現代フランス文学で面白い本を教えてください。 パリに移住したのですが、文学については素人。 せっかくだから生きのいい現代フランス文学に挑戦してみたいと 思ってます。それでは情報よろしくね。
彼女に会ったら、よろしくと 2
ロジェ・ラポルト
5 :
吾輩は名無しである :03/07/26 11:13
セルバンテスなんて流行ってるんじゃないか
リュック・ベッソン著 アーサー
>>3 確かに。なかなか返事がないんで、もうって思ってたら、朝の8時の書き込みだった、、、
みんさん、朝は苦手そうですね。
>>4 , 5さん
ありがとうございます。もう少し詳しく教えてくださいませんか?
日本語訳ある?
8 :
吾輩は名無しである :03/07/26 17:12
ルイ・フェルディナン・セリーヌ『虫けらどもをひねりつぶせ』
あぼーん
ロジェ・グルニエ 淡々としてるけどわりとシニカルな感じかな。 たまにニヤリとするような。 つまらん人にはほんとにつまらんと思うけどハマれば面白いかと。 日本語訳は分からないけど日曜日の話が面白かったよ。
グルニエは「ユリシーズの涙」を先日読みました。面白かった。 フラゴナールの婚約者と黒いピエロも読もうと思っています。 ごめんなさい、セリーヌはあまり好きではありません。
ここは文学板パリ支局の「パリ初心者」さんが、最新のフランス文学事情 を伝えてくれるスレになる予定なので重複じゃないです。 だから「パリ初心者」さんはトリップつけてください。
付けてみました。どうかな^^; つい先程、セーヌ左岸にあるネットカフェで 一息ついていたら、隣の席にどこか見覚えのある 女性が座りました。 フランソワ・モレシャンでした。 里帰りだそうです。 では、また。
>>13 そうなれるといいんですけれどもね。今日、パリのFNAC
(紀伊国屋みたいに大きな本屋さん)に行ったんですが、
クンデラの新しい本が平積みされてました。でも、タイトルは、忘れた、、、
日本語訳はもうあったり、、、。
トリップって、どうやって付けるのでしょうか?教えてください。
ごめんなさい、また時差を忘れてました。でも、この時間は電話代が安くていいんです。
>>15 名前欄でパリ初心者の後に「#好きな文字列」です。
例:パリ初心者#goncourt
俺はこれからジョルジュ・ペレックの「人生使用法」を読みます。
またフランソワーズ・サガンに、何があろうと俺の愛は変わらないと
伝えておいてください。
18 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/07/27 18:25
ありがとうございます。つけてみました。どきどきどき。うまくいくかな? 今日も昨日に引き続き天気が悪いです。せっかくの日曜日なんで公園で 本を読むという贅沢をしてみたいと思ってたのですけれど。
あぼーん
20 :
吾輩は名無しである :03/07/27 22:43
初心者さんは原書で読むの? トゥーサンとかはどうでしょうか。 ってゆーか津田沼かよ! 代ゼミと丸善age
22 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/07/28 01:58
>>20 私は専門ではないのでまだ原書でってわけではありませんが、いずれは。
トゥーサンですか、なんだっけ?『浴室』とか書いてる人ですか?面白い?
なお、14は私じゃないです。
どなたか、パリにある和書の古本屋の情報をお持ちの方いらっしゃったら教えてください。
しかし、こういう板にも幼稚な書き込みってあるんですね。ちなみに、アナルでは
なくてアヌスですね、正確には。
昨夜、アパルトマンの大家の娘さんに誘われて、 初めてピガールに行ってきました。 4,5件のお店を飲み歩いて、とても楽しかったんですけど、 帰り道で清原似の破戒僧みたいな男(たぶんアルジェリア系)に 肘を掴まれて暗い所に連れ込まれそうになりました。 フェリシー(大家の娘さん)が大声で助けを呼んでくれて 事無きを得たんですけど、もしあのまま、連れ込まれていたら…… ちなみに、アナルではなくてアヌスですね、正確には。
24 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/07/28 06:53
ピガールに女同士で行っちゃいけません。そんなの常識ですよ。 まあ、ネタだと思いますけれど。 今日はそろそろ寝ます。情報、たくさん頂ければうれしいです。
『パリの尋ね人』って誰だっけ?面白かったよ。
26 :
吾輩は名無しである :03/07/29 19:09
>1 パリと日本の時差はどれくらいですか? 8時間ぐらいかな?
27 :
吾輩は名無しである :03/07/29 19:39
ほかのスレにも書いたけどアンナ・ガヴァルダいいです。 「ピエールとクロエ」はすばらしかった。文庫にして上手く宣伝すれば はやるんじゃないかにゃ。
27さん、情報ありがとうございました。 「ピエールとクロエ」、とっても素敵な表紙ですね. 内容は、私にはちょっと辛いかも。でも、先日読んだ 「停電のあとに」に似てるのかな?それも、淡々としていたけれど 辛かった。 あと、時差は7時間です.気にすることやめました.
29 :
吾輩は名無しである :03/07/30 06:21
そうです.
>28 「泣きたい気分」もいいですよー。こういう軽さによってしか描けない 感情があるんだなって感じ。
ミシェル・ウエルペックとアンヌ・ガレタ。現代フランス文学最強。
雨模様の昼下がりヴォージュ広場を歩いていると、 いきなり子供たちからタワシ大のバケットを 投げ付けられる。 母親らしき女性達も咎めずただ笑っていた。 あれは、一体何だったんだろう? 春分の豆撒きみたいなもの? その晩、友人からフランス語訳の漫画太郎を 借りて読み、溜飲を下げた。
33 :
吾輩は名無しである :03/07/31 18:28
パリ・津田沼さんって パリにいるんですか 津田沼にいるんですか
ロンパリなんだよきっとwww
>34 へえ、そうなんだあ それはそうと 2000年にのーべるとった高行健(Gao Xingjia)って フランス国籍でしたけど、パリではどうなの?
今日は夕方モンパルナス通り沿いにある本屋さんを梯子して来ました. うーん、どの本もまだ難しそうで結局何も買いませんでしたが、 川上弘美さんの本がフランス語に訳されて平積みになっているのを見て ちょっと幸せになりました。
今流行りといったらサルトルだろ
(^^)
今日はボンマルシェ(世界最古のデパートらしいです)の地下に 大きな本屋さんがあるのを発見しました.そのあと、となりの 食材店でいろんなものを物色.幸せ.
俺もパリいきたいなぁなあ
あぼーん
age
あぼーん
サガンっていつ死んだの?
45 :
吾輩は名無しである :03/08/04 00:56
あぼーん
15で書いたクンデラの本ですが、"D'ignorance"です。 ガリマール書店からの本です。日本語に訳されてますか? あんまり書き込みないですね。フランス現代文学って人気ないのかな?
49 :
吾輩は名無しである :03/08/06 02:56
邦訳の数が少ない。 アメリカ文学における柴田元幸のように象徴的な訳者がいない。
50 :
吾輩は名無しである :03/08/06 03:33
/⌒ヽ / ´_ゝ`) すいません、 ここで一句 | / | /| | 通りますよ 「上げたら折れの射程距離」 // | | U .U (折れ=壊れる)
>>49 なるほど。そうなんですか。
あまり原書で読まれる方はここにはいらっしゃっていないのかな?
(でも、邦訳がないものを紹介されても私みたいな門外漢は困りますけれど)
あぼーん
53 :
吾輩は名無しである :03/08/06 05:01
かくいう自分も仏語はできません。 でもクンデラは好きでした(過去形)。 それで以前、フランスに留学した経験のある助教授に 「このひとは現地でどういうポジションなんですか?」と質問したところ、 「ああ、ただの有名人」と一蹴されたことがあります。 平積みにされてるってことは、やっぱりそういうことなのかな?
>>46 俺は翻訳しか読めない口なので最新作は分からないが、
去年頃、脱税で捕まったニュースを聞いた。
いずれにせよ、作家としては行き詰まっているのでは。
1さん、フランスではサガンの本はまだ出ていますか?
あぼーん
56 :
吾輩は名無しである :03/08/07 02:33
>「川上弘美さんの本がフランス語に訳されて」いたそうですね フランスで日本の作家のどんな作品が仏訳されてるのか ちょっと興味あります ミシマはやっぱり人気なんでしょうか
>>54 サガンの本はもちろんありますが、普通に定着しているように見えますよ。
特に持ち上げられていないようです。あまり最近書いてないからかな?
>>55 かなりの日本の作家が仏訳されています。
最近の作家では、吉本ばなな(あ、最近じゃないか)、村上兄弟(ハルキ、リュウ)、
ツジヒトナリ、などなど。昔なら三島、川端、太宰の自殺トリオ、などなど。
安部公房もあったな。
日本では知らない、日本人の作家っていますね。名前は覚えていないけれど、忘れな草とか
いうタイトルの本を書いてた。
あぼーん
59 :
吾輩は名無しである :03/08/07 11:09
>57 フランスに日本文学を紹介・翻訳している日本人の方っています?
いま、フランスはバカンスシーズン真っ只中です。 私も明日から南仏へ行ってきます。 それでは
いってらっしゃーい。 穴埋めにパリ・津田沼が来る予感。
はぢめまして。 パリ・松戸です。 今日サン・ジェルマン通りを散歩していたら 路肩に停まったベンツの運転手が男に怒鳴られていました。 車をバックさせるとき、うしろのルノーと接触したみたいです。 助手席のアフリカ系の女も必死であやまってました。 よく見たらベンツの男女はジャン・アレジとゴクミでした。 アレジは縦列駐車が苦手みたいです。 ぢゃあまた。
今はフランス国内でも、長編小説の売り上げが大変に悪いそうですね。 トューサンのような軽いタイプの作家しか受けない。 つまらないんだな。
64 :
吾輩は名無しである :03/08/12 02:26
クンデラの新しい本って『無知』じゃない? 日本では数年前に翻訳がでてたんだけどなあ??
あぼーん
旅の初日にホテルのプールサイドで海運王と意気投合し
部屋で手料理を振る舞われる。その彼が自ら作ってくれた
クスクス料理に当って、病院のベットの上で
モンドリうっている内にバカンスは終わってしまった。
パリに帰ってからは、何故かエッフェル塔の蝋人形館に
日参している。ナポレオンやマリーアントワネット、
O・J・シンプソン等の人形に混じってミルコ・クロコップ
と通訳のダバディーの蝋人形を見つけた。
……何やってんだろう、あたし。
>>33 あたしの私生活に干渉しないで!
……ごめん、ごめんなさい……やっぱり猫が好き。
ヨーロッパは熱波ですごいらしいね。
68 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/15 02:04
先ほど戻ってまいりました。毎日が快晴で素晴らしい休暇でした。
南仏に光を求めて行った画家たちの気持ちがわかるような気がしました。
>>62 うーん、パリでは前後の車にぶつけながら縦列駐車をするのはごく普通の
光景なので、ちょっとリアリティーがないですね。ちなみに、私も松戸市
出身ですよ。
>>64 私もちらっとそう思ってイノセンスの見間違いかな?って思ったのだけれど、
確かイグノランスだったので、違う本かなって思いました。中は見ていないし、
「無知」って読んでないので、どうだかわかりません。
>>67 40度超えてます。私のアパルトマン同様、どの施設にも殆ど冷房がないので、
ひどいことになってます。特に、地下鉄やRERのなかは地獄です。サウナです。
熱波で、亡くなる方もでてきました。
あぼーん
70 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/15 15:41
熱波による間接的な死者の数はフランスでは3000人にのぼるそうです。ひどい。
最近トゥルニエの魔王読んだよ
>70 阪神大震災並みだな・・・・
パリ初心者は熱波ダイジョウブ?
パリ初心者さん 帰国したほうがいいんじゃない? 日本は冷夏です。 >71 どうでした?
75 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/16 06:19
昨日、今日はとても過ごしやすく、半袖では少し肌寒いくらいです。 ご心配くださり、ありがとうございました。プラタナスの樹は もう落葉しはじめてます。 ところで、トゥルニエって、現代の作家なのですか?魔王は(確か上巻を) 買ったものの、まだ読んでません。面白かったですか?
あぼーん
魔王おもしろいよ〜 現代の作家じゃないんすか?まだ生きてるし・・・
78 :
吾輩は名無しである :03/08/17 00:44
>77 ミシェル・トゥルニエは「フライデー」と短篇を少し読んだけど 今ひとつピンとくるものがなかった。 でも「魔王」は玄人筋から評価されていたので、気になってた。
79 :
吾輩は名無しである :03/08/18 01:01
魔王?訳者がバーカーだからダメだよ 植田ナントカっていう二流の学者 Sade訳してみたけど てんでダメ 呑んだことあるけど現代文学に関してはトーシロー
>>68 >先ほど戻ってまいりました。毎日が快晴で素晴らしい休暇でした。
>南仏に光を求めて行った画家たちの気持ちがわかるような気がしました。
ひどく嘘っぽい。
ものすご〜〜〜〜〜〜〜い熱波だと言ってたぞ、電話で喋った相手は、在仏の。
アンタが書いてる熱波のニュースは、日本でも言ってるそのまんまだし…。
あーあ言っちゃった・・・そもそもIPがね・・・
82 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/18 04:06
>>80 本当のことを書いて疑われるのはとても残念です。別に信じてもらおうとは
思いませんが、先週のニースはパリよりもはるかに涼しく、過ごしやすかったです。
今のパリの気温は平年並みに戻ったとテレビで言っていました。
実際、今日も半袖ではちょっと寒いくらいです。
私はまだフランス語がよくわからないので、確実な情報はCNNか日本語の
WEBページになってしまいます。それでも、先日のテレビではGENTILLYと
いうパリ郊外の墓地で墓堀りが大変だと愚痴っているインタビューや、
死体安置所が満杯で困っているというニュースはわかりました。
今日は久しぶりにルーブルに行きましたが、地下のショッピングモールに
新しい店(子供用の玩具や趣味関係の店)がオープンしていました。
信じてくれなくてもかまいませんが。
また、IPが云々というのはよくわかりませんが、もし私のIPがわかったら
それはフランスのものだということがわかるはずです。
パ リ 初 心 者 必 死 だ な
>1 最近厨房アラシが多いのでスルーしたほうが無駄な労力を使わないですむ (アラシは林彪か?)
85 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/18 15:48
>85 いーんだよ、必死こいて言い訳に来なくても、ミエミエなんだからw
87 :
吾輩は名無しである :03/08/18 16:00
>85 バカな構ってちゃんは、 パリの片隅の暗〜い部屋で膝を抱えてひきこもってなさい。 東京…でさえなさそうな、地方都市の片隅の・・・パリの・・・
何処でもドアでつな、幻想世界…w
89 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/18 16:20
そういう風にしか思えないのは、なんだか愚かですね。羨んでるのかな? まあ、ここでは結局有益な情報は殆ど得られませんでしたので、 わざわざ不愉快な思いをするためにこんなところに来る必要はないと分かりました。 今日は朝から雨ですが、ようやくあがってきたので遊びに行ってきます。 それでは
>>1 亡くなったけれど、現代作家でクロソウスキー、ミシェル・レリス、
バタイユ、モーリス・ブランショが挙げられていないではないか。
クロソウスキーは難解だが、バタイユなら日本語で大丈夫だろう。
読んでみ。面白いから。
羨む? 何を? 有益な情報は得られなかった? 俺らもね。
92 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/08/18 17:42
また雨が降ってきましたので、まだ家にいます。今日は、寒い。 バタイユは眼球タン(字がでません)、マダムエドワルダ、 ランスの大聖堂くらいは読みました。ラスコーの壁画は持ってきていますが、 まだ読んでないです。(小説ではありませんけれどね)ブランショも何か読んだ。 何でしたっけ、「望みのときに」?とかそんなタイトルだったか。 クロソウスキーはあまり好きではなかった。何がお勧め? レリスは読んでません。ありがとう。
>>92 「眼球たん」は字の変換ができませんね〜。
『聖なる神』や『C神父』もいいですよ。
ブランショは『望みのときに』ですね。
クロソウスキーは『ロベルトは今夜』、『バフォメット』がよろしいかと。
あ、忘れてた、小説より評論の方が手に入りやすいんだった。
レリスは『闘牛檻』がいいです。
94 :
吾輩は名無しである :03/08/19 10:08
こういうのは渋澤厨に聞くのがいいだろw
別にいいじゃん、ネタだろうがなんだろうが ちゃんと文学の話してるんだし ガンガレパリ初心者 ◆c0BMU72ZYw たん ついでにパリ津田沼もパリ松戸もガンガレ
日記的なパリ便りよりも、
単にそっちの本屋でどんな本が平台に出てるかとか、
テレビの書評番組ネタとかをご報告いただけると
ほんとに好々とおもう
>>1 さん、4649
みなさん Makine をお忘れですよん。
或る夜、ボン・ヌフ橋を歩いていたら日本人に道を尋ねられました。 「オペラ通りならあっちですよ」 私は欄干に凭れ、連想に導かれるままこの橋に纏わる記憶―― ダルタニャンが抜き身の剣、ブロト老が肩に担われた操り人形 などに想いを馳せふと見れば、セーヌの川面に揺れる灯影。 (不案内なパリの街を真夜中に歩くなんて、さっきの日本人は パリ初心者だろうな・・・・・・あっ!) そうです。 パリ初心者さんは本当にパリに居ます! 歴史を刻んだボン・ヌフも、その名の如く初めは 石工の切り跡生々しい新橋でした。 パリ初心者さんも時と共にその真価を発揮してくれます。 それまであまり過剰な期待で負担をかけぬよう、 マターリ進行でよろしくおながいします。
それを言うならポン・ヌフだろ?ポン=Pont=橋
99 :
吾輩は名無しである :03/08/20 20:36
ネタならネタでもっと面白いこと書いてくれや。
眼球譚 譚 譚 譚 譚 譚 ↑ 使え
好意的な方もいらっしゃるようですので、ずうずうしくも書き込みさせていただきます。 そうですね、どんな本がパリで平積みされているかを少しずつ書いてもいいですね。 昨日目に付いたのはPennacの Le Dictateur et le hamac です。あまり、文学として 認めたくはないかも知れませんが、一応ガリマールから出てました。売れているみたいです。 そうそう、先日フランス人の友人に教えてもらったのですが、 クロソフスキーって、バルテュスのお兄さんなんですってね。 なんだか急に興味を持つようになりました。バルテュスは先日 ポンピドゥーの絵を見たばっかりです。
ぺナック?
フランスの写真うpして〜 留学してたことあるから懐かしいだろうな〜。
何度も書き込みすみません。気になったのでもう一度本屋で平積みになっている クンデラのD'IGNORANCEを見てみました。最初の出版は2000年ですが、 フランス語版がガリマールからでたのが2003年ということのようです。 今日はCite Universite近辺を散歩しようと思って行ったのですが、警官がいて 中に入れません。何かと思ったら(多分)今週末からの世界陸上の選手村のような ものになっているようで、許可証を持っている人でないと入れないようです。 ル・コルビジェの建てた建物がいくつかあるのを見たかったのですが。
世界陸上あげ。室伏ガンガレ
パリ・津田沼、どうしてる?
コテハン名乗ってひとつのスレに定期的に書き込みを続けるのなら もう少し知識を増やすか、煽りをさばく技術と器量を身につけてからでも遅くないと思うが。 文学についての基本的な情報ならここで集めずとも周囲にあふれてるはず。
>>108 なので、パリ初心者さんはフランスの「セカイ系」文学を探すこと。
いえ、フランスライトノベル事情の報告でいいです。
ええ、そうなんです。 パリ初心者の書き込む情報はネットで入手できる類のものなんです。 私は仕事で年に二回パリに行きますが、 その際には必ずマレ区に足を運びます。 ヴォージュ広場の近くでオルガンを弾きながら唄う、 髪の赤いドミニクは、警察に捕まらずに唄っているだろうか。 オスピタリエース=サン・ジェルベ通り6-10には今も花束が供えられているだろうか。 パン屋のル・ゲイ・ショックの、あそこの形をしたパンはまだあるだろうか。 ロジエ通りのレズビアンバーにいたユダヤ人のカップルは、 まだ付き合っているのだろうか。 そして、小説家(だった)アンヌ・ガレタはタンプル通りのダンスホールにいるだろうか。 私は彼に、最も美しいフランス語を教えてもらいました。 11月に、また行きます。
>110 スレ違いな話はいいから、サガンの再来と言われているアンナ・ カヴァルダは書店でどういう扱いをされているのか、外国の 作家で誰かがブームになっていないか、過去の作家で再評価 されている人がいないかなどの文学情報キボン。
ああそうでしたねごめんなさい。 11月に行ったら見てみます。 それと知人にいろいろ聞いてこようと思っています。
>>110 なんかむかつく書き込みだな。
パリ初心者さんのほうが素朴で好きだ。
しかし、なんで信じてやらんかね、、、?
別に信じる信じないじゃなくて・・・ レスというのはどれほど他者を楽しませることができるかが勝負。 その点では、 初心者氏も110氏もいまいち…いや、いまじゅうくらいだ
>外国の 作家で誰かがブームになっていないか、 >過去の作家で再評価 されている人がいないかなどの文学情報キボン こういうことをパリ初心者が提示してくれたらおもしろいんだけどな。
どうでもいいけど
>>110 の文章は美しいと思う。それだけ。
私は文学については素人ですし、作家の知り合いもいないし、 レズビアンバーも怖くて行けません。 なので、皆さんが欲しいような情報を提供できるかはわかりませんし、 文学的な表現もできません。あまり過大な期待はしないでください。 もしかしたら本当に私の書くことは全部ネットで入手できるのかも しれません。うーん、私にとっては知らないことばかりでしたけれどね。 たとえば、一昨日のCite Universiteへの散歩は、じつはそこから歩いて ちょっとの場所にすべての道が花の名前である小さな集落というか、 一軒家が集まった場所があって、それを見るのが目的でした。 また、別の場所には画家のブラックが住んでいた家やヘンリー・ミラーの 住んでいた家などもあります。これらはみんなこちらで教えてもらったものです。 簡単にネットで入手できるのですか?だとしたらそのサイトを読みたいです。 そういえば、先日知りましたがポワラーヌの店主が飛行機事故で亡くなったそうです。 品質に影響がなければいいのですが。(このスレには関係ないことですけれど)
>>110 は嫌味なのを承知でやった確信犯だろ、たぶん。
もちろん非難されて然るべきべきだと思ってるだろうし。
初心者は謙虚を装ってるけど、傲慢な態度が見え隠れしている。
そういう部分をちらつかせるのは正直どうかと思うね。
121 :
我輩は名無しである :03/08/25 13:04
ゴドー氏を待ちながら
傲慢ですか?どこらへんが傲慢に思えるのかな?もしかしたら、 文学は私の専門ではないから、どうでもいいやっていう態度が そう思われちゃうのかな? さて、世界陸上。まったく面白くないです。ずっとテレビに齧り付いていたのに 室伏は後姿だけだったし、昨日まともに見れた日本人選手は朝原の10秒だけ。 カメラはトラックとフィールドを行ったり来たりで、何やってるのか落ち着いて 見られない。インタビュアーのアナウンサが耳障りな英語とフランス語でがなり立てる。 酷いです。これは自分で見に行ったほうが良さそうです。今週末のマラソンに 行こうかな。ニュースダイジェストにコースのチラシが入っていたから。 以上、寂しい独り言でした。
興味なし
(゚听)イラネ
コテハン名乗ってひとつのスレに定期的に書き込みを続けるのなら もう少し知識を増やすか、煽りをさばく技術と器量を身につけてからでも遅くないと思うが。
みんなもうちょっと優しくしてあげようよ。悪い人じゃなさそうだよ。
127 :
吾輩は名無しである :03/08/27 16:26
>もしかしたら本当に私の書くことは全部ネットで入手できるのかも >しれません。うーん、私にとっては知らないことばかりでしたけれどね。 >これらはみんなこちらで教えてもらったものです。 >簡単にネットで入手できるのですか?だとしたらそのサイトを読みたいです。 これでもか? 叩けば埃がでてくるぜ、きっと。
次のレスが今後の展開を左右することになるかも。
今日は近くのL'Arbre a Lettresという本屋さんに行ってカタログ貰って来ました! 特集をしている本を挙げますね。 Regis Jauffret "univers, univers" Antoine Choplin "Radeau" Thierry Hesse "Le cimetiere Americain" Y.B. "Allah superstar" Catherine Lepront "Des gens du monde" などなど。私にはぜーんぜん分かんないけれど。 本屋に河野多恵子さんのUne voix soudaineがありましたが、これって 「不意の声」ですよね?
>>131 Une voix soudaineはスイユ社(Le Seuil)?
CONTE CRUEL D'UN CHASSEUR DEVENU PROIE
と
LA CHASSE A L'ENFANT
はなかった?
>>132 そうです。Seuilです。8月22日に発売されました。
ほかの2冊は見当たりませんでしたが、確かにSeuilから出てますね。
今日はSeuil社のパンフ9月号を貰って来ました。しかし、河野さんは
好きな小説家なので、ちょっと嬉しいです。渋いよ。
パリは今何時ですか? 天気はどう?
即レスしたのに、返事もくれない。 後で見てませんでした〜、なんて書くんだろうな、しらじらしい
妬みまじりの妄想はどうかと思う。 選り好みが激しいのは事実だけど。
え、選り好み・・w
は、激しい・・・、じ、事実・・・・w
はいはい、困った人ですね。 いま、パリは9時半ですよ。 今日は朝はよく晴れていましたが、昼前から曇ってきて、 日中はパラパラと雨もちらつきました。温度はここ数日 のなかではちょっと高めでしたよ。
もうちょっと情報を流しましょうか? Litterature etrangereとして、紹介されているものを挙げますね。 上で書いた本屋さんのカタログです。 Jeffery Eugenides "Middlesex" Colum McCann "Danseur" Ian McEwan "Expiation"
なんか偉そうですね☆
モーリヤックの「子羊」
エッセー式でパリの文学事情書いてもらいたい>パリ初心者
ペレックの本が出たね。
叩いたら埃も出たね。
埃って情報のことかい!じゃあ、もっと叩こうか?
な〜んもありまっしえん。 逝って下さい。
バルテユスとクロウスキー、今ごろ知るとは、、、。 君はおいくつですか? 良い子は絵本でも読んでもらって寝ましょうね。 南無。
ことあるごとに門外漢であることを主張してるけど、 それならもう少し謙虚になってもいいのでは? 文体ではなく、姿勢の話ね。 そんな態度を取り続けてたら、 非難するひとはもとより、支援するひとからの信頼もなくなるよ。
私がパリにいるのではなく、単なる妄想によって書き込みを続けているという 「非難」にたいし、ちゃんと返事をしてきたつもりですが、それでも 執拗にその種の疑義を蒸し返す人がいます。そういう人たちに対しての 苛立ちを素直に表明する事が、傲慢であるとか、謙虚でないとかいうのは 私にはわかりませんし、納得いきません。 私は確かに門外漢ですが、文学は好きですし、もっと面白い本を読みたいと 思っています。それだけのことです。それが叩く理由であれば、残念です。 先ほど、SUETSUGU選手の200メートル3位を生で見ました。 走る前から注目されていて、驚きです。多分、黒人の中で一人アジア人であることと フランス人がいなかったために注目されたのだと思います。番組の最後で SUETSUGU選手の特集がありましたが、その際彼が走る時の映像を、 日本のアナウンサーによる実況を流していました。ちょっと感慨深いものがありました。
>日本のアナウンサーによる実況を
>>148 歳は関係ないだろ。それに、(真偽の程はさておき)多少スキャンダルめいた話も
絡むことだからそんなに女の子は知らないんじゃないの?
それほど常識ってほどのことでもなし。
知らなかったからってそんな態度をとると、君、嫌われちまうよ?
つーか、モテないだろ、お前。
153 :
吾輩は名無しである :03/08/30 11:18
>私は確かに門外漢ですが、文学は好きですし、もっと面白い本を読みたいと >思っています。それだけのことです。それが叩く理由であれば、残念です。 こっちが残念なんだよ!
>「非難」にたいし、ちゃんと返事をしてきたつもり >苛立ちを素直に表明する事が、傲慢であるとか、謙虚でないとかいうのは >私にはわかりませんし、納得いきません 叩かれるのはそのひとに隙があるから。 コテハン名乗ってひとつのスレに定期的に書きこみするなら、 もう少しフランス文学についての知識を増やすか、 煽りを「さばく器量と技術」を身につけてからでも遅くはないと思うが。
過去ログ読むに2ちゃんの初心者でもある可能性も高いみたいだけど、 もしそうなら悪いことは言わない。お決まりの文句だけど、半年ROMったほうがいいよ。
>>153 どこらへんが残念か、書いたほうがいいんじゃない?分かってないかもよ。
>>154 どこらへんがどう隙なのか、説明してあげようよ。でも、文学については
素人だって自分でいってるし、2ちゃnの初心者ってのも明らかなので、
あんたの書いてることは単に「お前、目障りだからくるな」ってことだね。
あんた、どの面さげて、偉そうなこと言うんかい。155サンもさ。
手始めに、あんたはどうやって「さばかれ」たいの?言ってごらんよ。
そんなに叩かなくていいじゃないか、とっくにIP…(後略 必死でスレ立ててるんだろうし
2ちゃん初心者はトリップつけねーよ。カキコ前科は必ずあるだろうw でも嫌いじゃないよ、がんばれ>パリ初心者
>>159 ちゃんと読めよ、トリップの付け方教えてもらってるって。
超ド素人也。
まじで?なんだかなぁw
最初から目を通したが、1が何故こんなに叩かれてるのかまったく分からない
確かに
>>1 河野多恵子が仏訳されてるのに
金井美恵子は訳されてないようだね。
それとも過去に仏訳されたのだろうか?
イアン・マキューアンは仏でも読まれてるの?
1が傲慢とは思えないないのだが 叩いてる人はパリ在住が羨ましいのかな パリの書店や古書店の情報などレポしてもらえば 我々にとっても有益であると思うのだが…
煽る厨の感情、妬み・恨み・辛み・嫉み
IP IP IP IP IP IP IP IP IP IP IP IP IP
津田沼さんはどうしてますか?
今日は世界陸上の女子マラソンを応援してきました。 ルーブル近くの5キロ地点、コンコルド近辺の15キロ付近、 さらにセーヌを渡って国会の前の約25キロ付近、と3回見ることが出来ました。 多分、テレビに映ったと思います。実際に国際的に活躍する方々を直にみれて 感激です。 それでは、パリ初心者の非文学日記でした。
上司の頼みを断りきれずテレビ出演する事に……。 チャンネル2のベルナール・ピヴォの新番組と聞いて いたけど、それらしき人物は何処にも見当たらない。 鰻の寝床のような控え室でひたすら待っていると、 国士館大に留学経験があるというADがピンマイクをいじる 振りをしてセクハラを連発。「妹に似ていたから…」と意味不明の 言い訳を薄笑いでする。舐められているんだろうか? 2時間が経過した頃、いきなりスタジオの方からカピバラを絞め殺し た様な異様な叫び声が響いて来て、恐ろしくなり黙って家に帰った。 後日、上司から聞いた話によると、あたしの出演部分は、 みやすのんき調のCGとサティーのBGMで穴埋めされていたそうだ。
俺は断然、津田沼のファンだ。あんた、いいよ。もっと書いてくれ。
ふーん。
例えば以前は煽りを受けて
>>102 のようにレスをしていたけれど、
ここ最近は「初心者」という弱さを武器にしているというか、
当初のような謙虚さがなくなっているように感じる。
これまでにも文学について語ってくれという要望が何度か出てるのに、
「非文学的日記」を書き込むという姿勢にあらわているんじゃないだろうか。
確かに有益な情報を提供してもらえばためにはなるだろう。
でも甘やかすのはどうかと思うんだけどな。
ちょっとみんな間違ってないか? そもそも、1が無謀かつ厚顔無恥な「教えて君」なのであって、 文学に造詣の深い我々としては、何も知らないでノホホンとパリの生活を 無為に過ごす初心者君に有益な情報を知らしめ、彼女の浅薄なる 日常に深みを与えてやるのがまあ、文学板の懐の広さってもんでは? 「非文学日記」とか書くところをみると、そうとう舐められている。
つーかスレタイどうなってんだよ1よ
「無人島」ってどうよ?
「シネマ」はいつまで待たせるのよ?
ついでに「感覚の論理学」もよろしく。
いや、マジで「シネマ」、なんとかならんか?誰だっけ?宇野? ひどいよ。誰かほかの奴、訳しちゃえよ。
デリダ訳せよ早く! 他の奴でも誰でもいいからさ。
『シネマ1』は宇波彰・四方田犬彦訳、 『シネマ2』は宇野邦一訳で、どちらも法政大学出版から刊行予定と 『哲学とは何か』の末尾に記されてるけど。
「哲学とは何か」って随分古いよね。もう、詐欺のレベルだな。 いつまで待たせるんだか。小出しに雑誌とかに出して購買意欲を いたずらに引き上げようとしているだけではないのか?まったく くだらない奴等だ。俺は結局、英語版を買ったよ。
なんか寒くて嫌になっちゃいます。ここ、飽きちゃって、ちょっと来ない間に いろいろ書かれましたねー。まあいいや。もう勝手にして。あはは、今日は 美味しい料理とワインをたくさん飲んだので、もう眠いです。おやすみなさい。 じゃあね。フランス現代文学万歳。
(箴言) 「美味しいもの食べて幸せな時、人はけっして他者の悪口など言わない」 こりゃ↓ 何??? 515 名前:パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :03/09/04 05:15 そうですか? 松浦さんの授業はスリリングでとても素敵でしたけれど。 それより、小林康夫の俗物さには辟易しました。 その自己陶酔ぶりに吐き気がしてしまいました。
ボロが出たわけだが。
だってIPが!!!!!!(失笑+憐笑+蔑笑×北回り空路の距離
>>184 ごめんね。つい本音を言ってしまった。だって、ヤス、大嫌いなんだもん。
たんなるスケベジジイです。そんなの、このスレに来る博学なみなさんなら
ご存知と思うけれどさ。
松浦さんのスレがあったので、しかも彼が批判されていたので、
ちょっと擁護してみたくなったのです。
美香臭い。
東大生、東大院生、東大OBってケッコウ頭悪いんだね。 いや頭はいいんだろうが、性格が歪んでるんだね。 「大嫌いなんだもん」「スケベジジイです」か‥‥。 書かれた作品だけを問題にすべきなのに。はぁ‥‥。 ここまでの1には何か伏線があるのだろうか? それとも何かを釣ってやろうという戦略なのか? もし、そうなら東大関係者以外、ヒマ人以外は このスレから去ったほうがいいだろうな。 (ixion聞いてるか?) >186、188 悪いがきみの言葉は誰も見ていない。 ほかの板に行ったほうが身になるよ。
190 :
吾輩は名無しである :03/09/04 19:55
松浦寿輝と堀江敏幸が芥川賞を取ったことによって、 一時に比べると停滞気味だった日本におけるフランス文学の受容が促進されるかと思ってたんだけど、 どうしてなかなか、そういう訳にはいかなかったみたいで。
堀江さんには期待してるよ。でも、某柴T氏のように乱訳しないことを祈る。 まあ、フランス文学はあんな雑な仕事はできないだろうが。
モディアノ『八月の日曜日』だれか読んだ?
ほんにクサいのがいるもんだ、ツラが見たいw>1
>>193 をまえが一番クサイのでは(w
コテハンに対するなら自分もステハンでも付けたら?
名無しを捨てる度胸があるんならね(w
さて、1ぬきで語り合いましょう、現代フランス文学を。 みんな、どんな作家を読んでる?
ウェルペック。 文学板にスレたったけど、盛りあがらなかったよぅ。
>>196 知らない作家だなぁ。どんなの書いているのですか?
宣伝してみて。
ありがと。「素粒子」の人か。知ってました。ごめん。 面白そうだとは思っていましたが、読んで良かった?
ほかは?
アラン・ド・ボン『恋愛をめぐる24の断章』。 これ、書店のフランス文学の棚で見かけたけど、そうだっったっけ? ロラン・バルトが好きなので楽しめた。
恋愛のディスクールは唯一無比!!!
パトリック・モディアノ(1945-)もう重鎮? クレール・デデヤン(1959-)『ブリュー』が代表作かな。 アンナ・ガヴァルダ(1970-)淡々とした日常を綴る佳品が多い。 アンヌ=ソフィ・ブラスム(1984-)17歳デビュー。描写の巧さと内容の衝撃さで「第二のサガン」と呼ばれる。 こうして見ると、文壇事情は日本もフランスも変わらないな。 しかし1は、ブラスムくらい紹介してほしかったな。 フランスで大ベストセラーになったんだからwww
以前どこかで、 フランスでも断章形式が浸透しつつある って記述を見かけたけど、 そのへんはどうよ?
「書かれた作品だけを問題にすべきなのに」という言葉には同意できません。 随分と青臭いことを言いますね。あれだけメディアに出て、東大駒場ブランドのような ものを打ち出しておきながら、書かれた作品云々はないでしょう。まあ、殆どの 人たちは直接彼らの言葉に触れることはないでしょうから、そういうことに なるのでしょうが、多くの東大文系の学生たちは興味さえあれば彼らの授業にも 出られますし、彼らと話すことができます。彼らがどれほど深く物事を考えているか、 すぐにわかります。ところで、ヤスの本は読まれていますか?読めば彼が ミーハーで単なるロマンチストオヤジだと思いませんか?ま、そんな簡単に 片付けてしまうと皆さん怒るのでしょうけれど。 ちなみに、話は変わりますが、BrasmeのRespireですか? はあ、本屋で平積みになってませんよ?そんなに評価されているの? 日本の綿矢りさ(だっけ?)とかと同じようなものじゃないの? 最近、フランスの文化も日本同様低年齢化が進んで、幼稚なアイドルや作家が もてはやされるようになってしまったようで、残念です。 今日はBHVの1階(日本の2階)の書籍コーナーで、なんかの著者インタビューを 生でやってましたが、誰も聞いていないし知らない作家だったので素通りしてきました。
さて、1ぬきで語り合いましょう、現代フランス文学を。
oui
>>192 『八月の日曜日』、全然チェックしてなかった。
堀江敏幸が訳してるんですな。
どんな日本語の文体に変換されてるのか気になる。
今度書店に行ったら手に取ってみるよ。
200mの末續のフォームってどうだった?
>>207 なんか面倒をかけてしまってすまない。あなたは平和主義者だね。
最初は1にふりかかる火の粉を追い払えればと思っていたが
逆に油を注いでしまうレス(189)になってしまった。申し訳ない。
つまらないやつがくだらないレスをしても何とも思わないが
自分より遥かに優秀だと思われる1が
つまらないレスをしているのを見てつい残念で腹が立ってしまった。
最初はなぜ1が煽られるのかわからなかったが
多少なりとも1にも原因というか隙があることがわかった。
もうここでレスはしないので勝手だけど宜しく。
『八月の日曜日』、やっぱり比較的平易な文体でした。 堀江訳なんで、もしかしたら古い言葉回しが使われてるかもと思ったんだけど。
パリに手玉にとられた日本人がここにもひとり。
なんだかな、な展開。やっぱ、あれか? 立派な日本人としてはみんなで寄ってたかって苛めるか無視するか? なかなかカッコいいじゃん。
215 :
吾輩は名無しである :03/09/08 18:27
僕の質問はどこの板に載せたら良いかわからないので、 とりあえずこの板に書かせていただきます・・・m(_ _)m 僕は、今高校3年で文学部の仏文科をめざしているのですが、 志望理由が「世界史の教師になりたいから」では、 おかしいですか?
>>211 >自分より遥かに優秀だと思われる1が
なんでそう思うのか、くわしく述べよ、ぜひ聞きたい。
ちなみにIP見えてるからそのつもりで。
白水社海外小説復刊2003(9月下旬発売)スゴイね。 クロード・シモン2冊 サミュエル・ベケット1冊 ナタリー・サロート1冊 ほか
愉快なところですね。 人の言葉を素直に信じられない人、自分で立てたスレッドを自分のものと 思ってスレチガイなことを書き続ける人、東大という言葉に過剰に反応して自分の 醜さを露呈してしまう人、IP云々と今更ながらつまらないギャグに固執する人、 羨望から苛めに走ってしまう人、などなど。 パリ・津田沼さんが一番大人だと思うのは私だけでしょうか?
なにしろ全部見えてますから(w
>>218 イタいんですよw
それより現代フランス文学を語ったらどうです? スレ主旨通りに
はいはい、分かったから。>220 ところで、初心者さんが、いろいろ書いてくれたけれど、誰か知ってる作家はいた? おれ、正直言って誰も知らなんだ、、、。
キモっ
自称「初心者」以下の門外漢が偉そうな口をきくスレはここですか?
>>219 うん。パリ津田沼と一部の名無し、それといるかもしれないROM以外は
人の言葉を素直に信じられない人も、
自分で立てたスレッドを自分のものと思ってスレチガイなことを書き続ける人も、
東大という言葉に過剰に反応して自分の醜さを露呈してしまう人も、
IP云々と今更ながらつまらないギャグに固執する人も、
羨望から苛めに走ってしまう人も、
さらには219も、かくいう225もみんな愉快な仲間さ!
うん、確かにそうだね。お前も同類だけどな。
同じ馬鹿同士、仲良く罵りあおうぜ!
みんな愉快な仲間さ☆
病める魂たちよ静まりたまえ
わたしはみんなを愛している
>>207 別の場所で話そう
233 :
吾輩は名無しである :03/09/12 08:12
てゆっか、 パリ在住の日本人って何人いると思ってるんだ 全然、ぜーーーんぜん珍しくねえって 普通に庶民だってば かくいうオレも在パ
234 :
吾輩は名無しである :03/09/12 17:29
235 :
吾輩は名無しである :03/09/12 21:51
あら、ご近所さんですね。 お会いしませんこと? わたくしってば、寂しくってこんなところに 来るような女ですがそれでもよろしければ。
237 :
吾輩は名無しである :03/09/13 07:02
>>236 てゆっか、
会います、どこへいけばいいんですか
オレはサンミシェルとかの辺が近いですが。
>>237 てゆっか、パリ初心者さんはおれに言ってるんだろ
おまえは関係ねーよ。
>>236 ええと、ぼくはパリならどこでもいいですけど、
趣味からいうと11区の感じです。
時間と場所きめてください
っていうか、よくみろよ。 オレ、「バリ」初心者よ。
240 :
吾輩は名無しである :03/09/13 15:44
シリル・コラールけっこう好きなんですけど、この人どんな位置づけ?
tar babyもテキストサイトスレのIPを抜いていたという文学板で、 みんな何してるんですか????
>>241 tarは抜いていたのではなく、抜かれていたというのが真相
>>239 じゃあやっぱりご近所よ
オレ在パキスタンだもん
>>243 へ? あいつ自分で言ってたよ。2chじゃないところで。
否定するなんてもしかして本人?
俺IP抜けないからわかんないやw
>>245 マダム叩きがひどいから脅かしてやっただけ
>>246 下品かつ愚劣だな。
で実際は脅かしただけじゃなく実際にやったんだろ。
まあ電波主婦好きってことがそもそも(ry
>>247 テキストサイトスレでマダム叩いてた人かな?
違う。tarのヘタレを糾弾していた人だ。
250 :
吾輩は名無しである :03/09/14 16:38
パトリック・モディアノ(モディアーノとも)は面白いですよ。PATRICK MODIANO DU PLUS LOIN DE L'OUBLI なんかいいですね。読むより感じる文学です。 上の作品の日本語版はおそらくありませんが、「パロル舎」という出版社がいくつか休んでいますよ。 でも、ルーヴルいいですね。実は僕は欧州に行ったことがないんです。ルーヴルのDVDとかCD−ROMとか見ているけど、やっぱ本場じゃないと。
251 :
吾輩は名無しである :03/09/14 16:43
250の「休んでいる」は「訳している」でした。
さて、1とtar baby抜きで語りましょう、フランス現代文学を。
お久しぶりです。言ってるはなから登場してしまい、済みませんねえ。
>>252 昨日はかねてから念願だったシャルトルに行って来ました。素晴らしかったです。
ゴシック建築というものの中世の人々における意味を考えながら、
美しいステンドグラス、聳え立つ塔、怪物などの彫刻を眺めてきました。
残念なのは、ちょうど東正面の3枚のステンドグラスが修理中だっだことと
マリアの身に付けたといわれるヴェイルが展示されていなかったこと。
当時の人たちにとっては、そのヴェイルの存在が非常に大きかったので、
とても残念でした。あまり文学に関係ないと思われるかもしれませんが、
フランスの文学を理解する上で、大聖堂とそれにまつわる人々の営為を
把握することは不可欠ですので、理解のある方は否定はされないことと思います。
ちなみに、大聖堂にいる間に、結婚式がありました。また、近くのサン・ピエールでも
2組の結婚式があり、式が終わると同時にそれを祝福する鐘が鳴り響きます。
とても素敵でした。
パリに在住の方が書き込んでくださって、嬉しいです。どんな人なのか、ちょっと
怖いですけれど、本当なら会ってみたい気もします。やっぱり寂しいんです。
こりゃもう放置だな。 フランス文学総合スレに戻ろう>1以外のALL
構ってあげてもいいんでは? どうせ俺たちヒマなんだし。
同意。これだけの逸材を放置してしまうのもモターイナイよ。 それにあっちのスレこそもう長いこと放ったからしにされてるし…… ようするに今じゃ誰も仏文学なんか読んじゃいないんだな。 もぉいいよ、どうなったって。 それにま、あれだな、誰だってさ、引越ししたてってのは何となく 気分が浮わついててさ、普段はしないような愚痴や自慢話を 普段は話さないような人相手にこぼしちゃったりするもんなんだな。 だけどさ、そんな>1でもパリ中級者になる頃には「ああ、シャルトルを 見ずしてフランス文学は理解できないだなんて、あの頃のわたしは なんてDQNなことを口走っていたのだろう」って考えてあまりの 恥ずかしさに身悶えしたりするんだよ。みんなだって経験あるでしょ? だからさ、そんな>1のためにもさ、このスレはいつでも読み返すことが できるように末永く残していくべきだと思うわけよ。そんでさ、次スレが 終わる頃にはパリ上級者に変貌した>1とさ、僕たちみんな若かったね、 ってマターリOFFやったりしてさ、やっぱ人生ってそうゆうもんだと思うわけよ。 もぅワケ分かんないけどね。
257 :
ウルトビーズ :03/09/15 14:06
>1
フリデリック・ベグベデ著『文学の墓場 〜20世紀文学の最終目録〜』(角川書店)
という本を買った。(2003年9月5日初版発行。昨日買ったばかりなのでまだ読了してない)
「6000人が選んだ20世紀世界文学ベスト50」ということだが、「世界文学」と銘打っては
いるものの、内容は著しく仏文学に偏っている。何故なら、ベスト50を選ぶ6000人の投票は
1999年夏季、大型書籍店フナックとル・モンド紙によって行われた調査の結果だからだ。
つまり「フランス人が選んだフランス語で読める世界文学」ベスト50というわけだ。
しかも(ベグベデ自身が語るところによると)投票リストには、重要な作家の名が多数
「入れ忘れ」られている。アラゴン、アルトー、リアージュ、バタイユ、シオラン、
コクトー、デスノス、ジュネ、ラディゲ、サリンジャーetc…。日本でも馴染みのある多く
の作家たちが「入れ忘れ」られているのは心外だが、パリ在住の
>>1 は、まずこのベスト50
を読破することから始めたらどうだろうか? もちろんこのベグベデの原本を入手して、
ベスト50の概要を読んでからね…。書店で探しやすいようにスペルを書いておこう。
Frederic Beigbeder "Dernier inventaire avant liquidation"
ベグベデの文章は辛辣で機知に富んでいて、それを読んでいるだけでも楽しいと思う。
ベスト50すべてをここに書き出すのは面倒だが、参考までにベスト10をあげておこう。
1. 『異邦人』アルベール・カミュ
2. 『失われた時を求めて』マルセル・プルースト
3. 『審判』フランツ・カフカ
4. 『星の王子様』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
5. 『人間の条件』アンドレ・マルロー
6. 『夜の果ての旅』ルイ=フェルディナン・セリーヌ
7. 『怒りの葡萄』ジョン・スタインベック
8. 『誰がために鐘は鳴る』アーネスト・ヘミングウェイ
9. 『グラン・モール』アラン・フルニエ
10. 『日々の泡』ボリス・ヴィアン
258 :
ウルトビーズ :03/09/15 14:07
No.2『失われた…』は、後回しにした方がいいかもしれないな。No.3、No.7、No.8は 仏文学ではないし…。ついでだから、11位以下も仏文学だけ少し書いておく。 11. 『第二の性』シモーヌ・ド・ボーヴォワール 12. 『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット 13. 『存在と無』ジャン・ポール・サルトル 16. 『パロール』ジャック・プレヴェール 17. 『アルコール』ギョーム・アポリネール きりがないので、この辺にしておこう。
あぼーん
261 :
吾輩は名無しである :03/09/16 18:18
グランモーヌ。ウルちゃんってシロートね。
>261 ねーねー、「グランモーヌ」ってどーゆー意味だうる? ウルちゃんは、カタカナ外国語は苦手だうる。小一時間考えちゃったうる。 「グランモール」なら知ってるけど、わかんないうる。あ…、「グランモール」って、 横浜の公園じゃないうる(…あれは何語だうる?) 黒魔術の「大死神 "Grand Mort"」のことだうる。「禁魔術」で、これを使うと敵が 全滅しちゃうらしいだうる。 あ、それと「シロート」もわかんないうる。「シローテ」ならわかるけど…。 あ…、「白手」じゃないうる。"G. B. Sidotti"っていう外国人のことだうる。
263 :
ウルトビーズ :03/09/20 21:04
>>261 誤記失礼。訂正ありがとう。しかし「ウルちゃん」って…??(笑
No.9のアラン・フルエは『ル・グラン・モーヌ(Le Grand Meaulnes)』だね。
邦題『モーヌの大将』天沢退二郎訳/岩波文庫で出ている。
264 :
吾輩は名無しである :03/09/20 21:28
モーパッサンのべラミなんてどうだ
265 :
ウルトビーズ :03/09/20 21:48
補足:「Meaulnes」の子音の「l(エル)」は、一般的に発音しないとは言っても、 フランス人は「モールヌ」または「モール(ン)」と発音する方が多いようだ。 仏革命の指導者Saint-Justの名も、カタカナ表記では一般的に「センジュ」となる はずだが、フランス人ははっきり「サンジュスト」と「s」を発音している。 日本の仏語教育では、語尾に「e」がついてないから「t」も発音しないことになるが、 こと人名に関しては例外はいくらでもある。 もともと架空の人物の名前「オーギュスタン・モールヌ」という人物のことだから、 正しい発音は作者しかわからないのだろうが、邦題の「モーヌの大将」は、あまり いい訳ではないのかもしれないな。 ついでながら、訂正。これは本当に誤記。>263「アラン・フルエ」は誤り。 「アラン・フルニエ」だ。失礼。
なんだうるちゃんはウルトビーズ氏じゃなかったのか シャレのわかるコテかと思ったのに・・
夏休みにフランス行ってきました! このスレあること知ってたら誰かと会ってみたりできたかもしれないのに・・・くすん。 書店は有名どころへひととおり行きました。 でも日本人が多かったのはジュンク堂でしたね。 私もジュンク堂で買いました・・・へんなの。
アクセス規制されてました
269 :
吾輩は名無しである :03/09/22 08:19
フランスにいったら純工藤でなんか買うなよ、このいなかもの! フナ区で買えヴォケ!
270 :
吾輩は名無しである :03/09/22 08:32
そうか。
268は私です.ここ数日、規制されて書き込めませんでした.
どういうわけだか、.frからのアクセス規制だそうです. 昨日は書き込みをできるかのテストで、それがうまくいって 268のようになりましたが、その後再び書き込みできなくなりました. それでは、今日はこれから仕事に行きます.
273 :
ウルちゃんえ :03/09/22 18:35
>>263 そうですか、天沢さんが訳してたとはしりませんでしたよ。
>邦題の「モーヌの大将」は、あまりいい訳ではないのかもしれないな。
同感。先行訳題を踏襲したわけでしょ。せっかくだから自分でつければ
よかったのにねえ。
274 :
吾輩は名無しである :03/09/22 18:54
>1 フランス人に聞いてみたら?
純区堂の本は定価の2倍以上だそうだが、何故そんなに高いのだ? 合法なのか?
日本で売ってる洋書もそんなもんでしょうよ
277 :
吾輩は名無しである :03/09/25 07:10
輸送費が掛かるから高いのは当たり前でしょ
いやいや、アメリカではそんなに高くないぞよ。 せいぜい、1.5倍かな?アメリカのほうが遠いと思うけれど。 多分、関税のせいでは?ジュンク堂の人、読んでないのかな? 釈明せよ。
>>278 東京が中心の、正距方位図法世界地図を見てみよう。
つーか輸送費を輸送量で割って単価になるわけだから、
アメリカが安めなのは当然じゃないかな。
アメリカは日本人多くて売れるだろうし。
各地のマクドナルドと比較したら案外近いかもね。
280 :
吾輩は名無しである :03/09/26 18:21
ジュンクがどうのといってる人が家族連れの海外駐在とかなんかなら、 ご不満も聞きましょう。ご家族のために。 てめえのことでの文句ならジュンクなんかにいくのは低脳のハゲだけだ、このボケ、 といいたい。パリにいるあいだくらいフランス語の本を楽しみなさい。
>パリにいるあいだくらいフランス語の本を楽しみなさい。 まずは1に言えよwww
>280 二重に勘違いしてるな。 池袋の淳区での仏書の話でしょーが!
283 :
ウルトビーズ(ウルちゃん) :03/09/27 10:38
>>273 あはは…。バレてましたか? このところ、横浜へ行く用事が多く、「グランモール公園」
の名前が気になっていたせいか、書き違えてしまった自分がなんだか可笑しくて…。
(「グランド・モール」にすればいいのに、気取ってフランス語風にしたのだろうが、
フランス人が聞いたら、「大死神」というとんでもない名前の公園になってしまう…)
それで、訂正するついでに『グラン・モーヌ』(申し訳ない。俺は読んでいない)の内容
を調べておこうと思ったが、検索しても宝塚の演目の『グランモーヌ』しかヒットしない。
(これも俺は知らなかった)それで、このタイトルはどういう意味なのか、>261に聞きた
かったんだ(マジ…)。「フルニエ」で検索すればよかったのに、邦題を知らなかったから
『グラン・モーヌ』は出ていないだろうと決め付けていたんだよね。
『グラン・モーヌ』のストーリーは、『偉大なるギャツビー』と似ているらしいが、
この邦題の方がセンスがある。しかし、「ギャツビー」の方は、仏訳では、"Gatsby le
Magnifique"となっているから、日本語では「華麗な」の方が近いかな。
ところで、>1はネタなのか? 本当に女性? パリ居住者が実際に複数いるのかな?
出てきたついでに「パリの休日 ―読書の楽しみ方」を教えてあげようと思ったんだが…。
まあ、週末だし、>1がネタでもいいから書いておこう。せっかくパリに移住したのなら、
>1には、日本人旅行者(特にお嬢さん方)から、「わー、あの人、カッコイイ!!」と
思われるに違いない、この「極めつけ! 必勝読書法」を実践してほしい。
あなたの容姿までは責任をとらないが、寂しいなら、お友達もできるしね。
284 :
ウルトビーズ(ウルちゃん) :03/09/27 10:38
まず、サン・ミシェル(St. Michel)で地下鉄を降りる。サン・ミシェル広場に面して、 書店と古書店があるが、そこは結構高いので、ざっと物色するだけにして、さっさと セーヌ河岸へ出る。そこから右、すなわち上流に向かって(シテ島のノートルダム寺院を めざして)サン・ミシェル河岸を歩き、古書店(bouquinistes)を一軒一軒覗いて行く。 できるだけ、薄くて(安くて)、表紙が美しい本を購入する。邦訳で読んで、内容をよく 知っている小説なら、なおよい。『星の王子様』だけは避けた方がいい。ダサい。 ちなみに俺は、ラファエル前派(Rossetti)の描いた『ベアトリーチェ』が表紙になって いるネルヴァルの『火の娘たち(オーレリア)』"Les Filles du feu -Aurelia-"を買った。 (ね? カッコイイでしょ!) その本を目立つように携え、ぶらぶらと、ひまそうに河岸を歩き、気に入ったカフェが あったら、通りに面した最前列に陣取り、ブラックコーヒーを啜りながら(ミルクを 入れるくらいならコーヒーは飲まない方がいい。シードルにしておいた方が無難)、 おもむろに(さもたいくつそうに)本の頁をめくる。コーヒー代が惜しい場合は、木陰の ベンチを利用してもいい。数分もしないうちに、日本人旅行者が、憧憬の眼差しで 近寄って来て、道を聞いてくれるに違いない。(答えられないと、かえって恥をかくが…) うまくいくと、そのまま食事に誘われることもあるし(もちろん食事代はおごってもらう)、 日本から持ってきた海苔などのお土産をプレゼントされる可能性もある。 ところで、「パリ居住者」が複数いるとして、男性の場合は、オテル・ド・ヴィル広場、 およびその周辺のカフェは要注意! ホモのハッテン場だそうだ。そんなところで本を 読んでいたら、誘ってくれと言っているようなものだからね。(数年前の情報だが…)
285 :
ウルちゃんえ また :03/09/27 15:48
ウルちゃんて年齢不詳ですね。
>>284 のの埃っぽいセンスからすると、60代かとも
思うが、その年代のフランスに興味を持ってきた人で映画「モーヌの大将」を
知らなさそうなのが不思議。
あ、忠告しといたげますが、ウルちゃんはネルヴァルなんか抱えてるより、
「週間ポスト」か「週間現代」のほうが似合うんではないかと、おれは思うぞ、
うひひひひ
286 :
吾輩は名無しである :03/09/27 16:01
,..-――-:..、 ⌒⌒ /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^ / .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::: :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::∧_∧ ウルちゃん・・・・・ ::::::::: (::;;;;;;;;:) _.. /⌒:::;;;;;ヽ -― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''――'`' ,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, ''" ,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,,,,
あぼーん
288 :
ウルちゃん :03/09/28 01:37
>285 あれ? 知らなかったうる? ウルちゃんは、1925年生まれだから、とっくに60歳過ぎてるうる。今年で78歳だうる。 「週間ポスト」と「週間現代」は、読んだことないから、今度試してみるうる。 忠告、ありがとうる。映画は、特別な作品しか観ないから、「モーヌの大将」は 知らなかったうる。ついでだから、愛読している雑誌・新聞類を書いとくうる。 『コメディア』『ス・スワール』『パリ=スワール』『ラ・ジェルプ』『フィガロ』 こんなところだうる。他にも面白い雑誌や新聞あったら、教えてほしいうる。
>>288 いいキャラだね。
ウルトラマンと関係あるの?
>289 関係ないうる。 ウルトラマンの「ウル」は、"ul"だうる。 ウルちゃんの「ウル」は、"heur"だうる。 「ウル」は「ウル」でも、発音が全然違う「ウル」だうる。
291 :
吾輩は名無しである :03/09/28 07:37
,..-――-:..、 ⌒⌒ /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^ / .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::: :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::∧_∧ ウルちゃん・・・もう78歳か、若いなあ ::::::::: (::;;;;;;;;:) _.. /⌒:::;;;;;ヽ -― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''――'`' ,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, ''" ,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,,,,
今日、久しぶりにオルセーに行ってきましたが、ピサロの特別展示や、 いろんな展示替えがあって、結構楽しめました。最近Vuillardが 気になってるのですが、改めて見て、いろいろと勉強になりました。 そうそう、随分前に書き込んでくれた、10位の本は、全部読んでます。 通読しただけですので、威張れませんけどね。
293 :
吾輩は名無しである :03/09/28 08:37
今日、久しぶりにウルセーに行ってきましたが、オサルの特別展示や、 うろんな展示替えがあって、結構参りました。最近marronが 木になってるのですが、食べて見て、ウロウロと勉強しますた。 早々、随分前に掻きこんで食らった、10本位の酒は全部飲んでます。 痛飲しただけですので、引っ張れませんけどね。
294 :
吾輩は名無しである :03/09/28 09:08
,..-――-:..、 ⌒⌒ /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^ / .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::: :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::∧_∧ ウルちゃん・・・に会えたら・・・ ::::::::: (::;;;;;;;;:) _.. /⌒:::;;;;;ヽ -― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''――'`' ,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, ''" ,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,,,,
295 :
ウルトビーズ :03/09/28 09:25
>292 >そうそう、随分前に書き込んでくれた、10位の本は、全部読んでます。 >通読しただけですので、威張れませんけどね。 これは、俺が書いたリストのこと? 全部読んだとはすごいな。話のわかる人でよかった。 俺は『グラン・モーヌ』を読んでいないからな。少なくても俺よりは威張ってもいいよ。 「文学については素人」だなんて謙遜することはない。あの10冊を「通読」していれば、 「生きのいい現代フランス文学」を語るには十分だ。 で、早速質問だが、第10位『日々の泡』の中で、ボリス・ヴィアンは、ジャン・ソオル・ パルトルを嘲弄しているわけだが、それについてはどう思う? ヴィアンの『心臓抜き』とサリンジャーの共通点についても、是非君の意見が聞きたいな。 君も「ピアノカクテル」は好きかな? あれは、『さかしま』のデ・ゼサントから着想を 得たのだろう、とベグベデは書いているけどね。確かに俺には「アルコール」が必要だ。 たぶん君にも…。そう、「飲んで大騒ぎする連中は、インテリ哲学者より偉大だ」。 だって、ヴィアンは、順位の上ではジャン・ポール・サルトルに勝っているんだからね! こんなことを話していると、君のMacの前にも「黒ひげを生やした灰色のコネズミ」が 現れるかもしれないな。
296 :
吾輩は名無しである :03/09/28 09:46
>これは、俺が書いたリストのこと? 違うと思うぞ。もっとまえにぽつぽつ上がったやつのことでしょ。 ビーズは自意識過剰なんだよ >君も「ピアノカクテル」は好きかな? きも〜 ジャンポールは飲んで大騒ぎする連中の仲間だったことをしらないの? パルトルのキャラクタだって嘲弄してんじゃないんだよ、あれ。 わかんねんだなビーズには
297 :
吾輩は名無しである :03/09/28 09:53
298 :
ウルちゃん :03/09/28 10:01
>292 ねーねー、オルセーの馬、元気だったかうる? 3年前だけど、ウルちゃんは、あの馬にのぼったうる。 なにしろウルちゃんは翼持ってうるからね、どこにでも行けるんだうる。 あ、そういえば、オルセーの premier etage にウルちゃんのポートレートあるんだけど 見てくれたうる? けっこーいい男だろうる? そういえば、2002年に開館する予定だったミイ・ラ=フォレのメゾン・ド・バイイは どうなったかうる? すごーく気になるうる。何か知ってたら教えてくれろだうる。 サン=ブレーズ=デ=サンプルに住んでいるお父さんのことも気になるうる。 もし、行ったら、よろしく伝えてくれろだうる。
299 :
吾輩は名無しである :03/09/28 10:40
あっ、ウルちゃんだ! へー、ウルちゃんって有名なんだ、オルセーにポートレートあるんだ。 すごいね、ウルちゃん!
300 :
ウルトビーズ :03/09/28 10:58
>296 君は「ピアノカクテル」飲むのか? 俺は飲めんよ! あんなもん! >パルトルのキャラクタ 「キャラクタ」? あ〜あ、ひっかかっちゃった! バルトルを知らないんだな。 >嘲弄してんじゃないんだよ、あれ 「あれ」ってどれ? 相変わらず知ったかぶりだな。何を読んだんだか…(嘲笑)。 >ビーズは自意識過剰なんだよ >わかんねんだなビーズには どーでもいいが、ビーズ批判すると、ファンがうるさいぞ…。 >ジャンポールは飲んで大騒ぎする連中の仲間だったことをしらないの? ジャン・ポール・ベルモントか? それとも、「ニ、ニ、ニーチェかサルトルか」? …と馬鹿なこと言ってないでマジレスすると、「飲んで大騒ぎする連中は、インテリ哲学者 より偉大だ」は、ベグベテからの引用だ。ベグベテはサルトルと親交があった。もちろん 酒も飲んだだろうから、そんなことは知っていて書いているのだろう。ベグベテらしい 独特のパラドックスだね。彼は、サルトルの『存在と無』の順位が、一般読者の投票では 『日々の泡』より下位だったことを皮肉っているのだろうが、そんなところに突っ込む とは…。よく恥かしくならないよな。とにかく、君は、投げられた言葉は、何が何でも 闇雲に投げ返す人なんだね。…怒って柿の種投げつけるサルみたいだ。 いずれにしろ、この件は、時間の無駄だったようだ。 もう少しセンスのいい会話をしたかったよ。バイバイ!
301 :
吾輩は名無しである :03/09/28 11:18
ビーズはだいぶハチャメチャなレスをつけたな、おもろいおもろい。 ただ前後の脈絡がなさすぎて遊ぶに遊べないね >ベグベテらしい独特のパラドックスだね。 あはははははははははははははh!
302 :
吾輩は名無しである :03/09/28 11:24
>>300 もう少しセンスのいい会話をしたかったよ、だって・・・
\ わ っ は っ は ! /
\ /
∧_∧ ∩_∩ ∩_∩ ∧_∧
(・∀・ )(´∀` )(・∀・ )( ´∀`)
|  ̄| ̄ ̄U| ̄U ̄U ̄U| ̄U ̄U| ̄U ̄U ̄|\
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|\|
| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|\|
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>>301 も〜笑うしかないね〜!
\ わ っ は っ は ! /
\ ⊂⊃ /
∧_∧ ∩_∩ ∩_∩ ∧_∧
(・∀・ )(´∀` )(・∀・ )( σ∀σ)←ウルちゃん
|  ̄| ̄ ̄U| ̄U ̄U ̄U| ̄U ̄U| ̄U ̄U ̄|\
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| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|\|
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,..-――-:..、 ⌒⌒ /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^ / .::;;;;;;;;;;σ∀σ;;;;;;;;;;;;;::..ヽ <君とは永遠に相容れない関係なのだうる!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::: :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::∧_∧ ウ・・・ウルちゃん・・・出たなぁ〜!! ::::::::: (::;;;;;;;;:) _.. /⌒:::;;;;;ヽ -― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''――'`' ,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, ''" ,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,,,,
305 :
吾輩は名無しである :03/09/28 12:55
ふ〜ん、ウルちゃんってその顔なの 覚えたぞ、こんど町であったらすぐわかるな
306 :
吾輩は名無しである :03/09/28 12:56
(ウルト)ビーズはどんな顔なの?
>292ってもしかしたら「10位の本」=『日々の泡』を全部読んだってこと?
それとも1から10まで全部? プルーストとセリーヌを通読するなんて
研究者でもなけりゃ余程の物好きですな。
それはいいんだけど、
>>295 >あの10冊を「通読」していれば、
>「生きのいい現代フランス文学」を語るには十分だ。
って、いくらなんでもそれはないっしょ。
『雪国』、『細雪』、『斜陽』と聞いてそれを「現代文学」の地平で
語る人がいますかね? >257のリストにあるのはカビこそ
生えていないがどれも手垢にまみれた古典ばかり。
とてもこのスレで語るようなものではございません。
そうだね。俺はプルースト以外の作品は読んだことあるが、 現代フランス文学は詳しくないしw 名作は現在でも読むに値するが、それらが現代文学かどうかは俺にはわからん。
309 :
ウルトビーズ :03/09/28 19:03
>307 そんなこともあるだろうと思って、10位の『日々の泡』の話に限定していたのだが…。 サン=ブノワ通りかドフィーヌ通りで、ジュリエット・グレコらと飲んだくれていた ボリス・ヴィアンの話をしているのに、「手垢にまみれた古典」はないだろう。 パリ初心者さんは、<タブー>へ行ってみろよ。「ピアノカクテル」を注文したら、 きっと大うけだぞ。そして、偉大なトランペッター、「悲しげでひょろひょろのザズー」 のために乾杯してやってくれ! きっと「俺もヴィアンと同じパリ中央工芸学校出身だ」 という兄さんたちと、「生きのいい現代フランス文学」を語れるだろう。 ところで、>307は、中学か高校で『雪国』、『細雪』、『斜陽』は「古典」だと習ったの? …先生も気の毒だ。こんな生徒に教えるのはさぞかし大変だっただろう。
310 :
ウルトビーズ :03/09/28 19:04
>308 一般的には、「20世紀文学」は「現代文学」としていいと思うが…。それでも不満なら、 1940年以降の作品ということにしようか? 少なくても以下は「古典」ではないだろう。 『異邦人』 1942年 『星の王子様』 1943年 『誰がために鐘は鳴る』 1940年 『日々の泡』 1947年(ヴィアン28歳のときの作品) 『人間の条件』 1933年だが、若いマルローがゴンクール賞を受賞した年の作品。 1996年にパンテオン入りしたマルローも、現代作家に入れていいだろう。 しかし、プルースト以外の作品を読んだことがあるのに「現代フランス文学は詳しくない」 とは不思議な人だ…w。
うるちゃんがんばれ!
まあ人によって「現代」をどう定義するかは、どの世界でも十人十色なわけです。 (概ね話者の年齢が強く反映されるような気がしますが) で、手前なんかの感覚では<「20世紀文学」は「現代文学」としていい」>などと言われると ちょっと背筋が寒くなっちまうわけです。<1940年以降>と言われてもまだ不満です。 なんせ爺さんがまだ紅顔の美少年だった頃に手に取っただろう本なわけですからね。 文学史観について語ろうなんて大それたことは考えちゃおりません。 ただ単純な違和感だけ語らせていただけるなら、やはり「現代」と冠する以上、 それは何か未決のものを含んでいるべきではないだろうかと思うわけです。 例えばあるモノを語るときに「サン=ジェルマン・デ・プレ」や「ジュリエット・グレコ」といった、 まさに「手垢にまみれた」歴史的な"コード"が持ち出されてしまうことじたいに激しく 反=現代的な挑発を感じるわけです。どの国の教科書にも名前が載り、誰もがそれが 「名作」であることだけは少なくとも知っている、というような作品が果たして「現代的」と 呼べるのかどうかと問いたいのです。 こう言っても、べつに無理無理カミュやヴィアンを「現代」から閉め出そうというつもりは 毛頭ないんです。ただいかになんでも、現在から半世紀もの空隙がある>257のリストをもって 「現代」を語ろうというのは裾しかないズボンを履いて歩くに等しい乱行ではなかろうかと、 このスレの将来を案じて、あえて浅学の身を省みず申し上げてみた次第でございます。
313 :
吾輩は名無しである :03/09/29 07:10
>>312 禿げ同。
ビーズ君は
>>283 の
>「パリの休日 ―読書の楽しみ方」を教えてあげようと思ったんだが…。
あたりから傍目にも恥ずかしくなるようなズレたことを、またとくとくと
語り始めてしまって・・・時代認識に大体30年くらいの狂いが生じてるようです。
ただ、ここまでのズレ現象は精神病院以外ではめずらしいのでネタだろうという気
もしてたんですが、どうもマジらしいですな。おおーこわ。
>>「ピアノカクテル」を注文したら、きっと大うけだぞ。
>>302 >>303 みたいなうけかたで、きっと大うけだろうw
>>312 同意。
マジなレスに出遭うと嬉しい。>313のような糞レス書くしか脳のない
ヤシも混じるが、
馬鹿厨はスルーして有意義で友好的な論議を発展させていただきたい。
315 :
ウルトビーズ :03/09/29 11:27
>>312-314 3人ともよく読んで欲しい。(ほんっとに読解力がないんだから! 特に約1名…)
俺が前にあげたリストは、2003年9月5日初版発行 フリデリック・ベグベデ著
『文学の墓場 〜20世紀文学の最終目録〜』(角川書店)からの引用だ。
これは、「6000人が選んだ20世紀世界文学ベスト50」と銘打って、1999年夏、フナックと
ル・モンド紙が行ったアンケート調査をもとにしている。むろん発表が1900年以降の
「現代文学」に限って行われた調査だ。選ばれた作品は、日本人が「手垢にまみれている」
と感じようが感じまいが、まぎれもなく現代を生きるフランス人が、20世紀を代表する
作品と認めているんだ。その結果、この20年ほどの間に発表された作品が、あまり票を
得られず、リストには1作も入らなかったことは、ベグベデ自身、「残念」と語っている。
(後で書くが、彼自身、小説家だからね)
とにかく、日本在住の2ちゃんねるの文学板の住人がとやかく言っても、パリに移住した
>1にとっては、これらの作品をまず読むことは、意義があることだと思うが、違うかな?
まあ、彼女は「読んだ」と言いながら、ほとんど何もわかっていない人のようだが…。
>>312 「ジュリエット・グレコ云々」は『日々の泡』評の中で、ベグベデが持ち出したんだから、
「反=現代的な挑発」などと俺に言われてもなぁ…。パリ初心者さんが本当に『日々の泡』
を読んだなら、解っていると思うけれど…。断っておくが、俺は「サン・ミシェル」の話は
持ち出したが(誰かが待ち合わせ場所にしようとしていたから…)、「サン=ジェルマン・
デ・プレ」という文字は書いていないよ。君は、パリの右も左もわからないのだろうから
どうしようもないがね…。そうそう、「左右」といえば、ベグベデはTVのカルチャー番組
「左岸/右岸」のレギュラーだそうだ。パリ初心者さんの家には、TVはないのかな?
ベグベデは2002年7月スタートのトーク番組「カナル・プリュス」にも出演していたらしい
から(これは現在、放送されていないようだ)注意して番組表を見ていれば、ベグベデの
「文芸評論番組」をリアルタイムで観ることができると思う。
316 :
ウルトビーズ :03/09/29 11:28
…そうだな、今度はベグベデの話をしようか? 彼の作品こそ「生きのいい現代フランス文学」だ。これなら誰も文句はないだろう? フレデリック・ベグベデは1965年生まれ。「ビジネス・経済系の最高峰」パリ政治学院を 卒業後、コピーライター・プランナーとして、いくつかの賞を受賞している。前にあげた 本は、1999年末、パリの人気ケーブルTV局「パリ・プルミエール」で放送された番組を 単行本にまとめ、2001年5月にグラッセ社から出版されたものだ。 小説家としてのベグベデは、広告業界の内幕を暴き、資本主義を痛烈に批判した『99F』 (Grasset, 2000年)の作者。この作品はベストセラーとなり、世界21カ国で翻訳された。 もちろん日本でも出版されている。(『¥999』角川書店 ブックプラス刊) 他の作品は邦訳されていないが、パリの書店には「ベグベデコーナー」もあると思うから、 パリ初心者さんのためにいくつかタイトルを挙げておこう。 "Memoires d'un Jeune Homme Derange" (La Table Ronde,1990) "Vacances dans Le Coma"(Grasset, 1994) "L'amour Dure Trois Ans"(Grasset, 1997) "Nouvelles sous Ecstasy"(Gallimard, 1999) また、1994年には、カフェ、<フロール>の名を冠した新たな文学賞を創設して、新人、 若手文学者のバックアップに尽力しているという。さあ、この「スレの将来のため」にw、 「生きのいい現代文学」フレデリック・ベグベデを語ろう!
>316 『\999』ってそういう位置づけの本だったのか。 タイトルと同シリーズのラインアップからシカトを 決め込んでました。良い情報ありがとう。 フランス文学関係のスレって荒れやすいけれど、 めげずにいろいろ書いてください。期待しています。 ――取替え子
『\999』を100円で買った俺だが、 この本、他の国ではいくらで売られているのか気になる。 でもなんか中身は一連のブックプラスの中でも普通というか・・・ 翻訳が悪いのか・・・コピーライターが仕事の中身を書いただけ・・・
319 :
吾輩は名無しである :03/09/29 18:48
なにしろベグベデという人の書いたものを読んでいないので、むやみに悪口を いうわけには行かないけれど、ベグベデさんの不幸は日本の2ちゃんねるへの 紹介がウルトビーズという人間を介しておこなわれたことにある、かも知れない。 ウルトビーズという癇癪もちのおじさんは、ベグデグは「ビジネス・経済系の 最高峰」パリ政治学院を卒業後、コピーライター・プランナーとして、いくつ かの賞を受賞している、などと得意げに書いているが、『文学の墓場 〜20世紀文学の最終目録〜』 内容のどこがイキがいいのか、どこに独特な視点があるのかについては一言も いわない。 時流をつかまえるちょっとした小才のくず本だという気が、ウルトビーズさんの 紹介から想像するベグペデのイメージだな。ベグペデに掘られて逝ってしまい!
>315-316 ベクベデなら誰も文句は無いでしょうな。本来ならこれで手打ちにしてもいいところ なんだが、土俵の去り際に相手どころか客席にまで塩を投げ散らかしていくとは、 ちょっと大人気なさすぎやしませんかね? >彼女は「読んだ」と言いながら、ほとんど何もわかっていない人のようだ とは、どこから出てくる判断でしょう? >295の質問に一日たってもレスが返って 来ないからですか? どうせ長文の書き込みをするならもう少し根拠をお示しに なられたらいかがですか?
「読解力」とおっしゃいますが、>315の前半部の論旨はやはり理解いたしかねます。 このリストが、<現代を生きるフランス人が、20世紀を代表する作品と認め>たもの であることは、説明いただくまでもなくこのスレの読者は皆承知のはずでしょう。 そこから、<あの10冊を「通読」していれば、「生きのいい現代フランス文学」を語る には十分(>295)>という書き込みの飛躍ぶりに戸惑いを表したのが>307や>312の レスだったわけです。リストの出どころが問題なのではない。まさに「事件は現場で 起きている」ということですよ。フランス人が認めていようがいまいが、文学板住人が 「ズレてるな」と感じてしまえばこのスレで批判を浴びるのは当然の事態です。為すべきは リストについての講釈ではなく書き込みについての釈明でしょう。違いますか? こまごま絡むのは好きじゃないんですがね、<「ジュリエット・グレコ云々」はベグベデが 持ち出したんだから> ってのもよく分かんないんですよね。>309をベグベデが書いた わけでもあるまいし。そもそもここに挙がった作品について、ベグベデ自身は「生きのいい」 「現代文学」と考えているわけですか? むしろ訳題が示す印象に近いのではありませんか? あと、「デ・プレ」ですがね、これはもちろん>309の「サン=ブノワ通り」を指しているわけです。 あなた自身でも半ば分かっているからこそ「〜という文字は書いていない」という言い方に なるわけですよね。分かっていながらそれに続けて、<君は、パリの右も左もわからないの だろう>と書いてみせる。これがね、虫酸が走るんです。こんな文句で煙に巻けるのは パリの地理に疎い読者だけですよ。そんな読者の賛同を掻き集めることに汲々としている 者に、まともな議論を組み立てることができると本当にお考えなのですか?
322 :
吾輩は名無しである :03/09/29 21:02
>>319-321 コテハン叩きはもういいから、早くベグベデ語ってくれい。
ウルトビーズなんかに興味ねえんだよ。
特に
>>321 、まともな議論を組み立てて読者をうならせてくれよ。
ウルトビーズより説得力がある文章書いてくれれば褒めてやるからよ。
323 :
吾輩は名無しである :03/09/29 21:12
321は、かなりの癇癪持ちとみた ひょっとして、あ・の・ひ・と?www
とりあえずタイトルが気になる。 ベスト50を並べたリストがどうして『墓場』なのか。 ウルトビーズでも誰でもいいから教えてくださらんか。
325 :
ウルトビーズ :03/09/30 04:11
>>317 なるほど、これが「スレが荒れる」ということなんですね。納得…。
実は、俺も『¥999』はシカトしていたわけで…。しかしまあ、『文学の墓場』が案外
面白かったので、小説の方も読んでみようかと思ったところです。白状すると、俺は
小説(特に現代小説)を読むのは苦手で、あまり読書量は多くない。…とはいっても、
ベスト50のうち、2/3は読んでいるな、と思ったので、少しでも参考になればと、
『文学の墓場』を紹介してみたのだが、妙なことでずいぶん叩かれるものだな…。
>>318 やはり、つまらないですか? 『文学の墓場』はTVで話したことをまとめたもので、
話し言葉になっているため、あっという間に読了してしまった。この本だけを読んだ
印象では、辛辣な、威勢のいい口調で、実に博識であることがわかる。コピーライター
から文芸評論家になった人だからか、観客を掴むことには手馴れているという感じだ。
しかし、こういう人が書いた小説というのはどんなものなのか…。何となく想像が
ついてしまうような気もするな。…まあ、話題提供をした形になったから、とにかく
『¥999』は読んでみようと思う。(ところで、100円で売ってるの、どこ?)
「訳者あとがき」によると、ベグベデは、『99F』の発表をきっかけに、勤めていた
ヤング&ルビカムを半ば解雇の形で辞職させられたらしい。この小説によって暴露
された「広告界の内幕」を知っているフランス人には、面白い作品だったのかも
しれないね。
326 :
ウルトビーズ :03/09/30 04:11
>>319 2ちゃんねるにおける俺の「幸運」は、文学板の中で最も才能がない、馬鹿で癇癪持ち
のおばさんに「粘着」されたらしいということだ。議論の応酬をしてやっつけるのは、
実に簡単、朝飯前。相手のジャブはちっとも効かないし、こんな弱い相手と組んで
楽勝してしまうのも何だか申し訳ないので、少しでも成長してくれるようにと長文を
書き込んでいる次第だ。(少し落ち着いてくれたまえ。ベグデグになっている)
確かに俺も癇癪もちのおじさんだが、ベグベデについて>315-316に書いたことは、主に
『文学の墓場』の「訳者あとがき」(中村佳子氏)の要約だ。(そんなこと、いちいち
断らなくても察してもらえると思っていたのだが、読解力のない相手には通じなかった
らしい…)「ビジネス・経済系の最高峰」は、中村氏の表現そのままだから、わざわざ
「 」で囲んだ。話題提供のつもりで「あとがき」にあるベグベデの略歴を紹介した
つもりだが、「得意げに書いているが」ときた。読解力のない人は、これだから困る。
「生きのいい」はスレ主の>1(パリ初心者さん)の言い回しを使ってみただけだ。
しかし、例をひくまでもなく、現役でTVに出演しまくっている文学者を「生きのいい」
と表現することが、間違っているとは思えない。彼が創設した文学賞<フロール>を
受賞した「生きのいい」若い作家について語るのも、このスレに相応しい話題だと
思ったのだが…。……これだから、読解力のない相手と語るのは、疲れる。
327 :
ウルトビーズ :03/09/30 04:12
>>320 根拠は「言わぬが花」ということにしておきます。あなたは、パリ初心者さんが恥を
かく場面を、どうしても見たいという「意地悪」さんですね! これ以上、彼女を苦し
めてはいけません! また、俺は、一日たってもレスが返って来ないことなど、気にも
とめていません。自分自身、一ヶ月以上もレスできないことだってありますから。
>>321 >307さんですか? 『雪国』、『細雪』、『斜陽』は「古典」だという…(嘲笑)。
すみませんねぇ。>309 は、>307のとんでもないレスに応酬するために『文学の墓場』
を使って遊んでみただけで、…まあ、「撒き餌」とでも思ってください。しかし、
『日々の泡』を読んでない人は、訳がわからなかったと思うから、少しずつここに
引用しておこうかな。ベグベデの語り口調を紹介するのにもいい機会かもしれない。
328 :
ウルトビーズ :03/09/30 04:13
(第13位 『存在と無』ジャン=ポール・サルトル より) ナンバー13だって? この数字の縁起の良し悪しがついにはっきりする時がきた。 見たまえ。誰がこの場所をぶんどったか……。残念、サルトルだ。したがって13は 縁起の悪い数字だ。 いっとくけど、黒装束に身を包み、ジュリエット・グレコやボリス・ヴィアンと 一緒に戦後のパリ、サン=ブノワ通りやドフィーヌ通り界隈、<タブー>で酔っ払って いた、そんなのばかりが実存主義じゃない。 (第10位 『日々の泡』ボリス・ヴィアン より) 今の僕にはきっとピアノカクテルが必要なんだろう。この架空の楽器はアルコール を混ぜながら、音楽を奏でる(おそらくヴィアンは『さかしま』に登場するデ・ ゼサントの口中オルガンから着想を得たのだろう)。カクテルをしたたか飲めば、 僕だって綺麗な女の子たちとスケート場に出かけられる。女の子たちはけらけらと 笑うだろうな。僕はというと楽しいムードのなか、ヴィアンのベストテン入りを 祝ってトランペットの演奏を始める。すると黒ひげを生やした灰色のコネズミが 現れて、ジャン=ソオル・バルトルが、ご本家ジャン=ポール・サルトルに勝ったと 実況コメントする。あちらは13位どまりなものだから。なにしろ、このベスト50は 飲んで大騒ぎをする連中の方がインテリ哲学者より偉大だってことを証明して いるんだ。さあ、お祝いしようじゃないか。悲しげでひょろひょろのザズー、偉大な トランペッターのために。素晴らしい才能に恵まれながら、生前まともに評価され なかった彼が、今、勝利する。だって彼の本はもっぱらふざけあい、死を免れる ためにあるんだから。
329 :
ウルトビーズ :03/09/30 04:13
これらは、「文学評」であり「文学」そのものではない。従って、小説を読まないうち にベグベデを語ることは間違っているかもしれない。しかし、TVで話した言葉のなか に、彼の個性を見出すことは容易だ。ベグベデの語り口調は、不真面目な漫談のよう でもあり、牧師の説教のようでもある。それらの際どい台詞の中には、辛辣さと優しさ が混在している。「独特のパラドックス」と俺が感じたのは、第36位『地下鉄のザジ』 (レイモン・クノー 1959年)の項の以下の言葉だ。 20世紀において、構文が苛められたり、言語がこねくりまわされたりしたどこの 現場にも、この変人は出入りしている。彼もまた言語レイプ犯である(前人には セリーヌ、後人にはサン=アントニオがいる)。彼はなによりも『地下鉄のザジ』 の作者である。小説は次のたった一言で始まる。「なんてくせえやつらだ」。 偉大な書物というのは、たいていの場合、大いに威張っている。「控えおろう、 傑作様のお通りだ!」とクラクションを鳴らしているみたいな感じだ。ところが 『地下鉄のザジ』ときたら、実に簡単に読めそうなんだ。そこにあるユーモア、 優しさ、不敬、無関心主義が示しているのは、真の天才たる者、時にはその才を 隠せなくてはいけないってこと。偽りの謙遜などではない。真のエレガンスという やつだ。クノー自身も言ってるよ。「人は読書(リザン)をするうちに昼顔(リズ ロン)になる」ってね。なによりのお手柄は、お笑いとアヴァン=ギャルドが うまく両立できることをきっぱり証明した点じゃないかしらん? ベグベデの才能は、おそらく、機知に富んだ客観性と意表を突いた言葉の瞬発力にある。 こういう能力は、長い小説を書くには不向きなのかもしれない。しかし、人間愛に 満ちた公正な人柄は、文学賞の選者としては、最適であるのだろうと想像する。 …だとしたら、新人賞ともいえる<フロール賞>を彼に委ねているフランスの文壇は、 さぞかし幸運なのだろう。
定価999円の『99F』が100円だったのはブックオフ。 新書100円コーナーは狙い目。白水社uブックスなんかもここにある。 ヤング&ルビカムは世界最大の広告グループに属する、 グローバルエージェンシー。 日本では電通と合資の電通ヤング&ルビカムが事業を展開している。 クライアントには確かカルビー、ボルボ、ネスレなどがあったはず。 広告会社ランキングでは常に20位以内をキープする、 外資の中ではトップクラス(マッキャンとかあるけど)。 この会社は電通グループの中で唯一、電通のロゴ(CED)を使っていない。 Y&Rは世界的にクリエイティブ力は弱いが、マーケティングに強い。 媒体の仕入れは主に電通から。これが他の外資と違うところ。
ベグベデって誰?って思ってましたが、Beigbederのことですか。 彼なら先月、新作を出して、ちょっとした話題になっています。 というのも、、、今回の作品 Windows on the World(原題そのまま) は9月11日のことが題材になっているからです。どこかで読んだ 書評によると、モンパルナスタワー(ここから見えます)とWTC (以前近くに住んでいました)の、二つの場所における二つの 親子の話を同時進行的に書いた、とかなんとか、、、。ごめんなさい、 あまりちゃんと覚えてません。内容が内容だけに、批判されるのは 承知で書いたのでしょうね。本の表紙はWTCに突っ込んだ飛行機の ものと思わせる「飛行機雲」が青い空に横切っているものです。 わたしはそれを見てちょっとウンザリしてしまいました。 あ、私は何もわかっていない、でいいですよ。文学を読んで さも分かった風な御託を並べるのは苦手ですから。
332 :
吾輩は名無しである :03/09/30 07:21
>>325-
>>329 読んでなんかゾッとした。だれかが精神病院うんぬんって言ってたけど
そんな感じで、こわい。投稿時間がくっついてるから、長文を作っておいて
一気に貼ってるんだね。いや、煽るつもりで言うんじゃないけど、
文字通り必死で書いてんだね。そこが怖いんだと思う。
333 :
吾輩は名無しである :03/09/30 08:01
さばら!
334 :
吾輩は名無しである :03/09/30 08:57
>>325 >なるほど、これが「スレが荒れる」ということなんですね。納得…。
荒れる原因を作ってるのはウルトと思われw
いや、ウルトビーズの知性と感性はおいとくとして 少なくとも能動的にネタを提供する姿勢は評価できる。 いちゃもんばかりつけるルサンチマンからは開放されている。
>335
まったくだよ。
ウルトビーズ氏は、雑音はスルーしておくんなまし。
「墓場」というのは、誰かの言い回しを援用しているのですか。
>>321 さん、どうかご教示ください。
その本の中身を知らないこのスレの読者です。それとも、仏文に
ちょっと興味はあるけれど…程度の者はROMも許されませんか。
そう、そうなんだ…。あの日は確か…、どしゃぶりの雨が降ってたんだ…。 ふと朝、眼が覚めて時計に目をやると時計は9:11を指していた。 その瞬間、「しまった!!遅刻したっ!!」と体が縮み上がった。そして急いで携帯電話を手にした。 しかし、ふぅっという溜息と共に僕はベッドにへたれ込んだ。そういえば今日は久しぶりの休みだった。 忙しさに追われ気持ちに余裕がなくなってきていた。窓の雨を眺めながら憂鬱な安堵感と同時に喉に渇きを覚えた。 そういえば最近、缶コーヒーとコーラばかりだ…。 昔、よく飲んでいたポカリなんて久しく手にしていない。 覚えだすうちに少しづつ無性に飲みたくなってきた。 家の目の前の自販機にポカリは入ってただろうか? 外はどしゃぶりの雨だ…。まぁとにかく行ってみよう。くたびれた財布を手にした。 実はこの前の誕生日に彼女から財布をプレゼントされた。 でも正直、すこし派手だった。気に入らないというわけではないけれど…。 僕は物持ちのいい自分が好きだ。だから少々古くても使い慣れたものの方が何故か安心する。 彼女からすれば相当気に入らないはずだ。何も言わないが。 「さぁ、行こう。」と思って、玄関に辿り着いた。 電灯のスイッチに手を伸ばして無機質なスイッチ音が耳に響いた。なのに視界は狭いままだった。 あぁ、壊れてる…。仕方がない。 足下にあった揃えてある靴に足を入れて玄関のドアを開けたんだ。それから駆け足で自販機の横まで来た。 いつもの朝は見過ごしているショーウインドウを見渡した。 あった…。よかった…。財布を開けた。小銭ばかりだ。 100円玉を見つけた。10円玉を見つけた。10円玉が見つからない。 服と髪をびしょぬれにしながら独り、焦っていた。 500円玉を見つけた。今日は悪運がついている。暗い投入口に入れた。 と同時に嫌な金属音が聞こえた。派手なライトアップは起こらない。腰を屈める。 「旧500円玉は使えません。」 走った。久しぶりに。必死で走ったんだ。足ももつれそうになりながら。 走りにくい。倒れそうだ。息が切れてきた。 そんなにポカリにこだわる必要があるのか?何を必死になってる? いくつもの嫌な金属音が聞こえる。最近、悩まされている頭痛に響く。そしてふと足下に視線を落とすと それはNIKEのスパイクだった…。
突然ですがフランス文学総合スレッドと一時的に相互リンクさせてください。 『文学の墓場 〜20世紀文学の最終目録〜』(角川書店)の 「6000人が選んだ20世紀世界文学ベスト50」と 『理想の図書館』ベルナール・ピヴォーほか編(パピルス)の 「フランス小説50選」および「フランス恋愛小説50選」は どの程度重なるのか興味があります。 『理想の図書館』「フランス小説50選」では 『異邦人』カミュ、『夜の果ての旅』セリーヌ、『贋金づくり』ジッド、 『失われた時を求めて』プルーストのほか、シモン、サロート、ベケット、 デュラス、グラック、ビュトール、サンドラール、ル=クレジオ等。 『理想の図書館』「フランス恋愛小説50選」では 『狂気の愛』ブルトン、『フェルミナ・マルケス』ラルボーのほか、 バタイユ、クロソウスキー、ジュネ、ジャリ等。 わたしもヒマができたら調べてみます。
"99F"って本屋で見ないなあと思っていましたが、もしかして、 "14.99Euro"ってやつなのかな?そういえば、カバーの絵は "14.99Euro"の下に9…の数字が見える。まさかわざわざ ユーロに直して、売りなおしたのか?まあ、売り上手な人 なんでしょうね。脱力。
>>307 =321はセリーヌディオンスレに帰りなさい
342 :
吾輩は名無しである :03/09/30 17:38
>>339 ワロタ。その手の本て感じがしてました。
>こんな弱い相手と組んで楽勝してしまうのも何だか申し訳ない >根拠は「言わぬが花」ということにしておきます あんまり無い袖ばかり振ってると、すぐに裸の王様だってことがバレちまいますよ− 「妄愚の大将」ウルトビーズ様に、敬礼っ! /(゚Д゚ ) /(゚Д゚ ) /(゚Д゚ ) /(゚Д゚ ) 厨 屑 呆 狂 ノ ヽ ノ ヽ ノ ヽ ノ ヽ
344 :
吾輩は名無しである :03/09/30 17:45
>>335 カタカナ語で「ルサンチマン」と使う人間をおれは信用しないが、
>>335 の語法に便宜的に従えば、ウルビーこそ、ルサンチマンの人格化
そのもののようにおれには見えるがな・・・
うるびーはエスプリとユーモアが効いた博識だうる〜!(ぎゃはは
フランス文学総合スレを荒らしてたあのひと?
347 :
吾輩は名無しである :03/09/30 18:09
>>338 ぜんぜんスタンスの異なる選定で、たぶん比べてもあまり面白くないんじゃないかな。
墓場は墓場だけにウルビーさんのカキコを見る限りは1950以降の作品はないみたいですね。
しかも、不思議に日本でむかし出ていた世界文学全集に収録されたような作品ばっかみたい。
これ、たとえば岩波が今やってる読者が選んだ100冊みたいなもんで、とうてい
じっさいに一般に読まれているというのとは違う気がする。
あっ、ちょっと外出の時間なので、また・・・
348 :
吾輩は名無しである :03/09/30 18:18
,..-――-:..、 ⌒⌒ /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^ / .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::: :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::∧_∧ うるびー、また徹夜で下書き書くのかな・・・ ::::::::: (::;;;;;;;;:) _.. /⌒:::;;;;;ヽ -― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''――'`' ,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, ''" ,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,,,,
338,347を335や336と同列に論じてしまうあたりに 349の能動的な排他性への肯定の醜さが滲み出ています。
そろそろ飛来する時刻だな
スレを荒らすつもりはないんですよ。だいたい議論が前に進んでいるかぎりはたとえ
言葉づかいは荒くなろうと、それは「荒れている」ということではないんです。ただ、
>325-329を読む限りでは、これ以上議論を先へ進めるような反論もさしてあがっていない
ように見受けられますので、上の件についてはこれでもう手仕舞いにすることにいたします。
さて、『文学の墓場』はまだ読んでないのですが、原作の冒頭を読めるページを
見つけましたので、とりあえずご報告を。
ttp://www.edition-grasset.fr/chapitres/ch_beigbeder2.htm これを読むと、まず今回の「ベスト50」の最大の問題点は、これがあらかじめ書店・評論家に
よって選ばれた200冊の本について投票させたものの結果であるということだと思います。
その200冊から漏れた作品として、ベグベデが不満を漏らしているのが以下のリストです。
(書ききれませんでした。>353を見てください。)
耳慣れない作家も多いですが、一瞥しただけでもコクトー、コレット、ギャリィ、ジュネ、ミラー、
ペソア、サンペ、シムノン、ソレルスなど、「予選落ち」させるにはあまりに惜しい名前が
並んでいることに驚かされます。結局この「ベスト50」のリストそのものについては真剣に
議論しても益は得られそうにないですね。ベグベデの料理法を楽しむべきなのでしょう。
というわけで、せっかく今パリにいる>1に薦めるとしたら、僕なら同書中の50冊よりは
むしろ上の「落選本」の中から選んだほうがいいのではないかと言いたいところです。
紛れもなく「生きのいい」、現代作家も何人か入っていますしね。
Aragon, Artaud, Aury/Reage, Barjavel, Bataille, Besson, Bory, Brautigan, Capote, Carver, Cendrars, Cioran, Cocteau, Colette, Cossery, Dantec, Debord, Desnos, Dick, Drieu La Rochelle, Echenoz, Ellis, Fante, Frank, Gary/Ajar, Genet, Gombrowicz, Grass, Guibert, Guitry, Hamsun, Houellebecq, Huguenin, Jaccard, Jauffret, Kerouac, Kessel, Larbaud, Laurent, Leautaud, Lowry, Malaparte, Matzneff, McCullers, Miller, Modiano, Montherlant, Morand, Musil, Nabe, Nimier, Noguez, Nourissier, Parker, Pavese, Pessoa, Pilhes, Pirandello, Prokosch, Radiguet, Roche, Roth, Rushdie, Salinger, San-Antonio, Selby, Sempe, Simenon, Sollers, Toole, Toulet, Tzara, Vailland, Vialatte, Weyergans
354 :
ウルトビーズ :03/10/01 04:36
>352
> 耳慣れない作家も多いですが、一瞥しただけでもコクトー、コレット、ギャリィ、ジュネ、ミラー、
>ペソア、サンペ、シムノン、ソレルスなど、「予選落ち」させるにはあまりに惜しい名前が
>並んでいることに驚かされます。結局この「ベスト50」のリストそのものについては真剣に
>議論しても益は得られそうにないですね。ベグベデの料理法を楽しむべきなのでしょう。
あ〜、だから、それ、
>>257 で俺が最初に書いたじゃん。
>しかも(ベグベデ自身が語るところによると)投票リストには、重要な作家の名が多数
>「入れ忘れ」られている。アラゴン、アルトー、リアージュ、バタイユ、シオラン、
>コクトー、デスノス、ジュネ、ラディゲ、サリンジャーetc…。日本でも馴染みのある多く
>の作家たちが「入れ忘れ」られているのは心外だが、
まあ、読解力がない人だから、タイミングがズレてるとはいえ、サイトを検索して、
少しはお勉強したということで…、よかったよかった♪ では、お勉強したついでに、
ここに書いてある作家名をカタカナ表記してみましょう。ベグベデが「入れ忘れ」
られたと言って名前をあげた75(77)名中、>352(321)は、いくつ読めるかな?
パリ初心者さんも、一緒に考えてみようね♪ さあ、どちらがたくさん読めるだろう?
「ベグベデ」と読んで疑問を持たない鈍感な奴が何を言うか。
356 :
ウルトビーズ :03/10/01 06:02
>355
ん? じゃあ"Frederic Beigbeder"を君はなんて読むの? 「ベイベデール」かなぁ?
それじゃ、ナマってるよ。フランス人に言ってみな! 笑われるから…。
あ、君は、最近、やっとベグベデのスペルに気がついたパリ初心者さんかなぁ?
君も読解力がないよね〜。君のために、俺が
>>257 にわざわざスペルまで書いておいて
やったのに、今頃気がつくんだから。↓
>書店で探しやすいようにスペルを書いておこう。
>Frederic Beigbeder "Dernier inventaire avant liquidation"
358 :
吾輩は名無しである :03/10/01 06:49
低脳児が居座る限りこのスレはしばらく放置されます。
>>358 貴殿はたれに就いて話しておられるのかな
無論のことウルビーでござる。 貴殿のカキコに気づかず失礼つかまつった。
360=321
362 :
吾輩は名無しである :03/10/01 07:21
361=0
>>356 っていうか、自分の書き込みをみんなが読んでいるなどという妄想なウルちゃんが
可哀相なことになってるがな。
>>360 うむうむ。しかしウルビイ氏のこのエネルギイは何処より来るので
あらうな
>>352-353 321よお、つまらん煽りを続けてないで、早く説得力がある文章書いてくれよ。
ウルトビーズのレスをよく読まずに慌ててレスするから恥かくんだろうよ。
悔しかったら、353で自分が書いたリスト、ジャキーンと残らずカタカナで書いてやれよ。
そしたら、ウルトビーズも威張っていられないだろうからさ。彼をぎゃふんといわせてやれよ。
>真剣に議論しても益は得られそうにないですね
なんてケチなこといわずに、外された一人一人の作家についてお前が詳しく説明つければいいだろうよ。
とくに、何人か入っている「生きのいい」現代作家についてさあ。
漏れはAury/Reageが好みだから、是非頼むぜ。む・ふ・ふ。
366 :
吾輩は名無しである :03/10/01 10:48
321は、確かに訛っているな Garyのことギャリィだってよ(藁 ここは仏文学スレじゃないのか? こいつにかかったら、ギャリマールから出版されちゃうよな(禿藁 で、ギャルシア・マルケスはどうよ>321
367 :
吾輩は名無しである :03/10/01 11:42
ギャリィもギャリマールも別に訛ってるとはいえないね。 ギャリマールは日本語表記にガリマールが定着してるからおかしい気が われわれはするけど音でいえばちっとも可笑しくない。 ギャルシアマルケスはスペイン語圏なので話が違うね。ここにあげるほうが 可笑しい。 それと別にカタカナでリストを出すって何考えてるのか理解できないが、 フランス語の初歩のテストですか?しかし、名前のように固有名詞の読み方 は幾通りも可能なんですよ。どれが正しいか、わざわざ本人に問い合わせする ことだって翻訳の世界では珍しくない。シムノンかシメノンか?とかね。 うるびいレベルのばかな提案を本気に受け止めると恥かきますよ。
>>354 なんだこりゃ。あンた相当壊れてるな。今までは博学をもって知られるコテハンに
敬意を表して、せめて語尾だけはへり下ってみせたが、もはやその気も失せたわ。
>あ〜、だから、それ、
>>257 で俺が最初に書いたじゃん。
だ か ら こ そ >352を書いたんじゃん。よく読み比べてみろや。これが同じ
文章について書かれたモノだと思えんほど違ってることに気づかんのか。あンたの
「投票リスト」なんていうぼやけた文句じゃ事態は見えてこないんだよ。他人の読解力を
評する前に、まず他人に読みとってもらえるような物の書き方を勉強されたらいかがかな。
「200」という重要な数字も「入れ忘れ」ているよな。そして出された結論が、<まずこの
ベスト50を読破することから始めたらどうだろうか?> だもんな。これがあンたのいう
読解力かい。こう書かれりゃ>338のような興味や、>347のような疑問を持つ読者が
出てくるのは当然のことだよ。あらためて訊くがね、あンた、この50作と俺が複写した
75人と、どっちがこの「現代フランス文学」スレで語るにより相応しいと考えるんだい。
カタカナ表記はテストのつもりですか。で、誰が添削してくださるわけ? 俺はもう厨房
ではないんでね、悪いが先生を選ぶ権利は主張させていただきますよ。そもそもあンた、
「こんな弱い相手と組んで楽勝してしまうのも何だか申し訳ない」んじゃなかったの?
それでいながら、こんな幼稚な試験で教養を張り合うことに血道をあげるとはね。はっきり
いって、見損ないました。要を得ない長文レスといい、根拠の無い人格攻撃といい、
今回のおふざけといい、あンた、コテハン名乗るのはちょっと早いんじゃないのかな。
321カコワルイ 開き直るのはウルちゃんの問題にちゃんと答えて、やっつけてからにすればいいのに きっとカタカナ表記できないんだね なんか負け犬の遠吠えっぽくてみっともない やっぱりウルちゃんのがカコイイ!!
370 :
吾輩は名無しである :03/10/01 21:44
>>368 >321さん、マジレスしていいですか?
200冊は、書店、評論家がどういう基準で選んだのですか?
もし、500冊も本のタイトルが書いてあったら、私はうんざりして、アンケート
用紙を読む気にもなりません。200冊に絞ってあるからこそ、そこから2、3冊、
好きな作品を選ぶことができるわけで、それがたとえ、ベグベデさんが不満な
リストだったとしても、200冊を選んだ人たちにはそれなりの理由があったと
思うのですが?
ベグベデさんも評論家のようですが、選んだ人たちとは無関係なのでしょうか?
だとしたら、ベグベデさんは何故その結果についてコメントすることになったの
でしょうか。そのへんの事情に関してはどんなふうに書かれているのでしょう?
それと、これはよけいなことかもしれませんが、私は、チェックシートに
書かれている数よりも、何人の人に対するアンケートだったかの方が重要な
気がしますけど?たとえば、100人に聞きました、というアンケートの結果の
ベスト50では意味がないでしょうから、ウルトビーズさんがあげた6000人の
フランス人へのアンケートだ、という書き方の方がわかりやすいと感じました。
基本的に、こういう調査は、いつ、どこで、誰に対して行った調査の結果
なのかがはっきりしていればいいと思います。
そういう意味では、はじめのウルトビーズさんの書き方で十分だと思います。
371 :
吾輩は名無しである :03/10/01 22:01
>321 200に入らなかった作家のリストだけじゃなくて、200に選ばれた作家のリストが知りたいぞ。 ついでだからあげてくれ。比べてみないと、どっちが重要かなんてわかんねーべ。
372 :
吾輩は名無しである :03/10/01 22:29
>>367 固有名詞の発音は、その人の所属する国の発音を世界的な読みにすべきなのでは?
ガリマールは、フランスの出版社だから、ギャリマールは間違い。
ギャツビーはアメリカの小説だから、フランス人はガツビと発音するだろうけどそれは間違い。
ガルシア・マルケスは、コロンビアの作家だから、ギャルシアでは世界的に通用しない。
どっちでもいいなんていってたら、混乱するだけだろうと思う。
僕は教養ないから、アルファベットで書かれても、
>>353 は全然読めない。
別にテストとかなんとかじゃなくて、誰か読める人がいるならカタカナ書いてほしい。
リストがどうのこうのとなんか馬鹿みたい。で、結局どんな作家がいいんですか? 教えてよ。
374 :
吾輩は名無しである :03/10/01 22:38
>>372 同意。
「エルメス」は世界的に「エルメス」で、日本でも「ヘルメス」とは呼ばないわけで・・・
エルメスはブランド名だから、また違う話だと思うけど。
Michaelを「マイケル」「ミカエル」とかって読み分けるってことなんじゃないの?
>>372 のいわんとしているのは。
>>367 さん
その通りで、確かに固有名詞のカタカナ表記は専門家でも判断が難しいものがありますね。
353のリストの中Cendrarsも邦訳でサンドラールとサンドラルスがあったり、
Musilもムージルとムシルがあったり‥‥、
宇野邦一氏でさえもスーザン・ソンタグをスザンヌ・ソンタークと表記して
彼女のアルトー論を初期の著作で引いていた記憶があります。
>>321 さん
352-353の有益なレスとリストありがとう。総合スレにコピベさせて戴きました。
>一瞥しただけでも「予選落ち」させるにはあまりに惜しい名前が並んでいる
>同書中の50冊よりはむしろ上の「落選本」の中から選んだほうがいいのではないか
とのことですが、そのようですね(仏以外の作家もかなりあるようですが)。
レスの伸びはこちらはスゴイですね。
ポジティヴなレスのできる方もいるようなので総合スレに戻りますが、
みなさん、フランス文学総合スレッドの方もたまには面倒見てください。
ちなみに『理想の図書館』のほうのリストの一部は
今度ヒマをみて総合スレに出しておきます。
◆CRaxoB3keg は321のヨカーン どっちでもいいから、漏れの好きなAury/Reageの話しようよ。 落選組なんだよお。つまんないよお。
>>370 ,376
理性的なレスをありがとう。結局こういう流れは第三者の方のこういう公平な書き込みで
なければ変えられないので、できる方にはどんどん参加していただきたいのです。
>>370 このアンケートの成立事情については僕も今までのところ他の情報をもっていません。
現実的に考えて、200冊のうちから50冊という実施方法は仰られるようにある程度
妥当なものではないかと僕も考えます。しかし、その結果を「6000人が選んだ20世紀
世界文学ベスト50」と冠して喧伝することにはやはり眉をひそめたくなる。特に、
「あらかじめ失われた」タイトルに>353のような顔ぶれが並んでいると知れば尚更です。
ベクベデ氏が文中でこの長大なリストをズラリと広げて見せたのは、明らかにこの
恣意性に対する抗議、あるいは釈明の意の表れでしょう。「読解力」というなら、
この点だけは外してはならないものであったはずだと僕は考えます。
>371も言ってますが、200冊の選良本のリストは知りたいところですね。それと確かにその
基準も。ただ、僕自身はあまり興味をそそられる話題ではない(加えて、提供できる話題も
無い)ので、リストのことについての指名質疑は以後勘弁してください。
379 :
吾輩は名無しである :03/10/02 00:47
>>370 真面目なレスで好感がもてます。
調査結果の呈示の仕方は、あなたの言う通り、ウルトビーズ氏の方がいいと思います。
だいたい、321氏の言うことはどうも納得できないことが多い。
「厨房でない」と書いているところがいかにも厨房っぽいし・・・w。
サイトから引っ張ってくることなんか誰にでもできますからね。
そんなことにわざわざお礼を言う
>>376 も、なんだか自演っぽい。
とかく空威張りする人というのは、たいした知識は持っていないものですよ。
それより、
>>329 にあるベグベデの以下の記述に感動しました。
>『地下鉄のザジ』ときたら、実に簡単に読めそうなんだ。そこにあるユーモア、
> 優しさ、不敬、無関心主義が示しているのは、真の天才たる者、時にはその才を
> 隠せなくてはいけないってこと。偽りの謙遜などではない。真のエレガンスという
> やつだ。
ウルトビーズ氏のレスにこの「真のエレガンス」を感じる・・・なんて書いたら誉めすぎかな?
フランス文学総合スレッドで、ウルトビーズ氏のちょっとしたファンになったもので・・・。
フランス人でもgaをガに近い発音する人、ギャに近い発音する人、 どっちもいるけどなあ。
お。出てきたね。>321 寝ようと思ったがもう一度来てみてよかった。 漏れの指名質疑にも答えてくれないのお? それとも、Aury/Reage知らないのかね? ドゥ・マーゴ賞取った作家だから、知らない筈ないよなあ。
>>379 わたしもウルトビーズさんは決してきらいではない。
ヴィアンやクノーの名前を持ち出すあたりも
このスレにちょっと欠けているユーモアを提示してる面はあるし
積極的にネタをふっているところはホスピタリティさえも感じる。
ただし、ちょっとレスが長すぎて疲れるところはあるなあ。
それから321とは別人の338、376で最近ここにレスした者。
個人的に話のある方は「牛の涎の‥」スレのほうへ。
お互い臨時トリップを付けてレス交換してもいい。
>>漂泊者さん。ああ、総合スレのほうにカタカナ名も書いてくれたんですね。 おまけにスス払いまでしてくださって、重ねてお礼申し上げます。 ウ氏のことは僕もべつに嫌いじゃないですね。このスレの覇権争いを しようなんてつもりもないし。ただ、取り巻きが色々ついている者を 見るとね、無性に突っついてみたくなるんですな。果たしてどんだけの 器なのかとね。だから僕が批判してるのはまさに書いたこと「だけ」で あって、他のことまで否定しようという気はありません。 まとめときましょう。 ウ氏: >257-258 , >295, (>300) 321 : >307 ウ氏: >309-310 321 : >312 ウ氏: >315-316 321 : >320-321 ウ氏: >325-329 321 : >352-353 ウ氏: >354 321 : >368, (>378)
お子様の知識の自慢合戦はもういいから、とにかく面白い本教えてくれ。
386 :
吾輩は名無しである :03/10/02 08:06
へー、うるびって有名なんだ。
たしかに
>>369 みたいな匿名カキコは立派だね。
へどがでるほど感心します
387 :
吾輩は名無しである :03/10/02 08:29
うるびって、有名というのでフランス文学総合スレを読んできたけど 見てるほうが恥ずかしくなるような間違いだらけの自慢話を自信たっぷりに してるだけね。ま、わたしはカルビでも食ってりゃいいので、うるびなんて 低俗なもんとはかかわりたくないがの。
388 :
吾輩は名無しである :03/10/02 09:09
あめふらし
ウ氏はまあ愛すべき2chキャラですな。
ウザイのはそれにくっついてるのが約一匹。
漂泊者さんはちょっと他の方とは役者の格が違うようで。
>>385 フランス総合スレのほうにリストがありましたですぞ。
どんな趣味をお持ちかな?
>>382 おお、ありがとうよ。さっそく行ってみよう。>エロ文学
ドミニクちゃんも気の毒だ。フランスでは落選組、2ちゃんではエロ文学かあ。
ベグ氏に拾われただけがせめてもの幸い。
まあしかし・・・、ここにはウル氏の他にもまともにフランス語の理解できる御仁がいたってことだ。
むろん321じゃないよ。◆CRaxoB3keg、あんたのことだ。失礼しちゃったね。どうも。むふ。
さて、朝から321が暴れているようだから、このスレからは撤退するかな。
どうも321の低脳ぶりだけは我慢ならない。
僻み屋な上に、限度ってものを知らないねえ。
漏れは◆CRaxoB3kegみたいに面倒見の良い物好きじゃないからなあ。
>>385 ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」読まんかね?
エロ文学スレで待ってるからよ。
415 :吾輩は名無しである :03/06/10 13:40 378は仏文科卒20代OL。Dolce。 特定コテ好きで別の特定コテたちを粘着して煽っている。 たしかに「氏ね」「頃す」という言葉は使わないが、粘着の仕方が陰湿。 俺「女」などとカミング・アウトするぐらいなら、最初からネカマなど やめた方がいい。ましてや他人のリテラシー云々する前に、オノレを 磨いた方がいい。 読みの解釈を「勝ち負け」で評価などするでない。 416 :吾輩は名無しである :03/06/10 13:41 ネカマじゃないね。逆だ。 417 :吾輩は名無しである :03/06/10 14:17 Dolce=ますたー第一秘書
393 :
吾輩は名無しである :03/10/02 12:19
825 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 03/05/10 13:07 Dolce 20代OL 結構美人 仏文学科卒業 勘弁・ixionファン 接近するときは名無し
395 :
吾輩は名無しである :03/10/02 12:48
449 :dolce. ◆tilMwiuV16 :03/05/18 20:32
>今は7時間以上の版がビデオ等で出ていますが、やはり大きいスクリーンで観直したい。
私は基本的に文学作品の傑作を映画化したものは観ない主義なんですが
(黒澤明の『白痴』だけは例外)、今度『戦争と平和』のDVDを買って観てみたいと思います。
映画館のスクリーンで観るのと迫力が違うとは思いますが・・・
『アラビアのロレンス』『地獄の黙示録』等DVDで何回も観てますが、
実際に映画館で観たほうが数倍良かったですからねー。
>>442 >dolce. さんはトルストイ以外ではどんな作家が好きですか?
とりあえず興味が沸いた作品ならなんでも読んでます(時間があれば)。
好きな作家は、ドストエフスキー・フォークナー・村上春樹・村上龍・三島由紀夫・谷崎潤一郎あたりですかね。
基本的に長編をじっくり何度も読むのが好きです。
極端に言えば、トルストイの3大長編とドストエフスキーの5大長編さえあれば一生楽しく過ごせますw
397 :
吾輩は名無しである :03/10/02 17:29
で、うるとびは逃げたのか?
398 :
吾輩は名無しである :03/10/02 18:41
うるとびはたかとびしたみたいでつ
399 :
吾輩は名無しである :03/10/02 18:46
さるとびにたのんでつかまえてもらいまつ
結局、このゴタゴタで残ったのは、ベグベデという名前だけ? もうちょっと落選リストの中からさらにお勧めとか教えてくれると とっても嬉しいです。
>401 だから落選リストから、ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」を教えてやっただろうが。 ウル氏は、リアージュと書いていたがね。たぶん『文学の墓場』の訳者はそう表記してるんだろうよ。 ついでに落選理由も知りたいだろうから、教えてやるよ。 ・・・青少年むきじゃない(エロティック)だからだ。他にも教えてやるかな? 落選理由つき、フランスの作家限定でな。ま、漏れが知ってるのだけだが。 ジャン・コクトー「バッコス」「白書」 ・・・ホモだからだ。同じく青少年むきじゃない。 ルイ・アラゴン「聖週間」「レコミュニスト」・・・シュールレアリスト(前時代的)だから。 あるいは第二次世界大戦中の抵抗運動が減点対象になったかも。 アントナン・アルトー「ヘリオガバルス」・・・アナーキーだから、もしくは精神病を患っていたから。 ジョルジュ・バタイユ「呪われた部分」「エロティシズム」・・・シュールレアリスト(前時代的)だから。 ロベール・デスノス「喪のための喪」・・・シュールレアリスト(前時代的)だから。 トリスタン・ツァラ「近似的人間」・・・ダダイスト(前時代的)だから。 ジャン・ジュネ「泥棒日記」「花のノートルダム」・・・ホモで犯罪者だから。青少年むきじゃない。 コレット「青い麦」・・・理由はなんだろね? 古すぎる(1873年生まれ)からかな? シオラン「生誕の災厄」・・・ぶつぶつうるさい爺さんだから。または、作品が断片的すぎるから。 ドリュ・ラ・ロッシュ(ロシェル)「麦」・・・デカダンスからファシストに転向、第二次世界大戦中は ドイツ軍に協力。戦後、自殺、と悲惨すぎるから。
まだまだ、あげられるが、疲れてきたからこの辺にしておこう。「戦前派」がほとんどだな。
なんとまあ、前時代的な「生きのいい」顔ぶれだろうね!www>321
ベスト50よりもこれらの作家について語った方が有意義なのだそうだから、是非本屋で探してくれ。
(もう置いてない本屋が多いだろうが・・・)あ、仏語のスペルは
>>353 に書いてあるから、
わざわざ書くのはやめておくよ。
322さんグッジョブです。勉強になります。
405 :
吾輩は名無しである :03/10/03 11:09
>>352 (321)
> というわけで、せっかく今パリにいる>1に薦めるとしたら、僕なら同書中の50冊よりは
>むしろ上の「落選本」の中から選んだほうがいいのではないかと言いたいところです。
>紛れもなく「生きのいい」、現代作家も何人か入っていますしね。
ほれ、喪前も>1に教えてやれ。紛れもなく「生きのいい」現代作家は、漏れには見つからなかったからさ。
あんだけウル氏に咬みついたんだから、今更引っ込みはつかんでしょうな。むふふ・・・。
頼むよ。あ、ついでに落選理由も考えてほすぃな!
漏れはこれから、仕事だから、夜、また来るぜ。あ、403は漏れじゃない。あんたと違って自賛するほど腐ってないぜ。
>教えてやっただろうが。 えらそーなヤツでつね。 疲れるのは当たり前で、整理しながら書いていないからでつ。 同じ項目でくくれるものはまとめて書けばいいのでつ。 だらだらと垂れ流すヤツはつかれまつ。 要点をぴしゃり押えれば、話し言葉でなくクールにまとまり、 根性の悪さもカバーできまつね。
>407(321)
何も知らないくせに難癖だけつけるんだな。アルトーも「シュールレアリスト」なんだよ。
誰でも知ってると思って書かなかったんだが、落選理由は、それだけでは片付かないと思った。
むしろぐちゃぐちゃに並んでいるベグ氏のリストから、「特上」コクトーを頭に持ってきて、
シュールレアリスム、ダダイズムを揃えて並べ、あとは、自分の判断で「知名度」の順に並べた。
話し言葉も、321の
>>368 よりは、数段ましだろ? いや、ホントにもう出かけないと遅刻だな。
>406を急いで書いて間違えた。 403は漏れだ。404は漏れじゃない。さらば!
410 :
吾輩は名無しである :03/10/03 12:39
どうしてうるとびは名前変えたの? 322なんていうよりうるとびのほうがいいよ・・・
411 :
吾輩は名無しである :03/10/03 14:54
けむんぱす
412 :
吾輩は名無しである :03/10/03 15:13
すらばや
413 :
吾輩は名無しである :03/10/03 15:18
阪神タイガース優勝バンザーイ!
よくやった星野さん。選手たち。
よーし、次はダイエー相手に日本一や!
でも喜んでる場合やないで〜
大阪の景気は超ドン底最悪状態真っ最中!
大阪の選挙の投票率はなんと全国で最下位!(55.69%)
なさけないわ、ほんま。。。
投票率が低いのは社会、経済に対して自発的な努力が無い証拠や!
(....43京都 44沖縄 45埼玉 46千葉 47大阪)
こんなことで大阪の景気が良くなるわけないやろが!
大阪を変えたいんや!
11月9日の総選挙、投票率を上げようや。
全国一位をねらおうや!
それが無理でも、せめて、
阪神の勝率(62,7%)を超えるぐらいの投票率をめざそうやー!
大阪人よ立ち上がれー!!!
そして、政権交代で日本を変えたいんや!
イメージとパフォーマンスばっかりで
弱者の痛みを無視するような政策ばっかりの小泉政治はもうアカン!
自民党の利益を失うような構造改革を
自民党自身ができるわけないのは誰でもわかる。
もうだまされへんぞー!
大多数の無知な国民をあざむくのもいいかげんにしろー!
自民による自民のための自民の政治はもう終わりにしろー!
11月9日総選挙。
政界の明石家さんまこと小泉純一郎と
政界のビートたけしこと菅直人。
さあ、勝つのはどっち!!!?
http://www2u.biglobe.ne.jp/~over80/shugiin_watching-2000.htm ............................................
414 :
吾輩は名無しである :03/10/03 15:19
やきとりを・・・愛する
★素朴な疑問★ 322さんは次のうちどの名前を持っていらっしゃいますか? @tar baby ◆7pcTvobAhE Aウルトビーズ B美香 ◆FE5qBZxQnw Cixion ◆ySh2j8IPDg それから本当の名無し厨房もここにはいるようなのでぇー 321さんも322さんもトリップを付けられてはいかがかと。
416 :
吾輩は名無しである :03/10/03 16:48
もうログ読むの疲れちゃった…… とりあえず「現在書き続けてる作家」くらいが目安でいいんじゃない? このレス読んだ人は、下に「最後に読んだ現代フランス文学」の タイトルと作者、採点(1点単位で20点満点。できたら短評も)を 明日のために書くべし書くべし。
417 :
吾輩は名無しである :03/10/03 17:08
>>415 322はウルトビーズしかないですね。
美香は少なくとも自分の読んだ本のことを書くし、自分で読んだなりのこと
しか書かないでしょう。
322は読まないでも書けることばかり書いてる。
これはウルトビーズがやはりそうなんです。まあ、さすがにベグペデは
一応よんだでしょうが。
だれだれはシュールレアリストだとか、だれだれはホモだとかそんなことばっか。
あるいはこんな、くだらない知識の披露↓
それとも、Aury/Reage知らないのかね?
ドゥ・マーゴ賞取った作家だから、知らない筈ないよなあ。
どうせなら、O嬢のOは女性の性器のかたちを象徴してるとか、澁澤のレアージュ論のこと
だとか、エロ板エロ板と騒ぐ暇があったらもう少し内容のあることが書けないもんか?
ねえ、うるとびくん。
あっ、しりとりですか?
るーでさっく
ちぇ、俺が最初に読んじゃったよ。。。 『フェルマーの鸚鵡はしゃべらない』 ドゥニ・ゲジ 11点 数学史のトリヴィアとミステリを融合させたような本。向こうじゃ売れてる人らしいけど、 ミステリ部分がいまいちなので読み進むにつれてだらけてしまう。変り種が好きな人に。
>>415 自体がB糞豚の自演w
糞豚女を他コテと並べてみせるとは、厚かましいにもほどがあるw
それに自演で答える馬鹿>417w
糞豚美香はチャットの垂れ流しか本からのパクリを
偉そうに書くしかできない、意味あるレスは皆無の真性馬鹿。
>415=417=臭い臭い、お前の自演は、糞豚美香、去ね!
>>416 ちょっと古いんですがいいでしょうか。
JM・ル・クレジオ『海を見たことが無かった少年』17点 詩的ですよ。
>415 俺じゃないよ。フランス文学知らないし、「漏れ」なんて使わない。 文体見ると他スレの某日本人作家でがんばってる人に似てるが・・・ちゃうかな(笑
>>417 ウルトビ氏は漂泊者さんとエロス文学スレで
なかなか面白い対話をしてますよ。
澁澤のレアージュ論にもふれてました。
ここでのウルトビ氏とは思えないほどw
エロス文学スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1038064936/l50 の書き込みは成り行きから言って322とみなすのが妥当だろ?
まずは「翻訳者」と飲んだ自慢話。
それからどこかで見たような長文!
しかもほとんど引用!!
ウェルベックもエシュノーズも知らないらしい322は、
>俺は小説(特に現代小説)を読むのは苦手で、あまり読書量は多くない。
というウルトビーズに瓜二つ。
二人ともコクトーにこだわりがあるみたいだし
「双頭の鷲」の二つの頭に違いないと見たが
どうだろうか、ワトソン君。
今朝、起きて早速12本。 冷蔵庫を開けて牛乳を飲みながら3本。 TVをつけて中野美奈子を見ながら2本。 朝御飯は御飯、紅鮭、豆腐とワカメの味噌汁、納豆。 消化を良くする為にしっかり噛み締めて、そして2本。 歯磨きをしてヒゲを剃り鏡の前で変な顔特集。この間に5本 昨日、クリーニングに出したパリッとしたスーツに着替える。6本。 ネクタイ選びで10分間悩む。いつの間にか2本。 靴はさりげなくアルマーニ。ここで3本。 太陽が眩しい。 会社へ向かう満員電車の中。押し合いへし合い。なんと9本。 会社でひたすらデスクワーク。パソコンの画面でちょい疲れ目。ちょい5本。 昼御飯はアミノサプリ。こう見えても忙しいんだ。1本だ。 12:45〜18:26会議。何も決まらず。この会社の展望も先行きも暗い。22!! 〜0:07、またもやデスクワーク。 不景気でひたすら働かされ残業手当は雀の涙。7本だ、チュンチュン。 今日もまた終電。居眠りもしたくなる。 だがここは我慢。我慢するんだッ!!そのかいあってか5本。 駅前の吉牛で牛丼並ねぎたく、卵、お新香、味噌汁。こんなところから1本。 帰宅。風呂に直行。油断は出来ねぇ。最大の敵だ。25本。 歯磨き、鏡の前でかっこいい顔の角度特集。 そして最後の日課。疲れてても20分の刺激。10本。 だがこれは将来の為の先行投資だ。 なるべく刺激の無い明日に期待して それではおやすみなさい。 本日の抜け毛:計120本(誤差±10本)
>>423 わざわざ「漏れ」とか使うとこなんかも必死だな(藁藁藁
↓こいつらもアヤシイぞ
259 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2003/09/15(月) 18:33
>>257-258 グッジョブ!
349 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2003/09/30(火) 19:02
>>335 >>336 >>338 >>347 グッジョブ! ボントラバーユ!
能動的で肯定的なレス(美しい)
反動的で否定的なレス(醜い)
404 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2003/10/03(金) 11:02
322さんグッジョブです。勉強になります。
>>415 マジレスします。(今は出先からPCを借りて書き込んでいる。下書きして・・・w)
俺は、@tar baby ◆7pcTvobAhE、Aウルトビーズ、B美香 ◆FE5qBZxQnw、
Cixion ◆ySh2j8IPDg の内の誰でもない。文学板では、「名無し」か「322」の
ような番号表示のHNしか使っていない。ウルトビーズ氏とは、キャラがかぶるようだが、
別人。(・・・というより、俺は今、リアルで、ウルトビーズ氏と会っている。
彼とは最近知り合ったので・・・)
ウルトビーズ氏は、世界史板で、「カメレオンI世」というHNを使っていたが、一方、
俺は、「ブラド・マクシミリアン」または「ジャン・バティスト」を使っていた。
(これはバラしてもいい、とウルトビーズ氏本人に了解をとったので・・・)
ウルトビーズ氏について詳しく知りたい方は、世界史板のサン・ジュストスレッドを
見てください。「カメレオン」で頁検索すれば、彼のカキコがわかります。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1035976865/ (「ウルトビーズ」もちょこっと顔を出している)
世界史板のこのスレにおける醜悪な騒動の原因であった「おサル(アビア、望)」氏は、
カメレオン氏によってさんざんに論破された挙句、逆切れして、サン=ジュスト研究会
会長の長谷川氏の実名をあげ、「死ねば?長谷川。おまえのことだよ。」(532)と
悪態をつくに至った。カメレオン氏は、このあたりから、長谷川氏に迷惑をかけることを
避けるために、世界史板を撤退、文学板に移ってきたようだ。このあたりの経緯を読めば、
フランス文学系列のスレで、ウルトビーズ氏に粘着して煽っているDQNコテの正体は
予想がつくことと思う。(俺は、微力ながら、ウルトビーズ氏の援護射撃をしていた
わけだが・・・)暇な人は、自己紹介板、
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/intro/1062761070/ もしくは最悪板、
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1064457133/ を合わせて読んでいただくと、このコテハンが、2ちゃんの各板に迷惑をかけ続けて
いるコテハンであることがわかると思う。世界史関連のHPを持っているようだが、
このような人にサイトを管理する資格があるのだろうか?(Yahooは甘い!)
しかし、2ちゃんねるが匿名掲示板である以上、このような人が入り込んでくることを 避けられない。何度「アクセス禁止」にしても、複数のパソコン、サーバを使って 執拗に書き続けているからだ。少なくても長谷川氏は彼女の実名を知っているのだから、 名誉毀損ででも訴えればいいのに、と思うが、それは長谷川氏の判断に任せることにしよう。 (俺は長谷川氏とは長い付き合いだ。同じ世代の人ならいざしらず、おサル氏には 俺の正体など予想もつかないだろう) リアルでのことをバラした以上、俺は今日限り2ちゃんを引退する。 だから、トリップをつける気は無い。(「夜、また来る」との発言は撤回) しかし、カメレオン(ウルトビーズ)氏は、近々、世界史板に復帰するということなので、お楽しみに。
429 :
吾輩は名無しである :03/10/03 18:42
>>422 対話っていうより、99%澁澤の解説を引用してるだけじゃん。
バイバ〜イ! とっとと逝け あ! 忘れ物! うるとび持ってって!
え、322さんはウル氏ではないの? てっきり同一人物かと‥ それにしても321さんと322さんは因縁がありそうですね。
引用を、さも自分の言葉のように書き込む人って多いからねぇ
433 :
吾輩は名無しである :03/10/03 18:53
>>420 クレジオはわたしも好きでだいぶ読んだんですが、
なんだか何も覚えていない。ああ、きれいな言葉だなと思いながら
気持ちよく読む。まあ、そのとき気持ちよければそれでいいわけだけれども。
434 :
吾輩は名無しである :03/10/03 18:59
しかしね、322はなぜこのスレに、わざわざ下書きまでして
>>426 >>427 >>428 を書く意味があるのか、わたしにはわからんね。
なんか勘違いされているんじゃなかろうか?
>426
笑いすぎて死にそう。
そのスレでもみんなに自演って言われてんじゃんww。
こりゃもう名スレケテーイだね。
保存しとくよ、オイラ。
219 :世界@名無史さん :02/11/20 23:25
>>217 カメレオンI世の正体が、202であり、ジャン・バティストであり、サン=ジュスト研究会
であり、プラド・マクシミリアンであり、オルガンであり、他ハンドルを使って他人に
直接言えないことを影でこそこそ言っているのがばれてしまうこと。
お前は自分の発言に何一つ責任を取らないクソ野郎だってことさ。
436 :
吾輩は名無しである :03/10/03 19:02
>>433 そうですよね、ル・クレジオの言葉は
詩に近いと思います。
ストーリー性もですが、言葉の魅力そのもので、最後までグングン
惹きつけて読み通させる力がありますね。
>>434-435 おい、もうここでやんなよ!
他の人間が迷惑だ。
世界史板か何か知らないが
別の場所でやってくれ!
笑われているのはお前だよ。>435おサル。 サン・ジュスト板>219の妄想の激しいこと。その中に5人もいるよ。 1人を除いて、俺は全部リアルで知っているが・・・。
要は、うるとび=322が、 いろんな板で長文レスで自演して、 それを指摘された板からは撤退してきたってことで宜しいか?
321と322 二人ともこのスレから出てってください。
>437 ごめんよ。しかし、これは仏文学スレの問題でもある。 おサル氏が居座り続けているかぎり、真面目な議論はできないよ。
今日で2ちゃんから去るとか抜かしてるけど、 322から名無しになるだけに10000000ウルト
>>441 お前が来てからも、まともな議論ができていないわけだが。
>441 もう出て行く。321がさらに醜悪なレスをしなければ・・・。 何度も言うが、俺は、ウルトビーズ氏ではない。 そう思うことが、何か君の得になるのか?>439(321) 敵は一人だけだと妄想すれば、心が休まるのか?
445 :
吾輩は名無しである :03/10/03 19:16
>>442 あるいは別の名前になるが、性格は変われないのですぐバレるに
500,000,000ビーズ!
失敗。自分にレスしてしまった。444は>440あて。 >443 まともな議論ができないのは、俺のせいではない。
>敵は一人だけだと妄想すれば、心が休まるのか? お前に返すよその台詞(失笑 世界史板なんて行ったこともねぇよ
粘着は321だろ
── = /ヾ∧
── =彡| ・ \ =
── =彡| 丶._) ≡ ガッ ∧_∧
─ =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡ r( )
── =≡ > __ ノ ))< > -= 〉# つ ←
>>321 ,322
─ =≡ ( / ≡ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
── .=≡( ノ =≡ -= し'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
. .
321の正体はマダムBを文学板から追い出した粘着
451 :
吾輩は名無しである :03/10/03 19:21
ほとんど妄想家の域にいますね、ウルトビ=322は。 あるいは老人性痴呆症か? もう出て行く、といったら、普通もう、でてこないだろう、かっこ悪くて。
まともな議論ができないのは、 321と322のせいである。 どちらも粘着で同人種。
321はフランス文学総合スレッドを荒らしていたこの人 415 :吾輩は名無しである :03/06/10 13:40 378は仏文科卒20代OL。Dolce。 特定コテ好きで別の特定コテたちを粘着して煽っている。 たしかに「氏ね」「頃す」という言葉は使わないが、粘着の仕方が陰湿。 俺「女」などとカミング・アウトするぐらいなら、最初からネカマなど やめた方がいい。ましてや他人のリテラシー云々する前に、オノレを 磨いた方がいい。 読みの解釈を「勝ち負け」で評価などするでない。 416 :吾輩は名無しである :03/06/10 13:41 ネカマじゃないね。逆だ。 417 :吾輩は名無しである :03/06/10 14:17 Dolce=ますたー第一秘書
825 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 03/05/10 13:07 Dolce 20代OL 結構美人 仏文学科卒業 勘弁・ixionファン 接近するときは名無し
つーかね、粘着されていた過去があったのなら、 なぜ自分が粘着されるか考えてみた方がいいと思うんだけど。 このスレでの態度も、ひどいと思う。
456 :
吾輩は名無しである :03/10/03 19:31
>>321 はちっともおかしくないよ。
みんな、読み直してみればわかるよ。
だから
>>452 >>453 >>454 みんな322だと思う、ふつうの相手じゃないと
思うからしばらく放置したほうがいいかも。
せっかくルクレジオの話がしたかったのに・・・
すっかりパリ初心者の影が薄くなったな。 それはそれだけでみると嬉しいのだがw
289 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 05:23
文法的に間違ってないか心配だ。
292 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 05:25
>>290 うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!言うな!!!!!!!!
言ったらそれ想像してオナニーするぞ!!!!
301 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 05:32
人気に戸惑うくらいなら、
俺のフェラテクに戸惑ってほしい。。
299 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 05:30
「ごはんはほんとうに白いね」
「でもなんだかほてってピンクになってるYO」
うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっぁっぁっっっっっっっっっ出る!
303 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 05:36
ネナベに慣れろや。
美香対策でsageてるのに、閑散としてるからゼンゼンさがらねーな。
スッキリしたから俺は寝る。
600 名前: DolceMiele ◆84xtZeR2j. 投稿日: 03/04/04 12:49
マスター、ディプキッス!
もう321と322に 好きなだけやらせましょう。 マトモな人は以降放置で。
460 :
吾輩は名無しである :03/10/03 19:39
>>459 もうるとびなんだな。
おれわかったよ、もうぜんぶわかるよ322くん。
うるとび、串はずせ!
ル・クレジオ、今後の読書リストに加えておきます。 「詩的」ということで、最近読んだ僕のお薦めは 『めぐり逢う朝』 パスカル・キニャール 16点 です。なんということのない話なのですが、やはり美しいのです。 キニャール=高橋啓の取り合わせは年々成熟してゆくワインのようで、 (ちょっとシャレすぎたかな)、今一番今後を楽しみにしている著・訳者です。
463 :
吾輩は名無しである :03/10/03 21:09
>>462 高橋啓さんというとシムノン『仕立て屋の恋』を訳された方ですよね。
キャニールも訳されているのですか、未読です。
早速、読みたいと思います。
翻訳がぎくしゃくしてなくて詩的であるのは、本当に読んでいても
心地良いと思います。
今日、パリ在住20ウン年の生粋のフランス人に、ベグベデのことを聞いてみました。 びっくり、彼はベグベデの元同級生だって! で、どう発音するのがよいかわからないけれど、「ベッベデ」と呼んでいる と言ってました。多分、もともとはフランス人ではないのではないか、とのことです。 「最近彼の名前はいろんなところで聞くし、良く見るねぇ。 作家なのは知ってるけれど、読んでない」って苦笑してましたよ。 では
Michka ASSAYAS 『EXHIBITION』(Gallimard)を挙げておきます。 文学板で様々な精神的傷口の「曝け出し(EXHIBITION)」を 目撃された方なら、きっと病める「現代」の「生きの良さ」を そこに見出すことができ、興味深く読めるかもしれません。 楽しめるかどうかは保証できませんが‥‥。 一、二年前に確かドゥマゴ賞をとっていると思います。
>>465 >彼はベグベデの元同級生だって!
>どう発音するのがよいかわからないけれど…と言ってました。
>多分、もともとはフランス人ではないのではないか、とのことです。
>「彼の名前はいろんなところで聞くし、良く見るねぇ}
変な変な変な、同級生!w
■Michka Assayasについて ミシュカ・アサヤス『EXHIBITION』は2002年のドゥマゴ文学賞を受賞。 『EXHIBITION』は初の長篇小説とのことで、音楽に関する編著書もあるとのこと。 ほかに「LES ANNEES VIDES」(90)、「DANS SA PEAU」(94)の二つの短篇小説。 ■ドゥマゴ文学賞について 「ドゥマゴ文学賞」は1933年にレーモン・クノー『はまむぎ』が第1回受賞作。 アンドレ・マルロー『人間の条件』にゴンクール賞が授与された同じ日、 パリの老舗カフェ「ドゥマゴ」の常連客たちによって創設されたもの。 創設時の主な選考委員は、ジョルジュ・バタイユ、ミシェル・レリスなど。 これまでの受賞者・受賞作にクノー『はまむぎ』(1933)のほか、 レアージュ『O嬢の物語』(1955)、 トポール『ジョコ、誕生日を祝う』(1970)、 ガロディ『生者たちの呼び声』(1980)、クリストフ・バタイユ『安南』(1994)等。
基地外が牛の涎まで汚してるね。ナニ者なの、あれ。 前に出てたリストの中で 『ぼくは行くよ』 ジャン・エシュノーズ 読んだことあるけど点つけてるとすれば7点かな。 人を選ぶ小説じゃないと思うんだけどあたしにゃさっぱりだった。 最近のゴンクール賞ってみんなつまんない。 どういう選考基準になってるんでしょう? それとも翻訳が悪いのかな。
470 :
◆CRaxoB3keg :03/10/05 20:10
>「最近のゴンクール賞って‥」 そうかもね。一応最近のものを挙げてみた。 1984 マルグリット・デュラス(DURAS)『愛人(L'AMANT)』 1987 ターハル・ベン=ジェルーン(BEN JELLOUN)『聖なる夜(LA NUIT SACREE)』 1990 ジャン・ルオー(ROUAUD)『名誉の戦場(LES CHAMPS D'HONNEUR)』 1992 パトリック・シャモワゾー(CHAMOISEAU)『テキサコ(TEXACO)』 1995 アンドレイ・マキーヌ(MAKINE)『フランスの遺言書(LE TESTAMENT FRANCAIS)』 1996 パスカル・ローズ(ROZE)『ゼロ戦: 沖縄・パリ・幻の愛(LE CHASSEUR ZERO)』 1999 ジャン・エシュノーズ(ECHENOZ)『ぼくは行くよ(JE M'EN VAIS)』 この中でマキーヌ 『フランスの遺言書』(水声社)は ゴンクール賞とメディシス賞のダブル受賞とのことで 読んでみたいとは思いつつまだ未読。
でさ、その何たらリストの中に日本の作家はいないのですね? やっぱ、そんなものかな?
うるとび=美香
まじ?
ンガーZ
475 :
吾輩は名無しである :03/10/11 22:41
もう出尽したか、、、。早かったな、、、。
ttp://www.bunkamura.co.jp/bungakushou/paris.html 上記HPより引用
(2002年ドゥマゴ賞ミシュカ・アサヤス『EXHIBITION』について)
人間はいつでもどこでも自分が抱えている精神的傷口
を他人に曝け出している。
人は皆、父親による強姦(レイプ)、同性愛が抱える憂
鬱、太りすぎを恥じること、目立たないということや逆に
目立ちすぎる、という悩み、仕事の悩み、失業の悩みや
勝利や敗北によるストレスをいつも人前に「曝け出して」
いる。
人は皆、自分の苦悩を「曝け出して」いる。
人は皆、自分の苦悩を「曝け出す」ために行列している。
人は皆、「曝け出す」ことによって、自分の苦悩が解消で
きると期待しているのだ。
「曝け出す」ことは、お金や余暇では癒されない(それど
ころか癒しや休暇によって実は悪化しかねない)、それ
らの「苦悩」を止めてくれる唯一の秘密兵器−「特効薬」
なのだ。
"Revolutions(革命)" J・M・G Le Clezio(ル・クレジオ) Gallimard(ガリマール) 8万部以上売れているらしい。
>>474 小学生なみのギャグに思わず笑ってしまった自分が恥ずかしい‥
>>476 2ch閲覧者なら確かに興味深い内容かも。
>>477 ル・クレジオってやっぱり人気あるんですね。
100人目のゴンクール賞が決まるのは10月の末頃だっけ? 去年はキニャールの『さまよえる影たち』だったねー。
ゴンクール賞、今年は例年より早かったみたいよ。 なんかぬけがけちっくだったらしい Jacques-Pierre Amette 邦訳でてるのかな?あんま聞いたことなかったんだけど わたしが無知なだけでしょうか。
もうここで聞くことの興味を失ってしまったので、こっそり書かせてもらいます。 先日、読書家のフランス人の友人に現在活躍中で読むべき作家はって聞いたら クンデラ、トゥルニエ、ノートンなどと言ってました。トゥルニエ氏は職場の 近くに住んでるとのこと。あんまり有益な情報は得られませんでした。
100周年のゴンクール賞アメット「ブレヒトの愛人」 についてググッた情報(以下コピベ) アメット氏は週刊誌ルポワンの文芸批評を担当する作家で、「沈黙の人」など 約30の小説や戯曲の作品がある。 受賞作は、第2次大戦後の東ベルリンを舞台に、旧東ドイツ情報機関員の愛人 である女優が劇作家ブレヒトの愛人になって動静を探るという小説。 アメット氏は仏ウエスト・フランス紙やルポワン誌の記者を経て作家活動に入り、 30冊前後の著作がある。
483 :
吾輩は名無しである :03/10/26 17:00
フランスにいたときは月曜発行の、 地下鉄のフリーペーパーよく読んだな。 フランス人の友人が絵本を送ってくれるそうで、楽しみ。
絵本と現代文学の相関関係について考えよ
初心者にお薦めの作家を教えて下さい!! マジレスきぼんぬ。
>>485 文学に初心者も玄人もないと思うが、小説を読み慣れてない人でも楽しく読める、
ということなら、とりあえず以下の三冊をあげてみる。
『浴室』 ジャン=フィリップ・トゥーサン
『踏みはずし』 ミシェル・リオ
『パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない』 ジャン・ヴォートラン
>>486 ありがとうございます。明日、書店に行ってみます。
488 :
吾輩は名無しである :03/10/30 15:07
Patrick Modianoって読んだことなかったのに昨日フランス図書でなぜか 買ってしまった。Accident Nocturneっての。今年出た本ですね。 帰りの電車で20ページばかり読んだんだけど、かなり気に入った。 Folioでも結構たくさん出てるんだね。こんどまとめ買いしてやる!
ヴィアンVian 1920-1959 ロブ=グリエRobbe-Grille 1922- ボンヌフォワBonnefoy 1923- デュ・ブーシェDu Bouchet 1924- トゥルニエTournier 1924- ニミエNimier 1925-1962 ビュトールButor 1926- クンデラKundera 1929- ビアンシオティBianciotti 1930- ドゥギーDeguy 1930- アラバールArrabal 1932- クリストフKristof 1935- サガンSagan 1935-
ペレックPerec 1936-1982 ソレルスSollers 1936- シクスウCixous 1937- ロシュRoche 1937- エルノーErnaud 1940- ル=クレジオLe Clezio 1940- サルナーヴSallenave 1940- アレクサキスAlexakis 1943- ペナックPennac 1944- デュヴェールDuvert 1945- モディアノModiano 1945- エシュノーズEchenoz 1947- キニャールQuignard 1948- ギュベールGuibert 1955-1991 マキ-ヌMakine 1957- トゥーサンToussaint 1957- ウエルベックHouellebecq 1958- クレール・デデヤン(1959-) アンナ・ガヴァルダ(Anna Gavalda); (1970-) アンヌ=ソフィ・ブラスム(1984-) *追加・訂正等希望
491 :
吾輩は名無しである :03/10/31 04:16
えっとどういう基準で何のリストなんでしょか。明示キボンヌ
まだ根にもってるんですね。
493 :
吾輩は名無しである :03/10/31 08:04
うるとび復活?w
>491
>>489-490 のリストは一応1920年以降に生まれた作家で
そこそこ有名な作家ということです。一応。
詳しい方は補完してください。
>492
ドリアン・グレイ君。いつまで起きてるんだ? しっかり睡眠とれ。
495 :
吾輩は名無しである :03/10/31 13:00
つまり、何の意味もないリストってわけだ。
「神保町古本祭りは切なすぎる」スレにうるとびがでてま〜す
経緯がよく分かっていないのですが、その「うるとび」って コクトー作品の解釈をしていた「ウルトビーズ」さんと 同一人物なのですか。
早稲だのなんちゃって仏語研究の?
あれは酷い論文ばっかりだったな。世も末だ。 極東の日本でフランス文学を研究する意義を真剣に考えてしまった。
これのことうる? www.littera.waseda.ac.jp/appendix/CLLF/vol19.html
おもろい展開期待あげ
502 :
吾輩は名無しである :03/11/16 02:45
トゥーサンそろそろ来日だね。 大阪のサイン会写真撮影も可ってことで行きます。 ミーハーなもんで。
フランス文学をやるのに早稲田にいくのはアホでは?
505 :
吾輩は名無しである :03/11/25 01:09
以前このスレに書き込んだ者です。 予定通りまた渡仏することになりました。 1さん行きつけのお店などがあれば教えてください。行かない店リストに加えます。
大久保初子さんを探してます 大久保初子 愛知県立大学 2部 フランス科2001年卒 25歳くらい 長崎出身 初子さんは大学卒業後行方がわからなくなってます。風俗店で働いてる可能性もあり心配してます。ご存知の方お知らせください
早稲田出身のコクトーおたくって言ったら、もう。
508 :
吾輩は名無しである :03/11/27 08:15
このスレは大耳ショボーンがしばらく管理しますよ + . + (\_/)(\_/)(\_/) + (´・ω・ ∩(´・ω・∩)(´・ω・`) + (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) + ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) ) (_)し' し(_) (_)_)
509 :
吾輩は名無しである :03/12/12 18:34
age
510 :
吾輩は名無しである :03/12/14 04:08
Touusaint Faire l'amour読んだアゲ 日本が変なエギゾチスムでは全然なく好感が持てました
511 :
吾輩は名無しである :03/12/14 07:45
L'emprient de l'ange
キニャール!
モディアノ読んだけど、どこがいいの? 誰か説明して?
久しぶりに来てみましたが、荒廃してますね。 私はこのところ、パリに関係する非フランス文学のほうに興味があって いろいろ読んでます。最近、何か面白い本でましたか? ところで、先日、エッフェル塔の近くでヒッタクリにあいました。 幸い、かばんは戻ってきたのですが、壊れてしまったし、怪我をしました。 皆さんもくれぐれも気をつけてください。
515 :
吾輩は名無しである :03/12/24 09:38
久しぶりに来てみましたが、交配してますね。 私はこのところ、性に関係するお遊びのほうに興味があって いろいろ試してます。最近、何か面白いお店できましたか? ところで、先日、エッフェル塔の近くでボッタクリにあいました。 幸い、着ていたものは戻ってきたのですが、破れてしまったし、怪我をしました。 皆さんもくれぐれも気をつけてください。
516 :
吾輩は名無しである :03/12/26 19:04
L'arbre de Lettresって、もしかしたらムフタール街じゃない? そこを上りきったPlace Contrescarpeに住んでたことがある、昔。 屋根裏部屋で暮らしてると一階のRequin Chagrinというレストランから 毎晩ピアノの生演奏が聞こえて来たっけ。 そう、お向かいは小さな名画座。映画好きの若いやつらがいつも並んでたな。
ぼなねー。 去年最後に読んだ本は、トゥーサンの『愛しあう』でした。 今年最初に読む本は、マルタン・パージュ『僕はどうやってバカになったか』になりそうです。 皆さんはいかがですか? Tous mes voeux ! Et bonne lecture !!
Comment je suis devenu stupide、僕も読みました。 面白かったけど、予定調和っぽいラストだけがいまいちでした。
Bonne Annee! ムフタール街ではないですが、あそこはお気に入りの場所です。 アメリで公衆電話におもちゃの箱を置くシーンありますよね。 多分あそこらへんだと思うんですけれど、DVDが日本にあるので 確認できませぬ。ちなみに、時々、癖になってる唐揚げを食べに 某所に出没します。 私、恥ずかしながら堀江氏の「おぱらばん」を今ごろ読んで感動しています。 パリに住んだあとで、こういう文章が書けたらどんなに素敵でしょう。
520 :
吾輩は名無しである :04/01/02 22:52
ジャンバルジャンかつやくちゅう。
ガチャピンもかつやくちゅう。
『僕はどうやってバカになったか』 完読。 うぅん、ちょっと期待ハズレでした。諧謔は諧謔なんだけど、毒が今いち薄いです。 主人公はSTUPIDEになろうとして、エステサロンに通ったりマクドナルドで食事をしたり 株のブローカーになったりするのですが、こういう価値付けの仕方はちょっとナイーヴというか バナールというか、二十五歳という著者の「若さ」を考慮にいれても素朴すぎるように思われます。 最後にはそこから「救われる」というストーリーにも、救い難い批判力の欠如を感じてしまいます。 とはいえ面白い部分も少なからずあるので、空いた時間のある人なら読んでも損はないとは 思います。本国フランスではバカ売れしたらしい小説です。 次はキニャールの『さまよえる影』を読む予定。こちらも期待が先行している作品です。
>>522 僕も去年読みました。「僕はどうやってバカになったか」
ハチャメチャな展開で面白くなりそうかなと思ったんだけど、ラスト辺りがご都合主義みたいでちょっとがっかりしました。
フランス人の友達が面白いと言うから読んだんだけど。
524 :
ごるごるもあ ◆753Z/RLFiY :04/01/20 21:15
キニャールの前に一個つまみ食いしてしまいました。 ジャン=ピエール・ガッテーニョ 『悪魔の囁き』 扶桑社文庫 原題:NEUTRALITE MALVEILLANTE 十年ほど前に書かれたサイコ・サスペンスです。かなり面白いです。 「サイコ」と言っても、アメリカ人がよく書くような単なる電波くんとの鬼ごっこではなく、 精神を舞台にしたサスペンスという、言葉の真の意味でのサイコ小説です。 『愛しすぎた男』や『私家版』というタイトルにピンと来る方なら是非読んでみてください。 一、二点残念なところ(ご都合主義)はあるのですが、まずまず傑作と呼んでよい作品だと思います。 高野優さんの翻訳もいつものことながら安心して読める見事な良訳です。 読んでて既視感が拭えない場面があったのですが、映画『青い夢の女』の原作がこの人の手に よるものだったんですね。こちらは読んでいないのですが、おそらくこの『悪魔の囁き』の方が 数段優っていると思われます。何といっても最後の一行には痺れてしまいました。この一語に 出会うためにだけでも数時間を費やす価値は十分ある、と言ってしまいたいぐらいです。
526 :
吾輩は名無しである :04/01/23 05:21
現代文学やるのに良い大学院を教えてください。 トゥルニエ、バルト、キニャ−ルあたりに興味があります。
527 :
吾輩は名無しである :04/01/23 07:46
>>527 おお!パリ大でも始まりましたか!!!
それは素晴らしい!
俺はまた騙されたわけだが…… _| ̄|○
530 :
吾輩は名無しである :04/01/24 18:45
十代の頃は、ロブ・グリエとトゥーサンの位置関係と大江健三郎と村上春樹のそれとの比較とかを友人と語るような文学好きだったが、最近は読まなくなった。 活字自体は読むんだけど、小説はトゥーサンとポール・オースターの日本語訳が出たら読む程度。 でも、最近また読みたくなったよ、なんかいいのない?
『さまよえる影』 完読。 う〜〜〜〜〜〜〜〜ん。困ってしまいます。これは小説ではなく、キニャール自身が 世界や歴史について語った書物であり、この本について我々が語りうることはあまり多く 残されていないように思われるのです。それでもまぁ、感想を求められたとするならば、 なんでしょうねえ、うぅん…………まあどう言葉を繰ってみても結局は「つまらない」という 一語を否定しうるような修辞には到達できないわけですが…… キニャールは好きな作家ですけれども、もともとユーモアに長けた人ではないんですよね。 その人が断篇を連ねて現代の批判を続けるのですから、陰鬱な書になるのは必然です。 しかし陰鬱さ以上に辛いのは、この難解さでしょう。まあ「何が言いたいのか分からない」 というのは読み手の情熱と教養の不足のせいとしても、そもそも日本語として文章の意味が とれない、とりにくいという箇所が少なからずあるのです。翻訳は高橋啓さんですね。素晴らしい 訳書をいくつも出されている方ですが、憚りながら一言だけ言わせていただくと、「ムラ」も少し 多い気がします。精力的に仕事をなさっているので、なかには出来の粗いものも混じってくるのは 仕方の無いところなのですが、今回は悪いほうに目が出たのかな、という感が拭えません。 原作の複雑さ・ゴンクール賞受賞などとも相俟って、翻訳者にとっても辛い仕事だったのでは ないかと推察されます。 今のところ、次に読みたいと思うフランス小説はないですねー。最近、旧作の復刊が活発に なっているようでこれは嬉しい流れです。それとちょっと毛並みが変わりますが『ハリポタ』旋風の 陰で、ブリュソロの『ペギー・スー』シリーズの邦訳刊行が着々と進んでいるのを見逃してもらいたく ないですね。こちらは女の子が主役のフランス製ファンタジーですが、『ハリポタ』とは違う ビターな味わいが絶妙で、大人の鑑賞にも堪えうる仕上がりになっています。興味をもたれた方が いましたら、ぜひ一度お試しになってみてください。では。
ペレックは原書で読むと圧巻される。
大学の講義でクロード・シモンの「ファルサロスの戦い」読まされて以来、 フランス文学自体に軽い嫌悪感を抱くようになりました。 これって、文学にしか奉仕できない文学なのでわ?
>>533 日本語もまともにかけない奴に批判されるシモン。悲しいな・・・
535 :
吾輩は名無しである :04/03/01 17:47
クロード・シモンはまず『フランドルへの道』を読む。 これでダメなら自分の文学的センスを疑ったほうがいい。
537 :
吾輩は名無しである :04/03/08 05:20
アニー・エルノーはどうですか? かなり翻訳が出ているようですが。
538 :
吾輩は名無しである :04/03/08 10:57
まあ、現代フランス文学を本当に理解しているのは、俺だけだな。
539 :
パリ初心者 ◆c0BMU72ZYw :04/03/17 06:11
ここ数日、RERとか地下鉄とかのごみ箱が閉ざされていますけれど、 スペインのテロの関係でしょうか?今日は帰宅中の車内で突然大きな声で、 「この車両はここでテルミネします。パリ行きへは乗り換えてください!」 というアナウンスがかかったり、なんだか変です。どなたか情報ご存知ですか?
今、ダニエル・ペナックの作品をいくつか読んでいます。 俗語が多くて非常に読みづらいですが、なかなか面白いです。 日本語に翻訳されているのかな?
Ceux qui sont sages font sage.
continue...
En garde !
544 :
吾輩は名無しである :04/04/13 07:32
ル・クレジオも 64才か。おめ。 永遠の青年だよ、自分の中では。
545 :
吾輩は名無しである :04/05/24 09:33
マルセル・プレヴォーの邦訳を探してるんですが、一向に見付かる気配が 有りません。助けて。
あ、ごめん。現代仏文学じゃなかった。 でも、知ってる人居たら助けて。
1. 悲しみの首飾り / マルセル・プレヴォー[他]. -- 三笠書房, 1956. -- (若草文庫ポケットサイズ) 2. 彼の恋人と私 / マルセル・プレヴォ[他]. -- 鷺の宮書房, 1966 3. 情熱時代 / マルセル・プレヴォー[他]. -- 2版. -- 元泉社, 大正12 4. 半処女 / マルセル・プレヴォ[他]. -- 三笠書房, 1953. -- (三笠文庫 ; 第140) 5. 巴里の処女 / マルセル・プレボー[他]. -- 太虚堂書房, 昭和23 ……古書店か図書館頼みですね。
>>547 詳しい情報ありがとう御座います。助かりました。
549 :
吾輩は名無しである :04/05/27 00:49
先日の土曜日、大阪のアリアンスでアニー・エルノーの講演会があった。 フェミニズムとブルデューの立場から支配や暴力を批判する内容だった。 ところが質疑応答のさい、通訳がフロアからの質問に言いがかりをつけ、 一部をカットするという検閲を行った。こうした通訳の振る舞いこそ、 言論における支配と暴力そのものであり、 エルノーの講演にふさわしくないものだった。 聴衆の一人としてとても不愉快だった。
耳を疑いたくなるような話ですね。 よければ質問の内容など詳細を知りたいのですが。
551 :
吾輩は名無しである :04/05/27 11:12
通訳が一般の質問者に向かって言ったのは、 あなたのは解釈だ。質問になってないとか、 あなたは上からものを言っているとか、 あなたの質問にはあなた自身がないとか言ってましたね。 質問の内容は、 エルノーのなかには「男になりたい」という欲望があるのでは? だったはず。正確に覚えている人がいたら、書いてくれるとうれしいです。 なにしろエルノーの講演の直後でしたからね。 あれほど露骨に上からものを言うやり方はひどいと思いました。
553 :
吾輩は名無しである :04/06/11 00:40
やっぱ「素粒子」だろう
∧イクヲヘ ( -@∀@)ア / , 〈. 「素粒子」読めば大学合格マチガイナイ! ヽ_,) _⌒;. (,, ノ´ | ̄ ̄ ̄|
555 :
吾輩は名無しである :04/06/16 12:31
ここはサガン好きな人が少ないようですね。
556 :
吾輩は名無しである :04/06/16 12:44
ファシスト石原のおかげで都立大の仏文が消える。 スーザンソンタグ、仏の元閣僚などから石原へ抗議の手紙。 日本の柄谷、浅田らは何かしてるのか?
557 :
吾輩は名無しである :04/06/16 23:32
>>556 時代の流れで文学部がいらない流れになっている。ローやビジネススクール優先だ。
558 :
吾輩は名無しである :04/06/17 00:09
えっと、エルノーの通訳をしていたのは、 堀茂樹という奴です。 こいつは68年の思想に反対してます。 ソーカル・マンセーです。 そいで、気に入らない質問者は容赦なく検閲します。 通訳というよりはマネージャー気取りという感じです。
559 :
吾輩は名無しである :04/06/19 23:36
いろんなフランス人から薦められてダニエル・ペナック読んでるけど、面白さがわからん。 読んだ人いる?
560 :
吾輩は名無しである :04/08/13 00:36
ペナックはほんとフランスでは人気あるのに日本での評価はイマイチ。 翻訳の問題のような気もするんだけど、原書で読んだ人いるかな?
561 :
吾輩は名無しである :04/08/13 04:41
"Je ne suis pas etudient" Jean Jordan これが最近のお勧め。 やはり彼の怜悧な分析的態度に感心することしきり。
>>560 原書で読んだけど、全然面白くなかった。
なんか作者は面白いことを書いていると思って調子に乗ってるんだけど、ぜんぜんのれない感じ。
そうなんすか……。翻訳で読んだ俺も同じ感想です。 するとこの人気の差は国民性の差なんでしょうかね。 映像ものでもフランスのコメディって、見事に笑えないものが多いしね。
>>563 逆にペナックが面白いと思った日本人と話してみたい。
どう読むとあれが面白いのか。
どのへんがフランス人を惹きつけるのか。
サガン逝去(-∧-) ナムナム
l'Avenue 保っ守
567 :
吾輩は名無しである :04/10/14 11:37:35
フランス文学専攻してますって 言うだけで、「じゃあフランス語ペラペラなんですね」 って言われるの辛い…聞き飽きた。
568 :
吾輩は名無しである :04/10/14 12:24:49
>>567 じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
じゃあフランス語ペラペラなんですね
569 :
あれこれ :04/10/14 22:38:45
モディアノの原文は文法的には恐ろしく単純で読みやすい。 パスカル・ローズの「ゼロ戦」は日本人が読むと死ぬほど笑えるかも。 (訳書では「パリ 沖縄 幻の愛」なんて副題がついているけど 別に沖縄が出てくるわけではない)
こないだモディアノのRue des Boutiques Obscuresを原書で読みました。 あれ面白いか? 文学として少々稚拙な印象が残った。 文体じゃなくて構成とか。
571 :
吾輩は名無しである :04/11/10 20:43:47
宣伝ごくろう(あはは
573 :
吾輩は名無しである :04/11/19 13:10:12
しかもマルチ
>>567 安心していいぞ。
大学卒業した後も「フランス語話せるんだ。すごいね」と言われ続けるから。
仏文学専攻は意外とマイノリティみたいで、かなり珍しがられる。
575 :
吾輩は名無しである :04/11/23 18:41:06
ぼなねー
577 :
吾輩は名無しである :05/01/09 00:19:49
ネタください。いや、マジで。
578 :
吾輩は名無しである :05/01/09 01:05:01
マルタン・パージュの「僕はどうやってバカになったか」は面白かったです。
579 :
吾輩は名無しである :05/01/24 12:53:42
みなさんに質問です。 19世紀頃のフランス文学について自分の体験(読んだ本など)を踏まえて 論理的に書く場合どのようなことを書けばよいと思いますか?
581 :
吾輩は名無しである :05/01/24 21:38:40
>>580 その通りです。何かいいアイディアなど無いでしょうか?
583 :
吾輩は名無しである :05/01/25 23:38:11
「ある夜、クラブで」、だれか読んだ? ふつうに考えりゃダメ男の物語なんだろうけど……、 だらだらしてるようにみえるけど、とにかくやりたいことをやりつづけるということでは爽快な話ではありました。
>>578 面白かった?
漏れはいまいちだと思った。
585 :
吾輩は名無しである :05/02/04 09:04:09
>>584 単なるアイロニーで終始してたのが下らな過ぎたな。
読んでも読まなくても全くかまわない作品。まぁ文章とか言い回しは好きだけど
もっと世の中を照らし出すつきぬけたバカにまで言及する作品はねぇのかないかそうか
>>562 すっっっごい遅レスですが。それすごくわかる。今「人喰い鬼」読んでんだけど、同じこと思った。
でも、フランス人が読むと白いんだろうな、きっと。
でも、Messieurs les enfants.は好きだった。面白い、という出てくる教師
のキャラクターが好きで。
訂正 >面白い、という出てくる教師 のキャラクターが好きで。 →面白いと言うより、出てくる教師のキャラクターが好きで。
589 :
562 :05/02/15 07:52:41
>>588 複数のフランス人からすすめられたからマロセーヌシリーズはボックスセットで買ったのに、一冊読んだだけでやめてしまいました。
Aux fruits de la passionだけ。
せっかくフランス語やってるんだから、何か面白いフランス文学を読みたいと思うのに、読んでみて面白いと思うのは北欧の作品だったりするので残念です。
そうそう、なんか面白いフランスの小説ってある? 別にエンターテインメント的な盛り上がりを求めてるわけでもないけど、 Pennacに限らずちょっと面白くなってきたかな、という感じになってもそこで引っ張っていく ということもなく、状況説明にしても心理描写にしてもなんか冗長というか、もういから 次行けよって、そんな感じのが多い気がして。 あと、Werberのタナトノート読んでみた。最初の方は面白かったけど、だんだんとくどくなってきて、 結局あんまり好きじゃなかったかな。よくむさぼるようにWerber読んでる人見かけるのでよっぽど面白いかな、 と期待したんだけど。「蟻」シリーズどうかな。
>>590 蟻3部作を原書で読んだよ
1冊目と2冊目は結構面白かった。特に1冊目はかなりオリジナリティがあって良かった。
3冊目はフランス人の悪い癖で、ひとりよがりな悪のりしてる感じで最悪でした。
タナトノートは読んでないけど、話を聞くとこの3冊目の欠点を引き継いでいるとか。
アメリー・ノートンは一度は読んでみるべき 少なくともペナックよりは面白いと思う
>>592 それも色んなフランス人に勧められた。
いまいち読む気になれなくて未読なんだけど、587さんが読んでたら感想を聞いてみたい
自分とストライクゾーンが近そうなので
こっちも、偏見で食わず嫌いというか。 1回本人がテレビに出てたの見たことあって、自分を演出したりとか、 自己陶酔っぽいキャラクターを感じたせいもある。ま、小説が面白ければ いいんだろうけど、正直ちょっとダメなタイプかな?と思った。 Stupeur et tremblements途中までなら読んだ。うちに来ていたフランス人が持ってたので。 でも読み終わる前に帰ったので(読むの遅いです)、半分くらい読んだだけ。思ってたよりは面白かったけど、 新たに買って続きを読むほどでもなかったので、図書館で借りてこようかな。
595 :
吾輩は名無しである :05/02/27 11:57:28
こんにちは。全然フランス文学は知らないので、これ一回の書き込みにします。 _| ̄|○ 世界史板で昨日ウルトビーズ=322が「フランス文学系で書き込みしている」と書いて いたので、ぐぐってこちらに来てみました。 世界史板のみならず、ここでもまた誰かを攻撃目標にしていると知って びっくりしました。 私はウルトビ=322もその仲間も個人的な素性を知っていますので(前者は60歳の女性 後者は30代のぽっちゃり女性)今後もし両者が暴れるようであれば、介入したいと 思います。そのような機会が決して来ないことを、心から祈ります。 では失礼します。
>>595 勘違いも甚だしい・・・
スペイン文学の話で恐縮だが、595氏を見ていると、アルフォンソ=キハーノ氏を連想してしまう
瀕死の重傷を受けて死の床につくまで、正気には戻らないということか・・・
597 :
吾輩は名無しである :05/02/27 18:22:49
>>596 往生際が悪いねwいや、これがその証拠。
↓この書き込みがなければ検索に引っかからなかった
426 :322:03/10/03 18:36
>>415 マジレスします。(今は出先からPCを借りて書き込んでいる。下書きして・・・w)
俺は、@tar baby ◆7pcTvobAhE、Aウルトビーズ、B美香 ◆FE5qBZxQnw、
Cixion ◆ySh2j8IPDg の内の誰でもない。文学板では、「名無し」か「322」の
ような番号表示のHNしか使っていない。ウルトビーズ氏とは、キャラがかぶるようだが、
別人。(・・・というより、俺は今、リアルで、ウルトビーズ氏と会っている。
彼とは最近知り合ったので・・・)
ウルトビーズ氏は、世界史板で、「カメレオンI世」というHNを使っていたが、一方、
『俺は、「ブラド・マクシミリアン」または「ジャン・バティスト」を使っていた。』
(これはバラしてもいい、とウルトビーズ氏本人に了解をとったので・・・)
ウルトビーズ氏について詳しく知りたい方は、世界史板のサン・ジュストスレッドを
見てください。「カメレオン」で頁検索すれば、彼のカキコがわかります。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1035976865/ (「ウルトビーズ」もちょこっと顔を出している)
598 :
吾輩は名無しである :05/02/27 18:23:21
ちなみに「ジャン・バティスト」は自分で「サン・ジュスト研究会から初期の
頃からいる人間」と書いているよ。↓
最近「知り合った」なんて嘘八百
944 名前: ジャン・バティスト 投稿日: 02/10/29 20:32
>>805-812 、
>>814 を書いたのは、もちろん俺だ。
はっきり言っておくけど、俺は「研究会」設立当初からの会員だ。
ちなみにこの嘘を書いている人間が属しているのは
「サン=ジュスト研究会」
http://www.kt.rim.or.jp/%7Evulcan/saintjust/ 場所・中央区築地4−2−7フェニックス東銀座505
事務所(?)は築地郵便局のすぐ裏のワンルームマンション5階の奥。
嘘をつくなら、せめて辻褄を合わせた方がいいと思うが?
599 :
597 :05/02/27 18:39:46
>>596 もちろん私がこのスレを知ったのは、今日が初めてで、初めて書き込みしたのだが
君たちは、ずいぶんと敵が多い事だw
英国文学で恐縮だが、シェークスピアの「ソネット63番」
老齢の夜の険しい坂道へと旅路をすすめていく君
無駄なことで時間を使うのは止めたらどうだ。残り少ない君の時間は貴重だよ
600 :
まとめ :05/02/27 18:46:24
つまりこういう事だ ウルトビーズ=カメレオン= サン・ジュスト研究会会長谷川氏 ジャン・バティスト=古くからの サン・ジュスト研究会会員・某 こんな下らない検証は、これ一度にさせてほしいものだw
601 :
吾輩は名無しである :05/02/28 08:25:50
「この名前は、ここではあまり聞かないようですね」 冷たい敵意の壁を立てて、答えが返ってきた。 「そうだ。あまり聞かない名前だ」 「でも、あえてその名を口にさせてもらいます。ここへ来るとき、僕は当然自分が軍事的 任務につくのだと思っていました。もちろん何事もあるまい、そう考えたいところです。 ここへ来てからはますますそう考えています。しかし、目をつぶってしまったら何にも ならない。何と言ったって戦争なんですから」 ジュリアン・グラック『シルトの岸辺』より(安藤元雄訳:ちくま文庫)
602 :
吾輩は名無しである :05/02/28 08:35:25
現代フランスの尖鋭な詩人のなかに、その思想的傾向はさまざまだが、サン・ジュストを 崇拝しているものはきわめて多い。そのなかでも、とくに戦後のシュルレアリストとして、 ブルトン亡きあと、ロマン主義と神話愛好の精神を受け継ぐべきジュリアン・グラックは、 もっとも熱狂的なサン・ジュスト讃美者といえるだろう。 澁澤龍彦『異端の肖像』より
603 :
吾輩は名無しである :05/02/28 08:50:52
「……覚えがあるはずだ!」 私は身振りで彼を押しとどめた。 「われわれはすでにどこかで出会ったことがある。そのとき君は私服姿だったが、 武器を携えていたようだ」 ジュリアン・グラック『シルトの岸辺』より(安藤元雄訳:ちくま文庫)
604 :
吾輩は名無しである :05/03/01 09:43:23
そして EL-GABAL の中には 名を形づくる GABAL がある。 ところで GABAL の中には(アッカド語の古い方言の) GIBIL がある。 GIBIL とは破壊し変形する火、しかも火から生まれたフェニックス、<月経-赤-火> のゆえに女の象徴であるフェニックスの再生を準備する謂である。 そして EL-GABAL の中には EL がある。 EL は神の意で、Hを伴うことも伴わぬこともあるが、ガバルと融合すると HELAH-GABAL となる。 アントナン・アルトー『ヘリオガバルス』(多田智満子訳:白水ブックス)
595-604読んでも何の事を話してるのか全く理解不能です。 ここで話すべき話題ですか?
606 :
吾輩は名無しである :05/03/03 09:31:05
>>605 >>600 で、この板では珍しいサン・ジュストの名前が出ていたから、澁澤の言うところの
「熱狂的サン・ジュスト讃美者」ジュリアン・グラックのネタで答えてるだけだろ?
んで、
>>598 が住所らしいところで「フェニックス」って言葉を出していたから
(住所さらして大丈夫かよ?)アントナン・アルトーのフェニックスネタを提供したんだろ?
現代フランス文学スレらしくて面白いじゃないか。原書でたくさん本読んでるんだろ?
それでも全く理解不能なのはチミの知性に問題があるんじゃねーの?
>>606 > 現代フランス文学スレらしくて面白いじゃないか。
面白いと思ってるのあんただけだよ
>>606 自称インテリ勘違い野郎の自作自演
レス消費の無駄だから早く消えろよ
「わ・た・し、
>>607-608 。現代フランス文学には詳しくて、正真正銘のインテリなの。
だから、原書で何でも読んでます。
>>606 なんか、自称インテリ勘違い野郎の自作自演、
レス消費の無駄だから早く消えろよ」・・・・・っていうじゃな〜い?
でも、「インテリ」ってのはロシア語ですから〜、残念〜!
「インテリ」なんて書くあたりで頭の程度がわかっちゃうのよねっ、斬りーっ!
悔しかったら、Taine "De l'Intelligence"についてでも語ってちょ。
なんかよく分からんけど同じ趣旨で書き込み続ける時は名前欄になんか書いとくれ 誰と誰が話してるのかサパーリ分からん
611 :
控えおれ :05/03/20 01:22:53
>>561 "Je ne suis pas etudient" Jean Jordan
私は学生ではありません。何だ?これ?Jean Jordan って誰?
612 :
吾輩は名無しである :2005/03/31(木) 12:04:50
u
613 :
吾輩は名無しである :2005/03/31(木) 18:06:16
「灰色の魂」よかった
614 :
吾輩は名無しである :2005/04/11(月) 23:25:11
op
いや、六十中盤だね。
617 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/04(水) 03:52:29
619 :
吾輩は名無しである :2005/05/25(水) 11:47:26
o
620 :
吾輩は名無しである :2005/06/16(木) 11:30:31
9
621 :
吾輩は名無しである :2005/07/10(日) 01:48:56
Ingrid Cavenの訳書が出たとか。 誰かレビューちて。SVP
622 :
吾輩は名無しである :2005/07/20(水) 22:50:42
アンナ=ソフィ・ブラスム「深く息を吸って」 読んでみた。 面白いってか痛いぞ。 でもだいぶ満足した。 男のオレでも結構引き込まれたし。 綿谷とか金原なんか読んでないで日本の若人はコレ読め
ageと着ますよ。
624 :
吾輩は名無しである :2005/08/15(月) 03:18:51
609 気持ち悪いよー 泣
よくわからないが
>>609 みたいなキモイ奴が居るスレだって事はよく分かった。
626 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/06(火) 22:58:34
c
627 :
吾輩は名無しである :2005/09/09(金) 23:35:31
ウエルベックの新作どうだい? また野崎さんが訳すんだろうな。
628 :
吾輩は名無しである :2005/09/12(月) 05:02:52
今途中まで読みました。前作をミキサーに駈けてブレンドしたみたいな作品。 でもそれなりにエンターテインメントとして通っている。爆笑個所も頻繁。 ちょっと飽きるかな。 それよりマジな話、今日、パリ郊外の高速のサービスエリアでウエルベックに 遭遇しました。地味だけど結構かっこいい車で一人。自販機でコーヒー一杯、 そのあとトイレ、外に出てタバコ一服、その後買い物カゴさげて売店で しこたまいろんな物を買ってました。レジのお姉さんと後ろにならんでる女性に 一言二言、、、なんか挙動不信。かなりのパーフォーマンス。 それでも誰も彼とは気が付いていない様子。
629 :
吾輩は名無しである :2005/09/13(火) 01:58:27
フランス文学ってなんか刺激的でいいですよね。 ちなみに、次のノーベル文学賞は誰だと思いますか? ソレルスでいいですか?
630 :
吾輩は名無しである :2005/09/13(火) 02:00:31
ちなみに、ジュリア・クリステヴァの「サムライたち」 は良いですねぇ。 ジャック・デリダをサイダにしてるあたりギャグですが。 ソレルスの奥さん。
オレデス。
632 :
吾輩は名無しである :2005/09/13(火) 06:09:05
>>次のノーベル文学賞は誰だと思いますか フランス文学では、ウェルベックでしょう。あと一押し!
633 :
吾輩は名無しである :2005/09/16(金) 00:24:35
なにげに村上春樹のノーベル文学賞あると思うね。仏訳も浸透してきたし。 でもあと数年かかるかなあ。
どのスレ見ても春樹春樹……
レーモン・クノーは現代? 「イカロスの飛行」読んだ人いる?
クノーの邦訳されたものは詩集も含めて全部持ってるよ。 『イカロスの飛行』もいいけど『青い花』がいちばんいいな。 イカロスは秋に復刊されると思うよ。
637 :
吾輩は名無しである :2005/10/07(金) 03:24:43
あ
Cauwelaertの名前って出てないね。"Hors de moi" 出だしが面白そうかなって キオスクで買ったんだが。 最初は不条理ものかなと思い、いや、サスペンス・ミステリーか、 さらに超自然オカルトか?と思いきや、SF?スパイ・陰謀モノ? といったいなんなんだ?ストーリーテリングとしては面白く、 先へ先へと読ませるが、読み飛ばしていったせいか、 ちょっとオチでわからないところ有り。 誰か読んだ人いる?で、この作家って他のはどんなカラーなのかな。 ファンタジーっぽいモノも出てるけど。
639 :
吾輩は名無しである :2005/10/07(金) 17:47:47
ルクレジオってグリえとかぐらい難解?
日本語ご臨終
>>639 ロブ=グリエは結構よみにくい。
ル・クレジオはそうでもないぞ。
ルクレジオはかなり読みやすい。 仏語中級の授業に使えるくらいの平易な文章と構成だ。 もちろん、それはそこから意味を取り出すのまで易しいということではないけどネ。 そういう面から見れば、難解な作家ほど易しいとも言える。
643 :
吾輩は名無しである :2005/10/12(水) 22:49:25
どなたか、フィリップ・グランベールについて教えてください。 新潮から本がでます。
644 :
けん :2005/10/13(木) 00:10:01
ルイ・アラゴンの「エルザの眼」という作品と類似した内容の 作品をどなたかご存知ではないでしょうか。 教えていただきたいのですが。
前は英米の本もフランス語で読んでたけど、最近はなるべく原文で、と 英米のは英語で読んでいる。 で、わかったのは、自分の英語能力はフランス語よりもずっと低いにもかかわらず、 同じくらいポピュラーな小説を比べてみて(つまり話題性とか一般の認知度、 売れ線度とか)、大抵は英語の方が断然読み進めやすい。 わからない表現とか単語とかフランス語より多いのに。 あと、フランス語はなんだか、誰がどこまでしゃべってるのかわからなくなる ことがちょくちょくあるなあ。引用符ちゃんとちゃんと閉じろよ。""と-が混在してるし。 規則があるだろうけどな。文学やってないもんでわからん。 フランスの小説がなかなか読めないのは言葉のせいだけではないと発見。 やいっ、ページをめくるのももどかしいくらいの面白ーい小説ないかい? 話の途中でやたらと内省するのはもういい。
固有名詞の一切出て来ないところがなんとも釣り臭い
>>645 自分も同じような状況だ。イギリスの作品をフランス語で読んでて、微妙に読みにくいなと思ってる。
フランス文学で面白い作品ってなかなかないね。
648 :
635 :2005/10/23(日) 12:12:29
>>636 サンクス&遅レス、スマン。
秋復刊ですか。嬉しい。優良情報、激感謝!
649 :
吾輩は名無しである :2005/10/23(日) 12:23:32
あげ
>>646 皆さん、文学の香り高いもの読んでるので、何となく名前出しづらかったのさっ。
ちなみに今はDjian読んでるけど、もっと読みやすくて面白いと思ったよ。
ところでこの名前検索すると日本語ではディジャンと表記するようだけど?
651 :
647 :2005/10/23(日) 18:01:59
>>650 自分は今、イギリスの作家Tom Sharpeの作品をいくつかフランス語で読んでる。パリの書店で薦められて買ったんだけど、かなり面白い。
フランスの作品でこれくらい面白いのないのかね
>>647 レスサンクス。やっぱり面白いものってないのか...。
フランス人でも、フランス映画はあまり見ない人が多いように、フランスの作家はあまり読まない、
という人わりと多いと感じるし。
上で出てたウエルベックは、本屋で数行読んで読みにくそうに感じたので止めた。
大体が、通勤電車の中で読むためのものだから、駅かその辺の雑誌屋に売ってるような
本をパラパラ、と見て選んでるんだけど。アメリ・ノートンも今ひとつだった。
追記 Tom Sharpeね。今度探してみます。
654 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/31(月) 00:32:44
e
ゴンクール賞決定。 Francois Weyergans。。。このスレ活気ないでつね。
>>655 フランス人曰く、不作、話題に出す必要もないとのこと。
OVNIでは褒めてたね。
657 :
吾輩は名無しである :2005/11/23(水) 18:50:23
ブラスムにのデビュー作を読みました。 山田詠美の小説にそっくりな気がしました。 いくら天才と騒がれても、その程度なのか…
658 :
吾輩は名無しである :2005/11/24(木) 02:31:23
Cauwelaertの名前って出てないね。"Hors de moi" 出だしが面白そうかなって キオスクで買ったんだが。 最初は不条理ものかなと思い、いや、サスペンス・ミステリーか、 さらに超自然オカルトか?と思いきや、SF?スパイ・陰謀モノ? といったいなんなんだ?ストーリーテリングとしては面白く、 先へ先へと読ませるが、読み飛ばしていったせいか、 ちょっとオチでわからないところ有り。 誰か読んだ人いる?で、この作家って他のはどんなカラーなのかな。 ファンタジーっぽいモノも出てるけど。
アゴタ・クリストフっておもろい?
660 :
吾輩は名無しである :2005/11/28(月) 01:40:35
とりあえず悪童日記でも読んどけ
661 :
張吉山 :2005/11/28(月) 21:06:03
「悪童日記」は傑作です。3部作の第1作ですが、残りの2作は大したこと ないです。「悪童日記」も、日本語訳はひどい代物です。出来れば仏語で読んで ください。著者もかなり年をとって仏語を習得した人なので、極めて易しい仏語 で書かれています。ひどい日本語訳でも、この作品の凄さは分るかも知れません が。
>>661 丁寧にどうもありがとうございます。
翻訳は原典読むためのあんちょこ程度ということですね
>>660 把握した
663 :
吾輩は名無しである :2005/12/22(木) 05:12:05
誰かピエール・ミションについて語れる人はいませんか? 全著作についてとは言わずとも、すでに文庫化されているVies minusculesやRimbaud le filsを読んだ方はいるでしょう?
664 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/22(日) 00:18:05
665 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/23(月) 15:41:03
現代ではないのであれだが、 今日、古書店でグラックの『半島』を3500円で見かけた。 誰か読んでる人いるでしょうか? 個人的には買いかな、と思ったのだが。
自分が買いだと思ったら買いなよ。投機目的じゃあるまいし。
L'extension du domaine de la lutte を読んだ。 腹が立って読み終わったあとに破いて捨てた。
翻訳で読んだけど、その翻訳がよかった気がした
hoche la tete
670 :
フランス :2006/05/16(火) 12:16:20
ばじゃbじゃbjばjbじゃbじゃbじゃbじゃbjば
671 :
フランス :2006/05/16(火) 12:16:58
ばkばかばかばか
672 :
フランス :2006/05/16(火) 12:18:12
sdvfぁskdg;かうdhdgんjgfj
ピエール・ミションって表現が野暮ったくないかい? 読んでしばらくするとしらけてしまうよ。
674 :
吾輩は名無しである :2006/05/19(金) 07:13:30
>>673 そうですか!? そうは思わないけれど。
それではどんなところが野暮ったいか、聞いてもいいですか?
また他にはどんな作家を読みますか?
質問ばかりなので、こちらも述べておくと、ミション以外ではマリー・ンディアイを読みます。
今これを書くために調べたら、今度Tous mes amisの翻訳が出るようですね。
作品は小説を主に読むなのですが、最近の著作だとAutoportrait en Vertが好きです。
>>作品は小説を主に読むなのですが なんかかわいらしい口調ですねw
676 :
吾輩は名無しである :2006/05/22(月) 23:02:46
保守
小説を読むなのです!
678 :
吾輩は名無しである :2006/06/06(火) 12:33:57
保守なのです
>>1 まだ見てる?もしパリにいるなら本貸してください
680 :
吾輩は名無しである :2006/06/07(水) 00:47:49
断る
断るなのです!
フランスかっこよすぎ。 文学も映画も服も国民性も。
>>682 今のフランス文学はそんなにかっこよいと思わんな
684 :
吾輩は名無しである :2006/06/08(木) 12:28:51
てゆーか、文学がカッコ良かったのってもう○十年前……
そうか…
686 :
吾輩は名無しである :2006/07/11(火) 21:45:22
じだんあげ
あがる
一時期流行ったクレオール文学だけど今はどんな感じ?
689 :
吾輩は名無しである :2006/07/11(火) 22:08:48
つ言語学板
誰がクレオール語の話をしろと?
言語学板は存外深い
692 :
吾輩は名無しである :2006/08/04(金) 12:46:26
フランスは今でも世界のヤングに大人気。 日本はセンスの悪い奴が行く代表国
693 :
:2006/08/04(金) 18:38:41
フランス文学が流行っていないからこそ、逆に読む価値がある。 一般大衆の読むものを読んで、レベルを下げることに何の意味がある? 日本の出版社は、文庫本も含めて、売れればなんでも「文学」にするから、困る。 芸脳なし人の名前で出た、ゴーストライターの本が、ツタヤの分類では、 なぜ「文芸書」になるんだ? なんだか、アメリカよりひどい気がする。
694 :
吾輩は名無しである :2006/08/04(金) 19:30:32
とにかく、野崎歓が訳すものを全部よめ!
あらゆる場所にトゥーサンが。
696 :
吾輩は名無しである :2006/08/06(日) 02:09:19
アメリカの芸人のほうがおもろい。 いつの頃からか日本では 頭悪い奴が芸人になるように。
「文藝書」でなく「文芸書」ならそんなもんだろう。
皆さん、アンゴってどう思いますか? どんなの書いてるかは知ってるけど、まだ読んでない。 読む気になれないというのが本音だけど。 TVによく出てるの観て、好かんかった。
700 :
吾輩は名無しである :2006/09/12(火) 05:36:43
阿部薫のレコードを聴きながら、読むものなのか?
701 :
吾輩は名無しである :2006/09/30(土) 11:08:12
野崎歓の後書きは、書きすぎると思う。
702 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 20:37:07
ナタリー・サロートおもしろすぎるよおおおおおwww
703 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 20:54:55
野崎歓の後書きはあれはあれでいいんだよ、面白いから。 もっともっと書いて欲しい、同じ値段なら本文と同じほどにも。
>>702 まじで?
最近『生と死の間』読んだがいまいちだった。
サロートでお勧めある?
トロピスムとか ウルフやマンスフィールドが好きならハァハァできると思う
706 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 23:39:27
ル・クレジオ読んでる。 これなかなかいいな。
708 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 00:16:25
スレちがい ル・クレジオはもはや古典です
今でも新作書いているからいいだろ? 最近のは激しくつまらないが
つか、事実上ルクレジオで終わり?仏小説。
711 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 03:11:28
終わり。 他分野だけどリュックベッソンって人間の存在がが非常に分かりやすく フランス文芸の水準的な衰退を表していると思う。あんな感じだよ今のフランスはw
712 :
ごめん :2006/10/12(木) 03:12:44
存在がが 存在が
もとからエンタメじゃないか。リュックベッソン。
714 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 13:31:40
ジャン・エシュワーズ(だっけか?)とかどうなのよ
715 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 14:02:18
エシュノーズ? 全然だめ。よくあるポスモ風エンタメ。 言葉そのものに力がまったくない。
よくあるちゅうか、もともと先駆者に近い位置付けになると思うが…… ところでヴォートランて最近なんか書いてるのかな?
エシュノーズはタイトルはおもしろいけど ポスモ風エンタメってジャンルは知らなかったが、 トゥーサンなんかも含まれるのかしら? 野崎歓あたりが絶賛しそうな
>>14 会田誠の個展で「パリ、津田沼」ってのがあったけど、それに掛けてるのでしょうか。
「バカなヤツらは皆殺し」
( ´)`Д) )) < ハァハァ こんな所でダメェ / つ つ < 大丈夫だって、こんな過疎スレ誰も来ねえよ (( (_(_ ノ ノ し∪ ∪ Σ( ゚д゚ )゚д゚) / つ つ (_(_ ノ ノ し∪ ∪ ( ゚д゚ )゚д゚) / つ つ (( (_(_ ノ ノ し∪ ∪
721 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 16:00:54
kita
ペレックよんだひといる?
よんだけど来てくれませんでした ><
『人生 使用法』を読んだ人いますか?
うちの近所のぶくおふにでてたな、それ。 買おうかどうか悩んでるうちに売れた(w
ペレックは新刊出てるんだよ キノコ国はひっかかんない。ほんとクソだな。 ジュンクはひっかかる。
727 :
吾輩は名無しである :2007/01/14(日) 04:56:08
なんで現代フランス文学はダメなの?
728 :
吾輩は名無しである :2007/01/14(日) 05:10:50
>>727 そう思ってる人にはダメなものなんだよ。
「俺、最近のラーメン、うまくないと思うよ」
「そうか? 俺にはうまいがな。味覚変わったんだろ」
でも、ラーメンの話はテレビ・雑誌で毎日取り上げられてるのに、 フランス文学は誰も取り上げてくんないよね。 どこかでフランス文学が熱く語られてるような場所がある? 変わったのは味覚だけではないと思うよ……
>>729 あまり小説を読まないほうなので教えてほしいのですが
それでは逆に今はどの国の現代文学が熱く語られているいるのでしょう?
まぁそれにみなさんは当然知ってられると思いますが、フランス現代文学
にはウエルベックがいますよね。
少なくとも私は彼の作品がかなり好きです。
729ではないが
>>730 ハルキって国
ウエルベックっておもろいか?日本人にはあんま関係ない小説のたぐい。
それはそうと素粒子が映画化されてそろそろ公開、日本でも
732 :
リカ☆ :2007/01/23(火) 18:39:20
ラディケ好きな人います?
733 :
吾輩は名無しである :2007/01/23(火) 18:46:57
japonisée c'est le cas de le dire : ) elle a plus de succée au japon qu'en corée :S En tout cas, il y a de très bon groupe coréen :") ↑ これ訳せる人いませんか??
734 :
吾輩は名無しである :2007/01/24(水) 00:26:10
えらいこと俗語だな。 芸能ネタか。 日本での実績もある。韓国よりも日本で成功するほうが難しい。 どっちにしたって、韓国に非常によいグループがある。 かな。
735 :
吾輩は名無しである :2007/01/24(水) 00:47:44
>734 ありがとうございます。 フランスの動画サイトで浜崎あゆみの事を韓国の人がコメントしていて何と書いてあるか少し気になったもので…お世話様でした。
国の文学はネタが尽きてきた気がする クレオール文学もとっくに流行終わっちゃったし… 今世界最高の小説家って誰だろ?
737 :
吾輩は名無しである :2007/01/28(日) 00:40:39
誰もが認める、なんてことは、もうないからなあ。 タブッキとか。
738 :
吾輩は名無しである :2007/01/28(日) 19:18:41
ミシェル・ウエルベックが面白いよ。 『闘争領域の拡大』 『素粒子』 『プラットフォーム』 童貞小説。もてない男の悲痛な叫び。オナニー小説。
ウエルベックは素粒子面白いけどほかはあんまり。 作品と別な所で売れてるだけな気がする。
740 :
吾輩は名無しである :2007/01/28(日) 21:43:37
741 :
吾輩は名無しである :2007/01/28(日) 21:48:55
ウェルベック最高だ。素粒子がいい。野崎歓もいい。
>>740 「プラットフォーム」にでてくる売春ツアーの非人道的さだとか
イスラム原理主義テロを登場させ現実に起きた9.11を巻き込んだ論争だとかが
売店のあんちゃんまでこの本を知るようなメディアの反響を産んでる(らしい)。
「素粒子」自体は確かに文壇を騒がせた奇跡みたいな作品だと思うが、
それ以前の「闘争領域」なんかはただ単に社会に対する批判の目を投げただけで
大したことは言ってない、よくあるアウトサイダー礼讃の青春文学に過ぎないと思う。
まあセックス視点からの現代社会批判がジェンダー問題を脱構築してるのは
高く評価されるべきだと思うが
>>742 >ジェンダー問題を脱構築
あれ?こんなくっだらねー内容だったっけ
暇人が多いな
745 :
吾輩は名無しである :2007/02/12(月) 01:21:29
2ちゃんはそもそも暇つぶしサイト
脱構築ってなんだっけ?
すいません、ジョルジュ・プーレの生年はいつでしょうか。教えてください
748 :
吾輩は名無しである :2007/03/04(日) 18:41:33
ぐおぉぉぉぉぉ ありがとうございます!現実世界に友達いないもんで(仏文になれば尚更)。
>>749 いや、それは学部の問題じゃなく、お前の友達作り能力の欠如が問題w
751 :
吾輩は名無しである :2007/03/05(月) 12:17:32
>>749 748です。仏文で友達探すくらいなら、家で本読んでいましょう。
ここにはそんな人がたくさん住んでいます。
コレット『シェリ』。 コレットといえば『青い麦』ばかり有名だが、 感覚美を極めた文章と言う点ではこっちの方が上か。
まあ時代的には日本で言えば谷崎や佐藤春夫に近いのだが...
青い麦の新訳が光文社の古典新訳文庫から出るみたいね
クローディーヌシリーズも早く新邦訳を出して欲しいものだ... (かつては安東次男の翻訳が存在したらしいがたぶん復活しないだろうし)
756 :
吾輩は名無しである :2007/03/06(火) 18:48:53
757 :
吾輩は名無しである :2007/03/07(水) 15:38:20
仏を代表する思想家、ジャン・ボードリヤール氏死去 現代フランスを代表する思想家で、消費社会や情報社会への鋭い批評で知られた 社会学者のジャン・ボードリヤール氏が6日、パリで死去した。 77歳。死因は明らかにされていない。 仏北部ランスの農家に生まれた。ドイツ語教師としてマルクスやブレヒトを翻訳。 マルクス主義や記号論、精神分析などを融合して現代社会を分析する独自の視点を確立した。 パリ大学で社会学を教える傍ら、論評活動を展開。しばしば賛否両論の物議を醸した。 消費社会に関して「物の体系」「消費社会の神話と構造」などの著作を発表。 モノの価値よりも、ブランドや記号としての価値に動かされる消費社会の到来をいち早く予見して、 世界的に大きな影響を与えた。 91年の湾岸戦争直後に「湾岸戦争は起こらなかった」と題する論文を発表。 戦争の中でのメディアや情報の役割を問い、賛同と批判が入り交じった広範囲な議論を巻き起こした。 01年の9・11テロに際しては、テロの背後にある米国自身の問題を論じるなど、批判的知識人として 最後まで世界の現実とかかわり続けた。 著作は約50点に達し、多数が日本でも翻訳されている。 写真家としても知られ、日常生活を切り取った作品を発表。写真論に「消滅の技法」がある。 2007年03月07日10時18分 asahi.com
758 :
なし :2007/03/07(水) 16:33:49
ボードリヤールは大学時代パリでマンソンジュ氏と同級生だったんです よね。超哲学者といわれたマンソンジュ氏は、風貌がどこか一種の裸子 植物に似ていて、それでイチョウと呼ばれたところまではわかっていま すが、結構なぞの人です。【公孫樹】と似ていたんですね。
759 :
吾輩は名無しである :2007/03/08(木) 18:45:53
ミシェル・ウエルベックの新作が翻訳されたので読んでいる。 『ある島の可能性』 角川。 けっこう面白い。いままでの、もてない男路線とはちがった勝ち組のものがたり。
760 :
吾輩は名無しである :2007/04/16(月) 12:33:31
ウェルベック以外で翻訳が進んでる現代フランス作家っている?
761 :
吾輩は名無しである :2007/04/28(土) 00:23:57
Y'a plus personne.......
現代フランス文学と言うより近代フランス文学だが、COLLIN DE PLANCY(c1793/1794-1881)の『地獄の辞典』は笑える。 フランス人って外国に対する感覚に欠くというか、何と言うべきか、とにかくアメリカ人から蛙呼ばわりされる理由も何となく察することができる。
763 :
吾輩は名無しである :2007/04/28(土) 23:02:08
フロレンスドゥレもっと訳してほしいなぁ
コレットの『学校のクローディーヌ』、原書で購入したけど 一人称語りなんだな。 日本語訳は現在どれも絶版だろうけど、どんな翻訳になってるのか気になる。 特に安東次男訳の『去り行くクローディーヌ』とか... (まあシリーズ全部が一人称語りとは限らないかも知れんが)
>>764 この近所で唯一仏語版の文庫が借りられる図書館にやたらとおいてあるのがコレットなんだけど、面白いのかな?
読む価値あり?
766 :
764 :2007/05/11(金) 12:35:53
とりあえず、『シェリ』読んでみて。 あの感覚的な文章が肌に合うなら読めばいいし、そうじゃなければやめればいい。
しかし、仏語ペーパーバックがあるだけでも凄いのに、 コレットが充実してるなんてどんな図書館だ? よっぽどの高級住宅地&文教地区のど真ん中にあるんだろうな。 実際、クローディーヌなんて仏検二級程度でも読めそうだし、 フランス語で大学受験するお嬢さんとかが読みそう。
>>767 名古屋国際センターだよ。
自分は準1級です。
769 :
吾輩は名無しである :2007/05/12(土) 23:49:48
元ソーカな市議(ダンナは仏人)がいたせいで ニチレンショウニンのお話みたいな仏書が 図書館の除籍古本市に
771 :
768 :2007/05/13(日) 15:09:04
納得いかないですよ〜 チョイスがどうも偏ってて、200冊くらいしかない仏語のペーパーバックにデュラスとかコレットだけで20冊くらいありそうな勢い。 もっと他に置いて欲しい本なんていくらでもあるのに。 とりあえずデュラス(Les impudentsとModerato Cantabile)を読んでみたんだけど、どうも肌に合わなかったです。 こうなるとコレットを読むのもちょっと不安で。 デュラスよりは面白いかな?
772 :
吾輩は名無しである :2007/05/13(日) 23:58:33
おまえとの相性なんかワカンネーよバカ
773 :
吾輩は名無しである :2007/05/14(月) 06:14:33
文句言うくらいなら数学でもやりゃいいじゃん 楽しいけど、理解できないかwww
>>771 デュラスよりも感覚的、と言っとくか。
意識の流れみたいな難解な技法は使って無いし。
776 :
吾輩は名無しである :2007/05/14(月) 20:38:46
sf的なものではなく現代の日常的な苦痛を描いた小説ってない?
777 :
吾輩は名無しである :2007/05/14(月) 23:31:24
あるけど教えない
コレットか… フランス語のできる♂のシュワちゃんだろ。いいねー
779 :
吾輩は名無しである :2007/07/19(木) 23:07:51
このスレの空気から察するにロジェ・グルニエは古典入り?
780 :
いつwoり :2007/07/20(金) 23:04:05
Les grandes personnes sont comme ca.いいねえ!
781 :
吾輩は名無しである :2007/07/21(土) 21:38:21
「素粒子」ってものすげえ小説、というか創造物だとおもうのに、 ふつうの人ってまず、その書名すら知らないよね。 これが不思議。もっと渦巻けっておもうけど。
そうだね
素粒子は面白いけど、日本では時代遅れな気がする。
784 :
吾輩は名無しである :2007/08/29(水) 13:18:19
カミュの「シーシュポスの神話」における「シーシュポスの神話」の章を読んで、 シーシュポスが今やっている岩の運び上げを、語り手カミュはやめさせようとしている と読もうとしないような者が、仏文学の読者や研究者にいたら、挙手して、自論を展開するか、 その記述のあるところ典拠を教えてくれたまえ。
>>781 すごいかもしれないけど、作者の感覚の幼稚さをまんま出してる点ですごいって気がする。
特に日本ではわりとよく見る感じの幼稚さ。
786 :
吾輩は名無しである :2007/08/29(水) 20:53:08
>>785 なるほど。
数年前、文芸誌で松浦寿輝が
「あんなん文学じゃねえ」みたいなことをいっていた。
そういった批判はありますね。
しかし、なお、やっぱりすごいとおもう。文学じゃなくてもいいんだ。
松浦こそ屑なのにな・・・ 松浦なんか古井由吉の亜流の亜流でしょ。
789 :
吾輩は名無しである :2007/12/04(火) 00:39:39
,
791 :
吾輩は名無しである :2008/01/24(木) 22:03:10
\(^o^)/
\(^o^)/ C'est fini.
パリ初心者も今頃は青い目になっているのだろうか……
パリのsalon du livre行った人いる?
写真家の森山大道の『犬の記憶』という本に、好きな小説のフレーズとして あの人はまだ見つからないので 旅をしているのです…。 ていうのが引用してあるんですが、出典わかる方いらっしゃいませんか…。
あけおめ
フランソワーズ
もれそう
801 :
吾輩は名無しである :2008/06/08(日) 01:00:30
801
こんばんは、鈴木信太郎です
803 :
ユゴーの子孫 :2008/07/04(金) 00:47:25
この前死んだけどロブ・グリエとか、クロード・シモン、ってどんなん。 ル・クレジオぐらいかな。いきているのは。 あとは知らん。
804 :
吾輩は名無しである :2008/07/04(金) 04:01:19
935 :名無しさん:2008/07/03(木) 02:28:07 ID:4OfzcHhm フランス人がアラブ人を嫌うのはチンコのでかさが拮抗してるからだって聞いた いや、明らかにアラブの方が上回っている例が多いそうだ 30p超の割合でいくと黒人よりも多いんだと ドイツはこのいずれよりお粗末、むしろ日本人のがデカイなんて言ってた女がいた ドイツ人の粗暴な元彼のが9人の日本人の元彼のよりも劣ってたんでビックリしたんだと
805 :
吾輩は名無しである :2008/07/04(金) 11:14:18
30cmってまじかよwエロ漫画の世界だろwww はぁ…
最適値
まあ、兼ね合いってのもあるし
809 :
吾輩は名無しである :2008/08/07(木) 22:58:16
陰欝な美少年落札記念保守上げ。 くそー暑くなりすぎちまったぜ。orz
810 :
吾輩は名無しである :2008/08/08(金) 21:02:33
フランス女性(人種不問)と結婚したく思いますが 嫁さがしツアーとしてはどのあたりがお勧めですか? 友人の叔父貴が南仏ニースに料理修業に行ってた際知り合った現地女性と結婚して今年で15年 になるそうですが(日本在住)、見込みはありそうでしょうか; 24歳/189p/79`/18p×4.7pの短小ですが
いまさらながら「イレーヌのコン」って凄いタイトルだよな。
812 :
吾輩は名無しである :2008/10/04(土) 06:08:09
寒くなってきた
813 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 20:21:17
ル・クレジオ2008年ノーベル文学賞受賞! おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
814 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 20:22:42
j・M・ル・クレジオのスレッドって無いの?
815 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 20:27:05
>>814 四年くらい前はあったような気がする。
『物質的恍惚』ひっぱり出してきた。
今日はいい日だ。。
818 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 22:31:36
文学板なのにル・クレジオのスレがないなんて
819 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 22:31:37
何十年も本は読まなくなったけど押し入れの中探したら 新潮社や白水社のシリーズものの中パンゴーとかカポーティ サリンジャー、アップダイク、といった中にクレジオもあった 「調書」もあったわ。白水社ってまだあるの
820 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 22:46:53
>>819 『調書』の単行本は新潮社から60〜70年代に出版されています。
現在は古書でしか買えません。
貴重な本をお持ちの年配の方がいらっしゃるんですね。
821 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 22:48:12
邦訳で最も新しいル・クレジオの本は 『アフリカのひと―父の肖像ー』は一昨年 集英社から刊行されました。菅野昭正氏の訳です。
822 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 23:00:26
>820 7刷 1970.8.30 600円みたいです 若い頃群像新人賞に応募したこともありますが1次にも通過しませんでした 村上龍とか村上春樹が新人賞になった頃です。 その後本屋に立ち寄ることもなく、捨てがたいのはランボーと中原中也だけかな
823 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 23:02:28
825 :
吾輩は名無しである :2008/10/09(木) 23:28:57
で、「大洪水」が対象作なの?
『砂漠 新装版』 J・M・G・ル・クレジオ著/望月芳郎訳 河出書房新社 発売日 2009.01.21 2,940円 ISBN:9784309205144 フランスによる植民地化の波のなかで、抵抗しつつも滅亡の道をたどるサハラの 民の物語と、その末裔である現代の少女ララの遍歴を合わせ、神話的世界を 作りあげた傑作。ノーベル文学賞受賞作家の後期代表作、待望の復刊。
829 :
吾輩は名無しである :2009/03/16(月) 03:41:18
悪童日記三部作読んだがこりゃすごい
Jonathan Littellの和訳は何故出ないのでしょう?
831 :
吾輩は名無しである :2009/07/01(水) 08:27:11
ベケットの小説は何から入るのが望ましいでしょうか。
短編でおすすめの本ありますか。
ベケットは『ワット』を読んだ後だと『ゴドーを待ちながら』の理解がしやすいような気がする。 最初に読むとしたら『モロイ』か『マーフィー』がいいと思う。
フィリップ・クローデル「ブロデックの報告書」お薦めです。
>>835 他のクローデル作品と比較してもお薦めですか?
クノーの短編集とペレックの煙滅買った。 楽しみ
>>836 一般的には「リンさんの小さな子」が評判がいいようですが、
私は「ブロデック」がすごく好きですね。
「灰色の魂」以上に暗く重い、というコメントをネット上で見かけましたが、
確かに収容所の描写などヘビーですが、「灰色の魂」より救いがある感じです。
「灰色の魂」も、美しくて好きですが、要の部分で自分には受け入れがたい
ところがあります。
839 :
吾輩は名無しである :2010/01/12(火) 02:13:05
ペレックは『物の時代』『小さなバイク』『人生 使用法』を読んだが、 後の二つが面白かった。そのうち、『眠る男』『Wあるいは子供の頃の思い出』 『煙滅』も読もうと思っている。
840 :
吾輩は名無しである :2010/01/12(火) 16:50:06
松岡正剛の千夜千冊が野崎歓などが編者の世界・現在・文学作家ファイルを称揚している。 正剛によれば 「ジャン・フィリップ・トゥーサン(ブリュッセル・1957生) ははなはだ映画的である。『浴室』『ムッシュー』『カメラ』(集英社文庫)はカメラしか入れないところを描いた。河原温みたいだ。 最近になって『ためらい』(集英社)を読んで、トゥーサンがうんと透明に言葉の造形空間をつくっていることを感じた。 実は古井由吉(1315夜)がぞっこんなのである。」とのこと。 トゥーサンはまた読み直されるべき! 野崎歓の訳は革新的だった!
841 :
ザ・スミス :2010/01/12(火) 17:40:27
松岡正剛や古井由吉の意見には首肯できないなー カメラアイ的小説って点ではロブ=グリエには及ばないし、 ミニマリズム的なテーマの軽さが目に付いたけどなあ。
松岡正剛が出てくる時点でどうなのよ
843 :
吾輩は名無しである :2010/01/13(水) 00:50:21
トゥーサンいいかねえ?エシュノーズも含め、この世代の作家は おしなべて弱い。
844 :
吾輩は名無しである :2010/01/13(水) 00:53:00
『浴室』『ムッシュー』『カメラ』 全部持ってるぞ。スゴイだろ。 でも一冊も読んでないのがスゴくないとこだ。 ブックオフで100円だったからな。
トゥーサン以上にエシュノーズがよく分からなかった。 ほとんど味がしないというか… どうやら文体が売りみたいだけれど、そこまでのものかぁ? ついでに言えば中毒症状を引き起こすらしいモディアノもよく分からなかった。 気になるから誰かに説明して欲しい…
846 :
吾輩は名無しである :2010/01/13(水) 23:27:16
トゥーサンでは「セルフポートレイト 異国にて」がいいと思う。 アジアを巡るところなんかも現代的だし。 「セルフ」か、エレガントの極致のような小説「ムッシュー」を、まず読んでみるのがいいと思う。
847 :
吾輩は名無しである :2010/01/14(木) 23:11:05
おまえら翻訳してほしい小説挙げてみろ。検討してやる。野糞癇
848 :
吾輩は名無しである :2010/01/15(金) 14:45:52
ロベール・パンジェ『審問』
849 :
吾輩は名無しである :2010/01/15(金) 18:28:54
あれは田舎特有の言い回しとか猿回しの微妙なニュアンスを訳すのがなかなか厄介だな。 ほかにあるのかないのか、答えてもらおう。野糞浣
850 :
吾輩は名無しである :2010/01/15(金) 20:49:07
クロード・シモン『農耕詩』 アラン・ロブ=グリエ『黄金の三角形の思い出』
851 :
吾輩は名無しである :2010/01/16(土) 00:20:37
俺の弟子に農耕詩やってるのがいるな。 しっかしヌーヴォーロマンって相変わらず人気なのね。野糞感
852 :
吾輩は名無しである :2010/01/16(土) 20:19:53
ル・クレジオ『さまよえる星』ってどうなの?
853 :
吾輩は名無しである :2010/01/17(日) 11:53:15
Marie NDiayeをもっと翻訳すべき
854 :
吾輩は名無しである :2010/01/17(日) 18:36:53
OK考えておいてやろう。ル・クレジオはちょっと調子乗ってるよな。まぁあれは中路さんに譲っといて。 ンディアイは実は今取り組んでる。
855 :
吾輩は名無しである :2010/01/17(日) 18:37:45
おおっと署名を忘れたぜ。野糞姦
856 :
吾輩は名無しである :2010/01/17(日) 23:33:29
アラン・ロジェ
857 :
吾輩は名無しである :2010/01/17(日) 23:36:44
じゃあ、フランソワ・ボンも
858 :
吾輩は名無しである :2010/01/18(月) 01:42:52
野糞姦さん。 あなたはひょっとして話題の「こどもたちは知っている」を執筆された方ですか。 サインください。
859 :
吾輩は名無しである :2010/01/18(月) 03:48:40
アラン・ロジェって実は読んだことないんだ。アラン・ロシェなら仕事で会ったことあるけどな。 フランソワ・ボンとンディアイの描写は乱暴に言っちゃえば同じだよな。 この二人によって幻想文学とレアリズムが手と手を携えたわけだ。 野糞漢
860 :
吾輩は名無しである :2010/01/18(月) 03:52:58
>>858 いいぜ。ほらよ。
⊂⌒ヽ <^(゚w゚)ノハヾ^ (⌒⊃
\ \w リ(i!゚ ヮ゚ノv'`/、 /
⊂二二二 ・) ・) ニ二⊃ いやっほ〜う ウンコー
\ \_ ..../ /
( φ )
ヽ_,*、_ノ
゙ミ;;;;;,_ ブリリリィ
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
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/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
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/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
野糞浣
861 :
吾輩は名無しである :2010/01/29(金) 21:45:35
ジェオ・ノルジュについて誰か話そうぜ
862 :
吾輩は名無しである :2010/02/01(月) 05:04:53
いいともいいともいいともよ par 野糞韓
863 :
吾輩は名無しである :2010/02/03(水) 23:12:40
こんなんあるが。 Thursday, December 17, 2009 “ 誰も知らないシュルレアリスム 野崎 歓(フランス文学者)×鈴木雅雄(シュルレアリスム研究者) 20世紀の思想や芸術に大きな痕跡を残し、いまもなお 現代文化を挑発し続けている、シュルレアリスムとその運動。 ブルトンやダリ、マグリットの作品は、日本でもよく知られています。 しかし、彼らの表現だけがシュルレアリスムではありません! これまで注目されることのなかったユニークな画家や詩人・ 写真家たちを紹介しながら、「いま」「わたしたちにとって」の シュルレアリスムとは何かをめぐって、第一線で活躍する おふたりの論者に縦横無尽に語っていただきます。 2010年2月13日(土) 18:30開場/19:00開演 ジュンク堂池袋店4Fカフェ 定員40名 入場料 1000円(1ドリンク付) くわしくはこちらをクリック→(*)
864 :
吾輩は名無しである :2010/03/10(水) 16:35:38
ジャン・ケロールってどう?
866 :
吾輩は名無しである :2010/03/10(水) 23:47:47
野崎 歓(フランス文学者)×鈴木雅雄(シュルレアリスム研究者) 報告せよ
調書難しい、脳みそが水死体のように水浸しになりそうだ 誰か解説しておくれ
>>867 原書で読んだけど、フランス語だとそんなに難しく感じない。
これは日本語に翻訳したら逆にすごい読みにくくなりそうな気がした。
>>868 やはりそうなのか、詩的な小説らしいから翻訳するとわかりにくくなるのかな
まあ俺が古典ばっか読んでる人間だからかもしれんが
因みに最近再刊した奴を読んだ
>>869 日本語版でル・クレジオを読むのは、英語に翻訳した俳句を読むのに似た歯がゆさがある感じ。
実に平易なフランス語を書く作家なので、もしフランス語できるなら原書で読むことをおすすめします。
平易になったのって途中からじゃないの? 「海を見たことがなかった少年」のあとがきにそう書いてあった記憶があるよ
872 :
吾輩は名無しである :2010/03/27(土) 13:26:48
最近河出文庫から出た『ランボー全詩集』乱暴な感じがなかなかいいね。
873 :
吾輩は名無しである :2010/03/29(月) 01:04:23
『性についての探求』
おお。 岩波文庫って現役の作家も入るものだったのか。 5月14日刊 J・M・G・ル・クレジオ 『物質的恍惚』 (岩波文庫)
最近の岩波は読みやすいから期待できそうだ
876 :
吾輩は名無しである :2010/04/11(日) 16:50:13
やや旧聞に属しますが、『水声通信』第32号のジャン=ピエール・リシャール 特集では蓮實氏に原稿を依頼したのかなぁ。 「リシャール殺人事件」が書かれる絶好の機会だったのに。
>>877 ほう。漸く白井浩司訳から解放される訳だ。
ただ『失われた‥』で見る限り、今の鈴木道彦にまともな訳文が作れるのか
気にはなるが。
ついでに『存在と無』の改訳キボンヌ。
ボーヴってどうなの?
880 :
吾輩は名無しである :
2010/09/07(火) 12:37:18 暑いな