1 :
名無し三等兵 :
2005/07/05(火) 23:55:48 ID:??? 兵法書や戦史本や戦記についてのスレ
ノンフィクション中心 なんつーか軍事に関係あれば何でも可
過去ログは
>>2-5
2 :
名無し三等兵 :2005/07/05(火) 23:56:17 ID:???
阻止
3 :
名無し三等兵 :2005/07/05(火) 23:56:22 ID:???
4 :
名無し三等兵 :2005/07/05(火) 23:57:18 ID:???
5 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 00:12:41 ID:???
>1 GJ 個人的にこのスレは軍板の宝だと思ってます
6 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 11:34:10 ID:gnE2JBPP
7 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 15:33:51 ID:???
今さらながら海上護衛戦を読んでいるが、分類としてこれが泣ける本だったとは…。
8 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 21:12:52 ID:???
読み終わったら魔性の歴史読め。更に泣けるぞ。 …とか言いつつ某ゲームの予習として「ポケット戦艦」なぞ再読中。海賊戦法はいいねぇ。朝の来るのが待ち遠しい…
9 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 21:27:47 ID:???
ミッドウェー海戦について市販されている本で資料になりそうな本はありますでしょうか? 下記の本はすでに購入済みですので、それ以外で資料になりそうな本をご存知の方、あればご紹介ください。 「戦史叢書 ミッドウェー海戦」防衛庁防衛研究所戦史部/朝雲新聞社 「アメリカ海軍作戦史 珊瑚海・ミッドウェ島・潜水艦各作戦 上下巻」サミュエル・E・モリソン著 中野五郎訳/改造社 「記録 ミッドウェー海戦」澤地久枝/文芸春秋 「ミッドウェーの奇跡 上下巻」ゴードン・プランゲ/原書房 「ミッドウェー」淵田・奥宮共著/朝日ソノラマ文庫 「歴史群像太平洋戦史シリーズ4 ミッドウェー海戦」学習研究社
10 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 21:37:56 ID:???
>>8 「ポケット戦艦」はいいねえ、アレ見てると卵焼き食べたくなる。
あと「高速戦艦脱出せよ」読んでるとシャンパンが飲みたくなるんだよな。
この二冊の本は、ドイツ海軍が主役なのに悲惨な最後を迎えないってところが好きだ。
「ドイツ海軍戦記」とか「ラプラタ沖海戦」「バレンツ海海戦」読んでると泣きそうになる。
11 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 22:29:12 ID:???
12 :
名無し三等兵 :2005/07/06(水) 23:56:15 ID:???
日本國を愛し信じて散った英霊の想いが生々しく書かれている書籍を探しています。 もしなにか良いのがあれば教えて下さい!!
13 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 00:25:39 ID:???
普通に特攻隊の手記でも読んでればいいんじゃない 必ずしも御国の為に的な物ばかりではない辺り予め頭に入れてから読んだ方がいいけど
14 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 00:51:38 ID:???
>11 ああ、それ本屋でぱらぱらめくるとよさげでな。 講談社学術文庫とか岩波文庫に20世紀の著作が入ると違和感感じるが まあ2005年だしな。 朝日文庫から出ていたロベール・ギランとかもよい
15 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 00:58:28 ID:???
>>12 靖国神社で売ってる「英霊の言乃葉」シリーズ(社頭掲示板集)は如何か。
もっともこれに載ってるのも
愛国を勇敢に綴ったものだけではなく、
やりきれなさや肉親への想いをつづった部分など
読むのが辛いかもしれんが
16 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 01:03:45 ID:???
あんちゃん、最近、光人社NFやら文春やらの太平洋戦記ばかり読んだら 潤いが無くてのう。殺伐としてきたので村上春樹でも読もうと思うのだが 何かお勧めは無いかのう。ららら
17 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 01:13:45 ID:???
つ「萌えよ!戦車学校」 立ち読みしてきた。戦車説明の文章はまぁしっかりしてると思う。 だけど萌えと戦車の融合はその意味が全く理解できませんでした。
18 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 03:07:53 ID:???
19 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 03:22:42 ID:???
>11 ちょっと前に全部読んだけど、全然印象に残ってない。 とりあえず、「おもしろくない」と思ったのだけ覚えてる。 >16 村上春樹は昔読んだが、なんか心の底にしまって置いた 物がいろいろ思い出されて・・・・ちょっと胃痛になったぞ。
20 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 04:25:56 ID:???
>9 ちょっと微妙だけど亀井宏の「ミッドウェー」はどうでしょう
21 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 09:01:45 ID:???
>>16 つティム・オブライエン(村上訳)『本当の戦争の話をしよう』(文集文庫)
22 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 10:23:07 ID:woFUvBS1
>>16 ねじまき鳥に、ノモンハンのことがちょっとだけ出てくる。
一応、世間的には最高傑作と言われてる小説。
でも、春樹はなんだか疲れちゃったなぁ。
23 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 12:43:22 ID:???
パン屋再襲撃
24 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 18:45:24 ID:???
>>21 あれのカバーのジオラマって誰が作ったんだろうね?
作者自身とか?
25 :
16 :2005/07/07(木) 20:45:07 ID:???
ありがとう>ALL 「愛と幻想のファシズム」読んだら結構面白かったんで、春樹もっと読んでみようかと 思ってたところだ。 ねじまき第一巻の末だけ読んで、あのハルハを渡河してからの残酷ぶりが結構よかったよ。
26 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 20:47:19 ID:???
>「愛と幻想のファシズム」読んだら それドラゴンじゃんかYO
27 :
名無し三等兵 :2005/07/07(木) 21:40:19 ID:???
藤子藤男AとBみたいなものだ
28 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 01:04:12 ID:OaqPIkTv
猛き艨艟 太平洋戦争日本軍艦戦史 原勝洋 文春文庫 ISBN4-16-745602-8 \514+税 全382ページに 大和、甲標的、翔鶴、鳥海、夕雲・陽炎・白露型駆逐艦、 大鳳、高雄、武蔵、長門、信濃、矢矧の 各艦に関する戦史をまとめた物。 多くは歴史群像太平洋戦史シリーズにて初出されていたもののようです。 生い立ちや、戦闘状況、終焉が説明されている。 軍艦に詳しい人には物足りないかもしれないが、 私には各艦の戦史がよくまとめられており、 価格、ボリューム的にも満足の文庫本でした。
29 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 01:29:44 ID:???
>>27 違う気がする。
山本権兵衛と山本五十六ぐらいに。
30 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 03:42:54 ID:???
ってか、おまいにとって潤いって何よ?
31 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 08:47:56 ID:IxHNTfzJ
32 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 21:44:30 ID:???
33 :
名無し三等兵 :2005/07/08(金) 23:13:10 ID:???
そのうち、料理本とか不倫小説とか書くに違いない。
34 :
イナゾウ中佐 :2005/07/09(土) 00:45:38 ID:6AL3fmnd
すいません。ちょっとお勧めしたい書籍がありまして、Amazon のレビューなるものを 初めて書いてみました。 ですが、勢いあまって「字数制限の800字」を大幅に超えて送信してしまいました……w。 約940字前後なんですが、これでもガイドラインに引っかかって不採用となるのでしょうか? 他のレビューを見たところ、800字を少し超える程度なら掲載されている場合も見受けられましたが、 どなたか詳しい方がおられましたら、ご教示いただければ幸いです。1週間、悶々として過ごすのも 辛いので…。駄目なら文量を削って再送したいと考えております。 ちなみにモノは、最近新刊で出ました『太平洋戦争・主要戦闘事典』(PHP文庫)で「5ツ星」です。
35 :
イナゾウ中佐 :2005/07/09(土) 00:52:28 ID:???
内容はこんな感じですw。 【文庫で戦場図110点! 前代未聞の「野心作」】レビュアー:イナゾウ中佐 関東 収録された「戦場図・地図」は110点。副題にもある「戦闘データ」の量は、圧倒的の一言。 良い意味で「前代未聞の書」と評価できます。 本書の大きな特徴は、前書きにもある通り、「陸戦」をメインに扱っている事です。なるほど、 海戦全般を収録した「手頃な」ガイドブックは多々ありますが、陸戦となると数は少ない。いや、 ほとんど無いと言っていいでしょう。本書は、この穴を埋めるべくして書かれた「野心作」です。 これは、陸戦が海戦と比較して、戦闘期間がベラボウに長く、参加兵数も遥かに多く、また1つの 戦闘の途中で部隊が出たり入ったりする。また、山あり谷あり川ありの地形を考えると、陸戦の戦場は 複雑怪奇。この辺りが、本書のような類書が今までに無かった理由だと思われます。
36 :
名無し三等兵 :2005/07/09(土) 00:56:55 ID:???
>34 イナゾウ中佐さんのレビューかはわからないですが、いま確認したところ それらしきレビューがのっていましたよ
37 :
イナゾウ中佐 :2005/07/09(土) 00:57:37 ID:???
そして「戦闘データ」について述べますと、これまで星の数ほど戦記本はありましたが、 どれも「断片的な情報」で調べ物をする時に混乱された方は多いと思います。本書は 「戦記のポケット事典」と銘打ってあるように、必要と思われる情報が各戦闘ごとに まとめられています。簡単な調べ物なら、本書一冊で済み重宝することでしょう。 また、本書をお勧めする理由の一つに、マイナーな中国大陸の戦闘を大量に扱っている事にあります。 「徐州作戦」「第二次上海事変」「重慶爆撃」「江南殲滅作戦」「大陸打通作戦」「拉孟の玉砕」など、 これらはほんの一部です。太平洋戦争前史として、日中戦争をまるまる一章分、ページ数を割いて いますから、本書は『日中戦争・太平洋戦争 主要戦闘事典』とするのが、正しいタイトルとも言えます。 他にもビルマ方面、ソロモン諸島、ニューギニア等のマイナーな戦闘も、大量の戦場図と合わせて 取り上げている事に感動すら覚えます。「ポートモレスビー進行作戦」や「魔のサラワケット越え」 など、恥ずかしながら本書の戦場図を見て、初めて全体像を得心した次第です。 陸戦の特筆点ばかり挙げてきましたが、無論、海戦も手堅くまとめられており、各戦闘の解説も 詳細かつ平易です。本書が、文庫の書き下ろしとして出版されたことは、情報量から考えれば 「破格の大サービス」と言えるでしょう。戦史・戦記に興味のある方は、ぜひ手に取ってみて下さい。
38 :
イナゾウ中佐 :2005/07/09(土) 01:04:14 ID:???
>>36 様
あれ? 昨夜、投稿したばかりなのに……。掲載まで一週間ぐらい掛かると
書いてあったのは一体……w。
お騒がせしまして大変申し訳ありません。スレ汚しご容赦のほどを……orz.
36様、ご忠告いただきまして誠にありがとうございます。
39 :
名無し三等兵 :2005/07/09(土) 01:10:47 ID:???
>38 いえいえ、どういたしまして。
40 :
名無し三等兵 :2005/07/09(土) 01:14:49 ID:???
>>31 上段のものは軍事関連本より本職に近いと思う
41 :
名無し三等兵 :2005/07/09(土) 17:43:31 ID:???
WWIドイツのゼーアドラーについてまとめた本無いですかね? この際小説でも可
>41 随分前に出てました。 単行本ですが、「海の荒鷲 ぜーアドラー」と言うタイトルだったような。 早川だったかなぁ。 図書館の戦記コーナーか海外文学コーナーに行けば、まだ置いてあるかも。
43 :
名無し三等兵 :2005/07/09(土) 19:04:18 ID:???
44 :
41 :2005/07/09(土) 19:32:56 ID:???
45 :
8 :2005/07/09(土) 22:19:35 ID:???
>>41 海の鷲の登録者もここにいますよ。
水上艦艇の通商破壊戦を扱った類書として、8で上げた「ポケット戦艦」は(不殺の優雅さには欠けますが)結構おすすめです。絶版ながら、入手難易度は低めですし。
46 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 01:27:07 ID:???
堅い本で疲れた時はジャック・ヒギンズ。
47 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 02:26:16 ID:???
三島由紀夫全部 アドルフ・ヒトラー 我が総統
48 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 02:07:13 ID:+das4QSI
>>34 の本アマゾンで見てみたけど中古で4600円ってどういうことだよ
49 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 02:34:58 ID:???
アマゾンは出品者が勝手に値段つけるし
50 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 07:47:24 ID:???
つきみの名を呼べば甘詰留太¥924
51 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 15:12:04 ID:???
52 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 21:06:23 ID:???
ノルマンディー上陸作戦 スーパーシミュレーション 結城 格彦, 清水勉 出版社: 新星出版社 ; ISBN: 4405070261 ; (1985/10) どんな本がご存じの方いますか?
53 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 21:33:47 ID:???
マハンの訳本ではどのやつがいいでしょうか?
54 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 23:49:05 ID:???
>>17 「戦線文庫」の復刻を立ち読みしたけど、巻頭のカラーイラストページは普通に“萌えの世界”だぞ。
『萌え』は日本人のDNAに刻み込まれているということを思い知った。(w
55 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 14:46:51 ID:???
>>54 それをいったらチハタ・・・;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
56 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/07/12(火) 18:42:39 ID:f7iNV8x/
河出文庫から東京裁判の本が出たので最後のページを見たら、ふくろうの本を 文庫化したものだということが分かったので、買うのを止めました。 ふくろうの図説シリーズから文字だけ取り出して文庫化してもねぇ… 代わりにちくま学芸文庫「戦艦大和と戦後 吉田満文集」を買いました。 20年前の「吉田満著作集」の抜粋版です。これは良いですね。 原書房が杉山メモなどの第一次資料の普及版を出しています。奥付見たら 旧版の年月日を書かずに今年の年月日だけ書いてました。中はほとんど 変わってないようですが、あまり安くもなってません。がっかり。
57 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 05:02:24 ID:???
>>56 あんたって書評っつうか、蔵書の自慢してばっかりなような気がするな
58 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 05:42:51 ID:???
内容に関係ある範囲だからいい。 本の内容がかぶってるという情報なんだから十分いい。 新刊だけでなく昔の本のことでも話題にしていいから おのずと所有している本=蔵書が 知れるが 、別に 蔵書自慢という感じじゃない。
59 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 08:44:15 ID:t2HZ/y1B
光文社の「特攻」を文庫で買った。 涙が止まらん。
60 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 10:59:55 ID:VX2bEcih
WWUの航空戦史についてまとめてある本はありませんか?
61 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 12:47:52 ID:8ImgzObH
62 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 18:53:55 ID:???
今度、戦車謎解き大百科と言う本を買おうと思うのですが、自分は初心者なので「内容が滅茶苦茶な本もある」等の書き込みを見ると不安になってしまいます。この本はどうなのでしょうか? あと、よい本を選ぶコツみたいなのがあったら教えて下さい。
63 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 19:47:00 ID:???
著者で判断するとか。 江畑さんはハズレはないと思う。 つか どういう分野の本が欲しいの?
64 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 19:47:04 ID:???
>>60 一番無難で手に入りやすい文献なら、秦郁彦の第二次大戦航空史話がいいと思う。
65 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 20:02:02 ID:???
>>63 江畑謙介の本は「日本の軍事システム」ってやつを持ってます。興味のある分野としてはWWU〜現代までの兵器ですね。
66 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 20:08:55 ID:38kD3P08
67 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/07/13(水) 20:22:54 ID:DBWcBQGE
>>61 ふくろうの本は良い出来だと思いますよ。ただ、それは図版や写真と組み合わせての
話であって、それを文庫にするというのは、?ですな。
文章主体の本ならばどんどん文庫化してほしいものですが、ビジュアルな
ものはそれには向いていないですね。例えば、光人社の写真太平洋戦争は
B5判上製本のは良いですが、文庫になってるのは正直御勧めできません。
そういうことです。
68 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:05:11 ID:???
>>65 初めてなら
江畑さんの一連の著作と坂本明の本が良いと思う。
アルゴノートのAFV年鑑と航空機年鑑と世界の艦船の別冊を買うのが近道かも。
かなり計画的に購入していかないと すぐ資金不足になるし 重複だらけになる。
対象を絞っていくのと 図書館を当たるのがいいよ。
その内、戦記、回顧録、雑誌購買していくだろうし。
最近は現代兵器も特集しているから、陸系ならグランドパワーをこつこつ買っていくとか。
今、ルクレール(フランス主力戦車)特集しているから 買ったほうが良いよ。
レオパルト2(ドイツ主力戦車)のバックナンバーも購入。
軍事研究も読みたい所だね。
月いくら出せるかで決まる。いくらほど?
網羅している書籍がないし、80年代から現代ぐらいの詳しい本はあるけど
50年代から70年代は詳しいのがほとんどない。
50年代から70年代の兵器の解説は簡単にされているのが多い。
70年代より前の兵器系を知りたいと言うならば、
システム系ならばジェーンのウェポン システム(だったかな?)がある
大学図書館か偶然おいてある図書館を探すしかないね。
まあ、ジェーン年鑑を置いてある大学図書館を探すのが、真の近道。
1年ほど軍オタしたらある程度方向性が決まるから、その時また聞いてね。
69 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:18:22 ID:???
>>68 とても丁寧な説明ありがとうございます。軍事研究は最近買い始めました。自分は学生ですので月5,000が限界ですね。
70 :
イナゾウ中佐 :2005/07/13(水) 22:34:25 ID:J86JmPW0
>
>>34 の本アマゾンで見てみたけど中古で4600円ってどういうことだよ
自分も見てビックリしました。すぐ横に「新刊920円」と書いてあるのに、
どういう了見なのでしょう?w
少しチェックしてみましたらこの出品者、他の新刊の文庫も3500円ですとか、
そのようなボッタクリの値段を付けていますね。勘違いして買う人がいるのかしらん?
71 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:46:14 ID:???
>70 >勘違いして買う人がいるのかしらん? Σ(゜Д゜;) 自分、イナゾウ中佐はかなり紳士的な人だと思ってたので、この言葉使いはかなりショック!
72 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:48:55 ID:???
>>71 そう?正しい事言っていると思うが
ああ、「かしらん?」がナヨナヨしてて紳士っぽく無いってことか
73 :
71 :2005/07/13(水) 22:51:53 ID:???
>72 そうです。なよなよしてるんです
74 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:52:40 ID:???
>軍事研究は最近買い始めました。
買ってるのか。雑誌購買につきものだが モチベーションが持続しない時が
必ず来る。
つまり軍事研究だと 千円>モチベーション になると購買ストップする。
それから数年すると購入していない巻が欲しくなって古本に当たる。
注意する事は 陸系は海、空、総合系に比べて古本屋にある率10分の1ぐらい
だから。競争率が高い事と、余り古本にならない事、他の分野より高い事に注意。
総合系の軍事研究だと5分の1くらい。海、空よりは低い。
軍事書籍が常時100から200冊置いてある古本屋を今から探しておくのが
いいよ。
後、日経サイエンスに軍事系の詳しい記事が時々のるので大学でバックナンバー見て
コピーしておくといいよ。
復刊ドットコムの軍事系、原書房は要チェック。
戦車なぞ解き大百科についてだけど、別に問題ないと思う。
軍事研究に斎木伸生の記事があるだろうから、それ見て著者のやり方を判断。
戦車本を買おうとしているみたいだけど陸系?
グランドパワーの記事見本があるから見ると良いよ。
http://www.groundpower.co.jp/ グランドパワー購買し始めたり、古本買い始めると
5千円はあっという間になくなるだろうね。
まあ、第二次世界大戦のドイツ軍にはまるかどうかだな。
75 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:52:43 ID:???
まあ行き成りwwwwっうぇwっうぇwとか言われるよりは良いだろう 諦めが肝心さ
76 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 22:59:16 ID:???
77 :
イナゾウ中佐 :2005/07/13(水) 23:08:03 ID:???
>>71 その昔、経済板にいた頃は、語尾に「ぞなもし」を付けていましたぞなもしw。
78 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 23:09:29 ID:???
>>74 またまた丁寧な説明ありがとうございます。とりあえず、今まで海空に偏っていたので今度は陸系行ってみようかなという感じです。
確にそのうち、資金orzになりそうな予感です…
79 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 01:45:50 ID:???
>>69 さんざガイシュツだが、ブックオフは穴場だぞ。
100円で良書を見つけられることも珍しくない。
貧乏軍ヲタの味方だw
80 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 01:54:40 ID:???
まともな古書店のある地域に引っ越してェ
81 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 04:35:09 ID:???
なんか書籍系のスレ見てて思うんだけど軍事研究を読むのが通みたいな勘違いが多いな。
82 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 05:20:19 ID:???
軍オタにとっての軍事研究はおっさんにとっての文芸春秋みたいなもんでしょ。 アホな記事もあるけど、読んでないと藁われそう(まあそれは誤解なのだが)
83 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 07:02:11 ID:???
84 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 10:05:35 ID:???
軍研は読んでないな…読んだ方がいいのかね。 雑誌の話題ついでに一つ質問。空:航空ファン、海:世艦、というのは確立したんだけど、 陸に関する知識が昨今の変化に全くついていってないので何か読みたい。特に車両に興味が あるんだけど、どの雑誌がいいだろうか
85 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 10:12:34 ID:???
>>81 通ではなくて、居酒屋で「とりあえず、ビール」と注文するようなものだよ
と言うかぶっちゃけた話、国内で流通してる軍事関係の書物って、松村クンのとか 自費出版にちかいような少数発行の本を除いて、書店店頭に並んでるようなのは 参考になる、どころか、単なる紙資源のムダでしかないような希ガス。
87 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 12:00:33 ID:???
軍事研究、半分以上は河津氏の連載目当てで読んでるなぁ。 英語を読めればまた評価は変わるのかもしれんけど。 後、昔の軍事研究では、海外の軍事関係の記事も載ってたんだが、最近はやらんのかね。 レバノン侵攻のコストパフォーマンスを論じたやつはとても面白かったんだが。 そういえば、海外の軍事系雑誌ってどうなんでしょうな。 丸善で、二次大戦専門誌を見かけたことがありますが。
88 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 13:48:53 ID:???
俺はたまに載ってる石丸元障の無政府地帯の記事があると買うな。作家として好きだからw 軍事研究も昔は空・陸・海の専門誌で扱わない記事とかあったから面白かったけど、 今はネットで海外の情報が手に入るようになって元ネタに直接アクセスできるから 相対的に軍事研究の情報は古すぎで的外れなものや筆者の勘違いが多くなってしまったな。
89 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 18:53:37 ID:???
今度文春文庫で出た渡辺洋二の『局地戦闘機「雷電」』はどうでしょう? 同じ著者の『彗星夜襲隊』は昔スレで評判良かったので持ってはいる(未読)のですが。
90 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/07/14(木) 20:54:27 ID:klddyUS8
歴史群像が新書を創刊しましたね。M文庫と合わせて、戦記の充実を期待します。
>89 彗星夜襲隊は良い本ですよ。 雷電は買いましたが、まだ読んでいません。 最近、行き帰りに爆睡してるもので(苦笑。 ただ、文春文庫から出ている他の作品でもそうなのですが、昔、ソノラマとかで 出していた本にその後の取材で判明した加筆とか修正とかを適宜加えていらっ しゃるので、後になればなるほど充実した本になる罠。
92 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 22:22:46 ID:???
93 :
名無し三等兵 :2005/07/15(金) 10:33:05 ID:???
読みもしないくせに、朝日ソノラマ文庫と文春あたりで一時体験者の戦記があると 買って積んどくが多いな。
94 :
名無し三等兵 :2005/07/15(金) 10:56:10 ID:???
戦記本を一つのカテゴリーとして出している出版社だと 後で買うかと思うけど そうじゃない出版社だと 忘れてしまってはいけないので ついつい買ってしまうってこと? 軍事間連の本を買っている人はみんなそうじゃないかな。 古本屋でも探すのメンドクサイし。
95 :
名無し三等兵 :2005/07/15(金) 12:22:02 ID:???
戦記本じゃなくても軍事本なんて売れねーから見敵必殺じゃないとあとで後悔するもんだべ で、アジアの隼とタイトルがあって、帯に決戦!とか書いてあるから条件反射で買ってしまって 全然違うものだったりするわけだ・・・
96 :
名無し三等兵 :2005/07/15(金) 12:47:32 ID:???
>95 エヴァは流行ったころ、経営とかのEVAの本も間違えて買った人はけっこう居そう
97 :
名無し三等兵 :2005/07/15(金) 19:14:32 ID:???
93>94
いやいや、もしかして誤解があったら申し訳ないが、
>>93 はおれの日常雑記だ。
>ここはお前の日記帳じゃねえ
いや、ごもっとも。朝日ソノラマは一期一会だからな。暗号戦史シリーズなんか
入手不可だしね
98 :
名無し三等兵 :2005/07/16(土) 03:30:41 ID:???
朝日ソノラマの新装版戦記文庫は割りと見る気がする。
99 :
名無し三等兵 :2005/07/16(土) 12:24:29 ID:???
sage
' 「 ´ {ハi′ } l ルキノ・ヴィスコンティ・ディ・モドローネが100getだ | | | | | ! | | >>ロッセリーニ ネオ・リアリズムの元祖は俺だ | │ 〈 ! .>>パゾリーニ なに殺されてんだよ馬鹿(w | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ .>>リリアーナ・カヴァーニ よっ、元気にしてたか /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! >>アントニオーニ わけのわからん映画ばかり作ってんじゃねーよ(w ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | >>ムッソリーニ よくも俺のデビュー作を上映禁止にしやがったな | | /ヽ! | |ヽ i ! . 吊るすぞデブ(プゲラ ヽ { | ! |ノ / >>フェリーニ 名前の最後にーニとつく奴は田舎もんだ(ハゲワラ ヽ | _ ,、 ! , >>ベルトルッチ 俺の真似ばかりしてんじゃねーよ(w \ ! '-゙ ‐ ゙ レ'′ `! / ヽ ゙  ̄  ̄ ` / | |\ ー ─‐ , ′ !
101 :
名無し三等兵 :2005/07/16(土) 16:29:43 ID:QBdyjwIU
社会人にもなって歴史群像買うのは恥ずかしいですか?
「新・戦争のテクノロジー」が入手困難&高価なもんだから、この際原著で第4版 買おうと思ってamazon見たら、税込1975円とえらい安いな。 ミリタリーバランスは高くて泣けるが。
>>102 ミリバラってもう日本語版無いんだよね・・・?
>>103 らしいね
復刊comにミリバラ日本語版復刊要請出てるし
・・・いつ打ち切られたんだ?アレ
>104 1995年版が最後なのよね。 世界の軍事情勢はずっと出てるというのに。
世界の軍事情勢って買いかな? あまりおいているのみたことないからどうなのかよくわからない
>>101 社会人にもなって軍ヲタなのがそもそも恥ずかしいことなので大丈夫
>>69 >>79 自分はブックオフの百円棚で原書房の海上権力史論と補給戦と
バルガス=リョサの世界終末戦争を買ったですよ。
109 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/07/16(土) 22:09:06 ID:qFpsEJH+
>>108 あの百円棚、ありがたくもあるんですが、一方で売れそうにない本を容赦なく廃棄するもんで、
貴重な資料が人知れず失われていると思うと・・・
とりあえず、「オレが死んだらブックオフとか呼ばずにこの辺の本屋に電話しろ」 とリストを渡してあります オレの蔵書、多分ブクオフだと全部で数千円 相場を見るに、専門店だと百万はガチ
>110 ところがぎっちょん、売却時はそんなに高くない罠。 寧ろブクオフの方が高い場合もあったり。 特に洋書は、店によっては引き取ってくれないこともありんす。 その昔、ドイツ海軍に関するドイツ語の本を売ったことがありましたが、引き取らすのに 往生しました。 で、その本は数年間店ざらしになってたし。
>ミリバラ 一年遅れで良ければ、新宿紀伊国屋の洋書バーゲンで割と見かけるよ。東京人限定だが。
美術書に始まり洋書一杯買ったな…売れねぇのか'`,、'`,、 (ノ∀`) '`,、'`,、
ヤフオクにでもかけろ
ww1についていろいろ読んでみてるんだけど、「八月の砲声」ってどうかな?難解?
>>115 「八月の砲声」は、著者が「読んでおもしろい本を目指した」とおっしゃっていたそうで、
実際、内容は学術的でも専門的でもなく、第一次世界大戦の緒戦における政府、各軍司令部、
部隊の様子を戦記的に記述しているので、どちらかといえば「難解」ではない、
と私は思います。普通におもしろい本だと思いますよ。
専門店でも、売値の10分の一ぐらいでしか引き取らんよ。
馬鹿だなおまいら それを考慮しても100万ガチな大ミリオタ様だってこったろ
よくわからないがカネをかけて一人前のミリオタが子供の趣味ってのが矛盾しとるなw
だからこそ白眼視されるわけで
しかも、興味の無い人間にとってはただの紙だしねー
美術刀剣とかミリタリーアンティークとかの分野でもやらない限り、 資産価値のある趣味にするのは難しいだろーな。
本なら遺族が古本屋に一括引渡しもあるだろうが、それ以外のマテリアルは良くて古道具屋、 もしくはゴミ捨て場行きだな。 脱線するが、金遣いの荒いヲタの債権整理で以前はフィギュア、ビデオ、マンガなどは査定0円で 個人破産などでも本人がそのまま所有できたが、最近は弁護士とかの整理屋も勉強して専門店 に中古で持ち込んだり、ネットオークションにかけて債権回収されるケースが出てきているそうな。 破産すれば借金ご破算、コレクションに囲まれてハッピーになれるわけではなさそうだ。
124 :
俄将軍 :2005/07/19(火) 00:48:19 ID:???
>>123 換金性に乏しいアイテムのコレクターになれば、破産も怖くないということに
なるのか。
本末転倒しているような気が、しないこともないが。
やっちまった・・・ 「歴群」¥1000を買いに書店にいったら「ノモンハン戦車戦」¥2500があった、 で手にとって歩き出したら、「日本戦陣作法辞典」¥3600があった・・・ 軽く目眩を感じながらレジへ・・・ハア・・・
>125 芸風がスタバ斎藤のような希ガス(笑)
東京で新刊買うなら、今ちょっとしたチャンスかもしれない。 書泉で1000円ごとにスクラッチくじをくれるのだが、漏れの経験だと、 いまのところほとんど外れがないのよ。 コレ1枚で50円分の金券だから決して馬鹿に出来ない。 金券ショップで図書券仕入れていけば実質1割近く安くなるかと。 それにしても明大生協のお取り潰しは痛かった。
「関東軍経理部の実施した鉄筋コンクリート造船工事について(非売品)」 技術書というよりはむしろ戦記。 あー、山海堂の「竹筋コンクリート」欲しいなあ。
久々に古書店にて「海上護衛戦」初版本を購入。 てか、そんな金額でイイの?って感じ。 で、ついでに買ってきた本。 飯田則夫著 「TOKYO軍事遺跡」(交通新聞社) 戦争遺跡については、最近、廃墟探訪とかでブームになっているみたいで、色々な出版社から 本が出されているが、この本は、「散歩の達人」と言う雑誌の連載を本にまとめたもの。 東京(と言っても、ほぼ23区内)、神奈川、千葉、その他の関東諸地域(埼玉、茨城、栃木)に分けて 戦争遺跡を紹介している。 単なる建築考古学的視点の建物紹介だけではなく、その周辺に住んでいた人々、中の人々のインタ ビューも掲載されていて、軽い読書には結構お勧めな一冊。 ちなみに、神奈川にはチハタンが見られる海岸があるラスィ。
芝健介「武装SS」 著者は…まあ左の人。 しかし左翼ではあってもサヨクではない模様。 膨大な資料を元に、武装SSの成立の背景、歴史を丁寧に描いている。 さすがにナチズムへの反感は隠せない文章ですが、 データも盛りだくさんですし、軍ヲタ用資料としても使えるんじゃないでしょうか。 「武装SSは第4の国防軍であった」等の擁護論を痛烈に批判し、 返す刀で国防軍も切り捨ててます。 それはさておき、武装SSってアーリア人超エーリト部隊ってイメージがあったんすけど、 割と際限なく掻き集めてるんですねぇ。 …と、まあ一読して思ったんですが、私はこのジャンルに関しては素人なんですよ。 ドイツヲタ諸氏の評価はどうなんでしょう?
エリート部隊は国防軍のほうでしょ。軍人貴族の集まりだから。
>>132 装備内容が国防軍より充実してる武装SSもときどきあるし、そういうのは宣伝されまくりだから
そんなイメェジを持ってしまったのではないでしょうか?
俺はSS重戦車隊よんだあとラスカン読んで幻想を打ち砕かれました。
今日、賞与が出たので光人社の『モリソンの太平洋海戦史』を買って来た。 こんぐらい分厚い本読むのは伊藤正徳の『大海軍を思う』と『ニミッツの太平洋海戦史』以来だったりする。
いやSSっていうと、例の金髪碧眼身長170ないとダメってのをイメージしてまして。 本を読むと、なんかもう最初っから↑はゆるゆるだったみたいですね。
グSSって言ってもSS警護大隊→LAH、ゲルマニアの頃だけでしょ、 アーリア人規定が生きていたのは。
138 :
137 :2005/07/24(日) 18:24:45 ID:???
解決しました。
本屋で暇をもてあましていたので、なんとなしに長門のCGとやらが描かれたという本を手にとる。 私が長門について書かれた本に価値を認めるか認めないかを判断する基準の一つが、「クロスロード 作戦について正確に書かれているか否か」だ。どういうわけか、「ネヴァダが沈んだ」と書いてある 本が非常に多いのだが、クロスロード作戦で沈んだ戦艦はアーカンソーと長門だけだ。こんなのは ネットで調べれば10分でわかる。それすらサボっている本に資料的価値があるわけが無い……。 そんなわけで、クロスロード作戦について書かれた部分を読んでみたわけだが。 ペンシルヴァニアは沈んでねえよ! 初めて見たよこんな間違い!
光人社NF文庫「中立国の戦い」読了。 WWIIにおいて中立を守ったスイス、スウェーデン、スペインがくぐり抜けた筆舌に尽くし がたい苦難とそれを乗り超えるためにどのような戦略をとったかを描く。 中立を守るための艱難辛苦と苦悩、中立国という美名のみ求める世間の平和主義者に 果たしてそれらに耐えうる忍耐と胆力、狡猾さ、冷徹さがあるのだろうか、そして中立を 守ったが故に受ける非難と悪名を知っているのか、非常に考えさせられた。 これもまた一種の戦争論なんだろう。
スイスはWWII末期に日本に宣戦布告、賠償金を取っている。 中立を守ったとは言えないのでは。
>140 乙。 後は、中公文庫の「嵐の中の北欧〜抵抗か中立か服従か〜」(武田龍夫著)とか、 東海大学出版会の「ノルウェーと第二次世界大戦」とかお勧め。
最近、スイスについてその用に書く人がいるが ソースの提示はまだないか? 今、軍板に苦労が来ているから スイス間連が荒れ気味。
FAQに眠い人氏の回答があったような。 戦争の課程で不当に接収された財産を返還、みたいな感じ?
古本屋で「日本の陸上防衛戦略とその特性 著・三岡健次郎 教育者入門新書」を 購入しますた。高校生にも十分に理解できるように書いてあるらしいです。 自分は素人なので興味深いです。 「日本国防の経済学 著・石井洋 ダイヤモンド社」こっちは日本国防の経済学と銘打って ますが、ぱっと見たところ、海上防衛戦略と戦時経済学・政策が中心の様です。
>>141 帝京大学教授 高山正之氏が、これについてコラムをいくつか書いている。
産経新聞や週間新潮に掲載。
1次資料は外交文書(補償協定)を見る必要があるでしょう。
すいません。 自衛隊の災害派遣についてのいい本はありませんでしょうか?
150 :
名無し三等兵 :2005/07/29(金) 18:53:11 ID:IJY8/0+L
阪神大震災なら 自衛隊かく戦えり
関東大震災なら 関東軍かく戦えり
どなたかロスアラモス入門書の水爆バージョンみたいな書籍を ご存知ないでしょうか?和書でも洋書でもいいので宜しくお願い致します。
なんかマイナーな戦争について面白い本ってないですか?
155 :
153 :2005/07/30(土) 16:10:05 ID:???
>153 つ「世界戦車戦史」I、II つ「国共内戦史」 つ「中國之翼」I〜IV つ「スペイン戦争〜ファシズムと人民戦線」 つ「嵐の中の北欧〜抵抗か中立か服従か」 つ「ノルウェーと第二次世界大戦」
157 :
153 :2005/07/30(土) 17:24:55 ID:???
>>156 なんつうか意味がちょっと違う
スペイン内戦とかは有名だし
露土戦争とかクリミア戦争とかバルカン戦争とかエチオピア戦争みたいな
日本に余り馴染みのない戦争の本はないのかな
やっぱ洋書になるのかな
言わせておけばなんと無礼な奴だ(#`・ω・) 探す前に上の御二人に詫びるのだ、さぁ早く!
159 :
153 :2005/07/30(土) 17:47:16 ID:???
スマソ
素直な事は、いい事だ(^ω^) じゃあ俺からのお薦めは、やっぱり夏だしこれだな つ「ゲバラ日記」
>157 え〜と。 世界戦車戦史には、大戦間の戦争の例として、チャコ戦争とかマレーの共産党ゲリラとの戦闘 とか言うのが特にPartIIには掲載されているわけで(PartIにはエチオピア戦争が出てる)。 後、Balkan戦争関係なら、そのものずばり、「バルカン戦争」という本が出てた(メキシコで暗殺 されたおっさんが書いてた香具師だったかな)。 イタリア統一戦争なら、「ガリバルディ 英雄か死か」という本があったし、「クオレ物語」の一編 にもある(ぉ。 ハプスブルク関係の戦争なら、「ハプスブルク家かく戦えり」という本が面白い。 エチオピア戦争関係なら、他にイタリアの毒ガス戦について書いてあった本もあったり。 大規模書店の世界史コーナーにある、大学出版会関係の本なら面白いものが多い。 でも最近、うちの近くの書泉が規模縮小して( ´・ω・)なのよ。
>157 「エチオピア土人軍 イタ公と土人の知られざる戦い」(サークル前方後円墳)
>>161 おぅ、アリガトス
メキシコで暗殺されたおっさんというとトロツキー?
検索したらウイルヘルム・マイステルとかいう人のが出てきたが。
>>162 のエチオピア土人軍、絶対ネタだと思いつつ検索したら実在してたし。
すげえ欲しいけど入手方法がわからん
>163 そうそう、キーロフが出てきて、トロツキーというのが出てこなかった。 柘植書房新社から「バルカン戦争」というタイトルで出てた香具師。 彼のジャーナリスト時代の見聞記。
マイナーな戦争が知りたいならアフリカ関連のサイトを探りまくれ。 いくらでもどうでもよい戦争があふれているぞ。
>>157 片山正人はどうだ。戦後のアフリカ大陸での紛争についての日本唯一の権威だが。
ビアフラ空軍の話なんか素で燃える…けど頼むから、もう少しつかカナーリ推敲してから本にしてくれ(涙)
有名だけど、マイナーな戦いといえば 「ガリポリ」A・ムーアヘッド フジ出版 第一次世界大戦の主戦場から離れてしまったけど、間違いなく激戦地だったガリポリ 上陸作戦について書かれた本。読む気を喪失させるには十分な厚さだ。 ここで、ケマル・パシャに萌えたら「灰色の狼ムスタファ・ケマル」にGo!
ああ、バルカンクリークね。河出書房文庫だったか・・・。 そういえば、一万一千本の鞭だったか、ラストは旅順戦だったな
>166 ビアフラだったら、「Mrブラウン 空の鮫」あたりも良いですよねぇ。 F.フォーサイスの「ビアフラ物語」とか、アフリカの傭兵関係は朝日ソノラマ文庫にもあったな。 >167 ワロタ。
>>156 「国共内戦史」をアマゾンで検索してみたのですが見当たりません。
古本なのでしょうか?
日本語で国共内戦に関する本はないのでしょうか?
172 :
171 :2005/07/31(日) 11:44:11 ID:???
詳しく書くとWWU以降の軍事関連の国共内戦ものですね。 あと、駅前のブックオフに4,5年前の開店間もないころに行ったことがあるのですが 軍事関連の本はほとんどありませんでした。 開店から時間がたつと品揃えも変わってくるのでしょうか? どこのブックオフでも軍事関連の本はあるのでしょうか? 教えていただければ幸いです。
>>172 ブックオフは動きが速いから、こまめにチェックするしかない。
>171 1971年発行の古本ですが、ネット古書店には偶に出てるみたいです。 出版社は三州書房、編者は森下修一氏です。
そして
>>171 がゲトする前にここの住人の誰かが手を出すw
昔の書評スレ・・・
>>172 ブックオフの本は、もの凄い勢いで回転してるので、
1ヶ月ごとに見に行くぐらいで丁度いいと思いますです。
絶版だった軍艦長門の生涯(上)GET。 しかし阿川提督の文章は、話の時間が前後して、読みにくいと思うのは 初読だからかね? あわせて金子光春「マレー蘭印紀行」GET。 夏場はこれと開高健「輝ける闇」読みながら、ジンとか焼酎のみつつ風呂上り過ごすべか
エアパワーって買われた方おられます?シリーズものの第一弾のようですが、出来はどうでしょうか?
>>166 Mrブラウンは良かったですねえ。
あと朝日ソノラマで書いてるのが片山氏ですがな。今は出版社を変えてハードカバーで書いてますが。そろそろ新作きぼん。ただ読める文で。
>>172 通史は
>>175 くらいしかないが、日本人残留者についての個別記録ならないでもない。
共産側「中国残留日本兵の記録」(古川万太郎 岩波同時代ライブラリー) 国府側「山西独立戦記」(城野宏 雪華社)あたりがお勧め。ただ両方絶版。
181 :
研究助手 :2005/07/31(日) 21:52:09 ID:???
今日、所用で京王線に乗ってたら中吊りに 新宿京王百貨店「古書展開催」とあった(28日〜2日) 所用の帰り立ち寄ったが各古本屋のブースがあり戦記関係も充実してた とりあえず以下お買上げ 「終戦宰相鈴木貫太郎」 「天皇・伏見宮と日本海軍」 「軍令部総長の失敗」 計1770円也 気になった本 「大川周名日記」 「陸軍軍務局」 「写真大空のサムライ」 その他多数
>>178 文春のエッセイに比べれば、現代仮名遣いなだけ、まだ読みやすいぞ。
戰藻禄借りてきたけど所々読めない箇所があって鬱
学研のX図鑑 図解 戦車を購入 ルビ付、難しい漢字は仮名書きと子供向けながら カラーイラストが豊富で読みやすかったです その反面 学研の子供向けながらハードな内容が満載で 大人でも十分に読めます。さらに著者の暴走っぷりも面白いです 見出しだけ取り出してみると「減速比」「均質鋼板と侵炭鋼板」 「複式ボギー懸架装置」「起動輪(スプロケットホイール)」等々 戦車運用の例とか戦車連隊の配備例とかもあり、かなり深いです 同梱のハガキには「名まえ 幼稚園 小学()年 中学() 保護者の名まえ」とありますが 幼稚園生に…いったい何を読ませたかったのでしょうか?
懐かスィな。「潜水艦」を持っていたよ
オイラ、20年ばかしのむかしに「逆立ちしている戦車」の写真を見た。 記憶が正しければ戦間期、イタリアかドイツあたりのヤツなんだが。(背景に縦長のバナーあり) ちなみに戦車の図鑑はMkIIからレオパルドまで載っているのだった。 あの「逆立ちの戦車」の種類をご存知のかた、御一報ください。
>185 世界の戦闘機・爆撃機モナー。 >186 イタリアのFiat3000戦車でつ。 つい最近(と言っても2003年)のガリレオ出版、「第二次大戦イタリア軍用車輌」の 4ページに一連の写真がありまふ。
>>179 この手の他の論文集に比べても(「戦争の本質と軍事力の諸相」などより)、
平易で読み易く、ドゥーエから最近のコソボ紛争に至るまでの空軍力の
ドクトリンの変遷が考察してあり、お奨め出来ると思います。
惜しむらくは、空自に関する考察が、少々薄味だった所ぐらいでしょうか。
>>187 おおっ、どうもありがとうございます。早速みつけてみようと思います。
海より深く感謝します。
(逆立ちした戦車なんて話してもだれも信じちゃくれなかった・・・)
ところがフィンランドの戦場写真にはKV-1やらT-35が 対戦車壕に落っこちて仲良く逆立ちしているという ソ連のSF映画のようなシュールな写真がけっこうあったりする・・・
>>188 ありがとうございます。財布に余裕ができたら早速購入します。
防衛白書発売してたのか
防衛白書って学校図書館にも入れるよな タダで読めてたのになぜか置かなくなった…
大日本絵画から出てる「パンツァータクティク」を 購入した香具師はいないか? アマゾンの書評を見てると良さげなんだが、どうも 踏ん切りがつかない……orz
>>194 見敵必殺の精神がないものはこの道楽から去れ
>>194 興味深いものはあるけど、基本的に教科書だし、読んでて眠くはなる。
>>194 戦車中隊の運用に関して知りたいなら良し。
ただし、ドイツ人特有の断定調が気に入らない人もいるかも。
>>194 図書館にリクエストしてみるとか。
(自分は図書館から借りて読んだ)
最近気付いたが技術系とか余りにも深すぎるものは軍オタ道に反する 広く浅く楽しくが軍オタ道の真髄であると原点返りした。
おれは戦中文化や兵隊世相に興味があるから、軍オタと言われても困る。ティーガー戦車とか言われても、だから何って感じ。
そしてそういうのが技術系の話を得意げにして、珍妙な説ができるというわけだ・・・
何でそうなる?
199-203>> 深くても浅くても良いけど、楽しくないのは問題だと思う。 しょせん趣味なんだから、楽しくやりたいと思う。 ただそれだけ。
本職(軍人)とか評論家とかは別なはなしね。 そういう人は、つまんなくても頑張る必要あり。
軍オタ道鉄則 一つ、浅かろうが深かろうが楽しくを第一とせよ 一つ、家庭や仕事や学業に悪影響与えるべからず 一つ、知識をひけらかし一般人・初心者を嘲笑すべからず 一つ、政治思想や感情に流されることなく客観視を心掛けよ 一つ、オタを脱することを許さず
>>202 201だけど、興味がないのでそういう話には参加しないっす。
技術話で言えば、たとえば戦車に対する成形炸薬弾の話よりも、その成形炸薬弾の誇張噂を聞いた兵隊の話とか、タ弾の訓練だけ受けて現物が届かなかった戦地の話とか、技術導入に振り回される兵隊の人間模様にすこぶる興味があるんだよね。
こんな俺って変かな?
少数派だろうなとは実感してるけど。
>>207 俺もそういう話好き。
だからよもやま物語シリーズとか、学研のムックの「戦場の衣食住」とか大好き。
戦地で、兵営で兵隊さんがどういう生活をして何を食っていたかとかすごく興味ある。
>>206 すばらしい!
そういうヲタに私は、なりたひ。
>207 「成形炸薬弾で使われてる技術そのもの」にフォーカスをあてる事に対してというなら技術史中心の香具師もいるぞ。
モンロー効果とノイマン効果ってどう使い分けるんですか?
コスミック出版という所から、軍用機大百科という本が出ていた 読みながら、早速スペックの誤りを幾つか発見 しかもその誤りの方向性に、特定の国家、経済体制の国を持ち上げる 傾向が見られたwww まあいいや
初心者スレでも少し触れたけど…。 泉孝英著 「日本・欧米間、戦時下の旅 〜第二次大戦下、日本人往来の記録〜」(淡交社) 意外なことに、著者はお医者さん。 しかし、元々は歴史研究者志望だったらしい。 この交流史に興味を持ったのは、日本に於けるペニシリン量産についての諸事情についてを調べたからだとか。 この本の母胎となったのは、とある製薬会社のPR誌に書いたものだそうな。 本書は、四章に分かれており、まず第一章が、欧州大戦勃発から太平洋戦争勃発に至るまでの日欧連絡ルートの話、 第二章が、日米、日英の抑留者交換船、潜水艦による日独連絡、その他、特に中東、東欧諸国と日本の連絡について 触れており、第三章がイタリア降伏から日本降伏に至る在留邦人の動きとその脱出行について、第四章が戦後のアジア 諸国以外に止まっていた(或いは抑留されていた)人々の引揚げと、逆に占領下日本からの海外渡航について触れている。 中は、色々なエピソードがちりばめられていて結構面白そうな内容。 特に、交換船の話とか、宣戦布告された国からの引き揚げ、戦時中まで中立国だったアフガニスタンからの引き揚げとか 今まで目にする機会の無かった記録が簡単ながらも書かれており、全体的な戦時中の各国往来を見るのには良い資料 ではなかろうか。 惜しむらくは、南米諸国の往来記録が余りないところだけど、それを補って余りある労作だと思う。
>>213 その本、後ろの方の解説等で、青木謙知の「現代軍用機入門」から引用してきたとしか思えない部分が多々ある。
主翼の配置形状一覧やターボファン・ターボブロップの解説なんか、ほとんど同じ。
>>205 むしろ本職の人は頑張らないと国が滅びますから。
217 :
名無し三等兵 :2005/08/05(金) 16:45:35 ID:yFX5n7l/
佐藤卓己 「言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家」 戦前の思想統制、言論統制について辣腕を振るっていた陸軍中佐鈴木庫三についての伝記。 砲兵学校の後、軍隊内の教育について研究するため東大大学院哲学研究科に進学、 日本大学文学部で助手としてカント哲学演習を講義、国防思想の普及、女性教育、 出版統制などのアプローチが面白い。
重複スレより転載。 1 :立てた人:2005/08/05(金) 15:50:04 ID:QtDBXNSb 昨日「憲法を変えて戦争に行こうという世の中にしないための18人の発言」 という岩波書店の小冊子を発見した。 森永卓郎:日本の防衛予算はODA予算の6倍。それを逆転してODAが防衛予算 の6倍にすると日本はやさしい国と認められ、有事の際に外国に助けてもらえる。 井上ひさし:ジュネーブ諸条約の追加議定書には無防備地域に攻め込んではいけな いことになっている。日本全体を無防備地域にすれば外国の侵略はおこらない。 井筒和幸:北朝鮮は日本に攻撃してこない。文民で防げる。 ピーコ:日本が平和なのは9条のおかげ。反戦好き。戦争嫌い。 美輪明宏:米国は日本の9条を変えたい。理由は米国が日本を攻撃したいから。 大変勉強になった。違う意味で。
219 :
立てた人 :2005/08/05(金) 18:21:56 ID:QtDBXNSb
>>218 誘導に感謝する。このスレ発見してなかった。多くの人間が見ている2chでは
むやみにスレを立てないよう着意しないと、スレが乱立するのは理解していたのだが。
220 :
名無し三等兵 :2005/08/05(金) 18:36:23 ID:x9u78nT9
>>218 いかにも「夢見る世代」だなぁ。
そんな夢見る世代にうんざりした子供は否応なく現実的になって、その結果、戦争を青壮年で経験した現実的世代と意見が重なるという皮肉。
吉永小百合:人間は言葉という素晴らしい道具を持っています。(つまり話し合いで解決できるらしい) 黒柳徹子:ユニセフで見た戦災孤児が可哀想。9条は平和を具現化する。改悪反対。(理論なし) 品川正治:北朝鮮の脅威は非現実的。恐怖をあおるな。(RPG撃たれましたがなにか?)
>>218 なんつうか、出しちゃいけない本のワーストだよなあ。
説得力も何もない
改憲派にとっての援護というか、
護憲派にとって最大のネガティブキャンペーンだわ
アフガンのときに非戦という本がそこそこ売れたので なんか勘違いしたんだろ
戦後の文化人
>米国は日本の9条を変えたい。理由は米国が日本を攻撃したいから。 理由はアメリカが日本に(他国への)攻撃させたいから。 に見えた。 吉田茂らによる第九条の利用法は面白いのにな。 憲法を聖典にしても意味がないと思うが。 売り物でもないし。
>>225 文化人やら知識人とも言えない人間が混じってるYO
集団的自衛権反対 とか言って 日本の有事の際には外国に助けてもらいたいやつがいるよ
>>226 吉田茂はこんな連中にこのように9条が利用される(というより崇拝される?)ことを予想していたんだろうか・・・?
図らずもネタ投下になってしまった…
>>218 に出て来る人達って、「戦争は自分とは関係ない人々が起こすもの、
自分とは関係ないところでおこるもの」という感覚があるんだと思います。
何となく「戦争は悪で、平和は善」という風に考えてて、何故に戦争が
起こるのか、何故に人は戦うのか、というのをちゃんと考えたことがないの
だと思います。芸能人の場合、「イメージが大事」というのもあるのでしょうが。
とガラにも無くマジレス。
>>231 あいや、そんなスレッドがあったのですか。存じ上げませんでした。
誤爆してしまったか。
>>222 同じ日本人でさえ言葉による説得どころか言葉すら通じないのに
海外の人間に通じるわけあっかドバッキャロー!
と夕日に叫びたい。だめだ、食いつぶされる……
つうか、
>>218 の18人はこれまで誰ともケンカしたことも言い争ったこともねえのかよと小一時間(ry
ほんと、
>>218 の連中はある意味最悪の無神経さを持ち合わせているとしか思えん。
>>218 は軍事の資料というわけではないから
>>231 ではなくここがいいだろう。
これは著名平和ボケ人間の資料ww
みんな、古典もしっかり読もうぜ!
「ヒトラー最後の戦闘」を買いたいんですけど、 朝日新聞社版と、ハヤカワ版で違いはありますか? (図の量とか写真の数など)
>>234 18人の執筆者の中には軍事板的に気になる人もいるんだよね。
半藤一利とか。一体どんなことを書いていたんだろう。
とりあえず防衛白書ゲット。
個人的には装備年鑑が結構役に立ったりします。 しかしどこに売っているのやら。松村劭氏の「指揮と戦術」 も欲しいけれど、既に書籍に使う予算が…
>>238 要約はこんな感じ。
半藤一利:先制攻撃理論が繰り返されれば人類は滅ぶ。9条の理想で人類を救済しよう。
戦争や軍事に対する洞察と想像力が欠如している日本人が多くなったことを憂えている。
>>241 5秒で反論があれこれうかんだがスレ違いだな…
>>241 半藤一利のファンだったのに・・・
持ってる本(レイテ海戦とか)を今から全部ブクオフに売ってきます
244 :
sage :2005/08/06(土) 11:24:20 ID:zvJNkDW3
>>243 まあ、もちつけ。
それはそれ、これはこれ、だよ。
(アメリカ型の)先制攻撃理論が歓迎できないのは事実だし、 下段は専門家からの反戦論という意味では別におかしかないかと。 某板に仰山いる厨とか見てるとなんだかなという気がするし。 問題は、この手の本に名を連ねちまったことでは…
どういった考えの発言なのか全文を見なければ判らんけど 問題はこの手の本に名を連ねた事だな
今日俺の地元の新聞の1ページがまるごと
>>218 の広告になっていた。たった500円の本なのに。
こんな内容の本売り出すなよww
そもそも題からして改憲派のことを誤解させようとしている。
憲法を変えて戦争へ行こう?誰もそんなこと言ってねーよ!!
半藤はシナマネーを食ってブサヨになっちまったか 軍板的には半藤の糞本は不買焚書でFA
>249 ノモンハンの本は面白かったよ。 著者の政治主張で本の内容を評価するのは愚かしいことだと知るべし。
禿同。政治的主張のために史実を無理矢理曲解するようなら問題だが。 つか 自分と政治的主張が違う香具師が書いた本→叩き売り って思考は、煽りだとしても正直呆れる。
>戦争や軍事に対する洞察と想像力が欠如している日本人が多くなったことを憂えている。 これってその本の18人の人にそのまま言えることでは・・・
この基地外三馬鹿奴隷売国奴ブサヨ18人は軍板的には糞でFAだな
>>252 >戦争や軍事に対する洞察と想像力が欠如している日本人が多くなったことを憂えている。
本人はともかく、戦争や軍事を学ぶ人を一括して「右翼」とか「好戦的」とか言い続けてきたのが自分たちの世代だという自覚はなさそうだな。
戦争の専門家である軍板住人一同としては戦争や軍事に対する洞察と想像力 が欠けた一般人やマスゴミの無能さにはうんざりする毎日ではあるが、 戦争というと反対!しかいえない思考停止の池沼にだけは言われたくないな。
>>253 >軍板的
と言う言葉を自分に都合よく使わないで頂きたい。
>>255 >戦争の専門家である軍板住人一同
本職なんて軍事板に一握りしかいないだろうに
なにやら 暑い流れになってきたな
軍板住人ってことで変なプライド持つのは、ねぇ。
まぁ、普通科の一曹が居ようがF-15のPが居ようが戦争の専門家とはいわんだろw OKWの参謀クラス位ならそうかも知れんが。
ミリは実はエーリトOKW参謀
エロ魔王がエーリトだなんてノリンコ54式が名銃扱いされる並にありえねぇ
OKWの参謀が戦争の専門家〜? (フフン
きっと膿の人よりは
267 :
名無し三等兵 :2005/08/07(日) 23:32:27 ID:53vKcLX+
獅子文六の「海軍」を読み始めた。ワクワク。
戦後、団塊の世代は二枚舌、三歩歩けば忘れるがデフォだから。
別に
>>218 みたいなのがいてもいいけどね。
あんなのどこの国でもいるよ。相手にしなけりゃいいだけ。
しかしなあ。60年代より少子化が進んで、ネット依存、引き篭もり、 コニュニケーション不全症候群の世代割合が格段にすすんでいて、 規律や協調が苦手な手合いが、なぜ軍隊を賛美するのかわからん・・・・。
人は自分に無いものに憧れるんですよ
>>270 そりゃ所詮「自分には関係がない」ことだからでしょ。
自分でやることになったらきっと「なんでそこまでやるんだよ」とファビョると思われ。。
>>270 軍隊を賛美というのが間違ってるわけだが、ひょっとして釣られたのかオレ?
飛行機ヲタの漏れとしては世界でもっとも自由に飛べる「戦闘機」という名の「飛行機」が次々に生まれてくるのはうれしいがね
>>270 賛美でいうなら、チハ戦車弱杉wとか、ゼロ戦壊れやす杉wとか、戦艦大和使えねぇw、というネット世代は失格だろう。
むしろ、戦艦大和伝説を何度もデフォルメして雄々しい物語にする映画やらマスコミを牛耳ってる戦中・団塊の世代の方が賛美してるかと。
ゼロ戦なんて、かつて無敵を誇ったとか、いまだに言ってるんだもん。
もっとも自由に飛べるのはアクロ用の軽飛行機ではなかろうか、などと
>>276 だって音速でないじゃん
高々度飛べないじゃん
加速しながら垂直上昇できないじゃん
>>277 ゑゑゑエェェ(´д`)ェェエゑゑゑ
本気で言ってますかいな?
ここ2ch軍板では、きょうも釣り人同士の糸がからまり悲喜こもごも。 釣った釣られた。そんな人間臭い風景が繰り広げられています。 以上、現場からの中継でした。
280 :
イナゾウ中佐@ヒデキ感激! :2005/08/08(月) 22:56:41 ID:evyxUM0A
東京裁判本ですが、東条英機の「素晴らしい写真」の装丁を見つけました。 また太平洋戦争研究会の本で恐縮ですが、『東京裁判がよくわかる本』(PHP文庫)です。 ちなみに新刊です。アマゾンにも、以下のようなレビューを書きました。ヒデキ感激!
281 :
イナゾウ中佐@ヒデキ感激! :2005/08/08(月) 22:59:53 ID:evyxUM0A
本の表紙カバーを見ただけで、中身も確かめずにレジに直行してしまう。そんな『カバー買い』の本が、 この世の中にはごく稀ではありますが、確かに存在します。本書は、その典型的な一冊です。いやはや、 装丁者冥利に尽きると評価すべき「作品」でしょう。 本文によると、カバーの装丁写真は「東条英機が証言台に立ち、キーナン首席検事の尋問に対した 東京裁判のハイライト」とのこと。裁判官、検察団、弁護人、記者団、傍聴人、法廷書記……。 極東国際軍事法廷――東京裁判に集まった全ての人間の視線が、東条英機唯一人に集まったこの写真を 目にして、私は思わず鳥肌が立ちました。 「迫力がある」なんて生易しい言葉ではとても表現できず、当時を生きた人間の「情念」あるいは 「怨念」さえも、その瞬間を切り取り、現代の読者へと伝える非常に秀逸な装丁だと評価できます。 さて本の内容ですが、いつもの太平洋戦争研究会のシリーズ通り、手堅くまとめられた一冊です。 いわゆる「東京裁判本」は、どうしても左右どちらかに大きく振れた本が多い中、本書は裁判の全経過を 噛み砕いて解説した入門書です。スタンスも「中立公正」と言って差し支えないでしょう。文庫本としては、 写真・資料も豊富に収録してあり、その点もお勧めできます。 東京裁判というと、裁かれる側の日本人としてはどうしてもネガティブな話題で、普段は敬遠しがちな人も 多いと思います。しかし、本書の帯コピーに「A級戦犯、靖国問題…全てはここから始まった」と書かれて ある通り、戦後史を語る上では理解しておく必要のあるテーマです。ぜひこの秀逸なカバーと共に、 実物を手に取られてみてはいかがでしょうか。 軍服ではない「スーツ姿の東条英機」の写真など、今まで自分が知らずに抱えていた固定的なイメージが 崩れること間違いなしです。私も実はそうでした。それだけでも本書を手に取る価値はあります。
本屋で散見するけど、太平洋戦争研究会の本って実際どうですか?
金をどぶに捨てるような物と言ったらどぶに失礼という所であろうか
284 :
名無し三等兵 :2005/08/09(火) 00:57:24 ID:sXij4nUi
285 :
名無し三等兵 :2005/08/09(火) 04:52:52 ID:IFehva+L
286 :
名無し三等兵 :2005/08/09(火) 06:14:43 ID:Eri6rfyC
>>284 まだ立ち読みで流し読みした程度だけど
定価だ買って読む価値ありですか?
雑誌の質問はよろしいでしょうか? 当方の記憶するところによれば,1〜2年ほど前の「世界の艦船」に ソ連空母についての連載があり,その最終回近くにおいて,原子力 空母開発計画についての記述があったように覚えておりますが,それが 何年何月号だったかお教えねがえれば幸いです.
289 :
イナゾウ中佐 :2005/08/10(水) 00:00:41 ID:wEaAM0E4
>本屋で散見するけど、太平洋戦争研究会の本って実際どうですか? 戦史を「ばくっと」知りたいのであれば、手っ取り早いのではないかと。 傾向的に左が入っているのは間違いないが、淡々と事実を書いているので 分かっていれば特に問題はないでしょう。 文庫本の「よくわかる」シリーズは、軍オタではないが興味はある中高年層が 購買のターゲットなので、あくまで「一般人向け」の入門書です。 『日本陸軍がよくわかる事典』『日本海軍がよくわかる事典』はその典型でしょう。 文庫にしては、資料・写真も揃っているので簡単な調べ物には重宝します。
290 :
イナゾウ中佐 :2005/08/10(水) 00:15:15 ID:wEaAM0E4
ただ、兵器の類は「まったく期待できない」ので注意が必要です。 B17が空母から飛び立ったり、ノモンハンではソ連が89式中戦車に乗り 日本軍がBTに乗っていたりします(爆藁)。 この辺の間違いは「勘違い」では絶対にあり得ないですし、制作における 「文字化け」の類かと理解に苦しむところです。 売りはあくまで「戦史や組織の概略」についてだけです。 軍事についてもう全くのズブの素人の方から、「すぐ手に入って安くて嵩張らない 入門書はないか?」と聞かれたら、「じゃあ、これ読んどけ」と薦めるかもしれません。
>>285 例の反戦自衛官(プッ)小西誠のやってる出版社だな。
最悪。
コンビニに戦艦大和99の謎って本が売ってたが、こりゃだめだわ
295 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/08/10(水) 20:48:04 ID:yYtULJVP
>>293 ああ、あの新しいペーパーバックですね。
あの本はだいぶ前に出た二見文庫の焼直しですから、買う価値ありませんよ。
この本に限らず、あの版元のペーパーバックは全部ダメです。
ペーパーバック系って、あんまりいーのがない。 まぁ、「100均ショップ」みたいな感じ・・・時々「いーものみっけ」かな。
軍オタの世界は「良いものは高いもの」を地で行くからな。
>293 謎が99個で済むわけがあるか
299 :
イナゾウ中佐 :2005/08/11(木) 01:19:16 ID:RqUQXAE3
>作戦の評価なんかもある程度割り引いて読んだほうがいいの? 「自虐史観」が入っているから、そこだけ割り引いてください。 スレの上の方にあると思いますが、『太平洋戦争・主要戦闘事典』は自虐な解説を 割り引いたとしても、データブックとして重宝します。 日本の指揮官だけでなく、中国軍の指揮官(本当に代表者だけですけど)・参加部隊が 一発で分かるだけでも重宝します。
300 :
282 :2005/08/11(木) 02:25:05 ID:???
イナゾウさんありがとう。 今後の購入の参考にさせていだだきます。
戦車メカニズム図鑑(著者上田信)って資料的にどうですか? 友達にすすめられたのですが。
萌えるなんとかよりはずっとましだぜよ。
零戦萌ゆ
>>301 戦車に関する基礎知識を身につけたいなら良し。
戦車運用とその歴史に関しては、「戦車戦入門 世界篇」がいいかも。
kojii.netの中の人がRMA本を出すらしいでつ
306 :
171 :2005/08/11(木) 19:42:01 ID:???
>>173-177 >>180 御回答ありがとうございます。
また質問なのですが、「国共内戦史」の内容は
軍オタ的には満足できるような内容なのでしょうか?
>306 さ〜て、軍ヲタと言っても、色々レベルがありますで。 兵器マンセーとか、打通さんなら不満でしょうねぇ。 少なくとも、わらひの本棚には、目立つところに鎮座ましましておりますが…。
308 :
名無し三等兵 :2005/08/11(木) 22:22:34 ID:srvW5p+k
軍オタ的に垂涎の的な本ベスト10をあげてください
ミサイルの全集みたいのって色々あるけどドレがお勧め?
>>309 新版ミサイル辞典かな?
データー古いけど他のどれよりも情報量は多い
いや検索したら4,5冊は似たようなの出てたから迷ってたdクス
>>312 311じゃないが
結構値段張るもんだね、いつも0.7k〜2kの書籍を買っているからだろうけど
俺も横レスだが、10K〜の書籍など中々買えん。 いや、買う気になれば買えるのだろうが、その、あの・・・レジまで後一歩の勇気が。 ぁあ貧乏性・・・ そして、1ヶ月ほど逡巡している間にそれくらいの無駄金は消費している事に気付きまた鬱。
そこでカードですよ!!!1!1 まあ悶絶が1ヶ月後になるだけの話ですが。
>>315 カードはどうも怖い、一家の誰も持っていない
>>312 おいちょっとまて
それならうちの近所で定価で買えるぞ
>>316 ナジレスすっと、カードは年を取ってからだと審査がどんどん難しくなってきます。
(カードの年増処女は嫌われるんですよ)
年会費無料のやつでいいので、使わずとも1枚は持っておくことを御薦めします。
319 :
316 :2005/08/11(木) 23:00:14 ID:???
>>318 ふーむ、最近はカード払いのみって所もあるしねぇ
ちょっと検討してもいいかも
320 :
301 :2005/08/11(木) 23:10:21 ID:???
皆さんありがとうございます。参考になります。
今時カードも持ってない奴なんて社会的に信用されてない奴って思われるぞ
んなこた無い。米の国在住ならともかく。 それはそうと" Handbook on German Military Forces"入手。 WW2当時の米軍が編纂したドイツ軍情報本。 組織、編成、戦術、補給体制、陣地構築、兵器、細々した個人装備まで網羅的に 取り扱われている。ペーパーバックと言いつつタウンページ並みに分厚いが 情報量は絶大。 戦時中の資料なんで、今の視点から見れば間違いも有るのかもしれないが 某大日本絵画が何故これを訳さないのか気になる(日本軍verは翻訳あるけど)
>>322 アマゾン見たらユーズドしかないね……。
「日本陸軍便覧」に続いて大日本絵画の和訳を期待したい。
「シャドウ・ダイバー」 ロバート・カーソン著 上野元美訳早川書房刊 読了記念カキコ 米ニュージャージー沖の大西洋に沈むU-boat発見・艦名特定の物語 結構面白かった。
「海戦 ヒトラー対連合軍」ドナルド・マッキンタイア をネットで購入。こんなに分厚い本だったとは。ヨーロッパの海戦 ではこれが一番詳しいのでは?
「ルール」古処誠二 名前はちらほら軍事板でも見かけてたので気になってたやつ。直木賞にもノミネートされたそうで。 文庫で出たので買ってみたら、涙なしには読めませんでした。 「ローレライ」で憤懣やるかたない思いをした人にお薦め。
古処誠二は「七月七日」のほうが傑作だった
330 :
名無し三等兵 :2005/08/15(月) 19:31:19 ID:KCa6vsqu
331 :
名無し三等兵 :2005/08/16(火) 01:02:17 ID:kVG5Cz3R
大日本絵画からでていたオスプレイ軍用機シリーズが休刊とのこと。 残念・・・
>>331 メンアットアームズに続いてか・・・
いや、メンアットアームズの全展開はやっぱり無理だと思うけどさ。
なんともったいない。やはりアメリカ語を読めるようにならないとマズイですかorz 並木書房の「第二次世界大戦歩兵小火器」読んだんだけど、コレって値段相応? 筆者の認識の偏りにちょっと引っかかった。もしかして金をどぶに捨てたのかしらん?
紀元社だったかMen at Arms邦訳版は良心的だったよ。 第一期全31冊くらいで、単価1000円。 古代ギリシアから南北戦争まで、それなりに美味しそうな年代チョイスして、さ。 amazonでまたちょこちょこ買うしかないか。
>>333 古い本だしな。あと英人の認識が偏ってないわけなかろう?
それ別にすれば、軍ヲタ同士で銃砲の話するときの基本認識一番共有できる本だし(なにせ古い本だ)、値段相応だと思うけど。
松原宏遠の『下瀬火薬考』を買い逃した(´・ω・`)ショボーン
>>333 おいらはサンケイの赤本の『拳銃・小銃・機関銃』持ってるんで買わんかった。
ただ今回のは床井センセの新訳で、写真も全面入れ替えなんで、
それなりの価値はあるかも。
質問があります。 河津幸英氏(著)の「図説イラク戦争とアメリカ占領軍」のデキはいかがでしょうか? ちなみに同氏の著作「軍事解説 湾岸戦争とイラク戦争」はもっています。 イラク戦争部分は、重複する可能性もあり購入を躊躇しています。 参考になるご意見が伺えればさいわいです。
>>333 サンケイから文庫でも出てるね。
この人の原書房から出てた「対戦車戦」もそれなりに面白かった。
富士書苑から出ている全10巻の『大東亜戦史』って買う価値ある? BOOK OFFで叩き売りされていたから国内編と朝鮮編と東京裁判編だけ買って来た。
>>331 もう「マッキ202Cのエース」みたいなの出ないの?
バナナ売りしか知らないけどさ。残念だな。
WW2のベルリン戦の本を探してるんですが、お勧めはありませんか? 「ヒトラー最後の戦闘」は絶版だし、朝日新書で「ベルリン戦争」ってのが あるようだけど、評判ぜんぜん聞かないし、「ベルリン1945」くらいしか ないんでしょうか?
>>342 個人的には「ヒトラー最後の戦闘」を探すことを薦める。
「ベルリン戦争」は結局ベルリンに滞在したまま終戦を迎えた日本人が書いた本。
本人は、そのショックで日本に帰ってからもひきこもりに。
古典的な扱いだからいまさら評判は聞こえてこないかも。
ビーヴァーの「ベルリン1945」は高いわな。
デイヴィッド・L・ロビンズの「戦火の果て」は小説だけど、ほぼ同時期のベルリンの末路を書いてる
ブックオフの100円コーナーにあれば薦める。上下巻だけど。
ビーヴァーのもほとんど小説だしw
まあ、「ベルリン戦争」は在独邦人によるドイツ戦時生活体験の回想という 独自な立ち位置の手記なんで買っといて損は無いと思うが。 ベルリン戦を俯瞰的に見たいという目的には向かないが、当時のベルリンの状況 (特に日常生活や"空気"について)が邦人の目にどのように映っていたのかという ところに興味が有ればおさえとくべき。
1920年のソ連・ポーランド戦争について詳しい本ってないですか? 「ヴィスワ河の奇跡」とかについて知りたいんですが
346 :
名無し三等兵 :2005/08/19(金) 10:53:46 ID:W2wi336D
本屋で「艦長たちの軍艦史 著外山 操」と言う本を見たのですがこれって買いですか?
わかったわかった、よしりんの漫画なんて君には買いだぞ
348 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/08/19(金) 19:14:14 ID:cKfVkEHx
小冊子と模型とDVDがセットになった箱(A5かB6くらい)を見かけたんですが、 確か2400円くらいの値段が付いてましたな。デアゴのエアコンバットの劣化コピー みたいで、買う気が起きません。DVDもたった20分しか入ってませんし、 中途半端な出来です。
ベルリン1945って、エルベの魔弾のことだと思った。
351 :
342 :2005/08/20(土) 04:29:01 ID:???
>343氏 >344氏 やっぱ「ヒトラー最後の戦闘」ですかね。古本屋回ってきます。 ビーヴァー本は、高いとは思わないけど、微妙な評判しか聞かないし。 しかし、なんでベルリン戦の本って少ないんだろ。
>294 遅レススマソ。 出先からの帰りに寄った本屋で確認したけど、同じもの。 つか、戦後60年の節目に新書版で出し直したと後書きに書かれていた。 さて、2年前の本だけど、「カナダの旗の下で」漸く読了。 カナダの第二次大戦の通史としては面白い本ではあったが、「爆撃機」とか周辺の本を読み込まないと なかなか理解できない部分もあったり。 しかし、訳が今十くらいで、「蛍」戦車とか「万能輸送車」とか「虎」戦車とか…。 一日数ページでも読むのに苦労してみたり。 出来れば、ラスカンの高橋さんくらいの人が入って欲しかったなあと。
>345 日本語で1920年のソ連・ポーランド戦争について詳しい本となると 昭和9年の偕行社、参謀本部編纂「千九百二十年 蘇波戦史」 上下巻がソ連の公刊戦史を 元にした本で1〜2万円ぐらいでたまに神保町の文華堂かネット古書店に見つかったりする。 ほかにここのスレで話題になる伊藤政之介の「戦争史 世界現代編(1)」もかなり詳しいが、 この本は大部分が第一次世界大戦の解説なので、原書房の復刻版「世界戦争史」には残念ながら入っていない。 ソ連・ポーランド戦争全般ではなく、「ヴィスワ河の奇跡」について知りたいのなら、 鹿砦社、ヴォレンベルク著「赤軍 創設から粛正まで」が四章で1920年ポーランド戦争を扱っていて 章の大半がワルシャワ攻防戦についてのトハチェフスキーとピウスツキの評論や回想などで、 学研の欧州戦史シリーズNo.14「ソヴィエト赤軍興亡史T」でも2ページほど 地図つきで、「ヴィスワ河の奇跡」を解説している。
>>346 どちらかと云うと、データ集だから「この艦の艦長にあの人がなっていたのか!」
「この艦の〜」的な楽しみ方が出来る人じゃないと、宝の持ち腐れになる可能性が
大でしょう。
>>338 イラク戦争の部分は確かに重複する部分はあるが、
イラク戦後の米国占領統治の部分や、
軍事研究の連載の米軍のマニュアルの部分もあるので、
軍事研究を買っていない人なら、
買っても良いかと。
>>355 ありがとうございます。参考になります。
残念ながら軍事研究を定期購読しております。
買うのは、すこし待とうと思います。
中古で投売りを探そうと思います。
357 :
345 :2005/08/22(月) 18:31:49 ID:???
>>353 半ば諦めていたところに貴重な情報ありがとうございます。
探してみます。
吉田満の「戦艦大和」と戦後ってのを買ってきた。 …誰かの本で読んだけど『戦艦大和ノ最期』って史実じゃないの?
吉田満と一緒に大和に乗ってた人の話によると戦艦大和ノ最期は 作り話とは言わないけどかなり誇張されているとのこと。
救命ボートにしがみついくる水兵の手を軍刀で斬ってたとかいうやつでしょ
>>360 ここのこと?
「初霜」救助艇二拾ワレタル砲術士、漏ラシテ言フ―
救助艇忽チニ漂流者ヲ満載、ナホモ追加スル一方ニテ、危険状態二陥ル 更ニ拾収セバ転覆避ケ難ク、全員空シク海ノ藻屑トナラン
シカモ船ベリニカカル手ハヨイヨ多ク、ソノ力激シク、艇ノ傾斜、放置ヲ許サザル状況ニ至ル
ココニ艇指揮オヨビ乗組下士官、用意ノ日本刀ノ鞘ヲ払ヒ、犇メク腕ヲ、手首ヨリバツサ、バツサト切リ捨テ、マタハ足蹴ニカケテ突キ落トス
>>358 光人社NF文庫「特攻大和艦隊」阿部三郎 P59〜60
>彼(引用者注:吉田満)は、戦後亡くなる前に「あの本をドキュメントとして読んでもらっては困るのだ、あれは、あくまで、俺の中の戦艦『大和』なのだ」と言っていたそうである。
それから同書272〜274Pにもこれ関連の記述がある、長いから引用はしないが
それからその話は記事にもなってるな
>吉田満著書 乗組員救助の記述 戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き
>
ttp://www.sankei.co.jp/news/morning/20iti001.htm (今は記事消えてるけど)
N速の過去ログから 吉田満著書 乗組員救助の記述 救助艇指揮官「事実無根」 戦艦大和の沈没の様子を克明に記したとして新聞記事に引用される ことの多い戦記文学『戦艦大和ノ最期』(吉田満著)の中で、救助艇の 船べりをつかんだ大和の乗組員らの手首を軍刀で斬(き)ったと書かれた 当時の指揮官が産経新聞の取材に応じ、「事実無根だ」と証言した。 手首斬りの記述は朝日新聞一面コラム「天声人語」でも紹介され、 軍隊の残虐性を示す事実として“独り歩き”しているが、指揮官は 「海軍全体の名誉のためにも誤解を解きたい」と訴えている。 『戦艦大和ノ最期』は昭和二十年四月、沖縄に向けて出撃する大和に 海軍少尉として乗り組み奇跡的に生還した吉田満氏(昭和五十四年 九月十七日、五十六歳で死去)が作戦の一部始終を実体験に基づいて 書き残した戦記文学。 この中で、大和沈没後に駆逐艦「初霜」の救助艇に救われた砲術士の 目撃談として、救助艇が満杯となり、なおも多くの漂流者(兵士)が船べり をつかんだため、指揮官らが「用意ノ日本刀ノ鞘(さや)ヲ払ヒ、犇(ひし) メク腕ヲ、手首ヨリバッサ、バッサト斬リ捨テ、マタハ足蹴ニカケテ突キ 落トス」と記述していた。 これに対し、初霜の通信士で救助艇の指揮官を務めた松井一彦さん (80)は「初霜は現場付近にいたが、巡洋艦矢矧(やはぎ)の救助にあたり、 大和の救助はしていない」とした上で、「別の救助艇の話であっても、 軍刀で手首を斬るなど考えられない」と反論。その理由として (1)海軍士官が軍刀を常時携行することはなく、まして救助艇には持ち込まない (2)救助艇は狭くてバランスが悪い上、重油で滑りやすく、軍刀などは扱えない (3)救助時には敵機の再攻撃もなく、漂流者が先を争って助けを求める状況ではなかった−と指摘した。
>>342 あと、デルタの「ベルリン攻防戦T・U」がある。
Uのベルリンで撃破されたマークW戦車は一見の価値あり。
「続・ラスカン」でも、一節がベルリン戦に当てられている。
こちらはベルリンでの演習風景の写真を見て萎えろ!(w;
>>342 SS戦車隊(下)でも一部がベルリン戦に割かれており、
主にSS第503重戦車大隊の戦闘に関して書かれている。
「ひこうぐも」読了。 序文が大勲位なのはご愛敬。 本自体は、1970年出版の古典だけど、何気ない生活の中にパイロットの緊張や嘆き、 一人の人間臭さなんかがごっちゃまぜになって、なかなか読み応えがあった。 しかし、朝、普通に「行ってきます」と言って出かけた人が、夕方にはお亡くなりになって いると言うのも辛いだろうし、残された家族は如何ばかりかと思う。 本書は、1957年6月4日、唐突にこの世を去った、B29撃墜王小林照彦陸軍少佐の奥様 の手記です。 その小林少佐との出会い、襲撃機パイロット時代、戦闘機パイロット時代、戦後の混乱期、 空自に入隊してからの時代、様々な人との出会いや別れを情味たっぷりに書いています。 折々に、小林少佐の日記からの引用もあり、草創期の空自についての話とか、隊内生活 についてとか、余り男が顧みない部分も、女性らしく細やかに描いています。 最後のくだりはちょっと泣けます。
>>364 あのハリボテ戦車大行進の写真?
マジでアレは何かのジョークなのかと思ったよ。
>>367 いや、寧ろギャングの出入りパレードや爺ちゃん少年バディのほうが笑えるような
悲しいような・・・
369 :
342 :2005/08/25(木) 21:34:59 ID:???
>364 >あと、デルタの「ベルリン攻防戦T・U」がある。 >Uのベルリンで撃破されたマークW戦車は一見の価値あり。 デルタ?デルタ出版でしょうか? >「続・ラスカン」でも、一節がベルリン戦に当てられている。 >こちらはベルリンでの演習風景の写真を見て萎えろ!(w; ラスカンは両方持ってます。笑えたのは、「1月30日」の話だけでしたね。
>>369 ですね。グランパ別冊の激闘東部戦線シリーズの4・5
「生物兵器防御研究」清水勝嘉 不二出版 1万8900円 少々値段が高いですが、 生物兵器に興味がある人なら買えと言う本です、 学生や既婚者は難しい値段ですけどね。 「文民統制 自衛隊はどこへ行くのか」纐纈厚 岩波書店 1574円 著者は左側の人ですが、 有事法制の本は反対派ながら、 良く出来た本だったので、 期待して買ったら、 駄目本でした。 (ブックオフの100円均一で買う本)
「テロリズム対処システムの再構成」坂本まゆみ 国際書院 5880円 この本は論文を加筆修正した本ですので、 商用的に上手に纏まった本では無いです。 内容から見て値段が少々高いです。 「テロリズム その論理と実態」ジョナサン・バーカー 麻生えりか 青土社 1995円 出版社が悪いのか、翻訳者が悪いのか、 著者が悪いのかわかりませんが、 この内容で世の中に出すとは良い度胸しとる。
374 :
342 :2005/08/27(土) 06:26:23 ID:???
>370 了解しました。探してきます。マークWを見てみたい。 >371 パラシュートなしで降下した部隊の話ですか? ソ連兵カワイソスって感じですかね。あの本は、本当に悲しい話、寂しい話の連続で・・・・ 各章の冒頭にある著者の体験談は面白いんですけどね。
WW2ソ連軍の戦車、車両を詳しく解説してる本ってないですか?
>375 とりあえず、簡単に入手可能なものとしては、グランドパワーの2003/10、2004/1増刊で、 「ソビエト・ロシア戦闘車両体系(上・下)」かなぁ。 後、古い本なら、文林堂の「ソ連の戦車'70年」とか、モデルアートの増刊、「クビンカ戦車 博物館コレクション(ロシア戦車編)」、出版社忘れたけど、「ソ連の機械化戦闘車両」とか。
375> 詳しくの程度によるけど、本当に詳しく知りたいなら、グラパの バックナンバーを当たっていくのが一番の早道かも。 (概要を網羅したいというならば、376のお勧めのやつが良いです) あとは、PANZERのバックナンバーか古本という手もあるけど、 こっちだとさらに古くなるので、なかなかほしいのが手に入らないかも。 余談だけどグラパにしたってPANZERにしたって、ソ連戦車の解説のほとんどは、 同一の著者(古是三春氏)によるものだったりします(^_^;
源田実(特に戦後)について調べたいのですが、お勧めな本をご教授下さい。 本人の書いた「海軍航空隊始末記」「海軍航空隊、発進」は既に入手しています。
『船舶太平洋戦争』三岡健次郎 入手。当分積読予定。
「大仏破壊」(高木徹著,文芸春秋)読了. この本は先入観で,どうせNHKの番組の文字起こしをしただけの ものだろうと思ってナメてました.NHK発の本には,そうしたものがよく あるので. 実は,ビン・ラーディンがターリバーンをどのようにして取り込んで いったかがよく分かる良本でした. 猛省.
>>380 NHK関係の出版はは大学のゼミで使われることもあるナリ。
オイラもロッキン・オンの藤原帰一『「正しい戦争」は本当にあるのか』読んで、こいつはラブ&ピース向け
だけじゃないつーのを経験したばかりです。orz
>>381 その本は俺もちょっと喰われた
本来はそういった本が糞本(平和マンセー)にとって変わるべきなんだが・・・
防衛学概論 服部実 原書房 ってどうなんでしょう? 入手難?
角田房子の著書を二冊入手。 「一死、大罪を謝す‐陸軍大臣阿南惟幾‐」「責任‐ラバウルの将軍 今村均」 買ったのは新潮社のハードカバーだけど、これって文庫本出てたかな…。
>379 あれは良い本ですよ。 お勧めします。 神保町のとある古書店の軍事コーナーが拡大されたので、そこで入手したもの。 小澤親光著 「秘史満州国軍 −日系軍官の役割−」(柏書房刊) 著者は、ノモンハン戦に参加して負傷し、傷病兵として帰還した人で、参加したノモンハン戦 についても著作を残し、他にも満州関係の著作のある人。 この本は、満州国軍に属した日系軍官の戦友会である、蘭星会の編纂した「満州国軍」が 下敷きとなっている。 最近の本では、「もう一つの陸軍兵器史」くらいしか軍関係の資料はないので、可成り貴重な ものと言えよう。 内容的には、満州国軍の建軍から再編成、太平洋戦争に至る拡張期とその崩壊について 通史的に書かれている。 また、戦後の満州国軍所属者と、旧陸海軍所属者の恩給差別についても、余り知られていない ことではあるが、一端を知ることが出来、結構参考になる部分も多い。
戦うコンピュータ〜軍事分野で進行中のIT革命とRMA ・著者:井上孝司 ・定価:2,310円(税込) 出版社: 毎日コミュニケーションズ 第二次世界大戦から現在までのITの進化がもたらした兵器の進化と戦術の変化を辿る アナログでの射撃統制からイラク戦での補給、暗号やソフト・ハードのスペックまで幅広く扱っている。 軍ヲタ初心者のオイラには判りやすくて面白かった。
オスプレイの世界の戦車イラストレイテッドシリーズってどうなの? 薄めだから迷ってるんだが
>>387 ティーガーとかパンターとか他に一杯、本が出てるキャラの立った戦車ならともかく
M3/M5軽戦車とかチャーチルとかは良いと思う。
おお!ありがとうございます! まあパンター、ティーガーに関してはシュピールベルガーの異様に詳しいのがあるからな・・・
>>380 「戦争広告代理店」の人だね。高木徹氏。
“「ノルマンディー上陸作戦」―地図で読む世界の歴史” を古本屋で入手。
新品より千円安くて1600円。五月に出てたの知らなかった。
完全に連合国側からの見方で「〜新たな暗黒時代を創ろうとした邪悪な独裁政権は
こうして打倒されたのである・完」なんだけど、・・・まぁ仕方ない。
原題が「D-DAY ATLAS」のとおり、綺麗なカラー地図たっぷりで見てて楽しい。
ダンケルク後の計画から始まってDデイ、パリ開放まで。
同シリーズでの東部戦線モノを期待したいところ。
「仁義なき戦場」は内容どうですか?
>386 >アナログでの射撃統制から ガリレイのコンパスとかからですか?
>>393 いやいやw 主にWW2からですよ。
ただ、どうして計算が必要なのか、どういった計算が必要なのかについては初心者に判りやすかった。
あ、航空の射撃管制についてもアナログから書いてあって勉強になりました(いや、照準機の仕組みすら
知らなくて)
ただ、計算の詳細、各時代の具体的な命中率の変遷とかその辺を追求するなら役不足です。
>>384 >「責任‐ラバウルの将軍 今村均」
こっちは文庫で出てた。
397 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/06(火) 18:27:56 ID:fQhtVoJE
学研の戦闘機と戦車の図鑑、それぞれカバーが一新されてましたので、 改訂版かと思って奥付を確認したら、2年前のままでした。 まぎらわしいことするなー!!
398 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/07(水) 18:22:53 ID:gn32C4dn
大日本絵画のオスプレイですが、10月に軍艦シリーズが始まりますね。楽しみです。
>>398 まじで!?
これは最近の船モノ映画に乗っかろうとしてるんだろうか?
KGX級とネルソン級が出るのは何時だろう。
中止になったと誰か書いてたのは航空機だっけ?
IL-2かソビエト地上襲撃団のエースみたいなのと
マッキ202のエース期待してたんだけど。。
世界の傑作機別冊「世界の潜水艦」は中々面白い。
>>398 あのページ数だと昔懐かしの「丸スペシャル」みたいになりそうですな。
「カブールの本屋」読了. ターリバーンが焚書していたという情報は,どうもガチだった模様. >「仁義なき戦場」は内容どうですか? なかなかいい本だと思います.戦乱地域で人道を説くことの難しさが よく分かります. ただ,記述にやや纏まりを欠いているのが難点です.抜粋要約するのに 一苦労. また,翻訳の文章が悪文なので,注意が必要です.「,」で区切るべき ところが区切られていないために,誤読を招き易い等. >「戦争広告代理店」の人だね。高木徹氏。 著者紹介を見て初めて気づきました.わはは. >蘭星会の編纂した「満州国軍」が下敷きとなっている。 「満州国軍」がなかなか手に入らなくて,結局,図書館で主要部分を コピーしたのは,なんのためだったのか orz
>>402 殿
「秘録 満州国軍」は私も持っています。
確かに良書ですが、蘭星会「満州国軍」と比べると部隊の編制等の点では残念ながらデータ不足です。
蘭星会の方を持っているのは無駄じゃないですよ。
でもいいですねえ。こちらの図書館には蘭星会のは置いていないんで。
板違いかつ若干遅めである事を詫びつつ… ・佐藤 優 著『国家の罠』 筆者は国後島へのディーゼル発電設備設置に関する疑獄事件で 鈴木宗男元議員とともに検挙された元外務省専門事務官。 本書は当該事件の発端と経緯、 筆者自身の検挙と取り調べ、保釈までについて述べたものであり、 この種の手記につきものの身贔屓と やや我田引水気味の理論構成があることは否めないものの、 ノンキャリアでありながら卓越した情報収集および分析の手腕から 田中真紀子外相(当時)から「外務省のラスプーチン」と畏れ称された筆者の アナリストとしての心得の一端を垣間見る事のできる好著 また、随所に語られる個々のエピソードも興味深い。
>>401 New Vanguardシリーズのドイツ海軍艦艇から始める気がする
>>395 >ベタ藤原氏
遅レスだがありがとう。
価格的にチト微妙だったので、あれば文庫本買ったほうが良かったかなと思ったもので。
空の鮫先週買って一気読みした所なので読んでる人がいて嬉しかった。 ビスカ河の奇跡か!早速神保町行って探してみよう。 単発機銃戦法についてもなんか判る本みつかるといいな…オスプレイで PZLのエースなんて出してたっけ?
>408 邦訳ものなら世界の戦闘機エース10巻が、「第二次大戦のポーランド人戦闘機エース」 でやんすよ。
若干板違い気味かもしれないが、藤木久志著 刀狩り−武器を封印した民衆− を読んだ。日本史の通説である、秀吉の刀狩り以来、日本の民衆は丸腰だった という説を否定し、刀狩りは身分を明確にするための社会秩序の固定化の為の ものであり、民衆の武装解除を目的としたものではなかったことを論証。 刀狩りの後も民衆は大量の武器を所持し続けており、そんななかでも暴力が抑制 されたのは、権力と民衆との間で、悲惨な戦国時代を教訓に、暴力抑制のコンセンサス ができていたため、と言う。 現在の無政府的な紛争地帯に治安と秩序をとりもどすのに、参考になる部分も無くはないのでは と思う。 ちなみに日本人が信に武装解除されたのは、大戦後にGHQがおこなった武器回収 によるものだそうで。
412 :
>>408 :2005/09/10(土) 20:18:31 ID:???
ありがとうございます1920年のソ連/ポーランド戦の本は見つかりませんでしたが オスプレイのポーランド人エースは買ってきました。 本人もポーランド人は大風呂敷を広げるところがあるとか言ってるし Mr.ブラウンって戦記としてはあまりに面白すぎると思い出すと 写真まで合成に見え初めていたけどちゃんとしたエースだった事が判って満足。 ジャン・ツムバッハの方がかっこいいのにヤン・ズムバッホになってるのはイヤン
>>410 便乗してしまうが、同氏の『新版 雑兵たちの戦場』も一読に値すると思う。
10年前の同名の書の改訂版だが、文献史学の範囲内にある研究書で
ありながら、中世から近世にかけての日本軍事史の最大の問題の一つ
=戦国乱世を担った夥しい数の雑兵・一般兵士たちとその闘争の
エネルギーが、信長、次いで秀吉の権力掌握後いったいどこへいったのか、
を丁寧に考察したもの。
ヨーロッパの軍事史が中世から近代へと比較的シームレスにつながって
いるのに対し、日本の場合は明治維新前後で分断されている観が強いが、
前近代のプロパー史学の研究成果の中にも、軍事史の観点から見るべき
ものは多いと思う。
戦うコンピュータ〜軍事分野で進行中のIT革命とRMA オレもこれ、今日本屋でみつけて買った。 同じく、軍オタ初心者のオレにはなかなかよかった。
「獅子と呼ばれた男」読了. マスードの伝記だと思って読んだら,マスードの暗殺と,それ以後についての 話でした.がっくし. ナキブラやサヤフについてインタビューしている点は好評価ですが. >でもいいですねえ。こちらの図書館には蘭星会のは置いていないんで。 当方も,相互貸借という制度で借りました.お勧め制度. >佐藤 優 著『国家の罠』 この人ねえ…….評判がよくないんですよ.「北朝鮮外交の真実」の著者の 原田武夫とか,元ソ連/ロシア駐在の記者とか. 諜報分野に関するあらゆる本がそうなんですが,この本も,できるだけ多くの 資料と突き合せての検証が必要でしょう.
スレ違いだけど質問。 この度、神保町デビューしようと思います。 皆様のおすすめな所ってありますか?
前スレでも書いたけんど。 >416 でふぉは文華堂、BookPower RB 2nd.。 でもって、懐に余裕があれば山陽堂書店とか。 新刊書なら、書泉とか三省堂もあるけど、書肆アクセスなんてのも、渋いlineupを 揃えている罠。 後、洋古書専門店とか大きな古本屋さんとかにも軍関係のものはあったり。 >415 >相互貸借 しかし、東京都の図書館とは出来ない罠。
立ち読みで世界の潜水艦を読んでみた 悪い本ではないが写真が少なくどちらかというと 学研の現代の潜水艦のほうが資料的な価値は高いかなと思った
どっちも地元の図書館にあったから借りてきた>世界の潜水艦 現代の潜水艦 世界の潜水艦の方は翻訳したものらしく特潜型が回天なんかに対する評価が厳しいね ただ戦後の方は「速力を除けば米海軍の原潜に匹敵」とか書かれてるな
>>417 書肆アクセスにはどのような軍事に関する本があるのでしょうか?
>>417 おお、まさか眠い人様にレスを頂けるとは。有り難く存じます。
現在、松村劭『名将たちの指揮と戦略』読了間近。
感想は後程に。
>420 沖縄戦関係とか、郷土の空襲関係とか、戦時の生活関係とか…。 偶に面白いのに出くわしますよ。 うちの出身県のものはほぼ無いが(郷土出版社そのものが無かったり) ところで、非売品の某村史が欲しいのだが、連絡先を失念してしまった…残念なり。
関係ないけど、郷土史の本って案外高いよね。
>戦場の歴史 コンピュータ・マップ それ、大昔の再刊本だよね。3次元俯瞰図なんで面白いと思うけど。 同じ俯瞰図ならオスプレイのキャンペーンシリーズ、各個に買ったほうがいいような気が。
軍人、防衛・外交関係の官僚、政治家でもないのに、 くだらない本をよみかじって得た軍事の知識は役に立つとお思いですか?
どうでもいいけど決め付けは感心しませんな
趣味に関して、役に立つ、立たないという尺度にどういう意味があるんだか。
主観で、しかも根拠の無い決め付けをしてるレスを見るとどうでも良くなってきますな。
ところで何処の板やスレで軍事板の者に蹴散らされた国士様ですか?
得てして
>>426 如き奴は、実は普段「国民の軍事知識の無さ」を嘆く馬鹿者だったりするわけで
はいはい政治の延長である軍事を戦車が強いとかでしか考えられない低能は氏んだほうがいいよwww
今時の非対称戦などを理解していない毛沢東主義者がやって来たようですね
戦車が強力または非力である事とシビリアン・コントロールはまた別の話なのだが。
このスレ、たまにこういう流れになるよな
ミッドウェー海戦関連で質問します。 淵田・奥宮「ミッドウェー」とゴードン・プランゲ「ミッドウェーの奇跡」 ニミッツ「太平洋海戦史」を読んだ所ですが、米軍の動きについてもっと知りたく 思います。 とりあえず邦訳は高いし入手難なので洋書でウォルター・ロードと モリソン(小史ではなく両洋作戦史の分冊)を買おうと思うのですが、 もしかしたら「古典」すぎるかもしれません。 最新の研究本、どなたか推薦本ありませんかね?
Enterprise CV-6 Associationの公式ページ
ttp://www.cv6.org/1942/midway/default.htm の"Midway Action Reports"や章末の"Sources:"あたりが
参考になんじゃなかろーか。
あとビュエルのスプルーアンス伝記(邦訳あり)あたりもチェキ
で、話題の「戦うコンピュータ〜軍事分野で進行中のIT革命とRMA」な訳だが。
情報技術と軍事の双方に対するしっかりした理解のうえで、丁寧かつ平易なことばで
書かれており、お勧め。ヲタ的にはやや食い足りないかも。
ただ、(これは他の初心者向け本全般にいえると思うけど)参考文献・資料・URLの
明示きぼんぬ。初心者向けだからこそ、この本をきっかけにRMAに興味を持った人が
よりつっこんだ資料に当たることが出来るように手助けすべきでは内科と。
>394 マシントラブルにつき亀レススマソ。ようやく復旧。 とりあえず書店にいったらその本探してみます。ほかの人の評判もいいみたいだし。 計算の詳細は式とか数表とかあると再現できるのになー。さすがにヤバイのかな。単に残ってないのかな
442 :
439 :2005/09/13(火) 01:59:57 ID:???
いやkojii.netには昔からお世話になってるけどさ・・・・・
なんつーか、せめて各章ごとに情報源・元ネタ等のReferenceきぼんってこと。
え、"初心者向けにそんなものイラネ"って?要はここの"口上"
ttp://cruel.org/diamond/oldindex.html に有るような効果が期待できるってこと。
(分野は完全に違うが、初心者向け本におけるリファレンスの重要性は
どの分野でも同じ)
"そんなもんググればいくらでも公式情報が転がってるだろ"って?
玉石混交の検索結果から信頼性の有る資料をえり分けることが出来るなら
そいつはもう一般的な初心者を超えてると思われ。
責めてるような書き方になっちゃったが、こういう部分が非常に惜しいと
感じさせるぐらいに禿げしくお勧めでつ。
>439 なるほど。amazon売上を見る限り、 The First Team: Pacific Naval Air Combat from Pearl Harbor to Midway By Lundstrom, John B. というのは、プランゲ教授、サミュエル・モリソン、淵田奥宮「ミッドウェー/日 本を破滅させた戦い」とならんで、あちらでもミッドウエー物の定番として 人気があるようですね。 The Quiet Warrior: A Biography of Admiral Raymond A. Spruance (Classics of Naval Literature) By Thomas B. Buellとならんで 買ってみますか。 閑話休題。 Pacific Warものでamazonを見る限り、 阿川弘之「The Reluctant Admiral: Yamamoto and the Imperial Navy」が割と評価が高いのが意外。 日本のサミュエル・モリソン否ウォルターロード、海軍大記者伊藤正徳 「End of the Imperial Japanese Navy 」が等閑に付されているのが悲しいです。
>438 いや〜。HyperWarにしろUnited States Strategic Bombing Survey(戦略爆撃調査団)にしろ、 しろ素晴らしいし、当方も書籍代、できるだけこれで節約しているのですが、 PC読書はやはり限界がありますね Eyewitness Documentaries(目撃者の記録)というのを、ジャパニーズイングリッシュで Eyewetness Documentaries(眼精疲労で涙が出てくるような細かい記録)とついこないだまで 当方は解釈しています。
近所のBOOKOFFで松本清張「昭和史発掘」の単行本全巻が 1冊100円で放出されてたんだが、買うべきかどうか。 明らかに文春文庫で新装版「昭和史発掘」が出たからの放出品なんだろうが。 同じシリーズ?「二・二六事件研究資料(全3巻)」が100円で並んでたら嬉しいんだが
ナチ・ドイツの特殊兵器(海空軍編)という本を買った 俺は二次大戦時の兵器は詳しくないので信頼性がどの程度なのかは判断できないが まあそれなりのできなのだろうか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4569644244/reviews/ref=cm_rev_more/250-2167799-3093035#4 日本軍の教訓 日下 公人 (著) 価格: ¥1,260 (税込)
これまで語られてきたのは、「あの戦争のときはこんなに悪いことをした」という話ばかりであった。
しかし考えてみれば、日本軍とは、歴史上、日本人がつくりあげた最大の組織である。たとえば、
日本陸軍は、平時には兵員数20万人の規模だったが、最終的には547万人にまで急膨張している。
しかも戦争は、まさに「生き死に」の世界である。だからこそ日本軍の歴史を紐解けば、日本だから
こそなしえた成功事例、日本だからこそ陥りやすかった失敗事例のそれぞれが、極限まで突きつめられた
形で残されているのである。
組織論から、参謀論、リーダー論、戦略論まで、虚心坦懐にみていけば、日本軍の中には日本人が
組織をつくり、アクション的に行動しようとしたときに参考にすべき教訓が山ほど隠されている。それを
読み取れるかどうかが、これからの日本の成功と失敗とを分ける大きな違いになるだろう。
いま改めて検証する、必読の「日本軍」の教訓である。
----------------------
これってどんなもんでしょ?
>449 奥付に「日本軍失敗の研究」が入ってれば、参考購入してみるに値するのでは。
>448 後書きを見た限りでは、光人社版の再版だったと書いてた様な希ガス。 昨日古書店にて購入。 「海の鷲 ぜーアドラー号の冒険」 同じ所に、エムデンの航海記も売ってたり。 「武器なき海 −日本商船の戦時記録−」 1961年に出された海上労働協会の編纂による記録本。 1959年から、この協会が編集している雑誌「海上の友」に寄稿された、太平洋戦争に於ける 民間船舶運航の船員の戦時記録72編、凡そ5000枚の応募作品から選って掲載した本である。 当時の海上輸送の実態を生々しく描いているものが多く、参考になる部分も多い。 ちなみに、海上労働協会は現在の日本海事広報協会の前身。
>>448 良書だから読め。
ただ、大き目の古本屋が手近にあれば、一番最初の版の、「魔性の歴史」(文春文庫)が安く手に入るかも。まず探せ。
>>453 てか、差別的表現を修正というあたりがすごく嫌らしくて萎え。
>>454 そーしないと出せないんだから仕方ない…orz
>>455 だけどさ、古典文学とかの差別表現(とされる実はどうでもいい表記)はそのままじゃん?
線引きはどの辺にあるの?
魔性の歴史は一昔前の物語日本軍に基いて論じているからなあ・・・
>>456 差別告発団体と出版社&著者の力関係しだい。呉智英の著作にその辺の事情が
紹介されてる。
459 :
名無し三等兵 :2005/09/20(火) 11:58:17 ID:l25o5BvN
「マクロ経営学から見た太平洋戦争」の著者はガチガチのマルクス主義者? 表現の各所から大日本帝国が憎くて仕方が無い、という感情を感じたのだが。 日清戦争、義和団事件から太平洋戦争まで日本は常に戦争をしてきた、という視点には疑問を感じる。 日露戦争と太平洋戦争は大国相手の「大きな戦争」だが青島攻略戦・シベリア出兵・満州事変・日華事変は日露・太平洋戦争に比べたら「小さな戦争」で同列に扱うのはどうかと。 また、中国に駐留してる師団数のほうが東南アジア、太平洋に展開してる師団より多いというのも日本陸軍の各師団の中身に言及せずに比較してる事など乱暴な論点がいくつかあった。 それと日華事変が太平洋戦争の原因になったというのも不満が残るなあ。 しかし、太平洋の島々を不沈空母にという構想を机上の空論と結論したとこなど評価できる箇所もあるから一読する価値はある。 しかし、なぜこのような内容の本がPHP新書から出て岩波から出版されなかったんだ?
魔性の歴史は・・・内容はいいと思うし、すごい期待して読んだんだけど、 恐ろしく悪文でないかい? 学者先生だか公団OBの手遊び本で、出版社も恐れ多くて添削できなかったのかな
>>459 >ガチガチのマルクス主義者?
ってより、漏れには
する必要もないし勝てっこない戦争(=日中戦争、太平洋戦争)を勝手に始めて
少なくとも負けにはしない、って考えもなく、
近世の戦争でもまれにみる完全敗北で
明治以来(ってか、明治以前からも)シコシコ積み上げてきた
国家利権をすべてパーにした
無責任な昭和帝国陸海軍への怒り っつーモノと感じられたがどーよ
それなら心底同意だけんど
すごい馬鹿にされるだろうけドサ。おれ、安彦義和のガンダム漫画だけは読んじゃうわけ。 で、こないだいよいよ才走ったギレンが独立戦争だとか言い出しそうなんだけど、 デギン公が「ギレンよ、戦争だけは絶対にいかんぞ。戦争だけは絶対に許さん」 見たいな事、口走るわけ。 ・・・上手いなぁ、思ったよ。反戦とかでは無論無く、やっぱ湾岸戦争、イラク戦争を同時代に見た作者が、 「為政者の思惑を超え、最終的にコントロール不可能になる戦争の恐怖」 「政策決定者の戦争観」みたいな雰囲気でさ。 やっぱガンダムは最高だね! 紫電改はMSでいったらゲルググかな?
ツベリア出兵の何処が小規模なのかと(ry
古本屋で安かったんでゴードン・プランゲ著「トラ・トラ・トラ」を買ったんだが、 これって内容的にどうよ? 現在でも通じる? 何せ漏れが生まれる前(1970年発刊)の本だし、外国人の書いたものだから 著述に偏りが無いかちと気になったもんで。
日華事変(=日中戦争)のどこが小(ry
だけではアレなのでw
>>456 例の ちびくろさんぼ の件を見ても判るように
線引きなんてあってないようなもの
近頃は
「おことわり:この作品は・・・な表現が含まれておりますが歴史的な云々...」
をつけて強行突破がふつーかと思われ
ガノタはこうして今日も あちこちで顰蹙を買い続けるのでしたとさ
「戦争学」概論(講談社現代新書)読了。著者は「日本を滅ぼした国防方針」「参謀本部と陸軍大学校」等を書いた 黒野 耐氏。で感想を一言で言うなら良書。地政学や戦争のあり方の変遷、それにともなってとられてきた さまざまな戦略などを解りやすく明快に解説している。 軍事初心者が戦争と政治との関係や、戦略について学ぶ入門用教科書として最適な一冊だと思う。
誰か、俺の戦艦大和関係の本を評価してください。 原勝洋「決戦戦艦大和の全貌」 吉田俊雄「特攻戦艦大和」 檜山良明「戦艦大和の謎」 日下公人・三野正洋「戦艦大和の真実」(「大和とは何か」の改題) 歴史群像シリーズ「大和型戦艦」 光人社NF文庫「戦艦大和開発物語」 辺見じゅん「男たちの大和」 吉田満「戦艦大和と戦後」 吉田俊雄「大和と武蔵」 坪井平次「戦艦大和の最後」 小板橋孝策「戦艦大和いまだ沈まず」 恩田重宝「戦艦大和の建造」 梅沢庄亮・副田護「図解 戦艦大和のすべて」 渡部真一「戦艦大和99の謎」 阿部三郎「特攻大和艦隊」 三野正洋「鎮魂の賦 戦艦大和最期の戦い」 岩佐二郎「戦艦大和レイテ沖の七日間」
いやこのスレは評価クレクレスレじゃなくて 喪前自身の評価・書評を書き込むスレだから。 喪前が発信しないことには異論も反論も同意も返って来にくいと思うぞ。 でも絨毯爆撃レスは勘弁な
>>459 師団の装備・兵員の素質といった戦闘力はどうあれ、人件費は老兵も若兵も一人頭概ね同等にかかるんだが。
(収奪できる余剰がある分、中国戦線の方がコスト安ではあるだろうけどね)
で、ぐずぐずに膠着したゲリラ戦に延々と付き合わされるってのは亡国への最短距離だ…ヴェトナム、アフガン、文禄慶長、英国病と北アイルランド。
>>451 読了の折には、小生へお譲りいただけるよう
重ねてお願い致します→ゼーアドラー
>>473 ゼーアドラーは、古書店なんかでは割と入手容易な方かと。
「戦闘機の戦い方」服部省吾著 役に立つ情報もあるんだがなんか鬱陶しい・・・
476 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/09/21(水) 11:17:52 ID:z+uGS88S
学研「特殊潜航艇全史」購入。 鬼の値段に相応しい、鬼な内容です。 今のところ、甲標的だの回天だのに関しては、ほぼこれ一冊で用が足ります。
476> 同じ作者の 歴史群像太平洋戦史シリーズ vol.36 海龍と回天 歴史群像太平洋戦史シリーズ vol.35 甲標的と蛟龍 を持っている人は、買って損は無いのでしょうか? 大幅に、パワーアップしていますか?(6000円以上しますし)
478 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/21(水) 22:34:31 ID:3W9CKHtS
ゆうかさん、早いなぁ。 私も昨日入手しました。 歴史群像シリーズは、私はコンプリートしてますんで、別枠で買いました。
479 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/09/22(木) 21:48:17 ID:tBloi6jF
>>478 まあご存知のように? 私は特攻関係の研究をライフワークに定めるという暴挙をかましてしまいましたので。
>478-479 う〜ん、判型がなぁ。 サザエさんの第一巻みたいだから、本棚の問題が…。 なので、わらひは見送り。
歴史群像って新書(歴史群像PLUS新書)出してたんだね、普段歴史群像は読まないから知らなかったよ 「第二次世界大戦衝撃の秘話39」ってヤツを買ってみたが、歴史群像読んでない+初心者の漏れには結構面白かった エロ爆弾やら風船爆弾なんかは知ってたけど空中機雷(モドキ)は知らなかった で、質問なんだけど光人社の新刊「大空の決戦 零戦撃墜王青春記」は今まで出てた「大空のサムライ」と同じ? 題名は違うけど内容は一緒なんだろうか・・・
だからここは鑑定屋じゃねえんだっつーの それともここで何々ってどうよと逝ってくるアホは、グーグルからアク禁くらってんのか?
「俺は これだけ読んでるんだけど、どうですか」ではなく 新刊の感想を聞いてるんだから いいだろ。今までも新刊の 良し悪しを聞くのは 何度もあってるし。
484 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/23(金) 07:03:48 ID:npD58728
「大空のサムライ」といえば、光人社NF文庫が定番ですが、講談社+α文庫 からも全く同一の題名・内容で出てるんですよね。何なんでしょう…
>>482 一般向け雑誌と実用書と学参、あとは配本屋が送ってくるまんま、って本屋が多いからなぁ。
てか、地方では本屋自体が減ってるしな。
図書館は「軍事関係のような有害書物はコドモたちの目に触れさせないように」とか真剣思ってる
キティガイが番人やってることが多いので、新刊なんかまず入らないし。
大都会wの住人なら選択の余地もあるんだが。
新刊の情報なんぞ一番手に入りやすいじゃねーか 誰かが良いとか悪いとかいうのが判断基準なんか?
>誰かが良いとか悪いとかいうのが判断基準なんか? それを言っちゃー、このスレの価値自体が無くなるよw マジでそう思うなら、このスレ読む必要すらないしww
書評家の存在意義が。 海外だとちゃんとした書評家が評価した本は ちゃんと売れるらしいね。
先日の休みに読了した書籍の書評。 角田房子著「責任‐ラバウルの将軍 今村均」(新潮社) 他に幾つかある今村将軍伝との最大の違いは、終戦後の戦犯としての生き様の描写に その軸を置いたところ。 全五章のうち三章が戦後の話であり、関東軍時代の話はむしろさらりと流した感じ。 多数のインタビューを織り込みながら構成された本著は、慈愛に満ちた「人間」今村均に スポットを当てると共に、一兵士として、そして戦犯として死んでいった無名の人達の 鎮魂の書として名著と呼べると思う。 青江舜二郎著「石原莞爾」(読売新聞社) 石原莞爾の個々のユニークなエピソードは楽しく読め、また「本庄日記」を軸にした 満州事変に対する石原莞爾の係わりの追求は興味深かった。 いかんせん描写が情緒的に過ぎ、なおかつ時折「法華経の行者」としての石原莞爾に 対する評価などが入り混じってやや閉口する部分が。 閉口すると言えば、文中に時折「島」と言う人物が登場して当時の世情や幾つかの 挿話を語っている。 これが気になって、石原莞爾に近しい人なのかと首をひねりながら読んでいると、 どうやら著者自身を第三者的に描写しているということに気が付いた。 普通に書けよと思ったり。
児島襄著「戦史ノート」(文藝春秋) 自身の戦史著作集から散文を集めたもの。 興味深い小エピソードが多数収められているが、やはり注目は中盤の 「珍戦史」と言う一章。 「ヒトラー女性化作戦」や「ラーメン爆弾」など、本当とも嘘ともつかない珍エピソードが 多数あり、実に苦笑を誘う。 後半の「指揮官と参謀」と言う一章での指揮官と参謀のそれぞれのタイプ分析も なかなか的を得ていたり。
それ怪盗ジバコでまんま、使われてたな
エヴァ・ブラウンのチョコレート(飲用)飲んで「あら、おいしいわ」だったかしらん
アマゾンの中古本ってカードでしか買えないのな・・・・ニートにはつらいお
久々に文華堂に行ったらビックリ宝(陸自教範)の山が・・・ でも高すぎス。
文華堂は店内が狭すぎで下に積まれいる本が確認しずらい
>>497 いっぺん店中央の棚の南側の山を崩してしまった。
陸自教範は米軍の教範の訳したのは結構出てるね。 まあ、ネットで見られる時代だからね。
昔の店舗の方が広かったような
503 :
500 :2005/09/25(日) 22:52:17 ID:???
>翻訳したFM読めるの? いや、原著の方が読めるということ。
このスレ的には前田哲男ってどうなの?
元・社会新報(社会党機関紙)記者でバリバリの旧社会党系反戦反自衛隊反米「自称」軍事評論家です。
好き嫌いせずに何でも食えとしか言えねえ。 初心者だからなんて免罪符なんかねえんだわさ。
>>506 俺だったらわざわざその本を買おうとは思わない
そういうスペック辞典的なものはネットでもある程度調べられる
ついでにいえばイカロスはちょっと信頼性が低いといわれる
なのである程度情報の判断ができるようになるまではおすすめできない
>510 改訂する前の「現代航空戦史事典」を古本で探した方がよくない? 「現代の航空戦」、索引ないし
512 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 19:47:32 ID:soUCLpP5
>>508 同意です。年鑑ならば一見明白に怪しいものはないでしょうから、見敵必殺で
入手すべきです。その程度の本を入手するのに躊躇するぐらいなら、趣味
を続けられないでしょう。ネットで調べられることしか載っていないかも
しれませんが、私から言わせれば本一冊分の情報を時間をかけて調べるくらい
なら、パッパと金出したほうが早いと思いますがねぇ。
事典に金だすくらいならその金で
>>510 のようなネットでは調べられないことが書いてある本を買った方がいいと思う
金に余裕があるなら別だが
514 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 20:51:56 ID:soUCLpP5O
百万単位で金をブチ込む覚悟がないのなら、およそ趣味というのはやれないと 思いますがねぇ。ましてサラリーマンは調べる時間さえないですし。
>>514 人それぞれ楽しみ方があればいいじゃろうが。
毎月WL一隻ずつ作るだけでも良い趣味だ。いい加減に汁。
>>514 「金を使ってこそ軍ヲタ」とでも?
そりゃ違うだろうよ。
好きな事を好きなようにするのがヲタだ。
そんな事言う無政府主義者はまとめてシベリアに送っちゃうぞ。
518 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 21:28:01 ID:soUCLpP5O
前回のが手元にありますが、A4変形で正味300ページです。これで2800円 だったら激安じゃないですか。 例えばですよ、これと同じ分量の資料を2800円でまとめれや、と頼まれて 引き受けますか?半日バイトした金で買えるんですよ? いや、バイトするのさえ嫌だってんならもう何も言う言葉はないですがね。 資料を調べるのを基本とするなら、費用対時間の計算は常にするべきです。 ネットには載っていないけれども難しすぎて読むのに何十時間もかけるよりは、 安くて手軽な本を何十冊も読むほうがはるかにためになりますし。 また、戦艦大和を作るのように、高い割に資料が平均レベルよりはるかに 下なら完全無視するとか。 少なくともその意味で言えば、確かにイカロスの本はレベルは高くありませんが 値段が安いので十分元は取れると思います。 っていうか私自身出版社勤務なので、一人でも多くの人に本を買ってほしいですな。
無益で不毛な論争だなぁ…。
>>518 CPが良いか悪いかの話をしてるんじゃない。
テメェのやり方でもって他人の趣味にケチを付けるんじゃないと
言われてるのがわからん?
出版社に勤めている人が前スレみたいな醜態を晒すのか。
半日バイトした金って・・・ あんたサラリーマンじゃないの? 子持ちのサラリーマンはポンポン2800円の本など買えない(w 自分でコツコツ資料をまとめるよ(w
>>518 自分の感覚を押しつけるな
俺はあの手の本に2800円の価値は見いだせない
そこそこの大きさがある図書館があるなら、 そこの軍事や兵器(技術に分類されている) 関連の書籍を片っ端から読む、というのは一つの方法だと思います。
525 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 21:43:41 ID:soUCLpP5O
いや、決して無益でも不毛でもありません。文字情報を基本とする趣味には 常について回る古くて新しい論点だと思います。 例えば、憲法を初めて勉強する人に、いきなり宮沢俊義や佐藤幸治の本を 勧めても、ひたすら難解なだけです。それよりは、安くて薄い入門書を 勧めるのが無難で普通の対応だと思います。 仮に100ページの本だとして、それが全てネットにあるとしても、私は やはり本を勧めます。単に費用対時間という問題以上のものがあるからです。 これは、読書という習慣そのものを身につけるためです。 入門書も読みこなせない人が研究書に取り付けますか? 新書や文庫も読めない人が分厚い本に手を出しますか?
526 :
516 :2005/09/27(火) 21:44:12 ID:???0
>>518 519氏の指摘のように無駄な言い合いはしたくないのだが
>百万単位で金をブチ込む覚悟がないのなら、およそ趣味というのはやれないと
>思いますがねぇ。
この部分が引っかかる。
軍ヲタだからといって、大金を使いまくる覚悟をする必要はないだろう。
個人の趣味なんだから、ヲタの数だけ楽しみ方があるだろうに。
高い本を買うのが好きな人がいれば
本を読むのが面倒だと思う人もいる。
因みに、自分は気が向いた時に適当に本を買ってる。
軍ヲタいろいろ、楽しみ方もいろいろだよ。
なんかデジャヴを感じるぞ
好きなようにすればいいじゃん。 はい、この話題終了
非難されてるのを全く理解しようとせんな。言った漏れが馬鹿だったよ。 迷惑かけてごめん、やめます。
530 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 21:49:19 ID:soUCLpP5O
これはまあ私が自家用車を所有してないというところによりますな。 車なんて持ってたら、もちろん本買う金なんか出ませんからね。
>>525 趣味の領域で自分の考えを他人に押し付けるくらい無粋な事は無いよ。
532 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 22:04:36 ID:soUCLpP5O
>>ALL えー、すみません。 松岡久光「三菱航空エンジン史」(三樹書房)が出ています。 三菱重工の岡野史料室長がはしがきを寄せています。 「多くの人々に三菱の発動機を理解していただく為の絶好の要約書」。 金星、瑞星、火星が主です。図面・表も多用されています。
>>532 「要約書」って、アテネ書房の「みつびし航空エンジン物語」の要約版ってことですかね。
光人社文庫だけで10年は持つ
535 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 22:27:21 ID:soUCLpP5O
あーんと、そこまでは分かりません、アテネ書房のは見てませんので。 ただ、著者がかなりの熱意をもって極力一般向きになるよう努力はしている ようです。この版元は烈風や秋水の本も出していますが、本来は自動車の 本が専門のようです。
戦車について学びたいのですが、お勧めの本ありますか? 今コーエーの1939〜1945までを保有しているのですが、基本的なことを学びたくて。 お願いします。
戦車メカニズム図解ってのはどうよ?
>>536 「萌えよ!戦車戦学校」
戦車メカニズム図鑑よりも500円ばかし割高だけど基本は押さえてる
あれよりお薦めかと聞かれればNOだが……
540 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/27(火) 22:51:31 ID:soUCLpP5
上田信「戦車メカニズム図鑑」(グランプリ出版)なんか如何でしょう。 ガリレオ出版のグランドパワー別冊シリーズもありますが既に絶版が出始めています。
>>536 「学校で教えない現代の戦車と戦闘車両」並木書房
「戦車謎解き大百科」光人社
「戦車マニアの基礎知識」イカロス出版
もどうぞ。
でもパンツァータクティク薦めるにはまだ早いな。
>>539 案外あの本中身はまともなんだよねえ・・・
表紙だけ見るとイっちゃってるが
544 :
名無し三等兵 :2005/09/28(水) 00:01:13 ID:v/Ke4Mz0
「堀参謀の情報戦記」に書かれている内容は、どの程度真実なのでしょうか? ある程度誠実であるとは思うのですが、佐々氏と被るように見えてしまう面もありますので。
>>544 どの程度って言われても・・・ねぇ。
具体的に何処の描写が気になったのか言ってみ?
546 :
536 :2005/09/28(水) 00:06:05 ID:???
皆さんありがとうございます。参考にさせていただきます。
戦車について学びたい、という明確な目的があるのなら、ウェブサイトを 巡った方がいいんジャマイカ 萌えよ(略にしろ、戦車メ(略にしろ、>541で紹介されている書籍にせよ 学ぶためのものじゃなくて、一定の商業利益を上げるためのデフォルメが 入ってるわけで、「学ぶ」ためのものにはならないと思われ。
548 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/28(水) 12:10:08 ID:/aRyuFWc
ヒュー・マクナマーズ「特殊部隊」(朝日新聞社) H・キール・メルトン「新版スパイ・ブック」(同) が出ています。豪華本みたいな作りで、両方とも税別4700円です。 権威がありそうなのでとりあえず入手しましたが、さすがにこの値段ではねぇ。
ペーパーバックでとは言わないからもう少し値段を安くしてほしいな… 装丁ばかりに気を配って豪華に見せかけて値段を吊り上げてんのか?
550 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/28(水) 12:48:32 ID:/aRyuFWc
本当、そうですよね! アトラスの戦争地図ならともかく、いくら訳書だからつって百科事典みたいな 装丁と値段は勘弁してほしいものです。
日本の書籍流通のしくみも知らんのが知ったかで語るなアホ
取次ぎが最大の権威っちゅー害悪ばっかの書籍流通システムか
てか訳書の場合翻訳者への手間賃や その他中間利益が生じるってのも大きな理由だと思う。 その意味じゃ前スレあたりに出てた ロシアの「フロンタヴァヤ イリュストリューツィヤ」の訳である 大日本絵画の「独ソ戦車戦シリーズ」が原書とほぼ同額というのは ある意味驚異的
売れ残りの本が「資産」として課税されるというワケの分からん税制の せいで、在庫が片っ端から裁断されて絶版になるっつーシステムの欠陥が 何とかなれば全体的に書籍の流通も変わるのジャマイカ
555 :
名無し三等兵 :2005/09/28(水) 13:04:46 ID:nzJSeLXD
つ在庫も資産
>555 税務当局の公式見解だと、いずれ売れば利益が出るから 資産なんだってさ(苦笑
本当日本ってカスだよな こんなんだからいつまでも三流国家なんだよ
>>525 中学生のときに憲法に興味をもって祖父に宮沢俊義の本をもらって挫折した俺が居るorz
拳銃関係なら徳間の床井さんの本をまとめて買って糸冬なんだがなぁ>年鑑系
(そういえば、これとは別に出てたか。それでも全部で6000円くらいだから3ヶ月に1冊買って
にやにやすることは可能だし)
正直漏れはフネや航空機関係については資料のハバが広すぎて挫折したクチなんだが、今から思えば
買いやすい資料を自分のペースで買っていって読んでニヤニヤしながら、情報をすりあわせて
いくのがベターな気がする。
>>554-557 商品勘定だもんなぁ…… ぶっちゃけ別枠にしても問題無い気がするんだが。
古書店についても同じだっけ?
561 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/28(水) 20:05:19 ID:/aRyuFWc
辺見じゅん「女たちの大和」(ハルキ文庫) 大和に限らず、大東亜戦争各地で戦死した人の親族の女性たちを描いたものです。 高橋義夫「高橋是清と井上準之助」(学陽書房人物文庫) 昭和初期において対照的な財政政策を取った二人を経済の立場から描いています。
女たちシリーズ、以下続刊 女たちの漢級原潜 女たちのアラスカ 女たちの不審船 女たちの西京丸 女たちのリバティ・シップ
563 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/28(水) 20:23:40 ID:/aRyuFWc
ちょ、待った!(笑 ここでパクるのは「○○たちの大和」というフレーズのほうですよ。
軍事について勉強しています 銃器について詳しく書いてある本ってありませんか?
国際出版で出してたGunの別冊なんてかなり充実した内容だったと思います。
566 :
名無し三等兵 :2005/09/28(水) 20:29:21 ID:lY8N5rOM
さてさてまったく空気の読めない俺が来ましたよ。 それでは、ここに記念カキコをさせてもらう
新紀元社のミサイル全書、核兵器辞典はどうなんでしょうか? 当方、布団の中で軍事研究読みながら眠くなる初心者です。 圧倒的に詳しくなくても間違いが少なければ買う気マンマンでし。
>567 軍研で眠くなるなら買わないほうが・・
>>567 なんか分厚い割に微妙な情報量という印象
570 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/28(水) 21:02:34 ID:/aRyuFWc
>銃 床井雅美「カラー版軍用銃事典」(並木書房)は如何? >ミサイル事典 はしがきで「ミサイルに関心を持つすべての人の座右の参考資料」を目指して いるそうです。著者はHPで本書の追補を行う旨宣言しています。新紀元社は ちょっと古い本はすぐに絶版にする傾向があるので、買うなら今です。
>>547 デフォルメが良い悪いは知りませんが、
>>536 は別に戦車の知識で飯を食う為に知識を得たいなら兎も角、
わけじゃないだから、
>「学ぶ」ためのものにはならないと思われ。
は如何なものかと。
>>466 >ゴードン・プランゲ著「トラ・トラ・トラ」を買ったんだが、
>これって内容的にどうよ? 現在でも通じる?
>外国人の書いたものだから 著述に偏りが無いかちと気になったもんで。
亀レスだが、映画トラトラトラの原作者様だから安心でしょ。
「真珠湾はルーズベルトの陰謀だ」とかいうのが「最新の学説」なら、
「真珠湾事件は様々な錯誤の積み重ねで起きた」いうプランゲ(日本側監修いうか共同執筆は千早正隆)
は不満ということになるが。
プランゲ、モリソンは米上院真珠湾事件査問委員会議事録に基づく「正史」
>>567 ミサイルの現在、核兵器の全体像について知るためには悪くない選択。あとは財布と相談すべし。
ミサイルの歴史は小都元氏の「ミサイル辞典」「世界のミサイル 弾道ミサイルと巡航ミサイル」を読むとカバーできるが、入手が困難。高いのも同様。
技術について全然知らないのなら「トコトンやさしいミサイルの本」が一番分かりやすいはずだが、費用対効果は最悪。
あと個人的に好きなのが「大図解 世界のミサイル・ロケット兵器」。入門者向けにミサイルについてのほとんどの内容が網羅されていて、しかも図表が豊富。それで2000円は安い。もしかしたら世界の傑作機別冊として再販されるかも。
「亡国のイージス」元ネタ本の著者、杉山隆男の新作「兵士を追え」が出てるな。 文庫になるまで待つか。 ところで楽天のブックスでポイントが使えるようになってるお。 業界的に好まれないコトだけど最近の勢いに乗ってかな。
576 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/29(木) 12:22:42 ID:Z15aOOHK
>>573 「大図解」はグリーンアロー社のですよね?
最近、文林堂は世傑別冊でグリーンアロー社の旧著を精力的に仕立て直しています
ので、今後に期待します。
トコトンやさしいミサイルの本は確かに割高感がありますね。 内容は初心者におすすめできるものだと思います。参考文献も書いてあるし。
>>218 通販性生活のオマケとして、この本がついてくるらしいw
>通販"性"生活 詳しくw
580 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/29(木) 18:55:05 ID:Z15aOOHK
えーと、大人のおもちゃとか精力増強剤とか。 変わったところでは、模範実技のビデオとか。講師は加藤鷹(笑
581 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/09/29(木) 20:57:17 ID:Z15aOOHK
マシュー・スチュワート「1859年の潜水艇」(ソニー・マガシンズ) スペインで潜水艇発明?なんかダビンチみたいな怪しい匂いを感じる本ですが、 埋もれた先駆者を発掘してきた感があります。 艇そのものより発明者モントゥリオールの伝記と言ったほうが適切でしょう。
小田桐誠「企業戦士たちの太平洋戦争―大洋丸事件の真相」現代教養文庫 昭和17年5月8日シンガポールに向かう途中の「南洋開発マン」数百人を乗せた大洋丸が米潜に撃沈される悲劇を収束点に、 開戦直前の英蘭仏印からの民間企業の引揚と開戦後の再進出のお話。 開戦直前の企画院の働きやら船舶需給割当論争とか、ともかく「何を目的に開戦したのか」「南方資源地帯とか何か」、 昭和16年暮れの「南進論」の雰囲気がよくつかめる良書、だと思う
>通販生活のオマケとして、この本がついてくるらしいw 中村哲医師の大ファンである当方としては,当然ゲットしました.w
どなたかよろしければ教えて下さい。 ドイツの艦隊水雷艇等(猛獣猛禽やらT、できればFも) の資料が欲しいのですが、 ホイットレーの『第二次大戦駆逐艦総覧』には ドイツ艦はZしか載っていないのでしょうか?
>585 Tは掲載されているけど、Fは艦種が違いますからねぇ。 洋書で、ドイツ海軍の小艦艇を解説した本があったと思いますので、そちらを あたられては如何か、と。
>585 ・猛禽猛獣 ・T ・鹵獲艦 が載っております. それにしても,この本,まさか日本語版が出るとは思わなかった……. ちなみに,Fナンバーの護衛艦については,海人社の「第2次大戦のドイツ 軍艦」に,各級の写真および簡単な解説,全艦名が出ております.
>>585 気長に待て。大日本絵画の新シリーズ、「世界の軍艦イラストレイテッド」にドイツ海軍のEボートが予定されてる。
おや,かち合い弾だった…….
ワールドタンクミュージアム図鑑購入。 食玩で出てたアレの解説を纏めた本でちょっとした小ネタがのっててGood! 初心者に最初に振るネタ本として非常に良いと思うがどうかな?
どんなもんでも興味があれば勝手に読み漁るでしょ。
戦時商船隊、このシリーズはいいね。 歴群一式戦闘機隼は未公開の米軍の鹵獲機資料とか得たそうで。
世界の傑作機112号はビジランティ。 ・鳥養先生の記事がない ・常に増して校正漏れが多い ビジランティが好きな人にはオススメかどうか判りません。
594 :
585 :2005/10/01(土) 10:35:24 ID:???
>>586-589 遅くなりましてすみません。
皆さんありがとうございました。Eに関してはしばらく待ち、
Fの方に関してはもう少しAmazonを探してみるとします。
そもそも気になったのが、推薦書にもありました
『第2次大戦のドイツ軍艦』とチェコの軍艦サイトの
猛獣級の最大速度があまりに違っていたことだったので
『第二次大戦駆逐艦総覧』も購入したいと思います。
A-5の提案型のうち、双垂直尾翼型があったら見たい。 ご先祖様
>592 小峰文三はどこまで信頼できそうですか? 時々???って感じなんですが。
最近世傑のレベルが下がってる?
最近出版された「技術戦としての第二次世界大戦」ってどんなものだか分かる人いますか? もしいたらどうだったか書評お願いします。
>598 28と誰かの対談集だった。 内容が全然無くって面白くなかったので買わなかった。
600 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/01(土) 20:22:09 ID:nBR3ISAa
それって確かPHPの本ですよね? 2年ぐらいで間違いなく文庫化されますので、今、単行本で買う必要はありませんよ。
久々に文華堂に行ったら「艦砲射撃の歴史」がありますた
602 :
名無し三等兵 :2005/10/01(土) 22:04:29 ID:8Eih0CSb
世界の艦船別冊のイギリス航空母艦史を買おうと思うのですがこのスレとしての評価はどうですか?
世傑は写真集だからなぁ。写真さえ括弧良ければそれでヨシ 昔の丸メカみたいに、対になるヤツがあればもっと良いんだが
世傑はそろそろイタリア戦闘機も出そうよ。
>>597 なによりもう取り上げるべき「傑作機」が残ってないからね
隔月刊であの値段だとそれほど掘り下げることもできないだろうしね
606 :
604 :2005/10/01(土) 22:52:47 ID:???
605さんに喧嘩を売られた。北アフリカじゃ頑張ってたんだぞ!
F-14(別冊であるけど),F-15,F-18の 大物が残ってる。 鳥養センセにF-5の続きでF-18解説キボン
旧世界の傑作機のA-5が全然見つからなかったので 歓迎できます。
友達が「遥かなるノモンハン」っていうのを薦めてきたのですが、どのような本だか分かる方いませんか? かなり面白いそうで。
>609 遥かなるノモンハン 星亮一/著 出版社名 光人社 出版年月 2004年12月 ISBNコード 4-7698-1221-3 税込価格 1,995円 頁数・縦サイズ 294P 20cm [要旨] 死傷率75パーセント―不毛の内モンゴルの原野に繰り広げられた壮絶な「語られざる日ソ戦」。 関東軍の誤断から悲惨な消耗戦に投げ込まれた兵士たちの足跡をたどる渾身のルポルタージュ。 [目次] 第1章 ハルピンから満州里へ;第2章 国境の小競り合い;第3章 遥かなるノモンハン; 第4章 モンゴル、ソ連軍将兵の記録;第5章 ノモンハン戦場日記; 第6章 北海道の兵士たち;第7章 ノモンハン事件とは、なんだったのか ちょっとググれば出てくるのに・・
>>610 すみません。書評をいただこうと思っていたんですが、書き方が悪かったようです。
重ね重ねお詫びいたします。改めてどなたか書評できる方居られませんか?
お願いします。
『この本は、ノモンハン事件の舞台となったところに著者が出向いて、そこが今どんな様子なのかを写真で紹介〜』
つーか 友達に聞いてよ。 何て進めてるの友達は。その人軍おた?
つーか質問だったら初心者スレでやりゃいいじゃん。
つーか、ここは、書評スレだしょ。 書評を求めてどこが悪いわけ?(苦笑) ホント、わけわからんやつが多いなあ。
ここは書評を書くスレなんだとおもう。たぶん。
だからな、読んだ人が書評を書くの。 まず、あんたが読んで書評を書くわけ。
何でこのスレの連中って偉そうなの? バカじゃねえの。
>>618 ここを人力検索サイトだと思っているあんたの方がさらに馬鹿。
スレッドの趣旨を理解できず、ひたすら書評を求めるおまえがバカだろ。
>>618 逆ギレお疲れ様デス。あなたのそういう書きップリが反発招いているんだと思います。
伊藤隆の昭和史をさぐる(朝日文庫)、読みました。なかなか平易で面白かったです
政党の興亡の大まかな流れが凄くわかりやすかった。
これよりはもう少し詳しく、昭和初期の政党史を知るのに適当なものありますか?
過去スレ見た感じでは 本を読んだ人が書評を書く一方で 「○○ってどう?」みたいな書き込みも普通にあるね。 書評総合スレだし、書評を求めてもいいんでない?
>>622 確かにその通りだけど、この質問者の場合、質問の仕方に問題がある。
>>622 書評も書けないのが書評を求められて逆ギレしてるんだよ。
>昭和初期の政党史を知るのに適当なものありますか 日本政党史辞典上 一八六八年〜一九八九年とか図書館で見てみたら? 足がかりには最適かと。 戦前の時局解説系の辞典などを見ると 雰囲気がわかる。 たいてい、一つ一つの内閣を時局でおってる。 ただ、置いているのが大学図書館だったりするのがなあ。 戦後にまとめられた本とか見ると、綺麗にまとめすぎていると言うか なんか 把握しずらいんだよ。
ベストセラー系列なら 戸川猪佐武「昭和の宰相」(講談社全7巻)のうち1〜3巻 「犬養毅と青年将校」「近衛文麿と重臣たち」「東条英機と軍部独裁」 あとは勝田龍夫「重臣たちの昭和史」(文芸春秋)かな。 戸川は角川文庫でも平易で面白い戦前の政党史書いていたと思うけど。 なお勝田は木戸の親族だから、重心たちの自己弁護史としても面白い
「兵士を追え」読んだ奴いる? まだ途中までしか読んでないんだけどさ、 この作者、前二作(「兵士に聞け」と「兵士を見よ」)ではそれなりに中立っぽい視点で好感が持てたんだけど、 連載がSAPIOに変わったせいか、急に「米帝憎し」になってないか・・・?
628 :
627 :2005/10/03(月) 00:31:32 ID:???
×急に「米帝憎し」になってないか・・・? ↓ ○急に「米帝憎し」の右翼ジジイになってないか・・・?
どうして解答がないんだ?人がいないのか?
>>627 「兵士」シリーズの先行2作は読んだが、「追え」は未読なので評価できん。
632 :
559 :2005/10/03(月) 20:53:46 ID:???
>>630 やっぱり無茶か。素人が故ジャイアント馬場氏とプロレスをやるくらいには無茶なんだろうなぁ。
紹介いただいた本、探して読んでみます。
>598 >「技術戦としての第二次世界大戦」 上でも回答付いてるけど、マジにただの対談集。 著者のファンなら買いかもしれんが漏れは買う気無くした。 羊頭狗肉っつー言葉がこれほど似合う本って最近珍しいと思うほど ”技術系の香り”が無い。かといって科学・技術・運用思想について 深く切り込んでる訳でもなし。
634 :
633 :2005/10/04(火) 19:03:11 ID:???
さっきamazonのレビューを見たらやっぱ”羊頭狗肉”と断じている 人が居て藁他(つか漏れの方が激しく遅レスだったんだけど) ・・・・やっぱ同じような評価下す人が多いんかね
欲しいと思っていた本に限って絶版だったりする
ヾ[ ・∀・]ノ ナタデココー
637 :
イナゾウ中佐 :2005/10/05(水) 23:16:46 ID:QcSpHssu
『パールハーバーの真実』の続編(陸版)という位置付けですが、物足りないこと この上ないですね。 「対談本は面白くない」という見本のような本です。出版業界的にも対談本は 売れないというのが一般的です。 本当は百も承知のことを、軍師がわざわざ翁に教えを請うなど、軍師の気遣いが行間に にじみ出ている一冊ですw。 かといって文庫になるかは微妙。単行本で売れない本を文庫にするはずがありません。 希望的観測は抱かずに、読むつもりのある人は絶版になる前にとっとと買いましょう。
つか、軍師って、絶対に増刷をかけないのがポリシーっていってなかったっけ?
>>637 「地獄のX島で米軍と戦い、あくまで持久する方法」は面白かったんだがな〜。
架空対談本はやっぱり厳しいか。
640 :
イナゾウ中佐 :2005/10/05(水) 23:59:24 ID:QcSpHssu
ノンノン。増刷をかければ当然、印税が入りますからそんな訳ないでしょうw。 仮に1000部増刷したとすれば(こんな低いロットで出版社の採算が合うかどうかは 知りませんが)15万円ほどは軍師の手元に入ってくることになります。 中堅以上の出版社であれば、単行本でも文庫でも1回増刷がかかれば最低30万円前後は 著者に入ると考えるべきです。 初出が雑誌媒体といえども、「同じことは二度書かない」というのが軍師のポリシーです。 かなり自分で自分の首を絞めている行為で、自分は賛同できませんが。
>>639 自分も『地獄のX島』は面白かったですよ。軍師の架空対談本なら、
『日本有事って何だ』が秀逸だったと思います。
全ての本に共通することですが、あんな「編集者」は現実にはいません。
>全ての本に共通することですが、あんな「編集者」は現実にはいません。 ワラタ
646 :
イナゾウ中佐 :2005/10/07(金) 00:35:29 ID:35HNdbvk
中公新書ラクレの『歴代海軍大将全覧』は、巻末資料の「略歴」だけでも 買いだと思います。お値段は、単行本の書籍並みに張りますが。 可能なら、ぜひ続編で『歴代陸軍大将全覧』も出して欲しいと思います。 ただ陸軍は海軍の倍くらい大将がいますから「上・下巻」になるのが確定なのと、 対談できそうな面子が見当たらないのがネックです。
「テロリストを追う モハメド・アタの軌跡」を今頃読了. 朝日新聞の連載記事にしては上出来. ところで,派生議論スレッドのほうに現在,熱心な徴兵復活論者が来て おりますが,引用している文章が,姜尚中,前田哲男,そして品川正治ときたから, 「もしや……」と思って調べてみたら,案の定,岩波ブックレットの「憲法を 変えて戦争へ行こう」からの引用でしたとさ.
>>647 うぜーよ、派生の話なんかもってくんな、ボケ。
フラウィウス・ヨセフス「ユダヤ戦記」(ちくま学芸文庫) RMA化された世界帝国の軍隊と中東の武装抵抗勢力の激突を当事者の視点で 描くノンフィクション・・・・・とまとめるとのイラク戦争本っぽく見えるが、西暦60〜70 年代のお話でつ。(RMAっつーても"情報RMA"ではなく、古代における常備軍の整備という軍事革命) 軍ヲタ的ツボとしては 1.古代戦史としての価値 古代ローマ軍の装備、編成、行軍序列等について纏まった情報を得ることができる。 著者は反乱勢力の軍事指揮官の一人だし、監修者は鎮圧側の前線指揮官ということで、 建前やフカシはあれど事実からそう離れたものでは無いと予想される。 後の歩兵操典やFM/TMのようなマニュアルを基にしてるっぽい記述多し。 (訳者は”奇麗事を並べた自衛官募集パンフ”というたとえを用いているが) 2.山本七平氏との絡み(新書版は山本書房刊) ユダヤ・聖書研究だけではなくフィリピン戦記でも有名な山本氏との絡みを書こうとして 「山本七平 ユダヤ戦記」でぐぐったらいろいろと既出だったので書く気無くした。 取りあえず「 一下級将校の見た帝国陸軍」「私の中の日本軍」あたりを読んどくと 興味深さ倍増の予感(漏れ的には・・・だけど)。
>650 狂信の徒たちとローマ兵への投降を巡り議論する下りは迫真 かもしれません。戦いの経緯よりも、包囲された市中での流言などが記録 されているあたりが良いです。 siege of Jerusalemちゅうボードゲームをこの本を読んでからやると 面白いですね。神殿が戦闘の焦点となるように作られています。地形的に 見ても制圧しないといけないところなんでしょうけど。
クラウゼヴィッツの戦争論(日本語訳)を読もうと思うのですが、 皆さんはどの出版社のものが一番初心者向け(わかり易い)と思いますか? ご意見を聞かせてください。(さんざん既出の質問でしたらすいません)
岩波版だろうとレクラム版だろうとクラウゼビッツは初心者向けに書いたつもりがないから そんなもんは存在しませんがな。
>>653 すみません。
「わかり易い」の意味で汲み取って頂ければ結構です。もちろん相対評価で。
それでもそんなもの存在しないというのなら失礼しました。
>609とか>652とかなんか変なのがこのごろ多くない
653のようなのもいらない 嫌味たれるだけなら答えずスルーしとけ
> 「戦争論」クラウゼウィッツ 「わかりやすさ」を求めるのであれば、こちらにいきなり手を出すよりも 松村劭さんとか高坂正尭さんの本を読んだ方が良いのでは。 たぶん、いきなり読むと、あちこちにちりばめられた衒学的な センテンスに目をくらまされて、第1次世界大戦の将帥みたいな 過った解釈をしがちだし。
お薦め戦争論 コヴァ(ry
>>654 具体的な内容なぞ貴方が知る必要が全くない。ということです。
今日は連休初日なので
>>659 のような馬鹿も多いようですな
>>654 岩波文庫のが読みやすいが、やはり難しい
(私も最初は六割ぐらいしか理解出来ませんでした)
でも分からなくても最初から最後まで読んでみるのはいいことだと思う。
ガンガレ!
たぶん、一番最初に読むといいのは 孫子だと思う。短いのでとっつきやすい。そこから 関心を広げるのが良いのでは。クラウゼヴィッツはいきなり 隣の家が燃えてたらどうたらとやり始めるのでわけがわからないよ。 それに未完だし。
663 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/08(土) 19:10:23 ID:g8Zkr6Qq
分かりやすい、という面だけを捉えれば、「○○のことがマンガで3時間で わかる本」なんてのもありますが… こんなの読んでも、本質を理解することにはならない、ということぐらいは 分かりますよね?
そこまでえらそうに言う事かよ…
最悪板にスレがある御方ですから。
読みやすいのを希望しつつクラウセヴィッツに目をつけるあたりどこか間違っているような
ひょっとしてクラウセヴィッツって大したことない?
アメ公が教典のごとく扱ってるから名高いけど、ジェミニのほうがいいこと書いてる気がする…
とりあえずリデルハートは本一冊使ってボロクソに言ってた。 いわく「全面戦争の救世主」
いや、経典になったのはベトナムで負けてからのごく最近の話で 合衆国の軍事理論は建国以来ずっとジョミニとその派生型だよ。 クラウゼヴィッツ派とジョミニ派の争いはいまだに続いている。 なんたらドクトリンVSどうたらドクトリン、みたいな形で。 新しく見えても根っこはクラウゼヴィッツとジョミニの弟子たちの争い。
論語読みの論語知らず
>669 バジルタンは、誤読した「オレ戦争論」をくそみそにこき下ろしただけで 彼が言ってることは全般的に戦争論と、ほとんどおんなじでやんす。
673 :
名無し三等兵 :2005/10/08(土) 21:38:08 ID:qchUYdGh
クラウゼヴィッツが自分の説に条件付の但し書きをつけていた、 そしてその部分の英訳がまずかった、ここまではOkとしても そんな些細な部分で揺るぐもんじゃないくらいに両者は違うと思うんだが。 リデルハートはありゃどうみても自説の間接アプローチ論の比較こき下ろし対象として 直接アプローチ(「目的はパリ、目標はフランス軍」という奴だな)の権化たるクラウゼヴィッツを挙げている。 同じことはクラウゼヴィツにも言え、但し書きはつけているけど基本的には自説の正しさを押している。 もうちょっと簡単に書くと クラウゼヴィッツ「会戦だ会戦。とにかく敵を殲滅しろ。話はそれからだ」 リデルハート「んなもんいらん。後方に廻って補給を絶て」 てなわけで。 勿論、上の人がおっさる通りに両者とも「全ての状況で通じるわけではないよ」と 但し書きはつけているんだけど、骨子では両者は相容れられない部分で満ちている。
最近出た『マハン海軍戦略』がとてもおもしろかった。 ちゃんと理解できてるかわからんけど。 戦争論に入るの躊躇してる人はこれから入るのもいいかもしらんよ。
>673 それが典型的な誤読でやんす。 クラウゼウィッツは、2度ほど「もし戦争がただ一回の会戦で決するのであれば」 という文言を出しているのですが、これはいずれも「資材の集中」「摩擦」の説明で あり、つまり常識的な軍人であれば「んなことありえねー」という前提は理解して 話を進めている部分です。 つまり、この言葉は「戦争はただ一回の会戦で決するモノではないので」という 意味の反語になっているわけです。 ところが、ここで取り出したるは第1次世界大戦の将帥達。 彼らは、この部分を「戦争をただ一回の会戦で終わらせることができれば」と 読んでしまったわけです。 これはクラウゼウィッツが本分内で口を酸っぱくして、表現を変えて何度も指弾 している 言痛い空虚な議論 現実の戦場では木っ端みじんに打ち砕かれる妄想 に過ぎません。 その証拠に、彼ら将帥のもくろみはヨーロッパの平原で木っ端ミジンコになって しまったわけです。 (つづく
ところが、ここで厄介なことに、バジルタンは、これらの第1次世界大戦の将帥達と 全く同じ誤読をやらかします。 更に悪いことに、かれは「戦争論」の論理学的な階層も間違います。 「戦争論」は、そもそも「戦争とはどう綴り、どう書く文字なのか」ということを 記した書物です。 つまり、そこに含まれている各種の「エッセンス」は、クラウゼウィッツ自らが 述べているように「いつか一塊の金属として」誰かが我々の眼前に戦争というモノを 指し示してくれるであろう道程を書き記した書物にすぎません。 ところがバジルタンは、そういったところを全てすっとばして、単なる 戦略・戦術の手ほどき と認識し、つまりは「戦争論のテクニックは古い」とやらかしたわけです。 正しく戦争論が述べているところを認識するのであれば、古いも新しいもない ことは、さしたる困難もなく認識できるはずなのですが、何ともいやはや才気走った 人にありがちな先入観の結果とはいえ、大変残念な錯誤です。 また、バジルタンこそが「金属塊として」戦争を指し示してくれる可能性があった 人物であるだけに、戦争をあらゆる面から分析し、人類の営みとしての「学」に しようとする分野にとっては、下らない錯誤で惜しい人を失ったものです。
蛇足ですが、漏れが「戦争論」の訳書で、序文の「消防条例」を省略している 本は 訳者が戦争論を理解していない と、しつこく言い立てるのは、このあたりに理由があります。 あの消防条例の、一件他から浮き上がったような駄文を なぜクラウゼウィッツがあすこで取り上げる必要があったのか を考えてみると、いかに彼が「自分の考えていること」を「自分が考えている通り」 に他人に伝えようとしているか、その涙ぐましいまでの心配と努力には何とも 言い難い同情を禁じ得ません。 結局「戦争論」は、彼が心配したとおり誤読され、その能力のない人間が 勝手に誤読したにもかかわらず、いかにも「戦争論」自体に価値がないかの ように足蹴にされ、今に至っているわけです。
上でも例えを出しましたが、クラウゼウィッツ「戦争論」は 「戦争」という文字は、どのように綴り、どのように書くのか を示す、つまり戦争を人間の営みとしてひもとく上での全ての出発点 基本となるものです。 リデルハートの種種の議論は、全て、 「戦争」という文字の、とめやはねはどうするか という議論であって、そこに「戦争という文字をどう綴るのか」の議論は 存在しません。 また、とかく比較される孫子ですが、孫子のArt of Warは そもそも「戦争」は漢字で書くべきか甲骨文字で書くべきか という議論であって、これまたレベルが違います。 「戦争論」は、個人の戦闘を最小単位とする「戦争」そのもの、そして それだけを論じる書物であるという前提をはなれてしまっては、人間は 延々と誤った山への登り続けることになってしまうでせう。
679 :
名無し三等兵 :2005/10/08(土) 22:39:44 ID:qchUYdGh
真面目なレスありがとう。 素直にすまんかったと言うところなんだろうけど それじゃつまらんのでもうちょっと引っ張る。 クラウゼヴィッツが自著の最初の三冊分を戦争概念解説書として書いたのは認める。 しかし同時にやはり戦争技術書としての面も多きにわたっている。 階層を間違えた、というよりは多重構造のひとつをリデルハートが選んだ、ということなのでは。 ぶっちゃけリデルハートが戦争とは何だ、と言った哲学的命題に興味があったとは思えないので。 彼の目前にあったのは日々緊張の増す欧州情勢だったわけで。 なんつうかな。 リデルハートがこき下ろしたクラウゼヴィッツの「部分」はあながち間違ってないのでは。 つまり「戦争論の『テクニックは』古い」と。 俺も戦争論読んでみたときの印象がどうにも力押しに過ぎるのでは、と思ったもので。 彼は一度の会戦で決する、とは言ってないだろう。 しかし会戦が重要である、という意味のことは明らかに述べているのではないだろうか。 集中、集中、集中で、敵の持ちたる「力の部分」を崩せと。
>679 ネタだったのかYO! とお約束のレスをしておいて > 階層を間違えた、というよりは多重構造のひとつをリデルハートが選んだ、ということなのでは。 それだと二重の意味でリデルハートを侮辱してしまうことになるのでは(^_^; そもそも、そういう「選び出し」をして批判していると言うことであれば、 リデルハートは「戦争論」を批判するべきではなくて、クラウゼウィッツが 上げた事例をクラウゼウィッツと肩を並べて分析すればいいわけです。 ところが、それをせずに、ただひたすらクラウゼウィッツはダメだ、 戦争論は古い、とやらかしていたわけで、もし意図的に選んでやってた、 ということであれば、そりゃただの詐欺師ですよ(^_^; > しかし会戦が重要である、という意味のことは明らかに述べているのではないだろうか。 > 集中、集中、集中で、敵の持ちたる「力の部分」を崩せと。 それって、昨年マスコミを賑わした「自衛隊のいるところ『が』安全な地域」 というわい曲報道とおなじではないかと。 クラウゼウィッツが述べているのは 会戦『は』重要である ということであって、『実験場の箱庭では』力の相対が局限まで達するという ことであって、極端に抽象化された事例を用いた証明の中の、一表現に すぎませんです。
681 :
名無し三等兵 :2005/10/08(土) 23:23:21 ID:qchUYdGh
うーん。侮辱になるかなあ。 思想書と技術書のどちらが上とも下とも偉いとも偉くないとも言えないと思うんだけど。 いや、まったくのところクラウゼヴィッツが大切に考えたことって リデルハートにはどうでもいいことだったと思うのですよ。 えーと。下段に関しては。まあ、「は」でも「が」でもいいんですが。要約すると クラウゼヴィッツは会戦の重要性を認めている(重要性「は」でもいい。同じこと)。 少なくともそれ以外の事項と比して、決して取りこぼしてはいけないものだと。 リデルハートはクラウゼヴィッツほどには会戦の重要性を認めていない、ということで そして会戦には大軍が必要とされること。大軍は戦争の呼び水となること。 だからなのですよ。リデルハートが「大軍と全面戦争の救世主」と 読む方がびびるほどの隔意をクラウゼヴィッツに対して持っている理由は。 やはり両者には深い溝があると思うのです。誤訳の挟まる余地のないほどに。 つまりですね。リデルハートはクラウゼヴィッツを言痛い空虚な議論であり 現実の戦場では木っ端みじんに打ち砕かれる妄想だと。 クラウゼヴィッツが嫌いぬいた要素がクラウゼヴィッツの主張にまですら 織り込まれているのだと。そう言っているのではないでしょうか。
>681 > 少なくともそれ以外の事項と比して、決して取りこぼしてはいけないものだと。 う〜ん、そんなことは一言も述べられてませんですね。 「は」と「が」の違いを軽く取っておられますが、それは意味論的に全く異なる ことですよ。 会戦は重要である、つまり会戦に到るのであれば重要なイベントとして重視せよ ということであり、それは箱庭的な抽象の中では「力の極大までの行使」という 摩擦の要因として、資材や時間を極大までに集中する会戦は一つの様相で あるからです。 けれど、それは「何が何でも会戦せよ」ということと等号で結ばれるようなことでは 決して無いことはご理解いただけるのではないかと。 これが、第1次世界大戦の将帥が犯し、更にリデルハートが犯した誤読です。 この誤読さえ取り除けば、資材と時間を必要な点に集中すること、という一点で リデルハートが立脚している立場と、クラウゼウィッツが喝破した部分に何らの 相違もありません。 だからこそリデルハートの、この誤読は大変残念なことである、という結論に なるのでありました。
683 :
名無し三等兵 :2005/10/08(土) 23:46:08 ID:qchUYdGh
上段の指摘部分は私の解釈です。失礼。 >資材と時間を必要な点に集中すること、という一点で >リデルハートが立脚している立場と、クラウゼウィッツが喝破した部分に何らの相違もありません。 まさに、その必要な点を何と見るのか、という部分にこそ両者の違いがあるのでは。 リデルハートはクラウゼヴィッツの鍋は火力が強すぎる、と。 両者には共通する立脚点があるでしょう。 そしてその後の力の運用において相違が現れるのではないかと。 どうにでも解釈できる言葉は何も述べてないに等しい。
684 :
名無し三等兵 :2005/10/08(土) 23:57:50 ID:qchUYdGh
もうそろそろタイムアップ。面白かったので連休明けにでもまた来ます。 長々とやってしまいましたが 要するに私は682さんが誤読と言っている件について 「本当に誤読か?」と思っているのです。 それじゃ。
685 :
654 :2005/10/09(日) 00:01:17 ID:???
レスありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
なるほど。面白かったなぁ。
私もたいへんおもしろく読ませて頂きました。 私自身はかねてより、海の人さんのおっしゃっているご意見に概ね同意なのですが、 非常に簡潔でわかりやすい記述に感心いたしました。 qchUYdGhさんが疑問に思っておられる点についても、 リデルハートはクライゼヴィッツが否定しつつ、 なおかつ自身の否定している事項に囚われていると指摘しているのでは? という部分が興味深い、というか少し考えてみようかなと思うご指摘に思いました。
>683-684 > 両者には共通する立脚点があるでしょう。 > そしてその後の力の運用において相違が現れるのではないかと。 まさにここがキモであり、クラウゼウィッツは「戦争の綴り方を」 リデルハートは「止めやはねを」と上で述べている点なのですよ。 「その後の力の『運用』」に関しては、クラウゼウィッツは自らの 『戦争論』を貫く定理である「集中」「摩擦」「連関」を過去の戦場及び 戦訓に当てはめて説明しているわけです。 いわば戦訓は従、定理が主であり、リデルハートらは、その従の 部分を取り上げて殊更に「間違っている」と称しているわけです。 上でも述べましたが、リデルハートが、もし、これを意図的に やっているのだとすれば、かれは希代の詐欺師だと思います。 しかし、彼の聡明さ、鋭角な切込みなどを見ていると、それは 単純に才気走った「若気の至り」による誤読である、という印象を 強く受けるのでありました。 そんなわけで、わたしは、これは「誤読」(決して無能とは言えない 第1次世界大戦時の将帥ですら誤読したくらいですから)の結果で あり、われわれ「渾然とした全体」を待ち受ける立場の人間にとって 大変残念なことだった、という考えを持っているのでありました。
>683-684 ID表示してもらって、たいへん議論がしやすかったです。 お気遣いどうもありがとでした:-) >685 「戦争」は、正直言って「日常の延長線上」にあるモノであって、真剣に 取り組もうと思うと、あまりおもしろみのない統計と確率の学問になって しまいがちなので、常に「生きた人間が携わる活動である」という観点を 失うことなく興味を持ち続けてくらはい:-) >686 どいたまです:-) >687 どうもありがとです。 クラウゼウィッツがいみじくも自分で述べているとおり、戦争論は第1編 第1章以外は全て推敲中であり早世したことが本当に悔やまれます。 序文及び第1篇第1章だけでも完璧に仕上げることができたのはせめて もの救いなのかも知れませんけれども。
クラウセヴィッツ側は嫌がっています。この記述で充分でしょ。
世界の戦闘機・爆撃機 ¥ 4,410 世界の戦車・装甲車 ¥ 4,410 (学研) コレを購入した人の感想、キボン。
あと学研出してる全部のシリーズの詳細と感想も、キボン。
>>691 「世界の戦車・装甲車」は持っているけど、なかなか良い”読み物”だよ。
全部イラストだけど、相当な数の装甲車両をカバーしているし、単なる兵器スペックのみでなく、
運用面や技術的な基本事項もしっかり押えていて、アリアドネの様な阿呆な事も書いてない。
でもね、高いんだよね、これ。
金に余裕が無ければ回避しても問題なし。
資料としての価値は、「戦車メカニズム図鑑」の方がずっとコストパフォーマンスが良い。
個人的には、こういう本は中学校の図書館に是非入れて欲しいね(貶している訳じゃないよ。良い本だから)。
俺はたまにページをぺらぺらめくって読んでます。十分満足しているよ。
リデルハートの書いた本で今でも手に入る可能性のあるお薦めの物ってありますか?
帝国陸海軍の光と影―一つの日本文化論として 大原 康男 (著) 単行本 (2005/08) 展転社
軍オタになりたいんだけど何かいい本ある
アメリカ国民が戦争に反対していたので真珠湾攻撃を事前に ルーズベルトは知っていながら騙し討ちと世論操作をしたそうですが、 そのあたりをくわしく書いた本はありませんか?
沖縄論とSAPIOの小林氏の連載は読んでいます。 沖縄戦に関して左翼の捏造歴史が次々と暴かれていますが、 沖縄戦に関する正しい歴史をつづったお勧めの本はありますか? よろしくおねがいします。
>>699 何が本当で何がうそかは、当事者にしか分からない。
軍需産業に就職したいんですがどこがありますか?
東大阪
>>701 現実にドラえモンが存在したら
とことんダメになるタイプだな
>>698 講談社選書メチエ『真珠湾<奇襲>論争』
なんかどうでそ。網羅的で丁寧、お買い得感アリ。
>>699 ◎「天王山〜沖縄戦と原子爆弾」
○「沖縄戦:アメリカ軍戦時記録。第十軍G2マル秘レポートより」
○「沖縄戦・陸・海・空戦史」 (オマケで、戦史叢書と同じ地図がついる)
○「陸戦史集 沖縄作戦」
◎「沖縄戦と民衆」(題名通り、沖縄戦と民衆の関わりを知るにはオススメ)
△「コマンドマガジン Vol.44」
▲「沖縄決戦」(学習研究社 初心者向け。私には物足りない)
●「泥と炎の沖縄戦」(米海兵隊員の見た沖縄戦。やるせない)
>>705 >>699 氏は本当は「正しい歴史」が載ってる本じゃなくて「読みたい(自分の思想に合う)歴史」が載ってる本を探してるんだと思いますよ。
軍研の連載でも読んどけと(ry 1年前辺りのバックナンバーから買えば丁度慶良間だし あとは光人社NF文庫の「沖縄 日米最後の戦闘」とか 米国陸軍省編だけどな(ワラ
>>708 >軍研の連載
一冊に纏まったら読もうと思ってるけど、いつ終わるか検討もつかん(w;
>「沖縄 日米最後の戦闘」
誤訳が多いんで、ワケワカメだったりします。
>707 一応言っておくと戦前からあるメーカーは大概やっとるぞ
石原莞爾って世界的にみたらただのDQNトンデモなんですか
そういうのは初心者質問スレで聴いた方がいいんでねえけ?
>>701 たとえば、缶飯を作ってる会社なんてどうかな ?
>>710 ありがとうございます。まあ、まだ大学一年ですけどね。
>>713 え・・・・ちょっと学科が電気と情報ですから。
あと、C言語もできますね。いらないけどhtmlも分かるし。画像処理3級ありますしw
でもこの書評スレで就職について質問するほど頭が悪い、と。
『ペルシャ湾の軍艦旗』 碇 義郎 光人社 史上初の自衛隊の海外派遣となった「湾岸の夜明け作戦」を、参加した隊員 への取材をもとにして書かれた一冊。 派遣決定から、さまざまな人達からの見送りを受けペルシャ湾へ向かい、最 悪の区画とされたMDA-10を掃海し、凱旋するまでの記録です。 機材の不備や、情報不足、自然現象と戦いながら掃海作業を続けた隊員たち の苦労や心労やらが思い浮かび、胸熱くする一冊です。
海の鷲、これから読み始めました。 >698 須藤眞志著「真珠湾<奇襲>論争−陰謀論・通告遅延・開戦外交」(講談社選書メチエ) お勧め。
「9番目の戦車」 読んだ方、いらっしゃいますか?
>>720 教えてくれて まりがと〜。
早速、注文しますた。
>>721 おいおい、1行レスを参考に注文するなよw
ちなみにうちにある九番目の戦車が、靖國神社で購入した物なのは内緒だ。
ミサイルについての歴史や開発経緯について 詳しく載っている本教えてください
夢を見た 夢の中の俺は「サルでも解る帝王学」とかいうタイトルの本を夢中になって読んでいた
釣りレスにネタレスを返すスレになってきたな
>>723 上のほうでミサイルについての話題が出ているので参考にしてください。
けっこう話は雑誌とかで見るけど自衛隊の兵器は性能がいいわけじゃないのに高くなる理由を1冊にまとめた本って出てないのか
高くないので本にする理由が無い
"造船士官の回想〈下〉 " 堀 元美; 文庫; 海戦・空母翔鶴―「翔鶴」軍医官日記" 渡辺 直寛; 単行本; 誰も知らない、もう一つのレイテ沖海戦―防空駆逐艦「初月」一対十六の殿戦" 阪口 雄三; 単行本; "造船士官の回想〈上〉 " 堀 元美; 文庫; "B29撃墜記―夜戦「屠竜」撃墜王樫出勇空戦記録" 樫出 勇; 文庫; "宰相 岡田啓介の生涯 " 上坂 紀夫; 単行本; "ドキュメント「原潜爆沈」―「クルスク」の10日間" 西村 拓也; 文庫; "爆撃王列伝―日仏伊英米独ソ7人のサムライ" ピーター・C・ スミス; 単行本; "ライオン艦長 黛治夫―ある型破り指揮官の生涯" 生出 寿; 単行本; "神々の黄昏―ヨーロッパ戦線の死闘" アラン ムーアヘッド カタログ見ただけで衝動買いしてしまった。むしゃくしゃしてやった。今は反省している。 遠慮なく突っ込んでくれ。
突っ込めったって、イタコクオリティの >ドキュメント「原潜爆沈」―「クルスク」の10日間 ぐらいしか突っ込めない気がするが。
731 :
729 :2005/10/11(火) 18:20:25 ID:???
>>730 即レスキター♪ヽ(^^ヽ)♪(/_ _ )/♪
イタコクオリティって何ですか?地雷?
732 :
730 :2005/10/11(火) 19:15:42 ID:???
1.クルスク事故の生存者は何人? 2.じゃあ、いったいあの艦内描写って何さ? 爆発原因含めてフィクションで固めるなんて普通のライターはやらない。 話の解る奴だ。けど著者はヤバイ。そんなの気にしない。妄想しまくり。 5%はフィクションとか開き直ってる。 ヤバすぎ。 5%っていたけど、もしかしたら90%はフィクションかもしんない。 でもフィクションって事にすると 「じゃあ、いったいどこまでが信頼できる”ドキュメント”部分なの?」 って事になるし、それは著者以外誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
733 :
729 :2005/10/11(火) 19:20:46 ID:???
>>732 5%はフィクションとか開き直ってる。
ヤバすぎ。
5%っていたけど、もしかしたら90%はフィクションかもしんない。
テラワロスw
既に買ってしまったし、そういう前提で読みます…
レスサンクス!
734 :
名無し三等兵 :2005/10/11(火) 20:25:05 ID:OrbNStrw
こりずにまた来ました。リデルハート派(Wです。 上で引用した「大軍と全面戦争の救世主」は「大軍と相互殺戮の救世主」の間違いでした。 記憶よりひどい表現だったW。よっぽど恨んでるようで。 ちょっとまとめつつレス。 誤読について。 戦争論は基本的に循環論法、つまりトートロジーの技術で書かれております。 同じことを違う側面、違う切り口から何度も書いて ゆっくりと読者に考えさせて、そして理解を求める、という姿勢です。 これはですね。つまりちょっとばかりの誤訳はものともしないように書かれているわけです。 読者に相応の読解力さえあれば誰でもクラウゼヴィッツの言いたいことまで辿り着けるようには 書かれている(少なくともクラウゼヴィッツはそう考えていたと思う。求めるレベルが高すぎたが)。 そう読むとですね。クラウゼヴィツが会戦キチガイでなかったのは確かですが やはり戦争論において会戦はかなり重視されている、と思うのですね。 もちろん但し書きで会戦ばかりではない、と否定されてはいるのですが なにしろクラゼヴィツ自身がその代わりとなるものを提示できていないので それなら集中した戦力をどう扱うのか、という話になると、敵にぶつける、という 結論が出てしまうのも、もうこれは致し方がない、と思うのです。
735 :
名無し三等兵 :2005/10/11(火) 20:25:51 ID:OrbNStrw
「戦争の綴り方を」と「止めやはねを」について。
そこの運用なんですが。なんかですね。クラウゼヴィツは逃げているような印象を受けるのです。
結局「必要なのは天才です」みたいな。もちろん、クラウゼヴィツ自身の体験を鑑みるに
戦争ではホント何が起こるのかわからない、ゆえにはっきりしたことはむしろ示せない。
と言いたいのもわかるのではありますが。
だから
>>683 で書いたのです。どうにでも解釈できる言葉は何も述べてないに等しい、と。
リデルハートにとっては「戦争の綴り方がなんだか知らんが
ドイツは日々軍備を拡張している」という現実があったわけで。
リデルハートは、まあ詐欺師でもいいんですが。私の見るところ、実際には、復讐者。
これは次の段に続きます。
736 :
名無し三等兵 :2005/10/11(火) 20:29:21 ID:OrbNStrw
土曜日では時間が無くて出さなかった問題、あるいはリデルハートの目的にについて わりと関係ない話から始まりますが。 知っての通り、クラウゼヴィツ遺稿集の初版二千セットはそれを売り切るのに二十年かかりました。 そして普仏戦争以前に欧州で出版されたクラウゼヴィッツの研究書はわずか二冊です。 その後、ドイツは押せ押せのままであまりにも酸鼻を極めた第一次世界大戦を迎えるわけですが。 青年リデルハートは思ったわけです。もうこんな戦争は嫌ですと。そして彼の目の上にいたのは クラウゼヴィッツの「戦争は政治の延長」を免罪符として捉えてしまった将帥たちでした。 こうして見るとですね。わかるのです。もう結論から言ってしまいますが リデルハートはまさしくクラウゼヴィッツを過去のものにするために、 『戦争論』に惑わされる人々を減らすために、クラウゼヴィッツを批判したのです。 「渾然とした全体」なんぞ知るか、と。 その意味においてリデルハートはなりふりを構ってないと思います。 もちろん「漠然とした全体」をリデルハートが述べる、つまり クラウゼヴィッツの足りない部分を彼が補完する、という道もあったでしょう (はっきり言いましょう。リデルハート注釈版『戦争論』です)。 しかし彼はそうしなかった。惜しいことですがそうするには血を見すぎたのでしょう。 リデルハートが全責任をクラウゼヴィッツに負わせていたとは言いません。 が、その一端は彼にあると捉えていたのは間違いないでしょう(私もそう思う)。 確かに、それは受け取る側の英知の問題ではありましょう。 それに遺稿集は完成品ではありません。クラウゼヴィッツに罪は無い。 しかし、だからと言って欧州の大地に消えた人々が戻ってくるわけではない。
737 :
名無し三等兵 :2005/10/11(火) 20:31:46 ID:OrbNStrw
確かに著者の急逝によって完成した姿で出なかったのはまったくの不幸なんですけどね (このあたりジョミニを読むと冒頭でのクラウゼヴィッツに触れているあたりが ジョミニの勝利宣言にも読めてなかなか笑える。 私はリデルハート派である以上にジョミニ派ですが)。 なんか書き足りない部分もあるのですが今日はこれで帰ります。
738 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/11(火) 20:45:46 ID:x4OHkZXg
神降臨!(大拍手
>734-737 いえいえ「懲りずに」などと言わずに、またよろしく(笑) 「復讐者」という言葉の選択は、なんというか言い得て妙かも。 そう考えていくと、リデルハートが殊更にジョミニを取り上げたのは ただ単にクラウゼウィッツを批判する・・・俗に言えば「叩く」・・・ための 一手段としてということになりますね。 そうなると曲学阿世の徒に類するようなことになってしまうので、ちょっと リデルハートという人の考え方と役割に対する、今までの見方が変わって しまうところです。 ただ、そう考えると、なぜあそこまで口を極めてリデルハートが戦争論を 批判するのか理解できるような気もします。 戦争論は、上でも書いたような「戦争そのものの」を表出させようという いわば思考の金型を書籍として出版し、読者個々人の頭脳の中に、その 金型によって「戦争」それ自身を作成させようという回りくどく、しかし これほどダイレクトな伝達方法はないやり方をとっています。 しかしリデルハートにとって、それは そこから論理的に具体論を導き出すための戦争の祖形 ではなく 戦争そのもの と思えてしまったのでしょう。
いや、まあ双方熱心なのを邪魔するワケじゃないんだが、 長くなりそうだったらスレ立てるなり、それっぽいスレにいくなり再利用するなり してもらったほうが…
現代戦争論なら『超限戦』がいいよ。クラもリデルも古い古い。
>741 米の進めるRMAに対する”弱者”側からの回答。ってな感じだったと思うが。 >741的評価をきぼん。
「The Illustrated History of the Vietnam War」 Chris McNab & Andy Wiest 工房の頃。友人が海外で買ってきてくれた。 当時は英語もそんなに読めなかったので模型製作の参考に使ってそれっきりだったが 最近「スミソニアン 現代の航空戦」を読んでヴェトナム戦争の詳しい経緯を知りたくなって 押入れから引っ張り出して読んでみた。 カラー写真が豊富で説明も詳しい。ヴェトナム戦争を知りたいなら十分。 わざわざ分厚い洋書を読む人は少ないだろうけど、参考までに。
>>743 ああまた魅惑的な本が・・・・。
大学生になったら軍ヲタを卒業して、彼女を作ってチャラチャラした大学生活
を送るはずだったのに、気がついたら高校生の頃よりも濃くなっている。
本の代金も結構かかるし、その割りになんら世の中に貢献することもなく
むしろ非生産的と言っていいくらいだし。
せめて軍ヲタ・ブームが来て、軍ヲタと言うだけで世間から注目されたり
女の子にモテる時代が来ないかな・・・・。orz
そんな事はないぞ。 軍ヲタが高い本を買えば買うほど日本経済に貢献する事になるんだ!!
>>745 >軍ヲタが高い本を買えば買うほど
|ω・`) 彼女が出来る確率が高くなる?
もちろんさ! 本屋にてメガネで吊り目なツンデレっ子との出会いが!!!111!
読子さんか…
軍オタ版、電車男っていないのかなあ?
むしろ女の子の軍オタが増えればいい。
軍オタなエルメス・・・・・・(⊃д`)絶対にいないYO!
隊に入ってWACを落とせばよろし 若人よ来たれ
754 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/10/13(木) 07:28:26 ID:MSJNAnFr
ブックオフにて「甲飛 栄光の記録」全三巻セット購入。 時々こういうお宝が眠っているから侮れません。
>>752 防衛大にはいると思うぞ。卒業できるかどうかは分からんが。
>756 あれはハシカみたいなもん。 あの萩嵜クンも、防大生時代には「大日本帝国海軍候補生」とか 下らない文字の入ったペナント貼り付けてたくらいだし(苦笑
>750 戦車男だな。電車の中で腐女子に絡むチンピラゴロツキを打通して……
>>758 打通男かよw
貴重な処女を次から次へと・・・
オレは、自他ともに認めるミリオタだが、女房も子供もいるぞw もっともミリオタになった(回帰した)のは、結婚した後だがww (結婚前は、普通の人のフリをしていて、女房が引っかかった)
( ゚д゚)、ペッ
>>760 (⌒⌒)
∧∧ ( ブッ )
(・ω・` ) ノノ〜′
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノ''''ヽ__)
ミリオタって、そんなにモテナイものか? それとも個人の資質の方が強いのか?
>>763 何事も個人によるだろ。
俺の友達は超が付くほどのアニオタだが、
愛妻家で2人も子供持ってる「優良パパ」になってるし。
>>759 プリティ先生のように電車内でチンピラゴロツキを打通するかもしれないじゃないか。
銃剣で。
お前ら、ここは書評スレだぞ これ以降は自衛隊板の戦車男スレでやれ
767 :
名無し三等兵 :2005/10/13(木) 19:57:29 ID:Pk7+7fqO
こんばんはリデルハート派です。 まずは前回の訂正から。一部文章に三行ほど抜けがありました。 × わりと関係ない話から始まりますが。 知っての通り、クラウゼヴィツ遺稿集の初版二千セットはそれを売り切るのに二十年かかりました。 そして普仏戦争以前に欧州で出版されたクラウゼヴィッツの研究書はわずか二冊です。 その後、ドイツは押せ押せのままであまりにも酸鼻を極めた第一次世界大戦を迎えるわけですが。 青年リデルハートは思ったわけです。もうこんな戦争は嫌ですと。そして彼の目の上にいたのは クラウゼヴィッツの「戦争は政治の延長」を免罪符として捉えてしまった将帥たちでした。 ○ わりと関係ない話から始まりますが。 知っての通り、クラウゼヴィツ遺稿集の初版二千セットはそれを売り切るのに二十年かかりました。 そして普仏戦争以前に欧州で出版されたクラウゼヴィッツの研究書はわずか二冊です。 普仏戦争の勝利がすべてを変えました。ドイツの勝利は軍の勝利であり、軍の勝利は 参謀本部の勝利でした。そして彼らの前に誰がいたのかを彼らは思い出したのです。 一躍クラウゼヴィッツは時代の寵児となりました。死んでますが。 その後、ドイツは押せ押せのままであまりにも酸鼻を極めた第一次世界大戦を迎えるわけですが。 青年リデルハートは思ったわけです。もうこんな戦争は嫌ですと。そして彼の目の上にいたのは クラウゼヴィッツの「戦争は政治の延長」を免罪符として捉えてしまった将帥たちでした。
768 :
名無し三等兵 :2005/10/13(木) 19:58:34 ID:Pk7+7fqO
さて、 海の人さんのような立場からするとリデルハートは「類する」どころか 「曲学阿世の徒」そのものであり正真正銘の詐欺師と言っていいでしょう。 そして私はそのリデルハートの行動を肯定します。 だって、悲しい話ではありますが。ほとんどの読者にわかるわけがないですもの、戦争論 (このあたりは『戦争論』を『資本論』に置き換えてもらえると理解し易いかと思います)。 果たしてリデルハートはクラウゼヴィッツの形而上学的戦争論をつかんでいなかったでしょうか? 私は当然のように捉えていたものだと思います。 これに関してはジョミニも同様です。彼はより直接的であり 「どうしようもねえなあ、あの甘ちゃんはよ。あれだけ砲丸を浴びてまだわかんねえのか」(意訳)と いった意味の文章を著作のそこかしこに散らばしております。 そしてリデルハートにとっては形而上的なもの以上にさしせまった「必要」があったのです。 つまり、海の人さんが見ているものはクラウゼヴィッツが抱いた高邁な「理想」であるのに対して リデルハートが見たものはクラウゼヴィッツがもたらした悲惨な「現実」だったのです。 そして、もしリデルハートが海の人さんの意見を読めばおそらくこう言うでしょう。 「それがわかるなら、貴方は大丈夫だ」と。
769 :
名無し三等兵 :2005/10/13(木) 19:59:23 ID:Pk7+7fqO
長々と続けてしまいましたが私の言いたいことは
>>684 と変わっていません。
単純に才気走った「若気の至り」による誤読?
とんでもない。誤読どころか計算づくしで書かれております。いくらなんでも
リデルハートはもうちょっとは物事を考えておりますよ、ということが言いたかったのです。
誤解を受けたままなのがもどかしかったのです。ただそれだけです。
さて、ここは書評スレなので今回の参考文献のうちから一部を紹介します。
リデルハート『戦略論』原書房『ナポレオンの亡霊』原書房『第一次世界大戦』中央公論新社
クラウゼヴィッツ『戦争論』岩波文庫・中公文庫『ナポレオンのモスクワ遠征』原書房
ジョミニ『戦争概論』中公文庫 このあたりは説明不要でしょう。
レイモン・アロン『戦争を考える─クラウゼヴィッツと現代の戦略─』政治広報センター
いわゆるクラウゼヴィッツ論争に関してたいへんに分かりやすくまとめられています。
俯瞰するには最適でしょう。
http://www.seiji-koho.co.jp/book/war.html お叱りを受けたので投稿はこれで最後にします。
私もこういう話をするのは久しぶりなので大変楽しかったです。
海の人さんにとっても良き止揚であればよかったと思います。
他の皆様はどうでしたでしょうか?
それではまた、機会があれば。
>767-769 何ともいやはや、目から鱗が落ちる、というのはこういう事を言うのでしょう。 大変痛快でした。 どうもありがとうございました:-)
>>767-769 私もリデルハート派なので、たいへん感銘を受けました。
海で例えるなら、クラウゼヴィッツはさしずめ秋山真之ではないでしょうか。
後継者が暴走して、どちらも滅びましたしね。
防衛大学校防衛学研究会の 軍事学入門と最新版 安全保障学入門は内容はどんな感じでしょうか? 素人なので、入門書に買いたいのですが 他に良書があったら教えてください
>>772 初心者なら図書館で借りて見て、
手元に置きたい本なら買う、
と言う具合が良いかと。
図書館に蔵書が無いなら、
リクエストすれば他の図書館から、
借用してくるので、
借りられる。
ちなみに軍事学入門の初版は、
赤面モノだから注意をしてね。
>>773 レスありがとうございます
とりあえず週末にでも図書館に行ってきます
775 :
名無し三等兵 :2005/10/15(土) 17:24:59 ID:TmtmM46h
GJ!
778 :
イナゾウ中佐 :2005/10/15(土) 23:19:17 ID:02Jqs6AS
スレ違いの尋ねごとで恐縮なのですが……、 かなり古い『丸』のバックナンバー(98年頃のもの)を探していまして、 神保町辺りでどこかいい古書店はありませんでしょうか? 篠村書店というところで、運良く意中の一冊は見つかったのですが、 他はなかなか……。
『世界の艦船』は大量に見つかりますが、『丸』は全然置いてませんw。
780 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/10/15(土) 23:28:21 ID:VZB7RXCJ
文華堂で一括購入♪
雑誌のバックナンバーは、書店を回るより、ヤフオクなんかのネットオークション の方が、簡単に手に入りますよ(経験上)。 だいたい、2ヶ月も粘れば、80年代ぐらいまでの意中の物は手に入ります。 古書店回りでは、そうは行きませんから。
あれも欲しい! これも欲しい! 全部欲しい! もっともっと欲しい〜 欲しいもの買えても置き場所に困るんだよな・・・・・・
784 :
イナゾウ中佐 :2005/10/15(土) 23:52:08 ID:02Jqs6AS
おお! 閣下、まことにありがとうございます。 仕事柄、新刊書店ばかりに足を運ぶ癖がついてしまいまして、古書店については とんと無知でした。 早速、明日行って参ります! と思ってHPを確認したら、日曜日は定休日でした…orz.
軍オタに限らず、オタク諸氏にとっての永遠の悩みは 書籍の購入費ではなく、むしろ書籍の置き場所である。 …いや、ほんとマジどうしよう、俺の部屋…。 既に本棚に入りきらずに溢れているのは止むを得ないとしても、 ほとんどの本棚の横板が本の重みでたわみまくってるよ…orz
読まなそうな奴はばらしてスキャナで取り込んどけば?
以前どこかのスレで、買った本や雑誌はばらして、スキャナ&OCRで読み取り、 電子データとして保存してるって人がいたけど。 「読みたい本」ではなく、「資料として取っておきたい本」なら、それでもいいかもね。 検索は電子化した方が速そうだし。
それだとHDDが死んだ時ヤヴァイ事になりそうな・・・ 読まない本って普段は気にかけないけど失くすと途轍もなく尊い存在だった気付く それが軍ヲタクオリティ
789 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/10/16(日) 00:01:30 ID:VZB7RXCJ
>>788 当然、二重バックアップがデフォ。
と思ってたら、この間本体+バックアップ一つが立て続けにイカれ、危うくデータの全てを失うところでしたorz
本体と併せて三重に組んでてもこういうことが起きます(滝汗
>>788 バックアップをこまめに取っておけばOK。
最近は記録可能なDVDも安くなってるし、どうにかなるだろう。
「データはバックアップを取っていないものから壊れる」の法則はこの際無視して。
そいえばMOドライブどこいったけか
ところで今夜このスレだけで3回も結婚してしまいました。 これ以上重婚しないで済むよう、ROMに戻ります。
793 :
イナゾウ中佐 :2005/10/16(日) 00:08:05 ID:Vh6kXLwS
皆々様方、ご助言ありがとうございます。 私も足の踏み場がありません。自分の場合、ハンズでちょっと小粋な ダンボールを買ってきまして、それに詰めて保存しています。 でもクローゼットがびっしり満杯になってきて、居住空間を侵食中ですw。 最終的に、ベッドの上しか居場所が無くなる罠。 もう少し、広い部屋に引っ越したいのは山々ですが、費用もさることながら 膨大な荷造りを考えると怖くて身動きが取れません。
一冊ずつスキャンする時間と金があるなら、その分また新しく本を買って読むのに充てるんだ!! これぐらいの勢いがあれば置き場所なんてなんとかなるさ!!!!
795 :
イナゾウ中佐 :2005/10/16(日) 00:14:08 ID:Vh6kXLwS
>>読まない本って普段は気にかけないけど失くすと途轍もなく尊い存在だった気付く >>それが軍ヲタクオリティ 前出の自分が探していた『丸』も、おそらく工房か台房のときに新刊で買っていた 可能性が高いのですよ。記憶が少しあやふやですが。 その頃は「何だ、フンッ」とばかりに見向きもせずに捨ててしまって、今必死こいて 探している次第ですw
D・V・D!
>>796 蔵書ゼロになっていいじゃない
財産とか自分の生命とかもゼロになるかもしれないけれど…
おまえら軍ヲタの天国には72人の司書がいて望む資料は
なんでも持ってきてくれるそうでつよ
明日本屋に行くんだけど、何か適当に面白い一冊あげて!
>軍ヲタの天国には72人の司書がいて 何その酒池肉林。
当然巨乳で、本を探す以外のサービスもしてくれるのでしょうな!!
電子データとか絶対読まない ちょっと長い文章だったらすぐに敬遠してしまう 目が疲れるし気が散る 読むのは絶対紙派
>>804 俺もだ、同志。
ネットでいい資料を見つけたらプリントアウトして読む。
電子データは読む気が起こらないんだよ・・・
>799 in the company of soldiers 公刊戦史であるOn Pointには欠けている第101空中強襲師団のイラク戦争中の 経緯を知るのに好適。ただしソースが示されていないのねん。 第82空挺師団がカルバラ地隙に降下する予定だったとか、101によるバグダッド 国際空港の制圧とかそういう話が拾えるほか、3月26日、27日の司令官の動き について証言がある。第4歩兵師団についてトルコ側戦線構築をあきらめた 時期についても伝聞の証言があるけど、その伝聞のソースがないんだよねぇ。 また第11航空騎兵連隊の縦深攻撃失敗についてもかなり触れられているほか、 ランニングスタートについての影響なんかも書かれている。
>804-805 とはいえ、電子データの検索性は「資料」として使う分には便利。 ここ10年ぐらいの間に学術論文の9割8分ぐらいは電子データでも提供されるようになった。 (バイオ系の話、他の分野については氏らね)。むしろ紙の雑誌を図書館まで読みに行くほうが 珍しい。まあ、熟読するときはプリントアウトするけど。 資料性を重視する分野の商業誌でも同じような感じになっていくんじゃ無かろうか。 そこまで行かないでも、出版社のHPで全文検索できるようにはしてほしいなあ。 (特定キーワードについて「何年何号何ページに記述有り」みたいな結果を返す)
808 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 10:55:07 ID:/NnDAAK+
全文検索って…そのデータ構築費用を出す人は誰なんですか? それらの費用が出版物にかぶさるのは御免蒙りたいですな。 大戦研究をするなら一次資料は欠かせませんが、それら全てのテキスト化は 無理でしょう。
相良俊輔著「流氷の海」はどうでしょう? 文庫は在庫切れらしいですが(一般書店で)、単行本で買う価値はありそうですか?
>>808 つ 「Google」
が、それをやって、今、米国の作家団体だかなんだかの集団から提訴受けて
審理中。
この審理如何ではどないなるか判らんけどね。
811 :
807 :2005/10/16(日) 11:36:47 ID:???
>808 データ化でもっとも手間と費用がかかる部分は、「活字→テキストデータ化」の部分な訳だが、 ここ5〜10年ぐらいのものであれば、電子入稿/印刷の際に電子化されたデータが それなりに揃ってるはず(ゴメソ、出版業界のことはワカンネ。ただ雑誌によっては90年代前半には 電子入稿つかワープロファイル入稿が当たり前になってるところもあったと思う。そういうコラム読んだこと有り) それ以前のデータについては、記事の要旨のみの電子化ぐらいでいいんじゃまいかと。 検索システム自体は、googleみたいな"汎地球規模DB化"を目指す訳でもないし 自前で構築してもそんなに費用はかからない。オフィシャルHP上でNamazu動かすか、Googleに 乗っかるのも有りだし、本家Amazonでやってる"search inside the book"サービスみたいなものが 日本で動き出せばタダ乗りできるかもしれん。 なんつか長々と書いちゃったけど、検索システム込みで資料本や雑誌の価値が決まる時代ってのが 結構すぐ来るんじゃ無いかと思ったりしてる。実際、洋書でAmazon.comの全文検索は重宝する。
812 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 11:43:12 ID:/NnDAAK+
まずは公文書をPDFでなくテキスト化してほしいものですな。 政府のHP見てもPDFばっかりでうんざりですし。 仕事で道立文書館にある明治の文書の接写を行ったことがあるのですが、 あんな重要なものでさえ原文書のままですから、まだまだ途は険しいですな。
雑談は他所でやれ
>>811 大手の出版だと最近では殆どが電子化されていて
編集は電子化された原稿→電子化された紙面にするのが主な仕事みたいね
>>812 次期officeではM$がPDFに対抗した電子文書形式を導入するらしいから
それに公文書なんかでも図表を使う事が多いからテキスト化するというのもどうか
>仕事で道立文書館にある明治の文書の接写を行ったことがあるのですが、
道立図書館とか近いけど行く事ないよ近所にある図書館に頼めば送ってもらえるし
まあ仕事って事だから急いでるんだろうけど
>807 電気・情報系だが、最近論文誌の送付を止めて電子データのみ提供になるとかなんとかそんな話が。 学会誌の方は従来通りで全会員に送付、紙の論文誌が欲しければ別料金で。 まあ実は既に論文の電子化は実行していて、紙と電子データの並存状態だったりする。 検索するのはもっぱらweb、該当ページを印刷して読んでいるのでほとんど影響は受けない……
816 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 12:10:21 ID:/NnDAAK+
いや私が言いたいのは、公刊どころかマイクロフィルムにさえなってない 禁帯出の公文書が大量に死蔵されているということです。 紙としての物理的生命が既に尽きかけているのですから、税金突っ込んでも やるべき国家事業だと思います。 今私の手元に「連合艦隊戦闘詳報」(アテネ書房)がありますが、これ などはまだ運のいいほうで、防衛庁に死蔵されている紙の多くがただ朽ち 果てるだけなのかと思うと残念です。
うぜぇ…
活字文化の根幹に関わる話を書評スレですることに何か問題でも?
多分ついてけないんだよ
>>816 確かにそういった努力は必要かも
そいえばOCRって便利な機能があるらしいけどあれって旧字体に対応してんのかな?やるとしたら作るんだろうけど
>>820 旧字体とか、変体字体については認識率が低いらしい。
一度読み取ったあと、人手で修正って作業が必要になるでしょうね。
開き直って雑談やってるし。
図書館の床耐荷重は800kg/平方m これぐらいの耐荷重性能が無い床で書籍収集をすると床がひずむ。 アパートがぶっ壊れたニュースを忘れるな。
ZIIがうざいのは確かだが、だからといって他の人間まで噛み付くのはよくないな。
826 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 13:11:00 ID:/NnDAAK+
ビクトル・カルポフ「スターリンの捕虜たち」(北海道新聞社) シベリア抑留に関する初のロシア側の書です。単に政治的理由だけで抑留して いたのではないことがよく分かります。 昨今、個人情報保護が過敏ですが、例えば本書は原書では実名の部分を 一部仮名にしてありますが、web公開するとなるとその実名は容易にバレ てしまうでしょう。さっき私が述べたこととは矛盾しますが、役所はこういう 事情を楯に、文書の保存公開に不熱心なのかもしれませんな。
もうだめかもわからんね
>所はこういう事情を楯に 好意的に物事見すぎ
意地張って荒らす原因を作ったんだから、しばらく謹慎してろ
830 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 13:43:00 ID:/NnDAAK+
生出寿の文庫が合本して新装版で出てますね。 出すんなら氏の全著作を網羅してほしいもんですが、どうせそうはならない でしょうし、旧版の文庫も持ってますから無用です。っていうかたぶん ブックオフの100円コーナーにすらないであろう代物ですからね。
ZUさんを叩いている方へ 悪いですがおかど違いですので最悪板の該当スレへ引っ越してください。 今閑古鳥が鳴いております。新たな燃料大歓迎です。一緒に最悪板を盛り上げ ましょう。 <公文書のテキスト化 究極的には全文書を誰かが一度眼を通すということになりますね。 それだけでも意味があるかもしれません。
ああ、変な流れ
レベルの低い自演だ
さっきニュースでやっていましたが、神田神保町の古書検索Webシステムが 21日から公開されるみたいですね。 吹浦忠正著「捕虜たちの日露戦争」(NHKブックス) 作者は、「捕虜の文明史」など、捕虜関係の歴史を主に書いている人。 今回の本では、日露戦争に於ける、捕虜について取り上げている。 本書は二部構成で、第一部が日露戦争に於ける日本人捕虜、第二部が日露戦争に於けるロシア人捕虜に ついて書かれており、特に第一部については、捕虜達が著した種々の記録を元に(太平洋戦争と違って捕虜 は自由にものが言えたし、書けた)、当時の捕虜の待遇、捕虜収容所の現状などもレポートされている。 ただ、日本人捕虜に対し、戦争当時から誤った武士道に基づく謂われ無き誹謗があった事実を述べたり、日露 戦争後の「此一戦」の影響もあって、捕虜に不寛容な状況に陥っていく過程の萌芽が見えたのだが、その部分 の掘り下げは、日露戦争だけに限定しているからだと思うが、何となく表層をなでてしまって居るような気がする。 ちなみに、日露戦争後に陸軍省は、「明治三十七八年戦役俘虜取扱顛末」を編纂し、後の参考に供している。 この本も下敷きに、大岡昇平は「俘虜記」を執筆したそうな。 第二部は、ロシア人俘虜の取扱いについてであるが、国際法に基づいた捕虜の扱いについて賞賛している部分がある反面、 捕虜を虐殺したケースについても触れられている。 捕虜の厚遇については、日本側が、講和を有利に進めるために、如何に捕虜の取扱に注意を払ったかがよく判るものとなって おり、明治の政治家や軍人が如何に戦後を見据えて戦争をしていたかと言うのがよく判る。
835 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/16(日) 18:51:32 ID:/NnDAAK+
日露戦争の捕虜関係では、松山大学編「マツヤマの記憶」(成文社)もありますね。
近所のBOOKOFFいったら大日本絵画社のシュピルベルガー本「突撃砲」「特殊車両」やら 写真集「武装SS」「グロス・ドイチュラント」「クルスクの戦い」「ハリコフ」「バラトン」が 美本で一律1000円で並んでいた。 (私が思うに)持ち主が死んで家族が「なにこのゴミ」と放出したか 持ち主が気が狂ったかのいずれかだな
>>836 ・・・家族がうっとおしがって本人の居ない間に
整理という名目で処分したとも考えられます・・・
一瞬ただ金がなかったからじゃないのとか思ったが それだったら神保町持って行くか
>>836 もちろん全部買い占めてヤフオクかマケプレに出すんでしょうな?
>金が無い どうみても1冊100円で仕入れ。傷無し美本。 持ちこんだ奴、正気の沙汰じゃないです >ヤフオク しまった!その手が有ったかw 大部分、定価で所有してたので・・・。さすが目をつけるヒトが多く、2〜3日で捌けていました。 「バルジの戦い」(上)があれば、喜んで買いましたが。 あー。KKワールドフォトプレスのワイルド・ムックシリーズ「帝国連合艦隊/小松崎茂の世界」がどっかに 1000円くらいで転がっていないものか
841 :
名無し三等兵 :2005/10/17(月) 22:52:06 ID:HJf6xOpj
そんな都合のいい話があるか
ここの住人は、「熊田曜子」と「連合艦隊艦艇」の二種類の写真集が有った 場合、間違い無く後者を手にするのだろうな、感涙を流しながら。
いや、もれは間違いなく伊東美咲タンをとる
軍板住人は虹炉が基本ですが何か?
虹炉って何?
二次元ロリ
まあ人それぞれだと思ふ。自分は二次炉は遠慮したいが、 連合艦隊艦艇よりもバラトン湖の戦い辺りを選ぶと思う。
軍オタがいくら金を積んでも買う本をいろいろ教えて
KKワールドフォトプレスの「帝国連合艦隊」は「小松崎茂の世界」とかいうタイトルで そのまま増補復刊しているはず。
「戦車と少女」ってあるじゃん?旭川の第7師団の74式と全裸ロリータのプチトマト写真集。 旧軍もああいうのきっと撮っているんじゃないかな。 「長門と少女」「陸奥と少女」 そうだ、陸奥三番砲塔で昭和18年4月、秘密の撮影会が行われていたに違いない。 「こらっ。Q二等兵。きさまっ、神聖な軍艦内部でこともあろうに・・・」 突如飛び込む臨検兵。帝国海軍始まって以来の不祥事に進退窮まったQ二等兵は・・・
うわっ、キモッ
>>852 (;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
そーいや「Tank girls」ってな本があったような希ガス ....ってか、おねえちゃんが邪魔で砲塔内の細部が見えん、とかw(本末転倒じゃ)
女と戦車を一緒に写してもなあ・・・ やっぱり戦車兵と写すのが一番。
>>857 それならば、WWIIのソ連女性戦車兵写真集ならばよろしいか?w
そういえば、以前デルタ出版から出てたベルリン攻防戦IIには
結構ソ連の婦人兵の写真が載ってましたが、
(残念ながら女性戦車兵のものはなかったように記憶してます)
なんとなくそういうアイドル写真っぽい撮り方のもいくつかあったような・・・。
プロバガンダなのでしょうけれども。
・・・逆に考えると、いわゆるアイドル写真集というのは
ある種のプロバガンダなのかもしれませんね。
>>858 うむ、本物の戦車兵なら女性でも構わんよ。
ただのネーチャンはイラネ
860 :
厨 :2005/10/18(火) 19:15:03 ID:???
黒崎視音著『交戦規則−ROE−』 読んだ人いる? いたら感想よろ アマゾンのレビュー見たら微妙だった。。。
>>857 一粒で二度おいしいというわけにはいかないのか
>867 女の戦車兵なら問題ないのではなかろうか。
>女の戦車兵 居ることには居るんだよ。 自宅売ったお金で戦車を献納して、そのままその戦車の戦車兵になっちゃっ たオバさんとかねぇ……
裸のねえちゃんは好きだが、兵器と一緒に並べられてもなぁ。 綺麗な車とかバイクに、PVCだかビニールスーツの姉ちゃんがもたれているのは エロイと思うが、埃まみれの装甲車輌上の女にリピドー感じろいわれてもなぁ。
題名が思い出せないんだが、 潜水艦の艦長で、浮上した時に敵艦に遭遇して とっさに仲間のふりをして急いで潜航した・・・っていう エピソードが載ってる本の名前を教えてくだされ 有名な艦長だったはずなのに思い出せない
>>867 板倉光馬の「ああ伊号潜水艦」じゃないっけ?
>>868 それだ!
やっと見つけた、ありがとうありがとう
>>860 図書館で借りて見たら良いかと、
図書館に蔵書が無いなら、
リクエストすれば他の図書館から、
借用してくるので、
借りられる。
貧乏人は図書館で借りてみて、
手元に置きたい本なら、
購入すると言う手間をかけないとね。
なお図書館が無い自治体に、
住んでいる人は関知しません。
>870 しかし、東京都の図書館からは越境貸し出し出来ない罠。 何故か東京だけは駄目と言われた。
>>870 図書館がない自治体って日本じゃないだろw
>>872 うちの「町」立の図書館は去年出来ました…
でも今はエバケンの本が結構そろってたりして満足
>>871 東京の某自治体に住んでいますが、
住んでいる自治体の図書館に蔵書が無いので、
埼玉県立図書館から借用してくれたよ。
ちなみに市町村立図書館が無い自治体は、
日本には1421自治体もあります。
>874 東京から東京外の自治体の図書館の借用は有りなんですよ。 しかし、東京外から東京の図書館の借用は駄目なんですわ。 図書館も最近、文教費の削減で縮小傾向にありますし…。
876 :
川口市民 :2005/10/20(木) 03:16:05 ID:???
>875 話が食い違っていたらすんません。 わたしゃ川口市民ですが都立図書館、中央区立図書館、品川区立図書館から 本を借りてますよ?
おれは盲目の国立図書館長が管理する 「中央に吹き抜けの通気口をはさんで無限回廊に囲まれた六角形の塔型図書館」 から借りているから
はいはいバベルバベル
三好誠著「戦争プロパガンダの嘘を暴く」読了. 「バタアン」で検索して出てきたものは全て読む方針である以上, 覚悟はして読んだものの,予想以上に酷い代物でした.ゴミ.
>876 あ〜、そうなんですかぁ。 もしかして、勤務地東京で其処で図書カードを使って、ではないですよね。 うちの方は某市図書館経由で東京の図書館の本を借りようとしたんですが、その時、「東京は駄目です。 他の都市なら大丈夫なんですが」と言われて、明確に拒否られたんですよね。 最近変わったのかなぁ。
881 :
厨 :2005/10/20(木) 23:20:04 ID:???
>>870 どうもありがとう
図書館あたってみる
『交戦規則』読んだ人いないのね。。。
うちの地元の県立図書館にはラインバーガーの「心理戦争」があった。 書庫収蔵だったが、歴史のある図書館だとこんな古い本でも置いてあるもんなんだな。 さすがにシェレンベルクの「秘密機関長の手記」はなかったけど。 もう紹介されてるかもしれんが、海人社の「ソ連/ロシア原潜建造史」購入。 揺籃期から現在までのソ連/ロシアの原潜の開発史やエピソードを要領よくまとめてあって非常に面白い。 ソ連の原潜はものによってはアメリカのものより居住性がいい(乗員分の寝台がある)とか、けっこうアメリカ海軍に探知されずにいるとか興味深い話も多い。 さらにさらっと書かれてる原潜に関わるエピソードの数々がなんというか、ロシアらしいというか。 最初期の原潜は囚人にウォッカを与えて作らせていたとか、 最初の通常動力弾道ミサイル潜水艦は乗組員からコンドーム(使い捨て)と呼ばれてたとか、 「敵対水域」のK‐219のあまりにもトンデモな事故原因の真相とか、 艦内にチョコレート臭がたちこめちゃった事件とか、 神様を艦内にご招待しようとした水兵事件などなど。 あと巻末で紹介されてる717型強襲揚陸原子力潜水艦(建造中止)の、まるで火葬戦記に出てくるようなスペックがすごすぎる。
883 :
川口市民 :2005/10/21(金) 10:30:06 ID:???
>880 >もしかして、勤務地東京で其処で図書カードを使って、ではないですよね そういやおっしゃるとおりです、失礼しました。 ただし半年前に品川区立図書館で初めて借りたときは都内在住・勤務は問われませんでした。 都立・中央区立図書館は都内勤務じゃないとダメでした。10年以上前の記憶ですが。 >うちの方は某市図書館経由で東京の図書館の本を さらに失礼しました、完全に話が食い違ってますね。 そだ! 以前眠い人氏にご紹介いただいた「2050年は江戸時代」を読もうと思い 蔵書検索したら市内のちと遠い分館に蔵書されてたんでリクエストしたんですよ。 図書館から連絡をもらって取りに行ったら、なぜか鶴ヶ島図書館の蔵書でした。。 あ、本は面白かったですよ〜
そういやNF文庫で「新装版 続・日本軍の小失敗の研究 未来を見すえる太平洋戦争文化人類学」 が出てたが、基本的な間違いなんかは訂正されてた? それとも相変わらずの我田引水の内容??
古本屋で朝日ソノラマ戦記文庫あると大体、無条件で購入するけど以下入手。 って皆学研M文庫で再刊されてるやんけorz 奥宮正武「さらば海軍航空隊」 自伝もかねた海軍航空隊創成期概論。著者も関係したバネー号誤爆事件がやや詳細 池田清「日本の海軍(上)誕生篇」「(下)躍進篇」 元海兵72期、戦後大学教授の先生が、「Mr池田 外国に紹介できる日本海軍小史を書かないかね」 ってことで、レーダー、暗号あたりも目配りした概論。手際のいい内容。 ・・・結構、阿川弘之の小説からの引用が多いのが気になるが
>882 「ソ連/ロシア原潜建造史」、連載からどれだけ加筆されてる?
888 :
882 :2005/10/22(土) 00:38:17 ID:???
>>886 某ソ連ファンの漫画家さんが日記で熱く語ってたもんで、興味を引かれて連載を知らずに購入。
だから加筆の有無はわからん、ごめん。
しかしこの本で紹介されてるソ連原潜は面白すぎる。
初期のSSBNでは、
「舷側に埋め込まれた巨大な連装ランチャーがぐるりと90度回転してSLBMを発射する」
なんてアニメの宇宙戦艦みたいなギミックを計画してるし。
しかも会議でフルシチョフに模型を使って説明しようとしたら故障で動かず、
「模型でうまくいかんものが実際に動くかボケッ!」
って怒られて計画中止なんていう間抜けなエピソードまで紹介されてる。
これに比べるとアメリカの原潜はまともすぎて面白さに欠けるなあ。
>888 建造こそされなかったが、強襲揚陸原子力潜水艦もな>面白原潜。 まぁ、アメリカの場合、ハイマン・リッコーヴァーが面白いからなぁ。 ソ連はハードウェア、アメリカはソフトウェアということで、面白さの住み分けができているのかもしれん。
>強襲揚陸原子力潜水艦 ガオガイガーにでも出てきそうなネーミングセンスだ……
893 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/22(土) 09:46:23 ID:/BT/AUwy
入江昭編「太平洋戦争の終結」(柏書房) 大戦中の日中和平工作の概略が記されています。杜撰な交渉に呆れます。 東南アジア諸国固有の戦後形成についても書かれています。米国の介入・ 不介入がどれほど大きな影響を及ぼしたかが分かります。 開戦の本は沢山ありますが、終戦の国際的文脈を理解するのには適切な 一書です。
>892 それの元ネタ。 というか、ダナンは、建造中止になったソ連の強襲揚陸原潜の船体を流用して作ったという設定だし。
>>894 さんきゅ。
初巻から初版で持ってるのに忘れてた・・・。
>>852 清岡女史のプチトマトで戦車と少女ものだったら、確か35巻くらいの「東富士で61式と」の本じゃなかった?
朝霧漂う演習場で、全裸に戦車帽、旧迷彩服上衣を羽織っただけで61式と写ってる少女の写真が印象的だった。
案内した広報担当者は当然知らされておらず大問題になったはずなんだが…
このような本を買えなくした児ポ法が殊更憎いッッ!
897 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/22(土) 10:32:16 ID:/BT/AUwy
原勝洋「戦艦大和のすべて」(インデックス) 103ページ「それまで40センチ砲までは、全所要量の約半分を室蘭の日本 製鋼所に部外発注していた。しかし、94式は厳密な秘密保持のため、全部 呉海軍工廠内の製鋼部と砲熕部で工事を行わなければならなかった。」 誰だ、室蘭で武蔵の主砲を作ったなんて与太話を飛ばしていたのは!
898 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/10/22(土) 17:08:31 ID:/BT/AUwy
どこで私の住所を知ったのか、「出版ダイジェスト」が送られてきました。 月3回発行の有料紙ですが、読書週間前には私のような者にも無料郵送 してくるようです。 中小版元が共同運営しているようで、興味津々です。
保阪正康「あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書」 新潮社 軍部無能論を展開してるみたいだが、サヨっぽい本でも無かった 俺の頭脳じゃ解析しきれん、解説求む
>898 うちの親父のところには毎月来るよ。金払ってないけど。 詳しくは知らないが、なかなか手に入らない本を、出版元から直接取り寄せて 買ったら(結構値の張るものだったらしい)、毎月来るようになったんだと。 さて、『【もの】から見る日本史 戦争I 中世戦争論の現在』(小林一岳・則竹雄一 編 青木書店 2004) を読了しました。 I 武器論の射程 II 村の武力と戦争 III 城館からみた戦争 IV 流通と戦争 の4つのパートに分かれて、9つの論考が載っています。 日本の中世において戦争はどういったもので、どのように行われたのか、ということを“現場” に近い目線で捉える、ここ10年間ほどで飛躍的に研究が進んだ分野の事が良く判る書物です。 これ一冊あれば、 兵士達がどのように動員され、どのように戦い、物資はどのように調達され運ばれたのか、 という日本中世の戦争の様相がある程度は理解できると思います。 「総論」を読んで、そこで興味を持つ部分があったら、参考文献に当たる、という 私的な研究への導入書としてもかなり使えます。
>899 実際に無能だったものを無能と書くのに、右も左も関係ないだろ。
>>899 保阪さんは東條が嫌いで、東條が嫌いで、東條が嫌いなんだよ。
>>899 真の右翼ならばこそ無能を徹底的に叩くさ。
…次に勝つために。
日本軍部って無能だったのか。 比較的同情が多い本しか読んでなかったから気付かんかった。 偏った知識っていうのは危ないな、精進します。
>>904 有能揃いだったら、あそこまで惨敗するはずもなく。
便乗して質問 日米戦争関係で、開戦から終戦までを一冊にまとめた良い本は無いですか? 各戦闘ごとの本ばっかり買ってしまって、何冊か買ってるうちに内容がかぶってくる >899の本は以前買ったけどミッドウェーとかが一瞬で終わってて面白くなかった
>>907 「通史」となると、どうしても広く浅くになってしまうのは仕方ないかと。
個々の戦闘については、やはりそれだけをテーマにした本を別に買う必要があると思う。
>>908 やはり、まとめた本を読んで、良く知りたい所を買い足す、という事になりますか
もう本棚に入りきらないです・・・
>>904 人と時と場合と組織による。同じ人でも失敗するときと成功するときがある。
海上護衛戦の及川はいいけど、開戦時の及川はまずいとか。
保阪さんの場合は東條と瀬島が嫌いが前提なので、それを頭に置いて読むといいです。
>>904 どれでもいいから、帝国陸軍の戦車に関する本を読むべし... orz
912 :
名無し三等兵 :2005/10/23(日) 20:17:19 ID:kvjhehNS
PATCH SPECIAL SELECTION OF U.S. MILITARY INSIGNIAという本持ってる人いたら 詳細教えてください。買おうか迷っています。
値段の高い軍事書籍ってなに?
9000円オーヴァーとかは結構見るが1万オーヴァーはそんなに見ないな ブクオフ行った方が安いだろうけど
>>913 上限はいくらでも。
海外の古い1次資料なんかだと、6桁オーバーなんてざら。
>907 古いし米国本だし一冊にまとまってもいないが ジョン・トーランド「大日本帝国の興亡 1〜5」(早川文庫NF) 日米双方の視点に配慮し、一般市民・兵士の視点から大本営関係者まで 幅広い証言を基にした太平洋戦争通史。 内容のまとまりという点ではおそらく随一の本だし、入手も容易。 あとは通史というと伊藤正徳辺りかなあ。講談調がハナにつくというか 状況に酔ってるというかあんまし好みではない作風なのでお勧めはしない。 (この辺の評価は世代によってかなり違うと思う) >899 同著者の「陸軍良識派の研究 − 見落とされた昭和人物伝」(光人社NF文庫) あたりも読んでみれば。著者が単純な軍部無能論者じゃ無いことが解ると思うが。 ついでに思想の左右と本の価値はマターク関係無いし。
艦長たちの太平洋戦争の続編を買ったんだが、 これは17人の〜で、前作は34人の〜と書いてある ふと調べたら、51人の〜ってのがあったんだがこれ一冊買えば事足りていたのだろうか
>>917 正と続の合本というのが後にでてます。
おそらく51人っていうのはこの合本かと。
>>918 あ〜、やっぱり一冊で良かったのか、ありがとう
前作と合本の古本だとあまり値段も変わらないし、合本を買うよ
帝国陸軍の戦車に関する本で、悲しくならない本てない?
>>920 軽戦車にボロ負けの厨戦車をどうしたいんだ?
922 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :2005/10/23(日) 21:12:33 ID:qr/OdmWv
敢えて言うならマレー電撃戦の単発本くらいですかね。
>>920 大東亜戦争初期のイケイケどんどんの頃なら……
占守島の攻防戦記を読めば日本の戦車隊が活躍してるハズ。 活躍、じゃないか。 ええと……健闘?敢闘? まあその、なんだ、道具の差をカバーする腕と知謀と勇気と努力が……orzナミダナシニハヨメン
>923 それでも、M3「軽戦車」にチハタンの弾丸を当てるくだりは哀しくなりますよ。
おれは平気だよ。そういう話すきなの。
>>920 大日本絵画の独ソ戦車戦シリーズ7 ノモンハン戦車戦
圧倒的な戦場の現実の前には、涙も枯れ果てちゃう。
景山民夫の野鼠戦線みたいな軍事コメディな本、あったら教えてください
「戦車兵よもやま話」 著者の筆が軽妙なんで、悲惨な話もそう悲惨な感じではないのですが、冷静 になって考えてみるとやっぱり悲惨……
ゆうか氏とか眠い人とかベタ藤原さんとか 良コテが次々回答を寄せるのはどういうわけだ?
>942殿 14.5MMのPTRDでぼこぼこになったらしいですけど…。 つうか、PTRD41のスペックみたら、距離500Mで30MM程度の貫徹能力が あったらしいので、普通にチハたん撃ち抜かれちゃうよね、これじゃ…。
932 :
だつお :2005/10/23(日) 21:51:20 ID:V5lOV7xF
なるべくなら通史がいいと思うぞ。通史ならあまりデタラメ書くと 矛盾点が噴出してくるから、ある程度客観性を取らざるを得ない。 例えば殊更に皇軍を貶めようと個人の主観で罵詈雑言だけ並べ立てても、 大陸打通作戦の栄光輝く3000キロ勝利行軍を前にしては説得力を失う。
ハハッ、まことにだつお閣下は軍事板の清涼剤ですな
>>928 リチャード・フッカー「マッシュ」(角川文庫 絶版)
ジョーゼフ・ヘラー「キャッチ=22」(早川文庫) あたりが古典かな。
>928 個人的には、「小鼠、ニューヨークを侵略」とか。 今月、偶然にも復刊されたので、買いか、と。
「小鼠、ブッシュの穴を嘗める」
>>920 「サムライ戦車隊長」だったかな?
スリム戦の島田戦車隊のハナシがメインだが
でも、最後の数ページは読まないほうが吉かと... orz..
938 :
名無し三等兵 :2005/10/24(月) 07:40:54 ID:ZHRJ8tUj
帝国陸海軍の光と影 ―一つの日本文化論として― 大原康男 著(國學院大學教授) 陸軍は「デモクラティック」、海軍は「リベラル」が意味するものとは何か。 日本の軍隊を文化史の観点から考察した名著が、終戦六十年を機に新装版として復活! 第一章 軍人勅諭―忠誠の論理 第二章 軍旗―栄光の象徴 第三章 三八式歩兵銃と零式戦闘機 第四章 小説『海軍』−国民と軍隊
939 :
東日本国民 :2005/10/24(月) 10:58:10 ID:???
>>935 え?!小鼠復刻したんですか!
これは買わねば・・・・
軍艦メカ図鑑 日本の戦艦上下巻をブクオフの105円コーナーにて保護。 なんで手放しちゃったんだろう、持ち主…(´・ω・`)
943 :
名無し三等兵 :2005/10/25(火) 00:54:33 ID:UTuAsd+a
>>941 いい買い物したね。
ところで、世界の艦船の今度の別冊「ソ連/ロシア原潜建造史」ってどうよ。
近所の本屋に入って、ちょっと見たらよさげなんで拾おうかと思ってる。
あらゆるジャンルのオタの鉄則 買わずに後悔するな、買って後悔せよ
後悔しないと分からないこともあるからな
見敵必買! 見敵必買! 見敵必買!
シチリア〜イタリア戦線について詳しく知りたいのですが良い本ありますでしょうか?
949 :
943 :2005/10/25(火) 11:18:52 ID:UTuAsd+a
かたーよ! なんか、ロシア人の筆者がリキ入れて書いてそうだから、楽しみだ。 でも写真と図面ちっちゃいな。折込も付けてくれたらGJなんだけど。
>>946 大学のサークルに伝わっていた言葉なんだが
「金を作るより逃した本を探すほうがはるかに難しい」
ネット普及以降古書は探しやすくなったけれど、いまだに有効な言葉だと思っている。
全くだな。 昔見かけたあの本、探してんだけど今どこにあるのか…ってのは、往々にしてよくある話だ…。
952 :
950 :2005/10/25(火) 12:09:27 ID:???
>諸氏 次スレどうしようか?
軍事板書評5「読まずに死ねるか」とか「見敵必買」とか 知らぬ人が見たら「いい大人が・・・」と眉をしかめるような厨房臭いのをお願いします。
見敵必戦という本がまさに見敵必買な本 めったに見ないし、ヤフオクとかでも5000超えが普通
>946 本は敵なのかw >953 【本は逃げる】軍板書評スレ5【時間も逃げる】
【】は厨房スレの印ですが
スレ名案。 趣味に走ったが 【読まずに】軍事板書評・第5狂奏曲【死ねるか】 でいかがかしら? あとテンプレは過去スレだけ直してこのままでいいよな?
>>956 まあ厨房はスレ立てるのが大好きだからな・・・
糞スレを・・・
リアルで名案と思ってると思われ…
>>955 金銭搭乗員に損耗を強いて、国家経済を消耗させる強敵といえる(w
【厨房立ち入り禁止】軍事板書評スレ 第五次大東亜戦争【良コテの集まるスレ】
【R・O・D】軍事板書評スレ第5巻【図書委員はメガネっ子】
内藤陳が大好きなだけなのに!。・゚・(ノД`)・゚・。 まあいいや普通に立てます。
【柏 原】軍事板書評スレ 五発目【芳 恵】
966 :
名無し三等兵 :2005/10/25(火) 13:09:33 ID:2EGTMjYX
ジェンキンス氏の「告白」 読んで見たけど、思ったより面白かったね まあ、実際に書いたのはゴーストだろうけど、拉致問題の裏話がいろいろわかって興味深かったよ もっとも彼の自叙伝である以上は脚色もあるだろうけどさ。 それでもジェンキンスがアメリカのテレビの取材を受けたときに詳細なことをいろいろと話をしていたけど 確かに曽我さんが日本で一緒に暮らしたいと答えたときのことを告白した時には、何ともいえない顔をしていた。 思い出すだけで感激に全身が振るいえているような感じだな 告白を読んだ後だからいろいろとジェンキンス氏の発言は興味がつきなかったよ
>>968 >>882 に感想が書かれてる、っていうか書いたの俺。
あと速水螺旋人という漫画家が自分のHPの日記の10月15日に感想を書いてる。
実は自分はこれを読んで購入を決意したんだが。
記述のあちこちに出てくるソ連海軍に関するエピソードが、淡々とした書き方とその内容のギャップでえらく面白い。
こういうのがロシア風のユーモアってやつなんだろうかね。。
>>969 いや、おまそれ、
ちょっとおかしくないか?
>948 詳しくはどうかは、個々人の主観に依るので何とも言いかねますが、「カナダの旗の下に」とかに Gothic戦線を描いた部分(カナダ軍の戦史なので)があります。 但し、日本語訳がどうしようもなくヘタレなので、原書を読んだ方が良いかもしれません。 あと、上坂さんだったかのゴーフォーブローク(442部隊)ものとか。
>>972 東部戦線や西部戦線やアフリカ戦線ものはたくさんあるのに
大したものはないんですね
>>948 「イタリア敗戦記」はどうだろう。あと442ものなら、ドウス昌代「ブリエアの解放者たち」がいい。
>>954 >見敵必戦
3冊ある(w;
で、今3冊とも腐海に埋もれてるんだよなぁ〜
976 :
名無し三等兵 :2005/10/26(水) 11:24:37 ID:p4Uuhzs3
>>969 オレも717級のスペック見て驚いた。
また、コンドームで小30分わろた。
今まで評価してなかった巡航ミサイル潜ってのも、結構空母保有がきつい国にはいい選択かも、って思えてキターヨ。
ただ、新しい船の記述ほど、お花畑なアレが多いな。バージニア級との比較とか無視してるし。
でも、なんか、ソ連潜のいいプラモ作りたくなってきた。
717型強襲揚陸原子力潜水艦については一度軍事研究で記事がなかったけ? 筆者はえばたんだったような。
「強襲揚陸原子力潜水艦」というフレーズから「ピンク・ノヴェンバー」を連想したのは俺だけではないはずだ。
979 :
名無し三等兵 :
2005/10/27(木) 10:20:47 ID:Ij21wF10 「キロ」さまが見たいからこんどは通常潜の本も書いてねとキボンヌ。 なにげか潜水艦の本って良書が多いな。 「Uボート総覧」、去年古本屋でゲトーできたのがうれしかった。