>>885 Jedermannしか読んだ事ないけどそんなに難しくはなかった。
あの、ドイツ戯曲って企画倒れしたんでしょうか?
>>885 論創社のやつですか?
もしあれのことなら、数ヶ月分遅れてる・・・と8月の時点で聞きました。
その後さらに遅れてなければ、そろそろ出る頃かも。
(もっとも、どれほど期待していいかは分かりませんけどね)
887 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 00:58:46
ヴェルフェルの『ベルナデットの歌』を読んで感動
『聖処女』という題名で映画化もされている
888 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 21:39:26
リルケを読んでドイツ文学に興味を持ったんですが、
のめり込むにはどうすればいいですか?
あとドイツ文学の魅力を聞きたいです。
すれ違いかもしれませんがレス頂けるとありがたいです。
889 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 22:15:43
リルケに感動したならホーフマンスタール、ゲオルゲを読むべし
890 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 22:32:57
>>889 ありがとうございます。
ちょうど秋だし、テストあるけど耽読します。
891 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 22:36:06
ロマン主義がよく理解できないのですが、どういったものですか?
表現主義ならわかりやすかったんですが。
892 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 23:04:42
理解できないモンをムリに理解する必要はねー。
人生は短いんだからな。
自分には理解のほかだが、凄いモンがあるらしいと認識してればいいさ。
そのうち、ふと分かる時があるかもしんねーしな。
暇があるならドイツ語のベンキョーやんな。
3年もやりゃ、たいがい読めるよーにはなるぜ。
893 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 23:14:14
ノシ
ロマン主義は、哲学が大いに関係してくるからなあ
簡単に押さえるなら、啓蒙主義との関係を見ておくのがいいと思う。
895 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 23:49:55
ドイツ語やって、シュレーゲル兄弟の「アテネーウム」とか
読みまくるのが、遠回りのようで実は一番なんだけどな。
ま、文学事典なんかでロマン主義の項を読んでもほんたー何も分からんしな。
手近な図書館で国書のドイツロマン派全集は押さえときなよ。
896 :
無名草子:2005/10/28(金) 12:18:59
考慮
897 :
初登校:2005/10/28(金) 22:35:16
カネッティの眩暈、読んだ人いる?
オレ、ドイツ文学の知識がないから
「巻末にムージルやブロッホに並ぶ20世紀の・・」と書いてあったから
つい吊られて読もうとしてるんだけど。
>>891 とりあえず、「昔は良かった」「昔に帰ろう」ってのがロマン主義なんじゃないの?
>>894氏の言ってる、啓蒙主義との対立関係は重要かな。
>>892=
>>895氏のように、ガシガシ勉強してレベルアップせよ!というのが啓蒙主義者で、
それに対して同じところで:
「何も知らない素のままの貴方がステキだったのに」と思うのがロマン主義者ではないか
>>898 それは罵倒語としての「ロマン主義」
英語のromanticism
そうではなく、「ドイツロマン主義」Romantikは、
>>895の言うように、
シュレーゲル兄弟の批評活動から理解するのが早道だと思う。
でも、批評が苦手なら、
ノヴァーリスの作品を読むと雰囲気がつかめるのではないか。
『夜の賛歌』『青い花』あたりで。
学Wissenschaftと詩Poesieの綜合を、
先行世代のゲーテとは異なる仕方で希求した運動、とまとめるべき。
900 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 14:54:45
>>898-899 まとめありがとうございます。
日本浪漫派なんていうのがありますが、あんな感じ(かなり違うかもしれないけど)、
本質的には同じなのかなあって観念的に捉えました。
とりあえず推された本読んでみます。
901 :
三並夏:2005/10/29(土) 15:14:41
ドイツもこいつも(笑)
902 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 16:12:55
啓蒙主義=左脳型/浪曼主義=右脳型
・・というのはどうでしょう?
903 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:43:28
d
904 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 22:55:14
3
905 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 22:54:16
ありがとうございます
え?
907 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 17:48:04
スワシコ
908 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 21:25:57
>>900 日本浪漫派の最高傑作は壇一雄「花筺」。
日本で最も美しい青春小説。
尾道三部作の大林宣彦や
日本浪漫派に出入りしていた三島も惜愛の一編。
909 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 11:23:29
正確には日本浪曼派 でございます
でも、ドイツ語三年間やってたらもう社会人になっちゃいますよ
911 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 23:35:41
社会人になろうが、囚人になろうが、
ドイツ語が読めるにこしたこたぁねーと思うが。
まず語学が芸事して愉しめる奴ぁやればいいさ。
ベンキョーにしか感じられねェ奴ぁやめるがいいさ。
>>910 大学に10年居残ってる人とかも普通にいるのですよ・・・
913 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 23:23:21
45
914 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 14:03:35
平安朝の女性たち
915 :
Taub:2005/11/28(月) 12:42:06
Wilhelm Meisters Lehrjahreを1ヶ月で読破する予定を立てたが、
2ヶ月ちょっとでようやく残り130ページ・・・
無理な計画だったか。でも、作品自体はかなりの名作。
916 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 06:32:06
W大の1BのD文が転部を大募集しているそうだ。なんでも定員おお割れで、
他学部からの転部希望者大歓迎で、2BでニガイにD語初級履修している
学生相手に,事前に内緒で試験の傾向と対策の説明も行っているらしい。
2Bから1Bに学歴ロンダしたい人は、今がチャンス。D文なら楽勝で1Bに
なれそう。ただし残りの3年間、D語漬けです。W大1年生諸君,いかがで
すか?
917 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 12:11:37
必死だな
918 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 21:21:43
ノヴァーリス
1月
ちくま文庫
919 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:45:14
目が悪いのか、頭が悪いのか
923 :
ゆうこりん:2005/12/15(木) 10:33:14
このスレッドに初めて来ました。九州大学出版会からたくさん翻訳が出ていますが
ジャン・パウルっておもしろいのでしょうか。図書館に置いてあったので少し読ん
でみましたが、何だか絢爛たる文章で頭がくらくらして放り出してしまいました。
来年1月
岩波文庫の『三文オペラ』 ブレヒト 岩淵達治の新訳刊行
925 :
吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 00:23:57
岩波よ、ブレヒトの新訳もいいけれど、ヴェデキントの2作品を重版してくれ。
926 :
吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 01:05:42
ドイツ・ロマン主義の作品の中で、
比較的読みやすい(短い)作品を、教えて下さい。
『青い花』を読み終えたので・・
927 :
吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 02:47:56
・フーケー『水妖記』
・ホフマン『黄金の壺』
・ティーク『長靴をはいた牡猫』
国書刊行会のアイヒェンドルフ
「大理石像」「デュランデ城」「秋の惑わし」
同じくブレンターノ「ミルテの精」
いずれも短い。
929 :
吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 14:12:52
カフカ「城」「アメリカ」
これって結構な感動もの
ありがとうございます
内田百閧ヘドイツ文学の翻訳なんてしてないのかな?
932 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 12:53:28
t
933 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 13:15:06
>>926 青い花のつぎか。
だったら、国書刊行会のドイツロマン派全集のティークを勧める。
文庫なら岩波のホフマン短編集だが、目下品切れ。
934 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 01:36:22
日本のドイツ年、しかもドイツW杯の年だというのに、
いまひとつ盛り上がりにかけるドイツ文学スレ。
そんな中、シュティフターの晩夏、ブロッホの夢遊の人々等、
一体誰が買うんだというような作品を文庫化を続けている筑摩から、
ノヴァーリス作品集全三巻の刊行が始まりました。
そのノヴァーリス作品集の編訳をしている今井文子さんって、
ドイツ文学の世界ではかなりの実力者なのですか?
935 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 12:33:00
クライスト(「チリの地震」)が、意外にもおもしろかった。
あれはなぜ店頭に並んでないんだろう。
すごくはやりそうなのに
>>934 何をもって「実力」と呼ぶかにもよりますが、まあ初期ロマン派研究の
第一人者であることは間違いないでしょう
937 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 17:35:36
ドイツ語圏の恋愛小説が他国に比べていまひとつ弱い
理由はどこにあるんでしょうか??
お教えください。。
本当に恋愛小説弱いのか。まずそっちを教えてくはい
939 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 00:50:05
今泉先生のノヴァーリス、繊細な翻訳になってますなあ。
940 :
カフカース ◆RhyhO8SlPs :2006/01/24(火) 22:17:35
へーベルの炉辺が結構いける短編集ですね。
なかなか痛快な文章がそろっていて面白かったですね。
941 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 02:05:44
エルンスト・ユンガーの翻訳を出せ!!
942 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 12:47:16
かなりの名作。
943 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 15:58:46
ユンガーの「砂時計」だっけ?講談社学術文庫に入っていたのは。
あとハンス・マイヤーの「アウトサイダー」も復刊たのんます。
944 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 15:59:51
ザラゴッサの手記
945 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 20:03:48
エルンスト・ユンガー月曜社から「追悼と政治」出てますね。
ノヴァーリス訳のセンスがない。
女の訳はやっぱり駄目。
947 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 21:18:00
ヘルタ・ミュラーってどうですが。有名な文学賞獲ってる
みたいですが。
948 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 22:45:25
>>947「The Land Of Green Plums」で1998年度の国際IMPACダブリン
文学賞受賞。
949 :
吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:56:12
エンツェンスベルガー
950 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 03:01:59
岩波文庫の「ニーベルンゲンの歌」って
日本語としてちょっと酷すぎると思うのだけど、
もうちょっといい翻訳ないのかな?
951 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 09:44:15
そうかな? 相良さんの訳だよね、たしか。
自分は結構好きだったけど。
952 :
Taub:2006/02/18(土) 07:44:22
>>923 Katzenbergers Badreiseはかなり面白かった。
ページ数も百数十ページだし。
教授の人物造形がとても可笑しい(奇形収集、奇形マニア)。
953 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/06(月) 13:07:56
恋愛小説
954 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 14:21:56
ムージルとかブロッホの作品を読破した人いる?
ETAホフマンの「牡猫ムルの人生観」
ってどんな話だか教えてください。
お願いしますm(._.)m
【ノーベル賞確定】村上春樹がフランツ・カフカ賞
村上春樹氏にカフカ賞
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060323014.html プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身
の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏
(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家
エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は
1万ドル(約120万円)。地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」
「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界で
ミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)
スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた。
957 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 18:43:20
早稲田大に、Bernhard Schlinkが来ます。
958 :
吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 09:38:27
ハンナ・シュミッツさんてエッチですよね。
普通の女性だと思う<ハンナ
「あなただったら、どうしましたか?」
960 :
吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 14:55:23
主人公のチンコ握って
「このために来たんでしょう?」
シュミッツさんエッチすぎ!
961 :
吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 23:05:31
ちくま文庫のノヴァーリスってどうなった?
来月また出るよ。
963 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 05:06:45
エルンスト・ユンガーの『鋼鉄の嵐の中で』の原書(In Stahlgewittern)を読了。
予想通り、凄い作品。
デーブリーンの本ぜんぜん売ってないね
965 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/27(木) 13:06:45
つまらん
ハインリヒ・マンの「臣下」の翻訳、古書屋で100円で買いました。
「臣下」の邦訳ってないのかと思ってました。
967 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 11:13:59
968 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 17:27:40
Der Golemは面白いな。まだ最初のほうだが
この作家の本で他にも面白いのはあるかい?
969 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 17:55:08
>>968 マイリンクってドイツアマゾンで検索しても3作品しかヒットしないね。
970 :
968:2006/05/02(火) 08:50:08
971 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 12:58:40
嘘つくなって。ゴーレムつまんないよ。
河出からしか出てないけど翻訳もうまくないし三流探偵小説。
972 :
968:2006/05/02(火) 16:01:54
別に嘘なんかついてないし、
私はDeutscher Taschenbuch Verlag
とDEDALUSから出版されている2冊を持っている。
『河出からしか出てない』ってのがむしろ嘘じゃないの?
973 :
968:2006/05/02(火) 16:03:46
そんなにうまい翻訳がお望みなら英語版でも入手しな。
まあ、怪奇小説系が好きな人なら普通に楽しめるのでは。
>>969 さすがに三作品だけってことは・・・もうちょっとヒットするでしょ
975 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 01:55:23
ゴーレムの翻訳は河出からだけだよ。
ストーリーは普通につまんないよ。
976 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 13:49:38
少女がエロければいい。
978 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 14:17:53
そろそろ新スレ立てません?