【盗作猿】ランディの日記を先取り予想だ!【パクルなよ】
411 :
無名草子さん :
02/05/06 22:35 別口で“「コンセント」の完結編のような”「ネクスト」予想
参考資料:
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/taidan.html インターネットで夢診断のサイトを開設しているケイ。
リスカを繰り返す少女、鬱病の男性、様々な人が掲示板に、あるいはメールで
彼女に夢を報告する。その夢を解きほぐしていきながら彼女は言う。
「でも、あなたのことは、あなたが一番よくわかることなんだからね。
今のあなたにはわからないかもしれないけれど、三年後、五年後のあなたには、
私が今やっている診断なんかより、ずっと詳細で真実に近いことがわかっている
はずなんだ」
彼女は一部の常連に「特別治療コース」のパスワードを教えている。
そこにある説明書きには、彼女の「治療室」(マンションの一室)を訪れ、特別
カウンセリングを受けるための申し込み方法が書かれている。
カウンセリングの方法は相手によって様々だ。サイコドラマの形式をとることも
あれば、相手と寝ることもある。
治療の方針を事前に決めるためにも、二人きりになっても危険のない相手を選ぶ
ためにも、特別カウセリング前には、踏み込んだ内容の長文メールをやり取りする。
しかし、相手の顔写真までは要求しない。
そのため、ケイは、ある日「診察室」を訪れた男の顔を見て驚くはめになる。
彼は、自殺した兄にそっくりだったのだ。
しかも、サイコドラマをやってみるとどうも様子がおかしい。メールで語り合った
あの彼と同一人物とは思えないのだ。
男はサイコドラマの最中に、「君こそ自分から逃げているくせに。自分のことは
癒せないくせに」と彼女をなじる。だが、サイコドラマ終了後には、いったい
なぜそんなことを言い出したのか彼自身にも見当がつかないと首をひねるのだ。
それからトラブルが同時多発する。
ケイ自身の疲れ――それは様々な人の「業」を 彼女自身の身体に、澱のように
溜め込んできたツケが回ってきたせいだった。
知り合いの霊能力者の勧めもあって、神社仏閣を訪れ、自然のパワーを分けて
もらうことを学びつつある彼女。
しかし、彼女のサイトの掲示板への執拗な嫌がらせ書き込みを最初に、ハッカーの
攻撃が続く。パスワードは破られ、「特別治療コース」の内容のみならず、
常連客たちの個人情報まで流出する。
対応に追われる彼女は、神々の島バリに行ってパワーを授けてもらうというプランを
なかなか実行にうつせない。
体調はますます悪くなり、ある日医者に言ったケイは、自分にガンの疑いがあると
告げられる。
412 :
無名草子さん :02/05/06 22:38
413 :
無名草子さん :02/05/07 00:14
「ネクスト」予想 (
>>411 続き)
×ある日医者に言った ○ある日医者に行った
精密検査を受け、ガンの不安に脅えながら結果を待つケイ。
サイト関係のトラブルを解決してくれたのは、以前特別カウンセリングに来た、兄に似た
男性だった。彼女の苦境を見かねて助けの手をさしのべた彼は、実は会社ではOS開発に
従事しているエンジニアで、オープンソースを熱心に支持。オープンソースについての
蘊蓄を約5ページ分、たっぷり語った後で、サーバとしてのWindowsの悪口を2、3ページ
しゃべりまくって彼女を説得もしくは洗脳し、Linux搭載の独自サーバを立ち上げることを
決めさせる。
セキュリティ向上のためのパッチだのファイアウォールだの診断ソフトだのSSLだのの
導入、アクセス制御やログ解析はもちろん、掲示板ソフトウェアも入れ替えさせ、
顧客名簿をネット上のディレクトリに置かないようにさせるなど、とにかくいろいろ
やってくれた。
ケイは彼を愛するようになるが、問題があった。
1つは彼には妻と子がいること。そもそも彼がカウンセリングに来るようになったのは、
妻との関係に悩んでのことだった。彼の妻はヒステリックで神経質なところがあり、
しじゅう彼や子供に小言を言ったり、当り散らしたりしているらしい。彼は、自分は
多少キツく当たられても我慢できるとして、このままでは子供が心配だとも言う。
そして、彼の家族の写真を見せてもらったケイは、がく然とする。彼の妻は、ケイの
母親に瓜二つだったのだ。
もう1つの問題は、彼女に自然のパワーの取り込み方を教えてくれている霊能者がいる
のだが、彼はその男に近づくのはよくないと断言するのだ。
「私はコンピュータのことはわかりませんが、その男が自分であなたのサイトに嫌がらせ
をして、その後親切顔して助けに来たのではないですか? いえ霊視でそこまでわかる
わえではありません。しかし、そういうことをやっていても不思議ではない男です。
あなたが体調を崩したこと自体は、それ単独ならば、あなたと――そしてささやかながら
私のお手伝いで――充分対処可能な、神様の与えた課題です。しかし、あの男の登場で、
事態は複雑に絡まりあい、見通しが立ちにくくなっている。
仮にその男が今は信用できるとしても、あなたのホームページの運営も集まってくる
情報も、すべてあの男に握られている今の状況は……本当にあなたが望んだことですか?」
ケイは言葉につまる。彼女もまた、兄に似た男を信じ切れないからだ。
あの男は黄泉返ってきた兄ではないか。そして私への恨みを晴らそうとしているのでは
ないか――と。
414 :
無名草子さん :02/05/07 00:30
415 :
ひかるたん :02/05/07 00:38
これは、
>>399 の大まかな流れです
ネクスト
第一幕 歌姫の復活。若者の教祖へ。過去の盗作報道。興味を持つアカネ。
状況設定 アカネの紹介。倉田あやのの過去。
プロットポイント ヘルスの客から「倉田あやのがテレビに出ないのは精神病院に入院してい
るからと言う話を聞く。取材を始めるアカネ。
第二幕 困難の末の、倉田あやのとの出会い。精神の崩壊している倉田あやの。
葛藤 ただ、歌姫としての存在だけが彼女を動かしていた。狂気の中の創作。
その詩は、人々の心のスキマにに入り込む。事実を記事にするか迷う。
アカネと倉田あやのとの心の交流。
アカネは倉田あやのから新曲のデモテープを貰う。
アカネ。しかし、アカネから、その事を聞いた同業者が記事にしてしまう。
プロットポイント 倉田あやのが突然、テレビの生番組に出演。盗作の事実と、死を告げて、
カメラの前で、首にナイフを突きつけ自殺する。笑顔で…
暴発するファン達。アカネの同業者も殺害され、倉田あやのを叩いた週刊誌
を発売した出版社には、暴徒が押し掛け、爆弾が爆発する。
多くの場所で混乱が起き、後追い自殺が多発する。
全ては倉田あやの計算通りに進んでいく…
第三幕 消費される歌姫。
解決 事件から三ヶ月後、あの事件の混乱も一週間でおさまり、人々は倉田あやの
の事などは既に遠い昔の出来事の様に、新たな歌姫の出現で忘れてしまって
いた。アカネも、相変わらず貧乏生活をしながら、フリーライターの仕事を
続けている。と、言っても、週に4日は「子猫ちゃん倶楽部」でのバイトの
日々だが…
客を個室に入れるアカネ。
そこには倉田あやのから貰った曲が流れている。
客「…良い曲だねぇ、唄ってるのだれなの?」
アカネ「アタシの友達が歌ってんですよ…」
終
416 :
無名草子さん :02/05/07 01:31
>>415 面白そう。頑張って仕上げてほしいです。
極度にデリケートなスクープなのに同業者に漏らすことなんてあるのかな?とか
少し疑問に思うところもありますが…。
417 :
無名草子さん :02/05/07 01:34
あのぅ、野暮な質問かもしれませんが、
>>415 って、「ミュージック」ではなくて
「ネクスト」のプロットなのですか?
418 :
ひかるたん :02/05/07 01:43
>417 …すんません。 「ミュージック」でした… >416 漏れた、と言うか、盗まれたと言う方向に… 酒の席か何かで、「これを記事にしたら名を売れる」と言う思いと、 「危うい精神状態の彼女を、世の中に晒して良いのか?」と言う葛藤で、 悩んでいる時に、ついつい「アンタだったらどうする?」と言う話になって しまい、本人の記憶のない部分で喋ってしまったとかで…。
419 :
無名草子さん :02/05/07 01:50
もしひかるたんの「ミュージック」が世に出る事になったら、田口婆さんにも 幾ばくかの権利はある……訳ないわな。 「あたしが考えたタイトルを盗まれたわウキィィ」とか言ったりしたら面白いんだが。
420 :
ひかるたん :02/05/07 02:04
>419 タイトルには著作権が発生しないそうですが、 >田口婆さんにも、幾ばくかの権利はある…… そうなると、自分の他の人の権利を認めないといけなくなりますけど(ワラ
422 :
無名草子さん :02/05/07 08:42
*最近 あたしは 忙しいのだ バリから帰って来てから、本当に忙しい。 沢山ある仕事のオファーを選ぶのも大変だ。 先日、講談社のナントカさんに会って頂いたが、アロマテラピーについて 女性誌で連載する企画が進んでいる。 ナントカさんは、 「アロマですと、“綺麗になる”をテーマにすることになるので やはりビジュアル重視ということになりますが・・・。 それから、田口さんの独特のセンスをお持ちですので、 三歩進んだ田口さんと読者とのキャップを埋めるために、 もうちょっと企画を煮詰めてから」 と大乗り気でいらっしる。 雑誌などで活躍しているアロマテラピー研究家のウンタラさんとの 共同企画にしたいと我がままを言ってみたが、 「ウンタラさんは現在お忙しいようですが、 機会があったらまた、と仰っています」 と色よい返事を頂いた。うれしいな。 ウンタラさんとは以前パーティでお会いしてお話ているので、 その時のことを覚えて頂いているようだ。 とても繊細な方らしく、人いきれに気分が悪くなったそうで 喋っている途中に帰ってしまわれた。 その時いろいろ世話を焼いてあげたのもよかったのかもしれない。 古いつながりを切っても、新しい環境と新しい人脈がやってくる。 文庫の印税が手切れ金代わりとか、要らないコンテンツの整理とか、 へんなことばかり言う会社には、もう、縛られたくない。 講談社はいつ行っても責任ある立場の人は不在で、 とても景気がいいようだ。こういう活気あるところで仕事するのが あたしにはふさわしいと正直なところ、思った。 ナントカさんは「連載のめどが経ったら連絡する」と言っていた。 この企画の為に飛び回って下さっているようで なかなか連絡取れないけど、読者の皆さんにいいものをお届けできるよう 頑張ります。
423 :
無名草子さん :02/05/07 10:31
なんか田口よりおまえらの方が人が悪いように思えてきたよ(藁 いや、ワラタ>>特に422
424 :
国語模試(試案) :02/05/07 15:58
「アンテナ」「モザイク」改稿にあたって
http://216.239.39.100/searchq=cache:sDJ5ykBhYfIC:webmagazine.gentosha.co.jp/concent/info.html を読み、次の設問に答えなさい。
> 藤森さんとはパソコン通信のニフティサーブの会議室を通して知りあい、メール交換をしたり、文章に関して
>話しあうパティオ(閉じた会議室)で意見交換をするような間柄だった。(中略)
> ヒヨコ舎の大場氏とは藤森さんの著書に私が「解説」を書く際に何度かやり取りをさせていただいた。
>唯一、藤森さんとコンタクトが取れる方だった。
問1 著者が藤森さんとコンタクトをとることのできる方法を全てあげなさい。
>編集者からは「参考文献として巻末に入れなくていいですか?」という質問を受けたのだが、この
>時点において私は著作権法のことも、いったいどの範囲が参考文献なのかもよくわかっていなかった。(中略)
>私はほとんどゲラも飛ばし読みで、書き終えたら編集者におまかせという無責任なありさまだった。
問2 この記述によると、引用元の本を参考文献に含めない判断を下したのは誰か。
> 謝罪文を書いて自分の間違いを認め、
問3 著者が自分の「間違い」と認めていることは具体的に何であるのか、文中の語を用いて答えなさい。
> 謝罪しているにもかかわらずなぜ彼女がそのように怒りを強めていくのか理解できなかった。
(中略)
> 藤森さんの要求である「アンテナのあとがきに読者への経緯説明を」という点においては、私の
>一存では回答できないことなので、
問4 このような態度は俗に次のように言われる。カッコ内に適当な語を入れなさい。
「反省だけなら( )でもできる」
> 幻冬舎の編集者にもそのことを話し、片山さんの著書を全部集めていただいた。
> あらかじめ、編集者にも片山さんの著書を読んでもらっていたが、
> しかし、私は自分が他人の著作物の権利に対して無知だったことを認めざるえない。
> 大場氏はたいへん好意的に承諾してくださった。
> その後のやりとりもすべて、大場氏を介在して行われたが、
> 大場氏が「私と一度お会いしましょう」とおっしゃってくださったので、
> 版元は疑問を提示していたし、
問5 上記の文を正しい日本語に直しなさい。
>文責 田口ランディ
問6 「文責」にこめられた版元の思いを簡潔に述べよ。
425 :
無名草子さん :02/05/07 16:15
>>424 おもしろーい。謝罪文全部を細かく突っ込んでほしいナ。
長いだけでとにかくあいまいな言い方でお茶濁してるんだもん、
田口のインチキ謝罪文。
426 :
無名草子さん :02/05/07 19:47
>>424 爆笑しますた。これはひょっとして「飛ぶ教室」の入試問題ですか?
427 :
無名草子さん :02/05/07 20:27
>問6 「文責」にこめられた版元の思いを簡潔に述べよ。 私どもに責任はいっさいございませんっ!
428 :
無名草子さん :02/05/07 22:02
うーん、
>>424 の問4は……。
猿 で も で き る 反 省 が で き な い 田 口 ラ ン デ ィ
という言葉が頭をぐるぐるしているのですが。
429 :
無名草子さん :02/05/08 01:08
「ネクスト」予想 (
>>413 続き)
ケイのガンの診断はどうなったかというと、これがなかなかはっきりしない。
良性腫瘍だが悪性に転じる恐れがあると手術を勧められたと思うと、いきなり
再検査と言われ、やっと予約をとった大学病院では、インターンの学生5、6人
に見物されて屈辱的な思いをする。
診断結果は二転三転し、入院しようにもベッド待ちという状況だ。
「量子力学だ」と彼女は思う。「私の意志がふらふら迷っているから、それが診断
結果に作用しているのだ。高校時代の物理の成績は2だったから、難しい理屈は、
よくわかんないけど」
そうこうしているうちに、彼女はある人から、兄に似た男が死体画像を集めて
いることを知らされる。
知らせた人間は告げ口のつもりだったが、彼のコレクションを見せてもらった
ケイは、数々の死体や人間の内臓の無修正写真に魅せられる。
このズタ袋のような肉体を引きずっていく人生の意味は――などと哲学的な思い
にふけったりもした。
(告げ口には、サイトのサーバのハードも回線代も彼女持ちなのに、そこに
FTPサーバを勝手に立ててファイル交換にはげんでいるけどいいのか?という
指摘も含まれていたのだが、ケイには言われたことが理解できなかった)。
さらにケイの心は、兄に似た男の子どもに会ったことによって大きく傾く。
そのユタカという子は、端正な面立ちの賢そうな少年だった。
実際に賢く、9才にして、心理学、哲学、社会学その他、難解な本を何千冊も
読みこなしている天才少年だったのだ。
生意気な態度も、彼女の目には好ましく映った。
相手が子どもだということも忘れて、自分の病状や、自然からパワーを取り込む
方法について相談する彼女に、ユタカは答えた。
「どうして自然からパワーをもらおうなんて思うんです? その方法論は、
自然が豊富で人口が少なかった頃は有効に機能していたかもしれない。だが、
今の時代においては、人間からパワーをもらうべきなんです」
430 :
ひかるたん ◆b0qjy99A :02/05/08 01:51
>399の まだまだ、プロット段階ですが。 まだ、五月になったばかりだというのに、陽が落ちても新宿の夜は蒸し暑い。 札幌から出てきて、八年が経つが、東京の暑さだけには慣れることが出来ない。 地元の札幌では、雪がやっと溶けたばかりで、ジャンバーがなければ寒いくらいの筈だ。 新宿コマ劇場の手前を曲がり、花金で溢れかえる人混みをかきわけ進む。 山路アカネ(26)は目的地に急ぐ。 細身で、175センチの長身。 本来なら、特別美人ではないが、モデル体型で、人混みの中でも目立ちそうだが、ジーパンに、 デニムの白いシャツ、その上にベージュのカーディガンという地味な服装が、人混みの中に なじませている。 細い路地の向こうに、派手なネオンが光る。 ファッションヘルス「子猫ちゃん倶楽部」と。 アカネはため息を一つ、ついて店のドアを開ける。 店にはいると、経営者の太田ヨネ(56)が派手な制服を着て、カウンターに座っていた。 「なんだい、しけた顔して。本業の景気はどうだい?」 「ダメだから、こうしてバイトにきてんでしょや」 「まあ、頑張って働きな。家賃を払ってもらわいとね。」 太田は、アカネが借りている、四畳半で、玄関、炊事場、トイレ共同、風呂無しのアパート、 「場末荘」の大家でもある。 ヘルスでのバイトも、アカネが部屋代を二ヶ月滞納したときに、紹介してくた仕事だ。 「借金もあるしねぇ…18の時、札幌から東京に出てきたときは、夢と希望に溢れていたのに、 今じゃ、金、金、金…」 思わず、アカネはぼやいてしまう。 「フリーライターなんて、カタカナ職業に憧れるからだよ。それに借金はアンタが、ホストに つぎ込んだんじゃん。自業自得だよ」 「返す言葉ないっス…。がんばって、酔っぱらい親父のチンコをしゃぶりますわ…」 すっかり落ち込んで、店の奥に消えていくアカネ。 数十分後、 「いらっしゃいませにゃん、ヒカルでにゃん」 猫ミミと、寅ガラの、ふわっとした制服を着込んで、客の前に笑顔で立ってるアカネがいた。 深夜二時過ぎ、「場末荘」の501号室の自分の部屋に戻るアカネ。 501号室と、言っても、6つしかない部屋の5番目の部屋と言う意味でしかない部屋だ。 部屋の中央に布団、仕事に使うパソコン。 それを取り囲む様に、仕事関係の書類の山。 積み上げられた本。 ゴミ、ゴミ、ゴミ… そのゴミの山の中に倒れ込み、パソコンを起動する。 そして、2ちゃんねるにアクセス。 ニュース速報板で祭りが起きてる。 【盗作!!】歌姫没落・倉田あやのを糾弾しる!!パート7【盗作!!】(921) 乱立している倉田あやの盗作スレッド。 興味をもったアカネは、手当たり次第にスレを覗いた。
431 :
無名草子さん :02/05/08 20:56
猿なんかいらねーじゃん。
432 :
無名草子さん :02/05/09 00:02
「ネクスト」予想 (
>>429 続き)
ユタカ少年の主張によれば、木だの大地だのからパワーを奪うのはよくて、人間から
パワーを分けてもらうことには罪悪感を感じるのは、「悪しき人間中心主義」に呪縛
されているからに過ぎないということだった。
そもそも自然を求めて観光に訪れる、それ自体が環境破壊の一端を担う可能性がある。
欧米のエコロジストなら、来た時の状態に戻して帰るなどということも徹底しているが、
日本はまだまだで、作家モドキの公演とパックの屋久島ツアーが企画されるなど、
環境汚染の片棒担ぎが跳梁跋扈する惨澹たる状況だ。
また、この社会にはエネルギー過剰により犯罪に走る人間も多いのだから、そういう
人間から余分なパワーを取り除いてあげることが、この世界のバランスを取るためには
善いことなのだとも言う。
ケイは、黒いドミノが次々とひっくり返っていって白に変わっていく様子を幻視した。
「この少年は善と悪をえいやっとひっくり返すパワーを持ってるのかもしれない」
だが、少年の父親、兄に似た男の方は、最近様子がおかしい。
ケイの診察室の常連だったリスカ少女から、掲示板に書き込めないというメールが届く。
兄に似た男は、書き込み制限を解くわけにはいかないと言う。
「だって、しょうがないじゃないか。その子と同じプロバイダを使っている“荒らし”が
いるんだから。ブラクラのURLを貼ったり、エロAAを連続コピペしたりする奴なんだ」
サイトにアクセスできないという苦情も多いのだが、男はルーターアタックがどうこうと
意味不明のことを言うだけだ。
彼は本当に信頼できる男なのか――彼女の迷いはまだ完全には消えない。
では、自然からパワーを分けてもらうのがいいと主張する霊能者、大白屋は信用できるか。
これも最近、怪しくなってきた。
彼女のサイトの常連のうち何人かを、彼女は霊能者に紹介していた。霊的な攻撃を受けて
おかしくなっている可能性があるからなどと、当の大白屋に紹介しろと言われた者たちだ。
少年とその父に指摘されたが、なぜか裕福だったり社会的な地位の高い者が多い。
それに、大白屋の勧めで回った神社仏閣での土産物代、案内するガイドへの謝礼などは、
相場と比べて決して安いものではない。
いったん心に「疑惑」の種子が蒔かれると、誰も彼も信用できないような気になってくる。
433 :
無名草子さん :02/05/09 21:25
あげ
434 :
無名草子さん :02/05/09 23:16
435 :
無名草子さん :02/05/11 12:13
age
436 :
無名草子さん :02/05/11 16:35
「ネクスト」予想 (
>>432 続き)
ケイは病院のベッドで夢を見ていた。
日常から切り離されたせいで、夢の世界は濃密で示唆に富むものとなっていた。
夢の中で彼女は、珊瑚礁の生き物達を自らの体内に閉じ込め、自分の内臓が赤やピンク
などの単調な色彩から、青や黄、黒白模様と、色鮮やかな色彩に変化するのを楽しんだ。
海のように変化する肉体は地球そのもの、魂は宇宙の果てからやってきたものだ。
彼女は背の高い人間二人にはさまれ、両の手を引かれながら歩く、小柄なエイリアンに
なっていた。これから手術台に乗せられるのだ。そして彼女は自分の死体の足首を掴み、
ずるずると地面を引きずって、大地に埋めに行かなければいけない。
「この夢の意味するところは――なあんて書くと、また叩かれるのかなあ」
ベッドの上で白日夢に浸りながらケイはくすくすと笑った。
入院直前、掲示板には新手の“荒らし”が登場していた。
ケイのような心理学の素人、しかも元は患者で資格も何もない人間が、人を集めて
治療ごっこに興じるのは危険だ、と痛烈に批判する者たちだ。
専門用語がずらりと並んで、彼女には理解困難な内容になっている。
今に始まったことではない。少し前にも彼女は、心理学の専門家から似たような
メールを受け取っていた。
「おためごかしな事を言って、私を自分の思うように従わせようと脅しているだけ。
心理学をいくら極めたところで、人の心、ましてや魂については何もわからないのに」
彼女は、「これからガンの手術で入院しようとする人間に、ひどいことを言わないで。
病状が悪化したらどうしてくれるんです」と丁寧に書き残してから、この病院に来たのだ。
その少し前には、他のサイトを運営するなんちゃって多重人格者も紹介されていた。
「私が退院する頃には、自称多重人格者が新たなエスケープゴートになっているだろう」
そうあってくれと彼女は祈った。彼女に強運をもたらしてきた、何か大きな存在に。
客観的に見ると恵まれた人生とは言えないが、彼女はなぜか自分の強運を信じていた。
彼女はいつも、危機からするりするりと身をかわして生きてきたのだ。
「私は“遊ぶ”ために、この世に生まれてきたのだ。刺々しい言葉の応酬でお互いを
傷つけあうなんて、ぜんぜん楽しい遊びではない。この入院はいい機会――リセットだ。
あそこに戻ったら、何もかもがリセットだ」
参考資料:
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1020709875/181 http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000303.html
437 :
無名草子さん :02/05/11 20:15
ケイは月見流菜ちゃんと出合うのだろうか……。ワクワクドキドキ。
438 :
無名草子さん :02/05/11 20:19
「ネクスト」予想 (
>>436 続き)
リセットを望んでいるのは「兄に似た男」も同じかもしれなかった。
彼はケイのサイトの掲示板の世話に倦み疲れていた。
AA荒らしについては、すぐにあぼーんするだけでよく、どこからも文句は出なかった。
しかし最近の心理学関連の書き込みは、どれを消してどれを残すべきか判断がつきにくい。
ケイに言わせると“荒らし”書き込みだが、書いてあることはもっともらしく、男もつい
読みながら内容に引き込まれることが多い。
だが消さずに放置しておくと、ケイがヒステリックに文句を言ってくる。
消したら消したで、どうして消したのかといぶかしがられたり抗議されたりする。
無理もない――宇宙の波動がどうしたとか、この水で万病が直りますとかの書き込みは残り、
心理学や道義的責任について真面目に論じた書き込みは次々と消されていくのだから。
サイトの主が入院中は、すぐ消せとせっつかれることもないので、男はのんびりできた。
書き込みも批判的なものはやや減って、ヨイショするような書き込みが増えてきている。
ケイさん、大変ですね・・・。でも経過は順調とのこと。^_^ いっそこの入院を
イイ機会に、ゆっくり休養されるのがいいと思います!
はっきり言ってこの世の中、少し目立ったことをすると、嫉妬を買って大変です。
きらいなら放っておけばいいのに、放っておけない気分にさせるケイさんの罪?
ちょっと前に流行った言葉に「愛の反対は無関心」というのがあります。
がんばって、より一層パワーアップして戻ってこられることを祈っています。
いやがらせに負けないでください・・・。
――ユタカ少年は、半分は自分の仕掛けたこととはいえ、予想外の成りゆきに興味を持つ。
きっかけは、ケイに「あなたは男として、お父様より魅力的だわ」と迫られたことだった。
彼は潔癖な少年ではなかったが、舌で唇をなめまわす彼女にそう言われたときには、少々
気持ち悪いと思ったし、「こりゃヤバいかな〜」とも思った。
少年は「あのババアには他のことで忙しくなってもらおう」と思っただけであり、大して
多くのことはしてない。
最初に、彼女が心理学について無知であることを説明し批判した文章を書き込んだのは
彼であったが、後はどこかの誰かが勝手に盛り上げてくれた。
すでに匿名掲示板で、痛いサイト管理人としてのウォッチスレは立っていたので、少年は
そこに少しばかり情報提供をして貢献した。
「縦読み」は少年の考案ではなかったが、なかなか面白い試みだ。
すでに匿名掲示板ではネタばらしがされているが、彼の父はまだこのことをしらない。
「ババアが退院したらバレて大騒ぎになるだろう。ならないようなら、匿名掲示板の
スレッドのURLを、ちゃんと教えてあげなければ……」
439 :
無名草子さん :02/05/12 00:31
440 :
無名草子さん :02/05/12 23:12
*教育にも 教育以外にも ゆとりが大切 かなり前から、ゆとり教育ってのが言われている。 そしてそれを批判する人もいる。 子供の学力が低下すると、国力が衰えてよろしくないという理屈らしい。 よくわかんないけど、いかにも男性の発想だな。それも若い頃、一生懸命お勉強して、 エリートと呼ばれる人たちの考えそうなことだ。 でも、いろんな楽しいことに背を向けて、しゃかりきになって知識を詰め込んで、 その人たちの学生時代は楽しかったのかな。社会に出て、偉くなって、お金をたくさん 稼ぐのには役に立ったのだろうけど。 そこで、ううむと考えた。私はモモをどんな風に育てたいのだろう。 モモが通っているのは普通の保育園だ。有名な私立幼稚園にお受験、だなんて考えたことも なかったし、モモに英才教育を施そうなんてまったく思わなかった。 私自身が勉強が好きではなく、教室にじっと座っているのが苦痛だったから、モモに同じ 思いをさせたくないなあと思っていたからかもしれない。 スーパー編集者の安原さんからメールが届いた。 安原さんはリューマチで悩んでいて、リューマチの治療についてのメールを送ったら、 えらく感謝されたのだ。 メールにはこういうことも書いてあった。 >超多忙にもかかわらず8月か9月、謝礼激安で有名な「朝カル」で、 >小生とのトークもやってくれることに。これまた感謝、感激である。 安原さーん。私は超多忙どころか、暇ですよお。ぎゃはははは。 6月にはダ・ヴィンチのお仕事で沖縄に行くけど、その後は7月のアルタイもプライベート の旅行なのだ。アルタイに関しては、そのテーマで小説を書きたいと思っているけど、 うん、やっぱり仕事で行くのとは違う。 去年は、それこそ多忙だったので、アルタイ行きを断念した。今年行けるのは、ゆとりの ある生活が戻って来たからだ。 ゆとりのある生活って、ほんと大切だと思う。 モモといっしょにいられる時間もぐんと増えたし、こうやってモモといっしょに洗濯物を たたみながら、あれこれ他愛のない話をしていると、ほんと幸せを感じる。 幸せを感じる、と言ってしまっては陳腐かもしれないが、幸せとしか言い様がないのだから しょうがない。思うに、真理とはしばしば陳腐なものなのだ。
441 :
ひかるたん ◆b0qjy99A :02/05/13 04:42
*日は また昇り くり返す 北朝鮮人の5人が、中国の日本領事館に、亡命を求めて進入しようとして、 武装警官が警護する門を突破しようとしたが、門のところで三人、十五分後には 大使館内に逃げ込んでいた二人も捕まってしまったそうだ。 その様子を、韓国の亡命支援団体に手引きされたマスコミが一部始終、撮影し、 世界にその映像を配信して、世界中に衝撃を与えた。 アタシは良く解らないが、領事館の中は治外法権で、中国の法律から独立しており、 勝手に、中国の警官が侵入してはいけないらしく、その事も問題になっているそうだ。 日本は、日本の主権を侵害されたと抗議し、中国は大使館員を守るためにやったと、 言っていて、両者譲る気配を見せていない。 まぁ、アタシはどうでも良いのだが、気になったのは、カメラが最初から撮影していた と言う事だ。 オマエらグルかよ?! と、言いたくなる。 確かに、亡命希望北朝鮮人の悲惨さを伝えるのには、マスコミがいた方が良いのだろう が、国際的に観て、ヘタレな政治家の多い日本の大使館に逃げ込む所を撮影しなくても いいだろうに… 日本人に恥をかかせてどうするんだよ。 多少、警備が厳しくて、逃げ込むのが難しくても、アメリカの大使館に逃げ込めば、 少なくとも、最初の男性二人は、亡命に成功していたはずだ。 そもそも、その二人の男も最低である。 自分の、女房、子供かは知らないが、自分たちはサッサと逃げて、子供達は置き去り である。 オマエら、最低だなと思ったりする。 そもそも、命がけで海外に逃げる前に、自分の家族や、恋人を守る為に、自分の祖国を 命を懸けてでも、変えようとは思わないのだろうか? 人様に頼るんじゃないわよ! 人様に頼るくらいなら飢えて死ね! 自分たちの事は、自分たちで解決しなさい! などと、思ったりする今日この頃。
442 :
無名草子さん :02/05/13 04:54
>>440 うますぎるよ! これは直球だね。ウケ狙い風味の予想日記も
好きだけど、こういう直球もすばらしい!!
本当に筑摩に載っててもおかしくないもん。
特にこの部分サイコーにワロタ↓
>幸せを感じる、と言ってしまっては陳腐かもしれないが、幸せとしか言い様が
>ないのだからしょうがない。思うに、真理とはしばしば陳腐なものなのだ。
443 :
ひかるたん ◆b0qjy99A :02/05/13 04:56
*天国に 一番 近い島 ニューカレドニアで、日本人女性が殺されて発見された。 その報道を聞いた時に、 「天国にいちばん近い島」と言う、昔の映画を思い出した。 内容は知らないが、上映当時はかなり有名になった映画で、記憶に残っていた。 アタシの記憶にあるくらいだから… などと思っていると、夜のニュースで、 「天国に一番近い島で、殺人事件」 「天国に一番近い島が地獄に!!」 そんな、ベタな見出しで報道されていた。 ネタかよ!? きっと、この見出しを考えた奴は、アホだと思う。
444 :
無名草子さん :02/05/13 10:32
*そして あたしは 神になった 講談社のナニガシさんと、単行本の書き下ろしの話をした。 ナニガシさんは、書き下ろしで本を出すにはある程度のネームバリューが 必要だと仰る。 「あたし、有名人だから大丈夫です。 引用問題の時も、マスコミが取材にきたし」 「立ってるだけでニュースになるのが有名人、 無名の人がニュースになるのはとんでもないことをしでかした時だけですよ」 そうか、あたしは立ってるだけでニュースになるのか。 今まで気づかなかったけど、きっとそうなんだ。 「まあ、ゴッホみたいに時代を先取りし過ぎて、 生きているうちには評価されない芸術家もいますから 田口さんもそうなのかもしれませんよ。 いつか評価される日が来るといいですね」 あたしはういに覚醒した。まさにあたしの今の状況はそうなんだ。 宇宙の遠いところから、ゴッホの麗があたしに降りてきたのを感じた。 ゴッホは、あたしなんだ。だから、ゴッホの描いた赤や黄や青や緑や黒の 粒子がごおごおと音を立てて、あたしの内臓に渦巻いているのが感じた。 素晴らしい芸術だけが持つ宇宙のパワーが人間の魂を浄化させて あたしは神と一体になるんだ。 何かが間違ってう、そう思ってたけど、そうじゃなかったんだ。 神であるあたしを理解することは、小さな自分の世界にしがみついている ただの人間達には不可能なことだったんだ。あたしは、神なんだ。 「ま、ゴッホの場合は本当に才能があったから死後に評価されたんですけどね」 ナニガシさん、ありがとう。あたしは神だ。 あたしの本を出版して広く愚民どもに読ませることは神の意思なんだ。 「ナニガシ、あたしの本は書き下ろし500ページ、初版は100万部だ」 あたしはなるべくおごそかに言った。彼はまるで母に抱かれる赤ん坊のように 目を見開いて震えていた。
445 :
講談社書籍編集部、ナニガシ某 :02/05/13 10:52
田口さん、おはようございます。 先日の社内でのやりとりを日記にお書きになったので、私としては 大いに照れております。あのとき宣言されたように、500頁の大作 を首を長くしてお待ちしております。 さて先日、田口さんはうちで目下ベストセラーになっている 月見流奈ちゃんと対談をしたいとご要望でしたが、先日のNHK のパブ番組オンエア以来、流奈ちゃんのお母様の都合が悪くなり、 対談はとうぶん無理かも知れません。田口さんは「流奈くんと サシで宇宙の秘密を論じ合いたい」と仰有っていますが、流奈 くんはお母様がいなくては意思の疎通は無理かと思います。 以前にもこういうことがありまして、対談がキャンセルになったのに 長野県や裏日本各地での「月見流奈ちゃんと語る会」行脚が 続いたことがありました。これは流奈くんが受けている天の指図 によるものだと、お母様は説明してくれました。そういうわけで 不審にお思いになるようなことが今後もあるかと思いますが、 どうかお気を悪くなさらずに。 それでは、ご執筆がんばってくださいませ。 5月吉日。かしこ。
446 :
ひかるたん ◆b0qjy99A :02/05/13 10:53
>444 わらひまひた。 思い〜こんだぁら〜系ですな。
447 :
無名草子さん :02/05/13 11:15
すげー!!うまー!!
>>444 禍々しい連番にじつに相応しい作品ですね。
堪能いたしますた。
ナマステスレからコピペ。
「本当に本人が書いたのでは!?」と思えるほどの名作だと思いますた。
753 名前:無名草子さん 投稿日:02/05/13 22:03
>>750 自分は行ったことが無くて、
人からの聞き伝えとマスメディアからの情報から。
たとえばフィリピンではスラム街に巨大なゴミ捨て場が出来ていて、
そこで子供たちが換金できるものを探している写真をみた。
これって『週マ』的には、フィリピンにもゴミは無いになるの?
あと、ネパールはペットボトルの深い渓谷へのポイ棄てを教えてくれる人がいた。
>これらの国にも「ごみ=誰からも必要とされないモノ」は
>存在しないってことだと思うが。
リサイクルやリユースという観点からゴミは無いという見方は
多くの人が言ってるよね。
「誰からも必要とれないモノ」は存在しない。
確かにそうだけど、改めていると、デンパを感じてしまうのはじぶんだけだろうか?
エコっていう見方をすると、やはり「ゴミ」はゴミであり、
始末の困るもの。って、素直にみる必要があるのでは。
変な意味付けをせず、日本でいうゴミ収集車出集められるゴミです。
これを減らす・無くすってこと、大変だけど、大切なことだと思います。
age
田口ランディって何歳?かわいいの?
451 :
無名草子さん :02/05/14 08:45
ハーフの美少女だとは思ってなかったけど 20代後半30台に差し掛かるころだと思ってた…。 作家にかわいいのを期待してもダメだってのはわかってたけど ……どの本見ても写真が載ってない理由がわかったよ。
453 :
無名草子さん :02/05/14 10:27
*読書と 書くことと 祈り 連載もすべて修了させたし、書き下ろしの仕事も遠慮させて頂いているので、 今、とても暇がある。だから久しぶりに本を読むことにした。 本屋で新刊から専門書まで目についた本をかたっぱしに買って、 リビングの隅に積み上げてある。 読書三昧の日々を過ごして、改めてあたしは本が好きなことにきづいた。 行を目で追うのももどかしく、ページをめくるのももどかしく、 本に没頭する気持ち。それを伝えたくて、あたしは作家になったんだった。 あたしがこんなに本を読んだのは中学生の時だ。 教科書そっちのけで、哲学や心理学の本を読み漁った。 おかげで先生やクラスの人には変わった人として一目置かれていた。 遠足などの班分けではたぶん、近寄りがたいふいんきのためか、 積極的に誘われることはなかった。 高校に入って文芸部の部誌に寄稿してあげようとしたら、 枚数が多いと言われた。あたしは既定枚数の三倍も書いてしまったのだ せっかく部員でもないあたしが特別に奇行するのだから、 他の人の原稿を削ってでも載せるのが筋なのに、部長は枚数を減らせと 理不尽なことを言った。 結局あたしが譲歩してあげて、細かい字で既定枚数内に納めた。 小さい人間関係にしがみついてそれが文を書くことだと思っている人達には とうていなじめない。今のあたしが根無しでフラフラしているのは それが原体験なのかも思う。 今買ってある本を読み終えたら、また長編小説を書こう。 書くことは、いくらでもある。読むことは書くことなのだから。
うちの高校の文芸部にもこういう人いたなあ
455 :
無名草子さん :02/05/15 01:02
>>444 >ゴッホは、あたしなんだ。だから、ゴッホの描いた赤や黄や青や緑や黒の
>粒子がごおごおと音を立てて、あたしの内臓に渦巻いているのが感じた。
この部分が、特に好き♪ 印象派の内臓を持つ素敵なランディさんって感じ?
456 :
無名草子さん :02/05/15 01:16
>>453 >書くことは、いくらでもある。読むことは書くことなのだから。
↑これ、核心突きまくりですね。うまいこと言うなぁ。
でも当の本人が読んだら、これの何が面白いかわからなそうな気がして寒気。
「そりゃそうでしょ。何を当たり前のことわかったように書いてるんだか!」
とか言いそうで……(苦笑)。
457 :
無名草子さん :02/05/15 01:48
「ネクスト」予想 (
>>438 続き)
何度「リセット」が繰り返されたことだろう。
ケイは自分のサイトで何度となく、もう私は元気、大丈夫ですよと宣言した。
そして自分のサイトの日記を更新したり、掲示板の書き込みに返事を書いたりもする。
しかし、その後また、何日も何週間も沈黙するのだ。それから、また復活宣言。
彼女の主戦場は、匿名掲示板にシフトしていた。
もちろん、自分が観察対象になっているスレッドで、馬鹿正直に名乗ったりはしない。
あくまで第三者として客観的な意見を書き込み、誹謗中傷ばかりの投稿者をいさめながら、
集合的無意識の分析という困難な仕事に挑戦していたのだ。
あなたたちを駆り立てているのは何? 嫉妬? 私怨? あなたたちが得られるものは何?
自分がうまく生きられないからって、こんなところでストレス解消?
あなたたちの欲しいものは何? あなたたちにとって私はまりあさま? 巡礼の目的は?
皆匿名であるのにもかかわらず、相手の「顔」がはっきりと目に見えることもある。
ああ、この人は私のホームページとアクセス数を競っているライバルサイトの管理人。
この人は、私に昔、掲示板で辛らつなことを書かれた人。
この人は、ユタカの母親だ。私の母親に顔も性格もそっくりな女。
しかし、誰も彼も、彼女の指摘に「うん」とは言わない。
せめて固定ハンドルを使えという呼び掛けにも「うん」とは言わない。
ケイはネット歴が長く、場の雰囲気をつくり出す術も熟知していたはずだが、彼らの
とらえどころの無さには手を焼いていた。
その黎明期から慣れ親しんでいたはずのネットの世界が、急に巨大なブラックボックスに
変容してしまったかのように感じていた。
その思いを日記に綴ったら、読者から暗示的なメールを受け取ることになった。
「ブラックボックスとは NeXT Cube であり、搭載されていたOSは NeXTstep。
次の段階に人類は進んでいるのです」
参考:
http://www.lowendmac.com/next/cube.html
458 :
無名草子さん :02/05/15 01:53
ネクスト予想いい! どんどん盗作猿の出口をふさいであげよう!
459 :
無名草子さん :02/05/15 03:15
453、これすきー!
460 :
これすらも言わば一つの資料? :02/05/15 22:28
461 :
無名草子さん :02/05/15 23:14
*一寸先は わからないから ワクワクできる 三週間ぶりの日記になってしまった。 これじゃあいけないよね。せっかく今月の17日には、この日記をまとめた 『くねくね日記』が発売になると言うのに。 タイトル通り、くねくねと紆余曲折の多かった昨年一年間の日記である。 発売までの道のりもくねくねしてて、なかなかの難産になってしまったが、 その分だけこの本が、すごく愛おしく思える。 表紙も素晴らしい出来に仕上がっているので、ぜひ買ってください。 日記をお休みしていた間、けっこういろんなことをした。 日光でAKINAさんとキャンプしたり、ゴールデンウィークだからモモを遊びに 連れていったり、メールで安原さんとリューマチについて語り合ったりした。 でも、小説を書いていた時間が、一番長かったかな。 去年の暮れのこの日記に、来年は「ミュージック」「ネクスト」「コーリング」 という題で小説を書きたい、と書いた。今年はこの三作さえ書ければいいんだと いう思いは、今も変わっていない。 あちこちで宣伝しているせいか、いろんな人がいろんなヒントを私にくれる。 毎日が、先月行ったバリのお祭りみたいなもので、小っちゃなカゴに入った花を 両手で高く掲げ持っていると、遠い雲の上にいる神様が、すとんすとんと贈り物を 落としてくれるようなものだ。 すげー気前のいい神様なんで、こっちも調子に載って書いていたら、書き溜めた 原稿がかれこれ500枚にもなってしまった。どうするんだよ、これ。 このサイトで連載している「コーリング」だけが少し遅れているが、これも近々 連載を再開できそうだ。 今書いている三作とも、今まで私が書いたものとは、多少雰囲気の違うものに なっている。物語の登場人物がどうなるか、そして書いている私がどう変わって いくのか、先が見えない。見通しが立たないからこそ、いったい次に何が起こるのか、 生まれ立ての子供のようにワクワクできる。だから人生はくねくねしていた方が 断然面白い。そしてそれを面白がれるうちは、私は物書きとして十分やっていける。 理由はないけど、そう確信している。
462 :
無名草子さん :02/05/15 23:42
>>461 あああ……。
ナチュラルにムカつける、いい贋作ですね。(w
463 :
無名草子さん :02/05/16 00:14
>>461 ほんといい贋作ですね(笑)。
本人が書いたと言っても違和感ありません。
読んでてムカムカします(笑)。
最上級のほめ言葉と受け取ってください。
*ニューエイジと インディゴチルドレンと ネィテブインディアン NHKで放送された、日木琉奈君の番組が今だに反響を呼んでいるらしい。 正直、アタシは番組を見たことも無ければ、琉奈君が書いた本を読んだこともない。 別に読みたいとも思わないし、2ちゃんねるにコピペされた、 琉奈君が書いた文章をいくつか読んでいて、あんな大人びた文章を書くガキは、 かわいげがないと、なんとなくそう感じた。 12歳のガキは、12歳のガキなりの事を書いていれば良いのであって、 オマエは何様だ?と思う文章を見ると、胸のあたりが、ムカムカしてきた。 だけど、私はなぜか彼の能力を否定することはできない。 上手く言えないけど、彼のような能力は存在するのだ。 数年前から、「子供達が変わった」と言われてきている。 今の子供達は昔の子供達と違うのだという。 ちょうど、学級崩壊が社旗問題になり始めてきた頃からだ。 彼らは使命を持って生まれてきて、なおかつその事を自覚しており、感覚が繊細で鋭く、 自分というものを既に持っているために、時として、社会とぶつかったりするが、 気にしないのだという。 そんな彼らの事を「インディゴチルドレン」と呼ぶ。 彼らは進化した人類で、「インディゴチルドレン」でない人々を、 新たなるステージに導くために選ばれて産まれてきたのだそうだ。 長くなるので「インディゴチルドレン」の説明はここまでとするけど、 今の子供達の90パーセントが「インディゴチルドレン」とする報告があるくらいで その子供達が大人になったときにアタシたち旧人類をどんな世界に導いてくれるか, 非常に楽しみだったりする。 しかし、まだ世界的には「インディゴチルドレン」の子供達は認められてないので、 旧人類から彼らを見ると、問題行動をしたり、集中力の無い子供にしか見えなく、 「インディゴチルドレン」達の心のストレスは計り知れないものが あるようで、ネットで「インディゴチルドレン」を検索すると、そんな彼らの 心や体を癒してくれる「ポーション」や、「エッセンス」と呼ばれる神秘の液体を, ネット販売しているサイトを発見したりした。 もしかしたら、アタシにも効き目があるあろうか? なんとなく、アタシは「インディゴチルドレン」の最初の世代の様な気がして ならないのだ。 何故なら、アタシの性格と行動を見れば、「インディゴチルドレン」の条件に かなりの確率で当てはまるからだ。 そうなると、アタシも新人類。 旧人類を、どんな未来に導こうかしら?
465 :
無名草子さん :02/05/16 21:40
466 :
無名草子さん :02/05/16 22:25
「ネクスト」予想 (
>>457 続き)
人類の次の段階はブラックボックスか?
その問いにケイは反発した。「私はね、そんなのは、イヤなの」。
人の心をブラックボックスとして扱うなんて、まるで行動心理学者の言い草ではないか。
若い頃からユングの夢分析に傾倒し、何年もクライアントとしてのキャリアを積んできた
彼女には納得できない意見であった。
しかし、匿名掲示板に書き込む連中のことを思い起こすと、無気味な符合が感じられる
意見でもある。
人工知能のように機械的に罵倒を返してくる、やたら理屈っぽい奴ら――ケイにとって
彼らは、冷たい機械のような存在でしかなかった。
せめて“仲良く喧嘩する”方向に持っていこうとしても、「馴れ合い禁止」ときっぱり
拒絶される。
思い出しただけで怒りにかられたケイは、とりあえず当の匿名掲示板でコピペ荒らしをして、
ささやかな憂晴らしをした。
その甲斐あって、少し気分が落ち着き、問題を別の角度から検討してみる気になった。
ブラックボックスとは、人の心に潜む闇のことではないか?
匿名掲示板でケイのことを批判する奴らの心の闇は、とてつもなく大きく、深い。
「私自身の心の闇は、彼らに比べたら、ほんとちっぽけなものだけど」
でも、彼女自身の心にも、やはり闇は存在するのだ。
「闇の数字は、83ではなく23。2と3。兄さんだ」
それは昔、夢分析を受けた彼女が、医者といっしょに導き出した結論であった。
彼女には、精神を病んで、引きこもりになっていた兄がいた。
彼女は彼を「治療」しようとした。
鬱は直りかけが一番危険だと言う通り、元気になったかと見えた兄は自殺してしまった。
兄が亡くなる前に、ケイは兄を罵倒していた。
「甘ったれないでよ。僕の気持ちなんかわからない? 当然よ。誰も他人の心なんて、
わかるわけがないじゃない」
兄のことについては、サイトにアップしている文章でも何度となく触れているが、この一節
だけは、一回アップした後に削除している。
表面的なことしか見ない「読者」が、彼女が兄の死の原因であるかのように非難したせいだ。
「馬鹿馬鹿しい――真実なんて誰にもわからない。でも、だからこそ、私は真相を知りたい
のかもしれない」
467 :
?V???P???I?i´?e´?¢?E?D???¢?J???X :02/05/17 06:31
age
468 :
ドッペンゲルググ ◆yYzqk.f. :02/05/17 09:52
*過ぎ去り日 我が 栄光の日々 ここしばらく、暇だったのだけど、何のやる気もせずにぼーっとしている日々が続いていた。 そんな中、テーブルの上にダンナが買ってきたビックコミックオリジナルというマンガ週刊誌が 置いてあったので、パラパラとめくっていると、「島耕作」シリーズで有名な、弘兼憲史さんが 書いている「黄昏流星群」と言う漫画に目が止まった。 話は1982年、12月24日のクリスマスイブの深夜、ファミレスでアルバイトをしている小説家志望で、国立大学4年生の、生活に困っていて貧乏の、男にもてなく、もちろん処女の22歳の女性が主人公だ。 今から二十年前、ちょうどアタシもその時は同じような年齢で、彼女と同じく貧乏だった。 彼女と違うのは男には困っていなかったっていう事だけだったりする。 当時のことを思い題して、アタシはこの漫画にのめり込んでいった。 彼女はクリスマスイブの聖夜に、ファミレスで原稿を書いている中年の男と出会い、男に誘われ、ドライブに誘われ、そこで自分が作家志望であることや、作家になるための勉強の仕方などを たずねる。 はっきり言って、この主人公には才能がないと思う。 上手く言えないけど、そんな事を言う奴に限って才能がないのだ。 書きたいモノを、書きたいように書けばいいだけの事である。 恋愛経験も、男性経験も無いが恋愛小説を書きたいのだが、そんな自分が恋愛小説を書けるのだろうか?と悩むが、男は、 「経験がなければ書けないなら、それは作家じゃない。頭の中で創造して、本当のように書ける人間が作家なんだ」 と主人公に答える。 主人公じゃないが、アタシも「目からウロコ……」だ。 その後、セックスをし、二人は再会を約束し、別れた。 ファミレスに男が現れる事はなく、作家の中から男の名前を探したが、見つけることが出来ずに 再会する事無く、20年が経ち、主人公は売れっ子の作家になり、直木賞も取った。 忙しい中で、出版社の催促の電話を避け、ファミレスで原稿を書いていると、20年前のことを思い出していた。 すると目の前で、あの男が年老いて、主人公の目の前で、ファミレスの床をモップがけしていたのだった。 立場が入れ違ってしまった二人。 主人公は男をドライブに誘って、一話が終わる。 話はもう一話続くのだが、それを読み終えたとき、アタシも20年前を思い出して、なんだかしんみりしてしまった。 続く
469 :
ドッペンゲルググ ◆yYzqk.f. :02/05/17 10:29
>468 続き *過ぎ去り日 我が 栄光の日々 2 男は落ちぶれ、女は編集者を利用して、短編を書いてるうちに名が売れ、初めての長編小説で直木賞を取り、あとはトントン拍子に進み、金を持つようになるとブスの主人公の所にも男が言い寄って来るようになり、とくに編集者はいいなりになる。 人を利用し、世の中を上手く渡る。 アタシはそれが当たり前だと思うのだが、男はそんな主人公に失望し、性格が変わって嫌なおんなになった、昔は素直ないい娘だったのにと呟く。 自分は落ちぶれた癖に。 世の中は競争なのだ。 弱い者は強い者に淘汰される。 男はそれが解っていないから落ちぶれたのだ。 きれい事を言って、生きていける世界ではないのだ。 「キミには人生をやり直してもらおうか…あの時点に戻って」 これだけ読んだら男は変人だが、男は実は天使で、人の人生を好きな様に変える力を持っている と告白する。 主人公は天使なら天使らしいこと、例えば空を飛ぶところを見せてと言うと、 男は中に浮き、月に向かって飛び去ってしまった。 なんだオカルトかと思ったが、良い話なのは変わらない。 物語はもう少し続き、彼女がどうなったかは、コミックでよんでもらいたいと思う。 読み終わり、しばらく何も出来なかった。 主人公とアタシが重なり、もし自分が生きてきたこの20年が、新聞の配達所でまかないをしていた時に、朝の早い仕事だったのでアタシが観ている「一炊の夢」だとしたら… あのころに戻り、そこからまた人生をやり直さなければならなくなったら、アタシはまた作家になっているだろうか? う〜ん… 考えも付かないけど、おそらくアタシは今と対して変わらないだろうとなぜか、そう思った。 性格は産まれ付いてのものだし、案外、女優にでもなって活躍しているかもしれないな。 それとも、AV女優にでもなって、告白本を書いているかも知れない。 まぁ、結局はアタシはアタシでしかないと思った。
470 :
無名草子さん :02/05/17 23:05
参考資料:
http://www.akiramania.com/diary/0205.html 「神様、おしっこ我慢させてごめんね」……この糞尿へのこだわりも着目ポイントかも。
……とってもイヤんな気分になるけど。
―――以下引用
8 may(wed)
7 spectral moon
田口ランディさんと角川書店の博学者タッキーと写真家の川内倫子さんが日光に来た。
ケンちゃんが運転してくれ、中禅寺湖畔のキャンプする。たき火を起こしたとたん雨が降り
始めた。みんなが不安になるなか、ランディさんがけがけろっとしてる。
「だいじょぶよ、あたし究極の晴れ女だから」
そう言うと、本当に雨が止んでしまった。
炭火でバーベキューを食い、日本酒、ワイン、ビール、焼酎をしこたま飲んだ。たき火の
もつ求心力は強く、オレたちは夜中すぎまで熱く熱く語り合った。
9 may(thu) 8 spectral moon
川内倫子さんリトルモアから出してる写真集「うたたね」「花火」「花子」をプレゼント
してくれた。
ひざびさに「生身の天才」に会えたような気持ちだ。こんなすごい写真見たことないよ!
我々が撤収したとたんに雨が降りだした。ランディさんいわく、
「神様、おしっこ我慢させてごめんね」
471 :
?V???P???I?i?L?e?L????E?D??????J???X :02/05/18 07:38
age
472 :
無名草子さん :02/05/18 15:56
>>470 >田口ランディさんと角川書店の博学者タッキーと写真家の川内倫子さんが日光に来た。
角川から小説を出す可能性が、まだあるようだね。
インデプス キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!! 田口ランディ 売春告白!! 一発10万!! 高ぇつうの!!
474 :
無名草子さん :02/05/18 19:01
田口ランディ、同じ「盗作仲間」の岩井俊二と共闘!
475 :
無名草子さん :02/05/18 19:04
>>474 岩井俊二って盗作仲間だったのカー、知らんかった。
詳しいスレがあれば教えてプリーズ。
477 :
無名草子さん :02/05/18 20:08
>>474 また有名人にすりよってんの?
ばななの次は岩井俊二なの?
478 :
無名草子さん :02/05/18 20:12
479 :
無名草子さん :02/05/18 21:13
本スレ既に書きこみ不能状態。 ペンペン様、新スレをおながいします……。
480 :
無名草子さん :02/05/18 21:17
481 :
無名草子さん :02/05/18 21:21
うん、雑誌か文学でつないでればいいんじゃない? 書籍の新スレはヘッドは短くしたほうがいい思います。
483 :
無名草子さん :02/05/19 22:17
「ネクスト」予想 (
>>466 続き)
(前回の参考資料は、
http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream/dream043.html http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream/dream026.html )
真相を知るためにケイは、兄に似た男とサイコドラマを演じることにした。
しぶる男を説き伏せなければいけなかったが。
>>411-412 nの頃とはかなり事情が変わっていて
今や彼の悩みは口うるさい妻ではなく、その数倍は口うるさいケイのことになっていた。
とにかく、彼女は強引にセッションを開始した。
「この前、私が何かから逃げていると言ったわよね。私は何から逃げているの?
兄さんのことから逃げていると言いたかったの?」
「主に自分から逃げているんじゃないの」
「はぐらかさないで。……質問を変えるわ。あなたは兄さんなの? 私を恨んでいる?」
「さあ。君の兄さんではないから、それはわからない。わかるのは、君が彼の死の原因の
一つであったらしいということくらいだ」
「私が聞きたいのはそういうことじゃない!」
「やれやれ。君は情報にアクセスするときに何を求めているの? 世界の真理とやらが
無造作に降ってきては、皆口を揃えて君は素敵だ素晴らしいと誉めたたえてくれること?
君は何も悪くないんだ全て許してあげると頭をなでてもらうこと?」
「兄さんでなければあんたは誰なのよ? ちゃんと名乗りなさいよ、卑怯者!」
男は、「僕」や「俺」と言う代わりに、そっと自分を指差しながら語った。
「名前はない。その時々に応じて、αであったりΩであったり、『あ』になったり
『ん』にったり《シ》の命を受けたりする。君の好きな匿名掲示板にも遍在する何か。
2番目のチャネル経由のミームの囁きと言ってもいいけど、そういう言い方をすると、
君は遺伝子にやったのと同じようにミームを擬人化してトンデモ解釈路線をひた走る
んだろうなぁ」
「あなたが兄さんでないのなら、どうして兄さんの姿で現れたりするの? ひどいじゃ
ないの……あんまりよ」
「だって君は、裁判で被告席に座っている人間を見ても、B級ホラーのお笑い映画の
男優を見ても、自分のお兄さんに似ていると思うんでしょう?
もちろん、こういうのは趣味がいいとは言えない。いくら君が繰り返し、お兄さんを
自分語りの格好のネタにしているとは言ってもね。
許してください。僕が愚かでした……と言うだけだ。頭を垂れる相手は君ではないけれど」
「それで、私にどうしろっていうのよっ!?」
「別に。土手を走る君や校庭で笛を吹く君は楽し気で、縮尺狂いの妖怪フィギュアのようだった。
徹底的にやり返すのよと叫びながら川原を漕ぎ出す君は、はちきれそうなくらい禍々しかった。
君は永劫の闇の中、糞尿にまみれていればいい。真に才能のある者が光の海を泳ぐその間に」
そして唐突に交信は切れた。
「さようなら。かわいい妹――。(藁」
声はこの上ない嘲笑と侮蔑の響きを帯びていた。
そして――ドラマが終わった後、兄に似た男の顔は、もうちっとも兄に似ているようには
見えなくなった。そもそも、どうしてこの男のことを兄に似ているなどと思ったのか、
それすらもケイはわからなくなった。
参考資料:
http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000501.html
「『ん』にったり」ってとても間抜け……「『ん』になったり」です。
485 :
無名草子さん :02/05/20 00:15
このスレが猿には一番こたえてる気がする。
486 :
無名草子さん :02/05/20 00:26
>>485 ほとんど全ての人がラソディよりもいい文章を書いているという罠。
前に、バリから帰ってきてモモちゃんに「さみしかったか、そうか、そんなにあたしが好きか」って
話しかける偽日記があったけど、
あれ読んでうっかりラソディへの好感度が高まりそうになっちゃったもん(藁
487 :
無名草子さん :02/05/20 01:07
「ネクスト」予想 (
>>483 続き)
「み−んな、どこかに行っちゃったあ」
ケイはぽつんと部屋に一人、立っていた。サーバに使用していたマシンは停止したままだ。
自分には動かし方がさっぱりわからないマシンを見ていたら、涙で目がうるんできた。
サイトも閉鎖した。
兄に似ていた男は去って行った。彼の妻のせいだ。
彼の妻は、息子のユタカにケイが良くない行為を迫ると激怒した。
教師だの教育委員会だの、ケイの大嫌いな人種が、口を極めて彼女を非難した。
青少年保護条例がどうとかで、警察沙汰にもなりかけた。
ユタカと直接会って話をしたいと何度懇願しても聞き入れられなかった。
サイコドラマの件もあって混乱していた彼女には、少年のアドバイスが必要だったのに。
法的には彼が親から独立できるまで後10年かかる。が、10年も待つ必要はないかもしれない。
ユタカの母は、ケイにユタカを奪われまいと必死に抵抗しているが、ユタカは頭のよい子だ。
きっと親を出し抜いてくれるだろう――特に言葉にして約束したわけではないが、彼女は
そう確信していた。
自分の前から消えることが、少年自身の意志であったなどと、想像すらしなかった。
ともあれ、舞台がぐるっと回転して目の前の光景が一変することには、彼女は慣れていた。
彼女は「心理学」から足を洗うことを決意した。
地に足のついた生活をしたくてたまらなくなったからだ。
今は、昼間はスーバーのレジ打ちをしながら、夜は占い師の修行をしている。
占いについてはスジがいいと褒められている。
星占いによると、彼女の運気は2001年後半から2002年前半にかけて大きく乱れて、
2005年以降に本格的に運が開くそうだ。
星の啓示――次の段階、次のブラックボックスの中にも、星や銀河が煌めいているものだ。
匿名掲示板も、「引退」した彼女には怖い場所ではなくなった。
人気の固定ハンドルの女性として、専用スレまであてがわれるようになった。
今は穏やかな生活をしているし、心の平安を乱さないように気をつけている。
ネットに接続する時間も、昔の半分以下になり、せいぜい日に4〜5時間程度だ。
コピペ荒らしもage荒らしも、一週間に一度くらいしかやらなくなった。
さまざまなスレを立て、さまざまな質問をし、さまざまに煽って「次」の人類を捜すだけ
――自分の仲間を捜すために。
以上
488 :
無名草子さん :02/05/20 01:11
>コピペ荒らしもage荒らしも、一週間に一度くらいしかやらなくなった
引退したんならキッパリやめれ(藁
力作ありがとうでした。
>>487
489 :
無名草子さん :02/05/20 03:40
>>483 >君は、はちきれそうなくらい禍々しかった。
ツボにはまってしまった。(笑)
490 :
無名草子さん :02/05/20 04:05
>>487 うーむ、引き込まれるように読んでしまいますた。面白かった。
そして田口けい子の駄文よりも格段にリアリティを感じますた。
もし可能でしたら、『もうひとつのネクスト』と題して、これ
までとは別のシナリオを考えてみてくださいな。
491 :
無名草子さん :02/05/20 09:52
*長者番付と 卑しい奴らと 西村さん 長者番付に名前が載ってから、ひっきりなく電話がかかってくる。 アフガニスタンの子供だの白血病の子供だのの為に寄付しろと言う。 あたしはそういう偽善に興味はない。他人が苦しんでいてもわかんないのだ。 苦しい人生を神様から与えられたなら苦しい人生を生きればいい。 だから他人を助けようとするのは偽善なのだ。 あたしは兄の死でそれを知った。 百歩譲って、偽善を認めるとして、自分の金でやればいい。 あたしなんかから金をとったってしょうがない。 他人の物を当てにしない。そんな当然のことが出来ないなんて信じられない。 だいたいあたしみたいな貧乏人じゃなくて西村京太郎さんのところへ行け。 あたしは西村京太郎さんと同じ町に住んでいる。 そういうご縁で西村さんの自宅に何度か電話をかけさせて頂いたが、 いつも留守電である。毎回メッセージを入れているので、あったことないのに もうすでにお友達みたいなもんである。わはは。 「西村さーん、ランディです。長者番付見ましたよー。 あいかわらずすっごい稼いでますねー。だから貧乏なあたしにおごって くれるのは当然ですよねー。蚤に行きましょうよ。連絡待ってます」 ベストセラー作家だけあって、返事をする暇もなく編集者にせかされてて 連絡出来ないようだが、留守電を聞いた西村さんは「こいうしょうがないな」と 苦笑しているのがわかる。西村さん、あたしはいつでも暇です、いや、 暇なんか無理矢理つくりますから、のみに行きましょうね。
492 :
無名草子さん :02/05/21 00:47
>>490 ありがとうございますー。
ネクスト別バージョンは
>>157 でもやってみたりしてたんですが、
『コーリング』予想で三部作コンプリートした後にでも、またやって
みたいと思います。(藁
493 :
無名草子さん :02/05/21 00:50
田口スレを削除しろとひろゆきに迫るの巻、の日記が読みたい(笑)
494 :
無名草子さん :02/05/21 00:56
あ、それいいなあ。誰か書いて、書いて〜。
495 :
無名草子さん :02/05/21 02:03
北北西の内部紛争を棚に上げて、ひろゆきの隊長のいざこざを “評論”している会社経営のベテラン……っていう立場からの エラそうな日記が(・∀・)ヨミタイ!
496 :
無名草子さん :02/05/21 03:24
497 :
無名草子さん :02/05/21 04:49
ランディも会社設立に噛んでいたのに、経営能力がないために ハズされてしまった……とか。
498 :
無名草子さん :02/05/21 18:58
盗作猿監視スレのほうでこんな声が出てますた。 ----------------------------------------------------------- 245 名前:無名草子さん :02/05/21 18:30 メルマガ一カ月近くでてねーな。 大使館問題とかルナ問題について得意気に書いたコラムが読みたい。 ----------------------------------------------------------- いまや読者の希望を叶えてくれるのは、こちらのスレだけです。 よろしゅうおタノ申します。
499 :
無名草子さん :02/05/21 23:46
*歴史は いつ 作られる? テレビを見ていると、毎日のように日本総領事館事件についてやっている。 私はどうしても、朝鮮や韓国の政治事情に興味を持てない。中国も同じだ。 そのような話題を好むのは、決まって威張りながら話す男の人で、政治的に 危ない人が多かったものだが、最近はどうなのだろうか。 総領事館問題がこんなに盛り上がった背景には、隠し撮りの映像のインパクト がもちろん大きかっただろうが、それだけではないと思う。 鈴木宗男さんがひどく批判されていることでもわかるように、現在はなぜか 外交官の受難の時期なのだ。この傾向は、当分続くだろうと思われる。 私は外交官というのは、知的で上品な人たちだというイメージを持っていた。 毎日のように着飾ってパーティーに行き、大統領や王族とお酒を飲んだり食事を したりするのが仕事だから、外国語が堪能であるのはもちろん、一流の人たちと 交流するためには、品性も雰囲気も一流でなければいけないだろう。 しかし、英文の手紙が読めなかった外交官もいれば、鈴木さんのようにえらく 庶民的な感じの外交官もいるのだ。 うーん、どうだろうなあ。私自身は、英語の苦手な人や、声が大きくガハハと いう調子で話す人を嫌いになりにくい。なんとなく親近感を感じたりもする。 「ムネオハウス」とかでさんざん叩かれている鈴木さんだって、なんか憎めない 感じのする人だなあと思ってしまう。 でも、いったん批判が集中したら、誰にも手がつけられなくなるのだろうな。 人は勝手なもので、他人に過剰に期待して祭り上げたかと思えば、思い通りに ならない相手に苛立ち、手のひらを返したように石を投げ付ける。熱しやすく醒め やすい日本人は、特にそうだ。 特に外交官が相手だと、毎晩高い酒を飲んで豪勢な料理を食べている癖に、という やっかみが怒りに火を注ぐのだろう。その気持ちもわからないではない。 だけれども、私は思うのだ。なんにしろやり過ぎはよくないのではないかって。 今のように、些細なことで一々揚げ足をとられる状況がずっと続いたら、そのうち 誰も、外交官なんて大変な仕事に着こうとしなくなってしまうのではないか。 日本人の持つ美点の一つに、寛容の精神というものがあった。最近、それがなぜか 忘れられている。そんな気がしてならない。
501 :
無名草子さん :02/05/21 23:55
MSN (Manbiki Saru Nikki)読者コーナー ----------------------------------------------------------- ランディさんの「歴史はいつ作られる」を読んで感動しました。 天下国家を語りたがるのは威張ってもの言う男どもという のを読んで胸がすっとしました。できれば、あの亡命しよう とした北朝鮮の家族について、ランディさんがどう考えて おられるか知りたいです。モモちゃんとおなじくらいの 年齢の女の子を連れて亡命を図ったあのお母さんの勇気を ランディさんはどう見ておられるか、こんどのMNSメルマガ でぜひ書いてほしいです。 けいこ(28歳、主婦、茨城県笠間市)
502 :
無名草子さん :02/05/21 23:58
>>499 意味のないランディフレーズをしっかり盛り込んであってすばらしい!
503 :
無名草子さん :02/05/22 10:54
>>499 面白い!ワラタ!確かにこ〜ゆ〜こと書きそう!
でも、猿の割には、漢字が多いかも。
504 :
daaaa :02/05/23 22:27
age
しょせん君たちには 小説という形で何かをまとめあげる才能はなかったのである。 むろんまがりなりにも信者をあつめる才能すらない。 嫉妬と羨望、そして侮蔑。 君たちのこうした労力は何らかの形で美しく結実することなく、 消費されてゆくのみ。その他大勢でしかない。 せいぜい君たちの退屈と諦めに満ちた現実の憂さ晴らしに 何の価値もない駄文を書き散らしてくれたまえ。
506 :
無名草子さん :02/05/24 10:00
*亡命家族と 笑顔と 許すということ 韓国に到着した北朝鮮の亡命家族がインタビューに答えて、 「(日本大使館の処遇を)恨んでいない、過ぎたこと」と言った。 うまく言えないけど、あたしはこれが死線をくぐってきた人間の 生き様なんだと思った。 他人を許し、過ぎたことを水に流すことができるのは、 一生懸命生きてる人間だけなんだ。 しょせん何かをまとめあげる才能もまがりなりにも信者をあつめる才能すらない 人間は嫉妬と羨望、そして侮蔑だけを撒き散らして生きていく。 こうした労力は何らかの形で美しく結実することなく、 消費されてゆくのみ。その他大勢でしかない。 そういう人達は、せいぜい退屈と諦めに満ちた現実の憂さ晴らしに インターネットで何の価値もない駄文を書き散らして生きていけばいいんだ。 あたしは、そういう生き方をしたくない。 自分の自分勝手であたしを許そうとしなかった人でもあたしはゆるしてきた。 あたしのことを好きなくせにわざときつい言葉を吐いて逝ってしまった人でも あたしは許してきた。 だから、2歳のハンミちゃんの笑顔がモモの笑顔と重なってしょうがなかった。 その笑顔を享受できるにあたひする人生、それを歩んでいきたい。
文章下手な上にネタもつまらないyo もういちどチャレンジ!(゚∀゚)
508 :
505の母 :02/05/24 11:02
そうなのだ。 あたしにはよくわからないのだけど しょせんあいつら達には 小説という形で何かをまとめあげる才能はなかったんだ。 もちろんまがりなりにも信者をあつめる才能なんてなかったし。 あるのはうすぎたないやっかみとうらやみ、そして痣けりだけだったんだ。 あの人立ちのこんな労力は美しい果実を結実することもない。 ただひたすら消費されていくだけなのだ。 まるでエキストラの通行人みたいなものなのだなあと思った。 でもこうやって責めるだけで何かが変わるんだろうか。 あたしにはそうは思えない。 あいつたちに中には問題があるんだ。退屈と明らめに満ちたこころと いうものが。 ならばそれを排泄していくしかないではないか。 読む価値もないム自覚的な駄文かもしれないが、怖れず一歩を踏み出すことが 何か真理みたいなものをつかむことにつながるんだ。そう思った。
しょせん君たちには 小説という体裁で人々の耳目を集める力などないのである。 誰かに誉められることもないし、信頼されることもない。 嫉妬と羨望に狂おしく焼かれ、手当たり次第に侮蔑の言葉を吐くだけだ。 君たちの労力は結実しない。ただ虚しく霧散するのみ。 永遠に、「その他大勢」であり続けるのだ。 退屈と諦めに満ちた、君たちの現実。 何の価値もない駄文を書き散らして、せめてもの気晴らしとしてくれたまえ。
510 :
無名草子さん :02/05/24 19:15
価値ある文章に期待あげ。
てんさくくん萌え
512 :
エディタースクール通信講座(例題解説) :02/05/24 21:17
>>505 は、
>>509 の“てんさくくん”のおかげで名文に生まれ変わりました。
受講生のみなさん、「自分でも意味が理解できていないのに
難解な言葉を使ってみたい」という卑劣な気持ちで文章を書くと
>>505 のような駄文になってしまうのですね。なんだか、笠間あたり
の五流高校の「通信簿は国語だけ4だけど、あとは1と2だけさ。
でもいいやアタシ、アタシが幸せならそんなこと気にするもんか」
などと開き直っている女子高校生のようで、醜悪ですねえ。
でもこういう文章では、プロの物書きとしては長続きしませんよ、皆さん。
背伸びをして書いていると、実力が伴わないから、やがて息切れして
他人の文章を盗んだりするようになる。要注意ですよ。
>>505 のような文章を書く人間は、要するに性格が「さもしい」のです。
文は人を現わす……ですよ。物書きを目指す若い皆さんは、こうした
愚かなまねをしないように、心がけてくださいね。
513 :
無名草子さん :02/05/24 21:57
ハーイ(´∀`)/
しょせん君たちには 小説という形で何かをまとめあげる才能はなかったのである。 むろんまがりなりにも信者をあつめる才能すらない。 嫉妬と羨望、そして侮蔑。 君たちのこうした労力は何らかの形で美しく結実することなく、 消費されてゆくのみ。その他大勢でしかない。 せいぜい君たちの退屈と諦めに満ちた現実の憂さ晴らしに 何の価値もない駄文を書き散らしてくれたまえ。
515 :
無名草子さん :02/05/25 06:56
>>512 マジレスするのもアレだけど、ランディは「国語だけ4」なんて
書いていませんよ。
全教科2か3だと、日記には書いていたけど。(w
国語だけでも偏差値50以上なら、あの敬語の無茶苦茶さや
誤字脱字造語の数の多さの説明がつきにくい。
516 :
無名草子さん :02/05/25 07:08
素朴な疑問なんですが。 猿一味は、「盗作だけが問題でそれさえなければ……」と オッペケペーなこと考えて悔しがっているようですが、 盗作以前に、アレほどの「文章力」で小説家として やってこられていた人って、過去にいるのでしょうか?
>514 「君たち」とゆう主語を、私の知る作家の名前に替えると、 異常なまでに、しっくりくるのですが、 私は、貴レスの読み方を間違えているのでしょうか?
>>517 おまえの生き方自体が間違っているから安心しろ。
>>518 貴様がこの世に存在すること自体が間違っているから安心しろ。(で、ループ?)
マジな話、お兄さんを差し置いて生き残ったことがランディの自慢で、本人も
文章中でそう表明しているけど、これも周囲の幸福の総量って意味では間違いも
いいとこですわねえ。でもそういう間違いは世の中に多いんだろうけど。
520 :
無名草子さん :02/05/25 17:30
『コーリング』予想 森真司という男の中には、「ビリーミリガン」のアーサーに相当する人格も、一応は存在 していた。同じ肉体の中の他の人格の存在を認識することができるし、「ビリーミリガン」 で言われる“スポット”に誰を立たせるか――すなわち、どの人格に身体を制御させる か――の決定権も、かつては持っていた。しかし、「彼」の弱体化により、ビリーミリガン で言うところの「好ましくない人格」も表面に出てくるようになってしまった。 そのため森真司は、会社を無断欠勤したり、若い女性にナイフで重傷を追わせるなど、 破滅的な行動をとるようになったのだ。 弱体化した「彼=他の人格の存在を知る者」は、しかし、完全に消滅してしまったわけでは なかった。彼は真司の心の奥底で、あれこれと考えを巡らせていた。 「真司」は「川上さん」の「真司、いっしょに、カンボジアに行こう」という呼び掛けに すっかり舞い上がっている。「僕は、呼ばれたのだ」とまで言っている。 地雷撤去視察ツアーに参加するという案に、賛成票を投じるべきかどうか?――6年前に 震災のボランティアに行った頃とは違って、「真司」の人格はランダムに切り替わるように なってしまっている。地雷が数多く埋まっているカンボジアに行って、果たして無事生還 できるかどうかは疑問だ。他のスタッフに多大な迷惑をかけて強制送還されるか、地雷を 踏んで大怪我をするのがオチではないか? だが、日本に留まっていたらいたで、「柴田」が「真司」を破滅させる可能性が高い。 「柴田」はすでに、由美という少女を刺している。彼女が死んだら、殺人犯として追われる 立場になる。日本の警察は「柴田」のように凶暴で頭の悪い犯人を逮捕できないほど無能では ないだろう。「柴田」が犯行を繰り返したら、さらに捕まる可能性が高くなる。 その意味では、むしろ地雷だらけの「カンボジア」に行く方が安全とも言える。しばらくの 間は当局の追求もかわせるだろうし、「柴田」を始めとする「好ましくない人格」の多くは、 過酷な環境ではあまり出て来たがらない。平和と言われる日本という国の中で、弱い者を 攻撃し虐待するのが彼らの好みなのだ。 「彼」はパソコンのキーボードを叩き、川上さんへのメールの文章を書いた。 誘ってくれたことに対してお礼を言って、自分なりにカンボジアについて調べたこと、 ぜひいっしょにカンボジアに行きたいと思っていること、可能ならば視察ツアー終了後も 彼の地に留まり、ボランティアに従事したいと考えていることなどを綴った。 そろそろ意識の表面に「真司」が出てきて「彼」と交替する。 メールの送信ボタンを押すかどうか、決めるのは「真司」だ。
521 :
無名草子さん :02/05/25 18:58
『コーリング』予想 (
>>520 続き、真司モード)
カンボジア行きの仕度をしながら、僕は久しぶりに心が弾むのを感じていた。
川上さんは、僕が出したメールの文章をえらく気に入ってくれた。
こういうことは時々あるのだ。トランス状態のようになって無我夢中で書き進めていって、
ふと我にかえると、本当に自分が書いたとは思えないくらい出来のいい文章が書き上がって
いることが。
僕がホームページにアップしている日記にも、そういう日が何日かあった。そんな日は、
自分の文章の最初の読者は他ならぬ僕自身だという不思議な感覚がある。そして、「今日の
日記は面白かった」といろんな人からメールをもらえることが多い。
そう言えば、小学校のときの先生に作文を褒められたことがある。僕は昔から文章を書くの
だけは得意だった。
できることなら、カンボジアに行っている間でも、日記は毎日更新しよう――僕はそう決心
した。カンボジアの大地を踏みしめて、僕が思ったこと、僕が感じたことを日々書きとめて
いくのだ。そうすることが、僕をこの世界につなぎとめてくれるような気がする。
僕にとって書くことは、僕が消えてしまわないための最後の防衛戦であり、真剣な祈りで
あるのかもしれない。
だから誰にも邪魔はさせない。
僕がカンボジアに行くと聞くと、職場の者たちは喜んで送りだしてくれた。退職届けも、
問題なく受理された。
僕の妹はブツブツとうるさかった。
「お兄ちゃんは何を考えているのよ。入院したお母さんを放っぽりだして、カンボジアに
逃げてハイおしまいってつもり? どこまで逃げ続ければ気がすむの」
うるさい、うるさい、うるさい。母親そっくりの声で、ガミガミまくしたてやがって。
カンボジアに行くことが決まってから、僕はあまり薬の世話にならないですむようになって
いたけど、こいつの話を聞いているとズキズキと頭痛がしていて、ついつい薬に手を伸ばし
たくなる。
でも僕はだいぶ元気になっていて、電話してきた妹に言い返すことができた。
僕がカンボジアに行けば、おまえも僕の部屋に通って世話を焼く必要がなくなって、かなり
楽になるだろうって。
妹は何も言い返してこなかった。
数秒だか数分だかの沈黙の後に、がちゃんと乱暴に受話器を叩きつける音が聞こえてきた。
522 :
無名草子さん :02/05/25 23:14
『コーリング』予想 (
>>521 続き)
(
>>521 の「頭痛がしていて、」は「頭痛がしてきて、」の間違い)。
飛行機から見たカンボジアの国は、とても美しかった。
「カンボジアって、どこもかしこもびしょ濡れで、水の都って感じですよね」
僕は感動して、カンボジア地雷撤去ツアーの他の参加者たちに話し掛けた。
「まあ、カンボジアは一つの国だから、『水の都』というより『水の国』というべきかな」
いつもそうだ。僕が勇気を振り絞って何かを言っても、返ってくるのはがっかりするような
返事だけだ。
川上さんはさすがに言うことが違って、アンコール・ワットに祀られているという水の神
ナーガについて話してくれた。すべての命の源は水。その水の神がそこにいる。
僕はなんとなく、僕をカンボジアに呼んだのは、そのナーガという神様ではないかという
気がしてきた。そういうことを言うと変に思われるだろうから口には出さなかったけど。
「いいなあ。アンコールワットにも行って、その神様を見てみたいなあ」
「真司は僕あてのメールの中でも、ナーガについて熱心に語っていたものね」
川上さんの何気ない言葉にぎくりとする。僕はメールにそんなことを書いたのか?
カンボジア行きが決定してから、記憶が飛ぶことはほとんどなくなって安心していたのに。
「どのみちアンコール・ワットにも寄る予定だし、その蛇神様の像も見れるさ」
「蛇ですか?」
「像を見るとコブラの姿をしているので、やっぱり蛇の神様って感じかな。頭が七つという
のはヤマタノオロチを連想させて、真司のように竜神と呼ぶ人も多いのも納得だけど」
僕はどう返答していいかわからなくなって、曖昧に笑ってうなずくしかなかった。
蛇の神様はあまり好きになれそうもない。爬虫類特有の生臭い匂いをぷんぷんさせている
ような気がしてならないからだ。
同時に、そんなことを考えてしまう自分がひどく罰当たりな人間のようにも思えて、怒った
神様にひねりつぶされるのではないかと、恐ろしくもなった。
ごめんなさい、ごめんなさい。神様、どうか怒らないで。僕を許してください。
僕はうつむいて目を閉じ、必死になって祈った。
その日の日記には、祈りのことには触れず、飛行機から見たカンボジアの美しさを主に書く
ことにした。
だけど、うっかり「ぜんぶ水びだし」と打ち間違いをしてしまったら、翌日にはそれを笑う
メールが届いた。
僕は泣きたくなった。どうして世の中には、人の揚げ足取りばかりする人が多いんだろう。
僕にとって日記を書き続けることが、どんな重要な意味を持っているか、他の人たちには
なかなかわかってもらえないんだ。それがとても悲しかった。
参考文献:
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_0712.html http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/19991005.html
523 :
無名草子さん :02/05/26 17:37
『コーリング』予想 (
>>522 続き)
「起きなさいよ、真司くん」
妹の声かと思ったら違った。同じツアーの中年のおばさんが、僕を起こしに来たのだ。
今日は、地雷についてヘイローというNGOのスタッフからレクチャーを受ける日だった。
まだまだ眠りたかったけど、僕はあわてて起きた。
ヘイローのスタッフは忙しい中、時間を割いてくれる。英語がよくわからなくてもとにかく
真面目に聞かなければいけないと、前日のミーティングできつく言われていた。
服装も白か黒の無地のTシャツでなければいけない。僕は別にかまわなかったけど、今僕を
起こしにきたおばさんは、だいぶ文句を言っていた。若い女の人ならまだしも、こんな年に
なっても着る物にこだわるのが女の人ってものなのかな。僕にはよくわからない。
このおばさんと、「和尚」というあだ名の坊主頭の人といっしょに、昨晩は遅くまで話し
込んでしまった。だから、まだ眠くてしょうがない。
そこにもってきて、ヘイローではビデオを見せられた。
僕は説明用のビデオを見るのは好きじゃない。
それでも画面に集中しようと思っていたのに、緊張のあまり軽い乖離症状が起きる。
魂が身体からふわふわと抜けていくような頼りない感じがして、意識が遠のいていくような
感覚がする。次の瞬間、ふと我に返って、どうしようもなく不安になる。自分がとんでも
ないことを口走ったり、椅子から転げ落ちたりするんじゃないかと、心配になるのだ。
どうにも息苦しくてたまらない、早く終わってくれないか――そんなことばかり考えていた
ので、ビデオの内容はほとんど頭に入らなかった。
おばさんには、
「真司くぅん、居眠りしていたでしょ」
と、からかわれる。そんなんじゃないのに。でも、意識が飛ぶことが多いとばれるよりは、
まだ居眠りと誤解される方がましかもしれない。
「そんなことないですよ。でも内容はあまりよくわからなかったです」
「やっぱりぃ。あたしもなのよ。アメリカは民主主義だけど、カンボジアもベトナムも
社会主義なのに、どうして地雷を埋めたりするのかしらん」
「だから男ってバカなのよ。殺し合いが好きなんだから」
「おいおい、真司くん。君までおばさん口調になってどうする」
和尚さんが会話に加わった。
「まあ、ワシも昨日は笑いをとったるとか言っといて、うまくできんかったが、君が笑い
をとろうと頑張ってくれるとはな。がはははは」
このおっさん、テンションが高すぎて、彼の側にいるとどっと疲れるわ。
それにあの田口とかいうおばさん。しきりに「真司」に色目を使うのが気持ち悪い。
くねくねとしなをつくってまとわりつく様子がなんだか蛇っぽや。
まっ、いっか。「真司」がぼうっとしている分、あたしがしっかりしてればいいのだわ。
それに、あれだけバカなおばさんのそばにいれば、あたしや「真司」のバカも目立たない
だろうしね。バカがうつって困るかもしれないけど。ぎゃはははは。
参考文献:
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_0714.html http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_0716.html http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000087.html
ここまでくるとキモいね。なんだか薄ら寒い。
525 :
無名草子さん :02/05/27 02:38
ランディ先生も、これを書いた人の爪の垢でも煎じて飲んで、 『コーリング』の続きを書けばいいのに。無理か。(藁
526 :
無名草子さん :02/05/27 03:50
爪の垢を煎じて飲んだりせずに、
指ごとちぎってきて「これはアタシの爪だよ、キレイでしょ」と人さまに見せびらかすのが万引き猿の手口。
だから、
>>525 さんのアドバイスは猿には通用しないと思う。
>>524 うん、なかなか汚猿っぽいぞ。
次は長文にチャレンジ!
アレレ、サゲチャッタヨ。
『コーリング』予想屋さん、うますぎ。
527さんの真似をして下げたが、間違いだったんですか(苦笑。 あげときます。
531 :
無名草子さん :02/05/29 07:03
age
532 :
無名草子さん :02/05/29 10:25
*仕事の オファーと 業 あたしは最近、よく仕事をしてると思う。ちょっとした売れっ子気分だ。 エッセイ、屋久島、バリ小説、と縦横無尽の活躍だ。自画自賛だ、わはは。 それに咥えて、「コーリング」を書き下ろしで出さないかと講談社から お話が来ている。 毎日電話でその件について話しているけど、担当の方がお忙しくて なかなか電話がつながらなかったり、つながっても切れたりと 思うように打ち合わせが出来ない。 でも、生意気な子供の落書きとは違う、大人向けの美しい物語になると思う。 仕事のオファーも沢山着てるんだけど、あまり忙しいのでお断りさせて いただくことが多い。たま出版や徳間書店は時間がなくて断った。 いちばんびっくりしたのは日本版ニューズウィーク。 日本における著作権のナントカがテーマとか言ってたけど、 あたしはバカでわかんないから、これもことワった。 アメリカの雑誌が興味持つぐらい、あたしは有名人なんだ。うひー。 それから、村瀬ナントカさん、清水ちなみさんと鼎談の話があって、 これは他のお二人の都合がつけばお引き受けしようと思っている。 こうしてみると、あたしみたいなバカでへたくそな物書きでも、 必要としてくれる人がいることに改めてきづく。 よくわかんないけど、それが書くことを業としている人間の運命なんだと思う。 その運命に逆らわず、たくさん読んでたくさん書くことにしよう。 それが、あたしの使命だから。
533 :
無名草子さん :02/05/29 10:32
>大人向けの美しい物語になると思う。 うっ、ま〜い! 朝から大笑い。 お猿の自画自賛ウトーリぶりがよく出てますわ。
534 :
無名草子さん :02/05/29 11:16
>>532 >それから、村瀬ナントカさん、清水ちなみさんと鼎談の話があって、
>これは他のお二人の都合がつけばお引き受けしようと思っている。
すばらしい!
マツダのノータリンエンジンで走らせているドコぞの斜陽出版社
の、ボケ老人をつかったコネ編集者ツルみ対談企画よりも、
1000倍も斬新だし時代性がある!
だーけど、村瀬とランディと清水の惨ババ鼎談を行なうなら
スカトロライターばかり扱ってきた幻吐瀉がお似合いだね。
535 :
無名草子さん :02/05/29 11:20
>スカトロライター これを見てハッと気付いた。 >カタストロフィー >ではなくカタルシス。 カタルシスよりカタストロフィーに執着(wがあるのは、 この語句のなかに「ス」と「カ」と「ト」と「ロ」が全部 入っているからなのね。
536 :
無名草子さん :02/05/29 12:08
>>534 >マツダのノータリンエンジンで走らせているドコぞの斜陽出版社
ウマイ!!
537 :
無名草子さん :02/05/29 14:22
>>532 栗本薫もいれて欲しい。設定、内容どころか差別用語まで
パクってしまったため、全面改定・絶版になった小説を
いまだに書き続けています。
スカトロライターの資格も十分あります。
538 :
無名草子さん :02/05/29 14:41
>>537 栗本薫の件は知らなかったので、事情がわかるサイトがあったら
教えてください。おながいします。
539 :
無名草子さん :02/05/30 04:37
>>538 2ちゃんの難民板からのリンクが一番わかりやすいと思う。
でも、ここで書いちゃった方が早いから書いちゃう。
「グインサーガ」の1巻が、国枝史郎の「神州纐纈城」の全くのパクリだった。
内容が似ているなら「オマージュ」と言い逃れできるが、よりにもよって
ハンセン氏病(とは書いてないけど「業病」って書いちゃってる)の描写を
そのまま持って来ちゃった。
それでクレーム(盗作云々じゃなくて、病気の描写のほう)ついて、
1巻は書き直し、絶版。
でも、そのシリーズは今も続いていて、青年の肛門に指突っ込んで
「お前の味だ」ってことを展開されております。
スカトロライターの資質もあると思います。
540 :
無名草子さん :02/05/31 06:29
栗本薫、そんな盗作の過去があったのか。へえ。 この人、えらそーに文学論とか語ってるけど資格ないじゃん。
541 :
無名草子さん :02/05/31 09:53
国枝史郎の「神州纐纈城」は読んだけど、「グインサーガ」を 読んでいなかったから、知らなかったよ。 はー、栗本薫がねー。あの人筆も速いし、量もすごいから そんなことしないと思っていた・・・・・
542 :
無名草子さん :02/05/31 10:14
栗本薫って、最近、毎日新聞で時事問題のエッセイをときどき 見かけるが、自分が盗作していた“ならず者”なら、そういう 発言は慎めばいいのにね。
543 :
無名草子さん :02/05/31 10:36
鈴木宗男さんが、連日ニュースをにぎわせている。 あたしはバカだからよくわかんないけど、この人のやってることは 政治家としてやっちゃいけないことだったんだと思う。 それなのに、まわり中から辞めろと言われてるのに、 議員の椅子にしがみついて離れようとしない。 醜い。汚い。 政治家として、いや、人間として失格なことをやっておいて、 責任を取る気がないなんて、あたしには考えられない。 バカでいい加減なあたしでも、これぐらいはわかる。 人間は、自分のやったことに責任を取らないといけないんだ。 そうでないと、魂が死ぬんだ。実際、鈴木さんの顔は以前とは くらべられないぐらい、ゆがんでいる。 あたしが作家として、いや、人間としてやってはいけないことをしたら、 あたしはどうするだろう。 きっと、あたしは筆を折ると思う。 性格には、キーボードを叩き壊す、だけど。わはは。 そして、印税を全部返したい。読者一人一人の家を回って、返したい。 鈴木さんにはこういうことを考えられないのだろう。 それは、彼が男だから。 子宮のない男には、反省なんて出来ないんだ。 あたしは幸いにもまだ、こういう事態に直面しないでいられた。 ずっとこのままでいられるように、美しい魂のままでいられるように、 時々鈴木さんの顔を思い出すことにしよう。
544 :
無名草子さん :02/06/01 01:19
新作期待age
545 :
無名草子さん :02/06/01 01:25
こわいよ〜。 憑依してるよお。 自動書記だよう。 仮面とれなくなったらどおすんのお。 予想書く時は,お祓いもしたほうがいいよお。
546 :
無名草子さん :02/06/01 15:27
『コーリング』予想 (
>>523 続き)
ツアーの一環として、僕らは地雷撤去作業の見学に来ていた。
「地雷を踏むような気がしてしょうがない」「平気なはずよ、あたし。親父や兄貴に、いつ
ぶっ叩かれるかわかったもんじゃない、地雷原のような家に育ったんだから」
来る途中、そんなことばかりブツブツ言っていたおばさんは、ここに着いてから十分もしない
うちに。「もう慣れた、大丈夫」と、けろっとした表情になった。
彼女は自分の不安をそっくりそのまま、僕の心の中に移してしまったのかもしれない。
日ざしは明るく、遠くから聞こえる牛の鳴き声や鳥のさえずり、そして子どもの笑い声が、
のどかな雰囲気を醸し出している。
それでもなお、圧倒的な気配としての死の恐怖が、地面から立ち上ってくるようだ。
考えてみれば、いかにも平和そうな風景なんて、いつだってカタストロフィーの前兆だ。
だけど、あんまり暑すぎて、僕はぼうっとしながら棒立ちになる。
地雷撤去の専門家は超人だ。
さっき防弾チョッキと顔面の保護バイザーを試しに付けさせてもらったが、立っているだけで
暑くてたまらなかった。彼らはそれをつけたまま、金属探知機を慎重に動かしていく。Tシャツ
だけ来ている僕が、暑さでいつ意識を失うかわからないのに。
隣のツアー客の男性も感心していた。
「ダイアナさんって偉かったよな」
「そうか、彼女も、チョッキとバイザーを着けてテレビに出ていましたよね」
「俺がこういう所に来ているのは、結局彼女の姿をテレビで見たのがきっかけみたいなもん
なんだ。惜しい人を亡くしたよなぁ」
あれ、ダイアナさんって亡くなったんだっけ。震災以後の僕の記憶はあてにならない。
彼女は死んで、僕や田口のおばさんは生き残っている。えらく理不尽なような気がするし、
ごく当然のことのような気もする。世界は自分を美しく保とうなんて思っちゃいないんだ。
僕の意識はそこで途切れた。
その日、「なまけものの呟き」にアップされた日記
いやあ、文字通り「地雷を踏む」ことになりそうで、地雷撤去作業を静観しながらビクビクもん
でしたが、森真司、無事生還いたしましたっ。心なしか精悍な顔立ちになったと思います。
地雷を見つけるために、こう、金属探知機をゆーっくり動かすんですが、それがジジッと音を
立てたときにはどうなることかと思いましたよ。金属ったって地雷とは限らないんですけどね。
どうせなら指輪でも埋まっていたらウマーなんですが。これが本当の地雷オクチュールマキ。
参考文献:
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_0718.html http://www.peace2001.org/inpaku/how2.html
547 :
無名草子さん :02/06/01 15:33
『コーリング』予想 (
>>546 続き)
他の人格の存在を知る者は、事態の収集に大わらわだった。
「真司」は日記をつけることに執着しているようだが、他の人格がちょっかいを出すために、
どんどん厄介の種が増えてきている。
駄洒落好きの人格がアップした日記を読んで、「真司」はがく然としていた。
幸か不幸か、ツアーに同行した客に「お前が犯人だろう」と詰め寄ったりするだけの度胸は
なかったようだが。
もっと厄介なのは、「馬場けいこ」という名前のオバさんの人格だ。
彼女は「真司」を守るという名目で、日記に批判的なメールをすべてゴミ箱行きにしている。
それだけでは気がすまないらしく、相手に白紙メールを送り返したり、相手の文章をそのまま
返送したりしている。彼女の理屈では「自分がどんな文章をメールに書いたか、よっく読み直して
みればいいのよっ」ということらしいのだが……。
さらに悪いことに、「馬場けいこ」は、船戸与一氏が「本の話」に書いた文章を稚拙にリライト
した文章を「真司」の日記にアップしていた。引用の要件など、もちろん満たしていない。
訪問者が少ない個人の日記だからまだよいが、この無神経さは後々トラブルを引き起こしかねない。
かと言って著作権の概念を彼女に理解させるのは絶望的と思われる。
「他の人格の存在を知る者=彼」は、正当な批判のメールには丁寧なメールを返し、日記にアップ
された文章を一部修正したりもした。
ところが「馬場けいこ」には彼女なりに、自分の文章に対する執着があるらしく、訂正した箇所を
元に戻してしまうことがある。
誤字脱字の訂正に対しても元に戻したり戻さなかったりだが、後者の場合も、修正されたことを
理解し受け入れるというより、単に修正に気がつかないだけのことが多いらしく、同じような
入力ミスや変換ミスを飽きず繰り返すのだ。
たとえば、「内臓」のことを「内蔵」であると何度も間違えるし、「初めて」と「始めて」の
区別をつけることも無理なようだ。
参考文献:
http://jove.prohosting.com/~oliinkai/randay-a.shtml#honnohanasi http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000627.html
548 :
無名草子さん :02/06/01 18:46
代筆屋さんにお願い。 スラックスを穿いた若いお嬢さんを活躍させてあげて下さい。
549 :
無名草子さん :02/06/01 20:54
*大嫌いのそばには大好き 言葉はいつだって 曲がって届く しばらく長編の執筆に夢中になっていたので、届いて来たメールを読む暇があまり なかった。これではいかんと、山ほどたまった未読のメールをまとめて読んでいたら、 久しぶりにメールあたりをしてしまった。 いただくメールの中には、役に立つ情報を提供してくれるものももちろん多いのだ けど、正直言って、私にこんなメールを送りつけてくるのはどういうつもりなのか、 理解に苦しむメールも、とても多い。 いちばん困るのは、私の本の批判を、わざわざ作者に贈りつけてくる人の存在だ。 以前日記にも書いたのだが、「つまらなかったから金返せ」と言われても、お代は お返しできません。私の文章は、メルマガ他ネット上のあちこちで読むことができる。 合う会わないを事前に調べることがいくらでもできるのに、下調べを怠ったその人の 責任でしかない。 それに、すでに発表された作品について、ごちゃごちゃ言われても困る。売られて いる本はすでに作者の手を離れて、作品として独立した生命を生きているのだ。だから 私にどうこうできるものではなくなっているのが、どうしてわからないのだろうか。 また批判してくる人というのは、実に細かく私の文章を読み込んでいる。素直に 私の作品を褒めてくれる人の比ではない。そもそも私の小説は、穿った味方をしない 素直な読者にこそ受けるものであって、校正者を気取る読者向きではないのだ。 「田口さんは、ベストセラー作家だからしょうがないですよ」 編集者の方はそうおっしゃる。 「話題になったからというだけで買う読者が多いからこそ、そういう現象が起きる のです。売れっ子の証明とでも思ってデンと構えているのがいいです」 なるほど。そういう考え方もあるかもしれない。 だけど、たまたま買った本がつまらなかったら、さっさと投げ捨てて忘れてしまえば いいじゃないか。どうして私に悪口のメールを送るために、何度も私の本を読み返し、 好き好んで不快な思いを増幅させるのだろうか。 たぶん、メールに綴られている「大嫌い」は、大好きのそばにある大嫌いなのだ。 そうでなければ、私の文章など、あっさり無視できるはずだからだ。そして自分の 本当に好きな本だけ読み込んでいればいい。 大好きのそばにある大嫌い。大嫌いのそばにある大好き。そんな感情を持ち続けて いたら、さぞかし生きづらいだろうと思うのだが、その感情をもろぶつけられる私は 正直言ってもっとつらい。 だが、仕方のないことかもしれない。それでもなお私はこうして書き続けていて、 それもまたきっと「業」というものかもしれない。 言葉はいつも曲がって届く。本当のことを書いたはずが嘘になったりする。だから 嘘を書くことが、真実を相手にまっすぐに伝える手段になり得るのだ。 私は嘘つきだ。これからも私は嘘を書き続けるのだろう。 もしかしたら、それこそが、私を大嫌いで大好きな人たちに与えることができる 最大級の贈り物だ。何とはなしに、そう思った。
550 :
無名草子さん :02/06/01 22:57
>>549 本スレでの猿の言いがかりをそっくりそのまま活かすとは。
素晴らしい!
お笑い猿が駄スレをageたか
552 :
無名草子さん :02/06/01 23:28
>>549 うまいなぁ。田口っぽさ全開の名作ですね。
ラストが「何とはなしに、そう思った」ってのお約束でうれしいし(藁
553 :
無名草子さん :02/06/01 23:44
>349 ここで ランディさんの新作をいちはやく読む事が出来ると きいてきました。 今回の「言葉はいつだって曲がって届く」も すごく良かったです。 ちかごろスランプと聞いていましたが 2chに来てから好調なご様子。 出版化が楽しみです。
554 :
無名草子さん :02/06/02 15:17
『コーリング』予想 (
>>547 続き)
(
>>546 の「うちに。」は「うちに、」の、「Tシャツだけ来ている」は「Tシャツだけ着ている」
の間違い)
夢を見ていた。これは夢だと思いながら見る夢だ。
長くて少し赤い髪、薄いグリーンにベージュのスラックスの女の子が、
「だいじょうぶ?」
と僕に話しかけて、ハンカチを差し出す。
この女の子が僕の夢に登場するのは、これで何度目だろう。夢の中でだけの知り合いの子だ。
僕はビルの谷間のようなじめじめした場所で、怪我をしてうずくまっている。
彼女は僕の手を引いて、光のあふれている世界へと連れ出そうとする。
僕はなぜか「やめてくれ」と叫ぶ。光の中に連れ出されると、たくさんの人に取り憑かれて、
自分が自分でなくなってしまうような気がするからだ。夢の中だから、僕も変なことを考える。
「どうして外に出るのがイヤなの? 柴田くん」
と女の子が僕に聞く。僕は、彼女の名前が「由美」であることを思い出す。
「うるせえなあ。ほっといてくれって言っているだろ。このおせっかい女」
僕は怒鳴る。由美は笑いながら元気にしゃべる。よかった、いつもの柴田くんになってくれて。
だいぶ元気が出てきたみたいじゃない。さっきまでは息も絶え絶えという感じで、別人みたいに
大人しかったから、どうしようかと思っちゃった。さあ行こうよ外に出よう外に外に外に……。
うるせえ。誰かこの女のスイッチを切ってくれ。ああ、そうだ。俺、ナイフを持っていたっけ。
夢の中の僕は、ナイフを取り出して、彼女のわき腹を刺した。
これといった手応えもなかった。豆腐に包丁を入れるのと大して変わらない。
刺した犯人の僕は、これでゆっくり眠れる、せいせいしたぜと思っている。
それでいて、Tシャツを染めるどす黒い血にうろたえ、これは夢でありますようにと祈っている。
そのうち雨が降り始めた。雨さえ降ってくれれば僕も外に出れる。僕は家に帰ろうと立ち上がる。
そこで目が醒めた。あたりは闇だ。ぼんやりした頭で僕は考える。どうしてこんな時間に起きて
しまったのだろう。ああ、喉が乾いているからだ。水が飲みたい。水はどこだ。
それにしても由美さんはどうなったんだろう。誰かが救急車を呼んでくれたのならいいけど。いや、
あれは夢の話じゃないか。
……本当に単なる夢なんだろうか? やけに鮮明で、生々しい触感を持つ夢だった。
僕の記憶はよく飛ぶから、その間自分が何をしているかはよくわからない。
どこかの病院のベッドで僕が刺した由美という女の子が、柴田の名前を呼んでいるような気がする。
でも僕は柴田という男じゃないから、どうしてあげることもできないんだ。
いけない、僕は病気だ。そうだ、水を飲むついでに薬も飲もう。ずっと薬を飲むのをさぼっていた
から、こんな夢を見たり、日記に変な文章を書いたりしちゃうんだ。きっと、そうだ。
参考文献:
http://www.chikumashobo.co.jp/web/calling/calling01.html
555 :
無名草子さん :02/06/02 15:53
代書屋さんの方が全然文章の盛り上げ方が上手なのですが・・。
556 :
無名草子さん :02/06/02 17:27
『コーリング』予想 (
>>554 続き)
「由美、だいじょうぶか?」
由美は、平気よと言いながら笑っている。寂し気な笑顔に胸が締めつけられる思いがする。
病院のベッドに座って化粧っ気のない顔だから、というせいだけではない。よくしゃべる
明るい子で、年も20才になったばかりというのに、普段から陰のある雰囲気なのだ。
「今日はどういうことを訊かれたんだ?」
「柴田くんと私の愛情のもつれについて。そんなんじゃないです、って言ったんだけど、
なかなか信用してもらえなかった」
「今度はそれかよ。ったく」
警察は最初、ドラッグについて根掘り葉掘り由美に尋ねた。俺や由美が柴田と知り合った
のがインターネットの掲示板、それもメンタルヘルス系と知ったからだ。
確かに薬についての情報交換は活発にやっていた。ただし、病院に行けばもらえる薬に
ついてだけだったけど。
「柴田くんと愛情のもつれがあったら、警察には絶対協力しなかったはずなんだけどね。
ほら、アキラくんも言っていたじゃない。私はキョーイゾンで、愛し過ぎる女なんだって」
「由美がやさしい子なのはわかっている。でも、とにかくあいつに情をかけてはだめだ。
俺は電話で『由美がお前の名前を呼んでいる』って言ったのに、あいつは何も感じてない
ようだった。そりゃノコノコと病院には来れないだろうよ。自分が刺した相手のところに
はな。でも、あいつは、うろたえた様子さえ見せなかった。人間じゃねえ」
「あの人に必要なのは、入院して治療を受けること。そう思ったから警察に協力しようと
決めたの」
「ああ、精神鑑定に持ち込まれて入院ってオチだろうな。俺としては、何年か刑務所に
ブチ込まれるのがいいと思うけど」
刑事は由美に言ったそうだ。柴田は今はカンボジアに行っているが、家も顔もわかって
いるし、帰国したらすぐに身柄を拘束されるだろうと。
俺は由美を通して、柴田の本名は「森真司」だということも聞いている。
しかし、なぜ偽名など使っていたのか。ネットで知り合った者相手に身元を隠すつもりと
いうならわかるが、皆に自宅の電話番号を教えてしまっているのでは意味がないだろうに。
携帯ではなく自宅の電話番号を教えることで、ある種の信用を得ていたとも言えるが、
それだけで引き合うものとも思えない。
会社での「森真司」は、大人しい男だったそうだ。
「柴田」のような粗暴で図々しい男とは正反対で、オドオドして声も小さく、しょっちゅう
カモにされているようなヤツ。
ネットで知り合った人間を前にしたときだけは、別の自分でいたかったんだろうか。
そして、別の名前を名乗りさえすれば、別の自分になれるとでも信じていたんだろうか。
もし、そんなお手軽に「別の自分」になれるものなら――あいつはこんな事件を起こしたり
しないですんだはずだ。
557 :
無名草子さん :02/06/03 10:29
田口先生の新作が読めるのは2ちゃんねるだけ! スラックスギャルの活躍を期待して田口先生に励ましのメールを送ろう!
疲れている時、ここに来て大笑いし、そして癒される私。 でも、ランディのお陰で、こんな癒し系(/お笑い系) のスレが出来たのね。ありがとう、ランディ。
このスレって、ランディが誤字脱字のない正しい日本語を書けるようになれば 廃れてしまうんだろね。 そんな心配は全く必要ないでしょうが(w
560 :
無名草子さん :02/06/05 14:36
>コーリング予想屋さま いつも楽しく拝読しております。 が、活字育ちの私には、ぎっしりと詰まったモニタ上のテキストは 少々読みにくいのです。 なので、話が途切れない程度に一行アキを入れたり、 一行に入れる文字を30〜35ワードほどに減らしてもらえると とても読みやすくなると思うのですが、如何でしょうか? 「タダで書いてやってんだから、ゴタゴタ言わずに有り難く嫁!」 なんて、ラソ泥のようなことは言わずに、ご検討おねがいします。 わがままな読者でスマソ。
561 :
無名草子さん :02/06/06 02:19
>>560 挑戦してみたです。
『コーリング』予想 (
>>556 続き)
「巨大タコ怪獣の足だっ」
田口のオバさんの言葉には、誰も答えようとしなかった。それでなくたって、この
景観の前では言葉なんか虚しいし、声は虚しく空に消える。
ここタ・ブロームの遺跡は、アンコール・ワットが発見された当時の様子を残すため
に、樹木で覆われたまんまにしておいてあるそうだ。遺跡にぐにゃぐにゃと、大蛇の
ように木の根が絡みついている。
僕は、自分がああして大蛇に巻きつけられたらどんな気分になるもんだろうか考えた。
身動きもできないくらいきつく縛られながら木に同化していくのは、意外と気持ちの
いいものかもしれない。だって僕のチャクラが開いたら、クンダリーニはもう眠れる
大蛇じゃなくなるんだ。思考は迷走し、昔読んだ瞑想の本の内容が浮かんで消える。
橋の欄干には水の神ナーガもいた。コブラの頭が七つ、扇のように開いていた。
この神様が僕を呼んだのかな。この過剰なくらい圧倒的な、この地の生命力のほとば
しりを、僕に見せつけるために。
きっと人類が滅んだ後には、ここみたいに樹木が廃虚を覆いつくして、ヒトという
種の存在した跡を、やさしく隠してくれるんだろう。それはとても好ましい未来の
ように、僕には思える。
「真司、君は日本に帰ったほうがいい」
川上さん、どうしてそんなことを言うんですか? いっしょにカンボジアに行こう
って、あなたが僕を誘ったのに。
「君の健康が心配なんだよ。ここの暑さや砂ぼこりで、ずいぶんまいっているよう
じゃないか」
心配してくださっているんですね。でもだいじょうぶです。僕は東京にいたときより
カンボジアに来てからのほうが、体調がいいくらいなんです。薬を飲む回数だって、
だいぶ減りました。
「暑さに疲れて、ぼうっとしがちになるのは君だけじゃない。でも君は、ちょっと
前に自分が言ったことを忘れたり、今日は一日誰とも口をきかなかったと思えば、
蛇の像に向かって長いこと独り言をしゃべっていたりしていたんだよ。
真司……君はおそらく、自分で思っているよりずっとずっと疲れているんだ」
参考文献:
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_084.html
562 :
無名草子さん :02/06/06 02:57
563 :
無名草子さん :02/06/06 10:09
*サッカーの神様が
罰をあてる
悪魔と天使の瞬間
日本中がワールドカップで盛り上がっている。挨拶変わりにサッカーの話題を
振られることも多いので、こっちも抜け目なくテレビにかじりついたりして
いる。
とはいっても、ルールとか難しいことはよくわかんないので、ネットにアップ
されている村上龍さんのコラムを見ては、なるほどあの試合はこういうこと
だったんだあ、と感心することが多い。同じものを見ていても、龍さんのように
サッカー命って感じの人の書いた感想は、やっぱり違う。
龍さんによると、サッカーの試合は、まばたきもしないで、ひたすら集中して
見なければいけないそうだ。ちょっとでも目を放すと何が怒るかわからない
からだろう。
だから試合中に食事なんてもっての他なのに、試合中にローストビーフサンド
イッチにかぶりついたら、とたんにベルギーの選手にゴールを決められてしま
ったそうだ。
龍さんは、サッカーの神様が怒ったのだろうかと、一口だけかじったサンド
イッチを手にしながらあぜんとしていたんだって。あはははは。そんときの
龍さんの顔が目に浮かぶようだ。最近、龍さんにお会いしていないけれど、
お元気かなあ。久しぶりに、また対談でもやりたいな。
日本が逆転してスタジアムが湧きかえっているとき、龍さんは不安になった
そうだ。すごい幸運の後は、とんでもないリバウンドが心配だと。わかるなあ、
その気持。そして、いざ同点に追いつかれると、自分が余計なことを考えた
せいではないかと自己嫌悪に陥るのも、めっちゃよくわかる。
思いは現実化するから、いいことの後には悪い事が起こるなんて思ってしまっ
たら、本当にそうなってしまうんだ。
幸運は神様からの贈り物なんだから、ただただありがたがって、ありのままに
受け取っていればいいはずだ。だけど、そんなに幸運で順調な人生を贈って
いない私には、平常心を保ち続けるのは難しい。
午後、コラムを読んだ読者からのメールを読む。ううむ、なんだかやたら心配
されているようだ私。つらいことも多いでしょうが、頑張ってくださいという
励ましのメールが多い。
落ち込んでいるとか辛いとか、コラムに書いてしまっているせいだな。なるべく
弱音を吐かないようにしているつもりなんだけど、私の文章は私を写す鏡なもん
だから、心の揺らぎがどうしても文章に反映されてしまう。
新作の小説を楽しみにしていますというお便りも多い。この前の日記には、忙し
すぎて小説を書く暇もないと書いたので、これも心配されている。うう、確かに
おっしゃるとおり、集中しないといけないよなあ。でないと、小説の神様に
そっぽを向かれてしまうかもしれない。サッカーの神様も厳しいけど、小説の
神様だって厳しいのだ。
参考資料:
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/wc2002/jun/o20020604_5.htm
565 :
無名草子さん :02/06/07 00:02
『コーリング』予想 (
>>561 続き)
「真司、どうして黙っているんだ?」
何か言えって言われてもなあ……東京にいた頃は、今日は日曜日だと思ったら
水曜日になってたりしたから、それに比べて病状はずっと回復しているんだけど
そんなことは言えないし、警察に追われる身だとも言えない。
警察に追われる? 違う、あれは夢の話だ。
「僕がバカで、間抜けなミスばかりしているから、皆さんにご迷惑をかけて
しまっているんですね。こんな奴、嫌われて当然なんだ……」
「違う。本当に心配なんだよ。真司が一生懸命頑張っていることは知っている」
「いいんです。田口のオバさんとも喧嘩しちゃったし。そりゃ、カンボジアの
子どもの笑顔は明るくて、とてもいい表情しますよ。でも、日本の子どもより
彼らは幸せだ、文明によって失ったものがあるのだと演説されたら、ちょっと
違うんじゃないかと反発したくなるんです」
「あのオバさんもなあ」
うまいぞ。「真司」よりはるかに強烈なトラブルメーカーがツアー客にいるのは、
ある意味幸運だ。
「本当だったらいっしょになって笑っていられたはずなのに、地雷で命を落とし
たり、人身売買されたりしている子どもたちだってたくさんいるんだ、なのに
よくそんなことが言えるなって。僕がムキになったら、あちらも怒り出して……」
いっそ不法滞在者になって、カンボジアのガキを売り飛ばして生活するか。
バカ言ってる。あんたにそんな真似ができるわけないじゃん。コネもないくせに。
うるさい。考えがまとまらないじゃないか。
「お願いします。せめて小学校や日本語学校の見学がすむまでは、ツアーに
参加させてくれませんか?」
川上さんはうなずいた。言った言葉に嘘はない。なのに、自分がまるで、口先
三寸でうまいとこ危機を切り抜けた、嘘つき野郎であるかのような気がした。
僕の自己弁護は、さらに冴えわたった。
蛇の像の前でぶつぶつ独り言というのも、タ・ブロームの奇観に感情を揺さぶら
れたせいにした。人は遺跡や廃虚、博物館に陳列された品々などを見て、通常とは
異なる心理状態になることも珍しくない――ということで相手を納得させたのだ。
参考文献:
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_085.html
566 :
無名草子さん :02/06/08 08:48
*書いて書いて
書き倒す
それが修行
今月号のダ・ヴィンチが届いたので、昼ご飯を食べながら、つらつらと
ページをめくっていた。
私の連載は終了しているのだが、丹治くんが毎月送ってくださっているのだ。
読んでいて魅かれたのは、バーバラけいこさんという方が書いていらっしゃる
「叫ぶ女、黙る男」というエッセイだ。
とてもお若い方なんだろう。文章全体が若々しくて初々しい。
すっごく元気がよくて、ピチピチはじけ飛ぶような感じがいい。
他人の評価なんて気にしちゃいないで、のびのびと書いている様子が楽しそうだ。
著者紹介文に書いてある「編集部にまるで日記のように原稿を送り倒し
デビューした押し掛けエッセイスト」ってのもいい。
そうなのだ。大切なのは原稿を書いて書いて書き倒すことなんだ。
それはきっと、文章修行中のあいだだけではなく、文章のプロとして
活躍するようになってからも、肝に銘じておくべきことかもしれない。
修行ってやつは、デビューした後も、たぶん一生ずっと続いていくんだ。
ということで、日記も毎日書くようにしよう、メルマガも週一回は
必ず出すようにしよう、「コーリング」も再開しようと、無謀な目的を立てる。
去年の今頃は、『アンテナ』や『モザイク』の執筆と閉口して、日記は書く、
メルマガも出す、おまけにショートストーリーの連載もかかえていた。
だから、目的達成もきっとできるはずだ。……できるんじゃないかな。
ま、ちょっと覚悟はしておこう。ぎゃはははは。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1022343093/673
567 :
無名草子さん :02/06/08 09:20
>>563 サルの自己顕示欲と、お仕事ちょーだい根性と、誤字が
非常に巧みに模写できていて感心しますた。
>>566 敬語のオマヌケな使い方が秀逸。とてもよくサルの生態を
研究していますね。
568 :
無名草子さん :02/06/08 12:41
*私は なんにも 悪くない 最近、冗談抜きでメール恐怖症にかかりそうだ。 バリの小説を書くのにうんうんうなっているところに嫌なメールが届くと、 一日仕事にならなくなってしまうこともある。 この前来たメールなんてすごかった。 「パクりがばれたら盗作、ばれなけりゃ創作と思っているんでしょう?」と、 えんえんと皮肉が書かれている。 でも私は、そんなことを書いたこともないし、思ったことすらない。 問題の文章は、物書きをやっているHさんのホームページに書いてあると言う。 なんで他人の言ったことで、私がこんな攻められなきゃいけないんだ!?。 あまりの理不尽さにクラクラして、悔しいやら悲しいやらで、どーんと 落ち込ませていただいた。 だけど、まあHさんとはまんざら知らない仲ではなし、真相を確かめに おそるおそる彼のホームページに行ってみた。 本当にそう書いてある……。あんまりじゃないか、檜垣さん。 あんたは遊びで書いているのかもしれないが、怖い人たちにネチっこく いじめられるのは私なんだよ。えんえんえんえーん……。 Hさんには、これっぽっちも悪気がなかったのかもしれない。 『くねくね日記』を好意的に紹介してくださっているし、嫌な仕事も しっかり気持ち良く断る方法があるはずだとか、なかなかいいことも書いている。 でも一言多いんだよなあ。 その後で人のことを、有名な説教女だなんて書いている。 やめてくれえ。これじゃあたかも私が、誰彼かまわず説教しまくるのが生き甲斐な 嫌味な説教おばさんみたいではないか。 さて、私は『くねくね日記』の後書きに、昨年は私の中心線が定まらず、 ふらふらしていた一年であったと書いた。 正直言って、それは今も続いている。 私はいまだにHさんへの態度を決めかねている。 書かれてナンボとあっさり忘れるのがいいのか。それとも、本人ととことん 話し合ったほうがいいのか。 答えはまだ出ていない。
569 :
無名草子さん :02/06/08 13:05
>>568 筑摩からコピペしてきたのかと思うほどうまい(藁
>やめてくれえ。これじゃあたかも私が、誰彼かまわず説教しまくるのが生き甲斐な
>嫌味な説教おばさんみたいではないか。
やめてくれぇがウケた。ランディよく使ってるよね。
>コーリング予想屋さま ありがとうございます。 とても読みやすくなりました。
571 :
無名草子さん :02/06/09 02:00
572 :
無名草子さん :02/06/09 13:39
『コーリング』予想 (
>>565 続き)
昼間はあんなに暑いのに、カンボジアの夜は、涼しいを通り越して肌寒い。
眠れなかったし月も見たかったので、僕は宿舎を抜け出した。
感電したようにこめかみがちりちりするのは、薬を飲むのをさぼっているせいだ。
側頭葉てんかんの薬は、幻覚や妄想といった症状を押さえてくれる。だけど地上に
降りそそぐ月の光の粒子をひと粒ひと粒確認するには、薬はときどき邪魔になる。
今夜の月は満月で、信じられないくらい綺麗だ。
こんな巨大な衛星をもつ地球は、すごく珍しい惑星なんだと誰かが言ってた。
月の中身は空洞であり、もとは遠い宇宙から飛来した巨大な宇宙船だったという話も
ある。科学信奉者にはバカにされる説だけど、空虚な僕は空洞の月に親しみを感じる。
僕は空虚だから、いろんな人の思いが僕に流れ込み、すぐに自分がなくなってしまう。
月のかかえる空洞には何が注ぎ込まれて、ああも美しく輝くようになったんだろう。
気がつくと、白い影が僕の前に立っていた。
女の子と言っていい年頃の少女だ。なぜか手には白い花束をもっている。
結晶化された月光が、きらきらと彼女の周囲で光る。青白い月の光の下でも、彼女の
亜麻色の髪は暖かい色合いで、長い髪を揺らす風はやさしく彼女を包んでいた。
僕は彼女が誰であるか、とてもよくわかった。
「母さん……」
「真司、もうだいじょうぶだよ。おいで。いっしょに行こう」
時空を超えて僕に会いにきてくれた若い頃の母は、あのオフクロとは別人のようだった。
生前はこんなやさしくほほえみながら、「おいで」なんて僕に言う人じゃなかった。
口では「おいで」と言いながら、内心「うっとうしいわね、あっちに行きなさい」と
思っているんじゃないかと、漠然とした不安を僕に感じさせるような人だった。
うん、いっしょに行こう。ずっと僕を呼んでいてくれてたんだね。気がつかないでいて
ごめんなさい。母さんは僕を無理に、怖い光の世界にひっぱっていったりしないよね。
「行ってはダメ!」――背後で叫び声がした。
反射的に振り向くと、別の女の子が僕をじっと見つめながら、首を横に振っている。
これも見覚えのある顔だ。名前は確か……ああ、由美さんという人だっけ。
夢の中ではいつもベージュのスラックスをはいているけど、今日はジーパンだ。
573 :
無名草子さん :02/06/09 14:51
『コーリング』予想 (
>>572 続き)
行ってはダメと言われてもなあ……だって、母さんが僕を呼んでいるんだよ。
ほら、母さんも困った顔をしている。
そりゃ君のようなすらりと長い手足をもった可愛い女の子から見ると、多少は見劣りが
するかもしれない。でも、僕の母さんなんだよ。
「柴田くん、あなたは私をナイフで刺したよね。傷は浅くなかったし、今でも痛いよ。
お医者さんには跡が残るって言われた」
僕は柴田じゃないんだけど……でも代わりに謝ります。ごめんなさい。
次の瞬間、僕はぎくりとした。彼女がここに現れたということは、つまり彼女は……?
「ううん、私は生きている。身体の傷と心の傷をかかえて、これからも生きていく」
心の傷?
「そうよ。私は毎晩のように夢にうなされる。友達だと思っていた柴田くんにいきなり
ナイフで刺される夢。ビルの影にうずくまっていた森さん、あなたが通り魔に変身して
私に切りかかる夢。起きているときも、記憶のフラッシュバックに苦しむことがある」
ごめんなさい、本当にごめんなさい……。僕は母さんといっしょに行って、永遠に君の
前から姿を消します。それが君への償いになるかわからないけど、どうかそれで許して
ください。
「いいえ、許さない。私にすまないと思っているのが本当なら、償う気持ちが少しでも
あるなら、あなたはここで死んじゃいけない。つらくても生きて。どうか生き続けて」
「真司!」「真司くん!」
ああ、今度は川上さんと「和尚」さんが僕を呼んでいる。女の子は二人とも消えてしまった。
「捜したよ、部屋にいないから。いいか、落ち着いて聞いてくれ。君のお母さんが――」
「死んだんでしょう?」
「いや、危篤だって連絡が妹さんから――でも、まだ亡くなっては」
「そうだよ、縁起でもない」
「いずれにせよ魂はもう身体から離れてしまってますよ。だから、若い頃の姿で僕に
会いにこれたんです。ついさっきまで、ここにいました」
大急ぎで走ってきた彼らは息切れしているようだ。苦し気な顔はそれだけが原因では
ないかもしれないけど。
「夜中に走り回らせてしまってごめんなさい。ご迷惑ばかりおかけして――」
お詫びもちゃんと言い終わらないうちに僕は思い出してしまった。
「だいじょうぶだよ」と僕に話しかけた母さんのやさしい声とあのほほえみ。
あれはずっと昔、犬のシロに向けられた声と表情にそっくりだ。
シロは汚らしい野良犬だった。僕はシロを可愛がって、なでたりエサをやったりしてたけど、
母さんはシロのことを好きじゃなかった。
だけど、死ぬまぎわのシロを相手に母さんは、すごくやさしい声で、「可哀想にねぇ。もう
だいじょうぶだよ、だいじょうぶ。もうすぐ、つらくなくなるよ」って。
僕はシロになったのか? 雌犬とつがっている最中に、近所の悪ガキに殴り殺されたシロに?
混乱がカオスとなって押し寄せ、嗚咽が込み上げてきた。
ついでに吐き気も込み上げてきて、僕は涙を拭うこともできず、胃と口元を押さえながら
身体を丸め、「うっ、うっ」とうなり続けた。
ダメだ、立っていられない。
574 :
無名草子さん :02/06/09 15:37
>>572 >亜麻色の髪は暖かい色合いで、長い髪を揺らす風はやさしく彼女を包んでいた。
これを見て、ランディが歌謡曲からの劣化コピーを思いつきそうな予感。
575 :
無名草子さん :02/06/09 16:03
すでにユーミンの曲の題名とかパクっていますからねー。
>>574 「恋人はサンタクロース」に「昨晩お会いしましょう」。
著作権うんぬんは別にしても、ランディは広告屋出身なのに、
自力でキャッチーな題名をつけることすらできないのが情けない。(藁
576 :
無名草子さん :02/06/09 18:29
もしや『ブレイン・バレー』もパクられ可能性ありなんですか?
>>572
577 :
無名草子さん :02/06/09 19:30
う、参考文献として『BRAIN VALLEY』と、文献でなくて歌だけど
「亜麻色の髪の乙女」を明記しとくべきでした。……すみません。
『BRAIN VALLEY』は手元にないから、うまく似せられたかどうか
不安だったですが、似ているのならよかった(?)です。
『BRAIN VALLEY』は、『モザイク』でパクられている説があるのです。
http://mentai.2ch.net/book/kako/993/993469828.html >529 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 2001/07/14(土) 12:44
>ところで『モザイク』の元ネタとしては、瀬名秀明の
>『BRAIN VALLEY』もアリかな。
>「臨死体験」「幽体離脱」だけなら立花隆その他も考えられるけど
>「カオス」に「光の柱」だからさー。最後の方に人工知能の研究所
>まで出てくるし。
>『BRAIN VALLEY』の売り出した年かその翌年に、ランディが
>エッセイで「臨死体験」「幽体離脱」を取り上げたりしていて、
>未読とは考えにくい。
(やまがた先生によれば、あんな高度な本、田口に読みこなせるわけ
ないだろーってことですが)。
そして『コーリング』の第一回目にはこんな記述が。 ―――引用開始 急に呼吸が苦しくなってきた。記憶が消えたことに気がつくと、僕はいつもひどい 呼吸困難に陥るのだ。なにかもどかしくて息苦しくて胸をかきむしりたくなる。 そして頭の中でチカチカと白い強烈な光が点滅し、僕の意識はストロボをたかれた みたいに細切れになってしまう。 僕は机の抽き出しから、先生がくれる薬を取りだした。そして慌てて飲み込んだ。 本当は二錠なんだけど、怖くていつもたくさん飲んでしまう。癲癇の薬なのだと 先生は言っていた。この薬で死ぬことは絶対にないから安心だと言っていた。 ―――引用終了 こりゃ露骨にパクっているなと思ったのですが、どうでしょう? 『BRAIN VALLEY』の最後のほうの、床が溶けたり神様が出現したりして 大騒ぎの場面とかも、かなり有力なパクられ候補だと思っています。
>>577-578 丁寧な解説ありがとうございます。
なるほど、そういう経緯でしたか。
猿本は読んでいなかったので、衝撃です。
間違いなくパクリ劣化コピーですね。
本当に許せない。
それを踏まえての予想小説ということで、
あらためて
>>572 さんの職人芸に感服しました。
580 :
無名草子さん :02/06/09 23:27
>>571 をを、このスレより先に、日記を書いていたという。
ちょっと山形氏ふうの文体模写だから、きっと頭がよい人なんですな。
*アタシのモノは アタシのモノ アンタのもアタシのノモ ここ暫く、何かと忙しくて、配信出来ていなかったので、こまごまと。 最近は、家に籠もって小説の執筆と言うのがほとんどで、講演の仕事がたまにあるくらいで、 ほぼ、家で缶詰状態である。 そんな状態なので、アタシの心の友はテレビだ。 ワイドショーで、歌手の宇多田ヒカルが緊急入院したと聞いたときも、小説のネタに困っていて、 リモコンでチャンネルをあちこち変えていた時だった。 その時の感想は、 「これで死んだら、伝説になるなぁ。あははは」 俳優の伊藤ナントカさんが亡くなった時も、 「誰だっけ?」 と言うのが最初に頭に浮かんだ。 伊藤、伊藤、伊藤… ぜんぜん顔が浮かばない。 そんなに、大騒ぎするような役者さんなのだろうか? 有名なんだろうか? と思った。 テレビに出た、生前の伊藤ナントカさんの映像を見て、 「脇役じゃん、シラネーヨ!!あははは」 世の中では、ワールドカップで大変らしい。 フーリガン対策に追われる警察とか、チケット問題とか。 しかし、日本人がこれほどサッカーが好きだとは思わなかった。 日本がロシアに勝ったときは、祭り状態だったようだ。 道路を占拠して暴れ回る若者達。 感激のあまり泣き出す、少年。 最高視聴率は80%を超えたそうだ。 「オマエラ、普段はサッカーに興味ない癖に、こんな時だけ暴れてんじゃないよ!!」 と思った。 基本的に、アタシはサッカーには興味がないし、面白いとも思わない。 ただの玉蹴りじゃん。 あはは。
age
583 :
無名草子さん :02/06/12 07:28
お猿はウェブ日記できっとワールドカップのことも書くのだろうな。 文体模写作家さん、ワールドカップ関係の先取り日記、バンバン 書いて、ランディの糞駄文を先回りして封じ込めてください。
584 :
無名草子さん :02/06/12 23:10
『コーリング』予想 (
>>573 続き)
へたりこんでうつむいている僕を、由美さんが見下ろしている。
彼女は弓をつがえ、天空に放つ。
狩りの女神は月の女神だ。
だからだろう、僕をじっと見つめるのがプリンセス・ダイアナに変わった。
身につけているのはダイアあるいは月の光の結晶。これまで僕が過ごしてきた時間の
記憶は、予感とともにそこに封印される。
――ウマクイエナイケレド、タカラモノダヨ
「ダイアモンド」だね。いい曲を流してくれてるんだけど、エフェクトをかけすぎで、
うわんうわんとうねりがきつい。
突然、どーんという衝撃がして地面が揺れ、大穴があく。
奈落へとすべり落ちそうになり、僕は手足をじたばた動かして必死に這い上がる。
でも、やっと這い上がったそばから地面がぼろぼろと崩れ落ちていく。
天上から喇叭の音が響きわたるなか、僕は走って、走って、走って逃げた。
すぐに肺が痛くなる。もうだめだ。いや何とか逃げ切れそうだ。
再びどーんという振動があたりを揺るがした。
今度は地から火が噴き出して、僕の目の前に大きな火の柱が立つ。
血のように紅い巨大な火の大蛇が身をくねらし、一人の男の顔を浮かびあがらせる。
火柱のなかに浮かぶ顔、目を血走らせたあの顔には見覚えがある。
あいつはロクに家に寄りつかなかった。たまに家にいるときは、僕を怒鳴り、そして
殴りつけた。そうやって僕を壊していったんだ。
真司はいつもそうなんだから。人を許すってことを知らないの? だからダメなのよ。
びびってんじゃねえよ。あいつはもう年寄りだ。今の俺たちなら勝てる。殺れる。
黙れ。おやじそっくりの粗暴なサディストも、そんなやつらが好きでしょうがない
知恵遅れおばさんも、お願いだから消えてくれ。
なるほど僕はひ弱で、生命力に欠けているのかもしれない。
でも他人を虐めたおして、生きる力を吸いとる化け物の仲間になるくらいなら……。
僕は背後の奈落に、ジャックナイフの体勢でダイブした。
――そして世界は爆発した。
参考歌(?): 「ダイアモンド」byプリンセス・プリンセス
585 :
無名草子さん :02/06/13 00:42
『コーリング』予想 (
>>584 続き)
「わからないんだ。気分が悪そうにうずくまっていたのに、急にすごい勢いで
走り出して……あちらは危険だと怒鳴ったけど、たぶん本人には聞こえてないよ。
『うわあああ』と叫びっぱなしで走っていたから」
「追いかけたけど、とても追いつける速さじゃなかった。どこにあんな力が……
そしたら急に立ち止まって、後ずさりして……そして、こう後ろ向きに倒れたと
思ったら、どーんと……」
地雷は殺傷目的の兵器ではない。しかし、傷が内臓に達したら死ぬ可能性もある。
身体の小さな子どもの死ぬ確率が高いのはそのせいだ。
僕は身長は低くないけど、妙な体勢で倒れ込んだし、体力も落ちているから感染症で
やられるかもしれない。
ごめん、由美さん。生きて罪を償うなんてことは、僕にはもう無理かもしれない。
「由美さんって誰なんだろう。恋人だったら呼んであげたいけど……」
「あのおばさんを何とかしてくださいよ。『なあんだ恋人がいたのか、がっかり』
とかホザいて……ああ、腹が立つ。正直で不器用? そうやって性質の悪いバカを
甘やかすから……真司のように弱っている者は、ああいう無神経なやつに真っ先に
やられるんです。ええ、つきまとわれて困っていましたよ」
地上でかわされる会話を聞きながらも、僕は同時にどんどん上昇していった。
成層圏を突き抜け、青い地球を見た。涙がこぼれそうになるくらいこの星は美しい。
物質は光速を超えられない。思いだけの存在になった僕は、軽々と光速を超える。
僕は星の誕生に立ち会った。
銀河の中心、星が密集するところにも行った。
さらに遠く離れて、銀河同士がもつれあうようにぶつかる様子も見た。
永遠と思われる一瞬の旅の果てに、僕は宇宙の寿命がつきるところ、エントロピーが
最大に達した時空間にきた。
ここには自分の尾をくわえるウロボロスの蛇がいるけれど、巨大な蛇は輪の形のまま
凍りついたように動かない。
そして僕はすべてを理解した。
「呼び出し」とか「神のお召し」という意味だと思っていたけど、コーリングとは
この凍るリングのことだったのだな、と。
以上
586 :
無名草子さん :02/06/13 01:38
バリ小説脱稿したよお猿。
587 :
無名草子さん :02/06/13 02:07
脱肛、もとい、脱稿しちゃったみたいですね。 あの盗作ゴリラの産業廃棄物の田口ランディの小説(モドキ?)が。 (いや「お猿」ってのは生ヌルい表現と思う今日この頃)。 謝罪風エッセイでは、4ヶ月置きに長編を発表するなんて、 自分にはペースが早すぎたとかいっていたのに、 2ヶ月というのは粗製濫造に磨きがかかっているような。 それとも長編というには短いものなのか、謎。
588 :
無名草子さん :02/06/13 02:19
バリ小説は「藤本さんに送って、なんか一息」て書いてありますね。
>>586 ということは、インパクでともに公金をパクった疑惑の鶴見女史ではなく、
担当が藤本氏に変わったんでしょうか?
となると、日記予想にも影響があるかもしれないですね。
せっかくおじいさんとの対談までセッテイングして、あげくにロクな日記に
ならなかったわ、原稿はもらえなかったわの鶴見女史、哀れ。
589 :
無名草子さん :02/06/13 02:24
>>588 藤本は、イサイズの連載で藤森さんの「Fuckin' Blue Film」を
絶賛してた。同じ連載内で、田口の「アンテナ」も大絶賛。
どういう頭してるんだかね>藤本由香里
590 :
無名草子さん :02/06/13 15:40
ナンシー関さんがお亡くなりになった。 あたしは彼女のコラムをいつも読んでいて、 あたしと似たことを考える人だなあといつも思っていたので とてもびっくりした。 先週の文春のコラムなんか、あたしの頭の中をのぞいて それをそのまま写したんじゃないかと思ったぐらいだ。 その文春の担当者の方がテレビに移っていた。 もう消え入りそうなぐらい号泣していて気の毒だった。 大切な人を失うつらさは、経験した者にしかわからない。 あたしも、兄が死んだ時はどうなるかと思った。 あたしは、この人の蕎麦にいてあげたい。 たぶん、あたしがナンシー積算のかわりになれると思う。 ナンシーさんもそれを望んでいると思う。 なぜかわからないけど、きっとそうなんだ。
591 :
無名草子さん :02/06/13 15:42
>>590 蕎麦w
いやー、お猿の脳内を覗いたような文章ですね。
そのうち、世間一般の人が、判断を下すだろう。 人は、だませないよ。
私は許さないね。
ナンシー関を死姦したい。葬式前だからまだ焼いてないよね。 ナンシーの処女膜を破りたい。死んでようやく開通式!
595 :
無名草子さん :02/06/13 16:10
そういえばバリの小説は一足早くバナナが発表しているね。 バナナからぱくったのか否か、見物です。
596 :
無名草子さん :02/06/13 16:12
>>594 は石川誠壱の文体研究がぜんぜん出来ていましぇん。
だからぜんぜん面白くないよ。汚猿みたいに下品なだけで。
石川の文体を勉強して出直して鯉!
597 :
石川誠壱 ◆R800vtt. :02/06/13 17:05
くだらねえ知ったかこいてんじゃねぇよ あほ
>>590 うん、きっと望んでるよ。
当たり前じゃん。
599 :
無名草子さん :02/06/13 18:47
>>590 今からでも遅くはないので、お猿ちゃんには是非ナンシーの身代わりになってほすぃ。
お猿ちゃんを死姦したい。葬式前だからまだ焼いてないよね。 お猿ちゃんの処女膜を破りたい。死んでようやく開通式!
ここは文体模写スレだよ。芸のないカキコはやめれ。 たとえば、こういうふうに模写してみろや、アホ猿よ! 「もう今日だけど、田口ランディの豚舎前に5トントラックで 乗り付けて、ブリヌリインコをぶちかましたい。金払うし。」
602 :
無名草子さん :02/06/13 23:21
>>595 ばななからパクり、Yさんからパクりという線ではないかと。
603 :
XXXX ◆dQtXeJr6 :02/06/14 08:48
*ここは ひどい インターネットですね ナンシー関さんが亡くなった。 色々、書きたいこともあるのだけれども、「非に脂を注ぐ様なまねはやめれ」 とダンナに言われたので、止めることにした。 あははははははははは。 バリを題材にした小説も、書き上がり、長編の執筆は取りあえず、 残り2,3本なのだが、小説というのは以外と採算がとれない。 そりゃー、100万部くらい売れれば、うはうはなのだが、 そんなに売れることはまずないので、日々の、月刊誌、週刊誌の連載が 重要な収入源の一つとなってくる。 それが、現在のアタシに足りないモノだ。 我が家は、アタシの腕に全てがかかっているのだ。 アタシが家長なのだ。 何としても収入源を確保しなければならない。 自分で言うのもなんなのだが、アタシとナンシー関さんは似ているところがあ ると思う。 アタシの守備範囲は、ゆり籠から、核爆弾まで、ペンギン村のデパート並に扱 うモノが広い。 きっと、ナンシー関さんの死によって、雑誌に空く穴も埋めることが出来ると 思う。 ネタはそこら中に転がっていて、アタシにはストックはいくらでもあるのだ。 あはは。 ついこの間、伊藤ナントカさんという役者さんが亡くなり、そして今週、ナンシー関さんと、歌手の村田秀男さんが亡くなった。 人は死ぬのだ。 そして、生き残った人々が、その意志を継いでいく… アタシも、ぜひ、継いでいきたいと思った。 あはは。
604 :
XXXX ◆dQtXeJr6 :02/06/14 09:41
*不謹慎で ドーンと 行ってみよう!! 池田小事件の公判で、宅間被告の供述調書が読み上げられたそうだ。 「反省や申し訳ない気持ちはない。自分への後悔だけ」 「表面的には関係ない人を殺し悪いことをしたとは思う」 「100人でも、1000人でも同じだった。関係のない子供より、3番目の妻を 殺した方が満足だったかもしれない」 などと自己厨な心境を述べ、報道についても 「社会的な注目は感じたが、騒ぎすぎだ。交通事故で大勢の人が死んでいるのと 自分の事件と、変わりが無いと思った」 などと、述べていると言う。 いい歳したオヤジの発言で、基地街である事は明白なのだが、 アタシは彼の気持ちが何となく、理解できる様な気がした。 彼は異常だったが、彼だけの秩序と理論をもった世界に生きていたのだ。 その点で、彼は極めて純粋に「正常」だった、と言えると思う。 たまたま、その彼の世界と、その他の人々の世界の間に大きな壁があっただけなのだろう。 彼は自分を捨てた元妻を憎み、殺したい程の感情に捕らわれてしまった。 しかし、冷静に考えてみれば、元妻を殺してしまうより、彼女を苦しめる方法は無いかと 考え、小学校に乱入し、逃げ足の遅い子供なら大勢、殺したり、傷つける事ができ、 いざ、自分が捕まったときに、「自分を捨てた元妻に、恥をかかせる為にやった」と言えば、 より、元妻を苦しめる事が出来ると考えたのだろう。 そして、それは正しかったと思う。 だからこそ。彼は正常で。判断能力が正常にあった証でもあると思う。 アタシが宅間被告と同じ境遇だったら、アタシも同じ事をするかもしれない。 元々、絶望していて、そこより下はないのだ。 たとえ、そこに「死」以外のなにものも無いとしても、既に復讐が、生きている目的に なってしまっている以上、刃物を子供に突きたてるのに、何のためらいがあると言うのだろう ためらいを持つ理由は一つもないのだ。 だが、「死刑にしてほしい」などと言っておきながら、 「社会的な注目は感じたが、騒ぎすぎだ。交通事故で大勢の人が死んでいるのと 自分の事件と、変わりが無いと思った」 などと言う、ヘタレな自己弁護もしている。 これが男の限界なのだ。 あはは。 交通事故で亡くなる人の殆どは、死ぬことを求めているわけでも無く、 ましてや、加害者になってしまった人も、自身が、加害者になる事を、希望している 訳ではない。 これが宅間容疑者と、交通事故加害者の大きな違いである。 宅間被告はあくまで、大量殺人者であって、交通事故加害者は、あくまで、事故を起こして しまっただけである。 とりあえず
605 :
無名草子さん :02/06/15 05:28
*人は死んだら どこに行って 何を思うのか ナンシー関さんがお亡くなりになられた。 ナンシーさんとは、芸能人の似顔絵を消しゴムに版画で掘っていた人だ。それに辛口の エッセイをつけて、いろんな雑誌に連載を持っていた。 彼女の訃報を聞いてえらくびっくりしたし、ワールドカップで大騒ぎの日本であるのにも かかわらず、ワイドショーなどでも大きく取り上げられたところを見ると、これは国民的な 大事件なのだろうと思う。 しかし、ナンシーさんを妙に美化して、持ち上げて語る人の多さには、正直言って首を傾げ ざるを得ない。 とても頭の良い人であったとか、辛口に見せてすみずみまで配慮の行き届いた文章を書く人 であったと言うくらいなら、まだいい。深い思想を感じさせるすぐれた文明批評を書いて いたという話にまで暴走されると、ついていけないものを感じざるを得ないのだ。 「一日中TVを見ては、芸能人の悪口を書いていた人に、それはないだろうと思うよ」 感じたままのことを友人にしゃべったら、そういう不用意な発言をすると、また誤解されるよ と叱られた。 なるほど、それはよくわかる。日本では亡くなった人を批判してはいけないことになって いるし、もうあのコラムを読めないのかと嘆くファンの気持も過敏になっているだろうから、 悪口を書いていると誤解されたら、とんでもない騒ぎになりかねない。 しかし、私の言いたいことは、ナンシーさんの悪口ではないのだ。 物を書く人間にはいろんなタイプがある。私のように人の生死や心の病み、人類の進化や 魂について深刻に語る人間がいるかと思えば、ナンシーさんのようにテレビや芸能人などの 軽いテーマについてもっぱら語る者もいる。 どちらが上か下かというのではない。それぞれいろんな表現があっていいはずだし、いろんな スタンスやポジションがあるべきだ。 私が感じた違和感の正体は、テレビの番組や芸能人といった軽めのテーマをあえて選択し、 軽めの悪口を書き流してきたナンシーさんに対して、すぐれた社会批評だとか文明批評 だとか褒める人たちの硬直した思考回路に関するものではないかと思う。 それは逆に、ナンシーさんの選んだ道を尊重しないという宣言になるのではないか? ナンシーさんは魔女であった。読む人を引き付けるような文章を書いて、あたかもここに 私の言いたいことを言ってくれる人がいると、読む人に信じ込ませるような魔法をかけた。 彼女が亡くなったら、彼女がかけた魔法は溶けてしまうのか。 それは私にはわからない。 だけど、一見彼女を褒めているようで、実は彼女の魔法を台無しにしかねないようなことを 書いている人は、そこら中にたくさんいる。そんな気がしてならない。
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607 :
無名草子さん :02/06/15 13:27
*書かずに 死ねるか それが問題だ。 久々に、えらくリアルな夢を見た。 私はなんと死んで墓に埋められている。それで、夜な夜な棺から起き出しては、 土を掻きわけ、地上に出てくる。 それで何をするかっていうと、駄菓子屋さんの戸をとんとんと叩いて、子供が 喜びそうな玩具やお菓子を買うのだ。お店の人には、こんな夜遅くにごめんなさい、 と、謝ることになるのだが、この時間にしか動けないんだからしょうがない。 買物をすませたあと、私は自分の家に向かう。もう真夜中だから、子供はすでに 眠ってしまっているかもしれない。でも、玩具やお菓子を軒先にでも置いておけば、 かつて私の夫だった人が、きっと子供に渡してくれる。 そう思いながら私は、夜道をすごいスピードで、すべるように移動していく。 私の家へと。 印象的な夢を見た直後に、自分の夢を適格に分析するということは、実は難しい。 しかし、この夢に関して言えば、なぜこんな夢を見たか私にはわかる気がする。 ナンシー関さんが亡くなったという知らせを聞いたからだ。 ナンシー関さんが死んだと聞いて、「早すぎる」と思ったのは、私だけではないはずだ。 私と同年代の人が女の人ということもあって、私は彼女の死について、とりとめも ないことをいろいろ考えた。 「やっぱり、死ぬまで処女だったのかな」 と家でぽつりとつぶやいたら、旦那に呆れられた。 確かにそんなことを考えるなんて、私が心底、下世話で下品なバカな女だからかも しれない。だが、この点こそが、ものすごく重要なポイントではないかという気がして たまらないのだ。 私はナンシー関さんに似ていると言われることがたびたびあった。 彼女の後をうけて、ぜひテレビ書評をお願いします、とも言われた。 ある時期、私はテレビの番組を見て思ったことを、数多くのコラムに書いていたせい だろう。田舎の主婦で外出もせず、テレビを見て一日を過ごすことが多かったからだ。 また、ワイドショーで繰り広げられるドラマの「裏」を推測し、分析することにも 夢中になっていた。 しかし、私とナンシー関さんは、外見も対照的だが、作風も正反対とも言えるのだ。 乾いて論理的で男性的と言ってもいいコラムを書く彼女と、いつも雨にずぶ濡れに なっているかのようなしずる感のある、直感的で女以外の何者でもない文章を書く私。 ずっと独身で通して子供もいなくて、自分の恋愛や性体験について沈黙を通した彼女と、 若くして結婚して子供もいて、他人から飽きれられるくらい自分の恋愛経験について 語り倒している私。 私の勝手な想像でしかないのだが、ナンシーさんの魂が彼女の身体を離れるとき、 彼女は「ま、いいか」と思いながら、光の中に一直線に突入していったのではないか。 彼女の才能を惜しむ人は多いけれど、本人は意外とサバサバして、あっさりと この世にバイバイという感じではないか。 そう思わせるような軽ろみが彼女の文章からうかがえるし、夫や子供など係累のいない 者の気楽さというのもあるだろう。
608 :
無名草子さん :02/06/15 13:28
(つづき) かつては私も、死ぬときは、あっさりと光の中に入っていけると思っていた。 今は……正直言って自身がない。 今、我が家は、私の収入に頼っている。これで私が急に死んだら、残された夫と子供は どうなってしまうんだろうか。 お金の面は、私が生命保険に入っておくかどうにかしたら何とかなるのかもしれない。 でも、まだ小さいモモを残して死ぬのは、絶対に嫌だ。夢で見たように、私は毎晩、 墓から抜け出してきたくなるだろう。 そう言えば、私はパソ通をやっていたときに、会議室に「書かずに死ねるか」という 連載をもっていた。 「書かずに死ねるか」は今でも変わらないが、「モモの花嫁姿を見るまで死ねるか」 ってのも新たに加わっているのが今だ。 私は現在も、「書かずに死ねるか」と思わせる様々なテーマを抱え込んでいる。 同時に、私は結婚していて、次の世代に命を繋ぐことを選択している。 時にはこれが私の足枷にる。執筆に充分な時間がとれなくなってイライラして、 夫や子供に当り散らすことだって多い。 つまり、あっさりした軽みや都会的なスマートさのようなものは、どうやら私には 無縁のもののようなのだ。いろんなことに執着しまくった結果、他人に迷惑をかけたり、 醜態をさらしたりしながら、それでもしつこく生き続けるしかない。よくも悪くも、 それが私なんだなあ、と思う。
609 :
無名草子さん :02/06/16 02:16
模写スレの「コーリング」は脱稿されたのでしょうか? いつも楽しみに読んでました。
610 :
ごあいさつ :02/06/16 07:50
611 :
無名草子さん :02/06/16 12:35
>>609 どうもです。あれは
>>585 で終わりです。
次はネクストのバリバージョンやろうかと思ってましたが、
本体が脱稿しちゃってつまんないので、たぶんやめます。
612 :
無名草子さん :02/06/16 15:02
>>611 バリ小説は脱稿したというものの発売がいつになるかは不明
ですね。脱稿→発売までの期間がかなり長くなってきてるので、
バリ小説はせいぜい秋ごろ発売ではないかと推理しています。
613 :
無名草子さん :02/06/16 19:47
*どんよりとした
灰色の雲
でも梅雨はいつか開ける
梅雨である。体調が悪いところにもってきて、ずっと灰色の雲ばかり眺めてるんで
気分が滅入ってくる。
5月の終わりに、クローンについて書いたら、またも嫌なメールが何通か届いた。
どうして今頃になって、どかどか届くのかはわからない。ただ、ため息が出る。
何だかしらないが、私に双子の子どもがいたとして、片方の子どもを置き去りにして、
自分と片方の子どもだけシェルターに入るんですね、って非難されている。
わけがわからん。私はクローン人間について書いただけだ。双子がどうのこうの
なんて関係ないじゃないか。そう返事を書いたら、あなたのおっしゃるクローンとは
受精卵クローンでしょうか、体細胞クローンでしょうか?と、人を小馬鹿にしたような
メールをまた送ってきやがった。
別にメールには、「お前は馬鹿だ」とははっきりと書いていない。だからなおさら
腹が立つのだ。私は長いことメールをたくさん受け取っていて、妙にカンが働くように
なっている。そのメールからは嫌な波動と、何重にもコーティングされ隠された悪意が
ぷんぷんと匂っていた。
それだけではない。別の人からは、私がアンドロイドもサイボーグもクローンも
全部ごっちゃにしてるというお叱りのメールまでいただいた。だが、全部ごちゃまぜ
にして話を始めたのは、会場で質問して来たあの兄ちゃんであって、私じゃない。
だいたい、私にアンドロイドとサイボーグの区別を聞いてどうするのか。ロボット
である鉄腕アトムやドラえもんと、サイボーグである8マンや009との違いについて
聞きたいなら、もっとふさわしい人に質問するべきだ。
そもそも今の世の中、まだアンドロイドもサイボーグも実用化されていないのだ。
そんな先のことを、取らぬ狸の皮算用をしてどうしようというんだろ。頭のいい人の
考えることって、ほんと、わかんない。
そんなこんなでムシャクシャするので、次も生命倫理のゼミに行く気になるかどうか、
微妙なところだ。こんな業の深いメールばかり受け取っていては、私の身がもたない。
ま、いっか。今月はその頃、沖縄に行ってしまう。沖縄の青い空を見たら、気分も
ピカーンって、すっかり晴れるだろう。
ああ、再来月はアルタイに行くんだっけ。そうすると、またゼミに行けないのか。
ま、いっか。あはははは。
http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000098.html
*おいしい お味噌汁の 作り方 ようやく、アンテナの文庫改訂版が書店に並び始めたようだ。 読者の皆さんからの反響も続々と届きつつある。 その中で、改訂前は「カツオダシ」の味噌汁だったのに、改訂後は「ダシジャコ」になったのは 何故ですか?と言う質問が多く寄せられた。 あはは。 特に理由は無のだ。 ただ単純に、改訂前の「アンテナ」書いている時は「カツオダシ」の味噌汁に凝っていて、 改訂版を書いているときは「ダシジャコ」に凝っていたと言うだけのことである。 と言っても、アタシが作っている訳ではないのだけれども。 アタシは基本的に料理を作ることはない。 料理はダンナの仕事で、アタシは創作活動に没頭する。 だから、家事全般はダンナの仕事なのだ。 料理は作らないが、出来上がったモノには口を出す。 「塩が足りないわね」 「焼きすぎじゃない?」 「切り方が悪いわよ」 など、など… おかげで、ダンナの料理の腕も上がった。 小銭もあることだし、店でもだそうかしら?
615 :
無名草子さん :02/06/17 00:38
ダシジャコ萌え萌え
617 :
無名草子さん :02/06/17 02:17
>あなたのおっしゃるクローンとは >受精卵クローンでしょうか、体細胞クローンでしょうか?と、人を小馬鹿にしたような >メールをまた送ってきやがった。 激しくワラタ!
618 :
無名草子さん :02/06/17 07:55
>>613 本物のランディの叫びがここにある!
大笑いしながら読ませていただきました。
ランディのメルマガよりも断然おもしろいね。
もはや勢いのない湯河原猿の“言い訳”日記なんて、
比較の対象にもならんです。
なにが 「本物のランディの叫びがここにある! 大笑いしながら読ませていただきました。 」 だか・・・サムいよ。 低俗さもここまでくるとはねぇ。
620 :
無名草子さん :02/06/17 13:37
>619 図星さされて「寒気」がしましたか。 夏風邪は●●しかひかないというし、ご自愛ください。
621 :
無名草子さん :02/06/17 13:40
>619 なぜ、君はこのスレに張りついてる? 気になってしょうがないの?
622 :
無名草子さん :02/06/17 14:26
汚猿よ! ここからパクるなよ! (藁
* なにが 「本物のランディの叫びがここにある! 大笑いしながら読ませていただきました。 」 だか・・・サムいよ。 低俗さもここまでくるとはねぇ。 ネット上の、某掲示板で、アタシになりきってコラムを書いている蛆虫どもがいるらしい。 そう言う連中は、おそらく、デブで引きこもりの、キ〇ガイだろう。 そうでなければ、ろくに才能も技術もないのに、あたしになりきって、スレに書き込んで いる、社会不適応者に違いないと思う。 気になったので、そのスレを覗いてみる事にした。 すると、あるわ、あるわ、糞レスが(藁 へけけっ。 低俗で、寒い文章で溢れかえっている。 救いようねーなぁ、オマイラ。 アタシの書くものは、もっと上品で繊細だ。 そして慈愛に満ちている。 妬みと、僻みと、憎しみに満ちた、高卒の蛆虫どもには、 アタシの文章を真似できるわけが無いのだよ。
>>623 残念ながら田口ランディの日記の体裁を成していません。
文体を研究して、よく勉強すること。
田口の文章は「あざとい」のが特徴です。
露悪趣味は、田口の顔だけで十分です。ここは顔面模写を
おこなう場所ではないから、グロテスクな露悪的言葉づかいは
評価の範疇には入りません。あせらないでね。
625 :
無名草子さん :02/06/17 23:45
*呪いの 藁 人形 改訂版の『アンテナ』が書店に並び出した。 大幅に書き直したので、呼んだ人の反応はどうかとドキドキしていたが、 おおむね好評のようだ。 この前なんか、SMの女王様ナオミと、主人公のシンイチロウのかけあいが とぉぉっても面白かったと言ってもらえた。わーん、うれしいよお。 単行本の『アンテナ』よりも面白いものを、と魂を込めて書いた甲斐が あったというものだ。 その人は、さらに続けて、 「ランディさん、あのねのね好きだったでしょ?」 と聞いてくる。えっ、どうして、あのねのね……? 「ほら、恐怖の味噌汁とか」 いやな予感がするが、相手はかまわず、 「今日、麩の味噌汁」 と満面の笑みをたたえて、私に迫ってくる。 「それから、フランス人形と藁人形、かけっこの速いのはどっちだ?、とか」 えっ? それって何だっけ……。 「あれですよ、夜中の校庭で、フランス人形と藁人形が50m競争をするんです。 で、先にゴールしたのはどちらでしょう?」 ええと、ええと。 「ブー、時間切れー。正解は藁人形!」 「どうしてぇ?」 「だって、呪いの藁人形と言うでしょ。呪いの藁人形。のろいの、藁人形」 『アンテナ』の話はどこへ行ったんだろう……。 この手の小咄を10個くらい聞かされた後でやっとわかったことだが、 どうもこの人は、私がナオミに言わせた「亀の呪い」というものを誤解して いたらしい。 なるほど。「亀」「のろい」「呪い」という自由連想の導入は、単なる オヤジギャグと見分けがつきにくいものかもしれない。 だが、少しばかり違うのだ。確かに亀は歩くのがのろいが、では動くスピードが のろければ何でもいいというわけではない。同じのろくても、カタツムリと 亀とでは、その後の展開がまるで違ってくるのだ。 なぜなら亀がシンボライズするものは、他の動物とは違っているからだ。 インドの神話世界では、世界を巨大な亀が支えていることになっている。 また、浦島太郎を竜宮城につれていくのも、亀だ。皆さんご存知の通り、 不老と生命力のシンボリックでもある。そして亀頭と言えば(以下略)
626 :
無名草子さん :02/06/17 23:47
>>625 本物のランディもこのくらいおおらかにネタばらしをすれば
いいのに。(微笑
>624 ごっつあんです。 以後、焼尽します
無駄なスレだね。困ったちゃんの隔離にはぴったり。
629 :
無名草子さん :02/06/18 05:56
いまどき「困ったちゃん」なんて言う奴が実は周囲を困らせている罠。 それ言った元祖は内田春菊だし。 でも田口ランディは内田春菊の超劣化コピーという説もあったが。
629 :無名草子さん :02/06/18 05:56
>>628 人として無駄だね。
630 :無名草子さん :02/06/18 08:06
いまどき「困ったちゃん」なんて言う奴が実は周囲を困らせている罠。
それ言った元祖は内田春菊だし。
でも田口ランディは内田春菊の超劣化コピーという説もあったが。
粘着ですな。煽りに対して無視できなけりゃ負けだよ。
632 :
無名草子さん :02/06/18 08:58
>>631 汚猿関連スレには煽りを歓待する美風があるのです。
せっかく相手をしてあげてるのに書き逃げしちゃう困ったちゃんが多いんですけどね。
633 :
無名草子さん :02/06/18 09:22
煽ってる厨房が万が一にでも湯河原猿とかその周辺の犯罪者 だとすれば、煽りにお付き合いして遊んであげているうちに、 猿は物理的に小説なんか書けなくなりますからね。 実際、汚猿が書けなくなった時期と、2ちゃんの猿監視スレ が連日の煽り荒らしに襲われた時期とは見事にシンクロして いるわけですが。(苦笑
634 :
無名草子さん :02/06/18 15:30
>614、625 速攻ですね。その上ウマイ!思いっきり笑えました! 座布団10枚ね!
彡川川川三三三ミ〜 川|川/ \|〜 プゥ〜ン ‖|‖ ◎---◎|〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川‖ 3 ヽ〜 < 汚猿関連スレには煽りを歓待する美風があるのです。 川川 ∴)д(∴)〜 \_______________ 川川 〜 /〜 カタカタカタ 川川‖ 〜 /‖ _____ 川川川川___/‖ | | ̄ ̄\ \ / \__| | | ̄ ̄| / \___ | | |__| | \ |つ |__|__/ / /  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 | | ̄
彡川川川三三三ミ〜 川|川/ \|〜 ゆんゆん ‖|‖ ◎---◎|〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川‖ 3 ヽ〜 < 万が一にでも湯河原猿とか・・・ 川川 ∴)д(∴)〜 \ 汚猿が書けなくなった時期と・・・ 川川 〜 /〜 カタカタカタ \見事にシンクロしているわけですが。(苦笑 川川‖ 〜 /‖ _____ \_____________ 川川川川___/‖ | | ̄ ̄\ \ / \__| | | ̄ ̄| / \___ | | |__| | \ |つ |__|__/ / /  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 | | ̄
637 :
無名草子さん :02/06/20 00:44
ageておきます。 sageといてほしい人もいるようですが・・・(藁
638 :
無名草子さん :02/06/20 02:18
>>635-636 おなじAAを3分たらずの間に2回も貼り付ける
能のなさと粘着ぶりには
異常人格を感じざるを得ないな。
上記のような異常行動を自覚もなく行なう汚猿は、
文字どおりのブサイコ。(藁
639 :
無名草子さん :02/06/23 20:07
age
沖縄に行ってきた。 沖縄の空や、海や、太陽は、本当にきれいだった。 SNAPのCM見て来たようなナンパ待ちのアーパーギャルは、 この自然の素晴らしさには気づかない。気の毒だな。 あたしはそういうバカ女しか相手にしないようなバカ男は 相手にしない。 「バカ男は声かけるんじゃねえ」オーラを出してるので、 そういう奴らはよってこなくて快適だった。 あたしは今も昔も変わらないただの人間なんだけど、 周りが勝手に祭り上げてあたしを有名人にしてしまった。 一挙手一党則が見ず知らずの人間に監視されることがある。 そういうのがとても嫌なので、あたし以外の人間があたしの言動を 公にすることを周りの人間に対して禁止させてもらった。 あたしが何気なく友達に喋った個人的なことが、 ネットに流されることで公的なことになってしまう。これは怖いことだと思う。 たとえば、あたしが酒飲みながらオナニーの仕方について喋ったら、 「田口ランディのオナニーは・・・」とネットに書かれてそれが公的発言のように 思われてしまう。これはプライバシーの侵害だ。 古くからの友人である某作家は、あたしの意見に賛同してくれて、 ネットの日記にあたしの名前を出さないようにしてくれた。 あたしはこうやってプライバシーというものを守っていきたい。 それが出来ないなら文章を書くことなんて止めた方がいい。 あたしは、他人のプライバシーを垂れ流している人に、そう、言いたい。
641 :
ぴかる ◆AJnaZhIA :02/06/25 12:25
*精子が いっぱい どくどくと アタシは、今まで書いた小説に、必ず、ねちょねちょでぐちょぐちょの、エロシーンを挿入してきた。 精子がどくどくとほとばしり、精液まみれになってしまう主人公。 その量は半端でなく、バケツをひっくり返した様な量だ。 性行為を終えた後、そのまま寝てしまったら、 起きた時に身体とシーツが同化してしまうくらいを想定して書いている、 自分でも、少し出しすぎかなとは思ったんだけど、 「フィックション」なのだから問題ないはずだ。 こんな話を、旅行先の沖縄で書いているアタシもなんだけど、 ザーメンまみれのアタシの小説を読んだ友人が、一本のビデオをくれた。 タイトルは、 「白い性欲 笠木 忍 〜あたなの白い性欲ぶっかけて!! ぶっかけ総数112発〜 」 内容は、ひたすら、待機している男達が、AV女優 笠木 忍にザーメンを掛けまくると言う内容だ ちんちんの挿入もあるが、あくまでその行為は、ザーメンを発射するべく待機して、 ちんちんをしごいている男達を興奮させるものでしかなく、あくまでザーメンを女優の顔に、 ぶっかけるのがビデオの目的なのだ。 途中から。秘密兵器の「ザーメンプロテクター」なるモノが登場し、 それを女優の首に装着すると、顔に掛かって、たれたザーメンが、「ザーメンプロテクター」 に貯まっていくと言う仕組みなのだ。 女優の顔がザーメンまみれになって、どろどろになっていく… そこで気がついたのだけと、以外と「ザーメンプロテクター」にザーメンが溜まっていかない。 もちろん、途中で、女優が「ザーメンプロテクター」に溜まったザーメンを啜って、 「ザーメン…、おいしいです…」 みたいな事を言って、飲んでいると言うのもあるのだけれど、溜まっていかない。 以外と、ザーメンと言うモノは。そんなに出ないんだなと思った。 最近は歳のせいか、くちゅくちゅのぐちゃぐちゃなエロシーンに飽きてしまい、 これから発売する小説には、そんなシーンを入れるのはやーめた、と、思っていたのだが、 そういうシーンを省くと、5ページくらい開いてしまうことに気がついた。 だから、これからも、エロシーンはおそらくなくならない。 あはは。
642 :
無名草子さん :02/06/25 13:19
書籍板にあった「フィックション」をさっそく使うあたり、 すばやい反応と内容です。 >そういうシーンを省くと、5ページぐらい開いてしまう に藁
643 :
ぴかる ◆AJnaZhIA :02/06/25 13:51
>642 ランディの小説を詠んでいると、明らかに、 「枚数稼ぎ」 のシーンがあるんですよ。 「このシーンは、どこから来て、どこに繋がるの?」 と言う…
age
645 :
無名草子さん :02/06/28 00:21
*重箱の隅を つついて 何が面白い? またも読者のお便りである。 沖縄に行く前に書いたメルマガのコラムについて、奇妙なメールをもらった。 >ジョン・ロックさんという人が、Tow Trantises などという論文を >書いていただなんて、寡聞にして知りませんでした。 >「統治二論」(Two Treatises) なら、よく知っているのですが。 要するに、私が「Two」を「Tow」と打ち間違いしただけのことを、 鬼の首を取ったように指摘してくれているのだ。 こんな重箱の隅をつつくような揚げ足取りをして何が面白いのか、私には いっこうにわからないのだが、実はこの手のメールは、さほど珍しくない。 しかし、どうしてまたこのような嫌みったらしい言い方をしなければ いけないのだろうか。 確かに私がバカでのろまなカメで、愚かな間違いをしてしまったのが悪い。 ああ、はいはい、私が悪うございました。この場を借りて、お詫びの上、 訂正させていただく。 しかも、メールの文章は、それで終わらない。 "Locke,J.,Tow Treatises of Government,ed.Laslett,P.,Cambridge University Press,1960,Second Treatise,Section27" というのは 英語の文献のようだが、コラムに引用されている文は日本語ではないか、 と言うのだ。 >ロックさんが日本語の文章を論文に挿入したわけではないでしょうから、 >日本語訳のほうの出典があってしかるべきかと思うのですが……。 >書籍からの引用であったとしても、東大の交流会でどなたかが訳したもの >の引用であったとしても、です。 >もしかしたら田口さん自ら訳したのかもしれませんが、それならそれで >その旨明記なさるようにしたほうが、いろいろと誤解を招かないですんだ >のではないでしょうか。 言っておくが、私は著作権についてさんざん勉強した。 今の私は著作権のプロ中のプロである。 その私によくもまあ、しゃらくさいことをべらべらと書けるものだ。 著作権については一筋縄でいかないから、いろんな考え方、いろんな見方が あってもいい。それはそれでいいのだ。 ここで私が問題にしたいのは、人を小馬鹿にしないと気が済まない、その 荒涼たる心象風景だ。 その荒廃ぶりを感じて欲しいから、あえて無断で引用させてもらった。 MSNへの読者のお便りは無作為に公開されるのが原則だから、無断引用しても 問題にならないだろうと判断したせいである。
646 :
無名草子さん :02/06/28 00:24
>>645 続き
それも、世に言う読書好きの人が平気でこんなことを書く。
どうして? 本をたくさん読むと心が豊かになるってもんではないのか?
豊かにならないまでも、なぜ本を読めば読むほど性格が悪くならなくては
いけないのか、私は途方に暮れてしまう。
思うに、本ばかり読んで一日暮らしてしまうのが魂に悪いのかも知れない。
人は本だけで生きるにあらず、だ。
自然と触れ合い、人と触れ合い、バランスのよい生活をしていれば、
読書は心の栄養になる。部屋に引きこもって本ばかり読んでいるから、
架空の世界を侵食に心のバランスを崩す人が出てくるのだ。
かつて筒井康隆さんは、「文学で人を殺せるか?」という問いを発した。
私は断言できる。文学で人を壊すこともできれば殺すことだって出来るのだ。
そのような恐ろしいものを平気で生産し続けられるというのも、とっても
恐いことである。
だからこそ「業」なのだなあ、とも思う。
私は深淵を覗き込む。深淵の闇も私を見つめ返す。
恐い。とっても恐い。
だけど、どうしてもやめられない。
どうしてだかは、私にもわからない。
漆黒の闇の彼方に光がきっと見つかる。そう確信しているせいかもしれない。
647 :
無名草子さん :02/06/28 00:45
>>645 田口のパソコンから盗み出したかのような名作ですね(笑)。
648 :
無名草子さん :02/06/29 00:20
本人が書いてるんじゃないか?と一瞬疑ってしまうほど 素晴らしいです(笑)
649 :
ぴかる ◆AJnaZhIA :02/06/29 15:57
*ネタは 天下の 回りモノ 仕事柄、自分の著作活動以外に、人様の書いたモノを詠むことが多い。 その為に、アタシの書斎は本に埋もれ、いくら何でも狭くてしょうがないので、 生理する事にした。 アタシは自分で本を買うことはほとんど無い。 部屋の中にある殆どは、編集の人間がくれた物ばかりだ。 漫画の本も良く詠むが、面白いから読んでみなと、貰ったモノばかりだったりする。 段ボールに詰め込んでみると、5箱になった。 結構自分では読んでいたつもりだったのだが、実際は半分も読んでいない。 少し、もったい無い気もするのだが、追いといてもしかたがないので、古本屋に電話して、 引き取りに来て貰うことにした。 多少の小銭にはなるだろう。 「新人賞の取り方教えます1.2.3.」「ベストセラー小説の書き方」「君も作家になれる!」 「物語の体操」「何だかんだと」 貰った当時は必死になって読んだこれらの本も、すでに作家として活躍しているアタシには 必要のないモノばかりだ。 要は才能なのだ。 自分を信じられずに、それらの本を読みあさった、当時の自分が恥ずかしい。 そんな中に、数少ない自分で買った本を見つけた。 「二十歳の原点」と言う本だ。 早い話が、。どうでも良いことで悩んだあげく、入水自殺した。考えすぎのナルシストな女が、 自殺する半年前から、その前日まで書いていた日記をまとめた本だ。 よくある、小金持ちの遺族が、自費出版したりするたぐいのものだ。 この本の売り上げに味をしめたのか「二十歳の原点 序章」「二十歳の原点ノート」と、 死んだ娘の日記を切り売りした遺族には笑える。 あはは。 なぜ、アタシがこの本を買ったのか?と言うと、自分でもよく解らない。 ただ。タイトルに引かれたのは事実で、でも中身を読んで、その自己陶酔ぷりに吐き気を感じ、 読むのを止めた。 それで解ったことは、何かに悩んで、自殺したりする人の気持ちなんて、 アタシには理解できないし、小説のネタにしても、理解する気持ちもないってこった。 死にたい人は、他の人の迷惑にならないように死んで欲しい。 あはは。
650 :
ぴかる ◆AJnaZhIA :02/06/29 16:34
*命の 値段は いくらですか? 最近、娘のモモがペットに凝っている。 家の中にはミドリガメ、金魚、メダカ、の水槽が並んでいる。 近所に、大きなショッピングセンターが出来て、そこのチラシが我が家に届いた。 モモがそのチラシの中から「ハムスター 特価 一匹299円」と言うのを見つけだし、 ゴネられたあげく、買うことになった。 ハムスター用の籠に、クルクル回る滑車、下に引くおが屑、エサ。 最終的に、それなりの出費になってしまったのだが、稼いでるアタシは何も言うまい。 ハムスターには「もぐもぐくん」と言う名前がつけられた。(雄かどうかは解らないけど…) エサをもぐもぐ食べるところから、モモが自分でつけたのだ。 籠の前に陣をとり、「もぐもぐくん」を、飽きもせずに眺め続けていた。 その、「もぐもぐくん」の様子がおかしくなったのは、買ってきて二日目の夜からだった。 エサを食べなくなり、動かなくなった。 モモも心配して、「えさたべないね」 とか言っていた。 次の日、心配するモモを保育園に送りだした後、「もぐもぐくん」の様子を見てみると、 片目が開いておらず、動くときもプルプル震えながら移動している。 アタシはハムスターに詳しくないし、ダンナに聞いても解らないので、「もぐもぐくん」を 買った店に電話してみると、病気かも知れないので、持ってきてくださいとの事だった。 何だったら、交換しますよとも言ってくれた。 それじゃぁ、15分ぐらいで、そちらに行きますと伝え、アタシは電話を切った。 振り返ると、ダンナが渋い顔をしている。 「交換すれば、いい問題なのかな?モモにとって、「もぐもぐくん」は一匹しかいないんじゃないだろうか?」 などと、真顔で言っている。 「なに言っての、同じ種類のハムスターと交換してもらえば気がつかないわよ。このまま飼って て、死んじゃった方がめんどくさいわよ。交換してくれるって言ってんだから、それでいいじゃないの」 アタシがそう言うと、まだダンナは何か言いたそうだったが、それ以上は何も言わなかった。 その後、店に行き、「もぐもぐくん」と新しい「もぐもぐ君」を交換して、モモが保育園から 帰ってくる前に、籠の中に入れといた。 モモが保育園から帰ってきて、すぐに「もぐもぐ君」の入っている籠の前に駆け寄って、覗き込む。 「あっ!!「もぐもぐくん」元気になってる!!」 「お母さんが、魔法かけたら「もぐもぐ君」直ったわよ」 アタシがそう言うと、モモはアタシを尊敬のまなざしでみつめ、 「凄い!!お母さんって!!」 と言った。 バカだな、子供って。 あはは。
651 :
天才エディター安原顕の「誉めずに死ねるか!」 :02/06/29 17:34
>>650 またまたホームランを打ってくれた。我らがランディーさん。
これは田口ランディーの生命倫理の一端を見ることが出来る、
まことに優れたエッセイである。★★★★★
652 :
無名草子さん :02/06/29 17:55
>651 うまい(藁
>>650 たしかにイヤな感じは残ったけどさ。
田口の書くイヤさとは、ちょっと種類が違うように思ったよ。
>653 猿はもう少し冷酷ですかねぇ
655 :
無名草子さん :02/06/29 23:33
いや、もっとぐずぐず言い訳するでしょ。 田口のイヤミさは自己正当化になんのためらいもなく、 それのみに異常に長けてるとこだから。
656 :
ぴかる ◆AJnaZhIA :02/06/30 01:49
*ウチの 女房は 盗作猿 タイトルだけ
657 :
無名草子さん :02/07/03 04:52
別スレで話題になっているようなので、age
>657 何処のスレ?
age
660 :
無名草子さん :02/07/07 11:43
七夕の日がやってくる。 モモも保育園で笹に短冊をつるしたり歌を歌ったりしているらしい。 めったに夜空を見上げることもない昨今だからこそ、 子供にはこういう機会に自然科学を学んでほしい。 「七夕ってのはね、べガという星とアタイルという星が お互いの引力で引き合って近づくのを、 織姫と彦星のデートにたとえたものなんだよ」 「ほいくえんでは、おほしさまはうごかないっていってたよ」 保育園は一体、何を教えているのだろう。 しょせん短大卒程度の保母が教えることなんて、この程度だ。 「織姫と彦星が天の川を渡るにはね、たくさんのカルガモが集まって 橋の変わりになってくれるんだよ」 「かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける っていうおうたをならったよ」 「そう、昔の人はカルガモのことをかささぎって言ってたんだね」 そして親子で声を合わせて「たなばたさま」を歌った。 ささのはさらさら のきばにゆれる あたしは大空を見上げ、あたしも50億あったら宇宙に行くのになあ、と思った。
661 :
無名草子さん :02/07/08 16:10
次回のお題は 「頭の弱い二世作家を丸め込んだあたしマンセー」 ということで
662 :
次回のお題ということで :02/07/09 05:26
■ばななちゃんから ランちゃんって よばれてるけど…… せっかくバナナに擦り寄ったが、その人気もブームを過ぎて 低空安定飛行に落ち着いた、隆明爺の娘さん。 もっぱら自己保身のために「戦略的」に擦り寄ったランディで あったが、いまは何となく“沈み始めた船”に乗っている気分で 落ち着かない。そんなランディが腹の中で「ばななちゃん」を どう感じているのか??? ああ、読みたい!
663 :
つくしてつやれす :02/07/09 07:11
*バナナが ウチに やって来た この間、同業者で、先輩の二世作家・吉本ばななさんが家に遊びに来た。 ばななさんは、見るからに「良いとこのお嬢さん」で、 物腰が柔らかく全てに置いて品がいい。 お金が無くて、大学に通うための奨学金欲しさに、新聞屋に住み込んだり、 朝まで、ゲロを吐くまで酒を飲んでいたアタシとは大違いだ。 最近、妊娠したそうで、おめでたい事だ。 母親としてはアタシの方が先輩なので、どんどん解らないことがあったら頼っていいよと、 アドヴァイスしたら、とても喜んでくれた。 実は。アタシはそれ以前から、鬱な状態が続いていて、 その日もあまり元気があるとは言えなかったのだが、そんなアタシの状態に気づいてか、 「ランちゃん、この世界、少し名前が売れると、ねたみと依存の嵐が凄いのよ。 私も経験したし、今もそう。 ときどき、自分が歪んでしまいそうになるけど、 自分を見つめて、自分をしっかり持てば大丈夫。 こんな、ねたみと依存の嵐が襲って来る世界だけど、良い出会いもあるのよ。 私とランちゃんが出会えたように。 それは、素晴らしいことでしょ?」 さすが、吉本ばなな。 アタシも一本盗られたね。 ばななさんと出会えた事を、私は神様に感謝する。 私を、思ってくれる、今では数少ない友人だ。 ばななさんが帰る時に、外まで見送った。 そして、その時にある事を思い出した。 交通事故に遭い、現在、療養中で、アタシも自分の著作の中で影響を受けている、 漫画家の岡崎京子さんと、ばななさんは友達で、 最近、キャンプに行ったと言うのを何かで読んだ。 もし、また岡崎さんとキャンプに行くような事があったらアタシも参加させて欲しいと頼むと、 ばななさんは、 「私も妊娠したし、次はいつになるか解らないけど、その時はランちゃんにも声をかけるわね」 と言ってくれた。 よっしゃ!!
664 :
天才エディタ安原顕の大好評連載「誉めずに死ねるか!」 :02/07/09 08:12
>>663 またまた我らが田口ランディさんが素晴らしい随想を発表してくれた。
うまい! こりゃおじさんも一本盗られた!
665 :
太口ランヴェィ :02/07/09 10:24
太口先生の新作が読めるのはこのスレだけ!!
666 :
無名草子さん :02/07/09 12:30
>663 岡崎が盗作されてること、バナナは知ってるのかね、知らないのかね。 知ってたとしたら、よく猿とつきあえるよね。ってここにマジレスでスマソ。
667 :
無名草子さん :02/07/09 13:18
>663 岡崎京子に忍び寄る猿の手。
669 :
無名草子さん :02/07/09 18:25
ランディそっくりに書けたからといって ランディになれるわけじゃないのね 村上春樹板に典型だけど
670 :
無名草子さん :02/07/09 19:10
ランディにならないのは人間の尊厳にとって最大の救いですが、何か?
671 :
無名草子さん :02/07/10 00:40
ランディよりもここで先取り予想してる人の方が ずっと文章がうまいですが何か?
新作ま〜だ〜?
673 :
無名草子さん :02/07/10 20:53
新作テーマはアルタイ日記かな。
674 :
無名草子さん :02/07/11 00:21
*台風六号と ねたみと嫉妬の 嵐 急な用が出来て、アルタイ旅行はドタキャンということになった。 どこの誰ともわからない人達が、ねたみや嫉妬の嵐にあたしを巻き込もうと しているらしい。 こわい。 あたしは他人をねたんだり嫉妬したことはない。 自分が自分だという気持ちを強く持っていれば、他人をねたむ必要はない。 でも、世の中にはそうでない人間がいるんだ。 得体の知れない、ここ十年で一番の恐怖。 こんな時、ねたみや嫉妬の嵐を避ける港になってくれるのは、 友達であり先輩作家である吉本ばななさんだ。 (以下、ばななの日記で取り上げられたあたしマンセーかつ 渡辺には金払ったんだからばれる筈ないわよな自分語りを200行)
675 :
太口ランナヴェーィ :02/07/11 08:01
*金なんて 払ってないわよ 話だけ せっかくの旅行の予定が、台風のせいでオジャンになりそうだ。 それ以外にも、またアタシに在らぬ疑惑がかけられている。 ナッテコッタ!! アタシが盗作したと、また、蛆虫共が騒いでいるのだ。 私の腹が甘いのだろうか?よし、それは認めよう。 以前にも、無断引用で、何人かの方々に迷惑をかけ、謝罪もしてるし、 謝罪文を幻冬舎のサイトに掲載した事もあった。 それらは、全てアタシの無知が原因で、反省し、著作権について猛勉強し、 今では「著作権のプロ」と自称している。 無断引用で、ご迷惑をかけた方々とも、人を通して話し合い、 全て、相手側の納得のいくように処理し、問題は解決しているのだ。 そんな風に、話し合いで解決するレベルの問題なのに、アタシを盗作猿、 呼ばわりする、心ない人々が存在するのだ。 アタシが起こした問題は、「無断引用」で、「盗作」ではないのに、 なんで、こんなにもヴワァッシングがおこるのだろう。 「妬みや、嫉妬」の台風に襲われるのも、プロの作家の宿命よ、と この間、吉本ばななさんが家に来た時に、そう言って、励ましてくれたが、 正直、印税の割に、かなりハードで、心がグニャリと曲がりそうになるのだよ。 とほほ・・・ 最近、騒がれているのは、ちくま学芸文庫から今年の2月に復刊された、 「知覚の呪縛」(渡邊哲夫・著)という本だ。 アタシの「文庫化しましょうよ〜」と言う希望と、推薦で復刊が決まったこともあり、 解説なんかも書かせて貰っている。 その「知覚の呪縛」の中に、アタシの書いた小説の作中の文と、 少し、似ている部分が在るというのだ。 そりゃぁ〜、アタシが過去十年で一番面白かったと思った本だ。 影響を受けるのは、至極当然、当たり前田のクラッカーだ。 一文、一文を見ていったら、似ている部分も在るかも知れない。 だが、それを盗作と言われたら、作家は何もかけなくなってしまうのでは無いだろうか? この世の中で、何かに影響を受けずに生きている人はいないのだ。 もしいるとするならば、道端の犬のフンに湧いている蛆虫ぐらいだろう。 「知覚の呪縛」が十何年ぶりに復刊され、その解説をアタシが書いているのは、 無断引用問題をチャラにして貰うための工作だと言う人まで現れる始末だ。 長い不景気と、政治不安に人は人を信じることが出来なくなっているのだろう。 アタシにとって、「知覚の呪縛」を書いた、渡邊哲夫さんは、尊敬に値する存在で、 以前、対談もしているし、お互いに信頼関係で結ばれている。 無断盗用なんて問題は存在しないのだ。 と、言っておく罠。
676 :
天才エディター安原顕の「誉めずに死ねるか!」 :02/07/11 09:23
>675 田口ランディは天才である。村上龍は「十年に一度」の逸物だと表現したが、 そんなものではない。私に言わせれば「ミレニアムに一度」くらい 大変な逸物なのである。 村上くんは俗物である。以前、大陸書房のゴルフコンペがあり、終了後に 亀有のサウナでご一緒したが、彼の一物は凡庸であった。 作家はファロス・コンプレックスでものを書く。だから村上くんは 俗物と呼んで当然なのだ。もちろん私は天才だから、息子も不出世のシロモノである。 私は最近、田口ランディを絶賛しつづけている。それはランディさんに 食事などいろいろとお世話になっている、という文壇の事情や 松田先輩との付き合いなど、この世界の人間でないと分からない 錯綜した政治のせいばかりではない。私がランディさんに惹かれる のはランディさんが天災だからだ。 天災には天災しか理解できない波長というのがある。 私が『リテレール』に手を出したのはそうした天災の嗅覚を 鍛えるための修行であった。誰とは言わんが山梨出身の某宗教学者 のチベットくんにこの心意気を語ったら思いきり軽蔑されたが、 彼はその後、オウム騒動で馬脚を現わし凋落している。凡才とは そういうものだ。ついでにいうと彼の妹が名古屋の地方紙で、某「奇跡の詩人」 を絶賛するデマ記事を書いて苦境に立たされているが、それが凡才の血と 言うものだろう。天災の私がいうのだから間違いない。 さてランディさんであるが、このところ苦境にあるようだ。 天災ならではの神さまからの嫉妬であろう。あるいは八百万の神が宿るバリから 無神論のロシアへと安易に旅を繰り返しているせいで、神さまの怒りを 買ったのかも知れない。だが神々の嫉妬を買うのが天災の宿命なのだ。 天災エディターの私がからそれはよくわかる。 ランディさんが『知覚の呪縛』から転載を行なっていたとしても 私は驚かない。文学とは畢竟、剽窃である。私も若き頃の貧乏時代 には空腹を満たすためにずいぶんと乾物屋などで剽窃したし、当時は ガードマンなど居なかったから剽窃も容易かった。 天災のランディさんには転載だって許される。天災の私が言うのだから これは確かなことなのだ。
677 :
無名草子さん :02/07/11 09:30
2000年に一度かよ!?
田口先生の真作が読めるのはこのスレだけれす
あるところに、無名時代からネットに作品を載せたり、メルマガで小銭を稼いでいる、 自意識の強い主婦がいた。 独自のモノの見方と、語り口で、メルマガの発行部数も増え、それに目を付けた出版社から、 「小説を書いてみませんか?」と、声をかけられ、元々、お調子者だった彼女は、煽てられながら小説を書き始めた。 もちろん、それほど才能に恵まれていたと言うわけでもなく、ただ、人よりも色んな経験をして いたと言うことが幸いし、何とか書き続けていたのだが、すぐにネタに困ってしまった。 そう言えば、以前、読んだ岡崎京子の漫画に、いくつかの既存の小説をハサミで切り崩し、 それを組み合わせ直して新しい小説を作り上げ、新人賞を取るという話があったのを思い出し、 自らも、お気に入りの本の中の使える部分を拝借し、自らの小説の中に組み込んだりした。 そんな風にして、出来上がった小説は、彼女の予想以上に売れ、次の小説も同じように作りあげた、そしてその次も… そんな事を繰り返しているうちに、彼女が拝借した本の著者の一人から、無断で引用したと、 指摘され、ネット上の某掲示板でも、彼女の作品の検証が始まる。 金で解決しようとも、画策したが、逆にそれで相手の逆鱗に触れ、話はこじれ、 なんとか、その問題も一応の解決はみたものの、それまでの版元とは縁が切れてしまい、途方に くれてしまう。 そんな、いつ、次の盗作が出てくるか自分でも解らない日々の中、旅行にでも出かけようと思ったが、台風のせいで、旅行は先のびになり、やることもなく、酒を飲んで、ふて寝をしてしまった。 目覚めて、某掲示板を見てみると、人知れず、処理し、漏れるはずのない、身に覚えのある、 新たな盗作疑惑が、持ち上がっており、プチ祭りが開催されている。 慌てて、版元に電話をかけるが、担当者が捕まらない。 これが、表沙汰になったら自分の作家生命がヤバイと、焦るが、解決方法もない。 途方に暮れた所で、目が覚めた。 大学に行くための奨学金を得るために勤めている新聞配達所で、まかないの朝食を作っている 時に、うたた寝をしたらしい。 彼女は自分の将来のリアルな夢に、背筋が凍る思いをした。 自分は盗作などしない。 真面目に生きて、いつかビックになってやる。 そう、心の中で誓った時に目が覚めた。 目の前の、パソコンのモニターには、某掲示板が映し出されており、画面を更新してみると、 レスが伸びており、完全な祭りに移行していた。 そして、そのスレの一番下には、 1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。 と、だけ書かれていた。
680 :
松田撤男@天才編集者 :02/07/11 11:42
>>679 はじめまして。
私は畜魔書房という有名出版社で養豚部長をしている松田とゐゐます。
人は私のことを天才編集者と呼びますが、タネ豚の睾丸ばかりを
撮った写真集『たまゆれ』をベストセラーにした程度ですから
「天才」などとは大げさだなと恐縮するばかりです。
さて畜魔ではインターネシト時代に備えてコントンツを充実させたいと
思っています。将来的には日本版のアマソンコムに成るのが全社挙げての
目標です。
現在、弊社では読者を惹きつけるコントンツ作りを目指してウュブ
サイトの刷新を進めています。
永江と田口はすでに今季限りで廃棄することが決まりました。
これからは「百物語」がトレンドなので、>679様におかれましては
このような背筋の凍る話を弊社に書いていただきたいと待望しております。
謝礼については、弊社出版物の現物支給か図書券ということになりますが、
経営逼迫の折り、何卒ご理解ください。
681 :
無名草子さん :02/07/11 11:57
うまいなあ、みんな。 ワロタヨ。
悪意のある人間は大成できないんだって 君たちのことだよ
683 :
無名草子さん :02/07/11 15:52
へえ〜
>>682 >悪意のある人間は大成できないんだって
ランディそのものじゃん。(藁
十年に一人という、悪意の糞尿まみれの物件――それが田口ランディ。(w
686 :
無名草子さん :02/07/11 18:00
>蛆虫共が騒いでいるのだ 自覚してるんじゃん(w
猿は猿だと自覚してないがな
688 :
無名草子さん :02/07/12 00:22
>>682 ご自分のことをおっしゃってるんですね(藁
689 :
無名草子さん :02/07/12 00:26
>>682 >君たちのことだよ
「君たち」=田口ランディ、安モノ顕ワル、松田ノータリン猿人、デーブ犬城
690 :
無名草子さん :02/07/12 07:59
/⌒彡 / 冫、) / 人生、なるようになるのよ! /|. ` / < アタシは。そうやって、 | ヽ_// ) \ 生きてきたの | |3/ // | .| / / ゝ ┌○○┐ヾ\ |-†-†- |ヽ\ ゝ └──┘\_ゝ レ'⌒`-'\\ |-| ヽ) | | しヽ
691 :
太口ランナヴェーィ :02/07/12 11:10
ある時、太口は夢を見た。 その夢の中で、太口は猿になっていた。 森の木々を渡り歩き、人里に降りては畑を荒らし、家屋に忍び込んでは盗みをしている。 人間に追いかけられる事もあったが、獣なので、威嚇すれば、大抵の人 間はそれで怯んだ。 もちろん猿だから罪悪感もなく、ただ、自分の腹を満たす事だけ考えて 生きていた。 そもそも、これは夢で、自分が人間であるなどとは、微塵も考えてはいなかったのだ。 突然、目が覚めると、紛れもなく自分は、太口である。 奇妙な感じだった。 はたして、自分、太口が夢の中で泥棒猿になっていたのだろうか? それとも、自分、泥棒猿が、夢を見ていて、その中で人間・太口になってしまったのだろうか? 考えたところで、寝ぼけた頭は答えを出すことはなかった。
692 :
無名草子さん :02/07/12 16:15
ほんとにうまいねえ、みんな。 もしかしてプロの作家とか編集者もいたりして。
693 :
無名草子さん :02/07/13 00:28
いると思いますよ。 畜魔のマツダも反省がてら見にきたらいいのに(w
694 :
無名草子さん :02/07/13 00:36
末堕のマメ単に「反省」という単語はないのでしょう。 「反省」を知らない変臭腸だから、神蔵の『たまもの』 の第二弾なんかも放(ひ)り出すかも知れませんね。 『たまゆら』『たまもの』ときて、次は『たまきん』とか……。 末堕だけに、話を落として不始末ダ! チャンチャン♪
695 :
無名草子さん :02/07/13 15:56
それにしても、ほんとに末堕はお猿が2chで これだけ話題になっていることを知らないのですかね。
696 :
無名草子さん :02/07/13 16:02
末堕ノータリン猿人は、自分の眼力で世に出したと 得々と語っていた『たまもの』が トイレの汚物入れのなかの使用済みタンポンなみに 敬遠されている現実も知らない……。 現実感覚とかまともな社会性が 廃用萎縮してしまったんでしょうな。 筑摩の社屋を「サティアン」と呼ぶことにします。(笑)
697 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/13 16:33
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
698 :
なりすましの「かおなし」(笑)に告ぐ :02/07/13 16:36
>>697 ペンペンクラブさんはこっちには出てこないよ。
調子にのるな、ヴォケ!
スレを全部読み直して、出直して鯉!
699 :
訂正:なりすましの「クチナシ」(笑)に告ぐ :02/07/13 16:45
698ですが、
「かおなし」を「クチナシ」に訂正します。
ランディが千と千尋の「顔なし」を「クチナシ」と
勘違いしていたのは、多分に「死人のクチナシ」という
死者冒涜・盗作した奴が勝ち!という生活信条から出たものと思われ。
過去ログ倉庫にあった猿監視スレPart8から――
……………………………………………………………………
●ランディ、「クチナシ」なんておばけは「千と千尋……」には出てこないよ。
しかし、どうやったらカオナシ→クチナシってカンチガイできるかね?
それも自信たっぷりに。筑摩の校閲、もっとしっかりチェックすれ。
でもこれがそのまま出版されたらおもろいけど。
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/t010908.html
700 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/13 17:38
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
701 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/13 20:31
/⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ `,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´ iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf !キ、._ ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ. kkkkk / `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´ 'i、 i' ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_ | | ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi | | if! |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi | | ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi | | ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi | | iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi | | iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi | | iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、 | ガサガサ・・・ ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、 ,√ ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi `ヾ ´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,キi ;サ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,キi ,;#, |彡彡ノリリリリミミミシ ,キi ;メ'´ !彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、 ;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、 ;メ ``十≡=十´ `ヘ、 ノ ガサガサ・・・ .
702 :
無名草子さん :02/07/13 20:48
「知覚」の文章比較がアップされるのを誰よりも楽しみにしてる人がここに(w
703 :
無名草子さん :02/07/13 21:20
「知覚」は文章が難しいし、「混戦吐」との比較が出るのはちょい先。 楽しみだね〜♪ マスコミのみなーさんもこのスレは見てるのよウケケケケケ。
704 :
無名草子さん :02/07/14 00:21
芸のないAA貼りつけてないで原稿書けよ。 自分の頭で考えて、だぞ。パクルなよ。
705 :
無名草子さん :02/07/14 02:42
いやいや、ひょっとしたらAA貼ってイヤガラセしているのは 藤本あたりだったりして。(藁
*カオナシ クチナシ ナナシ どこぞの掲示板で、アタシがそのスレを荒らしていると言う噂がでているそうだ。 その掲示板は匿名であるのがウリなのに、なぜ、アタシだと決めつけるのかわからない。 もちろんアタシは、メルマガなどでお知らせの通り、海外に旅行中で、ネットに説毒する環境もないのだ。 ご存じのように、現在は雑誌連載の仕事はなく、旅行先まで持っていく仕事も無いのだ。 パソコンを持っていく理由もないのだ。 それなのに、アタシを誹謗、中傷する書き込みが続いている。 盗作、盗作と騒いでいるらしいのだが、全てが解決している今、そんな事を言われる筋合いも 無いのだ。 もし、盗作だというならば、きちんとした証拠を出し、そして盗作されたと言う人が訴えるべき なのだ。 今現在、そんな訴えはなく、何の問題も抱えていない。 そんな、アタシに、何の罪があるというのだろ?
707 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/14 11:33
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔. .
708 :
無名草子さん :02/07/14 12:01
>>705 「非常に不安定な精神状態をさまよった」挙げ句の犯行ですか。(藁
……ありそうで、シャレにならん。
709 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/14 13:10
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔. .
710 :
無名草子さん :02/07/15 00:28
またエロAAですか。芸がないですね(藁
711 :
名無しなでしこ :02/07/16 05:55
今日の神奈川新聞にランディのコラムが載ってた。 「ランディの〜」とかタイトルに名前入りで偉そう。顔写真まで入ってるぞ! もしかして連載ものか?? 今日初めて見たんだが。
712 :
無名草子さん :02/07/16 10:15
>711 うpおながいします。お手数ですが。
713 :
名無しなでしこ :02/07/16 13:50
>712 そうですね、せっかくだからあとでアップしましょう。
714 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/16 14:03
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
715 :
無名草子さん :02/07/16 14:28
この日記予想スレを必死で流したいのはランディ本人、主夫タツミくん、 畜魔の松田ノータリン猿人、鶴見つるむ子ちゃんのうちの いずれかだと思われ。 さぁーて。エロAA犯人は誰か?!(←みのもんた風で)
716 :
今日の神奈川新聞より :02/07/16 14:44
えーと、アプしていいんですかね? 私は特に魚ッ茶ではないので、もしかしたら既にどこかで発表されている 文章かもしれません。もしそうでしたら教えて下さい。 外出エッセイだったらかったるいんで途中でやめます。 「ランディ今を行く」慰霊の日に訪ねた沖縄 「日本語が通じるから誤解してるけど、沖縄は外国だよ。しかも島ごとに 違う国だ」 そう語ったのはタクシーの運転手さんだった。いきなり「外国」と言われて 返事に困る。 今回、沖縄全戦没者追悼式を取材するために沖縄を訪れた。 ダイビング以外の目的で沖縄に来たのは初めてで、私はとまどっていた。
717 :
無名草子さん :02/07/16 14:47
>716 ガイシュツではありません。よろしくおながいします。
718 :
今日の神奈川新聞より2 :02/07/16 14:51
取材となったとたんに沖縄が違って見える。 「沖縄は外国」と語る運転手さんの真意がわからない。 郷土への誇りなのか、それとも本土との隔たりなのか。 六月二十三日。慰霊の日の午前七時、沖縄本島南部で無縁仏が眠るという 「こんぱくの塔」に向かう。 すでに気温は二十七度。吸い込まれそうな青空。 お参りのご家族にまじって線香をたく。 身元不明者の遺骨を集めたという塔の周りには、たくさんのお供え物が並ぶ。 多くが手作りのごちそうだ。
719 :
今日の神奈川新聞より3 :02/07/16 15:06
続いてひめゆりの塔へ。 内部に設置された壕のレプリカの前で説明者の宮良ルリさんと出会う。 宮良さんは「ひめゆり部隊」の生存者の一人。 宮良さんの戦争体験の壮絶さに耐えきれず、そっと立ち去る若者も多かった。 それでも宮良さんは語り続ける。 「捕虜になるよりも自決することが国のためだ、そう小学校一年生の時から 教え込まれてきたのです。最後の米兵の呼びかけに従えば、みんな生きられたのに」 いつのまにか宮良さんは十八歳の少女に戻ってしまう。 暗い壕に向かって仲間に語りかける。仲間たちの思いを言葉にして解き放つ。 生者が死者を語ることもまた鎮魂なのだと知った。 県主催の追悼式が行われた平和祈念公園は真っ青な海を望む緑の丘にあった。 沖縄戦で亡くなったすべての人の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」と 呼ばれる百十六の礎が芝生の上に並んでいる。 米国人の礎の前に「我が父に捧ぐ」の花束。 大韓民国の慰霊団の方たちにはお酒やお菓子をいただいた。 国籍を越えて遺族が集い、皆それぞれの思いで青い海を見つめていらした。
720 :
今日の神奈川新聞より4 :02/07/16 15:16
式典会場には金属探知機が設置されていた。 式典はあまりにも形式的だった。慰霊ってどういうことだろうか。 一分間の黙祷(もくとう)中に、私はそんなことを考える。 沖縄の遺族の方たちには会場周辺の木陰にシートを敷いて、 たくさんのご遺族でお弁当を広げている。 生活に根差した先祖や肉親を敬う心。 死んだ人たちと一緒に時を楽しんでいる。 その自然な姿に私は単純にあこがれた。 沖縄には本土からの移住者も多い。 沖縄の魅力、ある人はそれを人間の優しさと言う。 ある人は神話の力という。何だろう。沖縄には確かに、とてつもなく 大切なものがある。私が得られなかった何か。命の根っこ。生きた鎮魂の文化。
721 :
今日の神奈川新聞より5 :02/07/16 15:21
同時に、沖縄には現代日本が抱える問題が凝縮されている。 戦争、基地、失業、自然破壊。 沖縄文化のいとこ取りをしようとした私は、沖縄の複雑さに接し途方に暮れた。 「ほんとうにきれいな海だねえ」 滞在中、私はくり返しつぶやいていた。海は理屈じゃない。 沖縄の自然は日本の宝。子供たちへの贈り物だ。 沖縄で何十人もの方からお話を聞いても、私が確信できたのはまだ、それだけだった。 ・・・・終了です。
722 :
無名草子さん :02/07/16 16:14
>>721 >沖縄の自然は日本の宝。子供たちへの贈り物だ。
いくらなり切って書こうとしても、
これほどまでに陳腐な文章は無理だ〜。
723 :
無名草子さん :02/07/16 16:27
神奈川新聞の紹介、乙カレー様であります。 ひどい文章だし、完全にひとをバカにしてますね。>ランディと神奈川新聞 で……このエッセイの核心は―― ----------------------------------------------------------- 「ほんとうにきれいな海だねえ」 滞在中、私はくり返しつぶやいていた。海は理屈じゃない。 沖縄の自然は日本の宝。子供たちへの贈り物だ。 沖縄で何十人もの方からお話を聞いても、私が確信できたのはまだ、それだけだった。 ----------------------------------------------------------- ……あまりにも酷い。(絶句)
724 :
無名草子さん :02/07/16 16:37
いつも「わからない」を繰り返し、最後は自分の感想だけに 持って行くな。こいつ。しかもその感想が「きれいな海だね〜」ときた。 沖縄まで取材にいってこれか。 成長しろよ。
725 :
今日の神奈川新聞より :02/07/16 16:50
最後から5行目タイプミスしてました。 いとこ取り→いいとこ取りです。 その他は句読点全て忠実にうつしました。掲載されたのは文化面です。 この人の本読んだ事ないんですけど、何か賞を取った有名な作家なんですよね? とりあえず沖縄の海が好きな人ということはよくわかりますたが…(w どこが取材旅行に出したんでしょうか?まさか神奈川新聞?
スマソ。神奈川新聞の話題は、盗作猿監視スレのほうで展開してくださいませ。 このスレは日記その他のランディの書き物を予想して楽しむ趣旨ですし、 もうスレの残量がわずかなので、大事に使いたい……ということで ご協力お願いします。 それからバカ擁護ちゃんゑ忠告。 糞AAを貼ると、ランディとタツミくんと筑摩書房と 松田ノータエリン猿人と鶴見つるみ子の人格的評判が落ちる だけなので、いいかげんにヤメたほうが身のためだよ。
>人格的評判が落ちる すでに落ちているので大丈夫です。
728 :
無名草子さん :02/07/16 18:41
ワロタ
729 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/16 19:44
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
>>729 こらこらバカ猿、汚い名刺を貼ってあるくナヨ。(爆
731 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/16 21:03
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
732 :
無名草子さん :02/07/16 22:51
このエセーの肝は、陳腐というようなところにあるのではない。 例えそういう文体でしか書けないとしても、です。 とりあえず、夏の沖縄の墓地で線香が香っている情景は浮かぶ。 そして意識しているか、してないかは知らないが、 タクシー運転手、ひめゆりの搭の解説者、慰霊団の人々と 目線を同じ高さにしようとしている。 つまり大上段に構えるでもなく、第三者として分析しつくすでもなく、 沖縄にあえて更なる思想的意味付けを与える事にチャレンジするでもなく、 なんだか、幼い子供の視点で書こうとしてるところが逆にヤーですよ。 なんの覚悟もひねりも地平も開かねぇものなあ。こういう印象雑記って。 自分は安全地帯でピュアなままだし。 慰霊団に対しての語尾の丁寧語って彼らに配慮したのではなく、 白いブラウス着ればおのずと仕草が乙女になってしまいますわね、 そういう脆弱なエセ繊細さ気分が盛り上がっただけなんだと思われ。
733 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/16 23:24
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734 :
無名草子さん :02/07/17 00:22
飽きもせずエロAAですか(ため息) 本当に芸がないんですね、かわいそうに。
735 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/17 00:43
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これは酷いお猿さんですね
737 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/17 01:22
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
738 :
無名草子さん :02/07/17 01:32
*なんとなく リライトしたい 夏の夜 「日本語が通じるから誤解してるけど、沖縄は外国だよ。しかも島ごとに 違う国だ」 そう語ったのはタクシーの運転手さんだった。いきなり「外国」と言われて 返事に困る。郷土への誇りがそう語らせるのか。それとも本土との隔たりなのか。 今回は取材で来ているのだから、もっと詳しく話を聞かせてもらうべきだった のかもしれない。 そう、今回沖縄を訪れたのは、沖縄全戦没者追悼式を取材するためなのだ。 ダイビング目的でもなく、屋久島の杉を見るためにでもなく、沖縄を訪れるのは 初めてで、私は戸惑っていた。取材となったとたんに沖縄が違って見える。 六月二十三日。慰霊の日の午前七時、沖縄本島南部の「魂魄(こんぱく) の塔」に向かう。戦後、山野に散らばっていた遺骨が集められた納骨所だ。 すでに気温は二十七度。吸い込まれそうな青空。 お参りのご家族にまじって線香をたく。 住民が敵味方の別なく収集した遺骨の眠る慰霊の塔の周りには、たくさん のお供え物が並ぶ。多くが手作りのごちそうだ。 〈中略〉 式典会場には金属探知機が設置されていた。 ひめゆりの塔で宮良さんのお話を聞いて間もない私には、式典は形式的に 過ぎるように感じられた。慰霊ってどういうことだろうか。私はどうするべき なのだろうか。一分間の黙祷(もくとう)中に、私はそんなことを考える。 沖縄の遺族の方たちは会場周辺の木陰にシートを敷き、大勢で集まって お弁当を広げている。生活に根差した先祖や肉親を敬う心。死んだ人たちと 一緒にこのひとときを過ごす。その自然な姿に私は憧れに似た思いを寄せる。 沖縄には本土からの移住者も多い。沖縄の魅力、ある人はそれを人間の 優しさと言う。ある人は神話の力という。何だろう。沖縄には確かに、 とてつもなく大切なもの、私が得られなかった何かがある。命の根っこ。 生きた鎮魂の文化。 同時に、沖縄には現代日本が抱える問題が凝縮されている。戦争、基地、 失業、自然破壊。沖縄文化のいいとこ取りをしようとしてきた私は、沖縄の 複雑さに接し途方に暮れた。 「ほんとうにきれいな海だねえ」 滞在中、私はくり返しつぶやいていた。海の存在は理屈を超えて眼前に広がる。 沖縄の自然は日本の宝物。未来を生きる子供たちにしっかりと手渡さなければ いけない贈り物だ。 沖縄で何十人もの方からお話を聞いたが、私が本当に理解できたのは、まだ それくらいだ。
739 :
無名草子さん :02/07/17 01:56
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔.
740 :
無名草子さん :02/07/17 02:22
ランディまんまエセーと、リライトエセーを読み比べ、 まんまエセーが何故ヤーなのかわかりました。 ランディは、沖縄行ったが実は何も見ていない。 困る。とまどっていた。なんだろう。 のフレーズは、自分の視点を確定させることを 避けたからでしょう。 リライト文のように、文脈を確定して切ると、自分の印象を伝える情報量が限定されます。 それをランディは、陳腐なものに感じてしまうのだろうと思いますね。 広告業界で文章の切りバリをしていますと、一見して印象深いキャッチな言葉にのみ 反応します。平凡なフレーズを重ね、文脈で重層化していく手法を身につけていないために 陳腐化を避けようとして逆にその陥穽にはまった例でしょう。 伝えるべき印象が大きすぎて自分の中でまとまらないままに書いたか、 あるいは、最初から伝えるべき印象などないために自分の情趣に酔ったフレーズを 重ねたのか、一読してそれは明白です。 この人は、実は沖縄になんの印象も抱かなかったのだと思いますよ。 この人が今、最大にその瞬発力で書こうとし、書けるテーマは ご自分の「盗作」。 これしかありません。 そしてその顛末をすべて書ききったとき、本物のエッセイストに成れるのだと 思います。
741 :
無名草子さん :02/07/17 03:57
>>740 すばらしい洞察。神奈川新聞に投書してくだされ。
742 :
nanasi :02/07/17 04:03
>>738 ごめんね、つっこんでいい?
屋久杉は沖縄じゃなくて鹿児島だよ♪
743 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/17 05:38
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔.
>>742 あ、そうですわ。わざわざ追加しておきながら……恥ずかしー。
沖縄で山歩きもというイメージがあったのですが、
記憶のねつ造だったような。
745 :
無名草子さん :02/07/17 09:14
AAコピペ厨は3時間半しか寝なかったようだな。 もし本当に、たつみ君のしわざなら、キミ早死にするぞ。 バカな猿嫁のために不当な妨害に命をかけるなよ。まったく無意味だぜ。 たつみ君でないとしても(以下同文)
746 :
無名草子さん :02/07/17 09:43
このAA、文学板でも予想スレでもおんなじ(男根、少女、ごきぶり)。 つまり同じヤシがぺちゃぺちゃ貼っているわけだな(藁 するってーと、やっぱりお留守番部隊かな
言葉たらずだったんで、以下に補足ね。 バカな猿嫁を擁護しようとして、盗作監視活動に不当な妨害 ばかりしているけど、そんな擁護行為に命をかけているなんて バカバカしいぞ。いくら擁護しても、盗作の事実は消えないし、 隠そうとすればするほど醜態を晒すことになるから、まったく 無意味だぜ。
748 :
日本盗作家ペンペンクラブ :02/07/17 12:41
ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔.
749 :
無名草子さん :02/07/17 13:10
>748 ば〜か(藁
750 :
無名草子さん :02/07/17 15:34
このAAは削除依頼しないで晒し刑に処すことにします。 そして生々しいAA妨害をいずれ公衆の面前で笑いものにしますので、 こういう恥ずかしいAAを貼り続けた奴は覚悟して下さい。
751 :
無名草子さん :02/07/17 16:38
752 :
無名草子さん :02/07/18 00:33
とりあえずバカエロAA貼りつけは止まったようですね。
753 :
jkjjj :02/07/22 09:07
age
∧_∧ (・∀・∩)パクルなよ! (つ 丿 age ( ヽノ し(_)
∧_∧ (・∀・∩)おきにいり! (つ 丿 age ( ヽノ し(_)
756 :
無名草子さん :02/07/25 00:24
新作先取り期待age
757 :
谷口ランデーィ :02/07/26 18:32
*真夏の 夜の おすぎとピーコ これは、つい最近に連続してアタシが経験した不思議な話だ。 台風の直撃を受けている真っ最中に、友人達と湖にキャンプに行った。 みんなそれぞれに忙しく、時間の調整をなかでのキャンプの為に、台風如きで 中止する訳にはいかないのである。 すでに食材やら、酒やらなんやら用意してしまっているのも、中止の出来ない 理由だったりする。 キャンプ当日の朝、思った通りのどしゃ降りで、友人達からアタシの携帯に ひっきりなしに電話が掛かってきた。 「この雨の中、本当にいくんですか?」 「行くに決まってんじゃない。風は大したことが無いから、テントを張ってし まえば何とでもなるわよ!」 「そうですかねぇ…」 明らかに、キャンプに行くのが嫌そうな声だった。 「何?アタシとキャンプに行くのが嫌なわけ?」 「そ、そんなことは無いですけど、これだけ雨が降っていると、現地に行った らもっと凄いことになってんじゃないかな?と思いまして…」 「そんなの、現地に行って見なきゃ分かんないでしょ?大丈夫だって、アタシ って、晴れ女だから、キャンプ場に付いたら、快晴よ」 「…わかりました」 同じようなやり取りを何度かしているうちに出発の時間になった。 車に乗り込む為に外に出ると、雨足がいっそう酷くなった。 その時に、ダンナがアタシの方をチラッと見て、口元だけで、ニヤと笑ったの を見たときに、コイツ、ぶん殴ってやろうかと思ったけどやめた。 待ち合わせ場所のコンビニの前に集合し、何台かの車に分乗してキャンプ場を 目指した。 半分も来る頃には、酷かった雨も小降りになり、これならキャンプするのには 気温も高すぎないので快適だろうと思った。 やっぱり、アタシは晴れ女なのだ。 二時間かけて山道を走り、キャンプ場についた時点では、曇り空だが雨は降っ ていなかった。
758 :
谷口ランデーィ :02/07/26 18:33
続き 男達にテントを張らせ、焼肉の用意が出来るまで、アタシは車の中で寝ること にした。 前の週は忙しく、睡眠時間が足りていないのだ。 寝て起きると、既に日は沈み、あたりは暗くなり、焼肉の準備も出来ていた。 途中、何度か大雨が振ったらしく、炭焼きコンロを移動したりして大変だった らしいのだが、ぜんぜん気がつかなかった。 宴が始まり酒池肉林。 カルビにホルモン、ビールにウオッカ。 キャンプと言うより、野外飲み会と言うのが本当は正しいのだろうが、そんな 事は大した問題ではないのだ。 事件は起きた。 その時は、まだそれほど酔ってはいなかった。 あたりは既に暗く、ランタンの明かりが、私や友人達の顔を照らしている。 ふと、背後にひとけを感じた。 その時は。回りの友人達との会話に夢中で、それほど気にしていなかったのだ が、私の後ろを黄色い服を着た男の子が走り回っていた。 友人達の中の誰かの子供だろうか? その時は、単純にそう考えたが、友人達の子供の中に男の子はいないことを思 い出した。 それでは、他のキャンパー達の子供だろうか? そんな事を考えながら、振り返ると、ほんの少し前、まで走り回っていたいた はずなのに、そこには誰もいなかった。 アタシはこれまで、幽霊なんて見たことが無かったし、 この先も見る事なんて無いと思ってた。 けど、生命の神秘やシャーマンと触れあっているうちに、その才能が開花したのかも 知れない。 世界は無限に広がっている。 アタシはどこに行こうかしら?
真作はまだですか?
760 :
無名草子さん :02/07/29 00:33
マターリ待ちましょう
田口ランディ(作家) 広告代理店、編集プロダクションを経て 90年代半ばより作家として活躍。ニフ ティーBBS時代からの同人活動やメー ルマガジンで一躍有名に。数々の文芸賞 受賞の他に直木賞候補にまでなった 凄い人。かと思いきや、ここ最近のうちに続々 と発覚する盗作パクリ疑惑の嵐。実際に 盗作を認めて謝罪したり書き直しをした 作品まで出てきた途端、連載作品がバタ バタと打ち切りに。著作権の壁の厚さを 肌で感じている、今一番熱い作家。
762 :
無名草子さん :02/08/04 15:29
角川書店から「ハーモニーの幸せ」という本が出ます。 今までのメルマガをまとめたもので、 本当に自分の書きたいことだけを凝縮した一冊になりました。 担当の滝澤さんにもほめていただけて、とてもうれしいなあ。 滝澤さんはお父さんがとても有名な作家で、 私も何冊か読んだことがあるのだけど、 知性はDNAに組み込まれて遺伝するのだと思った。 周りにせかされるように原稿を書きまくらされていた頃とちがって、 今はのんびりと本当に気に入った仕事だけをしているので いい編集者のいるいい出版社と末永くおつきあいさせていただこうと思う。 この間行ってきたアルタイで得たイジマネーションも、 滝澤さんと一緒に何かの形にしていけたらいいな。 生きることは出会うことと分かれることだといつも思ってきたけど、 こんな素晴らしい出会いがあるから、つまらない人間に費やす時間はない。 つまらない人間とはどんどん分かれることで、素晴らしい出会いがあるのだ。
763 :
無名草子さん :02/08/06 23:32
うだるような暑さの中、私は一冊の本を前に途方にくれていた。 その本とは、田口ランディが書いた「ハーモニーの幸せ」という本なのだ けれど、友人が面白いから読め読めと言うので、大枚1300円をはたいて買って みたのに、これがちっとも面白くないのだ。 友人がゲラゲラ笑いながら勧めてくださったので、さぞかし笑える本なの だろうなあと期待して買ったのに、どうにも笑えない。 不愉快なような、イライラするような、そんなイヤな気分になるのだ。 たとえば、この本の作者は、私はアメリカの最後の愛人だったけど、数年 前からアメリカには幻滅していて、って言うんだ。そう思うようになった きっかけは、ヴェトナムに旅行したことだったんだって。そこでアメリカが どんなひどいことをしたか、知ったからだと。 あれれ、と思った。若い子がこのようなことを言うならわかるんだけど、 この人は1959年生まれだって、自分でそのコラムに書いている。その年で ヴェトナム戦争のことを、それまで知らずに生きてきたなんてすごいなあ。 だって、同じくらいの年の私は覚えている。ニュースやデモで、リアルタイムに見てきた 時代の出来事なんだ。 それだけならまだいい。私がぶったまげたのは、この人が観音様のことを ブスだブスだと書いていることだ。廃虚で見つけた観音様のことを、 >正直なところ、その観音様はとても美人とは言い難かった。ブタマンの >ような顔である。観音様の顔をブスだと行ったら罰が当たるだろうか。 >だけど、ケバくて品のないお顔だった。 なんて書いている。私は決して信心深い方ではないが、この箇所を読んだとき には、い、いいの、こんなこと書いて?と、まるで自分が万引きを見つけられ た高校生のようにドキドキした。 我慢できなくなった私は、私にこの本を勧めたマリコに電話をかけた。 「ちょっと、あんた、どういうつもりよ」 「はあ? ああ、あの本、笑えなかった? 悪い、悪い」 「笑うどころじゃないわよ。なによあれ。どうして神社や仏閣めぐりが 好きな人が、観音様のことを、ブスとかブタマンとかブタ鼻とか言うの?」 「ふーん、ブタ鼻とか言ってたんや。あはは。他人のこと言ってる場合か」 「言ってる場合じゃないって?」 「うん、あれを書いている本人がな、鼻の穴がデカいんや」 私はだんだん事情が飲み込めてきた。つまり虐待の連鎖と同様のことが、 ここで起こっていたのだ。この本を書いた作者は、他人から「ブタ鼻」と 言われ続けてきたのだろう。同じことを他人に向かってやってしまうよう になったのだ。いや、観音様は人じゃなくて、他仏か他観音か。 「なんや、あんたそないに信心深かったんか。まあいいやないか。 こいつは自分でも『私は下品なバカ女』って書いているんやから。 普通の人は謙遜で言うんやけど、あいつの場合はそのまんまってことや。 あの女、人間相手にもちょくちょくひどいこと書いとるで。少々のこと 言われても気にしない仏様相手にブサイク言うくらいはいいほうや」 そうなのだろうか。そういうものかもしれないが、私にはよくわからない。 神仏を信仰するって、神仏に祈るってどういうことなんだろう。 なんだか難しい宿題をもらったみたいだ。
764 :
無名草子さん :02/08/07 11:26
んまい! この「私」は田口そのもので、読んでるものがまた田口。 ぐるんぐるんしますな。
765 :
無名草子さん :02/08/08 00:28
まさに“ぐるぐる日記”なわけですね。
次は”くれくれ日記”
767 :
無名草子さん :02/08/11 20:12
自分のことは棚に放り上げて日ハム批判日記きぼん
768 :
無名草子さん :02/08/13 19:00
770 :
無名草子さん :02/08/28 00:37
ひどいね このスレ
771 :
無名草子さん :02/08/28 00:56
また1が出てきたよ。
文庫でこいつの本たくさん出てるけど、最近はもしかして入試や模試に 出て来たりしてます? 盗作は別にいいですよ プレッシャー感じて魔が刺すことぐらい誰でもありますからね