【現代人の論語】呉智英スレ8【黙示録的論語】

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1無名草子さん
2以塾生:03/10/24 23:24
3無名草子さん:03/10/24 23:25
>>1
乙です。
4無名草子さん:03/10/24 23:42
『現代人の論語』は11月25日発売予定です。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163655700/ref=sr_aps_b_/250-5902820-8895450
5無名草子さん:03/10/25 00:03
アンチ西尾のほうも激しくウザいのでお断りということで
6無名草子さん:03/10/25 00:15
だから、西尾の話をしてると信者がくるってば。
7なごや博学本舗スタッフ:03/10/25 00:16
>>1様、おつかれさまです。
新スレということで、お目汚しかもしれませんが、
呉智英・阿部謹也出演トークショーご案内を。
10月26日(日)名古屋市にて。詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
ttp://hello.to/hakugaku-hompo/
当日入場も可です。開場時刻は13時半です。
81:03/10/25 00:20
>>7
なごや博学本舗スタッフさま、紹介を忘れてごめんなさい。
トークショーの成功を祈ってます。
9無名草子さん:03/10/25 00:24
西尾が小林と対立関係になって、小林好きと呉智英好きが相当重なるから・・・
ということかもな
10なごや博学本舗スタッフ:03/10/25 00:27
>>1こと>>8様、わざわざ、お気遣いすみません!
励ましのお言葉も、どえりゃー、ありがたいです。
トークショー終了後、呉さんのお話など、こちらにご報告いたします。
11無名草子さん:03/10/25 00:39
雑誌名は忘れたが、今発売中の文芸誌の早慶OB特集に夫子登場。
何故早稲田に進学をしたのかが語られてます。
前スレに書こうとしたら1000行ってたのねw

>>934がいってるの知識人というのは、編プロであるとか新聞社であるとか、
そういう商業主義に乗っかった文化人になる方ではなくて、たとえば
江戸時代の儒学者のイメージやら、それこそ顔回のイメージだろうと憶測するんだけど。
彼の頭の中は、「飯疏食飲水曲肱而枕、楽しみ亦た其の中に在り」であり
「天徳を我になせりかんたい〜」であり「人知らずして〜」であり「野に遺賢無し」なんではないのかな。
まあ俺はそういう生活の恐ろしさからさっさと逃げてとっとと教師になったヘナチョコだが、

えーと、伊藤仁斎は、20代から30代にかけて、屋敷から一歩も表へ出ずに
読書と思想の生活を10年以上続けたそうな。周囲の人間は、伊藤さんとこのぼっちゃんは
とうとう気が触れたらしい、と囁きあったというが、その後の活躍は周知の通り。
ゲッツで有名ダンディー坂野も2年前までマックでバイト生活だったそうだし、
独自の核保有論で俺が呉智英氏の次に好きな評論家兵頭二十八さんは思想生活じゃまるで食えないんで
ちくま新書や中公叢書で本を出版しながらもスーパーでバイトして口糊していると。40過ぎで。
ニセマで有名南方熊楠もロンドンで独学しながら〜以下略

纏まりのない文章でなんだが、呉さんの大嫌いなセリフ「己の才能にかけてみたい」。
俺は好きだけどな。その後どうにも潰しが利かなくなって日雇いにでもなったとしても
少なくとも俺みたいに「あの時、大学3年のあの時逃げていなければ今ごろ本当は」って
どうしょうもない自己陶酔型後悔的倒錯はしないで済むだろう。自分の撒いた種は自分で刈り取る
覚悟さえあれば。
もしもう一度人生やり直せるなら、どうせ才能ないし運も無いほうだから
売れる作家にはなれないだろうけど、それでも肱枕で水を飲みながら
「俺、好きなだけ小説書いて、ちょっとだけ肉体労働して、でもすげー幸せ」なんて
思えるんじゃないのかなー、と。 あと出しジャンケンみたいな話だけどね。
13無名草子さん:03/10/25 00:56
「野に遺賢無し」無いほうがいいのか、あったほうがいいのか。
最低限食える社会なら、逆に野に遺賢がいたほうがいいのかもね
14無名草子さん:03/10/25 01:10
>>12
>己の才能にかけてみたい

例えば、劇団系・音楽系とかでも、売れなくても続いているのは貧乏や苦労を楽し
める人だけだからね。そういう資質がないと続かないよ。。。
15無名草子さん:03/10/25 01:54
フィールド・オブ・ドリームスで野球を挫折して医者として成功した老人が
もういちどトウモロコシ畑の夢球場で挑戦する話があったな。
かれはその後、医者であることの責任と幸せを知り戻って来るんだが
16無名草子さん :03/10/25 02:12
>>14
「誰もが100と認める成功じゃないと意味ない」と考える人には100or0の人生よりは
堅実な80の人生を薦めるてのが呉さんや浅羽さんの偉いところだけど
「0でも100でも自分の中では100」て人にはなんてアドヴァイスするんだろうね。
17無名草子さん:03/10/25 02:36
>>16
そういう人は、アドヴァイスを必要としてないし、してもきかない。(笑)
止めてもやる奴はやるから、アドヴァイスは80の生き方を薦めるのしか
ないでしょうね。だって、80で「0でも100でも」と思う方が、10
か20で「やっぱ80の方がよかったな」と思うより良いもんね。
18無名草子さん:03/10/25 02:38
>>13
世の中の方から見れば「野に遺賢」のいる世の中の方が良くて、
遺賢の方から見ると、「野に遺賢」のない世の中が良いのでは?
19無名草子さん:03/10/25 02:42
>>9
前スレの場合、西尾シンパがとんでもハプンというかテケレツのパーという
感じだったから致し方ないかも...。もはや、西尾信者というより西尾患者。
西尾先生もいい迷惑だなぁ。
20無名草子さん:03/10/25 04:09
突然2ちゃんの原則みたいな話になるけど、荒らしは放置っていうか、
荒らしを相手にしたらそいつも荒らしって話あるでしょう?

俺さ、西尾信者ってのと「>>○○は西尾信者」とか書き込みする人は絶対同一人物だと思ってたんだ。
でもこの新スレの1、彼はどうも西尾信者ではない、、ようだ。察するに。
ということは純粋に「西尾信者は来ないでね」と思って「西尾信者は来ないで」と
書いたり「こいつは西尾信者臭い」と思ったら「>>○○は西尾信者」と書く人がいるわけだ。現実問題。
この新スレの1を持って、俺は認識を改めたわけだ。だからあえてこのようにスレ汚し覚悟でレスをしているわけだ。
今ここに、2ちゃんのトップURLを貼り付けて、「今まで呉スレに、一度でも、文脈の如何を問わず、
『西尾信者』と書き込みをした事がある人は、全員、2ちゃんトップの注意書きを読み直してこい」と
書き込みすることが、一番効果的であると思う反面俺の人格を疑われそうだからしない、という選択肢も
脳裏を掠めたんだが、俺の人格なんてなんぼでも疑われてかまわんから言うんだが(くどいよ)、
「今まで呉スレに、一度でも、文脈の如何を問わず、『西尾信者』と書き込みをした事がある人は
全員、注意書きを読み直してこい」http://www.2ch.net/2ch.html俺も今『西尾信者』って書いたから読み直すから。
21無名草子さん:03/10/25 05:31
前スレの>>969 さん
ありがとうございます。
時間的に可能なら是非参加させてもらいます。

22なごや博学本舗スタッフ:03/10/25 06:26
>>21様、お待ちしています。呉さんもはりきっておられますのでお楽しみに。
23無名草子さん:03/10/25 07:13
>>20は西尾信者
24無名草子さん:03/10/25 07:29
キターーーーーーーーーーーー

こいつかな、前スレで「つくる会に入れ!」「呉が西尾を評価してるなんて妄想」
とかアチャラカ・アジャパーなこと書いてたのは・・・・
25無名草子さん:03/10/25 07:37
ああ、そんなこと書きにキタんじゃないや、
昨日の「凡才の挑戦を止めるべきか」という話に一言だけ書きたかったんだ。

夢枕獏が、空手道場を舞台にした小説(重要な登場人物が、全国大会で上位にはいけるけど
優勝はまだ出来ない人。ずっと空手をやっていくか迷う)で書いてたんだけど、
「人には、破滅する権利がある」って言葉があった。

実際に山小屋でのバイト生活を重ねて作家として成功した獏だから言えるのかも
しれないけど、けっこうズシリとくるものがあった。

もちろん17の言うように「そういう奴は止めてもやるんだから、一般的な態度と
しては安心して止めるのが正解」なのかもしれないけどね。
27無名草子さん:03/10/25 13:05
前スレ >> 958
× 自腹を切って
○ 身銭を切って/自腹で
だった,たぶん。スマソ。


前スレ >> 900, >> 902-904
> 流行神の顧客管理はかなりいいかげんのようですね。

Ruby(プログラム板)でスクリプトを組んで管理するってのは? >永久保存板もとい版
高井守(半/氾田礼)氏と中村正三郎氏(データベース板/linux板)の連載が
同時に読めた頃の『TheBASIC(ざべ)』誌(昔のPC板)は洩れも
愛読していたなあ。「読者罵倒」「身の丈」「肥大した自我」なんて言葉が
出るかと思えばドシャミンな執筆者もおられたし。
同誌の折込葉書に,折りしも『BOOKMAN』誌で見掛けた夫子の紹介文を
真似て,「中村氏は電脳界の『ゆきゆきて、神軍』」などと書いて出したら
載っちゃって,えらく恥かしかった(後で分った事だが,同時に葉書に書いた
競輪関係の文章の知識を洩れに齎して下さった先生は高校の時長谷川昇先生の
授業を受けたとの事で驚いた)。
「花見酒、権利の前で二歩、一歩」などと戯(ざ)れたのも夫子の文章を断簡
零墨を追う気持ちで探していたあの頃だったか(季語は入れたくなかったなあ)。

トリプル板違いなおじさん投書でもっぺんスマソ。
知ってること全部ぶちまけてしまった。では,さらばじゃ。
28無名草子さん:03/10/25 13:13
「己の可能性に賭けるなんてことはヤメロ」と他人からアドバイスされて
耳を傾けるような人は、そもそも挑戦なんてやめておくべき。
本当に自分の可能性を信じている人は、人のアドバイスなんて聞かない。
それが呉の立場。
29無名草子さん:03/10/25 17:36
>>28
3日かけての討論があって
ここで阿部謹也さんの「常識への強制」が生きるわけですな。なるほど。

>>27真似といえば、
『放談の王道』の哲っちゃんの前書きアレ『三酔人経綸問答』のモロパクリだね。
30無名草子さん:03/10/25 17:58
浅羽氏はいまだにワープロ専門機で発行することに拘ってるし、
そもそも技術革新に興味があるならコピペの危険はあるとしても
メルマガのほうがコストも手間も段違いにかかるでしょ。

いまだに郵送でやっているぐらいなんだから、データベース管理なんかは
夢また夢というところよ。
31無名草子さん:03/10/25 18:09
前スレにレスで恐縮だが>>896>>901

外吉さん、金玉大学のそねと鉤屋のそねは別人だよ。
っていうか、鉤屋のそねはオンナだよ(w

グレコローマンかたぎとかHNがそね@金玉大学っぽいけどね。
32外吉:03/10/25 18:56
>>30
10年前の浅羽氏も、ハードを変えることでソフトにまで劇的な変化を及ぼす
ようなことでもない限り、それを利用することには批判的・懐疑的だったな
(だから原発利用にも批判的だった)。
ソフトに限界がきて、それを乗り越えるためにハードが変わるのなら賛成する
立場で、『流行神』配送は現行の郵政制度で十分だと考える人だから、『電脳
流行神』という形の配信なんてとてもなさそうだよな(10年前の以費塾でも
そんなギロンがあったのである)。
でも、その割には携帯メールなんぞご利用されてるな。ありゃ、異性との交際
で幾股もかけられるし、相手にそれがバレにくいという革命的な利便性に目を
おつけたなすったんだろうな(藁)。

>>31
情報ありがとう。鈎屋の「そね」という人が、漏れと同い年で同じ月の生まれ
の女であることは、以前より『グレコローマンかたぎ』(サイトの名付け親は
立川談笑)を愛読していたので知っていたが、金玉大学の「そね」なる人の名
を初めて目にしたので、どんな人物かなぁと気になったんだよね。

昨日、久しぶりに神保町に行ってきたんだけど、
『現代人の論語』、来月末にゃ内山書店にも平積みにされるんだろうな。
33無名草子さん:03/10/25 19:54
>>29
パクリってのはいくらなんでもかわいそうだろ。本人だって
明らかに中江兆民を下敷きにしているとわかるように書いて
いるんだから。パロディと言うべきだと思う。
34無名草子さん:03/10/25 20:19
>>30
ワープロ機は高いだろうな
便利だけど
35無名草子さん:03/10/25 20:43
>>29
んなこといったら賢者の誘惑の呉さんだって(ry
36無名草子さん:03/10/25 21:57
葦原金次郎教授が登場するのは何という著書でしたっけ。
どなたか知っている方は教えていただけませんか。
37無名草子さん:03/10/25 23:56
38無名草子さん:03/10/26 00:41
いしいひさいちの双葉文庫の新刊で解説書いてるね。
39笑)いしい商店本店:03/10/26 01:30
40無名草子さん:03/10/26 01:32
 呉智英さんって、人の文庫の解説は書いても、自分の文庫は双葉文庫しかなく、
これには解説はついていない。これまで人に解説は書かせたことはないんだよな。

「現代人の論語」が2、3年後に文春文庫入りしたときに解説は
誰が書くんだろう。
41無名草子さん:03/10/26 01:54
>>40
小学館文庫に『ホントの話』が入っとるでよ。
4240:03/10/26 01:57
>>41
そうでした。失礼。だが解説はないでしょ。
43無名草子さん:03/10/26 02:04
だからどうだってな話だが
永久保存版やら流行神やらが激しく鬱陶しく思うようになった。
渡辺昇一の知的生活を読んでムカムカするのが真上から肛門見せられるような
苛立ちとしたら、永久保存版や流行神は斜め上から唾たらされるような苛立ちを感じる
「俺が頭悪くてついていけないから嫉妬して」がすぐに多い浮かぶ理由だが果たしてそれだけか。
44無名草子さん:03/10/26 02:16
>>43
>「俺が頭悪くてついていけないから嫉妬して」がすぐに多い浮かぶ理由だが果たしてそれだけか。
うん、それだけ。
45無名草子さん:03/10/26 02:31
西尾氏読者排除反対です
46無名草子さん:03/10/26 04:02
>>43

人、皆、手に届きそうな高みにこそ妬みを覚える、という話のようで。
47無名草子さん:03/10/26 11:49
「現代人の論語」が出たら、今まで賞にほとんど無縁だった呉も、いよいよ「菊池寛賞」
あたりを受賞するかな。
初期の著作では小説をいくつか載せていたし、「芥川賞を早くもらいたい」と冗談半分で
言っていた。40代の頃も講演で「小説書こうと思っている」と言っていた。
しかしいつまでたっても呉は小説を書かない。ノンフィクションも書かないのでは大宅賞
もダメだ。文學界に対談が載るくらいだから、小説を書いて文學界に掲載されれば、芥川
賞の候補くらいすぐになれるだろうに・・・もったいない話だ。
48無名草子さん:03/10/26 12:01
そんなに賞がほしいか。
49無名草子さん:03/10/26 12:17
>>47
どこを殺陣読みですか? 「菊池寛賞」はムリ。文藝春秋を読むような層に受けて
いないから。芥川賞・・・なんで?

マンセースレで言うのもなんだが、呉は博識で面白いコラムニストだし、書評家と
しては偉大だが、アカデミズムの人間では無いし、いわゆる専門も無い。
無冠の帝王こそふさわしく、今後も賞とは無縁の人生を貫くべきだろう。
死後、好事家が古本屋や図書館で漁るような異能の評論家でいいのではないか?

ただ、呉のマンガ論はこの人だけのオリジナルだと思うので、小林秀雄賞・サントリー学芸賞・
大仏次郎賞あたりを受賞させて、名を残すべきでは? とは思う。
50無名草子さん:03/10/26 13:12
呉のマンガ論の水準って、どうなんだろう。
呉ファン以外のマンガ読みの人って、あまり評価しないんだよねなぜか
51無名草子さん:03/10/26 13:38
>>40
朝日文庫もあります。(解説はありませんが)
朝日のくせに「支那」使わせてるのがすごい。
52無名草子さん:03/10/26 15:32
>>49
「博識で面白いコラムニスト」←こことても同意

そうなんだよ、みんな哲学者だの思想家だのパプテスマのヨハネだの好きなこと
言ってるけど(本人が封建主義者だの思想家だのパプテスマのヨハネだの言ってるけども)
本人が言ってるのはあくまでハッタリでありそれも自覚ありきの可愛いハッタリだろう。

このスレの人間には「×聖人神様孔子 ○人間孔子」の図式は理解しやすいだろうけど
「×稀代の大思想家呉智英 ○面白コラムニスト呉智英」が正しいと思う。理由は、俺がそう思うからw
53無名草子さん:03/10/26 16:46
>>27,30
浅羽氏はそういうUNIX文化的発想とは限りなく遠い人です。
ただ、ノートパソコンは持っているそうですよ。
編集の人に泣きつかれて買ったそうです。
54無名草子さん:03/10/26 16:46
>>50
俺は呉ファンのマンガ読みだが、
呉のマンガ評論は面白いとは思えん。
55無名草子さん:03/10/26 17:07
>>53
やっぱりそうなんですか。
浅羽氏はネットも漫喫に行った時にしか見ないそうだし。
自宅でそんなことをやるのは嫌なんでしょうかね。

そういえば呉さんも一般の原稿用紙にシャーペンで書いて
いるとあったなあ。
56無名草子さん:03/10/26 18:41
まんが論で良いのは誰んだろう?
57無名草子さん:03/10/26 20:47
>>56
石子順造(石子順とは別人)
58外吉:03/10/26 20:52
>>11
『文芸ポスト』だね。名門・東海高校ならではのエピソードだわな。
むかーし、
塾生A「センセー、どこの高校出てるんですか?」
呉氏 「東海高校」
塾生B「東海大相模?」
呉氏 「そんなバカじゃないッ! 大沢在昌先生も出ている学校だ」
なんて会話があったなぁ。
それにしても、他に倉阪鬼一郎氏とか、なんか人選偏ってる感じがした。

>>56
マンガについて書いてる人、有名どころでは、
いしかわじゅん、夏目房之介、岡田斗司夫、四方田犬彦、清水勲、米沢嘉博、
村上知彦、大塚英志、唐沢俊一、竹熊健太郎、鶴岡法斎、伊藤剛、斎藤宣彦、
横井周子、中条省平、大月隆寛、ヤマダトモコ、関川夏央、砂、斉藤環、坪内
祐三、、その他大勢いろんな御仁がおられますが。。
59仏教初心者:03/10/26 21:08
「大衆食堂の人々」の冒頭に、いわゆる「梵天勧請」の話が紹介されています。
呉氏は、「梵天勧請の後、七日間のニッタラコ」という順序でこの話を述べています。
呉氏は何を典拠にされているのでしょう?
仏教書を見る限り、「七日間のニッタラコの後、梵天勧請」が大方の様なのです。
順序が違うと、全然違った印象になると思います。
個人的には、呉式「梵天勧請」が大好きです。
どなたか、ご存知の方、ぜひ教えてください。


60無名草子さん:03/10/26 21:09
>>58
呉先生は、どうして早稲田に行ったのですか? 東大に落ちたのですか?

マンガ論は、その著者のアタマの指向性がバレやすいですよね。BSマンガ夜話も、
実証的な夏目房之介以外はつまらんし。
呉さんもどうかと思うときはあるけど、最近だと横山まさみちを評価できるのは流石ですね。
61無名草子さん:03/10/26 21:14
>>60
おまえのアタマの中味もよおくわかったよ(w
62無名草子さん:03/10/26 21:21
ゴチェヲタウザイ
63外吉:03/10/26 22:29
>>59
おっ、論語ボーイの次は原始仏教ボーイのご登場だな。
漏れは知らんし、どっちでもいいと思う。
いずれにせよニッタラコしてたワケだから。
ま、このスレでわからなければ、坊さんか呉智英氏本人に尋ねるなり、
ご自分で仏教書を読み漁るなりしてみなせえ。

>>60
『文芸ポスト』立ち読みすりゃ見当はつくでしょう。
BSマンガ夜話は、回によるけど、夏目氏以外もおもしろいと漏れは思うよ。
2ちゃんでいしかわ氏が叩かれまくったせいなのかどうかは知らんが、最近、
謙虚になってきたのがつまらんが。
唐沢俊一氏なども出せば、混乱してもっとおもしろくなると思うんだけどなぁ。
呉氏は以前から故・横山まさみち先生を評価してたよ。

>>62
すまん。さらばじゃ。
64無名草子さん:03/10/27 00:42
「馬鹿(ふりがな=バロック)なマンガたち」(オール読物に連載されたが単行本化されず)
でも「やる気まんまん」は取り上げられてたな。
NHKラジオ第1放送で公開生放送に出演。
11月6日PM1:00「ほっとタイム」内の「教育フェア」連動企画
「学びたいは終わらない」みなもと先生のご出演はPM3:10頃から
約1時間です。渋谷NHK放送センター4F正面玄関(特設ステージ)に
て、風雲児についての1問1答など。

丸善お茶ノ水店(お茶ノ水駅前)でサイン会。(丸善・ブッキング共
催。リイド社協力)11月1日(土)pm3:00〜4:00
66無名草子さん:03/10/27 01:18
>>58
坪内祐三はどこでマンガについて書いていますか
67なごや博学本舗スタッフ:03/10/27 17:23
まず、前スレ本スレの宣伝書き込みをみて、
10月26日に大須演芸場へ来て下さった方々、ありがとうございます。
まだまだイベント慣れしていないのと、コアメンバー人数が少ないため、
全体を把握している者が少なく、
お客さんには色々御不自由かけたかもしれませんが、ご寛恕下さい。

また、来られなかった方もいろいろ励ましを下さり、ありがとうございます。
私たちのサイトから行ける掲示板にも感想等が寄せられるかもしれませんが、
まずは簡単にスタッフの方からのご報告を。

折角のお二人のお話なのに、こちらの宣伝力が足りず、空席がありましたが、
阿部呉両氏のお陰で収支はトントンでした。
あと、日本シリーズとかぶったのが痛かった…。
全くの野球音痴ですので、そのことは計算外でした。
阪神を取るか、阿部呉を取るか、という人もいたようです。
また、同時間に根本敬の講演会も近場であったため、
そちらのお客さんともかなりかぶったのではないかと分析しています。

第一部では、阿部謹也氏独演の前に呉さんが阿部さんの業績、
特に呉さんが感銘を受けた業績について約10分程解説して下さいました。
私はバタバタしていたため詳しくは聴けませんでしたが、アジール論、
マレビト論に通じる欧州中世民、暗黒の中世史観の転覆、
など阿部さんの業績を好意的に語っておられたのは覚えています。
その後、呉さんは舞台裏で阿部さんの話を聞きながら、
メモを取り続けておられました。
68なごや博学本舗スタッフ:03/10/27 17:23
第二部の対談ではそのメモを見ながら阿部さんの話に対する感想などを述べつつ質問。
内容はアジアやアフリカにおける非西洋的社会(世間)などについて。

その後質問コーナーでも雄弁に回(快)答。
子供若者問題では曾野綾子さんが「男の子にはナイフを贈る」という話など。

質問コーナーでは阿部呉両講師が詳細に回答してくださったので、時間がおし、
3人くらいしか質問を受け付けることがきませんでした。
次回以降は質問時間をもっと長く取ろうと思っております。

直前予約者や当日来場者には申し訳なかったのですが、
店の準備やスタッフの労力の限界もあり、打ち上げ会は事前予約のみにしました。

打ち上げ(二次会)には阿部さんも呉さんも来て下さり、
二次会での質問大会も盛り上がりました。
呉さんは阿部さんの真向かいに着席。お二人でも盛んにお話されているようでした。
近くの席の阿部呉ファンの方々は超ラッキーだったのではないでしょうか。

そうそう、スタッフを含め、呉ファンが9割位を占めていました。
女性ファンもいて、呉さんは喜んでおられました。

その後の三次会にも呉さんは来て下さり、そこでも雄弁に話をされていました。

以上です。長々とすみませんでした。
また呉さんご出演イベント計画ができましたら、こちらのスレに書き込みますので、
よろしくお願いします。(←阿部さんによると、
            この言葉も日本の世間の機能を端的に表す挨拶だそうです)
69無名草子さん:03/10/27 17:36
>なごや博学本舗スタッフ
さんは学生のサークルかなにかなの?
それとも講演招致代行会社みたいな営利団体?
70なごや博学本舗スタッフ:03/10/27 18:07
スタッフは東海地方在住の社会人です。
職業はバラバラ、年齢もバラバラ、性別もバラバラです。
東海地方には東京や関西のような、私たち好みのトークショーが少ないので
それなら、自分達でやったらいいや、と思って始めました。
企画立案、講師や会場との交渉、
サイトやチラシを作ったりする数名のコアメンバーに加え、
趣旨に賛同し、当日や前宣伝で無料協力してくれる友人達の
多大な助力により成り立っています。
営利団体ではありません。
これまでの会をトータルすると赤字スレスレの微妙な黒字ですので
経営、営業手腕は推して知るべし、といったところでしょうか。
素人同然です。
基本的には自分たちが話を聞いてみたい人を努力して呼ぶということに
しています。
呉さんは、東海地方の中心地である名古屋の文化活性化のため、
ということで、出演に加え、企画立案などにも多大なご助力を下さっています。
71無名草子さん:03/10/27 18:25
>>70
丁寧なレスありがとう。
そういう行動力って凄いよね。アイデア主婦がただアイデアを頭の中に考えるに留まらず
企業や工場にかけあってアイデア商品を世に出してしまうその行動力に脱帽するのと
同じ尊敬の念を感じます。
浅羽さんの見えない大学本舗、やあなたのなごや博学本舗、そのメインの方(あなた含む)の
行動力にはもはや追っつこうなんておこがましいことは考えられないけど、自分の近場で
そういう熱意ある方がいる、そのまわりの人たちにこそ激しい羨ましさを感じます。
どうぞ東海地方の活性化、ひいては日本の文化活性化に邁進してください。
72なごや博学本舗:03/10/27 19:20
>>71様、わざわざレスありがとうございます。
強烈な個性を持ち、努力し続けてこられた呉智英さんや浅羽さんならぬ
私たちが文化活性化できるとは思えないのですが。
単に影響を受けたり、言動が気に入った人のお話を直接聞きたい、
ということだけが、本質的動機です。
ところで、>アイディア主婦という人達はすごいのですね。
知らなかったので驚きました。
73外吉:03/10/27 21:02
>>66
「文庫本を狙え!」(『週刊文春』)で、
故・杉浦茂先生の『少年西遊記』(河出文庫)を取り上げてたよ。
『BSマンガ夜話』のこの回では、みなもと太郎先生が興奮しながら、
坪内氏の感想を読み上げてたなぁ。
あと、大田垣晴子先生の『サンサル』(MF文庫・こりゃマンガじゃないか)
も同連載で紹介してたよ。

>>67-68
なごや博学本舗スタッフの方、講演会の状況報告ありがとうございます。
同日に根本敬先生のライブとは、意外な狂敵がいましたね
(漏れも根本先生のトークライブを観に行ったことがあります)。
次回の企画は、阿部×呉×根本の鼎談かな?(藁)
ともあれ、今後の両氏のお仕事になんらかの形でフィードバックされるような
名講演会だったと思われますね。
もっと講演内容を知りたいので、BBSの書き込みに期待しております。

スレちがいで、どうでもいいはなしだけど、
根本敬先生の精子三部作完結篇『未来精子ブラジル』て、
もう発表されてんの?
74なごや博学本舗スタッフ:03/10/27 21:20
外吉様、レスありがとうございます。
確かに根本敬さんは狂敵ですね。
私も重なってなかったら行きたかったくらいなので。
呉さんによると「あれは佯狂だ」とのことですから、まさしく「強」敵かな?
次回の企画は全く考えていませんが、打ち上げ会やアンケート用紙で
いろいろリクエストがありましたので、
落ち着いたらぼちぼち考えて行こうと思っています。
呉ファンの私としては、
呉×高山文彦による自己肥大と少年犯罪とか
呉×斎藤美奈子のヘミフェミ対談とか
呉×藤本由香里のマンガ対談とか、
呉×小熊英二の癒しとしてのナショナリズムをどう考えるか、とか
漠然とした希望があります。
現在はスタッフ皆が準備疲れが原因の風邪ひきダウン状態なので、
次のことは考えられない状況です。

感想や当日の様子などにつきましては、博学BBSなどをご覧下さい。
現在のところ、まだ、書き込みはありませんけど。

阿部ファン2ちゃんスレには、お客さんからの書き込みが一件ありました。
呉さんのことは書いてありませんが。
ttp://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1025681768/l50

根本さんは結構好きな方ですが、『未来精子ブラジル』の発表の有無は知らないです。
75無名草子さん:03/10/27 21:22
外吉氏は以下の文章はご存知かな?
ttp://www.bookreview.ne.jp/book.asp?isbn=4309406882
76外吉:03/10/27 21:37
>>74
根本先生が佯狂なのはわかるんだけど、でも彼の撮ってる、ドヤ街のオッサン
に睡眠薬混ぜた酒呑ませて、眠ったところで手コキするといったドキュメンタ
リー・フィルムを観ると、真正精子ん異常者の漏れでもこんなこたぁやらねえ
と思うんだよね、漏れも他の観客同様、笑いながら観てたけどさ。

本業をお持ちの上で、これだけのイベントを成し遂げたんですから、かなりお
疲れでしょう。英気を養って、また呉ファンをよろこばせる講演会を企画して
くださいね。個人的には、呉×小熊英二てのがかなりソソられます。

>>75
おっ、狐の書評だ! ありがとん。
77無名草子さん:03/10/27 22:36
キツネ狩りに行こうよ・・・とは中島みゆきの名曲だが、
こっちの匿名書評家「狐」も、尻尾をなかなか出さねえな。

みんなは彼の正体、目星とかついてる?
78無名草子さん:03/10/27 22:37
キツネ狩りに行こうよ・・・とは中島みゆきの名曲だが、
こっちの匿名書評家「狐」も、尻尾をなかなか出さねえな。

みんなは彼の正体、目星とかついてる?
79無名草子さん:03/10/27 22:41
>>78
俺は狐なんかより「虫」の正体が気になるんだが・・・。
まあ、スレ違いだな。
スレ違いついでだけど、小熊英二って自分の写真でやたら
カッコつけてるのが気持ち悪い。ある意味で川上弘美と似たものを感じる。
80外吉:03/10/27 23:58
いま、風呂上がりにNTV『マネーの虎』で高橋がなり氏を観たんだが、
たしかに呉智英氏に似てるな。

>>77
スレ違いだが、「狐」は、市井の給与所得者だとか自分で書いてたような。

>>78
これもスレ違いだが、「虫」については、坪内祐三氏が「私の体を通り過ぎて
いった雑誌たち」(『小説新潮』)で、「風」=百目鬼恭三郎と比べて品格が
感じられない云々と書いてたよ。
で、さらにスレ違いだが、小熊英二氏の写真はナルシス入ってる感じがするけ
ど、川上弘美女史は、漏れのタイプなので、悪口は書けん(藁)。
ま、『文藝』などで女史を使った表紙を眺めると、あの美貌で売り上げ伸ばそ
うとしてるのは確かだろうな。かなりキモいはなしだが、漏れのバヤイ、AV女
優の写真とコラージュしたい欲望に駆られて、思わず買おうかと思ったくらい
だもん。
余計なお世話だとは思うが、はってみました。
ttp://hakugaku-hompo.tripod.com/0310/0310top.html
>>74
>風邪ひきダウン状態
お大事に。早く直して下さい。
82嘘つき正太夫:03/10/28 00:08
>>80
本の雑誌No.186(1998.12.1)に狐のロングインタビューがあります。
スレ違いで、スマソ。
83無名草子さん:03/10/28 00:40
>川上弘美女史は、漏れのタイプなので、悪口は書けん(藁)。
他のスレでさんざん出てるけど、本人を直接見るとでかいだけで美しくないって
いう話だぜ。
84外吉:03/10/28 00:57
>>82
スレ違いだが、情報提供ありがとう。機会があったら、漁ってみるわ。

>>83
漏れは、背の高い熟女も大好きなのッ!!
比較的体のデカいマザコン男だから、長身の女に異常な憧れを抱いてるのッ!!
筒井康隆先生に見い出された才女・川上弘美女史、
サイン会でもあったら、いつか実物を拝みたいものだと涎を垂らしてるのさ。
閲覧の方々、キモい書き込みの上、重ね重ねスレ違いですまん。
85無名草子さん:03/10/28 10:58
呉さんの話もっと聞きたかったので打ち上げ行きたかったなあ。
時間がなくてすぐ帰るはめになり、残念でした。

内容よりも(面白かったよ)、随分若いねえちゃんが頑張って
やってるんだなあというのが印象に残ったことです。
ほぼ日刊イトイ新聞。川上弘美さんと相づちを打ち合う。
ttp://www.1101.com/MOTHER_kawakami/01.html
88なごや博学本舗スタッフ:03/10/28 22:31
>>76外吉様、慰労をありがとうございます。
根本さんも確かにすごいことしてますしね。
正常でそこまでやるってのが、底知れない。
次回企画。現在スタッフ各自がいろいろ希望を述べ合っています。
しかし、収支決算やら、会場へのお礼やら、協力スタッフへの還元やらで
なかなか決まらないと思います。
小熊英二リコメンド、ありがとうございます。
>>81さま、リンクと病気見舞いをありがとうございます。
私達はいろいろ抜けているずぼらな輩なので、フォロー、とても感謝しています。
>>85さま、来場と感想をありがとうございます。
打ち上げもその後も呉さんのお話はとどまるところを知らず。
サービスが良くて、楽しい方なので、大変ありがたく思っています。
内容も面白かったとのこと。講師のお二人も喜ばれると思います。
>若いねえちゃん、うーん、ほとんど全員、全然若くないのですが。暗がりは若く見えるのか。
男のスタッフもいます。そっちも若くないけど。
また機会があれば、打ち上げもご参加下さると幸いです。
89外吉:03/10/28 23:10
>>87
スレ違いだが、ありがとん。弘美たんのぶっとい二の腕がたまらない魅力を醸
し出してますね。おかげで、枯れかけていた性欲がまた甦りそうです(藁)。
あー、やっぱこないだの『文藝』買っときゃよかったよ。
ちなみに、川上女史のアルバム写真には、彼女が拭いていない限り、漏れの脂
ぎった指紋が残っているはずだが、彼女はそのことを知らない。。。
そして、精子ん異常者の漏れは、それをひそかな悦びとしている。。。
あこがれのあのお方のアルバムには漏れの生きた痕跡が残っているのだ、と。
以上は、出版業界の片隅に身を置いた変態フェチならではのキモいはなし。

>>88
歪んだ形であれ、根本先生のイイ顔した人々への愛情は、限りなく深いのです。
漏れはお客になれる分際じゃございませんが、今後の企画も期待しております。
90無名草子さん:03/10/28 23:23
呉&みなもと太郎とか実現させやすそうだね。
91無名草子さん:03/10/28 23:25
呉智英and倉田真由美でクレクラ対談とか。
92なごや博学本舗スタッフ:03/10/29 00:14
10月28日発売の名古屋タイムズに、
一昨日のトークショーの報告記事が掲載されています。
呉阿部の写真と、大まかな内容つき。
私のまとめより、ずっといいです。
東海地区の方で興味のある方は、コンビニや駅売店へどうぞ。100円です。
93なごや博学本舗スタッフ:03/10/29 00:18
>>89外吉さま、励ましありがとうございます。
根本さんの愛情表現、いいですねえ。歪んでいても。
>>90さま、>>91さま、対談アイディア参考になります。
スタッフ皆、マンガ大好きですので、呉×漫画家対談はやってみたい。
いましろたかしはどうか、と呉さんに言ったところ、
「絶対来ないだろう」と言われてしまいました。
私も多分来ないとは思いますけど、もしかして大須演芸場なら来るかも、
という希望は捨て切れません。
94外吉:03/10/29 00:48
>>93
『デメキング』で両氏は対談してますけど、興味ありますね。
『トコトコ節』に漂う哀しくも滑稽なしょーもなさは身に染みたしなぁ。。。
『クール井上』の腰巻きには、高橋源一郎氏の「いましろたかしを、いままで
読まなかったなんて、人生損した…」なんて推薦文がありましたね。
講演がダメでも、両氏に交通費と宿泊費を出して、
「いましろたかし、呉智英と釣りに行く」てな具合の企画で、
まったりした会話を載せた同人誌でも出して欲しいな(藁)。
個人的には、NHK教育の『ETV特集』あたりで放映して欲しいわ。
95無名草子さん:03/10/29 00:55
>>93
なごや博学本舗スタッフさんはどんなマンガが好きですか?
96無名草子さん:03/10/29 08:41
>>94
呉「つれましたか」
いましろ「ええ、わたし自身が」
97無名草子さん:03/10/29 14:26
>>91
呉「つれましたか」
くらたま「ええ、あなたが」
98なごや博学本舗:03/10/29 18:20
>>94外吉様、豪華な企画、私もCM入らないNHKで見てみたいです。
顔出しダメなら、ラジオでもいいかも。渋くラジオ深夜便とか。
>>95様、スタッフによって好みは少しずつ異なります。
私個人は、
上で少し触れた根本敬、手塚治虫、いましろたかし、山岸涼子、吉田秋生、
つげ義春、藤子ふじお、松田洋子、新井英樹、入江喜和、花輪和一、
などの方々の作品はほとんど好きです。
リアル、ベルセルク、パイナップルアーミー、MONSTER、あずみ、BASARA、
宗教入る前のガラスの仮面、ぼくんち、デビルマン、エリート狂騒曲、
すすめパイレーツ、はっぽうやぶれ、博多っ子純情、神童、トトの世界
も好きです。ミーハーだ。
>>96様、97様、ウケました。
呉さんは倉田真由美とラブラブなんでしょうか?
99無名草子さん:03/10/29 18:35
くらたまってどこかの編集長とデキてるって噂なかったっけ。

呉さん遊ばれてるのか・・・( ̄□ ̄;
“だめんず”くらたまこと倉田真由美大手出版札付き編集者との不倫に見る限界
101719:03/10/29 21:59
>>91
 すでに呉さんとくらたまは対談してます。「たま先生に訊け!」に
収録されている。
 「やせるのにはどうしたらいいのでしょうか」
 「糖尿になれ。そうすれば自然にダイエットだ」
というような内容。
102719:03/10/29 21:59
>>101
719というのは松原スレの番号でした。失礼。
103無名草子さん:03/10/29 22:17
部屋に籠って読書三昧もよいが、そればかりでは病気になる。
程々のカロリー摂取なら問題なかろうというのが誤り。
人間は適度にカロリーを消費しなくてはいけないのです。
でも、夫子の場合は遺伝もあるのかなあ。
104なごや博学本舗スタッフ:03/10/29 22:28
>>99さま、>>100さま、情報ありがとうございます。
その情報がホントだったら呉さんかわいそう。
>>101さま、糖尿ダイエットの下り、ウケました。
賢者の誘惑に収録されている、糖尿で痩せた下りを思い出しました。
105無名草子さん:03/10/29 23:45
糖尿病でダイエットの何が面白いのかわからん。 というのは強弁で、
皆が面白がるその所以は理解できる、そしてそれに腹が立つ。

マイケルジョーダン曰く「なあジョンソン、最近腹出てきたんだけどどうすれば痩せられるかなあ」
マジックジョンソン曰く「それはエイ(ry

誰でもいいけど曰く「なぁ、彼女がマグロで俺ばっかり攻めなきゃいけないんだよ、
             「どうすれば彼女のから攻めてくれるかなぁ、乙竹」
乙竹曰く「それはね、だる(ry

あー胸糞わる
106外吉:03/10/29 23:59
犬儒派を名乗るハゲ頭の呉智英に、
ある男がディオゲネスのマネをしてこう言った。
「おれはおまえの頭の毛を賞賛するよ。彼らはおまえの頭の悪さに見切りをつ
けておさらばしたんだからね。あっはははは」
呉智英はニヤリとしてこう答えた。
「彼らはみなおれの頭の良さについてこれなかった落ちこぼれさ。そんな毛な
ど、おれは必要としないね。あっはははは」
                          (『平成畸人傳』)
107無名草子さん:03/10/30 00:45
ハゲは人生の不条理だよ。
108無名草子さん:03/10/30 01:09
フサフサならどんな髪型をしたんだろう。
筑紫哲也ふう長髪は本人がイカガワシクてキライと言っていたし
ギリシャの哲人ふうにボサボサクルクルでは現代日本じゃほんとにクルクルパーみたいだし
かといって坊主頭じゃ身体髪膚父母に受くの風上にも置けぬわけで
七三頭じゃ芸が無い。

結局禿げて正解だったんだよ。
109無名草子さん:03/10/30 07:21
フサフサだったら喜んで筑紫哲也風にしてたかもしれない。
110無名草子さん:03/10/30 08:44
そしたら鯖秀実とは絶交だな。
111無名草子さん:03/10/30 10:17
鮭秀実は不条理だよ。
112無名草子さん:03/10/30 15:12
>>111
たしかに、言ってること分からん時があるもんな。
113無名草子さん:03/10/30 19:42
>>106
夫子ならば、ら抜き言葉は使わず「こられなかった」と
言うだろう。書くときのみならず、しゃべるときもら抜き言葉は
使わないと思われる。
114無名草子さん:03/10/30 19:58
いつのまにか朝日文庫の『読書家の新技術』が重版されてますな。
115なごや博学本舗スタッフ:03/10/30 20:10
>>105様、私が糖尿ダイエット発言にウケた理由は以下になります。
まだ40前後(賢者の誘惑所収の座談会時)の呉さんが
人生の不条理であるHG(朝日新聞での表現)や
多分これも不条理の糖尿をネタにし、
50代半ばになっても、ちゃんとネタにしているところがすごい。
小人プロレスラーの充実感と哀しみを併せ持つ不思議な存在・人間というのを
明るく体現している呉さん本人がカッコイイということです。
>>109様、筑紫哲也風の呉さんだったら、イヤかも。
やはり、ハゲの楽しみを開拓した呉さんだからこそ、カッコイイんで。
116無名草子さん:03/10/30 20:12
>>106
呉子曰く、ら抜きは五段活用は可、カ変は不可なり。
117外吉:03/10/30 20:51
>>116
すまん。「こられる」に訂正。
ちなみに、ら抜きはサ変も可なり。
上一段、下一段、カ変は不可なり。
118無名草子さん:03/10/30 21:03
やはり、新刊が出ると、スレのペースも速いですな。
騒音訴訟どうなったんだろ?ご存知の方いらっしゃいます?
119無名草子さん:03/10/30 21:09
>>111 >>112
むしろ、彼の言っていることが分かる時の方が少ない気がする。
120無名草子さん:03/10/30 21:49
>>118
この前の講演会で話題には出してましたけど、その後どうなったかは出ませんでしたね。
飲み会に出た方、あるいはなごや博学本舗スタッフの方がご存じかも。
121外吉:03/10/30 23:20
いま、以費塾のサイト見たら、このスレ、リンクされてんのね(藁)。
高井氏もまめにチェックなすってるなぁ。。。
122無名草子さん:03/10/30 23:21
ところでこのスレの皆は「現代人の論語」どういった手段で買う?
このスレに出入りしている人を、ロムも含めると15人くらいとすると、
皆が一斉にアマゾン注文すれば、一瞬だけでもアマゾントップに呉さんが
来れそうなもんだが。もとい来られそうなもんだが。
123外吉:03/10/30 23:48
>>122
クレジットカード不所持の漏れのバヤイ、アマゾンだと代引き手数料250円
取られるんで、あまり利用しないなぁ。

10年前、浅羽氏が佐藤健二氏から法政非常勤講師の招聘を受け、それを承諾
したことを呉氏に報告したとき、呉氏がこうおっしゃった。
「浅羽くん、よかったなぁ。大学の講師になるとクレジットカードを持てるん
だよ。デパート行って欲しい服があったとき、現金がなくてもその場ですぐ買
えるんだよ。便利だよぉ〜」云々。
帰り際、浅羽氏は、吐き捨てるようにこうおっしゃった。
「クレジットカードなんて要らねえよ。現金が手元になけりゃ、近くのATMで
金下ろせばいいだけのはなしじゃねえかよ。いくら貧乏生活が長かったからっ
て、たかがクレジットカードでそこまでよろこぶこたぁねえだろう」

なんかこんなくだらねえ会話ばっか思い出すなぁ。
124無名草子さん:03/10/30 23:50
外吉が呉ファンから消される日も誓いなw
125外吉:03/10/30 23:52
>>124
ま、いつ消えてもいいんだけどね(藁)。
「40、50才で人に一目置かれるような存在になってければそいつはもう駄目だ」
今日で30歳か、立ってもいないしあと10年でどうにもなれそうにないなあ。せつねー
127無名草子さん:03/10/31 02:51
ホントだ、化塾にこのスレがリンクされてる、、、
こりゃうかつな事は書けませんな。
128無名草子さん:03/10/31 03:33
みんな知らなかったのか?
4スレくらい前からリンクされていたんだけど・・・。
129無名草子さん:03/10/31 08:14
>>123
クレジットカードなんだけど、これはあると便利。
浅羽さんは必要ないかもしれないが(W
申込の条件として毎月定期的に収入があること
つまりよほど預貯金があれば別だが、リーマンあたりが対象。
学生でも専業主婦でも扶養者が定期的な収入があれば申込可能。
銀行の顧客ならば自営・農業も可。

それと失業などしてもカードは有効。毎月きちんと返済さえできれば
カード会社の優良顧客ということ。したがって、継続もできる。

ネットではカード必需品なのでいろいろ金融機関を当たってみることを
すすめます。申込のときだけ審査は厳しいがきちんと返せればいいようです。

ちなみに生活保護世帯はカードの使用を禁止されます。
カードは借金ということになるそうです。

ついでにesbooksは現金で手数料なしセブンイレブンで受け取れます。

いよいよ明日から11月『現代人の論語』が25日頃発売です。
楽しみですね!
130洩れ車:03/10/31 13:29
>>116 >>117
つーか, 元来可能・自発の助動詞を, 五段未然形(例:読ま)用の「れる」と
それ以外の未然形(例:こ)用の「られる」で使い分けていたところに, 交てて
加えて可能[態]動詞など言う, 五段動詞からのみ派生(語尾活用ではない)が
許される輩が現れて(例:読む→読める…常に下一段), 類似の規則が2.5重
スタンダードのような状態になったものだから(特に発音も容易で普及もした
可能動詞が語尾活用ではないという状態はヒジョーにイタい), 不幸にも,
可能動詞を語尾活用と看做す規則単純化圧が五段以外の動詞にも及んで
(つーか及ぶからこそ単純化なのだが)生じた, 病気とはホメオスタシスへの
回復過程な状態が現在な訳で, 下記の遷移(但作業仮設)を見れば伝統的な
読まれる・見られるの方こそ寧ろ「五段だけラ抜き」とでも呼ばれるべきで,
読める・見れるの組は寧ろ「五段だけレ抜き」と言ったところか。

↓ 読ま-れる・見-られる(未然形接続助動詞法, 脚声韻合致)
↓ 読める/読ま-れる・見-られる(可能動詞法と助動詞法併用)
↓ 読める・見-られる(五段可能動詞法優勢, 語法・脚韻・受身との弁別能不均衡)
↓↑読める・見れる(脚声韻・受身等との弁別能均衡)
↓↑読め-る・見れ-る(仮定/命令形+助動詞「る」と看做すのは苦しい[*1])
↓↑読め-る・見-れる(新活用語幹可能形+五段「る」それ以外「れる」も同上[*1])
(?) 読め-れる・見-れる(新「可能形」+「れる」?), 「出来れる」も出現
?  読め-れる・見れ-れる(新「可能形2」+「れる」)
?  読み-れる・見-れる(連用形+「れる」)

[*1]「お前こんな漢字くらい読めろよな」「オマエモナー」の説明が困難。
他に同音異義語衝突回避圧も絡む。粗笨なので誰か検証/反証して下さい。
読めれると出来れるは皆さんも観測済でしょう。
131洩れ車:03/10/31 13:40
で, 自発も含意した「花見客の姿が見られるようになりました」→「花見客の姿が見ることが
できるようになりました」などと統辞論的にも意味論的にもDQNな言い換えをする責任回避な
NHKと追従民放のアフォアナ逝ってヨシな訳です。それにこれじゃア鬼ッ子とは言え血が繋がッてる
ミラレルとミレル、間に割り込む、コトガデキルの言垣(呉用もとい誤用)築いて生木割きだ罠。
ただ,「字が読める」→「字を読むことができる」「私, 字が読むことができません(厨アナ)」と,
可能動詞そのものまで避ける過剰適応な姿勢は反動的で大変宜しい。

尚, 可能の表現というのは方言(地方語ってか)でも格別の配慮を要するのか,
「読書しられる」の代りに「読書出来る」を使う江戸弁, 形容詞「いい」を使う
津軽弁の「読むにいい」, 流音をイ音化や撥音化や促音化して差別化を図る
(嘘です)宮城弁, 話法の助動詞を使うえげれす弁, 可と能と会の他に江戸弁から
借用した出来も使う支那弁などと苦労しているみたいです。

板違いなので少し戻しますと,
(1) 伊藤整氏は岩波文庫『〜の発想の諸形態』所載の, 愛妻を戦災で喪った
作家に言及した文章(名前と内容が想い出せません)他で,「生きる」に限って
「生きれる」形を複数回使っていた。他の動詞では使っていなかったし,
寧ろより伝統的な非可能動詞「行かれない」系も使っていたかも知れない。
(2) 「ラ抜き」を疑え, そして「可能動詞」を疑え, なんちゃって。
「見れる」が, もし仮に, 可能動詞によって乱された, 読まれる・見られるの
響きの対を別の形にせよ回復しようとする意識のなせる業だった場合, 読めるに
目を瞑って見れるだけを責められない。可能動詞さえ出現していなければ!
(3) 「契冲」(契沖も可か?)の「詞の辞書(読む・見るはこっち)」と「辞の辞書(る・らるはこっち)」を
Mac(darwin)や Unix/Linux で使うための界面軟件を作っていたりすると, こういったことがやたら
気になる訳です。
(4) ×さらば ○さばら←洩れのような芳しからぬレスを書く輩でも,前言を翻して
再カキコするに当って下手な言い訳しますた。尚,「洩れ」は『犬3C74派だもの』の
上梓もとい下賜に伴い312Bの字を憚って「4F33れ」を削除して改刻したものです。
132無名草子さん:03/10/31 14:51

 

       芦   原   将   軍   降   臨


133なごや博学本舗スタッフ:03/10/31 15:56
呉さんから訴訟の話を何度かうかがいましたが、なかなか大変なようです。
私が聞いた範囲に限りますが、
10月末の阿部呉トーク打ち上げ会でもその話は出ていなかったようです。
前々回のスタッフ慰労会では訴訟後日談を聞きました。
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4064/kuresaiban.html
この方はそのときのお話ももとに訴訟経緯などをおまとめになっています。
(ついでに、前々回トークライブ報告もして下さっています。
 ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4064/talklivereport.html
 呉さんの学生だった人です。その他コラムも面白く、おすすめです)

また、ご存知かもしれませんが、ググッていくつかのサイトを見つけました…
ttp://homepage1.nifty.com/shobo/dates2001/011116.htm
報道を引用?して、意見を述べている。

ttp://www.tbs.co.jp/ac/bt/20011120c.html
アクセスピープル(って、ちょっとネーミングが…)のご意見。
呉さん、TBSラジオ・アクセスにも出演したんですね。

ttp://www.page.sannet.ne.jp/sudada/friend/monku/colum27.html
この方は、呉さんに辛辣な批判をしていますが、
ちょっと的外れなのではないかと、思いました。

ttp://academy2.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1006266367/l50
こういうスレも2chにあるんですね。知らなかった。
134無名草子さん:03/10/31 20:30
呉先生は論語をご自分の思想の立脚点とされているのに
直接論語を論じた本を出さないのはなぜ?
1351:03/10/31 22:14
>>133
なごや博学本舗スタッフ さん、情報提供、ありがとうございました。
137無名草子さん:03/11/01 02:32
>>27
ギブ・アンド・テイクっていうやつです。

>>127
確か、浅羽氏も、
「大学講師をするとクレジットカードが作れる」とか、
「スーパーもクレジットカードで払う」とか、
話すのを聞いたような気がしますが……。
138無名草子さん:03/11/01 14:08
故郷に錦鯉秀実氏の現在の活動を纏めたドキュメンタリー映画
「LEFT ALONE」(2003, 井土紀州), 潟大で2日に上映+トークショー。
「錦鯉さんと西部邁さんや柄谷行人さんが〜議論を交わす」ってまさか
勢揃いするんじゃなくて映画の中だよな? 夫子は登場なさらないのだろうか。

スレ違いではない鯉が孔子つながり, って無理か。

以上, ロシヤで評判の高い海老原将軍がお伝えしました(ロシヤ語の
分かる人の前で発音しないように。マジで)。

ところで菅孝行氏との巻・結・親類疑惑ってあったけどどうだったのだろう。
139無名草子さん:03/11/01 17:33
坪内祐三氏の「文庫本を狙え!」でスタインホフの著作(連合赤軍についてのやつ)が取り上げられてた
たしか、呉先生はスタインホフの著作(取り上げられたものじゃなかったかも)に批判的だった
「日本的」という解釈ですませるのは甘いよ、なんて書いてた
あと、連合赤軍と大日本帝国の軍部を重ねることにも批判的だったよね
140無名草子さん:03/11/01 21:34
141外吉:03/11/01 22:51
>>133
情報提供ありがとうございます。

>>136
スレ違いだが、ありがとん。今夜のオカズにいたします。
これから川上弘美ネタ出すときは、
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1010568931/l50
でお願いね。呉氏と川上女史の共通点は内田百鬼園ファンという程度のもんだ
ろうから。

>>137
これもスレ違いだが、かつて宮台真司氏に電話で「僕は身障者でイジメられっ
子だ。小さいときからいいことがなかった。あなたのようなエリートに僕の気
持ちが分かるか」「僕の読者は日東駒専レベル、あんたの読者は東大レベル」
と訴えたという浅羽氏も、いまとなってはクレジットカードをお使いなのか。。
ま、確かに、海外旅行のときはすごく便利だけどね。

>>139
漏れが感じた『一九七二』における連合赤軍事件の記述のもの足りなさは、
結局そこなのかしらん。
142無名草子さん:03/11/02 02:08
> ま、確かに、海外旅行のときはすごく便利だけどね。

こっちもスレ違いを承知で書いちゃうと、
現実において便利なものは基本的によろしい、
というのが、あの人の思想のキモの一つだと思うのですね。

それに身障者としての自覚がある人ならば、
そう考えるのは当然でしょう。
身障者であるということは
日常において何かにつけて選択肢の幅が狭められている、ということですから。
143無名草子さん:03/11/02 17:23
>現実において便利なものは基本的によろしい、
>というのが、あの人の思想のキモの一つだと思うのですね。
どこかで、そんなこと言ってましたっけ?
144無名草子さん:03/11/02 17:48
>>143
私の主観といわれればそれまでですが、
たとえば著書「澁澤龍彦の時代」(青弓社)の358ページで、
澁澤龍彦が自宅の設計条件として、
「食事や衛生のための諸設備は最新の便利さを存すること」を
挙げているのを、文中で非常に注目していることなどは、
ああ、浅羽氏らしいな、と思ってしまいます。
145無名草子さん:03/11/02 18:47
>>139
呉先生はいくつかの文学作品を挙げて、
「近代の社会運動の病根として普遍的に見られる現象」
「『日本的』という解釈ですましているのは、彼女の傲りと思想的甘さをみる」
と書いてる
でも、どちらが正しいのかなぁ
146外吉:03/11/02 23:41
>>142
浅羽氏の片輪ネタは、氏の「私の履歴書」によく出てくるはなしなんだよね。
厨房のころに柳田國男『一つ目小僧その他』を読んで感銘を受けてうんたらこ
うたら、、、てのは、わりとコアな浅羽読者には有名なネタだわな。 
ま、障害といっても、宮崎勤同様、右だか左だかの手首が曲がらなくて、
体育の時間にでんぐり返しができずに悔しかったという程度のものらしいが。

>>143
むかしの呑み会では、「パッと本を開いて、その頁に自分に必要なことが書い
てあればいいんだ」云々とおっしゃってたなぁ。
わかりやすいと思われる例のひとつに、たしか
『リテレール別冊 1994年単行本・文庫ベスト3』(メタローグ)に
プラグマティズムの旗手・G.H.ミードの『西洋近代思想史』上下巻(講談社学
術文庫)をその年の刊行物ベスト1に挙げてたよ。
(同じ年にヘーゲル『歴史哲学講義』上下巻(岩波文庫)が長谷川宏訳で出た
ので、他の評者がほとんどそれを挙げるだろうと予測して、敢えてベスト1に
選んだとかおっしゃってたが)。
但し、「現実において便利なものは基本的によろしい」と推測される浅羽氏の
考えは、>>32で書いたように、ソフトに限界がきて、それを乗り越えるために
ハードが変わるのならよしとするいう条件つきのはずだが、いまは違うのかな?
147外吉:03/11/02 23:42
>>144
貴方はあの文章をそう読みましたか。
10年前の漏れの浅い読みでは、浮き世離れしてるように見えた澁澤も日々生
活を営むためのインフラをきちんと整備していたという当たり前の事実を澁澤
読者に提示するための文かと思っていたのですが。
人それぞれ読み方がちがっておもしろいなぁ。

ところで、10年以上前から構想しているという軍歌の精神史的考察は、いつ
発表されるの? 既に脱稿してるのに刊行してくれる版元が見つからないのか?
呉スレを浅羽スレにしてすまん。

>>145
さあ、どうなんでしょうね?
具体的な文章を読んでないので、アフォな漏れにはわかりませんが。
148無名草子さん:03/11/03 00:38
浅羽小谷野は話題に上るのに大月はなぜかくも・・
外吉さん、なにかネタないですかね。
諸君』一二月号で大月隆寛が、小熊英二、宮台真治を批判
「この顔を見よ! 偏差値秀才クンたちの歪みきった自画像―やっこさん達がひけら
かすオシャレな知性の内実は「オウムの上祐」と同じ中身カラツポ言葉の上滑り」
ttp://www.bunshun.co.jp/shokun/shokun.htm
やれやれ。
150外吉:03/11/03 01:27
>>148
久しぶりに大月スレ覗いたら、デブ専スレになってるな。。。
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/zassi/1049645999/l50

むかし、鈴木邦男氏が「鈴木ゼミ」てのやっててね(今もやってんのかな)、
大月氏を招いたってんで、塾生や友人たちと聴きに行ったの。
ジャーナリストとしての側面も持つ柳田國男の説いた民俗学の問題意識や、大
月氏のやってる草ラグビーのようなサークルから生まれる共同性の重要さにつ
いてなどの講演を聴いた後、喫茶白百合に行って、裕木奈江問題とか勝新問題
とかいろいろおはなしを伺ったんだけど、ハナ肇主演の映画『馬鹿が戦車(タ
ンク)でやって来る』がいかに泣ける名画か意気投合した記憶があるなぁ。
でね、温厚な人柄の鈴木氏にやっぱりいい人の大月氏が「鈴木さん、いい人だ
から〜」なんて具合に鈴木氏を労って、ほのぼのムードで終わったんだけど、
いまの大月氏を佐藤健二氏はどう思ってるんだろうか?

あー、あと、むかし、どっかの新聞社の忘年会で呉氏と大月氏が、とある女の
新聞記者の悪口言い合ったら思わず意気投合しちゃって、
呉氏が「いやあ、あんたが男じゃなかったら、そのまま帰りにホテルに一緒に
入ってくところだよ」云々とおっしゃったとか。

なんかくだらないはなしばかりですまん。
151外吉:03/11/03 01:45
>>150
あー、読み直したら文章メチャクチャだな。せめて少しくらいアカ入れとこ。
「温厚な人柄の鈴木氏にやっぱりいい人の大月氏が『鈴木さん、いい人だから
〜』なんて具合に鈴木氏を労って」というくだりを
「温厚な人柄の鈴木氏をやっぱりいい人の大月氏が『鈴木さん、いい人だから
〜』なんて具合に労って」に訂正。
「そのまま帰りにホテルに一緒に入ってくところだよ」というくだりを
「そのまま帰りにホテルへ一緒に入ってくところだよ」に訂正。
まだまだアカ入れたくなるが、つーか、各スレで書き散らしてる駄文をすべて
書き直したくなるが、ま、いいか。どうでもいいカキコですまん。
152無名草子さん:03/11/03 02:00
>>150
パッとググッてみたんだけど
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/shuchou028.html
やっぱ呉さんに連なる人たちってのは皆々勉強家なんだなぁと改めて感心。
所謂言論界で端くれででも生き抜いていくってのは、これだけ読んで読んで
それでようやくおしめが取れたってことなんだろうな。
いや自分の本棚みてため息でるよ実際
153無名草子さん:03/11/03 03:08
鈴木邦男をちっとも勉強家とは思えない。
モノは読んでいるんだろうが、それがここまで身についてないのも珍しいし
ふたつの違う意見があったら「うーん、そっかなー」みたいな言い方で誤魔化しを
やっているだけだ。基本的には佐高信と同じ「繰上げ当選」。

「右翼にしてはマシ」「右翼にしてはリベラル」だということで彼の”穏健”な
意見を載せておけば「ほらウチは公平に右の意見も載せてるんすよ」となる。
佐高っつーよりは野間宏かな。彼が載ってれば、そういう方の「抑え」になるから
154無名草子さん:03/11/03 03:25
>>153
>これだけ読んで読んで
>それでようやくおしめが取れたってことなんだろうな。

鈴木邦男が優れているいないの問題はさておいてとりあえずの
例えを医者で言うなら、名医もいればヤブもいるのは当たり前だけど
たといヤブだろうがなんだろうが国家資格通るだけの医学知識があるん
だなっつうこと。もちろん裏口合格やらブラックジャックなんつうのも
どこの世界にだって極少なな一定数存在するだろうが。

ヤブをさえ語れない本棚を見てため息ついたよってのが実は本題だったりする
155無名草子さん:03/11/03 03:42
>>153
>モノは読んでいるんだろうが、それがここまで身についてないのも珍しいし

鈴木邦男が今まで出した3冊の「読書術」の本を読むと(実は、鈴木の本で一番
面白いのが読書術の本だったりするのだが)、ものすごい読書家だ、呉智英より
はるかに読んでいる! と思ってしまう。
月30冊読破作戦とか。月100冊に達したこともあるらしい。

しかし、年に150冊程度(20年も前の読書家の新技術の頃と、今はかなり変わ
っているかもしれんが)の呉智英と比較して、鈴木邦男はなぜこれほどショぼいこ
としか言えないのか・・・と思ってしまう。

人柄的にはすごくいい人だし、「右翼にしておくにはもったいない」人だと思う。
というか、鈴木邦男のために「右翼」のイメージが多少でも良くなってしまってい
るというのは頭にくる。
156無名草子さん:03/11/03 04:26
鈴木さんは、「レコンキスタ」というミニコミの編集・発行者として評価されたほうがいいでしょう。
右も左も読むミニコミは論壇として機能している。
今のメジャーな論壇誌の方が、同じ傾向の考えの人ばかりで、実質的には同人誌。
157本物:03/11/03 04:46
そうかい? 俺はまったく正反対だな。
鈴木邦男や木村三浩のために、「右翼」のイメージが
物凄く悪くなってしまっていると感じるよ。
158無名草子さん:03/11/03 04:52
役所勤めとか医者とかまぁサラリーマンでも学生でも何でもいいんだけど
全集ものきちんと通読してる人って人口比何パー位いるんだろね。
(ちょっと前の)ドイツでは所謂古今の思想全集を通読するほどの
インテリが街の靴屋や鍵屋なんかにポツポツいたというけども。
159無名草子さん:03/11/03 05:28
>>155
いろいろ理屈は立てられるが、結局は頭の良し悪しの問題なのでしょうね。
(鈴木さんの素の人柄は知らないよ。人柄とは別)
>>158
今の日本ではほとんどいないでしょ? 院生・学者・研究者の類もアテにな
らないし。もう、細かいコンマ単位の世界に入るね。
一昔前は学生にいたかもしれないが、今の中高大では、ねえ・・・。
160無名草子さん:03/11/03 05:36
今は教養の体系が崩れたから、全集自体も、
それを通読するという行為も、なりたたない時代なのだよ。
161無名草子さん:03/11/03 05:47
>>146

> 但し、「現実において便利なものは基本的によろしい」と推測される浅羽氏の
> 考えは、>>32で書いたように、ソフトに限界がきて、それを乗り越えるために
> ハードが変わるのならよしとするいう条件つきのはずだが、いまは違うのかな?

別冊宝島「80年代の正体」で浅羽氏は、浅田彰は女子供を無視していると
批判していましたが、浅羽氏にとってソフトの限界というのは、この女子供
とってのソフトの限界なんだろうな、という気がします。ケータイもクレジッ
トカードも女子供が手が出せるように進歩したから、自分も手を出した、と
いうわけで。
162無名草子さん:03/11/03 06:34
しばらく前、呉智英さんに会った時にこんな話をした。

「最近さ、覆面レスラーが議員になったっていうのある
じゃない? あれでさ、テレビ見てると、バカな大衆とか
何も考えてなさそうなワイドショー司会者なんかが、こう
言ってるんだよ。『マスクも厚化粧も変わらないでしょ』
『カツラが許されるんなら、覆面だっていいはずだ』って。
いや、呉智英さんが頭髪にご不自由だから、こんなこと
訊いたんじゃないよ? ただ、どう思うかなって」

そうしたら呉智英さんは、こう答え
163無名草子さん:03/11/03 06:50
>>162
呉さんにタメグチで話かけうるってことは少なくとも50代、それも
呉さんの目下でなく同列ないし目上。そのことが何より驚異。

で答えは何なんですの。釣りですか?
164無名草子さん:03/11/03 07:00
>今は教養の体系が崩れたから、全集自体も、
>それを通読するという行為も、なりたたない時代なのだよ。

Aは何々にあらず。Bも何々にあらず。Cも何々にあらず。Dも〜〜
の論法じゃあ何時までたっても何々が分からないというのは
中学校で作文を書く時にならう鉄則だけど、
「あれが成り立たなくなったから今はこれ」ってのが無い以上
今まで通りの教養が通用しなくなったとだけ言われてもまるきり
釈然としない。 阿部謹也氏の言う教養もなんか世間知を高く買い過ぎてる
ようで気に入らない。
165無名草子さん:03/11/03 07:03
<秋の叙勲>旭日小綬章の津本陽さんと水木しげるさん

◆描き続けて半世紀=水木しげるさん・漫画家

 「生き延びて今、好きなことをしている自分より、戦地に
連れて行かれ、戦死した人たちがもらうべきなんでしょう
けど。どうして私が選ばれたのか……」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031103-00001002-mai-soci

このコメントの続きを想像すると、笑い死にしそうだ。
166無名草子さん:03/11/03 07:33
股辺直巳キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
167無名草子さん:03/11/03 09:24
@ノハ@
( ‘д‘)<ゲラッパラッパ エゲロッパ ゲラッパラッパ ラーレパ
168無名草子さん:03/11/03 10:49
>>162
おい、途中で切るなよ。めちゃくちゃ気になるじゃねーか。
釣られてます。
169無名草子さん:03/11/03 17:04
>>149
大月隆寛もどこまで落ちるんだろうね。
171無名草子さん:03/11/03 22:10
このスレは既出?
呉智英と朝鮮儒教
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1059831637/l50
172無名草子さん:03/11/04 00:16
>>149 >>169
さすがに、西尾の小熊批判が全然筋違いであさっての方向をむいている
ということは指摘していたけど、じゃあ、自分の批判っていうと2ちゃ
んの書き込みレベルっていう感じなんだよね...。
173無名草子さん:03/11/04 00:51
>>172
あの記事は小熊批判がメインテーマじゃないでしょ。
なぜ小熊があーなったのかの分析が主眼。そっちで評価したら?
174無名草子さん:03/11/04 00:56
>>171
>113 : :03/08/07 21:55 ID:5g/j9Mk6
>呉は儒教の何をどうしたら祖国の皇室を廃すという主張をするようになるんだろうか。。。

これ、呉さんが天皇制廃止を取ってることは知っているんだけど、その理由となると
「大衆には必要であるがインテリである私には不要」とかまるで要領をえない説明しか聞かない。
というよりむしろ説明をまるきりしてないに均しいと思う。外吉さんや其の他呉さんと親しいく
直接聞いた事あるひとや、呉さんの著作であらかた理解出来たひと、理由を教えてくれないですか?
175無名草子さん:03/11/04 01:05
>>169
とっととデブ専スレに戻れ!
176無名草子さん:03/11/04 01:31
>>173
なんで、自分がそーなってるか分かってない大月が言っても説得力ないよね...。
177無名草子さん:03/11/04 01:33
>>174
どこが要領を得ないのか、もう少し説明してくれませんか?
178無名草子さん:03/11/04 01:35
>>176
大月自身が現場を見失っている。
179無名草子さん:03/11/04 01:38
俺の顔見ろと言い切れないところがつらいよな。
大月さんもプロフィールに男性・離婚とかかいてみたらどうかねぇ。
180無名草子さん:03/11/04 01:43
自称キャンタマとしては、俺のタマを見ろじゃないの。

『大月隆寛風のタマのにぎりかた』はこちら↓
ttp://61.194.7.115/otakara/1103idol01.jpg
181外吉:03/11/04 01:46
>>161
なるほど、そういう解釈の仕方もありますか。
その論法でいくと、女子どもも手を出しているホームページをなぜつくらない
のか? 3年前、浅羽氏は「ホームページはローカルなものでしかないから、
おれはやらない」とおっしゃっていたが、個人紙『流行神』だって最高発行部
数はたかだか800部程度だったというはなしだから、これだってかなりロー
カルなんだよね。「奈江たん萌え萌え日記」なんぞよりも中身の濃い唐沢俊一
『裏モノ日記』は毎日ロハで読める。『流行神』にしても、ローカルであるに
せよ、より多くの読者を獲得したいのであれば、サイトで公開すべきではない
かとも思うのだが、『流行神』は氏の大事な収入源だし、地下活動のアジビラ
っぽい胡散臭さが最大の魅力なので(氏に言わせれば、「だから、こんなどう
しようもない奴(註:漏れのことね)ばかりおれの元に集まるんだ」という難
題をも抱えているワケだが)、これについてはあまり深く言及しないでおく。
とはいうものの、『流行神』の未配と請求黙殺の件については、宅八郎氏のよ
うに(そういや、この人、漏れの学部の先輩だったな)しつこく記しておこう。
精子ん異常者の迷惑な顧客とはいえ、商人としてあるまじき対応である、と。
(漏れもかなりの粘着質だな)。
閲覧の方々、ボケ老人の繰り言のようなスレ違いカキコですまんのう。

>>172
タイトルだけで読むほどのもんじゃないと思ったけどサ、なおさら読む気なく
すなぁ。いや、逆に、自分を棚に上げて、大月氏の現状を愉しむために何とし
ても読んでやろうという悪趣味な好奇心が沸いてきたぞ(藁)。

坪内祐三氏の場合は、小熊氏のことを「フラットにきちっと情報処理していく
というところが、あの、何か新しい感じがします」。「小熊さんってすごい優
秀だし、次々にいい作品を出しているけど、ちょっとこわいところもある。小
熊さんの本が、後の世代の人たちに『聖典』のような読まれ方をするんだとす
れば、『ちょっと違うよ』という感じがする」と述べてたね。
重ね重ねスレ違いのカキコですまん。
182無名草子さん:03/11/04 01:56
>>177
天皇家は尭舜ではないにしろ今までまずまず大過なくやってきてるのに
なぜ儒教主義、封建主義であるーーーーーーあっ思い出した
そうだ呉さん佐幕派だったんだ。
183外吉:03/11/04 01:59
>>174
>>182氏もおっしゃってるが、前のスレであああ氏が書き込んだ呉氏との対話
をご参考になすっては。
184無名草子さん:03/11/04 02:03
横レスですまんけど、大東亜戦争の敗北と原爆の投下が大過じゃないとしたら大過
ってどんなものなんでしょうね。
185無名草子さん:03/11/04 02:05
>>181
>『流行神』の未配と請求黙殺の件については
気持ちはわかるけど、もう一回本人にメールするとかしたらどう?
186外吉:03/11/04 02:17
>>185
4月に浅羽氏から『流行神』未配の件を黙殺された上、
さらに「おまえに以費塾に来られては迷惑だ」との通知を受け、
漏れも「金輪際」と絶交のメールを送った以上、
浅羽氏にメールを送るわけにはいかないし、もはやその気もない。
あー、いま思い出してもムカつくわい。
だから、このスレでネチネチと愚痴を書き込むといういやらしい手段に思わず
出てしまったというワケなんだけど、
もうこのネタは金輪際書き込まないので、安心してくださいな。
私怨の混じったスレ汚しで、すまんのう。
187無名草子さん:03/11/04 02:22
呉さん門下唯一の破門者であるとか
浅羽さんと丁々発止のやりとりをしてきたとか
そういう「 文 化 的 雰 囲 気 」がただの2ちゃん房の俺には羨望だ。
188外吉:03/11/04 02:32
>>187
あー、漏れは以費塾でも最もバカの部類だったから、
浅羽氏と丁々発止のやりとりするほど、頭はよくなかったよ。
ただ、浅羽氏の饒舌なおしゃべりを聴いてただけ。
漏れのように破綻した人生送ってる低能な精子ん異常者を羨むようではダメよ。
もっと真っ当なカタギの衆にあこがれを持ちなさい!!
189無名草子さん:03/11/04 02:55
うーんと、ヤクザもんとか異常者に憧れをもつのは本人が堅気で正常な証拠
では?堅気は堅気にあこがれないもの。
190無名草子さん:03/11/04 02:58
>>180
『フェミニズム・セックス・マシーン』かい?
次回は上野千鶴子バージョンでお願いしたいね。
191無名草子さん:03/11/04 03:13
>>181
浅羽さんは流行神で収入を得ているんですか? そうした問題さえなければ、Web
に移行した方がいいと思うんですけどね。ペーパーというマテリアルに執着しているのか?

「流行神」で検索したら、こんなモノが出てきた。なんだこりゃ?
ttp://www.axcx.com/~sato/memo/tree.html
192無名草子さん:03/11/04 04:42
世には有料サイトってのがあるわけだが
193無名草子さん:03/11/04 06:06
東熬q英「バカにつける薬」

双葉社、89年の12刷。新書サイズ290p、定価981円。
「バカ」を肴にした氏のエッセイ集。
こう言っては何ですが、この方の論理は欠陥だらけ飛躍だらけで
どっちが「(罵倒語としての)バカ」だよ!って感じです(笑)

ゴルゴ13論は勘違いしたまま話を進めちゃってますし・・・。
当時あちこちで評判になった著者さんですが、結局の所は
ビッグコミック読者とどっこいの普通な人だったと言う事
でしょうか。

開き癖が有り、角が5ミリ程折れたページもありますので
「状態悪」で考えて下さい。汚れ等は無し。

冊子小包での発送を予定。
(配達記録等が必要でしたらその分もお願いします)

相互評価無しOKです。
質問等ありましたらよろしくお願いします。

ttp://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g9409566
194無名草子さん:03/11/04 15:42
>>191
かつて浅羽通明の公認を受け、氏の大学での講義録その他を収録していた
「みえない大学本舗電脳分校」の掲示板ログだよ。
かなり面白い議論や、現在に通じる話題もある。
また、大槻さんがパソコンを始めた初期の初期でもあり、技術的な
ことをひとつづつ克服していく過程も面白いw

名を明かしはしないがここでデビューした常連で、
けっこうネットの中では有名なサイトを運営している人もいるよ
195無名草子さん:03/11/04 21:06
>>181

浅羽氏はホームページを作らない理由の一つとして、
Webコンテンツにはプロとアマの絶対的な区別が存在しないから、
というような意味のことを何年か前に語っていたな。

ただ、私自身は、それがWWWの技術的な方向性としては、
正しいと思いますが……。

あっ、それと、もちろん浅羽氏は「Webコンテンツ」なんていう言葉は
使いませんよ。
196無名草子さん:03/11/04 22:52
夫子、推薦の映画が下高井戸シネマでかかりますよ。
『競輪上人行状記』1963 日活 西村昭五郎 小沢昭一
ttp://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema/main.html#ozawa
197無名草子さん:03/11/04 23:24
>>196
特集:『小沢昭一の小沢昭一的シネマのこころ』
ね、なんか外吉氏好みの話題だったりして。
198外吉:03/11/04 23:25
>>189
現代文学にはこのバルザックのような、現実にも彼自身がそうであったように
、興奮するため毎日数十杯のコーヒーを飲んだり、ヨットの上で酒を飲んだり
しながら一日十時間も原稿を書き続けるエネルギーを持っている一方、恋と借
財に苦しみ抜き、飲む打つ買うの三拍子揃った放蕩児、海千山千のしたたか者、
そして何でも知っていて強(あなが)ち悪いことだけでなく世間的な智恵も教
えてくれる話のわかった叔父さんといったタイプの作家が皆無なのである。や
やそれに近いかなと思える色川武大は悲しや、惜しくも先年死んでしまった。
今、文学が切実に必要としているのはむしろこのような作家ではないのだろう
かという問いかけを最後に、一年間の連載を終える。
                 (筒井康隆『本の森の狩人』岩波新書)

色川武大先生レベルの狂人に羨望を持つならまだしもねぇ。。
ま、書き込みの時間からして学生さんとおぼしき>>187氏は、漏れの味わった
「文化的雰囲気」とやらにあこがれているのだから、関東在住なら以費塾へ通
えばいいし、地方在住なら有志を集めてなごや博学本舗のようなイベントサー
クルをつくればいいんでないの。
199外吉:03/11/04 23:26
>>191
>>194
あー、コレが、浅羽通明『野望としての教養』の元になったサイトですか。
このころは、漏れ、ネットに触れたこともなかったなぁ。

>>195
プロの売文屋としては、ウェブ上で藤四郎と一緒に扱われてはたまったもので
はないといったところですか? ならば、ウェブ上で力量の違いを見せつけて
やればよいというものだが。。。
まぁ、このはなしはもういいや。
猫も杓子もホームページをつくる御時世で紙媒体にこだわる浅羽氏のスタンス
を漏れは愛する。
未配の購読者へのクレーム対応がキチッとしていればのはなしだがね(あ、ま
た書いちゃった)。
200外吉:03/11/04 23:29
>>196
おおっ!! 漏れ、感動のあまり、浅草の名画座で2回も観たよ。
ラストの小沢昭一のカッコいい名ゼリフはテープに録音したかったほど。
アレ、DVD化されないかなぁ。
前、BSでやったときに録画し忘れたのが悔やまれる。
ちなみに、前日上映のフランキー堺主演『貸間あり』は、インテリの浅羽氏が
いたく感銘を受けたそうな(小沢昭一の怪演が見物とどっかのHPにあったが、
確かにスゴかったよ)。
201無名草子さん:03/11/04 23:31
>>199
>猫も杓子もホームページをつくる御時世で紙媒体にこだわる浅羽氏のスタンス
>を漏れは愛する。
そうそう、上でだれかも書いてたけど、マテリアルとしての魅力ってウェブ上
にはまだない気がする。もうちょっと時間をかけて熟してくれば出てくると思
うけど。
202無名草子さん:03/11/04 23:33
>>198
筒井自身がそういうのやってくれればいいのにね。作家兼俳優じゃなぁ...。
203無名草子さん:03/11/04 23:39
>>200
そこまで言われると、みないわけにはいかないなぁ。前夜祭のチケットは売り切れ
だそうだから、11/16(日) に有志で集まって外吉氏を囲むオフ会ってどうよ。
ついでに、佐藤忠男をやじり倒したら?
204無名草子さん:03/11/04 23:46
高田馬場ニュー浅草でオフ会希望
205外吉:03/11/04 23:52
>>197>>203
マジで毎日通いたくなるようなプログラムだなぁ。
『競輪上人行状記』、CSじゃ競輪放送の後に放映されたことがあるらしい(藁)。
この名画は、呉氏もベスト2に挙げてるように観といて損はないぞ。
いや、損はないとかそんな次元じゃなくって、観なきゃ、バカッ!!
漏れのバヤイ、感動のあまり、観終えた後、しばらく動けなかったほど。
今、宗教が切実に必要としているのは小沢昭一の競輪上人のような坊主ではな
いのだろうか。
206無名草子さん:03/11/05 01:08
>>205
いいねぇ、『イエスの箱舟』なるぬ『昭一の箱庭』ってどうよ。
207無名草子さん:03/11/05 02:24
>>206
小沢昭一的箱舟に大月隆寛ものせてやってよ。
208無名草子さん:03/11/05 14:21
今更だけど「諸君」読んだよ。

……あれ編集の人よっく通したね。
なんか本当に悲しい。どうなっちゃうんだろ大月さん。。
209女子高生に変装:03/11/05 14:30
210無名草子さん:03/11/05 16:04
>>163
> >>162
> 呉さんにタメグチで話かけうるってことは少なくとも50代、それも
> 呉さんの目下でなく同列ないし目上。そのことが何より驚異。
>
> で答えは何なんですの。釣りですか?

崇拝しとるなー。
崇拝しとるなー。
引きこもり信者としてー。
211無名草子さん:03/11/05 20:49
>>210
呉「つれましたか」
162「ええ、ヒキとオタとバカが」
212自称キンタマ:03/11/05 20:53
213無名草子さん:03/11/05 21:39
>>212
無法松っていうより無謀松、いやいっそ自爆松か
214無名草子さん:03/11/05 23:27
文藝春秋のHPからです。
待ち遠しいな!
http://www.bunshun.co.jp/search/html/3/65/57/4163655700.html
215外吉:03/11/06 00:07
>>214
担当編集のTA氏が呉氏と単行本刊行の約束を交わしたお方なら、
初期以費塾呑み会のパトロンだったとか。
ともあれ、『総合教育技術』(小学館)連載終了から約8年8カ月を経て、
晴れて単行本として江湖の迎えるところになるとはめでたいことですなぁ。
216無名草子さん:03/11/06 00:43
>>172
そりゃ、大月だって2ちゃねネラーとちがうんだから西尾センセの文章がアチャラカ・
アッチョンブリケなのくらい分かるだろ。
217無名草子さん:03/11/06 00:56
お、西尾ネタかい?
218外吉:03/11/06 01:29
>>217
西尾のカンちゃんも残りの人生はニーチェ研究と翻訳に捧げるつもりだと日記
に書いてんだから、そっちに全力投球した方がいいと思うんだよなぁ。福田恆
存の魔力からいかに逃れようとしたかについての自伝にも興味あるけどさ。
松原のターさんにしてもいちいち論壇オヤジの言説を添削してるヒマがあった
ら『夏目漱石』下巻の執筆と『福田恆存全集補遺』の編纂に専念した方がいい
と思うし、松原スレに誰かが書いてたように英文学についての論考まとめるな
どした方がいいと思うの。ま、西尾氏と松原氏の間で本格的な論争がありゃあ、
坪内氏が書いたように『福田恆存全集』があたかも「聖典」であるかのように
読まれるような「思想オタの英雄・福田恆存」の神話解体に一役買う作業にな
るかもしれんが、あったとしても不毛に終わる予感がするしなぁ。
松原スレに書くべきネタを思わずこのスレに書き込んでしまってスマンのう。
219無名草子さん:03/11/06 01:39
>>218
>残りの人生はニーチェ研究と翻訳に捧げるつもり
賛成だな。やっぱり西尾さんは文学者なんだよ。
220無名草子さん:03/11/06 02:40
孔子が不倫をしていたとか革命軍に参加する意思があったとか
そんなこと岩波の文庫でも読めば誰でもわかることなのに。
(不倫に関しては麒麟を持ち出してあーだこーだいうんだろうけど
俺は無かったと思うけどね。)

呉さんの論語理解は市井の論語読みとなんらかわらんよ。
221無名草子さん:03/11/06 06:05
>>216
すまんが、大月氏が「西尾センセの文章は、小熊には届いていない」というのは
「いくら西尾が誠実に批判しても、頭でっかちの小熊の論考は単なるオタク的で
平板な情報処理にすぎないから、あなたのように真面目に論じるだけソン」という、
小熊批判の文脈の中で出とる話だよ
222無名草子さん:03/11/06 07:13
223無名草子さん:03/11/06 07:19
>>212
笑った。
まぁなんだよ、結局、大月さん自身が結構「偏差値秀才」だっていうことなんだよね。
224無名草子さん:03/11/06 08:41
>>221
そうそうそう、だから、結局、大月的には小熊も西尾もペケってことでしょ。
225無名草子さん:03/11/06 09:28
>>218
 そういう意見はよく聞くんであってさ、福田恆存だって、
生前(しかも晩年)には、なんであんなつまらん論争やってるのか、
それをやってるくらいなら訳していないシェークスピアの作品が
まだあるんだからそれをやれ、というような意見があったような
気がする。
 だけどさ、西尾氏も松原氏も
論壇が気になって発言せずにはいられない、というのは同じ
なんだよね。要するに論壇好きなんだよ。
 だから結局言っても無駄だと思う。
226無名草子さん:03/11/06 09:31
>>221
>「いくら西尾が誠実に批判しても、頭でっかちの小熊の論考は単なるオタク的で
>平板な情報処理にすぎないから、あなたのように真面目に論じるだけソン」
ん?こんなこと大月、言ってたっけ?
227無名草子さん:03/11/06 09:44
>>226
言ってる。ってか、それも読めない喪前の読解力に問題が。
228無名草子さん:03/11/06 12:52
>>227
っていうか、括弧でくくってあるから、引用かと思って確認しただけなんですが。
なんで、感情的になっているのかな。いやな事でもありましたか?
229無名草子さん:03/11/06 18:22
>>228
大人過ぎてワロタ(いい意味で
230無名草子さん:03/11/06 21:16
またもや荒れ気味だな。
「という」とついてるし、要約であってもおかしくはないわな。
231あああ:03/11/06 21:24
11月4日付朝日新聞のゼロサン時評に夫子登場。
 麻原裁判の国選弁護人の話。国選弁護人に選ばれた左翼系弁護士の弁護
には枝葉末節の議論ばかりでけしからんという意見があるが、
面倒くさい麻原弁護を左翼に押し付けた保守系弁護士のほうが
もっとけしからんじゃないか(大意)という議論。
 夫子の文章ではこれまで見なかったパターンだな。
232無名草子さん:03/11/06 21:27
>>230
オリは、括弧に「という」がついてから引用だと思てったよ。で、>>221は要約と
しはどうなのよ?
233無名草子さん:03/11/06 23:02
西尾さんのニーチェ研究ってどうなの?文学者の哲学研究って大江健三郎のスピノザ
とかもあったよね。
234無名草子さん:03/11/06 23:18
呉智英の盟友ともいえる小浜逸郎は、かなり高く評価してた。
235外吉:03/11/06 23:25
>>225
やっぱり無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ、なのねん。
地道な研究・執筆なんぞよりやっぱケンカの方が愉しいんだろうな。

>>233
永井均先生もニーチェの訳文はカンちゃんに限ると。
236無名草子さん:03/11/06 23:55
>>233 >>235
哲学プロパーの人って、意外にドイツの文学とか不得手だったりするから、
ニーチェのような哲学者に関しては西尾さんが文学者であったことのメリ
ットってあると思います。
237無名草子さん:03/11/06 23:58
西尾ネタをやってると、そのうち、、、、
238無名草子さん:03/11/07 00:04
>>224
両者への大月さんの「ペケ」って、言ってるレベルも意味も違ってるみたいね。
ただ、そもそも大月の小熊批判はヘンだと思うよ。

顔がどうとかナル的なふるまいについての罵倒って
基本的に本質から離れている。彼はその伝で宮台批判をしたこともあったけど
あれもキツかった。
239無名草子さん:03/11/07 00:17
大月さん、いい人なんだけどなぁ。
240外吉:03/11/07 00:32
昨晩、閉店まぎわの本屋で『諸君!』ちょっと覗いたの。
ろくに読む時間もないんで、とりあえずパラパラめくったら、
ラストに『兵隊やくざ』(増村保造監督)の勝新のセリフが出てきたんで、
漏れ、なんかほのぼのうれしくなったのね。
ああ、大月隆寛って、むかしとずぅえんずぅえん変わってないんだなぁ、って。
その場に、もし大月氏がいたら、抱きしめてキスしたい衝動に駆られたろうな。
>>150で漏れが大月氏に会ったときのはなしを書いたけどさ、
勝新が大麻をパンツに隠しちゃったの事件がネタに出たとき、
大月氏はこうおっしゃったのね。
「勝新は『兵隊やくざ』一本演じただけで、もう何やっても許されるんだよ!」
キンタマ主義なんて、ナイーブな(橋本治流に言えばバカな)漏れには
受け入れられないが、大月氏の批判が的外れであろうと何であろうと、
10年経ってもほとんど変わらない大月氏を漏れは愛す。
>>240
11/15から新文芸座で『勝新太郎映画祭』やります。
ttp://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#1115
242無名草子さん:03/11/07 08:16
>>238
本質から離れているけどそれをやらなきゃいけない理由っていうのを
大月はていねいに書いていると思うのだが。
その本質というのもすでに本質でなくなってるかもということを
奴はいちばん問題にしたいんだと思うが、どうよ。
243無名草子さん:03/11/07 08:34
さがり杉
244無名草子さん:03/11/07 11:38
>>243
さがりすぎならあげなきゃ。
245無名草子さん:03/11/07 11:45
>>242
自慢の読解力で要約して見せたら?
246無名草子さん:03/11/07 13:41
前スレ907で既出だが、木村良夫『嵐に抗して』
PDF版
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/pdf/kimurayoshio.pdf
HTML版
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/novel/kimurayoshio.html
247無名草子さん:03/11/07 22:29
末永ピャーポに続いてカナモリも決別!小林よしのりの美人秘書との離別劇
ttp://www.uwashin.com/2001/newindex/newindex.html
248無名草子さん:03/11/08 02:28
>>247
おいおい、熱裂なよしりんファンのお出ましか?

ところでよしりんの絵文字の人、このごろ見ないなあ。
でも、来てたのけっこう前だったか?
249無名草子さん:03/11/08 02:51
ゴチエー万歳!
250外吉:03/11/08 21:32
『諸君!』ざっと立ち読み。大月氏が問題としているのは、こんなこと?
共通一次世代(=オタク世代)以降のモノカキの間では「他人とは違うボク」
を演出するのが主題で、実存とは切り離された言説が飛び交うのが当たり前に
なってきており、また、エリートの間ではそれが許される環境まで整えられて
しまった現在において、西尾氏のように発せられた言説のみで敵の神を撃つな
んて論争法は無効化してしまったのだから、ナンシー関のような慧眼を以て相
手のナルシスな演出法自体を撃たねばならない、と。
だが、悲しいかな、おれにはナンシーほど人を見る眼も表現力もない。どうす
りゃいいんだよ! 
こうなりゃあ、おれは『兵隊やくざ』の勝新になってやるぜ!! えっ? こ
れも「他人とは違うボク」を演出するアナクロニズム趣味に過ぎないって? ああ、
そう言いたけりゃあ言えばいいさ。おれはよ、自分が傷つかないでエラソーな
こと言う野郎が大嫌いなんだよ! そういう特権性が許せねえんだよ!! お
れの演出は自分が傷つくことも辞さない本気の演出だ。現に自律神経失調症や
鬱病まで患ってんだ。傷だらけの無法松。えっ? それもナルチシズムだって?
そこまで言われちまっては仕方ねえな。だがよ、おれにはそういう生き方しか
できねえんだ!! わかってくれとは言わねえ。ただ、書かせてくれ。

ああ、大月氏からぶん殴られそうだな。。。
>>250
正確な要約だね。
だけど、大月さん、書いても良いけど、いたいたしくて、読むのはつらいよ
ってことなんだ。ただ、一番つらいときに離れないのがホントの読者だって
いうとこもあるからなぁ。
252外吉:03/11/08 22:32
>>251
漏れのツッコミも混じってるがな(藁)。。
漏れは大月氏の熱心な読者ではないけれど、
立ち読みしたとき、言わんとすることが頭にすぅーっと入ってきたの。
どうしてかって言うと、コレ、浅羽氏が90年代前半に発表したオタク論の文
脈で読めちゃうシロモノなんだよね。
読み終えて、大月氏って、やっぱ10年前と変わっていないと確信。
浅羽氏のはなしでは、「大月は学生時代からやってることは変わってない」て
ことだから、ずーっと変わってないんだろうね。
でもね、無法松だろうと無謀松だろうと自爆松だろうと、こういう人の存在は
大事だと思うよ。いくらでも引き出しがあって逃げ道用意してる頭のよい論客
よりも徳があると思うよ。宮台氏は、逃げ道のない人間はバカだというような
ことをたしか『別冊噂の眞相』で言って、大月氏をバカにしていたと記憶する
が、「物書きは読者を裏切つちやいけないんだ」と福田恆存が述べていた倫理
が大月氏にも宿っているとは思う。
漏れのようになんでも鵜のみにするヴァカは、その一点においては大月氏を信
用してるの。『諸君!』今月号でのもの言いは、たしかに痛々しいけどね。
大月氏は本業に力を注いだ方がいい。てなことを以前から浅羽氏やオバタ氏が
何度も忠告しているらしいのに、止めないのもアレだが。。
253外吉:03/11/09 00:25
てな具合の駄文を書いてて自分でも妙に引っかかるところがあったんで、
気になって『オウムと近代国家』(南風社)パラパラめくったら、
134頁〜162頁の呉×大月対談と今回の原稿では、
なんか矛盾するところがあるな。
以前の大月氏には、「言説=内面の全て」というイデオロギーへの問題意識や
偏差値世代の優秀さに対する肯定的評価もあったんだなぁ。
ま、今回の原稿では、共通一次世代以降のナルチシズムを問題にしたかったんだ
ろうが。
254外吉:03/11/09 00:58
野郎塾 塾長 太月隆寛 大先生
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/4078/yarojuku.html
255無名草子さん:03/11/09 10:23
いいからおめーら選挙いけよ。

「選挙いかないで高みの見物」→宮台的ナルチシズム
「選挙いって『地についてるおれ』を確認」→大月的ナルチシズム
256無名草子さん:03/11/09 14:40
で、ここで煽ってるあんたは、2ちゃんネラー的ナルシズムかい?
257無名草子さん:03/11/09 15:20
>>255

「大月的ナルチシズム」の方が安上がりだね。
日本国内にいて、この先「高みの見物」を続けられるなんて何の保障もないよ。
258無名草子さん:03/11/09 15:54
呉読者で選挙なんか行く奴いるのか?
259無名草子さん:03/11/09 16:15
呉智英読者は投票所へ行って白票を入れる嫌味な奴が多そう。
11月9日 報道特別番組・2003総選挙開票スペシャル
あなたの選択・日本の選択〜総選挙でバトルトーク!
司会:麻木久仁子
コメンテーター:宮崎哲弥(評論家)・二木啓孝(日刊ゲンダイ編集部長)・宮台真司(都立大学教授)
ゲスト:慶應大学教授 金子勝(予定)・長野県知事 田中康夫(予定)
当確速報デスク:中村尚登
ttp://www.tbs.co.jp/radio/senkyo/
261無名草子さん:03/11/10 07:45
呉智英自身が青島当選の東京都知事選の際、週刊朝日のアンケートを受けて

投票行動:棄権
理由:選挙で日本の思想的問題は解決できないから

と答えていた
262無名草子さん:03/11/10 07:51
天ぷらの夜明け団って何すか?
263無名草子さん:03/11/10 16:58
谷沢永一と渡辺昇一の著作をここ1週間で10冊くらい読んでみたんだよね。
「近代の常識にドップリ浸かりながら近代の常識を批判している近代の奴隷」
なんていう呉さんの批判は、たしかに呉さんの視点というのか文脈で沿って
追えばその通りなんだけど、呉さんの考え方と両谷崎渡辺の考え方の、
どっちが世の中幸せに出来るかったら後者だなーとおもた。
というか論壇周辺の人の言説ほとんどが最近、俗流ビジネスマン向け啓蒙書よりも
現実に還元できる力みたいなものがカラカラに干からびているように感じる。
今、現実、のみに即した卑近な話だけでなくて、100年先まで人を幸せに出来る
考え方と言っても呉さんや浅羽さんなどよりそれこそ中谷彰宏のほうがマシなのではと。

まあ叩くなり無視するなりしてくれよ。
264無名草子さん:03/11/10 19:32
>>263
世の中はともかく263自身はどっちで幸せになれるの?
265無名草子さん:03/11/10 19:41
>>230
要約であってもおかしくないけど、>>227の応対はどうよって感じだよね。
この人、前スレでも誤爆してなかったっけ?
266無名草子さん:03/11/10 20:37
幸せは、人それぞれだから、呉、浅羽じゃないと救われない不幸せな人もいる
ってことなのかもね。
人生を幸不幸で計っちゃいかんよ。
268無名草子さん:03/11/10 20:43
西尾で救われた
269無名草子さん:03/11/10 20:46
>>265
言えてる。普通の対応もできない「喪前」の人間性に問題が。

270無名草子さん:03/11/10 22:06
>>265
してた。酔っ払って変な事書き込んでたのもこの人だと思う。
271無名草子さん:03/11/11 00:55
>>263
もっともだけど、今さら…と思うよ。
>呉さんの考え方と両谷崎渡辺の考え方の、
>どっちが世の中幸せに出来るかったら後者だなーとおもた。
そりゃ、「近代の常識にドップリ浸かりながら〜」のほうが本人も読者も
ラクで幸せにきまっとるよ。クレさん自身『サルの正義』かなんかで、
「思想にめざめ、不幸への道を歩きはじめたのはいつのことだったか」
なんてことを書いてた。
>今、現実、のみに即した卑近な話だけでなくて、100年先まで人を幸せに出来る
>考え方と言っても呉さんや浅羽さんなどよりそれこそ中谷彰宏のほうがマシなのではと。
それ、卑近な話なのでは? 百年先のことでも、卑近は卑近、卑小は卑小でしょ。
中谷彰宏は読んでないけど、毒にも薬にもならないから「100年先まで〜」なんでは
ないの? まあ、評判だけで判断しちゃわるいけど。
カタギの人間と知識人との関係については二人ともずっと考えつづけてることで、
思想の無力ってことをくりかえし言ってる。他人から言われるまでもないだろう。

まあ、ファンへの忠告だとしたらためになるけど。
272271:03/11/11 01:07
>>263
ところで「10冊」の中でおすすめは? 谷沢の『紙つぶて』はツボウチさんが
絶賛してたけども。谷沢といえば、『正論』で桶谷秀昭がなにか書いてたね。

273無名草子さん:03/11/11 07:06
ところで、谷沢永一を呉智英が批判した中で
「宮崎市定訳の論語を谷沢は絶賛してるが、あれは宮崎さんがちょっと脱線・冗談気味に
解釈したもの。ははは、宮崎先生やってますな、とでもいうべきなのに、マジに評価する
なんて」(これは「要約」です)という感じのことをいってたけど、どうも少なくとも
宮崎本人は「素直に読めばこれしかない」と本気で思ってるというのをどこかで読んだ
記憶があるんだ。
ここは谷川が正しい?
274無名草子さん:03/11/11 07:07
論語ボーイ?
275無名草子さん:03/11/11 07:08
最後の行は「谷沢」だ。K-1の仕掛人と一緒にしちゃいけないw
276無名草子さん:03/11/11 09:59
>>274
この「要約」の仕方と「w」の使い方は...
277無名草子さん:03/11/11 11:25
>>271
自分を不幸にし他人を幸せにできずそれになんの存在意義があるものか。。
「しち面倒くさいこと抜きにしてウマいもん喰っていい女抱いてりゃ俺ぁ幸せだ」と
言い切れる男を軽蔑する俺の根拠はどっからくるものなんだろか。。
278無名草子さん:03/11/11 14:58
>>277
>「しち面倒くさいこと抜きにしてウマいもん喰っていい女抱いてりゃ俺ぁ幸せだ」と
> 言い切れる男を軽蔑する俺の根拠はどっからくるものなんだろか。。

言い切っているということは、本人が意識するにせよしないにせよ、
自分の幸せにどこか不安があって、それを100%本気に信じていないからです
本当に幸せならば、そんなこと言葉にしないはずですよね。

こんなことに本当に気付き、考え始めたならば。
あなたも私も、確実に本当の不幸への道を一歩踏み出します。
人が人であるがゆえの不幸へと。
279無名草子さん:03/11/11 17:04
>>276
誰よ?
280ながいひでかず:03/11/11 19:13
「こんなことに本当に気付き、考え始めたならば。
あなたも私も、確実に本当の不幸への道を一歩踏み出します。
人が人であるがゆえの不幸へと。」

***************

てな事、言ってる奴は、チョッピリ幸せ感じているゾー。

「間違いナイ!」


281無名草子さん:03/11/11 19:30
長井ってサイゾーとかに書いてるライターだっけ?
282無名草子さん:03/11/11 19:31
>>279
アイツだろ
283外吉:03/11/11 20:16
いま、『踊るさんま御殿』に楳図かずお先生が出てるぞ。
284無名草子さん:03/11/11 20:59
>>282
だから誰よ。
285無名草子さん:03/11/11 21:31
>>285
なんか妄想で「○○はXXだ」と言うのが趣味の人がいるみたいなんで
かかわらないほうが・・・・
286無名草子さん:03/11/11 21:49
>>285
>なんか妄想で「○○はXXだ」と言うのが趣味の人がいる
まるで、西尾信者だねw
287無名草子さん:03/11/11 22:37
この「w」の使い方は?
288無名草子さん:03/11/11 22:42
もはや、信者というより患者だな
289無名草子さん:03/11/11 23:50
どれが信者で、どれがアンチなの?どちらがこのスレには必要・不要なの?
290無名草子さん:03/11/11 23:52
どっちも要らん。
291無名草子さん:03/11/11 23:58
信者というと、西尾さんの読者に悪いよ。ニシオカンジャだな。
妄想を以て妄想を制すべく, 「遺恨仕合いに、二ページ分も書」いた反省も
そこそこに, またお邪魔します。某サイトで下記の記述を発見。
> ちなみに、越後の新発田では、すでに幕末に儒者が「ら抜き」を使用して
> いた例があるとのことです(佐藤貴裕氏ご教示)。
がーん。トリプルショック。逝って来ます, 反論しに。因みに「いぢ原将」軍とは
「逝ってヨシ」という意味です, たぶん。

>>267 「この宇宙には意味が無い。だから負けるな、オレ。」ゴーダ「歌男」
293無名草子さん:03/11/12 00:14
アンチというよりハレンチな西尾嫌いもいる。
294無名草子さん:03/11/12 00:18
ハレンチというよりオタンチンなニシオカンジャ、哀れ
295無名草子さん:03/11/12 00:20
>>292
そうか、ら抜き言葉がどうとかいう議論の中には、標準語と方言の観点はないんだな。
あるべき言語=標準語という図式って近代主義だよね。
296無名草子さん:03/11/12 00:23
>>289
>>1 参照
>注意:西尾信者お断り
297無名草子さん:03/11/12 00:48
あ、アンチはいいんだ。
298無名草子さん:03/11/12 01:46
アンチ巨人と同じで、ある意味、アンチも同じ穴の西尾信者
299無名草子さん:03/11/12 01:48
オタンチンというよりむしろイカレポンチな西尾信者
300無名草子さん:03/11/12 01:52
>>295
反近代啓蒙家の呉智英としては、どうなんだろね。
301無名草子さん:03/11/12 01:54
なんか、ずいぶん嫌われちゃってるけど、西尾信者ってそもそも誰?
302無名草子さん:03/11/12 02:57
>>301
匿名掲示板で誰っていわれてもなぁ...。
303273:03/11/12 08:14
宮崎市定と谷沢永一について書いただけで、わけの分からない言い掛かりを
付けられてるんだけど・・・。なにかのタブーに触れたのか?

呉智英さんの主張より谷沢さんが正しいかもしれない、とは書いたけど、
うろおぼえだし断言してはいないよ。
304無名草子さん:03/11/12 09:34
え、西尾信者って273のことなの?ちがうでしょ。
305無名草子さん:03/11/12 10:19
論語ボーイだろ
306無名草子さん:03/11/12 11:08
だから妄想誤爆厨のせいで
わけが分からなくなってる
307無名草子さん:03/11/12 11:19
>>305
論語ボーイ=西尾信者説は前スレで否定されてる

ttってえええいうかーー、俺は夫子のファンだからこそ
こんなスレに出入りするの止めちまおうかと思う
ただ講演情報とかが惜しいんだよな
308無名草子さん:03/11/12 11:48
「西尾信者」の特徴

1.正確な引用ができない。典拠も示すのめんどくさがります。
2.読解力皆無。要約と称して自分の論旨に合うように他人の意見を改ざんする。
3.明らかに自分が間違えていても謝らない。たまにお酒を飲んでいます。
4.誤爆。勘違い。ちょっと多すぎ。
5.wの多用。このスレではおさまってきました。

このスレではあまり迷惑をかけなくなってきています。あたたかい目で見守って
あげて下さい。
309無名草子さん:03/11/12 12:05
>ただ講演情報とかが惜しいんだよな
ROMでいいんじゃん。
310無名草子さん:03/11/12 13:29
>>308
うけたっす(爆)あと、小熊英二のことが病的に嫌いみたいだね。
夫子の好評価が気に入らないらしい。嫉んでるのかな?
311無名草子さん:03/11/12 16:39
アンチ西尾の特徴

・呉智英が西尾とその言論活動を立場は異なれど一部評価していることを認めない
・小熊英二批判は絶対に許さない
・そもそもレスの同一認定が滅茶苦茶で、その脳内で誤爆した前提に立つからわけが
わからない
・要約が不正確と主張するが、どこが不正確かの指摘はなし。(ほんとに、どこなの?)
312無名草子さん:03/11/12 21:52
308がアンチ西尾信者で311が西尾信者ってことでいいですか?
313無名草子さん:03/11/12 21:56
とりあえず、どっちもウザイ、西尾スレへ行けば?
314無名草子さん:03/11/12 22:10
よく分からんが、>>227は引いた。
315無名草子さん:03/11/12 22:52
>>311
吉外
316無名草子さん:03/11/13 00:25
西尾ってどこが凄いの?
317無名草子さん:03/11/13 00:28
見た目
318無名草子さん:03/11/13 01:25
>>273,303
>あれは宮崎さんがちょっと脱線・冗談気味に解釈したもの。ははは、宮崎先生やってますな、
>とでもいうべきなのに、マジに評価するなんて
えーと、クレさんの言ってたのは「冗談気味なのに〜」ではなくて、
『論語の新研究』三部あるうちの現代語訳の部分は宮崎節がまじってるから
気をつけろ、ということ。ほかの部分は評価してる。くせのある、困る部分を
手ばなしでほめるなんて、「宮崎の学問に恐れ入ってるのではないか」ということ。

>>295,300
>あるべき言語=標準語という図式って近代主義だよね。
>反近代啓蒙家の呉智英としては、どうなんだろね。
うろおぼえだけど、安易な「方言再評価」があったころに批判してたような。
近代化の意義を軽視しないよう戒めてた。『サルの正義』かな。
319無名草子さん:03/11/13 01:46
>>318
>近代化の意義を軽視しないよう戒めてた。
318氏、レスありがとうございます。方言の再評価というのは話が別だと私も
思います。方言か標準語かという二項対立が変なのでしょうね。
320無名草子さん:03/11/13 07:01
以費塾では、宮崎市定解釈にもしばしば言及するよ
321273:03/11/13 10:32
ありがとうございます。
宮崎市定は研究は重厚で「宮崎節」の現代語訳は脱線ぎみということでしょうか。
ただ、そこまではっきり分けることができるか、というとそれも疑問で、
「またお得意の宮崎節ですな」と思っているところが、考えに考え抜いた
解釈であるという部分もありそうです。
本人が「これはマジ」とか注釈を付けてくれるとよかったんですがw
322無名草子さん:03/11/13 13:37
呉さんは、孔子さまが人肉をお召しになっていたことをどう考えているのだろう。
323論語ボーイ:03/11/13 15:50
>>322
それはいわゆる、「孔丘は弟子の子路を膾にして美味しそうに食べた程の気違い男」といった類の、
断片の知識を(その断片の知識の出典となるものは以下述べる)寄せ集めただけのデマを又聞きして
ここで物知り顔を吹かしてみているだけなのか?それとも
子路が衛で憤死を遂げた後、殺害者たちの手によって醢にされているわけだが
それを伝え聞くと孔子は家に備蓄されていた醢を全て捨てさせ、以後醢に一切手をつけなかった。という
話が孔子家語にあるわけで、そこで、「この捨てさせた醢が魚や豕であったならばそこまで神経質に
なることはあるまい……ひょっとすると古代支那人の醢には何が原材料になっていたかもわからないのでは、
もっとはっきりいえば場合によっては人肉も醢として食用にしていたのでは」という
与太的にも学究的にも興味深い洞察あってこそのレスなのか?そして果たしてその後者のレスであったとして、且つ
古代支那人に、人肉を醢にして食うという習慣が事実としてあったと仮定してみても、孔子当人に限ってものを
いうのならば、最もその発言に信憑性の置ける論語郷党第十において「沽う脯は食らわず=外で市販されている肉料理は
原材料がはっきりしていないので私は食さない、(肉料理は自宅の使用人に調理させた安心のおけるものしか食べはしないのだ)」と
明言されている。
なぜ孔子=カニバリストというデマがネット上の至るところで広くまかり通り、そして孔子家語と論語の
たった2点にあたるだけでそれが上記考察により全くのデマであると断定し得るにも関わらず、殆どの場合
「ほんと孔子ってやべーよギャハハ」といったデマのデマ追認という悪循環しかなされないのか。
そこに大衆の低俗教養願望、教養への憧憬と嫌悪感といった屈折した精神を垣間見る事ができる。

以上マジレス。
324無名草子さん:03/11/13 17:52
>>323
論語ボーイ さん、こんにちは
322ではありませんが、支那にかぎらず、食人については本当かなぁという
のが正直な感想です。ただ、そういう伝聞というかフォークロアがあると
いうことは別途、興味深いです。
あと、文革のときに、結核の薬になるという理由で死刑者の血を満頭につ
けて病人にもっていったというような話は聞いた気がします。あと、魯迅
が言及していなかったでしょうか?
まとまりがなくてすいません。また、いろいろ教えて下さい。
325無名草子さん:03/11/13 19:24
こんなんがある
田中芳樹の中国認識  

田中芳樹の人肉食論(1)

ttp://tanautsu.duu.jp/the-best03_01_05_a.html
326ご存知でしょうが:03/11/13 19:48
「支那人の食人肉風習」
桑原 隲蔵

ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000372/card4270.html

ニューギニアの日本兵も、吉田茂も食ってんだからいいじゃないか。
人間だもの。
327無名草子さん:03/11/13 19:49
>>325
論語ボーイの面目躍如って感じだな。
やっぱ西尾信者とは別人だろう。
328無名草子さん:03/11/13 19:55
アテネ人は奴隷制の上に胡坐をかいていた劣等人種だから
ソクラテスの言うことなんて無価値っつうことだな。
329無名草子さん:03/11/13 20:39
>>323 論語ボーイどの
>孔子=カニバリストというデマがネット上の至るところで広くまかり通り、
こんなの全然知りませんでしたよ(あんまり知りたくなかったな)。
勉強になりました。
330外吉:03/11/13 20:57
>>323
勤勉なる論語ボーイ氏、
郷党篇8章は、孔子のセリフか否かは不明、と漏れの覚書にある。
331無名草子さん:03/11/13 22:36
>>330
親愛なる外吉氏、
論語第八章は泰伯・郷党は第十章と、俺の覚書にはある。w
332無名草子さん:03/11/14 00:03
>>331
これも誤爆か?「w」つかう奴はみんな西尾信者に見えてきたな...。
333無名草子さん:03/11/14 00:39
久しぶりに以費塾に行こうと思ってるんだけど、
以前(1年前ぐらい)と同じ場所でやってんのかな?
334無名草子さん:03/11/14 00:41
さあご一緒に

なだいなだw
335食人つながり:03/11/14 01:10

「アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案」

ジョナサン スウイフト

ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4268.html

呉先生も紹介してるということで。
336無名草子さん:03/11/14 01:44
>>333
以費塾のサイトによると変っていないようだね。
337無名草子さん:03/11/14 01:59
>>334
なんだかよく分からんが付き合いだ。

すがひでみw
338外吉:03/11/14 02:24
郷党篇のネタが出てきたので、こんな文章を書き込んでみる。

「郷党篇」は、特定の目的のもとに、はじめから独立した一篇として編まれた
らしいものがある。孔子の日常を儀規として規範化しようとするこの文献は、
そのような儀礼的記述が多くみえる『礼記』の「曲礼」「檀弓」の時期となら
ぶものであろう。
                         
イデアの場としての仁を理解しえたのは、おそらく顔回だけであろう。孔子は
顔回に望みを託したが、先立たれてしまう。残された弟子たちは、おおむね仕
官して、急速に形成され強化されつつあるノモス的社会のなかに没していった。
そして、いまは亡き師の言行録を伝承し、あるいは師の日常を規範化して、そ
こに師の精神を求めようとした。その最も愚かしい記録が「上論」の結末をな
すところの「郷党篇」である。
                         (白川静『孔子伝』)
339外吉:03/11/14 02:34
犬儒派ネタでこんな文章もあったんで、ついでに書き込んでみる。

 しかし孔子のこの政治的彷徨は、孔子の精神を樹立させるために、絶対に必
要であった。はじめからの巻懐者というものは、ありえないからである。その
極限的な状況のなかで積み重ねられてゆく内面の葛藤を通じて、人は成長する。
偉大ともなるのである。はじめからの諦観者は、いわゆる犬儒派にすぎない。
孔門の晩年の弟子たちが、孔子の高い精神に容易に近づきえなかったのは、か
れらが亡命の漂泊の苦しみを知らず、はじめから順調に仕官して、社会的にも
尊敬される地位にあったからであろう。高い教養をもつかれらは、ノモス的な
社会の指導者となった。ノモス的な社会にあるかぎり、かれらは賤儒となり、
犬儒派とならざるをえないのである。その一時の代表者が孟子であり、曾子学
派であった。
                         (白川静『孔子伝』)

つーわけで、白川静氏に言わせれば、はじめからの諦観者や極限的な状況のな
かで積み重ねられてゆく内面の葛藤を経ない者は犬儒派になってしまうのだ。
さて、犬儒派を名乗る呉智英氏は、この文脈だとどうなんでしょ?
340外吉:03/11/14 02:54
やっぱ、完全にノモスの支配下にある社会で評論家やってるわけだから、
呉氏は犬儒派にならざるをえないつーことでよろしいかな、スレの方々。
341呉智英派だもの:03/11/14 03:06
>>340
「犬儒派」が意味しているものを、もう一度、確認したほうがいいのではないで
しょうか?犬儒派ならばすなわち「はじめからの諦観者」「極限的な状況のなか
で積み重ねられてゆく内面の葛藤を経ない者」とまで言い切れるかどうか?

前々スレでしたか、スローターダイクの『シニカル理性批判』との関係もあげら
れていましたね。
342外吉:03/11/14 10:48
>>341
いや、だから漏れが言ってるのは、
呉氏が多大な敬意を払っている白川静氏が>>339で書いてる文脈だと、
「ノモス的な社会にあるかぎり、」
犬儒派たらざるをえないんじゃないかと言ってるの
>>340の方を書き込んどけばよかったな)。
呉氏ご本人が公言している自己認識なら、
「封建主義者」兼「大衆の奴隷インテリ」兼「マンガ評論家」兼「村の狂人(
byチェスタトン)」兼「危険な思想家」兼「犬儒派」ということになるがね。
完全にノモスの支配下にある現代社会において、孔子も心奪われそうになった
クーデターを模倣しようとすれば、かつて都知事選に立候補すると公言した際、
発表した「東京クーデター計画」のように笑いをとって終わりなワケさ。
もちろん、ご本人も笑いをとるのが目的だったんだろうだけど。
まぁ、かと言って、社会機構が巨大化し複雑化した現代においても、
近刊される『現代人の論語』の最終章で述べられた通り、
孔子のように「生身の理想主義者」たることはできるんだけどね。
呉氏の自称した「犬儒派」については、純粋にディオゲネスのはなしを受け止
めればよいだけであって、『シニカル理性批判』まで意識してたかどうかはあ
やしいと思う。以上、漏れが先に述べた「犬儒派」の定義は、白川静『孔子伝』
の文脈であることを確認しておくね。
343無名草子さん:03/11/14 11:46
>>342
レスありがとうございます。

>漏れが先に述べた「犬儒派」の定義は、白川静『孔子伝』の文脈であること
>を確認しておくね。
了解です。ただ、完全にノモス(法)化された社会って語義矛盾のような気も
します。もっとも横浜の子供の夜間出歩き禁止条例とか見るとノモス化が進ん
でいるのかもしれませんが。

>、『シニカル理性批判』まで意識してたかどうかはあやしいと思う。
もし気が向いたら、高田珠樹の訳者あとがきだけでも読んでみて下さい。(本文は
このスレで評判の悪い小熊英二の本くらいの分量があるので。)
344アンチ田口ランディ:03/11/14 12:01
      __--ゝr''7-z.__
    >          "z    見苦しいわっ…!
    7   ,VWvvvwゝ  盗作しかできないのはおまえのせい……
    /   ミ.  \=\     無能だからだっ……!
   /   __ 〉 ==,` /  それを… いくら憶えたてだからって
   /  /r7/ ___`ニ ゙ \   串を駆使して自演するとは何事だっ……!
  /  ,ゝy' /r;=ミ、r_  :l    ボケがっ……!
-‐/ /  ::l  {.L._`〜、テ ┘     なんたる無能さだ…
- ''´    :::ヽ ` ー‐テ      盗作作家はもう終わり…
       ::::::;ゞ: 、、、(    出版業界最大の恥となって…
__    /  ` ーへ、       氏ぬ……!
   `ヽ  ,. -──   ヽ     氏にさらせっ……(藁
     y     r   }
345外吉:03/11/14 12:02
>>343
レスどうも。
完全にノモス化された社会てのが語義矛盾かどうかは、アフォな漏れにはわか
りませんし、現代日本においてアノミー化が確実に進行してると言い切れるの
かどうかもわかりませんけど、最近、宮台氏の言うように現行の社会システム
ではまずい事態に突入しているという意識はあります。
『シニカル理性批判』についてのご教示どうも。
あとがきだけ、そのうち読んでみますわ。
346外吉:03/11/14 12:52
で、ちょっとググってみたら、
ttp://www.cyborg.ne.jp/~kyodo001/kiji/tetsugaku5.html
かつての宮台氏の盟友(今もそうなのか?)の大澤真幸氏が『戦後の思想空間』
(ちくま新書)で言及してたのね。
「シニシズムというのは,自己自身の虚偽性を自覚した虚偽意識なんです。啓
蒙された虚偽意識だと言ってもよい。それは,『そんなこと嘘だとわかってい
るけれども,わざとそうしているんだよ』という態度をとるのです。こういう
態度には,啓蒙の戦略にのっとった批判は効かない。(中略)これがスロータ
ーダイクがいうところのシニシズムです。」

あー、ずぅんずぅえん関係ないけど、ちくま学芸文庫、
カントーロヴィチ『王の二つの身体』上下巻出したんだから、
大澤真幸『身体の比較社会学』1・2巻もついでに出して欲しいなぁ。
学生時代卒業間近に、ちょっと読んだら、「渾沌七竅に死す」についての考察
もあって、もんのすごくおもしろそうだったんだよなぁ。
じっくり読みたいが、高すぎる。文庫で出してくれぇ。て、スレちがいか。
347無名草子さん:03/11/14 21:26
>>332
自分の妄想を自覚して、治療することだね。
348無名草子さん:03/11/15 00:26
>>332
章と篇の違いを教えてくれてるのに逆恨みしかできないような小人を相手にする
のはやめたら?その人、自分の間違いは絶対認めないみたいだよ。
349無名草子さん:03/11/15 00:42
>>346
>かつての宮台氏の盟友(今もそうなのか?)の大澤真幸氏
最近、東浩紀とツルんでるよ。
350りんご、ポーイ:03/11/15 01:03
>>348
んん? いまひとつ分りにくいんだけど、347は331と同一人で、
>逆恨みしかできないような小人 だぞってことですかね。
351無名草子さん:03/11/15 01:20
彼は残念なことに自分の脳内において、
この書き込みはあいつが書いてる・・・という
のを勝手に断定してるから、他人には訳が
分からなくなってきてるのだ
352無名草子さん:03/11/15 01:21
匿名掲示板だから、347が331と同一人物かどうかは分かりません。
小人かどうかは自分で判断して下さい。
353無名草子さん:03/11/15 01:27
で、>>331の書き込みはどこが間違ってるの?誰か説明してください。
354無名草子さん:03/11/15 01:57
タイムスタンプをみると、自演クサイな。
355無名草子さん:03/11/15 02:00
>>352
今更遅いね
356無名草子さん:03/11/15 02:25
>>352
だから、西尾信者にかまうなよ。バカなんだから。
357無名草子さん:03/11/15 02:42
えーと論語ボーイです。
西尾信者(本当に一人なんだか複数人いるんだか)とは別だし
ここはID表示無し板なのに誰々=誰なんていうアホくさい決め付け男でも
ないよ。で、えーとね、

たぶんこのスレに書き込みしている固定住人の多くが俺より年上だと思うんだけど、
そのうちの若干名を除けば(←ここ重要。実は)お前等くだらなすぎんだよ。馬鹿だろ。
古くはあああさんや、外吉さん、最近でのなごや博学本舗さんや、その他にも良識と博識とネチケットと面白視点から
このスレを盛り上げてくれている名も無き名無しさん達側に立ってもの言う気はないよ俺は。ただね、
唯一呉さんの公認ホームページであるAll about呉智英上から飛んでこられる、呉さんについての話まとまった話の出来る
唯一のこのスレがこんなんで恥ずかしくないのかって、言おうと思ったらリンク外されてんのね既に
http://hp.vector.co.jp/authors/VA013051/fuzi/fuziFrame.html
何やってんだよ。「民主主義的思考の根源を疑う」とか言う前に
馬鹿な垂れ流しでスレ埋めてくれるなよ。まぁ俺もその同類だね、だから
俺もう顔出さないでROMになるからさ、道連れで馬鹿なことしか言えないくせにいっちょ前に
スレ汚してる面面もROMになれ。 おしまい。さいなら。
358りんご、ポーイ:03/11/15 03:58
>>357
けっこう言うよなあ。>馬鹿な垂れ流しでスレ埋めてくれるなよ。 の次に書きこむのは
バカ丸出しだけど、ちょっとだけ。
前に>>350を書いたんだけど、>誰々=誰なんていうアホくさい決め付け男 というのが
あの文に対してだったらどうも失礼。ただ、あれで言いたかったのは>>348の趣旨が
分りにくいぞってだけでね。347は331なのか、なんてさすがに訊きませんよ。
(やっぱり垂れ流しだな、これも)

>>353
いや、単純なことで、>>330で外吉さんが郷党篇(第十篇)の第八章に…の趣旨で
(正しく)書いたところ、331が(篇と章とを)誤読して、あんなことを書いちゃった。
>論語第八章は泰伯・郷党は第十章  というのは「篇」と直せば正しい。


えー、まあ。>俺もう顔出さないでROMになるからさ  とまで思い切りはよくないけど、
馬鹿な垂れ流しでスレ埋めないように気をつけますわい。
359無名草子さん:03/11/15 09:37
余計なレスはもう終わらせたいけど、りんご、ボーイさんのことじゃなくて
>>332さんとかのことだと思いますよ
360洩れ車:03/11/15 12:49
>>318 御意。>>295 >>319「規範としての共通語の価値に異論は無いが,
方言の幾許かの犠牲の上に成り立っている事実を弁え, 願わくは自覚を
持ってしっかり規範たり続けて呉れ。今の現状追認的で弱腰(民主的?)な
体たらくを目にしたら嘗て弾圧された方言連中は恐らく浮かばれんぞ」
てこと。丁度また今の言語学は脱 Sollen の思わくを徹底し過ぎる嫌いが
あって過度の期待は出来ないし。以上, 老いらくの私憤でした。
提供:句護法童子多発 Bros. & Co. 須ク曰クも夜露死苦!

>>263 10000年先まで人を幸せに出来る考え方:
「唯一のあるべき幸福論は、幸福を獲得する方法を教へるものではなく、
また幸福のすがたを描き、その図柄について語ることでもなく、不幸に
たへる術を伝授するものであるはずだ」福田恆在(孫引き via ミドリの
おばさま)。中野女史も「ラジカル(根源的)な」という筆遣いをするけど
夫子の影響か知らん(それとも全共闘世代では普通か)。

「女子供には信心が必要かも知らんが自分には不要だ」吉田松蔭(孫引き
via ツボイノリオもとい倉橋由美子『城の中の城』)。知識人の為の
不幸論ってのが別にあるのかもね。
「まず君の不幸を探せ」橋本治



 (1) 美しくて, 妄想でないもの
 (2) 美しくなくて, 妄想でないもの
 (3) 美しくて, 妄想であるもの
 (4) 美しくなくて, 妄想であるもの
〔『サルの正義』参照。(1)(2)(3)(4)全体を概念範疇「美(しい山)」と
「妄想」の当否直積と呼ぶ。夫子の座標軸の喩え(『インテリ大戦争』)も
参照。因みに, 妄想Aが妄想Bを煽ることも鎮めることもない場合, AとBは
直交すると呼ぶ。〕
 このうち, 最悪の組み合わせである (4) は, 特に擁護する値打ちがなく……。〔オレ(RY〕
361無名草子さん:03/11/15 13:05
>>359
>>358でりんご、ボーイ氏が述べているように>>331の書き込みが洩れ車氏の
(4) 美しくなくて, 妄想であるもののケースでしょ。美しくないのはもちろ
ん、面白くもないけど。
362外吉:03/11/15 13:08
若き学究・論語ボーイ氏のお怒りもごもっともなので、当たり前のこと書くね。
あのなぁ、破門になった精子ん異常者の漏れが言うのも何だがよ、
西尾信者がうんたらこうたらって、ワケわかんねえんだよッ!!
だいたい、呉氏宅に西尾氏の本を投げ込む迷惑なんだか有難いんだがわからん
ようなキチガイ氏が過去にいたというネタひとつで、西尾読者を排除する理由
がどこにあるのか? 
くだらんセクト争いもどきは松原スレのような荒廃を生み出す土壌となる。
もし仮に西尾信者云々をマジで言ってる人がいたとしたらだなぁ、
もう関係妄想の次元にイっちゃってるよ。精神科へ通うことをお勧めする。
ま、2ちゃんには公衆便所の役割があるし、漏れの書き込みもウンコだけどよ、
>>331氏のユーモアある書き込み(章と篇の間違いはあるが)の意味を読み取
れないほどバカが多くなっちゃったのか、このスレは?
それにしても、公認サイトにまでリンクされてたとは知らなかったわい。
最近は性欲も枯れてきた漏れだけどよ、論語ボーイ氏のようなマジメな青少年
の情熱に心打たれて、オジサン思わず熱くなっちまったぜ。
まぁ、くだらんレスはスルーすればいいだけのことなんだがな。
昨日女にフラれて虫の居所が悪いんでな、これ以上、西尾信者云々書くな!!
と私憤を交えた公憤をあらわにして、このスレの書き込みを終えることにする。
363無名草子さん:03/11/15 13:51
>>362
同感だね。この呉スレって比較的情報が充実していて中身が濃かった
と思うんだよね。その伝統を崩したくはないな。
364無名草子さん:03/11/15 16:14
外吉にはきちんとユーモアとして届いてよかった。
篇と章は単純にミスったよ。わりいw 郷党篇とは言っても郷党章とは言わないやね。
読み返してみると>>20は文面から察するに外吉か論語ボーイだろうな、
俺も黙んまり決め込むとしよう。そして過去スレでも反復玩味するか。
365無名草子さん:03/11/15 19:32
というように単純ミスをあやまっていることだし、これにて一件落着で
よいと思う。あと、「西尾信者」「アンチ西尾信者」「w」を使うのは
やめることにしませんか?
366332:03/11/15 20:05
いや、皆さん申し訳ない、m(_ _)m

軽いつっこみのつもりだったんですがが、こんなに大騒ぎになるとは。
反省して、しばらく書き込みしないで謹慎するので、他の優良コテハンの
皆さん、どうぞ戻ってきて下さい。
367無名草子さん:03/11/15 20:13
>>365
やむをえないかもね。あと「妄想」もNGワードだな...。
368なごや博学本舗スタッフ:03/11/15 20:34
最近はROMばかりで、ご無沙汰しておりました。
以前呉さんがどなたかから呉智英一連スレをプリントアウトしたものを
見せてもらったことがある、とおっしゃっていました。
呉さんによるスレ評価はイマイチでしたが、私としてはかなり良質スレだと
思っています。
講演・出版情報以外の書き込みも面白いので、これからも楽しみにしています。
369あああ:03/11/15 21:01
久々の書き込み。なんか外吉氏が腹立てているようだが、もっともじゃないの。

ところでこのスレ5で
190 名前: あああ 投稿日: 03/04/22 23:20
>しかし、
>来年の手塚文化賞ははやばやと「ブラックジャックによろしく」だろうな。
悪いが、それはない、と断言できる。
191 名前: 無名草子さん 投稿日: 03/04/22 23:27
185ではありませんが、そこまで断言なさるのは、どういう理由でしょうか?
やはり出版社とのからみですか?

 とのやりとりがあったが、その理由については説明していなかった。
それは端的に言えば「作者が今年の受賞を辞退したから、来年になって受賞
することは常識的に考えにくい」だ。理由は不明。
 ただ、受賞した高野氏の名誉のために言えば、辞退と言うのは受賞作品が
どれかを決める前のようだ。だから高野氏は代わりに選ばれたわけではない。
 そういえば夫子に「なぜ高野文子についてまったく論じないのか」
と訊いたこともある。答えは「女性的だから論じにくい。高野さん本人とは
仲良くしているんだけどね。岡崎京子とかは必ずしも女性的とはいえない
から論じられるんだけど」とのことだった。 
 
370なごや博学本舗スタッフ:03/11/15 23:24
>>369あああ様、面白いお話ありがとうございます。
(高野文子は)> 女性的だから論じにくい、
> 岡崎京子とかは必ずしも女性的とはいえないから論じられる
ということ、大変興味深く思いました。
呉さんは男兄弟ばかりで、東海中学高校という男子校育ちですから、
女の子のこと、分からないんですかね?
大分前の週刊文春に掲載された池田清彦による「犬儒派だもの」書評には
呉さんが女のことを分かっていない、という批判があったことを思い出しました。
371なごや博学本舗スタッフ:03/11/15 23:26
↑もっとも、そういう呉さんだからこそ、
「とてもいい人なんだなあ」となごや博学本舗周辺では話題になってます。
372無名草子さん:03/11/15 23:47
>>370 >>369
>女性的
素朴な疑問なんで、恐縮ですけど、この場合の「女性的」って、どういう意味
なんだでしょう?女の漫画家で言及があったのって?内田春菊、宮内すずえ、
近藤よう子、倉田真由美くらいでしたか、この方たちは女性的じゃないんでし
ょうか?
373無名草子さん:03/11/16 00:03
>女性的
論じるより、ヤリたいというのは
失礼ですね。スマソ。
374なごや博学本舗スタッフ:03/11/16 00:16
>女性的、言われてみれば確かにはっきり意味が分かりませんね。
思うに、高野文子のマンガは、女の子の穏やかな日常を題材にしていて
内田春菊や倉田真由美のような女や男もバカにしているようなところは無く、
近藤よう子のように、なまなましい性を出しているわけでもなく、
かといって美内すずえのガラスの仮面のような、スポ根でもないから
とっつき難いのかも。
呉さんが以前どこかで論じていた、みつはしちかこの「小さな恋の物語(だっけ?)」
よりも、ずっと女の子っぽいかもしれませんね。
375失礼ついで:03/11/16 02:12
>>373
>内田春菊、宮内すずえ、近藤よう子、倉田真由美
え、この中の誰と?勇気あるなぁ。

376無名草子さん:03/11/16 12:09
>>372

「女性的」というのは、要するに氏の批評の言語の彼方、ということでしょう。

批評家に論じられるということは、
氏自身もわかっていると思いますが、
創作者にとって必ずしも名誉なことではありません。
真に優れた創作者ならば、
そういう批評家の裏をかくことも考えるものです。

だから、氏の発言は高野文子への目いっぱいのオマージュだと思います。
377無名草子さん:03/11/16 14:22
漏れは倉田真が良いかな。
378無名草子さん:03/11/16 18:36
三井住友VISAカードのVISAマガジン十二月号
「私のOFFタイム」に中島みゆきが登場しています。
ニューアルバム「恋文」の発売にあわせたプロモーションです。
聴く者の想像力を喚起する言葉がちりばめられている独自の世界とか。
379あああ:03/11/16 20:58
>呉さんは男兄弟ばかりで、東海中学高校という男子校育ちですから、
>女の子のこと、分からないんですかね?
あれ、妹がいるでしょ。

>「女性的」というのは、要するに氏の批評の言語の彼方、ということでしょう。
 そういうニュアンスです。夫子は「女性的な感性に基づいて論理を飛躍させ
るため、論じにくい」などと言ってました。
 「ただ、黄色い本は、昭和40年代の共産党系の家庭の雰囲気がわかって
いいよ」というお話でした。
 
 ところで、以前話題になった「競輪上人行状記」って、夫子はどこで
論じてましたか? 出典がわかれば教えてください。
380なごや博学本舗スタッフ:03/11/16 21:47
> あれ、妹がいるでしょ。
そうだったんですか。てっきり弟さんお一人だけいるのだと思っていました。
間違いすみません。
> 女性的な感性に基づいて論理を飛躍させるため、論じにくい
うーむ、そうなんですか。
やはり呉さんは女が分からないということなのかな。
別に悪い意味ではなく、健全な男の子的でいいですね。
381無名草子さん:03/11/16 21:49
妹はいない。いたとしても義理の妹。
382内吉:03/11/16 22:31
外吉氏の代理です。
>>379
【須クシナトスベシ】呉智英スレ4【漫画狂犬儒派】の215を参照
383あああ:03/11/16 23:35
>>380-381
私の勘違いかもしれません。すみません。
 
>>382
 ありがとうございます。単行本には未収録だったんですね。
384内吉:03/11/17 00:49
>>383
あと、ひょっとしたら文春ビジュアル文庫か何かの有名人が選ぶ
映画ベスト一〇〇みたいな本に、マイベストテンみたいな形で書
かれていたかもしれません。かなり、上位だった気がします。
うら憶えですいません。
385外吉:03/11/18 01:45
過てば則ち改むるに憚ること勿かれ。
わかってくれりゃあいいんだよ。
ただの悪ノリのつもりだったんだろうが、
他人を無意味に排除するような書き込みがなけりゃあ
問題はないし、安易に言葉狩りをする必要もない。
「西尾信者」と「アンチ西尾信者」。
これらをどういう文脈で使うか、書き込む方々の品格が問われるだけ。
今まで使われてきた文脈だと品性下劣な精子ん異常者の漏れから見ても
下品でくだらなかった。
安易に「西尾信者」云々を使うようでは松原スレの二の舞いになるし、
論語ボーイ氏のおっしゃるように誰々=誰と決めつけて書き込むバカの
跳梁跋扈は公衆便所の落書き以下であるとくどく記しておく。
本来スレを荒らすはずのコテハン精子ん異常者がこんなことを書くこと自体、
世も末だという気もするが。。。

そういやあ、むかし、呉氏が結婚しないことについて、
塾生が総がかりでイジめたことがあったなぁ(藁)。
それについての答えは、前のスレで書き込んだことがあるが。
386外吉:03/11/18 01:50
で、まぁ、口直しになるかどうかはわからんが、
むかーし、筒井康隆が断筆宣言したころ、呉氏がテレビに出てた記録があるん
で打ちこんどく。
NHK『ナイトジャーナル』
    (司会:大月隆寛・ゲスト:呉智英・渡辺直己 1993年12月)

渡辺:筒井康隆断筆。問題になった『無人警察』を読んだ上での議論ではなく、
感情的な議論ばかりされていたが、『無人警察』はある程度抑圧的な作品であ
る。脳波が乱れて運転に差し支えがあるというてんかんのイメージを使って描
いている。てんかんで悩んでいる人は個々多様なのに、ある一定のイメージに
おいて描いてしまったことは抑圧である。差別に忍び寄る抑圧である。そうい
うことを、あの作品に言及した人は考えているのか? そういう議論がないこ
とは危険である。あと、断筆。私はむしろ達筆宣言をするべきだったと考える。
それが、作品を創っていく上での本質的なところから変に感情的な議論になっ
てしまった。あれは、完全に差別的な作品ではないとは言えないと思う。
387外吉:03/11/18 01:52
呉:私はそれについてちょっと異論がある。確かに渡辺さんのおっしゃった点
もかなりあると思うが、それなら、もしあの作品が差別的な作品であった場合
に、じゃあどうなのか? っていう問題が出てくる。たとえば法律家であるな
らば、権利と義務ということで人間を計量可能なものとして法律社会は成立し
ているわけだが、文学とか宗教は、人間は計量可能ではない。計量しようとし
てもそこからこぼれていくものがあるからこそ、宗教の救いがあるわけだ。例
えば、「貧しいから福祉」、これは簡単だが、絶対的な不幸にある人は、例え
ば宗教が考える。あるいは、文学がテーマにするから、人間のドラマが出るわ
けだ。そういう意味では、文学者っていうのは、一種の病を引き受けているよ
うな者である。そうすると、例えば差別っていうのも悪いことだ。悪い病なわ
けだ。それを引き受けない限り、人間は差別するという悪い病を持っているこ
ともわからなくなってしまう。そうすると、それは差別的であるから、批判す
るのはいいのだけれど、だからと言ってなくなるものではない。
388外吉:03/11/18 01:54
渡辺:だからね、もちろんそうだけど、物語っていうのは、大きな差をつける
ことで言葉が動くわけだから、構造的に差別的なものを持っているわけだ。つ
まり、おもしろい物語を書こうとした場合、不可避的にそういうものを呼び込
まねばならない面がある。同時に、他の人ではなく、自ら書いている作家が、
自分の持ち込んできた不可避的なものに対して逆らう。それが本当の意味でテ
クストに仕掛けられた構想である。自分で創っていく物語、言葉の力に対して
外していく。中上健次などがそうだ。その点において、あの作品はあまりにも
無防備である。フェミニストでも同じ。女の人は個々多様にいるのに、「女ら
しさ」と言われると反発を感じる。物語の欲望というのは、その「らしさ」に
つながっていくのは確かだ。と同時に、そういったものを引き受けつつ、かつ
自分でそれに逆らう、これがあるべき姿だ。呉智英さんの言うことも確かにそ
うなんだよ。
389外吉:03/11/18 01:56
このころ、たしか『SPA!』で呉氏が「断筆宣言は筒井康隆ほどの作家だからで
きたことである」といった文章を載せてたなぁ。ちなみに、渡辺氏は筒井氏が
『虚航船団』を出したあと、『HELLO GOOD-BYE 筒井康隆』という批判本を出
して、筒井氏が怒ったんで、代わりに平岡篤頼氏が謝ったという。
390無名草子さん:03/11/18 12:38
4番目のスレで
長谷川・松本との鼎談『「読んだあと議論する場」がなくなってしまった』
で呉夫子が紹介した書籍が書き込まれていましたが
書き込んだ人、もしよければ他の二人が紹介したのも書き込んでくれませんか?
見返りに何かをしてあげられるわけではないですけど。
391無名草子さん:03/11/18 20:54
呉先生ってたしか野球嫌いだったはず。
沢村栄治はレイテ島で死んだのではないなんて、よく知ってたな。
392外吉:03/11/19 08:20
>>379
>>「女性的」というのは、要するに氏の批評の言語の彼方、ということでしょ
>>う。
>そういうニュアンスです。夫子は「女性的な感性に基づいて論理を飛躍させ
>るため、論じにくい」などと言ってました。
「女性的な感性」のはなしとは全然違うけど、
『文學界』での中条省平氏との対談で、花輪和一先生について論じていたとき、
こんな対話があって、漏れ、びっくりしたのを思い出したわ。

中条 強制的に社会に向けて開かれたみたいで、そこで、もう一つ大きい認識
が生まれた。これはある編集者に指摘されて見直してびっくりしたんですが、
『刑務所の中』の一箇所だけに、お得意の平安朝の女の子が出てきますでしょ
う。
呉 えっ。出てきたっけ?
中条 ごく普通に主人公が立ち居振る舞いしているときに、なんかリアルな心
霊写真みたいに戸棚のところで手を差し伸べているんです。描いてあるのに、
誰も気がつかない。
呉 はあー……。
中条 どうか、もう一度ごらんになってください。いるんです、本当に。どう
いう力が働いて、あの女の子を見えなくしているのか分からないのです。
393外吉:03/11/19 08:20
コレ読んで、プロのマンガ読みなのに気づかなかったはずねえだろ! と思っ
たのね。
あの一コマ(59頁)は、話の流れと全然関係がないゆえに記憶力の悪い漏れ
にとっても最も印象的な一コマで、漏れのみならず何人かの知人も気づいてい
た。刑務所の中でも中世やマンガへの意欲が無意識に働いていたことの表れな
んじゃないかとか、現代物描いても無意識に中世に思いを馳せるのかなぁ、と
かいろいろ語り合ったこともある。
特に、呉氏の場合は、むかしから花輪氏を高く評価し、花輪氏の裁判にも関わ
り、服役中にも手紙をやりとりし、さらには『刑務所の中』の解説も書き、映
画化される際には『アックス』で山崎努氏の演技を誉めたたえ、映画における
俳優の役割の重要さを初めて思い知らされたとまで述べ、映画のパンフレット
には花輪輪一論まで寄稿しているほど思い入れているマンガ家の作品なのに、
気づかなかったはずはない。
わざとトボけて中条氏に話を合わせ、花輪マンガのおもしろさを強調させるべ
く解説させようとしただけなのか? 普段から大量のマンガに目を通している
がゆえにど忘れしただけなのか? それともロゴス的な人間なだけに「女性的
な感性」のみならず突然の論理の飛躍に鈍感なだけなのか?
394無名草子さん:03/11/19 08:32
ところでこのスレの人達ってどうやって食ってるの?
出版関係?普通にリーマン?自営?生活保護?
俺は自営ね。
395外吉:03/11/19 08:41
>>394
いまの漏れは親の遺産で細々と食ってるよ。
たまーに資産投資で小遣い稼ぎ。
9.11テロの後はおいしかったね。
あーゆーテロも、自分の身に降りかからなきゃあ
投資家にとっては絶好の投機なんだよなぁ。
396無名草子さん:03/11/19 08:56
>それともロゴス的な人間なだけに「女性的
>な感性」のみならず突然の論理の飛躍に鈍感なだけなのか?

 そのとおりです、とほぼ断定できる。
だからこの夫子の発言も決してとぼけているわけではないと思う。
俺も夫子と同じようなところがあるからわかるが、「刑務所の中」は読んだ
けどそんなシーンがあったことはまったく覚えていない。

 通俗的な脳の比喩を借りれば、夫子は「左脳」中心型で、「右脳」はあまり
使っていない人。時々夫子のマンガ評論がつまらないという意見が
挙がるが、本人がマンガ家でないこともあり、どうしてもストーリー
を文芸批評的な手法で解釈するということになりやすい。絵を論じたり
することはきわめて苦手のはず。だから「つまらん」という批判にも
一理ある。
 とはいえ、夏目氏に「自虐の詩」をイエスに対する裏切りに例えたり
することができるはずはないから、僕は依然として夫子のマンガ評論には
意義があると思ってるけどね。
397外吉:03/11/19 09:29
>>396
なるほど。興味深いレスありがとうございます。
呉・中条両氏のマンガ評論が文藝批評的な観点に傾きがちであり、
だからこそ、夏目氏のような実作者からの視点も重要なわけですね。

このスレで『刑務所の中』を読んだ方が>>392の対談をどう受け止めたか?
>>396氏のみならず他の方々のご意見も拝聴したいところです。
398なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 17:31
私も刑務所の中を読みました。
呉さんが、あの印象的な少女登場シーンを覚えていない、
もしくは
気付かなかった、というのは面白いですね。
中条さんは文学者。呉さんは>ロゴス の評論家。
呉さんは、福田恒存の言う「文学が救う1%の人々」ではなく、
文学とは違った文化の別の面、ロゴスで突き詰めた何かに救われる人
って気がします(政治で救われる99%の人じゃないし)。
ところで、呉さんは、さそうあきらの「神童」を読んだとき、
主人公の少女に感情移入したということですが
恋愛以上に、理に落ち無さ過ぎるものは、理解し難いのですね。
高野文子の件も考えあわせると。
399外吉:03/11/19 18:31
>>398
近代・非近代に関わらずロゴス的なもの、内田百鬼園の作品のように当人のな
かでは一貫しているもの、などは理解可能な人なんだろうなという気はします。
安易に理に落ちてしまうことがつまらなく感じられてしまうことは『バカにつ
ける薬』で福永武彦の作品に出てくる蝶のエピソードで触れられていましたね。
理にかなわないことが呉氏にとって理解不能なことは、むかしの以費塾の呑み
会でのこんなはなしからもうかがえます。

以前、シベリアへ生き残りの抑留者たちと慰霊の旅に行ったんだけど、そのう
ちの一人が機内でずーっとくだらないスケベなはなしばっかしてくるんで、お
れうんざりしてたの。で、抑留者の墓地に着いたら、途端に、そいつがオウオ
ウ泣き出したんだよ。おれ、びっくりしたね。そいつ、生き残って日本に還っ
てきたんだから、シベリアで小汚くて悪いこともたくさんしてきてたはずなん
だよ。それなのに、そいつの涙はまぎれもなく本物の涙だったんだよ。。。。
君たちは自分がインテリだと思ってるのかどうかはわからんが、インテリは大
衆なんてものをこれっぽっちもわかってないっ。

抑留者だった下ネタじいさんの涙が死者たちを弔う本物の涙だったのかどうか
はわからないし、またそれが本物の涙であったとしても、漏れには何となく理
解できるような気がするんだが、他人の言動に何らかの一貫性がないと呉氏に
とっては理解不能の対象となってしまうのか、この人は人間の複雑さというも
のがわからない人なのかもしれない、と学生だった漏れは感じたことがある。
ここらへん、井尻千男氏が指摘した、なぜ福田恆存が小説から戯曲へ向ったの
か? という問題とも絡んでくるとは思うのだけれど、それはまた別の話。
そういえば、『放談の王道』(39頁〜)で、宮崎哲弥氏がパーフィットの提
起した非同一的人格論(永井均氏も書評した『理由と人格』より)を紹介して
ちょっとした議論をしていたことが思い出されます。
400無名草子さん:03/11/19 18:54
>>399
> 理にかなわないことが呉氏にとって理解不能なことは、むかしの以費塾の呑み
> 会でのこんなはなしからもうかがえます。

呉氏もアスペルガーな人なのか……。
まぁ、それが芸風なんでしょうが。
401無名草子さん:03/11/19 19:06





402なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 19:36
呉さんのシベリア慰霊旅行中に出会った人のお話も興味深く拝読しました。
「インテリは大衆のことをちっとも分かっていない」ですか。
頭では理解できても、共感はし難いところが多々ある、ということなんでしょうか。

呉さんはお母さんや伯母達が「非論理的で大衆や女のバカさを知らしめてくれた存在」
と書いていますから、幼いときから非論理的な人達は身近で見てきたはず。
それなのにそのおじいさんの行動に驚くのも不思議な感じがします。
士大夫の塾生達に大衆のことを教えるために、そのおじいさんの例を出した
だけなのでしょうか? 
それとも本当に呉さん御自身が驚いたから話されたんでしょうか?

外吉さんご指摘の「放談の王道」のその部分、私もとても印象的で覚えています。
呉さんのように、論理的思考が日常の人は、
宮崎哲弥が問題視した「分裂した、一貫性の無い人格」の存在自体が
信じ難いものなんですかね。
私にはそういう人がいるということは不思議ではないんですが。

ただ、呉さんは博学本舗の打ち合わせの時にも、あとどこかの本でも
「複雑な存在である人間は面白い」
ということを仰っているので、「頭」では分かっているとは思います。
403外吉:03/11/19 19:58
>>402
最劣等生だった漏れが言うのもアレだが、塾生にインテリオタクは多かったけ
れど、士大夫と呼べるほどの御仁はいたかなぁ?(藁)今はどうか知らんが。
シベリア慰霊旅行のはなしは、呉氏、愚痴りながらマジで話してたから、
「インテリは大衆なんてものをこれっぽっちもわかってないっ」てのは、
10年ほど前のホンネだった思われます。
だからこそ、
>「複雑な存在である人間は面白い」ということを仰っているので
しょう。
『津山三十人殺し』の犯人が、恋文に「どういうわけだか」ミトメ印を押して
あったというくだりに、声を立てて笑ったというエピソードもありますしね。
そういやあ映画『八つ墓村』のアノ役も山崎努氏で、映画『丑三つの村』のア
ノ役は、こないだ自殺した古尾谷雅人だったなぁ。
404なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 20:29
レス、ありがとうございます。
シベリア慰霊旅行のおじいさんの話は、呉さん御自身が驚いたことだったんですか。
津山三十人殺しのラブレターに認印があった、ということに大笑いしたという
記述もありましたね!
その記述があったのは外吉さんがシベリア慰霊旅行話を聞かれた10年前よりも
もっと前だったような気がします。
呉さんは複雑な存在・人間がやった、恋文認印やシベリアおじいさん等など
いろんな体験を通じて、徐々に理解していったのでしょうかね。
そういえば、この間の博学本舗トークショー後の二次会で披露された、
呉さんのウイスキーと時計オタク振りは私からするとかなり理解しがたいもので
呉さん自身も複雑な存在なんだと今思った次第です。
ロゴスの人もロゴスばかりではない、ってことなのかな。

津山大量殺人犯の映画での役が山崎努と古尾谷雅人という指摘、ウケました。
そういや、山岸涼子もその事件を題材にした短編を描いてました。
405外吉:03/11/19 20:35
>>403
>『津山三十人殺し』の犯人が、恋文に
というくだりを
『津山三十人殺し』の犯人の恋文に
に訂正。あー。もうまともな文章書けなくなってきたなぁ。。。
406外吉:03/11/19 20:47
>>404
まぁ、いくらロゴス的な呉智英氏でも仕事以外の生活において、
すべて一貫したスタンスを保ちつづけられるワケでもないと思うんですがね。
呉氏、カメラについてもうるさい人だったけど、ウイスキーにもうるさいんで
すか? そりゃ初耳でした。
複雑な存在としての人間への興味というはなしでは、
「モーホーにおけるデブ専とフケ専のちがいについて」
とゆーものすんごくくだらないはなしもあったなぁ。
それをはなしてたときの呉氏は、ものすんごく愉しそうでした(藁)。

407無名草子さん:03/11/19 20:56
>>404
『負の暗示』(『神かくし』収録)山岸涼子(秋田文庫)だと思います。
あと、『丑三つの村』って西村寿行が原作でした。未読ですが、最近の
作家では岩井志麻子(岡山生まれでしたよね?)も同じ事件を扱った作
品があります。
408なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 21:19
>>406
>すべて一貫したスタンスを保ちつづけられるワケでもない
本当に。誰でもそうですよね。あ、でも闇米を拒否して餓死した裁判官は例外かも。
呉さん、ウイスキーについてもいろいろ蘊蓄を語っておられました。
ジョニ黒の価値がどんどん下がっていって、ジョニ緑だかなんだかが登場した、とか。
後は固有名詞がサッパリなので、全く覚えていません。
同性愛のデブ専とフケ専の違い…。
楽しそうに話す呉さん…。
そういや、「犬儒派だもの」には水木しげるが同性愛話に面白い反応をした、という
ことが書いてありましたね。

>>407
『負の暗示』でしたか!私は文庫ではなくてB6版サイズで読んだ覚えがあります。
収録されている短編全てが怖いものだった覚えがあります。
山岸涼子は、嫉妬とか前向きになれない人間の弱さと醜さを巧く描きますよね。
完璧な厩戸王子(聖徳太子)の寂しさを描いた「日出処天子」も傑作でしたが。
呉さんは山岸涼子の作品を批評したことはあるのでしょうかね?
私の記憶にはないのですが。まあ、少女マンガだし、しないのかな。
西村寿行や岩井志麻子の作品は知りませんでした。
岩井志麻子は岡山生まれなんですか。
409無名草子さん:03/11/19 21:33
>>408
下記を参照して下さい。
ttp://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi04.html
410外吉:03/11/19 21:34
>>407
ご教示どうも。
そういや『稲中卓球部』でも『八ツ墓村』をパロってたな。
>>408
>あ、でも闇米を拒否して餓死した裁判官は例外かも。
サイエキゲンも福田行誠も例外ですね。

呉・山岸両氏共に『ダ・ヴィンチ』で同じく連載してますが。
岩井女史には岡山生まれで『岡山女』て本もありました。
411外吉:03/11/19 21:48
>>407
いまググったら、
原作は西村望で、西村寿行の実兄とのことです。
412なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 21:53
>>409
ご教示ありがとうございます。岡山生まれなんですね。
それにしても、父が岩下志麻ファンだったから、志麻子なんですか。
最近は全然小説が読めず、ノンフィクションか評論ばかりで
フィクションはマンガ、なので、岩井志麻子は名前しか知らないのです。
時間ができたら(多分年末年始)読んでみようかしら。

>>410
サイエキゲン・福田行誠! 志を貫いた朝鮮の士大夫と、肉食妻帯拒否のお坊さん。
例外ですね〜。呉さん、称揚してますね。
仰せの通り、呉さんも山岸さんもダ・ヴィンチで連載されていますが、
互いの作品に目を通されているのでしょうかね?
『岡山女』という本もあるのですか。
故郷を心底嫌っていた岡山出身の友人がいたけど、何でなんだろ?
どうでもいいことですが。スレ違いすみません。
413外吉:03/11/19 22:12
さらに『インテリ大戦争』で挙げられてた
竹林の七賢人・王ジュウなどもいましたが、
例外挙げたら、けっこうきりがないかも(藁)。

目を通していても、さすがに同じ雑誌に連載されてる『テレプシコーラ』(女
には熱狂的ファンがついてるみたい)を『マンガ狂』で紹介するワケにはいか
ないか。あ、でも、河合克夫先生も同誌で連載してたのに、呉氏の紹介文には
そのことについて触れられてなかったなぁ。
414無名草子さん:03/11/19 22:14
>>411
ご教示、どうも、>>407の書き込み、”?”でとめたつもりが”。”に
なっており、すいませんでした。
415なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 22:24
ロゴスに忠実な生き方を貫いた人。沢山いるんですね。
ただ、呉さんの言い方を借りると、これまで地球上に誕生した人間の0.001%も
いるのかどうかは怪しいところだとは思いますが。
白状すると、私も『テレプシコーラ』の大ファンです。
呉さんの『マンガ狂につける薬』連載よりも好きかも(すみません!)。
連載誌を買うほど熱狂的ではありませんが、単行本は持ってます。
ところで、河合克夫先生とはどなたなのでしょう?
416外吉:03/11/19 22:38
>>415
『テレプシコーラ』、担当が大のマンガ好き・横里隆編集長だから、
かなりリキ入ってるみたいね。
河合克夫先生は、「女の生き方シリーズ」(青林工藝舎)!を出しているマン
ガ家で、『ダ・ヴィンチ』では、妄想で読まずにベストセラーの本の内容を解
説するマンガを連載してた(まだやってんのかな、実はアノ雑誌では一番好き
な連載だったんだが)。
松尾スズキ氏曰く、「私の知り合いで最も体力のない男」。
417396=あああ:03/11/19 22:38
>>399
意味がよくわかりませんな。人間の複雑さのようなものを
肌で理解できない人だからこそ、ある程度客観的に距離を置いて
捉えることができるのでは。
 逆に身につけている人だったら
客観的に見ることができないからこういう事実を話題として
取り上げること自体ができないのではないでしょうか。
418外吉:03/11/19 22:46
>>417
つーか、それを述べている文章のつもりだったんですが。
419外吉:03/11/19 22:48
あ、おっしゃることは、こういうことか。
呉氏がインテリだからこそ大衆を客観的に捉えられるということですか?
420外吉:03/11/19 22:52
その文脈でいけば、
「大衆というものは複雑でそう簡単には捉えきれないものなのだよ」
ということで納得いきます?
421なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 22:55
>>416
ご教示ありがとうございます。「女の生き方シリーズ」の人でしたか。
「最も体力のない男」…。そちらの方で覚えてしまいそうです。
テレプシコーラは編集長自らが担当ですか。リキ入ってますね。

>>417
横レスすみません。
肌で理解できない方が客観的に捕捉でき、身につけている人には分からない、
ということ、当たっているとは思いますが、若干異論が。
阿部謹也さんが
「研究対象に入り込む必要がある。だが、それを客観的に外から見る自分も必要」
「研究とは他者の中にあるものを見つけると同時に、自己の中にあるものも発見すること」
と述べておられたことを連想しました。
どっぷり浸かっている人が、外から自分を見ることは困難かもしれませんが、
他人を見て己を振り返る「内省」があれば、不可能ではないと思います。
逆に肌で理解できない人でも、己への視線(身につけている他者との違い)が無ければ
ちゃんと捉えることはできないような気がします。
422外吉:03/11/19 22:58
複雑さを身につけている人でも、その複雑さに身を浸したまま無自覚でいると
はかぎらない。複雑な自分を視る高次の自分という超越錯覚だってあるという
ことを考えれば、複雑な自分自身を相対化する契機だってあるのでは?
423あああ:03/11/19 23:03
皆さんのおっしゃるとおりだと思います。
さっきの書き込みは若干単純化しているわけで、
一人の人間が全部外部に出ているわけではないし、全部内部に
つかっているわけではない。このへんから福田恆存の「演戯」論に
入るわけですか。
424外吉:03/11/19 23:17
まぁ、このスレにおいても、演戯しているワケで。
425なごや博学本舗スタッフ:03/11/19 23:26
福田つねありの「演戯」論!いいですね。
また時間ができたらその辺りのことを書いてもらえると嬉しいです。
426無名草子さん:03/11/19 23:50
なんか、もりあがってるなぁ。ところで、高野文子については、あああ氏や外吉氏
はどう評価されてるのか、お聞きしたいところです。
427外吉:03/11/20 00:20
まぁ、なんだな。高野文子先生や下ネタじいさんのはなしを読み直して気づい
たことは、女や大衆にみられる論理の飛躍や複雑なものについて、呉氏のアプ
ローチはまだまだ甘いということかな(にもかかわらず、大衆にも読める本を
書ける力量が凄いところなのだが)。
で、そこを補完しようとしているのが、塾頭の浅羽氏などの仕事、てな具合か?

女のマンガ家では高野文子先生の作品も好きだけど、漏れが一番好きなのは、
一條裕子先生の容姿も含めて作品だな(漏れのバヤイ、どの作品でも感想以上
の域は出ないし、そろそろ眠くなってきたので、今回はパス)。
そういや、『茄子 アンダルシアの夏』で高野先生が黒田先生にいろいろツッ
コミ入れたっていうなぁ。
428うろうろ羊:03/11/20 00:35
フクツネ先生が話題に出たのでちょっと。
>>398
>中条さんは文学者。呉さんは>ロゴス の評論家。
>呉さんは、福田恒存の言う「文学が救う1%の人々」ではなく、
>文学とは違った文化の別の面、ロゴスで突き詰めた何かに救われる人
>って気がします(政治で救われる99%の人じゃないし)。
フクツネ先生の言った「文学」は、「文藝」にかぎらない深いものだから、
ロゴスを追求する「危険な思想家」をもふくむのではないですか。
429無名草子さん:03/11/20 00:36
>>427
>今回はパス
そりは、残念。
一條先生のファンサイトは下記です。
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/4424/
430無名草子さん:03/11/20 06:11
>>399
呉氏がその老人の涙に驚いたというのは意外ですね。
その老人は自分勝手、自分を善人だと信じきっている、
というタイプの典型的な人で、よく見かけますが。
ttp://www.fuunji.net/kawaraban/kawaraban80.html
>イースト・プレス刊「冗談新撰組」来週(11月25日以降)
>帯裏に呉智英氏と夏目房之介氏の推薦文つき
432無名草子さん:03/11/20 12:45
河合克夫先生じゃないですよう。

河井克夫が正解。
433無名草子さん:03/11/20 14:08
>>432
>じゃないですよう。
(・∀・)かわイィー!!
434外吉:03/11/20 14:47
>>430
ま、10年ほど前のはなしだったからなぁ。
老親の介護をしているいまとなっては、特に驚きもしないかもね。

>>432
>じゃないですよう。
とレスしてくれた貴方が、カワイイ三十路未満の女だとしたら、
オジサン、萌えちゃう!!
いま、ダンボール箱調べたら、たしかにその通りだった。
河井先生に謝っとく。
『All about 呉智英』からコピペしたので戈寛智氏もまちがっとるつーワケだ。
てなワケで、
●『金紙&銀紙パールプレゼント』
ttp://www.matsuosuzuki.com/kingin/profile_kg.html
●『カワイ・キャッツ・ワーオ・ショー(改訂版)』
ttp://6930.teacup.com/cats/bbs
435なごや博学本舗スタッフ:03/11/20 17:37
>>428
ご指摘どうもありがとうございます。
福田さんのおっしゃる文学には広い意味があるのですね。
政治に救われずロゴスと相容れない衝動を抱えた芸術家も、
政治の本質を知りロゴスを貫く危険な思想家も、ともに
文学に救われる人達と、いうことでしょうか。
ところで、HNが面白うございました。

>>431
情報ありがとうございます。呉さんと夏目さん両方の推薦文つきとは!

>>432
訂正ありがとうございます。これでアマゾン検索もばっちりできます〜。

>>434
ご紹介のサイト、面白いです。ありがとうございます。
436無名草子さん:03/11/20 17:39
全体>ロゴスに対する適切な訳語はありませんかねえ。
437なごや博学本舗スタッフ:03/11/20 17:56
ロゴスの名はロゴス、とはいえ…。
個人的には「理(ことわり)」が無難かなあ、と思っていますが。
キリストって意味もあるし、難しい言葉ですよね。
宗教的背景の違う言語体系の者にとっては。
438無名草子さん:03/11/20 18:29
大河ドラマの波にのって、冗談新撰組が売れるといいね。

ところで
呉智英は司馬遼太郎を、昔の人物をすべて近代的な人間像で描く
借景小説だというんであまり評価してないんだよね?

でもみなもと太郎も、平賀源内に「この国の人間は科学する心がない」
とかなんとか言わせてるわけで、基本的に借景であることは同じのはず
なんだけど、風雲児は○○だからいいんだ、みたいな言い方をダヴィンチか
何かでしていたと思う。覚えている人は、呉智英が風雲児たちの借景性を
どう評価していたのか教えちくり
439無名草子さん:03/11/20 20:00
>>392 >>393
遅レスだけど、呉智英だけでなく、中条省平も見過ごしていたという点はどう
解釈したら良いのかな。職業的なマンガ評論家には見え難い画というのがある
のかしら。
しかし、ご両人とも、突っ込まれることは分かっていただろうに、発言を削ら
なかったことは認めてあげていいかと思います。

>>407 >>411
徳間文庫。解説は荒川洋治なんですね。
>>399
>以前、シベリアへ生き残りの抑留者たちと慰霊の旅
門弟だった、外吉氏に突っ込むのは恐れ多いですが、収容所で生き残るために
彼らが何をしてきた(せねばならなかった)かということではないでしょうか?
呉智英は石原吉郎をたぶん読んでいると思うので、よけい想像が出来てしまう
のかもしれませんね。
441無名草子さん:03/11/20 20:26
自分は『インテリ大戦争』は未読なのだが、小谷野敦の『バカのための読書術』によると
呉先生は五木寛之を評価している(していた、かな)みたいだね
いやー、自分は二・三冊読んだだけだが、どこが評価できるんだろう・・・
『インテリ大戦争』を読まれた方、教えてください
442無名草子さん:03/11/20 21:35
河井克夫さんと訂正した者です。
ええと、一応、三十路前の女ではあります。
ここはこっそり覗き見してます。ためになるなあと。
物知らずなので、時折こっそりと。訂正が初書き込みです。
443外吉:03/11/20 21:50
>>440
マジで畏れ多く思ってるのかどうか知らんけど、畏れ多いと思う必要はないよ。
ロシア語を学び、高杉一郎や石原吉郎らの著作を紹介する呉氏ですから、
そりゃあ生き残った者たちが抑留中に生き残るためにどんなことをしてきたか、
いろんな想像をしたことでしょう。だから、
>そいつ、生き残って日本に還ってきたんだから、シベリアで小汚くて悪いこ
>ともたくさんしてきてたはずなんだよ。
という発言があったのです。
高杉や石原のような内省がまったくないかのように思われた低俗な男が、
抑留されたまま死んでいった者たちの墓前で号泣することもある。
この事実をどう受け止めるかの方が重要かと漏れは思います。
444外吉:03/11/20 21:56
>>442
おおっ、三十路前の淑女(かどうかは知らんが一応そのように妄想します)!
このスレはどうも野郎臭くていけねえ。
女からの呉氏へのツッコミもこのスレには必要だ。
これからどんどん書き込んでくだせえ。
三十路の精子ん異常者がヨダレ垂らしながらそれを読みますんで。
あー、そろそろ『白い巨塔』観なきゃ。『マンハッタンラブストーリー』も捨
てがたいんだけどなぁ。
445無名草子さん:03/11/20 23:02
>>443
>高杉や石原のような内省がまったくないかのように思われた低俗な男が、
>抑留されたまま死んでいった者たちの墓前で号泣することもある。
>この事実をどう受け止めるかの方が重要かと漏れは思います。
それこそ、まさに、呉智英の言いたかった事なのではないかと思います。
446うろうろ羊:03/11/20 23:25
>>435
丁寧なお答えで恐縮です。HNは、フクツネ先生の『一匹と九十九匹と』の話題だったもんで、
まあ、むしろ手抜きと言われかねませんねえ。
>>441
>小谷野敦の『バカのための読書術』によると
>呉先生は五木寛之を評価している(していた、かな)みたいだね
あれはたぶんコヤアツ先生の誤読。『インテリ大戦争』の「悪書槍玉」では、五木の本『戒厳令の夜』を
評して『サンカ社会の研究』の盗作みたいだがそうではない、ちゃんと参考にしたと明記している、
「こういう所も、五木寛之は、えー、ぬかりないというか、えー、良心的で、そのー、いい!」と
クレさんは(皮肉として)言った。これを読んで、ちゃんと批判してない、とコヤアツ先生は言ってるのだが
まあ誤読でしょ。「呉智英は隠れ左翼か?」というバカげた文脈で、五木に甘いと主張してるんですね。
『バカ読』はそれなりにいい本だけど呉智英論の部分、どうもくだらないような。
447洩れ車:03/11/21 00:38
>>399 件の理に落ちた小説は福永武彦氏でなく塚本邦雄氏のものでは?

低レベルなネタと共に落ち穂拾いに参りました。
1.洩れが外吉氏への指摘マンであることの弁明:
a)「器」の為政第二的な用法の件で突っ込んだのは, この使い方が他ならぬ
『孔子暗黒伝』の最もハードコアSFな場面--レイモンド・F・ジョーンズの
『合成脳のはんらん』のラストを思わせる--饕餮解縛の件りで用いられており, また
公冶長第五で子貢を褒めた「女器也」は為政第二での語義を含んでいるかという
野次馬根性もあってやっちまったものです。
ひょっとして諸星氏の念頭にあったかも知れない『合成脳のはんらん』については,
ttp://www.ltokyo.com/ohmori/gosesike.html (髑髏面形雀蛾よりも怖い?)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/985017900/641

b)「来れる」については壊れた言語ヲタが口寄せの発作を起こしたと言うことで
ご勘弁を(読み直したら口寄せどころかそのまんま。今後は傍迷惑が少な目の芦原将軍を目指して邁進致す所存です)。

2.スレ汚しせずROMに徹しようと決意する度に洩れの動物行動学的本能を解発する
ような書き込みを目にしてしまう。因果な事だ。ただ, 洩れに限らずどうも外吉氏を
(優しく)つっつく輩が多いようで, 狙われやすさ→valunerability(of Windows)→
脆弱性という連想で洩れが小耳に挟んだ話を書きますと, 中国地方はK敷のK医大で
某先生が講義の時「キジャク」を連発したものだから, 学生の一人が「先生, それは
ゼイジャクです」と言った所, 先生は色をなして「断じてキジャクだ」と応えたとか。
医学界の取り決めなのか, 個人的なトラウマなのか。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1050090226/40-41 『賢者の誘惑』の終わりの方参照。

3.最後に自己批判しますので許して下さい。
「自腹を切る」は別に間違いではなかったようです(誤爆の自作自演かよ)。
「まず自分の不幸を探せ」は橋本治氏でなく浅羽つーめー氏だった気が。スマソ。
×ツボイ ○つボイ 愛知県の皆さんごめんなさい。×松蔭 ○松陰 山口県の皆さん
以下同文。萩市では毎朝園児や児童が士規七則を唱和しているという噂だが以費塾もマッツァオか?

11月20日は福田恆在氏の命日でした。
448無名草子さん:03/11/21 00:55
>福田恆在氏の命日
恆存だろ。
449無名草子さん:03/11/21 01:13
>>448
このスレでは、他人の間違いを指摘する時は、>>432のようにするのが礼儀になり
ました。したがって、

福田恆在氏じゃないですよう。

福田恆存が正解。

と、このようにして下さい。
450外吉:03/11/21 01:16
>>447
すまぬ。塚本邦雄だったわ。
ロゴスとウソ臭いデンパを発信し続ける、外吉御用達の指摘マン洩れ車氏よ、
「キジャク」という言葉は、
現在でも某大学医学部精神科の講師が使っている。
今春、漏れは「キジャク」という発音を聞いて即座に聴講するのを止めた。。
451無名草子さん:03/11/21 01:16
>>447
洩れ車氏よ、
せっかく中身のある事書いてくれてるんだから、文体の事も考えてみてく
れないか。読み難いと思うぞ。
452外吉:03/11/21 01:18
>>451
そうすると洩れ車氏のウソ臭いデンパの味が消えてしまうが、
正直に言おう。同感だ。
453無名草子さん:03/11/21 01:20
やっぱ、頭のいい人が、デンパのフリしてるだけだったんだ。何か無理が
あると思ったんだよ。デンパぽっさが自然じゃないっていうか...。
454無名草子さん:03/11/21 01:22
>>449

礼儀じゃないですよう。

大人の知恵が正解。
455外吉:03/11/21 01:25
>>449
それは非常にソフトでかわいらしくて、スレが殺伐としないよい方法だが、
そうすると、漏れが昨日よりゾッコン惚れてしまった三十路未満の淑女の書き
込みかどうかわからなくなってしまう。というワケで、
三十路未満の淑女よ、これからは貴女もコテハンにしてくれると、
オジサンうれしいんだけどなぁ。萌え萌え。

>>454
ああ、いい響きですよう。
456外吉:03/11/21 01:27
>>453
ホンモノのデンパは洩れ車氏ではなく漏れですよう。
457無名草子さん:03/11/21 01:34
呉さんと坪内さんが以前『諸君』で対談した時に揚げていた本をご存知の方が
いらっしゃったら、教えてください。
御願いします。
458外吉:03/11/21 01:42
>>457
前のスレのどっかにあるはずだから、
自分で探してくださいよう。
459無名草子さん:03/11/21 01:52
>>458
はあ〜い
460無名草子さん:03/11/21 02:17
>>457
【須クシナトスベシ】呉智英スレ4【漫画狂犬儒派】の80参照
461無名草子さん:03/11/21 02:23
>>390
同じく四スレの82参照、『月刊ASAHI』 93’,十月号です。
これは、リストだけじゃなく、三人の鼎談と本の紹介もついている
ので、図書館で借りる価値あると思いますよ。
462無名草子さん:03/11/21 09:57
外吉さん江

このところ飛ばしすぎのように
思われます。

ご健康に留意してください。

       石田ゆり子
463無名草子さん:03/11/21 11:49
>>442
メガネははめていますか?
464無名草子さん:03/11/21 11:51
『東北学』vol.9での赤坂憲雄×小熊英二対談に大月氏の話が出てるそうです。
465無名草子さん:03/11/21 17:51
松岡正剛と呉智英はどちらが博識か?
466なごや博学本舗スタッフ:03/11/21 18:19
>>446
うろうろ羊さんは1%の羊さん?それとも99%の羊さん?
467なごや博学本舗スタッフ:03/11/21 18:37
↑「%」ではなく、「匹」ですね。訂正します。
468無名草子さん:03/11/21 20:38
永久保存版にこのスレで話題になっていた諸君掲載大月隆寛論文の批評が。
469無名草子さん:03/11/21 21:52
「現代人の論語」の「現代人」って何を指してるんだろ
470無名草子さん:03/11/21 22:10
その、ちょうど下の話のほうが面白いわ。
長岡ってまだ、河合継之介と和解してないのかな。
471無名草子さん:03/11/21 22:21
西尾の小熊批判ってそんなにペケなんだ。
472無名草子さん:03/11/21 22:40
現代人は愛しうるか
473無名草子さん:03/11/21 22:42
浄化作業開始↓



















浄化作業終了
474無名草子さん:03/11/21 22:56
>>473
なんか、つらいことでも?
475無名草子さん:03/11/22 01:04
>>452
>正直に言おう。同感だ。
笑った(爆)
476外吉:03/11/22 01:43
>>462
ゆり子。。。どうしてここがわかったんだい?
昨日は、下高井戸シネマの「小沢昭一の小沢昭一的シネマのこころ」最終日
二本立てを観に行ってしまったよ。
支配人らしきおじさんは、自由が丘武蔵野館の支配人に勝るとも劣らぬ人格者。
館員のおねえちゃんたちは、まれにみる美女ぞろい。
おまけにパンフの表にゃ競輪上人の超カッコイイ予想屋説法の写真付きときた。
くぁー、たまらねえ。
『競輪上人行状記』はやはり名画だね。なんでDVD化しないんだろ?
ラストの笑いと感動を呼ぶ春道上人の名説法、今回も録音し損ねたよ。
「いいか、余計なものを買うなよ。俺の予想一本に買えよ、千や二千はすぐ儲
けさせてやるよ……。今更見得を張ろうの誤魔化そうのと、迷うこたぁない。
臭いものに蓋をしてみたところで、世の中ァきれいにゃなりっこないんだぜ。
せめてお前が買った車券の二割五分で、立派な学校建てて貰って、子供達だけ
はいい子になりますようにと阿弥陀様におすがりしろ……」
宣伝用パンフにはこうあるが、
実際の春道上人の迫力ある説法は、もっともっと素晴らしいものだったよ。
ああ、漏れが稗田阿礼だったら、ここに少しでも再現できたのに。。。
今度こそ録音するぞと決意を新たに今日は『阿修羅のごとく』を観に行くね。
ゆり子、君には悪いが漏れは深津絵里が好きなんだ。
477無名草子さん:03/11/22 02:00
>>471
要は、中身のないものに対し誠実に
向きあい過ぎるってことね。その大月の分析が正しいかどうかはともかく。
478無名草子さん:03/11/22 07:20
>>476
小声で、お客に「ありがとう」とか言うところとか、いいよね。
同時上映の『痴人の愛』も安田道代が凄い。若い田村正和が妙におかしい。

>ゆり子、君には悪いが漏れは深津絵里が好きなんだ。
ブスで高学歴が好きだとか言わないだけ、女の好みは普通ですね。(笑)
479無名草子さん:03/11/22 07:30
誠実かどうかと、読解力があるかどうかは、とりあえず無関係。

西尾先生のサイトの日記を読むと「先生とは手を切りたまえ」なんて、
書いてるから、やっぱり、小熊の福田恆存の扱いが気に入らんのかも
しれない。

ま、どっちにしろ、クレトモ読者的には、西尾も小熊も、良いとこは
参考にして、役にたてれば良いってこった。
480無名草子さん:03/11/22 08:21
>>476 >>478
面白そー、いいなぁ、またどっかでやらないかな。
481無名草子さん:03/11/22 08:43
えーっ外吉さん下高井戸シネマ来たの?
漏れも↓これ見ますたよ

洲崎パラダイス 赤信号 (1956年/日活/1h21) ●11/9(日)
  上映時間 10:05/2:35/6:30
■監督:川島雄三/出演:新珠三千代/三橋達也/芦川いづみ/小沢昭一
東京洲崎遊廓の入口にある貧弱な飲み屋を舞台に、男女の腐れ縁的関係とそこに蠢く人々を、
乾いたタッチで描いた川島雄三の傑作。小沢昭一は主人公の男が働くことになるソバ屋の出前
持役で出演場面は少ないが印象に残る。

「エロ事師たち」より 人類学入門 (1966年/日活/2h08) ●11/9(日)
上映時間 11:40/4:10/8:05
■監督・製作・脚本:今村昌平/原作:野坂昭如/出演:小沢昭一/坂本スミ子
故・三島由紀夫が絶賛した野坂昭如の原作を、巨匠今村昌平が当時の性風俗にスポットライトを
当て、日本人の性をブラックな笑いをまじえて描いた人間喜劇。エロ事師スブやんは金持ち相手
にエロ8ミリを製作・販売しているうちに自分のほうはインポになってしまう。エロ8ミリが危うくなっ
た彼は死んだ愛人に似せたダッチワイフ作りに異常なまでにのめりこんでいく・・・。この作品で小
沢昭一はその年の主演男優賞を総ざらいした。


芦川いづみタソ(;´Д`)ハァハァ
482無名草子さん:03/11/22 08:44
あとこれも↓

貸間あり (1959年/東宝/1h52) ●11/15(土)
  上映時間 10:15/2:10/6:35
■監督・脚本:川島雄三/原作:井伏鱒二/出演:フランキー堺/淡島千景
喜劇映画に独特の作風を築いた川島雄三監督作品。大阪近郊の風変わりなボロアパートの住人
たち。彼らの奇妙奇天烈な四季の生活を描いた群像劇。桂小金治が「サヨナラだけが人生だァ
―」と叫びつつ立小便をするラストシーンは有名。小沢昭一は浪人の学生役で出演。

しとやかな獣 (1962年/大映/1h36) ●11/15(土)
上映時間 12:20/4:15/8:40
■監督:川島雄三/原作・脚本:新藤兼人/出演:若尾文子/伊藤雄之助
鬼才川島雄三の代表作の一本。限られたアパートの一室の中に、金のためなら世間の道徳観念
など何とも思わない一家が住んでいる。この一家をはじめとして悪党ばかりが登場し、強烈な悪を
撒き散らすブラック・ユーモア劇。浜田ゆう子が夕焼けをバックに踊るツイストが悪夢のようだ。怪
しげなジャズシンガー、ピノサク役の小沢昭一も怪演で場面をさらう。
483無名草子さん:03/11/22 09:01
>芦川いづみ
藤竜也の嫁さんだっけ?
484無名草子さん:03/11/22 09:13
485外吉:03/11/22 09:46
下高井戸シネマの快挙と小沢昭一氏の名演を讃えるスレになってきたなぁ(藁)。
>>478
あー、もうすべてがいいっ!!
春道と鏡味の会話、映画好きの白痴・オサム、春道と芳順とシマの会話、春道
と玄海の会話、春道と了雲の会話、葬式での春道と色川のやりとり、みの子か
ら恐るべき事実を聞かされ怒り狂う春道、競輪場でボロ負けした春道と婆さん
の落ちてる金の奪い合い、春道とブラック婆の滑稽にして凄絶なやりとりとオ
サムの出現にうろたえる春道、春道と辰代の手に汗握る最後の一発勝負と凄惨
なその後。春道が陰気なやるせない顔でカレーライスを黙々と食べるシーン。
あまりにも悲惨な境遇にあるサチ子を最後まで見捨てず庇護しようと決意した
春道の独白(後に辰代のような人間にとって自分が必要だとの自覚の表れでも
あることがわかる)。道中での了雲の再会シーンにおける春道の、あの見事な
宗教者としての清清しい表情。そして、あの名説法。。。
1年に1度は観たい名画だ。
『痴人の愛』も鑑賞は二度目だったが、原作者マゾッホが観たら怒り狂うであ
ろう映画『毛皮のヴィーナス』(主演は『青い体験』のラウラ・アントネッリ)
より数倍マシ。田村正和はホントにおぼっちゃんおぼっちゃんしてたなぁ。
譲治のオフクロさんの臨終シーンはホントに泣けて笑えるわ。ともあれ、ナオ
ミみたいな女にひっかかったら最後だわな。あー、お馬さんごっこ、数年前に
漏れもやったわ。アレ、マジで疲れます。やってるうちに空しくなったが。
>>481>>482
4本とも名画だね。これ以上語ると切りがないが、新珠三千代は漏れも好きだ。
さぁて、今日は深津絵里が待ってるぞぉー。
ゲスな漏れだが、自分を棚上げして女の好みはけっこううるさいのである。
486無名草子さん:03/11/22 10:40
最近の呉さんの発言。
「なんとかしてスーフリに入れないかなあ。早稲田OBとしてさ。和田ってのは
たいしたやつだよ。ほかのやつは駄目だろうけどさ。とにかくそういうコネが
あったら紹介してほしい」
塾生一同「・・・・・」
487無名草子さん:03/11/22 12:39
>>485
だったら、ユーロスペースの中平康レトロスペクティブもほめたたえてやろうや。
488無名草子さん:03/11/22 17:41
小沢昭一を熱く語る人々が集うとは快挙だ!

小沢昭一映画で漏れが忘れられないのは、「吹けば飛ぶよな男だが」(山田洋次 1968 松竹)
小沢昭一は、実はちょろっとしか出てこない。
でも、小沢昭一的に大傑作の映画だぞ。
出演は、なべおさみ、緑魔子、 佐藤蛾次郎というからある意味すごい。

この映画の存在を、戸川純の大絶賛ではじめて知った。
というより、戸川純以外でこの映画を語る人を漏れは知らない。
(戸川はこの映画主題曲のカバーまでしている)

呉智英とは全然関係ないが、みんな是非観てくれ!!


489無名草子さん:03/11/22 18:20
大月隆寛が『馬鹿が戦車でやってくる』を絶賛してたね。
490外吉:03/11/22 18:21
映画『阿修羅のごとく』(森田芳光監督)、向田台本のテレビほどじゃないが、
三女の滝子役・わが愛しの深津絵里さまが、期待通り(つーかソレ目当て)
いしだあゆみサマと同じくメガネをかけた図書館司書演じてたんで大満足。
メガネ女に萌える呉ファンは必見だぞぉ。
ttp://www2.nhk.or.jp/tv50/archives/0211/d_asyura.html

>>487
唐沢俊一氏も『裏モノ日記』で紹介した
『おんなの渦と淵と流れ』(若かかりしころの稲野和子サマは色気があって、
フジテレビの佐々木恭子アナにちょっと似てるぞ)は観に行った。
『月曜日のユカ』はDVDまで持ってるよ。
加賀まり子サマ、「小悪魔」と呼ばれただけのことはある。

>>488
あー、石橋蓮司氏の奥さま・緑魔子サマというと
どうしても『盲獣』(増村保増監督)を思い出してしまうなぁ。
船越栄一郎氏の結婚を未だに認めていないという船越英二氏の演技も絶品。
アングラだった石橋・緑夫妻はお二方とも乱歩作品に出てんだよなぁ。
そういや玉姫様の妹・戸川京子、自殺しちゃったなぁ。

スレちがいですまんが、今年公開の映画ベストワンは『シモーヌ』だわ。
491外吉:03/11/22 18:30
>489
『馬鹿タン』、むかし、自主上映会開いたら一席ぶちたいとおっしゃってたよ。
岩下志麻サマもあのころは若く美しかった。
>>490
あ、増村保増監督じゃないですよう。

増村保造監督が正解。
492無名草子さん:03/11/22 18:38
このスレだけで小沢昭一の映画を判断すると、彼は「俗に染まりきることで
超俗の境地に達する」という、一休や山頭火みたいな役を演じたってことかな?

493無名草子さん:03/11/22 18:53
しとやかな獣は観とけ。
ありゃ異様な傑作だから。
山岡久乃の使い方に川島のセンスを感じる。
橋田に出きない。
でも小沢昭一はちょい役なんだよなー。
洲崎パラダイスでも蕎麦やの出前持ち。主題歌を3回に分けてうたってるらしい。
ぴらぴらした演技がいい。
新珠は絶品。
って言うのは関係ないけど、呉智英って何で糖尿病なんだろう。
晴耕雨読みたいな生活してそうなんだけど。
「自分がどれだけ努力して正しい思想をつかんでも、ハゲであれば一切めちゃめちゃになってしまう」
『シンボーズオフィスにようこそ』収録「大人のハゲ」での呉氏の発言。
不条理だ。
494外吉:03/11/22 19:01
>>492
『競輪上人行状記』についての質問かい? 
どうせ坊主になるなら釈迦のような生き方を望み、政治と宗教は別物だと考え
る青年・春道が、俗に塗れざるを得なかったドタバタ悲喜劇を通じて、最後ま
で志を貫き通す生き方が、えもいわれぬ感動を呼び起こす。
これを脚本担当の今村昌平流に「重喜劇」と呼ぶのかどうかはわからん。
まぁ、ともあれ、呉智英氏の紹介やここでのカキコだけでこの映画の価値を判
断するにはあまりにも惜しい名画であると漏れは断言する。
とにかく観ろ!! そして、鑑賞後の余韻に浸れ!!
余韻に浸った後、何が残るかは貴方次第。
495無名草子さん:03/11/22 19:06
こら、どうして正真正銘の呉智英氏の発言に関する>>486の俺の書き込みを
無視して別の話題で盛り上がってるんだ・・・。
以費塾での発言で、もちろんノンフィクションなのに・・・。
496外吉:03/11/22 19:14
>>495
いやさ、呉氏なら言いかねないことだと思ってさ。
かつて浅羽氏のやってたことと和田サンのやってたことは
強姦か和姦かのちがいでしかないということを考えればだなぁ、大差ないのよ。
やっぱ和田サンの行動力はスゴイのよ。
以費塾絡みじゃ和田サンがやってのけたほど大規模のイベント開けないわな。
呉氏もまだまだヤリまくりたいという意味ではホンネも混じってるんだろうけ
ど、大勢の人々を惹きつける力をもっていた和田サンの企画力や行動力に自称
思想家・呉智英氏が嫉妬の域を超えて、感服しただけのはなしじゃないの?
497無名草子さん:03/11/22 19:37
和田サン意外なところで人気だな
498無名草子さん:03/11/22 19:38
呉智英氏といえば、「支那呼称問題」。ハングル板住人の
皆さんの率直な意見を聞かせて下さい。項目は追加できます。

http://www.ziyu.net/~rent/mvote/vote.cgi?id=mana04
「支那」と云ふ呼稱は使つて良いのか?

2003/11/22(土) 19:29:46現在の投票数: 309

1位 使つて良い(私は「右派」である) 150 48.0%
2位 使つて良い(私は「ノンポリ」である) 93 30.0%
3位 使つては駄目(私は「左派」である) 37 11.0%
4位 使つては駄目(私は「ノンポリ」である) 12 3.0%
5位 使つて良い(私は「左派」である) 11 3.0%
6位 使つては駄目(私は「右派」である) 6 1.0%
499無名草子さん:03/11/22 20:31
じゃあ番外、「使ってよい、私は封建主義者である」ということで。
500無名草子さん:03/11/22 20:32
呉氏が、スーパーフリーやピースボート(船内はフリーセックス)に、並々ならぬ興味を持ってるのは事実。
501無名草子さん:03/11/22 20:35
原始封建制のもとでは性は緩やかな規範しかもっていなかったとか?
502無名草子さん:03/11/22 20:36
>>455
>漏れが昨日よりゾッコン惚れてしまった
簡単に、惚れるなぁ。
503外吉:03/11/22 20:41
>>500
そういやあオナイダ・コミュニティとかも紹介してたもんなぁ。
>>501
バッハオーフェン唱えるところの古代母権制の原初段階における乱婚制に
目を向けるべきであろう。
504無名草子さん:03/11/22 20:44
>>495
>こら、どうして正真正銘の呉智英氏の発言に関する>>486の俺の書き込みを
>無視して別の話題で盛り上がってるんだ・・・。
だって、その話より、映画の話のが面白かったんだもん。
505無名草子さん:03/11/22 20:45
>>503
古代乱婚制って学問的には否定されているのでは?
506外吉:03/11/22 20:50
>>502
熱しやすく冷めやすいのが漏れの特徴でね、
若いころは、自分を棚上げして、付き合う前から女に向って
「幻滅した」なんて言葉を吐きまくってた非常識なイヤーな男だったのさ。
いいかぁ、若者諸君。たとえ相手に幻滅しても「幻滅した」なんてはっきり言
うと不要な恨みを買うこと必至なので、大人のマナーとして禁句にしておこう
な。これは漏れが非常識な若者たちへ伝えたいことのひとつだ。

>>505
ま、否定されているにしろ、一応ちくま学芸文庫から出てるので古典として踏
まえといてもいい一冊ではあるわな、『母権制』は。
漏れもちゃんと読んでないけどさ。
507無名草子さん:03/11/22 20:54
もちろん、否定されているのは乱婚制であって、『母権制』そのもののことでは
ないっす。
508無名草子さん:03/11/22 20:57
以費塾の女の塾生を集めてハーレム計画はいかが。
509無名草子さん:03/11/22 20:58
>>506
>若いころは、自分を棚上げして、付き合う前から女に向って
>「幻滅した」なんて言葉を吐きまくってた
あ、自慢してるな。
510無名草子さん:03/11/22 21:00
>>485
やっぱ、アノ小沢昭一に挫折する理想主義者をやらせるというのがいいよね。
511外吉:03/11/22 21:03
>>510
それがだなぁ、自慢できるほどの容姿や魅力を兼ね備えていれば、
相手も納得するのかもしれないが、そうではないので、
要らぬ恨みを買うワケだ。
「この程度の男に幻滅されるなんて、屈辱だわッ!」てな具合に。
己の分際を超えたセリフを吐くことはかようにむつかしい問題なのだ。
本木雅弘氏クラスの美男子以外は使っちゃいけないな、アノセリフは。
512無名草子さん:03/11/22 21:07
>>511
>>510じゃないですよう。

>>509が正解。
513無名草子さん:03/11/22 21:08
外吉氏がモックンに似たイケメンだったら、それはそれでショックだな。
514外吉:03/11/22 21:09
>>512
すまん。精子ん異常者のボケということで勘弁。
515無名草子さん:03/11/22 21:09
>>508
いかがって言われてもなぁ。
516無名草子さん:03/11/22 21:10
>>514
は〜い。許しま〜す。
517外吉:03/11/22 21:13
>>513
だろ? 漏れは佐藤浩市クラスではなく佐藤蛾次郎クラスだからな。
安心してくれ。

>>508
前のスレで発案した「クラブ犬儒派」と「ホテトル菜根譚」はどうなったの?
518無名草子さん:03/11/22 22:51
外吉飛ばし杉だな
519無名草子さん:03/11/22 23:10
>>517
オナイダ・コミュニティの向こうを張って、ドナイダ・コミューンはどないだ。
520無名草子さん:03/11/23 06:11
彼のスーパーフリーへの感想を聞いて思ったのは
「糖尿病のコントロールは順調のようだ」ということ。
521外吉:03/11/23 10:08
「吾が党の小子、狂簡、斐然としいて章を成すもこれを裁する所以を知らざる
なり」                       (公治長篇22章)

呉氏御自ら和田サンを以費塾に招聘して教育し直した後、
強姦禁止の「みえないスーパーフリー」を結成して活動を再開。
アノ和田サンのことだ。子貢並の手腕を発揮することだろう。
月1回、六本木ヴェルファーレにて論語の講義を終えた後、
会員全員が一斉に松沢音頭を踊ると。
で、男から言葉巧みにナンパされたら女は即座に「巧言令色、鮮なし仁」と答
え、異性に相手にされない輩は「吾れ未だ徳を好むこと色を好むが如くする者
を見ざるなり」と愚痴を垂れ、相手から浮気を追及されたら「予が否き所の者
は、天これを厭たん、天これを厭たん」と弁解する。で、相手からフラれたら
「噫、天予れを喪ぼせり、天予れを喪ぼせり」と嘆く。。。
522外吉:03/11/23 10:14
>>521
「斐然としいて」じゃないですよう。

「斐然として」が正解。
523無名草子さん:03/11/23 12:25
>>522
自分で、自分で突っ込んでいるとむなしくなるよね。
524無名草子さん:03/11/23 12:53
>>523
「自分で、自分で」じゃないですよう。

「自分で、自分に」が正解。

突っ込ませてもらってありがd。
525洩れ車:03/11/23 13:02
 >>362 >>385 「君子豹変す」(オマージュです, 為念)
 >>408 B6版 → B6判ですぅ。洩れも頻誤。定着が怖いので失礼ながら土龍叩きします。
 >>452-453 ワイの文章のどこがデンパっぽいゆうんやゴルァ。
 >同上 フリをした積りは余りなかったんですけど……文劣山車腦(東郷失調将軍降臨)。いや, まだ定番デパスと新薬ルーランが数錠残っていた筈だ……。「フツーじゃないよ病気だよ」((c)藤臣柊子先生より倒作)。
 >同上 だから澄明期に書き込んどるゆーちょろーが(W。
 >>448 大変失礼致しました。折角コーソンと憶えてたのに何もならんかった。辞書登録しよ。所でコーソンとコーゾンどっちを使うべきかご存じの方いらっしゃいませんか。
    それから以前の ×半田 → ○汎/氾田 も大変失礼致しました。
 >>455-456 >>458 エゝ愚かしや三十路の東男(推定)が一人で『るんるんカンパニー』ごっこをしてどうする(得恋者への嫉妬です, 為念)。でも不思議とキモくない。
 >>432 >>454 しかし甘い。甘すぎる。ザンネンショーのハリスガムもこんな感じの甘苦さだろうか。民主主義へのダラクは何て快いんだ
(これって女性は民主的だという偏見だからサベツだよな。--民主主義じゃないですよう)。よーしオジさんワザと間違えちゃうぞぉ(W。
 失礼ですが, もしや山中すみかさん, ではありませんか。イヤ人違いでしたら誠にすみません。(以下独白)イエもう十年も前の事なんですがね, OS(正確にはシェルなど)のエラー指摘メッセージやらを京都弁にする継ぎ当てがございましてね--
--アゝやはり御婦人, 殊に古都のお方に話し掛けるのに横文字はしっくりいたしませんねェ----, その名前が「すみかDOS」どしたものですから。
  >455 そのコテハンの騙りは万氏に値する。但し発覚すればだが。自ら発覚させた場合は億氏。

--東方の荒俣博士「騒がしいと思って来てみれば何ですか後半の体たらくは。せめて >>476 を見習いなさい。與謝野晶子は敵だ」
526洩れ車:03/11/23 13:07
>>323 事実として人肉食があったかどうかは知りませんが, 盗み飲みを実際にする訳でもなく固有名が「盗泉」だというだけで拒むほどですから(渇しても盗泉の水を飲まず, 異説もあるようですが),
挿話のうち「(醢を)捨てさせて以後口にしなかった」の部分は人肉食説を補強も反証もしないという印象です。で, "盗泉の水"でぐぐって見付けたんですけど,
> (白川周一郎の)あのあと(の文章)に「飢えても周の粟は食まず」とあるけど、
> これって、孔子の言葉なんすか。だって、これたぶん、伯夷叔斉伝だよな、
> 史記の。へー、あやしいなー。
 素晴らし杉る。

>>372
> 女の漫画家で言及があったのって?内田春菊、美内すずえ、
> 近藤よう子、倉田真由美くらいでしたか、
>>408
> 呉さんは山岸凉子の作品を批評したことはあるのでしょうかね?
> 私の記憶にはないのですが。まあ、少女マンガだし、しないのかな。
 橋本治先生が年間だったか10年間だったかのベストに推していた『天人唐草』は, 読みの深浅当否は棚上げさせて貰えば,
中島敦『山月記』の女性版って印象で読みました。(共に近代脆弱自我肥大ヲタヒキには辛い物語だ罠。)
洩れなんぞには迚も読み取れない部分も含めて, 山岸凉子先生の特に短中編には夫子の射程(あーむず痒い)と重なる作品が結構ありそうな気がしますんで批評あればきぼんぬハアハア。
 いま気付いたんだけど増補版では ×涼子 ○凉子 ×倉田江美 ○倉多江美 直ってんのね。

 ところで自分で言うのも何ですが, 饕餮解縛ってカコイイ暴走族の名前に使えませんかね。饕餮紋ヘル, カイバクが快爆[走]に通じるし,
「欲望の虎を解き放て!」と訳せなくもない。スプレー書きはステンシル持参かな(ダサ)。ただ言霊が暴走したら……マジ怖杉。>>462 禿同このスレ進行速杉。
527ヒヨタ洩れ車MarkII:03/11/23 13:09
>>415 名前:なごや博学本舗スタッフ 投稿日:03/11/19 22:24
> ロゴスに忠実な生き方を貫いた人。沢山いるんですね。
> ただ、呉さんの言い方を借りると、これまで地球上に誕生した人間の0.001%も
> いるのかどうかは怪しいところだとは思いますが。
 厄介なのは, 0.001%よりは遥かに大勢いるであろう, ロゴスに目が向いた人
間の内, かなりの部分が, 自分はロゴスの徒なりと思ってしまう, 或は一旦そ
う思ってしまった状態に留まって上へも下へも抜け出さないことだ。民主主義
がそれを助長する(しかも方便でなく聖権俗権まで丸投げしてしまう)と言える
かも知れないが, そう思わせ留まらせる魔力や魅力[1]がロゴス自体にあるこ
とも事実なわけで, それがなければ立派な0.001%さえそもそも生じないだろう。
 ある意味ロゴスに殉ずるなんて只の馬鹿とも呼べるのだが, 不思議な事にロ
ゴスとあまり縁が無さそうな人々も彼らを必ずしも馬鹿呼ばわりしない, らし
い[2]。これを「大衆の健全性」と呼ぶか不健全性と呼ぶかはともかく,

 酔わねばならない時が近付いてきた……。未完((c)T村喬)
528無名草子さん:03/11/23 17:14
>>496
>かつて浅羽氏のやってたことと和田サンのやってたことは
>強姦か和姦かのちがいでしかないということを考えればだなぁ、大差ないのよ。
「かつて浅羽氏のやってたこと」って何ですかあ?
すみませんが、呉智英初心者にもわかるように教えてください。
浅羽氏が「ニセ学生マニュアル」って本を出してることは知ってますが。
当方、一応20代女(非メガネ)です。
529外吉:03/11/23 20:21
洩れ車氏、その調子でニセデンパをクスリなりなんなりで取り除いて、読みや
すい文章を書けるよう心掛けてください。前より読める文章になってきたよ。
精子ん異常者の漏れですら、一応他人に理解できるような文章を書くよう心掛
けてんだから、あーたもそんぐらいの努力はなさい。頭はよさそうなんだから。
福田恆存(ふくだつねあり)の名前は「コウソン」と発音する人が多い。

>>528
高井守氏の『永久保存版』で「みえない大学本舗(前・乱調社)」の文化活動
について述べられているので、それを参照してください。
浅羽氏と呉氏の出会いのきっかけとなったのは、80年代に浅羽氏が中心とな
ってやってた連続講演会。そのうちの一つは、『異界が覗く市街図』(青弓社)
という本になっています(この本は『ニセマ』で「恥ずかしい過去」と総括さ
れている。巻末に浅羽氏のブックガイドがあって、色川武大『怪しい来客簿』
も紹介されている。曰く「焼跡闇市時代の東京、ことに浅草というアジールに
生きた有名・無名の『異人』たちの惨澹たる人生を活写した怪作。破滅してゆ
く彼等の姿は惨澹をも自ら引き受ける人間実存の栄光に輝いている」)。

70年代後半に浅羽氏が松岡正剛氏編集の『遊』にイカれたことや、司法修習
のドロップアウト後に「早稲田大学幻想文学会」に出入りし始め、名称を「幻
想文学会」に改めさせて各大学の学生たちとも交流を図ったこと(これによっ
て、高井守氏や南條竹則氏らも『幻想文学』に関わることになる)、各書店の
現代思想系・オカルト系の本に勝手にアジビラを挟んで同好の士を募ったこと、
「幻想文学会」で宗教・思想担当の講座を開いたこと、オカルト革命運動を冗
談半分に始めたこと、それに関わった者たちは死屍累々で、そのうち数人はデ
ータハウスで食わせてもらっていることなどなど、は浅羽氏から直接訊けばよ
ろしいかと思われます。

で、三十路未満の淑女よ、視力がよくても伊達メガネをかけたコテハンになっ
てくれると、オジサンうれしいんだけどなぁ。
530無名草子さん:03/11/23 20:50
呉智英もかつて愛用していた新宿中央図書館で
ちょっと前に長谷川堯『都市回廊』借りたら
「みえない大学本舗」のビラが挟まってたよ。
531外吉:03/11/23 20:57
>>530
まぁ、とにかくのべつまくなし本にビラ挟んでたっつーことだな。
いまでも、塾生が図書館や公民館などに置かれたビラに塾生募集のビラを混ぜ
たり、図書館や本屋の本にビラ挟んだりしてんだろうかね。
漏れも破門前はそういうことやってたからねぇ。。。
532無名草子さん:03/11/23 21:15
うーん閉架書庫から出してもらった本だからむかーし挟んだものかもしれない
533あああ:03/11/23 21:17
なんだか、外吉氏がこのスレの主人になってきたな。いや、別に
それでいいんだが。ただ、途中で店を投げ出さないように願います。
534外吉:03/11/23 22:00
なんだぁ、ハルちゃんの方がエリちゃんよりずっとキレイじゃねえかよ。
と、『末っ子長男姉三人』を観終えたところで、

>>533
スレの主人も何も、別に漏れはココの管理人じゃないしねぇ。。。
投げ出すも投げ出さないも、このスレのカキコが漏れの仕事でもないし。
呉門最劣等生にして破門された分際の漏れとしては、
あああ氏に限らず他の塾生の方々、大学で受講した方々などの呉智英情報が欲
しいだけだし、このスレを読んでる方々もそれを望んでいるのでは。
535無名草子さん:03/11/23 23:40
呉さんの著書の読者と2ちゃんねらーって重ならないからこんな偏ったスレなんだろうか
536無名草子さん:03/11/23 23:56
んなこと無いと思ったけど、やっぱそうかも。
ひねくれたにちゃんねら〜には呉さんって合いそうなもんだが。
537無名草子さん:03/11/24 00:01
たぶん、ひねくれ方の種類が違うと思う。
538無名草子さん:03/11/24 00:08
ひねくれている所では、まっとうで居る方がひねくれている。
539無名草子さん:03/11/24 00:11
>>534
「ハルちゃんの方がエリちゃんよりずっとキレイ」って何ですかあ?
テレビ番組と、流行の女優に疎いおっさんのために教えてくれ。どういう意味?
540無名草子さん:03/11/24 00:39
現代人の論語、早売りしてるとこないかね?
541外に吉、内に福:03/11/24 02:04
>>539
『末っ子長男姉三人』で検索してくりゃれ。女優の深津絵里が「春子」役をやってるんですよう。
ただ、タトよし氏がどんな意味でいってるかはわかりませn。演じてるときは別人で
ずっといいってことなのかな。
(あ、意味不明の悪文だぞという皮肉なら、見当ちがいの答ですね、こりゃ)
542無名草子さん:03/11/24 03:51
レス1
いよいよ明日発売です。現代人の論語。
レス2
外吉さんがはしゃぎすぎてて少し心配です。
543外吉:03/11/24 08:18
>>539
普段テレビを観ない御仁でもどんな番組を放映しているかぐらいはチェックし
とかないと、職場の女とはなしが合わずに不倫もしにくいぞぉ。
特に深津絵里サマはだなぁ、女にも人気があるので、「オレ、深津絵里のファ
ンなんだ」と言えば、「あー、アタシもぉ」てな具合に、銀色夏生女史や中谷
彰宏氏、唯川恵女史などの本しか読まないような女ともそこそこはなしが盛り
上がるはずだ。三十路で無職童貞ひきこもりの精子ん異常者ですらこうなんだ
から、一般社会人がコレを言えば効果絶大! というか、もはや常識の範疇だ
ろう。いまをときめく女優といえば「深津絵里」。コレだけは憶えといてくれ!
まぁ、漏れのバヤイ、深津絵里サマの美貌と魅力の虜になっただけでなく、同
年同月生まれということで親近感が沸いただけのはなしだがな。 
>>541
あー、すまん。エリちゃんじゃなくてエミちゃん(坂本真綾)のまちがいだわ。
>>542
明日『現代人の論語』も出ることだし、
そろそろ読書モードを全開にする予定なので、しばらくおとなしくとく。
544外に吉、内に福 :03/11/24 13:38
>>543
へー、あの人って声優以外もやるんですねえ。
http://member.nifty.ne.jp/maaya/maaya/index.html
http://s-kuma-web7306.hp.infoseek.co.jp/maaya.html

『現代人の論語』、二十八日に延期なんですかね。
http://www.bunshun.co.jp/newbook.html
http://www.taiyosha.co.jp/book/criticism.html
545無名草子さん:03/11/24 18:39
546外吉:03/11/24 18:55
>>544>>545
来月初頭には店頭に並ぶつーことだわな。
>>521
だれも摘発してくれないので自分でむなしく訂正すると、
公治長篇(コウチチョウヘン)じゃないですよう。

公冶長篇(コウヤチョウヘン)が正解。
547無名草子さん:03/11/24 19:44
「現代人の論語」発売記念、夫子との対話(ノンフィクションだが、複数の
塾生の質問を1つにまとめています)

 「いよいよ、先生の本が出ますね」
 「出るね」
 「初刷は何部ですか?」
 「1万2000部だね」
 「なかなかですね」
 「そうでもないよ、俺が出した初めての本(「封建主義、その論理と情熱」の
こと)は1万3000部だったから、かえって今のほうが減ってるんだよ。
まあ、新人で1万3000部というのは相当多くてさ、それは情報センター
出版局だったからそんなことをやったということもあるんだけどさ。
 いかに今の出版不況が深刻か、ということだね」

 とにかくみんな買いましょう。
548547:03/11/24 19:49
追加
 「今回は連載から単行本までが長かったですね」
 「まあ、論語というのはテーマが腐らないからね、ついつい後回しになっちゃっ
てね」
 「来年の出版は」
 「言葉についての連載が本にできるかな(「言葉につける薬」などの一連の
本のつづきだと思われる)。道徳の復讐についてはまだまだ先だね。来年
じゃないよ」
549547:03/11/24 19:55
深津絵里って顔が汚いね。
550無名草子さん:03/11/24 22:23
549 は だめだよ!
反則 反則!
ダメ ダメ!
551外吉:03/11/24 23:41
『BSマンガ夜話』を観ながらスレちがいのことを書き込むのもアレだが、

>>549
深津絵里さまのシミ・ソバカスのよさをわからないやつァ、
ガキのころにアニメ『赤毛のアン』(高畑勲監督)を観なかったやつだッ!
552無名草子さん:03/11/25 00:24
誰かが言わねばならん。










外吉ウゼー
553無名草子さん:03/11/25 00:40
まぁ、まったりいきましょう。まったりね。
554無名草子さん:03/11/25 01:12
552 も だめだよ。
誰もそんな事いわんでよろしい。
555無名草子さん:03/11/25 01:20
>>552
まぁこのテンションで内容の伴わないレスだったら当然ウザイんだけど
外吉っちゃんは初期以費塾や呉さん浅羽さん大月さんなんかの貴重な
情報を知ってらっしゃられはべりたまうお方だからそういうこといっちゃ駄目。

私生活でなんかいいことあったのか何もないからこのスレで発散してるのか
わからないけど俺はどっちかっつうと好きよ。
556無名草子さん:03/11/25 03:10
外吉はんにはユーモアがありまっせ!!
557無名草子さん:03/11/25 06:52
>>528
例の「電脳見えない大学本舗」が残したログの中にもあるよ。

http://www.axcx.com/~sato/memo/log/log1661.html

http://www.axcx.com/~sato/memo/log/log1664.html

極めつけは大月さんの証言。要保存だな。呉智英氏とは世代が違うだろうが
このへんの流れにいたる何かもあったんだろうね
http://www.axcx.com/~sato/memo/log/log1665.html

559無名草子さん:03/11/25 09:12
>>557
ただ自分がのらくらした大学生活を送っていたためか、それとも時代なのか。
僕はつい数年前に某ある三流私大を卒業したものなんだけど、その俗に言う
「在野精神のなんとか」とか「渦巻いた熱気」とかいうものは、地方から
浪人してきてる(極少数の)人はそんなことを嘯いていたけど、現実感としては
せいぜい「田舎臭い慶応崩れ」「若干勝ち組みという嫌らしい自尊心あるの明治崩れ」
という認識しかしていなかった。時代だというならそれで納得だけど、きっと僕のいた
あのキャンパスにも呉さんや浅羽さんや大月さんのような熱い人達がいたんだな。不思議。
でもおかしいなーなんで僕の知ってる限りでは精々ベンチャー野郎とか語学野郎とかしか
いなかったんだろう。「知ってる限りで」そんなんだし、「実際まわりにいた奴等」は
みーんな僕含めてなんてことないリーマンに落ち着いて言ったよ。

4連休か。長いな。有給なんて取るもんじゃないな。。
560無名草子さん:03/11/25 10:05
>>559
単純に時代が違うからだと思う。それに、大学は定員が多いから(割と小さい大学でも数千、
マンモスだと数万)、そういう連中とついに遭遇しないまま、ということもあるだろうよ。

>みーんな僕含めてなんてことないリーマンに落ち着いて言ったよ。

別にそれで構わないと思う。
561無名草子さん:03/11/25 10:19
いま、あらためて>>557のURLを読み返してみたが、中年にもなってこんな
ことを書いてるなんてイタ杉。うざ。

身内のWebなので油断したんだろうが、学生時代の愚行と思い上がりは、
そのまま封印するべきことで、公の場で言い触らすなどバカとしか言い様がないよ。
敢えて言うが、学生時代に多少騒いだからと言って、後の人生には何の関係も無い。

中退者も少なくない劇研にいた大月が、よくガクモンの方向に舵を切り換え
られたものだと、妙な関心はするが・・・。
はっきり言って、ここからは大月たちの底の浅さしか感じないけどね。こう
いう連中は呉さんはてっきり嫌うと思っていたんだが・・・そうでもないのか。
562無名草子さん:03/11/25 12:38
ブレの激しい書き込みだね(笑)
実体験の少ない坊やだから仕方がないか。
563F:03/11/25 12:51
561>それでは、後の人生に関係するものとは具体的に何でしょうか?
562>あなたはどんな実体験をされたのですか?
564無名草子さん:03/11/25 13:17
>>561
どういう過去であれ、自分が若い頃見聞きしたことを他人に語りたいというのは
人間としてごく健全な欲求だと思います。

それに当人にとっては「後の人生には何の関係もない」ことであっても、
もし知りたい人がいたら、
知りたいという欲求を満たしてあげるという人の役に立つわけで、
人の役に立っている以上は、
誉められるべきことはあっても非難されるべきことはないでしょう。
すいませんいつもウチのが御迷惑お掛けしまして何だか知恵熱出しちゃった
みたいでホント先生の本が出る大事な時だってのにもう譫言で斧を舐めると
ベロが剥げるだとかバンショウヤのザンリュウシネンがとかワケわかんない
ピーあいまいなこと言ってるんですけど意味が取れた分だけお伝えしますぅ。

>>503 >>519
 カキコに少女マンガ家の名前をちりばめて女ググラーを呼び込みたい(そのためにはスレの寿命をモ少し伸ばさんとイカンが)。
 藻マイラ・コミュニティ(既出か?)と名付けて2チャネラーを呼び込みた……い。

>>455 とりあえずコテハンとNGコテハン候補:
 △ 山中すみか 具体的に過ぎる女山賊の像は妄想の自由な飛翔を妨げる虞あり(ラゴス)。
 ◎ ニェートチカ・ニェズワ゛ーノワ゛ それに匿名掲示板向きかも。
 × Любовь いえ○室に楯突こうなんて夢にもただあの飛翔がその。

あそこ『合成脳のはんらん』の他に小松左京『果しなき流れの果に』も入ってるみたいですね。

聞き齧り名古屋弁講座「名古屋弁にとってみゃーとは何か」
 吉本隆明は吉本りゅーみゃー, 浅羽通明は浅羽つーみゃーと発音する。
 宮台は「みゃーでゃー」となるが, 愛知県(岐阜県もか?)内で誰かを捕まえて「みゃーでゃー」といえばそれは名古屋大学(名大)を意味するから, 混同を避けるためにピッチアクセントを変えなければならない。
明治大学と区別できるかと思ったが明大もみゃーでゃーとなるのでやっぱりだめだった。
  提供: 春○井製菓・す○きや本舗・ス○ャータ
566外吉:03/11/25 14:45
>>552
漏れもウザがられる程度には存在感があるんだなぁ、
といまごろになって自覚した。

>>557>>564
『乱調社とその時代』という本は当時浅羽氏の周辺にいた人に書いて欲しい本
だね。
某大手広告代理店勤務だった叔父貴曰く、
「あー、あいつは学生を食い物にして生きている冷酷な男ですよ。君も気をつ
けないと」
567560・561:03/11/25 14:55
>>562-564
オレ、言い過ぎたかな・・・みんな意外と好意的なんだね。ただ、けっこう
世間や若い衆にはキツいことを言ってる大月さんが、こういうスイートなメ
モリーを語りに入ったことに反撥しただけですw ご自分もけっこう甘い人じゃんよ。

このあたり、レギュラーの外吉さんのコメントが欲しいね。
568外吉:03/11/25 15:06
>>567
漏れが大月氏に直にお会いしたのは2回くらいだからなぁ。
基本的に情に厚いイイ人としか思っていない。
あと、むかーし浅羽氏が「あいつ、人には言えないような汚い手使いやがった」
と怒り嘆いていたのが思い出される程度だが。

http://www.axcx.com/~sato/memo/log/log1665.html
をスイートと思うかどうかは人それぞれだわな。
過去を懐かしむことくらい、誰でもするんじゃないの。
この書き込み、浅羽氏や町山氏がどんな学生だったかわかるだけでも貴重な史
料じゃないの。
569560・561:03/11/25 16:55
>>568
そりゃそうなんだが、美化がハナにつくというかさ・・・オレも年代と学部は違うが、
早稲田にちょこっといたし、(在学当時はすでに廃れていたが)ある「知っている人
は知っている」古いサークルにいたこともある。
大月さんや浅羽さんほどでは無いが、少しはバカもやった。心底、今は恥ずかしいと
思っている。
昔はまだ本当に華やかだったのかもしれないが、あそこは別にこんな楽しい場所じ
ゃないからね・・・。文中にある、ドリアン助川の、

>そのことを言うと今でもいやな顔をするというから、
>よほどトラウマになっとるのじゃろう。

こういう反応の方がノーマルだと思う。その後、人生語りの方向に行ったドリアン
はカッコ悪いけどね。結局、大月さんも妙に青くさい側面を残しているということか・・・。
570外吉:03/11/25 18:08
>>569
漏れはワセダでバカやってなかったバカなので、560・561氏のお気持ちを実感
はできないが、大月氏の回想から読み取れる重要なことは、70年代末の文化
的インパクトだと思う。

ノスタルジーの問題については、最近、こんな文章を目にした。
唐沢俊一『裏モノ日記』11月21日(金)
「もともとノスタルジーとは小野耕世によれば、個人の“不正確な追想に基づ
いた夢” である。不正確だからこそ、そこは常に美しく、個人で100パーセ
ントのコントロ ールが可能な世界なのだ。過去を思い描くことは、未来を思い
描くことと全く同じ、 現在の素材を用いた新たな時代像の再構築なのである」

3年ほど前のとあるパーティで、漏れが坪内祐三氏に
「ノスタルジーの問題についてどう思われますか?」と尋ねたところ、
しばしの沈黙の後、
「個人個人の問題として持っているのなら、それでよいと思う」
とおっしゃり、立ち聞きしに来た浅羽氏が、
「ベンヤミン的なお答えですな」
と感想を述べた。
これも、漏れが破門される前のノスタルジーが混ざった記録だ。
571無名草子さん:03/11/25 18:37
最近ここに来たんですが・・。

破門って、どういうことです?
572外吉:03/11/25 18:39
>>571
前のスレのどっかに漏れがウンコのように書き散らしたから、
それ読んでください。「破門」ネタはきりがないなぁ。。。
573560・561:03/11/25 19:04
>>570
>70年代末の文化的インパクトだと思う。
確かに、たとえ幻想だったにせよ、オレらの世代にこんなの無いもんね。今は幻想さえ無い。
いろんな人に話を聞くと、80年代にどんどん変わっていった印象だな。

私的事情を告白すると、オレにとっての早稲田は、はなはだ居心地の悪い記憶の中にしかない。
>>560-561ではカタギのフリをして偉そうに吹いて見せたが、実はオレも高齢ヒキの精子ん異常者でねw
リーマスを飲んでる、と言えば、何の病気かわかって頂けると思う。

早稲田時代は、自らのキョドりとテンパりに、ただ為す術も無い日々だった。
世間知と教養知の無さからくる慢性的な不安感、自己肯定感の無さも、病に拍車を掛けた。
これに関しては父母の躾と、中高の価値観の狭苦しさといった、生育環境を恨む気持ちもある。
恨んでもどうしようも無いが。

そんなナチュラル・ボーン・キョドラーのオレには、安心してハマれる甘美な過去が無い。
いつも無様なキョドりの苦しみと紙一重の思い出ばかりだ。
マジメな話、こういうノスタルジーに安心してハマれる人の心理状態が、まったく、
わからないんだよ・・・(スレ違い、かつ、最初の論旨から大幅にトーンダウンしてしまったな)
574外吉:03/11/25 19:38
>>573
スレちがいだが、
躁鬱病の中島らも氏に『心が雨漏りする日には』(青春出版社)つー本がある
から、未読だったらオススメよ。同病の女にコレ読ませたら大ウケしてたから、
少しは気晴らしになるかもしれん。
絶望的なまでの狂気に陥っている漏れが貴方かけられる言葉は
いまんとこコレだけだ。
「みーろよー あおいーそらー しーろいーくーもー 
そぉのうーち なんとか なぁーるだぁーろぉーおー」 
このイエスを思わせる植木等氏の歌でも口ずさんでくれ。

ここはメンヘル板か。。。。
575無名草子さん:03/11/25 20:53
「学生時代のバカ」とどう付き合うかだが、ここで俺は
「どくとるマンボウ航海記」
「究極超人あ〜る」
「哀愁の街に霧が降るのだ」などを思い出してしまうのだ。

結局恥ずかしいアホな所業だろ、美化して思い出し語りなんて・・・というのもわかるし
なんだかんだ言っても(主観的に)おもしろい経験は残しておこうよ、というのも分かる。
個人の資質や受け取り方というべきなんじゃないのかな。
576無名草子さん:03/11/25 21:04
「どくとるマンボウ航海記」(青春記もあるね)
「哀愁の街に霧が降るのだ」
なんかは芸があるけど前の方のあれはそれがない。まあ仲間内だからって
つもりなのかもしれないけどよその人も見るわけですからね。

「究極超人あ〜る」は知らん。これからググります。
577無名草子さん:03/11/25 21:30
日大卒だけど、呉さんは俺らのこと社会のクズくらいにしかおもってないんだろうか?
ホントの話よんでものすごくショックだった。この本をこの人の本で一番最初に読んだ。

究極超人あ〜る好きだけどなんでここで名前出てくるの?
578無名草子さん:03/11/25 23:55
「学校生活」という特権的な世界での、客観的に見ればバカばかしいことに
一生懸命(しかもなぜかそれを本人達はカッコいいとも思ってる)な生態を、
ユーモアと愛情を込めて描写しているから・・・つうつもり。

あれ、ある意味リアルな高校物語だと思うっす
579無名草子さん:03/11/26 04:28
>>575
「恥ずかしいアホな所業」と一口にいっても、時代時代によって違うわけで、
それを甘く見てはいけない。
580無名草子さん:03/11/26 09:27
『現代人の論語』出てないぞ。

 ゴルァ!
581無名草子さん:03/11/26 09:36
>>580
早ければ今日明日ぐらいに書店で買えそうです。
神田あたりが早いのかな?
私のところは地方なのでもう少しかかりそう。
582無名草子さん:03/11/26 13:40
アマゾンで先に予約発注してて、アカウント見ると11月28日〜12月2日発送予定って
出るけど、いまアマゾンで新規に買おうとすると3〜4週間後とか出やがる。
4週間も待たされるなら(いや、2週間だって1週間だって)書店で買うっつうの。
アホか。
583なごや博学本舗スタッフ:03/11/26 17:49
遅レスですが、
>>526
>『天人唐草』は(
>中島敦『山月記』の女性版
>山岸凉子先生の特に短中編には夫子の射程(あーむず痒い)と重なる作品が結構ありそう
>な気がしますんで批評あればきぼんぬハアハア。
同意です。(ハアハア以外)
山岸さんのオカルト体験談を描いた作品は
呉さんに粉砕されてしまいそうだけど、
それを題材にしたフィクションはすごい。
親によって偽霊媒師のフリをさせられている若い女が、
自己と同様にステージママにいつまでも子役ができるように薬を飲まされていた
有名子役の霊にとり殺される話や
失明した元アイドル歌手が耳無し芳一代わりのように平家の霊に連れて行かれる話
妹を囲いこんで可愛がるフリをしている姉を、遂に妹が殺す話、
等も「天人唐草」と通じるものがあります。(これまた題名失念)
584なごや博学本舗スタッフ:03/11/26 17:50
これまた遅レスですが…
>>527
>厄介なのは, 0.001%よりは遥かに大勢いるであろう, ロゴスに目が向いた人
>間の内, かなりの部分が, 自分はロゴスの徒なりと思ってしまう, 或は一旦そ
>う思ってしまった状態に留まって上へも下へも抜け出さないことだ。民主主義
>がそれを助長する(しかも方便でなく聖権俗権まで丸投げしてしまう)と言える
>かも知れないが, そう思わせ留まらせる魔力や魅力[1]がロゴス自体にあるこ
>とも事実なわけで, それがなければ立派な0.001%さえそもそも生じないだろう。
ロゴスに目が向いた人で袋小路にはまった人は、ロゴスに殉ずる人を産み出す
底辺もしくは母胎ということですか。
底辺の私としては、ロゴスが強烈な魔力と魅力を持つというご意見は実感しております。
ところで、ヒヨタ洩れ車MarkIIさんの論考は大変面白いし、
続きが気になるので、また書いて下さいません?[1][2]の註を含めて。
585無名草子さん:03/11/26 19:18
>>580
同じく・・・
神田か新宿当たりいかないと・・・
586外吉:03/11/26 20:50
流行神 号外 速報……

 十年近く前から『流行神』でも予告していた呉智英先生待望の論語エッセイ
集『現代人の論語』が11月26日(水)、遂に文藝春秋社より刊行されます!
 「王妃と不倫する孔子」「革命軍に参加せんとする孔子」という帯惹句にへ
えー?と思ったビギナーも、そんなのとっくに知ってるよと通ぶるあなたも必
読。
 論語の読みどころを基本から親切に辿りながら、「思想」という病疾に取り
つかれ、しかも決して逃げず己の弱さをも武器として、狂おしくも人間と世界
の「意味」を顕現させようと闘い続けた人類最初の思想家の凄みと哀れを、随
所にぎらりと仄めかした全五十講!!
 以費塾十余年の講義がベースなので、遠方ゆえ入塾がかなわぬ人、余り出席
できなかった人がエッセンスを汲むにも最適。また塾生orOB諸君は、講義の復
習と真意の再確認のためにも必読の一冊。

つーワケで、破門された漏れも必読の一冊かどうかはわからんが、
連載時よりも2講増えたらしいので、呉智英封建主義を語る上で欠かせないあ
る一章について触れられているかどうか興味津々なのだ。
587無名草子さん:03/11/26 20:58
>>586
ある一章ってどこ? 教えて。
588外吉:03/11/26 21:28
>>587
それを知りたければ、以費塾へ通いなさい。
市井の論語読みでも気づく人は気づく。
まぁ、『現代人の論語』であの一章について言及されていればわかることだ。
漏れのバヤイ、浅羽氏から呉氏についてのはなしを伺って、
脳裏に閃光のようによぎった印象深い一章だった。
それについてはいずれここに書き込むことがある、かもしれない。
589無名草子さん:03/11/26 21:42
外吉氏に流行神が来たのは、浅羽氏がこのスレを見ているからだと言ってみる。
590無名草子さん:03/11/26 22:23
漏れのとこに流行神が来ないのはなぜ?(;´Д`)
591無名草子さん:03/11/26 23:02
>>577
社会のクズね。
でも、社会のクズはクズなりに役割を果たせる。
王古月 王え車  で   は   な   い   け   ど   。
592無名草子さん:03/11/26 23:03
現代人の論語、読了!!!

 藻 前 ら ど う せ 買 う な ら
 ベ ス ト セ ラ ー の 集 計 書 店 で 買 え !

 瞬 間 的 に で も 呉 智 英 を ベ ス ト セ ラ ー に 送 り 込 め!
593無名草子さん:03/11/26 23:11
>>589
あー そういえばなんで外吉っちゃんとこに流行神届いてるんだ?

>>588
そういう言い方嫌いだな。スネオの言い草だ。
稀少情報だから教えたくない、とか
こんな所で顔も名前も知らない奴に教える義務なんてないよ、とか
はっきり言い捨てるんのならいいんだよ。一貫性がある。
ただ、東京在住、ないし関東首都圏の人間しか行けない塾の情報をして
知りたければ通いなさいとはネジクレた特権意識の発露しか感じないよ。

とうへんの花ひらひらと、ってか。
594無名草子さん:03/11/26 23:16
>>593
論語ボーイ?
北海道に住んでんだよな?
595無名草子さん:03/11/26 23:28
>>593

首都圏の人間しか行けないって言うけれど、
それは本当に知りたいとは思ってはいないんだよ、って???(W
596無名草子さん:03/11/26 23:36
>>594
いや俺は論語ボーイとは別人。中国の人でございます。
>>595
(wとか言うんだ、浅ましいひと。
>>593でのレスに対してそれでも外吉さんはとうへんの花を持ち出すのかいやと
自傷気味の皮肉を言ったんだよ。
597595:03/11/26 23:42
>>596
いや、機転が利くなあと感心して書いただけなんだが…。
浅ましいって、そんな変な趣旨ではないんだけどね。
まあ、誤解されるのは不徳の致す所でございます。

寝る。

おめーらでかい書店で『現代人の論語』を買え!
瞬間だけでもベストセラーに送り込め!
呉智英に税理士使わせろ!
598外吉:03/11/27 00:21
『BSマンガ夜話』大月隆寛氏の発言。
「もう一回永島さん、やろっか。呉智英さんと関川さん呼んで」

>>593>>596
>それを知りたければ、以費塾へ通いなさい。
つー一文しかあなたには目に入らないの? 
599無名草子さん:03/11/27 01:12
>>598
いずれ書き込むことがあるかもしれないは目に入った。
(市井の人も気付く人は気付くは、知ってる人は知っていると同じで意味を成さない言葉)
このラジコンのび太にもいつかかしてやるよ、とスネオが言うのと同じくそれになんの意味が?
現代人の論語に言及されていればわかるというのも、
浅羽氏が以費塾唯一の破門の某に語りその某が感銘を受けたこの章では、といったような
一節でもなければその一章と外吉氏そのひとが感銘を受けた一章が同一かどうかなど知りようもない。
一応全文に目は通しているのだが。
600外吉:03/11/27 07:39
>>599
「感銘」:忘れることの出来ない、深い感動を受けること
                     (『新明解国語辞典第五版』)
漏れは「感銘を受けた一章」などとは書いていない。
>>586で、漏れにとって「呉智英封建主義を語る上で欠かせないある一章」、
>>588で、漏れにとって「印象深い一章」と書いただけだ。
『論語』のある一章から深い感動を受けたわけではないことを強調しておく。

>市井の人も気付く人は気付くは、知ってる人は知っていると同じで意味を成
>さない言葉
「わかる人にはわかる。もちろん、説明はない。わかる人にだけわかればいい
ことなのだ」(『マンガ狂につける薬』)とゆー呉氏のある意味で意地の悪い
文章もあるんだがなぁ。
ま、あああ氏のような呉門の俊英?の書き込みならともかく、三流大学を出た
低能な精子ん異常者の戯言程度に受け止めればよいのでは。
だいたい、『現代人の論語』が出たばかりで読み終えた人が少ない現在、議論
する土壌も何も出来上がってないわな。

ともあれ、呉智英情報については、
塾生・なごや博学本舗・理科大生など>破門された精子ん異常者>地方在住者
の階層があるらしいことを改めて認識した次第。
ま、現在、関東・愛知以外の地方在住者の方々も進学や転勤によって、
塾生・なごや博学本舗・理科大生などの一群に入る可能性が十分あるんだから、
今後呉氏や浅羽氏に接する機会があるという意味では、絶交された漏れなんぞ
よりよっぽどマシなんじゃあないの?
601無名草子さん:03/11/27 10:14
俺なんか本読んで私淑するだけだからシュードラだな
(でもむかーし新宿小田急上の三省堂書店ですれちがったことがある)
602無名草子さん:03/11/27 10:37
辞書厨・・
603洩れ車:03/11/27 14:20
>>529 呆れさせて仕舞いました。御教示有難うございます, メルヘンとメンタルヘルスの関連も。

>>573 >>577 >>591 >>593 >>599 >>600
……
誰云玉石同    誰か云ふ玉と石と同じと
涙下不可禁    涙は下りて禁(とど)む可(べ)からず
「詠懷詩」阮籍

■二十四歳女性へのお答
 あなたは、人生に当りはずれがある、などということを考えたこともござい
ますまい。ございますまいが、しかし現実には、そういうこともあるのです。
ええ、人生には当りはずれがございます。そして、人生とは、そのはずれくじ
を引いてしまった人間が、そのことを結果としてひっくり返してしまう為にあ
るのです。別にあなたはこのことを聞かなくともよろしい。私は別にあなたに
向かってこのことをいっているのではないのだから。私は、このことを、運悪
く、奇形児として生まれてしまった場合の、あなたのお子さんに向かって言っ
ているだけなのだから。……なーんていうことだい!
『青空人生相談所』橋本治

夫子曰 ルサンチマンそのものがいけないと言っておるのではない。
それをオカルトなんかでごまかすのがいけないと言うのだ。
恨みも妬(ねた)みも嫉(そね)みもかまわぬ。
差別されたことがバネになって偉くなった人はいっぱいいる。
これも歴史や社会の推進力だろう。
だから差別にも意味はある。
これはこれで大きな秩序の構成要素なのだ。
その山とて相対的にしか評価できないものかもしれないがな, おっと錯簡。
「オカルト馬鹿につける薬」『いまどきの神サマ』/『サルの正義』

 夫子は「シラカバ平岡の挑発の空転」とか「中島みゆきの空振り」とか書いてるけど, 似たようなことやってるじゃないかぁ。てことなので >>577 さん, 細かいことはおいおいにして取り敢えず気を取り直して下さい。
604無名草子さん:03/11/27 14:59
最近は、朝日新聞に時評を執筆してたりするんで、論語本、書評欄に出たりするんだろうか?
ちと楽しみだったり。
605無名草子さん:03/11/27 22:00
東武ブックスでも売ってるのかな?発売されたこと知らなかった。うーよみてー
606無名草子さん:03/11/27 22:03
紀伊国屋はまだです
607無名草子さん:03/11/27 22:04
608無名草子さん:03/11/27 22:10
ようやく手に入れたが、装丁にはあまり意気込みが感じられないなあ。
609無名草子さん:03/11/27 22:31
今回のゼロサン時評は、古本を買って棚に並べる新刊書店への怒り
610無名草子さん:03/11/27 22:43
じゃなくて新刊書店が新古本屋から買って返品するという形で再販制度を
悪用してるんだなって話だったのでは
611無名草子さん:03/11/27 22:49
>>609
微妙に違うのでは?

新刊書店が、量販型新古書店で仕入れた(買った)古本を返品、差額を着服→
そのまま、再び店頭に→古本が新刊にスリ替わって売られる

という事態が本当にある(らしい)という話じゃなかった? ちょいとややこしいので、
朝日が読める人は、現物に当たってね。
書店での万引き多発といい、書店のこうした詐欺といい、世の中、悪くなっ
たもんだ。
612無名草子さん:03/11/27 22:52
>>610
そうですね。
そんなことがあるんですな。
613無名草子さん:03/11/27 23:02
>>611氏の言うとおりだと思う。
こんなことをやるのは個人経営の新刊書店だと思う。三省堂とか紀伊国屋のような
書店がそんなことをするとは組織的にも労力から見ても考えにくい。
614無名草子さん:03/11/27 23:17
神保町の三省堂に売ってる?明日買いに行くけどさ。ジャンルはなんだろ。古典?
615無名草子さん:03/11/28 02:08
616無名草子さん:03/11/28 02:40
今日池袋のジュンク堂とリブロ見に行ったけどまだなかったよ。
617無名草子さん:03/11/28 12:41
みんな買うんだね。俺は図書館で借りようと思ってるんだけど。
昔の呉智英みたく。で、ほらあの文庫のシリーズになってしかも
ブックオフの100円コーナーに出回ったら買うつもりなんだけど。
セコイ?
618無名草子さん:03/11/28 12:44
あ、よく考えたらあのシリーズじゃなくて呉智英初の
文春文庫になるんですね。すみません。
619無名草子さん:03/11/28 13:21
>>617 >>618
せこくても、全然かまわんと思う。
620無名草子さん:03/11/28 13:39
ふざけんなよ、今日買おうと思ってたのに。
ちょこちょこ発売日延ばすのやめろ!
621無名草子さん:03/11/28 14:44
>>620
でもすでに購入済みというカキコが数件あんだよねー不思議
622無名草子さん:03/11/28 16:13
「壁ぎわ税務官」って漫画に今回のゼロサン時評の詐欺をあつかった
話があったね
623620:03/11/28 18:28
紀伊国屋で普通に買えました。マンモスうれぴー!!
624無名草子さん:03/11/28 18:35
古本で買うのはやめにするよ、特に新古本は…。
つーか、ことさら言なくても、お気に入りの作家の作品は、少しでも印税入る新刊で買うんだけどよ…。
625無名草子さん:03/11/28 19:37
>>624
その作家が「俺は金儲けに書いてる」と明言していて、かつその
考え方に同意するなら「本は買って読め」だろうけど
作家ってのは言いたくて書きたくて表現したくてしかたない人種が
「本を出させて頂いてる」って意識で書くもんなんだから
新品を買おうが古本を買おうが図書館で借りようが
読者は、アクセスのスピードだけを基準にして読めばよいと思う。
626外吉:03/11/28 20:08
漏れも買ったよー。一晩につき一章の割合で読んでこうかな。
627無名草子さん:03/11/28 22:40
>>626
質問していい??

頭が悪いだけで呉智英の塾を破門になるのか?
628外吉:03/11/28 22:45
>>627
漏れのように頭が悪すぎると破門になる、かもしれん。
629無名草子さん:03/11/28 23:26
外吉さん、職業何さ?
630外吉:03/11/28 23:42
>>629
無職童貞ひきこもりの精子ん異常者。食い扶持については>>395参照のこと。
631無名草子さん:03/11/28 23:51
ほう
高等遊民ってぇわけかい?
632外吉:03/11/28 23:53
>>631
いんや、品性下劣なので、下等遊民ってぇところだな。
633祝・連載再開:03/11/29 00:37
635無名草子さん:03/11/29 08:33
明治時代−親の資産で食っていく高等遊民
平成時代−親の脛をしゃぶり尽す無職フリーター

同じことだよな実際
636無名草子さん:03/11/29 08:43
現代人の論語の感想が少ないようだが。
637無名草子さん:03/11/29 11:04
「現代人の論語」、文春から出てるから入手しやすいかと思ってたら、さにあらず。
ま、ボチボチ探すか…。

ところで、害基地を自称するのは、あまり褒められたものではないと思うんだが…。
まぁ、最近の俺様の身近にいるんで少々ウンザリしてるというのもあるんだが…。
……スルーしてください。
638無名草子さん:03/11/29 11:29
外に吉と書いて、ソトキチか...。
639無名草子さん:03/11/29 11:43
彼に限らず何故にコテハンを付けてる人って面白みのない人が多いのかね。
コテハン叩きは野暮といえ、荒らしに近い書き込みを見ると蹴飛ばしたくなるわ。
640無名草子さん:03/11/29 15:41
コテハンたたきをしているやつも面白みはないぞ。
641無名草子さん:03/11/29 15:44
コテハンか否かにかかわらず、2ちゃんねらーに面白みがないってことじゃん。
もちろん、「オレモナー」。
642無名草子さん:03/11/29 16:03
>>628かつて外吉氏は浅羽氏のオタクについての講演会を母校に呼んで開くほど浅羽とは蜜月関係にあったと記憶している。
(俺の友達が講演会のビラ配りをしていた)それが今となって破門とは何とも皮肉。
643無名草子さん:03/11/29 16:17
インテリって大変ですね
644無名草子さん:03/11/29 16:18
>>643
電焼きフグでも食うかい?
645無名草子さん:03/11/29 16:32
イカピーもあるよ。
646無名草子さん:03/11/29 16:42
647無名草子さん:03/11/29 17:17
>>639-641
紙系メディアと違って
何の訓練も受けていない、素養も無いヤツでも
自意識とテキストを垂れ流せるのがネットの長所であり短所だからな。

それでも、
見えない大学のログとか2chのログ見りゃ分かるが、
日本のネット創世記(win95-98あたりの時代か)には,、
シロウトでもそれなりのテキストを書けるヤツらが揃ってた。

初期のネットの中心層って、
・ネットワーク技術者
・マスコミ周辺
・当時世間様には何の役に立つのかイマイチ把握されていなかった
PCという20万オーバーのオモチャをぽんと買えてしまったアッパーミドルの子弟
(サブカルやオタク文化の洗礼を受けた人たちが多い)
・大学関係者(学内ネットの整備は資金力のある大学と高偏差値大学からはじまった)
あたりでしょ。

バカも杓子も貧乏人も道具としてPCを使う今とは違って、ネット人の富裕度と
キョウヨウは今よりも高かった。

ソネさんも掲示板で書いてた記憶があるけど、将来的にはネットって
貧乏人(年収アンダー300万、フリーター、低偏差値学生)のメディアになるんだろうね。
回線整備とPCの価格破壊のおかげで、貧乏人のひまつぶしとしては
コストパフォーマンス最高だものな>ネット

今もその兆しはかなりあるが…
648杓子:03/11/29 17:48
呉智英はまだ図書館でワンちゃんの雑誌とか見てるんだろうか。
俺はニャンちゃんの雑誌見てます。思わず頬がゆるんじゃって
自分でも不気味。
あ、ごめんね自意識とテキスト垂れ流しちゃって。
649無名草子さん:03/11/29 18:03
>>647
>何の訓練も受けていない、素養も無いヤツでも
>自意識とテキストを垂れ流せるのがネットの長所であり短所だからな。

今まで、各種文芸同人誌やコミケ、イカ天、PFF等、いろんな場所で果てしなく
繰り返されてきたことの再現じゃないですか?

ハードの発達、廉価化等で、職業的プロ以外の人間、カネが無いヤシらにも、門戸
が開かれる
→当然、緊張感が保てない人、パッケージングされたプロ作品の小器用なコピーし
かできない人、才能が無い人も参入してくる
→たちまちすべてが陳腐化する

かつてそういう場所をウロウロしていた(恥)者の私的体験としても、実際、何かやろうとしても、
自分にはオリジナルな何かが皆無であり、空疎であることにガク然とさせられたものでした。

ま、ネットにしても、大半のサイトは、TV等の既成メディアの方法論・内容を再
生産しているだけですしね。

さて、では、次は何が来ますかね?

まあ、2ちゃんに出入りしている自分が何を言う資格も無いのですが。それと、私
自身は外吉さんは好きですけどね(藁)
650647:03/11/29 18:16
>>649
> >>647
> >何の訓練も受けていない、素養も無いヤツでも
> >自意識とテキストを垂れ流せるのがネットの長所であり短所だからな。
> 今まで、各種文芸同人誌やコミケ、イカ天、PFF等、いろんな場所で果てしなく
> 繰り返されてきたことの再現じゃないですか?

方法論としては↑の方がよっぽどキビシイセカイなわけだけどね。
同人誌は受けなきゃ在庫の山。
バンドは受けなきゃ客が入らん。
ある程度客観的な評価が得られるんだよね。

そこへ逝くと、2chあたりだと芸ナシクンはせいぜいアボーンされるくらいが関の山だから
自意識はあんまり傷つかないよね。

同人の書き手やシロウトバンドマンと違って、
ネットのコテハン「ガクゼン」としちゃうケースは少ないんじゃないかな。
651ガク然、芸ナシクソ:03/11/29 18:34
いまさらながら『現代人の論語』発売おめでとー!
しかし、その感想がでてきませんね。みんな感涙して、
「間然するところなし」ってことなのかな。
652無名草子さん:03/11/29 18:51
それでは
「現代人の論語」について質問があるのだが、
この本の中の、曾子の章の最後のところ、孔子の言葉と曾子の言葉を比較して
思想のダイナミズムがすでに曾子の
段階で失われ始めていると指摘した文章をどこかで読んだ記憶があるのだが、
呉さんの単行本の中にすでに同じネタが収録されているのだろうか。
653647:03/11/29 18:52
呉とか浅羽とか大月系読者のきもいところって、
バカと指摘されても自意識が傷つかないように、先回りして
「俺はバカって自覚してるんだぞ」ってスタンスを取ることだと思う。

それだけならまだいいんだけど、
「お前もバカなんだ。自覚しろ」って
他人に説教はじめちゃうところがうざい。
654649:03/11/29 19:03
>>650
スレ違いになってきたが・・・私自身はサイトは持っていませんが、ネットの利点
としては、

・失敗も成功もスケジューリングもオール自己責任、すべてを自分のペースでできる。
・検索やリンクで、思いも掛けない人に見て貰える可能性がある。

これぐらいかな? 前者は、他人との軋轢から解放される代わりに、自己管理能力
を問われますね。後者は、仲間内的コミュニケーションからの逸脱の希望がある。
(もちろん、コンテンツが面白くなければ、継続して見てはくれない訳だけど)
ま、どこに場を求め、何をするにせよ、所詮は才能(運や環境、潜在的努力能力も
含め)で決まっていますよね。痛感します。

>ネットのコテハン「ガクゼン」としちゃうケースは少ないんじゃないかな。

自分はコテは使ってないけど、別板で「何、どうでもいいことをダラダラ書いてんだよ、
ヒマか?」と言われたときはショックだったねw 
ま、私や外吉さんのような(勝手にお仲間にして恐縮だが)淋しい人間には、いつも誰かに構って貰え、
都合が悪くなれば逃げ出せばいいだけの2ちゃんは、有り難い場所ではあります・・・。
655647:03/11/29 19:13
>>654
うん。
だから問題なのは、そういう「自己管理能力」というか、
自己抑制できない人=キチガイの増幅器(by大月)になっちゃうところが
ネットの問題点だね、って話であって。


スレ違いだからそろそろ消えるね
656無名草子さん:03/11/29 19:42
いいんじゃないのかなぁ別に抑制しなくても。
↑なんかあったらこういう「うるさ型」の人が出てきて
叩いてくれるわけだし。ま、毒を持って毒をry)
あ、ワタシもが閾値さんは好きで〜す
657タトよし:03/11/29 20:04
>>656
>あ、ワタシも が閾値さんは好きで〜す
たしか前にマンガのキャラ「そときち」のファンだから、と言ってたで〜すよ。
あと、「さとけん」さんの「葦原骸吉」と混同しないでくれよ、とも。
ま、どっちでも、ガイキチでもカトキチでもいいですけ〜ど。
>>652
過去スレでは? だれか塾生が紹介してクレってたような。 
658無名草子さん:03/11/29 20:10
そときちごめん
659無名草子さん:03/11/29 21:09
「現代人の論語」買ってきました。
最後まで読めるかな。ドキドキドキドキはぁーと
660無名草子さん:03/11/29 21:25
もう店頭に並んでいるようですね。
平積みかな?
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%8C%BB%91%E3%90%6C%82%CC%98%5F%8C%EA
とりあえず立ち読みしてこよう。
661外吉:03/11/29 21:39
>>637
ホントのキチガイだからなぁ。。。
何者と問われれば「精子ん異常者」としか答えようがないんだよなぁ。。。

>>639
面白みのある人なら自分でサイト開くなりミニコミ誌つくるなりしていて、そ
れなりの反響があるはずだ。2ちゃんねるごときに書き込みなどしないと思う。
漏れのようなコテハンの自意識垂れ流しのつまらんカキコ読んで蹴飛ばしたく
なるくらいなら、そこだけ読み飛ばせばよいのでは。

>>642
それは事実誤認。たしかに漏れは学生の時分、ゼミの先輩に唆されて浅羽氏を
母校に呼んで講演会を開こうとしたが、聴講者を限定するか否かの問題、テー
マの問題、対談相手の問題あれやこれやで企画段階で頓挫したところ、数カ月
後に母校の学生団体連合常任委員会が浅羽氏を講演に呼んだことがわかり、ビ
ラ配りに協力、自主的に正確無比のテープ起こしをした後、浅羽氏にそれを渡
したのが事実。蜜月関係と言うよりは、漏れが勝手に氏を「師匠」と私淑した
だけであって、先方もしょうもねえ野郎だと思いながら、仕方なしに気前よく
コーヒーやメシをおごりまくってくれただけのこと。
つーワケで、彼の本を買った金の数倍かの恩恵を受けた身である漏れは、氏の
懐の大きさに恩義を感じこそすれ、恨みはないのである。
662外吉:03/11/29 21:40
>>647
自意識が傷つかないように先回りするという防衛機制が働くという指摘は当っ
ているかもしれないが、「ああ、おれってまだまだバカなんだ。明日は少しマ
シにならねば」というのが、呉・浅羽系読者だと思うんだがなぁ。
あと、漏れのバヤイ、「お前はおれよりもバカのようだ。自覚しろ」といった
具合に婉曲に指摘する人には随分出会ったが、他人に親切に説教はじめちゃう
人は、浅羽氏以外出会ったことないぞ。

>>652
前スレにあった、あああ氏と呉氏の会話と漏れの引用レスだと思う。
>>527の洩れ車氏のカキコと>>584のなごや博学本舗スタッフ氏のレスにも関連
する内容。
663無名草子さん:03/11/29 23:02
>漏れが勝手に氏を「師匠」と私淑した
>だけであって、先方もしょうもねえ野郎だと思いながら、仕方なしに気前よく
>コーヒーやメシをおごりまくってくれただけのこと。

言葉にうるさい呉スレだから言うが、高島俊男かだれかがどこかで書いていた
とは思うが、「私淑」は、本人とは面識がないというのが大前提。
こういう場合には使わない。
664外吉:03/11/29 23:08
>>663
おおっ、その通りだ。またこれで言葉の意味を正確に知ることができた。
ありがとう。ありがとう。

あと、このスレざーっと読み直してみたが、「外吉」ってかなりウザいな。
いちいち反応して、本題からどんどん脱線していく漏れの性格がわかって、
非常に興味深かった。
665いいい:03/11/29 23:26
「現代人の論語」の単行本化のために新しく付け加えられた章ってどこ?
もしわかったら教えてください。
666無名草子さん:03/11/29 23:42
あとがきには、連載担当編集者の名前は挙がっているが、単行本をつくった
文春の編集者への感謝の言葉はない。
このあっさり感こそが夫子らしいね。

>>665
これは俺も知りたい。新たに付け加えられた2章はどれとどれ?
667外吉:03/11/29 23:45
>>665>>666
このスレのどっかに誰かがコピペしてたから、自分でご確認ください。
668無名草子さん:03/11/30 00:48

>>667
うーむ、一通り見たけどわかりませんな。前スレにあるのかもしれない。だれか見られる人、
探してクレ。それにしてもこのスレ、展開が速いよね。
669外吉:03/11/30 03:35
待望の『現代人の論語』もめでたく刊行され、前宣伝も終えたいま、
「外吉」というコテハンの存在意義はもはやなくなってしまったと言えよう。
2ちゃんのスレに自意識を垂れ流し、教養のない駄文を綴る愚行は、金輪際止
めにしようと思う。漏れの関心も他の分野へ移っているところだしなぁ。
日本のネット創世記にそれなりに内容があり、読める文章を書ける人々がいた
という事実は、それ以前にパソコン通信で行われた筒井康隆編『朝のガスパー
ル・セッション』収録の書き込みを読んだ漏れとしてはにわかに信じがたいこ
となのだが(筒井読者のせいもあるだろうが、書き込みは現在の2ちゃんのレ
ベルだった)、それでも「みえない大学本舗電脳分校掲示板」のログを読むと、
たしかにこのスレよりもレベルが上であることは否めない。
ただ、>>647氏がこのスレの現状を傍観者としてクサしながらも代案を出さない
ところが当事者であった漏れとしては納得のいかないところだ。
漏れとしては、あああ氏、なごや博学本舗スタッフ氏、洩れ車氏に限らず、新
たに多くのコテハンがこのスレに出現することによって、呉智英情報や本の感
想のみならず、たまに「みえない大学本舗電脳分校掲示板」で行われたギロン
のようなものが発生すればよいのではないかと思うのだが、どうだろうか?
今日は11月の最終日。ちょうど切りが良い。本日を以て「外吉」は消滅する。
三度目の正直だ。もちろん「無名草子さん」という名での書き込みもしない。
時折ロムることに徹する。
教養豊かな新たなコテハンが現れることにより、破門された元呉門最劣等生「
外吉」が垂れ流した書き込み以上のギロンがなされることを切望して止まない。
閉鎖的でもなく低レベルでもない、そんな勉強になるスレになることを祈る。
それでは、みなさん、さようなら。
670無名草子さん:03/11/30 07:57
黙って消えればいいのに
何でこういうタイプの人って
わざわざ大袈裟に宣言するんだろう。
671無名草子さん:03/11/30 09:38
芸風だから、それはそれでいい。テリ―・ファンクとか大仁田厚とか
松鶴屋千代若(「もう帰ろうよ」)と一緒みたいなもんか。
672無名草子さん:03/11/30 09:38
遅まきながら、今回の「ゼロサン時評」に書かれた手段に衝撃を
受けてます。
ブックオフ等の影響について、万引きの増加は他で読んだことも
あったけど、ああいうこともあるとは…

ところで最後の一文については
「ごりごりのリアリストの呉さんにしては優しいなぁ」
と思いましたです。
673無名草子さん:03/11/30 10:10
そちきちぃぃぃ(涙)
はあと
674呉智英:03/11/30 10:54
 騒音だった
 私にとってHAND−JOEとは騒音だった。
 私は仕事柄、出版パーティの類にしばしば出席する。普段食いなれない
ローストビーフを必死に胃袋へ詰め込んでいると、突然、司会者が「ここ
で、HAND−JOEオールスターズの登場です!」と叫ぶ。うわっ。私
はあわててローストビーフの残った皿をテーブルに置いて、会場の隅にま
で避難して、両耳を塞ぐ。間髪を入れず、会場は、サックスやらコルネッ
トやらドラムやらの音楽もどきの騒音に満ちあふれるのだ。
 HAND−JOEの主要メンバーは、上杉清文にしろ南伸坊にしろ末井
昭にしろ、みんな以前は恵まれない人たちだった。葬式の煮しめで御飯を
かっ込んだり、零細マンガ出版社で原稿取りをしたり、キャバレーの飾り
つけをしたりしていた。それが、最近ちょっと暮しぶりが好転すると、こ
のしまつである。以前の苦しさを忘れたような増長ぶりである。衣食足り
た結果が騒音だったとは、まるで日本の現在を象徴しているようだ。
「私にとってHAND−JOEとは何だったか?」『言宣術藝級高』JICC出版局
675649:03/11/30 11:53
>>669
外吉さんは、それこそサイトでもお作りになればいいんじゃないですか。外吉さんの
キャラなら、凡百のサイトよりも、遥かに面白いものができると思うし。

それと今さらですが、ネットで有効な議論ができ、何かが動く。というのは、やはり
錯覚であり幻想ですね。何年も前からあちこちで嫌われてきた(苦笑)、私の実感としても。
利点としては、

・身近に趣味の仲間がいないとき、話相手を見つけやすい。
・自分の話を聞いてくれる人がいないとき、いつでもアクセスできる。私に関して
 言えば、他人に長電話して迷惑を掛けることはほぼ無くなった。
 (誰だって本音では、他人の愚痴につきあって、時間をムダにしたくは無いわな)
・上記に関連して、リアルのわずらわしい関係から解放される(ま、匿名メディア
 でも無いんですけどね) もちろん、オフ会なんか出ない。鶴も折らないw
・嫌われたら逃げ出せばいい。自分が悪口を言われても、見ないフリ。

この程度でしょうか。まさに2ちゃん世界そのものですねw
676649:03/11/30 12:03
つーかオレ、スレ違いで何語ってるんだか・・・。

追記。

呉先生が、文藝春秋から本を出される日が来るとは・・・かつて「インテリ大戦争」
「封建主義者、その論理と情熱」「バカにつける薬」に(どこまでネタが理解
できたか否かは別にして)爆笑し、朝日文庫版「読書家の新技術」に目から
鱗が落ちまくりの中高生だった私にとっても、感慨深いの一言で御座いますよ・・・。
677無名草子さん:03/11/30 17:19
古い話で恐縮なんですが
「フキンシン」と「フセッセイ」を言い間違えた女性ミュージシャン、って誰ですか?
678附近臣、伏せっせい!:03/11/30 17:35
論語の話題、でませんね。みんな読んでないのかな?
>677
その話、どの本に書いてましたっけ?
679無名草子さん:03/11/30 19:11
>>677
おそらく松任谷由美だと思われる。少なくとも俺はそう考えていた。
680無名草子さん:03/11/30 19:17
呉の私塾の生徒の評論集とか出してくれないかな。
編者は呉で。ひとつ頼むよ。
681無名草子さん:03/11/30 19:21
>>677,678
たしか『大衆食堂の人々』だったと思う
自分も679氏の書くように松任谷由美じゃないかと・・・
682無名草子さん:03/11/30 22:08
現代人の論語購入したが、1100円は安すぎ。
大学教授とかじゃないからさ、生活の方の心配しちゃうよ。
683無名草子さん:03/11/30 22:10
みゆき信者のユーミソ嫌いって線かな、いかにもユーミンソ言ってそうだしね
684バカダ大学:03/11/30 22:15
685無名草子さん:03/11/30 22:57
そういえば呉智英のサザンオールスターズ評というのも
聞いたことがないな。夫子とサザン・・・これほど不似合いなものもないか。
686無名草子さん:03/12/01 00:30
タトきちさん、>>586-588について書かずに消えちまったね。
困ったもんだ。
687無名草子さん:03/12/01 00:37
広告の扱いでかかったね写真付きだし、コリャド田舎在住の俺でも苦労せず買えるかな。
688無名草子さん:03/12/01 08:39
外吉、戻って来い!
689無名草子さん:03/12/01 09:05
言わなくても戻ってくるよ。
彼はそういう人間だ。
690無名草子さん:03/12/01 09:54
すべからく(←あってる?)戻ってこいよ
691無名草子さん:03/12/01 12:41
すべからく戻るべし。
692無名草子さん:03/12/01 15:09
呉ってガンダムとか見たことあるの?
呉には音楽とかも語って欲しいな。
693無名草子さん:03/12/01 15:20
呉信者とオウム信者の違いは?どっちも選民思想持ってて怖い。
694無名草子さん:03/12/01 15:43
>>693
心配無用。
呉信者にエリートはいない。
695無名草子さん:03/12/01 15:45
>>693
理想と野望。孔子と陽貨。
というのは朝飯前に片付けて本題。

現代人の論語、一応読了。要再読吟味。我理解力足らざるが也w
とりあえずの読んで見ての疑問というか関心の点があって、それは本の
内容それ自体にあるのでなくて呉さん本人に向けた関心。

呉さんは論語孟子荘子あたりなら、全文読んでいるのは当たり前の事。
詩・易も三省堂とかいけば売られてるから読んでるだろうと思う。
現代人の論語には、書や春秋や礼記や史記なんかが自在に引かれているけど、
これは呉さんが自分で当たって、そして引いているのか、それとも
金谷氏や吉川氏や貝塚氏や白川氏の著書から孫引きしているのか、そこが気になった。

だれか呉さんと親しい人か塾生さん教えて。外吉さんもromってたら教えて。
696無名草子さん:03/12/01 16:35
>>692
俺は語ってほしくない。
呉さんのサブカルチャーに対する読みは外れていると思うので。
それは御本人自身がよくわかってると思う。

ところで、何日か前の朝日新聞の全面広告に宮崎哲弥が出てたから、何事かと思って読んでみたら、
河村隆一の対談相手としてだった…。活動再開するとかでツアーをするらしい…。
宮崎氏、何か思うところがあって引き受けたんだろうか?
確かに、もはや時代の作法ともいえるサンプリング・カットアップ・リミックスを逸脱した存在だとは思うが、わざわざ宮崎氏が褒め称える存在なんだろうかねぇ?
697無名草子さん:03/12/01 17:05
>696
> 宮崎氏、何か思うところがあって引き受けたんだろうか?

語るのが商売だからだよ。
698無名草子さん:03/12/01 18:11
うむ。
でも、河村隆一の客を取り込めたとしても、何をしたいのだろう?
699無名草子さん:03/12/01 18:15
695、論語ボーイか
700無名草子さん:03/12/01 18:23
>698
飯のタネを開拓したいのさ。
701無名草子さん:03/12/01 19:01
>>サンプリング・カットアップ・リミックス

川村の音楽ってそういう音楽だっけ?ルナシーしか知らないから良くわかんねー。

呉さんにゲームマスコミ批評して欲しいんだけど。あの業界批評する人少ないじゃん。
702無名草子さん:03/12/01 19:40
河村隆一って、ビジュアル系のはしりという印象しかないのだけど。
ところで、「呉さんにゲームマスコミ批評」って意味わからん。なぜに?
703無名草子さん:03/12/01 20:14
amazonから現代人の論語到着。
読むのがたのしみです。
704無名草子さん:03/12/01 20:24
>>696
>呉さんのサブカルチャーに対する読みは外れていると思うので。
何のことを言ってるのかな、マンガと中島みゆき以外でサブカル批評ってあったけ?
705無名草子さん:03/12/01 20:40
サンプリング・カットアップ・リミックスて河村の音楽性も変わったんだな
706無名草子さん:03/12/01 20:41
逸脱した存在と言いたかったのか なるほど
707無名草子さん:03/12/01 21:27
madamada
wadai ni natteru
708無名草子さん:03/12/01 21:32
この人、どうやって食いつないでたの?
709無名草子さん:03/12/01 21:34
こんなに簡単に、たった一人の悪口がきっかけで、我々は
外吉氏を失ってしまっていいのかねえ。「面白み」なんて印
象論はどうでもよくて、価値ある情報を提供してくれる人が
減るのは残念極まりないな。呉や浅羽と一面識もない俺に
とっては、なごや博学本舗スタッフ氏や外吉氏らのカキコは
非常に有用だった。

一方の>>639が、今までに一体どんな情報を提供してくれた
のか、俺は知らない。
710無名草子さん:03/12/01 22:15
>>709さんに少々異議を呈します。
提供する情報がなくなったらどうするつもりですか。
その人は用無しですか。
711647:03/12/01 22:16
外吉がここで話してることは
ネットを漁るとよそでがいしゅつなことが
大井と思うんだが
712無名草子さん:03/12/01 22:25
>>710
提供する情報がない人も、提供する情報がある人も
このスレッドにいればいいじゃん?
713無名草子さん:03/12/01 22:27
コテハン叩きは2チャンではよくあることです。
理由なんて取ってつけただけです。
外吉さんも不愉快でしょうがこのスレの大多数はなんとも思っていませんので
ご心配なく。
714無名草子さん:03/12/01 22:40
そうそう、おかしな奴はどのスレにもいる。
外吉はヘソを曲げずに出て来いよ。

#たぶん、親の遺産で云々が反感をw
715すべ辛い世の中だあ(←まちがっとる!):03/12/01 22:52
ま、情報提供に感謝するのは当然としても、そんなに気をつかうこともないでしょ。
タトよし氏も「反省」して書込みをやめることにしたんだし。
それにしても『現代人の論語』の話題、もりあがらんねえ。
>>695も内容についてではないし。
716無名草子さん:03/12/01 23:08
>>715
単にまだ入手して読み終えた人が少ないからでは。
ちなみに漏れは週末都心に買いに行く予定。
717無名草子さん:03/12/01 23:22
ここって2chにあって2chにあらずって感じだからね。
したらばとか行ったほうがいいと思うよ。
718郷愁の放火魔:03/12/01 23:36
論語塾逝ってたよ。今の理事誰でつか?
719無名草子さん:03/12/02 00:59
冒頭のどこだかの女教授が吉川論語を好きで読んでるってのと内容のビビたる
誤りに気が付かないでいるってのは違うじゃん。
井上靖が憤りを発してはを誤訳してる馬鹿だとはよく言うけど女子と小人の章を
吉川が現代にはそぐわない章だ、と誤訳してることについては言及なし。

あと、ホントの話でもそうだったけど字数が決められているところに話をぶち込むっての
呉さんへタくそだよね。内容が興味深いから最後まで読めたけど、あくびでまくり。
書き下ろしはあんなに面白いのに。
720無名草子さん:03/12/02 01:40
>>718
浅羽氏の他に理事なんてあるの?
721無名草子さん:03/12/02 02:07
1月9日にちくま文庫で狐の書評の続編が出ます。
筑摩書房のサイトより。
「水曜日は狐の書評 ―日刊ゲンダイ匿名コラム」 狐
432 文庫
722無名草子さん:03/12/02 02:13
>>721
なして、このスレで?
723狸の駄文:03/12/02 03:53
>>719
ほんとに「三十年も愛読してる」プロなら(論語専門ではなくても分野が近い)気づけよってことでしょ。
女子と小人の章についてはたしか『言葉につける薬』でちゃんと言ってた。それに、これは吉川だけの
誤訳ではないからね。井上靖についてはよく売れただけの駄本として、くりかえし批判する意味が
あるということでしょ。

>あと、ホントの話でもそうだったけど字数が決められているところに話をぶち込むっての
>呉さんへタくそだよね。内容が興味深いから最後まで読めたけど、あくびでまくり。

そんなにヘタかね? 気になんなかったけど。
724洩れ車:03/12/02 09:00
これはテオスとの出会いだったのだけれども,
女子と小人の章がたまたま手にした『わたしは真悟』の
中で使われているのをハケーンした時は得した気が
しますた。既出ならスマソ。
725無名草子さん:03/12/02 10:49
一つの講を6Pくらいにしてほしかったなぁ。呉さんの言ってる事分かんないところ結構あったしね。
詰めすぎたと思うよ。
726郷愁の放火魔:03/12/02 12:02
720>
月の第1回目は、必ず飲み会をやるんだけど、
その準備とか、塾生への連絡とかを数人がやり
ます。サークルみたいな感じなんですよ。塾生
募集のポスターを貼ったりね。
727無名草子さん:03/12/02 12:27
外吉戻って来い
728無名草子さん:03/12/02 12:38
そんなことより
【福岡】中村学園大学 総合【佐賀は氏ね】
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/campus/1070161745/l50
dat落ちからつД`) タスケレ !!
729無名草子さん:03/12/02 13:57
>>726
ありがとうございます。質問ですが、HNの「郷愁の放火魔」の意味は何ですか?
730無名草子さん:03/12/02 19:59
外吉戻って来い
731無名草子さん:03/12/02 20:48
つい先日、呉智英さんに会った時にこんな話をした。
>>600 と前スレ ttp://book.2ch.net/test/read.cgi?bbs=books&key=1060523195&st=899&to=900&nofirst=true
> 「古本屋の棚で私は何度も、予想もしていなかった本に出会ったし、ずっと探
> し求めていた本に、まさかと思うような所で出会うことがときどきある。ささ
> やかな体験かもしれないが、私にとってそれが『テオス』と出会う瞬間だった
> のかもしれない」        (坪内祐三『ストリートワイズ』晶文社)

書店・古書店・新古書店「2ちゃんねる」がテオスとの出会い系サイトであっても一向に構わないと思われ。
>>535-536 >>641 >>649 >>661 >>669 >>675 >>717 それに夫子の板は808枚(予定)で2ちゃんを包含する勢いだ。

つーワケで, 自ら毒人参を呷った伯夷「村はずれの」外吉 & 叔斉「プラトニックアリストテレス」論語ボーイ御両名の人柱により, このスレの残りは出会系網野式
【神の嘉し給ひしスレ】クレトモの秘密【客家(hacker(c)とり・みき)3/4】
となりますた(有効期間1/4スレ)。

仏陀は三時(過去・現在・未来)を離脱した出世間智として常住である。人間ゴータマは死んでも真理のあるところには仏陀が存在する。
『孔子暗黒伝』諸星大二郎

ソクラテスという人は、哲学なのですから、死にません。死んだと思っても、じつは生きていたり、すぐに生き返ってまた生き始めたりします。
『さよならソクラテス』池田晶子(但スベカラク瑕疵疑惑あり?)

ツー訳でご両人, 反魂香なり浅羽通明腎気丸なり尸解経由なりで黄泉がえってたもれ。王子様の接吻が必要なら
ttp://book.2ch.net/books/kako/1048/test/read.cgi/books/1048092158/13
様にお願いします。洩れはメタリアル消防団員なので mouth to mouth プロトコルなら可能。

スレの現在の空気を読んでいないと仰るかも知れないが, 以上が『現代人の論語』のあとがきを立ち読みした感想です。そして, 『インテリ大戦争』のまえがきに思い当って, 感慨を深くしたのですた(じーん足)。
733強襲のおかま:03/12/02 22:57
>>724
>女子と小人の章がたまたま手にした『わたしは真悟』の
>中で使われているのをハケーンした
たぶんハツ出ですね。どのへんにあるの?
ところで、検索してみたら、中里介山『大菩薩峠』に「女子と小人の巻」が
あるようです。
>>731
つづきは?
>>732
>スレの現在の空気を読んでいないと仰るかも知れないが, 以上が『現代人の論語』の
>あとがきを立ち読みした感想です。そして, 『インテリ大戦争』のまえがきに思い当って,
>感慨を深くしたのですた(じーん足)。
外吉ではない本物のガイキチさんかい? どういう脈絡なのやらわからんて。
734無名草子さん:03/12/03 02:13
>>695
>書や春秋や礼記や史記なんかが自在に引かれているけど、
三省堂には売ってないかもしれないけど、
このくらいの本、簡単に原典が見られるよ。
735OB:03/12/03 04:39
以費塾では吉川貝塚宮崎木村などの解釈の他にも、呉氏独自の解釈もある。
微子篇第八章の「可もなく不可もなし」の本来の意味が誤用されるようになったのは、
大学の成績の「可、不可」が広まったからではないか、などなど。
736無名草子さん:03/12/03 08:12
呉さんってちょっと粘着入った人だから、「可もなく不かもなく」の
正しい用方を知っていても、日常日本語として「可もなく不可もなく」を
使ったとしても語源を知らぬ馬鹿とか言われそうでいやだな。
737無名草子さん:03/12/03 08:22
それはない。むしろ、自分でも誤用してしまうと素直に言われる方だよ。
738無名草子さん:03/12/03 09:38
>>737
はたしてそれはもう誤用なんだろうかね。
別例を挙げていうなら
「彼は東大を出て賢いけど時にうんこ食うから狂人だ」は
語源的にいうなら3箇所も間違えてるけど、可もなく不可もなくだって
日本語としてこなれているならもはや誤用というのはどうかと思うよ。
739無名草子さん:03/12/03 10:42
>>738
どこが語源的なの?
740無名草子さん:03/12/03 10:46
>>739
引用元の使用例を鑑みるとっつうことだろ
741無名草子さん:03/12/03 10:49
「可もなく不可もなし」が本来の意味とは違う使われ方をしているとか、
「憮然として」がしばしば誤用されるのは、語源的な問題と言えるかもしれないが、
>>738は単なるレトリックの問題だもんな。
742無名草子さん:03/12/03 11:21
外吉戻って来い
743無名草子さん:03/12/03 11:30
>>741
レトリック?
憮然 ×ムスッとしている様 ○失望や歎息をしている様
を語源的というならなおさら
賢 ×知識がある ○知識人間性ともに優れている
時に ×時々 ○折を見ては
狂 ×頭おかしい ○理想は高いが行動が追いついていない(by孟子先生)
この3つだってレトリックではなく古代支那の語源の問題だろう。

文献 ×文字や音声などの資料 ○文=文字資料、献=それを伝え知る人
古者 ×昔の人 ○昔
束修 ×月謝 ○干し肉の束
文学 ×物語 ○文献学 などなども

昔と意味が代わっていて、それがすっかり定着しているものだって
みんな語源的にみれば誤りだけどすっかりこなれた現代語になってる。
可もなく不可もなくだって、今逆に
「あなたは試験前に十分な睡眠とって頭すっきりさせるのと4当5落のどっちがいいと思う?」
との質問に「可もなく不可もなくだよ。」(ただ能率的な勉強をするまでだ。)と答えてると
括弧内の意味が今では常識外だから、それこそ意味不明な受け答えになってしまう。

長くなった。昔と今では(もしくは外国と日本では)使用例がことなるけども
日本語としてこなれている言葉は、もうそれは誤用ではないと思うのだが。
744無名草子さん:03/12/03 14:11
享年っては数え年だって高島俊男がいってるけど
だとするとゴチエイは間違ってたぞ>『私の死亡記事』

禿げしくがいしゅつ?
745無名草子さん:03/12/03 14:13
× 享年っては
○ 享年は 若しくは 享年って

せわないっすね・・・
746無名草子さん:03/12/03 22:13
>>743
俺ははじめて書き込むけど、その「誤用」と「慣用」の境界線の
問題だよな。743氏が挙げた例だと「憮然」は俺はまだ
誤用とみなす。
747無名草子さん:03/12/04 00:30
>>746
そういう時訂正いれるかスルーするかって微妙だよね。
とくに目上とかでない、普通に友達なんかだと。

「あいつったら莞爾として怒ってやんの」←これは明らかに誤用だから
訂正っていうか間違いを教えてあげる感覚で指摘するけど
「ムカついてるのはわかるけど憮然とした表情やめなよ」←どうだろなー
指摘するかなー。微妙。自分では使わないけど人が使ってたら流す、かな。
呉さんなら誤植を見つけたときのような嬉しそうな顔で指摘・論いするんだろうな。
748無名草子さん:03/12/04 01:51
>>747
だから、日常会話の時はそんなことないって
749無名草子さん:03/12/04 06:02
呉智英スレ生きてたんだね!見たいと思ったけど前スレとか
ずいぶん落ちてるね。探したよ〜。

そういえばタバコ飲み以外には関係ないけど「富士」が復活します。
来年1月から。残念ながら中国、四国など地域限定だけど。
フィルター付きになるけど、味の方もちゃんと復刻されてるかな。
750無名草子さん:03/12/04 12:18
>>749
ホントの話?よかったら、ソースも教えて下さい。一回すってみたいよね。
751無名草子さん:03/12/04 13:04
外吉戻って来い
752バコタ:03/12/04 23:43
>>750
749のしとのソースは知らんけど、検索してみたらニュース速報板にあった。
なぜかもう過去ログ倉庫に…。

>【1:12】( ;゚Д゚)y━・~~~ 伝説の最高級タバコ「富士」30年ぶりに復活
>1 名前:ななお ◆NANA/Siybc 03/12/02 14:09 ID:KCj+CAEc
>日本たばこ産業(JT)は1日、地域限定の新製品6銘柄を来年1月7日に
>発売すると発表した。6銘柄を一挙に投入するのは民営化以来初めて。
>かつて最高級たばこだった「富士」の名称も約30年ぶりに復活させる。好調
>なら全国展開するほか、消費者の好みをつかんで今後の開発に生かす考えだ。

>新製品「富士ルネッサンス」は岡山、鳥取県と四国4県で発売。この長さ100
>ミリタイプ「富士ルネッサンス・100’S」も熊本、大分県へ投入する。
>和名銘柄の発売は1984年の「匠(たくみ)」以来。同時発売の「ビターバレー」
>とともに無香料にした。

>http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_12/1t2003120207.html

>( ;゚Д゚)y━・~~~ 富士ウマー
753姦蚊薫毒:03/12/04 23:51
>>738
いまさらつっこむこともないけど、よくない例だあね。
>「彼は東大を出て賢いけど時にうんこ食うから狂人だ」は
>語源的にいうなら3箇所も間違えてるけど、
こりゃ、にぽん語としてはぜんぜんまちがいぢゃないよ。
漢文訓読という特殊な場合には、にぽん語ではないから気をつけなくては、
ということだから。
754無名草子さん:03/12/04 23:59
>>752
ありがとう。
755洩れ車:03/12/05 00:20
>>733 >>724 確か真悟に意識が宿ったあたりで後半が「使われて」いた。即ち, 引用やナレーションではなく, 女の発した生の台詞として。

>>733 >>732 個人的には、この辺に思いが至ったのでした(みーんな悩んで大きくなった):
 現在とりざたされている右傾化にしろ、大議論の欠如にしろ、そこには以上
のような事情があるのだ。
 こうした中で、私は、原理的に思考し、かつ既製の教養を図太く活用し、昂
然として知識人(インテリゲンツィア)と名乗り、俗物教養主義者や現状是認主
義者と果敢に闘ってきた。
 本文を見よ。私がいかに有効に彼らを撃っているか。いかに有効に彼らをね
じふせているか。
 それができているのは、私が知の主体者だからである。進歩的知識人たちに
それができないのは、彼らが、自らを、知を、右・左の軸に位置づけることに
よってしか価値判断できないからである。右・左の軸の上の位置によって価値
判断をするなら、最も左、すなわち最も下層が一番正しいということになって
しまうのだ。そうならずに、しかも、この二〇〇年の成果である左の勝利によ
る解放をも取り込み得る、それが知の主体者である。
 同時に、私は、崩壊した原理にしがみついている進歩的知識人をも容赦なく
撃つ。彼らは、現在の思想力の衰退をもたらした張本人だからである。
 知的戦闘の重要さが今ほど痛感されることはない。私は、貪欲に既成の知識
を食らい、既成の教養の倉庫に押し入って知の武器を奪い、知で体を作り、知
で武装し、左・右の俗物どもと徹底的に闘うつもりである。
 私は、知の戦士である。
               「まえがき」より『インテリ大戦争』呉智英
756自作自演スマソ:03/12/05 00:21
>>732
伯夷叔斉じゃないですよう。

匹夫匹婦が正解。

とか遜りながら一緒に管仲鮑叔牙として甦ってくれると, おじいさん嬉しいんだがなぁ(女王様みたいな謙遜の強制スマソ)。
「しかし、雍(よう)也篇にあるわずか二十八文字から一篇の小説を作り出したい誘惑に駆られた司馬遷の直感に、私は与(くみ)したい。」(第十講 妖艶なる謁見)
↑12 3 4  5 6 7 8 9 10111213 14151617 181920 212223 2425262728
「子見南子、子路不説、夫子矢之曰、予所否者、天厭之、天厭之。丈七半之佛」
または「堪忍之二字」または「これだけや」しつこいな俺も。いや, 執拗たるべし「なだいなだ」に倣ひて。
句読点鉤括弧で加減しても合わないようや, 変。


「マタイ福音書によれば、イエスがナザレの会堂で教えを説いた時、その自信に満ちた言葉に人々はこう訝(いぶか)しんだ。」(第十五講 故郷への愛憎)
↑「訝しむ」は公認済か? 「訝る」または「訝しがる」が正統では。夫子も今までは「訝しがる」をお使いだったような記憶があるのだが。


そんな事より>>547よ, 『現代人の論語』のイチ刷りが1万2千だって本当かい。
日本の人口が1億ウン千万, 平均すると1万人に1冊弱。
洩れの町の人口が1万ウン千だから, 回って来るのは精々1冊。
市部や大学周辺への割り当てが多いだろうから実際には1冊来るかどうか。
町の書店は今3軒。夫子の本を時々見掛けた店は7年前に廃業。
一番でかい本屋には入ってなかった。えーい辛抱たまらん客注だぁ。
待てど暮らせど入荷連絡が来ない。予約しときゃア良かった。
100km先の県庁所在地に日帰り出張。待合せは書店の裏の駐車場。
資料のコピー撮り終えて, あるなあるなと念じつつ,
ふらふら売場に足が向く……。みつけちまった……!

さて入荷したら誰に買わせよう。

所で外吉様, 売れ行きの評価にはどういう買い方が一番貢献するのでしょうか:
店頭予約, ネット予約, 店頭買い, ネット買い, 店頭客注 etc.
758749:03/12/05 01:28
うれしいと思ったのも束の間、
なんとタール6ミリと判明。これじゃあ呉氏は喜ばないだろうなあ。
ちょっとがっくり。
759無名草子さん:03/12/05 01:49
『現代人の論語』出版記念・呉智英ご推薦ブックリスト改訂版
http://up.isp.2ch.net/up/9b0b1da0116f.txt

新刊中の推薦書を追加。
760無名草子さん:03/12/05 02:41
>757
>夫子も今までは「訝しがる」をお使いだったような・・・。

この言い回しは良いの?

761無名草子さん:03/12/05 06:49
『現代人の論語』はあまり売れないのでは、と
悲観的になっています。

なぜなら、これを必要とする日本人がいるのでしょうか?
必要だと自覚する日本人がどのくらいいるのでしょうか?

水差してスマソ。

762無名草子さん:03/12/05 07:19
>761
朝からそんな心配するなって。
とりあえず窓を開けて新鮮な空気を胸一杯吸え。
もし君が異国の空の下で書き込みをしているのでなければ、すっきりと晴れ渡った
空を見上げられるはずだ。
論語のことなど暫し忘れろ。
今日が君にとって良い一日であることを祈る。
763無名草子さん:03/12/05 10:48
>>759
いつも、ありがとう。
マンガ版も欲しいよね。前も言ったっけ?
764無名草子さん:03/12/05 11:21
昨日は朝生200回記念パーティーがあったが、夫子も行ったのだろうか?
765無名草子さん:03/12/05 11:22
外吉戻って来い
766無名草子さん:03/12/05 11:28
売れるんじゃないの。
安いし、装丁も良いし、文春だからそこそこ配本されるだろうし。

何より、前作「犬儒派だもの」とかと違い、タイトルが実用書ばり
に一般的で、呉氏の読者じゃなくても購入するような本だから。
767無名草子さん:03/12/05 11:34
呉ってTVゲームも嫌いなの?
768無名草子さん:03/12/05 13:03
>>761
今週の水曜日、池袋ジュンク堂に現代人の論語を買いに行ったら
探せどないので店員に聞いたら、「昨日すべて売り切れた」とのこと

しょうがないのでSEIBUで買いました、こちらは5冊くらいあった
769無名草子さん:03/12/05 13:20
呉智英、もしや久々の三塁打か?
770無名草子さん:03/12/05 17:46
三塁打なのかよ(笑
771無名草子さん:03/12/05 18:02
おまいらは売れたら売れたで。、選民意識に傷がついて文句いいだすんだろ?
全く・・・。
772無名草子さん:03/12/05 18:17
いやぁ俺は売れて呉さんの生活が潤うなら全然いいことだと思うけど。
773無名草子さん:03/12/05 18:38
固定客が買っただけでしょ
あとは書棚から消えるのみ
774無名草子さん:03/12/05 19:51
一度はホームラン打って欲しいね。
100万・・・いや、せめて60万部くらい売れてくれれば
775無名草子さん:03/12/05 19:56
彼がどういう役回りとして存在しているのか判ってないな。
さらにどういう読者に支持されているかと言うことも判っていない。
自他共に冷静に評価できていないわけだ。
776無名草子さん:03/12/05 20:04
バカにつける薬
サルの正義

この頃が面白かった。いちばん熱心に読んでいた時期。
777無名草子さん:03/12/05 20:41
ゴチエイの思想のプロトタイプが読める本てどれ?
778無名草子さん:03/12/05 20:42
現代人の論語でたあとだと犬儒派はあまり面白いとはいえないなぁ。
一番面白かったのはバカサルだな
779無名草子さん:03/12/05 20:46
ホントの話、犬儒派、とイマイチなのが続いたからね。
780無名草子さん:03/12/05 21:40
宮崎哲っちゃんて以費塾OBなのか?
781無名草子さん:03/12/05 21:49
『インテリ大戦争』と『読書家の新技術』だな
782無名草子さん:03/12/06 00:12
外吉さんってどうして以費塾辞めさせられたの?
前スレが落ちててわからないな・・・・

783無名草子さん:03/12/06 00:36
ソトキチの話はもういいよ。
784無名草子さん:03/12/06 02:12
犬儒派は面白いと思う、ただしお笑いでいうところの楽屋ネタみたいなもんで。

朴俊賢(仮名)っていう思想家を知ってる人なら若き日の朴氏がお父さんに
ジュースを買って貰った話なんかほのぼの面白エッセイだろうけど
朴俊賢を知らない人にはほとんど同人内輪話でつまらん、と思う。
785無名草子さん:03/12/06 06:15
そうかなぁ?父子の話として読んでも、そこそこいけると思うけど...。
786無名草子さん:03/12/06 13:36
外吉戻って来い
787無名草子さん:03/12/06 15:13
>>781
『危険な思想家』と『封建主義者、その論理と情熱』は?
788無名草子さん:03/12/06 17:57
『危険な思想家』と『封建主義者、その論理と情熱』と『ホントの話』この三冊は必読文献と思う。
789無名草子さん:03/12/06 17:59
>788
どういう人間にとって必読文献なのw
790無名草子さん:03/12/06 18:12
呉はオナニーとかした事あるの?童貞?
791無名草子さん:03/12/06 18:57
呉智英って名前、知らない人には朴俊賢と大差なく写るんだろうな。
きもいな。読む前から読む気そぐ名前だな。
792無名草子さん:03/12/06 19:34
>>789
西尾信者
793無名草子さん:03/12/06 20:18
>>786
自作自演ぽい
794無名草子さん:03/12/06 21:25
>>789
キミみたいな人にとってじゃないw。
795無名草子さん:03/12/06 22:06
『封建主義者、その論理と情熱』なんて本はないけどな
796無名草子さん:03/12/06 22:17
呉はオナニーとかした事あるの?童貞? 呉はオナニーとかした事あるの?童貞?
797無名草子さん:03/12/06 22:19
>>795
同時代で読んだことがないんじゃ分からないよねえ。
798無名草子さん:03/12/06 22:27
『現代人の論語』出版記念おやじギャグです。

NHKの『プロジェクトX(エックス)』ってありますよね。

今度から読み方が変わったんですよ。

『プロジェクトX(バツ一)』
799無名草子さん:03/12/06 22:32
『封建主義、その論理と情熱』なら読んだ事あるけどね。
800無名草子さん:03/12/06 22:32
>>797
封建主義その論理と情熱だぜ。
801無名草子さん:03/12/06 22:44
『封建主義者かくかたりき』、『封建主義者宣言』とまざったんだろーな...。
802無名草子さん:03/12/06 22:46
童貞主義、その論理と情熱
さすが呉さんだw
803無名草子さん:03/12/06 23:41
現代人の論語

Amazon.co.jp 売上ランキング: 9,889
804無名草子さん:03/12/06 23:55
中谷明宏・ダイヤモンド社
『40代までに読んでおかなくてはいけない論語の話』

第一章:勉強したことはかならず復習しよう。同窓会に出よう。
第二章:正月には実家に帰ろう。
第三章:部下の提言に貸す耳を持とう。
第四章:タイミングを大切にしよう。


805無名草子さん:03/12/06 23:56
そうそう、突風くん、名乗り出なさい。
806無名草子さん:03/12/07 00:15
>>804
こういうのを呉は嫌いなの?
807無名草子さん:03/12/07 02:28
とっても好きだと思う
808無名草子さん:03/12/07 18:34
>804
ワラタ 中谷先生さすがです
809無名草子さん:03/12/07 21:23
ネタだよね?
810無名草子さん:03/12/08 00:10
>>804のような処世を内心では馬鹿にしているんでしょ?
皆さん、違いますか。
811無名草子さん:03/12/08 02:18
自分には関係ないと思ってる。
812無名草子さん:03/12/08 03:41
部下とかいないし
813無名草子さん:03/12/08 03:43
うちの近所じゃ売ってね、エロ漫画5千円位買っちゃった、夫子スマソ
814無名草子さん:03/12/08 03:50
外吉戻って来い
815無名草子さん:03/12/08 06:46
>Amazon.co.jp 売上ランキング: 1,079
816無名草子さん:03/12/08 10:32
>>813
許すので、作品名を教えて。
817洩れ車:03/12/08 12:20
>>757 入荷連絡来ますた。逝って来ます。
818洩れ車:03/12/08 12:27
>>816 『訳文筌蹄』『洗心洞箚記』『少女と下着』『読史余論』『直毘霊』『看護婦緊縛集』『天工開物』『野獣死すべし』
>>818
「名著の教え」だね。あなた、相当呉智英にくわしいな。
820無名草子さん:03/12/08 16:10
洩れ車、実はトロノ君だったりして。
821無名草子さん:03/12/08 16:13
>>818
エロ漫画のタイトルだと思うと、
『訳文筌蹄』『洗心洞箚記』『読史余論』『直毘霊』『天工開物』『野獣死すべし』
も、なんとなくやらしく見えてくるな。
822無名草子さん:03/12/08 19:09
外吉戻って来い
823無名草子さん:03/12/08 19:11
>>818
「下着と少女」だろ。たいして詳しくないな.
824無名草子さん:03/12/08 19:59
この人案外強運だな
825無名草子さん:03/12/08 22:58
>>823
自分のが詳しいって言いたいわけね。
826無名草子さん:03/12/08 23:04
>>825
ちがうよ、「言いたい」んじゃなくて「言われたい」んだよ、きっと。
827無名草子さん:03/12/08 23:06
>>821
『洗心洞箚記』『直毘霊』『天工開物』『野獣死すべし』は、何となく分かるが
『読史余論』と『訳文筌蹄』は無理がないか?
828無名草子さん:03/12/08 23:08
>>820
ワロタ!!、でもトロノ君はインターネットできなそうだよね。
829無名草子さん:03/12/08 23:19
>>825 >>826
呉智英に詳しいんじゃなくて、単に、エロ本に詳しい人だったりして。
830無名草子さん:03/12/08 23:24
みなさんはTVゲームとかなさるんですか?
831無名草子さん:03/12/09 00:02
西尾信者=TVゲーム厨
832無名草子さん:03/12/09 00:17
>>810
論語と関係なくそういう類の本を読めばいいだけの話では?
誤った解釈で為になるならそれでもいいけど、
それが正しいと思い込んで譲らない人は困り者かもね。
833無名草子さん:03/12/09 00:24
皆さんは本当にTVゲームはしないの???
もっと庶民的な人かと思ったのに・・・。

封建主義とやらにとりつかれてしまったのですね。。。。
834無名草子さん:03/12/09 00:27
映画にちなんで

呉夫子の武士道観、お侍さんへの考え方って否定的かな。
そういうこと言う前に朱子学と陽明学についてみっちり講義されそうだが。
835無名草子さん:03/12/09 01:07
>>834
>映画にちなんで
何んのこと?どの映画?
836無名草子さん:03/12/09 06:25
>>835
いま武士道とかいったらさあ。。
もう少しだけアンテナ高くしようぜ。。
837無名草子さん:03/12/09 07:07
否定的ではなはず。
先生は、尊皇攘夷・開国論者に
私は佐幕派だからwと講演したから。

スレ違いだが、俵マチ、やはり不倫してたな!?
短歌のようなもの、か。
838無名草子さん:03/12/09 08:11
>>837
そういえばさ、徳川さんって選挙で議員になるも総理大臣になるのも何の制約もないよね?
150年の無念を晴らして○○代目当主徳川何某さんが総理大臣になってくれれば面白いのに。
今上天皇と握手なんかしちゃったりして。
839無名草子さん:03/12/09 10:25
今日は勤皇 明日は佐幕 明後日は南京玉簾
840無名草子さん:03/12/09 13:50
>>837

ゴム無しがいいねと君が言ったから
10月10日は中出し記念日
841無名草子さん:03/12/09 13:53
>>836
『キル・ビル』だったりして(笑)
842無名草子さん:03/12/09 14:04
あんがい『ニモ』かも。
843無名草子さん:03/12/09 14:32
>>838
正しいクーデターとしては議院内閣制なんか無視して、勝手に幕府を
開いて実力をつけ、あとから勅許をもらえば良いだろう。
844無名草子さん:03/12/09 14:33
>>837
>尊皇攘夷・開国論者
尊皇攘夷で開国論者って、おかしくない?
845無名草子さん:03/12/09 14:34
>>821
考えすぎだろう。『洗心洞箚記』なんてどう考えたらやらしくなるんだ。
846無名草子さん:03/12/09 15:46
正しいクーデターと聞くといつも「吉里吉里人」を思い出す。
キメラ製造とかまんこにバズーカーとか、無理過ぎる小説的脚色も多いが
本気でやるならまず外国に主権の存在を認めさせるべきというあの姿勢は
首肯できる。さあそうと決まったら以費塾生主催のもとに呉幕府を開きなさい。
847無名草子さん:03/12/09 15:54
外吉、名無しで書きこんでるな。
848無名草子さん:03/12/09 16:31
>>848
その可能性はあるな。
849無名草子さん:03/12/09 16:33
ごめん。前の847へのレスだった。
850外吉(の亡霊):03/12/09 19:23
あー、言っとくが、漏れがこのスレに「無名草子」名義で書き込んだのは、
以下の文章だけだ。井上ひさし『吉里吉里人』、漏れも厨房のころ読んだがね。

http://book.2ch.net/books/kako/1003/10030/1003053943.html
495 名前: 無名草子さん 投稿日: 02/04/28 06:16
呉さまの「現代人の論語」は、『総合教育技術』91年4月号から95年3月号まで48回連載されてたよ。
浅野たんの本が出ちゃったから、インパクトに欠けるかもしれないけど、無学な漏れにはおもちろかった。
あれに書き足したのを、新書で出してほしいな。

今後も一切書き込む予定はないし、外吉ネタは不毛なのでもうやめにしたら?
それにしても、メタレベルでこのスレをクサした御仁が呉氏についての論考な
どを発表しないのがヒジョーに残念だねぇ。ロムるだけでクサす程度のこと、
アフォな漏れでもできるよ。10年以上前に筒井康隆氏が「パソコン通信の未
来は暗い」と予測していたが、そんな発言を覆すようなスレにしておくれよ。
でないと、ロムり甲斐がないってもんだぁな。そんじゃあね。
あ、また書き込んじまった。スレ汚しスマン。
851無名草子さん:03/12/09 22:43
昼になるね・・・
852考える名無しさん:03/12/09 22:53
>>847-848
ああ, 外吉ね。外吉が考えることもあるかも知れんが手を動かしているのは別人だろ。だが見たところ別人が考え別人が入力してるのが殆どみたいだな。

テオスとの出会いじゃないですよう。

デアイの名はテオスが正解。
853洩れ車:03/12/09 22:59
>>823 ありがとう。

>>820 残念ながら洩れの親馬鹿親父は健在です。
京セラに吸収されちゃったけどコピーの三田の社長は確か肺癌でお亡くなりになっていて, その記事を新聞で見た時はあれっ, でもまさかと思った。

>>804 世間知もまたよし。書名の論語云々も, 良書を売るための惹句だというなら許されようし,
論語の真髄はこれですと書いても構わない, その台詞に見合うだけの素晴らしい出来であれば。
それには『トンデモ本の世界』で紹介された仮面ライダーのクイズ本を古今東西で最高のクイズ本に仕上げるだけの才能と労力が求められるだろうが。
なごや博学本舗様のページより:
> 「世の中は1%の話の分かる人と、99%の愚民で構成されている」
> 「愚民には高級な教養は不要。世間知があればいい」というのが持論。

>>584 >>527
[1]これが無知のサタカもといサタソと同一人物ではないという保証はない。真相は荘子のみぞ……。
〔いいか藻まいらこの……は断じて(RYなんかじゃねえんだぞ。そのことをわかろうとしない奴はテロリストのかなしき心を共に語るに足らん。
イエスの接吻を受ける前の(そして受けた後の)大審問官のもとに身を投ずるがよい。オレ(RY〕

余談ですが啄木石川一(関川夏央風)は絶対2ちゃんねらーになっただろうと2ちゃんねらーに言われているらしい。
ところで2chを知ったのはこの10月ですが勉強になります。行き着けの本屋が潰れた7年くらい前から「読書を休」んでいたので,
『現代人の論語』『犬儒派だもの』『ホントの話』「スーフリ」等々皆このスレを見付けなければ知らずに済んだと思う。
854洩れ車:03/12/09 23:01
かぶった。カコワル。
855無名草子さん:03/12/09 23:37
>>850
ごちえいさんが時々タバコ吸うみたいに、時々来たらいいべや。
「禁煙」は宣言したら辛いから、
「休煙」くらいにとどめておくのが丁度いい。
856無名草子さん:03/12/10 00:55
 思うところがあって、三十一歳の時、私は2ちゃんねるをやめた。
すっぱりやめた。名無しに代えるだの、レス数を減らすだの、専用
ブラウザを使うだの、姑息でみっともない真似は、考えもしなかった。
2ちゃんねるについて語られる気取った寸言、例えば「2ちゃんねる
は簡単にやめられる、私はもう三十回ほどやめたことがある」などと
いう言葉とはちがって、いとも簡単にやめられた。
 それは、お前がさほど2ちゃんねるが好きではなかったからさ、と、
自称ヒッキーの友人は、一日に八十スレ立てるという自作マシンをふ
かしながら、さも世をすねた冷笑的な態度で言った。バカな香具師だ。
私は、以後、彼とは口をきいていない。
(中略)
 2ちゃんねるをまた再開する気はない。が、流行する懦弱な偽悪
主義に一日中腹を立てた夜などは、独りそっと自作自演をすること
に決めた。ほんの一レスか二レスだけ、窓の外の闇を見つめながら。
857無名草子さん:03/12/10 01:54
>>853
>> 「世の中は1%の話の分かる人と、99%の愚民で構成されている」
2ちゃんねるも一緒。世間知だけは忘れないようにしよう。
858無名草子さん:03/12/10 02:47
>>853-857
いいね。しみじみといい。外吉は去ってもまだこんなレスを
返せる人がいるとは、捨てたもんじゃないかもな。
859無名草子さん:03/12/10 02:51
>853
山本夏彦をお薦めしよう。
860無名草子さん:03/12/10 07:01

 >発売以来、ベストセラーを続け、毎日出版文化賞特別賞も受賞した
解剖学者、養老孟司さん(66)の「バカの壁」(新潮新書)の発行部数が
9日、232万部に達し、新書史上の新記録になった。
これまでの最高は永六輔さんの「大往生」(岩波新書、初版は94年)の230万部だった。
【有本忠浩】(毎日新聞)

東大の名誉教授に「バカ」と説教されると思ってる人が多いらしいが、
養老節はひねくれているので、「そう思うおまえが、バカなんだよ」と
いわれそう。

先生は養老については触れていないけど、「バカ」の本家は
『バカにつける薬』なんだけど、これは30万部(?)だったかな?
861無名草子さん:03/12/10 08:43
今日の朝日新聞(昨日の夕刊)に載っていた、「人種差別是正反対運動」の
記事は呉智英さんごのみだな。
差別是正措置に反対の側が同じクッキーを、アフリカ系には30セント、
ヒスパニックは35セントだけど、白人には3倍もの値段で売るんだって。
862無名草子さん:03/12/10 09:12
>>860
「最近の若い奴は」たぁ言うけれど、つくづく親父連中もミーハーなんだなぁ
と思ったね。新潮新書発刊時に坪内祐三「新書百冊」とこの「バカの壁」を
買って、新書百冊からよんだんだが、「こいつは面白いな」と素直に感じた。
まぁ好きな作家さんのブックレビューは大概が面白いもんだが。
その次に続けてバカの壁を読んだが、「薄っ!内容薄っ!」が感想。
要約「人は理解にフィルターがかかってるもんだから、懇々と説き伏せる以前に先入観をどうにかしろ」以上。

養老さんの他の著書を1〜2冊も読めばすぐにわかるだろうが、
バカ壁はやっつけだろう。って亀も亀な馬鹿の壁レビューを書いてる俺もしょうもないが
こんな本が日本で一番売れた新書なんつう現実に頭痛くなるね。
まぁそれで親父連中の価値観無視のゴリ押しが日本から消え去ったってんなら
養老さまさまだが。ありえない。なんせバカ壁読んだ俺がこんな押し付けオナニーレスしか出来ないんだから。
863無名草子さん:03/12/10 09:49
新書なんて発泡酒みたいなもんだし。ムキになってもね。
864無名草子さん:03/12/10 10:34
本人が一番驚いていたりして。でも、>>862の言うとおりだとすると、
『バカの壁』売れた理由も『バカの壁』ってことじゃない?
やっぱ、『バカにつける薬』が必要なんだよ。
865無名草子さん:03/12/10 19:09
>>864につける薬
866無名草子さん:03/12/10 22:11
『バカの壁』につける薬
867無名草子さん:03/12/10 22:58
キミたちはそうやって優越感に浸ってなさい
868 ◆xAG4.Wd6wQ :03/12/10 23:26
869無名草子さん:03/12/10 23:48
馬鹿は死んでも馬鹿
870無名草子さん:03/12/11 00:44
「優越感に浸ってなさい」と発言することで、自分は君たちと違うと
優越感に浸るバカ
871熱燗に浸るカバ:03/12/11 01:59
>>853
>余談ですが啄木石川一(関川夏央風)は
こりゃ、関川夏央にかぎらず正式な言い方ではこうなるらしい。
>>856
わからん人いないだろうけど、クレさんのタバコについてのエッセイをもじったものだあね。
872無名草子さん:03/12/11 02:10
>をもじったものだあね。
この語尾、外吉ぽいぞ。別にどっちでもいいけど。
873無名草子さん:03/12/11 08:49
「 「優越感に浸ってなさい」と発言することで、自分は君たちと違うと優越感に浸るバカ 」

と発言することで、自分は君たちと違うと優越感に浸るバカ

874無名草子さん:03/12/11 10:46
>>873
自然バカの集合を構成するペアノの公理
875無名草子さん:03/12/11 12:03
質問

あなたたちは実際優越感もってるでしょ?俺は持っています
876無名草子さん:03/12/11 12:10
どんな、優越感?
877無名草子さん:03/12/11 12:16
もうこのスレ終わろうよ。
グズグズもいいところだもん。
情報収集ならAll About 呉智英
ttp://hp.vector.co.jp/authors/VA013051/fuzi/fuziFrame.html
で十分事たるし。
878無名草子さん:03/12/11 12:52
賛成
養老氏がどうとか聞きたくない
879無名草子さん:03/12/11 14:33
ハイッ、これでおしまい。

お疲れさまでした。
880無名草子さん:03/12/11 14:57
文字通り、『バカの壁』が登場(笑)
881無名草子さん:03/12/11 15:48
>>880

〇〇参上って、笑いながら自己紹介してるのか?!
ちょっとキモすぎるよ、ハゲのおっさんw
882無名草子さん:03/12/11 16:11
>>881
「参上」なんて、880のどこに書いてあるのかね?「w」の使用といい、もしや...
883無名草子さん:03/12/11 16:22
知の欺瞞
884無名草子さん:03/12/11 16:27
>>882
参上じゃないですよう。

登場が正解。

885無名草子さん:03/12/11 16:31
ラスト・サムライ、本国でも評判悪いらしいね。
886無名草子さん:03/12/11 16:33
荒れ気味にしたら、外吉が戻ってきてくれると思ってるやつがいるらしい。
887無名草子さん:03/12/11 18:16
なんぢゃ そりゃ
888無名草子さん:03/12/11 19:45
889無名草子さん:03/12/11 20:11
本日発売の「週刊文春」に「現代人の論語」の広告が載ってまして、
呉氏の写真も載ってたんだけど、けっこう大きい写真だったので
とりあえずお知らせしときますね。
お顔を拝見して「この人は上手に年をとったなぁ」と思いましたです、はい。
890無名草子さん:03/12/11 20:25
>>889
呉智英 挨拶でググってみろ
891早いもの勝ち:03/12/11 21:15
892無名草子さん:03/12/11 23:25
質問

呉読者ということで他人より偉いという優越感持ってるでしょ?みなさんは・
俺は持ってる。
893無名草子さん:03/12/11 23:27
持ってないよ。
894無名草子さん:03/12/11 23:40
質問
何で、呉智英読者は他人より偉いんですか?
895無名草子さん:03/12/11 23:43
早慶上智(早稲田・慶応・上智)
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)
成成独国武(成城・成蹊・独協・国学院・武蔵)
日東駒専(日本・東洋<東海>・駒澤・専修)
関東城立玉桜(関東学院・城西・立正・玉川・桜美林)
大東亜拓国(大東文化・亜細亜・拓殖・国士舘)←ここまでは大学として認められる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜越えられない壁〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その他の有象無象
896無名草子さん:03/12/12 00:02
関東にしか大学はないのですか?綜藝種智院大学は?京都精華大学は?
897無名草子さん:03/12/12 00:05
呉先生の教えている、東京理科大も明治学院も大学じゃないんだ!!
898無名草子さん:03/12/12 00:12
呉智英は東大しか認めないんじゃなかったけ?
899無名草子さん:03/12/12 00:18
>>894
なぜなら、俺がそう思うからw。
900無名草子さん:03/12/12 00:20
呉智英の読者かどうかにかかわらず優越感を持てるタイプと持てないタイプ
がいるんじゃないか、と言ってみるテスト。
901無名草子さん:03/12/12 00:21
>>899
呉智英はアンタみたいな読者がいて劣等感もってたりしてw
902無名草子さん:03/12/12 00:32
筒井康隆と同じで、自意識過剰の若いヲタをつくるタイプ。
筒井と違うのは、無意識よりは理性をいう評論なので、
犯罪者は生み出さないが、コヴァに代表される、呉のようには左を勉強せず、
いきなり民主主義がどうこういいたがる、思想知らずの単細胞ウヨ厨を生み出す。
あるいはそうした下地である、劣等感を学歴に投影するようなバカに刺激する。
903無名草子さん:03/12/12 00:51
バカに刺激する。
バカに刺激する。
バカに刺激する。
バカに刺激する。
バカに刺激する。
バカに刺激する。
904無名草子さん:03/12/12 00:53
バカに刺激するじゃないですよう。

バカを刺激するが正解。
905無名草子さん:03/12/12 00:58
ホントだ、バカを刺激してる(笑)
906無名草子さん:03/12/12 01:08
「世の中は1%の話の分かる人と、99%の愚民で構成されている」
907無名草子さん:03/12/12 01:09
ぐみんなさい。m(_ _)m
908無名草子さん:03/12/12 01:23
次は
 呉智英スレ9「女ってバカだろ」
でどうですか?
909無名草子さん:03/12/12 02:44
>>908
このスレでもう終わりです
910無智英:03/12/12 02:58
むちえいです。こんばんわ。
911ハァ?:03/12/12 03:19
       巛彡彡ミミミミミ彡彡
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡       
   r、r.r 、|:::::           | 
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|     ハァ?
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ  
  | )   ヽノ |.   ┏━━━┓| 
  |  `".`´  ノ   ┃ ノ ̄i ┃|  
  人  入_ノ´   ┃ヽニニノ┃ノ\   
/  \_/\\   ┗━━┛/|\\
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ
     /      ` ─┬─ イ     i i
    /          |      Y  | |
912無名草子さん:03/12/12 07:57
>Amazon.co.jp 売上ランキング: 732
913無名草子さん:03/12/12 08:47
呉智英スレ。
おしゃべりの巣窟。
914無名草子さん:03/12/12 10:06
>>895

ところでどうしてMARCHっていうの?
学歴板みてもわからなかった

あっ、ひょっとしてアルファベットの頭文字をつなげたのか
書いてて気づきました。
915洩れ車=852=874:03/12/12 13:10
>>860 >>862
『大往生』は庶民の智恵の集積としてそれなりだった。
『バカの壁』は世間知を超えた場所にいる積りになっているDQNを撃つものだった。しかし
『バカにつける薬』の洗礼を生き延びたバカ菌は耐性を獲得していたので投与量を大幅に増やす必要があった。
尚, 耐性とは抗生物質への感受性の欠如の謂である(機序は抵抗性かも知らんが)。
あーあ読まずに書いちゃった……。


>>876 がいい言もといいい事いった。難しくは知らないが,
優越感へのこだわりの大きさは民主主義(反民主主義)の影響もあるんじゃないか?(本を読むことの後ろめたさ位が適度だろ?)
でも好きだなあ優越感にかかずらわずにはいられない心性ってのは。ただ自縄自縛に御用心。
スレを縄巻き添えにするのもたまにだったら許しちゃう。


>>874 "ペアノの公理" でググったら自縄自縛は削除可能なノイズだろうなって方がおられた:
ttp://www6.plala.or.jp/swansong/002500jitumugenntokanoumugenn.html
Ecce 「それをしなければ生きていけない」天の戮民の道程を!
916洩れ車:03/12/12 13:11
>>851 > 昼になるね・・・
>>859 > >853 山本夏彦をお薦めしよう。

血気盛んな頃に熟読した恋愛指南書に, 安易な得恋を戒めた文章
「…『これは恋だな』と思うようならどこか怪しいのである…」
という件りがあったので, うーむ何と哲学的かつ慎重な事よと, ずっとこれを信じて行動(つーか非行動)していたのだが, ある時,「戀」ではなくて「變」である, つまり
「…『これは変だな』と思うようならどこか怪しいのである…」
であると気付いた(正字歴かなの角川文庫だった)。そう言えば直前の文章は商売女(といっても店員や女給のこと)に安易に惚れないよう[*]注意を促したものだったので論調が急に「變」わるなあと思ったわけだ。
[*]営業用の笑顔に勝手に惚れて「だから男って嫌すーぐ誤解すんだから」と肘鉄。

同じ頃, 中3国語の教科書の読書案内ページに『真実の女性−−クララ・シューマンの生涯−−』と隣り合わせで『野菊の墓』が「清らかではない恋の物語」と紹介されていたので「そーかロベルトと
クララみたいにオトナのってことねうわー度胸あるこの教科書たいしたもんだ惚れちゃったい」と見る度に感動を新たにしていたのだが翌週「清らかではかない恋の物語」だと気付いた。


『私の眞理は變人によって求められることを自ら欲す物語』がよろしいでしょうか。
917洩れ車:03/12/12 13:12
>>857 違うけど似ているのは,
SFの絵も適用を免れないことを野田大元帥が認めざるを得なかったスタージョンの法則。

SFつながり:
「おぬしに語って聞かせることなどあろうか?」老賢者が答えました。
「わしはなにか知っていてあの話をしたわけではない。
科学とはそもそも、馬鹿げたものが含まれているそうした存在の所有物とはなんのかかわりもないものだ。
たしかに科学でもって世界を解釈することはできる。
だが、われわれと世界の仲を取りもてるのは芸術だけだ。
実際の話、宇宙の起源についてわれわれに何がわかっておる?
あれほど広い空間を埋めることができるのは伝説と神話だけだよ。
…(中略)…
おぬしにもそれはわかっておるはずだ、だからおぬしが訊きたかったのは、宇宙が本当に馬鹿げたものかどうかということだ。
だが、その問いにはめいめいが自分で答えをだすべきだ」
    「乾坤王と賢者たち」『ロボット物語』スタニスワフ・レム(深見弾訳)

あまり同じテーマを繰返して出入り禁止にならないようこれでやめます(だって『現代人の論語』を読んでやっとわかったんだもん。二十の頃に読んだ時はこんな件りがあることにさえ気付かなかった)。

そして,『異形の者』泰淳武田覺
918無名草子さん:03/12/12 23:36
とにかくこの呉智英スレは続けよう。
919無名草子さん:03/12/13 02:50
>>903-905?

君たちは日本語を知らないよね(ふ、ま、いいけどさ)
920無名草子さん:03/12/13 02:52
(ふ、ま、いいけどさ)
921無名草子さん:03/12/13 02:54
>>920
何か?(ふふ)
922無名草子さん:03/12/13 03:05
(ふ、ま、いいけどさ)
923無名草子さん:03/12/13 03:18
>>922
文法も言い回しも知らない人が、ご苦労さん。
で、何か?(ふふ)
924無名草子さん:03/12/13 10:33
(ふ、ま、いいけどさ)
925無名草子さん:03/12/13 11:13
なるほど、それが皆さんの「優越感」ですか...。
926無名草子さん:03/12/13 14:07
すべからく呉ヲタは言葉咎めが好きだね。
まあ、金もかからないし、けっこうな趣味じゃないの。
指摘の仕方に人柄が出て、わざわざ人に嫌われることもあるだろうけど。
927なごや博学本舗スタッフ:03/12/13 14:39
養老さんといえば…
「若い世代に現実感の薄い人が増えているように思えるのは
 テレビの影響ではないか。(今のところ)双方向性の無いテレビは
 画面の向こうと、視聴者側に何の繋がりもなく、各々の事態が進む。
 こういう状況に幼児期から頭がならされた人達への影響は誰も予測していなかった」
という発言があります。このことをトークショー打ち合わせの時に呉さんに言ったら
「当たってるかもしれないなあ」と結構真面目な表情で考え込んでおられました。
ところで、バカの壁とは、相手がバカとかこちらがバカとかの優劣を言うのではなく、
脳構造の異なる者同士は全く同じ認識や理解をしないので、
どこかに相互理解できない一線がある、ということを指しているように思うのですが。
スレ違いですみませんが、養老ファンとしてはちょっと気になりましたもので…
928なごや博学本舗スタッフ:03/12/13 14:58
>>853洩れ車様、ありがとうございます。続きも楽しみにしております。
929無名草子さん:03/12/13 16:38
呉智英「犬儒派だもの」比較的新しい本だが、世田谷中央図書館にあった。
すばらしい。冒頭「声に出して笑いたい誤文・悪文」で長尾真の岩波新書「「わかる」とは何か」が
やり玉に挙げられている。長尾真はもともとは画像処理の人で私も教科書を読んだことがある。
きわめて普通の工学書で、それ以上でも以下でもない。が、彼はどういうわけか京大総長になった。
それはともかく岩波新書か何かに科学論めいたことを書かされて、呉智英に馬鹿にされるとは
あわれなことだ。どうも工学者は偉くなると哲学をほいほい語り出すのだが、
専門となんの関係もなく実にナイーブだ。岩波新書なんてものに書くから読者も期待して読む。
岩波の編集者も偉い人だからとほいほい書かせる。書けば中身に関わらず買うやつは買う。
そして皆が不幸になる。
930呉智英:03/12/13 18:50
ハンジョーの活動をふりかえって (1/2)
 私は、商賣(しょうこ)(商買と誤植しないこと。意味は近いけれど)の道に
眛(くら)い(味と誤植しないこと。意味が全くちがってしまう)。私が何故、
商賈の道に眛いかというと、それは、私が士族(土族と誤植しないこと。無礼
である)だからである。現に、私の曾祖父・呉直三郎経律(つねのり)(誤植し
てもかまわない。特に有名人ではないから)は、明治反革命で失業し、やむを
えず米屋を始めたが、信頼していた使用人(便用人と誤植しないこと。たしか
にクソのような奴ではあるが)に金を持ち逃げされ、三日で倒産した。士族の
商法とはよくいったものである。子孫の私も、原稿料の出ないこんな原稿を一
生懸命に書いている。
 一方、私の友人である、平氏南伸坊、同末井昭、僧侶(但、ホッケ)上杉清
文、同(同)鈴木祐弘、伶人(わざおぎ)巻上公一らは、商賈の道に明るいらし
く、総合商社ハンジョーを始めた。ハンジョーというのは、英語に造詣(ぞう
けい)(ぞうしと語ルビしないこと。私は上野昂志ではないから。また、上野
昂志を上昇志向と誤植しないこと。失礼になるから)の深い糸井重里がつけた
社名で、Hand−Joeと書くそうだから「手錠」というような意味になろ
うか。私は、初めHand−Jewかと思っていたが、ちがっていた。国際ユ
ダヤ資本を向こうにまわして一大商戦を展開し、大もうけをしようというわけ
ではないようだ。
 ハンジョーが今までやってきたことといえば、映画会やら音楽会やらで、も
うけとはほど遠いというのが実情だろう。その映画会にも音楽会にも、私は招
待してもらっているが、会費を取られたことはない。お武家様はタダでござい
ますだ、ということかもしれないが、どうせ四民平等の世の中になってしまっ
ているのだから、いつまでも武家扱いにしてもらっても、かえって気づまりで
ある。気兼ねなどいらぬ故、いくらいくら要るとはっきり言って、帳面につけ
ておくなりしなさい。秩祿債券の配当金が入った時にでも、まとめて払う所存
である。苦しうない。
931呉智英:03/12/13 19:03
ハンジョーの活動をふりかえって (2/2)
 それはそれとして、ハンジョーがもうかっていないのに、なんとか事務所を
維持できているのは、上杉清文が、時々、葬式の死体から金歯を抜きとってき
ては資本に充当しているからで、着眼点は、がちゃ目なのにけっこう鋭い。た
だ、現在、金の国際価格は低落気味なので、金歯の二本や三本抜きとっていて
も、たかが知れたものである。思いきって、死体を丸ごと活用した方が、死人
を生かす道だと思う。
 民主主義まるだしの性解放論を叫ぶ三流進歩的知識人たちの小理屈によって、
ホモやSMやロリコンはそれなりの市民権を得るようになったが、本当に根の
暗い異常性欲である死体愛好症(ネクラフェリア)は、まだ死民権を得ていない。
よしんば死民権を得るようになっても、それは机上のもので、現実に死体の供
給がなければ何の意味もない。ホモやSMやロリコンなら、ヤクザ屋さんがシ
ャブ打ってその道にひきずり込むこともできようが、死人(しびと)さんは、シ
ャブ打たれても平気だから、どうしても、シャブ以外の方法でひきずり込まな
ければならない。それには、僧侶が、やい、客とらねぇと御経読んでやらねえ
ぞ、と、脅すのが一番である。幸い、上杉清文のお寺は広いから、少し改築し、
ネオンなんかつけて、ホテル「ねくらふぇりあ」を作ればいい。この経営をハ
ンジョーがやれば、大いにもうかると思う。
 巻上公一は、ハンジョーの新参者だから、CMソングを歌って、他の社員よ
りも励むといい。歌は、新しく作らなくても、持ち歌の『森の小人』を少し変
えるだけで十分いける。^^\草葉の小陰で、ドンジャラホイ、しゃんしゃん手
拍子足拍子、太鼓たたいて経あげて、今夜はとむらい、夢の国、死人さんが揃
ってにぎやかに、あ、ほいほいよ、ドンジャラホイ((C)呉智英『森の死人』)
というわけだ。
 士族の私なりの参考意見である。
 以上、ばかなことをとりとめもなく書きつらねたが、もちろん全部本気であ
る。
932無名草子さん:03/12/13 20:36
>>930
質問です、平氏という言い方があるんですか?平民なら聞いた事があるんですけど。
933無名草子さん:03/12/13 21:53
だな、平氏というと源平しか思い浮かばん。
934無名草子さん:03/12/13 21:54
>804
( ´,_ゝ`)プッ
935無名草子さん:03/12/13 22:07
いしいひさいち『大統領の陰謀』の文庫解説が夫子だね。
936無名草子さん:03/12/14 04:48
ホモとレズは性同一性障害というれっきとしたそういう脳をもった人達で
きちんと理解をもってやるべきで差別をするなど時代遅れの保守主義。馬鹿。
とそういえばなんとなく刷りこまれているけど(SMもしかり)
幼児愛好症や死体愛好症についてもしかるべき機関でしかるべき検査をすれば
そういう脳をもった人達であると診断されるのかな。

呉さんってときどき本当にドキッとすること考えてるよね。
じゃあホモを差別するのに理があるのか死体愛好症者にも差別をなくする
べきなのか。 ゲイが市民権をもちつつあるアメリカやタイではどうなんだろう。

937高級芸術宣言:03/12/14 09:46
938無名草子さん:03/12/14 15:01
>>936『同性愛』と『性同一性障害』は別のものだろ。
939無名草子さん:03/12/15 00:23
有名人に弱いなぁ...。
tp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031214-00000130-kyodo-soci
>>891
山本七平、桐山靖雄、倉前盛通、五木寛之、岸田秀、樋口清之、野間宏と、日本人に
対する影響力という点で第一級の人物をちぎっては投げ、ちぎっては投げの痛快さ。
これはもうスカッとさわやかコカ・コーラどころではない、思想的モグラ叩きである。
二十世紀の哲人、呉智英の知識モグラ、文化モグラめった打ちデスマッチの成り行き
を、どなたさまも目をカッと見開いて、ご注目いただきたい。(カバー)
941無名草子さん:03/12/15 02:25
>>940
『インテリ大戦争』、このスレの住人はみんなもってるよ。
942無名草子さん:03/12/15 02:53
>941
持っとらんよ。
943無名草子さん:03/12/15 07:15
スレタイ候補?

【苦節20余年】呉智英スレ9【前科もあり】
944無名草子さん:03/12/15 07:45

>Amazon.co.jp 売上ランキング: 381
945無名草子さん:03/12/15 07:52

【今も係争中】呉智英スレ9【裁判が好き】

【現代人の論語】呉智英スレ9【これも積読に?!】
946無名草子さん:03/12/15 07:56
>>939
なんでもありになってきたね。。
でも体育で一番不人気で有名な相撲もあと4年は抽選人気科目だね。
947無名草子さん:03/12/15 08:53
日韓翻訳掲示板が舞台の、小説仕立てでかなり読みやすい&面白い、
古代〜現代にわたる日韓の歴史認識観。
http://homepage3.nifty.com/khf11063/ss/key/KGtop.htm

呉さんの著作は全部読んでるしとても尊敬している人なんだけど
「日本が行ったのは侵略戦争。間違いない」ってのだけはどうにも首肯しがたいんだよな。
ブックオフで100円短編小説1冊買ってきたくらいのつもりで読んで見てくれさい
948無名草子さん:03/12/15 09:11
>>947
>「日本が行ったのは侵略戦争。間違いない」ってのだけはどうにも首肯しがたいん
>だよな。
なんで?
949無名草子さん:03/12/15 09:29
そもそも、「侵略戦争」って何でいけないわけ?「解放戦争」ならいいの?
950無名草子さん:03/12/15 10:47
【住人は馬鹿ばかり】呉智英9【誹謗中傷しかできない】

【揚げ足取り】呉智英9【優越感】

【群居終日】呉智英9【好んで小啓を行う】

【内容空疎】呉智英9【まともなのはせいぜい4人】

【結局2ちゃん】呉智英9【屑の吹き溜まり】

【これでおしまい】呉智英【ありがとうございました】
951無名草子さん:03/12/15 11:10
【勘違いインテリ】呉智英スレ9【フリーター】
952無名草子さん:03/12/15 16:47
>>947-949
いろんな日本人がいるように、いろんな韓国人がいると思うので、参考に、
よかったら四方田犬彦のこんなインタヴューも読んでみて下さい。
ttp://www.mammo.tv/interview/127_YomotaI/
953無名草子さん:03/12/15 18:43
「侵略なんかどこの国でもしているからね」

呉さん、さすがだな。
954無名草子さん:03/12/15 19:20
  

       
          西   尾   信   者   降   臨



955無名草子さん:03/12/15 20:29
あんたらは呉信者だろ?僕ら西尾信者に何か文句あるか?あん?
956無名草子さん:03/12/15 20:41
呉智英の理屈はともかく大東亜戦争を侵略戦争としてしまうと
連合軍どものでっち上げた「日本が悪者」史観を正当化することになってしまう。
呉智英の提案は大胆ではある。
957無名草子さん:03/12/15 20:44
>>956
その前に侵略戦争のどこが悪なのか説明してよ。ぽち
958無名草子さん:03/12/15 20:57
>>957
君のその理屈で中国韓国を説得してみてくれよ。
959無名草子さん:03/12/15 21:01
>>861
その記事面白いなあ。他でもどんどんやればいいのに、
と思ったが、外国の土産物屋は日本人相手に必ずそれやってるよな。

>>895
お前の中で東京大学は大学じゃねえのか
それともあれか、東大は大学以上のスーパー大学か
960無名草子さん:03/12/15 21:53
勝手に新スレ立てましたけど、しくじっちゃいました。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1071492100/

【 】が正しかったんですね。どうしたもんかな。
961無名草子さん:03/12/15 22:38
>>950
>【群居終日】呉智英9【好んで小啓を行う】
小慧(恵)ですな。まあ、こんな指摘も >【揚げ足取り】呉智英9【優越感】
だけど。

962無名草子さん:03/12/16 01:27
呉さんて年賀状書いたりするの?
963無名草子さん:03/12/16 01:42
SPAで宮崎哲弥と永江朗の三人で今年の新書ベストテンを選ぶという鼎談をして
いますな。
964無名草子さん:03/12/16 01:44
>>955
ここは呉スレなんだから、西尾さんの信者は西尾スレ行ったら?
965無名草子さん:03/12/16 01:49
>>963
買い逃しちゃったよ。
966無名草子さん:03/12/16 02:29
>>961
博打でもしますか
967決定!2003年新書大賞:03/12/16 09:35
>>965
勘違いでは?最新号ですよ。
>養老孟司大フィーバー、新潮新書創刊、刊行点数800点以上etc.
>今年活況を呈した新書市場。その中から、宮崎哲弥、永江朗、呉智英ら
>8人のディープな新書読みが真に読むに値する良書を厳選!
ttp://spa.fusosha.co.jp/contents/05.html
968洩れ車:03/12/16 10:16
>>855-856 >>861 >>871
12月10日は人権の日だった。夫子の喫煙が1〜2本で済めばいいけど……。

>>930 >>932-933 >>55
普通の原稿用紙にシャーペンで書いた「民」が「氏」と誤植されたと思われ。
さすがに「(平氏と誤植しないように。意味が全くちがってしまう)」なんて
とこまで面倒見られない罠。夫子が都知事になっていたら,「知事手稿判読官」
は配転だったろうに。(そんな官職もしあれば。IIRC, 現都知事は悪筆で有名。)

>>940 赤本(谷岡ヤスジのカバー)じゃなくて白本(ビン底眼鏡のカバー)の方でつね。

>>927 >>916 テレビを見る習慣は第二の天性。習いは更に相い遠し。と云う事でしょうか。
『唯脳論』はホイホイついて来るDQNな唯物論者に一杯食わせた。
『私の岩波物語』はホイホイついて来るDQNな反岩波にも一杯食わせた。
『犬儒派だもの』は……, いや, 夫子はといえば,「荒療治が必要なのだ」と言いながらも, ひねくれた事は滅多になさらないお人柄とご姿勢だ(例外は『インテリ大戦争』前方後円墳という呼称の由来とか。でもこれだって優しい)。何故かと言うと……。
また読まずに書いた……。どのくらい当たってますか?
969洩れ車:03/12/16 12:50
>>875-876 >>892-894 >>899-902 >>925
(1)私も持っています所の夏目『男女のしかた』の台詞「私も持っています」が好き!!
(2)洩れは夫子の読者であることを幸運には思うが優越感とは少し違う。3億円の宝籖に当たれば幸運だとは思う。金持ちの暮らしを続けて省察を怠れば次第に優越感が生ずるものなのかも知れない。子供の時から金持ちなら尚更だ。
って他人事みたいに言ってみたいなあ。つーか金持ちになりたい。つーか連帯保証人降りたい。
尚,「金持ち」は「(反)(プロト)人権(真理)教」その他にも置き換え可能。
(3)「優越感」に, 夫子が『インテリ大戦争』で述べた「自己否定」(もち消防士の比喩の方)を適用汁!
何にせよ現に呉読者であるという幸運(または不運)が死ぬか生きるかは運と貴方次第。
以上, 余りにも優等生的で一寸だけ煽動的(混ぜ物入り)なこと言っちゃいますた。


>>931 >>936 >>938 おかしくっても大丈夫(町沢静夫『逃げ遅れたヒツジたち』惹句)
 夫子の立場は,(蛭子能収先生の作品には抵触するが,)「愛があっても変態は変態, でも大丈夫」だと思う。本人の努力と誠実な人権教徒と誠実な非人権教徒によって辛くもこの「大丈夫」は支えられている, 或は荷が勝ちすぎて支えられない事も多いだろう。
 「オレの性指向(嗜好?)はノーマルだ」ってのも, 言ってみればそこそこの宝くじに当たったみたいなものだ。ホッとしこそすれ, 当為としては優越感を持つような事ではない。
 この切実な「大丈夫」を得るには, 現況では人権に依拠するのが確かに最も現実的な方策なのかも知れない。

> 対応策は、……実際的(プラクチカル)な場面では、きわめて重要なものである。
> しかし、……いくら積み重ねても、原理(プリンシプル)の検討になるわけではない。
>     『現代マンガの全体像』
970洩れ車:03/12/16 12:55
>>969 の続き:
 人権真理教を徹底した延長線上に何が来るのか。「ノーマル」は差別的だ,「ホッとする」感覚は差別だ(実際そうなのだろう)−−(考えると差別は権利の問題よりは躾か何かの問題に
近いという気がして仕方がない)−−, しかし「現実に供給がなければ」何かを言っている事になるだろうか。そして最悪の場合(道徳の復讐の時にか?),
一旦掛けた梯子をまたもや(連合赤軍・浅間山荘の時のように)外す事にはならないのだろうか。(いや, 本当に復讐されたら掛けた奴も外す外さないなんて言ってる余裕は無いな。)

 藤臣先生, やはり,

「ビョーキじゃないよフツーだよ」じゃないですよう。

「フツーじゃないよビョーキかもよ, でも大丈夫」が正解。

であってほしかった。現況では無い物ねだりだとはわかっています。

 洩れもビョーキかウソデンパかって言われたけど, WHOの健康の定義は「肉体的・精神的」に加えて,「社会的」というとんでもない項目を含んでいるからなあ。
まるで律法ノモス教条化を厭うかのように, 論語が微子篇を持ち, 新約が黙示録を持つみたいに(チョトだけスレタイ意識)。

 ソクラテスも, 釈尊も, 孔子も, イエスも, 自ら教典を著したのではなかった(生年順, 一部敬称略スマソ)。

 人格神を信ずればこそ「されたいことをせよ」と言えたイエス。怪力乱神を語らず「されたくないことをするな」と言った孔子。ノモス化した時にどちらが悲劇的な結果を齎すか。
 最善の教条派は最悪の犬儒派に若かず……?

> もとより、あらゆる物書きは罪深い存在である。一枚の原稿を書くたびに、
> その陰で一〇人の人間が死んで行くようなおぞましさを引き受けることなしには、
> 物書きにはなれはしない。
>     『現代マンガの全体像』
>>970 の続き:
 ちょっとでも気を抜けば「平民」が「平氏」になっちゃうんだよ。
 『インテリ大戦争』を読んで前方「公園」墳だと思う奴が出かねないんだよ。
 スタージョンの法則(の前半)をSF批判に援用したDQN評論家が現実に居るんだよ。
 「この言葉, 受くる力のあるもののみ受けよ」とか言ってもDQNが受けちゃうんだよ。
 だから書き言葉にしてはロゴスな夫子の言葉をロゴスたらしめ続けるためにも, 以費塾となごや博学本舗と奥様への論語講座[*]と2chは必要なんだよ。言論で社会を変革するなんてのとは違うんだよ。
[*]呉智英 奥様 バナナ 論語 でググって下さい。あと昔の『バラエティ』誌での奥様への文学講座。

呉子曰、「學而時習之、不亦説乎。」
楽しい言葉の揚げ足取りは, DQNな理論の矛盾指摘の, そしてノモスを永久革命するための予行演習であり既に実践なのだ。
「有朋自第弐……。」ってか。
972無名草子さん:03/12/16 14:51
現代人の論語もう一回読むかな。一回だけでは俺にはわからなかったところが多すぎるので
973無名草子さん:03/12/16 15:16
呉読者的に宮崎哲弥ってどうなの?
974無名草子さん:03/12/16 18:26
今日の朝日新聞に書いてた事ってどういう意味?
975無名草子さん:03/12/16 22:59
>>974
一国平和主義に対する甘い幻想に水をぶっかけるということでしょ。
一国平和主義ならばそれもいいが、それに対する相応の覚悟が必要
だということだ。
976無名草子さん:03/12/17 08:00
日本人の大多数は芯から
「戦はお侍(アメでも国連でもなんでもいいけど)の仕事。おらだぁ村には関わらんでくれ」
だから、それ相応の覚悟とかいったって通じないんだよ。

日本人は皇紀2千うん百年間ただの一度も市民になったことはない。
ごく一部の貴族と、市民をすっ飛ばして、あとは奴隷だけだ。
と兵頭二十八さんが言っておった。
977無名草子さん:03/12/17 17:42
>日本人の大多数は芯から
>「戦はお侍(アメでも国連でもなんでもいいけど)の仕事。おらだぁ村には関わらんでくれ」
>だから、それ相応の覚悟とかいったって通じないんだよ。

ちょっとピント外れだと思う。それ相応の覚悟というのは、別に死ぬ覚悟
とかそういうことじゃなくて、自らのエゴを自覚しろということ。
スイスは徹底的に「俺さえよければいい」という考え方をとっている。
日本人はそういう割り切りがなくて、国連とか国際貢献など
という美名に弱い。そこが問題だ、ということ。
978無名草子さん:03/12/17 19:11
呉は都知事みたいに戦闘になったら徹底的にやり返してやれとか思ってるの?
979無名草子さん:03/12/18 00:47
呉智英が都知事になったら、もちろん機動隊を指揮して自衛隊と徹底的に戦う。
980ゲーハー:03/12/18 00:59
>>979
978は>>977をろくに読みもせず書いたんだしょうよ。
都知事ってのはたぶん石原慎太郎のこと。
(それとも知っての上で呉ファンおなじみのギャグで返したのかな)

クレさんなら、「徹底的にやり返す/やり返さないは実務家の判断すべきことだ」
とでもいいそうだな。
981無名草子さん:03/12/18 04:48
徹底的にやって、徹底的に負けてもなぁ。
982無名草子さん:03/12/18 07:57
兵頭二十八ってなにものよ
983無名草子さん:03/12/18 08:45
加藤一二三の方が強そうだな、28:123
984無名草子さん:03/12/18 12:29
日本だけでなく、支配者と被支配者の関係ってどこの「クニ」でもそんなものかもね。
985無名草子さん:03/12/18 18:11
>>983
そうとう古いなあんたも。
986無名草子さん:03/12/18 19:04
そろそろこのスレ埋め立てよう。
埋め立てておかないと洪水で水浸しになってしまう。
987無名草子さん:03/12/18 20:41
加藤一二三、制限時間が近づくと体を前後に動かし、
立て膝になってズボンをあげたり、バタバタ動いて落ち着かないのが
面白かった。焦っているのかと思うと、勝ってしまう。
声は甲高く、対局中は物を食べまくる。
解説の時はマイペースにしゃべりまくる。他人の話はあまり聞かない。
敬虔なキリスト教徒で対局前はお祈り。
なぜだか弟子は一人もとらない。棋士との交流もあまりしない。
珍妙なキャラだが、本人は大マジメ。
本当に面白い棋士だ。
988無名草子さん:03/12/18 22:37
呉氏は飲み会で朝日新聞が一番マシといっ
てたよ。まあ、酒飲んでたからねww社会
人の方に大人気で、飲み会では俺はいっつ
も浅羽先生とはなしてたwwまあ、浅羽先
生も面白いけどね。
989無名草子さん:03/12/18 23:03
西尾信者
990無名草子さん:03/12/18 23:24
なんか意味不明・・・、
「西尾信者」と書いてるヤシのほうがよっぽど有害だね。
991無名草子さん:03/12/18 23:31
西尾信者
992無名草子さん:03/12/18 23:32
西尾信者
993無名草子さん:03/12/18 23:58
「西尾信者」本人が>>990のようなカキコがあるように、自分で989-992のような
書き込みをしているとしたら...、ちょっとコワイね。
994無名草子さん:03/12/19 00:00
しかし、新スレのスレタイは先生を怒らせないか、不安だな。
995無名草子さん:03/12/19 00:39
>>993
外吉がいなくなったらまた荒らす奴が出てきたよね(笑)。

>>994
呉氏は、あのくらいで怒るような小物ではないよ。心配無用。
でも、後半の「魂は思想家」は(・∀・)イイ!!と思ったよ。
996無名草子さん:03/12/19 00:54
西尾信長
997無名草子さん:03/12/19 01:12
外吉氏がいる前から西尾信者はいたけどな。今年の夏ぐらいからか。
998無名草子さん:03/12/19 01:48
>>982
大川興行のコメディアンだっけ?
999無名草子さん:03/12/19 01:49
「世の中は1%の話の分かる人と、99%の愚民で構成されている」
10001000:03/12/19 01:50
封建主義革命万歳
10011001
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