930 :
吾輩は名無しである:04/06/17 08:07
たしかに多様さという意味ではフランス文学最強ですな。
つーか、芸術に関してフランスはなんでも最強だけどね。
931 :
吾輩は名無しである:04/06/17 08:23
仏>露>米>英>>>>超えられない壁>>>>>>日>>>>>>>韓
時代の要請があるだけに文学の評価はその年代の価値観でしか図ることしかできない。
ただし歴史の転換期には全く異なった思想が現出するだけに、それまでに栄えた考え
が一挙に崩壊することだって不可能ではない。
だからフランス文化にしても後世にはどう映るかは全く疑問である。
933 :
吾輩は名無しである:04/06/19 23:34
なんでフランス文化なんだよ
このたわけ
フランスは革命の国だから、文学においても革新志向が強いだろう。
シュルレアリスム、ヌーヴォーロマンといったムーヴメントに匹敵するものは
他の諸外国では見当たらないだろうと思うがどうか。
フランスという国には保守主義というものを直には感じない。しかしながら
裏手にまわれば、方々にはそうした観念が未だに生きているとも云えよう。
936 :
吾輩は名無しである:04/06/20 23:08
>>935 「裏手」とか「方々」とかいわれてもピンとこないんで
もう少し具体的にレスしてくれないかな?
937 :
吾輩は名無しである:04/06/21 00:29
VONに具体性を期待しても無駄だよ。
938 :
吾輩は名無しである:04/06/24 07:28
>>929 本当に?! なんで石原が口だす? 都立といっても理事会は別じゃないのか
石原には仏文は…わかるはずもないが…だからといって・・・
暴挙。
939 :
吾輩は名無しである:04/06/28 21:11
フランス文学入門書みたいなのってありますか・・・?
あります
941 :
吾輩は名無しである:04/06/28 23:52
教えて下さいな。。お勧めのを、、、
>>941 文学論みたいなのが読みたいの?
それとも何でもいいから読みやすいフランス文学作品を一つ、ということ?
原書で?翻訳で?
943 :
吾輩は名無しである:04/07/01 22:07
ちょっと前にスーザン・ソンタグの名前があったけど、
彼女の評論はとても面白かった。
小説はまだ読んだ事ないんだけどね。
ロラン・バルトの小説も読んでみたかったような気がする。
こないだ癌だとか言ってたけど、一応、元気そうだね。
クリステバ女史の『黒い太陽』とかも斜め読みしたんだけど、
ポスモダの件で引っかかっちまったんだよなぁ(ネルヴァル
の詩集とか持ってて)。
946 :
吾輩は名無しである:04/07/02 00:08
ねぇ、ターハル・ベン=ジェルーンはどう?
「砂の子ども」とか好きだけど・・・。
現代のアラビアンナイトって呼ばれたやつ。
「最初の愛はいつも最後の愛」とかも、とっても魅力的な
主人公多くってステキです。
はい。
947 :
吾輩は名無しである:04/07/02 17:54
ベン=ジェルーンか、機会があったら読んでみよ。
エリアーデみたいな例外もいるんだろうけど
学者兼作家という優れた両刀使いは少ないかもね。
クリステヴァ『サムライたち』は面白くなかったな。
ゴシップ的な要素はそれなりにあるんだけどね。
ソンタグの『死の装具』は積読状態。。。
ソンタグ女史のヴェーユ評論どうよ?
作家でありフランスの元文化大臣であった、アンドレ・マルローの植民地に対する
考えとは?
ネット検索研究もできない私にどうか教えてください!
950 :
吾輩は名無しである:04/07/05 12:25
,
951 :
吾輩は名無しである:04/07/05 13:33
>>951 もちろんロラン・バルトに小説はないけれど、
晩年に「小説を書いてみたい」という構想をもらしてて、
もしそれが実現していれば読んでみたかった、ということ。
最後に残った希望は「村の教会の十字架」だが、私は
そこに逃げない、とかそんなこと言ってなかったけ?
マルロー
この高尚かつ知的なスレッドにくだらない書き込みをしてみよう。
サン・フォン萌え〜・・・
・・・
・・・
955 :
吾輩は名無しである:04/07/09 18:49
マルローは読んだことがないんだけど、どんな感じなんでしょうか?
956 :
吾輩は名無しである:04/07/12 12:54
モーパッサンの聖水授与者という短編はどの短編集に入ってますか?
手に入りやすいものを教えてください。
仏語のタイトルは le donneur d'eau benite です
957 :
吾輩は名無しである:04/07/12 13:43
>>956 翻訳なら『メゾンテリエ 他3編改版』(河盛好蔵訳/岩波文庫)に入ってる。
原語なら、短編の対訳シリーズは第三書房から出ているが、入っているかどうか?
原書については紀伊国屋書店の洋書部に問い合わせてみれば早いかも。
958 :
吾輩は名無しである:04/07/12 13:48
>>957 はやレスthxです
では今から紀伊国屋にでも行ってみます
ピエールルイスの「女と人形」を読みました。これもフランス文学でしょうか?
ぼく自身物凄い初心者なんで区別が付かないんですが、凄く楽しく一気に読めました。
訳者は生田耕作って人かな?読みやすく誌的な訳で好感が持てました。
>>959 ピエール・ルイスなら平凡社ライブラリーからでている『アフロディテ』もお薦めです。
>>959 フランス文学。名作だし、生田訳は名訳。
物語の舞台がスペインで映画化の邦題も『西班牙(スペイン)狂想曲』だから、
スペイン文学と思われがち。
ちなみに映画の原題はズバリ『The Devil is a Woman』(1934年米映画)
主演マレーネ・ディートリッヒ 脚本がジョン・ドス・パソス
監督スタンバーグ・・・DVD化が待たれる作品。
レスありがとうございます。
>>960 次、それ読んでみようかと思ってます。
>>961 この本を読んでる最中、映画「エヴァの匂い」を思い浮かべました。「スペイン狂想曲」
DVD化されてないですか、残念!でも、生田耕作の訳は初心者のぼくでも、映画を見るように
文章から情景をイメージ出来ましたので、映画を見れる状況でもギャップが怖くて見れない
かも…。(笑)原題は…ズバリ過ぎますねぇ。
963 :
吾輩は名無しである:04/07/13 10:59
釣り掘 注意
964 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:45
生田訳の聖餐城(だったっけ)は河出文庫に入らないのかえ?
今月号の『論座』にソンタグ女史の文章載ってたな。
966 :
吾輩は名無しである:04/07/22 19:52
都立大から仏文は消えるわけだし。。。
三流大だろw
968 :
我輩は名無しである:04/07/23 02:38
いち早く慶應に逃げおおせた小倉孝誠先生は見事であった。
969 :
吾輩は名無しである:04/07/23 04:17
てか、九大の仏文悲惨すよね。歴代教授陣が。明学で教鞭とった先生たち、
渡辺一夫、清水徹、蓮實重彦、天沢退二郎、入沢康夫、丹生谷貴志、西谷修、合田正人、
巖谷国士、芳川泰久、塚原史・・・
970 :
吾輩は名無しである:04/07/26 22:51
話の流れぶった切って申し訳ないのですけど、
リーブルとフランの因果関係が分かりません。
どっちがどっちいくつ分の価値を持っているのでしょうか?
>>970 1795年4月、リーブルはフランと改名され、
両貨の価値比率は15.5とされ、金貨1枚は6.4516gには5.8064gの純金を
含んでいた。フランの語は1360年以来シャルル5世、7世、アンリ3世、4世のもと
で鋳造された貨幣の名で、リーブルと同じような意味を持つ語と認識されていた。
統領政府と帝政の間の15年間で5.28億フランの金貨と8.88億フランの銀貨が
鋳造された。古い貨幣も依然流通しており、1810年の流通価値は
以下のとおりだった。
ルイ金貨 24リーブル 23.55フラン
エキュ銀貨 6リーブル 5.80フラン
銅貨 24スー 1フラン
であり、1829年まで通貨として使用し、1834年まで流通猶予期間が
設けられた。 (引用)
>>971 凄い丁寧にすみません。多謝。悪徳の栄え読んでたら気になって…
973 :
吾輩は名無しである:04/07/27 14:44
ところで合田正人という人は有名人なんですか?授業おもしろいですか?
うちの大学にも来ているらしいんで…
974 :
吾輩は名無しである:04/07/27 18:10
合田さんは哲学のひとで、授業おもしろいよ。
976 :
ひとりガタリのウオノメ:04/08/01 19:01
ロクス・ソルスが平凡社ライブラリーから出るらしいね。
フーコーのルーセル論読んでこの作家の面白さがわかった。
977 :
吾輩は名無しである:04/08/01 20:20
>>976 まじかよ! ほんとに8月刊行予定じゃん
情報thx!
978 :
吾輩は名無しである:04/08/02 18:46
ルーセルの「新アフリカの印象」も訳されないかなあ。
979 :
吾輩は名無しである:
ルーセルとかバロウズとか単行本で持ってる本が文庫化になるのはちと悔しい。
未読だと特に…
ペヨトル工房の本はまだ文庫化されるのかな?