1 :
名無し草子 ◆ZnBI2EKkq. :
宣伝が激しくいらない
読者は作家に似てくるものだ
11 :
佃煮マニア:2011/05/14(土) 00:44:43.35
ドストのキャラに萌えるってよくわからないのですが。
バフチンも語る通り、ドストって登場人物のキャラをいかに立たせるかよりも
群衆のからみあいのありさまを重点的に描いてる人でしょう?
からみあいのありさまに重点置いてるわりには
やたら美形が出てきたり
やけに独白長かったりするわけだが
13 :
佃煮マニア:2011/05/14(土) 01:07:44.55
それもそうですねえ。
若い登場人物はのきなみ美形です。
かくいう私もイワンのファンなんですけどね。
ちょっと見栄をはってバフチンとか言ってみました。
14 :
吾輩は名無しである:2011/05/14(土) 01:18:06.49
おっさん軍団に萌えるなら、
なんといっても死の家の記録だな。
登場人物が多すぎていまいち憶えられないのが難点だが
虐げられた人びとは完全に萌え小説。
キャラを立たせることと群衆のからみあいのありさまを描くことは両立すると思うけど
>>14 ペトロフは、中二病が妄想するような最強の男
「おれを怒らせるとは命知らずだな」的な意味で
>>15 ネリーですねわかります
ネリーはツンデレ、ヤンデレ、ロリコン、
薄幸の美少女すべての要素を
併せ持つ文学史上の傑作キャラ
ドストでマジでロリコンだった疑惑があるんだよね。
幼女を風呂に入れてたみたいな目撃談があるとか。
>>19 え? 俺もよくあるよー! 担任教師(女)の可愛い娘さんだが、、
一寸むくむくしたけど我慢した…。
俺にも似たような経験がある。やはり我慢した。
ロリコンの事件は人ごとじゃないと思った。
クリスマスと結婚式、貧しき人々なんかは
おさーんが少女と結婚する話だしな。
>>22 当時のロシアでは珍しくないこと。
60代の男と10代の女の結婚とか普通に行われていた。
20代で未亡人になって、同世代の男と恋愛したりする。
ああ、そういやワルワーラ夫人が
ダーリヤとステパン先生の縁談を画策してたこともあったね
スヴィドリガイロフも死ぬ寸前に
親公認でロリっ子と婚約(?)してたし
そう考えると身につまされる思いがするなぁ
当時に生まれてなくて良かった
アラサーの自分でも60代とは結婚したくない
まぁでもどの身分に生まれたのかにもよるよね
未成年のアルカージイの姉も
老人のソコーリスキー公爵と結婚しようとしてたね。
年上女房はスヴィドリさんか
アルカージーの母親も
18歳の時に50歳のマカール老人て結婚したんだよね
農民でも普通にあったのか
結婚は個人の意思で決まるものでは無く、ましてや恋愛の延長でもない。
女性の場合、恋愛の自由なんて結婚してから後の話。
年の差結婚の場合、年寄りは若い者をペットのように可愛がり、若い者は年寄りのお金が目的。
一行目だけ読んで「こいつ解ってるやつだ」って思ったけど
二行目で幻滅して
三行目で文学板から出てけって思った
男も女も公然と浮気をしてたようだが当時の社会では浮気は黙認されてたんだね
離婚が難しかったとか東洋とは違って女性の権利が強かったり一夫多妻が認められてなかったりってな事情もあったんだろうけど現在の日本人からは理解できないねえ
31 :
コアラ:2011/05/18(水) 03:08:50.32
ドストはロリコン
それはストラーホフが撒いたガセネタ
ドスト読者はロリコン
>>32 それはそうなんだけどさ
ドストエフスキーの父親が農奴の娘に手を出していたっていうのは、
何歳位の娘だったんだろうねえ
ドストエフスキーは若年者が熱中して読むものみたいになってるけど、
中高年も読んでほしいね
年をとってから分かるとことがいっぱいある
10代〜20代で読んで、40代、60代くらいのときに読み返すと
またこれがいいんだ
でも、こんな小説高校生や若いもんに読ませていいのか?と思うこと
もある
ドストに限ったことじゃないが、十や二十のガキが読んでも粗筋しか解らんだろ。
例えば罪と罰の冒頭にマルメラードフの独白があるが、世間を知らないガキがあれを読んでもただの「意志の弱い酔っぱらい」にしかみえないのではないか。
あれを読んでニヤリと出来るのは、ある程度世間を知ってからでしょ。
知らんに越したことはない
>>36みたいなやつに限って理解できてないんだよな
ある程度世間を知ってからでしょ(キリッ
>ドストエフスキーは若年者が熱中して読むものみたいになってる
え!!???
どこ情報だよそれw
40 :
吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 16:22:44.42
ぺトラシェフスキーサークルに参加していたチュルヌイシェフスキーの何をなすべきかを読んでる途中だけどイマイチのめりこめない
42 :
佃煮マニア:2011/05/19(木) 21:59:03.99
>>39 っていうか、あれだけ重厚な読み物を読破するのってパワーがいるから、
若いうちしか読めないんじゃないですかねえ。
プロの評論家とか研究者が仕事で読むのは別ですが。
仕事引退した中高年のほうが時間あるんじゃないの?
そもそもパワーがいるっていうのが良くわからないけど。
44 :
ANNNO:2011/05/19(木) 23:06:53.57 BE:1020974235-2BP(0)
俺のゼミの教官がフーリエを専門にしているのをじつは密かに隠しているのを明らかにしたのにはかなり笑った。
何がフランス重農主義の研究だ。
俺もルソーを研究するように振る舞って、ターゲットは、ドストエーフスキーそのものに他ならないのは、
ピロートークでしか語られない、俺と彼女たちとの隠された真実だ……。
てかドストエフスキーって読むのにそんなに根気いるか?
翻訳シェイクスピアのつまらんとんち合戦のほうがよっぽど苦痛だぞ
46 :
佃煮マニア:2011/05/19(木) 23:32:28.22
いやいや、ドストエフスキーは難解なので有名なのです。
すらすら読めてしまう人の方が少数派なのですよ。
一度はまればどこまでものめりこめるんですがねえ。
多くの人が門前払いを食らうんです。
47 :
吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 23:37:37.29 BE:3675504896-2BP(0)
ドストエフスキーの語る犯罪、「殺人」や「自殺」は、天才的な筆致のもとで描かれていてリアリティに満ちていて重い、……或る意味フモールもあり明るいが。
深く読み込む体験に至るには、アンリミテッド・パウワーーー!!がいる。流石は『死の家の記録』を経ているだけの特異な存在。
では!
48 :
吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 23:43:45.78 BE:1089038382-2BP(0)
勧誘されて吃驚した。「ドストエーフスキーの会」の五人組ってどんだけ妖(あや)しい秘密結社だよ!
フリーメーソン、KKKとかの比じゃねえ
カラマーゾフの兄弟と地下室の手記はスラスラ読めたけど悪霊は辛かったな
50 :
吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 23:46:34.56 BE:4288089479-2BP(0)
団鬼六、亡くなったね。あの世でもダンキロクじゃないとか言っていそうw
51 :
吾輩は名無しである:2011/05/20(金) 15:14:08.66
ドストエフスキーは10代じゃまず理解できないよ
ただ漠然と、作品の持つエネルギーに圧倒されるだけ。それで分かった気になっているだけ。
本質を理解するには歳を重ねる必要がある
そんな僕は10代
53 :
吾輩は名無しである:2011/05/20(金) 16:34:27.87
読解力(笑)
54 :
吾輩は名無しである:2011/05/20(金) 16:56:29.35
俺コテつけようかなもう
57 :
吾輩は名無しである:2011/05/20(金) 17:50:22.15
白痴と悪霊を買ってあるんだけど
どっちを先に読んだほうがいいとかある?
特に無い?
カラマのアリョーシャorミーチャが好き→白痴
罪罰のスヴィドリガイロフが好き→悪霊
質問です。
『カラマーゾフの兄弟』の岩波文庫版には複数の種類があるのでしょうか?
amazonなどでは1巻が税込み798円となっていますが、今日書店で買ったものは税抜き660円でした...
物価上昇前の古いやつじゃね
岩波は書店買い取り制だから古い奴でも売れるまで並べるよ
>>60 なるほど、ありがとうございました。
第一巻だけ背表紙の色が薄いタイプでした。
>>59 増版されると価格が上がっている場合があります。
カラマ、白痴、悪霊、罪と罰、地下室、貧しき人々と、あといくつかの短編を読んだんだが、
次は何を読むのが良いだろ?今のところ悪霊かカラマが一番好き
まあ、最後の5大長編の残り、「未成年」を読めば、
読破したと自慢できるかも。ただ、あまり気に入らんかもしれん。
ここの住人は、「虐げられた人々」を薦めるのが多数派だろう。
何せ、幼女萌えが多いからw
>>65 なるほど、ありがとう
前?スレで、虐げられた人々は罪と罰系統で、
未成年は悪霊・白痴系統っていうレスを見たような気がするんだけど、
その辺はどうなんだろ?
67 :
佃煮マニア:2011/05/22(日) 21:37:13.03
味がある絵だね!!って言ってほしいのか?
スヴィドリガイロフはもっとすけべっぽい顔だ
>>66 その系統はどうかと思うな。
虐げられた人々は、モロにディケンズ風。泣ける話。
未成年は…、これはちょっと不思議な作品。焦点が定まらず、
構成や人物造形が雑な感じがする。だからあまり人気がないのかも。
強いて言うなら、カラマ系統? 異論が多そうだがw
>>70 ふーむなるほど 虐げられた人々は地下室より前で、未成年は悪霊の後なんだよな
とりあえず未成年から読んでみることにするよ ありがとう
なんか、スヴィドリガイロフより、ドストそのものって感じw
スヴィドリガイロフは細面の、痩身。しかし唇が分厚く、テラテラ
光っていて、肌はつやつや、脂ぎって、目がギラギラ。
73 :
佃煮マニア:2011/05/22(日) 22:04:16.41
みなさん率直な感想をどうもです。
スヴィドリガイロフってもっと長髪で髪が脂でテカテカのイメージなんですよね。
また書き直したらあげてみます。
ステパン先生お願いします
75 :
佃煮マニア:2011/05/22(日) 22:20:11.94
76 :
名無し草子:2011/05/23(月) 02:48:19.07
>>67 やっぱ流石にうまいなあ絵画……。そりゃそうか。スヴィはかなりよい感じだと思う…
ステパン先生って、もちっと高貴にて、何となく仙人めいた方向の印象の気がするかな…
外見は異なるけど『レモ・第一の挑戦』のチュンみたいなかんじ(?)
スタヴ、ピョートル、ラスコ、イワンにも興味があるけど、
文章中に描写があったり岩波文庫での表紙にあったりとイメージし易いか。
うわっ、なんつー面子だよ。
>>75 佃煮マニアさん、できましたらドーニャ(!!)、キリーロフ(!)、地下生活者(!!!)www
なども描いてみてくださいな。。(なんつー、注文を… たぶんに大爆発じゃん……!!)
78 :
佃煮マニア:2011/05/23(月) 17:43:30.87
なんかこのスレって女が多くない?
ドストって女が好むのかな? 女には犯され願望があるっつうし。
レイプ願望なんて幻想だよ
>>77 ああ、私の思うステパン先生に近い気がする…
気弱そうなところとか
ふざけんな性犯罪者は氏ねと思ってるよ
なんでドスト好きだと犯され願望があることになるんだ
佃煮マニアと名無し草子は古参なの?
なんとなくウザい(いい意味で)
>>78 ああそれなんかいい
キリーロフは感じ出てると思う
84 :
名無し草子:2011/05/23(月) 23:23:12.83
>>78 キリーロフ。うまいなあ! 確かに宿命的な顔つきをしているね……。生粋のニヒリストですか、、
重苦しい表情なのにワザとらしいお洒落感を意識せざるを得ない感覚に自分で困惑している様子を
醸し出しているところが上手い。夜中に冷たい紅茶を飲みながら部屋の中を歩き回っている
そういう姿も想像できます。(ついでながら力石徹や岡田克也にも通じるものがw)
ドーニャ。意志が強そうで可愛くてふつうにも美人なところイメージ通りです。
すこし、スヴィを日常に意識してか何事に対しても幾許か警戒していそうな険しい表情がいい!
好いプロポーションをしているのに見せるのは鎖骨までとかボディのスタイルとかもいい!
地下生活者。はじめ見たとき、えっ!と思ったけど、若き日の彼かな、40歳バージョンではないのね。
実は、佃煮マニアさんの「或る面の」分身の自己イメージを描くかなーと期待していたけど、
そうはならなかったみたい…ですね。w
当然「異常に」神経質なのだろうだけど自分の意に反して清潔感があって、
結構、知能が高くモテそうなのだが、やはり肩幅が狭い印象を与えるのね。
のびのびと踵で呼吸して欲しいです。
個人的には自分のイメージ通りとは言えないかもにしても、
在りし日二つ合わせの鏡を見れば、そんな像が映ったかも知れず……。w
佃煮マニアさん、……ありがとうございました。では! www
レスに加齢臭漂い過ぎワロタ
的確な一行レスワロタ
ブラヴォー!! 凄く上手?です
わかる
確かなババアの存在感
93 :
吾輩は名無しである:2011/05/24(火) 00:17:48.12
えーそうなの
詩的な流れだな
今日もニヒリストに満ちてますね!
イワンはフリーメイソンなんですか?
いいえ、ただの無神論者です
アダムスキーってキャラが出たのはどの小説だっけ?
ニヒリズム位いい加減克服しろよな
ほっほっほっ
>>78 上手いなあ。
ドゥーニャだけイメージとちがうわ。
この調子でいろいろ描いてほしいw
このスレ大人気の虐げられた人とか
カラマーゾフの一家を書いてください。
なんか長文が書けないですが、みなさん絵についてのコメントどもどもです。
>>103 申し訳ないですけど、きりがないので気が向いたらまた。
それはninjaがリセットされてるからやな
というか今日一日だけで4回ぐらい忍法帳消されとるな
イメージが貧困過ぎる ドストのコミカライズは全部画太郎にやらせろ
画太郎の罪と罰楽しみだけどいまどうなってんの
ラスコーリニコフの名前がエビゾーになってるんだよなww
ラズミーヒンの絵を描いてください
ドストエフ好き
地下室も好き(シュキ)
114 :
吾輩は名無しである:2011/05/30(月) 16:56:10.47
罪と罰を何とか読み終えた。序盤のほうでラスコーリニコフが殺人の後隠して埋めた
袋が誰かに掘り起こされていた?みたいな伏線があったような気がしたんだけど、誰がやったんだっけ。
もう一回読み直す気力はない・・・
ような気がした夢を見たってのはあったな。
そういえば「ユリイカ」かなんかで白夜を漫画で書いてた奴がいたな
名前忘れたけど
ドストのユダヤ嫌い
119 :
吾輩は名無しである:2011/05/31(火) 10:26:30.62
いや、むしろドストエフスキーは人間嫌いなんだよ。
ツァマ川に入水したのってドスたんだっけ?
>>113は皆で申し合わせたようにスルーかよ。
冷たい連中ばかりだな。もうここには来ない。プソプソ
>>121 だって誰も求めてないのにオナニー素人絵貼るんだもん...
リンク先の絵を見ないねらーは多いよ
124 :
吾輩は名無しである:2011/05/31(火) 18:51:45.54
ドストエフスキーは腐女子が好む
まあまあ喧嘩しないで
あまりに腹がたったからさっき外で塾帰りらしきガキ蹴飛ばして泣かしてしまったわ。
おやまあ。絵は面白かったよ。また描きなよ。
イワンも腹立ちまぎれに畑で捕まえた農民を撲殺しましたよね。
>>130 あれは死ななかっただろ? 違ったかな?
まあ確かに唐突な暴力って多いよなドストは。
むしろそれが一大テーマつうぐらいだし。
殺人あり、強姦あり、リンチあり、顔に唾棄あり、鼻つまみあり、ですからねっ!
>>130そんな場面ないよ。
雪の中で酔っぱらいとぶつかって
相手が寝ちゃったけどそのままスルーしてった場面と間違えてない?
>>134 そうだった。そのままスルーするんだけど帰りにまだ倒れていたので
助けるんだ。
というか、農奴解放後の時代が舞台だから
>>130の行動取ったら普通に殺人罪が適用されるだろ
それなのにそんな軽はずみなことしないよ
確かイワンがスメルの顔でなく肩をなぐるのもなんか
当時の法のためじゃなかったっけ?
へぇ、侮辱になるとか?
古本屋で罪と罰を手にとったらキャッシュカード出てきてワロタw
ウソ乙
>>134ロシアって多分
そういう方法で腹立ち紛れに殺される(過失致死?)人間は多いんだろうね
酔っぱらいはいくらでもいるし
吹雪の中で人気がないっていうシチュエーションも普通だろうし
ほぼ確実に事故として処理される
山のような男たちに囲まれて死ぬまでボコられるなんて
想像しただけでおしっこちびっちゃう…。
それはそうと、地下室の手記が面白くてたまらんのだが。
罪と罰も読んだけど、こっちはあまり面白くなかった。
なんか共感できる部分があまりなかったというか…。
悪霊嫁
地下室は前半が、小説でなく、愚痴日記みたいでつまらんかったわ。
>>119 作家に人格者を求めるのは不毛だからね
ドストの作品が
つまらなくなるわけじゃないし
まあ、いいや…
なんか嘘って言われてしまったけど、キャッシュカード挟んであったから触らずに本を開いたまま店員に渡した
罪と罰ってそんな話なの?せっかく初ドストエフスキ読もうと思ったのに、そんな気分じゃなくなっていい迷惑
いや初めて読むなら良い選択とおもうけど
最初はカラマーゾフがいいと思う
AKB48の新曲Everyday、カチューシャって
タイトルにロシア人の愛称入れてあるんだな
カチューシャといえば復活
ドストエフスキーはどうでも良すぎる無駄話が多すぎて途中で皆挫折してしまうと先輩に注意されたのですが本当ですか?
現代の小説だと精々1頁で終わるような話でも延々30頁続くとか、、、。
ここには挫折してない人しかいないから皆挫折するかと聞かれてもな…。
まあ全編うわごとに満ちてはいる。
基本的には登場人物みな躁鬱と思ってよい。
ただ、内容がどうでも良すぎると思うのは最後まで読んでないからそう思うんじゃない?
長編は無関係に見えるエピソードものちに重要な意味を持ったりするから。
ドストがニーチェに言及してる文章ってある?
>>151 俺はルージンがドゥーニャに宛てた手紙を
ラスコが分析したくだりでこりゃ最後まで読めるな、と確信した。
>>151 まあ口述筆記だからな。ドストの作品は。
「無駄に過剰なのがウゼえw」って喜べる感じじゃないと
ドストエフスキー読むのは苦痛だろうなあとは思う
ドストエフスキーの作品を初めて『罪と罰』『地下室の手記』『カラマーゾフの兄弟』『死の家の記録』『悪霊』と読み進めました。
感想。
現代の日本文学作品って何? 存在意義あるの?(鴎外、漱石、谷崎、三島は現代でないとして。大江、村上、水嶋ヒロ等ね)
芥川賞なんて価値なんてあるの?などとあたしは感覚しました……。誰か、答えてください!!
森見登美彦は凄いと思うけどね
夜は短し歩けよ乙女の冒頭3ページで敗北感に打ちのめされたよ。
夜は短し歩けよ乙女は数年前に読んだことある。
文章表現が独特で面白かったけど、それ以外に
特に深い感想はないなぁ。
ぷっw
ドストと森見ってwくらべるの失礼だろ!
ついでにドストがすごいと、なぜ日本文学の存在意義がとわれるんだ?
そんなこと言ったら、俺たち凡人はこの世で生きていけないだろうなw
最初に満腔がどうの酒精がどうのと卑猥な言葉を並べ腐って
僕は投げ飛ばしてやろうかと思ったんですよ
その言葉の元来的な意味はさておいて、音感は明らかに確信的に読者を挑発している。
「なんじゃコラ。青年向け大衆文学の皮かぶって俺に官能小説読ませたいんかこのボケ」と。
僕はこのたった1ページでこの舐め腐った文芸モドキを見限ったんです。
ただ、ハードカバーで千数百円払ったことの貧乏根性もあり仕方なしに読み進めましたよ。
2ページはもっと酷い。何の脈絡も無く、”おともだちパンチ”とやらの説明が独白形式で続く。
最初のページは地の文で終始して唐突に話題を変えたと思ったら独白調に文体まで変わってる。
落丁にしては中途半端なところで、意図する展開が全く読めずに
芯が浮ついたままにただ文字だけを追うことを強要されるのです。
3D酔いにも似た不愉快さを感じながら、「このシュールさが現代的な面白さなのか?」と
いやいやながら引っ張り出した好奇心で”おともだちパンチ”の紹介を受けるんですね。
要約するとこんな感じです。
普通に拳を握ると如何にも怖いし暴力的でよろしくない。
だから親指を人差し指、中指、薬指で包み込むように拳を握ってみましょう。
すると殴った方も痛いし、見た目にも招き猫を彷彿とさせて優しい印象を受ける。
もしも親愛する友達を殴る必要があるときにはぜひともおともだちパンチを使いましょう、と。
ややあって、「不思議な世界へご案内しましょう」的な締めの言葉で3ページ完了するわけです。
その次は章立てのページがあって、そこから本題へと。
形式としてよく出来てるのはね、この3ページはいわゆる”まえがき”に相当する内容なんです。
関西一円ではね、「しょっぱなにパンチをかます」というスラングがあります。
ヤンキー高校生が初日に暴れたりして周りをビビらせるような行動です。
この冒頭のまえがきは文字通りに「しょっぱなにパンチをかました」んですよ。
ただ、あくまで”おともだちパンチ”であると。冒頭の卑猥な音感が正にそれです。
小説の娯楽性はこの3ページで表現されてます。
中編でやや自虐的に自己言及してますが、内容なんかどうでも良いんです。
現代的で面白いじゃないですか。
結局重要なのは愛なんだよ。
繊細で愛情こまやかな常識人はナポレオンにはなれないんだよ。
刑務所から見渡す野原はあまりにも鮮やかで美しく太陽に恵まれ輝きを放ち
そこには自由があったんだよ。
何もかも失った二人の若者は遂に無限の小宇宙を手に入れたんだよ。
>>157みたいなこと言う典型的なドストヲタって多いよね
反面教師にしよう
感激しやすい性質なんだろうね。
ある意味ドストキャラに通じるものがあると思う。
ドスト好きの自分はもちろんそういう人が大好きです。
166 :
吾輩は名無しである:2011/06/03(金) 00:00:30.39
「人間なんて永久に変わらないものだし、人間を作り変えるなんて
誰の手にも負えるものではない。骨折り損のくたびれもうけという
もんだ!これが人間の法則なんだ・・・・・・」
167 :
吾輩は名無しである:2011/06/03(金) 00:02:27.94
絶対評価ならまだしも相対評価で日本文学の存在意義を否定するのはおかしいだろ
ドストエフスキーとかトルストイとかってメイン料理みたいなもんだけど、
芥川賞小説はデザートという感じ。
>>168 なんでドストのスレで芥川賞なんて単語出してんの?
乳なんとかなんて、腐った納豆みたいなもんでデザートとかおこがましいわ
世界的巨匠と、新人作家に与えられる芥川賞の作品を比べるって頭おかしいだろw
日本文学大賞とか谷崎賞とかならまだ分からんこともないけど
そうですか?
じゃあ芥川賞作家でノーベル文学賞受賞の大江とかどうですか。
>>157みたいなのって、釣りじゃなかったらロシア文学読んでる
俺様かっけーみたいに思ってるんだろうな。
何年か後にも覚えてる脳があえば思い出すたびに顔真っ赤になりそう。
芥川賞の作品と世界的巨匠の文学全体とを比べるんだぜ?
ずっとまったり進行してきたのに何かいきなり変なのが沸いてるな
ドストの魅力はパワーだよ。言ってる内容自体はたいしたことないんだ。
パワーと大げささだな。もちろんそれでいて細やかなところもあるけど。
作家の日記って、主要長編は全部読んでからの方がいいかな?
白夜、虐人、賭博者、永遠夫とか未読なんだが
>>165 そうかな?
ただの見栄っ張りだと思う。
「世界的文豪」の書いた「古典的な名作」を読む自分に酔ってるだけで
内容なんか本当はどうでもいいんだろう。
【ドストの欠点】
・だらだらと長い
・文体が古い
・1頁以上喋り続けるのは当たり前
・登場人物のひとり言が激しい
・ヒステリックな登場人物たち
・妄想で突っ走る登場人物たち
・すぐ聖書を朗読しはじめる登場人物たち
・可愛い子を見つけるとすぐ膝に乗せてチュッチュする登場人物たち
・キリスト教文化を理解してないとちんぷんかんぷん
・人物の呼び名が複数あり混乱
人物の呼び名はドストに限ったことではないだろ?
ドスト以外の露文読んだことないのか?
>・可愛い子を見つけるとすぐ膝に乗せてチュッチュする登場人物たち
これだけは認めるw
キリスト教わかってないとチンプンカンプンなのは西洋文学全般に言えることじゃない?
考え事をするときに部屋中をひたすら歩きまわる登場人物たち
・ロシア正教マンセー
・ユダヤ人は金貸し
・ポーランド人は詐欺師
登場人物の呼び名を欠点として挙げるのはおかしいだろ
その国の習慣なんだから
ハイファンタジーとかなら分かるが
>>184 「自由や個人主義は西洋の習慣ですから日本にはなじみません」
と言う体制派知識人みたいなこと言うなよw
逆に藤沼貴の戦争と平和の新訳では読者に分かりやすいように全て呼び名を統一してるんだが全く味わいが感じられない
ピョートル・キリーロヴィチとかベズーホフとか書かれてるところも全てピエールになってる
2巻からは別の訳に乗り換えた
>>188 いやいや「わかって」いるって信仰してるとか熟知してるとかまでの話じゃなく、
知識として全く知らなかったら意味不明なところが多過ぎて味わいが減るという程度の意味でw
>>189 ああ、分かる気がする。
愛称と蔑称と父称を使い分けるだけで声音まで伝わると思う。
でも藤沼訳は露文初心者向けと言うコンセプトからすれば正しいんじゃないか?
人によってはカタカナ人名というだけで苦手な人もいるし。
あと合間のコラムが良かった。
>>181 それの全部があなたの言うとおりに改善されたら、読む価値がそこに残っているのか
なんて、疑わしいだろうね!
>>189 呼び名を統一って、それはマズいだろおおおおお。
亀山訳もそうだっけ。
そういう訳は岩波少年少女文庫にしろよ
日本語だと呼び名が統一されてても何となく雰囲気でもっていきやすいとこがあるんだろうね
>>181 ・1頁以上喋り続けるのは当たり前
カフカとかひどいよ。
城なんか、セリフが4ページとかになったりする
地下室の手記「4ページ?まだまだ小物よのう」
ドストを読んだことがない奴がいるな。
三島はあの西洋文学の長い抽象的会話に憧れて、
創作ノートに「ドスト的会話」ってある「美しい星」で
それを試みたが、本人、成功したとは言いがたいつうてるね。
呼び名を統一って、日本の文学で例えれば唯があずにゃんを梓ちゃんて呼んだりするってことでしょ?
ありえないわ
三島なんて小物の名前をドストスレで出すなよなw
恥かしいやつだw
ドストエフスキーは粗方読んだかなあと思っていたら、「二重人格」が未読でした。
なんかこの作品は世間でかなり評判が悪かったらしいですね。
しかし、まだ未読の作品があることでワクワクしてきました。
そのうち図書館で探してみます。
読みやすさや勢い重視の訳文なら呼び名統一は理にかなってると思うが
ロシア文学は、呼び名の変化に登場人物の微妙な人間関係や
気分の変化が現われてると思うので
統一したら読み取れる部分が減る
ドストの短編はどうですか?自分長編読んで、こいつすごいなーって思ってから、
短編集を古本で買ったら、期待はずれだったんですが?
それから作家にも長編と短編で、どちらか一方が得意な人もいるんだなと考えるようになりました。
やさしい女は素晴らしいと思う
やさしい女ですか。短編集にあったかな?いま奥深くのどこにあるかわからない。
あとで探そう。ちなみに地下室の手記も、それほどすばらしい小説とは思わなかった。
ドストって先入観がなかったら、まず好きな小説にははいらないと思う。
罪罰、カラマ、白痴、悪霊はニヤニヤしながら読んだ。
短編も(・∀・)ニヤニヤしながら読めると思うけどな。
スヴィドリガイロフやドミートリィの原型が出てきたりする。
どこまでが短編か知らんが地下室と死の家は人気高い
死の家は短編に入らないんじゃないか?
たしかに各エピソードは独立しても読めるけどさ
>>189 それって松本を「まっつん」、北村を「きったん」、宮元を「みーやん」と
友達が呼ばずに堅苦しく苗字で呼び合うって事だよな!呼び方は複数変えて常に
( )を付けて本名を入れてくれればいいんじゃないか!?
ただロシア語で名前の呼び方が、
ミーチャ、ドミトリ、ドミトリ・フョードロヴィチ、カラマーゾフさん
って変わるのは、ちょっと日本語で、
しんちゃん、しんじ、真二君、松本真二さん と変わるのとちょい
違うような気もする。確かに常に「しんちゃん」って呼んでる人が、
「真二君」って呼ぶことはあるけど、ロシア語の変更よりは少ないことの
ような気がする。詳しい人いない?
ドストの短編〜中編って、
設定とか形式がキャッチーだったりちょっと前衛的だったりするのが多いよね
変なリンク貼るなよ
短縮URLの存在ぐらい知っとけよオッサン
他のスレに貼られていないから、ブラクラではないだろうと思ったけど、
私もちょっとドキドキした。
上の書き込み、さりげなくドスト文体なのが笑えました(笑)
芸達者だなあ。真似できない・・・
カルマジーノフをディスってる風に映画評論するサイトがあればきっと流行る
>>219 ドストエフスキーの文体・文型になってる!!!
工藤訳で未成年読み始めたが挫折するかもしれん
罪と罰や白痴あたりはただ読むだけなら未成年と比べるとかなり楽なんだな
おれ的には未成年は結構よかったわ。
好き嫌いでいったらドスト作品の5本の指に入る。
5大長編で比べられると、完成度で見劣りするのは確かだが…
地下室の手記とかポルズンコフとか読みずらかった
ゆとりは回れ右
>>204 ヴィスコンティの「白夜」はもっと評価されるべきですよね。
原作の感傷性や孤独感を独特な映像美で表現できているし。
ドスト氏関連の映画はあまり観ていないけど、観た中では一番しっくりきました。
ヴィスコンティの『白夜』は白夜ではない
映画はクリスマスが舞台だよね
ドストの白夜→ちょっと冴えない孤独な男が主人公
ヴィスコンティの白夜→モテるイケメンが主人公
マルチェロ・マストロヤンニを見て、これは絶対に(原作と)違う、と思った。
231 :
[―{}@{}@{}-] 吾輩は名無しである:2011/06/08(水) 19:53:57.09
ドストエフスキーの作品で二作しか読めないなら
悪霊
カラマーゾフの兄弟
この二作品が良いですか?
2作しか読めない人に、みなさんはどれを推薦しますか?
そんな人いない。
>>231 二作だけ選ぶならそれかも知れませんね。
でもなんで二作だけ?なんですか?
最高傑作二つならそうかな…。
一冊だけなら、カラマか罪罰。w
235 :
吾輩は名無しである:2011/06/09(木) 01:10:47.87
150年前のカルト作家一人にpart31とはまったくキチガイ沙汰だな。
知性信奉型スノビズムというかミーハー根性というか・・
一種の風土病か・・
2chでスレが伸びてる理由に知性信奉型スノビズムとかwwww
むしろ2chでこそ伸びるのに納得いく作家だろう。
コムズカシイ言葉に絡んで「俺って知的!」ぶりたい感じが
とりもなおさず知性信奉型スノビズム
>>235はドスト読んだ事あるのか?
ドストがスノッブとかありえないんだが…
熱病系というかオタク系というか
いまどきスノッブはドストなんて読まない気がするw
一般的には二作品なら罪罰とカラマじゃね?
作品の完成度とは別として死の家と賭博者は作者を理解するためには必読すべきだと思う
作家の日記を読んでない俺が偉そうに書くことではないけど
243 :
吾輩は名無しである:2011/06/09(木) 14:08:03.91
おまえら、こんなところで道草食ってばかりいないで色んな本を読めよ。
他に面白い小説なんていくらでもあるんだから。
ドストエフスキーなんて異端の一作家にすぎないんだぞ。
能書垂れるよりまず他の面白い小説を教えろよ
君が何を読んでいるか言ってみたまえ
君がどういう人間か当ててみよう
いまカラマを読んでいるんだけど、
上巻のゾシマ長老の台詞が好きだな。
「おのれに嘘をつき、
おのれの嘘に耳を傾ける者は」のあたり。
>>243 他の面白い小説も読むけどドストも面白いよ。
ところでドストの何を読んでつまらなかったの?
248 :
吾輩は名無しである:2011/06/09(木) 19:34:13.31
>>245 隠れた名作ならほぼ網羅してる
AIRとか家族計画とかこの世の果てで恋を唄う少女yu-noとか
>>246 ゾシマ長老の回想録が好きだ。
お兄さんとか僧侶になったきっかけとか、
罪深い篤志家との出会いと別れとか。
YU-NOは別に隠れちゃいないし、
何よりあれはゲーム性をも文学に取り込んだという意味で面白いだけだ
「ほぼ網羅」なんて言っちゃうあたりが引き出しの少なさを露呈しちゃってるw
>>245 カルマジーノフの初恋を愛読しております
他にはモーパッサンなんかが好きです
ツルゲーネフまったく読んだこと無いが悪霊のせいで読む気になれなくて困ってる
白痴もだけど、時々ドストって、
才能ない(とドストが思う)虚栄的なやつに対して
物凄く冷酷な描写するよな
ツルゲーネフのことは
才能ないと本気で思ってたわけじゃなくて
単に私怨から悪口言ってみただけじゃないの
ルージン、カルマージノフ、ザミョートフ、地下生活者wwwか
258 :
吾輩は名無しである:2011/06/10(金) 00:54:41.06
>247
実は16,7の頃に熱中していて主要な長編はだいたい読んだんだよ。
だけど年とともに自分が見えてきた今となって、
その頃の頭でっかちで傲慢でアンチソーシャルだった自分の嫌な部分と
ドストエフスキーの小説のイメージが、どうしてだかダブるんだ(笑)
悪霊読者にはメルシー=ツルゲーネフという図式が出来上がってるきがするw
>>258 ああ、なるほど、確かにスタヴローギンとかラスコーリニコフあたりは
頭でっかちで傲慢でアンチソーシャルだなw
ラズミーヒンとかキリーロフとかアリョーシャとか
ネリーとかグルーシェンカとかが好きだと
とたんに萌え小説となる。
>>256,259
ツルゲーネフよりはドストの小説が好きなんだけど、
性格はツルゲーネフのほうが良かったんだろうなと思う。
こんだけ言われてもお金貸してあげてるし。
261 :
吾輩は名無しである:2011/06/10(金) 09:36:06.16
オレはもう萌えないなあ。
彼の後期長編の登場人物って正義の味方も卑劣漢も一様に孤絶してるんだよ。
社会からも仲間からも家族からも。
物語には最初から最後まで世間並の人間の絆がまったく存在しない。
自分の思想だけが大好きな狂人じみたナルシシストばっかり。
だから無理やりにバランスを取ろうとしてソーニャやムイシュキンや
アリョーシャのような理念的博愛主義者を発明するのだろう。
ドストエフスキーってきっと人間嫌いだったんだと思うな。
お前らの評価が高かったから地下室を再読してみたんだが良さが全く分からん
俺の評価では虐げや白夜と同レベル
俺自身は性格的には地下室の住民と似てると思うんだが似てるから別段そんな思想は指摘されるまでないじゃんって事なのかも
罪罰>カラマ>死の家>賭博者>悪霊>白痴>未成年>その他
今気付いたわ
現代的な意味でドストの系譜を最も色濃く継いでる作家は橘玲だ。
完全に盲点だった
>>262 虐げられた人々を白夜や地下室みたいのと一緒にすなや!
┃┃¨ー╋┓ ┃┃¨ー╋┓
山城むつみの「ドストエフスキー」読んだ人いる?どうでしょう?
自分で読みなさい
>>261 なんか納得。基本的に独りよがりが多いよね。
きっと人間が好きで嫌いだったんだろうと思うよ。
嫌いなだけだったら作家にはならないと思う。
悪霊やっと読み終えた
上巻は一週間かかった上に斜め読み箇所が多々あったけど下巻はスラスラ、告白物が好きな自分には珠玉の一篇だった
無学だからやはりキリスト的観念や当時の政治的な?世相の濃い部分があると、途端に詰まってしまう
これで残す長編は白痴だけ
>>261 孤立した、寂寞とした人間像というのは、後期漱石とやはり似ていますな。
ドヤ顔ポーレチカたんをクンカクンカしたい
271 :
吾輩は名無しである:2011/06/11(土) 18:53:34.38
ドスト作品のNo.1ヒロインはダントツでグルーシェニカ
だな
274 :
吾輩は名無しである:2011/06/11(土) 21:07:47.58
メジャーな作品でなくてすまんが
ネートチカ・ネズワーノワ
主婦(家主の妻、おかみさん)
おとなしい女
は、どう?
ステパン先生まじかわいい
>>261 慧眼だけど
ヒトデナシとして人は愛してたんじゃないかな。
ヒトデナシの流儀ではあれ
でなきゃステパン先生みたいな人物造形はできないんじゃないかと
あとロシアの冬は長くて厳しくてやることないから
自然に内省的なナルシストが生まれるんじゃないか
ムー大陸ってドスト読むんですか?
なんか意外・・・
捨てパン、新潮文庫だとフランス語の会話がカタカナで書いてあって痴呆に見えるんだが。
かわいいからいーの
新潮しか読んだことないんだけど
他の訳ではどうなってるの?
兄弟読んでない。
悪霊岩波版品切れだからなー
ネートチカ・ネズワーノワ
主婦(家主の妻、おかみさん)
プロハルチン氏
↑この辺の訳本って文庫じゃ無いよね?
ドストは人間嫌いって話が出てるけど俺は好きだったと思うがな
悲惨なことになってると聞くとすっ飛んで行って最前列で恍惚とした表情で観察
普段それぐらいやってないと描けないんじゃないかと思える作りだ
ベクトルがどっちにしろ物凄く興味津々だったってことか
ドスト氏が孤立した、社会性を欠いた人間ばかりを書いた。
アリョーシャのような博愛主義者はバランスを取るための造形に過ぎない――という批判
これが的を射た批判かどうかは賛否両論ありそうですが(私は非)、他ならぬドスト氏は以下のように言っています。
『偉大な過去の名に対する感謝は、青年の心には付属物であらねばならぬ――』
これはネクラーソフがプーシキンよりも偉大だとした青年を擁護する際の、ドスト氏の言葉です。
ただ過去の偉人の偉大さにひれ伏すよりも、批判する側に回る青年の無鉄砲さにドスト氏は共感を示しているんですね。
それが何か関係あんのか?
名無しのドスト批判に対する面当てか?
ご本尊ドスト様に共感する僕はドスト神を侮辱されても
笑って受け流せる度量があるので、ますますドスト似の俺はご満足ってか?
ネクラって読んだことないけど面白いの?
大して面白くない。他の長編読んでりゃいい。
カラマーゾフの兄弟のコーリャと自分が似てると思う人は、意外と多いのでは。
そうでもないのかな?
後半犬に画鋲を飲ませた云々のコーリャの語りに共感できるんだけど。
そんな感想しかないのって、私が根本的に理解できてないからか?
逆に、私にとってどうしても感情移入しづらかった登場人物がアショーシャですよ。
彼って穢れがない天使の様な人で、ドストエフスキー的な人間くささがあまりないんですよね。
神と呼ばれたゾシマだって死後に醜態を晒したというのに、アリョーシャはいつもきれい過ぎるんです。
もっと邪心をもってほしいと思いながら読んでました。
そうですか。それは嬉しいですね。
私がおかしいわけじゃないのか。
アリョーシャは続編でテロリストにするつもりだったんでしょう
スタヴみたいに担ぎ上げようとする人物がいて、って感じだったのかな
>>295 ええええええ
コーリャに共感できる事が自然だって事は
いい事ですよね。なんか、コーリャってある意味好感が持てると思いますし。
こうやって話すのもコーリャとそっくりですよねw
いや、勿論、私が知ったかぶりばかりの大馬鹿者だ、って事なんですけどね。
でも、何でもいいんですよ私は。アリョーシャがテロリストとは・・・
・・・大馬鹿者なんじゃなくて、コーリャの性格って、すごく熱くて野性的なのを
誤魔化してるような感じがするんですよね。
自分にとってそれは好意を持つに値する、それどころか見習いたい位の性質なんですよ。
だから、それが当然だという事は、私にとっては嬉しい事以外の何者でもないんです。
嬉しくて当然ですよね。それだけでも何だか、心の重荷が取り去られたようだ。
すかっとする事ですよ。
ドスト小説におけるポーランド人の立場と家庭内における俺の立場が同じらしいね
299 :
吾輩は名無しである:2011/06/15(水) 01:12:20.83
>>298 ある意味ドスト本人に似たメタ的存在の一部って事だな
名誉ある立場だ
何言ってるか分からんなこれ
要するに、社会の中で、ある役割を持った重要な要素として機能してるって事さ。
お前の立場程機能している存在はないんだよ。
なぜか? 非難される立場におかれるという事は、貴方が重要な存在だと、周囲も認めているんだよ。
存在しなければならない理由があったのさ。非難されても存在し続けている。
そういう事だろう。
全ての卑小で偶発的で、現実的な存在を超えた存在
必然と抽象的な概念を備えた、巨大な存在
何者かを体現した存在
それなんだよ。憂いても仕方がない。
自分がそうなってしまった事を悔いる前に誇ろうぜ
続編ではコーリャがアリョーシャに引き続き絡んで、皇帝暗殺未遂に関係するんじゃないかと
推測したのは大江だっけか亀山だっけか。
>>302 アリョーシャがテロリスト云々は、たとえそうだったとしても納得しかねます
アリョーシャがテロリスト・・・コーリャが説得して諦めるというなら分かりますが
彼はそんな事をする人間ではない
>>304 ううん……真面目に話してるんだから、ちゃんと焦点を合わせてほしいかな…。
コーリャだったら鼻で笑う所だ。
>>301に、東電も原発も、全く当たらない。原発は…日本と、社会主義への批判だ。
えー原発ありきの電力料金を享受して来た内省を拒絶して
スケープゴートに仕立て上げただけじゃないの?
いくら批判しても天唾じゃないか
ふふふ。
ニヒリズムの裏返しなんだよ
全肯定して憤りに居心地の良い感傷を提供してやっただけさ
その上っ面剥がしてみろよ
お前は誰よりも卑屈じゃないか
その卑屈という評価すらも全肯定しないと生きていけない醜悪なネズミじゃないか
フィンランド人とポーランド人ってどっちが偉いの?
フィン人はメタファーのアーキテクチャでカニバリズムのイニシエーションだからな
>>303 そんなもん、あなたのナイーブな個人的な願望に過ぎませんよ。
残った本に書かれているアレクセイは田舎の純粋で決定的に経験が不足している
只の見習い僧に過ぎないではありませんか。
ドストエフスキーは前編と同程度かそれ以上のボリュームの続編を想定していて、
恐らくアレクセイはペテルブルクへでも赴き様々な体験をすることになったのでしょう。
序文でも読み返してみて下さい。
>>307 態度の問題じゃないんだけどな。
ドストの作品のポーランド人でしょ?
特定の個人の話ではなくて、現象としてのポーランド人、ポーランドですよね?
東京電力って、現実にデカい顔をしてるだけの会社ですよね? 実際の存在よりもずっと小さくて、役割も小さい。
主役足り得ないんですよ。もうマジレスは控えますけど…。
>>308 そうですか…。
フィリピーンと韓国くらいの違い?
東電の社長がフョードル・カラマーゾフだったらもっと同情かってたのにな
世間の怒りも緩やかだったろうに
え?
315 :
吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 16:52:55.89
316 :
吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 21:56:26.05
ドドストストスト・・・ドドストストスト・・・
イヴォルギン公爵とマルメラードフのキャラがサイコーにワロスw
317 :
吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 22:10:50.33
へっ!へっ!いやどうにもあなたのおっしゃってる意味がよくわかりませんな!
ワシーリィー・ワシーリーエヴナ・ワシーリエビッチ!!!
318 :
吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 22:22:45.20
ザクースカ(塩漬けニシン)に、ウォトカ飲んでネンネしよ。
ドストエフスキーは甘え
320 :
吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 23:13:45.38
後生だからそんなこと言わないでおくれよ!ロージャ!
地下生活者、なんであんなにくどいんだろうか
ホフマンの「ドストエフスキイ伝」によれば、アリョーシャは第二部で、聖人君子から
堕落して、犯罪と愛欲にまみれた日々をおくるのだとか。
やっぱりカラマゾフの淫蕩の血というのは、アリョーシャにも伝わっているんだろうなぁ。
アリョーシャも甘いもの好きだしね
324 :
マグナ:2011/06/17(金) 01:57:58.45
ドスとはカルト作家だろ。
なんだこのカルトなコテ
おまえらうざい
327 :
吾輩は名無しである:2011/06/17(金) 16:50:56.17
シャーシキってどんな遊びなの?
ドストはいいな、主要な作品が簡単に手に入る
ああ確かにそれはあるな
ちょっと前まで未成年は絶版だったのにー
331 :
吾輩は名無しである:2011/06/17(金) 23:54:16.02
ドストエフスキー初心者ですが、「虐げられた人々」の冒頭のほうの
老人と老犬の場面がなぜだかすごい印象に残ります。
この人の描く悲劇的な場面がなぜか(失礼かもしれませんが・・・)
コントかよ!って突っ込みたくなるほど面白い。
松本人志がかつて笑いの重大な要素に「貧乏」「ネクラ」というキーワードを
使っていたことを思い出し、何か通じるところがあるなと思っています。
332 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:03:12.85
へっ!へっ!いやどうにもあなたのおっしゃってる意味がよくわかりませんな!
アカーキィー・アカーキィーエヴナ・アカーキィエビッチ!
貧乏とネクラが面白いと思う方からのお便りでした^^
はい、次の方どうぞ〜
334 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:06:00.99
いや、卑劣だ!まったく俺ってやつは何て卑劣漢なんだ!
真実に目をつぶる賢さもある
336 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:11:58.48
なんだって?!外套一着が150ルーブリだって!
いやーまったく・・・こんなことになるとは・・・
こんなことになるとは夢にも思わなかったって・・・
いや・・・こんなことになるのかな?・・・・
「外套」でしょ?ゴーゴリスレってないんだっけ?
後生だからそんなこと言わないでおくれよ!ロージャ!
「物事を中庸に導くこと」ということが真理なんじゃないかと、たまーに思う
341 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:22:41.33
九等官吏はすっこんでろ!貴様のおんぼろ外套なんぞ犬に食われろだ!
342 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:27:18.47
トルストイ
「匿名であることが保証されている世界があるとしたら、そこでは
人間の持つあらゆる醜悪な面が、マグマのように噴出するであろう。」
トルストイの先見の明か
344 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 00:42:42.97
2chのことを100年以上前に予言してたのか・・・
毎回ルーブリが日本円でいくらぐらいか調べようと思いつつ結局分からないまま殆ど読了してしまった
あーいやだね!1コペイカだって払ってやるもんかね!
場合にもよるが1ルーブル基本1000円で考えるとはかどるよ
1ルーブリで5万〜10万ぐらいで見てる
ルーブリは大金
相当高いから1000円ではないような
では幾らといわれると困るけど
多分
>>348は自信あるんじゃない?
途中から読んだらイワンとミーチャの区別が付かない
どないやねんこれ…
イワンが確か好感持てる奴で、アリョーシャは好感持てない奴
スメル何とかはどうでもいい奴
コーリャは14歳、頭でっかちでプライドが高い
結局ドストエフスキーがカラマーゾフの兄弟でいいたい事って、
人間は時として、思いがけない事をやるって事?
アリョーシャの続編にしても、一番やりそうにない事をやるストーリーだね…。
>>351 >結局ドストエフスキーがカラマーゾフの兄弟でいいたい事
まずはその考え方をやめろ
>>331がなぜか無視or非難されているようなのが不満だから、ちょっと擁護を。
老いぼれましたよ、老いぼれた、ああ、わたしらは老いぼれた! とか、
ドイツ人の男が、たどたどしいロシア語で、
「わたしあなたに訊きます。なぜそんなにわたしのこといっしょけんめい見ますか」
と叫ぶところとか、大笑いしてしかるべき箇所だろうと思う。
罪と罰でも、マルメラードフの酒場での長広舌から帰宅の有様等、笑い所満載。
貧乏を笑ってはいけないなんぞは、かえって偽善の匂いがプンプンする。
>>351 一番やりそうだろ
宗教にどっぷりハマるやつは革命にもどっぷりハマるもんだ
マルメラードフへの笑いと
プリヘーリヤ・アレクサンドロヴナへの笑いは結構似てると思う
華で笑い飛ばすような理性の嘆きと、裏っ側にある愛の重圧が。
これはソーニャを憎み、直後に憎悪が”愛を気付けなかった自分の愚かさへの憎悪”だったことに
気づいたときの輝きとほどなくしてやってくる重圧にも似てる。
357 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 09:58:15.66
>>354 理解していただけて嬉しいですね
私も当然ですが、不幸な人を笑おうとは思いません
ただ、ドストエフスキーのあの部分の描き方は完全に笑いを取りに来ている
としか思えないんですよねw
不覚にも電車の中で読んで、吹いてしまったので変なやつと思われたでしょう
文豪と言われ、とっつきにくく、難解の極みみたいな印象を持っていたのですが、
読んでみてがらりと変わってしまいました
ドストエフスキーは思想的にもすばらしい人ですが、
現実的で、ちょっと変人で、シャイで心の優しい人だと思います。
メインディッシュは後にと思ってドストを今までろくに読んでなかったんだけど
そろそろ大長編郡に取り掛かろうかな
僕は笑えない派。
361 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 22:12:01.89
>>353 じゃあ、いいたかった事はたくさんあるの?
色々あるなら、少し例を挙げてよ。私の足しにもなるし。
私としてはこんな感じ。
ドストエフスキーが書きたかったのはコーリャで、イワンではない、という事はない。
結局事件が書きたかったに違いない。
そんだけじゃないのはわかるけどさ。説得力のある批評の根底には、粗筋の把握がある。
考えうる全ての要素を抽出して、し尽した後に、何が言いたかったか考えるのが人間の考え方でしょ。
だって、ドストは全ての文章を一時に理解させようとは思ってない。全てを同時に見て全てを理解してもらおう、ってこともない。
あくまで一個ずつ、道に落ちてる硬貨を拾うみたいに少しずつ、解釈する以外にないのでは。
もちろんその際には、最も大きい所から要旨として取上げていくんだろうし。
まず粗筋、その後……って感じで。
野暮だといっても、ちゃんと理解できないとつまんないじゃん。そっちの方がつまらない。
362 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 22:38:57.92
>>361 すぐれた諸作品を読むという行為は、「理解」というよりは、
「体験」するものじゃねーのかなぁ??
つまり、現実世界の経験を通じて同じでね……! あはは!
では!
363 :
吾輩は名無しである:2011/06/19(日) 00:03:35.26
ツルゲーネフがどれだけ他人に共感する力のある人だったかは
「猟人日記」を読めば痛いほど分る。
トルストイがどれほど精緻に他人の心理を(想像の中で)分析できたかは
「アンカレ」のこれ見よがしに克明な、すべてを見通す天上的視点からの
三人称による心理描写によく表れている。
ドストエフスキーはリアルな人間を一度も描いたことがないので、
彼がいったい現実にどのように他人を理解し、他人と接していたのかを
彼の小説から推し量ることはとっても難しい。
364 :
吾輩は名無しである:2011/06/19(日) 16:14:23.66
>>363 ドストがリアルな人間を描いてないだって!
うそだろ!リアルな人間しか描いてないじゃないか!!
ロシア(ペテルブルグ)の一般的な民衆の底なしに貧しく、悲惨な姿を克明に描いているじゃないか!
ドストは女が書けないから父親も書けない
これは純然たる事実
納得できる部分と出来ない部分が入り交じってる感じ
心の動きの描写なんかは超一流
でも人物の描写は、虐げられた人々でいうなら主人公がカーチャの分析を長々とする場面があるけど
「信念にあふれた子供」「原則をもっていて、正義に対する愛情があった」とか
正直、「はぁ?」って感じの描写が多い
自分が勝手にこしらえたキャラを丹念にバラして説明してる感じ
流れぶった切って申し訳ないですが、
バフチンのドスト論、というかポリフォニー論を批判した代表的な論や人について、
誰か詳しい人がいたら教えて頂けないでしょうか
ggrks
>>365 イワンも父親になるしアリョーシャもなり得るのでは
370 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 01:22:48.37
>366
そうですよ。すべては観念の遊戯です。
でも、脳内ファンタジーだと割り切って接すれば、
それはそれでけっこう楽しめます。
ポルフィーリー×ラスコーリニコフ本なら読んでみたいですね
ステパン先生×私なら読みたい
374 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 12:43:03.83
出てくる女がみんな嘘くさい。
リーザ
377 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 13:16:56.33
いや、じゃあ・・・
カラマーゾフの兄弟に出てくるリーザ、彼女はどの辺が嘘くさい?
彼女はリアルだと思う。
日本のイケメンの出るドラマの演技見てると、小説が読みたくなってくる人は
私以外にもいるはず。
つまんないドラマとは比べられない
日本のスイーツは女に入らん
人として間違ってる
トレンディドラマと比べながら読んでいるんだ。気色悪いな。
380 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 13:30:24.81
比べながら読んでるとはいってない
リーザはリアルって事です
どの辺がおかしいと思った?
少女漫画はよく知らんが、大島弓子って結構有名な漫画家だよな
自分が日本人のノンクリの為か、ソーニャたんはちょっとありえねーかもとは感覚した。
意外と、クリスチャン(プロテスタント、福音系)は、実際やらせてくれるよな
俺も、10代の女の子数人こましたよ……。牧師先生にはばれなかった。w
ちょっと東方教会へ洗礼受けてくる
384 :
ドストエムスキー:2011/06/20(月) 23:22:00.03
私がロシアの大文豪ドストエムスキーである
その名のとおりMの女がどストライクに好きなのである
ただいま長編小説「腐女子」を執筆中である
恥を知れ恥を
別に面白いからいいじゃん。
こんなのに目くじら立てるほど俺は度量が小さくないぜ。
387 :
ドストエムスキー:2011/06/21(火) 00:14:25.66
ちなみに私の友達にはソフトエムスキーやドエロエススキーなどもいるぞw
388 :
ドストエムスキー:2011/06/21(火) 00:18:51.75
私のライバルwスカトロストイの「鞭と蝋燭」はわが国を代表する大作であったなw
ドストって男性しか読まないのかな?
女性ファンってはっきりいって俺の周りにはいないし、
ファンって公言しているの聞いたことないんだけど・・・
>>389 自分の周りには結構多くいるよ。ふつうに大卒の女の子が殆どだけど。
エンターテイメント性をそなえているのは凄いとかの感想があるよ…。
補遺。
隣りで眠っていたけど今ケータイいじっていたら目を覚ましたので聞いてみたら、カラマ、悪霊がお気に入りだそうな。
五大長編は未成年以外は読破したって。亀山さんの業績はカラマ第二部を想定しての翻訳にあるそうな…。
気に入らない諸氏もいるかもだが村上春樹はきらいではないってみたい…。
392 :
吾輩は名無しである:2011/06/21(火) 06:25:41.04
隣に女寝かして2ch見てるとは・・・
不思議な御仁ですなw
自己顕示欲の強さがぷんぷん悪臭を放ってry
さすが文学板では妄想が自然に流れ出てくる
俺の周りは男でもドストファン公言してる奴はいないけどな
俺も公言してないけど
そんな事公言して語り合える環境がある
>>389>>390が羨ましいね
396 :
吾輩は名無しである:2011/06/21(火) 07:11:11.57
東野圭吾
「女にもてたかったらドストエフスキーより俺が断然おすすめだな」
職場のブスが、
「なんか面白い小説とかありませんかね? 私は東野圭吾 とか読んでるんですけど」
と話しかけてきたから、
「ドストエフスキーが面白いっすよ。『悪霊』とか最高」
と答えてやったら、二度と声かけてこなくなった。
女だけどドスト好きだよ。未成年含め5大長編読んだ。
でも公言してない。
露文専攻の大学生でもない限り、公言したところで浮くだけ。
インカ帝国史専攻の女の子いませんか
美青年が出てくる文学を腐女子が放置しておくわけありません!><
スメル×イワンとかアリョ×ラキーチンとか妄想するのがデフォ。
公言はできないよ///
洗濯機×下着
友人に高卒パチンカスや公園で遊んでる小学生に陰部を晒して逮捕された奴がいるが、どっちもドスト信者
403 :
吾輩は名無しである:2011/06/21(火) 11:53:41.53
イワンやラスコーリニコフに自己投影して身悶えしてるテロリスト予備軍が
日本にはいっぱいいそうな悪寒。
お前ら、カルトの食い物になるなよー。
404 :
吾輩は名無しである:2011/06/21(火) 12:11:33.56
まあインテリはブルトンとかツァラとかアポリネールを読むもの。ドストエフスキーなんぞ、一段下
あるある
ロキノン系から洋楽にハマってロキノン腐すパターン
まさに
>>404がそのクチ
ブルトンとかアポリネールは下半身脳の女子高生用だろwwwヴぁかw
しかしですな、この板でロキノンなんていう言葉を目にするとは思いませんでしたよ。
408 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 02:07:07.55
どどすとすとすと どどすとすとすと どどすとすとすと ラブ注ry
ああ老いぼれた わたしらは老いぼれた 老いぼれましたよ 老いぼれた
レーベジェフは何でも知っておりますよ!知っておりますとも!
シベリア送りですな!まったくシベリア送りですよ!
>>402-403 犯罪者が何かを信奉してるのって
だいたい自分に都合のいい部分だけを抜き出して、
自分に都合よく解釈して「こんな有名な○○が俺を肯定してる」とか
悦に入ってるだけ。
まさしくラスコだな。
カラマーゾフ、罪と罰、白痴 読んであんまり楽しめなかった
次はどれを読めばいいか教えてえろい人
二重人格で息を抜け
ほら、サモワールがシュンシュン音を立ててるよ!
お茶の時間だよ!
416 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 10:28:16.19
「孤絶」か・・
言われてみれば、他人と一切心が通わないだけでなく、
どの登場人物も社会的バックグラウンドがてんで不透明だ。
世間とのしがらみが全く見えてこない。
みんなとことん一人ぼっちなのに、なぜか誰一人孤独を病んでいない。
他人を求める気配も見せない・・
ふむ。
現実感覚がない、いびつな観念の遊戯だ、と怒っている人の
気持ちも最近はなんだか分る気がするよ。
Zガンダムのシロッコってそういうキャラなんだけどね
地下室は俺には楽しめなかったんだが作者が訴えたかったことは理性により人間や社会を支配できるってことの否定って事なんだよね?
唯物論とか空想的社会主義とか科学技術とか2x2=4とかじゃなく人間の行動なんて法則で解明できるものじゃないよって
法則で解明されたくないんだという自負
そう信じることのコギト・エルゴ・スム
同時にそれを持たないことが信仰を持つことなのだという覚醒
決定論的世界観を拒否するが故に決定論の世界へ没入していくという矛盾
420 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 13:21:47.52
↓なんとなくドストエフスキーを思い出した。
中国の広東省深セン市で、飛び降り自殺を図ろうとしていた少年に通りすがりの少女がキスをして
自殺を思いとどまらせるという出来事が起きた。少年の彼氏と偽って「勇気ある行動」に出た聡明な少女に注目が集まっている。中国網が伝えた。
6月11日、同市内の歩道橋で16歳の少年が飛び降りようとしていた。その様子を目撃した19歳の少女は、
少年の彼女であると周囲に偽って少年に接近、説得を始めた。
ほどなく、少女は少年を抱きかかえてキスをするという大胆な行動に出た。
突然見知らぬ女性にキスをされた少年は自殺を思いとどまり、消防隊員に救助された。
421 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 13:24:16.83
少年の尊い命を救ったヒロインは同市内のホテルで働く劉文秀さんだった。
フロント業務をこなす劉さんは19歳とは思えないほど大人びており、客のクレームにも辛抱強く対応するなど「お姉さん」という感じだと同僚が語った。
劉さんは両親が離婚し、姉も体が弱いことから高校を中退して深センに出稼ぎに来ていた。
かつては生活苦で自殺を考えたこともあるという。家庭への不満から自殺を考えた少年に
「愚かであることを分かって欲しかった。自分も以前は愚かだったから」と劉さんは思いを語った。
ネット上で情報が流れるとたちまち劉さんへの関心が高まり、劉さんを一目見ようという客が後を断たず、
多くのホテルから「引き抜き」のオファーも舞い込んでいるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0622&f=national_0622_058.shtml
やっすいドストだな
まぁドストが高尚ってわけじゃないけど
てか俗か
↑俗物臭漂わせながら
ドスト読者は俗
パラリラパラリラ
どこがドストなんだよw
ゴミ屑w
427 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 22:08:35.83
なに小難しいこと言っちゃってんのかなあ。
地下室の手記はドスト唯一のコメディですよ。
ブラックな自虐ネタがけっこう可笑しい。
違うんですか??
全作品にあてこすりな笑いを盛り込んでいるのがドストの魅力
登上人物のキャラが立ちすぎているw
ゴーゴリの影響を強く受けているのですよw
あてこすり文学ですよw
愛しいワルワーラさんry
あなたの忠実なる従僕 マカール・ジェーヴシキン
40男が二十歳くらいの女にこの手紙を送りまくり(爆
デビュー作でこれですから下手なコメディアンは失業ですよ!
ドストに限らず海外文学のバタ臭い翻訳文体が苦手で
罪と罰も100ページあたりで閉じた俺が通りますよ
431 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 22:38:54.68
>>412 我慢して2回3回って読むとほとんどの作品が愛読書になってしまう
432 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 22:39:23.62
登場人物が顔真っ赤にしたり、蒼くしたりして、目をひん剥いて長ゼリフを言う
天使のように純粋な奴か、やたら冷静で現実的な無神論者か、子供がそのまま大きくなった奴か、醜悪で異常な皮肉屋か、
貧しさのあまり気が違ったry しかいない。
>430みたいな人は、どんな本が好きなの?
興味あるw
434 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 23:02:51.30
>>433 おまえいつも草生やしてるけど、何がそんなの楽しいの?
435 :
吾輩は名無しである:2011/06/22(水) 23:26:01.76
貴殿にお前呼ばわりされる覚えはないので、
決闘を申し込むぞwプーシキン殿www
437 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 00:07:10.27
そう、そう。
口から泡を吹きながら問わず語りに好き放題をわめき散らしたあげくに、
自分の雄弁に酔い痴れて泣き出してしまうような、
○キ同然の切れ者ばっかり。
まったく、もう。
>>433 スレチですまんが作家と各ジャンルの専門家との
対談集とかだな。 日本人同士のな。
海文でよみきったのは車輪の下、ジャンバルジャン?ぐらいかな。
モモなんて数ページで閉じたよ。
小学のころ担任に薦められたんだが、すぐケツ割ったよ。
レ・ミゼラブルも知らないような人がなぜドストスレに乗り込んで
海外文学の翻訳者を罵倒しに来たのか理解しかねる
まあ、青空文庫でも覗いてみたら?
森鴎外あたりの日本の文学者が翻訳してる作品なら読めるんじゃない?
440 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 06:16:33.29
青空文庫って何
俺にはレ・ミゼラブルの方がカラマーゾフより辛かったけどね
>>439 カラマ上巻だけあった
ふざけやがって・・・
>>430は光文社新訳読めばいいんじゃないかね
まさにそういう人の為のシリーズだと思うんだが
>>440 ぐぐったら一番上に出るがな
著作権切れの小説等をweb上に掲載しているサイト
海外文学の数は少ないけど、訳者が日本の小説家だったりすることもある
>>442 無料の手作業なんだから文句いうなよw
青空文庫では、森鴎外訳の即興詩人が一押しだな。
ドストエフスキーでは「鰐」の鴎外訳があるはず(独訳からの重訳?)。
ただし、青空文庫で完成しているかはしらんので、
興味があるなら調べてくれ。
青空文庫に中山省三郎訳と神西清訳が入ったのは良い。
これで青空文庫もやっと一人前になった。
露→独(英仏など)→和の重訳は駄目だ。どうしても中味が減る。
青空文庫の「百姓マレイ」読みました。
>>441 確かに、レ・ミゼラブルは薀蓄多いし、
脇の登場人物のエピソードも懇切丁寧に説明してて、
メインストーリーのテンポはイマイチだった。
でもその分、当時のフランスが見えて良かった。
ドストは逆に風俗とかの描写にあまり力を入れてないよね。
常に人物にスポットライトが当たってる感じ。
それはそれで面白い。
風俗描写にしても必ず人物の視点を通すよね
面白い着眼点だ
451 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 23:46:07.33
マカール・ジェーヴシキン萌えのやつ集まれ!
「私は完全に破滅しました」
>>438 おお、答えてくれてありがとう(www
車輪の下なんて懐かしいな。内容まったく覚えてない。
んー、そんな読書傾向だって言うのは、おそらく現状に満足しているか、
本質的に幸せなんだろうねー。ある意味ではすごくうらやましいですね。
でも、話が広がってよかった。関連レスが多いし(www
453 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 23:53:35.91
昨日暑くて寝苦しかったらこんな夢見た。
ドストエフスキー「貧しい人々」直木賞受賞!
受賞スピーチで「この賞をゴーゴリに捧げます!」
と顔を真っ赤にして下唇がぶるぶる震えていた
関係者が「これはいけない!癲癇の発作だ!」
と本人の両脇をかかえて(ry
454 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 23:58:29.33
はいはい「マルメラードフの兄弟」で芥川賞だろw
どうでもいいよ偏執狂のあてこすり小説なんて
456 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 01:28:53.73
面白い本は他にいくらでもあるんだからこんなとこで道草ばっかしてんなよ、と
書いたら、どこかの小僧がずいぶん偉そうな口調で名前を挙げて見せろと
ほざいておったから、(真珠で小判かも分らんが、悲劇的にお人好しな性質ゆえ)
真面目に答えてあげる。
「カラマーゾフの兄弟と同じくらいに、あるいはそれ以上に面白かった小説;
ガリバー旅行記、モンク(マシュー・ルイス)、◎エマ、レミゼラブル、
◎モンテクリスト伯、◎ピクウィック・ペーパーズ(ディケンズ)、
◎大いなる遺産、二都物語、◎嵐が丘、猟人日記、白鯨、◎戦争と平和、
ハックルベリーの冒険、テス、ボートの三人男、◎若い芸術家の肖像、
灯台へ、大いなる遺産、ギャツビー、ライオンと魔女(C.S.ルイス)、
◎こぐまのプー、◎ロリータ、動物農場、アラバマ物語(H.リー)
◎百年の孤独、コレラの時代の愛、カッコーの巣の上で
457 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 02:43:42.26
◎だけでいいよ…w
ノンクリですね
ちなみに最も偉大な作家を挙げるとしたら誰…??
>>456 自分は後半の、「◎こぐまのプー、動物農場、アラバマ物語(H.リー)
コレラの時代の愛、カッコーの巣の上で」w
などは全編には目を通していないが本当に面白いのか
で、『神聖喜劇』は未読かな…。参考までに
>>456の高く評価する哲学者は誰ですか?
>>456 一応いっておくけどドストスレにいても
ドストしか読んでないような人は稀だと思うぞw
リストみると有名どころは押さえてるってことかな
◎ついてるのはほとんど納得できる
嵐が丘は自分は合わなかったなぁ…ヒースクリフが嫌で
エマが◎っていうのが傾向ちがってて意外w
460 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 09:22:21.62
どもども、おはよう。
いささか酩酊しておったのでいくつか失念した。
トム・ジョーンズ、ボバリー夫人、感情教育、
◎人間の土地、タイタンの妖女、スローターハウス5
も追加する。◎はカラマよりも印象深いと思われる作品ね。
「ドンキホーテ」「ユリシーズ」「失われた時」はまだ読んでない。
日本の小説とノンフィクションは割愛した。
挙げた英米の小説は「三人男」「若い芸術家」「二都物語」以外は全部
英語で読んだ(または読みなおした)ので、訳文でも同じように感銘を
受けるかどうかわからない。
オースティンとディケンズのセンチメントとユーモア、
ハーディとウルフの陰影、「こぐまのプー」の偉大なるペーソスが
翻訳でちゃんと伝わるのか大いに不安だ。
せめて「プー」くらいは、みんな、いつか英語で読んでみてほしい。
「アラバマ物語」(ひどい邦題)が手軽に読めないのはかなしいことだ。
さわやかな余韻がいつまでも心に残るほんとうに素晴らしい小説だよ。
英米メディアの古今東西小説ランキングの最上位を
だてにいつも争っているわけじゃない。
嵐が丘、泣いたよ。恐るべき狂乱のホラーだった(笑)
もっとも偉大な小説家は・・
たった24でコメディの大傑作「ピクウィックペーパーズ」を
ものして以来、生涯にわたって傑作を絶やさなかったディケンズかな。
異論はしぶしぶ認めますが(笑)
感銘とやらを受けるポイントがわからない
普段何やってる人なの?
普段はお人よしをやってるみたいだね。
世界史の教科書で太字になってない奴は読む価値なし
>>456 このリストみると、小説ってジャンルは前世紀でおわってるっていう主張は
正しいんだって、つくづく思うわ。
俺にとっては嵐が丘は読んでて一番不愉快になった本だったな
ヒースクリフが捨て子の分際で二つの家庭とそれに付帯した人々を支配していくってのがわざとらしくて許せなかった
俺が選んだ最高傑作
@戦争と平和 A罪と罰 Bアンナカレーニナ C椿姫
>>460 ドストスレで他の作家の作品を勧めるお前って最高に格好いいな!!
どうせなら読み流される2ちゃんじゃなく、自分のブログやツイッターでやればいいのに!!
なんか最近このスレつまらん
痛い狂信者(を装った荒らし?)が常駐してる
まあ人間の土地がガチなのは認めるけど、
本当にドストスレに何しに来たの?って感じは否めない
「英語で呼んで欲しい」とかさ、せめて英米の作家のスレで言いなよ
白痴はおもしろかった。
まあ、ムイシュキンが全然ばかじゃなかった。
ちょっと弱弱しい気もするけど、とても賢く感じた。
ニーチェのツアラトストラもムイシュキンも、キリストみたいな
聖者になった人間になった人間を書いているらしい。
ヘッセのシッダールタもそういう系列に入れてもいいのかもしれない。
ムイシュキンからそういう人物が伝わってくるかどうかだけど
正直分からなかった。そういう人物の説教などは読んだ事が在るけど。
まあ、感動した。でも、長かった。ドストエフスキーの人物は独白が多いなあと思った。
まあ、聖者みたいな人間は現実に今の時代もいるのかも知れないけど
俺は見た事がない。(グルとかサイババとか牧師みたいな人じゃないそうだ)
俺としては
賭博者と貧しい人々とか死の家の記録のほうが読みやすいし良かった。
地下室の手記とか。白痴はドストエフスキーが一番気にいってるとか
トルストイがえらい誉めてたりとか言ってたから
同じくらい味わえたらなあと思うけど。
何べんか読んでみようと思う。
471 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 22:59:16.64
ドストエフスキーの5大長編は現代の予言の書と言われてるが
悪霊と罪と罰以外が何を予言してるのか
具体的に教えてくれ
472 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 23:00:57.47
たまには異種格闘技もいいじゃないか。
ドストエフスキーの後期長編はすべて反社会的性質の強い
観念ファンタジーだと思っている。
内向きの強烈な自我が作った(迷宮などというとかっこ良すぎるか・・)
アリ地獄のような、ウツボカズラのような袋小路だ。
そういう異常な閉鎖空間では間違った神が生まれやすい。
だから誰かが風穴を開けてやらんとな・・
なんちゃって(笑)
カラマーゾフの上巻読み終えたけどヘルツェンシトゥーベ先生がおもしろい
>>471 カラマ第2部がいわゆる「既に起こった未来」の預言書・・・ってドラッカー本に書いてあったw
477 :
吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 23:40:00.93
トロトロに冷えたウォッカのせいで最後はもう眠くてぼうっとしていて、
「大いなる眠り」と書いたつもりが重複の「大いなる遺産」だって。
逆に間違えればよかったのにね。
わははは。(ま、「大いなる眠り」は保留でもいいや)
もうおいとまするけど、最後に;
>462
思想書の類は今ではもうほとんど読みませんよ。
近年に読んだのは中沢新一くらいだけど、
高校時代に深い感銘を受けたマルティン・ブーバーの「我と汝の問題」という本がある。
今でも手に入るか分らぬが、人に迷わず勧められるとしたらこの一冊だけ。
日本の小説で一番面白かったのは「背教者ユリアヌス」かな。
「神聖喜劇」はまだ読んでいません。
>462
そうですよ。普段はただのお人好し。
Mr.ピクウィックのような、ね。
(ムイシュキンのモデルだよ)
所詮、ノンクリの戯れ言説だな。「神聖喜劇」は一生涯読みこなせないだろう。
バーカ!じゃねーの??
479 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 00:26:37.06
ノンクリとはなんじゃ?
ノンクリック。
つまり、予言だな。未来ではネットは念じれば操作できるようになるという。
知らんが。
ノンクリトリス=男
メンクリみたいなものか
栗が噛めない人。アタシャ入れ歯で歯が立たないよ。
ドストエフスキーは、
ムイシュキン侯爵に
カトリックはローマ帝国の継続
とか、まあ平たく言いすぎれば
カトリックは民衆を騙していて悪いとか言わせてる
大審問官もそんなのかも。
ドストエフスキーはロシア正教は好きだったのかも知れないけど
カトリックとかプロテスタントには批判的だったと思う
だから、日本のクリスチャンが、ドストエフスキーを自分の側の人間みたいに
言ってるのは何かおかしいと思う。
>>484 『作家の日記』を読めば、ドストがいかにカトリックが嫌いかわかる。カトリックの悪口になると、筆が走っている。
どの小説だか忘れたが、ある登場人物がカトリックに宗旨替えをいたという噂を聞いて、
その場に居合わせた人々が「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」となるシーンもある。
プロテスタントに関しては余り言及していない。
敵(カトリック)の敵は味方、と考えていたのかどうかはわからないが、
プロテスタントについてどちらかと言えば肯定的な意見を書いていたような気がする。
>>474 へードストの予言ですか。
三島の自殺がキリーロフ的というのはよく見かけますが、
それでも似ているからドストが予言したというのはちょっと無理があるかなあ。
でもレーザー砲とかの予言は確かに天才を感じます。
カトリックとプロテスタントってどう違うの
かがよく分からん
何かカトリックは、ローマ法王がペテロから教会か鍵か受け継いだとか
言ってるけど、そんな事聖書に書いてないってな。
それがばれるのが嫌だから中世は民衆に聖書を読ませなかったそうだ。
聖書にはキリストを信じ聖書を信じると救われる。
そういう意味の事が書いてあるだけだってな。
民衆は読んでもギリシャ語で書かれてるから分からなかったそうだ。
そんでそれをいいことに自分たちに都合よくしたんだと。
こんなのは小室直樹って数学者が書いてた。
でも、どっちも似たような事書いてるんじゃないか?
>>488 神父と牧師をごっちゃにするとかなり怒られるらしい
491 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 23:18:33.14
ドストエフスキースキーなら、ロシア正教会の信者だよね。
毎週お茶の水のニコライ聖堂に通って母なる大地に接吻してるよね。
492 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 23:38:51.04
で、マカール・ジェーヴシキンはどうなったんだよ!
25歳の若者が、マカール・ジェーヴシキンのような人を創造したというのは、凄い。
494 :
吾輩は名無しである:2011/06/26(日) 18:52:38.19
貧しき人々25歳の作品ってすごいよな
あの作品だけでも才能のある芸術家と言えるような
小説家が一生かかってようやく
一作出せるか出せないかくらいの作品だよ
あれ一作だけでもドストエフスキーは文学史に残ってたわ
495 :
吾輩は名無しである:2011/06/26(日) 19:08:12.11
俺も鶴見川に飛び込む覚悟で小説書いて見るか。
じゃあ読んでやるよ
テレビだとかメディアが発達してなかったこともあるだろうね。
優秀な人材がこれだけ価値観が多様になってくると、分散しちゃうだろうから。
若くして才能が開花するのは、やっぱメディアに露出の多い分野だもん。
とくにサッカーとかスポーツ関係とか。
個性が個性がと言ってる奴ほど個性的じゃないし
自然保護、自然保護、と言ってたら観光客が集まって人工的に保護された自然になるし
価値観の多様化、価値観の多様化と言って逆に昔より価値観は画一化してる
そういう時代なんだなと思うよ
499 :
浜のドスト:2011/06/27(月) 23:21:01.83
私たちは大きな家に住むようになったが、家族はどんどん小さくなっている。
より多くの便利さを得るようになったが、ますます時間に余裕がない。
私たちは多くの学位を得るようになったが、感覚は衰えている。
より多くの薬を持っているが、健康な人は少ない。
私たちは月までも行けるようになったが、新しい隣人と出会うこともままならない。
より多くの情報を得るようになったが、心からの交流を持つ機会はますます減っている。
↑ドストエフスキーよりトルストイがいいそうなことだな
ポエムになったドストいいじゃないですか。
トルストエフスキー
ドストエフスキーの敵はツルゲーネフ
トルストイの敵もツルゲーネフ
敵の敵はナカーマ
>>499 鶴見川に飛び込む覚悟で、その調子で700ページくらいの小説を書きあげたらどうだろう。
507 :
吾輩は名無しである:2011/06/28(火) 16:19:14.62
ダライラマも中二病だったのか。
つい最近「罪と罰」を読み
ついで、むかし岩波で読んだ「悪霊」を読もうとしたら
なぜか書店にない
「悪霊」は岩波版じゃないと嫌だなあ
>>456 「百年の孤独」ってどこらへんが面白いですか?
マルケスは自分の他の小説から引用したりするし、自意識過剰が気持ち悪い。
(ドスト氏は一見自意識過剰だが、それは登場人物から受ける印象でありドスト氏本人によるものではない)
なんとなく、マルケスはモダニズム以後の「やり尽くした感」(閉塞感)を打破した存在として、無条件に賞賛されているような。
>>460 ディケンズは父が(コンラッド、シェイクスピアと並んで)主要な研究対象としてきた作家。
私は父に勧められて高校時代に「多き鳴る遺産」を読んだぐらいだけど、父と話してきた限りではドスト氏のような近代小説の枠を超えた作家とは思えない。
(そういう技巧的な発展性、前衛性ではコンラッドにも劣る)
おそらく、英米人にしか分からないニュアンスがあるのでしょう(私の父は日本語を話せない純アメリカ人ですが)。
逆に父は日本人にはそれが伝わりにくいから、お勧めできないと言うほど。
ドスト氏やトルストイに比べて翻訳による価値の毀損が大きいと思われるし、読解に要求される英語力は相当に高いはず。
(英文解釈考レベルをすらすらこなせるぐらいの英文解釈能力が必須)
分かった気になってディケンズを賞賛する外国人を、英米人はむしろ冷笑的に見る向きがあるかもしれません。
(これはディケンズの持つ国民感覚への訴求力などの特徴による)
大いなる遺産 タイプみすった
ディケンズってそこまで敷居の高い作家なのか
敷居が低く見えて実は高いタイプなのかと。
他にはアメリカ文学の最高傑作とされる「ハックルベリーフィンの冒険」も、敷居が低いようで高い。
というのも、日本人が到達し得る英語力ではアメリカ各地方の方言の違い、感覚の違いなどによるユーモアは理解し難いから。
(自分の意見ではなく、父からの受け売りですが。)
それはアレか
不思議の国のアリスの授業に
適用な訳語を当て嵌めるのが難しい的なアレか
クリキャロしか読んでないが更正前のスクルージさんが悪人とは思えないんだが
それはディケンズも想定外の新しい発想だなww
517 :
吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 22:52:29.45
>509
「百年」と「コレラ」を思い返す限り作家の過剰な自意識がそこここに
滲んでいたとはべつだん感じなかったけど??
マルケスは他に一つしか読んでいないが、これもmatter-of-factな
ルポルタージュ形式の作品で‘自意識過剰’の誹謗にはあたりそうにない。
つまらなかったけどね(笑)
「地下室」を別にして、後期ドストエフスキーの登場人物が自意識過剰とも思わないです。
むしろ他人にどう思われようとお構いなしの究極のナルシシスト
ばかりのような気がしなくもなくもないことはない。
失礼。
思わず‘わお!’と口走るか、しばし惚けるか・・
「百年の孤独」はセンス・オブ・ワンダーを喚起し、
読む者を日常の重力からたまゆらに解き放ってくれる、
大人のためのとても貴重なファンタジーではないか。
そのように感じました。
さすがドストスレは冗長ですなw
自意識過剰であることとナルシストを別の物として考えてるみたいだけど
同じもんなんじゃねーのって思いました。
520 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 13:48:33.47
ナルシストならば自意識過剰である ⇒真
自意識過剰ならばナルシストである ⇒偽
ドストのキャラに、自分(だけ)を愛してるやつがいるかなぁ
>>520 自意識過剰であり、かつナルシストでない
↑これ例えばどういう奴を指して言ってるの?
523 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 14:34:19.67
>>522 それこそドストエフスキーの登場人物に山ほどいるだろ。
地下室の手記のおっさんとか。
>>523 あのパラノイアはナルシシズムを行き着くとこまで行った超人思想のオッサンだろ
まあそう解釈したければそれでもいいと思う。
しょせん文学だし。
ナルシズムではないな。
自意識過剰なやつがナルシストとは限らないが
ナルシストなやつは必ず自意識過剰である
って事か?まあ、自意識過剰ってのがどういう意味かは
分からないけど。
まあ、ナルシストなやつでも素朴なやつはいるはいる。
素朴っていうかそんなに他人からどう見られるかをいちいち気にしないように見える。
529 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 00:27:53.71
イヴォルギン将軍のうそが萌えまくるw
530 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 00:32:00.86
ナルシシストは自分が一番大好きなんだろ。
自己愛がたっぷりあるから他人に好かれなくても気にしない。
自意識過剰は他人の視線が気になってしょうがないんだろ。
ふたつは違うじゃん。
ダライ・ラマVSゾシマ長老
講釈対決を大晦日にみたい
ローマ法王もツイッターで参加。
533 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 01:01:48.15
>>530 他人の視線が気になるならば自意識過剰である ⇒真
自意識過剰ならば他人の視線が気になる ⇒偽
534 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 01:14:04.47
原理的な意味での本来の「ナルシズム」(自己陶酔)と、
‘オレって超クール♪'的な慣用レベルの「ナルシズム」(うぬぼれ)が
ごっちゃになっているだけだよ。
はい、次の患者さーん。
ドスト作品の無神論者が必ずニヒリストなのはどうしてですか?
536 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 12:34:22.48
>>535 まずニヒリストという言葉がどういう時に使われるかというと、
相手を批判する際のレッテル貼りがほとんど。
ニーチェは当時のキリスト教者をニヒリストと言ったし、
有神論的立場から言わせれば、無神論者はニヒリストになる。
2ちゃんでチョンとかネトウヨとか言ってるのと変わらないレベルだから、
ニヒリストうんぬんの意味について深く考える必要はない。
なるほどね。
地下室のテーマって唯物論への批判なのかな?
それでもナルシズムじゃない。別に陶酔しているわけじゃないよ。
陶酔しているのだとしても、その陶酔が地下室の主たるテーマじゃない。
ナルシズム云々でくぐりたいやつは、単純に読めてない自分に陶酔して、
盲目になっているんだろう。これでいいですか?ファイナルアンサw
540 :
吾輩は名無しである:2011/07/02(土) 09:15:56.65
ツマランことでムキになって喧嘩してるお前ら…
ゾシマ長老の説法拝聴してこい!
死の家の記録くそ面白いな
ドストを最初から読んできたけど、一番面白いわ
543 :
吾輩は名無しである:2011/07/02(土) 18:36:18.63
いや、イヴォルギン将軍のほうが面白いし、笑えるのね。
一人で部屋にこもってあそこまで思索にふけることってあまりないので、
地下室の手記の小官吏の自意識過剰振りにはけっこう惹き付けられます。
545 :
吾輩は名無しである:2011/07/02(土) 23:44:44.13
地下室生活者は今の時代だったら2ちゃんやってそうだよね。
おい
俺の話するなら許可取ってからしろよ
>>517 マルケスは自分の小説から引用するでしょう。
〜〜のようにという比喩が用いられ、注釈を見ると「マルケスの小説〜〜の登場人物〜〜である」とある。
自作の登場人物を比喩に用いるのは私からしたら気持ち悪いです。
ドストエフスキーははシェイクスピア作品などの登場人物を比喩に用いることはあっても、自作からの引用はしないですからね。
548 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 13:22:02.08
>>547 それは作品の良し悪しとは関係ないよね
チラウラレベルの好き嫌いだよ
549 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 13:26:21.88
相手にするなよ
マルケスほどの大作家になれば自作からの引用も許されるのかもしれませんが・・・
文学賞レベルでは自作からの引用はNGらしいですね。
それをやると受賞できるレベルの作品でも落とされるらしいです。
一般的にあまり歓迎される行為ではないってことでしょう。
551 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 16:50:34.78
いつまでもあなたの一番の友
マカール・ジェーヴシキンでございます
死の家の記録は面白いぜ。
地下室は前半読むのがえらい苦痛だった。
553 :
ドストエムスキー:2011/07/03(日) 21:15:49.54
私がロシアの大文豪ドストエムスキーである
その名のとおりMの女がどストライクに好きなのである
ただいま長編小説「腐女子」を執筆中である
ロシア文学総合スレって何でないんだろう?
ドストエフスキーとトルストイだけで充分なのか?
トゥルたんスレとかないのか
大江健三郎さんは何年かに一度の割合で、
ドストエフスキーの全作品一気に読破してしまうらしいね
多感な時期に慣れ親しんだ本を読むことで、癒やしや慰めが得られるのでしょうな
これを一気ってすごいね
エロゲですら1ルートみたらもう二度とやらないオレには無理だ
559 :
吾輩は名無しである:2011/07/04(月) 23:18:14.57
ドスト作品は、有名シーン以外飛ばし読みでいいよね。
思想としては面白いけど、小説としては駄作。
560 :
吾輩は名無しである:2011/07/04(月) 23:21:58.63
俺はそうとは思わない
感性の違いだろう
俺は好きな映画なら酒飲みながら
何度でもレンタルDVDで見返すタイプだよ
5作品にも満たない本数だ
年取ると金よりも時間が貴重になってくるから
新しいものに触れるのも億劫になる
読書も資格関連の実用書や雑誌類ばかりで、すっかり
開拓心はなりを潜めてしまったよ
そう言えばドストエフスキーが「人間は幼い頃の思い出だけで生きていける」みたいなことを言ってたね
562 :
吾輩は名無しである:2011/07/04(月) 23:29:25.07
そんなセリフを言っていたアリョーシャが、反政府活動の泥沼に身を投じる事になるとは・・・
白痴を毎年読み返すという作家もいる
564 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 00:00:46.90
白痴を映画化した奴もいる
ナスターシャ=那須妙子という時点で結果はアレなわけだがw
565 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 00:14:46.25
ナスターシャ・フィリッポヴナのような風俗嬢に恋をしてしまいました。
彼女を前にすると何も言えなくなってしまいます。僕はどうしたらよいのでしょう?
まず5万ルーブルほど用意します
567 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 04:08:26.21
ケチ臭いこと言うなw
10万ルーブル暖炉に放り込め。そうすればきっと振り向いてくれるよ。
ナスターシャと風俗嬢はまるっきり違うしな。
風俗嬢との恋を共感したいなら椿姫読んどけ。
白痴読み直してるんだがムイシュキンって話が長いね
20ページ改行なしって犯罪だな
17文字にまとめて欲しいよな。
あなたを愛せるほど金持ちでもないしあなたに愛されるほど貧乏でもない
ソフィア・マルメラードワ位にしとけ
今読むなら
1ルーブル日本円でおいくらと思って読めばいいのか?
諸説あるが俺は1000円で換算してる
モノが高くヒトが安いね
574 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 18:29:45.14
カラマーゾフの続編読みたいな。
現役の作家で書けそうな人いないかな?
>>567 10万ルーブルをの為に暖炉に平気で手を突っ込むぐらいの守銭奴というところが重要なわけでして
たとえばエンピツ持って自分の左目くりぬいても振り向くかもしれん
576 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 22:27:57.49
風俗嬢に恋した男とに対して、上から目線の発言が多いが、
ドストエフスキーはそういう輩が大嫌いなはず・・・
西村堅太が風俗嬢に恋して、90万貢いだところで失踪されたらしいですねえ。
くわばらくわばら。
西村賢太ってドストの小説に出てきそうな雰囲気あるよなw
望月哲男の訳で白痴読んでるんだが前回読んだ米川正夫の訳より読みやすい気がする
アンカレも光文社の望月訳で読んだけどあれも良かったかなあと思う
アンカレは他の訳とは読み比べてないけど
580 :
吾輩は名無しである:2011/07/06(水) 13:30:57.99
「北朝鮮拉致問題対策本部の本部長」の菅直人が
「日本人拉致事件の容疑者の長男が所属する政治団体」
に計6250万円の政治献金。
最低だな。ありえない
なんでそれを文学板で話題にしなきゃならねーんだ
>>479 米川訳は時々すげえ訛ったしゃべり方をさせるとこが読みにくいんだよな
キャラのバックグラウンドを考慮に入れて訛らせてるんだろうけど
読むテンポが崩れて疲れる
一人称「わっし」とか、何弁だよ!って感じ
地の文は1番好きなんだけどな
584 :
吾輩は名無しである:2011/07/07(木) 00:11:20.74
生真面目に訂正せんでもよろしw
わしはこのスレ読んでるからよかったよ。
但し望月が訳した川出文庫のは最近のものなのに字が細かいね
字が細かいと読みにくい
プルーストのドスト評です。
ドストエフスキーの描く女っていうのは(レンブラントの女のように独特で)
いつも神秘的な表情で、感じのいい美しさを持っているけれど、まるで善良さ
はお芝居だったみたいに、その美しさが急にひどい傲慢さに変わってしまう
(第五篇 囚われの女2)
プルーストは失時で他にもドストを引き合いに出して
小説における犯罪の描写についての話を書いてたと思うが、
明らかに悪霊読んでない感じがしたな
プルースト、ドストエフスキー、それともう一人
ジェイムズ・ジョイスはみんな読んだ?
ユリシーズは?
プルーストとドストは大好きだけどジョイスは何故か読む気が起こらないんだよな・・
ジョイスから影響を受けたような作家は好きなんだけど
俺も読んでない
チボー家の人々はそろそろ読むつもりだけど
593 :
吾輩は名無しである:2011/07/08(金) 23:35:15.36
うちのわんこは「アゾルカ」といいます。
じゃあうちはシャーリック
595 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 01:59:31.49
内の犬はいきなり主人にかみついてきたので名前をラスコーリニコフとしました
>>219って工藤訳罪と罰からマルパクリじゃねえか!!騙された!!
597 :
ラッコ:2011/07/10(日) 00:06:49.57
(∪^ω^)わんわんお!
地下室の手記5ページだけ読んだ
つまらんな、これ
後半の痛すぎる回顧録が面白すぎるからそれまで頑張って読め
>>598 後半の「ぼた雪にちなんで」だけでも読んでみ
602 :
598:2011/07/11(月) 11:03:28.24
いや、なんだろうな
文庫本形式なのがダメなのかな
大学ノートを覗き見する的なシチュエーションなら
行為自体の興奮で焦燥持って読める気がする
が、うざったいだけだ。興奮も何もなく文字だけ追ってる。
一応読んでるけど時間無駄にしてる気がしてならない。
俺も地下室はつまらんと思う
一度読んで良さが分からないからもう一度別の訳で読み返したんだがダメだった
それともリアル自宅警備員が読むと面白いのか?
但し5ページでは判断できないと思うが
>>589 残念ながら「悪霊」も読んでる
あなたは「失われた時を求めて」が読めてないようだ
ちょうど今「失われた時を求めて」を読んでる。
プルーストはわりとどうでも良いと思えることに何ページも使いますね。
この感じは好きです。
そうなんですか。
今プルーストスレに人が大勢集まって祭りみたいになってますよ。
みんな長文で熱い議論してます。
>>603 どうなんだろう
人間失格読んでる気分
別に求めてるわけでもないけど「オチあんの?」って感じになってる。
マズいな、これ。もう先入観だけで読んでしまいそう。
散歩しながら読むわ
太宰治って死んだから祭り上げられただけで世間の評価ほど偉くないと思う
源義経とか坂本竜馬とか尾崎豊とかと一緒で軍人が戦死すると二階級特進するようなもんじゃね?
その中では義経だけ別格すぎる。
義経は本物の実績があるし、範頼と比較すれば優秀な指揮官だったのは間違いない。
人気の面では確かに死んだから上がったけど。
太宰治は三島由紀夫に遠く及ばない。
文体、前衛性、内容などの面で。
何故か並び称されているね。
本当は義経だけじゃなく信長も加えたかったんだがさすがに削除したんだけど
どこかの歴史家が書いてたが歴史という観点からは重要なのは頼朝で義経はどうでもいいと
源義経→清和天皇からなる清和源氏の嫡流で、一時的に将軍職にあった源義仲を破り、源範頼が失敗した伊勢平氏を追討したが、
源頼朝と対立し頼朝追討の宣旨を法皇より受けるも人望の無さから?兵が集まらず頼朝に敗北。
藤原経清の子が清原氏を乗っ取ったことに始まる奥州藤原氏を頼るも、これは源頼朝に奥州征伐の口実を与えることになる。
義経は藤原泰衡に殺され、藤原泰衡は頼朝に滅ぼされる。
源頼朝が奥州藤原氏を許さなかったのは、前九年の役、後三年の役の源頼義、八幡太郎義家の故事を再現したかったから。
↑源義経に関して浮かぶのはこんなところですが、軍事的に天才だったけど戦略的には頼朝に及ばなかったんでしょうね。
頼朝は静御前の子が生まれた途端に埋めるなど、余りに残酷だから嫌いだけど。
ここってドストスレですよね?
>>612 ドストってなんだよ。
平安末期〜鎌倉初期の源氏を語ろうスレだが?
ああ、やんごとなきスレか
615 :
吾輩は名無しである:2011/07/11(月) 22:12:22.63
義仲て本当に京都で傍若無人にふるまってたのかな?
頼朝とかが史実を書き換えてる気がしてならない。
どすとえふすきぃ
カラマと罪と罰どっち読もう
白夜と悪霊は読んだよ
お前ら何歳ですか?
23になったばっかり
22になったばかりだ。
意外に低くてわろた
でもドストの登場人物ってそのくらいの年齢多いよね
ドストエフスキーの精神年齢がそのくらいだったから。
夫人も言ってるし。
624 :
吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 11:36:05.49
32だ。
豚ちくしょう!!!!!!!!!
エリート大卒で32才引きこもりの俺に一番近いドストエフスキーのキャラをおしえてくれ。
地下室男
今年が21のひきこもりドイツ人です
白痴のムイシュキン公爵と失われた時を求めての「私」が何かイメージかぶるな〜
630 :
吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 22:08:51.44
>>627 あいつ一応仕事してるし、公務員だしなあ。
あと、あいつよりは教養あると思うんだよね。
631 :
吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 22:31:20.93
たった今愛犬が虹の橋を渡りました!
アゾルカ!アゾルカ!アゾルカ−ニャ!
田町の逆ラスコーリニコフといったら俺のことだったなぁ
白夜おもろい
>>632 慶応の腐女子大生(不細工)にお前にやってることは犯罪だから
大地に接吻して神様に許しを乞えと言った男娼はオマエか
逆ラスコーリニコフよ
ワロタ
最近、慶応をFランク大だと断定する発言をよく目にするが、
いつからそうなった?
1人が10回叫べばノイジーマイノリティだ
638 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 15:11:19.15
自らが抱えた苦悩を真理到達のための糧にするのではなく、
ただルサンチマンの炎に身をまかせる小者が2ちゃんねるには多いということ。
自己紹介乙
640 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 22:47:18.26
女には二種類いる
処女とビッチだ
デリダも「イメン」という言葉には処女膜と結婚という両方の意味がある、と語りました。
一人の中に両面性があるという事かも知れません。
多くの言語で、「処女」と「娼婦」は同一語源である
知るかボケカス消えろ
何をいきなり熱くなってんの?
645 :
吾輩は名無しである:2011/07/14(木) 18:19:10.24
文学はほぼすべての国で処女がいかに尊いかを力説している。
日本では、坂口安吾や太宰治等が有名である。
処女が尊いなんて文学で説くまでもなく自明
処女は13人程度しか犯していません! 勿論、和姦ですよ……!
では!
648 :
吾輩は名無しである:2011/07/15(金) 03:38:49.14
>>626 エリート大って、旧帝大か国公立医学部、最低でも早慶なんだろうなー。
エリート君。国家甲種受かる友人達や年収1000万近くの奴らからから引き離されてやんの…?
俺なんて、トンペー目指して結局早稲田の政経だぜ。満足しているけどー。www
最後言いたかっただけだろw
650 :
吾輩は名無しである:2011/07/15(金) 03:51:19.15
ドストも処女信者なの???
クズ書くの上手いけどゲス書くのも相応に上手いよね
年収1000万割ってる連中をエリートなんて思い込んでる時点で白痴
スイスに帰れ
地下室つまんないとか言ってる奴は幸せなんだなと思う
俺はおもしろかったw 人間失格より思想が深い
最初の嫁さんがセコハンだったから反動でロリに走ったんかな?
>>653 ドストの他作品読んでからでもそんな事言えるの?
ネタバレされてからサスペンス見るようなものなのに?
記憶力が無いの?理解力が無いの?まともな人生経験が無いの?
色々な読み方があっていいんじゃね?
自分の考えしか受け入れられないって白痴なの?
俺も地下室はつまらないと思ったけど
在京企業の人事格付けでは北大、東北、九大はマーチ相当なんだけどw
実際、偏差値もその程度だし。
処女厨と学歴厨は失せろ
私は罪と罰と地下室の手記の二冊のみ。
カラマーゾフの兄弟は積読中。
ロシア旅行には行きたい。
地下室の手記は腹が捻じれるくらい笑ったな俺は
白痴の展開ってクライマックス部分を除き吉本新喜劇みたいだね
>>660 道を譲りたくないがために借金までして身繕いするところとかほんと笑えるよな
正直、ドスト作品のここで爆笑したとか言う奴ってキモい
>>663 俺もよく爆笑するクチなんだが、それを不可解に思ったり、
眉を顰めたりする人がいるのはわからんでもない。
あの滑稽味を堪能できないとは勿体ないと、残念には思うがな。
ただ、それを「キモい」と感じる心理がどうも解せない。
どこが気味悪い・気持ち悪いんだろう?
そんなつもりじゃなくて、単にけしからんという意味なわけ?
…と書いてたら、地震があああああ!!
>>664 「滑稽さの笑い」は理解出来るけど、爆笑はしないだろ
「ニヤニヤする」程度ならわかるが←これもキモいんだろうけど
ドストエフスキーって乾いたブラックユーモアが豊富ですよね。
笑ってしまうというのはわかります。
爆笑してるドスト読者にとって重要なのって爆笑できる「内容」じゃなくて爆笑してる「自分」なんじゃないかと思ってしまう
>>667 なんで君はそう思いたがるのか一度じっくり内観してみては?
669 :
吾輩は名無しである:2011/07/15(金) 23:00:34.55
どの評論家も指摘していないが、俺はドスト本人は結構笑いのセンスがずば抜けていると思う。
それも悲しみを極限まで突き抜けた者が身に纏うような種類のね・・・
二重人格とかマジ爆笑シーン満載だしw
白痴〜悪霊あたりのユーモアは真っ黒な感じ
キリーロフとスタヴローギンのやりとりはコント
673 :
吾輩は名無しである:2011/07/15(金) 23:50:12.22
キリーロフはたしかにおもしろいw
ドストエフスキーの小説はユーモアの欠片もない知的で高尚で陰鬱な話って
思いたい人も多いんだろうね
読み方は人それぞれだろうけど
個人的にはそういう人こそ
「高尚な文学作品」を読む自分に酔ってるように感じる
単に笑いのツボが違うだけだろ
つまらん芸人のコントを見て笑ってる奴らを
キモイと思うのと同じ
677 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 00:18:49.45
ドストの小説が実際に読んで笑えるかはともかく、
笑いがドスト的世界観の重要な要素なのは間違いないだろう
所謂カーニバルというか、ドスト的悲劇は必ず喜劇を含んでる
あと笑いそのものについての考察もいくつかあるな 未成年とかに
>>674 ドストエフスキーの作品は、自分にはキチガイ観察記録としか読めない。
爆笑する人の気持ちが分かるわ。
嘲笑ならわかる
爆笑はわからん
マ ジ で 意 味 分 か ら ん
テレビの砂嵐見て腹抱えて笑えちゃう人なんですか?
681 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 02:46:54.31
ドストの登場人物はやたら喋りすぎ、熱狂しすぎで
リアリティーがないって批判してたのって誰だったっけ?
その辺の土方のおっさんでも、言いそうな感想だな
>>680お前がドストアンチなのか高尚厨なのかは知らんが
そこまで必死になる意味が分からん
>>683 好奇心かな。合う合わないの問題じゃないでしょ?
洗濯機のCM見て爆笑する奴っている?
たとえばカイジ見て「顎とんがり過ぎワロタwwwwwwwww」はわからなくもないけど
ドスト作品のどこにそういうユーモアがあるのかわからん。
仰る2つのどちらにも当て嵌らないんじゃないかな。
なにより高尚とは縁遠いもんだと思いますし。
文学的価値はさておくとしても博徒でしょ
685 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 08:30:08.48
>>684 ドスト作品を砂嵐にしか感じない感性w
知的能力が足りないとしか思えんw
自分も爆笑してしまう派だが、どうして爆笑してハイになるのか?の理由は不謹慎すぎて書き込めないな。
洗濯機のCMで例えば「新開発のホワイトセンサーにより驚きの白さになります」と紹介しておきながら
洗濯機から取り出したシャツがアロハシャツだったら爆笑する。
「ベッドの下の男」は完全に笑いメインだろ
688 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 11:07:59.54
ドストエフスキーの作品中の狂人は実はまともな人なんだよな
その意味では狂気を扱ってはいない
「悪霊」のキリーロフにしてもそう
高村薫の照柿読んでみ
ドスの生きた時代が社会の混乱期でああいう狂人を多数生み出したんだろう。
社会の黎明期ごとにドスはリバイバルヒットをし続けるというジンクスがあるらしいしな。
普通の人が狂っていく、狂ってしまった元普通の人たち、というかどこの国でもありうる人心荒廃社会が描写されている。
上の世代(戦争体験のある世代)がドスを賞賛したのはこのためで、下の世代(戦争体験のない世代)が
小説の内容もその意味もよく理解できずに、上の世代へのゴマスリのため、若しくは鸚鵡返しで賞賛しているだけなのが高尚厨のような気がする。
今の現役世代らがドスの内容を本当の意味で理解しはじめるというのなら人心荒廃がそれだけ進んでいるという事だろうな。
嘲笑は不謹慎すぎる。例えていうならアリの巣に水をかけてアリが大混乱する様を眺めるくらいなもん。
人身荒廃、混乱期そのものじゃないか
692 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 13:55:37.97
俺の知り合いに、ドストエフスキーの作品をいくつも読んでるのに、
ドストエフスキー本人が無神論者だと思い込んでる奴がいた。
アホですなあ。
大審問官を笑って読めない奴はドストを読めてないよ
>>690みたいな奴を高尚厨って呼ぶんじゃないの?
>>690 アンタだってドストの時代も第二次大戦期も実際に生きたことないくせによく言うぜ
こういう反論不能な条件を振りかざして馬鹿にする人間が一番たちが悪い
社会的混沌なう・・・に気が付かないのか。
高度経済成長を生きた人には一生かかっても理解できないのかもな。
逆に自分はジェンフリ家庭崩壊・平成元年以降の経済崩壊しか知らないしな。
現代社会に見るドスっぽさとして・・・
盲目で障害者年金を受けて暮しているお爺さんがいました。
お爺さんは寂しかったのか、少年少女らを家にあげてお菓子などを振舞いました。
少年少女らは鍵っ子で夜まで親は帰ってきません。少年少女らはお爺さんに懐きました。
やがて少年少女らはお爺さんのお金を盗んでいくようになりました。
お爺さんはお金が無くなっていることに気が付き、少年少女らを家にあげなくなりました。
少年少女らはお爺さんを逆恨みし、殺害してしまいましたとさ。
※実際にあった事件です。類似事件多数あり※
ドスを読めないということは、人間にとって幸せなことなんだろうな。
そういう意味ではトルも同じことなんだろうけど。
>>696 だからさあ、アンタが勝手に現代に混沌を見るのは自由だけど
それがドストの時代と同種だってアンタに何で分かるんだよ
どうせドストやトルストイやチェーホフ辺りの『小説』を読んだくらいで
当時のロシアの資料をあたったワケでもないだろ
その老人殺害の話しだって高度成長期にはなかったのか?
狂人はいなかったのかよ
そんな薄弱な根拠で他人を見くだしてるとアホに見られるぞ
あんまり言いたくなかったんだけど、君の場合、本を読むどころか意思疎通からして困難だろ・・・・・・
>>698 こういうレスが一番無価値
オレの意見が的外れなら、まずそれがどう間違ってるのか指摘してからこき下ろしな
そりゃあ、都合の良い観点から眺めれば、いつの時代も混沌期だし、
革命前夜のロシアと現代日本の混迷状況が同じだと言うこともできる。
いずれにしろ、大戦を知らない世代にドストは真には理解できないと
いうのは暴論。カニは考えが風変わりなのはともかく、極論がすぎるんだな。
と、カニの悪口はここまでにしといて、せっかくトルストイの名が出たから、
話をドスト作品の笑いの要素に戻す。ドストが少し先行するも、ほぼ同時代に
生きた二人だが、笑いの観点からすると、全く異なる。つまり、ドスト的な喜劇風味が
トルストイの作品からは全く感じられないと思うんだが、どうだろう?
だから、ドストのあの作風はやはり彼自身の資質によるもので、あまり時代背景と
結びつけて考えるのはいかがなものか。
特に大戦を知らない世代にドスは理解できないとは書いてないんだがな。
謎めいた存在である高尚厨とは上の世代へのゴマスリ若しくは鸚鵡返し・・・という話で。
以下の文、高尚厨の価値観では不謹慎の極みにつき閲覧注意
ソーニャんちの父親ダメ人間すぐるwwwwwwww無計画な再婚wwwwwうぇっwwwwwwww仕事をバックレやがったwwwwwwwwww
しかも娘に売春させてまで生活費と酒代せびってるしwwwwwwwありえねー!ソーニャも断れよ!
ラスコ「なんて可哀想な家族なんだろ・・・いや、あの一家はソーニャという枯れない井戸を既に持っているではないか。オレだけ不幸」
うぇっwwwwwwwwwさすが強盗殺人犯wwwwwwwwその発想はなかったwwwwwww荒みすぎwwwwwwwwww
という具合に爆笑してしまうのだ。
三島由紀夫の作品はドスよりもずっと透明感があったり、確信の価値観トリップが行われたりするので恐怖を感じることが多い。
703 :
吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 22:54:23.02
罪と罰のような罪悪感も慣れてしまえば薄れていくはず。
人間は大抵のことには慣れると本文に書いてあるし。
現代ではあの状況なら逃げきってルンルンでおしまい。
「なぜほとんどすべての犯罪は、ああ易々とかぎ出されて、真相を暴露してしまうのだろう。
・・・・最も主な原因は、犯罪を隠蔽する物質的な不可能性と言うよりも、むしろ犯罪者自身の
中に含まれているのである。つまり、犯罪者自身がほとんど一人の例外もなく、犯罪の瞬間に
意志と理性の喪失とも言うべき状態に陥って、そのかわりに、子供じみた異常な小心浅慮の
虜となるからである。」
犯罪者には種類があってな・・・
確信犯・・・きちんと殺せて良かったルンルン♪
粗暴犯・・・殺した!殺した!ウワァ!(精神錯乱で周囲の友人も異変に気が付く)
知能犯・・・ミッションに成功したルンルン♪
ラスコのような粗暴犯は精神錯乱があるから、犯行後ルンルンしないで明らかに様子がおかしい場合が多い。
知能犯は殺人に至る場合もあるが冷静なので捕まりにくい。確信犯は犯行声明を出すことが多い。
犯罪に至る根本的要因の種類によりけりっぽいですな。
>>702 つまりお前は読みながらじゃなく、内容を思い出して爆笑するの!?
キモ!キモすぎ!
そんな自分をキモいと思わないの!?
思い出し笑いで爆笑!?
そんな奴一度もお目にかかった事ねえよ!
ドストで爆笑するって言ってる連中から見ても
お前はキモいし笑うポイントおかしいと思われてるぞ!?
キモい通り越して怖いわ!
自分が周りからどう思われてるか考えた事ないの!?
>>700 ドストの諧謔って多分に自己批判めいたものが混じっていて
それで贖罪果たしてる気がするんだよね
西村賢太のような。
悪い意味での俗物根性。(この字を当てるとあらぬ誤解を招きそうだが)
それは分けて考えるべきで、別にカイジは顎が長くなくてもカイジだし
本論と離れたようなところで狂っちまうようなのはちょっとな。
トルストイはココナッツみたいね。
殻ばっかでうんともすんとも言わないけど
とっかかり見つけるともの凄い甘美な世界が広がっていて
陶酔に似た快楽が見つけられる。
それを笑いとか娯楽とか言うのはちょっと違う気もするけど。
それとカニ。
お前は前スレでも書いたけど全然読めてないから。
ザリガニさんどうしたんですか?
三島スレではいつも普通なのに?
どうしてwを一杯付けて煽ってるんですか?
閲覧注意って但し書きまで丁寧にしてるのに。
笑いはかみ殺してるよ。俯いてププププて。
世の中には色々な人がいるから、「笑うところじゃない」と
他の人が思われるようなところで笑ってしまう人がいるのさ。
それが爆笑厨。そして爆笑厨から見れば高尚厨の方が滑稽な
存在に映るのさ。
>>708 煽ってないよ。マルメラードフのオッサンのダメ人間ぶりに爆笑してしまうだけで。
酒場でラスコとマルメラードフのオッサンが話をしているのを、酒場の少年が「ひっひっひっ」と笑い声を立ててるな。
あの少年と同種の笑い。少年も笑うまいと必死に笑いをかみ殺そうとしている描写がある。
>>710 お前が読むとあれが爆笑に見えるのか
ますますもって意味がわからん
君はハッキリ言って専門家による治療を要するレベルだと思う。
文意を読み取る能力からして怪しい。
いいや、お前が爆笑と嘲笑の違いがわからんだけだろ
嘲笑は出来ないだろうな。ソーニャへの被害が甚大すぎるから。故に笑いをかみ殺しているのである。
なら爆笑もしてねーだろ
>マルメラードフのオッサンのダメ人間ぶりに爆笑してしまうだけで。
>酒場でラスコとマルメラードフのオッサンが話をしているのを、酒場の少年が「ひっひっひっ」と笑い声を立ててるな。
>あの少年と同種の笑い。
>嘲笑は出来ないだろうな。ソーニャへの被害が甚大すぎるから。故に笑いをかみ殺しているのである。
お前にとったらこの3つどれも同じ意味で爆笑って語彙で表現されるんだろ?
意味わかんねーよ
マルメラードフは今の自分すぎて死にたくなるんだが
ドストで笑ってる自分に酔ってるんだろ
へ!へ!へ!
そりゃ滑稽ですな!
へ!へ!へ!
(V)∧_∧ (V)
ヽ(・ω・)ノ
>>717 じゃあ酒場の少年のように”失笑”してやろう。
. / /
ノ ̄ゝ
. (V)∧_∧(V)
ヽ( )ノ ひっひっひっ
. / /
.......... ノ ̄ゝ
結局お前がバカだったんじゃねえか
往生際の悪い
カニは馬鹿だけど
「ドストで笑ってる自分に酔う」という発想がよく分からない
未成年の、佐藤優による解説の最後の名義の部分が<起訴休職外務事務官>で吹いてしまった。
そうそう。佐藤優って外務官やめてないんだよな(笑)
>>692 アホなんじゃなくて読んだふりしてるだけじゃね?
イワンやキリーロフに萌えてる豚なだけじゃね?
727 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 15:43:57.92
イッポリートの告白とかあんな場面に遭遇したら
口を半開きにして舌を中に浮かせ笑いをこらえるしかないw
古今東西いろんな小説はあるがドスほどの爆笑小説家はいない。マジで。
その話もう終わったで
ダウンタウンの「笑ってはいけない小説家24時」にドストエフスキーが出るそうです
732 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 15:54:37.99
1万人武道館に集めて「貧しき人々」を朗読してみたい
シュールな笑いがマグマの様に会場を包み込むであろう
733 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 16:00:26.81
なんであなたそんなに私のこと見ますか?
アゾルカ!アゾルカ!
しかし、ドストの凄いところはどの作品も、否応なしに作品の世界に読者を引き摺りこむ魔力のような
ものを持っているところ。これは誰も真似できないほどの才能であるところは確か。
でも、トルストイもその辺は凄いし、あ〜わかんなくなってきたw
ロゴージン萌え〜
へ!へ!
マルメラードフが、カテリーナに髪の毛捕まれて引きずられながら、「これでも私にとっては、快感なんです!」とか言ってた場面は、当時高校生だった自分には、妙につぼった。
738 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 23:45:24.13
狂気…も人間的なものとみなせなくては、この現実の世界はよみ解けないよー!
まあ、舞踊ではないが……。
739 :
鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/19(火) 00:06:23.29
俺は荒野の狼……の信奉者ではないにしても、この世を本当に秩序立てているのは、
不幸にも存命中は狂人扱いされていた一部の「天才」なんだよね……。
デザルグとかガリレオかわいそー;;
ザクースカ食いてえ
741 :
鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/19(火) 00:12:59.38
キャベツの塩漬けだっけ? ドイツ語は忘れつつあるぜ
コーヒー牛乳を飲んで寝ます
743 :
鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/19(火) 00:16:22.17
おれなんかまみーのんでねるぜ・・・、ちょっと暫く前の愛人の母乳を想起する・・・
なにこの馴れ合いスレ
イポリートかわいいよ
ドストエフスキーってイケメンなんですか?
あんまり・・・
ニーチェってイケメンなんですか?
チェーホフのメガネモードはガチ
751 :
吾輩は名無しである:2011/07/19(火) 22:30:31.18
写真で見る限りチェーホフはマジ女にもてそう
しかも190cm位あったらしい
イケメン、高身長、医者
これだけでもすでに大三元なのに
文学者として歴史に名を残して字一色四槓子も加わったみたいなもん
でもチェーホフは女に縁が無く、40歳でようやく女優と結婚したんでしょ。
で、半年後に死ぬ、と。
医者なんて当時のステータスは大したことないんじゃね?
ドストのも医者の息子だがそれほど金持ちだったわけじゃないし偉いのは貴族かそれ以外だと銀行家か大工場経営者か投資家だろ
やっぱりイケメンはオスカー・ワイルド様じゃね?
たしかにチェーホフの小説は童貞臭全開だな
プルーストも医者の息子で、サロンに出入りして遊びまくってましたよね。
758 :
吾輩は名無しである:2011/07/20(水) 22:11:02.45
>>757 19世紀にピンサロがあったなんて・・・
これが笑いか・・
へ!へ!へ!
いま、でけえオナラをした。
ところが、匂いがリアルなんだよな。
で、パンツの中を見たら、うんちが飛び出てた。
どう思うね?
俺も歳かな・・・。
平野啓一郎だけど何か質問ある?
765 :
アニマ煮佃←:2011/07/21(木) 19:02:18.43
>>763 ロリ顔、巨乳、アニメ声です!
何だ、俺のもと妻そのものか、、www
>>754 まわりに女はいっぱいいた
モテモテで何人とも付き合った
妹が女房気取りみたいなとこもあった
表面上は誰にでも優しかったみたいだけど、
手紙を読むとブサイクには冷淡(2ちゃんねらか!)
ただ、10代の頃に苦労したせいか人間不信
そのうえ、一番愛した女性が人妻だったので結婚しなかったんだと思う
次は白痴でも読むか
いややっぱ短い地下室の手記にしよう・・・
769 :
吾輩は名無しである:2011/07/22(金) 18:14:38.26
カラマーゾフだけ読めばいいだろ?
全部読んだら疲れる。
無理しないで村上春樹でも読んでればいいよw
村上が訳したフィッツジェラルドは読みましたよ。
この村上ってよく知らないけどなかなかの美文を書く人ですね。
何で突然村上春樹が出てくるんだ?
それしか読んだことないんだよ
774 :
吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 00:54:48.79
あのポルノ小説で有名な村上さんね
へ、へ、へ!確かにわたしは射精しました。
そりゃ淫蕩も期待してますよ!
あんた方には淫蕩がよほど興味の的らしいですな。
776 :
吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 13:26:28.68
俺はナポレオンなんだ!
完全にかぶれとるな
779 :
吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 20:27:56.52
私たちは大きな家に住むようになったが、家族はどんどん小さくなっている。
より多くの便利さを得るようになったが、ますます時間に余裕がない。
私たちは多くの学位を得るようになったが、感覚は衰えている。
より多くの薬を持っているが、健康な人は少ない。
私たちは月までも行けるようになったが、新しい隣人と出会うこともままならない。
より多くの情報を得るようになったが、心からの交流を持つ機会はますます減っている。
780 :
吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 20:47:50.15
イッポリートの告白とかあんな場面に遭遇したら
口を半開きにして舌を中に浮かせ笑いをこらえるしかないw
素敵ですよね
ドストの小説って
782 :
吾輩は名無しである:2011/07/24(日) 10:42:36.46
きてぃ○いに刃物、日本人にどすと○ふすきー。
日本のドストエフスキーを教えてください!
784 :
吾輩は名無しである:2011/07/24(日) 14:19:35.60
埴谷雄高
小林秀雄ってドストエフスキーの話書いてるんですか?
仮面の告白の冒頭にカラマの文が載ってたよね
三島もドスト好きだったのかな?
俺も今書いてる萌えラノベが賞とったらスタヴローギンの告白を冒頭に載せるんだ……
788 :
吾輩は名無しである:2011/07/24(日) 20:55:15.29
イヴォルギン将軍のうそが最高(犬を列車の窓から放り投げたw)
ナスターシャに見破られてしどろもどろw
村上春樹なんて言ってる奴は、ちゃんとチェーホフ『サハリン島』も読めよ
そして村上春樹のノンフィクション『アンダーグラウンド』と『約束された場所で』
を読むと…
>>786 三島も罪と罰を読んでいたことは確かだと思うよ。本屋で立ち読みしたけど
三島由紀夫が罪と罰の小説について書いていた本があったよ。
確か、「小説は犯罪小説のほうが面白い」 みたいなことを書いてあった。
「真面目な本は小説でもないし誰も読まない」みたいなことを書いていたような。
カラマーゾフ何ヶ月で読んだ?
792 :
吾輩は名無しである:2011/07/25(月) 04:53:37.59
三島なんかドストエフスキー読んでるに決まってるやん!!
三島の『仮面の告白』、太宰の『人間失格』、坂口安吾『不良少年とキリスト』、芥川の『或る阿呆の一生』で、
冒頭やクライマックス重要な部分でドストエーフスキーは最もすぐれた(におさまりませんが)評価を
与えられる意味合いで引用されていますよね……。
小林秀雄については、ミスリーディング多すぎて問題外かも知れませんが、
『ドストエフスキーの生活』は新潮文庫で確か入手可能ですよー
>>785佃煮マリアさん
795 :
吾輩は名無しである:2011/07/25(月) 06:59:54.84
>>791 金原ひとみのコメントが帯に書いてある。
「上巻4カ月、中下巻3日」らしい。
上巻さえ読めれば後は指数関数的にスピード上がるのは事実。
読む為に使える時間によるだろ
上巻より中巻最初の俗物ゾシマの説法がタルかった
800 :
吾輩は名無しである:2011/07/25(月) 13:10:01.45
>>795 指数関数的と等比級数的は一緒だと考えてよろしいですか?
>>799 そんな読み方で内容頭に入ってくるのか?
上巻が読み終わると早くなる法則
803 :
吾輩は名無しである:2011/07/25(月) 17:55:48.91
ウィトゲンシュタインはカラ兄を50回以上精読したそうな。
オレゲンシュタインは100回は精読してるぞ
今ヴォルテールのカンディード読んでるんだが、
ユーモアというかアイロニーの感覚がかなりドストっぽい
ヴォルテールって大地震が起こったとき、自然に反抗して空に矢を放った人でしょ
被災者も見習って欲しい
三島由紀夫の劣等感のこじらせ具合は津山三十人殺し並みな感じがする
最後はおホモだちに首を切らせて変死体か
ドストエフスキーの方がまともに思えてくる
なんで突然三島の劣等感の話になるんだ。
三島スレのバカ犬と同一人物かどうかはともかく、
ま、同類のアホだなw
809 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 03:29:55.03
イオネスクの大佐の写真読んだことある人っている…?
読んでみたけどわっちの頭じゃ理解できなかった('A`)
810 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 03:51:58.09
萩原朔太郎はカラ兄を二日で読みおおせたらしい。ちょっとワロタ。
速読使いなら3時間あれば十分
812 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 09:55:13.86
○ドフトエフスキー
×ドストエフスキーw
ヴォルテールとかクライストとかの地震に関連した小説読んでてふと思ったんだが、
ドストの小説には天変地異みたいなのほとんど出てこないよね
善悪を超えた自然の力みたいなのは悪霊とかでちょっと出てくるけどあくまで観念的なものだし
814 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 13:52:45.41
現代には、自分の利のために法を平然と犯せる第3のタイプがいる。
映画ウォール街のGordon Gekkoタイプといえる。
815 :
名無し草子:2011/07/26(火) 20:26:25.96
タイプ…って、沢山存在する気がするなあ。
単なる確信犯もいれば、バレなきゃいいじゃんとか、善悪美醜の感覚を喪失したのではなく寧ろ超越した生命力そのものとか…ね!
にしても女性の人は色恋沙汰の修羅場では…、、本気で法律など度外視する感覚がする、、
浮気した程度ですぐ包丁振り回すし、、www
ラスコーリニコフになってきます
817 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 20:56:49.47
大地に接吻なさい…!
「わたしがやりましたと」言いなさい…!
818 :
吾輩は名無しである:2011/07/26(火) 21:48:43.68
ドストエフスキーが好きだからっていって、
ベルジャーエフに手を出したりするやつはおまえらの中にいないんだろうな。
頭わるそうだし。
ゴーゴリなら買った、ざまあみろ
821 :
吾輩は名無しである:2011/07/27(水) 08:58:41.64
清水正日大芸術が部教授
822 :
吾輩は名無しである:2011/07/27(水) 19:02:46.88
清水正日大芸術学部教授
今度もっと早く直しなさい
(本当は諦めるのが一番いいんだけどね…まあ、がんばりなさい)
ベルジャーエフを頭悪いとか言ってんだなコイツ
>>818
827 :
吾輩は名無しである:2011/07/28(木) 08:46:41.93
カラ兄50回
あれは他に娯楽が無かったから仕方なくだろ
俺だって戦国ランスなら50集してる
罪と罰を読む
一の悪行は百の善行によって償われる
超世間的天才にとっては殺人も正当化される
ふむ
しかし私は「正義」にどこまでもこだわる
例えばAがBを殺そうと襲いかかるとしよう
その場合Bさんは「正義」のために自らを守らねばならない
BさんはAを「殺す義務」が発生する
ここで重要なのはBさんが死のうが生きようが「どうでもよい」という点だ
命よりも「正義」を尊重するがゆえにBさんはAを殺さねばならない
「正義」は人命よりも崇高で「あるべき」なのだ
この小説の主人公はラスコーリ二コフのごとき「へたれ」でもなければ
ソーニャでもラズミーヒンでもない
「スヴィドリガイロフ」その人なのであり、彼の「自殺」という失敗に尽きる
(こいつもへたれである)
彼はピストルの銃口をラスコーリ二コフになによりも自分を拒絶した「不正義」
こいつの妹に向けるべきであった
でなければ「正義」がまっとうされない
「正義」というものを軽く考えてはならない
人間は「正義」を貫くためには「いやいや殺人を犯す義務」があるのだ
「正義」の前には人間や安っぽいヒューマニズムは放棄されねばならない
マルメラードフの妻は「正義」を探したが吐血して死んだ
結論からいえば「罪と罰」は「駄作」である
なぜなら主人公は「正義」を貫徹したものの、その「重み」に耐えられない弱者であった
>>829 「正義」を連呼するのはいいんだけど、その「正義」っていったい何なの?
清浄なるアーラヤ識より発露する
宇宙万物の理
>>829 びっくりするぐらい頭悪いなお前ww
AがBを殺そうとする
Bは身を守らないといけない
まではまあいいけど、なんでそれが「BはAを殺さねばならない」に発展するんだww
Aを殺せなかったらBは罰を受けるのか?
誰に?どういう名目で?
罰が伴わないにしても義務という以上遂行できなかったら
Bは「罪」を犯した事になるよな?
自分を殺そうとする人間を殺さない事が罪なの?
だいたいなんでBが自分の身を守ろうとする事が「正義」なんだ?
頭悪いなりに難しい事考えようとしたのはいいけど
言葉に振り回されないようにしようなw
義務を遂行できなかったと仮定するなら
当然、Bは「罰」を受けてしかるべきです
当事者にとって不可欠、不可避というのがひとつの基準になります
例えば「飢え死にしかかっている子供」(助ける者は誰もいない)
という状況下では餓死寸前の子供の「なすべき義務」ないし「正義」は
「他者を殺してでも、食糧を盗むこと」になります
この義務を遂行できないなら彼ないし彼女は死ぬことになります
それが「罰」です。義務不履行ゆえの・・・
罪と罰はテロリズムの予言とされている
正義のための犯罪はなんの関係もない人を
巻き込む可能性がある
以前江川で罪罰を読んで今亀山で読み直してるんだがこういう軽いのも悪くないと思う
このスレでは亀山を褒めると叩かれるので気をつけて下さいね。
838 :
吾輩は名無しである:2011/07/28(木) 17:54:06.20
まー実際、亀山も亀山信者もキモいけどね。
>>829 スターリニズムとか毛沢東主義では不十分なんですか?
なぜそこでスターリンや毛沢東が登場するのか?
ドストエフスキーが「預言者」だからですか?
ナロード二キやらボルシェビキが「悪霊」となり
ロシアの大地を跳梁跋扈するからですかね(笑)
俺はただ単に「正義」について「原理」的側面から語ったにすぎません
「正義」には痛みがともなう、もっともこの「痛み」はドストエフスキーいわく
「快楽」の一亜変種だそうですが・・・
>>829 >>834 >>840 君の言う「正義」の意味がさっぱり分からん
どうやら「生きる」ことが「正義」であり絶対的な「義務」であると解釈しているみたいだけど
その解釈がどうして成り立つのかを説明してもらいたい
>>840 いや、あなたの言うことを鵜呑みにしていくと
スターリンや毛沢東、別にヒトラーでも北の将軍様でもなんでもいいですが
独裁者の英雄譚は良作になってしまうようなので。
841の言うように「正義」の定義をはっきりさせてほしいなあ
ドストを馬鹿にするのはそれから
俗に言う社会正義を意味しないのは理解出来るし、適当な語彙が見当たらないのもわからないではないんだけど
何故駄作というレッテルを貼られてるのかわかんない。「ラスコ嫌い」でいいじゃん
ラスコ嫌いというのは自分自身の理論に怖気づいたラスコのヘタレっぷりにであって
>>829は間違いなくラスコ理論の信奉者だろう
自分ならば途中でヘタレることなく完遂できるとわざわざこの場で宣言しているわけだ
頼むから変な事件だけは起こさないでくれよ
そもそも
>>829のラスコ理論解釈もかなり斜め上をいってるんだけど本人は気付いてないんだろうな
>例えばAがBを殺そうと襲いかかるとしよう
>例えば「飢え死にしかかっている子供」(助ける者は誰もいない)という状況下
なんてのは「一の悪行は百の善行によって償われる」というラスコの理論とは何ら関係のない話なのに
これはむしろスメルジャコフの話した回教への改宗を拒否して皮をはがれた僧侶の話に通ずるものだろう
こういうスレの流れは大歓迎
>>829は自分を馬鹿にする奴を殺す義務があり
その義務を遂行することが正義であるとまじめに考えていそう
849 :
吾輩は名無しである:2011/07/28(木) 23:40:13.67
/)
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/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
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,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
上でごちゃごちゃ言ってる奴って俺が女だったら絶対付き合いたくない人種だわ
>>845 えーでもそれって旋毛病のくだりが一切無視されてない?
あそこでメタフィクション出すのが夢オチみたいでくだらねえって印象が育って駄作ってのなら
まだギリギリわかんなくもないけど
厨で可愛らしい登場人物が多いね
イポリートやステパンやコーリャも捨てがたいが一番可愛いのはやっぱりラスコかなあ?
ウィキペディアを見たら罪と罰を手塚治虫が漫画化したとかあるね
探してみようかなあ。
854 :
吾輩は名無しである:2011/07/29(金) 12:40:25.14
>>853 つまんないし大幅にストーリー改変されてるけどね
どっちかつーと大島弓子の漫画化の方がおすすめ
勿論好みにもよるだろうが
そんな同人誌で金を稼いで恥ずかしくないのか!その女は!
手塚のは駄作だったな
手塚治虫の奇子って最初読んだとき登場人物の構成が画期的だなと思ったんだが今となってはカラマのパクリだとしか思えない
そもそも手塚治虫って50年前なら斬新だったのかもしれないが今読むと面白いとも絵がうまいとも思えないんだが
蜘蛛の糸ってカラマのパクりですよね?
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´ むうう、ガンダダが…
/ ∩ ノ)━・'/
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___ /
860 :
ラッコ:2011/07/30(土) 00:23:00.26
正義は相対的
白痴読み終わた
最後が特に面白かった
新潮だけど裏に結末書いてあるのが最悪だったな
862 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 02:13:25.36
上で「悪霊」と共産主義との関連の話があるようだが
S50年代前半かな悪霊はよく読まれた
連合赤軍事件との関連において
予言の書みたいな捉え方もあったかな
俺たちも大学入ればあんなことするのかという動機で
読んだかな
まあ世代によって読み方は違うだろうが見かけたので書いておく
863 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 04:52:50.85
>>858 グルーシェンカの一本のネギの話がモトネタだよ
ただあれはパクリとはいわないと思う
それいったら芥川のほとんどの作品が今昔物語やら何やらのパクリだw
ネギの話だって、元はロシアの民話じゃないの?
埴谷雄高の「死霊」の第5章が何十年ぶりに発表されて、
文壇が大騒ぎになったから、その影響もあるかもしれんね。
埴谷雄高と椎名麟三はともに非合法時代の共産党員で転向者。
この二人の書いたものを読むと、『悪霊』には特別の思い入れがあるようだ。
>>860 相対的なのは善悪であって
正義はひとつだよ
善悪が相対的とかいう相対主義者はこの世に蔓延ってる悪魔。
善悪が相対的なのは常識だろ。
正義対正義でぶつかりあってお互い手段を選ばず泥沼になっている場面はよく見ます。
それぞれの中の善悪基準が噛み合ってないんでしょう。
バカとバカがぶつかり合って泥沼になってるのは見るけどなぁ。
ウルトラマンってあるだろ。
怪獣が来るよな。
怪獣、体大きいでしょ。
体大きくて、ホット立ったら、家を2.3軒潰してしまった。
あれホントに潰そうと思っていたんだろうか?
ひょっとすると、体が大きいからつい踏んじゃったんじゃないか。
人間だってカエル踏んだりミミズ踏んだりする。
その瞬間、アッやってしもうたと思うわけですよ。
もしかしたら怪獣もそうだったんじゃないか。
873 :
872:2011/07/30(土) 15:57:05.00
そしたら思いの強いそこの住人は「なんだこの野郎、俺たちの家を潰しやがって、ウルトラマ〜ン」
と呼ぶとウルトラマンが来るわけだ。
ウルトラマンは武士道精神がないよな。
怪獣の意見も聞かず「ターッ」とすぐやろうとする。
ちゃんと話を聞かんかい馬鹿が。
事情があって怪獣も来てるわけでしょ。
もしかしたら道間違って、たまたま地球に来て、すみませんって道聞こうとしたのに、
体が大きくて家を踏んでしまった。
874 :
872:2011/07/30(土) 16:02:41.49
よく考えてみると、ウルトラマンのほうが家壊してるよ。
もっと良識のある奴だったら知恵使って、ウルトラマンも、
「おい怪獣、ちょっとお前と話しがあるから、ちょっと場所変えようや」
「ちょっと空中で話し合いせんか」
そう言って連れていって話を聞いてコリャいかんといってやっつけるならまだわかる。
話しも聞かんで、どんどんぶん投げて、東京タワーは壊れるわ、家は壊れるわで、
あれが正義なのかな。
875 :
872:2011/07/30(土) 16:16:20.81
じゃあね、その怪獣にも家族はありますよ、きっと。
その家族にとってウルトラマンは敵ですよ。
自分のオヤジがやられて、黙ってないって言って、
怪獣の家族の立場からいったら、ウルトラマンは悪ですよ。
そうじゃないですか?
そのくらい正義と悪の関係は曖昧だよということをわかっていただきたい。
今度ウルトラマンと会う機会があったら、きっちり聞いておく。
あんたは武士道精神というものを知っとるのかね?
カラテはやってるみたいだけど。。。
長文乙です。
どこまでが正当防衛かという話ですね。
似た様な問題にカルネアデスの板舟、トロッコ問題などがありますね。
どうしても避けられない判断に従ったとき、その判断のせいで犠牲者が出るなんて言う場合、
個人の中で善悪の葛藤が生じます。
法でそれが許されるとしても、本人の感情の整理は付かず、下手をすると一生引きずったりもしますね。
深い問題です。
人間の暮らしをデストロイトする奴は人間であっても人間の悪でありそれを懲悪する奴が正義の人間なのだが
それじゃあ菅直人は一体何なのか?というパラドックス。
活動家あがりの一山いくらのオッサンだよ
あいつが首相になってからニートやってた長男が第一研究所に就職決まったんだっけ
うさんくさいオッサンだよ
879 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 16:37:29.55
>>869 善悪が相対的だっていう相対主義者がいるのはたしかだな。
880 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 16:46:35.88
怪獣と話せんのか?ウルトラマンは 言葉通じない奴と和解なんてできないだろ
881 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 17:27:19.75
カラ兄50回
未成年のアンナ・アンドレーエヴナとラムベルトってニャンニャンしたの?
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
二回立て続けに貼られると笑うw
指ふっ飛んでるで
「正義=善」じゃないのに分かってないやつが結構いるんだな
889 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 21:34:18.72
>>887 おまえも大してわかってないだろ
ベルジャーエフも読んだことないバカのくせに
そこはチョメチョメだよなw
なんだよにゃんにゃんて
昭和www
ここはひどいインターネッツですね
>>889 それなら「正義」が何なのか答えてくれや
いやいや
最近のJKは「スケベする」とかいってるぞ
「カレシとちょースケベするって感じー」のようにな
チョメチョメってそれ山城新伍じゃないの?
久しぶりに聞いたわ
そもそも最近はなんていうのかが分からないけど
895 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 21:47:20.17
パフパフ
>>889 わざわざベルジャーエフの名前を出してるんだからそれとの絡みで答えてね
897 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 21:51:14.46
正義の味方ウルトラマンだぞ
水戸黄門でもええやないか
899 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 22:01:45.70
>>892 >>896 ベルジャーエフは有神論的宗教哲学者だから、こうなるね。
善=神に従うこと、神の前に謙虚になること
悪=神に背くこと、安っぽいヒューマニズムに拠ること
バカにでもわかるように書いてやったんだからありがたく思え。
ちなみに正義なんて野暮な話はどうでもいいから出てこないね。
>>899 それは「善悪」の分類であって「正義」の定義ではない
「有神論的宗教哲学」などというのであれば
その「善悪」を成立せしめる前提となる「正義」について
分かりやすい例で答えられるだろう
トロッコ問題を例に出して考えましょうよ
>>899 >ちなみに正義なんて野暮な話はどうでもいいから出てこないね。
どうでもいい野暮な話に首を突っ込んできたのは君のほうなんだからちゃんと答えてね
>>901 わざわざトロッコ問題持ち出さなくてもラスコリニコフの初めの方の考え方について考えればいんじゃね?
一人の英雄のためなら千人の犠牲もやむを得ないというラスコの考えと、
一人の作業員のために五人を犠牲にするトロッコ問題はほとんど同じ問題です。
正義とは何か?に対する
間違いない回答なんか存在しないだろ
906 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 23:09:40.65
>>905 だね。
ベルジャーエフどころか、哲学や倫理学の概論レベルの本も理解できないガキが、
幼児的な言葉遊びをしてるだけ。
907 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 23:20:44.84
デモとか行かないのか?
何かしないとのっとられそうでない?日本…某宗教団体とかに…
ロールズの第一、第二原理でええがな
>>905 君も多分「正義=善」と勘違いしている口だろうね
「正義」というのは一言でいえば「勧善懲悪」のこと
これがなければ誰も進んで善を行わないし誰も悪を避けようとしなくなる
つまり善人が報われ悪人が罰せられるという因果関係を成立させること
それこそが正義に他ならない
910 :
909:2011/07/30(土) 23:51:04.04
ベルジャーエフの善悪観に従うのなら
神に従うこと、神の前に謙虚になること、このような人は天国に召される
神に背くこと、安っぽいヒューマニズムに拠ること、このような人は地獄に落とされる
ということになる
これを約束できないのであれば誰もその神を信じはしない
宗教というのは来世における勧善懲悪を前提に成立しているんだから
ちゃんと理解しているのなら答えられるだろう
どうも間違ってないんだけどニアミスしてる感があるなぁ
有効な反論が出来なくて悔しいけど。
912 :
吾輩は名無しである:2011/07/30(土) 23:54:03.91
神とかもちだして宗教的な善悪で正義を語るなよ
913 :
909:2011/07/30(土) 23:54:27.05
ちなみに何が善で何が悪なのかというのは二次的な問題なのであって
これまでも時代によって善悪の価値観は変化してきたし
現代でも社会や文化の違いによって善悪が異なったりもする
しかしいずれの時代や社会や文化においても
善人が報われ悪人が罰せられるという正義が例外なく実践されることを理想としており
不老不死でも手にしない限りおそらく人類は永遠に正義とともにあろう
このニアミス感はねえ
たぶん三段論法やったときにアニミズムが出来上がっちゃうからなんだろうなと思うのね
つまり、天国に行くためには善行を行う必要がある。
善行を行うと報われるという図式を成立させるために正義がある。
ということは正義を行えば天国に行ける
この図式の矛盾が正義=善という誤った解答を導いてるってとこが問題なんじゃないかなあと思うのね
>>912 うん、そうだよね。
2たす2は4になるのが正義だよね
形而上学的に考えてたら規範意識を糾合して全体主義になっちゃうよね
どうせ定義を求めてもトートロジーに陥るからやっちゃったもん勝ちになるだけだろ。
そんな難しい話しかよ。
広辞苑で「正義」と引いてみりゃすむことだろうが。
正義=善じゃねえな
正義⊇善か。
で、ベルジャーエフ読んで自慢している人はどこにいったの?
もしかして
>>912がその人?
920 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 00:40:47.67
>>919 ここまでで、おまえが一番知識も頭もないことが判明
結局ベルジャーエフは正義とは何ら関係なく名前を出したってことなんだな
権威主義ご苦労様です
ゆっくりお休みください
922 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 01:27:37.64
↑正義なんて下卑た話はどうでもいいって要旨すら理解できなかった低能君
923 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 01:28:07.94
test
かわいいは正義
孫正義
____ ____ .___ ____ ____ ____ ____ ____
/__.))ノヽ_.))ノヽ_.))ノヽ _.))ノヽ_.))ノヽ_.))ノヽ_.))ノヽ_.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.) _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ´・ .〈・ リ
.しi r、_) |. r、_) |. r、_) |. r、_) | r、_) |. r、_) |. r、_) | r、_) |
|. (⌒7./ [Iエlユ./ .(⌒7./ .() / (⌒7./ ∠ユ./ (⌒7./. `ニニ' /
ノ `ー―i´ .`ー―i´ `ー―i´ .`ー―i´ `ー―i´ .`ー―i´ `ー―i´ .`ー―i´
「わ」 「し」 . 「が」 「そ」 . 「だ」 「て」 . 「た」 「。」
カラマーゾフ、罪と罰と読んで悪霊に進んだんだけどいきなりつまらなすぎる
何回トライしても第1部から読めない
後回しにして白痴(変換できないのが腹立つ)に進もうかな・・・
google変換入れればいいのに
キリスト保守主義者だったドストが、
当時勢いに乗ってた社会主義を攻撃するために書いたのが白痴てことでいいのか?
ソ連では一時期「革命を誹謗するもの」として評価低かったらしいけど、自分も何かそんな感じ
930 :
929:2011/07/31(日) 15:38:46.59
ゴメン 白痴じゃなくて悪霊ね
悪霊と悪魔がいつもごっちゃになる
どっちが先に書かれてんの?
932 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 16:49:46.37
カラ兄50
933 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 17:17:28.31
韓流・フジテレビ に「物申す」の方々、是非、拡散を!
★2ちゃんの有志がフジテレビへの抗議デモを決行!
参加条件は君が代を歌えること
日時: 8月7日11時〜13時 集合場所:お台場
悪霊に限らずだけど序盤に人物・背景紹介でそれが済んだらドドドッと進むのばっかじゃん。我慢して読むべし
935 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 19:05:43.59
>>927 多分序章のステパン氏の半生のとこでつまずくと思う。自分もそうだったし、昔罪と罰初めて読んだときもマルメラードフの長口舌のくだりで投げ出しちまったけど、繰り返し読むうちあの部分がすごく面白くなってきた
悪霊も光文社新訳を読んでみたら、前は苦痛だった序盤がかなり笑えてすらすら進んだわ
936 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 19:13:00.86
「悪霊」はハマれば何度でも読んでしまうマニアックな本
ドストエフスキーファンで「悪霊」ファンは意外と多い
937 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 19:25:43.64
>>872-873 ウルトラマンのバカヤロウとドラマの中で言わせた監督がいました
実相寺昭雄です
悪霊は明らかにドストがギアいれて書いてるみたいな
物語が加速するところが何カ所かあって、そこがたまらん
悪魔の言葉を囁きながら少女を犯して死に追い込み神父に告白しても実は罪悪感なんてはなからなかったり
940 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 19:36:34.60
941 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 20:01:27.57
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| ` ⌒´ノ | / ::::::::::\ ・・チェンジで
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/::::: \ ソーニャ
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|i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::://,::::.. " ニニヽ、⌒ij~";_ ィ /:::::::|:::::〃::: : ヽ
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::::::`ー―――‐一´ ̄~  ̄  ̄
罪と罰だけ文体が違う気がする
まどろっこしい語りが少なくテンポが速くて読みやすい
口述筆記だからだろうか?
944 :
吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 12:34:33.56
>>914 >たぶん三段論法やったときにアニミズムが出来上がっちゃうからなんだろうなと思うのね
>つまり、天国に行くためには善行を行う必要がある。
>善行を行うと報われるという図式を成立させるために正義がある。
>ということは正義を行えば天国に行ける
なんでこれがアニミズムなの?
>>929-930 社会主義活動で死刑宣告まで受けたドストエフスキーが生き延びるために書いた小説
ドストエフスキーは秘密警察にマークされているのを死ぬまで気にしていた
(実際はドストエフスキーが死ぬ前に監視は解除されていた)
946 :
吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 16:02:42.97
>>942 アル中の飲み方はそんな飲み方じゃありません。
確かにアル中はマルメラードのような行動や思想にはならないわな
現実はゾラの居酒屋のクーポーだな
上流階級の生活も伯爵家出身のトルストイと比較するとなんだか本物らしさがない気がする
リアリティーがないからといって作品がダメだというわけじゃないけど
前にお酒屋さんのレジに並んでたら、前に並んでたおじさんがニッカの入った箱をレジに出して、
店員から釣り銭をひったくると同時に箱を開け、お酒のキャップを開けてその場で飲み干したのにはびっくりしたなあ。
全身がガクガク震えていて、周囲の人はあっけに取られてました。
ああいうアル中の人たちには思想なんてものはありませんよ。
ニアミスって言葉も誤用してるな
俺の地下室の手記のリーザみたいな彼女ほしい!
ソープへ行け
読みやすい訳はどれ?
アル中は酒が切れると震えとか幻聴とか幻視とか不眠といった離脱症状に襲われる
酒を飲まない人にとってアル中は周囲の迷惑顧みず自分勝手に酔っ払っててめでたい人だと思うが離脱症状の苦しさを酔っ払って感じないように常に飲み続けてるだけ
>>952 亀山
スタヴローギンは何で自殺したんですか?
スタブローギンもスビドリガイロフもスメルジャコフも無神論者は生きる価値がないから作者によって消されたんだと思う
じゃあキリーロフは何で自殺したんですか?
キリーロフは「人間は死んだら神になれる」と確信したんだけど
それを証明するには死なないと証明できないので自殺した。
959 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 23:02:11.04
まだ罪と罰(米川)しか読んだことのない初心者ですが、たいそう面白かったので他のも読んでみたいです。
カラマーゾフを読むのにおすすめはどの訳ですか?
やっぱ米川さんですか?
亀山さんってのは、やっぱりいまいちでしょうか?
スヴィドリガイロフは「結局人生は自分を騙し仰せた者が勝つんだよ」と言い残してピスとル自殺したから、
要するに自分を偽る事ができずに敗北を認める形で死を選んだのでは。
スタブーロギンは神になれなかったから自殺したんでしょう。
スメルジャコフは三兄弟をかばうためじゃないかな?
ありがとー! でもそれキリーロフの言葉そのままでは?
自分なりの解釈についてもお願いします。
>>960はユニーク、流石に説得力あるなあ、、
しかし、自殺したかったからが真実として正解ですよね。
(と言うか問題の立て方が間違っている……オッカムの剃刀に関係しています、ね)
ではw
自然科学的には遺伝か?環境か……?
遺伝と環境の組み合わせだよね、自殺したのは。では
確信という狂気・・・は分からないだろうな。
神風特攻隊が「戦闘機で敵機に突っ込んで自爆して僕は死ぬんだ。それが正しいのだ。」と確信して死んでいく。
お巡りさんが「例え何があろうとも、警官が逃げたら(社会秩序を維持できなくなるため)終わりなんだ」と確信して殉職していく。
人間一人一人、色々なことを確信しているから自我が存在する。
つまりキリーロフが確信した「死ねば神になれる」という論理をキリーロフは証明せざるを得なかった。
それが確実に正しいことであるとキリーロフは確信していたから。つまりキリーロフは気が狂っていた。
ニコライが自殺したのはマリアに拒絶され、失望と焦燥に駆られマリアを殺害を決意し、マリアはフェージカに殺害された。
マリアはニコライを怖がったからニコライを拒絶した。マリアは今いるニコライはニコライの偽者でニコライではないニコライ以外の人だと誤認した。
ニコライは一生懸命マリアを怖がらせまいとしたが、マリアは恐怖心のあまりニコライに怒声をあげた。
ニコライが凌辱して自殺に追い込んだ少女に泥棒の濡れ衣を着せたペーパーナイフ。
つまりニコライ自身がマリアを殺害しておきながら、マリアを喪失してしまった絶望がニコライを自殺させてしまった。
ザリガニの個人的所感として、マリアは清らかな生き方しか赦されない女性だったのだと思う。彼女が修道院に幽閉されたままであれば
ニコライはあんなことにはならなかったと思うしね。
>>964 僕は吃驚してしまった! ニコライについてはあれは逆ですらないですねですね……。
医学の徒ならそう判断するでしょうね。
光文社?は読みやすくていいね
>>959 亀山郁夫訳の光文社文庫は時代背景やなんかの解説に重点が置かれているので
世界観を理解しやすい
>>966-967 肩書、ロシア研究家ですからね。浅い文献学者、言語学者の揚げ足取りはつまらん。
罪罰やカラマは亀山の解説をざっーと読んで新潮(罪罰なら岩波も)に行くのがベスト
亀山訳は訳文自体は一見平易なんだけど、よく読むと日本語文として文脈を読み取りにくい部分が所々にある
カメは読みやすいけど格調高さがないよね
解説とか地図とか資料とかが豊富で分かりやすいから新訳も悪くないと思うんだが挿絵が割愛されてるのが多いのはとっても残念
邦訳は何種類もあるんだから、わざわざ評判の悪い訳を読む必要はないでしょう。
亀山訳
亀山郁夫の訳は最新の翻訳
後だしジャンケン状態だから一番資料がそろった状態での仕事
今までの宗教の知識のなさや勘違いからくる誤訳を直している
しかし、光文社の現代に通じる訳語に気を使ったシリーズだけど、それが
成功しているかどうかは読めば分かる
真の失敗とは開拓の精神を忘れ
困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだ
まず亀山って名字が気に食わねえ
言い掛かりも甚だしいwwwwwwwwwwwwwwwww
堀口大學先生の翻訳で読みたいな、はぁはぁ
『21世紀ドストエフスキーがやってくる』で翻訳比べしてたよな
何故トルストイは救われないのか
トルストイの娘はレスビアンなんだよなー
光文社は批判が多いな
読みやすいと玄人ぶる人の印象は悪いわな
986 :
吾輩は名無しである:2011/08/07(日) 22:08:44.21
亀山郁夫が書いたスターリンの本は面白い
というか怖い
988 :
吾輩は名無しである:2011/08/08(月) 20:33:41.48
十年ほど前にウラジミール・ソローキンのロマンに出会ってから
というもの、それ以来ドストエフスキーからは遠ざかってしまった
だが罪と罰は別格だと思う。年に一度は読まないと気が済まない
新潮の文庫版の字が大きく見易くなったので買い直したよ
特にマルメラードフとラスコーリニコフが酒場で会話するところがいい
989 :
吾輩は名無しである:2011/08/08(月) 20:38:07.35
>>988 ロシア文学の源流はゴーゴリの外套だとドストは言ったらしいけど、
ロマンのラストは罪と罰の斧から生み出されたと言っても過言ではないよな
罪と罰はそこだけでなく、もう全編にわたって極めて密度が高く、
一行たりとおろそかにできない。他の作品には濃淡があるんだが。
ベートーヴェンの交響曲で言えば五番だな。
序でに言うと、カラマは九番、悪霊は七番、てな感じ。
992 :
吾輩は名無しである:2011/08/08(月) 21:11:05.25
な、ドスト信者は思いっきりミーハーだろ?
ドイツのべたべた演歌とロシアの暗黒カルト小説、
けっこう合うかもね(笑)
罪罰はラズミーヒンが出てくるとタルくなる
というかテンパり過ぎだあいつ
ラスコーリニコフはソーニャではなく、
ラズミーヒンによって生かされていたようなもの
彼がいなければ、ロマンとまでは行かないまでも、実に救いのない話になってしまう
白痴と罪と罰はどちらが大作か
最もリアリティに満ちているのは罪と罰
年を重ねる毎に自分を投影してしまう(笑)
例えばどういう時に?
無職を理由にクレカが作れなかったり、
アパートが借りられなかった時
地下室の手記に投影しろよ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。