世代的にいうと、山田詠美、島田雅彦と同世代なんだね。
朝日新聞の今年の三冊みたいなやつ読んでちょっと気になったもので。
933 :
吾輩は名無しである:04/01/16 14:02
jj
934 :
吾輩は名無しである:04/01/16 18:41
>>927ばばあのくせに若ぶってるところが(髪型とか)
なかなか的を得た指摘ですな。
的は射るものよ
936 :
吾輩は名無しである:04/01/20 22:33
美香QNW語録
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
( ゚д゚)・∵.
937 :
吾輩は名無しである:04/01/22 10:46
このスレが立つ前、川上スレって一般書籍板に立っちゃあ短命で消える
ことを繰り返してたのに、900超えるとは。しかも作者も今ではメジャー
だし。
938 :
吾輩は名無しである:04/02/07 04:55
はじめまして。おくればせながら最近読みはじめました。
センセイの鞄と蛇を踏むと溺レルを読みました。
おもしろかったのでもっと読みたい。
次はこれを読みなさいと、どなたか指南していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
939 :
吾輩は名無しである:04/02/07 05:04
「神様」が個人的には好きなので、おすすめしときます。
では、おやすみなさい。
>939さん、ありがとう。
今日「いとしい」と「おめでとう」を買ってきてしまったので、
次は「神様」を読んでみようと思います。
『椰子・椰子』もたまらない。
942 :
吾輩は名無しである:04/02/13 01:08
わたしは読んだことがないのですが、読んでみたいと思っています。
最初の1冊を薦めていただけませんでしょうか?
お願いします。
「蛇を踏む」読みました。
「消える」はとくに面白かった。これいいなぁ。
諸星大二郎の世界に通ずる感じ。あの不条理感がかなりいい。
「惜夜記」は正直よくわからなかった。
少女の在り方が、個人的にカンに触る。
そこにとらわれて本筋を見失った気もするので、
もう一回読み返してみるかな。
「蛇を踏む」寸止め
「消える」許容範囲内
「惜夜記」壊れ過ぎ。
以上、初めて読んだ時の印象。
945 :
吾輩は名無しである:04/02/29 19:54
『蛇を踏む』は松浦さん
『溺レる』は種村さん
解説者につられて買いました。
ほかの文庫の解説はどうでしょうか?
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< 蛇の世界は暖かいわよ♪
( ) \_______
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(__)_)
最高傑作は?
948 :
吾輩は名無しである:04/03/16 22:16
川上読んだよ。はじめて。『蛇を踏む』。
いいじゃん。面白いよこの人。天性の優れた感覚があるね。
ソフィストケイトされた内田百閨H フェミニンな島尾敏雄?
明るいつげ義春? 弱気な岡本かの子? 尾崎翠にも通じるかな。
現代日本作家の中でもかなり光る資質があるね。うんいいよ。
>>948 いまさらおまいが発見したみたいに言うなw
950 :
吾輩は名無しである:04/03/17 19:16
いやぁ川上って面白いね。遅まきながら2作目も読んだよ。
参ったね。淡白かと思いきやエロティックだわ。この人。
>>949 で、「発見」っていうのはさぁ、自分で読んでみてできることであってね。
まさにわたしがわたしのために発見したんだよ。
きみはきみのために何を「発見」してんのかい?
で、ほら、もうちょっと何か気のきいたレスってないかい?
951 :
吾輩は名無しである:04/03/17 20:10
噂真に写真撮られ意気消沈
952 :
吾輩は名無しである:04/03/17 20:13
ぜんぜんエロくない。のっぺり顔の理系おばさんは消えてほしい
953 :
吾輩は名無しである:04/03/17 20:50
あのエロスがわからないなんて。。。
>>950 自分のために「発見」しただけなら、黙ってりゃいいんだよ。
>現代日本作家の中でもかなり光る資質があるね。
みたいな客観的評価は、おとなしく、てめーの読書日記にでも書いとけ。
わざわざ嬉しそうに書き込むってのは幼児性の現れだ。
955 :
吾輩は名無しである:04/03/20 14:41
という954こそ、そういうレスしか書けないなら
黙って引っ込んでりゃいいと思うけどね。
まさに「てめーの読書日記にでも」書くようなレスじゃないか。
954のレスに「非幼児性」を見出すのは困難だ。
「さやさや」のこんなフレーズが目にとまりました。
「私は、学校の帰り道ひとり歩いているときなどに、
歩いている自分がいることを突然のように知って、
驚くことがあった。」
幼い頃にまったくこれと同じ感覚を持っていたので
ちょっとびっくりしたけど、結構普遍的体験なのかな?
957 :
吾輩は名無しである:04/03/20 22:39
それ実はあるんよ。
幼稚園の頃だった。道草しながら川べりを歩いていた。
するとまさに、ここに「自分がいることを突然のように知って、」
驚くというか、なんか不思議な感じがしたんよ。
どうしてぼくはここにいるんだろうと。
本当の自分はどっか別の場所にいて今ここにいる自分を眺めているみたいな。
坊や達はもう帰ったの? おばさん、ちょっと心配してるの…
959 :
吾輩は名無しである:04/03/21 16:54
958さん。あなた、なんですか? 蛇ですか?
川上弘美、デビュー当初は大好きだったんだけど(「消える」「墓を探す」が好き)、最近イマイチ。
「不思議ちゃん」ぽさがあざとく感じられるようになってしまった…。
百鬼園的要素は昔のほうが強かった気がするなあ。
961 :
吾輩は名無しである:04/03/21 19:51
「おめでとう」が最高傑作だと思われ
>961
ベスト5は?
963 :
吾輩は名無しである:04/03/21 20:30
>いいじゃん。面白いよこの人。天性の優れた感覚があるね。
>ソフィストケイトされた内田百閨H フェミニンな島尾敏雄?
>明るいつげ義春? 弱気な岡本かの子? 尾崎翠にも通じるかな。
>現代日本作家の中でもかなり光る資質があるね。うんいいよ。
「発見」云々は別にして、
生理的な嫌悪感を感じます。気色悪いレス。
中年オヤジが着せ替え人形に話し掛けてるみたいな気持ち悪さ。
@おめでとう
A椰子・椰子
B神様
Cニシノユキヒコの恋と冒険
Dいとしい
>生理的な嫌悪感を感じます。気色悪いレス。
>中年オヤジが着せ替え人形に話し掛けてるみたいな気持ち悪さ。
こっちのほうが粘着的なキモさを感じますが。。。
>961=964さん
ありがとう。参考にします。
このスレって2年以上経つんだね。
あげます。
そろそろ新スレッドかしら。
969 :
吾輩は名無しである:04/03/24 21:05
川上ワールドとか春樹ワールドとか
名前+世界が広く通用する作家って
それだけ独自性があるってことなんだろうけど
川上ワールドとかいうように
名前で〇〇ワールドって形容される作家は
そんなにはいないのかなぁ(春樹とか?)
なんとかワールドの人って
いい意味では独創性があって
悪い意味では対話不可能って感じもある。
登場人物(の人間)が、浮世離れしている、というか。
人間なのに人間のにおいがしないというか。
そんな感じ。嫌いじゃないですけど…
973 :
吾輩は名無しである:04/03/26 18:16
「物語がはじまる」買って損した。つまらない。退屈だ心理描写も下手
974 :
吾輩は名無しである:04/03/26 18:39
不思議ちゃんすぎて駄目だった
好きな人ははまるんだろうね
975 :
吾輩は名無しである:04/03/26 23:53
神様 ってどう? 作品によってつまんなかったりする?
976 :
吾輩は名無しである:04/03/27 00:20
神様 ってどう? 作品によってつまんなかったりする?
977 :
吾輩は名無しである:04/03/27 01:59
作品によってどうのこうのより、人によるような気がする。
前のほうで初期の方がよかったとかいう意見はあったけれど、
何作も読んでいくと飽きがくるってのはあるかもしんない。
数作を読んだだけで詳しいことはわからないけどね。
ただ、この人はただの天然系の不思議ちゃんじゃないと思うよ。
言葉の選び方や技法も計算されている感じがあるし、
独特の表現スタイルは意識的に作られたものだという気がする。
温和な幻想的シュルレアリストって感じでも読めるし。
すれっからしの読者を楽しませるスキルを会得してるんじゃないかと。
978 :
吾輩は名無しである:04/03/27 13:17
>>977 作品によって「楽しい」「楽しくない」の濃度がかなり違っていて
ここまで差の激しい作家も珍しいんじゃないと思うんですが。どう思いますか?
明らかに手抜きというか、どうしようもなく陳腐である場合もあって、正当な評価って難しいと思うんですが。
979 :
吾輩は名無しである:04/03/27 16:07
不思議ちゃんって、技巧的カマトトを
「困ったちゃん」とかけて、揶揄する言葉だと思うけど。。。
いずれにしても、象みたいなおばさんがそれをするのは、痛々しい…
不思議系のおばちゃんはカワイイっ。