【エネルギー政策】日本版FIT(再生エネ買取制度)の"賞味期限は3年"--異業種入り乱れて狙う“上澄み” [06/19]
1 :
ライトスタッフ◎φ ★:
7月1日に開始が迫った、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)だが、
関係者からは開始前から早くも「賞味期限は3年」という声が漏れている。
FITとは、太陽光や風力といった再エネの発電事業者が発電した電力を、電力会社が
買い取ることを義務付けた制度のこと。
買取価格と期間は政府が決めるが、FIT開始時の設定が太陽光発電で1キロワット時
当たり42円(買い取り期間20年間、出力10キロワット以上)となるなど、再エネ事業者に
かなり有利な設定ということが、かねて指摘されている。
その理由は、再エネ普及に重点を置き、制度の開始後3年間は例外的に、再エネ事業者の
利潤に特に配慮するとしたためだ。そしてこれこそが、「賞味期限が3年」と揶揄される
理由でもある。
買取価格と期間の設定は毎年行われるが、この優遇は「無論、3年間経過後は廃止される」
(調達価格等算定委員会)もので、それ以降は上乗せ分がなくなることは確実。
「再エネ事業者は3年を過ぎる前に、早く電力会社と売電契約を結ぶべき」と、三宅法律
事務所の渡邉雅之弁護士は指摘する。
このタイムリミットには、再エネ事業者への融資をもくろむ銀行も注目しており、「賞味
期限が切れる前になるべく早く融資をして、おいしい上澄みを狙いたい」(大手銀行関係者)
と、スタートダッシュの準備中だ。
FITを取り巻く関係者たちのこうした動きは、再エネの普及を早急に進めるのに一役買う
だろう。高い買取価格に吸い寄せられて、他業種からの再エネ事業参入も相次いでいる。
しかし、3年を過ぎた後に高い買収価格に耐え切れず買取価格が暴落する、“再エネバブル崩壊”
を危惧する声も多数上がる。
後発組の日本は、再エネ先進国のドイツやスペインで起こったバブル崩壊の教訓に学び、
再エネの普及を図りながらもバブル発生を抑えるべきだが、早くも難しい舵取りが求められ
ている。
◎
http://diamond.jp/articles/-/20228 ◎関連スレ
【エネルギー政策】「需要者の負担増に」--経済3団体、『再生エネ買取制度』にそろって"懸念表明" [06/19]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1340096389/ 【行政】標準家庭の負担、平均月87円…電気料金上乗せ 再生可能エネルギー買い取りで[12/06/18]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1339994270/
2 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/19(火) 18:08:23.69 ID:4yN1KGoz
スペインのように買い支えきれなくなって
一般利用者から不満噴出。「やっぱりやめました」で終了。
結局買い取りは国民負担になる。
これで金を稼いだ業者はクズとして記憶しておくべきだよ。
孫正義が掠め取る事はもう決まってるんでしょ?
中国製パネルだらけになるのか
上乗せ分がほとんど一般家庭での値上げ分で賄ってるというのなら
いずれ破綻するよな、普及すればするほど、上乗せさせられるんだから
メガソーラーやら一般家庭の太陽電池やらがこれから激増したら
今平均87円?一般家庭の1-2%分だけど、これが5%を超えだすと
さすがに不満が激しくなるだろて
3年後には20円ぐらいの買取価格に暴落してそうだな。
役立たずの原発推進税の負担よりも小さいよな
9 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/20(水) 21:07:39.94 ID:g0S6OYjS
再生可能エネルギーを一番導入しているデンマークは、風力20%で、電気料金は日本の約4割増。
20年前は、デンマークはヨーロッパで一番安かったくらい。それが今は一番高い。
次は、太陽光を導入したドイツ(太陽光で失敗して今は風力に力を入れている)。
単純に 発送電分離して電力自由化しても、
原発止めて再生可能エネルギー増やしたら電気料金が高くなる。
今更デンマークやドイツの後追いするのは愚の骨頂。
2011世界電気料金ランキング
http://up.menti.org/src/upfl2243.jpg
孫のやる事はなんでも批判のネトウヨ
ウザいです。
>>9 デンマークは電力料金の半分以上が税金
ドイツも4割が税金
そうした政策的要因を除くと
日本の電力料金はドイツよりもデンマークよりも高い
風力発電が大きい国よりも原子力発電が多い国の方が電力料金は高い
安くて安全でエコな原子力wで世界をリードする美しい日本w
12 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 09:16:35.61 ID:gR+f3iAQ
日本は給料ももらいすぎだしな
CMもかけた分だけ儲かるとかw
カス共は地獄に落ちろやw
>>2 それを狙ってるんだろ。
最初の数年で利益が有るように見せかけて大量に作らせて
しばらくしたら「やっぱりこの案無理でした―」と買い取り価格を大幅に下げる。
後は他の業界と同じようにコストを切り詰めて倒れそうになりながらも
続ける発電奴隷の誕生ですよ。
14 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 09:49:53.79 ID:RLIFjLis
15 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 10:09:42.78 ID:S2TAOK0E
16 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 10:29:27.43 ID:RLIFjLis
17 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 20:41:02.54 ID:RLIFjLis
再エネ普及政策 FITの考え方だけど 2円が消費税だから 40円
1キロワット時40円から、数カ月おきに見直される買取価格を超えるな FITは電気料金の上限(キャップ)制度とも言える
どの発電方法だろうが、火力 原発 社会的コスト「事故、、事故保険、日本の経済損失コスト」も含めて
18 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 21:22:57.92 ID:RLIFjLis
過去の再エネ失策
それはオブジェを作ったことか 建てて儲けて終わり
これは設備に 補助金をやめて、買取価格の値上げで解決する
発電を継続しないと儲からない制度にするだけ
19 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/26(火) 02:16:54.17 ID:0CcDBp8A
20 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/26(火) 05:24:57.05 ID:0CcDBp8A
21 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/01(日) 16:57:18.45 ID:4nZG64Rn
>>15 勉強になったわ。
結局、太陽光発電はアカン、風力にしろってことだね。
ただ常時強い風が吹いていないところは 風力もアカン。
天然ガスの価格が下がって火力発電の電気料金が下がっても
経済合理性無視して風力でやるの?
まあ、デンマークは日本のように製造業で価格競争していないから
電気代が高くてもいいかも知れんが。
22 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/01(日) 17:00:05.04 ID:4nZG64Rn
23 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/01(日) 17:09:57.73 ID:nI7QlU2m
>>21 リスク対応に消費電力ピークの5倍の発電量キープしておくってのは大変だと思うな
余剰電力は買い取ってそのままポイってことにでもしなきゃ、日本だとどうしようもないところでもある
24 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/01(日) 19:09:04.21 ID:4nZG64Rn
25 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/03(火) 13:05:55.07 ID:B4aFpmpZ
買取利権が高すぎだろ。
5円、6円が適正価格だろ。
それ以上高く売るなら
自由化で事業者になって競争で売れよ。
高すぎだろ。
26 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/03(火) 13:08:02.73 ID:B4aFpmpZ
そりゃ製造業はこのげんかつげんか
は文句あるだろ。どんどん叩きまくっていかないと駄目だよ。
買取価格は5円、6円で十分だろ。
それ以上高くうるなら自分が事業者になって競争で高く売れよ。
27 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/03(火) 17:12:23.85 ID:gWNOVwsj
>>24 だったら、ベスタスを日本に売ればいいじゃんかwwwwww
本音は、また日本が世界一の風力メーカーになることを恐怖してるwwwww
28 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/03(火) 17:16:18.31 ID:gWNOVwsj
見直しが一年間単位というのは長いな
■「脱原発すれば安全」は嘘
そもそも、中国で原発事故が起きれば、日本は地理的にアウト。黄砂がそれを示す。
■「全量買取制度をしないと、脱原発できない」は嘘
「再生可能エネルギーを、どうやって導入するのか」の問題。国民の電気料金の負担なのか、他の方法で導入するのか、という選択肢の話。
■欧州と日本との比較は、国単体ではなく、欧州全体で比較するべき
「欧州の一国」について語る時、電力発電については、「欧州一つ」という考え方の方が良い。
なぜなら、相互で電力を融通し合っている体制だから。
欧州一つという考え方で見ると、実は「各発電システムの割合は、日本に近い」ことも、考慮にいれないといけない。
■実は、日本の電力会社の利益率は高くない。海外の1/2〜1/3くらい。
それを端的に表すのが、日本は燃料を輸入しているにも関わらず、電気料金が安い。価格に転嫁できる「原価の適正基準」が非常に低い。
■ヨーロッパ全体で電気料金が高いわけではなく、再生可能エネルギーを導入した国、脱原発をして電力を輸入している国ほど高い。
再生可能エネルギーを一番導入しているデンマークは、風力20%だが、電気料金は日本の約4割増。
20年前は、デンマークはヨーロッパで一番安かったくらい。今は一番高い。次は、太陽光を導入したドイツ。
デンマークは風力だから、輸出入をしている。1/3をフィンランド、スウェーデン、ドイツに輸出し、風が吹かない時は1/3を輸入している。
■全量買取制度について
▼テレビや新聞などどは、いち早く2000年に全量買取制度を定着させたドイツは、制度導入で加えられたコストは電気料金全体の5%にしか過ぎないと賞賛しているが、
『実際には、5%というのは直接的な転嫁分で、制度が実施されたことによる発送電や他のコストなど間接的な上昇分も転嫁した値上がり率は、54%にもなる』。
▼アメリカでは、カリフォルニア州で既に1978年に(全量買取制度)導入したものの、その後、化石燃料の低価格化で発電コストが低下。
しかし、長期間の高価格固定制度だったため、結果、カリフォルニア州は全米一、電気料金が高騰してしまった。
つまり、『高価格を長期間固定する制度には、危険性が伴う』。現にアメリカではその教訓を活かし、その後現在に至るまで、この制度は大半のしてで導入していない。
▼再生可能エネルギー先進国と評されてきたスペインの場合、通常の電気料金の5〜6倍の高価格で25年間の長期固定という(全量買取)制度を2004年から導入していたが、
『負担を政府が負うことにしたところ、たちまち財政が逼迫。結局、政府は手を引いてしまった』。
■『全量買取制度の怖さは、「価格が長期間固定される」こと』。
ソーラー発電装置が技術革新で低価格にできても、一定の高価格で売れるのだから、業者間の価格競争が起こらない。
しかも、『入札で値段が決まるシステムでもないので、大量に設置して参入した者が必ず勝ち組になる。実に歪んだ仕組み』。
■さらに、『売電専用のためだけにソーラーパネルを設置する企業が出始めている』。
大企業ばかり儲かり、そのツケを、ソーラーパネルが設置できない中小企業が、高い電気料金として支払う搾取の形に。中小企業は電気料金が売上の1割も占める。
■今後のエネルギー政策「特定のエネルギーに依存しない=たくさんの選択肢を持つ」ことが重要
特定のエネルギーには、太陽光などの再生可能エネルギーも含む。
しかし、全量買取制度は、売電専用目的でソーラーパネルを設置したりする企業や家庭が出て来てしまい、逆にエネルギーの選択肢を狭めてしまう。
高すぎる自然エネルギー買取価格は業界を歪ませる 太陽光42円、風力23.1円・・・ 価格案決定の背後で起きていること
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1840 中央環境審議会のワーキンググループに筆者は参加していたが、メガソーラーは本来、土地として利用困難な
場所を有効利用するという前提で議論されてきた。多くは最終処分場で、それでもポテンシャルは約1100万キロワット
程度が見込まれていた。土地代は、国家戦略室のコスト等検証委員会報告書では事業者ヒアリングを基に
100円/平方メートル・年、業界団体の太陽光発電協会資料でも150円/平方メートル・年となっていた。
それに比べ飛び抜けて高い数字が出てきたのだ。
つまりメガソーラーで一番儲かるのは地主となる可能性があり、施工業者やソーラーパネルメーカーは徹底的に
価格を叩かれる、そんな未来も想像できてしまう。「自然エネルギーで雇用を生もう」その言葉が虚しく響きそうだ。
土地代520円/平方メートル・年、利用面積 3.5万平方メートル、出力2.8メガワット、発電量327万キロワット時/年
とすると、発電単価に占める土地代は5.6円/キロワット時に相当し、メガソーラーの買取価格を40円とすれば実に
14%を占めてしまう。ソフトバンクの孫正義社長が全国250箇所程度検討して買取40円でも200箇所が赤字と答弁
したが、土地代がその理由かもしれない。
【電力】2030年の電気料金を経産省試算 原発ゼロだと最悪現在の2倍になる??[12/05/20]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1337580111/ 火力発電を減らし、再生エネルギー発電を増やすケースの中で、
原発を「稼働ゼロ」にした場合、41.9〜104%の変化率となり、大幅な負担増になる
とした(変化率100%=価格が2倍になる)。
大阪大学の場合は2倍以上になるという試算が出た。
原発を15%稼働したと仮定。残りを火力40%、再生可能エネルギー30%の稼働で
補ったとしても、最大で72%の負担増になるとみている。
この調査は、そもそも「発電にどのエネルギーをどれだけ使うか」を判断する際の
参考にするために公表したものだが、「原発ゼロ」で最悪の場合、電気料金が2倍超に
なることがわかった。
ちなみに、原発と火力、再生可能エネルギーを、どのように組み合わせても電気料金が
値上げされる結果になっている。
太陽光などの再生エネルギーによる発電を促すための送電線の増強などで
6兆8000億円〜21兆1000億円の追加コストがかかることや、
「再生可能エネルギーの固定価格買い取りの費用が電気料金に上乗せされるため」
という。
発電コスト10%上昇でGDP0.4〜0.6%押し下げ 内閣府が試算
http://www.j-cast.com/2012/05/31134019.html 内閣府は、発電コストが10%上昇した場合に国内総生産(GDP)を0.4〜0.6%押し下げるとする試算をまとめ、
2012年5月30日に明らかにした。電力料金の値上がりによるコストの上昇で、日本経済の生産性が低下する。
内閣府は、停止している原子力発電所が再稼働しないことを前提にした試算し、東京電力管内の家庭向け
電力料金の引き上げが実施された場合、消費者物価指数(総合)は0.11%ほど、かさ上げされる、と指摘している。
>>36 【EU・韓国経済】「太陽光分野で協力を」 韓国とEUが活路模索[06/19]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1340110219/ 【ブリュッセル聯合ニュース】「韓国と欧州が協力すれば中国が支配する太陽光関連の世界市場で双方が活路を
見いだすことができる」――。
韓国と欧州の太陽光分野の専門家らは18日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた「韓国・欧州連合(EU)太陽
エナジーフォーラム」で共通の認識を深めた。会議に出席した双方の研究陣、企業関係者、政策当局者らは
太陽光分野の国際的な研究開発(R&D)の動向や市場の状況などを分析し、協力策を模索した。
従来の太陽光発電施設の70%は欧州にある。欧州議会のロースバッハ議員は、気候変動に対処し、先を行く
環境・エネルギー連携政策のおかげで今後も欧州の太陽光分野の市場はさらに拡大する見通しだと説明した。
EUは市場規模、多くの基幹技術、EU加盟27カ国の豊富な研究開発能力などが優れていると評価されているが、
高い労働コストなど製造業の弱点、果敢な投資を進める企業や政策当局の指導力不足などが限界として指摘された。
韓国太陽光産業協会のソ・ジェフン事務総長は、韓国の場合、太陽光分野のR&Dや産業投資が行われるように
なってから日が浅く、基幹技術が不足している上、国内市場が非常に小さいことが短所だと述べた。