孤独だし読書しようぜ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名前は誰も知らない
孤独な読書家になってクールな感じを気取ろう。
ジャンルは文学でも哲学でも心理学でもポピュラーサイエンスでも何でも ok!
言葉は葉で本を読むことは心に木を植えるような事。
心を森のように豊かにしよう。
購入した本、読了した本の報告、感想などの報告、お薦めの本の紹介などをお待ちしてます。
2ポンコツ喪男 ◆BeKC.AFOGM :2006/09/14(木) 14:07:38 ID:G1rJ/Xlc0
ぼらんちんこ

ぼらんちんこ
3名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 14:13:19 ID:o/m+eGOa0
私は最近、浅田彰の「構造と力」を読みました。
多くが象徴秩序によるカオスの抑圧と、カオスによる象徴秩序の
侵犯というテーマでとても吸収しやすかったです。

>>2
下品な書き込みはやめてください。
4トラ:2006/09/14(木) 14:17:00 ID:GwCHezPOO
俺は今は京極夏彦のウブメの夏読んでます。こういうスレあると良いね
5ポンコツ喪男 ◆BeKC.AFOGM :2006/09/14(木) 14:19:14 ID:G1rJ/Xlc0
>>3
ごめんなさい
6名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 14:24:05 ID:dFngc6ey0
読む力も話す力もガタ落ちです
7トラ:2006/09/14(木) 14:48:25 ID:GwCHezPOO
>>6
まあまあ^^;
8名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 15:18:28 ID:o/m+eGOa0
私は今、岡本裕一郎の「ポストモダンの思想的根拠」を読んでます。
管理社会と自由について述べているもので今まで読んだ所では
東浩紀と大澤真幸の「自由を考える」と東浩紀の「情報自由論」
(ネットで読める)がベースになっている部分と、
オーウェルの「1984年」とハックスリーの「すばらしい新世界」という
ディストピア小説での管理社会について述べている部分でほぼ占められて
います。
それらの本を知らなくても、「ポストモダンって何?」「脱構築って何?」
っていう人でも気軽に読め、管理社会と思想についての入門書のようになってます。

>>4
京極夏彦の作品ってぶ厚いのが多いという印象があって、まだどれも読んでません。
妖怪好きっていうのが共感できるし、ある層の読書家は皆読んでいるから
私もその内手をつけようと思ってます。
今までこの板で読書スレが無かったのが不思議です。
9名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 16:20:39 ID:JcMx3xrB0
私は団鬼六を読んでます。
10@携帯厨 ◆baN7WUT2A. :2006/09/14(木) 16:40:56 ID:gPH8U+nWO
キングのデッドゾーン読んでる
11名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 16:50:08 ID:KHMNBqgS0
コノスレハノビル.
12名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 16:51:20 ID:nXAG8bxY0
ダヴィンチコードおもろかった
13名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 16:51:53 ID:M0KpE386O

キング、クーンツのホラー系好き。あとはSF。何か他の人のカキコと比べてジャンルというか、レベルが低いような…
orz
 
今はクーンツの『12月の扉』読んでる途中。
 
『デッド・ゾーン』はラストが切ない。
14名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 18:21:55 ID:VHW1SjYt0
アリス・ミラー城殺人事件
15名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 18:40:21 ID:6L2F/8+I0
大江健三郎の「万円元年のフットボール」読んでる
俺にとっては難しい言葉が続くので辞書は欠かせない
16名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:04:57 ID:dFngc6ey0
孤独で読書家って知的でかっこいいよね
俺はもう読解力ないからな。ダメだ
17名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:08:03 ID:0rMyNsa+0
つうか俺昔からまったく読書興味なかったんだよな
18名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:41:53 ID:ElbMtZ5xO
クリスティのそして誰も居なくなった読んでる
19名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:45:52 ID:o/m+eGOa0
綾波・長門の男バージョンってどうなの?
20名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 20:11:09 ID:KTSmhQNI0
関連スレ

お勧めの小説
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/alone/1132993083/l50
孤男ならカミュ好きだよな
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/alone/1157608549/l50
孤独ならドストエフスキー読むよな
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/alone/1157726070/l50
21名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 20:20:51 ID:o/m+eGOa0
個人的には『必読書150』より『教養のためのブックガイド』の方がよかった。

教養のためのブックガイド
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130033239
『必読書150』は必読書か
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1111558101/
必読書100[文学板編さん]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1124590055/
長門有希の100冊
ttp://d.hatena.ne.jp/CAX/20060417/nagatoyuki
22名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 21:59:33 ID:o/m+eGOa0
全部じゃないけど。

教養のためのブックガイドの本棚
小林康夫/山本泰が編集した「教養のためのブックガイド」に載っている本。
http://www.hondana.org/B6B5CDDCA4CEA4BFA4E1A4CEA5D6A5C3A5AFA5ACA5A4A5C9/
23名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 23:56:35 ID:dUJXW1Cu0
>>13
キングは面白いよな。

オレのオススメはジェフリー・アーチャーとフレデリック・フォーサイス。
変に教訓めいてなくて純粋に楽しめるから良いよ。
24名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 04:52:33 ID:UZVGGb0iO
松岡圭祐の千里眼を読んだ
25名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 05:00:30 ID:hoWzDb5h0
>>15
それマジで面白いし暗い雰囲気が孤男にあってるよな
大江健三郎の「万延元年のフットボール」と遠藤周作の「沈黙」は
俺が今まで読んだ中で最も面白いと思った小説
26名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 05:01:43 ID:hoWzDb5h0
大学入学して2ちゃんに出会ってから全然読書してないな・・・
高校までは文学少年だったのにw
27名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 08:33:30 ID:mCC8fb5o0
>>26
俺はその逆だ。
2ちゃんねるである騒動に巻き込まれてから言葉に飢えるようになって
読書量が増えるようになった。
今まで積読だった本が結構あったけど、そういう騒動に備えた非常時用の
水のようなものだったんだ、と思った。
28名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 09:01:34 ID:mCC8fb5o0
村上春樹の「レキシントンの幽霊」に載っている「沈黙」の主人公は孤男だよ。
周囲の生徒や教師や警察を自分の味方に付けた頭の切れる人に罠にはめられた男の話。
本当に怖いのはその頭の切れる人じゃなくて、そいつの言い分を受け入れる
顔のない多数の存在だ、っていうのが共感できた。
29名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 09:45:39 ID:thmQBs160
>>1
↓今これ読んでるけどまあまあ面白いよ
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4768479146/
30名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 10:32:43 ID:mCC8fb5o0
>>29
何だか私が吸収しやすそうな本だね。
2ちゃんねる感覚では左翼本と言えるのかな。
でもそういう本は警察と連携する2ちゃんねるの職業右翼があらかじめ読んでそう。
31名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 12:25:14 ID:mCC8fb5o0
官能小説とか読んでみたいけど、どれがいいのかわからない。
普通の小説でオカズにした事があるのは田口ランディの「コンセント」。
32名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 12:53:04 ID:F2YRW7870
ローマ人の物語。登場人物は孤独の対極にいるけど。

キングもいいな。ダークハーフ好き。
いつか捨てたハンドルが実体化しておれを殺しに来ないかな。
33名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 18:38:38 ID:mCC8fb5o0
>>32
「ローマ人の物語」って何十巻も出て長いよね。
34名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 19:09:21 ID:gzn3qE+6O
今日は一日中読者つってもラノベだけど
乙一と大槻ケンジの本読んでた
35名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 21:04:30 ID:oPxyFhKo0
俺はもう難しい本、読めないよ。
椎名誠と野田知佑ぐらいだな。
俺も旅がしてえ。
36名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 22:31:28 ID:oPxyFhKo0
「万延元年のフットボール」、意味わかんねえ。
37名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 22:38:51 ID:hoWzDb5h0
ただの変な兄弟の話
38名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 22:46:35 ID:PibtGf5d0
最近はネロウルフを読んでる。
男ばっかり出てくる上に一つ屋根の下なもんだから
こいつら何かあるんじゃねーかと腐女子的な思考をしてしまう。
39名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 22:48:05 ID:97hFQeou0
ディケンズさいこー!
40|ー`)カマキリ ◆i18x.ODXI2 :2006/09/15(金) 23:37:32 ID:Co7iyQkd0
『菜根譚』『7つの習慣』『アイデアのつくり方』『ハーバード流交渉術』
|ー`)ノ オススメ
41名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 04:42:15 ID:kdKFAjbhO
>>31
そりゃお前さんの性癖によるな
42名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 16:42:48 ID:+lG9KP380
余裕が出たら読みたい本
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』
スティーブン・ピンカー『言語を生みだす本能』
ダニエル・デネット『ダーウィンの危険な思想』
ダグラス・ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』

>>41
エロ動画サイトではよくナースものを見てます。
でも小説でも同じくナースに欲情できるのかどうか。
43名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 16:44:43 ID:+lG9KP380
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』も増補改訂版が出てるから
久しぶりに読み返してみたいな、余裕が出たら。
44名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 16:51:21 ID:+lG9KP380
精神的につらく言葉を求めている時には理系の本はほとんど役に立たないと分かった。
45名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 16:54:43 ID:MeMKb+/J0
俺の場合は逆に、孤独で落ちてる時に小説の甘い世界を見せられると
不愉快になって読むのやめるよ。
セリフがほとんどないモテない友達かぎりなく少ない孤男が
主人公の小説はないものだろうか。
46名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 16:59:29 ID:l5/nQGQ90
ネガティブで悲惨な主人公がでてくる小説なんてたくさんあると思うよ
47名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 17:02:31 ID:KKdFVlE+O
FF8
48名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 17:08:02 ID:+lG9KP380
ヘッセの『荒野のおおかみ』って弧男が主人公だっけ。

>>45
主人公にセリフがほとんど無ければ小説なりたたないんじゃない。
49名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 17:25:02 ID:bSP8kqv40
伊坂幸太郎にはまった
あの語り口と不思議な物語がなかなかね

重力ピエロは読後感が最高に気持ちよかった。
素敵な物語だったよ。

砂漠は弧男にとってはちょっと辛かった
あんな友達達と学生生活送りたかった・・・
50名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 17:54:56 ID:r9hylUPX0
サルトルの「水いらず」のセリフの少なさは異常
51よだか ◆6jN/M5ttq. :2006/09/16(土) 18:02:30 ID:HtxI2Ruc0
東野圭吾の本オモシロス
読みやすくシンプルな文が(・∀・)イイ!
52名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 18:48:35 ID:FpZnQ2ue0
村上春樹の1973年のピンボール
鼠の場面がたまらん
53 ◆oZ6MWDGajk :2006/09/16(土) 18:59:47 ID:sK09/Cdd0








54名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 19:56:46 ID:r9hylUPX0
モデラート・カンタービレを読了。
でも作者は何が言いたかったのか分からなかった
55名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 20:01:58 ID:7XQCKtd10
ブックオフをのぞいたら、ホステージの文庫本が100円コーナーに
すかさず上下巻ゲット
56名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 20:05:09 ID:r9hylUPX0
ブックオフの100円コーナーで「族長の秋」を見つけた衝撃
俺は今でも忘れない
57名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 20:27:54 ID:YvathaVj0
ブックオフの100円で自己啓発の本を買いまくった
読書なんて久しぶりだ
58名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 08:55:52 ID:Pj8kUa190
東京の早稲田街に来年の夏行く予定なんだが
そこの本て安いの?
59名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 09:50:39 ID:+LKXNuQF0
来年の夏って、、、
60名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 09:58:36 ID:Pj8kUa190
高校生なもんで、旅行気分なんすよ
61名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 10:01:29 ID:+LKXNuQF0
>>60
来年3年生になってオープンキャンパス?
62名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 11:22:32 ID:QtQYasdU0
>>58
安いかどうかはよく分からないけど、とりあえず店の数は結構ある
探せば安いところもあるんじゃないかな
6358:2006/09/17(日) 18:43:43 ID:Pj8kUa190
dクス!40000円も持っていくからワクワクするぜ!
重力の虹はあるのだろうか
64名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 00:58:59 ID:eclzuJE50
>>56
どんなん?
そんなにレア?
65名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 08:38:52 ID:3Ym/vJBp0
>>64
絶版になってる
66名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 09:59:03 ID:0VAguc9J0
トマス・ピンチョン「V」
訳が分からないまま苦労して上巻読み終わって、こりゃ続きはどうなるんだろうと、
下巻を手にしたら、それが実は上巻だった。
今まで下巻を読んでいたことに気付き、読む気なくした。
67名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 14:29:18 ID:LmywMjOo0
>>45
中上健次の『十九歳の地図』なんてどうよ?
希望のない鬱屈した19歳の浪人生の話。
68名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 14:57:07 ID:ChpONg330
>>42
お前山形から影響受けてるだろ
69名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 15:15:41 ID:o1PCJNKg0
>>68
宮崎哲弥みたいな事を言うね。
これは山形浩生とは関係なく選んだ本だよ。
思考の方向性が類似しているだけなんじゃないかな。
ドーキンスを読んだら進化生物学関係のアンテナが頭にできて、それ系の本を
感知するようになるからね。
70名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 15:22:50 ID:o1PCJNKg0
ちゅうか、『ゲーデル、エッシャー、バッハ』は山形は言及した事ないんじゃない。
ネットの有名人で言及しているのはクオリアMLにいる某氏くらいじゃないかな。
71名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 17:40:34 ID:3Ym/vJBp0
失われた時を求めてを、ちくま文庫で全巻揃えたけど中々読む気起きないな
72名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 17:44:11 ID:0VAguc9J0
5巻から急に面白くなるよ
73名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 18:04:03 ID:ChpONg330
>>70
そうだな。おれもなかったと思う。
しかし山形がだいたい何に言及してるか知ってるってのは(ry
74名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 18:42:03 ID:dJZTJORB0
医療関係者じゃないのに病理学や解剖学のテキスト読んだり、
海外に行く予定もないのに語学テキスト買ったり、
自分の精神疾患の状況知りたくて心理学や精神医学の本を読んだりするオレは
ただのヴァカですか?
75名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 19:02:40 ID:UuHf+v/m0
読書よりトークショー
76よだか ◆6jN/M5ttq. :2006/09/18(月) 19:26:39 ID:XcVMON+20
タイトルに引かれて「人は見た目が9割」読んでみたけど、つまらなかった
もっと過激な内容を期待してたのに、単なるノンバーバルコミュニケーションの本なんだもんなあ・・・
77名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 21:59:17 ID:3Ym/vJBp0
今の風潮はさ
売れるか売れないかの観点から見れば
本も見た目が9割の気がするよ。
78名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:03:03 ID:3uArK5LV0
>>77
でも装丁ダサイ本多い

って言えた立場じゃないが
79名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:10:52 ID:CMEPx+wT0
カポーティの映画が近々公開されるらしいので、文庫でカポーティ買ってきたよ。
「叶えられた祈り」なんですけど。
アメリカの上流階級の話なんだって。なんか読むのめんどくせえ。
80名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:17:32 ID:0VAguc9J0
「冷血」はアメリカのどんぞこを這い回った男二人が、
幸福な中流一家を意味もなく惨殺する話。
これは重たかった。しかも実話だし。
81名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:23:01 ID:3Ym/vJBp0
デイヴィッドコパフィールドいいね。
一気に読んじゃったよ
82名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:39:28 ID:CMEPx+wT0
>>80
「冷血」はむかし挫折したんですけど、
そんなに短い要約を聞けるのは2ちゃんねるならではかもしれないね。
ちょっと読んでみようという気になった。
83名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:47:54 ID:J8uPLHtA0
よし次はホールデン・コーフィールドだ!(違
84名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 22:49:53 ID:3Ym/vJBp0
カポーティか
夜の樹だっけ?暗夜飛行だっけ?
85名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 23:08:33 ID:CMEPx+wT0
暗夜飛行?
サン・テグジュペリの夜間飛行の間違いじゃないの?
それとも志賀直哉?w
86名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 23:17:28 ID:3Ym/vJBp0
はっきりいおう夜間飛行の間違いだった!
87名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 23:28:00 ID:CMEPx+wT0
偶然なんだけど、夜間飛行も最近買ったんだよ。文庫で。
よくわかんないけど、サン=テグジュペリってすごいよな。
飛行士なのに本も書いて。
88名前は誰も知らない:2006/09/18(月) 23:42:01 ID:3Ym/vJBp0
星の王子様は不朽の名作です
89名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 01:40:38 ID:0LUL+3Wl0
吉村昭さん最近亡くなられたけど、面白いよ
星への旅っていうのがおすすめ
若者たちが漠然とした理由で集団自殺するという話
90名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 17:55:56 ID:JmgWttpL0
熊嵐で恐怖を感じた若きあの日
91名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 21:50:33 ID:UZxszWWp0
ここは全然知らない本ばかり紹介されててとても参考になりますね。
次図書館行ったら探してみます。
乙一の銃とチョコレート読んでる俺はまだまだ青っ葉なのかな。
92名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 00:25:44 ID:Q+0fMU7N0
トーマス・マンの「魔の山」読んだ人いる?
あれいいよね。教養小説って感じ。
93名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 00:44:09 ID:Ei8i4uMD0
「魔の山」は上巻読んだところで、上下まとめて買ったのか、上だけ
買ったのか思い出せなくて読みそびれてる。
なんか、ひたすら雪山の結核療養所で寝そべってる記憶しかない
んだけど、下巻は期待できる?
94名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 01:51:19 ID:m0iXUwcq0
魔の山か
お前らのお蔭で読みたくなりました(`・ω・´)b有難う
最近amazonから本が届くのがかすかな幸せです。
95名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 08:27:59 ID:Q+0fMU7N0
>>93
基本的には下巻もそんな感じ。
でもあの浮世離れした雰囲気と、決して内省的ではない主人公の人間観察が面白すぎ。
全部読むのをお勧めします。しかし今思うと登場人物がニートばっかりだw
96よだか ◆6jN/M5ttq. :2006/09/20(水) 20:37:57 ID:/+J1Srn50
>>91
銃チョコはやく読みたいんだけど予約待ち><
97名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 21:47:45 ID:FHyN9GTo0
トーマス・マンのトニオ・グレエケルは傑作
98名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 22:54:13 ID:Q1bSSZFY0
新潮文庫の「アシモフの雑学コレクション」というのを買ってきたよ。
面白そう。
SFっていままで全然読んだことないんだけど、アシモフはどんな作品があるのか知ってます?
99名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 23:00:17 ID:RwWME/ix0
モダン作家は金原なんとかから始まり、変な性描写ばっかでひいてたが、
伊坂幸太郎はイイな。
そのまえに読んだ石田衣良が酷すぎたのかもしれないが…

100名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 23:16:10 ID:G+yBlMmH0
>>98
お、奇遇だな。
俺は銀河帝国シリーズを今読んでいるところだ。
101名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 23:33:24 ID:b216igBm0
>>85
俺も「星の王子様」買ってきて今読み始めたばかりだ。
単なる児童向けのファンタジーかと思ってたら
人の孤独や喪失とか哲学的なメッセージが含まれていて
大人が読んでも楽しめると思うぞ。
この作者のプロフィールを調べてみたら、最後は戦争中に
戦闘機に乗ってて行方不明になったんだってな。
きっと星の王子の国に旅立って孤独な王子の友達になって幸せに暮らしてるんだといいな。
102名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 00:04:53 ID:iOVkQZAw0
お前らの中には古本まつりが好きそうなヤツが少しはいそうだな
オレは新橋(SLの前)古本まつりや新宿の古本祭りに
学校帰りによく遠回りでも寄り道していったが。
あの頃は良かったなぁ。
いまじゃ長野に就職してそんなのとは縁の遠い生活だよ
103名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:44:22 ID:VEVi5iYE0
古本祭りといえば、馬場の古本市で買ったモリエールの「人間嫌い」を今読んでるんだけど、
これが恐ろしく古い版で、漢字がどれも旧字体ばかりなもんだから非常に読みづらい。
戀とか價とか、調べないとさっぱり分からんかったよ。安いからってぽんぽん買い込むもんじゃないな。
104名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:53:45 ID:huwMwOEV0
お前らがうらやましいよ
神田が近くて
九州は何もないよ
105名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 05:35:54 ID:o/hU6XUk0
最近アホほど本を買ったよ。
全部読み終わるのに3ヶ月以上かかりそう。
「言葉が欲しいか、言葉が欲しいなら、くれてやる」
みたいな人がいれば助かるんだけどな。
106名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 07:21:33 ID:foxlIp5f0
成熟と喪失を読んでいるんだが女の記憶が蘇ってきていやになる。
しかし江藤淳って奥さんの後を追って自殺したんだよな。
107名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 12:23:50 ID:V+/JWpnM0
>>106
そうそう、マザコンだしね。
なにが母の喪失と父の不在だっ、みたいな。
たんにヘタレなだけだろ。
ニーチェでいけ、ニーチェで。
素人童貞だぞ、ニーチェは。
108名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 16:57:35 ID:h6Y2by2O0
ニーチェの生涯って、弧男からしたら物凄い憧れの的だよな。
退かぬ媚びぬ省みぬを地で貫いた挙句、発狂という悲劇で最期を飾り、
死後も何百年もの間自分と似たような弧男達に読み継がれ、神の如く奉られるなんて。
まあたまに貶されたりもするけど、それも大半はツンデレだし。なんて羨ましいんだ。
109名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 17:38:01 ID:7zjkA0ev0
そんな君たちに、発狂作家ゴーゴリがオススメだ
110名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 18:44:45 ID:o/hU6XUk0
今頃になってハルヒげっと。
ラノベを読むのは小学生以来かも。
当時は魔神英雄伝ワタルのラノベを読んでいたな。
懐かしい。
111名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 18:57:09 ID:tjxN9lbRO
つい先日までキャロル・オコンネルの
「クリスマスに少女は還る」を読んだ。
久々に感動した。
112名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 18:59:24 ID:tjxN9lbRO
「つい先日」だ。「まで」はいらない。
なにやってんだ、俺orz
113名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 20:37:17 ID:mH5Z6FDhO
うん、まあなんだ、読んでない本何冊もあるのに古本屋巡りして次々文庫本購入する漏れはバカだということで…
 
キングの『レギュレイターズ』『デスペレーション』古典中の古典、ウェルズの『宇宙戦争』
 
SFホラーファンて周りに誰もいないな…
まあその前に友達いないか
114@携帯厨 ◆baN7WUT2A. :2006/09/21(木) 20:44:20 ID:Z3uveqPC0
俺もキング好きだ。
115名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 21:59:43 ID:8PumDYka0
>>108
しかしニーチェもキリストに対してツンデレだったなw

あんたのことなんか気にしてないんだからねっ
116名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 23:04:28 ID:SNWK5hzn0
ここにいる人って外国人の本よく読むんですね。
とても参考になってます。
外人の本ってどれがいいかさっぱりわからんから。
俺は石田衣良大好きですけどね。まぁIWGPシリーズだけだけど。
金原ひとみはアッシュベイビー大好きです。
伊坂幸太郎はオーデュボンの祈りだっけ?ちょっと重すぎて遠のいてたけど見てみようかな。
117名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 01:57:01 ID:GLj2wWYW0
このスレかどうかも忘れてしまったが
V.E.フランクル著作と
鴻上尚史「孤独と不安のレッスン」読んで少しだけ楽になったよ。

状況は相変わらず厳しいままだが
なんとなく、「やっていこうかなぁ」という気力がかすかに湧いてきた。

お礼を言っておこう
有難うお前ら。

>>74
亀レスだが、それは至極当然
誰でも苦しかったら自分を知りたくなるもんだ
118名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 08:20:15 ID:KqIoRQ5X0
>>117
今調べてみたけどフランクルって夜と霧以外にもいろいろ本書いてるんだね。
なんかおすすめの本ある?
119名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 09:15:25 ID:QVbpjZXg0
フランクルといえばトランスパーソナル心理学ってどうよ
120名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 18:31:24 ID:BVU/C9o70
諸富なんとかって人の「トランスパーソナル心理学入門」という新書を読んだことがあるが、
内容云々以前に著者の文体が非常に気持ち悪かった。なんか、猫なで声って言うか。
肝心の内容も相当オカルティックな感じ。まあ、一般向けに書かれたせいなのかも知んないけど。
悪書に当たったんだろうなとは思うけど、見た感じ学問としてはまだ未熟な分野っぽいので、
他の本読むにしてもあんまり期待しない方が良いかも。
121名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 19:54:39 ID:hmI1RW3/0
中谷彰宏だっけ?
あれは糞過ぎて吹いてしまった
122名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 20:03:05 ID:c0Xfz0JF0
>>116
金原とか石田って無意味に卑猥な会話が入るじゃん?!
下ネタ苦手だからあれがきつい…
うつくしい子どもとか14teen読んだけど、むしろ不順な少年に感じた。
伊坂は重力ピエロをおすすめする。
123名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 20:08:14 ID:S9xmkctWO
今更だけど「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を読んでみた。
映画が面白くなかったから興味なかったんだけど、読んでみるとかなり面白かった。
124名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 20:36:43 ID:PZP1r8ggO
どうやらエロ、ホラー、ダーク、グロ、ファンタジーは読んでなさそうだな。
こんなジャンルが恋しくなったら、クライヴ・バーカーの著書を読んでみてくれ。
125名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 22:24:23 ID:QVbpjZXg0
>121
読んだのか?奇特な奴だな。あれはバカな女しか読まんと思った。
126名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 22:44:36 ID:hmI1RW3/0
なんだ?有名なのか中谷さんは?
127名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 22:53:40 ID:sMLEqR8L0
カポーティとサン=テグジュペリとアシモフについて書いたものだけど、
全然読み進み進んでないよ。仕事で疲れちゃって。
土日も読む暇なさそうだし。
サン=テグジュペリだけど、誰もがほめる星の王子さまじゃなくて、
夜間飛行と南方郵便機が読みたい気分なんです。
128名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 22:56:10 ID:sMLEqR8L0
>>120
諸富氏の本だけど、読んだことあります。
「ずっと彼女のいないあなたに」と「孤独について」(題名正確か自信なし)
いいエッセイだと思いました。
129名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 23:03:54 ID:sMLEqR8L0
>>108
ニーチェの話に乱入するけど、私は孤男だけど、工場で働いているので、
身体が丈夫で判断がてきぱきとできる人間になりたいんです。
だから、サン=テグジュペリとか、そういうタイプの作家に興味を持ちます。
昔ニートだったとき、ニーチェだの思想だの憧れたことがあったけど、
部屋で思索にふける生活は健康に悪いし、今後あんな生活に戻りたくないので、
ニーチェはしばらく読まないと思います。
あと発狂作家ゴーゴリとか聞くと、なるべく近づかないようにしようと思っちゃいます。l
130名前は誰も知らない:2006/09/22(金) 23:31:21 ID:sMLEqR8L0
って、上のような書き込みはよくないか。
本を読んで感想を言うっていうのが基本ですかね。
131名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 00:54:02 ID:BT8+bxfk0
>128
「孤独であるためのレッスン」?
俺も読んだけど孤独のメリットが書かれていて結構良かった。
132名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 10:56:23 ID:TocT5II80
もっと気楽に読める千里眼シリーズとか読もうぜ
133孤男:2006/09/23(土) 10:58:33 ID:GeyCom5L0
村上春樹面白いですよ
134名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 11:36:43 ID:pn/Olx2E0
>>127
人間の土地 もお勧め。
135名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 12:17:12 ID:ME749yAs0
>>127
俺的には夜間飛行より人間の土地の方がお勧め。

最近買ってまだ読んでないとかで、読みたい積読本。
斉藤純一「自由」、守中高明「法」、大川正彦「正義」、上野成利「暴力」
碧海純一「法と社会」、ミル「自由論」、小室直樹「日本人のための憲法原論」、団藤重光「死刑廃止論」
アムネスティインターナショナル日本支部「死刑廃止」、アムネスティインターナショナル日本支部「拷問廃止」
小山勉「トクヴィル」、岩井克人「貨幣論」、姜尚中「オリエンタリズムの彼方へ」、ホルクハイマー・アドルノ「啓蒙の弁証法」
新宮一成・立木康介「フロイト=ラカン」、福原泰平「ラカン」、ジジェク「幻想の感染」、「フーコー・コレクション4 権力・監禁」
136よだか ◆6jN/M5ttq. :2006/09/23(土) 17:37:04 ID:56x/4GY20
東野圭吾「私が彼を殺した」読了
この推理小説、犯人が明かされずに終わるという異色の作品で
「推理をする」という作業が好きな人にはオススメ
一応自分なりの推理をしたけど東野のファンサイトで確認したらはずれてたorz
137名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 17:40:13 ID:jqHZDqQg0
ヘンリーミラーの北回帰線の新訳を3000円も出して買ってきた。
新潮の方も持ってるんだけど、好きな作品なので買っちゃった
138名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 23:55:44 ID:0PWKp82B0
「僕の人生全て売ります」という本が面白いよ。
ノンフィクションなんだけど、ある男が自分の所有物を片っ端からネットオークションで売り払うという話。
売った商品がカタログみたいに載っていて、それぞれに著者の思い入れ、その後どんな人の手に渡ったかが書かれている。
アイディアが面白いし、行間から垣間見える男の愉快な生き様が読んでいてポジティヴな気分にさせてくれる。
孤独とは関係ないかも知れんが、一読をすすめる。
ちなみに作者は外国人ね。
139名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 00:18:31 ID:QU+hwF6+0
ライトノベル読んで、若い頃を思い出してる。
140名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 04:07:13 ID:8DYWAbDz0
「電波男」を読んだ。
萌えと「恋愛資本主義」を対立させて、萌えは恋愛市場から追い出されたものたちの楽園だと説く。
作者の主張には賛否両論あるだろうが、萌えの歴史と現状がよく整理されていて資料としても面白い。
しかも作者が生粋の孤男。こういう分野に興味がある人にはお勧め。
141名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 04:58:01 ID:GiOr96Xz0
>>133
いやー自分は昔から村上春樹は全然ダメ。
大江健三郎は好きだけど、村上春樹はぴんとこない。
エッセイも生真面目に大きなテーマを大上段に構えて書く大江の方が好きで日常のちょっとしたこととかを書く村上がなんかどうしてもぴんとこない。
142名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 05:36:27 ID:GiOr96Xz0
>>135
人間の土地も最近買ったので読んでみます。
挙げている本で新宮氏共著の「フロイト・ラカン」は図書館で借りて読みました。
僕のラカン理解はほとんど浅田彰と斎藤環に拠っていますけど、
新宮氏は無意識を「他者の語らい」と表現していたような?
「語らい」って言っちゃうと、他人が語っている意味内容・概念内容が大事のような誤解を招く恐れがあるので、
「他人が喋っていた言葉の音のかたまりの、脳に残っている記憶、自分が喋るときぱっと出てくるもの」みたいに自分としてはイメージしています。
シニフィアン、無意識、象徴界含めた3界の区分、対象a、くっきり理解できたとはまだ全然思えないんですが…。
ラカンには「精神分析の四基本概念」という本があるが、4つともぱっと出てこない。
いま、ネットで調べたけど、「無意識」「反復」「転移」「欲動」だそうです。反復?なんだっけ、それ。
ということを踏まえて、またフロイトやラカンをいつか読み直してみようか…、とちょっと思っています。
143名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 13:15:52 ID:FRETPLp10
最近、歴史小説読んでて、項羽と劉邦読んでる。
中巻で劉邦にべたぼれのやつがすごいツンデレ。
当時からあったのかと感心。いや、命まで捧げる姿勢に感涙
144名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 14:45:15 ID:IytYpEG20
諸富祥彦の本は「人生に意味はあるか」を去年に読んだな。
予想通り意味は得られなかった。初めからそんなものは無いんだけどね。
著者によると人生の意味は徹底的に考えた末、体感として得られるものだ、とか
言っていた気がする。

>>142
反復っていうのは反復強迫の反復かな。
幼児のfort-da(いないいないばー)遊びとか、苦痛な体験を自ら繰り返す
死の欲動が基底にある活動の事。
145名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 15:10:53 ID:hYL8dKJg0
ショーペンハウアーにチャレンジしようと思っている。
哲学思想系の本、おすすめある?
146名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 15:53:15 ID:IytYpEG20
>>145
1、まず前提に高校倫理の参考書と山川出版の倫理用語集。(本屋の大学受験コーナーにある)
2、普通の軽い入門書なら
ちくま学芸文庫の竹田青嗣「自分を知るための哲学入門」、「現代思想の冒険」
講談社現代新書の永井均や野矢茂樹や橋爪大三郎や東浩紀あたり。
岡本裕一郎「ポストモダンの思想的根拠」。
3、当時ブームになるくらい広く影響を与えたものを読みたいなら
岸田秀「ものぐさ精神分析」、浅田彰「構造と力」
4、私が手をつけたいと思っているのは
黒田亘編「ウィトゲンシュタインセレクション」
フーコー「監獄の誕生」(半分くらい読んだ、現在併読中)、「知への意志」
サイード「オリエンタリズム」、ホルクハイマーとアドルノ「啓蒙の弁証法」
147名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 15:53:18 ID:f5cNlLpK0
以前ツァラトゥストラ読んだけど、初見じゃさっぱり意味分からんかった
148名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 16:00:12 ID:tkTODSN30
筒井康隆の「笑うな」をちょっとずつ読んでます。
あまり読書をしない僕にもいいものです。
149名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 16:31:23 ID:ZRKfHVdj0
エッセイだけど「村上朝日堂」読んでます
150名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 17:46:00 ID:0Vd5Xn8x0
エッセイならムツゴロウの青春記が良かったな。
あぁでも絶版になったなありゃ
151名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 18:36:40 ID:SwwaJ/ro0
孤独にぴったりの恋愛小説ってお勧めない?

俺自身は川上健一の「翼はいつまでも」読んだけど
俺には話が出来すぎでくだらなかった。内容はおもろいけど。
152名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 19:07:11 ID:jFYsebmI0
主人公は8年間ペテルブルグに住みながら、ただの一人の知人も作れなかったインテリ青年。脳内美少女との恋愛で孤独を紛らわしていた彼は散歩の途中美女を痴漢から助けるが・・・
ドスト君の白夜です。
153名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 21:10:58 ID:kwBahP9m0
澁澤龍彦
154名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 22:50:08 ID:KbJxAxK60
>>150
確かにムツゴロウさんのエッセイは白眉。
155名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 02:16:51 ID:oEu1VBWW0
>>118
すまん亀レス+俺一冊読んだだけだ
「宿命を超えて、自己を超えて」。一冊だけだが心に残るものがあったな。
後はお前さんのほうが調べてるだろう
156名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 15:43:49 ID:B6xyjvS+0
>>152
サンクス。
157名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 18:56:53 ID:idLKbNG/0
三島由紀夫の若きサムライを読んでいるが
どうしてこんな先見の明があって清濁併せ呑むことを知ってる作家が
あんな風に死んだのかわからんね
158名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 19:17:31 ID:cOIn431m0
日比谷駐屯地だっけ?
159ゴット:2006/09/25(月) 19:22:32 ID:W/PuTIRH0
俺、「死ぬかとおもった」って本読んでっケド。
160名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 19:22:38 ID:T4bsZ3Es0
三島ってやっぱ面白いのかね?
161名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 19:51:46 ID:J2+4h5eo0
>>160
「仮面の告白」、「金閣寺」はやっぱり名作と言われるだけあって感動した覚えがある。
ストーリーをしっかり明示することでちゃんとエンターテイメントになっているのも凄い。

ところで、まだ途中だがドストエフスキーの「地下室の手記」は凄い、ヤバイ。
無職で引き籠もりで毎日妄想だけしてる男。妄想の中では英雄で、現実では虫けら。
ルサンチマン全開の世界観、価値観を信奉しているが誰にも相手にされない。
どう見ても孤男です。本当に(ry
162名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 20:36:00 ID:Wkf+oNSc0
孤男といえば、「NHKにようこそ!」も捨てがたいよ。多分。

俺は感動した。
163名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 21:30:39 ID:idLKbNG/0
>161
ああ、あれはやばいな。「人間失格」の100倍ネガがある。
164名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 22:54:04 ID:qnLoi/U+0
司馬遼太郎と山村雄一の対談「人間について」も捨てがたいな。

俺もあんな知的な会話ができたらなぁ…
まあできても話相手がいないが。。
165名前は誰も知らない:2006/09/25(月) 23:42:12 ID:6CDIezyr0
>>161
俺も今読んでるよ…
ヤバイなこりゃ…
俺手記なんて書いた覚えないのに…
166名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 06:34:47 ID:EfR58FXn0
>>146
ショーペンハウアー「幸福について、人生論」にチャレンジしようと思うんですけど、
アドバイスに挙げてくださった文献は難解そうっすね・・・
私に、哲学思想系に対する免疫はありません。
中島義道氏の文庫本を数冊ほど読んだくらいで・・・。
まあ、理解は後からついてくるという言葉を信じてとりあえず読んでみます。
レス、ありがとうです!
167名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 06:47:35 ID:d1Tlfuka0
哲学の本ってまんま翻訳するからわけわかんなくなるんだよな
日本語としておかしよ、文が。
168名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 16:29:08 ID:9XyEoClD0
『人生を完全にダメにするための11のレッスン』って本は多少お勧め。
題名だけ観るとただの自己啓発本みたいだけど、書いてあることは西洋思想に裏打ちされてて割としっかりしてる。
暇つぶし程度に読むにはいい。
169名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 19:26:43 ID:5EAYOimR0
>>168
その本は人文・小説以外で興味をそそった俺にとっては希有な本
自己啓発本への反定立を目的としたんだと
170名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 19:31:15 ID:EFK7m/69O
>>168
読んでみるよ
171名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 19:37:09 ID:rwbqE/eO0
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」 (単行本)
もいいよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893469126

この本を読むと、トイレ掃除しながら、急に泣けるらしい。
172名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 21:54:12 ID:/oIOwncy0
どっかで挙がってたけど、ルソーの『孤独な散歩者の夢想』もヤバイ。
地下室の手記・ツァラトゥストラと合わせて、弧男が読んではいけない本トップ3
173名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 22:36:12 ID:5EAYOimR0
トルストイは、愛は正義だ!!みたいなこと言ってたな。
174名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 22:58:01 ID:dms2GSuo0
>>172
そういうラインナップされたら、読まないわけにはいかんな
175名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:19:05 ID:VrPLzQVX0
中島義道の『孤独について―生きるのが困難な人々へ』も強烈。
176名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:26:06 ID:rwbqE/eO0
中島さんは、頑固だけど、潔い。多くの人が勇気付けられている。
177名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:28:51 ID:u7WszRQj0
中島義道は何冊か読んだら飽きた。所詮他人は他人って感じ。
178名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:38:34 ID:U9VMh95L0
>175
あれ、前書き立ち読みして面白そうだから買ったら中身はほとんど自伝。
たんなるひ弱なブルジョア。たしかに読後感悪し。まあ地下室ほどじゃないけどね。
179名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:44:46 ID:rwbqE/eO0
だから、そうじなんだよ。人の悪口しかいえないのは、自分が不幸なんだよ。

不幸な人は不幸な台詞しか言えないんだよ。

書き込まなくて良いから、自分が幸せなのか、それだけ考えた方が良いよ。

俺って不幸だよ〜としか読めないよ。
180名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:59:51 ID:HUUPvD4L0
>>171
おお、読んだよ。
人生が好転したわけじゃないが、部屋が少し綺麗になったww
おまえついでにこれ読めや↓
「タオル一本で家中ピッカピカ―手間もお金も場所もいらないプロの方法」

綺麗な部屋はイイよな♪そういう俺は、今日は「坂の上の雲」の2巻を読んでたけど。
181名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 00:25:34 ID:fu73g6bh0
>>179
中島義道なんぞに勇気付けられとる時点でお前が不幸な奴だというのはわかる。
182171:2006/09/27(水) 00:25:55 ID:bfKQlE5N0
トイレも掃除したほうが良いよ。

「坂の上の雲」も良いけど、右翼にだけはなるなよ。

あいつら、本当に迷惑なんだよ。

海でゴミ拾いをした方がよほど日本のためだよ。
183名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 00:38:54 ID:bfKQlE5N0
>>181
>中島義道なんぞに勇気付けられとる時点でお前が不幸な奴だというのはわかる。


すぐに人の悪口言いたがる奴こそ不幸。不幸な人ほどお前が不幸だと言いたがる。

だから、「不幸」という言葉にこだわるんだろう。

もう良いから。自分が幸せなら、人のことどうでもいいだろう?
184名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 00:45:54 ID:uueT3ZA80
俺は一回もさくらに当たったことない。
うまくやれば、無料ポイント使いきらないうちに
会えるよ。
絶対おすすめ!
今までが最悪すぎ。

http://550909.com/?f4739375
185名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 00:57:53 ID:XEoJp8g+0
最近読んで覚えているのは

恩田陸の「ネバーランド」、「夜のピクニック」
東野圭吾「怪笑小説」

ネバーランドはネガティブとポジティブが良い具合に混ざっていて良い感じ
ただ主人公が良い子過ぎる気もする

怪笑小説は星新一からSFを抜いた感じで面白い
186名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 01:49:29 ID:8C7DigVp0
「ものぐさ精神分析」岸田秀という人に興味を抱いたのでこれ読んでみることにする。
187名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 03:39:13 ID:seJw83or0
カフカの変身がすきだな
188名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 16:44:05 ID:YZvM1xYS0
最近の高校生はカフカの変身すら読めない
まぁ例外はもちろんたくさんいるだろうけど
189名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 21:11:21 ID:/oGzg0bY0
読めないというよりも英文学のほうが好きだったりすると
読まない傾向にあったりするでしょ
190名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 07:36:39 ID:0j2eeAiB0
>>188
お、もしかして同世代か
俺らが高校生の頃はプロテスタンティズムの倫理と資本(ry
読んでよく議論してたな
191名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 12:01:41 ID:5SPwBm5d0
マジかよ
今じゃ偏差値70越える高校でも授業中に近代麻雀読んでるようなやつばっかだぞ…
192名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 12:13:58 ID:IgbG+dsi0
ウェーバー懐かしい。

あと「空想から科学へ」、「権利のための闘争」は何回も読んだな。
薄かったのもあるがねw
193名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 14:23:04 ID:0j2eeAiB0
方法序説なんかもみんな読んでたな
俺は半分も理解しちゃいなかったが
194名前は誰も知らない:2006/09/29(金) 11:25:54 ID:b71EzT5X0
カフカ読んだ事無いな
195名前は誰も知らない:2006/09/30(土) 21:11:06 ID:aMoJH3aJ0
>>190-193
工作員おつ。
196名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 01:13:56 ID:IWuVhty80
ウェーバーは大学の授業で学んだ知識しかないな。
つまりカス同然ということだ。今度読んでみるか・・・
197名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 04:29:31 ID:GDU+3/E70
池田晶子がオススメ。
精神科医から「廃人のサラブレッド」と呼ばれただけあって
かなりの変人だが、生きることについて考えさせられるよ
198名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 12:13:34 ID:p7ebPPNt0
>>197
俺も大好きだ。
孤独男と思想が共通するところあるよね。
「私は自分を女だと思ったことがない。」
こういうところすっげー魅力的だと思った。
199名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 16:09:27 ID:nPaTi7cK0
図書館行ってきた
お前らお勧めのドフトエフスキーあるかなと思って探したら、
カラマーゾフの兄弟ってのがあった。
量多すぎてよめねぇよ!あんなのw
とりあえず今週のラインアップ。
・LOVEorLIKE
・間宮兄弟
・日暮れ竹河岸
・実録鬼嫁日記
・頭がいい人、悪い人の言い訳術
・星の王子様
200名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 17:46:22 ID:KRzw9Whq0
>>199
そんな君にはマルセル・プルーストの本がおすすめ
201名前は誰も知らない:2006/10/01(日) 19:09:44 ID:V4HvYzJf0
指輪物語あたりにしとけって
202名前は誰も知らない:2006/10/02(月) 17:01:15 ID:AOc+4Ukl0
町田康の詩は面白かった。小説のほうがもっと面白いが。
203名前は誰も知らない:2006/10/02(月) 18:23:42 ID:byZF79Hu0
詩の本は智恵子抄と悪の華ぐらいしかもってない
204名前は誰も知らない:2006/10/02(月) 18:26:38 ID:S8PPbmIo0
>>202
町田康おもしろいね。
エッセイがむちゃくちゃで好きだ
205名前は誰も知らない:2006/10/03(火) 01:30:14 ID:SvAhR19B0
>>203
詩は俺もよく知らんけど、こないだ亡くなった茨木のり子がわかりやすいと思う。
悪の華って昔読んだけど、全然わかんなかったよ。
206名前は誰も知らない:2006/10/03(火) 02:30:19 ID:w2iyGgTJ0
町田康は「告白」が良かったなぁ。
あと最近読んだのだがM・ギルモアの「心臓を貫かれて」も良かった。
「冷血」が好きな人はこれもいいのではないかと。
207名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 02:37:57 ID:gA/Ke29K0
えっと、太田光と中沢新一の話題の憲法に関する本を買ってきたよ。
だけどね、前にも同じようなこと書いたものだけど、工場勤めになっちゃったもんだから、
ビジネス書とか、トヨタ生産方式の本とかも読まなきゃならんのよ。
時間がねえよ、でも明日は休み、カポーティの映画を見に行ってこようかな。
208名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 02:42:42 ID:gA/Ke29K0
あ、最近の日本の若手の作家で面白い人を教えてください。
絲山 秋子って面白いですか?
こないだの芥川賞とった人面白いですか?
(どうせ読む暇ないけど)
209名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 11:37:58 ID:nYXaZBCb0
最近の若手なら青木淳悟かな?
210名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 12:49:51 ID:R9+wRH620
皆さん難しい本を読んでいるんですね
感心します、お相手になる異性も大変でしょう
もっと肩の凝らない物は如何ですか
211名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 14:05:25 ID:2yt+wCeG0
絲山秋子は空の仙人だったかな。
あれはよかった。
だけど全般的に同じようなネタに頼ってる感じ。
そのネタもあまりよくない。
212名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 14:52:45 ID:Ddzrsbv60
遅レスだけど上の方で書かれてた『トニオ・クレーゲル』(トーマス・マン)を読んだよ。
良かった。地下室の手記とは違う種類の孤男が描かれてる。
嫌味じゃない選民主義とでもいうか、謙虚さと特別意識ってコインの裏表だね。
この板には共感できる人多そう。
213名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 20:05:49 ID:RjoQuTUU0
>>208
伊坂幸太郎だな
重力ピエロ読んでみ、
こういう感動小説もあるのかって思える。
214名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 06:04:07 ID:stqJ2WNb0
高学歴が多そうなスレだな。

知らない本ばかり。

ちなみに俺は高卒。
215名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 06:26:58 ID:xh+RKIE00
小説の読書と学歴はあんまり関係ないと思うよ
俺大卒だけどほとんど本読まないし
216名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 10:42:44 ID:FAtvd8ZH0
おれ現役大学生だけど、ここに書かれてるような本読んでるやつと会ったこと無い・・・
もちろん孤男だからってのもあるが、みんな本なんか全然読まないよ。
217名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 10:44:57 ID:xh+RKIE00
どういうランクの大学か知らないけど
派手な外見の奴が実は高校まではスゲー真面目そうなかっこうしてて
本なんかもけっこう読んでるなんて事があるだろ
親しくならないと教えてくれないかもしれないけど
尋ねてみたら意外と今も本読んでるかもよ
218 ◆TwinBee4n6 :2006/10/09(月) 12:22:23 ID:CSOW/3ih0

ドフトエフスキーっていう間違いを割と多く見かける昨今(ノ∀`)

ドストエフスキーの長編なんて学生の頃に読み逃すともう生涯読まないで終わる気が…w
219名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 12:35:12 ID:Q6LPFhsHO
なんかいつもこのスレ覗いて自分の読んでる本と比べてスゴく気が引けるんだが…
 
現在ウェルズの『宇宙戦争』読んでますよ…
突っ込みたきゃ突っ込めよ(´・ω・`)
220名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 12:35:48 ID:xh+RKIE00
俺なんかマンガしか読んでねーよ
へ(゜0、゜;)ノ
221名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 12:41:01 ID:bTPwPiWW0
「タイムマシン」と「透明人間」は前に読んだ。
まぁ普通の人はこういう古典も読まないだろうから....
222名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 12:43:18 ID:xh+RKIE00
小学生の時に子供向けにリライトされたのは読んだような気がする
223名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 14:16:44 ID:ySnamyPs0
みんなすごいなー
224名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 14:37:40 ID:iXO7lk9H0
図書館で昔の新聞を読むのが好き
普通は東京版の新聞なんです
ところが、関東大震災のときだけ大阪版なんですよ
印刷所が被害にあってしまったのです
そして4日後に手書きで印刷された東京版の新聞があるんです
大正12年9月1日の朝刊はありますが、2日はない
新聞だけでもいろんなことがわかります
225名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 16:06:54 ID:xh+RKIE00
わー
趣味らしい趣味持ってますね
226名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 17:15:33 ID:8o53MwZR0
孤独だけど、本を集中して読むことが出来ない。
気に入った本があると借りてくるんだけど、10ページ以上読めたためしがない。情けない
227名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 18:30:36 ID:FAtvd8ZH0
>>217
そうかもしれない。
でも最近思うのは小説や文学なんか読んでも別にどうにもならないってこと。
良くも悪くも趣味以上のものではない。孤男にはベストマッチな趣味だとは思うけど。

>>219
おれなんかヴェルヌ大好きだよ。
未だに十五少年漂流記やら地底探検やら読んでる。
228名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 19:27:36 ID:VpIaETIF0
なんか小説が多いな。
最後に小説を読んだのはいつだろう。
229名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 19:55:08 ID:mGo9enfD0
>>226
本を読むのはマラソンに似てて、徐々に体が慣れてくる。
そのうち面白いと思えてくる。
230@携帯厨 ◆baN7WUT2A. :2006/10/09(月) 23:40:48 ID:UqbgpdpQ0
本読んでると
本の中の情景を想像すんのが楽しくなってくる俺
231名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 06:20:33 ID:hqTyks920
読書は大事だと思う。

人の人生を疑似体験できる。

人の経験や知識を学べる。

だから読書家は、物事に上手く対処できるようになる。
232名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 07:55:12 ID:SBz748AU0
>>229
そうなのか。ありがとう、なんか元気でたよ。
また何か借りて、読んでみる。
233名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 17:10:23 ID:YaOCvnbP0
>>231
そう思ってた時期もあったけど、
不文律的なものとかセンスという言葉で表現されるものって、
なかなか本では身に付かない事ないですか
234名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 17:19:04 ID:mDGGD9030
ショウペンハウエルなんかもいるしな。
まぁ読書は良い物と信じたいが
235名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 17:36:09 ID:5LGBdlvV0
読書とは他人にものを考えてもらうことである、だっけ?
ある程度インプットされてるものがないと自分で考えるのは無理だと思うけどなあ
236名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 17:51:27 ID:s3mI9T8CO
>>227
ヴェルヌもいいねえ。
「宇宙戦争」読み終わったら探そうかな…
237名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 18:23:34 ID:hqTyks920
賢者は先人(本)から学ぶ。
238名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 18:44:19 ID:yTOg3FJTO
夏目漱石の「こころ」がオススメだよ、特に孤独な男性には合うかと思うんだけど。
239名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 18:44:48 ID:7skM4nzs0
「1984年」を今読んでる。
俺の生まれた年だったりする。
240名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 19:20:48 ID:nYd0qEXs0
>>235
つーか、そもそもそれを本にして言うってのが非常にツンデレ
241名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 19:55:00 ID:mDGGD9030
今、ヒルトンの「めぐり来る時は再び」を読んでる。
チップス先生が非常に面白かったから、こっちはちょいと不満かも
242名前は誰も知らない:2006/10/10(火) 23:51:51 ID:gWyJDsPL0
海底二万里
ネモ艦長孤独
243名前は誰も知らない:2006/10/11(水) 02:06:12 ID:WQixXji50
伊坂幸太郎のアヒルと鴨のコインロッカーを読んだ
3月後半〜4月前半大学の入学式前という空気感がとても良かったと思う
著者の他の作品もこれから読んでみようかと思ってる
244名前は誰も知らない:2006/10/11(水) 06:00:06 ID:Ssi21SUi0
知識が無ければ器用に生きれない。
245 ◆TwinBee4n6 :2006/10/11(水) 22:51:28 ID:2uQrCzTW0

知に働けば角が立つ、ともいう罠(´A`)y-~
246名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 00:16:43 ID:eJl6wRuw0
言葉を介して伝わる情報は不完全極まりない
人生うまく行ってるやつに憑依・同化して
ナマの感覚を共有する事ができたらいいのにな
247名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 00:28:08 ID:UYbLRZ6a0
>>235
だから逆説的に自分で考えてないものは「読書」とはいえない、ってことじゃないのかい?
まあ物事の道理なんてものは各々にまかせればよいかと
248名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 00:33:11 ID:eJl6wRuw0
何かの事象→著者の感じた事→言葉で表現できた事→読み手が感じた事

関門が多い
249名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 02:21:14 ID:Pq33K6fX0
ドストエフスキーが、結核で死んだのを最近知った
チェーホフの結核死はいい。イメージどうりだから
しかし、ドストエフスキーの結核死は裏切られた感がある
お前が拷問死じゃなくてどうするって
250名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 02:22:43 ID:kF1vhc1q0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
                     .|
       ____.____    |
     |        |        |   |
     |        | ∧_∧ |   |
     |        |( ´∀`)つ ミ | 読者
     |        |/ ⊃  ノ |   |  
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |
251名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 02:30:41 ID:kF1vhc1q0
>>56
こないだ、百年の孤独の改訳版が105円で売ってあったー。即購入。
252名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 02:34:03 ID:kF1vhc1q0
>>87
ついでに、みすず書房の「小さな王子さま」も105円であったから買ってきたーφ(´∀`*)
253名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 03:05:45 ID:dwauZLgv0
>>235>>247>>248
難しく考えすぎだって。読書の定義は、簡潔すぎるかもしれないけど、
「誰かの話に耳を傾ける」。まずとりあえずそういうことだと思うな。
本に書かれている話は、商品として売られているだけあって、自分の知り合いの普通のやつとかの話より面白い話であることが多い。
カラオケで下手なやつの歌を聴くより、歌手の美しい歌を聴きたいっていうのとそんなに変わんないと思うよ。

長文でごめん。あと、読書ってのは、フィードバックなのよ。
自分の現実において、自分が具体的な体験をする。そのとき自分でいろんなことを混乱も含めて感じる。
で、そのあと、自分の体験を思い出しながら、読書という形で他人の話を聞いて、ああそういうことってあるなとか、
なるほどあれはそういうことだったかとか(こいつ何言ってんだっていうのもあるけど)っていうのが、基本的には読書だと思う。

別に読書は現実の生きる体験とセットでやらなきゃ意味がないというつもりはないが、一般的にはそういう読書の仕方が多いと思うよ。

あ、すみません、ますます長文になるけど、「読書」と「勉強」はやっぱり違います。
これを分けとかないと、議論が混乱するから。
勉強は、知識や概念や倫理を自分に強制インストールすることです。苦しいです。そんなに楽しいことじゃありません。
真面目な人は、勉強みたいな読書が好きだからね・・・。
254名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 04:04:21 ID:s961SDGC0
過 た 地. :      ,,, -─-ゝ、    大 間
ご .い.下 何    /::::::::::::::::::::::ヽ、   学 も
す は み か   /;:::::,,:::,:::::,,:/_i::ヽ:ヽ  .敷 な
よ ん .た 用   ' |:/シ0`V ' '0ヾ|:/)  .地 .く
う .の い 途    '!ゞ=-'' !  =ノ-''   内 .:
に 時 な 不     ~`ー-=-彡<    の
な 間. と 明         |ヾレくヽ
.っ を .こ の        .|そ|  ,| |
た   ろ   F==i    ||.|F ヾ .|
.:   .で   .d i'  ̄ヽ-、  ||| |  | .|
        § ⌒=┴t=--!┴ゞ | .|┌ニニニ┘|
         フ ̄_, ┤___ノ |.| |::::::::::::::
         ||` ':::::::::::::::::::::::::::ヽ  || |::::::::::
         |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | |::::
         .|::::::::::::| ̄ 〒ニニニ┘|::
          ヽ::::::::::||  | |:::::::::::::::::::::
          |:::::::::::||  | |::::::::::::
         /=-- _ヽ | |:::::
    ___(____|__| |::______

福満しげゆき 「僕の小規模な失敗」
255名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 17:27:56 ID:e2dPifXZ0
携帯専用肉便器http://meet.adsv.jp/
256 ◆TwinBee4n6 :2006/10/12(木) 22:42:46 ID:2XTBG8FO0

>>253だって俺から見れば充分考えすぎじゃ(´A`;)y-~
本読む理由なんて強いていやぁ
「面白いから」「タメになるから」の二つくらいしかなかろうw
257名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 03:55:49 ID:XNRHIvam0
>>256
それはそれで簡潔すぎるでしょ(笑
俺も、本にはこの世のすべてのことが書かれていて、それらを読破して自分のものにしさえすれば、ものごとすべての本質がわかるようになり、
本を読みさえすればわざわざしなくてもいいことってたくさんあると思ってた。
でも、それはちょっと無理があるってある時期から思うようになった。
俺は、本はできるだけ良書をたくさん読まなきゃって思い込んでいた時期があった。
でも、無理だと思うようになった。頭のよさの問題もあるけど、環境の問題が大きい。

人生のある時期に、組織的な場所で、ある目的を持った猛勉強を猛訓練を積みながら、よい友人に囲まれながら(単に仲がいいってだけじゃなくてハードな人間関係ね)
その合間に読んだ本っていうのが、いちばん自分にとって財産、というかかけがえのないものになったりすることが多い。
そんな時期は一生の中では、ごく限られた期間だから、ここは孤男板ってことなんで、そんな状況にいる人ってほとんどいないだろうし、
本をひとりで読んで、あれにこう書いてあったけど、どう思う?とか、そういうやりとりがメインのスレだとは思うんだけどさ。

だけど、抽象的な思考をする癖にはまっちゃって、それが一日の大半占めちゃうのが自分でも怖いんだって。
昔は自分はそうだったからさ。
あのー、一連の書き込み、うざかったらごめん。
本に書かれていることっていうのは、それ自体独立した世界を持っていると思う。宇宙くらい広いと思う。
でも、俺はそれでちょっと現実の人生が破綻しそうになったから、つい反応しちゃったってわけ。
258名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 17:24:45 ID:RZasQtp60
               / .:::::::::::::::::::::::::::  /:   ..:: |:.  l:.   ヽ  ヽ、  、\
           //.::::::/::::::::::::::::::  /:::::  ..::::::::: !::.  !:. ヽ  ヽ  ヽ  ヽ、 ヽ
             //.:::::::i:::::::::::::::::::  /:::::..:::::::::::::::: i:::::  |:::. ',:.  !.   ',  ヾ、
         ノノ!.::::::::|::::,::::::::::::  /::::/::::::/::: /:::::::  !::::: |:::. |::.  |   i
              |:::::::::::!::|::::::::::  /:::/::::::/i:::::/ }:::::: ハ:::: ハ::: l::::  !:.  |
              |::l::::::::',::|:::::::::_!ム_∠__/;/  !:::: /  l:::/ !: /i::::: /!::::  |
           !:i!:::::r‐t:::::::::: |/_ //`ヽ /:/ _,,ム'-‐lメ‐|:::: /: |:::::  !
           ヽ', !/`!::::::::: !,r=〒〒ミ==ヽ/'   ,,r'===ヾ-、!::/l::: ハ:::: !
             ヽヽ(_!::::::::. |《 i、ヒ''ィノ   ゝ-‐-《 !;;.q,ノ ´/レ:: |:: i .l:::::/
              ヽ{ トヘ::::::. | \  ̄   ノ   ヘ_. ̄  /:ノ::: /!:::l !::/
               `ヽト、::: l   ̄ ̄ ̄   `;    ̄ 7:::::: / .i:/ /
                    ハヽ:::l\      r_ァ    /!::::: / /
                /ハ:ト、! ` 、       _, < |イ::::: /  '
               /.:::::rノ. \  ` ‐r-‐<    'l::: /
           _,, -'"..:::::::::::l         {、ヽ:. \   ',/
       _,,_-'"‐、:::::::::::::::::::::::ヘ ___   ___ i::.  `ーt、_
     /´,-、 ̄`\\:::::::::::::::::::::ヘ _,, -‐" ̄ ゙ ‐-ヽ:::.   l `iヽ_
     ム   \   \ヘ::::::::::::::::::: ヘ_,, -‐  ̄ ゙‐-.__i:::::   !  | !ヘ
.    i´     \  ヽ\::::::::::::::. ヽ_,, -‐ ゙̄‐-.__|::::   |  | | \
    l       \  \\:::::::::::.  \      |:::    !. l. l l  ヽ
259名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 17:27:25 ID:RZasQtp60
                  ,=ニ~''''''''´`=:、
                ,=^~~:::_;;;--‐::::::::`=-、
               /;/:-='''''' ̄:::__;;---'~ ̄|
              /':/:/:´/~:::::''~~:::_;;-::::;;:::|:::}ヽ
               レ:;;/://-‐ニ-=";-='/::ノ::ノ::}
              |;;;;レ;;|;イ/:::;::/~l>、ヽ´レ://:::::|:\
           --,,,-W;/|::|::λ/И `´`,/λ/:/:/:::|~
         / \   |/|::;| ||     ´ 、/ノ/`、!
        <,,,,___ ヽ、 .,,``゛     _.!´´/   \__=-,
       /;;;;;--;;;_::ヽ ヽ" | И\_,,,,,`-‐ /     // ̄~>
     /;;;;/   ~゙ヽヽ| / /´|/|/|/,-\_,/7//  /
    /;;;;/       ゙i |//;;;//  , "   -‐<_/7  /
    /;//  ―------,-‐,/ /"~~ /  _,,,,,==--ヽ、/ ヽ
   ///       "~  ベ<~`:/ ,=""  ___,,,=┬'
   /;;/  \    ̄~~~   \/,,="   /    ヽ  |
  //   ` -ヽ        / , ´,' , ,  イ      ヽ |
  //      /|      /  /_/| / /| |::/ .-,、    ヽ |
  V     /;;;:\    /    |// |_|/ /ヽ    ヽ|
  |   / /;;;;;;/;\  /\  /_,,,=-""/  / ヽ     ヽ
  ゛=- ´  >-:::,:;;;;| ~'/;;;;;`‐´~~ ;;;;;;/ / /  \    ヽ
   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ;;;;;~-|;;//<~~;;;;;;;;;;;;;;;;;;// //    !\   ヽ
  く,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;ヽ;;;/;;;;;|;;;;;;;;~゛゛――-;、/;;;;ヽ    |~;\_,,=-~\
   |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;/;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::/;;;;;;ヽ    |;;;;;;;\;;;;;;;;;;ヽ
   ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;´ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::/;;;;;;;ノ   ノ;;;;;;;;;;|\;;;;;;;ヽ_
   へ;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,,./;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:/;;;;;/     |;;;;;;;;;;;\\;;;;;;;;;;;<_~゙゙‐-
  〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;_=-、;;;;|;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//ヾ(      /~゙=-;;;---゛−,,,__  
   \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/-、ヾ~~゛ヽ   |        "  ~~゙゙ヽ-
     ̄ ̄~~~~~ ̄ ̄ ̄^^~~~~~"""~~~~~~ ̄   `===--―――==-"
260名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 17:48:44 ID:RZasQtp60
異性が読んでいたら萌える本ってどんなのだろう、って想像してみたけど
結局自分と似た読書傾向か、気になるがまだ手をつけてない本になっちゃうのかな。
261名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 18:04:36 ID:+bQJVbH40
>>253
定義?フィードバック?
262名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 21:31:51 ID:dus3WdHoO
空しいから、寂しいから、何かを感じたいから読む。
263名前は誰も知らない:2006/10/14(土) 22:18:49 ID:G1fbpcF+0
電車で辻邦生読んでるちょっと年上の女性がいた。萌えた。
264名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 05:37:40 ID:YEwFc/Bk0
>>261
正確には、電気回路についての、科学用語。
比喩的に、結果に含まれる情報を原因に反映させ、調節をはかること。
要するに、過去を思い返して、あれはこういうことだったのかー、じゃあ、今後こうしてみるかーと思うこと。そのための参考資料が読書。
265名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 05:57:07 ID:YFx1wd6J0
横文字はどうにも意味をとらえがたいのう
漢字万歳
266名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 06:01:15 ID:YEwFc/Bk0
だって、横文字じゃないと、説明できない現象が多すぎるじゃん。
村上ファンドって漢字でどう言えばいい?インサイダー取引って?
横文字万歳とは思わないけどさ。
267名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 06:31:13 ID:YFx1wd6J0
いやいや、自分が横文字の意味をきちんと捉えるのにやや難を感じるだけで
横文字をつかうこと云々に関してはなにもいってないぞ(ただ単に俺が漢字圏の人間だから漢字が楽なだけで

まあそれとこれとは別にファンドとかは投資基金とかでいいんでないの
インサイダーは内部取引とかじゃだめかい
268名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 09:02:53 ID:f3jSzCbL0
本が友だち^^;
269名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 13:35:14 ID:VMbQSSTZ0
>>267
そういやあ、横文字を日本語に直す偉い人たちが集まる委員会の報告、みたいな新聞記事があったのを思い出した。
たぶん、横文字の方が直感的に頭に入って来やすい人と、漢字に論理の美を感じる人と、人によって個人差があるんだよ。
でも、自分が漢字圏とかカタカナ圏とか、あまり意識したことはなかったな。
えーっと、孤独だし読書しようぜって趣旨から外れてきてますけど・・・。
270名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 21:22:49 ID:D8tKawcO0
横文字というか、カタカナになった時点で日本語じゃないの?
と旧弊な考えに反発したい俺
271名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 01:32:08 ID:D/lnIbp80
全然スレの流れと関係ないけど、読書家のみんなは美しい日本語ってどんなのだと思う?
三島とか春樹とか色々言われてるけど、どうもピンとこない。
文章が美しいと感じた本ってある?
272 ◆TwinBee4n6 :2006/10/16(月) 01:43:08 ID:IcflIc840

確かに。誰かが薦める美文を字義通り美しいと感じたことはない(;´〜`)

読み易さ・辛さというのはある程度一般化できそうだけど、
美しいかどうかってのは結局その人個人的な感覚次第なんじゃないかな。
273('∀`)ゞ ◆XiknowVFjA :2006/10/16(月) 06:46:38 ID:HGNJ/E1l0
川端康成は美しい
村上春樹はアメリカかぶれだからそこまで良いとは思わない
274名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 11:58:54 ID:bfPqR2TO0
閉店間際に本屋に駆け込んで数冊買ってきた
また徹夜しちゃった・・・orz
275名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 14:36:39 ID:U/yAKFnx0
>>274
何を買ったの?
俺は、これから池井戸潤「空飛ぶタイヤ」を読むよ。
整備不良のトレーラーが、走行中にタイヤが外れて母子を襲うって話。
276名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 15:46:31 ID:Lh+6/MEU0
>>275
オレも空飛びたいなぁ。
ちなみに瀬名秀明の八月の博物館オモロカタヨ
277名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 16:39:55 ID:Qx9Hfq4a0
優良有料動画配信サイト比較
http://www.geocities.jp/dougahikaku/
278名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 07:03:48 ID:Lb4JQKu20
>>275
ダビンチコードと、狐と踊れ
279名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 09:12:40 ID:ympWOBKE0
私の感じる美しい日本語、っていうのは文法上完璧という意味ではなくて、
自分の感情を吐き出す回路が整っている人の文章かな。
blogを見ていると人気ブログはそういう人が書いている。
280275:2006/10/17(火) 09:30:32 ID:OUu+tAYf0
>>278
人気作ですね。

俺が今読んでる「空飛ぶタイヤ」は、三菱のリコール隠し、闇回収がモデルみたい。
いくら小説とはいえヒドイ話だ。
281名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 14:34:47 ID:FPlMkoi/0
リチャードバックいいよ。
ジョナサンをはじめ、全部面白い。
282名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 15:33:50 ID:impYhZnz0
美しい日本語 文語
283名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 22:49:27 ID:jOqwH7Bi0
ダグラスアダムスの銀河ヒッチハイクガイドが面白すぎる…
あっという間に5巻まで読み終わった。
284名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 00:59:34 ID:IgyROcu00
>>283
おお、俺もあれ好きだ。マーヴィンとかいいよなあ。
前に新潮文庫で3巻までしか読んだだけだけど、今は5巻まで翻訳されてるんだ。
早速明日買って来よう。
285名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 16:52:47 ID:QykFtvpf0
>>264
定義?
286名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 18:12:11 ID:abSQ71PJO
ドン・キホーテ
287名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 18:42:07 ID:EGUtXclu0
ドン・キホーテは最高に面白いな。
ゲラゲラ笑いながら、しょんぼりもできる。
これは必読書ってやつだ。
288名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 19:45:26 ID:tJlTIQQ/0
セルナンデスだったっけ?著者名忘れた
289名前は誰も知らない:2006/10/18(水) 23:09:08 ID:dfBLL3N30
>>284
映画公開と同時に河出文庫で5巻まででましたよ。
4,5巻は1〜3巻までとだいぶ作風が変わっていて…
初期の行き当たりばったりのはちゃめちゃ感が減っている。
相変わらず無意味に入る小ネタは最高だけど。

マーヴィンは孤独男だよなw
大好き。
290名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 01:40:41 ID:OpNtikuz0
>>289
4,5巻を買ってきた。まだ訳者あとがきしか読んでないんだけど、
ダグラス・アダムスの「僕は締め切りが好きだ。びゅーんと来て去っていくあの音がいい」
とかいう言葉に笑ったw
291名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 13:57:28 ID:yUipJbqD0
引きこもり向けには、どうなんでしょう?

●● 引きこもりの読書状況 ●●
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1160061855/l50
292名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 14:31:31 ID:M/DxsmLy0
>>291
そこ盛り上がってないの、スレタイが微妙だからじゃないか?
読書好きが読書に関する雑談を普通にしていいものやらどうなのやら
293名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 14:58:49 ID:k6kv0FOY0
>>291は引きこもり
294名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 15:03:27 ID:jxPcMaEP0
グラスのブリキの太鼓をよんだ
おもしろかった
295名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 15:28:48 ID:RepLefO80
吉行淳之介の暗室や短編集の猫ふんじゃったとか良かったなあ
296名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 17:35:32 ID:IHfMx2M30
>>288
ドン・キホーテはセルバンテス

近所の書店、ラノベコーナーが増えたせいか
シーソーの原理で他のコーナーが削られてる・・・orz
SFコーナーが約半分になっちまったあああ
297名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 19:53:04 ID:6ny9cuKF0
ぴえーる・めなーる
298名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 21:08:20 ID:M/DxsmLy0
へー。今どきラノベコーナーが拡大してるような所あるんですね。
299明智(´ω`) ◆AOGu5v68Us :2006/10/20(金) 12:46:13 ID:Suo1TOhH0
>>298
ラノベっていってもコバルトとかルビー文庫とか腐女子向けのコーナーじゃないの?
300名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 13:49:05 ID:/XLMiwCmO
森村誠一の短編小説は我々弧男の気持ちを代弁している作品が多々あって面白いぞ。
301名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 14:15:30 ID:m/nLVQoC0
>>300
俺も好きでよく読んでるよ。
短編じゃないけど、新刊の「青春の雲海」も昨日一日で読み終えたよ。
読み出したら止まらない。
302名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 20:01:59 ID:joT8WywT0
空で逢うとき 川西 蘭 著

無気力派高校生の僕は、ハムだけが唯一の楽しみだったが、
ちょっと素敵な女の子と出会い、自立しようと決心した。
だが――。はつらつとした会話が躍動する、二十歳の新鋭の青春小説!
303名前は誰も知らない:2006/10/21(土) 15:55:59 ID:mnigc2fu0
ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」ってやつ借りてきた。
かなり分厚いけど、これ読めたらドストエフスキーにいってみるわ。
「間宮兄弟」超面白かった。お勧めする。
304名前は誰も知らない:2006/10/21(土) 23:32:06 ID:YN9BT76h0
「本を読む本」という本は読書が好きなら一度は読んだ方がいい
305名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 15:31:57 ID:JwmyJ7v50
大塚英志の「多重人格探偵サイコ」シリーズの小説ってNo.1とNo.2しか本屋に置いてない。
306名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 17:17:58 ID:7qasWnw00
>「本を読む本

興味有るが、どんな本かな?
307名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 17:31:53 ID:QMV3+A7e0
308名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 17:41:27 ID:7qasWnw00
↑ 「本を読む本」

有難う御座います
一寸難しそう
今回パス
水上 勉の「雁の寺(三部作)」今日読んで感動したので他の作品を明日探しに行きます
五番町夕霧楼、越後つついし親知らずなど
309名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 18:37:50 ID:PYgavtfO0
ヘンリ・ミラーの北回帰線を借りてきた
なんじゃこりゃ意味ワカラン
速攻で挫折しました
310名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 19:18:55 ID:CuL94ZDT0
北回帰線は>>137で出てる新訳がオススメ
旧訳は俺も理解がよく出来なかった
311名前は誰も知らない:2006/10/24(火) 23:29:52 ID:qQ1qfFiY0
東野圭吾 悪意
宮部みゆき 火車
ドストエフスキー 地下室の手記

そろそろまた人間不信に陥りそうです
312名前は誰も知らない:2006/10/26(木) 00:24:43 ID:gJcT3CI+0
ぉ、孤男板にも読書スレってあったんだ
313名前は誰も知らない:2006/10/26(木) 20:32:02 ID:gwkTeYow0
どっかのスレで紹介されてた
エマニュエル・ボーヴ「ぼくのともだち」
314名前は誰も知らない:2006/10/26(木) 22:11:10 ID:ke/0FPaZ0
乙一ってやっぱ天才だな。
読むたびに思う。
315名前は誰も知らない:2006/10/27(金) 04:26:51 ID:m5Rz8rzO0
乙一は近い将来直木賞は取るだろうね。
316名前は誰も知らない:2006/10/27(金) 04:58:19 ID:qaB5t+qm0
動物行動学系の本を読んでいると
虫や鳥の世界にも、
イケメンとキモメンがいると知り
氏にたくなってくる
317名前は誰も知らない:2006/10/28(土) 23:17:00 ID:4Ng1sQiq0
ミシェルビュトールの心変わり買ってきたけど読む気力がない…
318よだか ◆6jN/M5ttq. :2006/11/03(金) 15:00:46 ID:ciHurhFF0
米澤穂信のボトルネック読了
おもしろかったけど、これ、精神不安定な人が読んだらえらいことになりそう
俺もやばかった・・・
319名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 14:30:45 ID:MbaeDumxO
あげ
320名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 14:59:48 ID:0odTLJYk0
乙一は良質なエンターテイナーだよね

最近20代本離れ進むって報道あったね
実際本を読んでる人っておっさん世代が多いと思う

森見登美彦の新刊やっと手に入れた、読むのが楽しみだ
321名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 15:11:54 ID:afqPlQBD0
森見登美彦新刊出してたんだ。
買いにいこうLSつと。
322名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 19:44:06 ID:oZx0tugHO
>>320
新書読むのも40〜50歳が中心みたいだしね。
電車で本読む人も最近、昔より減った気がするな。
やっぱりネットが普及したから、本を読もうとは思わないのかもね。
323名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 19:45:51 ID:ErAqzPAH0
何かを成し遂げたいと思っているかぎり、永遠にできないことがある。自分には無理で、あきらめ、絶望した瞬間に向こうからやってくるものがある。

この世の真理、悟りを求めて、家、家族、友人、田畑、仕事を捨てた人がいた。ひたすら悟りを求めて、座禅し、瞑想を繰り返し、マントラを唱えた。しかし何も起こらなかった。

自分が捨てた家族、家、友人……、あれはいったい何だったのだろう。この男は実際には何も捨ててはいなかった。捨てることで得られると思ったもの、
つまり永遠の真理、悟り、そのようなものを望んでいるのは執着以外の何ものでもない。
すべての執着を捨てる。 いや、捨てなければならないと思っているのなら、それは「無」への執着にすぎない。「有」への執着が「無」への渇愛に変わったにすぎない。

この男は自分が捨てた家族、家、友人、仕事の見返りとして、新たな執着を作り出し、以前よりいっそう強欲になっていたにすぎない。
禅寺に通い、何年も修行をしたが何ひとつ変わらなかった。とうとう自分自身に絶望した。
本心から、死ぬしかないと思った。そのとき頭の上でカラスの「カーカー」という鳴き声が聞こえた。この瞬間、この男は悟った。

何の見返りも期待せず、ただひたすら受動的に生きているとき、何かに気づくことがある。 ところがほとんどすべての人の「よい行い」には、何かの見返りを期待する心がついてくる。
どこかでかならず自分自身への見返りを期待している。どこまで行っても、結局すべて、自分のためでしかない。

本当に自分自身を捨てて、山間に咲いている一本の花のように、ひたすら受動的に生きることは私たちにも可能なのだろうか。世間に対して、何のカルマもばらまかずに生きることは可能なのだろうか。
いや、できないことなのだろう。私たちが生きるということは、常に恐ろしいほどの業欲を発散している。

一度徹底的に自分の欲の深さに気づき、絶望してみるところからしかスタートは切れない。 心底絶望すれば、庭先に飛んできた雀の「チュンチュン」という鳴き声でもわかるときはわかる。
324名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 20:39:11 ID:wj7u70BNO
寺山修司名言集
どれも内面に響くわ(・∀・)
325名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 22:07:40 ID:VFiSrNxkO
ブコウスキーの「くそったれ少年時代」は、俺の伝記みたいなもんだ。
たいした作品ではないが、こんな小説に出会えたことが嬉しい。
この本と自分とを重ねられる人とは、確実に友達になれると思う。
326名前は誰も知らない:2006/11/04(土) 23:33:19 ID:VFiSrNxkO
最近は改憲が何かと話題なので、そのテの本を何冊か読んだ。
だが、戦争になろうがなるまいが、俺個人がすでに死にそうだということを、ようやく思い出した。
そして無事、無駄な思考の旅から帰還した。
さて、痛快なエンターテイメントを読みたいところだ。
色川の「狂人日記」を読もうと思う。
327名前は誰も知らない:2006/11/05(日) 00:14:16 ID:9jngKYzW0
乃南アサの『凍える牙』を読み始めた
うーん、なかなか
328名前は誰も知らない:2006/11/05(日) 15:27:55 ID:zkRw1gFj0
『悲しき熱帯』
読みづれー
329名前は誰も知らない :2006/11/06(月) 11:51:19 ID:Lhc/E8iF0
さんざんキシュツだろうけど、
奥田英郎の「インザプール」読みやすいし面白い。
孤独が悪いことじゃない、といってるようで少し和まされた。
「空中ブランコ」ももちろんよかったよ。
330名前は誰も知らない:2006/11/06(月) 18:37:04 ID:Sw2RTRE+0
このあいだ王様のブランチの本紹介コーナーでヤンサンに連載されてる
イキガミっていう漫画がピックアップされてたのを見て、衝撃が走った。
あれって星新一のボッコちゃんに収録されてる「生活維持省」に酷似してないか?
ボッコちゃんが初出版されたのが14年前の1992年・・・
盗作っていうのはありえないだろうが、「生活維持省」はかなりの短編物だから今更誰も気づいていないのか・・・
だが、その前の日に偶然「生活維持省」を読んでいた俺には疑わしくて仕方が無かった・・・
怖いよな、人間の脳っていうのは、昔聴いた曲のメロディーや本の内容だとかが記憶の断片に残っていたりするから
それに気づかずに同じようなものを独自の発想と勘違いして出してしまう・・・
まぁ、やはり盗作はそんなものではなく完全に確信犯なんだろうけど・・・
331名前は誰も知らない:2006/11/06(月) 23:50:13 ID:vkOCeVH00
今『失われた時を求めて』を読んでる。たぶん4周目。
個人訳は初めてだけどな。
なんか限りなく時を失ってる感じ。

落ち込みたい時のおすすめはコンラッド『闇の奥』。これも何度も読んだ。
落ち込んでるときは旧約聖書『伝道の書』(最近の訳だと『コヘレトの言葉』かな)。
ちょっとは気が楽になるかも
332名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 12:12:34 ID:Ld6MxRj90
>>329
インザプールはあの神秘的なジャケットにものすごく引かれて読んだけど
内容は結構パロディ入ってたりしてギャップに驚かされたな。
誰かほかにジャケットに惹かれて買った本てある?
333名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 16:36:39 ID:DEubP1VE0
>>331
「失われた時を求めて」なんて長いのを4回も!
俺なんて読むのを諦めたのが4回目ぐらいだよ。
いまだスワンw
334名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 22:28:51 ID:BNB4ON9U0
>>333
最初に読んだのは20年ほど前だけどね。
知らない本を読む気力が湧かない時に読んでるだけだし。

何度読んでもゲルマントの方は拷問だと思う。
それさえ越えちゃえばかなり面白いんだけど…
通読よりも拾い読みに向いてる作品だよね。
「花咲く乙女たちのかげに」の最後のあたりがけっこう好き
335名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 22:33:46 ID:ofavVqvq0
寂しくならない毒のない本ありますか?
何読んでも死にたくなる
336名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 22:36:08 ID:Y13fjUci0
韓非子とか孫子とか
337名前は誰も知らない:2006/11/10(金) 21:32:33 ID:yXzEcRSZ0
伊坂の「魔王」買ってきた
ピエロのときみたいな素敵兄弟がまた見れると思うと嬉しい

最近伊坂ばっか読んでるな・・・
こんどは「チームバチスタの栄光」の人の作品でも読んでみるかな
新刊出たし
338名前は誰も知らない :2006/11/10(金) 21:51:36 ID:twuZL/Uq0
「隋唐演義」(田中芳樹編訳・中公文庫)
三国志よりおもしろかった。次は「岳飛伝」を読む予定。
339名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 02:36:07 ID:NwYNJXq+O
村上春樹がいいんじゃねえ?
340名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 02:45:33 ID:VFsf1FqmO
>>337
俺も伊坂幸太郎ばっか読んでるわ。早く新刊出ないかな
紙葉の家もっぺん読んでみるかな。結局どういう話だったかまったく頭に入ってない
341名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 21:57:06 ID:EK0lzrr50
田中芳樹はかなり歴史観が歪んでる。
それで塩野七生と張り合おうとしてるんだから面白い
342とのね ◆APy3bu2j.E :2006/11/13(月) 21:59:29 ID:r7HKbxN1O
>>341
|∀・)でもおいらは好きだ
343名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 22:08:12 ID:lC0V5/Jw0
辻仁成の「海峡の光」が面白かった
いじめっこといじめられっこが主人公だよ
344名前は誰も知らない:2006/11/14(火) 19:59:17 ID:JFOPAsky0
上でも出てたけど岸田秀の「ものぐさ精神分析」がめちゃくちゃ面白かった。
文化もタブーも価値観も、人間が勝手に作った幻想なんだという開放感。

あと最近売れてる「若者はなぜ3年で辞めるのか?」っていう新書も
日本企業の暗部が見えて面白かったよ。
345名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 08:51:00 ID:lkXhDbTSO
古今亭志ん生の自伝はいいな。
金に魂を奪われず、サラッと上品に生きる。
かっこいい。
346名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 09:01:56 ID:4qhMUmzL0
なめくじ長屋ってのを読んだな
満州で森繁に世話になったというのが面白かったな
347名前は誰も知らない:2006/11/21(火) 12:05:04 ID:XhPJFxPl0
エマニュエル・ボーヴ 「ぼくのともだち」
この主人公は、俺だ。
348名前は誰も知らない:2006/11/21(火) 20:55:59 ID:P0ZjurFR0
岩波文庫赤の陶淵明集は工房のときからの愛読書だ
10年以上経った今でも週に一度はページを開くな


田園の居に帰る

少(わか)きより俗に適する韻(しらべ)なく
性もと丘山を愛す
誤って塵網のうちに落ち
一たび去って十三年


若い頃より世俗に適応することができず
元々自然が好きだった
何を間違ったのか宮仕えをすることになり
一挙に13年も過ぎてしまった・・・
349名前は誰も知らない:2006/11/22(水) 21:45:32 ID:3Wg6v8z4O
E.H.Carの『歴史とは何か』、『危機の二十年』。
350名前は誰も知らない:2006/11/29(水) 19:32:31 ID:Kvg+FK900
『帝都物語』
孤男なら加藤保憲に憧れるだろ?
351名前は誰も知らない:2006/12/06(水) 08:49:39 ID:wLxAKr/VO
福田和也読者みたいな人種だった過去の自分が嫌で、吉本隆明いろいろ読んでんだけど、やっぱ話うめぇな。
知識以外のことについての知識を持っていない他のインテリと違って、一般生活者としての実感を起点にして話すから、過激に攻めても空論にならない。
思想そのものよりも対話の展開の仕方に魅力がある。
思想家だけあって、抽象論の使い方もうまいし、論破するのは難しいな。
でも今どきリュウメイなんて読んでると、馬鹿にされんのか?かまわねえけど。
352名前は誰も知らない:2006/12/06(水) 13:34:23 ID:BqLhKCbG0
どっちも知らん
353名前は誰も知らない:2006/12/07(木) 07:01:54 ID:LzYhSap/O
福田つうのは挑発的な保守派アナーキスト。
吉本つうのは、マルクス影響下の思想家で、ばななの親父。
354名前は誰も知らない:2006/12/07(木) 11:56:09 ID:XfzQlChc0
吉本隆明がなにを言ってるのかわかる>>351は勝ち組。
自分には何度読んでも、なにが言いたいのかわからない。

自分は柄谷行人のほうが100倍好きだ。
355永沢:2006/12/08(金) 19:45:27 ID:FLikeJR70
じゃ俺が勝手に思想家、評論家について簡単な歴史の流れを
☆は個人的な評価。

小林秀雄(死去)☆☆☆☆☆
この人の存在で日本における文芸評論という価値を
一気にスターダムへ。文章の美しさ。思想のすごさ。知識の広さ。
それなのに最後まで文芸批評に誠実な態度だったというまさに「神」

・江藤淳(自殺)☆☆☆☆
小林秀雄の正当な継承者といわれる。著書「成熟と喪失」
で戦後の第三の新人作家達、引いては日本の戦後社会を紐解く必読書。
          

・吉本孝明 ☆☆☆
著書「共同幻想論」60.70年代を席捲する。最近ではボケ爺扱いだが。
独自の思想を持った数少ない日本の生きる思想人。


・蓮実重彦 ☆☆
文章の美しさからサブカル、映画好きから圧倒的な人気を
誇る文芸、映画評論家。現在世界から評価を受ける
黒沢清、青山真治などの1級の映画作家人達は
みんな彼の弟子といってもいいくらい影響を受けている。

・柄谷行人 ☆☆
とにかく頭が切れる。彼の文章にはまったく無駄がなく、どんな難解な
物事でも誰にでも分かりやすく鮮やかに切ってしまう。
そのわりに独自の思想を展開していないのでそこを批判される事が多い。


浅田彰 ☆☆
著書「構造と力」で哲学書にも関わらず異例のベストセラー。
ポストモダン思想を日本に取り入れた功績が大きい。

こんな感じかな。俺文章へったくそだな。。
356永沢:2006/12/08(金) 19:53:55 ID:FLikeJR70
あ、追加。

福田和也☆
若手の中でおそらく一番実力と名声を兼ね備えた文芸評論家。
柄谷や浅田左派に対抗して保守論客を自称している。
現代の小説家を100点満点で評価するという画期的な評論書
「作家の値打ち」は読んで置いて損はない。
文壇を意識しすぎた姿勢がちょっと気にかかる。

357名前は誰も知らない:2006/12/08(金) 21:45:28 ID:xYUMMqUC0
友達が色んなとこで広めろってうるさいからここに紹介する。

ttp://blog.livedoor.jp/book_book1/

見に行ってあげて。
358名前は誰も知らない:2006/12/09(土) 10:24:35 ID:s+BylS3X0
秀雄ちゃんだすなら安吾とか織田作とかも出しておくれよー
359名前は誰も知らない:2006/12/09(土) 11:43:07 ID:ARz1B2dQ0
中島敦
おすすめは『悟浄出世』
西遊記のお話だが、主人公の悟浄が孤独

三浦綾子
おすすめは『積木の箱』
主人公ではないが、孤独な青年が登場する
360名前は誰も知らない:2006/12/09(土) 20:40:12 ID:AAeatLR50
人生の教科書 よのなかのルール/藤原 和博 、宮台 真司

人生の教科書っていうタイトルと宮台の名前だけ見て
「なんだかなぁ」って避けてたけど買ってみたらものすごく面白い。
自分がどれだけ無知かを知らされたよ。
もっと早く読んどけばよかったナァ。
361永沢:2006/12/12(火) 12:13:50 ID:y6tAnv//0
坂口安吾はなに言ってるかよくわからない。一応「堕落論」本棚に
あるけど。

織田作ってしらないけど小説家でしょ。
362名前は誰も知らない:2006/12/13(水) 02:34:48 ID:yA6JuvAzO
オダサクは「夫婦ぜんざい」面白いよ。
町田康とか好きな人にはススメる。
363永沢:2006/12/13(水) 12:06:58 ID:x3F2zpqZ0
>>362
君は無頼派好きだな。無頼派ならやっぱ太宰だな。
斜陽はベスト5に入る。
364名前は誰も知らない:2006/12/13(水) 19:02:51 ID:v187zSXY0
太宰しばらく読んでないなー。
斜陽は弟の遺書の部分をよく読み返してたな。
今はなんとなく有島武郎のを読んでる。どんより暗くてなんか好きw
365名前は誰も知らない:2006/12/17(日) 08:08:43 ID:74EYs4y9O
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」

妻が消えて孤男になった主人公が妄想世界でいろいろがんばるお話。
366名前は誰も知らない:2006/12/17(日) 08:25:10 ID:Qg1Qtzwf0
>>287
出てくる登場人物がいいよね
ニコラス親方とかヒネス・デ・パサモンテとか
後編に出てくるサンソン・カラスコも好き。
367名前は誰も知らない:2006/12/18(月) 01:24:03 ID:87gwyxmz0
本好きちゃんねるもあるよ
368名前は誰も知らない:2006/12/19(火) 18:06:49 ID:1xYHSMK10
最近は大江健三郎を読んでる
濃厚な読み応えです
369名前は誰も知らない:2006/12/19(火) 18:15:21 ID:9+KgddfZ0
>>365
あの主人公はメイって友達が居るんだけど、まだ読んでない?
370名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 08:33:38 ID:3Yoq6hOZO
孤男、ではないが、村上春樹の小説の主人公は周りに人がいようといまいと終始変わらないマイペース感がある。
自分の場合、それと孤独感、喪失感とが共感しやすい。
371名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 15:48:12 ID:c7fCWYysO
村上春樹に興味をもったのですが、一番面白い作品はなんですか?
372名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 17:30:05 ID:53Psqhkw0
まぁ、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」だろうな
373名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 17:48:20 ID:ydHq5upe0
弧男ではないですが、読書している弧男さんに憧れます。
自分も村上春樹さん好きです。とは言え「ノルウェイの森」や
「アフターダーク」しか読んでいませんが。
374名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 18:27:47 ID:oJx4UmlAO
俺は池袋ウエストゲートパークがおすすめだ
375名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 21:05:54 ID:bCY58ACmO
ラノベでいきまっしょい!
376名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 22:41:10 ID:2JupRhws0
今年度このミス1位『独白するユニバーサル横メルカトル』
すげーおもしれーぞ!
377名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 04:58:02 ID:48vWnLw3O
さっきまで読んでいたカポーティの「冷血」は良い。
惨殺事件を見事に再現。かなり読みごたえがある。
今、「吉本隆明詩全集2(日時計篇T)」を読んでるが、これも良い。
われらにはいつも深くかくされた魔が住みつき
つひにうちまかす術もないたたかひに自らをついやして了ふ
それゆえに日々は暗くたとえようもなく
疲労はむしろ空からおりてくるここちがして肩にかかっている
378名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 17:18:44 ID:Q680pMzs0
「最後の一葉」また読みたいな。 
379名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 19:06:14 ID:1Kn1OnGzO
今まで本二冊しか読んだ事ない('A`)
380名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 19:10:31 ID:+4ZfRtAE0
>>379
むしろその二冊は何だ
381名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 19:15:03 ID:Bd1HZqgz0
教科書とかなら笑うぞ
382名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 21:40:01 ID:1Kn1OnGzO
「あすなろ物語」と確か「読書力」って本('A`)
俺読書しないから後者の本読んでみたんだけど余計本が嫌いになったよ
383名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 22:49:13 ID:ghM+uahe0
逆にうらやましくも感じる。
めちゃくちゃ面白いあんな本やこんな本をこれから楽しめるんだからなあぁ・・・。
384名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 23:00:41 ID:Q8oCWEP80
『文明論の概略』でもよもうぜ
385名前は誰も知らない:2006/12/24(日) 10:43:49 ID:qtxIYfrIO
村上春樹は自分の場合「ねじまき鳥クロニクル」がダントツ一番だった。
三巻あるからけっこう長いんだけど、あの苦しい感じに引きつけられてあっという間だった。
あと「ダンス・ダンス・ダンス」の後半あたり。物語が進むにつれて主人公がだんだんと失い続けて孤男に近づいていくよ
386名前は誰も知らない:2006/12/24(日) 14:14:14 ID:fHs/v5b10
太宰治『ヴィヨンの妻』
芥川龍之介『歯車』
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』

一般書籍よりも更に孤独な感じがする、いわゆる文学が好き。
なんか気恥ずかしくて声を大にして言えないけど、太宰はやっぱ天才だと思う。
387名前は誰も知らない:2006/12/24(日) 18:51:43 ID:Ukn0OAh90
トーマス・ベルンハルトばかり読んでます
読書でここまで脳が興奮するのはセリーヌ以来ですよ
388名前は誰も知らない:2006/12/24(日) 22:25:14 ID:ZUpmY4ecO
【完了】
柳田邦男『零式戦闘機』
吉村昭『戦艦武蔵』

技術者になりてぇ。
新田次郎『八甲田山死の彷徨』

凍死怖い

【現在進行系】
司馬遼太郎『坂の上の雲』
明治はのんびりしていていいなぁ!
389名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 00:42:36 ID:glxBEyFv0
村上春樹は人気あるね。
全て読んでいると思うが、俺的には↓な感じ。
1位「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
2位「羊をめぐる冒険」
3位「回転木馬のデットヒート」短編
390永沢:2006/12/25(月) 00:46:09 ID:kb8F5INh0
1位「ねじまき鳥クロニクル」
2位「国境の皆に、太陽の西」
3位「1978年のピンボール」

全然違うね
391名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 00:58:57 ID:glxBEyFv0
>>390

 どちらかと云えば初期の作品が好き。

 最近(と云っても90年台以降)では
 「ねじまき鳥・・」が1位
 「国境の南・・・」は印象に残らず。
 「1978年の・・・」は最初に読んだ村上作品、当然好き。

  ま、いろいろだね。
392名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 02:15:36 ID:FJuBo1vGO
>>387
セリーヌいいよな。
「夜の果てへの旅」震えた震えた。
「なしくずしの死」笑った笑った。
2冊とも俺の青春だ。
生田先生のファンになった。
393名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 14:05:59 ID:YoKZt8up0
セリーヌやらドゥルーズからアルトーの神の裁きまで
河出書房の文庫は頑張ってますね
394名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 23:21:07 ID:Eifq37OU0
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :              ヽ
::::::::::::::::::::::: : : : ::                ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : :              \ ヽ  ウッソ〜
:::::: ::: : : :                       ∧ ∧
::::: : : :: : ∧_∧         \   Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : :  .(´・ω・`)ショボーン        ( ^∀^)   )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___     ヽ   (     ) |   | ∩
    / ⌒'⌒    /       \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/||         ||\_____\_
_|||_____||/||        ||\||_____|||_
  |||   し し   .||  ||        ||  ||          |||
395名前は誰も知らない:2006/12/26(火) 11:57:17 ID:8Za+m0GD0
>>394
こんな本の読み方は嫌いだね
絶対に面白くない
396永沢:2006/12/26(火) 17:19:53 ID:EtcMc3aP0
高校時代こんなときあったな。
女子に「なによんでんの〜」(ニヤニヤ)
俺「いあ、うん」
女子にやけ顔でコソコソ話。
そんとき読んでたのが筒井康隆の「笑うな」だった。
397名前は誰も知らない:2006/12/26(火) 20:55:08 ID:sqR7g/JK0
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2381_13352.html

青空文庫って結構掘り出し物あるな。
398名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 03:45:28 ID:t+l8omdmO
ラノベと大衆向けくらいしか読まない俺からすると文学とか読んでる奴は凄いと思う
今は掃除で開運みたいな本読んでる
ちなみにこのスレ奴はどのくらいのペースで読んでんの?
読書って身につけば素晴らしい趣味の一つだと思うからもしよければ参考程度に聞かせてほしい
399名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 05:20:29 ID:MlpQ+sUP0
どんなに集中できても2時間が限度
夜更かしして中短編読むのが俺のスタイル


なにはともあれ悪書読まないことだね
400名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 08:55:58 ID:n7gaRm1H0
>>398
俺も、小説やエッセイくらいしか読んでないよ。
図書館で借りてきて、日に一冊は読んでるよ。
司書さんに、「たまには本くらい買えよ」と思われているかな。

昨日読んだ、山本甲士「わらの人」は読んでて笑えた。
図書館、今日が年内最後の開館日だから、、また10冊ほど借りてくるつもり。



401名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 09:13:21 ID:28+ORo9Y0
>>397
面白い、でも青空文庫は読みにくいんだよなぁ
402名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 09:13:44 ID:rIZ/+DYw0
藤枝静男とかバルザック等、大好きな作家の数が増えると
自然と読む時間も増加してしまい今は一日六時間は読書です

403名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 10:53:40 ID:D0xRUx2eO
本当は自分の専門の本読まなきゃなんだけど難しいしめんどいし値段高いし、小説に逃げる俺・・・

ただ小説は癒しにはなるけど、自分をどこにも連れていかない。年が明けたら専門書に切り替えたい。
404名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 11:07:00 ID:WCOhB5z5O
トイレに篭って本読む事が多かったせいか、トイレに入らないと落ち着いて読めなくなった
405名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 11:27:28 ID:+BqFS39+0
俺はハリーポッターだとかの分厚くて巻数も多いのはさすがに読みたくない
が小説なら読めるぜ 中学のころはライトノベルばっか読んでたから
はためにはキモオタに見えたかろな
今でも読書はたまにするけど 本屋でピックアップされてるのしか
買わんな
406名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 11:39:15 ID:aeF3SW+1O
重松清の疾走が良かった。
407名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 11:44:40 ID:4yMSlGjeO
マルエン全集
408名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 12:20:37 ID:SWZtQMlv0
今日は、
ブックオフに朝から行って、
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を買った。105円で。
昔読もうとして、
途中で挫折したから、
今回は、読みきれるようにがんばる。
409名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 13:26:27 ID:D0xRUx2eO
夏目漱石の「行人」終了〜
なんか最後コロッと終わったな。にしてもきれいな文章だった。

もう年末でゆっくり読書もできないだろうから、今年読んだ中のBest3を勝手に挙げさせていただく。


1.仮面の告白 三島由紀夫

2.ノルウェイの森 3.ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹


来年はこのスレにあがってる本でも読み進めていくとするよ。
410孤独厨房:2006/12/27(水) 13:38:17 ID:D0PMI7ik0
吉村達也の樹海を読んだ。
とちゅう、テラとかメガとかいろいろでてきた。
ホラーだけどホラーって感じがしなかった。
411名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 13:44:30 ID:bBzzt/YQO
本をいくら読んでも、生活に役立てるとか内心に変化を生むかしないと、
単なる無駄知識と時間の浪費にしかならないぞ。
412永沢:2006/12/27(水) 15:02:45 ID:fNsuNwEE0
>>409
いい趣味してるねぇ

>>411
スルーしたいとこだけど、あえて言うならそれは君はそうなのかもしれんが、
読者家はそんなことどうでもいいんだよ。
413名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 15:10:08 ID:00QLEl5A0
414名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 18:57:59 ID:r88TiFGS0
>>411
本を読まない人に限って、読書を高尚なものかなんかと勘違いしてるよね
単なる趣味の一つだから意味とかじゃないのにね
以下勝手に俺の好きな本紹介

『日の名残り』 カズオ・イシグロ
  上流階級に仕える執事萌えの話。丁寧語の柔らかい文体が、綺麗としかいいようがない。もう泣きそう
『夏への扉』 ロバート・ハインライン
  SFってとっつきにくいと感じるかもしれないけど、これは最高のエンタメ小説だと思う。爽やかな読後感
『十角館の殺人』 綾辻行人
  たまにはミステリでも。本格好きにはアレかもしれんが、このどんでん返しが堪らない。犯人はヤス
『立原道造詩集』
  詩っていいよ。本当に。

↑ライトなの
↓比較的読む人用

『百年の孤独』 ガルシア・マルケス
   これは凄いの一言。名実ともに最高の小説だと思う
『林檎の木』 ゴールズワージー
  意外と知られてない名著。カタルシスは孤独男の恋人です
『北回帰線』 ヘンリー・ミラー
  最近出た新訳がすごく読みやすいから、以前挫折した人にもどうぞ。

・・・とここまで書き連ねて、ふと冷静になったら自分キメエ。
長々と失礼しました。
415名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 19:14:25 ID:QrMSfokh0
早くマターリと読書したいな
416名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 21:03:52 ID:CrUQVSUK0
星新一のショートショートが好きです。
417名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 22:55:59 ID:bW1BlGhr0
同じく
新潮文庫買いまくり
筒井、小松も面白い
418名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 00:35:14 ID:5oYeZBDD0
星、筒井は読むのに小松は全然興味ないんだよなぁ
419名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 01:21:46 ID:iIEMlHeB0
今日大学の図書館に本借りにいったけど
借りたい本ほとんど借りられてたチクショー!

で、これでいいやって思って借りた本がまたおもしろいんだよなぁ
筒井康隆の「文学部唯野教授」だったんだが
文学批評のことわかるし爆笑できるしでかなり楽しめた
420名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 07:30:05 ID:1IfENeNlO
集団ストーカーに復讐したいんだけど、その為に役に立つ本なんかないでしょうか?
人生の目的がそれ一つだけなので、関係ない本は何を読んでも頭に入らない。
実用的なのが読みたい。
421名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 09:27:50 ID:naPuTXEZ0
>>420
んなもんある訳ねーだろボケ
大人しく警察行くなり弁護士呼ぶなりしろ
422名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 09:40:10 ID:J4b1nnkm0
>>420
ジャック・ケッチャムの「老人と犬」か
ジム・トンプソンの「内なる殺人者」
読み方しだいできっと脳内でおもしろい
現象が起きます
423名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 10:37:21 ID:ZMcjh5LS0
六法全書だろ
424名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 16:52:47 ID:3vlBu8mI0
最近は百科事典と世界地図にハマってる。おもしれえ。
けど英知を前に俺ってちっぽけだなーと思って鬱になる
425名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 19:29:56 ID:+rmliC680
なんか面白い本ありますかね
ダヴィンチとか見ても何を読んでいいんだか
426永沢:2006/12/28(木) 20:24:08 ID:QG9pEe2d0
本って他人に薦められて読んでもほとんどあたりがないんだよな。
音楽とか映画以上に。

ま、でも狐男図書館があるのできてね。
427名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 22:02:51 ID:zkF66la80
>>426
60歳以上てマジですか?
428名前は誰も知らない:2006/12/29(金) 01:23:40 ID:LTJ7t6VrO
>>417
その3巨頭からSF、ホラーにハマった口です。
429永沢:2006/12/29(金) 12:20:32 ID:QDlCQp8m0
うそです。調子に乗りました
430名前は誰も知らない:2006/12/29(金) 18:57:27 ID:S92UKDdH0
米ゴールドマン、社員ボーナス平均7300万円
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061215i506.htm?from=main5

これが外資系証券会社の実態。
他人の資産を食いつぶし、自分たちは破格の報酬を受け取っている。
431名前は誰も知らない:2007/01/01(月) 22:05:44 ID:Zxw/zcF60
いま保坂和志の『この人の閾』読んでる
この人の小説で風景とか場所の描写のおもしろさが何となくわかった
432永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/01/03(水) 02:50:44 ID:WtSP4p3s0
保坂和志って小説も顔も村上春樹に似てるような気がする
433名前は誰も知らない:2007/01/03(水) 18:03:58 ID:xfkbRCKQ0
「独男&本好き」から厳選したオススメ本
 (やや文学系)ベスト3↓

1.蜘蛛女のキス
2. 幼年期の終り
3. カラマーゾフの兄弟

>>426 どこにあるの?
434名前は誰も知らない:2007/01/03(水) 18:08:46 ID:xfkbRCKQ0
>>409 村上春樹が2作品も入るのなら。
感性的に>433はオススメです。
(余計なお世話だが。。)
435永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/01/03(水) 18:09:28 ID:WtSP4p3s0
http://myshop.7andy.jp/myshop/alone
ここですよ。まだまだ完成途中だけど。

しかしまだまだ読んでない本は一杯あるなぁ。
436名前は誰も知らない:2007/01/03(水) 19:50:13 ID:RiUGWAe/0
吉本ばななのTSUGUMIーつぐみーを読め。
病弱でわがままな少女が主人公の話だ。
読みやすいし、孤独な心の清涼剤になるとおもう。
そこには今時の安っぽさも暗い雰囲気も無い
小悪魔っぽく甘く優しい世界が広がっている。
表紙の淡くかわいらしいデザインも魅力的だ。
ところで私自身は最近は小説を読まずに
ニューズウィークやサピオなどの雑誌や
ビジネス書籍を読むようにしている。
心の栄養にはならないが、孤独故に周囲との接点が
取れないので何かの足しにはなると思っている。

437名前は誰も知らない:2007/01/10(水) 22:31:08 ID:pmUMnuOA0
向田邦子に嵌ってる
438名前は誰も知らない:2007/01/12(金) 18:35:14 ID:E9PbcvkLO
>>354
吉本は、簡単な著作を先に読んで、大雑把な思想の流れを掴んでおくと良いよ。
柳田、フーコー、秀雄、江藤とかも併せて読むと解りやすいと思う。

中島道義て哲学者、哲学界ではどのような立ち位置の人なの?
たまに読むし、読みやすくて好きだけど、この程度なら、哲学を専攻してなくても書けるような…。
この人、一部の人間のナルシシズムを、激しく刺激するくらいの効果しかなさそう。

>>437
向田の人間観察力は天才の域だな。

鈴木創士の批評集「魔法使いの弟子」購入。
セリーヌにアルトーにバタイユにジャベス。俺の為の本か、これは。
439名前は誰も知らない:2007/01/12(金) 19:00:13 ID:babj12Gj0
>>436
それにタイトルが似てる「つぐみへ・・・」って本があったな
あっちは変質基地害医者が幼女を殺して
両親がそいつに復讐するという話だったがな
440名前は誰も知らない:2007/01/12(金) 22:20:36 ID:IFYj2WVH0
>>438
老婆心ながら訂正すると中島義道ですね。
哲学板の中島スレ
http://academy5.2ch.net/test/read.cgi/philo/1162546673/
などで聞いた方が的確に答えてくれるとは思いますが、
最近の出版傾向は特に露悪趣味の強いエッセイストという印象じゃないでしょうか。
441名前は誰も知らない:2007/01/12(金) 23:25:54 ID:RWMZk6cG0
マルドゥック・スクランブル読んだ。ライノベっていうのかな。でも勢いで3巻全部読めた。
442名前は誰も知らない:2007/01/13(土) 02:29:50 ID:1lXMErcFO
>>440
ありがとう。そのスレッド見て大体分かった。
443名前は誰も知らない:2007/01/13(土) 16:14:43 ID:22E8xHBWO
逝かないためにも早急に移住せよ!

孤独な男性板
http://z.z-z.jp/?alone2ch
444名前は誰も知らない:2007/01/14(日) 18:50:50 ID:MT1cQuqx0
城山三郎の「硫黄島に死す」読んだ。
功労馬として戦争中にもかかわらずなんとか生かされてる
ウラヌスにハエがびっしりたかってるのを
最後の別れにきたバロンが竹箒で払うところに泣けた。
イーストウッドの映画はまだ見に行ってないんだが…。
445名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 22:05:57 ID:2IC+Of5I0
大江健三郎全集がブックオフで一冊百円だったので衝動買いしちゃった
1971年発行のくそ汚いブツだが
446名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 22:08:25 ID:W7aFV5y+0
ラノベを読めるようになった俺はスノッブを克服した
447名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 22:21:42 ID:Ld1EGUES0
植物アッパーコカインが面白すぎる
こんなん読んでるから孤独になるんだろうな
448名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 22:33:28 ID:cax+xP4b0
大江健三郎を初期作品から最近の作品まで手広く読んでる人に聞きたい。
最近の作品で、面白いやつ教えてくれ。
449名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 22:44:51 ID:nhCxfDNJ0
本読みたいけど、テスト地獄でそれどころではない
450名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 00:13:37 ID:kq3aFGev0
>>448
取り替え子
451名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 00:25:57 ID:XSGyi+nmO
安部公房はどうですか?孤男のバイブルのような気がするんですが。「箱男」や「壁」など。
 段ボール箱をかぶって街を徘徊する男や名前を喪失した罪で告発される男などが主人公です。作中の主人公の多くは貧しく孤独な男が主人公となっています。
 カフカと比較されがちな作家ですが、カフカと比べ、読みやすく寓話的です。
海外ですとチャ−ルズ・ブコウスキ−がお勧めです。「ありふれた狂気の物語」や「町で一番の美女」などの短編集はすさまじいです。リュックベッソンの「冷たくひえた月」という映画の原作も彼です。(この映画もすごい)
長くなりました。機会があれば見てみてください。
452名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 01:53:12 ID:WtD9K/Jt0
箱男はわけわからなくなったよ
終盤
453名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 02:05:47 ID:kq3aFGev0
カフカも工房も苦手だ
もっと現実的な方が楽しい
変身とかは酷いとしか思えなかった
454名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 12:28:31 ID:uyoXjDvU0
趣味に読書とか映画鑑賞って平気で書ける・言える奴がうらやましい
こちとら持てる時間と金突っ込んでんだよ
「本はよく読みます、東京タワーは凄くよかったです。泣きました」なんて奴をぶっとばしたくなる
本気で読書が好きだから趣味の次元超えて語れるもんじゃない
455名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 12:35:40 ID:XQZudYYUO
なんかお薦めの文庫ない?鬱が和らぐような
456名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 12:39:17 ID:43ZQcMWI0
>>454
そういう考えだから孤独になるのでは?
世間一般の人とずれてるもん
457名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 13:36:52 ID:dJLADICW0
「ライ麦畑でつかまえて」は読んでて涙が出てきた。
458名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 13:38:17 ID:J1DPYJngO
ビジネス文庫『孫子の読み方』最高
459名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 13:41:30 ID:Ede8XzaG0
『老人と海』読了。
サンチャゴはやっぱ渋い爺だ。
460名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 13:46:23 ID:IZ2XqD2q0
サリンジャーで孤男にお奨めの本教えて下さい
461名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 13:58:46 ID:4CbbIk10O
>>454
俺はあんま本について知識無いがそういう気持は分かる

京極夏彦「鉄鼠の檻」読了した。なかなかオモロイ
462名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 14:19:50 ID:GuLk4kCU0
モリー先生との火曜日を原著で読んでるけど、
わからない単語が多すぎて大変。
辞書で調べながら。
463名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 14:28:45 ID:uJnnAixKO
>>451
お、ブコファン。
その2冊は両方良いね。「少年時代」がいちばん好きだけど。
ドキュメント映画も面白かった。

安部は「砂の女」は良かったけど、「壁」はつまらなくて、読みかけで放り出したまま2年たった。
464451:2007/01/16(火) 15:15:52 ID:XSGyi+nmO
>>463
451です。ブコの少年時代もいいですね。公房の壁は、なにげに短編集なので後半にある赤い繭から読んでみてくだい。ムチャいいです。
サリンジャ−で孤男にオススメなのはナインスト−リ−ズという短編集にある「小船のほとりで」と「笑い男」です。
小船は孤男にはまぶしすげて泣けます。公房の赤い繭に並ぶ最高傑作短編だと思います。
465dai ◆7mWR1hQljo :2007/01/16(火) 17:02:49 ID:OOrCDcvg0
DTMの本くらいしか読まないや
466名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 18:31:58 ID:WGnas9vDO
読んだ後切ない気分や鬱な気分になれる小説ってない?
467名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 19:29:04 ID:WtD9K/Jt0
鬱な気分になれる小説
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/books/1105695753/

そんなん読んで楽しいか?
468名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 20:29:45 ID:M6E5gKZP0
茨木のり子の詩集に何故かはまった、というか惚れたぜw

>>466
鬱な気分 ドストエフスキー「地下室の手記」
469名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 20:43:56 ID:dTmVwERUO
ミステリーでおもしろいやつ教えて
470名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 20:53:39 ID:u0naXNG6O
俺が唯一興味持った本
笑いと治癒力
まあ50数ページしか読んでないけど
471名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 21:11:23 ID:QTWQ5mnGO
GOTH 乙一

SPEED
AFTER SPEED 石丸元章
472名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 21:15:35 ID:4eqoYx2m0
>>467
楽しい/楽しくないだけで読書を判断するのもどうかと思うよ。
473名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 21:25:26 ID:YSPs2zEr0
>>471
中二病乙
474名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 21:25:57 ID:WtD9K/Jt0
わざわざ人に勧めてもらってまで鬱になるの読んで、しんどくないのかな。ってさ
楽しいか?なんて書いちゃったけど
475名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 21:56:26 ID:4eqoYx2m0
鬱という言葉で表現すると病的でいかにもしんどそうですけど、
実際はメランコリックとか、感傷的とか、
そういうもう少し柔らかい意味合いなんじゃないかなぁと。
とはいえ件の人がどういう思惑で言ったのかはわかりませんけど。
476名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 22:42:37 ID:WGnas9vDO
>>467-468
情報dクス

>>474
全体的に静かな雰囲気の小説が好きで
うまく説明できないけど泣ける話とか切ない話とかで
感傷的な気分やちょっと憂鬱な気分の読後感に浸るのが好きって事かも。
もちろん明るい雰囲気で純粋に楽しい気持ちになれる本も読むけど。

>>475
まさにそんな感じ。
確かに鬱って表現はちょっと重苦しかったかもしれない。
でも主人公とかが全く救われない
読んでて辛くなるような話も好きだったりする。
477名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 23:31:07 ID:uJnnAixKO
>>476
無難なとこだと漱石の「こころ」が良いのでは。
俺あんま好きじゃないけど、名作だし。


樋口一葉に感動してファンレターを出した。
返事来るかな。
478名前は誰も知らない:2007/01/16(火) 23:40:47 ID:DHn6Fsbc0
>>477
  /\___/\
/ ⌒   ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < 来る、きっと来る。
|   ト‐=‐ァ'   .::::|    \_________
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
479名前は誰も知らない:2007/01/17(水) 11:48:00 ID:TIRQziX+0
>>476
悲劇的な小説や映画でカタルシスをおぼえることは心地よいことだと思います。
個人的に武者小路実篤やツルゲーネフがオススメです。
480名前は誰も知らない:2007/01/17(水) 14:23:20 ID:+YfhyMMB0
これっぽいな〜
http://penpetip.notlong.com
481名前は誰も知らない:2007/01/17(水) 16:35:14 ID:5fo8/Fbe0
>>468
俺も見た。地下室万歳というわけだ!
変に共感できるね
482名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 00:31:29 ID:YHDVZbazO
シュールレアリスム好きな人いる?
ブルトンなど、非社交的な人には人気がありそうだが。
日常会話に全く役に立たない語彙が沢山身に付く。
483名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 04:10:10 ID:uz2FmvenO
「こころ」は海外では、主人公と先生のゲイ小説として読まれてるんだったな。
大学生×老人か…
484名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 04:31:39 ID:GqeqyJJa0
ほんとか。外人ってあの暗さがわからないのかな・・・
485名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 07:42:16 ID:4pvyWkm/0
昨日ヘッセの「デミアン」を読んだんだけど、
主人公がかなり弧男でよかった
486名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 14:33:14 ID:bmiXCD+U0
玩具修理者
487名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 20:38:13 ID:lrdxLeF6O
明るくて楽しげな内容の青春小説を読むと何故か鬱になる…
これも孤男の性か…
488名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 21:59:49 ID:H4UZF0KW0
鬱と言うよりむしろ酸っぱい葡萄になってしまう。
489ポーン ◆zjoBaW1siY :2007/01/19(金) 22:22:02 ID:YHsd76+Y0
乙一の”暗いところで待ち合わせ”が面白かった。
次はドストの”地下室の手記”を読むつもりだ。
490名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 23:01:44 ID:rEdv1dCv0
>>489
かなり憂鬱だから呑まれないように気をつけてな
491名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 23:06:35 ID:uZsoQojE0
>>468
>茨木のり子
「汲む」がいい。
492名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 23:20:41 ID:tvwl9Bky0
「一人は賑やか」が最高
493名前は誰も知らない:2007/01/21(日) 07:37:59 ID:RFW5xqqyO
一般人の川柳にハマってる。
普通の人の、不意に口走った一言が、いちばん人間や社会の本質を的確に捉えているように思う。
小沢昭一のとか山藤章二のとかオモロイ。
494永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/01/21(日) 18:36:08 ID:vnXDj6YBO
外人が読むのは川端谷崎三島だけ しかも勘違いしてる
ゲイシャビューティフルてなもん
完全馬鹿にすればおK
大江novelprize健三郎は
「万延元年のフットボール」
495名前は誰も知らない:2007/01/21(日) 21:19:20 ID:Lqsi51rT0
窓に!窓に!
496名前は誰も知らない:2007/01/21(日) 23:37:15 ID:tOlq7Xz8O
いちご同盟の主人公みたいなのが主人公の小説ない?
自分の将来に悩んだり自殺考えたりする学生で、
恋愛がメインじゃないやつ
497名前は誰も知らない:2007/01/22(月) 04:28:14 ID:iJOPTzMq0
はいはいイアイア
498名前は誰も知らない:2007/01/23(火) 06:22:11 ID:ConLImUpO
>>487
俺は最初からそんなもの読まない。
作家は、デカダンスを実感として知っていなければならない。
顔に退廃、荒廃の色がなければならない。
なんちゃってラリリなど愚の骨頂、俺は全て見破ることができる。
石川淳は最高の作家の一人だと思う。
499名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 14:40:42 ID:X9veRz4cO
童謡の歌詞を読んでる。郷愁が何ともたまらない。涙がでる。
田んぼと川が友達だった、子供の頃を思い出す。
蛍が見てえ。現代に蛍はいねえのか。
田舎から出て東京にいる奴、童謡いいよ。今読むとこんなに意味わかる表現、他にないよ。
車も高級マンションも糞くらえだぜ。
500名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 20:18:36 ID:S9Zwp9AIO
爽やかに500
501名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 23:41:41 ID:X9veRz4cO
ここで話題の「地下室の手記」読んだ。
プロ野球の人気も低迷中と聞くが、解説者がこんな副業しなきゃならない程廃れてんだな。
出来は、やらせで芥川賞とった女の子コンビにわき毛が生えた程度。
502名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 23:44:51 ID:bIqwWtuG0
>>501
                      ____    、ミ川川川彡
                    /:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ       彡
                   //, -‐―、:::::::::::::::::::::三  ギ  そ  三
            ___    巛/    \::::::::::::::::三.  ャ  れ  三
        _-=三三三ミミ、.//!       l、:::::::::::::三  グ  は  三
     ==三= ̄      《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三  で       三
        /              |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三   言  ひ  三
         !             | /          三   っ  ょ  三
       |‐-、:::、∠三"`    | ヽ=     U   三.  て   っ  三
       |"''》 ''"└┴`       | ゝ―-        三  る  と  三
       | /           ヽ ""        ,. 三   の   し  三
        | ヽ=   、    U    lヽ、___,,,...-‐''"  三   か  て  三
.        | ゝ―-'′          |  |::::::::::::_,,,...-‐'"三  !?    三
          ヽ ""        ,.    | | ̄ ̄ ̄      彡      ミ
        ヽ、___,,,...-‐''"  ,,..-'''~             彡川川川ミ
          厂|  厂‐'''~      〇
        | ̄\| /
503名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 23:45:25 ID:RegIXgPpO
現代詩手帖読んでる
504名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 00:19:00 ID:Rz9qURuMO
ごめん。501だけど、携帯電話だから読めない。
505名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 00:56:29 ID:MwX+vOJZ0
>>504
なんか、ハゲとカツラのコンビが面白いギャグをありがとうって言ってる
506名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 01:21:52 ID:ZHLbsnOj0
講談社現代新書から出てる「アインシュタインの発見」という本読んでるんだが、これおもしろい。
高2で物理に挫折した俺にもアインシュタインが何をしたのかがよく分かる。
文学系の本ばっかり読んでる人には気分変えるためにもいい1冊だとおもう。
507名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 02:32:49 ID:HujV/a6U0
アインシュタインは俺も一時期はまった
一番好きなアインシュタインの名言は
「この世で無限なものは宇宙と人間の愚かさだ、前者は定かではないが」
みたいなやつだ、ちょっとうろ覚えだが
508名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 07:37:42 ID:2zrvyUsl0
「ビッグバン 宇宙論」(サイモン・シン)読んでる。
科学の進歩がドラマチックに描かれていて興奮。
509名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 07:41:16 ID:Rz9qURuMO
>>506
その新書は面白かった。
でもフロイトとの往復書簡は期待外れだったなあ。
何往復もさせろや。
510名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 07:58:26 ID:2zrvyUsl0
でも時空の概念とか光速度不変とか、感覚的に理解するの難しいね。
人間の感覚を超えた世界なんだな。
511名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 19:33:09 ID:pDlG3fcW0
感覚的でいいんだよ。別に科学者になるわけじゃあるまいし。
ああ、ここはこうなのかな?ひょっとしてこうなのかなみたいに空想を弄んでるとものすごい楽しい気分になれるぞ。
頭の中で考えるだけだから誰にも邪魔されないし非難される恐れも無い。大体でいいんだよ
512名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 00:00:58 ID:8pji7kwU0
司馬遼太郎の「街道をゆく」
歴史のロマンを感じるな。
513名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 20:24:27 ID:5aGbWRnoO
ニーチェ「この人を見よ」2年11ヶ月かかって読了。
三代目魚武何とかのパクリ。

中原昌也「KKKベストセラー」読了。
最近の若手で唯一好きな作家。
これは彼の最高傑作だ!
超資本主義からの見えない抑圧、ルサンチマンを全く感じさせない、
清く爽やかで穏やかな彼の作品を読むと、
島田某の作品同様、優しい気持ちになれます。
514名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 20:40:16 ID:4wh/WdWU0
>>513
中原の他作品はどうなん?
515名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 23:11:43 ID:5aGbWRnoO
>>514
>>513には騙されんな!全作品正反対だ。誰だテキトウなこと書いた奴!
中原読んだ時は、なるほど、この手があったかと思った。俺も、彼みたいに、小説書いてみたいと思う。
長期に渡ってサル集団、と言ったらサルに失礼か、
サル以下の集団にひでぇ目に合わされてきたので、
そいつらをネタにしようと思う。
あんなゴミ屑みてえな人間に出会うこと、滅多にあるもんじゃねえからな。
不幸を逆手にとって挑戦だ。
やるぜ。
万が一、俺に才能があって(多分ないが)出版されたら、ここで酷評してくれ。
ヨロシク!
516名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 13:11:44 ID:PU3Pa3j+0
517名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 13:43:23 ID:kJtE2Iud0
いいよ
518名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 15:12:42 ID:eacinalz0
元の著作権が切れてる or 著作権者がOKしてる から問題ない
519名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 15:39:43 ID:fFVDl80t0
訳者の著作権が切れていないのでは・・・
520名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 15:50:52 ID:3dYYfCrS0
>>519
その訳者がそのサイトに載せてるんじゃないの
521名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 16:56:43 ID:CME4SPdGO
チャック・パラニュークはおすすめ
522名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 00:58:37 ID:HQ4kaxuaO
孤独を肯定してくれて孤独でよかったと思えるような本教えてください
523名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 05:52:40 ID:T483xUAHO
ミシマ金閣寺

確固たる個であれば孤独はそう苦ではないのかも
524永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/01/29(月) 06:46:24 ID:BI+6VEjD0
中原昌也何かいてるのかわかんなす。
何が言いたいのかはわかるけど。
525名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 07:02:21 ID:CIF1nVi5O
SF読んでる奴いる?
グレッグ・イーガンの「ひとりっ子」の感想を聞きたい
526名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 09:49:20 ID:k10hYHRoO
以前このスレに中原昌也がいいと書いてあったので
読んだが、おれにはおもしろく感じなかった。
島田雅彦と比較されてたけど
全然レベルもベクトルも違うじゃんか・・。
関係ないけど、アンドレ・コント・スポンヴィル
オススメです。フランスの哲学者で、わかりやすい
言葉で書いてある。
あなたのオススメおしえてください。
527名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 11:03:40 ID:5m/MSC6k0
ギブスンにハマって次に何に行こうか考え中
528名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 14:36:55 ID:KyTihMHtO
中原ダメ?近年の作家は中原以外好かん。
最近読んだ本
『「狂い」のすすめ』ひろさちや
全然狂ってない。普通の人生論。
『危ない格言』榎並重行
全然危なくない。凡庸な短文の羅列。
『落語は最高のエンターテイメント』立川志らく
古典落語を短編小説化することで己の解釈を提示し、現代以降においての落語の可能性を示唆。
粋だねぇ。
『壊色』町田康
何年も手元に置いてペラペラやってる。冴えまくる名フレーズの数々。
『GO NOW』リチャード・ヘル
ただのヤク中。理解できる人種なので、一応共感はしとく。
529名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 14:58:02 ID:KyTihMHtO
『バカでもわかる思想入門』福田和也
タイトルは嘘ではない。俺でもわかるのだから。
ただギャグ滑りすぎだろ。それでも落語立川流贔屓かよ。
『ブレーメンの自由』ファスビンダー
自分の意志を貫き生きようとする強さと、その為に殺人鬼になってしまう脆さ。
『戦争童話集』野坂昭如
反戦エロ芸人、泣かすんじゃねえよ。童話なんか嫌いだ。
530名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 16:30:10 ID:6HnQCwUU0
531名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 00:26:30 ID:7nPUdgV60
だれかSF初心者の俺におすすめの本を教えてくれないか
532名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 00:33:35 ID:WvdevFoj0
星新一でええんちゃう
533名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 01:19:05 ID:7nPUdgV60
>>532
その人の作品で特におすすめは?
534名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 01:54:22 ID:ij5BK/FT0
>>531
SFでガチオススメは『星を継ぐもの』だなあ
壮大なスケールとミステリー
最後の最後の一行で読者だけに明かされる真実の断片
最高の娯楽小説だと思うよ

最近は大江健三郎の『万年元年のフットボール』再読中だがやっぱ面白いな
どことなく虚無的な主人公に共感するところ多し
535名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 11:17:09 ID:1oNcgFF10
>>531
『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン
『タイタンの妖女』 カート・ヴォネガット・ジュニア
『ゲイルズバーグの春を愛す』 ジャック・フィニイ
『旅のラゴス』 筒井康隆

SFって専門外だけど、これは面白かった
536名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 11:23:02 ID:O3YjKxzAO
寺山修司の作品もオススメ
個人的には、家出のススメ、書を捨てよ 街へ出ようあたりがいいと思いまつ(・∀・)
537名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 12:49:10 ID:Vm65/8k/O
>>531
『タイタンの妖女』はいいよ。つうかSFはこれしか知らん!
太田光が、いちばん好きな本だと言っていたので買った。
などと言うと逆に読む気なくす?
538名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 14:09:10 ID:ij5BK/FT0
『タイタンの妖女』は俺も太田さんが絶賛してたから読んだんだけど話がよくわからなかった気がする。
ヴォネガットなら『スローターハウス5』が面白かったけどな
文学的なSFならレイ・ブラッドベリがオススメ
『火星年代記』はラストシーンが粋だった
短編集の『ウは宇宙船のウ』収録の『宇宙船』は素朴で俺は泣いた
あとジョージ・オーウェルの『1984』は一度は読んでおくべき名作だと思う
539名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 15:54:13 ID:v3UjNpBj0
ハインラインと言えばまず「月は無慈悲な夜の女王」。
これは確かに傑作だった。分厚いけどね。
540名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 17:22:30 ID:WvdevFoj0
俺の読書スタイル

布団の上で右手で頬付きゴロ寝読み
541531:2007/01/30(火) 17:55:13 ID:7nPUdgV60
みんないろいろ紹介してくれてありがとう
紹介してくれたものは近いうちに全部読んでみるよ
542名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 00:19:38 ID:7ZkxRgCwO
「塵に訊け!」ジョン・ファンテ購入。
8ビートで言葉の乱れ打ち。たまらなく好きだ。
このタイプか、16ビートでうねりまくるか、どっちかしか好きになれない。
一つ一つ言葉を吟味した形跡が、薄い方がよろしい。
543名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 01:32:16 ID:wNHplx320
ヴォネガットはシニカルでよいよな。
『猫のゆりかご』もオススメ。

あと、『デッドアイ・ディック』は主人公がスゲエ孤男。
12歳のときに誤って人を殺してしまって、だれも信頼せず、なににも心を寄せることなく生きている。かなり共感してしまった。
544名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 01:59:11 ID:a67wAGNz0
中上健次『19歳の地図』

ん〜、廃人ですな
545永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/02/02(金) 21:12:33 ID:t+m92xo40
19歳の地図読んで殺人事件犯そうとした少年が昔いたらしい。
ほんとかどうかしらないけど。
546名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 23:28:05 ID:IT+r0l/o0
なんか、新幹線のグリーン席でシートを倒した状態みたいな椅子がほしい。
長いすっていうのかね? ゆったりねそべって読書
547名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 23:41:08 ID:8Pfr/BLg0
漫喫にあるリクライニングチェアのことか?
548名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 23:55:55 ID:IT+r0l/o0
そんな感じです。あれを部屋におきたいな。お茶とか酒おいたミニテーブルを脇にして。
549名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 00:15:02 ID:/OBBchTRO
座椅子じゃなくて?
あれならホームセンターみたいな店に安く売ってんべ?
あれはなかなかいいもんだ。
つっても、俺も本読む為にあれ買ったけど、ほとんど使ってない。喫茶店とかマクドナルドとかで読む。ニコチン中毒だから、部屋で吸うと壁が変色するんだわ。読書中は、煙草死にもの狂いで吸わないと、いられなくなるしね。
つか、俺、座椅子買った帰り道で、精神病でぶっ倒れて救急車で運ばれたから(とりあえず、歩道で袋から出して、救急車来るまで座ってた。便利だ)、あんたも気を付けてな。
550永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/02/03(土) 04:38:16 ID:/S79ft3n0
多分そんな座椅子の使い方をしたのも世界であんたくらいだ。
551名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 06:08:39 ID:blozJfZpO
>>549
ワロタw
552名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 11:26:37 ID:cJQNqp1Q0
>>549
かっこよすぎw
553名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 19:44:32 ID:wtGIjOd7O
>>549メーカーにその話送ったら、座椅子のCMに出れるかもよ
554名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 21:03:05 ID:/OBBchTRO
>>553
考えとく。

ええと、町田康「パンク侍」、石川淳「焼跡のイエス」、小林秀雄「考えるヒント4」が面白かった。
555名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 23:22:16 ID:hSx4O2rs0
引越しのために本整理してたら、けっこう未読のままのがあるんだよな
でも、このまま盛ってても読まないだろうなって思ったり。。
556名前は誰も知らない:2007/02/04(日) 13:01:29 ID:5My2BB250
伊坂幸太郎の新刊出たのか
昨日紀伊国屋行ったのに見かけなかったなあ
『終末のフール』は微妙すぎたし今度こそ…
557名前は誰も知らない:2007/02/04(日) 23:27:18 ID:DvQapKS/O
>>555
掃除してる時とか、未読の本で作業が中断したりするよな。

立川談志「昭和の歌謡曲」読了。
とにかく文章が上手い。上手すぎる。思考の揺らぎを整理しないのが、読んでいて気持ちがいい。
昭和の風景を探して、何日も家に帰らず都内を歩き回った、気障な学生時代を思い出した。
昭和を生きた世代に激しく嫉妬する。
太宰治「お伽草紙」読了。
太宰の最高傑作は間違いなくこれだ!
558名前は誰も知らない:2007/02/06(火) 23:10:10 ID:fQw9P+qFO
内田百 の面白さが、今ようやく分かった。
この人、只の天然の可愛いおっちゃんじゃん。
クソッ、騙されてたぜ。
559名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 00:17:55 ID:XrKPVbV4O
小林多喜二「蟹工船」
今も変わらないんじゃないかな、底辺労働って
560名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 02:47:48 ID:NJKhlMEM0
小説の中のダイアローグが嫌いでなかなか読めないんだよな。
自分も他人との会話より自身への問いかけとか独り言のほうが好きだし。
明治文学とかに比べて現代文学(ラノベとか特に)て
「」書きのせりふばっかのような気がしてどうも食わず嫌いだわ。

こんな僕にふさわしい小説や作家を教えてくれる人がいたらいいのに)
561名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 03:22:46 ID:4w+fgc9K0
司馬遼太郎「燃えよ剣」
土方の最期がかっこよかった
562名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 20:57:14 ID:LFLn9RFo0
1月に読んだ本
竹田青嗣『自分を知るための哲学入門』
星新一『未来イソップ』
村上龍『限りなく透明に近いブルー』
田口ランディ『コンセント』
リチャード・ドーキンス『遺伝子の川』

2月に読んだ本
三浦綾子『塩狩峠』
金原ひとみ『蛇にピアス』
田口ランディ『アンテナ』
乙一『夏と花火と私の死体』
鍋島俊隆『脳と心に効く薬を創る』
563名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 21:26:10 ID:+6pD/XECO
>>562
1冊も知らん。
限りなく透明に近いブルーなんて色ねえよな。どんな色なんだろう。
最後の、薬がどうたらってのはちょっと興味が沸くタイトルだな。
564名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 21:39:28 ID:+6pD/XECO
「湧く」だった。細かいが訂正。

最近俳句を読み始めた。今は科学が進歩して、自然の中に神秘的な部分がなくなっちまったから、
俳句は流行らないかな。
四季も商品化されちまってるし。
もう、理系の人が俳句をやったら方が面白いかもしれないと思う。
「未知」の部分が「知」になるまでは、耽美な幻想を持たせといてさ。
565名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 21:44:51 ID:QCvPYNAq0
限りなく透明に近いブルーっていうのは、徹夜明けに見る、朝日が照り始めころのブルーの空のことだよ。

あの、なにか人を勇気づける景色を「限りなく透明に近いブルー」って名付けているんだね。
566名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 21:55:32 ID:1Vcvt3//0
ブクログ使ってる人いる?
あそこでスレが建てられたら面白いのにな
567名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 21:55:50 ID:GZbiBHfx0
クリトリスバター
568名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:06:53 ID:LFLn9RFo0
>>563
村上龍『限りなく透明に近いブルー』は村上龍のデビュー作で芥川賞受賞作。
田口ランディ『コンセント』『アンテナ』は盗作問題で一般書籍板で叩かれ続けている作品。
『コンセント』の方が村上龍が「ここ10年で読んだ小説の中で最も上質な作品の一つだ」と言った作品。
三浦綾子『塩狩峠』は泣ける小説として有名。中学の教科書に使われていたりするらしい。
金原ひとみ『蛇にピアス』は綿矢りさと同時に2004年に芥川賞最年少受賞した作品。
乙一『夏と花火と私の死体』は乙一の16歳の時のデビュー作。

>>567
そうそう、「限りなく透明に近いブルー」は「クリトリスにバターを」
っていうタイトルにしようか、って村上龍は考えてたらしいよ。
569名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:21:43 ID:ZAoLsle20
今月読んだ本
ツルゲーネフ『はつ恋』

今月これから読む予定の本
チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』
オスカー・ワイルド『幸福な王子』
スティーブンソン『ジーキル博士とハイド氏』
村上春樹『海辺のカフカ』『風の歌を聴け』
ミッチ・アルボム『モリー先生との火曜日』

読書は大切だね。
テレビはもう見ない。
570名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:23:28 ID:MsO6NrV60
老人と海は単調でおもしろさに欠ける
571名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:33:04 ID:+6pD/XECO
>>568
解説ありがとう。
>>569
読書なんざぁ大切じゃねえよ。
テレビもたまに面白いのやってるぞ。
「紅白」の小林幸子とか、「阪神対キム・ジョンイル」とか、「東京フレンドパーク」とか。
見逃すな!
572名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:35:21 ID:mAlehp9pO
後は?
573名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:38:58 ID:xUiG+rme0
星を継ぐもの、読了
面白かった
574名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:39:39 ID:s9jKRs6DO
>>571は自分の馬鹿を晒したいみたいだな。
575名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:46:55 ID:+6pD/XECO
>>572
テレビはその3つしか知らん!
576名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 22:55:26 ID:+6pD/XECO
>>574
スベッてることくらい自覚してるわ!
577名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 23:08:41 ID:P3uePp370
スベるならもっと面白くスベれや
578名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 23:19:32 ID:+6pD/XECO
それ言語矛盾だろ!
無理だいっ!
579名前は誰も知らない:2007/02/07(水) 23:25:56 ID:U/8imUcR0
乙一『くらいところで待ち合わせ』
面白かった
580名前は誰も知らない:2007/02/08(木) 00:43:15 ID:/bKwsBzKO
忘れてた。
>>565
さして意味もないちょっとした呟きに、丁寧に答えてくれてありがとう。
581名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 00:01:51 ID:occJauU8O
柳家小三治「ま・く・ら」読了。
おもしれえ。

マンディアルグ「オートバイ」読了。
素晴らしい。今まで読んだ小説の中で、トップ5に入る。
582名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 00:27:16 ID:/E96AhOWO
東野圭吾『手紙』
自分と重ね合わせて悲しかった。
583名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 01:01:48 ID:WZB/4lvd0
カフカと書こうとして、1から読み返したら
もう何回も言及されているとは…
やはり孤男は絶望、虚無、暗黒世界が好きなんだな。
俺は太宰や芥川の短編が好きだよ。
カミュやニーチェも読んでみたい。
584名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 22:24:55 ID:ZLSLiSOjO
分士達のゆかりの地に行って読み返すのもいいもんだ。
バイトも辞めて暇だし、しばらくは旅回りだぜ。
当然貧乏旅行だが、至福だ。
社会人にならなくて良かったぜ。
イエィ。
585名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 22:58:08 ID:ZLSLiSOjO
分じゃなくて文だった。
文学って北の方が生まれやすいのかな。
抽象的なものに趣をおく環境だしな。
586名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 23:09:39 ID:uLgILLwN0
ぼくたちの自由をもとめて −ピエル・ヴィット−
587名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 23:30:56 ID:vY/1etPE0
リースマン『孤独な群集』
ルソー『孤独な散歩者の夢想』

いま、ひそかに孤独ブーム
588名前は誰も知らない:2007/02/10(土) 23:42:43 ID:qWMaUyrl0
ストー「孤独」読み始め。
乙一「失はれた物語」calling you 号泣。

>>581「オートバイ」、残念ながら面白さが分からなかった。
俺もバイクに乗るけれど、あの延々と続く描写が退屈で。
589名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 09:44:08 ID:trAZfTOZ0
須賀敦子全集 1巻
ひしぶりに読書の楽しみを味わえた一冊
590@携帯厨 ◆baN7WUT2A. :2007/02/11(日) 13:07:29 ID:G7xEju3q0
やっとキングの
『デッドゾーン』読み終えた。
591名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 19:56:19 ID:QYAY78II0
量子論を楽しむ本を読んだ たんのしー
相対性理論を楽しむ本も読もっと
592名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 21:04:12 ID:xJPhnsEs0
>>556
終末のフールは個人的には魔王より面白かったけどな

乃南アサの本を何冊か買ってきた
これから読もう
593名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 21:53:06 ID:WC3o+eoI0
>>587
孤独ブームってわけじゃないけどさ、今回の芥川賞の受賞作品読んだ人いないかな?
『ひとり日和』って孤女の話。石原慎太郎と村上龍がゴリ推しだったんだってね。
「普通の顔をした今の若者の孤独感とニヒリズムを思わせる小説である。」ときたもんだ。
あの二人が推すのってめずらし。文春かってこよっと。
今はサリンジャー読んでんだ。久々にライ麦をな。
594(゚ε゚) わたしもきもちよくなりたい :2007/02/12(月) 00:41:42 ID:dx9nYysx0
あした、にほんのぼうしょでりせいをかいじょしてゆうがた
までにてれびにでようとおもいます。わたしのけついはゆる
ぎません。もうだれにもとめられないとおもいます。わたし
はにんげんのかのうせいのげんかいにちょうせんしようとお
もっています。もしもあなたがたのだれかがきょだいなやま
をうごかせるほどのちからがあるのならば、わたしをとめる
ことができるかもしれません。
ともだちのいないわたしはあした、ようじょのからだを
もとめてひとりでまちをさまよっているでしょう。もし
まちであやしいものをみかけたら、そしてりょうしんの
かけらでもあるのでしたらわたしだとおもってつうほう
してください。あす、あめがふってもかぜにふかれても
わたしはいしをまげずにこのまちをさまようつもりでい
ます。これをもってあすのけついひょうめいとします。
(゚ε゚)


595(゚ε゚) わたしもきもちよくなりたい :2007/02/12(月) 00:44:22 ID:dx9nYysx0
とめるならいまのうちだぞ。ほんとだぞ。
596名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 00:50:03 ID:VsgiAIPlO
三島由紀夫「金閣寺」読了

部分部分の描写がかなりよかった。主人公の描写に関しては共感できた。


誰か立原道造の詩集読んだことある人、レポ頼む。
597(゚ε゚) わたしもきもちよくなりたい :2007/02/12(月) 00:57:45 ID:dx9nYysx0
じょうだんだとおもってるだろ。
598名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 18:31:56 ID:CLHev4Gf0
   (⌒)   (⌒)
    | |__/ /
    |      \      ________
   /   (・) (・) \   /
  | /二二●二.\| < >>597 まぁ、落ち着けってもう遅いか。
  |/ /.|  |  |  |\|  \________
  \|/|\|/|\|/ノ
    \ |  |  |  レ
      ̄ ̄ ̄ ̄
599名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 18:41:29 ID:CLHev4Gf0
   (⌒)   (⌒)
    | |__/ /
    |      \      ________
   /   (・) (・) \   /
  | /二二●二.\| < 綿矢りさ『夢を与える』を読んだぞ。
  |/ /.|  |  |  |\|  \________
  \|/|\|/|\|/ノ
    \ |  |  |  レ
      ̄ ̄ ̄ ̄
600名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 19:00:21 ID:HKg0AGY60
>>599
どうだった?
近影みたら綿矢さん相当老けてたな
601@携帯厨 ◆baN7WUT2A. :2007/02/12(月) 19:09:02 ID:sg2oxAlQ0
次はキングの
「レギュレイターズ」でも読むか
602名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 01:12:33 ID:YeMDcVMe0
   (⌒)   (⌒)
    | |__/ /
    |      \      ________
   /   (・) (・) \   / >>600 書く世界が広がったって感じた。
  | /二二●二.\| < あと、外見は3年前より可愛くなくなってた。
  |/ /.|  |  |  |\|  \________
  \|/|\|/|\|/ノ
    \ |  |  |  レ
      ̄ ̄ ̄ ̄
Interview with Risa Wataya 2007
http://www.youtube.com/watch?v=xxduwAu-Ttg
603名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 23:38:32 ID:+fPrrwh80
孤独な散歩者の夢想は何度読んでも泣けるな
604名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 23:58:17 ID:GsEZaGz1O
石川タクボク「一握の砂」読了。
今の感覚だと、ニートの戯言みたいで面白い。
605名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 21:40:02 ID:b+0H0R+/0
綿矢か・・・前インストール読んだけど俺にとってはまあまあだったよ。
蹴りたい背中って文庫版出てる?出てたら買うんだが
606名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 02:57:26 ID:eyK7y3OOO
寺山修司「ポケットに名言を」読了。
寺山が友人として持った言葉の中に、自分が好きだったものも出てきて、少し嬉しい気持ちになる。
「青春は例外なく不潔である。人は自らの悲しみを純化するに時間をかけねばならない。」
吉本隆明「初期ノート」
「どうせあたしをだますなら 死ぬまでだましてほしかった」
西田佐和子「東京ブルース」
「あたしはあなたの病気です」
寺山修司「疫病流行記」
とか良い。
前後の情報がない一文を、自力で膨らませられるから、
この種の本は好きだ。
607名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 10:07:42 ID:GAT1bL880
100冊の本を読むより、一人の人間と語り合え。
キューバの諺だ、覚えておけ。
608名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 13:20:49 ID:gaASH38rO
日本人の書いた物は読まないのだが、最近の海外の作家でお勧めはある?
609名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 13:54:53 ID:OeKjuEzI0
光文社 古典新訳文庫 をどうぞ
610名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 14:27:09 ID:ereZ4Sua0
海外っつってもジャンルによって色々あるからなあ……
それに最近の物となると俺には分からん。

ところで今「存在の耐えられない軽さ」を読んでる。
いけ好かない小説だろうなと思ってたら、
主人公が孤男臭くて意外に面白い。
まあヤリまくってる辺り、いけ好かないことに変わりはないんだけど。
611名前は誰も知らない:2007/02/16(金) 02:06:03 ID:hVYTNqyoO
永井荷風が好きだ。寺山修司が好きだ。落語の速記本が好きだ。

本読んでも映画見ても音楽聴いても思う。
生まれる時代間違えた。
612永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/02/16(金) 06:04:25 ID:4yOH/kDD0
春樹、ばなな、江国香織あたりは韓国で人気あるらしい。
どーでもいいけど
613名前は誰も知らない:2007/02/16(金) 16:08:51 ID:hVYTNqyoO
>>610
俺も最近の作家はよく知らないけど、それ読んでみたい。


野坂昭如「東京小説」読了。
昔、お泊まりさせてくれた寂しげな女の、殺風景な部屋にこの本が転がってた。
渋い趣味だな、と思ったが、切ないなこの本。
自分で購入して読み返した。せつねえ、東京はせつねぇ。
614名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 02:55:41 ID:W1cwhcuFO
太宰治 斜陽 を読んだ。

最近名作といわれるものをたてつづけに読んでいる。満足度高し。
615名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 05:09:31 ID:QpBFtQ/l0
「孤独な散歩者の夢想」は読んでいて辛くなるな
最期、ちょっと良い感じに終わっていくのが救いか
616名前は誰も知らない :2007/02/18(日) 06:36:30 ID:1PA5DXBH0
>>614
スゲ、同じ日の同じ時間に同じ本読んでた奴がいたんだ。
ドッペルなんちゃらだったらどうしよ。
太宰ってちょっと悦に浸った文体だけど、
コミカルさがあって面白いから、気取ってても鼻につかないと感じたな。
冒頭のやり取り、シャレた文章だ。
617名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 10:44:07 ID:7Sb4gBLEO
M・ガードナー『奇妙な論理』
 
一昔前に流行った「トンデモ本の世界」シリーズの外国板とでもいうべき本
書かれたのは50年以上前ながら、内容はあまり古びてない。
いわゆる「疑似科学」への突っ込みには納得
 
ノストラダムスの1999年あたりからは流石にそんなヘンテコ論理の本は減ってきてるが、
単品食物健康法みたいのは未だに幅をきかせてる現状…
618名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 11:40:34 ID:yLvEmEESO
松本哉「永井荷風という生き方」
荷風を、文体見て「取っ付きにくい」と敬遠している若い人にはオススメ。
かーなり面白いよ。
荷風先生は、俺の憧れの人だ。
619名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 20:32:25 ID:3IMVE8Cg0
「星の王子さま」読了
大人が読んでも普通に楽しめるな、この本
620名前は誰も知らない:2007/02/18(日) 23:07:30 ID:yLvEmEESO
「マルクス入門」読んだら、マルクスより難しかった件。
621名前は誰も知らない:2007/02/19(月) 02:03:15 ID:wgsvhxr60
フォークナーで一番読みやすいらしい「死の床に横たわりて」って言う作品を読んだけど
理解不能な箇所がかなりあった。今まで自分が読んだ中で多少小難しいといえる作品はドストエフスキーの
「地下室の手記」くらいなんだけど、それより難しかった。リトライしてみたけどやっぱりわかんない。
622名前は誰も知らない:2007/02/19(月) 09:28:39 ID:SvYC36AR0
>>620 「○○入門」という本は、入門本でない場合が少なからずあるみたい。
623名前は誰も知らない:2007/02/20(火) 00:44:06 ID:4BNvCDrcO
うん。タイトル詐欺だぜ。


石川淳「善財」
求める恋人への道が常に塞がれていて、退廃的に他の相手へ次々に…

この主人公のキャラクター、身につまされるものがある。
無頼派としとも、太宰や安吾より各下扱いだし、
一般受けする作家じゃないかもしれんが、
孤男掲示板ではプッシュしたい。
ブレスの長い文体も、嵌ると抜け出せん。


うっし、これから「マーフィーの法則」と「磯野家の謎」続けて読むぜ。
624名前は誰も知らない:2007/02/20(火) 19:31:01 ID:7Jl2r6z+0
>>617
それを読んで疑似科学への突っ込み本が気に入ったら
カール・セーガンの「カール・セーガン 科学と悪霊を語る」をお勧めするお
625名前は誰も知らない:2007/02/21(水) 22:45:25 ID:4Bd6IDhw0
中原昌也は三冊読んでようやく面白いと思えるようになった
でも天才だとか騒ぎ立てるのも、躍起になって批判するのとも違う気がするな、この作家は
ただ読んで面白いってのが魅力だし、俺は深い意味なんか求めてないからなあ
626蟻 ◆Ant.AMtxpU :2007/02/21(水) 22:47:58 ID:6YICgPhoO
同意。
あれは感じるものだよね。
627名前は誰も知らない:2007/02/21(水) 22:54:33 ID:lONOH2lwO
三島由紀夫の金閣寺読んだ。弧男の話だった。
他におすすめの弧男が登場する小説教えて。
628名前は誰も知らない:2007/02/22(木) 02:24:43 ID:bC3SZ/nzO
金閣寺はとてもいい。後半の焦燥と寂寥の感じがとくに。

このスレ的には夏目漱石の「行人」も読んでなかったら是非。
629名前は誰も知らない:2007/02/22(木) 19:49:51 ID:XZFLnaPUO
漱石の「草枕」読了。
この画家の思想、芸術論は真面目に読むべきか、ユーモアとして笑うべきか、最後まではっきりしなかった。が、何箇所かは電車では読めない。
町田康「東京飄然」は、この本がルーツだったということが分かった。

中原昌也は自分の才能の無さを、自分でアピールする、それも謙遜ではなく切実に訴えるのがラジカルで面白い。
前サイン会行ったとき、道迷って遅刻してたのは笑った。
「名もなき〜」は傑作だと思う。
630名前は誰も知らない:2007/02/22(木) 20:29:43 ID:oMP3pVJw0
>>614 >>616
俺もそんな本読んでたんだけど。ドッペルなんちゃらは3人いるみたいだし怖いな。
最初は面白くなくて、だんだん読んでるうちに面白くなってきたなあって思ったら終わり。そんな風に感じた。
631名前は誰も知らない:2007/02/22(木) 20:50:01 ID:JJAF/DG/0
俺は最近森博嗣にはまってる。
独特のセンスがあるんだよな。栞に書いてある詩がまたイイ。
「くみくみと思考し
ていていと微笑した
あのとぶとぶの毎日を
夢に見るすりすりである」

いや、意味はわからんけどさ。
632614:2007/02/23(金) 19:17:04 ID:Ah/jXPSeO
>>616,>>630

でも全員孤男ってとこがむなしいな。そんなおまえら今なにを読んでいる?



俺は村上春樹「国境の南、太陽の西」

なんか主人公がミシマ的に孤独に理由づけしてる。
633名前は誰も知らない:2007/02/24(土) 04:27:28 ID:poZ5J0JT0
タイトルが気になって手に取ったポール・オースター『孤独の発明』が今のところけっこう面白い
634名前は誰も知らない:2007/02/24(土) 23:51:55 ID:NVQ13k1kO
吉本ばなな「キッチン」読了。
親父のファンなので、どんな娘なのか知りたくて読んだ。
曖昧な希望と絶望、比喩のセンスも今風で
あまり好みとは言い難いけど、設定が面白くて最後まで楽しく読めた。
達者な人だと思う。
635名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 01:11:54 ID:bPZPILMYO
>>634
俺今「共同幻想論」。 面白い。
636名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 01:23:55 ID:2VBySarFO
>>633
P・オースターの小説で、ただひたすら石を積む仕事を独りでやる羽目になる主人公の話があったな
もしかしてそれかな?
637名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 02:38:20 ID:g514oTuBO
アニマル浜口の人生気合ダァ。

喝を入れてくれる、そんな本です。
638名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 02:48:38 ID:YmUCZdHL0
楠戸義昭さんの「戦国武将名言録」読み始めた。
これ読んでると、今の自分だめだな〜って思ってしまうよ・・・
639名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 18:42:22 ID:9aSkJVm90
俺の記憶が正しければ、それは「偶然の音楽」だな
640永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/02/25(日) 20:24:06 ID:DQX2gqDg0
戦国武将と自分比べなくてもいいのに。。
641名前は誰も知らない:2007/02/25(日) 23:12:52 ID:WjlKAL7GO
大河ドラマの風林火山おもしろいから、なんか武田信玄の本読みたいな
642名前は誰も知らない:2007/02/26(月) 03:31:18 ID:9NTui/4s0
>>641
俺と一緒に原作読み始めないか?
643名前は誰も知らない:2007/02/27(火) 02:02:15 ID:pkyjG09TO
ウホッ、レスが。いいね。読んでみようかな。
644名前は誰も知らない:2007/02/27(火) 05:52:01 ID:+wviF8w4O
中島義道「ぐれる!」読了。
中島さん、筆ノリまくり。
いつものジメジメと湿った感じがない。
抱腹絶倒。本当に哲学者かよ。
俺も、ぐれまくろう。
立川談四楼「石油ポンプの女」読了。
喋りが商売だけあって、文章にもリズムがあるので気持ちがいい。
645名前は誰も知らない:2007/03/01(木) 01:11:51 ID:oxNzsJkf0
>>636
それはたしか「偶然の音楽」
646名前は誰も知らない:2007/03/02(金) 09:51:50 ID:qSsYNCrmO
このスレで紹介されてた、夏目漱石「二百十日・野分」読了した。

時を超えて白井道也先生に、漱石先生に説教されたような気分になった。
647名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 07:37:18 ID:WTXjng9dO
島崎藤村「破戒」読了。
差別の不当性と闘うのではなく、差別される哀しみに重点を置いた、
ささやかなハッピーエンドに賛否両論あるようだが、
戦慄の名作であることは確かだ。
素晴らしい。
福田和也「なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」読了。
個性とは、横ではなくて縦でなくてはならない。
だとか、
今の日本人にとっての「自由」とは「甘え」だ。
だとか、正に中学生の頃に俺がヒステリーおこして喚いていたようなことが書いてあって、恥ずかしくなった。自分にも著者にも、幼稚なのはお前だよ、と言ってやりたくなる。青臭い本。
648名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 08:16:33 ID:Xy6ZFMV10
>>400
それはスゴイ
読書家ですね。おれは沢山読んだなと思っても年間150冊程度
普段は年60〜100冊くらい。最近読めてない・・・
649名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 21:32:40 ID:pmbrslcKO
カフカ 「変身」読了。

突拍子のない設定だが、面白いところは
家族愛というフィルターにかければ他の小説と変わらないというところか?
650BugBear ◆9eEPBtFZrE :2007/03/03(土) 22:56:23 ID:4lK0pbPM0
ロバート・クリツマン「震える山」読了

クールという狂牛病がとり立たされる(日本で)前から、未開の部族で流行っていた
病気を調べるべく、若い医学生がニューギニアへ行く。
主人公(著者)がとても人間くさく描かれていて、西洋文化に完全に浸透していない
部族やガイド達を様々な面から捉えている。特に、主人公が現地のガイドに抱く
不信感や苛立ちの部分なんかは面白い。
しかし、そんな部族達と西洋人を比べると大差ないという考察が非常に興味深い。
文明が発達していても未発達でも、人間の中の欲望といったものなどは変わらない
といった全篇に貫かれた著者の考えは非常に参考になる。
この若さ(たしか23歳)で一人(現地では研究所の人や、宣教師がいたが)でニューギニアまで
いった冒険心に憧れました。

私は、カニバリズムやクールなど描かれている表紙で思わず図書館で手に取ったけど、
現地での生活や、そこでの人々との交流などがとても面白かったので、すぐ読破できました。
でも、値段が高くて、自分で買う気にはなれんかったでした。
651名前は誰も知らない:2007/03/04(日) 07:16:29 ID:uZ15aRdqO
>>635
おぉ、戦後最大の問題作にして歴史的名著。今の時代に読むのも乙だな。



誰か、風俗嬢の心情、生きている感覚が表現されている本を知ってたら教えてほしいです。
小説でもノンフィクションでも何でもいいです。
オススメあったらお願いします。
652名前は誰も知らない:2007/03/06(火) 01:58:57 ID:3f5hV0BjO
島田雅彦「優しいサヨクのための嬉遊曲」読了。
タイトルと、著者の端正な顔立ちから、気取った知識人のインテリ小説だと思っていたが、
著者は意外とユーモアセンスのある人で、楽しく読めた。
自分も大学の頃は、大人が決めた規則全てを盲信し、逸脱の全てを認めないような少年期を卒業するために、
いろいろ勉強しだしたので、登場人物の背伸びの仕方は愛着が持てた。
左翼って青臭いと言われるけど、逆だと思う。
彼らは早熟なことを言っているのであって、年齢が上がるにつれて理解が深まってくるのだと思う。
653永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/06(火) 20:24:55 ID:4JqHCzSR0
うう おおお
ついに優しいサヨクのための喜遊曲が挙がった!
これは最高の小説。これを22歳ん時に書いたんだから
ほんとは春樹と並ぶタマだったんだけどな。まぁそれはいいとして。
ヘタレの姫彦とモテない無理が対称的なキャラとして並んでるけど
こんなに逆説的にかっこいいキャラはいないよ。
孤独にこうありたい。

知識人は死んだがな。
654名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 20:55:38 ID:29fWfEmt0
アーヴィングの『オウエンのために祈りを』を読み始めたが……
ママンのおっぱいがすごいってそんな話ばっかかよw
655名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 23:58:45 ID:V/mc3ohOO
宮本輝を読み出した。
あいつは、俺が好きなマーチダ先生をケチョンケチョンにけなしやがった奴だ。
道に唾吐きながら本屋行って、宮本が書いた畜生みてえな本に向けて、俺は中指立てたぜ。
ありったけのパンク魂を込めて「ファック・ユー」
孤独なソールで俺は輝いていた。
孤独なソールで町田に代わって復讐をとげた。
そしたら、宮本みてえなツラァしたジジイが俺に言うのさ。「ソールじゃなくてソウルじゃないのかね?」
俺は間違っていた。くそぅ。
だがな、ジジイ、これだけは言っとく「あんたのソールは腐ってるよ」
と思っていたが、読んでみたら、嫌いじゃなかった。
656名前は誰も知らない:2007/03/08(木) 22:27:34 ID:VBgzO5izO
>>653
おお、島田ファン?
他に何がオススメ?
「溺れる市民」だっけ?河出のやつ。あれはやっつけ仕事っぽくてイマイチだった。
福田和也は「彼岸先生」に高得点付けてたけど、
どうだろう。
現代版「こころ」と評されているけど…


中学用 美術「要点ドン!」読了。
要点は掴んだ。でも、だから何だというわけでもない。
福田和也「続・なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」読了。
こいつはもう、存在自体が本気なのか冗談なのかワカラン。
右翼からも反発あるだろ、これじゃ。
657名前は誰も知らない:2007/03/08(木) 23:18:22 ID:u9T6+fjY0
吉村昭「羆嵐」
農村で起きた羆が人間を襲うという事件を書いた本。
この人は実際にあったことを描写するの上手すぎ。

北海道民なんでいつか舞台となった場所にいけたらいいなと思ってる。
658永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/09(金) 03:09:36 ID:SRY8DuMV0
彼岸先生はつまんないよ。
おすすめは「僕は模造人間」「預言者の名前」ってとこかな。
659名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 10:51:52 ID:Lc6P+i3A0
島田雅彦は全部つまらんよ。
だいたい題名と解説者で読まなくてもネタもとから内容までわかる。
660名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 11:57:58 ID:tTplG0mpO
ありがとう。
とりあえず模造人間読んでみる。


川上弘美「溺レる」読了。
不思議な作品。面白いともつまらないとも言えない。
もう一冊くらい読んでみようと思う。
661名前は誰も知らない:2007/03/12(月) 23:33:41 ID:GmK9TZHfO
山田詠美「ぼくは勉強ができない」読了。
青春小説のイロハのイだが、主人公の魅力は圧倒的で、
この作品が人気あるのは理解できる。
でも、勉強できない割には頭良すぎねえか?
勉強と頭の良さはイコールではないかもしれないけど、
こんな高度な思考回路を持ってたら、勉強に反映されないほうが不自然だ。
あと、学力と社会性が隔離した(反比例に近いか)現代で、このタイトルは今でも社会に対してアンチになるのだろうか。
662名前は誰も知らない:2007/03/12(月) 23:49:58 ID:ykE7Ap0SO
岸田秀 「ものぐさ精神分析」がかなり面白い。

昔の本だけど、外部のストレスで内面にこもりがちの孤男のみたいな精神構造が普遍性をもつのにびっくり
663名前は誰も知らない:2007/03/13(火) 00:48:28 ID:Qyr76cQGO
読書してるとレイプ表現の多さが嫌になってくる。
軽く読める物内海?

今はたまに星新一でも読んでのんびりしてる。
664名前は誰も知らない:2007/03/13(火) 00:57:25 ID:qVIkcnZD0
なんでそんなのばっか読んでるんだw
のんびりしたいなら絵本。
それか海とか山とか、のんびりできるところでのんびり読書。
665名前は誰も知らない:2007/03/13(火) 01:00:19 ID:8/6Kp7XE0
絵本で童心に帰るのもアリだわなぁ。
666名前は誰も知らない:2007/03/13(火) 01:15:03 ID:S6Ba5JtiO
>>663
どんな本読んでんの?(笑)
俺が読む本には、レイプシーンなんて滅多に出てこないけど。
俺は軽いものを読みたい時は、
落語の速記とか、
美人な女性作家とか(美人だと、怨恨の念が薄いというか、悲観に暮れたり絶望するにしても、
スタイリッシュだったりする。そのナルシシズムが鼻につく時もあるが…。
いや本当は、被害妄想炸裂の不美人作家の方が好み)
旅行記とかに手が出る。
古本屋で、格安で昔のベストセラー買ったりもする。
「磯野家の謎」は興味深い本だった。
あと、ユーモア・ジョーク本。
667名前は誰も知らない:2007/03/13(火) 01:59:48 ID:MubJSFvhO
町田康
くっすん大黒を読みました。自分もこうなんのかな

町田の文体が好き
668名前は誰も知らない:2007/03/15(木) 23:03:06 ID:PAFzphbQ0
自省録読んでる。地味にいい本だな。
669名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 17:41:59 ID:88iYerQw0
古川日出男は何読んでも挫折しちゃうんだよな
ああいう物語を書ける力量はすごいと思うけど
670名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 22:00:43 ID:pX7AgFxZO
高橋源一郎「ジョン・レノン対火星人」読了。
具体的に意味と目的を感じとれる(誤解しているかもしれないが…でも解説の内田樹の解釈は、俺とほぼ同じだった)
シュールレアリスム。
衝撃的だった。
次は、吉本隆明が、「現代ポップ文学の最高傑作」と評した「さようなら、ギャングたち」を読んでみる。
671名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 22:30:31 ID:JghTLOImO
「1941」読了。
今は「アメリアを探せ」を読んでる。
中島らも&村上春樹&太宰をもっと読みたいなぁ...。
今度ブッ○オフで探してみる。
672名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 22:42:50 ID:pX7AgFxZO
準ひきこ森とかいう本読んだ。
どこが論文だよ。青春小説とかエッセイの範疇でやれや。
俺の見たところ、例として挙げられてる学生の中に、
精神医学的な処置が必要かもしれない人が何人かいる。
こんな粗雑な克服方法を、専門家ヅラして語ってんじゃねえよボケ。
冗談じゃなく、死人出るぞ。ナメてんのかコラ。
673名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 23:10:20 ID:pX7AgFxZO
ああ、確かに教授ですら話しかけられないような風貌で、キャンパス内を歩いてる奴って、学生時代の俺のことだぜ。
19とか二十歳の頃の俺のバンド仲間とかも似たようなもんだったぜ。
でもなあ、俺達だって精神医学書読んで勉強したりして、
何とか生きていこうと必死だったんだ。
そんでどうにもなってねえじゃねえかっつわれればその通りだけどさ、
1日20人ナンパすればいいとかほざく貴様のその汚ねえ手で、
俺達に触んじゃねえよ。
つうかお前の自伝だろ、これ。
単細胞な貴様なんかと同じやり方で社会性を得たくねえよボケ。
674名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 23:33:52 ID:zqqPXqUB0
>>672
あれね。俺も読んだ。そして燃やした。
要するにこの手の本は内向的な人間の不安を煽り立てて搾取しようってだけなんだなと
今更ながら気がついた。本当に今更だ。

ところで「地下室の手記」を読了したが、前半だけは鬼のように難しいのな。これ。
いずれまた読み直して、そして読みこなしてやろう。
675名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 23:39:10 ID:zqqPXqUB0
忘れてた。
土屋賢二の「ツチヤ教授の哲学講義」も読了。
著者が著者だけに読むまでナメていたが、読んでみると結構ガチな本で、
文章は平易ながら内容の理解には幾度となく悩まされた。
しかし日常言語学派の立場から哲学の伝統的諸問題をバッサバッサと切り捨てていく様は実に爽快。
ウィトゲンシュタイン哲学への導入として非常に良い本だと思った。

これで俺も万を持して永井均「ウィトゲンシュタイン入門」に入れると言う訳だ。
676名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 23:55:00 ID:KNVXvm8S0
人間失格読んで以来太宰を敬遠していたが、読み始めると止められなくなって新潮文庫の17冊一気に読んでしまった。
あの語り口と文章ははまるとやばい。
こんなに幅広い作風を持つ作家だとは知らなかった。
中期の喜劇系の作品では正義と微笑が一番好き。
677名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 12:36:05 ID:qvjAbx6w0
「ウィトゲンシュタイン入門」は全く入門でないらしいからなぁ
678永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/18(日) 04:46:50 ID:SpxVelaF0
>>670
T・G!!
679名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 06:41:22 ID:fdv7OW1LO
>>676
太宰は、三島に「精神病を治す気がない。病気になる資格がない。」
だなんて、かなり辛く批判されてたけど、
病気じゃなかったら書けなくなっちゃうんだろうな。
書けなくなったら、他のことできなさそうだし、
どのみち生きていけない人だったのかもしれない。
太宰にはユーモアがあるけど、ユーモアって言葉には、なんか痛々しいというか、悲愴なイメージもあるんだよな。
それは多分、精神的不幸な人間が、それをなんとか自分で誤魔化すための手段に見えてしまう時があるからで、
太宰にはそれを強く感じる。
680名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 16:40:11 ID:fdv7OW1LO
山田詠美「放課後の音符」読了。
こりゃどこの惑星の物語だ。
俺が住んでる星が舞台ではないな。
読んでて顔赤くなってしまった。
嫌いじゃないけど。
中島らも「お父さんのバックドロップ」読了。
滑稽な大人を愛らしく描くことに関しては天才。
落語家の話が良かった。
のっけから毒蝮のネタで、笑った。
旅先で雨降られて気が沈んでたけど、本があるとやっぱ救われるな。
笙野頼子「三冠小説集」読み始めた。
今まで読んだことがないタイプで、この先楽しみ。
681名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 16:52:05 ID:CXPVPBzaO
以下、一ヶ月前に読了した本

E.H.カー『歴史とは何か』

今村仁司『近代性の構造』

田畑稔 『マルクスと哲学』

三宅正樹『文面と時間』
682名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 16:56:02 ID:CXPVPBzaO
一昨日、テリー・イーグルトンの『イデオロギーとはなにか』を読み始める。

マルクスの『経済学批判』を再読。
683名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 17:15:11 ID:CXPVPBzaO
カーの『歴史とは何か』は名著だと思う。
柔らかい言葉で鋭く歴史と人間の本質を突く事、そして、その土台たる複眼的視野には感服した。
684名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 17:43:43 ID:8pRJnPhaO
おまいら、野中ともそのカチューシャ読んでみ。
685名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 18:40:47 ID:v91qigvo0
講談社現代新書の「神聖ローマ帝国」を読了。
頭痛い。なんか読む端から内容を忘れていったような気がする。

それはともかく、ハンガリーと神聖ローマとの関係がいまいち掴みずらい、
というかいつの間に版図に入っていたのだろうか。ベーメンは分かりやすいんだが。
686名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 23:22:21 ID:WtWTRsrP0
>>685
その本俺も持ってるわ。途中で投げたけど。
そもそも神聖でもなければローマ的でも帝国ですらないみたいなこと書いてたな。
687名前は誰も知らない:2007/03/19(月) 06:51:55 ID:t4A5473uO
家畜人ヤプー アマゾンで注文した。
688名前は誰も知らない:2007/03/19(月) 15:30:40 ID:MB/oJ49D0
わかりやすい生物I を読書中。
細胞、組織、器官の構造、はたらきや、
遺伝の仕組みなどが図解つきで説明されている。
面白い。
689名前は誰も知らない:2007/03/20(火) 10:17:50 ID:xa6gBU7N0
永井のウィトゲンシュタイン入門、まだ中頃までしか読んでいないんだが、
これもまた「この哲学はむしろ偉大な芸術作品で云々」のオチで
終わるんじゃないかと何となく思った。
いや、哲学は芸術だ、という意見には賛成なんだけども。
690名前は誰も知らない:2007/03/20(火) 23:20:05 ID:OlJrpet3O
福田和也「悪の対話術」「悪の恋愛術」読了。
彼の政治思想は、「遅れてきた吉本隆明ファンクラブ」の俺としては、理解しかねるが、
この手の軽い本はやはり面白い。
ここでいう「悪」とは、つまり「自意識」のこと。
自意識が薄い人も、過剰すぎてがんじからめな人も、楽しく読めると思う。
691名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 00:27:37 ID:YkgOnYmd0
太宰治      フランツ・カフカ       
三島由紀夫    ドストエフスキー
夏目漱石     ジャン・ジュネ
大江健三郎    シェイクスピア
谷崎潤一郎    トルストイ
向田邦子     セリーヌ
落合恵子     サルトル
松本清張     カポーティ
宮本輝      チャンドラー
五木寛之     フィッツジェラルド
町田康      アガサ・クリスティ
金原ひとみ    ボネガット
中上健次     ヘミングウェイ
石原慎太郎    フォークナー
林真理子     ディッケンズ
角田光代     カミュ
中島らも     キェルケゴール
見沢知廉     ツルゲーネフ
森村誠一     O・ヘンリ
伊藤たかみ    F・サガン
田辺聖子     パウロ・コエーリョ
         パスカル



名前だけは知っているけど、まだ1冊も読んでない人たちです。
いま僕は18です。
やばいでしょうか…?
692名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 00:30:51 ID:Ip+xH4m/0
普通
背伸びしてたら本当に伸びる事もあるから
挑戦してみるのもいいと思うけどね
693名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 01:02:22 ID:5fY6F0ZN0
>691
お前、世の中に何冊本があると思ってんだよ、なめてんのか
0.0001%でも読めると思ってんの?
694名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 01:08:54 ID:saUQeYry0
なんだ、マルチか…
695名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 01:37:43 ID:DoShvNfjO
>>691
つうか、18で名前だけでもそんなに知ってたら、通だわ。
俺、その頃は、室井ユヅキつうのは偉大な作家なんだと思ってた。
696BugBear ◆9eEPBtFZrE :2007/03/21(水) 01:45:47 ID:du2T+f7e0
「科学とオカルト」読んだ奴いる?
ものすごく読みや過ぎて、面白くなかったかい?
697691:2007/03/21(水) 01:57:11 ID:YkgOnYmd0
>>692
普通ですか。でも世の中広いですもんね…

>>693
確かにそうですね(;^ω^)

>>695
最近は読書する人が減ってきているようで…(^・ω・^)
僕の周りにも(高校)本読んでる人なんてあんまいなかった。田舎の高校ですけどw
698名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 02:39:48 ID:CnQ572cWO
http://ncode.syosetu.com/n6818b/k/

これ面白いよ







まあ自演だけどさ
699永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/21(水) 06:13:20 ID:lyjHCjxe0
カスは消えろ

↓ここからまた読書スレ
700永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/21(水) 06:15:37 ID:lyjHCjxe0
あごめん。広告かと思った
701名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 09:01:42 ID:CnQ572cWO
いや、どうせ芥川もどきのカス寓話ですよ
イジイジ
702名前は誰も知らない:2007/03/21(水) 17:19:07 ID:qFKT9lFn0
最近読み終わったもの
花神 - 司馬遼太郎
今読んでるもの
世に棲む日日 - 司馬遼太郎
703名前は誰も知らない:2007/03/22(木) 00:39:20 ID:Y/7EI4vGO
「武がたけしを殺す理由」読了。
照れ屋で、芸術家ぶることも、文化人として振る舞うことにも居心地悪く感じ、
かといって謙遜も上手くできず、
評価されても壊してしまう武は、
日本の芸能人の中で、最も好きな人だ。
「恥を知ってる」というのは、こういうことを言うのだと思う。
だがそれ故にがんじからめになって、自由奔放に活躍してるようで、
内面的には、実はこんなに窮屈なタレントもなかなかいないかも。
その精神性は、彼に皮肉ばかり吐かせることになる。
でもこの本はインタビュアーを信頼しているのか、リラックスした話が聞けて、良い。
704名前は誰も知らない:2007/03/22(木) 04:52:25 ID:EpRIv/q40
カポーティの「遠い声 遠い部屋」は本当に傑作だと思う
705名前は誰も知らない:2007/03/22(木) 08:52:38 ID:1R65SkJM0
夏目漱石の「行人」


直さんエロス
706名前は誰も知らない:2007/03/22(木) 20:41:52 ID:hT1++4LB0
木村豚彦の蹴る群れやっと買えたぜ
血が滾る
707名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 14:06:09 ID:uAy1Ne060
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :              ヽ   i
::::::::::::::::::::::: : : : ::                ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : :              \ ヽ  ウッソ〜
:::::: ::: : : :                       ∧ ∧
::::: : : :: : ∧_∧         \   Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : :  .(´・ω・`)ショボーン        ( ^∀^)   )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___     ヽ   (     ) |   | ∩
    / ⌒'⌒    /       \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/||         ||\_____\_
_|||_____||/||        ||\||_____|||_
  |||   し し   .||  ||        ||  ||          |||
708名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 16:02:02 ID:QV5NFKch0
村上春樹がロング・グッドバイの翻訳出した
売れそうで何か悔しいなと思い部屋の隅に転がってた長いお別れを読み始めたらけっこう面白かった
709名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 16:02:22 ID:j7noQUVVO
来月は日本近代文学館で川端康成展、世田谷文学館で向田邦子展だぜ。
せっせと両者再読して備えるぜ。
特に向田展は楽しみだぜ。
世田谷文学館は、宮沢和史展で初めて行ったけど、なかなかいいところだったぜ。
宮沢賢治記念館に旅行する予定だから、賢治も読まなきゃだぜ。
ヘンリー・ミラー美術館が、とっくに閉館してることを知って、残念だぜ。
長野にそんなもの建てても、潰れるに決まってたのさ、と思うぜ。
でも長野は島崎藤村だから、行ってみたいぜ。
書を読みて、街に出ようだぜ。
710名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 16:08:21 ID:HkrimTdL0
三島由紀夫「音楽」読了

三島の作品で一番読みやすい。
まだ三島由紀夫を読んでない方はこの本から読むといいと思う
711名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 16:55:31 ID:mL/OMu4H0
音楽から入るのはないだろ
春の雪とかも読みやすいし面白いと思ったけど
712名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 19:14:06 ID:MndxzkjgO
三島で読みやすいのは、やっぱ金閣寺だろ
713名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 20:35:41 ID:sjm7kIV20
仮面の告白でしょう
714名前は誰も知らない:2007/03/23(金) 20:56:38 ID:HkrimTdL0
今日ライブドアの判決がでたということで、青の時代
715名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 01:59:59 ID:vAXpX1FNO
憂国でしょうね
716名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 03:02:43 ID:+xZTXW1UO
あんたら、ミシマにかなり詳しそうだから聞いてみるけど、

仮面の告白→金閣寺

と読み進めた俺には次にミシマのなにを薦める?

ちなみに金閣寺は最高だった。
とくに後半で有為子を観念的に存在させてるところとかやばい。
だれか返答頼む。
717名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 18:28:41 ID:cgeqd8FjO
『文豪ナビ』てのはどう?
三島のも出てるよね?
そんなに深い批評性はないけど、初心者向けガイドとしてはいいんじゃないかな。
俺は太宰と漱石持ってる。一応役には立った。
718名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 19:11:51 ID:ecvmtxv70
新潮文庫裏表紙のあらすじを見てグッとクルものから読めよ
719名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 19:38:07 ID:RO2XAiOX0
でも最初何から入るか、どういう順番で読んでいくか、って結構大きいよな。
まあ結局数ある選択肢の中から1つだけ選ぶことになるんだけどさ。

思想なんてものはその場しのぎのものさ By村上春樹
720名前は誰も知らない:2007/03/24(土) 22:42:01 ID:lcoMzwRc0
そういや、三島は「美しい星」から入ったな。俺は。
最初何だこれは、と思ったのも懐かしい。

レックス・スタウト「殺人犯はわが子なり」読了。
実に面白い。しかし、ミステリに詳しいわけじゃないから確かな事は言えないが、
ネロ・ウルフシリーズの人気は、おそらくミステリとしての構造それ自体ではなく、
とにかくこの登場人物描写がずば抜けている所による物が大きいのだろうな。
結末は「引っぱった割には」という物だった。腰抜け連盟は意外だなあ、と思ったんだけど。
721名前は誰も知らない:2007/03/25(日) 00:05:44 ID:kUIhfAO10
お前ら新しい分野とか新刊とかそういうの調べる時どうしてんの?
何処見ていいかわからないから有名な古典文学とかここで紹介された奴とか読んでる。
けどそれだけじゃちょっと物足りなくなってきた。
722名前は誰も知らない:2007/03/25(日) 00:08:00 ID:MpaaOlMy0
出会い方。大きなテーマだな。
俺は本屋へ行って、うろちょろする。本棚を眺めてる。

う〜ん。まあ先ずは背表紙…そんでぱらぱらと見て…って感じかな。
723名前は誰も知らない:2007/03/25(日) 01:58:56 ID:C/TyAcTbO
その場しのぎ…たしかにその通りだな。

小説は今の自分の気持ちにあいそうなのを裏表紙や紹介欄みて決めてるし。(ピックアップしている作家の中からだけだけど)

しかし処方箋にしかならないときもあれば、二年、三年と残っている思想や文章もある。


このスレのおかげでかなりの良書と出会えて感謝してるが、その本のせいでなかなか次に踏み出せなくなっている。
本選びって難しいよな。
724名前は誰も知らない:2007/03/25(日) 09:11:31 ID:1ewk8NYmO
>>722-723
なるほど。合う合わないは人それぞれだもんな。
裏に書いてある紹介文とかアマゾンの紹介文とか読んで引かれたのを見てみることにする。
725名前は誰も知らない:2007/03/25(日) 16:37:48 ID:jhIQ4mhf0
好きな作家が好きな作家を遡って、という手もある。

でもやっぱり迷う前に読め、だと思うよ。
薦められて読んだ本よりも自分で見つけた本の方が感動も深いだろうし。
726永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/26(月) 07:07:55 ID:jtClszqi0
乱読するしかないよ最初のうちは
727名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 13:49:20 ID:g1EgWWA9O
車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」読了。
1日の中に夕暮れが必ず必要なように、
俺の生活の中には、この作家の言葉がどうしても必要な時がある。
「金輪際」「忌中」という傑作と併せて、このスレッドでは強く推薦したい。
728名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 14:01:08 ID:WtHKPcRg0
新刊・話題本はもれなくチェック。
興味ある分野以外も読む。視野広くなれるから。
729名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 14:15:18 ID:9113sh7vO
「資本論」の再読完了
730名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 15:29:24 ID:T9wa4XNV0
今更資本論読んでどうすんの
731名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 15:42:17 ID:20zON1AuO
ドストエフスキーの貧しき人びと買ってきた。
地下室の手記がかなり面白かったから二冊目買ってみた。
732名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 16:11:58 ID:9113sh7vO
>>730
今更だから読むんでしょ
733名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 18:32:25 ID:g1EgWWA9O
近年もマルクス本はいろいろ出てるぞ。
時代によって読み方も変わってくるし、
いつの時代に読んでも考える材料になるはず。
734名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 21:52:33 ID:g1EgWWA9O
ストーカー手口の勉強の為の本を買ってきた。
集団ストーカー達のことは、もう絶対に許さない。
735名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 22:28:47 ID:9113sh7vO
山口昌男の『文化と両義性』、読了。
736名前は誰も知らない:2007/03/26(月) 22:31:26 ID:x3hBzteJ0
疑似科学と科学の哲学 / 伊勢田哲治

疑似科学と科学の線引き問題を通じて、
(科学)哲学的な考え方を知ることができる良書。
以下の3通りの読み方ができ、どの読み方をしても完成度が高い。
・疑似科学と科学の線引き問題の本
・クリティカルシンキングの本
・科学哲学史の本

お値段はちょっと高め。2800円。
737名前は誰も知らない:2007/03/27(火) 02:34:00 ID:PlpYvpCOO
蟹工船
太陽の無い街
貧しき人々の群
738名前は誰も知らない:2007/03/27(火) 03:46:46 ID:Uv+vs7LM0
蟹工船はどうでしたか?
739名前は誰も知らない:2007/03/27(火) 08:09:06 ID:zWiKYcqpO
進化しすぎた脳
海馬

脳の本おもろい
740名前は誰も知らない:2007/03/27(火) 11:07:13 ID:UyC3dTCo0
今、千夜一夜物語を少しづつ読み進めてるんだが、ササン朝やヨーロッパの人間が
アッラーを仰いだりしてて、何かむちゃくちゃだな、これ。
時代考証なんて言葉は当時なかったんだろうか。
741名前は誰も知らない:2007/03/27(火) 22:54:31 ID:UyC3dTCo0
桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」読了。
そこかしこで言われてるように、著者渾身の大作という感じだった。
桜庭版「百年の孤独」と言うべきか。百年の孤独は読んだことないけど。
よく出来た作品だとは思うし、ラストも爽やかに締められたとは思うが、
ラノベ時代に見せた痛々しさや鋭さが消え失せてしまったようで、少し寂しい。
ブルースカイの2章なんて、これを女が書いたのか、と唸らされたものだったのに。
742名前は誰も知らない:2007/03/28(水) 00:33:41 ID:Q7PrPTRu0
三島由紀夫ばかり読んでたら、こんな文章を書けるようになりました

耳を甘噛してお腹を小指で優しくなぞる。
足はヘチマのように絡ませあい、挿入へと移る時耳元でこうささやく
「さぁ。いこうか・・・」鼻息が荒くなるにつれ激しくなるピストン
洩れる吐息は薔薇へと変わり、二人で奏でる甘美なる時間
そして感じるのさ!僕と君だけの極なるオルガスムスをっ!!


実は僕は高校1年生なんです。将来奇妙な性癖をもたないかと心配になります
743名前は誰も知らない:2007/03/28(水) 01:07:15 ID:qmeZXyNx0
普段読まない漫画に手を出してみた
山川直人「コーヒーもう一杯」

……心に沁みまくったぜ
744名前は誰も知らない:2007/03/28(水) 18:03:56 ID:mXziWRSW0
「コーヒーをもう一杯U」もありますよ〜。
どちらも好きですが、どっちかといえば
こちらのほうが読みやすいのが多い気がします。
745名前は誰も知らない:2007/03/28(水) 23:23:44 ID:qmeZXyNx0
>>744
さっそく注文したよ〜
746名前は誰も知らない:2007/03/29(木) 00:28:20 ID:ib/jKvnD0
レックス・スタウト「ネロ・ウルフ対FBI」読了。面白うございました。
序盤はもどかしい展開が続くが、終盤にかけてFBI包囲網が
完成されて行くさまは圧巻、とは言わないにしても、痛快な事この上ない。
もっとも、期待していたよりも割とちまちました話ではあったけど。

それにしてもけったいな邦題だ。ベジャバーズ。
747名前は誰も知らない:2007/03/29(木) 04:03:49 ID:rxIgyl9i0
「ザ・スタンド」S・キング 読んでます。何回も読んでますけど、つまらないとこは
どんどん飛ばしてます。

 もうちょっと短くして、もうちょっとオカルトというか、キリスト色というか、それを
減らしてくれるとすごく読みやすいのに・・・。けど、暇になると読んじゃうな。

 あと、シャーリー・ジャクソンも好き。「たたり」良かった。短編集もいい。
 怪奇小説ははずればっかだけど、雰囲気を楽しむものとすればどれもそこそこ良い。
読んでるとわかるけど、あんまり面白いものがないからある程度あきらめながら読んで
いて、たまに当たりがあると本当にうれしいな。
 日本人では「大好きな姉」だったかなあ?なんか、日本怪奇小説の短編集に
入ってたやつがずば抜けてよかった。創元推理文庫だったかな・・・。
間違ってたらすまん。
748名前は誰も知らない:2007/03/29(木) 05:02:57 ID:N4A4pltv0
>>742
その性癖は開花しとるょ
749名前は誰も知らない:2007/03/29(木) 09:23:15 ID:0U/VkL210
>>742
セックスの最中にいやでも自分を客観的に描写してしまって、
その自分の脳内で言語化された表現にしか性的快感を覚えないようになれば
セックスを芸術に昇華させれるな。射精できようが、できまいが純文学だ。
俺には無理だが君には期待してるぞ。

750永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/03/29(木) 20:35:47 ID:CFupY9900
どんな流れだよw

751名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 02:46:35 ID:zWXcuuKJ0
ちょっと言わせてくれ。

松岡正剛は何言ってるのかわかんねえ!!
少なくとも俺にはさっぱりわかんねえ!!
そもそも何か内容のある事を言っているのかどうかさえ疑わしい!!

なのに何でみんな絶賛してるんだ!?
分からないのに見栄張ってるのか!?
それとも俺の頭が悪いのか!?
むしろその両方か!?

とにかく俺にはわかんねえ!!
おまえらはどうだ!?
752名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 13:16:22 ID:eFXzzCRJ0
感想文をそれっぽくダラダラ書ける点が評価されてるんじゃないの?
本人は特にクリエイティブなことしてるわけじゃないし

アウトプットの無い立花隆って感じ
753名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 15:38:21 ID:RHQA0ZI8O
ビートたけし「裸の王様」読了。
新書だが、いつも通り。
ビートたけし「少年」読了。
畜生。泣ける。天体望遠鏡が欲しくなった。
754名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 17:36:22 ID:3HDS9TRU0
風呂でもトイレでも食事中でもと、いつでも読書してたら
重度の活字中毒になってしまった
755名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 17:59:25 ID:cfjEMSLe0
>>754
そうなるとさ、平仮名が多い本やメール、読み辛いよな
756名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 19:15:58 ID:JgUiJYSJ0
たまには何も読まず、ただ思索にふけるってのも大事じゃね?
757水虫 ◆J579HurfeI :2007/03/31(土) 20:30:41 ID:F32WmPJh0
小六法を適当に眺めてる
ちょっと賢くなった気分
758名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 21:01:41 ID:gI2ZJh17O
>>757
前文の「全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、
平和のうちに生存する権利を優する」
の部分を見ると元気が出る
759名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 22:04:21 ID:RHQA0ZI8O
>>756
喫茶店やファストフードで読んで、帰り道で思索にふける。

川端康成「眠れる美女」読了。
うし、これで楽しみにしてた、ガルシア・マルケスの「わが悲しき娼婦たちの思い出」を読めるってワケだ。
760水虫 ◆J579HurfeI :2007/03/31(土) 22:36:04 ID:1LPVnDns0
>>758
権利か・・・いい言葉だ

なんか、社会保障法の講義かなんかで「ここでの世界というのは日本だけですよー」みたいなこと言ってたんだけど、内容をほとんど忘れてしまった
もう一度最初からやり直すか・・・
761名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 22:37:05 ID:1vKeOzQtO
ヘーゲルの『精神現象学』、読了断念。
これで三度目の断念だ...orz。
762名前は誰も知らない:2007/03/31(土) 22:39:13 ID:3HDS9TRU0
>>756
論語にそういうこと書いてあったな。
学び考えよって
763名前は誰も知らない:2007/04/01(日) 03:15:14 ID:Ax8TdI790
>>756
ショーペンハウエルも似たようなこと言ってるな
764名前は誰も知らない:2007/04/01(日) 06:24:10 ID:yrqT1GivO
永沢さんいる?
何となくあんたに好感持ってるんだけど、
好きな小説トップ10とか、5でもいいけど、教えてほしい。
興味がある。
765名前は誰も知らない:2007/04/01(日) 11:46:45 ID:yrqT1GivO
めんどくせぇだろうから、やっぱいいや。
ごめんごめん。
766名前は誰も知らない:2007/04/01(日) 16:08:26 ID:upPMmKmX0
永沢は就活で忙しいのです

ところで高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』読み中だがよくわからん
最近出た評論みたいなのは面白かったけどなあ
767名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 04:06:04 ID:J5teOjvyO
就活かよ。
アウトサイダーで生きる気はないのか。

高橋は、深いようで、実はそんなに考えてないのかもしれない。
いろいろ意味付けする批評家の方が、踊らされてるような気がしなくもないな。
読んでて楽しいけど。
768名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 12:16:22 ID:Zy2b60VX0
おお、『ギャング』読んでくうちにちょっと楽しくなってきたぞ
確かにこれは評論家受けする作風かもしらんなあ
769永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/02(月) 15:00:11 ID:ZodgQbzV0
好きな小説ランキングとかできんなぁ。
孤男図書館作ってあるからそこに来てくれたらいい。更新してないけど。

T・Gがブームになってるようでうれしい。
この人の本で最高到達点に達したのは初期の
「さようなら、ギャングたち」と「ジョンレノン対火星人」と言われてるけど
二つまったく違う小説で好みが全然わかれると思う。俺は「ジョンレノン」
あと最近ので「恋愛と性交にまつわる〜」は面白かった。
初期に比べて評価は低いが俺は好き。
ちなみにT・Gは2年以上かかって読んだ。今は「優雅で感傷的な日本野球」読んでる。
770永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/02(月) 15:01:36 ID:ZodgQbzV0
アウトサイダーで生きたいけど金がないと生きていけないよ。
ここにいる人たちも案外普通に学生、サラリーマンだったりするんでしょ
771名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 20:30:03 ID:94kJAwY00
岩波文庫だけが僕の友達
772名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 20:35:33 ID:WY1mWRp8O
>>770
バイトで学費を稼ぐ大学院生です。
773名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 22:50:37 ID:J5teOjvyO
>>769
俺携帯だから、自分のパソコン持ってないんだけど、パソコンやる機会があったら、見てみるわ。

車谷長吉「漂流物」読了。
素晴らしすぎる。現代の思想は街にあるのであって、書物の中にあるのではない。
だから、自分で見て肌で感じたことを、考の起点にしなければならない。
インテリに対するアンチ作家であるが、彼自身もやはりインテリであり、
その為に堕ちるところまで堕ちきれない。
だが、意識的にそのジレンマと向き合って、言葉をつむげるのは、
天然の落伍者にはない利点であり、その特性をめいっぱい生かしている。良い。
774名前は誰も知らない:2007/04/02(月) 23:51:07 ID:TjyRd8K10
倫理観を養うためにスピノザの知性改善論読んでる。
でもカントのほうがいいと思う。
775名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 14:30:37 ID:K8f2Gfzq0
>>1我輩はビクトルEフランクルの『夜と霧』を読んで
高校三年間の耐えがたき孤独と苦しみの数々を耐え抜いた。
その本がなかったら我輩は崩壊していたとおもう。
だからその本は我輩にとって最高の盟友だ。
776名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 14:36:15 ID:om7X7EDwO
>>755
それ、読んだことないけど、そういう本に出会うと嬉しいよな。
我輩は、チャールズ・ブコウスキーの「くそったれ!少年時代」が盟友だった。
我輩のことが全部書いてある、と思った。
ブコウスキーに思いをはせる時間が、我輩にとっては大事だった。
777名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 14:50:29 ID:om7X7EDwO
永沢ちゃん、「en-taxi」つう、福田とかがやってる雑誌知ってる?
それの最新号で、柳と江國が、永沢ちゃんが大好きな「斜陽」について対談してんだわ。
これがなかなか面白かったから、報告しておく。
読む価値あるぜ。
778名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 15:06:15 ID:Erccj1930
ブコウスキーは「パルプ」しか読んだ事ないがすごく悲しい気持ちになったよ
779名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 18:54:22 ID:8gpiQGqa0
>>776
俺にとってそのポジションに入るのは地下室の手記だな。
たぶん俺以外にもこの本読んで「これ自分だ」と思った奴は多いはず。
780名前は誰も知らない:2007/04/03(火) 23:02:10 ID:u4fc5C840
地下室の手記か・・・
初めて読んだときは「こういう底辺の人間にも人生はあるんだな」と思った。
今はまさしく「これ自分だ」。
781名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 00:49:01 ID:Zs684SLO0
車輪の下読んでるけど、訳が下手すぎて読みづらい・・・
782名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 03:40:21 ID:QV+Ns/qk0
>>780
俺はそういう人間は愛すべき滑稽さとかわいらしさがあると思ってるよ。
過去の自分の青臭さは、思い出すと赤面するがやっぱどこかかわいいもんだ。
孤独な自己愛。ドストはどんな気持ちで書いたんだろうか。
783名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 12:57:56 ID:uNXbq5drO
島田雅彦をブックオフで大量購入してみたのだが、
当たり外れ大きすぎるだろ、この人。
編集者とか、洋菓子かなんか送るとかして機嫌とって、
集中力持つようにしてやれよ。
やる気の有無が、こんなにはっきり分かる作家、珍しい。
784名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 13:32:54 ID:R1R3vCwT0
昔はニーチェをむさぼり読んで涙していた自分も、
近頃はツァラトゥストラの言説に何の魅力も感じなくなってしまった。

でもこれが成長だとは思えない。よりいっそう薄汚れただけで、
大本のところでは何も変わってない気がする。
785名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 15:31:07 ID:/E5nGdzu0
高橋源一郎は「さようなら、ギャングたち」が最高傑作だろうな。
失語症的な感じがでていい。
その後は、普通のポストモダン小説みたいな感じで、小説である必然性を感じないな。

それなら高橋と小学校が一緒であったという水村美苗のほうがよほど才能がある。
786名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 17:01:23 ID:xuBdhWNU0
ニーチェは会社の上司が好きなので嫌いになってしまった。
787名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 17:39:26 ID:7gOIzaQvO
>>786えっーWW
788名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 19:18:57 ID:uNXbq5drO
リリー・フランキー「東京タワー」再読。
アマゾンのレビュー等での自称インテリ連中の批判的な文章が醜悪なので、あえて絶賛してみる。
構成も荒く、文体にも統一感がない、ボロボロの作品である。
だが全てがボロなのだから、ボロが出ようがない。
ボロが出ないというのは、嘘がない、ということだ。
感情と言葉にズレがない。自分をどう見せたいかについての、打算がない。虚飾がない。
生をそのままに描けば、こうなるはずなのであり、
知識のための知識を身に付け、取り繕う言葉をいつも探しているインテリ連中に理解されたら、逆にリリーの名に傷が付くってなもんだ。
789名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 19:19:13 ID:hu5RAuSN0
高橋源一郎とやらのCMが続きますなぁ
790名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 19:27:08 ID:uNXbq5drO
母親の死なんて、当たり前のことを題材にしてるとの批判もあるが、
じゃあ何故当たり前のことを題材にしてなければならないのか。
人は、生まれて、生活して、死んでいく。
ただその当たり前のことに対して真剣だからだ。
生死そのものに対して真剣だから、理屈を述べてる暇はないのだ。
そして、その真剣さを照れ隠すユーモアセンスは、この作品を上品なものにしている。
傑作だと思う。
791名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 20:12:12 ID:DaehUxVQO
つーかニーチェ好きの社会人ってどうなのよ
792名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 22:23:44 ID:uNXbq5drO
かわいいじゃない。
永ちゃんファンみたいなもんだろ。(違うか…?)
793名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 23:01:52 ID:hsL4rHGDO
>>786
あるあるwwww
794名前は誰も知らない:2007/04/05(木) 12:40:49 ID:CwzKdVd30
>>791
ニーチェの思想を享受して社会の中で実践していくなら問題ないと思うな。
思想自体は力強く生きることを奨励してくれる。
ただその思想にいたるニーチェの哲学的苦悩を実践しているような人は確実に社会ではやってけないだろうな。

俺もまだ勉強不足でニーチェの思想すら理解しきったつもりはないから、
今は聖書読んで、ニーチェの怒りの対象を模索中。
795名前は誰も知らない:2007/04/05(木) 14:14:32 ID:lRlvknn8O
俺も、ニーチェと三代目魚武何とかの思想がどう違うのかも分からないから、勉強してみる。
正直、今の俺の認識だと、ニーチェは三代目魚武何とかをこ難しく書いてるだけ。(順序が逆だが)
オリジナル・ラブの田島が、岡本太郎はニーチェ哲学を実践してる、みたいなこと言ってたな。
この前、岡本の本買ってみた。これから読む。
796名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 00:01:14 ID:JkhRscPE0
ラッセルはニーチェ自身は思想の実践などしておらず、あれはこうありたいという彼の妄想に他ならないって言ってた。
俺もニーチェの思想にはあまり魅力はないな。
797永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/06(金) 00:09:07 ID:gy1kaGID0
>>777
薦められたから書店行って店員に聞いてまで読んでみたよ。
あんまりたいしたこといってなかったんだけど。抜粋されてた吉本孝明の
意見のがよっぽど興味引かれた。
柳美里と福田が仲直りして一緒に雑誌編集してるってなんか小さくまとまった感が否めない。
798名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 00:19:30 ID:DAsGf06F0
ニーチェは悪い人じゃないと思うけど、ニーチェを崇拝する人間にはなりたくねえ
799名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 01:52:21 ID:OtKOrJngO
>>797
ごめん。手間かけさせて、たいしたことなかったと言われると、責任感じちまうわ、
つう言い方は逆に貴方に対して抑圧的だから、言いたくないけど、俺が知ってる日本語の言い回しだと、他に言いようがないから、ごめん。

へぇ、福田と柳て喧嘩してたんだ…
800名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 16:48:36 ID:HcmgBSt60
「善悪の彼岸」を再読
よく指摘されてることだけど、ニーチェの言う教会(キリスト教)は
今の大衆世論を束ねるマスゴミに相当するな
これはなかなかの踏み絵だぜ
801名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 17:40:59 ID:A6vBV4yu0
>>800
マスコミに踊らされる大衆を軽蔑しつつも、ホントは自分も自分の欲を粉飾しているだけであって、
欲や妬みから開放されてないのでは、っていう自分のルサンチマンに耳を傾けつづけるのは気高いが正直疲れる。
802名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 19:20:51 ID:a70Xa61y0
砂漠の獅子も、傍から見ればヒキコモリ

結局は自分の中で堂々巡りしているだけなんだよな
803('A`) マンドクセ:2007/04/06(金) 19:46:54 ID:18Cgl5L/0
それっぽい本は町田康しか読んだことない。
そんな俺に、誰か面白い本を一冊教えてくれまいか。
804名前は誰も知らない:2007/04/06(金) 22:52:58 ID:OtKOrJngO
>>803
「夫婦善哉」織田作之助
805名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 01:45:48 ID:Zn+REmbGO
織田作ならやっぱり「競馬」
806('A`) マンドクセ:2007/04/07(土) 02:23:07 ID:93qLRcg20
レスサンクス。
織田作之助なんて名前はじめて聞いたわ。
明日ちょいと本屋に行って置いてあったら買ってみます。
807永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/07(土) 02:26:25 ID:LAEoQOx/0
思ったけど古本屋でまともな本探そうとするほど時間の無駄はないね。
808名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 16:05:36 ID:9g3UYXC20
俺は最近、一般書店でも本を探すのが億劫になってしまって、
これと決めた本はほとんどアマゾンで注文するようになったよ。
809名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 23:02:21 ID:U3K4+wMk0
ブック○フは店員同士が大声でしゃべるからいやだ
810名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 23:05:36 ID:uR2q1pbTO
あの店のやまびこは、客を緊張させるよな。
811名前は誰も知らない:2007/04/08(日) 01:12:08 ID:uHEDXR6U0
武士道読み終わった俺に、お勧めの本を教えてくれないか?
812名前は誰も知らない:2007/04/08(日) 15:26:56 ID:1/CeNZ7Q0
菅野覚明「武士道の逆襲」
813名前は誰も知らない:2007/04/09(月) 19:35:48 ID:wJFzQO/S0
3日に1冊読むというノルマを自らに課した。浪人生。
2007年度+2008年度の1、2、3月で100冊はいけるかな。

こうやって具体的に計算して、読める本の数を出してみると、意外と読めないもんだ。
よかった、具体的に考えて^^
100冊慎重に、ってか、本当に興味のあるものを読んでいこう。
814名前は誰も知らない:2007/04/09(月) 20:15:18 ID:MBpgoXEUO
精神医学の本を読めば読むほど、「性格」と「病気」の境界線が分からなくなる。
精神医学も、生活が成り立つための、最低限の処置にとどめておいてくれないと、混乱するばかりだ。余計なお世話だと言いたくなってくる。

向田邦子「男どき女どき」読了。
後半のエッセイ「ゆでたまご」が素晴らしい。
815名前は誰も知らない:2007/04/09(月) 20:55:47 ID:XfDyLuga0
浪人生は読書してる場合じゃないと思うがどうだろう。
816永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/09(月) 21:26:48 ID:u504cnIW0
どんどんすればいい
817813:2007/04/10(火) 15:03:40 ID:gBNz80cN0
>>815
mjd?
コレでも東大目指してるんだが…
818名前は誰も知らない:2007/04/10(火) 16:49:54 ID:42wwFXv40
浪人して東大目指す奴は論外組と現役時惜しかった組がいるからな
まあ言うのはタダ
読書でも勉強でも適当にがんば
819名前は誰も知らない:2007/04/11(水) 00:35:10 ID:mZHe6M9DO
春日武彦「17歳という病」
とても精神科医の院長さんとは思えぬキレ方をする箇所は、思わず笑ってしまう程厳しい。
820('A`) マンドクセ:2007/04/12(木) 01:30:45 ID:reBQwP3T0
織田作之助の夫婦善哉買ってきた。
読むのに辞典が必要になった、俺の頭の悪さがよくわかった。
821名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 14:23:01 ID:q8epa3tCO
辞書使わず、全部の言葉を理解できる本の方が、少ないって。
普通じゃねえ?
別に落ち込まなくても…
822名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 19:42:06 ID:vpTAiaq90
本買う金が欲しい…
823名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 09:38:51 ID:xXedRUGuO
図書館があるじゃないか
824822:2007/04/13(金) 10:06:09 ID:u7iWdWg40
>>823
そうだよね。近所にあるから利用するよ。
でも買って本棚に並べたいっていう欲求がある。
825名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 10:15:53 ID:IhebIlEh0
借りた本は頭に入んない気がする
826名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 04:41:53 ID:/WTbqArWO
そんなことはない。

車谷長吉「贋世捨人」文庫化を待ち購入、読了。
この人はハズレがない。どれも、胡散臭くていかがわしい。言葉の選択がかなり好みだ。
現役作家で、こんなに強く魅力を感じるのは、他に町田ぐらいしかいない。
827名前は誰も知らない:2007/04/15(日) 04:14:59 ID:V7BBZuzPO
福田和也・島田雅彦「世紀末マンザイ パンク右翼VSサヨク青二才」読了。
期待したほど面白くなかったが、期待せずに読めば面白かったかもしれない。
828名前は誰も知らない:2007/04/15(日) 14:17:21 ID:V7BBZuzPO
富岡多恵子「自選短篇集」読了。
これ読んで、俺のいちばん好きな女性作家になったかもしれん。
講談社文芸文庫は傑作揃いだが、値段が高いな。
829名前は誰も知らない:2007/04/15(日) 20:10:31 ID:505BfUeM0
非売 警察庁刑事局鑑識課 犯罪鑑識 
http://auction.item.rakuten.co.jp/10045799/a/10000059

非売 警察庁編集 (財)警察協会発行 地域警察活動-3(捜査・鑑識・暴力団対策)
http://auction.item.rakuten.co.jp/10045799/a/10000060
830名前は誰も知らない:2007/04/16(月) 00:02:20 ID:ijtxc9fa0
>>828
「波打つ土地」は読んだ?
これもお薦め
831('A`) マンドクセ:2007/04/16(月) 00:23:59 ID:LLp0MBF80
夫婦善哉を進めてくれた人ありがとう。
俺、就職活動頑張るよ。働くよ。
832名前は誰も知らない:2007/04/16(月) 02:54:53 ID:pL+aGWIvO
ススメたものの、読みにくかったみたいで、ごめんなさい。
がんばってください。
833名前は誰も知らない:2007/04/17(火) 00:44:46 ID:rJh8tDg0O
>>830
ありがとう。
読んでみる。
834名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 01:29:03 ID:IlEYWVN7O
吉行淳之介「夕暮まで」読了。
こ、これはつまらん。好きな作家なんだが。これが「暗室」と同じ作家とは思えん。
835名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 01:50:40 ID:4kCuNjnZ0
吉行さんは達観してるみたいなとこが良い
836名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 13:59:40 ID:7RznVX/Y0
笹沢左保「取調室」
面白くて午前中に読み終えた。
これから、2を読むよ。
837名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 14:19:14 ID:kkqve3Zb0
100冊の本を読むより、1人の人間と語り合え。
キューバの諺だ、覚えておけ。
838名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 14:40:26 ID:wmkwGsTQ0
とりあえずでてないもので、心に残ったもの
宮本輝【私たちが好きだったこと】(評判はどうかと思うが)
池澤夏樹【スティルライフ】
ドスト【死の家の記録】
あと、春樹は結構読んだけど【中国行きのスローボート】は気持ちよく読めた。

次読むべきものをプロファイルしてくれ。
839名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 16:15:06 ID:0/bo6vIFO
武者小路実篤「友情」

古い定番だけどね
初めて涙流しながら読んだよ
840名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 18:14:19 ID:y0yo0EnY0
『愛と死』は如何?
武者小路自身、泣きながら書いたそうです。
841名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 18:48:07 ID:0/bo6vIFO
タイトル自体は「友情」とあるけど実際は女にフラれ唯一の友人に裏切られ…

感情移入したら涙が止まらず…
842名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 19:04:49 ID:oa33D4Dr0
愛と死の実質続編みたいなものなんだろ?
友情って
843名前は誰も知らない:2007/04/18(水) 20:53:44 ID:WFGS97kN0
良スレ記念パピコ

>840
折れも「愛と死」で泣いた。死んじゃう婚約者に萌えるし。

ところで俺のキンタマを見てくれ。
ポール・ギャリコ「スノーグース(白雁)」は孤男が主人公の、孤男のための童話。泣ける。
844名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 01:28:25 ID:g8vJgLLYO
『孤高の人』新田次郎は良かった。

あとは全然ジャンルが違うけど、プロンジーニの名無しのオプシリーズ
845名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 05:40:11 ID:RXk9K5yGO
永井龍男「一個・秋その他」読了。
俺が大好きな車谷長吉が大好きな作家ということで読んだが、俺にはちょっと難しい。
名詞から風景が浮かばない。
何年が経ってから読み直そう。
846名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 09:52:56 ID:tLjF5PPE0
本など読んでも何の役にも立たん
847名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 09:57:35 ID:yeo9io+70
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です)

沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。
民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄」等で検索をお願いします。
この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから…

※一国二制度
 簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。
 (つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。)
 さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。
 3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。
 そして中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。

今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。
自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。
発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
848永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/19(木) 10:05:58 ID:j8m6JxeC0
コピペおおすぎんだろ
849名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 10:21:56 ID:kzyWqixf0
有名だと思うが、山川方夫の「夏の葬列」

短編集なので気軽に読めるうえに、どれも洗練された作品ばかり。
自分は高校時代に現代文の教科書でこの作品に出会ってから、読書
の面白さを知った。
850名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 10:25:11 ID:tLjF5PPE0
晴れた日に自宅で本を読んでいる奴など
ろくなもんじゃない。
851名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 10:45:28 ID:Mx7I7UrT0
晴れた日に自宅で2chしてるのはいいんですかね・・・
852永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/19(木) 11:27:16 ID:j8m6JxeC0
>>850
半分当たってるよ

「上野千鶴子が文学を社会学する」ちょっとマイブームだったんで上野千鶴子
読み漁ってたけどこれが一番面白かったな。いわゆる夏目漱石も森鴎外も文学者は
今まで徹底的に女性差別者だったからそれを歴史から徹底的に叩くという本。

853名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 12:56:03 ID:tLjF5PPE0
1万冊の本を読んだ人間と、100人と語り合った人。

どちらのほうの話が面白いか、考えるまでも無い。

854名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 13:37:04 ID:/jyGaQCBO
>>850まあ確かに俺はロクなヤツじゃないな…
 
キングの「ランゴリアーズ」読むぜ
 
飛行機の中で少数だけ残して周りの人間が消える話しらしい。
 
小松左京の「こちら日本…」も同様、世界に少数の人間だけ残して他の人間は消えるていう話しだが…
 
何でかそういう妄想抱くことあるしな…自分一人だけ、街には人一人いない、そんなイメージたまにするの好きだ
うん、病んでるな俺
855名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 13:52:48 ID:tLjF5PPE0
いくら本を読んでも、すっかりそれを信じ、それらをふりかざす。
それは本を読んでいるのではなく、読まれているのだ。
本は人生の参考書ではない、出来るだけ冷ややかに接しろ。
856名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 14:14:09 ID:zIomKn3D0
司法試験の受験生のほとんどがこのスレの生活と同じスタイルになるんだよなぁ。
専門書に囲まれて朝から晩まで誰とも喋らずに黙々と精読を続ける。
それも、3年、5年、7年と・・。土曜も日曜も盆も正月も休み無く黙々と朝から晩まで精読。電車の中でも精読だよ。
857名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 14:29:40 ID:kjKHGmdnO
別に役に立たんでも面白いんだから好きでいいよな
俺達は最高の暇つぶしがしたいのさ
858名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 15:25:11 ID:wkKJF6rV0
財団法人 司法協会 「新訂 民法概説 (三訂版) Basic & Step up」 裁判所職員総合研修所監修 
http://auction.item.rakuten.co.jp/10045799/a/10000080
859名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 15:53:42 ID:zCoWYWXO0
>>852
上野千鶴子の「オリジナリティは情報の真空状態には発生しない」って言葉には感動した。

こういう社会でアイデンティティ喪失しちゃってる人間は(てか俺は)
社会とは一線を画するって形で個を確立しようとする。究極が自殺。
この個の確立っていうのは価値観や知性において孤を確立することなんだよな。要は孤独。
そんな孤独を肯定してくれるのがその「オリジナリティ」なんじゃないかなって最近思ってる。
生きてる間に自分のオリジナリティ見出せなきゃリア充しようがボッチだろうが俺にとっては同じ穴のムジナ。

永沢と自分の読書傾向が似ててちょいきもい。ポストモダン文学に惹かれるとことかさ。
俺も大学4年だがシュウカツしないでもうちょい勉強する。リーマンになったら情報の真空状態になりうるから。
860名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 16:09:33 ID:Mx7I7UrT0
就職しなくても生きていけるその経済状況とメンタリティが羨ましい
就活は地獄だ
861名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 22:11:31 ID:jApQ3VNs0
「日本人はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」
862名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 23:03:18 ID:RXk9K5yGO
>>830
読んだ。面白かった。
でもこの人の文庫、現在入手できるのは少ないな。
もっと読みたいが。

今日、映画「時をかける少女」観たから、筒井の原作これから読む。

ずっと欲しかったヘンリー・ミラー「愛と笑いの夜」入手したから、これも楽しみだ。

貯金が尽きるまで、目が潰れるほど読んでやろうと思う。
863名前は誰も知らない:2007/04/19(木) 23:26:21 ID:p54oOSUlO
>>853
正直、どちらが面白いのかわからないやorz
864永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/20(金) 07:57:30 ID:1IeUPMvD0
もともと特権階級の産物だしな読書って。
>>859キモいとかいうなよ
てか東大目指すとか司法試験とかここ階級高い人多いな
865名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 10:39:48 ID:dLyQmQLaO
俺は階級低いよ。
>>863
誰と話すかにもよるよなあ。
「ヤベー」と「ウゼー」と「キモイ」だけの人といくら話しても…
それに、話す前に本読まないと、語彙とか表現力とか理解力とか身に付かないよ。
とりあえず今の俺は、失業保険も本に使って、堕ちてみようと思っている。
866名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 11:19:02 ID:dLVD0XKG0
100冊の本を読むより、1人の人間と語り合え。
キューバの諺だ、覚えておけ。

867名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 11:24:31 ID:kby7E4410
200冊読んだらおk
868名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 11:32:13 ID:dLyQmQLaO
うっし。柄谷の批評面白かったので、もう一度坂口安吾読破してみるか。
「安吾において対決させられているのは、本当は非合理性と合理性ではなく、ある非合理性ともう一つの非合理性なのだ。」
なるほど…
869名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 12:19:58 ID:dLVD0XKG0
いくら本を読んでも、すっかりそれを信じ、それらをふりかざす。
それは本を読んでいるのではなく、読まれているのだ。
本は人生の参考書ではない、出来るだけ冷ややかに接しろ。
870名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 12:30:43 ID:LO4CA/NSO
低学歴安月給サラの俺がいくら読書した所で、ここの東大や司法に行くハイソな人間には一生敵わないんだよなー、とか悲観しつつ

内田百鬼園の短編集がやたら面白かった。
ドストエフスキーの「死の家の記録」も良かった。
大宰治の「御伽草紙・新釈諸国噺」も笑えて胸にジワッと来た。
三島由紀夫「葉隠入門」は分かりやすい。葉隠は孤男一つの理想像になりうると思った。

これから
「陰翳礼賛」谷崎潤一郎
室生犀星詩集
「醜の美学」カール・ローゼンクランツ
読む。
871名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 12:59:05 ID:dE6zRFQz0
100冊の本を読むより、1人の人間と語り合え。
キューバの諺だ、と本に書いてあった
872名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 14:05:34 ID:/nGxShAC0
孤男は橘玲の本は読まないのか。
俺たちの将来を考えるうえで最重要課題の1つであると思うんだが。
873名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 14:14:23 ID:RqVUxsS40
人生設計と黄金の羽は読んだ
立法側は超勝ち組、普通に働いてる奴は論外ってのがよくわかる

雨の日はなんちゃらも読みたいけど本屋で見かけないな
874名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 15:28:12 ID:V2I89c7n0
本を読んで、いろんな人間の考え方に触れると
それらが頭の中で醸成してくるのがわかるね。
その段階に至って初めて読んだ本が役に立ってくるのだと
最近は思う。

よく言われる「人に会って語る方が有益」というのも確かにあるが
人付き合いの中では、どうしても「表面的」な会話が多くなるため
なかなか本質的なことまでは、わからない。楽しくはあるが。

自分は本によって多くの人の考え方にふれ、世界(この場合の世界とは
考え方・価値観という意味での世界ね)を広げるのが何より楽しい。
875名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 15:31:42 ID:RqVUxsS40
結局はバランスの問題であって、会話>>本とか本>>会話みたいに優劣付けるのが間違い
学んだ知識をアウトプットしないのでは意味がないし、経験だけに頼っていては薄っぺらいアウトプットしかできない
876名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 15:50:14 ID:dLyQmQLaO
福田和也とか斎藤なんとか子ぐらいの冊数読みたいな。
今のスピードじゃ駄目だ。集中力を鍛えないと。
877名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 16:02:06 ID:dLyQmQLaO
>>870
太宰のその本は素晴らしいな。
落語からの影響が濃く、人間の業を軽く、しかし深く描いている。
日本文学史上(などという言葉を使えるほど沢山読んでいないが)、
5本の指に入るくらいの作品かもしらんと思う。
立川談志が、その本を指して「俺が話芸で表現したいのはこれだ」と言っていて、逆に今は落語に影響を与えている。
878名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 16:14:48 ID:/nGxShAC0
>>873
雨の日のなんちゃらは、絶版みたいだね。

でも別の本かなにかではサラリーマンは恵まれてるって書いてたよ。
控除率がすごいからね。
ただ、奴隷だって。
それはよくわかるし、オレも早くファイナンシャルレジデンツになりたい。
879名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 16:21:31 ID:z5y7EPow0
874,875 の言うことよくわかるな。
デカルトの『方法序説』読んで思った。
読書は作者との会話だし、それについて自分の価値観に問いかければ自分との会話になる。
たくさん勉強してそれから、若しくは勉強しながら社会や世界っていう書物を読めばいい。
良書は作者によって入念に準備された発言の蓄積。一方でその場しのぎの薄っぺらい会話はストレスの蓄積にしかならん。

といいつつも「人との会話」にものすごく飢える時がある。薄っぺらくてもいいから。
とにかく人と話したい。こういう矛盾を吐き出したい。なんて時がある。

880名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 16:35:36 ID:dLyQmQLaO
とか書くと、また諺をふりかざす人が登場しちゃうよ。
881名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 17:38:31 ID:sulYzNhN0
>>872
俺は好きだよ。
「マネーロンダリング」、「永遠の旅行者」なんか面白かった。
882名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 20:20:08 ID:6/8EgzZ/O
>>880
本は本にすぎないが、諺も諺にすぎないことは確かだ
883名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 21:31:01 ID:wC83aSPa0
車谷の『贋世捨人』読了。
西行が世捨て人として生きられたのも荘園のアガリがあったから、
とオカンにたしなめられる所が響いた。
世捨て人や遁世など惹かれるものがあるけど、西行も鴨長明も
生活の心配とは無縁なんだな。みな贋世捨人だ。

PSこの人の文体、いつも「〜と思うた」なんだよな。
884名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 21:37:36 ID:hYBF1uFVO
今、家畜人ヤプー読んでるんだけど、
あれって読む価値ある?
ただ戦後最大の奇書って言われてるだけで、
得るものなさそうなんだけど…。
買うんじゃなかったと薄々後悔し始めてる…
885名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 22:16:32 ID:+TInR+ln0
>>884
ヤプー読んで何を得たかったんだw
ただひたすら変態描写に酔うための本だろ。
886名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 22:27:15 ID:dE6zRFQz0
家で一人で気が狂いそうな時は本を音読したくなるな
思いっきり芝居くさい感じで

『新聞を買いなよチンピラ。読んだら、よく覚えておけ』
887名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 00:40:01 ID:hy9MgCvGO
>>883
おお、俺の書き込み以外で、初めて車谷の名前が出た。
自ら「贋」を付けて、世捨人の生きざまではなく、世捨人になれない心情を描く作家。
短篇集「漂流物」の中で、オカンのセリフだけで一つ作品こしらえていて、これが秀逸。かなり効いたぜ。
888名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 00:45:33 ID:hy9MgCvGO
>>869
いろんな本読むから、すっかり信じることなんて出来ない。
異なる内容の本をそれぞれ信じてたら、いちいち矛盾しちゃうからね。
889名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 00:58:34 ID:hy9MgCvGO
>>846
そうね。
旅行も散歩も登山もサーフィンもテレビ観賞も音楽観賞も絵画観賞も映画観賞もテレビゲームも喫煙も飲酒もピンサロも野球もテニスもスキーも冬期オリンピックでやってた高速床磨き競技も何の役にも立たないね。
でも、衣食住に直接的に関与しないことをしないと、死ぬまでの時間が潰せないんだよね。
バラバラ殺人で暇潰す人も最近じゃチラホラいるみたいだから、
それよりマシだと思ってほっといてくれないか?
890名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 15:48:28 ID:UnrlFDqI0
ヤプーはただのはったり
あんなん誰でも書ける
戦後ではないが(one of)最大の奇書はドグラ・マグラ
これは誰にも書けん
891名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 17:17:39 ID:/gs5vQbk0
歌のとことか長すぎるけど面白いよな。
著者の現代に通じる感性はすばらしい。
892名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 22:55:06 ID:hy9MgCvGO
町田康「告白」再読。
この本はこの先何度も読み返すだろうな。
パンク作家が突如内向型知的人を主役にしたことで、それなりに衝撃を与えた作品ではあるが、
町田はこれからプログレ作家になるのかな。
現代的な糞真面目さを不幸なまでに背負った主人公が、なんとかかんとか懸命に生き抜こうとした末の
サゲが「あかんかった」。
町田自身、主人公を最後まで救ってあげられなかったことを悔しがってたっけ。
自作の主人公を「駄目人間」と言われると「あんたはどれだけちゃんとしてるの」と激怒する町田は、自意識過剰人間のカリスマなのだろうな。
893名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 01:13:51 ID:fpjazJMm0
孤独な俺にお勧めの本を教えてくれないか?

できれば国内の文芸作品でお頼み申す
894名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 01:41:18 ID:svoTCWtR0
「史上最高のセミナー」読んだ奴いる?
895名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 05:25:46 ID:1lqtliCrO
>>893
有名なの読めばいいんじゃない?
太宰とか川端とか安吾とか三島とか漱石とか中上とか、志茂田とか。
896名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 08:53:58 ID:Kf5wPKKT0
あまり本を読んだことないなら村上春樹から入ったらいいと思う。
文学か?って頭ひねる奴いたけど。カフカ賞も取ったんだ。
こいつも立派な世界市民
897名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 13:47:54 ID:xhwAoQoK0
中上さんと村上さん詠んでみるよ
898水虫 ◆J579HurfeI :2007/04/22(日) 14:10:23 ID:Pmf9Mvmv0
島崎藤村の本を少しずつ読んでる
899名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 15:48:40 ID:ayecD2wt0
>>886
音読は精神の安定に良い。これは科学的に立証されているから。
音読をすると、脳の前頭前野が活発に働く。
この前頭前野は、精神の安定を司る部分でもある。
うつ病患者に計算や音読をさせる治療方法があるくらいだから。
900名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 17:20:30 ID:Kf5wPKKT0
失恋して総スカン食らって見下されても鬱にならなかったのは
音読のおかげか!
901名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 18:15:15 ID:T1lT4wWIO
さようなら ギャングたち が読みたいんだけど何件本屋回ってもない。講談社であってるよね?
902名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 18:26:11 ID:Y/E5qMlfO
三島由紀夫いいよね
903名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 18:37:52 ID:WfJqa6Iw0
30代後半になって初めて
走れメロスとか蜘蛛の糸とか読んで
感動してる
904名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 18:45:09 ID:Kf5wPKKT0
今日、寺山修司の詩を初めて読んだ。
書を捨てよ〜とは雰囲気がガラっと変わって
とても繊細でガラス細工のような詩だった
905名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 19:46:27 ID:hY5Jc8zr0
太宰は本当作品はいいけど
人間としては
友達もすぐ裏切るダメ人間だから
あんまり読んでない
夏目漱石はすきだ
906名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 20:22:18 ID:1lqtliCrO
>>901
講談社文芸文庫。
小さい本屋だと置いてないね。
>>905
漱石が教師をやってた時、手を袖に入れて授業している生徒に「おい、ちゃんと手を出せ」と言ったら、
その隣の生徒が「こいつ、片方手が無いんです」と教えてあげた。
それに対して漱石先生、「俺も無い知恵出して授業してんだ。お前もそうしろ」

そういうセンスはさすが。
907名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 20:27:01 ID:hg1O6y2V0
集中力が無くて本読んでも全然先に進めんのだが・・・
読みたい本はたくさんあるのに
908名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 20:29:04 ID:Wq+0QRlQO
漱石DQNじゃん
909名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 20:52:14 ID:Y/E5qMlfO
集中できないなら短編よめばいいじゃん
芥川とか太宰とか短いよ
太宰のトカトントンとか
910名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 20:53:19 ID:Kf5wPKKT0
野菊の墓は中篇かな?
ちなみに俺にとって短編といえば中上
911名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 21:15:04 ID:8Wbmj9a30
武者【友情】勧めてくれた人ありがと。読んでみた。
ただ、大宮と杉子の手紙の内容が辛い。
硬い文体を予想してたんだけど読みやすかったな。
912名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 21:18:40 ID:Kf5wPKKT0
実篤は文体になんつうか潔さのようなものを感じるんだよな
重大なことをあっさりと書いたり
913名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 21:30:33 ID:pOVPpTbs0
カーネギー読んでる
914名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 00:46:02 ID:nxCkK26w0
短編ならナインストーリーをおぬぬめ。
915名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 02:07:19 ID:EIRBD1pL0
短編でも集中力が続かないときは、俳句を読むといいよ。
山頭火とか尾崎ホーサイとか自由律俳句がいいんじゃない。
漏れ的には、久保田万太郎をちびちび読むのが好きだよ。
916名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 02:24:06 ID:r0Fru0PbO
孤男なら石川啄木かな
友が皆我よりえらく見ゆる日よ花を買い来て妻と親しむ

…啄木には妻がいるからいいじゃん
917番組の途中ですが名無しです:2007/04/23(月) 02:26:00 ID:A5/V7ktZ0
『魔の山』読んでる。
これ、どういうテーマの小説?(文学部上がりだが知らん
他のも読みたいのだが、分厚すぎていつ終わるのやら。。
918名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 09:25:49 ID:Gx5GFvFc0
本など破り捨てて、外へ出かけろ。
919永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/23(月) 10:59:26 ID:PqrsToo20
外へ出かけて何をすればいいか教えてください
920名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 12:28:15 ID:9VN+lTc70
俳句で思い出したが、正岡子規の随筆はいいよ。
『仰臥漫録』や『病床六尺』なんてとくに。
野球の名付け親なんだぜ。

青空文庫に何編かうpされてた。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person305.html
921名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 12:45:43 ID:Gx5GFvFc0
いくら本を読んでも、すっかりそれを信じ、それらをふりかざす。
それは本を読んでいるのではなく、読まれているのだ。
本は人生の参考書ではない、出来るだけ冷ややかに接しろ。
922永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/23(月) 13:19:01 ID:PqrsToo20
頭のわりー文章を何度もうれしそうに貼ってるな
923名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 13:24:54 ID:Gx5GFvFc0
>>922
社会の屑 生きる屍 
924名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 13:57:16 ID:wGksoqtq0
いいジョークは何度も言わない方がいい

―アルバート・アインシュタイン
925名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 14:01:10 ID:Gx5GFvFc0
>>924
いくら本を読んでも、すっかりそれを信じ、それらをふりかざす。
それは本を読んでいるのではなく、読まれているのだ。
926名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 14:07:16 ID:lxSuLSrDO
すっかりそれを信じることは出来ないな。
いろいろ読むから、それぞれ信じたら、いちいち矛盾するからね。
927名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 14:12:40 ID:lxSuLSrDO
あとさ、あんたが大好きか諺だけどさ、
会話と読書の価値を比較する理由が分からない。
話し合う時に使う語彙は、どっから拾えばいいんだ?
928名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 14:29:58 ID:Gx5GFvFc0
世界には文盲の人も多く、本など全くない国も多い。
その人達にも言葉があり、話し合える。

それから、語彙など言う言葉を使った段階でお前があまりにも
人と話したことがないことがわかった。
難しい言葉などいらないんだよ、心が通じ合えば。
929名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 15:48:22 ID:9VN+lTc70
本などたいそうなものではない。
読書が習慣となっているものにとって休憩時間、電車の中、就寝前など時間の空いたときに本を読むのは、
食事をするのと同じくらい自然なものだ。
なにをそんなに反発しているのかねー。
930名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 19:46:42 ID:bkKeUq3C0
宮部みゆきの「クロスファイア」がBookOffで安かったので買って読んでみた。
なんか主人公が孤独でかわいそうで物悲しかった。
931名前は誰も知らない :2007/04/23(月) 20:01:23 ID:EedtNYc10
名前は忘れたけど昔買った本の内容がすごくて
孤独な主人公が何人も人を殺して最後には死んじゃうって
読み終わったあと鬱になった
932名前は誰も知らない:2007/04/23(月) 23:49:46 ID:AgsIgySM0
Amazon の書籍から、レビュー数が 20 以上で平均評価が 5 の本を抽出しました。
http://nicebook.syuriken.jp/
933名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 00:16:19 ID:3XddloAp0
931
疾走かな?
934名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 00:33:45 ID:/h6XlaLbO
>>928
「語彙」を「難しい言葉」と言う時点で、お前があまりにも人と話したことがないことが分かった。
義務教育も受けられなかったのだろうから、同情はするが。
935名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 01:18:20 ID:RnPMRWIkO
最近痛い人多い。

孤独関係ないけど新感覚派の横光利一はイイ。
936名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 01:34:58 ID:/6dHpEhv0
多いというか一人じゃない?
出るたびにNG入れやすくていいことだ
937名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 02:24:59 ID:/h6XlaLbO
実篤「お目出たき人」読了。
人も時代も豊だと思った。現代よりずっと。
938名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 18:15:47 ID:HgLCsC3M0
村上訳の影響ではないが以前からチャンドラーをちょくちょく読んでいる
やっぱ面白いな
939永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/24(火) 19:45:04 ID:gc196Tyy0
強くなければ生きていけない、優しくなければ生きてる資格がない
ってやつか
940名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 22:35:59 ID:IDLyjtgu0
>>939
お前は生きる資格が無い
941名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 22:37:01 ID:Wx0KOL0+0
また・・・藪から棒に、この人は
942名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 22:43:35 ID:HgLCsC3M0
チャンドラーって主人公がすぐ豚箱に入れられたり、ボコボコにされるんだよな
これが情けないんだけどカッコいいんだ
『用心棒』でも三船敏郎が終盤ぼっこぼこにされるんだけど、そういう不完全な所がいい
敗北の美学っていうのかな
943名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 02:41:52 ID:pQlkpLHyO
>>940
このスレッドに身を置くなら、笑わせキャラと笑われキャラ、どっちにしたいのか、はっきりキャラ設定してくれ。
944永沢 ◆WjuOHZ9IUs :2007/04/25(水) 20:12:00 ID:h9EubxvuO
しかし携帯の電池が切れそうだ
あほすぎ
945名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 20:45:28 ID:757KxesJ0
既出かもしれないけど、町田康がおススメ
特に短編集。
946名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 22:02:23 ID:VDyHmR2Z0
孤独なんで、毎日昼飯くったらジュンク堂で時間つぶししてます
947名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 23:02:42 ID:AwKTT60BO
読んで知識が身につく小説とかなんかないかな
948名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 23:19:09 ID:29ZJkQ5x0
最近司馬遼太郎の本読んでから、幕末や明治時代がまた好きになった。
高校教材のカラー資料本とか、市販の地理本見ながら空想するのが
面白くて幸せになる。

まあ実際に役にたつ知識じゃないけど歴史モノはいいなあ
古本屋で小学館の「マンガ日本の歴史」も買っちゃった。懐かしい。
949名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 23:24:15 ID:XcvwPkjf0
何か読んでれば何かしら知識はつくでしょ・
950永沢*ポストモダン:2007/04/26(木) 00:37:15 ID:BGiLC3ZP0
非常に申し訳ない。別スレで書こうと思った下らん独り言を間違って
ここに載せてしまいました。
951永沢 ◆QqO.Wo4Zds :2007/04/26(木) 00:46:47 ID:BGiLC3ZP0
間違ってトリップ載せてしまった。。。これからトリ変える事にする。。。
読書と関係ないことばっかり書いて深く陳謝。。。
952名前は誰も知らない:2007/04/27(金) 02:25:02 ID:M2dT+XbX0
ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を読み始めた
大絶賛されているだけに、さすがに面白い
なんつうか、本を読むことの本来の楽しみを思い出す
わくわくしながらページを繰っている
953名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 04:35:35 ID:JaAXYgZGO
>>945
「一言主の神」だっけ?
あれは面白かったな。
町田はライブやサイン会などで何度か見てるけど、
「自意識」が服着て歩いてるような、作品そのもののようなイメージだった。
954名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 04:49:01 ID:edQ+vZMv0
俺は最近「廉恥心はどこに消えた」をよんでいる。

「美しい日本の掲示板」はおもしろいよ。オススメできる
955名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 05:10:18 ID:GEDGyETnO
今更ながら泣ける2ちゃんねる読んで
もうちょっと頑張ってみようなんて思ったり。
956名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 06:10:08 ID:ilzLdaY/O
ミシェルウエルベックの素粒子読んでる
957名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 11:27:41 ID:oShaOA0U0
町田康のサイン会での張り付いたような笑顔は異常
958名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 14:23:22 ID:ALkt+frV0
リアルでの町田康ってそんななのか…。

>>953
ああ〜、確かそれも良かったかな。
というか「権現の踊り子」「浄土」収録作全て良かった。
町田康特有のドライブ感、トリップ感なんかが凝縮されてる。
中でも「ふくみ笑い」が個人的に絶品過ぎた。
長編もいいけど、導入としては上記短編集がいい気がする。長文スマソ
959名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 14:45:32 ID:zd4uJ9x/0
ギボンの自伝
960名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 16:08:14 ID:JaAXYgZGO
>>958
ミラクルヤングつうバンドで町田初めて見たとき、
アンコールで町田が、手をキツネの影絵の形にしてパクパクさせながらキョドりながら登場して、
客席のクスクス笑いに気づき、突然我に帰って自嘲の笑みをこぼし、「あ…ロ、ロックンロール…」

惚れた。
ま、それはいいとして、石川淳オダサク太宰ファンの俺を、いちばん楽しませてくれる現役作家。
961名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 18:34:18 ID:ALkt+frV0
貴重な情報サンクスです。

1年ぐらい前、太田が薦めた対岸の彼女が良かったです。
まあ、孤独が描かれてはいるし読み応えあるかと。
962名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 00:29:46 ID:JnzOBnmAO
>>961
いえいえ。


映画「ゆれる」が素晴らしかった。
はっきりした喜怒哀楽ではなく、かなり微細な感情をデリケートに描いてる。
監督が小説化してて、本が出てるから、読んでみようと思う。
映画が良すぎただけに、ちょっとリスクも感じつつ…
963名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 01:30:28 ID:1RskO+VEO
ゆれるは小説もいいみたいですよ

角田さんの作品は読んだことないな

中原昌也のエーガ界に捧ぐの元ネタであろう本をこれからよみます
964名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 16:12:35 ID:JnzOBnmAO
中野翠「今夜も落語で眠りたい」読了。
親切で分かりやすいガイドブック。
「落語こそ日本文化最大最高の遺産なのだ」は、誇張でもなんでもなく、同意する。
俺はガキの頃、親父とあまり喋ってなかったから、共通の趣味を持つために勉強し始めたのだが、結果的に俺の方がはまってしまった。
もっと深めるため、江戸文化についての本も、読んでみようと思う。
965名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 18:27:21 ID:JnzOBnmAO
絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」読了。
上手だと思うけど、これからの作家か。
「海の仙人」も読んでみよう。
966名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 20:00:35 ID:QGFMRyk60
クリムゾンの迷宮 貴志祐介 3回も読んでしまった。
967名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 20:16:34 ID:C3Ie0MhNO
読書を初めてみようと思ってます、何か面白くて初心者でも読みきれそうな小説あったら教えてください(>_<)
968名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 20:24:23 ID:0++4Pwpy0
>>966
それ何回も読んだww
なんか読んじゃうんだよな
969名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 20:51:41 ID:v7hsMW8jO
>>967
人に勧められるより、自分で捜してみ
970名前は誰も知らない:2007/05/02(水) 21:03:57 ID:JnzOBnmAO
>>967
質問が漠然としすぎてるから、他の趣味とか、簡単な自己紹介があった方が皆も薦めやすいと思うよ。
971名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 03:49:25 ID:yO+25ilHO
森見登美彦「走れメロス」
なんか、最初の頃のおもしろさが書けば書くほど摩耗してきて悲しい
9721:2007/05/03(木) 11:16:07 ID:3+XLKWxy0
もう少しで1000だね。
自分の立てたスレで1000行ったスレは哲学板で一つと一般書籍板で一つで、
両方とも自分が沢山書き込んでいたけど、このスレはあんまり私が書き込まず
自然に伸びた良スレと言えるかな。

>>967
私の好きな本で広く読まれ多くの人が薦めている本でお薦め順は、
1、ヘルマン・ヘッセ「デミアン」
2、ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」
3、村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
4、村上春樹「レキシントンの幽霊」
5、田口ランディ「コンセント」
6、村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」
7、サン=テグジュペリ「人間の土地」
8、谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」
9、J・P・ホーガン「星を継ぐもの」
10、ロバート・ハインライン「夏への扉」

読書が苦手なら星新一あたりが一話一話が短くて読みやすい。
973名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 15:28:16 ID:aivTvLL9O
森見は周りの期待に押し潰されそうになってる気がする
メディアの持ち上げっぷりも端から見て気持ち悪いわ
森見には色んな意味で同情する
974名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 21:12:53 ID:fZBxp3TxO
福田和也「作家の値うち」読了。
石原過大評価大江過小評価に苦笑
町田、富岡、久世、車谷、佐伯の高評価は、ファンとしては嬉しい
笙野頼子「居場所もなかった」に興味を持ったが絶版
高橋源一郎はそんなに落ちぶれたのか
意外と辻に好意的
筒井の「目的不明の実験精神」についての考察は面白い
島田に「才能あるんだから、ちゃんと書け」は同感
船戸は遺書にこの本添えて自殺してみろ、怨みを込めて
W村上読んだことないから、読んでみるかな
エンターテイメント編に掲載された作家一人も読んだことなかったから、これから参考にしよう
975名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 22:36:39 ID:ZMsO9OvD0
「失われた時を求めて」の抄訳版を読書中
ただの長くて冗長な作品というイメージしかもってなかったけど、
実際読んでみると結構面白いね。ここまで物事を細かく観れるものかと感心するよ
次は2冊目に行くか、それとも鈴木道彦の「プルーストを読む」に行くかで迷ってる

あとここで紹介されてたホーガンの「星を継ぐもの」も読んでみたけど面白かった
コリエルの正体がよく分からなかったのがちょっと引っかかるけど
976名前は誰も知らない:2007/05/04(金) 14:45:33 ID:Vi/+RY4f0
人気があるからどんなもんかと思って『涼宮ハルヒの憂鬱』を買ったんだけど、
買うとき恥ずかしかったな。ああいう文体は慣れてないから評価しづらい。

GW用に新書何冊か買ったんだけど読み終わってしまってなんだか切ない。
977名前は誰も知らない:2007/05/04(金) 17:55:19 ID:RXJaJw9NO
絲山秋子「海の仙人」読了。
これはかなり良いのではないか。
セックスレスの男女関係を描いて、それぞれ孤独と向き合った上での、人との繋がり方を示している。
短くて読みやすいし、オススメできるな、これは。
978名前は誰も知らない:2007/05/04(金) 18:33:28 ID:+E4FYubAO
カミュの「異邦人」
マジで生きる意味が分からなくなった。
毒か薬かでいうと毒の小説。
979名前は誰も知らない:2007/05/04(金) 19:04:12 ID:owrkVK9h0
カミュの小説はたいへんすぐれた文学作品である。
980名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 15:44:35 ID:ju1LTDC3O
夏目漱石「坊っちゃん」読了。
ガキの頃読んだのだろうが、初めて読む感覚だった。言い回しの妙が心地よい。
二階から飛び降り腰を抜かし、親父に怒られて、次からは腰抜かずに飛び降ります、は、いい。
こういうセンスは好きなんだ。
中島らも「君はフィクション」読了。
山口富士夫に捧ぐ「ねたのよい」、町田が、最も好きならも作品として挙げた「バッド・チューニング」、激しい嘔吐感と甘美な幸福感を同時に味わわす荒業「DECO-CHIN」など、最後まで楽しませてもらった。
らもを読むのは、これで最後だ。悲しいな。
981名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 18:14:44 ID:tKVK+nbsO
つ【眼球奇譚】
982名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 18:42:25 ID:ju1LTDC3O
バタイユ?
983名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 18:54:24 ID:IZGTiTwDO
岡崎祥久「独学魔法ノート」オススメ
984ZUMA:2007/05/05(土) 19:40:24 ID:8yAV3lWc0
海外で平和なヒッキーのアパート建築構想を練ってますよ。

http://www.geocities.jp/touhinotabi/index.html 日記読んでね。

985名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 21:54:22 ID:ju1LTDC3O
>>978
峯田何とかっつうロック歌手がステージでパンツ脱いだ時、
警察の取り調べで、犯行の動機を「いい風が吹いてたから」と答えたらしく、
その記事を「ユリイカ」だったかな?、で読んで、
真っ先にカミュの「異邦人」を想起した。
…のは俺だけではないだろう。
986名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 22:21:17 ID:eXzU5pPGO
青山真治のユリイカは映画も本もよかったな

この人から中原昌也知って中原の作品は全部読んだw
987名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 22:25:18 ID:ju1LTDC3O
「ユリイカ」違いだよ。
988名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 22:44:32 ID:eXzU5pPGO
いや、わかってて書いたんだよ
989名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 23:10:08 ID:ju1LTDC3O
ごめんごめん。
いや、俺も分かってて書いてるんだと思ったけど、一応。

中原はいいよなぁ。
俺は、野坂昭如先生が帯文書いてたから、それで読んだのがきっかけで、ずっとファン。
でも、これを絶賛するなんて、野坂先生ボケ始まったかな、とも思った。
990名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 23:29:35 ID:eXzU5pPGO
>>989謝らないで!


全部って書いちゃったけどボクのぶんぶん分泌業だけは未読

中原が学生時代に書いた文が載ってるらしい すごい読みたい
991名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 23:42:39 ID:Oicd5OdC0
>>990
分泌は中原の最高傑作だと思うw
992名前は誰も知らない:2007/05/06(日) 00:02:03 ID:6VQ/ljQ20
このスレいいな。
専用板みたいにしったかぶりっこいないし。
「読む本」についてのかきこみから「本を読む」楽しさが伝わってくる。

なーんちってね。
誰か次スレたててくれんかの。
993名前は誰も知らない:2007/05/06(日) 00:49:56 ID:dgt8HW3aO
中原は、前にサイン会行ったんだが、道迷って遅刻して来て笑わせてた。
町田のライブにゲストで出て、中村達也のドラムをバックにノイズをひたすら炸裂させてて、あれはかっこ良かったな。
分泌は中原の著作の中でもいちばん笑えると思う。


立川談志「酔人・田辺茂一伝」読了。
思考と執筆が同時進行する大胆さと繊細さ。
家元の本にハズレはない。
「新釈落語噺」を読んだ時の興奮は、ずっと忘れない。


多分、ここにいちばん書き込んだ量がが多いのは、俺だと思う。
読み返すとつまんねえな、ごめん。
994名前は誰も知らない:2007/05/06(日) 01:01:06 ID:0O6hSMvHO
分泌文教堂にだけあったからここに書いてあるのとかと合わせて注文した
届くのが楽しみだ

積読が増える一方だけど

ガープの世界がどこ行っても下しかないorz
995名前は誰も知らない:2007/05/06(日) 02:07:42 ID:/yEQLdGL0
996 株価【25】 :2007/05/06(日) 03:19:27 ID:/paJdMx60
ああ
997永沢 ◆QqO.Wo4Zds :2007/05/06(日) 05:18:39 ID:gZD5Cl0gO
町田やら中原やら最近はポップ色あるのが好まれてるねぇ
998名前は誰も知らない
最近は?