【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレvol.5

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1イラストに騙された名無しさん
ここはラノベ新人賞を目指すワナビが作品を晒し感想を貰うスレです。

・投稿は専用ロダにTXT形式で。1レス(4KB)におさまるならスレに直貼り可
・他サイトリンクはTXT直リン以外スルー
・荒らし煽りはスルー
・感想は自由
・感想にはなるべく感謝を
・晒したものがこきおろされても泣かない
・晒し人から返事や感謝がなくても気にしない
・感想への批評はNG。他人の感想に違和感があれば、晒しへ直に自己流感想をつけるべし。
・次スレは>>970が建てる

【専用ロダ】
http://wannabee.mine.nu/uploader/
2この名無しさんがすごい:2007/08/23(木) 19:16:04 ID:gz33NJuL
関連スレ
新人賞@ラ板 ワナビ頭を221(つつい)てみれば
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1183202974/
新人賞@ライトノベル Vol.17
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1171513969/

【避難所】
小説曝し板@したらば(通称:したらば※個人運営サイト)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2689/1173435385/

前スレ
【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレvol.3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1177770084/
【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレvol.2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1174554563/
【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレ
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1171881504/
3この名無しがすごい!:2007/08/23(木) 19:19:59 ID:jTT3xbjZ
【関連スレ】
新人賞@ラ板 壁にメアリー障子233(にみみ)あり
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1187795145/
SD・MFJ・富士見・スニーカー・電撃総合スレその5
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1180518658/

【避難所】
小説曝し板@したらば(通称:したらば※個人運営サイト)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2689/1173435385/

前スレ
【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレvol.4
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【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレ
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4この名無しがすごい!:2007/08/23(木) 19:21:32 ID:jTT3xbjZ
◎晒し用テンプレ
---ここから------------------------------------------------
【アドレス】
【ジャンル】
【タイトル】
【評価基準】
【改稿】
---ここまで------------------------------------------------

(説明)
【アドレス】 …あぷろだのアドレスを書いてください。必ずテキスト形式(.txt)で!
【ジャンル】 …作品の分類です。(例:学園モノ、ファンタジー、ミステリー、ホラー、不明)
【タイトル】 …作品のタイトルです。晒し用に適当なタイトルを付けてください。
【評価基準】 …どこを見て欲しいか、どういった感想を求めているか書いてください。
         (例)文章を見て欲しい、キャラが立っているか見て欲しい、駄目なところを指摘して欲しい 等
【改稿】 …改稿してもいいなら「可」、してほしくないなら「不可」、もしくはこの項目を削除。
5この名無しさんがすごい:2007/08/23(木) 19:26:46 ID:gz33NJuL
前スレ
【ラノベ】自分の作品を晒し感想を貰うスレvol.4
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◎晒し用テンプレ
---ここから------------------------------------------------
【アドレス】
【ジャンル】
【タイトル】
【評価基準】
【改稿】
---ここまで------------------------------------------------

(説明)
【アドレス】 …あぷろだのアドレスを書いてください。必ずテキスト形式(.txt)で!
【ジャンル】 …作品の分類です。(例:学園モノ、ファンタジー、ミステリー、ホラー、不明)
【タイトル】 …作品のタイトルです。晒し用に適当なタイトルを付けてください。
【評価基準】 …どこを見て欲しいか、どういった感想を求めているか書いてください。
         (例)文章を見て欲しい、キャラが立っているか見て欲しい、駄目なところを指摘して欲しい 等
【改稿】 …改稿してもいいなら「可」、してほしくないなら「不可」、もしくはこの項目を削除。
6この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 01:35:41 ID:K1W6Qk51
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0766.txt
【ジャンル】ファンタジー・脱出系?
【タイトル】夜空へ
【評価基準】長編の冒頭になる予定です
とりあえず小説として成立しているかどうか
人に読んでもらったことがないので、どの程度かけているのかわからないです
自分なりにきちんと推敲はしているつもりです
【改稿】お願いします
7この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 03:00:00 ID:0zC7/u2D
>>6
百合か! なんて思ってしまいました。
この二人の関係、あやしすぎです。

「小説として」って、結構、判断が難しい基準だけど、
読めるか読めないかと問われれば、読める。
説明的な言葉が少なくて、読者の「謎」をあとから解決していく書き方のおかげで、どんどん読めた。
つーか、読まないといられなかった。
けど、ちょっと、伏せてる物が多すぎて、ストレスかも。この話の続きがしょぼかったら、読者が本を投げちゃいます。

明らかに男性向けでは無いっぽいので、「テーマはどうか」とかは言いません。いえません。
87:2007/08/24(金) 03:22:44 ID:0zC7/u2D
>>6
続きます。内容は俺にゃ評価できないので、技術的に。

まず、upされたのはプロローグと一章の冒頭みたいだけど、
時系列は逆になってるんだよね。そこが解りづらかった。
例えば、第一章の冒頭に「遭難したのは、七日前のこと」みたいな一文を入れれば分かりやすくなるかも。

さて、文章について
 飽きることなく延々と瞬きを続ける星たち。
       ↓
 飽きることなく延々と瞬き続ける星々。
に直した方が良くない?
女性的な文章が長所でもあるけれど、こんな風に全体的にもう少し歯切れ良くした方が。

 「逃げるの。ここから」
このセリフ、島に何かしら主人公への脅威が有って逃げようって話だよね。
そうでなければ、「帰る」とかが正しいと思う。


もー、読み返すごとに思う。ちょっと二人の関係が耽美的すぎ。
むしろ、これで百合に走らなかったら許せないかも。
9この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 04:48:06 ID:bJvZOa/z
>>6
 文章に破綻もないし、一定のレベルには達していると思う。基礎はできているようだ。 
 誤字は「書き分けて」くらいかな。

 冒頭、無人島(?)の孤独さとか静けさとかをもっと前面に出してから二人目を登場させると
より引き立つのでは。
 夜空を通じて空間の広大さを書いているが、他にも鳥や虫の声、風や波の音なんかも使える
と思う。

>>(略)続ける星たち。そのあいだに広がるふんわりとした闇。そのさらに向こうの無限の闇。
 星々の間の闇の向こうの闇って?
 主人公と星々の間の闇と、さらに向こう側の闇という意味だろうか。

>>それはこの島に着いてから毎日のように
 食料なんかはボートに積んでたのか、自給してるのか。

 後半は特に問題ないと思う。小説として読むことは十分できる。ただ後半に限らず視覚に頼った
描写が多いので、味覚、嗅覚、触覚、聴覚系の描写も追加で増やすといいと思う。このままじゃ
作品が無音だ。
 その意味では、主人公がサエコの匂いを嗅ぐところは秀逸だった。
 次は手触りだ!
10この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 08:35:51 ID:PgeDXNOt
>>6
うーん、第一行目で読む気を無くした。

>あいかわらずの星空だった。

「あいかわらず」というのはうんざりした様子を含んでいるから、
星空に対していきなり何の説明もなくうんざりしている主人公に同調できない。
他のレビューを見る限りでは無人島に遭難した男女らしいが、まず第一に絵的に地味すぎてどうも……。
読者は別にあなたの本が読みたいわけじゃないので、最初をちらっと読んで面白そうなものが見えてこないと閉じちゃうよ。

流し読みで見ると「わたし」と開いているのがなんか鼻につくというかなんというか。
女なら「あたし」だし、その辺を分かっていると踏まえて考えると「私」としない所に無駄な読みにくさを感じる。

>わたしの唇が動いて〜本当に好きなのね」

ここが混乱した。一人称でありながら主人公らしき「わたし」が視点と同一の意思によって動いてないかのような描写。
11この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 09:46:34 ID:dVQtLBdt
>>10

あい‐かわらず(副)
以前と同じように。今までどおり。
「―元気でやっています」「―の貧乏暮らし」

別にうんざりとした様子なんぞ含んでないだろ
せめて辞書でも引いたら?
12この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:03:20 ID:PgeDXNOt
>>11
ヒント:「あいからわずの貧乏暮らし」
13この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:10:00 ID:0Ec5nJPK
>>12
自分に都合のいいところだけ抜き出すのはなんで?
14この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:16:00 ID:Ia93E03R
>>12
いやさすがにそれは偏見だろう。
「あいかわらずに元気でやってるかい?」なんて訊くけど、
うんざりした感じなんて含んでるなら嫌味だぞ、これ。
それは「貧乏暮らし」のイメージで錯覚してるだけ。

>>6
一行目はいらない。
あいかわらずと言ってるわりに、いつと比べてるか分からないから。
どのときと比べて「あいかわらず」と漏らしたんだ?それが判らないから意味不明だ。
15この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:16:18 ID:dVQtLBdt
>>13
だから、あいかわらずってのはあくまで
『以前と同じように。今までどおり』って意味でうんざりした様子なんぞ含んでない
たまたま用例に貧乏暮らしがきたからどうだってんだ?
あなたちょっと頭弱いよ
167:2007/08/24(金) 10:17:47 ID:0zC7/u2D
>>11
ちょいと一言。
たしかに「あいかわらず」で辞書引いたらマイナスの意味は出てこないんだけど、

広辞苑では「あいもかわらず」だと、あざけりとかを含んでくるらしい。


この星空パート。作者にどんな意図があるのか解んないんだよね。隠喩になってるっぽい感じなのだけど、雰囲気で書いてるだけのような。
けれど、ずっと変わらない星空が、ずっと変わらない自分たちの閉塞した状況の暗喩なら、
もっとうんざり感を出しまくってしまった方が。
このままだと、どうにも一貫しない。
1715:2007/08/24(金) 10:18:52 ID:dVQtLBdt
失礼
>>13 ではなく >>12 だった

あと必要以上に喧嘩腰だったごめんなさい
18この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:35:52 ID:9uL1cmIC
大事なのは辞書の意味よりは日常的なイメージでは?

あいかわらずの星空
という響きには、うんざり的な意味合い感じるけどな。
19この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 10:50:36 ID:PgeDXNOt
辞書の意味だけを厳守してたら小説なんて書けないというか、因果関係が逆だしな。

辞書は巷に広まっている言葉の用法などをまとめた本であって言語マニュアルじゃないし。
そうじゃなきゃ美人は未だに男性のみに使う言葉だし、美少年は女の子にも適応されているはず。
20この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 11:08:41 ID:Ia93E03R
>>16
それは「も」が否定を強めてるから。


つか、変化を求めてるかどうかでうんざり感が変わるわけですが、その辺は大丈夫?
「あいかわらずのようで安心した」なんて使っちゃいけませんか。
相手が元気でやな気持ち?だったら挨拶なんてしないわさ。

まあ否定によく使う言葉ではあるけどね。今回は否定的じゃないから、
自身の中の語のイメージに引っ張られちゃいかんと思う。
場外乱闘に過ぎるレスの応酬ですが、源義を考えておかしくなければいいんじゃない?
217:2007/08/24(金) 11:17:30 ID:0zC7/u2D
>>20
いや、俺は今のところ良い悪いまでの確固たる言及はしないけどさ、
もし隠喩であるなら、
「あいかわらずの星空(島に閉じ込められた、変化の無い状況)には、もう、うんざり。私は島を出るの」
って風にも取れると言いたかったんだ。
22この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 11:53:37 ID:IBWKC/18
オリは『自身の中の語のイメージ』を頼りに文章書くけどね。
それで辞書引きながら間違ってたら改めたりとかする。
別にそれだけが正しいなんて言うつもりはないけどね。
23この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 12:15:08 ID:K1W6Qk51
まずは呼んでもらったお礼を、ありがとうございます
>>6-7 
>伏せてる物が多すぎ
そうかもしれないです。冒頭で書いたことが読み進めていくうちにわかって
くるようにしているので。
でも、歯切れの悪い文章でこれだとまずいのかもしれません。
もう少し、最初から状況がわかるような工夫をしてみることにします。

>>9
>視覚に頼った描写が多い
これにはまったく気づいていませんでした。非常に参考になります。

>>10
厳しいですね。一行目、いきなり何の説明もなく「あいかわらず」は
変えてみることにします。
「わたし」のほうが読みやすいかな、と思っていたのですが、
読みにくかったみたいですね。
7の方の指摘した歯切れの悪さに繋がっている部分かもしれません。
24この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 12:24:19 ID:K1W6Qk51
補足です。
「あいかわらず」は、島から出られない状況、そこでの変わらない景色
も踏まえて「あいかわらず」としたのですが、これだけみなさんが
疑問に思う表現になっているとは思いませんでした。
冒頭は主人公はうんざりしているけど、サエコはうんざりしていないという状況です。
その辺のあいまいさも、わかりにくかった要因かもしれないです。
25この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 12:54:24 ID:1MI+HeCl
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0767.txt
【ジャンル】SF
【タイトル】空と海の間
【評価基準】駄目なところを指摘して欲しい
【改稿】可
 某所でPN付きで公開したことがありますが、特定はご勘弁を。
26この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 13:11:40 ID:t0V5O03x
>>25
短い科白の応酬が無性に気になる
27この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 13:30:41 ID:+Jh2j7Wd
>>25
自分のようなゆとりにはこういう下手に奇をてらわない文章には好感が持てる。
世界観が最初よう分からなかったけどすぐに説明出てきたし、
なんか全体的に親切心が垣間見られていいね。
つうかレベル高くねこれ?
28この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 14:20:05 ID:PgeDXNOt
>>25
好みで分かれるだろうなぁ。
子供の目線で書かれた物語で、おそらくその先にあるシリアスなストーリーを感じさせようって手法だと思うんだけど、
その見せようとしているストーリーそのものが面白くなさそう。この部分が一番分かれるところだと思う。
なによりテーマが「自然を大切に」なんてのはありがち過ぎる。

作品そのものが何をどうやって見せたいのかよく分からない事自体も問題だけど、なんか色々とツッコミ所満載なのかどうにも。
地球が何らかの原因で人間の住めない惑星になった。ただいま復旧中らしいというのは分かるけど、
そのコロニーに住んでいる奴等は相当な余裕を持ってるよな。
人が地上の支援無しのまま十年単位で生きられるほど広大な場所(しかも回転軸付近のスペース剰らせまくり)を用意し、
かつそこに(幅は分からないが)円周の半分ほどを使う巨大な「海」という名の娯楽施設を建設している。宇宙での水の価値は相当なものであると予想されるのにも関わらず。

子供達の価値観も不自然だし、大人が地球に戻そうとしている理由もよく分からない。宇宙で生活が可能なら、宇宙で生活すればいいだけに見える。
面白く出来そうな追加要素をいくつも思いついちゃうから、この作品を俺は高く評価できないな。
29この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 14:35:52 ID:jf0vjlv1
>>25
気になったこと
さすがに一文で百文字近いところは直したほうがいいと思う。
シロンの描写で「〜ような」ってのはおかしくない?
起動エレベーター

感想
スペースコロニーって言われるまでは地球空洞説だと思ってた。
むしろ地球ですらないだろうとか考えた。
登場人物が人型なのかどうかすら疑ってた。

これに手直し入れて十年後くらいの話を長編で書いてほしいかも。
30この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 15:42:27 ID:RG8mtABV
>>25
文章力は俺よりも上ですらすら読める。
が、物語にはかなり矛盾をはらんでいる。
SFを書くのならばSF考証が必要。もう少し古典などに触れてみてはどうかな?
俺もSFを書いている。そういう意味では頑張って欲しい。
31この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 15:44:32 ID:RG8mtABV
>>6
カットバックする必要性がわからない。ここは素直に時系列順に書いてみてはどうかな?
女性的文体は好み。文体を生かして物語を展開していって欲しい。
32この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 16:14:58 ID:lgsYALei
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0768.txt
【ジャンル】バトル
【タイトル】仮面舞踏会<マスカレード>は終わらない
【評価基準】冒頭の冒頭です。ラノベとしてどうか。文法はどうかをお願いします。
【改稿】どんどんしてください
33この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 16:24:49 ID:RG8mtABV
>>32
必要な描写が抜け落ちて独白だらけになっている。
繰り返し言うがベットではなくベッド。俺なら寝台とでも書くが。

> 真っ白な部屋の真っ白なベットの上で真っ白な服を着て真っ白な髪の色をしている少女は、何時もと変わらぬ元気そうな病人に見えない笑顔でそういった。

冗長。
俺ならこう書く

 真っ白な部屋の片隅に置かれた純白のベッド。その上に座る白い服を着た白髪の少女は元気そうな笑顔を見せた。
34この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 16:54:44 ID:6FDqYDQB
>>32
>>33もあげてるこの部分は詩的な感じにしたいのかな?
だとしたら、

真っ白な部屋。真っ白なベッド。真っ白な服。真っ白な髪。
白に包まれて、少女はいつものように明るく笑う。

って短文にしたほうが文章的にはスッキリして見た目もきれいかも。
意味も通じるし。
35この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 17:24:52 ID:fb8pXvoK
>>32
いろいろと無理がありすぎる。文章も設定も。
36この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 18:51:00 ID:0zC7/u2D
>>25
俺、こういうのすごく好き。

けど、心を鬼にして駄目なところを。
まず、名前。途中でケンジとかピーターとか出てきたけれど、ちょつと安直過ぎる名前の気がする。
多国籍な名前が混ざってるって、まあ、アリだとは思うけれども、
並べてもあんまりショッキングじゃない名前にした方が。

あと、「レン」と「シロン」って名前も二人とも「ン」で終わってるから、
もう少し工夫した方がいいと思う。

あと、注射薬の所で六歳になってるなってないが言い争いになってるけれど、
これって母親が後で言う「シロンは六歳になっても戻れない」と矛盾してない?
37この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 19:11:57 ID:0zC7/u2D
>>32
仮面舞踏会の導入の件、二人の会話、どっちがどのセリフ言ってるのか全く解らない。

いや、そもそも、頭っから俺は大混乱だ。
「私」は入院してる。友達「響古」の部屋が666号室で、遊びにいく。
「私」=「みーやん」か?これは確定っぽい。

まあ、じーっくり考えた上で理解はした。
実は、最初の独白での「私」と見舞い来た「私」は違う人やろ?
本編の「私」は「みーやん」で、暇つぶしの「饗古」
これはわかんないよ。
38この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 19:16:53 ID:lgsYALei
>>33>>34>>35>>37
ありがとう御座いました。やっぱりいろいろ無理があるようなので設定変えます。
39この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 19:20:25 ID:RG8mtABV
>>38
おまいに足りないのは経験だ。数をこなせ。設定に難があるのはその証。ガンガレ
40この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 20:17:11 ID:cySlXU59
メインヒロインとサブヒロインを登場させたんだが、自然な会話と話の流れを心がけてたら
キャラが勝手に一人歩きしてサブがどんどん目立っていってメインが空気化、主人公もサブに惹かれていく始末

テコ入れした方がいいかな?
41この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 20:27:16 ID:yDXR0bKA
まず晒せよ
42この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 20:30:19 ID:0zC7/u2D
>>40
メインヒロインと主人公がむすばれるシーンに説得力を持たせられればいいと思うけど。

けど、読者からしたら「えーっ、こっちがヒロインかと思ってたよ」
ってなるかも。
43この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 21:12:03 ID:4k1Xqrh4
>>40
物語上問題がないなら、そのままメインとサブを入れ替えちゃうのも手だと思う。
サブが目立つだけならまだしも、主人公も惹かれちゃってるしな。
44この名無しがすごい!:2007/08/24(金) 22:39:15 ID:RG8mtABV
>>40
前半と後半のメインヒロインを分ける方向で行けばどうだろうか?
4525:2007/08/25(土) 01:28:20 ID:P4RIRtXs
>>26-30,36
ありがとうございました。大変、参考になりました。またよろしくおねがいします。
46この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 02:37:47 ID:iuEO+T3M
>>41
好きなところをバラバラに書く手法なのでまだ晒せる段階じゃないんだ

>>42-44
大変参考になった。ありがとう。
メインとサブが姉妹なので、前後半で分ける方法で行こうと思う。
47この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 03:43:23 ID:LX8Z+B+H
>>46
姉妹だったのか。書剣恩仇録を思い出した
48この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 06:07:35 ID:Qt5YftTM
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0758.txt
【ジャンル】ファンタジー、ロボットもの
【タイトル】幽者王ボウレイダー
【評価基準】
 序章の出来、並びに第一章からの展開の速度。および掴みの強さの有無について。
 序章までは満足できているけれども、第一章に色々難点がありそうで気になる。
49この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 06:13:13 ID:Qt5YftTM
追伸、ワードになり何なりにコピペして読んでくれ
そのままだと読みにくいだろうから
50この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 06:18:49 ID:VxhZclRy
>>48
「ようn」で繋いでる言葉が多すぎて気になるし、言葉遣いが全体的におかしい。
あと話引っ張りすぎ。序章の半分くらいで読むのやめた。
ただ文章そのものは悪くないし、出だしもいい。展開をあと2/3早めれば第一章に読み進められそう。
51この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 06:31:42 ID:Qt5YftTM
>>50
「ようn」は「ように」だとすると、たしかに読み返してみると多いな…。参考にする。
思い当たる節は多少あるけど、言葉遣いがおかしいのは具体的にどのへんだろうか?
文章そのものは悪くないとのことなので、要点さえ分かれば推敲でなんとかなると思う
とかく参考にしてみる、ありがとう
52この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 07:31:10 ID:0IMJ2KiV
>>51
ちゃんと、全部読んだぜ。
確かに、序章が長いかもね。段落一つが長々してて、原稿用紙が真っ黒ってのも視覚的につらいかも。
けど、序章の内容自体はそんなに悪くないと思うよ。

さて、それより気になるのは、第一章の第三節、冒頭。
三人称で書かれてはいるけれど、実際は虎子から見た一人称視点。
「わたし」って主語を「虎子」に書き換えたっぽい感じだけど。
こういうのって、いいのかな? 誰か意見求む。
まあ、こういうのはプロでもいるんだけどさ。
自分を「虎子」って呼ぶ一人称の小説やろ、みたいな人。

幽霊巨大ロボって、おもしろそう。
あと、「流人」を「恋人」と見間違えた俺は眼が悪い。
5352:2007/08/25(土) 08:09:40 ID:0IMJ2KiV
>>51
追記。
52で言ったことに関係するんだけどさ、
なんでそんなに一人称っぽくなってるかについて。

たとえば、第一章三節一行目
「むぎゅーっと」とか地の文で使っているけれど、
これって三人称の地の文章が虎子の言葉遣いっぽい感じなんだよね。
続く文は、自由間接話法的心情描写と取れるけど、それが長いから一人称がデフォで有るかのようになる。
他にも、登場人物の言葉遣いに地の文が流されてるっぽい部分が多々あるよ。


第二節に戻るけど、
「流人は、〜中略〜頭を撫でてやった」
とか、主語は三人称なのに流人が書いているような錯覚を覚える。
「流人は、頭を撫でた」なら違和感無いんじゃないかな?

書き手、観察者が、登場人物と同一化しちゃってるんだよね。
54この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 10:26:27 ID:Qt5YftTM
>>51
まずはお礼を言わせてくれ、ありがとう

>確かに、序章が長いかもね。段落一つが長々してて、原稿用紙が真っ黒ってのも視覚的につらいかも。
やはりラノベ向けには、段落の区切りの頻度は高い方がいいのかな
本編でなく、序章だと考えると、じっくり読む場所じゃないから
長々してるのは普通にマイナス要素か。留意する。

>三人称で書かれてはいるけれど、実際は虎子から見た一人称視点。
自分としてはいわゆる“三人称一視点”のつもりなんだけど、不慣れでもある
正直、暗中模索というか、なにをどのように書けば三人称一視点なのか自分で理解できてない
俯瞰視点のカメラでなく、特定の登場人物の背後に回るビハインドカメラを意識して書いてるんだが…

会話文の多い場面など、軽快さを出したいところはとくに一人称っぽくなってる
文法的に間違っているのであれば、指摘された個所は修正しておきたい

>幽霊巨大ロボって、おもしろそう。
自分でも悪くないネタだと思ってる。素材は腐ってないのだから、あとは書き上げる能力の問題やね
55この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 10:32:14 ID:Qt5YftTM
間違えた。
>>54 は>>52向け、な。

個人的に、三人称は堅苦しくて整理整頓、一人称はくどいが軽妙という印象がある。
イメージはともかく、三人称一視点はいずれ習得しなきゃな、と思う。
5652:2007/08/25(土) 10:56:21 ID:0IMJ2KiV
>>54
俺も「三人称一視点」ってのが微妙に解らないんだよね。
ハウトゥー本には、視点は固定して書けってよく書かれてるけれど、
視点が意識されてれば多少は冒険してもいいと思うし。

さっきも書いたけれど。
登場人物の後ろにあるカメラが登場人物そのまんまになってる気がするのだよね。


俺、今、三人称で小説書いてるけれど、
プロローグに出てくる仙人が語る物語って設定だから、
視点はいくら固定しても「語り手」が存在するんだ。
地の文で語り手のコメントが入ったりする。
地の文は原則として客観。
ただ、文の主となる人物がコロコロ変わらないようにだけ気をつけてる。
57この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 15:41:50 ID:T7hyiqxa
「Nothingのスペルについての議論を千切るように
ディストーションのかかったギターが散る」はかなりいい表現だと思う。
普通は思いつかない。
少なくとも、ここにそのレベルの表現ができる奴はいない。
現に、例を出せずに批判してるだけ。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1184476255/808-809
58こっちだった:2007/08/25(土) 15:42:40 ID:T7hyiqxa
「Nothingのスペルについての議論を千切るように
ディストーションのかかったギターが散る」はかなりいい表現だと思う。
普通は思いつかない。
少なくとも、ここにそのレベルの表現ができる奴はいない。
現に、例を出せずに批判してるだけ。


http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0753.txt

こっちのほうがいいか
59この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 16:00:18 ID:DQAjvyBg
創作文芸はこいつに何スレ潰されたかわからんからな……
このスレももう終わりだろうな。
しかし、自演して空しくないんだろうか。
60この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 16:10:18 ID:0IMJ2KiV
>>59
俺は、もう、外出する。

三人称について熱く語り聞かせてやってくれ。
61この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 16:23:25 ID:VYd4QX+5
>>59
この自演はそんなにスレを食いつぶしているのか
ここが終わったら俺は哀しいな
62この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 16:27:45 ID:jH0JIcP8
もともとギスギスのグダグダだから、一人や二人暴れても大差ないよ。
63この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 16:30:59 ID:VxhZclRy
本スレでも過去何人も暴れているからな。
釣りには弱いが荒らしにはめっぽう強いというか、気にしないような気がする。
64この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 17:20:44 ID:T7hyiqxa
言い訳が哀れだな。
実際にオレよりすごい文章を書いて見せれないだろ?
65この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 17:22:04 ID:UdT7b2G0
次の方どうぞ
66この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 17:30:25 ID:VYd4QX+5
分かった。俺が即興で書いてうpしてやるぜ!
待っていろよ!
67この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 18:33:34 ID:HVS9bgH0
>>64
文章の巧拙は数字のように見えるモノだ、と幻想してるだろ
一冊でもいいからまっとうな本読んでから来い
ものかきを名乗るのはそれからだ

即興の人、楽しみにしてるぞ
68この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 18:59:42 ID:KVeDsl82
自己完結してる奴に何言ったってダメだろ。
17歳は小説が書きたいのか、文章を羅列するだけで満足なのかどっちなん?
69この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 19:29:21 ID:lUNbkjQY
まぁ17歳だし、俺もこんな時期あったよなと生暖かく見守ってたが
さすがにこれはひどいな
晒しスレ終焉の悪寒
70この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 19:32:28 ID:VxhZclRy
夏なのに今夜は冷えるな。
71この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 19:35:43 ID:VYd4QX+5
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0769.txt
【ジャンル】SF
【タイトル】ナレスの大遺産
【評価基準】即興長編冒頭。突っ込みどころ満載
【改稿】可
72この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 19:42:11 ID:GzLYvQMB
>>48
冒頭の展開は非常によく出来ていたと思う。
タイトルから巨大ロボを想像させておいて巨人(読者はロボットを連想する)を出すと言うやり方が上手い。
頭に映像として浮かびやすい見栄えのするシーンは秀逸だと思った。
気になった所は幽霊巨人の肩に乗った少女は話させないで、虎子と目が合って目を細めるくらいの方が距離感遠くて(関係上のね)ミステリアスでさらに引きが強かったかも、と思った。

あとは夕焼けの田んぼで巨人を見るシーン。
ここも映像がぱっと浮かぶ良シーンだった。

どんな話かはこの時点では想像できないが、少々展開が急ぎ足過ぎ。
もしかしてこの後流人と虎子のエピソードがてんこ盛りじゃないか?
詰め込みたいのは分かるがもう少し取捨選択してどっちかメイン主人公にした方がいいと思う。
個人的にはここまで読んだ時点だと虎子かなー。
つーかもう虎子一人称じゃね?

文章についてはイマイチこなれていない印象を受けた。
かっこよさげな難しい単語ばっかりよりも分かりやすい言葉と素直な文法で書いたほうがいいと思う。
アイデアや個々のシーン(特にオープニング)は惹かれるものがあるのに、文章とプロローグ以降の展開ががっかりで正直もったいない。
73この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 20:02:59 ID:rz4hqJHG
>>71
見たいのにファイル無いぞw
7471:2007/08/25(土) 20:03:19 ID:VYd4QX+5
75この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 21:36:45 ID:Qt5YftTM
>>72
批評サンクス
秀逸という言葉まで貰えると、どうしても無性に嬉しくなってしまう

冒頭は強い掴みとして「企業秘密」を言わせたくて喋らせたけど、たしかに無言の方がよさそうだ
それだけシーンがよく出来上がっている、ということだし修正してみる
文章は……問題点も分かったことだから、推敲あるのみ。やね。

今後の展開は
虎子視点のまま夏祭りに行く→流人との別れを匂わせる→再び巨人出現
→流人、虎子を逃がして巨人と対峙→主人公死亡、半幽霊化→虎子と別れる

となる予定なので、序盤のうち念入りに二人の関係を書かないと
主人公の死&離別での重みなどが無くなるかな、と思い、虎子寄りで書いてみたけど
そのせいで詰め込み過ぎである感もたしかに、否めない。そのわりに地味な展開だし。
とかく参考にする。ありがとう。
76この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 00:18:14 ID:9XGdLEnS
>>74
まず冒頭で一人称か三人称かはっきりしてないので、ちょっと引っかかる感じ。
二行目でどちらか明らかにさせたほうがいいんじゃないかな。
あと、やはり冒頭の「怠惰で散漫」っていう表現も、なんだか唐突すぎて、
音について描写してるのか、声をかけられた人間について言っているのか一瞬迷ってしまう
物語の始まりとしては悪くない流れだけど、もうちょっと推敲した方がいいんじゃないかな
77この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 00:46:38 ID:jzMhAmmB
走り高跳びのシーンを描写してみました。
「キク」は村上龍の「コインロッカーベイビーズ」から持ってきてます。

グラスファイバーポールを構える。
喉はカラカラに乾いて、張り付き足はガタガタと振るえている。
ポールが手汗で濡れてきたので慌てて拭った。
容赦ない直射日光の下で、じっとりとした湿り気と共に汗の臭いが鼻腔を刺激する。
息を大きく噴出す。その時ふと、何かに気付いた。
極限に緊張した胸の中にふと、おかしな感じを見つけたのだ。
何かが振動している。日に照らされた体中の皮膚が、跳躍を欲しているんだ。
ふと涼しい風が吹き、スプリンクラーから雨の匂いがした。
それを切っ掛けに、キクは走り出した。
両足が地面を叩く。
目線は上空斜め45度を真っ直ぐ見つめていた。
この時点で既にキクは低空飛行していた。
太陽の光が目に入る。あの光の方向にまっすぐ飛んでいけばいいんだ。
これ以上無い直線を描けばいいんだ。
ポールを地面に突き刺す。横を動きを一気に縦に変える。
ザッという音と共に爆発的なエネルギーがグラスファイバーポールの撓りとして一気に放出された。
キクは飛んだ。
立ち塞がっていた障害を易々と乗り越える。まるで、そうなるのが当然と言わんばかりの様子だ。
緊張が解けるのと同時に、キクは失速し、セーフティーマットへと落下した。
78この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 02:26:58 ID:36lPqM1D
>>58
>「Nothingのスペルについての議論を千切るように
ディストーションのかかったギターが散る」

意味が分からない。奇抜な比喩はといえば村上春樹が一番に思い浮かぶけれど、春樹のはよくよめば納得できるような奇抜さ。上の文はただ意味の分からない奇抜さ。
ってか、最近の小説ってラノベに限らずホント凝った比喩が多い。作者が自覚してやってるならいいけど、「凝った比喩思いついたおれ天才」みたいな空気が文からぷんぷん伝わってくるんだよ。
79この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 03:36:54 ID:7Q962stT
>>74
 ぱっと見でザ・サードかと思ったのは自分だけだろうか……
 こだわりがないなら、設定の一部や冒頭をちょっと変えたほうがいいと思う。
 
 見たところ書きなれている感じで、個人的にはとても読みやすい。ただキャラや世界観の説明
がないのは困る。
 イージスって誰? ザ・サードには砂上戦車の機械知性体にして主人公の相棒であるボギー
というキャラがいるけど、そういう位置づけなんだろうか。
 あと書きなれすぎで筆が滑っている箇所がいくつかある。

・アウザックの街にナレスの大遺産の鍵を握った少女が現在アイザックにいる。
・スピーカーに向かってエイローテは今にもスピーカーに殴り掛かりそうな(略)
・にべもなくエイローテは居住空間のドアを力いっぱい開けて
・コクピットの操縦席にどかっと座った
・護衛さたいとう感じよりも狙ってくださいと
・イージスを静止する間も
・エイローテは呆然として操縦席に座った

 最後のはエイローテが席を立ったという記述がなかったので追加。
 文法的なミスは他にもあるし、句読点が足りてないところもある。センスはあるけど実力が未熟な
印象だ。
 いい線いってるだけにその辺が惜しい。
80この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 06:22:00 ID:eyDkAty2
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0773.txt
【ジャンル】多分ファンタジー
【タイトル】死が二人を分かつとも(仮)
【評価基準】
「ヒロインはネクロマンサー」というキーワードだけで書き始めた話の冒頭です。
正直まだ、少年向けと少女向けどっちを目指すべきかとかも判らない状態なので、「こういう方向に走れば?」というのがあればご教授願いたいです。
後は、文章くどいんだよ!とか描写足りねぇ!等もありましたら指摘お願いします。
【改稿】お好きにどうぞ〜
81この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 07:48:12 ID:tGUpwjjZ
>>80
三行目まで読んで「だからどうした」としか思えなかったので閉じた。
82この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 08:22:36 ID:+Uji0ICq
>80
この先どんな展開を予定してるかわからないけど、主人公の死の謎とか、ミステリーな部分を飽きさせずに
面白く書いてほしいと思った。
少女向けだとすると、主人公が今のところあっさりしすぎな印象。
少女向けにするなら、恋する男を魅力的に描いてほしい。
それと、謎にする理由がないなら、冒頭の兄妹の年齢がわかる描写を入れてほしい。
一読者としてはこんな感想です。
冒頭の引きがどうのとか、構成とかは、自分も自信ないからコメントしないよ。
83この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 10:16:10 ID:78ZRsvY6
「Nothingのスペルについての議論を千切るように
ディストーションのかかったギターが散る」はかなりいい表現だと思う。
普通は思いつかない。
少なくとも、ここにそのレベルの表現ができる奴はいない。
現に、例を出せずに批判してるだけ。


http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0753.txt

表現がかっこいー
お前らも、こういう表現ができるようになってから個性と言えよ。
84この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:12:13 ID:yW8BEAM4
書かない方がまだましだから例を出さねーんだよ
85この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:29:37 ID:S/Z09QuM

ただの荒しならいいんだが、もし本人ならアワレだね。

本人ならもう少し背景に自覚的になれば、
あるいはもっと突き抜ければ、やりようもあろうにな。

映画館のバイト風情(しかもバイト初日)ごときが
「Nothingのスペルについての議論を千切るようにディストーションのかかったギターが散る」
とか意味不明の恥ずかしいタワゴトを格好つけてほざいてる。
しかも電車が一時間に一本しかない田舎(おまけに日本)で。

しかもバスw
車輪の上の、一段高くなった席に、膝抱えるみたいに姿勢をディストーションして座るのか?
そして降りる駅が近づいたら、獲物を追う魔獣のような手つきでボタンを押して、
世界を切り裂くような悲鳴に近い甲高いピンポーンとか鳴らすのか?

しかも両替w
回数券くらい買えw
これからバイトで通勤すんじゃねーのかよw
電車は定期もってるくせにw
これからも個性的に、工場で汚物処理をするように毎回ちゃりんちゃりん両替すんの?
それともNothingのスペルについての議論しながらポケットは10円玉でジャラジャラなわけ?

一時間に一本しか来ないのに満員の電車もポイント高い。

ほめるとすれば、思考と情景・行動のアンバランスさが最高に格好悪くて逆に面白い。
ネタとしては最高だ。磨きようによっては光るだろう。ちょっと作者の意図とは色が違うが。

だが、格好のつけかたを磨けば、作者の意図する色の光を放つことも不可能ではない。
まあ、いろいろ考えて書いてみることだ。


最後に、ついでだから言っておこう。

「このシーンから、おまえのシャウトが聞こえてこない」
86この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:33:46 ID:S/Z09QuM

あー、でもいいなあ。おれもやろうかな。無意味系不条理小粋トーク。

「Nothingのスペルについての議論ってnonsenseだよね」
「senseがdistortionでNothingだよね」
「ヘイお待ち、ギターのちらし寿司一丁!」
「油っこい魔獣みたいな生暖かいぬめりのある大将、これアコースティックじゃん」
「てやんでぇ、うちはアンプラグド専門でぃ!」
87この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:35:00 ID:XUVytPCW
ちょw
88この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:35:04 ID:M/Oizz7s
センスが壊滅的な人間の評価を得る文章を書くのは確かに難しいし、それができる人間もここにはいないだろうな。
89この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:38:57 ID:BtUbzbir
>>88
というか何書いても彼からは評価得られないんじゃね?
似たり寄ったりな文章書いても「自分の方が上!」って言いそうだ
90この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:42:57 ID:4wHaMqyV
典型的な「嫉妬ですか。醜いですね」系の中二病患者みたいだしな。
91この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 11:44:32 ID:S/Z09QuM
>>89
貼ってるのがもし本人なら、

どっかのコレ系のプロの小説引用したって「自分の方が上!」って言うね。
92この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 13:37:06 ID:tGUpwjjZ
機械的に張ってるだけのもんに反応すんなよ・・・。
93この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 13:41:06 ID:78ZRsvY6
じっさい、お前らは自分の文でオレよりも上であることを証明できない。
やってみな。できないから
言い訳せずに
94この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 13:56:45 ID:S/Z09QuM
言い訳してないでさっさと新人賞に投稿してこいw
9571:2007/08/26(日) 14:30:13 ID:V3jHYhQV
もう少し練ってみます。即興なので粗が酷いのは自覚していましたが。

>>93
だから俺は即興でも書いただろうがwww
アレでもだめなのか。その態度はよくないと思うぞ
96この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 14:30:59 ID:S/Z09QuM

まあ、自費出版とネット投票系以外の商業ベース新人賞で
どこでもいいから二次選考まで通ったら評価してやるよ。
最終ならほめてやる。

本気で才能を信じてるにせよ、本気でなんらかの作家になりたいにせよ、
本気なら2ちゃんで荒らしじみたことをしてクダまいてないで、
もっと上を見て動くべきだ。
97この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 14:38:46 ID:3t5wJsdQ
>>93
証明って言う行為は科学的なはたらきであって
文章の優劣を証明するなんてことは厳密には不可能って分からんのかね。

仮に俺らがお前ほどの文章力も表現力も持っていなかったとしても
それでお前の文章をクズと評する資格がない、なんて理由にはならない。

こんなところでいつまでも喚いてないで一文字でも多く改稿したら?
この業界は才能なんぞよりも努力と忍耐力の世界なんだからさ。
まあ原稿用紙百枚ぽっちも書いたことのないゆとりには分からんかもしれんが。
98この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 14:43:26 ID:zxxmL1nT
そうだな。
こんな狭い場所で息巻いてないで、自分の才能をもっと広い場所で試してみるといいだろうな。
もっとも、気の利いた一文だけで賞賛を得られるのは、こういう掲示板ぐらいのもんだと思うが。
99この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 14:50:06 ID:V3jHYhQV
俺なんか毎月二作買いてもまだ粗があるよ。
筆写しても実力がなかなか伸びねえよ。
おまいが原稿用紙何枚書いたのか知らないがこれだけは言う。
おまいに才能があるのならとっとと一本書け。
こんな場所で自演工作している暇があるなら余計にだ。
乙一ですらデビューは三十歳だと言っていた。ワナビはそんな世界なんだよ。
100この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 15:28:21 ID:r8JdMOHD
十六でデビューして今二十八の乙一が何を言ってるんだ
101この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 16:01:32 ID:V3jHYhQV
>>100
三十デビューはマジ話。
ワナビ向けの本の記者の雑談で語っている。どうやったら作家になれるの? 系の話で(題名失念)。
当人は一作目にデビューするとは思っていなかったらしい。
102この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 16:06:37 ID:PzH+Xo+6
そりゃ、ワナビ向けの本作ってる奴に

『デビューなんてちょろいと思ってました。
一発で出来ないやつは才能ないからやめたほうがいいよねプゲラ』

とは言わねーし、言っても載せられないだろ。
103この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 16:21:46 ID:V3jHYhQV
それもそうか。というか、そろそろ話題を変えよう。
104この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 01:17:46 ID:oCkzTpyB
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0774.txt
【ジャンル】 練習なのでないです
【タイトル】 空、星、海の夜
【評価基準】 技術的なことをお願いします。
無機質な風景って感じを出そうと頑張ったんですが。
【改稿】 可
105104:2007/08/27(月) 01:30:01 ID:oCkzTpyB
満点→満天でつね。
そりゃそうだわ。
106この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 01:50:41 ID:fM6vSQE2
>>104
気になった点
>沈着
辞書引け
>満点な星空
満天の
>吐息を吹き込んだ
吐息は思わずもらす息。吹き込まない。
>段段と
々を使え
>彼はふと止まる気分になったのだ
気分の問題じゃなくね?
>岩を打ち付ける
すごい波だな
>如何しても、自分だけが浮遊しているようにしか
「どう」はひらがなじゃダメ? 「浮いているように」のほうがよくない?

改行多くね?
個人的に、意味のない空白行は喧嘩売られてるんじゃないのか、とか心配する。

最後に失礼なことを言うけど、これって小説ではないよね。
文学に詳しくないから何に分類すればいいのかは知らないけど。
107この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 01:59:34 ID:IKCg0H9T
ディストーションギター君は今日も来るのかな?
はやく夏休みが終わってほしいもんだ
108この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 02:18:08 ID:lA8zDN5W
>>104
 無機質な風景を演出する練習だそうだけど、作中で「無機質な世界」と形容してどうする……
 それに日本語ができてない。一行ずつ音読しながら語句単位で取捨選択することを薦める。
 また、
>>エンジンを切り、それに連動して暖房が切られる。
 みたいな視点がどうなってるのか分からない行が多いし。格助詞も相当数間違ってるし。
 誤字は言わずもがな。
 改行も、動作が連続していたり視点が変わらなかったりする場合はしないほうがいいだろう。

 書こうとしてるものは共感できるし面白いと思う。
 が、無機質な世界というより人の届かない広さと力を持った世界という感じだ。
109この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 06:56:58 ID:TE7xiH59
助けに来たぞ、>>80
いくら感想が少ないからってラ板で泣き言を言うとか、無茶な真似をしやがって。
ラ板に書き込んでた本人じゃないが、感想書きますよ。

話が動き始めるのが遅すぎな印象。
大きな話としての開始は死んだ主人公がネクロマンサーに拾われる所の筈なのに、最初っから寄り道が過ぎる。
主人公が目覚めたところを冒頭にして、妹との絡みはあとの回想、雪の中に倒れているのはネクロマンサーとの会話(そこまでの経緯は主人公に語らせてもいいし、回想させてもいい)にして後ろに持っていったほうがまだいくらか印象が強そう。

展開自体も、古い貴族小説をラノベ風の文体におこしたような印象で、少々退屈。引きが足りない。
キャラや設定が地味なせいかな? でもこれよりも小さな世界の小さな事件で上手く盛り上げてるラノベも結構あるしなぁ。

文章自体は読みやすくて良い。さらさら読める。
が、ストーリーにイマイチ魅力を感じられない。もう少しこね回してみては?

あとはネーミングセンス。ワザとかもしれないがイクセルとエステルが音も字面も似すぎている。
と言うか全体的に人名が頭に残りにくい印象。

ラ板で語られるMF評価シートの話題でよく出る「基本的な文章力には問題はない。ただしそれ以外は……」って奴の典型に見えた。

まぁ俺もかなりその気があるんだがな。
お互い頑張ろうぜ。
110この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 08:09:33 ID:YsZrCoZh
109に便乗して>>80

正直まだ、少年向けと少女向けで悩むレベルじゃないと思った。
>>109の言うとおり文章は良くも悪くもないけど
基本的な「人を楽しませよう」というスタンスが感じられない。

辛口のレスになるけど
>>80は、これを読んだ人が「面白かった!」って言うと思う?
111この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 08:54:28 ID:wBdMx1Nh
>>80
自分は続き読みたいなーと思った口。
ただ、タイトル(仮みたいだが)と兄妹の名前が魅力無い。
「ネクロマンサー」って単語の響きも内容と合ってないように思う。
「死霊術士」でいいんじゃないかな?

112この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 16:06:33 ID:7iBuXR5W
>>80
ネクロマンサーがヒロインてことは・・・。
異世界版ゾンビ屋れいこみたいな話だろうか、と思って読んだが正直よく分からんかった。
まず主人公が主人公してない。
あと、一番肝心な面白さがない。冗長でさえない。

>>104
なるほど。
何か日本語が変。
無機質うんぬん前に視点をはっきりさせた方がいいと思う

あー、毎度偉そうな感想になってごめんねー。
113この名無しがすごい!:2007/08/27(月) 16:40:38 ID:rD8xzghD
>>109のツンデレっぽい優しさに惚れた。
11480:2007/08/27(月) 21:23:31 ID:1fFA7jGR
読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
わざわざ来てくれた>>109さん、ありがとう。

以前に長編の冒頭晒した時も、淡々としているだけで面白みに欠ける、と言われたので悪い癖になってるようです。
その時は出だしをまるごと入れ替えたら割といいと評価を貰えたので、構成が弱いみたいですね……。
兄妹の名前が似ているのはあえて似た響きの名前を引っ張ってきたのですが、読みづらいだけのようなので要変更と。

読み手に楽しんでもらえるよう、構成とストーリーを練り直したいと思います(`・ω・´)ゞ
115この名無しがすごい!:2007/08/28(火) 07:12:37 ID:zmJPF5sB
>>114=80
なんかこのスレ的には評価が低いようだが、俺は高評価しているぞ。
地の文に味があっていい。

ただ、シーン毎に描写のブレがある気がする。
読んでてなんか落ち着かない。
なんていうか描写の基準が定まって無いんじゃないかな?

とりあえず、知り合いを一人イメージして、その人が喜びそうな小説を書いてみたらどうだろう?
執筆中、その人の写真を置いたりして、常に意識してみてくれ。
その人が好む事を書く。
興味がなさそうなところを省く。
描写も好みに合わせる。
そうすれば文章の基準が出来て、作者のテンションと関係無しに、描写が安定すると思う。

後、面白み、盛り上がりについて意見が出ているけど。
バトル物を避けていけば、どうにかなるんじゃないか?
いつの時代もふんわり系や淡々系の需要はあるんだ。
そっちを目指すのもありだぞ?

もし機会があったら、富士見ミステリー文庫から出ている早見裕司著『Mr.サイレント』というシリーズを読んでみて欲しい。
探偵物なのに、人が死なない、日常のささやかな事件を解決しているだけ。
主役の恋愛要素もあるけど、キスにもたどり着かない、何のアクションも起さず、ほのかな恋心を描写して終わる。
そんな地味な作品だけど、一定のファンがいるんだ。
事件の規模が小さくても、作者が世界を完全に把握しているならば、商業レベルでやっていけるといういい例だと思う。
116この名無しがすごい!:2007/08/28(火) 12:56:23 ID:ksztNoh3
>>80
暑中見舞いの返礼書きにきたぜ!

ざっと見て文章はいいと思う。うん。
これで内容が面白ければ受賞もありかも?
しかし内容が面白いかどうか判断する前に挫折した。
視点、時系列が飛びすぎて不親切。
今はどこで誰がなにをやってるのかが掴めない。
このへんが親切だったらな、と思うのでした。
11780:2007/08/29(水) 01:19:13 ID:QFsNK8cV
>>115
地の文に味があると言って貰えたのは初めてなので、純粋に嬉しいです。
身近な読者を想定するのはいい方法かもしれませんね。とりあえず妹あたりで……。

展開については、『キーリ』のような方向を目指そうかなと思っています。
『Mr.サイレント』シリーズは知らなかったので、今度読んでみます。

>>116
わざわざありがとうございます。
視点が誰のものであるか、「今がいつか」のわかりやすさを念頭に置いて書き進めたいと思います。

それでは、今度こそ名無しに戻ります。皆さんどうもありがとうございました。
118この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 01:52:33 ID:elJ16d+n
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0780.txt
【ジャンル】 能力バトルっぽい学園物
【タイトル】 燃え少女(仮)
【評価基準】 プロローグとして成り立っているか、このまま読み進めていきたくなるのかを重点的に見てほしいです。
また、他に悪いところがあったら指摘をお願いします。
【改稿】どうぞご自由に。
119この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:02:18 ID:ixIwyBMW
>>118
上から七行目まで
>国木田という女子は、顔こそ可愛いが無口で社交性がない。
>最初の頃は話題になったものの、すぐにクラスの輪から外れていき、誰も相手をしなくなった。
要約してしまえばたったこれだけの内容な訳だが
いいんですか、プロローグっすよ、スペースの無駄遣い過ぎやしませんか

と俺は思った。
120この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:07:49 ID:AO0eGwIT
>女って生き物は体重に対して異常に敏感らしいと聞いたことがある。

この箇所が童貞っぽかった
121この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:11:12 ID:w8wPFG9l
>>118
国木田桜の最後の台詞は印象的だけど、そこに至るまでの描写が淡白すぎる気が
たとえば国木田桜がそんなに美人ならどんなに魅力的な女性なのかを語るべきだし
社交性がなくてクラスの皆が興味を失っていく部分ももっと色んな含みを持たせられる
でもそれがないから国木田桜にあんまり思い入れがないまま進んでしまってもったいない
で、肝心の主人公の目撃シーンがちょっと唐突すぎるかなぁ。
と、いうかそんな見た奴は即滅殺みたいな能力こんな所で使うなよ、とツッコミたい
国木田桜を目撃したときの主人公の心の動きももっと書き込みようがあるのでは?
特に一人称なら主人公への同調も早い段階でしてもらいたいだろうし、
主人公の特徴を掴んでもらうにはこののタイミングしかない。

とにかくプロローグとしては全体的に味付けが薄いと思うよ。密度が薄いとも言う。
書き込みを増やすか言葉選びを工夫して味を出すかしないと読者引っ張れないと思う
特にキャラの印象付けを意識して書いてみたらいいんじゃないかな?
122この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:19:52 ID:xcp6zLHb
>>118
話自体は面白いし続きも読みたいんだけど、これってプロローグなの?
終わり方が中途半端だし、物語最初の場面の一部を無理やり切り取ったようにしか見えない。
プロローグの後に場面転換があるならともかく、
この場面をそのまま続けていくならプロローグとして独立させる必要はないでしょ?
プロローグ無しでいきなり第1章から始める方法もあると思うんだけど、
そうしなかった理由が知りたい。

くどいようだけど念のため言っておくと、
文章力含め作品自体はこのまま読み進めていきたいと思えたから。
123118:2007/08/29(水) 02:21:01 ID:dzXYh8pW
長すぎ説、淡白すぎ説どっちをとっても全体的に中途半端ですか……
もうちょい推敲してみます

>>120
一応、主人公に童貞っぽい慌てさせかたをしたくて、その前フリ(女の子その物の情報に疎い)という理由があります
124この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:23:12 ID:dzXYh8pW
>>122
この後は場面転換で、二学期(ここから第一章)スタートです
125この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:32:22 ID:xcp6zLHb
>>124
この後場面転換で第一章が二学期初日=プロローグの翌日なら
プロローグ語の?末は第一章の早い段階で語られるのかな?
それならこの構成で問題ないのかも。
もちろん他の人が言うように多少の推敲は必要なんでしょうが、大筋これで良いと思う。
126この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:33:50 ID:AO0eGwIT
おれすっげー誉めたつもりよ、まじで
わかりにくかったかw
今度からちゃんと誉めるわ
127この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:34:56 ID:xcp6zLHb
>>125
?末は「てんまつ」です。すいませんorz
128この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 02:40:49 ID:dzXYh8pW
>>125
第一章冒頭に友人との会話があるんですが、そこで主人公が回想するシーンがあります
>>126
晒しスレの評価は厳しいって聞いてたからちょっと疑ってしまって('A`)
すいません
129この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 03:07:58 ID:cwIjI1gS
>>118
文章そのものは悪くないんだけど、立場が一定してないんだよな。まぁこれは主観に属するけど。
俺は「物静か……」までは普通に読めたけど、その後の「いや、これはよく言った場合だな」で萎えた。
なんというか途中に挿入される余計な思考の入れ方や否定の仕方にセンスがないな。やめた方がいいと思う。

後の部分は斜め読みだけどマジで無意味なシーンだな。あるいは意味不明と言った方がいいかもしれない。

>暮れなずむ頃、河川敷でジャージ姿の女の子が火だるまになったけどすぐに鎮火しました。
>名前を呼んだら抱きついてきたので押し倒そうかと悩んでいると死ぬか見たことを秘密にするか聞かれました。

正直、これだけの事をダラダラやるくらいなら、同じ文章量を国木田桜のエピソードに割いた方がまだいいような。
それか八月下旬まで忘れる程度の存在なら、最初からこちらの火だるまになるシーンだけにしておいた方がおさまりがいい。
どちらにしてもテンションの違う二つのシーンを無理矢理繋げる必要性を感じない。

プロローグって同じテーマを使った枕話みたいなもんだから、ショートショートを上手く書けないなら書かない方がいいと思う。
130この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 03:18:00 ID:8J4OqmPD
>>118
文章力の面では非常に高いレベルで、展開への期待度も高いと思います。少なくとも私より巧い。
ただ他の方も指摘される通り、淡白すぎて読者の想像力をかきたてるものが薄いのは同意見です。
ラノベでは大きなマイナスポイントになるかと。

キャラへの色付け・味付けが薄いと、読者は既存キャラ等を引き合わせて脳内補完せざるを得ないのですが、
文体の傾向や特殊能力の性質からか、私にはいとうのいぢイラストの作品のヒロインたちが浮かびました。
狙ってのことなら別ですがそうでないなら描写にもう一工夫されてはいかがでしょう。
131この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 08:51:47 ID:LBMbDwid
>>118
文章はなかなかに読ませる。
文章力自体はこの今まで見てきたスレ内の晒しで見て中の中と言った所だが、一人称である主人公の書き込みが上手い。

>女って生き物は体重に対して異常に敏感らしいと聞いたことがある。
>はいはい、選びますよ。夏休み最後の思い出を今ここで作るって方を。
この辺りの描写で彼の『若く軽くてちょいとお調子者』な性格がよく描けている。
非常に魅力的に思えた。この一人称はいい。

それに対して国木田桜の書き込みが少ない事が非常に不満。
>>121も書いてるが、クラスで孤立するまでのエピソードをもう少ししっかり書いたほうがいい。
どれだけ美人か、どれくらい無愛想か。
場合によっては引き合いに『僅かに二人を数えるまで』の奇特な女子の方々にご登場願ってもいいかも。


大きな流れはいいんだが、話をさっさと進めたいのか主人公の行動が急すぎる。

遠目で薄暗い黄昏時でしかも後姿を見てるなら、あっさり国木田と分かるのはおかしい。
しかもその後中がいい訳でもないのに「からかってやるか」と近付くのは不自然。
主人公がそこまでオープンな性格なら、入学当初から今でも「無口だけどたまに話す(ほぼ一方的に)クラスメート」位の仲にはなっていていいだろう。
今度は「国木田桜をすっかり忘れていた」が不自然になる。

もう一つ言うと、彼の性格なら一度走り出したら火が消えたくらいでは止まらなそう。
引き倒して上着で叩いたり(数秒後気付く)、川に叩き込んだり(すっ飛び中の国木田見て気付く)くらいうっかりしてそう。
俺個人がキャライメージを勘違いしているだけかもしれんが、早く国木田が抱き付いて二択を迫るシーンに移りたいのかな? とも思った。

ふと河原を見ると自分の高校のジャージの女の子が居る>だれだろう?>うわ燃えた>消火活動>あれ消えてる?>つーかこいつ国木田?>うわ抱きつかれた!
くらいの途中まで国木田であると気が付かない流れのほうがいいと思う。
で、ここまで話の文章量を1・5倍くらいに膨らませる。


総評。
話のヒキ自体は興味をひかれたので、今後の展開に期待。
ただ、ヒロインの国木田が印象薄すぎで主人公に食われてるのでその辺りは早々にてこ入れが欲しい。
逆にこの短いシーンでキャラがつかめる一人称主人公は希少なので、これを大事にして欲しい。

あと晒しスレの酷評怖いと言っていたおまいさんのために書いておくが、俺は面白い部分はちゃんと褒める派だ。
だからこの作品に対する感想も、これで結構褒める所は褒めてるつもりなんで凹んだりしないで欲しい。
>>109も結構考えて褒めるところと注意する所を書いたつもりなんだがツンデレとか言われてちょっと不安になったのも理由の一つ。
俺はツンデレしてるつもりはねぇよ。

長文すまん。
色々書いたがちゃんと面白いとは思えたから、この調子で頑張れ。
132この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 08:57:22 ID:tPIlJkVU
>>118
上から八行目までは無くてもいいと思った。
ヒロインの印象が薄いと感じた。
あと、人が燃えていたら「今の何?」とは聞かない。
「大丈夫か?」と心配するのが普通だと思う。
ヒロインが主人公に抱きつく必要性も感じられない。
秘密にしておきたいことが見られてしまったら、「何のこと?夕焼けがすごいから見間違ったんじゃないの」
とか言ってとぼける方が誤魔化せそうだけど。
133この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 15:51:27 ID:K/EI/z7q
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0783.txt
【ジャンル】 ファンタジー
【タイトル】 デスパレード
【評価基準】 続きが見たくなるかどうか、文章力などお願いします。
【改稿】どんどんしてください。
134この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:03:07 ID:cwIjI1gS
>>133
どちらかというとエロゲー的テキストっぽいな。
一行目から「ああ、あるあるw」って感じの自己陶酔を狙ったような文章というかたぶん実際に酔ってるんだろうけど、
これって他人から見ると基本的に面白くないんだよね。波長の合う人には面白いのかも知れないけど、利益が出るほどの人数は無さそう。

文章力は中の下くらい。もう少しで読める文章になるとは思うけど、あと一歩、言葉を使い切れてない印象。
135この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:21:38 ID:jv2MRTlU
>>133
少数らしいけど波長の合うのがここに一人。
名文が読みたいという人こそラノベ市場ではニッチだと思うので
文章力の面では十分クリアしてるかなと。
テンポの良い文章、個性あるキャラ、なんかすごい戦や陰謀がこれから始まるらしい
という期待感も上手く煽れてると思います。
そうすると好みの分かれる癖がある文章なんですかね。

個人的には、戦の相手の「人」が漠然としすぎてるのが
少しイメージ喚起力が弱くて引っかかりました。
136この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:29:31 ID:MgDvkj33
>>118
一行目は、わりと好き。まあ、ありがちな文章ではあるけれど。
さて、二行目、二段落目だけど、
「クラスでも」「級友から」「クラスメートの」って、そんなに繰り返さなくっても。
あと、「聞いたことがある」とか「見解だった」とか、人に聞いた事ばかりで判断しすぎだと思う。
折角の一人称だから、主人公にもっと心情を語って欲しいよ。

提案。
プロローグだったらさ、「夏休みの間、俺は国木田桜という女の存在を忘れていた。」
までにして、八月三十一日の出会いからを第一章にしたら?
137この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:35:35 ID:LBMbDwid
>>133
過剰装飾気味の文章は狙ったものだよね?
前半、蟲の大群の行進は狙い通りの緊迫した雰囲気が出ていると思う。
ごく最初のつかみとしては上手い部類。

その次のラフィエルが蟲の群れを眺めるシーンも悪くない。
ただし手紙云々の前に彼女の容姿の描写をしっかりすべき、身長、体形、髪の色、髪型、目、肌、服装、その他ファンタジーな特徴(翼とかな)。
勿論これを全部とは言わないが、ある程度読者がイメージできるレベルの情報提示は最初の台詞直後に欲しい所。

伏線をバシバシはってヒキを強くするのはいいのだが、二枚目の手紙がそれでも意味不明すぎ。
「○○を貰い受ける」と言う宣言を(おそらく)同盟者からうけて、「○○を敵に回すか」「布告は自分がやらされるのか」って反応が良く分からん。
この後の伏線回収で矛盾の無い台詞と行動だったと理解できればいいのだが……ナチュラルにぐちゃってるぽくてちょっと不安。

先に進むほど作者視点のひとりよがり感がアップしていくので、読者がついて来てくれるかが怪しい。
そもそもおまいさんの文体はラノベとしては読みにくい(>>134の言うようにエロゲ畑くさい)ので、ラノベとしてはちょっと厳しいかも。
その上で聞くが、この後の本編も同じような文体で進むのか? だったらマジで厳しいぞ?
イメージをさらりと伝える目的のプロローグだから俺はこの文体を肯定するが、読み物として全編この装飾過多な文章だったら否定せざるをえない。
138137:2007/08/29(水) 16:44:00 ID:LBMbDwid
あ、評価基準に対してコメントしてなかったから追加。
続きが見たくなるかどうか>見たくなる。ヒキは非常に強い。
文章力>中の上。これ系の文章でありがちな「滑った那須きのこ風」みたいになってないのが好印象。
139この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:56:23 ID:6J+l6rPM
【アドレス】 http://hako2wa.dyndns.org/upload3/src/up0530.txt
【ジャンル】 不明
【タイトル】 リベンジ
【評価基準】 素人同然なので厳しくお願いします
【改稿】可
専用ロダでUPできなかったのでこちらでお願いします。
140この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:57:24 ID:slo6SWMb
なんですかこれは?
141この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:57:40 ID:MgDvkj33
>>133
プロローグに謎の人が出てきても良いとは思うんだけど、
これは、何人に言及したのかも解らないよ。
それこそ、話読み終わってから戻ってきて答え合わせしないと解んないと思う。
言い換え表現で作者が書いた人物が読み手の中で分身してるぞ。

『剣の暴君、アルリィエルの姫君を貰い受けます』
これも、「剣の暴君」=「アルリィエルの姫君」とも取れかねないし、
アルリィエルは地名か人名かもそもそも解らん。まあ、多分国名だろうけど。

ちょっと、文法学者に解釈させてみ。「の」の用法とか。
142この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 16:59:35 ID:1I6q7Ssm
>>133
 まず・・・は…にしておこう。
 行頭一字下げ、三点リーダー使用などができてない文章は幼稚に見えるので。
 あと、!や?で終わる文の後は一文字空けたほうがいい。

・後景
・蔓延こんで
 は誤字っぽい。
・甲虫、塵虫、蝶、蝿、蜂、蟻、飛蝗、蟋蟀、網翅目、百足、蟷螂、虱、蚤、蜻蛉。
 は、思いついた順に羅列してないか。それにゴキブリだけ目がついてるのが気になる。
・一枚目の宛名には
 宛先がないのに届いてるらしいのが気になった。
・『剣の暴君、アルリィエルの姫君
 これじゃ剣の暴君=アルリィエルの姫君に読めます。

 ラフィエル設定解説のための独り言多すぎ。そしてそのせいで背景設定が意味不明。
 彼女の心理がわからないので、別にアルリィエルへの布告なんて黙殺しとけばいいのでは、と
思った。
 虫の大群が進撃してるのに、説明と感想だけで描写がゼロというのもありえないよね……
 大地や木々や動物がどう被害をこうむったのか、どんな音や臭いがするのか、書くことは多いと
思うのに。

 プロローグなのである程度の謎をばらまくというのは悪くないが、数が多すぎるし方法がまずい。
 ラフィエルが何も知らない部下を連れてきてるとかして、解説をスムーズにするというのも方法の
一つだと思う。
 文を単体で見るとそうでもないが、文章としてみると尖ってる部分と足りてない部分があってバラ
ンスが悪いかな。
 言い回しが硬派でかっこいいのに表現が稚拙なところとか、とても惜しい。
 続きは気になる。ああ、食材は悪くないのに料理人が新米な料理を出された気分だ……
143139:2007/08/29(水) 17:03:45 ID:6J+l6rPM
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0784.txt
でアップできてました。すいません。
144この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 17:06:57 ID:xM7YS1V0
>>133
これは、かなり辛い。悪いが俺は駄目だ

まず冒頭の漢字連発がエロゲならともかく小説ではやってはいけない形だと思う
「虫の大群」を表現するのにただ漢字を並べられても、眼が滑って引くだけです。
台詞で大層なこと言っている割には、どんなキャラがどんな表情でどんな状況で
しゃべっているのかさっぱり伝わってこないです。一人なのか二人なのかもわからない。
これから大戦争を起こそうって言う緊迫感もまるで感じない。
学芸会みたいな陳腐な舞台装置をバックに大根役者が一人台詞に酔っている
しかも台詞を言っているのがどんな役者なのか照明が稚拙でよく見えない。
そんな風景が脳裏によぎった冒頭でした
もう少し描写に創意工夫と密度を高める努力が必要かと

なので残念ですが続きはさっぱり読みたくならないし、文章力は未熟だと思います
145この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 17:07:39 ID:cwIjI1gS
>>139
そのURLは間違ってるっぽい。

一応、元のサイトに飛んで読んでみたけど三行目の最初で断念。
「猛威」の使い方が間違ってる。
それに第一行目と兄のセリフが被ってる時点でもう読む気が無くなり、
目の前に迫ってくる「猛威」とやらをほったらかして過去の描写に走った時点で読むの辞めた。
146この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 17:23:23 ID:MgDvkj33
>>139
ちゃんと最後まで読んだぜ。完結した短編だった。
ちょっとラノベじゃないけれどね。

「台風」への復讐? 兄弟の悪ふざけに見えたけど。
「忘れるな」ってセリフはどう読んでもギャグだけど、ネタだけど、
母親が死んだ後に「戸締りを忘れるな」って、ここでも笑っちゃったよ。
もう、ブラックジョークだ。ちょっと趣味悪い。
ストーリー自体は、「ちょっといい話」みたいな感じだから、
「忘れるな」ネタで悪ふざけしすぎたね。

けど、セリフの掛け合いとか、上手かったよ。笑えた。
147この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 17:39:40 ID:xM7YS1V0
>>139
最後まで読めました。

台風への復讐とか「忘れるな」の繰り返しとかそういう
テーマとギミックは面白かったと思います。
ただその「忘れるな」がちょっとしつこいかなー、というのと
もう少し「遊びの描写」があった方がラノベらしくなるかな、と。
「遊びの描写」っていうのは物語の核心には関係ないのだけど
人物像を掘り下げたり情景を広げたりする描写のことです。
かなり無駄を省いた文章はスタイルともいえるのだろうけども
こちらの想像力を刺激するような情報も必要。
国語の教科書じゃないんだからもっとエンターティメントした方が良いです

素材は悪くないので読者をもっと楽しませる工夫を考えれば良くなるかと
148139:2007/08/29(水) 18:30:39 ID:6J+l6rPM
読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

>>145
猛威の意味調べなおしました。違う表現を探してみます。
出だしからの過去描写は、やはり避けたほうがよかったですね。
冒頭で見限られるのはつらいですが、実力不足を反省して努力します。

>>146
復讐が悪ふざけにみえたのは反省です。描写が未熟なせいですね。
悪趣味でしたか・・・・・・。やはり死を作品に出すと難しいです。
「忘れるな」はちょっとふざけすぎました。気をつけます。
セリフで笑えてもらえてよかったです。

>>147
「忘れるな」は確かにくどかったですね。
30枚以内という縛りで書いたので「遊びの描写」を組み込めませんでした。完全に技量不足です。
貴重なご感想ありがとうございます。
149この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 19:43:55 ID:piy9mrE3
>>118
ハルヒをはじめて読んだときと同じような感覚だった。
いやごめん、この例えじゃ俺にしかわからんか。
続きは気になるんだけど、読み進めてみたいと思えるほどでもなく、
もう少し先まで読まないとはっきりとした判断はできないといった感じ。
内容だけじゃなく文章力が高かったのもこう感じた要因のひとつだと思う。
けど、そう思わせただけでもプロローグとしては成り立ってるんじゃないかな。

>>133
合う人にはものすごく合いそうな気もするが、
俺は虫と蟲の連発があった時点で続きを読む気が失せた。
その後も一応読んではみたが、やっぱり合わないみたいだ。
虫の連発がなくても、続きを読みたいとは思わなかったと断言できる。
文章力は高くはないが、読んでいて辛いというほどではなかった。
150133:2007/08/29(水) 20:01:47 ID:K/EI/z7q
>>134>>135>>137>>138>>141>>142>>144>>149
数々の評価と注意、まことに参考になりました。
今皆様のコメントを元に作り直して再度上げ直そうと思うので、その際はよろしくお願いします。
151この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 20:32:06 ID:QFsNK8cV
>>118
既に色々意見が出てますが、続きが気になるという点ではとても上手いと思います。
ただ、そこに至るまでがちょっとだらっとしてる印象を受けました。
最後の桜の台詞がインパクトあるので、そのシーンだけをプロローグにしてみるのはどうですか?

プロローグ
・主人公が桜に抱きつかれ、「黙っているか灰になるか選びなさい」と宣告される

一章開始
・主人公、妄想気味の夢を見てる。桜に迫られドキドキしていると、「黙っているか〜」を宣告され、飛び起きて「夢か……」
・「なんでこんな夢を見たかといえば、昨日〜」みたいな感じで、今まで意識していなかった桜についての説明を混ぜていく。

登校シーンを作り、「桜と話そうとする奇特な女子」を登場させるなりすればスムーズに桜についての情報をちりばめられるんじゃないかなと。

>>133
虫の連呼のところでちょっと気持ち悪くなりました。
イメージに訴える為と思うのですが、こういうのはやはりノベルゲーの手法かなと思います。
強調するにしても、「虫、虫、虫。一面の虫。」ぐらい書けば十分かと。
続きが気になるかについては、全編この調子なら正直……というところです。

>>143
>>146の人とは反対に、爽やかな読後感でした。ラノベというよりは一般寄りっぽい気もしますが。
「台風に復讐してやる」という青春っぽいバカバカしさ(褒め言葉ですよ)が良かったです。
冒頭は回想ではなく、初めから過去のシーンで始めたほうが違和感ないかもしれません。
152この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 20:48:12 ID:LBMbDwid
>>143
なんか一般文芸っぽいなー、と思った。
キャラの立て方、舞台の身近さが原因かな?

せっかくのキメ台詞である『忘れるな』が、無駄なくらいに使われすぎていて大事な所でぼやけている。
もう少し要所で使うようにした方が良かったと思う。
台風に復讐っていうテーマは面白いと思った。
兄貴の父親似ってところが上手く書けてると思った。その分どうしても(一応)母親似の弟が見劣りする。

で、参考として読んで欲しいと思ったのが井坂幸太郎の連作短編『終末のフール』内、『篭城のビール』って話。
兄弟、復讐、キメ台詞と、この短編と被る要素がたっぷりなので参考になると思う。
特にキメ台詞。一本の短編でその言葉に関するエピソードを一度書いて読者に擦り付け、オチで箔が付いた状態のそれをキレイに見せ付ける、と言う手法が上手い。
読者に覚えさせるのに大事なのは、何も回数だけじゃないと思うんだ。

話のスジ自体はキレイに纏まっていて、俺は好きだった。
153この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 23:16:42 ID:y1YhRHVc
>>143
素材はいいけど表現が若干甘いと感じた。それと父親の口癖とはいえ自分の妻が死んだ時
子供に「今日という日を忘れるな」って言うか疑問に思う。「母さんとの思い出を忘れるな」とか
「人の命はこうもたやすく失われるという事を忘れるな」ならすんなり納得できるんだけど。
まあその後の主人公らの行動の為に必要な台詞なのかもしれないがこういう意見もあるという程度に聞いといてくれ。
154この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 00:38:26 ID:K4/CK83W
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0794.txt
【ジャンル】SF
【タイトル】ラスラック
【評価基準】長編冒頭です。>>74の改稿版でもあります。思ったことを書いてください。
【改稿】可
155この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 01:23:33 ID:UzN1LTh1
>>154
このジャンルが大好物なのでかなり期待です。
ただし好きなだけに苦言を呈するならば・・・

ガラクタ修理が趣味の主人公・・・シロウ(Fate)など
ガラクタに埋もれた部屋での通信・・・MK(ヴァレリアファイル)など
高慢な知性宇宙船・・・ラジェンドラ(敵は海賊)など
ハイテク何でも屋・・・星の数ほど。

SF、特にスペオペ読みはギミックの新奇性を最重要視する悪癖があります。
この書き出しを読む限り、ライトで無難な作品に仕上がるだろうな、と感じますが
ただでさえ市場の狭いこのジャンルで、大丈夫かな、とも思ってしまいます。

安定して書ける筆力があるならこそ、冒頭のつかみにはもうひとひねり欲しい!と。
新世界の開拓成功を心からお祈りします。
156この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 01:38:19 ID:P7EunU2D
>>118です
いろいろな方々の感想、ありがとうございました
まさかここまで誉めてもらえると思わなかったので少し驚いています
もしかしたら後日修正プロローグ+第一章冒頭辺りを晒すかもしれないので、気が向いたら見てやってください
157この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 01:55:39 ID:2RlXw/lv
>>154
一行目>残りの空間はガラクタに埋め尽くされていた
三行目>どれもこれもガラクタということだった

ちらばってるものがガラクタであることを何度も言わなくてもいいのではないか?
もうちょっと自分で書いた描写に気を配った方がいいと思う。
部屋の描写は、部屋の主の人物像の描写でもあると思うけど、少々くどい、というか単調かも。
例えば、ガラクタの山の中で何かに音をたてさせて、それに対する少女の反応を短く描写するとか、
そういう動作があってもいいんじゃない?
あと四行目、>彼は黙々と作業を続けていた。
これは彼女だよね。
158この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 03:07:46 ID:mkj8tOwM
>>154
 やはり書きなれている印象。以下は文章についてです。
 冒頭からいきなりがらくたの説明というのはマズいかも。
 少女の手先から視点をズームアウトしていくとか、目を引くところから書き出したほうがいい
のでは。
・非合法組織ラスラックの同僚ども〜
 「非合法組織」の部分が浮いている感じ。ラスラックがルビなら話は別だが、その場合は
非合法○○組織とかにしないと漠然としすぎてしまうかも。
・少女の手元から小さな電子音が響く。
 「少女の手元から」は独立させてこの文の後ろにつけたらどうだろう。腕輪からなら手元とか
書かなくてもいいかもしれない。
・ラスラックの部長に位置するこの男でも、フェフェルはエンクワータにとって面倒な存在〜
 「エンクワータにとって」は不要。
・ラスラックの仕事を見習いとして働いていた〜
 仕事を働くって言い回しが変じゃないか?
・具体的な仕事内容を見ない限り〜
 書き出しがかぶってる。
・無機質な〜
 意味はわかるけど「無機的な」のほうが妥当では。もう一箇所の方も。
・一色の廊下が〜
 何色?
・フェフェルは最新の建造物中にいるがもう少し〜
 「最新の建造物中にいるが」が浮いているので独立させるか削除。
・写真の少女は金髪碧眼の娘だった。
 少女と娘がかぶっている。

 長くなったので、全体の感想は別に書きます。
159この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 03:17:53 ID:Up6BUJVW
>>154
昔晒されていたのを改稿してうpした覚えがあるな。
たしかうpしてから>>157も指摘している『ガラクタ』を2回言っていることに気がついたw
めんどいから訂正はしなかったが。

というか俺の改稿は所詮俺の文体なので、君の文体の中に入れると浮いてしまうだろう。
160158:2007/08/30(木) 03:47:48 ID:mkj8tOwM
>>154
 全体の感想です。
 文体が好みなのかけっこうすらすら読めた。個人的にSFというと専門用語や機械のスペック説明や
ギミックの描写が乱舞している印象だったので、そうでなくてちょっと安堵。SF好きな人には別の意見が
あるかもしれない。度量衡とか。

 フェフェルの口調、キャラ造形の割に丁寧すぎると思う。
「アルマ。これから伝送されてくる情報をこっちによこして。仕事を引き受けるか考えるから」
 などは、自分の印象だと「アルマ。そういうことだから」で済ませてしまいそうだ(アルマはやり取りを聞
いてただろうし)。
「私が幼少期にちゃんとした施設に拾われていれば、ラスラックになんか所属せずにすんだのに……」
 これも幼少期とか普通はしゃべり言葉じゃないだろう。それと会話中、相手の名前を呼びすぎている。
 不必要に丁寧、というかこなれてないのは地の文でもそうで、
・巨大宇宙港に繋がっているアフガルという主要都市ではラシェータを管理する元首が演説を行い、
 などは、
・巨大な宇宙港を有する主要都市アフガルではラシェータの元首が演説を行い、
 くらい削ってもいいんじゃなかろうか。

 固有名詞だけど、ラシェータ、エンジェータ、エンクワータとか、フェフェル、フェルシェとか、いささか
ややこしい。
 十分に読み手を意識して書かれているのに、それがぽっと抜けてたり空回りしたりしているようだ。
 好ましい文章なので今後に期待したいです。
161この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 04:06:50 ID:uVw9P5lw
>>154
成長早ぇえええええw

なかなかいいんじゃないか?
それっぽい感じになってる。
162この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 05:37:11 ID:2IQXtSOK
もうちょいだね。確実に前よりよくなってるけどまだ無駄な表現が多いと感じる
言わなくていい事は言わなくていい。いきなり通信から始まってもいいくらいだと思う
163この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 07:46:20 ID:ksNTYFf6
>>154
部屋の事についてずーっと語ってる(しかもあまり直感的でない言い回し)ので三行で断念。

そもそも部屋の四分の三がベッドと机に占領され、さらに「残りの」場所にガラクタが詰まってるって、
それ人が入れないじゃん。
164イラストに騙された名無しさん :2007/08/30(木) 10:20:38 ID:7Juc+ALm
>安定して書ける筆力があるならこそ、冒頭のつかみにはもうひとひねり欲しい!と。

>言わなくていい事は言わなくていい。いきなり通信から始まってもいいくらいだと思う

おりゃあ幼稚園中退だし、ラノベ病にかかってる節があるからから
あんまりまともなことは言えないが、大体俺の意見は上記引用に
集約される。ちょっと違うかもしれないけど。

いきなり説明台詞もろだしなプロローグは読者を引き込みにくい。
そこら辺のテクニックはここまでのレスでも少し出ているし、純文、SF、ラノベ
ミステリ、ハードボイルド、エトセトラにいくらでも転がっているはずなので
趣味と構想に合う手法をぱくってくるとええんでは?
165139=143:2007/08/30(木) 12:18:39 ID:/Y0Neptv
読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

>>151
爽やかな読後感と感じてもらえたのは嬉しいです。
やはり、時間軸は一定の流れで書いたほうがよかったですね。
>>152
読者に覚えさせるのに大事なのは、何も回数だけじゃないという言葉が身にしみました。
参考に挙げられた本は僕も読んだことがあったのですが、似ているとは気づきませんでした。
言われてみるとそうですね。被っているものが多いです。
もう一度、注意して読み直したいと思います。
>>153
表現が若干甘いと言われてもう一度読み直してみたんですが・・・・・・、甘いですね。
誰もが納得できるだけのセリフを練りたいと思います。
166この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 13:04:41 ID:1vGSsTXZ
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0795.txt
【ジャンル】 現代モノ
【タイトル】 誰がために鐘は鳴る
【評価基準】 長編の冒頭です。思ったこと、感じたこと、何でもお願いします。
【改稿】 可
167166:2007/08/30(木) 13:08:26 ID:1vGSsTXZ
すみません。訂正です。
×【タイトル】 誰がために鐘は鳴る
○【タイトル】 誰がために鞭は鳴る
168この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 13:15:43 ID:ksNTYFf6
>>166
家の中の移動だけに文字数使いすぎ。
もともと文章だけだとそこまで細かい事を伝えるのは不可能だし、
何処にどうやって移動したかなんて興味ない。

二行目から既に斜め読みで、

>仏間を出た俺は玄関へ向かった

に入る前に読むのやめた。
169この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 15:28:52 ID:mkj8tOwM
>>166
 文章にはとりたてて破綻がないが、ちょっと変な具合に完成されている印象。
 一人称であるのに主人公の動作の描写が多く三人称的なので、主人公が主観的にならない無味乾燥な
奴に見えてしまう。キャラクターへの感情移入という点ではマイナスになりそうだ。
 たとえば主人公が暴行事件に割って入るところ、なんの心理描写もないので「勇気ある行為」と言われて
もぴんとこない。それに女の子に傷の手当をしてもらって何の感慨もないとかどういう了見だ。家族皆殺し
にあった時の心情描写もないし(ここは衝撃の余り飛んでるだけなのかもしれないが、これまでが淡々と
しすぎてるので邪推したくなる)。

 あと、丁寧なのはいいけど文章がまわりくどい。冒頭の数行かけて仏間に入るところ、一挙手一投足に
注意を払って入室してるんだろうと後になって思い当たったが、最初は読み飛ばしてしまった。
 愛鞭会の主張も長すぎ。ああいう自称結社の声明文はまわりくどくて長いくせに内容がないのが相場なの
で、それのパロディかもしれないけど……。
 余談だが某県の標語「あの子にも・与えてあげよう・愛の鞭」を思い出した。
 
 二時間ドラマはお色気で始まり、時代劇はチャンバラで始まる。プロローグはケンカに割り込むところとか
家族皆殺しのところとかからでもいいと思うがどうか。
 ともあれ一人称の利点をもっと生かして心情描写も入れてほしいというのが一番の感想だった。
170154:2007/08/30(木) 19:33:03 ID:K4/CK83W
以前改稿されたものを元に加筆修正しました。
確かに文体とはミスマッチでしたね。ザ・サード臭さは抜けましたが。
大本になっているのは「敵は海賊!」です以前クイーンズ・オブ・シーとして晒しましたが相変わらず甘いようですね。
もう少し設定などを練り直して冒頭を面白くしてみたいと思います。
評価してくださった方々。本当にありがとうございます。
171この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 19:51:24 ID:nEnpkABI
>>166
ごめん、ギブ。完走できなかった。
文章は中の下、破綻はないが魅力もない。
個々の文を見ている分には大丈夫だが、全体を見るとたどたどしい印象を受ける。

一番の問題はキャラクターのわざとらしさ。
駅で暴力を振るう坊主頭も、襲われてた学生も、ケンカに割って入った主人公も、行動に生きている感じがしない。
主人公の正義感と女の子の強さと美しさを示すためのシーンなんだろうが、なんか全部がそのために存在しているようで気持ちが悪い。(特にモブ二人)
辛うじて女の子は不自然さが感じられなかった。
友人と夢の話をするシーンも然り。
結果、放課後に入ったところで挫折してしまった。

台詞回し、行動にもう少し気を配ったほうがいいかも。
キャラクターがどうしても薄っぺらい。

掛け合いの多い小説を読んで台詞回しを勉強してみては?
「現実そのもの」の会話よりも「それっぽく見える」会話の方が小説では優秀なので、そこには注意。
下手にリアルよりに走らないように。
現実にツンデレとか電波なんかがいたらただのヤな奴だしなー。

酷評になってしまった。
でもおまいさんには淡々と破綻の無い話を進められるという長所も見られたので、落ち込まないで頑張って欲しい。
172この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 20:01:08 ID:K4/CK83W
>>166
破綻のない小説は滅多に書けないので憧れる。
が、キャラクターが死んでいる。一人称の売りである主人公が生きていない。破綻のないつまらない小説で終わってしまっている。
三人称にした方が無難かなと思うぞ(現に俺は一人称があまりにも苦手で三人称に逃げている)。

イメージとしてはエロゲーのシナリオかな。それでも主人公の心境を描いている部分が少ない。
練習がてらに改稿しようと思ったんだが、主人公が一体全体何を考えて行動しているのかこちらにはさっぱりだった。
173この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 22:07:20 ID:wuWlF2Ni
>>166
ここ数日間でupされた小説に共通して思うのだけど、
こう、読み返してみて初めて意味が解るって冒頭が多いよね。
『読者に読み返らせちゃ駄目だ』

夢の中の回想シーンに入った事に気付かなくて大混乱だった。
夢の中のシーンでわざわざ学校の教室から描写しなくてもいいし。
さらに言えば、夢の割りに現実的過ぎ。
俺なら、もっとスマートに書くよ。妹の誕生日、学校帰りにプレゼント買って帰ったら家族全員殺されていたって要旨で。
主人公が財布忘れる意味があるの? 二回出掛ける必要あるの?
それが後々、伏線として解決されるなら良いけど。
あと、眠る前の睡魔。これ、読者は明らかに「愛鞭会」が睡眠薬でも飲ませたか、封筒に魔法が掛かってたかと想像するよ。しつこすぎ。

最後に、さらにひっくり返すけど、40枚書いてお話が始まっていないのはラノベ的に駄目だと思う。
「愛鞭会」として、主人公が悪党打ち据えるシーンから始まっても良いんじゃない?
ストーリーとして書いてても、この40枚って主人公の身の上話でしょ?
本筋に差し挟もうよ。こういう話は。
家族が殺された描写だって、話の佳境で差し挟んだらもっと効果有るよ。
174この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 22:20:08 ID:Fnkd2YE0
>>173
新人賞狙いなら正しいとは思うよ。
でも、それがイコール面白い小説って事にはならないんだよな。

書きたい物と、書かなくてはならない物とのギャップに悩む時期ってあるもんだよ。
えてしてそう言うときほど、他人の意見を求める物だと思う。
175この名無しがすごい!:2007/08/30(木) 23:25:39 ID:wuWlF2Ni
>>174
いや、まあ枚数多かったから、応募するのかなってね。

けどけど、新人賞=面白いだとおもうけどね。信じてるけどね。
176166:2007/08/30(木) 23:53:23 ID:KqGn8Z5f
レスしてくださった方、読んでくださった方、どうもありがとうございました。

>>168
読者がどこに興味を抱いて読み進めるかということを、
あまり意識しないまま書き進めてしまいました。
反省して次に活かします。

>>169
心情描写がないという点、ご指摘いただいて初めて気付きました。
文章がまわりくどいという点も、ご指摘いただくまで気付きませんでした。
どちらも仰る通りだと思いました。反省して次に活かします。

>>171
キャラの言動がわざとらしいという点、言われてみて確かにその通りだと思いました。
今後は気をつけたいと思います。
お褒めのお言葉、ありがたく思います。今後の励みにいたします。

>>172
お褒めいただき、ありがたく思います。
主人公の心情が描かれないという点、仰る通りだと思いました。
三人称にした方がいいとのアドバイス、真摯に受け止めて熟考します。

>>173
>『読者に読み返らせちゃ駄目だ』
なるほどと思いました。
夢の中のシーンへの移行、財布忘れ、睡魔の件、まさに仰る通りだと思いました。
今後はもっと注意深くしようと思います。
お話がなかなか始まらないのは、どうやら私の悪いくせのようでして、
別のところでも指摘されました。構成力に難があるようです(私事ですみません)。
今後は気をつけたいと思います。

>>174
一応私の現状をお話しすると、一定期間漠然と小説を書いてきて、
最近になって新人賞を狙い始めたという段階です。
仰る通り、書きたいものと書かなくてはならないものとのギャップは感じています。
今回、いろいろな方から意見を聞けて、大変参考になりました。

>>175
お察しの通り、新人賞への応募を考えていました。
私も、新人賞=面白いだと信じています。
自分にとっての書きたいものと他人にとっての面白いものとが一致した時、
新人賞に一歩近付くのではないかなと思っています。
今後一層の精進を心がけます。
177118:2007/08/31(金) 01:51:27 ID:VtuxnMN1
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0796.txt
      http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0797.txt
【ジャンル】 能力バトルっぽい学園もの
【タイトル】 燃える少女と炎の魔法(仮)
【評価基準】 >>118のプロローグ改訂版及び第一章冒頭です
      プロローグに関してはきちんと改稿できているかを中心にお願いします。
      第一章も含め、気になる点があったら指摘お願いします
【改稿】 可
178この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 02:37:11 ID:2V1+YKo+
>>177
変わるもんだねえ。
第一章も読んだけれど、続き読みたい。

投稿作? 頑張ってください。
179この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 02:55:29 ID:CO7YKPwR
>>177
驚いた。「越えやがった…!」って感じで一足飛び成長。
プロローグは無駄に言葉を詰め込むでもなく、最小限の装飾で全然印象が違うものになっている
国木田のルックスに関する描写がもう少しほしいかな、という気がするけど
主人公の印象とか行動が生き生きとしているおかげで、冒頭が成立している。
「巻き込まれましたー」感がいい意味で満ち溢れている。
だからそのまま第一章に入って会話の応酬でも主人公の印象が薄くない
と、いうか会話の応酬がすごく巧い。自信持っていいと思う。
キョン?って突っ込まれたら辛いかもしれないが一人称の巻き込まれタイプの主人公は多少
似てくるのは仕方がない。今後の展開でいかに主人公に個性を持たせるかが鍵かと。
十二分読めるレベルです。私のような未熟者に指摘できる箇所はありません。
強いて言うならプロローグを改稿したときに挿入した文章のバランスを忘れないようにな
180この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 03:27:22 ID:STdNKu4u
>>177
 いいと思う。誤字がどうとか文法がどうとかいう段階は越えているようだ。
 文体に若干の既視感があるが、それも一定のレベルに到達している証みたいなものだ
ろう。

 河川敷で少女と遭遇するシーン、無人以外に夕暮れを示す描写が1つ2つ欲しい。
「誰だ?」とか、セリフにしなくてもいいのでは。カッコ外して地の文にしたほうが違和感が
ないと思う。
 そして抱きつかれた時の感触は3倍に描写するんだ。濡れた体で抱きつかれるなんて
フォォォ(略)あwせdrftgyうなじ

 一章の方はキャラの紹介みたいがメインのようで、無難だと思う。小田の口説き方は彼
のキャラを端的に示すため、もうちょっとひねってもいいかもしれない。すぐ食い物に話が
飛ぶのは面白かった。

 主人公がキョンを連想させるのはヒロインの国木田という苗字のせいもあるのかな。
 ともあれ続きを期待させるいい話になっている。客観視が得意な巻き込まれ型主人公の
個性を引き出せるかどうかが個人的に評価上昇のポイントだと思っているが、くれぐれも
キョンには注意してくれ。
181この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 05:55:02 ID:njrZDjKU
>>177
面白い。
話の流れはこんな感じでよいと思う。一章冒頭含め。
前の段階でも(多少の不自然さはあるものの)いいとは思ったが、改稿後の方が自然だね。

早めにキャラ立てに走っている所も高評価。これぞラノベって感じで。
個人の好みを言うと小田はもう少しすっ飛んでてもいいかも。
あとサンディが主人公に胸当ててくる意味が分からない。むしろ国木田に当てて困らせろ!
いやこりゃ本当に個人的な好みだなw

でもサンディの登場にちょっと違和感覚えたのは本当。
なんで騒ぎを傍観してる主人公の所に突っ込むん? 惚れてるのか?

まあこのクラス楽しそうだなと思えたからシーンとしては成功していると思う。
アッパー(ボケ)とダウナー(ツッコミ)のキャラバランスもいいし。

明らかにいっこレベルが上がった感がした。文章力含め。
推敲って結構化けるモンなんだねぇ。
182この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 07:24:12 ID:tDRH3vl4
>>177
出来損ないのキョンにしか見えなくて閉じた。
というか具体的に何が変わったのかすらよく分からない。
183この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 08:11:30 ID:tTdqiqC+
……なんだろ?
キャラの立ち位置もなんかハルヒっぽいような……?
まあでも、賞を選べば1次は通るんじゃないか
2次以降までは責任持てないが
184178:2007/08/31(金) 09:00:39 ID:2V1+YKo+
>>182
いや、そりゃ突っ込み所は有るけどさ、
序章をこれ以上いじくりまわす事に時間を掛けるより、
話全体書いてみて、全体の構成考えた方が良いと思うよ。

プロ作家でも文章だけならこの程度もいるでしょ。
デビュー当時の鈴木なんか、これより突っ込み所満載だし。

>>177
ネーミングセンスは磨いた方がいいと思う。
ヒロインの国木田って、ハルヒの「脇役」と名前かぶってるし。
もっとインパクト有る名前にしてもーって、これは好みの問題かも。
けど、国木田は編集さんに「変えて」って絶対言われる。
185この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 11:16:16 ID:oj1QvepS
西尾維新とかきのこと同じように、ハルヒに影響受けた人が増えてんだろうね。
俺は頭だけ読んで全体のデキは判断できんわ
能力バトル物らしいけど、それがありがちなものなのか、変わったものなのかの方が重要だろう
186この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 12:07:16 ID:tDRH3vl4
元々ヒロインからハルヒ臭がしてたし、それに関しては別にいいんだけど、
手直しする前よりも後の方が読みづらくなってるのが致命的。

一度読んだって事もあるかもしれないけど(二目と見られぬ作品ってのもアレだけど)、
省エネ推進団体がどうのこうのとか余計な言い回しが増えてテンポをさらに悪くしているし、
あれだけ「片方にしろ」と言われていた2シーン構成がそのままで改良された様子はないし、
ヒロインが火を被るシーンは人間味がさらに薄くなっている。

どう直そうが、どれだけ直そうが、あるいは何処も直さずにいようが構わないけれど、
読者の視点から感想を言うと、そういう所が目に付く。
187118:2007/08/31(金) 13:36:04 ID:jmIBEjL/
ご意見及びご感想、ありがとうございます
修正後はは賛否両論な感じみたいで、特定の人たちにウケがいいけど別の特定の人たちにウケが悪いって極端な文章になっちゃったみたいですね……
あと、キョンっぽいってのは男版リナっぽい(神坂&秋田作品を一番読んでたから)と並んで恐れてた感想だったり
これに関しては、所々キョンとの差をつけていくしかないみたいです

ちなみに、ヒロインの名字はブルーシードの国木田楓から頂いてます
ハルヒにも居たの忘れてた……
188118:2007/08/31(金) 13:43:39 ID:jmIBEjL/
追記
一応、投稿作でSD向けに書いてます
なので、落選してから全晒しするかもしれませんが、投稿前の晒しはこれが最後です

ただ早ければ今日明日ぐらいに別作品(こっちは電撃向けで三人称)の晒しに来るかもしれないので、またお願い致します
189この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 13:57:55 ID:n3kHlKk+
>>177
純粋に文章として見れば長足の進歩と言えると思います。
ただし、先回のアップでも言われていたハルヒとの類似が顕著になった面もあります。
ワナビとしては褒め言葉にはなりませんが、同人のハルヒSS書きならば絶賛を受けるであろうレベルまで
谷川流作品の感覚を取り込んでしまっているのではないでしょうか。

一人称で文章の傾向が似ている。ややさめた態度の主人公も似ている。主人公とヒロインの関係性も似ている。
ヒロインの異常性・秘密を主人公が知ることで物語が始まる・・・と、カブる要素満載では批判が来ても無理はないかも。
ここまで似ているという評価が多い以上、一度キャラやストーリーを丸ごと組みなおすつもりでハルヒとの類似を
削る作業をかませた方がいいかと思います。
190この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 13:59:34 ID:/Va05JZ8
>>154
少し分かり難いかな?
目指すものは何となくわかるんだけど。
冒頭、余分な説明が多過ぎる。
もっと読者を引き込ませてからやってもいいと思った

>>177
あまりハル日に興味のない僕でさえ否が応でもハル日を思い浮かべてしまう
本当はどうか知らないが多くの人が「こいつハル日に影響受けて勢いだけで書いたな」と思ってしまうんじゃまいか。
191この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 17:10:48 ID:0qq3VvH+
>>177
進歩しているが未だに俺の脳内音声はキョンだ。
キョン臭い主人公はいるだろうが今の状況で応募するには絶望的だ。
192この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 18:22:00 ID:RvzviHQt
>>177
ハルヒは一巻しか読んでないせいか、キョンっぽいとか、
国木田(一巻には出てないよな?)とかはよくわからんが、
冒頭まで読んでもやっぱりハルヒを読んだときと同じ印象を受けた。
一章冒頭まで読んでみて、純粋に続きを読みたいと思える作品だった。
好みの面も大きいだろうが、ハルヒ読んだときより惹きは強かった。
念のために言っておくと、俺はハルヒ嫌いってわけではない。

比較ばかりしても仕方ないと思うので、ちょっと気になった事をひとつ。
能力バトルっぽいとなるとこういう突っ込みもありだよな?
国木田が燃えている→水をかける(まだ燃焼中)→少しして炎が消える→濡れてる
というのに違和感を感じた。
炎の温度にもよるだろうけど、服や髪にかなり近い場所で燃えているなら、
完全にとはいかずともだいぶ乾きそうなものだが。
193この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 20:16:21 ID:t0n0AYeE
面白そうなので宣伝スマン

↓既にオーディション終了して、投票だけなんだと、暇なやつは見に行ってみそ

-------------------------------------------------------
【ライター・絵師募集】新ジャンルギャルゲ作らないか【オーディション中】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1188303252/

このスレは新ジャンル系キャラをヒロインとする
不条理学園ノベルゲームを作ろうという企画です。
ライターオーディションを開催し、投稿された作品への投票を行っております。

応募作品は下記まとめサイトのアップローダーにございます。
各作品をご一読いただき、ぜひ投票にご参加ください
まとめ http://www38.atwiki.jp/nununeno/
うpろだ http://www8.uploader.jp/home/nununeno
投票所 http://www.efeel.to/survey/audition1/

なお、投票の締め切りは本日8/31の24時となっております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
宣伝失礼いたしました
------------------------------------
194この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 20:52:09 ID:rDWwYlev
ハルヒっぽいっていうよりも、”ハルヒが”こういう一人称学園もののテンプレっぽいんだろ。
195この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 20:53:21 ID:tTdqiqC+
ハルヒの存在が、そのテンプレを凌駕して「ハルヒっぽい」って認識を生み出してんだよ
196この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 20:58:03 ID:rDWwYlev
>>195
そこでハルヒっぽさから逃げてしまうのも、それはそれでラノベの可能性を狭くするんじゃないか?
展開やキャラで独自性を出せばいいと思うがな。
197この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 21:13:23 ID:njrZDjKU
いや、そもそもそんなハルヒっぽいのか?
改稿後は以前よりキョンぽくなったなぁって印象は受けたが、
(冷めた感じのツッコミ役。比喩を使った言い回しが多い)
そこまでキョンぽくないだろ。落ち着いてるって言うよりはお調子者っぽいし。(特に改稿前)

本人が言ってた男版リナとかの方が近い気がした。ちなみにオーフェンはもっとチンピラくさいw

そもそもハルヒは「秘密に気付いて〜」ってパターンじゃないし。
ハルヒは変な女に気に入られて連れまわされているうちに、周囲の人間から秘密を教えられるってパターン。

ん〜、でもこんだけハルヒっぽいって言われるって事はそうなのかなぁ。
一人称を書く時には気をつけよう、と自戒。
198この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 21:18:07 ID:tTdqiqC+
>>196
書くほうはそれでいいと思うけど、結局は読んでる側がどう思うかだと思うんだよね
読む側に「なんだハルヒかよ」と思われてもいい、あるいはちゃんと凌駕できるなら
それでもいいんじゃない?
199この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 21:31:02 ID:/Va05JZ8
まあ要するにハル日より面白ければいいんだがな。
200この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 21:36:23 ID:tDRH3vl4
涼宮ハルヒの憂鬱が、文学の類型上どういった分類に値するのかはまた別の話として、
今の情勢下において特定の文体で書かれた小説が「ハルヒの類似品」として認識されるのは自然な事だろう。
201この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 22:13:51 ID:0qq3VvH+
>>198
同感だね。さらに新鮮味があるとよりよい
202この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 22:33:45 ID:tTdqiqC+
ま、しかし文体って一番目に付くところだから
特徴的でないものならともかく、キョン語りってわりと認識あるから難しいと思うけどね
203この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 22:42:00 ID:YWIlqbSB
2ch喋りなだけというオチ
204この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 23:00:42 ID:tDRH3vl4
キョン語りって基本的に下手な部類だしな。
205この名無しがすごい!:2007/08/31(金) 23:11:54 ID:YWIlqbSB
というかな、キョン喋りにすらなってねーぞ。
>>177【(   A   )】
キョン【(A)(B)(C)(D)(E)】
図解すればこんな感じ。別に>>177は多量の情報をこねくり回して一つの文に
入れようとなんかしてない。逆にキョン語りでは一文に色んな情報が入ってる。

同列視するのが間違い。強いて共通点を挙げるとすれば冗長なくらいだが、
冗長なりに文章の濃さってもんがある。まあ図の通りってことで>>177
206この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 00:10:39 ID:IFHoZYay
>>205
単にキョンを連想させるというだけだからそこまで比較せんでも
207この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 00:29:16 ID:Mcf9V0uY
まぁキョン語りについては本スレで話そうぜ。
208この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 01:45:00 ID:Eax7dIH+
谷川流は好きな作家だけどこの人に影響受けるとまずいような
というか今のラノベ人気作家ってあんまりお手本には向いてない気がする
209この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 16:19:04 ID:TWTzHyzy
キョン語り自体は普通の一人称だが、やたら遠まわしで冗長なのが特徴だし。
センスないとやってられんわな。おりゃアレ嫌い。
210この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 18:16:55 ID:6YVWmw3k
>>177
ハルヒイズムを貫きたいのなら、野村美月の文学少女シリーズを読んだ方がいいと思う。
この作品に出てくる天野遠子というキャラを見たうえで、もう一度書き直してほしい。
国木田という主軸に特徴が出れば絶対面白くなるはず。

文学少女シリーズを読めば解ると思うけど、国木田がハルヒっぽいと思われる最大の理由は、
「炎」を操るという設定がありふれすぎていて、国木田特有の個性が感じられないこと。
だからどうしても国木田=ハルヒ(+シャナ)に見えてしまう。
能力的な個性も必要だけど、性格的な個性が見れるシーンを冒頭に持ってきてほしいな。

ハルヒで言えば、「普通の人間には興味(ry…」っていう印象に残るシーンがあるでしょ?
あれみたいに。

しかし、文章も上手で読みやすいので、ハルヒの2番煎じにしか見えないのは勿体ない。
先の人も述べていたけど、この作風で2次を通るのは厳しいはず。
もっと文章力を感じさせる書き方の方が、新人賞は通りやすいと思う。
村上春樹然り、西尾維新然り、谷川流然り、文体に特徴のある高名作家に作風が似てしまうと
俺ら2ちゃんねら風情ですら『パクってね?』と邪推するのだから、審査員はもっと
その印象を持つんじゃない?

でも、同人とかネット小説のレベルで見たら相当期待できるし、続きは楽しみ。
211この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 19:48:29 ID:ffY4iXK8
ルックスハルヒの中身長門だな。
能力者ものとしては非常にオーソドックスで悪くない気がする。

体操服で戦う少女なら、ヤクザガールミサイルハートという作品があって、
挿し絵に大変萌えた記憶がある。

戦闘のたびにもそもそ着替えている戦闘少女。前日の戦闘で服が破れて体育見学。
いいんじゃなかろうか。

春に水をぶっかけるんだから、もっとリアクションが欲しいな。
美人の同級生をビショ濡れにするなんて、かなりショッキングなことだろう。
ものすごい技で主人公をぶっ飛ばすのもまたテンプレ。

最初はケンカっていうのもオーソドックスでいいじゃないか。


文章は、

>少なくとも、四月半ばまでは。
>その評価が一変したのは、正にその時期である。なんのことはない。国木田の抱える性格的な問題に、ほとんどの連中が気付いたからだ。
>彼女は口数が少なく、著しく社交性に欠ける人間なのだ。必死に口説いたり、友情を深めようと話しかけたところで、返ってくる返事は「ええ」や「そう」などという省エネ推進団体が泣いて喜びそうな返答である。
>そういう奴だとわかってしまえば後は簡単だ。スキャンダルの渦に巻き込まれた芸能人辺りを見ればわかるが、元々人気なんてものは砂上の楼閣である。
>そんな接しづらい女へ恋心を抱く男は日に日に少なくなり、国木田と友人になろうなどという奇特な女子も、今では僅かに二名を数えるまでとなっていた。


桜の花が散るにつれ、彼女に対する幻想も散っていった。
彼女の、あまりのつき合いの悪さに、男子生徒は諦めてしまったのだ。
なにしろ彼女の対人関係は超省エネ……つまり、何を言おうと「ええ」や「そう」の短い返事で済ませてしまう。省エネ推進団体なら喜ぶかもしれないが、恋する男子にエコロジーを求められても困るのだ。
桜に青葉が目立つころになると、クラスの「謎めいた美人」は、「ただの変人」となった。
恋心を抱く男は日に日に少なくなり〜

こんな感じでどうだろう。
212この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 20:01:10 ID:cValyFis
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0800.txt
【ジャンル】 学園コメディ?
【タイトル】 あくまくあ(仮)
【評価基準】 何回も読み返すうちに、自分では面白いと感じなくなってしまいました。
        自分の感性が麻痺してしまったのか、それとも単純に作品自体が面白くないのか。判断をお願いします。
        面白さの他にも文章や表現などで気付いたところがあれば指摘してください。
【改稿】 可
213この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 20:36:02 ID:6YVWmw3k
>>212
これは人を選びそう。ベタベタなストーリーや萌えを望む人なら面白いと
思うんじゃないかな。

今後長編にしたいと思ってるなら、冒頭の悪魔の世界のシーンで、心理描写や
情景描写をもっと増やしてほしい。
冒頭でも何かひと波乱起こさせればいいと思う。
あと、冒頭のセリフはちょっと説明的すぎるね。要修正。

個人的に好きなのは、悪魔も人間もお互いの存在を否定しているというところ。
このことを今後話の軸として進めることができれば、オリジナリティが出てきそうだ。
214この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 20:42:24 ID:6YVWmw3k
連レスごめん。
あと気になったのが、冒頭でリーリトスにクラスメイトと会話をさせてないのは狙いなのかな?
215この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 20:58:42 ID:ffY4iXK8
>>212
ぶっちゃけ微妙。ドタバタにしてはスピード感がない。
感性のほうに問題はないと思う。


召喚をもっとおどろおどろしくして、悪魔はもっとはっちゃけたほうがいいかも。
「エロエロイッサイエロデッセー! 我が願いをかなえよー!」とか言って
目を血走らせている部長の顔をぺたぺた触って
「うわーすごい、角がないー」
ケツなでまわして、「しっぽは?しっぽはどこ?」部長「ッアー!」とか。

風紀委員も気合いが足りない。本棚を背負って没収するくらいの気概が欲しい。


冒頭もかなり難点がある。どこにいるのか一瞬わからない。
リーリトスの性格も出ていない。

「バッカじゃねーの? 人間なんているわけないぜ。迷信だよ」

この一言のあと、場所を悪魔の学校と明記、
リーリトスが反論するも笑われて、半泣きでリーリトス逃亡(泣き虫
(くやしい!)(でも負けん気が強い
逃亡先で「人間」の載ってる絵本と自分の容姿を比べて、
人間の国に行くことを夢見る(夢想家の性格
(人間はいる、いるのだ。)(頑固なところ
それから呼び声を聞く。

これくらい情報詰めたほうがいいかも。


216この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 21:02:08 ID:RgfFn6ZU
>>212
俺の好きなタイプの作品だな。
だが情報不足だ。リーリトスの場面は俺が書けばもう少し長くなるし、風紀委員とのやり取りももう少しバカっぽくする。
217この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 21:19:44 ID:m5gTIWuI
>>177
髪が赤で炎の使い手ってのも、シャナっぽいんだよね
意図していなかったとしても、露骨過ぎるところがあるからその辺も気をつけたほうがいいんじゃない?
218212:2007/09/01(土) 23:23:55 ID:cValyFis
晒す前はこれでいいかなと思っていたのに、皆さんの感想を見たあとに読むとアラが見え出す不思議。
確かに冒頭はいくら何でも描写不足ですね。冒頭に入れるべきか迷っていたイベントがあるんですが、ためしに入れてみます。
それを入れれば悪魔の世界についても色々描写ができるので。
219212:2007/09/01(土) 23:25:46 ID:cValyFis
ってお礼してねー!
感想ありがとうございます。
220この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 23:50:58 ID:6YVWmw3k
頑張ってね。俺も今新人賞のための小説の執筆中。42*34で1日1p位のペースだけどね。
お互い頑張ろう。
221この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 00:10:40 ID:gM19G1vV
>>212
読んでて思ったんだけど
三人称なのに語り手が太一の主観でいいのかな。
222この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 00:28:39 ID:ePLZKKHe
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0801.txt
【ジャンル】 伝奇
【タイトル】 綾紡〜あやつむぎ〜
【評価基準】 長編作品の第壱章冒頭です。まだ、ヒロインは影も形も出ていません。
        それでも興味を引かれるか、読み進めたくなるか、を中心にお願いします。
【改稿】 可
223この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 00:55:21 ID:jE7U+mhf
.>>222
いきなり過去の話っぽいところからスタートしてる時点でもうやめた。
224この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:08:59 ID:cPNoiQiS
>>222
平凡なストーリーを想像する。萌えもなければ燃えも感じない。伝記なら事件を最初に持ってくるべき。
文章力は一定水準に達しているし、読みやすい。だが主人公が淡白に感じる。典型的なギャルゲーやエロゲーのシナリオを彷彿とした。
ヒロインは出てきていないみたいだがヒロインは妹なのかな? と、思った。家族の絆を描いているような出だしである。
225この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:14:23 ID:oth7vMSQ
豪くエロゲっぽい文章だな。
226この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:18:22 ID:tRI/mM5L
>>222
設定固めないで書いたのが見え見え、リライトすべき。

第二段落目の地の文では「祖母」「祖父」
第四段落目の地の文では「父さん」「母さん」
第八段落目の地の文では「文爺ちゃん」も「婆ちゃん」

パンダみたいな文章になってる。
一人称で地の文が変化して許容されるのは、キャラクターの内面が変化した時のみ。
作者の内面が変化して描写がずれるのはよろしくない。

無理して雰囲気作ろうとしても破綻するから、リラックスして書きやすい文体で進めたほうが完成度が高いはず。
後半の文体が>222の本来の文体だと思うし、そこに統一した方がいい。
227この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:32:06 ID:f5DFqXte
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0802.txt
【ジャンル】 特撮怪獣モノ
【タイトル】 朝はコーヒー牛乳を
【評価基準】 平和すぎるプロローグで飽きないか(一応、第一章で突き落とす予定)
      その他意見があれば
【改稿】 可

>>118ですがこっちは電撃向けです。
三人称は色々な作家成分が混ざって消化不良起こしているのでツッコミどころ満載な気はします。
ついでにこの後、プロローグのまま主人公(利佳)が豊を介抱するシーンを入れるか、介抱シーンを無くすかで迷っています。
介抱シーンを入れると一個伏線を張れるんですが、ちょっと冗長になる恐れがあるので。
228この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:36:05 ID:jE7U+mhf
>>227
コーヒー牛乳を飲む習慣がどうのって時点で飽きました。

つかみんな何故か「平和なシーンから」ってのをやりたがるけど、
それ娯楽小説の書き方としては一番やっちゃいけない事だから。
229この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:39:32 ID:f5DFqXte
追記
>>177に様々なご意見ありがとうございました
ハルヒ成分がある程度抜けるまでは推敲しまくる方向で行きたいと思います
て言うかシャナ成分も混じってましたか……アニメ版リナのイメージがちょっと入ってるとは思ったけどorz
230この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 01:57:30 ID:TwexpA9q
>>222
残念ながら全然惹かれるものがないです
伏線の気配もキャラクターの特徴も無い
これだけ少ない情報量で興味を惹こうと思ったら
物語を一気に転がすか、登場人物に魅力を付加するかしないとキビシー
淡々とした出だしが悪いとはいわないけど、たったこれだけの文章で
興味を惹くのは難しいことだから
もっと描写量を増やすかギミックを仕込む工夫が必要
工夫することを怠けたらあかんよ
>>227
薄い!
せっかく別の作品で改稿したときは成長したのにそれが全然生きてない
台詞回しで見せる作風なのはわかったけど、地の文が薄すぎる
ただ会話をやり取りしているシーンにしか見えなくて情景が全然想像できない
平和すぎる、というより平坦すぎる。面白い会話すればおkってわけじゃないよ?
特に登場人物の容姿も性格もさっぱりつかめないから、もっと地の文に埋め込むべき
この物語の冒頭を飾る女性?達がどんな魅力を持つのか、もっと教えてくれ
君の子供たちがどんなに素敵かを伝える努力をする意識を常に持つべきだと思う
231この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:09:31 ID:1U3TLnxb
>>222
興味はあまり引かれない。

あと、妹が走ってくるシーンから上はいらん気がする。冗長。
妹の可愛さをもっとクローズアップしておいたほうがあとの展開に効いてくるのではないかね。
妹に惨事がふりかかりそうだしさ。


>>227
だらしない姉なら、もっとはしたない格好で登場させたほうがいいのでは。

はしたない格好をした美少女が、乳を揺らしながらコーヒー牛乳をがぶ飲みしている……
素敵やん? ロマンやん?

上はTシャツ下はパンツで仁王立ちになり、片手を腰にあてて「んごっんごっんごっんごっ……、ぷはああーっ!」

これが美少女のコーヒー牛乳の正しい飲み方だ。
ハンムラビ法典にも書いてある。

介抱シーン入れるなら、半分ほどの長さで、軽い言い合いからドタバタして缶投げ、
昏倒させて介抱したら冗長にはならんような。

日常シーンはキャラ立てのためだから、あんまり長いとダレる。
それらしい行動をさせて会話でちょっと匂わせて、ドタバタしてハプニングやって……
とテンポよく畳みかけたほうがいいのでは。
とりあえず、キャラも薄い。

あちこち書かず、一作品をまず仕上げたほうがいいかもね。
人間はたいてい自分の思うほど器用じゃないし、器用でも一つのことに集中した方がより成果が出る。
232この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:19:28 ID:cPNoiQiS
>>227
一章部分も晒してもらわないとなにも言えないのが俺の感想。
さて冒頭だが平和から突き落とすのならば仕方がない。そのままいくしかないだろう。
ならばキャラをもっと濃厚にすべき。乳キャラなら乳さをアピールした方が妥当だ。
あいにく俺はロリな主人公ばかり書いているせいで参考になる助言はできないが、
エヴァのミサトさんみたく飲み干すような描写が欲しかった。今の状態では不十分。
233この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:20:35 ID:cPNoiQiS
ごめん砂ぼうず見たばかりだからボインキャラと書いてしまった。
234この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:23:10 ID:knfRqIq+
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0803.txt
【ジャンル】 お題小説
【タイトル】 数が増えたからって有意義にはならないんだな、って話。
【評価基準】 特になし

ヒマが多少は解消されたアル
235この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:27:22 ID:jE7U+mhf
>>234
いきなり説明から入ってる時点でどうかと。
236この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:29:02 ID:cPNoiQiS
>>234
> 3人目だ
縦書きに直した際に漢字にすること推奨。
SSなら描写が過剰。
長編や短編なら描写不足。せっかく犬娘なのに萌えが足りん。

イヌミミイヌミミ
237この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:30:14 ID:x/nXUMOc
>>234
イヌミミ!!イヌミミ!!

後半になってから読みやすくて面白くなってきたと思う。
キャラ描写は良い感じなので、できるだけ説明描写を控えていくと吉かな。
238この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:31:08 ID:1U3TLnxb
>>234
べつに続きが読みたいとは思えないな……。
なんだかよくわからないし。

幼女が、1文字しゃべる。また1文字しゃべる。

微笑ましいなあと主人公がそれを紙に書いていくと、未来に起こることの予知文になった……とかだったら、
おおぅ?と思うが、これだけではなあ。

萌えにしても、富士山に登る以前、樹海の獣道で迷ってる感じだ。
もっと、イヌミミ娘に触れる感動を伝えないと。
239この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 02:57:36 ID:TwexpA9q
>>234
ま、遊びで書いたのがわかってるから別につっこまない
余力は十分って雰囲気があるな
本気で書くなら次に期待

でもイヌミミは多少萌えた
こちらの想像力を駆り立てる要素はあったな
240この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 04:45:10 ID:30Q/J7VB
>>234
よく晒せるな、こんなもん。
暇つぶしでももうちょい力入れろよ。
241この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 05:35:48 ID:tRI/mM5L
>>234
試しに文章内の「イヌミミ」を「ネコミミ」や「ウサミミ」に置換して見たけど違和感がほとんど無いんだ。
そんな耳娘レベルの描写じゃ物足りない。
イヌミミレベルの描写が欲しい。
242この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 07:08:44 ID:pL2jIURy
>>234
イヌミミ!!イヌミミ!!

あんま考えずに和めてよかった。
最初の状況説明が箇条書きみたいになってるから、ちょっと工夫したほうがいいかもね。
でもイヌミミがでてから面白くなったから、別にどうでもいいんじゃないと思考放棄。


243この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 16:38:48 ID:my4Ww9uf
wannabeeにupが出来なくなってる・・・
244この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 16:44:57 ID:cPNoiQiS
>>243
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0810.txt
これか?三つも同じファイルが上がってたぞ
245この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 16:49:58 ID:EK72TshS
最近多いな。エラー出たと思ったらキャッシュ消して……ってのをテンプレに入れてお
いたほうがいいかもしれん。
246この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 16:52:01 ID:my4Ww9uf
>>244
おお、それそれ!
書いてる途中の奴をうpできるかどうか試してた。
うpされたらとりあえず削除するつもりで。
まだ精査もしてない途中までのやつだからすげえ恥ずかしいんだがw

>>1のアドから飛んでも俺のうpしたやつが今も見れない。up0803.txtまでしか
表示されてない。why not??
>>243は見えてるんだよね。
247この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 17:08:42 ID:iiBaJTbM
精査してない状態でその出来なのかorz
ヘコむ…
248この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 19:17:00 ID:my4Ww9uf
いや、途中までしか書いてないから何が何だかわからないと思うんだけど・・・

アホすぐるからはやく削除したいんだが、何度リロードしてもup0810.txtが出てこない。
誰かどうしたらいいか教えてくれ・・・
249この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 19:41:42 ID:jE7U+mhf
キャッシュを消したらどう?
250この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 19:43:36 ID:jE7U+mhf
ああ、あと思い出したんだけど、
shiftだったかAltだったか、とにかく拡張キーと一緒にF5押すとキャッシュから読まないでリロードするとか。

詳しい事は忘れたけど、そっちの方が手っ取り早いかもしれない。
251この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 19:45:39 ID:tRI/mM5L
削除キーさらせば誰かが消してくれるんじゃね?
252この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 19:50:29 ID:my4Ww9uf
>>249
おおお!ctrt+F5のリロードでうまくいったよ。こんなコマンド初めて知った。
0803以降のやつは全部俺だったから全削除しといた。
ありがとう!
253この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 21:37:22 ID:jE7U+mhf
ctrl+F5だったか。
次からテンプレにでも足しておいた方がいいな。
254この名無しがすごい!:2007/09/02(日) 23:56:30 ID:1U3TLnxb
>>252
それはもういいから、テンプレつけて晒してくれ。
255この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 00:10:47 ID:b+CCt16w
>>234
ふざけんな。
真面目に読んで時間損した。

とりあえず、一人称の「私」、書き手の思考が変質者みたいで気持ち悪い。
萌えキャラクターは書いてるけどお話は全然始まってない。
これだけじゃ、ただの作者の妄想であって小説じゃない。

「共働き故に小学校前の教育は私のようなベビーシッターの延長のような人に任せている。
中々に教育熱心な親で、私は3人目だ。」
変な文章。大体、三人「目」って書くってことは、順番があってその三人目ってことでしょ?
ここで順番の概念を入れるのは変。前の二人は辞めたのか?その日の三人目か?
あと、この辺りの文章は回りくどすぎる、くどすぎる。
「そう、両親共働きである。」←そんな予想、だれもしねえ。

仮にこの続きで話が展開していくとしても、
そうだとしたならここまではただのキャラクターの説明に過ぎない訳で、
もうちょっと工夫しろ。つーか、話が始まる気がしねえ。

このスレでこんな酷評したのは初めてだ。
恨むなら、最後の一文を恨んでくれ。
256この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 01:44:38 ID:Ap4Kz0nU
>>234
とりあえず何も考えないで描いたことだけは分かった。
タイトルから察するに、家庭教師がいくら増えても軒並み変態なせいで以下略という意味を
つけたかったのだろうが誰も分からんぞそりゃ。序盤の箇条書きの部分のみだしな、タイトルに対応するの。
そこだけ箇条書きみたくなって文全体から浮いてるのも無理に付け加えたからだろう。
で、それより後の文章だが、「私」の性別がどうあれ変態っぽいぞ。ぼかして描いてるのは分かるが、
変態耐性持ちじゃないと拒絶反応を起こすだろう。萌えにしても狙ってる範囲が狭い上に、
お題が犬耳なのにむしろ幼女メインなのはどういうことなのか。
展開にしても犬耳が急に眠くなったりと無理が多い。あと体勢が色々とおかしくないか。無理だろあれ。
誰も指摘してないが「私」や犬耳の外見描写が欠けすぎて宙に浮いた感じがするのもNGだ。
筋が無いのは元から付けようともしてないからだろうからつっこまない。

まあこの程度にしとこう。これ以上は心が傷つくからな。
257この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 02:33:58 ID:q1piKdtH
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0812.txt
【ジャンル】 ファンタジー(?)
【タイトル】 彼女がルール!
【評価基準】 ラノベっぽい文を書いてみたくて、資料片手に書いてみた。文章になっているか見て欲しいです。
【改稿】可
258この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 02:54:42 ID:Ap4Kz0nU
>>257
文章にはなってるぞ。安心めされよ。
ちょっと変態っぽいのもワナビっぽくてグーだぞ。
259この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 02:58:54 ID:rB3kr9W4
>>257
十分ラノベっぽいと思うよ
ところで小説作法ってやつがことごとく外されてるのは、何かこだわりでもあるのかい?
260この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 03:13:01 ID:AVHq3gob
>>257
エンターテイメントが何たるかをよく理解していると思う。
だけど、文法レベルでちょっと気にかかる。

「」末の"。"は省くのが一般的。
"…"(三点リーダー)は偶数個単位で使うのが正しい。
ちなみに"。。。"もしくは”・・・”と打てば変換できる。

つまり
「私を無視した、上に、裸を、凝視・・・法の、裁きを、受けると、良いよ。」
ではなく、
「私を無視した、上に、裸を、凝視……法の、裁きを、受けると、良いよ」
とするべきなんだ。

他にも句読点の打ち方がグレーゾーンな所が何点かあるな。
261この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 03:18:24 ID:8go389Ng
>>257
それ見てる資料が間違ってねぇか?
典型的な中二病患者の妄想じゃないか、これ。
262この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 03:45:57 ID:/ChfFv/Y
>>257
稚拙な心理描写があまりにも多い
必要なもんが少なくていらんもんが多いっていう典型的一次落ちワナビーの作品ですね
263227:2007/09/03(月) 04:13:25 ID:IIIs7uYd
感想ありがとうございました
現在改稿中ですが、アドバイスのおかげでだいぶ雰囲気が変わってきました
改稿が終わったらまた晒すかもです

>>257
文章作法は他の人が突っ込んでるから置いておくとして、感嘆符を地の文で使いすぎて劣化神坂になりかけてる気がする
いや、神坂作品好きだけどさ
あとギャグに走りすぎて無駄な心理描写が気になる
まあ、感嘆符も心理描写も俺個人の見解なんで、参考程度にしてください
ドタバタチックな作品の雰囲気は好き
264この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 06:02:57 ID:AEBGT0D7
>>257
読めなくはないけど読む気が起きないというかなんというか。
始まり方がカオスなのがどうにも。

自分の部屋のベッドで女の子が寝ていた。それで「3.家に連れて帰る」ってどういう事。
と、思ってしまった。時系列いじるのはよくねえな。
265257:2007/09/03(月) 08:37:21 ID:f5bGzrOf
指摘ありがとう。駄目なのは文法と内容か。ほぼ全部だなw
次はもう少しマシなの書くぜ。
266この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 15:37:38 ID:dyLQe/IW
>>257
なぜだろう。このスレで一人称の男が出てくる小説は
全て谷川のパクリに見える。
お主のもそうだが、男の名前を『キョン』に置き換えると、おい!まんまキョンじゃん!ってのが多い。

心情をライトにくだけた感じで表現する小説はそろそろ卒業の時期じゃない?
書くのが簡単てのはわかるけどさ・・・
267この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 15:56:31 ID:e9r6XIXb
ここはキョンキョンうるさいスレだな

ヒロイン目立たせるために、控えめかつ軽く心理描写しなきゃいけないんだから
これくらい普通だし、逆に個性を出せっつー方が無理だろ

谷川の文体はそこまで特別か?
268この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:23:07 ID:8go389Ng
文体じゃなく主人公がみんな皮肉屋なのが問題なんじゃねぇの?
269この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:28:49 ID:FPkBNhoL
>>267
逆だろ
一人称は語り手の個性がすごい出る文体なのにそれが
皆同じように見えるのが問題だって話だ
キョン語りは表面的な部分だけなら模倣しやすい、というか
一人称の使い方を意識しないと陥りやすい文体なだけ
270この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:33:08 ID:W7WxHwBb
文体の話じゃないだろ、それ。
271この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:39:49 ID:dyLQe/IW
ちょw >>267のレスは釣りだよな? マジレスじゃないよな? 普通にワラタんだがw

>ヒロイン目立たせるために、控えめかつ軽く心理描写しなきゃいけないんだから
>これくらい普通だし、逆に個性を出せっつー方が無理だろ

こんな固定概念の奴に評論されてると思うとうp主達も背筋が凍るぞ。
もしやと思うが、ハルヒしか読んだことないとかやめてくれよマジで。
272この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:46:02 ID:UFy+1t8v
>>271
普通にエロゲの主人公モード思い出して俺もワロタw
物語書かずに女の子だけ書いてりゃいいんじゃねーのw
273この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:53:34 ID:b+CCt16w
「キョンっぽい一人称」って抽象的に言っててもどうしようもないから、
どんな語りが「キョンっぽい」のか分析しようぜ。

>>257、すまないけど、例にさせて貰うよ。

>夜の月を見上げて風情に浸るなんてロマンティックな趣味は、生まれてこの方持ち合わせた事が無い。
長ったらしい文章を否定するのって、「キョンっぽい」

>そりゃあ月ぐらい見たくなるさ。
「さ」が「キョンっぽい」
逆に「そりゃ月ぐらい見たくもなる」だと、「キョンっぽさ」減少。

>空に月が見えるのはいつもの事だからな。
後付説明、しかも「だからな」が「キョンっぽい」の極み。

>模範解答ってなんだろう?
「キョンっぽく」ない。失格。
「じゃあ、―中略―模範解答ってなんだ?」の方がキョンっぽい。

俺の印象だと、「キョンっぽい一人称」ってのは、読者に語りかけて同意を求める一人称だ。
274この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 16:57:11 ID:AEBGT0D7
・ホーンテッド!
・世界が終わる場所へ君を連れて行く

辺りは一人称でキョンとは明らかに違うだろうな。
一人称型の小説をいくつか読んでりゃハルヒの文体がどれだけ奇抜で個性的か分かるはず。
275この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:03:48 ID:FPkBNhoL
>>274
奇抜で、個性的か?
エロゲ文体の派生系の一つにすぎんとおもふが>ハルヒ
276この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:07:49 ID:W7WxHwBb
やったもん勝ちなんだよ。
本当に簡単だと思うなら、誰も手をつけていない語り口を発掘して一発当ててみればいい。
277この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:09:41 ID:dyLQe/IW
>>273
そやね。読者と会話してる感じがあるともうキョン化するね。

>>274
あと、超メジャーであるフォーチュンクエストも追加で。これは主人公は女だけど、読者と会話してる
ような一人称。

よう考えたら谷川はスニーカーにハルヒの憂鬱投稿して正解だったなとオモタ。
電撃だったら深沢女史に一蹴されてたかも。
278この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:10:59 ID:AEBGT0D7
まぁでもこれだけ色んな所で「ハルヒっぽい、ハルヒっぽい」と声が上がってりゃ感覚も狂うわな。
人間誰しもずっと同じ状態に浸かってると感覚が麻痺したり、麻痺したような感覚に陥るから。

俺もずっとここにいたせいで、三行以内で読むのを止めるのは単なる読まず嫌いなんじゃないかと疑ったことあるし。
279この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:11:22 ID:b+CCt16w
>>275
うーん、俺はエロゲの文章で「キョンっぽい」って思ったこと無いなあ。
まあ、あんまりエロゲをしたことないけれど。
280この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:12:15 ID:f5bGzrOf
この文体はあまり好ましく無い、あるいは使いにくいってわけね。
なるほど、参考にさせて貰う。
281この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:19:16 ID:dyLQe/IW
>>278
>三行以内で読むのを止めるのは単なる読まず嫌いなんじゃないかと疑ったことあるし

それ言っちゃうのは禁則事項にしとこうやw
(ここだけの話、そんな奴ばっかだから。まじでここだけの話な。)

横書きのまんまだとちゃちくみえるから、
俺はちゃんと全文ワードで縦書き(40*40)に直して印刷して目を通してるYo。
どんな文であろうと、文字を読むことがすきだから。
 
282この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:26:02 ID:FPkBNhoL
>>278
うーん、でも三行で「価値がない、論外」ってばっさり切り捨てる人が
必ずいるけど、「このスレに何しに来たのですか?」って聞きたくなる
それも立派な感想だけどさ……
>>279
ごめん、あくまで個人的な意見ね
一人語り長回しとか、自分に問いかけているようで読者に問いかける手法とか
エロゲやりまくりの俺だとハルヒを読んだときに「これなんてエロゲ?」って
感じちゃったのよ
>>280
好ましいかどうかはともかく、使いにくいというより
テンプレ文章に陥りやすい、ってことじゃねかな?
283この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:30:13 ID:w18A1Gz1
ラノベってこれなんてエロゲ? っての多いね
漫画だとそういうのは少ないように思うんだけど
たぶん、何はなくともたくさん女キャラ出さなきゃいけない風潮のせいだと思うが
284この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:53:32 ID:9q7pLTKh
>>283
漫画とラノベじゃコンセプトの幅に違いがありすぎるだろw
285この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:54:32 ID:AEBGT0D7
>>282
読者は小説全部を読んであげる義理なんてないし。
作者が読者に媚びる必要性はないけど、その逆もまた無いわけで。
286この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 17:55:06 ID:CMjjz/hu
>>257
文章作法はまあ飛ばすとして。

文体はちょんとラノベっぽい感じになってる。
(一応ラノベ前提の)この晒しスレ内でも上の方に位置するくらいのかなりのラノベっぽさ。

「審判」ってアイディアはいいと思った。
その能力をさっさと示して話を手早く転がす所にも好印象。
そのあとの悪人云々のむしろ速すぎるご都合展開もこの話の雰囲気にはあってる。
まああんまり続くとうんざりされる事請け合いのグレー判定だから変えたほうがいいとも思うのだが。

>俺の部屋に行き倒れの女の子が寝てる
は改稿ミスだよな? 道に寝てたであってるよな?

続きを読みたいとは思えた。
面白かったよ。

で、キョンっぽいかって話。
俺は>>177はそれっぽいとは思わなかったが、さすがに君のはそれっぽいなと思った。
ただ、そこまで気にしても仕方がない気もする。

>>273の言うとおりキョンの特徴は「読者に語りかける形の一人称」だと思っている。
ただ一人称小説を沢山読んでれば分かると思うけど、そこ以外はかなりオーソドックスな形。
似てるといわれても仕方が無い。
普通に書いたら男の若者一人称は大抵キョンか戯言のいーちゃんになるんだから。

まあ新人賞向けと考えたらさすがに控えておけ、と言うところだけどね。
ハルヒがあれだけ流行っただけに、今は影響がでかすぎる。
投稿作もそういう流行に寄るらしいから、埋もれる可能性は非常に高くなる。
(過去にキノの旅っぽいのや、イリヤの水前寺モドキや、ブギーポップっぽいのが流行った時期に合わせて爆発体に増えて審査側が困ったって事があるって話を聞いた)
287この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 19:57:23 ID:tqozodwq
単にハルヒは読んでる奴が多いから「これキョンじゃね?」「うんキョンっぽいよな」って感想が書かれやすいんだよ。
「ハルヒのパクリ」ではなく「ありがちな一人称で特色がない」という指摘と思っとけばいい。
288この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:13:56 ID:AEBGT0D7
結論の後の蛇足
289この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:27:44 ID:dyLQe/IW
>>288
つ座布団
290この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:30:06 ID:IIIs7uYd
谷川のキョン文体は神坂一っぽいと思う俺は異端か?
291この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:37:12 ID:0zCM4CVv
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0814.txt
【ジャンル】 ファンタジー
【タイトル】 スピリッツ
【評価基準】 文章
【改稿】 可
長編の冒頭です。続きが読みたくなるか? 文章はどうか? ラノベっぽいか? などのチェックをお願いします。
292この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:46:18 ID:IIIs7uYd
>>291
ごめん、正直ギブ
描写が圧倒的に少ないせいか、展開が異様に早く感じる
それこそ、どっか読み飛ばしたのかって思うくらい

もう一つは好みの問題なんだけど、キャラの台詞がわざとらしいせいか感情が感じられなくて、棒読みしてるような違和感がある

まずは地の文か掛け合いのどっちかを磨いたほうがいい
293この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 20:58:51 ID:AEBGT0D7
会話を連続してみせるなら、何かしら会話だけで面白さを表現しないと。
294この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 21:11:38 ID:/ChfFv/Y
会話が鎮撫すぎ
295この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 21:36:56 ID:dyLQe/IW
>>291
まず、とりあえず「」の後は改行しよう。
前の人も言っているとおり、会話をぽんぽん進めすぎ。キャラ同士の会話を
書きたがりすぎてる印象がある。会話の前後にキャラがどんな表情で、どんな心境で
その言葉を語ったのかという情報が少ないから、会話の内容が希薄に感じてしまう。

評価基準の文章に関しては、情報の密度が薄いこと以外はさほど気になることはないかな。
文章よりも、小説を書く技術にかなり指摘項目があるんだけど、評価基準が【文章】だから
とりあえずここまで。
296この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 21:46:39 ID:w18A1Gz1
>>290
別に似てると思わない
自分がキョンキョン言われたから、リナに影響受けてるんだと思いたいだけでは?
ラ板の方にも書くくらいだし
297この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 22:07:42 ID:b+CCt16w
>>291
ラノベっぽいってより、マンガっぽい。
ジャンプの新人漫画家の読みきりからセリフだけ抜き出したって感じ。
小説として、描写があまりにも足りないと思う。

それに、長編の冒頭なら、情報を詰め込みすぎじゃないかな?
説明するためのシーンにも見えるし。

「」の後ろは改行するのが原則じゃないかな?まあ、西尾維新とか「」の後に地の文入れたりするけれどさ。

>「な、なにを」あっさりと背後をとられた巨漢は、
で始まる文章だけど、「一方」の前で段落分けるべきだよね。

接続詞を多用すると安っぽい文章になるよ。気をつけて。

酷評されてもめげずにどんどん書いて、
あと、小説をもっと読みましょう。

298この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 22:17:47 ID:WL6sUo0y
>>291
会話文が中心の文章で会話が死んでるのは致命的
小説の台詞は日常会話ではなく「人に読ませる」文章なのだから
読んで興味を惹かれる内容、テンポのよい言葉を選ぶ必要がある
地の文も少ないのに薄いから想像力を駆り立てられる要素がない

続きは読みたくならず、文章力は低く、
ラノベに必要なエンターティメント性は完全に欠落しており
つまりはもっとがんばりましょう。
299この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 23:06:27 ID:UDil4oLj
>>291
圧倒的に描写不足。小説を書いた経験が少ないように思える。もう少し小説に触れてみよう。
>>295が指摘しているが文中「」は改行しない場合もある。これは好みで行うといい。同様に()も改行しない場合がある。
杉井光がこの辺りは上手だ。参考にするといい。
・・・・・・は……だ。変換ミスか推敲ミスかどちらかな?
300この名無しがすごい!:2007/09/03(月) 23:18:38 ID:UDil4oLj
俺が部分修正するとこうなる。改稿はしなかった。

「老師、本気なのですか? この男は犯罪者ですぞ」
 目の前の手配書を見つめ、初老の男は嘆くように言った。
 紙切れ一枚にはガラの悪そうな男の顔が描かれている。刀傷の痕が目立ち、頬骨が出ていて痩せこけている。
 目は研がれたナイフの刃のように鋭利で細く、とても善人面とは思えない。歳は十代後半くらいかそこら。
「彼以外に適任はいまい? 他に候補がいるなら是非聞かせてもらいたい」
 と、老師と呼ばれた老人は色素が抜けた眉を一つも動かさずに答える。
「しかし、こやつは賞金首です! しかも、わが国始まって以来、最高額の懸賞金をかけられたほどの――」
「だからいいのですよ。自国の犯罪者……しかも懸賞金まで懸かっている男です。誰も、わが国の密偵だとは思わないでしょう?」
301この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 00:25:47 ID:UVt6T31V
>>291
老師=おじいちゃん先生って単語の使い方に違和感。
中国語で先生って意味だぞ。
おじいちゃんじゃなくても「老師」って言うぞ?
中華ファンタジーじゃないのなら「師匠」とするべし。
302この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 01:14:37 ID:rdkQT+da
俺は違和感を覚えなかったがな。先生! その判断でいいんですか!? みたいな表現で。
もしくは作中の老師の位置づけを明確にすれば問題ない。
303この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 01:16:19 ID:rdkQT+da
あ、しかもの二重表現に今気がついた。連続して同じ単語は使わない方がいい典型的事例になってら。俺の部分修正。
304この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 01:22:45 ID:UNSN0xQ2
あの「老師」って、人に物教える人って訳じゃないようにも思えるけど。
年取った人がエライっていう国の国会議長みたいな人じゃないのかな?

国会議員に「先生」って呼ぶ感覚で俺は受け入れられるけど。
もしくは、宗教が基幹を担っている国の老僧なら「老師」って使っても。
305291:2007/09/04(火) 01:45:15 ID:GplyUYNE
いやー、すさまじい駄作を晒してしまったみたいで・・・・・・。申し訳ないです。
すさまじい酷評ばかりなんですが、直すとこだらけなので書き直せば良くなるしかない、と思って最初から書き直すことにします。
自分の実力不足を痛感しましたので、書きまくって、読みまくって、少しでもマシな作品を書けるように精進したいと思います。

>>300
少し修正しただけで、これだけ変わると思うと元気が出てきました。
ありがとうございます。

>>304
おっしゃる通り、この「老師」は役職名としての「老師」です。しかし、伝わらない以上、表現ミス、描写不足ということなのでしょう。

近日中に、リライトしてまた晒したいと思いますのでそのときは、また厳しく批評してください。
最初はへこみましたが、ここまでいくとやる気が満ちてきたので頑張ります。
306この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 01:45:34 ID:GKlTrPeK
>>227の改訂版です
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0815.txt
【ジャンル】 怪獣
【タイトル】 朝はコーヒー牛乳を
【評価基準】 地の文の描写が薄くないか、キャラがきちんと立っているか、その他意見があればご自由に
【改稿】可
307この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:01:48 ID:Iv/t+a4Q
っていうかさこんな子供のお遊びみたいな真似は終わりにしようぜ

小説未満の文字の塊みたいな屑小説ばっかり晒しやがってよ
それを素人未満が偉そうに批評して何が「参考になりました」だ
お前らみたいな才能ゼロの駄文書きが素人から的外れな意見
もらったところで何の意味があるっていうんだ

目を覚ませよおまえら。晒してる人間には才能なんて欠片も無く
それを批評してる連中もただの素人だ。
そんな連中がこんなところでチンコ見せあってるのは気持ち悪いんだよ

褒められたいなんて思うな屑ども、お前らの晒した駄文は吐瀉物以下だ
そしてそれを批評家きどりで評価している連中、お前ら唯の素人だ
308この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:02:49 ID:doctNKDJ
ハートマン軍曹の愛情がこもったおことばですた。
309この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:06:17 ID:TUBtJEvv
はい、ご苦労様
310この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:07:25 ID:MyDSUucl
小説が文字の塊以外のなんだというのだろう。
311この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:10:56 ID:SF0/33d8
>>307
参考になりました。ありがとうございます!
312この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:14:55 ID:doctNKDJ
指から糞書き込む前と後ろにワナビとつけろ!
313この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 02:20:36 ID:5K4ptJsW
>>306
惜しい、惜しいなぁ……
確かに地の文は描写濃密になって情景は浮かびやすくなってるんだけど
台詞と比較してキャラクターに描写密度が薄い気がする。
せっかく個性的な台詞廻しで物語を回せているのにあまりにもったいない
容姿、表情、仕草、リアクション、癖、等
上記したのは一例だけど簡単に挟み込めるキャラクター描写はたくさんあるし
冒頭だけじゃなくてそれの積み重ねがキャラクターを魅力的にしていくと思う
あと後半の部分が何が起きてるのかごちゃごちゃして良くわからなかった
豊が来たの?来てないの?豊に気があるのは優佳?利佳?
314この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 03:04:43 ID:UNSN0xQ2
>>306
俺、これ好き。お姉さん好き。
お姉さん、白衣着てるって、研究者か何かだよね?
白衣? 白い服? 説明が欲しいかも。

缶ジュース?を投げた件が少し説明過多かもしれない。
即時性があったほうがいいと思う。
ここで利佳の遠投記録を語っても仕方ないし。
315この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 03:50:27 ID:FO08VIPp
>>306
 ある程度は書きなれているようだ。ただ地の文がぎこちない印象。以下は誤字とか。
・だらしない思うに違いない。
「と」が抜けてる。
・ごきゅんごきゅんと喉を鳴らし〜あっという間に空となった。
 二重主語っぽい。
・逃げる態勢に〜
「体勢」
・逃走を計ろうと
「図ろうと」

 会話文でのキャラ立ちはできてると思うけど、地の文の表現に内容が追いついていないと思う。
 冒頭、主人公のだらしなさを「十人中九人はだらしないと答える」「髪はねなどはまだ問題じゃ
ない」「どこかの倫理委員会が説教のために飛んできかねない」とまで書いておいて、単に若干
乱れた白衣とジャージという格好でした、ではフルスイングで内野安打を打つようでもったいない。
いっそ上は白衣をひっかけてるだけでブラはめくれて鎖骨に引っかかっており、下はジーンズが
膝どまりでパンツ丸出しというくらいに乱れてくれないと、ないと。もちろんどんなふうに胸が見え
ているかをじkk(略)。
「ごく普通の朝食の光景である」とあるけどコーヒー牛乳飲んだだけだし、朝食とはとらえがたい。
パンとかシリアルとか、何かあると思う。
 あと缶ジュース投げ、いまいち加害者と標的と被害者の位置関係がわかりにくい。妹はどこに
逃げようとしていて、缶はそこからどれだけ外れたんだ? それと殺気って攻撃の気配って意味
で使ってないか? 姉が妹を殺害する気だったってことになっちまうぜ?
 最後に地の文の語尾、「である」が多すぎる。

 女キャラが服装と髪形しか分からないというのは問題だろう。
 書く前に実写でもアニメでもなんでもいいから、脳内に上映しつつ一時停止したりコマ送りしたり
して緻密に書いて欲しい。キャラの背景設定も気になるので、豊がベッドで寝てるうちにそこの説明
もあるとうれしい。
 最近なんかキャラが高校生より年上ってだけで新鮮味を感じる……ちょっと愛読作品を見直して
こよう……
316この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 06:20:37 ID:RW4AlWNC
>>306
んー。あんまり改稿の成果が見られない気がする。
姉のキャラは前より立っているように見えるが、その他の二人はぜんぜん個性が見えてこない。
他の二人(特に出ずっぱりの妹。男は出たばっかりだからこれからだろうし)も掘り下げたほうが良くない?

で、このシ−ンのキモは姉妹の掛け合いなんだけど、どうにも二人の会話がぎこちない。
読者に伝えたい情報がうまく紛れ込ませられてないから、説明のための説明会話みたいに見える。
もう少し回り道して二人の性格を描写しつつ、喧々囂々と言い合いさせた方がいいと思う。

多分この辺が原因で話が薄い印象を与えているんだと思う。
先に晒した燃え女の奴のが中身がよっぽど濃い。
一人称の方が向いてるのかねぇ。
317この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 18:47:22 ID:WGfFlhcI
>>306
ドタバタやるには文体が重くないか。


ほかにもいろいろ腑に落ちないところが。

>やる気がなさそうに目尻を下げて「そうなの?」と聞きかねない

やる気なさげなキャラの描写をしておきながら、次の行で

「はううううううう! やっぱり朝はこれよね!」

とか元気いっぱいに叫んでるのはちぐはぐな印象が。

あと、「訊く」もしくは「聞き返す」じゃなかろうか。


優佳の性格も、几帳面な描写をしておきながら、姉を恋人ネタでからかったりと
かなりくだけた性格のようにも見える。

これ、姉がこのネタで優佳をからかうほうがしっくりくる気がするんだが。
318この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 19:02:22 ID:RW4AlWNC
>>317
妹が豊を好きで、それを寝起きのだらしない姉がからかう。

怒った妹が投げたものが豊の顔に命中、豊昏倒。

登校のため居なくなった妹を話題に、ちょっと色気のある雰囲気漂わせながら話す姉と豊。

って流れを想像して萌えたw
や、多分これだと妹が主人公の全然違う話になると思うけど。
319この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 20:36:28 ID:rdkQT+da
>>317
一定水準はクリアしていると思う。あとはどう面白く書くかだな。
説明っぽい部分があるので要修正。それ以上俺から言うことはない。
320この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 20:39:59 ID:rdkQT+da
>>317じゃない>>306だったorz
321この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 21:26:45 ID:bLkssdb2
>306
コーヒー牛乳には、後で意味が出てくるの?
この後どう展開していくのか知らないけど、
「コーヒー牛乳馬鹿にすんなーっ!」とかで主人公が超パワー炸裂とか、
ラストでコーヒー牛乳を絡めてニヤリとさせるとか、
特に何も無くて、キャラの味付け程度なら、冒頭でそんなに押さなくていいと思う。

他の人も指摘してるけど、地の文の使い方が上手くない。
脳内でキャラを会話させてると、台詞ばかりに気を取られがちだけど、
貴方の脳内は読者には見えないから、イメージを補うのは重要。
322この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 01:40:45 ID:m1lDxq2C
説明文嫌いをよく見るけど、奈須とか川上とか説明文多いじゃん。
それでも人気だけど。

マトハズーレマトハズーレ!!
323この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 01:42:58 ID:+7R6vgtq
>>322
ファンの定着した人間とそうでない人間の差は大きいだろう。
きのこは投げた。思いっきり遠くに。読めるかあんな文章。
324この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 01:43:53 ID:+7R6vgtq
ファンの定着した人間とそうでない人間は違うだろ。
きのこは投げた。読めたもんじゃない。
325この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 01:44:34 ID:+7R6vgtq
エラー起こしていたんだがきちんと書けていたんだ。連投スマソ
326この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 01:52:12 ID:m1lDxq2C
人気があるって事は少数派が投げようと最後まで読んで賞賛する人が多いって事ですよ
頭凝ってる少数派は黙っててください

それにファンの定着というが、彼らは最初っから説明文多かったじゃん
川上なんか初読者が多そうな終わクロの一巻の序盤から、このスレの住人からは
忌み嫌われ叩かれまくりそうな俺語りを主人公にやらせてるけど世間は全く問題にしてない。

ぶっちゃけワナビなんて偏見をコダワリだと思ってる基地外なんだからそういう自分の性質くらい
ちっとは把握しとけって話ですよ。
327この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 02:12:51 ID:+AS+Mhig
で、奈須の場合はゲームの信者が先についていたという都合の悪い事実は無視かね?
328この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 02:19:41 ID:xknGjwZT
プロがやってるからいいじゃんってのはワナビが一番やっちゃいけない言い訳だよな。
329この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 02:20:48 ID:rO/vh45O
プロなら60点の出来で出版許されるけど
ワナビは90点以上の出来じゃないとダメなんだってのは結構言うよな
330この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 02:31:09 ID:SNSGb0eT
ダイコンなのに俳優として認知されてるやつもいるし、音痴なのに歌手と言われてるやつもいる。
そいつらがそれなりに支持されてるのはいいとしても、
俳優や歌手を目指してるやつが、そいつらを手本にするようじゃまずいよな。
331この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 02:47:10 ID:toQtCEyS
そもそも説明文がややこしいのに売れている作家は、別に説明文が売りじゃないし
332この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 03:05:46 ID:QQbkDs/P
>>322
川上は知らんけど、
奈須は、謎のまんまストーリーを進めていって、
読者に疑問を植えつけてからその説明というか解釈をキャラクターに喋らせてるし。ちょっと違う。
ファンタジー的事柄の説明とキャラクターの特徴の説明って違いもあるし。

やっぱり、読者が必要性を感じていない設定まで説明したら、
それは説明過多だよ。

話は変わるけど>>306
>ようやく己の失策に気付いたようだ。
俺、こういう地の文で書き手が推測するのって違和感感じるんだよね。
作者に人格感じちゃうっていうかさ。「気付いた」って断言してもいいと思うし、断言して欲しいし。
まあ、これは俺の好みの問題かも。
むしろ、皆の意見が聞きたい。
333この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 03:06:49 ID:kDVf4L/f
例えば、Aがダメだと言われると、A-を出したり、A+を出したり、A´を出したくなる。
説明文がダメなら、面白い説明文を書けば良いだけの話さ。
334この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 03:39:17 ID:toQtCEyS
>>332
読者と同じ目線で情景を描写するにはいい手法だと思う
ただうっかり登場人物の心情描写をやっちゃったりすることも多いので、諸刃の剣かも
335この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 04:21:01 ID:QQbkDs/P
>>334
ん? 微妙に解んないや。
地の文で人物の心情描写やっちゃいけないの?
まあ、やるとしたら間接話法的に「○○と考えた」とするか、
自由間接話法的に書くかのどちらかだろうけど。
336この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 05:01:09 ID:ZMdxKbRy
>332
>そこまで言ってから「しまった」という顔になる。ようやく己の失策に気付いたようだ。
>そこまで言ってから「しまった」という顔になる。ようやく己の失策に気付いた。

前者が正しい書き方だと思うが、如何に?
337この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 05:17:28 ID:xknGjwZT
気持ち悪いっちゃ気持ち悪いな。
俺は作者の推量はどうも受け付けない。

ようやく彼女は失策に気づく。

くらいにするかな。
338この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 05:23:47 ID:QQbkDs/P
>>336
確かに。前文との繋がりが想定外だった、すまん。
ただ単に断定にするなら
>そこまで言ってから「しまった」という顔になる。ようやく己の失策に気付いたのだ。
になるか。こう書くと名文の対極に位置しちゃうけど。

主旨としては、地の文で「推量」が入るのは変って言いたかったんだ。
「なんで作者がそんな曖昧にしか言えない? 断定できるやろ」
「誰の脳みそが『だろう』って推測してるんだ!」
って本読みながらいつも感じてるから。

339332:2007/09/05(水) 05:31:24 ID:QQbkDs/P
ごめん、追記。
「だろう」はキライと書いておきながら、仮定の帰結としての「だろう」なら許容。

・道を歩けば十人中九人は振り返るだろう。

みたいな。あくまで、ただの推量はって意味です。
これで突っ込まれると話がややこしくなるかもなので。
340この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 08:56:31 ID:bFhqZF9v
>>332
うーん。俺はそういう推量の入った地の文もキライではないかな。

コメディよりなら地の文のツッコミでもありだと思うし。
もちろん寒くない事前提な?

嫌いという人がいてもおかしくはないと思うが、手元にある新人賞受賞作を見る限り、投稿作でやっちゃ駄目ってほどではないような感じ。
いくつか「だろう」とかがそれなりに入ってる三人称を見た。(例:狼と香辛料)

説明文も大丈夫っぽいな。
ただしその多くが最初に10ページ以上使ってキャラや状況、世界を描写した後になってる。
難しい話は世界観やキャラを馴染ませてからってことなんだろうね。
ここで晒されているようなごく序盤の段階での説明はNGくさい。
(例:時載りリンネ!)
341この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 09:06:23 ID:xknGjwZT
>>340
狼と香辛料はロレンスの視点に寄った三人称。
それは作者の推量じゃなく、ロレンスの推量じゃないか?と突っ込んでおく。
342この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 11:12:36 ID:toQtCEyS
>>335
視点保持者が登場人物外、つまり第三者視点の時、
・特定のキャラの視点と重なる
・誰とも重ならない
という2つのパターンがあるけど、>>317の文体が後者だとしたらの場合。
ただ>>317は両方の視点からの記述があるので、単に揺らいでるだけかもしれない。
豊が倒れた後半は、豊よりの第三者視点に固定されているので問題ないだろう。

ライトノベルは主人公よりの三人称が多く、狼と香辛料もそれだな。
343332:2007/09/05(水) 13:06:03 ID:QQbkDs/P
>>340 >>341
狼と香辛料は例として微妙。
地の文がまんまロレンスの思考に成り代わってるの多いし。
「ロレンスの推測なんだろうなあ」と思えてしまうわ。

例として適当なのは「吸血鬼のおしごと」
冒頭のレレナが礼拝堂に入ったときに、四段落目
>誰かに伝える気は無いらしい。
異論の余地無く作者が推量してる第八回の電撃大賞。
今のところ、俺が壁に投げつけた回数首位を誇る印象作。

キライなんだ。俺。
344この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 13:46:41 ID:1DJedm0L
実に単純に好みの問題だと思いますがね。
むしろ推測表現を外し、断定的に語らなければならないと縛った場合の方が
複数登場人物の思考描写を交錯させるミスは増えるかと。
306の他の地の文読んでも、傾向として観測者の解釈が
含まれている部分は端々にあるし、味でしょう。

地の文を脚本のト書き的に捉えるか
ナレーション的に捉えるかの違いかもしれませんな。
345この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 13:52:35 ID:oFH98kgj
面白さを優先させた方がいいよ>特にラノベの場合
文章の作法はそこそこで充分なのは既刊を読めばわかるはず
346この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 13:57:57 ID:uPbXsPCU
完全に好みの問題だな。
作法的にいっても、三人称の地の文に推量が入るのは問題ない。
地の文でキャラの行動にツッコミを入れると読者が冷めるからやらない、てのと同レベル。
議論してどうこうという話じゃないはずだけど。
347332:2007/09/05(水) 14:07:48 ID:QQbkDs/P
みんなどうも。
肯定派が多数だったのはちょっと意外だった。
地の文で推量はプロでもたまにいる、
くらいの認識だったから、どっちかというと否定派が多いかと思ってた。

俺は、やらない道を行くよ。やっぱり許せないし。
348この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 14:19:23 ID:oqwWesAS
他人の評論につっこみ入れるスレだったのか。それなら楽しそうだな。
いくらでも荒らせそうだ。

投稿する奴のレベル低いのもわかる。賢い奴はこんなスレで晒し者になるわけないし。
349この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 14:26:02 ID:9EdFw6tD
それこそ書く人の自由だし、好みの問題かと。

ただ、地の文での推量は嫌いだといっても、
あなた自身が>338で言っているように、
誰の脳みそ(視点)で地の文が書かれているかによるのでは?
三人称の小説だからといって、常に地の文が作者(神)視点とは限らないわけだし。
二人の登場人物の一方の言動に対する他方の心情を代弁する場合も考えられる。
地の文が作者(神)視点という固定観念を捨てて、
今は誰の視点で地の文が展開されているのか考えながら読んだり、
誰の視点で地の文を展開したら演出効果が得られるか考えて書くようにすると、
作風というか、幅が広がるかも。
あくまで、参考までに。
350この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 14:26:56 ID:O2dul/nf
>>343
作者を感じさせるってことは、
「これはウソです」「作り物です」「現実ではありません」
っていっているのと同じだしな。
感動する場面が台無しになるから危険すぎる。
少なくても俺には怖くて使えない。

ただ>>332であがっている >>306のあれは判断保留。
よく見たら>>306のジャンルは怪獣なんだ。
怪獣ってのはギャグもシリアスも成立する分野で、かつファン層があまり被らない。
早い段階でギャグかシリアスかをしめす必要があるんだ。
こういうジャンルに限っては
「シリアスでは使用出来ない技法を使う事によりギャグ路線を主張する」
というのはありといえばありだと思う。

351この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 15:13:05 ID:QQbkDs/P
>>348
作品晒されてないから雑談してたんだって!
元々、俺が「意見求む」って書いたし。

・・・というか、それだと俺が荒らしか?
俺が釣り師だったら、下半身の肉食われてるな。

>>349
このごろ、三人称の視点固定、というか、着眼点固定について色々悩みが絶えないよ。
352この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 16:32:33 ID:bFhqZF9v
いーんじゃない?
晒しがなきゃ執筆に関する雑談はもう定番ぽくなった流れだし。
俺は今の流れ見てて面白いし。
誰かが晒せばみんな一気に静かになって晒しに食いつくのもいつもの流れw
353この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 19:44:50 ID:q/fe9dJm
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0819.txt
【ジャンル】 サスペンス?
【タイトル】 殺人鬼萩禾トーチ
【評価基準】 文章力、その他をお願いします。
【改稿】自由に
354この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 20:12:17 ID:WyefohID
>>353
桜庭一樹の砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの主人公、山田なぎさに雰囲気が似てる
内容が現代社会の殺人事件の話っぽいからよけいにそう感じるのかも
355この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 20:12:22 ID:WXL1g9LH
>>353
劣化西尾だな〜的なことは必ず言われるかと。
普通に読めるし、書き方的なところは問題ないと思うし普通に面白げである。

主人公とそのライバル?は狂っているとしても、
「殺人は一般社会的においては悪いことですよ」的なことを
建前としてでも主人公が持ってるぐらいのことをかかないと、ついて行けない気がする。
356この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 21:12:35 ID:bFhqZF9v
>>353
主人公の淡々とした語り口は好みだ。
内容の方も淡々としていてあんまり派手ではないんだが、先が気になるだけの吸引力はある。
主人公の価値観もトーチの価値観もいい具合にずれているからかなぁ?
確かに孤独主義の主人公なんてのはよく見かけるけど、その上でこの主人公は常識ないっぽいし。
俺は魅力的と思ったが好き嫌い分かれそうだなぁ。

文章は書けてるんじゃない?
上でも書いたが淡々とした文体でサクサク読めた。
>>354で「砂糖菓子〜」が指摘されててなるほど、とは思った。

>私はヒノが怖くないんじゃないんだよ
推敲ミス? これだとトーチが主人公怖がってるんだが。
357この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 21:14:25 ID:jIdmgUTa
>353
>殺人者は嫌われる
この話の世界では、殺人者は「嫌われる」程度で済むんだね?
なら、プロローグか何かで、世界の成り立ちを少し説明した方が良いかも。
俺は、殺人者が嫌われる程度で済むとは思えない。

>何百人も殺してる
いくらなんでも数が多過ぎる。厨房(実年齢不問)じゃあるまいし、数で勝負しない。
何百人も殺せば、それだけの人間がいなくなり、当然、その数倍の関係者の人生が狂う。
学校一つ無人にしたと思えば、設定した事件の規模の大きさが判るだろうか?
それに、良い言い方じゃないが、サンプルが増えれば増えるほど、犯人の特定は容易になる。
特定地域で一人で数百人レベルの殺人を犯して特定されないには、それなりの理由が必要。

>殺人衝動に向いている
「殺人衝動」は、普通は「人を殺したいという強い欲求」という意味だが、
物語上、何らかの称号や役割(向き不向きが問題になる)として用いてるの?

後半は完全に雰囲気重視で、その分表現に対する配慮が乏しい。
細かく指摘しようかとも思ったが、一レスではできない。
少なくとも、現実の刑事司法、少年審判の基礎知識くらいは押さえた方が良い。
あなたが挙げた程度の理由では、簡単には放免されないよ。

文章そのものは、劣化西尾との指摘もあるように、模倣といわれても仕方ない部分があるが、
そんなに読みづらくは無いと思う。
そして、読みづらくないせいで、かえってアラが目立つという皮肉な結果になっている。

でも、基礎がもう少し身につけば、克服できない欠点ではないから、頑張れ。
358この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 21:31:40 ID:WyefohID
>>356
正確にはなぎさの常識を藻屑のレベルまで落とした感じかな
もっと言えば桜庭一樹の一人称っぽい
西尾は読まないからわからん
359353:2007/09/05(水) 22:03:39 ID:q/fe9dJm
数々の評価と意見ありがとうございました。もっと鍛錬を重ねます。
それと桜庭一樹は呼んだことがないので明日買いにいきます。

>>356

>私はヒノが怖くないんじゃないんだよ
すいません、これミスです。「私はヒノが怖くないんだよ」です。

>>357

>殺人者は嫌われる
殺人者は蔑まれるとかの方が合いますか?たしかに嫌われる程度ではすみませんね…。

>何百人も殺してる
これについては主人公の勘違いです。のちのちいろいろあるので…

>殺人衝動に向いている
殺人衝動が湧いているに直します。

あとヒノの妹殺しは完全な事故(周りとヒノがそう思ってないだけで)なんですが、それでも少年院とかにおくられるんでしょうか?
360この名無しがすごい!:2007/09/05(水) 22:51:44 ID:bFhqZF9v
>>357じゃないけれど、気にし過ぎなくていいと思うよ。
法廷で戦うような小説じゃあないんだろうし。

ラノベなら厳密な法律にのっとった描写よりも、メイン読者の直感に訴えるのを優先しても構わないと思う。
あんましあからさまな法律違反なら「地球によく似た別の星」とかの設定が欲しくなるが。

ラノベだもの、百人殺して捕まらない殺人鬼がいてもイイジャナーイ。
361この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 02:29:14 ID:9sSSujDf
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0820.txt
【ジャンル】 お題小説
【タイトル】 無意識における以下略
【評価基準】 特に無し
【改稿】好きにしてください

362この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 02:30:36 ID:ezTCDv7R
>>353
あれ、ヒノもも女の子だったよ。
男の子だと思ってた。

上の方で現実味が無い的な批評が目立つけど、
同じ内容でも書き方によってはいくらでも真実味を出せると思う。

>重畳、重畳。あれ? 重畳って使い方あってる?
これはもう西尾のパクリだよ。
文章の盗作は判定厳しいらしいから、
法的に追求されることはないだろうけどさ。

>私は彼女と出会った。 の後だけど
名前についての説明とかは少し後に回して、トーチとヒノの会話を先行させた方が良いと思う。

>学校に行かず不登校する
この繰り返しはアカンのでは?

>もちろん私には事件当初アリバイがあり
「もちろん」じゃない。使い方違うよー


話としては、設定としては興味が有るし、
文章のテンポというか雰囲気は好きなのだけど、
人に読んでもらう前にもう少し推敲しようか。
363この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 02:42:18 ID:ezTCDv7R
>>361
えーと、えーとね。その、何だ・・・

頭っから「レイプレイプ」連呼しないでよ!
今読んだストーリーからはレイプである必然性を感じられない。
「おちんちんってなーに?」位でいいじゃん。十分だよ。

まさか、「レイプ」がお題か?
ちょっとそのお題出した奴に「私の純潔を返して!」って泣きながら電話してみ。
もし、自分の出したお題なら、自分の無意識を全殺しすべきだ。
364この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 03:46:40 ID:AbOofAa0
>>363
あー、これが新人賞スレ@ラ板の448につながるのねw
今日はこっち見てなかったから気付かなかったぜ。
365この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 03:51:29 ID:Jui6DfqY
>>361
珍しい食材だからって吟味もせずに適当に調理して放り出すような奴は料理人じゃねえぇぇぇ!
つーか一般受けしない味だって自覚しててこれならある意味尊敬するぜ
見たところ調理手順は一通り心得てるようだし、多少腕に自信はあるようだが、論外だ

大体最後の「かゆ、うま……」はなんだ?
有名店のトッピングを一部だけ流用して、何を生み出したいんだ?
そもそも何を生み出そうとしてこの作品作ったんだ?

無意識の擬人化をやるにしても、もうちょっと方法を練った方がいい
これじゃ自己満足的な一発ネタにしかならない
発想力以外のところで本気を出してないのが丸分かりなので、次はもっと気合が入ってるのを
お願いします
366この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 08:42:01 ID:ezTCDv7R
>>364
いや、あっちのスレでネタ振ったのこの作者じゃない?
こっちの方が後発だし。
367この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 09:26:28 ID:AbOofAa0
>>366
いや、つまり>>364は、
「このスレの作者こと>>361>>363をみて、
あっちのスレで448を書いたのだなあ」という意味です。

わかりにくくてすまん。
368この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 09:42:19 ID:ezTCDv7R
>>367
いや、俺こそ気付いてなかった。
あっちのスレも見てるのに。あっちにも書き込んでるのに。

そーか、このレイプネタはあっちのスレのお題か。
じゃあ>>361は最長六時間程度でこれ書いたんだ。
原稿用紙9枚だから、なかなか筆が早いね。
369306:2007/09/06(木) 10:36:56 ID:3c0P3xw4
遅れましたが感想ありがとうございました
うーん、やっぱり三人称だと描写が薄いですか
あと、雰囲気に比べて文体が重い……
多分、秋田+桜坂+桜庭+否時雨沢というカオスミックスになってるせいな気がする
あ、否時雨沢ってのは意図して時雨沢文体を避けたせいです
一人称に移行しようにも、今回のは三人称じゃないと成立しないんで三人称でなんとかします
一息ついたら以前SD一次落ちしたやつを改稿して晒そうかな
370306:2007/09/06(木) 10:50:41 ID:3c0P3xw4
補足
コーヒー牛乳は、エピローグと第一章の最初の事件で使う小道具です
あと、正直なところ豊はここで退場(利佳や優佳の回想は別として)します
豊のことも、もう少し詳しく書いたほうがいいでしょうか
371この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 11:11:37 ID:ZsG/p1Wl
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0824.txt
【ジャンル】 邪気眼+学園+格闘アクション
【タイトル】 大喧嘩物語
【評価基準】 キャラクターの立ち方。バトル描写。というか完走できるかどうか。
【改稿】可

 何を言っているのかわからねえと思うが……
 以前のスレで晒した
『大迷惑物語』:http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0821.txt
 と
『大銃撃物語』:http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0822.txt
 の続きです。
 前二作を読んでないと理解不能な上、当初とは設定が違う部分も少しあります。
 何にしても長い話なので、途中からの感想や前二作だけ読んだ感想でも構いません。
 よろしくお願いします。
372この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 11:13:48 ID:ezTCDv7R
>>369
自分の文体確立しようよ!
つーか、描写が薄いってどういう意味だ? 少なくとも、描写が少ないって言ってる人は居ないみたいだぞ。

>密度が薄い
>ぎこちない
>イメージを補うのは重要。

なんか、変な方向に進歩しそうでちょっと・・・
373この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 11:34:09 ID:ezTCDv7R
>>371
注意! これは原稿用紙400枚を超える大作です!

エクスプローラーがやけに固まると思ったよ。
結局、オペラで開いてエディタに貼り付けた。

これ、エクスプローラーで開けるのか?
俺のじゃほぼ無理だったので、作者さん、試してみて。
374371:2007/09/06(木) 11:49:26 ID:ZsG/p1Wl
>>373
 俺のIEで見る限りには大丈夫そうですが……
 軽く200KBを超えちまっているので、一回ダウンロードして読むなどした方が良いかもです。
375この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 11:59:49 ID:+bnhqWOE
>353の出だしを勝手にいじってみた。元文と比べて悪くなっているのかどうか教えて欲しい。
今後、感想を書くときの参考にしたい。

 ■

 人は犯罪者を憎む。それが殺人犯となれば、なおさらだ。
 当然至極。議論の余地無き、自明の理。
 だから、私、之辻<のつじ>ヒノは憎まれる。これは理に適ってる。
 しかし、萩禾<はぎのぎ>トーチは違う。彼女は憎まれていない。殺人者だけど、人気者だ。理由は
簡単。私と違って、殺人者であることがバレていないからだ。さっきの公理を反対解釈すれば、人は
犯罪者でない者を憎まない。故に、殺人者と認識されていないトーチは憎まれない。以上、証明終わ
り。
 …まさか、本気で納得してたりしないよね? 人間はそんなに単純じゃない。別に憎むべき理由が
無くたって、人は誰かを憎む。トーチが人から憎まれないのは、彼女が上手く立ち回って、憎まれる
ような隙を見せないからだ。私には真似できそうも無いけど。
 トーチは本当に平然としていて、その生活ペースには微塵の乱れも無い。もう何百人も殺してるは
ずなのに、私は彼女から懊悩や葛藤、後悔といったものを感じ取ることができない。きっと、彼女は
あまりにも狂い過ぎているせいでかえって誰よりも普通に見えるだけで、人並の良心なんてものは期
待しようもないんだろう。その異常な殺人衝動を抑えるつもりなんかさらさら無くて、でも誰にも疑われ
ることもなくて、死ぬまで当たり前のように人を殺し続ける。萩禾トーチとはそういう特別な存在なんだ
と、最近は思うようになった。
 そして今、トーチはまた人を殺している。しかも、私の目の前で、だ。ちょっとくらい、私に気を遣って
くれてもいいのではないだろうか。親しき仲にも礼儀ありと云うし。っていうか、いい加減にしろ、この
殺人鬼め。

 ■■

 中学三年生の一学期が終わろうかという頃、妹が死んだ。私の夏休みは警察の捜査に協力するこ
とに費やされた。明らかな不審死だったし、きっと私は捕まるのだろうなと思っていたが、『綿密かつ
多面的な捜査』とやらの結果、なぜか妹は事故死という結論に落ち着き、私は社会から隔離されるこ
とも無く、二学期から普通に学校にも復帰した。
 妹が死んで、私はいろいろな意味で独りになった。
 もちろん、学校でもそうだ。孤立したこと自体はさほど気にならなかった。もともと、友達もそれほど
多くなかったし。ただ、事故死という警察の最終判断にもかかわらず、妹は私に殺されたことになって
いて、私は酷くイジメられる羽目になった。教科書は破られ、ノートは棄てられ、机には『人殺し』と彫
られ、鞄は焼却炉に放り込まれ、理科室で観察用に飼っていたおたまじゃくしを上履きに突っ込まれ
た。
 なぜ戦わなかったのか、と訝る人もいるだろう。確かに、理由の無いイジメだったなら、もう少し対応
のしようもあったと思う。しかし、タチの悪いことに、私が妹を殺したのは事実だったから、私としては
黙っているしかなかった。
 とはいえ、黙ってそれに耐えられるなんて状況でもなかったわけで、担任などとも相談した末、定期
試験を除いて、卒業まで学校に来なくていいということで折り合いがついた。表向きの理由は、妹の死
によって負った心理的ダメージを癒すため、自宅で静養するということになっていたが、本当のところ
は、最近イジメへの学校の対処に世間が厳しい目を向けるようになってきたので、私に対するイジメ
が公になる前に学校側が先手を打ったのである。修学旅行を棒に振ったのは残念だったけれど、不
登校扱いにならずに学校に行かなくていいというのは有り難かった。
 自分でいうのもなんだが、私はかなり優秀な生徒だったので、授業を受けていなくても定期試験など
に梃子摺ることは無かったし、志望校の入学試験にも難無くパスした。
 しかし、高校生になればリセットできる、という私の目論見は、脆くも崩れ去った。
376この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 12:34:21 ID:y3ArZxUR
>自分の領域も他人の領域も判断せずに突っ込んで、
>争いの渦中に飛び込んでいくような真似もしない。
という部分は、
>自分の領域か他人の領域かの判断すらせずに突進し、
>求めて争いの渦中に巻き込まれるような真似もしない。
の方がいいかなと思った。
「突っ込んで」、「飛び込んで」という似たような言葉の連続が好きではないので。

三つまとめて読んでる最中だが、これはもう賞に投稿した方が良いのでは?
実力の無い人は書き出しから躓き、それを取り戻すことは出来ないというのが俺の持論だが、
ストーリーの好みはあるにしても、表現上どうしても指摘しておきたいような問題はあまり見当たらない。
L線のくだりは専門的というよりはマニアックで、どうかなとも思わないでもないが、
これはこれで好きだという人もいるだろう。
もう、プロの指導をあおぐべきレベルだと思う。
377この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 12:35:27 ID:y3ArZxUR
アンカ忘れた。
>376は>>371へのレスです。
378この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 13:18:32 ID:ezTCDv7R
>>371
ごめん、疲れた。つまらなかった訳ではない。後で読むよ。
大喧嘩物語から読み始めて、
今、コッコちゃんに告白されたちょっと後位。

結構、面白いと思う。
こういう一人称は好きだよ。
あと、話の運び方、情報を伝える順序も巧いと思う。結構複雑な内容なのに、すごいよ。
特に、コッコちゃんの告白シーン回想をあのタイミングで入れるのは名人芸! 見習わせてもらいます。
キャラもちゃんと立っていると言って良いんじゃないかな。

応募作として見たら、ちょっと西尾維新の戯言っぽくて途中ではねられそうだけどね。
途中、右左子の説明で地の文と右左子が会話始めたけれど、これは受け入れられない。俺はね。
文芸部の活動、部長に感想貰うシーンは、ワナビとして共感持てたけど、普通の人に伝わるかなあ?
まあ、俺が見つけられる欠点なんて粗探し程度でした。今のところ。

>>375
プロローグは>>353の方(以後、原作と表記)が全体としては上手いと思う。
改稿は、矛盾は無くなってるみたいだけど、ちょっとクドイ。
証明の件とかね。あと、「トーチがうまく立ち回ってるから憎まれない」は、
話の焦点がずれてるし。
逆にイジメとかの節は、うーん、五分?
原作はトーチの初登場に問題あると思うし、この段階では。
言葉の誤用は直ってるけれど。不登校のとこ。
言葉遣いは、改稿後のほうがしっかりしているとは思うけれど。

379この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 15:20:46 ID:TRUiarCT
>>375
添削としてみるならばかなりのレベル。
原作の曖昧なところや、分かりにくいところがチェックできるから原作者の勉強にはなると思う。

ただ原作にあったキャラの個性が殺されてる印象がある。
原作のヒノは未熟さや独りよがりな所がいかにも高校生らしいんだけど、リライトのヒノは大学生位に見えるんだ。
俺はその辺結構気になる人だったりする。
380この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 15:29:41 ID:9MO2DNR9
>371、第一話部分読了。

出砂登場から保健室への流れがダラけ気味。
もっとシンプルに、コンパクトに、スピーディに出来るはず。
保健室のシーンも間違った方向に頑張り過ぎ。
ギャグ系エロ同人(商業系より無茶し易い)でも見て、流れを学ぶといいかも。
年齢的に許されるならね(何となく、under18に思える。それでこのレベルは凄いが)。

どうでもいい知識かも知れんが、名前は、漢字には制限があるが、読みに制限は無い。
例えば、「一」と書いて「ひゃくたろう」と読ませても良い(係に厭そうな顔をされるだけ)。

>普通の人間であろうと勤めてきた× → 努めてきた○

>少女相手
はおかしな感じ。相手は同級生の女の子。主人公にとって少女じゃない。
「女子相手」でいいのでは?
「喧嘩が強いわけでもない」も、女の子は喧嘩強くないのがデフォではと思う。

>埼玉県
S県くらいにしとけばw

>痣が痛みすぎていた
怪我の痛みがひどかったって意味? 痣(あざ)は打撲傷の痕だが、
痣が痛むってのは、「くっ、鎮まれ、俺の左手よ」以外にはあまり見かけないような。

>トラウマ
一人称だから、ユルくていいのかもしれないが、専門用語を安易に使わない方がいいかも。
トラウマの本来の意味を把握した上で使わせるなら別だけど。

>気のせいがする
日本語として変。「そういう感覚があるということは」くらいでどう?

主人公の喫煙をプッシュするのは、今後何か深い意味が出てくるのだろうか。
そうでないなら、結構不快なので、バッサリ切ってほしいのだが。

「嫌悪」より、理解不能の存在に対する「恐怖」とした方がしっくりくる気がする。

コッコの顔を殴らせなかったのは◎。女の子は(男の子も)大事に扱いましょう。
381この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 19:02:43 ID:yUAl2Xmk
>378-379、サンクス。
そうか。一人称の場合、たとえ地の文に表現の未熟さや独りよがりな感じがあっても、
それも含めてキャラの個性なんだな。
ちょっと前にも地の文の視点が話題になってたが、
作者さんが狙ってる場合もあるんだから、気をつけよう。
せっかく晒してくれる作者さんに失礼にならないようにしないとな、俺。
382この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 19:16:57 ID:i8Rei10L
>>371
前2作を絶賛してた奴です。
また来てくれて非常に嬉しい。
長いみたいだから感想は時間があるときに読むとしてまた今度。
とりあえず期待してると伝えたかった。

ああ、>>380見て思ったんだが俺もおまいさんの年齢が気になった。
問題なかったら答えて欲しい。
383この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 21:11:08 ID:MHx+/9Dr
>371、読みながら即書いてるから、だらだらしてるのは勘弁して欲しい。

間宮さんのパートは手堅くまとまってる。
正解は「音」なんだろうが、主人公に道化を演じさせることで、
正体不明の間宮さんの洞察力を印象付けることに成功していると思う。

>俺は他人の気持ちをここまでないがしろにできる人間を、他に知らない。
コッコちゃんは? あれは悪魔扱いで、人間じゃないの?

このあたりで、柚木華音というキャラは一筋縄ではいかなそうな、
コッコちゃんなど問題にならない、タチの悪いタイプなんじゃないのかという予感(感想)。

>柚木花音× → 柚木華音○

天啓と運命を使い分ける理由は何?

>自分でも気づかないミス
自分では気づかないミス、が自然。彼自身以外に、彼の努力を知り、ミスを論じられる者はいない。

>保障× → 保証○
この二つは意味が全く違う。他にも、「追求× → 追及○」とか、細かい間違いが結構ある。

「話しかけられたら答える程度」だが、「延々と愚痴を聞かされてもちゃんと聞いてくれている」ことを
聞き上手とはいわないと思う。聞き上手は上級会話テクニックだから。
ただ相槌を打つだけでなく、相手が話しやすいように雰囲気を作ったり、自分から話すことも必要。

図書館での華音の台詞、もうちょいアクセル緩めで、後半回していく感じの方が好み。

>柚木華音こと加農優希が、私のペンネーム
ペンネームこと本名が基本。てか、これだと「柚木華音こと加農優希」がペンネームってことに。

>出る杭を打つ努力、サディスト
「出る杭は打たれる」、「サディスト」を辞書で引き、文脈に沿っているか確認せよ。

柚木華音については、今のところ予想通りだったな、という以上の感想は無し。第二話読了。
ここから先は、細かい指摘は止す。ここは「感想」スレだったということに今更気づいた。
384この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 22:52:19 ID:i8Rei10L
>>371
読み終わったぜぇ。
今書き終わって投稿予定の小説が『やるべきこと』と『やりたいこと』を主題に置いたりしてるので、コッコとヒットの河原の掛け合いは参考になった。

誤字る誤字る言っといて、そのすぐあとに「でつ」がしっかり「です」になってるのに吹いたw
ツッコミもなかったから多分ホントに誤字ったなお前w
後半になると誤字が目立ち始めた。
盛り上がりのあたりから筆が乗って急いで書いたんでない? 推敲はちゃんとした?

相変わらずに面白かったが、途中(学校での防衛戦前)少しだれた。
出砂(作中で基本的に最強)の負けた理由を書いて、彼の強さイメージを消さないためのシーンなんだろうが、ちょっと説明くさい。
いっその事ヒットに勝っちゃってもよかったんじゃない?

で、また出砂な訳だが。
学校防衛戦、一戦目の方が描写が多くて盛り上がった。
うさこの強さもこっちの話の方が際立って見えたし。
とは言え華音と出砂であれ以上盛り上げるのも難しいよな……。
こっち(読者側)にある鬼札って切りにくいなーというのを実感した。

上でも書いたがうさこはいい感じにラスボスしていて良かった。
ちゃんと「絶対に勝てなそう」に書けてる。
非常に魅力的な敵キャラだった。

国子はともかく華音があまりに目立たなかった印象。
河原の会話で頑張ってるのはわかるんだけどね。
見せ場的には、
ヒット>>出砂=うさこ>国子>>>華音=双子
くらいの印象。
もしもバンドメンバー四人の話というなら、せめて双子を蹴って国子に迫るくらいには出番が欲しかったかも。
しかし出砂出世したなー。最初は他三人の話で作ったって聞いてたんだが。

国子の告白シーンはよかったね。
悩んでる感じが凄く良く出てた。机に突っ伏してからの表現が秀逸。
あー、華音の印象が弱いのは告白シーンの出来の差ってのもあるのかも。
あっちはさらりと流し読めちゃったからなー。

あと、どうでもいいがなんかお馬鹿なめぐみちゃんが可愛くなってきた。
多分気の迷い。俺が翠星石ちょっと大好きなだけ。
385306:2007/09/06(木) 23:56:11 ID:hwtSyCyS
二年ほど前にSD一次落ちだった作品を改稿したものです
元は主人公の容姿説明がムダにくどかったり、逆にプロローグの情景説明が三分の二くらいでした。
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0825.txt
【ジャンル】育児ファンタジー
【タイトル】魔王様とわたし(プロローグ〜第一章冒頭)
【評価基準】キャラがたっているか(この時点台詞のあるキャラは主人公のみですが)
      情景描写はきちんとできているか
【改稿】可
386306:2007/09/06(木) 23:57:43 ID:hwtSyCyS
追記:しょっぱなからマニアックなシモネタにとられそうなネタから入ってます
一応気をつけてください
387306:2007/09/06(木) 23:58:54 ID:hwtSyCyS
三連続ですいません
評価基準に追加で、その他気になったこともお願いします
388この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 00:19:35 ID:tMOTVOyt
>>371
メリケンサックのかわりになるライターってどんなのだ。

とりあえず、どっかに出してみれば?
微妙なラインだと思うケド。
なんというか、各所が長すぎる。
389この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 00:21:16 ID:tMOTVOyt
>>358
うん、一次落ちだ。

間違いなく一次落ち。

しょっぱなからガチのおもらしはないだろ……
390389:2007/09/07(金) 00:21:59 ID:tMOTVOyt
×>>358
>>385
391この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 00:47:05 ID:aGXzj7cx
確かにおもらしはないだろ、と思った。
でもここからおもらしを引いたら何も残らない気がする……
392この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 01:22:18 ID:wnmMFH8J
うーん、おもらしつうか夜尿症つうの?
読者に引かれるリスクがある割にあまり面白くないな 冒頭読んだ限りではね
393この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 01:48:33 ID:CfAmJ7v+
>>385
おもらしでドン引き。斜め読みだが主人公(?)がお漏らしするとなると格好悪い。
視点を変えて育てる側の目線から書くべき。
394378:2007/09/07(金) 12:10:09 ID:UT1jrya4
>>371
大喧嘩物語、読破。
面白かったよ。
さっき、地の文と右左子が会話するのが受け入れられないって書いたけど、
後半のは大丈夫だった。多分、キャラクタ説明で会話したのが俺的タブーだったんだと思う。
いや、「語り部」とか「読者」って出てきたのが駄目だったのかも。


こんな長さの小説を描けるあなたは凄いです。
それだけでも才能だと思う。

バトルについて、技術的に描写の欠点は目立ってないと思うけど、
ちょっとバトルが多いかも。四回、だっけ?
めぐみちゃんと双子をカットすれば、バトルを一つ減らせるよね。
あと、後半、ずっとバトルだから、決戦で緊張感が沸かないというか。
例えば、本気になった右左子の恐怖みたいなのを描写して緊張感を出すのもいいと思う。
それと、皆が皆、武闘派のキャラクターってのもね。
戦力に「格の違い」ってのが無いのも少し平坦。みんなまともに戦えちゃう。
その点では、戦力にならない由木さんがいい味出してた。

由木さん、いいヒロインだと思います。惚れました。
395この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 12:22:53 ID:UT1jrya4
>>385
俺は、そんなに悪くないと思うけど。
文章には欠点はないと思うし。

一次落ちの理由はここのお漏らしでは無いと思う。

けど、夢と現実の二回もお漏らしを描写する必要あるかなあ?
396この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 12:35:10 ID:TOzDuGCr
>371
大迷惑物語

保健室でコッコがヒットにいきなり迫るのはやり過ぎだと思う。違和感が拭えなかった。
コッコ、普通に告る→ヒット、やんわり断る→コッコ、なおも食い下がる→ヒット、理由を聞く
→コッコ、いい「音」が聞こえるから→ヒット、ヒく→コッコ、さらに迫る
てな感じの流れの末にあのシーンだったら、俺にも受け容れられたかも知れん。

間宮さん関係は、まずまず。
ただ、メタがやりたいなら、別の話でやるべき。この話はメタをやるには世界が完成されてる。
使うかどうも判らない設定の話とか、設定の話ばかりで疲れない?とか、
メタ部分が出てきて一気に気分が盛り下がった。
それから、重力の話はもう少し整理が必要だろうと思った。

中盤後半から終盤に至る流れ、特にラスト前のステージ上の遣り取りはとても良い。
修正した方がいいだろうなと思う部分はもちろんあるが、あの勢いは消したくない。
でも、チャゲアスはやめるべき。応募することを考えたら、例の協会が黙ってない。恐らく。
あと、ヒットの煙草は不要。どう絡められても、ヒットのキャラに全くそぐわない。
ラノベ内の高校生喫煙くらいで四の五の言いたくないが、これはこの話にとってマイナス要素。

こうした点を踏まえて、分量を今の三分の二くらいに圧縮すれば、いい作品になると思う。
非礼を承知で言うが、この話をこの程度の内容と文章のままで終わらせるのは勿体無さ過ぎる。


大銃撃物語

大迷惑物語と比較して、急激なレベルの上昇が認められる。
作話にしても、キャラメイクにしても、特に何か指摘したくなるようなダメな点は無い。
これに全く及ばないレベルの商業作品もある。本当に、皮肉ではなく、よく出来ている。
だが、それだけだ。読了後、まず「物足りない」と思った。
何が物足りないのか、それを具体的に指摘して挙げられればいいのに、とも思った。
ある意味、自分の力の至らなさを痛感させられた。
恐らく、作者の中で何かがこなれてなくて、伝えたいことが表現され切ってないんじゃないか。
推測で済まないが、その程度のことしか言ってあげられない。

と、読了直後は思っていたが、一部訂正する。
キャラメイクはちゃんとしよう。

柚木華音 → 長門有希(『ハルヒ』)
横田飛人 → 『僕』(戯言シリーズ)
騎士団の双子 → 金糸雀(『ローゼン』)、戯言シリーズの双子の暗殺者(惚れオチも同じ)
出砂(略 → 榎木津礼二郎(『京極堂シリーズ』)。
めぐみちゃん → 翠星石(『ローゼン』)
間宮さん → 京極堂(『京極堂シリーズ』)。このキャラだけは許容範囲。

俺はコッコちゃんだけは元ネタが判らなかったが。
独自のキャラメイクが結果として似てしまったわけじゃなさそうだよね?
パスティーシュ、パロディ、オマージュのラインを狙ったならいいけど。
そうなると、評価基準はガラッと変わる。
そうでないなら、せっかく文章力があっても、これでは台無し。
397371:2007/09/07(金) 13:27:27 ID:8qzhyrwr
 わわわ。レスがこんなに。

>>394
 地の文に干渉というか、侵食するのは『妹』だからできるのですよ……という話ですが、それで読み難くなるのもよくない、ですね。
 複雑な内容というよりは、主人公の立場がややこしいのかもしれません。
 バトルはもっと減らせるかもしれません。加勢して来た分の人員は、丸々削除しても良いくらいなので。
 敵のバトルがドラゴンボール式なので、倒される味方が少なくなるデメリットはありますが……そこは、がんばらないと。

>>384
 どうも、中盤過ぎた辺りで力尽きちゃうみたいです。そこはもっと、書き慣れて熟練しなきゃならない部分です。課題。
 コピー能力+未来予測はラスボスの王道だと思うのです。ありきたりとも言いますが。
 あ、めぐみちゃんに関してはかなりの裏設定があります。脇キャラなのに人気投票で上位に食い込んだり、メインよりも早くキャラソンが出てくるような、そんなキャラです。そういう風に作ってます。
 由木が出砂に食われているのは、アレですね。もうちっと考えないと……男キャラが前に出まくるラブコメもあるめえ。
『邪気眼って言ってるのにカノッサ機関が出ていないジャン!』
 という安易な気持ちで考えた話が、そういう風に受け入れられるのは嬉しいです。ありがとうございます。

>>383
 煙草は『一人でじっくり考える記号』として吸わせています。
 だから、条件を満たすならハーブでもガムでも良いので、変えられないことも、ありません。
 ただ以降では『大人ぶっている』という面も出てきているので、修正するとするなら『大喧嘩』にまで影響が出てくるのです。いらない、なら削るべきだとは思いますが。うーむ。
 ヒットの中では、国子は『他人の気持ちを理解できない人間』なので、『ないがしろにできる』とは少し意味が違う、というコトではこじつけですかね。
 名前の読みに関しては、ヒットは当然知っているでしょうが『法律で良くても許されないことはある』というスタンスです。

 あ、俺は煙草を吸える年齢ですよ。はい。

>>396
 『間合いがとれない人間』として、国子には段階踏ませずに突っ込ませましたが……そういう認識も、ありますか。
 間宮さん関連は大喧嘩まで書いて設定が幾分整理されてきたので、もう一度見直してみようと思います。
 ダラダラ長いっていうのは一番の問題ですね。ページ数を制御して書くってことができないので、難しいのですが。
 大銃撃に関しても、本来は60KBの短編を予定していたので、この辺はこれからの課題になりそうです。
 
 キャラは意識的に似せている場合と無意識に似ちゃった場合があります。
 由木は意識的に似せているキャラで、双子とか間宮は無意識。
 出砂の元ネタはハルヒです。才能とか、カチューシャ装備だとか。目的を違わせることで全然違う奴にする勢いで。
 ヒットは半分半分。正確にはキズタカと暦といーちゃんを足して三で割ったような感じです。
 めぐみちゃんに関しては、実は友人からネタを借りて作ったキャラなので、なんともかんとも。
 コッコは『コジコジ』とか『桑畑綾(ROOM No1301)』とかの影響かもしれません。電波かつヤンデレ。
 
 もうちっとキャラは練った方がよさそうです。
398この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 14:02:15 ID:UT1jrya4
>>397
つーか、あんたの情熱がすげえ。
尊敬する。

もし、プロになろうという考えが有るんだったら、
どんどん投稿すべきだと思う。
集英社のスーパーダッシュとか、今年から評価シート返してくれるらしいし、
原稿用紙換算700枚までO.K.だから、是非是非。

多分「プロになるぞー」って考えで書いたら、あなたはすごく研ぎ澄まされるよ。
いや、ここまで書けるんだったら、あとは研ぎ澄ますだけやん。

よし、俺もがんばろ。
399この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 15:43:24 ID:CYyeN87c
>397
キャラの造型は本当に大変だと思う。
オリジナルのつもりで、本当にオリジナルなんだけど、
自分が影響を受けた作家さんとは、
カッコいい、カッコ悪い、面白い、つまらない等のベクトルが似ているので、
結果として、アレ?ってことは起こりがち。
でも、そこはそれでいいと思う。
問題だと思ったのは、意図的に持ってきちゃダメってこと。
それは、他人が作った世界・セカイに便乗して、不当に楽をすることだから。
ここだけ気をつけてくれたら、あなたはもっと上にいけると思う。

>煙草は『一人でじっくり考える記号』、『大人ぶっている』という面
「ニコチン、脳」でググってみて。
煙草はむしろ思考力を奪う。
他方、大人びたといえば、記号としては確かに煙草、酒、エロくらいなのかぁ。
こうしてみると、大人って案外ツマランねぇ。
俺なりに打開策らしきものを考えてみたが、禁煙パイプはどう?
ラノベのキャラではいなそうだし。
「交渉人・真下正義」の片岡とか、「ジョジョ」のホルホースとか、いないわけでもない。
400この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 16:20:06 ID:CfAmJ7v+
俺の思考はトイレとタバコだけれどな。思考能力を奪うと知っていても一服している時間は考えごとをする。
悪いことじゃないと思うぞ。
401この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 16:47:49 ID:U2c/j8yh
俺の思考は眠る直前。
8割方は記憶の彼方。
402この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 18:19:41 ID:tetfbcZT
>371
大喧嘩物語

全部読み終わった。この人にレスするのも、今回はこれで最後だ。
プロでない人(推測)の文章で、ここまで長いものを、読み飛ばさずに読んだのは久しぶりだ。
そして、三作目にしてさらにグレードアップする完成度は驚き。
だが、創作者の苦労も垣間見えた、というかはっきり見えた。
ここまでくると、総評としては、頑張れとしか言えない。
あ、途中で右左子とコッコちゃんが逆になっている部分は直してください。
403この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 21:36:16 ID:lCUpxbVV
煙草がキライな俺は風呂だなぁ。
あるいは電車や自転車なんかに乗っての移動中。

でも考え事に煙草ってのは分かる。
コーヒー、紅茶で一服、みたいなモンでしょ?
404385:2007/09/08(土) 00:01:18 ID:DkNtJu9Y
感想ありがとうございました
うーん、やっぱりシモネタがきつすぎましたか
これ書いた時期、現代魔法のパンツはいてないを上回るインパクトの冒頭は無いかって考えてたんで、暴走してこうなってます
ちなみに夢→現実と似た場面を繰り返したのは、後の伏線です

>>177を完成させるのが一番の早道かな……
405この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 00:31:03 ID:lxzsI0gN
>>404
それなら全部晒した方がよかったと思うんだが……冒頭だけと全文では評価が違ってくる。
406371:2007/09/08(土) 01:48:50 ID:oSpEHkPd
>>399
 キャラクターの問題は、結構悪ノリが過ぎてた感じがします。今思えば。
 ところで、『ハイパードライブモード』のネタがわかる人はこのスレにいるのですかね。
 キャラクターに限らず、無数のパロディネタがちりばめられているのですが、わからないのとかあったら、なあ。完全に自分の責任ですけど。

 煙草は、うーむ。他の方の意見も含めて考えると難しいところですね。
 俺は煙草が好きな方で、吸っている間は考え事をしているコトが多いのですが、煙草が頭に良くないとも聞きますし。
 あまり関係ありませんが、禁煙パイプと聞くと究極超人あ〜るで『未成年が禁煙パイプくわえていて何が悪い!』とかやってたネタを思い出します。古い。
 吸ってるのは禁煙パイプなのにライター所持っていうのも、味があって良いかもですね。

>>402
 はい。頑張りますよー。
 プロットを大方書いてから執筆を始めたのですが、細かい部分でキャラが想定外の動きをしている部分があります。
 由木がなかなか自分の気持ちを言わなかったり、予想以上にヒットが鈍かったりで。苦労は苦労ですが、楽しい苦労でした。
 右左子がヒットを追い越してずんずん進んでいった理由とか。その辺は互いの歩み寄りで……ってワナビが言っちゃ駄目ですけどね。そんなの。言い訳じゃん。
 本当、誤字はなんとかせな……ありがとうございました。
407この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 01:57:49 ID:oMqtHohL
貴様ァァァァァァ、ここは雑談スレではナァァァァァァァァイ
雑談するならワナビスレでやれェェェェェェェェェェェェッ
408この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 02:02:08 ID:oMqtHohL
連レスだ。
何故雑談してはいけないのか、それにはちゃんと理由がある。
感想を貰いたい奴はお主一人ではない。このスレにうpした人は皆貰いたいと思っている。
それもできるだけ多く。もしここで雑談をすると、うpレスが流れてしまい、
「こんな古いうp作品に感想なんぞつけられるかッ」
となってしまうのだ。分かるな?ここは君だけのスレではない。
みんなのものだ。そして一つのうpになるべく多くの感想がつくよう、余計なものは省かねばならん。

分かったら慎みたまえ。
409この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 02:03:14 ID:lxzsI0gN
晒す作品がないんじゃ雑談になるね。俺は全文仕上がってから晒す予定だから誰か晒して
410この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 02:08:39 ID:oMqtHohL
つーかスレ違いな訳で。ワナビスレとか雑談する場所はあるんだからそっちでやれよ。
まあ次スレが建つとすればそん時にテンプレを修正するとしよう。
411この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 02:49:25 ID:TEw5Idbz
つか、ID:oMqtHohLのほうが自治厨を装った荒らしにしか見えん。
412この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 03:04:05 ID:bZrb02dy
>>385
文章の事をいえば、
「…………」
「…………え?」
が多い。たぶんこれほとんどいらない。説明的な独り言多すぎ。
「言葉につまった」「言葉が出なかった」みたいな簡単なものでいいから、
その説明台詞と驚き表現を抑えるといいかもしれない。
413この名無しがすごい!:2007/09/08(土) 18:40:18 ID:jg0z6zlp
ラノベなんだし、描写を徹底的に短くしたらどうだろ?

ex.
完璧だとされる人間も含め、大抵の人はなんらかの欠陥を抱えている。
それがほんの些細なことなのか、それとも周囲に重大な影響を及ぼすことなのかという違いだけで、誰しもが欠陥を抱えて生きているのだ。

 ↓

きっと人は誰もが欠点を抱えてる。
ほんの些細なことだったり、とても大変なことだったり。

賛否両論あるだろうが、徹底的に削ってみれば読みやすくはなると思うぜ。
414この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 00:41:47 ID:u8XN+3iZ
>>413
その場合は「きっと人は誰もが欠点を抱えている。」だけでいいな。
二行目は具体例を一つあげるべきだな。その具体例は書いた人間の深さを表す事になるが。
415413:2007/09/09(日) 01:22:20 ID:cdleCvI/
>>414
「抽象→具体軸」だな。

ただこの場合は、「誰もが欠点を抱えている」→「主人公の場合は」って、
「一般→個別軸」で話を進める場合だから、
主人公以外の具体例を敢えて挙げる必要はないと思う。
416この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 02:06:14 ID:u8XN+3iZ
>>415
いや、主人公の話は具体例に対する比較として登場する話になるから、省略するとたぶんマズい。
もし具体例に「食われる」程度の話なら主人公の話の方を省略すべきだし。
417この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 03:11:34 ID:cdleCvI/
>>416
んー。

最も抽象的: きっと人は誰もが欠点を抱えてて、
少し具体的: それはほんの些細なことだったり、とても大変なことだったりするけど、
最も具体的: 清瀬沙姫の場合、それは「おねしょ」という、高校生としてはかなり恥ずかしいものだった。

俺的には、著者の最初の構成は「抽象→具体」の軸で見ても悪くないと思うんだ。
(ただ、できるだけ冒頭に、主人公の身分は「高校生」って明らかにしちゃったほうがいいと思うが)

…著者的に、主人公が高校生じゃなかったらごめん。
418この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 04:31:22 ID:c1hj7PQ7
>>413
それどの晒しからの抜粋か分からないが、うにうにしてるな。
一行目は全てじゃないと言ってるのに、二行目じゃ全てと言ってる。
やっちゃいけない文章矛盾だ。
むしろ一行目で矛盾か?言葉がちょっと足りない。

改稿はその辺の意図を汲んでるけど、文意が変わってるな
419413:2007/09/09(日) 07:14:16 ID:cdleCvI/
>>418

>>原本は385の冒頭。
最初が「大抵の人が〜欠陥を抱えている」
二行目は「誰もが〜欠陥を抱えている」

…なるほど。
俺は気づかなかったが、たしかに文意に整合性がねえわな。
そこんとこも要修正か。
420この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 10:29:28 ID:u8XN+3iZ
>>417
そういう例話っていうのは、
アインシュタインのような「実はこんな一般的な事も出来ませんでした」という切り出し方か、
エジソンやブッシュのような「昔から一般の子よりも出来た子でした」という切り出し方のどちらかなんだよね。
そのどちらも考えていないのは、単に作者がその一般論を語りたいだけで、主人公は二の次になってる。

具体例の先頭にその姫とやらが立つって事は、「沙姫=一般人=重要人物ではない」と言ってるようなもの。
他人とは違うって事を見せてからなら「出来た人間にも欠点くらいはある」とする事は出来るけど、それって冒頭第一行目でしょ?
まぁそういう意味では「欠点」をテーマにした切り出し方自体が何も考えていないセンスの悪い切り出し方になってるけど。
421417:2007/09/09(日) 10:53:55 ID:cdleCvI/
>>420
すまん、何が言いたいのか良く分からん。

「抽象→具体」ってのは、別に具体例を挙げたいわけじゃなくて、
「抽象的な話から具体的な話へ」って筋道をつけることで、
読者が作者の話の内容を理解しやすくするって話だぞ?
422この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 12:10:27 ID:eOYAHTF7
原点に戻るようで恐縮でだが、
お漏らしがやっぱりダメだと思うんだよ。
欠点じゃないもの。
あれは医学的な病気。
怖くて、夜寝る前にトイレに行けないとか、一切関係無い。
おまけに、笑えない。

そこでなんだが、お漏らしじゃなくて、
どんなに対策しても、朝になると全裸になっている病とかだったらどうなんだろう。
もう何か、ミイラまがいにグルグル巻きになって寝るんだけど、
朝起きたらやっぱり全裸。しかも、服は、拘束具も含めて、綺麗に畳んで枕元に置いてある、みたいな。
誰か脱がしてるんじゃないの?と疑いたくなるが、
対策用記録映像には、寝たまま器用に全裸になり、服を畳む自分が映っている。
こんなんなら、荒唐無稽だし、ラノベ的かと思うんだが。
423この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 12:15:50 ID:u8XN+3iZ
それも面白くないけどな。

お漏らしは別にいいと思うよ 面 白 け れ ば 。
他に思いつかないならそれで書くしかないし、
誰かから設定を恵んで貰うスレでもないからその辺はどうでもいいと思う。
424417:2007/09/09(日) 13:41:48 ID:cdleCvI/
>>422
悪くない。
しかし、俺の想像力だとその後の展開が全部エロゲになるw

>>423
設定が面白いかどうかは後の展開を見ないと分からん。
というか設定を面白いものに変えるのが、ストーリー・テラーの真価だろう。
425この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 14:17:45 ID:wTYXxEeQ
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0826.txt
【ジャンル】バトル
【タイトル】未定
【評価基準】格闘シーンの描写について
【改稿】可

 自分がボクシングをやっていた頃のイメージで文章を書いてみてその部分だけ抜粋してみたのですが、
どんな動きをしているのか伝わっているでしょうか?
 ファンタジーものなのでダメージの与え方は現実とは異なります。

426この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 14:23:27 ID:a/CvTHmb
>>385
遅レスになるのだけど、ずっと気になってたんです。

「-」 これは普通、ラノベじゃ使わないんです。
「――」と全角のダッシュを二回続けて使います。

たしか、前の作品でもハイフンだったと思ったから。
427この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 14:37:05 ID:a/CvTHmb
>>425
人間関係がわけ解んないよ。
出てくるのは、傘の男、大男、(大男の)背後の女の三人だよね?
デトロイトスタイルの想像は出来たけど、傘持ったまま構えてるのね?

まず、言葉を誰が誰に対して話しているのか、もうちょっと分かり易くしてみてください。
428この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 14:58:50 ID:cdleCvI/
>>425
すまん。
状況描写が不足しているせいで、わけわからん。
429425:2007/09/09(日) 15:00:16 ID:wTYXxEeQ
>427
すいません、台詞も削除してしまったほうがよかったですね。

聞きたかったのは「はじめの一歩」で真柴がやっている構えから
フリッカージャブを繰り出す様が描写できているか、
サイドステップとターンの組み合わせで半歩移動しただけで
大男が傘の男を見失ったことを納得してもらえるか、
ということなんです。

430425:2007/09/09(日) 15:27:17 ID:wTYXxEeQ
>428

ごもっともです。
スレ違いなことをしてしまったようなので
半年ROMる作業に戻ります。
431この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 15:35:40 ID:GCshz/CK
>>429
フリッカーはおk。避ける方は、左右どちらの斜め前かがちと分かりにくかったかと。
で、自分流に改稿してみた。適当だし参考になるか分からんが、良かったらどぞ。
気に障ったらすぐ削除するでよ。
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0827.txt
432この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 18:45:27 ID:nLz7ioDq
>425
別に誰もスレ違いとは言っていないような…。
描写が足りないよ、と言っているだけで。
脳内で映像化したイメージを箇条書きにしてから調整するとかしてみれば?
あと、間柴のデトロイト、フリッカーなら、
左腕はゆら〜り、ゆらりと左右に不気味に揺らさないと。
そして、そこから毒蛇のように跳ね上がってこないと。
サイドステップ一つで見失うなんて現実ではほぼ無いだろうが、
別にいいんじゃないの。
経験者らしいから、気になるのかな。

>426
改稿としてなら、まずまずじゃない?
ただ、「大男の巨躯」は適当すぎだろ。
433この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 18:46:11 ID:nLz7ioDq
間違えた。
>426じゃなくて、>431でした。orz
434この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 19:01:06 ID:Gun8f27J
傘持ったまま構えたら、そっちの手でなぐれないやん。
435この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 19:18:59 ID:7qHLNhvn
俺なら傘を放り投げさせるな
436この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 19:23:04 ID:u8XN+3iZ
フルメタには攻撃に傘を利用するピザが・・・
437425:2007/09/09(日) 21:21:12 ID:wTYXxEeQ
テキストデータは削除しましたが、
レスありがとうございます。

>431
大変参考になりました。
他の部分も431さんを参考にして書き直していきます。

>432
あれは「間柴だから」ヒュンヒュンと腕を振っているのであって、
一般的にはあんなことしないかと・・・
また、半身でタックルしてきたり大振りして体が泳ぐ素人が相手なら
ステップ&ターンで視界から外れることは可能ですが、
やっぱり不自然だと思われてしまうようですね。
431さんのように傘などの小道具を使う方向で考えます。


今まで論文と報告書くらいしか文書を書いたことがない私が「小説っぽいものを書いてみよう」
と思ってストリートファイトに精霊を絡める話を書き始めたところです。
あまりにも下手な文章なのでストーリーや設定に関する部分を省いて
体さばきの描写に関するアドバイスがもらえたらな、と思っていました。
大男の背後にいる女は水を手足のように動かせる精霊が実体化したもので、
傘の男の方は実体化していない風の精霊がサポートしています。

今度こそ半年間のROMに戻ります orz
438この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 21:24:26 ID:dQNlOcfh
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0828.txt
【ジャンル】 エセ和風(?)ファンタジー
【タイトル】 未定
【評価基準】 ご自由に
【改稿】 OK

依然晒した http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0750.txt の続き、もう一人の主人公の登場シーンです。
かなり雰囲気は変えていますが。
439この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 21:29:01 ID:u8XN+3iZ
>>438
海外旅行のパンフレット(特に自分が知らない土地のもの)を参考にしてみては。
440この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 21:59:06 ID:BjwsazFY
>>438
読みやすいし、そこそこ面白かった。
文章力や構成力はあるように見受けられる。それなりに多目の人数を上手く回せている。
(話の全容を見たわけじゃないから断言できないが)

前と同じでやはりキャラで押している印象があった。
これは褒め言葉。キャラ押しを否定する評価じゃないから勘違いしないでね。

主役であるエイレントが硬めの人間の上に、大法官、ドレルと厳格そうな口調の偉い人間がキャラ被り気味。
どうしても会話が硬くて読みにくいと思えてしまう。
マユリやセイレンの出てくるシーンになってようやく彼女らとは逆に無骨なエイレントの人柄が出た感じ。

ドレルか大法官をもう少し頭の柔らかい革新的な人物に変えたりすれば良さそう。
生真面目な様子のエイレントに、お茶目な返答を返してみたり。

以前晒した話の方がキャラのバラエティも段違いでテンポもいいし読みやすい。
配置するキャラのバランスを少し考えてみては?

あと、上手く回せているとは言えさすがに名前持ちのキャラが多すぎる印象。
今までの登場人物にプラスして悪玉の城の領主に妹、そこにいる王族の姫が最低でもでるんだよな?
読者はいい加減覚えきれないぞ?
例えば大法官を挟まずにドレルに直接報告して次の指令を受ける、などもう少し簡略化は出来るはず。
物語を欲張りすぎず、キャラとともに文章上で語る部分を減らして、キャラの掘り下げの方に力を振ってみてはどうだろうか?
441この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 00:35:55 ID:aPEagA5R
>>438
キャラの登場人物が多すぎる。主要なキャラクターは何人だい?
不要なキャラクターは代名詞などにするべき。男とか女とか兵士とか商人とか少年とか少女とか。
名前の出ているキャラクター全員が最後……あるいは中盤まで登場すると考えると人数が多すぎる。

> 気付きいた

これは気づいたに漢字をひらいた方がよくないか?
442428:2007/09/10(月) 02:02:23 ID:KZdv1Phy
>>430 (425)
済まん、スレ違いでは断じてない。
443この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 11:20:26 ID:VfyI2T7L
>>438
登場人物が多いというより、名前が多い。
登場人物の親父の名前とか宰相の名前とか出すもんだから、
どの名前を覚えれば良いのか解んなくなっちゃうよ。

実際に登場してる人物って、そんなに多いとは思わないけど。
上司っぽい人に、行方不明の同僚、娘さんとお袋さん。あと、娘さんの親父か。
五人。ちょっと多いけど、丁寧に描写すれば大丈夫なはず。
話のペースを落として、じっくり描写すると良いよ。

ただ、呼び方が姓だったり名だったりでどれがどれだったか解んなくなりそう。
444この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 11:25:36 ID:6iv6JzK5
>>438
固有名詞が多すぎる。
人名地名等会わせて20個位はあるだろ。

普通の人間の同時に覚えられる固有名詞って結構少ないんだ。
暗記だけで脳力限界を超えかねない。
少なくても俺はメモを取りながら読まないと厳しかった。
445この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 13:46:30 ID:0vLlFzpA
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0829.txt
【ジャンル】ファンタジーのバトルシーン
【タイトル】魔導遊撃隊
【評価基準】バトルシーンの描写について
【改稿】可
バトルシーンの描写について意見を貰いたいのですが(描写がくどくない程度にできているか等)
以前晒した>>177は投稿作ということもあってこれ以上晒したくないので、自作の別作品で似た状況書きました。
冒頭ではなくある程度物語が進んでからの場面なので人物描写は意図的に省いてあります。
446この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 14:06:33 ID:VSn+hQAM
>>445
これで何を見ろと。
バトルシーンをウリにしたいわけ? それとも進行の妨げにならない程度にあればいいわけ?

これだけ見せられても何がしたいのかよく分からない。その程度の技量だとだけ言っておく。
447この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 14:15:46 ID:26Tq6dUD
>>445
まあ、いいんじゃない?
別に描写自体にどうこう言うところはない
粗筋的戦闘描写だから読みやすくはある
ただし、戦いの動きが全然複雑じゃないからキッチリした戦闘描写書いたらどうなるかは知らんけど

あと、以前〜晒したくないとか書くのは余計
君が自分から名乗りあげないなら誰だかわからないんだし
いちいち自己アピールしてくれなくていい
448この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 14:45:06 ID:LqwDPPRQ
くどくしたくないのなら、これでOKだと思うよ。
449この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 15:04:26 ID:VfyI2T7L
>>445
テキトーに書いただけに内容もテキトーか?
「突進」してるのに「間に合う」とか「間に合わない」とか書いてるのに
実際は立ち止まってうじゃうじゃいる雑魚敵を蹴散らしてて、
突進して無いじゃん。

ワナビスレで十分で書いたと吐き捨ててたけど、
これは文章に流されてるだけで全然書けてないよ。

あと、主人公のピンチに都合よいタイミングで助けが入るのは、
ラノベ的に常套手段だとしても、もうちょっと劇的に書かないと安っぽいよ。
ピンチの割りに主人公に危機感が薄い。

ティーナの登場はこのシーンの「転」だから、ちょっとは魅せないと。
描写がくどくないではなくて、あっさりと描写出来てる訳でもなくて、
これじゃ、無くても別にいいシーンだ。
450この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 15:10:41 ID:1JR9ETln
>445
そもそもこれで戦闘シーンとはいえるか微妙。
せいぜい小競り合い程度。
申し訳ないが、緊迫感もスピード感も高揚感も感じられない。

>ブロンズソード
青銅剣でいいの?
こういう場合、大抵ブロードソードだと思うんだが。
青銅剣をわざわざブロンズソードって呼称する例はあまり見たことが無い。
それとも、説明が省かれている事項の一つ?

>男の言葉を遮り、叫ぶようにしてへたりこんでいるナディアに声をかける。
「叫ぶようにへたりこむ」ってのは斬新だなと一瞬だけ思ったが、
→男の言葉を遮り、へたりこんでいるナディアに向かって叫ぶ。
ってことではないのだろうか?

>そもそも間に合うのかと言われたら絶対に間に合わないと断言できる。
戦闘描写にこういう冗長な表現は逆効果だと俺は思う。
素直に「絶対に間に合いそうもない」と書く方が、ありきたりでも、ずっとマシ。
さほどの分量でもない晒しデータの中だけでも、
こうしたクドい割に状況説明に役立たない表現がいくつも目に付く。

投稿するにはまだ相当の手直しが必要だと思う。
451この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 15:39:23 ID:y6T5Z8rs
>>445
 その……作中に描写が存在してないように見えるんだが……

>>剣を振るって男たちを切り伏せる

 この一文しかバトルしてないよね? しかもこれは説明文だし……
 バトルシーンということで戦闘前の駆け引きとかそこらも含めるにしても、
「呪を紡ぐ」「突進する」「距離を詰めていく」「邪魔に感じる」「狂える稲妻が男たちを襲う」
 など、シーンを盛り上げる重要なポイントをことごとく単語一つで説明ってのは問題ありだろう。

 呪文の紡ぎ方は?
 突進の様子は?
 距離の詰め方は?
 髪のどこをどう邪魔に感じてるんだ?
 稲妻ってどんな?
 それを食らった男たちの様子は?

 これらを過不足なく書いた上でスピード感を失わない、そんな領域まで引き上げないとバトル
シーンは読み物にならない。現状では臨場感というものがないので、一人称の意味がない。
 厳しい意見になったけど参考にしてくれればありがたい。
452この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 15:41:47 ID:HpG5o02D
>ワナビスレで十分で書いたと吐き捨ててたけど

これ酷いな。
そんなものを読んでアドバイスしろとかほざいてるのか。
453この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:00:13 ID:SUp7ZjDC
多分あれって吐き捨ててたわけじゃないと思うが……
俺の感性がおかしいのか?
454この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:01:08 ID:6iv6JzK5
>>445
全体的に演出が甘い。
絶体絶命のピンチで助けが来たシーンなのに、焦りや不利な状況が全然描写できて無い。
こんな美味しいシチュエーションを生かさないのはもったいない。

>男の言葉を遮り、叫ぶようにしてへたりこんでいるナディアに声をかける。
戦闘描写にしてはくどすぎのうえ、修飾関係が不鮮明。
"男の言葉を遮り、へたりこんでいるナディアに向かって叫ぶ。"
”男の言葉を遮って、ナディアに向かって叫ぶ”


>男の口が呪を紡ぎ、魔力収束反応が肌を刺激する。
これが"睡眠"の詠唱で、今食らったら終わりだというアピールが足りない。
だから、突進とか、その辺の描写が空滑りしてる。
もっとあざとくピンチを演出すべき。

>ブロンズソードを構えて突進するが、そもそも間に合うのかと言われたら絶対に間に合わないと断言できる。
間に合わないと断言する必要あるのか?緊迫感がそがれるだけじゃん。
無駄なあがきではなく、ナディアを1mでも遠くに逃がしたいとかならまだいいけど……
それとブロンズソード(青銅剣)を生かしていないのがもったいない。
鉄に比べて硬度が低いんだから、剣が曲がり、折れ、最後には投げつけて、それでも避けられて、とかそういう美味しいシーンが書けるはずなのに、何故生かさない?

>男は呪文を唱えきってしまったらしい。いつでも発動できるんだとばかりに余裕の言葉がかけられる。
>莫大な魔力が集まって--
ここで、「もう駄目か」とかそういう描写が欲しい。
読者がピンチを実感する前に助けが来てもしょうがない。
455この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:11:33 ID:26Tq6dUD
>>453
俺も吐き捨てたわけじゃないと思うけど、>>177のときも
ラ板の方のスレに一人称がキョンに似てると思われて心外みたいなことを
書いてたから、いちいち向こうに言い訳じみたこと書くなってことではないかな
456この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:37:31 ID:KZdv1Phy
>>454
「向かって」も要らなくない? 戦闘シーンはテンポが命だぜ?
「男の言葉を遮って」も、微妙だが多分要らない。
「ナディ、逃げなさい」も緊迫している状況下ではちょっと悠長。

つーことで、俺の意見では以下がベストだと思う。(異論求む)


>> 「逃げて」
>> ナディに叫ぶ。

457この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:51:40 ID:q9eUDsVn
>453
ブロンズソード(青銅剣)のそういう活かし方は、正直燃える。
燃えるんだが、青銅剣は脆く、曲がるというか、へし折れるというか、砕け散ると聞いたが、
その辺どうなんだろう?
あと、魔法使いの援護無しに魔法使いに中距離戦を挑み、武器がへし折れるまで時間を稼がれたとなると、
スリープごとき下級魔法だったら、10回は発動されてると思うんだ。
戦闘描写では、そういうとこのさじ加減も難しいね。

458この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 16:52:45 ID:aPEagA5R
>>445
俺と同じ症状のト書き文体になっている。描写が極めて少ない分読みやすいが、必要な情報が少ないので魅力を感じない。
部分修正してみたが、やっぱり俺の力量じゃこれが限界orz

「だから言ったでしょう。我々は裏切り者と紛い物を殺すことさえできればいいと」
「それはあんたたちの勝手な言い分でしょうが!」
 唯一残ったブロンズソードを構え、私は黒ローブの男に怒鳴り散らしてやった。
 はっきり言って、ただの虚勢である。普段ならともかく、魔法が使えない今はこいつらのほうが明かに有利だ。
「ああああ! もう、さっさと起きなさいよ!」
 "睡眠"を食らって夢の世界に直行しているクレアを蹴り飛ばしてみたが、もちろんこの程度で起きるはずもない。
 彼女はよだれをたらして惰眠を貪り、ごろんと地面で寝ている。一発ぶん殴って叩き起こしたいところだが、そんな暇はない。
「それではそろそろその女を……」
「ナディ! 逃げなさい!」
 男の言葉を遮り、腰をぬかしているナディアに声を叫ぶ。クレアが戦力外の今、そしてなによりも自称ナディアの保護者役たるティーナがいない、これしか方法がない。
 ナディア本人に戦わせるという手段もあるが、彼女が得意とする、とんでもなく詠唱時間のかかる召喚魔法がこんな状況で役立つとは思えない。
 冷や汗が滴った。心臓が破裂しそうになるくらい膨らむ。
「そういう態度に出るなら仕方ありませんね。それではよい夢を」
 男の口が呪を紡ぎ、魔力収束反応が肌を刺激する。獣の声のような人外の言葉が放たれようとする。
「やらせない!」
 ブロンズソードを構えて突進するが、間に合わない。こいつらが私とクレアを殺すことはないだろうけれど、数に任せて取り押さえることぐらいは簡単だからだ。
459 ◆ccqXAQxUxI :2007/09/10(月) 16:57:41 ID:pG3raVwR
>>438
みんなも言っているけど、やっぱり名前が多いね。最終的に単語だけで
一定の人骨・風土を思い浮かばせるほどに深く印象を刻みたい、というような
一種の野望があれば、それでも生きてくると思うけど。でも基本的には
「名前を適当にスルーすれば」結構読めるレベル。淡白な感じはあるけど、
それを作風といえば納得できるくらいの筆力はあると思う。が、
一方でこれ群像劇っぽいから、やっぱキャラ出しすぎかなーとも思ったり。
まあそれは追々整理すればいい問題と思われ。

あと巡検騎士の社会的地位をもう少し丁寧に表現してほしいかな。
下級か中級くらいの、城仕えの隠密といわれれば納得できるけど
騎士でコレと言われるとしっくり来ない人もいるかも。読みやすさで
そのへんの疑問をなだめている感アリ。
でも温かみのある人物描写はうまい。味噌汁の匂いがしそうだ。

あーあと、街。「概念」としての構造はわかったけど、街の手触りが
意外としっくり想像できない。木造か石か、道は広いのか子供が多くて
よくぶつかるのか、小道が多いとか露天の品物がどうとか
強い日差しをかわすひさしが多いとか、そういう「モノ」で表現すると
情景もぐっと厚くなると思われ。

あとなんつーか、エセ和風ってよりも思い切り時代小説の文体だねw
これはこれで個性的だから、ちょっと若者向けに単語を選べば
それだけでひと勝負できると思うぜ。
460この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 17:00:07 ID:aPEagA5R
それでは の連発修正するの忘れてたorz
同じ語句は短時間(短い頁の中)で使用しない方がいい
461456:2007/09/10(月) 17:27:37 ID:KZdv1Phy
ageすまん。

>>458
俺とはだいぶ方向性が違うな〜w
緊迫したシーンではできる限り描写を削ったほうがいいってのが俺の考え。

>「我々は裏切り者さえ殺せればいいのですよ」
> 魔術師は冷淡に言い放つ。
>「ずいぶん身勝手なことをいってくれるじゃない」
> なんとか虚勢を張ってみたものの、状況は最悪だ。
> 魔法は使えないし、クレアは眠っている。ナディに魔物を呼ばせる時間もないし、いちばん頼りになる保護者のティーナもいない。
> 私は剣の柄を握り締める。これが残された最後の武器だ。
>「あなたは逃げて」
> ナディに叫ぶ。せめて彼女だけでも逃がさなきゃ。
>「では、安らかに眠りなさい」
> 魔導師が呪文を唱え始めた。魔力が奴のもとに収束してゆくのを感じる。
> もう迷っている暇はない。わたしは無茶を承知で魔術師に突進する。

んー、どうだろ?
ちょっと説明不足な点が多いかなあ。
462461:2007/09/10(月) 17:30:14 ID:KZdv1Phy
てか、「魔術師」か「魔導師」か統一しろよ、俺w
463この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 17:51:57 ID:ssN7rbUP
>461
いいんじゃない?
シンプルな方が好みだ。
「あなたは逃げて」より「逃げなさい」の方が文字数少ないって程度。
464454:2007/09/10(月) 17:54:10 ID:6iv6JzK5
>>456
俺も普段なら「向かって」を抜く派だけど、今回は必要だと思う。

理由1
誰が居なくてだれが戦闘不能とか、冷静に分析するキャラみたいだから、
それよりも前に、黒ローブから視線を外して周りをチェックする描写を一度入れるべき。

理由2
状況を分析して行動するキャラがならば、なるべく多くの人物が視界に入るような位置取りをして
なおかつ護衛対象のナディよりも敵側に立っているだろうと想像したらこういう感じになる。

     黒ローブ

  リリーナ

       ナディ

この辺の微妙な位置取りを最小限の文字数で描写するわけには「の方を向いて」「ふりかえって」「向かって」
を使い分けてるのが最適だと判断。

理由3
戦闘シーンなのに動きが少ないから、動作を入れたかった。


こんな感じ、好みが分かれるところだと思う。
465この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 18:04:23 ID:KZdv1Phy
>>463
「自分は逃げない」って言外の意味を出したかったが…。
 微妙だな。
 つーか、改稿しておいてなんだが、いまいち緊張感がでてないよな。

>>464
なるほど、理があるな。

複数当事者の位置関係を明らかにするために「向かって」「振り返って」を使うのか。
ただ戦闘中に敵から視線を外すのもなんだし…。

「逃げなさい」
 背後のナディに叫ぶ。

なら位置関係が多少明らかになるか。
466この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 18:10:59 ID:s9ys2zET
467この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 18:18:51 ID:KZdv1Phy
そういや>>445の原文だけど…

>>「だから言ったでしょう。我々は裏切り者と紛い物を殺すことさえできればいいと」

>>こいつらが私とクレアを殺すことはないだろうけれど、数に任せて取り押さえることぐらいは簡単だからだ。

この2文のせいで、相手に殺意があるのかどうかが不明確。

そもそもクレアは魔法で寝てるはずだし、取り押さえられるのは「ナディア」じゃないのか? という点も疑問。
468この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 18:30:20 ID:r5wT9zeb
|
|─⌒)
|(,,ェ)・)
|Д゚) < お嬢さん! お逃げなさい!
⊂/     
| /
|

   (⌒─-⌒)
  ((( ・(,,ェ)・)
   ||l∩(,,゚Д゚) < すたこらさっさっさ〜の
    ||  .  |⊃ 
   C:、.⊃ ノ
     ""U

   (⌒-─⌒)
   (・(ェ,,)・ )))
    (゚Д゚,,)∩||| < さ〜〜〜〜♪
   ⊂|   . ||
   . !, ⊂,,,ノo
     U""

      (⌒─-⌒)
      ( ・(,,ェ)・)
      / (,,゚Д゚) < すたこらさっさっさ〜の
      / こつつ))
   ((C:、.   ノ
     ∪"U

   (⌒-─⌒)
   (・(ェ,,)・ )
    (゚Д゚,,) 丶 < さ〜〜〜〜♪
   ((⊂⊂ソ  .ヽo))
     . ヽ,  ,,ノ
       U"∪
469463:2007/09/10(月) 18:48:47 ID:6iv6JzK5
>>465
そちらは背後にかばうイメージだったのか。

俺は敵と護衛対象の両方が視界に入る位置を確保して
敵から視線は外しても、視界の端でチェックしている、というシーンだと感じた。

理由は原文に"ナディアがへたりこんでいる"という描写があったからだ。
一人称で視覚情報の描写がある以上、視界に入っていると判断した。

背後にかばっているなら"背後のナディに叫ぶ。"でいいと思う。
見えないものは描写できないから、俺も簡潔最優先でいくな


470465:2007/09/10(月) 19:18:48 ID:KZdv1Phy
>>469
ああ、なるほど。
ただ何にせよ俺の>>461は、緊迫感が足りない。

たぶん心理描写を削りすぎなんだろうな。

471この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 19:55:17 ID:wLdmaiq+
なんだかワナビ同士の勉強会みたいでいい雰囲気じゃなーい?
仕事してるうちにすっかり乗り遅れたな……

>>445
>>454が言いたい事大体言っちゃってるから言える事は少ないな……
とりあえず>>177の文章に比べて明らかにレベルが下なのは分かった。
元の文章があってある程度の修正をした(書き散らしたのでない)ならば、おまいさんは戦闘描写は向いてないと思う。

あと、「簡潔に短文で」という意見が多いが、俺は異を唱える派。
戦闘シーンで大事なのは>>454が言ってるように緊迫感とシチュエーションと考える。
そしてその為ならば分量多目の描写すら厭わない。
例えば必殺の一撃(パンチとしようか)が決まった時、
簡潔に「○○の拳が敵の顎に突き刺さった」
みたいなのよりも、その一撃にかけた○○の心境、拳が相手に届くまでの緊張感、相手に当たった時拳に受けた衝撃なんかを詳しく書いた文の方が読者の感情移入は強まると思うんだ。
>>456が異論を求めてたので意見してみたw
どうかな?(こちらも異論求む)

せっかくだから今から>>445のを今言った方法論で自分なりに書いてみる。
下手くそだから期待しないでねw
472この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 20:24:15 ID:6QABse/M
>471
それも一理ある。
ただ、戦闘場面にはスピード感も必要だと思う。
俺は、描写では「一瞬」とされていても、読者がイメージする戦闘のスピード感は
読者の読む速さにある程度比例するんじゃないかと思ってる。
処理すべき情報が多くなると、濃密感は増すし、誤解も少なくなるが、
何かモタついてるなって印象を持たれないだろうか。
結局、多くてもダメ、少なくてもダメで、適量ってことなんだろうが。
473454:2007/09/10(月) 20:24:27 ID:KZdv1Phy
>>471
済まん。異論はない。
不必要な部分は徹底的に削るべきだが、緊張感を出すために必要な描写は残すべきだ。

俺も>>461再改稿してみようと思う。
474この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 20:59:55 ID:SUp7ZjDC
>>471
俺も>>472と同じでスピード派だな
戦闘描写と日常描写は書き方を変えるべきだと思う
日常描写は多少多いぐらいの情報量でいいけど戦闘は速度命だから最低限の描写があればいい
極端な話うだうだ描写して雑魚を倒すのに一貢も二貢も使ってたら読者はなにこの雑魚主人公?と思いかねないよ
475461:2007/09/10(月) 21:14:26 ID:KZdv1Phy
んで、改稿。
心理描写を書き加えて、ついでに主人公に死亡フラグをつけてみた。

 クレアは眠らされているし、ナディに召還させてる暇もない。――敵には護衛が3人いるのに、戦える味方はあたし一人だ。
(もう駄目かもしれない)
 ――あまりに絶望的な状況に、ついそんな弱音を吐きたくなる。
「おや? もしかして戦うつもりですか?」
 魔導師は小馬鹿にしたかのように嘲笑う。あたしたちのことなど、きっと狩りの獲物ぐらいにしか思っていないのだろう。その態度からは厭味なくらいの余裕が感じられる。
「ナディ、あなたは逃げなさい」
 私は、ナディに命じた。
 が、震える手で杖を握りしめたまま、ナディはその場を動こうとしない。
「逃げろって言ってんのが分からないの? あなたがいると足手まといなの」
 強く、――ほとんど怒鳴りつけるように私が繰り返すと、ナディは一瞬、泣きだしそうな顔をしてから、踵を返して駆けだす。
「逃がすわけにはいきませんね」
 そう言って魔導師が「睡魔」の呪文の詠唱を始めたのと、その護衛が一斉に白刃を抜くのが同時だった。
 もしその魔法に抵抗できなければ、私は眠らされている間に容赦なく斬り殺されてしまうだろう。
(ごめんね、もう会えないかもしれない)
 遠ざかってゆくナディの足音に心の中で謝りながら、私は残された最後の武器であるショートソードを構える。

やっぱ文が長いと読みづらいよなあ。
結局、俺の状況描写能力が足りないだけなんだろうが…。
476461:2007/09/10(月) 21:17:13 ID:KZdv1Phy
>>475
つーか、描写以前に時制を間違ってる箇所があるな。…むうう。
477471:2007/09/10(月) 21:20:18 ID:wLdmaiq+
できたよー。
更新の仕方が分かんなくて困ってた。
前にも話題に出たなーと思ってスレ遡ってみたがよく分からなかった。
前スレだったっけ?

http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0830.txt

まあ下手くそなんで「こういう方向はどうよ?」程度の参考くらいでお願いしますw
478461:2007/09/10(月) 21:21:49 ID:KZdv1Phy
>>475
つーか、最初のほう「あたし」になってるな。推敲しろ俺。
479461:2007/09/10(月) 21:28:57 ID:KZdv1Phy
>>477
おお、上手いなw

>> 後ろでへたりこんでいるであろう

なるほど、一人称で主人公が見えない部分を描写するには、「であろう」 を使えばいいのか。

勉強になったぜ。
480この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 21:30:57 ID:aPEagA5R
>>477
上手いな。参考になった。
481この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 21:52:16 ID:aPEagA5R
書き忘れ。重箱の隅を突くようで悪いが。
秒だのメートルだのはファンタジーではアウトではないだろうか?
この場合、歩数を距離、時間は体感時間でいいと思う。直後とか、少しして、とか。

というか、俺は一人称が苦手なんだあああああああああああ!
482この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 21:58:42 ID:7RFR2bJb
>461も>471も上手いなぁ。何か心が折れそうになるわ。
二人に触発されて、俺も改稿してみたぜ。一応晒す。

「だから言ったでしょう。我々は裏切り者と紛い物を殺すことさえできればいいと」
 黒ローブの男は淡々と言う。
「それはあなたたちの理屈。こちらが従わなければならない理由はありません」
 唯一残ったブロンズソードを構え、私は黒ローブの男に言葉を返す。ありったけの自制心を動員し、
出来る限り平然としている風を装う。
 魔法が使えない今は相手が優位だ。虚勢でも何でも、有効な打開策が見つかるまで、とにかく今は
時間を稼がなければならない。
『さっさと起きなさいよっ!』
 "睡眠"を食らって呑気に寝こけているクレアを蹴り飛ばしたい衝動にかられるが、もちろんその程度
で起きるはずもない。
「さて、そろそろその女を……」
 考えをまとめる時間くらいくれたっていいでしょうに。せっかちな男は女にモテないわよ。ああもう、仕
方が無い。
「ナディ! 逃げなさい!」
 へたりこんだままのナディアに叫ぶ。クレアは戦闘続行不能、自称ナディアの保護者であるティーナ
は不在、得物はブロンズソード一振りだけときては、他に方法が無い。ナディア本人に戦わせるなど論
外である。召喚魔法にはもともと時間がかかるが、発動までのんびり待っていられるような状況ではな
いのだ。
「やれやれ、仕方ありませんね」
 男はわざとらしく溜息を吐くと、口中で呪を紡ぎ始める。
「させない!」
 無茶を承知で突進するが、急進派の連中が素早く間に立ちふさがる。
「邪魔するなぁっ!」
 言葉遣いに気を配る余裕はもう無い。ブロンズソードを振るって男たちを斬り伏せる。一人斬るごとに
どんどん斬れ味が鈍っていく。
 男との距離は縮まらない。
 腕が重い。髪の毛の重みさえ鬱陶しい。こんなことなら、ティーナにもっとちゃんと体術を教わっておけ
ばよかった。
 男の呪が完成しつつある。魔力収束反応がチリチリと肌を刺激する。
 もう息が続かない。身体がいうことをきかなくなりつつある。
「大した奮戦振りでしたが、無駄でしたね、リリーナ・アルミリオン」
 男が嘲弄する。呪は完成してしまった。もういつでも発動できる状態にあるのだ。
 私は間に合わなかった。
 私にもわかるほどの莫大な魔力が集まっている。絶望に染まりつつあった意識を、わずかな違和感が
刺激する。私にもわかるほどの魔力?
「ぬうっ!?」
「!」
 "睡眠"にそんな馬鹿げたレベルの魔力収束は必要無い。男も驚きの声をあげる。何が起こっているの
かわからないのだろう。私だってそうだが。
 いや、これはまさか。
「精霊の轟く雷鳴!」
 目も眩むほどの閃光と衝撃。熱。そして、全てが破壊し尽くされたことを証する轟音。
 これほどの雷撃呪を扱える魔術師を、私は一人しか知らない。
「…少し遅れたようね」
「遅すぎ、です」
 樹間から姿を現したのは、魔術師ティーナ・バーデン。なぜか、怒りを孕んだ表情でそこに立っていた。
483この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 22:04:18 ID:dcIis2R1
>>438
描写に味があって好きですよ。すらすら読めるし。
ただ、散々既出だけど名前持ちが多すぎる印象。空鐘とかの大長編ファンタジーみたい。
シリーズもので総勢何十名という登場人物になるのは仕方ないとして、投稿作ならもうちょっとスケール小さくしないと書ききれない気が。
時代劇っぽい西洋ファンタジーは珍しいと思うので、頑張って。

>>445
大人気だなー。
という訳で、俺も改稿してみました。
タイミング的に>>477の人が先に上手いことやっちゃった後だけど、書いちゃったから晒すんだぜ。

http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0831.txt

一人称がメインでピンチなシーンだと、主人公の焦りとか恐怖とか、そういうの混ぜたほうが好きです。
484461:2007/09/10(月) 22:10:07 ID:KZdv1Phy
全くだな。
つーか、471は俺よりレベルが数段上だ。(心は折れんけどなw)

そして、482も上手い。

>>目も眩むほどの閃光と衝撃。熱。そして、全てが破壊し尽くされたことを証する轟音。

「熱。」の一文に感動したぜ。

そうだよな。
論文じゃねえんだから、一文、一文、律儀に文章を完結させなくてもいいんだよな。

482も、471も、「名詞言い切り」を効果的に使ってる。
うーん、まだまだ俺は修行が足らんぜ。
485この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 22:10:17 ID:RfrlxFXT
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0832.txt

流れに便乗して>>445を俺も改稿してみた。
テンポを重視して一文を短めに。ほんとにテンポが良くなってるかは知らないぜ。

>>481
俺の感覚だと、メートルは微妙だけど秒はアリかな。
486この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 22:19:49 ID:wLdmaiq+
なんか幾つも改稿を見てたら「簡潔に〜」とか「描写を〜」とかどうでも良くなってきたw

多分こんな感じのシーンでは、
いかに主人公がピンチであるかを書いて状況を叩き落し続け、
(どの改稿でも同じシチュだからピンチ度は同じ。しかしより焦ってる感、状況悪化感の出てるものほど盛り上がる。描写の過多は関係無しに)
それを以下に手早く上まで引き上げるかが大事なのではないか、と思った次第。

>>482がその傾向が強くて盛り上がる。
>>483もいい線いくが、ナディアがへたり込んでる辺りで盛り上がりがピークになってしまっているのでティーナ出現までに少しだけだれてしまう。

487この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 22:24:50 ID:WLbpg+zW
>>477から情景無視して、スピード感というのを意識して改稿してみた。

中略
「……ふむ。そういう態度に出るのならば仕方がありません。あまり荒事は好みではないのですが……」
 私に抵抗の意思ありと見て取った男は、呪を紡ぎ始める。急速に集まっていく魔力が、肌を刺すように刺激する。
「――させる、かぁああああ!!」
 男の詠唱を止めるべく、一気に距離を詰める。
 が、その間に群がるは急進派の連中。
「このっ……狂信者どもがぁああっ!」
 目の前の1人を切り捨てた。
 僅かな距離が縮まらない。
 呪文の詠唱が終わりに近づく。
「ちくしょおおおおお!!」
 叫びながら、剣を振るう。
「無駄ですよ、リリーナ・アルミリオン」
 魔術師の死刑宣告。
 それでも、無我夢中に腕を、脚を動かす。
 後、……三歩。
 男の口が動く。
 睡み――ゴオオオオオォォォォォォォォォォンン!!
 その時、轟音が鳴り響いた。
 私の目の前を、狂信者どもごと薙ぎ払ったのは雷の嵐。 
 後に残るは直線状の黒焦げ。
「今のは、精霊の轟く雷鳴?」
 私はその見慣れた魔力の発射口と思しき方向に身体を向けた。
 果たして、そこに立つのは疲弊しきった女魔術師の姿。
「……遅れたわね」
「遅すぎよ」
 それは自称ナディアの保護者、ティナ・バーデンその人であった。
488461:2007/09/10(月) 22:28:01 ID:KZdv1Phy
どーでも良くはないと思うぜ?
>>485>>483も、みんなして俺よりレベルが高いのは気に入らんがw

すくなくとも一文一文を簡潔に書ければ、展開が間延びするのは防げるだろう。
489461:2007/09/10(月) 22:35:29 ID:KZdv1Phy
>>487
あ、>>471のほうがいい。

多分、「距離が縮まらないで焦ってるシーン」では、描写を削っちゃだめなんだと思う。
490この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 22:47:57 ID:wLdmaiq+
しかし凄い伸びようだなw
晒した本人が見たらさぞ驚くだろうてw

改稿した本人が言うのもなんだが、秒はともかくメートルは無しかなーとも思う。
インスタントな改稿なんで、その辺は許して欲しいw

あと、誰かが最初「私」と「あたし」を間違えたとか書いてたが、
このキャラだと俺はむしろ「あたし」の方があってると思った。
罵倒語が多く、あんまり上品そうなイメージがない。
491この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:11:58 ID:aPEagA5R
>>490
確かにな。スラング全開の主人公になれば特徴も出る。俺も似たような主人公を書いているんだが一人称は「あたし」だな。
思うに>>445はファンタジーに向いていないような気もする。
なんとなくだがバトルシーンを修正、改稿している最中、魔法という世界観一部の作りこみが甘い気がした。
どことなくありふれた魔法のイメージがある。もう少し飛び抜けた世界観が欲しい。
呪文を詠唱して魔法が発動するパターンは王道のような気がするが、道具に仕込んでいてもいいような……
召喚魔法の発動が遅いとかFFじゃあるまいし
492この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:13:26 ID:IjudOwTE
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0833.txt
【ジャンル】 青春群像劇
【タイトル】 メメントモリ 僕たちは明日死ぬ
【評価基準】 続きは読みたいか 技術的なこと等 目に付いた言は何でもお願いします
【改稿】 有りです

初めてなのでお手柔らかにお願いします
493この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:23:30 ID:aPEagA5R
>>492
アラビア数字は漢数字に直そう。1991年は一九九一年と直すとか。縦書きにしたときすんごくみっともない。
それはそうと主人公がテレビ見て、登校する場面は欠伸が出るほど面白くない。
冒頭の引きがいまいち。テレビのコメンテーターへの主人公の反応が面白いか?
幸い、主人公の一人称がひょうきんな性格が好みなので完走できたが、この場合死の場面から書いてカットバックするという手法が最適と思えた。

頼 む か ら 重 要 な 場 面 を 最 初 に 提 示 し て く れ
494この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:33:12 ID:aGKRB0I6
数字の扱いは人によってルールが違うから押しつけるのは無意味だろ。
>>492の場合、単位が漢字かカタカナかで漢数字orアラビア数字の切り替えを基本に、
年号、時間は特例でアラビアに統一しているように見えるが。
プロでも珍しくないぞ、このルール。

好みで言わせてもらえば、アラビア数字二桁は半角縦中横にして欲しかった気がするけど。
495この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:35:30 ID:aPEagA5R
>>494
無知なばかりですまん。
496この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:37:07 ID:wLdmaiq+
>>492
青春群像劇って書いてあるだけでやる気が三割増しw
お望みどおり評価は少々甘めになるでしょう。

初めてってわりには随分文章がこなれている印象。
(キャラの性格もあるんだろうが)多少冗長ではあったが普通に最後まで読み進められた。

とりあえずもう少し簡潔にしてもいいんじゃないかな?
冒頭のテレビのシーンはもう少し短く出来るはずだし、陽一に説明を頼むまでも無駄が多い。
その上で余計な茶々まで入るから人によってはのらりくらりの展開にイライラすることもあると思う。

設定はなかなか素敵。
いかにも『ぼくらの』『バトル・ロワイヤル』的なドラマが待っていそう。
死に様を通してそれぞれの生き様を魅せるのは王道だよね。
で、この設定がその王道にいい感じのスパイスを与えそうな予感を覚える。

台詞で五人の友人の性格を端的に書いていたのは好印象。
当然一人二つの台詞じゃ人柄はつかめない。
しかし表層は曖昧ながらつかめるので、
「表面上はこうだけど、実は……」
見たいな手法も可能。って言うか必然的にそうなるからそれが良いヒキになる。

うーん。全体見て本を読みなれてる人なのかな、と思った。
上手いパターンを本能的に分かってるっぽい。

あとはそれを読者に向けたものとして加工する技術。
面白い部品を見つけてきて、並べるまではできてるのだから、あとは読者を意識して文を書くだけ。
具体的に言うと引き延ばさずに相手が欲しいものをさっと目の前に提示してやれって事。

多分書き続ければガンガン成長する人だと思う。
頑張ってください。
497この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:41:39 ID:KZdv1Phy
>>492
「ふむ、要領を得んな。」 ←このセリフは味があっていいなと思う。

 しかしながら、俺は未だかつて一度も記者が「どう責任を取るつもりだ」だの「自業自得だろうが」だのと暴言を吐いている記者会見にはお目にかかったことがない。
 おそらくこれは被害者の誤字であろう。
498この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:42:06 ID:SUp7ZjDC
>>492
悪い
三行で読むのを〜っていう奴は俺嫌いなんだけど、これは二行読んでから斜め読みに移行した
それぐらい辛い
はっきり言って無駄な描写が大杉て>>445と逆の意味で無理
描写はもっと簡潔に
あと説明台詞の是非はともかく、説明するキャラの色が出てないから説明のための台詞って感じがする
499この名無しがすごい!:2007/09/10(月) 23:56:11 ID:OddYLVi9
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0834.txt
【ジャンル】国内歴史ファンタジーになる予定。
【タイトル】魂のことばはどこへ(未決定)
【評価基準】とある新人賞に応募するために書いていた冒頭のみです。
       書いてて『俺キモくね??』虚無感に襲われだしたので、
       冒頭全書き直しをしようと思ってます。
       まだジャンルとタイトルに一致する場面書いてないので、
       とりあえず文章と、冒頭のつかみとしてはどうかな?というのを聞いたいです。
       あ、縦書きに変換して読むことをおすすめします。

【改稿】   どぞどぞ。
500この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 00:05:16 ID:Yzapf6L1
>>499
個人的な話だがスパイなのか諜報員なのか統一した方がいいと思った(ルビでスパイもあり)。
ジャンルは好みじゃないんだがな、硬い文体だな。ラノベでも通じるのか俺にはちょっと疑問なので保留。
冒頭としてはいいんじゃないか? 全文読んだけれど描写や説明が多すぎるので少し省けばスマートになりそう。
501499:2007/09/11(火) 00:10:07 ID:65aAj5hn
>>500
スパイの中に諜報部員とか謀略員が含まれるから、統一して書くのが
難しいんだよね。だけどスパイ関係とかに詳しくない人から見たらそれも気になるのだから
一考の余地ありか・・・ ありがとず。
502この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 00:52:19 ID:/ZpzvVw6

【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0835.txt
【ジャンル】不明
【タイトル】クロス
【評価基準】これラノベ? 
【改稿】可
503502:2007/09/11(火) 00:54:06 ID:/ZpzvVw6
書き忘れました。長編冒頭です。
504445:2007/09/11(火) 00:54:47 ID:V0yQJKJp
意見ばかりか、たくさんの改稿ありがとうございました
これを投稿作に生かせるように頑張ります

あと、自分でも少し改稿してみたのでよかったら見てやってください
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0836.txt
505この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:02:12 ID:GO8s3cLR
>>502
ラノベかどうかは知らないが、二行以上読めない。

>>504
これは何処が変わったんだ?
小説の描写は着眼点に左右されるから、そこが変わらないと何したって一緒。
506463:2007/09/11(火) 01:07:01 ID:9nacxjjh
>>445 の設定だと魔法を使える奴は魔力反応を察知できるみたいなんだよな。

ティーナは黒ローブの睡眠の魔術反応を察知してやってきたという設定で
「だから貴方は二流なのよ。魔法さえ使わなければ見つからなかったのに」
「「ティーナ」」
てネタを思いついてプロット作っていたら次の晒しが着てた。
俺の執筆速度遅すぎ。

>>492
いくら一人称でも、話し言葉そのままはきつい。
日本語っていうのは話し言葉と書き言葉の文法が違うんだ。
だから会議の議事録を取る仕事なんかが成立するし、音声データ書き起こしも専門技能だ。
その辺を気をつけないと、読むのがだるいという人が出てくる。

後、薬害とか現実の資料がある分野だし、ショートショートとかでも似たようなネタが結構あるけど、参考資料はいくつ位読んだ?
資料を読み込んだ人にしては一般論が多くて独特の視点や目を引く台詞が少ない気がする。
もしちゃんと調べているならば、それを早い段階で出した方がいい。
少なくてもテレビをつける前に出さないと辛い。

何も興味を引く点が無いところで、あのイライラするニュースが来ると脱落する人が多いと思う。


>>499
文章力はあるが取材不足と推敲不足が目に付く。
ぱっと見た感じで5箇所ぐらいはミスがある。

3点リーダーは二個まとめて使うのが慣例
…でも・・・でもなく"……"が正しい。

>年代もののジュークボックスらしき筐体が鎮座していた。旧鹿鳴館時代の払い下げ品だろうか。
鹿鳴館が迎賓館として使われていた時期は1883年から1889年まで。
この時期を鹿鳴館時代という。
ジュークボックスを音楽鑑賞用の道具として販売開始したのは1906年。
鹿鳴館時代のジュークボックスは無いはず。

>空虚だった学生期間を終えるころ
その後防衛大に行くんだから、学生期間は続くはず。"高校時代が終わるころ"?

>十種競技でインターハイを制した
10種競技のインターハイは無いはず。高校男子は八種競技。

>優秀な成績を修めていたものの、千草は卒業時に幹部候補生として任官することを辞退した。国家への背徳行為だと教官に罵倒され、殴打されても考えを変える気は毛頭なかった。
防大は卒業後に何年か自衛隊に勤務する事を条件に、学費免除と給料が出ているわけだけど、任官拒否をするとその分を返還しないといけない。
結構高いぞ?余裕がある家庭以外は厳しい。そこを明記しないと違和感がある。
507461:2007/09/11(火) 01:14:14 ID:KHbMpRjK
>>504
おかげで色んな人の改稿を見ることができて、とても勉強になったぞ。
おたがい頑張ろうぜ。
508この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:14:54 ID:LtumcgSR
○行で読むの止めたとか言う奴って釣りで比較的上手いプロの作品晒しても一次落ちレベルとか言いそうだよなと思う昨今

>>502
さらっと読んでみた感想
無駄な描写が多すぎる
黒田はなかなか面白い性格だと思うんだけど、比喩表現がボリュームありすぎて読む時の勢いが削がれる
もうちょっと削ってもいいんじゃない?
509この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:24:29 ID:EvuCyMly
>>499
一つ質問。
主人公は選民思想はいったエリート様なん?
まぁ、展開次第でアリだからちょっと確認だけ。

それより気になったのは、インターハイを制するような有名人を諜報とかにつかうんかなーと言う疑問。
510この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:29:49 ID:LtumcgSR
>>504
雰囲気変わりすぎワロタwwwww
でも今度はちょっと説明語りが入っちゃってる
他は意見聞かないとわからないけど俺はちょっと受け付けないかな
511この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:33:43 ID:y0lygFs3
>>502
冒頭の天才語りの時点で、一瞬りすふの人かと思ってしまった。失礼。
冒頭にしては語りがちょっとまだるっこしいかな、と。
どうせなら、周囲の人間が皆涙を流していて「なんだよこれ!?」な場面から始めるほうが掴みとしてはいいのではないかと。

>>504
ダッシュ(―)をマイナス(−)にする癖があるみたいだけど、なんで?
あと、改稿後のほうが作中用語増えて訳わからん度が増してるよ。
作中の設定だと、

私=リリーナとクレアは魔導師で、ローブ男の同職
ナディアは召還士、ティーナは魔術師で双方とも魔導師から嫌われている

っぽいけど、それをこの戦闘シーンで語らせる意味はあるのかと疑問に思った。
最後にまぁ、言っていいもんかアレなんだけど……「轟く精霊の雷鳴」て、キャラに叫ばせる魔法の名前として微妙な気がする。語呂が悪いというか。
だから俺の改稿じゃ意図的に少し変えたんだけども。まぁ、このへんは完全に好みの問題なんで話半分に聞いて。
512この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:35:34 ID:LtumcgSR
あと魔法と魔術は別物?
もし別物だと設定にオーフェン臭がする
513この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:42:18 ID:KHbMpRjK
>>502
具体例がニュートンとアインシュタインだけじゃ弱い気がする。
古今東西無視していろんなものを取り込んでみたら?

ex.
エジプトのピラミッドは俺の墓だし、ミロのヴィーナスを彫ったのも、源氏物語を書いたのも、活版印刷を発明したのも、Wind○wsXpを開発したのも実は俺だ!

ぐらいの勢いで。
514この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:45:05 ID:GO8s3cLR
>>508
行読み感想が嫌いなのは分かったから、感想への感想をやるならラ板でやれよ。
「アイツの感想はクズ、俺の感想は最高」って言いたいのか?
515この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:50:33 ID:LtumcgSR
>>514
いや?なに無駄なことやってるのかなって思っただけだが?
自分の感想が上等だなんて思ってないけどニコニコ動画なんかでよくある「つまらん」をわざわざ言うために見る奴と全く変わらないなと思っただけ
だからプロの文章でもいちゃもんつけるだろうなという予想
516この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:54:00 ID:EMyiqNfA
読めなかった、という感想なんだろう。
まさか読めないって言うためだけに読んでると思いこんでないよな?
517この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 01:54:45 ID:KHbMpRjK
>>513の追記。

クレオパトラは実は俺の妻だったし、ナスカの地上絵は俺の偉業をたたえて描かれたし、
アトランティスを沈めたのは俺の仕業だし、イースター島のモアイは俺の横顔だ。

ぐらいハジケても構わんだろ。ラノベだし。
518この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:06:09 ID:LtumcgSR
>>516
そうは思っていないけどそう見える
わざわざ口に出して言うべきことじゃない
正に便所の落書きスレの無駄遣い
519この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:11:56 ID:GO8s3cLR
だから「アイツの感想はクズ」って言いたいだけなんだろ。
520この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:13:28 ID:A+gPjs5B
どっちもお互いの主張を聞き流すか、対話する余地なさそうだからもうやめとけ
もしくは校舎裏に行け
521この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:18:36 ID:Gt99ch32
人によって感想のスタンスが違うのはもうしょうがないな
522この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:36:04 ID:KZv0pJLc
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0837.txt
【ジャンル】 伝奇バトル
【タイトル】 魔剣士物語
【評価基準】 目に付いたことなんでもあげてください
【改稿】可
 けちょんけちょん貶される類のものですが、よろしくお願いします
523この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:48:50 ID:KHbMpRjK
>>522
・無理に難しい単語使ってる気がする。
・それから読点が多すぎる気がする。
524この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:54:16 ID:GO8s3cLR
>>522
>彼らは喪われたはずの魔力を持ち、

まで読んだ。
まず空白が多すぎるというか、無駄な改行が目に付く。
こういうレイアウトを狙っているのかもしれないけど、視線誘導を考えた方がいい。

一行目から「で、結局何が言いたいの?」といった個性も何もない書き方をしている。
ラノベの冒頭第一行目は小説の第一印象を決める。ここでコケてたら後がどんなに良くても読まれない。
525この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:58:19 ID:rNLuk8O1
>>522
「邂逅」より後のセリフと状況の描写が、全部嘘っぽくて白々しい。

個人的には最初二行をもうちょっとかっこよくて重みがありそうだけど読みやすい文章にしてほしいかな。
526この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 02:58:20 ID:Df8tCaWo
>>522
なんか無駄に難しい単語使ってないか。
それとせりふを途中で切るなら線か点か空白か入れたほうがいいと思う
あとタッタってのは人種か何か?
527この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 03:34:23 ID:hKb600lZ
>>499
こういう話大好きなので応援の意味でささやかに前半改稿。
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0838.txt
文章の視点をもっと千早氏に寄せてみました。それだけ。
528この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 03:39:53 ID:9nacxjjh
>>522
文章は普通に読めるし楽しめる。
だけど奈須きのこ辺りのバトルシーンの文体”だけ”の影響を受けすぎだと思う。
彼らは日常描写と戦闘描写を使い分けているけど、>>522はその切り替えの部分が無い。
ずっと硬い言葉が続くと疲れてしまう。
バトルシーンはカッコイイ漢字が乱舞するが、日常シーンは平易な言葉で書く。
その辺のメリハリが大事だと思う。
やりにくいならば、場面場面の緊張度に合わせて漢字率をj変化させるべきじゃないかな。

以下気になった点。

鍵括弧の次の行は一文字空ける方が一般的だと思う。

>「白川町」と、自宅のある「斉木町」の二つの市をバスで往復し
二つの市? 白川市白川町と斉木市斉木町ということ?

>イヤ問題ないかな、バスにはタッタ三人しか乗客がいないし
他の文では結構難易度が高い漢字を使用しているのに、イヤやタッタがカタカナだと浮いてる気がする。
なんか違和感がある。

529この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 03:42:05 ID:Gt99ch32
>>522
 主人公が人形に見える。
 物語が彼に都合がいいのか、彼が物語に都合がいいのかはさておいて、読んでて不自然さを
感じた。
 やたら客観視というか冷めた説明上手な奴で、物語の進行を望んでいて、他の乗客たちは
みんな死ぬか意識不明なのに一人だけほぼ無傷で、パニックにもならず事態を把握して死体を
見ても平然としていて、不審者の持ち物にまで細かい感想を述べる余裕がある。素敵すぎ。
 だいたい遠くで誰かが剣を振り上げた時に、
>>なっ、この距離で!?
 なんて危機感抱く一般人はいない。何のつもりだ? くらいがせいぜいじゃないかな。
>>二度の衝撃の正体は風!?
 とか分析してるのも、説明的過ぎる。両者の剣の印象も直感の癖に正解っぽいし。
 現実からいちばん乖離してるのは主人公なので、もう少し人間味があるといいと思う。
 やたら小難しい思考をするのにら抜き言葉を使ったところはちょっと笑ったけど。

 バスの風景の描写も、静止画を見せられているように感じる。そう下手じゃないだけによけい
寒々しい。
 難しげな単語を使っているがすべっているところが多々ある。例えば、
>>幻想と現実が同意だった時代
「同意」より「同義」を使うべき。
>>現実の埋葬者たる畏怖と、幻想の体現者たる憧憬
「たる」の用法が変。
>>時折それが転嫁し世界への怒りと変わる。
「時折それが世界への怒りへと転嫁される」
 などなど。思い込みだけでなく辞書の活用も考えることを薦める。
 あと句読点の使い方は、本人にしか分からない法則性でもあるんだろうか。
 なぜ読点で文を区切ってるんだ?

 主人公、こういう性格でいくのなら、もっと前振りがいると思う。
 世界観の方は評価できるほど材料がないが、ガラティーン氏の名前が無国籍風なのに
技名が英語なのは当然理由があるのだろう。
 投稿するならかなり手入れしないとダメなんじゃないかな。
530この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 05:11:10 ID:2FJKaSU+
>>527
ブギーポップの脇役達のやりとりみたい。
直後に千早が消されるか改造でもされそうな雰囲気w
531496:2007/09/11(火) 07:13:18 ID:WWeX6Omk
感想書いて寝て起きたらまた大量の新しい晒し。
>>499とか埋まる埋まるw
とりあえず晒しまとめもかねてそれぞれ一言。

>>499
文章力は結構あると思うが、それに任せて硬い文章で淡々と進めているところがいただけない。
いわゆるヒキがない。すらすら読めたがすらすら読めただけだった。
もう少し読者サービスを考えてみてはどうだろうか?

>>502
>>513の意見に同意。
あと、「街中の人間が泣いていた」ってシーンを見せるのがここのキモだと思うのだが、その癖に退屈に引っ張りすぎ。
電車でのエピソードを簡略化(両親が云々、佐藤の性格は云々はあとででもいい)し、
おっさんが泣いてる>周囲のほかの人も泣いてる>街中が泣いてる>あれ? 俺も泣いてる?
みたいに段階を踏んで盛り上げて欲しい。

>>504
正直悪化してるぞ。
説明としての説明が読み手の邪魔をしてる。
足さなければいけないのは設定ではなく、むしろ状況と心情の描写。
ティーナの性格がどう、とか始祖魔導師がどう、とかはこの戦闘では全く要らない情報。
読者が欲しがる情報を考えてそれを書き、そこ意外は書くにしても薄く書くべき。

>>522
一番の欠点は>>529の言うとおり、主人公が無機質な事。
場面場面がぶつ切り過ぎ、ヒキを持ったシーンの終わりを意識したほうがいい。
アニメやドラマのCM前なんかは凄く参考になる。
きのこ風と呼ぶには迫力が足りない。
戦闘シーンでの仰々しくもケレン味のある文章がきのこ氏のウリ。
これは単語に限った事ではなく、文体のタメと開放の上手さも含まれる。
もっとハッタリを効かせるべき。
532この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 11:55:22 ID:3yR9z4wK
>492
総合的に見て、文章に大きな難は無い。ただ、誰かも指摘してたが、読点区切りは気になる。
それから、「とやら」が多い。
あとは、目に付いたところをいくつか。

・きちんとした日付を入れるなら、そこから始めればいいと思う。
・薬害が問題になるんだなと推測できる書き出しだけに、
一人称とはいえ、地の文で「副作用無し」、「臨床試験でも問題無し」は違和感あり。
そういう触れ込みだったってことにして欲しい。実際の薬害でも、概ねそうだし。
・新薬だと思われる製品のお値段が据置ってのはどういうこと? 比較対象が無いでしょうに。
・後身× → 後進 又は 後発○。
・コメンテータの言葉は、引き写しでいいから、ちゃんと体系的かつ理論だったものにして欲しい。
適当にそれっぽい言葉を並べただけで済ませてしまうと、作者の無知を疑われるか、
読者を馬鹿にしてると思われるかのどちらかだと思う。
・「ま、録画だけど」だけで十分。
・主人公は説明が下手、だけで理由として十分。「メンドイ」不要。下手な説明が面倒なのは聞く方。
説明下手を説明する様が冗長で要領を得ないのは○。本当に説明下手だな、と納得できる。
・言葉の意味を辞書で確認してから表現するようにして欲しい。
・最大の課題は、死を避けられない設定なら、どれだけ彼らの生を輝かせることができるか、
特効薬なりが見つかる設定なら、それをどう具体的、合理的に説明し、受け容れさせるか。

>499
好みの分かれる文体だが、十分及第点以上の出来。
自分で読み返せば、必ず手を入れたくなると思うが、
そのとき、説明か読み易さかで迷ったら、読み易さを選んで欲しい。
後は、ストーリーだね。

>503
ラノベだね。ラノベ以外の何物でもありはしないね。意外とハヤカワにはありそうだが。
当たり前の読みをルビにするのはむしろ不快で、大した効果は無い。

>504
改稿もさしたる進歩は見られないが、他人の改稿案から引っ張ってきたような感じがしないのは○。
潔くて良い。ただ、邪気眼度が増したような気がするのだが。

>522
晒すときは、空元気でも自信を持って晒すといいぞ。
出来が悪いという思いがあるとするなら、自分の努力だけでまだ向上できる余地があるってことだ。
晒すのは、人事を尽くしてからでも遅くない。
感想としては、ラノベというより、漫画原作的な印象を受けた。
君の作品もそうだったが、最近は意図的に邪気眼風を狙うのが流行りなのだろうか。
533 ◆ccqXAQxUxI :2007/09/11(火) 16:59:35 ID:yLIKVYo9
>>522
いくらか好意的に、もともと非日常を待ちわびていて、だから心も体も
自然とそういう非常事態にこそ溶け込むものとしてくみ上げられていた、と
想像した。
ということで、主人公のそういう意味での「変人」気質が
日常と齟齬を生んでいる描写を描くと、だいぶ違ってくると思う。

平和ボケの日本に、常在戦場を謳った宮本武蔵をそのまま放り込めばただの馬鹿だろう。
そういう無駄な鋭さを自嘲する主人公を置いて、それから
バス襲撃の状況に異常になめらかに対応する自分を主人公がどう思うか、と
たとえば(あくまでもたとえば、ね)こういう流れを想定してはどうか。

とにかくこの異常な対応力を、いかに読み手の価値観とうまく相対化するか。
それだけで主人公の輪郭が立ってくると思われ。
534499:2007/09/11(火) 20:16:43 ID:65aAj5hn
>>499を書いたものです。アドバイス下さった方々ありがとうございます。
>>506さんに指摘された考証不足の部分は、見た瞬間に背筋凍りました(−−;。
特に、十種競技がインハイでないのは全く知りませんでした・・・

>>509さん、この千草のキャラは、エリートではありますが、選民思想というよりは、
極度な愛国主義者という設定で書き進めていくつもりでした。
先を書いていないのでそこまで推しはかれる材料はないですが。

>>527さん、
ラノベスレでこの手の話が好きという人がいただけでも救われます。この線でラノベ系の新人賞に
投稿する意欲が復活した気がします。改稿もスマートですね。

その他意見下さった方々ありがとうございます。

以前、歴史ファンタジー小説で某一般系新人賞に投稿して3次選考に残ったのですが、
時代考証の不備が発覚して落選してしまいました。
出版社の方から次の作品を期待してるという優しい言葉をいただいたのですが、考証不備恐怖症に陥り、
ラノベならある程度想像の世界で書けるかな?と思った矢先に考証不備発覚w(しかも数行しか書いてないのに・・・)。

正直落ち込みましたが、公表してよかったです。自分の弱点がわかりました。

あと、文章はラノベとしてはかたいでしょうか?
あまり柔らかくしすぎると、既存のラノベ作品と似通ってしまいそうでちょっと心配なのですが・・・
535この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 20:25:50 ID:EvuCyMly
一般は審査員は考証のプロだが読み手はそれほどでもなかったり。
ラノベは、審査員は多少のことには目をつぶるけど、読み手の一部に過激なマニアがいて、徹底的なアンチ活動に進んでしまうこともあったり。
どっちにもいえるけど考証をいい加減にやるとアウト。かといって頭でっかちにがちがちでもアウト。
536この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 20:36:43 ID:Sbg/hJHD
というか、499はこのスレで感想をしなければならん人間だろww
537506:2007/09/11(火) 21:22:08 ID:9nacxjjh
>>499=534
プロットの段階で読む資料を10冊増やして、下書きの段階でチェックする百科事典を2冊増やすべき。
それが出来れば、俺が>>506で指摘したレベルの考証ミスは無くなる。

とりあえずCDROM版「平凡社世界大百科」と「ジャポニカ」位は執筆PCに入れておくべきだな。
538この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 21:30:52 ID:Yzapf6L1
>>534
無理にラノベを書いているように思えるぞ。お前の文体や時代設定は一般向けだ。
考証不足が直れば十分に食っていけると思う。
539この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 21:42:59 ID:EvuCyMly
>>534
まーなんだ、やっぱ一般でがんばりなよ。
主人公も、かなーり選民思想ツーか、エリート主義全開にもってて良いと思うよ。
エリートで熱心な愛国者の行き着く先なんだから。
それに、県庁の星みたいに最初は鼻持ちならねーエリートが、下の連中とつきあううちに下の側にたつって話しも受けるんだし、半端にいい人ぶるよりは良いさ。
540この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 21:56:19 ID:EwrAdF0B
>>499
これは資料を調べた上での指摘ではなく、
単に疑問に思った点なので、的外れだったらすまん。

1)任官拒否したからといって殴打されるのか?
きょうび体罰は相当問題になりそうな気が。

2)千草が自衛隊を見限った理由がいまいち。
専守防衛だろうとなんだろうと戦闘訓練は戦闘訓練だし、座学が意味ないというのは短絡過ぎる。
あと防大の学生馬鹿にしすぎじゃないか?
これだと千草のエリートっぷりと愛国心を示す描写(だよな?)のはずなのに、
「間違ってるのは社会の方だ」と言い張る中学生の言い訳にしか見えん。

あと、文章はよく書いてると思うけど、いまいちメリハリを感じないな。
たとえば
「おそらく黒のスーツとシャツの内側には引き締まった筋肉が維持されているだろう。」
という描写があるけど、これは
「体格は良い。」の一言で済むんじゃないか?
541499:2007/09/11(火) 22:25:13 ID:65aAj5hn
>>537
実は歴史に関する資料は一冊も持ってません。持ってる辞典も英和と国語辞典だけです。
いつも、ネットと今まで読んだ本の記憶だけを頼りに書いてます。
8割が記憶で書いてるので、資料に目を通さないといけないですねえ・・・

>>538>>539
私も自分の作風は一般向けだと思うのですが、あえてラノベに挑戦したいと思ってます。
それは、おそらく自分の得意分野で書いている作家がラノベ界には少ないことと、
一般書籍に福井晴敏と垣根涼介の2人がいる以上、自分が歴史ファンタジーを書いても、
一般新人賞の公募で最終選考に残るのは間違いなく無理だろうと感じているからです。

私が歴史ファンタジーを新人賞に応募した時期と、福井さんがTwelveY.Oを執筆した時期が
ほとんど一致していて、こんな人に勝てるかと白旗を挙げました。
次の作品は投稿ではなく、連絡をいただいた出版社の方に直接見てもらおうとも思いましたが
自分の作品が馬鹿みたいに思えてやめました。
その後垣根さんのワイルド・ソウルを読んで、一時期は執筆することすらあきらめてました。

そして、ラノベなら書けるかな?と思って、ラノベには縁が遠いであろう株式の絡んだ経済系
ファンタジーを書こうと決意して、参考としてあまり読んだことのないラノベを乱読していたら、
狼と香辛料が電撃で銀賞をとってて本気でorzしました。
プロットも良い形でまとまってたので、この時の悔しさときたらほんとに・・・(怒

噛み砕いて言ってしまえば、なるべくニッチなエリアで勝負したいということです。
和製歴史ファンタジーとして成功しているラノベ作品を私は知らないです(ほんとに知らないだけかも・・・)。
逃げてるわけじゃないんです。戦略です(^^;。

長々と失礼しました。色々疲れてて自分の不遇をまき散らしたかったのです・・・
542この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 22:34:36 ID:Yzapf6L1
>>541
歴史小説を書くときにプロットの前に何十冊も本を借り、あまつさえ一つのレポートを作る俺への挑戦か?
古代物を書き始めようと思った時は本屋で十冊近く専門書を買ったぞ。無論、図書館に足通いして三ヶ月近くみっちり勉強した。

せ め て 高 校 の 教 科 書 と か 読 ん で く れ
543この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 22:44:40 ID:Qk4UNUoO
>>541
和風はダメだ。
ラノベではまず成功しない。

中華風がなんとかやれる程度。


あと、おまえ、「一般じゃ通用しなくてもラノベならチョロいもんさ」
とか思ってるだろ。

いるんだよね。
小難しいことを書き散らしたら読者がありがたがってくれる一般と、
小難しいこと書いたら速攻で捨てられるラノベと並べて、
「わーラノベって簡単だから書くの楽そう♪」とか勘違いするヤツ。
544この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 22:45:24 ID:65aAj5hn
>>542
すごいですね(^^;。私はプロットはガチガチに作る方ですが、それでもほとんどが妄想の延長で、
史実に関しては記憶以外全無視ですよ。wikiと記憶だけが友達です。

あと、申し訳ないのですが、工業高校出身なので、歴史の知識も中卒レベルと
思ってくれて間違いないです。教科書ももちろんありません・・・
545この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 22:55:51 ID:EwrAdF0B
>>541
ということはやはり自衛隊とか防大とか調べずにてきとーに書いたな?

あと歴史ファンタジーがどういうジャンルかいまいちわからんが、
「陰陽師」(夢枕獏)
「陰陽ノ京」(渡瀬草一郎)
あたりは紛れもなくラノベで歴史ネタ。
それと仮想戦記全般。
546この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:01:36 ID:y0lygFs3
>>544
うーん。作品への感想でなく執筆スタンスに対する感想はスレ違いも甚だしいのを承知の上で言わせてもらいたい。

仮にも歴史、しかも日本が舞台なのに、資料が記憶とwiki(ウィキペディアの情報は怪しいのも多い)だけというのは、いかがなものだろう。
それって、一般の新人賞に投稿した時に指摘された「考証ができてない」そのものずばりだよね?
ファンタジーと銘打てばなんでも許される訳じゃないし、ラノベ読者には間違った知識を書けば猛烈に突っ込んでくるミリオタ読者とかもいる。
自衛隊三部作を書いた有川浩も、ちゃんと自衛隊に取材したそうだよ?

あと、学歴は関係ない。作者がきちんと調べるか調べないか、それだけだ。
547この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:08:56 ID:WWeX6Omk
>>541
むかつく。
なまじまともな文章書けて、編集から声かかるような実力もあるって事に、余計むかつく。
俺は歴史ファンタジーなんて読まないからそのジャンルにどんな魅力があるのか分からん。
だが、福井だか垣根だか知らないが、そんな他人にアイディアを先越されたくらいで諦めるなよ。
そのジャンルが好きならそいつら倒してみせるぐらいの意地を見せろよ。
先に出版されてるのがなんだ? ジャンケンは相手の手を見てからの後出しの方が有利なんだぜ?

それで次は「ニッチなジャンル狙いのラノベなら下調べなしでいけそうだ」か?
「狼と香辛料」を読んだのなら分かるだろう?
あれが巷で高い評価を受けてるのは何も経済ってニッチなジャンルに手を出してる事ばかりが理由ではないと。
ロレンスとホロ、二人のたわいない会話に、どれほどの経済の匂いがある?
「経済シラネ。でもホロ萌え」な読者が何人いると思ってる?
その上で支倉凍砂は山ほどの資料本を読んでんだぞ? 本人の日記を見てみろ。

おまいさんのやってるのは「逃げ」だよ。間違いなく。
「ニッチな市場で戦いたい。戦略です」なんて、体の良い逃げ口上だ。

単純でもいいんだよ。王道でもいいんだよ。
読む人間は設定なんて読んでない。「物語」を読んでるんだ。
面白い、泣いて笑って笑って泣ける話を求めてるんだよ。
それは必ずしも多くの下調べを必要とするものとは限らない。
でも、おまいさんのやろうとしている、やろうとしたジャンルはどれも「勉強」が必要なものだろ?
だったら勉強から逃げるな。一ページ書くうちに資料本を百ページ読め。
それがイヤならボーミーツガールの学園モノでも書いてろ。このジャンルならそんなに調べ物はいらない。
でもお前は今まで書いてきたジャンルが好きなんだろ? それを書きたいんだろ?

だったら今すぐ一般に帰れ。
「歴史ファンタジー」の席が二つしかないんなら、福井か垣根をぶっ倒してその席を奪い取って来い。

俺はボーミーツガールの学園モノを書き続ける。
お前は低俗なジャンルと思うかも知れんが、俺にとっては一番魅力的なジャンルだからだ。

長々と失礼した。
おまいさんほどの実績があるんなら、「作家」って職業はそんなに遠い所にある訳じゃないと思う。
だから頑張ってくれ。本当に作家になりたいと心から思うのならば。
548522:2007/09/11(火) 23:09:27 ID:KZv0pJLc
批評してくださった皆さんありがとうございました
皆さんの意見を元に全体的な文体の見直しと
533さんの指摘のように主人公が落ち着きすぎてる訳
もしくは日常的に落ち着きすぎてる描写を前半に入れたいと思います

改稿したらまた晒すと思うのでその時もできればよろしくお願いします
549この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:10:38 ID:65aAj5hn
>>543
中華は十二国記の天下ですね。そこには手は出せません。

あと、ラノベに関して、一般より下に見てることは一切ないです。
一般はだめだからラノベでということではなく、自分の得意分野がラノベにいないから
そこに踏み込みたいということです。


私が読んだ数冊の中での意見ですが、狼と香辛料の経済小説というアイディアと
情景描写は秀逸ですし(特に、そこにあるものを書く力はこの人は天才だと思う)、
有川さんの作品もラノベの域とはいいがたいです。まず、この二人ほどうまく書ければ
小説書くの楽しいだろうなと思います。
小野さんはもともとがラノベ作家ではないのではぶきますが、いうまでもなく筆力は別格ですね。

ラノベを書きたいと思わせたのが、ありきたりですがハルヒというキャラです。
自分が世界を動かす力を持っているのに、それに本人が気づいていない。
そういう突飛な世界を自由に書けるというふところの広さに興味があるんです。
550この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:19:46 ID:zGilizWD
荒れるばかりだからもう書き込むな
551この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:25:11 ID:yxwFjb2H
スタンスがどうとかより書いたものが全てだと思うけどなー
実際、労力と結果が結びつくとは限らない世界でしょ
今回は指摘された箇所が修正できる範囲だったんだから良かったじゃん
552この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:28:57 ID:Yzapf6L1
>>549

ぶ ち ぎ れ た

おまいさんは十二国記以上の小説を書く意欲はないのか?
ファンタジーにどれだけ考証が必要なのか知っているのか?
歴史じゃないぞ。ファンタジーだぞ。俺はそいつのために五十冊の本を買ったんだぞ。
もう明らかな逃げじゃないか。それでもここで「世界観の造形が甘い」と抜かされても書こうとしているんだ。
今書いているスペオペだって衛星放送のドキュメンタリーを見て、
暗黒小説を読んでハードSFを目指している。
断言しよう。俺にはSFを書く才能はない。
ファンタジーだってこてんぱんにされても、
五年以上付き合っている小説はまた書き直してここに晒すつもりだ。
軍隊の知識が不足しているから専門書を熟読し、頭に叩き込むつもりだ。
ウィキペディアだって俺が読むよりも書いている方が多い。
それがなんだ? 記憶とウィキが友達だと? ふざけんな!
俺の書いている小説だって二十年前に素晴らしいスペオペがあったんだ。
応募先には二巻で終わった続きが読みたいスペオペがある。
それが有名小説があるから書かないだと?
作家になったら嫌と言うほど勉強する毎日が待っているんだ。
作家のブログを読め。一体どれだけの参考文献があるのか知っているのか?
お前に足りないのは勉強しようとする姿勢だ。工業高校出身とかそんなもん話にならん。

少なくとも今のお前の状態で作家になっても十年経たずに消滅するね。勉強しろよ。
553この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:34:11 ID:yxwFjb2H
ID:Yzapf6L1 はピンポンで言うところのアクマだな。良い味出てる。
554499:2007/09/11(火) 23:37:13 ID:65aAj5hn
ひとつ書いている間にたくさんのご意見が(^^;。
>>545
自衛隊とか防大は、高校の頃に、どこかの出版社がまとめて自衛隊とか戦争系の資料を文庫で
発行していて、それを読んだときの記憶がもとです。
併記されてる作品は、私が思い描いている作品とはちょっと違います。

>>546
考証の下手さはしっかりしないといけないですね。考証ミス恐怖症は手癖のようなものなので。
例を挙げると、1+1=2であることは間違いないので特に下調べせずに書く。自分の記憶では
間違いなく2だ。だけど、それが実は2ではなかった。こうなると、1+1ですら調べなくては
ならないのか?という圧迫感にとらわれるんです(わかりにくいですね。雰囲気で感じ取ってもらえれば)。

>>547
まず前提に誤解があります。私は自分でまともな文章が書けてるとは思っていません。無能です。
そうでなければ、このスレで公開することもなかったと思います。
だから、先達の作品と同じ舞台で勝負しても勝てるわけがないと思うのです。
逃げとニッチな居場所探しは言い方の違いでしかないかもしれませんが、生き残る
可能性を探すという意味では意味合いが違ってきます。
このスレに公開したおかげで、今後は資料と格闘しながら書かなければならないと実感しました。

学園モノを書くのも、先達を超える作品を作る自信があれば全然OKだと思います。
ただ、私にはその才能も実力も備わってないので学園モノは書けないというだけなのです。
555この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:41:59 ID:EvuCyMly
よし、歴史小説大好きなおいちゃんが、ラノベ向きと勝手に思ってるやつあげちゃうよ。

主人公は陰陽師の血を引く帝国陸軍将校。
予知能力により、大東亜聖戦がおこり、日本の敗北に終わり、戦後日本が退廃した拝金主義国家に堕落する事を知る。
このままでは国が腐ると憂いた主人公は、同志を募り、史実とは違う226事件を引き起こす。
式神化し、銃弾が一切通じないクーデター軍兵士。主人公の呪詛により次々と戦闘不能となる討伐部隊。
かくて、日本は主人公一派の支配するところとなる。
どう見ても魔王な石原完爾。地獄から甦った永田鉄山。そういった冥府魔道な連中と共に史実とは違う道を歩み始めた鬼道立国日本。

やがて、運命の日米開戦を迎える。
ハワイ、そしてフィリピンにつぎつぎと降下する皇軍神兵たち。その姿に米兵は恐怖する。
一人万殺の決意高き兵士たちは、みな生きたまま護国の鬼となり殺戮の荒野を突き進む。そして、その戦闘を進は、もはや人ではなくなった主人公。

一方ただやられるだけに思えたアメリカであったが、カリブ海で発見した古代遺跡。そこにあった深き者どもの遺物の影響により、東海岸の全住人が深き者として覚醒する。

西海岸全域を殺戮し尽くした日本軍と、同胞であった者たちを喰らいながら西海岸へとひた歩く深き者どもの決戦が今始まる!!

欧州戦線も大変だよ♪
556この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:44:09 ID:LtumcgSR
つか、自衛隊への取材とかもしろよ
確か前に新人賞スレで自衛隊に取材したいけどどうすればいい?って聞いてた人もいたぞ
それぐらいやる気ある人もいるのにwikiと記憶が友達ってふざけてんのか?
考証不足と言われたのにきちんと調べないんじゃ、いいとこ劣化ペンCになるだけ
557この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:45:49 ID:65aAj5hn
>>552
おっしゃっている部分の弱さが今回作品を晒してみて再認識できたのは幸運でした。
考証作業に全精力を注がねば。
558この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:46:59 ID:Qk4UNUoO
>>555
帝都物語のほうが面白そう。
559この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:47:55 ID:Yzapf6L1
>>555
パパ書いて。マジで読みたい。
560この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:48:39 ID:NSIMTJhH
>>557
……お前さん、何故不評買ってるのか解ってないだろ?
561この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:48:51 ID:EvuCyMly
>>558
あたりまえだ。面白そうでなくて、「面白い!!」だ。力強く断言しなくちゃ。
562この名無しがすごい!:2007/09/11(火) 23:49:09 ID:gxdKAlS3
>>544
知識が無いからこそ、資料に当たるんだよ。
大学の博士課程出てるような奴が自分の専門分野で書くなら
要らないかもだけどさ。
けど、wikiと本を組み合わせるとけっこう効果的に調べられると思う。

さて、>>499を読みました。
文章はかなり上手いと思う。
ただ、ラノベを数冊でも読んだなら、色の違いって解るでしょ?
こういう文章読む中高生も居るだろうけれど、
こういう文章読みたい人は、講談社ノベルスとかの棚に行くんじゃないかな?
結構な実力者みたいだけど、もし、ラノベでデビューできたら
ラノベレーベルで次の作品を書くことになる訳で、
考証への批判が少ないって理由でそれを選んで納得できる?

ええと、防大云々は、確かにツッコミ所あるけど、
フィクションとしては多少目をつぶっても良いかな、と思うよ。

だから、ここからはアドヴァイスじゃなくて駄文だけど、
実際の防大生及び自衛隊員は、折角国防の為に備えてるのに活躍の場が無くて、
例えば先のイラクへの派遣とかも、志願者が山となったらしい、と。
そんなナマケモノの集いじゃないんですよ。
結構、厳しいし。体育会系の部活やるの義務だし。半年で逆三角形の体手に入れられるし。
けど、休日の豪遊は金あるから女侍らす奴も居る。
563537:2007/09/12(水) 00:00:34 ID:SqO1NSM6
>>554
その勝てないと言っている福井晴敏がバイブルにしているラノベが存在すること。
福井がラノベレーベルから本を出していること。
メディアワークス系で連載を持っていること。
そのへん知っているんだろうか?
ラノベに来ても福井からは逃げられない。
564この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 00:04:55 ID:3ReWQ6Rz
今、力のある人は垣根を簡単に乗り越えるからのぅ。
負けたからといって勝負するのを放棄すれば、一生逃げ続けて最後は引きこもることになる。


朝松健や荒俣宏に立ち向かおうという暴挙。これはこれでアホすぎるがなっ!!
565449:2007/09/12(水) 00:06:18 ID:2+bSP9WN
>>555
カオスですねえ(笑。何か戦記ノベルス作家が食指を伸ばしそうな感じですが、
私の考えてる作品とはちょっと違ってます。

>>556
wikiと記憶だけが友達って言い方がまずかったかな。ここで批判食らってますね。

まず前提として、私が考証ミス恐怖症であるということです。
私は記憶作業には多少なり自信があったで、政治の知識も戦争の知識も、私の中では
1+1=2と変わらないものなのです。だから資料の類も必要としていませんでした。
で、得意満面に戦時中の知識をとくに調べもせずに書きました。1+1=2と思ってるから当然です。
ところがどっこい、戦時中の知識は誤りだった。1+1=2ではなかったのです。

こうなると、どのレベルから調べなければならないか不安になるんです。
自分の記憶があいまいになってきている。それが全て。
記憶に頼るな。考証作業をしろというのがこの一連の流れで学んだことです。

566492:2007/09/12(水) 00:09:28 ID:PXAqVVTa
>>493、494、496、497、498、506、532さん批評ありがとうございます
文章に無駄が多すぎるという意見が多かったので
もう少し削ってみます
567496:2007/09/12(水) 00:20:00 ID:F/qqW8uU
>>566
あーゆう群像劇は大好物なんで期待してるぞ。
もしも連作短編形式なら、完成した折にぜひ一部晒してくれ。

友人コメントの中で一番最後の
「う〜ん、それはこういうことかな―― (以下僕のより数倍はわかりやすい説明が続く)」
のキャラが好みっぽくて気になってるのでコイツを希望w
568449:2007/09/12(水) 00:27:42 ID:2+bSP9WN
1個書いている間に次々と意見がw。文章の訓練を受けてる気分になってきましたwww
>>562
ラノベも数冊読んで、シャナの人と、有川さんと、狼と香辛料の文章は少し固めで
自分と似ているなとは感じました。
でも、それでいけるかな?と思ったのではなく、福井さんがTwelveY.Oで江戸川乱歩賞を受賞
されたときに、ああ、この手の作品でも作品が独創的ならば、新人でも受賞させてくれるんだなと
そのとき思いました。
ラノベの審査員の方が同じような対応をしてくれるかは不明ですが、やってみる価値はあると
考えてます。

>>563
ターンAガンダムの小説だったかな?のことでしょうか?立ち読みで読みましたが、
文体と内容は亡国のイージスやYO,川の深さはに比べると手を抜いたな?という印象でした。
メディアワークス連載は初耳ですね。内容がわからないのでなんともいえませんが今度
チェックしておきます。

>ラノベに来ても福井からは逃げられない。
炎の中、なのはに向かって『悪魔め』とつぶやくヴィータの心境ですよ・・・(知らない人置いてきまっせ)
ラノベでは手加減してね福井さん♪

>>564
今は彼らと戦う道を避けてゆくしかないんです。それだけの実力がないことは重々承知して
いるんです。いつか闘えるほどの筆力がついたとき、そのときに挑戦しなければなりません。
実力をつけるために考証を怠らないようにすることを学べただけでも、レベルが4になりました。
垣根は95、福井は122ってところでしょう(笑。
569この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 00:34:27 ID:rnUDZ835
>>565
だからラノベでも状況は同じだと言ってるんです。
どう好意的に解釈しようとしても「ラノベなら考証いらないから楽だよね」
って言っている風にしか聞こえません。
どの程度舞台背景に考証を反映させるかは人それぞれだし
考証なんていらねぇ!矛盾なんて力で押し切ってやる!って作品もあるけど
それは一般も同じでしょう?
考証が苦手ならしなけりゃいいし、作品が面白ければ何でもいいけど
その「ラノベに逃げてきました」っていう態度が反発を買っている、って気がついてますか?
もう一つ。仮にラノベに逃げてきてない、見下してないとしたらラノベで何がしたいの?
何で「ライトノベル」っていうジャンルを選んだの?
この問いに自分なりの答えを持たずにラノベに足を踏み入れようというなら
一般に帰ってください。少なくとも口を閉じてください。不愉快です。
喋るごとに「ライトノベルが書きたい」って努力している人間の矜持を逆撫でしてますから。
570この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 00:35:54 ID:F/qqW8uU
>>568
……お前、意外と良い奴だな。
ちょっと誤解してた。
普通にアドヴァイスすると、もう少しポジティブになってもいいと思うよ?
あと、運が良ければレベル4でラスボスも倒せるのが人生ってゲームらしいんで、気にせず突っ込んでみたら?

このレスに対する返信は要らない。
個別レスで荒れて怒る人もいるだろうし。

あと最後に。
あんな硬い文体の癖になのはとか見てんじゃねぇよw吹いたw
571この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 00:37:54 ID:ZD+n1L31
>>499
まあラノベと冠したスレに来たんだからラノベ基準で評価するしかなかろう。

文章が硬いというか、あんま練れてないね。
漢字熟語でごまかしてる。提示がこなれてない。


「入りたまえ」
 扉の向こうからかけられた声に、千草雅人は身が凍った。
 5号館最上階の公務室の扉をノックしようとしていた右手を静かにおろす。手には、汗が握りこまれていた。
 厚生労働省幹部が行き来する廊下には羊毛の絨毯が敷きつめられており、千草の足音を完全に吸収していたはずだ。
 常人、この霞ヶ関合同庁舎に出入りする官僚たちが、気配を殺しながら行動するよう習慣づいている千草の気配を重厚な壁と鋼板製の扉ごしに感じとれようはずもない。
 それをいともたやすく……「入りたまえ」一声で、千草は、扉の向こうにいるであろう相手の手強さを実感した。
 そして思った。
 おもしろい。
 自分の相手は、これくらいでなければ。
 心が沸き立つのを感じつつハンカチで手をぬぐい、軽く呼吸を整えてやや動揺した心を落ち着かせる。
 彼の訓練された心身は、すぐに平常を取り戻した。
「失礼いたします」
 千草は、すっかり汗の引いた手を把手にかけた。

改稿してみたけど、情報が圧倒的に足らね。というかいろいろ足らん。
千草は、相手に悟られてどう思ったわけ。
萎縮したのか? やる気出したのか?
それとも感情を見せないハードボイルド系のキャラなのか?
後段見ると冒険好きなキャラのようだから、面白いと思うのかもとこうしてみたけど。

千草中心で追ってるんだから、読者に千草の心情を伝えないと入りにくいのでは。
感情動かないならそれでもいいから、もうちょっとメンタル面の描写があったほうがいいような。

もっと言うと、声をかけられたのなら、ドア越しに気配察されたと思うより、
「廊下に監視カメラでもあったのか?」と思うんじゃなかろうか?
いきなり鉄の扉ごしに察知されたとは思わないだろ。相手が虎眼先生みたいなのじゃあるまいし。

あと、物音も通らない厚い鋼鉄の扉なのに中からの声が通るのなんでだろうとか。
そういうところでツッコミどころがいっぱいあるんですが……

なのはと戦う心配する前に、まずユーノあたりに魔法の使い方を学んだ方がいいんじゃなかろうか。
572499:2007/09/12(水) 00:47:10 ID:2+bSP9WN
>>570
じゃあ、499として最後の返信レスをあなたにさせてください。

私はテレビはアニメ観賞にしか使いません。最近ではらきすたの1話〜23話までを
延々ループさせてます。執筆に疲れたらニコニコで苺ましまろとなのはシリーズの
2NDまでを見ます(3rdはダメ!!)。

特に集中したいときはテレビを消して、水樹奈々のCDを延々ループです。

このような環境下で、>>499のような私の作品は作られているのです。
(あ、ウミショー忘れてた。静岡たんハァハァ・・・)
573この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 01:45:21 ID:1ALPdhZB
ノリ遅れちゃったので独り言。

ラノベにその分野の作家が少ないのは、
単に人気がないからorz
574この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 02:16:15 ID:/Hxz+8//
とりあえず、長文でレスの応酬してるやつ、意気込みがあって良い感じだぜ。
それに、まあなんだ・・・こっちも励まされるよ。
575この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 02:22:52 ID:E9POj1fW
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0839.txt
本人は見てないと思うけど、他の参加者のために晒す。>>499の改稿。改稿というか、完全に別物だけど。
なんか文章うまいとか言ってる人がいるけど、原文はそうとう下手な部類に入る。「なんのために書いたのか」
わからん無駄な部分が多すぎて読めない。情報提示の順番も下手。もう二行目からずっこける。

>霞ヶ関、中央合同庁舎5号館最上階に構えられた公務室の前に辿りついた瞬間の出来事だった。
こう、いかにも「まず場所がどこか提示したいから無理矢理つけた」感漂うクソ長い修飾語。よろしくない。

他にも、
>本革のビジネス用に特注で仕立てられたソファーセットと、
修飾語の順番がそもそもおかしいんだけど、それ以前になんで「ビジネス用に特注で仕立てられた」なんて
書くのか。そんなことが一目でわかるほど重要なことなのか?

他にも色々あるけど割愛。
改稿があまりにも(ryすぎるのはわざとだと思っていただきたい。μフィールドとかいうわけのわからない
設定を持ち出したのは、「千草が部屋の中を索敵したことを乃木が見抜いた」というわかりづらい事実を、
くっきりと読者に伝えるため。もちろんもっと現実的な方法でやってもかまわないが、とにかく原文では
お互い勘でものを言っているようにしか見えないので、非常に印象が薄い。千草の特殊諜報員っぽさも、
乃木のすごさもさっぱりわからない。エピソードで手抜きしないこと。
576この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 03:10:31 ID:mOpvUHXN
>>575
 改稿後のほうが読みやすくなってるな。
 やっぱり一つの文にある核……というか伝えたいことは、一つの方がいい。

 個人的には、瞬間の思考が
>>――μフィールドを察知された?
 のように理路整然としてるのには違和感を覚えるけど、どうなんだろう。
 あと乃木が「そう」と主人公のモノローグに返答してるのはもはや読心術の域だろう。
 主人公は乃木に対する不審を見抜かれたことに恐れ入ってるが、こっちのほうが驚くところ
のような気がする。

 主人公の諜報員ぽさというのは、
・普段から足音を殺す
・監視カメラの位置は把握済み(改稿版のみ)
・まず人影をチェック(諜報員ぽい……かな:改稿版のみ)
・上司の部屋でも安全確認
・バレた仕掛けは無意識に後始末(設定上改稿版のみ)
 他にもあるかもしれないがこんなところか。
>>きみは優秀な諜報員だと寺沢に聞いているが、もう少し表情を柔らかくした方がいい。
 このセリフで思ったが、内心の動揺はまったく顔に出さない方が諜報員ぽいし、見破られた
時の衝撃が大きいと思う。
 顔に出たとは書いてないけど、出てないとも書いてないので、一応。

 改稿後の乃木は勲章を髪留めにしてるのがとてもいい。
 どうしても60過ぎの爺さんの経歴より、18のお嬢さんのそれの方が興味深く感じてしまう
のは、男の性か……
577この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 03:26:20 ID:E9POj1fW
のぎのぎは俺の嫁なんでおさわりはなしでお願いします。
578この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 03:35:26 ID:SqO1NSM6
>>575
上手いな。
原作者へのアドバイスと娯楽性のバランスが絶妙。
即興でこれが書けるセンスに嫉妬しそうだ。
579この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 04:10:40 ID:OHpnAUXh
>>575のがラノベ文法に忠実と言うか誇張したパターンだね。
それを思った通りに操れるのは尊敬する。
>>499と読み比べて575をハァ?と思ってしまう人にはラノベ書きは向いてないw
580この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 04:31:16 ID:E9POj1fW
真夜中に間違ってageちゃったよごめん。
ラノベ文法を使うかどうかの前に、それを「なぜ使うのか」の方が重要なんよ。
登場人物を魅力的に、なおかつその特徴をわかりやすく読者に伝えなければいけないのは、ジャンルがどうとか
いう以前にあらゆるエンタテインメント物語の基本だから。

読者層が若くないと、特殊能力とか美少女といった手段はあまり許容されない。でも、許容されないからといって
登場人物が魅力なしだったり特徴なしだったりしていいわけじゃない。六十の親父でもいいが、それならちゃんと
六十の親父のすごみを描く。いらん経歴書いてる場合じゃない。499にはそういう考え方が欠けている。
俺には六十の親父のすごみを描く方法は思いつかなかったから遠慮無く美少女にしたけどな!
581この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 06:20:20 ID:E9POj1fW
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0840.txt
続いて>>522。これはちょっとどうしようもないレベルなので、たぶんやりたかったであろうことを
勝手に読み取ってほとんどオリジナルで書き直した。

根本的に描写というものがわかっていないっぽいので、少し丁寧に。まず、原文でしつっこいくらいに
日常がどうのといっているので、たぶん「平凡な日常に倦んでいる主人公」というものを最初に書きたいのだと
読み取った。ところで、文中で主人公に「俺って日常が退屈なんだ」と語らせても、ため息をつかせても、
読んでいる方は「こいつは退屈しているんだな」とは思ってくれない。「退屈しているやつにありがちな行動」を
させて、はじめて読んでいる方にその退屈さが伝わる。これを描写っていう。

で、今回は部活をやめたとか将来の選択肢がないとかネットにはまり始めたとかいうエピソードを入れてみた。
ただしこのワンシーンの短さで「日常に退屈してる」なんてことを描写するのはかなり難易度が高い。
い、言い訳じゃないんだからねッ?

あとは、自分で書いたせりふを読み直して、「人間こんなこと口にするだろうか?」といちいち考えること。
怪我してるかもしれないときに「ダメージは?」なんて口に出して言うやついるか? 「こいつはそういう変なことを
口に出して言ってしまうタイプなのだ」みたいな設定は要らないから。意味がない。自分がその状況に置かれた
ときに、いったいどんな言動をとるか、よく考えればこんな変なことを書かないはず。
582この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 07:15:42 ID:HhmeU3zS
まァこれだけ語れて文章もそれなりに磨き込んでるヤツでも
ワナビやってるってことは、賞取ってデビューするには
文章力以外にも何かが必要なんだろうね。
583この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 07:33:03 ID:6xuu+x8I
何か499の登場で一気にスレの空気変わってんな。
あんま努力もせずに小説書いて新人賞の候補まで行ったのが相当反感食ってるけど、才能ある人間って案外そんなもんじゃんて気もする。
多分筆が天職なんだよ499は。だから記憶だけで書いても3次まで残った。このスレの住民(俺含め)とは次元の違う場所でやりとりしてる気がしてならん。
ラノベに逃げてきた感じはするのは非常にむかつくがな。お前が嫌われるのは、既存作家と戦う意思があまりにも薄いことだ。
584この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 08:58:24 ID:V9hfOsMg
まあ資料五十冊読み込んで満足しちまうよりは考証不足で豪速球投げる方がいいわな。
585540=545:2007/09/12(水) 09:32:06 ID:MMIPuO1u
その豪速球がデッドボールになったらお話にならんよ。

まあ本人は名無しに戻ったみたいなんで最後に書き捨てておく。
俺は>>499が逃げを打ってラノベに来たからって、「あっそう」としか思わん。
個人的な好みで言えばどうかとは思うが、あくまでも好みのレベル。
腹の中で思ってる分には構わんよ。

問題はもっと実務的なところだと思う。
たとえばそれは、防大を踏み台にするのに、
非論理的な内容(防大学生は馬鹿ばっか)を、昔読んだ怪しい本の記憶を真に受けて書いてしまうというあたり。

常識的な内容までいちいち資料を精査する必要はないが、
資料精読が必要かどうかを判断できていないようにみえる。
ラノベか一般か、という以前に歴史物というジャンルに向いてない。
この際、歴史とかやめた方がいいんじゃないだろうか。
586この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 09:58:21 ID:GOizAsGl
>>575
率直な感想を述べるわ。
吹いたwww
587この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 10:41:06 ID:V9hfOsMg
比較対象の俺らの球なんか遅い大暴投やワンバウンドの山なりボールだ。
ならばデッドボールでも豪速球投げられればお話になるさ。

防大をコケにしたのが軍ヲタの琴線に触れちまったみたいだが、はっきり言ってどうでもいいな。
歴史物と称するのを止め、作品世界を左巻きで若干科学進歩が早い世界と設定すれば差し支えない。
そんなことより>>499には美少女分と文章の平明さが足りない。これは致命的だ。

ということを、>>575を読んでいたく実感した。
588この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 10:56:32 ID:BVCbU7wW
>>575
「上手い、上手いが――それはもはや改稿とは言えん」
 雅人の頬を冷や汗が伝った。
 個人的には「公務室」ではなく、「執務室」にしたほうが雰囲気が出るのではないかとも思える。
589連レスすまんが。:2007/09/12(水) 11:04:42 ID:BVCbU7wW
「室内の盗聴器や小型カメラを察知するのは、そもそも《索敵》といえるのか?」
 そんな疑問も頭をよぎる。
 もしかしたら《探知》とか《探査》とか、もうすこし状況にあった形容が存在するかもしれない。
590この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 11:08:44 ID:PAWTWVwA
>575
うむ、確かに硬めのラノベってのはこんな感じの文章だな。
乃木、25歳くらいにしとけばほぼ完璧だったろうに、なぜに女子高生。
いや、それとも「これでも二十代なんだがなぁ。見えんか?」と嘆息させるか。
つか、知らないはずがないよな、実際には。絶対話の種になるって。

>581
いきなり明美殺すか…。しかも、原因主人公だし。
殺しちゃえば確かに骨格には影響しないが、紙の上とはいえ、なぁ。
フィクションの死は出来るだけ演出してあげたい派の俺はダメなのだろうか。
591この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 11:09:24 ID:zBc7clCx
>資料より勢い
読者が言うならともかく書き手が言ってるならただの怠慢
資料にあたりたくないなら考証の必要の無い舞台を使え
592この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 11:28:05 ID:BVCbU7wW
>>581
「上手いな…」
 俺は素直に感心した。その状況描写の巧みさには目をみはるものがある。
 ただ、一つだけきがかりな点が残されているとすれば、「なぜ、明美は『せっかく一緒に』で不自然に言葉を切ったのか?」ということについてだ。
 一連のセリフのその部分にだけ、俺は少し違和感を感じる。
593499:2007/09/12(水) 11:59:15 ID:2+bSP9WN
うはww まだこの流れが続いておりましたか。。。
私としては>>572で終わったつもりですので、なるべくなら他の方の作品の
感想に心血注いでいただけたらと思います。

改稿はガンガンしてもらって構いません。女っ気がないのは私の作風ですので、
美少女戦士にでもなんでもしちゃってください。
うまく差し込む技術があるなら、私だって、かがみやフェイトたんや静岡さんや
コッポラやハマーDやちゅるやさんみたいな萌えキャラも作品に加えたいですよホントに。
594この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 12:01:43 ID:SqO1NSM6
>>581

>小学校に入る前からの幼なじみだから、もうほとんど兄妹同然で、中学に上がっても同じクラスなもので毎日の登下校でこうして顔をつきあわせることになる。
人が少ないこの町では、クラス替えなんてものは無い。
なんて一文を入れたほうがいいな。
状況の変化が無いほうが倦怠感を強調できるはず。

595この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 12:12:13 ID:8Vh9n/uP
ちょっと突っ込まれる可能性のある設定のところだけwikiなりで調べるぐらい
ま、歴史モノならちったあ調べればいいんでね。花の慶次とかだって設定めちゃくちゃじゃん
突っ込まれるの恐れてたらライトノベル書けないと思うんだがな
いちいち「ぶちぎれた」とか、荒らすようなことは言わんでいいと思う
596この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 12:38:46 ID:GOizAsGl
いざとなったら歴史を捏造するくらいの気迫は欲しい。
597この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 12:40:36 ID:YuJkDqul
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0841.txt
【ジャンル】 幽霊
【タイトル】 『扉のむこう』
【評価基準】 なぜ、落ちた!?
【改稿】 可

今年の電撃一次落ちです。短編連作の一話目。
自分としては、この話の欠点は、『占い師』のパート
作品として一次で落ちたのは「幽霊物はありがち」
「なんか、『しにがみのバラッド。』に似てね?」
「ラノベで哲学・倫理学は×」
あたりだと認識していますが、どうでしょう?
598この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 12:50:01 ID:jT22GDUk
全体的にポエムくさい
599この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:00:40 ID:E9POj1fW
>>593
あんたほんと言い訳まみれだな。「女っ気がないのは私の作風」なんて堂々とよく言えるもんだ。
そういうことを言っていいのは、女っ気以外の魅力で成功している作家、要するに福本伸行とか
そのレベルだけだろ。べつにこの先もずっとそうしていくのは勝手だからそこはなにも言わないけど、
作風なんて言葉を使うなよ。素人がK1のリングに上がってボコボコにされて「俺の戦型は寝技
しか使わないんだ!」って言ってるようなもんだ。手も足も出なかっただけだろうが。
>うまく差し込む技術があるなら、私だって、
なんで身につけようとしないの?つうか作風なんじゃなかったのかよ。

ということで次は>>504
600この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:27:27 ID:V9hfOsMg
>>597
読点が多すぎる。
文体もライトノベルではなく児童文学のものだと思う。(語彙は難しいけど)
601この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:34:06 ID:BVCbU7wW
>>597
 決して悪くはないんだけど…、なんつーの? 
 魔法学の試験に国語の答案を出した感じだな。

 そもそもモチーフ自体が、ライトノベル向きじゃない気がする。
602この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:38:25 ID:x9Mk5U+E
>>596
歴史を捏造するには歴史の勉強が不可欠だろ。考証が嫌な作家なら考証をしない小説かけばいいんじゃねーの? に同感。

>>597
落ちたんだから全部晒せばいいのに……
ところでこれ前に晒したことなかったっけ? でなければ、どこかで読んだことがある印象を受けるこの作品は致命的。
存在率というのでライトタッチなSFを彷彿とする。なるどほねと思ったところが何箇所か。通らなかったのが残念だ。
さて主人公だが若干年齢が高くないか? と、思う。この手の主人公ならリバーズエンド級に中学生を狙ってもいいと思う。
確かに大学生が主人公の小説が入賞したこともあるけれど、それは数年も前の話。中高生が感情移入するには少々難しい主人公だと思う。
ライトタッチなんだけれどね。俺は買うけれど、一作ぽっきりの小説だと思った。もう少しインパクトが欲しい。
確かに大学生が主人公だった小説もあったのだが、それは
603この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:39:46 ID:x9Mk5U+E
確かに大学生が主人公だった小説もあったのだが、それは数冊だったと思う。

書き途中で書き込んじゃったorz
604この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:43:51 ID:BVCbU7wW
>>597
あと、最初の一文で落とされた可能性もあるぞ。

「バイト明け、僕は、いつも、朝寝坊」

これはいくらなんでも読点打ちすぎだろ。

「バイト明けの僕はいつも朝寝坊だ。」

これで済むところに3つも読点打たんでいいんじゃねーか?
605この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 13:52:14 ID:zBc7clCx
「バイト明け やっぱり今日も 朝寝坊」と五七五で始めるんだ
606この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 14:12:03 ID:HCqgRJ40
>>597
全体的に受けた印象は、地の文+台詞じゃなくてポエム+台詞ってこと
あと、最初の数行読んだ時点では「これなんて学校を出よう?」
最後に、句読点大杉でテンポが滅茶苦茶悪い
607この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 14:15:51 ID:E9POj1fW
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0842.txt
>>522の改稿。ただし原文からだと状況も人物もさっぱりなのでてきとうに付け加えた。
やっぱり描写の基本がわかっていないと思われるので、灰谷健次郎だったかの小説に書いてあった
「作文で書いていいこととだめなこと」を挙げておく。

○書いていいこと
・なにを見たか
・なにを聞いたか
・なにを嗅いだか
・なにを味わったか
・なにを触ったか
・なにを思ったか
×書いてはいけないこと
・なにをしたか

つまり、たとえば「ティーナが稲妻の魔法を使った」ときに、稲妻が走ったと本文に書いても読者には
伝わらない。そもそもいきなり稲妻が走ったときにそれを即座に稲妻だと認識する人間はいない。
その稲妻によって、リリーナの五感がなにを受け取ったか、そしてリリーナがなにを考えたのか、
それを書いてはじめて稲妻の魔法のすごさが読者に伝わる。これを描写っていう。
ただし小説では端折った方がいい箇所もあるので、「なにをしたか」をそのまま書くのが絶対に
だめだというわけじゃない。臨場感が必要ないところではさくっと進めてよし。
608この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 14:16:54 ID:E9POj1fW
ごめん>>522じゃなくて>>504でした
609この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 14:22:49 ID:SqO1NSM6
>>597
複線、ミスリード、回収という作業が出来てない。
読者を楽しませる意識が欠けていると思う。
>>575辺りを参考にするといい

例えば第1章。ここは、「葵は実は幽霊です」という事を読者に伝えるシーンだよな。
俺ならば、どうするかな……
最初は、主人公が誘拐犯やロリコン変質者か?とミスリードしつつ、幽霊複線を貼り、最後に回収という感じだろうか?

 布団の中から幼い声が聞こえる。
「お兄ちゃん、おきて」
 彼女の名前は葵。五歳のの時誘拐されて以来、この部屋に監禁されている女の子だ。
――以下エロゲ的テンプレ会話だから中略――
「おきて!」
 "耳の中"で爆音が生じ、びっくりした僕はベットから転がり落ちた。
「頼むからもっと優雅に起こしてくれ。たとえばそう――目覚めのキスみたいなのを頼む」
 床にぶつけた腰をさすりながら愚痴る僕に、葵は言う。
「無理だよ。わたし幽霊だし」
610この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 14:44:49 ID:GOizAsGl
エロゲ的テンプレ会話と聞いたら黙っちゃおれん。

「ねぇ〜お兄ちゃんったら〜」
「むにゃ……後、五分」
「遅刻しちゃうよ〜」
「走れば、間に合う」
「ご飯食べられないよ〜」
「いらん」
「もう、早く起きてよ!」
「後、十分」
「増えてる!?」
「おやすみー」
「もう、起きないんだったら」
「だったら?」
611この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 15:17:34 ID:tDXi9m2l
>>597
一次落ちなら内容うんぬんより
まず文に問題があると思う。
実際、描写が少なく場面が分かりづらい印象です。序盤は特に心理描写よりは情景描写を優先すべきかも。
参考にはならないかもだけど、個人的にはこうするかな?

 バイト明けだった。ボクはいつも通り朝寝に浸ることにした。休日なんだし、ひとり暮らしなわけだから、それぐらいの贅沢は許されるはずだ、った。
「お兄ちゃん、どこかいこうよ」
 ……ムシだ、ムシ。
「お兄ちゃんってば!」
 何とか相手にしないで寝ようとしたが、耳の側で大声を張り上げられたら安眠なんてできるわけがない。
「うるさいなぁって、うわっ!」
 目を明けたら葵の首から上だけが、布団の上に立っていた。思わず仰け反り、布団から飛び出していた。
「えへへ、作戦成功っと」
「脅かすなって」
 葵が、してやったりの顔をしながら首から下を生えるように、布団から現した。彼女が死んだ約十歳ぐらいの体が、軽く宙に浮いてるところで留まる。
 白い顔は生まれつき(?)らしい。水色のワンピースは彼女のお気に入りなんだとか。
「だって今日は遊びに連れてってくれるって約束したじゃない!」
 葵はとても幽霊らしくない、ふくれっ面で、恐怖からは遠く離れた雰囲気で言った。
612この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 15:20:57 ID:x9Mk5U+E
>>611
うん。そっちの方がいいな。
だが、エロゲ的シナリオを彷彿とする。だから一次落ちなのか。
613この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 15:33:22 ID:x9Mk5U+E
色々考えて改稿してみた。

 バイト明け、やっぱり今日も朝寝坊。


 いや、本当は目がさめていたんだ。けれど、外に出る気になれなかった。
 何故って? そりゃ、暖かい布団の中でぬくぬくしている時間は幸せじゃないか。
「お兄ちゃん、どこかいこうよ」
 そんな少女の声も無視。
 二月の空気はまだ冷たいし。僕は頭まで布団をかぶった。外になんか出たくもない。
「嫌だ! 面倒!」
「お兄ちゃん!」
 そう言った彼女の声はすぐ耳元から聞こえた。
 煩わしげに目を開けると、布団の中、僕の眼前に彼女の青白い顔。
 僕は「ぎゃー!」と、軽い悲鳴を上げて布団を放りだした
 布団は、しゃがみこんだ少女を通過させて、地面にしぼむ。
 水色のワンピースを着て、不機嫌そうな顔をしている彼女に僕はいう。
「脅かさないでよ」
「だって、私は布団にさわれないもん」
614この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 15:38:32 ID:x9Mk5U+E
考えたら布団の中は暗いから、葵の顔が見えるのは不自然。
もう一回いじってみるかな。
615この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 15:55:18 ID:mOpvUHXN
>>614
幽霊なら見えてもいい気がするが……そこの違和感も伏線になるだろうし
あとでバラせば筆が滑ったとも思われまい
616597:2007/09/12(水) 16:11:58 ID:YuJkDqul
>>602
一話分の感想、批評で十分ですよ。この部分の欠点が結局全編に当てはまりますし。
このスレに何か晒すのは生まれて初めてでございます。
なんとなくでも、似てるのはやっぱり致命的。

たくさんの感想ありがとうございます。
似たような感想あるので、レス番は返さずに

>ポエム
友人には言われたこと無い感想。ちょっと気をつけてみます。
はかなげな雰囲気出すのに失敗してそうなったのかも。
ポエムはあんまり書かないのになあ。

>児童文学
主人公が小学生に語りかける会話が多いので、
一人称の地の文も子供向けになっちゃいました。
改稿することがあったら気をつけます。

>句読点 というか、読点?
たしかにそうかも。これは、自分の書いた他の小説も見直してみないと。

改稿してくださった方々。
短い文章でもやっぱり作者の癖って出ますね。
俺じゃ絶対書けない文章かも。いや、ポエムな文ばっかり書いてる訳じゃないけど。
いいとこ盗むつもりで精読させていただきます。
>>614
布団の中って言っても真っ暗じゃないから顔くらい見えると思う。
617この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:06:03 ID:x9Mk5U+E
>>616
彼女とのセクロスで昼間布団の中に潜り込んだが何も見えなかったと記憶がある。
第一、カーテンとか閉めているのならば部屋の中は薄暗い。幽霊だから見える伏線として使うか修正事項だろう。
ちなみに俺の悪い癖は「どこかで見たことがある」と見えてしまう文章を書くことと「筆が滑って余計なことを書くこと」だ。
もうネタは書き尽くされているんだ。どこまで斬新に魅せるかが勝負だと思う。頑張ろうぜ、兄弟。
618この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:09:45 ID:33Yui+Ke
布団の中に顔、で呪怨かよ、と思ったのは俺だけか。
619この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:22:08 ID:OHpnAUXh
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0843.txt
ちょっと息抜き。みんなでやってみると面白いかも。
620この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:24:38 ID:cgMciM8u
>>619
こ、これは…!
621この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:29:48 ID:mOpvUHXN
>>619
甲子園の佐賀北の戦いをノベライズしたら面白いなとは思った
622この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 17:58:56 ID:BVCbU7wW
>>621
全く関係ないが。

 そのとき、ありえないことが起こった。敵のランナーが突如、塁を回りだしたのだ。
「回れ、回れ!」
 相手ベンチの監督は必死で腕を回している。
 たった今、三振に討ち取られたはずの敵打者は、一瞬、戸惑うような素振りをみせたが、それでも監督の指示に従い塁を廻り始める。
 振り逃げか――?
 そう気づいたが、何もかもがもう遅かった。
 こちら側の選手はみなベンチに引き上げてしまっている。いまさら慌ててホームに戻ったところで間にあうはずもないし、だいたいインプレイ中のボールがどこにあるのかすら分からない。
 状況は絶望的だった。敵のランナーは悠々と塁を廻り、一人、二人と本塁に帰還する。
 野球規則ではワンバウンドの球でバッターを三振にとった後も、相手の打者にタッチしなければ、ランナーはアウトにならないと定められている。経験のある捕手なら誰もが知っているルールだ。当然、山田太郎もそんなことは知っていた。
 しかし山田太郎は、己の不注意から最悪のミスを犯してしまったのだ。
 山田がワンバウンドで捕球し、一塁塁審がスイングの判定をし…、その時点で打者は「スリーストライク」となる。…そこまではいい。だが打者は、山田がタッチするまでは「スリーストライク」であるにもかかわらず「アウト」にならないのだ。
 そして三人目のランナー。――ついさっき三振にとられたはずの敵の七番打者がいま本塁に帰還した。

山田太郎は仮名。野球を知らん奴には何のことかさっぱりだろうしスルーしてくれ。
623この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 18:43:56 ID:1bGuSRuL
>597を一部改稿してみた。

 バイトの翌日は朝寝坊をすると決めている。
 だから、目は覚めていたけれど、布団の外に出るつもりはなかった。
「お兄ちゃん、どっかいこうよ〜」
 うむぅ、なかなかに可愛らしいアピールだが、無視だ。人に勝つより己に克て、と偉大な先人も言って
いる。誰だったかは忘れたが。第一、二月の空気はまだ冷たい。僕は、頭まで布団をかぶった。
「お兄ちゃんてば!」
 さっきよりぐっと声が近い。無視しようかとも思ったが、泣かれたりすると厄介だ。煩わしいが、仕方な
く目を開ける。
 すぐ目の前に女の子の顔『だけ』があった。もう少し具体的にいうと、布団の、ちょうど僕の胸あたりの
ところから、女の子の顔が生えていた。
「うわっ!?」
 僕は、軽い悲鳴を上げて布団から飛び出した。女の子はそのまま。今は布団から上半身が生えてい
る状態だ。少し不機嫌そうな表情をしている。
「お、脅かさないでよ」
一応、文句を言ってみる。
「だって、私、物に触れないもん」
 女の子は不満気に言い返す。そりゃそうだ。なんたって本物の幽霊だもんなぁ。

 ここで、僕が初めてこのコを見たときの話をしよう。
 あれは、僕がこの部屋に越してきてすぐのことだ。まだ梅雨は明けていなかった。
 ある夜、押入れから物音がするような気がした。ネズミ(最近は都会でも結構ネズミが出没する)か、
それともゴのつくアレでも出たかと思い、恐る恐る襖を開けると、そこにいた。ボロボロの服を着て、ガリ
ガリに痩せこけた女の子が一人、膝を抱えてうずくまっていた。伸び放題の髪の毛の隙間から覗く眼が
昏く澱んだ光を放っている。
「!?」
 悲鳴は出なかった。目が合ったと思った途端、腰が抜けていた。
「おなかがすいたよぅ」
 女の子はそう言った。か細く、消え入りそうな声で。何の抑揚も無く。
 笑ってくれていい。その声を聞いたとき、僕は泣き出してしまった。怖かった。そこに籠められたありと
あらゆるネガティブな感情によって、僕という存在は徹底的に打ちのめされた。女の子がにじり寄って来
ようとするのを、どうすることもできずにただ見ていた。
 そこから先は、実はよく覚えていない。気がついたら、二日だか三日だか経っていた。
 夢だとは思わなかった。目の前で、あの女の子が大泣きしていたから。不思議ともう恐怖は無かった。
 とりあえず女の子はそのままにして、這うようにしてシンクまで行き、蛇口から直に水を飲んだ。鉄錆臭
い味がした。生きてるんだな、と思ったら、急に涙が出た。僕は安堵のあまり号泣した。
 その後、女の子から聞いたり、自分なりに調査したりした結果、次のような事実が判明した。
 女の子の名前は葵。
 五歳の時、この部屋の前の住人だった腐れ外道に誘拐され、押入れに監禁された。監禁中の様子に
ついて、僕は深く訊ねなかった。
 監禁が始まって五年近くが経過した頃、そのクズが暴力事件を起こして逮捕、拘留され、しばらくこの
部屋に戻れなくなった。
 既に体力、気力を相当消耗していた葵は、暗く狭い押入れの中で、誰にも知られることなく、ひっそりと
飢死した。
 近隣住民から苦情が出て、ようやく警察は葵を発見することになるのだが、僕はこれ以上詳しく言いた
くない。
 下衆野郎は再逮捕され、監獄送りになった。この国では、子供を誘拐して餓死させても、大抵の場合、
死刑にはならないそうだ。

「ねー、どっか行こーっ!」
 葵の声が、僕を現実に引き戻す。見れば、布団の真ん中に立って、唇をとがらかしている。ごく普通の
十歳児だ。何だか嬉しくて、物凄く哀しくて、僕は笑った。葵は、急に笑い出した僕を見てぽかんとしてい
たが、すぐに一緒になって笑い始めた。
 今、葵は笑うことが出来るようになった。あまりにも遅すぎたけれど。それを見られるのが僕だけだとす
るなら、僕にはきっと、それを守る義務がある。
「何処に行きたい?」
「えーっとねー」
 何処にでも連れて行ってあげるよ。それが僕に出来る唯一の罪滅ぼし。
624この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 19:09:50 ID:F/qqW8uU
>>597
とりあえず、文章力が足りてない。
大量の句読点の妨害があってなお、すらすらとは読めたのは素晴らしいが、
文章に温度がなく、無機質。
その場その場の状況や光景が、頭に浮かばない。

でも、これは取るに足らないことだと思う。
文章力が足りてないといっても基準から考えれば(俺脳内の上手い下手基準な。分かりにくいが感じてくれw)ほんの僅かなので、
内容さえ良ければどうって事はないレベルではあると思うし。

しかし、内容の方も盛り上がりに欠ける。
連作短編。仮にも短編を名乗るなら短いスパンでの盛り上げとオチへの着地をうまい事やらなきゃならない。
しかし物語はどうも長編の一部のようなまったり感だ。

他の人も言っているが『葵が幽霊』っていう最初のサプライズをもったいない感じで流している。
「葵は実は幽霊でした」ってオチで短編の一本目を終わらせてもいいくらいの大事なネタだよ。
それを冒頭で流してはいけないと思う。

本編のキモである事件の方も、盛り上げが足りない。
なんとなくだが、起転結って感じがした。
あっさり『扉』が開きすぎなので、開く前になにか一悶着欲しかった。
例えば『僕』のピンチとか。

ただ、転から結の流れはよかった。
夢に見ていた努力しなくていい楽園が突然与えられて、その上で嫌っていた努力を始める。
この皮肉っぽい展開には、これぞ短編の醍醐味だと唸った。

あと、気になったのは一話の分量。
僕と葵の紹介まで含めているのにこの短さはどうだろう?
一体前何話で、電撃換算で何ページだったんだい?
なんかおまいさんの原稿にはぶつ切りの話が大量に並んでいる予感。

短編が好きなんで感想にも力が入った。
なんかネタや状況を活かしきれてない感が全体的にするので、今後は練り込み、推敲にもう少し力を入れてみては?

最後に、電撃投稿おつかれさまでした。
625この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 19:15:22 ID:F/qqW8uU
あ、スレ読んでて気になった事。
>>575の改稿は神がかっていると思った。
こいつぁすげー面白いラノベが始まりそうだ。

……ただ、その……これは改稿じゃありません……

でも他の改稿は切れ味がイマイチだったなー。なんか変形の形がきれいじゃない。
>>499の原文がラノベ臭という観点で見ると無臭だったからかな?

とにかく>>575の改稿と理論は一昨日の改稿ラッシュと合わせて参考にさせてもらおう。
626この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 19:39:57 ID:4wqDDjwo
>>622
なんかプロジェクトXのナレーションが聞こえてきた
狙ったんだろうけど
627この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 19:41:17 ID:YuJkDqul
>>624
全六話で、DP85
二話からがちょっと長いのだけど、たしかに、この話は短かったと思う。
この話はDP10位。
たしかに、書き直すなら、色々加えて倍くらいにすべきだと思う。

>起転結
俺、承が苦手なんだよね。
承ってのは、起をうけて広げるって感じなのかな?
そもそも、承の認識が甘いかも。ちょっと勉強してくる。

>ぶつ切りの話
短編連作なのだけど、最終話の伏線を一話から張ってて、一応は。
うーん、自分で言ってて言い訳に聞こえてきたよ。

>電撃投稿
すごく昔のことに思えるよ。
その後、電撃病にかかって掌編を応募したり、
hoの短編大賞が開催されずぐったりしたり。

心機一転、次回作がんばります。
628622:2007/09/12(水) 19:48:52 ID:BVCbU7wW
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0844.txt

>>622を推敲してできるだけ分かりやすく書いてみたんだが…
どーも、いまいち分かりにくい文章になるんだよな。

単に文章力が足りないだけなのは分かってるが、自分ではどこを直したらいいか分からん。
誰か問題点を指摘してくれると嬉しい。
629この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 20:10:44 ID:F/qqW8uU
>>627
おし。じゃあ俺も今年の短編賞の消滅に泣いた身として、去年の恥を晒してやんよw
上は以前避難所に晒したhp短編賞三次落ち。
下は同じ回のhp短編賞一次落ちだ。
今見返すといろいろ赤面ものだが、あえて晒させてもらう。
反面教師として参考にしてくれw

『家出、思い出』
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0387.txt
『うたものがたり』
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0845.txt

ガガガは短編募集ってもたぶん水増し要因なんだろうな……
まともなラノベ短編賞が欲しいぜ……
630この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 20:18:53 ID:x9Mk5U+E
>>627
俺なら葵と絡む場面が増えるし、この設定で一から書き直すと分量は二倍になる。
ネタとしてはいいネタ使っているのになあと思うよ。
ちなみに葵が幽霊だとばらさなければ十分ミステリーになる。主人公の霊能力も自覚してなければ尚のこと。

文学少女シリーズでも読んだほうがいいと思う。
631この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 20:26:19 ID:BVCbU7wW
>>629
上だけ流し読みしたが、上手いな。
ラノベっていうより、文学って感じがするのが厳しかったか。

ただ、最後まで主要キャラの「正体」を隠すネタは、
どうしてもキャラの描写が踏み込んだものにならないから、感情移入をしにくくなるのが痛いな。
632622:2007/09/12(水) 20:30:18 ID:BVCbU7wW
>>626
実は、テレビ(アニメ以外)見ない人なもんで、意味は良く分からんが…
何にせよ感想を頂けたのは嬉しい。ありがとう。

とりあえず、もっと的確な描写ができるよう数を書くしかないのかね…。
まあ、頑張るか。
633この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 21:06:55 ID:E9POj1fW
>>629
上のみ。けっこううまいので書き直さず指摘だけ。オチのためとはいえ、最初に奏を見たときにまず出てくる
描写が「背中のリュック」なのはおかしい。普通顔から見る。しかも今回は頬が腫れてるんだから。情報提示の
順番はおかしいとそれだけで読者が混乱する。肌の色とか、目の感じとか、オチを伏せつつ書けることは
いくらでもあるはず。
それから、
>ドアの向こうから現われたのが僕だと分かると、
これは一人称で書いていい文章じゃない。ここだけ奏視点になっていて読んでいると頭がねじれる。

奏の母子家庭の話を出すまでの流れが悪い。「母親に殴られたと聞く」「え、なんで母親が殴るの? 普通父親でしょ?」
「ああそういえば母子家庭だっけ」ってだけの流れなのに、なんでこんなに行数を使うのか。

話が動いてからはだいぶいいんだけど、魔女さんが出てきたときに、まずおまえはだれだとか、どこから来たのかとか、
先に訊かないのはおかしい。流れ的に自己紹介は最後に持ってきたいのかもしれないけど、僕が疑問にも思わないのは
人間の思考として変。

>「……確かに、ちょっとはこの子を可哀想に思うからっていう所もあるけれど。でも、彼女を側に置く価値は実際あるんだよ」
これと次のせりふは、人間が口にするせりふじゃない。めちゃくちゃ浮いてる。あと、そもそも家出に一緒に連れていくという
僕の思考回路が唐突。話の都合に合わせている感じ。

そして僕がいきなり泣き出したり変な決心をしたりするところは意味がわかりません。なにがこんなに僕の心を動かしたの?
奏の寂しがりやなところを、僕は実感できてるかもしれないけど読者はさっぱり実感できないんだが。親父が死んだ
とこを実際に見たわけでもないし、奏がそれを見てなんらかの反応を示したところを見たわけでもないし。こういうのを
読者置いてけぼりっていう。

構成にはかなり難があるけど、根本的なところはいいと思うので書き直してみてはどうか。
自分なら、そもそもたった一晩の話にはしない(実際に奏の最初の願いが叶ってひどい目に遭うところが書けないので)。
634この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 21:08:21 ID:/1Lp+7Si
>629
文章力その他は結果で証明されてるから、多言不要だな。
審査員の評価って、こっちとそんなに変わらんのかもなぁと思った。
俺が読んでも、やっぱりup0387の方がup0845よりずっとよくできてる気がする。
しかも、何かもう少しどうにかなるはずだ、これはもう一伸びする作品だ、とも感じる。

個人的には、最初から奏は○+だと思い続けて読んでたから、○+でよかった。
635この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 21:33:53 ID:4wqDDjwo
>>632
アニメ以外見ないのかw
淡々とした描写だなって思った。感動やらピンチやらを演出するには向いてる希ガス
全編この調子だと人によっては苦手に感じるかも
636622:2007/09/12(水) 21:42:33 ID:BVCbU7wW
>>635
なるほど。
「描写にどうアクセントを入れるか?」を最重視してみることにするぜ。
637この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 22:05:37 ID:/TROH2XV
>>629
上は佳作。あえていうなら月子さんのシーンはもっとあっさりさせて
あの日からの奏の変化を喜びながら
戸惑いも少しある主人公を描いたほうがいいかも

下はテーマ性が不鮮明な感じを受けた
「歌手の魂」というのを物語のメインテーマに据えれば、同じ展開でも
ずいぶん印象のいいものになったと思う
638この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 03:10:51 ID:A1FrDARf
>>629
視覚的に「……」が多すぎじゃね
639この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 13:46:51 ID:LBes84VS
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0846.txt
【ジャンル】不明
【タイトル】三方一両得
【評価基準】初めて書いたので、小説として成立しているかどうか
【改稿】可
640この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 14:20:33 ID:Wr6+7h7G
>>639
 会話文は『ではなく「を使った方がいい。
 また、「の行頭は字下げの必要はないが、改行後の行頭は一字下げた方がいい。

 ジャンルはショートショートか?
 あの分野は発想力がほぼ全てなので、小説として認められるかのボーダーラインはかなり
低い。作品のコンセプトは分かりやすいと思うし、この作品も十分小説といえるだろう。

 以下はあまり必要ないだろうけど感想。
 やや構成に難があるため、コンセプトは分かりやすいのに伝わりにくくなっている印象。
 人情重視でみなが損をする大岡越前の話と、利害重視でみなが得をするシャイロック判事
の話を対比させていると自分は受け取っているが、判事のエピソードによけいな詳細が多い。
それと対比の妙を演出するには、判事の裁き方も一見すると越前同様に感動的なものと見せ
かけておいた方が、裏面を明かしたときのインパクトが大きくなると思う。
 ……判事の名前がシャイロックな時点で鋭い人は勘付くだろうけど(笑)。
 女が勝ち取った子供、あとで保険かけて殺して大金をせしめたとかだったらさらに黒かったな……
641この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 14:25:39 ID:6eo4as97
>>639
三方一両損の話には元ネタがあるというのはおいといて

アレだ、鯨統一郎の出来損ないだな
もうちょい私が聞き手にならずに
爺さんに食って掛かって、話を盛り立てましょう
642この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 14:27:03 ID:DOWN2V4m
どうせなら元ネタものせようぜ。ソロモン王の話し。
643この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 15:25:51 ID:kWX/lBmV
>>639
地の文がほとんど無いのは気になるけど、それはショートショートだから仕方ないか
話自体は面白いし小説として成り立ってる
蘊蓄が長いのはじいさんのキャラを立てるためと考えるとありだと思う
ただし、ここはラノベ関係のスレなんで一つだけ指摘
地の文が絵本っぽいだ
それでその……すごく時雨沢っぽいです……
644この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 16:24:40 ID:LBes84VS
>>640
 批評ありがとうございます。大岡越前との対比は正直考えていませんでした。
 深夜唐突に三方一両損の話は誰も得をしていないから、みんなが得をする話
 を作ろうと思い立ったので。構成に難があるのは自分も自覚しているので精進
 したいと思います。

>>641
 そうですね、もう少し「わたし」の存在感をあげてみたいと思います。
 鯨統一郎という人の本は読んだことが無いので読んでみたいと思います。

>>642
 ソロモン王の話はお世辞にもうまい話とは思えなかったので。
 生きている子供を半分ずつに分けるなんて誰でも止めますからね。

>>643
 地の分が絵本っぽいのは小川未明の童話集を読んだあとに書いた話なので
 その影響だと思います。時雨沢という人の本は読んだことがないですね。
645この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 17:47:29 ID:4i0Qfu+U
>639
全編ほぼ台詞というのは、読むにはやや読みづらい。

それと、これは俺が馬鹿なだけなのかもしれないが、
三方一両損で本当に銭を損しているのは大岡だけじゃないのかなぁと思ったり。
しかも、大岡はその分名声を手に入れたので、実質損は無い。
いわば一両で名声を買ったようなもんだ。
訴人たちは互いに受け取りを拒否していたのだから、
奉行所預かり(没収)という結論もあり得たのであって、共に三両丸ごと失う恐れもあったが、
結果として二両ずつ手に入ったのだから、二両得したともいえる。
こういうお馬鹿な読者も想定して、予め損得を定義しておくといいかも。

シャイロックの方もそう。
裁判の経緯を理解できるほどの子供が、金の真の意味に気づかないとは思えない。
男の子ならまだしも、女の子だし。
自分に経済的価値があるとすれば、どこにあるのかなんて容易に認識できる。
時代が時代だからね。
とすると、それで母親思いなんて、理屈が合わない。
憎むとまでは言わないが、お金を出してくれてありがとうとも思わんのじゃないかな?

てな感じで、文章とか表現以外のところに今回は引っかかってしまった。

646この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 18:37:41 ID:qbyDveGz
>>639
細かいことかもしれないけど「1シリングって、どれぐらいの価値があるのか?」は
できるだけ読者に伝えたほうがいいと思う。
647この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 19:06:24 ID:YJne0Lyt
>>639
面白かったよ。
文章も初めて小説書いたと思えないくらいに整っていて読みやすかったし。

この話はおじいさんの屁理屈がキモなので、俺は「わたし」は合いの手程度の目立たなさのままでいいと思う。
テレビのテロップみたいに、『ここ変なトコですよー』って強調する役。

この話の面白みははおじいさん理論を読者に「ほうほう」と頷かせながら読ませる所にある。
その引き付けられる感覚を最後まで保持できたのはご立派。
ただ、結局そのまま終わってしまったのでオチが弱いというか、オチてないと言うか……

最後に、
「なるほどなるほど。でもおじいさん、〜」
と私にその話をひっくり返す疑問なり一言なりを言わせると綺麗に終わったと思う。
負けずに屁理屈で矛盾をついて、大岡裁き本来の(道徳的な)意味を肯定するような感じで。
ゴメン。俺頭悪いから具体例はぱっと思いつかないや。
648この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 19:29:56 ID:kWX/lBmV
>>644
文体が似てる人間の本は読んでおいたほうがいい
特に、ジャンルが被った時に劣化○○と言われかねない
649この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 19:33:27 ID:+XGxiNKA
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0847.txt
【ジャンル】 学園モノ
【タイトル】 誰がために鞭は鳴る
【評価基準】 >>166の改稿です。
ご指摘を受けた点の全てを直すことはできませんでしたが、極力努力したつもりです。
評価よろしくお願いします。
もしよろしければ、前回と比べてよくなったかどうかもお聞かせください。
【改稿】 可
650この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 20:00:41 ID:5FSiWenm
>>649
一応読んだ覚えはあるけれど一言。
前の文章を消されていたのでは成長したのか評価できん(改悪なのか改良なのか分からない)。

で、文章だけれど無駄な台詞が多い。ラノベチックであるが「へー」とか「そー」とか「あー」とか削れそうな部分が多い。
俺ならば地の文に変えて動作とする。まあ、個人の自由だろうからそこは>>649に任せる。

> 学校からの帰り、電車の中で英単語帳を眺めていたら、こんな噂を小耳に挟んだ。
> 「アイベンカイって知ってるか?」

これは逆でもいいんじゃないだろうか?
651171:2007/09/13(木) 20:03:08 ID:YJne0Lyt
>>649
以前感想を書いた>>171だ。
読んでみてまず、驚いた。
「別人が書いてるんじゃね? 本当に本人か?」
それくらい進歩していた。

台詞や展開のわざとらしさはほとんど消滅していた。

キャラもよく立ってる。村沢なんかはいい感じに不快だった。
>>166が消えてるから記憶だよりになるが、前主人公と一緒に登校していた女の子が川原だよな?
たしかに無難な『猫かぶり幼馴染みキャラ』ではあるが、まるで別キャラのように魅力的だった。
そもそもしっかり「無難」をこなせるのは実力がある証拠だしね。

狂言回しも以前とは段違い、描写だってストレートに情景をイメージできる優れたものだ。
文章力自体の大きな上昇を見た。

あとは個人的な意見となるが、村沢の
「愛鞭会って、知ってるかい?」
でシーンを切って一章終わり、(一行空けとかで場面転換)
「はいはい、みんなー、席着いてー」
と川原の転校シーンに移行。
の方が引きが強くていいかなーと思った。

村沢が例の台詞を言ってから先のやり取りは正直蛇足。チラシの事ならあとで回想で手渡せば良い。
俺が言えるのはここまでだ。ここから先は自分で頑張ってくれ。

最後にもう一度だけ聞く。
「本当に本人か?」
652649=166:2007/09/13(木) 20:45:03 ID:GjoO5nFM
すみません。前回のが消えていることに今気付きました。
↓が前回のものです。
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0848.txt

>>650
前回のも読んでいただけたとのこと、ありがたく思います。
手違いで前回のが消えていまして、すみません。
削れそうな台詞が多いとのこと。言われてみて確かにそうだと思いました。
今後の検討材料にいたします。
冒頭の2行の順番が逆でもいいのではないかとのご指摘、真摯に受け止めて考慮します。
どうもありがとうございました。

>>651
前回に引き続いてのレス、どうもありがとうございます。
進歩しているとのお言葉、大変嬉しく思います。
今回は、前回指摘された、キャラの言動のわざとらしさを克服することを、とくに重視しました。
成果があったようでよかったです。嬉しくて嬉しくてたまりません。
前回のアドバイスを受けて、某短編小説集を読んだのですが、そのおかげかもしれません。
前回のアドバイスともども、感謝の気持ちでいっぱいです。
ヒロインは、前回とはキャラ名も変え、別人格にしました。
それも功を奏したようで、安心しています。
場面転換に関するアドバイス、勉強になります。参考にさせていただきます。
応援の言葉までかけていただき、どうもありがとうございます。
最後のご質問に対して。私は>>166本人です。おかげさまで成長できたようです。
どうもありがとうございました。
653この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 21:12:03 ID:YJne0Lyt
>>650
俺も
> 学校からの帰り、電車の中で英単語帳を眺めていたら、こんな噂を小耳に挟んだ。
> 「アイベンカイって知ってるか?」
は逆がいい派だな。
意味不明なテクニカルターム込みな短い台詞を頭に持ってくるとインパクトが段違いだ。
654この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 21:32:03 ID:u+Ei+VNo
>>649
良くなってると思う。
話が始まってる。
655この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 21:47:48 ID:rMuSlB1/
>649
改稿は一定の成功をみたといえる。どんどん頑張れ。

以前はキャラの魅力(生気)も乏しかったし、説明のための説明に終始している感じだった。
改稿後のキャラははるかに良くなっている。

ただ、通して読んでみると不満な点もまだある。
会話の作り方に慣れていないのか、ところどころでつっかえる感じがする。
地の文の補足になっていたり、やけに説明臭い台詞もあったりするし。
後半にかけて、息切れしたのか、説明過多の文体に戻ってしまったのも残念。

川原千佳子は、放課後くらいに本性を表す方がいいかも。
しかも、最初は頬を朱に染めて「…実はあなたのことが」とかやらせてから、
「え?じゃねぇよ、このヤロー」みたいなのが好みかな。
656この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 23:31:37 ID:Z6NfUjXr
>>639
ショートショートにしてはちょっとくどいし、小説としては淡白すぎ。
ちょっと中途半端な印象。
オチの鋭さで勝負をするならば、今の三分の二ぐらいまで削った方が印象に残るはず。

具体的に指摘しようとしたところは全部他の人と被ってるから、参考になりそうな奴を一つ。
ガリバー旅行記の作者の風刺短編
『アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案 』
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4268.html
赤ん坊、人肉食辺りの描写が鋭くなると思う。

>>649
あの引きがいいね。続きが気になってしょうがない。
改稿前はそんな気が起きなかったから、この差はでかいと思う。
ただ、細かい演出はまだまだ頑張れると思う。

例えば、ちっこネコネタ。
主人公との接し方と、クラスメイトとの接し方の対比が欲しい。
一時間目の休み時間はクラスメートと会話するシーンを入れて、ネコをアピール。
昼休みに正体を現し、午後の休み時間に、正体を知った状態でネコ観察とかそんな感じ。

657この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 23:54:16 ID:GY1IIA+5
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0849.txt
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0850.txt
【ジャンル】 異能学園物
【タイトル】 未定
【評価基準】キャラを中心とした描写、特に冒頭のヒロインの描写ができているか、続きは気になるか
【改稿】可
 
今日プロットを起こした来年の電撃用作品です。
この時点では色々と伏せていることがありますが、その制限の中でも描写が広げられそうだという意見があればお願いします。
658649=166:2007/09/14(金) 00:35:48 ID:oGNyt3/W
>>653
>意味不明なテクニカルターム込みな短い台詞を頭に持ってくるとインパクトが段違い
なるほどと思いました。参考にさせていただきます。
重ね重ねどうもありがとうございました。

>>654
前回、なかなか話が始まらないというご指摘を受け、自分では改善を図ったつもりでしたが、
実際にうまくいったかどうかは不安でした。
どうやらうまくいっていたようで、安心しました。
どうもありがとうございました。

>>655
応援のお言葉、ありがたく受け取らせていただきます。
キャラの面で大幅に改善されたとのこと、大変嬉しく思います。
会話の作り方の未熟さ、説明過多の文体についてのご指摘、真摯に受け止めて今後に活かします。
川原千佳子が本性を表すタイミングについてのアドバイス、参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。

>>656
続きが気になるとのお言葉、嬉しく思います。
仰る通り、まだまだ改善の余地はあるなと思いました。
ちっこネコネタ、参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。
659この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 01:09:18 ID:Q6T0kMzb
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0853.txt
【ジャンル】 ファンタジー(バトル物ではないです)
【タイトル】まだ無題
【評価基準】 思ったように言って頂ければ。
【改稿】 ありです
660この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 02:07:02 ID:47OAutHW
>>657
> 「はあ?」
> 「いや、だから転校生が来るんだってよ」

プロローグを別に用意して、書き出しをここから始めるといいかも。
俺の場合プロローグは異能バトルからスタートさせる。ミステリーの場合は伏せるが。

>>659
何故「。」の後が一行空白なのかが知りたい。んでもって!と?の後には空白が必要。文末の場合は不要。
ギュスターヴはサガフロ2の主人公で出ている。要改名。
バトル要素なしファンタジーの場合、ミステリー要素かコメディ要素が必要。この場合は前者かな?
死人の出ない謎掛けには興味が湧くが物足りないな。
661660:2007/09/14(金) 02:11:41 ID:47OAutHW
>>657
プロローグを読んでいなかった。てっきり上のは改稿前と勘違いしてしまった。すまん。
で、感想なんだが、なんだか三流エロゲーのシナリオっぽくて面白くない。
目新しさを感じなかった。まあ、プロットは知らないが今のままじゃ駄目なのは確実。
異能は書き尽くされているので目新しいと感じられる文章がほしい。頑張れ。
662この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 02:17:49 ID:h0Ie0IUm
>>657
長文の台詞がどれも説明臭い
663この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 02:41:47 ID:oSUC2q9v
>>657
一人称のプロローグってのは事件を書いているんじゃなくて、主人公の反応を伝えているんだ。
読者はそれを見てイメージを固め、本編に備える。

例えば>>639の場合、プロローグを読むと主人公の性格がなんとなく分かるようになっている。
こいつは醒めた奴で、揉め事とかには関わらないようにしてるのかなんて、具体的イメージが沸くんだ。
イメージを伝えたうえで第一章に突入、その醒めた奴が変わり始める予感がしてそこで続きは次回ってなっている。
謎の組織も出てくるが、その正体は不明。次回謎が明らかに!
……これは続きが読みたくなるわな。

で、>>657の場合、プロローグを読んでも主人公が見えてこない。
主人公はナイフで刺されるより無傷の方がいい、と考える人間だと分かる。
……これって人間全般に当てはまる事だよな?
主人公は可愛い子に声をかけられたらドキドキする人間だと分かる。
……これも思春期の男子全般に当てはまる事だ。
これじゃどんな奴なのかわからん。
興味も何ももてない。
ゲームではこの手の無個性主人公が氾濫しているが、あれは絵と音楽があるから許される事。
小説でやっちゃだめだ。
登場回数最多の主人公に魅力が無いなら、当然ヒロインも期待できないだろう、と思うわれる可能性が高い。
大変危険だから気をつけたほうがいい。
664この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 02:42:13 ID:ST9VjBMu
>>657
 プロローグの感想
 ヒロイン?がハルヒの朝倉涼子っぽいので得物を変えるか「それって無理〜」のセリフを変えるか
したほうがいいと思う。そして描写がどうこう以前に行動の絶対量が足りてないのと、そもそもの基本
がありきたりなのをなんとかしないとまずい。
「彼我距離」や「燐とした眉」のような表現は変。
>>可愛いなんてもんじゃない。言葉が見つからないぐらいにとんでもなく可愛い〜
 これはわざとやっているのか?
 
 第一章の感想
 ……オリジナリティがゼロなのは導入だからだろうか?
 これで転校生が夢の少女だった日にはそこで力尽きるので、ぜひその展開は回避してほしい。
 というかこれ、パンくわえて走ってた時に街角でぶつかった相手が転校生で、教室で紹介されお互い
指差して「あーっ!」という伝説の少女漫画的テンプレの亜種ですな。

 気になった点が「蔵本君の≪あれ≫ってなんだ」しかなかった。
 ヒロイン、主人公、サブキャラ男の性格はいずれも平凡。展開はテンプレ。文章力は並で世界観も
普通ときた日にはかなり厳しいだろう。たとえ今後の展開が大賞級におもしろくたってここまでで読み
捨てられてしまう。
 夢に出てきた時点でヒロインが主人公を惨殺してるとか、悪友が超美形とか、最低でもそれくらいは
ほしい。
 もっとも上記の例はいずれも先達がいるのだが……
665この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 12:10:55 ID:28dPUgLL
>657のプロローグ部分を改稿してみた。参考になれば、幸い。

【プロローグ】

 夢の中には、しばしば見たことも無い風景や会ったことも無い人物が登場する。今、僕の前に
立っている女の子もそうだ。整った目鼻立ちもさることながら、風に揺れる長い黒髪がとても印
象的で、残念ながら、現実の僕の周囲にこんな素敵な女の子はいない。
 いや、そんな後向きの考え方は良くないな。人間の脳はかなり優秀で、一瞬しか見ていない物
でも正確に記憶されていると聞いたことがある。僕も、どこかで彼女を見かけたことがあるのか
も知れないじゃないか。よし、明日からはもう一度彼女に出会うことを目的に生きていこう。
「……せめて好きな死に方を選ばせてあげる」
 前言撤回。明日からは、彼女にだけは出会わないように心がけることにしよう。僕はまだ死に
たくない。
「でも、撲殺はスマートじゃないわね。絞殺も趣きに欠けるし、轢殺は美しくないわ。そんなわ
けで、私のおススメは刺殺なんだけど…」
 やや高めの、歪みの一切無い声は想像に違わぬものだったが、内容が尋常じゃない。ニコニコ
しながら言うようなコトかっ!? 見れば、いつの間にか彼女の右手には大振りのナイフが握ら
れている。
「どこがいい? 心臓? 頭? それとも肝臓から出血でじわじわ?」
 全部イヤだと言いたいのだが、言葉が上手く出てこない。せめて逃げようと思うが、粘性の高
い液体の中でもがいているような感覚があるばかりで、全く動いている気がしない。
「逃がさないわ」
 女の子の声がすぐ傍から聞こえる。ああもう、位置関係とか間合いとか段々と曖昧になってき
たぞ。振り返ると、女の子の顔が目の前にあった。ぱっちりとした瞳に長い睫毛、意思の強さを
現す凛とした眉。そして、ナイフ。最後のやつだけははっきりと見えて欲しくなかった。
――何とか助けてもらえないだろうか。
 そんな想いを視線に込めて、縋るような目で女の子を見つめてみる。夢だし、もしかしたら愛
のパワーで伝わるかも知れない。いや、愛とかそういうのは言葉の綾だが。
 すると、意外にも女の子は少し困ったような表情を浮かべた。
「本当はダメなんだけど……」
 おお、何か希望の光が見えてきた。
「でも……」
 女の子が僕の耳元で囁く。それはとても心地好いのだが、同時にナイフの切っ先が僕の胸元に
触れている感覚があって、素直に喜べない。
「私を抱いてくれたら、見逃してあげる」
 僕はなぜか返事を躊躇った。
 女の子の驚いたような、傷ついたような表情。ごめん。そんなつもりじゃなかったんだ。
 心臓付近に、重い衝撃。
 僕の意識は暗転した。

 目覚めた僕の腹の上で、目覚まし時計が踊っていた。設定時刻になると、アラーム音を大音量
で鳴らしながら、部屋中を転がり回るタイプのやつだ。何の弾みか、僕の上に落っこちてきたら
しい。偶然だろうが、ちょうど夢でナイフが触れていた辺りに鈍い痛みがある。
 夢。
「………カッコ悪いなぁ」
 最悪の目覚めだった。
666この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 13:12:52 ID:GMX1FXAW
>>657
夢の中で出会った彼女が現実に出てくるタイプってのは王道だから、それ以上に読者を唸らせる力量が必要。
かといってそれだと受賞の可能性は皆無かといえばそうでもないと思う。結局面白ければいい。
でも、プロローグと第一章を見た限り、普通の作品と変わらない。
続きが読みたい!と思えるほどではない。
展開は王道でいいのだが、せめて冒頭はもっとひきつけるものを設定してはどうだろう?
まあ、主人公がどんなやつか理解するのはこの文章の長さでは少々難しいと思うけど。
667この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 15:45:24 ID:OMyD5/1d
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0854.txt
【ジャンル】ショートショート?
【タイトル】メイドは想像上の生き物
【評価基準】気になったことがあったら何でもいいので書いてください。
【改稿】可
668この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 16:18:34 ID:WSH/w7W3
名詞に「御」や「様」を付ける以外、敬語が一切存在しないじゃないか!
ここまで完璧に敬語を排除されるとわざとなのかと思ってしまうな……。
メイドものとしては致命的ではないか、と思う。
669この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 16:48:47 ID:fNunyZcY
>667
一瞬、エロ同人かと思ってしまった。
夢オチなんだね、多分。
いや、ショートショートってことは、これで終わり?
なら、オチはもうちょっとキチッとまとめた方が良い。

668も指摘してるが、仮にもメイドなら、謙譲表現と尊敬表現は必須の技術。
というか、別にメイドでなくても、雇われ者は当然身につけている。
あやふやなら、ツール使えば? 探せばきっとあるんじゃないかな。

670この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 17:27:13 ID:40XMV+eq
>>667
>>668>>669でも言われてるけど敬語が無いのに違和感
もし特別な理由(力関係がメイド>主人、メイドがあばずれ等)があるならそれを提示すべき
671この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 17:46:48 ID:OMyD5/1d
>>668
 敬語は完璧に失念していました。メイドが主人公なのに敬語を使っていないのは
 致命的ですね。

>>669
 夢オチを匂わせる感じにしましたけど、やっぱりきっちりした感じのほうがいいですかね。
 ボルヘスの円環の廃墟を読んで思いついた話なのに、なぜかエロ同人風になってしまいました。

>>670
 敬語は単純に忘れていました。メイドが出ている作品はそれでも町は廻っているぐらいなのに
 無謀にもメイド物を書いたので。
672この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 18:11:26 ID:YS5DMAel
>>671
せめてエマとシャーリーにしてください。それ町はメイド違うです。
673この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 18:14:05 ID:oSUC2q9v
>>667
典型的な「メイド服を着てご主人様というだけ」のメイド物。
メイド設定を生かしきってない。
その性格設定ならば義理の妹や幼馴染でいった方がしっくりくるんじゃないかな。

後、哲学議論の部分で、ネルソン・グッドマンを使う必然性が感じられなかった。
科学哲学の基本命題を語っているだけで、ネルソン・グッドマン独自の理論には触れてないように見える。
こんな使い方をするならば、もっと知名度が高い人をベースにした方がいいと思う。
例えば、「我思う、ゆえに我あり」のデカルトが使える。
彼の哲学なら"唯一のこるモノ"ネタが使えるから夢落ちとの相性がいいしね。
……まぁ、こんなの気にする読者はいないだろうけどね。
674659:2007/09/14(金) 18:46:40 ID:Q6T0kMzb
>>660
ご意見ありがとうございます。句点の後に空白を空けたのは勘違いでした。
何処かで文末じゃなければ句点でも空白を空けると聞いた気がして…
言われてすぐになおしました。
主人公の名前の事ですが、このままいこうと思っています。
ギュスターヴと言う名前はちょっと考えて付けた名前でもありますし、
一応主人公の設定として外したく無い要因もあるんです。
それと、私はサガフロ2と言う物をやった事ありません。

物語の事ですが指摘の通り、ミステリー要素を含んでいます。
殺人は?と思われたようですが、殺人は起こります。
物語の構造としては小さな事件を解決後→大きな事件に巻き込まれる
と言うある意味スタンダードな展開にするつもりです。
675この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 19:47:25 ID:5/IuQHvN
>>659
ただ「ファンタジー」としか書いてないんでどういう作風にしたいのかわからないな。
なので『中世世界っぽい長編ファンタジーの冒頭』と仮定して読んだうえでの感想ね。
文章自体は目立った破綻とかはないと思うのだけど、描写に違和感を感じる箇所が多い。

まず最初、「マタニティドレス」で物凄い違和感を感じた。せめて「ゆったりとしたワンピース」あたりに。ところで……この女性は妊婦なの?
で、ここから以下の「彼女は旅人」という流れが正直理解できない。
その女性自身が旅人で、旅人が疑われる状況下にあるならわざわざギュスターヴを連行する男たちについていったりしないと思う。
「村の娘ならば黙ってみていない」というのも、理由としては弱い。排他的な村なら村娘だってよそ者にいい顔しないだろう。
連行されるギュスターヴを遠巻きに見ていて、目があって慌てて視線をそらす、ぐらいが自然な反応じゃないか?
彼女が村の人間でないと示すのなら、「格好が垢抜けていて、野暮ったい村人の中では浮いていた」程度で十分。

村長の名乗り、村の中にいるのに「パブロ村のパブロ」は変。「村長をしているパブロ」とかでいいんじゃないか。
「ご職業は?」なんていうのも、警官の職質みたいに感じる。「旅のお方ですか?」「実はどこどこへ〜」みたいなやりとりの方が自然。
ギュスターヴも突然連行されてるのに落ち着きすぎ。トラブルに慣れているにしても「また面倒なことになった」ぐらい思わせたほうが。
あと、最初神視点だったのが途中からギュスターヴのになってる。最初からギュスターヴ視点でいいんじゃないか?

で、ここまで書いたのは違和感を感じた部分について。
冒頭として見るのならば、だらだら状況描写が続いているだけでインパクトが弱い。
どうせなら夜中叩き起こされて、村の男たちに殴られているところに村長が、とか目が覚めたら牢屋、ぐらい飛ばしたらいいと思う。

宮部みゆきの「ブレイブストーリー」第二部の序盤に、主人公が強盗と間違われて連行され、死刑宣告されるシーンがあるのでそのへんを参考にしてはどうだろう?
676675:2007/09/14(金) 20:38:06 ID:5/IuQHvN
>>659
ごめん、村娘なら〜の部分は読み違えてた。
ただ、女性を旅人と判断する流れがいまいち釈然としないのは一緒。
677659:2007/09/14(金) 21:30:56 ID:Q6T0kMzb
>>675
レス感謝です。
マタニティドレスについては自分のイメージがおかしいのかもしれません。
安易にあまり知らない単語は使わずに、書きなおしました。
ご指摘の「女性が旅人という解釈が釈然としない」と言うのは、改めて読むとその通りでした。
自分の頭の中では出来上がってしまってる事だったので説明不足になっていました。
ちょっと改変して、納得出来る文章に変更しました。
村長の名乗りは、確かに村の中にいるのに不自然ですね。
何処かにここが「パブロと言う村である」と言う事を示したくて変になったのだと思います。

職業の質問については、問題ないかな、と思ってるのですがそんなに変でしょうか?
警官の職質ぐらいで構わない、と思ってるのですが。

インパクトについて、ですがうーーん。かなり難しい問題ですね。
その辺りは、色々と考えてみます。

ちなみに、ブレイブストーリーは一昨年ぐらいに読みました。
参考になるかは分かりませんが一応目を通そうと思います。

長文でご指摘、感謝です。
678この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 21:32:01 ID:6f2z+ji5
冒頭の評価だけ
>>649
うーん・・・。
何かデジャブ。ブギーポップもこんな冒頭だったような。

>>659
ファンタジーにしては冒頭が弱過ぎる。
一行目で(なくても2行目)読者をドキッとさせる描写やら言葉でないと。
679この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 21:45:11 ID:5/IuQHvN
>>677
「職業は?」が変と言ったのは、あくまで「中世世界っぽいファンタジー」として見た際の話ね。
中世レベルの文明だと、現代ほど職業という概念というか認識はハッキリしてないと思う。辺鄙な片田舎ならなおさらね。
680この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 21:51:31 ID:oSUC2q9v
>>659
ラノベにしてはちょっとクドイ気がする。
後、読者は中世知識そんなに無い。
もっと丁寧に説明した方がいい。

>怒号と共に男は旅人風の男の背中を押した。 少し前につんのめるがこけたりはしない。 後ろの男が腕を掴んでいるからだ。
2人か3人か4人か分からないけど、全員に同じ人称代名詞を使うのは良くない。区別が付かなくて混乱する。

> 格好からは旅人である風にも見えないが、この村の人間の様にも見えない。 村の娘ならばこの状況で男達が同行するのを許可しない。
> ならば、やはり彼女は旅人だ。
ちょっとくどいな。
『旅装とも普段着ともとれる格好だが、村の娘ならば同行を許可される状況ではない。やはり娘もまた旅人なのだろう』
とかでどうだろうか?

>極端に値が張る訳でもないが、有事の際しか使わないのが村における一般常識だ。
主産業が農業な所が村、商業な所が町というのは知らない人が結構多い。村を「農村」にした方が分かりやすいと思う。
『極端に値が張るものではないが、農村では滅多に使われる事は無い』 

あと、>>674にいっている句点の空白は「びっくりマークの後」の間違いじゃない?
「村長!何落ち着いてるんだよ!こいつがやったに決まってんだろ!」
ではなく
「村長! 何落ち着いてるんだよ! こいつがやったに決まってんだろ!」
ってこと。
681649=166:2007/09/14(金) 23:17:10 ID:rmzrM4oW
>>678
レスありがとうございます。
ちょうど手元に、積読状態だった『ブギーポップは笑わない』がありましたので、
冒頭を読んで確認してみました。
確かに、改稿前の方の冒頭は、ブギーポップの冒頭との類似点がありました。
(具体的には、和室に足を踏み入れるという点)
改稿後の方の冒頭は、ブギーポップとの類似性はあまりないように思えましたが、
それでも、デジャブを感じさせてしまったということは、
改稿後の冒頭も、ありがちなパターンなのかもしれないと思いました。
今後の参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。
682この名無しがすごい!:2007/09/14(金) 23:47:07 ID:SZToQXjG
>>672
 すいません。メイドという存在を勘違いしていました。

>>673
 哲学を語っている所は適当に難しそうな単語を繋げているだけ
 なので、書いている本人も意味が分かっていません。
 ネルソン・グッドマンの事も全然知りません。
 ですけど、ストーリーに沿う哲学の話をさせたほうが良かったですね。
683657:2007/09/15(土) 02:35:12 ID:0Y3TYB7o
ご意見ありがとうございました
丸パクリにならない程度にアドバイスを参考にして改稿してみました
良かったら見てください
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0855.txt
【ジャンル】 異能学園+バトル(ただし異能バトルは無し)
【タイトル】 妄想都市(仮)
【評価基準】 前回と比べてどう変わったか、その他気がついたこと
【改稿】可
684この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 03:51:44 ID:nMLHoTar
どうでもいいことで、ただ単に個人的な趣味の問題だから無視してくれていいというか積極的に無視してほしいんだけど、
転校生が主人公の近くの席に座る必要って、特に無いと思うんだよね。
ほとんどのラノベでは、その後席が近いことを積極的に利用したイベントなんて皆無なんだし。
遅刻遅刻でパンと正面衝突して、あー朝の縞パン!!ってのは、王道としても無意味でもないとは思うんだけど。
あ、積極的に使うべきといってるわけではないよ。
それはさておき、

>683
うまいとおもいます。

>「それはできないの」
うん、こっちのが断然いい。琴美ちゃんかわいいよ琴美ちゃん。
「それはね、できないの」とかでもかわいいかも。(;´Д`)ハァハァ

>整った顔に長い黒髪、ぱっちりとした瞳に長い睫毛に意思の強さを現す凛とした眉を持った少女。
ここは、前に比べて描写は増えてるけど、なんかテンプレ的であんまり魅力を感じない。
これなら前みたいにぼやかし気味のほうがいいかも。

これはだれか(たしか秋山瑞人)の受け売りなんだけど、こういった作品で、ヒロインが出てきたときに
美少女じゃないと思う読者はいない訳で、
しかもどんなに文章を着飾ってキャラの造形を描写しても、プロの挿絵のイメージには決して勝てないんですね。

例の場面、時刻の描写が見あたらないけど(見落としならごめん)、読んだときの(勝手な)イメージとしては「夜」でした。
これはひとそれぞれで、昼間だけど日の当たらない路地裏をおもい浮かべる人もいると思う。
いずれにしても、ぼやかしてもいいかも。「黒い髪が長い」とだけ書くとか。これだとまさにはじめのとおりだね。
心情的に(文面ではやけに落ち着いている感じはするけど)やっぱりパニックになってるはずの場面だしね。

あと、もう転校生きちゃったけど、これって物語的には「起承転結」の「起」に当たるよね?
こんなにすぐ転校してきて、電撃の規定枚数に足りる?
いや、ちゃんとプロットあるなら心配ないのかもしれないけど。。。

それはさておき、ここにさらす人って、結構書き直してくると別人になってるんだけど、
やっぱ勉強になるのかなぁ。
685657:2007/09/15(土) 04:11:19 ID:XZkj04qL
>>684
ありがとうございます
琴美が席を指定したのは、後のデレモードの伏線です
枚数に関しては、電撃規定で90〜100枚ぐらいになる予定なんで大丈夫です
正直、能力がしょぼしょぼなんで琴美が来ないと話が動かないんですよね……
686657:2007/09/15(土) 04:23:25 ID:XZkj04qL
あと、プロローグは第一章冒頭から繋げる予定なんでわざと時間描写しませんでした
……書いたほうがいいかな?
687この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 05:04:46 ID:nMLHoTar
う〜ん、どうだろ。
ないよりはあったほうが断然いいとは思うけど……

あと、ひょっとしなくてもあなた東海地方に住んでるか、そのへん出身でしょ。
688この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 10:17:45 ID:BdWlWgwL
>>657>>683
両方読んできた。
話運びの方はあとの方が上手くなってる。
キャラを立てながら物語を手早く転がせてる。
>>684が書いていた「展開速すぎかも?」って意見には同意するが、
読んでいて破綻がないのだから全く問題はない。冗長に引き延ばすよりは万倍良い。

プロローグの構成は悪化していると思った。
上部分、主人公の独白だけでも十分にプロローグとして機能するし、
前回と同じ内容の下部分、夢の話でもまた然りだ。
しかしそれが両方プロローグという一つの枠に収まっているため、
場面がびゅんびゅんとんで、見栄えも美しくない。どっちかにしぼるべきと俺は思う。

なお、改稿版では下部分が夢であると言及していない。
もしそういう展開が将来的に実際にあるの回想している場面なら、
読者と同じ現在視点(琴美の転校前)での主人公の感想、心情みたいのを書いたほうがいいと思う。
その方がヒキが強い。今のままだとせっかくのプロローグなのにぼんやりしている。

夢であるならその事をしっかり言及して、主人公を目覚めさせる。
で、ベッドの上で一言呟かせるくらいで一章に移動、とか。

本編に関しては問題なく成長してるから言う事は無し。
転校生が主人公のそばの席ってのはよくある話だが、ヒロイン自ら指定する所は中々いいなと思ったのと、
「シャラアアアアアアアアアップ!」
の岡本いいんちょが何か萌えた、とだけ言っておこう。

上であげたプロローグの話を示すべく、改稿に挑戦しようと思う。
ちょっと待っててくれ。
689688:2007/09/15(土) 10:24:44 ID:BdWlWgwL
……って思ったけどわざわざ改稿するような話でもないな。
部分部分の基本的な構成や文章は問題ないから、最後になんか付け足すだけだし。
という訳で改稿は中止。ゴメンね。
690この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 10:46:04 ID:XZkj04qL
>>687
はい、東海在住です
名字はモロに中日関係者からもらってます

>>688
改稿後のプロローグは現実に起きていることです
ヒロインに襲われてる場面から第一章スタートのほうがいいですかね……?
691688:2007/09/15(土) 10:49:40 ID:BdWlWgwL
>>690
いや。今のままの一章の方がいいと思う。
ただ、今のままのヒロイン脅迫シーンだと、時制がはっきりしない。
その辺りをしっかり読者に伝えたほうがいいんじゃないか?
と言いたかった。
692688:2007/09/15(土) 10:54:53 ID:BdWlWgwL
あ、勘違い。
「プロローグをヒロインに襲われてる場面にして」第一章スタート
って事か?
だったら好きにしろ、としか言えないが。
個人の好みでどちらでもいけるプロローグだと思うよ。
693この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 11:15:28 ID:nMLHoTar
>690
やっぱり。
よけいなお世話かもだけど、これ以上はやめたほうがいいと思う。
今の時点でちょっと……って思わなくもない。(くらもとじゃなくて、せめて藤井とか荒木とかならまだしも。。。)
まちがっても福留とか堂上とかレオ・ゴメスとかだしちゃだめだよ。
694この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 11:29:50 ID:vA4qwva1
>683
一行目から「できできるのだろう」はないだろw
疲れてるのかも知れんが、投稿前には読み返しだよ。大分誤字・脱字が減る。

改稿前の「夢だから」は状況の理由(原因)になっているが、
改稿後の「追い詰められた僕が云々」というのは経緯の説明であって、理由じゃない。
この場合は、なぜ「僕は追い詰められたのか」が、状況の理由(原因)だが、
主人公にはそっちはよく分からないんだから、「理由は簡単」とかいうのはどうか。

「気に病むような光景」は変だと思うんだが、ここは他の人の意見も聞きたいところ。
俺は、「気に病む」というのは、自分に原因があって悪い状況に陥った場合に使う表現だと思うんだが。

二人の位置関係がよく分からない。
「寄りかかる」というと、同じ方を向いて並んで座っている印象だが、ナイフは脇から突きつけてるのか?
向き合う位置関係なら、「のしかかっている」の方が適切では?

誰かにも言ったが、主人公と同年代の女の子は、主人公にとって少女じゃないと思う。
それはともかく、少女=岩瀬琴美という一言は入れて欲しい。

「あ、居た」の前後に空行不要。かえって読みにくい。

蔵本君は両性具有なのか、(ピー)×2なのか、はたまた実は幽霊で下半身が無いのか。
ヒキにした以上、オチが何であってもハードルは上がる。
ストーリー上大した話でないなら、ここでネタ割っとくのも手。
そこから、基礎設定の話に振って、委員長の一声で教室場面に戻して、琴美登場って流す。

「教室でダイナマイトが爆発したら」は例えとして適切か疑問がある上、意外に想像の手助けにならない。

ポニテは無難な髪形だとは思うが、調べるなりして、もう少し逆立て易い髪型にした方がいいかな?
ここは俺の主観なので、無視してもらって結構。

以上、総合的には、改稿前後でさほど印象の違いは無い。

695657:2007/09/15(土) 12:25:31 ID:XZkj04qL
>>691
下校中の出来事なんで、時間的には夕方頃です
夕日とかの描写入れてみます
>>693
この後出てくる主人公母のPNが谷繁(たにしげる)だったり、クラスメートに幕田(女)がいたり
敵に金本とか高橋由乃って名前があったりする予定だったんですが、自重したほうがいいですかね……
>>694
読み返した時に最初だけ読み飛ばしてた('A`)
クララに彼女が出来ない理由に関しては主人公との会話でヒント出してたつもりです
うーん、でも伝わってないなら意味無いから強調するなりネタバレ早めるなりしたほうがいいかな……
696この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 19:27:44 ID:nMLHoTar
>695
>この後出てくる主人公母のPNが谷繁(たにしげる)だったり、クラスメートに幕田(女)がいたり
>敵に金本とか高橋由乃って名前があったりする予定だったんですが、自重したほうがいいですかね……
うん、やめたほうがいい。そこまで徹底すると、読む側からみて
主人公の母はtanishigeになり、
金本くん(ちゃん、かな?)は、あののっぺらい印象になり、
由乃ちゃんはパンダになる。
これは、挿絵でごまかしがきく範囲内だけど、挿絵が無い査読段階では言い訳できないし、
人によっては挿絵でごまかしすらできないかもしれない。

想像してほしいんだけど、
「女装した高橋由伸が、異能力をつかっておそってくる」
お話を、読んでみたいかい?
697この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 19:39:51 ID:WSYer+mF
>>696
読みたいから困る
698657:2007/09/15(土) 19:58:24 ID:XZkj04qL
>>696
すごく勘弁してほしいです……
中日からとるにしても渡辺とか鈴木とか高橋、藤井や小山、中村あたりが無難っぽいですね
川上、荒木、岩瀬辺りは字面がいいから誤魔化せそうだけど
他に使うなら河合、守野って字を変えるくらいしか方法が無いか
改名も視野に入れてみます
699この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 20:19:13 ID:JLtd2KPO
>>696
すまんが俺も読みたい。
700この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 21:17:13 ID:ZZe8y3i6
>>696
俺も読みたい。
701この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 21:45:58 ID:nMLHoTar
>696
俺も実はちょっと読みたい
702この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 21:51:41 ID:wSNEtoIM
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0856.txt
【ジャンル】 学園系バトル
【タイトル】 学園物
【評価基準】 情景描写が極端に少ないこれはありか
【改稿】 ご自由にどうぞ
703657:2007/09/15(土) 21:52:20 ID:XZkj04qL
ちょwwwww
やっぱり程度問題なんでしょうか
例えばハルヒはもろに甲子園が出てきて谷口(当時阪神所属の投手)がいるけど、その印象は受けないし
704この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 22:18:16 ID:ykFEwZ2U
>>702
×赤いブレザーに身を包み足は、黒いストッキング
○赤いブレザーに身を包み、足は黒いストッキング
あと括弧を多用するのはどうかと思う。括弧にしなくてもいいものもあるような
情景描写少ないとのことだが、特に気にならない
705この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 22:18:52 ID:ykFEwZ2U
>>702
×赤いブレザーに身を包み足は、黒いストッキング
○赤いブレザーに身を包み、足は黒いストッキング
あと括弧を多用するのはどうかと思う。括弧にしなくてもいいものもあるような
情景描写少ないとのことだが、特に気にならない
706この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 22:19:38 ID:ykFEwZ2U
二連投すまぬorz
707この名無しがすごい!:2007/09/15(土) 23:11:22 ID:uZlcpwwE
>>703
「ブラッドタイプO」まで読んだ。
キャラがどうのというか、人間の説明の仕方がなってねぇ。
708この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 00:48:06 ID:PY9RA8jR
>>702
好みの問題かな。これは「なし」の部類な気がする。
ヒーロー物一人称なら影響を受けない辺りで禁書を読むといいかも。ただし、文章能力はさして高くないことに注意。
709659:2007/09/16(日) 00:50:22 ID:D9Rmm7+t
>>680
なるほど、確かに中世の説明は入れた方がいいですね。
明言せずに、描写で何となく「多分、村は町に劣る存在」ぐらいに思わせれば良いと考えてたんですが。

変に冗長な表現が多いと思われたのかと思います。
削る所は削って出来るだけ読まなくても情報を読者に伝える様に努力した方が良いと考えさせられました。

ラノベにしてはくどい気がする。という指摘ですが、スタンスはこれでいくつもりです。
と言うのは自分がそういうのを読むのが好きだからです。

>>702
途中まで読みました。
漢数字と普通の数字がどちらも使われてるのにちょっと違和感。
どちらかにまとめてほしい。半角だったり全角だったりするのも読みにくいかも。
誤字が少しある。括弧がやけに多い。(そのせいでブログのような印象を受けた)
後は、ブラッドタイプ○っていうのが何か解らないから(多分多くの人が分からないのでは)、
省いて別の何かで補うか説明してほしい。
710この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 01:12:45 ID:b0jr5F3j
>>702
描写の少なさに関しては特に言う事なし。
別に少ないとは思わなかった。

それよりも会話文と地の文の寒さが問題。
おちゃらけたノリの一人称に愉快な掛け合いがしたいのは分かるが、
なにぶん本人の実力が付いていけてない。
ところどころその試みが上手く言ってる風もあるが、基本的にわざとらしさの漂う文章になっている。
まずは基礎的な文章力、それと自然な会話と地の文の流れを既存のライトノベルで吸収するのが先決かと。

あとは文章作法。「?」「!」の後は一マス空ける。地の文の文頭は一マス空ける。

キャラクターが類型的で死んでいる感がするが、コレはおそらく文章力の問題だと思う。
文章力が付けば王道で活き活きしたキャラに生まれ変わるような気もするので、頑張ってください。
711702:2007/09/16(日) 01:20:11 ID:zSQE06ih
読んで下さった方ありがとうございます。
>>705
句読点間違ってますね、ご指摘ありがとうございます。
括弧は多いと見づらいですね、気をつけます。
>>707
初歩の初歩ですね、もう少し勉強します。
>>708
やっぱなしですかね、一度禁書を読んでみます。
>>709
漢数字と算用数字混ぜちゃまずいですね、後半ノリで書いて見落としてました。
やはり、推敲が足りなかったようです。
括弧の多用も反省点ですね、つい会話だと使いたくなります。

ブラッドタイプの下りは、なんというか意味がわからないってのは問題ですね。
小ネタを挟むにしても、場所をわきまえないと読者はおいてきぼりですね、肝に銘じておきます。

712702:2007/09/16(日) 01:27:45 ID:zSQE06ih
連カキコすみません。

>>710
仰るとおりで、コメディラインのノリは感性も関係するので難しいですが路線的には好きなんでがんばってみようかと。
既存作から吸収できる所は、していきたいですね。
文章作法は基本なんできちんと勉強していきたいと思います。

とりあえずは、問題と思われた状況描写は問題なさそうなんで他の問題を片付けます。
ご指摘ありがとうございました。
713この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 02:31:02 ID:Pa6vnaNL
>>702
 キャラクターとか物語とか世界観とか文章力とか一切抜きにして描写に論点を絞ってみる。

 この文体だと主人公がハンディカメラ片手に実況しながら生活している印象になる。ので、
状況描写の方法がそのまま主人公の性格を反映したものになる。「黒髪を腰の辺りまで伸ば
し」と客観的な説明で済ませるより、それに対して主人公がどんな意見を持ったのかを加えた
主観的な説明を増やした方がいいと思う。
 あと、時々はカメラを遠ざけて全景を収めることも推奨する。この作品でも校門前のやり取り
のシーンでこの手法が使われているが、他にもカメラが近すぎて主人公とその相手の顔しか
見えてこないシーンがある。特に場面が転換した時はカメラは遠ざけておいて、徐々に近づけ
ていくといい。
・電車に揺られている主人公
・登校する主人公
・法廷に立たされた主人公
 なお、この3シーンは、カメラを遠ざけているはずなのに主人公しかフレームに入っていない。
いつ、どこで、どのような状況になっているのかという記述も必要だろう。例えば3番目のシーン
とか、「10分後」みたいにしれっと書いてあるが、なんで気絶してたのに経過時間が分かるのか
不明だし。「2−Bに設置された特別弾劾裁判の被告人席」がどんな様子なのかも不明だし。
周囲の生徒達の様子も不明だし。

 そして最後に、登場人物がどんな顔をしてるのかまるでわからないので至急何とかして下さい。
714この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 04:40:36 ID:RnAS3sZD
>>702
ヒロイン(?)の髪型以外の容姿がわからん
あと自己紹介で血液型情報なんていらない
ただし、主人公が血液型に拘る設定なんかがあるならいい
715この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 05:08:22 ID:5o43Njks
>>702
文法ミスが気になって内容が頭に入らなかった。
あまりに多いから数えたら、百箇所近くあった。

段落の開始は一文字空ける。
段落とは改行から、改行までを指すから、改行の次の行の先頭は空ける。
会話文の後に改行した場合も空ける。
「!」「?」の後は一文字空ける。
ダッシュ(―)は全角で二文字分続けて書くのが正しい。
カギカッコの最後に句読点を打ってはいけない。
文中の数字は特別な理由が無い限り漢数字を使う。
文字で説明しても分かりにくいだろうから、修正済みテキストをUPしておいた。
暇があったら目を通してくれ。
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0857.txt

文中の数字が漢数字うんぬんに疑問があるみたいだから補足しておくと、
アラビア数字とローマ字は見分けがつかない場合があるんだ。
例えば、アルファベットのオーと数字のゼロは見た目がそっくりだ。
>>702 みたいにアラビア数字が混じっている文章で「ブラッドタイプO」とか使った場合、
ブラッドタイプオー(血液型O)なのかブラッドタイプゼロなのか、ぱっと見では分からん。
その辺の混乱を防止するという意味もあるから気をつけたほうがいい。
716この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 09:29:19 ID:vqsd+A8G
野球の選手はやめとけ。有名すぎる。
つーかこの狭い晒しスレの空間内だけでもバレたのだから、だめだって。
特に金本なんてだめ。高橋はまあいいかもしれんけど。
せめて駅名とか地名から取れば?
717この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 10:32:39 ID:a7DNVxFA
戦艦とか戦闘機の名前なら、エヴァみたいな前例があるんだけどな……
718この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 11:09:10 ID:67+9CSIz
>702
715に補足しておくと、漢数字統一は、出版されるときに縦書きだからでもある。
算用数字が縦に並ぶと物凄く読み難いでしょ。

コメディ、又はコメディラインからシリアスへ、の路線はハードル高いから、気をつけてね。
何でコレがウけるのか全くわからん、て芸人さんが結構いるように、みんな笑いのツボが違うから。
狙った挙句にスベると大変なことになる。

後は、気がついたことをつらつらと。
・ご多分× → ご多聞○
・17歳が高校二年生なのは当たり前なので入れなくていい。入れるなら、高校名込みで最初だけ。
・ブラッドタイプ云々は意味が判らないというか、こんなところに小ネタ求めてない。
・境君?に羽交い絞めにされていたはずが、いつの間にか光嬢にベアハッグ?されている。
 余計なトコには説明が多いのに、この辺の説明は足りてない。
・いとこの姉は従姉じゃないのか?

>716
>せめて駅名とか地名から取れば?
それは、ろくごまるにがデビュー作でやってたな。
北浜とか、西中島とか、立野とかな。しかも、舞台が大阪だった。
審査員奨励賞かなんか取って、応募作の改稿デビューだったはずだから、
通らないことはないんだろう。
719この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 12:14:06 ID:GEezRoJw
人でないものの名前→人名と、
人名→人名の間に越えられない壁があるんだろうな。
720この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 12:23:07 ID:T03cMgIt
漫画屋アニメだと絵があるからまだいけるんだろうけどね
ドリフターズの苗字の女子高生とか
721702:2007/09/16(日) 12:48:35 ID:8he1F/OI
再度、読んで下さった皆さんに感謝です。
>>713
画の見せ方にはもう少し気を配ってみます。
登場人物の顔、主人公に説明させる必要がありましたね、改稿してみます。
具体的なご指摘で問題点が良くわかりました、手直しを加えてみたいと思います。
>>714
容姿は全くの説明不足でした。
血液型にこだわると言うよりは、自己紹介時にわざわざ血液型を言う変わり者を意識してみました。
いらんと言われれば大して意味はないですね。
>>715
修正済みテキスト読んでみました。
断然読みやすいですね、基礎がなっちゃいなかった、要勉強です。
確かに、Oと0は見分けにくいですね、基本漢数字ですね、覚えて起きます。
>>718
万人に受けるコメディ物は難しそうです、極力寒くならない感じではいきたいですが。
描写については案の定、脳内風景を描ききれてませんね。
説明部分の取捨選択を少し考えてみます。
722この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 13:05:24 ID:Y3hzudD1
たとえばドリフターズをもじって名付けるなら、
仲本→中居
志村→木村
加藤→香取
高木→草g
いかりや→稲垣
このくらい変えるとバレないよ。
723この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 13:07:22 ID:RnAS3sZD
>>722
それは突っ込むところなのか
724この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 13:19:11 ID:3QY8slyo
>>723
そうだよな
いかりや→中居だよな
725この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 13:20:45 ID:Pa6vnaNL
荒井→森 が抜けてるもんな
726649=166:2007/09/16(日) 14:12:28 ID:IPqhY0gS
>>678
先ほど、ブギーポップを読み進めてみたのですが、
改稿後の方ともだいぶ類似点があるということに気付きました
(人ごみの中での騒動を遠巻きに見る、翌朝早めに登校する等)。
前回のレス(>>681)は私の認識違いでした。お詫びして訂正いたします。
ご指摘どうもありがとうございました。
今後の推敲の参考にいたします。
727この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 14:19:02 ID:sn05FSYj
>>725
国分→すわ

も忘れずに
728この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 14:19:41 ID:sn05FSYj
ああ、逆だったしネタも古いw
729この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 14:19:54 ID:CPqh8DLp
まあ野球ファンにとっては面白いけどw
でもやっぱり使うべきじゃない罠
730この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 15:41:47 ID:sn05FSYj
ここはひとつ、藤王、愛甲、中山、立浪という名前にしてみてはどうだろうか?

※注意
これらの人物には中日OBという以外何の共通点もありません。本当です。多分。
731この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 15:57:16 ID:vT29sjrt
適当な名前という意図で駅名にしても鉄道ファンにとっては面白い罠。
AV女優の名前を付けたら有名になってアイヤーな漫画もあるなー。
732この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 16:16:21 ID:RnAS3sZD
>>730
暴力、失踪、ガチロリ、893じゃねえかw
733この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 18:56:36 ID:kphhfdEI
>>702
遅レスだが

この話、最終的には、主人公が変身ヒーローとなると考えていいの?
そして、ジャンルが「学園系バトル」ということは、敵が出てきて戦うわけだよね?
ヒロインを守ったり、ヒロインに守られたり?

だったら、もう、最初の時点で戦いに巻き込まれた方がいいような気がする
シャナにしろ、その他の類似ラノベにしろ、漫画にしろ、とにかく話が始まるなりあれよあれよと言う間に、主人公が戦いに巻き込まれる形じゃん?
出だしから、何だかわからないが敵に襲われて、謎を握るヒロインが登場して……、みたいな、スピーディーな展開にすると、メリハリが出ると思うんだが
日常の学園生活でのシーンなんて、第二章以降とかでもいいと思う
734この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 19:16:00 ID:kphhfdEI
>>733
自己レス
「謎を握る」って、なんだよ。それも言うなら、「謎の鍵を握る」とか「謎を秘めた」だろwww
他人を批評する前に、自分の文をなんとかしろよ、オレ……orz
735この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 20:12:57 ID:vqsd+A8G
>>730
立浪をOBにするなw
736この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 20:50:56 ID:b0jr5F3j
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0858.txt

ライトノベル板から来ました。
プロットなんで厳密にはスレ違いかもしれませんが勘弁してください。

あっちのスレで話題になっていた人身売買スペオペの人のあらすじを元に、
自分で弄り直して組んでみたものです。

少しでも彼の参考になれば。
ここのワナビの方々とプロットの組み方話とかが出来れば。
そして自分がプロットを組む時の練習となればと願いつつ。
737この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:16:20 ID:tuMKvz2/
>>736
こうして見ると王道だよねー。あらすじ読んでニヤニヤしちゃったよ
原作者と内容はそんなに差は無いはずなのに、この印象の差はなんだろう?
主人公サイドを小規模にして零細にして事務とのからみを入れて
コミカルさを出したのが違いかな?金の為なら手段を選ばない、っていうのも
随分ソフトタッチな印象を受ける。直接人身売買には絡まないようにしたからかな?

一行あらすじで章分け⇒重要な台詞をピックアップ+詳細な内容
っていうプロットの作り方はありだな、って思った。特に一行あらすじ大切
一行で説明できないような複雑なあらすじは作り手側も把握できなくなる
状況に陥ってるか読者が混乱しそうな作りになってる気がする
人が作ってるの見て確信した。「最初期のあらすじはシンプルに」大切
738736:2007/09/16(日) 21:21:45 ID:b0jr5F3j
ぐあ。キリのいいところで保存してない中途半端な状況で送信してしまってた。
3の所をこれに置き換えてください。すんません。

3・4
既定の時間になっても少女が届かない事にイライラしていた組織B。
運送会社に問い合わせても返事がない。
「もしかして自分らの計画が運送会社にばれたのでは?」と疑いを持ち始める。
そこでテレビに緊急ニュース。遺産のコロニーが何者かの襲撃を受けている。(これは空砲、情報操作などを使った陽動)
で、組織Bはここでようやく少女を横取りされた事を確信。
陽動のドサクサにまぎれてコロニーへ侵入すべく全艦発進。
途中で裏から忍び込もうとしていた運送会社の船(○○運輸とでかでか書いてあるからあっさりばれた。軍艦相手には民間船である事をアピールできるからやってたがこれがアダ)
少女が乗っているだろうから落とすわけにはいかないので、鹵獲しようと追っかける組織Bの船たち。コミカルテイストな追いかけっこの末組織Bを振り切り(民間船なんで周辺警護の軍艦にしれっと助けを求めた)コロニー内へ。

追いかけっこ中に少女と主人公のフラグイベント。
契約を破った挙句、ただの荷物であったはずの少女の手助けで危機を脱し、ちょっと情が移る主人公。
少女はもちろんこのままグダグダになってはどっちもコロニーに行けなくなってしまうから助けただけ。この時点ではまだ少女にとっては主人公はあくまで利用価値のあるだけの相手。
ただし自分と正反対のバイタリティに溢れる人柄には憧れにも似た好感を持っている。


(以下は作者が疲れたので省略されました)

739この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:23:43 ID:CPqh8DLp
小説として読まないと何ともw
740この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:30:38 ID:ugnF+ARy
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0861.txt
【ジャンル】ファンタジー軍事
【タイトル】エルマの野望(仮
【評価基準】つかみはOKか、ワクワクするか、文におかしいところはないか、だいたいの世界観を分かってもらえるか。他なんでも
【改稿】可

この後に結構長い世界観描写が結構続く予定です。
741この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:32:04 ID:ugnF+ARy
結構二回いっちまったよ恥ずかしいw
742この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:39:43 ID:0nTvKlLv
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0862.txt
【ジャンル】 異世界ファンタジー
【タイトル】 本屋。
【評価基準】 初めて書きました。読みやすい、意味の通る文章になっているでしょうか。
【改稿】 お願いします
冒頭部分になります。
よろしくお願いします。
743この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:44:35 ID:EL3J2Icj
>736
ストーリー的には、零細企業より一人会社の方が破綻が少ない。
事務担当がいるってことは、契約破りをする際にそっちのケアもしなきゃならないから。
パターンとしては、@打ち合わせて逃亡、A人質になる、B報復的に殺される、など。
輸送に同行させるならその心配は無いけど、それは事務担当というより相棒だね。ナビ役とか。
DNAチェック程度であっさりネタ割れも喰い足りない感じだな。もう一つ、二つ欲しい。
個人的には、主人公が金に汚いのを装って偽悪的に振舞うんだけど、
ナビ役が「あいつはあんなコト言うけど、勘弁してやってよ。ホントはね…」みたいの入れて、
荷物娘が「私、あなたたちに黙っていたことがあります」の王道展を外して欲しくない。
最後に唐突に改心展より、ずっと貧乏クジばっか引いてて、最後もかよ、お前いい奴すぎ、が好きなだけ。
あと、裏仕事するのに「○○輸送」明記ってのはちと違和感。
744この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:51:07 ID:tuMKvz2/
>>740
いきなり繰り出されるメテオと音速剣に焼酎噴いた
それぐらい行軍、そして戦闘に至るまでの描写が薄っぺら過ぎる。
万に近い人間とゴーレムの軍勢の衝突というシーンそのものは
もっと迫力があってもいいものな筈なのに、その迫力がちっともない。
軋む鎧の音、歩を進める兵士達の熱気、陣形を組む軍隊の覇気
もっと描写されるべき情景はたくさんあるはず。
必殺攻撃を繰り出すまでの過程を省いては駄目ですよ。
設定にワクワクする要素はあるんだろうけど、この描写じゃ無理っす。
つかみとしても引き込もうという気概が伝わってこないから不合格かと
もっとがんばってください
745この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:54:31 ID:CPqh8DLp
>>740
全体的に幼い印象を受けた。率直に言って掴みとしては弱過ぎる
いきなりファンタジー全開なわけだが数多のファンタジー小説より読ませるものがあるか、というとそうでもない。
それと文としても、肝心な説明、すなわち主人公についての必要最低限の描写ないし心理描写が省かれてるため結果的に読者を置いて行ってる

746この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 21:55:14 ID:b0jr5F3j
>>740
世界観がいいね。
魔法優位の世界、しかしそれが科学に取って代わろうかという過渡期。
俺はこういうの好きだよ。

基本的な文章力は問題なし。
複雑になりがちな戦略的思考も分かりやすく整理されてて好印象。
(北と自軍、どっちがどう有利か、とか)
漫画だが、『ヒカルの碁』とか『月下の棋士』、ハンターハンターのグンギとかはこういう場面の参考になると思う。
本文読んだ限りではその辺りにはすでに手をつけてるような気もするが念のため。

>黒髪をおかっぱにした軍装の少女
がエルマだとは最初分からなかった。
エルマの名前を出すと同時に容姿の説明を入れないと、混乱する。

キャラも結構分かりやすい。
これ系は固有名詞が多くなって混乱しがちだが、
ちょい役の「副官」に名前をつけないなど、工夫の跡が見られる。

全編で敵味方あわせて十人程度の名前持ちで済む予定なら素晴らしいのだがどうなんだろうか?

保守的な大国にいる革新的な切れ者(ただし国が保守なので支持は薄い)
はありがちだが美味しいね。

で、つかみでその事を提示できたのは良かったと思う。
決して印象深いわけではないが、主人公のキャラを提示するのも冒頭では大有りだと思うので。
747この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 22:09:38 ID:b0jr5F3j
>>742
雰囲気は出てるが、読みにくい。
冗長な表現と難解な単語が、読み進めるのを妨げている。

確かに個別の単語は雰囲気作りに一役買っているが、少し削ったほうが読みやすいと思う。

あとは文章を細かく切る癖をつける。
なれない内は読みやすい長文を書くのは大変だと思うので、短い文章の積み重ねで伝えるように意識する。
そうすれば自然と読みやすくなると思うよ。

話が単調なのがさらに読みにくさを後押ししている。
「事件を起こせ!」とまでは言わないが、もう少し全体の流れに起伏を付けた方がいい。
いまのままではあまりに平坦。

なんか初めて書いた文章ってよりは、良くない方向に完成してしまった文章といった印象を受けた。
文字自体は書きなれてる人なのかな? と思った。

まあともあれ、少し酷評になってしまいましたが頑張ってください。
748736:2007/09/16(日) 22:19:32 ID:b0jr5F3j
>>737
実は俺自身が普段プロット組むときは、一行あらすじ書かないんだよね。
キャラの箇条書き+章ごとで分けた入れたい台詞込みの大筋
ってやり方。

レスの関係でああいう形になったけど、確かに分かりやすく整理出来るからいいと思った。

>>743
即興で書いたからさすがに穴だらけだなw
そもそも俺自身、スペオペ書いた事の無い罠。

個人企業だと少女と行動するまで間がもたなくなるので事務くん(話し相手)は欲しい。

あと、そちらの言うとおり、俺は
「フラグ溜めておいての改心展」が大好きですw

確かに偽悪趣味主人公に散々ツンデレさせて最後も「やっぱりかよ、お前お人好し過ぎ」展も好きだけどね。
基本的に「人間が悪である」って話を書きたくないんだろうな、と自己分析。
749702:2007/09/16(日) 22:21:26 ID:iT/xeAZO
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0865.txt
【ジャンル】 学園系バトル
【タイトル】 学園物(仮)
【評価基準】 皆さんのご指摘を元に、書き直してみました。前のよりは良くなっているでしょうか?
【改稿】 ご自由に

>>733
とにかく展開はスピーディにしないと飽きられますしね。
まあ、今回も一章はグダグダなんですが。
感想ありがとうございました。
750この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 22:40:30 ID:94k+56uU
>>740
戦記物は好きだから、少なくとも個人的にはいいと思った。

描写についての問題はすでに言われてるので、それとは関係ないところを。
ゴーレムの大きさ表現に使われているフィートは、現実世界のそれと同じなのかね?
それならゴーレムの手の甲に榴弾砲というのは、いまいちゴーレムが小さい気がするがそんなもんなの?

あと銃槍兵というのは銃兵+槍兵なのか銃剣装備なのか気になる。
751742 :2007/09/16(日) 23:42:26 ID:0nTvKlLv
>>747
感想ありがとうございました。参考にします。
752この名無しがすごい!:2007/09/16(日) 23:53:52 ID:5bJ4Bprc
>>742
雰囲気は悪くないと思う。個人的には凄い好き。
ただ、結構な長さがある割りにナオがどんな人間なのか、というのがいまいち伝わってこない感じ。
爺さんのほうは個性が伝わってくるのでもったいない。

>>747の指摘通り、小難しい単語が乱舞しているのは人によっては読みづらいと思う。
俺の場合、単語よりもいちいちルビが振られているのが、読むテンポを邪魔されて苛々した。そのままで読めなかったのは「くすぐる」ぐらいだし。
ぱっと見て読めないかな?という漢字は素直に開くべきと思う。
753740:2007/09/17(月) 00:07:22 ID:laC1q0zt
>>744
こういう世界だよ、と言うのを示すために設定だけポンと出してしまったかも。燃える描写も推敲してみます。ご意見ありがとうございます
>>745
ちと淡泊かな、とは思っていました。ご意見ありがとうございます
>>746
ご好評のようでうれしいです。
>黒髪をおかっぱにした軍装の少女
これは確かにそうですね。双眼鏡のシーンを後から追加したので移動するのを忘れてました。
>人数
20人くらいになっちゃいそうです……やっぱ多いっすかねー
>>750
ご好評のようで嬉しいです。
フィートは現実世界と同じです。ゴーレムは大体全長5mってことですね。
WW2の時に多用された75mmの小型榴弾砲クラスを想定してますので
多分、それほど不自然ではない、と思っております。腕もちょっと太めで。
ちなみに取り外し可能です。
>>銃槍兵
銃剣装備です。
754742 :2007/09/17(月) 00:18:53 ID:vB48XINp
>>752
ありがとうございます。主人公よりも爺さんが好きになってしまったのは
事実です。
ルビについては、使用しているソフトをそのままコピペしたので、ルビを
消すのを忘れたからです。読みづらくてすみません。
755740:2007/09/17(月) 00:28:49 ID:laC1q0zt
>>750
追記、手の甲じゃなくて手甲、すなわちガントレットです。なので前腕部全体にくっついている形です。
756この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 00:56:55 ID:sYeGomps
>>749
「文章力がない」と言う言葉の意味がはじめて分かった気がする。
やろうとしていることはわかるし以前のものに比べ、テンポよく進んでいるのだが、いかんせん文章力がついていっていない。
台詞や描写が説明的だ。それから設定やネーミングセンスがちょっと厨っぽい。
これは新人賞に送るのかな? もしそうなら残念だけどたぶんムリだと思う。よくてネット小説レベル。
757この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 02:25:07 ID:+oDAB8wA
>>749
漏れもそうだが、なんか典型的なゲーム世代の描いた小説という感じがする
キャラや設定も重要なのは確かなんだが物語としての展開をきちっと指し示したらどうだろう
今の構成だと少年漫画的なノリが肌に合わないとそこで読むのを辞められてしまうと思う
758この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 03:16:56 ID:+chQFXqE
>>740
読んだよー。テンポは良いが描写が足りないかなぁ。
個人的にはもう少し部隊の配置や情景描写が欲しいところなんだけど、
その分文章が重くなってテンポ悪くなるしなぁ。ラノベ的にはちと辛いか。
とはいえ部隊の動きが軽過ぎる。せいぜい中隊規模に見えるなぁ。
それともう一つ、渡河時に随伴歩兵も一緒にパチャパチャ泳いでるん? ゴーレムデサント?

ついでにミリオタ的に気になったところを。
のんきに双眼鏡なんぞ覗いてたら狙撃されます。指揮官即殺が戦場のマナー。
副官が跪いてるあたり、こっそり拝見というわけでもなさそうだし、姫様ご用心ですぜ。
こっちが見れると言うことは、向こうからも見えるって事だしね。
あと、北方側がゴーレム渡河前に準備砲撃をやらないのはなぜかしら?
砲撃直後の粉塵舞い上がる中で敵ゴーレム確認、とかすると臨場感も上がると思うのだけど。
渡河上陸ならこれくらいの迫力は欲しいところ、といってみたりw
http://jp.youtube.com/watch?v=gRf8ro1q6kI&mode=related&search=

と、こんなくらいだろうか。まぁミリオタ的なアレはあまり気にしないでくれ。重くなるしな。
759この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 03:19:01 ID:C10qoUr1
>>749
 冒頭の7行はせめて量を3倍に、密度を2倍にしてほしい。
「黒騎士」「火球」「妖精タイプ」「ビル群」など、惨憺たる有様だ。展開をスピーディーにすることは
必要な描写の手を抜くことではない。
 現実と見紛う光景を紙上に再現すべきなのに、そこらの写真をカラーコピーして貼り付けてどう
する……
>>直後、火球は二十メートル程後方にあるビル群を轟音と共に一瞬で瓦礫の山と化した。
 あと上の文は文法が間違っている。
「火球がビル群に衝突したこと」と「ビル群が崩壊したこと」の2つの文が合成されているが、それ
ぞれ主語が違うことが分かるはずだ。そのままくっつけてはいけない。
>>直後、火球は二十メートル程後方にあるビル群を、轟音と共に一瞬で瓦礫の山と化せしめた。
 無理に直すとこうなるが……おとなしく2つの文に分けたほうがいいと思われる。

 正直7行で力尽きました。
 それまでに思ったことだけど、
・火の玉直径3メートルもあったら黒騎士のみこまれちゃうだろ。
・ナビゲーターならせめて回避の方向くらい言えよ。
・20メートル後ろでビル吹っ飛んだら主人公も巻き添え食らっちゃうだろ。
・黒騎士はなんでこんな単純攻撃でチェックメイト宣言してるんだ?

 ……とにかく不必要だと思うくらい緻密に書いて、あとで削ってみるというのはどうだろうか。
760この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 03:52:45 ID:JXEpjK56
>>742
全部読んで無いから、簡単な感想。
これが初めて書いた作品なら上手いほうに入ると思う。
>>742さんは今まで、結構な数の本を結構読んできたんだと思う。
それに、書く際のルールとかも良く勉強してる方。

文章力は問題ないと思うし、雰囲気はよくでてる。
俺はあまり、難解すぎる単語が並んでるようには思わないかな。
中学生なら難しいけど、高校生なら問題ないレベル。
描写は多分、省いて良い所とかも見付かると思う(はじめて書くなら尚更)
伏線として考えてるかどうかは解らないからその辺りは自己判断して欲しい。

しっかしほんとに初めて書いたのか?
二作目、三作目ぐらいに感じてしまう
761この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 11:45:42 ID:iIbrwhcJ
>740
心理描写の参考になるので、古今の名作は、つまらないと思っても、一通り読んでみて。
文章の基礎も身につくし。
そうすると、掘り下げどころがわかるようになって、物足りなさが解消されると思う。
感想としては、何でメテオなんだろう? かな。
俺だったら、ゴーレムの足元を泥沼に変えてこけさせるか、重力魔法使うかなぁ。
それか、精神汚染系発狂魔法。物理防御が意味を成さない攻撃に特化するね。


>742
(イメージを読者に文章で伝える能力としての)文章力は水準以上と思われる。
店の内部→店主→店の内部→主人公→店の内部→店主→…、という視覚イメージの切り替えと
それとは特に関係無く進行する本筋の会話(外国物だと、風景に台詞字幕が乗っかる感じ)ってのは、
映画なんかではよくある手法だけど、小説でそれをやるのは難しいね。頑張って。
似たような表現がちょこちょこ出てくると、「いや、もう大体把握できたから」となりかねない。
あと、主人公の本業が物語蒐集なのは唐突な感がある。冒頭付近で示すか、描写の中に上手く織り込んで欲しい。
金髪酒豪凄腕娘も登場のさせ方もどうなんだろう。
いないところで名前だけ出してやるより、話があらかたついたところで遅れて登場させて、説明の方が無難かなぁ。


>749
実質的に視覚イメージに頼った情報しか無いよ。
そこに黒騎士みたいな既視感ありまくりな単語がちりばめられた日には…。
まず、自分が読みたいものを書こう。
762この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 12:58:38 ID:+8CQ+FQb
>>740

>取り巻きの銃槍兵や擲弾兵を含めた『ゴーレム連隊』

ちょいと気になったんだけど、連隊って単一の兵科で編制されるんじゃなかったっけ?
確か諸兵科連合になるのは旅団や師団以上だったような。
763742 :2007/09/17(月) 13:15:23 ID:zViBVPIe
>>760
皆さんにご教授いただいて、描写をけずったり、読みやすく変更したしています。
小説を書いたのは小学校以来ですw
「漢字を開く」という言葉もはじめて知りました。難しいものですね。
単語が難しいのではなく、漢字が文章に含まれる割合が多いと読みづらい。
こんな事は考えた事もありませんでした。

>>761
「視覚イメージの切り替えと それとは特に関係無く進行する本筋の会話」
これは手法ではなくて、ヘタクソだからこうなってしまった所ですねw

みなさん凄く参考になります。
ありがとうございます。
764この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 16:25:07 ID:0uM35laO
ラ板本スレ>>637氏へ。

http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0870.txt

>>736氏の改変プロットを元に、更に改変してみました。

主人公が裏組織の人間である理由や、人身売買をする必然性が感じられないのでだいぶ弄ってあります。
ハッピーエンドが全てではないけれど、投降作であればやはり主人公死亡エンドよりハッピーエンドのほうがいいと思うのもあります。
なんかどこかで見たことあるような王道プロットでも、調理の仕方によってはかなり美味くなるんじゃないかなーと。

本スレのほうで、方向性を見失っているように感じられたので書いてみました。
スレ違い失礼。
765この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 17:01:02 ID:Zc9nlu28
>764
もうこれで一本書いちゃえば?
ただ、勘違いしてるのか、ラ板の方でそういう話になってるのかは知らないけど、
俺が読んだ範囲では、主人公は裏組織の一員じゃないよ?
零細企業だもん。裏仕事もするってだけ。
766この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 17:08:02 ID:0uM35laO
>>765
SFは門外なんだけど、このネタは純粋に面白そうだと書いてて思ったり。
裏組織云々は、本スレのほうで原作者自身があらすじを解説した際に、「主人公は裏組織の人間」と言ってたのをふまえて。
(現行ラ板新人賞スレ>>34
零細企業〜は改変した>>736氏のアレンジの結果ですね。
767この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 17:20:40 ID:WPtkEcL7
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0871.txt
【ジャンル】 バトル?
【タイトル】 俺と僕。
【評価基準】 続きを読みたくなるか、掴みはどうか、を見て欲しいです。
【改稿】 ご自由に
768この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 17:50:09 ID:zViBVPIe
>>767
続きを読んでもいいかな、という気になりました。
細かい文法的な間違いは無視するとして、読みやすいし、導入としてはアリだと思います。
ただ「作中作」という気がします。例えば

精神分裂病患者が書いた童話
登場人物の夢の内容

とか。主人公の罪や、世界設定が故意的にあいまいにされているので
全てにおいて存在感が希薄だと思いました。つづきを読もうとい気分
にはなるのですが、このままの文体でずっと書かれるとキツイです。

一人称がずっと「僕」なので、暴力のあとに「俺」に変わっている所。
これは説明としては『その時、僕の中で、眠っていた、何かが目覚めた』
で十分かなと思います。『「俺」が目覚めたのだった。』は削除しても
良いのではないでしょうか。(個人的な好みですが)
あと、最後に突然サナダさんが出てきて。。これは。。
769768:2007/09/17(月) 17:52:25 ID:zViBVPIe
ごめんなさい。主人公の罪ではなくて、アルノ君の罪ですね。
冒頭部分の現実感をもっと出すと、アルノ君が登場する世界の希薄さが
より強調されて、僕の好みかな、と思います。
770この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 17:53:06 ID:LVo+2cU4
>767
文章の評価としては、六割くらいがまずまずで、四割くらいがちょっとダメ(俺基準)。

書き出しは全体に妙な感じでしっくりこない。空行が多いし。
>俺に向かって何か言っているようだったが、俺が口を掴んでも黙らなかった。
てな文章があるけど、逆接になっている理由が判らない。

一人称の小説では、地の文の呼称は統一して欲しい。
「僕」か「アルノ」かどちらかで通してください。途中まで僕とアルノは別人だと思ってた。
771この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 18:31:36 ID:+oDAB8wA
主人公が多重人格?なのはいいとしてそれが物語にどう絡むのかはっきりさせるべき
人格が完全に入れ替わってるのか同時に存在してるのか互いの事は認知してるのかとか
曖昧にしたまま進行するのはいいけど読んでる方は何が何やらって感じだぞ
772この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 19:13:16 ID:6fbDSVYO
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/
【ジャンル】伝奇小説
【タイトル】悔の縛鎖 〜寳宿の衛人〜
【評価基準】伝奇小説の冒頭の序章部分です。
キャラは立っていると思うか、描写の過不足はどうか、これ以降も読みたくなるかどうか。
そこを中心にお願いします。
【改稿】可
773この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 19:29:24 ID:laC1q0zt
files/up0872.txt
が抜けてるよな?
774772:2007/09/17(月) 19:33:27 ID:6fbDSVYO
>>773
ああ、ごめんなさい。
その通りです。

正しくは

【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0872.txt
【ジャンル】伝奇小説
【タイトル】悔の縛鎖 〜寳宿の衛人〜
【評価基準】伝奇小説の冒頭の序章部分です。
キャラは立っていると思うか、描写の過不足はどうか、これ以降も読みたくなるかどうか。
そこを中心にお願いします。
【改稿】可

でした。
775この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 19:41:43 ID:rgohF4CH
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0873.txt
【ジャンル】時代劇ファンタジー
【タイトル】化門(ばけもん)
【評価基準】読めるレベルになっているか
【改稿】可
とらドラ!のような三人称を目指したのですが、そこらへんがうまくできているか意見していただけると幸いです。
776749:2007/09/17(月) 19:48:28 ID:KpDLsPmg
感想くださった方、ならびに読んでくださった方に感謝。

>>756
新人賞なんてレベルじゃないんで趣味レベルです。
厨設定は仰るとおりです、ヒーロー志望の高2が考えたらこうなるかなと、痛いのは確かです。
文章力については、経験値不足です。
>>757
生粋のゲーマーです。
小説よりも、ビジュアルノベルのが読んでる量が多いのが問題かな。
物語としての展開ですか、確かにこれ読んでもストーリーはほぼわかりませんからね。
>>759
後半に書かれていることの全ての答えはお約束とかノリではまずいんでしょうね。
文法違いは直しときます。
情景描写は苦手で、とりあえずがんばってみます。
>>761
自分の書きたいものですか、ちょぅと考えてみます。
777この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 20:54:39 ID:AP2bNFO2
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0874.txt
【ジャンル】 勧善懲悪モノ?
【タイトル】 閃
【評価基準】
最近、スランプで全く筆が進まないのですが、これで完成でもOKな気もしてきたので、
そこら辺、どうなのか評価お願いします(なんか話的にはまとまってる感じもするけど、伏線残ってるし……みたいな
778この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 21:39:09 ID:zViBVPIe
>>777
これは。。。どこかに書いて発表されているのでしょうか?
779この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 21:43:56 ID:5AhQdIA0
盛況なのは喜ばしいが晒しが多すぎて感想を述べ合う前に流れてしまっている現状に、
「せめて十個くらい感想付くまでアップは控えるルールとかどうだろう?」
などと考えながらも、荒らし染みたアップや、
「駄作」だけとかの連続一行感想つけての流しとかも出そうで怖いな、と思いつつ。

何が言いたいかというと、
「一スレ目からいるが、もう最近は感想おっつかねーよ馬鹿野郎!」
って事です。
つーわけで簡単な感想ですが皆さん申し訳ない。

>>749
文章力が足りない。語彙が足りない。なにより読み手への配慮が足りない。
あくまでこっちは提供する側なので、書いて楽しい話ではなく読んで楽しい話を心がけましょう。
でも、>>702に比べればマシになってるよ。まだまだ硬いが少しだけぎこちなさが減ってる。

>>764
俺、>>763。王道路線はお互い辿ってるようなのであくまで好みの話を。
組織A、B、軍部と登場させるとキャラやエピソードが多くなりすぎて俺にはまとめられない。
物語中で主要なキャラの殺しはさせたくない。血なまぐさい話だと主人公の「金に汚い」も嫌が応にも生臭くなるから。
舞台は宇宙だがSFってよりファンタジー。ソフトな話が好みなんで。
こっちで組織がドーラ一家みたいと言っていた事から分かると思うが、俺も黒幕のモデルはムスカw

>>767
>>770と同じく最初一人称と分かんなかった。
「僕」を地の文でアルノと呼ぶから最初おかしな三人称かと思った。
文章は淡々としていて悪くはないがこなれていない。
物語は悪くない、興味をひかれる物だが、どうにもふわふわした印象になってしまう。
情景の描写が足りないのと(全景を捉えたような描写が皆無)謎を「これは謎です」とはっきり示さないのが原因だろうと思った。
抽象的にぼかすばかりが手法じゃないよ?

>>774
一人称の癖に説明的で平坦すぎる。公文書で小説の筋を語っているかのような印象。
感情の変化に合わせてテンポ良く語り手が話さないと。何のための一人称だ?
物語もテンプレ的で引き込みに欠ける。
無意識だろうが、王道の美味しい部分を切って捨てているので読んでてだるい。
>「宮司。ガキ相手に熱くなんなって。その癖直そうぜ」
それなりに仲の良い目上相手にこの台詞はまずくないか? 読み手を敵に回しそう。
酷評になってしまった。申し訳ない。

>>775
今感想をつけてる小説(プロットが混じってるから一応こう書く)の中では、一番安定している。
見得を切ったような文章は好き嫌いが分かれる節もあるだろうが、
それ系の利点であるケレン味が良く出ている。
那須きのこ氏の文が好きな俺には受け入れられた。
物語も「主人公のピンチを謎めいたヒロインが助ける」というテンプレ的な物ながら、
王道的な話の盛り上げで飽きさせずに読ませている。
問題をあげるとすれば、装飾過剰な文体に好みが大きく分かれそうな事と、

……このどこが「とらドラ!」だ! 武宮ゆゆこ好きな俺にケンカ売ってんのか?

って事ぐらいだ。


あー、疲れた。
こんなにアップしやがって、おまいらやる気ありすぎだよw
780この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 21:59:49 ID:EINjUubn
全部律儀に読んで、感想を返す方がよっぽどひmゲフンやる気あると思いますよ。
781この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 22:01:02 ID:5AhQdIA0
……終わったかと思ったら>>777にアップだよ。
本当に最近盛況だなー。

>>777
やりたい事は分かる。
だがそれが溢れすぎていて読み手に伝え切れてない。
作者の考えるかっこいい必殺技にかっこいい設定、かっこいいキャラクター。
しかしそれを次々出すのに手一杯で物語がお粗末。
タメやヒキを上手い事使って魅せ方を工夫しないと、とたんに薄っぺらくなるよ。
プロット前の段階の設定資料集みたいな印象を受けた。
しかもここまででもう全三巻とかの大長編を思わせる大風呂敷な。

読者の目、物語の構造、「かっこいい」の魅せ方というものを、
あなたが面白いと思う小説を読んで勉強してみてはどうでしょうか?

あ、私信になりますが>>775へ。
なんか見直したら俺まるでおまいさんに切れてるみたいだw
別に俺がゆゆぽ狂信者でお前刺すぞテメェって勢いで書いたわけじゃないのでご了承。
782この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 22:03:20 ID:5AhQdIA0
>>780
うるせーよw
俺はひm、ゲフン。やる気に溢れてるんだよ!
マジレスすると今日仕事が忙しすぎて帰ってからもテンション上がりっぱなんだよw
783この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 22:41:09 ID:zViBVPIe
>>777
781さんと同意見です。やりたい事が溢れすぎている感じ。
もの凄い勢いでアイデアが出てきてしまって、止め処も無く溢れて、
そして表現が追いついていかないような感じです。
少し落ち着いて。
読者の目、あるいは登場人物の視点を意識してみてはどうでしょうか。
登場人物の立場、状況、風景を想像して、自分の中でイメージを緻密に
していくと、もう少し描写が読者に伝わりやすいかと思います。
具体例は多すぎて書けませんが、

 そこで、異変が……起きた。
 少女を囲んでいた男一人の首が飛んだのだ。
「なっ、なんだ!?」
 囲んでいた七人ほどの男達が声をあげる。その中心には侍装束を着た、
後ろで長髪を結った一人の若い男。穏やかな表情をしているが、心中では
何を考えているか分からない、ある意味、恐ろしい表情であった。
「あぁん? 誰だよ? お前はよぉ?」
 一人の暴力団員が、少し躊躇しながら侍装束の男に問いかけた。
すると、侍装束の男は静かにこう言った。

目の前に突如、男が現れました。少女を囲んでいたにもかかわらず。その中心に。
そして同僚の頭が目の前で飛んでいきました。理由もわかりません。
その状況で「少し躊躇」というのは現実的にはありえないと思います。
かなり豪胆な人です。実際はかなり動揺するのではないでしょうか。

著者の中で物語が完結していて、著者が知っている物語の全てを、作品
の中に表現しきれていないのでは無いでしょうか。

妹を殺されたことによる、復讐。敵討ちと言ってもらって差し障りない。
⇒復讐とは敵討ちの事だと思います。差しさわりが無いどころか、当然です。

使いたい表現が先にきてしまっているから、使う場所を間違えているように
思います。
そのほか、著者の頭の中では理解できていること。
登場人物同士は理解できている会話。(成立している会話)
これを如何にして読者に理解させるか、という事に注意してみると良いのでは
ないでしょうか。
784この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 23:02:19 ID:8rKQUofC
>777
必要な情報が欠如し、無駄な文章が多い。
例えばこれ、

>暴力団と思わしき人間達が、少女を連れ去ろうとしていた。
>今は、夜。明るい繁華街であったが、通りすがる人間は見てみぬ振りをし、少女を見ようとしなかった。
>いや、あるいは見捨てていたのかもしれない。

一目見て何故893の人間だと分かる? ガラや人相の悪い人間と記すならまだ分かる。
893の容姿にも色々あるだろう。筋肉質な人間もいれば華奢な人間もいる。
「暴力団員」や「男」と記号化されているだけでさっぱり分からない。
それプラス場所は「繁華街」と示されているだけ。具体的にどんな場所なの?
例えば同じ「繁華街」でも歌舞伎町と秋葉原は全然違うだろう。
侍装束も描写できるはずだ。現代物なら浮いている服装なのだからもう少しきちんと描写して欲しい。
それと、おおっぴらな場所で殺しはどうかと思うぞ。ヒーローがヒロインを助けるのは分かる。
それなのにどうしておおっぴらな場所でバトルできるんだ。もう少し人目につかない場所でやるだろう?
人目がつく場所なら騒ぎになると思わないかい?

>そこで、異変が……起きた。
>少女を囲んでいた男一人の首が飛んだのだ。

首が飛んだのは分かった。で、血しぶきなどの美味しい描写はどこにいったのだ? まるで台本のようだ。
首が飛んだのならば現場はスプラッターになるはずだ。主人公だって返り血を浴びるだろう。
はたまた、長い獲物だから返り血は浴びなかったのだろうか? 疑問が尽きない。

これ以上上げても仕方ない。冒頭だけでも三倍に膨らませることができる。
その三倍に膨らませた後に無駄な部分をどんどん削れば問題はなくなるだろう。
以上は文章についてのみ。
785この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 23:12:00 ID:4lRymdv5
>>776
参考になるか、わかりませんが。
一度、密度の濃い小説(ラノベでも可)を「書き写して」みては?
「好き」な小説ではなく、「これは上手い」と思える小説を全文丸ごと書き写してみるのは、描写力を上げるのに結構役立ったりする
プロの技術を盗む(ネタをパクるのではなく)のは、小説だけに問わず、どのジャンルにおいても無駄ではない
これ、一見、模写みたいで後ろめたいかもしれないが、何本も真似しているうちに、自然と自分の作風もにじみ出てきて、独特の物になる
オススメかも
786777:2007/09/17(月) 23:40:47 ID:AP2bNFO2
皆さん、感想thxです。
なかなか難しいですね……。
787この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 23:45:41 ID:Wn8UpnnH
>>774
俺様語りをずっと聞かされてるみたいな文章だった。
「説明」と「俺の考えや感情」ばかりが書かれていて「描写」が少ないために、
他のキャラがどんな表情をしてるかもよく分からない。

ところで、この主人公が神職になる場合、神職の人から推薦がもらえるんだから、
宮司になる為に、無理に皇學館とかにぎっちり4年も通わなくていいはず。
階位検定講習会を受けて階位をもらう方法がある。
細かい事だけど、現実との齟齬はない方が良いと思うので、調べてみることをお勧めしたい。
788この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 23:48:45 ID:0uM35laO
>777
既に出ている意見で言いたいことはたいてい言われているんだけど、そのほかで気になった点をいくつか。

まず、場面転換を「……。」で区切ってあるようなんだけど、ここは素直に一行開けにして欲しいところ。
これだけ長さがあるんだから、大まかな章分け(1とか2だけでいいと思う)でもしてもらうと、読む側は楽。

描写に関しては、説明の欲しいところが一行しかなく、どうでもいい部分がごてごてと何行にも渡っている感じ。
あとはなんか、台詞とかが説明くさいというか、やや不自然というか……。

あとはまぁ、これは俺の感じたことなので他の読者がどう思うか判らんのだけど……。
凄腕の剣客、一人称「拙者」、語尾が「ござる」で千のイメージがるろ剣の剣心にしか思い浮かばなかった。
789この名無しがすごい!:2007/09/17(月) 23:56:01 ID:eECLdlBd
>>777
他の人も言っているけど、詰め込みすぎ。
常に120%の力で書いているという印象を受けた。
所々力を抜いて、読者を休ませる方がいいと思う。
790この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:00:25 ID:37uAtTh2
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0876.txt
【ジャンル】 スポーツ
【タイトル】 風より高く
【評価基準】 女性一人称で違和感がないか、専門用語説明は適度か、その他なにかあれば
【改稿】 可

競技がスポーツものとしてもかなりマイナーなので、説明臭くなるか用語が全くわからないかの二択になる恐れがあると思います
また、女性一人称に不慣れなので、きちんと書けているかという評価もお願いしたいです
791この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:11:46 ID:36uvpxtj
>790
個人的な趣味の問題もあるし、「わたし」がどういうキャラ付けになってるかにもよるんだけど、
地の文と会話文で口調が変わるのはなんとなく違和感。

>スポーツの世界においてよく言われるのは、敗者は勝者との間に超えられない壁があるってことだ。
→スポーツの世界でよく言われるのは、敗者は勝者との間に超えられない壁があるってこと。

>でも、そんなのは嘘っぱちだってことをあたしが一番知っている。
→でも、そんなのは嘘っぱちだって、あたしが一番知ってる。

会話文の中にもこういった部分が散見されます。
一人称を書く場合、一度音読(黙読、ではないです。)してみましょう。
792この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:19:29 ID:37uAtTh2
>>791
主人公は基本的にテンション高い設定なんで、地の文もそのままにするとウザイような気がするんですよね
ただ違和感があるなら性格変えたほうがいいんでしょうか
793この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:23:56 ID:rsgvVp6c
>>790
地の文の「だ」を「わ」あるいは「よ」に変更すること。
あくまで主人公が「あたし」口調なので「あたし」になりきることが要求される。
逆に三人称の場合は「だ」とか「である」を使う。
794この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:37:05 ID:jZgSva/b
スポーツの世界においてよく言われるのは、敗者は勝者との間に超えられない壁があるってことだ。例え今まで勝ち続けてきたとしても、一度負ければ王座交代の烙印を押されるっていうのがそういう例。

 でも、そんなのは嘘っぱちだってことをあたしが一番知っている。少なくとも、今までずっと二番手に甘んじてきた選手が一位の人間を蹴落としたってまぐれだとしか見てくれない。
 なんでそんなことがわかるかって? だってこの一週間、あたしが受けた屈辱はそういう類の物だったから。


ここの意味が良くわかりません。
冒頭の2行はスポーツの世界でよく言われている言葉なのでしょうか。
私は詳しくないので知りませんが、

「敗者は勝者との間に超えられない壁があるってこと」
という言葉の具体例として
「例え今まで勝ち続けてきたとしても、一度負ければ王座交代の烙印を押される」
という事例は適切では無いような気がします。

1、敗者には越えられない壁がある。
2、でも、一度勝てば王座を交代できる。

という事になってしまいます。

仮に1を消して

「一度勝てば王座を交代できる。」
  ↓
「でもそれは嘘だと知っている」

ならば意味がわかります。これは作品を通して主人公が抱えている葛藤ですね。
「越えられない壁がある」にもかかわらず「一度負ければ王座交代の烙印」というのが
わかりません。


「敗者は勝者との間に超えられない壁がある」
この言葉を
「恒常的に勝者である者は一度負けた程度では敗者の烙印を押されない」
⇒「勝者」を普遍的な勝者に近い感覚で捉えてみる

このように解釈すると、その後の
「それは嘘だと知っている」
と合わなくなります。

スポーツの知識は無いので、そもそも私の解釈が間違っているかもしれません。
795この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 00:38:03 ID:jZgSva/b
すみません。
上は
>>790 への返信です。
796この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 01:44:12 ID:NdGKNmvS
地の文と口調ってさ、別物だよな。

一人称地の文には二種類あってさ、
・「(うあ〜〜メチャクチャ痛い〜〜)」
こういう感じの”思考”をそのまま地の文に落としこんじゃうタイプ。
・体が千切れるような痛みを感じた
こういう感じの”現象の説明”を地の文に書くタイプ。
分かりづらそうだからもっと例を出そうか
・「(くあ〜〜好きだぜ〜〜夜も眠れね〜〜)」→地の文に落としこみ
・憂悶で夜も眠れないくらい好きだ

こんな感じで二種類あるんだよね。
もっともラノベじゃ境界は曖昧なんだけど。
前者なら口調と似通っていた方がいいよね、腹黒キャラでもないかぎり。
でも>>790の場合は後者の現象説明の方の地の文だから、口調と違っても問題ないよね。
797775:2007/09/18(火) 02:30:34 ID:5cKcGZ86
休日に晒せば沢山の感想がいただけると思ったのですがorz
まだ晒している時間が短いだけですよね すいません 夜ってこともありますし

>>779
感想、ありがとうございます!
とらドラ!のような、とはあたかも一人称小説のような三人称小説の文体と言いたかったのですが 理解していただけてコメントしてもらえているなら すいません
あと、僕にはゆゆこ氏のようなラブコメは書けませんw
798この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 03:07:16 ID:jZgSva/b
>>775
文法などで気になるところが無いので、内容については他の人が書くかな、、
と放置していましたw
展開としては王道、という意見がありました。
同じ事を言うようですが、王道でもあまり気にはなりませんでした。

しいて言えば、登場人物の優劣がめまぐるしく変わるわりには、あっさり
し過ぎているかな、という所。
話のテンポが速い。でもそれで判りづらくはなってない。
要するに文体として成立はしているのだと思います。
どう表現すればいいのかわかりませんが「抑揚」とでも言いますか。。
アッサリ風味だな、とは思いました。
799この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 03:12:28 ID:NdGKNmvS
>>797
まあ晒し多いからね。
でも読みにくいのもあるよね。文章技法上の問題じゃなくて改行ね。
横スクロール面倒だし分量も分かり辛くなるから、一文一文改行した方がよさげ。

文章の内容だけど、ほら、小説って割とリアル志向じゃん。
ラノベでもそうだと思うんだよね、ある程度はさ。いきなり回復されても
イメージ掴み辛い。HPとかそういうのじゃないんでしょ。
怪我にしたって凄そうな文だけど生々しさは感じにくい文だよね。
それに加えて状況も掴み辛い。なんで襲われてるのか分からない。

例を出そう。近所の夫婦の不仲が有名だったとするよね。
その夫婦が道端で大声で言い合いしてたら、おおっ、これは離婚か?!
とかちょっと思うよね。でも全然知らない男女が大声で言い合ってても、
あんまり興味でないよね。殺し合ってたら警察呼ぶけどさ、そりゃ。

つまり読み辛い上に興味を引くものがなかったってことなんだけども。
あくまで俺の感想だから気にしないでね。
800この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 03:12:34 ID:37uAtTh2
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0877.txt
【ジャンル】 スポーツ
【タイトル】 風より高く
【評価基準】 専門用語解説がくどくないか、もしくは逆に薄くはないか
       描写はきちんとできているか、その他気づいたことがあれば
【改稿】可
>>790を微修正及び専門用語連発場面追加しました
マイナー競技という性質上専門用語の解説は避けて通れませんので、そこを特に見てほしいです
801この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 03:48:28 ID:jZgSva/b
一人称の表現も気になりませんでした。。。と、言いたいのですが、何となく
ですが、前回のほうが良かった気がします。これは完全に好みの問題です。
具体的には言えませんが、文章がうるさくなった感じがあります。例えば、
地の文に「?」を入れすぎていること。これは何だか読んでいてうるさく感じました。
前回の方は、清清しいイメージがあったのですが。。まぁ、好みです。

以下は前回と似たような事を書きます。

『敗者は勝者との間に超えられない壁がある』
その理論でいけば
『今まで勝ち続けてきたとしても、一度負ければ王座交代』

という所がやはりわかりません。

勝者との間に越えられない壁があるのならば、
敗者が勝ったとしても、勝者にはなれないのではないでしょうか。
逆に言えば
一度負ければ王座交代するのならば、
それは敗者が勝者との壁を越えた瞬間ではないでしょうか。

『敗者と勝者の間で絶対的に越えられない壁は無い』
すなわち
『今まで勝ち続けてきたとしても、一度負ければ王座交代』
とするならば、私としては理解できます。

文の流れから

『今まで勝ち続けてきたとしても、一度負ければ王座交代とということ』
    ↓
『そんなのは嘘っぱちだ』

という事が言いたいのだ、というのはわかります。
802この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 03:49:35 ID:jZgSva/b
すみません。。また失敗しました。。上の感想は、前半が切れています。
以下コピペします。


>>800
専門用語は全く気になりませんでした。
私としては、もっと増やしてもらっても、物語の邪魔にはならないと思います。
というか、専門で競技をしている人なら、もっと日常的に専門用語を多用する
のでは無いでしょうか。
その解説を面倒に感じる読者もいるでしょうが、個人的には感情移入するため
に、もっと専門的であって欲しいです。
803790:2007/09/18(火) 04:22:07 ID:37uAtTh2
>>802
ありがとうございます
確かにプロローグ冒頭は修正後もわかりづらいですね
修正してみます
専門用語解説のために同じマイナー競技(出版当時)を扱ってる銀盤を参考にしようとしたんですが、
あっちは解説がほとんど無かったんで、多少控えめにはしたつもりです
もう少し解説増やすことも検討してみます
804この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 05:25:14 ID:DAgJ5arR
>>800
改稿度が低いから、感想は省略。
気になったところだけ。

ジュニア、シニアの分け方はスポーツによって違う。
一般読者は馬術のジュニアが何歳までなのか知らない。要説明。

乗馬ズボンと普通のズボンの違いは何?
ぴっちりしただけのズボンじゃないでしょ?
軽く説明が必要かと思う。
805この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 10:22:54 ID:qcaPVoFI
>774
キャラが立っているとは言い難い。ちょっとずれたかな。でも、修正できる範囲。
ただ、これ以降も読みたいかと問われれば、残念ながら現状では否。
描写の過不足については、一言でいうと、変に丁寧すぎる。
もちろん、実際には全くそんな心算は無いんだろうが、
「ここまで説明すれば、俺の言いたいこと判ってくれますよね?」
と、いちいち確認されているような気がした。
ちょっと手間かもしれないけど、自分なりの加減が判るまでの繋ぎ的手法を考えてみた。
最初は、書けるだけ、書きたいだけ書き込む。ここで手を抜かない。
次に、ストーリー上読者に提示しておかないとまずい部分にマーカーを引くなりして、
骨格にブレが無いかを確認する。
最後に、文章の繋がりを意識しながら、重要じゃない部分を最小限に削り込む。
長編一本丸々では絶対にできないやり方だから、習作短文でね。


>775
文章は、気になるところも無くはないという程度で、十分水準以上。
お話としてとても面白そうだし、先を読んでみたい。王道もちゃんと押さえられてる。
「妖逆門」、「妖なんとか」ってちょい前にやってたアニメに、雰囲気がやや似てるかな。
そんな気がするだけ。
十兵衛は止めたがいいと思う。柳生と十兵衛ちゃんからは逃げられん。


>777
西尾維新の「刀語り」を読んでみるとよかったり、よくなかったりかなー。
いきなり包囲の中心部分にサムライが出現するのはいいや、もう。サムライだし。
ただ、他の人も指摘してたが、いきなり首が飛んだら大混乱だろうな。
銃乱射、流れ弾で死傷者多数とかなっても不思議じゃない。
でもね、本当に豪胆過ぎなのは、目の前で人の首を飛ばした相手に平然と
「助かります」
と言うお嬢様だと思う。ヤ○ザにビビってた娘と同一人とは思えない。
俺だったら、サムライがこっち見ただけで腰抜かすね。
あと、「御座る」はどうだろうな。キャラ立ちに貢献してなくて、読み辛いと感じた。
806この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 10:40:11 ID:qb7Sl6c4
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0878.txt
【ジャンル】 異世界ファンタジー
【タイトル】 本屋。 改定
【評価基準】
>>742 を少し改稿してみました。
●読みやすいか
●意味不明に長い文章になっていないか
●続きが読みたいか
●オリジナリティーを感じるか

自分ではわからないです。
そのほか「ここは必要ない」とかバッサリ指摘してもらえると
ありがたいです。

【改稿】 お願いします
807この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 11:03:17 ID:rsgvVp6c
>>806
一定のレベルをクリアしている佳作。晒さずに投稿してもそこそこいいところまでいくんじゃないかな?
しかし、残念なことに「骨董品店」っぽいお店はラノベでは腐るほどある。
オリジナリティーがないと言えばないし、逆に王道パターンとも言える。
奇をてらうか、そうでないか。それは>>806が決めることであって俺が決めることではない。
文章については漢字をもう少し開いた方がいいと思った。具体的には、

過ぎる→すぎる
無い→ない

後、気になるのは主人公の名前が提示されるのが遅いことか。
これは著名な作家がやっていることもあるのでとやかく言えないが俺が好みのパターンでない。
脇役ならともかくとして「ナオ」という主人公の名前が出るのがやや遅くはないだろうかと思う。
808この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 11:03:20 ID:qcaPVoFI
>800
文章力は高いレベルにあるといえる。誤字、誤用が散見されるので、そこだけ注意。
個人的に障害飛越が好きなので、頑張って欲しい。
人馬一体を文章で表現できるかどうか。
あと、障害飛越では、騎手の実力以外に資金力がものをいう側面がある。
障害飛越に適した馬は一億以上する場合も珍しくなく、
普通はそんなのに手が出ない。競走馬を引退した馬なんかを使う。
だから、成績と騎手の実力に対する評価は必ずしも一致しない。
その辺をどう織り込むのか、織り込まないのか。

で、ここでは他人の感想に意見を述べるのは禁じられてるんだけど、
>794、>801が拘っている点について少し。
・勝者と敗者との間に越えられない壁がある
とすれば、
・勝ち続けていても、一度負ければ王座交代
だよね? 負けた瞬間に元王者は「敗者」に、挑戦者は「勝者」になるから。
これが普遍の理屈なら、
たとえ万年二位の挑戦者だろうと、勝てば王者として扱われるはずだ。
でも、主人公は、勝ったのに王者として扱われなかった。
それを、794、801は「壁は無いってことじゃない?」と言うわけだが、
主人公の目線で考えてないんだと思う。
ずっと一位だった人は、きっと女王とか最強とか言われてたはずだ。
大した差じゃないのに、二位の自分はそんなこと言われたことが無かった。
今までは、それは一位と二位の間にある「壁」で、スポーツ界では仕方が無いと思ってきた。
自分が勝てば、新女王であり、新最強のはずだと信じてた(書いてはないけど)。
でも、そんなのは嘘っぱちだった、と表現してるんじゃないかな。
809この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 11:52:12 ID:1vGoYA+e
>>806
○読みやすい。けど、ラノベにしちゃちょっと漢字が多いかなという気がする
○意味不明ではないと思う。長い文章でも読むのが苦にならない
○どんな世界観かなのか気になるという意味で続きが気になる
○設定とかわりとありがちな予感

あと、地の文の視点が男のだったり作者のだったり、まちまちに感じたのは気のせいでしょうか
810この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 13:14:38 ID:pLr7RFvE
>>807
>>809
ありがとうございます。
主人公の名前の登場する場所。地の文の視点。両方ともかなり悩んでいる
所です。これはもう少し悩んでみます。

この後、実は原稿用紙で60枚ほど書いています。
登場人物は主人公と相棒。そしてまた別の爺さんです。
また爺さんが出てきます。しかも出ずっぱりです。
相当ありえない質問だとは思いますが、爺さんが出てきすぎでしょうか?
ある人に「極端な話、猫耳娘にしてみてはどうか」と言われました。
自分の技量でそれが表現できるかどうかは別にして、凄いアイデアだと
思いました。

やはり、冒頭から100枚近くの枚数を主人公と爺さんに費やすのはキツイ
でしょうか。。。
811この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 13:19:25 ID:rsgvVp6c
>>810
おんにゃのこまだー(チンチン
812790:2007/09/18(火) 13:21:56 ID:37uAtTh2
>>804
ただぴっちりじゃなくて、キュロットズボンだとか尻や内股部分が補強されてるだとか説明したほうがいいみたいですね

>>808
一応、シルフ、シンフォニー共に「フェラーリが新車で二台買える値段」という説明をどこかで入れるつもりです
とは言え、金金言うのもラノベらしくないので人の実力+相棒との息が合うかどうかを重点的に描写していきますが
人馬一体は障害だけでなく乗馬競技全てのキモだと思っているので、なんとか表現できるよう頑張ります
813この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 13:40:50 ID:fJ+nSeSU
>>806
素直に面白い。台詞が独特で、キャラ設定が薄い中にも個性を感じる。
特に読みづらいとは感じないが、上にもあるようにもう少し開いてもよい。
確かにこの話がこの後どう化けるか気になる。
正直、骨董とかの題材がメインだとしたら先行作品と比べられるので厳しい
のかもしれない。王道のテーマ?

あと、これは個人的な意見だが、あなたの書き方はライトノベル向きでは
無いんじゃないかと思った。
例えば設定を日本に、人物を日本人にしたらそのまま時代小説になる。
読者はあくまで中高生という事を考えると、多少理不尽でも起伏のある
話を求められているんじゃないか。

爺さんの件は落ち着け。よく考えろ。これはラノベだ。
でも一周まわって「猫耳メイドのおじいさん」「巨乳のおじいさん」
とかはどうだ。








814この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 13:43:26 ID:f74gCzg5
>806
俺だったら、こんな感じで書き出す。

「ちょいと上がっていかねえか。少しばかり頼みたいことがあるんだが」
 店の主人である老トゥヤの言葉に、ナオは僅かに顔をしかめた。
 ろくでもないことに巻き込まれそうな予感がした。昔から厭な方だけは良く当たる。
 何となく、店の外に目をやる。無意味な時間稼ぎ。燻んだ硝子越しに見える、いつもと変わらぬ街。
 広めに取られた間口と、通りに向かって長く張り出した庇は、この店独特の造りだ。開店当初はそ
れなりに人目を引いたのかも知れない。年月を重ね、意匠の斬新さが喪われても、その佇まいには
風格のようなものが感じられる。
 この店は、要するに古道具屋だ。古い物なら何でも扱う。
815この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 13:55:04 ID:vfK9S54+
>812
808での言い方がまずかったかも知れん。ちょっと反省してる。
俺が言いたかったのは、例えば、

「お金が欲しいな…」
「お金があったら何よ?」
「お金があれば、シルフに劣らない馬が買えるじゃない」
「……」
「そしたら、あんな奴ぎゃふんといわしてやれるのに」
「…へぇ。つまり、勝てないのはブっちゃんの所為で、自分は悪くないって言いたいのね?」
「!」
「アンタがそんな腐った根性してるとは思ってなかった。…全日Jr、アタシは降りる」

てな展開もあるんかなって程度で。
確かに、スポーツで金、金いうわけにもいかんか。
816この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 14:42:56 ID:bZbxcIhE
>812
>815は無視してくれ。
弓ちゃんの馬は、シルフじゃなくて、シンフォニーだった。
しかも、いきなり新馬登場してたんだ。
読み直して、鬱になった。自分のせいだけど。orz
817790:2007/09/18(火) 14:54:59 ID:37uAtTh2
>>815
金金言うとムダにリアr(ry バルセr(ryとか
あとそれもネタ的には考えたんですけど、この後主人公とシルフ限定でマキバオー状態になるのでそっち重視しました
818この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 15:33:17 ID:wPV4usws
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0879.txt
【ジャンル】 不明
【タイトル】 騎馬と?
【評価基準】 長編冒頭予定です。書き殴った類のものですが。続き
を読みたいと思えるか。その他気になるところなど
【改稿】 可
819この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 15:43:33 ID:XKKqZxjW
【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0880.txt
【ジャンル】ショートショート?
【タイトル】メイドは想像上の生き物
【評価基準】読んでいておもしろいか、文章として変な部分はないか
>>667の作品を皆さんの意見を元に改稿してみました。
続きが気になる人はわっふるわっふるといった展開になってしまった。

【アドレス】http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0881.txt
【ジャンル】ショートショート?
【タイトル】黒いコートの幽霊
【評価基準】習作として書いた作品なので好きに評価してください。

ご評価お願いします。
820806:2007/09/18(火) 16:19:39 ID:pLr7RFvE
>>813
「猫耳メイドのおじいさん」
ちょw

>>814
ありがとうございます。参考にします。
821この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 16:34:21 ID:9lBs+Tye
>818
人物関係が不明すぎる。
この場に何人の人間がいるのかすら分からない。
分からないことだらけで、しかも最後まで読んでも何も分からない。
残念だけど、これでは続きを読みたくはならない。
文章も、本当に書き殴ったという感じだね。
本人がそう認めてるんだから、これが実力じゃないんだろうという点が救い。

>819
メイドもの。
だから敬語が…ってのは、今回は狙ってるっぽいからいいや。
改行の使い方を工夫しよう。
デカルトを咀嚼してから、笑えるように書くこと。
漫画だが、川原泉の「甲子園の空に笑え」が参考になるかも知れん。
暇があったら、ブクオフで探すべし。

幽霊もの。
メイドものよりずっとマシ。課題は三つ。
一つ目は、説明台詞をいかに自然に喋らせるか。
二つ目は、地の文をどう活用するか。
三つ目は、メイドものと被るが、改行の効果的な使い方。

822この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:05:06 ID:bLRBdh3E
>>818
書き殴ったとか言い訳はどうでもいいから本気を持ってこい。
文章ぐっちゃぐちゃ。最初の一行をそのまま返す。

>>819
メイドの方は落ちが悪いから面白くも何ともない。
こうすればいいんだろ、みたいに作者が下品に笑ってそうでな。

幽霊の方も同じというか、落ちが落ちにならない。
普通相手の顔みるだろ。違うかね?

どっちにも言えるけど、自分に一人称向いてないと思わない?
なんかしっくり来ない。
823この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:06:17 ID:pLr7RFvE
>818

木々の間にまっすぐ伸びる一本道。まるで逃げ場はない
⇒逃げ場はいくらでもあるように思います。森に逃げ込むことはできないのでしょうか。

踏み出した目の前を、馬が風を切って通り過ぎた。同時に後ろで馬のひづめの音が聞こえた。
追いつかれた。
 背後にある馬の体温がじわりと近くなり、完全に奴らの攻撃範囲内だと感じ取れた。
⇒挟まれた、という事でしょうか。
ひづめの音は今まで聞こえなかったのでしょうか。
背後の馬の体温を感じる、という事は相当に肉薄している事を連想させます。
攻撃範囲をどの程度と予想していますか?

おれがなるべく挑発しないよう、悪徳商人が鴨をなでるように聞いてみた。
⇒おれはなるべく相手を挑発しないよう、若しくは
⇒おれの言葉が相手を挑発しないよう、
一例ですが、全体的に助詞、助動詞の間違いが多いと思います。

「僕は君の弟さ! 忘れた訳じゃないだろう? 一緒に母上様の所に帰ろお」
⇒これは敵対者の芝居でしょうか。
芝居であれば、肉親であるかのような芝居をした理由はなんでしょう。
主人公は相手の攻撃範囲内にいます。生きたまま連れて行く事はとても
簡単な気がします。そのまま黙って捕縛するわけにはいかないのでしょうか。

段々と思考がはっきり〜記憶は霧がかかったみたいに曖昧だった。
⇒相手は馬に乗っています。かなりの機動力です。
それが目前まで迫っています。この短いセンテンスの間には追いつかれている
のではないでしょうか。

まだまだあります。
いくつか抜粋しましたが「場面の必然性」「言動の必然性」に欠けています。
「なぜ、このような行動を起したか」
「なぜ、このような発言をしたか」
そして
「どのような効果を期待したのか」

再度みなおしてみると良いと思います。
824この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:23:26 ID:UI+gIngj
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0882.txt
>>806を最初の1/3ほど改稿してみた。
はっきり言って原文は小説の冒頭としては使い物にならない。場所がどこなのかも、どんな世界観なのかも、
どんな登場人物なのかもわからない。そのわりに、書かなくてもいいことを長々と書いているので、目が滑る。
とくに、異世界ものなんだから舞台の感触を読者につかませることに心血を注がなきゃいけない。
どの程度の文明レベルなのかを示すことが重要なので、馬車とか、家の造りとか、そういった文明レベルが
すぐにわかる言葉を織り込んで情景描写すること。

次に人物に関してだが、視点がガタガタなので読んでいて混乱する。
> 店の主人がそう言った時には、すでに予感めいたものがあった。
> 昔から厭な予感だけには敏感だった。
これは主人公(ナオ)の視点なのに、
> 歳の頃は十七、八に見える。しかし同年代の若者から出る『若々しさ』のようなものは、
>彼にはまるで無い。どちらかというと『諦念』という言葉が似合いそうな雰囲気である。
これは店主の視点なので、意味がわからなくなる。よく物語作法の本なんかで視点についてうるさいのは
なぜなのか考えてみるべき。
ちなみに、原文のままでも、
> 鼻腔をくすぐる本の香りを味わいながら目当ての本を探していた男は、そんな取りとめのないことを考えながら棚を物色していた。
このすぐ後に、たとえば「一方の店主も、呼びつけたそのターバンの男を、茶を淹れながら微笑ましく眺めていた。」みたいな
視点が切り替わることがはっきりわかる文章を挿れればなんとかなる。難しいし全然おすすめしないが。
825818:2007/09/18(火) 17:31:44 ID:wPV4usws
>>821
ありがとうございます。参考になります!現在の実力だと思いますが…
>>822
興奮しすぎました。脳内整理したいと思います
>>823
ありがとうございます。大変参考になります。白紙に戻してもう一度考え
てみます!
826この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:32:54 ID:pLr7RFvE
>>818
もの凄く余談なんですが、、、
「悪徳商人が鴨をなでるように聞いてみた」
この表現はすごく魅力的な表現だと思います。ひょっとしたら誤植や誤字なのかもしれませんが。

猫をなでるように、とか、手の甲をなでるように、なのかもしれません。
しかし、あえて「鴨」としたところにセンスを感じました。
とても可愛いらしいです。

これを使用するべき場面だったかどうか、という点は置いておいて。

>>819

メイドの方は最初の「身をかがめたときに胸の先をご主人様の顔にそっと触れました」
で笑いました。どんだけエロイんだよ。

「あたっています」
「あてて、いるのよ」

というのを思い出しました。
全体的に『不思議の国のアリス』を連想させます。
登場人物が全員破綻した会話をくりひろげている所。
しかし、アリスの場合は、破綻した会話の中でアリスという少女が理性のある発言をする
から「対比」と「秩序」が保たれているのだと思います。
登場人物たちの思考、とくにメイドの思考に矛盾や破綻が無いか検討してください。
もちろん「意図的に破綻した性格」という著者の思惑があったとしても、必ず直すべき所
はある筈です。

しかし、なんだか創作意欲をかきたてるなぁ、と思いました。

■俺ならこうするかも?
「ということは女の人の大事な場所がどうなっているかわかりませんよね。わたしが見せてあげますので、
大事な場所がきちんと存在していたらわたしは現実の存在。存在していなかったらご主人様の想像上の存在」
わたしは下着を脱ぎ、ご主人様の方に投げ捨てスカートの裾をじわじわと上の方に持ち上げながら言いました。
「確認してみますか」
 わたしはそれから――

「ということは女の人の大事な場所がどうなっているかわかりませんよね。わたしが見せてあげますので、
大事な場所がきちんと存在していたらわたしは現実の存在。存在していなかったらご主人様の想像上の存在」
わたしは下着を脱ぎ、ご主人様の方に投げ捨てスカートの裾をじわじわと上の方に持ち上げながら言いました。
「確認してみますか」
 するとご主人様は、ティーカップの先をわたしの――

「ということは女の人の大事な場所がどうなっているかわかりませんよね。わたしが見せてあげますので、
大事な場所がきちんと存在していたらわたしは現実の存在。存在していなかったらご主人様の想像上の存在」
わたしは下着を脱ぎ、ご主人様の方に投げ捨てスカートの裾をじわじわと上の方に持ち上げながら言いました。
「確認してみますか」
するとご主人様は、ふところから小さなデカルトを出して――

……これはひどかったですが。なんだか改稿のし甲斐がありそうな話だと思いました。
827この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:51:54 ID:g8QgOXKk
>>800
俺は競馬やるから馬具=鞍、手綱とかわかるけど、ラノベ読者的にどうなんだろ
以下、馬術無知の気になった点
・馬術では鞭は使わないの?
・慣れてないせいか「〜歩(〜あし)」って読み方が気になるっちゃ気になる
・「速歩」と「軽速歩」の違いが不明だけら、もし統一できるなら統一したほうがいいかも

後は他の人はどう思うかだけど
828この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:52:35 ID:1vGoYA+e
>>810
>ある人に「極端な話、猫耳娘にしてみてはどうか」と言われました。
はやまるな
確かに色気はないが、今の雰囲気を活かしていけば、うまくいえないけど漫画で言うところの蟲師みたいな渋め路線を確立出来そうな気がする
萌えが好きなら、猫耳依頼人でも出すんだろうけど
829この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 17:59:33 ID:pLr7RFvE
>>824
ありがとうございます。参考にします。
830806:2007/09/18(火) 18:12:38 ID:pLr7RFvE
>>828
もちろん極端な例だったのだと思います。
私には全く無かった発想なので「猫耳」はとても参考になりました。
そういう意味では>>824 さんの改稿などは「これぞラノベ」なのでは
ないでしょうか。目から鱗です。

今後の物語の展開として、エルフや妖精など寿命が長い人種や魔法が
ふんだんに使える人種を登場させると、物語としてトリックが破綻して
しまいます。
その意味でも「あえての萌え要素」と言うか「異世界っぽい人物」を
出すとすれば、冒頭部分と最後部分にしか登場しない店の店主
(物語の進行には全く関係がありません)を人外にするしか無いのでは、
と考えています。

もちろん、雰囲気は大事にしていこうと考えています。
その部分と、猫耳的なキャラが上手にすりあわないか、と模索しているわけ
です。
831この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 18:30:02 ID:Z/X8mjpo
>>827
鞭は使うのと、使わないのがある。使わないのでも例外的につかって良いときもある。
〜あし。は、そう呼んでるんだから仕方がない。
軽速歩と速歩とかの違いは、人で言うと、常歩が普通の歩きで、走り出す一歩手前の早足歩きくらいが速歩になる。で、ダッシュじゃないけど普通に走るのが軽速歩。
見た目がかなり違ってて、軽速歩は馬が走る際に乗り手にかかる反動が大きくなるので、乗り手はその反動に合わせて立つ・座るの動作して反動逃がすことになる。

脇からの補足してみたがイランお世話だったかも。
832この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 18:38:07 ID:/YLbiuWU
>824
俺は改稿前(以下、原作とする)の方がいいと思う。
原作の情報の出し方には確かに修正の必要を感じるが、
改稿は詰め込みすぎで、冒頭とは思えないくらい、読んでて疲れる。
原作者は、ゆったりと流れる異界の時間のようなものを表現したいのではないか。
833この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 18:53:16 ID:g8QgOXKk
>>827
ありがとう
さすがにギャロップは使わないだろうから
常歩=ダグ
速歩=ダグとキャンターの中間(ダグ寄り)
軽速歩=ダグとキャンターの中間(キャンター寄り)
駈歩=キャンターって認識でいいかな
色々勉強になったよ
834この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 19:45:58 ID:EoFw/eCv
相変わらずの大盛況だな。
おまいらちょっと自重しろw
ちゃんと書いてるとキリが無さそうだし軽くコメント並べるくらいで。

>>800
今日上がった内では一番上手いと思う。(勿論個人の嗜好込みな)

正直絵のアドヴァンテージで漫画の独壇場と思っていたスポーツ物を、
きめ細かい心理描写が利点の小説に落とし込むのは難しそう。
実際の試合シーンがどうなるかでこの作品の明暗が分かれそう。
因縁と心理に重きを置くのかな?
試合内容をいかに複雑な描写を避けて物を知らない読者に分かりやすく伝えるか。

その点でマキバオーは上手いと思った。
ラノベ的にキャッチーだし、本来なら無い「馬の心理描写」が演出の助けになりそう。

俺はあらすじや書評しか読んだ事ないので例に挙げるのは恐縮だが、『銀盤カレイドスコープ』
がいい参考になりそう。
主人公の性格や立場が似ている(気が強い自信家。実力もあり)
別の角度の切込みで演出を助けている(ヒカルの碁的に幽霊が主人公に取り付く)
と、似てそうな部分が多いので。

>>806
人称、視点が安定してない。
でも基本的な文章力はあるし、読みやすい。……のだが読み『進め』にくい。
おそらく文章に色気がないからだと思う。
別にエロいの出せって訳じゃなく、キャッチーな何かが欲しい。
上で蟲師の名が出ているが、アレだって『蟲』っていう異常を上手い事『大いなる存在』
として魅せているから渋くても魅力的になっているのであって、
『蟲』が出てこない(まあこうなっちゃ作品の存在否定だがw)、
または『蟲』が出てきてもあんまり関係ない話だったら味気ないつまらん話になってしまうと思う。
それに向こうは絵に色気が出せるしね。
あと、可愛い女の子はいた方がいい。アレはいるだけでいいものだ。(冗談じゃなく吸引力になってくれる)
例えばいっその事主人公を若くて可愛いちょっと変わり者の娘にするとかね。

>>818
ギブアップ。
文章の勉強と、話の構成の勉強、小説内における自然な台詞回しの勉強が必須要項。
書き殴った書き殴らない関係無しに自力が足りない感がある。
書ける人間は書き殴っても面白い話になる。(誤字や全体における矛盾は山積みになるが)

>>819
文章力は可をだせる。描写が軽めでショートショート向きなのも追い風。
・メイドさんの話
やりたい事は分かる。しかしオチが弱い。
メイドさんを頭がちがちの長門系常識人ツンツンメイドにして主人と会話させておいて、
最後の最後で怪しい雰囲気を匂わせつつ下着を主人に投げつけ、スカートを捲り上げる展開の方が落差が大きくていいと思う。
とりあえずメイドさんに対する愛が足りない。

・変態の話
こっちもなんかオチが弱い。
ちょっと不思議ないい話系から「実はただの変態でした」の転換自体はギャップがあるのだが。
多分変態の性格がまともな人格者だから違和感が残るのだと思う。
しかし元から怪しくては女の子が懐きにくいしギャップも減る。
結論を言うとこの方向性は破綻してしまっている。
話の作り方自体はこっちのがメイドさんより上手いと思うよ。
同じ捻り方でシチュを変えればいけそうな感じもするが……ごめん。俺には思いつかない。

835この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 20:30:25 ID:Fio8IGVg
>>806
まだ見てるかわかんないけど、けっこう気に入ったから感想を。
他の人が言ってるようにラノベっぽさがないよね。
作者さんラノベあんま読まないのかな?
一般的なラノベの方法やら記号やらが見受けられないから、
ラノベとしてはどうなのかな、と思う。

でも個人的な好みで言わせてもらうと、
その作風のまま文章力をみがきにみがいて、
静謐な文章で魅せるラノベ作家になると良いと思う。
まず売れないだろうけど、俺は買うよw
836774:2007/09/18(火) 21:03:17 ID:XRH19Yod
>>779
>>787
>>805
説明的表現や心情情報が多過ぎる割に、周囲の描写が決定的に不足しているという事ですね?
要はバランスが悪い、と。
解りました。
その点を心掛けて、改稿したいと思います。
ありがとうございました。



それから、私信ですが>>787さん。
「確か」「はず」、みたいな記憶だけで、明らかに間違った指摘をされるのはどうかと。
失礼ですよ。

こちらは、きちんと資料に当たっています。
そもそも、大学で4年必要なのは、別表神社の宮司になる場合に必要な「明階」を取得しなければならない場合です。
國學院大學には、一般神社での宮司に充分な資格の「正階」が2年で取れる「別科」というコースがあります。
(その下の「権正階」でいいならば1年で済みます)
第一、昔と違い、今は「階位検定講習会」は「階位を一つずつ取らねばならない方式」に変わっています。
つまり「直階」(一番下、5番目)→「権正階」(4番目)→「正階」(3番目)と、都合3回通わなければなりません。
しかも「階位検定講習会」は、1年に1回しか受けられません。
イコール、「正階」の取得までは3年必要、ということです。
そこら辺は、しっかり下調べ済みです。

以後、こういう事はなさらない方がいいですよ。
不快です。
837この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 21:11:15 ID:7wC5xEQB
まあ気持ちは分かるが感情むき出しの反論は荒れるんで自重
838806:2007/09/18(火) 21:55:45 ID:pLr7RFvE
>>834
>>835

ありがとうございます。
いわゆるラノベというのは読みません。読まなくなりました。
私が今でいうラノベを読んでいた頃はまだ角川スニーカー文庫がありませんでしたw
ですから「ライトノベル」という言葉が一般化した時期の作品
は全く知りません。(細かい定義は知りませんが)

しかし、小学生から中学生の頃まではドップリはまっていました。
本を読むきっかけを与えてくれたジャンルだと思っています。
文学賞と聞いて一番最初に思い浮かべるのは富士見ファンタジア文庫です。
文庫の最後に応募要綱が載っているので、雑誌をみなくても応募自体は知っていました。

ふとしたきっかけで最近、小説を書こうと思いました。
最初に書くならぜったいファンタジーだと思い込んで、今書いています。
839この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 22:10:39 ID:E5apUFP1
>>806
前回の時も書いたんだけど、こういう地味な雰囲気、俺は凄く好きだ。
ただ、結構な長さがあるけれどすべてが本屋でのやりとりに終始しているんで、起伏がない。
ひたすら淡々と状況描写が続くのはちょっと辛いもんがある。
材料とか語り口自体はいいと思うんだけどねぇ。
ちょっと自分なりに改稿してみようかと思うんで、気長に待って。
以下私信

「ライトノベル」という呼称が存在しなかった時期の読者ってのは俺と一緒だなぁ。
スニーカーから電撃黎明期が一番読んでた時代かもしれない。
俺もファンタジー大好きなんで、応援してるよ。
840806:2007/09/18(火) 22:20:20 ID:pLr7RFvE
>スニーカーから電撃黎明期
すごく……いいです。
841774:2007/09/18(火) 22:33:25 ID:WPTvhQz4
>>837
すまん。
自重する。
842この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 22:53:26 ID:EoFw/eCv
>>839>>840
俺も昔友達に勧められて『ロードス島戦記』『フォーチュンクエスト』『魔術師オーフェン』あかほり作品色々を読んだクチ。
進学でその友達と学校別れてめっきり読まなくなった。(これだけ読んでてフォーチュンしか買ってなかった悪い消費者)
……二人に比べて時代的にちょっと先まで読んでるのかな?

でも違うのが就職後に出来た友達からラノベを借りた事。
確か最初は電撃の『ポストガール』
それで改めて面白さを知って「書こう」ってなった。
ブランクに戸惑ったりもしたが秋山瑞人とかまとめ読み出来たのは幸せだったかも。

もし最近のラノベを読んでおらなんだら、最近のラノベも是非読んでみて欲しい。
『ポストガール』『猫の地球儀』『ある日、爆弾が落ちてきて』『キノの旅』
なんかは文章、話が一般や児童文学よりだと思うので入門にオススメ。

あー、俺久しぶりに「次の晒しが来るまでの雑談」やってる。
なんか懐かしいなw
843この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 23:15:15 ID:E5apUFP1
>>842
おれがおまえでおまえがおれで、

なんてネタはさておき、俺も読み始めたきっかけは友人に勧められたロードスだったよ。
その後フォーチュンにルナルサーガに初期スレイヤーズ……エトセトラ。
電撃大賞(当時まだゲーム小説大賞)の第一回受賞作では中里融司の「冒険商人アムラフィ」が大好きだった。
あかほりさとるは爆裂ハンターぐらいしか読まなかったが……。他にはクリスタニアシリーズとか、今でもよく覚えてるよ。
読まなかった時期は2001〜2004年ぐらいの間なんで、『猫と地球儀』は読了済み。キノは最初の一冊は読んだはず。

よし、これ以上は本格的に雑談になっちゃうので改稿終わるまで引っ込む。
844この名無しがすごい!:2007/09/18(火) 23:54:41 ID:DAgJ5arR
>>836
当方は資料を当っている。そんな発言は失礼、なんて言っている場合じゃないと思うんだが……
資料に当ったのに、リアリティ関係の指摘をされた、ということの意味を考えた方がいいと思う。

とりあえず、宗教系大学卒、神職、僧職者の知人が3桁近くいる俺も
>>787 と同じ疑問を感じたとだけ言っておく。

後、確認だけど、神道系大学の殆どは宗教推薦や神道資格希望者向けA0入試を行っていることは調べてある?
現役宮司が後継者候補として推薦状を書いた場合、高確率で推薦入試合格するから、一般入試対策をしない奴が結構いることは?
845この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 00:03:50 ID:VSnzeUuh
最初に言っておくが、俺は787ではない。
そのうえで、>>836は論点がずれてるような気がするんだ。
>>836の内容を読んでも、
「無理に皇學館とかにぎっちり4年も通わなくていい」
ように見えるんだけど、どうなの?
その神社で働きながら、講習を受けることって出来るんじゃないの?
俺はその辺の知識ないから断言できないけど、
少なくとも>>836からは、できるっぽく読めた。
時間は4年かかるとしても、ぎっちり通わなくていいんじゃない?
846この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 00:18:05 ID:2yHDk6+O
>>787は「大学とか行かなくても何とかなるんじゃね?」って事を言ってるのでおk?
それを>>836は「大学の教育過程を途中でスキップできる」と解釈した、でおk?
847この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 00:31:44 ID:O1xWXLAG
改稿時につっこまれないように直す、という事でこの話は終わっとけ
848790:2007/09/19(水) 01:23:04 ID:8g8gnxnd
感想くれた方々、ありがとうございました。
追加で、物語のキモになる試合(ショート版)もお願いします。
あと、一個だけきちんと解説してない用語があります。
もし希望があれば解説してるシーンだけくっつけて再うpします。
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0883.txt
【ジャンル】 スポーツ
【タイトル】 風より高く
【評価基準】 試合描写(スピード感、臨場感はあるか)、その他なにかあれば
【改稿】 可
849この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 01:53:38 ID:tJ+KiHrF
>848
気になるのは
>ショート版
って但し書きなんだけど、これは「本来もっと長いんだけど、あらすじだけ書きました」って意味?
そうでないなら、あまりに展開が早すぎる。

――姫ちゃんがいきなり小障害でミスって、そこをシルフたんがフォローした。
一番最初のこの部分。「罵声が飛んで」「シルフたんが飛んで」「姫ちゃんも飛んで」、
次の行ではもうそこを過ぎてる。もうちょっと描写してもいい。
たとえば、「あたし」は、体が取りのこされた感じだけしたみたいだけど、その間になんにも見てなかったし、何にも考えてなかったの?
シルフたんは、ただいつも通りに飛んで見せただけ?いつもよりがんばったシルフたんに萌えさせる描写とかも、入れて良いと思う。

簡潔に書けば、スピード感が出るわけじゃない。
文章量が多ければ、スピード感が減るわけじゃない。
障害を飛ぶ時間は一瞬だろうけど、文面の上でもそれを一瞬にする必要は、ないと思う。
850この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 01:57:35 ID:XZ4hXlZR
>>848
馬、しゃべっちゃうんだ。。。って感じでした。
前作まではとても清清しく『真夜中のピクニック』とかイメージしながら
読んでたんですが、馬、、、喋るんだぁ。と思いました。
これは好みなんですね。たぶん。

『障害』がどんなかたちで、どのくらいの高さで、、という説明は
たぶんこの作品よりも過去の段階で説明しているんですよね。

馬の競技を全く知らないんですが、馬に思考能力がある、という事は
「馬の意思で飛べる」という事にはならないんですか?
イメージなのですが、乗馬というのは、手綱とか鞭(?)とか足(?)
とかで「加速するタイミング」「飛ぶタイミング」「曲がるタイミング」
というかんじで、タイミングを合図して乗っているように思っていたの
ですが。

凄くずるい考え方なんですけど「しゃべるんなら、勝手に走ってよ〜」
と思いました。
書いてて思ったんですが(すみません。寝ぼけています)普通の馬自体も
スピードに視力が追いついていなくて、意識はあるけど障害は認識できない
状態にあるのでしょうか。
あぁ、目が横向いてるから正面の障害は距離も高さもわかんないのかな?
草食だから。

そうすると、馬にしてみれば、今自分が障害からどの程度離れているかが
わかんないから、騎手に聞いてるのかな「どう?俺とべる?」と。
851790:2007/09/19(水) 02:07:41 ID:8g8gnxnd
ありがとうございます
>>849
中盤で来る挫折試合がこのショート版で、ロング版は終盤での弓江との対決です
一瞬の出来事だから飛ばしたほうがいいかな、と思ったけど甘かったみたいですね
加筆してみます

>>850
ラノベ的には意思疎通が出来たほうがいいかな、と思ってこの設定です
コンセプトとしてはシリアスマキバオー乗馬版なので……
852790:2007/09/19(水) 02:12:19 ID:8g8gnxnd
すいません、もう一個
馬は視界はめちゃくちゃ広いですが距離感は掴みづらい生き物です
例えば牧場で放牧中の馬が走っているのを見ると、牧柵に激突寸前に急ブレーキをかけたり急旋回します
ついでに言うと、飛越の際にでかい荷物(人間)がタイミングずれて後ろに体重かけたりすると、馬にも負担が行きます
なので、例え馬と意思疎通ができたとしても人間もきちんとタイミングを合わせる必要が出てきます
853この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 02:24:02 ID:GVobmUi/
>>850
馬は勝手に動いてるよ。半分勝手に飛んでくれる。
むしろ勝手に動きすぎるから制御。
そしてビビリなので障害とかに向かう際は、人間が「ほれ、いけ、飛べ」とやんないと止まったり逃げる。ちゃんと突っ込ませれば馬が判断して飛んでくれる。
まぁ、ものによってはとんだ方が安全なので、乗り手がビビって何にも出来なくても勝手に飛ぶこともある。その後落馬してしまうが。

どっちかってーと、馬に大まかに指示出して、後はその邪魔にならないようにしてるのが乗り手の仕事なんでねーかと思った。
鞭が当たったりちらつけば速歩になるから、そうならないように気をつけたり、
軽速歩の時にちゃんとたつ座るが出来ないと、馬も走りづらいからなみあしになったり。

個人的には、馬が人のことば理解してくれると大変楽だと思った。
「走れ」
『うるせーボケ、重いんだよ! ボロひり出すまでまってろ!』
「ううう、はしれっての」
『ひひひ、嬢ちゃんのケリじゃ、蚊が指したほどにも感じねえぜ。おらっ、もっと気合い入れてケリやがれ!』

速歩になかなか出来なくて凹んだ日々を思い出すぜ。
854この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 02:34:51 ID:XZ4hXlZR
>>850
なるほどなるほど。
とすると『意思が通じるのに何で自分で飛ばねーんだよ』というのが、俺みたいな
アホの子用に必要な説明かな。
もっとも、この説明もこの場面までには説明済み事項なのかな。

馬がしゃべるのが残念、、、というのは、喋らなくても十分に面白く書けてたから。
でもそれじゃジュブナイルな小説で、ラノベじゃないのかしら。
855この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 02:48:39 ID:GVobmUi/
意志疎通できない名馬となんとか意志疎通しようと四苦八苦。
その必死さを馬が理解して、初めてうまく折り合ったり。
ライバルと最初の対決に敗北。その途端に馬がライバルに敵愾心むきだし、その後に馬の方から騎手引っ張っていくくらい気合いのってクライマックス迎えるの方が、馬好きには理想的展開なんだけどのぅ。

しかし喋る馬も面白い。馬なりみたいで。
856848:2007/09/19(水) 03:34:35 ID:8g8gnxnd
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0884.txt
【ジャンル】 スポーツ
【タイトル】 風より高く
【評価基準】 演技中を中心とした描写(特にスピード感、臨場感)、その他なにかあれば
【改稿】 可
>>848を改稿しました
これ以上描写増やすとさすがにくどくならないようななるような微妙な線な気もするんですが、どうなんでしょう?
意見求む。
あと、ついでですが二人(?)の掛け合いについてもなにかあれば
857この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 06:43:55 ID:xyyQpFOL
>>856
馬術に関してズブの素人からの質問と意見。

この障害ってのは競馬みたく何頭か並んで競争するんじゃなく、
スキージャンプみたいに一頭ずつコースを回ってタイムを競うのかな?
それだと構造上どうしても臨場感が足りない。

目の前に敵がいれば目標や互いの優劣も分かりやすいのだが、一人では
途中の優劣が乗り手の感覚、予想だよりになるのではっきりしない。
僅差の場合、勝敗がゴールするまで分からないんじゃ盛り上げにく過ぎる。

あと大事なのは、試合の流れ全部を描写する必要はない事を理解する事。
この場合なら、最後の大障害を越えたら待ってた三連障害でのミスが一番大事。
最初の小障害のミスは軽く「出遅れた。急がなきゃと少し焦る」くらいで軽く流し、
その他の部分もあらすじくらいにまとめておいて、
大障害から三連障害で引っ掛かるまでを
そこに辿り着くまでの焦り、序盤のミスを取り戻しての安堵、過ちに気付いての絶望、
などなど細かい心理の変化、状況の変遷を丁寧に描くといいと思う。

アップの外の話になるが、クライマックスに当たるであろうロング試合の場合はその限りではなく、
逆に今アップしたもの以上の丁寧な描写で障害一個一個をかいて試合全体の流れも提示したほうがいい。

その辺りのさじ加減(練習試合と本気試合の描写の差)は『学校の階段』一巻辺りが結構上手くやってると思う。
参考にどうぞ。

二人のかけあいは問題なし。不自然には思えない。
双方気が強いんだし、もう少しコミカルにしてもいいかなとは思う。


全体を見ておまいさんに地力があるのが良く分かる。
しかし題材があまりにきつそうに感じる。
スポーツってだけでもきついのに、タイマンでガチらないとか臨場感、緊張感を出しにく過ぎる。
んー、でも「好きだからこれで通したい」って気持ちも分かるしなー。
茨の道だが頑張ってくれ。
858この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 09:57:27 ID:tJ+KiHrF
>856
勢いあまって書いちゃったので、一応さらします。(/ω\) ハズカチー
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0885.txt
up0884.txtの、私なりの「こうするといいかも」的な改稿バージョンです。
私も偉そうに言えるほどうまく書けるわけではなく、それは読んでいただいても分かると思いますが、
何かしら参考になれば幸いです。

二人の掛け合いについては、悪くないと思いますが、ひとつだけかなりどうでもいいツッコミ

><バカ! タイミングがあってねえ!>
><アホ、前見ろ!>

なんとなくですが、
アホ→関西圏
バカ→それ以外
みたいなイメージがあるようなないようななので、馬が関西弁しゃべらないなら「バカ」で統一するのがいいかと思います。
859この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 10:15:06 ID:xyyQpFOL
>>858
話の流れ、構成は>>856よりこっちのが好みだな。

文体はどっちも読みやすいが、僅かに>>856に軍配が上がる。
演出のためだろうとは思うが、ちょっと改行が多すぎる感。

展開に起伏があるのと、シルフの高ポテンシャルっぷり、姫ちゃんの自信折れっぷりが燃える。
自信家の敗北戦はやっぱ上げてから叩き落すパターンに限るよね。ネー。
特にシルフの描写は乗馬が分からなくてもどんだけ化物性能かが出てて良かった。
レース中の台詞が「精神的に姫ちゃんよりちょっと大人」っていうキャラ立てにも貢献。
まあ、本人のシルフの性格の位置付けはどうか知らないが。(読む限り対等なケンカ友達みたいだが)

あくまで個人の好みだが、最後の台詞は
「ありがとう、ごめんね」
と、ちょっと苦めの方が好き。
860この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 10:33:31 ID:xyyQpFOL
あー、>>855読んで
「馬周りの人間関係メイン、でも馬にもなんか人間味がある」
な『じゃじゃ馬グルーミンUP』路線もいいなぁ、と思った。

それとか
「主人公がある日馬と話せるようになる(シルフ以外も。シンフォニーとも話せるのが美味しい)」
『もやしもん』路線とか。

全然本人の方向性とは関係ない話だが。
861この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 11:22:42 ID:5IBXOgEJ
>856
改稿前の方がいいかな。
多分、障害飛越を見たことがあるか無いかで感覚が変わるんだろう。
俺は障害飛越好きだから、臨場感、焦燥感、挫折感とも中盤としては十分と思うが。
ルール説明はなるべくこまめに入れていった方がいいかもね。
まとめてやるより邪魔にならない。

馬と直に掛け合いはラノベっちゃラノベだが、評価の分かれるトコだろうな。
秋山端人の「EGコンバット」の三巻で、機動兵器とパイロットの掛け合いがある。
掛け合いにこだわりたいなら、読んでみると参考になるかも知れん。
シルフが超ハイスペック馬だとするなら、
カスケードみたいなスカした喋り方の方が、乗り手のプライドを刺激するかも。

ただ、俺は真剣なスポーツものの方が好みなんで、馬が喋るとテンション下がる。
今、馬はこう考えてるんじゃないかって推測しながら練習したり、競技したりして、
最後に気持ちが一つになれた気がしたって展開が好きってだけのことだが。
862この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 11:57:26 ID:tJ+KiHrF
>859
うん、読み直してみると改行多すぎだね。反省。

>861
E.G.Cを読むのを勧めるのは酷なんじゃないかと。
一巻以外はまともに手に入れられない状況になってる気がする。特に4巻が絶望的に手に入りにくい。
俺も知り合いに貸したまま返ってこずに、しかもそいつ出張でしばらくアメリカとか言って、
返さずにとんずらしやがった。
読みたいのに(´・ω・`)
863この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 12:45:53 ID:t3nGicaA
>>856
個人競技のラノベでは『銀盤』を思い出す俺だけど、
小説として書くなら、一人ずつ走るってのは向いてると思う。
同時に二人以上が走るより、一人ずつの描写の方がやり易いし、
一人称だとなおさらだよね。
あと、ゴールするまで勝敗がわからないってのも、
うまく使えば逆に盛り上げられるし。

馬が喋る、について、
俺は、好き。
ただ、喋ることによって競技が有利になるようだと、
スポーツ物としてちょっとつまらないと思う。
そういう意味では、喋るのは難しい設定だね。


大障害の後の安堵をもうちょっと描写して、
三連続障害でのミスをもうちょっと劇的に演出した方が良いと思う。
この失敗が物語全体の「転」に絡むのなら、絶対。
864この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 13:21:12 ID:xyyQpFOL
>>861>>862
この瑞っこどもがw
俺も『E.G.コンバットの2、3、4巻が見つからなくて喘いでいる瑞っこの一人だがな。
それよりどこの本屋に行っても『ミナミノミナミノ』2巻が見つからないんだが。渇く。
865この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 13:28:10 ID:0wY/xYow
4巻ってもう出てるのか?
866この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 13:39:54 ID:0wY/xYow
オマイラ、うまいなw
久し振りに釣られたw
釣られたよw
ああ、釣られたさw

つ、釣られたくて釣られたんじゃないんだからね!
867この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 13:44:11 ID:Xfw022fK
>864
俺は861だが、勘違いせんでもらおう。
確かに、俺は秋山を高く評価している(レロニラか? フクナガか?)。
だが、俺は端っこではなく、生粋のろくご者だ。
6年の断絶を耐え忍んだ結果、ちょっと可哀そうなことになっちゃいるが…
って余計なお世話だ。
E.G.Cは、あくまで参考になりそうだと思ったから薦めたまで。
そうか。アレ、手に入りにくいのか。
ん? よく考えたら、ろくごもやってたわ、内部対話。
>856、E.G.Cが手に入らなければ、ろくごまるに著「封仙娘々追宝録」を読み給え。
器物とその使用者の精神世界対話が随所にある。
ただ、参考になるかどうかは判らん。
くそぅ、結局やっちまった……orz

>865
出てないが、出ないわけではないと信じたい。
868806:2007/09/19(水) 14:35:23 ID:dM9wxCQP
【アドレス】 http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0886.txt
【ジャンル】 異世界ファンタジー
【タイトル】 てきとう
【評価基準】

>>806 の続きを一部抜粋したものです。
登場人物や設定がちょっと違うのでだいぶ違和感があるかもしれません。
冒頭がだいぶかわってしまったので、書き換える必要があるのですが、
このまま放流します。
一応、出す前に漢字をひらいたり、努力してみましたが、まだ読みづらいと
思います。。。ですので、内容や展開については今回はお聞きしません。

評価していただきたい点は次の二つです。

●会話文中の説明(相当数あります)がウザイ。
1、相当ウザイ。いかなる理由であっても許容できない
2、ウザイ。でも複線だったら我慢するか。
3、ぎりぎり平気。でももうすこしナントカしろ
4、まぁ平気。

●またまた爺さんが登場します。でずっぱりです。
1、このままのキャラでも俺は萌えるよ。
2、ムリ。萌えなくても女か、若しくはキャラが立つ奴を入れろ。

でよろしくお願いします。
869819:2007/09/19(水) 15:09:47 ID:RNtYQgJA
読んでくれてありがとうございます
>>821
 改行の点については何も考えていませんでした。
 今後は考えて書こうと思います。
>>826
 改稿までしていただきありがとうございます。
 「身をかがめたときに胸の先をご主人様の顔にそっと触れました」は「罪の中の幸福」という
 フランスの短編小説のパクリです。
>>834
 幽霊の話は幽霊と少女のハートフルな話にするつもりが、幽霊のくせに少女に手を触れるという
 致命的な失敗をしてしまったので、幽霊ではなくただの変態に方向転換をしたので破綻してしまったのだと
 思います。最初のプロットでは少女が幽霊にキスをしようとし、その結果大人の階段を上ってしまい、
 幽霊の事が見えなくなってしまうという結末でした。
870この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 15:33:46 ID:xyyQpFOL
>>869
幽霊の話、そっちのがいいよ、絶対。
話的に綺麗にまとまるし、オチもそれに合わせて余韻の残る綺麗なものに。
ショートショートってのは、何もブラックな物ばかりではない。

あと余談。
体験談とか聞いてると、『見える人』は幽霊に触られると感触はあるらしい(個人差アリ)。
ほっぺたをぎゅーってされてる感覚はあるのに、鏡を見ると変化無し、とかそんな感じ。
871この名無しがすごい!:2007/09/19(水) 15:52:05 ID:RNtYQgJA
>>870
やっぱり元の話の方がよかったですね。
筆力がないので書いた話は全部、プロットとは
似ても似つかない話になってしまうので。
872この名無しがすごい!
>868
説明台詞は自然か否かだけが問題といっても過言ではなく、量はどうでもいい。
少なくても不自然ならダメだし、多くても自然なら大丈夫。
例えば、「神様のパズル」なんて説明だらけ。でも、別に気にならなかった。
今しておくべき説明かどうかだけ考えればいい。
会話の流れ、自然な言い回しに気をつければ、他はどうにでもなる。

爺さんはいい。コイツが出ないと、このエピはたぶん話が始まらない。
でも、ディースが全く活きてない。正直、居なくてもいいくらい。
ナオはあまり喋らず、ディースが積極的に座持ちする展開なら、
「(素性の知れない相手に)いらんこと喋るな」
「まあまあ。お嬢さんも悪気は無いわけですし」
「……」
「お詫びに、ワシの知っている古い話をお話致しますよ」
てな感じで鬼女の話にもっていくことも可能。

二点に絞ってってことだったけど、改稿、加筆の参考までに聞いて欲しい。
・雨が降っている場面で月が出ているか気にする者はいないだろう。意味の無い描写。
・慣れた旅人は天候を予想する。馴染みのある地域なら、かなり正確に。
 とすると、荷物に本があるのに、雨の日に敢えて移動している理由が必要になる。
・「とって」は漢字にするか、「ノブ」とした方が無難ではないか。
・竈って暖房や照明代わりになるものか? 煮炊きにも使える炉の方がよくないか?
・倅だったり、息子だったりと、同一人に対する呼称は統一して欲しい。
・「手提」は、普通は鞄のことではないか。手持ちのカンテラ様のものを意識してるなら、
 「提灯」とか「観灯」とか適当な用語を当てて、「カンテラ」とルビ振るのがよいと思う。
・相手の素性は割れているようで、実は割れていない。こういう場合、旅人は油断しない。
 油断したフリはしても、ぺらぺら自分のことを喋ったりしない。
 そうしないと、たぶん生き残れない。山小屋に入るだけで緊張するような世界では。
・シンデレラはともかく、葉限なんて誰も知らないよ。
 イザナミ・イザナギとオルフェウス・エウリュディケの方が適当では?
・どこかで見た文体だとずっと気になってたんだが、夢枕獏か。九十九乱蔵だね?