常に根本的でしかも適切な問いかけに対しては沈黙せざるを得ないようなものだった。
いずれにしても私は次の卵を割らなくてはならない。
パーツは、あと二つ不足しているのだ。
609名無し物書き@推敲中?:02/10/12 11:46
私はそれから二つの卵を割り、もう一つの羽根ともう一つの足とを手に入れた。淀んだ(だが新鮮な)白身の中に、半ば浮かび、半ば沈んでいるヒトガタの部品。翼をもったホムンクルス。小さな天使。
(写真を撮っておこう)
私はステンレスのトレイを出して(天ぷらの粉付け用だ)そこに全ての部品を白身ごと流し入れると、その周囲に今し方それらが出てきたばかりの玉子の殻を並べてカメラを取りに行った。戻ると、トレイが発光している。カメラのことを忘れて覗き込むと、
ああ。
部品の一つ一つが正しくヒト型に配置され、今まさに何か不可思議な生命が生まれようとしているところだった。丸い関節がそれぞれ僅かな窪みにはまりこみ、継ぎ目が消える。指が蠢き、唇が開く。それは緩やかに全身をしならせた。
(天使だ)
私が見ているその前で、それは誕生した。透明なゲルの向こうで目を開ける。目が合った。確かに私を認め、微笑む。私は惹きつけられるようにして両手をさしのべ、それを白身からすくい上げた。新しいタオルでその体を拭いてやる。
生まれたてのひよこがそうであるように、
それの濡れた体もすぐに温かく乾いた。
横座りして髪を指で梳いている、その美しさよ!
私は見とれた。魔に魅入られたように。魔でも良かった。この非日常に見せられて、地獄に堕ちてもいいと思った。
それは私を見ながら何か囁いた。顔を上げ、何かを懸命に訴えている。瞬きするたびに睫が揺れる。明るい青の瞳がつぶらに輝いている。その様子に惑い、暫く私はその訴えに心を傾けることを忘れてしまっていたが。
困り果てたような顔になりながらなお非常な熱心さで訴えていることに気付き、私はそのいわんとしているところを知ろうと心を留めた。
すぐにわかった。
玉子だ。
パックの中に残った、最後の玉子を割ってくれと言っている。私がそれを取り割る真似をすると、しきりに頷いた。そうか。すっかり体が揃ったと思って忘れていた。玉子はもう一つ残っていたのだ。この中に、まだ何か部品が残っているのに違いない。
しかし一体何が?
610名無し物書き@推敲中?:02/10/12 11:47
深く考える暇もなく、私は小さなボウルに玉子を割り入れた。これまでと同じように、何かの部品が白身に包まれて出てきた。
(ん?)
私はそれを注視した。これまでとは違う。これは何だ?
細く、長く、黒っぽい。一体これがヒトガタの体のどこに付くというのだろう。私は考え込んだ。と、それが顔を輝かせてボウルに手をかけ覗き込んだ。ボウルはバランスを失ってひっくり返りそうになった。中身がこぼれる。
黒く細いものは、己が居場所を見つけたように泳ぎ寄ると、それの体に取り憑いた。
(尻尾!)
それは確かに尻尾だった。余りに意外だったので考えつかなかったのだが、先が鏃状になった悪魔の尻尾そのままだった。驚いている私の前でそれは体を強くふるわせた。と、つい今し方までは全く天使そのものであったそれの髪が、
瞳が、翼が、漆塗ったような濡羽玉の黒に変わった。
そうしてそれは酷く魅惑的な、悪魔的なまなざしで私を見上げると、私の頬に軽く口づけして飛び去って行ったのである。


611名無し物書き@推敲中?:02/10/12 11:56
あと、これはそのままコピぺしたものです。ちょっと間違いが。
× もう一つの羽ともう一つの足
○ もう一つの羽ともう一つの腕
612kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/12 14:25
>>607-611
文章はひきつけられる所があったんで良品といえるような気がします。
天使だと思ったら悪魔・・・後でたたりでもあんじゃないかと考えてみたり。
613メディア批評家:02/10/12 16:22
今回のテーマ・二次創作
 俺は下っ手クソな絵や文で原作の世界をぶち壊す二次創作が嫌いだ。大抵のものがオナニー
並の自己満足的なものだから。
 が、先日、ドラえもんの最終回の創作を読んで(原作とは一切関係ない)、不覚にも感動
してしまった。作者がどんな人物かは知らないが、ドラえもんを深く愛していたのだろう。
原作への愛なくして良質な二次創作は生まれない。まあ、その愛の方向性が狂うと、同人女に
よるエロ創作(やおい)が展開されるわけだが。
ちなみに、ドラえもん最終回創作はこのサイトに掲載されている。↓

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1755/41_80.html

>613さん
ドラえもんの最終回は、深夜ラジオ等で10年ほど前から語り継がれてきた話ですよ。
つまり、三次創作?というんでしょうか…
615名無し物書き@推敲中?:02/10/12 16:48
>>614
「のび太が植物人間で、今までのは夢だった」最終回説か?ありゃデマだぞ。
ドラえもんに、真の最終回は存在しない。↓このサイトに詳しく載ってるが。

http://www17.big.or.jp/~yonenet/fujiko2/saisyu/dora1.html
616614:02/10/12 16:57
>>614
最終回が存在する、っていうんじゃなくて、>>613の最終回創作話は昔から泣かせる話としてラジオで概要を語られていた。
それを他の人が文章に起こしたんじゃないか、と。
617614:02/10/12 17:01
↑>>614じゃなく>>615。スマソ

最終回は単行本の6巻にあるやつだけじゃないんですねえ。知らなかった・・・
618615:02/10/12 17:11
>>614
どちらにしろ、誰が作ったのかは不明、ということか。
のびたが科学者になってドラエモンを直す、というチェンメから
映画「ジュブナイル」ができたんだと。

てか、思いっきりスレ違いなんだが。誤爆か?
620くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 18:27
男は不自由である。
無。
男は消えた。
621名無し物書き@推敲中?:02/10/12 18:35
これ、読んで批評ください。
http://members.tripod.co.jp/nawanai2001/
622名無し物書き@推敲中?:02/10/12 18:41
ぜひ、この文章の批評をしてください。
http://ime.nu/homepage2.nifty.com/kaguraclub/2002-9-18.htm
623kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/12 21:04
>>621

いい想像力してます。頑張って下さい。

>>622

小説ではないような気がするんですが・・・
>>622
「たんび」とか「ゆく」という書き方が馬鹿っぽい。
もうちょっと漢字を使った方がいいと思います。
内容は、文がダラダラ続いているので、よくわかりません。
625くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:36
俺は生き返った。
有。
俺はここにいる。
循環の中に。
そして有限に。
626くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:38
俺の循環は仕事と2ちゃんねる。
その間を行ったり来たりだ。
そして俺はそれを満足していない。
だから飛び出した。
そして死んだ。
627くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:41
そして死ぬと人間は宇宙になるのが分かった。
無になって、そこが揺らいで、又ビックバンが起こるのだ。
そしてその宇宙に死ぬ前の俺が出現した。
又、循環に入っていた。
そしてもがいていた。
628くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:42
そこを抜け出そうとしているのだ。
何度も何度も。
俺はここから呼びかけてみた。
そして気づかせようとした。
そんなことをしても無駄だと。
629くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:45
だけど彼は気づかず、循環を飛び出して、死んだ。
そして俺と同じになって。
又、自分の姿を、
宇宙となって眺めている。
俺は知っている。

630くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/12 21:47
誰かが俺を見ていたのだ。
そして俺害虫になった瞬間に
解放されたのだ。
そうやって常に永遠に。。。。循環。
      了
631名無し物書き@推敲中?:02/10/12 23:35
>>624
「ゆく」はべつにどっちでもいいだろ。
漢字もあれくらいでいい。

内容は・・・文がダラダラ続いているので、俺にもよくわかりません。
632631:02/10/12 23:38
でも、語り口調だから、やっぱり「いく」のほうが自然か。
633631:02/10/12 23:45
つうか、もしかしてグイン・サーガの作者のページじゃねえのか?>>622
634名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:26
>>622
文体が悪いとは思わないのだけれど、全体的に説明不足で
読んでいる人間には、何の話だか読み取りにくいのでは。
自分の頭の中で理解していることや、当然の前提となっている
ことを、読んでいる人間はわかっていないのが普通です。
たとえば、最初の段落に出てくる『高羽AP』の説明など、バンド
だとわかるまでには、ずいぶん後ろまで読まなくちゃいけないわけ
です。それが、どうも先に読み進ませる意欲を削ぎます。
>>634
だから、プロ作家がファンのために書いてる日記だろ?
636名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:34
>>607
全体的には悪くないと思います。
アマチュアとしては、だいぶ上手い文章じゃあないでしょうか。
ただ、重要な冒頭部分に力が注がれていないのが気になりますね。
637名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:35
>>634
その批評は、621に対するものと思われ。
622は本職(小説家)の文章と思われ(でも読みにくすぎる)。
638名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:36
>>635
そうなの?
まあ、そこらへんはどうでもいいんですけど。
評価してくれっていうから、しただけですんで。
少なくとも、私はその人のファンじゃないので、面白いとは
思えませんね。
639634:02/10/13 00:39
>>637、635
ごめんなさい。2つ並んでたんで、ミスしました。
どうみても日記じゃないから、何かと思ってしまいましたよ。
640634:02/10/13 00:43
>>637
なんだ、栗本薫じゃない。
トッププロのはずなんだが。
しかし、この日記はひどいな。プロでも手抜きすると、
ここまでテイスト落ちるのか。
641634:02/10/13 00:45
実際、これだったら、スタパ斎藤の日記の方が面白いぞ。
642名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:46
プロの手抜きというか…。
毎日日記でこの文章を公開しているのか。
いいのか?本職として。いいのか、売れっ子だから。
643634:02/10/13 00:47
ところで、622。
その種のくだらない悪戯はやめろよな。
644名無し物書き@推敲中?:02/10/13 00:47
むかしグインサーガを読んだときは、
ここまでひどいとは思わなかったのだが・・・

最近は知らない。
645批評きぼぅ1:02/10/13 00:50
           「ネット放浪記」
 「インターネット、接続完了しました」の声とともに、広すぎる世界に放り出された。
どこへ行くかも自由、何を見るかも自由。
 が、右も左も分からないこの無法地帯の中で、俺は何処へ行けば良いのか。好奇心だけで
この世界に入り込んだ。行く末の見当などまるで立てていない。俺の居場所。それだけを
探して広大な世界を彷徨う。
 この空間には、全てがある。性欲、自己表現、宣伝、エゴイズム、無意味な落書き、独り言、
過去のデータ、掲示板という名の交流の場。混沌と混沌が混じりあって、一つの秩序を形成
している。
646批評きぼぅ2:02/10/13 00:55
時の流れは存在せず、距離も意味を持たない。全ては配線を通してリンクし合い、
また一つ、新たな命が生まれ、そうかと思えば「閉鎖シマシタ」と掲げて、消えゆく
命もある。 
 膨大な情報の波に狂いそうになりながら、放浪を続けていると、一人の男に
出会った。彼は自分のことを「大手サイトノカンリニン」と名乗った。この空間では、
それは賢者の代名詞らしい。俺は彼にこう聞いた。「俺が行くべき場所は、何処でしょう」と。
647批評きぼぅ3:02/10/13 01:04
男はこう答えた。「お前が行く先々で、最も多く耳にする場所。そこへ
行け」そのまま、男は消えた。
 俺は男に言われた通り、各地を旅した。そして毎日のようにその名を
聞いた、「2ちゃんねる」と呼ばれる場所を目指した。
 放浪の末、あっさりと2ちゃんねるに辿り着く。外観のイメージは
塔。中心となる巨大な塔の側面から無数に小さな塔が生え、さらにその
小さな塔には一つ一つ窓が見えた。
 塔に入り込み、いきなり目眩を覚えた。顔の見えない人間どもが、
訳の分からない絵文字と言葉を駆使し、しきりに罵り合っていた。
流行っている言葉は「ジサクジエン」「ツウホウシマシタ」などだが、
意味はよく分からない。
648批評きぼぅ4:02/10/13 01:11
 しばらくの間、この塔の住人達のやりとりを傍観していた。見れば
見る程奇怪な連中で、ここでは個性など存在しないのではないか、とも
思われた。塔の中をくまなく歩いてみたが、場所によって住んでいる人間の質がまるで違っていた。
 俺は意を決して、ここの住人と交わろうとしたが、何か発言すると、
周りから徹底的に叩かれた。ここでは個人の発言など意味を持たない。
ただ集団という波に回帰するのみだ。
649批評きぼぅ5:02/10/13 01:18
 俺は疲れきって片隅でコソコソと生きていた。ある日、一人の青年と
出会った。彼は自分のことをHと名乗り、色々と俺の話を聞いてくれた。俺がこの塔にうんざりし、出ていきたいと告げると、彼は「出ていきたいなら、出ていけばいい。でも君は、必ずここに舞い戻る」と、
そう答えた。
 結局、俺は出ていくことが出来なかった。今も、この不可解な塔に
住んでいる。ここは、まるで世界を凝縮したような場所だ。何も生み
出さないし、何かを期待したりもしない。エゴや権力や打算など、無意味な物を総て飛び越えて、集団の中に埋もれる自分に、魂を感じたいだけ。…無意味でもいい。今日も俺は、この塔で生きる。
     一一「カキコミシュウリョウ。ヒヒョウヲキボウスル」
650名無し物書き@推敲中?:02/10/13 01:23
>>645
ネットの世界を、ファンタジーっぽく書いたのかな?
結構面白いと思うよ。
おもしろいな。特に>>647
sfな感じ。
しかし2chしらない人にはおもしろくないだろうな。
652名無し物書き@推敲中?:02/10/13 06:44
批評お願いします。

軍需物資を運ぶ機関車の唸りが、遠く、低く、暗闇の中を轟いていた。
氷結した運河が軋みを上げ、草木の凍てつく十二月の深夜。客を漁る娼婦はもとよ
り、ボロをまとう住民の姿さえ見えない。暖をとる余裕も無く、狭い巣穴で身を寄
せ合っているのだろう、朽材を打ち重ねた家屋からは一条の灯さえ漏れること無く、
彼方の工場で燃やす石炭の炎だけが、天を覆う排煙の雲を赤色に染め上げるのだっ
た。
雪を踏みしだく、重い足音が響いた。
運河沿いの道を、ひとりの男が駆けているのである。
ガス灯も無く、舗装さえも無い、踏み固められた積雪の小道。喉元に擦音を鳴らし、
雪の起伏に足を取られながら、男は懸命に走り続ける。腰間に揺れる赤錆のサーベ
ル。粉雪を舞い上げる軍用茶コート。左腕は肘から途切れ、黒い液体をとめどもな
く滴らせている……。
戦場での負傷ではない。飲み屋からの帰り道、何者かに襲われ、切り落とされたの
である。
夜陰に光る赫い双眸、
闇に弧を描く死神の大鎌、
――『地鼠を狩る者』
近ごろ新聞の見出しを飾っている、実態を語るには装飾の過ぎるこの呼び名、この語
義が、彼の頭に貼りついていた。首を振り、よろめきながら先を急ぐ。片手を無くし
ても彼はまだ幸運だったのである。共に出掛けた同僚などは瞬時にして切り刻まれ、
言葉通りの肉片と化したのであるから――
653名無し物書き@推敲中?:02/10/13 07:08
>>643
自分が文章見極めきれなかったからと言って他人に責任転嫁するのもいかがなものか?
あなたに批評眼が無かっただけでしょ。
654名無し物書き@推敲中?:02/10/13 07:10
>>653
所詮は足の引っ張り合いに過ぎないんだから、こんな所でマジレスしても
意味が無いのでは?
655名無し物書き@推敲中?:02/10/13 07:29

   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< オマエモナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)


>軍需物資を運ぶ機関車の唸りが、遠く、低く、暗闇の中を轟いていた。

列車強盗などの脈略がないのなら、単に貨物列車でいいのでは?
657加藤健祐:02/10/13 09:57
>>657
地下に住む人々の生活の様子はなかなかおもしろいと思った。
だが、
>私にはここが血管のように思えてならない と、
>下水は血管に 道路は殻に と、
>地下をメグる血管は時間と共に伸びる 
等の「血管」という表現がしつこすぎるように感じた。

>657 下
>一周、二週、針が動
は、一周、二周の間違いではないだろうか。
それとも時計の針の一周の後に
2週間が経ったことを表しているのならいいと思うが、
文章的にそういうところは見られなかったので。
最後の数行はイイと思った。
涙と雨を重ねる表現は良くあるが、そのなかでも分かりやすくきれいにまとまってると思えた。
659くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/13 12:42
>>625
批評してくれよ!!
660名無し物書き@推敲中?:02/10/13 13:57
age
661名無し物書き@推敲中?:02/10/13 16:10
かなしい時ー
何時間もかけてつくった文章が貼るときのミスで一瞬にして消えてしまった時ー
本気で泣くよ・・・鬱だ氏脳
662名無し物書き@推敲中?:02/10/13 16:13
>>661
リズム悪い。2点
663bloom:02/10/13 16:14
664643:02/10/13 16:27
>>653
おいおい、言っとくが日記なんて読む気がないから、最初は
読んでないよ。
俺が感想つけたのは、621のほうだった。テロップミスに気がついた
んで、日記の方を確認したら、栗本薫だから読んだ。
にで、興味を持って読んだら「スタパ日記」の半分も面白く
なかったから、マジかよと思っただけでな。小説書きが日記も
面白いとは限らんって、なんか納得しちまったさ。

悪戯って言ったのは、プロの文章を批評させて、悪い評価出た場合に、
「てめーらなんぞその程度なんだぞ」ってほくそえんでいる態度
を指してるわけでな。
べつにそんなことしたって、自分の文章が上手くなるわけじゃねえ
んだから、あんまり、さもしいことをするなってことだ。
665名無し物書き@推敲中?:02/10/13 16:32
>>659
前に他のやつにも言ったが。
読んで欲しいんなら、「お願いします」って挨拶しなさいな。
666652:02/10/13 16:37
>>656
そういえば、そうですね。機関車では頭だけになってしまう。ミスです。汽車、
とする事にしました。
コンテスト用に調整中なんで、無茶ありがたかったです。
>>くろしろ
寂しいから互いに批評をしあわないか。
掴みが弱い。
「人は死ぬと宇宙になる事が分った。
 無になると、無が揺らいでビックバンが起こる」
というような内容を、初めに持ってきたらどうか。静と動の動だ。時系列に並べ
る必要は無い。
「俺は生き返った。有。俺はここにいる。循環の中に。そして有限に」
では、あまりにもマターリと落ち着いてしまう。
どうよ?
667ノーベル賞狙います ◆QJtCXBfUuQ :02/10/13 16:51
きーんこーんかーんこーん。
お決まりのチャイムと共に、反射的に学級委員の、通称ヤマ崎が立ち上がった。
「きりーつ、礼!」
甲高い声でペコッと頭を下げると、退屈な授業に居眠りしていたクラスの大半も
それにならって、眠たげな目でペコッとおじぎを返す。
定年間近の国語教師、通称はげ村がのそのそと教室を出て行くと、あくびまじりに
教室が騒がしくなる。次の時間は給食なのだ。今日の献立はなんだっけ、そんなこと
を考えながら生徒たちは給食の準備をしだした。
平和の午後の学校に事件が起きたのはその時だった。
「きゃあああああ!!!!!!」
女子の悲鳴!この声は確か給食委員の天然女、通称亀山だ。
「どうしました!?」
あわてて担任教師、通称中年狸がとんでくる。クラス中が何事かと給食台の前に
集まってきた。
「先生、カレーの中にこんなものが・・・!」
亀山がおそるおそる箸でつまみあげたものとは、なんと・・・

668ノーベル賞狙います ◆QJtCXBfUuQ :02/10/13 16:59
批評おねがいします。
実はこれから先考えてない。
669名無し物書き@推敲中?:02/10/13 18:10
670656:02/10/13 20:05
>>666
>機関車では頭だけになってしまう。ミスです。汽車、
とする事にしました。

ミスじゃないですよ。機関車が荷物を運んでいる状況は良く分ります。
ただ、冒頭から「軍需物資を運ぶ機関車の唸りが、・・・」
と意味を持たせてあるので、読者は軍需物質のその後の展開に興味があるのです。
敵に列車の妨害工作を受けたり、軍需物資を強奪されたり、展開を期待させます。
単に情景だけで物語に脈略がないなら列車の荷物の中身を省いてももいいのでは?
といいたかったのです。
671名無し物書き@推敲中?:02/10/13 20:37
あげ
672kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/13 22:33
深い深い森の中、僕は必死で彼女の姿を捜し求めた。
 どこにいるのかもわからない。完全に道に迷ってしまったようだ。
 草を鎌で掻き分けながら、森の中を大声を上げて進む。
 彼女と一緒に山に入ったのは、昨日の事である。夜、彼女を怒らしてしまって、彼女は無謀にも暗い森に入ってしまったのだ。それっきり朝になっていても彼女は帰ってこない。
 もしかしたら、もう捜索願いを出した方が良いのではないか?と思えてきた。
 よもや、テントから出てそのまま帰ってこないという、非常識な事をやる人だとはとても思えない。
 先に帰るって言っても、バスの停留所までは一時間はかかる。どうやっても夜の森の中ではバスの停留所までは辿り着けない。
 と、突然、彼女の・・・彼女の・・・遺体が目にはいった。
 しかも、何故か首から下が無い状態で、転がっていた。
 僕は・・・どうする事も出来ずにへたれこんだ。どうして・・・と思った僕は、周りを見逃すと首のもげた彼女の遺体を発見した。首が引きちぎられている。熊にしては痛いが酷すぎる・・・
 と、僕の後ろに影がさした。僕の予想は間違っていなかった。それは熊だった。
 でも、昔博物館で見た熊の2倍の大きさはある熊が、背後に立っていた。
 あっ、と声を上げる前に、熊の強大な腕が自分の頭にむかって・・・

 死を意識した。夢であって欲しかった。

 首を跳ねられた僕は何故か笑顔だった。



 目が醒めた。夢だった。
 と思いたかった。


前の文は挫折して、新しいの書いてみました。感想をお願いします。
673652:02/10/13 22:38
>>670
ああ、なるほど。この文は、蒸気機関車が走ってる19C後半頃、戦時中であり、
鉄道敷設の対象となる(中or大)都市、という舞台を説明するためのもです。そ
れに、補給線確保のために主人公の所属する大隊が都市に駐留している、という
設定ですので、後々にこの文の情報は必要になってきます。
674加藤健祐:02/10/14 07:34
>>658
ご批評有難うございました
推敲させていただきました
675名無し物書き@推敲中?:02/10/14 10:32
age
676名無し物書き@推敲中?:02/10/14 16:26
ここってレス少ないよなあ・・・・
677名無し物書き@推敲中?:02/10/14 18:53
誰か上の批評してください・・・・・
678名無し物書き@推敲中?:02/10/14 21:08
>と、突然、彼女の・・・彼女の・・・遺体が目にはいった。
唐突だなぁ。ワンクッション入れて段階踏んだら?
前方に得体の知れない丸い物体が転がっている。ま、まさか・・・、
恐る恐る近付いた。辺りに血臭が漂っている・・・、異様な気配だ。

>周りを見逃すと首のもげた彼女の遺体を発見した。
遺体より胴体がリアルでいいかも。
あと、彼女の着衣の状態も知りたい。
白いブラウスが鮮血に染まり、背中は無残に引き裂かれ・・・

>首を跳ねられた僕は何故か笑顔だった。
いいね、Mっぽくて。

679kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/14 23:50
>>678

批評ありがとうございます。また推敲してみます・・・
680二笑亭:02/10/16 13:50
645―649 「ネット放浪記」

着想は面白いじゃないですか。
これ、カフカの「城」やピンチョンの「V」のタッチに仕上げて、
4、50枚ぐらいの短編にしてみたら。
ショートショートやコントじゃなくて。
もう少し描写を緻密にして、雰囲気出してさw

あと「ネット放浪記」という形で、ネットの世界をそのまま解説するより、
むしろ塔のイメージを前面に出して、
インターネットの複雑怪奇な相互関係性の世界を象徴的に書き上げれば、
なかなか現代的な秀作になると思うよ。

まあ、基本的な小説作法の技術が、かなり必要だけどさw。
アイディアは買う。
681:02/10/16 18:26
「鶩座り」

まるで害虫のようだった。
教室のあちこちで屯する人集りは、僕には害虫そのものに見えた。
彼らは一体、何に飢えているのだろう。
吐き気を覚えるほどのむかつきが、咽の奥まで押し寄せてくる。
僕は額に汗が浮かぶのを感じながら、
教室の隅にある掃除用具のロッカーにもたれかかり
そのままずるずると滑り、座り込んだ。
僕はどうしようもなく、目を閉じるしかなかった。
白目の部分が妙に熱を持っているのが分かる。
きっと、鏡で見ると充血しているに違いない。
ただ僕は込み上げる吐き気を抑えつけていた。
ふと、人の気配がして僕はおもむろに目を開ける。
裕人だった。
彼は体育座りをして僕の隣にちょこんと座っていた。
その目はちょうど、教卓のほうを見つめている。僕もその辺りを眇めに見た。
そして彼は言った。
「人間って、疲れる」
僕はその言葉の意味も解らないまま、少しだけ頷く。
不意に誰かの大きな笑い声が耳に入り込んできた。
そちらのほうへ目をやると、じゃれ合っている集団の一人が
何か面白いことを言ったようだ。笑い声は途切れることなく続く。
次に、彼の幼気な唇から漏れた言葉は、小さく、だが確実な口調だった。
「死ねばいいのにね」

つづく(もしくは終わりカモ)
682:02/10/16 18:29
↑修正↑

× 次に、彼の幼気な〜
○ 次に、裕人の幼気な〜

です。
683くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/16 19:13
>>666
待ったりしているのがいいのじゃ。
、おぬしの文は先ず2ちゃんの改行
に阻まれ本来の味を阻まれている、
様な印象を受けたぞい。
684くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/16 19:14
>>625
批評お願いします。
>>625-630

初めの>625にも
>俺はここにいる。
>循環の中に。
とあるので、>630の
>そうやって常に永遠に。。。。循環。
が結論もしくはテーマと見ていいのだろうが
メタ視が崩壊しているので、お話として今ひとつ。

>627で
>そして死ぬと人間は宇宙になるのが分かった。
>無になって、そこが揺らいで、又ビックバンが起こるのだ。
とあるが、
宇宙になった死んだ人間とは“俺”のことであり、
この文章は一人称なので、この事象を観察したのも“俺”である。
これだと、観察対称=観察者という観察行為が破綻してしまっている。
次の
>そしてその宇宙に死ぬ前の俺が出現した。
>又、循環に入っていた。
ように
観察者  = 俺
観察対称 = 新たに生まれた俺(俺’)
のようになっていたら(多分に言葉遊びだけども)
メタ視による観察行為が成立してるんだけどね。
686:02/10/16 21:18
>>681
批評お願いしまっす。
687くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :02/10/16 21:25
>>685
批評ありがとうございます。
688ロリ−タ−と即アポ:02/10/16 21:26
http://wqll.jpn.ch

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
689名無し物書き@推敲中?:02/10/17 02:00
>>681
冒頭から「だった。」と過去形で始まっている。
その後、現在形に変わっているね。
回想か?と思うがそうでもない。
だが、その後の展開が悍ましい結末も臭わせる。

書き出しは、臨場感を出すため、実体験の最近の出来事(近接過去)でも、
過去形ではなく現在形で書くといい。

新聞の見出しでは、生き生きとした臨場感を出すために、昨日やおとといの
出来事でも動詞の過去形を使わずに、現在形で書きます。
690名無し物書き@推敲中?:02/10/17 09:07
(批評)
>688

まず「ロリ−タ−」ではなく、「ロリータ」
キミはナボコフを本当に読んだことがあるのだろうか。
「Hな」を2回続けるのは意味がない。
「ロリロリ児童」で引くものも多いだろう。
「2チャンネルで超有名」というような言葉を、いまさらここで展開しても意味がない。
主題を明確にして推敲せよ。   以上。
これではまるで広告のようで、文学としての深みがまったくない。
691名無し物書き@推敲中?:02/10/17 10:49
たった今読んだんだが、院丸ってスゲーな……。
背筋がざわざわしました。
>>450の突っ込みが絶妙で思わず笑っちまったよ。
692名無し物書き@推敲中?:02/10/17 11:52
>690
素晴らしい。
693名無し物書き@推敲中?:02/10/17 12:04
正直あなたがたではこの大先生に敵うはずもありません
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034725786/l50
694初産:02/10/17 23:42
批評お願いします。

「お義父さん、起きて下さい。御飯ですよ」
「・・ん、ああ、もうそんな時間か」
 そう言うと、宏はゆっくり体を起こし、浴衣の前を整えた。
 宏は、夕食まで一眠りするのが日課となっている。そして、
それを起こすのが芳子の仕事である。

「お義父さん、今日はどんな夢を見たんですか?」
 と、芳子は、宏のグラスにビールを注ぎながら言った。
「・・ん、ああ、今日は、懐かしい夢を見た」
 と宏は言うと、ビールを一口飲み、壁に掛かったカレンダーに目を遣った。
「芳子さんが家へ嫁に来て、ちょうど十年になるのか」
「え」
 芳子はカレンダーで今日の日付をを確かめると、
「ええ、そうですね。ちょうど十年になりますね」
 と言って、少し照れくさそうに笑った。
695名無し物書き@推敲中?:02/10/18 00:27
>>694
なにかぎこちない。
神様視点なので、語り手がもうちょっと積極的に関与してもいい気がするけど。
696名無し物書き@推敲中?:02/10/18 00:46
>>694
>芳子はカレンダーで今日の日付をを確かめると、

記念すべき結婚10周年なら、妻は何日も前からその日を意識しているぞ。
旦那と祝うためご馳走もつくるよ。カレンダーで日付を確かめたりしない。

何かテンション低い親子関係だな。旦那は長期不在で、怪しい親子関係か?w
697初産:02/10/18 01:36
>>695>>696
批評ありがとう御座います。

>神様視点なので、語り手がもうちょっと積極的に関与してもいい気がするけど。
参考にさせて頂きます。

>記念すべき結婚10周年なら、妻は何日も前からその日を意識しているぞ。
>旦那と祝うためご馳走もつくるよ。カレンダーで日付を確かめたりしない。
言われてみればそうですよね。義父でさえ覚えているのに・・・

>何かテンション低い親子関係だな。旦那は長期不在で、怪しい親子関係か?w
昭和初期をイメージしたら、こんな感じになりました。

勉強になりました。ありがとう御座います。
698名無し物書き@推敲中?:02/10/18 01:57
うわ、ちょっとマジで凄い
安貞桓の母、窃盗容疑で逮捕のニュースについて

・・ソウル大学民俗学教授の金彊岳博士によると
「そもそも花札賭博は、韓国の伝統的なモラルを破壊する事を目的に
日帝が意図的に普及させたものでした。韓国には、いまだにこの
恐ろしい後遺症に苦しむ人達が大勢います。 安某容さんもその被害者の1人ですが、
これは氷山の一角に過ぎません。
日本政府に人の心があるのなら、まず安さんに謝罪と賠償をするべきでしょう。 」と騙った。
http://japanese.joins.com/bbs/read.php?sno=23251
699名無し物書き@推敲中?:02/10/18 02:15
>>698
いやそれ掲示板だし
700名無し物書き@推敲中?:02/10/18 21:02
「私の意見を言っていいかしら」と、彼女は人差し指で唇を撫でながら言う。
「君の意見?それは是非聞いてみたいね」と僕は答える。
「あなた、人を殺したことがあるでしょう」と彼女は言う。
頬には笑窪が浮かんでいて、その表情はまるで悪戯を楽しむ幼い子供のようだ。
「面白いことを言うね。どうしてそう思うのかな」と僕が訊くと彼女は笑い声を上げる。
「あなた虫が苦手でしょう? だったら人を殺したことくらいあるわよね。
腐ったみかんは早いうちに箱からつまみ出さなくちゃ。ぽいっとね。
私が見る限り、あなたのクラスメイトはそこら辺にへばり付く虫と同類。
餌さえあれば、永遠に死なない厄介なものよ。
虫が嫌いな人間ほど、虫を殺したがるの。だから当然、
あなたは人を殺したことがあるわよね。どう? 違うかしら」
それを聞いて僕は大声で笑う。彼女もくすくすと笑う。
701名無し物書き@推敲中?:02/10/18 21:16
>>694

三点リーダって分かってるよな?

702名無し物書き@推敲中?:02/10/18 21:47
>.700
”セリフ+と言う”のパターンがしつこい
そろそろ「連続官能小説」を
かきたいんですけど・・・
よろしいでしょうか。
704名無し物書き@推敲中?:02/10/18 22:35
院丸の新作キボンage
705名無し物書き@推敲中?:02/10/19 04:06
>>701
それって英語の話だろ?
ゲームのドラクエは、
「・・・・・」
5点使っている。
3点よりインパクトがあるとおもう。
聞こえないからこそ、いいこともあんだよ、と俺は言った。
だが、遙は執拗だった。
厚ぼったい、普段は暖かみを感じさせる唇の端がつり上がり、
そして軟体生物のように素早く形を変える。
(そう思いこんでるだけでしょ?自分を守る為に)と彼女の唇が動いたのを読みとる。
次の瞬間、(手術)、と発声された所で俺は目を逸らした。
TVでは松坂が球を放ってる所だった、大仰なフォームから繰り出された球がキャッチャーのミットの中に沈んで行く。
大きくガッツポーズをする松坂、画面が切り替わり、ベンチでチームメイトの巨人の連中が大喜びしているのが映し出される。
続いて場内の様子が写された、どいつもこいつも興奮している、一体何があったのだろう?
気になった俺はリモコンの字幕表示のスイッチを押した。
猛烈な速さで解説者とゲストのコメントが字幕となって流れる、
どうやら、松坂は完全試合をやったようだ。
突然、強く脇腹をつねられた、痛さで体をエビの様に曲げる。
冷然とした顔でこちらを見下ろしているのだろうと思いながら、つねった遙を見上げた。
案に相違して柔和な、殆ど悲しげな表情を浮かべていた。
優しく、ゆっくりと口が動く。
(兄弟だからこそ言うの、兄さんの事を思うから言うの)、そう発声する口の動きに、記憶の中の昔の遙の声が重なる。
ぼんやりと見上げる俺の目の前で遙の口は動き続ける。
(………結婚、決まったんだ。
 彼が海外に行くのに付いていくから、もうここには来れなくなる。
 もう、兄さんの面倒みられなくなるよ)
(人工聴覚手術の事、ちゃんと考えておいて)
妹が帰った後に疲れを覚えるのはここしばらくいつもの事だ。
だが、今日はいつもにも増して疲れを感じる、ソファーから立ち上がる気力が無い程に。
TVの中ではさっきつけたままの字幕の解説が流れ続けている。
「それにしても桑田さん、松坂投手は32歳にして完全試合を成し遂げたわけですが」
「いや、僕は彼なら可能だと思ってましたよ、ここ数年怪我で順調では無かっただけです」
「本当の自分を取り戻したといった感じではないですかね?」
本当の自分ではない自分などいるのか、俺には本当の自分はあったのだろうか?
激しい眠気が襲ってきたので電気を消した、TVも消したかったのだが、リモコンが見当たらない。
TVに背を向け、俺は目を瞑った。
(・∀・)イイヨイイヨー
しかし、さらっと読みしたら、兄が耳聞こえないんじゃなくて、妹がしゃべれないんだと思っちゃったよ
710初産:02/10/19 10:55
>>701
自分のイメージとしては、三点では長過ぎると思ったので二点にしました。
711名無し物書き@推敲中?:02/10/19 13:49
>>694
他人を批評できるほどのレベルではないですが、気づいたことをいくつか。

最初の5行はいらないと思う。冗長な感じがする。
変えるとすれば例えばこんな感じ。
「お義父さん、今日はどんな夢を見たんですか?」
と、夕食の時に宏のグラスにビールを注ぎながら芳子が聞いてきた。
最近は、夕食まで一眠りするのが習慣となっていて、・・・・・・

「・・ん、ああ、今日は、懐かしい夢を見た」

「芳子さんが家へ嫁に来て、ちょうど十年になるのか」
では、話題が突然変わっているからやや不自然。
話題を変えた説明があったほうが良いのでは。
712名無し物書き@推敲中?:02/10/19 15:26
>>702
「セリフ+と言う」のパターンは二回しかありませんが・・・
713名無し物書き@推敲中?:02/10/19 16:29
>>710
あのね、趣味で書くなら二点でも三点でもいいんだけどさ、
基本としては三点リーダーを二つ、「……」こんな風に書くのが一般的なのよ。
714メディア批評家:02/10/19 16:39
 今回のテーマ・「コミックのドラマ化」
 
 木曜からスタートした「逮捕しちゃうぞ」を見た。最初から期待はしていないが、
実際見てみて、愕然とした。原作の美幸と夏美の雰囲気がまるで出ていない。
他のキャスト陣もやたら豪華だが、伊東四郎や渡辺えり子の起用は明らかに
やり過ぎ。色モノというか、個性が強すぎて、ドラマ自体がコントのようになって
しまっている。
 原作の方が、かなり現実離れした展開なので(暴走するミニパトを足で止めるなど)
これをドラマ化するという時点でかなり無理あり。するならするで、もう少し上手く
やって欲しかった。もし実写不可能なシーンをCGで表現でもしやがったら、俺は
テレビを蹴る。
 まあ、結論としては今夜の「リモート」の方が刑事ドラマとしてはよっぽど面白い
かと。一一刑事というよりは推理ドラマだが。
715名無し物書き@推敲中?:02/10/19 16:45
原稿用紙の使い方分からないと、
新人賞に応募した場合1次選考で落とされるらしいぞ。
たとえ内容がよくてもな。

>>713
付け加えると、
三点リーダーが行の最後に来る場合「…」だけで良い。
716名無し物書き@推敲中?:02/10/19 17:02
三点リーダーごときでおろおろすんなゴルアァ!
貴様らの才能があれば、編集なんざわらら葉の騒ぎで出版の運びとくらァ!
1次落ちすんのは、貴様らの才能に厨な鬱作家が嫉妬してるだけだああああああ!!
>三点リーダーが行の最後に来る場合「…」だけで良い。
いい加減な事言うなゴルァ! 
717名無し物書き@推敲中?:02/10/19 17:13
>>716
>いい加減な事言うなゴルァ!
確かに。そんなルールあったっけ?
あとね、710さんはここを見なさい。最低限のルールがあるから。
http://homepage1.nifty.com/wychee/manner.html
718名無し物書き@推敲中?:02/10/19 17:31
>>717
そのHP少し間違いがあるぞ。
「」の前に1マス空けるか空けないかは、出版社によって違うはず。
三点リーダーについても、漏れの記憶に間違いがなければ、「・・・・・」を
使ってる作家もいる。(三点リーダーが無難だろうが)
「!?」の使用が幼稚などと、星野氏ごときの文章力の香具師に言われたくな
いな!?
なんで僕血が例文なのかの方が気になるが…
貴様らの才能に厨な鬱作家が嫉妬してるだけだああああああ!!

妄想こわいよ
721初産:02/10/19 17:59
>>711
批評ありがとう御座いました。
>>713>>715
基礎から勉強し直します。ありがとう御座いました。
>>717
HP参考になりました。ありがとう御座います。
722加藤健祐:02/10/19 20:20
隔離都市が一つの作品としてまとまったので、皆さんの意見をお聞きしたく参りました
http://www3.omn.ne.jp/~ken3a7up/E.html
ダーク系と言われるのですがそうなのでしょうか?
ショートショートなどもあるのですが、よろしかったらご批評ください
辛辣な評価、宜しくお願いします
723名無し物書き@推敲中?:02/10/19 21:17
>>721
批評して欲しいと書いてあったので批評したのですが、あの文章でも
特に悪いということではないです。

読んで面白い文章であれば、細かい部分は問題にされないはず。
それよりも、他人が読む価値があると認める内容を書くことが大切。
724加藤健祐:02/10/19 21:28
>>723
今の文章には読む価値がないんでしょうか?
725名無し物書き@推敲中?:02/10/19 22:07
>>724
読んでて、何を言ってるんだか分からなくなる。
特にショートショートの「守るべきもの」は、書いてる本人にしかその中身が理解できない
ような気も。会話を中心に進める話は、かなりの割合で自己満足的なものになりがちだが、
まさにそれだ。
726723:02/10/19 22:19
>>724
あの部分では読む価値があるかどうかは分からないです。
読む価値あるというのは、読んだときに作者のなんらかの価値観
が伝わってくるということです。
727加藤健祐:02/10/19 22:26
>>725
なるほど
改善します
>>726
そういう事なんですね
価値ある作品を書くようにします
728名無し物書き@推敲中?:02/10/19 22:32
>>722
読んでみました。

小説ではなく詩に分類される文章です。
他人には分かりにくいと思うので、それをまず直すべきでしょう。

下の部分は良かったです。
ここから小説を書き出して、なぜすぐには無理なのか、なぜ顔を
見たいと思わないのかを丹念に書いていけば良い小説になると思います。

プルル、プルル
電話の音
もしもし?「あ、姉さんかい? 今母さんが大変なんだ、すぐ来れる?」すぐは無理、
会社があるし、母さん私の顔見たくないと思うし
729加藤健祐:02/10/19 22:39
>>728
詩に分類されますか
推敲、してみます
730♂です:02/10/19 23:06
今日は思い切ってお洒落してみよう。
でもセックスアピールを強調するのは慣れてからにしようと決めたので、姉さんに
勧められたタイトなワンピはパス。
そのかわり冒険してみる。アンダーに「Fuck me!」のシャツ。
履き慣れないハイヒールで道を歩いてると、道行く男たちはみんな私を見る。
ちょっと服装が違うだけで、男ってホント馬鹿。よく眼鏡外したら美人だったなんて
描写が漫画に出てくるけど、そんなのに気付かないなんてあんた達が眼鏡をかければ
いいのよ。
会館の前で渡会教授に会った。へえ、今日は見違えるね、ふりふりが割りと似合って
いい感じだよ、で、どうだいレポートの進み具合は、なんて言ってくる。
アンゲロプロスはね、痛みの作家なんだ、そうですよね、でもあの長回しはちょっと
退屈、でも凄いですよ。そんなやり取りをしていても、教授はわたしが「Fuck me!」
とささやかに主張しているなんて知る由もない。こんな淫らな女子大生に真面目な顔
してアンゲロプロスだなんてインテリ教授が聞いてあきれるわね。
教授と別れたあと、わたしはハイヒールの歩き難さが気にならなくなっていた。
何かが私の中で弾けたのだ。あの高層ビルだって楽々越えていける気がした。

おながいします
731何故かブルーは艶々:02/10/20 01:58
もうこんな時間か〜謙二は深いため息をつき、ベランダに出て夜空を見上げた

昨日から降っていた雨も上がり薄雲の中からは明日くらいには満月を向かえる
であろうと思われる白い月も時々雲間から顔を覗かせている。

謙二は煙草に火を着け深夜の静寂の中に身をゆだね、間近に迫った取引を成功
させ一気に形勢逆転に持ち込もうと思案していた。

「問題はアイツがどう動くかだな・・・」謙二は言葉にならないような小さな
独り言を呟いた、「バキッ!!」「うぅ・・」鈍い音がした次の瞬間、謙二の
後頭部に激痛がはしり、その場に崩れ落ちるように倒れこんだ。
>>712
笑うとか答えるとか言い換えてても、全部パターン一緒。
「〜」と誰々は何々した。
二人しかいないんだから、最初以外は「と誰々は何々した」がなくても会話文の連続で成り立つ。
733名無し物書き@推敲中?:02/10/20 02:18
>>731
文章的には問題なし。
あえていうなら、1行目の文が長いからどこかに点を打つ。
下から2行目の適当な所に改行を入れる。
の2点ぐらいでは。
734733:02/10/20 02:42
>>731
あくまで趣味の問題ですが、自分ならどう書くかというと。

昨日から降っていた雨も上がり、おそらく明日くらいには満月を向かえる
であろうと思われる白い月が、時々薄雲の間から顔を覗かせる。

覗かせているだと、現在のある瞬間を表現しているので、時々という時間経過
を表現する言葉と合わなくなる。
白い月もの「も」は何に対して「も」なのかが分かりにくいような気がする。
最初の雨もの「も」はそれでよいと思う。

ただ、直してみたら原文の方が良いような気がしてきた。
735717は氏ね:02/10/20 09:14
>算用数字ではなく漢数字を使いましょう。

なんでだめなのか。大江健三郎は算用数字を使っていた。

>カギカッコの後に「と言った」は余りに幼稚です。小学生の作文じゃねーんだから。

井上靖がよく使う。なんでだめなのか。
736名無し物書き@推敲中?:02/10/20 14:24
お願いします

  イエロ・ブルウは黄色人種だ
  カーボーイハットを律儀にかぶり
  真っ黒い旧式の軍隊銃(レプリカ)を
  腰に下げている
  ひからびた五月の匂いをかぎながら、口ぶえを吹く
  曲はメリーさんの羊。


 イエロは日課の銃の練習をしていた。敵を倒すために、もっと強くなるために、
練習は正義の味方には欠かせない。ふいに、人影を感じてイエロは草むらにかくれた。

「ごきげんようまあおくさまおでかけ」
「ごきげんようええまちまでおこめをかいに」
「そうではきをつけてさようなら」
「ええそれではさようなら」

 イエロは直感した。あいつが犯人だ。米を買いに行く、ご婦人だ。
いままで彼の勘ははずれたことがない。澄みわたった神経、それはとても大事なことだ。
イエロは彼女をライススターと名づけ、尾行することに決めた。
草むらから音を立てないようにでる。ライススターはすでに小さい。
彼女の会話の相手はイエロを見て小さく笑った。
737名無し物書き@推敲中?:02/10/20 14:25

尾行というのは少し難しいものだ。相手を見失わない、相手に気づかれない。たったこれだけのことだがよく失敗する。
(いえはどこだ、ひとりでなにをやっている、かえりみちがわからないのか等、誰かに聞かれる。
イエロは首を振る。ライススターを見失う。
走る、辺りを見回す、そして走る。それを何回か繰り返し、ようやくスーパーの前にいるのを見つけた。
 彼女はベンチに座り、ジュースを飲んでいた。タイミングよく、イエロが彼女を見つけると同時にジュースを飲み終わったようだ。

立ち上がり、缶を捨て店の中に入ってゆく。
 イエロは今度は首尾よく尾行した。話しかけてきそうな人物をなるべく避けて行動したからだ。ライススターをずっと見ていると、

おかしなことをしているのに気づく。ときどき振り返っては少し笑っているのだ。
それはたぶんとても重要なことだ、悪のたくらみを察することこそ正義の味方には必要だ。
 お菓子のコーナーでイエロはライススターのかごにチョコレートを放り込む。よし、気づいていない。
イエロはそのまま家に帰る。
738名無し物書き@推敲中?:02/10/20 14:28

 ベットに寝そべりコーラ味のキャンディをなめている。ライススターはもうすぐやってくるだろう。
イエロの額には少し汗が浮かんでいる。
 さっき部屋の片付けをした。漫画雑誌をかき集めクローゼットの中に押し込める。そして最後に
表紙に赤い文字で「レッドブラック」と書かれ綺麗に彩色された本を丁寧に置く。
これはイエロの持っている中で一番薄くて一番高価なマンガだ。荒野の騎士レッドブラック、
あらゆる悪人を一瞬で裁く。カーボーイハット、黒光りする銃。そして、ひからびた世界。
 もう一度読もうかと思っていたとき、足音が聞こえた。
 ライススターだ。
ドアがノックされる。そして音を立て開かれる。
イエロは銃(レプリカ)をかまえクローゼットの陰に隠れている。最初に狙うのは胴、
次は心臓。何回もシミュレートした。
 ライススターが口を開く。
まずい!耳をふさげ、呪文を唱える気だ。
「たかし」
 ライススターは笑みをうかべ呪文を唱えた。今までの出来事が
空中に浮かんだガラス瓶の中にすいこまれてゆき、イエロはまばたきをした。
「たかし、ほらチョコレートを買ってきたわよ」
 彼女はそれを差し出す。
かれはぼんやりとしていたが彼女の呼び名を思い出した。
チョコレートを受け取り
「ありがとう、お母さん」
たかしは笑って言った。
>>736-738
こういう文体好き
描写がもっと欲しい
740名無し物書き@推敲中?:02/10/20 16:40
私・・・24歳OL
耕平・・・27歳会社員

耕平は2週間前にバイク事故で逝ったはずだった。
しかし「私」が朝目覚めてみると、耕平と南国の島のホテルのベッドにいた。

「私」が信じられないというと、耕平はハァ?二人で来たんじゃん、と言う。
耕平と「私」は南国の島で、思う存分遊び、愛を確かめる。

島の南端にあるカラボボ岬(仮名)に行き、そこの蜃気楼の中に
カップルが自分たちの姿を見出すと、そのカップルは来世でも結ばれるという。

耕平と「私」は岬へ向かう。しかし、二人の姿は見えなかった。
泣きじゃくる「私」。しかし耕平は私を熱い言葉でなだめる。
「俺、もう行かなきゃ・・・」耕平はもう時間がないことを知っていた。

「私」は耕平に、後ろを振り向かないで生きていくことを誓う。
気づくと、病院のベッドの上だった。睡眠薬を大量に飲んで意識不明だったのだ。

8ヵ月後、「私」は元気な赤ちゃんを出産した。
741名無し物書き@推敲中?:02/10/20 19:22
あらすじですか?
>>736-738
けっこー面白かったよ。
またり文庫のショートにある「川の主」を批評して下さい
感想が少ないので
744名無し物書き@推敲中?:02/10/20 23:01
>>730は見なかった振り?
745名無し物書き@推敲中?:02/10/20 23:52
>>735
お前は大江健三郎でも井上靖でもないから駄目。
つーか、こんな事くらいも消化できない硬さの頭で、面白い物なんか書けるか。死ね。
746kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/20 23:56
批評お願いします。今回は小説といえるかどうかの判断をして頂けると助かるのですが・・・

何かをやる前は90%のヤル気と10%の萎える気持ちがあるとすれば、何かをやり始めてからは10%のヤル気と90%の萎える気持ちへとシフトしていく。
そうしたら後はズルズルと引きずり込まれるだけ。それを補う為に思想は生まれた。欲望が助けになる。達成感が次へと繋がっていく。
もう少し頑張れ。という言葉は聞き飽きたけど、それが自然に身に付くようになるのはいつの日の事の事なんだろう。
そして、どこで呟けばいいんだろう。自分はやるだけの事をやったという台詞を。
歳と共に人は知識を増やして、パンクしそうになるとボケていく。だから、僕は忘れない。今一日の日々を。毎日の繰り返しを。パンクする程人間のキャパシティは狭くない。
一日一歩。下がる事は無い。前に進んでいるのは間違いない。

だけど、落とし穴がどこかで待ち受けている事を、忘れてはならない。
それが、生き残る為の条件だからだ。
747豆腐:02/10/21 00:00
 僕の書いた文章を批判するなんて急に言われても、困るのだけれど、まあ、趣味で小説を書いてる身としては、やっぱり自分の文章ってモノは気にかかるものだし、何か適当に書いて批判してもらうのもいいんじゃないのだろうか。
 とはいえ、いざ書くとなると何を書けばいいのかよく分からない。
 いつも小説を書く時、文章の流れを僕はインスピレーションに一任している。
 そのインスピレーションが今この場には存在していないようだ。
 まあいいや、適当に書いてしまおう。
 よく考えればこんな短い文章で何が分かるっていうのだろう。
 大体2chで、他人の書いた文章を真面目に批判するなんてことがあるんだろうか?
 2chなんて所詮、アンモニア臭漂う便所の落書きの集まりなのだから、真面目に書く必要なんてない。
 僕は一秒で考えた文章をスレに貼った。

  あぴょーん。ここはバカばっかりですねー

 一秒で考えたにしてはましな文章だと思う。
 僕はレスを待った。その日の内にはなかった。創作文芸板はレスが遅いので仕方がない。
 僕は次の日も待った。一日中パソコンのモニターをボーっと見ながらレスを待った。
 スレの白い背景色が、ディスプレイに白い光を放たせ、目を乾かしていく。僕は軽い痛みを覚えながらも目を擦り、ディスプレイを見つづけた。
 そして、一週間がたった。批判はなかった。何だか視力が落ちているような気がする。
 一ヶ月たった。レスはやっぱりない。僕は視力が0.3まで下がったので、生まれて初めて眼鏡というものをかけた。
 三ヶ月たった。スレは沈没した。
 僕は腹が立ったので板を荒らしてストレスを解消してから、お湯を沸かしてうどんを食べた。うどんは細麺だった。
748名無し物書き@推敲中?:02/10/21 00:20
>>747
読みやすいし、レスされずに無視された虚しさがひしひしと伝わってくる。上手い。
しかし、ストーリー性がほとんどない。
しかも>>645の「ネット放浪記」のパクりにも思える。
同じネット世界を題材にした作品としては、645の方が優れているのではないか、と。
749名無し物書き@推敲中?:02/10/21 00:23
>>746
どこが小説やねん。
詩にしたって説教臭さが鼻に付くし、言ってることも支離滅裂。
ポエム板に行って修行しろ。
750豆腐:02/10/21 00:26
>>748
アリガd
751名無し物書き@推敲中?:02/10/21 00:32
>>豆腐
「あぴょーん」という言葉の正しい使い方が、今ここで決まった。
お前がこの言葉を生んだのだ。日本文学界にお前は名を刻んだのだ。
汝の名、豆腐。あぴょーんを世に送りだす――と。
752アホ:02/10/21 00:44
グシャアアァアァッ!
魂が砕け散っちゃったりなんかしちゃったりして、そんな気分で歩き回るの回らないのってそりゃもう天然でございますこってすよ。
声出して読む方は広川太一郎風でよろしくってなもんで、モンド、モンドムービー。
なぁんちゃって、グボボボボボボホーッ!
あらあら今度は血反吐はいて倒れちゃってんだからもう泣きたくなっちゃうのね〜。
そいでもってとどめがバァキイィイィイィイィィッ!
ってなもんで、イヤイヤ、何の話ってばあんた、そりゃあもちろんゲリですよ、ゲリ、あらあお下品ざあますねうひゃひゃひゃひゃ。

どうですかね?新しい日本語っぽくなくもないっすか?
753名無し物書き@推敲中?:02/10/21 01:06
>>752
その様な感じの言葉は、ジャンプで荒木先生がずっと前から書かれています。
754kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/21 01:09
>>749

そうですか、小説になってないですか・・・(汗
でもたまに、こういう思想みたいなものを浮かび上がらせるような
小説もあったかな、と思って書いてみたのですが。
755kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/21 01:41
>>752

グラップラー刃牙でもありそうだな。
そう、あれは夏のエロい日だった                                                               
757「生臭い祈り」:02/10/21 02:15
美しくなりたい。美しくなりたい。
魔物に憑かれたかのように、今日も顔に毒を塗りたくる。
美しくないたい。美しくなりたい。
頭の中で、反芻する。
動物の胎盤などの臓器から抽出されたエキスを、今日も全身にくまなく塗りたくる。
一旦鏡を見れば、飽きること無く見つめている。街頭にでたなら、何か姿が映るものを探す。
彼女たちは、美しくなりすればなんでもよいのだろう。
ひっきりなしに新製品を試し、手当たり次第に飛びつくのである。
オペレーションで顔を形成し、飯も食わずに薬を飲む。
美の追求のために、なんと愚かしい愚考をするのであろうか。
今日もまた、その愚考のために尊い資源が腐ってゆく。
ああ、なんと、生臭い祈りだろう。
群がる男どもは、無恥な臭気を放っている。
758アホ:02/10/21 02:22
>>753
ジャンプの荒木先生ですか、わかりました
さっそくジャンプを読んでみます
ジャンプって講談社でしたっけ?

>>755
グラップラー刃牙というのはなんですか?
それもジャンプですか?
ジャンプって講談社でしたっけ?
759名無し物書き@推敲中?:02/10/21 02:39
>>752
別に普通じゃん。どこが新しいわけ?
760kai ◆zLv9mbYx.Y :02/10/21 02:48
>>758

グラップラー刃牙はチャンピオンです。
秋田書店です。
>>萎えるとかは2ちゃん的だから、他の言葉に変換するとして、
別にいいと思う。
これに近い形で、思考について展開していく小説はあるよ。
この文章を読んで納得は出来ないけど、こういう形での展開はアリということで。
762名無し物書き@推敲中?:02/10/21 03:29
ああ、kaiさんの文章の感想ね
763名無し物書き@推敲中? :02/10/21 03:31
>>759
新しくないが、普通でもない(w


764小説好き:02/10/21 12:34
私のHPに載せている小説の一部です。
悪いところとかあれば参考にしたいので宜しくお願いします。

 ある日、町を歩いていると瑠夏は井戸の麓に町一番の臆病者と呼ばれる少年に
出くわした。よくよく見てみれば、彼は足に怪我をして痛いと泣いている。辺りを見
渡しても人がいる様子もなく、彼一人ということを知った。それで、瑠夏は意を決し
たように彼に近づいていった。

 「お前…大丈夫なのか…?」

 「……!…君は…瑠夏っ…」

 彼は大声も出なかったらしい。元々座り込んでいたが、腰が抜けてしまったようで
彼は動けずにいた。その様子を気にも留めずに、瑠夏は彼の足の具合を確認する
ように覗き込んだ。傷は浅いが、その僅かな傷に砂や泥が入り込んでいて、このま
までは傷が膿をつくって腐ってしまうかもしれない。瑠夏はまず井戸の水を汲んだ。
少しづつ彼の膝にかけて泥や砂を洗い流してやると徐々に傷口が露になってくる。
彼にはそれだけでも痛いのだろう。目に涙を溜めて、小さな泣き声を洩らしていた。
 このままでは彼は大声を出して泣いてしまうだろう。瑠夏は慌てて彼の傷口に手
を翳した。
批評させていただきます。

一読した印象は何が起きたか分からない無いうちに話が進んでいくような印象を受けました。
一行目、この場合「出くわした」のではなく瑠夏が「見つけた」の方が適当かと。しかも「麓に〜出くわした」では文章が通じ難いです。
二〜三行目の「彼」が一人であることの説明が冗長過ぎると思います。

後半になって一行目、「元々座り込んでいた」この記述は余計ですね。座り込んでいたことは前半で予め書いておきたいところ。
後半最後の行も、瑠夏が彼に大声で泣かれてしまうのが、何がいけないのか説明不足ですし。
もしかしたら「傷口」と「口」を間違えたのでは無いかと勘繰ってしまいます。

全般に説明不足でしょうか。「彼」の描写は登場の時点で全て済ませましょう。あとで言われても文章が乱れるだけだと思いますので。
語彙が少ないだけなのか、「瑠夏」の心情と読み手の受け取りの間に些か齟齬が生じそうです。
そして話の流れが速すぎますかね。もう少し、じっくり読ませたい。

何より文章でしょうか。

ある日、瑠夏は町を歩いていると町一番の臆病者と言われている少年を見かけた。彼は井戸の近くで蹲り足を押さえていた。

とか、同じ文章ならこっちの方が私は好きです。個人的好みですが。
このあと、傷の様子やもう少し「彼」の描写をしてから「瑠夏」が駆け寄っても遅くない気がします。

そして「井戸の麓」「彼は大声も出なかった」など別な言い方のほうがいいように思います。
単純に「井戸の脇」や「井戸の近く」でも、「麓」ではちと大げさな感じがします。

簡潔に済ませ、無駄の無い文章に近い形なので、このあとに続く、見せ場のシーンが目立つ
どちらかといえば短編向きの文章でしょうか。無駄が無いなら極力無い方が好きなので、あともう少し文章が
上達したのなら、いい感じになると思います。
766名無し物書き@推敲中?:02/10/21 18:18
736-738です
>739さん、742さん
ありがとうございます。
初めて最後まで書けた話です。
変な文だとかいわれるだろうと思っていたので
嬉しいです。
描写はあんまりくわしくできないです。
観察眼とかがないせいかもしれません。
描写がくわしくできるにはどうしたらよいですか?

あと、読んでどんな感じがしたか聞きたいです。

767名無し物書き@推敲中?:02/10/21 19:24
>>764
特に不自然なところはないけど、無理に難しい漢字使わなくてもいいんじゃないのか?
読みにくいよ。
768名無し物書き@推敲中?:02/10/21 22:00
誰か>>757批評よろしくお願いします。辛口で。
769名無し物書き@推敲中?:02/10/21 22:00
髪の長い女の後ろに、髪の長い女の幽霊がぴったりとくっついている。
幽霊は、女を深く恨んでいて、片時も女から離れようとしない。
おかげで髪の長い女は、いつでも虚ろな眼をし、唇は半開きだ。
私は、美しかった頃の女をよく知っているので、今日こそはその幽霊に
一言言ってやろうと決意して女の部屋に来た。
「おい、おまえ」
女に反応はない。
幽霊はにやにやしている。
「いいかげんにしろ。この人じゃないよ、おまえだよ」
にやにやしていた幽霊の表情が変わる。
私は、怒りにまかせて幽霊の二の腕を掴み、女から引き離していた。
幽霊は軽く、ふわりと持ちあがった。まさか掴めるとは思わなかった
ので、暫く呆然としたが、そのままベランダへと出る。
「おまえはもう死んでいるんだよ。」
三階のベランダから、幽霊を吊るす。
幽霊は、私に二の腕を掴まれたまま、私を見上げ、にやりと笑った。
不吉な黒色の髪が、風に吹かれる。
私はベランダの柵を乗り越え、幽霊と共に駐車場のアスファルト目掛けて
ダイブした。
騙された。
もうこの女は死んでいるのだ。
私は幽霊の頭を両手で押しつぶす様に着地しようとしたが、幽霊の身体は
寸前で消えてしまった。
おかげで、打ち付けた手首がじんじんと痛んだ。
部屋に戻ると、髪の長い女の後ろにはやはり、幽霊がくっついている。
私が舌打ちすると、幽霊はまたにやにやと笑った。

批評よろしくお願い致します。
770兼業:02/10/21 23:48
>>757
とりあえず、カタカナ表記を無くしてみる。
変に2つだけだというのが目に付いた。
誰の視点なのかを明記しないと面白くない。
例えば、女を喰う鬼の視点にしてみても良いと思う。
771名無し物書き@推敲中?:02/10/22 01:34
>>764
1行目だけ批評してみます。

ある日、町を歩いていると瑠夏は井戸の麓に町一番の臆病者と呼ばれる少年に
出くわした。

まず、読んでいて情景が思い浮かんでこないです。
ある日と書いてあるが?どんな日なのか?
晴れているのか?曇りなのか?
時間は何時ごろなのか?
町とかいてあるが、どんな町なのか?
田舎なのか?街なのか?
井戸と書いてあるが、どんな井戸なのか?
今どき井戸はあまり使わないと思うけど、今でも使われているのか?
町一番の臆病者というが、どういうことで臆病者なのか?
町一番の臆病者というのも、あいまいな表現です。
少年はどんな少年なのか?
少なくても小学生ぐらいなのか、中学生ぐらいなのかの記述は必要。
町を歩いていたときに急いでいたのか?そうではないのか?

いま、一行目だけ読んでこれだけの疑問が浮かびます。
すべてを最初から一度に説明する必要はありませんが、
読者の視点に立って文章を書く必要はあると思います。
「もう! お母さん、なんで起こしてくれなかったの!」
 私はそう叫びながら、母の用意してくれた、まだかろうじて熱さを保って
いた食パンを大きく口に含んだ。
「なに言ってんの。ちゃんと起こしたじゃない。沙紀が返事したから、こう
やって朝ご飯作って待ってたんでしょ」
 母が溜め息を吐きながら、まるで『困った子ね』とでも言いたげな表情で
反論した。だが、今の私には、そんな正論が通用するほどの余裕は一ミリた
りとも存在しなかった。
「ちゃんと起こしてないから私が起きなかったんでしょ! あーもう、メイ
クも満足にできなかったじゃん! こんなんじゃ学校で笑われちゃうよ!」
 一気に捲くし立ててから、私は手に持ったパンの攻略に再び取り掛かった。
目の前のテーブルには私の分のハムエッグが置かれていたが、それには手を
付けない。そんな時間はないと思ったからだ。
「おーい、あんまり母さんを困らせるなよ」
 今度は玄関の方から声がした。顔を見なくてもすぐにわかる。兄の声だ。
「困らせてなんかないよ! お兄ちゃんも気付いてたんなら起こしてくれて
もいいのに!」
「あー、悪い悪い。沙紀の寝起き……おっとと、気持ちよく寝てるところを
邪魔するのは、ちょっと気が引けてさ」
「お兄ちゃん! 寝起きってなに! ちゃんと聞こえたよ!」
 私が耳ざとく聴き付けて追求すると、「……行ってきまーす」と、明るい
声とドアの開閉する音を残し、兄は逃げるように行ってしまった。
「ちょ、ちょっとお兄ちゃん! 待ってよ!あーもう……。お母さん、あた
しももう行くね!」
「まだご飯残ってるじゃない」
「あー、もういいよ! ごちそうさま!」
 母にそう言い残すと、私は玄関に向けて駆け出した。
「まったく……。高校生になってもちっとも変わらないんだから……」
 呆れたような母の声が背後から聞こえた。いつもなら文句の一つも返すの
だが、あいにく今は時間がない。私は歯噛みしながらも、急いで靴を履いた。
「行ってきまーす!」
 勢いよくドアを開け、私は元気よく外に飛び出した。
773772:02/10/22 04:10
>>772の批評をお願いしますです。
774>772:02/10/22 04:30
「もう! お母さん、なんで起こしてくれなかったの!」
 私は叫びながら、用意してあった冷めかけの食パンに囓りついた。
「なに言ってんの。ちゃんと起こしたじゃない。あんたが返事したから、こう
やって朝ご飯作って待ってたんでしょ」
 母は「困った子ね」とでも言いたげな表情で溜め息をつく。でも、遅刻寸前で
パニック状態の私には、そんな正論が通じるわけがない。
「ちゃんと起こしてないから私が起きなかったんでしょ! あーもう、メイクも
満足にできなかったじゃん! こんなんじゃ学校で笑われちゃうよ!」
 一気に捲くし立ててから、私は手に持ったパンを片づける。目の前のテーブル
には、 ハムエッグも置かれていたが、それには手を付けない。そんな時間はないと
思ったからだ。
「おいおい、あんまり母さんを困らせるなよ」
 今度は玄関の方から声が聞こえてきた。顔を見なくてもすぐにわかる。兄の声だ。
「困らせてなんかないよ! お兄ちゃんも気付いてたんなら起こしてくれても
いいのに!」
「あー、悪い悪い。沙紀の惰眠……おっとと、気持ちよく寝てるところを
邪魔するのは、ちょっと気が引けてさ」
「お兄ちゃん! 惰眠ってなに ちゃんと聞こえたよ!」
 私が耳ざとく追求すると、「……行ってきまーす」と、脳天気な声を残し、兄は逃げる
ように行ってしまった。
「ちょ、ちょっとお兄ちゃん! 待ってよ! あー、もう……。お母さん、あたしももう
行くね!」
「まだご飯残ってるじゃない」
「あー、もういいよ! ごちそうさま!」
 母にそう言い残すと、両手をはたいて立ち上がった。
「まったく……。高校生になってもちっとも変わらないんだから……」
 呆れたはてた母の声が背後から聞こえた。いつもなら文句の一つも返すの
だが、あいにく今日は時間がない。私は我ながらかわいらしくないだろう顔で
「イーッ」をしてから、玄関で急いで靴を履く。
「行ってきまーす!」
 勢いよくドアを開け、私は元気よく朝の空気に飛び出した。
775774:02/10/22 04:31
ウンと削れるよ。会話はなかなかいいかな。
>>774
即興なんだろうけど、かえって悪くなってる部分が目に付くな
777名無し物書き@推敲中?:02/10/22 04:46
>>764
少年が瑠夏を「君」と呼び、かつ名前も知っている。同級生の間柄とおもう。
だが、お互い普段から親しい仲ではないのか?「出くわした」とは、瑠夏に
とって、少年と個人的に会いたくない存在なのか? 或いは、以前、瑠夏は憶
病者の少年をからかったり、何か後ろめたい行為をして少年に敵意を持たれ
ているのか? 或いは、全くその逆で、瑠夏は秘かに少年に好意を寄せてい
るのか? 読者にとって、瑠夏の「意を決したように」の意味は、その両者
どちらだろう? 後の展開に興味ある。

>「お前…大丈夫なのか…?」
その前に「○○君、どうしたの?」と入れて欲しい。

>傷は浅いが、
冷静な判断の瑠夏である。それなら傷の手当ての最中に、怪我の起きた状況、
他に打ち身など痛む部分がないか訊いてあげると、更にリアルに感じられる。
778名無し物書き@推敲中?:02/10/22 05:40
>>772
そのままでも悪くないと思うけど、最初が少し雑然としている気もする。
自分ならこう削ります。

「もう! お母さん、なんで起こしてくれなかったの!」
「なに言ってんの。ちゃんと起こしたじゃない。沙紀が返事したから、こう
やって朝ご飯作って待ってたんでしょ」
 母が溜め息を吐きながら、まるで『困った子ね』とでも言いたげな表情で
反論した。だが、今の私には、そんな正論が通用するほどの余裕は一ミリた
りとも存在しなかった。
「ちゃんと起こしてないから私が起きなかったんでしょ! あーもう、メイ
クも満足にできなかったじゃん! こんなんじゃ学校で笑われちゃうよ!」
目の前のテーブルには私の分のハムエッグが置かれていたが、それには手を
付けない。そんな時間はないと思ったからだ。
「おーい、あんまり母さんを困らせるなよ」
 今度は玄関の方から声がした。顔を見なくてもすぐにわかる。兄の声だ。
>>769
話は面白いと思う。続きを読んでみたい。
ただ、人を恨んで取り付くような幽霊なのにあまり怖くない。
幽霊の表情の変化は逆の方が良いのでは?
 交通事故に遭った由香が、病院に運ばれ手術を終えてから
すでに9時間経っていたが、いっこうに意識を取り戻す様子がなかった。
俺は由香のベッドそばでパイプ椅子に座りううむいたまま一心に祈った。
深呼吸をして大丈夫きっと助かると自分にいいきかせ
早鐘のように鼓動する心臓と震える手を鎮めようとした。
 同じ児童養護施設で育ち、俺も由香も身寄りが無かった。
由香は俺の妹であり、親友であり、そして恋人であった。
子供の頃とても気が小さくて泣き虫だった由香・・・。
俺の胸に飛び込んで、か細い声で嗚咽をしながら泣きじゃくっていた
由香の華奢なからだをそっと抱きしめると日干しにした布団のように
柔らかで優しげな感じがした。
そのときの触感と匂いがありありと思い出された。
 中学を卒業してから5年、とび職で生計をたてられるようになり
貯金もいくらか貯まった俺は、近いうちにプロポーズをするつもりでいた
それなのに・・・・・・。
 目を覚ましてくれと祈りながらも不安は募り、胸一杯の不安が胸から溢れ
腕へと流れ、腕を震わせる・・・・・・。

 そのとき、医者が集中治療室から俺の前に近づいて来た。
俺は医者の顔を見た。
「お気の毒ですが、全脳不全・・・脳死の状態です。」
医者は哀れみのこもった暗い表情で静かにゆっくりとそう言った。
怒濤のように悲しみが俺の胸に押し寄せ、ナイフで脳をぐちゃくちゃに
かき混ぜられるような感覚が襲った。
混乱し、発狂し、その場で崩れるよう倒れた。

 
 「大丈夫?」という医者の声に目を覚まし、気がつくと俺は
処置室のベッドの上に寝かされていた。
刹那、由香が脳死になったことを思いだし奈落の底に落とされたような
深い悲しみが噴き上がり、心臓が早鐘のように鼓動し息が上がり
頭がくらくらしてきた。
「落ち着いて、落ち着いて、すぐに注射するから」そういって医者は
素早く俺の腕をとると注射をした。
「落ち着いて落ち着いて」
医者は優しくそう言いながら俺の背中をさすった。
 やがて注射が効き始め俺は徐々に落ち着きを取り戻した。
俺は、悪い夢を見た由香が脳死になる夢を見たと医者に言った。
医者は静かに首を横に振り、夢ではない、つらいだろうが現実を
受け止めるようにと優しく、しかし厳しさのこもった口調で言った。
 俺は由香に会わせてくほしいと言った。医者はまだ会わない方がいいと
言ったが、どうしてもと頼むと病室に案内してくれた。
 ベッドの上の由香は痛々しかった。
頭には包帯、腕や足からガーゼが見えた。由香の体にはチューブがくっつけられていた。
ベッドの頭のほうには点滴と人工呼吸器が置かれていた。
俺は医者に二人きりにしてほしいと頼んだ。医者は頷くと静かに病室を出ていった。
 俺は由香のそばに行き手をとった。由香の手は温かく血管もうっすら見えて
脈もちゃんとうっていた。
(―これが脳死・・・本人の臓器提供の意思と、家族の同意があれば、
この状態は<死亡>になるのか・・・こんなに暖かくて柔らかいのに、
ちゃんと脈だってある。顔だって頬がほんのり桜色をしていて血色もいい。
これが<死んでいる>って!?そんな馬鹿な・・・!?)
俺は今にも由香がぱっちりと目を開けて俺を見て、にっこりと優しく
ほほえんでくれるのではないかとさえ思った。
そっと由香の頬に触れたやはり暖かかった。
童顔の由美の寝顔はあどけなく可愛かった。
いとおしさと切なさと妙な高揚感が俺の中を駆けめぐった。
情欲がふつふつとこみ上げてくる。
由美の来ているパジャマをめくり腹に触れた。
腹からするすると上へ手が伸び乳房を揉んだ。
由美の乳房は柔らかい。俺の心臓は激しく鼓動しはじめた。
全身が火照り逸物が活性化し熱を帯びた。
(変態だ、こんなときにこんな状態の彼女にこんなよこしまで情けない
衝動にかられ、みだらな行為をするなんて、どうしようもない変態だ
俺は狂ってる、腐ってる、阿呆だ、ゲスだ、畜生だ。)
自己嫌悪の感情と情欲とが入り交じり体が燃えるように熱くなった。
次々と頭に浮かぶ自責の念とは裏腹に俺の情欲は暴走を続けた。
俺はベッドに上がったそしてパジャマのズボンを脱がした。
悲しみと高揚感と情欲と狂気とが混沌となって、体に裂けるような
しびれるような、気持ちいいような、なんとも説明できない奇妙な感覚が渦巻た。
俺は左手で由香の陰部をまさぐりながら右手で自分のズボンとパンツを下ろした。
人は死の直前性欲が強くわくという。最愛の自分の命よりも何よりも大切なエロスを
なくしたときにも同じことは起こるのだろうか・・・?
「由香・・・由香・・・」そう言いながら男根を陰門へと近づける・・・。
かたく閉ざされていたその神秘の門に男根の先を押し当てた。
少しずつ惜しむように門は俺の一部を少しずつ受け入れていった。
俺の初体験だ。そして由香も初めてだったことは門から溢れ出た純潔の残骸が教えてくれた。
 そのときなぜか子供の頃の由香の顔が浮かんだ。そして次々と幼いときの記憶が思い出された。
砂場でお気に入りの真っ赤なスカートを履いていた由香としゃがんで一緒に小さな
砂の城を造ったこと。
俺の採ったカブトムシが飛んでいって由香の背中に止まり「イヤイヤ
とって、とって」と言いながら走り回って泣いていた由香のこと。
縁日で買ったばかりのリンゴ飴を一口かじっただけで串から落としてしまい
ベソをかいていた由香に、俺の持っていたリンゴ飴をやったら満面の笑みで
「ありがとう」と言って喜んでいたこと。
 そんな懐古的な思考とは対照的に、俺の男根は由香の中でいやらしい音をたてながら
由香の恥ずかしい肉に揉まれて暴れていた。
由香の顔を見た。由香の顔は穏やかで眉一つ動いていなかった。
俺は息を荒くしながら腰を動かた。腰を動かすたびに厭な音がして
その音が出るたびに由香が汚れて行くと思った。だが止まらない。
俺の中の狂気が由香を汚し続けた。
そして、またもや白昼夢が襲った。
 中学の入学式。
校庭に満開の桜があざやかに咲いていた。校門を通ると風で飛んだ桜の
花びらが由香の頭の上に乗った由香はそれを指でつまんで見ていた。
その姿がなぜか艶めかしかった。
 文化祭。
俺のクラスは展示物を造った。世界の酸性雨濃度を色分けで示す地球儀を
造った。体操着で作業をしていた。俺は地球儀を上から吊そうと教壇に上がった。
すると下にいる由香の体操着の隙間から白いブラジャーが見えた。
ドキッとした。鳥肌が立った。はじめて強く由香を女だと思った瞬間だった。
 卒業式。
由香が俺の第二ボタンがほしいと言った。
それまでもずっと一緒に遊んだりしていたが、男女交際という認識はなかった。
俺が確かに由香を女として思っているということを再認識させられた。
小柄で華奢な由香の体を引き寄せ抱きしめた。石鹸の香りがした。
腰に手をまわすした。強く抱きしめると折れてしまうのではないかと思うほど
細くて繊細な由香の体、潤んだ瞳から伝わる脆そうな純真、それらを感じ取り
たまらなく愛おしくて、くちびるを奪った。由香はぽろりと涙をながした。
それは何かを無くした悲しみだったのか、それとも俺とのはじめての秘め事に
感激のあまりにこぼれたものだったのか・・・・・・。

 逸物から熱いものがあふれ出したことでふっと白昼夢から覚めた。
ティッシュで俺と由香の股間をきれいに拭いてゴミ箱に放り、
由香のパジャマを整えて、自分のズボンをはいたその刹那、
強い後悔と罪悪感と、それから脳死というものを実感が強襲し
せきを切ったようにどっと涙が溢れ、嗚咽した。
もうあの笑顔を見ることはできないのだ!白百合のような可憐さを帯びた
あの笑い声ももう、二度と聞くことはできないんだ!
そう考えると俺に絶望的な孤独感に体が凍るような寒さを感じた。
嗚咽し涙を流しながら、ゆらりと力無く立ち上がり頭を抱え、病院中に
響きわたるような声で絶叫した・・・・・・。
785780-784:02/10/22 18:45
>>780-784 の感想を聞かせてください。
786名無し物書き@推敲中?:02/10/22 18:46
age
787780-784:02/10/22 18:52
ミスがありました。

<俺は由香のベッドそばでパイプ椅子に座りううむいたまま一心に祈った。>

<俺は集中治療室の前でパイプ椅子に座りううむいたまま一心に祈った。>
に訂正します。
788772:02/10/22 18:52
>>774
>>778
批評ありがとうございました。
たしかにお二人の改変後の文を読んでから>>772を読み返すと間延びした感じが
しますね。説明的すぎるというか……。
789780-784:02/10/22 18:53
ミスがありました。

<俺は由香のベッドそばでパイプ椅子に座りううむいたまま一心に祈った。>

<俺は集中治療室の前でパイプ椅子に座りうつむいたまま一心に祈った。>
に訂正します。
790名無し物書き@推敲中?:02/10/22 19:06
ミスがありました。

<俺は由香のベッドそばでパイプ椅子に座りううむいたまま一心に祈った。>

<俺は集中治療室の前でパイプ椅子に座りうつむいたまま一心に祈った。>
に訂正します。

791さんまるさん:02/10/22 20:14
>>780-784 ざっと読ませてもらいました。
素人ですけど、気になった点をいくつか言わせてもらいます。
まず、病院での緊張した場面の直後、主人公と女の関係をこと細かに
書いてますが、長すぎて緊張感が薄れてしまいます。もっとピンポイントで
たとえば、最後に交わした言葉や彼女の印象的なくせや仕草といったことで
なんとかならないでしょうか?(こんな言い方もないと思いますが)
そして、彼女が脳死だとつげられる場面。いくらなんでも過剰反応しすぎです。
むしろ彼女に会って、普段と違うその姿を見て、悲しみがこみ上げるというほうが
自然でしょう。その際、彼女の体、表情がどう違うのかといったことを回想をまじえて
描写すれば、主人公への感情移入もしやすくなるでしょう。あるいは、はじめに病室を
抽象的に書いてみるというのもありやもしれませんね。
まだもうちょっとあるんですけど、僕自身が的はずれなことを言ってるかもしれませんので
この先を聞いてみようかな、と思ったらそう言ってください。
792さんまるさん:02/10/22 20:19
そう書いてください、でした。
改めてみると結構変なこと書いてるので、あまり気にしなくていいです。
793小説好き:02/10/22 20:50
764です。
評価ありがとうございました。
これは長編小説の内容の一部なのですが、これだけでも色んな意見をいただいて
参考になりました。
これの前の話や続きはここにありますので、よろしかったら読んでみてください。

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Brush/5778/

794669:02/10/22 21:38
>>779
批評ありがとうございます。
幽霊の表情の変化が逆の方がいいとは、具体的にはどういった事で
しょうか?申し訳ないけど、教えていただけませんか。
この幽霊の恨みがどの程度で、女をどうしたいのかにもよると思うのですが・・・

>幽霊はにやにやしている。
これは、女を見ている時の表情ですよね?
この幽霊が、女の死かそれに近い状態を望んでいるとすれば、
この段階ではまだ望みが叶っていないので、
恨みの念が全面に出た表情の方が良いのではないでしょうか。
反応がない事に対しての表情だとしても、
精神崩壊で反応が取れない程度で悦びに浸れる恨みというのは
あまり深い恨みとは思えませんし・・・

>「いいかげんにしろ。この人じゃないよ、おまえだよ」
>にやにやしていた幽霊の表情が変わる。
ここでの表情には驚きと怒りといったような感情が伴うと思うのですが、
個人的に幽霊は生きている人間より強い(特殊な)力を持っている
というイメージがあるので、
余裕がある表情に変わった方が良いと思いました。
796名無し物書き@推敲中?:02/10/24 02:18
ここに投稿しようと思って文章をコピペしたんだけど、
元が縦書きの文章だから、横書きにするとどうも具合が良くない印象になる。
縦書きと横書きでは読むときに使う脳味噌が違うのかもな。
797名無し物書き@推敲中?:02/10/24 09:11
>>796
この方法↓でうpしてもだめなの?
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/6474/tategaki01.txt
798797:02/10/24 10:47
あ、やっぱりTXTじゃ旨くいかないかな?
jpgならいいかも・・・こんな感じ↓スペースが制限される。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/6474/tategaki002.JPEG
お願いします。
 

僕の会社は、夏の盛りの頃に株式会社になった。

司法書士の先生がやってきて、株式登録に必要な書類の説明をしていった。司法書士
の先生の外見ははまだ20代もまだ中盤であろう若さ溢れる印象の女性で、物怖じせず、
もう何年も我々が知り合いであるかのような話し方をした。語尾上がりで、同意を求
める疑問形。あるいは本当に子ギャルであったのだろう。しかし真面目で勉強
はできました、そんな印象さえも受ける。でもきっとその実、僕と同じ。無能だ。

次にやってきたのは銀行の法人を担当する、若い営業の男だった。年齢は30を越えた
ばかりだ、と以前に話してくれたことがあった。しかし彼は40過ぎに見えなくもない。
亡霊に取り憑かれてしまい、生命を維持するために、若さを少しずつ亡霊に捧げ続け
ている、そんな印象を受けた。彼は名義変更のための手続きについて説明してくれたのだが、
平板で淡々としたその口調は本当に彼の意識からでてきているものなのか甚だ疑問だった。
その説明が終わったあとで彼は唐突に、金を借りてくれ、と僕に打診した。このときだけ、
彼の目には光が戻ったかのようだった。本当に悪霊と契約を交わしているのかもしれない。

世の中にはなんだかよくわからない種類の人間が多い。僕もきっとはたから見ればそうかもしれない。
19歳で株式会社を設立。1年前に「社員にしてくれ」と言ってきた、酷い身なりの背の小さいおじさん。
そのために7歳からの貯金で元々の会社を立ち上げた。
僕はおよそ、はんこを押すだけで毎月ものすごい金額を手にしている。

そのおじさんが何者なのか、まだ解らない。
彼の後頭部に隠れるチャックには一体何が入っているのだろう。
僕はどんな種類の人と契約したのだろう・・・
800名無し物書き@推敲中?:02/10/25 05:34
>世の中にはなんだかよくわからない種類の人間が多い。僕もきっとはたから見ればそうかもしれない。
>19歳で株式会社を設立。1年前に「社員にしてくれ」と言ってきた、酷い身なりの背の小さいおじさん。
>そのために7歳からの貯金で元々の会社を立ち上げた。
>僕はおよそ、はんこを押すだけで毎月ものすごい金額を手にしている。

おじさんのくだりが、前後の文脈と全く繋がらない。
というか、普通はつなげて読むので、会社とおじさんと僕の関係がわけわかんなくなる。
801名無し物書き@推敲中?:02/10/25 16:25
やる気のない人間について考えてみました。批評お願いします。

思い出す空の色は薄い青と赤とオレンジと、やがてやってくる青紫。夏が随分昔に思える今は空気が少しだけ冷たくなって、太陽が落ちると寒くなる。
大学に行かなくなって一日目、真正面向かいの家が屋根を直していることに気付いた。
遅くまで寝ている所為で正確な時間はわからないけれど、朝から夕方までずっと、青っぽい灰色の作業着を着た男の人がせっせと働いている。
生活を覗かれることが嫌だというよりも、向こうが一日中何もしないでいる私をどう思うか考えてしまうのが嫌になり、昼でも夜でもカーテンを下ろすことに決めた。
暗いから仕方なく蛍光灯を点ける。昼間の蛍光灯は作り物だということがよくわかる光を放つ。
携帯電話が鳴るけれど私はそれを手に取らない。そして電話も来なくなる。
蛍光灯の下で生活する。洗濯物は乾燥機を使って乾かす。出かけるときは地面だけを見ている。アルバイト中は覚えられない人の顔を見て機械的に物を売っている。
その内に空の色も忘れてしまうのかもしれない。でもそれを覚えていることに意味は無いと思う。多分。
802名無し物書き@推敲中?:02/10/25 16:33
こんな辺境でアホな作品を生産してる野郎ども。俺はこのスレッドが嫌いだ。
この板が嫌いだ。自慰以外の何者でもない。只の自己満足の文章ばっか。
一生やってろといいたい。
あんたプロだろ?
やなことでもあった?
あんまひどいこと言うなよ。つらいのはわかるけれどさ。
804名無し物書き@推敲中?:02/10/25 18:59
草野球にグチ垂れるプロはいないだろう。
文章を読む限りプロには見えないが、まあいいや。
806名無し物書き@推敲中?:02/10/25 21:35
>>799
文章は小説の形にはなっていないと思う。
もう少し物語風にしたほうが良いと思います。
かなりいいかげんに書いた文章だけど、出だしはたとえばこんな感じ。

僕の会社は、夏の盛りの頃に株式会社になった。
その日は、うだるような暑さという表現のためにあるような日で、事務所の
2階の窓から見たアスファルトの地面は、陽炎で揺らいで見えていた。
その司法書士の先生が事務所のドアをノックしたのは、ちょうど昼を過ぎた時間だった。
「どうも、はじめまして」
外見ははまだ20代もまだ中盤であろう若さ溢れる印象の女性で、物怖じせず、
もう何年も我々が知り合いであるかのような話し方を・・・・・・
807名無し物書き@推敲中?:02/10/25 21:51
弥吉は、手元の貧弱な槍を今一度強く握りなおした。
陽はすでに高く昇ったが、茂った森に隠れた雑兵共を照らすには至らなかった。
弥吉は頬を右肩にこすりつけて汗を拭う。敵勢は未だ見えない。

「おい」
右隣の男に声を掛けられ、弥吉はそちらを向く。
見たことも無い、顔中あばただらけの男だ。
「手を拭け」
男は低い声でそういって薄汚れた手ぬぐいを差し出す。弥吉は戸惑いながらもそれを受け取り
それから自分が、手にひどく汗をかいていることと、
自分の手ぬぐいはどこかに落としてしまった事に気づいた。
「どうも」
丁寧に指の股まで念入りに拭き取って、男に丁寧に礼を言う。男は手ぬぐいを返してもらうと
「おたおたすんじゃねえ」
と小声で、しかし厳しく弥吉を叱りつけた。
別に親切で気遣ってくれたわけではないのだ、自分がへまをして倒れれば自然、
隣のこの男の脇が危なくなる。いざ戦となると皆、己の事で手一杯になるのだから。
弥吉は都合の良い想像をした自分を恥じ、男は大儀そうに手ぬぐいを懐に突っ込んだ。

すいません、続きます
808807続き:02/10/25 22:24
「見えた、あれこそ倉田勢じゃ」
誰かが声をあげる。大きな声ではない。しかし、鳥の鳴き声さえ立たぬ森の中では
十分に全員の耳にそれは届いた。
敵の軍。何千という大軍。先頭に足軽。続いて騎馬、弓兵。
整然と目の前の平地を通っていく。確かに弥吉の国の砦を目指して進んでいる。
弥吉は今一度、槍の握りを確かめる。後ろで誰かが、周りを憚るような声で話している。
「あの行列の真ん中に突っ込むのか」
「ずいぶんな大軍じゃないか」
「確かに細い敵の行列の脇腹をつつけば狼狽もしようが、一旦立ち直ったら
わしらはなぶり殺しじゃ」
「正面からお味方の本隊も寄せるんじゃろうが」
「どっちにしても最初にやられるのは、敵を怒らせたわしらじゃろうが」
弥吉は懸命に落ち着こうとしていた。こんな所に伏兵がおることも知らず
暢気に歩いていやがると、強いて敵を侮ってみたり、なあに、槍が折れたら
逃げ出せばいいのだ、手柄首に欲をかいて、無駄に命を落とすまいぞ、と
自らを諭したりして、それでも小刻みに震える足を落ち着かせることは出来なかった。
終いには人目も憚らず両手で両足を叩き、必死に震えを止める。
隣のあばた面の男が呆れ顔で見た。手にはまた汗をかいている。
「そろそろだな」
そんな声が聞こえ、自然、三百の味方が腰をあげる。一斉に槍が前を向いた。
その中に弥吉もいる。心臓が高鳴る。あまりに静かで、自分の耳に鼓動ばかりが聞こえる。
弥吉は再び、自らの命を預けるがごとく、貧弱な槍を握りなおした。

勢いで書きましたが、批評お願いします
809807続き:02/10/25 22:31
とりあえず自分で書いといて807で「丁寧」が二回出てる、最悪・・・。
810名無し物書き@推敲中?:02/10/25 22:34
なんとなく面白そうなページがあったのでアゲとく
盛り上げてあげて
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=kuusousaku
良い長編見つけました 
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/funai/natsukotop.htm
812名無し物書き@推敲中?:02/10/25 22:48
>>807
読みました。
上手いですね。自分ならこう書くというのはありますが、この文章で
特に直すべきところはないように思います。
全編を書き上げて応募すべきでしょう。
がんばってください。
813ユカリ:02/10/25 22:57

プランテック製の「 RX-2000V 」を改造済み
にした、アイティーエス製の「 RX-2000V 」↓
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/neo_uuronntya#.2ch.net/

現在、本当に人気がある様です。
≪宣伝ではありません≫

関連ホームページ↓
http://www.h5.dion.ne.jp/~gekitoku/
http://www.h4.dion.ne.jp/~gekiyasu/
http://www.h5.dion.ne.jp/~gekirea/
http://www.h4.dion.ne.jp/~shinsetu/
http://www.planning-instigator.com/silentpeople/best/index2.html
814名無し物書き@推敲中?:02/10/25 23:11
三語スレの511です。
よろしければ私の文章を見ていただけませんか?
自分ではちょっと欠点が判らないので…。

辛口の批評、お待ちしております。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032517393/511
 小学校に入学したばかりの時の事だった。
 国語の教科書の最後に付録として付いていた「あいうえお表」の「あ」から「ん」
までを順番に読み上げなさいと先生に言われ、私は言い知れぬ緊張に襲われながら
席を立った。
 多分、その指名が小学校生活始まってからの最初の先生からの指名だったのだろう。
 保育園にいた頃は、学芸会などの主役をやらせてもらったりする位、発声には自信が
ある子だったので、自分に指名が来るまでは「私に当たらないかなぁ」とまで考えいた。
 その癖いざ指名されると、たかだか「あ」から「ん」までを読み上げるという使命に
私は軽いパニック状態となり、呼吸さえままならず、勿論声なども全く出ず、
そしてとうとう泣き出してしまった。
 今思い出しても何故自分が泣いたのかよく分からないし、そういう子供が
身近にいたら酷くうっとうしいなぁと自分でも考えてみたりするのだが、
とにかくその時は火が着いたように泣きじゃくり、先生を困らせた。

 まぁ、嫌になるほどトロ臭い子供だったのだ。 気が弱く、その癖自意識は変に
強く、集団行動にも全く馴染めない所があった。
 小学校に入るまで、ジャングルジムにも登れなかった。
 当時私の保育園で流行ったジャングルジムをロケットに見立てたごっこ遊びをし
ている時は、友達はみんな競い合っててっぺんを陣取ろうとするのに、私は一番下の
段の鉄の棒に腰掛けて、それでも地球に足をつけてしまわないようにピンと足を
伸ばしたまま上の様子を羨ましげに見上げていた。

随筆の最初の部分です。 よろしくお願いいたします。
816兼業:02/10/25 23:19
>>814
とりあえず、文章が短くて句読点が多くて読みにくいのが印象。
それを直したほうが絶対良い。
出始めは「男」じゃなくて「私」で始めても問題ない。
817807:02/10/25 23:34
>812さん
読んで下さってありがとうございます。
今まで真面目に文書いた事が無かったんで、
思いのほか誉めていただいてうれしいです。
ただ、「戦闘直前を書いてみたい」ってだけで書き切ったんで
前後の話全然考えてない・・・(w
>>816
簡素ありがとうございます。

>句読点が多くて読みにくい
うん、なるほど。確かに多すぎますね。悪い癖かも。気を付けます。
(この文も多すぎるか…)

>出始めは「男」じゃなくて「私」で始めても問題ない。
ここは自分でもそう思ってました。1人称と3人称が入れ混ざって
ますね。視点の固定があやふやになることが良くあるので、ここも
今後気を付けます。

ありがとうございました。また他にもありましたらよろしくお願い
します。m(_ _)m

PS:sage進行でいいんですよね?
819(〜^◇^〜) ◆nA67wGY//k :02/10/26 15:41
いかにもだ、と彼は思いかえす。
放課後の渡り廊下、どんよりとした曇り空、まばらな人影。
これ以上ない演出だった。
そして、惨めな自分も、それに劣らずいかにもであった。
今の彼は苦笑せざるを得ない。
苦笑しないと、自分という存在が壊れてしまいそうなのだ。
思い返せば凡庸な体験であった。
彼の同じくらいの年の男ならば
とっくに何度も経験しているような、ありふれた体験であった。
しかし、彼はそれに至上の喜びを覚え、純粋な興奮を感じ、
或いは計り知れない絶望を感じた。
それでいい。十分だ。
彼は一人で納得し、再び時空の彼方へと身体を滑り込ませる。

−−夏の太陽が、眠りについて時が止まっているような教室の中に差し込んでいる。
そして、彼の目を釘付けにしているのは、
他の何物でもない、彼女の太陽のように眩しい姿である。
彼女以外に、彼の目に映る物はほとんどないに等しい。
彼女がいれば、彼の世界は完全に成立している。
近づきたい、喋りたい、触れたい。
彼の身体は教室にこそあれ、心はそこを離れ雲の上ででちりぢりに乱れている。

数日後。
躊躇したあげく、思い切って「おはようっ」と声をかける。
ちょっと声が裏返ってしまった。
一瞬の間ののち、当然のように「あ、おはよっ」と声が返ってくる。
普通の、いや、あまりに普通すぎる会話。
人間同士が交わす会話の中で、最短のものではなかろうか。
しかし、彼の心は更に高く舞い上がる。

(まだまだ、続きます。)
820(〜^◇^〜) ◆nA67wGY//k :02/10/26 15:41
初めて小説に手を染めてみました、高1です。
まだまだひよっこですが、ご一読&ご感想頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
821電波師匠 ◆sVcmOmcGj6 :02/10/26 15:57
このスレ、久しぶりに来ました。いやいや、懐かしい。

>>819
初めて小説を書いた、ということですね。
大きくなってから書きだした人は、既成の作家にかなり文体の影響を
受けるようですが、ちなみに私はさっぱりそのへんがわかりませんので
ご容赦下さい。

冒頭の一段は、伏線伏線を抽象的な文章で張っていく効果を狙っているものと
思います。現在出ている文章を見ている限りでは、これが恋のときめきなのか、
異性への純粋な興奮なのか、あるいは下品ですが単純に自慰行為の絶頂なのか、
判断はつきかねます。ただ、ややかっこつけすぎで、背伸びをしているかと
思います。
平易な言葉を繋げ、平易な文章を綴りながら、得がたい印象を刻むのが
上手い小説であるというのなら、(〜^◇^〜)さんはもう少しだけ
肩の力を抜いてみてもいいのではないでしょうか。
あと、二段目の「−−(マイナス2つ)」は「――(ダッシュ2つ)」が
正式です。
>>821
このスレで目についた作品とかある?
良かったら批評済のでも何か言ってやって
823名無し物書き@推敲中?:02/10/26 22:26
算数の問題文を書いてみました。批評してください。

偉大なる指導者金正日元帥様の
賢明な指導により雄大荘厳で
華麗に建てられた統一通に面している
ある学校の音楽室の面積は96m^2であり、
幅は長さより4m短い。
この音楽室の幅と長さを求めなさい。
824(〜^◇^〜) ◆nA67wGY//k :02/10/26 22:59
>>821
親身な批評を有り難うございました。
確かに、この部分は「よく分からない、つかめない感じ」を出そうとして書いた部分です。
夏目漱石の文体を、少しまねてみたので(全然似てはいないと思いますが)、
カッコつけた感じになったのだと思います。

アドバイスに従い推敲して、少し柔らかくしてみました。
更に書き足している途中なので、またお願い致します。
825名無し物書き@推敲中?:02/10/27 18:12
>>823
その問題、ワイドショーでやってたよね? その番組を録画せずに
一度聴いただけでそこまで記憶されているのなら相当記憶力良いね。

さて批判。算数で面積を求める問題に対して、
建物を誰が建てたか、何処の場所に建っているか、
建物の豪華さなど外観、内装、構造などの説明は重要ではない。

ついでに問題を解いてみましょう。
音楽室の延べ床面積が96平方メートルある。
長方形で、幅が4メートル短い。幅と長さを求めるのか。

子供に解る簡単な解き方があるのだろけど、忘れたなぁ…。
自分なりに解いてみると…、建物が正方形だとすると、
96の平方根は約 9.8×9.8 
1辺が9.8より2.0長くて、あと1辺が9.8より2.0短いわけだね。
四捨五入して12と8だね。掛けると96になる。

答、長さ12メートル 幅8メートル 


826名無し物書き@推敲中?:02/10/27 20:19
>>823
マジメな教科書でそのような問題文をのせる北朝鮮、
なかなかやるのう・・・
>>823
修飾語が過剰、前半と後半とのつながりが希薄。
さらに厳密にいえば、肝心の面積のかたちが書かれていない。
よって非常な欠陥文であるといえるが、北ちょんだからそれでよし。
828名無し物書き@推敲中?:02/10/27 22:55
誰か話し書けよ!
>>828
だって書いたってRESこねーじゃん。
830名無し物書き@推敲中?:02/10/27 23:18
評価キボン

非処女は何らかの理由で脳に深刻なダメージがあるようです。
中古女には、「恋愛をしてSEXをすることにより、人間的に厚みや深みがでる」に代表される
痛い発言が目立つ。過去の恋愛なんて「単なるヨゴレ」って概念を出すと猛反撃してくる。
そして「男は散々遊んで、処女を求めるなんて悔しい、男尊女卑だ!!」
と男女平等論に話をスリかえる。
汚れてはいるんだよ、間違いなく。
中古女のオカシイところは他にもあるが、この2つは双璧であろう。
それを認めたくないんだろうね。自分の過去を肯定しか出来ない哀れな女。
自分を肯定するのは、ちゃんと否定するより数段簡単だもの。
自分は傷つかないし。
どう考えても、どういう解釈しても低レベルな男と やりまくってた過去を
「そのときは好きだったんだもん」 とか堂々と言っちゃう。
831駆け出し:02/10/27 23:26
すいません。
どなたか私の作品見かけなかったでしょうか?
先ほど書き込んだはずなのですが・・・!
832駆け出し:02/10/27 23:32
損ねていたようです。
読んでください、感想ください。
   プロロ−グ
 「くーるーみー!」
 その日、私の眠りを妨げたのは由紀の大声だった。
 「むー、なにー?」
 「いいから、コレ見なさい!」
 パジャマ姿のままで迎えた私に由紀は、今朝の新聞(しかもウチの)を突きつけた。
 差し出されたそこには大きく「神隠し殺人」の見出しが躍っていた。
 「これ…!」
 顔を上げた私に由紀は、親指を立てて応える。
 「早く準備しなよ!」
 私はウチに取って返すと、慌てて身支度を整える。
 顔を洗いながらふとあの日を思い出す。お兄ちゃんがいなくなった日のことを。
 5年前のあの日、私はまだ10歳だったから記憶もあまりハッキリしない。ただ出かけるときにお兄ちゃんが、眠っている私のおデコにキスしていったのは良く覚えている。
 顔を拭きながら2階にある部屋に戻ってタンスを覗き込んで、いつものようにTシャツとGパンを引っ張り出す。
 「だーめー。」
833名無し物書き@推敲中?:02/10/27 23:32
>>831
評価します:

「?」や「!」を安易につかうと安っぽく見られてしまいます。
「見かけなかったでしょうか」と書けば「?」をつかわなくとも
質問とわかります。
また、「はずなのですが・・・」と「!」はそもそも合いません。
834駆け出し:02/10/27 23:35
 >>832続きです。

 声をかけたのは玄関にいたはずの由紀だった。
 由紀とは幼馴染で家も隣、お兄ちゃんがいなくなって寂しそうにしていた私を、元気付けてくれたのも彼女だった。
 親友と呼べる友達の一人だ。が、如何せんお節介が過ぎるところが玉にキズ、私の服装にいちいちケチを付けては着せ替え人形よろしくコーディネートしてくれる。
 本来なら今日も市内に出かけて買い物する予定だったのだ。
 確かに彼女のセンスは悪くないし、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれることにも感謝はしている。
 でも、パンツの色にまで口を出すのはやめてほしいもんです。
 「どうせGパンなんでしょ?じゃあ上はコレ、あとこっちもね。」
 彼女が選んだのはピンクのキャミに、白のオーバースカート。
 過去に彼女と買ったものばかりだ。
 「ねえ、何でズボンの上からスカート履くのかな?」
 「パンツって言ってよ…。じゃあそのスカートだけ履いてく?」
 「モデルじゃあるまいし、そんなわけ無いでしょ。」
 「なら文句いわずにさっさと着替える!」
 何だか論点をすりかえられた気がするけど、こんなことで言い合っても仕方ないので着替えることにする。
 「ほら、早くしないとバスがきちゃうよ!」
 部屋の外から声をかける由紀に、ちょっと待ってと言いながら机の上のネックレスをつかむ。お兄ちゃんからもらったリングがぶら下げてあるやつだ。
 「行こ!」
 部屋から出て声をかけると、背後で返事があった。
 「忘れ物ですよ。」
 振り向くとお兄ちゃんの部屋の前に由紀が立っている。お兄ちゃんの部屋は5年前から変わっていない。お兄ちゃんは帰ってくるとお母さんもお父さんも信じているからだ。
 もちろん私も信じている。
 「それじゃ、行ってきます。」
 二人並んでおにいちゃんの部屋に頭を下げる。いつの頃からか、こうして出かけるのが日課になっていた。
 「よし、GO!」
 由紀は突然そう言って階段を駆け下りていく。
 「まっ、待ってよー。」
 私も後を追って走り出す。
 外はもう明るく、夏の日差しが指し始めていた。
835駆け出し:02/10/27 23:38
>>833
ご指摘ありがとうございます。
実際の文章の方も、キッツい批評お待ちしております。
836名無し物書き@推敲中?:02/10/27 23:43
>>835
ぱっと見た感じ、本文もやはり「?」や「!」が不必要に多いです。
とくに「!」のほうは、プロの方々や編集者の印象を悪くします。
837駆け出し:02/10/27 23:51
>>836
この文章は、1年程前に設定だけ考えたものを文章化したのですが、
登場人物が中学生(3年生の夏休みですね)だった事もあり、
文章に勢いを持たせたかったので「!」や「?」が増えてしまったようです。
近日中に続きを書き込みますので、その時もよろしく。
> 「くーるーみー!」
>  その日、私の眠りを妨げたのは由紀の大声だった。
> 「むー、なにー?」
> 「いいから、コレ見なさい!」
> パジャマ姿のままで迎えた私に由紀は、今朝の新聞(しかもウチの)を突きつけた。
>  差し出されたそこには大きく「神隠し殺人」の見出しが躍っていた。
> 「これ…!」
> 顔を上げた私に由紀は、親指を立てて応える。
> 「早く準備しなよ!」
> 私はウチに取って返すと、慌てて身支度を整える。

状況がまったくわからん。
寝ているところを玄関の外から呼ばれ、パジャマで出迎え、家の中に戻って支度して・・なんだろうけど。


 
839駆け出し:02/10/28 00:18
>>838
うーん、わかりませんか。
2行目の「その日、私の・・・」の後に行間を入れることで対処。
どうでしょうか?
840駆け出し:02/10/28 00:22
>>838
追加編集します。
5行目「パジャマ姿のまま、玄関まで迎えに出た私に、由紀は今朝の新聞(しかもウチの)を突きつけた。
この後、次章冒頭のせます。
841駆け出し:02/10/28 00:26
第1章 神隠し
 
 鹿児島県は九州南端の湾を囲んだアーチ型の県だ。
 多くの観光地や県庁所在地を有する薩摩半島と、
 内之浦ロケット基地や最南端の地、佐多岬で知られる大隅半島で形作られている。
 事件のあった丘引町は大隅半島の南部にある小さな漁村だ。
 県庁所在地である鹿児島市や空港のある国分市から遠くはなれ、本土最南端である佐多岬からは近すぎて観光客に素通りされてしまう。
 歴史的にもその名が記録されたことはまれで、明治の地租改正で初めてその名が出てきたほどだ。
 近隣の市町村とも交流は少なく、県内でも知らない人のほうが少ないのではないだろうか。
 私と来未(くるみ)は8時28分発佐多岬行きのバスに駆け込んだ。
 中にはマスコミ関係っぽい人が5人と、お年寄りが2,3人乗っていた。
 私たちみたいな野次馬はまだ来ていない。
 「ねぇ、そこ。」
 来未が指した空席に二人して座る。
 バスが走り出し市街地の風景が流れ始めると来未は持ってきた新聞に目を落とす。
 そこには「現代のミステリー」「鹿児島で再び神隠しが」という大見出しと事件の詳細、
 そして来未のお兄さん「城島正美」が消えた事件の略説が書かれている。
 私たちが住む鹿屋市は鹿児島県の東、大隅半島の内側にある。
 かつてこの地を支配した大隅氏のお膝元として発展し、その後も大隅半島の中心として栄えたこの町が、
 世間の注目を集めた事件があった。
842駆け出し:02/10/28 00:30
>>841
続きです。
 
「神隠し事件」として紹介されたその事件の中心にいたのがお兄ちゃんだった。
 小さい頃から来未と一緒に遊んでもらっていた私も、お兄ちゃんと呼んでいたあの人が突然いなくなったのは5年前、
 平成10年の10月のことだった。
 その日中学校の遠足で登山に出かけたお兄ちゃんは、頂上で突然いなくなった。
 お兄ちゃんが登ったのは半島の中央にある「高隈山」。
 この事件から登らなくなったが、それまではこの山に登るのが中学の恒例行事だった。
 午前9時に山に入った当時3年生の面々は、12時少し前に登頂して昼食をとった。
 この時はまだお兄ちゃんがいた事は同級生の証言で明らかになっている。
 その後の自由時間の間に頂上は霧に閉ざされ、下山前の人数確認でお兄ちゃんがいなくなったことが判明した。
 捜索はカルデラ湖や頂上付近を中心に1週間続けられたが、お兄ちゃん自身はもちろん、(あまり考えたくは無いが)遺体も、
 遺留品や足跡すら見つけられなかった。
 来未のお父さんと母さんは取り乱して泣いていたけど、来未はちょっと違っていた。
 「あのね、お兄ちゃんがおデコにキスしてくれたんだよ。いつもはしない事だから、
 きっとどこかに行くことが分っていたんだよ。」
 そう言った彼女は、寂しそうにはしていたが悲嘆に暮れるようなことはなかった。
 お兄ちゃんがいなくなってから5年、私と来未はお兄ちゃんを探してきた。
 聞き込みは元より、福岡や長崎といった空港や港のある街での聞き込み捜査も続けていた。
>>駆け出しさん
こんな事書かれると嫌かもしれないけど、とりあえずこれを書いている目的は何ですか?
もし、何かの賞に申し込もうとしているなら別だけど、
とりあえずSS書いてみたら良いと思う。
起承転結の勉強にもなるし、省く事とか勉強なるし。
長編の最初出されても、結局文章しか推敲出来ないから。
844駆け出し:02/10/28 00:33
>>842
更に続きです。

 今回のように、何か変わった事件があると出かけていって調査もした。
 その結果分ったことは一つだけ、お兄ちゃんは姿を消してから誰にも見られていない…、ということだ。
 ふと窓の外に目を向けると無人の工場が目に付く。
 今年の初めに操業中止になった牛乳の工場だ。
 「何が出来るのかなあ。」
 取り壊しもまだ始まらないその場所を見て来未が言う。
 この辺りは旧国道沿いということもあって変化が激しいところだから、来未の発言も的外れということはない。
 ただ彼女は、周囲が変わってしまうことを忌避しているだけなのだ。
 「いっそのこと遊園地でも出来ればいいのに…。」
 ふと言ってしまった言葉に、思わずマズイと思う。
 この道はお兄ちゃんと佐多の遊園地に行ったときのだ。
 振り向けば来未が俯いている。
 「ゴメン来未。」
 来未はううんと首を振ると顔をあげた。
 「あ、あのね、お兄ちゃんは生きてるって。
 必ず生きてるって信じてるの。」
  気丈にも笑顔を作ろうとしているがその目の端が涙に濡れている。
 「でも、ちょっとだけ寂しい…。」
 後は言葉にならなかったのだろう、作り笑いでごまかそうとするが涙を止めることは出来なかった。
 「くるみ。」
 私が彼女の名を呼び両手を差し出すと、胸に顔をうずめて声を殺して泣き出した。
 5年間、私が泣きたいときは来未が、来未が泣きたい時は私がこうするのがお決まりになっていた。
 不意に視線を感じてバスの後方を見やると、来未の頭を撫でている私をマスコミらしい連中が見ている。
 話を聞かれたらしくなにやら話し合っている風だ。
845駆け出し:02/10/28 00:40
>>843
ありがとうございます。
これとは別にSSは書いてみます。
これを書いている目的ですが、現在進行中で投稿予定の作品を推敲していく参考にしようと、
考えて書き込んでみました。
ですので、出来るだけ長いお付き合いを皆様にはお願いしたいのです。
この作品は、ここで終わるか、同人誌用になると思います。
846名無し物書き@推敲中?:02/10/28 02:49
りりかる こみかる 恋する とろける
み・ら・く・る・み!
847名無し物書き@推敲中?:02/10/28 03:00
>>841を読んだ感想です。
文章の雰囲気や、ここの文体はうまいと思います。
ただし、全体としてみると、構成や語句の選択に
改善の余地はありそうです。

たとえば冒頭に「県庁所在地」ということばが繰り返されている。
片方を削るのでもいいですが、それよりもこうしたことばは文章から
浮いているような気もします。のちにこの語に重要な意味が
隠されているのならともかく、そうでないのなら、いっそのこと
省いてしまってはどうでしょうか。

また、冒頭に土地に関する説明が来ているのに、
またしてもすぐあとに、同じように説明が来ています。
ここらへんはなんとか工夫して、ひとつにまとめたほうが
よいかもしれません。

>鹿児島県は九州南端の湾を囲んだアーチ型の県だ。
>多くの観光地や県庁所在地を有する薩摩半島と、
>内之浦ロケット基地や最南端の地、佐多岬で知られる大隅半島で形作られている。
>事件のあった丘引町は大隅半島の南部にある小さな漁村だ。
>県庁所在地である鹿児島市や空港のある国分市から遠くはなれ、本土最南端である佐多岬からは近すぎて観光客に素通りされてしまう。

>私たちが住む鹿屋市は鹿児島県の東、大隅半島の内側にある。
>かつてこの地を支配した大隅氏のお膝元として発展し、その後も大隅半島の中心として栄えたこの町が、
>世間の注目を集めた事件があった。
848847(訂正です):02/10/28 03:01
>文章の雰囲気や、ここの文体はうまいと思います。

文章の雰囲気や、個々の文体はうまいと思います。
849駆け出し:02/10/28 03:28
>>848
ありがとうございます。
手元の草稿は、手直しいたしました。
HP開設の際には掲載すると思いますので、その時はよろしくお願いします。
アドレスはその時に公開したいと思います。
850名無し物書き@推敲中?:02/10/28 03:50
はじめまして。
なかなか寝付けず、最近見た夢を元に
書いてみました。よろしくお願いします。


今日はいつもより早く仕事をあがることができた。
駅前の本屋でも覗いていこうかと、夕暮れの街中を急ぐ人々を
眺めながらゆっくりと歩く。
帰路に利用するこの商店街の終わり、大通りに面した古い本屋
は今日も人気がなく、紙の匂いが僕をほっとさせた。
棚で仕切られた狭い店内を、大柄な体を縮めてすり抜けて、
民俗学のコーナーで一冊の本を手に取った。

ふと人の気配に顔をあげ隣に目をやると、
女性が熱心に一冊の本を読んでいる。
手に持っている本が大分昔に読んだ好きな本だったので、
少しその女性に興味をもった。
-どんな人なんだろう

何気なさを装って目線を送ろうとした瞬間、
女性が突然、まるで自分の意図に気づいたように顔
を上げた。
目線が合う。

生気に満ちた目。
こんな状況で他人と目が合ってしまったとき、すぐに目線を自然に逸らす
ようにしていたはずなのに、今はそれが出来なかった。
もっと見つめていたい。そんな目をしていた。
851850続き:02/10/28 03:52

僕はすぐに持っていた本を閉じ、なるべく自然に振舞うように努めながら
その女性に背を向けレジへ早足で向かった。
店を出て、通勤に使っている自転車を取りにデパートの駐輪場にたどり着いた
時も、まだ脈が速かった。
大通りを抜け、路地が入り組んだ道へ入る。
もう夕闇が濃くなっていたが、ここまでどういう道を通って来たのか
ほとんど覚えていなかった。

あの本屋で会った女性、彼女のことが頭から離れなかった。
どんな人なんだろう。仕事は?
唇の端に笑みを浮かべながらあの本を読んでいるということは、
自分と同じ道を目指したことがあるのかもしれないし、その入り口
にまだ立ったばかりなのかもしれない。
人の目を引く美人というわけではなく、質素すぎるほどの服と化粧
気もない。
ただ、あの生き生きとした目。
生きることの喜び、そして悲しさまでも肯定して
輝いているような目。


鏡を覗くまでもなく、僕はあのような目をしていないだろう。
僕は知りたいのかもしれない。
あの強さを湛えた目を持つにはどうすればいいのか。
852名無し物書き@推敲中?:02/10/28 04:35
>>832
>その日、私の眠りを妨げたのは由紀の大声だった。

>>841
>私と来未(くるみ)は8時28分発佐多岬行きのバスに駆け込んだ。

>>842
>小さい頃から来未と一緒に遊んでもらっていた私も、

あのう〜、主人公は由紀なのか、来未(くるみ)なのか?
冒頭の「私」は来未ですよね。
物語の途中から「私」が由紀に替わっていますよね。
読んでいて途中から混乱しています。
853駆け出し:02/10/28 23:24
>>852
1章ごとに主人公を代えて語らせようとしたのですが・・・。
では章の始めに会話挿入して、
現在の語りが「由紀」に代わったことを周知できるようにしたいともいます。
854名無し物書き@推敲中?:02/10/28 23:30
レイプは、俺の精神世界での出来事ですので。
勘違いしないでください。

はっきり言いますけど
オリジナル曲の中でこの曲を越えるものはない。

http://www.memorize.ne.jp/diary/81/10049/index.htm
855852:02/10/29 08:23
>>853
なるほど、オムニバス形式で展開しているのかな?

あと、>>847さんもご指摘されている、町の所在は必要以上に詳しく
紹介されているのに、肝心の神隠しの事件現場と目される、物語で、
最も重要な場所である「高隈山」が説明不足。読者にはイマイチ想
像できない。
中学生の足で山頂までの所要時間が3時間なので、ある程度の標高は
想像できるが、情景が目に浮かぶ様に、標高何メートル、山の形状、
登山道はどんな道か、車は上れるのか、山頂は自由時間に遊べるほど
広いのか、山頂に何かの施設が在るのか、山頂からの展望はどうなの
か、そのあたりが知りたい。

>事件のあった丘引町は大隅半島の南部にある小さな漁村だ。
重箱の角だけど、町なのに漁村は違和感がある。
@丘引町は大隅半島の南部に位置し、漁港のある小さな町だ。
856名無し物書き@推敲中?:02/10/29 09:30
>>855
日本じゃよっぽどの糞田舎じゃないかぎり市とか町だよ
857名無し物書き@推敲中?:02/10/29 09:58
http://www.dream-express-web.com/space-trust.htm

目からうろこの情報。
>>850-851
日記ならこれでOKかもしれない。
でも小説として展開したいのなら、彼女に関しての描写が下手過ぎ。

>生きることの喜び、そして悲しさまでも肯定して輝いているような目。

読んでいる人は、これがどんな目なのかなんて、全然わかんないよ。
>>801
英歌詞をそのまま日本語訳したような感じが拭えない。
860850:02/10/29 18:13
>>858
レスありがとうございます。
イメージを上手に伝える勉強をします。
861お願いします:02/10/29 22:30
 真実であろうとどうしようと一向に構わない噂というのは、長年生きていると何度も
お目にかかる機会はやってくるもので、そういうのは大概ホラ吹きの友人に吹き込ま
れるのが世の法則である。
「いやね、あそこの料理長は大層腕が良いそうだよ。瀬川が言っていたんだが、
 羊肉の何とかというのなんか、其れはもう絶品だということだ」
 こんな噂も例に違わず私にとってどうでもよくて、やはりホラ吹きの友人である中河
が吹き込んできたものなのだが、話に出てくる瀬川という人間も、これまた中河に輪を
かけてホラ吹きなものだから、噂の信憑性は弾丸を心臓にぶち込まれて生存できる確率
に等しいというものだ。それに瀬川も、瀬川よりホラ吹きな友人に吹き込まれたのは明白
である。
 とはいえ、私の足は料理長の店に向かっていた。私の食への執着というのは、どうやら
この程度の胡散臭さなどものともしないらしい。やたらと愛想のいい料理長に今日の
お勧めを注文する。ものの数分もしないうちに出てきた。瀬川と中河だった。ナイフを
入れて口に運ぶ。絶品とはいえないまでも美味い。ガリとデブのあの素材をここまで
活かしたのは十分賞賛に値する。噂はまんざら嘘でもなかったようである。
「ボーノ ボーノ!!」私はにこやかに賛辞を送った。
862 :02/10/29 22:59
となりの部屋にすんでるあいつ、したの名前が鉄平ってんだがね。
そのテッペイ君がいうにはだ。
あいつのとってる講義には、女がひとりしかいねえ科目があるんだとさ。
そいで、クラスのいかれてるイグアナみてえな顔のイッてるデカい男がチンピラ仲間を
つれて
その女を授業中にとりかこんで座ったらしいんだよ。
そして授業中、ずっと交替でその女にちょっかいだしたり「エッチさせろよいいだろ
う」とか
言ったりしてたらしい。
テッペイがいうには、その女はいつもはハデなギャルスタイルのファッションで腰ふり
ながらモデルみたいに
歩いてるのに、そのときは顔を真っ赤にしてうつむいてたそうだ。
そしてテッペイの話しをそのまま信じるとするなら、
その女はピンチの間、ときどきテッペイ君のほうをちらちら目を向けていたが、
テッペイ君によればそれは「たすけて!おねがい!!」というしぐさだったらしい。
「好きよ!テッペイ!愛してるから!」という合図だったのは間違いないとテッペイは
確信を持って主張してました。
そしてあくる日、テッペイはその女に「よおお前、おれのこと好きなんだって?」と急
にからんでいったのを俺はみた。
女はあきれた顔をしてテッペイにイヤそうな表情をみせていた。
「はあ?あんたいつもビロビロ舌たらしてるから気になって集中できないだけよ。あっ
ちいってよ!」
テッペイは石化して動かなくなり、女は立ち去る。
俺はテッペイがそこで白目をむきだしてヒヒヒヒと笑って狂っているのを見た。
863名無し物書き@推敲中?:02/10/30 00:32
「あの一万円札何処いったんやろ」
 あの時の私は溜息ばかりつき、その度毎にこの様なことを言っていた。
私はその先日に、一万円札をなくして、途方に暮れていた。それは唯のお札では
なく、その月の全財産に違わなかった。アルバイトの給料日までは大分間があり、
前借りも出来そうにない。そうして、一万円札をなくした自分を責めていた。
 私は数少ない友人達に、一縷の望みを掛けた。友人は皆、私に信用を置いて
いないらしかったが藁をも掴む思いで彼等を訪ねた。しかし、その結果は儚く
終わった。その帰りにふらふらと商店街を歩いていると、「アルバイト募集」という
広告が目に入った。破れて、黄ばんだ紙にはその文字しか書いていなく、また、
その紙が貼ってある建物も、ずいぶんと古く煉瓦造りの壁もくすんでいた。未だやっているのか
怪しかったが、喫茶店らしかった。私は妙に力を入れてそのドアを開けた。
思ったより軽いドアは、私の体を店の中に引きずり込んだ。そこは、外見からは
想像のつかない、眩しい光に包まれていた。
「いらっしゃい」
 鴉の啼くような声が聞こえた。奥のカウンターにちょっとだけ顔を出した老婆が
いた。カウンターに体をすっかり隠れる程、小さい老婆だった。
864 :02/10/30 00:48
わらをも掴む思いで尋ねた逸話にはまだ語れるエピソードをつなげられる。
というかそんなものを本当に人が読みたがるのか、
それ以前に一万円なくしたとかいうどうでもいい話にだれが興味を持つのか
わからないがね。
喫茶店のなかだって、何人かの客が離れ離れに座ってたのか、まぶしいけれど誰もみあたらなかった
とか肝心なところがブチ切れてる。
煉瓦造りの壁がどうのといっておいて肝心なところをスカしたんじゃ
話としてうさんくさい
865名無し物書き@推敲中?:02/10/31 00:06
>>861

素人意見ですいませんが、いきなり瀬川と中河が料理として出てくるのはおかしい
んじゃないかと思います。
その前に料理長との会話があってもいいし、店内の雰囲気も「ダークそうな場所だ、
何かが出てきそうだ」という感じの文章を入れると更に良くなるのでは無いでしょうか。

でも文章力は自分よりありそう。
866名無し物書き@推敲中?:02/10/31 00:12
>>862

素人意見です。
話の展開がいきなりなんで全体はつかめませんが、
勘違い君テッペイのキャラをもっと前に出してもいいんじゃないですか。
目だけで勘違いする狂ったテッペイがその後、女性をしたかで終わらせた
方がいいと思います。
867 :02/10/31 00:18
女性をしたかって、
女性になにをしたっていうんですか
愛すべきミスターテッペイくんが
868工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/31 00:19
>>861 文章はうまいと思いますけど、カニバリズムもののブラック
ショートショートは宮沢賢治の『注文の多い料理店』をひきあいに出す
までもなく正直言って、喰い尽されてしまった分野のように思えます。
その作品の物語的な面白さがどこのあるのか、そこがわかりかねます。
869工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/31 00:25
>>862 それくらいで狂わないと思いますけどw それはまあさておいて文章のほう
ですが、途中までは楽語調のリズミカルな語り口だったのに、終わりのほうになると
それが崩れて普通の言葉遣いになってしまっているのが惜しいですね。
>>861 とりあえず、長すぎる文は、意味が理解しづらい。
説明文なんかは、特に手短に。

>>862 >クラスのいかれてるイグアナみてえな顔の
>イッてるデカい男がチンピラ仲間を……

 「いかれてる」と「イッてる」って、同じ意味じゃない? 
 形容詞の付け過ぎだよ。文をもっと短く。

>>863 文法がおかしい。
871工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/31 00:36
>>869の「楽語調」は「落語調」の間違いでした。
>>864>>863の続きですか? 違いますよねw いえ、>>864さんの責任
ではなくて、>>864の話がそこで終わってるとは思えなかったもので。
とりあえず、この部分だけで判断するのは厳しいです。文章的には「その」
や「あの」といった指示語が多すぎてスムーズに読みづらい気がします。
872名無し物書き@推敲中?:02/10/31 12:16
よろしかったら、批評お願いします。

最初はただの好奇心からだった。
キッチンで料理をしていた私は、ネギを切る手を止めて包丁をじっと見つめた。

――死ぬという事は、一体、どういう事なのかしら?

この身体を巡り続ける2種類の赤い水を垂れ流せば果たして死ねるのかしら?
疲れきっている所為か頭が働かない。脳裏をよぎった考えを、身体は勝手に実行する。
刃を左手首に薄く切りつけてみた。
――ああ、血が流れてきたわ。この程度だと痛みはないのね。
今流れているのは、綺麗な方の血なのかそれともどす黒い方なのか……私には解らなかった。
血は滴り落ちていき、清潔感のある白いキッチンを紅く染め替えていく。

――綺麗なコントラスト。

そんな感想を口にしてから、ふと時計を見る。もうすぐ娘が帰って来る時間だ。
ああ、いけない、夕飯の支度をしなくちゃ――私は急いでキッチンの掃除に取り掛かった。


それから私は毎日のように手首を切り続けた。
緩やかに、緩やかに傷口を深めていき、その度に血の流れる量を見ては綺麗だと溜め息をつく。
赤と白のコントラスト。身体の中から垂れ流される私の命。――何もかもが綺麗。
私は生きる事にひどく疲れていた、理由もなく。

――ああ、綺麗だわ……とても、とても綺麗だわ……

けれど、時計がある時刻を差す度に私はキッチンの掃除を始め、娘を迎えるのだった。
873872:02/10/31 12:17
続きです……すみません。

――やだ、お母さん! どうしたのその手首…包帯?!
――あ……コレ? ……ちょっとね、お料理してる時に手元が狂っちゃったの。

娘は私の言い分を聞いて、ドジくさいわね、と明るく笑顔を浮かべた。
私もそれに合わせて笑い、考え事しながら料理するもんじゃないわね、と頷いた。

私の瞼にはあの紅い床が焼きついている、そして血まみれの自分の手首も。
命が散りばめられていく。
私の、疲れきった命が溶けた紅い水……

私は今日も、キッチンで手首を切った――今度は、ウインナーに切り込みを入れる感じで。
紅い水が溢れていく、まるで尽きる事を知らないかのように。

――あぁ……あぁぁ……綺麗だわ、綺麗――……

何て綺麗なんだろう、ひょっとして、味も素敵なのかしら?
私は自分の血をすすった。夏場に冷たい麦茶を飲むように、ゴクゴク喉を鳴らしながら。
変ね、味がないわ?
私は再び手首に唇を寄せた。血は止まらない。私の身体も止まらない。
やっぱり、味がない。
どうして味がしないの?
どうして? どうして?
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして!!!


――それからようやく私は、娘の帰宅時間を思い出して掃除を始めた。

874780-784:02/10/31 17:09
>>780-784ですが、まだ間違いがありました。
「私」の恋人「由香」の名前が一部「由美」になっていました。
>>791
さんまるさん、ありがとうございます。
返事が遅れてすいません、今プロバイダ契約を中断しているので
週1くらいにネットができる店でアクセスしているので、ご了承ください。
まだなにかアドバイスをいただけるのなら、是非お願いします。
875健太:02/10/31 20:36
こんばんは。今小学六年生なんですけど、
友達にココで文章の批評してもらうといい、と教わったんで
もしここの人の許しが出たのならば、
駄文をのせてみます。
批評お願いします。
876名無し物書き@推敲中?:02/10/31 20:45
↑許す
877ベースボーラー:02/10/31 20:46
お願いします

 9回2アウト、ランナー1,2塁。1打逆転の大チャンス。
バッターは俺。ここへ来て代打での登場。お膳立てはそろった。
さあ、仕事の時間だ。

 大きく深呼吸してネクストバッターズサークルから足を踏み出した。
審判に交代を告げ、バッターボックスの脇に立つ。
さっきまでやかましいと思っていた声援も、今はまったく聞こえない。

     ―――ここは俺の世界だから

878K.K:02/10/31 20:46
 狙うは初球。
 必ずストライクを取りに来る。
 それを叩く。


     キーーーーーン


 空に高く舞い上がった白球は、レフトスタンドへと吸いこまれていった。
 


     ―――そう、これだ。このイメージ


 
 瞼を開き、全身に伝える。
 


     さあ、仕事の時間だ―――。
>>877の名前は別のところのでした
>>878が本物の名前です
…どっちでもいいか
880名無し物書き@推敲中?:02/10/31 21:31
>>877
 小6ということなので非常にアドバイスに困るのですが(なぜなら俺がその頃
どんな文を書いていたか、また、平均的な小6の文章力がどのくらいなのかが
いまいちはっきりとしないから)、添削的な指摘をされてもらえれば、
「審判に交代を告げ」と、その後の「バッターボックスの脇に立つ」の主語が
食い違っていることが気にかかります。それとも少年野球はバッター自らが
交代を告げるのかな。
 これが小説のつもりで書かれたのならば、僕は「さっきまでやかましいと
思っていた声援も、今はまったく聞こえない」という描写がかろうじてその
形態をとっているように思います。どこかで聞いた表現を散りばめるだけでなく
拙くても自分の言葉でディティールを積み重ねていけば、活劇小説としても
青春小説としても、面白さは増していくでしょう。
881健太:02/10/31 21:47
いえ、本物は僕です(;;
では、お許しを得たので。


夕陽が綺麗だった。
薄い茶褐色、それはまるで真夏のトマトの様だった。
夕方、いつもの道をいつもの様に歩いている少女が居た。
その少女は、夕陽を眺め続けながら歩いていた。
――――だが、この夕陽を見られる日は、『限られて』いる。
この町は、クルマの排気ガスで犯されていた。
この美しい夕日が見られなくなる時は刻々と迫っていた。
少女は、茶髪掛かった黒髪をなびかせて、走って家へと帰って行った。
夕食が終わると、少女は家の二階の窓へ走った。
ふと時計を見る。時計が刺していたのは、七時。
夏でもあるまいし、この時間に夕陽は見れる筈が無かった。
「…」
無言のまま、ベッドに入り、布団を掛ける。
今日はイヤな夜になりそうだった。
案の定、夜中の三時半と言う中途半端な時間に起きてしまった。
精神的にイヤな事、もしくはストレスが身に振りかかると直この始末だった。
当然寝れる筈も無く、ムクっと起き上がりテレビの電源を付けた。
「スーパーアブトロニ・・・・」
つまらない通販番組ばかりやっていた。
テレビ本体のボタンを押し、チャンネルを変えた。
その刹那。
この少女は出遭ってはいけない事に出遭ってしまった。

以上です。
(なぜ偽者が・・;)
882健太:02/10/31 22:17
すいません、寝ます;;
883K.K:02/10/31 22:34
いや、偽者を語ったつもりは無かったのですが…
名前も違いますし
タイミングが悪かったですね
ちなみに、代打は自分で告げることもあります

884名無し物書き@推敲中?:02/10/31 23:57
>>872-873ですが、批評して頂きたいのですけれど……
お願い出来ませんか?
885名無し物書き@推敲中?:02/11/01 00:43
>>872
 主婦がどうにも自殺や死について深く考えるようなタマには思えず、結果と
して作者のまだ浅いであろう文学的経験とそれへの憧れが露わになっている
ように感じます。
 かく言う僕もそれ程文学に親しんでいるわけではありませんが、もう少し
登場人物を自分自身が信じ、心理をもう少し掘り下げなければ、文体の深みも
獲得することは出来ないでしょう。
886駆け出し:02/11/01 01:01
2日ぶりです。
SSですが、批評お願いいたします。

或る病

「あなたの頭部には、先天的な異常が認められます。」
初めて人間ドッグとやらを受けた翌日、検査結果を聞きに着きた私に医者はそう言った。
思考が異常なのは自他共に認めるところだったが、物理的に異常があったとは思ってもいなかった。

それが3ヶ月前の出来事だ。
今では手術も済んで経過も良好、明日にも退院を迎えようとしていた。
私は退院の日が待ち遠しかった。
何故なら、手術によって開花した私の能力を、思う存分に揮うことができるからだ。
以上のあった箇所は「前頭葉」、ここは人の先見性や情操を司っているそうだ。
先天性の腫瘍がこの部分を圧迫していたにもかかわらず、
私は日常生活で何の不自由もなく過ごしてきた。
この事実には医者も驚いていたが、つまりこれは、
私の先見性が常人のそれをはるかに越えていることを指すのではないだろうか。
常人なら良くて数分ほどしか読めない先のビジョンを、私なら数時間、
場合によっては数日先さえ見えるのではないか。
887駆け出し:02/11/01 01:02
>>886
未来を予知できる・・・。
このことが事実だと判明したのは、手術の翌日の事だった。
絶対安静を言い渡され、麻酔が切れ始めた故の激痛に耐えていた私の目に、
ぼやけた明るい風景が広がった。
だんだんと形を取り戻した景色は、温かな空気と爽やかな風に包まれていた。
昼の日差しの中で妻は花瓶に花をいけ、病室に備え付けのテレビはお昼のワイドショーを映していた。
私に気づいて妻が何かを言った。
「あら、お目覚めになったのね。」
だが、その光景はやがて光を失って、私は再び眠りの中へと落ちていった。
再び目を覚ました私の目の前に広がったのは、一度見たはずの光景だった。
デジャヴュなどではない。
ワイドショーの内容まで、全く一緒だったのだから。
驚いたような私を見て妻が(再び)こう言った。
「あら、お目覚めになったのね。」

最早、疑いようもなかった。
体力が回復するに連れ、私の目に飛び込んでくる情報は加速度的に増えた。
明日の天気、見舞い客の反応、医者の台詞から、競馬の予想。
何でもできる、やってやる。
仕事で同僚に負けることもない。 取引先に逃げられる事もない。
家事の傍らパートで家計を助けてくれた妻にも報いてやれる。
退院すれば全てが現実になるのだ。
888駆け出し:02/11/01 01:04
やがて、退院の日を迎えた私は身支度を整えると、迎えにきていた妻に声をかけた。
「もう、ここともお別れだな。」
「ええ、明日になれば。」
「・・・、明日?」
何を言っているのだ。
「ええ、明日になれば退院できるのよ。」
ふと、先ほどとは違う事に気づく。
確かに立ち上がっていたはずだが、私はまだベッドの上にいたのだ。
着替えたはずの服も白い病室着のままだ。
未来を、見ていたのか・・・。
「おかしなヒトねぇ。」
妻の言葉に、私は笑えなかった。

以来、私が未来を見る事はなくなった。
平凡だが幸せな日常が続いている。
あんな能力、無くなってよかったのかもしれない。
今では、そう思えるようになった。
未来なんて見える必要はない。 幸せなら努力して掴めばいいのだから・・・。

「お気の毒です。」
医者はそう言った。
「最善を尽くしたのですが・・・・。」
言いかけた医者の言葉を女が遮った。
「ありがとうございました。」
女はそう言って部屋を、病室を後にした。
「退院の前日に精神科行きとは・・・。」
医者の見た先、格子の掛かったガラスの向こうで、男は今日も在るはずだった未来を見つめている。


889名無し物書き@推敲中?:02/11/01 01:40
>>886
批評します。

未来が予知できれば、今まで出来なかったような様々な事が出来る様になるで
しょう。まさに万能になれるということです。予知でどのようなことが出来るように
なったのか、今まで夢にも思わなかったことが出来るようになったときの気持ちを
もっと書き込んでやる必要があると思います。

話の流れとして、
 手術を受ける→予知が出来るようになる→予知が出来なくなる→精神病になる
というのは分かり難いと思います。
 手術を受ける→予知が出来るようになる→予知が出来なくなる
 →もう一度予知が出来るようになり喜ぶが、実はそうではなく精神病になっていた
という方が話の流れとして分かりやすいと思いますが、いかがでしょうか。

 
890眠い:02/11/01 01:53
>>872-873 批評します。
 主婦が簡単にリストカットするのは、
そういう人なんだなぁと思って、よしにします。
だから、彼女がそんな人だという
エピソードを一つ入れたら、いいかも。

>命が散りばめられていく
 この表現だけが分りません。
書き出しの人が良くやるのですが、自分の技術を見せ付けたくて、
こった文章や難解な漢字を使いたがるのは、絶対に避けるべき。
 やったとしても、ある程度意味がわかるように。
雰囲気的には好きですよ。スナック感覚で自殺を、ってことですかね。
891駆け出し:02/11/01 02:01
>>889
>>887
で、医者の台詞に「退院の前日に精神科行きとは・・・。」とあります。
つまり、主人公は退院前日から既に、1日先の未来しか見えなくなっていたのです。
退院当日(本当は前日)の妻との会話は、彼が体験した最後の現実だった・・・。
のですが、分りづらかったようなので、考えてみます。
892眠い:02/11/01 02:04
>>886 気になった点を一つ。
 手術の翌日、未来を見れるようになった俺。
 一回、未来を予知して驚く俺が、
どうして、「最早疑いようがない」とそれを表現したのか?

 普通は、一回予知して、自分を疑い、もう一回予知して、
最早疑いようがない……ではないのか?
と思いました。
893駆け出し:02/11/01 02:09
>>892
ありがとうございます。
自分で推敲しているうちに、
自分が最早疑いようがない状態になっていたようです。
894名無し物書き@推敲中?:02/11/02 23:38
>>881 健太さんへ
>綺麗だった。
>トマトの様だった。
>イヤな夜になりそうだった。
>振りかかると直この始末だった。
「だった」の多用が気になる。
ハリー・ポッター読んだ?「だった」は殆ど使用していない。
助動詞「だ」の連用形「だっ」に助動詞「た」の付いたもの〕過去の事柄に対する判断・確認を表す。

『限られて』いる …良く分らない。排気ガスのせいで将来何かが起こるのか、
それとも、少女が余命幾許もないのか。
美しい夕日と、町がクルマの排気ガスで犯されている、両者の因果関係は?
ふつう、夕焼けは上空に塵が多いほど美しい赤になるのです。

>今日はイヤな夜になりそうだった。
違和感がある。今から寝るのだから@イヤな夜になりそうな予感がする。

>ふと時計を見る。時計が刺していたのは、七時。
>夏でもあるまいし、この時間に夕陽は見れる筈が無かった。
>「…」
>無言のまま、ベッドに入り、布団を掛ける。
少女は、よる7時に就寝したのだよね?えらく早寝だね。

>当然寝れる筈も無く、
7時に就寝、夜中3時起床、8時間寝ている。睡眠時間十分。
少女の髪の色はよく分ったが全体に説明不足。疑問が先行する内容。
895暇人です。:02/11/03 05:10
暇だから何か書こうっと。


妻の話し声が聞こえる、またいつもの長電話だろう。
普段なら気にせずに眠れるのだが、何か大事な事を忘れて思い出せないもどかしさの様な感覚が睡眠を阻害している。
元々私は寝付きが良い方だ、床に就いて五分もしない内に意識は途切れる。
眠りたいのに眠れない事がこれほど不快であるとは思わなかった。
不眠と格闘していた私の耳に、妙にはっきりとした妻の声が聞こえた。
「…ぬの散歩って毎日連れて行かなきゃダメなんでしょ?昨日みたいに雪が降ってても…」
896:02/11/03 05:30
雪が降っていたのは一昨日の朝から夜の間で昨日は降ってなかった。
酒でも飲んで酔っ払っているのだろうか?
それとも私はもう夢の入り口に足を踏み入れているのだろうか?

釈然としないままあれこれ考えていると不意に軽い尿意を覚え身震いした。
暖かいベッドから抜け出すのは億劫だったがこの状態では眠れるわけもない。
私は枕元に置いてある眼鏡をかけると用を足す為にトイレのある一階へ向かった。
897アと少し:02/11/03 05:56
用を済ました私はブランデーを取りにリビングへ足を向けた。
少し飲めば眠れるかもしれないと思って…。

ドアを開けた私は実際に目にするであろうその現実との差異に暫し呆然としていた。
妻の姿は無いが未だ声は聞こえている。
喋っているのはスピーカーだと気付いた後も少しの間私の頭は考える力を失ったままだった。

私が気になって眠れないでいたのは話しの内容を無意識のうちに覚えていたからなのだろう。
スピーカーから聞こえる妻の話題にはまた雪が含まれていた。
898まだあるの?:02/11/03 06:12
この辺りは雪が降る事はあまりない。
だから雪が降った日は記憶に残りやすいのだ。
妻は一体どこへ行ったのだろう…。



遠くから車のエンジンの音が聞こえ、近付いてくる。
家の近くで誰か降りたようだ、話し声が聞こえる。
私はリビングの窓から外を覗いた。
私の妻は見知らぬ女に抱きついて何かを話している。
媚るような上目使いで女を見上げ、長いキスをした後、女を見送った妻は名残惜し気に遠ざかるテールランプを見つめていた。
899終わり:02/11/03 06:28
妻は私を見下ろしている。
私が寝ているかを確認する為に。
そして私の頬に口をよせ、一言呟いた。
「愛してる」と。


隣に寝ている妻の身体からは、温もりは感じられなかった。


私の心は千切れてしまった。



くだらね
900801:02/11/04 16:45
>>859
ご意見ありがとうございました。誰の目にも止まらなかったのかなぁと鬱っていたので嬉しかったです。
推敲を重ねたつもりでいたくせに、言われてみてはっとしまいした。恥ずかしいです。
901@創作:02/11/04 17:38
雑談スレに書いたんですけど、ものの見事に無視されました。
批評・感想・お小言なんでもお願いします。
902@創作:02/11/04 17:39
太陽

太陽がまぶしくてボクはまぶたを閉じた。
 
ボクはよく夢を見る。
でもこれは、あとで夢だったに違いないとそう思うから夢であって、
本当のところはわからない。
唯一いえることはボクはそれを実際に経験したということだ。
たとえそれが夢であっても。
903@創作:02/11/04 17:39
ボクは暗闇にいる。
暗闇で震えている。
光が見える。
ボクはこれで救われるんだな、と思う。
でもそれは新たな暗闇の始まりでもある。

ボクはある種の無間地獄にいることに気がつく。
ボクはつぶやく。
「これは、ひどすぎる。」
でも、何も変わらない。
いつものように、光に導かれる。リセット。

ボクはもうしゃべらなくなった。
904@創作:02/11/04 17:40
部屋にはボク独りしかいない。
独りになったら眠るしかない。
ボクは本当に眠りたいのだろうか。

太陽が眩しい。
それでもボクは太陽を見つめつづける。
太陽の光をめいっぱい浴びたその日の夜は、
ボクは夢を見ない。
905@創作:02/11/04 17:41
以上です。

わたしはこれをふくらまして、もう少し長いものを書こうと
思ってます。

よろしくです。
906名無し物書き@推敲中?:02/11/05 00:19
>>901-905
視力を無くした、モノクロームの世界。夢か、うつつか、判断できない闇。
明暗はかろうじて分る。太陽のまぶしさ、それは生きている証。太陽に癒される。
長文になると鬱の世界に引き込まれそう…感想でした。

>>901>雑談スレに書いたんですけど、ものの見事に無視されました。
この一行が一番リアルでインパクトを感じますた(w
907872:02/11/05 00:23
遅レスになりますが、批評有難うございました。

>>885
>浅い文学的経験とそれへの憧れ
ズバリ言い当てられて、正直驚いてしまいました。
文体の深みについても今後精進していきたいと思います。

>>890
>エピソード
言い訳がましいのですが書く際に字数制限が課せられていたので、
そこまで詰め込めなかったのです。
批評して頂くからにはきちんと完全な形にすべきでした。反省。

>技術を見せ付けるためにこった文章〜(略)
さほど意識してやっている訳ではなく、多分癖になっているのかもしれませんが、
確かにそういった気持ちはあったように思います。
今までの文章もこれから見直して、頑張っていきたいと思います。
908:02/11/05 03:21
>>902

>でもこれは、あとで夢だったに違いないとそう思うから夢であって、
本当のところはわからない。

こういった説明部分は要らない。冗長。

>>903

>光が見える

>新たな暗闇の始まりでもある

枚挙に暇ないが光とか闇とかの対比は安直すぎる
もはや慣用句的といっていいほど手垢に染まった表現。
何か書こうと思うなら、もう少し自分らしいシンボルを考える必要あり。
909:02/11/05 03:21
>>903

>無間地獄

「ある種」のからつながっているんだから
では、どんな種類の無間地獄なんだろうと引き込まれるが、

>ボクはつぶやく。
「これは、ひどすぎる。」

あまりに杜撰な形容。「ひどすぎる」はあんまり。
なんのメタファーもない。厳しいけどこれは幼稚園児でも考える。

>>904

全体的に「読ませたい」という作者の意気込みに欠けるところがあると思う。
あなたが書きたいと思うものを書きたいだけならそれでいいのだが
読者を想定して「読んでもらいたい」と思って書くのなら
「光」「救われるんだな」「太陽」とか「暗闇」「地獄」「夢」
といった対比の構図が古今東西の文学にあまりにもありふれていて、
現代の老獪な読者を引き込むには多分至らないと思う。
また、どうしてもそういったシンボルにこだわるのなら
よほどの筆力がなければ評価に値する発展は無理。
長いもの書くんだったらそこんとこ踏まえて、きっちり肝据えて書いてみて。
910名無し物書き@推敲中?:02/11/05 03:22
画像が貼れるチャット&掲示板
http://www.i-chubu.ne.jp/~tomomi-h/marion/navi/navi.cgi?links=20311

911名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:04
「おい、あいつらにヤられた女、見にいこう」智は促す。「なんでだよ、智やん。またいまのやつらが戻ってくるかもしれないんだぜ、危ないって」健はおびえた眼をむける。「なぁ、行ってみようぜ。うまく行けば残飯にありつけるかも」
912名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:09
「んなことできるかっつぅの!智やんにレイプできるような図太い神経は備わってないって」節は、今まで幾度も眼にした女達の無惨な姿を思い出したかのように、身を震わせる。
913名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:11
「とにかく俺は行ってみるぞ。こうしてる間にも、女達が意識を取り戻しちまうかもしれないし。節、おまえはここにいろ」智がたたあがると、節はあわててついてきた。「智やん、こんな物騒な場所にで一人でいられるか」
914名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:19
智は重いリュックをかつぎ、好奇心と恐怖のいりまじった心持で、暗く長い廊下を歩く。リュックの中身のエロビデオは、このビル内を歩きまわって集めた戦利品だった。「なぁ、智やん。そんなに沢山ビデオ持って何になるんだよ。俺はこんだけでいいよ。ポケットに入るしな」
915名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:23
節は、ビデオを一本だけコートのポケットに入れたが、智はリュックの中身を減らそうとはしなかった。
916名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:29
重い足取りで階段を下ると、すっぱだかの女が自分で失禁したものの溜りのなかに転がり、気を失っていた。いつものように一物も残さず掠奪されている姿は、大きな肉の塊を床に置いたようにみえる。
917名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:36
「ひでぇ、下着まで脱がしてあるぜ。智やん、こいつ、夕方に会った女のうちの一人じゃねぇか?ほら、派手な女の後ろにいた、スカート長かった奴。こいつでいいんじゃない?」節が力なく呟くが、智はかまわず進んだ。「どうせなら、あの派手な女にしよう」
918名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:40
廊下は長く続いていた。いくつかのドアをあけ中を見るが、女はいない。床に散らばるジュースの缶や菓子袋にてこずりながら、智はよろめき進んだ。恐怖と疲れでよろめく足を動かしているのは、なんとしてもあの女を自分のものにしてみせるという歪んだプライドだった。
919名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:52
なんとしても、卒業式までに童貞を捨てなければ。真面目に頑張ってきた俺が、高校卒業しても童貞だなんて、そんな馬鹿みたいなことがあってたまるか。
920名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:58
智は自分を叱咤した。「智やん、もういいよ。さっきの女助けて帰ろう」節が足を止めたが、構わず進んだ。いよいよ最後のドアを開けた。だが、そこにもあの女はいなかった。「居ない。やっぱりいなかった」
921名無し物書き@推敲中?:02/11/05 05:58
智はその場にリュックを放り出し、座り込んだ。部屋の隅にあるソファの辺りで何かが動いたような気がして目をやる。女だと感じた。
922名無し物書き@推敲中?:02/11/05 06:02
近付いてみると、服を脱がされ傷だらけになってはいたが、確かに夕方みたあの女だった。殴られた後で顔が腫れてはいたが、美人であることに変わりはない。
923名無し物書き@推敲中?:02/11/05 06:09
俺は、女に近付き、頬をニ、三回軽く叩いた。反応はない。「智やん、何してんのさ」節があらわれた。「見ろよ、あの女だぜ。今なら犯せる」
924名無し物書き@推敲中?:02/11/05 06:14
智がそういって女の体に手をのばそうとすると、節が、その手を掴んだ。「やめなよ、智やん。…虚しくなるだけだよ。帰ろう?」「ここまできて、何もせずに帰るのか?おまえだって、本当はやりたいんだろう?」「智やんの気持は分かるけど、俺、今の智やんは違うとおもう」
925名無し物書き@推敲中?:02/11/05 06:22
節はそう言って、手を話した。「いいじゃん、別に童貞卒業できなくたって。俺もだよ。高校卒業だけで、充分じゃん」智は女を見つめて一つ溜め息をつくと、リュックを背負い部屋を後にした。
↑これ荒らし?
>>926
どうなんだろう?違うんじゃん?
928名無し物書き@推敲中?:02/11/05 19:31
>>906 908 909
批評・感想ありがとうございました。
修練あるのみですね。自分の作品Wの内容はともかく、
他人に真面目に批評してもらうのはとてもうれしかったです。
重ね重ねありがとうございました。
929名無し物書き@推敲中?:02/11/05 21:42
文作ろうとキーボードの上冷たい手
目が痛くなるばかり時経る
930名無し物書き@推敲中?:02/11/05 22:44
暇つぶしまだかまだかと覗き見る
やはり無視され流れるばかり
931名無し物書き@推敲中?:02/11/06 16:47
消えては流れ 流れては消え
今日も惰性で確認する日々
>>929-931
おもろい。ここで俺のも無視されたけどなー
933sage:02/11/06 22:22
三語スレ良作選を期待して
覗いてみるが二次予選落ち
934名無し物書き@推敲中?:02/11/06 23:52
批評文 批判酷評なんのその
明日こそギャフンと言わせてやるぜ
 字余り
935小腸:02/11/07 00:13
ボクは小腸
936小腸:02/11/07 00:14
「ボクは小腸」


私は、亮の小腸です。亮は、私をこき使います。
亮は大食いなので、私は栄養をたくさん
摂取するのに、疲れています。わたしはうんざりしました
そうだ!病気になればいいんだ!私はさっそく
脳に聞いて見ました。

小腸「やあ、脳。今日はどうすれば病気になれるか、聞きに   き

たよ」
脳「そうか、では協力してあげよう。私も亮には
  うんざりしていたんだ。毎日グロ画像をみて、
  たまったもんじゃない。グロは嫌いなんだよ。」
こうして小腸と脳は、亮を困らせる作戦に出ました。
937小腸:02/11/07 00:14

脳はまず、亮が食べ物を食べないように、指令を送りました。
小腸は食べ物が来ても、栄養を摂取しませんでした。
亮は日に日に、やつれていきます。
亮の母親は心配になって、亮を病院に連れて行きました。
亮は1週間入院する事になりました。
そのあいだ、脳は正常に指令を出し、小腸はちゃんと
栄養を摂取しました。亮はすっかり元気になりました。
そして退院しました。しかし退院したあとは、
前よりひどい生活を始めてしまいました。

小腸「脳よ、どうする?このままじゃ私たちが辛くなるよ。」
脳「う〜ん・・・そうだ。肝臓にも協力して貰おう。」
肝臓も、働きっぱなしで疲れていたので、快く了解してくれました。
肝臓はとても大切な働きをする臓器なので、あまりひどくやると
亮が死んでしまいますから、肝臓は、あまり大切でもない
胆汁の分泌を、すこしやめました。
そのため、脂肪が消化・吸収されなかったので、
亮は、前よりずっと太ってしまいました。
亮の母親は、また心配になって、病院に連れて行きました。
亮は、2週間入院することになりました。
そのあいだ肝臓はちゃんと働きましたので、亮は
すっかり元気になりました。            つづく
938久保:02/11/07 19:27
 人を無闇に信じるものじゃない。結局人間は一人なのだから。

 僕が今から書こうとしていることは一体何か。
 今日はいい天気だ。桃の花を抱えた婦人が通りを歩いている姿が見える。
 もう春なのか。
 しかし僕は、変な方角を向いていて日中でも日が当たらず、
 電灯を欠かせない部屋で一人、原稿用紙に向かっている。
 僕は誰かに何かを伝えたいのだろうか。
 いいや、違う。
 他人に共感を求めるための文章の書き方など、とうに忘れてしまっている。
 でも今、何かを書かなければならない。
 ただの内なる欲求のために僕は筆を持っている。

という感じですが、みなまさどうでしょう?
ちなみに筆者は女です。
婦人という言葉づかいなど、
現代じゃなく少し前の時代をイメージしています。
無頼派方向の話にしようかと・・。
>>935-937
なんだ、おまえ。前衛か? 逝ってよし。
>>938
無頼派は全文改行しねえよ。
規範で考えるな、自分の文章を書け。
940久保:02/11/07 21:50
>>939
原文は改行ほとんどなしですが
読みにくいかなぁと思いまして。
・・と考えるあたりが無頼派ではないかも(藁
941名無し物書き@推敲中?:02/11/07 22:52
>>940
あら。ちゃんと受け止めている。
その意気やよし。
942久保:02/11/07 23:07
いや、実は本人はまったくの無頼派でもなんでもなく、
その逆といったほうがいいくらいの人間です。
無頼派の友人を頭の中を想像して書いてみました。
だからストーリーもまだ全然なく、
出だしでちょと息切れ・・(w

偽無頼派ってバレちゃいますかしら、やっぱ。
943名無し物書き@推敲中?:02/11/07 23:24
>>942
いや、だから、あらかじめ用意された規範で文章を書こうとするなよ。
一度でもいいから、なにも考えずに原稿に向かってみな。
無頼派の連中だって、「よし、俺はこれから無頼な文章書くぜ!」とか思って小説書き始めたわけじゃないだろ、常識的に考えて。

今朝に見た夢を思い起こすような、なにも邪念のない新鮮な気持ちで書いてみるんだな。
きっとそこから物語が生まれる。

…って、すげーマジレス。恥ず。
944「流星が奏でるワルツ」:02/11/08 18:41
 視界は暗く、闇に閉ざされている。
空を見上げれば、そこには無数の星が闇夜に光を灯すように煌々と輝いている。
「……さぶ」
 無意識に呟いたその声と共に、白い息が吐き出される。冷えきった空気が俺の周りを包み込み、身体を震わせる。
 この山の頂上で、ただ、ひたすら来るのを待つ。
 待つのは、この星の最期。
 何百年も前から予想されていたことだ。この星の公転軌道が、太陽の側に存在する巨大流星群
の中をかすめる時が来るのは。通常の流星雨の比ではない。数十億の流星が、大地に叩き込まれ、星を荒廃させる。それを知った連中は、あっさりとこの星を見捨て、他の居住可能な惑星
へと移住していった。残されたのは、凶悪死刑囚と、自主的に残った変わり者達だけ。
その「変わり者」の一人だ、俺は。
945名無し物書き@推敲中?:02/11/08 18:49
弓一一バイオリンの弓だ一一を握る手が、がたがたと震える。寒さ、だけのせいでは
ない。これから起こる大イベントへ向けて。身体が武者震いしてやがる。
 俺は傍らに置いておいたバイオリンを取る。
 もうすぐだ。もうすぐ、この世界で一番美しい光景が見られる。
 一一昔、本で読んだ話。星が最期の命を燃やす時、何よりも美しい景色を見ることが
できる、と。それは星の死に様を見届けた者への、せめてもの報酬だろうか。それとも
一一。
 とりとめのない思考は、空の変化によって中断された。
 最初に、光。闇夜を切り裂くような、明るい、閃光が空を包み込んだ。それらは次の
瞬間、パラソルのように開き、分散し、全世界へと拡散していく。
 その正体こそ、超巨大流星群ってやつである。
「本日の……メーンイベント」
 
946名無し物書き@推敲中?:02/11/08 18:57
 特に意味のない言葉を呟き、俺は立ち上がった。
右手に握った弓を、構えたバイオリンに添える。
 ゆっくりと。降り注ぐ流星に合わせるように、弓を揺らす。
弦は静かにそれに応え、かすかな音を紡ぎだしていく。
音は一筋のメロディーとなって生まれ、流れ、溶けてゆく。
星は音もなく大地に落ち、光り、砕け、溶けてゆく。
全ての音は星へと回帰し、溶け合って広がる。
一一妙な気分だ。星の最期だってのに、俺の心はこんなにも落ち着き、
ボロバイオリンはこんなにも美しい音色を奏でて。
「三流と言われようが……音楽家やってて、よかったなぁ? ええ?」
 自分自身に言い聞かせるように。手を止めずに、俺は口にする。
光り、輝き、音は星の最期の声を奏で続けた。
947名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:00
>>944-946
面白いとは言えないが、流星の降る中でバイオリンを弾くという発想は
いい。タイトルもイカす。
>>944-946
…イカすのか?
発想はたしかに良い。
しかし表現に幅がなさすぎて、同じ描写を行ったり来たりしている。
それと、煌煌と輝いちゃったり闇夜を切り裂いちゃったりするな。
もっと別の表現を考えろ。ステレオタイプだ。
949「中絶」1:02/11/08 19:18
 雨が降っている窓の外を歩いている人たちは、なんか顔のない幽霊みたいで、
ここから鉄砲で撃ってやったら血を流して倒れるんじゃなくて、駅前とかで配ってる
薬局の名前なんかが書いてある赤い風船みたいに破裂して、千切れて宙に舞うその表皮は
ひらひらと雨に濡れてとても綺麗なんだろうな、と思ったけど中に詰まってる気体は空気じゃなくて
世界の果てに打ち捨てられたザーメンみたいな臭いがするんだろうと瞬間的に気付いて考えるのを止めた。
 僕は今喫茶店でコーヒーを飲んでいる。本当はイタリアのエスプレッソみたいな濃いやつを
飲みたかったのだけど、この犯罪みたいな喫茶店には水みたいに薄い馬鹿馬鹿しいコーヒーしかなくて、
それも頭の中に詰まってるものは脳みそじゃなくて排泄物なんじゃないか、と思わせるウェイトレスが
運んできたものだから、凄く憂鬱な気分になったけど我慢して僕はその水コーヒーを啜っている。
 僕は人を待っているんだ。待っているという状態は実に受動的で、もしかしたら時間の無駄遣いだと
感じる人もいるかもしれないけど、なんらかの外的で自分を対象としたフロウの存在を知っていながら、
自分がアクションを起こすということはすごく不安を感じるもので、落ちつきを乱すものだから、
本当は待っているという状態で、アクションを起こすのは効率が悪いことなんだ。
だから僕はこうして何のアクションも起こさずにじっとしている。
ノストラダムスはきっとインポテンツだったんじゃないかな。
950メディア批評家:02/11/08 19:24
なんか間があいてしまったが、今回のテーマは、「真夜中の雨」ということで。

 木曜の9時にTBSで放送しているドラマ。織田裕二主演。
病院が舞台ではあるが、医療がテーマなわけではない。過去に両親を
事故で無くした主人公が、その事故と関係のある男を探しているという、ミステリー感覚のドラマ。
 タイトルの通り、場面の中にしょっちゅう雨と水が使われており、それを確認するのもひそかに楽しい。
 いずれにせよこのドラマの今後の展開には大きく興味を持っている。
951名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:27
>>949
思想的な語をだらだら並べただけの話は、もううんざりなんだが。
内容が何も無いし。
952名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:34
>>949
…脳みそが排泄物なのはあんただな。逝ってよし。
953名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:42
>>949
なんとなくこ難しい単語を並べ、世の中を冷めた目で見たような文章を書けば、それが
「上手な文」だと思い込んでる勘違い野郎がいるが、まさにそれだな。
954名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:46
>>944-946
>星は音もなく大地に落ち、光り、砕け、溶けてゆく。

そうそう、無音がいい。だが、その空間にバイオリンが聞こえて
きたら耳障りで星空に集中できなくなる。返って気分悪いだろう。
955名無し物書き@推敲中?:02/11/08 19:46
>>953
949のどこが難しい単語並べてるの?
まったく分からない。
956「中絶」2:02/11/08 19:47
 彼女がやってきたのはそれから二十九分後のことで、彼女は、僕の顔を
見るとただ目を伏せてごめんなさい、と言った。彼女は僕の彼女で、
ぼくのおまんこだった。でも彼女にとって僕は彼女のちんちんじゃないらしくて
彼女は僕の部屋でセックスして三回イった後、僕が蒸れてムズムズする
エゴイズムの象徴みたいな陰毛を掻きむしったり、我慢していた放屁をしたり、
TVを見て馬鹿なタレントに文字どおり馬鹿と言ってやったり、眠ってしまいたいところなのに、
センチメントとロマンチシズムの出し殻を整形したふ菓子みたいな話をするもんだから
僕はいつも死ぬほど惨めな気分になる。なんでこんなまんこに僕の欲求は束縛されているんだろう。
彼女はセックスの後、そういう何の意味も成さないノイズみたいな話をして時々泣いた。
そういう時はいつも僕は慰めてあげて、慰めながらその日に食べたハヤシライスとかのことを思い出していた。
 実は話があるの、と彼女は言った。その顔は民族自決を目指す啓蒙思想運動家みたいで、
こんなところに呼び出して話がなければおまんこしかないだろうと考えていた僕の思考を律した。
いつの間にか、僕らのテーブルの上にはとてもシリアスな空気が堆積していて、
その空気を払拭するような感じで僕は口を開いた。どうしたっていうんだい?
僕はその時とても優しい口調で喋っていたと思う。彼女が空気中にフェロモンみたいに
発している切羽詰まって、でもそれを必死で押し隠そうとしているような気配を感じ取ったからじゃないかな。
957949:02/11/08 19:55
>>951
思想的に見えるかな。それだとちょっと嬉しいな。
たしかに出尽くしてる感じだけど、そういう文体ができるかどうかちょっと書いてみたんだ。
でも思想的っていうか抽象的な感じを出したかったんだよ。
村上龍のトパーズみたいな。独創的なものを書こうとは思ってないし、
かきながら自分もうわー、って思ってたよw
958952:02/11/08 20:06
>>957
(笑)。
その意気やよし。
959こもで:02/11/09 00:24
http://megumi.aez.jp/king.html

http://www2.diary.ne.jp/user/166311/

↑これは、面白いとおもぷ。こいつ童貞か?
960hahihu:02/11/09 09:23
>944
俺の周りを包み込み、身体を震わせる。

「俺」をなくして 書いてみよう。
「身体を包み込み 俺を心身ともに
寒さと予感と緊張で 震わせる」

>946 
「緊張感」が なぜか ない。一般的に なっている。
961名無し物書き@推敲中?:02/11/09 09:49
962こもでるん:02/11/09 15:02
http://www2.diary.ne.jp/user/166311/
http://megumi.aez.jp/king.html

評価してみそ。ここでみつけたやつだけど。
963949:02/11/10 14:45
>>952
ありがとう。そう言ってもらえると
ぜひ一度真剣に書いた文章を貴方に批評してもらいたいよ。
964名無し物書き@推敲中?:02/11/11 16:45
おてやわらかに。

「遠足」
昨日、遠足に行った。
弁当を食べた。
お菓子を食べた。
面白かった。
帰ってきた。

    終わり
965 ◆vJx6.a40iw :02/11/11 18:53
>>964
いっその事、文章を全部揃えてみるなどの何かしらの趣向が欲しい。
昨日遠足に行った。
ママの弁当食べた。
甘い菓子を食べた。
道路が面白かった。
夕方に帰ってきた。

これでも面白くないけど・・・。
966名無し物書き@推敲中?:02/11/11 18:58
道路が面白かったって・・・
967名無し物書き@推敲中?:02/11/11 18:59
964はネタなのか煽りあのかマジなのか。なかなか絶妙な線を突いているね。
素晴らしい。音楽を感じるよ。
968名無し物書き@推敲中?:02/11/11 21:51
>>965
>これでも面白くないけど・・・。

ここ↓面白かった。
「道路が面白かった。」
969放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :02/11/11 22:03
「少年Lと銀河鉄道」

少年Lは貧しい家庭で育った。いつも一人、休み時間も昼休みもたった一人。
しかし、少年には一つの楽しみがあった。

   銀河鉄道

少年は夢を見ている、いつかいつも孤独な学校の裏にある丘から銀河鉄道に
乗る。輝くカシオペを飛び越え、サソリ座の毒針に気おつけて、夏の第3角形
のベガを越え、いつか誰も見たこと無い銀河の外へ飛び出る。いつも少年Lを
いじめるコウジもいない、嫌いな村上先生もいない。そんな銀河の外へ。
はたして少年の夢は叶っただろうか?

少年は一枚の切符を握りしめ、あの丘にたっている。
   銀河鉄道 地球→銀河
970 ◆vJx6.a40iw :02/11/11 23:07
「丘から銀河鉄道に乗る。輝くカシオペを飛び越え・・・」の部分を
「丘から銀河鉄道に乗り、輝くカシオペ(ア?)を飛び越え」と
一気に流してしまっても良いと思いました。
そして「少年は夢を見ている。・・・以下」という形がすっきりすると思う。

カシオペが分かりません。多分、アいると思うんだけど。
◆vJx6.a40iwってさ、
正直、面白すぎ(w
972 ◆vJx6.a40iw :02/11/12 00:32
>>971
ごめんなさい、真面目にやってるつもりなんですが。
宜しくお願いします
http://shibuya.cool.ne.jp/ootea
「茶話掲示板」で展開中の映画「メメント」もどき実録の批評をしてくださいませ。
尚私は病状で意識が飛ぶことが多いので(10分ではないけど・・・)
細かい誤字脱字関係の指摘は結構です。
974名無し物書き@推敲中?:02/11/12 03:26
批評お願いします。

いくつかの世俗的な事務と文筆的な事務とが、旅ごころにもえる私を、
散歩ののち二週間ばかり、東京へ引きとめていた。ようやく私は、例
の別荘を、住み移れるように四週間以内に整えておけと、女中にさし
ずを与えた。そして五月中旬と下旬の間のある日、夜汽車で福岡へ旅
立ったが、そこには二十四時間滞留しただけで、その次の朝、韓国行
きの船にのりこんだ。私の求めていたものは、異国風で関連のない、
それでいてすぐに手に入れ得るものだったのだ。


975名無し物書き@推敲中?:02/11/12 04:02
続きが読みたくなる文章書いてみた。おまいらカッコ良さを求めすぎ。批評きぼんぬ

これは信じられない話ではない。現実に起こりうる話だ。女子供は読むな。
漏れは自分をニュー速住人と自覚するぐらい2ちゃんにはまっているが
現実世界では一般人よりも随分と勝気で馬鹿な友人とつるんでいる。
今年の夏もいつもの馬鹿野郎4人と大学寮の雑談室で酒をあおっていた。
するとやはり馬鹿な方向に話が進み、この辺りでもっとも怖いと言われている場所で
肝試しをやろうという話になり、会議の結果福岡からは少し遠いが熊本の廃病院に決定した。
一番酒に強い(とゆーかベロベロになったことが無い)ヤシが運転して3時間後に目的地に着いた。
みんな結構酔っ払っていたので余裕だったのだが1人酔いすぎて寝てるヤシが居たので
車の中に置いていくことにした。山奥の病院なので周りに人家は見当たらない。
廃病院自体にも明かりが灯ってない為、懐中電灯で照らさないと足元も見えない。
入り口はやはり鎖で頑丈に鍵がかかっていたので手頃な窓に遊びがてら石を投げつけまくってそこから進入した。
蛍光灯を点けようと思ったが電気ももう通っていないようだ。
「バァァイオハザァァァド、トゥゥゥゥ・・・」と馬鹿が言ったが誰も笑わなかった。
受け付けを通り過ぎて診察室に入る。
ベッドや寝台や机は取っ払ってあったが壁に貼ってある心と体系のポスターから精神病院だとわかった。
976名無し物書き@推敲中?:02/11/12 07:29
>>974

ここで終了ならば大幅改定が必要かと思います。この後に続けば意味不明な箇所の説明もあると思うんで。

>四週間

と言っているこれはタイムリミットを表しているのでしょうか。時間の表記で意味を持っているのはこの一つだけ。

>散歩ののち二週間ばかり
>五月中旬と下旬の間のある日
>二十四時間滞留しただけで

など前後とさほど関連性の無い表記が目立ちます。この短さであれば致命的。
散歩→別荘の事→夜汽車で福岡→韓国、とどれも中途半端にしか書かれておらず
最後の一文、異国云々を第一に書きたいとすれば、長々と書くのではなくもっとスマートに書くべきであった。

>>975

続きが気になると言うか、序文だけを書くこととそれは別物だと思います。感想としては続きは気にならない。
そして2CHだからと言って2CH用語でもって書くのはよくないと思う。もしその部分を編集しなおしたとしても
オカルト板の書き込みのような文章であり、カテゴリーで言えば小説でもなくエッセイでもなく、つまり2CHの書き込みの域を出ていない。
と言うか「コピペじゃねえの?」とあらぬ疑いすら招きかねない。
小説ならばそれなりに魅せる演出が必要であり、ルポタージュ風にしろエッセイ風にしろ、やはり演出は必要となります。
それを話の書き出しだけを書いて、事例を順次箇条書きで、続きが気になるとはおこがましいにもほどがある。
続きを勝手に想像すれば、この調子が維持され話は進むと思われる。それは紛れも無くオカルト板のそれであり、
人に見せる(を魅せる)文章ではない。
やはり、一つの物語として書きたいのならば、それなりにカッコつける部分はカッコつけないといけないと思います。
逆に言えばこれはこれで完成した文章なので、それほど手を加える部分は見当たらない。一文が冗長なところもあるが、
順を追っているので読みやすいし分かりやすい。書き込みとしては上位に入るでしょう。
つまり、物語として未完成。箇条書きで面白みに欠ける。と言ったところでしょうか。
977名無し物書き@推敲中?:02/11/12 11:35
昨日、交通量の多い国道沿いを自転車で走っているとふと肩にうんこが
ついているのに気が付いた。会社を出てからずっと臭いと思っていたが、
においの元はそれであった。いつついたのだろうかわからなかった。
僕はにおいの元を断つためにためらわずうんこを手で掴みむしゃむしゃと食べた。
口に入れてしまえば意外なほど臭くなく、手についたうんこも綺麗になめとった。
家に帰ると体に赤い無数の発疹が出来ていたが気にせず、明日の仕事にさしつかえては
困るので寝た。
翌朝うんこマンになっていた。
>>972
謝んないでください。楽しく読んでますので、
その調子でお願いします。
979緑恋紅葉:02/11/12 14:02
今朝はいつになく気分がいい、寒いのが苦手で早起きは大の苦手だが
例年よりも暖かく、春のようなポカポカした日差しが窓から差し込んで、
季節外れの黄砂も空を舞い、思わず窓を開けてベランダに飛び出した。

一歩踏み出すと、辺りは皆既日食の時のように薄暗くなり、次の瞬間
激しい衝撃波が地面から噴出し、周りの目に見える全ての物が吹き飛
ばされ、その衝撃波の中心に私は立っていた。

私は何がなんだか訳が分からず、しばらく呆然と立ち尽くしていた・・・

どれくらいの時が経過しただろう、私はふと何かに呼ばれたような気が
して暗黒の空を見上げてみた、するとそこには「!!!」

980名無し物書き@推敲中?:02/11/12 16:16
>>964
もう少し遠足の前後を書いて盛り上がりをつけるべきです。
遠足の通達を受けて、バナナはおやつに入るのかと聞いた時、
教師やクラスメートから浴びせかけられた軽蔑の眼差し。かつてない恥辱。
遠足という制度を制定した文化そのものへの復讐を決意したあなたは
土蜘蛛の血族を現代に復活させようと画策するのですが
そこに謎の政府機関が立ちふさがる、といった、
遠足の前に書かせない行事を描くと、ぐっと良くなるでしょう。
>>946
たったこれだけの文章で、>>980のような想像力を喚起させるとは、
「遠足」って、実はすごい題材なのかもね。
私としては、昨日遠足に行ったとあるのだから、
書いてる時点が「今日」であるという部分に着目したい。
遠足という体験を通して、心的な変化が生じる、
例えば、遠足に出かける前とウチに帰ってきた後で、
両親の顔がなんだか違って見えたとか、
両親が一回り小さく感じられたとか、
そうした変化を書けば、純文系として発展させることが
できるのではないかと…(以下略)。
↑間違った。946じゃなくて、>>964ね。
983975:02/11/12 17:14
>>976
まさかマジで批評してくれるとは。。。ありがd
まぁ漏れは別に小説家目指してるわけじゃないし
別に文章を上手に書こうと思ったことは一度も無いんだけど
ちょっと趣味程度に小説書いてみようかなぁって思ったよ。

駄文なんだけど少しでも煮詰まってる作家さん達に刺激になればと思って
貼らせてもらいますた。ココから有名作家が輩出されたら嬉しいしね。
素人意見だけど自分らしい文章を書くには自分独自の細かいルールを
あらかじめたくさん作っとく必要があるんじゃね?
なんか才能と発想だけで書いてもどうしても2番煎じになってしまう気がするよ。
まぁ言ってみれば、山を上る前にもっと準備しろ、と。

怒るな怒るな聞き流せよw がんがってね♥
>>979
>一歩踏み出すと、辺りは皆既日食の時のように薄暗くなり、次の瞬間
>激しい衝撃波が地面から噴出し、周りの目に見える全ての物が吹き飛
>ばされ、その衝撃波の中心に私は立っていた。
>私は何がなんだか訳が分からず、しばらく呆然と立ち尽くしていた・・・

「私は何がなんだか訳が分からない」のだから、「衝撃波」と認識をしていることが
不自然。また、衝撃後の状況もはっきりしない。
現実離れした状況を書くときは、単に想像だけを書くのではなく、
現実に「起こりうる」ことも交えないと、リアリティを失って嘘に感じられてしまいます。
私なら、例えば、以下のように書きます。

「一歩踏み出すと、辺りは皆既日食の時のように暗くなり、
 次の瞬間、地面から湧き起こった激しい衝撃とともに、
 周りに見えるすべての物が上空へと吹き飛ばされた。
 春のような景色は一変し、ベランダだった足下の数十センチのコンクリートを残して、 目の前には地球本来の地面だけ広がっていた。
 私は何がなんだか訳が分からず、呆然と立ち尽くしていた。
985名無し物書き@推敲中?:02/11/12 22:51
>>976
トーマス・マンに向かってよくそんなことが言えるな。
トーマス・マンって日本人なんで゙ツカ?
987空間の奏でる音楽:02/11/13 00:55
朝、ふと目が覚めて、天井を見つめる。
しばらく天井を見ながらボウッとして、窓の外を見る。
晴れた空、変わらない景色、いつもと同じ朝。
一人暮らしの気ままな生活は何事も起きないまま、静かに過ぎていく。

いつもどおり歯を磨いて寝癖を直して朝ご飯の準備。
とはいえ、いつもと変わらない朝でも何かしら問題は起きる。
たとえば歯磨き粉が無くなっていたり、寝癖が酷くて思う様に直らなかったり、
別れた恋人の事を忘れて二人分のパンを焼いてしまったり。
気がついた瞬間固まってしまった自分を差し置いて朝の忙しい時間は過ぎていく。

出掛ける間際、部屋を振り返る。
これまで彼女がいた場所、もういない彼女、静まり返る部屋。
彼女がいた頃を思い出して小さく呟く。
「いってきます」
988 ◆vJx6.a40iw :02/11/13 02:50
>>987
この後を続けるのか如何かは分からないんですが
普通にまとまっている印象があって、何とも。

テーマが「彼女のいない朝」であるなら「彼女のいない初めての朝」でも良いんじゃないでしょうか?
「朝、ふと1人で目が覚めると・・・」という様な書き出しでも良いと思います。
起承転結の位置的に「彼女がいない」を何所に置くかにもよりますが。
また、全体的に女性の印象を受けました。
視点を女性にしても別に良い雰囲気が醸し出されると思います。
989名無し物書き@推敲中?:02/11/13 08:06
>984
師匠ありがとうございます。
990「ケーキ」:02/11/13 13:42
ひっくり返して食べてみると、いつもと違う世界が味わえる。
991こもでるん:02/11/13 14:31
http://www2.diary.ne.jp/user/166311/

判定してみそ。2ちゃんで発見したのだけど。
>>987
>別れた恋人の事を忘れて二人分のパンを焼いてしまったり。
>気がついた瞬間固まってしまった自分を差し置いて朝の忙しい時間は過ぎていく。

全体に、さらっと読んでしまうけど、どうもここの文が引っかかりました。
やっぱり、前後のつながりが少し悪い気がします。
また、淡々とした「出来事」の羅列だけに、ここで一工夫ほしい感じ。
例えば、こんなのはどうかな。

「別れた恋人の分までパンを焼いてしまったり。
 そういえば、パンを焼くのが僕の役目で、コーヒーを入れるのは彼女の役目だった。
朝の時間っていうやつは、そんな感傷に浸っている暇さえ与えてくれやしない。
二人分のパンを無理矢理頬張り、寝癖を気にしながら時計に目をやると、
 すでに部屋を出ていく時間は間近に迫っている。」

ここまで書いて気づいたけど、彼女と別れた哀しみを引きずっているのなら、一段落目の
「一人暮らしの気ままな生活」では何か変だね。ここの文章は「トルツメ」でいいかも。
993名無し物書き@推敲中?:02/11/14 10:42
           ただ今よりここは 乂1000取り合戦場乂 となります。。。
      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < マターリ1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )
994名無し物書き@推敲中?:02/11/14 10:42
994
995名無し物書き@推敲中?:02/11/14 10:42
     ♪
   ♪   ∧∧    ィョゥ ョゥ
      ヽ(゚ω゚=)ノ   ィョゥ ョゥ
        (x へ)    ィョゥ ィョゥ
        く      ョゥ
>>993
来るなよ! といいつつ994
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