ガルシア マルケス「百年の孤独」

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1アウレリャーノ
過去ログみたけどなかったから。好き嫌いが分かれるかと思いますが、わしは好きでした。
5回も読んだ(頭わりいし)。なにが好きかといって、荒唐無稽なことを書いているのに
素直にどんどん読めることと、登場人物の異常さがいい。もちろん、その独特の性格の裏に
通奏低音として、他人を受け入れない愛の欠如があるという巻末の解説もそうかと思う。
2吾輩は名無しである:01/10/08 00:34
大きな翼を持った老人、もマルケスだっけ。映画で観て痛く感動。
3>2:01/10/09 13:25
何、それ?
最近の映画?
『孤独』はちょっと長すぎ。
僕は『族長の秋』の方が好き。
『コレラの時代の恋』の翻訳はいつでるんだろうね。
4アンヘラ・ビカリオ:01/10/09 19:34
「予告された殺人の記録」もいい。
映画はよくなかったが。
5& ◆pSSxSLzg :01/10/09 21:55
>『孤独』はちょっと長すぎ。

一応100年分ですから、多少長いのも仕方がないかと...。むしろ、その長い
小説をそれほど長さを感じさせずに読ませるところが凄いと思う。長い雨季(4年!)
の辺りなどが多少中だるみかと思われますが、そこだって最後に干からびていくマコンドと
の対称の妙があるのでは。もし、退屈な場所を探すとしたら圧巻のラストの手前くらいが
一番読んでいて退屈かもしれない。しかし、その退屈さはきっと終末に向けての準備としては
効果的なような気もする。一番の問題は荒唐無稽さについていけなくなる人がいることかも。
6吾輩は名無しである:01/10/10 00:03
どうしてみんな「族長の秋」のほうが面白いっていうの?
素直に「百年の孤独」のほうがすげえ、って言う勇気を持とう。
7吾輩は名無しである:01/10/10 00:16
大きな翼の老人の話は、短編小説ですよね。
映画は、数年前の衛星放送でみました。
制作年度はいつなのかしらないけど・・。
8吾輩は名無しである:01/10/10 00:49
落ち葉はどうですか?
9うるすら:01/10/10 01:08
錬金術師がいい感じ。
10吾輩は名無しである:01/10/10 09:20
百年の孤独を読み終わったところですが、次はなにがいいですか?
マルケス初心者です。
11>10:01/10/10 18:30
百年の孤独に魅了された人はたいてい、
族長の秋(集英社)に挑むが
よくわからなくてほっぽり出すケースが多いと聞く。
ですから、とりあえず予告された殺人の記録(新潮社)
を読んだらいかがでしょうか。
12 :01/10/10 20:26
予告された殺人の記録はあまりおもしろくなかった
13吾輩は名無しである:01/10/10 21:35
族長の秋ってみんなさくっと読めた?俺はなんかすごく手こずった。
だって、語り手が誰だかさっぱり解らないくせに、三人称って訳でもなく、
私とかいう人称が平気で出てくる上に、結構気入れて読んでも疲れる。
様々なエピソードは面白かったんだけど。
かくいう私は百年は未読。
14ブエンディーア大佐:01/10/10 22:46
全然小説じゃなくて、ノンフィクションだけど岩波新書から「戒厳令下チリ潜入記」と
いう本があります。これは読みやすいし面白い。ただ、別にマルケスじゃなくとも
面白く読める話。
15インチキ真吉:01/10/10 23:51
「大きな翼を持った老人」は、原作より映画の方が面白い。
カーニバル的だ。
16吾輩は名無しである:01/10/11 00:28
>>10
短編集はどうですか?
「エレンディラ」とか、私は大好きです。
特に百年の孤独を読んだ後だと、
「あ、これって!」って思うことがあるとおもう。
17吾輩は名無しである:01/10/11 04:35
13に同意。
『エレンディラ』(ちくま文庫で簡単に入手可。サンリオ文庫のもある)
の短編はどれもいいが、タイトルになっている同題中篇がややつまらないなあ。
しかし木村榮一の訳は、ほんとにすばらしい。
新潮のハードカバーで『落ち葉』って短編集があって、
それと重なってる作品が多いけれど、まるで新潮のほうがクソ訳にみえるくらい。
1810:01/10/11 11:44
>11ー17
アドバイスありがとうございます。
エレンデュラさがしてみます。文庫だし。
19吾輩は名無しである:01/10/11 14:29
純粋に文章が読みづらい
20>17:01/10/11 14:56
落ち葉の翻訳は確かに最悪だけど、
木村の訳が良いという意見には驚き。
いったいどこが?
21吾輩は名無しである:01/10/12 00:38
『百年の孤独』、改訂版が出たでしょう? 表紙に萌えたよ。
ところで中身はどないなっとんの? 旧版と新版との異同は?
鼓さんみずからの手で全面的に改訳されたわけ?
22吾輩は名無しである:01/10/12 03:04
家系図つき>新版
23吾輩は名無しである:01/10/12 04:29
……そういえば、ひどい翻訳家っていうスレがあって、鼓さんが
挙げられてたね……
そこまで悪いとは思わないけれども。
24>23:01/10/13 01:20

百年の孤独や族長の秋の鼓の翻訳はすばらしい。
だれにも超えられない。
本当にすごい翻訳だと思う。

ところで、スレの本題に戻るが
族長の秋ってむちゃくちゃおもしろい。
笑った。最高。
挫折した人、面白くなかった人、もう一度
チャレンジするべきだ。
25吾輩は名無しである:01/10/13 02:37
改訳版は読みやすいよ。読んでてあんまり違和感は感じなかった。
26吾輩は名無しである:01/10/13 06:17
小町娘のレメディオス萌えー...ないか。もし本当にああいう人がいたら
迷惑かもしれない。人間というよりももっと想像上の妖怪かなにかみたい。

新訳たちよみしよっと
27吾輩は名無しである:01/10/13 07:37
族長の秋は面白いよ。
なあお袋よ、ペンディシオン・アルバラドよ。

誘拐はどう?
最後の指輪が出てくるところとかすごく好きなんだけど。
28>27:01/10/13 10:35

誘拐もいいね。
冒頭のシーンから一気にひきつけられる。

十二の遍歴の物語はどう?
29吾輩は名無しである:01/10/13 16:33
>>28
『誘拐』はノンフィクションだから、ストーリーに文句つけられない。フィクションであんな小説を書いて欲しかった。これ、角川から出たんだっけ? 定価がバカ高だったよね。
『十二』は巻頭のエッセイが凄い。小説書くのにここまで苦労してんのか、と思う。
>>6
『百年』より『族長』っていうのは率直な感想で、別に通ぶってるわけじゃない。
僕には『百年』は読み通すのが辛かったがなあ。

それと、鼓直の翻訳のどこが悪いんだろう?
最近の作品を訳してる、丹とかいう奴のは最低だと思うけど。

短編は、フォークナーとたいして変わんないの多いから、あんまり読んでないなあ。
30名無しさん:01/10/13 21:32
百年の孤独っていう日本酒があるんだけどこれが由来?
31吾輩は名無しである:01/10/13 22:48
焼酎ね。
作った人がマルケス好きだったとかいう話。
3228:01/10/13 23:27
>29
短編はフォークナーと変わらないっていうけど、
「十二」にはいってる「雪の上に落ちたお前の血の跡」なんかどう?
マルケスらしさ爆発、って思ってんだけど。崩壊を美的に描くっていうかさ。
33吾輩は名無しである:01/10/15 00:06
初期の短編集「青い犬の目」読んだらぜんぜん面白くなかった。読まない方がいい

長編の完成度は高く、スバラシイと思う。
エレンディラは読みやすくていっすね。
34吾輩は名無しである :01/10/16 22:31
何年か前に「マルケスを大統領しろ」という要求を掲げて、
要人を誘拐したグループがいた。
2回も誘拐に遭う日本人もいる。
誘拐件数年間3700件の国。
「百年の孤独」はノンフィクションであることがわかる。
35吾輩は名無しである:01/10/16 23:25
コロンビアって、殺人が死因のダントツ1位になってんだよね

マルケスは
歴史の隅から隅まで暴力に血塗られた土地だ、
みたいなこと言ってた
36  :01/10/16 23:35
文庫は無いのか
37吾輩は名無しである:01/10/16 23:50
>>35

コロンビアだけではなく、ラテンアメリカがね。
マルケスの作品からはラテンアメリカの臭いが漂う。
むせるような臭い。
38吾輩は名無しである:01/10/17 01:21
>36
ちくま文庫から「エレンディラ」。
集英社文庫からも出てたな。「大佐に手紙はこない」とかが入ってる。
結構文庫あると思うよ。
39吾輩は名無しである:01/10/17 01:36
文庫になっているのは、その他に
「族長の秋」「青い犬の目」「ママ・グランデの葬儀」
あとなんかあったような気がするな。
40吾輩は名無しである:01/10/17 01:49
>>26
会社にすごく可愛い女子がいて、密かに小町娘のレメディオスみたいだな
と思ってました。そのコのことが好きだったので寿退職したときは、
結婚なんてしないで、空に飛んでいってほしい、と思いました。
 にしても「百年の孤独」は私が夢中になって読んだ数少ない小説です。
姉に言わせると、「わかりやすいからな」だってよ ムカツク
他人を受け入れない愛の欠如というのは全然気付かなかった。
もう一回読んでみよう。
41吾輩は名無しである:01/10/17 01:54
>>40

>結婚なんてしないで、空に飛んでいってほしい、と思いました。

いい話だ。
4236:01/10/17 01:56
>>38-39
thanx
買ってみる

実は光の洪水になっちゃう話が入ってる短編集しか読んでないんだけど、
けっこう面白かったな。「大統領閣下」とか入ってるやつ。
43吾輩は名無しである:01/10/17 02:02
「大統領閣下」はアストゥリアスでは?
4437:01/10/17 17:12
「百年の孤独」に感動した者は、
とにもかくにも、ラテンアメリカの地を踏むべきだ。
コロンビアでなくてもいいからさ。
この作品の素晴らしさがさらに理解できるはず。
45ナナシ:01/10/17 17:36
アッソ。
46名無し:01/10/17 20:03
「百年の孤独」に感動した者は、
とにもかくにも、ラテンアメリカの地を踏みたくなる。
コロンビアでなくとも。
この作品の素晴らしさがさらに理解できるはずと思って。
 かな、俺の感想は。
47吾輩は名無しである:01/10/17 20:05
ラテンアメリカの小説は好きだけど、あそこに行きたいとは思わないな。
48吾輩は名無しである:01/10/17 20:26
どこに旅行の金あるの
49吾輩は名無しである:01/10/17 20:57
高校生の頃、筒井康隆の影響で
ラテンアメリカの小説をいくつか読んだ。
その当時は『百年の孤独』等は、
そのsense of wonderにひかれて
一種のSFとして読んでいたと思う。
5037:01/10/17 21:06
>>49

ラテンアメリカに行けば、ノンフィクションだと分かる。マジで。

>>48

 7万円ほどアイフルで借りといで。
51吾輩は名無しである:01/10/17 22:11
マルケスの大げさ(に思える)な描写とか好きなんだけど、
他に誰かいい作家さんおります?
52吾輩は名無しである:01/10/17 22:43
7万円でいけるの? やすっ!
5337:01/10/17 23:03
とりあえず西海岸に渡り、少し南に行けばメキシコ。
あとはどんどん南に向かうだけ。
日本に帰るお金は、向こうのアコムで借りてね。
54赤脚小子:01/10/17 23:30
>>51
気にせず、片っ端から読んでみる。たいていの人はお気に入りがあるから、聞いても
次から次へと出てきて、結局あまり役にはたたないと思うよ。

マルケスの短編集は読んでいて、ムラあるというかこちらが欲求不満になるというか。
それでいて、その後出た長編を読むと、その短編集の意図が納得できるところがある。

映画になったマルケスは、正直勘弁してほしい。「エレンディラ」にせよ「大きな翼を持った老人」
(私はただの「翼を持った老人」だったという記憶があるのだが。)地上に降りた惨めな年老いた天使の話だったよね。
さらに、「予告された殺人の記録」。「殺人の記録」はブロードウェーのミュージカルにもなったようだが、
こっちのほうがしっちゃかめっちゃかで、面白そう。残念ながら、マルケスの映画は運がわるいのか、
マルケスの映画のセンスが悪いのか。つい、プイグと比べてしまう。(プイグの映画化作品がいいというわけではないが)
あと、映画としては「戒厳令下チリ潜入記」がドキュメンタリーになってなかったかな、私はあれが一番好き。

>>2
「コレラの時代の恋」、そんなに難しくないから原書なり英訳で挑戦してみたら。
私はこれ読んだ後は、ジジ・ババの愛の妄執にある種の尊厳を感じるようになりました。はい。
55吾輩は名無しである:01/10/18 13:45
>>54
英訳でコレラ読んだ。おもしろかった。
また読もうっと。
56:01/10/18 14:40
>54
マルケスの映画のセンスが悪いのか

マルケスは映画監督じゃないよ。小説家です。
小説家の作品に対して映画のセンスどうこう
言うのはナンセンスの極み。
それと、好みは人それぞれかもしれないけど、
ガルシアマルケスの短編はいいよ。
完成度は低いけど、青い犬の目だって読む価値
はある。
57吾輩は名無しである:01/10/18 17:57
>>56

確かに好みは人それぞれ。

で、犬氏はたとえばどの短編が好きなの?
「幽霊船」なんかどうなのよ。
58吾輩は名無しである:01/10/18 23:15
「コレラの時代の愛」って、何で日本語訳出ないんだろ? 英訳読んだけど、
いまいちわからない部分が多い。理解できても、感動が弱い。おれの英語力
では。

現代企画室から出てる、マルケスのジャーナリスト時代の記事をまとめた本、
面白いです。「ジャーナリズム選集」とかいった書名だったと思います。
59吾輩は名無しである :01/10/18 23:18
「ジャーナリズム作品集」ですね。
なぜかウチ2冊あんだよね、これ。
間違って買っちゃって。
60吾輩は名無しである:01/10/18 23:21
そうそう。上のタイトルが正しいです。これ読むと、マルケスの
見聞きしたノンフィクションの凄さがわかって、ある意味恐い。
61吾輩は名無しである:01/10/18 23:30
で、「百年」なんだけど、羊皮紙に書かれていることって、ぼくは
この「宇宙の存在」みたいに読むんですよ。この世の中って、わか
らないことだらけ。でも、すべては決まっているような気もする。
いま起きてるテロなんか、いい例で(とっても悪い行為ですが)、
人が生まれてきた、進化してきた目的なんかの歪みのような。「百年」
はその凝縮版というか。何か中途半端な書き込み、ごめん。
62吾輩は名無しである:01/10/18 23:48
何故メルキアデスが予言しないではいられなかったのか。仮に予知能力
があったとして何故書いたのか。一族の最後の者を読者と想定して書い
たのだと思うが、無常という感覚を持つ日本人にはわかりにくいかも。
キリスト教では預言者が良く現れるので、こうしたこと自体は受け入れ
やすいと思うが、予言を理解することによって幽霊にならずに済んだと
いうことか。
63吾輩は名無しである:01/10/19 00:19
61です。メルキアデスの予言、については近いうちに必ずレスし
ます。(読みなおす必要あり。いい加減なこと書きたくないので)
。預言者の受け入れについて。マルケスが書くことって、何であ
ろうが、「小説内の現実」として受け入れOKになってしまう。た
だ、感情的には62さんと同感だったと思う。読中感としては。
さっきの付け足しですが、その予言を例えば「遺伝子」のような
ものに置き換えてみる。何かを意味しているかもしれないその配
列。単語レベル、言葉レベルで解読されてきて、いまそれが何を
意味しているのか、ってところまで来てますよね。命の設計図の
意味が分かるようになったとき、どんな心持ちになるのか。想像
すると、ぼくは「百年」の読後感なんです。読了20、30ページ前
だったと思うけど、なんとなく、終わり方を想像するようになっ
てきて、で、その通りになって、うれしくて、悲しくて、なんだ
この感情は? とやっぱりいい小説にかなうものはないと思った
んですよ。

細部については読み込み不足なので、これからおいおい。
64 :01/10/19 01:30
メルキアデスの予言、ですか。
人類史とか宇宙の存在とかいう読み方もありなんですね。

個人的には「百年の孤独」は、まんま、ここ百年の近代史の
寓話だと思いつつ読んでました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3b8d08a581e650101e0b?aid=&bibid=01712127&volno=0000
これ眺めてると、あぁ、自分は100年前の人々の夢の中に
閉じ込められてるんだなぁ、と感じます。
メルキアデスの羊皮紙って、このことじゃないのかなぁ。
65吾輩は名無しである:01/10/19 01:44
>>64

>ここ百年の近代史の寓話だと思いつつ読んでました。

 ほぼ同意。
 ただ、ラテンアメリカの史実が、
 かなり明確に、しかも比喩的に表現されている。
 読んでいて、ああこれはあの事件のこと、
 これはこっちの事件のこと、とね。
6610:01/10/19 10:21
ブラジルからの留学生に聞いたんですが、
アメリカーブラジル間にバス便があるそうです。
おもしろそう。
67吾輩は名無しである:01/10/19 23:23
>>66

それはない。
コロンビアまでと思う。
6862:01/10/21 22:08
小説の構造としては本そのものがメルキアデスの予言で、彼はきっと書き記すことで
読者の中でブエンディーア一族とマコンドが再生し続けることを願ったということか。
作者の側からすると読者にこうした二重構造を推察させることでより面白く、理解しや
するなると期待したかもしれない。
もちろん、ラテンアメリカの政治史的観点からもこの問題を考察すべきだろうが、
僕自身はその問題は良く知らないのでなんともいえない。
69吾輩は名無しである:01/10/22 01:31
>読者の中でブエンディーア一族とマコンドが再生し続けることを願ったということか。

 違うような気がするな、「再生し続けることを願う」ってのは。
 むしろ、「無常」じゃないか。
 栄華と廃墟。ラテンアメリカで繰り返されていることだ、今も。
70:01/10/24 16:33
???ごめん。61から始まった議論?なんだけど、物凄くトンチンカンに思える
のは俺だけなのかな?今これを書いてる最中も「はい???」ってなってます、
正直。こういう意味不明の見解って誰も反応してくれないし、ただ下がるだけだか
ら。それにしても、全く同時期にこんなトンチンカンな二人が現れるってことは
ありえないから(もしかして共時性だったりして)きっと自作自演なんだろうけど。
飽きたみたいだね。

>57さん。
幽霊船スキッスよ。「幽霊船」の物語に関して、あるとき一つの解釈が閃いたん
だけど。いつかしゃべるかも。57さんは「幽霊船」は何についての話だと思う?
7165:01/10/25 02:01
>>70

65=67=69です
72吾輩は名無しである:01/10/25 19:40
うるすら萌え!
73 :01/10/25 22:44
いや、それより蜘蛛女萌え!!
74吾輩は名無しである:01/10/25 22:57
蜘蛛女ってプイグかいな。
75田山花袋:01/10/26 05:34
どこが面白いのか、という気がする。
(中央公論より)
76吾輩は名無しである:01/10/26 12:57
布団の匂いを嗅ぐぐらいイッてしまった人なら、
リアルな分自分の方が面白いだろうねえ。
77吾輩は名無しである:01/10/26 16:06
純粋に楽しめたな。
78:01/10/26 16:13
75は田山花袋のこと?それともマルケス?
79吾輩は名無しである :01/10/27 01:36
マルケス本人が「百年の孤独」の第1章を朗読するCDを持ってるよ。
80吾輩は名無しである:01/10/27 02:14
>79
おんや。どう、うまい?
漏れは三島の朗読聞いて、やめとけ、と思うた。
やっぱ、うまいヤツと下手なヤツと、あるだろな作家次第で。
81吾輩は名無しである:01/10/27 02:48
>>80

「うまい」とは思わないし、「へた」とも思わない。
淡々と読んでいるという印象かな。
だいたい、スペイン語朗読の「うまい」「へた」が、よくわからんからソマソ
82吾輩は名無しである:01/10/28 08:40
これ読んで大家族に憧れたのは私だけ?
83吾輩は名無しである:01/10/28 21:55
>82

ブエンディーア一族は単なる大家族ではないと思います。村の創立者の流れを汲む「名家」と
いうファクターを考慮するとただにぎやかで楽しい家ではないはずです。「名家」ゆえの
プライドの高さとか、自尊心の強さとかが小説の中でかいまみえるところがいくつもあり、小説の
進行上、重要な伏線であるかと思います。例えば初代レメディオスと大佐の婚礼のあたりの描写と
かです。アマランタという人物にもこうしたプライドを私などは感じるのですが...
84吾輩は名無しである:01/10/28 22:07
>83さん

ブエンディーアはラテンアメリカでいう「カウディージョ」(caudillo)と考えたらいいのでは。
いわゆる「地方ボス」です。
地方政治を牛耳り、独立戦争を戦い、中央政府とも戦う。
カウディージョはマイナス面ばかりを強調されがちですが、
その地方の牽引車となり、尊敬を集めることも多かったと思います。
8582:01/10/29 00:41
>>83,84
みなさん賢いですね。本当に感心してしまいます。
でも本当に単純に、家に沢山人がいる家庭っていいなと思ったんです。
自分の読解の甘さを露呈してしまいました。
86吾輩は名無しである:01/10/29 01:25
>85
いやいや、素直な感想でじつに好もしい。
日本の昔の地域社会の実態に、とても近い。名家というか
土地や山林を所有していた地方豪族は、婚姻によって周辺地域へと
勢力を拡大しつつ、一族郎党を率いてその地方をリードしていた。
むろん大家族が基本。名家としての自負も似ている。
以前の日本は、家に沢山人がいるのが当たり前だったから、
85さんのは無意識の郷愁かもしれない。
87吾輩は名無しである:01/10/29 02:40
日本の大家族って、横溝正史に出てくるようなノデ?
なんとなく納得できる。八つ墓村とか。たたりじゃ。
88吾輩は名無しである:01/10/29 22:43
>87

もう少し明確に書いてちょ。よくわからん。
89吾輩は名無しである:01/11/03 13:31
>51
ラテンアメリカの文学で同じようなおもしろさがあるのは、
「精霊たちの家」(イザベル・アジャンテ 国書刊行会)
あるいは同じスペイン語圏で、
「奇蹟の都市」(エドアルド・メンドサ 国書刊行会)
なんかも似たような雰囲気。

「百年の孤独」が好きな人がこんなにいて嬉しいけれど、
みんな男ばっかじゃない?
90吾輩は名無しである:01/11/03 14:59
ええがな 気にすんな て
91吾輩は名無しである:01/11/04 21:50
age
92吾輩は名無しである:01/11/06 12:57
10年ぶりに読み返しているとこです。
読み終わるまでDAT落ちしませんように。
93吾輩は名無しである:01/11/06 17:32
最近読み始めてみました。
お父さんのキャラが(・∀・)イイ!! 。
94吾輩は名無しである:01/11/07 01:47
新訳版を読んだあと、旧版も古本屋で入手してしまった。
旧版は…コレで読破した人は相当忍耐強いね。
まぁ、それも新訳の装丁や活字の組換えを見た後だからこそ
思うのだろうけど。


このスレでも書かれていたけど、「小町娘のレメディオス」萌え。
95吾輩は名無しである:01/11/07 15:22
旧版しか読んだことない。しかも十年前くらい。

天へ消えていく小町娘。風呂場で逢引つづけた末、引き裂かれた欲情カップル。
法王になることを夢見る傲慢青年。チョコレート飲んで浮遊する司祭。
自分の経帷子をひたすら織る逝かず後家。大天使のように歩く老婆。

異様な人々ばかりなんだけど、深い孤独に彫り上げられ、昏い情熱に焦がされ、
憂愁に閉ざされまくっていて、みな忘れがたい。
96吾輩は名無しである:01/11/07 16:48
ラテンアメリカに限らず、産業革命以降、特にここ
100年ってのは、本当に激動の時代だったわけで。
で、『百年の孤独』が世界中で読まれるのは、
どんな国の人にとっても自国や自分の一族の歴史に
重ね合わせ共感できる普遍性があるからなんでしょうね。

日本でだって、こういう骨太で物語性の豊かな100年史が
書けそうな気がするんだけどなぁ。

中国発の『ワイルドスワン』が数年前、ベストセラーに
なってたのを思い出したりしますが。
97吾輩は名無しである:01/11/07 23:01
ジャングルを抜けると帆船の残骸が現れたり、河原から甲冑が出てきたりというのも
おもろかった。

それはさて置き、寺山修司の「さらば方舟」(だったよね)って、この小説が原案だ
ったようだけど。僕には、寺山修司も体調が悪くて、ちょっと消化不良だったのかな、
といった印象でした。
98吾輩は名無しである:01/11/07 23:06
現在、新版読み中。

ホセ・アルカディオ(ブエンティア)の昇天シーンって、
こんなものだったっけ?
旧版の時に感動した覚えがあるのに。
99吾輩は名無しである:01/11/07 23:52
>>98
ホセ・アルカディオは昇天してないんだけど。
小町娘のレメディオスのこと?
100吾輩は名無しである:01/11/08 00:25
ホセ・アルカディオの射精シーンのことか。
101吾輩は名無しである:01/11/08 18:24
>>89
女もいるわよ!プンプン。
102吾輩は名無しである:01/11/08 22:50
>101
そうだよね。僕も女性の友人何人かに薦めたけど、大体の人は読んでよかったと
いってたもん。
10398:01/11/08 23:39
いや、ウスルラの夫で、大佐の父の、ホセ・アルカディオ(ブエンティア)。
104吾輩は名無しである:01/11/09 21:58

 ウスルラ…

    ブエンティア……  …
105吾輩は名無しである:01/11/10 19:33
>103

あの黄色い花が一面に降ってくる話ね。あれも感動的な話だった。旧版で読んだ。
106吾輩は名無しである:01/11/11 22:59
最後に死んじゃうけどアマランタ・ウルスラっていいよね。
最後の殺伐とした雰囲気の中で彼女が出てくると救われたような気がする。
107吾輩は名無しである:01/11/11 23:24
スレ通読したら、また読みたくなってきた。
新版を買おうっと。
108吾輩は名無しである:01/11/12 00:39
おっこここ
109吾輩は名無しである:01/11/12 00:48
系図を書きながら旧版を読んだけど、
新版には系図が付いてんだよね。
ちょっとサービスし過ぎじゃないかな?
自分で読み解く快感が削がれそう。
110吾輩は名無しである:01/11/12 01:40
新版には系図……?そっかぁ。
この作品は好きだったんで、何度も読みかえしながら、自分で系図書き出したよ。
フツーはそんなことしないものぐさ野郎だけど。
111吾輩は名無しである:01/11/12 21:54
そういやあ英語版にはついてたよ。
112吾輩は名無しである:01/11/13 03:12
南米某国出版社のスペイン語版には付いていない。
113吾輩は名無しである:01/11/13 22:32
家系図を見ると三代目(アウレリャーノホセや双子の父のアルカディオ)って
やや印象が薄いよね。特にアウレリャーノホセ。
114吾輩は名無しである:01/11/13 23:01
そこら辺は、メルキアデスが書くのに疲れたってことで。
115吾輩は名無しである:01/11/17 00:49
「百年の孤独」って、直訳すると「孤独の百年」だと思うのだが、
訳者にセンスがあったってことかな。
116名無し:01/11/17 04:45
違うよ。直訳しても百年の孤独です。OFがあったらなんでもひっくり
かせばいいわけではありません。
117吾輩は名無しである:01/11/17 09:45
家族を数世代に渡って描いた叙事詩っておもしろいよな
映画のゴッドファーザーとか非情城市とか
118吾輩は名無しである:01/11/17 13:44
Cien años de soledad
を普通に訳したら、わたしならまず「孤独の百年」としてしまう。
119:01/11/17 14:03
たしか英訳はOne hundred years of solitude
だったよね?スペイン語はわからないけど
ofがde、solitudeがsoledadと、つまり、
語順は英語と同じだということくらいはわかります。
「One hundred〜」のofは例えば3 years of my stay
なんかのofと同じだと思いますが。こういう時って前から
訳すのが普通じゃない?
120吾輩は名無しである:01/11/17 14:16
>>116
「(訳す時に)OFがあったらなんでもひっくりかえせばいいというわけではない」
という点には激しく同意するけど、あくまで「直訳」ということであれば、
>>115>>118さんのおっしゃっているように、これは「孤独の百年」と訳すでしょう。
「百年」と「孤独」を逆にして訳したのは、たしか「孤独」を強調するためだったかと。
訳者が、どこかで、そう言っていたような…。…なんだか、オレもいい加減なこと言ってそうだ。
他の方、フォローよろしくお願いします。
あと、>>116さん、煽った訳ではないよ。気分悪くされたら、スマソ。
121吾輩は名無しである:01/11/17 14:18
>>119
あくまで『直訳』という事であれば、「孤独の百年」ではないかな?
122:01/11/17 14:31
うーん、百年の孤独っていうと意訳になんのかなぁ?
ofって言葉は考えてみると結構難しいですね。
something of a manとかいうのもあるし。必ずしも
前後関係をひっくり返すとは限らない例もけっこう
あると思うんだけど。
でも、百年の孤独ってのが意訳とまではいいすぎじゃ
ないかな。
123吾輩は名無しである:01/11/17 14:32
ofは同格の意味だからどっちでもいいのさ
124吾輩は名無しである:01/11/17 14:39
そう、どっちでもいいのが正解なのだが、たいていの場合、「孤独の百年」と訳すだろうな。悲しいことだが、そういう教育を受けてきたってことよ。
125:01/11/17 14:50
意訳と直訳の線引きが微妙な例なのかな。
126吾輩は名無しである:01/11/17 15:00
hundreds of men
は数百人で人の数百とは言わないから
百年の孤独でいいんだよ
127:01/11/17 15:28
はじめは俺もそう思ってたよ。でも
songs of Sting
だったら「スティングの曲」とは言うけど
曲のスティングとは言わないでしょ。
ちなみに今側にいる英語のベテラン塾講師
に聴いたら「孤独の百年」だって。
128吾輩は名無しである:01/11/17 15:40
同格のofは・・・という・・・である
という意味なので
孤独という百年間 孤独である百年間 で これでは言葉のキレがないから
百年の孤独 にしたのだと思います
ちなみに songs of Sting
のofは主格関係(作為者・作者)をあらわすから
スティングの曲でいいのでしょう。曲がスティングを作ったわけじゃないからね
129:01/11/17 15:58
なるほど。
ofには「に及ぶ」っていう意味もありますよね。
130吾輩は名無しである:01/11/17 22:21
Aureliano は、
アウレリャーノじゃなくて、
アウレリアーノの方がいいと思うな。
でも、新版ではアウレリャノなんだな。
ブエンディーアも新版ではブエンディア。
音引きを入れるかどうかは好みの問題だけど、
入れた方が元の発音には近いよね。
131吾輩は名無しである:01/11/17 23:25
ブエンディーアをブエンディアとしないと、
「ー」だけで5ページぐらい増えてしまうからだそうです。
132吾輩は名無しである:01/11/17 23:26
>>131

やっぱり、そうか。
133吾輩は名無しである:01/11/18 18:32
ブエンディアとアウレリャノが何箇所出てくるか、調べてみようか。
134吾輩は名無しである:01/11/19 23:33
age
135吾輩は名無しである:01/11/22 22:12
年がばれるがむかああしニュウスセンター9時という番組で木村太郎がマルケスが
ノーベル賞を取った時に「孤独の百年」と紹介して、あとで訂正しておった。
どうでもよいはなしでスマソ
136吾輩は名無しである:01/11/26 15:21
「ガルシア=マルケス」が名字であり、「マルケスは〜」と書くと
日本人作家でいえば武者小路を「コージは」というのと同じだと
三田の本に書いてあった。

どなたか真相知りませんか?
137我輩は名無しである:01/11/26 15:30
そうらしいね。でも実際いちいちガルシアマルケス
なんて書くのは面倒でしょ。言うにしてもめんどいし。
だからマルケスでいいんじゃないの?
英語圏のひとだってマルケスって言うし。
そもそも三田がほざいてる時点で却下しろよ。
138吾輩は名無しである:01/11/26 18:33
>>133
調べはつきました〜?
139吾輩は名無しである:01/11/26 20:00
ガルシア・マルケスというのは、
ガルシアが父方の姓で、
マルケスが母方の姓ではないの?
私の勘違い?
ちなみにガボというのが愛称ですね。
140吾輩は名無しである:01/11/26 20:06
ガブの本っていうと暴露本みたいになるしねえ。
141吾輩は名無しである:01/11/26 20:39
ガビーでは駄目か?
142吾輩は名無しである:01/11/26 22:16
ガビートともいわれているらしい。
143吾輩は名無しである:01/11/27 09:22
人の名前で面倒もなにもないと思うのだが。
なんでもかんでも略すのはどうか。
144139:01/11/27 12:25
これがフルネーム。GABRIEL JOSÉ GARCIA MARQUEZ
これがお父さん。Gabriel Eligio García
これがお母さん。Luisa Santiaga Márquez Iguarán
これが母方の祖父。Nicolás Márquez Iguarán (大佐)
これが母方の祖母。Tranquilina Iguarán Cortés

つまり、ガルシアが父方の姓、マルケスが母方の姓。
普通は父方の姓を使う場合が多いと思うけど、
彼は小さいとき母方の祖父母に面倒を見てもらっていたから、
マルケス姓にこだわっているのかな?
以下がソースです。

http://www.geocities.com/Athens/Forum/6393/marquez.htm
http://sololiteratura.com/marquezbiografia.html

↓ガルシア・マルケスの若いときから今の写真がある。本当に28歳の写真?
http://www.epdlp.com/garciamarquez.html
145吾輩は名無しである:01/11/27 15:23
個人的には
 名字を略す→却下
 名前を略す→愛称が似合う作家なら。

日本人の名前は比較的短いから略す必要ないけどさ、
ラテン系とか(他はしらんが)めちゃくちゃ長いやついるぞ。
146吾輩は名無しである:01/11/27 15:36
谷崎潤一郎が 「Jun Tanizaki」として
売り出されてるのを見たときの衝撃。
147144:01/11/27 18:01
Fidel Alejandro Castro Ruz     フィデル・カストロ
Alberto Kenya Fujimori Fujimori  アルベルト・フジモリ
Julio José Iglesias de la Cueva  フリオ・イグレシアス

以上が日本でも知られているスペイン語系の有名人フルネーム。
たいてい名が二つ、姓も二つです。
普段、名はどっちを頻繁に使うか様々だと思いますが、
姓はほとんど場合、父方の姓(先に来る方)だと思います。

したがって、マルケスの場合は、
「ガブリエル・ガルシア」が普通だと思うのです。
しかし、ガルシアに加えてマルケスも必ず使うのは、
彼のこだわりだと推測します。
くどくなって申し訳ございません。
148吾輩は名無しである:01/11/28 22:44
スペインは夫婦別姓なので、そういう夫婦が外国に行くと他人のふりができて
有利なことがあるようです。子供としては両方の姓を使いたいということか。
149吾輩は名無しである:01/12/02 01:25
ageeeeee
150吾輩は名無しである:01/12/05 18:13
読み終わるまで保ってage。
151吾輩は名無しである:01/12/05 20:34
Me too age
152吾輩は名無しである:01/12/06 21:37
少し停滞気味なので、書き込んでみます。

アウレリャーノセグントって登場人物中で最も人生をエンジョイした人のように
思えます。双子のアルカディオとほぼ同時に死に、それぞれ間違った墓に埋葬された
というのが、子供時代にふざけて名前がいれかわったまま人生を終え、死んでから
「正しい」名前になって埋葬されたということですが、仕掛けとしてはわかりやすくて
面白い。彼のところを読んでいるのは楽しいが、フツーっぽい人であまり病的な感じが
しないのが、退屈。
153吾輩は名無しである:01/12/09 06:27
一気に読み切りました。
ちょっと長かったけど、面白かった〜 (^-^)
154吾輩は名無しである:01/12/09 23:33
エレンディラ = 14歳
レメディオス = 7歳

マルケス   = ロリコン
155吾輩は名無しである:01/12/11 00:01
はい、見てきました。「蝶の舌」。
マルケス氏が、最近読んだ本の中で一番面白かったと言っておられたんでね。
泣けました。ぼろぼろ泣きましたよ。
まだ銀座のシネスイッチでやってます。見てあげてください。
156.....:01/12/12 18:57
「エバは猫の中」とか「青い犬の目」って、面白いですか?
「漂流者の記録」が大ハズレだったので、買ったものか悩んでいます。
読まれた方の意見をお願いします。
157吾輩は名無しである:01/12/14 15:08
>>156
「漂流者の物語」じゃないの?
158吾輩は名無しである:01/12/15 23:10
「ある遭難者の物語」ですね。
159吾輩は名無しである:01/12/15 23:29
私も一気に読み終えました。
最後のほうの300ページぐらいは、一気に読んでしまった。

月並みだけど、やっぱり最後がかっこいいですね。
160吾輩は名無しである:01/12/16 00:07
5年前から使っているパソコンに「ウルスラ」と名付けました。
161吾輩は名無しである:01/12/16 21:36
>>160

丈夫そうなパソコンだね。
壊れそうで壊れない。
160年ぐらい使えそう?
162吾輩は名無しである:01/12/17 18:09
「エレンディラ」は面白かったけど、「予告された〜」はイマイチ面白くなかった。
163吾輩は名無しである:01/12/22 00:19
そうかな。
164吾輩は名無しである:01/12/22 01:02
マルケス本人は自分の最高傑作だといってるよね>予告された〜
私は好きですけどね。
でも一番は「族長の秋」かな・・・
165taka ◆WJp3Uzus :01/12/22 01:05
この前、本屋でマルケスの原書(百年の孤独)が束になって置いてあった。
買う人もいっるてことか。
166吾輩は名無しである:01/12/22 22:27
>165
どこで?
167吾輩は名無しである:01/12/23 01:20
>165

 原書とはスペイン語ということですね?
168吾輩は名無しである:01/12/23 02:57
「人生の百年間は孤独だ」という小説ですね。
169Ray.na ◆Raynavjw :01/12/23 05:11
 タイトルも、作家名もなんとなく面白そうですね。
むかしチェーザレボルジアってひとが主人公の物語を読んだけど、
あんなかんじ?
170吾輩は名無しである:01/12/23 05:38
ハァ?



なんとなく、面白そう、ですか・・・まあ、たしかにね。そうかもしれない
ね。知らないって、幸せだよね。マルケス知らないか・・・ふうん。

ネタ、です・・・よね?
171吾輩は名無しである:01/12/23 06:02
ネタにしてはむかつく。
172吾輩は名無しである:01/12/23 06:52
この人の本読んだ事ないけど、今さっき映画観てたら予告でこの人の
息子がとった映画の予告やってた。

なんかキャメロンディアスとかでてたけど、いい脚本らしいんだって。
出演する女優陣が絶賛してた。
173taka ◆WJp3Uzus :01/12/23 12:07
アルゼンチンにはこの本、ありそうですね。
最近、経済的に大変なあの国に。
174吾輩は名無しである:01/12/23 15:10
>>173

 ありそうですねって、そりゃありますよ、当然。
あたしもかの地で買いましたけど。
175taka ◆WJp3Uzus :01/12/23 17:12
いくらでしたか?
176吾輩は名無しである:01/12/23 19:31
素面で読むのは辛かったな、百年の孤独。
177174:01/12/23 22:03
>>175

 いくらだったかなぁ。当時の日記を見りゃわかるけど。
たぶん20ペソ(20米ドル)ぐらいだったんじゃないかな。
アルゼンチンの出版社の「百年の孤独」第100刷記念版。ハードカバー。
あの国って、書籍がすんげぇ高いんだよね。
178taka ◆WJp3Uzus :01/12/24 00:14
そういえば以前、中国は中南米文学がよく訳されているという
話があったような気が。
中国は7,8年前は円高(1ドル=80円くらい)のせいもあって
本が安かったな。質はよくなかったけどね。
179吾輩は名無しである:01/12/24 23:28
>>170-171
マルケスなんて、文学ヲタ以外にはほとんど知られていないでしょ。
ノーベル賞作家を諳んじることが出来る奴なんて、滅多にいないしね。
180吾輩は名無しである:01/12/24 23:34
もう、いいよ。
ブエンディーアまんせー!
181吾輩は名無しである:01/12/25 00:22
アウレリャーノまんせー!
182吾輩は名無しである:01/12/25 00:34
>>179

>マルケスなんて、文学ヲタ以外にはほとんど知られていないでしょ。

 つうことは、オレって文学ヲタなの? なんか光栄だなぁ。でも「百年の孤独」って、20世紀の最高傑作の一つって言われるんだから、一般常識でしょ。
183吾輩は名無しである:01/12/25 00:42
一応、ここは学問系の板だからね、一応。
184吾輩は名無しである:01/12/25 00:44
あははははははははは!!!!!!!!
185吾輩は名無しである:01/12/25 00:46
鈴木保奈美でも読んでるくらいだからなー。
186吾輩は名無しである:01/12/25 00:47
そらんじることできないだろうけど、マルケスは知ってるでしょう、オタじゃなくても
少しくらい文学に興味のある人なら。文学だけじゃなくて、映画にせよ音楽にせよ、
中南米の文化に少しでも興味のある人ならめ。違うかぬ?
187吾輩は名無しである:01/12/25 00:49
違う!
188Ray.na ◆Raynavjw :01/12/25 00:50
 知らないな〜〜。近代ものは結構知ってるつもりだけど、いつごろの人?
考えてみると私の読んだのはロシアイギリスフランス日本に限られてた
気がする。特に選んだわけじゃないけど。アメリカとドイツもわずかだ
けどあったっけ。
189吾輩は名無しである:01/12/25 00:56
近代すか・・・そうですそうです、ロシアにもまだ革命が起こってなかった
ころです・・・(涙
190吾輩は名無しである:01/12/25 00:56
積極的に「これがいい」という情報を集めない限り、
ラテンアメリカ方面に向かうことはあまりないと思う。
ただまあ、検索すれば何でも出て来る世の中で無知
そのままの書き込みは邪魔なだけだな。
191吾輩は名無しである:01/12/25 00:57
SINE!
192吾輩は名無しである:01/12/25 00:58
もっと!!!
193吾輩は名無しである:01/12/25 00:59
>いつごろの人?
いや、まだ生きてますよ。
たぶん、あなた好みの作品だよ。
194吾輩は名無しである:01/12/25 01:00
>>190 うーん、そんなもんすかね・・・マルケス以外にも本屋で
よく見るじゃないすか。最近は少ないかな、ラテンアメリカ。
195吾輩は名無しである:01/12/25 01:07
マルケスを知らないって、ネタだよね?
みんなネタがうまいなぁ。
196吾輩は名無しである:01/12/25 01:09
少なくとも、自分の住んでいる辺りでは濃い目の
本屋にしか置いてないです。それに、多くの人はメディアで
話題になってないとなかなか手を付けないと思うんですが。
197吾輩は名無しである:01/12/25 01:10
うーん、うーん・・・(ウデグミ
198吾輩は名無しである:01/12/25 01:10
リョサやプイグあたりだと、知らない人間はいるだろうな(鬱
199吾輩は名無しである:01/12/25 01:14
そうね。それくらいならね・・・(ウデグミ 
200Ray.na ◆Raynavjw :01/12/25 01:18
 なるほど。検索って手があるか。
なんでも出てくるもんね。ネットの検索って。
ネットはじめる前ならわざわざ実家に帰って古い百科事典から探し出さなきゃいけなかっただろうな。
201吾輩は名無しである:01/12/25 01:18
アレナスの「夜になる前に」ってどれぐらいお客が
入ったんでしょうね。
202吾輩は名無しである:01/12/25 01:20
>>200
古い百科事典には載ってないかもよ・・・って、ネタ過ぎるぞ、レイナ!!
203吾輩は名無しである:01/12/25 01:21
観たよ。ちょおおっと眠った。原作はここ1年近く読みかけのまま。
204吾輩は名無しである:01/12/25 01:22
203は「夜になる前に」のことですっ
205吾輩は名無しである:01/12/25 01:24
テリー・ギリアム辺りに「族長の秋」を映画化させて
名前を広めよう作戦。
206吾輩は名無しである:01/12/25 01:25
>>202 いや、ほんとに知らなかったんで慌ててネタ方面へ逃げようと
しているんだろう。
207Ray.na ◆Raynavjw :01/12/25 01:26
 検索みてきたら詳しいことは知らないけど、新しい人だった。
映画にもなったりしてる、のかな。
上で教えてくれた人のがほんとだったね。
 だけど、日本の一般的な文学少女上がりに名前知られるようになるに
は時間かかるもんだと思うよ。
 どうやら名前かっこいいわりに、歴史ものでも大河ドラマふうなもの
でもなさそうだね。名前に惹かれてきたけど、こんどからはとりあえず
レスする前に検索することにしよう。
だれかさんアドバイスありがとう。
208吾輩は名無しである:01/12/25 01:30
>>205 テリー・ギリアム・・・えーっと、たしか「族長の秋」って
誰かが撮る予定あったよね。ギリアムだったっけ? 黒澤の名前も
出ていたような気が駿河。
209吾輩は名無しである:01/12/25 01:31
>Ray.na

 なんかキミのレスを読んで、こっちが恥ずかしくなっちゃったよ。

>歴史ものでも大河ドラマふうなものでもなさそうだね。

 おいおいおいおいおいおいおいおい……。そういう…
210吾輩は名無しである:01/12/25 01:32
いや、大河ドラマで間違っとらんよお、きみい・・・違う?
211吾輩は名無しである:01/12/25 01:35
超代表作の「百年」が、2.400円もするハードカバーでしか手に入らないし
(ヲタ以外買わない)、第一ほとんどの書店に置かれていない。
「多くの書店に置かれている」&「手ごろな価格」が筑摩文庫の「エレンディラ」
くらいしかない現状では、マルケスと「百年」の認知度が高いときは言えないでしょう。
212205:01/12/25 01:36
>>208
彼の映画の雰囲気から、映画化できそうかなと思って適当に
名前を挙げただけなんで、映画化の話は知りませんでした。
監督がビッグネームなら少しは広まりそうですね。
213吾輩は名無しである:01/12/25 01:37
209ですが。>210

その通り、間違ってません。歴史モノとも言えますです、ハイ。
そうでなさそう、と言えちゃうレイナちゃんにノケゾッタわけです。
214吾輩は名無しである:01/12/25 01:37
そうかもね・・・ハァ
215吾輩は名無しである:01/12/25 01:38
でも、ブックオフでは旧版が100円。
アゴタ・クリストフと並ぶ廉価本です。
216吾輩は名無しである:01/12/25 01:39
>>212 黒澤明にはたしかにそういう話があったよ。映画板で聞けばわかる
だろうけど。

ギリアムはいいね。あいつなら撮れるだろうな。
217吾輩は名無しである:01/12/25 01:40
手ごろな価格では、集英社文庫にいくつかあるべ。
「ママ・グランデの葬儀」はまだ絶版になってない?
218吾輩は名無しである:01/12/25 01:41
>>215
俺は楽天の古本屋で、800円で買ったぞ。送料入れると 1.000円。
どこのブックオフにもあるわけじゃないから(見たことが無い)やっぱ高いよ。
219吾輩は名無しである:01/12/25 01:42
集英社文庫って、あんまり見ないぞ。
220吾輩は名無しである:01/12/25 01:43
旧版の初版きぼーん
221吾輩は名無しである:01/12/25 01:44
絶版じゃないから容易に入手できるという考えも、だから
認知度も高いという考えも、違うと思うが・・・。

「百年」はどうして文庫化されないんだ?
222吾輩は名無しである:01/12/25 01:45
集英社文庫はラテンアメリカの作品を結構文庫化してまっせ。すぐ絶版になるが。
223吾輩は名無しである:01/12/25 01:46
かつてプログレのレコードをヤケクソで出してたキングレコードみたいだ。
224吾輩は名無しである:01/12/25 01:46
> すぐ絶版になるが。

ダメじゃん。
225吾輩は名無しである:01/12/25 01:47
「百年の孤独」はハードカバーでも売れ続けるから、きっと文庫にしないんだと、ずっと前から集英社はずるい出版社だと思ってたんだよぉ。
226吾輩は名無しである:01/12/25 01:47
「百年」を文庫で読みたくない俺はオタでしょうか?
227225:01/12/25 01:48
225の訂正
集英社は新潮社でした。ごめんね集英社。
228吾輩は名無しである:01/12/25 01:48
わかる気がする織れもオタなのだろう。
229吾輩は名無しである:01/12/25 01:51
ナボコフの「ロシア美人」のように、文庫化もせずに絶版というのもあるもんな>新潮社
230吾輩は名無しである :01/12/25 01:51
「族長の秋」も集英社文庫から出てますよね。あと、プイグの「蜘蛛女のキス」とか。
231吾輩は名無しである:01/12/25 01:51
http://search.shopping.yahoo.co.jp/books_search?r=books&p=%A5%DE%A5%EB%A5%B1%A5%B9&f=2

「取寄せ」「取寄せ不可(絶版)」が多いなぁ。
「百年」は現在 2.800円。
232吾輩は名無しである:01/12/25 01:52
マルケスが今、最期の作品を執筆中と聞いたが、本当か?
233吾輩は名無しである:01/12/25 01:55
少なくとも、ヤフーのブックショップ(大抵の書店より品揃えが良い)
で、すぐに手に入る文庫は「予告された殺人の記録」と「エレンディラ」
だけか・・・マルケス知らん奴は普通に居そうだな。
234吾輩は名無しである:01/12/25 01:57
「予告された殺人の記録」も文庫になってるんだ。知らなかったよ
235吾輩は名無しである:01/12/25 02:03
つか単行本から文庫落ちする方が珍しくないか?<新潮社
236吾輩は名無しである:01/12/25 02:05
「コレラ時代の愛」はどうなってんだろうね。
237吾輩は名無しである:01/12/25 02:06
とはいえ、文庫は庶民の味方。
ていうか、メジャーでないものは文庫化されない。
238吾輩は名無しである:01/12/25 02:09
「百年の孤独」の存在感は、文庫になったら萎んでしまう
ような気がする。辞書みたいに、本の中に色々なものが
詰まっているように感じられないと。
239吾輩は名無しである:01/12/25 02:12
それは屁理屈だと思うが・・・。
ただ、「百年」は今後も、文庫化されることは無いように思う。
240吾輩は名無しである:01/12/25 02:12
文庫化は羊皮紙でないと許さん!!
241吾輩は名無しである:01/12/25 02:14
文庫に落ちた途端、絶版になったりして(笑
242吾輩は名無しである:01/12/25 02:16
羊皮紙だと凄い値段になりそうだ。
夏は冷蔵庫に入れないと溶けそうだし。
243吾輩は名無しである:01/12/25 02:16
>>241
それは鬱だな・・・。
244吾輩は名無しである:01/12/25 02:19
羊皮紙って冷蔵庫に入れとくもんなの?
245吾輩は名無しである:01/12/25 02:22
つうか、羊皮紙って印刷できんの?
246吾輩は名無しである:01/12/25 02:22
いや、日本は湿度が高いので。
羊皮紙って濡れると保存が難しくなる。
247吾輩は名無しである:01/12/25 02:23
印刷せんでも手書きでエエやないか。
248吾輩は名無しである:01/12/25 02:24
それにしては、マコンドの雨期は長かったな。
249吾輩は名無しである:01/12/25 02:24
万能印刷機「メルキアデス」があるので大丈夫です。
250吾輩は名無しである:01/12/25 02:24
なるほど、緑のカビがいっぱい羊皮紙を覆いそうですね。
251吾輩は名無しである:01/12/25 02:26
今ごろマコンドは雨季の半ばか…。みんな水中で暮らしてるんだ…。
252吾輩は名無しである:01/12/25 02:31

自作なの?っていうぐらいレスついてるね。
おどろき。
253吾輩は名無しである:01/12/25 02:33
「4年11ヶ月と2日、雨は降り続いた。」
の一文には、マルケススゲーよと感動した。
254吾輩は名無しである:01/12/25 02:33
廊下のベコニア?が印象深い。
ピラル・テルネラの伝記を誰か書いてほしい。
255吾輩は名無しである:01/12/25 02:34
少なくとも文学板ではけっこう読まれてるし、ファン多いってことだね。
256吾輩は名無しである:01/12/25 02:36
>>255
しかし文学板の外に出ると、知らない奴が多くて、少し鬱になる。
257吾輩は名無しである:01/12/25 02:40
ところで、あの改行の少なさは饒舌体って言えばいいの?
258吾輩は名無しである:01/12/25 02:41
それは知らぬが、「族長の秋は」は、更にもっと改行しないね。
読みづらい・・・。
259吾輩は名無しである:01/12/25 02:44
じゃ、幽霊船は?
260吾輩は名無しである:01/12/25 02:45
「族長の秋」も少ないね。シビレた。
でも、改行増やせば読みやすくなるってもんでもないだろうから、
問題は別のところにあるかもね。たぶん慣れだと思うけど。
261吾輩は名無しである:01/12/25 02:50
幽霊船ゃブラカマンは読みづらいけど、エレンディラはセリフが多い
ためか、読みやすいね。
262吾輩は名無しである:01/12/25 02:52
現在このスレは3人か。
俺はもう寝る。おやすみなさい。
263吾輩は名無しである:01/12/25 02:57
俺も寝る。
また明日。
264吾輩は名無しである:01/12/25 15:24
24時間で30までしか落ちないとは、何て平和な文学板。
265吾輩は名無しである:01/12/25 16:02
↑12時間の間違い
266吾輩は名無しである:01/12/27 09:42
>264,265
お前がつまらないこと言ってるから
さがっちゃったじゃないか。
なんかネタだせよ。はやく。
267吾輩は名無しである:01/12/27 15:17
正直スマンカッタ
268吾輩は名無しである:01/12/28 01:27
さあ、そろそろ
269吾輩は名無しである:01/12/28 15:59
族長の秋、わけが解らん。
俺がオバカなのか?
270吾輩は名無しである:01/12/28 20:34
一発決めて読めYo!
271吾輩は名無しである:01/12/29 01:51
族長なら、リズムに乗って読むべし。
笑って笑って。
272吾輩は名無しである:01/12/29 02:05
「族長」はポエムだからね。
273吾輩は名無しである:01/12/30 01:09
ウルスラ・イグアラン。
マルケスの母親もイグアラン姓なんだ。
今、気づいたよ。
珍しい苗字ではないけど。
274吾輩は名無しである:02/01/03 20:00
マコンドの新年はきょう、ようやく明けた。
275吾輩は名無しである:02/01/05 02:38
http://www.revistacambio.com/

 これマルケスが所有しているコロンビアの雑誌のHPです。
 その中の「articulos Garcia Marquez」っていうコーナーを見ると、1966年に「百年の孤独」の原稿590枚をメキシコ市からアルゼンチンの出版社に郵送する時のエピソードが紹介されています。
 小包の重さを計った窓口の郵便局員が「82ペソです」。
 メルセデス(奥さん?)は財布の中を数えて、「53ペソしかないわ」
 仕方がないので、私たちは小包を開け、原稿の半分だけをブエノスアイレスに送った。
残りを送るための金を手に入れる方法を考えもしなかった。
  ……というような当時の貧乏生活の様子で始まる文章です。
 わたしも今見つけたばかりで、まだ全部を読んでいませんが、これは既に日本に紹介されているのでしょうか。
276275:02/01/05 02:44
275のマルケスの文章ですが、題名は「小説の裏側の小説」みたいな感じです。
最後に「全文・部分引用も禁ず」ってあった…。怒られちゃうかな。
277吾輩は名無しである :02/01/09 01:57
アゲチャイ
278吾輩は名無しである:02/01/09 02:40
この前4年ぶりくらいに「百年の孤独」を読み返したら、
前とは印象が違って、こんなにさびしいはなしだったけ?
と思った。前はげらげら笑っていただけだったから。
題名の意味がなんとなくわかった。
あと気が付いたけど、やっぱりジョイスの影響大ですね。
詳しいことは知らんが。
279吾輩は名無しである:02/01/09 18:39
ジョイスって、何?
280:02/01/09 18:51
中性洗剤の名前だよ。
281吾輩は名無しである:02/01/09 19:15
犬さま、つまりません。
282:02/01/09 19:21
失礼致しました
283吾輩は名無しである:02/01/12 03:46
3連休hague
284吾輩は名無しである:02/01/15 16:25
皆、俺と同じように、「百年の孤独」が良かったから「族長の秋」を読み始めたけど、
わけが解らなくて、どう反応していいか解らないんだよ。きっと。
285吾輩は名無しである:02/01/18 18:23
終了か?
まあ仕方ないだろう。
286吾輩は名無しである:02/01/19 21:34
初代のホセアルカディオって不思議な人物。頭がいいのか変なのか分からない。でも
一番面白い。
287吾輩は名無しである:02/01/26 18:56
upoooou
288吾輩は名無しである:02/01/27 00:09
んんーっと。。バナナでも食うか、アゲ。
テリー・ギリアムの話が出てたけど、彼ならいい映像をとりそうだね、ほんと。
289吾輩は名無しである:02/01/27 01:16
出たな、バナナ会社の手先め!!
290banana:02/01/27 14:16
仮に有名映画監督に映画化を依頼するとして、全部を一人に撮らすのと、部分に
わけて撮ってもらってもいいかもしれない。例えば始めの頃の色々な怪奇現象の
多い部分はCGに強い人がやるとか、戦争シーンの多いブエンディーア大佐の世代は
別なタイプのひととかね。
291吾輩は名無しである:02/01/27 15:09
>>286
んー、なんつーか、近代化の波を最初に食らった世代の体験談って
僕らの世代が聴くと、ほとんどファンタジーのようでかなり面白いのよ。
日本でも、ごく普通の人々がたくさん僻地の開拓にいったわけで、
今みたいに映像情報もなにもないまま、現地に乗り込んだそうした人々の
超絶体験の数々は、お話としてホント、とーっても面白いと思うのだ。

ラテンアメリカでなくとも日本でだって、
先の世代の昭和30年代あたりまでの体験談って、すっごく面白い。

只、日本は太平洋戦争に対する一般の人々の敗北感と、戦後教育
が喧伝した罪悪感が、強い強いフィルターになって、
戦前戦後の民衆史のパワフルな部分が、僕らの世代に物語として
イマイチ受け継がれていないのだ。

それはとても惜しいことだと思うんだけどなぁ。

なんかとっちらかった文章だな、スマソ。
292吾輩は名無しである:02/01/28 16:54
タイムリーなことに、岩波書店から出ている「科学」という
雑誌の1月号の特集が、昭和30年代の日本の変化なんですね。

民俗学的な内容ではありませんが、面白いので見てみて下さい。
293286:02/01/28 23:10
>291

いいたい事は多分分かった。とっちらかってない。そのころの日本は今なら「えー」
ていうことばっかりだったはず。公害とかその頃の話でしょ。なんでもありの時代に
がんばった人たちの凄い話。聞いてみたいなあ。
294吾輩は名無しである:02/01/29 02:18
みんな何歳ぐらいなのだ?
おれは相当な年寄りんなのか?
295吾輩は名無しである:02/01/29 09:49
21です。
296吾輩は名無しである:02/01/29 23:52
>288
撮らせたい人はともかく、撮らせたくない人の筆頭にスピルバーグ。
でも撮るとは言い出さないか。
ジェームズキャメロンが撮るのなら、まあいいことにしよう。
297吾輩は名無しである:02/01/30 00:35
本人も映画好きだしね。『ジャーナリズム作品集』かで熱く語ってた。
マルケス本人は溝口に撮らせたかったって話を聞いたことがある。

そういえば、今度、マルケスがキューバの映画学校でやった
シナリオ講座の本が岩波から出るよ。
『お話をどう語るか』(木村榮一訳)
学生たちと話し合いながらシナリオを作って、テレビ局に売りこんで
たんだけど、その過程をそのまま対談形式で書いてあります。
まあ、あの文体が好きという向きにはどうでもいいかもしれない。
298Wol ◆1NW.UWUQ :02/01/30 00:43
その映像世界を考えると、ウェイン・ワンなんかも面白そう。>映画化
文化的背景の共有度合に、作品の出来が左右されそうな気もするけれど。

>>290
『トリコロール』的なオムニバス形式でも良さそうだね。
299バナナ会社の手先:02/01/30 03:57
>>296
たしかに、スピルバーグには撮らせたくないな…(w
テリー・ギリアムだと、細かいとこまで作り込んでくれそうだと思うよ。
「その頃のマコンド」の不思議な感じは彼に任せたい。
「バロン」のDVDを見ながら、つくづく思ったのでした。
戦争シーンも、結構得意だし。
>>298
ワンって、「スモーク」の人だっけ?その監督も、けこースキ。
オムニバス形式採用の際には、ぜひ彼にも参加して欲しい…
ていうか、映画化しないのかなあ…観てみたいなあ…
あまらんた・ウルスラは、誰がいいかなあ。
300吾輩は名無しである:02/02/01 20:55
300 get!
301金子修介:02/02/01 21:07
俺が撮る!
302吾輩は名無しである:02/02/02 01:59
じゃあ、俺が出る。
303吾輩は名無しである:02/02/02 10:00
じゃあ、俺は観る。
304吾輩は名無しである:02/02/02 12:27
19。
この間大学の面接で好きな作家聞かれて
ガルシア・マルケスって言ったら超感心されたよ…。
なんか嫌だったから「…と村上春樹」って言ってやったけどさ。
305吾輩は名無しである:02/02/02 14:23
ガルシア=マルケスって、テコンドーを始めたらしいね。
カラテではなくテコンドーなのは、オリンピックの種目にあるせいか・・・
306吾輩は名無しである:02/02/02 18:18
マコンドになんとなく似てるからって理由だったら打つ出詩ぬな。
307吾輩は名無しである:02/02/02 18:23
>>306
かならずしも冗談とは言いきれないのがコワいところだ。
ガルシア=マルケスの言葉の使いかたを考えると、ありえる。
308吾輩は名無しである:02/02/05 02:08
レメディオスが死んだとき、アマランタは良心の呵責に苦しみ、レメディオス
の死は自分のせいとまで思い詰めるのだけれど、アマランタが誤ってレメデ
ィオスを毒殺したという訳じゃないんだよね?
309吾輩は名無しである:02/02/05 09:47
>>308
よく読みゃわかるよ。
310吾輩は名無しである:02/02/06 00:42
>>309
言わんとする意味はわかりますが、
「そのつもりはないのに途方もない祈りがレメディオスのコーヒーの中に注
ぎ込んだ、阿片チンキの罪の呵責」
とまで書かれると、アマランタが実際に関わった、とも読めますよ?
311吾輩は名無しである:02/02/06 11:55
フィリップ・ロスの『乳房になった男』読みたいんだけど、
売ってる?
312我輩は名無しである:02/02/06 13:15
売ってるけど君には売りたくないんだってさ。
313Wol ◆1NW.UWUQ :02/02/07 16:38
昨日ようやく、『ママ・グランデの葬儀』(集英社)を入手しました。
はやく読めると良いな。
314このスレ終了ですか?:02/02/07 23:21
ママ・グランデの正体は、ピラル・テルネーラですか?
315バナナ会社の手先:02/02/08 00:52
珈琲豆の残りが少なくなると、「大佐に手紙はこない」の一節が身にしみる…
そんな今日この頃。
316吾輩は名無しである:02/02/08 12:29
>1
5回も読んだとはエラいな〜。
もう一度再読したいと思いつつもう何年たったかなぁ(遠い眼
317吾輩は名無しである:02/02/09 01:25
>>304
ガルシアマルケスと村上春樹が好きという人、意外と多いよね。
村上春樹は、マルケスの影響、
かなり受けてる気がする。
318名無:02/02/10 12:51
村上春樹は読んだことない。どう影響を受けてんの?
319我輩は名無しdeR:02/02/10 13:44
>317
わかる。語り口に対して少々えいきょうが垣間見える。
もちろん昔の春樹じゃなく、ねじまき鳥の後だけど。
320名無:02/02/10 14:03
「語り口」というのは、どういうことなの?
文体? 構成?
321吾輩は名無しである:02/02/10 14:07
影響ねえ・・・そっかねえ? 

>>317 村上オタは海外文学もよく読んでる、くらいじゃないのかな。

でも「TVピープル」では露骨にマルケスの名前が出てきたしなあ。

具体的には? 
322我輩は名無しdeR:02/02/10 14:10
あんまり詳しいこと訊かれても困るなぁ。
あくまで雰囲気だし。でもまぁ、構成ではない。文体
も違う。文体に関しては、アーヴィング、ヴォネガット
あたりの直接的な影響のほうがはるかに優勢だし。
でも、そこはかとなくガルシアマルケスに通じる雰囲気
がこのごろ、稀にではあるが感じられることもあるんだよな。
317さんはどう思ってるかわからんが。
323名無:02/02/11 01:52
雰囲気ということか。
読んでみないとわからないってことか。
324吾輩は名無しである:02/02/11 03:17
では、村上春樹とやらも読んでみるかな。
325我輩は名無しdeR:02/02/11 05:51
あ、でも春樹を推薦してるわけじゃないよ。
326吾輩は名無しである:02/02/11 05:57
ふむ。
では、やめておこう。
327我輩は名無しdeR:02/02/11 06:14
即答かよ!!!!
でもあっさりやめられるのもややカナしげだな。
今もうちょい具体的に言おうか。「レキシントン」
の短編の要所要所にガルシアマルケスの雰囲気が出てる。
マルケスはマルケスでも「百年」のマルケスじゃなくて
青い目の犬らへんの頃のマルケスだけど。
「まこんどに降る雨を見たいざベルの告白」っていう
女の主人公が物語る話があるだろ。あの感じによく似てる
のがあったなぁ。にてるかもなぁって。でもそれだけで
大して面白くはないんだが。
それともう一つあげてみようか。昔の春樹ってわりとリアリズムの
範囲内で書く作家だったような気がする。カーヴぁーみたいな。
でもここ最近はたとえば「氷男」のように狭義ない身での
「リアリズム」の外に出るようになった。マルケスの影響っていうか
「語り」に対する認識が以前と変わったんだろうな。カーヴぁー寄り
からマルケス寄りになったと。
春樹ふぁんからすれば今の春樹はだめってこえよく訊くけど、そういう
わけだから俺は逆に今の春樹は悪くないと思う。昔と比べたらには最近
のほうがだいぶ好きだな。
しかしたいしてすきでもない春樹について何で俺はこんなに語ってる
んだろう。しかもこの時間に。まあいい。ねるか。
328吾輩は名無しである:02/02/11 13:09
『百年の孤独』を読んだ事ないんでお聞きしたいのですが
よく日本の批評家の発言として
「まったく同年に書かれ、作品としても似ている大江の『万延元年のフットボールの方がスゴイ」
とか言ってますがどうなんでしょうか
『万延元年』は私はピンとこなかったので更によくわかりません
329吾輩は名無しである:02/02/11 13:14
>>327 ふうむ、わかる気がせんでもないな。春樹は古くからマルケス読んでたはずだけど、
そのころからマルケスの語りの方法を意識して使うようになったのかな。
「かたり」ね。とくに短編の。

>>328 マルケスと大江はシンクロしてます。てか、昔はマルケスの「百年の孤独」
と、大江の「同時代ゲーム」と、井上ひさし(プッ)の「吉里吉里人」が並べられて
語られていました。「国家」っていう枠で。

「同時代ゲーム」はけちょんけちょんに批判されたけど、工房のころにわくわくしながら
読んだ記憶がある。「M/T」とか、あのあたりの大江はけっこう嫌いじゃない。
330吾輩は名無しである:02/02/11 16:13
高橋源一郎の「ペンギン村」なんか、
マルケスの文体そのままだったね
331吾輩は名無しである:02/02/11 22:15
『百年の孤独』は、普遍的通俗小説。何度読んでもおもしろい。すばらしい。
332我輩は名無しdeR:02/02/11 22:24
面白く読めるから通俗ってこと?
通俗ではないような気がするが。
333吾輩は名無しである:02/02/11 23:45
そそ、通俗なように装いつつ読者を引き込んで離さない、
いつのまにか密林の奥の奥につれこまれて、読み終わるまでは出て来れない。
すごい手腕と力わざ、ペンの膂力(りょりょく)すさまじい、
マルケス、まんせ〜!
334我輩は名無しdeR:02/02/11 23:51
質問。
日本で「通俗なように装いつつ読者を引き込んで離さない、
いつのまにか密林の奥の奥につれこまれて、読み終わるまでは出て来れない。
すごい手腕と力わざ」を持ち合わせた作家って誰がいます?
いたら教えてください
335吾輩は名無しである:02/02/12 01:07
『百年の孤独』の新版の方のあとがきに、矛盾点がたしか40ウン個所ある、
なんて書かれてなかった?そのあてっこしない。もう一度読まないといけな
いね。誰もやんないか・・・。
336我輩は名無しである:02/02/12 01:18
>>328
だれが言ってんですか、そんなこと。
337吾輩は名無しである:02/02/12 03:05
新版を読んだことある奴はいくらも居ないんだから、もっと丁寧に
引用しろや。
338吾輩は名無しである:02/02/12 03:07
表紙がものすごくスキです。

339吾輩は名無しである:02/02/12 03:11
俺も好き。
340吾輩は名無しである:02/02/13 01:50
 『百年の孤独』は、民話(口承)、ラテン文学用語でいえば「神話」です。
土着的な。「自分とは何か」というようなちいさいレベルの話ではない。その意
味で俗も俗、通俗の最たるものだと。だから、すばらしい力がある。だからこそ
新しい。古くならない。古くて新しい。
 な〜んて意味で普遍的通俗小説だ、と思うのです。
341吾輩は名無しである:02/02/13 04:31
『百年の孤独』はいつ文庫化されるでしょうか?
さあ、みんなで考えよう。
342吾輩は名無しである:02/02/13 04:55
「百年の孤独」と「薔薇の名前」
文庫化どっちが先だろう。
343吾輩は名無しである:02/02/13 06:09
>>335
まず、ママ・グランデの存在。
「百年」の中にもその名が登場する、ママ・グランデが何者なのかが不明。

あと、アウレリャーノ・セグンドが、アウレリャーノ・バビロニア(末代)
の出生を知ったという描写があるのに、アウレリャーノ・バビロニアが自分
の素性を羊皮紙を解読するまで知らなかったのも、不自然。

そして 50刷以上されている本が文庫化されていないのも、大いなる矛盾だ。
344吾輩は名無しである:02/02/13 10:34
薔薇の名前は文庫化されてなかったっけ。
345吾輩は名無しである:02/02/13 13:37
『薔薇の名前』ってウンベルト・エーコの?
だったらブックオフで千円で買ったよ
346吾輩は名無しである:02/02/15 20:00
>>338
表紙絵の作者はレメディオス・バロ(Remedios Varo)
検索かけて探してミソ。きっと気に入るよ。
347吾輩は名無しである:02/02/15 23:45
表紙の絵の作者は、レメディオス!!萌ぇ〜。
348吾輩は名無しである:02/02/16 16:21
>>346

俺の生まれる前に死んでるよ、この人。
349吾輩は名無しである:02/02/16 17:13
子供はもう寝なさい
350吾輩は名無しである:02/02/17 19:22
ガルシア=マルケスはフォークナーの影響なくてはなかった、と言われています
よね。フォークナーの『八月の光』を読んだのですが、なんともピンこ来なかっ
たのです。カポーティの『冷血』は『八月の光』なくしては存在しなかったんじゃ
ないのか、とは思ったのですが。
 そこでガルシア=マルケスとフォークナーについて、何か教えてください。とて
もここには書ききれないと察しますので、それについての記述のある文献などをご
教授くださるとうれしいのですが。よろしくお願いします。
351我輩は名無しである:02/02/17 19:34
ガルシアマルケスに限ったことじゃないが、作家が「私はOOという作家
から最も影響を受けた」と言うとき、それは九割がた嘘だと思ったほうが
いい。OO以上にあからさまな影響を受けている先輩作家が何人もいるはず
。ただそれを知られてしまうとモトネタばれるようで嫌だから、影響やや受け
クラスの作家を挙げるわけだ。そうするとOOに似ていないところはおおむね
その人の個性としていいように誤解されるからな。
352吾輩は名無しである:02/02/17 19:50
>>351
隠したって隠し果せるものではないでしょう。
研究者、批評家はそこまで節穴じゃないよ。
明け透けに全て晒して堂々としている人だっ
ているんじゃないかな。
353吾輩は名無しである:02/02/17 22:54
>>352
同意。隠しても隠しきれないでしょう。
354ixion:02/02/17 23:11
えー、フォークナースレにも書きましたが、マルケスはプリニオ・
アプレヨ・メンドーサとのインタビューで、フォークナーを「父」
扱いし、その影響から逃れようとする(ここらへんは中上―大江
にも似ているが)ことについて語っています。

で、この人の論文にちょこっと出てくるので紹介(英訳だけど^^;)
ttp://www.senshu-u.ac.jp/~thb0559/kato.htm

まぁ、「影響関係」を語ることってのは、ハロルド・ブルームじゃない
が多分に分かろうとするがための「解釈行為」でしかないから、ある
作家を読んでそれに先行する作品を感じとった、もしくは発見したなら、
ただそれは「先行しているだけ」だとして済ましてしまえばいいと思う。
355ixion:02/02/19 23:19
マルケスのシナリオ作法みたいのがでてたのでAGE
356吾輩は名無しである:02/02/24 21:06
油揚げ
357我輩は名無しである:02/02/24 23:02
カツアゲ
358吾輩は名無しである:02/02/25 01:07
レメディオスの昇天シーンは20世紀文学中最高です。
359吾輩は名無しである:02/02/28 23:04
歯外道。
360吾輩は名無しである:02/03/02 23:53
360ゲットー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
                  ∧∧       (´⌒(´
            ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;;
           ̄ ̄ ̄   ズザーーーーーッ

361吾輩は名無しである:02/03/04 01:47
じゃ、そろそろ次のネタ。

血が流れるシーン、ええよな?
362吾輩は名無しである:02/03/04 02:08
きもい
363吾輩は名無しである:02/03/05 14:26
退屈
364吾輩は名無しである:02/03/05 19:45
そして、なぜ、「百年の孤独」は文庫にならないのか?
365吾輩は名無しである :02/03/06 02:49
「百年間は文庫にしない」という契約があるのさ。
366偽イタロ・カルヴィーノ:02/03/06 03:00
そうそう「ライ麦畑・・・」と同じだね。
367吾輩は名無しである:02/03/06 05:24
「ライ麦畑・・・」って、何?
368367:02/03/06 05:30
検索した。でも、ライ麦畑って、820円じゃん? 値段文庫と変わらないよ。
「百年」は今や 2.800円だからなぁ。まともな文庫本6冊分。
普及させる気が無いとしか思えん。
369吾輩は名無しである:02/03/06 23:24
このスレみつけたのがきっかけで、
今日「エレンディラ」と「予告された殺人の記録」買ってみた。
どっちから読んだらいいかな?
どっちでもいいか・・・。
厨な質問でスマソ。
370吾輩は名無しである:02/03/07 00:01
>>369

で、百年の孤独はもう読んでるの?
371吾輩は名無しである:02/03/07 02:06
エレンディラ好きだなぁ、萌え。
予告つまらん。退屈。
372369:02/03/07 02:08
>>370
スマソー。
読んでない。買ってない。
地元で一番大きな書店に行ったら、「百年の孤独」はなくて、
とりあえず上の2冊を買ってみた。
「幸福な無名時代」もあったけど、これは買ってないです。
やっぱり「百年の孤独」から読むべきですか?
373吾輩は名無しである:02/03/07 02:17
エレンディラと百年は、どっちが先でも良いと思う。
374吾輩は名無しである:02/03/07 02:22
いや、兎にも角にも「百年」と思うが。
375吾輩は名無しである:02/03/07 02:28
まあね。「百年」は頂点だからね。
>>372 よ、楽天ブックスもヤフーブックショップもアマゾンも、
1.500円以上は送料無料だぞ。買っちまえよ。
376CAS:02/03/07 21:18
調査結果01
アウレリャノ・ブエンディア大佐は、
父親が30歳ぐらいの時に生まれたとみられる。
ちなみに兄のホセ・アルカディオとは8歳違い。
兄の方は、父親が21歳半ぐらいの時に生まれたようだ。
父親であるホセ・アルカディオ・ブエンディアは、
22歳〜23歳の時にマコンド建設に着手した模様。
377372:02/03/07 23:40
サンクス。
買っちゃうかー。
月末に6ヶ月分の交通費が懐に入るし。
背中を押したくれた人、ありがとう。
378吾輩は名無しである:02/03/07 23:50
楽しめる本じゃ。是非買うがよろし。古本屋あるいても滅多に見つからんぞ。
379吾輩は名無しである:02/03/09 23:27
ague
380吾輩は名無しである:02/03/09 23:34
本屋で黒い新装版を見るたび悔しさが込み上げる。
381吾輩は名無しである:02/03/09 23:44
全然関係ないけど、俺はやっぱりヘリネルドマルケスが好きだ。不屈の根性。アマランタとの恋。
なにをとっても男らしくていい。まともな人間、古武士。
382吾輩は名無しである:02/03/09 23:44
>>380

どうして?
383吾輩は名無しである:02/03/09 23:52
筒井康隆が「百年の孤独」と「同時代ゲーム」と「吉里吉里人」をまとめて評論してたので
とりあえず「同時代ゲーム」と「吉里吉里人」は読んだ。
次はこれを読む。
384吾輩は名無しである:02/03/09 23:55
「同時代ゲーム」って何だっけ?
吉里吉里は読んだけど。
385吾輩は名無しである:02/03/10 00:00
>>384 偉大なる音楽家大江ピーカルの父である健三郎の小説です。

中上健二も読みましょうね、ついでに。
386384:02/03/10 00:06
あぁ健三郎くんの作品かぁ。
悪いけど、彼の作品は一つも読んだことがない。
387吾輩は名無しである:02/03/10 00:09
>>386
初期の短編はいいよ。

「同時代ゲーム」なんかの長編は・・・若い頃に喜んで読んでた。鬱。
388吾輩は名無しである :02/03/10 00:16
>>381
>ヘリネルドマルケスが好きだ。(中略)まともな人間、古武士。

 人間的にまともな登場人物がほとんどいないから、
魅力的に見えるのかもよ。

389吾輩は名無しである:02/03/11 23:10
いやーそればかりではないでしょう。まともといえばサンタソフィアデラピエダとか、その辺は
入ってくるでしょ。男でもモスカーダとか、(ちょっとまともじゃないけど)ピエトロクレスピとか。
ブエンディーア一族でも何人か「正常範囲内」のひとは居るよね。アウレリャーノセグントとか。
390吾輩は名無しである:02/03/11 23:14
サンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダはまともじゃない。
息子に嫁にこき使われて、何とも思ってない。最後は訳もわからず家出。
どう見ても変人だ。
391吾輩は名無しである:02/03/11 23:16
うーむそうかもしれない。しかし、昔の人ってそんなんだったんじゃない。特に低めの
階層の人は。
392ふ〜ん:02/03/11 23:22
マルケスの小説は好きだが、それは物語の飛躍の仕方なりプロットの
進み方なりであって、登場人物を好き嫌いで考えたことないな。
好きも嫌いも判断基準がないというか・・・みんな異次元の住人
だからな。
>391
んなこたーない。
393吾輩は名無しである:02/03/11 23:28
エレンディラ14歳に萌え萌えですが、何か?
394へえ〜:02/03/11 23:30
じゃあテントの前に並べばいいじゃん。
395ウリセス:02/03/11 23:39
並んだりしないぜ! かっさらって遠くの島で二人で暮らすんだ!

熱病にかかったように皆が皆、なぜかエレンディラのテントに並ぶとか、
天使を見物に押し掛けるといった、集団の心理が巧く描かれているね。
396へえ〜:02/03/11 23:57
エレンディラは君じゃやだって。
でもグロいおばあちゃんは君となら行ってもいいってよ。
若い頃綺麗だったってことでOKでしょ?
397吾輩は名無しである:02/03/12 02:10
>>392
>みんな異次元の住人だからな。

みん普通っしょ。中南米的には。
398吾輩は名無しである:02/03/12 14:11
「エル・トポ」をイメージして読んでいたように思う。
メキシコとコロンビアは日本と中国程度には違うのだろうけど。

というわけで、俺だけに見せるために映画化するなら
アレサンドロ・ホドロフスキーに撮ってもらいたい。

でも「予告された殺人の記録」もいいがね。
俺的には原作も映画もそれぞれいい稀有な例。
399吾輩は名無しである:02/03/13 01:52
>>397
同意。登場人物が異次元の住人というのは、なんとも・・・。
 その垣根を取り払わないと『百年の孤独』の精霊は見えないと思われ。
 いや、中南米をしっているればあのリアルさは肌で理解できるのです
が、精霊たちの住む場所がない現在の「日本」のから想像力のちからで、
『百年の孤独』のリアリズムを感じてください。
 オカルトとかとは違いますよ、念のため。
400吾輩は名無しである:02/03/13 03:21
よよ、400ゲット!
401吾輩は名無しである:02/03/13 03:37
>>399
 そうなのよ、そうなのよ。
 異次元などというより、まさにラテンアメリカそのもののリアルさ。
 「百年の孤独」の世界は、「日常」なのよね。
402吾輩は名無しである:02/03/13 04:11
>>401
う〜んそうかな〜?
それは欧米の日本に対するオリエンタリズムと一緒じゃないの?
例えば今海外で東京をテーマにした小説が結構あるらしいけど
海外作家から見ると神社の裏にビルがあったりとか
そういう雰囲気が神秘的で(・∀・)イイ!!とからしいし
でも日本人はそんなこと感じないでしょ?
403吾輩は名無しである:02/03/13 04:22
元旦になると、神社は初詣客でごった返す・・・とかは、欧米人には信じら
れんだろうな。そんな感じでしょ。
お詳しい 397 も 399 も 401 も具体例ひとつも挙げられないんだし。
404JIN中山:02/03/13 07:50
>399,401
んなわきゃない。あれが日常?マルケスの才能を
貶めてるとしか思えん。じゃあ何か? マルケスは日本の私小説
作家と同じようなものなのか? あの世界は決して日常茶飯事なんか
じゃない。マルケスの独創だよ。
 
405吾輩は名無しである:02/03/13 09:18
まあ俺の場合、南米には住んだことはおろか行ったことすらない
ので、あれが創作か日常かってのは分からんなあ。
406401:02/03/13 11:35

 中南米に暮らせば、「日常」であることを感じるよ。
407吾輩は名無しである:02/03/13 15:44
>>406
感じたならしょうがないが
>>402であれを書いたのは
東京に前近代的な神秘と近代的な文明の同居を感じる外国人作家というのが
実際に何年も東京に住んでいた作家が多いので
外国人であることの距離感がある種の神秘性を見出したりするのではと思ったから
だから実際当地に住んだ人間の方が逆に神秘性を感じるんじゃないかということです
他にもそういう例は文学史上に良くあると思う
ある国に行ってない方が実際はその国についてよくわかってるとか
とは言っても実際に何年かその国にいないと書けないとは思うけど
408401:02/03/13 16:24
中南米に直接触れたことがない人が、
「百年の孤独」を読めば、神秘性を感じるかもね。
でも中南米の人らにしたら、「百年の孤独」は、
「こういうこと、あるある」てな感じだと思うよ。
409吾輩は名無しである:02/03/13 23:29
「日常」は言いすぎだと思う。
でも、中南米における「リアル」ではあると思う。
410339:02/03/14 00:19
なんか久しぶりに盛り上がった感じ。
 >>401 同感です。
 >>407 距離感でいえば、ガルシア=マルケスに限らず、ラテンアメリカの作家
は外国で暮らした経験がある人が多い。ガルシア=マルケスもしかり。外から見て
はじめてラテンアメリカの特殊性に気づく、ということらしい。
「シュールレアリスム?こんなのならラテンの現実の方がよっぽどシュールだ」と。

 ガルシア=マルケスはこんなことを言ってます。
「わたしは写実的な作家です。というのも、ラテンアメリカでは、ありとあらゆる
ことが起こりえますし、一切が現実的なものであると信じているからです。ラテン
アメリカで実際に起こった事件でも、本の中で描写すると、人は信じてくれません。
ですから、技巧が問題になってくるのです・・・わたしたちは途方もない、幻想的
な事物に囲まれて生きているというのに、作家たちはそういうものには目もくれず、
目先の現実を語ろうと懸命になっています。ラテンアメリカには魔術的な現実があ
ります。それを本に取り入れるためには、言語と物語の形式上の技巧の探求に力を
注がなくてはなりません。そうしてはじめて、毎日のように信じ難い出来事が起こ
っているラテンアメリカの生活に対応するようなラテンアメリカ文学が生まれてく
るのです」
 またどこかで、『百年の孤独』は自分のオリジナルなどなにもない。子供ころに
聞いた話ばかりだと、も言っている。(あのバナナ工場のストライキも実際にあっ
た事件だと言う)
 もちろん、それを言葉にし、組み立てる力は独創ではあるけれども。
 逆にいえば、独創では「日本の私小説」なみのモノしか書けない訳で。

411JIN中山:02/03/14 00:52
っつーか日本だって海外からすりゃそーとー魔術的だぞ。
なのにマルケスのような作家がでないのは何故?
412吾輩は名無しである:02/03/14 01:03
>>411 に同意。
どーも「百年」が中南米の日常という論には、納得しかねる。
413JIN中山:02/03/14 01:21
カフカを写実的と観るならガルシアマルケスだって写実的かもしれない。
ようはマルケスが自分の作品のどの部分を写実的と捉えているか
じゃない?少なくとも物語の表層に関しては写実的ではないと思うが。
ラテンでは少女が日常的に空を飛ぶってなら話は別だが。
 
414吾輩は名無しである:02/03/14 01:25
そうだな。
ざらに150歳まで生きる女がいる村がある、とか。
415JIN中山:02/03/14 01:33
美しい溺死人がいて、そのあまりの美しさに村中の女がハッとなって
いたせりつくせりしてくれて、最初はやっかんでた村の男たちも最後は
気持ちがほぐれて美しい溺死人に親しみを覚えるってのが日常茶飯事とは
言わないまでもぼちぼちあるんだったらマルケス=写実的な作家ってことで
納得しようか。
416吾輩は名無しである:02/03/14 01:37
そもそもマジックリアリズムというのも
よく解らない標語ではある。
417?????u?????E?W?F?V?J :02/03/14 01:41
「マジックリアリズム」=「見てきたような嘘」

これじゃ安易かな?
418401:02/03/14 02:24
150歳まで生きてるおばあちゃんがいるとか、
誰かが呪い殺されたとか、
そんな話は本当に日常的に中南米ではあるのよね。
それが真実かどうかは別にして、
日常的にそんなことが語られ、信じている人たちがいる。
で、そんな話を聞くと、ふーんそうなんだと思うわけ。
419吾輩は名無しである:02/03/14 02:36
ふむ、なるほど。
420339:02/03/16 02:18
 実は私が『百年の孤独』を、目の前に光景が浮かぶようにリアルに読めたのは
ラテンアメリカ経験後のことです。ラテンアメリカという磁場を説明するのはと
ても難しい。私自身もなにも、ラテンでは少女がときどき空高く昇天するのだ、
と口をすっぱくして主張する気もない。
 418で401さんが説明しているのが理解してもらいやすい。
 嘘か真か、と議論するのは少なくとも文学では不毛なことのような気がします。
かわりに、リアルかどうか、ということではいかがでしょう。
 確か、翻訳者の木村榮一氏がコロンビアで、レメディオスの昇天シーンのこと
を話した時、その場にいたコロンビア人は「ありえることだ」と答えたそうです。
コロンビアでは女性の香水に群がる蝶がいて、たくさんの蝶に囲まれた女性はま
るでそのまま天に昇っていくように見えると。
 それをそのまま天まで運ぶのが、言葉の力ではないでしょうか。
 精霊が住めるかどうか、という問題は多分に受け取る側の問題でもあります。
昇天する少女を日常的にとらえる人たちのいる場所には、精霊たちの居場所が
あるでしょう。こちらがとろいだけかも知れませんが、その意味で今の日本に
は精霊たちの居場所がない。
 おそらく、日本で一番ラテンアメリカに近いのは、沖縄です。沖縄では今で
も日常的に精霊の話をします。
421吾輩は名無しである:02/03/16 20:03
ほう、なんかイイっすね。
この本買ったはいいんだけど、1年くらい本棚で温めてある(汗
チョト読んでみようかな・・・。
422吾輩は名無しである :02/03/17 02:34
>>421
せっかく1年も温めたんだから、100年ぐらい放っておけ
423いやいや、:02/03/17 02:42
100年と言わず千年でどうでしょう?
ただ、そうすると孤独が愉楽に変わり、面白さも100倍
ダウンしてしまう恐れもあるが。
424吾輩は名無しである:02/03/17 12:27
>>423

1000年は100年の10倍なのに、
なぜ面白さが100倍ダウンなのだ?
10の二乗なのか?
面白さダウンと年月の方程式を
サンスクリット語で説明せよ。
425ixion:02/03/17 13:10
というか、中上だろ…(マジレス恥)

ラテンアメリカの「雰囲気」については、前にスペイン語習ってた
先生にいろいろ聞いたんだけど、場所によっては信仰が強く乾いた
風が吹き、時に雨が降り続いて湿った埃に気分がだるくなる、って
なマコンドみたいな場所もあるらしいね。行ったことないけど。

>確か、翻訳者の木村榮一氏がコロンビアで、レメディオスの昇天シーンのこと
>を話した時、その場にいたコロンビア人は「ありえることだ」と答えたそうです。
>コロンビアでは女性の香水に群がる蝶がいて、たくさんの蝶に囲まれた女性はま
>るでそのまま天に昇っていくように見えると。
>それをそのまま天まで運ぶのが、言葉の力ではないでしょうか

うんうん、何となく納得。マルケス読み直そうかなぁ…。
426吾輩は名無しである:02/03/18 22:28
ヘェーッ
427399:02/03/19 00:12
420:339は、399の間違い。
 日本でのガルシア=マルケスのような作家と言えば、中上健次でしょう。
 精霊たちが飛び回るようなことはないけれども、読後感が似ている。
428428:02/03/19 00:19
中上?あんなんただのパクリや!同列で挙げるな。読会家!
429吾輩は名無しである:02/03/19 00:20
まあまあ。
感じ方は人それぞれってことで。
430吾輩は名無しである:02/03/19 00:23
>>328
古いの引っ張り出してきて申し訳ないっすけど、
これ言ってたの東大の学長さんでしょう。

同時代ゲームを百孤の猿まねと批判しとるが
万フトで既にやってるぞ(たしか同年発表)
とか書いてた記憶が。
当然私も意味不明。


それと話変わって、
あの文体なら世界中で真似されてるでしょう?
「××版百年の孤独」っていっぱいある筈。
431428:02/03/19 00:29
>それと話変わって、
あの文体なら世界中で真似されてるでしょう?
「××版百年の孤独」っていっぱいある筈。

まあね。ただ他のフォロワーたちがマルケスから
の影響を公言してるのに対し、あの石臼は何?
影響は受けてないとか抜かしてましたが。



432吾輩は名無しである:02/03/19 01:47
文体というのは、外国語に訳されても変わらないものなのか?
訳者が違っても変わらないものなのか?
それともオリジナル言語の文体を真似たと言うのか?
433399:02/03/19 02:14
真似ってなんですか?「血」までは真似られないでしょう。
434吾輩は名無しである:02/03/19 02:45
教えてチャンで申し訳ないのですが
「美しい水死体」はガルシア・マルケスですか?
たぶん、その時に一緒に読んだ記憶があるのですが、
恋愛している男性(女性かも!?)の気持ちを、
色のついたいくつかのグラスで表現している短編があって、
その作者と題名を知りたいのです。
恐らく、南米の作家であることは間違いないのです。
ガルシア・マルケスと一緒に編集されている作家か、
もしくは彼自身の作品だと思います。

あぁ、でも、もしかしたら、私の記憶違いかもしれないです。
どなたかピンと来るかたいませんか?
読んだのが10年以上前で、実はずっと探し続けているのです。
435吾輩は名無しである:02/03/19 04:43
「美しい水死人」はマルケスだね。。
ちくま文庫の「エレンディラ」に入ってるよ。480円。
他は知らん。
436吾輩は名無しである:02/03/19 08:03
↓この紹介簡素で良い感じ。「文体」というより「手法」って感じだか?
http://www.sol.dti.ne.jp/~rx78hiro/paperback/marukes.html

437434:02/03/19 08:39
>>435

ありがとうございました!早速探してみます。
美しい水死「人」だったのですね。
記憶違いのまま書いていて、恥ずかしいです。
サラリと訂正してくださったことも感謝いたします。

>>436

リンク先を拝見し、おぼろげで、複雑に絡みあった記憶の中に
何となく糸口が感じられました。
今日、図書館に行ってみます!
でも、何度も自分で検索してみたときは、ヒットしなかった(?)
サイトなのに、やはりこういうサイトに行き着くのってセンス
なのでしょうね。
438>399:02/03/19 10:36
真似ってなんですか?「血」までは真似られないでしょう。

明らかにまねしてるのがわからんか? 「血」がどうこうの前に
文体まねしとるんですわ。中上的神話にしてもマルケス
に触発されて無理矢理こじつけたようにしか思えん箇所が多々ある。


439432:02/03/19 11:47
>436
 手法を真似るというならわかる。
>438
 しかし、文体を真似るというのは、外国語文学の場合も可能なのか?
440我輩は名無しである:02/03/19 14:30
>439
可能。邦訳を真似てるだけだから、不可能なはずはない。
441吾輩は名無しである:02/03/19 15:32
>>434
「美しい水死人 ラテンアメリカ文学アンソロジー」福武文庫
収録のどれかの作品だと思うけど、
ざっとみたところ該当するものはなかったです。
もうすこし情報はありませんか?


442432:02/03/19 16:50
>440

 じゃあ訳者が異なれば、マネ方も変わるってことか?
443430:02/03/20 00:46
言いだしっぺなんで、ちょと気になって
辞書引いたYO!!
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=result_k.html&col=KO&qt=%CA%B8%C2%CE&sm=0
う〜ん、よくわからんけど、こーゆーの翻訳だと伝わらないもの?


各国版、言いだしっぺなんで、挙げとくYO!!
全部読破した訳じゃないからあんまり突っ込まないでね。

インド版
http://www.review-japan.com/factory/p.html?AID=606&MODE=3&ID=5918
オーストラリア版
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=19640040
中国版(1とか2)
http://www.asahi-net.or.jp/~LT3M-OOB/a_lit/north.htm
444434:02/03/20 02:19
>441さんへ

>ざっとみたところ該当するものはなかったです。
もうすこし情報はありませんか?

お返事が遅くなってすみませんでした。
場面を映像の形でしか覚えてないのですが、
確か、青年か少女と、たくさんのきれいな色水の入ったグラスがあって
それを、その母親が「若いうちは、そういう気分になるものだ。
それが恋というものだ」というようなことを言うのです。
情景的には、太陽が強く、乾燥した気候で、白塗りの壁の家が
青い空に映えるような感じでした。
家の周りには、芳しい木々がくっきりとあって、花もたくさん
咲いていたかもしれません。とてもカラフルな感じでした。
(全然違ってるかもしれません)

文章を読んで、あれだけ色彩を感じたのは、他には三島由紀夫くらいでした。
ただ、三島の見せる色は乾燥してない感じがしました。

すみません。この程度の情報で…(恥)
445443:02/03/20 02:54
>>444
それって「エレンデラ」そのもの(表題作)でないかい?

>>それを、その母親が「若いうちは、そういう気分になるものだ。
>>それが恋というものだ」というようなことを言うのです。
これで私も思いだしましたよぉ〜
うまい表現ですよねぇ〜
恋わずらいの若い娘だと触ったコップの色まで変わってしまうとゆー

古いサンリオ文庫引っ張り出して確認してしまいましたYO!!
446432:02/03/20 03:49
翻訳には限界がある。自分の作品が外国語に訳されるのを忌み嫌った作家もいたという。
翻訳家を信じていないわけだ。特に「文体」となると、外国語に昇華させるのは至難の業だろう。
訳者によって、作品の雰囲気がガラリと変わる場合もある。
447吾輩は名無しである:02/03/20 04:36
サザエさん一家で百年の孤独ができないか。

カツオ=大佐
448吾輩は名無しである :02/03/20 16:24


 ていうか、磯野家は時間が止まってる
449吾輩は名無しである:02/03/20 19:33
サザエさんのむりやり時間を進める
450吾輩は名無しである:02/03/20 19:39
↑むりやりの位置がむりやりだな
451吾輩は名無しである :02/03/21 00:31
いずれにしても結末は、タラちゃんとワカメが出来ちゃって、
ブタのしっぽのあるガキが生まれるということだな。
452>438:02/03/21 00:42
真似というならば、ガルシア=マルケスも真似なんですよ。真似の反対語
がオリジナルとすれば、自分のオリジナルなどなんにもないよ、とガルシア
=マルケスが言っているのですから。俗も俗、落ちも全部紙に書いてあった
という古典的なものです。
 さらにオリジナルという言葉の裏には近代西洋的な「個」というモノが見
え隠れする。「個」なんてもんは、ガルシア=マルケスもナカガミも興味の
ないことです。
 だから大きくて、深いのではないですか。だから神話になりえる。
 まあ、ナカガミがガルシア=マルケスの真似だとしても、あそこまで真似
できるならば、そりゃあパクるとか真似を超えていると思われます。
 ナカガミで神話という言葉が使用されるとき、その言葉自体はラテン文学
用語(?)の「神話」から来ているに違いないですが。
453444:02/03/21 03:52
>445さんへ

>それって「エレンデラ」そのもの(表題作)でないかい?

うわ!そうだったのですね!!(大恥)
このスレッドで皆さんが、あれだけお話されている内容なのに、
全然違うところを探していたとは…。(恥死)

しかも、たくさんのグラスではなく、一つのグラスの
中身の色が変わるのですね。
あぁ、本当に自分の記憶のいい加減さに哀しくなります。

本当にどうもありがとうございました。
早速、手に入れて読み返したいと思います。
また、このスレッドで褒められていたものも探して
いろいろ読んでみたいと思いました。
ありがとうございました!!!
454445:02/03/21 06:56
いやいや、コップとか瓶のガラスの色がいろんな色に
変わる、って描写でよいYO!!
それと、「男」であった。エレンディラに恋した若もんの描写でありました。
突っ込まれる前に訂正しとくYO!!(同じく恥...)
著しく慨出かも知れないけど短編集エレンディラは良いYO!!
上の方で挙がってなかった気がする収録作では、
「失われた時の海」が名編だYO!!
(海の底に......絶句。)
455445:02/03/21 07:01
おまけ

帯にマルケスさんの推薦文があったYO!!
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Shakira/EICP-67/

読むときのBGMにいかが。
456吾輩は名無しである:02/03/21 13:24
『クロニカ 太陽と死者の 記録』粕谷知世 新潮社
第13回ファンタジーノベル大賞、大賞受賞作
帯に「G・マルケスを凌ぐスケール感」とある

 どうだ? まいったか?
 
457吾輩は名無しである:02/03/21 16:13
へー、読みたいっす。
458吾輩は名無しである:02/03/21 19:30
中上とマルケスが似てるというより
二人がフォークナーに似てるということなんじゃないのか?
459我輩は名無しである:02/03/21 23:01
だから中上とマルケスを同列で語るなっつってんの。
460吾輩は名無しである:02/03/22 00:22
>455
スペイン語スレにも書いたんだけど、ラテンミュージック界のスーパースター
SHAKIRA。コロンビアの椎名林檎。
英語バージョンはイマイチだけど、西語も入ってっから、みんな聴こうYO!

461吾輩は名無しである:02/03/22 00:32
英語バージョンで媚びるところがダメだね>SHAKIRAちゃん
462460:02/03/22 01:53
>461
まっ、そうなんだけど、違うのよ。「西語でロックできることを証明したる」
と言っているSHAKIRAは、まあロックスターだとすれば、やっぱりグリ
ンゴ圏(含む日本)で成功する必要があるのよ。どー考えたって、リッキー・
マルティンより音楽性は上な訳。だって、作曲も作詞も自分だしさ。
まあ体は売ってもコラソン(こころ)は売らない、と解釈しようよ。

ガルシア=マルケスがインタビューアのアメリカ人が、自分のことをアメリカ
人(アメリカーノ)と言った時「君は北米人(ノルテ・アメリカーノ)だろ?」
と訂正を求めた、というマッチョな、かっこイイ話がある。言うまでもないけど、
カストロとマブダチのガルシア=マルケスは当然、反北米主義者です。
SHAKIRAも当然、中南米人の常として、こころの中では反米的に違いなく、
アメリカでの成功は、ヤラれてばっかりの北米に一泡くわせる、ってこと。その
ための手段としての英語の歌詞と、理解しておこう。
でも、これまた成功した中南米のミュージシャンの常として、マイアミに住んで
いるのですが。まあマイアミは中南米の「首都」だから。
とガルシア=マルケスのスレなんで無理やり、ガルシア=マルケスと結びつけて書き
ました。
『百年の孤独』のバナナ工場を興したブラウン氏の話などは、典型的なグリンゴ像
ともとれ、ガルシア=マルケスの米国に対する反発が、出ているのかもしれない。
グリンゴ嫌い、カストロとアミーゴってことは知っているといいかも知れないです。
463461:02/03/22 02:22
>ガルシア=マルケスがインタビューアのアメリカ人が、自分のことをアメリカ
人(アメリカーノ)と言った時「君は北米人(ノルテ・アメリカーノ)だろ?」
と訂正を求めた、というマッチョな、かっこイイ話がある。

 どこがマッチョ? 普通でしょ? 
 ラテンアメリカではアメリカとは南北米大陸を指す。
 マルケスじゃなくてもみんな同じ反応するさ。
 何を力んでるの?

>そのための手段としての英語の歌詞と、理解しておこう。

 無理やりだな。

>『百年の孤独』のバナナ工場を興したブラウン氏の話などは、典型的なグリンゴ像
ともとれ

 当たり前の常識的な話だね。

>ガルシア=マルケスの米国に対する反発が、出ているのかもしれない。
>グリンゴ嫌い、カストロとアミーゴってことは知っているといいかも知れないです。

 それは浅い解説だな。
 グリンゴ嫌い、嫌米、反米はラテンアメリカ人としては珍しくもない。
 ことさらマルケスが独特だともとれる発言は、ピントはずれだね。
464461:02/03/22 12:37
>>463
中南米に興味のある人であるならば「中南米人はアメリカ合衆国嫌い」
という事実は「あたり前の常識的な話」ですが、たとえば『百年の孤
独』だけを読んでスゲェな、て思っているだけでそれが生まれた場所
にまでは思いを馳せない人もいるわけでしょ。
こちらの「あたり前の常識」が相手の常識ってことではないじゃないの?
ひがむ訳でもなく、中南米なんか、日本人の意識の一番遠い場所ですよ。
なにも、ガルシア=マルケスがことさら反米的だなんて書いてませんよ。
ちゃんと、「中南米人の常として、反米的」とSHAKIRAの部分で
書いて「中南米人は一般的にみんな反米的だぞ」と言ってるじゃない?
あたり前の常識を、あたり前に言うのは、ダメなのかな?
ひとこと、誤解される部分の補足としては、ガルシア=マルケスはカス
トロとアミーゴだからといって、社会主義者ではないと思われ。
SHAKIRA萌ぇ〜。
465463:02/03/22 14:19
>あたり前の常識を、あたり前に言うのは、ダメなのかな?

 ダメじゃないけど、意味ないね。

>ガルシア=マルケスはカストロとアミーゴだからといって、
社会主義者ではないと思われ。

 カストロが社会主義者である前に何者であるかが重要だ。
466我輩は名無しである:02/03/22 16:34
ていうかさ、SHAKIRA自体大した歌手じゃないのでは?
リッキーマーチンやしいなりんご引き合いに出す時点で
説得力なさすぎ。りんごを挙げるならせめて椎名なんか
じゃなくてFIONNA APPLEくらい挙げてほしい。
ま、FIONNAAPPLEが可愛そうかもな。SHAKIRAとくらべられるのでは。
だいたいマルケスの好みもようわからん。銀の蝶とか絶賛
してたよ。最近耄碌気味?
467吾輩は名無しである:02/03/22 22:24
>>466
銀の蝶ってなに?
俺は銀の蝶なんて知らん。
マルケスが絶賛したってことは、
もしかして蝶の舌のことなのかな?

ま、大したことじゃないんだが、「耄碌」って
書くぐらいなんだからさ、間違えちゃね。
468我輩は名無しである:02/03/22 23:15
指摘ありがと。
銀の蝶ってなんだろな?
今となっては俺もわからん。
469464:02/03/23 02:23
>>465

>カストロが社会主義者である前に何者であるかが重要だ。

まあ、ガルシア=マルケスにヤラれちゃっているクチなんでさ。別に意味以前
にカストロとアミーゴだってことに、なんだかスゲェじゃんということなんだよ。
ゲリアの人質の開放の条件に「ガルシア=マルケスをコロンビアに大統領にする
こと」なんて要求が出された、なんて話にわくわくしないかい?

 カストロは、社会主義者である前に何者なの〜?教えてYO。
470463=34:02/03/23 05:06
>カストロは、社会主義者である前に何者なの〜?

 いや、当たり前のつまらんことなので、言わない。

 
471吾輩は名無しである :02/03/24 15:54
ager
472吾輩は名無しである:02/03/26 02:34
>>466
>じゃなくてFIONNA APPLEくらい挙げてほしい。

FIONNA APPLE ってどんな人?教えて。
473吾輩は名無しである:02/03/26 02:42
>>472
検索しる
http://www.ne.jp/asahi/koritoru/pako/music.htm

しかし、どんどん「ブンガク」の話から遠ざかってるYO!!
474我輩は名無しである:02/03/26 07:04
>472
SHAKIRAより百倍カッコイイよ。それこそ聴いて観れ
475424:02/03/26 13:22
100倍という数字の根拠は?
476シワダ:02/03/26 13:41
沖縄在住です。今日、はじめから読みました。

ガルシア・マルケス、プイグ、イザベル・アジェンデは好きな作家です。
ここを読むまでは、はっきりとは意識しなかったのですが、
スーパーリアリズムの話あたりで、西表島のジャングルのイメージがうかび
>420の399さんの沖縄発言で高峰剛監督の「ンタマギルー」やスケールは
こじんまりしますが、目取真俊の「魂込め」など沖縄の作品が浮かびます。
目取真自身は、ガルシア・マルケスのような作品を書きたいとどこかで
言っていたような記憶もあります。

沖縄のいなか、北部の山や離島の密林の湿度・陽の光の強さ・影の濃さが
南米の魑魅魍魎とつながってくるのも不思議ですが、確かにかなり共通点
があります。
南米に行ったことはなく、文字で読むイメージですが・・・
477吾輩は名無しである:02/03/27 23:42
南米に行ったことなくても楽しめるっチャ。
478吾輩は名無しである:02/03/27 23:56
>>477 ラムちゃん?
479吾輩は名無しである:02/03/28 01:18
ラムちゃん萌え〜







嗚呼またズレる
480399=Ponja:02/03/28 01:42
>>シワダさん
 沖縄では精霊たちの話を日常でする、と書きましたが沖縄の友人から聞いた
話でした。その友人に『百年の孤独』『精霊たちの家』のを勧めたのですが、
ハマってしまったようです。がじゅまるの樹にはキジムナーという精霊がいる
そうですね。
 沖縄にはもうひとつラテンとの共通点があるように思います。
 中上健次(嫌いな人がいるようですが)がある講演で、こんなことを言って
います。
 ラテンは「ヨーロッパ(帝国主義)」「共産主義」「資本主義(アメリカ合
衆国)」という世界の三つの大きな病気がぶつかったところです、おもしろく
ないはすがない、と。
 沖縄は「琉球」「大和」「アメリカ」がぶつかったところ、と捉えるのは、
いささか乱暴にすぎるかもしれないですが、その点でも国内で一番ラテンに近
いと想像しています。
 いつか沖縄に行ってみたいですね。
沖縄の人は地元の民話と自分の血をたどる形で日本版『百年の孤独』を書
けるかもしれない。 
481 :02/03/28 01:42
スカパーで絶賛放送中の
Figting TV SAMURAI!4月から司会者も超豪華に一新!
http://jump.uic.to/2000/
http://jump.uic.to/2000/
482吾輩は名無しである:02/03/28 02:08
>>480

『百年の孤独』と『精霊たちの家』を同列に並べてほしくないな。
マルケスとイサベル・アジェンデでは格が違い過ぎる。
その内容も。
483Ponja:02/03/28 02:20
>>482
格はともかく、質は違うと思います。
 『百年の孤独』をアジェンデは書けないし、『精霊たちの家』をガルシア=
マルケスは書けない。
484吾輩は名無しである:02/03/28 03:23
いや、格が違うんだよ。質などは言うまでもない。
イサベル・アジェンデの作品は薄っぺらい。
アジェンデ家の威光とストーリーテラーとしての有能さでのし上がった
ただ人気があるだけの作家という感じ。
どうもマルケスと同列に並べる傾向が顕著なんだよな。
485吾輩は名無しである:02/03/28 03:28
>>484
決定的に同意
486吾輩は名無しである:02/03/30 00:01
あげ
487吾輩は名無しである:02/04/01 23:29
ねこねこねこ。ねこってでてきたっけ。
488吾輩は名無しである:02/04/01 23:32
エバは猫の中。
489吾輩は名無しである:02/04/02 22:19
>>487
∧ ∧  / ̄ ̄
( ゚Д゚) < 呼んだか?そんなん読む前に
  (つ つ  \「百年の孤独」読んでおけ
        \__
490吾輩は無名である:02/04/05 01:30
復活
491吾輩は名無しである:02/04/07 12:35
Viva! 'Cien An~os de Soledad'
492吾輩は名無しである:02/04/08 13:04
>>447
高橋源一郎は、
マルケスの文体でDr.スランプを書いてる
493吾輩は名無しである:02/04/08 16:32
バルカス・リョサ好きな人いない?
494吾輩は名無しである:02/04/08 16:48
1の書き込みで気になる部分があるのであえて質問させてもらう。
同じ作品を五回読むことがなぜ頭悪いにつながるのか。五回も、という言葉が使われているが、
五回読むことは比較的多い読書回数ではないと思いますが、これは個人的な意見に過ぎないか。
495吾輩は名無しである:02/04/08 22:25
>>493
↓そーゆー話題はここでしるぅ〜!

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/982242637/l50


>>494
ふつうーの本好きでも五回読み返した本ってそんなに無いと思うが。
これまた個人的な意見に過ぎないか。
496我輩は名無しである:02/04/08 22:39
じゃあ俺はドアホウだな。気に入ったら20回でも30回でもよむからな。
もちろん立て続けにってわけじゃないけど。
497吾輩は名無しである:02/04/10 01:03
>>493
 リョサも好きなんだけど、ガルシア=マルケスには及ばないと思うのよ。
 もちろん二人ともインテリには違いないけど、ガルシア=マルケスには
お勉強ではとどかない、野生のようなものを感じるのです。
 ガルシア=マルケス、強いでしょう?太いでしょう?
498吾輩は名無しである:02/04/10 01:14
>> お勉強ではとどかない、野生のようなもの

う〜ん、「百年」なんかは「神憑り」って感じゃないっすか?
「族長」は渾身の全力投球で、「百年」もそーなんだけど、
さらにプラスαがある感じ。
499吾輩は無名である:02/04/10 21:16
リョサはノーベル賞取れるかな?
もちろん文学賞のことだけど。
500吾輩は名無しである:02/04/11 00:30
>>499
ま、時間の問題だろう。世界一周しながら受賞者決めてるしな。

まだ取ってない大物で有名処は他にクンデラくらいだしな。
501吾輩は名無しである:02/04/11 00:39
498が良いこと言ってる。
502吾輩は名無しである :02/04/12 02:21
アゲて寝る
503吾輩は名無しである:02/04/13 08:17
起きたのでアゲる。
504502:02/04/13 23:51
土曜日なのに早起きやなぁ。
俺は今、起きたぞ。
もうすぐ日曜やないか。
505503:02/04/14 23:26
仕事だったんだよ。
社会人になればわかる。

と言ってみるテスト?
506吾輩は名無しである:02/04/14 23:48
NHKスペシャルで、半グローバリズム運動をとりあげてたね。

アフリカの某国(失念スマソ)で輸出用のバラ栽培が大ブームになって
本来の農業は壊滅、野菜を外国から輸入するようになったころ、
バラの値の暴落を機に外国資本が一斉に撤退。
あとには荒れ果てた広大なバラ園が残されましたとさ。

これって百年の孤独のバナナ農園の話、そのまんま。
ある意味、百年の孤独って優れた20世紀のノンフィクションだよねぇ。
507502:02/04/14 23:57
社会人を10年以上やってるが何か?

>百年の孤独って優れた20世紀のノンフィクションだよねぇ。

 禿同!!
508吾輩は名無しである:02/04/18 00:04
そうか。べんきょうになるなあ。
509吾輩は名無しである :02/04/18 00:33
そうだろ。べんきょうになるだろ。
510吾輩は名無しである:02/04/21 17:36
シナリオ作本 Web注文したのでage。
誰も読んでないの?
511>507:02/04/21 20:13
あほうか! そんなん言ったら幻想文学全部ある意味ノンフィクションや
んけ。良質の幻想文学はすべて現実を反映するからのう。
512507:02/04/21 20:21
>511

 アホはおまえじゃ!
 マルケスを単純に幻想文学ととらえる時点で誤りやな。
513吾輩は名無しである:02/04/22 00:07
>>512
馬鹿発見。
こういう奴がいるから文学板のレベルが上がらない・・・(鬱
514507:02/04/22 00:14
>>513

 大ばか者やな。
 本当のところを読めてないことを自ら露呈してどうするw
515吾輩は名無しである:02/04/22 00:17
>>511-514

共に誤り。
マジックリアリズムです。(又は魔術的リアリズム)


と言ってみるテスト
516507:02/04/22 00:35
>>515

 そのテストの出題は誤り。
 そうやってやなぁ、なんでもかんでも範疇で縛ってまうからアカンわけやな。
 ダサいわけや。
517吾輩は名無しである:02/04/22 00:37
三田なんたらいう奴が、中上の枯木灘は百年の孤独を超えている、
と言っていました。
518吾輩は名無しである:02/04/22 01:03
三田佳子?
519吾輩は名無しである :02/04/22 01:07
ピンポン
520吾輩は名無しである:02/04/22 23:13
三田寛子?
521吾輩は名無しである:02/04/22 23:33
うるさい!
おまえら氏ね!
522吾輩は名無しである:02/04/22 23:40
文学板でも氏ねとか言うんだね、こわいね。
523吾輩は名無しである:02/04/23 00:10
いやぁ
ムシャクシャしてたもので、つい。
524吾輩は名無しである:02/04/23 00:48
ブーッ
525吾輩は名無しである:02/04/23 14:52
猿のケンカは去れ。
526吾輩は名無しである:02/04/25 23:32
Reviewer: Carly Baratt (see more about me) from East Haddam, CT
United States
Gabriel Garcia Marquez's One Hundred Years of Solitude is an enchanting
and engaging read that chronicles the lives of the Buendia family.
The lively and eccentric characters like Jose Arcadio Buendia, the
patriarch of the family, whose pursuits include getting a daguerreotype
of God will make you laugh and make you think. Humorous incidents abound,
including a supposed insomnia plague which causes the town to label
every item in their house including the cow. Marquez's style is
intoxicating and with every word he challenges the limits of reality
and unearths the magical aspects of daily life. When Marquez describes
carpets laden down with passengers flying through the air you simply
accept an obviously impossible act as truth. The novel's length is
somewhat daunting but very accessible. I would recommend this novel
for anyone who enjoys fantasy or has an interest in Latin American
culture. As the title suggests each character has his/her own private
battle regarding the amount of solitude which is necessary and
beneficial and amount that is overwhelming and debilitating. Sometimes
the character's actions, like Rebecca eating earth and whitewash,
seem absurd but Marquez always keeps in mind the nature of humanity
and its varying inclinations. This novel won both the Nobel Prize and
my admiration.

527吾輩は名無しである:02/04/25 23:38
>>526
英語よくわからん。西語に訳してくれ。
528吾輩は名無しである:02/04/26 00:01
ガブリエルガルシアマルケスの「100年の孤独」はブエンディーア一族の年代記を記した魅惑
的で人を引き付ける読み物である。一族の創始者であるホセアルカディオブエンディーアは、
神のダゲレオ写真をとろうと試みたりする、生き生きとしたヘンな人物で、読者を笑いととも
に考えさせるところがある。例えば不眠症の流行が町全体で雌牛も含め全てのものに名札をつ
けることになってしまう話などユーモラスな出来事がいっぱいである。マルケスの文体は人を
酔わせるところがあり、一語一語においてリアリティの限界に挑んでいるし、日常生活の魔術
的な側面を暴き出す。マルケスが乗客を満載した絨毯が空中を飛び回る様子を描写したところ
では読者は明らかに不可能な事を真実として受け入れる。小説の長さはいくらかおじけづくが、
非常にうけいれられるものである。私はこの小説をファンタジーを愛する全ての人に、もしくは
ラテンアメリカの文化に興味のある人にお勧めしたい。タイトルが示唆するようにそれぞれの
登場人物が必要で有利な孤独の量と、圧倒的で弱ってしまうほどの孤独の量との間で、それぞれ
の個的な戦いを行っている。時々、登場人物の行動がばかげているように見える(例えばレベッカ
が土や漆喰を食べるなど)マルケスは常に人間性の本質とその多様な性癖を心にとどめている。
この小説はノーベル賞と私の賞賛をかちとった。
529吾輩は無名である:02/04/26 00:48
>>526

 めっちゃくだらん。
530吾輩は名無しである:02/04/26 01:07
書評家:東のHaddam、CTからのCarly Baratt(私に関してもっと参照)
アメリカ孤独のガブリエル・ガルシア・マルケスの100年はBuendia
ファミリーの生命を時系的に記録する、魅惑的で愛敬のある読み取り
です。その追求が神のダゲレオタイプを得ることを含むホセArcadio
Buendia(家族の家長)のような活発で偏心的なキャラクターはあなたを
笑わせ、あなたを考えさせるでしょう。ユーモアのある出来事は、
町に雌牛を含むそれらの家のすべてのアイテムにラベルを付けさせる
想像されている不眠症疫病を含めて多い。マルケスのスタイルは酔わせ
ています。また、すべての単語で、彼は、現実の範囲に挑戦し、日常
生活の魔法の様相を発見します。マルケスが、乗客が大気によって飛ん
で、下へ積まれたカーペットについて記述する場合、単に真実として
明白に不可能な行為を認めます。小説の長さは多少気力をくじくが、
非常にアクセス可能です。私は、空想を楽しむか、ラテンアメリカの
文化に興味を持つ誰もにこの小説を推薦しましょう。タイトルが各
キャラクターを示唆するとともに、必要で有益な孤独の量に関する
自分の個人の戦いを持っている、また、それは圧倒しており衰弱させ
ている。時々、キャラクターのアクションはレベッカが地球と白塗料を
食べることのように、不合理に見えます。しかし、マルケスは、常に
人間性およびその変わる傾向の性質を覚えておいています。この小説は
両方ともにノーベル賞および私の賞賛を得させました。
531吾輩は無名である:02/04/26 02:26
だから、くだらんものを訳さなくていいってば。
英語で書いてあったら内容がりっぱとは限らん。
ほんとくだらない。
532吾輩は名無しである:02/04/26 02:29
氏ね
533吾輩は名無しである:02/04/26 22:58
>530

これ何の翻訳ソフト?
俺のだと(王様)こんなに上手く訳してくれないよ〜
534吾輩は名無しである:02/04/26 23:01
>1
きっとサルマン・ルシュディの「真夜中の子供たち」も好き?
個人的には、こっちのほうがもっとおもしろかった。
535吾輩は名無しである:02/04/27 00:20
サルマン・ルシュディと、サン・ジョルディの日は似ている。
536吾輩は名無しである:02/04/28 00:57
GWあげ
537吾輩は名無しである:02/04/28 01:03
読みたいんだけど何処にも売ってない。
初めて読む作家の本って本屋にいってもどこらへんに
置いてあるのか勘が働かないから全然見つけられん…
これって普通に新潮社の文庫とかででてるのん?
それともハードカバーのでっかいやつ?
538吾輩は名無しである:02/04/28 01:08
店員聞け。
539吾輩は名無しである:02/04/28 01:09
文庫化されてないよ。
駅のキヨスクなんかには売っていないな。
ちょっと大き目の本屋の海外文学コーナー。
かなり出てる本だからブックオフなんかにもあるんじゃない?
540吾輩は名無しである:02/04/28 01:11
あんがと
さがしてみりゅ
あと話すの苦手だから店員とは話せません
541吾輩は名無しである:02/04/28 01:12
話すの苦手なら筆談すれば
542吾輩は名無しである:02/04/28 01:18
どんな田舎の本屋(やや大きめ)の海外モノコーナーでも
必ず置いてある本だ。
543吾輩は名無しである:02/04/28 02:56
家系図つくっって読んだなぁ
新しいのには最初からついててちょっと悔しいかも・・・私の作ったやつのが詳しいけど・・・
いつもバナナ(のシール貼ってあるトコ)を見ると自動的に、この作品を思い出します。
banana co.てタイトルのレディオヘッドの曲があって、あのバナナ会社のことらしいです。
でも、曲の内容自体は殆ど百年の孤独と関係無かったような・・・


544吾輩は名無しである:02/04/30 04:28
検索してみると解るのだが、「百年」の古本は、実は少ない。
545吾輩は名無しである:02/04/30 07:43
あー、BK1で買った。





親父のカードで(スマン
546吾輩は名無しである:02/05/01 01:28
>>544

 そうかな? 
 新版はほとんど見たことないけど、
 旧版なら時々古本屋で見かけるけどね。
 ラテンアメリカ文学本の中では出回っている方じゃない?
547吾輩は名無しである:02/05/03 01:00
どこの古本屋さんですか?神田?
548546:02/05/03 02:30
神田や京都、大阪、その他いろいろ、
あたしゃ古本屋を見かければほとんど入りますが、
滅多に出会えない本じゃないよ。
旧版だけどね。
ただ、あまり状態はよくないかな。
黄ばんでるのが多いという印象。
もう10年以上も探してるけど、
見つからない本もあるからね。
549吾輩は名無しである:02/05/03 04:13
しかし何故に旧版が良いの?
(装幀地味、家系図無し)
550吾輩は無名である :02/05/03 10:06
誰が旧版がいいって言ってる? 新版の装丁がいいとも思わないし、家系図が必要とも思わんが。
551吾輩は名無しである :02/05/04 03:33
age
552吾輩は名無しである:02/05/06 04:04
終了だな
553吾輩は名無しである:02/05/06 05:09
この本の文庫版ってありますか?
554吾輩は名無しである:02/05/06 12:50
>>553
あと百年待てば・・・
555吾輩は名無しである:02/05/06 12:56
556吾輩は名無しである:02/05/06 13:10
ということで、やっぱ終了だな
557吾輩は名無しである:02/05/06 17:24
ガボのシナリオ構築オモシロカッタヨs。
558吾輩は名無しである:02/05/06 19:37
>>557

 「物語の作り方」のこと?
 このスレでは一回も感想が出てなかったと思われ。
559吾輩は名無しである:02/05/06 22:31
>>557
どこに書いてあるのかおせーて。
560吾輩は名無しである:02/05/06 23:44
>>559

 ?????
561吾輩は名無しである:02/05/07 22:15
>>558
そうなのれす。
シナリオをみんなで構築していくのれすs。

>>559
本に書いてあるのれす。
「物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室」
岩波書店から出ているのれすs。
562吾輩は名無しである:02/05/08 02:01
>>561の補足

 みんなって、みんななんだよね。
563吾輩は名無しである:02/05/09 00:10
「予告された殺人の記録」を買ってきた
564吾輩は名無しである:02/05/12 06:50
>563
で、どうでしたか。
565吾輩は名無しである:02/05/12 17:42
ここみたいに一つの作品でスレを立てられると、
別の作品の話がしづらい。
かといって、別スレ立てるのは気が引けるし。
ガボなんて他にもイイ作品がいっぱいあんだから。
566吾輩は名無しである:02/05/12 18:35
>>565

 どうせネタも少なくなったから、
 別の作品の話をしてくれ
567吾輩は名無しである:02/05/12 19:16
集英社文庫「ママ・グランテの葬儀」に載ってる
「火曜日の昼寝」というのがすごく鮮やかだと思った。
短くて力強い文章に、明瞭な主題。
読後は重々しい石を投げかけられたかのようだが、
心苦しくはなく、むしろ良作に触れた嬉しさが残る。
ほんと、この人はさまざまな文体を操るね。
568吾輩は名無しである:02/05/12 19:58
同じ本に載ってる「この世でもっとも美しい水死体」
これが最高
569吾輩は名無しである:02/05/14 03:02
じゃあ、マルケスの一番の駄作は何か?
570吾輩は名無しである:02/05/14 07:50
>>568
>同じ本に載ってる「この世でもっとも美しい水死体」

は「エレンディラ」って短編集に収録だが...
571吾輩は名無しである:02/05/14 22:09
>>569
愛その他の悪霊について
572吾輩は名無しである:02/05/14 23:43
>569

 愛と精霊の家だな
573571:02/05/15 17:31
>>572
俺はマルケスの一番の駄作のはなしをしてるんだ。
イザベルアジェンデのはなしはしてない。
574吾輩は名無しである:02/05/15 20:14
「愛その他の悪霊について」は普通だなあと思った。
駄作ではないと思う。

駄作と言えば、「ある遭難者の記録」はどう? 厳密には小説じゃないかもしれないけど。
正式な題名が長くて笑った。
575572:02/05/15 21:57
>>573

 ようやく突っ込んでくれたか。
 ありがとう。待ってたんだ。
576吾輩は名無しである:02/05/16 00:13
とりあえず、最高傑作のほうは>>563でいいね?
本人も言ってることだし。
577吾輩は名無しである :02/05/16 01:32
しかし、「百年の孤独」こそが20世紀の世界の最高傑作だという矛盾。
578吾輩は名無しである:02/05/17 07:48
>>576

絶対駄目!
579吾輩は名無しである:02/05/17 12:59
登場人物がマルケス自身混乱していると言う罠。
後指摘されても直さなかったと言う罠。
580吾輩は名無しである:02/05/20 01:54
>>579

 ノンフィクションだからな。
 ライターが事実関係を誤認したのかもなー。
581吾輩は名無しである:02/05/20 22:30
>>579
どの話、んで
>>580
誰のこと?ライターって。
582吾輩は名無しである:02/05/20 22:30
>>579

 フィクションだからな。
 多少辻褄が合わなくても許されるかもなー。
 (百年の孤独クラスともなれば)
583吾輩は名無しである:02/05/20 22:58
>>579
でも、構成すごくね?
584580:02/05/21 00:11
>>581
 ガブリエル・ガルシア・マルケスのことだが、何か?
 
585吾輩は名無しである:02/06/01 01:07
救いアゲ
586吾輩は名無しである:02/06/02 15:53
百年の孤独って新潮社からしか出てないの?
流石に2800円はイタイ・・・・・
587吾輩は名無しである:02/06/02 15:57
\2800もするのか。十年前に買ったときは\1900だったぞ。
588吾輩は名無しである :02/06/02 15:59
1900円もしたのか。古本屋で300円だったぞ。
589吾輩は名無しである:02/06/02 16:04
アウレリャーノ・ブエンディーア大佐萌え〜
590587:02/06/02 16:05
一件落着。
591吾輩は名無しである:02/06/02 16:26
新しい奴は表紙がカッコよくなってるね。
現在、「百年の孤独」、「落葉」、「物語の作り方」を並行して再読中。
592吾輩は名無しである:02/06/07 01:50
殺人の記録なんたらって読んだけど死ぬほどつまらんかった
593吾輩は名無しである:02/06/07 01:57
死ぬほどつまらんくはないだろ?
594吾輩は名無しである:02/06/07 02:37
死んでから言え
595吾輩は名無しである:02/06/07 03:13
新訳?携帯に不便。
596吾輩は名無しである:02/06/07 07:23
>>592
可哀相に。
597吾輩は名無しである:02/06/07 11:13
>>595
早く文庫で出して欲しいよね。
ってさんざん既出か。
598吾輩は名無しである:02/06/07 11:16
>>597
あと二十年くらいしたら著作権が切れて、
新潮以外のどこかが出すだろ。
599吾輩は名無しである:02/06/07 12:25
「予告された殺人の記録」面白かったけどな。
私が読んだのは文庫だったけど、旧訳ですか?
600吾輩は名無しである:02/06/07 13:54
>>599
書かれてからそんなに年数が経ってないよ、
新訳も旧訳もないのでは?
601吾輩は名無しである:02/06/11 10:37
コロンビアの大雨すごいね。マコンドみたい。
602吾輩は名無しである:02/06/12 01:46
>601
その大雨とか、一晩にして火山の爆発で村が消えるとか、これラテンの現実。
603吾輩は名無しである:02/06/14 00:04
>>602
ラテンの現実?
ラテンアメリカの現実ってこと?
でもアフリカでもそういうこと起きてるけど?
604吾輩は名無しである:02/06/14 00:09
605吾輩は名無しである:02/06/14 00:59
このスレって 550 で html に落とされてたから死んだと思っていたら、
実は生きてたのか。メルキアデスみたいだな。
http://mentai.2ch.net/book/kako/1002/10024/1002468708.html
606吾輩は名無しである:02/06/14 18:07
607吾輩は名無しである:02/06/25 08:00
age
608吾輩は名無しである :02/07/03 02:27
ダラダラと…
609吾輩は名無しである:02/07/03 02:50
>>571
悪い、孤独と、予告殺人とそれしか読んでない
マルケス初心者だけど、愛悪は泣いた。

さらに遅レスな罠。
610吾輩は名無しである:02/07/03 02:51
で、今は迷宮の将軍を読み初め。
611吾輩は名無しである:02/07/03 20:11
予告殺人でその後の展開が示唆されてる
恋愛小説(?)は何という題名なのですか?
612吾輩は名無しである:02/07/03 20:19
>>611
コレラ時代の愛
野谷が翻訳中という話はどこに行ったんだ
613吾輩は名無しである:02/07/03 20:22
>>612
サンクス。まだ翻訳はされてないのに、邦題がついてるの?
614吾輩は名無しである:02/07/07 07:18
ここに出ている本、資料、全部読みたい。

ttp://members.jcom.home.ne.jp/macondo/ggm1a.html
615吾輩は名無しである:02/07/10 02:39
arriba!
616吾輩は名無しである:02/07/12 16:20
>>611
「予告された殺人の記録」じゃないの?
恋愛小説とは言いがたいけど・・・。
文庫になってるから(新潮?)、立ち読みでもしたら?

「コレラ」のストーリーはよく知らないから、
もしかすると>>612が正しいのかもしれんが。
617611:02/07/13 23:17
>>616
いやさ、その「予告された殺人の記録」で
ヴァージンじゃなかった女の人と、外から来たトリックスターが
何十年か後にふたたび会ったみたいなエピソードがちらりと
挿入されてたじゃん。アレがきちんとした作品になっていると聞いたもので。
それを>>612氏が教えてくれたわけです。
618吾輩は名無しである:02/07/14 01:42
英語なんだけど、ココかなり詳しいみたいよ。
         ↓
ttp://www.themodernword.com/gabo/
619吾輩は名無しである:02/07/15 23:45
まだ買うつもりはなかったのに新版の装丁にひかれて買ってしまったage
夏休みに読もう
620吾輩は名無しである:02/07/16 00:37
本屋に置いてなかったので、取り寄せ頼んで来ました。
今から楽しみです。
621620:02/07/19 16:09
今日届きました〜〜今から読みます。
622吾輩は名無しである:02/07/22 22:15
>618

そのようやね
623吾輩は名無しである:02/07/22 22:44
うちの先生がマルケスはもう小説書かないっていってましたよ。
自伝を書いたあとはエッセイとかしかやらないとか。
624吾輩は名無しである:02/07/23 17:37
今、最期の小説を書いてるっていうウワサだけど。
お宅の先生、マルケスの知り合い?
もっと情報をキボーン
625ガルシアマルケス:02/07/23 22:19
今日の朝日の夕刊に私の息子の顔写真が出ている。似ておろう。
626吾輩は名無しである:02/07/29 03:02
どこに載ってる?
627吾輩は名無しである:02/07/29 03:42
>625
本人ウザイ
628吾輩は名無しである:02/08/03 13:36
あげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
629吾輩は名無しである:02/08/03 16:51
誰が誰だかわからなくなってきたー
630オオエケンザブロー:02/08/03 18:42
って言うか、俺の「同時代ゲーム」パクってないか、こいつ?
先にノーベル賞取ったからって大きな顔すんなよ!
631吾輩は名無しである:02/08/03 22:09
>>630

 パクッたのはテメェだろwww
てか、テメェのなんか読まねぇけどさ
632吾輩は名無しである:02/08/03 22:51
大江の「同時代ゲーム」は読んでないなぁ。パクってるなら、読んでみっかな。
633吾輩は名無しである:02/08/04 19:36
シナリオのハウツー本出したって?
634吾輩は名無しである:02/08/04 20:23
>>633

 日本では半年前ね
635吾輩は名無しである:02/08/05 14:46
新刊じゃねえのか?
636吾輩は名無しである:02/08/05 14:59
パクリマルケスを読みたいなら、「同時代ゲーム」より
「マシアス・ギリの失脚」がオススメ。
637吾輩は名無しである:02/08/12 23:40
arriba
638吾輩は名無しである:02/08/14 21:13
test
639吾輩は名無しである:02/08/15 00:40
>>638

 何のテスト?










と言ってみるテスト
640吾輩は名無しである:02/08/15 03:15
>>636
パクリであることは本人も公言してますよね?確か。
まあ、「パクリ」とは言ってないですけど。
良く出来てて私は好きですね。面白いです。
この名前はここでは禁句なのかと思ってました。
ちょっと安心しました(W
641吾輩は名無しである:02/08/18 01:34
「百年の孤独」は、
バルザックからの盗作らしい。
グアテマラ発AFP
642吾輩は名無しである:02/08/18 01:40
>>630

パクッたのはテメェだろwww  ←正解

てか、テメェのなんか読まねぇけどさ  ←正解
643吾輩は名無しである:02/08/19 14:14
>641
ガルシア=マルケス自身も『百年の孤独』に自分が考え出した話などなにもない、
と言っているんだがね。全部子供のころに聞いた話だ、と。どういうことなのか
よく考えよう。
644吾輩は名無しである:02/08/19 14:28
ガルシア=マルケスが子供のころに全部バルザックから聞いた。
ということでいいですか?
645641:02/08/19 21:39
今からAFPの記事を探してくるよ。
メキシコ在住のコロンビア人作家が指摘した。
この件については、他の作家も以前から指摘していた、
と記事にはあった。
646吾輩は名無しである:02/08/19 22:06
バルザックからお願いされたらしいよ
647641:02/08/19 22:10
"Péguele a Miguel Asturias"

Por: José Emilio Pacheco (Escritor Mejicano)

Esta nueva comedia de las equivocaciones empezó el sábado 19 y
que se ha prolongado una semana. Nunca antes en la historia del
periodismo nacional una noticia literaria ocupó una primera plana
a ocho columnas.

La "Extra", como se llama en el habla de la ciudad a la segunda
edición de "Ultimas Noticias de Excelsior", informó: "Asturias acusa
de plagio a García Márquez. 'Cien años de soledad' es una grosera
copia de una novela de Balzac", dice. Un cable de France Presa basado
en "Le Monde", que citaba una entrevista de Luis Chao en "Triunfo'
de Madrid, difundía las opiniones del Premio Nobel 1967, según el
cual "Cien años de soledad" era un plagio de "La búsqueda de lo
absoluto'', de Balzac. El mismo día y en el mismo periódico, Carlos
Fuentes señaló cuan absurda era la acusación y sin proponérselo
inició el deporte que se ha practicado exhaustivamente después y
que puede llamarse "Péguele a Asturias".

Si García Márquez, interrogado telefónicamente por Guillermo Ochoa
(EXCELSIOR, martes 22), se limito a reír y a callar con la certeza
de que ante sus críticos la única respuesta posible de un escritor
es su obra, en el ámbito de la lengua española se ha alzado un
clamor unánime contra Asturias.

とりあえず、以下略
648641:02/08/19 22:18
647は、盗作疑惑を完全に否定したもの。

で、次がAFPの8月16日の報道。
分割します。
649641:02/08/19 22:20
@
Afirman que “Cien años de soledad” es un plagio
GUATEMALA (AFP).- La novela "Cien años de soledad" del escritor
colombiano y Premio Nóbel de Literatura Gabriel García Márquez es
un plagio de un libro del francés Honoré de Balzac y está escrita
en una prosa bastante pobre, afirmó en Guatemala el escritor
colombiano Fernando Vallejo, quien reside en México.

"Para empezar, me acuerdo que cuando salió (el libro en 1977),
Miguel Ángel Asturias (guatemalteco, Premio Nóbel de Literatura 1967)
lo acusó (a García Márquez) de plagio diciendo que había copiado de
un personaje de Balzac, de la novela Búsqueda del infinito", dijo
Vallejo en entrevista con la local Radio Punto.

Según el escritor, quien fue invitado a Guatemala para ofrecer una
charla en el marco de la II Feria Internacional del Libro, en la
novela de Balzac (1799-1850) "uno de los personajes buscaba fabricar
un diamante y de allí había tomando al coronel Aureliano Buendía,
que fabricaba pescaditos de oro", agregó.

Sin embargo, Vallejo no hizo referencia explícita al nombre de
Gabriel García Márquez, sino que únicamente se refirió a su obra.
650641:02/08/19 22:23
A
"Yo pienso que el plagio era más grande. El plagio no era así, el
plagio es que le robó el alma al otro, porque Balzac escribió en una
prosa cocinera y "Cien años de soledad" está escrita en una prosa
cocinera chismosa del que va a destapar la olla a ver que está
cocinando", aseguró el novelista, de 60 años.

Según Vallejo, "Cien años de soledad" es un libro escrito en "una
prosa bastante pobre" si se compara "con la de los grandes prosistas
del idioma".

"No es una prosa inspirada, dignificada por el habla, no es un escritor
que tenga un conocimiento al escribir (...) con procedimientos
sintácticos, con un léxico deslumbrante, no hay nada de eso", indicó.

"Dicen que (Cien años de soledad) es un libro muy imaginativo y muy
novedoso, yo no lo encuentro así", dijo el escritor colombiano
residente en México desde hace 31 años.

"Es un libro que empieza diciendo: Cien años después el coronel
Aureliano Buendía había de recordar ese tiempo. Al coronel Aureliano
Buendía siempre lo sigue llamando durante toda la novela y a todos
sus personaje, con nombre y apellido", citó.

"¿Eso es muy original? No, eso ya lo había usado (el mexicano Juan)
Rulfo (1918-1986) que llama siempre a sus personajes con nombres y
apellidos como Pedro Páramo, como Fulgor Cedano", insistió el autor
de "La virgen de los sicarios".

Vallejo cuestionó: "¿Dónde está la originalidad allí? Me pregunto,
¿por qué decir que es un libro original? No tiene ninguna originalidad,
es un libro más trillado en la literatura del narrador omnisciente,
en tercera persona y el más acabado que no conduce a ningún lado y no
deja nada", insistió.

以上、おしまい
651族長の秋:02/08/20 00:05
ひょ〜、スペ語はちょこっとわかるんだけど
全然読めないや つか 読む気力がわかん
652大デュマ:02/08/20 19:04
盗作?



面白けりゃいいんだよ
653吾輩は名無しである:02/08/20 19:50
バルザックからいただくっていうのは、盗作なのか?
それは最早パロディと呼ぶべきじゃないのか。
問題がどこにあるか知らないから、何とも言えないけど。
誰か上の文を翻訳してくれ
654吾輩は名無しである:02/08/20 19:52
どなたか訳してください。
おながいします。
655吾輩は名無しである:02/08/22 08:00
つーか、どうやったらスペイン語で書き込めるのよ?
656641:02/08/23 01:15
>>655

貼り付けただけですが、何か?

でも、書き込めるよ。
ñÑ¿ÁáúÚÍíóÓÉé¡

657吾輩は名無しである:02/08/23 01:44
>>656
656 名前:641 投稿日:02/08/23 01:15
>>655

貼り付けただけですが、何か?

でも、書き込めるよ。
nN?AauUIioOEe!
658吾輩は名無しである:02/08/23 03:36
でも、書き込めるよ。
ñÑ¿ÁáúÚÍíóÓÉé¡
659吾輩は名無しである:02/08/23 08:33
age
660吾輩は名無しである :02/08/25 01:29
バルザックの作品に出てくるダイアモンドを作ろうとする人物と、
アウレリアノ・ブエンディア大佐が似てるってことみたいだな。
661吾輩は名無しである:02/09/03 23:49
へー、そーなんだー
662吾輩は名無しである:02/09/04 13:35
物語の作り方を読むとガルシアマルケスもふつうのオッサンなんだなと思う
663吾輩は名無しである:02/09/04 13:41
愚かなる者共よ

危機意識をもたぬ愚か者よ
貴様らに日本の空気を吸う
権利はない。

愚民に制裁を!
こんな間抜けなHPで悶々
としている屑に神罰を!

文句があったらかかって来
い!

http://fnt.lib.net/1.htm
664吾輩は名無しである:02/09/15 17:48
敬老の日アゲ
665吾輩は名無しである:02/09/23 22:42
>>663

こわかった。
666吾輩は名無しである:02/09/23 22:43
Omen GET!!!
667吾輩は名無しである:02/09/27 11:17
大好き
あげ
668吾輩は名無しである:02/09/28 16:22
所沢市の狭山ヶ丘駅から3〜4分の所に”あいてい”と言う居酒屋があって百年の孤独が一日一杯限りでワンショット八百円で飲めるよ。他にも魔王・久保田の万寿や八海山もあるよ。
669吾輩は名無しである:02/10/08 11:02
>>668

おお、
逝ってみようかな。
670吾輩は名無しである:02/10/17 18:42
ガルシア・マルケスを読んだことがないのですけど、
長い小説が好きなので、今度ネットで『百年の孤独』の
購入を検討中です。(地元では手に入らないので)
2800円もするので読めなかったらと思うとちょっと不安です。
一番好きな作家はジョン・アーヴィングで、エピソード好きです。
最近読んだ本でおもしろかったのは『悪童日記』(古い!)です。
こんな私ですが、百年の孤独は読めるでしょうか?
ところでお洋服に『ガルシア・マルケス』という名のブランドが
ありますが、作家のガルシア・マルケスとは無関係なのでしょうかね?
671吾輩は名無しである:02/10/17 22:20
自分は古本屋で700円で買ったが。
672吾輩は名無しである:02/10/18 19:20
ジョンアーヴィング好きなら多分気に入るんじゃない?どこにお住まいか知りませんがインテリな洋服屋さんがいたもんですね…
673吾輩は名無しである:02/10/18 19:45
>>671-672
レスありがとうございます。
本屋もなく、脆弱な図書室(館ではない!)があるだけの
僻地に住んでおります。ブックオフに通いつめてた頃が懐かしぃ。
アマゾンで買ってみようと思います。

ガルシアマルケスってお洋服屋さんは渋谷にありますよ。
リメイク古着とかいろいろあります。
かわいいけど、ちょっと高い。
674吾輩は名無しである:02/10/18 22:09
マルケスはラブレーと千夜一夜物語から多大な影響を受けたと
言ってましたよ。
675吾輩は名無しである:02/10/18 23:32
アレホ・カルペンティエールやビオイ・カサーレス、
サルバドール・エリソンド、フアン・ルルフォ
なんかが好きなワタシでもマルケスって読めますでしょうか?
676吾輩は名無しである:02/10/18 23:46
「百年の孤独」とかいう蒸留酒だか焼酎だかあるらしいから
そっち買え。
確実に酔えてお得。
酒にそんな名前つけるような半端な文学趣味は嫌いだが
それで商売成り立たせているという点では
羨ましくもある。
百年の孤独を出している酒蔵。
悔しいぜ。チキショウ!
677発明な名無し?:02/10/18 23:47
前から気になってたことなんですけど、鼓訳の『百年の孤独』、冒頭1頁目、
「マケドニアの発明な錬金術師の手になるという世にも不思議なそのしろもの」(旧訳)
の「発明な」という言葉。
以前は、多分「著名な」の誤植だろうと思ってたんですが、
新訳でも「発明な」のままですね。

辞書をひくと、「発明な」には「聡明な/賢い」などの意味もあると出てます。
が、普通そういう意味で使うことはまず無いように、私には思われます。
そういう意味での訳語なんでしょうか。

私は鼓直の名訳に惚れ込んでます。特に「エレンディラ」とか。
それだけに一層気になります。

原文(あるいは英訳など)ではどうなってるんでしょうか?
どなたか御存知?
678吾輩は名無しである:02/10/18 23:49
>>677
英訳とかはしらんけど
聡明なって意味があるでしょ、「発明な」には。
679発明な名無し?:02/10/18 23:59
今、青空文庫で検索してみたら1件ヒットしました。

『西洋人情話英国孝子ジョージスミス之伝』三遊亭圓朝
"当年十二歳に相成るおいさと云う孝行な娘でございますから、
お父様は情ない事をなさる、と発明な性質ゆえ、
袖を噛んで泣き倒れて居ります。"

でも、こういう用法って、私にとっては「死語」なんですけど。
こちらのボキャブラリー不足と認識すべきでしょうか?
680二笑亭:02/10/19 01:15
マルケスって、本当に「愛の欠如」を描きたかったのかねえ。
近代文学の通念の手前、
そんなふりをしてみせただけなんじゃないの。
ほんとは、人間的興味よりも、言葉で極彩色の映像やエピソードを造型することが
面白くてしょうがない種類の香具師のような気がするけど。

>670 『悪童日記』が楽しめた人は、
   マルケスはもっと楽しめるのでないれすか。
681ixion ◆ySh2j8IPDg :02/10/19 01:44
>原文(あるいは英訳など)ではどうなってるんでしょうか?
>どなたか御存知?

原文見つからない(プイグはあるのに^^;)ので、参考までに英訳だと
"the learned alchemists of Macedonia"です。
682発明な名無し?:02/10/19 02:06
>>681
情報ありがとうございます。
"learned"ですか…
「学識が有る / 博学な / …」という意味ですね。
どうやら「発明な」は、やはり「聡明な」という意味で使われてるみたいですね。
「著名な」の誤植という可能性は無さそう。

「発明な」が変だと感じる私の語感がズレてるんだろうか。
683発明な名無し?:02/10/19 02:10
>>681
あれ? 今気づいたけど "alchemists"って複数形ですね。
「発明な錬金術師」は一人じゃないのか。
684原文:02/10/19 03:25
los sabios alquimistas de Macedonia

sabio =(形容詞)学識豊かな、賢い等

原文でも複数形だな。
「発明な」という言い回しは好きだな。
おお!!
感動です。

私も「発明な」がだんだん好きになってきてしまいました。
686吾輩は名無しである:02/10/19 03:41
百年の孤独っていまだに文庫に入ってないの?
687吾輩は名無しである:02/10/19 03:42
翻訳モノは文庫にならないよ、ほとんど
688吾輩は名無しである:02/10/19 03:42
ハードで出したやつは
689吾輩は名無しである:02/10/19 03:44
発明な = 利発な、機転の利く

北陸地方では、↑みたいな意味で方言として使われているよ。
690蒙昧な名無し:02/10/19 04:26
>>689
日常生活で普通に使われているんですか?
私は横浜出身ですが、日常で使われてるのは聞いたこと無いです。
でも「発明な」は共通語として認知されてるみたいだから「方言」とは言えないかも。
691原文:02/10/19 04:40
ところで、なんでみんな起きてるんだ?
オレはこれから眠るが。
不眠病か?

692吾輩は名無しである:02/10/19 04:41
白夜だからね。
693吾輩は名無しである:02/10/19 04:42
あと少しだからー読んじゃおーって思ったら
結構時間かかって、夜更かしになってもたーってパターン
694689:02/10/19 04:44
>>690
主に年配の人が使っていた気がします。「あの子は発明な子やねえ」とか。

>>691
自分は昼夜逆転の無職だからです。はぁ、職探し面倒くさ・・・
695吾輩は名無しである:02/10/19 04:50
なんで無職っつーか規則正しい生活でなくなると昼夜が逆転するのだろう。
人間は本来夜行性ではないのか。
696蒙昧な名無し:02/10/19 05:04
「発明な」はおいといて、p.1からちょっと引用:

"そのころのマコンドは、先史時代の怪獣の卵のようにすべすべした、白く大きな
石がごろごろしている瀬を澄んだ水がいきおいよく落ちていく川のほとりに、
竹と泥づくりの家が二十軒ほど建っているだけの小さな村だった。
ようやく開けそめた新天地だったから、まだ名前のない物がたくさんあって、
そういう物がたがいの話のなかに出てくると、みんなは、いちいちそれを指ささ
なければならなかった。" (旧訳 1972)

"マコンドも当時は、先史時代のけものの卵のようにすべすべした、白くて大きな
石がごろごろしている瀬を、澄んだ水が勢いよく落ちていく川のほとりに、
葦と泥づくりの家が二十軒ほど建っているだけの小さな村だった。
ようやく開けそめた新天地なので名前のないものが山ほどあって、
話をするときは、いちいち指ささなければならなかった。" (新訳 1999)

この部分に限って言えば、
新訳の方は、語句を切り詰めてコンパクトにまとめようとする姿勢が顕著。
10年前に旧訳で読んだ私としては、やはり旧訳の方に愛着がある。
新訳は、切り詰めすぎて、意味がすんなり通りにくいのではなかろうか?
旧訳は、冗長かもしれないが、心地よいリズムがあって、意味も明晰。

「先史時代の怪獣の卵のようにすべすべした」という比喩にゾクッとした覚えあり。
「けものの卵」?

マルケスを読むためだけにスペイン語を学びたくなってくる。
辞書だけはもう数年前に買ってあるんだけど。
697吾輩は名無しである:02/10/19 10:02
>>696
大学でスペイン語やってる者ですが、いまだにマルケスは手を出してません。
なんか文法がメチャクチャらしいから、もちろんそれは意図的にそうしてあるんでしょうけど。
698原文:02/10/19 12:39
>>696 おっしゃる通りですなぁ。
    俺も旧訳の方が格調がある気がする。

>>697 マルケスよりスペイン語の文法を知っているんですね。 
699吾輩は名無しである:02/10/19 17:43
住井すゑが生きていれば
小森を舞台に・・・百年の孤独が・・・
ってことはないか。
700ixion ◆ySh2j8IPDg :02/10/19 21:12
俺スペイン語そんなにできなかったけど、マルケスはそんなに読みづらく
なかったような…。
でも、もうダメだな、きっとぜんぜん読めない。
701吾輩は名無しである:02/10/19 22:20
『橋のない川』
702原文:02/10/20 03:11
>>696

>先史時代のけものの卵

の件だが、原文では、「けもの」とも「怪獣」ともないな。
直訳すれば、「先史時代の卵」としかない。
703蒙昧な名無し:02/10/21 00:54
ずいぶん踏み込んだ訳になってるわけですね。
それが「勇み足」かどうかの判定は微妙なところでしょうが、
「怪獣の卵」は、なかなかいいと思う。
私としては「恐竜の卵」として長い間記憶に残ってました。

「先史時代の卵」。先史時代から孵化しないままにそこに残っている卵。
産み主は不明だが、大きさから判断して巨大な生物。
あるいは、「時」そのものが産んだ卵?

「けものの卵」は、ひねりすぎでしょう。
「けもの」は普通、卵産まないし。余計な妄想を強いる。
産むとすれば、カエルの卵のように、殻の無い卵のような気がする。
あまりの大きさゆえ、それ自体の重みで平たくゆがんでいるの。
704原文:02/10/21 03:07
オレも頭の中には、
「恐竜の卵の化石」というイメージが残っていたな。
705吾輩は名無しである:02/10/25 00:26
石化しちゃ駄目。
706吾輩は名無しである:02/11/01 04:31
age
707吾輩は名無しである:02/11/02 05:25
あがってないぞ
708吾輩は名無しである :02/11/05 00:35
ague
709吾輩は名無しである:02/11/05 21:17
"Vivir para contarla"読んだ人いる?
710吾輩は名無しである:02/11/07 21:17
martes, 08 de octubre del 2002
Una caja con 15 ejemplares de "Vivir para contarla",
las memorias de Gabriel García Márquez, fue robada de un camión,
además de los libros vendidos en Armenia, centro oeste de Colombia.
El robo se produjo horas antes del lanzamiento mundial de la obra.


711吾輩は名無しである:02/11/07 21:25
Vivir para contarla
592 páginas

Vivir para contarla es, probablemente, uno de los libros más esparados
de la década, compendio y recreación de un tiempo clave en la vida de
su autor, los años de la infancia y juventud, aquellos en los que se
fundaría todo el imaginario que, con el tiempo, dará lugar a algunos
de los relatos y novelas claves en la literatura en lengua española
del siglo veinte.

下で第3章の一部が読める。
http://66.220.28.29/~revistac/calle22/portada/articulos/62/
712670:02/11/08 23:57
少し前に、ジョンアーヴィングが好きだけど、
そんな私に『百年の孤独』が読めるでしょうか?と質問した者です。
もーーーーー!!!!!!!!
すっごいおもしろいじゃないですか!ってまだ途中なんだけど。
自分的にはアーヴィングを上回る作家になっちゃいそうなイキオイ。
とりあえず今年ベスト1です。って全部読んでから言え自分!
713吾輩は名無しである:02/11/09 00:07
マルケスは合わないヤツは5ページぐらいで無理、
合うと一気、って感じだもんねー。
714吾輩は名無しである:02/11/09 03:02
>>712

 一生のうちのベスト1になるかもよ。
715吾輩は名無しである:02/11/17 03:31
あげまくり
716吾輩は名無しである:02/11/18 03:20
あがってないよ
717吾輩は名無しである:02/11/23 04:27
なんか「百年の孤独」ノーベル賞受賞20周年で、
コロンビア政府が商品付きクイズをやるみたいよ。
問題は地元紙に。締め切りは12月10日。
どしどし応募しよう。商品はパソコン。

Colombia celebra el Nobel de "Cien Años de Soledad"
(AFP) El ministerio de Cultura de Colombia premiará los conocimientos de nacionales
y extranjeros sobre "Cien años de soledad", la obra cumbre de Gabriel García Márquez,
como parte de las actividades programadas con motivo del 20 aniversario de la entrega
del Nobel al escritor colombiano, informó una fuente oficial.
Un cuestionario de 29 preguntas que circulará con los periódicos locales
pondrá a prueba los conocimientos sobre la novela de "Gabo",
y los participantes deberán enviarlo por correo al ministerio de Cultura
hasta el próximo 10 de diciembre.
Los ganadores recibirán computadoras portátiles, dijo un funcionario del ministerio,
quien señaló que el concurso también busca promover la lectura de la obra del Nobel,
de 75 años, que el pasado 8 de octubre lanzó sus memorias,
publicadas bajo el título "Vivir para Contarla".
718吾輩は名無しである:02/11/26 02:35
読了しました。
アウレリャノ・バビロニアを産んだ、レナータ・レメディオス(メメ)は生きているよね?
719吾輩は名無しである:02/11/27 23:04
>>718
ポーランド?かどっかで死んだはず。
720吾輩は名無しである:02/11/27 23:18
最後まで読めませんでした
もう誰が誰だか
721吾輩は名無しである:02/11/27 23:19
素朴な質問。これってそんなにいい作品か?
722吾輩は名無しである:02/11/27 23:27
評判よかったから挑戦してみたものの
ふだん読んでる小説と全然タイプ違った
複雑!
723吾輩は名無しである:02/11/28 02:20
ウィスコンシン州立大で、マルケスからカルヴィーノに宛てた書簡が出てきたってさ

◆ ニュース速報@SF/FT/HR板 ◆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1009371591/l50
724吾輩は名無しである:02/11/29 03:41
>>721

 20世紀の世界の最高傑作ですが。
725吾輩は名無しである:02/12/01 17:37
うわぁ〜。こんなスレッドあったのですか。うれしいぞなもし。
原書が欲しいのですが、どうしたら買えるのか教えてくださいな。
よろしく。
726725:02/12/01 17:48
727吾輩は名無しである:02/12/02 03:49
>>725

米国のアマゾンで買えるんぢゃない?
東京のスペイン語の書店に行けばあると思う。
728吾輩は名無しである:02/12/02 12:10
私も>>720さんの言うように最後まで読み通せなかった...。
同じような名前が次から次へと出てきて混乱しまくりだったのです。
あれから1年くらい経つし、再チャレンジしてみよっかなぁ。
729吾輩は名無しである:02/12/02 14:49
フリマで300円で百年の孤独ゲットしましたけど、
これって大掘り出し物なんでしょうか。
730タバスコ ◆aWFfCao0Sk :02/12/02 23:00

スペイン語読めないので、英語で読みました。(日本語は高くて買えなかった・・・)

>>728
英語版には家系図が出てきて家族関係が判りやすかったです。
親の名前を子につけるので、親子で同じ名前になってしまいます。

>>729
お買い得です。
731725:02/12/04 00:13
>>728
グァテマラのアンティグアという町で下宿していた家では、
爺さんもパブロ、お父さんもパブロ、息子もパブロ、だったよ。(w
息子は小さいのでパブリートと呼ばれていたが困らないのかな?
732吾輩は名無しである:02/12/04 01:00
現在公開中の「セレンデピティ」って映画で
「コレラの時代の愛」が重要なアイテムとして出てくるんですが
あれって「予告された..」の中のあの二人に関する話なんですね
「老人の性」に関する話としか知らなかったけど
長年の別離を越えて出会う男女の話なら納得だ。

映画自体はハリウッドのクリスマスシーズン向け恋愛映画です。

733725:02/12/05 00:17
>>725
ありがとうございます。アマゾンは英語ですよね。
英語わからないので、神田で探します。(泣
スペ語のアマゾンとかないのかな〜。
734725:02/12/05 00:31
だめかなと思ったのですが、
「100 años Garcia Márquez」で調べたら、アマゾンで売ってました。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/843760494X/102-1434713-5577719?vi=glance
735727:02/12/05 14:44
スペイン語ならメジャー本なら米国のアマゾンで十分です。
東京にスペイン語の専門書店があります。割高ですが。
736吾輩は名無しである :02/12/12 14:13
age
737吾輩は名無しである:02/12/14 21:56
>>729

そう思います。
738吾輩は名無しである:02/12/18 23:28
牛島 信明氏(うしじま・のぶあき=東京外語大名誉教授、琉球大教授、スペイン・ラテンアメリカ文学)
13日午後5時48分、横行結腸がんのため東京都文京区の病院で死去、62歳。
739吾輩は名無しである:02/12/24 01:56
「百年の孤独」さっきアマゾンで注文した。
読もうと思った時に本屋になかったり、他にも先に読んでおきたい
作家を発見しちゃったりでなかなか機会が無くて、
この作品を知ったときからかなり時間が経過しちゃったけど、
ついに読める。
来年の1冊目はこれを読む予定♪
740ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/24 14:55
うそ、牛島先生亡くなったの!!!!


…知らなかった、鬱。
741吾輩は名無しである:02/12/25 00:32
鼓さんの訳って評判良いのか……。
放り出してた『族長の秋』きちんと読んでみようかな。
742吾輩は名無しである:02/12/25 00:41
>>740

 亡くなったのだよ。大きな損失なのだよ。
 アーメン
743堤さやか:02/12/25 13:31
そうかー亡くなったのかあ。合掌…。
744吾輩は名無しである:02/12/30 06:13
最近買って150ページくらいまで読んだけど、
戦争が始まった辺りからアウレリャノがどういう順序でどういう行動を
取ってどこからどこに移動して何時マコンドに帰ってきたか、
その辺の時間関係がよく分からなくなってきたのでまた初めから読むことにした。
745吾輩は名無しである:02/12/30 11:36
構成が三島の豊穣の海に似通っているような気がちました。
初めに重厚な物語を展開しておいて、それが一切夢か幻であったかのように終話で締めくくるところなんかが。
746吾輩は名無しである:02/12/30 23:38
ラテンアメリカでは夢でも幻でもない。
現実ですが。
747吾輩は名無しである:02/12/31 02:58
うろ覚えだが、ジプシーの預言書に命日が書かれてあって、それを読むと同時に、ブエンディア家の最後の一人も消えてしまって、そんな町が存在していたことすら人々の記憶から消え去ってしまうのではなかったっけ?
748ixion:02/12/31 05:23
>747
「命日」というか、何と言うか…。

『百年の孤独』って、マルケスが「父」と自ら語るフォークナーを「殺す」
ようにして成立してるよなぁ。フォークナーは、地図で記すことにより歴史を
作り上げた「父祖としての記述者」であったのに対し、『百年の孤独』の
メルキアデスは解読された途端にそれが書き記したものが消えるという「終末の
預言者」として作用しているし。

ところで>>746
現実にメルキアデスの預言に書き/囲まれた村があったら、そんな村の
歴史の一部として生きてみたいかも。

…せいぜい、労使対立の最中に殺される無名の三千人(だっけ?)の1人
としてだろうが^^;
749吾輩は名無しである:03/01/03 07:31
A happy new year age
750吾輩は名無しである:03/01/09 14:05
今日から読み始めたよ。
思った以上に嵌りそうだ!
嵌ったら古本屋で昔の訳を探してみようかな。
751吾輩は名無しである:03/01/14 11:42
あげがてらに。
先週末古本屋で、「ユリイカ1988.8/特集 ガルシア・マルケス」購入。

1950年代に彼が書いた記事とか載っていて面白いです。
752吾輩は名無しである:03/01/14 16:20
同じような名前の登場にてこずったけど、
繰り返し繰り返し繰り返されることに身を任せると、この物語が快感になったよ。
753吾輩は名無しである:03/01/16 10:38
エリック・マコーマックの「隠し部屋を査察して」という作品の中に、

判事と相対した女が、4時間あらゆるものをとめどなく吐きつづけ、
吐瀉物の中にはその出来事すべてが予言されていた羊皮紙も混じっていた。
(その羊皮紙を判事が読めば後の事態は避けられたはずだが、判事が読まない
ことも予言されていた)
最後に女は吐瀉物の中からピストルを拾い上げ、判事を射殺した。

というエピソードがあって、"百年の孤独"からの影響かなぁ、とちょっとうれしかった。
754吾輩は名無しである:03/01/16 16:58
>>753

 思いっきり、わざとらしく、影響を受けている感じがしますね。
755753:03/01/17 10:25
>754さん。そうなんですよ。
753で、うれしかった。と書いたのはちょっと語弊がありましたね。
失礼いたしました。

なんか、ニヤニヤしてしまったというか。
(これも適切ではありませんが)
756吾輩は名無しである:03/01/17 18:35
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1002939862/411-
読書不可能論者が意識を正しに来るってよ。
757石原総理待望:03/01/19 04:57
 鼓の翻訳がダメすぎる。日本語を知らない奴は翻訳やるな。
また、巻末の訳者解説に奴の文学センスの無さが露呈している。
マルケスは手ごわい書き手だと思うけど。
758白石昇 ◆yAVJKqLKn2 :03/01/19 07:15
>>757
 ああゆうのって、誰かが訳したら、他の人が訳しちゃ
いけないものなの?
759石原総理待望:03/01/20 00:36
>>758
 法的なことは良く知りませんが、勝手に訳して出版したらダメらしいです。
私事ですが、かつて私がある本を翻訳しようとした(小説ではありません)
際、著者に照会したところすでに他の翻訳者によって和訳されつつあると
知らされ、翻訳を諦めたことがありました。
760吾輩は名無しである:03/01/20 00:46
>759
べつに…諦めんかて…。自分の勉強でやってみるぶんにはいくらでも
いいんやから。
勝手に出版なんかできるワケがない。版権は高いんやぞ。
パリポタなんか、案外なトコが横合いからかっさらったから、他は
ギリギリ歯軋りして悔しがっとるw
761山崎渉:03/01/20 01:42
(^^)
762吾輩は名無しである:03/01/22 02:07
>>757

 「百年の孤独」のほんの一部でいいですから、
あなたの訳をここに書き込んでいただけませんか。
763吾輩は名無しである:03/01/23 04:12
>>762
スペイン語はおろか英語すらできないお前が言うなよ。
みっともねえぞ。
764ミステリ板住人:03/01/23 17:13
はじめまして、ミステリ板住人です。
このスレを最近見つけ読破しましたが、私が今まで2ちゃんねるの各板
で見たスレの中で最高のハイレベルスレだと感心しております。
馴れ合いにならず、忌憚の無い意見が熱く戦わされている点がいいです。
自分と異なる意見が出ると、すぐにスレが荒れるとか、
荒らしとかヒステリックに騒ぎ立てる輩が多いのが2ちゃんだと思いますが、
このスレでは、マルケス作品を評価するにしても、批判するにしても、
きちんと理由を書いている方が多いのに感心させられました。
他板では意外にこういう基本が出来きていない人が多いです。
このような長寿スレが存在するのが、さすが文学板だと思います。

さて、小生、「百年の孤独」を読みましたが、
事前準備(作品読解に必要な歴史・思想等に関する予習)が不充分な
ためか、未だ「読解」したという気がしません。
作品理解のために必読の文献の御紹介をいただければ幸いです。

765ミステリ板住人:03/01/23 20:51
御挨拶代わりに、「百年の孤独」に関して2.3わたくしが気付いたことを
記してみたく思います。

1 「わたくしが好きな登場人物」
  過去ログに、「百年の孤独」の登場人物は、突飛過ぎて感情移入できない旨の
  レスがあったように思いますが、確かに奇人・変人オンパレードの一族であり、
  この点は一般論としてはうなずけるものがあります。
  しかし、わたくしは、心ならずも一族のフィナーレを飾ることになる婚外子、
  孤独な探求者たるアウレリャノ(バビロニア)にすっかり感情移入し、
  はまりました。彼は2ちゃん文学板では人気が出そうなキャラだと思うのですが?
  勿論、コロンビアの肝っ玉かあさんウルスラ(イグアラン)にも心からマンセーです。

2 「そして2、3の質問」
  ・2代目レメディオスの昇天は、何らかのメタファーだと思うのですが?
  ・メルキデアスはアルキメデスのアナグラムですか?
* ミステリー小説ですと、メルキアデス=カタルーニャ生まれの学者となる
とこですが(w

3 「百年の孤独」のような世界観を持つ作品登場の可能性について
  この点についても過去ログで熱弁が奮われていたようですが、
  わたくしは「百年の孤独」のような文学作品は、密林にニンフが跋扈する世界観
  がないと成立しえないように思うのであります。
  こういった点から、もしアジアにおいて「百年の孤独」のような文学作品が
  書かれるとしたら、それは中国、日本といった東アジアではなく、
  東南アジアにおいてのような気がいたします。
  日本に限定しますれば、やはり過去ログで指摘されているとおり、琉球かと思います。
  どちらにしろ北国では書かれ得ない系統の文学作品だという気がいたします。
766吾輩は名無しである:03/01/23 22:07
@Aさんがある真面目な意見を出しました。
ABさんがそれに対して同意もしくは反論などの意見をしました。
BAさんは無視しました。
CCさんはAさんに意見をしました。
DAさんは「あなたの意見は主観に過ぎない」とだけ言いました。
ECさんは「しかしAさんの意見もそうなのではないですか?」と聞きました。
FAさんは無視しました。
GAさんはまた自説を主張続けしました。
HAさんは自作自演を始めました。
IAさんと自演名無しは語りつづけました。

↑@〜Gが延々と繰り返され、それが終わるとH、Iだけが繰り返されるわけです
お気をつけください。
767吾輩は名無しである:03/01/23 23:38
>>766
それは「ミステリ板住人」の事を言ってるのか?
別スレでも「ミステリ板住人」を見たが、面白くなかった。
ミステリ的な物を文学では求めてないからな。
768ミステリ板住人:03/01/23 23:59
>ミステリ的な物を文学では求めてないからな。
私は純文学に特にミステリ的なものを求めてなどいませんが、
あなたが言うミステリ的なものとは、具体的に何ですか?
もし、論理の整合性という意味でしたら、
マルケスが描く世界そのものを受容することが不可能かと思いますが。


769766:03/01/24 01:04
>>767
そうです。
>>768
このスレの人々にご迷惑をおかけすることになるので、一度だけ聞きます
もしあなたがまともなかたで、私の認識が間違っているのだとすれば言ってくださいね。
もし答えていただけるのであれば、その後このスレの方々の判断に委ねます。
荒れるとよくないので私はこれで去ります。
770吾輩は名無しである:03/01/24 02:42
>>766
「カラマーゾフの兄弟」のスレの事だろうな。
確かにあそこは>>766のパターンになってしまってる。
うーむ。
771762:03/01/24 03:02
>>763

たとえば、"Cien Años de Soledad" の冒頭部分、
Muchos años despúes, frente al pelotón de fusilamiento, el coronel
Aureliano Buendía había de recordar aquella tarde remota en que su
padrde lo llevó a conocer el hielo. Macondo era entonces una aldea
de veinte casas de barro y cañabrava construidas a la orilla de un
río de aguas diáfanas que se precipitaban por un lecho de piedras
pulidas, blancas y enormes como huevos prehistóricos.
を訳したらどうなるのかなと思いましてね。
772762:03/01/24 03:38
>>765

アルキメデス = Arquímedes(スペイン語表記、英語はArchimedes)
メルキアデス = Melquíades

773ミステリ板住人:03/01/24 04:48
>>772
ありがとうございます。全然違いますね(w
>百年の孤独スレ住人各位
>>764>>765の私のレスをお読みいただければ、おわかりのとおり、
皆さんにいろいろ教えていただければと思っております。
マルケスの本に興味も無いのにこのスレに来た>>766氏は、
私にとりラテンアメリカの密林に生息するニンフ以上に不可思議な存在であります(w
774762:03/01/24 05:03
>>773

 確かに正統なスペイン語であれば、RとLはまったく別物でありますから、
Melquíades が、Arquímedes のアナグラムではありません。
しかし、日本人がRとLの区別ができないように、
ラテンアメリカでもRとLが混同されるという現象があるとも仄聞します。
おそらく先住民がスペイン語を使う場合だったと記憶していますが。
でも、やはりアナグラムではないでしょうね。
Melquíades というのは、そんなに珍しい名前ではありませんし。
ヤフー・スペイン語版でMelquíadesを検索しても、
「百年の孤独」以外にもたくさんヒットするはずです。
775吾輩は名無しである:03/01/24 09:04
>ミステリ板住人
君さ、つまんないよ。
776吾輩は名無しである:03/01/24 09:18
>>775
いやおもしろい。続けてほしい。
独特の世読み込みをしているように思うが。
777吾輩は名無しである:03/01/24 09:35
エサを与えちゃいけませんよ、皆さん。
778766:03/01/24 10:05
正常に機能してるみたいなんで、
じゃ、別にいいですよ。お騒がせしてすみませんでした
779吾輩は名無しである:03/01/24 14:01
ミステリ板住人の弱点が露呈された形での決着となったな。
悪いことは言わないから語学を勉強して来い。
それまでは大きな口を叩くな。
780吾輩は名無しである:03/01/24 18:41
いくらなんでも、外国文学なのにカタカナ表記を根拠にアナグラムと言われても・・・
781吾輩は名無しである:03/01/24 19:04
ミステリ板住人は文学板で何をしたいのだろうか。
>>766は他の板で荒れてるのを見てここもそうならないようにと注意しただけなのでは?
782吾輩は名無しである:03/01/24 19:22
>>781
決まっている。スレを破壊したい、更には板そのものの活気を根こそぎにしたいってあたり。
そんなのが面白いかといえば、無差別殺人くらいには面白いだろうと思う。
783吾輩は名無しである:03/01/24 19:54
ミステリ板死亡
784吾輩は名無しである:03/01/24 20:14
>>781
友達がいないんです。彼は。
構ってクンなんです。

だから構うな。
無視しろってば。
名前すら出すな。
レスつけたヤツはみんな荒らし。
俺もね。
785ミステリ板住人:03/01/24 21:52
>>774
いろいろありがとうございます。

マルケスや百年の孤独について書いていない人たちは、
マルケスとは無縁な荒らしです。>>784なんかは、ほとんど脅迫ですしね。
私のこのスレにおけるレスをご覧いただければ荒れるような要素は
皆無なことがおわかりいただけると思います。
次のレスでまた私の思ったところを2、3書かせてください。
786ミステリ板住人:03/01/24 22:24
1 またしても2、3の質問
(1)「百年の孤独」等のマルケス作品読解にあたり、
  マルケスの母国であるコロンビアの歴史・地誌等について調べてみたいと
  思ったのですが、邦語の適当な資料を見つけることができませんでした。
  日本におけるラテンアメリカ関連の資料は、ブラジル、アルゼンチンという
  南米の2大国とチェ・ゲバラのチリ、フジモリのぺルー、特に前の2国に
  集中してしまっているようです。
  出来ましたら、コロンビアの民俗伝承に関する資料等なども含めて
  適当なものをご紹介願えないでしょうか。

(2)「百年の孤独」、特に新訳は読みやすいのはいいのですが、
   日本人向けにかなり意訳されているように思います。
   小町娘とかこの辺は、直訳でベタに訳すとどうなるのでしょうか?

2 いわゆるガルシア=マルケスの知名度について
  過去ログで、マルケスの知名度が話題になっていたようですが、
  他板住人である私の知る限りでは、
  残念ながら、日本における一般的な知名度は、ほとんど0に近いと
  いったところかと思います。
  ノーベル賞を受賞したのも、もう20年くらい前ですし、
  またノーベル賞を受賞したから日本での知名度が上がるという時代でもないですし。
  読書好きな人でもほとんどの人は知らず、外国文学を専攻した人でも
  第三世界の文学方面に興味がある人でないと知らない可能性大です。
  最近、林真理子女史が書いた読書ガイドブックに「予告された殺人の記録」が
  紹介されたのは、いくらか明るい話題と言えるでしょう。
787762:03/01/25 03:23
>>786

小町娘のレメディオスは、原文では "Remedios, la bella"
直訳すれば「美女」。
例えば眠れる森の美女は "La bella durmiente del bosque"

ネットで調べた限り、英訳は予想通りでありますが、
"Remedios the Beauty"
788ミステリ板住人:03/01/27 06:49
>>787
たびたびありがとうございます。
「百年の孤独」の新訳は、下手すると「超訳」の世界ぽくなってるように
思います。
旧訳にも、過去ログで話題になった「怪獣の卵」というのがありましたけどね。
私が、小町娘と並んで、「おい、おい」と思った訳は、アマランタが縫い続ける
「経帷子」です。
どうしても、日本の幽霊の白いコスチュームしか想起できないのですが、
ラテンアメリカ諸国にも、あのような死装束が存在するのですか?
789YOSHIKI:03/01/27 18:23
おい、お前ら! 新スレたてたぜ。  名前は    

★★YOSHIKI様のピアニストを撃て!!★★   

だぜ。 このスレでは世界最高のピアニストのオレ様が
お勧めのピアニストについて熱く語るぜ!
お前らのお勧めのピアニストについても色々書いて
音楽に関する情報を提供しろよ!
待っているぜ!


http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1043572368/l50

そして永遠の命を手にした■慎太郎クローン■が
次期総理に向けて始動したぜ!
石原は「自分に代わって■慎太郎クローン■が首相になって
大日本帝国を再建する。」といっているらしいが、本当かよ?
詳しくはこのHPに書いてあるぜ。
そして巨大地震を起す■謎の巨大コンドーム=神■の
謎を知りたければ、このHPを見ろよ!
http://www12.brinkster.com/uhikaru/a&w.htm


前スレはここだぜ。
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1038739531/l50

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★******★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★■
790吾輩は名無しである:03/02/02 16:17
    ∧∧ガバッ!  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (;゚Д゚; )ミ    < 朝6時半頃、age荒らしが来るような気がする
⊆ ̄ ⊂ソ 〇     \_________
791吾輩は無名である:03/02/08 05:15
あげ
792吾輩は名無しである:03/02/08 12:34
ミス板逃亡だな
793吾輩は名無しである:03/02/09 22:20
予告された殺人の記録を読んで大感動。
族長の秋と百年の孤独をあわてて読んだが、それほど感動しなかった。
端整で余計なものをそぎ取った文章と、
それと正反対の、エネルギーが奔出する猥雑な文章との
あまりの対照ぶりに面食らっている。
794吾輩は名無しである:03/02/10 18:25
795ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/10 22:03
>>793
僕は「百年の孤独」の方が面白かったなあ。
大河小説の類が好きなせいかもしれない。
「予告された殺人の記録」の最後のスーパーナチュラルなはじけ方には
思わず惹き込まれたけどね。
この作品は、林真理子が絶賛してるね。

796吾輩は名無しである:03/02/10 22:34
>>795
頼む来ないでくれ。ドストスレみたくなるのが嫌だ。
797吾輩は名無しである:03/02/11 16:35
『誰がビンセント・チンを殺したか』
798吾輩は名無しである:03/02/11 17:27
この本どこから出てます。いくらで買える?
799吾輩は名無しである:03/02/14 02:14
>>798
新潮社から出ていて2800円だよ。
文庫は出てない。ハードカバーのみ。
800吾輩は名無しである:03/02/15 11:21
誰も林真理子なんか読まないよ…

日本における一般的な知名度っつたって
同じノーベル賞南米作家のアストゥリアスなんかより上だし、
生きてるカルペンティエルやフエンテスよりもずっと上だしな。
フジモリと戦ったリョサくらいか、知名度で張り合えるのは。
801吾輩は名無しである:03/02/15 14:42
>>709
The Economist の今週号に
Vivir para contarla の書評が載ってマスタ。
英語版は今秋発売らしい。
802吾輩は無名である:03/02/16 00:24
>>800

 ボルヘスがいるだろ
803吾輩は名無しである:03/02/16 00:38
>>802
死んどるがな。
ノーベル賞作家、現生作家って意味での括りがない。
つか一般的な知名度ならリョサ>マルケス>ボルヘスって気がせんでもない。
804吾輩は名無しである:03/02/16 00:47
「百年の孤独」を生きたのは一族の歴史を綴った紙、というオチでしたっけ?
805吾輩は名無しである:03/02/16 00:49
南米作家でいちばん知名度あるのはジョルジュ・アマド。
これ常識。
806吾輩は名無しである:03/02/16 00:50
いんや。南米作家でいちばん知名度あるのはコルタサル。
これ不変。
807吾輩は名無しである:03/02/16 00:54
ハァ?
リスペクトールだろうが。俺の彼女(高卒)でも知ってたよ。
808吾輩は名無しである:03/02/16 00:56
これはまた非常に限定された統計ですね。
809吾輩は名無しである:03/02/16 00:56
フアン・ルルフォを忘れるなよ、ボケども。
810吾輩は名無しである:03/02/16 00:57
バルガス=リョサが大統領選に
出たのって十年以上前だろ?
フジモリはともかく、彼の報道がこの国で
それほどあったようには思えないなあ。
811吾輩は名無しである:03/02/16 01:01
レイナルド・アレナス処女作翻訳の衝撃はまだ新しいぞ(多分)。
812吾輩は名無しである:03/02/16 01:30
知名度では、やっぱネルーダじゃねぇの?
813吾輩は名無しである:03/02/16 03:40
アニータ > 汎南米作家
814吾輩は名無しである:03/02/16 07:33
マルケスってシャキーラのファンなんだよね。
エロ爺
815吾輩は名無しである:03/02/16 10:41
アニータ>>>>>>>オクタビオ・パス=ガルシア・マルケス>ルイへ・ボルヘス>バルガス・リョサ>カルロス・フエンテス
816吾輩は名無しである:03/02/16 12:51
>>815
ルイヘ・ボルヘスじゃないよ
>>800
一般的な知名度の向上という点では、林真理子が著書で取り上げた意味は
大きいと思います。
一般的に、マルケスと真理子どちらが多く読まれているかは
論じるまでもないことですし。
真理子の紹介を機にマルケスを読もうとする人が少しでも出てくれば
嬉しい限りです。
818716:03/02/16 13:09
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819吾輩は名無しである:03/02/16 18:30
文庫本出てないのかな?
820吾輩は名無しである:03/02/16 19:07
>>819
ここ30年文庫化されなかったので、これからも文庫化は期待しない方がいいかも。

>>ミス板住人
だから来ないでって言われてるじゃん。来ないでくれよ。
他の板みたいにここが荒れるの嫌なんだよ。
君が来るとどこも荒れてるよね。自覚ないのかな。嫌われている事を知れ
821吾輩は名無しである:03/02/16 20:09
>>820
やっぱり無理ですかね?
単行本だと重いから持ち歩けないのでちょっと躊躇してます、
どうしても電車の中でしか読む時間を作れないから。
>>820
あなたは2ちゃんねるガイドを熟読してください。
スレに他人の参加を拒否する権利はあなたにはありません。

というわけで、「族長の秋」に再挑戦。
823吾輩は名無しである:03/02/16 22:02
べつに来る来ないはどうでもいいけど
林真理子とか書くなよ。なんか字面見てるだけでも恥ずかしくなるよ。
824吾輩は名無しである:03/02/16 22:32
>>821
文庫化は難しいと思いますよ。
今出ている本も1999年に改訳された物なので。
文庫だと折角の話が軽いイメージになってしまいそうな気もします。
ハードカバーだから重いけれど、是非読んでいただきたい。

>>822
「族長の秋」に挑戦されるのもいいけれど、ここは「百年の孤独」スレです。
スレタイを熟読してください。
林真理子が「20代で読みたい名作」という本の中で
「予告された殺人の記録」を紹介しており、
マルケス作品が広く読まれる一助になればいい、と言うだけの話。
別に真理子マンセーじゃあないよ。

>>824
過去ログを熟読してください。
既にマルケスの他の作品について書いてもいいという了解が
出来ているようですよ。
>文庫だと折角の話が軽いイメージになってしまいそうな気もします。
この文の意味するところが良くわからない。
自分としては、文庫化され、より多くの人に読んで欲しい気がしてる。
827吾輩は名無しである:03/02/16 23:58
>>826
文庫化してより多くの人に、と言う意見も解るけれど
ハードカバーと文庫では読んだ時の重さが違うように感じられる事とかないですか?
内容は同じでも、小さく纏まってしまっている感じがする本があるんです。
文庫本で先に読み、諸読はハードカバーにすれば良かったと感じる事もあります。
あくまで私の感想なんですけどね。
828吾輩は名無しである:03/02/17 00:32
ガイシュツだが、
文庫化される時は羊皮紙で出されるのだ。
>>827のレス、感覚的にそういう人もいるのかなと頭では理解出来るんだが、
内外の古典文学(新潮文庫・岩波文庫中心)もミステリ(早川書房・東京創元社中心)
も文庫育ちな自分には、ピーンと来ないものがある。
「百年の孤独」が、いまだに新潮文庫に入らないのは、
何かビジネス上の理由がある気がする。入れたくても入れれないような。
830吾輩は名無しである:03/02/17 20:46
>>829
古典文学の岩波文庫の方は知らないが、新潮文庫は始めハードカバーだからね。
三島も太宰も。
古典文学=文庫の考え方は間違いなのでは。
ハードカバーで読む楽しさは本好きにか解らないような気がする。
>古典文学=文庫の考え方は間違いなのでは
自分が読み始めた頃は、内外の古典文学のほとんどが文庫化されていた。
従って文庫にも入るような作品が古典文学という感が強い。
>ハードカバーで読む楽しさは本好きにか解らないような気がする。
違うと思う。単なる趣味の問題でしょ。本は中味が第一。

「風と共に去りぬ」も「ドクトルジバコ」も映画化され人気もあったのに
文庫化は遅かった。いずれ「百年の孤独」もなるとは思う。
じーっと気長に待てばね。昔「ドクトルジバコ」の文庫化を10年くらい
待っていた知人がいたよ。

832吾輩は名無しである:03/02/17 23:52
だからハードカバーで売れてるのに
文庫にする必要性がないんだよ。マーケティングを考えろ。
つか改訳したばっかだし、そうそう文庫化できるわけない。
しつこい。
新潮社の営業の人以外にマーケとか言われてもなあ・・
まあ、いずれはなると思う。


834吾輩は名無しである:03/02/18 00:07
あと三十年くらいして著作権が切れるまではならんよ。
三十年なら百年よりは短いな。
836吾輩は名無しである:03/02/18 11:39
>>835
うんうん、もうこなくていいからね。
ここが他の板みたいに荒れちゃうじゃない。勘弁してね。
ミステリ板に帰って下さい。どうぞよろしく。
>>836
あらためて2ちゃんねるガイドを熟読されたし。

マルケスも勿論だが、日本ではラテンアメリカの文学の普及度は低いよね。
理想の教科書とかの企画ものの1冊に、百年の孤独の一節があったのには、
嬉しい感じがした。
斎藤孝、三田誠広も「百年の孤独」を推している。
先の林真理子の件ではないが、こういうのは意外に普及度の点では大きいと思う。
推薦者が個人的に好きとか嫌いとかの問題ではなく、見落とせないものがあるよ。
838吾輩は名無しである:03/02/18 20:10
いや、ルールがどうこうと言うよりお前嫌われてるから来るなっていわれてるんだろ
お前が来るのが自由なようにこっちが来るなって言うのも自由だから
ガイドラインとか頭の悪いこと言ってるなよ。

おまえは、

嫌われ、

てるの。
839吾輩は名無しである:03/02/18 23:15
>>838
ミス板住人は自分が嫌われてないって思ってるんだよ。
認めてないって書いた方が良いのかな。
他でも「あなたは嫌われてるんだよ」とハッキリ書かれてるけれど、言葉知らないみたい。
自分がコテハンだからコテハン荒らしに合ってると思い込んでるの。
コテハン荒らしなんてそんな暇な事しないよね。暇な時間あったら本読んでるってな。
ミス板住人は自意識過剰でもあるみたいだわ。

>>837
ここで林真理子の名前出すなって、また笑われるよ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1038736421/l50
「百年の孤独」。文学板のリンク先のスレでも高評価だな。
正直言って、こんなに高く評価されているとは思わなかった。
「魔の山」「失われた時を求めて」「ユリシーズ」等々
19世紀のドストエフスキーやトルストイの諸作品にしても、
また、埴谷雄高「死霊」にしても、文学的に高評価=読みづらく面白くない
というイメージがあるからだ。
無論、精神修養のため読むと割り切れば問題無いのだろうが。
ヘミングウェイ作品、「風と共に去りぬ」「大地」等物語性が強い作品の評価が
軒並み低いのに対して、「百年の孤独」のみは繰り返し登場しているのがわかる。
文学性があって読みやすく面白い作品、言葉は単純だがこういった意味では
稀有な作品なのだと思う。
問題は、マジック・リアリズムに馴染めるか否かだな。
841吾輩は名無しである:03/02/19 20:10
>>840
ボケ来んなっつてんだろう。
散々他の板で叩かれてるんだからさっさとミス板に帰れよ。
>>841
君が文学板住人なら、1度だけ言う。
ラテンアメリカ文学に関するレスをしないなら去りなさい。
843吾輩は名無しである:03/02/19 22:54
>>842
ミス板が来てからまともなレスなくなってしまったよ。
「百年の孤独」について君と話をしたい気持ちもなくなってるよ。
荒らしの原因になってる人がカキコしたら荒れるの解ってくれ。
お ま え が こ こ か ら 去 り な さ い
>>843
だったらまともな事書けよ。
スレ自体が峠を越した感じもあるけどな。
前半の充実度で資料価値は十分だけど。
845吾輩は名無しである:03/02/20 00:31
>>844
解ってないな。お前相手にまともな事書きたくないんだって。
んで、ここのレスを「資料」扱いして欲しくもないね。
>>845
レスアンカー付けずに書けよ。
書けないんじゃないの?(w
847吾輩は名無しである:03/02/20 01:01
>>846
(・Д゚)ハァァ??
848吾輩は名無しである:03/02/20 01:48
何でわざわざコテハンつけるかなあ…
名無しにすればいいものを.
849吾輩は名無しである:03/02/20 02:28
このスレに資料価値を見出したんだ……。
そうゆー人もいるんだなぁ、と思いました。
850吾輩は名無しである:03/02/20 02:58
一体何の資料にしようとしてるのか。
ミス板住人のする事は理解出来んね。
大人しくはしのえみの本でも熟読してりゃいいものを(w
正直ミス板住人はちゃんと本を読んでいないような気がするね。
感想はいつも抽象的でしかない。
851吾輩は名無しである:03/02/20 11:14
>>840
なんかこのレスでぜんぜん文学作品読んでないのバレバレだね
量ということでなく。
852吾輩は名無しである:03/02/20 14:32
>>851
だって、ドストのカラマスレで散々素晴らしい作品だと言いながら
お薦めの文学を教えてって所でドストけなしてた人だもん(w
どこかの批評を写したのか、解説だけ読んで書いた中学生の書く感想文並だもんな。
文学板住人諸氏のレスを拝見し、正直、笑いました。
田口ランディと綿矢りさに萌えまくりな輩(文学板の一般的なイメージです)が、
何言っているんだかなあ、という感が強いのです。
当スレでは、文学板住人によるガルシア=マルケスを中心とした
ラテンアメリカ文学に関するハイレベルな話題が展開されるとものと期待
しております。
854吾輩は名無しである:03/02/20 18:45
>>853
よく言うよ。文学板ではしのえみの本の紹介してた人が。
大学生がよむ本としてはしのえみの本がいいんだろ?
文学を紹介してくれっつってたのにドストけなして、はしのえみだろ?
ハイレベルが聞いて呆れるよ。
855吾輩は名無しである:03/02/20 18:52
相手にするだけレスの無駄だってのに…
マジでドストエフスキーをけなしたりはしてないぜ。
各スレの俺のレスを全部カバーしていれば、
そのような呆けた発言は出て来ないはずだ。
フョードルもガルシアも、もっと悪書としての効用・魅力が正面から
語られてしかるべきだな。
文学板住人は、文豪をプラス面のマンセーばかりし過ぎ。
だから、外から見ると、ランディとりさのファンとアンチしかいない
ように思われてしまうのよ。
857吾輩は名無しである:03/02/20 19:01
>>856
16 :ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/16 22:27
プチスマイル はしのえみ(アスキー)
実はドストエフスキーもバルザックも読もうと思えばいつでも読める。
学生時代読んで欲しいのは、はややことはしのえみちゃんが書いた
この本だ。一読、元気が出て明るくなることうけ合い。
やはり人生は好きなことを見つけて頑張らないと損だとわかる。
ドストを読んで人を殺してしまった香具師より、どんなにいいかと。

ドスト好きならこんな事書けないって。
人を殺す奴は何読んでも殺すって。
文豪をプラス面のマンセーしてるって決め付けんなっつーの。
ここでランディとりさの名前出すなよ、お里が知れますよ(w
858吾輩は名無しである:03/02/20 19:03
>>855
ごめんなさい。これからミス板住人は無視するわ。
文学板板諸氏による高度な文学論を拝見(ROM)させていただきますね。
さあ、どうぞ邪魔いたしませんから。
860吾輩は名無しである:03/02/20 19:24
>>858
ドストエフスキー関連でなんであんなに揉めてたのか、やっと理解できたよ。
これからは釣られないようにする。
861吾輩は名無しである:03/02/20 20:43
>>856
ほとんどの住人はランディとかりさとかのスレなんか見たこともないと思うよたぶん
あんたの「外から見ると」ってそういうスタンスがますます嫌われる要因なんだよ
自分以外は十把一からげってか
死ね
まじで死ね
862吾輩は名無しである:03/02/21 00:32
>>861
禿同。ランディもりさのスレも見た事ない所かこの人たちの本を読もうとも思わない。

>>859
高度な文学論を語る場所でもないって事が解ってない。
いいかげんミス板に帰ったらどう?
863吾輩は名無しである:03/02/21 05:34
>>861
通報します。
864吾輩は名無しである:03/02/21 07:48
>>863
ミス板を通報してくり。それとも君がミス板住人?
865吾輩は名無しである:03/02/21 08:29
罵りあうのはよくない。
どちらが荒らしというのでなく、つまり荒れる。
釈明も謝罪も不要。何事もなかったかのように進行すべし。

「マジックリアリズム」の意義って何?
866吾輩は名無しである:03/02/21 09:50
南米で「過剰なリアリズム」を表現しようとしたら
「マジック」が入っちゃったってことじゃないの
日常自体がもともと過剰っぽいものあっちのほうの国は
>南米で「過剰なリアリズム」を表現しようとしたら
>「マジック」が入っちゃったってことじゃないの

ワロタ、誰か助けてあげなよ。

868吾輩は名無しである:03/02/21 21:26
彩流社刊のラテンアメリカ短編集、だったかな。
その前書きで結構いい解説があった。
うろ覚えだけど
「リアリズムの中に魔術的要素を入れる。
読者がリアリズムを受容すると
すなわち物語の魔術的要素も受け入れることになり
確固とした虚構の世界が構築される」
869吾輩は名無しである:03/02/21 21:26
ミステリ板住人に反論したい方は以後こちらへお願いします

文学板入門〜これが糞スレだ!
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1045822880/l50
870吾輩は名無しである:03/02/21 22:39
>>867
859 :ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/20 19:10
文学板板諸氏による高度な文学論を拝見(ROM)させていただきますね。
さあ、どうぞ邪魔いたしませんから。

ROMってねーじゃん。
何参加してんだよ。消えろ。
>>870
他人に文句を言う前にきちんと謝罪しておいた方がいいぞ。
872吾輩は名無しである:03/02/21 23:12
>>871
君は謝罪したの?
人に言う前に自分が謝罪しなよ。
それとROMしますって言ったんだったらその通りにしないと…
>>870のような煽りが増える一方だよ。
自分の言った事に対して責任を持とうよ。
漏れも思うんだけど、文学板で[はやや]はないだろ。
恥ずかしいよ。板違いね。
873吾輩は名無しである:03/02/21 23:58
>>865>>869に目を通してよ。もう。

>>868
とんでもない世界観をリアルに表現できるようになった、という感じ?
ふーむ。
874873:03/02/22 00:01
えらく粗のあるコメントになってしもうた。
ごめん。
では引き続き読ませてもらうよ。
876吾輩は名無しである:03/02/22 02:51
>>875
書斎魔神の中の蝙蝠男もヘンタイだな
877866:03/02/22 03:28
久しぶりに見てレスしたらなんか嘲笑されてるし。
誰?この人。ものすごく気分悪い。
878吾輩は名無しである:03/02/22 05:37
俺がこのスレを正常に戻す。
ほら、ニュースだよ。

17 de febrero de 2003
Gabriel García Márquez acude a concierto de Shakira en México

MEXICO (AP) _ La gira de la diva colombiana Shakira culminó aquí
a tambor batiente ante la presencia de unos 50. 000 espectadores,
entre quienes se encontraba el Nobel de literatura y compatriota suyo
Gabriel García Márquez.
En una pausa de su concierto del sábado, el segundo en esta ciudad y
con el que cerró su multitudinario "Tour de la mangosta" por escenarios
mexicanos, Shakira saludó en público al célebre escritor y reiteró sus
deseos de paz.
"¿Cómo está mi México lindo y querido?", exclamó la cantautora apenas
iniciaba el recorrido musical de una veintena de canciones que en todo el
transcurso corearon y vitorearon sus entusiastas seguidores.
"Esta es una noche especial porque me permitieron presentarme por segunda
vez y también es una noche especial porque está aquí un amigo compatriota
que admiro mucho... él es Gabriel García Márquez", expresó Shakira.
El autor de "Cien años de soledad", que radica en esta ciudad desde
hace varias décadas, habría acudido posteriormente a una fiesta para
felicitar a su popular compatriota, según revelaron a la prensa fuentes
cercanas a la producción.
879吾輩は名無しである:03/02/22 06:21
880>>1:03/02/22 06:55
麦焼酎のことですか?
881吾輩は名無しである:03/02/22 07:31
シャキーラ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ガルシア・マルケス
正直、糞スレの予感
883762:03/02/22 20:58
>>882

 あなたは糞スレとおっしゃるのですね。
 資料的価値があるとまでおっしゃっていたような気もしましたけど。
884吾輩は名無しである:03/02/22 21:02
翻訳は昔のほうが良かった。
最近出たやつには、「空気感」が欠けている。
>>884
よし、その調子だ。
「空気感」という意味がありそうで無さそうな
文学板らしいワードがいいぞ。
886吾輩は名無しである:03/02/22 23:38
>>885
何?ROMの意味解らないの?
書き込みはしないって事だよ。解りまちたか?
書き込んだらダメなんでちゅよ。
>>886
読むだけは読んだ方がいいと思うが?
セニョール・ヲチャー。
888吾輩は名無しである:03/02/23 09:14
>>887

>859 :ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/20 19:10
> 文学板板諸氏による高度な文学論を拝見(ROM)させていただきますね。
> さあ、どうぞ邪魔いたしませんから。

こう断言したにもかかわらず、他人のレスにおかしなレスをつけるというのは
やはり言を違えることになるのではないでしょうか?
ネットの世界であれ、一度おっしゃったことは誠意を持って実行されることを期待します。
>高度な文学論を拝見(ROM)
肝心の高度な文学論が見当たらず、ROMしようがありません。
890吾輩は名無しである:03/02/23 11:07
>>889
それでは、文学板にいらっしゃる以上、あなたはミステリ板の住人兼文学板の住人ですので、
是非高度な文学論を展開なさって下さい。遠慮は要りません。
私も是非読みたいのです。このスレッドの救世主となって下さい。

とりあえず、『百年の孤独』におけるマジックリアリズムについて何か意見を述べていただきたいです。
他のことでも結構です。日和見でない、あなたの意見を聞きたい。
891吾輩は名無しである:03/02/23 11:41
久しぶりに覗いてみたら、なんだこの流れ…
892ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/23 16:57
マジックリアリズムについてのことなど

ラテンアメリカ文学を語るに際してよく問題になるマジックリアリズムについて
わたくしが思うところを書いてみたいと思う。
基本的な定義は、868のレスにあるものでよろしいかと思う。

しかし、諸君は物事の説明にあたり具体性を持って説明するというカスタムを
身に付けるようにされたい。
マジックリアリズムの説明にあたっても、「百年の孤独」における預言者をはじめとした
死者の登場、小町娘昇天等の具体例をあげて、まずこういうものだ、と各自読んで
体感してもらうことが肝要である。
マジックリアリズムの一番わかりやすい例は、ガルシアが自身の最高傑作と称する
「予告された殺人の記録」におけるクライマックスの殺人シーンからラストに至る
展開であろう。
マジックリアリズムとは、あの世とこの世の世界が不分明な世界観のもとに、
日常風景を描くようなリアルな筆使いにより、奇蹟や魔術的な出来事を書いて行く
手法であると言えよう。
現実から非現実への一瞬における飛翔感を読者に与えるのが大きな特徴である。
893ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/23 16:58
問題は、この飛翔感の受け止め方いかんにより、
ガルシアを初めとしたラテンアメリカ文学を楽しめるか否かが分れる。
何を読んでも、何度読んでも、「おい、おい」という感じ
(以下、「おい、おい状態」と称する)だと、ラテンアメリカ文学を楽しむのは
難しいと思われる。
思うに、私小説を中心とした自然主義文学等に親しんだ日本人には、リアリティと幻想
を峻別する傾向が強く、この飛翔感を受け入れ難いものと感じる者が多い。
日本において「百年の孤独」を初めとしたラテンアメリカ文学が浸透しないのは、
こういう文学史的経緯によるところの違和感と風土の違いによる感覚的な違和感に
よるものであろう。
ただし、作品の世界観としては、今は文学板にも少なくなった泉鏡花ヲタ、
あるいは内田百聞ヲタ等には比較的受け入れられやすいかもしれない。
詳しくは、インテリゲンチュア・イン・ジャパン5月号を参照されたい。
                                
                                 以 上
894吾輩は名無しである:03/02/23 17:08
馬鹿の相手するやつも荒しの一員だって分からないのかね。
895ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/23 17:22
>>894
真面目にやれ
896吾輩は名無しである:03/02/23 19:42
>>895
いいかげん嫌われていると言う事に気付けよ
897ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/23 21:11
ストレートを投げて来い文学板住人!
898門野です ◆XQOqpD8gDY :03/02/23 21:28
>>897ミステリ板住人へ
直球→「ミステリ板」=「ミステリ板」
変化球→「ミステリ板」⇔「他板」

と、白鑞金師匠が言ってま〜すよー♪
899ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/23 21:51
ふーん君、かな
900吾輩は名無しである:03/02/23 21:56




「文学板でミステリーの話しするのやめない?」

というスレ立ててください。






「文学板でミステリーの話しするのやめない?」

というスレ立ててください。




901吾輩は名無しである:03/02/23 21:59




「文学板でミステリーの話しするのやめない?」

というスレ立ててください。






「文学板でミステリーの話しするのやめない?」

というスレ立ててください。




902吾輩は名無しである:03/02/24 01:25
なーんだ。やっぱミス板住人が来ると荒れるじゃねーか。
嫌われてるんだね。性格直さないと。可哀相に。ぷっ>ミス板住人
903762:03/02/24 03:48
ウルスラのようにしぶとく生きてきたこのスレが、
汚されているようで悲しいですね。
かつては欧州列強に、その後は北の巨人に、
陵辱されてきたラテンアメリカのように、
このスレが荒らされているのです。
904ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/24 18:52
ウルスラはこの程度の試練にはまいらないキャラだと思うが。
萌えキャラではない。むしろ相反するキャラだけど、
俺は一押し、どこか大阪のしっかり者のオカンに通じるものがある。
大阪がそれだけラテン的気質に近いものがあるのかな。
個人的には関西人は嫌いです。
905吾輩は名無しである:03/02/24 19:31
比喩にまでいちいち絡んでるよ…
しかも萌えキャラとか関西人嫌いとか、そんなのどうでもいいしw
906吾輩は名無しである:03/02/24 19:32
大阪のラテン気質はどっちかっちゅーとイタリア系ですね。
スペイン系の暗さ・血の濃さといったものはあまり感じられない。
907ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/24 19:35
>スペイン系の暗さ・血の濃さといったもの
大阪+琉球
過去ログに琉球から「百年の孤独」風の文学が出現するかもという
レスがあったね。
908吾輩は名無しである:03/02/24 19:42
放置が一番です。相手にするのはやめましょう。
ホットゾヌでNGワードを設定すればもう快適
909吾輩は名無しである:03/02/24 20:11
大阪人気質は韓国人系気質 韓国人はアジアのラテン系だもん
>>908→ヲチャー、この手に乗らないことだと思うね。

大阪人は、同じ関西の京都人や神戸人(兵庫でもいいが)にも嫌われてるからな。
政治・経済の中心地首都圏を含む東日本から北日本にかけては、
大阪人を嫌う人は多い。
「どないしましたんやあ!」と大声で言われてもな。

こういうラテン気質に対する本源的な嫌悪感みたいなものが存在することが、
ラテンアメリカ文学が日本で普及しない要因かもね。


911吾輩は名無しである:03/02/24 21:13
関西人いい
912吾輩は名無しである:03/02/24 21:15
関西からはたくさん作家が出てるがな。
913吾輩は名無しである:03/02/24 21:18
>>912
放置をおすすめします。
下手に突っ込むと逆切れして暴れだすから。
914吾輩は名無しである:03/02/24 21:19
ミス板、大阪女に振られたことがあるんかいなー
915吾輩は名無しである:03/02/24 21:44
ミス版は大阪男に振られたの
916吾輩は名無しである:03/02/24 21:52
ミス板の話題は以後こちらでおねがいします。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1045822880/
917ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/24 22:25
関西人の体質にはマジで馴染めない。
ラテンアメリカも本で読んでる分には面白いけど、
行きたいとか、生活したいとかは思わないなあ。
これは旧宗主国であるイベリア半島の国々も同様。
918吾輩は名無しである:03/02/24 23:25
>>917
ねぇ。ROMするんじゃなかったの?
約束も守れない馬鹿なの?
リアルで誰も相手にしてくれないから、ここで話してくれる相手探してるんだ。
淋しいね。
919吾輩は名無しである:03/02/25 00:14
既出かもしれんが、以前、筒井康隆がどこかで、
「百年の孤独」、大江の「同時代ゲーム」、井上の「吉里吉里人」の3つの小説を比較して、
その共通性を論じていたのを覚えている。キーワードは「国家」だったように思う。

でと、ここからは個人的な考えなのだが、
「同時代ゲーム」、「吉里吉里人」で、「新国家」の成立の基盤となっているものに、
それぞれ「四国弁」、「東北弁」という標準語から逸脱した「方言」があるとすると、
「百年の孤独」ではどうなのだろうか?
しばらく読み返していないのでマコンドを新国家として捉えることができるかどうか
確信が持てないのだが、仮にできるとして、
マコンドで登場人物が語っている言語には方言色が濃厚に出ているのだろうか?
スペイン語知っている人に質問してみたい。
920762:03/02/25 03:17
>マコンドで登場人物が語っている言語には
方言色が濃厚に出ているのだろうか?

 出ていないと思います。
 わたしの粗末なスペイン語で理解する限り。

 スペイン語は方言が比較的少ない言語と言われます。
 ラテンアメリカには古いスペイン語が残っていますが、
 別に言葉が通じないほどでもありません。

 そもそもスペイン語は正確にはカスティリャ語と呼ばれ、
イベリア半島のカスティリャの「方言」でした。
カスティリャがスペインを統治したため共通語になりましたが、
イベリア半島にはポルトガル語、カタルニャ語、ガリシア語などがあります。
私がガルシア=マルケスを好きな理由

先に私はマジックリアリズムにおける飛翔感につき指摘したが、
本来は日本の伝統的な私小説好きである私が、
なにゆえにガルシア作品に魅せられたのかを考えてみた。
やはり、江戸川乱歩体験だね、私にとっては、
これが根底にありマジックリアリズムが持つ飛翔感に対する免疫を成したと言える。
マルケスやラテンアメリカ文学好きな人が、乱歩を読むとは思えないけど、
短編「押絵と旅する男」あたりを読んでくれると私が言う意味がわかると思う。
922吾輩は名無しである:03/02/25 09:16
乱歩は昔ほとんど読んだがやはり格が違うよ。
乱歩は「偉大なる娯楽作家」で、手法が目的となってる感が強い。
連載をダレずに引く技術とかそのための表現だ。
マルケスとは質がちがう。どっちが上というのではなくてね。
923吾輩は名無しである:03/02/25 09:38
>>921
ROMしないのか? このうそつきめ!
924吾輩は名無しである:03/02/25 09:58
925922:03/02/25 10:25
>>924
いや、遠回しに的外れなこと書いてスレ汚すな阿呆、って言ったつもりなんだが。
926吾輩は名無しである:03/02/25 10:28
ラテンアメリカは美人多いですぞ!
欧米では世界一の美人国はヴェネズエラ
で3C美人国としてチリ、コロンビア、コスタリカがあるっす!
927吾輩は名無しである:03/02/25 10:50
>926
現地発音を尊重するなら「ベネズエラ」
>>922
俺はガルシア=マルケスと江戸川乱歩を比較する気はない。
乱歩の幻想的な作風がマルケス作品の飛翔感を受け止めるに
あたっての免疫になったと個人的な読書体験を述べただけだ。
>連載をダレずに引く技術
これは乱歩の通俗長編のことかと思う。
俺がここで対象にしているのは、むしろ乱歩の短編なんだが。
あと、濃い大家族とか旧家という世界観もミステリの横溝正史の世界
で免疫があったかも。
俺が書いているのは、あくまで個人的な免疫の問題だぜ。
的外れはオタクだろ。

929吾輩は名無しである:03/02/25 12:32
>>928
ROMらないの?
暇なんだね。うそつきオタが!
930吾輩は名無しである:03/02/25 15:37
>>926
なんでっすか?VEはスペイン語ではべというかんじっすか?英語みたいにヴェ
じゃなく。俺留学してた時ベネズェラ人と同居していたというのに。
931762:03/02/26 02:35
現地発音を尊重するなら、
ベネスエラ です。
スペイン語ではVとBはまったく同じ発音です。
932吾輩は名無しである:03/02/26 11:28
シャキーラ>>>>>>>>>>>>>>>マルケス
933吾輩は名無しである:03/02/26 17:16
魔術的リアリズムなんていうのは、ラテンアメリカを知らない連中が、
勝手に言っているだけなんじゃないか。
ラテンアメリカを知っていれば別に魔術的でもなんでもなく、
日常の出来事が小説になっているだけだし。
「百年の孤独」を読んで、ラテンアメリカに行ってみたい、
と思わなきゃウソだよ。
まさにラテンアメリカの歴史と日常が凝縮された叙事詩だからな。
934吾輩は名無しである:03/02/26 17:30
>933
プッ
935吾輩は名無しである:03/02/26 17:32
コロンビアは南米一治安悪いよな
936吾輩は名無しである:03/02/26 17:38
>935
麻薬組織が軍隊までもってるって昔テレビの特集で見た記憶があるけど、
やっぱり今でもそうなのか?
937933:03/02/26 17:48
麻薬組織が私兵を持っていることは事実であるが、
軍隊のような組織にはなっていない。
ただ軍隊レベルの武器を調達するのは簡単。
938吾輩は名無しである:03/02/26 17:58
エレンディラの因業婆の緑の血に萌えますた
939吾輩は名無しである:03/02/26 17:59
シュワちゃんのコラテラルダメージみなよ
940吾輩は名無しである:03/02/26 18:32
高卒のおいらでもこの本読めそうですか?
>ラテンアメリカを知っていれば別に魔術的でもなんでもなく、
>日常の出来事が小説になっているだけだし。
マジかよ、南米では空飛ぶ絨毯が売れ筋で、少女が昇天し、
死んだ預言者が唐突に現れるのが日常なんだ。
凄いとこだね、是非行きたいよ。

南米の巨大麻薬組織では、メディシンカルテルとかいうのがあったな。
先進国首脳に脅迫状を出しまくったことがあったような。(日本の首相宛てにも来た)

>>940
読めます。高卒で読める数少ない古典文学(もうこう断言してもいいだろう)の1冊。
心して読め!
942エスコバル:03/02/26 20:48
はい、心してよみやす。
943吾輩は名無しである:03/02/26 20:50
格調が下がったな、このスレ・・・。
944吾輩は名無しである:03/02/26 20:51
>南米の巨大麻薬組織では、メディシンカルテルとかいうのがあったな。

メデジンだよ、馬鹿者。富山の薬売りの組合かっつーの。
945933:03/02/26 20:55
>>941

 マジだよ。まっ、一度行ってみるんだな。

>>397 から >>420 あたりを読みな。

>メディシンカルテル

 プッ。薬屋かよ。もう少しお勉強が必要だね。
946吾輩は名無しである:03/02/26 20:59
>>945
ばか?
からむならもうちょっとマシなこといいな。
947933:03/02/26 21:03
>>946

 逆ギレでつか?
948吾輩は名無しである:03/02/26 21:05
ミステリ板住人でもない>>946がキレる意味がわからん。
949吾輩は名無しである:03/02/26 21:09
ミス板さん、ヴァカなんか相手してないで、どんどんレベルの高い
カキコしてください。
メディシンカルテルにはワラタ。

>>945
読んだ。前にも通しで読んだ。
まあ、いかにもそういう事があってもおかしくない雰囲気の世界だ。
ということかな。
まるで水木しげるが描き、語るところの南方の島々の世界のようだな。
やはり妖精が日常に存在するところ。
前にも書いたが、琉球や東南アジアにもこれに近い感覚がありさ気。
951933:03/02/26 21:19
>南方の島々の世界のようだな。

 そういう紋切り型のイメージはもたない方がよい。
 ラテンアメリカは熱帯から酷寒、湿地帯から砂漠、海から標高6000までと、
 あまりに多様な環境が取りまくところであり、
 またそこに住む人々も多様であり、
 それがゆえにその日常もまた多様なんだよ。
952吾輩は名無しである:03/02/26 21:23
うぜーな、お前ら。
ラテンアメリカについて知りたいなら『母を訪ねて3千里』を読めよ。
953933:03/02/26 21:33
文学版なら、
エドモンド・デ・アミーチス「クオレ」を読めよ、
と言おうね。
954吾輩は名無しである:03/02/26 21:42
わはは
>>951
ふーん、サンクス。
956吾輩は名無しである:03/02/26 22:01
>>933が煽り体質なのが駄目だな
957吾輩は名無しである:03/02/26 22:18
>>955
ROMしてないじゃん。約束は守れや!
遊んでくれる相手がいてないのか、いてないんだろうな。
ROMするって自分が発言したんだからROMに徹しろや!
>>957
なんかラテンアメリカ文学のこと書けや、書けるならな(w
ヲチアイじゃなくてヲチャーさん(w
959吾輩は名無しである:03/02/27 09:39
皆マルケスの作品のことを語りたいのだが、変なのに絡まれたくないから
控えてるだけの罠
960一人の関西人:03/02/27 10:29
同じマルケス好きとしてなんかネタ振ってみようと思ったが、
>>917を見て萎えた。
いやむしろ、正直こんな奴でも文学語れるのかと感心した。
961吾輩は名無しである:03/02/27 12:08
>>959-960
禿同
まともな人とマルケスについて語り合いたいよ。
「カラマスレ」と同じになりつつあるね。
もう語り尽くしたという罠。
ラテンアメリカ文学のスレも立ったし、
コアなファンは向こうで書いているんだと思う。
963吾輩は名無しである:03/02/27 16:18
>>959
禿同
たまらんな。
964吾輩は名無しである:03/02/27 17:32
>>962
お前がここに来たからこうなったんだろう。
気付けよ… 自分の性格の悪さと、周囲に嫌われているって事をね。
スレタイに沿ったレスには俺はちゃんと対応しているわな。
これも気に食わないということは・・
>>964はヲチャーでは無いと証明してみ。
966吾輩は名無しである:03/02/27 19:48
わしゃ文学をよく知らんのだが、マジックリアリズムってのは手法にすぎないだろ?
べつに絨毯乗って空飛ぶのがマジックリアリズムでもあるまい。
その表現方法だと思っておったが。
967吾輩は名無しである:03/02/28 07:11
私はまだ行ったこと無いけど、ラテンアメリカを初めて訪れる外国人旅行者は、
「現実には存在しない」と思っていたものが平然と現実に存在しているのを目撃して驚くのだろう。
その驚きには、マジックリアリズム的小説がもたらす驚きと確かに共通するものがあるのでは?

空飛ぶ絨毯のような「現実には存在しないはずのもの」を
あたかも現実に存在しているかのようにまざまざと感じさせる表現方法が
マジックリアリズムであると、仮に定義しておく。

でも、この定義にはまだ何か大切なものが欠けているように思える。
「おとぎばなし」と「マジックリアリズム」の違いって何だろうか?
「客観性」がキーになるような気もするが、上手く言えない・・・
968吾輩は名無しである:03/02/28 20:19
黒澤明と対談してたね
969吾輩は名無しである:03/02/28 20:49
いいかげん「マジックリアリズム」とやらの話が終わらないかな。
ガルシア=マルケス的ラテンの世界が、
大阪を主とした関西+琉球的な世界だという点について、少し説明を加えておこう。
個人的には前者には嫌悪感を感じ、後者には違和感を感じている。
ガルシア描くところのイベリア風なラテンの世界は、確かに暗い血の情念による
迸りのようなものが行間に感じられ、イタリア的な底抜けの明るさとは異なるようだ。
このあたりが、強国・大国による占領の歴史経験した琉球的圧制の歴史と一脈通じる点である。
971967:03/02/28 23:47
>>969
まあ、良スレだったこのスレももうすぐ終わることだし。
締めくくりにはいい話題かなと。

ともあれ最後はきれいに終わってほしい。
972967:03/03/01 03:06
そういう抽象的なことを論じ始めると、往々にして
マルケスの豊かな実質を離れてしまい、
トンチンカンなことを言い出すはめになっちゃうんだよね。

ただそういうズレた意見が全く無価値かというと、そうでもなくて、
ズレのおかげで本来あるべき姿が正確に見えてくるということはあると思う。
「それちょっと違うんじゃない?」と思えるということは、
自分なりの「正解」に近づいている証拠だとも考えられる。

という、この意見自体ズレまくってる可能性も大いにあるわけだが。
973ラッキーアイテム:03/03/01 21:06
974ガディワッツ:03/03/04 01:11
ガルシア・マルケス読み始めました。取りあえず、百年の孤独と短編集から始めてます。
取りあえず、一つの疑問。
アレナスといいマルケスといい、登場人物が土ばっかり喰ってるのはなんでだろぉ。なんでだろー。
教えてくれる人はいるかな。僕は嫌われてるから無理か。

975ガディワッツ:03/03/04 01:18
>>528さんが、時々、登場人物の行動がばかげているように見える(例えばレベッカ
が土や漆喰を食べるなど)マルケスは常に人間性の本質とその多様な性癖を心にとどめている。

と書いていますけど、土を喰うってのはラテンアメリカ文学ではしょっちゅう使われていますよね。
これは宗教的な隠喩なんでしょうか、たとえば、「大地にキスをして、懺悔シナサイ」のような。
それとも、寂しがり屋の子供達が、爪を噛むような、日本の子供達だったらどんなのかな、あまり思い浮かばないけれど、
そんな程度の土着的な悪習なのでしょうか。
976ガディワッツ:03/03/04 01:24
しかし、想像力の枷を意識的に外して行くという手法は、とても可能性を秘めていると思う。
きっともう、何かしらの名前が名付けられて、認識されてしまっているのだけれども。
想像力の限界、丸山健二を馬鹿にするつもりは無いけれど、争いの木の帯に書かれていた
「想像力の限界に挑む1200枚」というあの文句は、単に方向性の違いなのかもしらんせんが。
977吾輩は名無しである:03/03/04 01:27
>>975
そーでもないよーな…。ばぁちゃんが言うとったが
妊娠した女はみょーな物喰う、たとえば青梅だの壁土だの…ってさ。
象や野生の動物が特殊なミネラルの含まれた土を食いに逝く生態も
よく知られているし。
より動物に近い在り様として、そんな振る舞いがでるんかも。
習慣というより、人間が本能に基づいて生きる時に
先祖がえりのように顕われる性癖。
風土や自然は、それを助長する装置として働く・・
978ガディワッツ:03/03/04 01:33
>>977さん
 なるほど、人間が本能に基づいて生きる時に、そんな振る舞いが出ると、
日本の子供達には土喰う習慣は有りませんよね。栄養状態、貧困が関係している
のだろうか、と少し寂しくなりました……。何かが不足していて、何かが多すぎるのかなぁ。
 戦時中……、土を食べていた子供達はいたのだろうかなぁ……。
979ガディワッツ:03/03/04 01:43
取りあえず、今から土を喰ってみます。腹に虫が湧かなければ良いんだけど。
体験できることは、体験してみなければ……。土を喰ったって良い文章が書けるわけじゃないけど、
それでも、喰ってみます。何か、悟れるかもしらん。って、創作板じゃないから板違いですね。
980吾輩は名無しである:03/03/04 01:59
>979
君は文才無い。全然だめ、無駄だ。
やめとけ。さっさと嫁に逝け
981ガディワッツ:03/03/04 02:09
>>980
 嫁に行けるモンなら、イキテェナァ。貰ってくんない?
982ガディワッツ:03/03/05 09:09
読了。二日かかっちまいました。
土を喰うことについて。もう一度。
解題、読んでから書きこすれば良かったんだけども。
『レヴェーカの土や漆喰を口にする奇癖は、近代医学が夫人のある種の病気の
典型的な症候であるとする指摘よりも、むしろ「ドン・キホーテ」中の挿話「無分別な物好き」
の一節に繋がっているらしい』
だそうで。
でも、やっぱり、それっておかしい。
むしろ、始めに病気の症例が有ったので、それを、ドンキホーテに結びつけたとするべきで。
ラテンアメリカ文学では、しょっちゅう土を喰うシーンが有るんだから、いや、マルケスの場合だけが、
ドンキホーテに結びつくのか? ううむ・・・・・・ ああ、駄目だ、夜中の間だずぅっと、重機で
路を固めてたから、眠気が、いや、眠気のせいじゃないって、俺。
983吾輩は名無しである:03/03/05 10:39
>>974
>アレナスといいマルケスといい、登場人物が土ばっかり喰ってるのはなんでだろぉ。なんでだろー。
君は「空島」の歴史について知らなさ過ぎる。
君にとって此処にある地面は当然のものだろう。
だが空にはもともと存在しえぬものだ。
'島雲'は植物を育てるが生むことはない。
緑も土も本来空にはないのだよ。
我々はこれを”大地(ヴァース)”とそう呼ぶ。
空に生きるものたちにとって永遠の憧れそのものだ。
そのことを十分理解して欲しい。
984ガディワッツ:03/03/05 10:46
なんか、>>983のようにかくと、わんぴーすはすげぇ、文学的なんじゃないかと。
 ……、いや、ほんとに。
985ガディワッツ:03/03/05 10:52
開拓された、マコンドの情景を思い浮かべ、
「こいつは近来にない大発明だ」といった、ほせあるかでぃおぶえんでぃーあ
と、哀れな己を重ね、ついぞ得ることの出来なかった、豊饒なる土を思い、
コロンビアの国歌をブックシェルフで聴いて、今日の所、自己完結は幸福な
悦楽をもたらしてくれたので、寝ます。
ああ、わんぴーす、素晴らしいぜ。
986吾輩は名無しである:03/03/05 16:56
土を食う…。飢餓の時代にあっては日本でもそういうことはあったようです。
987吾輩は名無しである:03/03/05 23:58
きょう5日の毎日新聞夕刊の文化面に、
「ガルシア=マルケスの偽文書」という野谷文昭の文章が出ている。
988ガディワッツ:03/03/09 06:22
百年の孤独ダイジェスト版、というと語弊があるかもしらんせん。
「土曜日の次の日」読んだ方居ますか?
ディティールの同一という、つまらない部分しか僕は分類出来ませんでした。
紫のインクで書かれた隠され(まぁ、分かり切っているところだけど)た文面が知ることが
出来るとか、そんな程度でした。
「土曜日の次の日」落ちもいまいちそれが一体何を意味するのか掴みかねるまま。

 百年の孤独・土曜日の次の日、なんだか、輪廻といった概念を思い起こされるのは
私が日本という風土に犯されてしまっているせいか、それとも、マルケスが意図した
所に依るものなのかすら輪下欄。
サンスクリット、とかいってるからな、やっぱりゴータマの影響は受けてたんでしょうね。
989ガディワッツ:03/03/09 06:23

ああ、手に尾はガ、とか、間違ってる(欝
990吾輩は名無しである:03/03/09 23:10
異食症って病気がありますよ。
子供は特に壁土とか土、チョークなどを食べることが
多いそうで、土食症ともいわれてます。
原因は寄生虫か、精神的なもの。
991吾輩は名無しである:03/03/09 23:54
そろそろ次スレよろしく!
992吾輩は名無しである:03/03/10 00:14
>>991
いらね、下のスレで十分。

ラテンアメリカ文学
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1046131855/l50
993ガディワッツ:03/03/10 00:24
欲しいな。だって、スレのレベル高いんだもん。ついていけないよー。
は/か(話、かわるけど) メルキアデスってさ、愛が無いよね。
だってさ、自分の書いた文章で狂い、孤独に陥る人間が出ることを知っていながら、
予言をしたためたんだもん。そして、にこにこ笑って話を聞く。
彼は、人間を遙かに超越した知識を手に入れていながらも、誰かに褒めて、
認めて欲しくて仕方なかったんだ。彼も、愛がかけて居るんだね、そして孤独だ……。
994ガディワッツ:03/03/10 02:04
短編を読めば読むほど、メルキアデスがブラフマンに思えてくる……。

仮説1
……百年の孤独は、舞台こそラテンアメリカのものに違いないが、
  仏教の思想を源流として書かれているだ……。
  メルキアデスのそれは、黙示録や基督に依る預言者よりも、
  シッタルーダに預言を与えたブラフマンにより近しい。

……後から恥ずかしくて溜まらなくなるぞ、俺。
995吾輩は名無しである:03/03/10 14:45
まさに滅びたマコンドのようなスレッドだな
996吾輩は名無しである:03/03/10 21:12
では1000の人は蟻に運ばれるのですね。
997吾輩は名無しである:03/03/10 22:56
998吾輩は名無しである:03/03/11 00:24
このスレの10分の1以上を書いたのはオレでした。
999ガディワッツ:03/03/11 00:41
ああ、次に書き込むことが出来たら、僕は愛を手に入れられたのに!
1000吾輩は名無しである:03/03/11 00:42
ミス板詩ね!
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。