エリアス・カネッティ★

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1吾輩は名無しである
建ちました。おめでとう!
2吾輩は名無しである:04/05/29 20:57
リンパ腺って何にためにあるんだろうね。
3吾輩は名無しである:04/05/29 20:58
肩胛骨って何のためにあるんだろうね。
4吾輩は名無しである:04/05/29 22:55
人気ねえなー
5吾輩は名無しである:04/05/30 01:47
ひとりきりでいること。
もはや人影ひとつ物影ひとつみえなくなるまで。

がカネッティの標語だったわけだからね。
6吾輩は名無しである:04/05/30 23:16
なんだこれ
7吾輩は名無しである:04/05/31 09:42
断章好きだなあ〜
8吾輩は名無しである:04/06/01 01:52
原本さがしたらなかったことがショックだった
断章
9吾輩は名無しである:04/06/01 01:55
いま眩暈読んでるけど、訳文がちょっとやだかも。
10吾輩は名無しである:04/06/03 11:56
めまいって、池内訳だっけ?

「カネッテイ読む人いるんだな」とじんわり泪
11吾輩は名無しである:04/06/03 22:07
群集と権力読んだ。眩暈読んでないなあ。
蝿の苦しみだっけ?あれも枯れててよかった。
断章もいいけどね。
12吾輩は名無しである:04/06/06 20:49
『眩暈』読みたいけど、もう売ってない。
『断章』はそんなによいの?買ってみようかな
『群衆と権力』は興味あるんだけど難しそう。
わたしはまだ『救われた舌』しか読んでない、次ぎはどれにしようかな・・・
13吾輩は名無しである:04/06/07 00:58
めまい、売ってないんだ。

「群集と権力」を是非。
あんま役には立ちませんが。
難しいというより根性がないと読めない感じの本でした。
「こりゃいったいなんだ?!」の感じ。
哲学でもないし、人類学でもないし、小説?・・・・
帯かなんかには「文化哲学」と書いてありましたが、
きっと分類に困ったのでしょう
14吾輩は名無しである:04/06/07 01:00
眩暈は結構古本屋に売ってるよー
15吾輩は名無しである:04/06/07 23:22
どっかの作家が居酒屋でみすぼらしい格好をした恐ろしく博学な爺と話したらしい。
実はその爺がカネッティだった。という話しを聞いたことがある。
その作家誰だっけかな?
16吾輩は名無しである:04/06/08 00:08
安部公房の話だろそれ

その作家は安部公房の知り合いの作家だ。
17吾輩は名無しである:04/06/09 00:28
>>15
あの逸話好きなんだなあ。
「物識りの乞食の爺さん」と思ったらしいよ
学生街の一番安い定食屋にいつもいた乞食の爺さんがカネッティだったそうな
18吾輩は名無しである:04/06/12 03:22
眩暈面白い。今読んでる。
一番最初はなんだこれ、と思ったけろ、
だんだん面白くなってきた。ほんと、すごいと思う。カネッティさんは。
プダさんもきっと同意見だわ。
19パブロフのドッグ ◆kjayrius7w :04/06/12 15:57
カネッティいいですよね。
ですよね。
21吾輩は名無しである:04/06/17 02:41
やはりのびん。

まあいいんだけどさ。
22吾輩は名無しである:04/06/17 03:08
そこがカネッティらしいっちゃぁらしいけど。
23吾輩は名無しである:04/06/17 03:21
>>7-8 >>11-12
『断章』って『断想』のこと?
24吾輩は名無しである:04/06/25 00:16
人気ないな。
25吾輩は名無しである:04/06/25 11:02
>>24
あるよ。
26吾輩は名無しである:04/06/25 22:58
>5
その文章ってどの本に出てる?
275:04/06/26 23:27
>>26
WAO!! 反応が。
「断想」からです。

>もはや見渡すかぎり人っ子ひとり、
>人影ひとつ、
>物影ひとつ認めなくなるまでに、
>ひとりきりでいること。

1943年の言葉です。
28吾輩は名無しである:04/06/27 00:13
>27
どうもありがとう。
カネッティは学生の頃愛読したよ。
(眩暈、群集と権力、マラケシュの声)
けど断想は読んでなかったなー。
今度読んでみます。
29吾輩は名無しである:04/07/01 00:46
カフカより前にカフカ的な作品を書いていた
唯一の作家とも言われている。
30吾輩は名無しである:04/07/01 09:09
ボルヘスはメルヴィルの代書人バートルビーをカフカ的と言ってたけどね
31吾輩は名無しである:04/07/01 12:02
それは単なるボルヘス流の「カフカの先駆者」。
32吾輩は名無しである:04/07/02 22:41
カネッティ最高!
33吾輩は名無しである:04/07/03 08:14
眩暈面白かったから他のを読もうと思ったけど
小説はこれだけなんだね
34吾輩は名無しである:04/07/03 21:46
小説以外もかなり面白いというかすごいですよ。
断想とか蠅の苦しみとか群衆と権力とかいろいろ
35パブロフなドッグ ◆kjayrius7w :04/07/04 16:38
ですよね。
36吾輩は名無しである:04/07/08 22:45
『エリアス・暴力への問い』っ本を見て
「おっカネッティの本か?珍しい買おう」と勝手に勘違いして買った私。
実際はノルベルト・エリアスの本でした。これはこれで面白かったんですけどね。
37吾輩は名無しである:04/07/09 21:26
そうなんですかー
38吾輩は名無しである:04/07/10 00:55
っていうか考えてみたらわかることなんだけどね。
普通、本のタイトルに名前つけんよな。苗字だよね。
会話だったら「エリアスぅ〜もっと飲めよ〜」とか言うかもしれないけど
39吾輩は名無しである:04/07/10 12:42
もうちょっとよく見てから買いましょうね!
もう一つの審判 読まなきゃ
40吾輩は名無しである:04/07/11 02:35
もう一つの審判、読んでないなあ。

カネッティって「もっとも早くカフカ論を書いたひとり」とか聞いたおぼえがあるんだけど、それって「もうひとつの〜」のことだよね?
「誰にも知られていない作家カフカについて誰にも知られていないカネッティが書く」
41吾輩は名無しである:04/07/11 03:09
そうです、カネッティのカフカ論は『もう一つの審判』ですよん。
よくわかんないけど最も素晴らしいカフカ論だとはどこかに書いてあった。
42吾輩は名無しである:04/07/11 03:12
『断想』古本屋に注文しました。楽しみだー。
43吾輩は名無しである:04/07/11 03:17
カネッテイなんぼのもんじゃ。文句あっか。ゴラッ。
44名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:31
もう一つの審判は、カフカの手紙について書かれた本。
面白いですよ。
45吾輩は名無しである:04/07/13 21:40
断想きた♪
46吾輩は名無しである:04/07/15 11:49
「眩暈」読み終わった。
これが25才の時の作品とは・・・おそろしい。
実際にキーンみたいな奴なんだろうなぁ・・・

次は断想でも読むかな。
47吾輩は名無しである:04/07/17 02:13
断想人気みたい
でもなんといっても「群衆と権力」
あのわけのわからなさはなんともいえない。

人類学というわけでもなく、
論理的に展開していく分けでもないので、社会哲学ともほど遠く
形式としては小説とか物語とかに近い気がするけど
そのわりには作者は本気で社会分析をしてる気でいるし・・・

「トゲってなんだ?!」とか突っ込みだすときりないけど、
迫力に押されて納得してしまう感じ。

ノーベル賞の審査の人たちとかも困ったんだろうな。
「なんかすごいけど、何やったらいいんだ? 文学・・・・か?」とか



48吾輩は名無しである:04/07/17 02:17
やっぱ、そういうなんか全部越えちゃってすげーって感じが
文学だし、カネッティってめっちゃやべーだろ。
今度断想読むよ。
49吾輩は名無しである:04/07/18 14:18
これぞノーベル賞!
50吾輩は名無しである:04/07/25 00:05
夏ですね。
51u ◆kjayrius7w :04/07/26 02:54
このスレ快適ですね。
52udema ◆kjayrius7w :04/07/27 19:33
あしたはきちじょーじ
53udema ◆kjayrius7w :04/07/29 20:28
ううん、行かなかった。
54udema ◆kjayrius7w :04/07/31 02:28
頭痛い。風邪かも。雲綺麗だった。
55udema ◆kjayrius7w :04/08/01 03:35
今コンビニ行って来た。行く途中で、東の空の遠くの方にUFO見ました。
56udema ◆kjayrius7w :04/08/01 23:48
月がきれい。空明るい。『断想』中…
57kjayrius7w ◆kjayrius7w :04/08/02 00:28
こんな名前もいいね
58kjayrius ◆kjayrius7w :04/08/03 00:42
ティラミス食べたい。
59kjayrius ◆kjayrius7w :04/08/03 22:29
『断想』なかなかわけわからなくていいですね。眩暈がします。
60kjayrius ◆kjayrius7w :04/08/05 00:16
ここでひっそりしてるのたまらないですね。
61kjayrius ◆kjayrius7w :04/08/06 17:36
ひんやりしてます
62吾輩は名無しである:04/08/07 08:19
この人の演劇もおもしろい
63吾輩は名無しである:04/10/23 20:11:03
カネッティの伝記みたいのだれかよんだ?
64吾輩は名無しである:04/10/24 00:44:56
「救われた舌」からの自伝3部作のこと?
65kjayrius ◆kjayrius7w :04/12/05 03:21:04
がんばれ
66吾輩は名無しである:04/12/19 13:28:00
文庫化はされてませんよね。
67吾輩は名無しである:04/12/19 13:28:42
文庫化はされてませんよね。
68kjayrius ◆kjayrius7w :05/01/23 20:07:42
眩暈とか新しい版が出てたな
69吾輩は名無しである:05/01/24 01:19:40
>>68
2週間くらい前に書店で目にしたので、おっ、新装版かと思って手に取り
定価を見て吃驚。家に帰って自分の持っている「眩暈」の定価を確認。
今から読もうとする人は大変だ。
70吾輩は名無しである:05/02/04 01:20:18
いくらぐらい?
71吾輩は名無しである:05/02/04 21:56:23
>>70
\4,500
72:05/02/21 22:49:51
眩暈読んだ。
73吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 06:06:03
今年生誕100周年。
どこかで特集組んでくれないかな。
74ウエー:2005/04/09(土) 02:00:53
まじっすかぁ
75kjayrius ◆IKPHGiTT.Y :2005/04/19(火) 22:21:47
100周年イベントは復刊だけかあ
76kjayrius ◆kjayrius7w :2005/04/19(火) 22:22:22
あら間違えたわね
77吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 21:21:48
まこ
78吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 21:02:16
79吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 01:38:53
えっ、今年100周年になるの?
新聞の社会面の小さな記事に過ぎなかったけど、
この人が死んだときは個人的には鮮烈だった。
80吾輩は名無しである:2005/07/28(木) 14:18:37
この作家も日本じゃ読まれにくいんだよな。
法政大学出版局なんて普通の本屋じゃまずお目にかかれない
81吾輩は名無しである:2005/07/30(土) 00:20:39
すげーすげーって何がどうすごいのかサッパリなんですが
82吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 01:15:36
そりゃぁ人それぞれ。
83吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 23:18:51
>81
「群衆と権力」は、「すげー」と思う。
あのへんなスタイル。民族学でもなく社会学でもなく哲学って訳でもなく、まさに「ユニーク」。個人的には、小説の一種だと思ってます。

自伝三部作とか「めまい」とかは、あんまり面白いと思ってないです。でも「群衆と権力」がすげーからすげー人だと思います。
84吾輩は名無しである:2005/08/16(火) 01:51:26
>>83
そういう「すげー」なら、
カフカの評論も同ジャンルのように感じる
学者じゃああいうの無理
85吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 23:52:04
あげ

この作家読もうと思うんだけど
どの作品から手を出したほうがいい?

どれも高いから一度に全部は買ってやれんです
86吾輩は名無しである:2005/08/26(金) 21:54:49
あげ
87吾輩は名無しである:2005/08/26(金) 22:33:29
「群衆と権力」にしとけ。

神保町で上下合わせて2000円くらいで売ってたが
店は教えん。
88吾輩は名無しである:2005/08/26(金) 22:44:08
>>87
ヒントくれヒントくれくれ
8985:2005/08/27(土) 20:09:36
すまねー
本屋行ったら下巻しか置いてないから眩暈にしちまった

でも答えてくれてありがとうね
90吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 07:06:05
眩暈すげー
このスレで感想がすげーしかないのも頷ける
すげーよおもすれー

既刊本全部買いそうなくらいすげー

>84もいってるけど
かといって小説家でもないぞこんなの

メガロマニアだ新人類だすげー
91吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 10:08:11
『眩暈』はつまんなかったけど?
92吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 10:22:14
それは人それぞれ。
93吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 10:58:31
どこがそんなに面白かったのか、言葉にして語ってくれれば、検討もできるが。
「すげー」だけでは、ねえ……。
『眩暈』って、愛書狂って主題はいいのに、ダラダラ長く綴った退屈な語り口のため、
材料を生かしてなかったよ。勿体ない。
94吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 02:40:26
愛書狂だからこそ長くしたのでは
95吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 21:08:16
はて、フローベールの「愛書狂」が長いか?
それに、長くてもその分面白ければよいが、
『眩暈』は長くした甲斐がないからダラダラとか退屈とか評されるわけよ。
96吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 04:50:04
俺はフロベールよりも説得力を感じたぞ
書に絡めてしか考えられない男の妄想と思えば眩暈は短いくらいに思う
97吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 14:18:10
でも、あれは明らかに三人称客観小説で、主観的妄想を綴った作ではないが。
愚かな主人公が騙されたりしてるだけだし。
98吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 15:37:04
ああいう世界を描いてるんだからあの文体でいい。
あの文体を拒否したらあの世界に入っていけない
99吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 16:28:19
>>98
「ああいう世界」って? それを言葉にして語ってくれれば、検討もできるが。
妄想って意味ならば、それが当らないことは、既に語りの叙法から指摘済みだし。
100吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 16:32:29
どこが明らかな三人称?
俺は翻訳しか読んでないけど、
人称を断言できない特異なスタイルだぞ。
101吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 16:51:25
>>99
一番「狂気」が妥当かな。
102吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 17:19:35
>>100 「キーンは〜した」って語り口は、どう見ても普通の三人称小説だぞ。
>>101 舌足らず。詳しく。
103吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 17:46:07
舌足らずかぁ?
104吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 17:54:24
舌斬り雀。
俺の舌ふぁ、俺の舌ふぁぁあああああ
105吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 17:54:43
>>103
一口に狂気といっても色々あり、狂気を扱った文学作品も色々あり、
そしてそれらの文体もまた色々で、一様でない。
である以上、「ああいう世界」とはどんな世界なのか、具体的に語らねば通じない。 
106吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 18:05:55
メンドイな。これでも読んで
http://www.geocities.jp/roomoftt/elias_memai.htm
107吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 18:13:35
既読なんだから、粗筋なんかは知ってるっての。
読んでそれをどう受け止めたか、でしょ。
そのリンク先と全く同意見ってこと? >>106
108吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 18:21:13
どこがどう面白かったのか、作品の魅力をなるべく具体的に語っておくれ。
てか、面白かったら、普通、詳しく語りたくならないか?
109吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 00:19:55
語り尽くせないような作品をこそ愛す

簡単に語れてしまったら作者はわざわざ小説にする意味が無い

第一、眩暈は愛書狂が主題じゃない
110吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 00:38:13
語り尽くせないだなんて、語りもしない前から簡単に言ってくれるなよ。
簡単に語れなかったら、手間掛けて滔々と語れ。
愛書狂が主題でなかったら何が主題なのか、語れ。
111吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 00:43:23
つーかお前難癖つけたいだけだろ
112吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 00:52:12
小せえな、人間が。下種の勘繰りする前に、愛するものについて存分に語れ。>>111
113吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:04:08
そのお前は「眩暈」を貶してるんだろ
114吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:06:20
貶す者を説き伏せる意気込みで、語れ。いいものならいいと、語れ。>>113
115吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:10:44
やだ。貶すありきの奴にそんな事したってメンドイ
バカの壁でしょ
116吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:13:02
要するに、碌に言葉で語れない奴ばかりなのか?
「すげー」しか口にできない無批判な連中こそ阿呆では。
117吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:19:39
良かったね。これで君のプライドは守られた。オメデトウ
118吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:20:18
で、愛書狂が主題でなければ、『眩暈』の主題は何なのだ? 語れ。
119吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:29:18
お休み
120吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 01:29:50
>>101 >一番「狂気」が妥当かな。

http://www.geocities.jp/roomoftt/elias_memai.htm
「ただ、ここにある人間描写を、ただ狂気という言葉のみで丸め込み、認識したかの風に装うべきではないだろう。」
121吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 10:07:15
すげー
122吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 10:39:40
↑げす。
123吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 16:24:06
>『眩暈』って、愛書狂って主題はいいのに、ダラダラ長く綴った退屈な語り口のため、
>材料を生かしてなかったよ。勿体ない。

愛書狂と言う主題がなぜよいのか?
なぜダラダラ長く綴っていると言えるのか?
語り口のどこが退屈なのか?
これらの理由で材料を生かせてないとなぜ言えるのか?

どうぞ語ってくださいませませ。
124吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 16:48:13
質問の三つまではさておき、四つ目は明らかに愚問だな。
どんな主題であっても、「ダラダラ長く綴った退屈な語り口」だったら
材料が生かせないのは当り前だあ。
煽りにしても、そんなことまで問うてたら本物の馬鹿と見られるぞ。
125吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:30:07
退屈さを狙ってダラダラ綴った文章もあるだろ
退屈に感じたならそのねらいを考えろ
お前こそ本読んでないのバレるぞ
126吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:34:58
質問に答えないのねw
127吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:37:17
それが狙った効果で成功してたら、普通、「退屈」だなんて否定的な語で評価しないよ。
もっと、悠久とか長閑とか倦怠とかアンニュイとか徒然とか……。
(君が評論や批評を読んだことないのがバレたね。>>125
チェホフの「退屈な話」が本当に退屈だったら、読んでらんないって。
128吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:41:56
文盲はROMってろ
129吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:42:53
( ´,_ゝ`)プッ
130吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 17:43:34
文盲=>>125
131吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 18:22:52
「失われた時を求めて」は俺にとって退屈だ。
だが文学的価値は別にある。
この場合退屈とあらわしたのは作品の一側面。
必ずしも作品そのものを否定していない。
これで説明になったか?

んで、質問には答えないの?
132吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 18:51:30
>文学的価値は別にある
それを語れ
133吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 19:00:23
それはおまいが質問に答えてからな。
134吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 19:52:12
結局質問に答えられんのだろ。
それは兎も角、退屈君はコテにしてくれ
135吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 20:09:04
小説を読む本好きにとって、愛書狂が興味ある主題なのは当然では。
質問するほどのことかぁ?
136吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 21:12:44
お前の視野が狭いのはよくわかった
からんで悪かったな
137吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 22:55:28
↑おまえが悪い。終了
138吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 23:43:33
カネッティ『眩暈』については、原克『書物の図像学』(三元社、1993)が
面白く論じてる。
7章「悪夢の焚書、凶器の文献学者か正気のダダイストか……カネッティ」
http://www.sangensha.co.jp/allbooks/index/015.html
でもこれ読んでから『眩暈』を読むと、期待させられた程でないのでガッカリしたり。
小説よりそれを論じた評論の方が面白かったりするのよね。
139吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 01:52:45
  _,,..,,,,_
 ./ ,' 3  `ヽーっ
 l   ⊃ ⌒_つ
  `'ー---‐'''''"  
140吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 22:01:09
帯には狂気の書とあったが
キーンみたいな現実に耐えきれない奴こそ正気なのかもね
141吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 04:36:33
「めまい」なにがすげーのかな。

はじめにでて来るキーンのキャラだけで一冊小説が終わりそうななのに、
そのキャラをいじり倒すキャラがどんどんでて来るあたりかな?
はじめは脇だった門番とか女中とかがどんどんキーン以上に怪物化してくとことか。
最後に、弟だかの医者が登場してキーンを心理学的に解読して現状復帰してしまうあたりがちょっと幻滅だったけど。
(ってあってる? なんせ20年近く前に読んでその後再読してないから)
142吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 12:01:29
そ、愚かな主人公が騙されたりしてるだけ。グロテスク・リアリズムには達してない。
143吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 02:00:27
144吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 09:10:36
弟の解読は全然上手くいってない。
もう一回読みなおそう、すげーから。
145吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 20:03:47
>>127
>君が評論や批評を読んだことないのがバレたね

おまえワイドショーのコメンテーターの発言を、そのまま自慢げに人に話してバカにされるタイプだろ。
146吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 23:38:54
また、説明抜きの「すげー」かいな。
所詮、初読で解読できなかった人だったら、再読したからって見事読み取れる保證は無いでしょ。
それを避けるには、どう読めばいいか、誘導する補助線を引いてやらなあかん。
そんな最低限の説明も出さんで、すげーすげー言うたかて、信用でけんわな。
もしかして、単なる失敗作を無理に深読みしすぎてるんやないか。
147吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 23:48:54
そう言うならまず解読って見方を止めたらどうか?
単純に面白くないの?俺は笑いが止まらなかったよ。
ページをめくる手も。

大体、解釈が読んだ者みんな一緒なんて恐ろしいだろ。
つまらなかったならそれで構わんが
人から説明聞かないと面白くならない話しなんて
それこそ貴方の言う失敗作でしょうから読まずとも誰も咎めない。
ただ可哀想だなって思うだけ。
148吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 23:51:56
>>147
いや。説明聞くと、すごく面白くなる話もあるよ。
そんな説明をするのが、文藝評論の醍醐味、批評の本懐でもある。
批評の価値を認められない人かな。可哀想な。
149吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 23:53:47
>>147 そもそも「解読」って言ってるのは「すげー」とほめてる>>144自身だけど。
150吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:08:35
弟のキーンに対する解読ですよ
君ちゃんと日本語読める?
151吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:11:42
>>150
むろん「弟のキーンに対する解読」だよ。それが?
146の「解読」もまた当然、144を受けて「弟のキーンに対する解読」を言ってる。
日本語読めないの?
152吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:15:43
そうなのか?
141の
>最後に、弟だかの医者が登場してキーンを心理学的に解読して現状復帰してしまうあたりがちょっと幻滅だったけど。

これに答えて
144は
>弟の(キーンに対する心理学的な)解読は全然上手くいってない。

っていうことかと思ったんだが。
実際、弟が安心して帰った後、キーンは発狂してしまうわけなんだが。
153吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:22:56
ああ、そっか。悪い。>>152
でも、やはり君の意見は辻褄が合ってないなあ。
だって弟による兄の心理分析が失敗したから発狂したわけでもないし。
心理分析はうまくいったって、発狂するのは止められっこない。解読と治療とは別よ。
154吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:24:44
『眩暈』は確かにすげー。すげー、つまらん。
なんでこんなつまらんものを面白がれる人が存在するのか、知りたい。
それは、逆に何で俺は面白がる人もある作品を面白がれないのかを知ることに通じる筈。
その説明を、求む。>>147
155吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:26:08
あと、俺は作品だけで勝負するのが作家だと思ってる。
解説、評論まで読んでやっとわかるってのは
一個の作品としてどうなのよって話し。
156吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:26:43
また来たのかよ。
157吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:28:13
155は152です
すいません
158吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:31:46
>>155
「わかる」にも深浅いろいろあるだろ?
読み巧者が難解な作品を見事に読んで見せたその読解は、
表面的に読めるだけの多くの一般読者に評論として示すだけの価値がある。
159吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:37:53
あなたの言う読み巧者も
「これが、この解釈が絶対なんです」
なんて無粋なこた言いませんよ。

っていうか絶対の解釈があるなら作った作家に聞けば良い話しじゃん。
160吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:49:28
レスがなくなってしまった…
161吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 01:26:30
「絶対」なんて誰も言ってないな。>>159
相対的に深く読み込めてれば、浅くしか読めない人には説明できるわけぢゃん?
で、ひとつ説明よろしく。
時には書いた作家本人だって想像もしなかった見事な読解だって、あらぁな。
162吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 01:41:45
>>120
「ここでもまた、それぞれの憶測は一人歩きし、ただ一つの現実
(もしくは、一つですらない存在しない現実)に対して、
それぞれが、それぞれに認識するが故の歯がゆいばかりの不自然な対話がなされる。」

まんま2ちゃんねるじゃんw
163吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 02:02:25
>>161
通りがかりの162だが
>時には書いた作家本人だって想像もしなかった見事な読解だって、あらぁな。

禿同意。作家自身の解釈も(作品が提示された後では)一解釈にすぎない。
164吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 04:05:15
>>162
2chやめるのがよろしいかと
165吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 12:20:55
ならまずは2ちゃんに期待しないで世にでてる評論読めよ
166吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 15:14:15
>>165 既出>>138
167吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 22:15:16
う?
評論これしか無いの?
168141:2005/10/24(月) 07:09:02
>>152
なるほどね。
って、>>144のことですけど。
そうなのか・・・ととぼけた感想しかでない読後約20年後。
じゃあ、キーンにとって何が治癒になりえたんだろう? という疑問も。

でも読み返さないだろうなあ。
「耳の中の炬火」かなんかで書いてたけど、
原案だった多くの奇妙なキャラがズラズラ次々登場するスタイルだったら・・・と想像するけど。
169無名草子:2005/10/28(金) 12:27:08
考慮
170吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 10:06:06
ながれませんように
171吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 12:08:40
あげ
マラケシュの声、そのうち読む。
173名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 05:16:41
試験電波発射中!!
174名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 13:02:27
蝿の苦しみ、素早く手に入るネット通販ない?
アマゾンは一ヵ月待ちなんだわ
175名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 13:04:43
すまん、断ち切られた未来でした
176名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 13:46:48
>>175
「日本の古本屋」サイトで検索してみ、ある。2.3日で届く。
177名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 14:56:14
ありがたい!
探してみる!
178吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 04:06:13
もっと読まれろアゲ
179吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 04:17:37
マリオ・プラーツ
ツィベタン・トドロフ
ブリュックネール
ケネス・バーク
180吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 21:33:13
ほしゅ
181吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 12:08:09
全然人がいないなぁ〜
『断ち切られた未来』アゲ
『啓蒙の弁証法』のアドルノ氏との対談だよ〜
182吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 01:59:23
あげ
183吾輩は名無しである
耳証人てどういうこと?