♪ギリシャ悲劇でカタルシス♪

このエントリーをはてなブックマークに追加
1吾輩は名無しである
新潮文庫で「オイディプス王・アンティゴネ」(福田恒存訳)を読んで、
からだが震えるほど感動した。こんなおもしろいものがあったとは!
そこでちくま文庫からでている「ギリシャ悲劇」全四巻を読むことに。
スレがないので、建てました。どうぞよろしく。
ROMらせて頂きます♪
31:03/04/27 13:50
日曜の朝からアイスキュロス「縛られたプロメテウス」「ペルシア人」を読みましたが、
尋常ではないくらいつまらないですね。「縛られたプロメテウス」はわずか50ページ
くらいなのに読むのに3時間も要しました(w 四冊一気に買ったのですが、
もしかしてこれは早まった行動だったのでしょうか? ちなみに「ギリシャ悲劇T」は
「10刷」で、最後の「ギリシャ悲劇W」は「5刷」だったりします・・・
読者諸氏の挫折の程がうかがえます。はたしてわたしは無事、読了できるのか。
伏してみなさまの親切なご教示に期待しております。

どうなんでしょう。
「ギリシャ悲劇」はあの「オイディプス王・アンティゴネ」以外はつまらないのですか。
ほかのギリシャ悲劇にもあのハイテンション、不幸の連打を期待していましたが。
それとも単にソポクレスのみが偉大だったということなのでしょうか?
先々が思いやられます。今から「オレステイア三部作」を読みます。
5吾輩は名無しである:03/04/27 13:51

このスレが立った時、
丁度工藤伸一が降臨した。
そのことをここに、
確かに明記しておく。
6吾輩は名無しである:03/04/27 13:58
160 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/27 13:56
>>13
ご心配ありがとう。けれども――。
たとえお酒は脳を縮めても、心を潤してくれるから・・・
脳か心か、それが問題だ。
抗鬱剤がカウンセリングか、それが問題だ。
精神医学か宗教か、それが問題だ。
医者か教祖か、それが問題だ。
工藤か美香か、それが問題だ。
生か死か、それが問題だ。
7吾輩は名無しである:03/04/27 13:59
1は工藤じゃないだろ
荒らすのよせば?
8吾輩は名無しである:03/04/27 14:01
ギリシャ悲劇の中では「タイタス・アンドロニカス」が一番好きですね。
9吾輩は名無しである:03/04/27 14:12
>>1は駆動だよ。
10吾輩は名無しである:03/04/27 14:12
168 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/27 14:09
レス削除依頼はIP表示ですよね。
別にやましいことなんてないからIPくらい良いけど面倒です。
なんでいきなり荒らすかなぁ・・・
地味だけど小粋なスレにしたかったのに・・・



工藤美香でした。
11吾輩は名無しである:03/04/27 14:32
1=ころにゃんに一票。
12吾輩は名無しである:03/04/27 14:36
>>11
そろそろギリシャ悲劇を語ってやれよおまえら…。
13吾輩は名無しである:03/04/27 14:36
ちょっと訊きたいんだが…。初めて工藤のレスの一つを
ちゃんと読んでみたのな。あいつ、ホントに家族に知らせて
病院逝かせなくてもいいのか? かなり逝ってると思われ。ぁゃιさが
並みじゃない。自分で自分が止められない状態…。昂進性の病疾が
潜んでいるんじゃないか? 潜む…つーか、顕在化しまくっているわけだが。
マジで、心配になった。
14吾輩は名無しである:03/04/27 14:40
ギリシア喜劇なら好きなのだが…。
15吾輩は名無しである:03/04/27 14:47
ま、おれもぼちぼちレスしますから。
そういえば大学で読まされたなー。
レポートをなんで書いたっけな。
16吾輩は名無しである:03/04/27 14:50
ギリシャがどこにあるか知ってるか?
俺はよく知らない。
17吾輩は名無しである:03/04/27 14:51
トルコの隣。
18吾輩は名無しである:03/04/27 14:53
>>17
なんであの時代にあんな文化が生まれたの?
しかもあの場所に。現在は廃れているのに。
19吾輩は名無しである:03/04/27 14:56
ポカポカ陽気で気持ちよかったから。
奴隷制なので雑用しなくていいから暇だったから。
20吾輩は名無しである:03/04/27 14:59
意外と当たってるかもw
21吾輩は名無しである:03/04/27 15:03
>>19
ギリシャ悲劇とギリシャ神話の違いは何ですか?
22吾輩は名無しである:03/04/27 15:05
舞台でできるかできないかの違いです。
23吾輩は名無しである:03/04/27 15:09
>>22
オイディプスも神話なんてあったんだ。
演劇出身なのにそんなことも知らんかった俺…。
24吾輩は名無しである:03/04/27 15:20
オイディプス神話、上智の授業でやりました。
ちょっとだけ面白いサイトです。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3786/ffr.html
26吾輩は名無しである:03/05/02 17:24
27吾輩は名無しである:03/05/03 11:05
o tekna Kadmou tou palai, nea trophe
tinas poth' hedras tasde moi thoazete
hikteriois kladoisin exestemmenoi ;
28吾輩は名無しである:03/05/03 15:32
>>21
悲劇=叙情
神話=叙事

こんな感じで
29吾輩は名無しである:03/05/04 05:03
「オイディプス王・アンティゴネ」は福田恆存訳で読んで、とても面白かった
けど岩波版「コロヌスのオイディプス」はそれより遥かに落ちると思った。
オイディプス王の様な劇的な要素が少ないし、アンティゴネの様な、国家の掟と
神々の掟との葛藤にするしむアンティゴネや結末の悲劇的要素もない。
昔に受けた屈辱から復讐心に駆られたオイディプスが怒りを
ぶちまけてるだけで、心優しいアンティゴネに庇護されてる哀しい老人の様にしか見なかった。
勿論、神の信託を諦念を持って受け入れるオイディプスには潔いものがあり、静かな情感漂うもの
それなりの感動はあったけど、上の2作にはかなり落ちると思う。
つまり、「オイディプス王・アンティゴネ」との間だの繋く作品。
それとも翻訳者が劇的な精神の人福田ではなく研究者高津春繁だったからなのか。
30吾輩は名無しである:03/05/04 05:26
>>29
うんうん。わかります。1ですが福田恒存訳はいいです。
わたしはあの「オイディプス王・アンティゴネ」にどれだけ感動したか。
シェイクスピア劇など比較にならないくらい胸を打つものがありました。
訳も決してわかりにくくない、むしろ読みやすい、エンタメとも読める。
31吾輩は名無しである:03/05/04 05:33
スレタイを間違えたようです。
いまは「ギリシア悲劇」と表記されることが多いらしい。
検索するときは気をつけてください。

ようやく「ギリシア悲劇Tアイスキュロス」を読了した。
>>29さんとの関係でいえば「テーバイ攻めの七将」。
これはおそらく「コロヌスのオイディプス」の後の物語。
「アンティゴネ」の前。オイディプスの二人の息子が闘う様を描いた悲劇。
正直、この一冊のなかで唯一これだけは楽しめたというレベル。
もちろんオイディプス王やアンティゴネのような緊張感はない。
訳もヘタクソ。つまり音読したいという気にさせない。
福田恒存訳のは二回読んだけど、再読のときは音読した。その快感といったら!
32吾輩は名無しである:03/05/04 05:42
まだちくま文庫「ギリシア悲劇」全四巻のうちの一冊を読んだだけだけど、
これは相当に苦労しそうな予感がする。言っていいのかわからないですが「つまらん!」。

ギリシア神話の知識がないとダメかと慌てて阿刀田高「ギリシア悲劇を知っていますか」を読む。
作者はプロ中のプロ。ギリシア神話っておもしろいと思わせてくれた。
どうなんでしょう。ギリシア神話の入門書といえば、あれ。
新潮文庫から名前もそのまま「ギリシア神話」(呉茂一)が上下二冊出ています。
読んだことがあるひとはいますか? ぱらぱら読んでみるとやたら退屈そうですが。
たぶん読み終わるのに半月はかかりそうなくらい・・・
フロイトの「精神分析入門」を彷彿とさせます。
読み終わったという記憶(アリバイ)だけで内容は何も残っていないという(w
恐れをなしてちくま文庫からでている薄い入門書をとりあえず買いましたが。
33吾輩は名無しである:03/05/04 06:54
阿刀田高「ギリシア神話を知っていますか」に訂正。
ときどきギリシア悲劇とギリシア神話がごちゃまぜになる。
同著者の「ホメロスを楽しむために」も購入した。まだ読んでないけど。
ギリシア神話を口承で伝えたのがホメロス、という位置付けでいいのかどうか。
誰も先生のいない独学なので2ちゃんが頼りです(w
34吾輩は名無しである:03/05/04 10:14
aei men, o pai Lartiou, dedorka se
peiran tin' echthron harpasai peiroumenon.
kai nyn epi skenais se nautikais horo
Aiantos, entha taxin eschaten echei.
35吾輩は名無しである:03/05/04 11:17
>>32
>ギリシア神話の知識がないとダメかと慌てて阿刀田高「ギリシア悲劇を知っていますか」を読む。
>作者はプロ中のプロ。ギリシア神話っておもしろいと思わせてくれた。

阿刀田高ってギリシア語できるんか? 岩波文庫あたりを読んで書いてるんとちゃうか?

>新潮文庫から名前もそのまま「ギリシア神話」(呉茂一)が上下二冊出ています。

呉茂一こそ「プロ中のプロ」ちゃうか?
36吾輩は名無しである:03/05/06 09:37
スタイナーの『悲劇の死』は参考になるかも。
37吾輩は名無しである:03/05/06 09:46
オイディプス症候群
38吾輩は名無しである:03/05/06 09:59
39吾輩は名無しである:03/05/06 17:00
名スレに育つといいね
40吾輩は名無しである:03/05/20 20:50
>>39
名スレの予感はします。
41吾輩は名無しである:03/05/20 21:25
>40
そーゆーことほざくやつが一番嫌いだ
42吾輩は名無しである:03/05/23 01:03
各スレの矛間
43吾輩は名無しである:03/05/23 01:31
「見ろよ高榎、ギリシャ悲劇だ。俺は母なる日本を犯して、父を殺すんだ」
44吾輩は名無しである:03/05/23 06:12
>>43
そのセリフ覚えがある。
龍の「愛と幻想のファシズム」では?
今日こそは呉茂一の「ギリシア神話」を読み終わりたい1でした。
いや、ほんと読むのに時間がかかりますあの本は。
45吾輩は名無しである:03/05/23 07:54
呉茂一の訳は読み難い。オレステイア三部作
何言ってるんだかさっぱり分からん。
語順が変なので、たぶん原文に則した訳
なんだろうが。
46真知子 ◆MeEeen9/cc :03/05/26 22:56
>美香
トーマスブルフィンチの
「ギリシア・ローマ神話」
原題は「寓話の時代」を読むべし。
美香のように革命妄想などに逃げず、
淡々と文学者たらんと生きた野上女史に敬意を表してな。
47吾輩は名無しである:03/05/26 22:57
「女史」はやめなさいよ
48真知子 ◆MeEeen9/cc :03/05/26 23:07
補足。
美香女史(w
にプロレタリア文学作家になれと言っているのではないからな。
49吾輩は名無しである:03/05/26 23:11
>>48
ころなら理解できると思ったから言っただけ
プロレタリアとかそういう問題じゃない
もう少しジェンダー勉強しなさい
50吾輩は名無しである:03/05/26 23:12
それから自分が自演ばかりしてるからといって、
他人を美香扱いするのはやめなさいね
失礼に程があるでしょう
51吾輩は名無しである:03/05/26 23:13
何いってんの
52真知子 ◆MeEeen9/cc :03/05/26 23:16
>>49
女流棋士を撲滅せよ。
これは前から言っている。
なんだ女流棋士って。
ゴルフだって女が男と一緒に回ってるのに
頭つかうだけのゲームで女流だと(w
だけどね、
やっぱり男と女は違う。
作家には区別がある程度あってもいい。
優劣で女史と言っているわけじゃないから。
野上さんは大正から百年近く生きているし
女史が相応しいのさ。
53吾輩は名無しである:03/05/26 23:21
悲劇は退屈なの多いけど、ギリシア喜劇はイイよ!
図書館いって世界文学全集みたいなのを探せば読めると思う。
俺は古本屋回ってちくまの文庫ゲットしたけどな!

54吾輩は名無しである:03/05/27 00:06
しかし空しいなぁ。
アイスキュロスもソフォクレスも100以上書いたのに現存するのは7つのみ。
もっとも唯の一つも残っていない作家が山ほどいるのだから、まだましなのかもしれないが。
それにアイスキュロスなんか後世自分の名が劇作家として残るなんて思ってもいなかったんじゃないだろうか。
55吾輩は名無しである:03/05/27 00:10
明らかに>1=美香
56吾輩は名無しである:03/05/27 00:12
空しいというなら、なにひとつ評価に値するものを残せずに
死ぬであろう躁鬱病の工藤伸一のほうがもっと空しいっての。
57_:03/05/27 00:13
58仲良し文学板:03/05/27 00:15
カフカなんて遺言通りになっていたら無名で終わっていたかも。
59ななしッ子倶楽部:03/05/27 01:03
福田はギリシア語ができたのか。
スバラシイイ!!!
60外吉:03/05/27 01:15
>>59
いや、英訳版を訳したの。
61吾輩は名無しである:03/05/27 10:59
美香氏根よ
62吾輩は名無しである:03/05/27 13:51
美香七誌でスレ立てるな。コテハンの誇りをもて。
63吾輩は名無しである:03/05/27 22:32
また美香スレか
64吾輩は名無しである:03/05/27 22:33
またジエンか
65吾輩は名無しである:03/05/27 22:38
また鼻炎か
66吾輩は名無しである:03/05/27 22:38
くたばれ美香。
ぶたぶたぶた
67吾輩は名無しである:03/05/27 22:49
著者がブルフィンチ 訳者野上弥生子の本最悪だったな、全然おもろくなかった
もういちどギリシャ・ローマ神話ちゃんとしたの読みたいわ
68吾輩は名無しである:03/05/27 22:51
もういちどって?
69吾輩は名無しである:03/05/27 23:26
>>35
不充分なレスでした。
阿刀田高はギリシア神話を「おもしろく」紹介するプロということです。
一方で呉茂一はギリシア神話を「ただしく」紹介するプロということになります。
どちらもプロなのです分野はちがえど。

>>45
確かに。英語から訳した福田恒存と比べてはいけませんが、
福田訳と比較すると雲泥の差があります。声にだしたくもない。
70吾輩は名無しである:03/05/27 23:34
>>46
>トーマスブルフィンチの「ギリシア・ローマ神話」
情報ありがとうございます。検索しました。岩波文庫ですね。
神話板のギリシア神話スレで野上訳などと言われているのがこれか。
ちなみにわたしはギリシア悲劇に関心をもってアイキュロス編を
読みましたが、これはギリシア神話の知識がないとダメだと気づいたとは
以前も書いた通りです。そこで読んだのを順番に書くと――。

「ギリシア神話を知っていますか」(阿刀田高)
「ギリシア神話」(串田孫一)
「ホメロスを楽しむために」(阿刀田高)
「図解雑学 ギリシア神話」(豊田和二)
「ギリシア神話」(呉茂一)
体系的な学問にふれるのは久しぶりで疲れました。
ホメロスなどの原典をいま読む予定はありません。
とにかく当初の目的だったギリシア悲劇に戻ろうかと。
真知子さんが薦めてくれた本はどのような本でしょうか。
あした本屋で手に取ってみようと思っていますが。
もしかしたらギリシア悲劇を読んだあとに読むかもしれません。
71吾輩は名無しである:03/05/27 23:37
>>53
「ギリシア喜劇」。たしかにちくま文庫から出ています。
しかしほんとに出回っていない。
「日本の古本屋」「スーパー源氏」で検索しても発見できず。
持っているあなたが羨ましい。
ギリシア喜劇とはどんなものなのでしょうか。
さわりだけでも。わたしもいつか古本屋で見つけたいです。
72吾輩は名無しである:03/05/27 23:41
>>70
あ、「私のギリシャ神話」(阿刀田高)も読みました。
集英社文庫。ギリシア神話に題をとった芸術作品の写真が満載で、
イメージがなんとなくつかめたような気がします。
しかしなんでギリシア神話の彫刻・絵画に登場するのはみんな裸なんですか?
男の神様はみなさまハンサムで筋骨隆々として。ヘパイトスをのぞいては(w
73吾輩は名無しである:03/05/27 23:44
美香?
74吾輩は名無しである:03/05/27 23:48
なんで美香名無しで書き込んでるの?
75吾輩は名無しである:03/05/27 23:49
美香論カモン
76吾輩は名無しである:03/05/27 23:49
さあ?
どうみても美香だよな
77吾輩は名無しである:03/05/28 00:14
>70
美香あての書き込みにありがとうって言ってるから
明らかに美香。
78吾輩は名無しである:03/05/28 01:58
ブルフィンチの「ギリシア・ローマ神話」は講談社学術文庫から完訳が出ているのだが。
79吾輩は名無しである:03/05/28 01:59
持ってますが何か?
80山崎渉:03/05/28 08:49
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
81吾輩は名無しである:03/05/28 09:11
>>78
それは「ギリシア・ローマ神話」(佐々木理・講談社学術文庫)入手不可では?

トマス・ブルフィンチの「ギリシア・ローマ神話」は、
岩波文庫(野上弥生子訳)と角川文庫(大久保博訳)ふたつあります。
どちらもなんとか入手可能なようです。
どちらの訳がいいのでしょうか。
小さい字が嫌いだから岩波文庫ワイド版という手もあります。
82吾輩は名無しである:03/05/28 09:20
>>78
ごめんなさい。訂正します。
「ギリシア神話と英雄伝説」(トマス・ブルフィンチ・講談社学術文庫)
タイトルが変わっていたのですか?
これと「ギリシア・ローマ神話」との関係は?
「ギリシア・ローマ神話」を増補した完全版が講談社学術文庫版ということ?
紀伊国屋書店のHPによるとこれは下巻が入手不可らしい。
1995年出版だからまだきっとどこかにあると重けれども。

トマス・ブルフィンチ著の「ギリシア・ローマ神話」と「ギリシア神話と英雄伝説」。
別の著書なのか学術文庫版が完全版なのかご存じの方はご教示ください。
83吾輩は名無しである:03/05/28 09:53
神話はよく噛むこと。噛めば噛むほど味が出る。
84吾輩は名無しである:03/05/28 10:25
元々ギリシャ悲劇は演ずるもので読むものではないので
つまらないのは当然かと。それはシェークスピアも同じ。
85吾輩は名無しである:03/05/28 10:54
大嫌い美香。ギリシアが穢れる。
86吾輩は名無しである:03/05/28 11:52
65 :美香 ◆FE5qBZxQnw :03/05/28 09:45
自動的か。ではわたしがいくら良スレを名無しで(←ここ重要)上げつづけても無駄か。
じゃあ、あきらめよう。すべては運。落ちるものは落ちろ! もう知らない。
    
8753:03/05/28 12:56
>>71

ギリシア喜劇でとりあえず有名なのがアリストパネス『女の平和(リュシストラテ)』だと思う。
これは戦乱に明け暮れる男たちの妻がセックスストライキを起こし、戦争をやめさせるという筋書きなのだ。
それで本当に欲求不満になった男たちが停戦してしまうという。
妻ミュリネに散々じらされて、それでもやらせてもらえないキネシアスが「チクショー」って感じになると、
コロスが「こう責め抜かれては明け方に一本抜かずにいらりょうか!」とか歌うのだ。

でも下ネタだけじゃなく、エウリピデスのパロディもあり、現代の人には全然わからないネタも沢山あるんだと思う。
けど十分楽しめるから、上演時には相当のものだったと想像してみる。すごい。
88吾輩は名無しである:03/05/28 13:03
>>71 =87
なんで発見できんの?「日本の古本屋」にあるじゃんよ、ズラッとW
わざわざ
自分でレスするために書くなよ、恥知らずがw
89吾輩は名無しである:03/05/28 13:10
>>88

激しく同意するのだ!


……略して、、、禿同!

ウヒャヒャ
90吾輩は名無しである:03/05/28 21:21
美香のせいでシェイクスピアに続いてギリシア悲劇まで2ちゃんでは禁句になった
91吾輩は名無しである:03/05/28 22:10
>>82
『ギリシア神話と英雄伝説』がいま手元に無いのでうろ覚えですが、以下のような感じだったと思います。
『ギリシア神話と英雄伝説』(講談社学術文庫)は"The Age of Fable(1855)"と"The Age of Chivalry(1858)"の完訳です。
『ギリシア・ローマ神話』(岩波文庫)は"The Age of Fable(1855)"の、『中世騎士物語』(岩波文庫)は"The Age of Chivalry(1858)"の翻訳ですが完訳ではありません。
つまり
『ギリシア神話と英雄伝説』(講談社学術文庫)
=『ギリシア・ローマ神話』(岩波文庫)
+『中世騎士物語』(岩波文庫)
+野上氏の未訳部分
ということになります。
92吾輩は名無しである:03/05/28 22:18
↑「未訳部分」といっても文庫本で数十頁だったと思う。
93吾輩は名無しである:03/05/29 07:00
>>87
レスありがとうございます。
きのう本屋に行ったのですが、あれは「女の平和」だったか。
2003年春の岩波文庫復刊でそれらしきものがあったような気がします。
勘違いかな。「女の議会」とかそういうタイトルだったかもしれない。
とにもかくにも読んでみたい一冊です。

>>88
ちくま文庫版がほしいのです。
「日本の古本屋」では上巻しかヒットしない。
それにずらっとはない。どれも高いし・・・
94吾輩は名無しである:03/05/29 07:14
>>91
丁寧なレスありがとうございます。
本屋で文庫目録を見てみたら、
講談社学術文庫からも『ギリシア・ローマ神話』が出ていて
これは品切れ(絶版?)マークがついていました。
そのかわりに『ギリシア神話と英雄伝説』が出たのかもしれません。

ギリシア神話はウイスキーの原酒のようなものだと思います。
そのままだと濃すぎる。香りはいいけど、飲むにはアルコール度が高すぎ。
まず時間を置く。そこでじんわりと味が出る。
それからはロックで薄めて飲むのもよし、カクテルにするのもよし。
願わくば、子どものころに読んでおきたかったです。
そうしたら今ごろは程よく熟成して飲みごろになっていただろうから(w
95吾輩は名無しである:03/05/29 07:19
本屋にギリシア神話関係の絵画・彫刻を紹介した写真集的解説本がありました。
神々編と英雄編の二分冊。一冊が1800円。だから3600円。高いけどほしい。迷っている。
96吾輩は名無しである:03/05/29 10:13
美香うざい。
97吾輩は名無しである:03/05/29 13:10
女性週刊誌のようなギリシア神話の内容がウザ胃
98吾輩は名無しである:03/05/29 14:47
みんなうざい
99吾輩は名無しである:03/05/29 14:53
>そうしたら今ごろは程よく熟成して飲みごろになっていただろうから(w

ここで(wを付けるほど面白いことを言ってるのだろうかとまず、思わねばならない。


100吾輩は名無しである:03/05/29 14:58
アリストテレスの時代ならいざ知らず、
現代劇にカタルシスが必要だとは思えません。
101吾輩は名無しである:03/05/29 17:11
エウリピデスはどうよ?
102吾輩は名無しである :03/05/29 17:42
ギリシア悲劇よりもさることながら、それを集大成させた「グリークス」が
現代人の感覚にあって面白いと思う。
103吾輩は名無しである:03/05/29 19:03
あなたが探してる話題あれはこれでしょ♪
http://endou.kir.jp/betu/linkvp/linkvp.html
104吾輩は名無しである:03/05/29 23:06
美香なんて信者えばいいのに
105吾輩は名無しである:03/05/29 23:21
>104
うまい!
106吾輩は名無しである:03/05/31 18:13
↑スレタイに沿った話ができない嫌美香粘着厨は
BARスレで遊んでくれよ。迷惑この上ない。

ところで「オイディプス王」といえば、『アポロンの地獄』という
タイトルでパゾリーニが映画化していたけど、何かあれは難しい
作品に仕上がっていたような記憶がある。今観ると、どうかなあ。
映画はパゾリーニ(ホモなのに)自身のエディプスコンプレックス
を投影したらしいけど、そこらへんは今いち理解不能だったなあ。
そもそも何故あれが、三分割されなければならなかったのだろうか。
因みに「王女メディア」もパゾリーニで映画化されてますね。
107吾輩は名無しである:03/06/01 00:54
↑スレタイに沿った話ができないパゾリーニ粘着厨は
ホモスレで遊んでくれよ。迷惑この上ない。
108吾輩は名無しである:03/06/01 03:08
ホモスレってどこにあるの?
109吾輩は名無しである:03/06/01 23:42
>108
同性愛板に一杯ある
110吾輩は名無しである:03/06/10 05:25
>>106
映画「王女メディア」のマリア・カラスの衣裳は
豪華絢爛だったなあ。実際よく似合っていたと思う。
物語そのものは、その表現において前衛性が
勝ち過ぎていたような感じもしたが。
とはいえ、古典は古典のままに再現するよりは、
あえてそれを読解することに居直って、ひとつの
解釈を提示するほうが全然ΟΚ。楽しめる。
111吾輩は名無しである:03/06/10 07:55
>>102
『グリークス』は読むよりは見たいな。せめて、英語原文で
読みたい。NHKアーカイブスとかに残ってないかな。
     @―@,,_
     /      @
    @  @ノハ@  `l   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    l ∩( ‘д‘) @ < Zeusでーす♪
    @└-i ____x_iニ⊃    \__________________________________________
   ,,-゙`"'「^i ≡≡}@
   ii ;,⊂」^~^\\-,,、
    ゙i,,,´~^` ⌒ lニ⊃ ゙'i
   //¨゙"''-i,,,,,,、  ,,-"
   \\       ゙"''\\
113吾輩は名無しである:03/06/12 00:52
>>122
その調子でアテナやアポロンもやってくれ。
114吾輩は名無しである:03/06/12 06:39
>>112
カミナリまだー??
115吾輩は名無しである:03/06/12 07:06
「常に彼は帰ることと妻のみを欲した。なぜなら厳格なニンフが彼を洞窟の中にとらわれの身にしていたからだった。この全く神々しいカリプソは何として彼を夫にしたかったのだ」

すいません、これ、オデッセイアのフランス語訳からの翻訳なのですが、日本語訳だとどうなっているか、どなたか教えていただけませんか?
116吾輩は名無しである:03/06/12 16:46
アンティゴネー読みました。
これって掟に背いて死んだアンティゴネーの悲劇なの?
それとも息子と妻が死んでしまったクレオン王の悲劇なの?
117吾輩は名無しである:03/06/12 17:19
>116
読んだかいもないばか
本代と時間、むだ
118吾輩は名無しである:03/06/12 17:24
     @―@,,_
     /      @
    @  @ノハ@  `l   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    l ∩( ‘д‘) @ <   1 でーす♪
    @└-i ____x_iニ⊃    \__________________________________________
   ,,-゙`"'「^i ≡≡}@
   ii ;,⊂」^~^\\-,,、
    ゙i,,,´~^` ⌒ lニ⊃ ゙'i
   //¨゙"''-i,,,,,,、  ,,-"
   \\       ゙"''\\


1191:03/07/04 06:50
>>45
激しく同意。訳者を見て呉茂一だと読むのが憂鬱になった。

>>46
岩波ワイド文庫で買いました。「私的ギリシアシーズン」のまとめに読む予定。

>>53
ギリシア喜劇=アリストパネスということですね。
ちくま文庫版はどこの古本屋にもなかった。
でもそのちくま文庫の親本(という?)世界文学全集を神保町で購入。
昭和39年出版でそうとう古い・・・ 月報に遠藤周作が書いていました。
定価は900円で、神保町価格は1200円。まあ、こんなものかと。

>>87
「女の平和」がギリシア喜劇の代表作らしいですねどうやら。
12本。さすがに悲劇とはちがってぜんぶ読めるかどうか。
ギリシア喜劇(アリストパネス)のなかでとくにお薦めのものがあったら、
3、4つ教えてください。
それと遅ればせながらギリシア喜劇の存在を教えてくれてありがとう。
悲劇とちがって研究書も少ないしマイナーなのはどうしてなのか。

>>102
「グリークス」。三年前に蜷川幸雄が演出したらしい。上演は全9時間!
いまは新訳がでている。たしかにまとめて見たほうがおもしろいかもしれない。
それにしても文学板にはいろいろ教わることが多い。

>>116
あなたのようにあれはクレオンの悲劇ではないかと指摘する学者も多いようです。
120吾輩は名無しである:03/07/04 06:52
美香よ・・・
121美香 ◆FE5qQEQkuY :03/07/04 06:55
はい?(w
122吾輩は名無しである:03/07/04 06:57
ころにゃん!  
1231:03/07/04 07:10
今まで読んだギリシア悲劇の関連書は――。

「ギリシア悲劇入門」(中村善也・岩波同時代ライブラリー)
「はじめてのギリシア悲劇」(丹羽隆子・講談社現代新書)
「ギリシア悲劇」(呉茂一・現代教養文庫)
「オイディプース王を読む」(川島重成・講談社学術文庫)

――です。
あとは「ギリシア悲劇」(川島重成・講談社学術文庫)を読む予定。
ぜったいにつまらないだろうと思って読んだ「オイディプース王を読む」が
意外と参考になったもので。

ほかにギリシア悲劇関連で参考になるものがあったら教えてください。
でもよく古本屋で探したと思いませんか(w 3つが絶版入手不可です。

あ、そうだ。ギリシア悲劇関連としてこんな本も購入しました。
山崎正和「オイディプス昇天」(福武書店)
翻訳というより翻案(?)したものらしい。読んだひといます?
1241:03/07/04 07:31
あ、ちくま文庫「ギリシア悲劇」全四巻は読破した。
いえい! よくやった自分と感動した。

できたらちょっと前に岩波書店から出た新訳で読みたかった。
古本屋でさえ(全そろいで)たしか35000円。買えないって・・・
1が選んだギリシア悲劇ベスト10(あるいはベスト5)はいずれ発表します。
125山崎 渉:03/07/15 09:11

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
126神保町矢口書店は最低!:03/07/25 21:29
名前:美香 ◆FE5qBZxQnw [] 投稿日:03/07/25 20:49
神保町。
演劇、映画の専門古書店「Y書店」でひどいものを目撃する。
ある中年の女性が「これいくらなんですか、値札がついていないけど」。
店主はその本を見て動揺する。
「ちょっといまは金額がわからないので、しばらく待ってください。
在庫の状況なども確認して金額を決めなければならないので……」 
わたしは思った、このへたれ店主めと。バカ店主め無知無能め。
無知だからその場で金額を決められない。    
なぜ正直に「少しでも多くもうけたいからネットで平均価格を調べます」と言わない。
その男が店主だということは神保町古本街のムックで知っている。
「Y書店」の本はどの本も他店の5割増は当たり前。
寺山修司の本などへいきで定価の3倍なんだから。     
わたしはこの店で古本を買ったことがない、バカぶりを観察するだけ。
     
店主「15分ぐらいしてから、また来てもらえませんかね。
(そのあいだにネットで価格を調べておくからよっと)」
横で聞いていて不快極まりなし。書いちゃおう「矢口書店」は最低!
127吾輩は名無しである:03/08/07 07:41
>>124
乙。俺も今読んでるところ。アイスキュロスとソポクレスの殆どは
読了した。ちょっとエウリピデスを齧ってるけど、随分簡素で俗っぽい
感じがするね。面白いけど。
128山崎 渉:03/08/15 10:43
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
129美香 ◆FE5qBZxQnw :03/08/23 10:19
>>127
そちらこそ乙。遅レスごめん。
もうエウリピデスは読み終わった?
ギリシア悲劇を全四冊読了したときはものすごく嬉しかった。
「戦争と平和」を読み終わったとき以上に。
で、ギリシア悲劇で好きな作品は?
わたしはソフォクレス「オイディプス王」「アンティゴネ」「コロノスのオイディプス」。
エウリピデスは「メディア」「ヒッポリュトス」「バッコスの信女」。
アイスキュロスは翻訳者の日本語についていけなかった。
中村善也さんの翻訳がいちばんいいと思う。
彼の訳でオレステイア三部作を読みたかった。確かどこかにあるはず。

ところでアーサー・ミラーのほかにギリシア悲劇に影響を受けた文学者・劇作家を知っていますか。
130吾輩は名無しである:03/08/23 10:21
>>129

しょせん駆動を口洞だと認識できずに祀りあげてしまった人
(特にイニシャルM)がどんなに偉そうなことを述べたとしても
誰も本気には受け取ったりはしないと思う。
しかも、謝罪会見もしてないようだし。詳しくは知らない。


131美香 ◆FE5qBZxQnw :03/08/23 10:25
やば。ここは名無しでやっていたのを忘れていた(w
132吾輩は名無しである:03/08/26 09:58
伝説の美香語録
「私は宮本輝の生まれ変わりだ」
「私に文学を感じない奴は二度と文学の本質に触れられない」
「小説は全部ノンフィクションですよ。私はそういうウソとかつけないんです。
 作り事の小説を書いても人の心を揺さぶらないでしょう」
「工藤はカスの作家。工藤に負けるやつは人生終わりだ」
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
「本当の文学は平野啓一郎でもなく村上春樹でもなく美香にある」
「中上健次に島尾敏雄・・私の選ぶ文学は最高にcoolだ」
「300人で図書館借り切って読書会したことあります」
「2ちゃんの書き込みだけじゃなく、全てにおいてノンフィクション」
「美香の文学はタイム・カプセル。30世紀の人間を驚かせますよ。逆に、今の
 奴らには少し高級すぎたかなって反省もある(笑)」







133美香 ◆FE5qBZxQnw :03/09/13 10:40
なぜ悲劇が誕生したかって?
お祭りは楽しいからです。
お祭りにはみんなでやるものが必要だからです。
日本の盆踊りがギリシア悲劇みたいなもの。
踊れや歌えやわっしょいわっしょい。
なぜひとは愛するのか憎むのか苦しむのか、
なぜひとは死ぬのか生きるのか、
なぜ雨がふるのか地震がおきるのか肉はおいしいのか。
めんどくさいからぜんぶ神様のせいにしちゃえ=ギリシア神話。
その共通のギリシア神話を下敷き(ネタ)に盛り上がろう=ギリシア悲劇。

ギリシア悲劇の魅力をニーチェはわかっちゃいない。
見てられないって。
ギリシア悲劇=ワイドショー。
いつの時代も大衆は他人の不幸が好きなんです。
有名俳優の豪邸が借金のせいで競売にだされた、とか。
それをちょっと上質にしたのがギリシア悲劇。
みんなが知っているギリシア悲劇といえば「オイディプス王」。
あれなんてまさにワイドショー。
かつて栄華を誇った倣岸な王様がわずかの時間でメクラの乞食になる。
この落差! 見ていてつまらないはずがないでしょう?
134吾輩は名無しである:03/09/13 11:18
>>133
死寝よあほ女
135吾輩は名無しである:03/09/27 02:16
age
136吾輩は名無しである:03/10/01 23:09
美香はギリシア悲劇をカタルな
137美香 ◆FE5qBZxQnw :03/11/02 14:21
わたしのほかにギリシア悲劇全四冊(ちくま文庫)を読破したひとはいますか(えっへん
138吾輩は名無しである:03/11/02 15:15
俺も読んだし他にも沢山いると思うけど(やれやれ
139吾輩は名無しである:03/11/02 15:23
Greece悲劇くらいで偉そうにするなよ。
豚女が。
140吾輩は名無しである:03/11/02 15:38
とにかく存在が豚。
141吾輩は名無しである:03/11/02 17:16
>>137
本を読んだことを自慢するなんて本当に脳みそガキ。
142吾輩は名無しである:03/11/02 18:57
一応参考になって面白かったもの↓
『ギリシア文学を学ぶ人のために』松本仁助他編 世界思想社
『ギリシアの神々』曽野綾子 講談社文庫
『ギリシア神話を知っていますか』阿刀田高 新潮文庫

誰も聞いていないかもしれないですが

喜劇のギリシア語→Komodia=Komos(祭りの騒ぎ)+aoide(歌)
祭りとは3月に行われた酒・演劇の神デュオニュソスの乱パに似た祭り

悲劇のギリシア語→Tragoidia=Tragos(ヤギ)+aoide(歌)
ヤギの意味はよく分かっていないが
古代ギリシア演劇の前には必ずヤギの犠牲がささげられたのでヤギへの哀悼と言う説がある
143吾輩は名無しである:03/11/02 19:14
>>142
おい、豚女。叩かれたからって名無しになるんじゃねえよ。
コテハンのプライドが無いのか
144142:03/11/02 20:43
別にいいのですが
私は叩かれる覚えのない通りすがりの男です。
145美香 ◆FE5qBZxQnw :03/11/03 10:23
>>138
えーい、シェイクスピア37作品はどーだい?
最初にギリシア悲劇やシェイクスピアを読んでおくと、
どんな戯曲でも楽しめるという利点があります。

>>141
それぐらいしないと報われない。
ギリシア悲劇をぜんぶ読んだらこの意味がわかると思う。

>>142
>『ギリシア文学を学ぶ人のために』松本仁助他編 世界思想社
これこれ。わたしも読もうかと迷った。そう。おもしろかったのか。
呉茂一「ギリシア神話」は鬼畜のごとくつまらなかったけれども。

すいません。
ホメロスは最初の100ページで挫折したことを告白してこれからは口を慎みます。
146吾輩は名無しである:03/11/03 14:21
エウリピデスの『バッコスの信女』は傑作ですぞ。
それからエウリピデスがデウス・エクス・マキーナを多用したのは何故でしょう?
147吾輩は名無しである:03/11/03 14:48
>>146
そんなこと美香にわかるわけないじゃんw
148通りすがり:03/11/03 14:55
>>145
>呉茂一「ギリシア神話」は鬼畜のごとくつまらなかったけれども。

そこらへんに掃いて捨てるほどある間違いだらけの類書を貶めるのならまだしも、
あなたの言っていることは、ご自分で御自身の目の利かないのを喧伝して
憚らないも同じように聞こえますよ。
せめて呉先生の「花冠」なりともお読みになってから発言されてはいかが?
149吾輩は名無しである:03/11/03 15:30
美香にマジレスしてもろくなことにならないぞ>通行人
150吾輩は名無しである:03/11/03 15:58
ギリシアの物語で男同士の恋愛で面白いの教えてください。
151吾輩は名無しである:03/11/03 16:28
>>150
プラトンの「リュシス」が面白いよ。物語というより会話だけど。
152吾輩は名無しである:03/11/03 16:35
ありがとうございます。
でもアマゾンで調べてみたんですがヒットしないんです・・。
できれば、出版社と本の題名もお願いします。
153吾輩は名無しである:03/11/03 17:00
あるよ。プラトン全集の7巻。
154吾輩は名無しである:03/11/03 17:18
文庫ではないですよね?
155吾輩は名無しである:03/11/03 17:36
なんだかよくわからないけど
  ここに拳銃おいときますね
    _,、__________,,,、
    `y__////_jニニニニニfi
    〈_フソ ̄フ ,=-_,,,,-┴─'
    //o /rて__/
   ,//三/ / ̄"
  〈。ニ___/
156吾輩は名無しである:03/11/03 18:56
内田百閧焜fウス・エクス・マキーナ使ったぜ。
157吾輩は名無しである:03/11/03 18:57
三匹の犬だったのね。
158吾輩は名無しである:03/11/03 21:33
>>168
そいつは相手にしない方が・・。

199 :吾輩は名無しである :03/09/05 22:18
「美香」というのは最低最悪のジエン糞コテなんだよ。
あれほど醜悪で低劣なコテハンは、2ちゃんでも珍しいんじゃないか?
豚だよまさに、自己中の豚。
「2ch」が一種公道のような公共掲示板であることを頭から無視。
臭すぎる自分語りジエンの涎と糞をそこら中に垂れ流し、
見境なく薄汚い糞スレをたてまくり…
紙屑ほどの価値もない糞レスで、文学板を屑箱のようにした。
くだらなさを通り越して、
病院に隔離の方が似合うキモさ。一片の同情にも値しない<糞コテ
159吾輩は名無しである:03/11/03 21:36
>>168
みな>>165には呆れているので。

231 名前:吾輩は名無しである :03/09/05 22:48
>>220 工藤君
身かは君のようにマジに生きている人間ではない。
中味がカラッポで軽薄でいい加減で、
最も悪いのは、不誠実であることだ、他者にも自分にも。
糞レス垂れ流すことで
あらゆる現実から逃げ回っている臆病者の妄想人間。
蓄積した知識も経験も皆無のくせに、
一歩から少しずつ努力していくという基本を無視し、
たまさか行き逢う他者の心情やレスなど
己れの都合のいいように利用するしかない不実の固まり。
相手にすれば、反吐がでるだけだ。徹底無視せよ。
160吾輩は名無しである:03/11/04 01:01
>>150
饗宴とカルミデスもな。

しかもカルミデスってプラトンの叔父さん。
161美香 ◆FE5qBZxQnw :03/11/04 21:25
>>146
>エウリピデスの『バッコスの信女』は傑作ですぞ。
今でも鈴木忠志がよく演出している。視覚的に派手にやりやすいからだと思う。

>エウリピデスがデウス・エクス・マキーナを多用したのは何故でしょう?
簡単に「落ち」がつけられるからとエウリピデスが無精をしたわけでは、ない。
……と信じておこう。

>>148
なんと言われてもここは2ちゃん。
本音を、声を大にして言いたい。
「図解雑学 ギリシア神話」(豊田和二)のほうがわかりやすいと。
呉茂一は日本語障害者。きみはくだらぬ権威を盲信していればいい。
162吾輩は名無しである:03/11/04 23:09
呉茂一は日本語障害者。呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
呉茂一は日本語障害者。
163吾輩は名無しである:03/11/05 04:02
>呉茂一は日本語障害者。

プラトンに哲学的センスゼロと言うくらい悲しいね。
164吾輩は名無しである:03/11/05 07:34
まあ、文章が上手いとは言えないね、呉先生は。
いまアイスキュロスの原文講読をやっていて、
和訳しながら呉訳を参考にしているんだけど、
ああいう読み難い文章になる必然性は確かに無い。
でも、語順や解釈、シンタクスに妥協が無い。
しばしば誤訳が見られるけど、微々たるもんだ。
本当に頭が下がるし参考になる。
障害者? とは違うよ。あれは、障害のある人の
仕事ではありえない。

大体身かはシェイクスピアすら原文で読まないで
高踏的に語ろうとする人。恥ずかしいよね。
165美香 ◆FE5qBZxQnw :03/11/05 08:23
>いまアイスキュロスの原文講読をやっていて
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
中村善也さんの訳がいちばん読みやすい。
このひとの訳でぜんぶ読みたかった。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
166吾輩は名無しである:03/11/05 08:59
ほら、相手にするからこのバカがのさばってきたじゃんか…
放置ね。
167吾輩は名無しである:03/11/05 11:29
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
呉茂一は日本語障害者。
目次を見て次読むものの訳者が呉茂一だと鬱になったな。
168新京成 ◆E8n6nCVHEg :03/11/05 11:56
たまにはギリシア以外のネタも聞きたいものです
169吾輩は名無しである:03/11/05 13:18
ここ何のスレだと思ってるの?
170吾輩は名無しである:03/11/05 15:13
ローマ喜劇悲劇スレでも別に立てろ・
171吾輩は名無しである:03/11/05 15:16
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
美香は精神障害者。
2ちゃんを見て次読むスレの書き込みが美香だと鬱になったな。
172吾輩は名無しである:03/11/05 18:56
>>165
なんだこいつは。テキストを読む事を冒涜したいのなら
こんな所に来るな。
173吾輩は名無しである:03/11/06 13:51
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
視覚的に派手にやりやすいからだと思う。
174吾輩は名無しである:03/11/06 23:04
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
すごいね、うんすごい。大学生? 院生? 暇人?
そんなバカらしいことやって楽しいの?と聞くのは愚問か。
175吾輩は名無しである:03/11/07 10:04
美香は早稲田
元スーパーフリー
176吾輩は名無しである:03/11/08 07:36
もう美香の書き込み禁止しよう。
こんなに荒れるんじゃ困るよ。
せめて、このスレから追い出したい。
177吾輩は名無しである:03/11/08 17:16
>>176
てゆうか、このスレ建てたの美香だから。
お前が出て行け。
178吾輩は名無しである:03/11/08 21:08
お黙り美香w
スレの流れから既に逸脱してるだろ。お題にそぐわない
人間を追い出すべき。下手な自演自作は止めようね。
179吾輩は名無しである:03/11/09 02:35
スレを立てた人間の私物じゃないんだよ、スレは
私物化したいなら自分のHPを作ってそこでやれ
スレは2ちゃんのもの
180吾輩は名無しである:03/11/09 02:46
>>175
こういうレスも見かけたが・・・

243 名前:吾輩は名無しである :03/09/08 00:38
スーフリよりも美香とか云うヤツが2ちゃんに出たのを何より恥ずかしく思う
181吾輩は名無しである:03/11/09 02:48
>>179
禿同意。こういう↓書き込みも見かけたが、まったく同感。

199 :吾輩は名無しである :03/09/05 22:18
「美香」というのは最低最悪のジエン糞コテなんだよ。
あれほど醜悪で低劣なコテハンは、2ちゃんでも珍しいんじゃないか?
豚だよまさに、自己中の豚。
「2ch」が一種公道のような公共掲示板であることを頭から無視。
臭すぎる自分語りジエンの涎と糞をそこら中に垂れ流し、
見境なく薄汚い糞スレをたてまくり…
紙屑ほどの価値もない糞レスで、文学板を屑箱のようにした。
くだらなさを通り越して、
病院に隔離の方が似合うキモさ。一片の同情にも値しない<糞コテ

182吾輩は名無しである:03/11/09 08:18
それでは、本スレでの美香の書き込みは
禁止ということで良いですか。
183吾輩は名無しである:03/11/09 08:51
>>182
漏まいは優しいなあ。アク禁にしても構わんだろ。
184吾輩は名無しである:03/11/19 13:28
高校の頃、両親の部屋に入って親父のエロビデオコレクションを勝手に漁ってオナニーしてたんだけど、
ある日「コレにしよー」ってテープを気軽にデッキに入れてみたら、おばちゃんがウネウネ動く紫色のバイブでオナってんの。
うわキモいもん見たわぁこれハズレだぁとか思ってたら、どうもそのベッドといい背景といい、見たことあるなぁと思ったらさ。
うちのかーちゃんにその部屋でオナらせてるのを親父が撮ったビデオだった。
気持ち悪いけど早送りで先見たら、固定カメラでのハメ撮りも入ってた。
あれ以来、親に何言われても全然素直になれなかったね。
どんなに偉そうな事言ってても両親そろって変態じゃあ…
だから俺は血統書付きの変態なのです    うわぁ〜ん
結構マジでショックで今まで誰にも言えなかったから、吐き出せば楽になるかと思ったんだが…
余計鮮明に思い出してしまった…鬱
185吾輩は名無しである:03/11/23 06:50
>>184
もしかしてオイディプス・コンプレックスとの関連?
なわけないか……。
186吾輩は名無しである:03/11/23 07:35
>>185
コピペじゃないのかな。
コピペにしては面白いなと
勝手に思っていた。
187吾輩は名無しである:03/11/28 00:47
美香出て濃いよ
188吾輩は名無しである:03/11/28 19:23
美香チェキラッチョ!
189吾輩は名無しである:03/11/28 21:02
>>187-188
自作自演ウザイ。
美香は絶対出てくるな。
190吾輩は名無しである:03/12/14 21:52
あげますよったらあげますよ
191吾輩は名無しである:03/12/15 11:07
ハルクって映画はギリシャ悲劇っぽかったな。


つまらなかったけど。
192吾輩は名無しである:03/12/15 11:10
名前:美香 ◆FE5qBZxQnw [] 投稿日:03/07/25 20:49
神保町。
演劇、映画の専門古書店「Y書店」でひどいものを目撃する。
ある中年の女性が「これいくらなんですか、値札がついていないけど」。
店主はその本を見て動揺する。
「ちょっといまは金額がわからないので、しばらく待ってください。
在庫の状況なども確認して金額を決めなければならないので……」 
わたしは思った、このへたれ店主めと。バカ店主め無知無能め。
無知だからその場で金額を決められない。    
なぜ正直に「少しでも多くもうけたいからネットで平均価格を調べます」と言わない。
その男が店主だということは神保町古本街のムックで知っている。
「Y書店」の本はどの本も他店の5割増は当たり前。
寺山修司の本などへいきで定価の3倍なんだから。     
わたしはこの店で古本を買ったことがない、バカぶりを観察するだけ。
     
店主「15分ぐらいしてから、また来てもらえませんかね。
(そのあいだにネットで価格を調べておくからよっと)」
横で聞いていて不快極まりなし。書いちゃおう「矢口書店」は最低!
193吾輩は名無しである:03/12/29 04:55
あげ
194吾輩は名無しである:04/01/26 06:30
呉茂一『ギリシア神話』(新潮文庫)のメーデイアの再話はよかったな。
エウリピデスの戯曲自体(ロシア語訳でしたが)よりもなんかいい気がした。
195吾輩は名無しである:04/01/26 06:49
さびれてますね
スレ立てた人が悪いんだろうな
196吾輩は名無しである:04/01/26 16:04
新作でないからな。
197美香 ◆FE5qBZxQnw :04/01/27 10:50
>>196
でていますよ「グリークス」とか。
ブックオフで半額ゲットしたのでそのうち読みます。

あと、サム・シェパードなんかもギリシア悲劇の影響を強く受けているようです。
どんどん新作はでているのです。
198吾輩は名無しである:04/01/29 14:00
あげ
199吾輩は名無しである:04/01/31 19:29
>>197
>>196はエウリピデスやソポクレスの新作が読みたいんだってさ。
空気の読めない人はいなくなってね。ほんとうにうざい。
200吾輩は名無しである:04/02/02 01:15
誰か発掘してくれないかなぁ
201吾輩は名無しである:04/02/02 07:07
>>199
ラシーヌでも読んでろバカ
202吾輩は名無しである:04/02/02 08:21
駄スレ認定
203吾輩は名無しである:04/02/02 11:13
>>200
パピルス目当てに砂漠を発掘する事はあるらしいけど、
時代が時代だし塵芥場跡を掘っていることもあって
どうしても数〜十数行程度の断片になってしまうらしい。
まるごとは、まあムリだろうな。
204吾輩は名無しである:04/02/02 11:16
>>201
やつあたりすんじゃねえよ。
また酔っ払ってるんだろw
205吾輩は名無しである:04/02/02 16:28
ヘロドトスのバビロニア史とか丸ごと発掘されないかなぁ。
206吾輩は名無しである:04/02/02 17:28
800字前後で、
「オレステイア」三部作に流れている社会宗教的理念について述べなさい。
207吾輩は名無しである:04/02/02 18:24
スタイナー『悲劇の死』(ちくま学芸文庫)=
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1356/SARU/saru23.html#BOOK2
208吾輩は名無しである:04/02/02 19:10
>>205
殆どボルヘス的な妄想だな。かくいう俺もそういう
ことを考えて楽しむクチだがw
209吾輩は名無しである:04/02/02 19:11
なんかジカリソうるせーな。美香か?
スタイナーなんて悲劇好きなら
みんな知ってるよ。
210美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/03 12:01
>>209
「悲劇の死」っておもしろい?
いちおう気になったので積ん読はしている。
学芸文庫版ではなく筑摩叢書版だけど。

いま読んで役に立ったページ↓
http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/tokuyam/02g&r1.htm
ネットだけですごい情報が得られる。
211吾輩は名無しである:04/02/03 12:10
スタイナーぐらい読んでからスレ建てろ馬鹿
世界的な文芸評論家だろうが
212美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/03 12:12
>>199
そもそもギリシア悲劇をどう定義するかにもよる。
「ギリシア神話を素材にした悲劇」と定義したら、
ラシーヌやコルネイユもギリシア悲劇を書いたことになる。
山崎正和の読売文学賞受賞作品「オイディプス昇天」なんかも傑作のギリシア悲劇。
まだ読んでいないけどオニールの「喪服の似合うエレクトラ」もそう。




……なんて屁理屈をいうから嫌われるのかもしれない。
213吾輩は名無しである:04/02/03 13:24
704 名前:創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/30 22:05
今美香QNWの書評読んだけどつまんないね。
感性が幼稚だし古い。あえて言うならばバブル経済末期又は崩壊直後頃
のスタンダードな心性だね。
まだ26歳なんだからもっと社会なり人間を複合的に捉える眼を養って
欲しい。もっともこういった物は持って生まれたセンスが必要だからど
うしようもない。
美香QNWは勉強はできるんだから文学の学者を目指した方がいいと思
う。創作者としてのセンスはゼロ。
214吾輩は名無しである:04/02/03 19:47
>>212
>屁理屈

わかってるじゃん。普通は三大悲劇詩人及びその同時代人
が、古典ギリシア語韻文で書いたものを想像するでしょ。
セネカの悲劇をギリシア悲劇なんて言ったら笑われるよ。
別に止めないけどw
確信犯で発言しているみたいだけど、いい加減してくれ。
215美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/04 01:31
>>214
ところで「悲劇の死」は読んだ?
ぱらぱら見てみると、論じられている戯曲の数が半端じゃない。
だからまだ読めないなという気がする。
「悲劇の死」を読んだというひとは、あそこで論じられている戯曲は読んだの?
ネタバレも怖いし、よりよき理解のためにもあと少し時間がいる。
216吾輩は名無しである:04/02/04 02:10
というわけで、結局、何も言えずにその場を立ち去る美香QNWさんでした。
217吾輩は名無しである:04/02/04 07:15
>>215
答える義務はない。このスレから君がいなく
なる事をひたすら願うばかりだ。
218吾輩は名無しである:04/02/04 11:02
無理だよ
美香はスレはスレ立てた人間の私物だと思ってるから
ちなみに美香が他の人の立てたスレに行くときは
スレはみんなのものになる
自分のスレは自分のもの
他人のスレが自分のもの
これが美香
219吾輩は名無しである:04/02/04 22:00
たしかに。

1人で熱唱するしな。

こいつ、ドラえもん見たことないのかな。
俺、ジャイアンみたいなやつ初めてみた。女で。
220吾輩は名無しである:04/02/05 07:39
地道に排除し続ける事が大切なんじゃない。
無視しているとつけあがるし。
221吾輩は名無しである:04/02/05 07:40
大体ネタバレで読めないって何だよ。
エンタメ推理小説見たいな読み方をしても
しょうがかない。
222吾輩は名無しである:04/02/09 22:00
ネットで読めないのかよ
223吾輩は名無しである:04/02/09 22:06
>>222 英語版と原文ならe-textで読めるはず。海外の検索エンジンで
探せ。
224吾輩は名無しである:04/02/10 16:21
スフィンクスの謎ってどんなんだっけ。
225吾輩は名無しである:04/02/10 19:27
>>224
生まれたときは四本足で、長じて二本足になり、
老いてまた四本足になるもの。答えは超人。
生まれたときはハイハイ、二本足で立てるようになり
老いたら仲間同士で支え合って生きていくから。
226吾輩は名無しである:04/02/10 20:11
筋肉マン
227吾輩は名無しである:04/02/10 20:14
>>225
老いたら、杖を使うので三本足だよ。原典もキン肉マンのほうも。
228吾輩は名無しである:04/02/11 02:19
別の伝承によるとオイディプスが正解で
「人間」と思ったオイディプスは自分を指差し、スフィンクスは正解と勘違いした
229吾輩は名無しである:04/02/11 08:08
でもオイディプスのことだとしたら、
アンティゴネーに牽かれるんだから四本足になるよな。
230美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/11 10:08
>>228
「オイディプース王を読む」(講談社学術文庫)にも書いてあった。
なるほどと思ったもの。

>>229
うまい! 
山崎正和さんが指摘していたけど、
「オイディプス王」では悟ったようなことを言っているオイディプスが、
なぜ「コロノスのオイディプス」になったらただのワガママじいさんに
なっているのかさっぱりわからないって。
どう思います?
231美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/11 10:15
ちなみに「コロノスのオイディプス」を翻案した山崎正和「オイディプス昇天」では、
アンティゴネのストリップダンスへの「おひねり」でオイディプスは食べさせてもらっている。
目が見えないオイディプスは娘がそんなはしたないことをしてお金を稼いでいる
とは知らないのである。けなげな女、アンティゴネ。薄幸なアンティゴネ。
傲慢で最後の最後まで神をうらみつづけるオイディプスの娘とは思えない……。
232吾輩は名無しである:04/02/11 12:26
オイディプース王のオイディプース→マクベス
コロノスのオイディプース→リア王
だから。
あとオイディプース昇天は日本文学だから別にどうでもいい。

ところでオイディプースの生い立ちについて軽く説明すると、
まず父ライオスが昔お世話になっていた家の主人の息子に惚れて、言い寄った挙句
断られると、かどわかして殺した。
そのためその家の主人がゼウスに祈り、ライオスが自らの子に殺されるように願った。
ライオースはアポロンよりこの呪いのことを聞き、自重していたが、あるとき酒に酔い
イオスカテーとの間に子どもを生んだ。
その子どもがオイディプース。あとはオイディプース王に説明のある通り。
ってな感じだから、オイディプースはとばっちり受けているだけで、
傲慢ってわけじゃないと思うがなあ。
このカドモスの家系は何故か神々に恨まれるのが常だし。

それよりイスメーネーってどうなったんだっけ。
アンティゴネーと別々の牢に入れられた後、そのまま忘れられてたり。
233吾輩は名無しである:04/02/11 13:17
>>232
Oedipus Coloneus→King Learのアナロジーは、
どこか出典はあるの? 
僕自身読んでて同じ印象を持った。
234吾輩は名無しである:04/02/11 13:18
美香がまた馬鹿な書き込みをやっている。
何が昇天だ、うざいんだよお前が昇天しろ。
235あぼーん:あぼーん
あぼーん
236吾輩は名無しである:04/02/11 13:44
>>232
イスメネは入牢してないと思ったが。
237吾輩は名無しである:04/02/11 13:49
いや、確か二人とも別々に生き埋めにしろとクレオーンが命じていたはず。
アンティゴネーがひっとらえられたあと、イスメーネーが連れてこられて
弁明させられ、その後二人を生き埋めにしろって言っていたと思う。
ハイモーンが来る前。うろおぼえなので間違っていたらスマン。
238あぼーん:あぼーん
あぼーん
239あぼーん:あぼーん
あぼーん
240あぼーん:あぼーん
あぼーん
241吾輩は名無しである:04/02/11 19:49
>>233
それを言うならハムレットもオレステース。
ギリシア悲劇はもちろんシェイクスピアの時代に小規模だとしても
上演されていただろうし、影響を受けたとしても不思議ではない。
242吾輩は名無しである:04/02/12 17:10
機械からの神様のご威光を全板に知らしめよう! これコピペで使ってください。

【痛告】

本日より文学版は機械からの神様の完全なる支配下に入りました。
文学板の至高原理は

すべての文学は機械からの神様で終わる。
機械からの神様で終われば、途中なんてどうでもよいのだ。

というものです。あらゆる>>1000は機械からの神様で終わらせることを目標としてください。
機械からの神様はあらゆる話のあらゆる結末を見ておられ、気に入らない結末はけして終わりにさせませ ん。
何故、完結した小説が突然続編を出すのか?何故人気のある話の結末 が夢オチなのか? そう、それが機械からの神様です。
機械からの神様の激鱗に触れた話は、「よし、また新たな冒険のはじまりだ!」で終わってしまいました。このスレも機械からの神様を怒らせないよう、心してカキコしてください。

《注意事故》

1.「夢オチ」は、機械からの神様以外してはならない。
2.「みんな死んで終わり」は、機械からの神様以外してはならない。
3.「みんなで力をあわせるんだ!」、「みんなの応援が聞こえる」は、機械からの神様以外してはならない。
243美香 ◆FE5qBZxQnw :04/02/13 09:54
>>242
やるね!

イスメーネーを主役にした戯曲をだれかが書いていたな。
日本人だからきみは興味ないんだろうけど。
244吾輩は名無しである:04/02/13 22:43
誰だってディズニーの「ヘラクレス」まで見たいとは思わんしな。
あれをギリシア映画とか言ってたらただの阿呆だろ。

ところで劇じゃないが、
最近アキレウスの「レウキッペーとクレイトポーン」とロンゴスの「ダフニスとクロエー」を読んだ。
パッと見の感想。ローマのアプレイウス「転身の物語(黄金の驢馬)」にも言えることだが、
一つの話にまとまった小話がいくつもあるのがやはり特徴的だな。
もしもこの小話がないと話の面白さはたちまち崩れ、薄っぺらいものになってしまう。
話としてはお約束の塊で、さすがは古典と賞賛するべきもの。
現代人も普通に楽しめるが、そのタイプは最近の小説とはかけ離れている。
ホメーロスを始めとするギリシア文学の力はやはり偉大だと思うよ。

あと、なんかギリシア神話ってクトゥルー神話の匂いがするな。
劇、詩、小説、宗教にあるべき本来の神聖さを失うほど色々な作品に
引用されていたり、地方(作家)によって違っていたりするところが。
すごい同人臭さを感じる。
245吾輩は名無しである:04/02/13 23:58
>>237
で、ハイモンが行ったあとでコロスに咎められて、
「手をかけなかったなら、その方はやるまい」(呉茂一訳)
この訳だと分かりにくいけど、ここでイスメネ(手をかけなかった方)の
死刑を撤回してるんだよ。
246吾輩は名無しである:04/02/14 09:48
呉訳出ていたっけ。
我が見しものは確か高津春繁辺りの訳だったが、そこのところは
「やはりアンティゴネーを出せ」みたいな言葉だと思っていた。

ところでスフィンクスだけど、どうしてエジプトにいるんだろう。
谷底に落ちたあとライオースの首から下を奪い、棺桶のなかに入って
やがて海からエジプトに引き上げられたのだろうか。
というかそもそもの原点はどこ?
スフィンクスの出す謎とスフィンクスをあらわす謎は、確かギリシアのもの
だったはず。でもスフィンクスといえば一般にエジプトの砂漠で旅人に謎を
かけて食う化け物だし。
247吾輩は名無しである:04/02/14 13:41
>>246
ちくま文庫

それより、原文を見ればいいわけだが。(↓英語だけど)
ttp://www.perseus.tufts.edu/cgi-bin/ptext?doc=Perseus%3Atext%3A1999.01.0186&query=card%3D%2337&layout=&loc=724
248吾輩は名無しである:04/02/14 15:19
>>247
ただでさえわかりにくいのがさらに英語でわかりにくい。
多分ここが問題のところかと。

chorus
Then the pair of them.you really intend to kill them both
それでは二人、本当に殺すつもりですか
creon
Not the one who did not put her hands to the burial.you right
一人はしない、そいつは埋葬に彼女の手を置くことをしていない。お前が正しい。

こんな感じかな?
249247:04/02/17 17:49
英語の文章の方が分かり易いと思ったわけだが…

>>248
>多分ここが問題のところかと。
そうです。

>こんな感じかな?
そんな感じです。もっと分かりやすく書くなら、
「片方は殺さない、埋葬に手を出さなかった方は。お前たちの言うとおりだ」
くらいがいいかと。
250吾輩は名無しである:04/02/29 13:56
 疾き足のアキレウスはあるとき、目の前を歩く亀を捕まえようとした。
そしてアキレウスはあっという間に亀に近づいた。しかしアキレウスが亀を捕まえようとしたとき、
すでに亀はアキレウスの先にいる。アキレウスがどれだけ早く走ろうとも、亀はその分わずかながらに
進んでいるのでアキレウスは亀に追いつくことができない。
251吾輩は名無しである:04/02/29 22:54
古本屋でみつけた「イリアス」のペーパーバックの表紙に、
"The story of ACHILLES" とサブタイトルがつけられていた。
主役はアキレスなんだな。
トロイヤ側に感情移入しながら読んでいたので気が付かなかったよ。
252吾輩は名無しである:04/03/01 00:29
テューデウスがド迫力なんで最強はアキレウスより彼に見える。
253吾輩は名無しである:04/03/01 02:02
小野塚友吉の「イリアス」ってどう?
254吾輩は名無しである:04/03/01 03:13
デウス・エクス・マキナが現れる面白い作品ってある?
255吾輩は名無しである:04/03/02 10:06
a
256美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/02 10:37
3/6土:前売発売
蜷川幸雄演出「オイディプス王」@シアターコクーン
5/17〜6/13作: ソフォクレス
翻訳: 山形治江
演出: 蜷川幸雄
音楽: 東儀秀樹
出演: 野村萬斎 麻実れい 吉田鋼太郎 他

三ヶ月も先の予定なんてわかんないよー。
それにチケット9000円てなんやねん!
観客はどうせギリシア悲劇なんか目当てじゃない役者オタばっかだし……。
この舞台はいちどビデオで見たことあるから、うーん。
257美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/02 10:40
古本屋で白水社文庫クセジュ「古代ギリシア・ローマ演劇」(ピエール・グリマル)を買う。

読んだことあるひといる? これおもしろい&ためになる?
わたしローマ演劇はまったくの無知なので買ったんだけど……。
258吾輩は名無しである:04/03/02 16:49
豚女スレをあげるな
259吾輩は名無しである:04/03/02 21:45
>三ヶ月も先の予定なんてわかんないよー。

舞台なんてほとんど見ないヤツの言葉だな。別に見んでよろし。
260吾輩は名無しである:04/03/03 20:28
261247:04/03/04 14:31
262美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/06 09:27
>>259
今からぴあにいくなんて面倒。よってパス。
263吾輩は名無しである:04/03/06 09:31
ブタスレ
264吾輩は名無しである:04/03/08 19:16
 私はうそつきだ。
265浪子:04/03/09 00:30
aristophanesについての話題もここでいいですか?
それとも喜劇スレを別に立てた方が良い?
266吾輩は名無しである:04/03/09 00:42
aristophanes、好き。
267浪子:04/03/09 01:05
いいよね。
もともと性格的に悲劇はあまり好きじゃないしw
268吾輩は名無しである:04/03/09 07:22
喜劇スレも美香に荒らされて終わりだよ
269美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/09 08:35
>>265
ここでどうぞ。四作品しか読んでないけどわたしは。
うえのほうでやたらアリストパネスをお薦めしていたひとがいた。
そのひとに影響を受けて読んだのですが今ではだまされたと……。
270吾輩は名無しである:04/03/09 12:41
ΑΡΙ買アΟΤΕΡΕ白エオススメ。
271悲劇の悪寒:04/03/09 15:42
3/8 ギリシャ
 政権交代
 歴史的修道院炎上

今年はアテネオリンピック。
何事もなく終る気がしない。
272美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/10 07:35
どこにでもあるようだけど「ユリイカ」のバックナンバーなんて、
でもようやく「ギリシア悲劇特集」の号を発見購入した、それもなぜかブックオフで。
「シェイクスピア特集」も持っているから二冊並べると、なんかいい感じ。
273吾輩は名無しである:04/03/12 18:00
物真似のシェイクスピア好きで本家アリスが嫌い?
ワケワカラン。
274吾輩は名無しである:04/03/12 22:30
アリストパネスはソフォクレスだけは攻撃してないね。
さすがわかってるって感じ。
275吾輩は名無しである:04/03/13 00:53
樽に呟いているのか?
276吾輩は名無しである:04/03/13 01:11
ディオゲネス・ラエルティウスですか?
277116:04/03/22 00:00
275の言っているディオゲネス≠ディオゲネス・ラエルティウス
278277:04/03/22 00:06
悪い。番号誤り。
279美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/22 00:27
白水社文庫クセジュ「古代ギリシア・ローマ演劇」(ピエール・グリマル)を読む。
わけわからん。ちっとも入門書になっていない。間違っても買わないこと!

オニール「喪服の似合うエレクトラ」は最高! 感想↓
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058920850/650n
ギリシア悲劇を何十倍もおもしろくした感じ。
「楡の木陰の欲望」とともにギリシア悲劇好きならぜったい楽しめる。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058920850/625-626n

オニールは無視できませんぞ。
「喪服の似合うエレクトラ」はわたしが読んだ戯曲のなかのベストワン。
280美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/23 19:32
ヘーローンダース「擬曲」(岩波文庫)なるものを買ってきたけど、
これはギリシア悲劇となんか関係がある? 戯曲だよね、とりあえず。

あと「週刊朝日百貨」のギリシア悲劇の号も入手。
このシリーズって写真がいっぱいで、なおかつ解説がじつにわかりやすい。
281吾輩は名無しである:04/03/23 20:38
>>280
それ、読んだ読んだ。(持ってる)
笑える。
282吾輩は名無しである:04/03/23 20:39
注:へーろーんだーすの方。
週刊朝日は持っていません。読んでいない。
283美香 ◆FE5qBZxQnw :04/03/23 23:32
>>281
なら読むわたしも。
アリストパネスも笑えると勧められた。うえのほえで。
んで、笑うどころかしかめ面。つまらなくて泣きたくなった。
だけど今度は、「擬曲」なるものは、ちがうのだと信じている。
でさあ、この「擬曲」ってなんですかつまりは……。
284吾輩は名無しである:04/04/14 20:01
わけあって、あげる。
285吾輩は名無しである:04/04/14 20:05
私の目に付くように。。。
286吾輩は名無しである:04/04/14 20:11
実は文章だけで、美香の正体がわかりかけるのです。
一月ほどしかここに来なかったのですけれどね。

文学部出身者には見抜かれる、ってわかってるよね。。。
君の書く文章が君のすべてです。
287吾輩は名無しである:04/04/14 20:24
>>283
>つまりは……。

つまりは。。。
288吾輩は名無しである:04/04/25 05:48
ギリシア悲劇を読むと人間って変わらないと思う2500年前から。
289吾輩は名無しである:04/04/25 08:58
ホメロスの翻訳について、
松平千秋、呉茂一、高津春繁、土井晩翠、
それぞれどこから出版されていますか?
おすすめもおしえてくれると有り難いです。
290吾輩は名無しである:04/04/25 11:31
>>289
検索もできねーのかてめえは

ブルフィンチの完訳が5月に角川文庫で出る
291みか5さい ◆NGaQPY3pmc :04/05/10 19:59
みかは
ヒッポリュトス
すき
292美香 ◆FE5qBZxQnw :04/05/10 20:16
>>291
先を越されたか。
なにか検索機能がおかしくて下から順に見ていっている。

エウリピデスはほんと人間くさいよね。
アイスキュロスからエウリピデスまで、
わずか数百年なのにどうしてここまでギリシアの神様から離れていったのか。

ギリシア悲劇はほんとわたしの悲劇だよ。
「オイディプス王」「アンティゴネ」を読んで魂を激震させられて、
こりゃギリシア悲劇はすごいわと読んでみたらおもしろいのはこの二作だけという悲劇。

アヌイの「アンチゴーヌ」が入った「現代世界演劇」を買ってきた。
オニールの「喪服の似合うエレクトラ」レベルのおもしろさだといいな。
293吾輩は名無しである:04/05/10 21:48
 ギリシア悲劇の 転輪からの解脱 を理解するには
作曲家クセナキスの ペルセポリス ポリトープ 等を聞いて
クセナキスの確率と制御(群)を超えた もどしを聞き分けるとわかりやすい。
一般のギリシア理解は誤解に基ずいている事が多いし、ギリシア悲劇そのもの
もギリシア思想等の社会的背景なしには、一面的理解になると思う。 
294吾輩は名無しである:04/05/11 15:09
アイスキュロス『アガメムノーン』『コエーポロイ』
エウリーピデース『メーデイア』だって相当面白いと
思うがな……。
295吾輩は名無しである:04/05/20 13:24
エディプスの三角形ってどいうことなの?
296吾輩は名無しである:04/06/02 21:32
ヘラクレスの栄光4 ――神々からの贈り物――

おもしろすぎー すげーよぉぅー。
感動して涙がとまらないぜー うおおんおん。
297美香 ◆FE5qBZxQnw :04/06/04 07:41
>>296
それ映画ですか?
298吾輩は名無しである:04/06/04 19:04
>>297
ゲーム
299吾輩は名無しである:04/06/04 19:10
>>295
ドゥルーズ嫁
300美香 ◆FE5qBZxQnw :04/06/04 20:40
>>298
人生はゲームじゃないっ!!!!(意味不明の絶叫
301ファルロス満々:04/06/04 20:50
人生はゲームだと言ってたくせw
302美香 ◆FE5qBZxQnw :04/06/05 09:05
>>301
鋭い…。
303美香 ◆FE5qBZxQnw :04/07/04 23:31
成功者の没落を見るのは楽しい=ギリシア悲劇
304吾輩は名無しである:04/07/04 23:55
>>303
性格悪いwwwww
305吾輩は名無しである:04/07/16 21:19
三大悲劇詩人以外で、作品が残ってる作家はいるの?
306美香 ◆FE5qBZxQnw :04/07/28 20:31
>>305
その三大悲劇詩人のまえに有名なのがひとりいた(名前失念)けど、
作品は残っていないらしい。
お探しは悲劇詩人だよね? とすると、いないと思う。
アリストパネスは喜劇だし。どこが笑える(喜劇)なのかさっぱりわからないけど。
307吾輩は名無しである:04/07/28 20:57
やっぱソポが一番なのかね
308美香 ◆FE5qBZxQnw :04/07/28 22:09
そうかとやはり>>307
309吾輩は名無しである:04/07/28 22:54
>>308

でもオィディプス王以外で研究対象なってんのある?

そりゃ細々したのはあるだろーけど
310美香 ◆FE5qBZxQnw :04/07/29 09:13
>>309
フロイトのせいでオイディプス王だけ有名になったのかも。
311¬:04/08/21 06:32
慰め上
312美香 ◆FE5qBZxQnw :04/08/21 20:20
ギリシア悲劇には真の意味での絶望がR

↓留守するけど保守よろしく↓
313吾輩は名無しである:04/08/24 18:03
a
314吾輩は名無しである:04/08/25 18:22
保守
315吾輩は名無しである:04/08/27 22:19
保守
316吾輩は名無しである:04/08/29 01:23
保守
317吾輩は名無しである:04/08/31 18:32
保守
318吾輩は名無しである:04/09/02 01:13
保守
319吾輩は名無しである:04/09/03 19:02
保守
320吾輩は名無しである:04/09/03 22:51
該当するスレがないので聞きたい
カジモドの詩を読んでギリシャ抒情詩に興味を持ったんだけど
日本語でよめるおすすめはやはり岩波文庫だろうか。
またギリシャ古典の知識、神話などを把握していないと楽しめないのだろうか。
321吾輩は名無しである:04/09/06 14:51
保守
322吾輩は名無しである:04/09/09 10:12
保守
323吾輩は名無しである:04/09/11 19:03:55
保守
324吾輩は名無しである:04/09/14 07:19:31
保守
325吾輩は名無しである:04/09/16 18:25:29
保守
326吾輩は名無しである:04/09/18 08:29:18
保守
327吾輩は名無しである:04/09/22 02:21:42
保守
328美香 ◆FE5qBZxQnw :04/09/23 15:22:27
ギリシャ公演をテレビでやったらしいね。
あーあ。見逃してしまった。
329吾輩は名無しである:04/09/23 15:25:18
330吾輩は名無しである:04/09/23 15:26:34
??
331吾輩は名無しである:04/09/23 15:33:31
332吾輩は名無しである:04/09/23 15:35:09
333吾輩は名無しである:04/09/23 15:38:04
??
334吾輩は名無しである:04/09/23 15:38:28
???
335吾輩は名無しである:04/09/23 15:39:29
????
336吾輩は名無しである:04/09/23 15:41:20
337吾輩は名無しである:04/09/23 15:41:45
338吾輩は名無しである:04/09/23 15:42:10
??
339吾輩は名無しである:04/10/31 15:02:41
ギリシャ神話、悲劇はなんも知らん人間ですが
うちに本があったので読んでみたらコリャ面白い「喪服の似合うエレクトラ」

ついでにアイスキュロスとソフォクレスを図書館で借りてみたのですが
ギリシャの神様それぞれの役割、人間との関係、そもそもこいつらは何の為に存在すんのかが
よくわからなく理解しがたいです ちっと勉強してみます。失礼しました。
340吾輩は名無しである:04/11/29 05:57:02
確かに、神々や人間の関係が分かってないと分かんないよな。
当時の人は、そこらへん全部把握してたらしいね。
つまり、知ってる話をどう表現したかが、争点だったみたい。
341吾輩は名無しである:04/12/20 18:14:13
ソポクレスのピロクテテスおもしろっかった。
ピロクテテスとネオプトレモスの会話が男気を感じさせる。
オデュッセウスがこざかしい男に成り下がっているのもよい。
342美香 ◆FE5qBZxQnw :04/12/28 23:17:05
>>341
うんうん、ギリシア悲劇ってじふぶん「エンタメ」してるよねー。
343吾輩は名無しである:04/12/29 04:42:59
メロドラマみたいのもあっておもしろいな。
作品によって人物や神様まで性格が全然違う。
344美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/02 10:02:55
「詩学」(アリストテレース/松本仁助・岡道男訳/岩波文庫)
→松本・岡の両先生が翻訳されたアリストテレスのことばをさらにわたしが
いんちき方言翻訳してみる試みはなんら哲学に益することはないだろうと承知しつつ。

アリストテレス氏(年齢不詳)は語る。
「ドラマ(=悲劇、以下同じ)ちゅうのはね、行為なんですよ。人間の行為。
なんでするのかいうたら、そりゃみんなが好きだからでしょう。
好きでしょ? ほら、おままごとだってそうやん。
それに見るのも好き。なにかドラマがやってるとつい見ちゃういうのが人間や。
じゃあ、そのドラマなるものはいかなるものか、いかにあるべきか。
それをわしは語りたいねん。まず、これだけは言っときたい。ええかな。
ドラマはな、観客の恐怖と憐憫の感情を刺激するものなんや。
そんでな、そのふたつのマイナス感情を浄化する、なくすちゅうことや。
これをむつかしいことばでカタルシスちゅう。覚えんでもええわ。
これが目的なわけ。これだけわかればあとはいいんやけど、まあ、
もうちょっとつきあって。あとな、みもふたもない話をすると、
ドラマちゅうのは舞台の上の人間が幸福になったり不幸になったりすることや。
ええか、それにも、うまい、へたがある。教えたる。
うまいドラマはな、うそくさくないねん。ほんものっぽいわけや。
それに、うまいドラマの中では出来事が必然的に起こる。
しょっちゅう交通事故なんて起きたらあかんのや。
つまり人が不幸になるときは、偶然からではなく、
自らのあやまちによって奈落のそこに落ちなければならないということや。
なによりドラマで大切なことは筋や筋。出来事がどう起こるか。
それを忘れたらあかん。ほんじゃわしの講義はここまで。
もっと知りたければわしの本を買ってくれ。おすすめだ。
哲学書なのに意外とわかりやすいとわしの愛人の美香もびっくりしておった」
345美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/18 18:39:21
>>339
>ギリシャの神様それぞれの役割、人間との関係、そもそもこいつらは何の為に存在すんのかが
>よくわからなく理解しがたいです ちっと勉強してみます。失礼しました。

お薦め入門書!

「図解雑学ギリシア神話」(豊田和二監修/ナツメ社)*再読
→以前、文学板のどこかでこの図解雑学シリーズをほめたらえらくバカにされたことがある。
それも粘着で、かなりねちねちやられた記憶が。
今でもギリシア神話についてゼロからスタートしたいひとにはこれがお薦め。
再読して改めてこの本のよさを思う。
ギリシア神話は複雑な系譜があるから文章オンリーより図になっていたほうがわかりやすい。
それにどうしたってなじみのないカタカナの神様。
横に絵画や彫刻の写真、イラストなんかがあったほうがすんなり入ってくる。
「ヘラクレスの12の難業」も文章でいちいち教えられるより、
ぱっと一覧になっているほうがどれほどわかりやすいことか。
でも神話板とか見ると、初学者に呉茂一の「ギリシア神話」を薦めているひともまだいるわけで。
学問板では、わかりやすいというのは嘲笑の対象なのでしょうか。
346美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/18 18:43:54
>>281
「擬曲」(ヘーローンダース/高津春繁訳/岩波文庫)品切
→なにこれ、よくわかんなーい(大口を開けて媚を売りながら)!
いいもん、専門家に聞くから。
――擬曲とは「物真似」の意味で,いわゆる喜劇とは異なった伝統の劇の一形式である.
エジプトの砂漠より出土したパピルスから回復されたヘーローンダースの擬曲は,
この形式の完全唯一の伝承作品として珍重されている.古代ギリシアの市井日常の茶飯事を
写実的に描いており,その軽妙さは現代の読者をも十分に捉えるであろう――
へえへえ、ふーん。
文学板で聞いたらおもしろいというひとがいたから読んでみたら、がっくし。
つまらない。わからない。
もうこんなの書くひと死んでって感じ(てゆーか、死んでるし二千年も前に、きゃは♪
347美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/18 18:53:08
「ギリシア・ローマ神話」(ブルフィンチ/野上弥生子訳/ワイド版 岩波文庫)
→文学板のころにゃんというコテからすすめられて読んだ。
ひたすら読むのが苦痛だった。たぶん日本語がおかしいからだと思う。
でもまあ、ギリシア神話はだいぶ前にけっこうお勉強して内容も頭に入っているので、
その知識で意味不明部分を補いながらなんとか読了に成功する。
違う訳のが角川文庫と講談社学芸文庫からでている。
これから読もうと思っているひとはそのどちらかにしたほうが良いかと。
むしろこんな本は読む必要がないのではと思ってしまう。
巷間、絵や図を用いたもっとわかりやすいギリシア神話入門書がでている。
もはやわかりにくい本をありがたがるような幻想は残ってはいまい。

「週刊ギリシア神話」(週刊ギリシア神話編集部・編/日本文芸社)絶版
→ねらいはすごくいいと思うのほんと。
ギリシア神話を女性週刊誌の体裁でスキャンダラスに取り上げることで、
ギリシア神話を窮屈な学問の世界からワイドショー的空間に解放する試みというのか。
こういうの、いかにも好きそうでしょわたし。うんうん。
貪欲にギリシア神話の世界を楽しみ尽くそうという意欲には拍手ぱちぱち。
でも雑誌記者風の文章がまずい。もっと似せてやったらおもしろかったのにな、残念。
今一歩というのか、あと少し、力を入れていたら、もっと遊べたのに。
が、この姿勢は肯定する。幻冬舎の社長ではないけど、顰蹙(ひんしゅく)を買え、である。
学者の顰蹙を、世間の顰蹙を。そういうものほどおもしろいからである。
348美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/18 18:53:55
「週刊朝日百科 世界の文学51 ギリシア神話」(朝日新聞社)絶版
→さて、わたくし、ギリシア神話のどんなところにひかれているのかね。
ひかれている? うん、たしかにキリスト教や仏教よりもギリシア神話が好きだ。
イエスや釈迦よりも、ディオニュソスやアテナと文通したい、するならの話だが。
何よりいいのはギリシアの神々はイエスや釈迦のように「あーせい、こーせい」とうるさくない。
それどころか神様のほうが失敗の連続。
嫉妬から人間を殺すなんぞは日常茶飯事なのである。
ギリシア神話に残酷なエピソードはたしかに多い。
それなのにどうしてこんなにギリシア神話の世界がやさしく見えるのだろう。
恋に落ちたら、それはエロスの矢にあたったのさ。
ストーカー被害? アプロディティを怒らせたんじゃないか。
インド洋大津波。ポセイドンが怒ったんだ、哀しいが仕方がないよな、神様のしわざだもん。
あらゆる偶然を必然に落ち着かせる機能がギリシア神話にはある。
うーん、それだけじゃないんだけど、わたしがギリシア神話にひかれる理由は。
でもまだうまく言語化できない。それでよいのかもしれない。
カレーを好きなひとの何人がその理由を説明できるのだろうか。

「図説ギリシア神話【神々の世界】篇」(松島道也/河出書房新社)*再読
「図説ギリシア神話【英雄たちの世界】篇」(松島道也・岡部紘三/河出書房新社)*再読
→二冊あわせて3600円+消費税。
むかしのわたし、よくこんな贅沢な買い物できたな。
本に金を惜しむな、すべては自己投資だとじぶんに言い聞かせたんだったか。
ギリシア神話にまつわる絵画や彫刻などがカラーでいっぱい紹介されている。
残念ながらわたしに美術の才能は(も?)皆無なのでどこがいいのかよくわからない。
でも、なんか、ぼーっと見ていると楽しい。こころが落ち着く。
今回、このように再読してすこしは元を取れたのかもしれない。満足じゃ。
349吾輩は名無しである:05/01/18 19:30:51
縛られたプロメテウス 最高!
350吾輩は名無しである:05/02/02 14:54:04
>>349
どこが良かった?
俺は中途半端な感じがした。
まあ、3部作の一部で残りの2部がないから、仕方ないけど。
どうまとめられるのか予想もつかないから、
評価できない感じだった。
351CO2:05/02/02 17:51:46
>>350
 俺は349とは違うけど。
 絶対者と対峙する人間、みたいな感じがイイ。残り二部で大団円なのかもしれないけど、現実では「縛られた」状態で放置され続けるのが人間だし。
352吾輩は名無しである:05/02/02 18:43:37
いっさいの労働から解放された人生って
どういうものなのかな?

生活の不安がまったくない人生…

ギリシャ人って平均寿命はどのくらいでしたの?
353吾輩は名無しである:05/02/02 19:04:06
有無を言わさず、縛られたプロメテウス 最高!
354吾輩は名無しである:05/02/02 19:12:51
>>352
50
355吾輩は名無しである:05/02/02 19:25:30
スカトロスレかよ
356吾輩は名無しである:05/02/07 12:50:43
悲劇についての文章をウェブサイトに掲載しているのですが、リンクを貼っても構いませんか。
357吾輩は名無しである:05/02/07 18:24:12
誰に許可取ってるの?
このスレは1の私物じゃないんだよ
もちろんリンクを貼っていいに決まっている
そんなことを聞くんじゃありません
358吾輩は名無しである:05/02/07 22:02:03
本論はニーチェの『悲劇の誕生』に基づいたソフォクレスの悲劇の読解です。
わたしは悲劇解釈の専門家ではありませんから、
彼らが守って然るべき流儀に従っていませんし、
最新の研究成果も反映していません。
『テセウス・コンプレックスとアテナ的なもの』という論文は本論の前に読めば理解の助けになるごく短い補足です。
「ジョルジョーネの『嵐』とティツィアーノの『聖愛と俗愛』の謎の解明」という絵画についての論文の中で、
主題となった絵画の謎を解き明かす過程で得られた思考の延長線上で『オイディプス王』と『コロノスのオイディプス』が取り扱われます。
不安について→『嵐』の読解→イオカステとオイディプスの関係へ、という風に論が展開されています。

http://www2.tbb.t-com.ne.jp/oniya/
359吾輩は名無しである:05/02/07 22:06:47
ジョルジョーネはころにゃん5さい先生も大好きだよ
昔、何かに書いてたねっ
360吾輩は名無しである:05/02/12 08:03:19
ソフォクレスにばかり人気が集まるのは、現代の悲劇解釈がドラマを重視してコロスを軽視しているからです。
「ホワイトボード」の太字になっている所を見て下さい。

http://www2.tbb.t-com.ne.jp/oniya/
361美香 ◆FE5qBZxQnw :05/02/24 19:41:37
ギリシア神話がギリシア悲劇を産んだのに、
日本神話は日本悲劇を産まぬ、これ何ゆえか?
362吾輩は名無しである:05/02/24 19:56:58
ギリシアには哲学があったが日本にはなかったから。
363美香 ◆FE5qBZxQnw :05/02/25 08:54:40
>>362
なるほど! ある論理(倫理)基盤がないとドラマは生まれぬと。
364吾輩は名無しである:05/02/25 11:57:44
ギリシャ悲劇は、作家によって
シナリオが違ってたり、英雄や神の性格が違っていて
同じ人物でも、作品によって好感が持てたり、持てなかったりするよね。
日本だと、そんな風に神話や神様を書き換えたりすることなんて
許されなかったんじゃないかな?
365美香 ◆FE5qBZxQnw :05/02/26 03:09:53
>日本だと、そんな風に神話や神様を書き換えたりすることなんて
>許されなかったんじゃないかな?
「日本書紀」では「異伝」という形で、
一柱の神様のいろんな姿が描かれているそうです。

まあ、日本神話の特徴として、強い政治性(天皇!)があるわけで、
劇にするにはそこがネックになったのか……。
366吾輩は名無しである:05/02/26 09:03:41
>>365
sine
367みか5さい ◆NGaQPY3pmc :05/02/26 09:06:58
>>366
パンダキック!
368吾輩は名無しである:05/03/04 23:40:21
512 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/06/09 01:03

美香は眼鏡ブス。でうんこは大盛り。いつも便器からはみ出そうになって
必死で流す。たまにつまる。音も凄い。ブリブリという音が四方に響き渡り
ガス爆発と間違われ通報されることもしばしば。こんな美香だけど誰か
お嫁に貰ってあげてね。処女だよ。

514 名前: おなら 投稿日: 02/06/09 01:06

よっしゃ。
久しぶりにいじめがいのあるやつが出てきたな>美香
おまえブスだろ。メガネかけて、髪ぼさぼさだろ。
男にもてたい一心で心理学とか勉強したんじゃないのか?
でもいい男はみんな他の女に。おまえまだ処女だろ。わかるよ。

533 名前: 美香 ◆5qBZxQnw 投稿日: 02/06/09 01:32

いや、すごい勢いで叩かれたから、ちょっと呆然としていた。
ひとりぐらい味方がいると思ってたけど甘かったよ。
駆動さんの気持ちがわかったよ。
わたしも叩いたけど、あんたらと一人で渡り合ってた彼すごいよ。

たしかに処女だけど、それってバカにされるようなことか。
マスコミに洗脳されてないか、あんたら。
わたしの友達にもたくさんいるけどな。
それにもてないなんて字面見ただけでわかるのかよ。
男とつきあったことはあるけど、そう簡単にはやらないよ、ふつう。
てゆうかなんでこんな処女、処女ってレスばかりくるんだ。
あんたら童貞なのー?
369吾輩は名無しである:05/03/20 16:32:38
日本神話というのが記紀神話のことを指すなら、
古事記と日本書紀だけじゃネタが少なすぎるのでは?
記紀神話にこだわらないなら広い意味での神話、伝説、伝承の類を
扱った謡曲や浄瑠璃は決して少なくなかろう。
記紀ネタだってちゃんとあるしね。
370美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/03/22(火) 13:05:31
>>369
ageて。毎日巡回してるわけじゃないから。
どーせレスなんかないと二週間に一回見る程度だから。

それは日本神話はなぜ悲劇を生まなかったかというレスへのコメント?
うん、確かにおっしゃるとおりですね。
でもさ、ギリシア神話と比べると力が弱いという面もある。
というのは、ギリシア神話の内包するエネルギーのこと。
ラシーヌをアヌイを生み出す源泉としてのギリシア神話。
アメリカのオニールなんかにもギリシア神話(悲劇)は強い影響を与えている。

比して、日本神話はというと。
謡曲ねえ浄瑠璃ねえ。伝統様式なわけで。
農村で秋にやる出し物もある。
豊作への感謝? うーん、弱いなあと思ってしまう。
371吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 13:26:05
美香氏根よお前にギリシア悲劇を語る四角はない
372吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 02:22:03
u
373吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 17:23:04
今、ちくま文庫のギリシャ悲劇全集読んでるんだけど、
恐ろしく読みにくいのがいくつかある。
特にアイスキュロスの巻は難儀。
元が分かりにくいのか、それとも訳者のせいなのか・・・
374吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 23:12:27
伝説の美香語録
「私は宮本輝の生まれ変わりだ」
「私に文学を感じない奴は二度と文学の本質に触れられない」
「小説は全部ノンフィクションですよ。私はそういうウソとかつけないんです。
 作り事の小説を書いても人の心を揺さぶらないでしょう」
「工藤はカスの作家。工藤に負けるやつは人生終わりだ」
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
「本当の文学は平野啓一郎でもなく村上春樹でもなく美香にある」
「中上健次に島尾敏雄・・私の選ぶ文学は最高にcoolだ」
「300人で図書館借り切って読書会したことあります」
「2ちゃんの書き込みだけじゃなく、全てにおいてノンフィクション」
「美香の文学はタイム・カプセル。30世紀の人間を驚かせますよ。逆に、今の
 奴らには少し高級すぎたかなって反省もある(笑)」
375吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 07:22:22
叶美香ならゆるす。
376美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/04/13(水) 08:16:54
>>373
何度でもいう。
呉茂一は日本語障害者ですから!

ちくまのあれ、ぜんぶ読むんだ……。
わたしも読んだ、つらかったな呉茂一。
中村善也さんの訳は読みやすくてよろしい。
377美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/05/01(日) 19:10:21
紀元前500年(だっけ?)も前からこんなもんで熱狂しているなんて。

やっぱ思ってしまう。

毛唐ってけだもの……。
378吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 01:57:33
>>370
>豊作への感謝? うーん、弱いなあと思ってしまう。
ディオニュソス祭も葡萄の収穫を感謝する祭りじゃなかったっけ?
ギリシャ悲劇って弱いんですか?
379吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 03:04:16
>>376
自分の日本語能力の低さを呉さんのせいにするな豚
380吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 03:37:37
俺は浄瑠璃や歌舞伎は理解出来ない人種だが
伝統様式の何が悪いのかよく分からん。
381美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/05/17(火) 07:39:21
>>378
弱いというのは、ことばのちから。
論理できっかりとドラマをつくるちから。

>>379
ごめんなさい。

>>380
そうですか。
382吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 11:53:24
>>381
30世紀のみなさんへ向けて、華麗にレスつけてるわけですね?
383吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:27:09
>>373
岩波から新しい全集が出ているので参考にされよ。
文章は呉訳よりずっとこなれている。
大学図書館や大きな公立図書館では必ず置いてある。
リンクはアマゾソ。大して参考にはなりませんが。

アイスキュロスI オレステス三部作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000916017/qid=1116829435/sr=1-4/ref=sr_1_8_4/249-3708920-3002702
アイスキュロスII『七将』『プロメテウス』『ペルサイ』『ヒケティディス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000916025/qid=1116829317/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/249-3708920-3002702
384吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:42:25
>>373
>恐ろしく読みにくいのがいくつかある。
>特にアイスキュロスの巻は難儀。
>元が分かりにくいのか、それとも訳者のせいなのか・・・

呉訳は語順をできる限り原典に合わせている。
だから、訳と原文どちらが問題かというと、まあ両方
ということになるね。
ギリシア悲劇の文章は一般的に凝っていて複雑。
そのなかでもアイスキュロスは語彙からして異常で、
ところどころギリシア語とは思えない造語まで見られる。
だから一般的に訳文が難しくなるのは仕方ない。
385吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:55:11
呉茂一訳がその道の人に重宝されるのは、原典を読む参考にするときに、
思考の道筋が明快に辿れるからだと思う。彼が言語障害者でなかった
証拠に、ホメロスの叙事詩やアプレイウス『金の驢馬』の翻訳は非常に
読みやすい。だからあまりいじめてはいけない。
とはいえ、この人の訳は誤訳が多いのも事実。
極端に難解な文章を明快に訳出しているかと思うと、否定辞や接頭辞を
見誤っていたりして、どうも安定しない。

まあ、無理して読む必要はないってことだね。お目汚し失礼。
386吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 00:26:58
>>385
呉訳のホメロス読みやすいかな?
ちくまの世界文学全集のは読みやすいけど、
平凡社から復刊された岩波版は・・・
387吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 07:12:34
「非常に」というのはちょっと誇張かもしれないけど、
悲劇よりは読みやすいと思う。
ホメロスは例の特殊な語彙は別として、構文自体は比較的
素直で読みやすいから、それが反映しているのだと思う。
388吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 17:25:53
呉茂一は語順もそうだけど句読点の使い方が独特なんだよな。
余計に読みにくくなってる。
雅俗新旧の言葉が入り混じってるし。
語彙の豊富さは凄いと思うけど。
389美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 20:20:20
どっちの翻訳ショー♪
正確さと読みやすさ、あなたならどっち?








わたしはどっちでのいい。
ただおもしろければそれでいい。
うん、わたしがおもしろいと感じられるのなら、多少誤訳があろうと。
べつに正確な翻訳でも、ええ、おもしろければ。
390吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 20:47:20
娯楽だけを求めるなら日本語として優れているほうが
面白いんじゃないの?
読みやすければ優れているとは限らないけど。
ちゃんと勉強する気なら当然正確な翻訳の方がいいでしょ。

呉茂一はエウリピデスの訳は割と読みやすいと思う。
391吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 20:50:11
>>389
ほんとに似てるなあ…
392吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 21:04:48
似てるって?
>>389の人って誰かの偽者なの?
393美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 21:58:38
>>390
そこで「グリークス」ですよ。
このスレを「グリークス」で検索なされたら……。

あ、わたしの感想文は↓


「グリークス」(ジョン・バートン&ケネス・カヴァンダー/吉田美枝訳/劇書房)

→戯曲。イギリス産。いや、ギリシア産というべきか。
というのも、この戯曲はギリシア劇を10本くっつけたものだから。
まともに上演しようとすると9時間かかるという(わたしは6時間半で読んだ)。
さて、われわれがギリシア劇を読もうとする際に障害となるものがいくつかある。
劇のスムーズな進行をさまたげる訳注、
現代では意味不明のコロス(ギリシア劇固有の合唱隊)の叫び、
何より迷惑なのが、学問的には正しいのだろうけど、どこかおかしな日本語。
それらをぜんぶ取っ払ったのがこの「グリークス」なのである。
目くじらを立て抗議する学者連中はさておき、
ギリシア劇は果たしてエンターテイメントになるのか。
わたしの答え。なる。
「グリークス」製作過程で削られたものにはわたしもNO。
残したものこそギリシア劇で愛すべき部分だと諸手を上げて賛成したい。
あなたの答えは? どちらを選択する? 正しさか面白さか。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1090287357/211より
394美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 22:00:45
>>391
そういったギリシア悲劇と無関係なことは文壇バーでお願いします。
395吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 22:58:23
あまりに現代風、合理的にされると何か物足りなさを感じるけどなぁ。
396美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 23:07:22
>>395
あたしら庶民にゃ学問なんてどうでもいいんでやす♪
397吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 23:10:35
美香さん、そのお言葉はないんでやんしょ♪
まるで寅さんざんす♪
398美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 23:13:49
寅さんをつまらないと思うわたしは非国民ざんすか♪
399吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 23:15:33
ちょっと言いにくいざんすねー♪
けっこう毛だらけでがんすが♪
400吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 23:27:48
400を迷うなあ♪
401吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 23:31:43
>>396
いや、漏れも庶民でこの板では最低レベルの教養しか
持ち合わせてないんだけどさ。
庶民なだけに権威や雰囲気に弱いところがあんの。
わけの分からなさに神秘性みたいなの感じちゃったりさ。
元来宗教劇なんだから宗教性は保持して欲しいなぁと。
402美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/05(日) 23:39:02
>>401
>元来宗教劇なんだから
このへん、むずかしいですねえ(w
あたしゃ庶民だからわかりませんが。
はたしてギリシア悲劇は宗教劇か。
ならそもそも宗教劇とは?
わたしなんかが宗教劇と聞くと中世の教会主導のあれを思い起こしますが……。

まあ、レスありがとうございますです(ぺこり♪
403402:2005/06/06(月) 00:04:35
>ならそもそも宗教劇とは?
こういう疑問は典型的庶民はあまり持ちませんよ〜。
宗教的なことが主目的で作られた宗教性の強い劇。
これくらいにしか考えてにゃーよ。
宗教性の強い劇だから宗教性を保持せよってのもおかしな論理だと我ながら思うが(w
404401:2005/06/06(月) 00:05:01
すまんこってす。
402じゃなくて401でした。
405紫苑 ◆asFxDSUhcg :2005/06/06(月) 00:34:32
なんか難しそな話してる〜

ジョージ・スタイナーの
『悲劇の死』や『アンティゴネーの変貌』など読んだ方います?
406吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 01:27:52
川島重成のアンティゴネーは前半と後半で変わってないっつー説は面白かった。
407美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/10(金) 20:40:58
>>403
ご存知、演劇の起源はディオニュソス神ですから。
酒だ祭りだ、どんちゃん騒ぎ♪

>>405
>『悲劇の死』
スタイナーはそれだけ読めばいいとよく聞きます。
といってもわたしもまだ……。積ん読で。
ぱらぱらめくるとシラーが頻繁に言及されているから、
せめてシラーを読んでからと。

>>406
それ読んだ。
講談社学術文庫から2冊ギリシア悲劇関連で本を出してるよね>川島重成
どっちもヨンダ。でもあんまり記憶に残っていない。

わたしは福田恒存経由でギリシア悲劇を読み始めたからか。
408紫苑 ◆asFxDSUhcg :2005/06/24(金) 01:48:59
>>405
『悲劇の死』は私も何年か越しの積ん読ですorz
『アンティゴネー…』のほうもアヌイなどをもう少し読んでから
と思っていて、なかなか読みはじめられず。

ディオニュソスについては、カール・ケレーニーの
『デュオニューソス』が面白かった。
デュオニュソス神はゾーエー(個人の命がビオス。
個体の分離を超えて連続する生命!)の化身だとか。
個体を超えて一体になるなんて、ほとんどバタイユの
『エロティシズム』みたい。
409美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 19:22:58
>>401
>(ギリシア悲劇は)元来宗教劇なんだから
どうやらそうかもしれません。
先日、木下順二と加藤修周一の対談を読んでいたら、
当たり前のようにギリシア悲劇を宗教劇と……。

それはたしかにギリシア悲劇にはギリシアの神々がたくさんでてきますけど、うーん。
そもそもわたしたち日本人には神(神々)という観念でさえあやふやなわけで。

>>408
紫苑さん、みっけ♪
410吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 09:50:52
糞コテの馴れ合いうざい
411吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 12:24:42
ちゅーか宗教行事の一環じゃん。
412吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 01:19:57
sage
413美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/10(日) 17:19:39
今日、教育テレビ芸術劇場でエウリピデスの「メディア」やりますage
414吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 17:25:13
せんせー

>欧米文学を源流までさかのぼるとギリシア神話に行き着く。
>日本文学の故郷(ふるさと)は古事記=日本神話。

文学板ってバカしかいないんですかぁ?
415吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 04:59:44
下はともかく、上は事実だと思うが。
416吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 03:37:05
神という観念があやふやでない国なんてあるの?
417吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 23:04:13
保守
418無名草子さん:2005/08/31(水) 11:12:39
9
419名無し物書き@推敲中?:2005/09/11(日) 12:20:09
誤読
420あぼーん:あぼーん
あぼーん
421無名草子さん:2005/10/03(月) 13:26:39
422吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 14:04:07
これほど人間臭い物語がキリスト以前の世界で作られていたことに感嘆する。
愛や憎しみや悲しさといったものが本当にストレートに伝わる。
「メディア」など男性全般の利己主義性を晒してるから、コンクールの選考委員に
不評で3等しか取れなかったのではないか。
423吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 20:09:18
キリスト教以前だからこそじゃないの?
424吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 19:17:06
総論はコチラへ 「戯曲を語ろう」

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1087989370/l50
425吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 00:26:56
「オイディプス王」は、凄いな。
ただ、母親と交わったのを恥じる前に、母親ほど年の離れた女を妻にする
時点で、びよ〜んって感じ。
426吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 02:02:17
アリストテレスの「詩学」では悲劇が最高の文学形態だと
427吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 12:38:34
「ヒッポリュトス」は女嫌いなのが魅力なのに、
後のラシーヌの「フェードル」ではホモっぽさが問題だったのか、
単に平凡な青年になっていた。これもキリスト教の罪だな。
428イラストに騙された名無しさん:2005/10/24(月) 00:41:52
みなさんの意見を聞かせて下さい
429吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 18:06:53
語る寿司
430吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 01:18:51
カタル死す
431吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 00:14:02
150?名前:?名無しは無慈悲な夜の女王?投稿日:?/10/28(金)?:11:25?
ちくま文庫復刊フェア?
ttp://www.chikumashobo.co.jp/top/fukkan/index.html

『ギリシア喜劇 I・II』 アリストパネス 高津春繁他訳?

ギリシア喜劇復刊!!!
432美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/30(日) 22:33:03
ギリシア喜劇、復刊、ばんじゃ〜い♪
433美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/10/30(日) 22:39:14
きゃあ〜、また偽者が出た〜♪>432

ギリシア悲劇も私みたいな便所豚が語るとバカに見えるでしょ?
そこが狙いなの〜♪

434美香 ◆6RtkJ3whC6 :2005/10/30(日) 22:40:58
>432-433
ふたりも騙りがw
学歴詐称したかいあって、憧れるのね皆さん私にw
435美香 ◆i73NlZYsAU :2005/10/30(日) 22:42:40
にせもの死ね!
わたしわたしわたし♪
436吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 22:46:34
みんなー
連休の計画は立てた?

あっそうか、わたしわたしわたしはeverydayが連休なんだよね。

あはははは
437美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/10/30(日) 22:46:50
にせもの死ね!
わたしわたしわたし♪ 便所豚はわたし♪

学歴コンプレックスのひきこもり〜♪


438美香 ◆tAmd3hfiRs :2005/10/30(日) 22:48:27
悔しい悔しい、文学板でバカにされて、
だ〜か〜ら〜

わたしわたしわたし♪ これでも妄想自己肥大〜♪
439美香 ◆i73NlZYsAU :2005/10/30(日) 22:49:11
わたしは文学板のアンティゴネー、いえわたしは紀子様
皆のもの、ひざまずいて足をお舐め
くいーん♪
440美香 ◆3EmHjaEsSc :2005/10/30(日) 22:57:11
わたしは文学板の便所豚、いえわたしは糞ナメ豚
皆々さんの足にすがって足指なめて
どうかわたしを嫌わないで〜、無恥無知わたしを鞭でひっぱたいて〜♪
くいーん♪
441美香 ◆Ml8V3nKjkA :2005/10/30(日) 22:58:10
にせもの死ね!
わたしわたしわたし♪ 便所豚はわたし♪

学歴コンプレックスのひきこもり〜♪

442美香 ◆i73NlZYsAU :2005/10/30(日) 22:59:16
あぁ〜ん、えっちなキモチになってきちゃった。
ころにゃん、わたしを抱いて!
443美香 ◆5UMm.mhSro :2005/10/30(日) 22:59:25
きらわれて、捨てられて〜♪
逝く先なくてしがみつく〜♪
どうせ
わたしは便所豚〜♪ だれか構って便所豚=美香に〜♪
444美香 ◆Im5jYk9O.I :2005/10/30(日) 23:02:46
えっちして〜〜♪
ころにゃん、わたしわたしわたしよ♪
便所豚に似合うのはあなただけ〜♪
わたしを抱いて♪
445美香 ◆i73NlZYsAU :2005/10/30(日) 23:03:48
パンツの上から触ってるの。
ころなyん、わたしのあそこを舐めてぇ。
446吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 23:05:46

 _,,..i'"':, なんか知らんけど
|\`、: i'、   ここにティッシュ置いときますね
.\\`_',..-i 
  .\|_,..-┘
447吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 23:24:46
,
448吾輩は名無しである:2005/11/04(金) 20:35:50
      〃. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ヽ
     , 彳. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/バ;ヾメ;:`ミ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .゙、
    //. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//:7- __ _  ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ヽ
    ´/. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//_/ ̄      ゙、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .',
   〃. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;// /      _,,._ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .゙,
   《, ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヾ、    ,;ii〃"゙`ミ;.i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .i|
  、{. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ト〈、`゙,.  , ´ ,._.,.,、,_ `゙|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .゙,
  i". ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;リヘソ,> Y! i〃 <.(;・),゙ゞノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .《     ほんと〜につまらぬものは人生。なにをやったってむだですよ
  ((. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;人"´`.:;;l l;.゙ `^''ーヾ`,リ!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .リ
  ソ. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;i      r'(;. );:..      l |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ヾ,     失敗したのも成功したのもあなたのせいじゃない
 ゞ. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;i┘    ヽヘ、;ハ ,)      /!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ゞ
ヾ". ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヾ;:            ,:; 人;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .((._  < もうやめませんか自己啓発。生まれてきた条件・環境こそすべて
.`゙》. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;| :;;i 、-‐‐:v.‐-:、_  〃;:  !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .〃
.ノリ. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙、:;| `ヾニゞ‐;;;;ニフ  j|;.  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .{{
((. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、   - ̄    ,./;:. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ソ,
_.)). ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ilヽ、._  ;,.    ,.:-‐'"/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .ノノ
彡. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;》 \ニ ;`  ̄  . ::;〃─ン;;;;;;;;;;;;;;;;;;,; .'"<
ソノ. ;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;リノ!   \``ー  ;彡 /ミ;;;;;;;、;;、;;,; .乂ミヾ、
449美香 ◆ESCVVanDCU :2005/11/06(日) 12:57:28
>>431
さっそく購入しました。
「ギリシア喜劇」。
原本の「アリストパネス」は持っているのですが。
どうしてもギリシア悲劇と並べたくなり。
奥付を見たら2版なんですね。
初版しかだされていなかった。
古本屋で見かけないのも道理です。
2500円。痛い出費ではR
450寺藁 ◆OBrG.Nd2vU :2005/11/30(水) 17:06:33
ギリシャの詩に興味がある方はいませんか?
エリティスとか読みたいんだけど、翻訳されてません。
(池澤夏樹氏が少しだけやってくれてるが)

誰か翻訳してくれ。
451吾輩は名無しである:2005/11/30(水) 17:10:17
とりあえずジジィよりムスメの方が好み。
452吾輩は名無しである:2005/11/30(水) 21:32:37
どうでもいいが、ホメロスも詩だ。
叙事詩。
453吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 17:10:21
古いけど、ギリシャ製映画【エレクトラ】は良かった。
激しい情念がモノクロ映像で的確に表現されてた。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3140

http://www.elektramovie.com/
454吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:59:26
455吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 08:35:23
「オデュッセウス」って、結局後半は
悪者討伐の話になるよね。
読んでいて、日本の「仇討ち」の話と
よく似ているな〜と思った。

その時代には通俗的な受容のされ方を
していたのだろうか?

盲目の講釈師が楽器片手に
街角で滔々と喋っているイメージが湧いているのだが、
実際ってどういう風に演じられていたの?

教えてエロい人!
456吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 14:56:35
>>455
ここは豚女の私物スレなので書き込んでも無駄です
457吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 15:16:28
ホメロスは、盲目だと信じられていたが、
盲目の人は、自分たちに見えない何かが見えて、
神がかった力を持つという考え方に由来するもので、
ホメロス盲目説は、今では信じられていない。

で、ホメロス他の叙事詩人たちは、公主に招かれて詠ったり
町の広場で詠ったりしていたようだ。

そんな風に、本来的に、聞いて楽しむためのものであるから、
物語としておもしろくしてあるのは当たり前。
通俗的という言葉に関しては、それと対立するであろう、
純文学や芸術のための芸術といった概念は、近代以後にできたものだから、
通俗的という言葉自体、歴史的に倒錯したものだろうと思う。

というか、アリストテレスの「詩学」を読め。
458吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 19:57:27
>457
さんくす。ギリシアの悲劇や神話は好きなんだが、哲学は
どうも敷居が高くて読めないんだわ。

>456
そんな気はしていたんだが、"deus ex machina"が表れると信じてた。

どうでもいいが、「イリアス」のサルペドンは
ゼウスの息子の割に寵愛が薄く、ちょっとかわいそうだと思った。
459吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 02:34:29
「詩学」は、全然、哲学ではない。
読まず嫌いするような、年か。
年知らないけど。
460吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 09:05:56
詩学は別に読みにくい言葉は出てこないよ。
ミメーシスがよく分からんくらいか。
461吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 09:18:19
>>459, >>460

ほう、そうですか。
ギリシア悲劇を理解する上での一助になるなら、
読んでみます。

他に、併せて読んだらいいもの、
何かありますかね?
ニーチェの「悲劇の誕生」は、読んでみようと思っていた。
462美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/10(土) 09:32:15
「詩学」は読みやすい。
哲学書じゃないみたい(ないのか?)。
「悲劇の誕生」は意味不明だった。

どちらもギリシア悲劇つながりで読んだ。
461さんはどのギリシア悲劇が好き?
463吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 10:15:38
>462

一作と云われると「オイディプス王」以上のものはない
と思います。

リアリティには欠けますが、
オイディプスの台詞のある一点を境に急激にカタストロフが
始まっていく迫力は、素晴らしいかと。

基本的には、「トロイ戦争関連モノ」と「テバイ王家モノ」で、
話にどんなバリエーションがあるのかとか、どんな後日譚があるかとか、
そんな感じの興味の持ち方かも。
464美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/10(土) 10:48:37
>>463
わたしも「オイディプス王」がいちばん好きです。
つぎは「アンティゴネ」かな。
「メディア」も壮絶でよろしい。

変奏ものとしては。
山崎正和の「オイディプス昇天」がグウ。
「コロノスのオイディプス」を翻案したものです。
原作よりもはるかにおもしろい。
465吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 12:13:17
>>464

→ 山崎正和の「オイディプス昇天」
これは探してみます。
ありがと。

アンティゴネは、テーマが深いですね。

あともう一つ挙げるなら、アガメムノンかと。
466美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/11(日) 18:52:24
>>465
アガメムノン三部作も大好きです。
なんか仏教的な雰囲気がある。
やまない復讐の連鎖。

アメリカの劇作家ユージン・オニールの
「喪服の似合うエレクトラ」の原作です。
467パラノイア:2005/12/12(月) 23:22:16
ずっと拝見してると、アイスキュロスはずいぶんと人気ないみたいだけど、
私にはとても面白い。たしかに「オイディプス」のような、現代劇としても
そのまま通じるような構築性はないけど、たとえば「縛られたプロメテウス」
あれは古き神(プロメテウス)の体系と新しき神(ゼウス)の体系との闘争
の物語でしょう?「慈しみの女神たち」の後段、民会の裁判の場も、オレス
テスとエリニュスの対立のかたちをとった神々の闘争。ペルガモンの遺跡な
んかにも、直接現れてるね。中国の神々(漢字と仏教)が入ってきたときの
日本の古代史とも、多少似てる気がするけど。
468美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:31:59
>>467
まったく同感です♪
469吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 01:00:00
       巛彡彡ミミミミミ彡彡 >>1私がジエン馬鹿の美香◆FE5qBZxQnw
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡      30歳。無職のひきこもり。学歴コンプレックスで自称早稲田卒。
   r、r.r 、|:::::           |  2chに貼り付いて一日中ジエン。
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 過食症で食っては吐きを繰り返す毎日。
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|  現実世界には生きる場所が無く 
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ   2chで頭の悪さ丸出しのレス書きなぐり
  | )   ヽノ |.          ,| 自己顕示しているつもり。
  |  `".`´  ノ     ノ ̄i  |  でも、文学板の人には全然見向きもされず
  人  入_ノ´    ヽニニノ ノ\    毎日悔し泣きしてるの。逆立ちしてもかなわないので
/  \_/\\       /|\\      平野啓一郎スレッドを荒らすのが慰めなの。
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ   名無しとステハンでジエンする私を
     /      ` ─┬─ イ     i i  見かけたらどうかどうか
    /          |      Y  | |  構ってね!
797 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:40:47
誤解です、関場先生……orz

798 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:41:40
関場ってキチガイはおもしろい(きゃはは♪

799 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:42:15
>>798
偽者?
470吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 20:43:02
>>467
「慈しみの女神たち」は、アポロンによる
最後の裁断が良くなかった。。。

APO:「だいたいが母というものは、その母の子と呼ばれる者の
生みの親ではない、その胎内に新しく宿った胤を育てるものに
過ぎないのだ、子をもうけるのは父親であり、母はただあたかも
主人が客をもてなすように、その若い芽を護り育ててゆくわけなのだ」

長文コピ乙! → 俺
471吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 23:29:00
女性の扱いがってこと?
気持ちは分かるけど、そういう時代だからとしか言いようがないわな。
472吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 13:55:50
オィディプス王は、母親とやったことが判明した時点より前に
母親でもおかしくない年齢の女と結婚したことが、問題じゃね?
473吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:10:53
↑はロリコンですか、どうよ?
474吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:11:39
オイディプスより独歩の酒中日記の方が泣けたのですが
475吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:28:12
>>473
べつに、年増好きの反対はロリコンじゃないだろ?
母ほど年の離れた女と結婚することを「ちょっと・・・」と思ったからって
年下の女の子が好きとは限らないし。
476吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:31:33
権力者が、相手の容姿で結婚することはほとんどないと思う。
あっても、権力者が選ぶ場合であって、この場合は、
母親の方が選ぶ立場になるな。

というか、スピンクスを追い払ったものと結婚しよう、という
誓約があったんだよな。
477吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:49:48
マッチポンプ自作自演
478吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:54:53
>>476
でも、子供産んじゃったってことは、やっぱ、やっちゃ(ry
479号外:2005/12/15(木) 15:45:45
美香=はるか高み
大介=論
(詳細はhttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1134567163/の>>46以降参照)
480吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 10:58:19
話は変わるが、「詩学」の話がが出たついでに
「詩学」の”詩”は、今日で言う「詩」とは微妙にズレテルと思うんだけど
どうよ?

昔は韻文が主流で、劇文学=脚本も韻文で書かれてた。

散文が主流になって、小説や戯曲は散文主流になった。
抒情詩、叙事詩、劇詩のうち、叙事詩が小説へと進化し
劇詩が戯曲となっていった。

抒情詩だけが、韻文学の名残を残して、今日言われるところの「詩」になった。
散文詩っていうのもあるけど、それはよく分からないから除外www
481吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 12:29:15
>>480

"詩学" →
現代でいう"文学"ということじゃないのか?

あと、どうでもいいが、どの作品でもクレオンが好きになれん。
482吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 13:07:25
小説があらわれたのは、古代ギリシャの後期で
出来も悪く、ローマ時代には書かれなくなったようだ。
散文小説が主流になったのは、ルネサンス以後ぐらい。
だから、古代ギリシャにおける、詩は、文学作品とイコール。
で、詩学はそれを研究する学問だな。
劇も、脚本は文字作品だから、詩のひとつとアリストテレースはみなしているみたい。
483吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 13:38:53
>>481-482
レス、サンクス
484吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 13:46:38
古代ギリシアにおいて
詩=文芸
詩学=文学

って感じか?
>>483
もとより小説が一般人に読まれたのは、活版印刷以後のこと。

演説、哲学の分野から察するに、散文の出来は悪くなかったと思われる。しかし
劇や詩に比べると、その朗唱に不向きな作品は敬遠されていた。もとより詩の形式は
比較的自由な長さと意味をもっていて、詩作品をつくるのも当時の人たちには
さほどの労苦でなく、そのため、小説は流れを持たない分、逆に分かりにくいから、
ギリシャではあまり愛されることはなかった。
で、ローマ人は朗読が基本だったし、高級市民の方々が口に出して読むものと
しては詩、演説、哲学などの作品が必然的に小説を上回る結果となった。

あと、まずギリシャでは「読まれるもの」より「語られるもの」が多かったという
事実を踏まえれば、詩は語られるものであり、詩が劇であるのは何の不思議もない。
イタリア劇についてはよく知らんからなんともいえんが、劇が劇として俳優中心の
媒体となり、完全に詩から独立したのはイギリス劇からと思われる。

それにしてもソポクレース×エウリピデス(ry
いや、だってほら、葬式の時に来てるし……ソポクレースが男性主体の
劇に対して、エウリピデスが女性を主体にしているのも対照的だから、
こういう邪推ができないこともない。
ソポ×エピ×ソポじゃない?
487名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 11:02:59
むかしはよかった。
>>480
>>481-482の補足をすると、『詩学』は『ペリ・ポイエーティケース』という言葉の訳語で、「創作について」という意味。
製作すること、創作すること、詩作、そして一篇の詩が、みなポイエーシスという単語で表される。
ペリは〜について、という意味で、ポイエーティケーとはポイエーシスにかかわる術という意味です。
それゆえ「創作について」で、通常『詩学』と訳される。
489483:2006/01/22(日) 03:40:18
>>485
レス、サンクス。
490480:2006/01/22(日) 03:40:58
>>488
レス、サンクス。
491吾輩は名無しである:2006/03/06(月) 21:59:23
age
492吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 02:40:07
お酒と演劇は切り離せない。
493吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 01:36:39
よって、いくら精神医学を学ぼうが、あの悲劇は解明できない。
わたしのライフワークはふたつの「なぜ」を解き明かすことである。
なぜが眼前で投身自殺? なぜ日記にわたしへの不満を?
なぜ原一男のせいなのか? なぜ2ちゃんねるがわたしを追い出す? 
おそらく徒労に終わろうことはわかっている。それでも――。
精神病ってなんだろう。それを知るための旅にいまでている。どこに行き着くのか。

>797 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:40:47
>誤解です、関場先生……orz
>
>798 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:41:40
>関場ってキチガイはおもしろい(きゃはは♪
>
>799 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:42:15
>>>798
>偽者?
494吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 01:39:27
       巛彡彡ミミミミミ彡彡  私がジエン便所豚の美香◆ESCVVanDCU
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡      30歳処女。無職のひきこもり。層化会員。
   r、r.r 、|:::::           |  2chに貼り付いて一日中ジエン。
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 過食症で食っては吐きを繰り返す毎日。
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|  現実世界には生きる場所が無く 
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ   2chで頭の悪さ丸出しのレス書きなぐり
  | )   ヽノ |.          ,| 自己露出してるつもり、バカでしょ?
  |  `".`´  ノ     ノ ̄i  |  でも、文学板の賢人達には全然見向きもされず
  人  入_ノ´    ヽニニノ ノ\    毎日悔し泣きしてるの。逆立ちしてもかなわないので
/  \_/\\       /|\\      各スレを荒らすのが慰めなの。
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ   名無しとステハンでジエンする私の馬鹿レスを
     /      ` ─┬─ イ     i i   見かけたら、どうかどうか無視してね!
    /          |      Y  | |  
797 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:40:47
誤解です、関場先生……orz
798 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:41:40
関場ってキチガイはおもしろい(きゃはは♪
799 :美香 ◆ESCVVanDCU :2005/12/12(月) 23:42:15
>>798  偽者?
495吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 00:16:40
質問があるんだが、
三大悲劇作家の作品大部分が散逸したのはホモすぎて写本の際に抹殺された、
という話を聞いたが、やっぱり事実なんでしょうか?
496吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 22:11:59
美香 ◆ESCVVanDCU (旧 美香 ◆FE5qBZxQnw )のブログ

分け入つても分け入つても本の山
http://yondance.blog25.fc2.com/
497吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 23:36:13
たしかに男色・少年愛をテーマにした悲劇作品は殆ど散逸している。
後世のキリスト教徒の宗教的偏見による意図的破却と言えるだろう。

そして現在、イスラーム圏で似た様な文化破壊が行われて居る!


498ポンポン:2006/04/14(金) 10:57:42
なるほどね、それでいつも雑誌の「詩学」は演劇に異常に情熱を注いでるのね。
499吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 11:09:57
>>497
それはいえてる
500吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 22:58:08
最近、古代ギリシアの生活風俗の本みたいなの読んだんだけど、
「この時代のギリシアでは浄の男道(少年愛)が流行していました」とか書いてありました。
わざわざ「浄の」とか付けてるってことは肉体関係がないってこと?

でも、日本の過去の少年愛資料には当然のようにAFが出てくるし、
恋心があるならセックスも当然あるだろうから「浄の男道」なんてあり得ないと思うんですが。
501吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 10:27:12
ギリシャ悲劇のスレはあるのに喜劇は無いのはなぜ?
アリストパネスとか
502吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 08:22:36

503吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 05:26:58
激しいよねギリシア悲劇♪
504吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 22:29:05
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20060627k0000m060116000c.html
訃報:松平千秋さん90歳=京都大名誉教授

松平千秋さん90歳(まつだいら・ちあき=京都大名誉教授、西洋古典文学専攻)21日、老衰のため死去。
葬儀は近親者のみで済ませた。自宅は非公表。喪主は長男正文(まさふみ)さん。

ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」、ヘロドトスの「歴史」(いずれも岩波文庫)
などの翻訳で知られるほか、「ギリシア語入門」(共著)などの著作がある。

毎日新聞 2006年6月26日 21時26分
505吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 22:30:56
ご冥福をお祈りします。
ご存命だったんですね。むしろ。
重ねてご冥福をお祈りします。
506AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/06/26(月) 23:34:29
「思い設けぬこの悲しみに
国人は挙りて歎き、
溢れる涙は堰きもあえず。
まことや、貴き人のみまかりますと聞くときは、
悲しみはひとしお深く、ひとしおに胸は塞がる。」
(エウリピデス『ヒッポリュトス』松平千秋訳)

書棚のギリシア・ラテンのところを見ると、松平氏の仕事がところどころに。

ο βίος βραχύς, η δε τέχνη ακρή.
507吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 22:36:09
ヒポクラテス?
それを言いたいなら、
最後はμακραでない??
508AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/06/28(水) 04:47:27
>>507
ほんとだ。わたしミュー抜かしてるね :P ご教示ありがとう :)
そそ。伝ヒッポクラテース『箴言』I.1 の冒頭のつもりだったんだけど……。
手元の資料では "ο βίος βραχύς, η δε τέχνη μακρή..." になってる。
いずれにしても、わたしの間違いだね。ごめんなさい。

# ギリシア悲劇とも松平氏とも関係ないんだけど『箴言』眺めてたら、第二章三十八番に
 「食物や飲料は、あまり上質でなくても美味のもののほうが、上質であっても
 美味でないものよりも好ましい」(大橋博司訳)っていうのを見つけた。
 これって偏食の言い訳に使えるかな。
509吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 14:38:36
ギリシャ悲劇は、まだ学校の授業の関連で
「オイディプス王」を読んだだけですが、
ちょっと難しかったです。
話の内容自体はシンプルですが、
楽しむためには必要な予備知識が
たくさん要るように感じました。
510吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 12:53:44
>>508
君はいったい、何ヶ国語できるのかね。
511吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 04:58:16
オイディプス関連の研究書を誰か教えてくれないか?
読みたいのだが良いのが見つからない。
512吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 22:15:23
513吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 02:01:03
半年もご無沙汰か。
スレ主の生活を反映?
514吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 03:05:01
/
515吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 07:20:13
オイディプスおもろいか〜
使い古されたネタだそ
516吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 19:18:53
使い古されたネタだが、数千年後の今、何千もの少女向けホラー漫画が
出ている中で未だに匹敵するものがないという点。
517吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 02:49:12
>>515
ネタはな。ソフォクレスの改作が面白いんじゃないか。
518吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 18:03:17
古典スレ
519吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 00:10:31
エウリピデスのバッコスの信女たちはすさまじいね。スプラッターな感じ。
あんな作品を公の劇場で上映していた当時のアテナイ人の文学的胃袋をどう
評価したらよいんだろう。またギリシア悲劇は宗教劇としての側面をもって
いたそうだけど、アテナイ人たちはあの作品にも宗教性を感じていたとすると
当時のギリシア人の宗教というのはなんだったんだろうね。
520吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 17:38:08
シェイクスピアやゲーテよりギリシア悲劇が最強
みんなもっとソフォクレスやアイスキュロスをよみませう
ニーチェがあの世で嘆くからさ
521吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 21:09:50
演劇はギリシア悲劇と能・狂言に集約される…。
522吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 10:02:43
岩波のギリシア悲劇全集が復刊されるね
高価なんでなかなか手が出ないけど……
523吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 20:05:56
ニーチェの「悲劇の誕生」について語ってください、コルァ!
524吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 10:05:45
ちくま文庫版のソポクレスは現存する全作品が収録されていて便利ですよ。
訳の出来にはばらつきがあるけど、たぶん英訳からの重訳だとおもいますが。
525176です。:2007/04/30(月) 09:56:27
単行本で出てる現代ギリシア語版からの翻訳がなかなかの出来だと思います。
近年の蜷川演出の舞台でも使用されていましたね。
526吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 15:28:21
アンティゴネ萌えage
527吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 10:13:18
>>524
日本の学者先生の翻訳は、実はほとんどが英訳まる写しだよ。
それでいて、翻訳家が英訳から訳すと、貶したがるから、たちが悪い。
528吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 22:38:12
ソローの森の生活をよんでいて、この作家が思いの
外、男気溢れて感銘したのだが、著書の中でしき
りにホメロスのイリアスを誉めていたので読んでいる。

ファンタジーというよりも、神を欲望と解釈する
とまた違う世界観がみえる。近代思想以前の主体性について勉強になった。
529愛の騎士オレサマ ◆vJRISRUL82 :2007/05/08(火) 11:34:44
誰か、ホメロス(イリアス&オデッセイ)のスレ立ててくれないかなぁ。。。
530吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 22:31:13
youたてちゃいなyo!
531吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 02:29:39
おんみが立ててはいかがかな?
532吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 16:47:27
セクロス!!!!!!!!!!!!
533吾輩は名無しである:2007/05/21(月) 22:11:37
みんな今時ギリシャ悲劇になにを求めてよんでんの?

アブノーマルなカタルシスとか?
534吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 18:56:56
語る寿司wwwwwwwwwww
535吾輩は目無しである:2007/07/22(日) 20:43:41
ああ、知るとはなんとおそろしいことだろう、
知ってもなんの得にもならぬときには。
536吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 01:04:07
http://www37.atwiki.jp/diktaion/
オデュッセイアwiki、たててみました。よかったら見てください。
537吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 21:08:24
538美香 ◆ESCVVanDCU :2007/10/31(水) 20:58:22
こほん♪
539吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 15:04:24
保守
540吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 02:03:10
やあ (´・ω・`)

ようこそ、隠れ家的お店へ。
このマイナスイオンをたっぷり利かせたレディースプランはロハスだから、まず思い切って残業して欲しい。

うん、「専用コスメ」なんだ。済まない。
頑張った自分へのご褒美って言うしね、パスタでプチセレブ気分が楽しめるとも思っていない。

でも、この高級コスメを見たとき、君は、きっと言葉で表せない「等身大の自分」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした日本で、そういう自分らしさを演出する気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスイーツな記事を掲載したんだ

じゃあ、愛され系のアメニティライフを送ってもらおうか
541吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 05:08:07
ソフォクレスは読んだことあるから
アイスキュロスとエウリピデス、これから読むぞ
「七将」と「ヒポ〜」ね
542吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 23:55:00
「テーバイ攻めの七将」が好きって言う人は
魅力を教えろや
543(o^v^o) :2007/12/09(日) 00:18:00
3人でちんぽ舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
おっさんにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽを舐めあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
544吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 11:14:30
377 :吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 11:13:47
アイスキュロスと「鎖に縛られたプロメテウス」
シェリーの「鎖を解かれたプロメテウス」

両方呼んだやつ、いる?
545吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 14:19:13
七将、プロットは面白いけど、読むとつまんねーよ
546吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 14:14:34
ストローフ、アンティストローフ・エポード

とはどのような歌唱法ですか?
ネット上でもあまり書いてない
547吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 20:29:38
当時の人たちはギリシャ悲劇見て号泣してたの?
548吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 12:51:09
泣けました!とかギリシャ人が映画の宣伝みたいに言ってたらワロスwww
549吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 15:10:20
>>544
古代ギリシャ文学のテーマは神。
全知全能の神に対する人間のコンプが文学となって表現されている。
神へのコンプをどう表現するか?というのは政治問題でもある。
コンプをどう克服するか?という政治課題と直結するからだ。

アイスキュロスが表現する神へのコンプは激烈であり、
そこで描かれる神は峻厳そのもで人を寄せ付けない。
しかし時間の経過は人間に知識を持たせ、人間と全知全能の神との距離を縮める。
中には神と癒着して不正を働く神官や政治家が現れようになる。

人間と全知全能の神との距離は限りなく縮まるかもれないが、
本質的に同じになることはない。
アイスキュロスが描く峻厳な神はその本質的な差異を人間に自覚させる。
神官や政治家の不正を戒めることは軍人アイスキュロスの矜持だった。

神と人を剣で断ち切ったのがアイスキュロスなら
それを針と糸で縫合しようとしたのがシェリーである。
滑稽なのはそれを戯画や喜劇でなく本気でしようとしたことだ。
シェリーも神と人との距離を自覚していた。
それが限りなく縮まっていくことに戸惑いも感じていた。
しかし持ち出した道具が剣でなく針と糸だったことは
アイスキュロスに気を配りながらも所詮は日和見近代人であるということを
さらけ出す結果になってしまった。
550吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 03:28:14
古代ギリシア文学のテーマが神って…
551吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 08:26:50
違うのか?
552吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 08:29:33
当時の演劇は今のような演劇形態ではなく、複数の演者による朗読劇だったってのは本当ですか?
553吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 14:55:22
合唱隊というのがいて

主要登場人物を演じる俳優がいて
554吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 15:17:36
>>551
うん、違う
そもそも古代ギリシアの神々は全智全能じゃないし
555吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 00:18:44
神が全知全能なのは一神教の場合であって別に全知全能でなくてもいいのでは?
556吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 13:56:25
409 :吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 13:55:08
手元にある岩波文庫の古典劇の解説を見て気づいたこと。

三大悲劇詩人の解説文の中に、彼らの作品に言及して「戯曲」という言葉が
使われたことはほとんど無い。

いっぽう、近世劇(シェイクスピアとモリエール)の解説文には
戯曲という言葉が使われてる。

アリストテレスの『詩学』やニーチェの『悲劇の誕生』においても
三大悲劇詩人の作品に「戯曲」という呼称が使用されたことは
まだ、チェックしてないけど
記憶としては無かったように思う。
もし、あったら、憶えてるはずだからな。

以上の話を総合すると
シェイクスピア以降の劇文学を「戯曲」と呼び
それ以前は、呼ばないほうが正確ということにならないだろうか?
557吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 23:38:24
>>549神と癒着して不正を働く神官や政治家が現れる

↓が具体例

>>554>>555
558吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 23:56:26
神は万能ではあるが全知ではないのがギリシャの神々
559吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 00:17:46
逆に考えるんだ。
全智全能の神とは人間の無知を表したものなのだ。
人間は知識を得るとき自分の無知を自覚するのだ。
知識は神の所有物で人間はそれをレンタルするだけなのだ。
しかし「神は全智全能じゃないよね?」とか言ってレンタル料を
踏み倒す香具師が出てき神が貧乏になってしまった。
それを喜劇で風刺したのがアリストファネスの福の神だ。
560吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 00:40:24
神は言葉とともにありきというのは
人間が新しい知識を持つたび言葉が増えることに対応する。
神が人間に知識をレンタルするという契約文書が言葉なのだ。
カオス、ガイア、エロス、ウラノス、クロノス、アフロディーテ、
みな知識賃貸借契約を表す言葉なのだ。
その契約を一方的に破棄して「神は全智全能じゃないよね?」とか
言ってレンタル料を踏み倒す香具師が出てき神が貧乏になった。
それを喜劇で風刺したのがアリストファネスの福の神だった。
561吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 04:26:30
562吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 05:14:23
♪4ヶ月と21日ぶりのage(あげ)♪
563吾輩は名無しである:2008/04/29(火) 09:25:25
神々の話は、結局かつてあった人間たちのいつの時代も繰り返される物語のパターン、
そのメタファーというまさに文学(モデム)に過ぎない。
ギリシア悲劇が今の時代にあっても我々に伝えてくるものとは、他人の不幸は蜜の味
というエッセンスだろう。
564吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 00:03:13
ふふふ。
565吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 00:24:52
テキーラ♪
566黒崎恵:2008/05/20(火) 19:56:22

567吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 18:27:40
568吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 19:53:51
569吾輩は名無しである:2008/08/01(金) 02:22:54
「英雄」についての話が出ないのはなぜ
570吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 06:11:18
ギリシャ悲劇を下敷きにして小説書いたら、ある程度はまともな作品になる気がする。
571吾輩は名無しである:2008/11/26(水) 16:21:34
572吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 22:12:49
はあ、名前覚えるのめんどくせ
573無名草子さん:2008/12/09(火) 14:36:54
古代ギリシア悲劇で男色がテーマないしモチーフになっている傑作って何ですか?
574吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 20:11:36
>>573
現存する作品にはない
575吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 05:26:38
福田訳は英訳からの重訳でしょ
たしかあとがきか何かで既存の訳もそうだといったふうに書いてた気がする
ギリシア語から訳すということは信じられないんでしょうかねぇ
田中美知太郎とは付き合いがあったでしょうに
576吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 01:43:33
>>573
男色というか少年愛なら、むしろ悲劇より喜劇のほうでたくさん使われている。
577吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 00:43:54
古すぎるせいかちっとも没入できない
578吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 05:16:05
579吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 23:07:37
580吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 18:44:13
ギリシャ悲劇の時代の合唱ってどんな音楽だったんだろう?
当時はまだ五線譜がないよね。
グレゴリオ聖歌みたいなモノフォニーな感じだったのかな?
581吾輩は名無しである:2009/08/12(水) 15:52:09
ちんどんやの演奏に似てたと予想
582吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 22:37:34
583吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 04:39:50
良スレだねここ。
584吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 11:50:30
>>570
三島由紀夫や倉橋由美子に先例あり。
585吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 22:40:48
586吾輩は名無しである