■■村上春樹、ノーベル文学賞への道 その2■■

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1淳一  ◆gw2dosUH0U
フリークもアンチもまったりどうぞ。

過去スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1000225723/l50
2吾輩は名無しである:03/08/21 19:32
今こそ言おう。

春樹スレはもういいよ・・・
3吾輩は名無しである:03/08/21 19:34
今こそ言おう

春樹はノーベル賞の器ではない
4吾輩は名無しである:03/08/21 19:35
やれやれ。
5吾輩は名無しである:03/08/21 19:35
もう氏ねまじで
6吾輩は名無しである:03/08/21 19:35
加藤典洋曰く、この日本に「やれやれ」を使いこなせる作家は高橋源一郎と村上春樹しかいない。
7吾輩は名無しである:03/08/21 19:36
     /\___/ヽ   
     /    ::::::::::::::::\ う           /\___/ヽ   
 三  |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| ん          /    ::::::::::::::::\ う   
    |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぇち      三  |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| ん   
三    |    ::<      .::|えぇ         |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぇち   
     \  /( [三] )ヽ ::/       三    |    ::<      .::|えぇ   
 三    \    -―'' ̄ ̄ ヽ         \  /( [三] )ヽ ::/        
          ゝ_(__,,-―''、_,ゝ    三    \    -―'' ̄ ̄ ヽ        
三  _    /  /        \ \_/|        ゝ_(__,,-―''、_,ゝ      
  /_( ̄( ̄ _/           k/''丿三  _    /  /        \ \_/|   
  | `y ̄ ̄               ゙ー''    /_( ̄( ̄ _/           k/''丿
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       | `y ̄ ̄               ゙ー''      
8吾輩は名無しである:03/08/21 19:39



糸冬
9吾輩は名無しである:03/08/21 19:39
いいぞいいぞ! やれやれ!
10吾輩は名無しである:03/08/21 20:49
11吾輩は名無しである:03/08/21 20:51
淳一は自分の敬愛する春樹のスレがあんなタイトルなのが耐えられないんです
12吾輩は名無しである:03/08/21 20:56
今時、春樹もねえだろ
13吾輩は名無しである:03/08/21 20:59
海辺のカフカみたいな駄作読まされてもまだ信者やってられる猛者達 ある意味尊敬
14吾輩は名無しである:03/08/21 21:24
ごめん、海辺のカフカが春樹の中で一番読めた。
15吾輩は名無しである:03/08/21 21:26
AIRってエロゲーに春樹は似てる。
16吾輩は名無しである:03/08/21 22:55
>加藤典洋曰く、この日本に「やれやれ」を使いこなせる作家は高橋源一郎と村上春樹しかいない。
そして、そのどちらも荒木飛呂彦の使う「やれやれ」の足元にも及ばないのだが。
17YAREYARE!:03/08/22 02:08
「春樹嫌悪信者」晒し下げ
18吾輩は名無しである:03/08/22 02:23
466 :イラストに騙された名無しさん :03/08/21 23:50
つーか、本当に本が好きな文学版の住人は、
別にラノベだからという理由で馬鹿にしたりはしないだろ。
ただ興味がないだけ。

過剰にラノベを嫌ってるのは、文学を権威だと思ってる奴だけ。
ファッションで本読んで、インテリな自分に陶酔してる奴ね。

村上春樹は凄い作家だろうけれど、その読者の半分以上は単なる「信者」だろ。
そうじゃなきゃ、あの手の「文学」がベストセラーになんてなるはずがない。
19吾輩は名無しである:03/08/22 02:49
>>18=条件1
20吾輩は名無しである:03/08/22 02:51
>>16
ワロタ。春樹が一番喜びそうなレスだ〜w
21吾輩は名無しである:03/08/22 02:53
>>20=条件1
22吾輩は名無しである:03/08/22 02:57
・・・なんか
粘着厨房がうろついてる? 構ってほしがってんのけ?w

ウザいな〜、をいネーチャン、しょんべんして寝ろ>21
23吾輩は名無しである:03/08/22 03:02
>>22=1
「何一つ自分の意見を持たないのに、とにかく罵声」
6
「バカっぽい」
7
「不衛生」
24吾輩は名無しである:03/08/22 03:22

夏厨=23に、エサを与えないように>ALL


25吾輩は名無しである:03/08/22 03:50
ところでよく村上春樹の小説はロール・プレイング・ゲームに似ていると
言われているが、2002年の9月に出版された「海辺のカフカ」の後半部分は
RPGというよりもエロゲーに似ていると思う。
26吾輩は名無しである:03/08/22 04:10
>>24
6 バカっぽい
27淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/22 08:15
結局うちで立てれなかったので、知人に立直しして貰っときました。
オレ自身は出かけてたので、遅コメント。
重複スレは削除人さんにお任せで。

まあ、たまには議論も交えつつ、まったりどうぞ。


28吾輩は名無しである:03/08/22 12:13
29吾輩は名無しである:03/08/22 12:25
春樹ファンって、きっと算数が苦手なんだ。
30吾輩は名無しである:03/08/22 13:05
>29
さ、算数・・・?!

夏厨には消防も居るのか・・
31吾輩は名無しである:03/08/22 13:06
夏休みの間、2チャンの平均年齢は、13歳くらいか?
32吾輩は名無しである:03/08/22 13:21
うん、だって同じ作家さんのスレがBつもあるってことは、
算数さえできないってことでしょ?春樹ファンの人達は。
33吾輩は名無しである:03/08/22 18:26
んなわきゃない!
34吾輩は名無しである:03/08/22 18:30
村上春樹嫌悪信者の条件

1 何一つ自分の意見をもたないのに、とにかく罵声
2 誰彼かまわず嫉妬、また罵声
3 春樹人気を嫉妬、挙げ句は社会に嫉妬、罵声
4 「春樹信者」という言葉を馬鹿の一つ覚えみたいに使うが、別に嫉妬以外のまともな批判は何一つ無い。罵声。
5 自らが「春樹嫌悪信者」であることには、罵声に夢中で気が付けない+罵声
6 バカっぽい
7 不衛生
35吾輩は名無しである:03/08/22 18:31
>>34
条件1 何一つ自分の意見をもたないのに、とにかく罵声
条件6 バカっぽい
36吾輩は名無しである:03/08/22 18:34
◆未成年クリック禁止◆
http://www.yahoo2003.com/marimo/link.html
37吾輩は名無しである:03/08/22 18:37
>>36
7 不衛生
38吾輩は名無しである:03/08/22 18:40
1.例えば「カフカ」向けへの批判としては
○使用してるネタ(エディプス、ユング、その他いろいろ)が古い
○人間描写がヘン(今の時代、あんな若者存在するか?ギャグ小説以外に)
2.顔を見れば嫉妬しようがないことがわかる
3.若者で春樹を読んだことあるのは5%以下。嘘だと思ったら
まわりに聞いてみろ
4.批判に反論しないで中傷してくるから信者と呼ばれる
例えばこのレスの1について反論どうぞ
5.小説がダメなので嫌い。別に信者と呼びたければどうぞ。
6.まずまともな春樹擁護をお願いします。まともであれば反論するので。
7.そういうところが信者と呼ばれるのです。例えば有名な
アンチ春樹の浅田彰の不衛生なところについて論証どうぞ。
39吾輩は名無しである:03/08/22 18:50
「ユリイカ臨時増刊 村上春樹の世界」より


「さあね。」と僕は言った。「わからない。」というふうに、マル(句点)と
カギカッコを重ねているところが素人ぽいなと思った。

私はこの小説(『1973年のピンボール』の出来をあまり良くないと思っている。
比喩や警句やハリウッド映画の台詞のような会話が空回りしている。読後感に
は養鶏場の臭いしか残らない。

<十二滝町>の歴史は、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』のパロディで、
笑ってしまう。


                              装丁家 佐々木マキ
40吾輩は名無しである:03/08/22 19:22
今ふと思ったんだが春樹信者って
批判に対して「うんまあ確かにそういうとこもあるよね」みたいな反応をしないんだな
登場人物の電波な言動が「一部」の読者に生理的嫌悪感を抱かせていることすらね
この「どうしようもない意見」さえ受け入れてない奴が多いんだわ
41吾輩は名無しである:03/08/22 19:43
まあよーするに「アンチ」は仲良くする気がないみたいだね

『やれやれ』
42吾輩は名無しである:03/08/22 19:45
>>41
1 何一つ自分の意見をもたないのに、とにかく罵声
6 バカっぽい
7 不衛生
43吾輩は名無しである:03/08/22 19:48
春樹嫌悪信者>>34さん
じゃああなたのいう1番のようなことを落ち着いて書き込んだり、言えばいいんじゃないのかな。
ただ喧嘩したいわけじゃないでしょう?

あなたが罵声や何かへの怒りと混じって汚いコトバでうるさく言うから、
変ないざこざとか「信者」がどうとか、どうでもいいような話にスレッドそれてっちゃうんじゃないかな。
どう思う?
44吾輩は名無しである:03/08/22 19:50
>>43
6 バカっぽい
45吾輩は名無しである:03/08/22 19:50
>42
バカかもしれないけれど、不衛生じゃないですよ!
46吾輩は名無しである:03/08/22 19:51
>>45
7 不衛生
47吾輩は名無しである:03/08/22 19:52
>42あと罵声は書き込んでないんじゃない。
<やれやれ>は、罵声かな?誰かを罵っているだろうか
ただ呆れただけだと思うんだけど。
48吾輩は名無しである:03/08/22 19:54
>46
だから不衛生じゃないって!
さっき歯、みがいたし。
49吾輩は名無しである:03/08/22 19:55
やれやれは嘲り
50吾輩は名無しである:03/08/22 19:56
>>43=>>38
ごめん。間違った
51吾輩は名無しである:03/08/22 19:57
21時。切ない夜って、何してる?
誰かにメール?電話?それとも逢いに行く?
ネットで解決するって無理かなぁ。ひろみじゃ、ダメ?
http://www.gals-cafe.tv 私、いつでもここにいるよ。
7日間10分も、無償であなたのものだから。
逢えるだけでもいいの。だから、来てくれる?
できる限りがんばるから……http://www.gals-cafe.tvでね
52吾輩は名無しである:03/08/22 19:57
人間の美徳を信じて疑わない春樹オタは「アンチ」なんて下等な人種に関わりたくないのです
53吾輩は名無しである:03/08/22 19:58
>49
そう聴こえたなら謝ります。
ただ<ああ呆れた>という意味で書き込みました
54吾輩は名無しである:03/08/22 19:59
客体視できる知能を持つ春樹嫌者は「信者」なんて下品なデムパを抹殺したいのです
55吾輩は名無しである:03/08/22 20:00
>52
だれがそんなこと言ったの?
少なくとも僕は、無駄に喧嘩したくないだけです。
もうある程度いい歳だしさ。
56吾輩は名無しである:03/08/22 20:01
仲良くする気のあるアンチってなんれすか
57吾輩は名無しである:03/08/22 20:01
>僕が書き下ろしで長編を書くと、だいたい初版で15万部(セット)を
刷ります。決して自慢しているわけじゃないんですが


自慢だろ

58吾輩は名無しである:03/08/22 20:02
>56
やっぱり文体に好みはあるんじゃない

俺は吉本ばななとかダメだけど
59吾輩は名無しである:03/08/22 20:03
春樹は嫌いではないのだが、
「信者」とまで言えるのは今日の朝方にいた奴くらい。
あいつはひどいな。
60吾輩は名無しである:03/08/22 20:04
>>54
信者っていうか、
村上小説にすごくハマってる人、ってことぢゃないの?


そういうのは、あるんじゃないの。誰にでも
61吾輩は名無しである:03/08/22 20:04
>>57
62吾輩は名無しである:03/08/22 20:04
信者は悪口を言われて「やれやれ」だけか
さすが何かを超越してるだけのことはあるな
63吾輩は名無しである:03/08/22 20:06
どれだけスレができても、
どう良いのか説明してくれないんだもんファンが・・・しくしく。
64吾輩は名無しである:03/08/22 20:07
>>62
闘争時代を潜り抜けた小説家なので、
脱力感はある気はする。


最近のはそうでもないかもしれない
65吾輩は名無しである:03/08/22 20:09
「ムード」を愛する村上春樹ファン。

            「ユリイカ臨時増刊 村上春樹の世界」より
66吾輩は名無しである:03/08/22 20:09
>63
みんな実際なにが魅力かよくわかんないけど、とにかく読んじゃうw

合法麻薬という見方も。当人多少そんなこと言ってた
67吾輩は名無しである:03/08/22 20:10
>65
なんにせよ、雰囲気は大切だろ


というか、ムードがない小説なんて、あるのかな
68吾輩は名無しである:03/08/22 20:11
>>66
それじゃぁ否定や罵倒やいろいろされても仕方ないと思うよ・・・
69吾輩は名無しである:03/08/22 20:12
>68
でも、別にケンカするこたーねーだろ!


と僕は言いたい
70吾輩は名無しである:03/08/22 20:15
ケンカになりそうな書き込みは放置して、
魅力を語り合えばいいんじゃないかと思うんだけど。

なんかファンも過剰反応っていうか、
いささか厨くさいところがあるしさ。
71吾輩は名無しである:03/08/22 20:16
>>70ごもっとも。
72淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/22 20:18
>>70
みたいな感じでやろうや。
喧嘩だけしたい人は、そういうスレもあるから、そっち行けば良い。
7370:03/08/22 20:19
まあ俺は、積極的に嫌悪してるんだけどなwww
74吾輩は名無しである:03/08/22 20:19
「やれやれ」と、僕は言った。


↓ スレ再開。極力仲良く
75淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/22 20:22
また、パン屋の続きこっちに書きます。
とりあえずは、楽しくやるべ。
7670:03/08/22 20:23
俺と春樹の関わりは・・・そうだな、
ランゲルハンス島の午後だな。
ブックオフなんかで100円で買って、
オークションで1000〜2000円程度で落札される。
もうランゲルハンス島の午後だけで2万くらい儲けた。
これからもよろしく、信者のみんな。
7770:03/08/22 20:27
あと信者が欲しがるのが、
村上春樹堂の逆襲、単行本。
芥川賞に関する章が、文庫では削除された。
これも100円でゴロゴロしている割には、
オークションで結構な価格がつく。
信者でありながら自分の足を動かさないというのは、
愚かであり、俺にとってはいいカモだ。
78吾輩は名無しである:03/08/22 20:30
「春樹信者」+「春樹嫌悪信者」ここに集まれ!

というスレッドでも、建てまつか?
79吾輩は名無しである:03/08/22 20:37
ニュー速+板をちょっと覗くと、

小説のネタは腐るほどあるな。現実よりリアルな現実を
どのように創り出せるか、・・駆け去る時間と共に消失する真実を
言葉でどうつなぎとめるか
80吾輩は名無しである:03/08/22 20:37
時間が勿体ない
81吾輩は名無しである:03/08/22 20:48
しかし春樹オタの突き抜けっぷりを見ていると常にイライラしてる自分が損な気がしてきた
もしかしたら何事も「やれやれ」とやり過ごすのがいいのかもしれない
82吾輩は名無しである:03/08/22 20:51
ほっとけほっとけ。
憑き物落としでも無理な仕事だ。
春樹信者の目を醒ませるのは。
83吾輩は名無しである:03/08/22 21:02
ところでアンチのみなさんは、春樹が麦に取り付いてるのにお困りだったりしませんか?

 そんな、積極的にどうこう思うほどでもなく、シカトしたい時期に、こいつがおもいっくそ、
祭り上げよったものでかなーりあてくしはうとましくおもってる。勝手のいい話だとは思うけど。
 そんなで、あのスレの1に仕立て上げられて、いよいよムカついた。
 だれか、は見てて自分がやったのは、わが身知るだろうけど。自演じゃなかったよね?

 あれって、なんであのタイミングでたったわけ?
 こっちはさあ、文句もつけないようにしてやってるの、一応流行通りすぎてから
ノルウェーから読んでやろうともおもってんの、そこになにが後ろめたいからか、アンチがどうのとわざわざ書くこたない。

 ま、どうでもいいけどね、目の聞くやつは今頃アメリカの現代作家でも読んでるくらいのこった。
あてくしにはそれもどうでも、時間もないから悪く思わないでくれ、べつに文学を否定してんじゃなく、
 図書館でかりるヒマさえない。
84747:03/08/22 23:30
淳ちゃん、スレが変な方向に行ってるけどちゃんと読んでる人もいるから。
続きまっちょります
85吾輩は名無しである:03/08/22 23:48
747と淳一って付き合ってるらしいよ
86吾輩は名無しである:03/08/22 23:52
>>34は今まで異性と付き合ったことがないらしいよ
87747:03/08/23 00:12
>>86は1、2、6、7、に当てはまるよね
88吾輩は名無しである:03/08/23 00:17
747ってコテの意味あんの?
89吾輩は名無しである:03/08/23 00:34
747は1・6・7にあてはまるよね。
90747:03/08/23 01:22
87って僕じゃないんですけど
91吾輩は名無しである:03/08/23 02:01
まぁ春樹オタにナルシストが多いってのは彼自身認めてるわけで
92淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/23 04:10
おっけ、時間できたら、解説最後つくっちゃう。
93吾輩は名無しである:03/08/24 16:02
ブックオフで中国行きのスローボートって短編集買った。中々おもしろい。
94吾輩は名無しである:03/08/26 20:34
続きまだ
95吾輩は名無しである:03/08/26 22:18
>>91どこでそんなこと書いてたの?
96吾輩は名無しである:03/08/27 00:08
春樹にノーベルとれる実力あんの?
97吾輩は名無しである:03/08/27 17:19
>>96ある。
98吾輩は名無しである:03/08/28 20:40
>>96
ノーベル物理学賞がね
99吾輩は名無しである:03/08/29 01:01
>>98
自分の中で何点?
100吾輩は名無しである:03/08/29 01:10
本屋で仕事してる人間から言わせれば、春樹の本なんてウザイ以外の
なにものでもない。
ライ麦畑で捕まえてを春樹が翻訳したからって洋書のキャッチャーがバカ売れしてんのは
正直ありえない。
春樹ヲタが買ってんだろうけど、ライ麦はおもしろくないでしょ!
春樹が翻訳したからいい本に決まってる〜的なミーハーには呆れる
101吾輩は名無しである:03/08/29 02:00
>100
藻前に読み分ける力も鑑賞する力も無い、というだけのはなし
102吾輩は名無しである:03/08/29 17:37
ノルウェイの森ってただの恋愛モノ青春モノかと思ってたら、意外と深い部分
があったのが最近読んでわかった。前は文体とかがおもしろいなぁくらいにし
か思わなかったけど、構成が計算されつくされてることがわかってすごいと思
った。やたらエロイのは若さの隠喩じゃないかな。あと結局、突撃隊=ワタナベ
ということでピエロみたいなもの。この主人公を客観的に見ることで著者の思惑
が見えてきた。
103吾輩は名無しである:03/08/29 17:41
自分の中で勝手に高みに持っていくオタの典型
春樹にとっちゃありがたい層
104吾輩は名無しである:03/08/29 17:47
とりあえずちょっと解説してみたんだけど、別にオタじゃないじから。
105吾輩は名無しである:03/08/29 19:18
また「嫌悪信者の条件」持ち出さないとダメなのかな〜
106吾輩は名無しである:03/08/29 19:21
つうか102って文章からして頭悪そうじゃん
107吾輩は名無しである:03/08/29 19:30
102の、反吐が出そうなほど下手糞な文章は、釣りなのかマジなのか。
アンチが信者を装ってゴミみたいな文章書き綴って、春樹信者を貶め
ようとする策略か、それとも・・・。

オレは素で書いたに1票。
108吾輩は名無しである:03/08/29 20:12
浅田彰がヤッシーとの対談で、
「もともと春樹の小説はアメリカ現代文学の翻訳だから、
当然欧米での受けはよく、次に日本人作家が受賞するとしたら
春樹になる可能性は高い」と言ってたな。

まあ、そんなもんだろ。
109吾輩は名無しである:03/08/29 20:19
>>108
アメリカ現代文学が欧州で受けが良いとは思えないがな。
浅田彰っていうのが、また笑える。

そんなクソ対談を、ありがたく拝聴してる>>108が一番笑えるが。
110吾輩は名無しである:03/08/29 22:09
罵声いくない!
111吾輩は名無しである:03/08/29 22:23
アフォが2chあたりのメディアで流布してるイメージのみで
著作も読まずに相対化したと思い込むバカってのはホントに多いよな。
ならアメリカのミニマリズムが欧州に浸透していないってことを
事例を挙げて証明してみせてくれ。
拝聴するから。

実際、女流作家を除いて春樹ほど欧米で翻訳されてる作家って
いないだろ?
翻訳を逆翻訳したものだから欧米人もすんなり読むことができる。
112吾輩は名無しである:03/08/29 22:25
>>111
それと、現役の作家ではね。
113吾輩は名無しである:03/08/30 00:07
>>111
翻訳についてだけど、春樹の文体って日本語でありながら普段見たこともないような
表現があってそれが独特の世界を作ってるよね。たとえば「ねえ」っていう言葉とか
「魚はナカタの好物であります」とか。どう訳してるのかな

それと、春樹より翻訳されている女流作家って誰ですか?
114淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/30 00:08
ばななかな。
115吾輩は名無しである:03/08/30 00:10
うそーん
116淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/30 00:15
キッチンは、そうだったみたいね。
117吾輩は名無しである:03/08/30 10:48
噂によると翻訳という作業を通過することによってあの気持ち悪さが中和されるらしい
日本語ってクソややこしいからね



118吾輩は名無しである:03/08/30 11:08
やれやれ=well
119吾輩は名無しである:03/08/31 02:52
120吾輩は名無しである:03/08/31 09:46

 まあ、元々翻訳すればヘミングウェイになるように作ってあるか
らね。でも文体は独自性があって良いんじゃない?
 中味がないのが玉に瑕だよ。ヘミングウェイの路線で行けば「ホ
ワイトカラー文学」として評価されるに違いないが、ただ、「有名
になりすぎててもノーベル賞は取れない」と言うこともあるわけだ
し、あいつには期待しない方が良いよ。
 もちろん、「ノーベル賞」が未だ権威として評価されること自体
が問題。田中耕一にしても、「国策受賞」だろう?佐藤栄作と同じ
で、小泉がかったんだよ。
 まあ、オレみたいな「イケメン作家」には、関係ないが。
--
http://members.goo.ne.jp/home/masamir2
121吾輩は名無しである:03/08/31 17:52
春樹自慢する人って、もともと小説とか文学とか全く音痴で興味がなくて、ベスト
セラー作家という事で、新聞の広告か何かで目に入ってたまたま手に取ってみたら
文章やボキャブラリーが易しくて、音楽あり、食べ物飲み物あり、ちょっと訳あり
の恋愛あり、ライトな虚無感・自殺等もからめた、ポップな哲学っぽい雰囲気も用意
してあり、また読者を戒めるような厳しさも無いから、割と楽しく読めるという事でファン
になるパターンが多いんじゃないかな。そして春樹ファンを標榜する事で、自分が文学に
参加しているという自負を持ってるんだろうね。そうなると自分も読める春樹の文学的価値
が高くあって欲しいという欲が出て擁護に躍起になっちゃうのかもね。ただせっかく文学に
興味を持ったなら、他の様々な作家、詩人なども読めばいいのになあ。春樹ファンは割と
他の作家や詩なんか読んでみたい、他の世界を見てみたいといった探求心、知的好奇心が
乏しいような気がする。
122吾輩は名無しである:03/08/31 18:02
>>121
やっと小学校卒業したばかりのような…気がするレスだなあ
123高校生:03/08/31 18:35
だって、みんなダサいんだもん
124吾輩は名無しである:03/08/31 19:48
まあ海辺のカフカ買った60万の内58万くらいはそうだろうな
125吾輩は名無しである:03/08/31 23:09
コフカならよかったのに
126吾輩は名無しである:03/08/31 23:19
>>124
モレは買ってない、読んでもないぞ、エッヘン!
127高校生:03/09/01 00:38
普通に面白いよ
128吾輩は名無しである:03/09/01 01:04
>>121
こういう香具師が自分が文学プロパーだと思い込むことができる
のが春樹の功罪を象徴してるな。
129吾輩は名無しである:03/09/01 01:48
宮沢賢治こそ筋金入りの天才だと思う。そこらの自意識過剰の世間受け
を狙った天才もどきとはけたが違う。ほとんどの作品が未発表稿であった
ことも賢治の作品が世間受けや自己顕示欲から離れた清潔なものであること
を裏打ちしていると思う。東北出身という事や雨ニモ負ケズのイメージから
泥臭いイメージを持たれているが、それは賢治のほんの一部であって、大半
の作品はシュールで宇宙的、モダン・近未来的なのが広く知れ渡っていない
のが残念である。それにしてもあの圧倒的なボキャブラリー、言語感覚の鋭さ
宇宙観、質量ともにドストエフスキーやダンテらとも渡り合えるワールドクラス
の詩人だと思います。最も実際に見てみたい、会ってみたい人間の一人です。
130吾輩は名無しである:03/09/01 03:40
村上を読む人間がどうとかそんなんお前が勝手に決めればいいじゃんよ。

そんなことより純ちゃんの続きはまだ?
131128:03/09/01 11:13
現代文学では大なり小なり大衆をエクリチュールに組み込まなきゃならない。
それが消費文化財と成り下がった文学の宿命。

だから、どの知的レベルの読者層を想定するかといったマーケティングは
必須なんだよ。
淳一の「解説」なんて、文学プロパーなら言わずもがなの常識だが、
春樹スレならありがたく拝聴される。

お前の反応がまさに春樹の中心的な読者像を物語ってるな。
132吾輩は名無しである:03/09/01 16:13
>>131ok!
133130:03/09/01 16:36
>>131
おっ、じゃあ淳ちゃんが続きを書いてくれないので君が続きを書いてくれないか。
それから、あんまり難しい言葉使われるとよくわかんない。
俺レベルを想定して書いてくれ
134淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/01 17:25
>>133遅くてすまんこってす。
あれ、メモ帳やワードに下書きして、分かりやすいように考えまとめたり切削したりして、割と時間かかるのよ。
多分、どのみち今週末くらいまでは時間取れないっぽい。
>>131解説かけるなら、オレからもかわりに、頼む。
135吾輩は名無しである:03/09/01 17:46
つうか解説なんてイラネ
やりたきゃ評論の新人賞にでも送れば?
深淵な春樹ワールドを好きなだけ解剖してさ(w
136吾輩は名無しである:03/09/01 22:00
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
137136:03/09/01 22:03
もしかして135が131なのかな?
もしそうならさっそくいいわけがはじまっちゃった
138nEs ◆.fNhLi2/CM :03/09/01 23:12
文学板の人って、人のこと貶してばっかだね
139吾輩は名無しである:03/09/01 23:27
>>138
そうではない。程度の低すぎるレスは、身の程知らずとして
叩かれるだけだ。
自分がどのくらい無知かをもわきまえず、狭隘な知識をさも重大なように
ひけらかしてみせたりすると…
そんなことは常識以前なので臍で茶を沸かすくらいに可笑しがる連中も
いるわけだ。あまりにもくだらないから、茶々を入れたり
叩いたりする。当然だ
140吾輩は名無しである:03/09/02 01:20
>>オンリー春樹作品の方々
もっと高い山登ろうよ。若くてエネルギーあるうちににさあ。あくびがでてくる
丘みたいな山ばっかりじゃなくて。世界中に、日本にだって登りごたえのある山
いっぱいあるぜ。もっと世界を広々見せてくれるような。
141吾輩は名無しである:03/09/02 01:37
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
142吾輩は名無しである:03/09/02 02:05
オマエモナー
143吾輩は名無しである:03/09/02 05:14
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
144吾輩は名無しである:03/09/02 05:17


┗//( @ ヘ @ )\\ ┓ <あの〜香山リカだけど、春樹は実はイソポだよ。


145吾輩は名無しである:03/09/02 06:14
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
146春気読者:03/09/02 09:51
>>140問題
さて、どんな山でしょう?w

「世界の終わりとはーどぼいるどワンダーランド」だったりして・・・
147吾輩は名無しである:03/09/02 10:26
淳一の解説とか俺には無理やり当てはめてるだけにしか見えない
春樹が小説で何をやりたがってるのかワカランのもあるけど
淳一レベルの解説を「もっとやってくれ」と思う層は春樹のどこに惹かれたんだろうか
何がいいたいかというと春樹の小説が好きな奴はアホが多いんだろうなってこと
148吾輩は名無しである:03/09/02 11:54
>>147
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
149吾輩は名無しである:03/09/02 12:48
そんなレスばっかしてるから春樹オタは知障扱いされるんだよ
150吾輩は名無しである:03/09/02 12:55
>>149
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
151吾輩は名無しである:03/09/02 13:00
  
    /⌒ヽ 
  / ´_ゝ`)すいません、ちょっと通りますよ・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U 


      /⌒ヽ
     / ´_ゝ`)    ∧∧
     |    /    (゚Д゚ )  <ここは通行止めだ・・・他をあたれ・・・
     | /| |      と  |っ
     // | |      |  )〜
    U  .U         し`J


             三      ニ      
     シャッ     三ニ    三三ニ シャッ  
                             
       ///   ∧∧  ∧∧     ヽヽ 
 ヒュン  ///   Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)      ヽヽ     -  ― ニ´_ゝ`)
 三ニ ///       と  |っ            ニ- ―ニ -ニ三三
 ニ-三           |  〜         三ニ三 ― ニ-三三
  三三          し`J             - ―ニ―三三  
            春樹オタ
152吾輩は名無しである:03/09/02 15:13
>>147
>春樹が小説で何をやりたがってるのかワカラン


自分はそういうのどーでもいいかも
ストーリーより酔える文章が好きというか
153吾輩は名無しである:03/09/02 16:46
酔える文章? ゲロでも吐くのか?
たまーにいる春樹の文章がジャズっぽいとか意味不明なこと言ってる奴と同類だよ(w
読みやすいなら分かるんだけどな、つうか素直にそう言えよ(w
やっぱ春樹の小説にやられちゃう奴ってナルが多いんだな
154吾輩は名無しである:03/09/02 21:47
ところで131は本当に逃げたの?
155吾輩は名無しである:03/09/03 01:07
>>153
おれは152ではないが「酔える○○」って普通に使うぞ
それで「ゲロでも吐くのか」ってただの煽りとしか思われないよ
156吾輩は名無しである:03/09/03 08:27
>>153ダサッ

オエー!!!
157153:03/09/03 11:56
そりゃニュアンスは分かるよ 
けど文章に酔うって何なの?
しかも152は中身はどうでもいいらしいし
ただ格好つけてるだけにしか見えなかったんで
俺は酔えるとかって言い回しは普通では使わないから
158156:03/09/03 16:44
スプートニクの恋人タンなんか、文体キレイダヨ
159吾輩は名無しである:03/09/03 19:19
春樹とかのう姉妹はなんか関係があったんですか?
160吾輩は名無しである:03/09/04 15:19
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
161吾輩は名無しである:03/09/04 15:25
>>159
村上春樹さんは叶姉妹のパトロンです。
162吾輩は名無しである:03/09/04 16:28
131関連はもういいだろ
これくらい睡眠とったら忘れろよ
163吾輩は名無しである:03/09/04 20:28
>>162
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
164吾輩は名無しである:03/09/04 21:33
爽かなくだもののにおいに充ち つめたくされた銀製の薄明穹(はくめいきゅう)を
雲がどんどんかけている 黒曜ひのきやサイプレスの中を 一疋の馬がゆつくりやつてくる
ひとりの農夫が乗つている もちろん農夫はからだ半分ぐらい 木だちやそこらの銀のアトムに溶け
またじぶんでも溶けてもいいとおもいながら あたまの大きな曖昧な馬といつしよにゆつくりくる
首を垂れておとなしくがさがさした南部馬 黒く巨きな松倉山のこつちに 一点のダアリア複合体
その電燈の企画(プラン)なら じつに九月の宝石である
その電燈の献策者に わたくしは青い蕃茄(トマト)を贈る
どんなにこれらのぬれたみちや クレオソートを塗つたばかりのらんかんや
電線も二本にせものの虚無のなかから光つているし
風景が深く透明にされたかわからない
下では水がごうごう流れて行き 薄明穹の爽かな銀と苹果(りんご)とを 黒白鳥のむな毛の塊が奔り
《ああ お月さまが出ています》
ほんとうに鋭い秋の粉や 玻璃末(はりまつ)の雲の稜に磨かれて
紫磨銀彩(しまぎんさい)に尖つて光る六日の月
橋のらんかんには雨粒がまだいつぱいついている
なんというこのなつかしさの湧あがり
水はおとなしい膠朧体(こうろうたい)だし
わたくしはこんな過透明な景色のなかに
松倉山や五間森(ごけんもり)荒つぽい石英安山岩(デサイト)の岩頸から
放たれた剽悍な刺客に 暗殺されてもいいのです
(たしかにわたくしがその木をきつたのだから)

165吾輩は名無しである:03/09/04 22:28
誤爆北
166吾輩は名無しである:03/09/06 17:22
ロックウェイビーチ
167吾輩は名無しである:03/09/08 22:35
エイ!オー!レッツゴー!!
168吾輩は名無しである:03/09/09 00:40
截(き)られた根から青じろい樹液がにじみ あたらしい腐植のにおいを嚊ぎながら
きらびやかな雨あがりの中にはたらけば わたくしは移住の清教徒(ピユリタン)です
雲はぐらぐらゆれて馳けるし 梨の葉にはいちいち精巧な葉脈があつて
短果枝には雫がレンズになり そらや木やすべての景象をおさめている
わたくしがここを環に堀つてしまうあいだ その雫が落ちないことをねがう
なぜならいまこのちいさなアカシヤをとつたあとで
わたくしは鄭重(ていちよう)にかがんでそれに唇をあてる
えりおりのシヤツやぼろぼろの上着をきて 企らむように肩をはりながら
そつちをぬすみみていれば ひじような悪漢(わるもの)にもみえようが
わたくしはゆるされるとおもう なにもかもみんなたよりなく
なにもかもみんなあてにならない これらげんしようのせかいのなかで
そのたよりない性質が こんなきれいな露になつたり
いぢけたちいさなまゆみの木を 紅(べに)からやさしい月光いろまで
豪奢な織物に染めたりする
そんならもうアカシヤの木もほりとられたし いまはまんぞくしてとうぐわをおき
わたくしは待つていたこいびとにあうように 応揚にわらつてその木のしたへゆくのだけれども
それはひとつの情炎だ もう水いろの過去になつている

169吾輩は名無しである:03/09/09 22:22
吃りは、いうまでもなく、私と外界とのあいだに一つの障碍(しょうがい)を置いた。
最初の音(おん)がうまく出ない。その最初の音が、私の内界と外界との間の扉の鍵の
ようなものであるのに、鍵がうまくあいたためしがない。一般の人は、自由に言葉を
あやつることによって、内界と外界との間の戸をあけっぱなしにして、風とおしをよく
しておくことができるのに、私にはそれがどうしてもできない。鍵が錆びついてしまって
いるのである。
吃りが、最初の音を発するために焦りにあせっているあいだ、彼は内界の濃密な黐(もち)
から身を引き離そうとじたばたしている小鳥にも似ている。やっと身を引き離したときには、
もう遅い。なるほど外界の現実は、私がじたばたしているあいだ、手を休めて待っていて
くれるように思われる場合もある。しかし待っていてくれる現実はもう新鮮な現実ではない。
私が手間をかけてやっと外界に達してみても、いつもそこには、瞬間に変色し、ずれて
しまった、・・・・・・そうしてそれだけが私にふさわしく思われる、鮮度の落ちた現実、
半ば腐臭を放つ現実が、横たわっているばかりであった。
170吾輩は名無しである:03/09/09 22:26
この二十年間のうちに、『風の歌を聴け』以上の日本文学が幾つ生まれたよ?
171吾輩は名無しである:03/09/09 22:36
1年間で300としても 300×20年間で 6000ぐらいか?
172吾輩は名無しである:03/09/09 22:37
具体的に作品名上げてよ。
173吾輩は名無しである:03/09/09 22:38
超えてる、と思えば正直にそう書こう。
174吾輩は名無しである:03/09/09 23:32
流れを変えてしまう質問で、申し訳ないのですが・・

先日、村上春樹さんのエッセイを読んでいて、「新潮社の社員さんの自殺」を知りました。
全集の件です。
エッセイを読む限りでは、村上さんは間違っていないとおもいますが、
どなたかこの件詳しく知っていらっしゃいませんか。
(こういった質問は、ここでは馬鹿にされちゃうのかな、すみません)
175吾輩は名無しである:03/09/09 23:45
79年デビューだっけ?80年代はどうだったかしらんけど
今の時代にやれやれが通用するメンタリティを持ってるってのはある意味幸せなんだろうな
170はそれなんだろうけど風の歌を聴けを「今」読んで
いい小説だなって思うならキミは読んだ当時のままでいるってことは自覚しなよ
まあパンピにとっての文学なんて現代ではそういうもんでいいのかもしれないけどさ
176吾輩は名無しである:03/09/09 23:51
今読むと、昔よりも良い小説だって思ったんだけど。
もちろん、否定は幾らでもできる。
でも、この二十年で『風の歌を聴け』を超える小説を
挙げることは難しいと思うんだが。
177176:03/09/10 00:00
ビッグネームでいけば、
古井さんの『仮往生伝試文』とか、
中上さんの『奇蹟』とか、その辺なのかな?
でも、とにかく例を挙げることは難しいと思う。
178176:03/09/10 00:05
さて、寝よ。
179吾輩は名無しである:03/09/10 01:46
おまえのバスの三連音が どんなぐあいに鳴っていたかを おそらくおまえはわかっていまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは ほとんどおれを草葉のように顫わせた
もしもおまえがそれらの音の特性や 立派な無数の順列を
はっきり知って自由にいつでも使えるならば
おまえは辛くてそしてかがやく天の仕事もするだろう
泰西著名の楽人たちが 幼齢 弦や鍵器をとって すでに一家をなしたがように
おまえはそのころ この国にある皮革の鼓器と 竹でつくった管とをとった
けれどもいまごろちょうどおまえの年ごろで おまえの素質と力をもっているものは
町と村との一万人のなかになら おそらく五人はあるだろう
それらのひとのどの人もまたどのひとも 五年のあいだにそれを大低無くすのだ
生活のためにけずられたり 自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材というものは ひとにとどまるものでない ひとさえひとにとどまらぬ
云わなかったが、 おれは四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけわしいみちをあるくだろう
そのあとでおまえのいまのちからがにぶり きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば おれはおまえをもう見ない
なぜならおれは すこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけてるような
そんな多数をいちばんいやにおもうのだ
もしもおまえが よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもうようになるそのとき おまえに無数の影と光の像があらわれる
おまえはそれを音にするのだ
みんなが町で暮したり 一日あそんでいるときに おまえはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまえは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の それらを噛んで歌うのだ
もしも楽器がなかったら いいかおまえはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり そらいっぱいの 光でできたパイプオルガンを弾くがいい
180吾輩は名無しである:03/09/10 08:04
>>179これ読んでる人いるのかな
181吾輩は名無しである:03/09/10 12:21
>>169
ようやく外界に到達しても、そこに横たわっているのは鮮度の落ちた現実か。
まあ、だから「アンダーグラウンド」は滑稽だったわけだが。
182吾輩は名無しである:03/09/10 21:00
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
183吾輩は名無しである:03/09/10 23:28
169は三島金閣寺
184吾輩は名無しである:03/09/11 03:07
私の一日は能うがぎり肉体と行動に占められていた。スリルがあり、力があり、汗があり、筋肉があり、
夏の青草が充ちあふれ、土の径を微風が埃を走らせ、徐々に日ざしは斜めになって、私はトレイニング・
パンツと運動靴で、そこをごく自然に歩いていた。これこそは私の望んだ生活だった。夏の夕方の体育
の美しさに思うさま身を浸したのち、古い校舎と植込みの間をゆく、孤独な、荒くれた、体育教師の一刻
はこの時確実に私のものになった。
そこには何か、精神の絶対の閑暇があり、肉の至上の浄福があった。夏と、白い雲と、課業終了の後の空
の何事かが終わったうつろな青と、木々の木漏れ日の輝きににじんでくる憂愁の色と、そのすべてにふさわ
しいと感じることの幸福が陶酔を誘った。私は正に存在していた!
この存在の手続の複雑さよ。そこでは多くの私にとってフェティッシュな観念が、何ら言葉を介さずに、私
の肉体と感覚にじかに結びついていたのである。軍隊、体育、夏、雲、夕日、夏草の緑、白い体操着、土埃、
汗、筋肉、そしてごく微量の死の匂いまでが。そこに欠けているものは何一つなく、この嵌絵に欠けた木片は
一つもなかった。私は全く他人を、従って言葉を必要としていなっかった。この世界は、天使的な観念の純粋
要素で組み立てられ、夾雑物は一時彼方へ追いやられ、夏のほてった肌が水浴の水に感じるような、世界と
融け合った無辺際のよろこびに溢れていた。
185吾輩は名無しである:03/09/11 03:09
闘いましょう。
186吾輩は名無しである:03/09/11 03:34
>>176
「風の歌を聴け」をこの20年で最良のものだと推す理由は?
その説明の内容次第で、もう一度読んでみようと思うが。
187吾輩は名無しである:03/09/11 16:36
神をもとめる祈りもなく
神を呪う哲学もなく
さながら無のようにかすかに
そこにはただ神自身の歌ばかりがあった

私はもはや歌わぬだろう
たしかな幸福の昨日について
寂寥の予感あふれる明日について
そしてはるかにむなしい快晴の今日について

廃虚は時の骨だ
今日の風が忘れる方へ吹いてゆき
人の意味は晴れわたった空に消える

廃虚はただ佇むことを憧れる
若い太陽の下に
意味もなく佇むためにのみ佇むことを
188吾輩は名無しである:03/09/11 16:53
私は言葉を休ませない
時折言葉は自ら恥じ
私の中で死のうとする
その時私は愛している

何も喋らないものたちの間で
人だけが饒舌だ
しかも陽も樹も雲も
自らの美貌に気づきもしない

速い飛行機が人の情熱の形で飛んでゆく
青空は背景のような顔をして
その実何もない

私は小さく呼んでみる
世界は答えない
私の言葉は小鳥の声と変わらない
189吾輩は名無しである:03/09/11 17:17
ウザイ、やめて、お願い
190吾輩は名無しである:03/09/11 18:26
舗道のアスファルトを水の薄い膜がおおっているのを疾走する自転車のタイヤがこまかく
波立だたせ小さな霧のように飛び散らせる。それを見おろしながら体をななめにかしがせ
て自転車を走らせているうちに、鳥(バード)は眼まいを感じる。かれは顔をあげた。見わ
たすかぎり夜明けの舗道にはいかなる人影もない。舗道をかこむ並木の銀杏(いちょう)は
濃く厚く葉を茂らせ、それら数しれない葉のそれぞれが豊かに水滴を吸いこんで重おもしく
ふくらんでいる。黒い樹幹が、深い緑の海のかたまりを支えているのだ。もしそれらの海が
いっせいに崩壊したなら、鳥(バード)は自転車もろとも、青くさく匂いたてる洪水に溺れる
だろう。鳥(バード)は樹木群がかれを脅かすのを感じる。はるか高み、梢あたりの秀でた
葉むらは、風にざわざわ鳴っている。鳥(バード)は茂った木立に狭められた東の空を見上
げた。いちめんにそこは灰黒色だが、その奥底にわずかながら薄桃色に滲んでいる陽の
気配がある。卑しげに羞じているような空と、駈ける尨犬(むくいぬ)のように荒あらしく
そこを乱している雲。数羽のオナガが、鳥(バード)のすぐまえを野良猫さながらふてぶてしく
横切ってかれをよろめかせた。鳥はオナガの群れの淡青色の尾に銀色の水滴が虱(しらみ)の
ようにたかっているのを見た。
191吾輩は名無しである:03/09/11 19:06
このスレ終わりだね。
192淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/12 09:28
>>190
文章の頭が大きすぎる。主語が多すぎる。どちらも削った方がいい。
開くべき漢字と開かない漢字がばらばら。『オナガ』『こまかく』『ふくらんで』を開くなら、『尨犬』『鳥』『虱』『銀杏』は開く。ってか、鳥(バード)とかはやっちゃいけない基本だろう。
『荒あらしく』『重おもしく』も日本語の記述としておかしいし、それを書いた上で『ふてぶてしく』をなぜ開くのか疑問。
文学では体言止めはほぼ使わない。
主語の使い方は村上龍っぽいといえば、まあいえん事もないとは。

ってか、そいうのは創作文芸とかでやった方が良いんじゃないだろうか。
どうやらここは、村上春樹スレッドらしいよ。どうにも。

ってか、こういう荒らしはたまらんよなあ。
創作板でやると良いんじゃないかと思うよ。ここよりは得るものあるんじゃないだろうか。
193淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/12 09:29
ごめん。最後の2行は、切削ミス。
194吾輩は名無しである:03/09/12 14:08
開く開かないって何?
あと淳ちゃんって職業はなんなの?
素人には見えないけど、
195淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/12 17:07
開くっていうのは、文中の漢字を分かりやすくひらがなで書く事です。
196吾輩は名無しである:03/09/12 17:12
>淳一
おいおい。大江も読んだことないのか。鳥(バード)=『個人的な体験』だろ。
確かに大江は決して美文家とは言えないとは俺も思うが・・・。

でも、190もいい趣味してるとは言えないな。あざといよ。
197淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/12 17:16
いや、好きよ、大江。『戦いの今日』なんか最高だと思った。
ってかこれ大江の作品???
だとすると、確実に日本語がおかしく、がっかりなんですけど。。。
198吾輩は名無しである:03/09/12 17:29
大江って、いわゆる文体の美しさとは別のところで文章をつくってたんじゃないの?
読みにくいし、おかしいっちゃおかしいのかもしれないけど。
日本語っていうか、いわゆる文章の美しさみたいなものにとらわれすぎじゃないか。

まあ、作家によって文章の目指すところは違うという、すっごい当たり前の話なんだけど、
ちょっとキュウクツな感じだね。淳一さんは。
199淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/12 17:50
んん。目指すところが違うのはそれで良いと思う。
自分なりの文章をつくるのもいい。スレタイの春樹だって、
誇張法の多用、比喩の多用等、小説作法として普通はタブーとされる事を承知でやって、
それがかえってそのねじれが独自の文体として味になってるのはご存知のとおり。

ただ、窮屈もなにも文体としてではなく日本語としておかしいね。190は。
たしかに大江も初期作品から、(ストレッチをやっていて)なんていう所を(ストレッチをやってい)
というふうに省いて書いたり、文章独特ではあるの。
ただ、勉強不足で未読なのですが>>190が本当に大江ならば
『新しい文学のために』を書いた人とは、ちょっと思えない。マジ大江は好きなんであまりこういうのは言いたくないんですが。

荒らし注意のつもりが、何気に大江について長くなりましたな。ごめんよ。
春樹トークでも再開しましょか。荒らしはいやん。
200吾輩は名無しである:03/09/12 17:55


>>190-194 げらげらげらげら!  
201みんな騙されるなよ!:03/09/12 17:56


◎美香=幕ノ内 ◆Oamxnad08k =淳一  ◆gw2dosUH0U =ハアハア・ブラウン=lll

202吾輩は名無しである:03/09/12 17:57
>>201
まだまだありますよステハン、山ほど。ゲッソリ・・・
203198:03/09/13 02:07
まあ、小説の文章って、原則的に小説全体の中で吟味すべきものだとは思うから、
あんまりこういう流れでツッコんでもしかたないのかもしれないけどね。
190の文章はまぎれもなく大江の「個人的な体験」の一節ですよ。
僕は「個人的な体験」が日本語としておかしいとは感じなかったので、
淳一さんもよかったら本で読んでみて、それでも違和感があるか試してみてください。
いい小説だと思いますよ。僕が言うまでもなく。それではさようなら。
204淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/13 07:36
>>203
ごもっとも。未読の作品否定したらいかんね。
今度、買って読ませて頂きます。
荒らしが連続してたからキツイ事言い過ぎた。君に言ってる訳じゃないんだ。正直すまん。
205吾輩は名無しである:03/09/13 08:32
>>淳一

無知

206吾輩は名無しである:03/09/13 10:40
>>180の前例から、引用であるのは明々白々なのに、
こともあろうに文章添削をしてしまった淳一に萌え。

しかもエクリチュールを「解釈」するのが「文学者」の性なら、
引用の裏にある意図、パフォーマティブに考えを巡らせず、
他の荒らしと同一視して「解釈」を行わない片手落ちな淳一。
207淳一  ◆gw2dosUH0U :03/09/13 13:31
いや、でも日本語はマジおかしいんだわ
まさか大江だとは(照笑
208吾輩は名無しである:03/09/13 15:53
>>207
大江って、いわゆる文体の美しさとは別のところで文章をつくってたんじゃないの?
読みにくいし、おかしいっちゃおかしいのかもしれないけど。
日本語っていうか、いわゆる文章の美しさみたいなものにとらわれすぎじゃないか
209吾輩は名無しである:03/09/13 15:53
>>208
いや、でも日本語はマジおかしいんだわ
まさか大江だとは(照笑
210吾輩は名無しである:03/09/13 15:54
>>209
(ry
211吾輩は名無しである:03/09/13 16:09
>>195
かなに開くのは、何も「分かりやすく」するためだけではないよ。
半可通がいい加減なことを言っちゃいかんね。

それから>>197のレスで君が大江を殆んど読んでいないのは丸分かり。
見栄を張るならもう少し考えて書き込みたまえ。
212吾輩は名無しである:03/09/13 18:19
<ノーベル文学賞への道>
科学教室の裏手の日陰をすぎると、広闊な競技場の前の高台に私はいた。三百米(メートル)
の楕円のコースも、それに囲まれた起伏の多いフィールドも、分かちなく輝かしい雪に
包まれていた。フィールドの一角に二本の欅の巨樹が寄り添うており、そのながながと
さしのべた朝影は、雪景色に、何か偉大さの犯さずにはおかない朗らかな誤謬とでも
謂った意味合いを添えていた。巨樹は青い冬空と下からの雪の反映と側面の朝陽とで、
プラスティックな緻密さを以って聳え立ち、枯れた梢や幹のわかれ目から、砂金のような雪を
時折ずりおとしていた。そのさもあらぬ音までがひろびろと谺(こだま)を返すほどに、競技場の
彼方に並ぶ少年寮の棟々やそれに続く雑木林は、まだ眠りのなかに身じろがないでいる様子だった。
213176:03/09/13 21:30
>>186
別に「最良」とは言っていないですよ。
この二十年のうちで、相当良い作品だとは思っていますが。

デビュー作の評価は、ある意味定まっているでしょう?
吉行さんとか、受賞の時点でツボを突いたコメント出していますし。
空虚さを底に、乾いた目で人物の内面を綴った小説。
それだけです。
「何も無い」ことからくる悲しい静けさを書いているだけなので、
それに何も感じない、もしくはそれを評価しないのであれば、
きっと好きになれないとは思います。
しかし、表現は繊細で非常に巧みなものですし、『風の歌を聞け』は、
多分、アンチの人にも一番受け入れやすい春樹作品でもあると
思いますので、ぜひ、もう一度読んでみて欲しいです。
214吾輩は名無しである:03/09/13 21:32
あが
>>213
禿同意。
『風の歌を聞け』は初心者向き、入りやすいし春樹らしさもあり。
最初から長いものだと、多少ひくかもしれないが
216吾輩は名無しである:03/09/13 22:02
しかし春樹スキーは本当に自分を空虚だの何もないだのと思っているのだろうか
しかもそのことに対しどうとも思わずクールにのほほんとやり過ごす
それができるならわざわざ文学なんぞに浸らなくてもいいような
糞粘着厨には、かまっちゃだめですよ。スルーが鉄則。
バカにさわるな!です。
218吾輩は名無しである:03/09/13 22:13
風とピンボールが全然理解できない…
他の小説は大好きなのに
219吾輩は名無しである:03/09/13 22:20
カス小説は理解なんざしなくてもいいんだよ
108 名前:淳一  ◆gw2dosUH0U [] 投稿日:03/08/16 15:35
ご明察の通り遊び中でした。これからまた出る。
昨日は他大学の院行った奴とか、大学時代の悪友たちが家に集まって飲み。
朝までベロベロになりながら語り合った。
絵について、政治について、女について、潔癖さについて、ファッションについて、これからの生き方について。
なんかしらんが良い仲間を持ったと思う。人間関係は無駄だという指摘があったけど、いくら無駄でも削る事は、無い。
オレは、テレビを全く見ない。時間とられるからそもそもアンテナにも繋いでない。ラジオでニュースだけ聞いて、サッカーは友達の家で見る。ゲームも、ほぼしない。マンガもあまり読まない。
そういう雑多な時間を削った上での読書、ギターであり、俺はどれも削るつもりがない。個人的な話でどうも。
299 名前:淳一  ◆gw2dosUH0U [] 投稿日:03/08/14 15:27
お、おさむがまともなレスしてきてるじゃん。
ならばオレもマジレス。

おさむは油かな?オレは大学油だったんだけど、
うちのクラスは20人ばかりいて、就職した奴は0人だった。モラトリアムなわけじゃないけど、皆夢おっかけて院いったりフリーターしながら制作してる。
みんな色々がんばってるけど、オレ自身は絵画教室でOLやガキ相手に雇われ講師、と掛け持ちで他バイト。
残りの時間で、制作、読書、仲間とハウス借りてライブ、歌つくって街角で弾き語り。
とりあえず次は他美大学と提携して作った会で、グループ展やるっぽい。

ただ、大学出ると今まで無かった雑多な事柄に邪魔されて、制作の時間は減るのは確実だと思う。
オレ自身、仲間や彼女に会う時間いれると、毎日まとまった時間が作りにくいのが現状。
2ちゃんしてる時も大概となりの部屋に誰か遊びに来てるし。

コネ使う使わないは、本人の精神のあり方だから、好きにすれば良いとは思う。
使った方が便利だけど、『コネなんか使わない!!』っていう考え方自体は清潔で嫌いじゃない。絵でも何でも。
オレも今そうやって探り探り、歩いておりまする。
ただ、コネは使えるけど使わない!と自分で決めたなら「コネ使わないからヒッピーやるしかないな」とは絶対言ったらいかんと思う。
言い訳するなら、最初からコネ使えば良い。 それでも言い訳したいなら芸術なんて商業性のないメディアやめちゃった方が良い。
とりあえず、学生の内は、大学利用して寝る間も惜しんで描きまくった方が良いよ。並行して良い仲間も作ると尚良い。
絵描きじゃなくて小説家になりたいんだったら、別だども。 頑張れー。

関係ない方には、長文、乱文でお目汚しを。
222吾輩は名無しである:03/09/16 11:12
私の一番のお勧めは、「新しい人よ目覚めよ」です。私はこの小説がとても好きで、
20代の頃から繰り返し読んでいます。最近では通して読まなくても、寝る前に、
今日はあの場面が読みたいなと思って読んだり、ぱっと開いたページを読んだり
という読み方もしますが、どのページからも引きずり込まれてしまう魅力に満ち溢れています。
私が今まで読んできた様々な本の中でも、五指に入ります。先日放送されたNHKの
「響きあう父と子・大江健三郎と息子光の30年」をご覧になったとの事ですから、
大江ファミリーの雰囲気や登場人物など、よりリアルに感じ取りながら読めると思います。
宝石箱のような小説です。
223吾輩は名無しである:03/09/16 11:17
私の一日は能うがぎり肉体と行動に占められていた。スリルがあり、力があり、汗があり、筋肉があり、
夏の青草が充ちあふれ、土の径を微風が埃を走らせ、徐々に日ざしは斜めになって、私はトレイニング・
パンツと運動靴で、そこをごく自然に歩いていた。これこそは私の望んだ生活だった。夏の夕方の体育
の美しさに思うさま身を浸したのち、古い校舎と植込みの間をゆく、孤独な、荒くれた、体育教師の一刻
はこの時確実に私のものになった。
そこには何か、精神の絶対の閑暇があり、肉の至上の浄福があった。夏と、白い雲と、課業終了の後の空
の何事かが終わったうつろな青と、木々の木漏れ日の輝きににじんでくる憂愁の色と、そのすべてにふさわ
しいと感じることの幸福が陶酔を誘った。私は正に存在していた!
この存在の手続の複雑さよ。そこでは多くの私にとってフェティッシュな観念が、何ら言葉を介さずに、私
の肉体と感覚にじかに結びついていたのである。軍隊、体育、夏、雲、夕日、夏草の緑、白い体操着、
土埃、汗、筋肉、そしてごく微量の死の匂いまでが。そこに欠けているものは何一つなく、この嵌絵に欠けた
木片は一つもなかった。私は全く他人を、従って言葉を必要としていなっかった。この世界は、
天使的な観念の純粋要素で組み立てられ、夾雑物は一時彼方へ追いやられ、夏のほてった肌が
水浴の水に感じるような、世界と融け合った無辺際のよろこびに溢れていた。
224プーアル:03/09/16 14:15
村上春樹最高!
ノーベル賞を獲って読者をもっともっと増やしてほしい!
225吾輩は名無しである:03/09/18 02:52
闘えませんか?
226吾輩は名無しである:03/09/19 21:54
純一が解説の続きを書く事はあるのだろうか
227吾輩は名無しである:03/09/21 22:40
131みたいなタイプっていざ書けといわれるとなんだかんだ文句言って結局書かないパターン多いよね。
228吾輩は名無しである:03/09/26 03:55
純一が解説の続きを書く事はあるのだろうか
229吾輩は名無しである:03/09/26 08:15
>223
なんの引用?
230吾輩は名無しである:03/09/26 21:17
万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である。

                   ニーチェ『善悪の彼岸』
231吾輩は名無しである:03/10/01 03:34
村上春樹にあげるなら、司馬遼太郎にあげて欲しかったな
232吾輩は名無しである:03/10/01 06:56
やっぱ取ったの?
233吾輩は名無しである:03/10/01 07:50
>>230
売れているからダメという批判は広告代理店的発想をひっくり返した
だけの、コマーシャリズムに犯された駄目批判だと思うぞ
ニーチェだかなんだ知らないけど
234吾輩は名無しである:03/10/01 08:40
もし、万が一本当にとったときのアンチの反応みてみたい。
ただ放置するだけか、不明を恥じるのか、賞にケチつけるのか。
235吾輩は名無しである:03/10/01 12:10
↑脳内だけで優位に立ってる奴の意見だな
何がアンチの反応みてみたいだよ(w
236234:03/10/01 12:41
>>235
???
何を勘違いなさっているのか。
単に純粋なる好奇心なのだが。
237吾輩は名無しである:03/10/01 21:42
アンチですけど、もし賞とったら?
完全放置はしないね、ほほーと言う感じだと思います
不明を恥じる事は無いね、賞なんか知らんし
賞にけちをつける事も無い、もともと知らんし

選考者の感想より自分の感想でしょ
238吾輩は名無しである:03/10/01 22:28
ワイドショーに追いかけられまくってお茶の間に春樹のオラウータン顔が晒されまくる
                 ↓
今まで春樹の小説に感動した、していたパンピに笑撃が走る
239吾輩は名無しである:03/10/02 11:11
このスレにも念のため書き込んでおくけど、
ノーベル文学賞は今日の日本時間午後8時の発表です。
よろしく。
240村上春樹:03/10/02 15:29
241吾輩は名無しである:03/10/02 19:15
ノーベル文学賞韓国人パク・ボムシンが受賞最有力

AP.AFP など外信たちは相次いで木曜日の 2日ノベル文学賞
受賞者が発表されるという消息と有力な受賞候補者たちの名前を
伝えた. スウェーデンブロームベリー出版社のイルバAbe里は
"数年の間韓国の小説家 パク・ボムシンの名前の候補に挙論
された"と "今年はたぶん彼が受賞者になるようだ"と言った.

パク・ボムシンは近代の韓国社会を描 いた作品"罠"や掟によって
縛られてきた農民を描いた"掟"等で抑圧された歴史の存在を示し,
普遍的正当性, 痛烈な洞察力, 言語的精巧さにより韓国文学に
新たな道を開いたとされる.

ペルーのマリオバルがス邪曲, 南ア共和国のコエチェなど小説家と
シリアの詩人アドニスもパク・ボムシンより比重で劣るが名前が
挙論されている.
242吾輩は名無しである:03/10/02 19:30
243 :03/10/02 19:53
>>241
何故こんな嘘を書く? 朝鮮人ってホント嫌ねぇ〜。
http://kr.dailynews.yahoo.com/headlines/cu/20031001/jo/jo2003100102584.html
244吾輩は名無しである:03/10/03 03:22
顔でノーベル賞が決まる時代か[ゲー]

村上、最近施した整形手術が受賞の主な原因か?[4日23時中央通信]
245吾輩は名無しである :03/10/03 07:33
文学賞決まったね。南アフリカの白人作家に。
246吾輩は名無しである :03/10/03 07:54
>>244
大江だって村上とどっこいどっこいの容姿では?
顔で決まるなら大江やイムレ・ケルテス(昨年の受賞者)は
ありえなくない?
247吾輩は名無しである:03/10/03 13:02
春樹はブサのくせに自分がモテモテ君であるかのように錯覚している節があるところが痛い
248吾輩は名無しである:03/10/03 15:56
現実での欲求不満を小説で満たしてる典型だな
249吾輩は名無しである:03/10/03 16:09
598 :吾輩は名無しである :03/10/02 21:00
クッツェー氏に文学賞 人種隔離批判の南ア作家

 【ストックホルム2日共同】スウェーデン・アカデミーは2日、2003年のノーベル文学賞を、アパルトヘイト(人種隔離)を白人の立場から
批判した南アフリカの作家ジョン・M・クッツェー氏(63)に授与する、と発表した。
 授賞理由について同アカデミーは「西欧文明の残酷な合理主義と浅薄な倫理観を容赦なく批判した」と説明した。
 クッツェー氏は1991年まで同国で続いたアパルトヘイトを背景とした人種差別の深層心理を描いた作品で知られ、83年の「マイケル・K」で
ブッカー賞を受賞。他に「鉄の時代」(90年)、評論集「白人は書く」(88年)などがある。
 現在はオーストラリア・アデレードに在住。
 授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万クローナ(約1億4500万円)が贈られる。
250吾輩は名無しである:03/10/03 18:19
>>247
それが、案外モテるんだって。
男は顔じゃない=は正論過ぎて現代完全無視されるけどね。
251淳一  ◆8kTRz46uUU :03/10/03 18:25
まあ、こんだけ売れればモテるだろうね。
それはそう思う。
252吾輩は名無しである:03/10/03 18:46
でも不能だからすぐ振られる。
でもモテるから次々に寄ってくる。
でも不能だからすぐ振られる。
253淳一  ◆8kTRz46uUU :03/10/03 18:59
それもそれで、悲しいな。
254吾輩は名無しである:03/10/03 19:28
売れっ子だからと言い寄ってくるのをもてるとは言いません
255吾輩は名無しである:03/10/03 19:41
いや、昔から「それなりに」モテてたんじゃない。
そんなことよく書いてるじゃん

あと不能じゃねーと思うけどね。疑惑は「子供つくらない」ところから来てんの?
どっかに本人書いてたのか?
256吾輩は名無しである:03/10/03 20:05
小説家になったのは三十路前でその頃の春樹を知ってるのは文学好きの気持ちの悪い不細工処女ばかり
それ以前は自意識過剰で「やれやれ」が口癖の冷笑オラウータン
メジャー小説家になった時には既にヌボーッとしたサル顔の40歳
それ以降は顔がいいわけでもダンディーなおじ様って感じでもないただの中年小説家
それでもモテモテの春樹はおそらく菩薩のような人格者なのだろう
個人的には彼の「小説」が評論家や解釈オタにモテモテというオチがいいんだけど
257吾輩は名無しである:03/10/03 20:40
ok
258吾輩は名無しである:03/10/03 22:15
たぶんそれなりに恋愛経験はあるんだろうが、ちょっとしたことでも
後生大事にしてるって感じじゃないか、
女からちょっと親しげに「面白い顔してるね」なんて言われただけで
1人で盛り上がってしまい・・で、自分の部屋で色々考え、ふ〜やれやれ、なんてね
ま、想像だけど、自意識過剰には違いないと思うね
259吾輩は名無しである:03/10/03 22:23
>>249
決まったんですか、ノーベル賞!!クッツェーに!! 掛け、当たり!
260淳一  ◆8kTRz46uUU :03/10/03 22:25
っていうか、どなたかクッツェー氏の作品読まれた方、いらっしゃいますか?
和訳されてるんなら読んでみたいね。ミーハーだけども。
261吾輩は名無しである:03/10/04 00:32
村上の顔しか批判要素は無いようだな。
作家の仕事は芸能ではなく創作なので、君たちの批判は明らかに的を外している。


「賭け」ならわかるが。
文学賞は『後に追いつく』だろう。発表はまだだがw
262吾輩は名無しである:03/10/04 01:04
自分はかなり春樹を評価してない方だが、最近春樹の小説の
リミックスとやらが出てるようなので立ち読みしてみた。
めちゃくちゃひどかった。日本だけで考えてみれば、まだ
春樹はマシな部類に入ると思う。
263ガディワッツ:03/10/04 01:19
へへ、自分の好きな本五冊にクッツェーいれといてよかったぜえ
264ガディワッツ:03/10/04 01:21
で、クッツェー。恥辱。がおすすめです。和訳もされてますよ。
たぶん、文学好きなら冒頭の二、三ページでマイル。
そして、いやなおっちゃんだなーと思ったところでなんたらかんたら。
いいですよぉ。是非読んでくれ。
265吾輩は名無しである:03/10/04 08:01
春樹は・・だめだったか。
でも、チャンスはたくさんあるしな
がんばれ!
266あほ:03/10/04 10:13
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267吾輩は名無しである:03/10/04 10:19
>>265
>チャンスはたくさんあるしな

同意だが、回り持ち的な要素が多いから<ノーベル文学賞
今度日本に順番が回ってくる時には有力候補、というところだろう、
いつのことになるかは不明。大江健三郎がとって数年だし、
長くかかるかも
268吾輩は名無しである:03/10/04 12:43
>>263
すごい! 未読なんでそそられる。
269吾輩は名無しである:03/10/04 15:07
春樹なんかがノーベル賞取れるなんて本気で思ってんの?
いくら信者でもおつむを疑われるよ。
270吾輩は名無しである:03/10/04 16:42
めでたいよな、春樹スキーって(w
自意識過剰のくせに自分のキモさには気づかない
271吾輩は名無しである:03/10/04 17:23
>>267
三島由紀夫がノーベル賞を逃した時
「次(に日本に来た時取るの)は大江だよ」と予言、
大江健三郎は、次は誰だよ、とかは言ってないんでしょうか、
言わないかw
272吾輩は名無しである:03/10/04 21:07
クッツェー受賞はタイムリーだね。
アメリカが唯一神になろうとしてる今こそクッツェーは読まれるべき。
オリエンタリズム批判のサイードも亡くなったことだし。
273吾輩は名無しである:03/10/04 23:17
でも最近のノーベル文学賞って
ノーベル平和文学賞って感じがして
ちょっと物足りないような気が‥

あ、気のせいです。きっと。
274ガディワッツ:03/10/04 23:49
前回ってナイポール? 前はガオ?
ナイポールが、「何でもかんでも共産主義に関連づけて考える奴は
嫌いだ。なぜなら、その考え方は単純でおもしろみがないからだ」
と、書いている。
はたしてこれは、ガオ・しんじぇんに向けられたものなのかねぇ。
275ガディワッツ:03/10/04 23:51
というわけで、「アフリカにはいつも新しい何かがある」ってことで、寝る。
276272:03/10/05 00:55
>>273
確かに。
あまりに政治的な配慮が見えすぎるのがね・・・
277吾輩は名無しである:03/10/05 15:17
窪塚洋介ってトオルと緑の息子っぽくね?
脈絡もなくピースとかほざく辺りが
278吾輩は名無しである:03/10/05 15:28
やっぱ賞って・・回数重ねると、政治的な配慮が加わってくるよね。
純粋に決められるのって、最初の20年くらい!?(賞によって違うけど)
279吾輩は名無しである:03/10/05 15:51
「死後」の評価が高まる結果を招くだけだろうなw
280吾輩は名無しである:03/10/05 17:37
ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ
281淳一  ◆8kTRz46uUU :03/10/05 17:43
>>274
お、本紹介ありがとう。
ちょっと面白そうだねい。そろそろ近所の本屋にも特集できないものか。
>>277
『ピンポン』の窪塚とかは、そんな感じもする。
>>269
客観的に見て、日本で一番近いのは春樹だろうと思うわ。オレは。
それは、ノーベル賞=日本で一番優れた作家という事ではないよ。あくまで現在の日本作家で賞に合っているというだけの話ね。
ばななも小川も海外人気は高いけど、著作の社会問題への接点が少ない。
ドラゴンは政治発言なんかも積極的にするけども、海外での知名度は春樹に比べてあまりにも低い。
オレにはちょっと対抗馬が思いつかない。繰り返し言うようだけど、オレはアンチでもフリークでもない。

もしも君がそう思うなら、ちゃんとした理由を述べるか対抗者くらいはあげるべきだろう。
言いっぱなしは良くない。ここはアンチ大歓迎のスレッドだけど、荒らしたいだけの人はいらない。他でやってくれ。

282吾輩は名無しである:03/10/05 22:27
何故第一回ノーベル文学賞にトルストイを選ばなかったのだろう?
283吾輩は名無しである:03/10/05 23:29
つうか春樹に社会性なんてあったか?
284吾輩は名無しである:03/10/05 23:47
とってつけたようなそれならあったよ
285吾輩は名無しである:03/10/05 23:53
「海辺のカフカ」てこの板で評判悪いけど、そんなに出来悪かったの?
俺カフカ(城とかのね)結構好きだから、この本ずっと木になってた。
誰かおせーて
286吾輩は名無しである:03/10/06 00:18
出来が悪いというよりも相変わらず解釈オタが喜びそうな小説
287吾輩は名無しである:03/10/06 01:28
>>241

"近代の韓国社会を描 いた作品"罠"や掟によって
縛られてきた農民を描いた"掟"等で抑圧された歴史の存在を示し"
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1061461912/241

ただの村社会の封建制を書いただけじゃないか?
日本で翻訳出版しても売れないよな。

2ちゃんのこのスレと大差ないだろ
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/live/1063716555/l50
288吾輩は名無しである:03/10/07 20:01
age
289吾輩は名無しである:03/10/08 20:18
>>285
「海辺のカフカ」スレがあるよん
290吾輩は名無しである:03/10/09 01:09
村上春樹最近気になりだしたので読んでみますた。
風の歌を聴け、10ページくらい読んで放置したらそのまま読む気なくし未読。
んで読みやすいと思われる短編集に挑戦。
七番目の男が一番とっつきやすかった。理解もできたし。
あと気になったのは蛍。冒頭部の本筋とは関係無しの坊主の同居人との会話が
個人的に気に入った。「駄目だよ」にハマったw
まあそんなところ。読み始めるとすいすい文章辿っていけるし暇つぶしにはいいと思った。
でもなんか印象に残らない。読んでるうちは気持ち良いんだけど。
291234:03/10/09 14:49
>>290
長編読むべし。
印象変わる。
292吾輩は名無しである:03/10/14 12:00
ラモーンズ
293吾輩は名無しである:03/10/14 12:21
ラーメンズ
294吾輩は名無しである:03/10/14 13:44
あの頭で考えた感じの文章が嫌かな・・・。
確かに優れた作家ではあると思う。
自分は嫌いだけど。
でもあれを読んだら亜流がいっぱい出てきそうだし
軽薄なところだけ取っておっけーと勘違いする若者多そう。
外国で受けてるのは英語に訳しやすい文章だからかな。
295吾輩は名無しである:03/10/14 16:17
>>294
らしいね。あと中国もそう。
中国の人が、大江、川端、谷崎等の翻訳を読むと嫌になるらしい。
「なんでもっと簡潔にかけないの?なんかネバネバしている・・・etc.」
と中国人の教授が言ってた
296吾輩は名無しである:03/10/17 06:59
単に時代の差だろ
その中国人は昔の文学読んだら全部
ネバネバしてると感じるんだろうな
297吾輩は名無しである:03/10/17 07:12
賛否両論で盛り上がるってことは、作家冥利に尽きるんじゃないか。
無視出来ないのだから。
いや春樹だけに限ったことではなくて。
別に俺は春樹好きではないけれど、代表作は読んじゃったりしてる。
298吾輩は名無しである:03/10/17 16:09
無視できないのと嫌われてるのは違う
299吾輩は名無しである:03/10/17 21:28
>>297
烈しく同意。避けて通れない。
好き嫌いの問題ではない、
現代日本文学において、読まずに済ませる存在ではない。
つーことで、全部読んではいる。
300吾輩は名無しである:03/10/17 21:30
誰もが一度は通る道。
いまだ何年もその場所に留まっている者もいる。
そんだけ。
301吾輩は名無しである:03/10/18 14:56
というかそれは勉強するみたいに文学読んでる奴だけだろ
悪いけどカスはカスだよ
文学って思いっきり個人的な領域のもんだし
好き嫌いは読者にとっては大問題だろ
302吾輩は名無しである:03/10/18 14:57
なんかおもろー本ない?
303吾輩は名無しである:03/10/18 15:01
なんでねじ巻きがおもろいんかわからん、あれ反則やで。電話の声はクミコの
声じゃないんだから、そうおもうにきまってんだろ。
304やよい:03/10/18 15:41
305吾輩は名無しである:03/10/19 01:50
>>303はまとも
306吾輩は名無しである:03/10/19 04:38
春樹で文学は終わりました。
理由/もう何だか意味解らんから

みんな気付くの遅すぎじゃん?
307吾輩は名無しである:03/10/19 05:08
柄谷行人が村上春樹を評価しているのは知っていますか?
308吾輩は名無しである:03/10/19 05:20
逆に龍ちゃんに受賞させたらノーベル賞委員会を尊敬するぜ笑
309吾輩は名無しである:03/10/19 13:17
中学、高校に春樹を読んだ人は、再読することをお勧めする。
特に初期のやつとか、二十代半ば以降に読むと印象違う。
310吾輩は名無しである:03/10/19 15:01
>>307誰?_
311吾輩は名無しである:03/10/19 15:05
>>309
胴衣。
「なんでこんなの面白いと思ってたんだろう」って思う。
312吾輩は名無しである:03/10/19 15:30
>>309
胴衣。
「あの頃はなんて厨房で眼が無かったんだろう」って思う
313吾輩は名無しである:03/10/19 16:18
風邪の歌を聴けを春樹が書いたのは28、9
よーく考えてみろ、30前のサル顔の青年があれを書く姿を
主人公の語りや女とどういう会話をしているかもう一度確かめてみろ
別にデビュー作に限ったことじゃない
ただもう一回だけ振り返ってくれ、俺が言いたいのはそれだけだ
314309:03/10/19 20:43
>>311-312
おいおい、村上春樹は、基本的に中高生が一番しっくり来る小説じゃないぞ。
っていうか、小説、ってある程度年取ると、大抵色々と気づかされるから。
春樹の場合、非常に読みやすいから、あっさりと通り過ぎてしまう、っていうのが
かえって問題になってしまうような気がするのだ。
これが、古井だの大江だの、ジュネだのシモンだのだったら心配ないのだが。

>>313
それは触れないでやってくれ(苦笑)。まあ、主人公の年齢設定があるから。
個人的には、まだデビュー直後はマシだと思うんだけど。
315吾輩は名無しである:03/10/20 00:32
おまえがまだ気づかされてないようだな(哀笑
316吾輩は名無しである:03/10/20 00:37
春樹小説が一番しっくりくる層は二十代の童貞
317吾輩は名無しである:03/10/20 05:56
307 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/10/19 05:08
柄谷行人が村上春樹を評価しているのは知っていますか?
310 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/10/19 15:01
>>307誰?_
318吾輩は名無しである:03/10/21 03:25
エタニ、評価してたっけ?
何やら固有名詞がここだけ出て来るのはこーゆー意味があるとか
分析してたのは覚えてるが・・・直子とか。誉めてるって感じでも
なかったぞ。

ある対談で言ってたように直接これがイイとか悪いとか言わないのが
芸風なので、(そういうことを言ってる人を横目に自分は
こんな新鮮な切り口で読めるんだぞ〜って感じ)
エタニの名前を箔付けに利用してるっぽい>>307
には軽い疼痛を覚えるな。
319吾輩は名無しである:03/10/21 19:29
>>318
おいおい、このスレに書き込むのは信者とアンチだけじゃないぞ。
柄谷がどこかのエッセイで春樹は表現が洒落臭いが評価できる云々みたいなことを
言っていたので、意外に思ってたまたまあがってた春樹スレにカキコしただけで
箔付けとか痛い解釈されるとは思わなかったよw
「軽い疼痛」って表現には笑わしてもらったけどさw
まぁ、あんた、
>(そういうことを言ってる人を横目に自分は
>こんな新鮮な切り口で読めるんだぞ〜って感じ)
この発言を見る限り、低脳そうなんで
ここらで関わるのは辞めときますw
320307:03/10/21 19:31
あ、俺>>319ね。
321投票ラブストーリー 〜こころ踊る大総選挙〜<ダイジェスト>:03/10/21 19:59
♪〜あの日あの時あの場所で♪〜
この一ヶ月、恋人のカンチとは会っていない。
ため息をついたリカは、またいつもの独り言を繰り返した。
やっぱり私が言いすぎたせいなんだわ。
ちょうど一ヶ月前、リカはお気に入りのドリカムの限定版CDをカンチの不注意で割られてしまった。
リカはあまりのショックで我を忘れ激しく怒った。二人は大ゲンカになり、それから一度も連絡を取っていない。
考え事をしながら歩いていたためか、リカは投票所となっている小学校の校門の目の前まで来ていたことにようやく気が付いた。
そして、十何年ぶりに訪れた小学校の校庭を目にしても何の感慨にふけることもなく、
ただ、恋人との関係を悲観するばかりであった。
投票所である体育館の階段を一段一段と重い足取りで上がり、入り口まで来たリカはまた一つため息をついた。
私にとって無意味な選挙。
わざわざ私がしなくても。
そう思い、リカは今来た道を帰ろうと、うつむきかげんの顔をフッと上げ、体を後ろに向きかけたその時だった。
リカの目に思いがけず飛び込んできたのは恋人カンチの姿だった。
「カ、カンチ!」
リカは目を疑ったが、それはまぎれもなく選挙管理委員として投票所で立ち働いていたカンチだった。
カンチはその声に気づき、仕事を放り出し、受付のテーブルを跳び越え、リカの元に駆け寄った。
「リ、リカ!ごめん。」
カンチは急きょ選挙管理委員を頼まれ、この一ヶ月、選挙の準備で忙しかったことが会えない原因だったのだと説明した。
そして、カンチは思わずその場でリカを抱きしめた。
「す、好きだ、リカ!愛しているよ!」
リカは熱くなった。
心の底からわきあがる感情を抑えられなかった。
「カ、カンチ!カンチ!カンチー!」
リカはうれしさのあまり大声で恋人の名を叫んだ。
そして、胸元で握りしめた投票用紙を涙が静かにぬらした。
館内からは拍手がおこり、そこに居合わせたすべての人が若い二人を祝福していた。
そしてその後、リカは生まれてはじめての投票を終えた。
その夜、テレビは民主党の勝利を伝え、日本は大きく動きはじめたのだった。

一人でも多くの人に選挙に参加して欲しいです。ぜひ!
322吾輩は名無しである:03/10/22 06:40
折れは腰痛が
323吾輩は名無しである:03/10/22 07:37
>>319
>意外に思ってたまたまあがってた春樹スレにカキコしただけで

気になって見てるくせに・・・
324吾輩は名無しである:03/10/22 20:58
 
325吾輩は名無しである:03/10/23 01:19
↑内容がないよう
326吾輩は名無しである:03/10/23 01:50
なんか、神田の三省堂で10年くらい前のユリイカ春樹特集号
フツーに売ってたんで買っちまった。
ちょっと汚れてるけど新品扱い。
327吾輩は名無しである:03/10/24 14:29
てか、村上春樹批判してる上記の方々は何歳ですか?
俺16なんだけど春樹はいいと思う。
というのは春樹は若者向けだから中年がよむと「反吐が出る」
って感じじゃないん
328吾輩は名無しである:03/10/24 16:06
60歳
329吾輩は名無しである:03/10/24 17:02
童貞かナルシストしか好きにならんよ
330吾輩は名無しである:03/10/25 02:20
俺は昔、春樹嫌いだったが、最近はなかなか味のある
作家だと思えるようになった。
ただ、『海辺のカフカ』『スプートニクの恋人』は
どうかとおもうが。
331吾輩は名無しである:03/10/25 19:39
>>287 ノーベル文学賞ネタで…


川端は「雪国」「千羽鶴」「山の音」などの作品で
日本の伝統的な美の世界を描いてノーベル文学賞受賞。

それの韓国版を作れば…
332吾輩は名無しである:03/10/25 20:06
春樹はノーベル賞ごときで括られる器じゃありません。
333吾輩は名無しである:03/10/26 23:12
だよな、ノーベル賞とか古臭いもん
334吾輩は名無しである:03/10/27 01:43
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』J.D.サリンジャー著、
春樹訳を、遅まきながら読んだ。
野崎氏の名訳があるのに、何故いま春樹が新訳したのか、読めば一目瞭然だな。

じつに春樹というのは、時代に敏感に反応して
自分の役割をキッチリはたすタイプだと、改めてその触覚と使命感に拍手。
オウム事件の時は、地下鉄サリン事件の被害者に直接
インタビューするという手法で『アンダーグラウンド』を上梓し、
不消化なまま小説化する愚を避けつつ
同時にノンフィクションの新たな地平を拓いてみせたし。(あれで
中途半端なノンフィクション・ライターは、トコトン打ちのめされて消えた)
今回は、
半端な翻訳家連中がビビったろう。活きて変化する言葉の時代性について、
時代を超えて生きる文学を翻訳するという仕事について、
様々な示唆を与えられたはず。
訳者春樹による「解説」をサリンジャーが断ったという末尾の「お詫び」を読んで、
笑った。そりゃそうだろう、サリンジャーの気持ちはよくわかる、春樹の作品にされ
ちまっちゃあカナワンわなw 春樹にとってもその方が良かったんだよ、
作家としての余計な文章をくっつけなかったから、翻訳に入れ込んだ姿勢がスッキリと
前面に出た。良質の作品が新しい息吹をもって甦った良い例。
野崎氏訳『ライ麦畑でつかまえて』を再読してみる気にもさせる。

それにしても泣かせるヤシだよな、ホールデン(主人公)はw 
日本の今の16、7歳の全てに読ませたい。どこまで通じるかは別として。
335吾輩は名無しである:03/10/27 02:29
そういえば、サリンジャー自身がノーベル賞を受賞できなかったな。
みんな知っているような世界的文学者でも受賞していないのっていっぱいいるよな。
336吾輩は名無しである:03/10/27 17:44
やっぱり春樹スキーはキモイ(w
337吾輩は名無しである:03/10/27 18:49
なんかズレてるよな、春樹オタって
ライ麦やアンダー程度で時代への使命感ってギャグですか
ライターや翻訳がビビったとか、ほんとギャグセンスはあるよ春樹ファンは(w

>日本の今の16、7歳の全てに読ませたい。どこまで通じるかは別として。
勘違いしてるみたいだけど通じる通じないではなく小説の方が遅れてるのです
立ってる場所が違うのです。ガキにはワカランだろうなみたいな書き方キモイよ

338吾輩は名無しである:03/10/27 23:49
334はコピペか釣りじゃないの?
339吾輩は名無しである:03/11/02 02:28
小説が遅れてるなら、何が一番早いんですかね?
ただ単に春樹が遅れてるってだけ?
340吾輩は名無しである:03/11/02 03:50
……ライ麦がだろ ヴォケ
341吾輩は名無しである:03/11/02 03:55
アンチ(春木嫌悪信者)はみんな主観からしか意見言わないよね。
やっぱ売れてることに嫉妬してるか、あるいは作家としてのうまさ(根拠のない煽りを激増させ、人気を水増しして、「文壇」を破壊した)が悔しいんだろう。
そんなに必死に煽る意味がわかんないもん。中立の立場としては。
342吾輩は名無しである:03/11/02 03:56
あと、読んだ中で>>334がいちばん客観性あったよ。
343吾輩は名無しである:03/11/02 03:57
サリンジャーが拒否したんじゃなくて、白水社の都合だったんじゃないの?
よく読めば
344吾輩は名無しである:03/11/02 04:11
まあしかし何というか、春樹は過去のエッセイにあるように、
邦題にはうるさい人間なわけで・・・。
そんな彼がザを省いただけの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」というタイトルにしたというのは、
野崎の邦題を超えるタイトルを思いつくことができなかったってことを、
図らずも吐露していますね。
345吾輩は名無しである:03/11/02 04:53
私は思うんですけど、「ライ麦畑のキャッチャー」ってのがまったくぴったりだと考えるんですが、どうなんですかね。

『キャッチャー』は野球のキャッチャーと同じ意味でしょ?事実上。
346吾輩は名無しである:03/11/02 05:07
そりゃそうだろ直訳すれば。
野崎の邦題は超えられない壁。
347吾輩は名無しである:03/11/02 06:13
>>342
334が客観的か。なにが主観で客観かよく知らんがあきらかにファンから見た強引な意見だろ
あと主観だから駄目とも言いきれんけど
348345:03/11/02 06:40
直訳が一番いいと思う罠
349吾輩は名無しである:03/11/02 06:44
それはあんたの価値観。
気の利いた邦題じゃないと駄目というのも春樹の価値観。

どっちが正しいかではなく、春樹の矛盾が問題なだけ。
350中立:03/11/02 06:46
ようするに、春木ヲタ的単なる読書感想文とか、「春木嫌悪」的煽りとかはようするに主観だから、あんまもういらない(これまで十分見たし)

論文っぽい奴とか、批評って感じの、できるだけ客観的な書き込みのほうが誰にとっても有益で建設的。
>>1にある「またーり(平和)」にとってもね。
351345:03/11/02 06:47
「春樹の矛盾」ってのはなんか本質ついてると思う
352345:03/11/02 07:24
作家と翻訳者の矛盾

クリエイターと商売仕掛け人の矛盾


これが彼の原動力論
353吾輩は名無しである:03/11/02 10:12
「ライ麦畑で捕まえ手」がよい
354淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/02 10:27
どっかで読んだけど、野崎訳の時も題名候補いくつかあったそうだね。
『ライ麦畑の捕まえ役』とか。んで、いくつかの中から選んだのが、名訳『〜捕まえて』
題名だけでいうと、日本版としては野崎の方が優れてるとは思う。本編への興味を持っちゃう。
野崎は、やっぱセンスあるわ。
355吾輩は名無しである:03/11/02 12:58
クリエイターと商売仕掛け人とは矛盾がないと思う。
何を言おうとしているのかは分かるけど。
その場合にはクリエイターではなくアーティストという言葉を当てるのが良いのでは。

春木はいくつも候補を作っただろう。
なにしろ映画や洋楽の邦題についてあれだけ言及し、
「原題をそのままカタカナにするのは良くない」とかなんとかまで言う。
でもどれだけ頭をひねっても、野崎より優れたタイトルを思いつけなかった。

野崎の翻訳は古い。
だが少なくともそこにはいつの時代にも共通の、若者のメンタリティが浮き彫りになっている。
春木の翻訳では、春木的な若者になってしまっている。
これは現在なら通用するだろうが、古くささを備えるのも早い。
後世まで読み継がれるとなると、野崎。

歳とったらギャツビーを訳したいと言っているが、それも定評あるのは野崎。
さてどうなることやら。主人公は酸いも甘いも知った大人だし。
356吾輩は名無しである:03/11/02 13:05
ライ麦も古臭いが海辺のカフカはさらに古臭い
357吾輩は名無しである:03/11/02 13:48
えー

前読んだとき野崎約は意味不明だったんだけどなー
どこが「名訳」なの?
358吾輩は名無しである:03/11/02 13:49
>>353
あなた訳してください。ぜひ読みたいから
359吾輩は名無しである:03/11/02 13:50
>>357
馬鹿は『村上朝日堂 はいほー!』でも読んで笑って暮らしていけ。
360吾輩は名無しである:03/11/02 13:51
353は柳瀬っぽいな。
361吾輩は名無しである:03/11/02 14:52
はいほー!!
362吾輩は名無しである:03/11/08 12:58
>>335
サリンジャーはマスコミから隠れて生活していることで有名だし、
ノーベル賞のオファーが来ても断ってるんじゃないのかなあ。

マスコミから隠れてる(TVに出ない)という点では村上春樹も同様だけど、
ノーベル賞もらえるとなったらあっさりもらってしまいそうな悪寒。
363吾輩は名無しである:03/11/08 16:32
のーべる賞なんてものは、所詮、世界平和の道具に過ぎません。
364吾輩は名無しである:03/11/08 16:46
Hey YO!
オレっちに リアルタイムに 活動してる chek chek chek checkitnow yo
世界を舞台に 活動してる yeah yeah hey man comeon
注目されてる 文学作家を教えてくれYO!
365吾輩は名無しである:03/11/08 17:13
>>364春樹本人??
366364:03/11/08 17:20
what's up my bro!
何故そう思ったんだい 文体が似てるのかい
そんな訳ないか
hahaha!
オレっちは日本在住6年目のニガー DA!

anyway 教えておくれよ my bro!
367吾輩は名無しである:03/11/08 17:27
文体のリズムが似てるから。
368A:03/11/08 18:11
はるきちさん
金にならないけどここにちょっとしたこと書いてよ
したら春木嫌悪信者も多少は治まるんだけどね。
369吾輩は名無しである:03/11/09 03:19
やれやれ。
370A:03/11/09 10:18
正に
371A:03/11/09 11:02
こんなもんさ
372A:03/11/09 11:16
ここを読んだはるきちさんへ


時代が変わるとは、ある場合にはこういうことなのです。
メタファーどころの騒ぎじゃないです。
がんばってください。やれやれ。
373A:03/11/09 11:26
>>363>>365>>367
あと別スレの「海辺のカフカ」の書き込みも僕です。
374A:03/11/09 20:13
やれやれ。と僕は言った。

小説なんて時代遅れなのかもしれない。
村上春樹(はるきちさん)は確かにある種の役目を果たした。

つまり、簡単に言えば社会を根底から支えたのだ。


でも社会が変わるとき、作家も変わらねばならない。芸術が別のシステムを示したら、芸術家もそれと同じように変わらねば(進化せねば)ならないのだ。
375吾輩は名無しである:03/11/09 20:21
この馬鹿はいったいなんなの?
376A:03/11/09 20:24
それならそれで良いさ。

「君」に言ってるんじゃぜんぜんないから放っておいてよ。
377A:03/11/09 20:48
内容を武器にするのはもうやめだ。

「文体そのもの」を武器にする。
内容など捨てる。

論理の構築も、つじつま合わせもストーリーも捨てる。

メタファーとリズムだけを使って文章を──文字そのものを───構成するんだ。

それが新しい文学者の務めだ。
378A:03/11/09 21:19
文章は直線的文字列だ。
その単調さをまず破壊するだろう。
様々に構成する。垂直と水平に、だ。

次に色彩を使う[三原色と白黒グレイ]。
何故なら文字は色で表現されているからね。
フォントはバランス良くリズムをつくるように使い分けることができる。

こうすれば作品は芸術(美術)になるだろう。
次は内容だ。

二元性を使うんだ。
『正対立する関係の多様性[つまり均衡関係]』を表現する。
(君と僕、男と女、彼と彼女、彼らと彼女ら、精神と肉体、宇宙と自然、人間と動物、カフカとカラス、、、)

文章自体にもこれは適用される。
かぎかっこやマル、点などは「抽象的リズム」をつくる。──文字そのものと対立してるから。
もちろん他の[言語と対立する]なに使ってもいい。大事なのは構成全体のバランスなんだから。
対立は「会話文」もそうだ。

一 者 は 他 者 を 通 し て 見 ら れ る 。

さらに──ひとつの同じ内容を拡大したり縮小したりする。〔多様性〕

あらゆる左右対象性は基本的に否定される。
構成そのものが作品だ。
個別性は排除されねばならない。無論、多少残存したとしても。
普遍性と個別性を均衡関係で構成すること。
均衡関係の厳密な構成だけが「不変」を表現可能にする。
379A:03/11/09 21:21
文字の大きさも変えること!

位置と大きさ(つまり比例)の関係を利用するんだ。
380吾輩は名無しである:03/11/09 23:43
>>377
>内容を武器にするのはもうやめだ。
「文体そのもの」を武器にする。
内容など捨てる。

ロシア・フォルマリズムで散々やりつくされているわけだが。
381A:03/11/10 01:52
だからなに
382A:03/11/10 02:20
えーと
つまりさっきのは未来文学の書き方の概要です。
見てたら、よろしく。
383吾輩は名無しである:03/11/10 05:19
恥ずかしいほどの無知さんだな。
みてらんない
384吾輩は名無しである:03/11/10 09:37
385吾輩は名無しである:03/11/10 10:19
あぁ哲学や芸術など少しかじってみると他人に自分の存在を示したくなる奴もいるらしいからな。
まぁたいがいが、知ったかくんだけどな。こんなところで存在をアピールするなんてヒキコモリくらいだしな。

他に場所がないからな

ここの長文くんもそのうちの一人だね。
あのさ、穴があり過ぎ無知がわかりすぎで突つく気も起きない。
またこんなところで語りたがるくらいだから根本は粘着質なんだろう。
バカは相手にするほどの価値もない。放置汁
386A:03/11/10 11:12
社会のヘソには悪意が密集する

これで十分です。
387A:03/11/10 13:07
僕は僕の命より芸術が大事だ。

僕は存在の底から芸術家だ。
君等が様々に「うつろな」手段で殺したければ殺すがいい、芸術は生きる。

だから君等は置いていく。人を小馬鹿にして一生を送るのは、僕にとってあまりに退屈なんでね。

「はるきちさん」に言ったんであって、君等じゃない。
ま放っておいてよ。

ゴメンね、ねじまき鳥的に単調な生活を邪魔しちゃって。もう去るから今日は許しといて。


      ↓ノーベル賞への雑談再開
388校長が強盗:03/11/10 14:01
この事件は報道されていません。教育委員会も校長を処分しません。
 皆様の力でこの事件を広めてください。
被害者先生のサイト
 http://www.geocities.co.jp/NeverLand/8595/
 事件究明を求める署名サイト
 http://chiba_273.at.infoseek.co.jp/
   ∧_∧
  (  ^^ )< ひろめよう
389吾輩は名無しである:03/11/10 15:42
hoho
390吾輩は名無しである:03/11/10 19:24
結局この人なんだったの?
391吾輩は名無しである:03/11/10 21:08
392吾輩は名無しである:03/11/10 21:46
A = 自分でも理解していないような小難しい言葉を使って格好つけたつもりになる奴。

こういう奴は、ガキのころはちゃんと学習塾に通って勉強していたが、中学2年位で落ち
こぼれたバカ。
393淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/10 23:13
『パン屋襲撃(再が付かないほう)』を読んでみました。
前スレッドで『再襲撃』の解説してる時ナナシさんが言われていた作品です。
ずっと、これを読まずに解説などしても良かったのだろうかと気になっていたので、図書館で全集をかりてみました。
読んでみれば、あくまで『再襲撃』に付随する内容で、文学的にどういう事もない作品ではありました。
これにて春樹小説はすべて読了。のはず。

んで、古い話なんですがあの時の解説の訂正を。
パートナーは男の人だったみたいです。かつての恋人なんだろうかという予想は訂正させてください。
呪いについてやマルキシズムを骨子とした主題等、大まかなところはあってた様です。ほっとしました。
一応気になっていたので書きこんでおきます。




394吾輩は名無しである:03/11/10 23:14
ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~youandi/michi/sakuhin/futatabi.html

これってどうなんですか?
春樹のパロディという意味で書かれてあるんでしょうか。
私には判断がつきません。一応春樹スレにも張ってみました。
395吾輩は名無しである:03/11/10 23:25
村上春樹さんの何がすごいのか教えてくれませんか。
村上春樹さんの著作をまだ読んでいませんが、興味を持ちました。
村上春樹さんのなにがそんなに人を惹きつけるのか
優しい名無しさん、またはコテハンさん、教えてくれませんか、お願いします。
そして、どの著作に感銘を受けたのかも教えてください。お願いします。
396吾輩は名無しである:03/11/10 23:28
登場人物がやたらと本を読んでいるのは、明らかに大江健三郎の影響である。
397淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/11 00:40
前スレッドでもかきましたが、春樹の優れた点については、

1.自分だけの文章をもっており、その匂いのある文体と物語で「読ませる」作家であるという事。
2.文学として、非常にしっかりとした構成の作品を作る作家であるという事。

この二点に尽きると思います。
1.について、春樹の評判が両極端になりがちなのは、語り口調と内容の「匂い」が強すぎるからでしょう。
芳香と感じる人、悪臭と感じる人、様々ですが、「匂いの強さ」は作家として評価されるべき資質だろうと思います。
2.については前スレでやったメタファ解説のむし返しになるのであえて書きませんが、
作品にしっかりと主題を埋め込み、構成を練る作家ではあるでしょう。

簡単に書きましたが、
一般の読者を表の物語でしっかり読ませ、一部の文学フリークに対する主題、メッセージをも織り込む。
この両立が出来ている作家は、今の日本に多くは居ないと考えます。オレは。

感銘を受けたのは、なんだろう。
個人的には短編に優れた作品が多いと感じました。
398淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/11 00:41
>>395さんへ
399吾輩は名無しである:03/11/11 00:49
ありがとう。

でも村上ははじめは書き散らかしてたから、まとめて書き直して

最後のアンダーグラウンドは予想不可だったと思う。
400吾輩は名無しである:03/11/11 02:07
漏れは春樹作品は大して評価してないが、訳者としては素晴らしいと思う。
401吾輩は名無しである:03/11/11 05:26
たまにこのスレを見てるんだけど、もっと楽しいこと書いてくれるかな。
402吾輩は名無しである:03/11/11 07:27
>>394
ヲイヲイ、これはひどいな。
ここまでひどい春樹のパクリ初めて見た。
しかも、ハートフィールドなんて架空の作家だと気付かず
もっともらしく書いているのが痛い。これはネタ??
403:03/11/11 15:43
zjyue
404吾輩は名無しである:03/11/12 13:24
637 :  :03/11/09 07:45 ID:2i99zGbU
いつか村上龍と渡部直己が対談を思い出した。
村上春樹は読んでて元気でないしあんなのは文学とは呼べない、とか、
でも春樹さんはうまいよ、とか、
村上春樹読んで慰められてる人は情けない野郎が多い、とか、
でも非常にうまくて頭のいい作家ではあるよね、とか、
村上春樹は彼の意図を超えてやばい風潮を作り上げているとか言ってたけど、
いま思えば「やばい風潮」ってセカイ系のことだったのかなあと。
405吾輩は名無しである:03/11/12 17:59
無理
406吾輩は名無しである:03/11/13 08:03
はるきちの憂鬱
407我輩が名無しである:03/11/14 18:08
                      _________
                    /∴∵∴∵∴∵∴∵∴\
                   /∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴\
                  /∴∵∴∵∴∴∵∴ .∵∴∵∵∴\
                 /∴∵∴∵∴/  ゙^\. ,/゙ ¨\,∵\  <405
                /∴∵∴∵∴「  ● | 》  l|  ● ゙》∴|  <なんだとこの野郎
            ___.  /∴∵∴∵∴i,.    ,ノ .l|  《    ..|´∴|    .___
           /  \.|∴∵∴∵∴\___,,,,,_/ .'″  ^=u,,,,_ v∴|z._/   \
         / ./~\.|∴∵∴∵∴/     / ̄ヽ    \ ∴.|´ ._./~\. \
         /. /,- ―-`|∴∵∴∵/       ヽ_/      \ |ヽ.-―- 、.\. \
       /  i/~, -.ニニ||∴∵∴ /    ,,____ |_____    | |ニニ-、. i. ヽ ヽ
      /././ / / ̄~.|∴∵∴|    /┘┘┘┘┘┘┘|    /.    \i `l | .|
      /././ / / ̄~.|∵∴∵|    | lllllllllllllllllllllllllllllllllllll〕   /.|ヽ~ ̄\ ヽヽ.ヾヽ
.       ~ | | .|   ./ |\∵|     |l;⌒ヽ⌒ ヽ|lllllllllll|    / | ヽ   |  | i  ~
         /./|  |   | ,|. \ |     |   \  ヽlllllllll|    /  | .|    | .|ヾヽ
         /./|  |   | ,|.     \   \┐┐┐┐┐┐   /  .| .|   .| |  ~
.       ~  | |.   | .|.      \________/   | /   `、ヽ
         /./   ヽ. |                         |_I     ~
.         ~     I_|
408吾輩は名無しである:03/11/14 20:34
もう日本の作家はノーベル取れないよ。
409吾輩は名無しである:03/11/14 20:36
>408
正解
とれるとしたら星新一くらいなものだ
410吾輩は名無しである:03/11/14 21:35
>>408
これからすごい作家が現れるかもしれんぞ。
411吾輩は名無しである:03/11/17 20:14
>>404 の「セカイ系」ってなんだべ
412吾輩は名無しである:03/11/17 20:42
セカイ系ってのは自分の内部と外部が裏返ってしまった人々のことだよ。
413吾輩は名無しである:03/11/18 19:21
外部が内部に変わったってどういうこと?
414吾輩は名無しである:03/11/19 11:53
ここでもまたセカイ系って使うやつは頭が悪いと証明されました
415吾輩は名無しである:03/12/25 05:46
ニヤリ
416吾輩は名無しである:03/12/26 16:19
絶対にとれません。候補になれないからです。
417吾輩は名無しである:03/12/29 19:58
あの、ここはまだ中野区なのでしょうか?
418吾輩は名無しである:03/12/29 22:54
高松です。
419吾輩は名無しである:04/01/07 08:11
文章が心地よく、イメージを感覚的に味わえる作家(作品)をどなたかご存知でないでしょうか。
今のところ村上春樹以外に自分に合うものがなくて、同じものを何度も読み返しています。
漱石、谷崎、三島、志賀直哉は結構好きなのですが、時代を共有できないせいか
完全にのめり込むことができません。
春樹の作品にはまっている、あるいは過去にはまっていたという方で、
なにかお薦めの作家があったら教えてください。
できれば同時代の作家がいいのですが。
420吾輩は名無しである:04/01/07 18:47
川上弘美
421吾輩は名無しである:04/01/09 18:54
 ハルキゲニア
422吾輩は名無しである:04/01/28 04:45
今まで村上春樹読んだことなくて、
試しにノルウェイの森を古本屋で買って読んだんだけど、
感動っていうか泣いた。まじで。
本読んで泣いたの何年ぶりだろう?
423淳一  ◆8kTRz46uUU :04/01/28 22:37
>>419
同時代の作家で傾向が近そうなお勧めを、幾つかあげておきます。
個人的なおすすめですが、参考になれば。

○川上弘美 >>420さんと同じです。メタファのからむ不思議な雰囲気でなじみやすいんじゃないでしょうか。
      春樹の不思議なトーンの作品がお好きなら、是非。短編が多く軽くもあるかと。お勧めは下記。
      短編『溺レる』 中篇『蛇を踏む』

○小川洋子 春樹の影響を強く受けた作家であり、「パクリ?」と思える程同じテーマを扱った作品が多いです。
      共通項を探すのもおもしろく、色も近いので春樹好きなの方がはまるケースが多いみたいです。
      短編『完璧な病室』『刺繍する少女』 長編『密やかな結晶』『沈黙博物館』

○池澤夏樹 文体の近さは一番じゃないでしょうか。春樹のエスプリが好きならばどうぞ。
      春樹の臭みとまどろっこしさを適度に飛ばしたらこんな感じになるかも、と思いました。
      中篇『スティル・ライフ』 

>>422
オレが『ノルウェイの森』を読んだのは、高校生の時でしたが、それよんで同じくオイオイ泣きました。
大学に行きたいなーと思ったのも、それを読んでからかもしれない。
思えばあの頃は純粋だったなあと、、涙です。
424吾輩は名無しである:04/01/28 22:40
どうして泣けるんだ?
何に感動してるんだ?
よく分からん
425419:04/01/28 22:59
>>423
ありがとうございます。
でもちょっと趣味が違うんで参考になりませんでした。
あ、これって質問スレみたいでしたね。とっとと消えます。
426淳一  ◆8kTRz46uUU :04/01/28 23:20
>>426
ぐっはあ。参考になりませんでしたか。
良いです。力不足です。申し訳ない(涙
427吾輩は名無しである:04/01/29 20:09
>>426
なにコイツ
自分にレスして喚いてんじゃねーよ、キモイ
428吾輩は名無しである:04/01/29 22:35
春樹スレでコテハン使ってる時点でキモイよ
429吾輩は名無しである:04/01/31 20:28
む、
430吾輩は名無しである:04/01/31 20:58
>>419 死ね二度とくんな
431吾輩は名無しである:04/01/31 21:35
まず煽りではない事を先に述べておきます。
村上春樹は「ノルウェイの森」と「神の子どもたちはみな踊る」のみ読みました。
はっきり言って自分にはあまり面白いとは思えませんでした。
上のほうで「主題がはっきりしている」と書いている方もいますが
私にはこの作品(ノルウェイの方)の主題が何なのか全く分かりませんし、
文体もそれほど上手いとは思えません(「と僕は言った」とかしつこい)。
比喩表現(「春の熊ぐらい君が好きだ」とか)は正直真似できないし、
すごい表現力だと思いましたが、総合評価は今一つです。

でも世間的には高い評価を受けている人だし、春樹研究をしてる大学教授もいるし
多分まだ私が理解できてないものが深いところにあるのだと思います。
気が向いたらまた何か読もうと思うので、何かお薦め作品があったら教えてください。
ついでに「ノルウェイの森」の主題が何なのかも教えてください。
あと春樹好きな人(ハルキゲニアとか言うの?)は彼の作品のどんなとこが好きなんでしょ?
432吾輩は名無しである:04/01/31 21:38
スルー
433吾輩は名無しである:04/01/31 22:17
春樹に近いのは保坂和志じゃない?違うかな。
目指してるものは全く違うんだけれどさ、ノスタルジー
を描こうとしてる部分に共通性があるというか、春樹
好きはそこが好きなんでしょ?
434吾輩は名無しである:04/01/31 22:37
春樹好きが好きなのはSEX。これ常識。
435淳一  ◆8kTRz46uUU :04/01/31 22:38
>>433
ああ、近いね。そう思う。
436吾輩は名無しである:04/01/31 22:41
「さーって、女房が逃げたから井戸にもぐって探してくるか」。僕(ワタリ・サトル33歳
無職)はテニスシューズをはいて出かけた。でも結局公園で缶ビールを2本飲み、タバコを
4本吸っただけで帰ることにした。チャーリー・パーカーを口笛で吹きながら自宅の前まで
来ると部屋から電話の音が聞こえてきた。慌ててポケットからカギを出そうとしたけど、
なかなか出てこない。ズボンのポケットというのは既に一つの迷宮なのだ。どこかで鳥が
鳴いている。ふと象のことを思い出した。象はチャーリー・パーカーが気に入るだろうか。

やっとドアを開け、部屋に飛び込んで受話器をとったら、切れてしまった。とたんに部屋
は冷たい空気に満たされた。まるで世界中の冷蔵庫を開け放ったようだった。

「奥さんはもう二度と帰ってこないわ。その電話に出なかったせいで」

いつの間にか背後に立っていた謎の女(まあ女はいつでも謎に決まってるけど)が言う。

「えっと君はもちろん霊能者かなんかだよね?セックスしようよ」
「いいわ。でもその前にチャーリー・パーカーのソロを口笛だけで完璧に再現してくれ
る?あたしの祖父は戦前満州の水族館でアシカの心理カウンセラーをやってたのよ」
「ってことは君のじいさんか。毎年年末になるとアシカの絵がついた空っぽの小包み送り
つけてくるのは」
「そうなの。祖父は一度大陸でアシカと獣姦プレイを体験して以来、すっかり空っぽにな
っちゃったの。生きがいといえば同じくらい空っぽの人を見つけてはお歳暮を贈ることだ
け」
「こわいこと言うなよ。ペニスがしぼんじまった。パスタをゆでるから食べないか。設定
がシュール過ぎて、常に何か食べてないと人物にリアリティーが出ないんだ」。
「それよりチャーリー・パーカーが先よ。あなたほんとはチャーリー・パーカーなんて知ら
ないんじゃないの」
437吾輩は名無しである:04/01/31 22:42
確かに僕はチャーリー・パーカーの権威とはいえない。でも人が何かについて権威といえ
るほど知ることなんてあるんだろうか。僕は妻と毎日一緒に起き、買い物に行き、性交を
していたが、彼女の気持ちなんて水族館のアシカの気持ちと同じくらいわかっていなかっ
た。せっかく死んだ(もちろん自殺)親友が譲ってくれた女だったのに。受話器が手の中
で今死んだばかりの動物のようにぐったりと重くなった。冷蔵庫が小刻みに震えてカタカ
タと音を立て始めた。

「僕には僕のやり方がある。僕は彼女を取り戻すぞ。でも今は君を守らなきゃならない」
「それって結局チャーリー・パーカー抜きでセックスしたいってこと?」
「時間がないんだ。世界は不条理な暴力で満ち溢れてるんだぞ。一寸先はまっくろくろす
けなんだ。今こうしている間にも地下ではもぐらくんが・・・」
「無意識とか不条理とか、道具立てがいちいち古いわよ。やっぱりあなたの全盛期は80年
代ね」
「そんなことないさ。現代思想の最先端、エディプス・コンプレックスなんかも料理でき
ちゃうんだぜ」
「そういう浅知恵が透けて見えちゃうところがイタイってこと、注意してくれる編集者が
いないの?」

謎の女がゆっくり頭を振った。編集に失敗した映画に過去の映像が混入してしまったよう
な不自然な動きだった。雨は世界中の芝生の上に静かに降り続いていた(雨のこと、言っ
てなかったっけ?)。やれやれ。こんなときはそうだビールを飲んじゃおう、と冷蔵庫を
開けたら行方不明の猫が1ダースばかり転がり出てきた。もう海はない、鼠はいない、な
じみのバーはカラオケ屋になっちまった。何かが永久に損なわれ、失われてしまったのだ。
それも僕が電話に出られなかったばっかりに。

部屋中に散らばって一斉にニャーニャー鳴きだした猫に囲まれて、僕は声を立てずに泣い
た。
438淳一  ◆8kTRz46uUU :04/01/31 22:46
>>436
笑った。力作だw
鍵の件は原田宗典『何者でもない』に似てる。
でも、春樹がそんなの書いてたら二度と買わないw
439吾輩は名無しである:04/02/01 00:49
原田宗典ってアッハンうっふんムチムチプリンプリンとか書いてるおっさんだよね。
春樹と同窓だね。
440吾輩は名無しである:04/02/01 21:49
>>431
春樹の小説から何がテーマとか教訓を得る事はないと思います。
独特の淡々とした言葉の並びには麻薬的に私を引き付ける部分があって
それで春樹が好きなのです。
441淳一  ◆8kTRz46uUU :04/02/02 07:03
>>439
正解。
442吾輩は名無しである:04/02/02 20:56
       巛彡彡ミミミミミ彡彡 私がジエン馬鹿の1b? ◆1bBtQE5sBo=淳一  ◆8kTRz46uUU
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡    自称24歳(実はダイブ上)無職のひきこもり。
   r、r.r 、|:::::           |  2chに貼り付いて一日中ジエン。
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 過食症で食っては吐きを繰り返す毎日。
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|  現実世界には生きる場所が無く 
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ   2chで頭の悪さ丸出しのレス書きなぐり
  | )   ヽノ |.          ,| 自己顕示しているつもり。
  |  `".`´  ノ     ノ ̄i  |   本からのパクリを偉そうに書くのが特徴よ。
  人  入_ノ´    ヽニニノ ノ\  でも、文学板の人たちには全然見向きもされず
/  \_/\\       /|\\     逆立ちしてもかなわないので
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ  毎日悔し泣きしてるの。名無しと捨てハンで
     /      ` ─┬─ イ     i i ジエンする私を見かけたら、どうかどうか
    /          |      Y  | |   構ってね!
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/986392250/l50ぼくの暴れようはここで読めるよ
443吾輩は名無しである:04/02/03 11:17
>>436-437はどっかからのコピペなのかな。
オリジナルだとしたらすごい。むちゃくちゃ笑った。
徹底的にハルキ作品を茶化してるのに
ハルキへの愛がちゃんと感じられるところがすてきです。
444吾輩は名無しである:04/02/03 19:58
ファンはこんな書かれ方しても愛を感じてしまうのか
445吾輩は名無しである:04/02/03 21:19
>>438
このお友達気分でレスしてる変な人をどうにかして欲しい。
この人に返事されると、ぞっとして気分悪くなる。ゴキブリみたいでキモイ。
446淳一  ◆8kTRz46uUU :04/02/03 22:31
>>445
オレは君を、なんとかしてほしいよ。
447吾輩は名無しである:04/02/06 16:44
そういう反応があるのを承知でコテハンでいちいちレスしてるんだろうに
逆切れするのは器が小さいと思うよ。
448吾輩は名無しである:04/02/06 19:22
>>443,438

436-437の作者です。コピペじゃないっす。
ここんとこ急に春樹にハマって、新古書店で大量購入して読んでいた。
そしたら、会社に出す業務報告の文体が春樹調になってきた。

リハビリのつもりでHDの片隅にパロディを作っていたら、これが意外に笑えた
ので投稿してみましたです。
他のスレにもあげといたけど反応ウスー。春樹人気なし。

ちなみに海辺のカフカに手を出す前に春樹熱が冷めちゃったので、カフカネタ
は入ってない。

クッツェーとかと比べちゃうと、個人的にはこの人、ノーベル賞はちょっと無理じ
ゃないかと思う。
449吾輩は名無しである:04/02/06 21:43
>>448
いや、反応が薄いのは単にツマランからだと思うが。褒めてる奴がいるのが信じられん・・・
450吾輩は名無しである:04/02/06 22:10
それはお前が春樹を馬鹿にされてムカついてるからだよ
春樹の叙情をうまく表現してる力作じゃないか(w
451吾輩は名無しである:04/02/06 23:01
>>448
もっとやって
452吾輩は名無しである:04/02/07 02:25
>>448
>他のスレにもあげといたけど反応ウスー。春樹人気なし。

文中にもあったけど春樹の全盛期は80年代だからね
今反応がほしいならりさたんだろりさたん

次回作とかあんまり載せてほしくないけど(がっかりするのが怖いから)
おまいの能力は認めるってか認めざるを得ない
面白かった
453淳一  ◆8kTRz46uUU :04/02/07 22:58
>>449
誉めてる奴です。もうしわけない。オレはかな〜り笑いました。
どうもアンチさんの様ですが、こういうレス書かれる方はいいね。
できるならば常駐して盛り上げていただきたい♪
次の作品もみてみたいけど、こういうのは一発だから面白いのかもですね。
454吾輩は名無しである:04/02/08 01:17
>>448
正直村上春樹よりいい文を書いているように思うぞ。
455吾輩は名無しである:04/02/08 01:27
>>436-437

マジ受けた。春樹の作品の雰囲気よくとらえてる。
「ワタリ・サトル」とか、普通に次回作に出てきそう。
しかも、茶化してるだけのようで「冷蔵庫」とか最初からちゃんと伏線張ってるし、
クライマックスも鮮やか。普通に楽しめた。独立した超短編で通用するよ。
あんたサラリーマンみたいだけど、ただ者じゃないね?小説家志望?
456淳一  ◆8kTRz46uUU :04/02/08 11:30
他で書き込んだときには反応が薄いかったと言われていましたが、
パロディーでこれだけの人を笑わせる才能というのもなかなかないでしょうな。
という訳で、>>436-437さんは、このスレッド的には神に認定♪
457吾輩は名無しである:04/02/08 11:59
>>436-437 ヨカタ。
ただやりすぎるなよとは言いたい。念のため。
パロディって基本的に虚しい。
458吾輩は名無しである:04/02/09 22:20
436-437の作者です。
一作にネタを凝縮してしまったので、もうパロディはやらない。
それと自分は別にアンチ春樹というわけではない。
でもノーベル賞とったりもして欲しくない。
作家のためにも賞のためにも。

ただ、海外で春樹がかなり読まれていることは事実。
米国アマゾンではねじまき鳥の書評が169もあって、ほとんど絶賛。ちなみにマキナ
ニーのBright Lights, Big City は61。カーヴァーの「僕が電話〜」でも46。

最近はロシアで大人気で、主要作品は翻訳されるたびにベストセラーになっている。
オゾンっていう、アマゾン書店のロシア版のようなものがあるんだけど、つい最近まで
ベストセラーのトップテンに3冊くらい春樹が入ってたから見てみ。
→ ttp://www.ozon.ru/

欧米ではジャパニーズ・ポスト・モダン(!)の代表選手扱い。
個人的に旧共産圏で読まれている、というのが信じがたい。
考えてみればロシアだって大きな物語が終わった直後で、市民はリアルにポスト・モダ
ンを生きることを強いられてるのかもしれない(ただし資本主義抜きで)。

そこにフィットする「僕」だの「鼠」だの「羊男」だのの世界・・・
ちなみに今年は日露戦争100年。
春樹、まさに俺様ワールド文学です(涙)。


 
459吾輩は名無しである:04/02/09 23:21
>>458
嫌われるよ
460あぼーん:あぼーん
あぼーん
461吾輩は名無しである:04/02/10 11:56
>>458
初期作品が英訳された場合の反応が楽しみなのですが。
462吾輩は名無しである:04/02/13 21:40


前スレで速読話題になってましたけど、フォトリーディングの本持ってない人は
買ってから速読について考えてみてください。
今のところフォトリーディングを超える速読法って無いと思います。
フォトリーディングはいわゆる、文字を画像といて右脳に送り込む方法で・・・
難しい話は自分で本を読んでみて欲しいんですが
速読さえ身につければ、英語だろう数学だろうがプログラムだろうが司法試験だろうが・・・
どんな学問だろうが、研究者並に習得できると神田さんが言っています。
少なくとも一日一冊の本を読むことが可能だそうです。
どんな種類の本にも対応しています。
もしかしたら、年間1000冊も夢ではないかもしれません。
現に、セキュリティサイトのアカデメイアの管理人イプシロンさんなんかは
年間1000冊以上読んでいます。
あの人にはマジビビリました

ちなみに、別にフォトリー関係のものじゃありませんよヾ(´▽`;)ゝ
私はこの本で一日3冊ほどの読書が可能になりました。
あまりにも凄い本だったからお勧めしてるだけです。

ソース:http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/news_book.htm
463吾輩は名無しである:04/02/18 14:56
あげ
464吾輩は名無しである:04/02/18 17:35
まぁ春樹自身アメリカ文学好きだからアメリカでウケルのは理解できるな。
465吾輩は名無しである:04/02/19 19:09
どんな理屈やねん(w
466吾輩は名無しである:04/02/29 12:49
村上春樹は欧米人から見たら、特異で異質な作家なのではないかな。
たとえていうなら、浮世絵とか印象派の絵画のように、従来の西洋のものとは
発想、手法が違っていて、新しい文学のように理解されているのではないかな。
深く事項を書きこまず、平面的な表現を使い、まるでバーチャルリアリティの
世界のようなのだけど、その簡単な描写が実は、真実の形を捉えている。
まず、欧米人が自分たちにとっては異質であるはずの春樹の世界を受け入れて
いることに感嘆する。村上春樹さんには、今に満足せず、たとえば印象派の
モネが、より深い表現を求めて模索したように、作品を深めていってほしいです。
467吾輩は名無しである:04/02/29 13:02
全然むずかしいんですけど。スプートニクの恋人とか。意味わかんないし。
468吾輩は名無しである:04/02/29 16:46
春樹はレイモンドチャンドラーをパクリすぎ。
言い回しがうっとおしい
469吾輩は名無しである:04/03/06 21:34
あげ
470吾輩は名無しである:04/03/09 13:03
471村上春樹 ◆8Ey/mUon3w :04/03/09 13:33
僕は君たちが好きだ
472吾輩は名無しである:04/03/09 16:56
あんなもん受賞したら終りだな
473吾輩は名無しである:04/03/09 16:58
僕はエロイよ 村上春樹
474吾輩は名無しである:04/03/09 17:00
クラッカーもほどほどに  村上春樹
475吾輩は名無しである:04/03/10 00:02
村上春樹なんぞがノーベル賞なんかとれるわけない。
山田花子がミス・ユニバースを狙うようなもんだ。はははは
476吾輩は名無しである:04/03/10 02:54
山田花子はヨーロッパあたりでは受けるんじゃないかなあ。
美人としてキャラを作れば、だけど。肌もきれいだし。
477吾輩は名無しである:04/03/10 07:52
山田花子は面白いよ。
478吾輩は名無しである:04/03/10 11:10
次回の芥川賞はサプライズで
春樹が受賞します
479吾輩は名無しである:04/03/10 11:11
山田花子がミス・ユニバースをとったら
世界は健全だ。
480吾輩は名無しである:04/03/10 13:43
花子は見慣れたせいか最近そんなブスに見えなくなってきた・・・
そんな自分がコワい。 村上春樹はノーベル賞なんてもらっちゃいかん
481吾輩は名無しである:04/03/10 15:44
>>467
意味なんかわからんくていい。味わえ。
482淳一  ◆8kTRz46uUU :04/03/10 16:10
>>467
オレが初めて自分でお金出して買った本は、『羊をめぐる冒険』だった。
最初意味わかんなくて、「なんじゃこれ、おもんないし」って思ったけど、
わからんのが悔しくて再読した時に、感動がドバーーー。そんなもんらしい。

山田花子は、慣れる。間違いない。そんな自分がコワい。
483吾輩は名無しである:04/03/10 19:46
自民党が村上春樹に新しい憲法を書かせるそうだ。
484吾輩は名無しである:04/03/11 01:22
上・下各100円でノルウェイの森買ったんだけどおもしろい(゚∀゚)
高校生にも読みやすい村上春樹のおすすめ作品教えてください!
485吾輩は名無しである:04/03/11 04:54
「アンダーグラウンド」と「約束された場所で」
486吾輩は名無しである:04/03/11 07:51
高校生のとき「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
を学校の図書館の新刊セクションのところで発見して
何気なく読み出したら止まらなくなったよ。
あのピンクの表紙が懐かしい。
487吾輩は名無しである:04/03/11 10:38
>>485-486
ありがとうこざいます!ノルウェイの森読み終わったら、読んでみようと思います。
488吾輩は名無しである:04/03/13 09:11
AGE
489顔偏差値15:04/03/13 17:40
村上春樹の小説は『不思議の国のアリス』って感じがするんだけど、これ上手く例えれているよな?
なんか、いかれた登場人物が多すぎだろ
トランプの兵隊とか、馬鹿なウサギとか、そんな感じのやつが多すぎ
そういう意味で、全然意味分からないし、
現実(実物として)の視点で読んだら、特に意味があるわけでもないんだろうな
幻想的なうんぴーだよこいつの本は
490吾輩は名無しである:04/03/13 17:55
偏差値も15並のようだ
491顔偏差値15:04/03/13 20:34
>>490
国語はな
492吾輩は名無しである:04/03/13 23:10
今、羊のなんとか読んでるんだけど、なんかあれだよね。
493吾輩は名無しである:04/03/14 11:58
今年はフィリップ・ロスだろう。村上春樹ではないな。
494吾輩は名無しである:04/03/14 17:21
フィリップロスは、すでにノーベル文学賞をとってなかったですか?
アダムよおまえはどこにいた。で
495吾輩は名無しである:04/03/14 21:17
>>494
「アダムよ、おまえはどこにいた」は、ドイツのハインリッヒ・ベルの作品だ。
ハインリッヒ・ベルならだいぶ前に受賞している。

いずれにせよ、アメリカ・ヨーロッパにはいつ受賞しても不思議ではない「大物」
がゴロゴロしている。アジア人が受賞すること自体難しいだろうが、村上春樹には
がんばってもらいたいものだ。
496吾輩は名無しである:04/03/17 03:21
村上春樹がノーベル文学賞だなんて。
例えるならAVの監督が、アカデミー賞とるようなもん。
別に村上春樹が嫌いなわけではなくて、格が違うってこと。
497吾輩は名無しである:04/03/18 22:46
そうかな? 日本の主要な賞結構とってるし他に該当者があまりいなくない?
498吾輩は名無しである:04/03/19 10:23
カズオ イシグロがノーベル賞を取るため日本に帰化する、といってみるテスト。
499吾輩は名無しである:04/03/20 23:26
海辺のカフカって文庫化まだかな。普通文庫化は何年ぐらいでなるんでしょう。
500吾輩は名無しである:04/03/21 02:07
村上春樹、の部分を、村上龍、と読みかえれば>>496の主張は至極妥当だが。
501淳一  ◆8kTRz46uUU :04/03/21 18:31
>>495
最近、海外の作品を読まなくなったので、そろそろ禁断症状が。
今、やってる事が一段落ついたら、まとめて読みたいなと思っています。
お詳しそうなので、ノーベル賞まだの作家でお勧めがあったら、お聞かせ願えませんか。
>>499
単行本がまだ売れてるみたいだから、もう少しひっぱるんじゃないかと。
あと一年は無いような気がします。
502吾輩は名無しである:04/03/23 21:14
やっと「羊をめぐる冒険」読み終わったよ。次は何読もうかなぁ〜皆さんのオススメは?
503吾輩は名無しである:04/03/24 17:17
>>502
羊〜が気に入ったならダンスダンスダンスとか
あとノルウェーの森とか世界の終わり〜も読みやすいかと
504吾輩は名無しである:04/03/24 19:50
まだ慣れてないのなら国境の南太陽の西、レキシントンの幽霊が結構お勧め。
505吾輩は名無しである:04/03/24 19:56
さすがにもう古臭く感じるな、この人も。
506吾輩は名無しである:04/03/24 19:57
浅田:でも、たとえばノーベル文学賞が次に日本に回ってきたとき村上春樹が受
賞する可能性は高いよ。海外でものすごく翻訳されてるから。彼は、アメリカの
ミニマリズムを日本に持ってきて、いわば翻訳小説を書いてるんだけど、それを
また向こうに持っていくから、わかりやすいんだな。そこはかとない日本的あき
らめムードみたいなのをアメリカのミニマリズム風味で書く、と。
507吾輩は名無しである:04/03/24 22:18
>>506
浅田彰はけっこう的を射たことを言う
508吾輩は名無しである:04/03/24 22:35
いいんじゃないの、村上春樹で。
実力の高さは彼に否定的な批評家でも認めるくらいなものなわけでしょ。
ノルウェイの森やねじまき鳥クロニクルが大嫌いな渡部直己も「読んでも元気が出ない」とは言いつつも「凄く頭がよくて上手い」って点では認めてるわけだし、
柄谷にしても「洒落臭い」けど「正直上手いと思った」わけだしさ。
浅田彰だって「田舎臭さと貧乏臭さで最後まで読めない」と言いながらノーベル賞の有力候補であることあ認めてるし、
「大江健三郎にしても村上春樹にしてもかつてのような文学終わりハリーポッターが世界を制覇する」ような時代の流れに「敏感に反応している」と見るところは見てるわけだ。
509吾輩は名無しである:04/03/24 22:39
訂正
×かつてのような文学終わり
○かつてのような意味での文学が終わり
510吾輩は名無しである:04/03/25 12:42
元気の出ない「上手さ」なんて意味無くない?
511吾輩は名無しである:04/03/25 17:12
新しい小説は何時出るんだ
512吾輩は名無しである:04/03/25 17:18
いついついつーーーーーーーーーーーー?
513吾輩は名無しである:04/03/25 18:11
沖縄諸島の無人島に中国人が上陸。 灯台と神社を破壊する暴挙に出た。

そして逮捕したら、逆切れして中国大使が日本政府に抗議。
こんな国に毎年数千億円も援助して、
その浮いた金で宇宙開発して軍拡をつづけている。
ゴキブリ中国人と売国奴外務省を何とかしないと、

日本のサラリーマンは浮かばれないぞ。
514吾輩は名無しである:04/03/26 03:27
でもなあ昔の春樹の作風はもう戻ってこないんだろうなあ。
515吾輩は名無しである:04/03/26 03:27
昔の春樹の方が嫌いだからいいや
516吾輩は名無しである:04/03/26 06:39
高校出てから村上春樹読まなくなった
昔はあんなに好きだったのになんでだろう
517淳一  ◆8kTRz46uUU :04/03/26 06:49
>>508
次に日本でノーベル賞をとれるなら、村上春樹しかいないと思っています。
それは「日本で一番優れた作家だから」という事でなく、単純に賞への向き、不向きとして。

>>510
私事ですが、不祥の彼女が文学好きになるように仕組んでおります。
一年目にして、自分で買ったり、図書館に通うようになってきました。
最近へこんでいたらしいヤツが、『夜のくもざる』を読んで笑い、気分が晴れたとの事。
手元に欲しいから、自分でも買うそうです。軽さとユーモアというのは、ある一点で美徳なのかもしれない。

>>516
スレマスのオレがいうのもなんですが。
たぶんそれは、「成長」です。
518吾輩は名無しである:04/03/26 11:29
>>517
>不祥の彼女

身元不明なんか?
519淳一  ◆8kTRz46uUU :04/03/26 12:39
不肖ね。
520小学生:04/03/27 14:06
すいません。
ノーベル文学賞って、
作家の特定の作品が評価の対象となるのか
作家の業績全体を鑑みて評価されるのか
どちらなんですか?      
521吾輩は名無しである:04/03/27 17:42
>>520
両方の場合がある。
ただ、「業績全体」の場合が圧倒的に多い。
特定の作品が対象の場合、必ずしもその作家にとって最高作ではなかったりする。
たとえば、トーマス・マンは「魔の山」ではなく「ブッデンブローク家の人々」
を評価して受賞となった。
522520:04/03/27 23:06
なるほど。
特定の作品でも、作家の業績が受賞要因としても含まれる、ってことがあるってことですね。
ありがとうございました。
523吾輩は名無しである:04/03/28 01:39
>>521
チャーチルはどっち?
524吾輩は名無しである:04/03/28 09:54
なるほど、特定の作品を指して授賞というわけでもないのか。
525吾輩は名無しである:04/03/31 05:12
『やがて哀しき…』に出てくる「初対面の挨拶に共通一次の点数を言う官僚」的なヤツ(或いはその予備軍)のほうが、2chでは多数派だな。
526吾輩は名無しである:04/04/01 18:26
翻訳家柴田元幸が取材した究極のインタビュー集
ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち

翻訳家柴田元幸が敬愛する現代作家たちを訪ね、「声」を訊き、そして、その声を翻訳した! 
ポール・オースター、リチャード・パワーズ、T・R・ピアソン、カズオ・イシグロ、
そして、村上春樹を訪れインタビューしました。
527吾輩は名無しである:04/04/10 04:02
ノルウェイに魅せられて村上春樹の著書はほとんど読んだんですが、
こんな漏れにお奨めできそうな村上春樹以外の作家いますか?
528吾輩は名無しである:04/04/10 06:33
安部公房なんてどう?
529淳一  ◆8kTRz46uUU :04/04/10 07:27
春樹の次なら、オレはぶっちぎりで小川が良いとおもう。
前もこれかいたな。オレ。
530吾輩は名無しである:04/04/10 07:47
古井由吉がいいと思うんじゃに   
531吾輩は名無しである:04/04/10 10:49
春樹の翻訳した小説を読んでいけばいい。
532吾輩は名無しである:04/04/11 23:51
村上春樹の作品で,女の子のためにタクシーで
夜中アイスクリームを買いに行く話ってなんだっけ?

一昨日から探してるんだが見つからなくて,
気になって気になって気持ち悪い。
533吾輩は名無しである:04/04/12 00:36
>>527
村上ドラ
534吾輩は名無しである:04/04/12 02:19
>>527 ラノベ方面に行ったほうがいい
535吾輩は名無しである:04/04/12 10:46
浅田はノーベル賞の価値自体を下に見ているよ
536吾輩は名無しである:04/04/12 14:22
いいから誰かピューリッツア賞取れよ。そっちのが断然すげーよ。
537吾輩は名無しである:04/04/12 22:53
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/9338/
ここのサイトの管理者は村上春樹を冒涜している。
538吾輩は名無しである:04/04/13 08:22
>537
でも、「世界の終り」と「カフカ」しか読んでいないし、本人が「純文学」
苦手と言っていのだからしようがないっしょ。でも「カフカ」完読できたんだ、
偉いな、この人。(俺は下巻の途中で放り投げたが。春樹の本で唯一完読
できなかった長編。)
539吾輩は名無しである:04/04/14 01:22
村上氏は最近どんな仕事してんの?
翻訳した本が一冊出るみたいだけど、そんだけ?
540吾輩は名無しである:04/04/14 03:00
つーかどこが冒涜してるの?
541吾輩は名無しである:04/04/14 17:10
>>532
そんな話あったけ?
542吾輩は名無しである:04/04/14 17:19
もう今年の候補者はリストにあがっているんだろうな。。。
平和賞は候補者あがっているとニュー速に出ていた。
543吾輩は名無しである:04/04/14 18:09
春樹オタは繊細だからこんな文章でも冒涜されていると感じるのです
544吾輩は名無しである:04/04/16 19:54
>>532
遅レスだが、『夢で会いましょう』の中の「ブルーベリー・アイスクリーム」という話だと思う。
545吾輩は名無しである:04/04/17 23:22
春樹が別名で官能小説書いてるってホント??
詳細求む!
546吾輩は名無しである:04/04/17 23:28
もうすぐ世界の終わりのセカンド出るよ。時期は視てるけど春樹は。
547吾輩は名無しである:04/04/18 00:18
とっととラン・ドント・ウォークを出せよ。
548吾輩は名無しである:04/04/18 00:43
>>547 禿同。
549吾輩は名無しである:04/04/18 16:53
俺、ノルウェーの森上下第一刷を帯付きのまま保管してるんだけど、
ノーベル賞取ったら3000円ぐらいで売れるかな?
550吾輩は名無しである:04/04/18 19:29
>>545
エッセイで別のペンネーム持ってるとは書いてたけど官能小説なんだ。
フランス書院とかから出してたら最高にわらえる。
漏れも詳細知りたい。
551吾輩は名無しである:04/04/21 02:29
9おおえ^0
552吾輩は名無しである:04/04/21 05:42
春樹の小説で 「石が落ちてたら蹴飛ばしてやりたいといった顔」
みたいなこと書いてたのなんだっけ? 出てこなくて気持ち悪い
教えて偉い人
553吾輩は名無しである:04/04/23 08:38
2
「ウォーク・ドント・ラン」(村上龍 vs 村上春樹/講談社)絶版
→村上龍27歳、村上春樹30歳のときの対談本。
復刊ドットコムで復刊希望が出されるも作者が復刊をこばんだという伝説あり。
これを読んだらその理由がわかる、消したいよねこれは過去の汚点だから。
読書量&人生経験を身長にたとえたら、まわりがみんな背が高い(文壇!)なかで
チビのふたりが必死になって背を高く見せようとしている、そんな対談。
気のきいたことを言おう言おうとどちらも汗がでまくりなのがよくわかる。
僕、文芸誌なんて読んだことないです、僕もですその感性わかります……。
ふたりの話はまったくかみあわない。
どっちかが何かを言う、「それわかります」と引き取り、別の話をはじめるというループ。
この本をぜひ「13歳のハローワーク」「海辺のカフカ」を手にしている中学生やOLに読ませたい。
対談のはじめは「田舎者コンプレックス」の告白(龍も春樹も!)。
読みながら「痛いなぁ」と赤面したり吹き出したりもうたいへんなトンデモ本。
内容を一部紹介。龍、僕小説を書けなくなったら貯めた印税があるから
ハワイで気楽にサーファー屋でもやろうかと思っているんです。
いまはアルマーニを着て美食をあさる龍、僕ククレカレー毎日食べています、
女房が食事を作ってくれないから、でもククレカレーおいしいです、僕中産階級だから。
春樹、僕頭を下げるのって大嫌いなんです、だから作家になったのかもしれません。
春樹、誰とでも寝る女の子が大好きなんです、横にいると癒されるから。
これ以外にも笑えるところは数知れず、読むべき、龍や春樹の実像がよくわかるから。
読了して思ったこと。人間ってふしぎな生き物。
こんなありふれた兄(あん)ちゃん二人も、本が売れてまわりから天才扱いされると、
ちゃんとそれに見合った演技をできるようになるんだなぁ……。
555吾輩は名無しである:04/04/23 11:22
美香の中のひとも大変だな。
ここで遊べるくらいになれればいいのに。

http://book2.2ch.net/test/read.cgi/book/1082173811/
556吾輩は名無しである:04/04/23 11:24
このスレッドってどんな意味があるの?
557淳一  ◆8kTRz46uUU :04/04/23 22:06
>>554
実はその本読んでないんだけど、なんか凄いらしいですね。
ククレカレーのくだりを読んだ後に、『ストレンジデイズ』を開き、
誰でも寝る女の子のくだりを読んで、『スプートニクの恋人』を引き裂きたい。

グッジョブ。おもしろかった。
558美香 ◆FE5qBZxQnw :04/04/23 22:09
>>555
荒らし用に別コテで攻めたつもりなんだけど、さっぱり釣れず……。
このスレの住民は「ウォーク・ドント・ラン」くらいは読んでいるのかな。
でもだったらどうして春樹を神のようにあがめるのか。

>>1
このスレを建てたのって淳一なんだ。
559吾輩は名無しである:04/04/23 22:10
作者の発言と作品の価値は別だろ?
560美香 ◆FE5qBZxQnw :04/04/23 22:11
>>557
「さすらいホープ=美香」は文学板のプチ常識。

http://book2.2ch.net/test/read.cgi/book/1058920850/712
淳一もここで読了報告してよ。最近、書き込むのわたしばかり。
561吾輩は名無しである:04/04/23 22:13
その当時はそういうポーズが
かっこよかったというだけのこと
562吾輩は名無しである:04/04/23 22:14
鬼の首とったみたいに
バッシングにもってこうとするやつがバカ
563吾輩は名無しである:04/04/23 22:15
と釣られてみるてすと
564美香 ◆FE5qBZxQnw :04/04/23 22:18
>荒らし用に別コテで攻めたつもりなんだけど、さっぱり釣れず……。
そして唯一釣れたのがよりによって淳一か。

>>559
うん。だけどさ、ありゃあんまりだって。ヨンダ?

>>561
いま読むとみじめえ。

>>562
バッシングするつもりはない。笑えるネタを提供まで。
565吾輩は名無しである:04/04/24 14:11
566吾輩は名無しである:04/04/24 15:14
>荒らし用に別コテで攻めたつもりなんだけど、さっぱり釣れず……。
これか?

>715 :吾輩は名無しである :04/04/22 22:36
>>712
>下品な女だな。

>いつか、あんたも自分の過去ログ
>読みながら「痛いなぁ」と赤面したり吹き出したりもうたいへん
>になれるといい。

これが、春樹を神の様にあがめる信者が、
教祖様を中傷されたから腹をたててんだと思いこんでる時点で・・・
美香の中のひとは、相当にキツイよ。。。
統合失調的な人格障害傾向も、ここまでくるとむごい。
567吾輩は名無しである:04/04/24 16:05
ドイツでもベストセラー
世界の春樹だね
568吾輩は名無しである:04/04/24 16:06
ノーベルまだぁああ?
569吾輩は名無しである:04/04/24 16:11
やっぱ春樹だよね
俺も春樹に一票だ
570吾輩は名無しである:04/04/24 16:56
春樹以外で受賞しそうな作家読んでないくせに何言ってんだか
それ以前に知りもしないだろ
571吾輩は名無しである:04/04/24 17:34
よんでないけど
572吾輩は名無しである:04/04/24 17:48
>>570
じゃあ教えてくれよ
東欧とか南米とか、普段目にすることのない作家キボンヌ
573吾輩は名無しである:04/04/24 18:42
北米だったらカナダのアトウッド、アメリカのロスあたりが有力候補だろうけど
中南米は、受賞して当然のような作家がここ10年くらいで次々死んじゃったか
らな・・・。
574吾輩は名無しである:04/04/24 19:51
だから日本だったら春樹しかいないだろうが
575吾輩は名無しである:04/04/24 20:14
ノーベル賞は各国持ち回りだから、日本受賞の番になったら春樹でしょ
で?何年サイクルなんですか?前回の大江は何時だ?
576吾輩は名無しである:04/04/24 22:34
若き日の春樹と龍 (あまり若くもないが)

http://www.renaissance-books.com/walkdont2.JPG
577吾輩は名無しである:04/04/25 12:25
結婚するなら俺は保坂和志の方がいい
578吾輩は名無しである:04/04/25 12:45
村上龍でしょノーベル賞は
579吾輩は名無しである:04/05/05 00:17
ドッカーンッ!!

       村上さんどこ〜?アメリカ?早稲田?
580吾輩は名無しである:04/05/05 20:22
春樹!春樹!はるき!
春樹コールしよ〜
581吾輩は名無しである:04/05/05 22:00
つぎは春樹春樹っていうけどね
批判は伝えないわけだよ。メディアは。
どれだけ売れて評価されてるか、としか伝えない。
ならばななだってかなり売れてるわけで。
海外でも春樹は評価されてるから本物だ、と言ってる諸君
ばななと同格に扱われてもいいのかな?
582吾輩は名無しである:04/05/05 22:03
>>581
あのさー
君はどう思ってるわけ
583吾輩は名無しである:04/05/05 22:06
春樹はね、自分の作品より翻訳が上なの。
ノーベル賞?
何の値打ちがある。
584吾輩は名無しである:04/05/07 20:10
585吾輩は名無しである:04/05/07 20:42
だからー日本の番になったらー春樹しかいないでしょー
そういう意味でいってるのにーなにいってんだろうねー>>581はー
586吾輩は名無しである:04/05/07 20:44
>>584
これで、ノーベル賞候補は片山恭一になったな。春樹はもうダメだ。
587吾輩は名無しである:04/05/07 21:25
文壇コンプレックスの村上春樹が賞を受けることになったらどうなるんだ?
588吾輩は名無しである:04/05/08 03:05
>>584
もともと窓際のトットちゃんの方が売れてたよ
589吾輩は名無しである:04/05/09 10:34
>>588
そうなん?
俺さ、友達に「『世界の〜』が250万部だってすげえな」って言ったら、
「『バガボンド』4千万部売れてるじゃん」って言われて、
ああそりゃそうだな、250万部なんか大した事ねえなって思っちゃった。
590吾輩は名無しである:04/05/09 12:43
ワンピースは既に1億部越えてるぞ。
591吾輩は名無しである:04/05/09 19:03
>>589
窓際のトットちゃんは700万部
592吾輩は名無しである:04/05/09 19:09
漫画の部数と小説の部数の比較は無意味。

だって漫画は巻数がべらぼうにあるんだものw

こち亀なんてw

一巻の本だけで何百万部売れば凄いだろうけどよ

何十巻も出して何千万部ってさw

つーか、その4千万部もワンピースの一億万部も、
南京大虐殺みたいに誇張しすぎw
593吾輩は名無しである:04/05/09 19:57
>>592
スラムダンクは1巻平均300万部以上売れてるんだけどww
594吾輩は名無しである:04/05/09 21:22
>>593

・・・マジで? 吐血したい。
595吾輩は名無しである:04/05/09 21:26
おいおい、「ドラゴンボール」が世界中でどれだけ売れてるか知ってんのか?
俺は知らんけど。
596吾輩は名無しである:04/05/09 21:56
歴代ジャンプのベスト20スレのテンプレ集
http://ton.2ch.net/gline/kako/1027/10274/1027488248.html

1位 『ドラゴンボール』(全42巻) 1億2600万部
2位 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(129巻〜) 1億2200万部
3位 『ドラえもん』(全45巻+特版) 1億部
4位 『SLAM DUNK』(全31巻) 9300万部(1億200万部?)
5位 『名探偵コナン』(37巻〜) 9000万部
その他累計部数が判明しているタイトルの一部
『ONE PIECE』(23巻〜) 6000万部超
『北斗の拳』(全27巻) 6000万部
『タッチ』(全26巻) 5200万部
『キャプテン翼』(全37巻) 5000万部超(詳細不明)
『花より男子』(31巻〜) 3920万部
『3×3EYES』(38巻〜) 3300万部
『YAWARA!』(全29巻) 3000万部
『聖闘士星矢』(全28巻) 2150万部
『バガボンド』(13巻〜) 2400万部
『MONSTER』(全18巻) 1800万部〜
『ベルセルク』(23巻〜) 1600万部
『ヒカルの碁』(16巻〜) 1500万部
『ふたりエッチ』(17巻〜) 1200万部
597吾輩は名無しである:04/05/10 02:21
で、1部辺り作者にはいくらぐらい入るんだ?
598吾輩は名無しである:04/05/10 03:11
>>597
定価の10%くらいで漫画家も小説家も変わらないんじゃないか?
夏目漱石だけは別格で15%印税をもらってたなんて話を聞いたことがあるが。
599吾輩は名無しである:04/05/12 21:10
ドラゴンボールで軽く40億超か・・・。スゴイな。
600波江究一:04/05/13 19:17
最近になつて村上作品を纏めて読んだ氏と同年代の者です。生年にして三年遅れ。
太宰治の自虐癖を除き大江健三郎の変なイデオロギーを除いて足して二で割つたやうな
文質と自分なりに理解し楽しく読めました。「世界の終わりとハードボイルドワンダーラン
ド」が一番出来がよいか。将来ノーベル賞の沙汰ある場合は「受賞演説」は是非日本語で
行つて頂きたいものですね。囚はれた所はない人のやうであるから、ノーベル賞、レジオン
ドヌール勲章は貰つて文化勲章は忌避といふやうな拗ねた真似はされぬと思ひますが。
私は国語問題即ち「仮名遣」の理を創作的に解決すべくいろは歌の現代に於ける再生を目指
して活動して居るものです。下記氏の最初の本格長編の題を借りて一首座興まで。
「羊」を氏はミソロジカルな土着性の表象と把握してをられるやうだが、私は日本語そのも
のの現況を表す隠喩頭に狗肉を詰め込まれた、似て非なるものの義として使ひます。
早晩大江氏村上氏のみならず文士学者全般に、日本語をそもいかなるものと考へて居たか、
妥協無き問ひ掛けが行はれると思ひます。

羊をめぐる冒険に
弄ぶ言霊の
群れ弱り居て
萎えぬ音色を探す君ら
智慧結へ親干せ

ひつしをめくるはうけんにもてあそふことたまのむれよわりゐて
なえぬねいろをさかすきみらちゑゆへおやほせ
601吾輩は名無しである:04/05/22 07:46
なんです、これ
602吾輩は名無しである:04/05/25 13:42
海外でも片山ブーム来るか?
603吾輩は名無しである:04/05/25 14:31
外人はそんな簡単にだまされないよ
まあ韓国ぐらいだったらいけるんじゃないw
604吾輩は名無しである:04/05/30 08:53
ドイツで激売れたロシアで絶賛されてた、って話は聞くけど
おフランス受けしたって話は聞かなくない? 春樹。
やっぱ本場には通用しませんか。
605吾輩は名無しである:04/05/30 08:59
春樹にはノーベル文学賞取って欲しいな。
ノーベル賞取れば普段本読まない人の間でも話題になるだろうし、
大江と違って読みやすいから、それを機会に本読む人増えそう。
春樹読めば古典も読むようになるだろうし。
606吾輩は名無しである:04/05/30 09:25
>>604
何の本場なんだ?
607吾輩は名無しである:04/05/30 09:42
高級ぶりっこの本場
608吾輩は名無しである:04/05/30 12:58
ヴォネガット風味から出発した時点で、高級もへったくれも無いと思われるが。
609吾輩は名無しである:04/05/30 17:32
>>605
春樹は大江と違ってもともと読まれてるよ。
大江ってノーベル賞とったけど大して本売れなかった。
610吾輩は名無しである:04/05/30 22:45
取れるんなら取ってくれたほうが良いんだけど、
春樹ってノーベル文学賞的な重厚&濃密って感じからは程遠い作家でしょ?
611吾輩は名無しである:04/06/06 17:18
だから早く受賞してお茶の間にあの優しそうなゴリラみてーな顔を晒しまくってくれよ
612吾輩は名無しである:04/06/07 16:15
衝撃!! 村上春樹はエロゲーのパクり!?
こんなに似てる「海辺のカフカ」と「AIR」!!

・主人公が旅人(みたいなもの)。
・主人公の分身のカラスが出てくる。
・舞台は夏の海岸沿いの田舎町。
・そのまちでヒロイン宅に居候。
・居候したのち性交。
・主人公のかかえる問題は家族に関すること。
・ヒロインが死ぬ。
・ヒロインの死に方が、「謎の病におかされて死亡」。
・主人公がヒロインに近づくのが死のはじまり。
613吾輩は名無しである:04/06/07 16:25
村上春樹がkeyのパクりって言うと、
keyの方が春樹をパクってるんだ、みたいなことを言う人がいるけども、
ああいう連中は「AIR」の方が「海辺のカフカ」よりもはやく発売されたことについて、
いったいどう言い訳するつもりなんでしょうね。
よしんば連中の言う通り春樹がパクってないにしても、
「海辺のカフカ」で村上春樹が目指そうとしたものをkeyが先取りしていたのは間違いないわけで、
それはつまりkeyは春樹を超えたってことでしょ。

614吾輩は名無しである:04/06/07 16:26
つまり「海辺のカフカ」がドイツで売れたのもすべてkeyのおかげってことだ。
もし村上春樹はノーベル文学賞取ったら「僕が受賞できたのはすべてkeyのおかげですよ」と言う義務がある。
615吾輩は名無しである:04/06/08 03:27
ファンの集いって苦手だなぁ。。
ましてや村上氏は文壇アイドル?(ご本人も自覚はしているのだろうけれど)

海辺のカフカ、また読み返してみようっと。
616吾輩は名無しである:04/06/08 05:48
エロゲーヲタの童貞デブが臭くてたまらん
617616:04/06/08 11:41
ごめんなさい。
痛いところをつかれて反論ができず憎まれ口をたたいてみただけです。
僕が悪かったです。ゆるしてください。
618無名:04/06/08 13:25
614>物語の特徴がいくつか類似しているからといって必ずしも同じとは限らないでしょう。
内容や、文章その他あらゆる点を比較しなければなりません。
そんな重箱の隅をつくような事をすれば、この世から「オリジナル」など無いも同然でしょう。
619吾輩は名無しである:04/06/10 12:04
で、他スレで「春樹には子供がいる。俺は高校で
そいつと同級生だったから間違いない」って言ってたのは
どうなったんだ?どうせここにもきてるんだろ?
電波ビリビリ君か?
620吾輩は名無しである:04/06/22 17:10
\ おい、みんな!ちょっと具の加勢頼む! /
  \ 日本向けギョウザ生産中だ!   /
                _______   __
               ||   __   ||  |WC|
               ||  使用中  ||    ̄ ̄
          ∧_∧  .||.   ̄ ̄   ||
         <゚Д゚ >  ||.       ◎||
         / つ  _つ||.        ..||
        人  Y   ||.  |三三| ...|| <韓日友好を食らえニダ!!ブリッ
        し'(_)  ||______ ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【マスコミは黙殺】生ごみを食わされ続ける日本人
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/mass/1086652993/
621吾輩は名無しである:04/06/26 20:36
村上春樹って現役、一浪と東大に二回落ちたんでしょ?
今の文V後期なら受かってと思うかい?
622吾輩は名無しである:04/06/26 20:57
>村上春樹って現役、一浪と東大に二回落ちたんでしょ?
意味、わかりませーん
623吾輩は名無しである:04/06/26 21:14
「ワタナベ君、あなた何人くらいの女の人と寝たの?」
と直子がふと思いついたように小さな声で聞いた。
「童貞です」と僕は正直に答えた。
レイコさんが練習をやめてギターをはたと膝の上に落とした。
「あなたもう三十歳でしょ?いったいどういう生活してんのよ、それ?」

直子は何も言わずにその澄んだ目でじっと僕を見ていた

624↑622バカねー、頭悪そー:04/06/26 22:32
なんで意味わかんないの?
625吾輩は名無しである:04/06/26 23:17
>>621
落ちたのは京大だと聞いたが
626吾輩は名無しである:04/07/05 19:52
「でもどうしてそんなに村上春樹ばかり目のかたきにするのかしら?」
とユキは言った。
「どうしてだろう」
「本当は好きだからじゃないの?」
「こんどそれについてゆっくり考えてみよう」
と僕は言った。
627吾輩は名無しである:04/07/14 18:24
春樹って勉強しないで大学うかったってまじ?
628吾輩は名無しである:04/07/14 18:25
>>627
あんなぁ、春樹がエッセイやらインタビューで言ってるのは
半分は自分をかっこよく見せるための嘘だから
629吾輩は名無しである:04/07/14 18:55
とりあえずこいつの小説気持ちわりーよ
630吾輩は名無しである:04/07/14 19:13
なんか苛められの対象っぽい小説だよなw
631吾輩は名無しである:04/07/14 22:46
632吾輩は名無しである:04/07/15 09:55
「美少女の現代史」で村上春樹読んでるやつはエロゲーオタクの仲間だって言われてるよ。
633吾輩は名無しである:04/07/15 10:46
そうなんだ
エロゲーやったことないんだがな
素質があるって事なんかな
634吾輩は名無しである:04/07/15 13:34
馬鹿ばっかりだな
635アマママ ◆mYPH9.xLPw :04/07/15 14:46
村上春樹ファンを10年ほど続けて色々な作品を何度も何度も再読していたのだが、
何故かカフカを読んで
「これでしばらく春樹はイイかな・・・」という感想を持った、悪い意味で無く。

今までも何回か「村上春樹、転換期」みたいなことはあったんだけど、
カフカは今までで一番の区切りになる予感がする。
ある意味、次の作品がとても楽しみ。どういう「手」で来るんだろう?と。

何となく性格悪い次作期待だな・・・・・・
636吾輩は名無しである:04/07/15 17:00
>>635
春樹のやなことって「毎度題材が違うだけでやること同じ」なとこ。
637アマママ ◆mYPH9.xLPw :04/07/15 18:34
>>636
ま、そう言っちゃうと身も蓋も無いんだけどね。
どっちかと言うと世間では「スカした台詞や描写がムカツク」って意見が多いけど、
珍しい批判だなや。

やること同じ、か。
でも他の作家も同じようなことが言えちゃうようなキが。
別にそれ自体は悪いことじゃないと思うんだけどなぁ、気にならないし。

638春樹批判:04/07/16 03:19
進歩が少な過ぎるし、進度が少し遅過ぎる。
虚しい又は悲しい話ばかりで嫌になるし、嫌い。
一度も明確な主張が無いし主義も無い。
いつまでも「井戸」の中をあっちへウロウロこっちにヤレヤレ。
物語が下手な作家なのは間違いないと思う。(作品が長いほど余計目立つ)。
だからといって文体と構成に特化する様ではない。中途半端な人であり、作品。

アンダーグラウンドや春樹堂や少年カフカは工夫したんだろうけれど、エッセイ含め何せ主張というものはない。
ただ観察か傍観か冷笑か曖昧か迷走が続く。
「僕は思うのだけれど、人生とはそんなに主体的なものなのだろうか?」
「みんな、踊らされているのだ」
「われわれはどこへ行くというのだ?わからない、と僕は言った」
あとはてきとーエロゲーを混ぜた感じ。
春吉がノーベル賞なんか盗ったら『世界の終わり』だよ☆
639春樹批判:04/07/16 03:24
まあ、この人の小説なんぞ
「なんだあ。少し大げさぶったエロゲーの仲間じゃん」
と素直に考えてくれれば大きな間違いは起きないんだけれどね。
640吾輩は名無しである:04/07/16 05:40
エロゲーなんて童貞じゃないからやったことありません
641エイチドット@喫煙中:04/07/16 05:52
おれ童貞だけどエロゲーやったことないよ
642アマママ ◆mYPH9.xLPw :04/07/16 07:22
これだけ非難の声が偏っていると、
やっぱりネラーに何らかのマイナスでネガティブな精神傾向があるように感じられてしまうんだが。

でも自分もかなり春樹作品から心が離れる時期があるんだよな。
やっぱロクでも無い文学に自分が騙されているのかも?と思うこと多々。
確実にある種の人々の神経逆撫でする文体と作風ってことは十分理解できる。


おかしなのは「春樹作品にエロを感じる」という意見がかなりあること。
この程度、別にエロでも何でも無いような気がするんだが。
エロがエロになってないというか、むしろエロの部分が一番つまらんというか、
もうちょい剥き出しの感情出した文じゃないと「半端なエロ小説」よりエロくなれない、と。
その一皮剥け無さ、がまた深読みできたりするところなんだけど、これは多分に俺が深読みし杉なのだろう。
643春樹批判:04/07/16 11:38
まあ極めて個人的な意見を述べさせて頂くならば、
「この程度の風俗小説なんぞは店頭立ち速読で充分」。

これこそ私の結論。藁。
644春樹批判:04/07/16 11:45
>>642あなた少し勘違いしているように私には思えるのですが、非難では無くて。
「批判」しているのですよ。誰でもできるでしょ?

何も全員が《春樹ヲタ》として慣れ合わなけりゃならんってこっちゃなかろうもんぞぐろっそ
645吾輩は名無しである:04/07/16 11:50
名前とメール欄のセンスの無さを正座して考え直せ
春樹以下だぞオマイは





あと糞スレageんなぼけ
646吾輩は名無しである:04/07/16 12:09
>>644
文章が拙い香具師は批判批評してはいけないルールをご存知か?
647春樹批判:04/07/16 12:14
「同じパターンのテイストをちょい変えた再生産に過ぎない」
という指摘は、正当だと思われ。
もし真実そうだとしたら、読者はうまく煙に巻かれ騙されているのではないか。

だって、何の主張も主義も無いんだもの。[無いよね?]


批判は期待しているから行う。これだけは忘れないで欲しい。
648春樹批判:04/07/16 12:19
まあ私は実際この彼の本出たら何はともあれまず見るし、ね。

彼に期待し過ぎかもしれない。「所詮、前時代のヤレヤレ作家だ」と言われれば反論は無いし。
649 ◆ww/WWWwwws :04/07/16 12:23
春樹批判 こいつ狂ったみたい
650春樹批判:04/07/16 12:25
>>645
とりあえず、正座してからこのレス書き込んでみました。
ツタナイ書き込み済まぬ
651吾輩は名無しである:04/07/16 12:26
キモイから氏ねwwwwwwwwwwww


652吾輩は名無しである:04/07/16 12:27
あからさまな自演乙                        
653吾輩は名無しである:04/07/16 12:35
>>638あたりのレスなんてもうアボガドバガガド
リア厨が批評家ぶるなよ。
654平野啓一郎:04/07/16 12:42
春樹さん?
僕は全く興味ないですね。
こういうものが好まれる時代があった、いう奇妙な現象には興味ありますが。
時代と作品、マスコミと作品という問題ですね。
655N:04/07/16 13:06
こいつのは文学じゃないよ。
赤川次郎って文学?違うよな。台本だろ。
それと似たように、春樹は売れてるけど文学じゃない。
「文字の媒体」。それだけ。
656吾輩は名無しである:04/07/16 15:04
とりあえず春樹批判がバカなのはわかった
657吾輩は名無しである:04/07/16 18:58
自分を一流の批評家と思いこんでおられる素敵な方が約一名か。文板にもいるんだな、こういうの。
658吾輩は名無しである:04/07/16 20:23
全く、迷惑な話だ。
659吾輩は名無しである:04/07/16 20:39




     僕は・あなたたちアンチが・大嫌いだ



660アマママ ◆mYPH9.xLPw :04/07/16 20:42
別に他人の気分を害したいから批判しているわけじゃないでしょう、多分。
大抵の人はきっと、普通に作品読んでの感想言ってるだけだよ。
661吾輩は名無しである:04/07/16 21:14
>>647
俺は春樹が好きだけど、
>「同じパターンのテイストをちょい変えた再生産に過ぎない」
これは結構当たってるね。作品を読み続けていて、そう思う。
しかし、
>もし真実そうだとしたら、読者はうまく煙に巻かれ騙されているのではないか。
これは違うと思う。春樹はその「同じパターン」を毎回違う道で導いてくれて、
「どうやっていつもの春樹パターンへ導くのか」っていうのも楽しみだったりするんだよ。
これはいけない事じゃないと思う。例をとれば、推理小説なんて大抵はパターン通りだろ?
事件が起き、周りの人間とのドラマを見せながら最後に事件は解決する。
しかしそれでもその手法を楽しんで読む人間がたくさんいるだろう?
それと一緒だよ。
662吾輩は名無しである:04/07/16 22:09
ドストエフスキーの『虐げられた人々』は、
村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』に似てると思う。
663吾輩は名無しである:04/07/16 22:36
ノルウェイの森・ダンスダンス〜すべて糞
664吾輩は名無しである:04/07/17 05:21
糞だと思うなら糞じゃない小説の一つでも挙げてください
665アマママ ◆mYPH9.xLPw :04/07/17 08:31
「うむ納得」「鋭いなぁ」みたいな批判、たまに見たくなるね。
ファンではあるが、確かに問題とするべき部分は結構あるだろうし、
そういうの気付いた状態で読むと深みも増すし。

666吾輩は名無しである:04/07/17 13:12
>>665
渡部直己の批評を読めよ
667吾輩は名無しである:04/07/17 14:59
「言うまでもないことをわざわざ言う」
そんな状況を必死こいてワッショイしてるから春樹はモイキーなんだよ
オタはいわゆる「春樹的な細部」が気持ちいいだけだろ
668吾輩は名無しである:04/07/17 16:53
>>666
渡部なんぞ春樹のこと憎んでるから大して良い批評じゃないぞ。

春樹にたいして感情まじえないで批評してるのは柄谷(終焉をめぐって)くらいかな
669吾輩は名無しである:04/07/17 17:40
>>668
そうですか。今度読んでみます。
670ocean:04/07/20 21:22
春樹批評って人、どっかで見た事があるような気がする。
671吾輩は名無しである:04/07/20 21:32
どこにでも居そうな、人生経験も読書量も少ないのに悟ったような人だからそう見えるだけ。
672吾輩は名無しである:04/07/22 18:09
まったくその通りだね
673吾輩は名無しである:04/07/22 20:09
9月に新作長編が出るのか。
674吾輩は名無しである:04/07/23 10:51
>>673

いつの話してるんだよw
675吾輩は名無しである:04/07/24 17:10
東浩紀
「村上春樹の『海辺のカフカ』も読んだ。本当はこの小説についての話を次回の週刊現代
で書こうと思っていたのだが、流れてしまった。いずれにせよ、春樹の力量には感嘆する。
それに15歳の少女の幽霊だなんて、ギャルゲー的でぐっとくるじゃないか。本当のところ、
近年のギャルゲー=ライトノベル的なもの(新海誠を含む)に共通するあの叙情性の起源
は、村上春樹と吉本ばななにあるのかもしれない。でもこれは大塚さんが言っていたかな
。そんなことを考えた。」
676吾輩は名無しである:04/07/24 19:46
>>675

もしこれが本当に東の批評ならばレヴェル低いといわざるをえない。
「カフカ」は近年まれにみる春樹の失敗作で

あまりの「幼稚度」に腰を抜かしたぐらいだ
677吾輩は名無しである:04/07/24 20:07
何が面白いだのつまらないだの言ってセンスの良し悪しを主張するのが批評じゃないしなあ
678吾輩は名無しである:04/07/24 20:08
おれは思うんだ
おれは村上よりもはるかに志賀直哉の方がすきなんだが、
志賀直哉「城之崎にて」もいいが、現代においてもこんな小説書いてて
許されるだろうか?多分誰も買いはしないだろう。志賀直哉は大正・昭和初期
・中期の作家であるからあの小説群は価値がある。いま志賀直哉が生きていて
小僧の神様を書いた頃の油ののりに乗った若かったなら、村上のような
小説を書いてたんじゃないか?白樺派的なリアリズムを乗り越えようと
四苦八苦しながら…
村上春樹は「ダンス・ダンス・ダンス」などたまに最低の小説を書いてしまう
作家ではあるが、文章は志賀直哉並にうまいし、強い自我、クールな思想、
趣味(ジャズ)に対する深い造詣、適度にセクシャルな物語、等をいかして
いい作品を書いてもらいたいものだ。
僕的には、羊をめぐる冒険、世界の終わり…、の続編のようなというか
シリーズモノをずっと書き続けて欲しかった。
まあ野心的な作家にそんなこと言えんが…
679吾輩は名無しである:04/07/24 20:10
村上の文章は上手いことは上手いが、
一般に「文章が上手い」と呼ばれる種類の文章ではないと思うよ。
まあそれは志賀もか。
680吾輩は名無しである:04/07/24 20:11
たぶんそう思うのは、君がボウヤだからだよ
681吾輩は名無しである:04/07/24 20:11
>>678

シリーズものなんて書いたら作家として阿呆だと思うよ。

確かに春樹の「羊」「世界の終わり」あと「ねじまき鳥」は楽器的(違

な仕事だったしこれからも日本文学に残ってくだろーと思う。

短編には無残なのも多いが。
682吾輩は名無しである:04/07/24 20:13
>>676
春樹大好きの福田和也も「カフカ」に「ねじまき鳥〜」や「世界の終わり〜」の次に高得点付けてたぞ。
できれば他作と比べてどの辺が失敗作なのか語ってもらいたいな。
683吾輩は名無しである:04/07/24 20:14

>>682

うそつくな。カフカは「79点」だったわ
684吾輩は名無しである:04/07/24 20:15
>>682

これから風呂はいっからあがったら説明するぼ( およびでない
685吾輩は名無しである:04/07/24 20:17
村上はたまに小難しいことを書くよね。でも小難しいことを小難しく書かないんだ。
おれらが小難しいこと村上のように、ふんわり読みやすく書けるか?勿論かけない。
小説家すらうらやむ文才に間違いない。何も日本文学が川端や谷崎や井上靖みたいな
日本的美文である必要は現代においてないだろう。
686吾輩は名無しである:04/07/24 20:19
ていうか「カフカ」は文章がガキっぽすぎる。
もちガキが主人公だけどさ。

これはだいたいの批評家もいってたけど

春樹=児童文学

になりつつある。福田も「国境の南、太陽の西」レベルな作品といってた。(77点
687吾輩は名無しである:04/07/24 20:24
>ていうか「カフカ」は文章がガキっぽすぎる。
ガキっぽすぎても、村上がガキな文章しか書けないわけではないだろう?
何らかの意図があって書いたのであって、その意図が成功するか否かは置いておいて
その意図を汲むべきじゃないのかね?
688吾輩は名無しである:04/07/24 20:26
>>687

だから「世界の終わり」やら「ねじまき」は俺もいいと思う。

ただ正直どうよ?君は春樹についてこうは思わない。

「まぁたこの手法かぁ」と。

689吾輩は名無しである:04/07/24 20:28
センテンスは子供っぽくても小説の機能については極めて自覚的で技巧的でしょ。
「カフカ」の文体の小説的な機能については加藤が解説していると通りだし、
いいんじゃないの、児童文学でもさ。
今じゃ大江も子供向けのファンタジー書いてるんだから、そういう時代なんだよ。
690吾輩は名無しである:04/07/24 20:29
追加・よーするにこの世界観が大好きでたまらん人にはたまらんが。
俺みたいに「飽きる」ひともいるってことだな。そんだけ。
別に春樹=糞といってるんじゃないよ
691吾輩は名無しである:04/07/24 20:29
>>689

やめとけ!加藤のことは信じないほうがいい。おま、それ最悪やで
692吾輩は名無しである:04/07/24 20:32
>>691
加藤がよくトチるのくらいは知ってるけど、
カフカの文体についてはごくまっとうな話をしていたよ。
693吾輩は名無しである:04/07/24 20:33
>>692

そなんだ。まだ読んでないから、俺のはやとちりかもね。
出直してくる。
694吾輩は名無しである:04/07/24 21:22
文章は幼稚に見えても、春樹って行間を読む小説家だしさ。
本人的にも、誰でもが読める親切な小説を目指しているんだと思うし。
わたしは、あんなに行間を読ませる小説家、
書けないことを書こうとしている小説家ってすごいと思うよ。
世界的に見ても。カズオイシグロも裏を読ませる小説家だけど、
春樹とはまたちと違うよね。
695吾輩は名無しである:04/07/24 21:25
春樹は小説のフォルムに技巧を凝らすの上手いかもしれないけど
その点だけ比較しても大江に全然及ばないよ。
696吾輩は名無しである:04/07/24 21:36
>>695

最近の大江の小説はひどいと思うが・・・
697吾輩は名無しである:04/07/24 21:47
結局春樹は「現状追認」をいかに文学的に気持ちよく可能にするかだろう
それを抜け出そうとしてるらしい90年代からはクソだと思うけど
所詮その程度の作家だよ
698吾輩は名無しである:04/07/24 21:50
大江は万延元年以降の方がいい。
699吾輩は名無しである:04/07/24 21:50
>>697

それは無茶苦茶ないいぶんだべ。
なぜなら90年以前もずーと同じことやってた作家だから。

その程度だろうし俺も嫌いだが世界的に評価されてるのも事実だしなぁ
700吾輩は名無しである:04/07/24 21:52
「ねじまき鳥」以降の村上春樹は
ハスミが言うところの「結婚詐欺」を「結婚詐欺」に終わらせないよう努めてるんでしょ。
701吾輩は名無しである:04/07/24 21:54
>>698

だいじょぶか?

>>700

まぁねじまきがピークだろうなぁ。どんなにがんばっても
あの方法論から抜け出せないのが春樹。

702吾輩は名無しである:04/07/24 22:09
確かに、ねじ巻き鳥は春樹のデビューからの集大成かもしれない。
でも、ねじまき鳥以後、違う方向へ移行しているし、
ねじまき鳥以降の作品についての評価はもうちょっと待った方がいいかもしれない。
大江は、大学の頃にちょこっと読んだけど、話しが暗くて受け付けなかった。
性的人間」とか。Jっていう人が出てきたり、女の人の喘ぎ声をテープにとって
みんなで聞いたりとか、そういう話し。くらーいエロで、私は駄目だったな。
すれ違いだけれど、大江で何か面白いのある?
703吾輩は名無しである:04/07/24 22:10
>>702

大江は「万延元年」と「個人的体験」が代表ってことになっとる。

俺はどっちも微妙やったが
704吾輩は名無しである:04/07/24 22:11
>>702
「静かな生活」。
705吾輩は名無しである:04/07/24 22:13
ぶちゃけ大江は海外でも(国内でも)
もう誰にも相手にされてない。
でも大江の後継者ってことになるとやっぱ春樹なのかね。。。

「われわれ」とかあの文体(さるとるといい、テーマ(アイデンティティなど

といい。。。
706吾輩は名無しである:04/07/24 22:23
>>702>>703
お、ありがとう。ちょっと目を通してみるよ。
707吾輩は名無しである:04/07/24 22:32
ねじまきって何がいいたいのかワカラン
まさかあれ読んで世界という混沌を感じるべきなのか?
傑作扱いしてる人はそれっぽいのかね
708吾輩は名無しである:04/07/24 22:36
私は別に、世界という混沌を感じるとかは思わなかったよ。
ただ、あの文章と世界観が好きなだけ。
あの世界観にはまらないひとは、面白くないかも。
709吾輩は名無しである:04/07/24 22:37
>>707

お前顔洗って出直して来い。

傑作とはおもわんが何をいいたいかくらいわかんだろ?普通。

くみこ=歴史に埋もれた固有名=救い出したい主人公
710吾輩は名無しである:04/07/24 22:38
追加、どーせ反論されんかわからんから言っておく。

レヴィナスの固有名よんでからこいや

あるいは柄谷の「終焉をめぐって
711吾輩は名無しである:04/07/24 22:43
>>709>>710
うーん、そこまできつく言わんでもいいやん。
別に本を一冊読むのに、その関連本を読む必要もないし。
ただ>>707さんは、オカダトオルさんと相性が合わなかっただけでしょう。
712吾輩は名無しである:04/07/24 22:48
>>711

レヴィナスは関連本じゃないと思うが・・・
713吾輩は名無しである:04/07/24 22:56
>>711
    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\       すまん
  . |(●),   、(●)、.:| +    きつくいいすぎたよ
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|    
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
714711:04/07/24 23:02
>>712
関連本じゃないが、これを読んどかなきゃ春樹は理解できないみたいな
書き方をしてたもので、一緒にくくっちまったよ。
715吾輩は名無しである:04/07/24 23:02
歴史に埋もれた固有名か
オレには理解できないはずだ(w
井戸にひきこもったりとか顔のアザに何か求めたりしちゃいけないんだな
嫁が兄貴のせいでヤリマンになったりとかワケワカランかったからな
716吾輩は名無しである:04/07/24 23:03
>>715

そーいわれてみると春樹もまわりくどいよな。
717吾輩は名無しである:04/07/24 23:04
何がまわりくどいの?
歴史に埋もれた固有名詞の説明きぼんぬ。
718吾輩は名無しである:04/07/24 23:04
>>715

ちなみに井戸への引きこもりは「社会との隔絶」とか・・・

まぁそーゆー象徴を春樹はメタファーでまわりくどくやるから

誤解されるんだな
719吾輩は名無しである:04/07/24 23:06
万延元年も嫁がセックルできない体質かなんかだったのに
主人公の弟とアヘアヘして妊娠して子ども産むわとか意味不明だったけどな
720吾輩は名無しである:04/07/24 23:07
>>717


んー、春樹は作家で数十年たっても「村上春樹」として名前が歴史にきざまれるでしょ?

でもクミコ(春樹の奥さんだろうね)は偉業なしとげてないから

歴史に名前がのこらない、埋もれる固有名なわけ。

はぁ、こんあのなんで説明せんにゃあかんのよ。。。

721717:04/07/24 23:11
え、そんな解釈もあるんだ。クミコって春樹奥さんの実名なの?
何か教えてちゃんでスマソ
722吾輩は名無しである:04/07/24 23:13
>>721


つうか春樹の作品読み通してみなよ。ずっとそれしかやってないから

直子=井戸に落ちちゃうとかいってた

それって歴史に埋もれてしまうってこと。

でも「渡辺くんは井戸には絶対おちない」とか言ってたでしょう?

春樹は歴史に残るから「埋もれない」
・・・・

つかれました。。。たまに「18男」で出現してるからからんでちょ。じゃっ
723吾輩は名無しである:04/07/24 23:16
村上春樹の嫁は陽子だろう?w
724吾輩は名無しである:04/07/24 23:16
そんなショボイメッセージだったのか?
「文学的な読解」を必要としなけりゃならん小説ってヤラシイな
まだ「やれやれ文学」の方が意味あるんじゃねえの
725吾輩は名無しである:04/07/24 23:17
>>724

しょぼいよ。春樹のやってることなんて
726吾輩は名無しである:04/07/24 23:22
「エスコート文学」だな
キモイな
727吾輩は名無しである:04/07/24 23:22
>>725

春樹のやってることはドストやらハイデガーやら

前時代の偉人たちにすでにやられていたー!
728吾輩は名無しである:04/07/24 23:26
>>726

その「エスコート文学」やりだした先駆は日本では大江だよ。
729吾輩は名無しである:04/07/24 23:27
流れをかえて、、、ところで、春樹って芥川賞候補になったこと
あるんですか?
73018男:04/07/24 23:29
「風の歌」と「1973ピン」が候補だったらすぃ。。。

でもテレビ出演いやだから以降「候補にはしないでほしい」とかなんとか
731吾輩は名無しである:04/07/24 23:29
>>722
そなのかな。どうなんだろう。何か違うような気もするが。
「エスコート文学」。。。
でも、「世界の終わり」は消えちゃうのは春樹の方だったよ。

>>723
そだった。

73218男:04/07/24 23:32
>>731

だって世界の終わりってあれ「固有名のない世界」ではないですか。
ザミャーチンの「われら」のパクリだと思う。エピソードタイトルそのまんまやし

うー、もうこの話題はやめよっ
きりがないよ。文学板なんかじゃ
733吾輩は名無しである:04/07/24 23:38
>>730
ノーベル賞候補って新聞に出た時に、
「芥川賞だってとれなかったくらいだもの」って春樹が発言していたような。。。
だから、春樹も賞には執着あるのかなあ、意外って思った。
でも、自分から候補断ったのか。。。
73418男:04/07/24 23:40
>>733

いや、俺もどこかの記事で読んだだけだから真実かどうかは・・・

でも断固TVは拒否してるのは事実っしょう

ビールの宣伝もことわったらしいし
735吾輩は名無しである:04/07/25 00:33
>埋もれる固有名なわけ
ちょっと違うんじゃないか?村上が嫁と葛藤してるのは事実だと思うし、
それが小説にも現れるだろう。というのも村上の奥さんはかなりアレらしい
からだ。海外で講演すると、村上の妻という立場で何かに疲れたように語る
らしい。そういう事実を念頭においても、ねじまき鳥のテーマは
二人の人間が理解しあうことの根本的な困難さであるように思う。
妻と村上の関係をメタファーで描こうとも、書きたいのは、具体的、私的な
私小説ではなく、もっと普遍的なモノのだ。私的な題材からとったかも知れんが
他の人間にも当てはまるものを読み取らなければ、文学を読む意味はないだろ?
ゴシップ小説でも読めばいいではないか?村上なんぞ読まずに!
73618男:04/07/25 00:41
>>735

嫁と言うか一般人やら弱者ですな
737吾輩は名無しである:04/07/25 00:43
芥川賞云々で言えば、村上が風の歌を聞けで海燕群像賞をもらったとき
担当からこれで芥川賞はもらえなくなりましたといわれたらしい(新人でなくなるから)。
時系列からして芥川賞を断ったという事はないだろう。
非常に眉唾なこと書くやつもいるんだな…
738難波:04/07/25 00:45
村上春樹の小説にはまってる奴は、俺にどこがいいのか教えてくれ。
具体的に。
73918男:04/07/25 00:45
>>737

そなんだ。どっかで書いてあった記憶あったからさ、すまそ
740吾輩は名無しである:04/07/25 00:45
>>738

いないと思う
741吾輩は名無しである:04/07/25 00:46
>>735
>村上の奥さんはかなりアレ
アレってなあに?

果たしてそこまで奥さんを意識して書いているかなあ。。。
742吾輩は名無しである:04/07/25 00:51
腰ギンチャク=あれ

ところで春樹って本当に18だかで童貞喪失したのか?
743吾輩は名無しである:04/07/25 00:53
>>738
たくさんいいとこあるけれど、まず、文のリズム。

>>740
ここにいるよ
74418otoko :04/07/25 00:55
745吾輩は名無しである:04/07/25 00:55
>>742

奥さん、自意識が強いのかなあ。
別にいいじゃん、旦那が有名な小説家で、自分は食べさせてもらってさ。
わたしはいいと思うけどな。
746福田和也:04/07/25 00:57
やけにのびるスレですね。私が春樹さんについて話そうか?
747吾輩は名無しである:04/07/25 01:05
>>福田さん

おながいします。
748吾輩は名無しである:04/07/25 01:05
>>744

なんだよ?気になるな
74918男:04/07/25 01:11
もっと教えて・・・と
750福田和也:04/07/25 01:13
とりあえず春樹さんは三島以降最大の作家ですよ。
751吾輩は名無しである:04/07/25 01:16
ふくださんは やっぱり はるき まんせー なんですか?
752福田和也:04/07/25 01:17
まぁそうですね。

というか中上健次とかが嫌いで。

中上とかは柄谷・浅田派でしょう?

あっちの系統がいけすかんので
753吾輩は名無しである:04/07/25 01:17
ちなみに奥さんのことについてさらに言えば、村上は早稲田後就職せずに
ジャズ喫茶をやっていたわけだが、その開店費用を奥さんの実家から借りている

その10数年後、立場は逆転する
最初はノルウェイの緑だったんだろうな村上嫁は…
754吾輩は名無しである:04/07/25 01:20
>>753

春樹のえせー読んでると
「あぁ春樹は嫁のことが大好きなんだなぁ」とわかる。
そんくらい嫁のこと書いてる。
現代作家でここまで嫁の事えせーに書くやついないよ

あーいやだいやだ
755福田和也:04/07/25 01:25
僕は中上が大嫌いなんです。

というのも文壇でよくいわれるんですよ。

「中上が生きてたらお前なんてコテンパンにやられただろう」って。

やられryつもりもないし、春樹以下でしょう?

あんな田舎臭い文学
756吾輩は名無しである:04/07/25 01:29
>>754
っていう意見が読者から寄せられたから、
もう嫁のことについてはあんまり書かないって
春樹がエッセーで書いていたよ。
春樹の奥さんがよほどの変わり者で、変わったエピソードがないかぎり、
普通の人は他人の奥さんのこと読んでも面白くないだろうしね。
わたしは、奥さんのエピから春樹の性格がうかがえて、けっこう好きだけどね。

「また、こんなに洗面所をびしゃびしゃにして!」って奥さんに怒られたって
春樹がどっかで書いていたよ。有名作家が、そんなことで子供みたいに怒られるなんて
かわいいなあって思ったよ。
757吾輩は名無しである:04/07/25 01:31
>>755
福田さんは都会チックな文学が好きなんですね。
でも、福田さんの外見は、とても都会チックとはryうわやめろなにをする
758吾輩は名無しである:04/07/25 01:31
>>756

それどこでいってた??
759福田和也:04/07/25 01:32
私の著書を読んでないのかな??

エレガントなのが好きなのですよ

三島・保田・ドリュ・パウンド
760吾輩は名無しである:04/07/25 01:42
はい。福田さんの強烈な読み方に影響されると、
自分の読み方ができなくなりそうなので、
著作は読んでいません。エレガントですか。
福田さん、そんなに文学がお好きなら、
自分で書いてみたらいかがですか?
761福田和也:04/07/25 01:43
前に戯曲は書きましたが。
どうも私に喧嘩を売ってるのかな?
762吾輩は名無しである:04/07/25 01:43
>>756
うーーーーん。忘れた。エッセイのどこか。
朝日堂か。。。。うーーん、スマソ
763吾輩は名無しである:04/07/25 01:46

春樹はさも「もてそうに」えせーで自分のことかいてるが実際どうなんだい?
764吾輩は名無しである:04/07/25 01:49
>>761
いえいえ。福田さんに喧嘩を売っている訳ではなく、
わたしは、評論家一般というものに不信感を持っているのです。
自分は指一本動かさないくせに、他人の書いた「作品」に
あーだこーだ注釈をつけるのは、どうも傲慢な感じがして。
モームが「世界の十大小説」の中でやっているように、
作家が作家を批評する方が、読んでて気持ちが良いのですが。
765福田和也:04/07/25 01:51
それは批評家を知らないね。
批評という仕事がまったく想像力ないとでも?
批評というのは独創ですよ。

「日本人の目玉」を読んで欲しいなぁ
766吾輩は名無しである:04/07/25 01:51
>>763
どうなんだろうねー。でも、小説を読んでる限り
かなり女の子に優しいよね。わたしも、あんな風に扱われてみたいよ。
767吾輩は名無しである:04/07/25 01:54
>>765
はい。読んでみます。明日図書館に行って大江の著作と一緒に
借りてみます。色々失礼なこと言ってすみませんでした。
「日本人の〜」読んだ後に、また福田さんとお話しできると嬉しいです。
768福田和也:04/07/25 01:57
いえいえ、こちらこそ
769吾輩は名無しである:04/07/25 08:12
770吾輩は名無しである:04/07/25 08:12
誤爆激しくスマソ
>766
優しいけどなんかあの優しさが
実際居たら気持ち悪いだろうなこういう男って思う。
771吾輩は名無しである:04/07/25 11:53
正直、村上さんなんて知らなかったけど、ここ見てたら興味もったのでこれから読もうと思います。でわ
772吾輩は名無しである:04/07/25 14:37
>>770
あの優しさは小説の中だけで機能するものなのだろうか?と小一時間考えてみる。
773吾輩は名無しである:04/07/25 14:56
セックスおしたいやさしさ
774:04/07/25 15:00
「わたしのあそこかおっぱい触りたい?」って聞いた時、
渡辺君は「今はいい」って言ったわよ。私はとってもしたかったんだけど。
775春樹:04/07/25 15:01
ばーか、あれは俺の演出だろ?

そーやってお前を嫉妬させてるんだよ緑
776緑=陽子:04/07/25 15:21
それが本音?(怒



まあ怒っててもしょうがないわね。もう一本何でもいいから
映画化してくれたら、許してあげるわ。
あと、今日はもう台所片付けて皿洗いやって、
サンドウィッチでもつくっといてよ
777春樹:04/07/25 15:23
うそに決まってるだろう!
僕には君しかいないんだよ陽子。
ああやってエッセイでもてる風に書いてるのも
君を嫉妬させたいからなんだ。

実は僕は君が初めての女性で、他に経験ないんだよ
778吾輩は名無しである:04/07/25 15:48
>>737
時系列うんぬん言う前にあんたの書いてること間違いだらけだぞ。

まず第一に海燕群像賞なんてものはない。
「風の歌を聴け」でもらったのは群像新人文学賞。
(ちなみに吉本ばななも受賞している海燕新人賞というのもあったが、海燕の廃刊とともに消滅)

そして村上龍は群像新人文学賞取った「限りなく透明に近いブルー」で
芥川賞も取ってるから各文芸誌の新人賞取っただけで、
芥川賞もらえなくなるなんてありえない。
今回芥川賞取ったモブ・ノリオにしても「介護入門」で文学界新人賞と
芥川賞のW受賞。
779734:04/07/25 20:10
>>778
はあ?そんなに熱心に言うなら村上のエセー全部読んでみたらどうだね?
村上自身が書いてるから。海燕は記憶違いだったかも知れん、谷崎潤一郎賞
だたかも知れんが本人が書いている。
780吾輩は名無しである:04/07/25 23:32
>>779

俺そのエッセー読んだことない
781吾輩は名無しである:04/07/26 00:10
>>779
谷崎賞を取ったのは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
鼠三部作は全て芥川賞候補になっているので、
「風邪の歌を聴け」がらみで芥川賞が取れなくなったということはない。。
782778:04/07/26 00:49
>>779
その話エッセイで読んだことあるよ。
「村上朝日堂」の「芥川賞について」という章で、
「作家として中堅になったから僕はもう芥川賞の候補にはならなくなりました」
みたいなことが書いてあった記憶がある。
谷崎賞の名前が出てきたかはまったく覚えてないけど、
谷崎賞取ったら確かに中堅作家として認められたことになるし、
たぶんあなたは谷崎賞と勘違いしていたんでしょうね。
(ちなみにこの章は文庫版では削除。芥川賞にコンプレックスでもあるのだろうか)

>>781
それも間違い。
芥川賞候補になったのは「風の歌を聞け」と「1973年のピンボール」の2作のみ。
もっとも「羊をめぐる冒険」は長編だから芥川賞候補にならなかったわけだが。
783吾輩は名無しである:04/07/26 01:25
村上小説を同時代で読んでいた、おいらからすれば、小説の魅力とは

1 主人公はちょっと内省的で普通の容姿なのに(どこにでもいる若者ね)、やたら美人、美少女と仲良くなる。
で、普通ならば、ギラギラして失敗しがちなのに、淡白というか心がどっかいってしまっているから、それがクールなのか、女の子に好かれる。


2 超常現象的なものを随所に織り交ぜる。羊の霊がついていたとか、耳の形だけで周囲を圧倒するとか、予言ができるとか、そういうものに、人は興味を曳かれる。彼はマイケル クライトンのように、科学的に解釈せず、不思議は不思議で扱うところがうまい。

3 ストーリーテリングの力はすごいと思う。わけの分からない部分がかなり入っているから、読んでいる方はあれこれ文学的に解釈してしまう。
4 以上、分析したように、こんなもんしょ、とは言ってみたものの、それだけで、納まらない、膨大な領域があるような気がする。
784吾輩は名無しである:04/07/26 01:37
しかしどう考えても主人公はカッコイイと思えない
春樹ワールドに憧れる奴らは本当にあんな会話とかがオサレと思っているのか
785吾輩は名無しである:04/07/26 01:41
そうかもしれない
786吾輩は名無しである:04/07/26 01:52
村上ワールドにおける女との会話は客観的に見ると、たいしたユーモアでも
ないし、オサーレでもないと思う。でもやはりうっとりするというか
こんな空気で俺も女と会話したいなと思う。実生活で、俺らがユーモアを言っても
女はあんなにこちらに好意的ではないことが多い。芸人にたとえて言えば
観客がさめてることが多いではないか?俺らのバヤイ。・゚・(ノД`)・゚・
村上ワールドでは、その観客=登場する女性は主人公のいい観客になっている
というか村上がそう筆致を尽くして描いてるのだ。
畢竟村上作品は、会話のガイドブックでも、人生の教本でもないんだよ
787吾輩は名無しである:04/07/26 01:58
まあ、文学的な解釈を抜きにすれば、こんな簡単にかわいい子と仲良くなれればいいな、と、男の読者ならば、思う傾向が強いだろうなあ。
女はどう、思っているんだろう?
788吾輩は名無しである:04/07/26 01:58
>>786
つまり春樹ワールド=ギャルゲー、エロゲーレベルってことですねw
789吾輩は名無しである:04/07/26 02:04
でも、小説では現実レベルとして、楽しくやってるのよ。ゲームのことは知らんけど。
しかも、世間の男のように、最初からビンビンじゃなくて、あれにあんまり興味ないのに、結果的にやることはやる、最中はものすごく「硬くなる」という、立派な男なのである。
みんな、こういう生き方を見習おう。
790吾輩は名無しである:04/07/26 02:07
わしは昔、文学作品に人生のヒントを探そうと思って読んでいたw
いろんなのを読んだ、シュールレアリズムは読み始めた頃はカミソリのような
切れ味と思ったが、今は価値はほとんどないと思っている。そこに人生のヒントなんか
わずかなものだ。そこに書いている教えだけを見れば。批判的に検討してこそ
意味があるのも多いだろう。そのうちガルシア・マルケスの「百年の孤独」みたいなのが
いい小説だと思うようになった。叙事的で、語り部のように饒舌で、ひとたび
教訓のようなことを書けば、心のそこまで響くような言葉を置き、物語が広範に伸び
読んでて楽しい小説。
でもどんな作品も個人の問題にどんぴしゃりな作品は決してありえない
われわれ自身が探す問題なのだ。
だから村上が、あなたが探す答えを持たないからといって責めないで欲しい。
791吾輩は名無しである:04/07/26 02:16
女の口説き方を教える本ではないし、そこにセクシャルな興奮を覚えて
村上が好きな読者がいても村上が悪いわけではない。宮崎ハヤオワールドでも
無意識にセクシャルに訴えてるじゃないか?そこ=エロゲー敵装置は
文学にとって対して価値がない、文学を膨らませる薬、読者への釣りに過ぎない
あんまりつられんことだw。あと村上が>>783の2に書いてるような傾向が
あるのは、本人がどこかでインタビューに答えてたとうりリアリズムを
すこし乗り越えようとする努力だ。
792吾輩は名無しである:04/07/26 02:19
小説は、映画と同じで、まずは面白くないとだめだ。
難解な小説を昔、あえて選んで読んでいた、よくわかんないまま読んで、読んだ本が増えて、少し偉くなったような気がしていたが、今は好きなもん読んでる。
そういう意味で春樹さんの本は面白い。
793吾輩は名無しである:04/07/26 02:27
まったく俺が言いたいのはそこだよ。
今日本で、村上以上に面白い作品はあるのかい?あったら教えて欲しい
>村上を批判するだけの人。
スティーブ・エリクソンもトマス・ピンチョンも完璧じゃない。
村上だって完璧じゃない。大江が完璧じゃなかったように。
794吾輩は名無しである:04/07/26 02:29
>791
リアリズムを乗り越えるというより、昔の物語によくある超常現象的な部分(死んで、霊になって恋人に会いにいくとか)とかSFを意識的、無意識的に入れているんじゃないかな?
と、書くと、「文学的」な感じするけど、普通人は、守護霊や輪廻を信じたりとか、誰かをのろい殺したいとか、思うことがよくあることなので、一般的な物語の装置なんじゃないかと。
795吾輩は名無しである:04/07/26 02:45
リアリズムを乗り越えるというのは、村上が言ってたことなんだ。
このリアリズムというのは、白樺派的なリアリズムをさしていると思う。
文学者はある程度その時代の巫女のようなというかシャーマン的要素を
持っていると私は思うんだが、その時代を捉えるため、村上のような
コンサバティブな作家(シュールレアリズムやマジックシュールレアリズムを
小説技法として取り入れない伝統的な系譜に入る作家)であってもなんらか
リアリズムを超える装置を取り入れるようにしているんだ。
一般的な物語装置とあなたが考えるのは、あなたが同時代に属してるだけであり
大正時代の読者が、星のある羊や超能力のある少女や計算士という職業を登場させる
小説を純文学として認めるわけではなかったろう。
796:04/07/26 16:24
「等価的交換の原理」。

人生と宇宙のルール。

あるものと別のもの。まったく相いれない正反対な矛盾する両者を[同じ次元に]結びつける事。

幸福、成功、希望、成長、金、独立、愛、自己実現。不幸、失敗、悲惨、絶望、堕落、貧乏、依存、孤独、自己破滅。


そして「やれやれ主義」を乗り越えた春樹はどこに向かうのだろう?
新しい文化。新しい文明。新しい生活。新しい人生。

主義を否定する主義者。
主義を肯定する主義者。

誰もが仲間で誰もが敵である世界。遊びであり戦いである毎日。楽しみであり苦しみであるスタイル。
797吾輩は名無しである:04/07/26 16:30
>>796

ふふふ
798吾輩は名無しである:04/07/26 17:30
春樹より面白い奴がいるかと言うけれど
春樹のどこが面白いのかワカラン
面白いと思ってる奴は本筋の宝探しのストーリーにいわゆる春樹的なディテールに気持ちよくなってるだけだろ
到達点とその過程がすごいわけでもないし
799吾輩は名無しである:04/07/26 17:40
>>798

春樹って春樹の世界観になれるやつとなれないやつで評価わかれる。
好き嫌いはっきり別れるのさ太宰みたく

俺は慣れてるし、まえは好きだったけど

最近はいい加減うざったくなってきたよ。カフカとか
800吾輩は名無しである:04/07/26 18:03
>799俺もカフカはあんまり面白くなかった。
世界観、というか話のテーマ(自分探し云々)というか、
毎度同じすぎて流石にちょっと・・・
まぁそれがいい点でもあるけど、同じようなテーマを繰り返し書いて
特に書くたびにうまくなってるってわけでもない罠

でもやっぱ読んでしまう

801799:04/07/26 18:04
>>800

そう、うざいんだけど新作かってしまうんだ
802吾輩は名無しである:04/07/26 18:11
海辺のカフカ 
実家が香川なせいで細部に気が散ってなんか話に入り込めなかったorz
803吾輩は名無しである :04/07/26 19:54
図書館で借りればいいのに。
804吾輩は名無しである:04/07/26 20:15
>>803

そうか!w
805吾輩は名無しである:04/07/27 00:01
ノーベルのときはTV嫌いの春樹さんもとうとう・・・?
806吾輩は名無しである:04/07/27 00:40
22年ぐらい前中央公論だったかな?文芸春秋だったかな?に載った村上の
写真が思い出されて懐かしい。

あと風の歌を聞けを村上が監督して映画作らなかったっけ?
俺が中三の受験のとき出たばかりの単行本で風の歌に出会う前に
テレビで映画を見た記憶があるのだが、笑った牛の車の映像が脳裏に
焼きついてるんだが…
807吾輩は名無しである:04/07/27 03:51
>>806
風の歌を聴けの監督は大森一樹だよ。
春樹が中学校の先輩だったはず。
映画も撮ってるのは龍の方。
808吾輩は名無しである:04/07/27 13:26
>>807

そうそう。龍の映画は国内じゃことごとく無視された。

しかしトパーズなんかは海外でけっこーひょうばんだった(らしいよ
809吾輩は名無しである:04/07/27 14:00
龍の映画と言えば、KYOKO。
原作の方がはるかに良かったんだが。
810吾輩は名無しである:04/07/27 16:49
龍って意外に文章がうまいんだよな
でも中身がないがw
811吾輩は名無しである:04/07/28 12:52
ロシアでベストセラーになってるっていう話がでてたけど、
たしかに、ちょっとしたキオスクみたいなところでさえ
平積みになってるほど。

あとロシア人の友人が、龍と春樹を同一人物だと思っていた(!)
二人の写真も見てるのに、龍のほうが若いときで、春樹のほうは最近
(逆だったかも)で、ペンネームを変えたんだと思い込んでいた。
春樹の評価は、すらすら気分よく読めるけどなにも残らない、と言ってた。
812吾輩は名無しである:04/07/28 16:01
>>811
西洋人から見たら、東洋人の違いが分からないんだろう。
龍と春樹は全然違うけど、同じに見えちゃうのかな。

でも、日本人でも龍と春樹が兄弟だと思っている人いるよね。
813吾輩は名無しである:04/07/28 17:07
>>811

そのロシア人の感想おもろいね、何も残らない。
814吾輩は名無しである:04/07/28 20:13
主人公が三十代なのに一人称で僕ってのは
いささかキモイ。
815田園キモ子:04/07/28 20:42
キモイ投書マニアですが何か?
816吾輩は名無しである:04/07/28 20:54
>>811

ねじまき鳥よませりゃいいんじゃないの?
817吾輩は名無しである:04/07/29 00:48
あれこそただのはったり小説だろ(w
818吾輩は名無しである:04/07/29 01:56
春樹(特に羊三部作)が普通に面白い人は小説をまだ100冊くらいしか読んでないか、
面白いと思いこもうとしている。
819吾輩は名無しである:04/07/29 13:02
春樹は絶対取れないな。
820吾輩は名無しである:04/07/29 14:31
ノーベル協会が日本人に賞をやりたいとき、日本人の選考委員を増やすらしい
そのとき日本人の選考委員が村上と書くかどうか?

三島と同じ悲劇が…
821吾輩は名無しである:04/07/29 14:33
実は大江が受賞したとき、ノーベル協会は村上にやりたかったのかもな…
822吾輩は名無しである:04/07/29 14:46
人気があれば採れるもんでもないだろう。
浜崎あゆみの音楽が売れてるけど外国じゃ評価されないのと全くおなじ。
春樹好きな奴がいくら望んでも叶いっこない、身の程を知るべし。
唯一の救いはお前らは文章を理解できるってこと。
浜崎あゆみのファンは文章の理解が苦手だ。
823吾輩は名無しである:04/07/29 15:00
>>822
俺はあんたのカキコは心にまったく響かないw
なんでだろ?たぶんあんたはわかってないんだ
サミュエル・ペケットのゴトーを待ちながらを呼んだことあるかい?
あれって文学的にどうなんだ?おれは面白く読んだよ。時代の精神を
ちょっとつかんでいるように感じた。俺はね。文学に霊的なものを感じるときは
ないかい?俺は大江や平野啓一にはまったく感じなかったよ。もちろんあんたにも
感じない。左脳でこねくり回してる、阿呆や文学者は嫌いなんだよ。

もちろんノーベル賞なんてモノにそんなに価値はないが、村上は取っても
おかしくはないと俺は思うが…
824吾輩は名無しである:04/07/29 15:05
アンチ春樹が頭の悪い春樹信者のふりをして春樹を貶めようとしている。
825吾輩は名無しである:04/07/29 15:05
三島がノーベル賞をとっていれば、死んでなかっただろうな…
川端も死ななかっただろうな、合掌。
826吾輩は名無しである:04/07/29 15:16
村上春樹がノーベル賞採れるんなら
we are the worldがグラミー総ナメにしてたと
同じ時代の空気がなけりゃ無理だ。
村上春樹は日本の空気だから。
827吾輩は名無しである:04/07/29 15:20
本気で採れると思ってるやつなんかいないよ、
採れりゃいいねーってかんじでしょ。
採れたら今までの自分たちの読書遍歴に納得できるわけ。
彼らはこういうよ、「ずっとファンでした」ってね。
望んでるものはそういう虚栄心だけ。
828吾輩は名無しである:04/07/29 15:27
きみたち!今までノーベル賞作家どれくらい読んだの?
(わかってると思うけど、ノーベル賞とは作品に贈られる賞ではなく、作家に
送られる賞だからね)
そんな時代の空気がなくても黒人女性作家が取ってたりと、その年によって
政治的受賞だったり、ノーベル選考委員って各国の作品よく見ているなと
売れてもいないマニアックな選考だったりとさまざまなんだがなw。

村上以下の作家も過去何人も受賞している。
まあ各人何かきらめくもの持ってるがな…
829吾輩は名無しである:04/07/29 15:32
伊豆のまんこってやつ狭きまんこと異邦人とのセックス
ほかもノーベル賞って意識せず読まされてるかもしれん。
ノーベル賞作家かーすげー読んでみよーなんてやついるか?
830吾輩は名無しである:04/07/29 15:34
まあノーベル賞とグラミー賞と同列に書くのはおかしいだろ?
831吾輩は名無しである:04/07/29 15:34
ノーベル経済学賞の学者なら読んでるが。基本的につまらん。
832吾輩は名無しである:04/07/29 15:37
賞ってだけで本は売れるし、その世界で名を刻める。
833吾輩は名無しである:04/07/29 15:49
「文学の分野において理想主義的な傾向にあって最も優れた作品を創作した」人=ノーベル文学賞受賞者

今後ノーベル賞順番待ち作家

スティーブ・エリクソン
トマス・ピンチョン
村上春樹

このうち最低一人もしかしたら全員もらうと思います。
834吾輩は名無しである:04/07/29 16:06
瀬戸内晴海だろ、春樹?馬鹿か、おまえら。
835吾輩は名無しである:04/07/29 16:08
だいたいここのスレの奴らは音楽でいったら浜崎あゆみしか聴かない馬鹿か、
それなりに聴いてるけど、浜崎がいちばんいいとかヌかす馬鹿の2通りしかいない。
836吾輩は名無しである:04/07/29 16:09
売れてる本しか読まない俄かモノは死ねよ。
837吾輩は名無しである:04/07/29 16:35
>>833

なんでそのリストにサルマン・ラシュディはいってないの?
838吾輩は名無しである:04/07/29 16:51
ラシュディはもらえんだろ?
政治的理由で。
それとおまいらラシュディ読める?俺読みづらくて放ってあるw
実験的過ぎる文体で、糞って感じ。しかもイスラム教徒煽りすぎだろ
厨房よりむごい。2ちゃんじゃなく実社会でやったら暗殺指令出されるって…
839吾輩は名無しである:04/07/29 16:53
>>838

そうか?英語で読むとジョイスみたくて面白いぞ

まぁ政治的理由かぁ・・・たしかに
840吾輩は名無しである:04/07/29 17:05
>>839
英語のほうが読みやすいの?読んでみっかな。
イスラム煽らなきゃ、ノーベル賞間違いなしだったろうにな!
非英語圏出身者なのに英語文学の守護者、新創造者位の高い評価受けてるからね。

俺初めて英語で読破したのは、英訳された風の歌を聞けw
ばーんばうむ訳、糞らしいけど、初めて読み通した英語本、愛着あるよ
ラシュデイ、英語で今日から読んでみよ♪
841吾輩は名無しである:04/07/29 17:08
んとね、こーゆー読み方がいいらしい。(余計なお世話やけど

最初 日本語で読んで、作品世界にはいりこめたら(数十ページして

そしたら英語で読むんだって。そーすると作品の空気とか

日本語で理解してるから英語でもわかりやすいたらなんたら

始めから英語だと挫折しちゃうらしい
842吾輩は名無しである:04/07/29 17:17
うん俺もそうしてる、thx
俺は、日本語訳一章読んだら、原書の同じ箇所読んで、アマゾンで買った
CDで朗読を聴くというのをやっている。こうすると、英語読むときの
うっとうしさが多少緩和される。
843吾輩は名無しである:04/07/29 17:35
過去の受賞者
http://www.kcat.zaq.ne.jp/kimutake/quiz/data/bungakurekisi/nobelbun.htm
100年以上の歴史で日本人は二人(川端&大江)というか、アジア全体でも
二人っきり。ほぼ欧米の作家の独占状態。
私見としてはスウェーデン・アカデミーは谷崎にもあげる方が良かったと思われ。
村上春樹の受賞には賛成。どの道、既に世界中で読まれている作家なので、
受賞有無が決定的なこととも思わない。けどもらうに値する。
844吾輩は名無しである:04/07/29 17:36
>>843

というか日本じゃ春樹以外にいないしね。他はノーベルなんてもらえるわきゃない
845843:04/07/29 17:38
ゴメン訂正します。インド人もずっと前に獲ってますね。
846843:04/07/29 17:48
>>844
現存作家ではそうやね。
小島信夫なんかもすごいんだろうが、日本文学界の重鎮みたいな扱いで、
やはり国際的評価となるとどうなのか。。。
847吾輩は名無しである:04/07/29 17:50
ずっと前、たしか16年ぐらい前かな、スウェーデンアカデミーの図書館に
日本のテレビ局のクルーが入ったことがあるんだが
そのときリポーターが日本人のコーナーを見て回った
「阿部公房あります…大江あります…村上春樹ありますね。村上龍もあります。」
次の瞬間レポーターはびっくりして声を上げた
「うげっ。」
何事かと凝視してみていると…
「源氏鶏太…なんてのもあります。」
ワロタ…大いにワロタノーベル文学賞選考委員の図書館に源氏鶏太があるなんて…
というわけで誰がとっても不思議ありません。そんなことないか…
848吾輩は名無しである:04/07/29 18:11
「必読書150」の海外文学のリストで読んでないものが3割以上ある人は文学板来るのはやめとこうね。
849吾輩は名無しである:04/07/29 18:13
>>848

俺は読んだがそんなルールはどこにもない。

妄想もほどほどにな
850811:04/07/30 07:30
>>816
自分はあんまりねじまき鳥すきじゃないんであえてすすめなかった。
ノモンハンのエピソードが出てくる作品がある、とは言ってみたが
(そのロシア人の友人は)それほど興味をしめさなかったし。

もっともノモンハンのことは知っていて、戦勝を讃えた軍歌
みたいなものがあると言ってました。
「サムライが国境を侵してきたから、スターリンの号令で
わがソビエト軍が蹴散らしてやった」みたいな歌だそうです。
隣人がノモンハンに従軍してたとも言ってました。

春樹に関係ない話でゴメン。
851吾輩は名無しである:04/08/02 13:21
最新作『アフターダーク』期待あげ
852吾輩は名無しである:04/08/02 16:24
>>851

なんだよそれ
853吾輩は名無しである:04/08/02 20:25
>>852
25周年記念書き下ろし本
854吾輩は名無しである:04/08/02 21:01
855福田和也:04/08/03 00:14
まじか、新作だすんだ。。。タイトルが春樹さんらしくないな
856吾輩は名無しである:04/08/03 19:34
春樹とスーフリ和田サン
857吾輩は名無しである:04/08/04 15:35
>>855
福田しゃん、「まじか」なんげ言わないでください。イメージが壊れます。

春樹もう新作出たんだー。なんか早い気がする。
講談社からか。わたしは新潮社から出してる春樹の作品の方が
クオリティ高いと思うんだけど。(世界の終わり、ねじまき鳥、など)
講談社から出してる本(スプートニクなど)はいまいちって思う。
858吾輩は名無しである:04/08/04 15:36
訂正  出たんだー→出るんだー
859吾輩は名無しである:04/08/04 15:38
三流和田作家がノーベル?ハア?
860吾輩は名無しである:04/08/04 15:59
>>859タンは、三流早稲田作家と書きたかったのかな?
そんな859タンにハァハァ。
861福田和也:04/08/04 21:01
>>857

すみませんね。でも前回の「カフカ」は新潮ですがあんまり×でしたが
862吾輩は名無しである:04/08/04 22:16
早い気がしますか。私は今回は間があいたなーと思っていた。
だって大体毎年、翻訳以外に短編やエッセイとか何か作品出してたのに今回は
海辺のカフカ以来2年経っていたから。
863吾輩は名無しである:04/08/04 23:05
「夜明けまでには、まだずい分時間がある。」

期待age
864 :04/08/05 01:38
クソスレ
865吾輩は名無しである:04/08/05 20:06
エッセイださないのかっ!
866吾輩は名無しである:04/08/05 20:46
新作情報がほしくてここを読んでいたのですが、
村上春樹が叶姉妹のパトロンという書き込みを
みて、そちらのほうへ興味がいってしまった。
867吾輩は名無しである:04/08/05 22:03
和田大学必死あげ!
868吾輩は名無しである:04/08/05 22:08
日本人だから海外文学賞は無理だと思うけど、
日本の一流文学賞くらいなら余裕でしょ(芥川賞は陰謀を感じる)。
文学界のミスチルと言われてるくらいだし。
869吾輩は名無しである:04/08/05 22:12
>>843
川端ってそんなにいいのかあ?
老人が寝ている女の子にいたずらする短編を読んで、キモくなったよ。
「伊豆の踊り子」もそうだが、けっこう視点がオ ヤ ジ くさくないか。
870吾輩は名無しである:04/08/05 22:15
>>866
美香がアジア地区担当で、恭子が欧米地区担当だっけ。
春樹のキキ(?)ってゆうコールガールが出てくる小説思い出すな。
五反田くんage。
871吾輩は名無しである:04/08/05 22:19
作品うんぬんでなく、アンチ春樹の人って、
偽善者っぽい雰囲気が嫌なんだと思う。
でも、私は春樹は天然じゃないかとにらんでいるが。
872C ◆7sqafLs07s :04/08/05 22:29
ちょっと違う観点から話を出してみようか。

今年は日本の芝居が各種、世界に出ていった年なんだけど
その中で平成中村座の『夏祭浪花鑑』はニュースでもたびたび取り上げられたから
芝居に興味ない人も知っていると思う。

だけどあれは実は単独で公演したのではなくニューヨークで開催される
世界中のパフォーミング・アートを集めるイベント、
「リンカーン・センター・フェスティバル」に招待されたんだよね。

で、日本からの参加はあと二つあって、一つはダンス部門のKバレエカンパニー。
これは熊川哲也の率いる団体。もう一つが村上春樹原作、
サイモン・マクバニー演出、吹越満など日本人キャストによる舞台
『エレファント・バニッシュ』なんだ。

去年、ニューヨーク公演に先んじておこなわれた日本での成果は
批評家達にはあまり好評ではなかったけど、
ニューヨーカーにとって知名度の高いハルキ・ムラカミだから
これから出てくるだろうニューヨーク公演の劇評には興味あるな。
873吾輩は名無しである:04/08/05 22:56
>>872
そういうのは自分の日記でどうぞ。
874吾輩は名無しである:04/08/05 23:00
いや、面白かったよ。
875C ◆7sqafLs07s :04/08/05 23:03
>>873

意味がわからんのでもう少し書いて。

>>874

ありがとう。

ちなみにムラカミハルキがニューヨーク・タイムズのコラムによく寄稿してるってことは
このスレ的には常識なのかな?
876吾輩は名無しである:04/08/05 23:15
知らなかった。ネットで読める?読みたいよう!
877吾輩は名無しである:04/08/05 23:18
>>1-876
春樹がノーベル文学賞取れるわけねえだろ、このヴォケども!
878C ◆7sqafLs07s :04/08/05 23:24
>>876

それは考えたことなかったな。
ネット版は有料じゃないかな?ネット版だとコラム自体、内容や執筆者が違うこともあるみたいだよ。
879吾輩は名無しである:04/08/05 23:29
>>877
暇人ですね。まあ、レスしてる俺も暇な訳だが。
880クソスレ認定委員会:04/08/05 23:32
クソスレ認定。
881吾輩は名無しである:04/08/05 23:34
暇人が集うスレはここですか
882吾輩は名無しである:04/08/05 23:35
>>878さん、
図書館でバックナンバーあさってくるので、
一番最近寄稿されたものが載っている日付けを教えて下さい。
883吾輩は名無しである:04/08/06 08:04
ミスチルってあんた(w
でも分からんでもない。アンチ多いし。まそれだけ
妬まれてるのでしょう
884¬ ◆m0yPyqc5MQ :04/08/06 13:32
海外経験があるミスチル。


過言ではない
885吾輩は名無しである:04/08/06 18:25
要するにミスチル以下でもミスチル以上でもない。
886吾輩は名無しである:04/08/06 18:57
何をやってもミスチル止まり。
887吾輩は名無しである:04/08/06 18:58

そしてミスチルにもなれないお前ら
888吾輩は名無しである:04/08/06 19:36
↑ミスチルが日本の誇りと言う池沼
889吾輩は名無しである:04/08/06 19:44
↑見事に釣られる坊や
890吾輩は名無しである:04/08/06 23:08
それにしてもピンボールはいいな
ピンボールのシーンは面白くないけど、双子との生活のシーンが最強だ
891吾輩は名無しである:04/08/06 23:09
春樹のライトノベル的想像力には見るべきものがある。
892吾輩は名無しである:04/08/06 23:21
果てしない闇の向こうに

てを伸ばそう

893吾輩は名無しである:04/08/06 23:57
ミスちるってもう活動してないんじゃないの?
894吾輩は名無しである:04/08/07 00:00
とりあえずノーベル文学賞への道はない。
895吾輩は名無しである:04/08/07 00:07
とりあえず大衆文学としての才能は誰よりもある。
896吾輩は名無しである:04/08/07 00:15
とりあえず顔はダサイ。
897吾輩は名無しである:04/08/07 00:47
しょぼくれた犬みたいで、母性本能くすぐるのがうまそうじゃない?
898吾輩は名無しである:04/08/07 00:50
キモイ
899吾輩は名無しである:04/08/07 00:53
村上春樹=ミスチルの中の人

900吾輩は名無しである:04/08/07 02:52
ミスチルはニューヨーカーに投稿してるのか!!
901吾輩は名無しである:04/08/07 03:15
>>894
春樹の受賞は不可能として、次に日本人で受賞しそうなのは誰?
902吾輩は名無しである:04/08/07 04:01
最近のノーベル文学賞って平和賞と同じで意味なくない?それよか
新しい感覚の権威を作ったほうが、より小説家らしくていいとおもうけど。
903吾輩は名無しである:04/08/07 04:04
新しい感覚の権威というと、たとえばワールドなんとかとかか?
904吾輩は名無しである:04/08/07 04:11
いや、もっとこう・・読んでて息苦しくなるような話ではなくてさ。若者が
ほんとに元気になれるような・・それでいて不安になるような。世界なんたら
っていうのわ、所詮欧米対その他の挑戦者ってだけだから意味ないと思う。
905吾輩は名無しである:04/08/07 06:40
ミスチルはもうちょっと演奏の練習した方がいい
906吾輩は名無しである:04/08/07 07:26
『世界の終わり(ry』しか読んだことないんだけど、この人の文章って、
大部分は下手糞な比喩、無用な情景描写から成り立ってない?
あのストーリーで800ページ近くはないだろう・・。
その上、平易すぎる文章と来るもんだから、間延びどころか苛立ちすら覚える。
907吾輩は名無しである:04/08/07 11:11
>>906
その比喩はそのまま龍のほうに当てはまる。
908吾輩は名無しである:04/08/07 17:04
>>866
まじですか、叶姉妹と春樹
909¬ ◆m0yPyqc5MQ :04/08/07 17:23
たぶん春吉君は、アホでセックス好きな正義の味方なんですよ。

それ以上でもそれ以下でもないのですよ。
910吾輩は名無しである:04/08/07 18:57
世界の9割は愚民だから春樹にはノーベルとかその辺がお似合い
愚民相手によろしくやってりゃいいんだよ
911吾輩は名無しである:04/08/07 20:31
特徴

春樹・・直木賞


龍・・芥川賞
912吾輩は名無しである:04/08/08 00:32
アメリカTVのアフターダークのNico Lorenzuttiニコ・ロレンツッティ
このスキンヘッド俳優はまじかっこいい!ビンディーゼルなんてめじゃないね!!

春樹のアフターダークってこれのぱくり??

913吾輩は名無しである:04/08/08 07:26
>>906
お前は違いの分かる奴。
914吾輩は名無しである:04/08/09 01:29
>>908
嘘を嘘と見抜けない人は(ry
915吾輩は名無しである:04/08/09 01:30
>>909
その九割の中にもちろんおまいも入ってるんだな?
916吾輩は名無しである:04/08/09 01:31
>>906
春樹って文体を読む小説家じゃないでしょう?
もっと違うところを読みましょう。
917吾輩は名無しである:04/08/09 01:32
いや漏れ京大院卒だし。
918吾輩は名無しである:04/08/09 01:33
>>896-898
おまいらの顔は も っ と ま し なんだな?
うぷしろよ。
 
919吾輩は名無しである:04/08/09 01:38
>>917
誤爆?
厨房板にカエレ!
920吾輩は名無しである:04/08/09 10:01
漏れ的には村上春樹の本読んでる香具師って
急行伊香保温泉殺人事件みたいないんちきさを感じるのですが
漏れだけですかそうですか
921吾輩は名無しである:04/08/09 19:45
村上春樹の最高傑作を教えれ。
922吾輩は名無しである:04/08/09 19:51
那もなき詩
923吾輩は名無しである:04/08/09 19:55
オレ・・・・かな?    へへ(照
924¬ ◆m0yPyqc5MQ :04/08/09 21:37
i'beのしんぐるバージョンいいじょ
925¬ ◆m0yPyqc5MQ :04/08/09 21:38
i'll be のまちがいですた
926まじれす ◆m0yPyqc5MQ :04/08/09 21:42
>>921ちなみにむらかみはるきのさいこう傑作は「柿ピー問題の根は深い」です
927吾輩は名無しである:04/08/09 22:45
いや、くるみ・掌できまり。実際いい小説じゃん?
928¬ ◆m0yPyqc5MQ :04/08/09 22:51
「くるみ」ってav女優の名前だし、そのエロビデおチャリで借りに行くお話だと思ったんだけど。勘違いかしら。
良い小説というよりは、なんかエンタメと純文を混ぜたみたいな作品ですよ。
929吾輩は名無しである:04/08/09 23:33
↑もまえお人よしって言われるだろ・・
930すいか:04/08/09 23:35
綿やは ノーベル賞とれるかな?
931吾輩は名無しである:04/08/10 07:57
>>930
半年前にとっただろ。
932吾輩は名無しである:04/08/10 20:48
ミスチルっていうより
シドニー・シェルダン超訳って感じ
933吾輩は名無しである:04/08/10 20:50
この人ってすっごい嘘つきだよ
びっくりするぐらい薄情だし
言葉で騙されちゃだめだよ
霊感があって
あてずっぽうで書いてるんだから
霊能者みたいに
読者とシンクロ憑依して錯覚おこさせてるだけなんだよ
934吾輩は名無しである:04/08/10 20:51
>>932

そこまでひどくはないだろw
935吾輩は名無しである:04/08/10 20:52
超訳w 
春樹さんの訳もちょっと変わってるよね
936吾輩は名無しである:04/08/10 20:56
この人、霊媒だよ
937吾輩は名無しである:04/08/10 20:58
ミスチルというより
木村拓哉のドラマって感じ
938名無し:04/08/11 00:47
>>1
次の受賞者あててみれ
できたら殿堂入り
939吾輩は名無しである:04/08/11 05:46
>>938
シドニー!シェルダン
940吾輩は名無しである:04/08/11 06:10
>>1
マジレスすると、今んとこ可能性のある日本人は村上春樹だけだと思う。
なんたって、世界のMURAKAMIだからね。
941吾輩は名無しである:04/08/11 08:50
↑あらしはうせろ
942吾輩は名無しである:04/08/11 16:54
村上龍は?

あの人に比べたら春樹の方が一貫性あるよね
龍ってあたかも春樹の対極として認識されてきたけど
斜め上じゃん
943吾輩は名無しである:04/08/11 16:55
吉本ばななって村上春樹のパクリ?
944吾輩は名無しである:04/08/11 17:00
>>943

というかバナナはただたんに馬鹿だよ。

ネット公式HPで日記とかかいてるし。

そこらの女子高生と脳みそ一緒
945吾輩は名無しである:04/08/11 17:39
若いときにばななにはまって
村上春樹はスルーしちゃったのね(後悔)
バナナの失速にあわせるかのように小説にも興味失っていって…
テレビばっかりで読書もしなくなってた。

結婚して主婦になって毎日がなんだか平坦になっていった時に
村上春樹に出会って、、、、中学生の頃にノルウェイの森を
書店で見かけた記憶しかなかったんだけど
夕食の買い物の帰りがけにぼけーっと本屋眺めてたら
なぜか村上春樹の本を手にとって買ってました。

それからはもう皆さんと同じで、まるでむさぼるように
寝食惜しんで読みまくりました。1ヶ月で全作品を読んでしまいました。

そして思ったんです、吉本ばななは村上春樹の劣化コピーじゃないのかな?
って…。女性が描いたってことだけで独創性を評価されているけれど
村上春樹を読んでしまった今、彼女の文学はどこか小さいです。
946吾輩は名無しである:04/08/11 17:46
村上春樹個人の信者になってしまってる人間が
春樹批判に堪えられないのは、春樹の小説=自分自身だからである。

村上春樹の小説は反転ミラーなのである。
947吾輩は名無しである:04/08/11 20:26

村上春樹で頭が満足って人間なの?

爬虫類かなんかじゃねえ?
948吾輩は名無しである:04/08/11 21:16
>>947

まぁおまいの書き込みも爬虫類クラスだが。
949吾輩は名無しである:04/08/12 08:59
新刊が出てまた低能信者達のアホみたいな解釈が延々と繰り返されるんだろうな
楽しみだ
950吾輩は名無しである:04/08/12 09:58
流行すたりが全ての成分、マラ上春樹なり〜
951吾輩は名無しである:04/08/12 10:51
>>949

そいつはゴメンだ。
952吾輩は名無しである:04/08/12 18:37
村上春樹は装置を開発してるだけであって
作品に深みをもたせているのは読者である

953吾輩は名無しである:04/08/13 01:03
捉えがたい村上


マット・トムプソン、 保護者 (自由主義者)、ロンドン(英国)、2001年5月26日。
彼は持っています。息を切らした比較の主題になります:アウステル、サリンジャー、
チャンドラー、ボルヘス。彼の本は日本でアンダー30sに何百万の中で売ります;今
、彼は大きな読者数を世界的に獲得しています。ある日、支持者の彼の成長している
軍団は主張します。彼はノーベル賞を受賞するでしょう。マガジン・エディターは無駄に
彼を追い詰めます。誰でも1個の村上春樹を望むように見えます。
当然、この捉えがたい人がまれなインタビューで私に伝えるとともに、彼は彼自身に
しがみつきたい:?自分の物語を捜すI?m、また自分の魂にまで言及することこの種の内省は
彼の仕事の鍵です。また、内部の旅行はさらに若い日本のリーダにとっての彼の魅力の源かもしれません。
経済災難は国を以前変形したことがあります、その訓練および堅苦しさで有名。
若い人々はもはやすべてのそれを受け入れたくありません。村上の希望、
それ?私の本は、それらに実際の世界からのfreedom?freedomの感覚を提供することが
できます。?

人では、村上が、無口の印象を与えます。彼の態度は熱心です。
しかし、彼は即座で暗いユーモアセンスを持っています。彼は京都エリアで育てられました;彼の父親は仏教徒聖職者および彼の母親の息子でした、
大阪の商人の娘。今日、彼は、Osio(速い通勤列車上の東京からの約70分)の郊外に住んでいます。非常に広い、鋼組み立てられた、
彼の家はstyle?thoughの中の現代主義者です、
床に従来の畳マットがありました。
私たちが話した部屋は、2つの巨大な拡声器およびビニールの壁によって支配されました:7,000のレコード、彼の東京ジャズ・クラブを運営する時間の遺産。その時に、そうだった、と彼は彼自身から逃げて言います。?私はジャズのおとぎの国の隠者でした?
954吾輩は名無しである:04/08/13 07:10
↑ようするに、全米が感動したってこと?
955吾輩は名無しである:04/08/13 12:00
春樹の小説ってロシアでブームらしいね。
956吾輩は名無しである:04/08/13 12:36
セカチューって日本でブームらしいね
957吾輩は名無しである:04/08/13 18:09
ハルキはロシア人を癒した
ハルキは中国人を目覚めさせた
ハルキは韓国人に個を意識させた
ハルキはアメリカ人に
ハルキはオラン
ハルキ
958吾輩は名無しである:04/08/13 18:10
いや全米ヒットチャートで初登場第一位だろ?
959吾輩は名無しである:04/08/13 18:11
世界の終わりと、ハルキワールド

村上春樹が仕掛けた世界乗っ取り計画

その時、世界はハルキに洗脳される……!
960吾輩は名無しである:04/08/14 01:50
やれやれ、どうしようもないスレだな
961吾輩は名無しである:04/08/14 06:16
セカチューブームはもう下火だろ
962吾輩は名無しである:04/08/15 20:13
963吾輩は名無しである:04/08/16 08:02
ねじまきちんぽハメニクル
964吾輩は名無しである:04/08/16 14:26
 母、妻、父と大切な人を次々と亡くしてしまう孤独なイラストレーターの男の人生を描く。
イッセー尾形さんが男とその父、宮沢りえさんが妻と
妻の残した服がぴったり合う女性の1人2役を演じている。

読んだことないけど相変わらずキモイ内容ですな
作中で身内を殺しておいて主人公を気持ちよく孤独に浸らせる
んでオナニーの最中に妻の服が合う女に導かれるってか(w
オタ的には妻の服が合うってのがいい感じなんだろうな
奥さんが死んでから通い始めたソープ云々なんてかっこ悪いからね
説得力はあるけど(w

965吾輩は名無しである:04/08/16 15:00
お前の顔よりはキモくないから安心しとけ。
966吾輩は名無しである:04/08/16 16:11
バーカ、クールでスタイリッシュな主人公はオナニーもカッコイイんだよ
最高級のローションをペニスに塗りたくり、親指と人差し指で輪を作る
指の肉の柔らかさ、ローションのぬめりを最大限に生かした絶妙な反復と
ピストンによって変わるぬめりの差異も計算して亀頭とカリに刺激を与える
それを仏壇の前でやって「ホラ、○×(妻の名前)こんなに気持ちいいよ」
と精神を高揚させてから射精、妻の服が似合う女なんてただの飾り、アンチは分かってないよ
967吾輩は名無しである:04/08/16 19:19
いまって第二次春樹ブームなの?
968吾輩は名無しである:04/08/16 20:02
>>964
トニー滝谷映画化?
原作って殺し出てきたっけ。
969吾輩は名無しである:04/08/17 04:54
ねじまき鳥クロニクルしか読んだことないけど、
よだかの星にささげる一冊なんじゃない。
970吾輩は名無しである:04/08/17 07:36
>>967
なんか、ずーっとブームなような気もする。。。

あんなに売れてるわりにブックオフに主要作品が
出回らない奇跡。たぶん読み返したいと思って売らないんだろね。
世界の終わりのハード本でキレイなやつってヤフオクに出てる?
971吾輩は名無しである:04/08/17 21:57
>>969
唯一読んだ作品がそれか…
ねじまき鳥は俺も嫌いだよ。
ノルウェイの森辺り読んどけ。
972吾輩は名無しである:04/08/17 22:28

村上?ああ、あの大学時代に右翼にナメクジ飲まされたいじめられね
973吾輩は名無しである:04/08/18 00:42
>あんなに売れてるわりにブックオフに主要作品が
>出回らない奇跡。たぶん読み返したいと思って売らないんだろね。

また信者の神格化か
春樹の本なんか古本屋ならいっぱいあるわ

974吾輩は名無しである:04/08/18 10:26
村上春樹は今年55才。
もういい年したおっさんがあんなのを書いてるのかと思うと、
なんだか複雑な気持ちになる
975吾輩は名無しである:04/08/18 12:45
村上春樹って隠れ右翼
村上龍は隠れサヨクって感じなのだが・・・

村上春樹が在日韓国人描いてたって聞いて
スプートニクの恋人ってやつをブックオフで買って読んでみたが
わりと見直したぞ、あの時期にあれだけ意味深な在日扱った
小説書いたのは評価できるぞ。
当初、チョンマンセー小説でも書いたのかと予想してたのだが…

それにしてもスプートニクって村上春樹信者にも酷評してる
やつが多い駄作とか言われているが、そうでもなかったぞ。

すみれの文書1、2と「にんじん」のエピソードはよかった。
976吾輩は名無しである:04/08/18 12:50
>>973
俺は都心のブックオフ巡りをしているが
確かに売り上げから考えたらめちゃくちゃ少ないぞ
人気作はあまり見ない。

クロニクルの新書版、短編集、エッセイものは
よく見かけるが、村上龍は大量に100円棚にあっても
春樹は少ない。売られにくい作風なのかもしれないな。
ツナガッテイルという感じだから。
977吾輩は名無しである:04/08/18 12:53
セドリのメル友も似たようなこと言ってた。
あと村上春樹は古本市場では文庫本の方が売れるんだそうだ。
978吾輩は名無しである:04/08/18 13:54
>BOOKOFF
村上龍は山のように棚占めてるのにお隣の春樹は在庫少ない。
よく捌けるんだよ、春樹の方が。
「全ての男は消耗品である」なんて5冊も10冊も何ヶ月も残る傍ら
「ノルウェイの森」や「羊をめぐる冒険」がぽつぽつ小まめに
出入りしている。

やっぱ人気作家だ
979吾輩は名無しである:04/08/18 14:31
春樹じゃないが、同時代デビューの源一郎も最近英訳出したよな。
ゲンチャンのほうがずっと好きだからうれしいが、海外の書評でも妙に評価高くて不気味だ。

まあバナナの評価の高さのほうが謎だが・・・。
980吾輩は名無しである:04/08/18 14:33
↑釣りっぽく見えるけど、たしかに事実だよね。
古本屋の「む」の棚を眺めてると
村上龍の小説は消耗品みたいに見える。

春樹のスペースは、アンダーグラウンドとか
不人気作がちらほら置いてあるくらいで
あれだけ馬鹿売れした「ダンス〜」「ノルウェイ〜」でさえ
未だに定価の半値で売れる。汚い本は100円棚にあるけどね。
981吾輩は名無しである:04/08/18 14:38
ごめん、ノルウェイは新書版100円棚で見かけたことあるや。
ちょっと汚いのだったけど。
文庫本はなぜか状態もよくないのに
300円だった。ちなみにブクオフ原宿店ね。
982吾輩は名無しである:04/08/18 15:44
村上が今年ノーベル獲るよ、確定
983吾輩は名無しである:04/08/18 22:18
ばなな、よかったよ。
悩みそうなんでずーっと避けてきて最近やっと2,3作
読んだ。意外とまともだった。ポエジーもあるよ。

春樹は、或る時期から文体から変えた?
読みやすくなった気がする。
984吾輩は名無しである:04/08/19 01:04
まあ馬鹿が大事にしそうな作風だしな
学生の頃春樹にはまって社会に出て
現実をやり過ごすための読書にはもってこいなんだろう
985吾輩は名無しである :04/08/19 17:57
もうすぐ新作『アクアマリンな夜』の第1部が出るね!
楽しみだ・・わくわく。
986吾輩は名無しである:04/08/19 17:59
>>985
新潮モノだから期待できると思われ
987吾輩は名無しである:04/08/20 08:08
よーし、パパまた色んな解釈しちゃうぞー
988吾輩は名無しである
カフカ出た頃、ナカタ=カーネル説を唱えたなぁ。そういえば。
あれはそれなりに他の人々にも受け入れられたようでよかった。
今回もそういう騙し絵見たいな要素があるのかしら。