1 :
あるケミストさん :
2001/08/10(金) 11:55 わからないことがあったらここに書きましょう。
アンフェタミン,メタンフェタミンの合成法
1週間に何回家に帰りますか?
4 :
あるケミストさん :2001/08/10(金) 14:52
毎日帰ります
パリトキシンの全合成解説してちょ
s-トリアジンの有効な合成法ありませんか?
7 :
あるケミストさん :2001/08/10(金) 15:47
>>6 ヒドロキシルアミン塩酸塩使う方法は有効か?
8 :
あるケミストさん :2001/08/10(金) 17:16
リセルギン酸の全合成
アングラ化学全般受け付けます。
10 :
:2001/08/10(金) 19:34
氏黒鳥目地連鳥似虎民・・・・ さくら板でやってたのは漏れだよ。ははは
11 :
あるケミストさん :2001/08/11(土) 00:17
>>6 トリアジン?そんなモンつくってなんの役にたつんだ?
12 :
あるケミストさん :2001/08/18(土) 23:54
化学系の企業では有機合成屋さんがあまってるって本当?
13 :
あるケミストさん :01/08/31 11:19 ID:rr7VYWSo
>12 うそです。
14 :
あるケミストさん :01/08/31 14:49 ID:ovsw5a.c
15 :
あるケミストさん :01/08/31 15:08 ID:jw4V50WU
試薬と一緒です. 古いモノは信用できません. 潔く捨てましょう
16 :
あるケミストさん :01/09/04 17:08 ID:u.cRVauk
アミノ酸(グリシン)エステルのフリーベースの一般的調製法 を教えて下さい。
17 :
あるケミストさん :01/09/04 17:21 ID:zHTFE0wM
>>16 メチルやエチルエステルだと、直ぐに diketopiperazine になって
しまうので、お勧めは、CBz-Gly のtert-Bu エステルを作ってから、
CBz を水添で除去、減圧蒸留で精製。
きれいな液体で取れるよ!
18 :
16 :01/09/04 18:09 ID:u.cRVauk
>>17 ありがとうございます。
ケトン(片方はPh基)とアミノ酸エステルを縮合させてイミンが
作りたいんですが関連論文見てもさも当たり前のようにフリー
ベースを使って、と書いてあるので頭をいためてたとこなんです。
できればメチルかエチルで、塩酸塩を原料にしてやりたいのです
がなにかコツみたいなものは無いでしょうか?
重ね重ねすみませんが。
19 :
あるケミストさん :01/09/04 18:31 ID:zHTFE0wM
>>17 イミンの生成速度はかなり pH-dependent ですよね。
物にもよるけどpH 3〜4 が至適だったんじゃないかな?
だとすると、ケトンとグリシンエステルの塩酸塩を混ぜて、塩基
を少量ずつ加えていけば、いいような気もするけど......
つまりpHを調節して、環化を抑えればよいんだけど、
苦労されているようだから、そんなに簡単じゃないかな?
あんま役に立たないね、スマソ
20 :
あるケミストさん :01/09/14 14:46
鈴木カップリングの反応機構がよくわかりません。 どなたか教えてください。(レポートではないですけど)
21 :
あるケミストさん :01/09/14 16:23
> できればメチルかエチルで、塩酸塩を原料にしてやりたい グリシンのメチルエステルを塩酸塩から単離する方法、なんかの論文で読んだことあるよ。 DCCを使っていたような?
22 :
あるケミストさん :01/09/14 22:35
グリシンのメチルエステルを塩酸塩から単離する方法は、もといた研究室の教授に 習いました。しかしこれでうまくいくかは保証できませんが・・・。 まず、ジエチルエーテルと水をビーカーに入れる。ただし、水はできる限りすくないほうがいい そこにグリシンメチルエステルを入れる。そこに炭酸カリウムを固体のまま入れていく 最初は中和して反応するが、脱塩終了後には脱水剤として働き入れた炭酸カリウムがさらさらになる ところまで炭酸カリウムを入れつづける。この溶液をろ過し、減圧留去すると、フリーのグリシンメ チルエステルが得られるということです。 よかったらお試しあれ。
>>20 教科書に書いてあるじゃん。
酸化的付加、金属交換、還元的脱離。
ビニルorアリールハライドまたは擬ハライドが0価Pdに酸化的付加
して、そいつにボランのアート錯体が求核的に攻撃し金属交換後、
還元的脱離を起こして、クロスカップリングしたものと、0価Pdが
再生する。以上。間違えていたら誰か指摘して。
24 :
あるケミストさん :01/09/15 00:13
親切屋ね。↑
>>22 なるほど、そういう手がありましたか.....ありがとうございます。
反応はDean-Stark条件でやるつもりなので
>>17 さんが言ったようになって
しまう可能性もあるのですが早速やってみます。
本当にありがとうございました。
26 :
あるケミストさん :01/09/15 14:45
>>25 前に粉末Msの共存下(脱水が目的)、室温でイミンを
収率よく得たことがあります。
Dean-Strak trap で熱をかけながら脱水するのがまずかったら、
お試しあれ。
今までにどんな強烈な失敗をしましたか?
28 :
あるケミストさん :01/09/28 23:14
ドラフト破壊 修理費3万 教授に怒られる。
29 :
あるケミストさん :01/09/28 23:16
アミン 使って合成反応すると、どうしても色が付きます。 色が付かない方法を教えてください。 ちなみに窒素置換は効果ないです
30 :
あるケミストさん :01/09/28 23:46
色がつくと何か問題があるの?
31 :
あるケミストさん :01/09/28 23:53
>>27 エアコンの効きが悪いので業者呼ぶ
チェック・チェック 10分「別に異常はないですね」
出張費6万円
32 :
名無し酸@危険物がいっぱい :01/09/28 23:56
>>29 アミンといってもいろいろあるし、何の反応か書かないと。
・とりあえずTEA以上にバルキーなものを使う
・液中滴下
こんなあたりで。
憶測ですが、反応はアクリル酸の酸クロ化と思われ。
33 :
あるケミストさん :01/09/29 00:32
>>30 >>32 レスありがとうございます。
単純にカラムで分けろとか、蒸留しろとかの話になると思うのですが、
コスト考えると、なるべく精製なしでやりたいし、高分子となるとカラムも蒸留もむずかしいと思います。
生成物に色はつけたくないです。
いやがる人結構います。
東京?成で買った、アミン試薬に色ついてたらむかつきません?
反応ですが、アミンを使う反応全般です。
例えばN-アルキル化など
酷いものになると、原料をしばらく室温で放置するだけで、色つきます。
もちろん開封しなければ、色つくことも少ないのですが?
AHPA もかなり大きい数字になりますし
広?化学はどうやっているのかな?
興味あり
34 :
あるケミストさん :01/09/29 01:06
>単純にカラムで分けろとか、蒸留しろとかの話になると思うのですが、 それは生成物の精製の話ですよね? アミンは東京○成から買うと色がついていることが多いです。 蒸留精製しましょう。面倒なら関東○学から買うと良いです。 アミンを使う反応全般と言っても自分はそんなにたくさんの種類 の反応をやったわけではないのですが、基本的に色がついてしまう のは避けられません。溶媒、試薬など蒸留精製して不活性ガス下で 反応をやっても黄色くなってしまいます。思うにアミンと試薬カス 由来の色ではないでしょうか・・・反応によっては、分液操作の時 酸で振ってやると色が落ちることがあります。
35 :
名無し酸@危険物がいっぱい :01/09/29 01:55
>>33 公営化学は蒸留しています
東京苛性に着色してても文句は言わないこと(化学者のルール)
アミンの着色はアミンそのものの性質なので
長期保存させたければ修飾、対塩保護などで逃げるべし
いまさら分子構造変えたくない? それは分子設計の時点で間違っている
36 :
あるケミストさん :01/09/29 02:14
けど透明だからといって純度がよいとも言えないでしょう?
可視吸収のない不純物が大量にあっても見た目には無色だから。
逆に人間の目は可視光にはけっこう敏感だから可視吸収のある
不純物が少しでもあると見えてしまうんでしょうし。(εにも
よるだろうし。)
だから、色がある=純粋でない 無色=純粋、ってのもいまいち
非科学的な気もします。ただ
>>33 さんはコストうんぬん言ってる
から、会社の人なんですかね?その場合だとユーザーさんのいう
ことには逆らえないんでしょうから大変なんでしょうね。
37 :
あるケミストさん :01/09/29 04:48
38 :
あるケミストさん :01/09/29 07:46
ピリジン系が使用可ならばトリアルキルアミンよりは 着色しづらいと思いますが。
39 :
名無し酸@危険物がいっぱい :01/09/29 09:51
トリアルキルアミン以外の着色は
空気酸化によるラジカルヒドロキシルアミン→ニトロソあたりでの着色ではないか?
窒素パージが効果ないこともあるだろうが、
ラジカルクエンチャーも入れておくとか
>>38 ピリジンは酸化されにくいね。
でもN-置換したあとは着色しやすいよ
40 :
あるケミストさん :01/10/01 17:41
あ、やばい化学板にも書き込んじゃった 二重投稿だけどこっちの方が確実に正解がきそうな気がするんで許してください アミノ基の保護基にCl-Z(2-クロロベンジルオキシカルボニル)基を持った化合物のその脱保護なんですけど Pd-Cで接触水素還元したら二酸化炭素と何ができるんでしょうか? 頭悪いもんで全然わかんないっす 予想としてはトルエンと塩化水素ができると踏んでるんですけど 自信ないっす うーんだれかたすけてーー
41 :
あるケミストさん :01/10/01 17:59
Cl-Z? 2-クロロトルエンと二酸化炭素じゃねぇのん?
42 :
あるケミストさん :01/10/01 18:45
>41 それだと別にZ(ベンジルオキシカルボニル)と変わらなくなっちゃうんで すばらしい反応機構でClが脱離するのかなーと 悩んでいます
43 :
あるケミストさん :01/10/01 19:13
トルエンと二酸化炭素なのー
あぼーん
45 :
合成屋さん=37 :01/10/01 22:26
>>38 >>39 レスありがとうございます。
やはり、色つきの原因はラジカルですかね?
なにかすると必ずコストが付きまといます。
なるべく添加剤を入れず、窒素置換などで回避したいところですけどね?
アミン系化合物をとある反応剤で反応させているのですが、とある反応剤自体に色がついていると、どうしょうもないですね?
あれはトルエンではないよ. 確かにトルエン系のにおいではあるが、ベンジルアルコールとCO2だよ。 なぜ知ってるかって? トルエンっていって先生に怒られたからだよ・(泣)
47 :
合成屋さん=37 :01/10/01 22:42
とりあえず、炭素や酸素原子などの数があうかどうかとおもうけど?
46>> ベンジルアルコールはあり得ないと思う。
49 :
あるケミストさん :01/10/02 00:39
そもそもハロゲンは何処に逝くんだ? 方向感のハロゲンってそんな条件ではずれる訳?
50 :
あるケミストさん :01/10/02 01:22
とりあえずTHF中で還元やろうと考えてるんですが脱保護しちゃうと 一級アミンになっちゃって不安定だろーなーとおもいまして、、、 Clが塩化水素になってとれてくれれば一級アミンは塩酸塩になってまあ安定>らっきー そのためのCl-Zなのかな?ってつごーよく考えてました こういうときのいい本ないでしょうか? 保護、脱保護なんてけっこーやられてるんとおもうんですけど 自分勉強不足でこういうときなに読んだらいいか知らないんです。すんません OSとかのコレクティブインデックスくらいしかおもいつきません(古い) あとPaqquetteとかっていいましたっけ?あの7巻ぐらいあるぶっとい赤い本 この2個しか自分のレパートリーにありません こんなあわれな子羊に救いの手を(ってゆーか担当教官に聞けってゆーのはなるべく無しの方向で)
51 :
あるケミストさん :01/10/02 01:56
52 :
あるケミストさん :01/10/02 02:22
>>50 >こういうときのいい本ないでしょうか?
「ぷろてくてぃ?h ぐるーぷす」じゃためなの?
53 :
あるケミストさん :01/10/02 02:30
>52 あ、それもってました。でも全コピーだけど(protective groups in organic synthesisでしたっけ?) あれ官能基の保護の仕方は載ってたと思うんですけど (あと脱保護の条件も) 反応機構にうとい自分としては機構が分かんないんというか知りたいんで そういうのないですかね? ってゆーかクロロトルエンぬけて終了なんでしょうか(40)
水素添加反応の反応機構は矢印で書くのが難しいと思う。
塩素がはずれないというのは、反応機構うんぬん以前の問題で、反応しないということを知っているかどうかの問題だろう。
古典的な炭素関係の反応機構ならば、「プログラム学習 有機合成反応」っていう赤い本が勉強になるのでは?
>>53 さんは、そのレベルはとっくにクリアーしているっぽいけれども。
他になにか良い本ないかしら?
あと、東大F山研が「ファルマシア」で反応機構の問題を連載している。あれかなり難しいね。
55 :
あるケミストさん :01/10/03 09:35
塩素が外れるってゆーのはたしかにありえないとは思ったんですが (ベンゼンの反応は求電子置換くらいしか知らないんですが、、) そのパケットだかの赤い本のPaladium on carbonのとこで aromaticな環からのハロゲンの脱離が例にあったもんで、、、 (無論、機構は分からず、、英語だし、、 まあその芳香環っていってもなんか官能基ついてたとは思ったんですが (ちょっと手元にないので、、、、) 水添のPd-Cの反応って不均一触媒表面でって奴ですよね まあこういうときはとりあえずやってみろってかんじですかね トルエンだかクロロトルエンだかできてもエバポかしんくーかんそーで、さよならなのかなー
56 :
あるケミストさん :01/10/03 09:52
】==2==C==H====================================================== 2ちゃんねるのお勧めな話題と ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。 ===============================読者数:72094人 発行日:2001/09/27 こんにちは、ひろゆきですー。 いやぁ、ついに逮捕者がでましたねー。 これを機に、荒し依頼とか荒らした人とかもバシバシ逮捕されるようになると、 2chの運営も楽になるなぁと溜飲を下げる午後のニュースでありました。 おいらもこれからは荒らしの被害者からの苦情には誠実に対応することにしま したです、、、 5月には、珍走団からの苦情の電話に「バーカ、バーカ」とイキがってしまい、 その後痛い目にあってしまいましたです。 みんなの前で土下座するのは恥ずかしかったですです。。。 まさか直接乗り込んでくるとは思いもしなかったんです、、、 恐るべし、珍走団。。。(;;) と、苦い思い出を噛み締める夕暮れでした。。。 んじゃ!
57 :
あるケミストさん :01/10/03 13:27
>>50 普通水添って、EtOHかMeOH中でやるんだけど
(O2とH2,Pd/Cの反応で火花がでる場合もある。エーテル系は危ない)
アミンの発生によって触媒の活性がどんどん落ちていくこともあって
場合によっては酢酸を加えたりして活性化する。
シリルエーテル系(TMS,TES,1級TBS)、THPとかあると外れちゃうかも。
>>55 接触水素還元で、芳香族ハロゲン化物も還元されます。
ただし、先にクロロトルエンとしてはずれるはずです。
BrやIならグリニヤール試薬にしてから水の中にぶち込めば完璧ですが。
>>57 アルコールのほかに、酢エチも使いますね。
酢酸は添加することもありますが、溶媒に使う場合もあります。
過塩素酸を添加する場合もあります。
TBSはヘタすると転位します。
>>57 MeOHが特に火花が出易い気がする。ここ一年間で百発百中だよ(W
火花を出したくない人はAcOEtを溶媒に使いましょう。安全です。
火花が出てもいいから早く反応を終わらせたい人はMeOHです。
>>55 芳香族ハロゲンでも、BrやIにくらべてClはとくに丈夫です。
PdでHeck反応とかやるときとかもクロライドは使わないでしょう。
>>59 パラジウム炭素を入れる直前に、系をアルゴンか窒素でパージすると良いよ。
Pd屋の川研の説明書にもそう書いてある。
でも、もうためしているかもね。パージしてても火が出るときはでるし。
手元にCO2消化器かぬれ雑巾を用意しておく方が早いかも w)
あと、スリには付けないように注意するのも良いみたい。
61 :
あるケミストさん :01/10/04 11:03
銀の試薬使うと手が黒くなって何日も取れないんですけど、これって体に影響ありますか?
62 :
あるケミストさん :01/10/04 13:01
催奇形性+発ガン性あるよ フッ酸で洗わなければ 20年以内に死ぬ
酢えちに試料溶かして、Pd加えて、水素風船?つけて(反応器内の気体を少し水素と置換させて) 反応させていたが・・・ 水添あまりやったことないから、パス!
64 :
あるケミストさん :01/10/04 21:15
アジドの還元以外だと反応性が落ちるのが良く分かる。 誰かアミンの発生で触媒活性の落ちない水添触媒知りません? 酸条件以外で。 金に糸目はつけません。(俺の金じゃないしね。)
66 :
あるケミストさん :01/10/04 21:39
野依さんの水添触媒はアミンが配位子になってるが、 アミンで失活するのかな?
67 :
あるケミストさん :01/10/04 23:11
>>65 アミンで失活しにくいのはRaney-NiやCrなどの卑金属系のものだと
聞いたことがあります。ただ、これらは貴金属系のものに比べると
もともとの活性が低いから高い水素圧に耐えるオートクレーブが
必要になると思われます。
水添にはシクロヘキサンとかヘプタンとかの無極性溶媒も良いよ。
>>66 ,
>>67 ありがとう、結構いろいろあるね。
なんか、嫌な時間にやる気出てきちゃったよ。
69 :
あるケミストさん :01/10/05 00:12
>>64 いいひとだ。
俺もちらっとみて、あとから気になってきて、
訂正しようかと思ってきたらもう直ってた。
あんまりひどいことをさらっと書くな。
人間、よわってるやつとかは何を頼りにして行動するか
予測がつかんのだから。
70 :
あるケミストさん :01/10/06 13:53
71 :
あるケミストさん :01/10/07 23:01
くだらない質問ですいません。 1.最終生成物が粘性のある液体の場合、カラム使わずに精製できますか? 2.再結晶を5回やるのは、どう思いますか?個人的にはカラムなどと併用 したほうが良いと思うのですが・・・ ちなみにうちの研究室はカラムがなく、特殊な器具はいっさいありません。 学生実験などで使う器具しかありません。
72 :
あるケミストさん :01/10/08 00:00
71 クーゲルロール
2 再結晶なんて2回やれば十分と思うが?(腕による)
あまりいじりすぎるとかえって、汚くなる可能性も?
1 蒸留があるけど、分子量はどのくらいなの?
そもそも分ける必要ってあるの?
どんなものを精製しようとしているのかな?
>>72 からむが無いところに、くーげるがあるとは思えないが?
>>72 カラムのないところにクーゲルはないと思うが・・・。
>>71 1.は、それがある程度の量があって、ある程度軽い(分子量が低い)
化合物であれば、蒸留で精製するという方法が使える。
蒸留装置ならば、基本的な器具で組めるだろう。
量が少ないと72さんの言うようにクーゲルを使って蒸留することになる。
2.は、ゴミとのRf差と、スケールによる。
Rfの差が大きいならば、さっとカラムをかけてしまってから再結晶するのが早いしロスもない。
スケールがやたら大きいときは、カラムはコストも労力もかかって私は嫌い.
まあ、スケールを教えてくれ。
resukabutta.
2回もかぶってやんの
>>74 クーゲルってなんですか?多分ないと思います。
1に関しては、分子量は多分300〜400くらいかと(いまータがないので)・・・
2に関しては、自分もカラムをかけたいのですが教授がカラムを買ってくれないです
OBが再結晶を5回やったのだから、お前もそれでやれと言われてやる気がうせてます。
ものは物性測定に使うので、数十g単位で欲しいですね。
79 :
あるケミストさん :01/10/08 00:28
>>71 どの程度の粘性かはわかりませんが、
結晶化させて、再結晶する。
>>78 結晶化するのなら、とくに数十グラムスケールならカラムより再結晶が楽です。
ただ再結晶したからといって純度が上がるとは限らないのです。
そもそも再結晶を5回もやる意味が分からないのですが?
>>79 どのようにやればいいかわからんのです。
・・・といって愚痴ばっか言っててもしょうがないので
もう少し自分で勉強してから、またお伺いするかも。
最後に質問させてください。
みなさんにとっては基礎的なことかもしれませんが
自分は全く話についていけません。合成の基礎的な操作に
ついて勉強するのに良い本はありませんか?
実際に手を動かしてみるのがいいのは重々承知ですが、
今の研究室の現段階では無理なので・・・
学問 =まっくまり もりそんぼいるど等 の外国の有機化学の本 実験 =実験化学講座 案外盲点だが、 中学や高校の理科の教科書(指導者用) だが本を見るより、知っている人に聞くのが一番! 本では分からないコツや危険性があるからね? あくまで俺の意見なので
>>82 ありがとうございます。
有化研究室の友人に色々聞いてみようと思います。
85 :
あるケミストっち :01/10/08 15:07
牛乳からタンパク質を取り除き、カルシウムの滴定をしよう、と思い Yahoo!で調べたり、図書館で調べたりしたのですが、 牛乳から、タンパク質を取り除く方法がわかりません。 レポートで提出しなければいけないので、実験操作と、 「何故そうなるのか?」という理論まで必要なのですが・・・。 本当に申し訳ないのですが、 どなたか教えていただけないでしょうか?
化学板より生物板にいった方がいいかな? 少なくとも有機合成には関係ない質問だな。 フェノールかなにかの有機溶媒を使って沈殿させて、遠心か? もしくは透析か? よくわからん。
87 :
名無し酸@危険物がいっぱい :01/10/08 16:53
>>85 煮沸してタンパクを変性させれば大部分は濾過できないかな?
88 :
あるケミストさん :01/10/08 18:53
メタノールぶち込んで除タンパクってぇのはどう?
89 :
あるケミストさん :01/10/08 20:25
>71 そのままでは固化しない場合、目的物は難溶で混入物が多少溶ける溶媒があれば それで無理やり攪拌洗浄して、上清部(目的物が沈めば)をデカントする。 これを1.2回やれば残渣が固化すると思います。 そしたら再結晶。
90 :
あるケミストさん :01/10/08 21:47
でも牛乳のカゼインってカルシウムと結合しているんだったよね? このカルシウムも滴定しなきゃいけないとすると単に沈殿や透析させる だけではだめだよね。 そうすると、タンパク質分解酵素でばらすのかな?
91 :
あるケミストさん :01/10/08 21:57
単に 6M くらいになるように塩酸入れて,100℃以上で 半日おいてから,中和,キレート滴定でじゅうぶんだろ もちろん封管しとくんだぞ そうまでしなくても硫酸で沸騰水浴1時間くらいでもいいかもしらん
92 :
あるケミストさん :01/10/08 22:49
>>91 >>92 ひょっとして、るつぼとガスバーナーを使って煮詰めて、焼け焦げさせて、
抽出&滴定すれば十分な気もしてきたYo
どうかな?
良スレ保全age
>>85 タンパクやアミノ酸はO,Nを持つものが多いためキレート効果のあるヤツがある。
だからCaがタンパクに吸着されている場合があり、透析・濾過による方法ではダメ。
実際のCa濃度よりも低い値しか分からない。
よって、塩酸でタンパクをアミノ酸に分解した上で、
カルマガイト等用いてEDTA滴定するが吉。
システインとか残るかもしれんが、EDTA相手なら問題ない。
しかし牛乳程度の組成の物質なら、蛍光X線にかけてみるのも手っ取り早くて正確だと思うが。
そこまでしなきゃいけない実験でもないだろうし。どうせ前期試験の再レポートだろうし。
保全age
96 :
あるケミストさん :02/02/06 16:44
97 :
あるケミストさん :02/02/06 17:00
毒じゃないです(素)。
98 :
あるケミストさん :02/04/01 11:11
カラムカラム、と・・
99 :
あるケミストさん :02/04/01 23:53
年会見ていると、数年前より元気がないように思えますが、 有機合成そんなことありませんか? 野依先生は受賞したけれど、この分野自体の活発さはどうなっているのかな? って思いました。 まあ、いつになっても廃らない分野だと思うけれど。
100 :
あるケミストさん :02/04/02 18:40
100
101
N賞取った分野は廃れた分野と言う人もいる
アミンが出る系での還元って酸を添加するのも1つの手だけど、場合によっちゃー Boc2Oなんぞ添加して、N-Boc体として取り出しやすい形したこともある。 でもそんなに簡単にアミンじゃ失活しない。ダイオキシン類の還元的脱クロロ化の 反応をPd-C、ジアミンの条件でやってたところもあったっけ? おれ水添、MeOHでやるけど火がついた事はない。 Pd-C入れる前にアスピで 軽く脱気してるせいかな?
104 :
あるケミストさん :02/04/03 06:59
>>103 俺はAr雰囲気で、
Pd-C入れるけれど?
それからH2置換でいいんじゃない。
廃れた分野で功績を残すのは凄いことだ
脱水溶媒ってどう使ってる? うちの研究室には内蓋にセプタムラバーキャップしてあってシリンジ針の刺せるEt2O、THF、toluenなどを購入して使ってて、 最初はうまく反応いくんだけど、1週間も使うと脱水効果がなくなってしまってる。 ちなみに水に弱い金属触媒使ってるから、脱水条件でないとうまく反応いかなくて。 内蓋を開けて、MS4Aとか5Aを入れりゃーモノモチよくなるかなーっと思ったが、 どなたか蒸留なしでいい脱水溶媒の保存方法をお知りのかたいたら教えてくり。
107 :
あるケミストさん :02/04/08 01:37
保存というかなんというか、小さいサイズの瓶で大量購入。そして使い捨て。
いちおー・うちも100ccの小さな瓶の大量購入という方法を とってはいるんですが、3分の2位(1週間位)使うと 触媒活性が落ちてしまい、最後の20cc位は使えない状況で。 捨てはしないんですが、最後まで使い切りたくて。 なんかもったいないし 市販の脱水溶媒の内蓋を開けてMS4Aを入れてる方いませんか? (自分でやってみればいいとも思うんですが・・。) 情報きぼんぬ
109 :
あるケミストさん :02/04/08 03:28
そんなに頻繁に使うものなら研究室に蒸留塔を常設しておけばいいのに。 というのは置いといて、 シュレンクorフラスコの中にMS4A入れて三方コックをつけたものに入れて保存するのがよろしいかと。 セプタムは駄目です。針刺したらすぐシケます。 図に書かないと説明しづらいんだけど、言ってる意味は伝った?
>>109 セプタムがいけなかったのか・・。
シュレンクなしで通常の試薬と同様にそのまま瓶に保存してたんで
今日からシュレンクに移し替えます!
タメになりました。
どうもありがとございました。
111 :
あるケミストさん :02/04/08 21:40
シーブス脱水で作ってんだから、シーブス入れればよいよ。
112 :
あるケミストさん :02/04/08 22:41
まず、sure seal(だっけ?)の上に上半分切ったセプタムをかぶせ、 その上から不活性ガスの風船刺してシリンジで抜いてます。 使い終わったら、セプタムにビニールテープ張って、さらにその上に セプタムかぶせてビニールテープ巻いてます。 #わかりずらい。。。 気になるなら、これをさらに脱水剤(青ゲル等)の入った容器に入れて密閉 基本的に内圧のほうが高くなっているので、一週間程度では 駄目にならないと思いますが。。。
いっそのことナトリウムワイヤーでも入れとけばいいのでは? すこし古いかな(笑)
114 :
あるケミストさん :02/05/07 21:52
無水酢酸の蒸留で、予備乾燥に何使いますか? P2O5だとうまくいかない。
115 :
あるケミストさん :02/05/07 22:39
ケトンとジメチルホルムアミドージメチルアセタールを混ぜて熱するだけで ケトンのα位にジメチルアミノオレフィン(シス・トランスの混ざり)が入る反応。 教科書いくら探してもメカニズムが載ってなかったけど誰かわかりませんか?
116 :
あるケミストさん :02/05/07 22:58
106>> またまた古くなりますが ホントは、蒸留塔作ってその都度 蒸留するのがいいとは思いますが めんどくさいときには活性アルミナを焼いてさまして シリンジにカラムのようにつめて 使う量だけ溶媒を入れて使ってました。 以外と楽!
117 :
あるケミストさん :02/06/19 13:01
学生実験のDiels-Alder反応なんですが。endo-cis-ジカルボン酸に濃硫酸を 加えてできる化合物Xって何でしょうか?やった事ある人いたら教えて下さい。 おながいします
118 :
あるケミストさん :02/06/19 13:57
C6H5NH-NHC6H5に硫酸を加えるとどうなりますか?
119 :
あるケミストさん :02/06/19 14:42
∩ | | | | | | | | ∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´Д`)// < 先生!有機合成やってるのにカラムのやり方がわかりません! / / \__________________________ / /| / __| | .| | __ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ||
>>119 先輩に聞けばいいにょ
あと、乾燥溶媒はあるどりっちで売ってる缶にアルゴン(窒素)
バルブと取り出しバルブがついているのが使いやすいにょ
蒸留塔の危なさとトラブルに較べたら運用コストが多少かかっても
こっちのほうがいいにょ。特にエーテル
121 :
あるケミストさん :02/06/19 16:00
>>117-118 危険なので硫酸には触らないように。
したがってレポートには危険物の為、放置プレーしゃいました、と。
122 :
あるケミストさん :02/06/19 18:01
アニリンになるかも?118
123 :
あるケミストさん :02/06/19 22:02
液チトラップにアルゴンがひっかかる??
>>123 それでたまに爆発してけがするにょ。気を付けるにょ。
125 :
あるケミストさん :02/06/20 22:46
ああ、やっぱり! きをつけます
酢酸を除く必要があるのでP2O5ではだめ。 CaC2を加えて還流した後、蒸留すればいいです。 Perrin (つづり違うかも)の"Purification for Labolatory Chemicals"をみれば、よく使う試薬の精製法はたいていのっています。
127 :
あるケミストさん :02/06/21 15:12
>115 もう遅いかも試練が・・・ Vilsmeyer reactionの中間体(イミニウムイオン)が生じて、それとケトンが反応するMannnich Typeと思えばいいんでないかな。
どなたかヒントだけでも教えてくれないですか?
うーん。個人的にはつぶれそう・・ オルト位にスルホン化かな?
>>118 うるせーなぁベンジジン転位だろ?
そのくらい自分で調べろや
131 :
あるケミストさん :02/06/21 22:40
GlcNAcのアリル化がうまくいかないんすけど
132 :
あるケミストさん :02/08/21 22:00
ほんまかいな?
133 :
あるケミストさん :02/10/07 20:49
パラキシレンジアミンは、なぜmoisture sensitiveなのですか? 室温で固体のはずなのに、水すってどろどろです。でもNMRで見るかぎり 全く分解は見られません。どなたか乾燥させる方法をご存じないですか?
134 :
あるケミストさん :02/10/07 21:09
>>133 moisture sensitiveというよりは、吸湿性なんだろ。
乾燥は、まあいろんな手があると思うが、デシケーターに
入れて真空ポンプで引くのが良いのでは。
135 :
あるケミストさん :02/10/09 00:20
二級アミンのBoc保護基はLAH還元で除去されるのか? 溶媒THF、温度室温、LAHは8等量、反応時間1時間。
>>135 BocNR2をボラン還元→MeNR2になったことあり
137 :
あるケミストさん :02/10/09 00:51
そんな例があるんですね。わかりました。でもMe化されるというのは ちょっと分かりません。
138 :
あるケミストさん :02/10/28 15:49
アセトニトリルの精製にナトリウムワイヤーを使いたいのですが、大丈夫でしょうか? CaH2をつかったら、蒸留したアセトニトリルがCa臭くなりました。(何度か蒸留すれば OKかもしれませんが…)どなたか教えてください。
140 :
あるケミストさん :02/10/28 19:10
>>138 ,139
フツーは52リンだ。
だが、よっぽど慎重に蒸留しないとミストが飛んでリンが受け器に
コンタむ。2〜3日経つと、底にオレンジ色のガム状物ができる。
目的にもよるが、お手軽に済ますんだったらカルハイ。
ミストが飛ぶのがイヤだったら、粒状の奴使え。
141 :
あるケミストさん :02/10/28 19:23
遅レスだけど…
>>135 〜137
フォルミル基を還元してMeに変換するのと一緒。
更に言えばLAH還元ならMeがとれてきて当然。
二級アミンをMe化したい時に使う常套手段の一つ。
142 :
あるケミストさん :02/10/28 21:11
>>141 ボランのルイス酸性でBocがかっとぶのが優先しそうな気もするが、
ボラン(とその配位子)とモノによるだろうな。
143 :
あるケミストさん :02/10/28 21:13
144 :
あるケミストさん :02/10/28 23:54
ありがとうございました。僕の反応はB(CH3)3とアルコールを使って ホウ酸エステルをアセトニトリル中で反応させようとしてます。この反応 でカルハイのミストが何か悪さするってことありますでしょうか。
146 :
あるケミストさん :02/10/29 08:53
>>145 多少、塩基触媒が反応を加速するかもね。
もし反応に再現性がなかったら、そういうところを疑ってみる。
147 :
あるケミストさん :02/11/03 22:45
日本の有機化学は何派ぐらいに分類されるのですか?
148 :
あるケミストさん :02/11/04 01:20
8派です。 所謂、 8っぱ、踏み踏み、64家。
149 :
あるケミストさん :02/11/04 11:52
h
150 :
あるケミストさん :02/11/04 17:13
N,M,Y?
151 :
あるケミストさん :02/11/04 18:26
NNMYS
152 :
あるケミストさん :02/11/04 19:36
Noyori Nozaki Mukaiyama Yamada Shibasaki
153 :
あるケミストさん :02/11/05 19:46
アニリンにさらし粉水溶液を加えると赤色に呈色するというのの反応名、 化学反応式を教えて下さい。インノフェノール反応?だかなんやらわからなくて
154 :
あるケミストさん :02/11/07 10:09
>>147 私だったら、Nozaki, Hirata, Mukaiyamaと分類するな。
逆合成支援ソフトってないですか?
157 :
あるケミストさん :02/11/13 09:53
>>156 あるよ。AIPHOS, LHASA, SECS。
いずれも役立たないけど(激藁)。
158 :
あるケミストさん :02/11/13 15:28
チオールの合成法って限られてるよな? ベンゼン環にSを導入する いい方法おしえてくれYO!!
>>158 自分が知っているのはベンゼンジアゾニウム塩にEtOC(=S)SKを反応させて
塩基で処理する反応。leuckart反応とか言ったはず。そこそこ汎用性あるんじゃない?
160 :
あるケミストさん :02/11/18 10:40
>>159 しかし、ジアゾニウム塩にEtOC(=S)SKを反応ということは、水系にとける
という前提の反応になりますよね?
漏れの化合物は水にはとけないから、あまりつかえない
求核反応も限界があるしなあ
161 :
あるケミストさん :02/11/18 22:18
>>160 さっき仕事ついでに実験化学講座みてたらいろいろ載ってたよん。
有機合成−有機ヘテロ元素化合物((B, Si, P etc.)とかが載っている巻。
分量が多くてとても書けないから自分でみてくださいな。
163 :
あるケミストさん :02/11/19 10:11
>>161 そんなに簡単に行くわけねーだろ。
Luekart反応、有機溶媒中でいかせる変法なんて探せば必ずあるよ。
>>163 誰が簡単に行くって言った?
けど行かない事はないぞ。
実際にやったもん。
165 :
あるケミストさん :02/11/19 12:16
>158 前駆体はどんなのが希望? それによって答えはいくらでも変わる。
166 :
あるケミストさん :02/11/19 17:11
誰かポルフィンの簡単かつ高収率な合成法を教えて下さい。
>>166 アルデヒドとピロールに酸触媒
つか置換基にもよるし
168 :
あるケミストさん :02/11/20 13:21
>>164 有機溶媒中でジアゾニウム塩の置換ってできるか?
とけないやろ。
硫酸二トロシル法もあるが、あれもうまくいかん。
あと、ベンゼン環の1位にCOOH、2位にSH、3位にアミンって作りたいけど
どうしても、うまくいかん。
農薬とかに応用できそうなんやが・・・・
>>168 えっと、おいらが言ったのはスルホン酸の還元の方。
PPh3、I2でやった。
ゴメン、スルホン酸エチルだったわ。
171 :
( ・ω・) ◆1Z333mol/. :02/11/20 21:56
>>158 チオールとベンゼン環をくっつけるのじゃいかんか?
172 :
あるケミストさん :02/11/20 23:32
>>168 カルボン酸があるなら塩基性で出来そうなもんだけど駄目なんだね。
勉強になったよ。
てか、それって立体的なものとかが大きいんじゃないの?
ルート自体の見直しをしてみたら?
173 :
あるケミストさん :02/11/21 00:53
いやね、住友化学の公開特許にできると かいてあるんだよね。 10-245371 でも、ジアゾニウム塩を作るとき、水溶液に溶けるってのが前提やし、 特許にはよく溶けるとかいてるのに、とけない。なぜだ? 特許ってのは、まねできないようにかくからな。 むかつく、住友化学!! 俺の実験した時間をかえせ
174 :
あるケミストさん :02/11/21 11:29
パテント=ペテント あまり鵜呑みにはしないいよーに。 自分は某特許のレシピに従ったところ再現性よく爆発した(藁
175 :
あるケミストさん :02/11/21 23:04
>>168 1 -CO2Et
2 ハロゲン
3 -NO2
があれば、ipso置換反応でチオールR-SHが入るかな?あとは、官能基変換で。
または、
1と3をそれぞれカルボニル等価、NH2等価のDOM groupにしておいて、
2位のDOMでアニオンを出して、S+等価体を作用させるとか
(MeS-SMeを使って、あとで脱メチル化かなぁ?)
176 :
あるケミストさん :02/11/22 02:43
>>168 最近のTL(ページ数失念、スマソ)にスルホン酸チオエステル(で良いのか!?)の還元的ジスルフィド合成の報告があったけど、
そこら辺も応用できるのかもしれない。
>>175 が最後に述べているようなジスルフィドの還元的チオール合成は探せばたくさんあると思うし。
177 :
あるケミストさん :02/11/22 03:25
イソプロペニルグリニヤってメチルグリニヤよりも活性が弱かったりするかなぁ?
178 :
あるケミストさん :02/11/22 17:40
>>175 サンクス、情報ありがと!!
ちなみに、二トロ基、カルボキシル基(ここではエチルエステル
やから問題ないが)があるときはipso置換反応は
基本的につかえません。
ちなみに、
1 -CO2Et
2 ハロゲン
3 -NO2
の物質はつくれるの?
179 :
あるケミストさん :02/11/22 17:45
>>176 情報ありがとう。
研究ってなかなかうまくいかねーな。
TLさがしてみます。
>>ジスルフィドの還元的チオール合成は探せばたくさんあると思うし
難しいのは、うまくS-Sにもっていくとこなんだな。
あと還元というが、そのとき還元される官能基が
あったらダメなんだよね。となると結構合成が難しい。
天然では、よくあんな複雑なものを副反応を抑えて
つくるよな、驚きだよ、まったく
180 :
あるケミストさん :02/11/22 17:47
>>180 DOM groupってなんですか?
素人な質問ですんまそ・・・
181 :
あるケミストさん :02/11/23 02:39
自問自答age
182 :
あるケミストさん :02/11/24 01:43
directing ortho methalation groupだったかな? スニッカスがやってる。 芳香環上での水素を直接メタルへと交換する反応で(BuLiによる水素引き抜き反応とか)、 「自分のとなり」に優先的にメタル化を起こさせるような性質を持つ官能基。
183 :
あるケミストさん :02/11/24 01:44
>>178 > ちなみに、二トロ基、カルボキシル基(ここではエチルエステル
> やから問題ないが)があるときはipso置換反応は
> 基本的につかえません。
なぜ?
すみません、アドバイスお願いします。 今、一級アミンのN-アルキル化をやってるんですが、上手く反応が進みません。 原料のアルコールをとりあえずトシル化して、DMF中、K2CO3と撹拌してるんですが、 ほとんど進行してません。 一級アミンにアルコール由来のアルキル鎖をつけて三級化するためには、 どんな脱離基がいいのか、反応条件、4級化の抑え方などのアドバイスを よろしくお願いします。
185 :
あるケミストさん :02/11/24 11:55
>>184 ハロゲンだろ
4級化の抑え方は温度とモル当量だろうな
186 :
あるケミストさん :02/11/24 12:04
水とエタノールの混合ぶつを熱してはじめに試験管にたまるのは何が多くふくまれてるんですか??
187 :
あるケミストさん :02/11/24 16:43
速度論的分割(kinetic resolution)ってなんですか?
188 :
あるケミストさん :02/11/24 22:17
ラセミ体の基質を光学活性試薬と反応させたら、 片方の鏡像体の基質は速く反応するでしょう。 反応後光学活性な基質と光学活性な生成物が得られる。
>>185 ありがとうございました。
CBr4+PPh3で臭素化してみます。
>186 ストレス。 質問の意図がよく分かりませんが質問スレの誤爆かな? アドバイスは以下の通り。 中学生まで:両者の沸点を調べる 高校生・文系大学生:気液平衡を調べる 理系大学生:化学工学がおすすめ 合成屋4年:エタの脱水について調べる 合成屋修士:95%エタで我慢する 合成屋博士:含水でも気にしない いやー無責任だのう。
191 :
あるケミストさん :02/11/25 13:09
>>182 どうも、ありがとう!!
>>183 なぜかはわからないが、うまくいかないし、文献にもカルボキシル基
の場合は反応が起こらないと、かいてあるのをみたことがある
192 :
あるケミストさん :02/11/25 13:47
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
193 :
あるケミストさん :02/11/26 01:31
あれ!?いつのまに有合は2ちゃんねるに・・・
すみません、質問です。 フェノールの水酸基を保護したいんですが、 ・アミンに対して反応しない(AcO-なんかはアミドになって外れてしまう?) ・酸や塩基にある程度の安定性がある、あるいは、特異的な試薬で外れる 保護基には、どんなのがあるでしょうか? TBMSなんかが妥当かとは思うんですが、試薬が高いんで...
すみません、 ベンブロで保護も出来ません。 有機の研究室でないんで、水素が使えないんです。 また、ターゲットのほかの部分にベンジル使ってるところがありますので。
196 :
あるケミストさん :02/11/29 21:05
アリル
197 :
あるケミストさん :02/11/29 23:02
SEMとかは?
ごめん、高いな。
TBSが高い、っていう時点で相当な制約があるな
いろいろとありがとうございます。 やっぱり、TBSが一般的ですかね。実は、市販の近い試薬もTBSで保護してたりします。 アリルは臭化アリルとフェノキシドの反応でしょうか? 脱保護はどうやれば良いのでしょうか?TCIのHPでは酸化的に外す方法がありましたが、 同時にターゲットのベンジル位も酸化されてしまいそうです。 (ただ、ベンジル位を酸化できれば、それはそれで面白いことができそうです) なにせ、有機専門の研究室ではないので、保護基はアセチル化やベンジル化といった、 安い試薬しか使ってなかったんで。 先生に相談してみます。
201 :
あるケミストさん :02/11/30 01:26
>>200 アリルは、パラジウム触媒と、アリルのスカベンジャーを使うと、マイルド
かつ選択的にに落とせます。
ただし、パラジウム触媒が高いという罠。
触媒量で行くけど、最小単位(1gとか)で買っても結構するんで。
手元に文献がないので詳しいことはわかりませんが。
まあ、なんとかTBSを買ってください。
ありがとうございました。Pd系ですか。高そうな... しかし、保護基の選び方も奥が深いですね。 当面は、TBSでやってみますが、いろいろ調べて最適な保護基や合成ルートを考えてみます。 それでは。
203 :
あるケミストさん :02/12/01 20:54
ぐちゃぐちゃ検討する前にTBSで無難に作った方が安くつくけれど。
>>194 エステルもいろいろあるからな。よくみてみたら。
204 :
あるケミストさん :02/12/01 21:33
キラルジアミンを用いるアルコールの不斉アシル化で 酵素法を超える光学分割が可能ということで期待したんだけれど。 論文にあるような選択性でないんだよね。 論文にある同じ基質でやってみたんだけれど、やはりEeがでないんよ。 先生には禁水系の反応じゃねーの何やっているんだと 怒られるし。 モレキュラーシーブスも活性化しとるし、 塩化ベンゾイルも蒸留しとるし、 溶媒ももちろん蒸留しとるし、 ジアミンも蒸留しとるし、、、 でもかえって精製しない試薬を使ったらよいとかあるんかな・・・。 O先生助けて・・。
205 :
あるケミストさん :02/12/01 21:38
>>204 禁水系の反応じゃねーのに、です。
年末なのにデーターでなっくって相当きていますので・・。
すんません。。。。修了できるかな・・・。
207 :
あるケミストさん :02/12/02 09:57
>>204 嘘じゃないけど、たまたま、という可能性は強くあるぞ。
著者にメール出して、詳しい実験条件と再現性について聞くのが吉。
(今はこれがメールでできるようになったんだから、いい時代になった
もんだな、と振り返ってみる)
>>204 光学分割は、コンバージョン次第で得られる物の光学純度が変化するから、
論文にのっているデータを再現するのは難しいかも
だから、光学分割では選択性をあらわすパラメーター(忘れた)を表示する事が多い
それにしても、O山先生は海外のほうが知名度高いかも
Orixxxxcatalystなんて呼ばれてたり
209 :
あるケミストさん :02/12/03 01:14
>>208 ネタに便乗して、
「Corey」ならぬ「Orey」なんて茶化してみる。(寒
210 :
あるケミストさん :02/12/03 01:21
雑駁な話、Tetra・・・seriesに出されている文献とかの やたら良いデーターは、大抵再現できないよ。結果からして、 でている投稿先が不自然だよ。 気をつけな。なんか似たような話ってあるもんですね。
211 :
あるケミストさん :02/12/03 02:45
>210 そうでもない k月研みたいにTLにしか出さないところもあるしな。 JACSやAngewの常連がElsevier journalに出すときは確かに要注意だが
212 :
あるケミストさん :02/12/04 01:59
Coreyの出している合成法は恐れ多くて使えません。
というか重要なことが再現できないように書いてあるのかな。
これ以上は日本語でも怖いから書けないけれど。
>>211 TLにしか出さないのはそれも理由がありそうだがな。
213 :
あるケミストさん :02/12/04 23:58
>>212 例えば、TLに出してたジブロモメチレン化→アセチレンなんて相当使えるけど
215 :
あるケミストさん :02/12/05 02:28
>>204 ジアミン蒸留して大丈夫?どんなのを使ってるか知らないけど、あまり熱かけるとラセミ化するかも。
216 :
あるケミストさん :02/12/09 02:29
>>204 ジアミンはものによっては非常に不安定です。
確かに熱かけすぎるとラセミ化したりするけど・・・
217 :
あるケミストさん :02/12/09 02:40
この前JACSに載っていた某論文の追試やったら ある工程で論文に載っていた収率よりはるかに良い収率でモノが出来た。 NMRなどで確かめたけど間違いなかった。 かなり驚いたけど論文を出した某研究室にはシャクなので報告しなかった。 たぶんその研究していた奴の腕が悪かったんだな。俺も大して良くはないけど。
218 :
あるケミストさん :02/12/09 22:39
>>217 俺もあるよ、そうゆーの。
ちょっと条件変えたら既報よりも収率もee%も上がったりする事が。
学生の頃にもColorless oilってあったのが1℃以内で融点が取れる結晶になったり。
結構普通の事だよね。
219 :
あるケミストさん :02/12/09 23:33
俺もOrg. Lett.ので選択性上がったことあるよ。 せんこうど蒸留しないで測ったのかな・・・。収率は再現されたが、 1割もeeが向上した。嬉しいけれど、んんなこと報告するほど暇じゃない。
220 :
あるケミストさん :02/12/10 10:59
>>219 旋光度で測定できるのはop。
それ以外の手段で測定するのがee。
219はその区別が付いていないドキュソと思われ。
>>220 そんな細かいとこ取り上げてネチネチ言うのも十分DQN
222 :
あるケミストさん :02/12/10 23:31
質問があります。 何で有機合成を行っている人たちは知的レベルが低く、その分体力だけはあるのですか? 歓迎会で天然物合成研究室と一緒になることが多いのですが、彼らは計算屋の私たちとは顔が明らかに異なるのです。 私たちはソクラテスのような知的であるのに、むこうはまるでゴリラのような、良くても工事現場のおっさんのような 顔立ちをしています。実際頭もバカです。 ひどいのになると、ハロゲンの意味が分からなかったり、(1-x)2乗の因数分解が出来なかったりします。 そんなレベルでも実験さえ上手ければ優れていると見なされるらしいですね。 「実験は頭ではなく体力である」豚顔の教授が自分の愚行をさらしていることも知らずにおっしゃっていましたが、 私はとても悲しくなりました。 あなたたち院生は学部1,2年生よりも学問が出来ないと思います。 実際うちからは国1合格4人、合成研は国2も落ちていました。(Dも落ちてました) 重水でも飲んで同位体効果で死んでください。
223 :
あるケミストさん :02/12/10 23:48
/ ))) / /// /―――-ミ / 彡彡 // / ヽ)) / 彡彡 iiiiiiiiiiiiiii iiiiiiiiii| / 彡彡 < ・ > 、<・ >l / | ヽ 〉 / ( | | __) | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / | ≡ /, ――― |ゝ < 何?バカだと! / | | L ___」 l ヾ \_________ _ミ l ______ノ ゞ_ / \ | | | | | | | | |⌒\| |/⌒| | | | | | | \ ( ) / | | |\___人____/| | | | λ | | ( ヽ (´∀`) (____)
224 :
あるケミストさん :02/12/11 00:15
Alkylbenzeneから、Alkylbenzylalcoholを合成する方法を教えてください。 今4段もかかって合成してるのが無駄に思えて仕方がありません。どっかに載っていそうで載ってないので。
225 :
あるケミストさん :02/12/11 00:16
220って絶対不斉合成でもやってんのか?
227 :
あるケミストさん :02/12/11 06:56
>>222 いいじゃん、馬鹿で顔が悪くても。
N依先生なんてどう見ても猿顔。
けどノーベル賞取った。
因数分解できなくても困らないしな。
228 :
あるケミストさん :02/12/11 07:50
変質した灯油(薄い色付)が大量にあるんだけど どうにかして変質した部分だけ取り除く方法はない?
>>222 漏れも有機だけど、ワロタ。 でも重水飲んで死ぬのは勘弁な(w
230 :
あるケミストさん :02/12/11 08:29
重水の致死量(経口)ってどんなもんよ?
231 :
あるケミストさん :02/12/11 22:57
232 :
あるケミストさん :02/12/12 00:29
重水飲んで死ぬ量買うお金あるのか?
>>232 借金して大量に買って、死んで借金返せってことでは?w
234 :
あるケミストさん :02/12/12 01:42
高分子ポリオキシエチレンの固有粘度から分子量を計算で出したんだが 分子量20000のはずの高分子が、俺の計算ではありえなーいの値しか出ないです。 ちなみにウベローデ型粘度計の計測結果は以下のとおりでした。 蒸留水10mL 178.61(s) +PEO2mL 181.83 +PEO4mL 184.02 + 6mL 187.82 + 8mL 188.66 + 10mL 191.63 固有粘度=KM^a ポリオオキシエチレン K=6.4 a=0.82 固有粘度は0.027になりました。 ちなみに俺の計算では分子量0.00547214。ハア?
235 :
あるケミストさん :02/12/12 01:45
すいませんスレ違いだった
補正式使ってわ? 古典的な式使ってない?形状パラメータ入れたらどうですか
237 :
あるケミストさん :02/12/12 09:08
ちょっと遅いが
>>221 本気で言ってるんだったら、学会で大恥かくぞ。
ee(鏡像体過剰率)は従来のop(光学純度)では、不斉合成の効率を 測定できなくなったため導入された概念です。なぜなら、旋光度では どうしてもプラマイ数度の誤差が発生し、90%を超える選択率を 表現することはできないからです。 したがって、eeでは必ず測定手段を併記することになっています。 別に光を当てて見るわけではないので、「光学活性」という術語は 議論の対象でした。「エナンチオメトリックに純粋」という意味に対して scalemic とか homochiralという術語が提案されましたが、定着しません でした。(注:chiralでは不十分であることはachiralが反義語である 事からもよくわかります) これらの経緯を知っていれば、「そんな細かいこと」というのが ただの無知によるものであることがわかります。 坊や、もっと勉強してからおいで。
>>239 そこまで言うなら、旋光度と比旋光度の区別もしっかり付けてよね、粘着クン
>>240 239は粘着とは違うように思われ。
「比」旋光度はともかく、学生とは思えない。
>>22 ひどいのになると、ハロゲンの意味が分からなかったり、(1-x)2乗の因数分解が出来なかったりします。
(1-x)2乗の因数分解って、因数分解の意味ないじゃん。
(1^2-x^2)を因数分解したら(1+x)(1-x)だが(藁
243 :
あるケミストさん :02/12/19 02:57
アルデヒドをカルボン酸に酸化する 一般的な方法を教えてください。
245 :
あるケミストさん :02/12/23 15:06
>>243 不揮発性だったら、大気中で放って置く。
246 :
あるケミストさん :02/12/25 12:43
かなりテンパってきました。 HO-CH2-CHMe-CH2-Br と HO-CHMe-CH2-CH2-Br の簡単で少ないステップでの合成方法をおしえてください!
247 :
あるケミストさん :02/12/26 01:20
ここで聞くとはかなりてんぱっていますね。。。。
248 :
あるケミストさん :02/12/26 02:41
>>246 HO-CH2-CHMe-CH2-Br は
3-Bromo-2-methyl-propeneの加水化(Boronつかってちょ)
その前駆体はジブロモ体かなぁ
HO-CHMe-CH2-CH2-Br は
ブタジエンを1,4-臭化水素化してエポキシ開環かな
ってそれじゃ選択性が悪いので
3-buten-2-oneを臭化水素付加して還元か?
249 :
あるケミストさん :02/12/26 23:45
>>246 そもそもつくれるのかそんなもん。かなり不安定そうだが。
合成中間体にするなら、他の等価体を考えた方が利口のような。
>246 HO-CH2-CHMe-CH2-Br Aldrich 32,506-6 (R) 1g $41.80 Aldrich 32,505-8 (S) 1g $41.80 HO-CHMe-CH2-CH2-Br Aust. J. Chem. 1989, 42(1), 223 J. Am. Chem. Soc. 1990, 112(7), 2749 J. Org. Chem. 1996, 61(8), 2839
>>249 すくなくとも前者はAldrichで売っているのでそんなに不安定ではないはず。
合成中間体にするにはOHを保護しておかなきゃやりにくいだろうけど。
無理やり作るんでいいならジオールを臭化水素酸で煮て半分くらい反応した
ところで蒸留単離するという手も無くは無いが(ジオールはアルドール→還元)。
252 :
B4 ◆wWw5W8rZLU :02/12/28 13:44
末端アルキンの内部にメチル基を導入したいのですが、根岸反応というものを見つけてためしてみたけどうまくいきません。 ほかに何か方法があったら教えてほしいです。
>252 末端アルキンの内部といってもいろいろあるだろ。 条件を明らかにするために置換基とかもちゃんと書け。 あと、ほんとにその目的物は末端アルキンから作らなきゃいけないのか? メチル基が特定の位置に入っているオレフィンが欲しいだけなら いくつか方法はありそうだが・・・
254 :
あるケミストさん :02/12/29 01:06
>>252 R-CH2-C≡H → R-CH(CH3)C=CH2
を目指しているの?
R-CH(CH3)C=CH2が欲しいだけなら、
>>253 の言うように、別の方法を考えた方が・・・。
オレフィンの合成法はいろいろあるから、適当なものも見つかるでしょう。
255 :
あるケミストさん :02/12/29 13:48
オキシ水銀化(もっといい方法があるかも)でメチルケトンに変換後、 Wittig。
256 :
あるケミストさん :02/12/29 14:05
1,4-位をアルキル基で置換されたベンゼンに対し、一箇所だけブロモ化する 方法はありませんか。ちなみに、このときどの位置にブロモが入っても位置異性体 はできない基質です。また、存在する官能基はメトキシのみです。
257 :
あるケミストさん :02/12/29 15:34
>>無理やり作るんでいいならジオールを臭化水素酸で煮て半分くらい反応した ところで蒸留単離するという手も無くは無いが トルエン、臭化水素酸の2層系でやれば、原料のジオール体が水層、 生成したモノブロモ体が有機層にいって、選択性が高いのでは?
258 :
あるケミストさん :02/12/29 20:39
259 :
あるケミストさん :02/12/30 17:14
>>256 決定的な方法はない。
溶媒・触媒・ブロム化剤を変えて試してみる。
(^^)
261 :
あるケミストさん :03/01/13 00:35
あげとくよ
もういいよ
(^^)
このスレが落ちると、一般質問スレに集中しすぎるのでage
265 :
あるケミストさん :03/03/01 22:29
ジグリニャール試薬ってジブロモエタンから合成出来る? ブタン以上でしか出来ないって書いてあったんだけどホントかねぇ?
266 :
あるケミストさん :03/03/02 22:27
酸クロリド-COClってどれくらい不安定なんですか? 保存は常温でいいのでしょうか。 買ってから1年や2年経った香具師を合成に使っても支障ありませんか?
267 :
あるケミストさん :03/03/02 23:39
物にもよるが、一般的には大丈夫でしょう。 室温程度なら熱による分解は無視できるでしょう。 問題は空気、水分の遮断です。密栓されてれば大丈夫だと思うけど
>>265 無理。亜鉛還元と同じタイプの還元が進行し、エタンができて終わり。
ジブロモエタンはこの反応が非常に行きやすいので、マグネシウムの
活性化に使うくらいだ。
無理矢理1,2-ジグリニヤを作る方法は文献探せばあるかも。
実用的価値は疑問だが。
269 :
あるケミストさん :03/03/03 22:50
>>268 やっぱり無理ですか。
では、1,4-ジブロモブタンからジグリニヤを合成する際の注意点ってあります?
ブタンの場合は簡単に出来るんですか?
あぼーん
(^^)
(^^)
(^^)
275 :
あるケミストさん :03/04/08 01:58
クメンはどうやったら分解できるのですか? 反応機構を教えて頂きたいのですが。
あぼーん
(^^)
278 :
あるケミストさん :03/04/17 10:23
あぼーん
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
281 :
あるケミストさん :03/04/21 00:36
あぼーん
283 :
あるケミストさん :03/05/02 21:36
カルボン酸はなぜNaBH4では還元されず、LAHでは還元されるのですか? ヒドリドイオンのカルボニル中心炭素への求核付加反応という点では どちらも変わらないような気もするんですが…。
284 :
あるケミストさん :03/05/03 05:12
行くよ。ものすっごい条件にすれば。
あぼーん
あぼーん
287 :
あるケミストさん :03/05/03 07:07
>>284 レスありがとうございます。
例えば、それはどのような条件なのでしょうか?
288 :
あるケミストさん :03/05/03 07:13
>>283 ボロハイ還元とLAH還元では蟻と戦車くらいの還元力の差があります。
基質によるけど、カルボン酸は還元されないんじゃないかな。
300度くらいの熱をかければ還元されるかもしれないけどね。
ボロハイ還元のいいところは、水存在下でも反応が進行することと、
還元力が弱いので、複雑な化合物を扱う場合は基質が壊れにくいことかな。
あと、操作が楽!
漏れは数mgのサンプルをメタノールに溶かして薬さじ一杯のボロハイを入れてます。
>287 BF3-Et2Oを加えるとか。 もっともこの場合はB2H6が発生しているからNaBH4が還元しているのとはちょっと違うか。 あとは溶媒をうまく選べば、NaBH4はLiAlH4並みの還元力になることがあるという話を聞いた。
290 :
あるケミストさん :03/05/04 23:22
サッカリンの合成の反応式を教えてください。 o-toluenesulfonamideからの合成法。
290 < メチルをカルボン酸に酸化してから、濃アンモニア水で煮るんじゃないのかな。 良く知らんが。サッカリンナトリウムなら、もう一声必要ということで。たぶん。
292 :
あるケミストさん :03/05/06 02:18
ベンジルを無水酢酸/塩酸中で亜鉛末を用いて還元すると何が得られますか?
293 :
あるケミストさん :03/05/11 23:57
294 :
あるケミストさん :03/05/12 00:30
Noyori,Soai,Knochelに聞け!
それで検索したらありました ありがとうございました
296 :
あるケミストさん :03/05/12 07:57
アセチルサリチル酸の純度を調べるのに 融点測定のほかにどのような方法があるの?
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>296 ガスクロ、液クロ、NMRなど・・・ 融点測定じゃほぼ純粋だということは分かっても純度は分からないと思うが・・・
あぼーん
あぼーん
303 :
あるケミストさん :03/05/13 16:25
ベンズアルデヒドのアルデヒド部分をエポキサイドにしたいのですがなかなか上手くいきませぬ。 どうしたらよぃのでしょう
>>305 ホントだ…高校化学の内容のまとめだろうか
308 :
あるケミストさん :03/05/15 19:36
あぼーん
あぼーん
Gabriel合成法で第1級アミンしか出来ないのはナゼですか?
312 :
あるケミストさん :03/05/19 10:57
カルボン酸と塩化チオニルの反応機構を教えてください
314 :
あるケミストさん :03/05/19 23:06
>>311 Gabriel法ってどんなものだかわかってる?
あぼーん
317 :
あるケミストさん :03/05/23 22:31
R-CH2-OHと塩化チオニルが反応するとき ピリジンの有無で 生成物が違ってくるのはなぜですか
すみません、保護基探しでテンパッてます Me3-Si-Et-OR基はLiAlH4で外れちゃいますか?
あと、すみませんが、 TBAFでMe3-Si-Et-OR基を外すときは、どういう反応なんですか?
自己レスですが、 Me3-Si-Et-はアルコールじゃなくてカルボン酸の保護基だったんですね・・・ ナッカリ
322 :
あるケミストさん :03/05/25 21:25
シクロヘキセンからシクロヘキサノを合成するときの2段階合成反応の反応式を誰か教えてください。
あぼーん
325 :
あるケミストさん :03/05/25 23:23
炭酸カリウム水溶液中で合成やるんだけど(37℃で加熱しながら)オープンでやってもいいんでしょうか? やっぱりオープンだと炭酸水溶液のアルカリ性が下がるからよくないんでしょうか?窒素気流下がいいんでしょうか? もしその場合はフラスコ中が窒素でパンパンなわけですけど加熱してても大丈夫なんでしょうか?
>>325 反応に依る
「気流下」と「雰囲気下」ってのは違わねーか?
風船着けろ
違うんですかね? 37℃だったらウォーターバスとオイルバスのどちらがいいでしょうか?
328 :
あるケミストさん :03/05/26 01:27
>>322 反応式はめんどいので文章で書くと、
「水和して酸化」
です。
CHCl3 + NH3 + 4NaOH --> NaCN + 3NaCl + 4H2O こういう反応は起こりうるのか?? 家庭で出来る合成法として 考案されたものだが
331 :
あるケミストさん :03/05/26 16:04
>>317 対象となるアルコールは本当に一級?
>>318 なんでシリルエステルというものが保護基として使えないか、考えてみよう。
>>322 Pd使えば、一段階で進行する。
>>327 発熱反応かどうか、副生物が何かで決める。
>>330 もちろん起こりうる。反応式の両辺で、原子数があっていれば行く。簡単。
>>331 で事実はどうなん?
起こるのか起こらないのか?
あぼーん
>>332 カルベン生成、アンモニア付加
あとは自分で考えれ
ベンジル基ってパラジウム等の白金族意外の金属では 外せないんでしょうか?
保護基については「Protective Groups in Organic Synthesis」見れ 最低でも図書に置いてあるはず
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
338 :
あるケミストさん :03/05/29 00:45
>335 適用できる基質は限られるだろうけどBirch還元なら外れると思われ。 部分還元されてシクロヘキサジエニルエーテルになったのを酸で加水分解すれば良いかと。
あぼーん
340 :
あるケミストさん :03/05/30 09:34
>>335 別に金属で外すわけではない。水素添加で外す。
338の言うとおりBirch条件で外せるが、反応機構が違う。
副生物はトルエンとジベンジルとなり、直接外すことができる。
もちろんモノに依るが、酸でも、ベンゾイルに酸化して加水分解でも、
電極還元でも、DDQでも、微生物(w)でも外れる。
接触還元で外すにせよ、触媒や溶媒、CTHにするかで選択性はかなり異なる。
CTHだったら、二重結合を残したままで外す例もあるぜよ。
あぼーん
>340 フェノキシ保護と混同してた。逝ってくる。
344 :
asahara :03/05/31 13:57
サリンの剛性法 種つ発原料から、試薬まで、オオバーオオルでナンぱーくらいか どのくrinokouteidedekiruka?
346 :
あるケミストさん :03/06/02 22:38
wittig反応でトリフェニルフォスフィンオキシドの脱離は syn脱離か、anti脱離かを確かめるには どのような実験が必要なのか教えてください。
348 :
zlete :03/06/03 00:13
アクリル酸モノマーを水から抽出したいのですが、アクリル酸と共沸しない抽出剤(有機溶剤で)を教えてください
>>347 どれにのってます?
マクマリーにはなかったようなんですが
あぼーん
351 :
なるほどケミストリ君 :03/06/03 12:54
関係ないジャン
352 :
あるケミストさん :03/06/03 13:08
>>349 教科書見れば答えが書いてあると思ったら大間違いだ。
反応機構を自分の頭で考えろ。
今352が良いこと言った。
2,4,5−トリクロロフェノールが2分子重合するとダイオキシンができるそう なんですが、2,4,5−…のどこかを置換基に置き換えてダイオキシンが生成 しないようにしたいんです。どうしたらいいか教えてください(>*<)!!! あと何に置換したら生成しなくなるかも教えてほしいです。
あぼーん
あぼーん
358 :
あるケミストさん :03/06/05 19:48
>>354 ダイオキシンの生成機構はよくわかっていない。
考えやすいのは、フェノールのラジカルカップリングだが、高温・無溶媒・
気相・高希釈条件でそういう反応が起こるかどうかははなはだ疑問。
こういう条件では、芳香環上の置換基が何の断りもなく飛ぶなんてことが
頻繁に起こる。
だから、置換基ぐらいでどうにかなる問題じゃないと、宿題には書きなさい。
なお、ダイオキシンの人体への作用(催奇原性・慢性毒性など)は、カナーリ
疑わしい。ってか、疫学的証明はなされていない。齧歯類には、高い毒性を
有するのは事実だけど。
359 :
あるケミストさん :03/06/05 23:25
アセト酢酸-O-アニシダイドをアルカリ下で加熱すると、どんな反応がおこって どんな生成物ができるでしょうか?
361 :
あるケミストさん :03/06/06 12:51
尿素よりグアニジノ基のが求核性がつよいのはなぜ?
363 :
あるケミストさん :03/06/07 01:47
だれかアリルスズの合成法おしえてくれー フラン環にSnがつかねー
364 :
あるケミストさん :03/06/07 02:51
2位なら簡単につくべ 3位も付きそうだが
風邪薬に含まれている、a)リン酸ジヒドロコデイン、b)dl−塩酸メチルエフェドリン、c)カフェイン、d)マレイン酸 クロルフェニラミンの成分をすべて分離する事とはできますか。アルカリ水溶液に溶解すれば、a),b)は分離できるように思うのですが、、、カフェインはどうすればいいのか分かりません。友達に聞かれて、簡単だと言ったてまえ困ってます。どうぞ教えてください。
366 :
あるケミストさん :03/06/07 16:49
>>365 結構難しいよ。アルカリ溶液と酸溶液で分配すれば分かれるほど、
性質は違わないです。友だちの麻薬密売人には素直に謝らないと、
命が危ないです。
今、帰ってきて早速拝見させていただきました。ご指摘の通りだと思いますが、でも謝ってすむ問題ではなくなっているのです。 分離するためには、一般人には手に入らない薬品を使うのだろうと想像してます。 私自身化学には無縁ですから、操作の仕方も分かりません。ですから使用する薬品だけでも知りたいのです。 どうか助けると思って教えてください。お願いします。
369 :
あるケミストさん :03/06/08 11:24
>>367 聞いてどうする。
薬物厨を相手にしているほどヒマではないぞ。
>>370 >>367 は「HPLCってなんでしか」と
聞いて来るのは目に見えてるので
相手にすんな
そうかー中学生かー大変だね。 小学生の頃、吸い取り紙で花の色を分けるって実験したでしょ? それを応用すればいいんだよ。 短冊に切ったろ紙の隅のほうに薬を塗りつけて、あとは適当な溶媒を吸わせる。 そうすると物質ごとに溶媒に流されて動く距離が違うから、ころあいを見て 欲しいものがある部分を切り取れば良いの。
掲示板を見ました。相手にしてもらえない様ですが、372>、368>、370>のケミニストさんが少し気に掛けてくれた事を嬉しく思っています。 シリカゲルというのは脱水剤でしょうか?TPLCというのはクロマトグラフィーの事ですか?勿論、実物は見た事はありませんが、本で読んだことがあります。 精密機械を使うのではなく、酸orアルカリだけで別けられないのでしょうか?368>、370>、370>のケミニストさん簡単に説明してもらえませんか?お願いします? それと、369>さん私を馬鹿にするのは結構ですが、私は真剣に質問しているんです。ですから、私を相手にしないならつまらない言葉を載せないで下さい!お願いします!
374 :
あるケミストさん :03/06/08 22:16
>>373 >精密機械を使うのではなく、酸orアルカリだけで別けられないのでしょうか?
無理。
何でそんなことが必要なんだよ。
この板の他スレでも、爆発物の作り方とかサリンの作り方とか質問があったけど
本当の化学者からは誰も相手にされていない。
それが化学板の良心なんだ。よく覚えておけ。
風邪薬からのコデインの分離というのは、違法である可能性が高い。
僕らが化学者である以上、自分たちの技術がどういう風に悪用可能かはよく知って
いる。素人が自宅で実験することは危険でしかないんだ。
馬鹿にしているんじゃない。相手にしていないだけだ。
>373 単純に考えてもカフェインやメチルエフェドリンは水にも有機溶媒にも可溶なんだから、 酸やアルカリで振っても両方の相に分配されるわけで、他のやつと分離できない罠。 ま、クロマトグラフィー(媒体にペーパーを使うにしろシリカゲルを使うにしろ分配を使うにしろ) 以外の方法は無理だろうな。 あとクロマトグラフィーは基本的には>372をちょっと大きなスケールでやるだけのことなので 精密機械なんかではないぞ。示演実験として中学や高校で先生がやることもあるし。
376 :
あるケミストさん :03/06/09 00:14
>373くん 10年早いよ。>374さんの言う通り。 物質の精製法は幾つか知ってるけど、君には教えてあげられない。
あなたが中学生で、物質を簡単に分けられることを示すなら、ろ紙を使ったクロマトで十分 シリカゲルもろ紙と同じ働きをするもので、細かい粉末をガラス板などに塗りつけて使う なぜ分液にこだわる?やっぱ量が欲しいのか? 俺がこれを紹介したのは、悪用が出来ない=危険でない程の量を扱うためだよ 大学でもこの方法で反応が行ってるかを調べたり、分析用に少量のサンプルを取るのに使っている。 そうバカにしたもんでもないから、友達にはクロマトを見せて納得してもらいなさい
ところで発色はどうしよう?
どうもいろいろ教えていただきありがとうございました。一つだけ納得できなかった事があります。僕はコデインを手にしたくて訊いているんじゃありません。 この医薬品なら<リン酸コデイン散>という名称で簡単に買えます。信じないでしょうね、、、。でも事実です。僕はそんなものに関心がある訳じゃありません。僕は知識として知りたかったのです。 そして、僕は何においても優等生でありたいという思いが強いだけです。 今日、書店に寄ってHPLCの事を調べてきました。高速液体クロマトグラフィーの事ですよね。その事を知っただけでもここに書いた意義があったと思っています。皆さん、生意気言ってすみませんでした、、。
あぼーん
>>380 さん、エフェドリンも簡単に買えます。120錠入りのやつです。科学者ってまともに人の話しを信じられないんですね、、、。
エフェドリンがそんなに重要なものなんですか?
あぼーん
384 :
あるケミストさん :03/06/09 14:30
>そして、僕は何においても優等生でありたいという思いが強いだけです。 はいはい。 学術板の板汚しだから、二度と来るな。 昔、京大の理学部を蹴ったRYOだか何だかって奴がいたよなー。
あぼーん
すみません、一週間考えたのですがわからないので
ヒントだけでも教えていただけないでしょうか?
>>352 ベタインから分子内でo-p結合を生成して四員環の中間体をへて
その機構からantiではなくsyn脱離というのはわかるんですが
「それを確かめるためにはどのような実験が必要か?」
というのがどうしてもわからなくて・・・
346よりもさらに以前にほかの質問スレでもうかがったのですが、
「syn脱離ってのがわかりゃあ解決じゃん」
とのことで
387 :
あるケミストさん :03/06/09 23:16
>382 どこの研究室にも試薬屋のカタログあるから。 どの試薬が買えるとか君がイワンでもみんな知っとる。
>386 1つは直接四員環中間体を観測する方法。系によってはNMRとかで観測可能。 後は生成しているベタイン中間体の立体配置がわかれば、生成するオレフィンのE/Zから anti脱離かsyn脱離かがわかる。
>>388 返事が翌朝になってしまいすみません
なるほどNMRですか
授業でも実験でも「時間がないから〜」なんてあまりやってなくて
身近でなく思いつきませんでした<(_ _)>
ありがとうございました
390 :
あるケミストさん :03/06/10 17:17
>>389 試験の模範解答としては、NMRってのは不正解扱いだろうな。
「NMRで、どういう結果になったらどういう結論になるかわかってんのか?」
と突っ込まれて沈黙してアボーン。
あと、ベタイン中間体ってのはネタだと確定したんじゃなかったっけ?
それにしても、厨房虐めは楽しそうだったねw
どうしても解らないのでどなたか教えてください。 アセト酢酸-O-アニシダイドをアルカリ下で加熱した時に 考えられる全ての生成物を〜っ!!
>>391 アセト酢酸-O-アニシダイドのOってのはオルト?
393 :
あるケミストさん :03/06/10 21:37
5員環のラクトンって普通に加水分解できる? 開いてエステルとアルコールにしたいんだけど。 あんまり詳しく説明できないんだけど、上の人に聞いたら、 カルボニルに求核攻撃しないで、酸素の隣の炭素に求核攻撃するかもねって言われて。 (ハロラクトン化の反対の反応みたいな感じ) ハードな試薬使えばいいのかな?詳しい人教えて。
394 :
あるケミストさん :03/06/10 21:41
>>393 ハロラクトン化の逆反応じゃなくって、アルキル化によるエステル化の
逆反応だろ。
まずそんな反応は起こらないけどな。
5員環ラクトンの加水分解で気を付けなくっちゃいけないのは、
ものによっては直ちに環をまき直して、原料に戻っちゃうことなんだ。
場合によっては、後処理やクロマト中に起こりうる。
>394 エステルとアルコールにしたいっていうから多分加水分解じゃなくて 加アルコール分解でしょう。 なのでラクトンに戻るのは無いと思われ。
>>393 基質による。
5員環ラクトンは、やっかいな事(要するに、開かない)になるケースも少なくない
>>394 ハロラクトン化とカルボン酸のアルキル化は基本的に同じですが、なにか?
4年生はすっこんでてね。
>>395 そそ、加水分解じゃなくて化アルコール分解、すまそ。
さっき思ったんだけど、酸素の隣の炭素にもしMeO-が反応したら、
OH-に変えれば欲しいの生成するし何とかなるよね、明日やってみよ。
あぼーん
最後の2行間違えた、すまそ、ハァ。 逝ってきます
400 :
394では無いが :03/06/11 00:18
>>397 > ハロラクトン化とカルボン酸のアルキル化は基本的に同じですが、なにか?
試しに訊ねてみるが、藻前ハロラクトン化っての勘違いしてないか?
「基本的に」という言葉をどこまで拡大するかにもよるが、
俺はハロラクトン化とカルボン酸のアルキル化が「基本的に」同じだとは思わない。
あぼーん
ハロラクトン化: 適切な位置に二重結合のあるカルボン酸にハロゲン(大抵はヨウ素)を作用させると ハロラクトンが得られる反応。 カルボン酸の分子内アルキル化: 適切な位置にハロゲンとか脱離基があるカルボン酸を塩基で処理するとラクトンが 得られる反応。 生成物も違うし、同じとは思えないが・・・
ついでに >397 γ−メトキシカルボン酸になったら、そのメチル基をはずすのは相当大変だと思うが。 自分の記憶ではγ−ラクトンを塩酸で処理したらγ−ハロカルボン酸が取れてきた ことがあったと思う。 その辺を考えると酸性条件で加アルコール分解するとγ−アルコキシカルボン酸になる 可能性もあるので、塩基性条件でやる方が安全だと思う。 でも塩基性だとかなり開環しにくいような。
>>400 ,402,403
おはようございます〜
厨房相手、ご苦労様です。何も付け加えることは、ございませんわ。
いくら気づいたとはいえ、メトキシを水酸基に変えるという発想自体が
教科書天才でございますわね〜
5員環ラクトンの塩基性での加水分解はβ位γ位の立体障害に敏感です。
(理由は自分で考えてね)
とくにγ位が三級水酸基の場合は確かにSN2での開環が起こる可能性も
ある。403氏の経験がそうであったかはわからないけど、かなりモノに
依存する可能性が高い。
合成ルートにもよるけど、どばっと還元しちゃうなんてのもよくある。
あら〜そんな複雑な化合物は扱ってないかしら〜?
405 :
あるケミストさん :03/06/11 21:40
自演ばっかりだなw
漏れはハロラクトン化とカルボン酸のアルキル化は基本的に一緒でいいと思うけど。
求電子体が違うだけだろ。
カルボン酸をヨウ化メチルでエステル化するのと
カルボン酸が3員環に求核攻撃するのって両方共SN2反応だろ。
分かる?
>>404 >とくにγ位が三級水酸基の場合は確かにSN2での開環が起こる可能性もある。
どっかのへっぽこ私大学生ですか?
私大生はとりあえずこの板から消えてね。
>>405 ざんねんながら、自演ではないよ。
何を以て「基本的に同じ」とするかは人それぞれだろうが。
ただ、「反応溶液の中身」は全く違うよな。
> γ位が三級水酸基の場合
ってのは三級炭素の水酸基=二級アルコールだからSN2でも問題ないと思われ。
>>405 どうでもいいことグダグダうるせーんだよ
シネよ
409 :
あるケミストさん :03/06/12 09:13
>405 >カルボン酸をヨウ化メチルでエステル化するのと >カルボン酸が3員環に求核攻撃するのって両方共SN2反応だろ。 ヨウドニウムカチオン中間体(余り知られていないが、芳香環だ)への 求核攻撃はSN2反応とは言いません。 >404,406 現実問題として安定なカチオンが出現する可能性は少ないので、私はSN2と いう表現で問題ないと思います。 3933=405だとすれば、残念ながら勉強と経験が不足しています。 もう少し謙虚な姿勢で質問した方がいいと思います。
410 :
あるケミストさん :03/06/13 00:18
>>406 の
>「反応溶液の中身」は全く違うよな。
にワロタ。どう全く違うか説明してね。
>>408 おまえがうざい。
>>409 >ヨウドニウムカチオン中間体(余り知られていないが、芳香環だ)への
求核攻撃はSN2反応とは言いません。
じゃあ何反応なん?少なくとも置換反応だよね?
エポキサイドのアルカリ条件での開環反応もSN2反応じゃないってこと?
>>409 がどんな答えを出してくるか楽しみだw
ここの板ってレベル低いな、所詮2chだし、しょうがねーか。
412 :
あるケミストさん :03/06/13 00:23
413 :
あるケミストさん :03/06/13 00:33
あぼーん
┌─‐‐─┐
>>410 さんは2ちゃんねる初めてですか?書き込む際に
|_____________| SG(セキュリティー・ガード)に登録しないと自作自演がバレますよ。
='========='== SGに登録せずに書き込んだ場合、あなたのパソコン内の
/ \ /│ 情報は他人に見られていると考えてほぼ間違いないでしょう。
┌|-(・)-(・)-|┐ 自作自演がばれる方の多くはこの登録を怠っています。
└| 〇 .|┘ 初期の頃から2ちゃんねるにいる方達は、ほとんどの方が
| ___ |||||__ | このBBSのコマンドの仕組みを知っています。ですから簡単に
| \__/ | あなたのIPアドレス等を抜き取り自作自演を見破ってしまいます。
| ||||| | このコマンドの方法は決して教えないというのが初期の頃から
2ちゃんねるにいる方達の間で暗黙の了解となっていましたが、
あまりの被害の多さに心を痛めた私はあえて公開することにしました。
SGしておけばまず抜かれるコマンド自体が無効になってしまうのでどんなにスキルが
ある人でもIPアドレスを抜くことが不可能になります。SGに登録する方法は、
名前欄に「 fusianasan 」と入れて書き込みする。これだけでSGの登録は完了します。
一度登録すれば、Cookieの設定をOFFにしない限り継続されます。
fusianasanは、正式にはフュージャネイザン、又はフュジャネイザンと読みます。
元々はアメリカの学生達の間で、チャットの時にセキュリティを強化する為に
開発されたシステムです。これを行うことにより同一人物が書き込んでいるか
どうか判別する手段が遮断されるので安心です。ぜひ書き込む前には
名前蘭にfusianasanと入力してください。自分の身は自分で守りましょう。
>>410 The H2O molecule attacks the bromonium ion intermediate at the tertiary instead of at the secondary C atom.
One might have expected the backside (SN2) attack of the nucleophile to be directed at the secondary C atom of the bromonium ion.
However, this is not the case.
>>410 ヨードニウム中間体の反応とエポキシの塩基性開環反応を比較してる段階で厨房決定なわけだが
418 :
あるケミストさん :03/06/13 09:24
>ここの板ってレベル低いな、所詮2chだし、しょうがねーか。 レベル低いのはお前のオツムだよ。 レスを返している人は、基質によると断っているけど、至極マトモだ。 それが理解できない410と410に教育した教官がDQNなだけ。
iminodiacetateの構造式を教えて下さいませんでしょうか?
416と被ってるな。スマソ
>>410 よ、416の意味をよーく考えてみろよ
再結晶溶媒を見つけるコツってあります? なるべくカラムに通したくないんです。 無水物なんで。 無水酢酸で還流させた後のブツなんで。
424 :
あるケミストさん :03/06/14 10:11
>再結晶溶媒を見つけるコツってあります? そんなの、ないよ。 安定度と不純物が何かにもよるが、酸無水物の精製だったらポリマー系ゲル濾過を やってみるのもいいかも。
あぼーん
フマル酸ケトチフェンという薬物があるのですが、ケトチフェンが何故 フマル酸と結合しているのかを調べています。他にもフマル酸と結合している 化合物をよくみますが、フマル酸と結合することによって、どのような性質 になるのでしょうか?ちなみに、ケトチフェンはフマル酸と結合することで pKaが下がっているようなのですが、これはどういうことなのか・・ 教えてください。
___________ /´ , -‐- 、. / . i /:::::::::: `''‐ 、..__,. ‐'´ヽ. / 大人は質問に答えたりしない . ! ,':::::::::: 、 ∨ それが基本だ | i:::::::::: 、 、`''ー---‐''´ ヽ |. l:::::::: /へ.\` ー---‐ ´/,.ヘ そりゃあ・・・・かまわない │ \:::::::: _\\, /∠_ | おまえの質問に答えること |. /"ヽヽ:::==。=`,, /=。==│ それ自体は容易い 簡単だ | { i⌒| |:::::` ー-‐' .::.\-‐ ´│ /|. l ト、|.|:::::: ー-‐ ' ::::::::::: l::-‐'.| / | ヽ.._||::r':; -‐‐' r __::::::::::::: l ー、| _/ | /l!:::/:: ー----------ー'--.| .! .| ./ ::|:::::::::: | | │./ ::|::::::::::: ===== |\ | |/ ::|:::::::::::::... ,.イ .!` しかし 今 オレがそんな話を | |\ :`'' ‐- 、::_:....... ,. ‐'´/| │ 仮にしたとしても | │ \ ::::::::::::::::::`~`''"::::::::/ .| | その真偽はどうする・・・・・・? 真偽などどうでもいいから 聞きたいというのか・・・・?
429 :
あるケミストさん :03/06/17 00:40
トルエンのメタ位に-COCH2CH3が付いた名称教えてください!
あぼーん
431 :
あるケミストさん :03/06/17 11:54
A solution of 218 g. (5.45 moles) of sodium hydroxide
in 300 cc. of water in a 3-l. flask is cooled to room
temperature with tap water. Next, 1250 g. of ice is
added and chlorine is passed in rapidly until 161 g. (4.5 moles)
has been taken up
次亜塩素酸に関する上の一文の最後。taken upをどう訳せば良いのでしょうか?
塩素ガスが161g吸収されるという意味なのか、そうだとしてもそれをどうやって判定するのか・・
http://www.orgsyn.org/orgsyn/orgsyn/prepContent.asp?rxntypeid=118&prep=CV2P0428
432 :
あるケミストさん :03/06/17 17:08
>>431 訳す必要なんて無いだろ
溶け込んだ量は重さを量る他ないだろ
(あったら教えてくれ 煽りでなく)
フードの中に量りを入れて、時々重さを量る
433 :
あるケミストさん :03/06/18 17:34
トルエン中に非等価な水素っていくつあるのか教えてください 2?4?
434 :
あるケミストさん :03/06/18 19:23
>429 エチル−(m−メチル)フェニル−ケトン でよかったと思う。 >433 4(メチル基の3、メチル基のo位、m位、p位)
あぼーん
436 :
あるケミストさん :03/06/20 01:35
ときどき見かける、
>>427 のおじさんって元ネタはなんなの?
437 :
あるケミストさん :03/06/22 15:08
pH 5の塩酸を1000倍に薄めてもpHが7を超えない理由キボン pH 12の水酸化ナトリウムを100倍に薄めたらどうなるのかもいっしょに。
(´・ω・`)ショボーン
(´・ω・`)ショボーン
440 :
あるケミストさん :03/06/22 16:52
>437 薄める水がpH7だから。 pH12の水酸化ナトリウムを100倍に薄めたらpH10。
442 :
もとケミスト :03/06/22 21:29
441》同感!437》思いっきり無機やん!勉強しなさい!水素イオン濃度
宿題なんですが分からないので助けてください。 有機化合物には、炭素、水素以外に元素として窒素(N) ハロゲンを含むものが多い、この中の窒素と、塩素について確認方法を 考えなさい。という問題です。
444 :
あるケミストさん :03/06/25 10:51
446 :
あるケミストさん :03/07/01 14:41
447 :
132人目の素数さん :03/07/01 15:53
マクローリン展開の応用例を 教えてください
マクマリー展開だろが!
449 :
あるケミストさん :03/07/01 16:02
まったく西村は、プンプン
450 :
あるケミストさん :03/07/01 17:16
>>446 反応機構って、何だよ。
プロトン引き抜きか、立体化学か、酸化反応の反応種か?
>>451 オキサジリジンのOが求電子性、N−O開裂、加水分解
>>452 自分なりに書いてみてまだわからないところもありますが
形にはできたのでありがとうございました
>>453 ,O、
Ph-CH-N-S(=O)(=O)Ph
↑↓
,O、
Ph-CH-N=S(=O)(-O)Ph
+ -
これがあったほうがわかりやすい?
457 :
あるケミストさん :03/07/02 19:53
>>455 二番目の中間体の酸素上のマイナスから押して、C=N二重結合の移動を
伴いながら、モノまで持っていく。
試薬はスルホンイミンで止めて、後処理でベンズアルデヒドへ。
それから、矢印は電子の流れ(だけ)を示すのでプロトンから矢印を出すな。
Curry arrowって言うぐらいだから、はっきり曲がった矢印にする。
ごめん、これじゃカレーだ。 curlyな。
460 :
あるケミストさん :03/07/02 20:07
ジエチル亜鉛のつぶし方を教えてください。 t-BuLiよりこわいかもしれません。
461 :
あるケミストさん :03/07/02 20:11
>>460 まず希釈しろ。それから考えても遅くはない。
>>461 やっぱり希釈ですか。
ヘキサンあたりでやってみます。
464 :
あるケミストさん :03/07/03 00:58
クロロホルムが分解する機構って誰か知ってますか? 塩化水素やホスゲン、果ては四塩化炭素や水まで出来ちゃうらしいんですが・・・。
466 :
ミニレモン :03/07/03 16:53
二重結合はどうして外れるんでしょうか?
467 :
?-?e`?¢?<THORN>?e^?a`?n :03/07/03 18:01
>>466 そんな意味不明の質問をどうしてできるんでしょうか?
>>466 どの化合物の二重結合が外れるのか
二重結合が何から外れるのか
何かから二重結合がなくなるのか
いろいろ想像できて一口には語れません
469 :
あるケミストさん :03/07/09 01:09
あの・・・基本的な質問かと思うのですが、 サリチル酸と無水酢酸からアスピリンを合成する反応で、 濃硫酸を加えるのはなぜでしょうか。
471 :
あるケミストさん :03/07/11 00:19
辰推効果もあるよ!!
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
低温反応で使う「ドライアイスバス」って不凍液にドライアイスをぶち込めばいいんですか? もちろん容器は金属製で断熱材が必要かとは思いますが。 どなたか教えていただけませんか。
>>475 エタノールやらイソプロパノールやらでいいんでない。
ようは凍らんかったらええんよ。水だと凍るもんねー。
477 :
あるケミストさん :03/07/17 23:05
>>475 ドライアイスを砕いてアセdぶっ掛けろ.容器はデュワー瓶を使え.
-78℃まで下がる.っていうか不凍液って何だ?
早速のレスありがとうどざいます。ある反応で、−78℃、ジクロルメタンという注釈があったんで、ジクロルメタンにドライアイスをぶち込んで「ドライアイスバス」を作ったんかなと思った次第です。
不凍液はエチレングリコール50%のこと エチレングリコールは融点-13℃ 50%だと-30℃ 68%だと-50℃ ぜんぜんヽ(τωヽ)ノ ダメポ
480 :
あるケミストさん :03/07/17 23:29
>>478 化学反応での「-78 ℃」とは、温度計が-78 ℃を示すことではなく、
「アセトンにドライアイスをぶち込んで作った『ドライアイスーアセトン浴』
で反応溶液を充分冷やすこと」
を意味する。
>−78℃、ジクロルメタン
というのは、反応溶媒がCH2Cl2で、反応溶液の入った容器をドライアイスー
アセトン浴で冷却するという意味
481 :
あるケミストさん :03/07/17 23:36
>>480 温度計が-78℃でないなら,-78℃では無いと思うけど…
-78℃にしたいなら投げ込みクーラー使ってもいいし。
まあ,そんなに厳密に管理する必要もないのかな?
つーか、Dry ice-Acetone bathでbathの温度計が-78℃まで下がったのって見たことが ないんだが。だいたい-69℃くらいで止まっちゃうんだけど。 別にそれで困ったことはないが。
483 :
あるケミストさん :03/07/18 00:22
>>482 温度計が逝ってるのでは?
漏れがやるときはいつも-80℃まで下がるぜw
484 :
あるケミストさん :03/07/18 21:01
有機合成の質問かどうかの判断もできない大学受験生です。 一応有機の質問なのでここで質問させていただきます。 駿台から出てる「有機化学の考え方」という本の32ページ(持っている方がいるなら見てみてください。) アルコールの反応は炭素酸素結合の切断と 酸素水素結合に大別できると書いてあります。 そこで質問なのはエタノールに濃硫酸を加えて170度に加熱(分子内脱水) のときは炭素酸素結合の切断がおこっていて、 140度(分子間脱水)のときは酸素水素結合の切断と炭素酸素結合の両方が起こる。 とありますが、分子内脱水でも両方の切断がおこっている気がします。 そこのところをどなたか解説よろしくお願いします。
>>484 まぁスレ違いだな
分子内脱水ってのは、エタノールから水分子が脱離してエチレンができる反応のことだろうが、
この場合は酸素水素結合形成→炭素酸素結合の切断(水分子の脱離)と
同時に炭素水素結合の切断がおこる
分子間脱水でジエチルエーテルができる反応では、
酸素水素結合形成→炭素酸素結合切断(水分子の脱離)と同時に
別のエタノール分子との炭素酸素結合形成→酸素水素結合切断となる
つか、こんなこと気にする必要全くなし
>>484 予備校の本というのは、どうでもいいことが御大層に書いてあるんだな
答えてくれた方ありがとうございました。
491 :
あるケミストさん :03/07/20 18:42
うち、アセトンじゃなくてイソプロパノールにドライアイス入れてるけど。 どっちでもいいんだよな。
最終強化版・爆弾完全マニュアル
〜花火で爆弾の作り方から時限発火装置まで〜
http://www.angelfire.com/ex/adhdmugi/ttp.html 花火で爆弾から1000円でつくる時限発火装置?爆発物?消火器爆弾も?
一万円でビル爆破バラバラ?日用品のみで作る驚異の爆薬、仕掛け方の解説も?・・・
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内容が内容だけに削除される恐れがありますので早めに閲覧、保存して下さい。
493 :
あるケミストさん :03/07/20 19:52
494 :
あるケミストさん :03/07/22 07:39
4,4-ジメチル-2,5-シクロヘキサジエン-1-オンを酸で処理したとき 起こる反応の反応機構を教えてください。
495 :
あるケミストさん :03/07/25 03:49
前にオキサリジンの環開裂の条件は 酸性とありましたが、 トシルアジリジンではどうしたらよいでしょうか? もう少し具体的にいうと、メチルアミンと反応させたいのですが、 どのようにしたら良いでしょうか? 溶媒は水で熱をかけても大丈夫でしょうか?
497 :
あるケミストさん :03/07/29 19:20
PCl5の混成軌道と理由とともに教えてくだい。
>497 PCl5は有機化合物ではない。(スレタイをよく読むこと)
499 :
あるケミストさん :03/07/29 20:24
500 get
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
活性メチレン(ベンジル位)のプロトンを引き抜いて、1級ハロゲンに攻撃させようと しています。NaNH2を使えば良好な収率で得られるのですが、 NaH, LDA などでは全く目的物が得られませんでした。 NaNH2の特徴的な優位性をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
質問版に書いたのですが、スルーされてしまいましたので、こちらで教えていただきたく、 教えて下さい。 トルエンを過マンガン酸カリウムで処理すると安息香酸になりますが、 そのメカニズムがどうしてもわかりません。 教科書には完全にはわかっていないと書いてあるのですが、 研究室の先輩に質問され、答えて見返してやりたいのです。 誰か助けて下さい。
504 :
あるケミストさん :03/08/06 14:01
>>503 めんどくさいので機構は言わないけど、ヒントだけ。
同じアルキルベンゼンでもt−Buベンゼンはその反応いかないのね。
何でかというとt−Buベンゼンのベンジル位には水素がないから。
ここからは自分で考えて。
>504 ヒントになってない
507 :
あるケミストさん :03/08/12 16:33
508 :
あるケミストさん :03/08/13 04:09
>507 私も非常にわかりやすいヒントだと思う
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
フルオロベンゼンがクロロベンゼンよりニトロ化されやすい理由 とパラ位がニトロ化される理由教えてケロ
512 :
あるケミストさん :03/08/18 22:35
>>502 LDA,NaHでベンジル位の脱プロトン化って進行しないのでは?
513 :
あるケミストさん :03/08/20 04:49
いいエーテル化ってないですかね? 光延とウィリアムソン以外で。。。
人間の死蝋化について 人間石鹸なるものが存在すると聞きまして 遺体が水中や湿った土中に置かれ、空気が遮断された状態だとなるらしいんですが 死蝋化に3年かかるらしくて カセーソーダ?かなんかが水中にまぢると早まるらしくこいつはミステリー小説につかえっぞ!とおもいまして その化学式とか教えて欲しいんですが・・・。
515 :
あるケミストさん :03/08/20 20:57
苛性ソーダ=NaOH=水酸化ナトリウム 石鹸は、基本的に長鎖カルボン酸の(ナトリウム)塩です。 「脂肪」は長鎖カルボン酸とグリセロールが縮合したもの(エステル)なので、 苛性ソーダでこれを加水分解すると石鹸(+グリセロール)になります。 #廃油から石鹸を作るのも同じ原理です。 空気が遮断された状態というのは、長鎖カルボン酸などを分解してしまう細菌が 繁殖しないための条件かと。
516 :
あるケミストさん :03/08/21 01:07
かつて戦時中の物資が不足して時とか、 死体の脂肪からセッケン作ってたらしいよ。 まじで。
おぉぉ!すごいっすね なんかドイツのユダヤ人収容所でつかわれてたとか 死体を引き取りにいったが 石鹸渡されたってやつですね
519 :
あるケミストさん :03/08/21 18:27
521 :
あるケミストさん :03/08/25 20:40
反応条件によって変わるかもしれませんが、 先にトランスにオレフィン化してしまうと、環化は無理でしょう。 実際に仕込んでみたら、トランスオレフィンが山ほど取れるかも知れませんが。。。
522 :
あるケミストさん :03/08/26 01:16
ここ見てると2ちゃんねらーだけで、なんか合成できそうだな…。
523 :
あるケミストさん :03/08/26 06:46
>520 実際の実験結果をのせてくれ。 521さんの言うようにトランスオレフィンになると環化は いかないというのは大いに考えられる。 反応機構は実験結果を見てから類推することもあるわけだから、 結果なしに議論するのは、うちのボスの言葉をかりれば 「神のみぞ知る」の話だと思います。
526 :
あるケミストさん :03/08/31 23:24
>>520 その生成物ってホントにできたの?かなり不安定そうなんだけど。
アミナールのところが加水分解されてインドールになるよ、多分。
それまでの反応機構は
>>524 でOK
>>514 それ思いっきりパクリじゃん。きらきらひかるの
同一分子に存在する、シクロヘキセンと鎖状オレフィンを区別したいのですが、 選択的酸化なり、保護なり、なにか手がありませんか? 日本語変ですが、眠いので勘弁してください。
>>528 二重結合の近くに何か官能基ついてない?
>>529 ないんです。きびしいんです。
無理でしょうか?
531 :
あるケミストさん :03/09/05 14:10
シランカップリング剤がアヅマックス並に揃ってるメーカーって何か無いでしょうか。 1000点位カップリング剤の商品があるところって無いですかね・・・?
532 :
あるケミストさん :03/09/07 03:17
薬学板で発見。 どうよ? 247 :名無しさん@おだいじに :03/08/21 08:39 ID:??? 不斉反応屋さんに聞きたい。 君達は本当に不斉反応が意味あると思っているのか? 私は現在の不斉反応研究は全く意味がないと思う。 頭から不斉反応を完全に否定しているのではない。 確実に100%eeが出れば意味ある反応だとは思っている。 しかし、どこの誰が100%eeを出す為に力を費やしていると言うのか? 現在の不斉反応は愚学でしかない。 結局95%ee程度の中途半端な結果ばかり並べて新しい報告するばかりで、終いには新しい雑誌まで出来上がったりして。 残りの5%の不純物はどうするのですか? 工業化を考えると結局分離操作を行わなければならない。 ラセミで作って分けた方がナンボか楽じゃないか。 S研の人々には不斉反応以外の科学に目を向けてもらいたいものだ。
533 :
あるケミストさん :03/09/07 03:18
薬学板で発見。 どうよ? 247 :名無しさん@おだいじに :03/08/21 08:39 ID:??? 不斉反応屋さんに聞きたい。 君達は本当に不斉反応が意味あると思っているのか? 私は現在の不斉反応研究は全く意味がないと思う。 頭から不斉反応を完全に否定しているのではない。 確実に100%eeが出れば意味ある反応だとは思っている。 しかし、どこの誰が100%eeを出す為に力を費やしていると言うのか? 現在の不斉反応は愚学でしかない。 結局95%ee程度の中途半端な結果ばかり並べて新しい報告するばかりで、終いには新しい雑誌まで出来上がったりして。 残りの5%の不純物はどうするのですか? 工業化を考えると結局分離操作を行わなければならない。 ラセミで作って分けた方がナンボか楽じゃないか。 S研の人々には不斉反応以外の科学に目を向けてもらいたいものだ。
534 :
あるケミストさん :03/09/07 03:18
248 :名無しさん@おだいじに :03/08/21 09:45 ID:XUc6A1Su 不斉反応には次のような意味があります。 ・テーマをいくらでも量産できる 不斉配位子をいじって反応結果を並べればとりあえず論文になる。 何も考えなくていい。とりあえず実験の手技を練習したい学部生には 最適。手を動かすだけで結果になる。 ・ノーベル賞の野依さんと同じ分野 分野として確立しているから、新分野を切り開こうとする場合の 周囲の無理解、抵抗を味わわなくていい。本来は薬学部がやらなくて はいけないはずの薬物分子設計をやろうとしたI助教授は追い出された。 ま、学部生の研究としてはいいと思いますよ。 院生は全合成をやった方が、多くの反応を経験できて、企業に入っ てから役立つと思います。不斉反応なんかに2年も費やしちゃいけない。 同じ反応を何百回やっても、スキルは向上しません。 >工業化を考えると結局分離操作を行わなければならない。 それと、高価な不斉配位子の回収もしなくちゃいけません。野依さんの 開発したBINAPは結晶性が良く、反応残渣から簡単に回収できるという ことで、メントール合成は実用化できたのですが、不斉合成やってる 人はそこまで考えてるんですかね?1回ずつ使い捨てにするんだったら、 不斉配位子なんか使わずにラセミで作った方が安くつくでしょう。
535 :
俺は不斉反応屋ではないが :03/09/07 09:50
>>247 は学生か、少なくとも医薬の現場を知らない香具師だな。
最終工程は「反応(・抽出)後にエバポして終わり」というわけにはいかないんだよ。
反応が100%eeで進行しようが、結晶形を揃えるためにも結晶化はしなければならない。
#合成屋は普段は気にしないだろうが、多結晶の問題は非常に大きい。
どちらにしろ再結晶するので、反応が100%eeである必要はあまりない。95%eeもあれば十分。
当然、ラセミ体を分割するのとは比較にならないぐらい楽だし、廃棄物も少ない。
結晶多形があると融点が規格を外れたりして鬱。 L-mentholに関しては野依法はBayerのthymolを全水添してmenthol異性体の mixtureにして再結晶で分離した後、benzoateにして光学分割する古典的な 方法に価格的に負けているのは事実みたいだけど。 このプロセスだと異性体も水添工程に戻してやるとまた平衡混合物になるから 廃棄物はそんなに出ないし。 もともと高砂香料はオイルショック対策として石油由来原料に頼らない野依法 を採用したらしいが。
537 :
あるケミストさん :03/09/13 00:55
分子内に二重結合や三重結合を持つアルコールからケトンを合成する いい方法ってないですか?Jones等なるべく拾金をつかわないやつで。
>537 Oppenauerとかは?
オッペンナウアーか、全く頭に在りませんでした。 明日試してみます。どうもありがとうございました。
酸化させるときに何故最初は+2Hで次が-Oなんですか?
541 :
あるケミストさん :03/09/28 20:50
速度論的光学分割でよく用いられるE値ってどういう値ですか?
アセトアニリドをニトロ化する方がベンゼンをニトロ化するのより反応温度が低いのはなぜなんでしょうか?
543 :
あるケミストさん :03/09/28 23:16
エポキシ系官能基を開環させる反応で、N2密閉系での加熱は有効でしょうか? また有効な場合に 加熱温度の目安ってありますでしょうか?
544 :
あるケミストさん :03/09/29 00:31
エチルベンゼンのパラ位にブロモ付ける方法教えてください
>>542 ニトロ化反応の置換基による違いをもういちど勉強してください
そしてアセトアミノ基がどのような効果を示すか考えてください
>>543 求核剤が入っているならそれもあり
温度は適当。サンプリングできるなら徐々に温度上げてサンプリングし続ける
サンプリングが面倒なら室温、還流、オートクレーブで200℃の3点取ってみろ
>>541 分割の効率の良さを示す
カガンのChem.Rev.のレビュー読め
よく考えたら、カガンのレビューは分割じゃなかった 脊髄反射でスマソ
551 :
あるケミストさん :03/09/29 21:54
>>541 各異性体への反応速度の比 (k_R/k_S) だった気がする。
手元にテキストが無いので、うそだったらスマソ。
>>540 =549?
それでは何を聞きたいのかよくわかりません。
もう少し詳しく。
>>544 直接臭素化じゃなくて
置換のほうがいいよ
NH2とかOHとかから。
553 :
あるケミストさん :03/09/29 23:24
>544 PhMe3NBr3がおすすめ
554 :
歩けミスと酸 :03/09/29 23:57
「オキシム→カルボン酸」という反応ありますか? 代表的なもので人名反応かなんかあったら教えてくださいお願いします。
555 :
あるケミストさん :03/09/30 08:31
555モル
556 :
540=549 :03/10/01 01:06
間違ってました。。 例えばメタノールを酸化させるとホルムアルデヒドになり、 更に酸化させると蟻酸になります。 その仮定で最初は-2Hで次は+Oを加えています。 何故同じ酸化で-2H、+Oの違いがでるのでしょうか。 それとも同じ現象ではないのですか?
>>556 便宜的なものだと思います。
アルコール→アルデヒド→カルボン酸
これを化学式で表すと、各工程は-2H,+Oになるだけです。
実際には、たとえば水溶液中・酸性条件で酸化すれば
アルコール→gemジオール(=アルデヒド等価)→gemトリオール(=カルボン酸等価)
となるので、+O,+Oとも書けるでしょう。
(+O-H2O=-2Hってことです)
>>557 なるほど。
よく理解できました!
詳しい解説ありがとうございました。
559 :
あるケミストさん :03/10/03 17:49
アセトアルデヒドを10℃でニトロ化するとパラニトロアセトアニリドができるんですけど 100℃だと何が生成されるかわかりますか? 他のスレで聞いたら、1、3、5トリニトロアセトアニリドじゃないかと 意見していただきました、他に何かわかることがあればお願いします。。。
>>559 とりあえず、
> アセトアルデヒドを10℃でニトロ化するとパラニトロアセトアニリドが
できない。
アセトアニリドを100℃でニトロ化して、仮にトリニトロ化されたとすると(良くて一部ジニトロ化されるだけだと思うが)、生成物は
「2、4、6トリニトロアセトアニリド」
562 :
あるケミストさん :03/10/04 17:25
>>560 ご返答、有難うございます。
やはり、少し無理がありますか。。。
アニソール、安息香酸、トルエン、フェノールのモノニトロ化で、
ニトロ化する際の反応条件は何かありますか?
ニトロアニソールやその他のニトロ化物質の製法は載っているんですが、
条件は載ってないんです。製法も原料がアニソールや安息香酸などではないし
。やはり、濃硝酸に濃硫酸でモノニトロ化するなら条件が必要ですよね?
>>562 「他のスレ」で質問したほうが君の求める答えが返ってきやすいだろう
このスレでの答えとしては、
「モノニトロ化の反応条件なんて数えきれないくらいある。検索汁!」
564 :
あるケミストさん :03/10/04 17:49
>>563 いいや!
検索もしましたし、大学の図書館でもかなり調べました。
でもないです。ぐぐってもあまりでないし。。。
566 :
あるケミストさん :03/10/04 18:37
つーか、ニトロ基って激しく電子吸引基だから、 濃硫酸−硝酸、0℃とかの条件で普通にニトロ化すれば、 モノニトロ体で止まらないか?
>>564 あほか
検索ってのは、ぐぐるとかではなく、バイルシュタインとかサイファインダーとかのことだ
「他のスレ」逝け
2度とくんな
>>564 せっかく書いたのに反応ナシかよ・・と思ってたら、こっちに来てたのか。。
とは言え、どれだけの割合でトリニトロ〜ができるのか、
自分ではやったことないので不明だけどね。
10℃下でのパラニトロの反応も確か収率79%くらいで、
オルト体20%近くとメタ体が微量にできたかな。
論文調べれば条件とかも詳しく分かると思うが、
研究とか論文とかっていうのを検索するような学年じゃないのかな?
569 :
あるケミストさん :03/10/05 01:38
>>568 すいません....見てませんでした。。。。
大学2年です。。。
>>566 それなら、製法で普通に原料のニトロ化と書いてそうな気がするんですけど....?
570 :
あるケミストさん :03/10/07 21:16
有機合成とは直接関係はないのですが・・・・ やんごとなき理由で ポリプロピレンを溶かしたいのですが、何か溶ける溶媒は有りますか? <できれば常温。 Max80℃程度以内で。> よろしくお願いします
573 :
あるケミストさん :03/10/07 22:09
Pd-OHでの接触還元をしてたら先輩に多分エピ化すんぞっていわれました。 なぜですか?学部生にもわかるようにおしえてください。
すいません。Pt-Cです。プラチナならしないけどねって言われましたけど この違いを教えてください。
576 :
あるケミストさん :03/10/08 07:10
>>574 二重結合の隣(アリル位)にある不斉点ですか?
二重結合が移動することで光学純度が低下することがあります。
577 :
あるケミストさん :03/10/08 16:37
>>574 Ptでも、Pdほどではないですがエピ化しますし、ホモアリル位でも起こります。
Rhを使いましょう。
最適な実験操作も違うので旧実験化学講座の水素添加の項を読みましょう。
ウィルキンソンマンセー
579 :
あるケミストさん :03/10/09 17:10
赤外線吸収スペクトルで、−NH2はNH伸縮がピークが異なって2つ、 出てくるんですが、NHは二つとも等価なのにピークが異なってしまう 理由を誰か知ってる方、教えてください。
m-アミノベンゼンチオールの合成方法を教えてください。
582 :
あるケミストさん :03/10/12 02:17
583 :
あるケミストさん :03/10/12 02:19
>579 対称伸縮振動と非対称伸縮で2つのピーク。
教えていただきありがとうございました!助かります。
585 :
教えてください。 :03/10/15 21:00
スチレン・ブタジエンゴム4.0g に1.12リットルの水素が 付加した。構成するスチレンとブタジエンの比を求めよ。という問題です。 僕は1:4だとおもうのですが、解答は4;1とかいてあります。 どちらが正解なのでしょうか?
586 :
あるケミストさん :03/10/18 04:49
ハロゲン化アルキルによるアミンのアルキレーション をしようと思っています。 4級アンモニウムを出来るだけ少なくしたいのですが、 どのような反応条件で行えば良いでしょうか? (当方はメチルアミンを出発として3級アミン を目的としています。) また、4級アンモニウム塩の1つがメチル基なら、 LAHによる還元によって3級アミンに することが出来る。それはは知っていたのですが、 2−アミノエタノールでもできるとマーチの有機化学に載っていました。 探したのですがなにぶんrefが古すぎて、 うちの大学の図書館にはありませんでした。 どなたか詳しいことをご存知の方はいませんか?
アミドから出発しては?
588 :
あるケミストさん :03/10/22 17:37
第一級アルコールと第二級アルコールを酸化すると 何が酸化されるんですか?教えてください!
589 :
あるケミストさん :03/10/22 20:13
何「が」酸化されるかと聞かれれば アルコールが酸化される。 何「に」酸化されるかと聞かれれば、一般的には 一級のアルコール → アルデヒド → カルボン酸 二級のアルコール → ケトン 酸化剤や条件によっては一級のアルコールの酸化をアルデヒドで止めることもできる。 強烈な酸化条件なら、二級のアルコールも開裂してカルボン酸になったりする。
↑マルチにマジレスご苦労さん
591 :
素材屋001 :03/10/23 18:26
エフェドリンの塩化水素を通じ塩酸塩にし、結晶化する方法 しってます?
エフェドリンに塩化水素を通じ塩酸塩にし、結晶化させる。
593 :
素材屋001 :03/10/24 12:14
通じ方知りたいんだけど・・
ぶくぶくと。。
まとめ エフェドリンに塩化水素をぶくぶくと通じ塩酸塩にし、結晶化させる。
596 :
素材屋001 :03/10/24 23:14
手に取るようにわかりました。乙
ゲルダマイシンていう抗がん剤を勉強してるんだけど がん細胞増殖抑制効果表のPC9とかU251とかIC50ってなんのことか 教えてください。
598 :
あるケミストさん :03/10/28 19:20
PC9 は肺ガン由来の細胞株 U251も細胞の名前みたい。 IC50は Inhibition Concentration 50 (半数致死濃度)
× 半数致死濃度 ○ 半数阻害濃度 こっちのほうが正しいかな
600 :
あるケミストさん :03/10/28 20:30
こういう問題がわたされたんですが、誰か頭のいい人とける人いませんか? わかんなかったらしかとしてください。 水和層を含んだ直径210Åのレシチン(リン脂質の一つ)から成るリポソーム は、1.88×106という分子量をもつと報告されている。さらに、このリポソー ムの水和層は6Åの厚さであり、脂質2重膜層の厚さは37Åである。このとき、 以下の問いに答えよ。ただじ、レシチンの数平均分子量は770とする。 注) 水和:分子の極性部分に水分子が水素結合でゆるやかに結合す ること @)上記のリポソーム1個に、何molのレシチンが含まれているか求めよ。 A)脂質2重膜の面積を、図中点線部が表す球面面積(m2)として求めよ。 B)1molのレシチンが、単層の脂質2重膜を形成しているとする。面積 (m2)を求めよ。 C) 今回観察したレシチンのリポソームの典型的な半径から、一つの リポソームにレシチン分子がいくつ含まれているか平均的な2分子膜の多重 度をnとして(n×(数値))という形で概算せよ。 (脂質2重膜の面積を計算するときには、今回生成したリポソーム の半径が膜厚に比べ非常に大きいので、膜厚0と近似してよい) D)今回用いたレシチンがすべてC)で用いた典型的な半径のリポソー ムとなったと仮定する。そのときリポソームの数はどのくらい存在すると 考えられるか計算せよ。
>>600 > こういう問題がわたされたんですが、誰か頭のいい人とける人いませんか?
> わかんなかったらしかとしてください。
こんな聞き方する香具師に教えるようなお人好しはいません。
602 :
あるケミストさん :03/10/28 21:22
603 :
あるケミストさん :03/10/28 21:32
質問を書く前に、もう一度スレのタイトルを読めと小一時間問い詰めたい。
>>597 や
>>600 は有機「合成」の質問なのかと。
グルタミン酸の滴定曲線について知っていることあったら教えてください・。
606 :
あるケミストさん :03/10/30 21:27
こんばんは。質問があり書き込み致します。 アセト酢酸エチルを水素化硼素ナトリウムで還元したら、 生成した3-ヒドロキシブタン酸はラセミ体ではなく、 わずかに右旋性でした。なぜ右旋性のほうが多くなった のでしょうか?…イオン対の形成は考えにくいし、まったく 分かりません。誰か優秀な方、お教え願います。 あと、アセト酢酸エチルのうち、ヒドリドイオンが攻撃するのは カルボニルの炭素で、エステル結合の炭素ではないようです。 これは、エステル結合の炭素には隣に酸素があり、酸素の 不対電子対がカルボカチオンの形成を妨げると解釈していいので しょうか?分かる人いらっしゃいましたら、お教え下さい。
>>606 > アセト酢酸エチルを水素化硼素ナトリウムで還元したら、
> 生成した3-ヒドロキシブタン酸はラセミ体ではなく、
> わずかに右旋性でした。
測定ミスだろう
ブランク測定したか?
比旋光度ではなく旋光度の絶対値はどのくらいだ?
それにしても、よくその生成物の旋光度を調べる気になったなw
> これは、エステル結合の炭素には隣に酸素があり、酸素の
> 不対電子対がカルボカチオンの形成を妨げると解釈していいので
> しょうか?
カチオンなんか出ねーよ!
ありがとうございます。 >測定ミスだろう >ブランク測定したか? >比旋光度ではなく旋光度の絶対値はどのくらいだ? >それにしても、よくその生成物の旋光度を調べる気になったなw そういう実験だったので。NaBH4を用いた還元と、酵母の アルコールデヒドロゲナーゼで行った還元とを比較して、 官能基選択性を検討する実験です。 旋光度の絶対値ですか?α=+1.55なので絶対値は1.55ですよ。 >カチオンなんか出ねーよ! 出ませんか? O O- || が | になる気がしたのですが。 C-O +C-O その+CにH-が攻撃してもおかしくないのでは、と思いましたが。
↑間違えました。1.55ではなく、0.15でした。
>606 そもそもNaBH4還元の生成物は 3-ヒドロキシブタン酸エチルエステル だし。 本当にNaBH4で還元してラセミじゃないんなら、化学の常識が覆る大発見なんだがな。 実験ミスか、測定ミスだろ。 絶対にミスしていないと思うなら、論文投稿してみ(w
> 官能基選択性を検討する実験です。 ここも笑うところでつか?
どうもありがとうございます。 >そもそもNaBH4還元の生成物は 3-ヒドロキシブタン酸エチルエステル だし。 あ、間違えました。エチル抜かしてしまいました。 > 官能基選択性を検討する実験です。 あ、間違えました。 官能基選択性は、NaBH4還元の実験です。 酵母のところは不斉還元の実験です。 >実験ミスか、測定ミスだろ。 >絶対にミスしていないと思うなら、論文投稿してみ(w ミスだとは思うのですが、レポートに“ミス”と書きたくないので、 何か理由が探せないかなと思ったんですよ。
>>612 前使ったやつがセルときれいに洗わなかったので混ざったみたいです。
とでも書いとけばぁ?何でも人・機械のせいにして生きていけばぁ?
俺はミスしていない。とでも書いとけばぁ?
っていうかぁ、ふざけるなって感じぃ?
あえて正解を書くと、もう4回再測定して平均値、標準偏差値を書いてレポートを提出する。これ。
答えが合っているかどうかじゃなくて、収率が文献値よりもかなり低かった、その理由を考察、
とか、レポートではそういうところを一番見られてるんだよ。
ミスならミスと書く。確認を怠ったら確認を怠ったと書く。再測定するべきだと思ったら、
少なくとも再測定すべきだった、と書く。これ大切。
測定してるときにおかしいと思わなかったのは俺の責任じゃない、と言い訳して生きていけばぁ〜?
今さらそんなことしてる時間無いんです、と、泣き言を言いながらレポート出せばぁ〜?
質問です。 アルコールの保護にシリル系の保護基を使った場合、ヒドリドではずれたりしませんか? 詳しい方お願いします。
普通ははずれないけどね。 「Protective Groups in Organic Synthesis」 とかの本は研究室に無い? 結構有名じゃないかと思うんだけど。 有機合成をやっていくのなら、この手の本は一冊持っていて損は無いよ。
>>616 レスありがとうございます。 その本見てても、普通ははずれないようなことが書いてあるのですが、はずれちゃうんです。 反応かけるときに水が残っていて、変な触媒回転してるのかな?とも思ったのですが・・・。 さらに質問で申し訳ありませんが、飴状のものの乾燥って、例えばピリジンで共沸したり、検体乾燥機以外に何か別の方法をされている方いませんか?
>>617 具体的にどのシリル基だ?
TMS, TESは割と切れやすいし、TBS, TBDPSは反応条件によっては
はずれてしまう。もちろんアルコールまわりの構造も効いてくる
こともあるので注意。
共沸はトルエンでやりなよ。トルエンとピリジン、どちらが水を
抱えやすいか考えてみよう。
TMSあたりだと反応条件では切れなくても、後処理時に(水やシリカ処理で)外れることは多くある。 特に1級のアルコールだと顕著。
単に617の腕が悪かった、というオチになりそうだな
たとえばNaHとTMSエーテルとは反応しないだろうけど、 NaHでアルコキシドを出そうとしたのなら、アルコキシドとTMSエーテルは反応するので(モノにもよるが)、TMSは落ちる。
みなさんレス有難うございます。 >>618 使っているのは、TBDMSです。 保護していないアルコール部位を反応させようとしています。 >>619 反応中にはずれちゃうんです。 とはいっても、TLCで反応の進み具合を見ている限りシリカに触れるわけですし、分液で水もつかいますね。 >>620 合成のことなんで、もちろんそれもあるとは思います・・・。 しかし、他に3人やっても同じ結果なんですね。試薬は、新品です。 しかし、
>>622 621のレスのTMSをTBSに置き換えてみ。
程度の違いはあるけど、きっと同じことだろう
例)1級のTBS→2級のTBS みたいにTBSが移ったとかでは?
625 :
あるケミストさん :03/11/02 16:35
H2N-CH2-CH2-CH2-CO-NH-Bn これの末端のBn保護基をはずしたいんですがいい本方はないでしょうか。 カーボンパラジウムによる接触水素還元ではうまくいきませんでした。(風船 に水素詰めて七時間吹き込み攪拌)
626 :
あるケミストさん :03/11/02 16:54
工房なんですが、有機合成に進んでいずれは 製薬業界にもぐりこみたいと思っています。 で、今日図書館でとある本を見つけたのですが コンピューターで有機合成経路を探索するという 内容の本でした。当然詳しいことはまったく理解 できないのですがもしかしてこれって将来 有機合成屋さんがまったく不要になってしまうってこと ですか?進路を決めるにあたって悩んでしまいます。 事情通の方ご存知でしたらよろしくお願いします。
>>625 「うまくいかなかった」とは「反応が進まなかった」のか「副生物が出来てぐちゃぐちゃ」なのか?
>>626 合成経路を探索しても、本当にそのルートで合成出来るかどうかは別問題。
同じ反応でも置換基のちょっとした違いによって反応性が変わるのは良くあること。
#薬なら(ジェネリックで無い限り)新規化合物。でないと特許が取れない。
「収率0.01%でもとにかく出来ればいい」ならまだしも、使えるルートにするには
合成ルート以外にも溶媒、温度、等量、後処理・精製法等々検討事項は色々ある。
膨大な種類の化学反応の詳細が解明されていき、そのデータが蓄積されてくれば
未知化合物の反応性も予測できる様になるかもしれない。
そうなれば、有機合成屋は不要になるかもな。
俺は今後数十年は無理だと思っているが。
628 :
あるケミストさん :03/11/02 19:10
>>627 反応が進んでいなかったです。圧をかけるか、温度を上げるかせんと
だめだろうな、とは思ってるんですが。設備的に無理です。
圧は無理でも、湯バスに漬けるぐらいは出来ない? Nは触媒毒になるので、遅いだけかもしれない。 水素ソースとしてシクロヘキサジエンとかも使えるよ。 俺はアミドのNに付いたBnは落としたことないが、ラネーNiやPtを使う手もあるし、 Pd-Cにも色々なやつがあるから、メーカーに聞いてみるといいかも。
630 :
あるケミストさん :03/11/02 20:55
>>627 レスありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。
有機の合成実験(このように呼ぶことすらおこがましいかも知れませんが。)
って時間かかるけど楽しいですね。(所詮冷やかしでしょうか。)
後40年働くと考えるとやはり有機合成は未来は暗いのでしょうか。
数十年が50年以上先であることを祈ります。
あまり有益とはいえない質問に丁寧なご回答ありがとうございました。
631 :
あるケミストさん :03/11/02 21:33
アセトアニリドの合成、再結晶、融点測定についてできるだけ詳しく教えてください。
632 :
あるケミストさん :03/11/02 21:36
アセトアニリドの合成と再結晶と融点測定について教えてください。
>>625 接触還元は酸で加速される
特にベンジルアミンの場合は重要
溶媒の選択も重要
H2ソースに水素ガスのかわりにギ酸を使う手もある
>>630 俺は製薬じゃない有機合成屋なんだけど、有機合成はなくならないと思うよ。
いくらコンピュータによる薬理活性や合成ルートが予測できても
実際に合成してみないと物性も活性もわからず特許も取れない。
しかもいずれは工業的に生産しなけりゃいけないのに、有機合成屋以外の誰が合成するの?
お、レスがつている。ありがとうございます。
>>629 湯浴にはつけたんですけど、温度が上がると圧があがって風船の
中に反応液が。という馬鹿なことをやってしまいました。装置の組み
方を考え直さないとなぁ。
アミノ基によって被毒化されるのは聞いてましたけど、全く進まないとわ。
>>633 >>アミノ基によって被毒化
ということだったので前段階の反応で保護基をはずしたときに使った塩
酸が残った条件でやってみました。
溶媒は、この構造だから、MeOHか水にしか溶けないんです。何かいい
方法ないもんですかね。
ギ酸をH2ソースに使う方法があるんですか?それは初耳です。文献か
何か紹介していただけないでしょうか?
ギ酸そのものに限らずギ酸アンモニウムなんかも使うことがある。 あるいは既出のシクロヘキサジエンとか。 Hydrogen transferとよばれる方法。 文献例は探せば結構あると思う。Protective Groups...にも載っている んじゃない?
>>635 ソーズはグリーンの保護基の本だと思ったが
自分はそのものズバリが文献にあったのでそのまま従ったが
たしか3級ベンジルアミンをギ酸ーメタ中Ar雰囲気下室温12時間
隣のラボメイトは酢酸ーメタ中で水素雰囲気下焚いてたっけ
もちろん風船は3重4重にして圧高めてるよな?
>625 Birch還元ではカルボニルが保たないかな? 手元に保護基の本が無いので確認できないが。
>>635 ギ酸を使う場合は
N2下でメタノール/水に溶解させて
ギ酸を滴下するのでいいはず
接触還元は水やメタノール中で進むよ
酸は酢酸で十分だけど、いざとなったら塩酸入れろ
他に還元されそうな基は無いし
しかし生成物ってかなり不安定そうだな
ご愁傷様
安息香酸の赤外吸収スペクトルの各ピークの帰属を誰か教えてくれませんか?
642 :
あるケミストさん :03/11/03 02:51
643 :
あるケミストさん :03/11/03 04:14
>>639 Protective Groups in Organic Synthesis (3rd Ed.) p638 によれば、Na / NH3
条件では primary Benzyl amide は脱保護できないらしいよ。
元文献: Tetrahedron Lett., 36, 1193 (1995).
なんでも、PGOS によれば "It is often impossible to remove
the benzyl group on an amide by hydrogenolysis" だって。
あがくかどうかは状況次第かね。ちなみに欧州特許では、このアミド
を作るのに、味度を還元してますね。
>641 宿題スレ行けヴォケが。
>>641 DQN東大理系か?今頃、理?氓ニ理?�は基礎実験で安息香酸の合成とIR帰属するけど。まぁ、1600-1800とか見るんだね。またはスペクトルをスキャンしてアップしてみれば(w
647 :
あるケミストさん :03/11/07 10:52
うおーエピったーーーーーーーーーーーーー!!!!
ニトロ基を亜ジチオン酸ナトリウムで還元すると、 NH2基になるんですけど、機構が分かる人いませんか?
650 :
あるケミストさん :03/11/09 23:23
だれかArndt-Eistert反応やったことあるひといますか? ジアゾケトンとキュウカク剤を安息香酸銀とETAの存在下で カップリングさせるんですけどどうもうまくいきません。
651 :
あるケミストさん :03/11/10 00:51
アミンのヘテロ環開裂、さらに欲を言えば、 ピペラジンの環開裂の反応を人名反応などであったら ご教授していただきたいです。保護基などがついてもかまいません。
652 :
あるケミストさん :03/11/10 14:47
ポリオキシエチレングリシトールモノオレアート なる物質のCASや、構造式を解る方、おられますでしょうか? グリシトールとか、オレアートっていう基が解りません・・・
653 :
あるケミストさん :03/11/10 19:51
グリシトールは糖類でポリオキシエチレン鎖の尻についてる そのうち一個の水酸基がオレイン酸エステルになってる
654 :
あるケミストさん :03/11/11 03:59
>>652 有り難うございます。
手元にある有機系のテキストにはありませんでしたので・・・>グリシトール
CH3(CH2)7CH:CH(CH2)7COO-グリシトール-(CH2-CH2-O)n-CH3
こんな感じでしょうか?
グリシトールの部分が解ればあとはなんとかなりそうなんですが。
655 :
あるケミストさん :03/11/11 14:21
ケン化価の原理を教えてください。
656 :
あるケミストさん :03/11/11 15:07
判明しました。 グリシトールの一つ一つの炭素にポリオキシエチレン基が付いていて びっくらこきました。こんなの探せない・・・(汗)
BINOLをDMFに溶かしてNaH加えて Me2NC(S)Clと反応させてOH基を OC(S)NMe2基にしたいんですが、上手くいかんです。 NaH加えると沈澱ができてアミン臭くなってて DMFとか分解してる気がするんですがどうなんでしょうか?
正宗悟先生がお亡くなりになりますた。 ご冥福を(以下略
660 :
あるケミストさん :03/11/14 00:39
ジアルコールの水酸基をピリジン溶媒中で二つともトシル化しようと思うのですが、トシル化後の分離生成がまったく見当がつきません。 誰か一番ベターな方法を教えてください。
シリカゲルカラム
662 :
あるケミストさん :03/11/14 18:55
ソディハイを洗浄しないで入れてる、ってことはないよね。 といってみるテスト。
>>662 横着して手抜いて、結局はじめからやり直し、って結構ありがちだよね
面倒がらずに、トルエンかヘキサンで洗浄しる!
664 :
あるケミストさん :03/11/15 08:59
宿題が出たんですけどどなたか有機合成が得意な方教えてください。 イソキノリンとエチレンオキシド(酢酸存在下)を反応させてC11H11NOなる化 合物ができるんですがどんなのが考えられるでしょうか? 得られた化合物のプロトンNMRは、 得られた化合物のH-NMRスペクトルは、 3.60(4H,m) 5.25(1H,d,J=0.5) 5.65(1H,d,J=7.0) 6.30(1H,dd,J=0.5,7.0) 7.00-7.50(4H,m) だそうです。酸でオキシドが開いてイソキノリンが攻撃ですかね?
>664 マルチ禁止。 向こうで答えの指針が出ています。
>>666 対応早いなw。
っていうかやっぱり高いのだけは否めない。
668 :
あるケミストさん :03/11/15 16:36
669 :
あるケミストさん :03/11/16 00:42
>>664 イソキノリンのNがエチレンオキシドに求核付加して、生じたアルコールが
生じたイミニウムと反応して3環式の化合物ができるよ。
5.25(1H,d,J=0.5)
5.65(1H,d,J=7.0)
は残った芳香環に含まれない2重結合。
670 :
あるケミストさん :03/11/16 01:35
なんでエナンチオマーのNMRスペクトルはおんなじなんだよ! 加水素分解でベンジル基の外れる機構がわかんないよ! たすけてようぎゃぁぁぁぁ
671 :
あるケミストさん :03/11/16 03:41
>>669 だとすると6.30(dd,J=0.5,7.0)はどこのプロトンだい?
0.5Hzっていうのがわからん。三環式でできたしてビニル基ができるがなぜ0.5Hzなんだ?
673 :
あるケミストさん :03/11/16 06:56
板スレ違いなのは分かっているのですが 2日前、会社のグリーン部に配属になり、全く分からないで困っています。 さらに困ることは、部署の人も分からないまま仕事をしているので 聞くと、さらに混乱してしまいます。 インターネットや本を見ているのですが、化学は大嫌いで。 是非、お聞きしたいのです。 臭素系難燃剤、ハロゲン化芳香族炭化水素、テトラブロモビスフェノールA(TBA) 難燃剤というのは教えて貰ったのですが、違いがわかりません。(他の人も分からない) 1,臭素系難燃剤は、特定物質を答えたくないから大きな枠の中で答えている。 2,ハロゲン化芳香族炭化水素は、臭素系難燃剤の中で絞って答えてはいるが それでも、はっきりと特定物質を答えていない。中規模の答え方? 3,TBAはcas番号がついているので特定の化学物質?やっと本当の答え? 別の言い方に例えると、住んでいるところを聞かれて 1,教えたくないから、東京都とだけ言う。 2,しつこいから、東京都中央区築地と言う。 3,あまりにもしつこくて、東京都中央区築地○丁目○番○号マンション名○号室と言ってしまう=TBA どうしようもなくなって、電話番号(絶対的な背番号代わりとして)を答える=cas番号 と考えて見たのですが、どうでしょう? この程度なのです。我が社は恥ずかしい.....。
あーーーー、何てことを!! ごめんなさい、質問スレッドがあったの知りませんでした。 そちらで質問し直します。 スレ汚しでごめんなさい。
675 :
あるケミストさん :03/11/16 12:31
>669 >671 5.65 / \ / \ // \/ \ \6.30 | │| | | │| | \\ /\ N \ / \ / \ 5.25| \ | / O__/ で、7.0Hzはcisオレフィンのカップリングだが、0.5Hzは いわゆるW字型のカップリングなんではないかな?
別スレへ移行します・・・
>>670 > なんでエナンチオマーのNMRスペクトルはおんなじなんだよ!
同じにならない理由が無いから。
> 加水素分解でベンジル基の外れる機構がわかんないよ!
H2 + Pd → Pdの表面に水素が付加(Pd-Hみたいな感じ)
→ 水素が付いたPdにさらにベンジルがぶつかり、O-CH2Ph のOとCH2のCに水素が付加、O-C結合が切断
というように説明はされている。実際はどうか知らん。
特に不均一系触媒の場合の反応機構の詳細はまだわかっていないと思う。
突然お邪魔します。 現在DCCを使って縮合反応をやっていますが、副生してくるDCUの有効な除去法が分かりません。 どの論文を読んでも、簡単に水槽処理やカラムで除去してるようなのですが、 TLCにもでませんし、NMRで残存を確認している状況です。 カラムに欠けても私がやるとどうしても残ってしまいます・・・ どなたか有効な除去方or残存の確認法をご指導願います。
679 :
あるケミストさん :03/11/20 15:00
一気にカラムで分けようとするからじゃない?ある程度、目的物が よく溶解して、DCUが溶解しない溶媒で最初にDCUを落としたらいいんじゃ。 含窒素有機化合物は結構テーリングしやすいので、まずDCCとDCUの濃度を 下げてからカラムしたほうがいいぞ
突然の質問すみません! 可燃性と引火性の違いってなんですか? 先生に聞いてもぐぐってもわからなかったのでここのスレの住人の力をお借りしたく書き込みします。
ご助言ありがとうございます。 この手の縮合剤は反応は簡便ですが、 なれないと意外と難儀ですね。 以後心にとめて進めていきたいと思います。 ありがとうございました。
取得法や資金(w に問題がなければ、 WSCI(水溶性カルボジイミド)もあるよ。 分液で水層にいくので、精製はかなり楽。
根岸クロスカップリングってどんな反応ですか?
>680 可燃性:火にくべると萌える 引火性:火を近づけると萌えだす
>>684 ありがとうございます!
明後日危険物資格試験なんで切羽詰っていたところ助けていただき感謝です!
思ったんですけどこのスレっていうかこの板の住人って親切な人多いですね
それでは
ケト・エノール互変異性でフェノールのケト型の物質名とその存在比を教えて下さい。それから、CH3CH2CHO(プロパナール)とそのエノール型の存在比についても分かったら教えて下さい。
>>686 > ケト・エノール互変異性でフェノールのケト型の物質名とその存在比を教えて下さい。
キノン型
> それから、CH3CH2CHO(プロパナール)とそのエノール型の存在比についても分かったら教えて下さい。
NMRとって調べたら?
なんか全然合成の質問じゃないんだが……
688 :
あるケミストさん :03/11/22 05:24
TTFの一番簡単な造り方を教えてください。 お願いします。
689 :
あるケミストさん :03/11/22 08:10
690 :
あるケミストさん :03/11/22 10:03
ウィイス試薬を使った実験で 三塩化ヨウ素 とかいうものがあることを知りました。 塩素もヨウ素もハロゲン同士なのに どうして、電気的に中性なのでしょうか・・・ ICl3 4− とかにならないのが不思議です・・・・。 どういう理論で結合しているのか教えてください
ひょっとして、スレ違い・・・? 失礼しました。
>>678 DCCのかわりにEDCIとかで縮合させると水で分液するだけで
EDCI由来のゴミ全て取り除けるから楽ですよ。
DCCに比べるとちょっと高いけどね。
693 :
あるケミストさん :03/11/23 15:14
>690 すれ違いの上にマルチ
694 :
あるケミストさん :03/11/23 16:32
>>678 DCUって、
ヘキサン→簡単に溶ける
酢エチ→溶けにくい
という、ケッタイな代物。
ヲイラは反応後、溶媒飛ばしてから、酢エチでDCUを析出させ、ろ過してDCUを除いてた。
分液ロートにある有機層を入れて、炭酸カリウム水溶液を用いて洗浄した。 ってあるんですけど、この炭酸カリウム水溶液は何のために入れたのか 分かりますか?脱水剤としては働かないですよね? だれかお願いします。
696 :
あるケミストさん :03/11/24 09:26
有機層の酸痕を除く為じゃないか? 普通は重曹水を使うけど。
生成物がアミンなんじゃないの?
残ったカルボン酸落としているんだろゴルァ。
>>695 とまあ、その程度の情報からだとこのようにいろいろな可能性が考えられるわけやね。
後は自分で考えてね。
最後に一言。脱水するのに水溶液入れてどうするんじゃ!
> 脱水するのに水溶液入れてどうするんじゃ! 横レスだが、食塩水で洗浄すると有機相の水分含量はかなり減少するぞ。 食塩水洗浄 → 残った水分は抽出溶媒の減圧濃縮時に共沸脱水 というのは工場スケールでは普通にある。 695の場合、脱水目的でないのは明らかだが。
>>700 逆に水分が有機層にとられて塩析出ではまる、というのは
大学の実験室レベルでは普通にある。
>>701 それは有機層に水分が取られたためではなく、水層に有機溶媒が溶けたためでは?
抽出後の、水で飽和しているはずの有機層がどうしてそれ以上の水分を取るの?
703 :
あるケミストさん :03/11/25 08:54
>>700 脱水能は炭酸カリウム水溶液>食塩水でしょ。脱水目的も大いにあるはず。
脱水だったら普通は硫マグか硫ナト使うだろ。
705 :
あるケミストさん :03/11/26 18:04
>>704 だから予備脱水ってことでしょ。THFとかの含量が多い有機層だと、そのまま
いきなり硫マグ、硫ナトは無理。馬鹿みたいに大量の乾燥剤を使うことになる。
乾燥剤が勿体無いということもあるし、定量したわけじゃないけどモノが乾燥剤
にくっつく分だけ損もすると思う(洗浄はするにせよ)。
706 :
あるケミストさん :03/11/26 21:10
私は筋肉ヲタなんですが、将来森永製菓や明治製菓がやっているように プロテインとか作ったりする仕事に従事したいです。 タンパク質合成を学ぶには天然物系より有機合成系の研究室のほうが良いのでしょうか?
708 :
あるケミストさん :03/11/27 01:10
ハロゲン系溶媒を使うと金属汚れが落ちやすいのは何故ですか?
>>707 ありがとうございます
幸い微生物を扱っている研究室が
自分の行っている大学にあるんで
できたら行きたいと思います
710 :
あるケミストさん :03/12/02 01:47
フェニルアセチレンと塩基(メトキシド)との反応で何ができるんでしょうか?
付加して、ビニルエーテルができるんじゃねぇか? 間違っててもケンチャナヨ。
>>710 アセチレンの先の水素が取れてアニオンになって、
次に脱離基のある試薬入れてないか?
>>712 違います。フェニルアセチレンをメトキシドアニオンと反応させて得られる生成物の立体を問う問題です。
問題文を小出しにするチョッパリ、カンジ(・A・)ワルイ!!
何が「違います。」だ、偉そうにボケが!
>>713 を書いてるなら
>>711 を前提にしてるんだろ?
最初からそう書けばいいじゃん。なんで回答者が質問の補完までせなあかんの?
問題文の全容と、自分の理解するところを説明・開陳しないならいってよしだ、
このたわけものめが。
715 :
あるケミストさん :03/12/12 22:34
ペプチドの固層合成やったことある人いますか??
716 :
あるケミストさん :03/12/12 22:46
>>715 いるんじゃないでしょうか。僕はやったことないですが。
ペプチド固相合成は、ここでいう「有機合成」とは少しずれてる。
つまり、スレ違い。
keto-RDXを合成したいのですが tert.butyl-amineというのが必要らしいのです これはどうやったら合成できるのですか?
>>719 t−ブチルアミンもしらない奴には
そんなものの合成はできるわきゃない。
フラーレンマロン酸ジエチルエステルの加水分解が、 トルエン溶液中(↑溶解する)、NaHを攪拌させてリフラックス→メタノールで加水分解 と、論文に書かれていて、実際うまく行くのですが、 NaHとメタノールでの加水分解は有機合成では他の系であるのでしょうか? また、機構がまったく見えないのですが、どのような機構なのでしょうか・・
723 :
あるケミストさん :03/12/16 00:08
>>721 普通多少は水が入っちゃうよね。
ナトリウムメトキシド/メタノール溶液と、少量の水とで反応行きそう。
間違えたさっき一般化学の質問スレにかいちゃった。↓ ショッテンバイマー反応(?)ってどんなはんのうですか?? 塩基触媒で酸ハライドとなんか(amine?)が反応するらしいんですが。。。
725 :
あるケミストさん :03/12/16 22:12
マルチポスト失礼します。 フェノールと硫黄を硫化ナトリウムを触媒としてくつくつ煮れば高屈折率の樹脂ができると聞いたのですが、何度ぐらいで反応させればよいのでしょうか? 素人が作るのは可能ですか?
>>724 Schotten-Baumann 反応
酸クロとアミンやフェノール等を反応させる方法
水に塩基とアミンもしくはフェノールを入れ、酸クロを有機層に入れ二層系で反応させる。
反応で生成する塩酸などは水層で中和される。
生成物は有機層に行くため、その後の操作が簡単になる
>>718 t-ブチルアミンは2-アミノ-2-メチルプロパンのことだよ。
これが分からなかったらほんとに合成できないよ。
>>726 ありがとうございます。
多分CH3COCl+pyridine+aniline->CH3CONH-Ph+...みたいな感じですよね。
>728 普通はPyridineなんか使わずに、KOHaqに水溶性アミンを溶かしてそこに酸クロを 滴下していく方法をとる。
>>729 アミンが水溶性でなくても塩化メチレン−飽和重曹水の2相系でいく。
731 :
あるケミストさん :03/12/18 00:16
potassium periodate を触媒に用いたヨウ素化反応の反応機構を教えてください。
パラジウム触媒で水添を行いたいんだけど水素ガスと触媒の効率的な接触方法ってある? パラジウムの薄膜(板)を使い片側で還流を行いながら、その反対側に水素を接触させることって出来る?
>>731 でその化合物の日本語名はもちろんわかるよな?
ケトンをメチレンに還元する場合 triethylsilane+トリフルオロ酢酸以外になんかいいのある?
うちの教授有機合成化学会の評議員の候補に上がっているのですが これどれほどすごいことなんですか?
>>738 教授の名前晒したら教えてやる
つかてめぇのボスのすごさ(へぼさ)くらい把握しとけよ
>>738 有機合成化学協会は社団法人。評議員は民法上の社員。
有機合成やってないと選ばれないと言う意味では一般人からみればレアだけど、
すごくもへぼくもない。
742 :
あるケミストさん :03/12/27 16:08
トシル化したアミドのトシルを切りたいんだけど、 市販されている臭化水素の酢酸溶液ってどう使うんですか? そのままreflux? それとも、水で薄めてもいいものなのでしょうか?
745 :
あるケミストさん :04/01/15 14:16
C100H202って有りますか?
746 :
あるケミストさん :04/01/15 19:08
ただのポリエチレンじゃないの? 分子量のめちゃくちゃ低いやつ
フラーレンC100が酸化されたとか?
あ、C100H2O2と見間違えた CnH2n+2だから存在する事はたしかだろう
749 :
あるケミストさん :04/01/16 03:38
男は黙って硫マグでエーテル突沸。って、誰に答えてるんですか?
>>749
751 :
あるケミストさん :04/01/16 22:22
松浦アルデヒドの合成法
752 :
あるケミストさん :04/01/18 01:08
少し前に質問スレッドでも質問したのですが、 納得できる答えを聞けなかったので、もっと有機合成に詳しそうな このスレッドに質問しなおさせて頂きます。 DMA(ジメチルアセトアミド)溶媒中Pd(PPh3)2Cl2 (26 mol%)と NaOAc(約3等量)を用いてヨードベンゼンPhIとベンゼンPhを カップリングしてるのですが(実際の基質は、例えば、 o-フェノキシ ヨードベンゼンの分子内ビアリール化)、 その最初の段階であるPd(PPh3)2Cl2からPd(PPh3)2への還元機構は どうなっているのでしょうか? 文献にも辻二郎の「遷移金属が拓く有機合成」(49ページ)にもPd(0)が 生成して反応が進行すると書いてあるのですが、具体的にPd(0)になる 機構は書いてありませんでした。 セミナーで説明せねばならないのですが、もう一ヶ月以上分からないままで、 切羽詰ってます。どうかよろしくお願いします。
>>752 その辻先生の本の脚注に書いてなかった?
あぼーん
お答えありがとうございます。
>>753 別のページの脚注に、Pd(OAc)2やPdCl2(PPh3)2は反応系中で、
ホスフィン、CO、アルケン、アルコールと反応し、Pd(0)に還元される。
と書いてありました。
例:Pd(OAc)2 + Bu3P → Pd(0) + Bu3PO ; Ac2O
という式がかいてありますが、私の質問の場合、PdCl2(PPh3)2分子内
のPPh3が還元するのでしょうか?そのように考えたとき、
PdCl2(PPh3)2 → PdPPh3 + Cl2PPh3
となるのでしょうか?しかし、PdPh3という分子種は文献等で見たこと
ありません。?私はPd(PPh3)2ができるのかと思っていたのですが、
どうなんでしょうか。
>>754 一通り読ませていただきましたが、残念ながら肝心のPdCl2(PPh3)2が
還元される機構は見当たりませんでした。
heck反応では反応基質(オレフィン)がPd(II)の還元に関与する機構も
知られていて、その場合、例えば2 mol%の触媒を用いると
最大収率が98%になります。私も最初はオレフィンの代わりに
ベンゼン環に付加してPd(0)が発生するのかと思ったのですが、
今回は触媒を26 mol%使っているにも関わらず、収率が90%に達している
ので、この機構とは違うだろうと思いました。
>>756 Pd(II)Cl2→Pd(II)Cl2(pph3)2→Pd(0)(pph3)4
>Pd(PPh3)2Cl2からPd(PPh3)2への還元機構
なんてものはないのでは?
>757 物質収支を無視しちゃいかんよ。もしそうだとするとClはどこに逝く? 2PdCl2(PPh3)2→Pd(PPh3)4 + PdCl4ってこと? これだって不均化だから立派に還元機構なわけだが。 もっともこんな不均化が起こるとはあまり思えないけど。
ご意見ありがとうございます。
>>757 , 758
そうですね、それだと触媒の半分を捨てることになっちゃいますね。
>>759 実際半分死んでるのかもよ
26mol%の半分で13もあれば多すぎるくらいだろう
761 :
あるケミストさん :04/01/20 12:31
ヨウ素を作りたいんですけど 安くてヨウ素を溶かし水に溶けにくい溶媒(毒劇にはいってない奴) ってどんなのがありますかね? へキサンはいいけど何に使われているか知らないし
763 :
あるケミストさん :04/01/20 17:25
トリデシル酸CH3(CH2)11COOHの天然存在比量が 比較的少ないのって何故なんだろう?
>>761 四塩化炭素とかよく使うけど、劇物か?エタノールでも溶けるけど。
>>763 脂肪酸の生合成経路を考えてみれ。
766 :
あるケミストさん :04/01/23 13:24
硫酸ピッチの処理方法
メチル3ヒドロキシヘキサデカノエイトの合成経路を教えてください。 Cが14個の化合物からの合成経路なんですけど、どうしてもわからないんです。(涙) ちなみに付加→置換→酸化→縮合を含んでいるのが望ましいらしいんですが、合成できたらなんでもいいです。 誰か助けて〜!
正直化学は凄く苦手なんでお聞きしたいことがあります この間ドラえもんを読んでいたら 空気(二酸化炭素等)と水の無機物を材料に有機化合物の食料を作り出す道具が出てきました そういったことは現在の技術だとどの程度まで可能なんですか? それとも全く不可能なんでしょうか
769 :
同士だ・・ :04/01/23 16:36
487に激しく同意します!! そして補足。Cは14個じゃなくて、14以下のものから合成しろです。 だれかこの問題分かりませんか〜??
>>768 無機物から有機化合物を作ることはできます。
たとえば二酸化炭素から酢酸を作り出すことができます(しかしコストが馬鹿にならない…)
多くの有機物を作ろうとするなら窒素が必須なので、空気中の窒素も利用しないと
アンモニアソルベー法とかいいですね
だから食料品の各パーツはすでに合成できるレベルです
しかし純粋な有機化合物をいくら作っても、それは食料品になっていません
多くの食品は生物の細胞で構成されていますが、
その細胞単位を合成することはまだ出来ないんじゃないかな
772 :
あるケミストさん :04/01/24 11:37
エポキシ化で使われる方法で、ニトリルとケトン触媒で反応させますが、 アセトニトリルは、よくCH3-C=(NH)-OOHになる。ケトンは閉環してオキシラン を作るなどありますが、この組み合わせでは一体どのような活性種を作っている か教えていただきたいんですが。
DMDO
>>772 CH3-C=(NH)-OOHって何だ?アセトニトリルの過酸化水素付加体か?
日本語の苦手な772には773が答えてるだろ
暇だから777ゲットしとくよ
今日スロ負けたからな〜 こんなとろでBIG、はぁ。
778 :
あるケミストさん :04/02/08 10:27
基本的な質問かもしれないんですが、 フェノールをブロモやクロロベンゼンにする方法知りませんか? あまり激烈な試薬使わないで。 よろしくお願いします。
779 :
あるケミストさん :04/02/08 15:43
乳化重合と懸濁重合と溶液重合の違いを教えてください。
有機合成といえば蝶野だけどさ、 蝶野強過ぎ! あの必殺ケンカキックはテレビとかで見ただけだとわからないが、かなり痛い。 顔面をあの底が固い靴で容赦なく蹴るのだからな。たまったものじゃない。 STFも実際にかけられたレスラーによると呼吸も困難で地獄の苦しみらしいよ。 なによりもゴング前にあのサングラスの恐い顔で睨まれると金玉が縮み上がる ほど恐いらしいね。無理もない。 ドン・フライ、スコット・ノートン、シルバ&シン、スーパーJ等の強剛外人 を率いていただけあって人望も統率力も抜群だそうだ。 もしかしたら蝶野こそ世界一強い男かもしれない。
>>781 778じゃないですけど僕も興味があります。
フェノール性水酸基ってPCl3とか以外にあまり選択肢がないような
ポリフェノールとか強い求電子剤を使いたくないときはどうします?
>>769 なんか見たゴトアルカト思ったらうちの大学の有機の試験問題じゃないか
>>781 >>783 ありがとうございます。
その様子だとPBr3でも何とかなりそうですね。
俺ももう少し自分でも調べて精進します。
>>785 手元の文献には
PBr3 POBr3 Ph3PBr2
で右に行くほどよいみたいな書かれ方をしていました。
787 :
あるケミストさん :04/02/10 02:39
sn2反応ってなに?
788 :
あるケミストさん :04/02/10 10:01
790 :
あるケミストさん :04/02/11 16:46
有機合成やってる方のオススメの分子模型教えてください メーカーなども
>>791 分子模型も値段でピンキリだから、一概にメーカーで勧める事はできない。
中学、高校生が授業の理解の為に買うなら、書店で売ってる千〜二千円ので十分。
大学生、院生で有機化学専攻なんだったら、実際に手で取って気に入ったのを買う事を
進める。まともなのだと三万くらいするから、一生ものにするつもりで。
店頭販売はあまり無いから、先生や先輩の持ってる奴でメーカー名を教えてもらうと良いよ。
793 :
あるケミストさん :04/02/13 20:27
>>791 有機が専門?
なら、HGSのがいい。丸善から発売されてる。ぐぐってくれ。
「原子」と「結合」が別の部品になっているものは使いづらい。
一体型のものも何種類かあるから、あとは予算と好みで。
足りない部品は別個に売ってくれる。
個人的には「生化学用」が(3〜4員環を作る予定が
なければ)好き。安いし、小さくて場所をとらないんで。
795 :
あるケミストさん :04/02/16 10:26
アジリジンによる付加反応をしているのですが、 トシルアジリジンって3級アミンには 付加しませんよね。文献調べているのですが、 ソース見つかんなくて だれかか教えて下さい
796 :
あるケミストさん :04/02/19 10:14
age
797 :
あるケミストさん :04/02/19 11:52
お初にお目にかかります。分からないことがあるので質問したいと思います。 ピナコロン転移反応は、無水酢酸などの酸無水物でも進行しますか? 反応機構を考えると進行しないと思うのですが、ピナコールをアセチル化しようと思って、 ジクロロメタン中で無水酢酸と煮たのですが、 進行するとでも考えないと矛盾するような結果が出てしまって困惑しています。 反応に用いた無水酢酸は蒸留した場仮のフレッシュなものを用いたし、 使用器具も二時間以上乾燥させたので、水分の存在はほぼ無いと言えるし、 分離精製も問題なく行ったのでモノは取れてるはずなんですが… 皆さんの知恵をお貸しください。
>>797 水がなくても、プロトン化−脱水してカルボカチオンができれば
転位するんじゃないの?
いいかげんなレスで スマソ
799 :
あるケミストさん :04/02/19 17:12
>>797 DMAP / ピリジン系とかで、マターリ目(室温くらい)に反応させてみれば?
ベースの選択がポイント、といってみるテスト
>658 溶媒量増やせば良かったと思う。その後の転移は固体neatのまま 240℃加熱15分くらい。すっごい臭いのでドラフト内でやらないと 顰蹙を買う。 その後LAH還元すれば、thioBINOLが出来る。 って言うのを、昔やったことがある。
802 :
あるケミストさん :04/02/20 02:04
LiAlH4でニトロ基を還元するときの反応機構ってどうなってるんでしょうか? ニトロ基の還元を検討しようとしたのですが、反応機構が分からず困ってます。 適当に文献拾ってきてそこに書いてある通りの当量数にすればいいじゃんって 言われるかもしれませんが、反応が途中で止まったり副生成物が できたりしたときに反応機構が分からないと考察しにくいのでどうぞ宜しく ご教授願います。
803 :
あるケミストさん :04/02/21 04:52
>>797 一方の水酸基がアセチル化されて脱離能が上がってるところに
副生物の酢酸が作用すればカチオンは出るのと違う?
長時間煮てればそういう副反応も起こりそうだが。
804 :
あるケミストさん :04/02/21 16:51
805 :
あるケミストさん :04/02/22 13:05
>>802 ニトロ基還元でLiAlH4使うのか?
Niで水添とか、Snと塩酸で振るとか簡単な方法じゃだめなのか?
>>802 > 反応が途中で止まったり副生成物ができたりしたときに反応機構が分からないと考察しにくいので
実際やってみて、そうなってから考えろと言いたくなるのは俺だけだろうか
807 :
あるケミストさん :04/02/22 19:31
>>802 入れてほっとけば還元されうる基はすべて完全に還元される気がするが。
>802 一個目は普通にヒドリドで還元され、2個目以降はO-LiがO-Alと交換してO-Alの形で抜けつつ ヒドリドで叩かれるのかなぁ。 ただLAHは何番目のヒドリドかによって反応性が違う。 全部のヒドリドが反応に使われるとはかぎらないんじゃないかな。 などといい加減なことを言ってみた。 Careyの教科書かなんかに書いてあるんじゃないかな。 手元にないんでアレだが。
>809 ありがとうございます。「普通に」ヒドリドで還元されるというところ (の反応機構)がよく分かりませんが、やっぱりヒドロキシルアミンを 経由するんでしょうねぇ。 誰に聞いても最初にヒドリドがNに攻撃し、N=Oの電子が立ち上がり、 N-O-Al(Nは四価で+性を持ってる)結合ができるんだろうと言います. (その後、R-NH(OLi)(OAlH3)のNHのプロトンがヒドリドで引き抜かれて、 つまりN-Hが切れてNに電子が戻り、三価のNになるんだろう、 と私は考えてますが、このときのヒドリドがもう一分子のLAHからなのか、 R-NH(OLi)(OAlH3)の分子内のヒドリドなのか分かりません・・・。) すみませんが、一発目の還元でヒドロキシルアミンができるまでところを 詳しく教えていただけないでしょうか。 Careyの教科書というのはAdvanced Organic Chemistryのことでしょうか。 見落としたのかと思いReductionの章を見なおましたが載ってないようです。 ちなみに私が持っているのは3rd editionで、最新版より一つ古い版です。
>810 すみません。降参です。 -N+(=O)-OLiとなっている状態で、ヒドリドがどこにアタックするかですよね。 MOPACのAM1程度の簡単な軌道計算でLUMO係数の多きい方じゃないですかね。 (PM3はへテロ元素の精度が悪いと聞いたような気がしますが、専門ではないので・・) 私のゴーストは「Nだ!」と囁いているのですが。 例により全くいい加減で頼りない話ですみません。 分子内のヒドリドか分子間かは、AlH3/LiClO4をうまく使えば検証できませんかね。 ただLAHは何番目のヒドリドかで還元力が違うので、等量によってそれが変わって しまうかもしれませんが。
814 :
『左腕のzin』 :04/02/25 14:28
hydrogenationて何です?
815 :
『左腕のzin』 :04/02/25 14:30
くだらない質問でしたか
817 :
『左腕のzin』 :04/02/25 15:21
ところで、hydrogenationは何?
818 :
あるケミストさん :04/02/25 20:21
>>817 水素添加、フツーは略して「水添」。あるいは水素化。
っていうか、google で「 hydrogenation 用語 」って引けば直ぐ出るでしょ。
このほうが、過疎板で繰り返し訊くより、迅速で簡便だ。
819 :
『左腕のzin』 :04/02/25 20:48
ありがとうございます。
820 :
あるケミストさん :04/02/25 21:11
>>805 ,806
同意だ、そもそもニトロ基をLAHで還元するとはなんと非効率な…。
文献引っ張ってきて同じようにやってみても、5割はうまくいかないもんだし
あれこれやってみて自分なりにアレンジした方がよいと思われ。
オレ自身昔は反応機構うんぬんを考える派だったけど、実際モノができんと話にならない
わけで、実際、理論<<結果がすべてなわけで…。
>813 ありがとうございます。やっぱり難しいですね。 その後あれこれ考えてみましたが、 本当にヒドロキシルアミンを経由するのか?とかいろいろ 考えてしまうようになってしまいました。 (ヒドロキシルアミンの生成自体はTLCを追えば分かると思いますが、 反応自体かけてません) まあニトロ基の還元事態はPdを用いる別の方法で切り抜けましたが (実はこっちの反応も詳しい反応機構が分かってませんが(苦笑))、 それはそれとしてやはりLAHの反応機構は気になってます。 反応機構の分からないまま反応かけるのってなんか引っかかるものがあります。
822 :
あるケミストさん :04/02/25 23:20
サリン作れます?
そういや、掃除のおじちゃんに「あんたら、サリンとか作ってないよねー。アハハ」って 言われた事あったな。
>821 うまくいって良かったですね。 805、820の言うとおり、普通は水添かスズですかね。 自分が反応屋なので、つい興味を引かれました。 (合成屋はどうやってモノをつくるかが仕事だが、反応屋はどうしてそのモノができるのか を考えるのがクセ=悪癖になっているので) ちなみに複素環-NO2は、水添では副反応としてしばしば母核の還元が起きます。 全くの余談ですが。
>>802 は合成屋には向いてないな。良くも悪くも。
考える時間をくれるよい指導者の下で、よい研究者になってくれることを祈る。
俺は製薬会社入って反応屋と一緒に仕事して軽いカルチャーショックを受けた。
こっちから見ると反応屋って理屈ばかり考えて仕事の進まない連中だが、
あっちから見ると合成屋って脳みそ使わずてきとーにやってるように見えるんだろうな。
>ちなみに複素環-NO2は、水添では副反応としてしばしば母核の還元が起きます。 全くの余談ですが。 それを防ぐために、硫化物触媒とか酸化コバルトとか 活性の落ちる触媒を使うんだったっけ?。 よく覚えていないので間違っていたらスマソ。
827 :
『左腕のzin』 :04/02/26 13:33
claisen adapterてどんなアダプター
828 :
『左腕のzin』 :04/02/26 14:08
やっぱ、またくだらない質問でしたか? Google見ても...。
830 :
『左腕のzin』 :04/02/26 18:52
多分、これからご迷惑をおかけすると思いますが 末永くよろしくお願いいたします。 ありがとうございます
>826さん 私のときはadditiveで活性を調節しました。 (Pyridineなどで被毒させるのが有名ですよね) 私も製薬です。プロセスですので化合物を見せられて時には既に合成例があるわけですが、 スケールアップの視点から、その合成に使われている反応が本質的にスケールアップ 可能かどうか判断することが求められます。 そんなわけで、反応メカには釣られやすいかも。 私の個人的なポリシーとしては「まず、やってから考えよう!」です。 ただ最近ではDOEなどの手法も一般化しつつありますので、考えるのがメンドくさい ときは、そっちに走ってしまうこともあります。 (下手の考え休むに似たり、とも申しますし・・)
832 :
あるケミストさん :04/02/26 23:07
>831 DOEってなんですか?不勉強でスンマセン。
>832さん Design of Experiment 実験計画法でぐぐってもらえば、いろいろ出てくると思います。 統計学的手法を用いて、反応条件の最適化を最小の実験数で行うもの。 例えば温度・試薬等量・反応時間の3項目をある範囲で最適化しようとした場合、 最小13個の実験で最適化できます。 ソフトは使えますが、理論はあんまり理解していません。 使ってみた感じでは、かなり精度よく予想通りのいい結果が得られました。 しかし押さえるべき項目を間違えると、ただ無駄なスクリーニングをするだけになるという 両刃の剣でもあります。
>>833 L8使いなさい
1,2,4で配置すれば交互作用も見れるよ
>>831 レスありがとうございます。
DOEってそんなに正確なんですか・・・
確かに3項目を13回の実験で最適化できるなら、
人間が下手に条件絞り込んでスクリーニングするよりよい結果が出そうですね
837 :
『左腕のzin』 :04/02/27 04:50
わかりました。 また、会う日までよろしく
>833 ありがとうございます。 それをDOEっていうんですか!そういうことならうちの会社のプロセス部門でも やってるって聞いたことがあります。なんか微分とか積分とか小難しい数式 使うんですよね。反応釜の底の丸みとか攪拌効率とかも計算に入れると 聞いた覚えがあります。あと、某国内最大手製薬企業の工場に見学に行った ときにもそんなことやってるって聞いたの思い出しました。
839 :
あるケミストさん :04/02/29 18:05
絶縁性やコスト面でエポキシのかわりになるものってありますか?
オープンカラムとフラッシュカラムでは、分離能はどちらが上ですか? もし後者だとすれば、圧は強いほど綺麗に分かれるんでしょうか? 時間短縮の面でも生成物の安定性の面でも、短時間で行えて簡便な フラッシュカラムを自分は普段普段行っています。ただ、分離能の観点からは (モノにもよると思うんですけど一般的には)どうかな、と思いまして。
カラムではなく、シリカの違いについて聞きたいのだと解釈。 一般に、粒径が小さいほど分離能は高い。 ただし、オープン用・フラッシュ用それぞれのシリカに最適な流速があり、 フラッシュ用は粒径が小さいがゆえに圧をかけないと流速が遅くなりすぎる。 圧が強いほど分離能が高いと思うのなら、オープン用シリカで圧かけてやってごらん。 時間的にはフラッシュかけるより早くなると思うよ。
> (モノにもよると思うんですけど一般的には)どうかな、と思いまして わかってると思うけど、経験積めば積むほど「一般的には」って話はできなくなるもんだよ 「モノにもよる」これが結論
>>841-842 確かに一般論でなく、個人個人で最適な条件を検討するべきですね。あと、シリカについても
自分は考察が足りなかったみたいです。
有難う。勉強になった (・∀・)ノ
オープンだと分速5cmが一番分離がいいってシリカ屋さんが言ってた。 フラッシュにも至適速度があるでしょう。圧をかければいいということは ないと思うよ。 フラッシュとオープンでは、分離能は普通はオープンが上と認識してます。
845 :
あるケミストさん :04/03/01 00:23
>>844 オープンで分速5cm(溶媒の流速と解釈してます)って強烈に速くないですか?
欲しいモノのRfどれくらいで流してるんですか?
シリカをあんまり詰めないとそれくらいになるのかもしれないけど、
それだと分離が悪くなる気もするし。。。
自分は100mg〜3g(出発物質)のカラムをよくするんですけど、
(感覚では)そんなに速く流してないと思います。
フラッシュではそれくらいで流してるかもしれないです。
今度カラムするとき測ってみます。。
お前ら、フラッシュクロマトするならこれぐらい読んで下さい。 J. Org. Chem. 1978. 43(14), 2923. 手元にはこんな古いのしかないので、新しいのは各自見つけて。
/\/\ /\/\ | ○ | ○ | | ○ | ○ | \/\/ ̄OH \/\/ ̄OH ―→ | /\/\_OH /\/\_OH | ○ | ○ | | ○ | ○ | \/\/ \/\/ ってありますよね。 /\/\ /\/\ | ○ | ○ | | ○ | ○ | \/\/ ̄SH \/\/ ̄SH ―→ | /\/\_SH /\/\_SH | ○ | ○ | | ○ | ○ | \/\/ \/\/ ってないんですか?
>>846 基本中の基本すぎて、このスレの連中はみな挙げるのも躊躇われたわけだが
>>848 あるかもな
調べてみ
>848 849さんの言うとおり、調べてみれば間違いはないと思いますが。 Ar-Hでは分かりませんが、Ar-Brなどでウルマンっぽく繋げるのはあるのではないでしょうか。 ただ個人的な予想としては、Sはいろいろ遷移金属に対して悪さをしそうなので、BINOLから 転移させるルートをお勧めします。 昔に作ってはみましたが、どれくらいラセミ化したかは調べていません(旋光計はとりあえず それなりに回りましたが) 余談ですが、thio-BINOLのSHは光?で架橋しやすいような感触がありました。
>850 光はまずいかもしれないということですか。 とても参考になります。SHって臭いイメージしかありませんが がんばって作ってみます。
>851さん 頑張ってください。 1)thiocarbamoyl-Cl/NaH/DMF/(多分0℃) 90% 2)neat熱転移/250-280℃位?(忘れた。高温用オイルの最高温くらい) 75% 3)LAH還元 90% 位の収率だったような気がします。 2)の熱転移の際には、高温用シリコンオイルが必要です。2,3回使ったら廃棄をお勧めします。 (高温用を用いても、結構オイル?の湯気がたったような記憶があります) また転移の際には比喩表現ではなく「うんこ」そっくりの臭いがします。ドラフト内必須です。 転移後はガラス状にガチガチに固まっているので、塩メチでも使って溶かしてください。 LAH還元も同様に悪臭がひどいです。
スチレンと共重合が良いモノマーってなんですか?
age
855 :
あるケミストさん :04/03/09 00:38
cis-1,3-ジアミノプロペン の合成法を教えてください。
>>855 ウラシルをオキシ塩化リンで処理して還元して加水分解すると得られるかも
>>856 どうかなぁ〜?
ウラシル + オキシ塩化リン → 2,4-ジクロロピリミジン
−(加水分解)→ もどる
>>858 そのために還元しているので
でも2箇所ともクロロ化されたらダメだな
1箇所を血王レアでSにしておけば選択できるかな?
860 :
あるケミストさん :04/03/10 23:54
>>859 Sにしてもやっぱクロル化されると思われ。
それよりcis-1,3-ジアミノプロペンってことは
NH2-CH2-CH=CH-NH2のシス体が欲しいわけ?(←あってる?)
もしそうならすぐにイミンに異性化すると思うが。
あれだな、「○○の合成法教えてくれ!」だけでなく、 その目的(最終的に何が欲しいのか)とかも書いてくれると 答えやすい場合もあるんだな
>>861 cis-1,3-ジアミノプロペン と金属によって鋳型(四配位)を作り、そいつ
とβジケトンを反応させて、環状の窒素四配位の錯体を作ろう、というの
が目的です。
それは錯体屋さんの仕事なので、スレ違い と言って漏れはシッポを巻いて逃げます。 役立たずでスマソ
>>861 それならいっそ、シス−トランス混合物と金属の錯体作ってからクロマトにかけてみたらどう?
と素人考えを無責任に投げ捨てて逃げてみる。
>>864 うまくいったらシス-トラ異性化しつつ全部目的物 (゚Д゚ )ウマー
>>864 ,865
合成屋らしい思考だなw
いや、良い意味でね
867 :
あるケミストさん :04/03/17 23:35
1位に官能基のついたジアミノプロパンに金属入れる→ジケトンと反応→二重結合作る っていう方法はどうですか?
>>867 脱離すると思う?
E1/E2の過程を考えよう
869 :
あるケミストさん :04/03/18 22:41
1級のエナミンなんて安定に単離できるのか?
871 :
あるケミストさん :04/04/18 14:49
熱硬化性樹脂って硬化した後も熱を加え続けたらどうなるんですか? 500℃くらいにしても固体のままですか?
872 :
あるケミストさん :04/04/20 21:53
>>871 ageないと気づかんぞ。
基本的には固体のまま。分解してガス出したりこげたりするかも知らんけど。
>>872 あれ、いったんあがってたのかな?俺の勘違いだった。
>>872 レスありがとうございます。
そうなんですか。溶けない有機化合物というのが想像できなかったもんで…
875 :
あるケミストさん :04/04/28 01:53
876 :
あるケミストさん :04/05/02 23:49
紫外線で固まるアクリル樹脂があるんですが 溶かす方法が今のところ無いと聞いてるのですが 何とかならないでしょうか? 人体の皮膚にダメージを与えない方法でお願いします。
878 :
あるケミストさん :04/05/03 04:18
残ったパラジウム触媒ってどうやって処理するものなのですか? 薬包紙で計ってるんですけどパラジウムついた薬包紙とかもどうすれば良いんでしょう?
丸めてゴミ箱に捨てる。これ最強。
Pdは乾燥させてメタノール中で保存!! ちょっとした“フランベ”状態
>>878 接触還元に使うPd-Cだと解釈して、取り返しのつかないことになりかねないのでマジレスするけど、
使用済みのパラ炭は、セライトかろ紙でろ過して、セライト、ろ紙ごと水に長い間漬けてからごみ箱へ。
「長い間」とは、漏れの場合、「思い出したら」
879と880は絶対やっちゃだめ
882 :
あるケミストさん :04/05/03 21:52
Pd-Cは乾燥させると発火するかも。
>>881 に賛成。忘れたころに廃棄が正解。
少量ならとりあえずろ紙ごと焼いちゃうってのもアリかも。 いっぱいあるなら回収にまわしたほうがいいんじゃ。
少量なら丸めて食ってしまうのも手かも。絶対に火は出ない。これ最強。 #丸めるの好きだな・・、オレ。orz お金があるのなら、広口のガラス瓶に水を浸して(1/3位)セライト・ろ紙ともに 叩き込む。口はしっかり閉める(酸素がなきゃ燃えないから)。 一杯になったら重金属廃棄物として処理。 ケチってセライトの黒っぽいところだけ削って残りは廃シリカと混ぜようとするな。 乾いてきたところで残留溶媒に着火しやすい。 後は吸引濾過中に発火しても慌てないこと。 洗浄水ピューで消えるから。濾液は分液すればすむ話だし(大概はね)。
885 :
あるケミストさん :04/05/04 03:09
Et3N数滴でクエンチすれば割と安全だどー
886 :
あるケミストさん :04/05/04 15:14
887 :
あるケミストさん :04/05/04 21:47
>>886 Et3Nが触媒毒になってどーのこーのって話。初めて接触水素化した時に先輩から教えられました。
でも実際に比較して確認してないから、本当に効果があるかどうかはわからん。笑
しかも文献は失念、適当でスマソ。
Dess-Martin酸化(Dess-Martin periodinane)は揺るやな条件でアルコールをケトンに酸化できるようですが これといってメリットが分からないのですが… どんなメリットがあるのでしょうか? 論文なんかで割とよく聞くので結構有用なのかなーとか思うけどよく分かりません。
890 :
あるケミストさん :04/05/05 14:35
>>890 まず仕掛けるのが楽(入れるだけ)。あと、α位に不斉点があるとき、
Swern酸化だとエピることがあるけど、DMPだとその心配がない。
>>889 下級生に命じて作らせることができる。
(自分でやるのは結構面倒くさい)
しかも一度目はたいてい失敗するので、縦社会の厳しさを知らしめる事が出来る。
(一度コツをつかめば後は難しくない)
って俺がやらされたんだ、4年の時。
論文にhydroarylationって書いてあるんですがどう訳せば良いですか? この現象も良くわかんないのでわかる方宜しくお願いします。
マルチうざい
>892 あぶねー実験は素人にさすな。
>>896 練習実験と称してよくやらせる
原理は簡単だが手間がかかる奴
898 :
あるケミストさん :04/05/08 00:39
DMP合成の中間体は爆発性があるので 素人にはさせないほうが無難。
>>898 > DMP合成の中間体は爆発性がある
っていうけど、それを使った反応もあるしねぇ
OSにも載ってるくらいだからねぇ
失敗するといっても収率が低いとか恐ろしく鼻が痛くなる物ができたとかその程度だし
DMPの中間体ってTNT並みの爆発性があって、アルドリッチかどこかの 試薬会社が工場ひとつ吹き飛ばしちまったんじゃなかったっけ? だからあれだけ便利な試薬なのにずっと市販されてなかった。 最近また売られてるみたいだけどね……。
最近、爆発性の低いIBXもOLに載ってたアル。 DMPは微量な溶媒の水分で反応活性が変化するようなことをニコラウおじさんが 言ってた気がするアル。
903 :
あるケミストさん :04/05/08 21:41
おまいら、DMPIと言え
>>901 水分で活性うんぬんは、シュライバーのJOCでガイシュツだわな
905 :
あるケミストさん :04/05/09 03:46
IBXとかはニコラウがJACSにペーパーで出してたよね?
CPの合成したときあたりに。
DMPは市販されてるけど、値段はまだ高くて合成したほうがいい。
企業では買ってるみたいだけど。
>>902 OL = Organic Letter
ニコラウ = 天然物合成屋
>>905 OL = Organic Letters
いちおうね
OL = Office Lady JOC = Japan Orinpic Committee ツマンネOTZ
908 :
あるケミストさん :04/05/09 17:37
909 :
あるケミストさん :04/05/09 22:51
Olympicだけどな
910 :
アインシュタイン :04/05/11 22:35
固相合成って収率いいの?ほんでもって固相合成で触媒反応ってたとえばどんなものがあるの?酸、アルカリ、ラジカル、金属などいろいろあるんだろうか?もし固相反応で触媒反応がないなら、固液反応ではどでしょう?詳しい人教えてください。
911 :
あるケミストさん :04/05/11 22:52
ゼオライトNOxの固層反応とか?
固相に担持された触媒による反応のことなのか、 それとも固相に担持された基質に対する触媒反応のことなのか いずれにしても、いろいろあるらしいよ
913 :
アインシュタイン :04/05/12 19:30
どちらかというと相に担持された触媒による反応かな? 固相反応を利用した有機合成の本って、なにかいいの知らない? 一般的な固相による酸化反応とか、還元とか、アルドールとか・・・
ベンゼンからエチルベンゼンを効率よく生成する方法 っていろいろあるんですか?だったら何が一番効率 いい生成方法でしょうか? ご存知の方がいましたら教えてください。
ベンゼンからエチルベンゼンを生成するときって、どのような手順で 実験を進めていくのがいいでしょうか? ご存知の方がいましたら、教えてください。
うちの研究室なら、発注ノートに「エチルベンゼン ○mL」そして カタログで一番安いメーカー名を書いとくと速ければ次の日には手に入るけど
>>914 自分なら、ベンゼン+CH3COCl+AlCl3→還元で合成する。
副反応の起きにくさ、原料コスト、ハンドリングの点で効率が良いと思う。
ただし、3工程反応、後処理、廃液処理の点で効率悪い。
>>914 工業的にはおそらくベンゼン+エチレンに何かの触媒で作ってるんだろうな。
「ethylbenzene synthesis」でぐぐってみ。
>>917 ありがとうございます。
ベンゼン+CH3COCl+AlCl3だと、AlCl3が触媒になって
ベンゼン―C=O
|
CH3になるんですよね?
ということは、カルボニル基を還元すればいいとして、
なぜ『3』行程になるんでしょうか?
>>918 ありがとうございました。
ググって見ましたが英語だらけで、断片的な部分しか
理解できませんでしたOZT
920 :
あるケミストさん :04/05/15 22:00
こんにちは、合成初心者の学生です。 モノマーの質問をさせてください。 nBA:ノルマル・ブチル・アクリレート EA:エチル・アクリレート これの間の 「PA:プロピル・アクリレート」ってないのでしょうか? 文献を見てもなかったので・・・ よろしくお願いします。
921 :
あるケミストさん :04/05/15 22:18
>919 >ググって見ましたが英語だらけで、断片的な部分しか >理解できませんでした そんなこと言ってるようじゃこの世界でやってけないよ。 いや、マジで。
922 :
あるケミストさん :04/05/15 22:26
ブロモベンゼンをリチオ化してそこに ブロモエタン加えたらエチルベンゼンできませんか?
923 :
あるケミストさん :04/05/16 02:51
>>922 E2脱離も起こる可能性もあるんじゃないかな。
割合は低いだろうけど。
リチオ化するならCuprateに変換した方が確実な気がするけど。
924 :
あるケミストさん :04/05/16 03:06
じゃあキュプラートにするという方向でw 他にハロゲン化ベンゼンとパラジウムやら銅やらでカップリングとか。
実際の化学工業では、どうやってつくっているんだろうね。
原油から精製、もしくはキシレンの改質、おそらく。
>>924 そのまでするなら熊田玉尾カップリングでしょ
928 :
Nanashi_et_al. :04/05/16 14:26
Ethylbenzene買え
929 :
あるケミストさん :04/05/16 23:19
リチオ化したブロモオキサゾールのアルキル化という文献なら見たことあるが、芳香環一般に適応できるかはしらん。
930 :
あるケミストさん :04/05/17 00:38
>>921 遅レス
固相試薬のメーカーのカタログを入手して一度読むといい
ArgonautとかNova biochemとかSiliCycleとか
931 :
あるケミストさん :04/05/18 01:19
ニトロソ基を亜鉛で還元してアミンに変換ときの反応機構を教えていただけませんか? 金属還元の反応機構がどうもよくわかりません。
932 :
オレフィニスト :04/05/18 22:06
アルケンでシスとトランスで活性メチレン基の反応性の違いはあるのでしょうか?また、論文検索するならどんな検索ワードで検索かけたら良いですか?
933 :
あるケミストさん :04/05/18 22:12
ブタノールを酸化させると、何になりますか?
934 :
あるケミストさん :04/05/18 22:17
エステルの生成反応経路で、酸素原子を同位体で置き換えるのは何でですか? またどの過程で、同位体におきかえるのですか?おねがいします。
935 :
あるケミストさん :04/05/18 23:35
化学人ではないのですごーく漠然としたことを聞いてしまうのですが 光学異性体はなぜ異なる性質(匂いとか)を持つのでしょうか? 旋光性の違いだけそのように変わるものなのでしょうか?
>>933 酸化剤による。普通はブタナールか酪酸。
>>934 別に置き換えなくても反応は起こる。同位体で標識するのは、酸素原子が
どこから来るかを見分けるため。
>>935 匂いを感じる鼻のレセプタータンパクもキラルだから。
左右非対称のはさみや急須は、右手では扱えるけど左手では扱いにくいのと
似た話。
>936 レスありがとーございます 物質の性質だけでなく人間自体の問題でもありましたか. たとえ話もとってもわかりやすいです どうもでした
鏡の中の世界のミルクは飲めるのか…って話を思い出したYO
939 :
あるケミストさん :04/05/19 00:23
>>931 single electron transferによる還元。
プロトンは溶媒に用いる酸などに由来する。
レスありがとうございます。ただ,single electron transferによる還元だけだと −NOが−NHOHになることになりませんか?どうして−NH2まで還元されるの でしょうか?しつこくてすみません。
>>940 そういうもんだから。
もすこし端的にいうと、N-O結合みたいな電気的に陰性な原子同士の
結合はなんか電子が足りないので還元されやすい。
942 :
あるケミストさん :04/05/20 00:08
>>940 NO2, NO, nitron, NH-OH類は最も還元されやすい官能基の一つで、
逆にamineまで還元せずにとめることの方が困難。
NOを還元するとNH-OHになるが、それ自体も還元されやすいため、
NH2へ還元されてしまうため。
943 :
not 940 :04/05/20 00:37
940じゃないけど、 Znからニトロソ基の何(N,O)に電子が与えられ、 それ以降の還元が進行するんですか? また、電子を取られたZnはその後どうなるんですか?
>914 亀レス。 エチルベンゼンの工業的合成法は ベンゼンにAlCl3分散させといて、エチレンガス吹き込み。その後蒸留。 他にも高圧法(Koppers社)、固形リン酸法(UOP)、Alkar法(UOP)があるらしい。 エチレンガスの吹込みだと多置換しないの?と思うのだけど実際どうなんだろ。 ただし、多置換したところで 沸点がベンゼン 80、エチルベンゼン 136、多置換体 180度以上なので 分離には問題無いのかも。収率低いのは原料の安さでカバー、みたいな。 >919 "3"工程は酸クロ合成で1工程 >926 原油からってのはどっかで見た事有るけど、 他の資料に、別の成分も共沸して効率悪い、ともあった。
>>945 酸化されて Zn+ もしくはZn2+ になるんじゃない?
カウンターアニオンはCl−で。
947 :
あるケミストさん :04/05/20 01:33
んな感じかな -N=O + 2Zn + H2O → -NH2 + 2ZnO
949 :
あるケミストさん :04/05/23 18:13
age
950 :
あるケミストさん :04/05/23 21:04
『トリフェニルメチルクロリドとグリセロールの反応生成物のプロトンNMRと赤外吸収スペクトルの特徴』って…まずNMRからわかりません↓
OHに関わる吸収が変わりまくり、でぐぐれ
952 :
あるケミストさん :04/05/24 23:22
R-CH3から、R1-CONH-R2を合成するのに R1-CH3 → R1-COOH (酸化) R1-COOH → R1-COCl (塩化チオニル使用) R1-COCl + R2-NH2 → R1-CONH-R2 以外に何かいい方法はないでしょうか? 塩化チオニルの過剰分を飛ばしたときに、目的物が炭のようになってしまって困ってます。 加熱のしすぎとか、あるいは他の理由でこういうことがおこるものでしょうか? ご存知の方がいたら、教えてください。 よろしくおねがいいたします。
>>952 PCl3とかは?
あとRの詳細キボン。
954 :
あるケミストさん :04/05/25 00:01
>>953 R1は、芳香族系。
ベンゼン環にさらにベンゼン環みたい感じです。
R2は、ただのアルキル。
じゃあ、あんま自信ないけど俺が思い当たっ方法を 1、塩化チオニルを飛ばすときの減圧度を上げる。できれば真空ポンプで引く。 2、PCl3とか別のハロゲン化剤使ってみる。 3、エステル化した後、アミンをぶち込む。 この反応は意外なくらいスムーズに進行します。 参考までにおれだったらまず3を試します。 前、一度おいしい思いをしているので。w
>>952 >塩化チオニルの過剰分を飛ばしたときに、目的物が炭のようになってしまって困ってます。
漏れなら酸化がうまく逝ってないことを疑う
カルボン酸は確実にきれいに取れてきてるの?
>>952 酸クロ作るならPOCl3で十分でしょ
でも酸クロ作るよりは、
>>955 の言うとおりエステルか、
それよりは反応性の良い混酸無水物かだね
AcClとかMsClとかで作れる
>>956 でも、縮合多環系はちょっとしたことで炭化することがありませんか?
ましてや-COCl入ってるわけだし変な縮合起こして
炭化しても不思議ではないと思いますが。
でもそういえば酸化は何でやってるんだろう・・・。o ○
皆様、ありがとうございます。
>>955 参考にさせていただきますm(_ _)m
私もあやかりたいです。
ポンプはちょっと・・・。腐食が怖い・・・
>>956 ,959
カルボン酸は、dimer形成してると予想してます。(by IR)
酸化剤は、KMnO4で、過剰分は水との分液で除去。
>>957 そういう方は一切考えてませんでした。
ありがとうございます。
>>958 そういうもなんですか?
もっと勉強しなくては
961 :
あるケミストさん :04/05/25 21:36
まずカルボン酸をきちんと確認する必要があるのでは。 その意味からも活性エステル化してからの方が確実だと思う。
…次スレどうする?
>>961 やはりそこですね。
そこに私も不安を感じているので、酸化剤2つ試して、
さらに活性エステル化の方向でやってみたいと思います。
964 :
あるケミストさん :04/05/25 23:21
>>952 石井せんせのNHPI室温空気酸化は試した?
酸クロはアスピで回収。DMF少量添加でチオニル使用量減らせる。
漏れも今F.C.亜汁化やってるんで互いに頑張ろう。
水流アスピレータで塩化チオニル飛ばしてるの?
あんなちょっとした湿気でぐちゃぐちゃになっちゃう試薬で
そんなことしちゃだめぢゃん・・
酸クロ系縮合剤でいきたいのなら、おとなしく
ポンプ−KOHトラップ−液体窒素(ドライアイス)トラップ−エバ歩
を組み立てるべし。無かったら他の有機系研究室のを使わせてもらう。
で、それ使って、カルボン酸を次の反応に仕込む前にDMFで共沸脱水。これ。
Vilsmeiyer試薬だっけ?
>>964 でも、みんな薦めてるように、まずカルボン酸をきれいにとる。
縮合剤なんて酸クロから光延まで選り取り緑なんだし。
まさかR1=ヘテロ縮合環にOHとか(笑)
よく考えたらアミドで光延は使えんかった・・ いてくry
>>965 蒸留装置組めば芳香族系は割と安定と思うが。君程暇ではないのだよw
Vilsmeiyer→yes!
>>965
>>967 965の前半は前の人に言ってるんじゃないか?
ついでにかるーくスルーされてる962はどうしよう?
970 :
あるケミストさん :04/05/26 02:46
えーDCCとかEDCは駄目なの?普通に。何で?
972 :
あるケミストさん :04/05/26 04:18
自分もEDC or EDC-HOBt系の活性化エステルが第一選択。 反応条件がマイルドだし混ぜるだけなのがいい。 カルボン酸がきれいかどうかって言ってるけど、 NMRとマスとTLCから目的物かどうかと純度は分かるんでは?
皆さん、感謝感謝です。 本当にありがとうございます。 すべて、参考にして、またここに登場しないように再度実験しようと思います。 本当にありがとうございますm(_ _)m
974 :
あるケミストさん :04/05/26 23:37
975 :
あるケミストさん :04/05/27 00:23
>>974 医薬品事業だけなら武田を抜くと聞いた記憶がある。
全体の売り上げならまだ武田に及ばない。
といっても、ドングリの背比べなんだがな… と逝って見るテスト
物価が高い日本だと、どこがくっついても一緒。
物価が高い日本だと、どこがくっついても一緒。
質問むこうに来てるしここ埋めちゃいましょか。
PRTRってうざいと思いませんか。特に硫酸とか といってみるテスト
983 :
あるケミストさん :04/05/28 01:07
>>982 PRTRって何?
と釣られてみるテスト
984 :
あるケミストさん :04/05/28 02:21
PRinter TRouble つまんないね。ごめ(ry
PRopyl・・・思いつかんかった。
一時期200番台まで沈み込んでたのに、よく使い切ったなぁ。 と言うか最近この板以前ほど過疎じゃない気がする。
>>986 最近本スレ(質問のね)の流れが最近あまりに速くてフォローしきれないよ。
スルーされるとキレる厨とかいるし。これは昔からだけど。
でも答える人って平日昼間は働いている人ばっかだからなぁ。
>>987 去年の秋あたりはあんなにスローだったのにな。
下手すると一週間くらい質問が途絶えて、板のトップから消えてたりもしたのに。
こんなまったり雑談もいいなあ。 化学版はまともな雑談スレがないからなぁ。 強いて言えば質問スレだが
残り10
991 :
あるケミストさん :04/05/29 03:34
質問スレだって最近特に流れが速くなってる気がするよ。
992 :
あるケミストさん :
04/05/29 03:39 >>989 じゃお前がまともな雑談スレ作って下さい